★産廃物&盗作屋・田口ランディ監視スレ Part 25★
4 【乱D文庫-138】
●●新たに田口夫婦に、保育園入園資格の詐取疑惑急浮上!!●●ー1
亭主が「専業主婦」で、妻も盗作三昧(おまけに「ドンペリ三昧」)と、夫婦そろって
ぶらぶらしている林真須美夫婦のような連中が、どういうわけか子供を(幼稚園でなく)
保育園に預けてますた。それも、税金で運営されている公立保育園に……。
保育園って、共働きじゃなきゃ利用できないはずなんだけど。いったいどうやって……。
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http://choco.2ch.net/test/read.cgi/news/1014752025/373 旦那は「専業主婦」なのに、娘のモモちゃんを「保育園」に通わせる田口ランディ
http://www.akiramania.com/diary/0203b.html 専業主婦にしろ主夫にしろ、家に子供の世話ができる人がいる場合には
保育園には入園できないはずなんだけどなあ。
保育園ってのは、親が仕事などで面倒を見られない子供を預かる
施設で、さらに言うなら、税金の補助を多大に受けている「福祉施設」なんだよ。
幼稚園とは根本的に違うわけで。
都市部じゃ、定員オーバーで入園できない待機児童がわんさといて、
共働きでもみんな苦労しながら無認可保育園などに高い保育料を
払ってなんとかやりくりしているというのに。
妻は自称作家で「出かける予定のない」在宅コピペライター。
夫は専業主婦。
そんな人がうまいこと保育園に子供をぶち込んで、
子育てにまで税金を使ってると思うと、同じ子持ちとしてムカツクわ。
ダンナの就労証明も偽造してんじゃないの?
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田口ランディ&たつみ夫婦に新疑惑!
虐待している娘を、資格もないのに(おそらくは公文書偽造によって)
保育園に通わせていることが発覚!
生活保護や障害者給付を詐取しているヤクザと同じことをしている
疑いが急浮上してきました。
盗作疑惑とはまた別の重大問題につき、こちらでも新スレ誕生
●ニュー速板で疑惑爆発!
盗作屋田口ランディ公文書偽造で娘を保育園へ
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/news/1017242846/l50 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
神奈川県湯河原町ホームページ
http://www.town.yugawara.kanagawa.jp/ ランディ関係のチクリは……
[email protected] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5 【乱D文庫-139】
●●新たに田口夫婦に、保育園入園資格の詐取疑惑急浮上!!●●ー2
検索エンジンで調べてみたら、湯河原の保育園のことが少し出てきた。
誰のウェブなのかはわからない、キャッシュに残ってただけ。
湯河原の保育園は四つ? けっこう狭き門かもね。
http://www.google.com/search?q=cache:rJmz-rUa_N8C:www.ykoide.com/dialog/mail/mail06.html+%8F%AC%8Fo%89%C6%82%C5%82%E0%81A%95%DB%88%E7%89%80%82%C9%82%A8%82%A2%82%C4%81A%92%B7%92j%82%CD4%8D%CE%8E%99%82%D6%90i%8B%89&hl=ja -----------------------------------------------------------
mail 054 良い教育とは
2001年3月18日 15:24
鈴木様
暖かい日がめぐっています。今週から来週にかけて休みがありません。
休日の予定の19日と21日に出張が入っています。少しつらいです。
最近少し疲れています。
小出家でも、保育園において、長男は4歳児へ進級で、次男が1歳児の
クラスに入学します。湯河原には保育園が4つあるのですが、
次男はかなり遠いところでないと預かってくれません。
2つの保育園で定員が3名づつです。狭き門です。長男は一番近いところ
で預かってもらっています。ですから、長男と次男は、別の保育園に
かようことになります。来年は同じ所にしてもらえる予定なのですが、
この1年間は送迎が大変です。
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名 称 /〒 /所在地 /経営主体 /電話番号 /定 員
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おにわ保育園 /259-0305 足柄下郡湯河原町城堀38-2 /湯河原町 0465-62-8386 /125
たちばな保育園 /259-0313 足柄下郡湯河原町鍛冶屋868-3 /湯河原町 0465-63-2190 /120
みやのうえ保育園 /259-0314 足柄下郡湯河原町宮上36-1 /湯河原町 0465-63-5255 /120
八雲保育園 /259-0312 足柄下郡湯河原町吉浜1044-1 /湯河原町 0465-63-0590 /105
まさご保育園 /259-0301 足柄下郡湯河原町中央1-19-1 /湯河原町 0465-62-3516 /105
経営主体はすべて湯河原町ですな。
6 【乱D文庫-140】 盗作猿のヴァンパイア的性格……
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812 :無名草子さん :02/03/21 10:19
自称作家でしょ? 何のつてだか知らないけど他人のハレ舞台にしゃしゃりでる
ような、寄生虫みたいなまねはいいかげんやめてほしい。
なんで、しりあがり寿さんに取りついてるんだこのババケイコ。
やめてくれ本当に。
ばばけいこは、他者の養分を吸い取らないと生きていけない体なのね。
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813 :無名草子さん :02/03/21 11:02
マタギのなんとかって裏方のにいちゃんのページで、ばばけいこを案内
した様子が書いてあったが、あのにいちゃんも、ばばけいこに
エネルギーを吸い取られているような感じがして何故かすごく疲れる
って指摘してたよな。
ここにも、ばばけいこに寄生されて困惑する人の恐怖が。
http://www.shouseikan.com/koyu0106.htm 6/3,6/19にでてくるT女史が、たぶんばばけいこだ。
この武術家は非常に誠実で礼儀正しく根が善なる人だから、ばばけいこ
のことを決して悪くは語っていない、むしろかなり持ち上げているので、
知らない人が読むと、「田口ってすごいんだ」という誤解を生むが、
そこをよくよく汲み取ってほしい。
この人は多方面で注目されており、ばばけいこ垂涎の世界観を持っている
人なので、標的にされてしまったのだろう。後日トークショーでは
よっぽどさしで話すのがいやだったのだろう、この武術家の盟友である
精神科医にバリヤー(司会)になってもらっている。
ばばけいこは後に、この精神科医にもしっかり吸付いたようだが。
7【乱D文庫-141】 知っておきたい“擁護ちゃん”のサイコパス的傾向
ランディ関連スレ用語で言う「ライブ」(数十秒単位で書き込みが交錯する激しい言論戦)が
よく発生するのは、異様な記述ゆえ突っ込み所の多い「擁護ちゃん」の書き込みが、他のスレッド
に比べて異常なほど頻繁にあるからなのですが、その「擁護ちゃん」発言のサイコパス的特徴を
列挙してみると――
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【1】態度が高圧的で、他の書き込み者に命令する。根拠をロクに示さなかったり、意味不明な
根拠を持ち出して“普遍的なルール”であるかのように言い立てたりする。
【2】書き込む者の動機は“ランディへの嫉妬”が原因であると決めつけることが多い。
(ニフのFWRITEでいっしょだった物書き志望の人たちがターゲットか?)
●ランディの同業者の女性が、監視スレの中心人物であると決めつけることも多い。
(サイバッチ、山形氏、大月氏、栗原氏等、男性に批判されてきた事実については無視?)
【3】ここに書き込んでいる相手の見当はついているから覚悟しろと脅しめいたことを書く。
【4】風変わりで病的なほど自己顕示な“言い回し”や言葉を選択することも多い。
(たとえば、「何かとらぶったか」とか、「あたい」など……)
【5】突っつき順位を決めるためにか、誰かを選んで重点的に攻撃するのもお好み。
【6】同一投稿の中で、設定の矛盾やスタンスの揺れが目につくことも多い。
(たとえば、「ざっと見たが」と啖呵を切って“通りすがりの第三者”を装いながら、
「ランディと同業だった人だな」といきなり決めつけ、「ランディもだれが書いているか、
おそらく分かっているだろうが。いいかげんにやめたらどうかね。忠告しとくよ。」と
まるで田口ランディにごく近い――または本人――であるかのような物言いになる。)
8 【乱D文庫-142】 『アンテナ』の盗作問題でついに幻冬舎が欺瞞的“解決”へ
●ニュース報道の数々【1】 (またすぐに消されるのかニャ……[苦笑])
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NHKニュース速報
他人の著作の無断使用が明らかになった作家の田口ランディさんが、ほ
かにもインターネットのホームページに連載された他人の日記の表現を自
作の小説に無断使用していると指摘され、田口さんもオリジナルな表現を
侵害したことを認めたため小説を出版した会社では絶版にした上で出版し
直す方針を固めました。
この小説は、おととし十月に出版された「アンテナ」という作品です。
妹の行方不明をきっかけに家族の崩壊を体験した主人公が、風俗店で働
く女性との出会いを通して再生する物語で、多くの読者の人気を集めまし
た。
出版元の幻冬舎(ゲントウシャ)などによりますと、この中で、主人公
が風俗店で経験するエピソードを記述した部分が、風俗店で働く作家の藤
森直子(フジモリナオコ)さんがホームページに平成十一年から連載を始
めた日記の表現を無断で使用していると読者から指摘がありました。
これに対して田口さんもオリジナルな表現を侵害したことを認め、藤森
さん側に謝罪したため幻冬舎では、単行本として刊行しているこの小説を
絶版にするとともに、問題となった部分を書き換えて文庫本として出版し
直す方針を固めました。
これについて田口さんは「『アンテナ』に関しては風俗店で働く女性の
イメージを含め全面的に書き改めた。関係者にご迷惑をおかけしたことを
心からお詫びしたい」と話しています。
田口さんの作品をめぐっては直木賞の候補作にもなった「モザイク」と
いう作品で、今年二月他人の著作の表現を無断使用していたことが明らか
になりましたが、この作品についても今回藤森さんの日記からの無断使用
が指摘されたことから田口さんはこの部分も訂正したとしています。
[2002-04-01-18:55]
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NHKニュース速報
http://www.nhk.or.jp/news/2002/04/01/grri84000000b9r9.html 他人の日記を無断使用 絶版に
作家の田口ランディさんが他人の日記の表現を小説「アンテナ」に無断使用していると指摘され、
出版会社では絶版にしたうえで出版し直す方針です。田口さんはほかの作品でも他人の著作を
無断使用していたことが明らかになっています。
04/01 19:27
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産経新聞
http://www.sankei.co.jp/paper/today/sokuhou.html 速報4月1日22:56 田口ランディさんまた無断引用。小説「アンテナ」に。
知人のライターがHPで公表する日記の一部を。単行本絶版に。
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9 【乱D文庫-143】 『アンテナ』の盗作問題でついに幻冬舎が欺瞞的“解決”へ
●ニュース報道の数々【2】 (またすぐに消されるのかニャ……[苦笑])
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時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020401-00000836-jij-soci 社会ニュース - 4月1日(月)23時2分
田口ランディさん、再び無断引用=HPの日記から−小説「アンテナ」絶版、改訂へ
作家の田口ランディさんが2000年10月に出版した小説「アンテナ」(幻冬舎刊)に、
知人のフリーライターがインターネットのホームページ(HP)で発表している日記の一部を
無断で引用していたことが1日、分かった。
「アンテナ」は社会のさまざまな病理的な現象に、崩壊していく家族の姿を重ね合わせ、
現代人が抱える心の闇を描いた物語。この中のSM行為の描写で無断引用が行われた。
これまで7万部が発行されている。
田口さんはこの事実を認め、幻冬舎は同書を絶版とした上で問題部分を書き換え、文庫本
として再刊する方針。 (時事通信)[4月1日23時2分更新]
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http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/849400/93c8cfb8389839383f83B-0-1.html (毎日新聞4月01日23:17) 無断引用:田口ランディさんが著書「モザイク」で
人気女性作家の田口ランディさん(42)は1日、小説の版元である幻冬舎のホームページで、
自作の小説「アンテナ」と直木賞候補になった「モザイク」の一部の表現について、他人の著作物
の無断使用があると認め、謝罪した。これを受けて、幻冬舎は2冊の単行本を絶版にするとともに、
改稿したうえで文庫化することを決めた。
田口さんは、ホームページ上に掲載した「お知らせ 改稿にあたって」と題した文章で、「アン
テナ」の構想はメールを通じて知り合った女性のホームページの日記から得たことを明らかにし、
その一部を無断で引用したことを謝罪した。田口さんは無断引用の理由を自身の著作権に関する
認識不足と認めている。
また、「モザイク」については、小説の主人公の性格を描写する際に、整体師の著作から身体に
関する表現を無断使用した。その著作の版元の指摘を受けて、田口さんは、単行本を絶版にし、
文庫化する時には改稿することで整体師と合意書を交わした。
田口さんは「モザイク」については、指摘された個所を訂正し、「アンテナ」については、スト
ーリーを含めて全面的に書き換えるとしている。
田口さんはメールマガジンに連載したエッセーで注目され、00年に「コンセント」で小説家
デビューした。メールマガジンを通じてのファンが多く、メールのやりとりで知った人たちの
体験やアイデアから大きな影響を受けていることを認めている。
「コンセント」は20万部、「アンテナ」は7万部、「モザイク」は6万部が刊行された
ベストセラー作家で、新しい書き手として注目を集めている。
[毎日新聞4月1日] ( 2002-04-01-23:18 )
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10 【乱D文庫-144】 『アンテナ』の盗作問題でついに幻冬舎が欺瞞的“解決”へ
●ニュース報道の数々【3】 (またすぐに消されるのかニャ……[苦笑])
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読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020401i514.htm 社会: 作家・田口ランディ氏が2作で無断使用を認める
人気女性作家の田口ランディさん(42)は1日、2000年に出版した小説「アンテナ」
と翌年の「モザイク」の2作について、他人の日記や書籍からの無断使用があることを認めた。
出版元の幻冬舎のホームページで経緯を説明し、関係者に謝罪。両作は文庫化にあたり改稿される。
田口さんは、「アンテナ」については知人のホームページの日記から引用した内容が、
「モザイク」は片山洋次郎著「気ウォッチング」(日本エディタースクール出版部)を参考
にした文章などが、それぞれ他人の表現・記述の無断使用に該当すると認めている。「アン
テナ」は、ストーリーを含め全面的に改稿、「モザイク」も一部書き替える。
ネットコラムニストとして注目を集めた田口さんは2000年、「コンセント」で作家
デビュー。同作と「モザイク」は直木賞候補になった。「急なデビューで、他人の著作物の
権利に対して無知だった。それを認めなければ、自分は書き手として生きていくことが
できないと思った」としている。 (4月2日01:13)
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日本経済新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20020401CIII193101.html 主要ニュース
田口ランディが無断引用、小説「アンテナ」改稿へ
作家田口ランディさんが小説「アンテナ」の中で、主人公のモデルになった女性がインタ
ーネットで公開している日記を無断で使用したとして、田口さんと出版元の幻冬舎は1日までに、
日記の執筆者に謝罪し、該当個所を全面的に書き換えて文庫本で出版し直すことを決めた。
田口さんなどによると、一昨年に刊行された「アンテナ」の中に書かれた風俗店などの描写
について、この女性の日記と同じ表現を使っているとの指摘が読者から寄せられ、田口さんは
無断使用を認めた。田口さんはこの女性の著書に解説文を書いているが直接会ったことはなく、
女性の著書を刊行した出版社を通じて謝罪したという。
田口さんは「ストーリーも含めて全面的に改稿した。ご迷惑をおかけしてしまった」として
いる。田口さんの小説では昨年4月に刊行され、直木賞候補になった「モザイク」でも、作品
の一部に整体師の著作から無断で使用した個所があると指摘され、該当個所を書き直している。
〔共同〕
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中日新聞(名古屋地区)の夕刊にも載ってましたよ。
◎田口さん無断引用
作家の田口ランディさんが一昨年10月に出版した小説「アンテナ」(幻冬舎刊)に、
知人のフリーライターがインターネットのホームページ(HP)で発表している日記の
一部を無断で引用していたことが分かった。
「アンテナ」は社会のさまざまな病理的な現象に、崩壊していく家族の姿を重ね合わせ、
現代人が抱える心の闇を描いた物語。この中のSM行為の描写で無断引用が行われた。
これまで7万部が発行されている。田口さんはこの事実を認め、幻冬舎は同書を絶版と
した上で問題部分を書き換え、文庫本として再刊する方針。
田口さんの小説では昨年4月に刊行され、直木賞候補になった「モザイク」(幻冬舎刊)
でも、作品の一部に整体師の著作から無断で使用した個所があると指摘され、該当個所
を書き直している。
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11 【乱D文庫-145】 『アンテナ』の盗作問題でついに幻冬舎が欺瞞的“解決”へ
●盗人の開き直り釈明【1】
http://www.gentosha.co.jp/news_topics_f.php3?topic=taguchirandy -----------------------------------------------------------
■お知らせ
「アンテナ」「モザイク」改稿にあたって
※文責 田口ランディ
このたび著書「アンテナ」および「モザイク」を、改稿し文庫化することになりました。
その経緯についてご説明させていただきます。
「アンテナ」は私の二作目の長編小説であり、執筆にあたってはネット上の友人であった
藤森直子さんにアイデアをご協力いただいた。
藤森さんとはパソコン通信のニフティサーブの会議室を通して知りあい、メール交換をしたり、
文章に関して話しあうパティオ(閉じた会議室)で意見交換をするような間柄だった。
「アンテナ」の構想を得たとき、SMをモチーフにしたいと思っていたので、 SMの女王様
を職業としているという藤森さんにメールで協力をお願いし、藤森さんから「このようなお客
にはどんなプレイをさせるか」というようなアドバイスをいただき、それをもとに執筆にあたった。
そのような関係にあったので、私としては藤森さんのホームページの日記のなかのSMプレイを、
現実に行われているSMのバリエーションのひとつとしてとらえ、自著に引用した。
「アンテナ」出版後、半年ほど経った2001年5月ころに、藤森さんのファンという
方から、幻冬舎あてに「インターネット上の藤森さんの文章を盗作している。藤森さんに
謝ってほしい」というメールが届いた。幻冬舎から連絡を受けて、私は事実確認のために
藤森さんにメールを書いたが、藤森さんからはお返事がなかった。
藤森さんと私は、メールを通じてのみの知りあいで、藤森さんの住所はもちろん電話番号も
知らなかったので、私は藤森さんの本の版元であるヒヨコ舎の大場氏にメールをして事情
を説明し、藤森さんに連絡を取ってくださるようにお願いした。
ヒヨコ舎の大場氏とは藤森さんの著書に私が「解説」を書く際に何度かやり取りをさせていただいた。
唯一、藤森さんとコンタクトが取れる方だった。
ヒヨコ舎の大場氏からは、メールとお電話でお返事をいただいた。
大場氏によれば「藤森さんは、『アンテナ』に関しては何も言っていない。『モザイク』
における指さし一人称の青年の話について問題にしています」
私は、一人称を使わないという青年の話は藤森さんの日記で知った。興味をもち友人の
精神科医と心理療法家の二人に問い合わせたところ、とても似た症例があることを教えられ、
その症例をもとに分裂病者のエピソードを書いた。その旨を大場氏に釈明した。その後、
大場氏から再び連絡をいただいた。
「藤森さんは、それならいいと言っています。ホームページ上の掲示板の書き込みは削除
しました」ということであった。
私は、噂に登るというのは何か問題があってのことだと思うので、藤森さんと直接に話
をしたい、電話でだけでも話せないかとお願いすると「藤森さんは現在、体調を崩して入院中
なので連絡を取ることはできないんです」というお返事だった。
少なくとも、大場氏を通して藤森さんからのお返事をいただいたので、それ以上のやりとりはしなかった。
【つづく】
12 【乱D文庫-146】 『アンテナ』の盗作問題でついに幻冬舎が欺瞞的“解決”へ
●盗人の開き直り釈明【2】
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【つづき】
それから4ヶ月後の9月に、今度は幻冬舎に宛ててエディタースクール出版部から封書が届いた。
それは「モザイク」のなかに片山洋次郎氏の「気ウォッチング」の一部が無断で使用されて
いるのではないか、という指摘だった。
片山洋次郎氏の著書は、私のファンの方が「田口さんと似た考えの方がいる」と私に送って
くださった本だった。私はその本を読んで大変にインスパイアされ、幻冬舎の編集者にもその
ことを話し、片山さんの著書を全部集めていただいた。その身体論には共感することが多かった。
そこで主人公の性格を描写する上で、過敏体質の説明単語など、身体に関する用語を「モザイク」
本文中に使用した。 あらかじめ、編集者にも片山さんの著書を読んでもらっていたが、「この
程度は参考文献の範囲」というのが版元の見解だった。編集者からは「参考文献として巻末に
入れなくていいですか?」という質問を受けたのだが、この時点において私は著作権法のことも、
いったいどの範囲が参考文献なのかもよくわかっていなかった。
当時「モザイク」は脱稿から一ヶ月ちょっとで出版されるというスピードで、なにか原稿を
書き上げて朦朧としているうちにどんどん本になっていく……という状態であった。私はほとんど
ゲラも飛ばし読みで、書き終えたら編集者におまかせという無責任なありさまだった。
片山洋次郎氏の版元からは「これは無断使用であり著作権を侵害している」という指摘を受けた。
私は自分の版元である幻冬舎の編集者に相談すると「これは参考文献の範囲であり、無断使用
ではなく、著作権は侵害していない」という幻冬舎側の意見が返って来た。
私としては、自分が片山氏の著書を参考にしたのはまぎれもない事実だし、片山氏の考えに
賛同するものであるのに、著者の片山氏に不利益あるいは迷惑を与えてしまったのなら即座に
謝罪し訂正したいと申し入れたが、版元との見解が折りあわなかった。
確かに、私は著作権に関して素人である。幻冬舎は顧問弁護士にも相談したが「これは参考
文献の範囲だ」という見解を変えない。だが、私としてはどうしても著者である片山さんに
対して誠実でありたいと思い、10月に先方の版元のエディタースクール出版部に出向き、
担当者から説明を受けた。
エディタースクール出版部の方は、幻冬舎の対応から、著者の私が著作権侵害を否定して
いると思っていたようだった。私は全面的に謝罪したい旨をお伝えした。
その時、エディタースクール出版部の編集者の方が、私にこうおっしゃった。
「田口さんのような文芸の作家の方で、しかも新人の方は、著作権法などについて理解が
ないのは当然だと思います。しかし、もしこれから著述活動をなさっていかれるのであれば、
ご自身のためにも著作権法についてちゃんと知っていたほうが良いと思いますよ」
そして、私に著作権法について簡単にまとめたガイドブックをくださった。
私はそれをいただいて帰り、自宅で読んだ。そして、まったく遅ればせながらこのときに
なって初めて著作権法というのがどういう法律であるのかを知った。私が予想もしなかった
ほど、非常に厳しい法律だった。
【つづく】
13 【乱D文庫-147】 『アンテナ』の盗作問題でついに幻冬舎が欺瞞的“解決”へ
●盗人の開き直り釈明【3】
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【つづき】
その後も、自分なりに著作権に関しての判例など、いろいろ勉強し、自分がこの法律を
知らないでこれまで、無我夢中でただ書いてきたことに恐ろしさを感じた。自分はなんという
無防備な状態で文章を書いていたのかとがく然とする思いだった。
私は自分がパソコン通信の会議室の延長線上で文章を書いて来たことを認識した。現実的
には私の本が印刷物になっているのに、あまりにも急激にデビューしてしまったために、
ただただ書き捨ててきたような状態だったのだ。
著作権に関して研究した末、私の版元である幻冬舎が「著作権侵害に当たらない」と主張
しようとも、私の行為は「他人の著作物の無断使用」に該当すると、自分で判断した。
この問題については、もしかしたら幻冬舎の判断が適切だったのかもしれない。
しかし、私は自分が他人の著作物の権利に対して無知だったことを認めざるえない。これ
を認めなければこれから自分は書き手として生きていくことができないと思った。自分の文章
に責任をもつのは私であって、出版社ではない。
幻冬舎とは最後まで、この点に関して意見が分かれてしまい、最終的には私とエディター
スクール出版部の編集の方とで合意書を制作し、片山氏に合意していただいた。
片山氏には、私が幻冬舎ときちんと意見調整ができなかったために、大変に不愉快な思いをさせて
しまったし、エディタースクール出版部の編集の方には、私の相談にまで乗るという的外れな役割を
負わせてしまった。本当に両氏にはご迷惑をおかけしてしまい、申し訳なく、謝罪の言葉もない。
このような経緯のなかで、私は藤森さんとの問題も、もう一度考え直さなければいけないと思った。
大場氏の返事をもらった時点で問題は解決したように思っていたが、私は藤森さんの気持を
直接に聞いてはいない。
「アンテナ」では藤森さんの日記の文章と同じ表現が使われているし、「モザイク」においても
指さし一人称の青年に同様の形容を使っている。
そこで、著作権法について勉強した後、10月に再びヒヨコ舎の大場氏に電話をし
「自分なりに著作権法について勉強して、自分の見解がいかに甘く、無知だったか痛感している。
友人であるということに甘えていたと思う。藤森さんに対して、謝罪をしたいと考えているので、
申し訳ないことだが間に入って藤森さんに伝えていただけないだろうか」
ということをお伝えした。
また、謝罪というのは態度をきちんと表明しないと相手に伝わらないということを学んで
いたので、「謝罪して改めて正式に協力をお願いしたい。だがもし、藤森さんが望むのであれば、
問題箇所の書き換えも考えているし、文庫化のときの印税の一部を協力への謝礼とすることも
考慮している」とお伝えした。
大場氏はたいへん好意的に承諾してくださった。
大場氏が藤森さんにその旨を伝えると、大場氏を通じて藤森さんからは、大変厳しい内容の
お返事が来た。
このときになってようやく、私は「やはり藤森さんは怒っていたのだ」と実感した。
謝罪文を書いて自分の間違いを認め、その上で、再度、協力と文章引用の許可をお願いした。
その後のやりとりもすべて、大場氏を介在して行われたが、謝罪文提出以降、藤森さんからの
主な要求は、問題箇所の全面書き換えと「アンテナ」のあとがきに読者への謝罪と経緯説明を
してほしい、ということに落ち着いた。
「アンテナ」の「あとがき」に経緯説明を掲載してほしい、という藤森さんの要望は、私個人
の対応範囲を越えていた。私は版元である幻冬舎を介在させずに藤森さんに謝罪をしていた。
再び版元と見解が異なってしまうことを恐れたからだ。
なんとか、改稿と私からの謝罪で合意していただけないかとお願いしたが、大場氏からは
「藤森さんは、すごく怒ってしまっているんです」と伝えられた。
【つづく】
14 【乱D文庫-148】 『アンテナ』の盗作問題でついに幻冬舎が欺瞞的“解決”へ
●盗人の開き直り釈明【4】
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【つづき】
私は藤森さんと直接に一度も話をしていないので、謝罪しているにもかかわらずなぜ彼女が
そのように怒りを強めていくのか理解できなかった。理由を聞いても、大場氏も「私にもよく
わからないんです」というお返事だった。
藤森さんと、せめて電話だけでも話がしたい、と再三お願いしたが「藤森さんはお話しする
つもりも会うつもりもないと言っている」とヒヨコ舎の大場氏から伝えられた。
大場氏が「私と一度お会いしましょう」とおっしゃってくださったので、藤森さんと直接
やりとりをしていただいている大場氏にお会いして少しでも事情を伺うことにした。
その時に、私は初めて大場氏から事実を聞かされた。
まず、5月に私が最初に藤森さんのファンの方からのメールの内容確認のために大場氏に
電話したとき、大場氏が伝えてくださったのは、藤森さんの本意ではなく、これ以上問題が
大きくにならないようにしたほうがいいと大場氏が藤森さんを説得しての返事だということだった。
大場氏はたぶん、私が藤森さんの本の「解説」を書いているし、書店のポップなどにも私の
名前を使っていることもあるので、それで、お互いの不利益にならないように私との関係を
