2 :
吾輩は名無しである :2011/04/23(土) 12:46:12.90
メタファーに満ちた物語である『英霊の声』を舞台にすることの最大の困難は、一見したところ、プロットの 描写がまばらにしかないという点にあるように見える。その上、降霊の儀式に参加した者たちは、英雄達の死の声を 聞くだけで、ほとんど動くことがない。だが実際のところ、この事実は、この作品を能楽として演出することの 可能性を広げているのである。(中略)『英霊の声』を舞台にするためには、死霊の描写をその強度を殺がずかつ 単純化しすぎることのないように、言葉によらない演技に移す必要がある。このような試みは最初はほとんど 実現不可能に思えるかもしれないが、能楽がつねに象徴的で複雑な話を扱ってきたことを考えれば、実行可能で あるように思われる。最もありふれた「カタ」を見てみれば、能楽における定められた規則や一連の動作によって、 嘆き、悲しみ、誇りといった『英霊の声』を構成する全ての感情だけでなく、風や雨なども表現することが 出来るだろう。能は儀式的で様式的であるが、これらを制限的なものと考えるよりも、既存の規則は出来事を 美学的に詩的な強度を備えた形で舞台で表現する機会を与えてくれるものと考えることができる。 レベッカ・マック「三島由紀夫の『英霊の声』――近代の能楽として」 イルメラ日地谷=キルシュネライト編「三島由紀夫の知的ルーツと国際的インパクト」より
(中略) 劇場の持つ形式的な条件も、舞台に仕立てることの困難もともにクリアできる。というのは、この小説の様々な 細部は、能楽の標準的な形式と一致しているからである。このテクストが様々な媒体によって演出されうることを 認識するのは、『英霊の声』を能楽として読むことで二通りに作品を読解し全体を理解するために重要である だけではなく、構造というのは内容のレベルにも遡及するという点からも重要である。戦後の退廃に対する英霊の 不満は、したがって、形式のレベルにおいて、日本の美である古典劇の伝統という最良の例に対比されるのである。 作品が初めて出版されて以来、三島自身がこの作品が二つの媒体において演出できるような構造になっていることを 明言してきたにもかかわらず、『英霊の声』が今まで決して劇として読解されることがなかったのは悲しむべき ことである。(中略)近代の物語を能楽のように構成することで、三島は伝統的な日本文化は創作に応用できるし、 また応用されるべきだということを示したのである。 レベッカ・マック「三島由紀夫の『英霊の声』――近代の能楽として」 イルメラ日地谷=キルシュネライト編「三島由紀夫の知的ルーツと国際的インパクト」より
政治的、イデオロギー的含みを持たせた、三島の暴力的行為と自己破壊によって、日本のなかに生じた衝撃と 当惑は、かなり長い間続いたように思われる。その結果として、ある種の麻酔と沈黙がもたらされたようだ。 ここ何十年か多くの外国人は、三島について質問するとき、相手の日本人の態度からそう感じとってきた。 ピヴェンは、次のように言っている。「日本人の多くは、まるで三島が鬼っ子であり、彼の読者は倒錯的な 狂信者であるかのごとく、ぎこちなく口を閉ざそうとする」と。恐らくこうした日本人の反応は、この出来事が 一種のトラウマとして受け取られていることを証し立てている。(中略)さまざまな方法で三島に触れ、三島を 扱っている多くの作品においては、主に三島の死が中心的モチーフとなっており、そのような傾向がこの質問に 正当性を与えているように思える。この四十年間、日本の文学界において、高度に知的で抽象的な小説から風刺や 魔術的リアリズムに到るまで、三島と直接関わる、あるいは少なくとも彼を間接的に参照している数多くの詩や 小説や物語を目にすることができる。 イルメラ日地谷=キルシュネライト「世界の文学と三島」 イルメラ日地谷=キルシュネライト編「三島由紀夫の知的ルーツと国際的インパクト」より
(中略) 村上春樹の小説『羊をめぐる冒険』でも三島事件は、やはり軽い調子で取り扱われている。(中略)この作品の キーとなる第一章には、三島事件が起きた日付である「1970/11/25」がタイトルとして付けられている。(中略) 三島事件は、この場面においてだけではなく、作品全体の文脈においてもハイライトとして機能すべきものなのだ。 また、青海健が指摘しているのは、三島の死を「日本の死」あるいは「日本文化の終焉」の象徴として受け取り がちな一般的傾向に対する、カタカナの横文字をふんだんに使ったこのシーンが持つアイロニーである。(中略) 若い女がやがて自らの夭逝を予言するこのシーンは、物語を前に進めるための仕掛けとなっている。(中略) この小説のなかでは、ひとつの歴史的出来事と交差させ、主人公の人生のある瞬間を際立たせるために三島事件が 使われているのだが、同時にこの作品は、主人公の生と死に対する姿勢が、三島のそれとは著しく異なって いることをもはっきりと示している。 (中略) 私が知る限り、三島由紀夫というテーマに最も強くコミットしてきた作家は、大江健三郎である。大江はこれまで、 それこそあらゆる機会を利用して、三島の文学から、人間三島から、三島のあらゆるものから距離をおこうと 試みてきた。それにもかかわらず、あるいは、まさにそのために、大江健三郎は、亡き三島由紀夫に祟られて いるかのように見えてしまう。(中略)最近英語で出版された大江文学を分析した本においても、やはりこの作家の 多くの作品における、三島に取り憑かれたかのような現象“enduring obsession with Mishima”が確認されており、 それらの作品が書かれた時点において、三島はとっくに死んでしまっていたにもかかわらず、相も変わらず 三島に焦点を合わせずにはいられない大江健三郎という文学者の名は、将来政治的な層において、常に三島の名に 連なるかたちで連想されることになるかもしれない、そうこの本の著者は予測していた。 イルメラ日地谷=キルシュネライト「世界の文学と三島」 イルメラ日地谷=キルシュネライト編「三島由紀夫の知的ルーツと国際的インパクト」より
7 :
佃煮マニア :2011/04/24(日) 18:50:44.61
8 :
吾輩は名無しである :2011/04/24(日) 19:11:05.54
前スレの
>>997 だが、あるクラシック板のあるスレでこんなのを拾ってきた。
>自分と異なる意見の持ち主のことは全て拒否ってか?
>そういう人はネット見るのは止めた方がいいよ
>てか日本みたいに思想良心・信教・表現の自由が高い次元で保障されてる国からは
>脱出した方がよろしい
前スレ
>>998 ,
>>1000 しっかりご返答いただけますか。
>>8 あなたに対する返答なら前スレで済んでますよ。
あなたが何と三島を解釈しようが、私はあなたの意見とは違います。
あかい一本の道のはて 君のなかのふかい歎きが 君のなかのふかい悲しみが その肉体を一挙に運び去った けはしく光る雲のした あかい一本の道のはて われらはみな愛した 責務と永訣の時を 歴史の不如意に足摺した君よ 装いをあらためて君は 虹の門から過ぎていった 君の英霊は鶴となって 故国の秋の天を翔ける 浅野晃「哭三島由紀夫」より
11 :
吾輩は名無しである :2011/04/24(日) 20:51:14.53
もし、三島が現代に生きていたら何を思い、何をしただろう
>>8 ですが、レス番くらい名乗りましょうよ。失礼ですが、僕、あなたみたいな方大嫌いなんですよ。
僕と意見が違うのは
>>9 で分かりましたので、
>>998 か
>>1000 なのか、大分変わってきますよ。
では、何卒宜しくお願いします。
>>12 私は
>>1000 と
>>996 だよ。自分の意見を反対されて、そこまで不満ならあんたこそ、日本から出ていった方がいいんじゃないの?
まあ意見というより、あんたの場合は、三島本人の著書もろくに読んでないのがわかるけどね。
14 :
吾輩は名無しである :2011/04/24(日) 21:36:24.82
>>13 >>996 はいいとして、
>>1000 ですか。
>>1000 て
>>997 >腹を切って介錯されたから割腹だよ。頭大丈夫?
>悔しかったら真似してみなさい。
ですよ。
普通の人の文言ですか。
で、
>あんたの場合は、三島本人の著書もろくに読んでないのがわかるけどね
ですか?
どうしてわかるんです? まあ、あなたがまさか
>>1000 だとは思わなかったんで。
2chとはいえ人間的にレベルが低く、無知で傲慢な様が表れてますね。
今後はレス番も注意した方がいいですよ、ID出る板なんかいけないでしょw
>>14 >>996 はいいなら、あんたは三島が自分の美意識なり思想なりの信念に従って死んだことを認めてるわけでしょ。
それを割腹じゃないとか、まるで意味不明。
三島の「憂国」や「奔馬」ぐらい読みなよ。
人間は、自分が一番言われたくない言葉を無意識下で選んで相手を煽る らしいよ
17 :
吾輩は名無しである :2011/04/24(日) 22:09:31.31
>>15 僕の考えは
>>996 まあ言うと、三島が割腹するのは時間の問題でした、11月25日が来ました、天人五衰一応書き上げました。
で? そのあとは美学のみで行動している。そして美意識も思想もあろう。ただし、総監室へ入り腹を晒し、
刀を突き立てた瞬間、それは自殺なのですよ。割腹とは切り離される。世間はそう見ないけれど。
俺の三島事件はそういう解釈です、とても観念的だけども。同じことなんだけどね、俺の方が哲学的なだけで。
でしょ?
「割腹とは切り離される」と僕は書きつつも、「世間はそう見ない」と書いている。
つまり誰がどうみても割腹なんでしょ。それを、あくまで「観念論的」に書いているんじゃない。
あんた馬鹿でしょ? 「憂国」や「奔馬」も手垢がつくぐらい読んでますよ。
大体「同じことなんだけどね」って書いてるじゃん。もう、あんたはいいよ。俺より頭が悪いのが
もう分かった。わざわざ三島スレまで来て持論を展開したら
「憂国」や「奔馬」ぐらい 「ぐらい」
だもんね。
もういいです。レス番なくてよかったね。では
竹田恒泰『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』(PHP新書) @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ (評 玉川博己) 「天皇と国民の絆は、国が混乱し、または大きな国難に出遭うたびに強くなってきた。 近年では明治維新と大東亜戦争が挙げられる。」と。 ▽ 気鋭の憲法学者(慶應義塾大学大学院講師)であり作家である竹田恒泰氏の最新著書が目下ベストセラ−になっている本書である。 本書がなぜ多くの読者を獲得しているのか、その理由は長引く経済不況と何ら指導力を発揮できない民主党政権、そして尖閣諸島問題など周辺諸国からの圧力に何らなすすべを知らないわが外交等、 閉塞感の中で何とかこの国に自信を取り戻したいと願っている国民大衆にとって、まさに新鮮でタイムリ−な企画として本書が登場し、たちまち多くの支持者を得たのである。 この国に自信を失いかけていた人々は、本書によってあらためてこれまで気づいてこなかった日本の歴史と文化の素晴らしさを知り、やはり日本という国で日本人として生きてゆく誇りを取り戻すのである。 竹田氏は本書において日本の文化を身近な食事、モノづくり、和の心など様々な角度から論じるとともに、実は世界から日本と日本人が如何に高く評価されているかを分かりやすく説明している。いずれも極めて説得力のある分析であると感心する。
何やら俺も一応顔を出さなきゃならん流れになってるので。。。 996と1000は「マゾちゃん」なんだろう。多分994も。 最近似ているが別人と思われるレスが散見されるので、断言はできないが。 新参者だから分からなくても仕方がないが、「マゾちゃん」はああいうキャラ なんだよ。そして、「傲慢な」レスでもなく、極く「普通の人の文言」。 「人間的にレベルが低く、無知で傲慢な様」に対しては、この返答で十分。 つ鏡 まさか、ですます調だから、自分は、人間的にレベルが高く、博識で謙虚だ、 なんて思ってる? 慇懃無礼なる言葉を贈りたい。傲慢さが滲み出ているのは あんたのレスなのだよ。もう一度、つ鏡w 高校生くらいなのかなあ。 「マゾちゃん」へ。こういう人は相手にしないのがよろし。
>>17 観念的にこそ、三島は割腹、切腹のつもりで死んだんだよ。
あなたが三島由紀夫の美意識のビの字も解ってないバカだと解りました。さようなライオン(笑)
>>19 援護ありがとうございます。
指摘のレスも私ですが、たまにマグナが間違えて私と認定してるのもありますね。
22 :
吾輩は名無しである :2011/04/24(日) 22:28:20.80
>>19 どうも、
>>12 ,
>>14 あたりです。前スレでちょっと怒られ、まあ2chというのもあって持論を展開しました。
僕も極端なんですけど、要は三島の死には色んな意味がある、美意識的なもの、崇高なもの、犬死的なもの。
そのつもりだったんですけど、「俺はこう思う」って言わないんですよね、だからちょっとかっとなりました。
けっきょく
>>20 は捨て台詞で逃げましたね。では
_____ / ̄.....//.... θ ̄> ∠|::::::::::::::U:: τ ::::::< < あの人は日本を明治維新前、つまりキリスト教の影響下にはない日本を目指していたから ⊂二|::::::::::::::::::::::::::θ_> 切腹という古来の形式でクーデター失敗の責任を取ったんでしょー・・・  ̄∠/ ̄ ̄
>>22 逃げたのはあんた。逃げたあんたに対してライオンくんを送ったわけ(笑)つまんないクラシック聴いてな(笑)
25 :
吾輩は名無しである :2011/04/24(日) 23:29:02.28
三島由紀夫にはヒトラーのような予知能力のようなものはあったと思いますか?
ヒットラーにも三島にもそんなものはない。
超能力者を目の当たりにして 「文学でこれをやるのだ」と言ってた気がするな。
28 :
佃煮マニア :2011/04/25(月) 02:32:16.22
ヒトラーの予言能力ってたとえばどんな?
一部(◕∀◕)の権力層と踊らされ(◕∀◕)る事に気づきもし(◕∀◕)ない大衆の2極化が始(◕∀◕)まるんだよ。 永遠のこどもが生(◕∀◕)まれるんだよ。(-∀-) 自分の能力を(◕∀◕)究極まで開花させた超人類が出(◕∀◕)現するんだよ 結局今の文明は砂漠しか残さ(◕∀◕)ないけど、我がドイツとアメリカ・日・中の中心は生き(◕∀◕)残るんだよ。 お国自慢カヨ、ヒトラー>(◕∀◕) 100周年記念で2039年1月25(◕∀◕)日になんかあるんだよ。 「三島との雑談でヒトラーに興味をもちました」(五島勉) 文学板にピッタリの話題だね(◕∀◕)(-∀-)ソウダネー
30 :
吾輩は名無しである :2011/04/25(月) 06:32:00.75
>>24 おお、健在だった。仕事疲れで寝てましたよ。それにしても「あんた」「あなた」とは統一性がないねえ。
学生らしいから、三島はまだ早いんじゃない? せいぜい水嶋ヒロとかから始めたら? ライオン君てテレビの?
ごめん、テレビ見ないから分からないけど、幼稚さでいったら君にぴったりの小説だと思うよ。それから匿名のネット
でも、自分の意見をしっかり言った方がいいよ、就職出来なくなるぞwww
どうせ河口湖も市ヶ谷も九段会館も行ったことないんだろうから。
なんだか昨日から面倒くさい奴が湧いてんな
>>25 予知能力というか、三島由紀夫には危機意識が人一倍強く備わっていたと思います。だから様々なことが予見できていたのでしょう。
>>28 http://hexagon.inri.client.jp/floorB1F_hss/b1fha400.html ■■三島由紀夫がヒトラーについて語った言葉
「ところでヒトラーね。彼がやったことは世界中の人が知ってる。だけど、彼がほんとは何者だったのか誰も
知っちゃいない。ナチの独裁者、第二次世界大戦の最大戦犯、アウシュヴィッツの虐殺者、悪魔……。これが
いままでのヒトラー観だけど、ほんとはそれどころじゃない。
彼のほんとの恐ろしさは別のところにある。
それは彼が、ある途方もない秘密を知っていたってことだ。人類が結局どうなるかっていう秘密だ。彼は未来を
見通す目を持っていて、それを通じて、その途方もない未来の秘密に到達しちゃった。」
「だから五島君。もしきみが10年後でも20年後でも、ヒトラーのことをやる機会があったら、そこんところを
よく掘り下げてみることだ。もしきみにいくらかでも追求能力があれば、とんでもないことが見つかるぜ。
ほんとの人類の未来が見つかる。やつの見通していた世界の未来、地球と宇宙の未来、愛や死や生命の未来、
生活や産業の未来、日本と日本の周辺の未来……。
なにしろ『我が闘争』の中にさえ、やつは未来の日本や東アジアのことを、ずばり見通して書いてるくらいだから。
まだ30代かそこらで、やつはそれは鋭い洞察力を持っていたことになる。
34 :
佃煮マニア :2011/04/25(月) 11:39:49.37
>>33 資料提供どうもありがとうございます。
ヒトラーというのは若い頃は貧乏画家で、金満家のユダヤ商人を憎んでいたようですよね。
彼の描いた花の絵を数枚見たことがありますが、どれも女性的なタッチで念入りに花びらの特徴を追ったものでした。
また彼のIQは一説によると300あり、毎日大量の書類を処理し数冊の本を読めたと言います。
非常に知能の高い芸術家肌の政治家などは先々のことを予見する事に秀でているかも知れませんね。
霊感や予知能力というようなおとぎ話めいたものではなく、政治的洞察力でね。
三島も、ヒトラーの驚異的な知能には惹かれていた事でしょう。
この人も香田君も首切断して死んだ
一民族の絶滅なんて狂信に走らなければ、名宰相として名前が残ったかもしれないのにね。 深刻だった失業問題を解決し、生活向上、発展にも成功、敗戦でどん底だった ドイツを欧州の大国に復活させた功績も大なのに、20世紀最大のモンスター になってしまったのです・・・・
ヒトラーは世界で最初のポップスターだ
38 :
佃煮マニア :2011/04/26(火) 19:32:10.09
余談ですが、ヒトラーがポルシェ博士に設計させたというフォルクスワーゲンビートルはしばらく前まで私の愛車でした。 ドイツから部品を取り寄せてフル装備にして使ってたんですが、維持費がかかりすぎるので手放しました。 今はニュービートルに乗っています。
39 :
吾輩は名無しである :2011/04/26(火) 23:32:52.78
この前の馬鹿はもう来ないようだな。論破してやったがな。
40 :
吾輩は名無しである :2011/04/27(水) 00:44:58.61
三島由紀夫は川端康成のどの作品を読み、川端に作品を送ろうと思ったの?
>>33 なんだか電波だが・・・・東方の『永遠の未成年者集団』ですか。
西村ひろゆき氏が若い頃、『永遠の19歳』をキャッチフレーズにしていたな。
実験場だってさ。
>>40 川端康成作品は全部読んでいたようですよ。
「山の音」「眠れる美女」は三島由紀夫代筆説が色濃くありますが、真偽は不明です。
(和歌には)作者名が表記してなくても、「読み人知らず」の歌は、日本人の心に広く支持されている。 「三島由紀夫」というペンネームは、ある意味での「読み人知らず」である。(中略) 『花ざかりの森』が掲載された『文芸文化』昭和十六年九月号は、文学者「三島由紀夫」の誕生した記念号であるが、 その号で蓮田善明は、新人作家・三島由紀夫の可能性を信じ、「悠久な日本の歴史の請し子」と絶賛している。 「請し子」は、通常は「申し子」と書く。「申し子」は「授かり子」とも言い、神仏の化身として、人間界に 出現した貴種のことである。三島由紀夫は、「日本の歴史」と「日本の文化」のスピリットが、仮に人間の姿をして 生まれてきた天才、とされたのである。これを私の問題意識に引き付ければ、三島の書く文章や三島の語る言葉が、 日本の歴史と文化の普遍性を体現した「読み人知らず」の言葉である、ということになる。 島内景二「豊饒の海へ注ぐ 三島由紀夫」より
(中略) 三島は平安文学のエッセンスである『古今和歌集』と『源氏物語』の森の奥へと分け入ってゆく。三島にとって、 和歌や物語は、単に優雅な文化ではなかった。醜悪な現実と戦い、勝利するための最強の武器が、和歌だった のである。つまり、和歌は「文武両道」のシンボルだった。(中略) 和歌には、天の神や地の神を動かし、歌人の願いを実現するだけの力がある。和歌には、どんな強敵でも退散させ、 歌人の大切な世界を守るだけの力がある。和歌には、好きな人の心を引き付け、歌人の恋愛を成就させるだけの 力がある。和歌には、優雅な「もののあはれ」とは別次元の、「切った張った」の命のやり取りをしている武士の 心を和ませるだけの力がある。 この和歌の道のヒエラルキーの頂点に立つのが、天皇である。天皇は、『古今和歌集』から始まる「勅撰和歌集」の 撰者を命じる立場にある。日本が「和国」と呼ばれるのは、「和歌」の精神に支えられているからだという説がある。 (中略) 国難に遭遇するたびに、南北朝期の南朝方や、幕末期の勤王の志士たちは、「愛国歌」を高唱した。三島由紀夫も また、そのような愛国的な和歌を好んでいた。ところが太平洋戦争の末期、日本文化が欧米文化との戦いで劣勢に なった時、日本人は『愛国百人一首』の和歌を必死に唱えたが、「神風」は吹かなかった。日本は敗れ、 昭和二十年八月十五日に無条件降伏した。 これは、「和歌の敗北」であった。日本文化が敗北したのであり、日本文化の申し子である三島由紀夫の世界観も また、一敗地に塗れた。 なぜ、神風は吹かなかったのか。それは、和歌が無力だからなのか。あるいは、紀貫之が「力をも入れずして 天神地祇を動かし」と宣言した意味を、その後の日本人が読み間違えて、和歌の力を過大に錯覚したからなのか。 それとも、和歌文化の頂点に立つ天皇の資質の問題なのか。ここに、三島が戦後日本にとっての「天皇」の意味を 問い続けた根本的な理由がある。 島内景二「豊饒の海へ注ぐ 三島由紀夫」より
45 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】 粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/04/28(木) 01:51:03.46
チワワsage
おそらくなら世の中の多数派をしめる構造主義者は虚無傾向にある。 構造主義に依存することで辛うじて、精神バランスを保持している。 そうした虚無らは新しい出来事に対し大変な警戒心を抱き、攻撃的だ。 その攻撃にはほとんど悪意はなく、対象物への恐怖心から攻撃的になる。 儒教圏の人間は恐怖心や警戒心を抱くと攻撃的になる傾向が強い。 一方で知的好奇心は非常に旺盛である。システムや構造を開示され、 その構造やシステムが自己完結(循環)していると知れば、それだけで安心して 恐怖心や警戒心を喪失する。ニヒリストを手懐けるのは極めて簡単な作業である。 但し自己完結若しくは循環していない、構造として成立していないと判断されると 警戒心と恐怖心からパニックを起こす。構造に矛盾があっても同様である。 矛盾がただちに是正されれば、より一層の信頼を寄せるようになる。
48 :
吾輩は名無しである :2011/04/29(金) 17:01:33.28
「日本に三島由紀夫があと三人いたらアメリカはすぐ撤退した(or日本は戦争に負けなかった)だろう」みたいなこと言ったのは誰だっけ?
49 :
吾輩は名無しである :2011/04/29(金) 17:25:29.48
あの戦争での日本の兵隊さんの根性は、 三島くんだりのセンチメンタリズム右翼とは較べるのがそもそものバカだ。 硫黄島だってどこだって、水が無くなりゃションベン飲んで、 塹壕から小銃持って飛び出して戦車相手に突撃したんだ。 三島由紀夫があと三人いたら、なんてバカ言ってんなっ!!!(怒)
50 :
吾輩は名無しである :2011/04/29(金) 17:46:49.65
マッカーサーなわけないじゃんw 誰だか知らないけど。
52 :
吾輩は名無しである :2011/04/29(金) 22:00:02.97
>>51 そうだよねwww
確かアメリカ人が言ったと記憶してるんだが…
夢だったのかな。
三島由紀夫が都知事だったらよかったのに。
(中略) ところで(兵庫県)印南郡の平岡家には、かつて「しおや」(塩屋)という屋号があった。松本健一は、 「塩焼き人夫」「漁夫」としての出目を三島が持っていた事実に着目している。(中略) 三島には、漁師や魚売りを主人公とする作品がいくつかある。『潮騒』の新治、そして『鰯売恋曳網』の 鰯売である猿源氏。彼らは、「魚」だけでなく、「理想の恋」をも釣り上げようとする。新治は富裕な船主の娘を、 猿源氏は都で一番の傾城(遊女)を。「卑賎の男が高嶺の花に恋をする」という発想の形式は、漁師という身分を 離れると、三島の『近代能楽集』の一編『綾鼓』のようなストーリーになる。 世間に多いのは、貧しい女性が高貴な男性の奥方に収まる「玉の輿」のストーリーである。三島が描いたのは、 「逆・玉の輿」のパターンである。『午後の曳航』などの「船員」という職業も、「漁師」の現代的な変型だと言える。 三島は、男の「成り上がり」という通俗文学のストーリーを踏襲することで、何を描きたかったのか。おそらく、 人間が神という存在に、少しでも近づきたいと憧れる気持ちを、「身分違いの恋に苦しむ男性」に託したのでは なかったか。 その一方で、上流社会から賎しい職業として低く見られがちな「人夫」や「汚穢屋(糞尿汲取人)」への特別の 関心が、三島にはあった。(中略) 人間が、神の高みにまで昇ろうとする憧れ。それは、不可能であるがゆえに、いっそう強く掻き立てられる。 不可能への挑戦。大きな壁があるから、それに挑戦しようとする情念が高まる。絶対の不如意に直面した絶望感と、 その壁に挑む不退転の覚悟。これがロマン主義者の信条である。 そして、自分の持って生まれた「賎しい身分」という実存状況を変えることのできなかった人間たちのあがき、 苦しみ、絶望にも、三島は強い関心を抱く。神という至高の視点から見下ろせば、華族も富豪も、所詮は汚穢屋と 似たり寄ったりである。高みから見下ろされている喜び。見られていることの快楽。それが、三島に「人生を 演じる」ことの恍惚を教えてくれた。 島内景二「豊饒の海へ注ぐ 三島由紀夫」より
(中略) 永井尚志(1816〜91)は、三河奥殿藩主の子で、旗本の永井家を継いだ。勝海舟と並ぶ江戸幕府の海軍の創設者の 一人で、長崎海軍伝習所の初代長官も勤めた。(中略) つまり、三島の祖母の祖父である永井尚志は、「海の男」だった。三島由紀夫は、生涯「カナヅチ」で、まったく 泳げなかったと言われる。にもかかわらず「海」に憧れる男たちを描き上げた。「船」や「帆」は、三島文学の キーワードである。泳げないという「壁=不如意」があるから、かえって「海」が輝かしく理想化されるのだ。 (中略) 『潮騒』のクライマックスで、新治は台風の中、大荒れの海に飛び込み、船の命綱を浮標につなぐことに成功する。 この迫真の水泳シーンを、カナヅチの三島がなぜ描くことができたか。そこに、三島文学の本質がある。現在の 自分が泳げないからこそ、そして永遠に自分が泳げないであろうことが確実だからこそ、「泳ぐ」という行為を 激しく理想化し、恋しているのだ。それが、三島のロマンティシズムであり、創造力の源泉である。 (中略) お伽噺を読む三島少年の膨張する「想像力」が、突然に創作熱という「創造力」へと変容する一瞬の奇跡が、 『仮面の告白』では語られている。(中略) 三島少年の夢を育み、後年の小説家としての創造力の基盤となったのが、これらのお伽噺の数々だった。中でも、 『黒い騎士』だった。死んでも死んでも、魔法のダイヤモンドの力で生きかえる王子様。それを独自の読書方法の 発明と実践によって殺すことに成功した三島少年。三島文学を愛読している読者ならば、はっと気づくだろう。 三島のライフワークとなった「豊饒の海」シリーズのテーマである「輪廻転生」は、この「七度死んで生まれ 変わる王子」を母胎としているという、まぎれもない事実に。 (中略) 驚くべきことに三島少年は、七回も「輪廻転生」を繰り返す「不死の若者」に、自ら「創造力」を武器として 切りかかり、彼に見事な「死」を与えることに成功した。それが、「省略」という読書法の発明だった。この時、 三島は後に小説家になるのに必要な「創造力」という刀を、手に入れた。 島内景二「豊饒の海へ注ぐ 三島由紀夫」より
違うと思うな。身分の低い男が高貴な女を口説き落とすという高貴に対するデンジャラスなテロリズム。 源氏物語にあるように、源氏が父親の女に手を出し男児を生ませ、その男児を天皇にしてしまうというテロ。 兄嫁にも手を出し明石に左遷されるというテロリズム。春の雪でも皇族に嫁ぐ女を傷物にしてしまうというテロリズム。 身分の低い男が高い男に対して行う命がけのゲームが男にとって面白いんだろう。外野から見ていてもドキドキハラハラするというエンタメ。
監督の変な色メガネで偏向映画になりそう。
(中略) 『仮面の告白』の結末は、「私」と園子の別離だった。この結果を残念に思うのは、私だけだろうか。(中略) それにしても彼女は、なぜ「草野」であり、「園子」なのだろう。まず気づくのは、三島が好んだ和歌の世界では、 「草」と「園」が「縁語」であるという事実である。なおかつ、三島が好んだ『源氏物語』には末摘花という女性が 登場し、異彩を放っていることである。末摘花は、亡き父親を心から崇拝し、草が茫々に生い茂る蓬生の宿で、 心静かに暮らしている。「園子」は、三島にとって末摘花であり、彼女の亡父(常陸の宮)が「三谷隆正」なの だろう。むろん、三島の分身である「私」は、光源氏である。(中略) もう一つ、考えられるのは、『旧約聖書』の「雅歌」である。(中略) 三谷隆正がキリスト教精神の体現者だから、その姪である女性には、『旧約聖書』の「雅歌」を思わせるような 名前(草野園子)が与えられたのではなかったか。 ちなみに、「鹿」と「園(苑)」が組み合わさっているものに、釈迦が悟りを開いた「鹿野園(鹿野苑)」がある。 (中略) 「私」は園子の純粋さを前にして、「自分がその美しい魂を抱きしめる資格のない人間であること」に苦悩する。 これは、園子の背後に、三谷隆正、さらにはキリスト教が存在しているからである。「私」は、「この年になって、 あやめもわかぬ十九の少女との初恋に手こづつてゐる」ありさまである。 「あやめもわかぬ」は、『古今和歌集』読み人知らずの、 ほととぎす鳴くや皐月のあやめ草あやめも知らぬ恋もするかな という和歌を踏まえた表現である。三島は、『古今和歌集』を心の底から愛していた。「力をも入れずして 天神地祇を動かし」という有名な仮名序だけでなく、和歌の一首一首を暗記するほどに愛誦していた。すなわち、 三島の分身である「私」は、和歌に代表される「日本精神」の申し子である。理性ではなく、情念の世界に 生きている。「私」と「園子」の愛がもし成立すれば、生ける三島由紀夫と死せる三谷隆正の師弟関係が取り結ばれ、 日本文化と西欧文化とが一つに繋ぎ合わされたはずだ。 島内景二「豊饒の海へ注ぐ 三島由紀夫」より
(中略) 三島由紀夫は、昭和四十二年以来、何度も自衛隊に体験入隊した。(中略)三島の短編小説『蘭陵王』には、 兵舎での暮らしぶりが、次のように書かれている。 部屋におちつくと、私はここへ来てはじめてきく虫の音が、窓外の闇に起るのを知つた。何一つ装飾のない この部屋が私の気に入つてゐた。 一つの机、一つの鉄のベッド、壁に掛けられてゐるのは、雨衣と、迷彩服と、鉄帽と、水筒と、……余計なものは 何一つなかつた。開け放たれた窓のむかうには、営庭の闇の彼方に、富士の裾野がひろがつてゐるのが感じられる。 存在は密度を以て、息をひそめて、真黒に、この兵舎の灯を取り囲んでゐる。永年欲してゐた荒々しくて 簡素な生活は、今私の物である。 (中略)それにしても、この自衛隊での暮らしぶりは、中世の遁世者たちや芭蕉が求めた「草庵」での心静かな 生活そのものではないか。 文壇で忙しく活躍する三島にとって、「体験入隊」は、一種の「出家」だったのだろう。体験入隊が終わると、 再び三島は都会と文壇の喧操の中へ戻ってくる。言わば、「還俗」である。 三島由紀夫は、擬似的な出家と還俗を繰り返しているうちに、少しずつ現実生活を出家生活へ近づけようと し始める。正式な出家をしたわけではないが、仏教に心を深く染めている男を、「優婆塞」という。三島は、 自衛隊での「草庵」暮らしに憧れるあまりに、優婆塞としての生活を自分に課すようになる。それが、楯の会での 活動となった。 自衛隊にせよ、楯の会にせよ、集団の規律を重んじるだけの団体ではなかった。三島にとっては、「理性の草庵」を 求める精神活動の一環だったのである。 島内景二「豊饒の海へ注ぐ 三島由紀夫」より
♀_♀ (V)( )(V) かにちゃんです!