配慮してくださったのだろう。
もちろん、これは私の勝手な推測である。私は藤森さんとは一度もコンタクトを取ることが
できないので、彼女の本当の気持はわからない。
私としては、藤森さんと一度でもいいから、会って話がしたい、電話でもいいからお話し
させてほしい、ということを大場氏を通して再三お願いしていた。
それは、実在の人物と自分がやりとりしているのだ、と確信したかったからだと思う。
そのために、時間を置いて大場氏を通じ何度か藤森さんに打診したが、最終的に2002年
1月末に連絡したさいに、大場氏から「今後も藤森さんがお会いになることはないと思います」
というお返事をいただいて、藤森さんと直接に話し合ってコンセンサスを得ることは断念した。
また、藤森さんの要求である「アンテナのあとがきに読者への経緯説明を」という点においては、
私の一存では回答できないことなので、経緯説明の掲載に関しては幻冬舎にお願いして交渉を
替わっていただいた。
そして、改稿作業に取りかかり、すでに改稿を終了している。
正直なところ、一度も会っていない、インターネット上でしか知りえない人物と他者を通して
交渉し、その要求を受け入れて作品を改稿するということには版元は疑問を提示していたし、
私自身抵抗もあった。ネット上での著作権の問題はまだはっきりしていないのにそこまでの
必要があるのか、というご意見もいただいた。
だが、私が藤森さんのオリジナルな表現を侵害したという事実はまぎれもないことであり、
それは藤森さんと会う会わないという問題でも、ネット上かどうかという問題でもなく、
あきらかに間違った行為であると考えた。
少なくとも、私と藤森さんの当時の関係においてなら、私がヒヨコ舎の大場氏を通して、
ゲラを藤森さんに確認してもらえばこの問題は回避できたはずだ。それを怠ったのはひとえに
当時の私の創作に対する態度に謙虚と落ち着きと慎重さが欠けていたからである。
【つづく】
15 【乱D文庫-149】 『アンテナ』の盗作問題でついに幻冬舎が欺瞞的“解決”へ
●盗人の開き直り釈明【5】
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【つづき】
「モザイク」に関しては、指定箇所の訂正であるが、「アンテナ」に関してはストーリーも
含めて全面的に改稿を施した。
「アンテナ」の主人公ナオミは、他所でも書いているとおり藤森直子さんがモデルであった。
しかし、そのイメージを変えて、新しいナオミを作った。そうしたのは藤森さんから要求が
あったからではない。
改稿によって、作品が前作よりもつまらなくなることだけは、避けたかったからだ。
以上が「アンテナ」「モザイク」改稿の経緯である。
藤森さん、片山氏には、すでに謝罪文を提出している。本当にご迷惑をおかけしてしまった。
私自身がその才能を尊敬していたお二人であるので、自分の引き起こした結果が悔やまれて
ならない。
幻冬舎の芝田さん、ヒヨコ舎の大場さん、エディタースクール出版部の長井さんには、長期
にわたって多大なご迷惑をおかけした。特に、大場さん、長井さんには、私とは直接的な関係
がないにもかかわらず、その都度、親身なアドバイスをいただき本当にありがとうございました。
また、私の無知、不勉強によって、幻冬舎、ならびに読者の方々にもご迷惑をおかけしたこと
を心からお詫び申し上げます。
2002.4.1 田口ランディ
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
●上記「お知らせ」の、シャケ氏による要約 (02/04/05 06:07)
「そりゃぁ、確かに私も悪いけどさ、悪いのは出版社。それにしても、藤森さんも、そんなに怒ら
なくったっていいじゃない? こっちは謝ってんだからさー。だって、アタシ、知らなかったんだ
もん。著作権法。何だったら、金も払うって言ってんのに、何をそんなに、怒ってんの? 許して
くれなくてもいいけどさ、このままだったら、アタシの作家生命がヤバイから、これ以上、問題を
大きくしないでよね。こっちは謝ってんだからさぁ」
まぁ、簡単に言うと、こんな内容の謝罪文・・・
謝罪文じゃないじゃん。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
うーん、田口さんは某情報誌系制作会社のライターとしても長く活動されていたのだから
「著作権については素人」といった言葉が出るのはおかしい。
「なにも知らなかったのです」的な弁明は見苦しい上にちと痛々しくもあるなあ。
……なるほど。盗作部分をバッサリ削って文庫にするのかと思っていましたがそれでは原型が
なくなってしまうのですね。いつかNAOさんからの引用許可がもらえるつもりでいるから
出版し直すつもり、などと言えるのか。幻冬舎の謝罪文、あれまた言い訳ばっかだね。
本当、藤森さんが悪いみたいな書き方してるじゃん。しかも長々と余計なことばかり
書いて締まりがない。もう一度きちんと謝罪して欲しい。
あれは謝ってない。あれは謝罪文を利用して藤森さんを貶めているよ。攻撃のツールとして使っている。
う〜むちなみにコイツの論理展開としては
・自分では物事と向き合おうとしない
・その代わり自分に都合のいい第三者を登場させてソイツを向き合わせる
・それを傍観者の視点で眺める
早い話が「自作自演荒らし」と同じ方法論と精神構造ですな
恥を知らない人間だけが出来る特権だと言えましょう
「なんと言えばいいのかな」「なぜか」「うまく言えないけど」「なんだか」「妙に」「なんとなく」
「なんだかよくわからないけど」「なんかこう」「もしかしたら」
ホントに2ちゃんねるでジサクジエン荒らしをやってそうだから怖い(w
16 【乱D文庫-150】
●●ランディによる盗作で虐待を受け続けてきたNAOさんのコメント●●【1】
http://bbs3.cgiboy.com/fuck123/index.cgi ---------------------------------------------
『取り急ぎのお知らせ』
藤森直子 2002年4月1日(月) 21:53:43
幻冬舎との話し合いにより決まったことを報告いたします。
田口ランディさんの小説「アンテナ」「モザイク」(ともに幻冬舎)に、私、
藤森直子のホームページ「NAO's Blue Film 」の日記(日記はヒヨコ舎より
「Fuckin' Blue Film」という題名で出版)から一部無断引用があったため、
単行本「アンテナ」は絶版、同文庫版では無断引用部分を削除、「モザイク」
文庫版では無断引用部分を削除することで合意しました。
去年、著作権侵害について謝罪する手紙を田口さんからいただきました。手紙
の内容は単行本での無断引用についての謝罪と、それから、文庫版で、単行本では
無断引用となっている部分の引用許可をもらえないかというお願いでした。引用を
許可してくれれば文庫のあとがきにお礼を書きます、あるいは文庫印税の一部を
謝礼とすることもできますということでした。
引用許可をもらえないかという田口さんのお願いには、正直びっくりしたし、
とてもさみしい気持ちになったし、そんなセンチメンタルな気持ち以前に、その
お願いをきいたら、単行本での無断引用はなかったことになるわけですから当然、
即断でお断りしました。 逆に、書き手の責任として、読者に一言、無断引用が
あったことを田口さんが言ってほしい(明らかにしてほしい)と私はお願いしました。
無断引用については文庫のあとがきで書いてほしいとお願いしましたが、「私の
一存ではあとがきに書けない」ということで、話し合いの相手は田口さんから幻冬舎
の芝田氏に変わりました。
芝田氏からは「幻冬舎のホームページに報告を載せるということでどうでしょうか」
と提案がありました。公の場ならこちらも異存はないので、では幻冬舎のホームページ
に報告を載せてくださいということになりました。
【つづく】
17 【乱D文庫-151】
●●ランディによる盗作で虐待を受け続けてきたNAOさんのコメント●●【2】
【つづき】
話し合いが長引いたのは、田口さんからの報告文を読ませてもらったけれど、私や
ヒヨコ舎と事実認識が食い違う点があったからです。例えば、五月の記述について
ですが、私は「それならいい」とは言っていません。田口さんが無断引用部分について
は「Fuckin'Blue Film」を見て書いたと認めたので、「認めたのならそれでいい、
現時点で事を荒立てる気はありません」と言ったのです。
事を荒立てる気はなかったのですが、十月になって、文庫版で、単行本で無断引用
となっている部分の引用許可をもらえないかとお願いされ、それで、それはいくら
なんでもあんまりではと思い、引用許可はきっぱり断り、書き換えしてくださいと
話し合いをすることになったのです。
報告文に関しての事実認識の食い違いは何度話し合ってもダメでした。田口さんは
何度でも書き直すとおっしゃってましたが、最後には私やヒヨコ舎が「その報告文で
事実関係まちがいないです」と認めてないのに、幻冬舎のホームページに報告文を
載せてしまわれました。田口さんの報告文には事実と違う点が何点かありますが、
これ以上の話し合いはしません。消耗がピークということもありますが、何度話し
合っても結果は同じだと思うからです。
この件について心配してくださっていた読者のみなさん、本当にどうもありがとう。
このところ、なんだかどうもワープロに向かう気がしなくて、長い原稿はまったく
書いていませんでした。
今は書きたい気持ちが静かに満ちてきているので、もうそろそろ私は書きはじめる
だろうと思います。
幻冬舎、田口さんとの直接の話し合いはヒヨコ舎社長であり、「Fuckin' Blue Film」
編集者でもある大場さんがしてくださいました。
通常業務と並行で、忙しい中、何度も何度も話し合いに出向いてくださった大場さんに
感謝します。
藤森直子
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NAOさんのコメントは、ぜひとも紹介しておきたいので、上記以降の、盗作被害関連のコメント
をここに追加しておきます。
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『これで終わり』
NAO 2002年4月3日(水) 22:55:15
なんだか一方的に書かれ放題ですが、まあもう
いいです。ひとつひとつ指摘したらきりがないし。
「あなたは自分勝手だ」と田口さんからメールが
きましたが、もちろん返信もしません。
これで終わり。
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18 【乱D文庫-152】
●●ランディによる盗作で虐待を受け続けてきたNAOさんのコメント●●【3】
NAOさんのコメントは、ぜひとも紹介しておきたいので、上記以降の、盗作被害関連のコメント
をここに追加しておきます。
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『まったくだいじょうぶ』
NAO 2002年4月5日(金) 18:15:57
たくさんのメールが届いています。
どうもありがとう。
「NAOさんが今回のことで傷ついているのでは……」
と心配している読者が多いようなので、返信のかわりに
この文章を読んでください。
ウェブ日記には載ってない、単行本にだけ載ってる
日記です。1999年10月30日の日記です。
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「世界が傷で埋まるなら」
「あなたは強いね」と私はよく人に言われるけれど、
そうじゃない、強いんじゃないんだよ。
私にとって決定的に重要でない人が私を傷つける
ことは絶対にできないって知ってるだけなんだよ。
人間関係が地味な私ではあるけれど、生きていれ
ば、仕事で、日常で、いろんな人と出会う。いい人、
ヤな人、いろいろいる。けど、いい人、ヤな人は、
いい人、ヤな人に過ぎない。私は、私にとって決定
的に大事な人と行き違いが起きたのなら傷つく。
私にとって決定的に大事な人は私の心の中に入っ
てくることができるから。でも、単にヤな人が私の
心に手出しするなんぞ絶対にできないし、手出しな
んかさせるものか。
人を傷つけるということは実はとても難しいこと
だと思う。自分が誰かにとって決定的に大事な存在
になれなければ人を傷つけるなんてできやしない。
どうでもいい人としか思われない人が誰かの心に介
入することは不可能なのだ。
誰かを傷つけ誰かに傷つけられる関係は、深海の
ような結びつきがあってはじめて成り立つ。それは
特別な関係にだけ許された、本当は恐ろしく贅沢な
結びつきなんじゃないかと思う。
この人は私にとって決定的に大事な人?
答えがノーなら傷つく必要はみじんもない。
十月三十日
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19 【乱D文庫-153】 今回のランディの欺瞞的釈明についての評価【1】
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510 :無名草子さん :02/04/01 22:51
>引用許可をもらえないかという田口さんのお願いには、正直びっくりしたし、
とてもさみしい気持ちになったし
NAOさんのこの書き方に泣けてくる。
NAOさん、田口のことをちっとも悪く書いてないじゃん。
なのに、田口は逆ギレしてNAOさんのことあーだこーだと文句たれてる。品格の違いですか?
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512 :無名草子さん :02/04/01 22:56
無断引用した→無断引用隠蔽のためにNAOさんに引用許可くれとたのんだ金も払うし
→NAOさんにきっぱり断られる→田口、逆ギレして幻冬舎ホームページにNAOさん貶め文を書いた。
こういうことかい?
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516 :無名草子さん :02/04/01 23:02
無断引用しただけでなく、それを隠蔽したいので引用許可くれって藤森さんにたのんだ田口。
ある意味、すごい心臓の持ち主。
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526 :無名草子さん :02/04/01 23:09
>>516 ただ無断引用しただけじゃないんだよね、それを隠したいので
協力してってNAOさんに頼んでるんだよね。
NAOさんが怒るのはとても自然なことだと思うけど、お猿は
「なぜそんなに怒りを強めるのか」とNAOさんのことを悪く言う。
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577 :無名草子さん :02/04/02 00:01
ランディは悪気はなかった。法的にも「引用の範囲内」だったし、バックには幻冬舎もいて、
NAOさん側の要求を封殺することも可能だった。しかし、ランディは自分の非を素直に認めて、
「敢えて」謝罪することを選んだ。
なのにNAOさんはその思いを踏みにじるかのようにランディに下品に対応し、クレームはつける
くせに、実際に話し合い・謝罪をしようとしたらそれを拒絶するなんていう理不尽な対応を繰り返し、
いたずらに事態を混乱させてきた。
NAOさんてちょっとオカシイんじゃないのか? だけどそれでも何とか話し合いをすすめてきた
のはランディの誠実さの表れだと思う。
……と信者が思ってくれるようにグジャグジャ書いたんだろーなーと思う。NAOさんが気の毒です。
謝罪する相手を半キチ扱いしておとしめた後で、「でもアタシって誠実だからー」と自分を持ち上げて
謝る。この汚さが本当に許せない。
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589 :無名草子さん :02/04/02 00:21
ラソディは勝手に謝罪文を出したこと自体謝罪すべき。
>報告文に関しての事実認識の食い違いは何度話し合ってもダメで
>した。田口さんは何度でも書き直すとおっしゃってましたが、最後
>には私やヒヨコ舎が「その報告文で事実関係まちがいないです」と
>認めてないのに、幻冬舎のホームページに報告文を載せてしまわれ
>ました。田口さんの報告文には事実と違う点が何点かありますが、
>これ以上の話し合いはしません。
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634 :無名草子さん :02/04/02 04:06
うひー。幻冬社の謝罪文をみたけれど、
よくまあ、ここまでいいわけがましい長文をかけるなあと思った。
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635 :無名草子さん :02/04/02 04:11
>>634 エッセイと勘違いしてるかもね>田口
ほら、嘘エッセイという新ジャンルを作った方だから、
謝罪エッセイも嘘だらけなんだよきっと。
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20 【乱D文庫-154】 今回のランディの欺瞞的釈明についての評価【2】
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636 :無名草子さん :02/04/02 04:19
しかし、謝罪文で藤森さんを貶めて、相対的に自分のイメージを
守ろうとしたのに(誠実なあたし!)、あっけなく失敗しちゃったね。
世間はそんなにバカではないよ。世間をナメすぎ、田口先生。
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756 :無名草子さん :02/04/02 19:42
幻冬舎のサイトに掲載された「お知らせ」は、物書きとしては自爆行為だと思いますよ。
「著作権侵害」を認めて、版元の幻冬舎まで敵に回していますから。問題の本質を捉える
能力の欠如をはっきりと示してしまったことも物書きとしては致命的ですね。
著作権法を持ち出して、法的な責任を認めたら、物書きとしては完全に終わりだと思います。
昔、新人賞を受賞後に部分的な描写の「盗用」が発覚して受賞が取り消された人がいます。
才能のある人でしたが、文学業界からはあぽーんされました。そんなものです。田口氏には
「著作権侵害」という犯罪の重みがまったくわかっていないのでしょう。
ある表現に「インスパイア」されて創作をおこなったのに「参考文献」として明示もせず、
謝辞も書かなかったことを「謝罪」するのは、道義的な責任を感じているからです。決して
犯罪行為を認めているからではありません。
幻冬舎はこっちで収めようとしていたのでしょう。当然です。「著作権侵害」だとわかって
いるにもかかわらず、その作品を出版したとなれば、出版社としての信用は失墜しますから。
会社が潰れてしまいます。田口氏だって「謝罪」で済むと考えているのなら、こっちの認識
のはずなのですけど。ま、ご当人が「著作権侵害」という犯罪をお認めになっているのです
から、言っても仕方がありませんね。
あの「お知らせ」を幻冬舎が書かせたかのように思っている人がいるみたいですけれど、そんな
ことはないと思います。著者(田口氏)の意向を無視して、不「誠実」にも会社ぐるみで著作権
侵害の事実を隠蔽しようと画策した、みたいなことが書いてあるわけですから、幻冬舎にとっては
大変に迷惑ですし危険でもありましょう。シャレになんないです、あれは。
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758 名前:無名草子さん :02/04/02 19:50
著作権の事を「知らなかった」と書くあたりが
著作権法の事を熟知してる証拠。
わざとやったんでなければ罪に問われないんですよね。盗作って。
あのお知らせのある部分は弁護士がガイドラインを書いてると思うよ。
うまい。というかマジで悪質。
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767 名前:無名草子さん :02/04/02 20:39
>758
わざとやったかどうかは関係ないよ。(脱税発覚の場合とは違うのよ)
「著作権のことを知らなかった」にしても
やった行為が盗作まがいであれば著作権侵害は成立するよ。
本人が「元の作品を知らなかった」という場合なら
罪に問われない場合もあるが(偶然の一致?)
既にパクリ元の著作を読んでることをバラしてるからダメ。
なので「著作権について知らない」なんてのは逃げ道にならない。
なると考えて連発してるなら、ランディはかなりのアホだ。
あの「おしらせ」を弁護士がアウトライン考えるとはとても思えない。
本気でNaoさん側が訴える気でいるなら、あれは立派な証拠になっちゃうもん。
Naoさんが側が事を荒立てる気がないのを見越した上での言い訳でしかない。
21 【乱D文庫-155】 今回のランディの欺瞞的釈明についての評価【3】
欺瞞的釈明文に対する声なき声。たとえば……
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■2002/04/01 (月) みずほに続き 田口ランディもダウン
MSNジャーナルの初代編集長が田中宇で、彼の文章は面白かったし
日本のインターネットの発展にも寄与していたと思う
(
http://www.tanakanews.com/)。現在も寄与していると思うが。
その頃の執筆陣の一人が田口ランディ。僕はしかしこの文章のどこがいいのかちっともわから
なかった。が、田中編集長は評価して登用していたのだと思う。しかし田口ランディは登用
ならぬ盗用。無断引用とはいっているがパクリなんだろう。
著作物を読んだ事がないのでわからないが。幻冬舎のホームページに載っている
(
http://www.gentosha.co.jp/news_topics_f.php3?topic=taguchirandy)。なんだか
わけのわからない言い訳の様で気持ち悪いな。デュマだったか、盗作だと言われた時に「盗作
でも俺の書いた方が面白いだろ」と言っただのいわないだのという話があったが、とにかく
今回の言い訳は気持ち悪い。著作権法だのどうこうではなく一般常識の問題じゃないのかね。
http://www2.diary.ne.jp/user/99485/ -----------------------------------------------------------
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【雑誌板より】116 名前:2003年度幻冬舎入社案内から引用 :02/04/02 19:50
Q:今回の出版側の対応に、万引きしてもモノを返せばそれでいいと思ってるような、
非常にレベルの低いイメージを持ちました。それって、当該会社の体質ですか?
A:幻冬舎って、春樹がヤバい状態の時に“オトク遺産”、もとい、お得意さんを角川からゴッソリ
持ち逃げした見城氏が作った会社でしょ。厳しい言い方だが、出生の瞬間からドロボー体質があった
のかも知れない。幻冬舎は小林よしのりでシコタマ稼いだけど、これだって扶桑社(SPA)と小学館
(SAPIO)の成果を横取りしたようなものだし。今度、小林よしのりを中心に据えた『わしズム』
とかいう雑誌を出すようだけど、これだって松山千春の個人雑誌のコンセプトをもろパクったものだし……。
幻冬舎って、こういうあざとい商売ばかりしてきたわけで、盗作成果を猿に書き直させて文庫版売り
出して二度オイシイという“居直り強盗商法”も、幻冬舎は良心の呵責なく実行できるんだろうね。(苦笑
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22 【乱D文庫-156】 サイコパス盗作家を崇拝する“信者”たちの動揺
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423 :無名草子さん :02/04/01 15:33
わたしも「妄信」はできない性質(たち)なので、ランディのような、よりによって最低最悪の
キャラクターを慕う人々の心の中は正直いってわからない。しかし、そういう人々が世の中にいる
という事実は、認めざるを得ないわけで……。できれば、かつてランディのファンだったけど、
そのインチキぶりを見破って覚醒した人の話を聞きたいですね。
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430 :無名草子さん :02/04/01 20:58
>423
私は元ファンであります。
身内に引きこもりの人がいた為に「コンセント」の大宣伝に興味を持ち、読み始めたクチです。
初期の自伝的(?)コラムには感動すらしてしまいましたよ。
家族の問題を含めてどうもうまく行かない自分の人生がランディの人生と良く似ているような気がしてしまって。
インチキ臭い体験談すらも、世の中には不思議な出会いがあるもんだな、と思って読んでおりました。
しかし「コンセント」の後半から、「アンテナ」「モザイク」へとストーリーの壊れた電波小説になって行くのを
見て何かが違うと感じていた時に盗作を指摘する一連のスレに出会い、目が覚めたという次第です。
ファン掲示板を見て思うのですが、どこか精神的な問題を
抱えた人が惹きつけられてしまうのでしょう。
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ファンにもいろいろいるが、自分を見失わない者もいれば、狂信者もいる、ということですね。
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●458 :消される前に :02/04/01 21:37 :
−−−−−−−−−信者BBSより−−−−−−−−−
マリンカ (2002年4月1日(月)21時00分)
ぜひ読んでください。
http://www.gentosha.co.jp/news_topics_f.php3?topic=taguchirandy 幻冬舎サイトに掲載された、田口ランディさんの謝罪です。
「アンテナ」「モザイク」改稿について。
NHKニュースでも本日再度報道されたようです。
今度は藤森直子さんからの盗作についてです。
元の文章に影響を受けた読者も多数いるというのに
立場が悪くなるとそんなに簡単に改稿しちゃうんだなー、
という寂しさがあります。
作家ってそんなモンですか?
クリエイターってそんなモンですか?
ものを作る人のプライドって、そんなモンですか?
もう何もわからない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ダ・ヴィンチの聖地巡礼しか読んだことないんだけど毎回「この人、受信系?」とか
思ってたのが間違いでなかったことをこのスレで確認
その受信系っぽいところも、なんだか他人に受け売りみたいに思う。
内発的なものが感じられない(受信が内発的だと、むしろアレだけどw)。
光とか祈りとかも、カナーリ唐突に出てきて前後の文章とつながりのないことが多い。
光とか祈りとか、そういう聞こえのよい言葉を並べさえすればいい、と読者をなめながら書いているような印象はあります。
小学校の恩師に「あんたの書くものはあざとい」と言われたのは、そのせい?
http://web.archive.org/web/20010708061016/http://journal.msn.co.jp/worldreport.asp?id=990219randy&vf=1
23 【乱D文庫-157】 盗作暴露報道・第二弾の直後の「田口ランディの日記」
http://www.chikumashobo.co.jp/web/taguchi/t020401.html (筑摩書房サイトに連載)
> 4月1日(月)
>*またしても波乱の一日
> (中略)
> やれやれ、やっと執筆に取りかかるぞ、と思っていた矢先の今日の午後は、またしても
>メガトン級の出来事があった。
>
> 幻冬舎の芝田さんから電話があり「NHKが『アンテナ』の改稿のことで取材したいと
>言っています」とのこと。
> 「アンテナ」に関しては、すでに改稿も終わって原稿も幻冬舎に渡している。
> 藤森直子さんと著作権の問題で話し合いを進めていたのだけど、最終的に藤森さんと
>一度も話し合いの場が持てず、私は幻冬舎と相談して、これまでの経緯説明と改稿に
>関する謝罪文を幻冬舎のホームページに掲載することを進めており、その文章も先方の
>担当者と詰めている最中だった。
> その後、私のところにもNHKの方から取材の電話が来たので、経緯説明の文章を読んで
>もらったが、結局のところ経緯などよりも「著作権の無断使用かどうか?」という部分を
>何度も繰り返し確認されただけだった。
> メディアの対応は、そうであろうことは予想していたので、関係者各位の納得の上での
>経緯説明を制作していたのだが、予定していたよりも早く、それを発表しなければならな
>くなった。
>
> 今回は片山さんとの『モザイク』の経緯を含めて、どういうやり取りがあったのか、
>すべて明らかにしてみた。
> 神様ごめんなさい。私も一度だけ、自分を自己弁護したいのです。精一杯のことをした
>のだと表明させてください。そういう感じだった。
> でも、こういう自意識過剰なことをすると、ロクなことはないな、とも思った。
> 謝ったのなら、ぐだぐだ経緯など説明する必要はないはずだ。
> それを書いて説明したいのは、私の弱さだろう。
> でも、いまは弱い私なのだからしょうがない。
> ここで突っ張ると、自分が折れてしまう。情け無いが弁解を書かせていただいた。
>
> ニュースの放送が終わったらしく、今度は新聞社から続々電話がかかってくる。
>「芝田さん、私って、やっぱりこんなに有名人だったの?」
> と聞いたら、芝田さんも
>「そうみたいですねえ、はあ」
> という返事。すごいなあ。でも、ようやくこれで自分のけじめもついたのでほっとした。
> ある記者の人に「なんでここまで低姿勢になるんですか?」と聞かれた。
> なんでって「自分のためです。これから書いていく気があるから、これからの時分の
>文章のためです」とお答えした。それが正直なところだ。他人のためじゃない。私はエゴ
>イストだから自分のためだ。
>
>そうだ。メールマガジンを出して、そこにも経緯説明のことを掲載しようと思い、コラムを
>書き始めた。こんな状態で書けるかなあ、と思ったけれど、、信じられないほど早く、
>ちゃんと文章が書けた。大丈夫、私は何があっても書けるんだ。そうだよな、自分のために
>選択したことを生きているんだから、これで書けなくなったら変だ。
> コラム配信の手続きをして、次の単行本の原稿に取りかかる前に、これを書いている。
> 明日になったら日記を書くのがイヤになってしまうかもしれない。
> でも、今日のことは人生のエポックだから書いておかないと。
>
> ところで、菊池さんがいまニュージーランドに出張中。
>
> 「芝田さん、人生ってうまく出来てるね、ちゃんとあんたたち二人で引き起こしたことは
>二人で処理しなさい、ってことだよね」と、私が言ったら、芝田さんも頷いていた。
> 「そうですねえ、菊池が帰ってくるのはすべて終わった後ですから」
> この、妙なタイミングというかアレンジメントに、私はやっぱりなんだか運命みたいな
>ものを感じる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
24【乱D文庫-158】 盗作暴露報道・第二弾の直後の「田口ランディの日記」を読む……
> やれやれ、やっと執筆に取りかかるぞ、と思っていた矢先の今日の午後は、またし ても
>メガトン級の出来事があった。
メガトン級って……、サイバッチを意識してる(藁?