三島由紀夫とオバマ大統領は同じタイプの人間だね。
くだんの金融屋は、西日本に2週間ほど滞在してどこかにいなくなったよ。
>>63 そう?
どちらかといえばビンラディンでは?
(中略) 天皇を恋し、天皇を信じて決起し、裏切られて死んだ(あるいは死んだ後で裏切られたことを知った)英霊たちの 鎮まらぬ怒りを、三島由紀夫は綿々と語る。下賎な男が高貴な姫君を愛して跪くように、あるいは、女が絶世の 美男子を愛するように、「武士=兵士」たちは「天皇」という存在に恋い焦がれた。 謡曲『葵上』と対応させながら説明すると、「光源氏=天皇」は、人間を越えた存在であり、「六条の御息所= 兵士たち」からは、自分の救済者であってほしいと期待された。だが、光源氏が所詮は「観音の化身」ではなく 「凡夫」だったように、天皇もまた「現人神」たりえなかった。 『英霊の声』の結末は、何とも衝撃的である。二・二六事件と神風特攻隊の英霊たちに、長時間打ち据えられた 「川崎君」は命を失う。その死顔は、「川崎君の顔ではない、何物とも知れぬと云はうか、何物かのあいまいな 顔に変容」していた。三島の『英霊の声』創作ノートには、「霊媒死す。天皇の化身」とある。 この創作意図を、どう解釈すべきだろうか。六条の御息所は、光源氏に裏切られた。だが彼女は光源氏を憎みつつも、 それ以上に深く愛しているので、その憎しみの発散は光源氏本人へと向かわない。それは、彼女が絶対に なしえないことである。そこで六条の御息所の怒りは、葵上へと向かい、激しい「後妻打ち」となった。 英霊たちは、生前にあまりにも深く、天皇に恋い焦がれていた。いわゆる「恋闕の情」(「闕」は皇居の門と いう意味)である。だから、たとえ自分たちの真心が天皇に届いていなかったことがわかり、天皇に裏切られたと 頭でわかっていても、そして「などてすめろぎは人間となりたまひし」という恨みを口にしても、天皇に対し 奉りて、何らかの抗議行動を起こすことはありえない。そんな行動に走れば、かつて天皇を恋し、心から天皇を 信じた(今も信じたいと思っている)自分自身を否定することになるからだ。だから「川崎君」という「天皇の 身代わり」が、どうしても必要だった。 ここに、三島由紀夫の創設した会が「楯の会」と命名された真の理由があるのではないか。 島内景二「豊饒の海へ注ぐ 三島由紀夫」より
「醜の御楯」は、天皇のために楯となって天皇を守り、朝敵(外敵)と戦う勇敢な兵士、という意味だけではない。 「楯の会」は、非業の死を遂げた、無数の英霊たちの鎮まらぬ天皇御自身への怒りを、天皇の身代わりとなって 一身に引き受けるために作られた組織なのかもしれない。 戦後日本は、昭和元禄という偽りの繁栄にうつつを抜かし、精神性よりも「金銭」と「物質的幸福」だけが 物を言う世の中に成り下がった。そうなると、「神国」を護るために尊い命を捨てた無数の英霊たちの憤怒は、 行き場を失う。このまま放置すれば、その怒りが天皇本人へと向かいかねない。 だから『英霊の声』では、「川崎君」が天皇の代わりに死んでいった。『朱雀家の滅亡』では、天皇の代わりに、 朱雀家の人々がいち早く滅びた。天皇の滅亡を少しでも遅らせる「楯」として、朱雀侯爵は自らの一族の滅亡を 受け容れた。朱雀侯爵の魂が、既に滅びているにもかかわらず、肉体が延命すればするほど、彼の存在が 「防波堤=醜の御楯」となって、天皇が護られる。 そのように三島由紀夫は、「天皇」あるいは「天皇制」の「醜の御楯」として、英霊たちの怒りを引き受ける 役割を果たそうとした。英霊の怒りが理解できるから、その怒りを我が身に引き受けようというのだ。 「川崎君」の死顔が天皇の顔に近づいたように、「天皇のために死ぬ」ことは「天皇として死ぬ」ことと同じである。 三島が「天皇陛下万歳」を三唱して自決した瞬間、彼は願った通りに、「天皇」の心を我がものとすることに 成功しただろうか。 三島由紀夫は、自決後も怒れる「英霊」とはならない。そうではなく、天皇と一体化し天皇と共に戦い、恍惚として 死を迎えたに違いない。朱雀侯爵が、従容として生きながら滅んでいったのと同じように。三島は「英霊」ではなく、 「神」となることを目指したのだ。三島の霊は、祟らない。 自決直後の新聞や写真誌の中には、三島の頭部の写真を掲載したものがあった。それを見た日本人の衝撃は、 一生消えないだろう。(中略)「(三島の顔ではない)何物とも知れぬと云はうか、何物かのあいまいな顔」に 変容していたかどうか。 島内景二「豊饒の海へ注ぐ 三島由紀夫」より
>>65 どちらが?私はビンラーディンさんをよく知らない。wikiをざっと読んだけど、いずれも犯行動機が表明されていないね。
ビンラーディンさんはヒットラーと同じタイプの人だね。
三島由紀夫はレームね。
エルンスト・レーム? 三島由紀夫もシオニストだったんだろーか?
和製シオニストの見解 ・国家を持たないユーディアンは国境を超えて独自のコミュニティを形成しており、現在の人間社会よりも科学は進んでいる。 ・国家を持たないユーディアンはあらゆる国に移民し、権力の中枢に入り込み、或いは外交政策を通じ国家を牛耳っている。 ・国家を持たないユーディアンは支配欲が旺盛で現金による支配をあらゆる国において行うことを夢想している。(新自由主義派) ・冷戦当時、共産ユーディアンと資本主義ユーディアンの対決に振り回された。 ・どうやら新自由主義政策は失敗に終わることが確定したので、地震兵器を使用して中国や日本を攻撃した。(四川大地震・東日本大震災) ・上記地震兵器による攻撃はグレゴリオ暦のユーディアンコミュニティ独自の宗教的縁起を担いだ日付において行われる ・地震兵器はプレート上に振動を与えてプレートに圧を加え、地滑りを発生させるというシンプルな手段である。 ・金権支配が食料不足により崩壊することを予見したユーディアンは戦争、災害、テロを起こすことで世界を混沌とさせ、軍部による暴力支配にシフトしようとしている。 和製シオニストの対抗手段 ・福島原発放射能?そうまんまと混乱させてなるものか。放射線に強いDNAを持つ人類は確実に存在する。疫病による自然淘汰と同様に、放射線に強いDNAを持つ人類だけが次世代を担います。 ・これ以上の攻撃は許せないのでそろそろ反撃しますから。超人と子供たちはヒューマニズムを喪失しない。 こんな感じでよろしおすか?
(中略) 『文芸文化』の同人の筆頭格は、蓮田善明。彼は終戦直後の昭和二十年八月十九日、マレー半島の最南端 ジョホールバルでピストル自殺した。翌昭和二十一年の十一月十七日に、成城大学素心寮で「蓮田善明を偲ぶ会」が 催され、出席した三島は一編の「詩」を献じた。(中略) 古代の雲を愛でし 君はその身に古代 を現じて雲隠れ玉 ひしに われ近代 に遺されて空しく 靉靆の雪を慕ひ その身は漠々たる 塵土に埋れんとす 三島由紀夫 この「詩」を読んで、しみじみ思う。「古代」を「近代」に復活させるのが、三島の「天命」であったことを。 現代人でありながら、蓮田善明は古代精神を具現していた。だから終戦直後、スサノオの「荒魂」そのままに、 天皇に対して不敬な発言を口にした上官を射殺して、自殺した。手には、辞世の和歌を書いた一枚の葉書を握り しめていたという。(中略) 三島は、蓮田善明の信じた日本浪漫派の精神世界を、自分自身の魂の土壌とした。それが、三島文学の原点である。 島内景二「豊饒の海へ注ぐ 三島由紀夫」より
上の蓮田善明さんの息子さんが、日本で始めて赤ちゃんポストを 設置した九州の病院の院長じゃなかったっけ? 当時、その院長が父亡き後、苦学して医者になったみたいな談話を 読んだ記憶があります。 意外なところで三島と繋がっていてちょっと驚いた。
三島由紀夫全集に載ってる汐見という人の音楽って怖い? どうして三島由紀夫全集に載ってるの?
蓮田善明さんの風貌が知りたいのに写真はみないね。
「音楽」は三島が精神科医になりすますために汐見和順手記ということになっているのか・・・・ サルトルの嘔吐を真似たのかな?
嘔吐を読んでないからわからない。
「角川シネマ有楽町」で三島映画フェステバル開催
5月14日から6月3日まで。
http://kadokawa-cinema.jp/yurakucho/news.html#22023 三島由紀夫の美しき世界と夢 史上最大規模の三島映画祭
全23本一挙公開!
『にっぽん製』※デジタル上映
『潮騒』('54)
『永すぎた春』
『美徳のよろめき』
『炎上』
『不道徳教育講座』
『燈台』
『からっ風野朗』
『お嬢さん』
『黒蜥蜴』('62)
『剣』
『潮騒』('64)
『獣の戯れ』
『肉体の学校』
『複雑な彼』
『愛の渇き』
『憂国』R18+
『黒蜥蜴』('68)
『人斬り』
『潮騒』('71)
『音楽』
『潮騒』('75)
『春の雪』
【入場料金】一般・大学生・高校生:1,300円(シニア:1,000円)
嘔吐退屈で途中で投げた
音楽家の坂本龍一さんが、ツイッターで「被ばくした小学生が病院で死亡した」 というデマをRT(リツイート)し、ネット上で非難された。 以前、「(呟きの)内容は自分で判断してください」と投稿していたこともあり、 「無責任だ」という声が挙がっている。 坂本さんは、2009年からツイッターを始め、2011年5月11日現在、約16万人に フォローされている。 ■情報ソースは環境保護団体のメーリングリスト 東日本大震災後は反原発の立場から積極的に原発に関する呟きを頻繁に投稿して いたが、5月5日、「本当なら由々しき事態」として、「福島から避難した静岡の 病院で小学5年生が亡くなりました」というブログ記事へのリンクを投稿した。 「脱原発の日々」という名前のブログで、福島県の小学校5年生の子どもが、福島 第1原発の水素爆発で被爆し、「鼻出血など放射線障害の急性期症状」で静岡県の 病院で死亡したという内容だった。 情報ソースは環境保護団体のメーリングリストだという。
その後、その日のうちにブログ記事は削除された。 削除理由について、ブログ主は親族のプライバシー保護などのためと説明した。 もちろん、5月11日現在、放射線被ばくが原因で子どもが死亡したという報道はなく、 デマだった。しかし坂本さんのフォロワーは「本当なの?」と冷静な人もいたものの、 「いたたまれないです」と真に受けてしまった人も多かった。 ■「有名人なら安易に拡散するべきでない」 坂本さんはその後も「デマであることを望む」「子供は亡くなっていないというです から、そうであることを望むという意味です」と投稿。 ただ、フォロワーから「医学的にありえない」と指摘されても「自然界にあり得ない ことはないと思うけどね。福島原発だって『絶対』安全だって言われてきたでしょう。 放射能の表れ方は確率的だそうですし」と呟いていた。 「本当なら」と前置きしていたものの、結果的に坂本さんがデマ情報を広めてしまった ことになり、ネットでは「素人目にも99%デマですよ」「本当に無責任。有名人なら 安易に拡散するべきでない」といった非難の声が挙がった。
■「なんでRTした先の内容まで責任をもつ必要があるんですか?」
坂本さんは4月中旬に、「東電株を反原発派のみんなで買えば反原発の議案を提出して
議決権を使うことができる」といった趣旨の呟きを、何の説明もつけずにRT。
「本気にして買った人がいたらどうするんですか」といった反応が寄せられたが、
「俺はRTしただけ」「なんでRTした先の内容まで責任をもつ必要があるんですか?」
「内容は自分で判断してください」と反論していた。
ITジャーナリストの井上トシユキさんは、
「震災後、著名人がブログやツイッターにあることないこと書いて、はしゃぎすぎている
印象があります。確かに、著名人だから真偽を見極められるとは限りませんが、誤った
情報を信じちゃう人も多いんですから、影響力大きい人が本当かどうかわからない内容を
投稿するのは控えるべき。特に坂本龍一クラスだと政治家や大学関係者にも知り合いが
いるでしょうから、呟く前に周りに聞けばいいんです。『自分で判断』というのは開き直り
ですよ。
▼J-CASTニュース [2011/5/11 20:04]
http://www.j-cast.com/2011/05/11095295.html?p=all
サルトルのおすすめを教えてください。
三島はベンジャミンフランクリン系だろ
87 :
吾輩は名無しである :2011/05/14(土) 15:13:18.16
確か三島は精神科医学関連の専門書を耽読していて、精神科医並みに知識があったらしい。 あれだけの洞察力に加えて高度な知識の裏付け。まさに鬼に金棒。
学者肌の人だよね。
確かメニンガーだかの本には、精神病を癒すにはキリスト教が一番ってあったな 神のために慈善活動をするのが一番安らぐらしい 彼があそこまで天皇主義に傾倒した理由はそれかな 基本的に経済よりも精神的な部分しか興味なさそうだしね
精神病というか虚無状態(ニヒリズム)がなんなのか?を追究した痕跡はありますね。 最初はニーチェを読んで、この人と同様の症状だと気が付いた。 次に精神疾患を疑った。だがどれもその症状には当てはまらない。最近ではエセ鬱病だとか不安神経症だとか言われているが・・・ その次に、悪霊を読んでニヒリストが何を仕出かしてしまうかに気が付いた。 自身がニヒリズムから立ち直るにはどのようにすればよいかを模索した。 社会学のアノミー論が一番症状に近似していた。最終的に三島が到達したのは社会構造の限界だった。 つまり急激な社会変化に適合できなかった。規律から自由へ、社会秩序の弛緩が私たちを苦しめるんだ。
へぇ
別に三島とかニーチェだけの問題じゃないんだが 同時代に生きているあらゆる人間の精神病だよ 一神教がなくなって庇護するものがいなくなった状態で 彼が社会改善にのめりこんだように ただ労働者の賃金って尺度のみが頼りで行動していた人とか 動物のような拝金主義者や意味の無い空想世界にふける本の虫になったりとか そういう精神病になれずに自殺したり自暴自棄になったりとか 問題がいろいろ発生しただろ 彼もニーチェもそのことを危惧してたんだよ 神への奉仕って概念がなくなったら 人間ってのは、すべての行動に対価を求め始めるからな 他人に親切にしたらその見返りを期待する そうすると、自分の欲求を満たせなくなったときに嫉妬が生まれてくるわけだよ その連鎖が社会をグルグル回っておかしな形で吹き出てくるわけ
一神教だと 神への奉仕のために他人を愛するわけで 他人に親切にした時点で神への義理を果たしているわけだから幸福になれる 親が子供に対して、なんでこんなに親切にしてやってるのに子供は答えてくれない? とかその逆とかが起こりにくい
一神教でも同様に狂うから、社会構造の腐食が原因じゃないか?つまり社会構造を維持できなくなった。 ニーチェも生まれは一神教徒。三島は仏教を解析してしまい、ザリガニは宗教家を職業だと考えた。 いくら宗教家が、「そんな凡俗なものではない」と抗弁したところで、 ザリガニは「妄想乙w」と笑うのを我慢するだけ。 社会学上のアノミー的自殺は虚無感からだが、彼らは最期に自分の価値を喪失し自殺に至るようだ。
だから社会構造の腐食とやらが 神が不在の状態で精神障害に陥った連中が勝手に動くことによって成り立ってるわけ 労働者の労働時間と賃金の尺度に絞ったとしても 精神障害がひたすら拝金主義に陥るように暴走しやすい 自分と他人との間に神という絶対的な公の存在が仲立ちすることによって 暴走を防ぐ働きがある あと、一神教が暴走しやすいというのは大嘘で 神が死んで拝金主義の精神病に陥った人間が暴走したわけだし 教会の腐敗と宗教を一緒くたにするのもおかしい 厳密に言うと、腐敗した宗教指導者は宗教の信者でない、科学主義の精神障害に陥ってるし 精神面でのマルクス主義の欠点と一神教の利点というのは確かに存在するしね
三島由紀夫はキリスト教的な西欧的一神教を否定してるから違うよ。 三島の信仰は太陽信仰、神道とかの自然信仰だから、キリスト教的なものとは違います。
>>95 昔の日本では、「おてんとさまが見ている」という信仰があったけれど、それは一神教とは違います。
>>96 あの考え方はキリスト教と一緒だよ
メニンガーの治療方法と似ている
>>97 昔の日本では
自分の快楽のために子供を産むのが基本
農村では労働力を増やすため
武家なんかでは跡取りを作るため
で邪魔者は間引く
科学主義の機械主義に近い
キリスト教では
神が仲立ちになって、神への奉仕のために行動するわけ
生きるための理由を作ってるわけな
>>98 逆だよ。キリスト教こそ機械みたいな宗教。
キリスト教は、反自然主義だから、日本の信仰とは全然違うよ。
>>99 どっちが優れているかなんて問題じゃないよ
俺が言ってるのは自分と他人との間に神が仲立ちすることによって
あらゆる嫉妬や障害を無力化させてくれること
慈善行為をしても相手の見返りを求めることがないから幸せになれること
この点が現代人の精神病を治すのに有効って事を強調したい
日本の場合はただ、恐れろ、従え、快楽のままに生きろ
この三つだけなんだよね
人間の行動を説明したりすることが一切無い
戦前の日本は天皇という神のために生きて恋愛して子育てする
キリスト教国家だったわけだし
>>95 そんな自己都合な話は認められんね。それにパラドックスに陥っている。
三島は宗教を棄てたんかな?一神教を特に嫌っていたな。だからと言って仏教徒ではない。
一神教徒には、排他的で暴力的で独善的な人が多い。
教会では一生懸命、寛容の精神を説いているようだが。
>>101 彼はキリスト教の神が仲立ちをするシステムにあこがれて
キリスト教のコピーを作ろうとしてるから
ああいう態度になるんだろ
戦後の神が死んだ状態では
あらゆる行動が自己の欲望を満たすためにあるわけで
それを否定しないと欲望がどんどん自己増殖して大変なことになるわけだな
例えば日本人が結婚した理由もすべて
他人と差をつけてえばりたいからとかセックスしたいからとか
子供をペットのようにかわいがって快楽にふけりたいとか
子供に教育を押し付けて自慢したいとか
こういう欲望を満たすことが生きがいになるわけで
そして、それが果たせないとなると途端に癇癪をもって虐待に走るわけよ
一神教の場合は、神が命令するから結婚して子供を作って育てることになる
失敗しても虐待は無いわけで
コレはあくまで理想なんだけど
やりようによってはこんな感じで解決することも可能なんだよ
仮に暴走するとしても、それは戒律がきつすぎるだけであって
一神教自体が問題じゃないわけだし
>>100 でも現実には西欧的なキリスト教圏の国々ほど、精神病やうつ病やさまざまな近代病が蔓延してるじゃん。
日本もそれに近づいてるだけの話でしょう。
>>103 それは日本人よりもキリスト教を信用してないからだよ
八百万の神がいるというのに、満足に記紀を読んだことの無い日本人と同じだね
そして、そういう人達を治療するのに使われるのが
西洋だとキリスト教だったりする
他人に見返りを求めずに神のために慈善活動をしてもらうと不満が収まるわけだな
日本だと基本的に、○○が悪い、お前は悪くないと言うか
お前が悪いから改善しろと言うんだよ
そうすると一生直らない
>>102 三島由紀夫は特にキリスト教をモデルにしたわけじゃなくて、さっき言ったような、
「おてんとうさまが見ている」といったような「信仰」そのものを復活させたかったのだと思いますよ。
これは日本にすでにあったもので、キリスト教をモデルにしたわけじゃないよ。
>>105 それはお前が思い込んでるだけだろ
三島由紀夫と同じ事を西洋の学者が早い時代からやってたんだから
同じようになるはずだよ
>>106 いや、私の思い込みじゃないよ。三島の著書からの考えだから。
>>107 お前って宗教学的に勉強して無いだろ
三島の考えは宗教学者から見れば日本版一神教って言われてるし
国学院出の知り合いに聞いた
メニンガーうんたらは精神学者の親戚に聞いた
それらを合わせたら自然に俺の意見にたどり着くわけで
お天道様が見ている…自己抑制の為に魅力的なキーワードだな(・ω・)
>>108 それは天皇や神道を一神教だと勘違いしてるうすらバカが、勝手に三島由紀夫の思想を勘違いしてるだけでしょ。
三島は、あなたみたいな西欧的なそういう独善的な思考とは違う価値観として、天皇思想を位置してたわけだから、
根本的にあなたの浅い見方と違うわけ。
自己抑制っていうか 、それ単体のみでは 日本を訪れた外国人が言っていた、日本人は恐怖支配されてるって奴と同じだよ キリスト教の場合は神が見ている、以外にも 神のために奉仕するって考えがある 神に直接奉仕するわけじゃなくて、隣人を愛したり公共の福祉のために行動することによって 神への奉仕が成り立って、敬虔な信者は幸福になれるわけだ 226事件を起こした青年将校の考え方もまたこれに近い 逆に日本の江戸時代以前はキリスト教から 公共への奉仕って考えや隣人愛を削除した考え方 三島の言っていることが古来からの考えってのは大きな間違い キリスト教との差異をだすために、日本の精霊信仰をひっぱりだして 無理やり滅私奉公の武士道に結び付けて 擬似キリスト教を作り上げたわけで コレをすることによって精神病や拝金主義、家庭内暴力が落ち着く場合が多い 一神教は我慢するってよりも、相手に親切をしたときに見返りが帰ってこない時の イラ立ちを解決したり、何のために生きているのかとかなぜ結婚して子供を生まなければならないのか とか、そういう素朴な疑問を半ば強引に善い方向で解決してくれる精神病への特効薬となる 仏教的な使い方もまたできるけどね(実際にそういう宗派がヨーロッパにはある)
>>111 あなた宮台真司?
なんでもかんでも、「外人がこう言ってた」とかを基準に、紋切り型の分類みたいな、
なんだか単純な発想だね。
お天道様は、良い行いも悪い行いも見ている。 お天道様に畏怖の念を抱く事で社会道徳、モラルを回復できる。 ザリガニはキリスト教を既に木っ端みじんに価値喪失させてしまった。 とても書き込める内容じゃない程にな。
>>111 三島は、はなからキリスト教なんかモデルにしてません。
三島由紀夫はあなたとは違いますから。
○ 日本的非合理の温存のみが、百年後世界文化に貢献するであらう。 平岡公威(三島由紀夫)昭和20年9月16日「戦後語録」より
村西とおる 上原美優さまの死の真相・・・。
http://blog.muranishi-ch.com/new/news/blog.cgi 命をおとされた上原美優さまの男も、今や芸能界のみならず
AV業界の悪の権化と化した「なんとか連合」の幹部でございます。
先頃海老さまが伊藤リオン受刑者に
殴られた現場に居た海老さまと相対していた張本人でございます。
一部のマスコミ報道で美優さまと死の二時間前まで一緒にいて、
美優さまの首吊り死体を発見した「某飲食店に勤める黒服の恋人」
と称されている男でございます。
この男の正体は某飲食店に勤める黒服の恋人、などではなく
美優さまが所属するプロダクションのトップの男でございます。
そしてバリバリの「なんとか連合」の元幹部でもございます。
かねてから美優さまは働いても働いても喰うだけが精一杯のギャラの
その安さに心底疲れて芸能界で活動することに絶望していました。
金と肉体を搾取され続ける女工哀史のような絶望の日々、
もうこんな奴隷のような生活を続けているなら、
先に天国に行ったお母さんのもとへ行きたい、と思いつめていたのでした。
そしてヒトデナシの野郎が監視の目を離したスキに
首を吊ってお母さまのもとに旅立たれたのでございます。
三島由紀夫が会った円照寺の門跡は昭和天皇の実の妹(三笠宮と双子)なんだって。
>>111 まず、精神疾患は所謂精神論では治療が不可能だ。精神疾患は精神科医にしか治療ができない。
次に”自分の思考”によって人間は行動を起こす。様々な行動だ。拝金主義や家庭内暴力は、個々の考え方の問題で
精神疾患に結び付けられない。構造や社会秩序を維持するにはほぼ全体の同調と全体の根気と努力と忍耐力が必要だ。
親切にした時に、見返りがないのは当たり前で、見返りを期待する親切などそもそも親切とは言えない。それは下心だ。
下心が報われないから苛立つなど、不誠実の極みで、人間性の未熟さと思考の短絡さを自覚すべきだ。
まあよく鬱病の人たちが、死ぬほど辛かった気持ちが処方された薬を飲むと 嘘のように治るというよね。 内臓や脳の病気と同じ、カウンセリングや精神論では治せない。 これを理解していない人って結構多いよ。
三大精神病のうち、統合失調症とてんかんは直らないけれど、鬱は直るんですよ。 気分障害だから、かかっている間は地獄の様に苦しく、不幸そのものだけど、 数年間自殺するのを我慢すれば嘘の様に軽快して行きます。 そして、元患者は病気の頃を「夢でも見ていたようだ」と感じるのです。
薬の副作用や依存性で、余計に悪くなる場合もあるだろうから、薬物療法にしろ、キリスト教療法にしろ、 どっちにしろ西欧的な合理主義はもういずれ行き詰まってくるだろうね。
<老いを寿ぎ敬う心ー日本の心> (保田與重郎) ・お祖母様の手を引く孫娘という形は、つい近頃までは、田舎の村道などの光景で、世間で一番美しい風景だった。 なつかしく、うれしく、そのほのぼのとした風景は、ただのどかであった。 ・西洋では生活に余裕のある人も親を平気で養老院にいれますし、そうでなくても親とは決して同居しないものです。 老年にとっては家族や世間とのつながりはいよいよ大切になってくるのに、西洋では「老いた親の世話は 社会保障がするもの」と老人は家族とのつながりから離され、「人生の流タクの境涯」にあり、「みな孤独に 苦しんでいる」のです。
<子供を慈しむ伝統ー日本の心> (保田與重郎) ・百年ほど前の英国では子供に対する虐待行為を法律で禁止しなければならないほど、それが酷かった。 西洋人は、人間観、子供観において性悪説に立っており、「仮借ない躾によって、ジャングルの野蛮人を 文明へと教育する」やり方です。 ・子供を慈しむ伝統は、国語の自称詞、対称詞の中にも自然と現れています。 我々が夫婦の間でもお互いを「お父さん、お母さん」と呼び、両親を「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼ぶのも、 子供を中心に見ているからです。 子供に対しても上の子を「お兄ちゃん、お姉ちゃん」と呼ぶのも、今度は下の子を中心にしているからです。 ・「銀も金も玉も、何せむに、優れる宝子にしかめやも」(山上億良)
昭和42(1967)年、イギリスの歴史家、A・J・トインビー博士が伊勢神宮を参拝されました。 清らかな五十鈴川の流れに手をひたし、本殿前で敬虔に拝礼された後に、博士は神楽殿の休憩室で、毛筆で 次のように記帳されています。 Here, in this holy place, I feel the underlying unity of all religions. (この聖地において、私はあらゆる宗教の根底をなす統一的なるものを感ずる。) 地球上には無数の宗教がありますが、その根底には、神に対する畏敬と感謝が共有されているのでしょう。 そびえ立つ杉の大木に囲まれた伊勢の神殿は、その畏敬と感謝とを最も純粋な形で表現していると、博士は 感得されたのではないでしょうか。 この「根底的な統一性」とは、ふたたび、糸に結ばれた「まがたま」を連想させます。
しーんぱーいないさー♪
そういえば三島は左翼学生らを、「寂しいから群れていたいだけなんだろう」と評価していた。 確かに左翼らは全員主張もバラバラだし、それぞれが独自の見解を持ち統一性のとれない主張をガーガーやってる。 にもかかわらず、集団として存在している。三島には不思議な集団に見えただろうな。 彼ら左翼に共通した概念として社会憎悪がある。”社会が悪いのだ”という、共通認識が存在する。 かくして、社会という共通の敵を前に、自己と向き合うということを失念してしまうのである。一部右翼もそんな感じかもな。 自身の思い通りにならぬことや理不尽さは誰もが直面する現実だが、ほとんどの人はそれらと適切に向き合い葛藤し 乗り越えるなり挫折するなり、自己の問題として消化させるが、政治活動家は外へ発散することで自己の面目を自己の中だけで保っている。
菅直人は左翼学生の中でもとりわけブサヨクの一番のバカで、「逃げ菅」というあだ名があったそうです。
私が初めて三島由紀夫を町で見かけたのは中学三年生の夏。(中略) 友達と三人でアイスクリームを食べながら歩いていたら、前方から絶対に見覚えのある人が歩いてきた。 「あっ、ほらあの人、三島由紀夫だよ!」と友だちが興奮気味に叫んだ。シーっと人差し指を唇に当てたものの、 私の胸はドキドキと高鳴った。私たちが興奮した理由は三島由紀夫の大ファンだったからというわけではなく、 この年の四月に封切られたセンセーショナルな映画『憂国』をすでに観ていたせいだった。(中略) 忘れようにも忘れられない顔の三島由紀夫が、なんとこの下田に突然現れて前方から歩いてくる、なんて。 興奮を抑え切れない私たちに、黒いサングラスの三島氏は唇の片側の端を少し上げるようなスマイルを浮かべながら、 私たちの横を通りすぎた。あのときの胸のときめきを私はずっと覚えている。 当時はマスコミをにぎわす有名な作家として中学生にもよく知られていたので、その姿をまざまざと見た感激も あったけれど、それとは別の、なにか宇宙人的な、硬い静かなオーラが一瞬放たれて私の中にスッと入ってきた ような感覚があった。 私たちは、サインしてくださいと言いそびれたし、それを言うには映画の印象が強烈すぎたのだ。誰かが 「後つけちゃおうか」と言い出した。キュッとしまったお尻、なんとなく親近感をおぼえる小柄な後ろ姿は 後をつけるには最適の口実だった。 あの日の三島さんは、ちょっとメッシュがかった黒いシャツに細身の白のトラウザーと白い靴を履いていた。 強い日差しの中でその白さが目にしみるようだった。(中略) 三島さんは宇宙人的オーラを発散させながら一メートル四方に入れない近づきがたい雰囲気を漂わせていて、 だからこそ私たち中学生に、もっと近づきたい、追っかけてみたいという気にさせたのかもしれない。『憂国』の 主人公を追っかけたいし、何より私たちはヒマをもて余していたのだった。(中略)三島さんは脇見もせずに、 機械的にカツカツとした足どりでまっすぐに背を伸ばして歩いている。 大工町のゆるい坂を上り大浦の切り通しと呼ばれる、江戸期に船を取り調べるお番所があった方角に向かってゆく。 その先は海だ。 横山郁代「三島由紀夫の来た夏」より
(中略)「そういえば前に見た写真もスゴかったよね。ロープでぐるぐる巻きにされてすごい形相してるやつ」… (中略)(写真集『薔薇刑』を)私たちは図書館で見ていた。その表情から、痛めつけられながらもどこか それが好きというオーラを私たち中学生は感じ取ったのだろう。 「よし、三島由紀夫をおそっちゃおう!」という突拍子もないアイディアが生まれてしまった。 (中略)私たちは忍者のように追っていった。でもいったいどこまでゆくのだろう。 鍋田浜手前のトンネルに入ったので少し距離をあけた、見つかったら大変。ドキドキしてきた。私たちがトンネルに 入ったとき、三島さんはちょうど東急ホテルのプールへの上り道を登ろうとしていた。 そのときだった。急に三島さんが私たちの方を振り向いた。そして黒めがねを上に上げてアッカンベーをしたのだ! キャッと声を上げて私たちは後ずさりした。要するに、ずっとお見通しだったわけだ。中学生は簡単に遊ばれて しまった。 三島さんの目はやさしく笑っていた。 横山郁代「三島由紀夫の来た夏」より
(中略) 昭和45年7月7日のサンケイ新聞に掲載された「果たし得てゐない約束――私の中の二十五年」は三島さんの 遺書としてたびたび引用される。 「私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。このまま行つたら「日本」はなくなつてしまう のではないかといふ感を日ましに深くする。日本はなくなつて、その代はりに、無機的な、からつぽな、 ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであらう。」 1980年代の経済バブルを見事に三島さんは言い当てた。現在の日本はというと、コロコロと世界に類を 見ない早さで首相がかわる不安定な「自信のない国」になっている。デモもクーデターも若者の反抗もなし、 平和ボケは極まっている。 私は、いまこそ、三島由紀夫の死の意味を考えるべきだと思う。その死は美とエロティシズムに導かれたもので あったとしても、大局的には、アメリカに支配された「日本という恋人」に向かっての死を懸けたメッセージ だったのだ。 切腹はあの日の日本人の意識を変えさせるくらいの衝撃であり、あれくらいの憤怒を示さなければ、私たちは、 本来、日本人のもっている魂に気づかない、と思ったことだろう。実際その効力はジワジワと年月を超えて 私たちの脳内に浸透している。日本を愛する心について真剣に考えたい。 犬死にと笑われてもいい。五十年後の日本人が理解してくれれば……。 私は、市ヶ谷での「檄文」を三島由紀夫の最後の叫びとして素直に評価したい。ヤジと怒号の中で「男一匹が 命を懸けて訴えているんだぞ」とバルコニーから叫んだ言葉を信じる。三島由紀夫の「本気」を信じる。なぜなら、 私がある鑑識の方から見せてもらった事件直後の写真には、「本気」以外の何物も写っていなかったからだ。 凄惨な場面ではあったけれどそこにはなんともいえない清潔感があった。三島さんの顔は少年のように白く 清らかで安らかだった。 横山郁代「三島由紀夫の来た夏」より
三島さんはやりきった! そう思うと不思議なことに晴れ晴れとした気持ちが湧いてきた。これが「大きな仕事を するので来年は来られません」という意味だったのだ。 今年も三島由紀夫の来た夏が巡ってきた。 私はいつも思い出す。三島さんの愛した下田の夏のさらっとした風を。どこかやさしげな直射日光を。手を挙げて 「また来ましたよぉ」と呼びかけながらお店に入ってくるまぶしい笑顔を。肉体が発していた不思議なオーラを。 「あなたは、なーんにも心配することはないんですよ。のびのびとおやりなさい」「遊びにいらっしゃいね」 という声のトーンを。 四十年以上も私の中に住みつづける三島さんは、私の父のようであり、兄のようであり、演劇部の先生であり、 とびっきりステキな人であった。でも、いまの私の気持ちを言おう。 長い年月を過ぎて三島さんの姉貴のような年になった私にとって、彼は、私にアッカンベーをするかわいい弟に なったのだ。永遠に頭の上がらない弟に。 横山郁代「三島由紀夫の来た夏」より
彼の小説もそんなに読んでいない。僕が三島由紀夫を「あ、こいつすごいな」と認知したのは、ロンドンです。 ロンドンにいたときに、BBCが没後何年かで特集を組んだ。そのときに彼がインタビューアーにきちんと 英語で答えているのを見て、聞いたら、内容的にはしっかりしていた。つまり、日本の文化をあれほどきちっと しゃべれるやつはいないな、と僕が思ったくらいだった。それはすごく印象的だった。 彼の英語はうまかった。うまいというか、要するに、発音がいいとかではなくて、非常に適確な英語をきちっと 選んで答えていた。日本人のインタビューには、よく画面の下にテロップ、つまり英語の字幕が流れるのだが、 三島由紀夫のインタビューには付いていなかった。それくらいに彼の英語はわかるのだ。まあ、イギリス人は (植民地を持っていたから)外国人のしゃべる英語を理解するのは得意だけれども。それにしてもテロップが 流れていなかったから、へーっと思ったし、なるほど、そういうことについては、こういう風に言うのだなと 感心した。 遠山稿二郎「日本の大学と基礎科学の危機」より
135 :
吾輩は名無しである :2011/05/29(日) 19:56:33.96
三島のよう作家は、日本文学史にとっていないに こしたことはない作家である。また、少し視点を 変えれば、いなければならなかった作家でもある。 日本史を振り返ってみれば、「新撰組」のような もので、存在自体が逆説を意味するのである。
海老蔵は三島由紀夫の生まれ変わりです。
40年以上前から中国はチベットと揉めてたんだね。
>チベットに潜行して反乱軍に参加しようといふ風雲児もあらはれないところをみるとどうも日本人は弱い者に味方しようといふ >気概を失つてしまつたやうだ。世界中で一番自分が弱い者だと思つてゐる弱虫根性が、敗戦後日本人の心中深くひそんでしまつたらしい。 これなぁ・・・古い話なんだけど、外国の反乱軍に潜りこんで一緒になって反乱してた日本人アナキストがいたんだよね。特高警察の時代。 で、戦後生まれはニートに近いような発想で労働からの忌避的な感情が根本の理由でアナキストなんだよね。 だから、三島世代のアナキストと団塊前後アナキストでは、同じアナキストでも全然違う。
140 :
吾輩は名無しである :2011/06/02(木) 15:27:58.46
憂国観たんだけど、 最後のシーン、和室が枯山水になってんのは どーゆう意味なんだ?
>>140 三島由紀夫が竜安寺の石庭について触れた文から探ると、石庭は死(破滅)に対抗するために、
廃墟、破滅に似せた美の永遠で、死に対抗するみたいな感じを意味しているんじゃないでしょうか。
「竜安寺の石庭の非均斉は、芸術家の意識の限りを尽したものである。それを意識と呼ぶよりは、執拗な
直感とでも呼んだはうが正確であらう。日本の芸術家はかつて方法に頼らなかつた。(中略)
その結果を生み出す努力は、方法的であるよりは行動的である。つまり執拗な直感の鍛錬と、そのたえざる試みとが
すべてである。各々の行動だけがとらへることのできる美は、敷衍されえない。抽象化されえない。日本の美は、
おそらくもつとも具体的な或るものである。
かうした直感の探りあてた究極の美の姿が、廃墟の美に似てゐるのはふしぎなことだ。芸術家の抱くイメーヂは、
いつも創造にかかはると同時に、破滅にかかはつてゐるのである。芸術家は創造にだけ携はるのではない。
破壊にも携はるのだ。
その創造は、しばしば破滅の予感の中に生れ、何か究極の形のなかの美を思ひゑがくときに、ゑがかれた美の
完全性は、破滅に対処した完全さ、破壊に対抗するために破壊の完全さを模したやうな完全さである場合がある。
そこでは創造はほとんど形を失ふ。なぜかといふと、不死の神は死すべき生物を創るときに、その鳥の美しい歌声が、
鳥の肉体の死と共に終ることを以て足れりとしたが、芸術家がもし同じ歌声を創るときは、その歌声が鳥の死の
あとにまで残るために、鳥の死すべき肉体を創らずに、見えざる不死の鳥を創らうと考へたにちがひない。
それが音楽であり、音楽の美は形象の死にはじまつてゐる。
希臘人は美の不死を信じた。かれらは完全な人体の美を石に刻んだ。日本人は美の不死を信じたかどうか疑問である。
かれらは具体的な美が、肉体のやうに滅びる日を慮つて、いつも死の空寂の形象を真似たのである。石庭の
不均斉の美は、死そのものの不死を暗示してゐるやうに思はれる。」
142 :
吾輩は名無しである :2011/06/02(木) 17:35:25.20
>>141 なるほど〜 ありがてう。
その芸術の本読んだけど、すっかり忘れていたよ。
あなた凄いので、もう一つ質問よいですか?
今の原発事故を見ていると、つい自衛隊がと思ってしまうんだけど、もし三島が生きていたら、どう思ったか、見解をお聞かせください。
143 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/06/02(木) 21:06:50.11
わたくしの愛人マゾちゃんの凄さ炸裂と逝った漢字ですねぇ〜(笑)
三島由紀夫が文化防衛論以外のもので、幽玄と侘び寂びについて語ったものはありますか?
(o`.´o)←歯ねやw
>>142 火事に興奮するだけの奴だからな。興奮したろよ。そんだけw
>>142 自衛隊が原発の作業を手伝うべきかどうかの意味なら、
憲法でその地位を厳密には認められてもいず、何の栄誉にも賞されない立場の自衛隊員を、
こういうときだけ、「国のため」と、何でも屋みたいにこき使うのはなにかちょっと違う感じがします。
三島由紀夫ならたぶん、作業をさせるなら、まずはちゃんと憲法改正しろ、と言うんじゃないでしょうか。
>>145 茶道の千宗室と対談した「捨身飼虎」で、ちょっとそれっぽいような話があったかも。
>>149 凶暴?
詫びさび好みの人じゃないとは思うけど、凶暴な人とは全く思わないわ。
誰かデスノートに「菅直人」と書いてくれないかな。
152 :
吾輩は名無しである :2011/06/03(金) 16:46:33.88
>>133 今なら、英語を話せる人はいくらでもいるが、
あの時代にあれだけ英語を話せたのは大したもの。
deth nort
釈迦に説法だろうが、一期に一会というのは戦国時代後期に出てきた、主には武士の概念です。
本日の茶会に招いたその客は、明くる日には討死しているかもしれない。誰がいつどうなるか分からないから、
二度と会えなくても悔悛のないよう、その茶会のひと時に持て成す側はベストを尽くすべきである。
一期一会というものは、私にとっては、とても切なく悲しい概念です。
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/rakugo/1138465239/354 ストイック(死別の悲しみを抑圧)な最高の快楽か。三島の方は理解はしているな。当たり前だけど話がかみ合ってない。
同じように幽玄一択でも織田信長よりは凶暴じゃないな。”快楽”だと考えてしまうあたりは、精神的強さという意味で、やはり尋常ではない。
>>140 枯山水は川を模したものだから・・・川は絶えず水が流れている。その水をすくい出しても水である。すくい出した水を捨てて”時間をおいて”水を再度
すくい出しても水がすくえる。但し、先にすくった水と後にすくった水は、別な水だが、同様に水であることにかわりなし。時間の連続性を人々が紡いで
いくから、流れる川の水滴の一つ一つに過ぎない私たちは姿形、文言を変えながらも必ず先人の継承したものを継承し、また後世に継承させていく・・・
枯山水は最初から水が枯れているので、川の流れよりもはるかに永遠性が高い・・・て感じ?
以前議論になった、何故中性的なジャニーズは女にモテて男らしい三島は女にはモテないのか?
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/sociology/1284084841/182 男の方がどうしても女のロマンチックな趣味に合はせるやうになりますからね。これは昔から変はらない
ことだけれども、若い女といふものは、あんまり男らしい男は、好きぢやないですよ、こはくて。
だから、いまの青年が男らしくないとすれば、それは女のせゐですよ。そんなの汚ならしい、カッコ悪いと
いはれれば、仕方がないからさうしちやふ。
確かに、男らしい男は怖いな。特に武士道精神的な破滅の刹那主義的論理。男性特有の発想だろうな。
機動隊や警官を見てそう思う。「どんなに怖くても警官が逃げたら終わりなんだ!」と言って死んでいく。ああ、人間だったのか。
片やあちら側では「さて、やるか。死ぬかも知れんけどしょうがない。」とヘラヘラしながら冷静に作業にとりかかる。
武士道精神と物造り精神(職人気質)の相違によるものか。
カニちゃんすごいね!
武士道精神の人たちが刹那の瞬間に見せる、あの不敵な笑みはなんだろう? 「どんなに怖くても警官が逃げたら終わりなんだ!」と言った後、ニヤリと笑う。 悲しみを抑圧したことによるストレス反応だろうか?それとも自身の社会的宿命に対する自嘲だろうか? 若い女が武士道精神の片鱗でも垣間見てしまったら、裸足で逃げていくのは当然といえば当然だろうな。 「コワッ!!頭おかしいし!」とかなんとか言いながら逃げていくだろう。
>>157 武士道精神と強面は全然違うから、そんなことはないよ。
女性が怖がるのは外見的にマッチョすぎる人や暴力団風な人なだけ。
中身はやっぱり、どこか武士道精神、男気がないと、逆に女性は離れていくよ。
どっかの政治家みたいに笑顔でソフトな顔でも、武士道のかけらもない卑怯な腐れ外道は駄目。
武士道精神の人は世の中の極めて少数派で、武士道精神そのものが男気というわけでもない。 男女間の問題ではなく、自身の職責に対する意識の問題だな。その職責への忠誠心に若い女はビビるわけで。 三島の言う女性特有のロマンチックとは無軌道で気分屋で”女心と秋の空”という言葉に凝縮されるような、 微妙な心の機微というか、身勝手な自己満足とでもいうか、それに振り回されると作業が進まねーんだよ!ボケが! と苛立ってしまうような。きっと伝わらないだろうけど。 近江商人的な商人精神(商魂)もあれば、物造り精神(職人気質)もある。こちらの方が武士道精神よりもはるかに世の中の多数派だしね。 刹那の瞬間の狂気の笑みを見たことがある?目だけ笑ってないんだ。鋭利な眼光で人を睨みつけてニタリと笑うんだ。 普段はジェントルマンのように振舞い仮面を被って生きているが、何かの拍子に、あの獰猛な内面を曝け出してしまう。怖いな。
160 :
吾輩は名無しである :2011/06/05(日) 18:23:21.71
豊穣の海を随分前に買ったが、読む隙がない
確信という狂気、私は慄然とするが、日本語でその狂気を表現するならば、”美しい”という言葉が妥当だな。 いつだって”美しい”ものには、狂気が憑きまとう。幽玄の世界が正にそれだ。 悪霊のキリーロフが自殺の直前にピョートルに向かって同様にニターッと笑っているな。きっと同種のものだろう。 三島由紀夫に向けてキリーロフのような論理的自殺をしろと放言した人がいたそうだが、そこに美しさを見出したのか。 (V)∧_∧ (V) ヽ(・ω・)ノ 西洋化が進んでも、日本の精神はなんだかんだ言って伝承されている。 . / / ノ ̄ゝ
162 :
吾輩は名無しである :2011/06/05(日) 20:49:04.27
最近読んだ「三島論」のなかでは、岸田秀の「三島由紀夫論」が出色だと 思うんだが、世間の評価はどんなものなんだろうか。
>>162 世間の評価ってのも何か意味不明な基準だね。そんなものは個人個人で考えればいいじゃないの?
三島由紀夫について書かれたものは、たくさんありすぎてビンからキリまであり、中には著者の悪意にみちたものもありますからね。
最近読んだ中では「豊饒の海の注ぐ 三島由紀夫」(島内景二)が一番よかったな。
三島関連の本は色々読んだけど澁澤龍彦のが好きだな。
166 :
吾輩は名無しである :2011/06/06(月) 18:05:44.05
167 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/06/06(月) 21:46:41.92
163 どこに世間を置くかです殻ねぇ〜(笑)
>>169 命を落とすかもしれない真剣勝負をさせるより、
命が助かる八百長、賄賂などで、人命第一を選ぶ精神、ってことでは?
>>170 そうですね。絶対左翼への嫌味だと思った。
原爆被爆者への同情心につけ込んで革命勢力にしてしまう、彼らのヒューマニズムは欺瞞だと批判してましたからね。
欺瞞への当てつけの一文か。
でもそれはちょっと違うような気がする。
左翼があっちこっち際限なく行き当たりばったりに、何もかも未完のまま手を広げていくのは、
遊びに夢中になった幼児が際限なく玩具を散らかす構図と同じに見える。
172 :
吾輩は名無しである :2011/06/10(金) 01:10:03.91
2011/6/12 19:00〜20:54 プレシャスタイム 山口百恵主演映画 潮騒 BS日テレ(BS) 山口百恵文芸シリーズ第二弾作品。三島由紀夫文学の中で最もポピュラーな名作「潮騒」に出演 出演者 ■スタッフ 監督:西河克己 製作:堀威夫・笹井英男 原作:三島由紀夫 ■キャスト 山口百恵・・・宮田初江 三浦友和・・・久保新治 初井言栄・・・久保とみ 亀田秀紀・・・久保広 中村竹弥・・・宮田照吉 有島一郎・・・灯台長 (1975・日本) 番組内容 山口百恵文芸シリーズ第二弾作品。三島由紀夫文学の中で最もポピュラーな名作「潮騒」に出演 ▼漁師と海女の島・歌島に住む新治は夕暮れの浜で見知らぬ少女と出逢う。暮れていく夕陽を見つめる美しい少女・初江は村の金持・照吉の一人娘であり、 跡を継ぐために呼び戻したのであった。ある時、山の観的哨跡で初江に会った新治。若い二人はすぐに意気投合し、やがて恋に落ちるのだが、その先には大きな困難が待ち受けていた・・・ おしらせ ○3週連続『山口百恵主演映画特集』 6月5日:第一弾「伊豆の踊子」 6月12日:第二弾「潮騒」 6月19日:第三弾「絶唱」 日曜よる7時から放送!
第一弾「伊豆の踊子」はなんか暗いラストだったな
奔馬や英霊の声も、映像化や舞台化してほしいものです。
いわゆる現人神(現御神)の思想は、キリスト教などの一神的なGodではない。日本人の神観念は、本居宣長の 「何にまれ 尋常ならずすぐれたる徳ありて、可畏き物を迦微(カミ)とは云なり」という八百万の神々であり、 「唯一神教的命題」とはかけはなれている。日本の神観念は多義的であり、そこでは人間的な要素も入ってくる。 超越者としての「神」とはあきらかにちがう。そもそも昭和二十一年元旦の昭和天皇のいわゆる「人間宣言」も、 〈神〉にして〈人〉であるという伝統観念からすれば、「神から人へ」ということを特別に強調したとはいえない かもしれない。しかし、占領下において、GHQ指導のもとでこの「詔書」があらわされたのは、人でありながらも 神聖をもって君臨される天皇(スメラミコト)の民族的、精神的支柱としての意味を否定しようとしたもので あることには変わりはない。 『英霊の声』の、あの英霊たちの声々は、「陛下はずっと人間であらせられた」ことを百も承知で、だからこそ 「陛下御自身が、実は人間であつたと仰せ出される以上、そのお言葉にいつはりのあらう筈はない」と語る。 しかし、その〈人〉であられる陛下は、国家存亡の危機のときに、生命を賭して死んでいった者たちのために、 国破れし後にあってこそ、「現御神」としてあってもらいたかった。それはまた天皇のために立ちあがりながらも 「反乱」軍として処罰された二・二六事件の青年将校たちの、「天皇」の神聖に希望を託した思いとも重なる。 敗戦の時に二十歳であった三島は、この「神の死」を自己の存在の最も深部において体験したのだ。 三島のダリの「磔刑の基督」の評をそのまま借りていうならば、その初期作品(『盗賊』や『岬にての物語』 あるいは十代作品まで含めてもよい)の言葉の地平には、「いつもその地平の果てから、聖性が顕現せずには おかない予感のやうなものがあつた」といえよう。 富岡幸一郎「三島由紀夫、『絶対』の探求としての言葉と自刃」より
(中略)ジョルジュ・バタイユの『聖なる神』という作品集の鮮烈な読後感を三島は(『小説とは何か』のなかで) 印象深く記している。(中略)所収の『マダム・エドワルダ』『わが母』の二作にふれながら、三島が一貫して 関心を示し注目するのは「神の出現の瞬間」である。 バタイユは「自己を超越する」こと、「わが意に反して自己を超越するなにものか」の「存在」を求める。 近代的な自我意識と、「神の死」という虚無を現実認識とする他はない人間にとっては(例外なく現代の人間に とってではあるが)、それは「不合理な瞬間」であり、そこには何か異常で過剰なものが介在しなければならない。 (中略) 三島は、この言葉によっては到達不可能な事柄を、作家が言葉によって表現していることに瞠目しつつ、次のような 説明を加えている。 〈この「不合理な時間」とは、いふまでもなく、おぞましい「神の出現の瞬間」である。 「けだし戦慄と充実と歓喜のそれとが一致するとき、私たちのうちの存在は、もはや過剰の形でしか残らぬからだ。 (中略)過剰のすがた以外に、真理の意味が考えられようか?」 つまり、われわれの存在が、形を伴つた過不足のないものでありつづけるとき(ギリシア的存在)、神は出現せず、 われわれの存在が、現世からはみ出して、現世にはただ、広島の原爆投下のあと石段の上に印された人影の やうなものとして残るとき、神が出現するといふバタイユの考へ方には、キリスト教の典型的な考へ方がよく あらはれてをり、ただそれへの到達の方法として「エロティシズムと苦痛」を極度にまで利用したのがバタイユの 独自性なのだ。(『小説とは何か』)〉 (中略)しかし、バタイユのこの「独自性」もまた言語の領域(ぎりぎりの限界への冒険であるとはいえ)に あったのはいうまでもない。 三島が明晰にそして最終的に自覚していたのは、この言葉の限界性であった。 富岡幸一郎「三島由紀夫、『絶対』の探求としての言葉と自刃」より
『太陽と鉄』は、自裁のプロセスと心理的構造を余すところなく分析したまことに戦慄的なエッセイであるが、 そのなかで次のように明言しているのだ。 〈私は今さらながら、言葉の真の効用を会得した。言葉が相手にするものこそ、この現在進行形の虚無なのである。 いつ訪れるとも知れぬ「絶対」を待つ間の、いつ終るともしれぬ進行形の虚無こそ、言葉の真の画布なのである。 (中略)言葉は言はれたときが終りであり、書かれたときが終りである。その終りの集積によつて、生の連続性の 一刻一刻の断絶によつて、言葉は何ほどかの力を獲得する。少くとも、「絶対」の医者の待つ間の待合室の白い 巨大な壁の、圧倒的な恐怖をいくらか軽減する。(『太陽と鉄』)〉 この「絶対」を、「神」といいかえてもいい。いや、ここではあきらかに神の顕現のことがいわれているのであるが、 三島が明瞭に認識していたのは、「言葉」によってその存在を暗示(バタイユ的手法)することは十分に可能で あっても、それは「現在進行形の虚無」にたいしては一場の役割しか果たしえないということである。 自裁という行為が決定的な意味を持ちだしたのは、ここにおいてであろう。「神の死」の現実の虚無のなかに おいては、バタイユのいう通り「過剰のすがた以外」に真理を把握し、神の出現に立ち合うことはできない。 「自決」とは自由のマイナス極限で、自己の存在を破壊することであり、その決定的、一回的な欠損の過剰さの なかにこそ「絶対」は到来するだろう。そして遺作『豊饒の海』は、仏教的な相対主義に呑み込まれてゆく。 あらゆる歴史と存在を描ききって完結する。 三島の自決が四十年の歳月を経て、今日に至るまで深くおおきな影響を与えつづけているのは、三島が自己の 存在そのものを、戦後日本社会という虚無の時空のうちに磔刑とし吊し、供養としてささげてみせたからである。 そして、われわれは未だにその「死」の深い本質的な宗教性を知らずに(あるいは知ろうともせずに)いるからだ。 富岡幸一郎「三島由紀夫、『絶対』の探求としての言葉と自刃」より
178 :
吾輩は名無しである :2011/06/10(金) 20:23:13.49
三島の死後七年目、『サド侯爵夫人』のフランス語訳とパリでの上演に関わった作家ピエール・ド・マンディアルグは、 戦後の仏作家のなかでの最もすぐれた才気ある書き手の一人であるが、仏文学者の三浦信孝氏のインタビューに 答えてこう語った。 〈現在では、三島はジョルジュ・バタイユに強く惹かれていたとよく言われますが、私には確信はありません。 (中略)しかし私の見るところでは、三島はバタイユとはだいぶ違います。彼らの類似点は、彼らに共通する 絶対に対する情念であり、生と生の哲学を極限まで、絶対まで追究しようとする情熱ですが、三島は、自分の観念を 真の極限にまで、血と死にまで追いつめる実例をわれわれに残した唯一の存在であって、残念ながらバタイユは そうした実例を残したとは到底言えません。(『海』一九七七年五月号)〉 三島の文学と行動の総体を一言で射抜くマンディアルグのこの見解は、一神教にたいしてほとんど理解を 拒もうとするこの国では、残念ながら聞くことができなかったものなのである。 富岡幸一郎「三島由紀夫、『絶対』の探求としての言葉と自刃」より
短編が映像化されたらいいな。 橋づくしとか卵とか。月シリーズもいい。 三島由紀夫の多様性がどんな風に映像化されるかが見たい。
橋づくしは無言だから映像化むずかしいかもね。
181 :
吾輩は名無しである :2011/06/12(日) 10:18:39.27
三島がヒトラーの予言の件で五島勉に言った、 「太古日本とインドを結ぶ妖しい関係」って何?
>>181 ヒント↓
無常といふ思想は印度から来たものでもそれを文学の極致にまで詩の極致にまで高めたのは日本人の営為ですね。
平岡公威(三島由紀夫)
昭和18年4月11日、東文彦への書簡より
184 :
吾輩は名無しである :2011/06/12(日) 16:27:22.82
>>183 なるほど。
もっと生物学的、人類学的な話なのかと思った。
他に三島由紀夫がインドについて述べたのにこんなものもあります。文化の源流としてインドを見ていたようですね。↓ Q――日本文化をどう思ひましたか。インドは、いはば日本文化の源流ですが。 三島:昔から唐・天竺といはれてゐました。ぼくのいまの小説(豊饒の海)も、唐・天竺的な大きい文化圏の上に 立つたものを書きたいと思つてゐた。ところが唐が「唐くれなゐ」になつちやつたから、ハッハッ。で、いまは もつぱら天竺を研究してゐます。日本文化の源流を求めりやみんな天竺へ行つてしまひますね。それは、もう、 みんなあすこにあります。 三島由紀夫「インドの印象」より
186 :
吾輩は名無しである :2011/06/13(月) 12:25:07.26
銀座のノエビアギャラリーで「文士の肖像」展 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ (読者から)「ノエビア銀座ギャラリー」で「文士の肖像」展を見てきましたが、三島由紀夫の写真もありました。林忠彦が撮った南馬込の自宅広間で椅子に腰掛けて足を組んでいる写真。我々もよく知っている写真です。 三島由紀夫以外では太宰治、坂口安吾、志賀直哉、武者小路実篤、谷崎潤一郎、吉川英治、小林秀雄、川端康成等々さながら昭和文学史の教科書の様な展示です。石原慎太郎や大江健三郎は余計、蛇足でしたが。 林忠彦、田沼武能、濱谷浩の三人の写真家の作品。銀座並木通りに面した花椿通と交詢社通の間のノエビア本社ビル1階のロビ−で。 入場無料。 7月1日まで。
>>185 インドとの「妖しい」関係って感じがしないんだが…
怪しい・・・ ×@疑念や警戒心や神秘の思いなどを起こさせるさま。 ○A妙になまめいて人を悩ますさま。妖艶な。妖艶に。 ×Bよくない方向に変わりそうである。 ×C実現する可能性が低い。 ×D能力などが不十分で信頼できない。 △E本当ではない可能性が高い。疑わしい。 ×F犯人である疑いがある。また、それが原因である疑いがある。疑わしい。 ◎G秘密の関係がありそうだ。 仏教徒・蘇我馬子と聖徳太子は多神教保守派・物部守屋をぶっ殺している。 後、聖徳太子は「和を以て尊しとなせ」とニヒリズム(新価値提唱)を発揮。 以後、法隆寺建立などをはじめ仏教が普及。 遣隋使を出すなど積極的に国造りを行うも、一方で弟来目皇子に新羅征討をさせようと (来目がほとんど勝手にしたのかも)するも直前で来目死亡。以後新羅征討なんて興味なし。 聖徳太子自身はあまり好戦的な人ではなかったようだ。 ところが聖徳太子死後、蘇我馬子の孫、蘇我入鹿が聖徳太子一族を殺害(?)した。 なんだか分からないが、聖徳太子は血なまぐさい事変だらけだな。こいつニヒリスト臭がする。
はい。
現在、お巡りさんたちにも悪霊が憑きはじめてゐる。何故現実をより的確に詳細に鳥瞰しないんだらう? 聖徳太子も意図せず死体の山を築いちゃった。だが何故どうしてそうなったのか?を誰にも説明できない。 仏教という新価値観流入を、リバースを繰り返しながらも消化したようだ。 「和を以て尊しとなせ」という聖徳太子の言霊が価値観として現在まで生きている。確かに、言葉には力があるのは可視。 入鹿が自殺に追い込んだ?というが、一家心中するだろうか? 入鹿が殺害された後、父、エミシらも一家心中するだろうか? いや、あいつはそういう意味では、幼い頃から死体の山を築いてきた。それなのにあいつには敵がいないどころか、皆に尊敬されている。
∩ ∋彡∞ミ∈ (´・ω・`) 厩戸皇子だお
193 :
吾輩は名無しである :2011/06/17(金) 17:01:04.02
ここで聞くのはいいのかどうか知らんが、三島は、ジュリアン・グラッグの‘ アルゴールの城にて‘について何か言ってたような記憶があるんだが、どの 本だったか、覚えてるのいるか?
∩ ∋彡∞ミ∈ (´・ω・`) 厩戸皇子だお
二回言うなおw
お前は来るな
なんでだよ?(怒)
>>194 頭のチンポ ∩がズレてまつ。
ζ
(´・ω・`) ポクのは“毛”だお
>>193 ζ
(´・ω・`) わかったら発表するお。
200 :
吾輩は名無しである :2011/06/17(金) 23:39:28.86
今生きていたら三島由紀夫が褒め称え推奨する作家は誰だと思いますか?
強いて挙げれば、村上龍、多和田葉子くらいかなあ。 それ以外は、もうそれこそ、ぐうの音も出ないほど、コテンパンにやられていると思う。 村上春樹なんか、三島が生きていたら大成できなかったろう。 ま、生きていなかったから、「羊をめぐる冒険」であんなシーンをぬけぬけと書けたり、 三島の文章は生理的に受け付けないなどと言ってのけたりできたわけだが。
>>201 村上春樹は案外、三島を読んでるんじゃないかな、こっそりと。
ああいう反発の仕方は本当は気になってる証拠にも見える。
三島が取れなかったノーベル賞を取ろうと、世界的な空気を読んで俗人に徹してるところが、
天人五衰のニヒリストの透みたいだし。
203 :
吾輩は名無しである :2011/06/18(土) 09:47:25.49
204 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/06/18(土) 13:26:17.30
202 三島が太宰を意識死た様にですねぇ〜(笑)
やっぱ三島は天才だな
でも村上春樹にノーベル賞あげる意味がない。これでノーベル文学賞が終わりならあげてもいいと思うけど。
>>204 太宰と僕は似ているんだ、と三島は言ってたようですからね。
なんで
けんかはおやめなさい。
ウン
三島由紀夫の小説って、ほとんどの作品が怖くない?