原爆の悲惨を嘆いていた……はずの作家が、「メガトン級」などという比喩を用いたら、
被爆地シンパシーもメシのたねのポーズにすぎないことがバレバレだっぺよ。(藁
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
824 :シャケ ◆BroTRyjs :02/04/07 06:30
謝罪文より、一部抜粋
> だが、私が藤森さんのオリジナルな表現を侵害したという事実はまぎれもないことであり、それは藤森さんと会う会わないという問題でも、ネット上かどうかという問題でもなく、あきらかに間違った行為であると考えた。
> 少なくとも、私と藤森さんの当時の関係においてなら、私がヒヨコ舎の大場氏を通して、ゲラを藤森さんに確認してもらえばこの問題は回避できたはずだ。それを怠ったのはひとえに当時の私の創作に対する態度に謙虚と落ち着きと慎重さが欠けていたからである。
>以上が「アンテナ」「モザイク」改稿の経緯である。
> 藤森さん、片山氏には、すでに謝罪文を提出している。本当にご迷惑をおかけしてしまっ>た。私自身がその才能を尊敬していたお二人であるので、自分の引き起こした結果が悔やま>れてならない。
日記より抜粋
> ニュースの放送が終わったらしく、今度は新聞社から続々電話がかかってくる。
>「芝田さん、私って、やっぱりこんなに有名人だったの?」
> と聞いたら、芝田さんも
>「そうみたいですねえ、はあ」
> という返事。すごいなあ。でも、ようやくこれで自分のけじめもついたのでほっとした。
> ある記者の人に「なんでここまで低姿勢になるんですか?」と聞かれた。
> なんでって「自分のためです。これから書いていく気があるから、これからの時分の
>文章のためです」とお答えした。それが正直なところだ。他人のためじゃない。私はエゴ
>イストだから自分のためだ。
> 「芝田さん、人生ってうまく出来てるね、ちゃんとあんたたち二人で引き起こしたことは
>二人で処理しなさい、ってことだよね」と、私が言ったら、芝田さんも頷いていた。
> 「そうですねえ、菊池が帰ってくるのはすべて終わった後ですから」
> この、妙なタイミングというかアレンジメントに、私はやっぱりなんだか運命みたいな
>ものを感じる。
>ようやくこれで自分のけじめもついたのでほっとした。
何もけじめがついてないし・・・
>それが正直なところだ。他人のためじゃない。私はエゴ
>イストだから自分のためだ。
盗作した人に対しては、申し訳ないと、やっぱり思ってなかった訳ですな。
書けば、書くほどアラがでる。
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ふつう謝罪文は被害者のために書くものです。被害者に対して申し訳ないと思って書くものです。
しかし、田口の場合は、「アタシ金払うしって言ったしせいいっぱいがんばったもん」と
自分のための謝罪文になってる。きっとシャケのプロット盗んだことも反省してないよ!
27 【乱D文庫-161】 ロード・オブ・ザ・テング/旅の仲間……(笑)【1】
ランディの編集者で、わざわざこの時期に自分のメールマガジンで脈絡もなく
「ランディとバリ行きます」と得意げに書いてしまうイタイ取り巻き編集者氏
のマガジンはココ。→■プロ編集者による 文章上達<秘伝>スクール 第37号
http://www.pubzine.com/pubzy/tool/backnumber.asp?i=620019&id=14469&back= -----------------------------------------------------------
メルマガの主旨上、この件(引用者注:コミケ同人誌への乱暴な決めつけ批評)は今回で打ちきります。
この件に関してまだ何か言いたいことがある人は、私個人宛にメールするか、僕の掲示板
http://www.demeken.co.jp/~jugon/bbs/index.html にどうぞ。
■来週はランディたちとバリ旅行の予定があり、メルマガはお休みです。
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文章の質問になんでも答えますという趣旨のマガジンなので、みなさん、ぜひ「盗作しても売れちゃえば
やっぱりいいんでしょうか?」などランディ批判せざるをえない質問とか浴びせてみたらどうでしょうか。
取り巻きは所詮とりまきかな。普段は文章の先生ぶって質問に回答しているんですよねこのひと。
質問はここへ送ると答えてくれるようです。
[email protected] なお、「この件」のなかでこのメルマガ主宰者の村松先生はこう豪語してしました。(藁
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その(引用者注:コミケ出品される)オリジナル同人誌の中でも、4分の3はパロディの変形です。
つまり、既存の物語の登場人物の名前や属性を入れ替えて、遊んでいるもの。
それらしいお話をでっちあげてパチパチと自分で手を叩いているたぐいのものです。
こういう作品には、「しょせん物語なんて既存のものの順列と組み合わせに過ぎないでしょ」、
というメッセージが臭気のようにまとわりついていて、僕はムカムカします。
そのメッセージは仲間同士に対しては迎合であり、外の人間に対しては拒否なのです。お前ら表現
することを選んで、なんで人におもねっているの? と僕は一瞬にしてページを閉じてしまいます。
そういうムカムカに対して、「僕らは勝手に好きなことをやっているだけなんだから、ほっといて
くれよー」という予防線を張っているのが、僕の定義するオタクであり、その逃避手段です。
彼らは、仲間内だけで、「これわかるでしょ、えへへ」「これはあれだねうふふ」と順列と
組み合わせを変えただけの「作品」を交換します。お互いに共通に認めている価値のシンボルを
交換しあっているのです。このような現象を私は秘かに「隠語の交換」と呼んでいます。
排他的な言語を交換することによって仲間内の結束を強調するのです。この言語の排他性が
高まるほど、他の世界ではその価値が通用しなくなります。
学者の世界や宗教の世界など、いろいろな世界に同様の現象があります。
さて、このように僕としてはオリジナルと認め難いオリジナルが、約75パーセント以上はあると、
体内統計は語っています。となると、純粋にオリジナル作品と呼べるのは、多く見積もっても
5パーセント、売り上げベースでは、3パーセントくらいではないでしょうか。
以上が僕がコミケの主流はパロディであると言った理由です。
そんなに間違っているでしょうか?
僕の中では、オリジナル作品という定義は狭いのです。逆にパロディの作品の中にもオリジナル
なマインドや味わいを持つものもあると思うしね。しかし、それは細かく言っていたらきりが
ないから、ここでは全体を簡略に語っているのです。
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ここまで言い切る人が、ランディと海外に遊びに行くとは……もうアホかバカかと(以下略)。
28 【乱D文庫-162】 ロード・オブ・ザ・テング/旅の仲間……(笑)【2】
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幻冬舎文庫「スカートの中の秘密の生活」は村松氏が解説を書いていました。
妙にはしゃいだ、それこそ内輪受けっぽい解説を、ね。
何がムカつくって、この村松という人のやっていた文章道場には、確か藤森氏も参加していたこと。
自分のすぐそばで、本当にオリジナリティも才能もある人が、ランディのように素質もなければ
努力も嫌いなゴリラに食い物にされているのを止めないばかりか、当の搾取汚物と喜んで旅行に、と。
ランディと村松氏の仲良しの様子は、だいぶ昔のこれに↓
http://www.friendlylab.co.jp/webpub/book/mudai_randy/page_6.html やまなし、おちなし、いみなし、という点では、コミケで出回っているパロディ本なんかよりずっと
ヒドいんじゃないの?(よく知らないけど)と言いたくなる、つまらんエッセイ。
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NAOさんは、村松恒平がやっていた「ホーリーマウンテン」という文章道場の常連だったよ。
それで「綾。ホステス、22歳。」を出版することになったのだと思うが、
自分が面倒見ていた作家がランディに盗作されて、何とも思っていないのかなあ。
そもそもNAOさんをランディに紹介したのは村松だろ?
こいつ、これっぽっちも責任を感じていないんじゃないか?
よくもまあ、すっとぼけてランディとバリ旅行だなんて得意気に公表できるな、この時期に。
NAOさんに義理立てするよりも、ランディにすり寄っていた方が、
この業界では得だとふんでいるのだろうが、とんでもない野郎だ。
……そして、自分と縁のある(懐柔済みの)男の編集者が担当しているライターから盗作
するのがお好みなのか。つくづく根性がいやらしくできている人間だな、ランディって奴は。
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ランディとバリへ行く松村氏
NAOさんの「綾。ホステス、22歳。」を編集した人なんだね。
http://www.demeken.co.jp/~jugon/aya.html NAOさんとは「つまらないこと」で決裂したそうですが....
29 【乱D文庫-163】 恨アーティストの謎【1】 [con artist: 【俗]ペテン師]
出版社のランディサイト(
http://webmagazine.gentosha.co.jp/concent/nazo.html )より
(concentという不可思議な単語は映画サイトでも使用されていて、猿っぽや……)
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「コンセントの謎」
田口ランディ
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この小説をどうやって書いたのですか? とよく聞かれるのだけれど、
めくらめっぽう書いたとしか言いようがない。
何も考えずにとにかく思いついたことを書き始めた。
どう展開するのか、誰が出てくるのかも決めず、ただ書き進んでいったら、いつのまにか勝手に物語が終わっていた。
そんな感じだった。
具体的なきっかけは、昨年の6月に幻冬舎の編集者であるSさんがやって来て、
「長編小説を書いてください。きっと書けます」と言ってくださったことだ。
当時、私は湯河原町で子育てをしながらデレデレと暮らしていた。いや、デレデレとは暮らしていなかったかな。
4月にようやく子供が保育園に入って、昼間に仕事ができるようになった。
妊娠、出産、育児で、およそ3年のブランクがあった。
いったいこれから自分に何ができるのか見当もつかなかったけれど、とにかく週1回、メ−ルマガジンでコラムを配信していた。
これは仕事ではないけれど、私と書くことをつなぎ止めている細い糸だったように思う。
何かしら書き続けていることが大切だった。全部辞めてしまったら、もう戻って来れなくなるような気がした。主婦も母親もそれはそれで仕事として面白いのである。
編集者のSさんは私のメ−ルマガジンを読んで私のことを知ったそうである。
それでも、エッセイを書けというのならわかるけど、なぜいきなり長編小説を依頼されたのか、私にはまったく不思議だった。
だいたい、私は長編の小説なんて生まれて一度も書いたことがなかった。
書けるという自信もなかった。小説らしき文章で、それまで書いた一番長いものは30枚だった。
でも、Sさんの口ぶりは冗談ではなさそうだ。「書いたら1枚でも2枚でもいいですから、メ−ルで送ってください」と言ってSさんは帰って行った。
それから、私は、いったい長編小説というのはどうやったら書けるのだろうか? と考えた。
確かプロットというものを立てるらしいが、それはどうやって立てるのだろうか?
私は計画的に物事を遂行することが苦手である。勘に頼ってゲリラ戦で闘うのが性に合っている。高校生のとき、家庭科でパジャマを作るという実習があった。
型紙を描いて、切り抜いて、縫っていく。その過程がつまらなくて、私はパジャマ作りを投げ出した。
結局、私のパジャマは縫い上がらずに、パジャマの形に切り抜いた布を写真に撮って提出して呆れられたことがあった。
ところが、私はいきなり布をじょきじょきと切って、勘でならドレスが縫える。
というのも、その方法で高校の演劇部の「ヴェニスの商人」のポ−シャの衣装を作ったことがあるのだ。自分の役の衣装は自分で作れと言われて、一晩くらいで縫い上げた。
けっこうかわいい衣装だった。
【つづく】
30 【乱D文庫-164】 恨アーティストの謎【2】
【つづき】
そんなわけで、今回もプロットはいくら考えても立たず、いきなり書き始めた。
そしてそのまま、自分が何を書くのかわからないまま、最後まで書き終えた。だから私の文章の最初の読者は私である。
最近、書評で取り上げられるのだけど、そこには「まったく先が読めない展開」とよく書かれる。それはそうだろう。だって書いている本人も先が読めないで書いているのだから、赤の他人様ではさらに先は読めないだろう。
「コンセント」というタイトルは、なぜか最初から決まっていた。
これも変な話なのだが、去年の2月頃に、『リング』の作者の鈴木光司さんをインタビュ−したのだ。
ある出版社から頼まれたムックの仕事だった。
鈴木さんをインタビュ−した帰りに、編集者と飲みに行った。
そのときに、その編集者が「いつか田口さんも小説を書きますよ」と言ったのだ。
酔っていた私は「そうかなあ。だったら私も鈴木さんみたいに三部作を書いてベストセラ−にしたいものだ。そしたら品川プリンスに住めるかもね(鈴木さんは品川プリンスホテルに住んでいたのだった)」という話をした。
本当に飲んだ席の馬鹿話である。
「だったら、タイトルは何がいいですかね?」
「そうねえ、鈴木さんがリング、らせん、ル−プだから、私は、コンセント、アンテナ、モザイクなんてのはどうかな」
「かっこいいですよ」
「ぎゃははははは」ってなことを言って大酒を喰らったのである。
こんなくだらないことで、タイトルをつけてもいいものだろうか……と、自分でも思ったのだけれど、とにかく、タイトルは「コンセント」だ、と思った。
Sさんに相談したら「いいタイトルじゃないですか」と乗り気になってくれた。
それでまあ、『コンセント』は出来上がったわけなのだけれど、ちょうど去年の今ごろから書き始めた。
半年後には本当に本になって書店に並んでいるなんて、夢のようである。現実というのはいつも想像を遥かに超えているのだなあ。
というわけで、今現在は次作の『アンテナ』を書いている。
飲んだ時というのは、案外、何か別の回路の勘が冴えているものなのかもしれない。
やっぱり、人類が酒を発見したことには意味があるのだと、私は思う。
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その他、ご参考までに:
●お知らせ 「アンテナ」「モザイク」改稿にあたって
http://webmagazine.gentosha.co.jp/concent/info.html (あくまで「お知らせ」であり、「謝罪文」と題していない)。
●「コンセントたちへ」 朝倉ユキ
http://webmagazine.gentosha.co.jp/concent/yuki.html (2chにスレまで立てた、朝倉ユキさん♪)
●田口ランディ VS 朝倉ユキ
http://webmagazine.gentosha.co.jp/concent/taidan.html (その朝倉ユキさんは、ランディ先生と対談まで)
31 【乱D文庫-165】 たびたび襲来するUMA(不思議野獣)の体臭分析
実践!プロファイリング教室【盗作発覚騒動・第二弾の直後にバカ猿が襲来……の巻】
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【これは本人降臨の可能性もアリ↓】
481 :無名草子さん :02/04/01 22:10
いい気になってお祭り騒ぎですね。
才気溢れる物書きを葬った感想はいかがですか?正義の味方さん達。
確かにランディにはマナー違反もありましたけどね。
さぞ満足でしょう?
ネットの暴力は恐ろしい…ほんとに。目立てば打たれ、今までの功績は
忘れ去られ、それでおしまい。
声が大きい人の勝ち。
何も意見を持っていない人でもたまたま目に付いたこのスレで調子に乗って
騒げばそれで勝ち馬に乗れてしまう。
人の後ろからでも石をぶつけられればそれで勝ちなんだもん。
楽だよね、そりゃ。
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●No.19スレにつづく新スレはN0.21になりました。本来続くべきNo.20スレは汚猿の淫らなAAコピペ
荒らしにより、誕生する前に“殺され”るという極めて異常な状況になりましたが、その攻撃の卑劣さ
によって汚猿は自ら墓穴を掘りました。
╋ ★産廃物&盗作屋・田口ランディ監視スレ Part 20★
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/1017747882/ (Part20は盗作猿の卑劣なエロAA攻撃で、立てている最中に“殺され”ました。)
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35 :無名草子さん :02/04/03 00:21
先ほどスレを立てていた時には、こちらを見れませんでしたが、あらためて拝見すると、
興味ぶかいことがいくつか見つかりました。
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786 :無名草子さん :02/04/02 22:05
すごいねー。でも珍しくない?男根系ないね。やっぱ貼ってるのが女だから?
787 :無名草子さん :02/04/02 22:12
あ、言われてみれば、男根系ないね。無意識のなせる業かも。
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このお二人のご指摘は鋭い! エロに対する男女の感受性の違いをしっかり見抜いていますね。
ランディはニフ時代から“色情狂”的な異常行動で、オフ会などで周りをたじたじとさせていた、
という話もあるそうですね。 エロコピペの主が、どうして“妨害”のためにわざわざエロAAを
収集しておいて、それを貼り付けてくるのか、その発想はもはや色情狂のものなので見当も
付かないですけど、しかしエロAAの襲撃犯は女である可能性がきわめて濃厚ですね。
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800 :無名草子さん :02/04/02 22:43
>だってあんだけ面白いモノ作ったんだから問題ないジャン!
面白いのか?
●801 :無名草子さん :02/04/02 22:46
面白いよ。
●807 :無名草子さん :02/04/02 22:49
「NAOさんがかわいそう」とか言っているやつに限って、
NAOさんを「どうせSM女優」なんて馬鹿にしてたりしそうだな。
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No.20スレは、浮上したとたんに襲撃を受けたのですが、エロAAコピペ襲撃で“撃沈”してから
ひっそりと水面下でNo.21スレを立てている最中に、AA攻撃が激しかったときには出てこなかった
上記●印のようなイヤらしい害基地が、ぬけぬけと煽りカキコを始めていますね。
油断したんでしょうけど、猿はやっぱり猿知恵しかない。ヴァカですねえ。
さてさて、ランディ監視の新スレ立てを異常なコピペとサイコ的執拗さで妨害したのは、どこのオバサンでしょうねぇ?
しかも盗作を「面白い」とぬかしNAOさんに露骨な嫌味を言うなんて、なんてワカリやすいヴァカ猿なんでしょうか。(笑)
33 【乱D文庫-167】 岡崎京子を喰いつくしシャブりつくす盗作猿
パクりっぷりにある意味感動したので……。岡崎作品の語り手は、せいぜい20才くらいの女の子ですよね。
40才で似たような路線のことを書いても……被害者サイドが感傷的になって書くならまだわかるけど。
―――
301 :無名草子さん :02/04/08 22:47
ランディの4月2日の糞日記より、最後の部分を転載。
ご随意に突っ込みを入れてやってください。
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それにしても、反対側の報道される立場に立つと、逆にいろんなことが
見えてくる。この2年間で、私は全く違う世界をのぞいてしまった。
怖くなる。どうしてこんなところに来てしまったんだろうって。
でも、もう見てしまった。いろんなこと、いろんな悪意、いろんな醜さ。
これまで、なんて平穏な場所で40年も暮らして来たんだろう。
これも、世界なんだ。
すごいことだ。世界にはなんでもある。
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303 :岡崎京子・著『pink』より :02/04/08 23:18
「この世では
何でも起こりうる
何でも起こりうるんだわ
きっと
どんな
ひどいことも
どんな
うつくしいことも」
*************************************************
304 :岡崎京子・著『リバーズ・エッジ』より :02/04/08 23:20
ごらん、窓の外を。全てのことが起こりうるのを。
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【文学板にはこんな指摘も……】
*************************************************
世界には何でも落ちている
http://pcweb.mycom.co.jp/column/dream/dream011.html というエッセイならありますけど。(外していたらごめんなさい)。
>ダイヤモンドホテルのロビーだった。退屈な経済シンポジウムに飽きあきして
>私は あくびしながらソファに座った。
の「退屈な経済シンポジウムに飽きあき」のあたりが知性派演出だったりして。
嘘エッセイにしても、「ダイヤモンドホテル」でダイヤを拾う紳士というベタさが
すごいです。
>道を歩きながら「世界にはなんでもある、なんでも落ちている」と心の中でつぶや き、
>あちこちきょろきょろしている。
が、今となってはパクり元捜しにしか読めないところも感動的(?)です。
しかし、このエッセイ、さすがにどこからもボツになったんだろうと思ったら、
『オカルト』に収録されていたのにはのけぞりました。
34 【乱D文庫-168】 【おしらせ】MSNがDQNに改名しますた
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MSNジャーナルの「へんな、遊び」の読者感想でも
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●元記事
へんな、遊び
(田口ランディ:3月19日)
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▼白目でみる感じ
私は白目でものをみます。視界は広く「ぼやっ」とした感じ。ものの動きが、
意識して黒目で見ているときよりも純粋に動いている感じがします。
(妙な例えですみません)
白目で見ているときの目は、黒目がどこかの一点に集中していて、凍り付いている
ようになっています。実際、そのものは(黒目で)ハッキリ見ている。
でも、意識は白目に集中。そんな感じです。
「肌」で見る、「意識」で見る、「アタマ」でみるという感覚に近いような気がします。
視界はぼけているのですが、すると不思議と、純粋な動き、雰囲気、感情が見える感じがします。
好きな男がいて、気を引こうとして、他の男と喋りながら様子を見るときに役に立ちます。(笑)
私はやや斜視なので、こういう芸当を身につけることができるようになったのかなと、自分で分析しております。
―アリシア
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ここ最近続くMSNの電波感想文は、本気なのか巧妙なあてつけなのか…
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http://journal.msn.co.jp/articles/nartist2.asp?w=148625 読者のみなさまへ
2002年4月9日
【田口ランディさんのコラムについて】
田口ランディさんの小説「アンテナ」「モザイク」における盗用をめぐる問題について読者の
皆様からさまざまなご指摘を受けました。MSNジャーナルに掲載されているのはエッセーで、
両作品や小説が掲載されたことはありませんが、ジャーナル編集部では、田口さんが深く反省
・謝罪し、先方もそれを受け入れる構えであること、両作品の出版元である幻冬舎のサイトで
田口さん自身による説明がなされていること、報道などですでに社会的制裁は受けておられる
こと、などを考え、これまで通り、田口さんがメール配信されているコラムの転載を継続する
ことを決定しました。
長年、田口さんの作品にかかわってきたジャーナル編集部としては、あえて門を閉じることは
せず、今回の経験を踏まえて新たな出発をなさることを応援したいと考えております。さまざま
なご意見がおありとは思いますが、ご理解いただければ幸いです。
MSN ジャーナル編集部 スタッフ一同
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473 名前:無名草子さん :02/04/09 21:11
MSN、「盗用」という言い方をしてて何気にすごい。
無断引用と言わずに「盗用」と言い切ったことは評価したい。
三発目の花火が上がったら、MSNも田口を切らざるえないだろう。
35 【乱D文庫-169】……100万回盗んだサル……の巻
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316 :無名草子さん :02/04/09 00:12
別件で検索していたら、こんな個人の日記を発見。URLのほうは
いちおう貼らないでおきます。
>嫉妬
>田口ランディさんの、短編恋愛小説は、「100万年の孤独」という、
>ものです。下の日記の続きね。彼女は年下の男の子に恋をして、しばらく
>彼と暮らしていた。彼の過去に嫉妬し、彼が出ていってから、彼が将来で
>会うであろう「白ねこ」に嫉妬する。ランディさんの小説では、彼女は
>彼を100万回生きたねこの、100万分の1回殺した飼い主だっただけ
>なのか。。。という感じです。2002年04月01日 19時23分24秒
>佐野洋子著「100万回生きたねこ」より
>有名な絵本ですよね、読んだことはありますか?
>この絵本をモチーフにした、田口ランディさんの、短編恋愛小説を、
>さっき読みました。絵本の内容もかいつまんで書いてありましたので、
>転記すると。。。「100万年も、しなない、ねこが、いました。
>100万回も、しんで、100万回も、生きたのです。りっぱなとらねこで
>した。100万人の人が、そのねこがしんだとき、なきました。
>ねこは1回もなきませんでした。あるときねこは、のらねこに生まれる。
>誰のねこでもない自分になって、ねこは自分が大好きになる。
>そして、白いねこと出会って、白ねこを心から愛する。
>幸福な時が過ぎ、老いて白ねこが死んだ時、ねこは悲しみのあまり
>自分も死んでしまう。ねこはもう決して生き返りませんでした。。。。。
>書店で買って読んでみたくなりました。
って、これってさ、全文引用ぐらい引用してないか?>絵本から
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317 :無名草子さん :02/04/09 00:24
>>316 既存の絵本をモチーフに小説を書くという発想もすごいし、
タイトルはタイトルでマルケスをパクっているのもすごい。
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318 :無名草子さん :02/04/09 00:26
引用ってかいてあるならまあ合法っちゅーか。
しかし引用と全文引用と創作に境はないのか、ランディには
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323 :無名草子さん :02/04/09 00:38
ガルシア・マルケス著『百年の孤独』ですね。
マルケスとランディで検索したら、こんなサイトもあったよ。
コンセント用語解説集 「コンセントを3.14倍楽しむ方法」
http://216.239.35.100/search?q=cache:U1j_9K925oYC:www.din.or.jp/~happy/randy/spiritual/concent.html+%83%7D%83%8B%83P%83X+%8C%C7%93%C6%81%40%83%89%83%93%83f%83B&hl=ja ところで、ランディが『百万年』などと言い出したら、オレは躊躇なく『恐竜百万年』を連想する。
『猿の惑星』と同じ頃のハリウッドB級SF映画。
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36 【乱D文庫-170】 ウソつきノンフィクションに騙される人たち……の巻
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もう消費すら快楽じゃない彼女へ
の中から、
人を殺す人、自我を殺す人 一部引用
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まあ、話はランディが若いときに飲み屋に行って、そこで酔っぱらいの
オヤジと知り合って、酒を飲み、
それから暫くして、そのオヤジが、一家惨殺の犯人として捕まったのをテレビで観るという話なのだが、
マスコミはそのオヤジを殺人鬼の様に報道していて、後に新聞報道で知るのだが、
実はオヤジは商売を始め、大きな借金を背負い、その借金が膨らんでいく原因が、殺された家族あった。
破産したその家族の家の権利を、裁判所からオヤジは大金をはたいて買ったのだが、
その住人が立ち退きを拒否し、居座り続けたのだった。
思い通りに出来ない相手の自我を殺す為に肉体を殺してしまった。
人は、多くの場合、相手の肉体を殺したいのではなく、相手の自我を殺したくて、殺す。
肉体を切り刻むのが目的ではない。
なんて事が書いてある。
肉体殺しの「屠殺者」の気持ちは理解できないが、自我を殺そうとする殺人者の気持ちは少しわかる。
思い通りにならない他人の自我を、
私もときどき殺してやりたいと思うから。
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だそうな。
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382 :日垣スレから転載 :02/04/09 06:37
吉田司がお猿を絶賛してたとか↓
吉田司のランディ絶賛というのは
「あなたは男でしょ。強く生きなきゃ、ダメなの」(草風館)
という評論集のなかの「デジタル『多重人格』化時代が始まった!」って文です。
(初出・AERA 01/3/12)
>私がランディにひとつ胸キュンさせられるのは、彼女の人生が、
>これから語る戦後日本の<親と子>の離れられない物語=家族の呪縛史を
>必死でねじ切ってゆこうとした独りぼっちの娘の冒険譚だからである。
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383 :無名草子さん :02/04/09 07:58
佐野真一も猿に騙されていたし、ノンフィクション分野のおやじたちは
軒並み猿に抵抗力ないのが証明されています。
吉田司は多少あやしいなと思ったようですが、でも罪状は同じですね。
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384 :無名草子さん :02/04/09 08:10
胸キュン……はあ、そうですか。
今のランディは、「戦後日本の<親と子>の離れられない物語=家族の呪縛史を
必死でねじ切ってゆこうと」しているどころか、父親ネタをこれでもかと繰り出す
ネタ枯れエッセイストのようにしか見えませんが。
最新のコラム
http://www.melma.com/mag/26/m00001926/a00000095.html でも、
最新の日記
http://www.chikumashobo.co.jp/web/taguchi/t020402.html でも、
お父様が登場していますしね。
37【乱D文庫-171】【盗作猿は如何にして臨床心理学を「専門分野」にしたか?】ー1
●まずはお猿の自己紹介から
http://216.239.33.100/search?q=cache:sWtl11Kn3XAC:www.demeken.co.jp/magicpoint/mlpump/best/mss/048.html+%88%FA%97%90%95%EC%8EF&hl=ja >田口ランディ
>
> 職業・文筆業/星座・てんびん座/血液型・A型 /♀
> 専門分野・臨床心理学・自然科学・マリンスポーツ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
342 :無名草子さん :02/04/09 01:33
久しぶりに図書館に行ってみたら、
何気なく手に取った本のうち2冊にランディのインタビューが
載っていて、ストーキングされてる気分になった。
せっかくだからネタ探ししてみると
『この文庫がすごい!2001年版』(宝島社)
田口ランディ「忘れられない50冊」より
(略)
>18歳で上京してきて、都会の生活と男漁りがバカ面白くて
>読書どころじゃなくなってしまった。お金もなかったしねえ。
>ところが19歳のときに引っ越した三鷹台のアパートの隣の部屋に
>住んでいた大学生のお兄ちゃんが、えらい読書家だった。
>なにかにつけて影響されやすい私はすっかり彼の部屋に入り浸って
>彼がすすめる本を片っ端から読みはじめた。
>このお兄ちゃんが、私に哲学や心理学を教えてくれた。
「教えてくれた」とあるけれど、哲学や心理学の本を読み始める
きっかけとなった、ぐらいの意味でしょうな。
(つづく)
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343 :342つづき :02/04/09 01:44
それから、20歳の頃にユング心理学を知ったという話に続いて
>なんだか心理学って面白そうだなあと思い、
>当時、和光大学で教えていた岸田秀さんの授業に潜り込んで
>みたりした。岸田さんは『ものぐさ精神分析』(中公文庫)を
>出版したところで、学生の人気者だった。
>となりの部屋のお兄ちゃんのすすめもあって、哲学塾なるものに
>通いだすのもこのころだ。
>吉祥寺でホステスしながら飲んだくれて哲学していたわけで、
>なんだか青春だよなって感じ。
>たぶん高卒の私は「インテリジェンス」みたいなものに
>憧れてたんだろう。とはいえこのころに教わった
>弁証法は、その後の人生にはけっこう役に立ったような気がする。
授業に潜り込んだというのは、聴講生だったという意味?