そうなの?
うん、なんとなくありがちなマッドな話が多い。 しかもほとんどが狂気。
そうなんだ…三島由紀夫、金閣寺を高校生の頃に買ったけど、結局1ページも読めませんでした。
>>217 川σ.σ川 私を美しいと云つた男はみんな死んぢまつた。だから、今ぢや私はかう考へる。
私を美しいと云ふ男は、みんなきつと死ぬんだと。
女にとり殺されそうになる映画を見ましたよ。黒沢清の「叫」もそうなのかも知れませんが。 私は死にました だからあなたも死んでください
>>219 川σ.σ川 愛はみんな怖しいんですよ。愛には法則がありませんから。
ああ、そうかも知れませんね。憧れと恐怖を同時に感じるんでしょう。
223 :
吾輩は名無しである :2011/06/21(火) 10:48:56.54
俺が嫌いなのは三島ではなく必要以上に熱狂するファンなのだ 結局奴らは学校や仕事先でがんばれてなかったり、勝ててなかったりする奴らの 集まりで、それをひいきの三島に託し、三島が頑張れば自分も頑張った気になるし、 それで成功すれば自分も成功したような気になるのだ 俺の様に毎日2chで戦ってる人間なら人を応援する余裕なんてある訳がない
224 :
吾輩は名無しである :2011/06/21(火) 21:33:51.04
三島の後に三島無し
左翼思想は決して、弱者の味方ではない。ただ世を分裂させるために、弱者の側に立っているに過ぎない。 一旦、権力を握れば、旧ソ連や中国、北朝鮮のようになってしまう。本当は弱肉強食が当然と考えているが、 権力をにぎるまでは隠しているだけ、これにだまされる良心的な人は多い。 by 魅死魔
レディー・ガガの曲の歌詞聴くと、なんとなく三島の信念、美学と似てる、というか相通ずる主張があるような気がする。
あれは自分で詩を書いてるんですか?
レディー・ガガのPVは全部見たけどあんまり似てないと思います。
歌詞世界を詳細に検討したんか?答えてみいや!
レディー・ガガの歌詞ってプッシーな女のナルシズム爆発で錯乱状態みたいな感じでしょう? 三島のナルシズムはもうちょっと抑制が利いていて上品ですよ。 似てるっていう人はどこが似てると思ったんですか?
>>230 なんとなく、born this way しか見てないんだけど、その歌詞の世界観では共通の感覚があるような感じがしたよ。
うまく説明できなませんが。
233 :
232 :2011/06/24(金) 17:26:49.26
うまく説明できないけど、三島は自分が日本人に生まれた運命、宿命、その時代に生まれた運命、等々、 自分の宿命を認めることに自由の道がある、というようなことを主張しているので、born this way というガガの 信条と重なる感じがしました。
>>233 なるほどねえ。丁寧な説明ありがとうございます。
その曲は似てるかも知れませんね。
勉強になりました。
>>231 そうなんですか。よく言われる事だけど、ビョークも三島信者なんですよね。
>>235 初版本を集めるくらいのファンらしいよ。デビッド・ボウイは三島の肖像画を描いたりしてますね。
三島が生きてたら喜んだでしょうねえ
親日家のガガは三島由紀夫のこと知ってるのかなあ。
レディ・ガガをざっと観た。Born this way だけ軽くニヒリズムですな。 他のは男がどーちゃらこーちゃらな内容につき興味があまりそそられない。 最近、溶かしてしまった価値はオリジナルの理論で価値を再構築すればいい事に気がついた。 だけど地面は相変わらず、地に足がつく感覚がない。 ニヒリズムには二種類あるね。 ニーチェらのような(まだ読んでないけど)デストロイヤー型と、聖徳太子や三島由紀夫のような新価値観提唱型と。 論理として、あるいは構造として成立するのは後者なのに、死体の山を築き上げてしまうのも後者だ。 ニヒリスト本人らには全く過失らしき過失はないのに、その周辺にいた人間が興奮状態に陥って狂っていくのは何故だろう? 三島は暴力的破壊行為の中心にはいつもニヒリストの存在があるという。 だがニヒリスト本人らは暴力的破壊行為そのものを必ずしも望んでいない。
そういえばレディ・ガガのBorn this wayの中でSubway kidsが出てくるね。 米国はもうそんな状態なんだね。驚いたわ。
>>242 なにそれこわい。
Subway kidsってなあに?
サブウェイばっか食ってるガキのこと アメリカじゃ社会問題になってる
ありがとう。地下鉄でひったくりするやつらかと思った。 うちの近所のサブウェイは流行ってないよ。日本人の味覚とは違うんだね。
サブウェイ、マクドナルド、バーガーキングは「3つの大罪」と呼ばれているからな
えっ?サブウェイは体にいいんじゃないの?
横レスだけど 大規模に大量生産してるパンに体にいいものなんかないんじゃない?
近々セブンアンドアイのパンからトランス脂肪酸がなくなるらしいね。
§´ёωё`§ それはよござんす。
§´ёωё`§ さいしょからバターにするか、なんにも入れなきゃよござんすよ。
バターは高いですよねえ
Ш´・ω・`Ш 牛乳で練ればええやん。うちはそうしちょるで〜、パン焼き器で。 ばってん、結局ご飯が好きだからほとんど使ってないずら。
飯と味噌汁最強。
俺も放射能汚染を気にしつつ、米が食えないなら死んだ方がましだわ。
レディ・ガガが4月にJudasというヤバイ曲を出してしまっている。 キリスト教徒がイカレ出すかも知れんね。既におかしくなった子が飼い猫を殺してしまったりしているが…
アンチキリストで聖書のパロディやってる人なんてニーチェをはじめ山ほどいるから大丈夫ですよ。
いや、それが、キリストを冒涜する内容ではないんだわ。 キリストは私の天使、それなのにユダを愛してしまった…。という内容で、 ベタニアのマリアがキリストの真理を説きながら、ユダを愛する事をとめられない、 結果ユダの子を妊娠中、石打刑で他の信者に投石されて殺されてしまいましたという内容。
260 :
吾輩は名無しである :2011/06/29(水) 02:35:26.42
吉村秀樹 吉野寿 小山田壮平 小出祐介 山口隆 山口一郎 真島昌利 志磨遼平
ガガはイタリア系らしいけどクリスチャンじゃなのかね? スペインやイタリアは敬虔なカソリック信者が多そうなのに。
渡って来た人は基本的に貧乏だろうからハングリーじゃないと生き残れなかったんじゃないかなあ。
ガガサンは、もちろんキリスト教徒だろうさ… だけどキリスト教の既存の価値観をぶっ壊しにかかっている。しかも彼女が提唱する新価値観は正当性が高い。 ”神様は不完全な者を造り出さない、私は神様が与えた宿命で生きているから正しい” ”性倒錯していたって神様が造り出したんだから、そう生きていて正しいの。だって神様は不完全な者を造り出さないんだから。” ”キリストは弟子を全員許したのに(他の皆は裏切り者のユダだけを許さない)” ”私はイエスを信仰しながら裏切り者のユダを愛してしまった(苦悩)” 三島ですらそこまでやってないし。や〜ん怖い…ヒィィィ((゚Д゚ll))
ガガってバイセクシャルなんだって。三島由紀夫の生まれ変わりかもよ。
GFがガガの履いてたシャネルのブーツほしがっててさー。 限定品とかいうので、もう手に入らないんだよねー。 そのGFがブーツねだってくるまで、俺はガガについて何も 知らなかったw
266 :
忍法帖【Lv=23,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/06/29(水) 21:53:00.05
なんかしらんがチワワの牽強付会が始まったなあ。ガガは俺は嫌いだがあれはキャンプの文脈で捉えたほうがいいだろう。 オスカー・ワイルドが敷いた路線をそれらしく模倣してるだけにしかすぎん。聖書の話を敷衍して物語を作り出すあたり、まさにそれっぽい。 もちろん三島も模倣者で、それはかねがね指摘のあることたが、 三島は「失敗した真面目」さだろうか。真面目的読み取り例えば猪瀬(笑)的な読み取りしか残されていないのが現在日本の現状ではあろう。
267 :
忍法帖【Lv=23,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/06/29(水) 21:55:51.78
まぁガガも真面目方面に行こうとしているようだから、そういう脱キャンプ・似非キャンプとして類縁性を見つけた、というのならばなるほど頷けなくもないであろう。
マグナ〜はやいとこ、「お富」の感想あげておくれよ〜w
相変わらずバカだね、あんたは。誰の影響も模倣もしていない作家、芸術家なんかいるわけないでしょ。 二人が真面目なのも当たり前だし、何が言いたいのかさっぱり意味不明。
ガガサン本人とガガサンに群がる商人の皆さんって、ニヒリストによる新価値提唱の危険性を把握してなくない?
彼女のJudasだが・・・・
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14370867 青少年が意味不明な事を言いだし意味不明な行動をとるようになるだろうか?
すでに飼い猫を殺してその血を塗りたくって恍惚ヘヴン!!に旅立った少女がいるが・・・・・・・・
日本人は仏教信仰があって元々ニヒリズムの素養がある。だからニーチェなどを考え方の一つとして受け入れやすい。
だけどこれをキリスト教圏内でやっちゃうとタリバンのキリスト教verが誕生すんじゃないの?
今までユダを悪魔と言って誹謗した人が糾弾されてしまうような価値倒錯現象というか社会的混乱。
中国の文化大革命のような価値倒錯による社会の混沌を招きそうで怖い。
欧米人や中国人は獰猛だから宗教で抑えてもらわないと困るね。
272 :
吾輩は名無しである :2011/06/29(水) 23:57:41.21
ガガの解釈は、ドストエフスキーのキリストの再認識とか、三島の絶対性と部分的に似てる ことは確か。 絶対者の絶対愛をいってる。
ローマ教皇が「イエスは確かに弟子の全員を赦した。だが多くの人がユダを許さなかった。 それはイエスの思惑に反する。裏切り者の悪魔と2000年近く罵倒してきたが、イエスの思惑通り、 ユダはホーリーである。ユダを許さずユダを攻撃した過去の全ての人の罪を許そう。 イエスは許さない事を望まないだろうから。」って声明をツイッターで出してくれればいいのに。
でもユダヤは原爆発明したり、地球、自然に害になるもの沢山発明してるんじゃない?
確かに、ユーディアンは頭が良く、宗教的暗黒時代を喰らってないから様々な科学を先駆けた時代もあった。 が、ユダはたくさんいるユーディアンの中のちっぽけな一人というか個人にすぎず、ユダがユーディアン全体そのものじゃない。 地球の害になるものの発明は人間の欲望によるもので、ユーディアンもまた人間であるから人間の欲望を当然持っている。 人間の欲望は人間の問題でちっぽけなユーディアンという一民族だけの問題ではない。 ユーディアンだけに責任を押し付けて現実からバックレても発明された物は無くならないし、現状になんら変化を与えない。 また現状から変化したところで、人間は所詮人間なので同じ事を繰り返してしまうだけ。 こうして私たちは太古から伝承されて未来へと伝承していく。時間の連続性。 少しずつ変化しながら、だけど元に戻ってみたりもしながら、日々働いて生きる糧を得て、伝承して死んでいくだけ。 私たちは伝承するために存在する記憶媒体にすぎず、コピペ拡散みたいなもん。 平和的というか、職場があり家庭があり、お天道様が登る頃に起きて仕事に行き、お天道様が沈む頃に仕事から帰ってご飯を食べて寝るだけ。 そんな毎日を繰り返していくだけで伝承は継続される。今は動乱間際な雰囲気だけどこうした動乱も歴史的に珍しい出来事ではないから・・・ 詩が文学に文学がネットになった。剣を失えば詩は詩でなくなり、詩を失えば剣は剣でなくなる…は、間違いっすな。
>>275 いろいろはぐらかしているけど、ユダヤ人が原爆発明したり、様々なものを作り出したのには変わりない事実だよ。
だからユダヤ人を皆殺しにしろとは言わないけど、そういう知能を他の民族より持っているのは事実なんだから、
それを全人種の共通点みたいにすり替えちゃだめだよ。
それから詩や文学と、ネットは全くの別物。ネットは紙や鉛筆や電話機能が進化しただけの話。
原子爆弾ならアーリアドイツが先に開発していたさ。開発中に終戦を迎えたけどね。 戦時中なんだから毒ガス兵器などを開発合戦しまくるのもしょうがない。 米国が原子爆弾の開発を成功させた。アインシュタインなどの助言を受けたのは確かだ。 ユーディアンを先に驚かしたのはアーリアドイツの方。原子爆弾開発を先にやったのもアーリア人。 ユーディアン以外の民族もいろいろ造り出している。造り出す事が悪だとは思わんね。例えそれが武器であって価値観であっても。 人間を愛するなら、人間の美しさも醜悪さも悲喜こもごもも、人間の全てを見つめるべきで、平穏でルーチンな毎日を穏和に生きるだけ。 造り出す事が悪なら人間なんて存在すべき存在ではない事になってしまう。 ここは三島スレなんでシオニストスレにお帰り下さいませ。
>>277 シオニストって何ですか? 私はそんなスレ見たことないし、関心もないよ。
それに私はあなたのような全人類愛みたいな思想ないから、そんなとこまで受け入れる必要ないし。
人の国まで、大国の文明思想で巻き込むな、って話だよ。
三島は日本右翼じゃなくてインターナショナル右翼なんで。 ユーディアンは特別な知能を持つと君は考えているようだが、私はそれが君の妄想で君だけが知っている★真実★だと考えている。 これが話が噛み合わない根本的原因。ユーディアンに特殊な知能なんてないと思うしとても信じられない。 逆に特殊な知能を持つやつは人類に万遍なくいるよ。三人寄らば文殊の知恵って話で。
>>279 三島由紀夫は国際人だけど、大和魂の右翼だよ。日本あってのインターナショナルで、あなたのような人類愛思想じゃないよ。
人類愛思想ねぇ?人類憎悪思想で国際社会に通用ねぇ?しないと思うねぇ。 あの人ほど人間の全てを愛(許容)した人も珍しいと思うねぇ。 日銀は聖徳太子を忌み嫌う。ニヒリストは不気味で恐ろしい、日銀最強の敵だ。 ニヒリストが提唱する新価値観が動乱を生み出し通貨の魔法を解かしてしまう。 だけど三島はそんなニヒリストさえ嫌わなかった。彼自身が虚無に陥っていた事もあるけど。 私たちを造り出さないよう努力をしたが失敗してその責任をとって死んでしまった。
282 :
忍法帖【Lv=26,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/02(土) 20:55:30.64
おいチワワ。牽強付会は相変わらずだなあ。 「失敗した真面目さ」ってのはソンタグの「反解釈」収録「キャンプについてのノート」を参照してくれ。普通に書店で売ってる。 であるからこそここでの「真面目」は否定的な文脈で使っている。 それをチワワが模倣しない芸術家はいないという一般論に帰納し、意味合いを取り違えているわけだな。 俺は模倣することを批判してるんじゃない。以上。 チワワはこの前もラルクと三島には共通点がある、と主張していたほどだからな。 「二人が真面目なのも当たり前だし」ここで自分の好きなもの=同じに見えるって、チワワ特有の混同が行われていることを注目しておこう。 ガガ、と三島は全く別物である。真面目さ(これはキャンプ的文脈で捉える「真面目さ」とは違いチワワが使ったような用法で)も天と地の差だ。 それをチワワは同一視して強弁し続ける、スレを乗っ取る。どう考えてもおかしいだろう。
>>281 人類愛思想じゃないから、人類憎悪と短絡すること自体おかしいですよ。あなたは極端だね。
愛と憎悪は類義語でその対義語は無関心ですわ。だから極端ではありえない。 三島が人類に無関心だったか?といえば全くそんな事はない。
>>282 三島由紀夫とガガは似てる点があるよ。それは私が感じたことで、あなたにとやかく否定される筋合いじゃない。
私だけじゃなく、カニちゃんも三島由紀夫とガガの類似を述べてましたからね。
うん、ガガサンと三島は同じタイプだね。ニヒリストという意味で。
>>284 じゃあ、人類愛と人類憎悪が表裏一体、類似なら、憎悪だけ国際的じゃないということはあり得ないでしょ。
バカな府理屈でどうでもいいことだけど。
288 :
忍法帖【Lv=26,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/02(土) 21:14:05.68
ザリガニもチワワも具合的に類似性を指摘できていない。さらに言うなら曲ってのは歌詞だけで出来ているもんじゃないよな。 それが三島に似ているか? 牽強付会だとだから言っている。
289 :
忍法帖【Lv=26,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/02(土) 21:15:34.52
>>286 ニヒリストっていうならある意味では俺もニヒリストなわけで、珍しいことではない。
この世界には昔からニヒリストが何人もいた。そしてその質もさまざまだ。
>>288 指摘してますよ。佃煮さんに聞かれて答えてますから。
あと、ガガと三島は生い立ちもちょっと似てるよ。身長コンプレックスがあって、バイセクシャルも共通点です。
そーゆー意味じゃなくてぇ〜… 自称「人類を愛する人」が、人類が自分の思い通りにならない時、人類を憎悪するという意味。 浪漫派特有の感じ方で、三島は浪漫派ではなかった。三島の徹底した構造主義は病的とも思えるけど。 それだけニヒリズムというか虚無感に苦しみ脱出を試行錯誤したんだね。
293 :
忍法帖【Lv=26,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/02(土) 21:22:44.08
”自分の宿命を認めることに自由の道がある”これか。 何かピンとこないな。具体的とも言えない。それに第一、これは三島オリジナルの思想なのか? それとは思われんな。
>>293 え・・・ピンとこない?当たり前の話だと思うけど。
具体的に言うと、自由というものは自己判断で、自己判断だから自分で自分の判断に責任を負わないといけない。
後先考えない自己判断は楽だが全てが自己責任だと自覚する判断は決断力が必要だ。
自分が生まれた環境的要因は、自分がどんなにその境遇を嫌っていても自分自身で覆す事は不可能に近い。
それなら生まれた環境的要因を許容して、自分で自分の責任を負いますって話。
マグには少し難しいのかもな。考え方の違いで。
>>293 そんなこといったら、ガガもオリジナルじゃないってことになって話にならないよ。
誰だって何らかの影響の複合なわけだからね。
日銀が聖徳太子を毛嫌いするのはやはり同族嫌悪かしら? 日銀券がなくて自殺する人がいっぱいいる。 日銀券を巡って殺人事件が起こったり犯罪に結び付くのにお巡りさんは日銀券を悪だとは見做さない。ネットは悪だと見做すのに。 日銀は残酷に毎日死体の山を築き上げている。それでも冷徹な構造主義を貫く。社会秩序の為にな。 やはり一万円札には聖徳太子が相応しいな。次の通貨切換には元の聖徳太子に戻して欲しい。 時に米国は財政規律というもんをイマイチちゃんと理解してないな。 因みにまた異食しました(゜Q。)
∩ ∋彡∞ミ∈ (´・ω・`) 暑いでござる
三島が夏目漱石について言及した文献ってあるかな
漱石「君は店の前を通るとき、ショーケースを覗いたりするかね」 文学志望の青年「はあ、あまりしませんです……」 漱石「じゃあ、君は小説家にはなれんな」 とかいうやり取りを紹介した三島の文章があったように思うんだが、 随分前から探しているのに、一向に見つからん。 誰か知ってたら教えてほしい。ひょっとしたら三島じゃないかもw
302 :
忍法帖【Lv=28,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/04(月) 21:36:41.83
おい、チワワ。松浦寿輝の不可能は読んだか。毒舌でもいいから感想を書いてみな。
>>301 買い物であちこち回って見て買うのが面倒くさい、といったエッセイの出だしのきっかけに、それがあったような……
間違ってるかもしれませんが、「お洒落は面倒くさいが――私のおしやれ談義」というエッセイかも。
>>300 直接にはないと思います。鴎外論のなかで、比較として少し触れているくらいのしか見たことないですね。
306 :
忍法帖【Lv=28,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/04(月) 23:29:32.48
いや、三島を主人公にしてるらしいぞ。「平岡」という名前でな。
三島由紀夫を主人公にした小説は「三島転生」、「見出だされた恋、金閣寺への船出」はまあまあ面白かったね。
308 :
吾輩は名無しである :2011/07/05(火) 16:11:58.49
BS-TBS 関口宏の昭和青春グラフィティ「昭和の六本木〜異文化香る街にドキドキ〜」 2011年7月5日(火) 22時00分〜22時54分 の放送内容 ぼくらが何かに夢中だった時代昭和。昭和をテーマに青春プレイバック。昭和の人々の戦後復興したパワーと青春の1ページを振り返り今日本になにが必要かを問いかける番組。 出演者司会関口宏ゲスト井上順,泉麻人 番組内容今回のテーマは昭和の六本木。戦後多くの大使館がこの六本木周辺に集まり、いささかこの辺は東京の中でも外国文化香る街であった。 そんな中、六本木を少し下ったところにキャンティーというイタリアレストランが昭和30年代に出現。 客には三島由紀夫、岡本太郎、芸能界では、峰岸徹、加賀まりこそして今回のゲスト井上順が出入りしていた。 当時の思い出と六本木の移り変わりを番組では紹介していく。
309 :
吾輩は名無しである :2011/07/05(火) 22:26:22.74
310 :
吾輩は名無しである :2011/07/05(火) 22:47:34.31
馬の耳に念仏 猫に小判 豚に真珠
311 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/05(火) 23:01:11.42
>>310 > 馬の耳に念仏
じゃあ、三島先生は、どんなありがたいことをおっしゃって、奇行に走ったわけ?
教えてよwww
312 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/05(火) 23:03:27.69
>>310 あと、三島先生は、戦争中、わざわざ田舎に住民票を移して、兵役逃れをやったの知ってる?www
313 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/05(火) 23:04:29.36
兵役逃れの先生が、どんな有り難いことをおっしゃったのか、ぜひ聞かせて欲しいもんですなあ〜
314 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/05(火) 23:08:05.82
妙な嗜好を持った先生は 虫けらのように南方で死ぬのはイヤだけど、 コスプレのようなカッコイイ軍服を着て切腹するのはあまい〜快楽なんですよwww
315 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/05(火) 23:11:39.47
彼の天皇マンセーは、コスプレ軍服と一緒で、自分を飾るものでしかないんですよ。 そういう意味で、愛すべき男だとは思うけどねwww
>>312 住民票は東京です。召集通知は本籍地の県長から東京の自宅の平岡公威宛に来てますから。
>>314 それは見当違い。三島は本当は若い二十歳で特攻隊で死にたかったんだから。
>>315 天皇陛下バンザイ、という遺書を二十歳のときに書いてますから、決して飾りじゃないないよ。
その時代、その世代に生きた人の気持ちのことを、そういうふうに馬鹿にできるあなたは可哀想な人だよ。
まあ本当の日本人じゃないんだろうけど。
319 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/05(火) 23:48:10.05
>>317 > それは見当違い。三島は本当は若い二十歳で特攻隊で死にたかったんだから。
お、これは初耳。 ソース言えますか?
>>319 平岡少年の手紙にも特攻隊への賛美は見られるし、その傾倒、執着ぶりはあらゆる言説にも散見されますけど、
そんなことも知らないとは間抜けすぎますね、あなたは。
321 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 00:08:20.40
>>320 ああ、そうですか。
でも、俺は本質的な三島のファンだからわかるわけ。
つまりこう。
三島は、南方で犬死にするのはイヤだ、でも、特攻で悲劇的に格好良く死ぬ、のはウエルカムなわけ。
右翼としての下働きは死んでもやりたくないけど、カッコイイ軍服を着て腹を切るのはウエルカムなわけ。
これが三島の嗜好、あるいは性癖。
わかった?
>>321 私が教えてやらなきゃ何にも知らないあなたがファンなわけないでしょ。
ろくすっぽ著書や書簡も年表も見てないようだしね。
323 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 00:17:37.97
>>322 本質的なファンにはそういう些末なことはどうでもいい。
しかし、
・三島は本当は若い二十歳で特攻隊で死にたかった
これは、実に三島らしいエピソードですよ。
324 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 00:19:55.85
つまり、 ・南方で虫けらのように死ぬのはイヤだ、でも、特攻として華々しく死ぬ事には欲情する と。 これが三島の嗜好、性癖です。
325 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 00:21:49.88
彼にとって重要なのは、 ・日本のためになるか?、ならないか? ではなく、 ・自分がどういうやくどころを演じるか? なわけ。 わかった?
>>321 それから、戦時中の軍人や官僚に右翼も左翼もないしね。元共産主義者や社会主義者も中枢にいたようだし、
海軍などは、天皇主義じゃない人も沢山いるしね。
なんでもかんでも右翼と呼ぶところも、勉強不足のバカ丸出しですね、あなたは。
>>325 あなたが何と勘違いしようが、三島由紀夫は日本のために十分貢献して生きて死んでますから。残念でしたね。
328 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 00:31:54.42
>>326 その通り。 三島に右翼も左翼もない。
彼にとって重要なのは、
・自分がどういうやくどころを演じるか?
なわけ。
君と共に将来は、日本の文化を背負つて立つ意気込みですが、君が御奉公をすましてかへつてこられるまでに、 僕が地固めをしておく心算です。僕は僕だけの解釈で、特攻隊を、古代の再生でなしに、近代の殲滅―― すなはち日本の文化層が、永く克服しようとしてなしえなかつた「近代」、あの尨大な、モニュメンタールな、 カントの、エヂソンの、アメリカの、あの端倪すべからざる「近代」の超克でなくてその殺傷(これは超克よりは 一段と高い烈しい美しい意味で)だと思つてゐます。 「近代人」は特攻隊によつてはじめて「現代」といふか、本当の「われわれの時代」の曙光をつかみえた、 今まで近代の私生児であつた知識層がはじめて歴史的な嫡子になつた。それは皆特攻隊のおかげであると思ひます。 日本の全文化層、世界の全文化人が特攻隊の前に拝跪し感謝の祈りをさゝげるべき理由はそこにあるので、今更、 神話の再現だなどと生ぬるいたゝへ様をしてゐる時ではない。全く身近の問題だと思ひます。 平岡公威(三島由紀夫) 昭和20年4月21日、三谷信への葉書より
330 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 00:32:42.85
>>327 >三島由紀夫は日本のために十分貢献して生きて死んでますから。
じゃ、どういう風に貢献したのか教えてよwww
331 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 00:36:54.48
>>327 >三島由紀夫は日本のために十分貢献して生きて死んでますから。
さすが日本はキチガイだ!
キチガイと2度と戦争はすべきでない!
という風に貢献したかもねwww
>>329 それは三島お得意の表面的な美文、ってヤツですな。
>>328 役どころも何も、生まれながらに、天才的なものを背負っていた人なわけだからしょうがないでしょ。
あんたバカじゃないの?
>>331 ああやっぱり、あんた日本人じゃないね、その発想は。中国人丸出し。
>>330 あんたみたいな日本人になりすました反日バカをあぶり出すリトマス試験紙としても、貢献してますよ。
335 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 00:54:09.77
>>332 > 役どころも何も、生まれながらに、天才的なものを背負っていた人なわけだからしょうがないでしょ。
> あんたバカじゃないの?
天才は沢山いるけど、
コスプレみたいなカッコイイ軍服を着て割腹自殺した天才は我らが三島先生だけです!
>>335 はいはい、天皇反対、日の丸反対の在日関係の方、出張ご苦労さまでした。
337 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 01:05:17.49
つーか、右翼陣営からすれば、本当は三島は敵なんだよね。 三島の右翼は、 コスプレみたいなカッコイイ軍服を着て割腹自殺したいがための右翼だから。 その辺が右翼の皆さんはバカだからわかんないんだよなwww 右翼を貶める変質者でしかないのですよ。
>>337 右翼はどこの国でも制服美があるのは世界の常識だけどね。何の不思議もないけど別に。
泰平無事が続くと、われわれはすぐ戦乱の思ひ出を忘れてしまひ、非常の事態のときに男がどうあるべきかと いふことを忘れてしまふ。金嬉老事件は小さな地方的な事件であるが、日本もいつかあのやうな事件の非常に 拡大された形で、われわれ全部が金嬉老の人質と同じ身の上になるかもしれないのである。 三島由紀夫「若きサムラヒのための精神講話」より
340 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 01:16:00.48
「(三島由紀夫の)絶えず真剣に生きることを望み、『にせものの平和、にせものの安息』(「白蟻の巣」)を 軽視する姿勢は、今となってみれば、だらだらと生きるわれわれへの痛烈な批判となっている。現代の日本人の ありようを予見していた天才だったと思う。」 なかにし礼 「三島さんのあの『行動』を基準点として、そこからの距離をはかりながら考へるのが習ひ性となつてゐます。」 長谷川三千子 「戦後教育で『人の生き方』だけを教わり、『死に方』を教わらなかった。衝撃でした。 身の処し方、諫死の是非、日本人の責任のとり方、等々あれこれ考えさせられました。今は当時以上に、強く 考えます。」 出久根達郎 「七〇年までは、激しいものこそが美しかった。音楽、絵画、文学、演劇、映画、そして人間の生き方も。 三島由紀夫氏の死は過激が美しかった時代の最後の花だったな、と今になって思います。」 佐佐木幸綱 雑誌「諸君!」三島由紀夫特集アンケートより
342 :
吾輩は名無しである :2011/07/06(水) 12:03:40.13
三島由紀夫は理論武装した太宰なんだよ。 みっともなさを売りにした太宰と、みっともなさを修辞で覆い隠した三島。
343 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 12:03:43.83
>>338 > 右翼はどこの国でも制服美があるのは世界の常識だけどね。
しかし、この発言はちょっと面白いね。
右翼はどこの国でもナルが入ってる、ってことかな?
男は本質的にみんなナルシストだよ。
345 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 13:01:30.88
>>344 俺もそう思う。
で、三島先生は、日本が誇る、世界一のナルシストだから、カッコイイ軍服を着て切腹しちゃった!
ってことだと思うよ。
>>342 三島は何も隠してないし。自ら太宰と同類だと匂わせたり言及してますからね。だから、あなたのような凡庸な見方が生まれてるわけ。
>>345 ナルシストだからこそ自分の生まれた国のために献身できるんですよ。
348 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 13:15:00.19
>>346 >三島は何も隠してないし。
そう。
俺もそう思う。
三島のエライところ、愛すべきところ、は自分の汚点も公表する点。
兵役逃れのため、わざわざ田舎で兵役検査を受けた、
という事実をちゃんとバラしてる。
これは評価されるべきだと思う。
349 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 13:16:08.62
>>347 自分の生まれた国のために献身したい人は兵役逃れなんてやりませんwww
>>348 なんで、あなたは既女板で女言葉使ってんの?
>>349 病気だったから仕方ないでしょ。少しでも結核疑いの人が混じったら大変なことになるわけだから。
352 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 18:31:58.42
しかし、 ・兵役逃れのため、わざわざ田舎で兵役検査を受けた 人が、ヌケヌケと愛国だのを偉そうに語っちゃダメだよねwww やっぱ、三島は精神病だったんですかね?
三島が愛国なんて語った事があったっけ?憂国ならいつもだけど。
354 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 18:48:06.41
そうか、三島は憂国を語るんだw つーか、憂国って三島の造語ですか?
355 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 19:01:01.60
憂国どころか、 ・兵役逃れのため、わざわざ田舎で兵役検査を受けた お前が憂鬱な存在なんだよ! とか、言われるって考えないのかね?www
さあ?他人がどうこう言ったところで気にとめるような繊細さを、三島は持ち合わせていなさそう。 現実、兵役逃れはしてないしね。当時じゃ、兵隊に行けない人は可哀相だと考えられていた。 それだけ皆生き急いだ時代だよ。人生25年ってやつで。 戦後豊かになってから価値観が変わって兵隊に行かないで済んで妬ましいと考えられるようになった。 1945〜50年位まで日本国内での餓死者が凄いわ。生きる事の方が苦痛に満ちている時代が三島の青春時代。 戦争で死んだ人間より、敗戦から日本を建て直した人間の方がより多くの苦痛に耐えたと思うね。
>>355 元々、本籍地が兵庫だからそこから徴兵通知が来るのは当たり前ですけどね。
なにか「仮面の告白」で三島がドラマチックに物語って創作した部分までを真に受けて勘違いしてるようだけど。
358 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 22:20:36.55
>>357 > 元々、本籍地が兵庫だからそこから徴兵通知が来るのは当たり前ですけどね。
> なにか「仮面の告白」で三島がドラマチックに物語って創作した部分までを真に受けて勘違いしてるようだけど。
いや、三島のパパも書いてるw
兵役を逃れたいがために、東京からはるばる兵庫まで親子で行ってるわけ。
359 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 22:31:35.46
>>356 >さあ?他人がどうこう言ったところで気にとめるような繊細さを、三島は持ち合わせていなさそう。
ああ、これあるかもね。
ひょっとして三島はアスペが入ってるのかも知れないね。
360 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/06(水) 23:31:19.15
アスペがわかって全部わかった! 三島由紀夫の真実! みたいなw
>>358 いや、三島本人が逃れたかったとは全く書いてないよ。むしろ逆に三島はがっかりしたように落ち込んで
「特攻隊になりたかった」と言ってたと書いてあります。
それに、入隊するとなれば、遠く離れた兵庫まで親族の誰かが付き添うのは当たり前のことだし、
田舎の方が虚弱さが引き立つと、親が思おうが、検査内容は東京も兵庫も同じだから、結果的には変わらないでしょ。
現に徴兵検査自体は合格してたわけだから。
あなたは勘違いしてますが、三島は徴兵検査には合格してて、いざ召集の入隊の健康診断ではねられただけ。
豚丸、おやすみ。
363 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/07(木) 00:48:30.99
364 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/07(木) 02:22:13.78
三島がアスペってのはちょっと違うような気がするな。だって社交性高いだろ。 まぁアスペってのも色々なタイプがいて、社交能力の高いアスペもいることはいる。
三島みたいなタイプの人は、学者に多いよね。 政治活動やってるようなナンチャッテ学者じゃなくて、地震学とか量子学とか応物にいるわ。
>>363 だからその親の回顧録に、家に帰っても三島はちっとも喜んでなくて、落ち込んだような様子で、
特攻隊になりたかったとつぶやいたと書いてあるよ。
367 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/07(木) 10:39:44.64
俺の記憶が正しければ、親子共々喜んだ、だったけどね〜
368 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/07(木) 11:08:21.20
http://homepage3.nifty.com/nct/hondou/html/hondou102.html >梓は入隊検査において肺浸潤の名目で即日帰郷を命ぜられた公威と 手を取るようにして長距離を駅まで駆けたと『倅三島由紀夫』 に書いている。幸運な誤診だったと言うのだ。
>しかし、本籍地 の兵庫県の田舎での徴兵検査や、幹部候補生に応募しなかった ことなどは、すべて梓の意図であったろう。そして、阿吽の 呼吸で息子公威は、軍医が「この中で肺の既往症がある者は手を挙げろ」 と言った時に手を挙げているのだ。
この、
『 手を取るようにして長距離を駅まで駆けた 』
この描写は仮面の告白にあったっけ?
>>367 そんなこと全く一つも書いてないけどね。父親自身の喜び具合は書かれているけど、息子のことについては、
高熱でへたばってたせいか無表情だったとあらますよ。
あなたは、仮面の告白と、何かネットの誰かのガセでそう思い込んでるだけのこと。
>>368 肺の既往歴があるのは事実だよ。小学校のときに肺病になったのは年表にも記載されてます。
371 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/07(木) 11:39:05.98
>>370 で、
『 手を取るようにして長距離を駅まで駆けた 』
この描写は仮面の告白にあるのないのどっち?
>>368 それからそのブログ主は断片だけ寄せ集めて勝手に偏向してますが、
三島は戦争で死ぬ前にどうしても「花ざかりの森」を公式出版したかったから、少しでも召集時期の遅い方の一兵徴兵を選んだんだよ。
兵庫で徴兵検査合格したあとは、ますます出版に向けて自身で紙の工面まで奔走して頑張って、自作出版を遺そうとしてますから。
>>371 一緒に駆けたからって、それは父親が催促して引っ張れば一緒に行くに決まってるでしょ。
帰りの汽車の時間かな? と思ったかもしれないし。そりゃあ安堵の気持ちはあったかもしれないけど、
それは父親の喜びとは違うものでしょ。
それに安堵の気持ちと、残念か気持ちとがあっても不思議じゃないし、それを正直に自己分析してたところが三島の偉いところ。
374 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/07(木) 12:00:49.76
>>373 だから、
『 手を取るようにして長距離を駅まで駆けた 』
この描写は仮面の告白にあるのないのどっち?
あるいは、もしかしたら、本当は安堵の気持ちはなかったかもしれないけど、仮面の告白にそう書くことで、 反戦派の左翼文壇やらに受け入れるようにしたという点もあるかもしれないかも。 三島も浪漫派から戦後体制のなかでなんとか文学者として生きていく必要があったからね。
>>374 そんな記述はないよ。
仮面の告白では、
「死」ではないもののほうへと、私の足が駆けた。
とあるだけで、父親と一緒の描写はないし。
377 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/07(木) 12:22:01.23
>>376 おお、どうもです。
じゃ、
『 手を取るようにして長距離を駅まで駆けた 』
この記述は父親のオリジナルな描写なんだ。
これで、
・三島由紀夫に兵役逃れの意志があった
で、決定ですねw
>>377 手をとって駆けた、ってことは逆に父親が引っ張っていったってことでしょ。
二十歳の男が能動的に父親と手を仲良くつなぐわけないし。駆けたきゃ一人で駆けるでしょ、頭悪いねあんたは。
それに家に帰っても家族は喜んでも、倅は無表情だったとありますよ。
要するに、犬豚丸は、自分自身で資料を読まずに、マスコミやネットの偏向ブログの捏造を鵜呑みにしてる間抜けだと決定ですね。
380 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/07(木) 12:45:46.53
>>378 >手をとって駆けた
ではなく、
2人で嬉々として、
『 手を取るようにして長距離を駅まで駆けた 』
だよw
>二十歳の男が能動的に父親と手を仲良くつなぐわけないし。
とういうより、二十歳の男が徴兵検査に父親に同伴してもらう、ってこと自体が異常www
381 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/07(木) 12:48:39.76
とは、言う物の 『 手を取るようにして長距離を駅まで駆けた 』 この描写は率直で美しいよね。
382 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/07(木) 12:56:00.43
人間だもの 兵役逃れしたっていいじゃない 由起夫
>>380 嬉々として、なんて記述はないけどね。それはあんたの見たブログ主の脚色でしょ、明らかに。
それにそれは入隊のために行ったもので、徴兵検査はその何ヶ月も前に三島一人で受けて合格してます。残念でした。
384 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/07(木) 13:39:11.98
>>383 >徴兵検査はその何ヶ月も前に三島一人で受けて合格してます。
じゃ、自分の意志でわざわざ遠くまで行って徴兵検査を受けているんだw
385 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/07(木) 13:40:24.95
犬死にたくないから 兵役逃れしたっていいじゃない 人間だもの 由起夫
>>384 本籍地に検査受けるのは当たり前。命令だから行かなきゃそれこそ罰則だから遠くでも行くでしょ。
受けた場所が本籍地だろうが、住民票の地だろうが合格してるんだからどっちでも変わりないし。
豚犬君のくだらないかまって釣りが↓
388 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/07(木) 13:54:15.18
>>386 > 本籍地に検査受けるのは当たり前。
いや、違う。 普通は、現在住んでいる住民票のあるところで受けるのが当たり前w
残念でした。
はあ?徴兵検査は本籍地でやるもの。役所は戸籍で確認するから住民票なんか関係ないよ。 東京の自宅に徴兵通知が、本籍地の県長名義で来たことが年表にちゃんと記載されてます。
あ、村長の間違いね。 志方村の村長、陰山憲二から通知されてるよ。
391 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/07(木) 16:50:49.21
>>389 じゃ、何で三島のパパはどうでもいいことを分けありげに書いたのよ?www
知らねーよ (^◇^)
393 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/07(木) 22:04:03.00
漱石謎は兵役逃れの矯めに本籍を北海道に死たらしいです殻ねぇ〜(笑)
↑ 文学板の汚物
徴兵なんかより、学習院の超お坊ちゃまがアカ本隠し持ってた事の方がスゴイと思うわ。 摘発されたら一発で退学食らって警察に捕まる時代だよねぇ? それなのに煙草くらいでドキドキしてる小心者…いや、ラガーマンの先輩達にドキドキしてただけか。
396 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/07(木) 23:18:50.99
つーか、 仮面の告白、恥ずかしい告白、なのであって、志方村で徴兵検査を受けることが正当な行為だったとするなら、 小説として成立しなくなっちゃうんだよねwww
>>302 おい、真愚名よ。読んでやったよ、ザッと(笑)
なんか安っぽいアメリカB級ミステリーみたいな話でアホっぽかったね。
平岡老人がちっとも三島由紀夫って感じがしなくて、イタリアの中年マフィアみたいで変なの。
普段三島由紀夫の小説読んでるから、なんかずいぶん格の低いものを読んだって感じ。
愛の渇きと音楽と仮面の告白が怖すぎて読めませぇ〜ん。 美しい星くらいコミカルな読みやすい本はないですか? また、三島が書いた小説で一番キテるのってどれですか? 花ざかりの森、憂国は少年時代に書かれているから微笑ましい内容かな?
憂国は35歳のとき書かれたものだよ。仮面の告白が怖いなら、これも怖い部類でしょう。 花ざかりは少年時代だけど中身は難解で、天人五衰の終わり方の世界観と似てますよ。 二つとも自身の死の予感のなかで書かれたものだからね。 禁色、潮騒、宴のあと、絹と明察、などは比較的怖くはなく読めると思います、美しい星とは毛色は違うけど。 春の雪も読みやすい方だと思うし、蓼科などの脇役のキャラがユーモラスで面白いと思います。 あとは、黒蜥蜴、命売ります、かな。 キテるというか異色作で印象的なものは、仲間、雨の中の噴水など短編で結構ありました。
400 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/08(金) 12:04:45.35
>>395 >徴兵なんかより、学習院の超お坊ちゃまがアカ本隠し持ってた事の方がスゴイと思うわ。
・アカ本隠し持つのは危険なこと
・徴兵逃れは恥ずかしいこと
ってことだと思うよ。
アカ本隠し持つてたことを書いても自慢にしかならない。
401 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/08(金) 12:07:30.76
そう考えると三島はアスペなんかじゃないよね。 何が恥ずかしいことか? をちゃんと的確に理解しているわけだからね。
はいはい、かまってちゃんの犬豚丸君、面白い面白い(棒
403 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/08(金) 12:37:28.79
三島の徴兵逃れが決定しちゃったから、
三島は切腹したから偉い!派 の
>>402 は荒らしにならざるを得ないんだwww
新国立劇場『朱雀家の滅亡』、2011年9月20日〜10月10日 「エウリピデスの『ヘラクレス』をベースに、太平洋戦争末期のある華族の滅亡を描く三島由紀夫晩年の名作を上演 新国立劇場演劇公演 2011/2012シーズンオープニングに 三島由紀夫作『朱雀家の滅亡』 昨年、演出家の宮田慶子が新国立劇場演劇芸術監督に就任し、話題の作品を次々と世に送り出した。そしていよいよ、二年目となる2011/2012シーズンがスタートする。 2011/2012シーズンオープニングには"日本的なる美"を探究していく3作品連続上演「【美×劇】−滅びゆくものに託した美意識−」を企画。 その第一弾として、宮田自らが演出を務める、三島由紀夫・作『朱雀家の滅亡』が上演される。 本作は、三島晩年の名作。美しく滅びゆく、ある華族の物語。舞台は太平洋戦争末期の、長年天皇家に仕えてきた名門侯爵家・朱雀家。 国家や天皇への忠誠を貫くため息子を戦地へ送り出す男と、それへ真っ向から挑んでいく女たちの価値観がぶつかり合い、各々が葛藤する様を生々しくシャープに描き出す。 朱雀家の当主には國村隼、その息子に木村了、その母ではあるが朱雀家の側女として仕える女に香寿たつき、息子の恋人に柴本幸、当主の弟に近藤芳正、という充実の布陣。 忠誠心とは、国家や大義とはいったい何なのか、三島の流麗な文体に乗せ、ある華族の崩壊を通して問いかける。
>>399 人によってやはり全然受け止め方が違いますね。
春の雪の飯沼は和むけど、だてしなは怖かったです。清顕の次に不快な登場人物でした。
因みに春の雪もかなり怖かったです。だけど午後の曳航と比べたらマシかなって…
三島文学って、油断して読むと酷い目に遭うよねぇ?
怖い人物がいないと小説は面白くないんじゃないの。(踊
花ざかりの森を読んだ。死の予感なんかしない。 スペインの植民地の南国…のくだりが幼い人の発想でやはり微笑ましいですね。 だけど、その後の「中世に於ける一殺人者の遺せる哲学的日記の抜粋」が…。 これも思春期に書かれたものですか?普通の人とやはり何か素養が違うね。 午後の曳航が書けた理由が分かるような気がしたわ。
中世に於ける〜 は、19歳の作品ですよ。危険な美に憧れだした年頃らしい感じです。
そだそだ。怖い人が登場するから三島文学なのかも。だけどトラウマになりそうなレベルの怖さ。 皆よく平気な顔して読んでるねぇ。皆さんは怖いと感じた事はないですか? ブックオフで見つけたのを適当に買ってきてしまったが、読後2〜3日くらい凹むような作品が次々あるよ。 今まで小説を読んで恐怖を感じた事がほとんどなかったから…ドストエフスキーでウギャアなのが少々あったくらいなもんで。
>>408 19歳ですか。危険な美…海賊の友人とは南方に出征した友人の話じゃないですか?
特殊な時代と状況で曖昧にして書かないと検閲食らうしねぇ。
>>410 そうかもね、世間一般に公表、出版化されたのは戦後の23歳だけど、当時の状況としてそういうのはあるかもしれませんね。
あと、19じゃなくて18歳のとき書いたものでした。
自作解説によると、大日本帝国の崩壊の予感の中に、そのときの精神世界の寓喩がびっしり書き込まれているようです。
殺人者=芸術家=三島、航海者=行動家、この行動家も三島の分身とも見えますが、書かれた少年のときは実際の友人かもね。
あ、18歳当時だから、浪漫派の先輩の蓮田善明のことかもしれませんね。
413 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/09(土) 19:00:45.29
>>397 こりゃ読まんほうがよさそうだな。
>>407 >>409 あれは十代で読んだ。「悪いやつの物語」というアンソロジーでだったと思うが、かなり怖くはあったな。
頭が柔らかかったからだろうがな。後、怖かったのが「手長姫」。「仲間」は面白いがそれほどでもないとはおもう。
別の意味で怖いのが「英霊の声」だ。好きな作品をどれ一つ、といわれるなら「怪物」だろう。
三島作品をきちんと読んだことがありません。初心者にはどれがおすすめですか? 個人的には春の雪に興味あります。。
415 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/10(日) 15:45:02.50
じゃあ、春の雪を嫁ばいいだろ、ばかw
>>414 読みやすい「潮騒」から読んでみたらいかが? 季節的にもぴったりです。
「純白の夜」「美徳のよろめき」も軽く読めて面白いと思います。
その後、本格的な「金閣寺」や「春の雪」など、秋にじっくり読むといいと思いますよ。
>>416 ありがとうございます!
そうします!
さっそく本屋に行ってきます。
>>414 短編も面白いよ。三島という作家の器用さがすごくよくわかる。
419 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/11(月) 11:09:49.09
私は芸術に感動したいだけで、器用さを鑑賞するつもりはありませんw
でも器用だよね〜。不道徳教育講座って笑っちゃう。
三島の日常雑記エッセイは面白いね。ほんと思わず吹き出してしまうくらい笑ってしまう。
花ざかりの森の短編集に収録されてる「卵」の中に出てくる妄介って、嘘をついていないのにどうして嘘をついている事になってるの?
他の四人には嘘に聞こえるという意味では?
後の4人のエピソードは全部嘘で、嘘であるとした妄介だけが嘘ではない。 …(・ω・)??
426 :
忍法帖【Lv=32,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/12(火) 14:44:19.05
427 :
忍法帖【Lv=32,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/12(火) 14:49:31.03
飲五郎だけが酒飲みなんだよな。他の連中は名前と同一性を持たないと。一番複雑なのが妄介でそれは指摘されている。
三島由紀夫は不思議の国のアリスの翻訳してるよね。
>>426 ありがとう。
「卵」を読み返したら、ちゃんと書いてあった。
”五人が五人とも、ボートと自分たちの肉体だけで世界が出来上がって、酒や女や食物は別世界から取り寄せればいいと考えていた。確信を措いて世界は存在しない。”
だから妄介の言う事が嘘になっちゃうんだ。
最初からこの人たちは卵の世界にいたんだね。
不思議の国のアリスの著者になってるよ?ルイスキャロルが原作者…。
トランプの兵隊さんもアリスの裁判も、確かに三島由紀夫っぽい発想ですね。
不思議の国のアリスの原書を読んだ事がないわ。
三島由紀夫著のアリスは絶版ですね…残念
431 :
吾輩は名無しである :2011/07/14(木) 12:47:38.27
行動学入門で、 ヒューマニズムを乗り越えるのは性的行動のみだろう と言っていますが、 どなたか解説おながいします。
>>431 もっとよく熟読すれば正しい意味で読めますよ、日本語を知っていれば。
ヒント
〈かつて太陽を浴びてゐたものが日蔭に追ひやられ、かつて英雄の行為として人々の称賛を博したものが、
いまや近代ヒューマニズムの見地から裁かれるやうになつた。
(三島由紀夫「行動学入門」)〉
434 :
吾輩は名無しである :2011/07/17(日) 01:49:07.55
みしまし
435 :
吾輩は名無しである :2011/07/17(日) 10:26:45.14
作り物の男らしさは醜い。
三島由紀夫は元々、男らしい知性と精神をもった人です。
437 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/17(日) 15:03:08.12
他人の目線を意識し価値を決めることが男らしいと言うのなら、三島は最高に男らしい男です。
ザリガニがドストスレでフルボッコされてるお
>>437 他人の目線といっても、三島の価値観の中の他人であって、行動の基準は究極的には三島本人の価値観ですよ。
大衆迎合、思いつきしかないバ菅直人みたいなクズとは根本的に違います。
440 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/17(日) 15:48:02.55
>>439 ・遠近法を使い、自宅をかっこよく見せる
・ボディービルで自分の肉体をかっこよく見せる
・クーデターのフリをして見せる
・ベルバラみたいにカッコイイ軍服を着て切腹してみせる
・兵役逃れはするくせに、特攻で死ぬことにあこがれる
三島の自意識過剰は病気です。
441 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/17(日) 17:18:13.38
自宅をかっこよく見せたい願望は誰にでもあると思う。 でも、 > ・遠近法を使い、自宅をかっこよく見せる ここまでやるのは、みっともない、という気持が働くんだよね、普通はwww でも、三島先生は胸を張って出来ちゃうwww
442 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/17(日) 17:26:28.33
・遠近法を使い、自宅をかっこよく見せる こんなこと、普通はみっともなくて出来ないけど、 他人の目を過剰に意識する、男らしい心を持った三島先生だからこそ出来るのですwww
>>441 そんな細かいとこまで、みっともない、って気を回して思うあんたが自意識過剰でしょうよ(笑)
短編集に出てくる牡丹って実話ですか?実話じゃないですよね?
446 :
吾輩は名無しである :2011/07/17(日) 20:02:02.66
三島の細い足腰で、剣道の鋭い踏み込みが出来るとは思えない。 三島のボディービルは昔のボディービルの、上半身偏重そのままでは ないか?
>>445 やっぱりフィクションですよね?三島の小説は現実と非現実の区別が分からなくなりますよね。
∩____∩
| ノ ノ \ヽ
/ ● ● | 百萬円煎餅の若いご夫婦の…ご職業は…一体何?
ミ ( _●_) ミ 山の手夫人のクラス会の二次会の余興で何をしたの?
-(___.)─(__)─
どっかに、自作解説かなにかに、そういう見世物行為をしている夫婦の設定だと書いてあったね。
450 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/17(日) 23:50:54.58
自宅でストリップをやるなんて、 終戦直後に一時的にあった、ってだけの話でしょ。
451 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/17(日) 23:55:17.83
>>446 > 三島のボディービルは昔のボディービルの、上半身偏重そのままでは
> ないか?
三島先生は見た目重視の印象派ですから、上半身だけでいいんですw 遠近法を使った家とかと同じですwww
あと、特攻で死ぬ、とか、やむにやまれぬクーデターを起こし死ぬ、っていう設定が大好きなんですwww
452 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/17(日) 23:59:00.99
秋葉原で部品を集めてテレビを2台作って、売って、家を建てた、みたいな話と一緒でしょw
文学板でいちいち ww ww つける人って、それだけでアホに見えるね。
このスレも三島への批判を大きく受け止められる様にならないとね
455 :
吾輩は名無しである :2011/07/18(月) 00:26:28.31
三島同様、父親と言う存在を軽蔑してた私もどう言う訳か 父親になりたい衝動に駆られるようになった。碌な父親になれないのは 分かってるのに、この衝動を押さえ込んで窒息死させることが出来ない。
456 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/18(月) 00:28:23.38
>>453 > 文学板でいちいち ww ww つける人って、それだけでアホに見えるね。
だって、三島先生、遠近法とかボディービルとか、切腹とか、兵役逃れとか、面白すぐるんだもん♪
457 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/18(月) 00:39:53.29
>>455 > 父親になりたい衝動に駆られるようになった。
へー、そういう衝動あるんだw
それは知らなかった。
”男らしさ”の中にも脆弱性というものが存在するんだねぇ・・・
「三島由紀夫」をきわめて高く評価している。 その理由は拙著『戦後的思考』(1999年)に記した通りで、規定の枚数ではちょっと書けない。 できれば読んでいただきたいが、彼こそが、昭和天皇と戦争の死者の間の「約束違反」と、またそれと自分の関係に 目を向けた、そしてモラルということの初原の感覚を失わなかった、例外的な戦後日本人だったからである。 三島は、戦後の小説家のうち、もっとも「戦後的」な作家だったといってよい。 戦後の天皇制から、一個人として、もっとも外に出ていた。 三島一人がいたお陰で、日本の戦後は道義的に、大いなる茶番の時代となることからかろうじて免れた、 といえるのではないかと思っている。 加藤典洋「アンケート 三島由紀夫と私」より 三島由紀夫を小説の天才とすれば、批評・評論は超天才ですね。 「現代小説は古典たり得るか」でも「小説家の休暇」でもいいのですが、眠気が去り、頭がすっきりするほど面白い。 新潮社の一冊本の「評論全集」は、かつて愛読したものです。 ぼくは「鍵のかかる部屋」という中篇を(仮りですが)ベストワンにしておきます。(中略)就職活動しながら 愛読しました。当時は、気味の悪い、いやな小説だと思いましたが、今読みかえすと、傑作ですね。 小林信彦「アンケート 三島由紀夫と私」より
はっきりと嫌いだと感じられるほどの強い個性、直線的なうつくしさや、共感するしないは別に、明快な志を 抱いていること自体に逆に惹かれるところもあって、ときどき読みたくなります。 鈴木清剛「アンケート 三島由紀夫と私」より ひたすら明治百年の日本、そして日本語が解体していく三十年間だった、そして現在はその最終段階にある、と思う。 遠からず三島文芸は古典という名の異文化として読まれるだろう。いや、すでに読まれているか。 (三島作品のベストワンは)『豊饒の海』とくに最終巻「天人五衰」。 もしそれを破綻というなら、明治百年の日本の破綻を先取りし、予告している、と考えるべきだろう。 高橋睦郎「アンケート 三島由紀夫と私」より
好きです。僕を見て「君はピーターパンみたいだね」と言ってくれたから。 鮨屋で「何でも好きなものをお食べ」と、ずいぶんご馳走になりました。亡くなる四日前のことでした…。 『仮面の告白』。タイトルの素晴らしさに惹かれて手にとった本でした。 小説の中に自分自身を見つけたように何度も読み返したのを覚えています。 金子國義「アンケート 三島由紀夫と私」より 今後二十一世紀にかけて、三島由紀夫という作家や作品の世界も、あの市ヶ谷の事件も忘れられることはないだろう。 さまざまな擬態とさえ見える行動と表現のなかに、逆説的に実相を照らし出している。 人間天皇への否定的な思想には同感できないが、以後今日まで、それに代る Idealな源泉の喪失が、日本社会の 物の氾濫と技術革新の陰で、深い内的荒廃をもたらしていることは確かだろう。 それは三島由紀夫が予感した様相といえる。 田久保英夫「アンケート 三島由紀夫と私」より
好き嫌いの次元ではありません。無視することのできない存在です。 人はこの人の作品によって、リトマス試験紙のように試されるのだと思います。素直になるべきでしょう。 Q:三島作品のベストワンは? …「仲間」です。モーツァルトはグレゴリウス聖歌たった一曲と自分の全集を交換してもよい、と断言しました。 三島由紀夫の全生涯の文業と、このわずか十数枚足らずの短編についても同じことが言えると考えます。 三島が嫌悪した太宰治に「駆込み訴へ」、氏が愛した坂口安吾に「桜の森の満開の下」があるように、 「仲間」は白鳥の歌です。ワイルドの「幸福な王子」に匹敵する傑作です。 森内俊雄「アンケート 三島由紀夫と私」より
463 :
吾輩は名無しである :2011/07/18(月) 09:04:50.15
例えばね、坂本龍馬とか北一輝は男らしいと思うんだよな。 簡単に言って、龍馬が国民的アイドルなのはそれが原因では? 左翼に北のファンが意外に多いのもそのためだろう。 龍馬も若い頃は剣術一筋だけど、思想に目覚めてからは、 個人的に強いことにはこだわらなくなる。 北一輝が銃殺された時も、坦々として撃たれた様子を花田清輝が 書いてる。 三島は死ぬなら、あっさり銃で死ねば良かった。アナクロな切腹を 選んで、野村とかの悪しき追随者を生んで、右翼の恐怖イメージを 増幅した。義経や信長だってピストルがあれば、それで死んでるよ。 彼等こそ、もののふだった訳で。
>>463 坂本龍馬が国民的アイドル? そんなものは後から創られた三流時代小説の創作のせいでしょ。頭悪そうだね、あんたは。
あんたみたいな人こそ戦後マスコミサヨク文化に流されたアナクロ人間にしか見えないよ。
そもそも、三島は神風連とか無名同然の大和魂の侍やテロリスト、暗殺者を念頭に置いていたわけだから、 信長だの坂本だのと(笑)、菅直人みたいな田舎の権力思考政治屋が崇拝するようなのを持ち出して あれこれ比較して言うこと自体がバカみたい。
466 :
吾輩は名無しである :2011/07/18(月) 12:53:31.66
>>465 阿呆か、切腹がきもいんだよw
三島の切腹はインドのヒジュラの男根切断の仲間だよw
あれはオカマ野郎のしつこさ、ねばっこさだw
deleuzeさんや Guattariさんも同意すると思うぞw
切腹は日本の伝統文化。いくらそれをキモいとバカな外国人レベルのクズが言おうが、日本の文化だから。
ガタリだのなんたゃらだの、そんなものをかさに着るしかないところも、いかにも田舎ブサヨ丸出しで笑える。
469 :
吾輩は名無しである :2011/07/18(月) 13:45:36.37
違うんだな、ドルやガタが生きてれば、俺が教えてやったのにって 話だよw
>>469 わぁ… 頭大丈夫?
おだいずに (o・v・o)
471 :
吾輩は名無しである :2011/07/18(月) 13:51:32.81
472 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/18(月) 14:01:50.41
>>467 > 切腹は日本の伝統文化。いくらそれをキモいとバカな外国人レベルのクズが言おうが、日本の文化だから。
それは、ヤクザが指を詰めるのと一緒で、昔の武士のトラブル解決の最善の方法だから。
それをマネして、かっちょいいコスプレみたいな軍服を着て切腹するからキモイわけ。
そもそも、昔の武士は 『 天皇陛下万歳! 』 なんて叫ばないわよ クスクス
473 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/18(月) 14:06:17.24
日本の武士ならなんで、ヨロイを着て切腹しないの?w 恥ずかしい、ベルバラ軍服を着て切腹したのは、三島先生の性的嗜好でしょう〜
あの時、日常生活が真っ二つに切り裂かれたような気持がしたな。
475 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/18(月) 14:14:38.13
>>459 >昭和天皇と戦争の死者の間の「約束違反」
これは確かにあると思う。
・日本は神の国
・天皇は神
・死ねば靖国神社で神にしてやる
・日本は神の国だから神風が吹く
等々のフィクションをでっち上げて、欧米の植民地獲得競争に参戦した。
で、そのフィクションに乗る形で沢山の日本人が死んだ。
そのフィクションで沢山の日本人が死んだのだから、戦争に負けたなら昭和天皇も当然死ぬべきだろ?
ところが、昭和天皇は、マッカーサーのポチ状態になっちゃった!
しかも、過去のフィクションを無視して、人間宣言までしちゃった!
この、クズ野郎が!!
って気持でしょう。
476 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/18(月) 14:18:01.80
ただ、 >昭和天皇と戦争の死者の間の「約束違反」 があるからと言って 何で兵役逃れをしたチミが奇妙な格好をして、切腹しなきゃなんないの? つー、疑問があるわけよwww
477 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/18(月) 14:27:01.28
あと、昭和天皇を擁護するなら、 >昭和天皇と戦争の死者の間の「約束違反」 は、昭和天皇が自主的に作ったフィクションじゃないんだよね。 薩長がでっち上げたフィクションなわけ。 ・江戸時代は、徳川のポチだった ・明治時代は、薩長のポチだった ・敗戦後は、マッカーサーのポチだった つまり、一貫して天皇家は権力者のポチなわけです。 だから、 >昭和天皇と戦争の死者の間の「約束違反」 この非難は不適当かな、という気もする。
犬丸ってバカくさい反日朝鮮人中国人と同じ低レベルですね。
>>472 昔の武士、って言い方にあんたのバカ丸出しが出てますね(笑)
三島が念頭に置いてた神風連は神道だから。
歴史に対する認識や、三島に対する無知が甚だしいバカですね、あんたは。ウケるわ。
犬丸さんの三島批判はなかなかおもしろいですよ。 兵役逃れしたのに切腹したとか。
兵役につけなったから果たせぬ夢として残ったわけだから、別におかしくはないよ。
483 :
吾輩は名無しである :2011/07/18(月) 23:26:23.97
本来の切腹の目的は内臓をつかみ出すことだから、 deleuzeのbody without organの概念にも一致するんだよな。 彼に切腹論がなかったことが惜しい。
484 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/18(月) 23:27:08.83
>>479 じゃあ、何で三島が切腹したのか教えてよw
485 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/18(月) 23:29:56.57
>>481 >兵役につけなったから
ではなく、兵役につきたくなかったわけ。
それは三島のパパも証言している事実。
仮面の告白に書いてある通り。
>>479 歴史に対する認識が浅くて狭いのはあんたも三島も同じだよ。
あんたもまさか神道なんて一括りに出来るほど日本の精神史が単純だと思ってないよな?