嘘エッセイの大学時代というのもこの頃の事でしょうか。
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38【乱D文庫-172】【盗作猿は如何にして臨床心理学を「専門分野」にしたか?】ー2
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344 :無名草子さん :02/04/09 01:47
>>343 これだよきっと(笑)! 大学生話のタネ明かし。
大学に勝手にもぐり込んでたことを、アタシの大学時代
としてエッセイに書いてたってことだろう。わはは。
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345 :無名草子さん :02/04/09 01:49
>343
>高卒の私は
高卒と白状してるね。
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346 :ghq :02/04/09 01:52
(略)
>18歳で上京してきて、都会の生活と男漁りがバカ面白くて
>読書どころじゃなくなってしまった。お金もなかったしねえ。
>ところが19歳のときに引っ越した三鷹台のアパートの隣の部屋に
>住んでいた大学生のお兄ちゃんが、えらい読書家だった。
>なにかにつけて影響されやすい私はすっかり彼の部屋に入り浸って
>彼がすすめる本を片っ端から読みはじめた。
>このお兄ちゃんが、私に哲学や心理学を教えてくれた。
もう消費すら快楽じゃない彼女へ
の中から、 もう一つ・・・・
通り魔事件と新聞専売所 の中から一部引用
「私は十八歳から十九歳までの、一年間、都内の新聞専売所に住み込みで働いていた」
「この生活サイクルの中で、新聞配達以外の事をする時間は思うよりない」
「男の子がたくさんいたけど、手を出してきたのは○○君だけだった。あとはみんな真面目な子たちだった。」
と書いてありますが?(ワラ
確かにこの時の若い連中で飲みには行っていたみたいだし・・・って、
未成年じゃねぇか?!
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347 :ghq :02/04/09 01:56
ちなみに、新聞小学生を始めたのは、大学に行く学費の為だそうで、
学校には
行く暇が無かったと書いている
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39【乱D文庫-173】【盗作猿は如何にして臨床心理学を「専門分野」にしたか?】ー3
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
349 :342つづき :02/04/09 02:09
面白いのでもうちょっと引用してみますな。
>342のあと、同じく19歳の頃。
>このころ読んで、いまだにその影響下にいるのは石牟礼道子さんの
>『苦海浄土』『天の魚』(講談社文庫)である。
>どちらも文庫で読んだ。石牟礼さんの作品はその後もいくつか
>読んではいるけれど、とにかくこの2作のインパクトが凄すぎて
>他の作品が霞んでしまう。この作品はフィクションなのかノンフィクション
>なのかさっぱりわからない。現実なのか夢なのかさっぱりわからない。
>だがリアルなのだ。すべてを凌駕してリアルなのだ。
>つまりリアルとは、それがフィクションなのかノンフィクションなのかが
>問題なのではない。皮膚感覚あるいは身体感覚に訴えてくるもの、
>魂に訴えてくるものであれば、それがリアルなのだ、ということを知った。
ほっほう。それが嘘エッセイを書き散らしても良いという考えの元なのだな。
嘘エッセイの集大成『もう消費すら快楽じゃない彼女へ』のオビにある
「刹那の時代のリアルストーリー」という文句は
リアルだったらウソでもいいんでしょ!という意味だったのだね!
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351 :無名草子さん :02/04/09 02:16
これ絶対ウソです。身元がバレるから詳しくは語れません。
それにしても、20年間に中公文庫って・・・文庫になってからの読んだのかな(w
>当時、和光大学で教えていた岸田秀さんの授業に潜り込んで
>みたりした。岸田さんは『ものぐさ精神分析』(中公文庫)を
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358 :342 :02/04/09 02:24
>351
書き忘れていましたが、カッコ内の版元名は編集部調べによるものだそうです。
(文庫本を紹介するムックの中の文章なので)
そのまま写してしまったため誤解を生んでしまいました。スンマセン。
当時ランディが読んだのは文庫ではないということです。
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359 :351 :02/04/09 02:25
『ものぐさ』シリーズは、青土社から出てた本です。
てか、そんなことじゃなくて。
わたしは、ランディとある人が『ものぐさ精神分析』について
話していたのをそばでずっと聞いていたことがあるのです。
最初は、その人はランディに「読んでみたら? おもしろいよ」というような
感じで好意的に軽く勧めたわけです。ところが、ランディは、例のシッタカを
カマして必死に話を合わせていました。
「もう読んでしてる」フリは、ハタで見ていても恥ずかしくなるようなもので・・・・・・。
わたしは、いたたまれなくなって最後の方はその場から離れたように
記憶してます。20年どころか、10年も前のことではありません。
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40【乱D文庫-174】【盗作猿は如何にして臨床心理学を「専門分野」にしたか?】ー4
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361 :無名草子さん :02/04/09 02:33
>>359 田口は和光にもぐりこんで岸田の授業を勝手に聞いたのはほんと。
でも当然理解できなかった。ということもあるのでは?
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362 :351 :02/04/09 02:40
>361
それは、可能性としては否定できません。
けれど、たとえば、自分が読んだ本の話しを誰かがしていて、
それを聞いていてその人が本当にその本を読んだかどうかは判るものですよ。
そのときのランディの話は(も)支離滅裂で、相手の人が本の内容の話を
すると調子よく「うんうん、そうそう」と肯いてすぐに別の話題に振るのです。
そして、その人がしゃべった岸田説を否定するようなことを必死でまくしたててました。
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363 :無名草子さん :02/04/09 02:44
なんにせよ、田口が大学生ではなかったことは証明されたと思う。
サッチーのコロンビア大学みたいなもんだね。
和光に勝手にもぐり込んだことさえウソだったら救いようがないけど。
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364 :無名草子さん :02/04/09 02:45
>359 仮説として
ランディ20歳の頃、和光大に潜り込んで岸田氏の講義を聴く。
(1、2回ほど)
今から10年ほど前。ランディ、とある人から岸田氏の「ものぐさ精神分析」を
進められる。読んでいない。シッタカしておく。
つい最近。宝島社から文庫本を紹介する仕事を受ける。
岸田氏の本が文庫になっていることを知る。それを書こうと思う。
でもまだ読んでいない(かもしれない)。
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365 :無名草子さん :02/04/09 02:48
わたしも実は四半世紀前に大学で心理学を学んでいたので、当時の岸田氏なり『ものぐさ精神分析』
のエセ科学としての大衆人気を、専門の連中が苦笑いしながら眺めていた状況はそれなりに知って
います。
>>359さんが指摘されているように、岸田さんの“ものぐさ”シリーズは、青土社から
いろいろと出てましたよね。文庫版はずいぶん後じゃないのかな。1980年前後というのは、まだ
70年代の大学紛争の残骸……といった“祭りのあとの落ち着かない空白”のような雰囲気が残って
いて、学生でなくてもニセ学生としてあちこちの大学の抗議に潜り込むなんてのが当たり前に行な
われていました。いまの大学の様子は分からないのですが、各大学とも出席などがイナカの進学校
なみに厳しくなったので、昔の“自由なキャンパス”みたいな雰囲気は想像も付かないでしょう
けど……。だから、大学生でなくても、巷で人気のセンセイの講義などに潜り込むのは全然簡単
でした。とくに岸田氏は通俗的な人気が抜群だったんで、そうしたニセ学を引きつける“トリモチ”
のようなものだったでしょうね。和光はとりわけ「自由な校風」が売りの大学でしたし。
……
>>342-346の文章は初めてみましたが、ここから察するに、ランディこと馬場けい子は、
たぶん“勤労青年”として近所のお兄さんにレクチャー(笑)を受けたり、こっそりと和光の
人気講義に潜り込むという“スクーリング”で、心理学を学んだんだろうね。……っつーか、
それってただの物見遊山じゃん!
「学んだ」などという言葉を使うのは、ハズカシすぎる経験だろが。そんな程度で「学んだ」と
豪語できるなら、路面電車に乗ってるガキンチョは、たいてい「電車の運転を学んだ」ことになる
だろっての。
41【乱D文庫-175】【盗作猿は如何にして臨床心理学を「専門分野」にしたか?】ー5
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366 :351 :02/04/09 02:50
>364
いえ、読んでいるとは思います。内容的にはランディの好きそうな本ですし。
ただ、これはわたしの推測ですが、本当に読んだのは、その人から岸田の
名前を聞いてからだと思います。支離滅裂に否定的なことを言っていたけど、
実際に読んでみて感心したのだと思います。で、前から知っていたという
ストーリーを自然に作り上げたのだと。和光大学うんぬんの話はもちろん
脳内ストーリーだと思います。
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368 :田口へのインタビュー記事によると :02/04/09 02:56
http://www.aretesyndrome.com/special/07/interview.html > 私は神秘的な事への興味は13歳の頃から明確にありました。
>その当時心酔していたのがヘルマン・ヘッセの「デミアン」という小説でした。
>ヘッセを通して宗教や東洋哲学やユングを知りました。
>読書家だったので、中学の頃から非常に本を読んでいて物知りでした。
>今もその時の知的財産で食いつないでいます。
まぁ、ツッコミどころの多い文章ですが(笑)、
>>342-343の話との整合性や、これ如何に?
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371 :田口へのインタビュー記事によると :02/04/09 03:01
続けてですが、
http://www.aretesyndrome.com/special/07/interview.html >18歳で家を出て学費を稼ぐため新聞専売所の炊き出し、神社の巫女、
>専門学校、銀座のホステスその後広告代理店勤務、インタビュアー、
>編集プロダクション経営、ノンフィクション作家、妻、母親......そして作家
大学へは行っていませんね。
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376 :田口へのインタビュー記事によると :02/04/09 03:15
既出かもしれませんが、インタビューを締めくくるのは↓
>ここはこだわっている、大切にしているということがありましたらお聞かせください。
>
> 今日、私は自分に正直に言葉を使ったか。
>誰かを批判し批評するために言葉を選ばなかったか。
>本当に伝えたいことを伝えるために努力したか。
>言葉を汚さなかったか。
>自分を正当化しようとしなかったか。
>誰かを言葉によって傷つけなかったか。
>自分の自意識のために言葉をゆがめなかったか。
>難しい言葉をあえて使おうとしなかったか。
>知識をひけらかさなかったか。
>理解されようと精一杯の努力をしたか。
>言葉に感謝して使ったか。
http://www.aretesyndrome.com/special/07/interview.html もう絶句…。
----------------------------------------------------------------
387 :無名草子さん :02/04/09 10:14
>>376 何か自己啓発セミナー臭がむんむん匂う言葉だね(w。
経歴の中で高額な英会話教材のセールスしてた過去も語ってたよ。
恐怖の善意トーク(保険の外交みたいに)で売り込んでたって<乱D。
42【乱D文庫-176】【盗作猿は何ゆえに謝罪を拒むのか?】
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430 :無名草子さん :02/04/09 16:41
>ごめんなさいの魔法 2001.5.8 一部抜粋
----------
>私は謝り下手だった。
>子供の頃から「頑固者」と言われてきた。「ごめんなさい」と非を認
>めることができない。素直になれない。謝ろうとすると体が固くなった。
>言葉も出ない。自分が石になってしまったみたいだった。
>本当に自分に非がある時。人間関係の中で自分の未熟さが原因で問題
>を起こしてしまったような時、私は子供の頃と同じように今でも謝り下
>手だ。
>(私だけが悪いわけじゃない)という気持ちをいつも持っている。もち
>ろん、この世界のあらゆる出来事は、微妙な偶然と偶然の組みあわせに
>よって巻き起る。人間同士の諍いも原因を突き詰めていくと実は何が悪
>かったのかわからないことが多い。世界の本質は人知を越えている。
>でも、それでも人は、自分の行動に責任を持たなければいけないし、
>間違った行動をしたら反省しなければならない。それが謝罪というもの
>だろうけど、私はなかなか反省ができない。反省しちゃうと何かが壊れ
>そうで怖いのだった。
-------------
手に負えんやっちゃ。
----------------------------------------------------------------
431 :無名草子さん :02/04/09 16:42
壊れるのは肥大したセルフイメージね。
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432 :無名草子さん :02/04/09 16:43
>(私だけが悪いわけじゃない)という気持ちをいつも持っている。
この心根がNAOさんに「あなたは自分勝手だ」と書かしめるのでせう。
----------------------------------------------------------------
433 :無名草子さん :02/04/09 16:45
>人間同士の諍いも原因を突き詰めていくと実は何が悪
>かったのかわからないことが多い。世界の本質は人知を越えている。
こう思い込みたいんだろうかね。
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434 :無名草子さん :02/04/09 16:45
どっちが「自分勝手」か?
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43【乱D文庫-177】
【盗作猿は如何にして殺人被害者を足蹴にし、加害者に“共鳴”してきたか?】ー1
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★田口ランディのコラムマガジン★★2002.4.09
「少年犯罪被害当事者手記集」を読んで
http://www.melma.com/mag/26/m00001926/a00000096.html (下記に全文引用するが、原文では1センテンスごとに、1行あけて改行してある)
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子供は弱点になってしまった。
以前は子供の話題で泣くようなことは絶対になかったのだが、自分が子供を産み、
子供を身近に感じていると、子供が苦しんだり、亡くなったりする話を聞いただけで
涙が出てきてしまう。
なんでえ!と思うのだが、自分でもどうしようもない。情けないし恥ずかしいのだ
が、先日も、知人の娘さんがガンで亡くなった話を聞いていて涙がうるんでくる。
ギャー。私ってばどうしちゃったの。こんなにも自分が子供に感情移入してしまう
と、もう、子供の話は書けないなと思う。冷静ではない。断じて冷静ではいられない
のだ。
先日『話を、聞いてください』(サンマーク出版)という本を読んだ。
まいった。まいってしまった。この本は「少年犯罪被害当事者手記集」とサブタイ
トルがついている。
少年犯罪被害者……。つまり、自分の子供を「少年」と呼ばれる年齢の人間に殺さ
れた方達の手記集である。
少年犯罪、と聞いて、私が真っ先に思い浮かべたのは「酒鬼薔薇聖斗」の事件だっ
た。それから、女子高校生を監禁してリンチした上に殺害して、ドラム缶に捨てた少
年たちの事件……。どちらも、世間で話題になった事件だ。だから記憶に残っている
のだと思う。
でも、この本を読んでみると、少年犯罪というのは、ほとんどが新聞記事にもなら
ずに、どこにも報道もされずに消えていくのだなあ、ということがわかった。ああし
てマスコミに取り上げられるような事件はごく一部なんだ。そのことを実感した。
この本には13の事件が取り上げられ、各事件の被害者となったお子さんの名前、
生年月日、事件当時の年齢、事件の起こった月日、そして命日が記されている。
【つづく】
44【乱D文庫-178】
【盗作猿は如何にして殺人被害者を足蹴にし、加害者に“共鳴”してきたか?】ー2
【つづき】
最初の事件の被害者、西條一幸君は14歳。事件当時、隣に住んでいた一学年上の遠
い親類にあたる少年に石を投げられて亡くなった。
海で泳いでいるとき、防波堤の上から重さ6.2キロの石を投げられ、それによる
頭蓋骨陥没により即死の状態。このときの加害者の少年の供述は「気づかせようとし
て石を投げた」というもの。
少年法によって、加害者は「重過失致死」扱いとして保護観察処分に。その後、加
害者の少年は高校へ進学。警察も学校も事故として扱い、刑事事件として審議される
ことはなかった。
以降、13件、このような「事件のあらまし」と、それに続く被害者遺族の方達の
手記が続く。
多くは同級生や先輩により集団リンチ。逆恨みによるメッタ打ちの殺害。その殺さ
れ方は「なぜここまで?」と思うほどに残虐で、読んでいて苦しくなる。
しかし、どの事件も、少年法に守られた少年たちは密室の審議によって「保護観察
処分」扱いとなっている。
■できれば見たくない
読み終わったときの、私の気持は複雑だった。
ご両親の苦しい気持は察することができる。もし、自分の子供がさしたる理由もな
く集団リンチに合い、顔が変形するほど長時間に渡って殴り続けられ、そして、無残
に死んでいったなら。そう考えると、恐ろしさに吐き気がしてくるのだ。
この本のタイトルは『話を、聞いてください』だった。でも、私は本当に正直に言
うと、聞きたくないと思った。このような話を自分に聞かせないでほしい、そう思っ
て耳を塞ぎたくなったのだ。
もし聞いてしまったら「もしかして自分の子が……」という不安が必ずよぎる。そ
のような不安を持ちたくない、という、気持が本能的にわき起こってしまう。そし
て、不安をもたらすものに「不快」な感情を感じてしまうのだ。
【つづく】
45【乱D文庫-179】
【盗作猿は如何にして殺人被害者を足蹴にし、加害者に“共鳴”してきたか?】ー3
【つづき】
手記のなかで、多くの被害当事者の親ごさんたちが「自分たちが被害者なのに、自
分たちの方が近所から白い目で見られ、辛い仕打ちを受けている」と訴えておられ
た。
でも、私にはその構造がわかるような気がした。私は弱い人間だ。だから、自分を
不安にさせる存在を無意識に遠ざけてしまう。たかだか本で文章を読んだだけなの
に、もう、自分のなかに、このような現実を知りたくない、という気持が起こり、そ
れは、あと少しで、その現実をつきつけてくる相手への怒りに変わりそうなのだ。
私は、この本を読んで、まさかこんなに、自分が「不快」で「不安」な感情に襲わ
れるとは思ってもみなかったので、ショックを受けてしまった。
息子さんを、同じ年ごろの少年たちに殺されて、殺した側の少年たちは、何の罰も
受けずに何事もなかったかのように進学し、成長していく。その様子を、近所で見続
けていかなければならないのは、なんという苦痛だろうかと思う。
それなのに、私はこの手記を読むと「不愉快」なのである。
自分で自分にびっくりしたし、責めた。私はなんて人非人なんだろうって思った。
だけど、どうしようもないのだ。私にも子供がいて、自分の子供のことがいつも心配
なのだ。その心配に拍車をかけて、しかも最悪の事態を見せつける相手を、私は、排
除しようとする。
そんな自分の心の動きを、どうしようもなかった。
だから、たぶん、少年犯罪被害当事者の方たちは、苦しいんだろう。誰にも話せな
いんだろう。私のような母親がいるから。
■「不安」を越えていくもの
私は、自分はかなり「不安」に対して耐性があると思っていた。自分に「不安」を
つきつけてくる相手に対して、あからさまに不愉快な感情を抱かずにコミュニケーシ
ョンがとれる方だと、思い込んでいた。
でも、それは、私自身を脅かす類いの不安だったのだ。それなら、自分で背負い込
めるのでなんとかふんばれるのだ。だけど、自分ではない「子供」を脅かしてくる不
安に関しては、もうボロボロだった。
子供は自分ではないだけに、よけいに不安で心配なのだ。自分ではない他者だか
ら、他者なのに自分のように愛おしいから、自分でうまく感情をコントロールできな
くなるのだ。
本来なら、私のように子供をもつ親が、この手記に共感すべきなのだろう。私も理
性では共感できる。頭では「子どもたちを被害者にも、加害者にもしたくない」と思
う。だけど、私の感情は、この手記をどこかで拒否してしまうのだった。
【つづく】
46【乱D文庫-180】
【盗作猿は如何にして殺人被害者を足蹴にし、加害者に“共鳴”してきたか?】ー4
【つづき】
ここに記されていることが、あまりにも理不尽で、無残で、悲惨なために、私はそ
れを受け止めることができない。
文章から溢れだしてくる、ご両親の怒り、憎しみ、嘆き、哀しみ。そういったもの
を、受け止めることができず、消化不良を起こして、それが「不快」な感情となって
自分に立ち現れて来てしまう。
本当に申し訳ないことだと思う。なぜ、共感できないのかと、情け無く悲しく思
う。でも、正直なところ、いまはできなかった……。
もしかしたら、子供をもたない人の方が、この手記を冷静に読めるのだろうか、と
も思った。わからない。思考が停止してしまった。
『話を、聞いてください』読み終えて、このタイトルの意味を思う。
読むまでは、なんということのないタイトルだなあ、などと思っていた。だけど、
読み終わってからは、このタイトルの重みを感じずにはいれない。
『話を、聞いてください』と少年犯罪被害当事者の方たちが叫ぶのは、話を聞く人
間がいないからではないのか。というよりも、聞ける人間がいないのではないか。こ
の悲惨な現実に耳を傾けて、ただ、じっと話を聞き続けることのできる「誰か」が、
いま、不在なのではないか。
げんに、私は聴けない。もう苦しくなっている。本を読んだだけなのに。
聴くということの意味を、改めて、考え直している。聴くってなんだろう。ずっと
ずっと考え続けてきて、またここにぶち当たってしまった。
私から母親の部分をそぎ落とせば、聴くことができるんだろうか。
なにが苦しくて私は聴けないんだろうか。なにを恐れているのか、なにに脅えてい
るのか。きっと私のなかに、この手記を書いた方々と相似形の怒り、憎しみ、嘆き、
悲しみ……、そんなものが眠っているのだ。それに気づくのがイヤなのかもしれな
い。
私はこの脅えのために、とてもたくさんのものを受け取れずに失っている。そんな
気 がする。自分はもう大丈夫なのに、過去の記憶に囚われて、負の感情を必要以上に
恐 れて排除している。そんな気がする。
それは、私だけの問題なのか、それとも世代的な問題なのか、それとも時代的な問
題なのか。私は改めて思う。私は、負の感情の処理が下手だ。そのような負の感情の
もっている豊潤さに気がつくための回路が閉じている。
感情に善悪はないはずだ。感情はダイナミックな命の現れのはずである。そこに身
をまかせれば感情が人を滅ぼすことはないはずなのに……。
自分になにかが足りないんだ。それはわかっている。だけど、なにが足りないのか
が、わからない。
========================================
私的田口ランディ通信 →→→ メール読者のみなさまへ
========================================
■今回ご紹介した本は
少年犯罪被害当事者手記集
『話を、聞いてください』(少年犯罪被害当事者の会著)サンマーク出版
定価1400円です。
もし、読んだ方がいらっしゃったら、どんな感想をおもちになったか教えてくださ
い。
mailto:
[email protected] ■4月17日まで、バリ島のお祭りに行って来ます
==============================================================
【全文引用ここで終了】
47【乱D文庫-181】
【盗作猿は如何にして殺人被害者を足蹴にし、加害者に“共鳴”してきたか?】ー5
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449 :無名草子さん :02/04/09 19:04
今日配信された乱ディメールに、またもやDQNな表現が……
「涙がうるんでくる」……涙は最初から潤んでるよ!
目が潤んでくる、だろが!
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450 :無名草子さん :02/04/09 19:05
今回のメールのエッセイ読んで、
やっぱり田口ランディは作家だと思った。
良くも"悪くも"ピュアなんだよ。素直な気持ちをさらけ出してる。
それが心をいつしか堅い殻に閉じこめて、表面で語るやつらには、
鏡のように見せつけられているようで耐えられないのだろう。
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452 :無名草子さん :02/04/09 19:17
>>450 縦読み?斜め読み?
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453 :無名草子さん :02/04/09 19:23
おいおい(笑)>450ゲットズザー
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454 :無名草子さん :02/04/09 19:42
今日配信されたメルマガは一体何を言いたいのか全く分からなかったyo。
しかもサンマークから送られた本の感想から前回と同じ「自分語り」へ。
全く懲りない家族ネタのパターン展開。
子供の事触れてるけど、昼間は保育園、夜は旦那に預けて呑み歩きの馬鹿母に
ウンチク垂れられてもウザイだけだよ。
この人って基本的に出版社から送られた本しか読んでないじゃないの、最近。
で、宣伝もかねて紹介するもいつも未消化で終わってる。
----------------------------------------------------------------
457 :無名草子さん :02/04/09 19:52
>>454 「母性」をアピールすることで、いい人チックなムードを醸し出そうとしている
と私はうけとった....
その手の話題に、子どもがいるとかいないとかそういう切り口を持ち出されると
私は非常に腹が立つ。
子どもがいようがいまいが、未来ある子どもたちが同じく未来ある子どもたちに
殺されるだなんて苦しいことにきまっているじゃないか。
そう思わない?>all
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48【乱D文庫-182】
【盗作猿は如何にして殺人被害者を足蹴にし、加害者に“共鳴”してきたか?】ー6
----------------------------------------------------------------
458 :無名草子さん :02/04/09 19:55
>>454 ほんと、あんたみたいにただ思ったこと言うことほど簡単なことはないよなあ。
なんでもひねればいいってもんじゃないんだよ。
ワンパターンというが、大切なことは案外シンプルでそういうものだよ。
あんたの毎日の人生、寝て起きてワンパターンでないと言い切れるか?
まったく、そのなかに少しでも輝くものを見つけられないのか?