ま、もう少し仏教儒教、伊勢神宮以外の神道の系譜、とあんたが住んでる地域以外の地域の県史なり風土史なりを謙虚に学んで見ることだな。
不勉強なんだよ。三島もあんたも。
487 :
忍法帖【Lv=35,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/18(月) 23:34:57.82
ちょっと待ってくれ。俺は三島の自決を天狗党や神風連と比べることはどうかと思うんだよな。 この前それは藤田小四郎と三島の辞世を比べることで批評したはずだと思う。 藤田小四郎ははっきりと対象を決めている。それと比べて三島由紀夫のものの対象はあいまいなものになってると。 天狗党と神風連を一緒にするのも考え物だが、さらにそれをはるかに時代を離れた三島のものと同一視するのは難しいと言っているわけだ。
488 :
吾輩は名無しである :2011/07/18(月) 23:40:41.99
神風連の反乱は、三島の計画よりもはるかに現実性、 合理性があるわな。尤も、三島の乱ほど現実性、合理性のない クーデター計画はないだろうw
489 :
忍法帖【Lv=35,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/18(月) 23:45:17.11
ナボコフに「透き通った事象」と言う小説があるんだが、これのタイトルだけ借りると、現代と言うのは並べて透明な事象に包まれていた、 少なくとも20世紀の触感である。三島はなんと言っても20世紀の人だから、幕末の人と同じ同じように考えることはできない。
490 :
忍法帖【Lv=35,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/18(月) 23:51:01.54
三島が恐れていたのは何よりも時代のあやふやさだったのではないか。正確に言語化できない時代がやってくる、それを一番恐れた。 言葉には敏感な人だったから、その言葉がズレを持った時代がやってくることを考えられなかった。 三島の発言が強い断言で裏打ちされているのはその恐怖の裏返しであるともいえるな。
>>490 >三島の発言が強い断言で裏打ちされているのはその恐怖の裏返しであるともいえるな。
同意。
492 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 00:06:50.48
>>490 >三島が恐れていたのは何よりも時代のあやふやさだったのではないか。
時代があやふやになりそうだから、腹を切ってみたわけ?w
493 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 00:13:56.24
とりあえず腹切ってみましたキリッ みたいなwww
>>485 父親はそんなこと言ってないよ。前にも書いたように、父親は、三島が特攻隊で死にたかったとつぶやいたことを書いてますからね。
>>486 一くくりにしてませんよ、私は神風連についてだけ言っただけだし、三島も神風連を念頭においただけだからね。
あんたこそ三島について何にも研究してない無知なバカ。
>>488 神風連の行動に現実性なんか全くないよ。彼らも当時は、笑い者にされてますからね。
よく知りもしないで神風連も三島も語るなバカ。
>>487 神風連と三島は、時代も背景も違うから同一にはならないのは当たり前だけど、三島が神風連の精神に感銘して、
その精神を念頭にして行動のモチベーションにしたのは事実ですよ。
>>488 クーデター計画? 本当に無知なニワカだね、あんたは。
クーデター計画なんか、その前年に破綻してるよ。もう現実的には実現不可能だと、もう前年に三島は悟って絶望してます。
「暁の寺」を書き上げる前に、新宿デモの決闘で自衛隊を国軍にして、死ぬのを覚悟していたのに、実現しなかった心境を書いてますから。
三島の最後の行動は、日本社会に向けての演説と遺言を残すための行為でクーデターじゃないし。
あんたみたいな半可通はWikipediaだけしか見てないから、何も知らないのはしょうがないけどね。
499 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 15:14:00.60
>>494 > 父親はそんなこと言ってないよ。前にも書いたように、父親は、三島が特攻隊で死にたかったとつぶやいたことを書いてますからね。
いいえ、言っています。
2人で、計画し兵役逃れをやっています。
『 特攻で死ぬこと 』 はある種の格好良さがあるので、それに自意識過剰の三島があこがれるのはありうることだと思います。
>>499 そんなことは言ってません。残念でした。そういうでたらめ言うしかないバカなんですね。ウケる(^○^)
501 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 16:56:58.94
>>500 文藝春秋の回想録『伜・三島由紀夫』(文春文庫で1996年に再刊)
1974年の続編『伜・三島由紀夫 没後』(妻との回想対談も含む)
に書いてあります。
つまり、『 仮面の告白 』 に記述されている、兵役逃れ、の記述は事実なのです。
>>501 私はその本全部読みました。そんなこと言ってませんよ。
503 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 17:10:59.92
>>502 いいえ。
検査で落とされる可能性が高くなるので、わざわざ田舎の本籍地で兵役検査を受けた、と書いてありますよ。
ちゃんと読んで下さい。
>>503 でも徴兵検査は合格してますから、そんなものは単なる親の気休めでしかなかったわけでしょう。
それに、本籍地で受けるのは当然のことで、別に違反でもなんでもないし。
505 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 17:21:18.28
つーか、不合格となった後、嬉しくて、三島とパパが手に手を取って、逃げるように駅まで走って行った、 って記述は、パパの回顧録の方だよね?
>>505 あんたは結局自分自身で読んでもいないで、ネットの上っ面偏向ブログで見て、でたらめを鵜呑みにしてるだけでしょ。
三島は徴兵検査に合格して、入隊するときに結核疑いで帰郷になっただけですから。
もうバカ犬はほっときなさい。 徴兵検査と入営検査との区別もつかんアホなんだからw とにかく三島を貶すことが第一義なんだから、反論するだけ無駄。 以前、「天皇」とかいうHNのアホがいたが、同類だな。 ひょっとしたら同一人物か? 捲土重来を期してw
私も三島父の回想録は読みましたが。 計画、画策によって兵役を逃れたというより、軍医の診断によって兵役を免れた、 というべきでしょう。 (その軍医を買収してニセの診断をさせたというのなら計画的兵役逃れですよw) 肋膜炎という診断(後に誤診とわかる)正直な気持ちは軍隊へ入るよりも、 病気になった方がいいという、助かったような気持ちだった、と三島はエッセイに 書いてますね。 こうした本音それ自体は責められるべきものではないでしょう。 (軍隊に入らずとも、いずれにしろ病気か空襲で死ぬ、だから遺書もあるわけです。) そうした本音と、一連の行動と死が矛盾している、という批判はどうかな・・・
>>508 アンビバレンツな気持ちが混在しているのは人間として普通のことでしょうね。
510 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 17:53:46.29
>>508 > 病気になった方がいいという、助かったような気持ちだった、と三島はエッセイに
> 書いてますね。
その、ソースはわかりませんか?
三島スレには三島に宗教的な敬虔さでもって接している人がいるので、 その人達の言ってる事をまるまる信用する訳にはいかないし、 アンチもまた党派的な芝居を打ったりするのでこれも信用ならないのですが、 三島が意図的に兵役を逃れたのか医者の診断で免除になったのかは議論の余地がありますね。 その後の彼の自決の理由にも大きく関わってくる事だし。
>>510 「わが思春期」だったかもよ。
徴兵は延期されただけだから、帰郷した後もまた赤紙が来るのを待ち焦がれていたような気持ちもあったとも、述べてますよ。
513 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 18:00:39.16
>>511 > 三島に宗教的な敬虔さでもって接している人
その通り。
この人達が恐いわけ。
・三島は日本のために腹を切った だから神♪
みたいな妄想が恐いわけです。
この妄想をたたき壊さないと日本はロクな国にならないと思うわけ。
514 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 18:03:13.32
>>512 それはどうもです。
>徴兵は延期されただけだから、帰郷した後もまた赤紙が来るのを待ち焦がれていたような気持ちもあったとも、述べてますよ。
では、それには、遠い田舎の本籍地で徴兵検査を受けた理由は、どう書いてありますか?
>>511 入隊で、医者の診断で帰郷になっただけで、徴兵は逃れてませんよ。
誤診だと判明して延期されただけですから、また赤紙がいつ来るかわからない状態だったし。
516 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 18:08:18.89
>>515 三島は、東京でも徴兵検査を受けれるのに、
遠い田舎の本籍地で徴兵検査を受けています。
この理由はあなたはどう考えているのですか?
517 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 18:19:23.77
三島は、 ・東京でも徴兵検査を受けれるのに、わざわざ、遠い田舎の本籍地まで行き徴兵検査を受けています これはどういう理由からなのでしょうか?
帰巣本能ですよ。ワンコちゃんと同じ。
519 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 19:19:39.65
>>459 > 昭和天皇と戦争の死者の間の「約束違反」
と三島は言ってるらしいけど、
そもそも、三島は昭和天皇とそんな約束はしていないんだよねw
具体的に言うと、
・日本は神の国
・天皇は神
・死ねば靖国神社で神にしてやる
・日本は神の国だから神風が吹く
等々のフィクションを共有していない。
そんなのバカバカしい、戦争でなんか死にたくない!
と思ってるわけです。
ま、まともな神経だよねwww
520 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 19:21:31.79
三島親子は、そういう、まともな神経を持っていたから、 ・東京でも徴兵検査を受けれるのに、わざわざ、遠い田舎の本籍地まで行き徴兵検査を受けています こういうややこしい事をしたんだと思うんだよね。
521 :
鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/19(火) 19:24:59.98
卵巣本能寺のBeethovenは! 一体感、キャンタマおふくろの立ち位置はドゥー(ネチカに)なるっていうんだ!! ラリーる、ラリれば、ラリーる時々……、、 実存、玩味ガン見してたんだー、らららら、ルイルルイ♪ うウッ…☆出る! DELL 〜 だすよ、、ッ友里恵の生まんこにィ でるッ!#+ 今,
522 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 19:35:38.72
つまり、三島は、 ・日本は神の国 ・天皇は神 ・死ねば靖国神社で神にしてやる ・日本は神の国だから神風が吹く 等々のフィクションを共有していなかった。 なのに、天皇陛下ばんざい!、とか喚いて腹を切るのは茶番でしょ! って主張なんだけど。
>>514 そこには、父親の回想みたいなことは書いてないよ。
>>516 東京で受けれる、ってどこからのソース?
本籍地から検査命令が来たのは、ちゃんと全集の年表に載ってますし、命令が来たところで受けなきゃ、
それこそ違反だから本籍地に行くに決まってるでしょう。
どっちか選べたとしても、どっちにしろ合格してるんだから、どっちも差がないわけでしょう。
そんなただの親心の思惑にすぎない効力のないものに、ごちゃごちゃ言うこと自体、バカじゃないの、あんたは。
>>522 共有してますよ。子供時代の著作は天皇崇拝や、浪漫的なものばかりだし、天皇陛下万歳と遺書に書いてから入隊してます。
525 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 20:23:22.73
>>523 > 本籍地から検査命令が来たのは、ちゃんと全集の年表に載ってますし、命令が来たところで受けなきゃ、
> それこそ違反だから本籍地に行くに決まってるでしょう。
つーことは、三島は、徴兵逃れのために、本籍を移したのかな?
何しろ、恥ずかしい行いをしてなければ、『 仮面の告白 』 にはならんのですよw
526 :
吾輩は名無しである :2011/07/19(火) 20:55:31.52
三島の右翼思想は、彼が、脳味噌の中でこしらえた観念的なものであって、 現実的なものではない。 現実の戦争は、三島にとって恐怖でしかなかったのは間違いない。 切腹は、ホモの趣味が自傷の方向に発揮されたもので、思想を言うのは馬鹿げている。
527 :
吾輩は名無しである :2011/07/19(火) 21:01:20.10
有力者の息子が激戦地に行かなくて済むのは昔から日本もアメリカも 同じだよ。三島の親父も息子が南方の激戦地へ行かなくて済むように いろいろ運動もしたろう。死亡率80ー90%以上とかいう世界だろ? そういうところで生死の境を体験してきた人は男らしさとか、勇気と いう言葉に対して謙虚だよ。無論、彼等は武士道なんて信じちゃいない だろう。 三島が独りでひっそりと切腹したのなら文句は言わない。 これみよがしにやるなってこと。他人に影響を与えようとか するなって。一個人としてじゃなくて著名作家として切腹したから キモい。
>>526 戦争に恐怖を抱いてるのはあなた自身でしょ。何もかも自分と重ねなくていいよ。ろくすっぽ知りもしないようだし。
三島は三島。あんたはあんた。嫌いなら関わらなくて結構。
三島の父親は平凡な公務員だった人で有力者じゃないよ。しかも三島が16歳のときに辞めてるし。
省庁の公務員すべてが有力者だと勘違いするバカな卑屈な人もいるんですね。
>>527 一人でコッソリやっても意味ないじゃん(笑)
後々まで、いつか蘇っても日本に影響を与えるのが目的でやったんだからね。
それであんたみたいなのが、必死に貶して打ち消そうとすること自体が三島の思想を怖れている証拠だよ。
530 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 23:14:16.64
>>528 >三島が16歳のときに辞めてるし。
なるほど。
だから、戸籍の移動なんて不確かな作戦しか立てられなかったんだ。
531 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 23:32:04.49
532 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/19(火) 23:34:40.78
>>531 >加古川で徴兵検査を受けた
ってことは、徴兵検査は任意の場所で受けられる、ってことなのでしょうか?
三島由紀夫が日本最後の切腹自殺者だろうな。 切腹というものは、JOBに失敗した時の責任の取り方で ハラワタを見せることで、腹黒くはない(悪意はない)という潔白の証明手段なんだろうか?
丹田という自らの生命の中核を直に斬り裂くという、究極に清潔な自己除去方法だろう。 同じ死罪でも打ち首などとは異なり本人に名誉を残すという、日本人の情けの心の象徴とでも言うのか。 江戸時代には切腹は、現在だったら裁判やなにやらでややこしくなる係争を 丸く収めるための常套手段と化してしまったが。 ところで「金閣寺」を読んだんだが、最後で「私」は、カルモチンと短刀を投げ捨てて、 「生きようと 私は思った。」となっているのに驚いた。 実際の放火犯 林承賢はここで両者を使って自殺を決行しているのだが。 誰か 解りやすくこの「金閣寺」解説して エロい人。 個人的には柏木のように私はなりたいと思った。
う〜ん。チワワさんが言う「兵役につけなかった無念を割腹で晴らした」説が正しいのか、 それとも犬丸さん他名無しさんの 「兵役逃れした臆病さを払拭して見せるために大げさなパフォーマンスとして割腹した」説が正しいのか、 例えば、 「渡る世間に鬼はなし」と「人を見たら泥棒と思え」の背反するアフォリズムが同時に成立する場合もあることだし、 つまりはこの件も 「どっちも正しい」でいいんじゃないかと思えて来ました。
536 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 02:21:21.75
>>535 いや、重要なんだよ。
何故かというと、三島ファンを名乗る人の半分ぐらいは、三島の腹切りに触発されて三島ファンになってるんじゃないの?
なので、三島の腹切りはいったいなんだったのか?を突き詰めることはとても重要なことなのです。
ちなみに、チワワさん=ザリガニさんってことですか?
>>536 チワワさんはザリガニさんとは別人です。
昔Cカップのロケットおっぱいを自慢していた女性です。
このスレで三島の文献をコピペしているのはチワワさんです。
数々のマニアックな質問に答えているのはチワワさんです。
三島に批判的な事を書くと
>>529 のような特徴的な文体で煽ってきます。
538 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 02:32:04.01
>>537 なるほど、どうもです。 名無しで書いてるのにわかるんだw
一時期はチワワ祭りになっていたのですよ。 三島スレを見慣れてる人はわかります。 マグナさんに聞いても同じ事を言いますよ、多分。
540 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 02:40:45.74
>>535 > う〜ん。チワワさんが言う「兵役につけなかった無念を割腹で晴らした」説が正しいのか、
ではなく、
『 三島は立派な文学者 』 and 『 立派な憂国の士 』 である
が、チワワの主張だと思うよw
> 「兵役逃れした臆病さを払拭して見せるために大げさなパフォーマンスとして割腹した」説が正しいのか、
ではなく、
俺の主張は、
『 三島は立派な文学者 』 はともかくとして、
『 立派な憂国の士 』 はウソだと。
腹切りは、三島の悲劇のヒロインを演じたいという性癖の延長線だと。
そもそも、『 立派な憂国の士 』 が兵役逃れのためにわざわざ兵庫の田舎まで行って兵役検査をうけるか?
という主張。
541 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 02:42:54.67
>>539 つーか、チワワは昔、「ばあさん 」とも言われていたのでは?
色んな2ちゃんの板に行って三島の文をコピペしていたと思うwww
そこは今となっては霧の中ですね。 どうとでも想像できます。
544 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 02:48:23.49
では、なぜ、チワワの名が付いたのでしょうか?
>>544 祭りになっていた時に、誰か名無しさんが命名したのです。
「からかうと座敷犬みたいにキャンキャン吠えるからチワワ」という意味らしいですよ。
チワワさんは藁貸しさんにはマゾちゃんと呼ばれて愛されています。
546 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 02:54:04.51
>>545 なるほど、どうもです。
つーか、彼女はカルトな三島の文章を電子化してくれるから、俺は昔、彼女のコピペをハードディスクに保存していたことがあるんだよねwww
547 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 02:58:32.52
では、チワワさん、平岡梓の伜・三島由紀夫の例の部分のコピペをお願いしますっ!
三島に思い入れがあるんですね。 それではおやすみなさい。
549 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 03:01:28.92
つーか、佃煮マニアさんは、佃島に行ったことはありますか? 私はこの前、佃島に行って盆踊りを踊ってきましたよw
550 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 03:47:46.19
つーことは、このスレで三島の腹切りマンセーはチワワ1人だけ、ってことですか?w
551 :
吾輩は名無しである :2011/07/20(水) 06:24:45.33
切腹が果たして日本の古来の伝統かということについては疑問だな。 世界の人体生け贄の中のextispicy(内臓占い)から派生したものか、 世界の去勢文化から枝別れしたものではないか?という疑問が俺には あるんだが。
上古に切腹無しって考証があるね。 まあ、ごく普通に中世に武士階級が 台頭してから切腹って習慣がおこったんだろうよ。 中国にも切腹の習慣は古代にみられるそうで、日本の切腹はそれの 影響受けてるんじゃ無いかという考察もある。 話はちょっとかわるが、現代のメキシコなんかでも、ギャングにつかまって 拷問されると、それはそれはひどい目にあわされるそうな。敵につかまることは 敵に好きなようにされるということを意味する世界では、自殺のやりかたを どうするかについて、考究がなされるわけだろうな。 おっと、三島の腹切りとは、あまり関係ない考察だね。
まあ、三島の腹切りについては、ここで考えてもほとんど無駄だな。 脳みそ空っぽなぼんくら、開きめくらがどんだけ束になったって やっぱりぼんくらはぼんくら、開きめくらは開きめくらにすぎないという ことが確認できるだけでねw 愚鈍な連中は、三島の死について考えるという無駄なことをせず 幸せな豚のようにくらせばいいのさ。世の中知っても知らなくても どうでもいいこともあるし、知らない方がむしろ幸せなこともある。 三島の死の意味について、なにかの考察をなしたとして、それで より幸せになれるとは限らないので、考究は、ほとんど実生活に寄与 しない、むしろ不幸になる可能性もあるんだから、凡庸な連中が 堂々巡りの考察をくりかえすのは、やはり無駄なおこないと いわざるえないw
554 :
吾輩は名無しである :2011/07/20(水) 08:30:36.01
>>553 阿呆か、三島より頭良い俺がたまたま、三島の腹切りについて
考えてやったんだw
無駄だとか言うより、お前が去れば済むことだ。
>>534 なるほどな。仕出かした人に、事実上クビなんだけど、辞職させるのはそのためか。
あれは個人の名誉を守るための形式の名残なんだ?
三島由紀夫の小説世界での金閣寺放火事件は(多分)アスペルガーという病気の子が主人公になっています。
どうしてそうなのかは分からないんですけど、現実認識がおかしいというか…
由以子の事もそうだけど、自分の作り話や妄想を現実だと錯覚してしまって思い込んでしまったまま
現実社会で生きてしまうので対人関係にしばしば支障をきたしてしまう。
彼は金閣寺に放火して全焼させたが「自分は悪くない、悪いのは自分の人生に障害として屹立している(そんな事実はないが)金閣寺の方だ。」
と考えてしまっていると思います。つまり彼は自分の妄想の中で金閣寺に放火しないと自分が生きられないと誤謬した。
だけどやることなすこと支離滅裂で、住職から学校へ支払うよう預かった学費を遊郭で散財したり…
つまり、そういうタイプの人は、自殺したりしないと思います。自分は悪くないと思ってしまってるし。
自殺するようなタイプなら使い込んでしまった預かり金の事をもっと気に病むでしょうし。
一方、金閣寺の本物の放火魔は首吊り自殺と聞いたような?
余談だが、ブッダリスト、特に僧侶が重要文化財の喪失を惜しむのは滑稽ですね。
>>554 「三島より頭のいい俺様が考えてやったんだ」
いかにも一山いくらの背景キャラっぽい台詞をどーもw
>>534 「生きよう」としたの、生きるは、普通の生活ではなくて、刑務所のなかで生きることを意味していて、
犯人は結局は死んでしまっていると、三島はそんなようなことを述べてます。
この最後は、三島が抱えていた様々な金閣寺=天皇に対する思い、天皇に対する理想と戦後の現実の俗世にまみれた天皇、
美しい天皇と共に死ねなかった思いを振り払い、彼が戦後大衆社会と折り合って生きようとしていた(この時点では)という暗喩、
あるいはまた別の世界に生きよう(俗世とは違う場所or 死ぬ?)としていたという解釈と、
三島の揺れ動いていたその頃(30歳)の心理がいろいろ考察ができると思います。
>>555 実際の放火犯は放火直後に切腹しようとして失敗して捕まり、刑務所で病死したようです。
560 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 19:58:38.07
>>553 N ◆.a7VUr.VD.
>まあ、三島の腹切りについては、ここで考えてもほとんど無駄だな。
じゃあ、あなたも、
なぜ、三島が腹を切ったのかまったくわからん。
ホモ&ナルシシストの気が狂ったとしか思えん!
というご認識ですか?
>>557 三島は強いなあ。
日本の国語教育でそういう三島の強さを
学べたら絶対ひきこもりとか減るのに。
>>528 だけど高給取りだろ。
でないとあんな家住めないぞ。
563 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 20:05:44.93
>>527 >無論、彼等は武士道なんて信じちゃいないだろう。
それは事実だ。
昔の多くの人も自由主義に生きる身だ。
今の自衛隊を見れば分かるように、三島より「長渕」
のほうが好きなのが本質なんだよな。
だから三島のあれっていうのは決して現実的なものではなかった。
だけど、三島が伝えたかった事というのは実はそういうことなんだよ。
三島は実は軍事政権による帝國の復興を理想と考えていた。
そして将来の日本人の誰かにそれをやってもらうために命を賭けた。
それは死後すぐとか100年後とかそういう目安ではなく「いつか」という
不確実な未来に向けて。
そして、三島が死んだのは「実現されなければそれはそれで仕方ない」
という事でもあった。
おれはこれと似たような事をやり遂げたヨーロッパの偉人を知ってる。
>>522 その程度でしか推論できないんじゃお前は一生三島には勝てないだろうな。
566 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 20:18:54.90
>>565 じぁあ、君の推論を教えてよ。
君の推論も、
なぜ、三島が腹を切ったのかまったくわからん。
ホモ&ナルシシストの気が狂ったとしか思えん!
みたいな感じ?
>>566 おまえずっとそんな事ばっかいってるんだろ?
ワザとなんだろ?
>なぜ、三島が腹を切ったのかまったくわからん。
三島が腹を切った目的、理由はいくつかある。
とりあえず3つだけあげておく。
1つはあるべき日本軍人、武士の姿を見せるため
2つは軍人としての辛さ、過酷さ、死の覚悟を伝えるため
3つは日本人がこの先軍事国再生の道を目指す道しるべとして
あともうひとつ。 4日本人のための正しい死の論理を主張するため
外人でもインテリなら結構三島のこと知ってるよ。 大学の時英会話のクラスで切腹について英語でスピーチしたら 米人講師は三島のこと聞いてきた。
570 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 22:05:52.04
>>567 武士はルール違反をしたときに切腹するのだけど、
三島はどんなルール違反をしたのでしょうか?
ルール違反もしてないのに、天皇陛下万歳とか叫んで切腹した武士はいませんよwww
571 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 22:07:10.66
>>568 > 4日本人のための正しい死の論理を主張するため
それはどういう論理ですか?w
教えて下さい。
572 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 22:15:25.66
>>568 > 4日本人のための正しい死の論理を主張するため
実はあなたも、正しい死の論理なんてあるわけない!と思ってるんでしょ?www
573 :
吾輩は名無しである :2011/07/20(水) 22:22:17.56
三島の稲垣足穂の『弥勒』への賛辞は同じmithraistとしての共感に 他ならない。三島は切腹によって再生し、平野 啓一郎として 甦ったんだよw ただ、切腹を武士のモラルとしたことで切腹で取り出されるところの 内臓を内蔵した肉体への科学的好奇心を封殺してしまった。それは 儒教の影響かな。 切腹して、内臓を生きたままつかみ出すことで、肉に臭みが移らず、 腐敗しにくくし、味も良くすることができる。 イエスが死後に弟子達に食べられたように、肉を後の世代に 食べられることによって、弟子達の肉体の中で再生することが できるという思考ではないか?「イエスの再生」とは、実は そのようなものだったのではないか? そのような事情が三島の切腹に反映していたのではないか?
相手をするから、こうやって喜々として連投してくる。 構って厨のバカ犬なんだから、放置プレイしろっつーに。
575 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 22:27:41.94
>>573 イエスは切腹なんて自虐的なことはやってませんよ。
576 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 22:31:20.29
>>553 N ◆.a7VUr.VD
>まあ、三島の腹切りについては、ここで考えてもほとんど無駄だな。
では、あなたの考える、三島の腹切り理由は、世間で言われてるように、
なぜ、三島が腹を切ったのかまったくわからん。
ホモ&ナルシシストの気が狂ったとしか思えん!
で、いいんですね?
577 :
吾輩は名無しである :2011/07/20(水) 22:41:15.27
>>575 だが、イエスは自分の磔刑を予知していたんだな。
>>562 白亜のお家は三島が30代のときに建てた家です。
それまでは借家だったり、二回ほど引越して三島の収入で生計を立ててたようで、
まだ「仮面の告白」で成功する前は、作家と両立しながら大蔵省に就職したのも、一家の大黒柱として家計を
支える必要があったからだったと、三島の同級生だった人が述懐して書いてました。
>>575 歴史的英雄は概して自虐的、殉教志向、ナルシストの要素が不可欠です。
西郷隆盛、キリスト、乃木大将、ゲバラ、その他もろもろみんなそう。バカな犬丸豚には理解できないだけで。
>>570 まず、三島は天皇陛下万歳と言って切腹したのではない。
また、ルールを違反したから切腹したわけでもない。
>>571 日本人が日本人であるためには日本人という文化や精神を
守るために命を投げだしてでも守らなければならないということ。
また、そのためになら非道な方法、殺人やテロもいとわない。
そして守るために殺人やテロを犯したなら自ら責任を取れということなのだ。
>>570 諌死という振舞いが日本にはあることを、バカなあんたにゃわかんないようだね。
ずっと前は、コテが天皇だった低能よ(笑)
>>573 まあそういうことでいいと思うよ。
ただ1つ、三島の自決と同時に英雄三島由紀夫が誕生したのである。
そうして三島は再生したのだ。
また、これはかのドイツでフューラーと呼ばれた存在であり、人々の
形成する時間と空間の超越的存在であるのだ。
>>575 イエスは処刑された。
三島の切腹もそれと同じ意味をもつ。
>>577 イエスもまたフューラーだといえる。
彼らはそういうある種の予知能力のような
感性とインテリを備えていた。
まあ要するに天才ってわけだ。
>>579 そのナルシストの中にシーザーやナポレオンも入れてください。
585 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/20(水) 23:48:59.60
つーか、みなさん、 N ◆.a7VUr.VD みたいにコテを付けてくれないかな?w コテがないと叩く気がしないんだよねw
↑ 叩いているつもりだろうが、ほとんど独り言のように思えるw
わんわん荒れてんねー。 三島の割腹自殺は自衛隊に決起を要請したが失敗に終わったことに対する引責によるものではないか? 憂国を読んで思ったわ。 「友は殺せない、が今や彼らは反乱軍、軍人として討たねばならん、が友は殺せない。私は軍人として失格だ」 そうして中尉は切腹した。妻は苦悩する夫と共に「私はあなたの妻ですから」と夫と共に自殺してしまった。 三島曰く「私のよいところも悪いところも、憂国を読んで頂ければ分かるかと思います。」という。 厳格な規律を守って生きている。だが非情には徹しきれない。妻が後を追うという。それが堪らなく嬉しく、この妻を 選んで良かったと中尉は思う。中尉の妻は夫を太陽だと思っている。この人のいない世界に生きる望みなんてありはしないと考えている。
>>587 まあそういう側面もあるだろう。
が、これはない。
>三島の割腹自殺は自衛隊に決起を要請したが
>失敗に終わったことに対する引責によるものではないか?
三島は自衛隊に手本を見せてあげただけ。
589 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 00:53:17.56
>>587 >三島の割腹自殺は自衛隊に決起を要請したが失敗に終わったことに対する引責によるものではないか?
ではなく、
彼の願望は、
・割腹自殺をする役柄をリアルで演じたい
なわけです。
それが証拠に、自衛隊にクーデターを起こさせ日本をどんな国にしたいか、というビジョンなど1つもないわけです。
彼がイソイソとやってたことは、
・ボディビルで体を鍛える
・篠山紀信に妙な写真をとらせる
・なんともカッコイイ軍服を発注する
等々のことでしかないわけのです。
590 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 00:59:21.10
>>587 >三島の割腹自殺は自衛隊に決起を要請した
あなは、
何の根回しもなしに、有名作家が自衛隊に乗り込んできて、
これから俺と一緒にクーデターを起こそうと言われ、
ホイホイ自衛隊員がそれに乗るとマジで思ってるの?
592 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 01:09:56.35
>>591 > それはこの2枚の写真だけで十分に伝わるものだ。
だから、ホモのナルはそういうビジュアル的なことには力をいれるのよwww
593 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 01:20:28.55
>>587 ザリガニさん(無)
いいですか。
三島は↓のようなビジュアル的なことに興味があるのです。
決して、理想の国作りをしよう、なんて気持はないの。
わかりましたか?