心が枯渇しきっているんじゃないの。
よくもまあそんな主婦の井戸端会議のように下品なことばかり書くよ。
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459 :無名草子さん :02/04/09 20:02
>450
同意。素直な気持ちをさらけ出す「だけ」。しかしそれが「作家」だと
するのは作家たちに失礼。
既出の『ジロさんの憂鬱』にしても、「他人の精神を思い通りにしたい」
なんて一言で済ませられるような事件じゃない。だから山崎哲は、その
痛ましい事件を2時間の芝居に「昇華」したんだよ。しかしランディは
それをまったく安易な一言で片付ける。本を読んでも「自分には何かが
たりない、でもそれが何かはわからない」と結論つけるだけ。
実は山崎哲のほうがランディよりよっぽど人間的に問題のある性格
なのだが、創作者として、事件に向き合う作家として、ランディより
余程真摯だ。「人格と作品は別」とは山崎のようなタイプの作家に
対して使用したいエクスキューズだ。決してランディにではない。
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460 :無名草子さん :02/04/09 20:02
まぁ今回の書評読んでみたけど。
まぁなんつーか、こんなもんなんじゃないの。
とくに才能を感じるってもんでもないし、
ただ、こういうのを好きなヤツはいるのかもな。
という気はした。
ランディは編集やってたから読者のそういう部分を
つく技術はあるね。
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461 :無名草子さん :02/04/09 20:12
なにげにマイナス宣伝が一番巧いのは
実は
>>458あたりのような気がする。
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50【乱D文庫-184】
【盗作猿は如何にして殺人被害者を足蹴にし、加害者に“共鳴”してきたか?】ー8
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474 :無名草子さん :02/04/09 21:13
現実が残酷で重すぎて受け止めきれないってことだよね。
それを不快って表現するのがなあ……オリジナリティを出したかったのか、
もともとそういう言語感覚の持ち主なのか。
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476 :無名草子さん :02/04/09 21:19
不快と言い切っておいて、読者を一旦驚かせて引っ張っていく書き方もあるとは思うけど、
こんな思い切った表現を使うのであれば、せめて後半に建設的な意見を述べて欲しかった。
このコラムはなんというか言いっぱなしというか、それこそ石でも突然投げつけられたみたいに不快になる。
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477 :無名草子さん :02/04/09 21:22
今回のコラムを要約します。
「なにこれこわいよー、読みたくないよー、けどサンマークが送って
きたから宣伝してあげなきゃ、でもやっぱりこわいこわーい、えんえんえーん」
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479 :無名草子さん :02/04/09 21:35
自分や家族に降りかかる可能性のある「不安」を“不快”に思ったり、視野から排除
しようとするのは、別に珍しいことではなくて、心理学でいう「機制」の一種かな??
田口センセイは自分の中で,また大発見をしたおつもりのようでありますが(藁。
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480 :無名草子さん :02/04/09 21:55
http://www.melma.com/mag/26/m00001926/a00000096.html 『話を、聞いてください』がどんな本なのか殆ど解らなかった。
特に、この本の肝だと想像される犯罪被害者遺族の訴えがさっぱり見えてこない。
そのため、ただでさえ下手くそな田口ランディの自分語りが一層意味不明になっている。
はっきり言って何をどう読み取ってほしいのか、まるで解らない。
普通のきちんとした文章を書ける人が紹介していたら、この本を
手に取る人はもっと増えていただろうと思うと非常に残念である。
以上、なるべく偏見が入らないように書いたつもりの感想。
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481 :無名草子さん :02/04/09 22:03
「不快」に「不愉快」ねぇ……その本は読むと辛くてたまらない気持ちにさせる
内容だったのかもしれないけど、いくらでも言い様はあっただろうに。
いや、ランディが確信犯的に選んだ言葉という可能性も高いけど。
この人、以前「宅間さん」を切り捨てるに忍びないとか、どひんしゅくなコラムを
書いていて、どうして被害者の子どもやその親御さんなどへの配慮も思いやりもない
文章を書けるのか不思議と言われていたでしょう?
どうやっても加害者側にしか感情移入できない人なんだなと思います。
子どもがいるから、この子に何かあったらと考えてしまい理性的になれない、
なんていうのは、絶対に嘘。
もしそうだったら、「宅間さん」コラムをああいう風に書けないですよ。↓
http://www.melma.com/mag/26/m00001926/a00000078.html ----------------------------------------------------------------
【文学板より転載】784 :吾輩は名無しである :02/04/09 23:01
で、被害者による悲惨な体験談を受けつけない、「不快」だ、「不愉快」だと
いうことは、原爆で子どもを亡くした人々、被害にあった当時まだ子どもだった人々の
体験談も、いっさい聞くことができないということですよね?
それでいて、作品でヒロシマを取り上げることを完全にはあきらめていないとしたら、
あんまりな話だと思います。
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51【乱D文庫-185】
【盗作猿は如何にして殺人被害者を足蹴にし、加害者に“共鳴”してきたか?】ー9
★★★★ この期に及んで子供を放置しバリ島遊興……の巻 ★★★
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ニュー速板より転載 : 盗作屋田口ランディ公文書偽造で娘を保育園へ
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/news/1017242846/67-69 ----------------------------------------------------------------
67 :番組の途中ですが名無しです :02/04/08 08:13 ID:yKqVLOWI
新年度で、子供達も目に見えない疲労を抱える春。
ランディの子供も進級して(保育園にも当然進級はある)
担任が替わったりして、ナイーブになる時期なのではないかな。
4〜5歳でも感じやすい子は、この時期一気に意気消沈してしまい、
保育園に送っていった別れ際に、母親の服を掴んで
泣き叫ぶ子も少なくない。
そんな子の親には、「しばらくの間は、少し早めにお迎えに来て
いただくわけにはいかないでしょうか」、
「朝はゆっくりでいいから、しっかりコミュニケーションを図って
から登園してください」
「夜は絵本の読み聞かせなどで子供を安心させ、また、大人が
想像する以上に子供は疲れていますから、早く寝させてあげて
下さいね」
などといった指導を、保育士がすることも多々ある。
……そんな時期にバリかい。
同じ子持&保育園に子を預けるワーキングマザーとして、
ちょっと信じられない。
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69 : :02/04/09 00:06 ID:IUSoG6vM
>>67 ランディに子どもへの配慮を望むだけ無理でしょう……。
自分が至らなくて子どもに怪我をさせた罪悪感なんてゼロで、「恐竜なみの鈍さ」と言う。
http://hwj-test.hotwired.co.jp/opendiary/randy/19990513.html >ばっくり頭が裂けていた。そのまま熱海の救急病院へ。CTスキャンとレントゲンを撮る。
>巨大なホチキスで頭の皮をばっちんばっちん止められた。
>
>しかし、子供というのは恐竜なみの鈍さというか、麻酔なしでホチキスで頭を止められた
>のに、治療が終わるとけろっとしてアンパンマンシールで遊んでいた。
まあ、イライラして子どもを虐待するよりは、旅行にでも行って留守の方がマシかも。
http://www.melma.com/mag/26/m00001926/a00000047.html > 3歳児の娘にまで八つ当たりして、「あんたはそんなことしてたら一生
>アトピ−が治らないわよ」などという恐ろしい呪いをかけまくっている。
それにしても、オタク嫌いの性悪オタク男(=村松恒平)といっしょにバリですか。
考えてみれば、仕事でもないのに夫以外の男性といっしょに海外旅行というのも、
なかなか大胆な話です。(w
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52【乱D文庫-186】
【盗作猿は如何にして殺人被害者を足蹴にし、加害者に“共鳴”してきたか?】ー10
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★★田口ランディのコラムマガジン★★2001.7.02
「アメリカン・サイコ」と児童殺傷事件
http://www.melma.com/mag/26/m00001926/a00000078.html (下記に全文引用するが、原文では1センテンスごとに、1行あけて改行してある)
-----------------------------------------------------------------------------
映画配給会社から「アメリカン・サイコ」という映画のビデオを送っていただいた。半年
くらい前のことである。
最近、私のところには上映前の試写会の案内やビデオがたくさん送られて来るようになった。
ようするに映画を観て「コメントをいただきたい」ということなのである。最初は嬉しかった。
わあい、作家になると話題作もタダで観れるのかな!と。
しかし、すぐ苦痛に感じるようになった。何かコメントしなければと思うと、緊張してしまって
映画を楽しめないのだ。それに、私はコメントが下手だ。よく新聞に載っているような「こんな
素晴らしい映画を観たのは生まれて初めてです」「人間の強さを教えられました」みたいなコメ
ントが、いっこうに書けないのである。きっとひねくれているんだろうな、と思う。あまりにも
使えない無感動のコメントしか書けないので、配給会社の宣伝担当の方に申し訳なくてしょうが
ない。すみません。苦手なんです。どうしても。
さて、「アメリカン・サイコ」は担当者の方がずいぶんと力を入れて私に推薦してきた作品
だった。「絶対に田口ランディさんにコメントしていただきたい。できれば感想をパンフに掲載
したい」とまで言っていただいた。
どれどれ、そんなに凄いのか、と思って観た。確かに凄かった。もの凄く残酷な話だった。ス
トーリーを細かく説明するのはやめるけれど、主人公はひたすら殺人を犯す。
この映画には同名の原作があり、その原作はアメリカでも衝撃の問題作として話題を呼んだら
しい。私は原作は読んでいないが、知人の感想では「原作のほうがもっと凄い」のだそうだ。げ
ろげろ。
主人公は地位も名誉も学歴も金もあるアメリカのヤッピーである。すべてのものを持っている
かのごとき恵まれた20代の男で、もちろんルックスもいい。しかし、彼の内面にはどす黒い虚無
の亀裂が口を開けている。
生きていることの現実感がつかめない主人公は、ナルシストで自己中心的、そしていつもイラ
ついている。ある日、ついに刺激を求めて殺人を始める。そして殺人の快楽に溺れていく。
彼は殺人鬼と化して、自らの欲望の赴くままに女を殺す。自分ではもう止められない。しかし、
誰も彼を止めてくれない。彼の殺人はいつのまにか何も無かったことのように、その痕跡を消さ
れていく。
ついには彼にはもう、殺人の刺激すらも快楽ではなくなってしまう。
何でも許されるということは一人の人間を廃人に追い込むに必要十分条件足りえるのだ。
■世の中には二種類の物語しかない
見終わってから、私は「なんて救いがない物語だ」と思った。救いがあることが正しいことだ、
などとこれっぽっちも思ってはいない。村上龍さん風に言えば「穴があって、そこに人が落ちて
死ぬ話」という感じだ。
【つづく】
53【乱D文庫-187】
【盗作猿は如何にして殺人被害者を足蹴にし、加害者に“共鳴”してきたか?】ー11
【つづき】
かつて村上龍さんが、米国の脚本家のこんな言葉を教えてくれた。
「世の中に物語の種類は二つしかない。ある男が歩いて来て、穴に落ちて死ぬ、か、穴から
這い上がる話、だ」
担当者から「いかがでした?」と、電話がかかって来たときに、私はこの映画のコメントを
書くことをお断りした。理由を訊ねられたけれど、うまくは答えられずに申し訳なかった。
「わたしね、どうしてもこの映画の感想は書けないんだ。この映画はね、私、褒めることがで
きないんだ。もし、感想を書いても批判しちゃうと思うんだよ。凄く面白い映画だったし、刺激
的だったし、映像的にもかっこよかった。だけど、だからって、私はこれを褒めることができな
い。評価はできるけど、この映画のラストを、私は認めることができないんだ」
「なぜかっていうとね、こういうことは、つまり、こういう虚無的な人間は、実はもう、たく
さんいるんだ。そこらじゅうにいるんだ。この存在はそんなに新しくない。そういう時代なんだ。
だからこそ、ここに新しい何か別の視点がないと、私にはやりきれないんだよ。快楽殺人者は存
在する。その事実は認める。でも、それをただ描いただけじゃ、私がやりきれないんだよ。表
現ってのは、そこに新しい光、それが救いではないにしろ、何か別の価値観とか、視点とか、世
界観とか、そういうものがなかったら、ただ残酷でむなしいだけじゃ、私はやりきれないんだ」
あまり良い説明だったとは思えない。だけど、そんな風にしか、そのときの気持ちを説明する
ことができなかった。
■裁かれないことの虚無
それから、ずいぶんと時間が経って、大阪の池田小学校の児童殺傷事件が起こった。そして
宅間容疑者が逮捕された。新聞やテレビ報道を通して宅間容疑者のプロフィールを知ったとき、
私はなぜか即、映画「アメリカン・サイコ」を思い出していた。
似ているのだ。もちろん宅間容疑者は「アメリカン・サイコ」の主人公のようにヤッピーな
わけではない。お金を持っていたわけでもない。だけど、似ているのだ。その虚無の有り様が
とても似ているのだ。
現在、宅間容疑者は「死刑にしてほしい」ということを述べているらしい。
「アメリカン・サイコ」の主人公は、自分の弁護士に「俺は人を殺した、何人も殺したんだ。
俺は人殺しなんだ」と自供する。でも、弁護士は全く聞く耳を持たない。「何をバカなことを
言ってるのだ」と取り合ってもらえない。そして、殺人現場のマンションからはいつのまにか
死体が消され、血まみれの壁は何者かによって改装されている。世界は彼を罰しない。
どのような権力からも罰せられることはない主人公は、自分が生きていると感じることができ
ない。深い絶望。彼は生きたまま死んでいる。
誰によっても裁かれることのない自分。何をしてもヤリ放題の自分。そうなったとき、人は
何を思うのだろうか。
宅間容疑者も、過去に彼の罪は「精神病」であることを理由に許されたかに見える。実際は、
許されたわけではない。ただ「裁き」からはずされたのだ。
【つづく】
54【乱D文庫-188】
【盗作猿は如何にして殺人被害者を足蹴にし、加害者に“共鳴”してきたか?】ー12
【つづき:引用の最後】
宅間容疑者は「精神病であれば何をやっても罪にはならない」と、知人に語っていたそうだ。
本当に宅間容疑者は「精神病のように振る舞おうとした」のだろうか。
でも、そもそも彼を「精神病」としたのは彼自身ではない。病院という権力だ。
本当は自分より強い何者かから、人間として罰せられたかったのじゃないか。裁きからすら
はずされたことで、より強烈な空虚を感じていたのじゃないか。自分が正気なのに罰せられない
とするなら、それは自分の存在が認められていないからだ。見えているのに透明人間のように
扱われていると、心は自分からますます乖離していく。
心が肉体や存在から乖離してしまうと、心は生きる力を失い、妄想という自己発電装置が作動
する。でも妄想によって供給されるエネルギーは、なぜか死へと向かうのだ。
もし自分以外の誰かが「お前は精神の病気だから、お前にはお前の人生における責任能力が
ない」と言ったら、私は「冗談じゃない」と思うだろう。もしかしたら宅間容疑者もそう言い
たかったのではないか。
「俺は正気で人を殺すことができるのだ」と。それが俺だ。だから死刑にしろ、と。
■あなたと私への執着
以前に友人の精神科医がこんなことを言っていた。「人を殺したくてしょうがない人間が居る
んです。それも人間なんです」と。
長いこと、「快楽のために人を殺す人は、心がどこか変なのだから、そういう人はちゃんと
自分の間違いに気がついて、反省するまで治療しなければいけない。そして、反省し、責任を
感じ、十字架を背負って生きることが一番の償いなんだ」と思っていた。
でも、このごろは少し違うかな、と思い始めている。「悪人を更生させる」「狂人を治療す
る」という私の発想は、「穴に落ちて、穴からはいあがる物語」の発想だ。
でも、もしかしたら友人の言うように「人を殺したくてしょうがない人間」も存在するのだ。
そして、そのような反社会的な趣味嗜好をもって生まれてしまったとしても、それが彼である
のなら、それは受け入れがたくとも受け入れなければ、何かが始まらない。
「更生」あるいは「治療」という考え方では、すでに人間を割り切れなくなっている。そう
思う。もちろん、その考え方を否定するのではなく、そうではない考え方も十分に存在しえる
ということだ。いろいろな考え方が存在し、さまざまな表現が可能なはずだ、ということだ。
「アメリカン・サイコ」は、宅間容疑者の事件の影響でビデオ販売が遅れるらしい。ラスト
になっても答えがまるで無い。深い虚無。「穴に落ちて、破滅、そして死」。その顛末は、マス
コミに報道されている宅間容疑者の成り行きと相似形だ。先がない。宮崎勤さんへの死刑判決
も然り。「穴に落ちて、死ぬ」。反省しない宮崎氏には「穴から這い上がる」という物語は対応
しない。
その閉塞感から逃れたくて、私はこれらの事件を、やはり自分の知っている誰か、自分が体験
した何かとすり合わせようとしてしまう。何か書こうとすると、結局、事件ではなく自分のこと
を語ってしまうのだ。
「僕は穴に落ちて死ぬとか、穴から這い上がる物語よりも、そもそも落ちた穴とは何なのかに
ついて、ずっと書こうとしている」そう村上さんはおっしゃっていた。寓意的な物語としての穴。
それが何なのかを解体しようとするのが村上龍さんだ。とてつもない力技だと思う。
私はどちらの物語もイヤだ。穴だろうが、池だろうが、どこに落ちようが「私とあなた」と
いう関係を私は描きたい。どのような「あなた」の前にも、「私」を晒して、「あなた」という
鏡に映る「私」について描きたい。それが未熟ながら私の唯一の方法論だ。私は「あなた」の前
に居続けたい。一人の他者として。「あなた」によって照射される無数の自分にのみ執着し続け
ている。「あなた」によって限りなく自分を解体することが、たぶん私の趣味なんだ。
だから私は、いっこうに観客としてのコメントが書けないのかもしれない。
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55【乱D文庫-189】
【盗作猿は如何にして殺人被害者を足蹴にし、加害者に“共鳴”してきたか?】ー13
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762 :田口ランディの書いた物にツッコミを挿入 1 :02/04/12 01:40
もう消費すら快楽じゃない彼女へ
の中から キモチイイコト より引用
長いこと鬱病で自殺した知人の話と、脳性小児麻痺の障害者のボランティアにさんかした時のはなし。
*************************************************
>知り合った当時(自殺した人と)、私は二十四歳。心理学の勉強をしていて、
人の心のひだを虫眼鏡で押し広げるのが趣味だった。
( ´∀`)<イヤナセイカクダナー
>彼の鬱病は私にとって「生サンプル」であり、だから私は自分から彼に近づいて行った。
友達になりたかったからじゃない、と今ははっきりと自覚できる
( ´∀`)<マンビキハ、ジカクデキマセンカ?マァ、カクシンハンヤロ?
>傲慢にも、私は彼を治そうとしてた。自分の「カウンセラーになりたい」
と言う願望を彼によって観たそうとした。
( ´∀`)<ハンザイジャン・・・
その後、医者を紹介したり、医師の投薬によって、彼の病状は回復し、明るくなり、
性格も快活になるのだが、事態は急変する。
>私は自分の判断が正しかったことに満足しめいいっぱい自分を褒めた。
( ´∀`)<ジガジサーン
>すべてが良くなるように思われた時、彼は死んでしまった。
( ´∀`)<シンジャッタノカヨ!?
>理由はわからない。
( ´∀`)<アンタガ、オイコミカケタンジャネェノカ?ジッケンタイトシテ?
>鬱病の患者さんは、元気を取り戻した時が危ない。本にもそう書いてあった。
知識としては知ってたけど、まさかと思った。
( ´∀`)<ダメジャン!!
>彼は知っていたのかもしれない。私の欺瞞。おためごかしの親切、倣慢、
病気に興味があるだけなのに友達のように親しげに彼に接していた、その心の嘘。
( ´∀`)<バレバレダッテ!
その後、脳性小児麻痺の女性の所にネタ探しとしてボランティアに参加したした時の話になり、
そのなかで、相手がキモチイイと思うことは自分もキモチイイ、だから自分がキモチイイと思うことを
相手にしてあげればいい。それが、介護という事に気がつくランディ。
そして、終盤で、また自殺した知人の話に戻っていく。
>私は彼のために奔走した。
( ´∀`)<チガウダロ?ジブンノヨッキュウヲミタスタメダロ?
>たくさんのおせっかいを焼いた。彼のために。
( ´∀`)<「生のサンプル」トカイテタノハダレ?!
-----------------------------------------------------------
まぁ、今日はこんなところです。
けど、資格もないのに「カウンセラー」まがいの事をしてて、相手が死
問題は無いんですかね?
二十年近く前の話の様なので、事件性があったとしても時効が成立してるでしょうけど。
56【乱D文庫-190】
【盗作猿は如何にして殺人被害者を足蹴にし、加害者に“共鳴”してきたか?】ー14
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763 :無名草子さん :02/04/12 01:57
>762
「キモチイイコト」については過去スレPart16の220あたりに
書き込みがあるのでご覧を。
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/1015092337/201-300 ネット版「キモチイイコト」では、うつ病患者に対する酷い仕打ちの
描写があります。(単行本収録ではカットされている)
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767 :田口ランディの書いた物にツッコミを挿入 1 :02/04/12 02:13
>763 ありました。
>「わからないに決まってるじゃない、あたりまえじゃない、甘ったれたこと
>言わないでよ、誰も他人の痛みなんかわかるわけないじゃない、みんな
>それぞれに苦しいのよ、いっしょうけんめい生きてるのよ、あんただけじゃ
>ないわよ、ふざけないでよ、自分だけ苦しいような顔をしなでよ、えらそう
>なこと言う前に、働きなさいよ、理屈ばっかこねてないで、自分から世界
>に出ていってみなさいよ」
>彼は反論しなかった。
>ただ、黙って死んでいったのだ。
( ´∀`)<トテモ、カウンセラーキボンノニンゲントハオモエンナ
>彼は反論しなかった。
>ただ、黙って死んでいったのだ
( ´∀`)<シヌコトデコウギシタンダヨ!!
( ´∀`)<シカシ、マワリデヨク、シニンガデンナ・・・
----------------------------------------------------------------
768 :無名草子さん :02/04/12 02:33
>767
うひゃー。「うつ病患者に決して言ってはいけない事」の
見本ですかそりゃ。これでうつが直るなら、カウンセラーは
苦労しませんが。腹が立つ以前に笑ってしまいますな。
ま、うつにこんな事言ったら、そりゃ死にますわ。
----------------------------------------------------------------
769 :無名草子さん :02/04/12 02:38
鬱病患者に「カウンセラのまねごとする」っていうのは医事法違反とかにならないの?無免許医療行為ってことで。
相手が病気であることは認識していてそれに治療を加えようとしているよね?
はっきり意図はあるからうっかりではないよね?こわいなあ。
----------------------------------------------------------------
770 :無名草子さん :02/04/12 02:49
>>769 カウンセラーになるには資格はいらないのだよ。
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771 :無名草子さん :02/04/12 02:54
カウンセラは資格は不要だね。問題は中身です。それが医療行為に該当するなら
違法行為という可能性はあるね。
乱Dがやったことの内容とかオレはしらないから(読みたくない)ので
なんとも言えないけどさ。
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57【乱D文庫-191】【盗作猿は如何にして殺人被害者を足蹴にし、加害者に“共鳴”してきたか?】ー15
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
775 :無名草子さん :02/04/12 03:33
耳学問でも「うつ病」に「叱咤激励」は禁忌だということは常識以前のことです。ランテ?ィは
心理学だか精神医学だかを「学んだ」と吹聴しているが、その常識以前の知識もなく、なのに
兄貴を治すつもりで、絶対にやってはいけない「言葉の毒薬」を兄貴に“注射”し、殺したわけ
です。殺意はなかったろうから「故殺」になるだろうけど。
うつ病患者への「叱咤激励」がタブーであることは、以下を見てもわかるが、インターネットが
普及する前からこんなことはどんな入門書にも書いてあったよ。なのにランディは、「叱責」と
「激励」を混ぜ合わせた“言葉の爆弾”で兄貴を爆殺したというわけ。
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/depfam.html http://dept.md.shinshu-u.ac.jp/i-shika/yuubyou28.html http://www.ihealth.co.jp/medbox/drmori_01.html http://plaza13.mbn.or.jp/~yasuragi/utsubyou.html http://www.twin.ne.jp/~pure/utsubyou.html http://homepage1.nifty.com/zaw/z/egg/09.html http://homepage2.nifty.com/allis/clinic/wait.html ----------------------------------------------------------------
777 :無名草子さん :02/04/12 04:42
なんだかなあ。
ランディ、北杜夫のエッセイでも読めよ。
そしたら鬱病に激励は禁物、ましてや罵倒は殺人であることもわかっただろうし、
文章もちっとはまともになっただろうし。
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778 :無名草子さん :02/04/12 07:54
>>762 >二十年近く前の話の様なので、事件性があったとしても時効が成立してるでしょうけど。
彼とランディが出会ったのは二十年前くらいでしょうけど、
自殺してからはまだ十年くらいしか経っていないのでは。
http://pc.2ch.net/test/read.cgi/nifty/993479378/79-81 にも「キモチイイコト」の話題が出ているけど、
>そして、突然、彼は死んでしまった。もう死ぬことはあるまいと、
>思っていた矢先に、いきなり自殺した。理由はわからない。10年も
>前の話しだ。
それから間もなくお兄さんの治療にも手をつけて……。
----------------------------------------------------------------
781 :無名草子さん :02/04/12 08:03
今書店に並んでる版型が変わった「鳩よ」の人生相談でも
乱Dが自殺した男友達の事を語ってます。
立ち読みだからじっくり読んでないけど、若い頃セクースもした仲だったのに
自殺した知らせを受けてもちっとも悲しくなかった。
というのを男友達に話す内容だったかな。
なんかこの手の世界の周辺をウロつく割には無神経な発言が多いんだよね<乱D。
----------------------------------------------------------------
784 :無名草子さん :02/04/12 10:21
ランディってやっぱり人間として最低限持ち合わせているであろう
良心の呵責がないんだと思う。罪悪感を感じていないんだろう…。
鬱病患者の自殺、兄の自殺、塚原さんの自殺、これだけの人が
自分と関わった直後に死んだら、罪悪感とは言わないまでも、
まず責任を感じるんじゃないだろか。自分の行動ははたして彼等を
追い詰め殺すに至っていなかったか、自分を責めるんじゃないだろか。
いや私だったらの話だけど…。
今回の盗作だって、謝罪と言いつつ「自分が悪うございましたペコリ」
何て言葉は一言たりとも出ていないし、文面から反省している雰囲気すら感じられない…
おまけに子どもが怪我をしても、自分の責を問わない。
どうして「あたし悪くないモン」の考えに至るのかさっぱりわからない。
もしかして彼女は脳障害でもあるんじゃないのか?
----------------------------------------------------------------
58【乱D文庫-192】【盗作猿は如何にして殺人被害者を足蹴にし、加害者に“共鳴”してきたか?】ー16
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
785 :無名草子さん :02/04/12 10:52
>>784 むしろ勲章だと思ってんだよ。
「アタシで命を捨てた人がいるの〜〜〜!」みたいな。嬉しいんだと思う。
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788 :無名草子さん :02/04/12 11:31
>>784 >もしかして彼女は脳障害でもあるんじゃないのか?
これに関して雑誌板で下記のような意見が出てました。
それから「自分の周囲に自殺者が多い」というのは3月中旬の日経夕刊コラムで書いてます。
雑誌板から転載(>788 : :02/03/12 03:21)
>彼女はなぜ周りの人間を文中でつぎつぎと殺したり傷つけたりしたのか。
>その理由は『代理型ミュンヒハウゼン症候群』という病気で説明されている。
>他人を病気にして、医師(権威者)と個人的な関係を持ちたい、
>権威者にかまってもらいたいあまりに異常な行動に出る精神的な病である。
>患者は女性がほとんど。彼女たちは他人に一片の感情も持っていない。
>欲しいのは、周囲の注目と父親的な男性の庇護である。
>それが得られるためには、殺人だって厭わない。
>悲劇は、一度身内を殺して、周囲の同情を集める「快感」を知ったら、
>何回となく繰り返すことにある。
>編集者や周囲が気づいて止めないかぎり、
>書けなくなるまで殺人を続けかねない。
----------------------------------------------------------------
789 :無名草子さん :02/04/12 11:31
ランディは、「悪いことを繰り返すと神に近づける」みたいな、変な
オカルト感があるのではないか。人を苦しめると元気が出る、とも
堂々と書いていたようでもあり。確信犯なのかなんなのか、原因は本人じゃ
ないから謎。小さい頃、ひねくれる決定的なことがあったのか、悪魔を
演じようとしているのか、女であることが不満なのか(?)
----------------------------------------------------------------
790 :784 :02/04/12 11:58
>788
ミュンヒハウゼン〜って詐病で病院を点々と周り続けたり
するあれですよね。それは思い付かなかった。
どちらにしろ社会生活に必要な倫理観が決定的に欠如
していますな…
----------------------------------------------------------------
>789
>人を苦しめると元気が出る
彼女は自称「精神的マゾだ云々」とメルマガで言っていた
ような気がするのだけど、それじゃ逆にかなり悪質な嗜虐癖な気が。
----------------------------------------------------------------
791 :無名草子さん :02/04/12 12:20
「人間の醜い部分を全部引き受ける」みたいなことが書いてあった
(NHKBSでの喋りの抜き出し)ので、そうなのかなあ〜と思った。
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59【乱D文庫-193】★★★汚サルのワンパターンエッセイのマンネリ脱糞の流儀……の巻★★★【1】
●その1:きまりもんく〜!
雑誌板で興味ぶかいやりとりが(↓)。盗作猿のワンパターン文体の指摘がケッサクです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
207 :匿名希望さん :02/04/10 10:11
ドマーニだかオッジでやってた連載はどうなったのですか?
ダヴィンチでは連載続いていましたが。
-----------------------------------------------------------
208 :匿名希望さん :02/04/10 10:12
ダヴィンチは来月終了、ドマーニも来月で終了ですよ
>>207 どちらも最終ページの下のほうにコソーリと最終回予告が。
-----------------------------------------------------------
209 :匿名希望さん :02/04/10 12:03
今出ているダヴィンチで最終回でしたよ。
ぁゃιぃ人たちと出雲大社見学レポートでした。
今手元にないので記憶で書いていますが、またヘンなこと書いてあります。
「あらゆる男を受け入れる……(略)お○この神さまみたいなものだな。
あんたに似ているよ」という仲間の言葉のあと、
それって誉めているのか? と書いています……
「あんたに似ている」から「誉めているのか」までたとえ本当であっても、
いらないと思います。
-----------------------------------------------------------
210 :匿名希望さん :02/04/10 12:36
>>209 小説でも同じパターンだよねえ。
「〜だからおまえみたいだ」
「そうかな(ありがとう 又は そんなことないよ)」
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60【乱D文庫-194】★★★汚サルのワンパターンエッセイのマンネリ脱糞の流儀……の巻★★★【2】
●その2:お子さまひとじちこうげき〜!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
902 :無名草子さん :02/04/13 01:13
アレフのドキュメント映画「A2」(森達也監督)のチラシ裏に田口センセイ寄稿してます。
「テロリストと友達になれるのか」
って文章。これってガイシュツでしたっけ。
全文ウプの準備をしてます。それでエディタにタイプしてみたんだけど
大月さんのいうことは正しいってことがよくわかった。この人は文章を推敲していない。
それから印刷してあるものを見ると書式(改行や句読点の使い方)がヘンなんだけど
ディスプレイ上ではあまり気にならないんだ。
たいそうな表題ですけど単なる感想文です。ウプしていいですか?
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テロリストと友達になれるのか 田口ランディ(作家)
【904】
》2001年9月11日、ニューヨークのテロ事件以降、私を取り巻く社
会は混乱と分裂を深めている。片方で武力を用いない平和的解決を
叫ぶ人たちがいる。もう片方でテロと徹底的に戦うべきだと叫ぶ人
たちがいる。さまざまな議論が飛び交う中で、私は「子供たち」がこ
の議論の外側にいることを辛く思った。21世紀の子供たちはテロの
脅威に脅え、相互不信の中で生きることを強いられるのか。なぜテ
ロは起こったのか。あらゆる議論は子供たちにこの状況を納得させ
うる議論なのか。すでに分別のある小中学生に生き方を示唆する知
恵のある議論なのか。そう思って耳を傾けると、なにか違うなあと
思うものが多かった。
そんな中で映画「A2」が切り取っている人間像は、私にあるひとつの
回答を提示してくれた。そして、それは子供たちにも伝えていくこ
とができる答えであり、けして声高な議論には登場しない市井の人
たちの叡知のような気がした。
【905】
》「果たして、私たちはテロリストと友だちになれるのか?」
これはアメリカの問題ではない。いま、この日本において、オウ
ム事件を経験した私が、目をそらさずに向き合うべき私の問題だ。
映画を見て改めてそう思う。「A2」には実にたくさんの人間が登場す
る。多くの住民はオウム信者を追放する。そんな中でオウム信者で
あることを前提として信者とつきあおうとした人たちだけが、人間
としての信者と出会う。サリン事件を認めてもなお信仰を捨てない
オウム信者に対する恐れ、憎しみ、憤り、とまどい……。相手は人
殺しかもしれない、でも、目の前の笑顔につかのま憎しみを忘れる
ほど人は弱い。その「弱さの力」を森監督はリアルな映像の中に垣間
見せてくれた。
変わらないことは強い。でも憎しみも悲しみも持続できず途方に
暮れる弱い者たちが、実は世界を救済している。
その弱さを示されたとき、変わらぬ者たちは狼狽する。信仰は強さ
を目指す。でもたぶん、愛は弱さに宿るのだ。
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●名無し草子さんたちのコメント
うっすー。なんだこりゃ。これで金とっちゃうの?
言葉がこれほど表面的な文章も珍しいな。
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まず書き出しの一文からして「私を取り巻く社会は」だもんね。
こんな言葉見たことがないよ。ワタシ語りが骨髄までしみてるんだね。
映画楽しみにしてるのに… なんか汚されちゃったような気分。
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【コメントは以下に続きます……】
61【乱D文庫-195】★★★汚サルのワンパターンエッセイのマンネリ脱糞の流儀……の巻★★★【3】
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>>904-905 何か前半と後半がぶつっと切れている感じ。
前半に連発していた「子供たち」がどうこうというのが、後半ではどこかに
行ってしまっている。
まあどうせランディの「子供」連発は、子供をダシにはしているけど、
子供並みの頭しかないランディにもわかるお話プリーズ、ってだけだろう。
>>905は、何度か会って情をうつらせればこっちの勝ち、って意味かな。
なるほど藤森さんにやたらと会いたがっていたのは、直に会いさえすれば、
懐柔できるだろうという浅はかな考えだった、と。怪獣ガラモンのくせに。
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これだけアタマ悪いと面白いね。
>すでに分別のある小中学生に生き方を示唆する知恵のある議論なのか。
>そう思って耳を傾けると、なにか違うなあと思うものが多かった。
ランディは、「あたまが悪くて分からない」と書くべきところを
「なにか違うなあと思う」と書くクセがあるね。
「あたしがおかしい」と言うべきときに、「あなたは異常だ」と言うのと同じだ。
ペッ!(唾→サルの顔
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後半、なにか宗教の本からピンときた部分を抜書きして並べたんじゃあ?
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強引に子供たちを引き合いに出して9.11以降の世界状況を語るその意味がわからん。
子供たちのことは全く触れなくてもいい文章では?
しかし、今現在エルサレム近郊で何が起こっているかを知ってると、なんだか非常に的外れだな。
この文章。10代の女子校生が自爆テロを行い、同じく10代のイスラエルの少女が自爆テロで
傷を受け、アラブへの憎しみを募らせていると言うのに。
平和ボケ日本で何言ってんだか、という感じだ。身の丈に合わない
世界情勢を語るのはやめた方がボロが出ないと思うけど。
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>愛は弱さに宿るのだ。
「愛」という言葉を安易に使いすぎです。
この人、愛、祈り、光とかさー、安易に使いすぎなんだよいつも。
そういう言葉をいかに使わないかということが作家の腕の見せ所なのに。
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あと、「切ない」も使いすぎ>お猿
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>これはアメリカの問題ではない。いま、この日本において、
オウム事件を経験した私が、目をそらさずに向き合うべき私の問題だ。
と書いていますが、サリン事件の時、彼女は日比谷線とか乗っていたのかね〜
書くのなら「オウム事件を経験した私たちが〜私たちの問題だ」だろうに。
あの時、自分は寝坊していたら、被害者になっていたかもしれなかった。
サリンがぶちまけられた車両がいつも乗っているとこだったからね。
絶対忘れられない事件だよ。そんな人は多いと思うが。
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ランディ先生は湯河原にいながらにしてサリン事件を
経験し数日後にはオウムの友人がわいて出てきて
かってにその心情をランディ先生に語り、それから何年か後に
出版した本のなかで、その友人が家をたずねてきたのは
ネットで彼女のコラムを読んでいたから、という理由が
つけくわえられますた。先生わ偉大です。時空を越えて、
過去が作れるのです。
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62【乱D文庫-196】 ……過去は川のように流れていかないのだ……の巻
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【ニュー速+】から、田口“ランディ”けい子の略歴
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591 :名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/07 15:36 ID:otANK/DB
本名は田口けい子。
旧姓は馬場。馬場けい子。茨城県笠間市出身、高卒で上京し、
水商売から他人のつてで広告事務所に転職。
エディタースクールで文章作法を習ったが身に付かず。
広告屋でバブル時代にインチキ広告を書き散らしてかなり儲け、
またまた他人のつてでニフの文芸関係フォーラムの管理助手
みたいなことをしていたが、その小さなフォーラムで「女王さま」
としてふるまうことた他人を困らせて支配することの快感を覚え、
またまた他人のつてで幾つかのメルマガに連載コラムを持つように
なり、先輩ライターや編集者を恫喝して“権力”を握ることを覚えた。
そのうち「インターネットの女王」というキャッチコピーで
幻冬舎が大金かけて大々的に売り込み、虚像が世間に広まったわけ。
年齢は42?44歳だとされているが正確には不明。(本人がウソつきだからね。)
デザイナーだった夫、田口たつみと結婚して現在の姓になった。
温泉好きゆえ湯河原に新居を構えたが、夫に仕事をやめさせ、
専業「主婦」としてこきつかうようになった。……このような
生活をしているにもかかわらず、共働きが原則の公立保育園に
娘をあずけ、遊び回っている昨今なり。
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592 :名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/07 17:26 ID:efOrIv8W
>>591 テリー伊藤と八木アナと乱Dの対談集(扶桑社)をBOOK OFFで立ち読みしたけど、
乱Dの経歴について本人が「エディタースクール卒業後広告代理店(UPU?)に
就職したけど、社内結婚したんで1年で辞めた」と語ってた。
以前、噂の真相のインタビューでは「UPUでアルバイトから正社員になって…」と
語っていたけど本当だとしたら正社員だった時期なんて数ヶ月しかないんでないの?
っつー事は、この人プロの編集者でもなんでもないじゃん!
その後、バブル期に編集プロダクション経営で就職情報誌相手にやりたい放題。
で、「ルポライター」と名乗ってたの???
脳内プロ編集者だったり、脳内ルポライターだったからって「著作権知りません?」
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●●●その後の「Concent」(笑)●●●
恥ずかしい『コンセント』公式サイト
http://www.shirous.com/concent/ に上映スケジュールが載ってるけど、興行的に失敗で尻つぼみだというのが一目瞭然。
なお、2月の上映会挨拶にランディが飛び入りした、という記事が
http://www.shirous.com/concent/inf/020201.html に紹介されてるんだけど、この画像見てくれや。↓
http://www.shirous.com/concent/img/020201/04.jpg まさに“オリバーくん”状態だよ……。(絶句
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盗作記事じゃないけど、ジャパンタイムスではおととし取り上げてるな。ランディを。
http://www.japantimes.com/cgi-bin/getarticle.pl5?fl20000901a1.htm もう一度記事にしてもらうよう要望を出してみては?
http://www.japantimes.com/sales/aboutus.htm ----------------------------------------------------------------
さすがジャパンタイムズ。『コンセント』を「Konsento」と綴るのは“教養”以前のことだよね。
だけど、あなハズカシや幻冬舎&ランディ。
執筆当事者が『Concent』だと表示した以上、一種の固有名詞として、今後はこの誤った綴りが
一人歩きし、ランディは「永遠怪奇」の痴呆猿として世界に恥をさらし続けることになるのです。
辞書を引く習慣が身に付いていれば、こういう恥はかかずにすんだのに……自業自得だな、バカ猿は。
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63【乱D文庫-197】 ……悪事がばれて遁走したい盗作猿のぼやき……の巻【1】
畜魔書房 田口ランディの日記
http://www.chikumashobo.co.jp/web/taguchi/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4月6日(土)
*正真正銘
リセット
が始まる
とにかく、丸三日、修羅のごとく原稿を書いた。
執筆に専念すると必ず睡眠がすごく浅くなって、睡眠障害になってくる。
それでも、浅い眠りのなかで見る夢が、自分が書いている文章とリンクしてくると、
猛烈に能率が上がるのだ。
集中していたのは、4日から子供を連れてディズニー・シーに行くためだ。
3日の日に、ノリママが用事でやって来たのだけど、私はもう朝から着替えもせず
髪はぐじゃぐじゃのジャーシ姿で仕事して、ぼう然としていたので、その様子を見て、
慌てて帰ってしまった。
夜にはなっちゃんママから電話がかかってきたけど「悪い、もしかして今、仕事中
じゃない?」とびびっている。きっとノリちゃんママから「田口さん、テンパってた
わよ」という話を聞いたのだろう。
「大丈夫、もう仕事終わった、明日は行くわよ、ディズニー・シー!」
PHPエディターズの森本さんに原稿を送り、ほっとするもつかの間、明日の旅支度に
とりかかる。子供を連れての1泊旅行だ。
翌朝はモモを引き連れて勇んで浦安へ、
ミラコスタというディズニー・シーの中にある新しいホテルで、子供達はもう
上を下への大騒ぎだ。
明け方、はしゃぎすぎたモモはうなされて、午前4時に起こされる。
またしても眠れない。
【つづく】
64【乱D文庫-198】 ……悪事がばれて遁走したい盗作猿のぼやき……の巻【2】
【つづき】
あーー、疲れたよ、ディズニー・シー。年だなあ。ああいうデカい敷地を歩き回る
のはたまらん。しかも子連れ。もうへとへとになって、ゆうべ遅く帰って来て、今日は
何と11時まで寝込んでしまった。それでも、回復しなくて、それで、仕方なく午後から
温泉に行ってサウナに入った。
サウナに入っても、体がぜんぜんあったまんなくて、家に帰ってきてからフラを踊って
体を動かしてたら、やっと血の巡りがまともになってきた。
私の体って、原稿に集中するとものすごく代謝が落ちてしまうんだよなあ……。
でも、モモはとっても楽しかったって言ってた。よかった。
モモが楽しかったんなら、私は本望だ。
そうこうしているうちに、森本さんから電話。
「原稿、ほんとうに良かったですよ」
と、とっても嬉しそうだったので、私もほっとした。毎回、原稿を渡すときは「気に
いってもらえるかなあ」とすごくドキドキするのだ。これはきっと、何年間書き続けても
そうなんだろうな。
今回の原稿は自分でもとっても気に入っていて、なんだか新しい自分の書き方を発見
したような気がしていた。これまでの私の原稿とはちょっと違う書き方をしてみたのだ。
うまく、屋久島の森や樹や水を表現できているといいのだけれど。
屋久島の写真エッセイは6月の出版予定で順調に進んでいるみたい。
これで心おきなく、バリ島に行ける。
角川書店の滝澤君からイエス・キリストに関する資料が届く。このあいだ会って
話をしたときに「イエス」の話でたいそう盛り上がった。宗教学者の彼の父上が
書かれたイエスの本や、中沢新一さんのイスラム教と資本主義に関する論文など、
どれもとても面白く興味深かった、
幻冬舎の奥山さんが退社なさった。
昨年は奥山さんにほんとうに助けていただいたので、少しさみしい。
仕事のマネージメント、新しい体制を考えないとなあ。
あらゆることが、ほんの短い間であっというまに変わっちゃったなあ。
正真正銘、連載もすべて終わってしまったし。
なんだか回転舞台みたいに、が〜って場面が展開していく。
私の人生って、いつも極端だなあ。
来週は、もうバリなんだ。ニュピなんだ。
リセットだ。ほんとのほんとに、あらゆることがすべてリセットだ。
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【以上がエッセイの全文です】
65【乱D文庫-199】 ……悪事がばれて遁走したい盗作猿のぼやき……の巻【3】
畜魔書房 田口ランディの日記
http://www.chikumashobo.co.jp/web/taguchi/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4月7日(日)
*私は
占い師に
転職したい
税理士さんがやってくる。
あまりに細かい収入が多くて、いろんな計算がめんどうで、結局、修正申告を
することになったのだ。ようやく、税金の全容が見えてきたが、それを知った
私はひっくり返りそうになった。
私はいったい、昨年は何をしてこんなに働いたのだろうと思うくらいの、収入で
あった。まったく予想外だったのでぼう然としてしまった。
私の収入の50%が税金であり、それをこれから払うということであった。
まったく、どうしてこんな恐ろしいことになってしまったのであろうか……と、
昨年から私はこればっかり繰り返している。アホみたい。
税理士さんは「まあ、税金というのは収入以上かかることはないので、働かない
よりは働いたほうがよいかもしれません」という、なんだか妙なことを口走っていた。
つまり世の中は「働かないよりは働いたほうがいい」くらいに働いておけばちょうど
いいということなのだろう。
家族のために家を建ててしまったので、税金を払うとほとんど現金が消える。
しかも25年ローンが残っている。
あー、あたしって貧乏だったのだ、わははははは。
あたしは家なんか欲しくなかったんだけどな。免許ももってないから車もいらないん
だけどな。でも長男の嫁だし、将来両親を引き取ることも考えて家を建てちゃったんだ
よなあ。ふう。
お金って不思議だなあ。印税なんかいくら入っても、いつも税金のことを考えて
なくちゃならなくて、ちっとも裕福な感じがしない。来年の分の税金も予納しなくちゃ
ならないから、現金なんてほとんど残らない。
夫婦でしみじみ共働きをしていた時のほうが、ずっと余裕があって、心配事がなくて
楽しかったなあ。食事だって、昔も今もいつも納豆と豆腐だし。でもそれが好きなんだもん。
作家って、もっとお気楽で自由で楽しい仕事だとばかり思っていたのに、ぜんぜんそう
じゃないんだなあ。やたらと評価されちゃうし、人間として正義を突きつけられるし、
失敗するとバカにされるし、会ったこともない人から好かれたり嫌われたりうっとおしいし、
税金と、著作権と、編集者との人間関係の心配ばかりで、ちっとも仕事ができないし。
つまんない職業だなあ。小説を書くのは好きだけど、作家という職業はもうイヤだ。
久しぶりに転職したいなあと思った。次に自分が何をやりたいか考えてみた。
占い師なんかいいなと思った。
台湾に行ったときに、台湾の首狩り族の末裔の有名な占い師に「あなたは占い師に向いて
いる。その気になって終業すれば3年で台湾一の占い師になれるけど、やってみないか?」
とすすめられたのだ。
自分でも占い師は相当向いているんじゃないかという気がする。
バリ島に行って、真剣に考えてみようと思う。ずいぶんいろんな人生を経験したし、
きっと私はすごくいい占い師になれるだろうな、うん。
占いはカウンセリングとも似ているし、霊能力者の友人もいっぱいいるから、占いを
して、さらに不安だったらお祓いも紹介できるし。湯河原の我が家もいかにも占い師の
家っぽくてなかなかいいな。
なんにしても、預貯金もリセットされて、まったく私は身も心もすっからかんだ。
人生はうまく出来ている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【以上がエッセイの全文です】
66【乱D文庫-200】 ……悪事がばれて遁走したい盗作猿のぼやき……の巻【4】
●6日の日記については、とくにこの辺りが興味深い……
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角川書店の滝澤君からイエス・キリストに関する資料が届く。このあいだ会って
話をしたときに「イエス」の話でたいそう盛り上がった。宗教学者の彼の父上が
書かれたイエスの本や、中沢新一さんのイスラム教と資本主義に関する論文など、
どれもとても面白く興味深かった、
幻冬舎の奥山さんが退社なさった。
昨年は奥山さんにほんとうに助けていただいたので、少しさみしい。
仕事のマネージメント、新しい体制を考えないとなあ。
あらゆることが、ほんの短い間であっというまに変わっちゃったなあ。
正真正銘、連載もすべて終わってしまったし。
なんだか回転舞台みたいに、が〜って場面が展開していく。
私の人生って、いつも極端だなあ。
来週は、もうバリなんだ。ニュピなんだ。
リセットだ。ほんとのほんとに、あらゆることがすべてリセットだ。
-----------------------------------------------------------
滝澤さんって、まさか……。
「中沢新一さんのイスラム教と資本主義に関する論文」……出ました!
ドキュソの腐れ共鳴雑音!
イスラムと資本主義をネタに、また知ったようなドキュソ似非謂いを書くのかな。(藁
67【乱D文庫-201】 ……悪事がばれて遁走したい盗作猿のぼやき……の巻【5】
【文学板より】 7日付けの日記ですが、いくつか気になった点を列挙してみます。
●税金の修正申告……。税務署から脱税の疑いがかかったのかニャ?
●50%の税金……。 所得はどのくらいのものだったのか? 神奈川の高所得者
番付に載ったのか? 50%というのは、懲罰的な追徴課税も含まれていたのでは?
●家を建てた、といいながら、占い師の家にぴったり、とも書いている。
実際にどういう家屋に住んでいるか知らないが、古い屋敷を購入したのなら「建てた」
というのはウソですね。新築したのなら風変わりな「バケモノ屋敷」を建てたことになる。
●夢にまで見た――そして仕事仲間を追い落として手に入れた――作家稼業を
ランディがこう言って貶しているのには笑えた……。
-----------------------------------------------------------
作家って、もっとお気楽で自由で楽しい仕事だとばかり思っていたのに、ぜんぜんそう
じゃないんだなあ。やたらと評価されちゃうし、人間として正義を突きつけられるし、
失敗するとバカにされるし、会ったこともない人から好かれたり嫌われたりうっとおしいし、
税金と、著作権と、編集者との人間関係の心配ばかりで、ちっとも仕事ができないし。
-----------------------------------------------------------
2ちゃんねるなどの“ランディへの批判”はともかくとして、「人間としての正義」
や「著作権」や「税金」や「編集者との人間関係」で「心配ばかり」していたということ
から、過去の諸々の悪行について然るべき報いが相当にあったことが推測できますな。
「人間としての正義」を追及されたというのは、何だったのかな? 兄貴や塚原さん殺し
と、山崎さん虐待の件だろうか? 税金で……というのはやっぱり脱税がばれてお仕置き
をくらったのかな? 編集者との人間関係って、芝田さんに捨てられた件かな?
●前日(6日)の日記では、「リセットだ。ほんとのほんとに、あらゆることがすべ
てリセットだ。」と書いておいて、次の記述ですからね――
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久しぶりに転職したいなあと思った。次に自分が何をやりたいか考えてみた。
占い師なんかいいなと思った。
台湾に行ったときに、台湾の首狩り族の末裔の有名な占い師に「あなたは占い師に向いて
いる。その気になって終業すれば3年で台湾一の占い師になれるけど、やってみないか?」
とすすめられたのだ。
自分でも占い師は相当向いているんじゃないかという気がする。
バリ島に行って、真剣に考えてみようと思う。ずいぶんいろんな人生を経験したし、
きっと私はすごくいい占い師になれるだろうな、うん。
占いはカウンセリングとも似ているし、霊能力者の友人もいっぱいいるから、占いを
して、さらに不安だったらお祓いも紹介できるし。湯河原の我が家もいかにも占い師の
家っぽくてなかなかいいな。
-----------------------------------------------------------
バリで「霊感」でも勝手に受信してきて、つぎに台湾あたりにいって「占い師の修行」
をして、湯河原の自宅を拠点に「禊ぎサービスつきの占い」を始めたら、こりゃミニ
オウム真理教の誕生だわい。(苦笑
●「なんにしても、預貯金もリセットされて、まったく私は身も心もすっからかんだ。」
やっぱり追徴課税までとられて、唖然ぼう然……といったところかな?
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盗作屋田口ランディ公文書偽造で娘を保育園で
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/news/1017242846/l50 からの引用
>73 :番組の途中ですが名無しです :02/04/10 19:51 ID:X1IwKqA
>文学板の
>
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/1016653706/793-798 >で、ランディの脱税疑惑と新興宗教教祖様への転職の可能性が
>指摘されてます。
>
>所得の50%を納税している金持ちで、なおかつ「今は共働き
>でない」
>と日記で公言までしたランディが、子供を公立保育園に預けて
>いるのは、やっぱり変だ。
69【乱D文庫-203】 被害者を脅し、著作権侵害で幻冬舎が悪いと騒いだ以上、円満解決は絶対無理!
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705 :無名草子さん :02/04/11 16:08
グリム童話の場合は下記引用のとおり「和解」し「円満解決」したけれど。
この事件の決着のつけかたは、双方とも、それなりに「おとな」の対応かなと、
今回の事件を見ての今の感想。
今回は、素人の成り上がりの勘違い女郎(ATOKで一発変換!!)のドタバタぶりと、
周囲の腐臭がすごい。
-----------------
和解のご報告
「グリム童話ーメルヘンの深層」の著者である鈴木晶と「罪深い姫のおとぎ話」
の著者である松本侑子は、「本当は恐ろしいグリム童話T・U」について、著
者の桐生操さん、出版社の株式会社ベストセラーズとの間で、著作権侵害を理
由として、東京地方裁判所で裁判を行ってきましたが、裁判所からの勧めもあ
り、双方互譲の結果、平成十二年十一月十四日、桐生さんが「本当は恐ろしい
グリム童話T・U」について鈴木・松本の指摘する箇所の一部を削除・修正し
、今後の重版、文庫化や音声、映像化等の二次的利用は、削除・修正後のも
ので行うことなどを内容とする和解が成立し、円満解決となりましたので、ご報
告いたします。和解内容の詳細については、これ以上開示しない約束となって
います。いろいろとご支援を頂き、どうもありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
729 :無名草子さん :02/04/11 19:20
>>705 「絶対音感」も翻訳された演劇の台本からの無断引用の裁判で負けてるね。
翻訳でも無断で引用されたら怒るのが当然なのに、オリジナルをパクられたら
誰だって傷つくし、怒るのは当たり前なのに。
乱Dファンは被害者の立場っつー視点が全く抜け落ちてる。
*************************************************
●二審も最相さんに賠償命じる 「絶対音感」訴訟
ノンフィクション作家の最相(さいしょう)葉月さんの著作「絶対音感」をめぐり、
「自分が翻訳した演劇の台本が許諾なしに引用された」として翻訳家橋本邦彦さんが
最相さん側に950万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が11日、東京高裁であった。
山下和明裁判長は、最相さんと発行元の小学館に100万円の支払いを命じた一審・東京地裁
判決を支持し、最相さん側の控訴を棄却した。
問題となったのは約2ページ半にわたって引用された音楽家の故レナード・バーンスタイン氏
作の台本。判決は、掲載が引用の正当な範囲内と認めたが、「出所の明示を怠ったのは公正な
慣行に合わない」と述べ、最相さん側の過失を認めた。(11:41)
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70【乱D文庫-204】 【ランディの“原爆の火”筆禍事件のてんまつ】ー1
709 :西日本新聞から :02/04/18 06:45 田口が西日本新聞に書いたエッセイ
にクレームがきて、田口が謝罪したことがあったみたいだね。ガイシュツ?