・遠近法の邸宅
・ベルバラのような軍服
・ボディービルで上半身だけ鍛える
・映画に出演
・篠山紀信に妙な写真を撮らせる
・かっこいいポスター
確かに三島は国作りをしようという人ではないのかもしれない。
しかし三島由紀夫はそうしたビジュアルを売るのが自分の役目だと悟っていたのかもしれない。
三島の考えはこうした中川氏的な思考に近いものだ。
日本人は日本人であるという姿勢を断固として続けて守ろうとする人である。
だが三島の抱えていた思想と言うのは明らかにニーチェ的な哲学=仏教や
陽明学から来るのであり、ニヒリズムを備えた革新的な要素が見られる。
彼の夢見た世界とは将来にその夢を託して自分に代わり実現してくれる
人のための設計図を作ったに過ぎないのだ。
中川八洋(筑波大学名誉教授)
http://homepage3.nifty.com/yukoku/ http://homepage3.nifty.com/yukoku/yukoku.html >国家の生命源が宿る、祖先からの伝統と慣習の、その保守と堅持なく
>して、自由はもちろんのこと、倫理道徳は棲息しえず、倫理道徳なく
>して精強な軍隊も国家護持の精神も培いえず、ここに、沖縄から樺太
>・国後・択捉に至る日本列島に苔むす、二千年に及ぶ祖先の墓石が発
>する声を指針として、子孫への義務でもある、祖国日本の魂をさらに
>研ぎ澄まされた命満ちるものにすべく、真正の日本国民の一部にすぎ
>ない我々もまた、“剣を抜く知の集団”―「真正保守の会」―を設立
>し、その微力を国家と子孫に捧げることにしたい。そして、「真正保
>守の会」は切磋琢磨、その精神と知を不断に向上させるべく、『保守
>主義』を発行し、祖国安寧の智を結集することにしたい。
そして、実際にそれを作るとなれば、かのアドルフ・ヒトラーのような存在が
でてこなければならず、ナチスがゲルマンのルーツであるアーリア民族
の復活という理想を掲げることで従来のいわゆる保守主義とは全く違う、
新しい民族主義を展開したのである。
だから三島は単に設計図をかいただけであろうな。
展開した × 展開できた ◎
596 :
鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/21(木) 02:25:10.23
三島は、ピョートル、スタヴ、キリーロフ、シャートフwに同時に未来過去完了形とかでなりたかったんだヨ☆!www
三島:諸君は武士だろう!!
>>597 大体の日本人って血統的には同時に一部得た避妊ですヨ☆!!
>>597 武士的軍隊の復活と、天皇陛下という真に尊き君主を守る
組織として運営する支配体制の樹立、これこそ三島の臨んだ物だった。
だから共産主義にかぶれる若い連中を叩いたのである。
600 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 02:49:30.76
つーか、仮に全自衛隊が、三島先生わかりました、三島先生のクーデターに参加します! ってなったら三島はどうするつもりだったんだろーな?w 誰か知らない? 俺は、三島には、拒絶され→切腹、のスケジュールしかなかったと思うんだよねwww
また、侍という軍隊によって構成された国防体制と君主制こそ 日本人が絶えず続けてきた伝統だと三島は理解していた。 あろうことか日本人覇それを忘れたのである。 もし明治維新で天皇ではなく、まだ徳川幕府が続いていたら 国家君主は徳川将軍であるから総理大臣ではなく将軍が 偉かったのであり、だkら我々はこうした武士国家の再生を 今後目指していかなければなら無いのである。
>>600 それがあったら三島は生存し日本はついに維新を成し遂げていただろうさ。
603 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 02:56:11.40
>>599 > 武士的軍隊の復活
具体的にいうと?
>天皇陛下という真に尊き君主を守る
あの当時でも十分守られていましたよ。
実は、マッカーサーに掘られていた!とかあるんですか?
>>560 >>576 >じゃあ、あなたも、
>なぜ、三島が腹を切ったのかまったくわからん。
>ホモ&ナルシシストの気が狂ったとしか思えん!
>というご認識ですか?
いいや、違う認識だね。 理由がわからないのは、単に
自分の認識が足りないせいとは思わないのかな犬丸はw
いくら犬丸がぼんくらで明き盲である可能性があるったって
自分に理解できないものはすべてなんの意味もないものだと
ただちに断定するほど愚鈍ではないだろうw おそらくは。
犬丸に三島の腹切りの意味が理解できないのは、犬丸自身の
問題なんで、俺が世話を焼いてやる義理はまったくないのだが
それではあまりに犬丸が不憫だから、超々親切で情け深い俺様が
特別にヒントを与えてやろうw
芥川龍之介「地獄変」、ドストの「悪霊」をモデルに三島事件を
論じるのが多いが、俺は事件のモデルとしては、こっちのほうが
もっと示唆するところは多いと思うんだよねー。 まあ、ヒントは
やったから、これを頼りにちょっとは自分の頭を働かせてみるこったな。
ま、無駄かもしらんがね。
605 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 04:07:47.37
>俺は事件のモデルとしては、こっちのほうが >もっと示唆するところは多いと思うんだよねー。 こっち、というのは、どれのことですか?
芥川の「地獄変」だよ。読んだことあるだろう?
607 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 04:18:47.19
>>606 たぶんないよ。
で、芥川の「地獄変」には、三島はどういう理由で自衛隊で腹を切った、って書いてあるの?
>>607 「地獄変」も読んだこと無いのかよ。 まったく無学文盲にとって
怖いものは無いねw まあ、「地獄変」読んでから出直してこいよ。
白痴相手に、微積分の講義とかやったって無駄だろ?w
609 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 04:27:32.14
なんだ、つまらん男だなw 結局、三島の腹切り把握していなんだろ。
ヒントをせっかく与えてやったのに、自分の頭で考えること 一切しないんだもんなあ。 そんなやつに教えることはないな。
611 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 04:39:06.84
>>610 まあ、ご自分の意見が言えるようになったら、またこのスレに来てくださいw
「本居宣長」が難しくて読めず、芥川の代表作である「地獄変」すら 読んだこと無いのが、三島を論じましょうとか、へそが茶をわかすねw 枯れ木も山のにぎわいと申しましょうか。鵜の真似をする烏というのか。
>>589 ビジョンはありますよ。自衛隊二分論、文化防衛論、問題提起、等々たくさんの論文のなかで、ちゃんと語ってます。
メディアやマスコミが一切それに触れないから、あんたみたいなバカが全く知らないだけ。
>>590 根回しは、前年に自衛隊幹部と秘密裡の計画でやってるよ。
結局は、当初は三島を援護していた中曽根康弘と、急に中国親和路線に転換しはじめたアメリカ(キッシンジャー)の威圧によって
幹部たちが手を引いてしまって駄目になってしまったわけ。
もう日本は自国の意志では何も決められない国になってしまったと悟ってしまった三島は、それでも将来の日本のことを
考えに考えた末にやっぱり何か皆に訴えておかなければいけないと反逆に出たわけよ。
あんたみたいな上っ面しか見てないバカにはわかんないだろうけど。
三島のお父さんも、息子は梯子をはずされたと、自衛隊幹部や中曽根への恨みを匂わせてるのにねえ。 犬丸は、ブサヨの偏向ブログしか見てないバカ。
遺書でいじめっ子を告発して自殺した中学生と大差ありませんね 中学生ならある種の痛快さも感じられるでしょうが 社会的立場のある作家がこんなこと、罪のない不特定多数に向けてやっていいのか 日本人にねじくれたトラウマとコンプレックスをのこしただけだ
>>616 三島はそんな裏事情の恨みごとなんか一言も言ってないよ、だから誤解されたわけ。
この他国の移行によって、簡単に握りつぶされてしまったことで、当初よりもっと三島を本気にさせて
日本の行く末を本当に憂いた武士に変貌させてしまったと言えるんだよ。
この裏事情は後に自衛隊幹部の人が告白したものです。
>>616 中国とアメリカの狭間で、どっちにもいいように利用される日本の未来が見えてしまった三島の焦燥を、
あんたみたいなうじうじしながら、ガタリだのドゥなんとかだの悦に入って読んで精神分析ばっか気にしてる(笑)人には
わからないのは無理ないけどね。
誰々より頭がいいと空想してなさい(笑)
うーん、三島由紀夫の何がどうナルシストなのかが分からん。 そもそもどういう意味でナルシストという言葉を使っているんだろう? そのまま自己愛という意味?それとも気障だという意味だろうか? 気障だという批判なら自己から発せられる感情で、三島の問題ではなく、 ご自身の問題であるとの印象を私は受けてしまうのだが…。
620 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 11:50:51.67
>>614 >幹部たちが手を引いてしまって駄目になってしまったわけ。
つまり、作家の妄想には付いて行けん、となったわけよ。
普通のヤツならそこで諦めるわけ。
ところがナルの三島はそれを口実に悲劇の愛国者を演じてみせたんだと思うよ。
621 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 11:54:06.08
>>619 > そもそもどういう意味でナルシストという言葉を使っているんだろう?
三島の悲劇の愛国者を演じたいという願望、ですね。
622 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 12:12:02.70
>>615 > 三島のお父さんも、息子は梯子をはずされたと、自衛隊幹部や中曽根への恨みを匂わせてるのにねえ。
これが事実だとしても、
三島はハシゴをはずされているのを自覚しているのに、自衛隊に突撃して、
奇妙なクーデターごっこを演じてみせたのだと思う。
>>620 作家の妄想じゃないから中曽根や幹部も一緒に計画していてたわけ。共産勢力、左翼の反乱に乗じて、
憲法9条改正、自衛隊国軍化することは何も突飛なことじゃないし。
624 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 12:38:19.93
>>623 だって、三島先生、当時は↓みたいなノリだったのよ。
こんな人の提案に中曽根も幹部もまともに取り合うわけがないでしょ。
ただ、文化的な有名人だからジャケには出来ないと、将来的に利用価値があるかも知れないと、
そういう扱いだったと思うよ。
・ベルバラのような軍服
・ボディービルで上半身だけ鍛える
・映画に出演
・篠山紀信に妙な写真を撮らせる
・かっこいいポスター
>>622 梯子をはずされて黙ってアメリカの戦略に呑まれたまま、自国の意向もままならないような状態に
何にも言わないで引っ込んでる方がおかしいでしょ。三島はあんたみたいなクズと違うんだよ(笑)
626 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 12:46:47.24
>>625 たしかに、アメリカの属国のような状態は異常だと思う。
だからって、
・カッチョイイ軍服を着て、自衛隊に乱入して、天皇陛下万歳と喚いて、腹を切る
れば、解決する問題ではないのですよ、奥さん。
>>624 それは自衛隊内で真面目な計画をして演習していたことを、ブサヨマスコミに勘づかれないように、
わざと目眩ましするために派手な振舞いで、自らオモチャの兵隊ですよ、と言って敵を欺いてたんだよ。
元楯の会会員と三島がそう目論んでやってたと、当事者の人たちが書いてますよ。
あんたみたいなバカを安心させるためにね(笑)
628 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 12:49:23.42
・カッチョイイ軍服を着て、自衛隊に乱入して、天皇陛下万歳と喚いて、腹を切る っても、 アメリカの属国問題は解決しないし、原発問題も解決しないのですよ、奥さん♪
629 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 12:53:48.29
>>627 > それは自衛隊内で真面目な計画をして演習していたことを、ブサヨマスコミに勘づかれないように、
> わざと目眩ましするために派手な振舞いで、自らオモチャの兵隊ですよ、と言って敵を欺いてたんだよ。
なるほど。
じゃあ、
・ベルバラのような軍服
・ボディービルで上半身だけ鍛える
・映画に出演
・篠山紀信に妙な写真を撮らせる
・かっこいいポスター
こればかりでなく、
・遠近法の邸宅
も
・兵役逃れ
も
全部、目眩ましなんだw
さすが先生徳が高い!
>>628 解決しないのは、あんたみたいな当時のアホどもが、三島の真意を汲み取れずに、平和ボケしてアメリカの言いなり、
中国の言いなりに甘んじて危機意識が欠落してたバカばっかだったからでしょ。
あんたのせいだよ。
結局三島の切腹の心理的要因は闇の中なんですか。
632 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 13:04:14.19
>>630 だから、三島先生は、〜〜を解決するために↓をやった、
ではなく、
三島先生は、↓をやりたいから、やった!と考えるのが自然だと思いますよw
・カッチョイイ軍服を着て、自衛隊に乱入して、天皇陛下万歳と喚いて、腹を切る
犬丸のくだらない釣り糸がキチガイの繰り返しのように続く↓
>>630 そこでソ連ではなく中国の出てくるあたりがね、どうも・・・w
635 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 13:43:39.43
自民党の中曽根的には、文化人を味方に付けておくのは、選挙の時に有利だから、 三島が妙なことを言っても適当にウンウンうなずいてたのだと思うよw まさか、↓をしでかすとは思わないよねwww ・カッチョイイ軍服を着て、自衛隊に乱入して、天皇陛下万歳と喚いて、腹を切る
ソ連(笑)
>>631 それは、こうである!と結論を出せるようなことではないと思いますよ。
三島の深層心理など本人以外の誰にも完全に判るはずがないでしょう?
自分なりの結論を出すか、闇の中のままでよしとするか、模索していくか、
好きなようにすればいいんです。
ただ模索しようとするのなら、三島の全作品を読み込むのが絶対必須でしょう。
失礼ながら、作品をあまり読んではいないような人が確信的なようで。
638 :
吾輩は名無しである :2011/07/21(木) 17:43:14.07
ワンちゃんは20代の男かな? 若い印象
元レイヤーの既女だって話をみたな。
>>637 そうですね。死の謎を解くには慎重になるに越した事はありません。
そういえば、若松孝二が来年、三島の死を映画化するらしいじゃないですか。
自決前の心理的葛藤はまちがいなく描かれるでしょうね。
どんな解釈になるのか、楽しみです。
>>640 キャタピラーで賞をとった女優(名前忘れた)が三島夫人の役で出るそうですよ。
というと、彼女がメインで夫人視点でいくのかもしれません。棺桶の遺体に泣きすがりつくような芝居がありそうな予感がします。
実際は首と胴体は警察の好意で、きれいに縫い合わされ制服も着せられたようですが、映画では切れたままだったりして。
642 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 22:18:57.28
つーか、キャタピラーって本当に手足のない役者が出てるわけ?
643 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 22:23:12.87
それがとてもこわい気がすんだけどw
644 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 22:40:07.39
>>637 >それは、こうである!と結論を出せるようなことではないと思いますよ。
つーか、
三島にクーデター成功後のビジョンなどなにもなかった、というのは明確なのでは?
645 :
吾輩は名無しである :2011/07/21(木) 22:41:52.26
関根勉のザリガニも恐かったぜw
646 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 22:42:42.86
つまり、三島は、クーデターを起こし失敗し自決する、という役柄を演じたかったわけです。 で、見事に演じた! これはすごいと言えばすごい。
三島の楯の会事件な… 本当に不可解なんだな。 三島本人は事件1年前に消極的姿勢を見せている。 また、問題提起の中でも憲法の矛盾を是正しろともいい、防衛の自主性が損なわれるとも。 天皇についても、天皇が世襲なら国民の総意なんて不明確…。 憲法の中の論理矛盾に腹を立てていたようだ。
648 :
吾輩は名無しである :2011/07/21(木) 23:01:13.99
山本周五郎が「正雪記」で書いてる由比正雪像では、若い頃に 紀伊藩の重役安藤帯刀に面罵されたことによる劣等感の沈着が 革命家として成長する原点みたいに描かれてることと、 三島の「負い目」や「劣等感」は似てる気がする。 だが、男なら大体、若い頃に似たようなことを経験してると 思うんだが、三島の場合は取り分け、強烈に残存してると 思うんだな。
649 :
吾輩は名無しである :2011/07/21(木) 23:19:37.80
ヒトラーなんかも若い頃、虚弱だったんじゃないの?
650 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 23:22:02.22
>>647 >また、問題提起の中でも憲法の矛盾を是正しろともいい、防衛の自主性が損なわれるとも。
確かに三島は、そういう日本の文化とか国益のことも真面目に考えていたのだと思う。
しかし、それと悲劇的な自決がやりたいという願望は別口、別腹なんだよね。
例えば、鈴木君は、文学にとても興味がある、でもスカトロも好き、みたいのがあるわけじゃないw
それと一緒だと思うよw
>>644 憲法改正して国軍として自衛隊が位置づけられれば、おのずから外交が変わるでしょ。それがビジョンだよ。
まず、それが成功しなきゃ意味ないんだから、ビジョンもクソもないわけ。今の日本を見てりゃわかるでしょ。
あんなバカが総理大臣になれる国なんだから。
652 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/21(木) 23:42:39.30
>>651 ・憲法改正して国軍として自衛隊としたい
と彼が希望したのは多分本当だと思うよ。
でも、それを実現するには、自衛隊のトップをくどいてクーデターを起こさせる
地道に国民を説得する
等々の方法しかないわけ。
で、彼が本当に、
・憲法改正して国軍として自衛隊としたい
を希望していたのなら、あんなバカ騒動は起こさないわけ。
あの騒動は、彼の別腹の、
悲劇的な死を演じてみたい
という願望によって引き起こされたんだよね。
そこをゴッチャにしたらダメ。
>>649 ヒトラーは虚弱ではないですね、少なくとも体力的には。
第一次大戦では優秀な伝令兵として表彰されたこともある
脚力の持ち主ですよw
歴史的英雄はみんな、そういう願望を持ち合わせているんだよ。自覚してなくても無意識にね。 そういう破格の人がいるから、世界中、歴史上いたるところで自爆テロやら焼身自殺があるんじゃないの。
>>652 だからクーデター計画はそのときアメリカの意向で不可能になったって説明したでしょ。
もう日本にはクーデターは不可能だと三島は悟ったから、三島は諌死したのが、バカなあんたには永久にわからないようだね。
今もって三島の時代のままなんだから、そんな簡単にできるわけないでしょう。マスコミがタブーにしてるんだから。
>>652 いや、三島は本当に憲法改正されて国軍化したいから、ああいうショック療法をあえてやったんだよ。
自分が死んだあとに、何かが起こる可能性をわずかでも賭けて信じていたと思うよ。
三島が「僕は未来は信じないけれど後世は信じる」と言ってるのはそういうこと。
657 :
吾輩は名無しである :2011/07/22(金) 00:25:19.91
658 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 00:45:42.39
>>655 >だからクーデター計画はそのときアメリカの意向で不可能になったって説明したでしょ。
本当に、
・自衛隊を国軍化したい
という思いがあるのなら、男一生の仕事だろ?
アメリカの意向でやめるとか、切腹するとか、そういう問題ではないだろ。
時間をじっくりかけて、
・自衛隊を国軍化したい
を実現すべきだろ。
ところがあっさり、
・自衛隊を国軍化したい
を捨てて、
・悲劇的な死を演じたい
の方にシフトしちゃうんだよねwww
つまり、
・自衛隊を国軍化したい
は、彼の100個か200個あった願望のうちの1つにすぎないのだと思うよwww
>>637 >ただ模索しようとするのなら、三島の全作品を読み込むのが絶対必須でしょう。
とりあえず、この前提には留保をつけとくわ。 三島の作品をある程度よまなければ
作家三島について論じることはできんだろうが、仮に三島の全作品読み込んだって
自決の原因=意味がわかるとは限らんとおもうなあ。
これについては二つの立場があるとおもうんだよね。 作品を読み解き、解読すれば
自決の意味がいずれ明らかになるだろうと予想する立場、もうひとつは、作品と
行為のあいだには、ひとつの断絶、懸隔、壁があって、三島の作品よんだだけでは
その壁をこえることはできないと考える立場。 俺はどっちかといえば後者に近い。
たしか三島が自決したとき、当時の政治家はだいたい非難したんじゃないか。佐藤総理が
「迷惑」といい、中曽根長官も「気違い沙汰」ってコメントしたんだよね。政治家のコメントと
しては、これが当然、というか三島の行為を政治的な行為としてとらえるなら、こういう
評価に一般的になるとおもう。 まあ、なんらかの公的空間において発話、行為することは
すべて政治的行為であるという考え方もあるけれども、三島の行為を政治的行為として
読み解いても、得られるものは少ないだろうと俺は予想してるんだ。
だから、芥川の「地獄変」とか、事件を理解するとっかかりとなるモデルとして もちだしたのでね。むろん、三島が良秀であるとか、あるいは良秀の娘であるとか 単純な照応関係でもって説明するために、それを持ち出したのではないことは むろんであるが。三島の行為を審美的行為としてみるならば、その行為は無償の 現実的有効性をもたない行為ということになり、自衛隊にたいし決起をうながす 外見であるが、実は自衛隊への呼びかけの行為ではないということになろう。 じゃあ、名宛て人への呼びかけの行為ではないとすると、単なるナルシシズムの 発露では無いかと次に考えるは当然のなりゆきであろうが、三島の自決によって 外部とのコミュニケーションになにがしかの活性化がどこかで発生すれば それは単なる自閉的ナルシスの行為ではないとも評価しうるんで、芸術的・社会的な 影響について、広く精査していない限り、そこで簡単に結論にとびついてしまうのは 既にしかけられた罠に易々と嵌まることなんだよねー。
三島夫人ってどんなひとだたの?
瑶子夫人か。普通のひとだったんじゃないの? なにか変わった エピソードがあったということは、俺は聞いたことがない。
663 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 02:53:49.10
>>655 >だからクーデター計画はそのときアメリカの意向で不可能になった
その話をあなたはどこで見たの?
カッコイイ自分を演じるために割腹自殺ねぇ… 楯の会事件は変すぐる。直前まで執筆して自衛隊に乗り込む?あれだけ明瞭な文章を書ける状態で? 珍説だが楯の会事件は昭和天皇の命令だったような気がして。
鋏がでかすぎたんだよな。
だって、あれだけ頭のいい人が、あんな意味不明な事をするだろうか? ああ、するかもな。
>>658 だからアメリカの意向でクーデター計画を断念したのは自衛隊幹部と中曽根の方だよ。三島がいくら一年間説得しても駄目だったわけ。
当時キッシンジャーは中国に「日本を自主防衛させない」と取引して中国親和路線になったんだから、
政治家も9条廃棄の論議さえもまともに、今現在もやれないでしょ。マスコミ勢力が潰しているんだから。
どっから指令が出てるか知らないけどね。
>>663 三島と当初クーデター計画をしていた元自衛隊諜報組織の幹部の人が死ぬ数年前に書いた本ですよ。
当初アメリカは日本憲法改正をさせる方針だったようですが、急に中国親和路線で逆に反対になったから、
中曽根もそれに従ったのでしょう。
>>659 文学作品だけ読んだってそれでは不足でしょうね。
あと、三島が芥川の地獄変を好きで舞台化したからと言っても、地獄変はあくまでも芥川で、三島の作品じゃないし、
芸術作品の好みと本人の作品とは、またやや違うと思います。
それから評論や対談も読んでその時代の政治的背景も掴まないと、総合的にわからないと思いますよ。
>>659 事件直後に佐藤首相や中曽根防衛大臣が、対外向けにそうコメントしたからといって、そんなものは基準にならないと思います。
彼らはそれまでは三島を支援していた人達ですが、立場上、対外的にそんなこと正直に言えないわけだからね。
中曽根は、三島裁判ではかなり三島と楯の会を擁護して温情判決を望んでますよ。
米国の意向で三島が軍事クーデターはおかしい。 問題提起の中にもあるように日本の防衛の自立性を損ねる。 憂国を書いてるくらいだから、軍隊の指揮命令系統くらいはさすがに理解しているだろうし。 三島が言うには憲法の論理矛盾の是正。 三島が一人で構想したにしては論理展開が粉々。美しい星を書いたような人物の構想だとはとても思えない。
>>671 別にアメリカの意向でクーデター計画したわけじゃないよ。たとえ憲法改正の流れになってもアメリカは、
中国親和路線前は、容認していた時代背景があったってことです。
アメリカの意向がどう変化しようが、憲法改正9条廃棄が三島由紀夫の主張です。
>>670 佐藤と中曽根が三島を支持してたって、三島の行為を何もかも無条件で支持
してたわけじゃあるまい。 中曽根が盾の会に温情判決のぞんだというのは
三島と中曽根が友人でもあったということから考えると、わかる話ではあるが
それと自決についてどう考えるかはまた別の話だろう。
三島の行為は「理解できる」みたいな発言した政治家はいないと思うなぁ。
>>673 もちろん中曽根は三島のやった行為自体は肯定はしてないけれど、裁判証言では、三島の人柄の素晴らしさを強調して、
三島君の行動の重みは我々の言葉と比較にならないくらい重い、とか、日本の思想の歴史上、これから将来意味をもって
論じる人も出てくるだろうとか、吉田松陰を引き合いに出して、かなり肩入れして語ってますよ。
こういう三島擁護の発言はブサヨマスコミ的には都合が悪いから、世間には報じられなかったんでしょう。
>>673 あと、三島自決に触発されて自民党に青嵐会という会ができたと、何かに書いてあったよ。
ハマコーとか石原慎太郎、中川一郎などが血判状で誓い合ったとか。
676 :
吾輩は名無しである :2011/07/22(金) 13:15:30.66
てめーら死ね。俺の本当の話でも聞け。 川上みえこはビクターとかの机に糞を置きざりにし、 NHKの小学校の番組では、小学生に説教して糞を投げたり、食ったりした。 江国は霊になって、YOUTUBEの心霊画像集にも出るし、画像で見ても町田康は分身するし、 いい世の中だよなー。
677 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 13:27:01.21
ポイントは、 ・自衛隊を国軍化したい 人が、 何で、簡単に ・腹を切る の?だよね。 たとえば、 ・原発を日本からなくしたい 人は、 メディアに出たり、講演したり、本を書いたり、裁判を起こしたり、色々やってるでしょ。あれが正しい姿だと思うわけ。 ・日本を〜〜にしたい というのは、男が一生をかけてやる仕事だと思うわけ。 つまり、三島の ・自衛隊を国軍化したい は、 ・腹を切る の口実だと思うんだよねwww
678 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 13:29:27.72
>>664 > 楯の会事件は変すぐる。直前まで執筆して自衛隊に乗り込む?あれだけ明瞭な文章を書ける状態で?
三島は、スケジュール、約束をきっちりこなす人だったらしいよ。
腹切りが彼のスケジュールに入ってたんでしょ。
679 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 13:32:45.28
あるいは、 ・自衛隊を国軍化したい それがかなわず、 ・腹を切る の ・悲劇のストーリーを演じたい変質者 なんだと思う。
680 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 13:37:11.89
・自衛隊を国軍化したい なら、合法的な方法、非合法な方法、の2通りあるよね。 本当に、 ・自衛隊を国軍化したい なら、一生をかけて、色々と試みてみる、のが普通だろ? ・自衛隊員の前で自分の主張を何分か話てみて、拒絶されたから、じゃ腹切ります は、 ・自衛隊を国軍化したい 人のやることではないでしょwww
681 :
吾輩は名無しである :2011/07/22(金) 13:42:16.10
682 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 13:48:28.37
たぶん、 ・2.26の反乱兵士のように死にたい ・特攻の兵隊のように死にたい が、彼の願望の中に、強くあるんだと思うよ。 つまり、ただ死ぬのではなく、 ・何らかの悲劇性を帯びた死 が好きなんだと思う。 そういう変質者でしょう。
>>677 そんなのは、人それぞれの訴え方があるし、それぞれ自分のできる範囲のことをやるんだから、
何が正しい訴え方とかの問題じゃないでしょう。三島のような世界的な有名人でもない人が、三島と同じようなことを
やっても、ニュースにされないだろうし意味ないからね。
三島は三島の考えた最善の効果と思ってやったんだから、それでいいんじゃないの。
三島が生きているとき様々な言論活動してもブサヨマスコミには、黙殺されてたようだしね。
684 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 13:49:37.85
>>681 知りません。
ひょっとしたら自分では?
685 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 13:56:29.84
>>683 > 三島のような世界的な有名人
なら、メディアに露出すれば、世論を、
・自衛隊を国軍化したい
に動かすことが可能だよね。
それを、
・自衛隊員の前で自分の主張を何分か話てみて、拒絶されたから、じゃ腹切ります
っていうのは、
・自衛隊を国軍化したい
なんて気は、最初から、ないわけですwww
あるのは、
・自衛隊を国軍化で決起 →拒絶され、切腹
の、あまーく、とろけるストーリィーwww
>>681 フランスのドゴール大統領の制服を作った五十嵐九十九という人に依頼して作ってもらったそうです。
>>685 そんな言論活動は生きてるときにさんざんやってますよ。新聞や雑誌に論文を書いたり、自衛隊に体験入隊して自衛隊PRもやってます。
あんたが言ってることなんかさんざんやった末の行動です。
688 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 14:10:47.64
>>686 > フランスのドゴール大統領の制服を作った五十嵐九十九という人に依頼して作ってもらったそうです。
ね!
変質者は、自分を飾り立てることには、ご熱心なわけwww
・自衛隊を国軍化したい
の大志は、簡単に捨てちゃうけどwww
確かに三島本人も「キリーロフのような論理的自殺ではなく、武士のようなモラーリッシュな死に方をしたい。」と発言してはいるねぇ。
>>688 捨て切れなかったから最後に、世界中のニュースになるように憲法改正を訴えたんじゃん。バカじゃないの、あんたは。
犬っころのくだらない釣りがキチガイの繰り返しのように続く↓
692 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 14:26:22.82
>>690 > 捨て切れなかったから最後に、世界中のニュースになるように憲法改正を訴えたんじゃん。
三島が、本当に、
・自衛隊を国軍化したい
と思うのなら、一生をかけて努力して、自分の力で
・自衛隊を国軍化したい
と思うのが普通だろ。
反原発のヤツらを見て見ろよ。
ビチビチ、ネチネチやってるじゃいなかwww
693 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 14:28:55.39
>>686 > フランスのドゴール大統領の制服を作った五十嵐九十九という人に依頼して作ってもらったそうです。
金だって、↑こんなことに使わず、
・自衛隊を国軍化したい
のために、使います。
>>692 自衛隊国軍化運動は三島由紀夫に影響うけた人達が、ビチビチ、ネチネチやってるよ。
695 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 14:33:42.05
つーか、 ・自衛隊を国軍化したい 人に何で、制服がいるんだ? って疑問も涌くよね。 つまり、三島は、 ・自衛隊を国軍化したい ではなく、 ・自衛隊を国軍化で決起 →拒絶され、切腹 の学芸会がしたいわけですよwww その為には、カッチョイイ制服は必須なわけです。
696 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 14:48:37.67
>>694 > 自衛隊国軍化運動は三島由紀夫に影響うけた人達が、ビチビチ、ネチネチやってるよ。
そんなのは、三島に影響とかではなく、普通に発生するよ。
アメリカに押し付けられた異常な憲法なんだからねぇ〜
三島が創設した楯の会は、所謂民兵組織で、制服は楯の会の団体所属を現しているだけ。
>>696 普通に発生してないよ。
三島由紀夫の時代は圧倒的に護憲勢力や日教組が占めていて、憲法改正なんて言えない風潮の時代背景です。
自民党に青嵐会という愛国派閥ができたり、新右翼団体ができたり、チャンネル桜ができたり、はみんな三島事件の大きな影響です。
699 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 15:27:48.19
>>697 > 三島が創設した楯の会は、所謂民兵組織で、制服は楯の会の団体所属を現しているだけ。
そうだろーけど、
楯の会は政治思想団体なんだろ?
政治思想団体に制服は不要でしょ。
楯の会の目的は、
・自衛隊を国軍化したい
が目的なわけです。
金は、↓に使うのではなく、
・自衛隊を国軍化したい
のために、使うべきだと思うが。
>>686 > フランスのドゴール大統領の制服を作った五十嵐九十九という人に依頼して作ってもらったそうです。
700 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 15:30:09.57
>>698 だから、それは時代の流れで、何が主流になるかは色々でしょ。
護憲勢力や日教組が強かった時代でも、
誰かが、
・腹切った!