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http://www.nishinippon.co.jp/media/news/0103/genbaku/hosinomura/hosi.html 星野村の「平和の火」全国に広がるが…
〜原爆への悲憤の思いどう伝えるのか〜
「アメリカを焼き払う火が、ここにあるとぞ」。終戦から二十数年後、福岡県星野村の
わが家を訪れた新聞記者に向かって、山本達雄さんはこう叫んでいた。
敗戦の記憶の風化。その憤りからほとばしり出た言葉だった。他人には明かさず、自宅
で灯(とも)し続けてきた、叔父を焼き殺し、広島を地獄図と化した原爆の、それは恨み
の火であった。
一九四五年八月六日、召集で広島県内の駐屯地にいた山本さんは広島原爆を目撃。書店
を営んでいた叔父の消息を求めて、広島市街地に入り、駆け回る。
黒焦げの死体、うめき、助けを求める声。目の前に「いまだに心の整理がつかない」と
語る惨状があった。
九月、帰郷に際して山本さんは、一片の形見を求めて叔父宅跡に立つ。避難壕のあった
辺りを掘るとぬくもりがあった。壕には本や豆炭が置かれていた。火種を見つけ、息を
何度も吹きかけると火が起きた。その火を携帯していたカイロに移して、列車に乗った。
「この火で殺されたと、ばあちゃんを納得させる」
原爆の残り火は、六八年に村に引き継がれ、現在は村内の高台にあるモニュメントの
「平和の塔」で静かに燃え続けている。
「恨みの火」は、被爆者の供養の火へ、さらには平和を祈る火へと、山本さんの心のなか
で昇華した。
-----------------------------------------------------------
田口ランディーさんのエッセー「さよなら20世紀」(昨年十二月二十九日掲載)について、
「事実誤認ではないのか」と、読者から指摘を受けた。
エッセーは、NPOの「神戸元気村」(神戸市)の山田和尚代表が「原爆の残り火」を
全国に分火しようと携え、昨年三月から各地を行脚している姿を紹介。新世紀へ伝える平和
への祈りについて書かれた。その中で、火の由来について「呉市に住む男性が原爆投下後の
燃えている火をカイロに移して、九州の寺に預けた」などとしていた。
別の残り火が存在したのか、関係者に確認した。結果は以下の通りだった。
一九八八年、国連軍縮総会に対するアピールとして、反核団体の手で星野村で採火された
火が全国を縦断リレー。この時の火が参加者の手から長野県松本市の寺に分けられ、この寺
を経て山田代表へ渡った―。
ただ、正確な由来は伝わらず、田口さんの誤解のもとになったようだ。
田口さんは先日、謝罪の手紙を星野村に送り、「時代をつなぐ大切な『火』を継いでいる
星野村の皆様にあらためて感謝し、二十一世紀にこそ平和を現実のものとするために共に歩
ませていただきたいと切望します」と述べている。
【記事はつづく】
71【乱D文庫-205】 【ランディの“原爆の火”筆禍事件のてんまつ】ー2
【記事のつづき】
◆ ◆
星野村は一九九〇年、「平和の塔の設置及び管理に関する条例」を制定。火の使用は村長
の許可を受けることや、分火した施設には必ず由来を明記することなどの規則を定めている。
営利目的などに使われることを懸念した措置だったと説明した樋口渓男助役は、「当時、
心配したことが起きている」と語る。
条例制定後は八カ所に分火されたが、それ以前に採火された火が、再分火を重ね、由来すら
あいまいなまま全国を一人歩きしているという。山田代表は既に五十五カ所で分火している。
しかし、星野村は条例前の採火にさかのぼるこの活動を把握できていない。
そこに困惑と反発があった。
村は近く、分火された火の追跡調査を開始し、条例に沿った使用の協力を求めていく方針
だという。
◆ ◆
被爆手帳を持つ山本さんは現在、八十五歳。重い病にあるが、平和の火への思いを三時間
も語り続けた。山本さんにも、抑えがたい思いがあったのだろう。
火を全国に広げることには確かに意義があるが、それが結局はイベントに終わるのでは
ないかという懸念もぬぐえないからだ。
話し終えて「胸のつかえがとれました」と、山本さんはほほ笑んだ。
忘れてならないことは、この平和の火が、被爆死した叔父の「遺骨」として、山本さんが
必死の思いで焼土から吹き起こした火であった“原点”である。その個人の歴史をなおざりに
しては、平和は語れないということだろう。(文化部・横尾和彦/2001.1.30/朝刊掲載)
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711 :無名草子さん :02/04/18 07:04
その話、確かちくまの日記か何かで、ランディ本人が書いていました。
(今、あぼーんされているから確認できないけど)。
最初は出版社の方に抗議がいったので、ランディは何も聞かされないまま
日数が無駄に過ぎていった、どうしてだろう変なの?と文句を言いながら、
話を聞いてすぐに非を認めて、潔く謝罪をしたアタシをアピールしていたやつ。
思えば盗作騒動の謝罪も、全面的に非を認めた誠意のある潔いアタシって線で
いきたかったんだろうけど、もともとのランディの素質と正反対の路線だから、
とっても無理のある意味不明の文章が出力されてしまった、と。
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715 :無名草子さん :02/04/18 07:10
>711
西日本新聞に書いたエッセイだから、クレームいったのは西日本新聞社だよ。出版社じゃない。
原爆がらみのクレームは新聞社も恐いから、後フォロー記事を丁寧に書いたということだわね。
原爆がらみのクレームが恐いのは田口も一緒で、速攻で全面謝罪したと。
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717 :無名草子さん :02/04/18 07:12
星野村は山田和尚の行為にも批判的。
山田和尚マンセーで、しかも事実と違うことを書いた田口
のエッセイに星野村はかなーり頭にきたと思われ。
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74【乱D文庫-208】【田口ランディ、盗作人生のルーツを語る】
http://www.melma.com/mag/26/m00001926/a00000014.html 国語で創作の物語を作る授業の時に、私はかつて読んだことがあるマンガの
スト−リ−を盗作して物語を作った。なぜそんなことをしたのか、今はわかる。
「いいものを作りたかった」からだ。
たぶん、11歳の頃から私は「人に評価され褒められるものを作る」という
病気に犯され始めたらしい。そしてそれは、「失楽園」の始まりでもあった。
社会性を獲得し始めた頃から、私の創作意欲は「自分一人の楽しみ」から
「評価される楽しみ」に移行していった。そしていつしか「ただ無心に楽しい」
という気持ちをなくしてしまった。
***以上引用***
すべてはこのセンテンスに尽きる。
盗作を止められない習性を思わず吐露してしまった。
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インタ−ネット・ライタ−への道
http://journal.msn.co.jp/articles/nartist2.asp?w=89279 >国語で創作の物語を作る授業の時に、私はかつて読んだことがあるマンガのスト−リ−を盗
>作して物語を作った。(中略) そしていつしか「ただ無心に楽しい」という気持ちをなく
>してしまった。
授業で評価されるために盗作したってのは、そりゃ「カンニング」だろう(w
まずその前に、当時「創作」の授業は無かったと思う。 もしも有ったとするならば、それは
教師個人の裁量かなんかじゃないかな。
俺は彼女と同じ歳なんだが、学校で文章の創作といえば中学校の文芸部あたりが、おお
かたの初体験だったような気がするのだが。
「評価される楽しみ」のために書かれた盗作の物語は、結果としてどう評価されたのが書
かれていないことが不自然でもある。
この11歳の時の盗作体験が発端でスランプに陥ったというのは、おそらく本当だとは思う。
しかし、それが盗作したことへの罪悪感、「いいもの」が書けない才能のなさの自覚ではなさそう。
「いいもの」を書いたつもりだけれど評価されなかった、というのが原因じゃぁないのだろうか?
そうとうに脚色して書いてると感じる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
75【乱D文庫-209】
盗作犯罪幇助の巣窟・ランディ信者掲示板で
良心の声はこうして抹殺されている
http://cgi.din.or.jp/~happy/randy/bbs/bbs.cgi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
602 :無名草子さん :02/04/18 00:17
消される前に。
信者掲示板から。
質問 (2002年4月17日(水)19時25分)
管理人様
すみません。1つ質問してもいいでしょうか。
免責事項に以下の文章があるのですが、当ホームページが存在することとの整合性
をご説明ください。
私見によれば、この事項は自家撞着ではないかと思われるのですが。
ご返事お待ちしております。
免責事項
【投稿文の削除基準】
7.知的財産権の侵害
著作権のある歌詞の引用等、著作権、商標権、意匠権、肖像権等の知的財産権および
プライバシー権、名誉等、他人の権利を侵害する内容を含むもの。および著作物の貸
し借り、コピープロテクトの解除方法、パスワード類等他人の権利の侵害を助長する
内容を投稿する行為。
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77【乱D文庫-211】 ナマステ真美氏の猿退治(笑)
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140 :無名草子さん :02/04/20 20:19
ナマステ山田スレに、こんなカキコがありました。
≪当番からのお知らせ≫
山田真美さんのホムペの「週刊マミ自身」が更新されました。
http://www.yamadas.jp/mami/ 今週のテーマは「インドの出版事情」。
なんとなんと、インドの盗作事件について書かれています。
なんかスゴクないですか。偶然とは言えこの旬なテーマ。
インドにも盗作事件ってあるんだなあと、素直に感心しました。
ぜひともご一読を!!!」
*************************************************
>>140 なんだかランディが他のライターを追いつめるときに使っていた
ストーキングの手法をグローバル規模で行なってる印象も持ちますな。
山田スレの住民によれば、真美氏はランディのことなどご存じないらしい。
……となると、インドのテクスチュアル盗賊を嗤う企画というのは妙なる
シンクロニシティ(笑)なのかもしれないが、案外、オナ編がヒントを
与えていたりして。
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144 :無名草子さん :02/04/20 22:11
>>140 読みました。なんというかホントにこのひと田口のコト知らない?って
感じよね(笑)出版社もDQNな会社がある、とか、イイトシして著作
権知らないっていうパクリ屋とか、あなたの著作を広めて上げたのだ
から感謝すべきだと開き直る輩とか、まさに乱Dとその取りまき+擁護
チャンたちソノモノって感じ。
これ、乱Dの件を知って、でも関わり合いになりたくないから乱Dは出さずに
書いた批判の文章だとしたら正に秀逸ですね!カシコイ.
*************************************************
145 :無名草子さん :02/04/20 22:27
>>144 実は私も全く同じこと感じたよ。
これは信じられないぐらい用意周到な批判文なんじゃ?
でもゼッタイ尻尾出さないところが偉ーーーい!
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146 :無名草子さん :02/04/20 22:39
>>144 同じく、遠回しの田口批判だと思った。
やるねぇ、まみりん。
あそこは芝田も当然読んでるだろうし(藁
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78【乱D文庫-212】引用マナーと著作権保護についての教訓
★著作権とその侵害、あるいは引用と転載の違いについて、噛み砕いて解説している
すぐれた記事が発表されました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
作家&出版人育成マガジン『パウパウ』第73号:2002年4月21日発行(隔週日曜日発行)
発行元 出版人コム
http://www.shuppanjin.com/ ●不定期連載 夢幻流物書き道場 上山明彦
第34回 田口ランディにみる著作権侵害の教訓
このなかの結論部分だけ、下記に引用します――
「田口ランディのケースは、引用でも転載でもなく、他人の著作物の一部
を自分が書いたかのように原稿に取り込んでしまったのであるから、あき
らかに盗用になる。そこが大きな問題だったのである。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●なお、盗作猿を批判する我々も、この記事を通読して著作権の重要性を学ぶべきだと思います。
とりあえず、エチケットとして、上山氏のつぎの戒め
>「出典を明記し、引用部分を本文とはっきり区別する」というのが重要で、それをあいまいに
>すれば著作権の侵害となる。
> また、引用部分はあくまでも著書のごく一部でなければならない。引用部分が大きな割合を
>占めるような著作物は、引用の範囲を超えることになる。
それと、次のカキコを尊重したいと思います。
*************************************************
319 :無名草子さん :02/04/22 01:55 (中略)
資料を貼りつけるときはURLと、議論に関係する部分の文章だけを
一部引用し、書き込み者の意見を添えるといったスタイルが定着すれば良いと思いますぞ。
*************************************************
●新聞記事の利用については、次のカキコが考えるヒントになります。
*************************************************
338 :無名草子さん :02/04/22 02:08 (中略)
問題なのは、引用の目的です。一般論としては、「商用目的」での無断引用は「窃盗」に
等しいでしょうから言語道断です。しかし研究や議論などの叩き台として、シャケさんが
おっしゃったように公共の利益にかなうものであれば、許容されるというのが通説になって
います。たとえば先ほどから論じられている新聞記事の引用についてですが、私が無料購読
している某海外ニュース記事MLでは、ニュース記事はコピペばかりなのですが、こういう
但し書きが最後に付いています。
-----------------------------------------------------------
*** NOTICE: In accordance with Title 17 U.S.C.
Section 107, this material is distributed without profit to チョメチョメNEWS eGroup
members who have expressed a prior interest in receiving the included
information for non-profit research and educational purposes only.
【注意:合衆国法典第107項により、この文書は非営利目的で、あらかじめ非営利の
研究教育目的のためだけに、ここに含まれている情報を受け取りたいと意思表明を
した“チョメチョメニュース”のMLメンバーに配布されるものである。】
-----------------------------------------------------------
つまり、公共の利益にかなうことであれば、ニュース記事のコピペ配布は許されて
います。ついでにいうと、米英などのニュースサイトではニュース記事全文を自分や
他人に無料で電子メール配信できるサービスが当たり前に備わっています。
日本の新聞社は公徳性に欠けており――朝日新聞のランディ擁護を見よ!――しかも
ネットビジネスの展望が立っていないので、ニュースコンテンツを囲い込むという
姿勢が目立っていますが、公共の利益を目的とした議論の材料として、ここのような
公開掲示板に貼ることについては、新聞業界も黙認しているのが現状です。(ただし
新聞協会はネットコンテンツの無断使用を禁じています。しかしヤクザが拡販している
新聞業界のことですから、非営利目的での使用まで阻止しようとすれば業界側が不利に
立つでしょうね。)
79【乱D文庫-213】 猿の言質
380 :無名草子さん :02/04/22 02:39
田口は商用目的じゃないかぎり、どんどんアタシのテキストは
使っていいよって言ってるよ。
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386 :無名草子さん :02/04/22 02:43
http://www.so-net.ne.jp/stress/kayama/backnumber/028.html 営利目的でなければ、好きに使ってください宣言は、これ。
>田口 それはもう、ものすごく繰り返し、毎週書いています。自分の文章を通して
> 「私はこうしてるんだよ」っていうことを書いているので、読んだ人が自分な
> りにアレンジしてくれればいいなと思います。私は自分の書いているものに、
> 著作権も、コピーしちゃいけないとか、そういうことを主張していないので、
> ネットに書き流したものに関しては、営利目的でない限りどんどん消費して、
> アレンジして、自分なりに使っていただきたい。素材として。そのために書き
> 流しているので。
>
> だから、あえてここで言葉で言うほどのものは何もないです。毎日、自分はど
> うやって生きてきたか、何を考えているか、を垂れ流しているような状況なの
> で、欲しい人は、勝手に汲んで行けばいい。持ってけドロボーの世界なんです
> けど。
何か過去ログのどこかで、これが話題になっていたことがあって、じゃあランディから
パクって小説か何か書いてもオッケーじゃんというような書き込みがあったんですよ。
でも、ランディの文章自体に誰かからのパクりが含まれていて、知らず知らずのうちに
その人からパクる結果になったら申し訳ないだろうというレスがついていたような。
それから、ランディのコラムの文章を丸ごとコピーしている個人のホームページが一つ
二つあって、ランディの作品とは明記しているんだけど、いいのかなこれ?と思ったの
ですが、本人がこう言っていたからかな?と思ったりしました。
(アンチとかではなく、純粋なファンのページで、ということです)。
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80【乱D文庫-214】 ランディのバリ帰国後第一声の笑止千万【1】
●バリ帰国後の盗作猿の数少ない連載もの、畜魔の日記は、日記予想スレのネタ封じが効いた
のか、バリの話題は出なかったけど、文壇でも“すでに老年性●●”との噂が広がっている
鶴見俊輔氏への(ランディお得意の)ジジイ転がしや、「ノーベル文学賞とっちゃうぞ」宣言、
“生き様”という恥ずかしい言葉を使ってのジジイ虐めなど、ネタに尽きません。(苦笑
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454 :畜魔の糞日記【部分引用で紹介】 :02/04/22 21:26
目下話題の、畜魔の糞を、部分引用のかたちで紹介します。
(引用元:
http://www.chikumashobo.co.jp/web/taguchi/index.html )
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田口ランディの日記
4月21日(日)
*雨に
濡れた新緑
の朝
バリ島から帰ってきてから慌ただしい日が続いている。
木曜日にはしりあがり寿さんの『瀕死のエッセイスト』の打ち上げだった。初めて
デザイナーの祖父江さんとお会いした。めっちゃ面白い人だった。すごいなあ、こんな
子供みたいな人と久しぶりに会った。保育園の子供の話で盛り上がった。「子供と
遊んでいるときが一番おもしろい」って祖父江さんは言う。だからすごいデザインが
できちゃうんだなあ。とても楽しかった。いつか私の本もデザインしてほしい。
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81【乱D文庫-215】 ランディのバリ帰国後第一声の笑止千万【2】
【第二部】
金曜日は哲学者の鶴見俊輔先生との対談。
鶴見先生はあと2ヶ月で80歳になられるという。80歳を越えた方々というのは、もう
人間としてまっさらになっていて、私はお会いすると本当に心から大切にしていただいた
気持になる。
青森の森のイスキアの佐藤初女さんもそうだったし、神戸の加藤清先生もそうだった。
そして、鶴見俊輔先生も……だ。
先生は私のエッセイ集を大切な宝物みたいにカバンから取りだして、そしてそこには
何十枚も付箋が張ってあった。話の折々に「いや、実に素晴らしいですよ。本当にあなた
の言葉は野生の言葉だ」と感嘆し、称賛してくださる。
私はといえば、そういう鶴見先生を目の前にして「ああ、自分は本当に傲慢で高慢ちきな
人間だなあ、なんと他者への尊敬と優しさに欠けていて自意識ばかり強いのだろうか……」
と恥ずかしく、情け無く、打ちのめされるような思いだった。
鶴見先生の私への称賛はおしげもなく、そこまで褒めていただくと、もう私は生涯、
書き続けさせていただきます、と頭を下げたくなるほどの賛辞であった。
鶴見先生は「あなたの人間観察力はモンテーニュのようだ」と、モンテーニュまで引っ張り
出して褒めてくれる。「きっと田口さんは後世にはモラリストの思想家として分類され名を
残します」と死後のことまで分析していただいて、いやはやもう、そこまで言われたら、
わかりましたっ! とノーベル文学賞だって目指してしまいますよ、私は。なにかなあ、
人間の生き様というものを見せられた気がする。お会いできて本当によかった。出会いと
いうのは財産だなあ……と、妙に神妙に考えた一日だった。
私のような下品なバカ女が、こんな高潔な方々にかわいがっていただいて、ありがたい
なあ、生きててよかった。
82【乱D文庫-216】 ランディのバリ帰国後第一声の笑止千万【3】
【第三部】
土曜日はタク先生とのトークショーで、池袋西武のリブロへ。満員御礼でたくさんの方に
入場をお断りしたとのこと、タク先生と二人「私たちごときの話でお断りするなんて申し訳
ない。路上ライブでもしようか?」と話しあう。なんか本当に申し訳ない。リブロの方が
いろいろ気を使ってお水を買いに行ってくれる。それも申し訳ない。忙しいなか編集者の方が
来てくれる、それも申し訳ない。なにもかも申し訳ない。そんなにしてくれなくても、私は
書きますから、と言いたくなってしまう。どうやら昨日鶴見先生に会ったことで、私は瞬間
風速的に謙虚になっていたようだ。
今日は朝から雨。
これからもう取材も、イベントも、インタビューも何もない。ただもう家で作品を書いて
いればいいのだ。あーーーーーなんって解放感。
バリで刺激をたくさん受けたので、めっちゃ書きたいことがある。藤本さんにバリを舞台
にした小説を書く約束もしちゃったしな。
今朝もお布団のなかでいろんな小説のモチーフがくるくる浮かんで、白日夢のようにそれ
をみながら寝ていた。こういうときが一番楽しいなあ。
新しいマックが届いた。画面が大きくなって見やすくなるので仕事がしやすそうだ。
本当はキーボードも新しいのに変えたいんだけどな。今のキーボードはパコパコして打ち
にくい。キーボードが変わるともっと早く打てるような気がする。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【以上、引用おわり】
*************************************************
●ランディは2ちゃんねるに感化されて糞日記を書いていたことが端なくも発覚!
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473 :無名草子さん :02/04/22 22:28
>>454の、日記冒頭の表題に注目!
これまでの糞日記は、表題が、■という記号ではじまり、数文字ずつ3行で書いていた。
今回は、*ではじまる形にシラっと変更されている。
つまり、陰毛アイコン「■」が、尻の穴アイコン「*」に入れ替わったわけだけど、
これはどうしてかな? きっと日記予想スレを見ていたんでしょうな。
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/1019094905/7 *************************************************
522 :無名草子さん :02/04/23 01:09
>>473 予想日記スレがはじまってからアイコンが急に変わるなんて、
お猿もわかりやすいな(笑)
*************************************************
83【乱D文庫-217】 ランディのバリ帰国後第一声の笑止千万【4】
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467 :無名草子さん :02/04/22 22:04
高潔な人、という割に、鶴見氏の何がすごいのか、鶴見氏のどういうところを
見て「お会いできてよかった」と思ったのか全く伝わってこないんだけど。
別に鶴見氏でなくても良かったんだろうなぁ。同等のステータスをもつ
学者であれば、そしてその人がランディをベタ褒めしてくれれば、同じように
思ったのであろう。「大切にしてもらう」ことが一番大切なのだろう。
何を対談し、それによってどのような思想的刺激を受けたかではなく。
……でもなぁ、それって「出会い」とはいわないんじゃないの?少なくとも
哲学者・鶴見俊輔との出会いじゃないよね。単にやさしいおじいさんと
会えて嬉しかったというだけで。
*************************************************
468 :無名草子さん :02/04/22 22:06
>やさしいおじいさんと
>会えて嬉しかったというだけで。
ワロタ。鶴見の業績なんて田口に理解できるはずもない
*************************************************
483 :無名草子さん :02/04/22 22:59
「>人間の生き様というものを見せられた気がする。」
ってあるけど、どういう意味なんだろうか???
誉め上手に生き様を見たのか???
というか、この一文だけでも、猿の生き様がとくと見えるね。
*************************************************
485 :無名草子さん :02/04/22 23:02
「生き様」…。
またずいぶん安直な言葉を選んだものだね。
*************************************************
486 :無名草子さん :02/04/22 23:05
「生き様」なんて言葉はないよ。
「死に様」ならあるけどさ(藁
田口ってほんと言葉をしらねーな。
恥ずかしいやつ。
*************************************************
489 :無名草子さん :02/04/22 23:16
>486
突っ込んで申し訳ないが、「生き様」って言葉は存在するよ…
『大辞林第二版より』
・いきざま 【生き様】
生きていくにあたってのありさま。生き方のようす。
*************************************************
490 :無名草子さん :02/04/22 23:21
>>486 いや、昔々、「生き様」という言葉が流行ったことがありましてねぇ。
つなぶちならぬ長渕剛のようなオッサンは、今でも「生き様」連発するのが好きかも。
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84【乱D文庫-218】 ランディのバリ帰国後第一声の笑止千万【5】
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491 :無名草子さん :02/04/22 23:23
「生き様」というのは、70年代に流行った“はずかしい言葉”です。
貧乏くさい“ノンフィクション”が、偽善的・露悪的に、みじめな生活
をしている人々をわざわざ選んで、「生活は苦しくても、この生き様を見よ1」
などと“称賛”するときに用いた常套句でした。
あと、「生き恥をさらす」っていう表現もあったよな。
泉谷しげるの歌にも、そういうフレーズが出てくる。
*************************************************
493 :無名草子さん :02/04/22 23:23
>>490 初期ストーンズのキャッチコピーが由来だと聞いたことがあります。<「生き様」
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494 :無名草子さん :02/04/22 23:25
>先生は私のエッセイ集を大切な宝物みたいにカバンから取りだして、
>そしてそこには何十枚も付箋が張ってあった。
で、ランディさんは鶴見先生のどんな著作を読まれたんでしょうか。
-----------------------------------------------------------
495 :無名草子さん :02/04/22 23:25
「生き様」は昔のちゃんとした作家なら使わないよ。
生き様は、言い方としてかなり新しいのです。
辞書にも載るようになったのなら、なし崩し的に認知され
ちゃったんだろうな。
-----------------------------------------------------------
512 :無名草子さん :02/04/23 00:08
しつこいようだけど、「生き様」について。
T氏は礼節を律儀に守って著作読んで、そして社交辞令として賛辞を贈ったよね。
猿はそれに舞い上がって痛い勘違いかました上、「生き様を見た」とのたまう。
状況として、まったく噛み合ってない。何をもって生き様と言ってるんだろ?
でも、仮にこれがT氏の発言なら、非常に納得だと思わない?
「社交辞令を真に受けた品性下劣なその女は、あろうことかノーベル文学賞
なぞと口にした。もとよりこのような無知蒙昧な輩に常識的な謙遜なぞ
求めはせぬが、いやはや私は人生の終盤近くに、娘の頼みとはいえなんと愚かな
ことを引き受けてしまったことか。まさに鬼畜の生き様を見た思いである――」
とかなんとか思ってらっしゃったりして。もちろん私の妄想だけど(藁)。
-----------------------------------------------------------
514 :無名草子さん :02/04/23 00:17
>>512 対談したていどで「生き様」を見られちゃ鶴見氏もかなわないよね。
お猿は鶴見氏の本読んでいったのかな。
礼儀としてお猿の本を読んできた鶴見氏なのに。
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515 :無名草子さん :02/04/23 00:24
>>514 鶴見氏の本を読んでいったか……いや、その件については、
まだ言い訳のきく状況にある。
鶴見氏の著作の内容と、対談で語られたことのさわりだけでも、
メルマガにどーんと発表すれば、日記に書かなかったのは、
こちらでじっくりとやるつもりがあったからだと。
一週間以内に、そういうメルマガを配信できれば、だけど。
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85【乱D文庫-219】 ランディのバリ帰国後第一声の笑止千万【6】
*************************************************
519 :無名草子さん :02/04/23 00:52
>新しいマックが届いた。画面が大きくなって見やすくなるので【コピペ】がしやすそうだ。
>本当はキーボードも新しいのに変えたいんだけどな。今のキーボードは【パクパクし】
>にくい。キーボードが変わるともっと早く【パクれ】るような気がする。
と読んでしまいそうなテスト。
-----------------------------------------------------------
525 :無名草子さん :02/04/23 02:53
>491,495
なるほど、そうだったのですねー。
昔何かの雑誌の企画で「キライな言葉」をあげるというのがあって
矢野顕子さんが「生き様」をあげていた(確か岸田今日子さんも)。
矢野氏が「こういう言葉を人間が使っていいのでしょうか」
とおっしゃっていたので、私もなんだかその後気をつけて
使わないようにしていた。
そうかあ、「死に様」から来ていたわけだ。
今更気付きました。遅っ
それにしても田口氏はプロの癖に・・
鈍感すぎる。こういうのは、許せないんだよなあ。
*************************************************
526 :495 :02/04/23 03:41
>>525 作家なら、生き様という字面からその語の「醜悪さ」を直感で嗅ぎ
取らなければならないでしょうね。
*************************************************
527 :無名草子さん :02/04/23 04:06
>526
同感。しかも大先輩に向かって気安く使いやがったしね。
でも今予想日記見てきたんだけど、鶴見さんの模写見たら
「猿に対して使うのならアリだねっ!」って思ってしまったよ(藁)
*************************************************
528 :無名草子さん :02/04/23 04:09
ノーベル文学賞めざします宣言をした作家の「生き様」をとくと見せて
もらうことにしましょう(藁
*************************************************
531 :無名草子さん :02/04/23 07:37
>先生は私のエッセイ集を大切な宝物みたいにカバンから取りだして、
>そしてそこには何十枚も付箋が張ってあった。
>話の折々に「いや、実に素晴らしいですよ。
>本当にあなたの言葉は野生の言葉だ」と感嘆し、称賛してくださる。
付箋貼ったのって娘・鶴見だったりして。「パパ、ここを読んでおいて」
「野生の言葉」ってさすが意味不明・誤字脱字の猿語を昇華させて哲学者は素晴らしいね(w
*************************************************
533 :無名草子さん :02/04/23 08:10
>>531 日記の原文では「野性の言葉」となっていました。
ランディが以前野性派ライターを名乗っていたのを受けてか、
野放しにされたゴリラに対する遠回しの嫌味かは謎。
*************************************************
534 :無名草子さん :02/04/23 12:10
鶴見は田口の盗作を知らないのか?
知っていてモラリストだなんだ言えるならあまりにもアレだし
知らないのならアンテナ低すぎるし。
*************************************************
86【乱D文庫-220】
●ランディの新ワザ「往年文化人ジジイ転がしアタシマンセー固め」に抗議の声が集中!
*************************************************
547 :無名草子さん :02/04/23 15:48
鶴見がいい仕事をしたことは確かだが、彼はもう“80年代”で終わってる。
ハッキリ言ってすでにボケ老人に近い。
吉本隆明も同じ。
どちらもすでに天然記念物でしかありません。
それを田口のような腐った人間が利用するのは自然かもしれないな。
吉本が、ばななつながりで田口に利用されないことを祈る。
*************************************************
548 :無名草子さん :02/04/23 16:04
田口は“死人にクチなし”の兄貴や塚原さんを冒涜し、
兄貴の“死にざま”で商売までして、
言葉を失った岡崎京子さんからもパクリ、
今度は痴呆老人の文壇セレブ爺さんを利用しはじめた。
まったく、泥棒介護士だね。(溜息…
*************************************************
551 :無名草子さん :02/04/23 16:50
>>548
ミザリーを思い出してしまったよ。最初は親切そうでも、段々発病の周
期が短くなって行く所や、隠蔽工作には悪魔的に賢いとか、被害妄想
が酷いとか、誉められると舞い上がるとか、共通点が多すぎて怖すぎ
です。奴はアニーだったのか・・。藤森さんは会わなくて本当に正解。
監禁されていたかも。スレ違いですいません。
*************************************************
552 :無名草子さん :02/04/23 17:02
>>551 ●似てます……。(((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
映画『ミザリー』の簡単な紹介
http://www.urban.ne.jp/home/ubik/cinema/cinema089.html ↑
このストーカー女と似てるんだよね。猿オバサンも……。
(背後に人魂が3つ浮かんでるようにも見える恐怖画像)
http://www.bs-i.co.jp/news-ac/www/kougi/20011221/img/randy3.jpg あたしはダルマさ、転んだってタダじゃ起きないんだ。
(映画上映会で吠える盗作猿)
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/mar/0302taguchi.jpg *************************************************
87【乱D文庫-221】 盗作続行の宣戦布告?!【1】
●盗作猿の“本丸”的媒体『田口ランディのコラムマガジン』で、バリ島帰還後の第一声が
これだ! ひとことで、下記のメルマガを言い表せば――
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560 :無名草子さん :02/04/23 17:20
なんかもうどんどん盗作してやるわっ、という宣戦布告みたいな駄文ですね。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
★★田口ランディのコラムマガジン★★2002.4.23
http://www.melma.com/mag/26/m00001926/a00000097.html -----------------------------------------------------------------------------
「バリ島のギフト」
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ずっとバリ島を旅行していて、たくさん夢を見た。
旅に出るとふだんのときよりもはっきりとした濃い夢を見るのはなぜだろう。
自分の日常から切り離されてしまうので、意識の防衛力が弱くなるのかな。
なぜかバリを旅行しているのに、屋久島に行く夢を見ている。
中学時代の同級生の女の子を連れて、私は屋久島に行くことになるのだ。と
ころが彼女は全然屋久島に似つかわしくない格好で待ちあわせにやって来る。
「そんな格好で山に登れるわけがないじゃない」と私は腹を立てる。すると
彼女は「だったら行かないよ」と言うのだ。そして、いとも簡単に「私は帰る
から」と帰り支度を始める。
私は途方に暮れる。本当に帰ってしまいそうなのだ。でも彼女の本心は行き
たいはずなのに。それで私は、彼女に向かって怒鳴るのだ。「どうして、連れ
てってくださいって、言わないの?どうしても連れてってくださいって、言え
ばいいじゃない」
すると彼女は、ぽかんとした顔で私を見て呟く。
「そうだね。なぜ言わなかったんだろう」そして、あっけないくらい素直に呟
くのだ。「どうしても私を屋久島に連れて行ってください」
私はほっとして「いいよ」と答えている。
そこで目が覚めた。
それから、なぜか理由もなく、彼女は私だと思った。どうしてそう思ったの
かわからないけど、彼女は私自身の影だと思った。
怒られても、なじらても、行きたかったら「連れてってください」ってお願
いすればいいのだ。それだけのことなのだ。そういうことが、できない自分が
時々いる。でも、なぜバリで、こんな夢を見たのだろう。
■ 【つづく】
88【乱D文庫-222】 盗作続行の宣戦布告?!【2】
【つづき】
バリを旅している時に、アテンドしてくれたSさんからバリの文化や風習に
ついて教えてもらった。Sさんは学生時代にバリに留学していたのだそうだ。
「バリ人は他人を怒ったりはあまりしません」「そうなの?優しいんだね」
「優しいというより、バリの人たちは人間は宇宙を内包した存在で、マクロコ
スモスを小さくしたのが人間だ……と考えているんです」
「へえ?人間が宇宙と相似形だと?」「そうですね。だから、宇宙存在に文句
を言ってもしょうがないでしょう?人間を全包括的な存在だと認識しているか
ら、あまり些細なことでは相手を思う通りにしようとはしません。魔術はかけ
ますけどね」
確かに宇宙がやってることだと思えば、あまりケチもつけられない。一人の
人間を存在としてパーフェクトだと認める文化って、すごいなあと思った。
私は、やっぱり自分をとても不完全な存在のように感じている。だから、成
長しなくてはと思っているところがある。だけど、考えてみたら、もって生ま
れたもので死ぬまでまかなうのが人間だ。
オギャアと生まれた瞬間から必要なものは携えて来ていて、後から貰うのは
せいぜい経験くらいだ。この身体は生まれてから死ぬまでずっと同じ。そう考
えたら、自分を不完全と思うのは少しむなしいかもしれない。
バリにはいくつかの暦があって、私が行ったときはサカ歴の大晦日だった。
オゴオゴと呼ばれる張りぼての巨大な人形を背負って練り歩く。青森のねぶた
祭りみたいな感じ。
オゴオゴは悪霊を顕現したもの。すべての悪いものをさらけ出し、そして焼
き払う。たった一日だけのオゴオゴのために、膨大な時間と労力を費やして村
ごとに人形を作り、そしてきれいさっぱり焼いてしまう。
この破壊と創造の潔さに、私はバリの神髄を見たような気がした。このパワ
ーはなんだろう。創造し壊す。バリのお祭りはそれを延々と繰り返している。
およそ1年中繰り返す。
「バリはオープンソースの島なんです」コンピュータのOSを開発しているとい
うSさんは、ときどきコンピュータ用語でバリの文化を説明してくれる。
「アイデアは宇宙からの授かり物。だからみんなで共有する。もちろん、その
アイデアにどうオリジナリティを発揮するかは個々の問題だけど、方法論は島
全体で共有されます」「ふうん。なんだか、インターネット的だね」
Sさんはバリに留学して、バリ的なオープンソースな社会システムについて
考え、その可能性を提示した。だけど、十五年前は「頭が変なんじゃない?」
って言われたそうだ。ところが、ここ数年でインターネットが急速に普及して
きて、情報の共有化が行われるようになった。「やっとこのごろ、狂人扱いさ
れなくなりました」と笑っていた。
バリ人のお祭りに傾ける集中力はすごい。お祭りを中心に生活が動いている
みたいだ。
【つづく】
89【乱D文庫-223】 盗作続行の宣戦布告?!【3】
【つづき】
「日本人なら、こんなムダなことに労力を注いで……って思うよね」「そうで
すね。でも、どんなことに全身全霊を傾けても、自由なんですよ。人間はどん
なことに集中していもいい。スプーンを曲げるためでも、病気を治すためでも、
雲を消すためでも、山に登るためでも、どんなことに全身全霊で自分のすべて
を投げ出しても自由なんです、そう思いませんか?」
ああ、そうだよな。そうなんだよな。イチローが大リーグで活躍するために
精神を集中して肉体鍛練することを誰もムダとは言わない。だけど、お祭りの
ために全神経を研ぎ澄まして集中することはムダかも……と思う。それはなん
か変だ。
どんなことに集中してもいいんだ。おっけいなんだ。なんかそのことを、バ
リですごく納得してしまった。くだらないことなんて何もない。それなのに、
くだらないことと大切なことがあると思い込んでた。
お金や名誉に関わることが価値があり、そうじゃないものはムダなことだと
思い込んでしまっている。いつしかそういう風に思うことが癖になってる。や
だな、私。不自由だな。
この不自由な思い込みから解放されて、なんでもアリなんだ、って思えたら、
すごい集中力が与えられるような気がした。そういうことが突然、起こるよう
な錯覚をもってしまった。
人はみんな好きなことに全身全霊で集中していいんだ。集中することがすご
いんだ。完成したものに価値を与えるのは他人だ。自分ではない。だからぶっ
壊すことができる。他人に規定された価値が、自分を心から自由に喜ばせはし
ない。
■
バリはお祈りのときにお花や草を使う。小さな供物のカゴに入った花や草を
両手にもって、高く掲げる。
それは、捧げると同時に神様から受け取ることでもある。
そのとき言葉はいらない。ただ、受け取ればいい。私の意志は必要ない。た
だ与えられるものを感受する。私が私であろうがなかろうが、神さまにはあん
まり関係ないらしい。
自意識なんてもの、年をとってずいぶんと萎えたと思ったけど、まだ私にな
かには歴然と「自分が自分が……」という意識が強くあって、その「私が私」
っていう
自意識が、バリにくるとうっとおしいくらいに感じられる。
ああ、私はまだこんなに自分にこだわっていたんだな。そして自分にこだわ
り続ける限り、他人にこだわり続けるんだな。他人にこだわり、他人の言動に
感情を揺さぶられ、他人の評価に自分がオタオタして、他人に自分を合わせる。
そこから逃れられないから、私はときどき辛い。分かち合えない。
【つづく】
90【乱D文庫-224】 盗作続行の宣戦布告?!【4】
【つづき】
バリではたくさん、お寺にお参りした。
靴をぬいで大地に正座して、お線香を立てて供物を掲げ、聖水を飲み、浴び
る。
聖水を三回、頭にかぶると、自分がとても無防備になった気がする。それか
ら手をかざす。何かに向かって。受け取るために。
無心に頭上に手を差し出すと、確かに何かを受け取ったような不思議な気分
になった。
目を空けると、月のない空に満点の星。
この世界は無尽蔵にギフトが溢れかえっている。なんで自分だけ貰えないと
思っていたんだろう。くださいと手を出さないから、貰いそびれていたのかも
しれない。
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私的田口ランディ通信 →→→ メール読者のみなさまへ
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■作家 池澤夏樹さんのメールマガジン「新世紀へようこそ」で二回に分けてイス
ラエルの問題が取り上げられていました。「戦車が町にやってくる」「戦車はどこ
に帰るか」という二本のコラムは、とても強く感じるものがありました。なにをど
う考えていいのか、そこがすでにわからなくて、私は途方に暮れてしまいます。
バックナンバーは以下でご覧いただけます。
↓
http://www.impala.jp/century/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【以上、メルマガからの引用おわり】
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563 :無名草子さん :02/04/23 17:45
次はイケザワナツキがパクられるね。
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564 :無名草子さん :02/04/23 17:47
わかりやすいなあ、しかし。
文壇の有力どころにすり寄ってゆくこの態度、ムカつくなあ。
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566 :無名草子さん :02/04/23 17:49
まもなく池澤と田口の対談がセットされそうだ(笑)
「週刊朝日」あたりかな? また「小説現代」か?
吉本ばななとも対談ねらってそうだよね〜。
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565 :無名草子さん :02/04/23 17:47
>>目を空けると、月のない空に満点の星。 少女趣味ポエーム、はずかすい。
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567 :無名草子さん :02/04/23 17:53
>565 しかも「満点」じゃなくて「満天」だっつうの。
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568 :無名草子さん :02/04/23 17:54
百点満点の星なんだね(藁 恥ずかしすぎるよ!
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719 :無名草子さん :02/04/24 12:54
小ネタです。 「バリ人は他人を怒ったりはあまりしません」
「バリ人」って違和感を感じる。「バリ島」って独立国家じゃないですよね。
例えば、「九州人」って言い方もあるけど、「ハワイ人」とは言わないぜぇ。
なんだか、安っぽい。
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91【乱D文庫-225】 盗作続行の宣戦布告?!【5】
571 :すごい! :02/04/23 17:58
盗人猛々しい!!!許すまじ!!!
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>「アイデアは宇宙からの授かり物。だからみんなで共有する。もちろん、その
>アイデアにどうオリジナリティを発揮するかは個々の問題だけど、方法論は島
>全体で共有されます」「ふうん。なんだか、インターネット的だね」
>そのとき言葉はいらない。ただ、受け取ればいい。私の意志は必要ない。た
>だ与えられるものを感受する。私が私であろうがなかろうが、神さまにはあん
>まり関係ないらしい。
> この世界は無尽蔵にギフトが溢れかえっている。なんで自分だけ貰えないと
>思っていたんだろう。くださいと手を出さないから、貰いそびれていたのかも
>しれない。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
これ、どう読んでも盗作マンセー発言だよね。この期に及んで……。
盗作被害者の方々、お願いですから訴訟に持ち込んでください。
全力で支援させていただきますので。
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572 :無名草子さん :02/04/23 17:58
バリ島のコラム怖かった。想像を絶する心の闇だね。
自意識がなくなるどころか肥大する一方で、心も閉ざしきってる。
模倣エッセイで笑ってたけど、それどころじゃないレベルかも。この人。
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575 :無名草子さん :02/04/23 18:05
>この世界は無尽蔵にギフトが溢れかえっている。
本音はきっとこう↓
この世界は無尽蔵に盗作元が溢れかえっている。
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92【乱D文庫-226】 盗作続行の宣戦布告?!【6】
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574 :無名草子さん :02/04/23 18:01
>554
急に行かないと言った友人の箇所で
Naoさんを連想しんだけど………。
Naoさんだなんて言えないから、それは自分だとした
ような感じがする。
他の人はどう思った?
>556よりquote
>完成したものに価値を与えるのは他人だ。自分ではない。
unquote
この人、自分には価値基準がないわけ?
結局、自分を正当化したくてたまらんのやろ。
でも、地球はあんたんために回ってるんとちゃうねん。
それと、盗作はやめな。
自己主張のために他人はどうでもいいなんてのは通らんよ。
*************************************************
576 :無名草子さん :02/04/23 18:08
>>574 私も、Naoさんかどうか分からなかったけど、第三者を連想した。
イタイ友人を諭してあげる聡明なアタシ、といういつものパターンだと思ったよ。
いつもなら、「ほんとは私について来たいくせに、強情張るなんてバカだな」とか続くよね。
それが自分になってるから、この夢の挿話は何だか意図が不明になってる。
(意図が不明なのはいつものことなんだけど)
*************************************************
578 :無名草子さん :02/04/23 18:10
>576
たぶん、他の作家もアタシみたいに盗作すればいいのよ、ほんとは盗作
したいんでしょ? という無意識の田口の思いが夢になったのでは?
*************************************************
579 :無名草子さん :02/04/23 18:12
>574
つまり、協力者になって欲しかったのに、
急に「いやだ」と言い出した………ってことを
攻めているんじゃないの?
*************************************************
580 :無名草子さん :02/04/23 18:17
>>579 アタシの盗作隠蔽に協力してくれると思ったのに、
なんで協力してくれないのよ!というお猿の悲鳴が夢となって……。
NAOさん、マジに猿に会わなくてよかったよ。
札束で頬はたかれたかもよ。
金払うし黙ってな!って。
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583 :無名草子さん :02/04/23 18:25
>580
しっかし、この場に及んで Nao さんを連想させるようなこと書いて、
往生際が悪いというか、
品性下劣というか、
あと、文章ヘタだね。もう、ぐじゃぐじゃ。
恥ずかしくないのかなー。
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93【乱D文庫-227】 盗作猿に“紫式部”が憑依???【1】
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807 :無名草子さん :02/04/24 20:31
あのー、わたしの手持ちのちょっとマイナーな本の中で、
田口ランディが対談してて、
「霊能者に『あんたの後ろには紫式部がついてる』って言われた。」とか
のたまわっちゃってるんですけどー・・・。
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810 :無名草子さん :02/04/24 20:34
>>807 ひぃ〜。
今後の診断および治療(&隔離)のためにも、ぜひ詳細キボンです。
嫌だと思いますが、なにとぞ皆のために…。
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814 :807 :02/04/24 20:53
>>810 その本とは、「サルタヒコの旅(鎌田東二 編著)」という、昨年10月に
出版されたものです。民俗学に興味があって購入したのですが。
その本の中で、著者の鎌田氏と漫画家の美内すずえ氏、それにランディが
対談している章があります。
長いので、かいつまんで説明しますと、
ランディは、とある(かなり眉唾な)縁で、霊力の高い霊能力者に呼ばれ、
出雲大社へ赴いたそうです。
そこで祝詞をあげているとき、その霊能力者が「いま神さんがあいさつに来た!」と。
そして、ランディに向かって
「あんたの後ろには紫式部がついている」
「紫式部はすごく小説を書きたがってるから、あんたはとにかく小説を書きなさい」
しかも、「帯は村上龍さんに書いてもらったらええ」
とまで言い出したとのこと。
ランディによれば、それから一週間後に幻冬社の人が
「長篇小説を書きませんか」と、突然訪ねてきたそうで、
ひきうけて書いたのが、「コンセント」だそうな。
普通さ、紫式部がついていれば、鬼に金棒。
他人の文章なんて、馬鹿らしくて真似てられないだろうに・・・。
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815 :無名草子さん :02/04/24 21:00
>しかも、「帯は村上龍さんに書いてもらったらええ」
だ、だいぶ生臭い紫式部だな。
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817 :無名草子さん :02/04/24 21:22
>>815 ワロタ。紫式部がなんで村上龍の名前知ってるんだ。
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94【乱D文庫-228】 盗作猿に“紫式部”が憑依???【2】
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819 :無名草子さん :02/04/24 21:33
鎌田ってのもイッちゃってるやつだよね。
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820 :無名草子さん :02/04/24 21:34
鎌田と田口はなかよしこよしだよ。
鳩よで対談もしてるし、トークショーも一緒にやってたはず。
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824 :無名草子さん :02/04/24 21:48
カマ田は中上健次との対談を出版しています。
その後書きの中に、
「対談の途中、興奮し、笛を吹いて踊ってしまった。」
とあった。なんだか、イタイやつです。
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828 :無名草子さん :02/04/24 22:21
紫式部ネタは、この日記にも。
http://www.hotwired.co.jp/opendiary/randy/20000604.html > 石山寺は紫式部が源氏物語を書いた寺として有名なのだそうだ。私は去年の6月に、
>大黒屋誠二朗さんから「あんたの後ろには紫式部がくっついていて小説を書きたがって
>いる」というぶっとぶような事を言われ、ああもうこの世界はヤバイ!紫式部だって?
>源氏物語だって?アンビリバボ−!と思った。
信じられないーっ!のは、この世界でなく、あなたやお友達の大黒屋さんですと
思わずツッコミを入れたくなるすばらしい日記。(涙
で、石山寺の感想は、
> とっても気持ちのいい場所だった。紫式部がここで源氏物語を書いたわけがわかる。
>花こう岩という石が地盤にあると、人間の集中力は上がるのだ。この石は人間や植物と
>とても相性がいい。屋久島も花こう岩でできた島だ。だから屋久島と石山寺のもって
>いる雰囲気はなぜか似ている。
花崗岩と集中力で検索してみたんですけど、関連性をうたっているのは、
http://www.margaret-web.com/yamato-s/jyuken.html http://www.mrpartner.co.jp/boom/cnt09/cnt09_03.html 受験水だの骨髄カプセルだのの宣伝ページくらいしか見つからなかったのですが。
花崗岩だから書こうという気になるという駄洒落?
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831 :無名草子さん :02/04/24 22:49
>>828 なんだか情けなくなりますね。「紫式部の再来」なんていうことは、
その人が書いた作品を読んだ、第三者が語るべきことでしょう?
たとえ本当に「紫式部がついてる」なんて言われても、普通の神経なら、
おそれ多くて他人には語れないですよねえ(苦笑)。
しかも、紫式部は何世紀も前に亡くなってる。
抗議したくても、できない立場ですよね。
いつもそうなのでしょうね。権威を引っぱりだして、自分を自分で持ち上げる手口。
よっぽど自分に自信がなかったのかな。
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95【乱D文庫-229】 盗作猿に“紫式部”が憑依???【3】
832 :無名草子さん :02/04/24 22:50
鎌田東二はオカルトっぽいことを扱っている人だけど、
読者をオウム的な方向へもっていかないように気をつけているようなところがあって、
けっこう信用されていましたが、ランディとつるむようになって、かなり評判落としました。
「なんで田口なんぞと対談するんでしょうねぇ」
「金に困っているんだろ。彼はかねがね審神者(さにわ)について言及していたけれど、
これで彼がニセモノだということが判明したよね」などという会話が
ちょっとアカデミックな場の片隅で交わされていました。
私は、鎌田氏が「ランディはビョークに似ている」と言ったことを知って、
それだけでも激しく幻滅しましたが。
【さにわ】神慮を審察する人(広辞苑より)
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833 :無名草子さん :02/04/24 22:55
>632
つまりシャーマンたるランディのさにわになりたがっていた、ってこと?
……まぁあのデムパぶりはちょっと間違えば神がかりといえないことも
ないが。しかしなぁ。ナル入ったデムパは巫女としては使えないだろ。
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834 :無名草子さん :02/04/24 22:55
いやぁぁぁぁっ!
ここでビョークの名前が出てくるなんてぇぇぇ!
しかもしかも一緒にされるなんて(悶絶)
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835 :810 :02/04/24 23:00
>>807さん、嫌な思いをされたでしょうに、リクエストに応えて要約して
くださって、どうもありがとうございました。お礼が遅れて申し訳ありません。
しかし本当に本物の電波なんですね。どんな病名が付与されるのかは
素人なのでわかりませんが、「自己愛性人格障害」とか「境界性人格障害」
とか、しっかり当て嵌まってますよね。聞きかじりでソースなしですが、
投薬できる「機能性の疾病」よりも、薬の効かない「人格障害」のほうが
周囲への公害は甚大である場合が多いそうです。これって猿女そのもの
じゃないでしょうか。もちろん、投薬の必要な病気も持ってるかもですが。
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837 :無名草子さん :02/04/24 23:03
ビョーク、紫式部、ちょっと前にはジミヘンもあったな。
そのうち天皇とかブッシュ大統領が背中に憑いてるって言い出しかねないぞ。
措置入院が必要なレベルに達してますな。
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838 :807 :02/04/24 23:19
>>810=835
いえいえ、こちらこそ、読んでくださってありがとう。
>>828さんのと合わせ読むと、脱力ひとしお、という感じですね。
それにしても、ビョーク(涙)。ジミヘン(涙)。
もうカンベンしてください。わたし、大好きなのに・・・。
ちなみに、件の対談のしめくくりでは、ランディ女史、何を思ったか、
「この世で一番好きな(共感できる)生物はナマコ」とも告白しております。
もしや、わたし、トンデモ本を買っちゃったのかしら・・・。
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96【乱D文庫-230】 ランディと村瀬千文の“盗作事件”の衝撃
公共利益にかかわる議論に資するため、先日の日経新聞の記事を全文引用して
紹介いたします。
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日本経済新聞 2002年4月22日(月);文化面(36面)
ネット上の著作権問題
作家らに意識変革迫る
匿名多数
引用どう表記
[写真キャプション:ネットから誕生した本は急速に広がっている(東京・渋谷)]
インターネットに発表された著作物の権利をめぐって、出版界が揺れている。ネット上の
文章を小説に転載してトラブルになるケースが表面化、匿名投稿文に著作権を認める初の
司法判断も出た。仮想現実から現実へあふれ出した活字に、編集者、作家とも意識の変革
を迫られている。
◇ ◇
「著作物の権利に対して無知だったことを認めざるをえない」――。今月一日、幻冬舎の
ホームページに人気作家、田口ランディによる異例の謝罪文が載った。小説「アンテナ」に、
知人のホームページに掲載された日記を無断引用したことを認める、小説は改稿する、など
の内容だった。
ネットの渇示板に掲載された匿名の投稿文に、創作性があれば著作権を認めるという判決は
十五日、東京地裁で下った。無断で引用した光文社の文庫版「世界極上ホテル術」は出版・
販売の差し止めを命じられた。相手が匿名であっても、引用の許諾先調査や確認義務を出版社
に課した。
「ネット上の著作権の保護について出版界もネット利用者も読者も認識を改めなければなら
ない」と講談社の宮田昭宏・文芸局長は語る。
著作権問題を複雑にしているのは、匿名で、不特定多数の人間が執筆に参加できるという
ネット特有の性質だ。昨年末に出版され、ベストセラーになった絵本「世界がもし100人の
村だったら」は典型例だ。オリジナルは一九九〇年にカナダの環境学者が書いた新聞記事と
される。それがネットに転載され、感銘を受けた人々の電子メールにのって世界中を巡るうち
に新たな言葉が加わり、現在の形になった。
すべての著作権者を特定するのは不可能に近い。版元のマガジンハウスは慎重に議論を重ね、
カナダの学者の遺産を管理する財団に相応の著作権料を支払って出版にこぎつけた。だが
「一〇〇%問題を解決したとは言い難い」と、編集者の刈谷政則も認めている。
ネットに書き込まれた情報を資料として活用している作家も多い。新潮社の宮辺尚・出版
総務室長は「編集著レベルで調べる努力は必要だが、最後は書き手のモラルに頼るしかない」
と話す。
作家自身、そのルールを厳しく受け止め始めている。「取材にインターネットは欠かせない」
と言う藤原伊織は、最新作「蚊トンボ白髭(シラヒゲ)の冒険」で、巻末の参考文献リストに
初めて「インターネットサイト」の一喜を入れた。「参考文献リストにサイトのアドレスを
明記することも、今後、必要になれば考える」と藤原は言う。
三島賞候補に挙がっている阿部和重の「ニッポニアニッポン」は、主人公が読む実在のサイト
の名称を、すべて小説本文中に記載するという方法で問題をクリアしている。阿部は作家の立場
から「著作権保護は太事だが、創作手法としての引用の可能性が封じられるのは困る」と指摘する。
ネットと出版のあるべき関係を求め、作家、編集著とも、しばらくは手探りが続きそうだ。
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