ってもんじゃないでしょwww
701 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 15:57:58.37
たとえば、 原発推進にしても、原発反対にしても、どちらも真っ当な主張です。 じゃ、原発推進の誰かが、腹を切れば、原発推進に世論が傾くか、ってもんじゃないでしょw バカバカしい。
702 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 16:04:06.33
そもそも、誰かが腹を切ったから、 そうか、俺も〜〜やろう! って思うヤツは阿呆いないでしょwww
犬丸の常駐力はすごいな
704 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 16:11:11.93
つーか、石原慎太郎が福島原発の前で、原発バンザイ!! と喚いて腹を切れば、世論が原発推進に傾くってもんじゃいないwww
705 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 16:18:40.78
つーか、一般の人は、普通の人達は、三島が腹を切って、 ・自衛隊を国軍化したいの人 は、こりゃ、キチガイだ、ヤバイヤバイと思ったと思うよwww だから、逆効果でしょwww
>>705 普通の人って誰よ。
そんなつまらない仕分けでしか語れないバカには三島を語れるはずないから、あきらめない。
あんたがいくら三島をキチガイ扱いしようが、三島の死を厳粛に受け止めてる人は現実に世界中にたくさんいますからね。残念でした。
>>664 事件の四年前に三島は昭和天皇と接触してるから、天皇から何らかのお願いをメモで託された可能性は全くないとはいえないかも。
卒業式にも昭和天皇から時計もらって何かと縁が深いね、考えてみると。
>>659 >>仮に三島の全作品読み込んだって
>>自決の原因=意味がわかるとは限らんとおもうなあ。
もちろんそうですよ。
「模索しよう」という気があるなら、まず読んでみなければ、ということです。
全作品読破すれば原因がわかるなんて思ってもおりません。
(身も蓋もない言い方をすれば、すべては人に読ませるために書かれたものだから。)
政治思想など口実、すべては仮想、美しく死にたかっただけ、三島劇場、
そう受け取るのは容易でしょうが、やはり納得できないものがありますね。
古林尚との最期の対談をもう一度聴いてみようと思います。
印象に残った言葉があったような・・・
710 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 21:54:10.44
つーか、
・自衛隊を国軍化したい
この願望は真っ当、正当な願望なんだよね。
ところが
・三島の腹切り、首切り行為
で、
・自衛隊を国軍化したい
って願望が、キチガイの願望になっちゃったんだよねwww
>>706 > 三島の死を厳粛に受け止めてる人は現実に世界中にたくさんいますからね。残念でした。
確かに、極一部のキチガイの賛同は得られるだろーけど、
・自衛隊を国軍化したい
という願望そのものが汚れてしまったわなw
多分、当時の多くの人は、
・ああ、やっぱりね、右翼はキチガイだ!
ってことになったと思うよwww
711 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 21:57:50.75
三島先生が、 『 自衛隊を国軍化したい 』 = 『 腹切り&首チョンパ 』 ってイメージにしちゃったんだよねwww
712 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 22:01:40.35
>>706 > 普通の人って誰よ。
多くの日本人。
三島先生は、多くの日本人に、
・右翼 = キチガイ
・『 自衛隊を国軍化したい 』 = 『 腹切り&首チョンパ 』
ってイメージを植え付けたのではないでしょうか?
713 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 22:18:22.55
・腹切りエライ! ・首チョンパエライ! って思う人は、そんなにいないと思うよw まあ、いれば、選りすぐりのキチガイでしょうなwww
714 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 22:28:25.13
つーか、キチガイに議論で勝っても全然偉くない、ってバカバカしい結論に到達しますねwww
Hさんという画家がいてね、その人は三島の愛人だと言われていた。男性だけど。 事件1年前にその画家の表装で禁断の愛を描いた作品を親密な交遊のあった方にだけ配布したんだって。 801の間ではHさんは有名な方だけど。事件1年前「このままHさんと消え去りたい」という意味だろうか? 楯の会の紋章って菊でしたか?ああいう菊花紋章というものは、天皇家の紋章で一般的には使用は遠慮する のが良識とされる。それをわざわざ使用するというのは・・・。 三島という人間は自己誇大妄想をする人間ではないし、真正直な人でしょう。 事件当日切腹直前に天皇陛下万歳!と言ってるが、常日頃そんなことを言ったという話もとくに見当たらない。 檄文にも、楯の会会員に宛てた遺書にも天皇への忠誠を誓えとは書いてない。 それなのに「天皇陛下万歳!」と叫んだのは何故? 「憲法9条は自衛隊の存在を否定している、その憲法を何故自衛隊が守るのか?」という意見表明が用向きなわけだが・・・ 三島がなんでも言うことを聞いてしまうであろう人物はただ一人、昭和天皇だけだろーなって思って。 ま、珍説なんで忘れて下さい。必ず忘れて下さい。
>>712 残念ながら多くの日本人は三島由紀夫をキチガイなんて思ってないよ。
事件直後が中曽根元防衛大臣が対外向けに発した言葉に、たくさんの抗議電話がきたそうです。
告別式には一万人近い一般市民が献花に駆けつけてます。
ブサヨマスコミが一生懸命に、あなたのように三島を貶し必死に火消したり、黙殺しようとしたようですが、
そういう反日勢力が、ごちゃごちゃ偏向捏造し貶せば貶すほど、逆に水面下で三島の著作は出版され浸透し、
いまや三島は伝説の人になってますからね。真面目な左翼の人にも一目置かれてますから。
>>715 楯の会への遺書には最後に、天皇陛下万歳とあったと思います。
>>715 その手の自称愛人、他称愛人話は作り話かもしれない域のものだからね、有名人にはつきものの。
721 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/22(金) 23:50:27.15
>>715 > 三島という人間は自己誇大妄想をする人間ではないし、真正直な人でしょう。
チワワさんの主張では、
・自衛隊を国軍化したい
ために、
・腹切り&首チョンパ
したそうで。
それが本当だとすると、
自己誇大妄想、ではなく、キチガイ、だと思いますよwww
昭和天皇は三島由紀夫が死んだとき、侍従にあれこれ訊いて気になってたらしいね、侍従の日記によれば。
犬丸さん、おやすみなさい。ノルウェイ爆発してるらしいけど眠くなっちゃった。
>>674 >日本の思想の歴史上、これから将来意味をもって論じる人も出てくるだろう
つまり、当時においては、意味をもって論じられるひとはいないということを
いってるわけだなこれって。「将来」というのが、いつについては、特に限定
ないようだから、今現在でも意味をもって論じられているかどうかは疑わしい
と、なりそうだ。
三島を吉田松陰に擬するというのは、三島の自決にもっと否定的であった
司馬遼太郎もやってたな。すぐに連想される要素があるらしい。三島も
吉田松陰については言及してたね。松蔭がよく述べた「狂」という観念が
三島事件とよくなじむ観念であるからだろう。
>>675 血判状って古風だね。しかしまあ、三島の自決ほどにエキセントリックとは
いえんな。石原も三島の自決については、否定的な口吻もしばしば
もらしていたよね。三島の「肉体」に対する倒錯した間違った観念が、あの
最後の行為に三島をみちびいたとか。
>>709 古林との対談か。 三島の最後の対談なようだね。 三島の対談集に
収録されてるのかな?
自衛隊を正式な国軍に、という話は、三島だけの主張ではなく、保守派に
おいてはよくある主張であるが、三島の場合は、単なる政治的主張ではなく
自衛隊がクーデターをおこすべき必然性を述べ立てるという、そういう極めて
過激な主張だからねえ。
自衛隊を国軍にという主張を政治的に実現したいなら、もっと別の
やりかたがあるだろうな。三島が自決したあと、憲法改正を志向する
動きが活発化した、あるいは沈滞したと、世論の動きと三島の事件の
あいだに、明確な関連性をみいだせるか。それは無理だろうな。
行為というのは、目的を達成するためにおこなうものであるが
はじめから無効性が予定されている行為とはなんなのか。それは
もはや、生活世界における人間的行為の基準では、測れない
ものでありますな。
保守派で三島事件を手厳しく批判したのといえば、江藤淳かなあ。 江藤淳といえば、保守派の重鎮であり、「文壇の治者」として有名で あった。「治者」の立場とは、つまり政治家としての立場とほぼ同義で あるから、多くの政治家が三島の行為を批判したのと同様な視点から 三島事件を批判したのであろう。
でも江藤淳は後に(晩年かな)三島由紀夫と西郷隆盛を同列にして賛美してますよ。 中曽根の言った意味も三島の行為は歴史上、日本の思想史における事件という意味で言ってます。 小林英雄も、三島の死は事件でなく、「日本の歴史」と言ってます。 石原慎太郎はともかく、青嵐会の創設には三島の死が契機になってたというのは事実です。 一水会とか、他にもたくさんありますよ、三島由紀夫の影響は。 その行為それ自体が人の心に訴えるものがあったのは確かな事実ですよ、明らかに。 文学的とか政治的とか分類して語ること自体がナンセンスでしょう。もとは全部人間のやることなんだから。
>>724 今現在は意味をもって論じている人はたくさんいますよ、あなたが知らないだけで。
これからもっと三島の主張は重大な意味を帯びてくると思います。
>>727 江藤淳が西郷について書いた「南洲残影」読んだことあるが、三島については
一言もでてこなかったぞ?
それに青嵐会の創設は、石原の言によれば、日中国交正常化にともなう中華民国との
断交に反対する意思表示のためであって、三島事件とはとくに関係があるとは
述べていなかったぜ、石原は。
>>728 三島事件については、否定的肯定的さまざまな解釈が、読み切れないほどあることは
知っているが、事件の意味については、いまだにみなの疑問を解消できるには
ほど遠い、そういう状況だろう現在でも。
>>725 別のやり方があれば、とっくに憲法改正されてるでしょ。そういう動きや運動をする人を、右翼だ軍国だのと
レッテルを貼って議論さえさせないように、報道しないようにして現実にはできないでしょう、国家議員も。
三島が見てたように、もう永久に憲法改正のチャンスを逃したんだよ、きっと日本は昭和60年代に。
>>729 いや、ちゃんと三島由紀夫の名も出てますよ。
石原慎太郎は本当は三島由紀夫に影響されてるくせに、反発してるだけのことでしょう。
三島作品を読み取れるような力もないし、あの人の言うことをまともに受け止めてるのは逆にブサヨだけですよ。
>>731 60年代の改憲の機会というと、なんだろうな。
当時は護憲勢力も今よりずっと強かったし、当時としても
そんなに容易ではなかったろう改憲は。
まあ率直に言って、北朝鮮がミサイルぶっぱなしたとか、そういう
外的な事情のほうが、三島事件よか憲法改正にむけた世論を
喚起したよね。
>>732 >いや、ちゃんと三島由紀夫の名も出てますよ。
「南洲残影」に三島の名前が? 俺が読み落としたのかなぁ。
三島がでてくるページ数教えてもらえれば助かるなあ。
>石原慎太郎は本当は三島由紀夫に影響されてるくせに、反発してるだけのことでしょう。
おいおい、青嵐会は三島事件が契機になって創設されたって話の
論証はどこへすっとんでったんだよw?
>>729 西郷隆盛と蓮田善明と三島由紀夫と、この三者をつなぐものこそ、蓮田の歌碑にきざまれた三十一文字の
調べなのではないか。西郷の挙兵も、蓮田や三島の自裁も、みないくばくかは、「ふるさとの駅」の
「かの薄紅葉」のためだったのではないだろうか。
滅亡を知るものの調べとは、もとより勇壮な調べではなく、悲壮な調べですらない。
それはかそけく、軽く、優にやさしい調べでなければならない。
なぜならそういう調べだけが、滅亡を知りつつ亡びて行くものたちのこころを歌いうるからだ。
江藤淳「南州残影」より
とりあえず、落ちるよ〜
>>734 おお、ありがとう。江藤も晩年になって、三島事件への見方がかわって
きたということか。
>>734 当時、毎日新聞政治部で記者をしていた人が青嵐会創設に三島由紀夫事件の影響があったことを書いてますよ。
739 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/23(土) 16:56:34.59
では、青嵐会のみなさんは、 ・自衛隊を国軍化したい ために、 なぜか、 ・腹切り&首チョンパ した三島を、キチガイだ!とは思わずに、 エライ!感動した!と思ったんですかね?www
馬鹿な日本人が自衛隊を国軍化しないから俺は死ぬのだ 大作家であるこの偉い俺が これに懲りたら、早く自衛隊を国軍化してくれたまえ ってだからおまえ鹿川君かよと
(2001年11月25日に)リンカーンセンターでアメリカペングラフ主催の「二十世紀の偉大な作家・ 三島由紀夫を顕彰する夕べ」が開かれた。(中略) 私は「薔薇刑」の基本的テーマは「生と死」「エロスとタナトス」であり、それは三島由紀夫を被写体とする ところの私の主観的ドキュメンタリー作品であることを語り、そこで理解してもらいことは、三島氏は自分を 「被写体」と呼び、最初から最後まで完全に「被写体」に徹してくれたこと、そのことを氏は『薔薇刑』の 序文「細江英公序説」の中ではっきり書いている。(略)だからハリウッドの映画監督がつくった映画 「MISHIMA」の中で私らしい写真家が登場するが、そこで画面上のMISHIMAがカメラをかまえる 写真家に向かってカメラの位置を変えるように手で指示するシーンがでてくるが、あんなことは絶対になかったし、 ありえないことだ。その映画のポール・シュレイダー監督が前もって私にアドバイスを求めてきたら教えて あげたのに残念だ、と語り、前記の三島さんの序文の一節を読み上げた。 (中略)三島さんは文字通り「誠実の人」であった。その点だけは、身近に彼を知り、そして生き残った自分の 責任として、きちんと後世に伝えておかなければならないことを信ずる。 その三島さんが、あえて選んだ死に様であるのなら、それは真摯に考え抜いた結果であったはずであり、 そこには止むに止まれぬ理由が存在したに違いないのである。であるから、私がまず強調しておきたいのは、 事件直後から多くのメディアによって宣伝されてきたような「スキャンダル」として三島さんの死を扱うような ことは、実にもって愚劣なことであるということである。 もちろん、一人の人間、ましてあれだけの人物が自ら死を選んだ真の理由を、簡単に特定できるはずもない。 が、あえていうならば、三島さんが言っていた「文武両道」の「武」とは「文」を守るためのものと位置付けて いたと考えたい。守るべき「文」とは、自身の「文学」だけに止まるものではないだろう。もっと広く、そして 深く「日本の文化」そのものとでも呼ぶべきものであったはずである。 細江英公「誠実なる警告」より
思い起こせば、高度経済成長を達成したあの頃には、我々日本人は、豊かさと引き換えに自分たちの文化を ないがしろにするということを、なんら恐れなくなっていた。今の日本が抱える混迷も、根本的にはそこに問題が あったのだということを、私も含め日本人の多くが気づき始めているのではないだろうか。三島さんには、今の 日本の姿が見えていた。だからこそ、政治的な速攻性のないことがわかりきっている、あのような行動をあえて とることによって、我々に命懸けの「警告」を遺したのではなかったか。そして恐らく三島さんが意図した通り、 彼の行動は長く記憶され続け、その警告の意味は、時間がたつにつれてその重みを増してきているように思えて ならない。私は、既存の政治勢力が自らの主張のために三島さんの警告を都合よく利用するようなことがあっては ならないと考える。一方、彼の死後、文壇においては「あれは文学的な死であった」として、その多くが 三島さんの個人的な理由によるものであるとする見方が支配的だったように思われるが、それにも違和感を 感じてきた。なぜなら、三島さんが憂いていたのは、もっと根源的な、日本人の精神的な危機そのものだったはず なのだから。 細江英公「誠実なる警告」より
汚ねえコピペ貼るんじゃねー。 誰だよ? 細江英公って?
私の知るかぎり、三島は、ある種の危険を冒しても、ものごとを素直に述べようとする人であり、しかも その発言は、私にいろいろと考えさせることが多いからである。三島という人は、世評によれば、それこそ 海千山千のしたたかな才子であるのかもしれないが、私はほとんどそうは思わない。 私見はいつか三島由紀夫伝めいたもので述べたことがあるが、私は三島を(国木田独歩流にいえば)一種の 「非凡なる凡人」としか考えたことはない。そして、そういう愚直な人物の正直な発言というものは、近頃では 稀少価値をさえもっているのではないかと思う。自分の眼で、自分の直覚でものごとをとらえることのできる人間は (少なくとも、もの書きの世界では)だんだんと少なくなっているのではないかと私はひが目で見ているのだが、 三島はそうでない人物の一人に見えるからである。そして、そういう人物の書いたり、したりすることは、 私などにはいつも共感と刺激の種になるからである。 橋川文三「美の論理と政治の論理」より
私は、かつて、三島の小説に対する私の関心は、芸術作品に対するものというより、むしろそこに戦中戦後の 青年の血腥い精神史のスペクトルを見る思いがするからだという、甚だ非文学的な感想を述べたことがある。(中略) 現代の思想家、芸術家を通じて、彼ほどに精確に自己の精神史を描いてみせる人物はむしろ稀である。 しかし、三島の「告白」ないし自己省察の方法が、日本人の伝統的な自己認識の方法と異質であることは、 いわゆる私小説のそれと比べるなら直ちに明かになる。後者はいわば個々の告白によるそのつどの決済、きわめて 人間的で自然なその日ぐらしの清算という意味をもっているが、三島のそれは、一定の生活体系に組織化された 近代的個人の予定された意味に関する、一種終末論的な非人間性をおびた合理的自己検証である。それはむしろ 告白の拒否を原則とする自己表現という意味をもっている。 三島はどこかで「大体私は『興いたればたちまちになる』というようなタイプの小説家ではないのである。いつも さわぎが大きいから派手に見えるかもしれないが、私は大体、銀行家タイプの小説家である」と、みえをきっているが、 事実、彼の自己審査は、あたかもあの「資本主義の〈精神〉」の担い手たち、カルヴィニストのペシミズムと 畏怖にみちみちた自己審査に似ている。彼らは己れの救済と幸福のためにその「仕事」に努めたのではなく、 「知られざる神」によって、自己が永遠の昔から救いに、もしくは亡びに予定されているという絶大な恐怖心から 免れるために、その非人間的な禁欲と孤独の組織化を行ったのであるが、三島の一見華麗なきわまる芸術的行動もまた、 まさにそのような恐怖の影に包まれており、人生や芸術の栄光のためにではなく、ある「知られざる神」の ためにする営為という印象を与える。 橋川文三「夭折者の禁欲――三島由紀夫について――」より
746 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/23(土) 23:29:57.84
>>741 > その三島さんが、あえて選んだ死に様であるのなら、それは真摯に考え抜いた結果であったはずであり、
> そこには止むに止まれぬ理由が存在したに違いないのである。
そうだよな。
普通は、そう考える。
止むに止まれぬ理由があるのだろーとwww
747 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/23(土) 23:31:50.38
つーか、どういう、やむにやまれぬ理由があると、 ・腹切り&首チョンパ をやるんだろーなwww それを知りたいwww
748 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/23(土) 23:34:02.95
ここで一句w 由起夫ちゃん 止むに止まれぬ 首チョンパ!
>>738 毎日新聞の記者か。青嵐会の結成も、三島の自決も、その記者からすると
時代の右傾化の象徴のように受け取られて、関連性のある出来事と
とらえられただけじゃないかなあ。 それとも、青嵐会と三島の自決の間の
関係をもっとつっこんで分析しているのか。
切腹という自決の方法は確かに衝撃的だよねえ。自殺したいだけなら
他にも、もっと「普通の」自殺の方法がいくらでもあるというのに。
最近では、硫化水素による自殺とかブームになったよね。
芥川みたいに服毒して自殺とか、川端みたいにガス自殺とか
太宰みたいに入水自殺とか、文士の自殺の方法はいろいろあるよね。
芥川の自殺は、当時において、時代のシンボルとして論じられたそうで
あるが、三島の切腹にくらべると衝撃性は弱いというか。
三島が切腹という方法をえらんだのは、やはり伝統の誇示が目的と
考える以外あるまい。切腹は過去の日本においては、伝統的な死の
儀礼と考えられていたので、当時においては別に珍しくなく、いまの
首つりや電気いすや飛び降りと同じくらい「普通の」死に方であったんじゃ
ないかなぁ。
ところで、福田恆存は三島の死に完全沈黙を貫いたって、ドイツ文学者の 西尾幹二が書いていたが、これは本当なんだろうか。一切なんにもコメント しなかったのか?
751 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 00:45:12.97
>>749 >切腹は過去の日本においては、伝統的な死の儀礼と考えられていたので、
じゃあ、切腹は日本人の 『 たしなみ 』 なんだw
>>751 まあ、モーリス・パンゲとか読めば、日本の歴史における切腹の習慣に
ついて多少は理解できるんじゃないの?
753 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 00:56:59.76
>>752 それは武士の特殊なルールで、伝統的、とは言わないよね。
江戸時代でも、1年間で何例もないだろーし。
たとえば、ヤクザの指詰めを日本の文化、伝統です、とは言わないでしょ。
それと同じ。
>>753 日本人の全部が切腹したわけではない、ゆえに切腹は伝統的習俗とは
いえない。 これは成り立たないんじゃないの?
日本人が全員、能、歌舞伎をみていたわけではない、ゆえに能、歌舞伎は
日本の伝統芸能でない、日本人が全員俳句をよんでいたのではない
ゆえに俳句は日本の伝統的詩形でない… 以下同様にいくらでも続け
られるが、あまり意味のない論証だよねこれは。
「切腹」について調べてみると、日本の儀礼的自殺様式っていう説明が
一般的なんで、やはり日本独特の習俗であり、他の国にはこういう様式が
あまり見られないという点のほうが、より重要なのであろう。
英語版wikipedia seppuku
http://en.wikipedia.org/wiki/Seppuku Seppuku (切腹?, "stomach-cutting") is a form of Japanese ritual suicide by disembowelment.
wikipediaではこんな説明だが、ブリタニカでもコロンビア百科事典でも
エンカルタでも日本大百科事典でも似たような説明じゃないかなあ。
>>749 三島は円谷幸吉の追悼文に、女々しい毒薬などせず・・と書いていましたね。
(円谷は剃刀で手首を切る)
服毒というのは女の死に方、という捉え方なんでしょうかね。
日本の武家社会の伝統は、男は切腹、女は喉を突く、ですか。
どちらも痛そうでw
福田恆存と小林秀雄、この二人が沈黙したといいますね。
小林秀雄のコメントがあるなら知りたいです。
757 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 01:13:27.39
>>754 > 「切腹」について調べてみると、日本の儀礼的自殺様式っていう説明が
自殺のやり方を文化だ伝統だ、とは言わないだろ、普通。
758 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 01:16:36.71
>>754 では、君の発想でいくと、中央線に飛び込むのも、1つの文化であり伝統なんだwww
>>756 小林秀雄は江藤淳との対談で三島事件に言及してたね。
江藤が「三島事件には意味なんかない」って主張して、小林は
それに反対したの。 あと三島事件について書いた
「三島君のこと」という文章も書いてるね。なんだしらんのか。
三島についてなら、ほとんどあらゆる情報をかき集めているのだと
ばかり思ってたが。
>>757 おまえはデュルケームをしらんのか。自殺を社会学的な研究対象に
したのさ。自殺の様式には文化的な違いが影響していることにも
言及してたよ確か。
>>758 まあ、あえてそういえばいえないことはないだろうな。
ただし、電車に飛び込むことが、日本特有の自殺様式であるか
というと、これは疑問があるのではないかな?w
普通自殺論なんて知らんだろ・・・
Nって拷問全書とか死刑全書とか読んでそうだよね〜・・・
>>762 読んでないよそんなの。 それに近いような本なら読んだことがある。
ニーチェの「道徳の系譜学」かなぁ。中世の刑罰の現代的視点からの
残虐さについてしきりに論じている本。
拷問全書とか死刑全書とか・・・・面白かったです(キリッ
外国人は鉄道自殺しないの?
>>765 外国人も鉄道自殺すんでしょ。 というか、近代的な鉄道を最初につくりあげた
イギリスでは、鉄道自殺にまつわる小説もある。 読書会スレで触れた
ディケンズの「信号手」とかね。 コナン・ドイルのシャーロック・ホームズにも
鉄道自殺にからんだミステリが、あったようななかったような。
767 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 01:35:50.15
>>760 >日本特有の自殺様式であるか
そう。
日本特有の自殺様式とはいうけど、切腹を文化だ、伝統だ、とは言わないよね。
768 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 01:40:07.84
まあ、最初に戻ると、
>>749 >三島が切腹という方法をえらんだのは、やはり伝統の誇示が目的と
>考える以外あるまい。
伝統を誇示するために、自分が死んで見せる阿呆はいないわけで、
この考え方でも、やっぱ三島はキチガイなんだよねwww
>>767 それは犬丸の主張であって、切腹を習俗、儀礼、文化としてとらえる人とも
いるだろうよ。 習俗と文化、習俗と儀礼の関係を論じだすと、これまた
こみいってくるが。 あまりにも有名すぎる新渡戸稲造の「武士道」とか
切腹を文化として論じて、日本の表象について、世界的に影響あたえたね。
>>759 江藤淳との対談なら知ってますよ。
小林が怒って、対談の一部は掲載されなかったとか。
でも対談は正式なコメントとは別でしょ。
「三島くんのこと」は読んだ記憶がないなあ。
>>765 「アンナ・カレーニナ」は?
>>768 自殺する動機ってのは、千差万別で、とてもくだらない動機で死ぬ人間と
いうのもやまほどいるわけでね。
ドストの小説には確か、小説に影響うけて、ロマンチックな自殺に
あこがれ、自殺するという人物がでてくるね。 日本でも江戸時代には
芝居の心中にあこがれて心中する連中が大勢いたそうだし、現代
日本でも、アイドルの後追い自殺とかよくあるわなw
だから、「〜という自殺の動機はありえない」なんて、そう簡単には
いえないんじゃんw?
>>770 対談も公刊された著作であって、江藤、小林の対談は、三島事件における
対立をめぐる部分もしっかり著作の一部に組み込まれてるよ。
772 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 01:51:33.97
江藤淳の自殺は切実だよね。 でも、三島の自殺は、小林の言葉を借りるなら、鼻歌まじりの自殺、なんだよねw 太宰治を罵倒しに行ったのも鼻歌まじりが感じられるし、 だから、三島という人は、軽い人、チャライ人、ってイメージあるよねw
773 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 01:54:16.14
>>771 > 自殺する動機ってのは、千差万別で、とてもくだらない動機で死ぬ人間と
> いうのもやまほどいるわけでね。
じゃあ、君はマジで、
・三島は、切腹という伝統を世間さまに誇示するため、本当に切腹して見せた
と考えているわけ?www
あの女は怖いからいい。
>>773 とりあえずはね。 三島の自殺については、その先があると
いう風に考えてはいるがね。
776 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 01:59:04.83
>>775 その先を考えたければ考えてもいいけど、
このスレ的に、重要なのは、三島の切腹の動機だよね。
>>776 三島の動機について知りたければ、三島は死の直前まで、いろいろなひとに
あったり、手紙書いたりしてるから、それらの多くの資料から動機を推定する
というのが一番普通のやりかただろうよ。
三島の切腹の動機?クーデターに失敗したのでその責任を取って切腹。
とりあえず落ちるぜ。
780 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 02:17:36.76
>>777 あれ、君の意見は、
・三島は、切腹という伝統を世間さまに誇示するため、本当に切腹して見せたかった
が、三島の切腹動機じゃないの?www
>>778 あなたの考える、三島のクーデターの目的は何ですか?
>>780 ザリガニは無脊椎動物だから妄想しないの。
目の前にあるコケや動物性プランクトンをいつも拾い食いしてるだけの生き物だから。
だけどもしもあの時、クーデターに成功していたなら、昭和天皇は暗殺されていたかもねって思うの。
>>780 おまえは俺の考えに納得いかないんだろ、だから自分で調べて
みたらどうかって、アドバイスしたのさ。
俺もある程度、三島についての資料をよんだけど、全部の資料を
読んだわけではないし。 だからおまえさんが資料を読み解けば
ひょっとしたら、別の解釈が提示される可能性も絶無ではないんだよ。
そろそろ予告なしに落ちる時間帯だ。
783 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 02:29:46.43
>>781 クーデターには明確な目的があります。
三島のは、クーデターのようなことをやらかしただけ、って印象が強いのですがどうでしょう?
784 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 02:38:31.26
>>781 あなたには、三島がやらかしたのは本当のクーデターだと確信があるのですか?
785 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 02:48:18.00
>>782 > おまえは俺の考えに納得いかないんだろ、
納得するもしないも、
・三島は、切腹という伝統を世間さまに誇示するため、本当に切腹して見せた
なんて、ジョークじゃないですかwww
あなたが、
・三島は、切腹という伝統を世間さまに誇示するため、本当に切腹して見せた
と思っているのなら、それはそれでかまいませんよwww
ザリガニの気狂いワールドでの軍事クーデターでは・・・・政府が機能麻痺を起こしあのザマだ。 社会構造が破綻していく。商人も職人も恐怖心と焦燥を持つ。だってご飯が食べられなくなるし。 だから悪いんだけど警察庁と防衛省に政治を暫定的にやってもらって、機能麻痺の回復をしてもらいたい。 なぜ警察庁と防衛省が必要かというと、相互監視を行うためである。どちらの省庁もおかしなことをしないとは限らないから。 さて、三島の軍事クーデターだが・・・ザリガニの妄想では、 ★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★ ロマン派の昭和天皇が再度全権を掌握したいと望んだ。孫たちはすくすくと育っている。孫のためにも。 三島由紀夫という人物に、クーデターを起こし、全権を再度わが手に戻してくれと依頼した。革命と称し子や孫の命を狙う革命勢力もいる。 戦前軍国主義を受け育った三島は天皇には逆らえない。 だが、昭和天皇は再度戦争を起こし同じ失敗を繰り返し、また敗戦に導くだろう。今度こそ昭和天皇の命も家族の命もない。 天皇陛下万歳、Emperor is long life. だから敢えてクーデターが失敗するように仕向けた。天皇家が生きる途は他にない。 昭和天皇本人よりも天皇というシステムが伝承されることを強く望んだ。 案の定失敗することに成功した三島は静かに切腹した。 ★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★妄想★
787 :
吾輩は名無しである :2011/07/24(日) 06:24:31.72
俺は三島を、世界的には1968ー76を活動期とするpre-punkの 一人だったのではないか?と疑ってるんだが、さすがに googleで探しても、俺以外にそれを思いついた奴はいないようだw
>>770 小林秀雄の追悼的なものはこれですよ。彼はその後、三島由紀夫憂国忌発起人に加わってます。↓
例へば、右翼といふやうな党派性は、あの人(三島)の精神には全く関係がないのに、事件がさういふ言葉を誘ふ。
事件が事故並みに物的に見られるから、これに冠せる言葉も物的に扱はれるわけでせう。
事件を抽象的事件として感受し直知する事が易しくない事から来てゐる。いろいろと事件の講釈をするが、
実は皆知らず知らずのうちに事件を事故並みに物的に扱つてゐるといふ事があると思ふ。
事件が、わが国の歴史とか伝統とかいふ問題に深く関係してゐる事は言ふまでもないが、それにしたつて、
この事件の象徴性とは、この文学者の自分だけが責任を背負ひ込んだ個性的な歴史経験の創り出したものだ。
さうでなければ、どうして確かに他人であり、孤独でもある私を動かす力が、それに備つてゐるだらうか。
小林秀雄「感想」より
>>780 切腹という日本独特の、日本の精神文化に根ざした諌死の形式を見せることによって、
戦後のGHQ戦略化された大衆社会、人命第一主義に対するアンチテーゼを示すという意味もあるんだよ。
ある意味、戦後マスコミ大衆文化社会に対する、体を張った批判なんだよ。
三島は優れた批評家だから、究極の批判を表したものでしょう。
それがわからないあんたみたいなバカには何を言ってみたところでわからないんでしょうけどね。
低脳犬丸ちんげξ丸が涙目でくだらない釣り連投開始↓
791 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 14:02:14.70
N君の主張: ・三島は、切腹という伝統を世間さまに誇示するため、腹切り&首チョンパ して見せた ちわわの主張: ・三島は、自衛隊を国軍化したいために、腹切り&首チョンパ して見せた だ、そうですよwww
792 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 14:28:40.61
ちなみに、小林が
>>788 を書いたのは何才ぐらいだろーね?
この辺から小林はよれ始めたのかな?
>>785 >なんて、ジョークじゃないですかwww
世の中、冗談としか思えない理由で死ぬやつはたくさんいるって
すでに俺は書いたろう。 三島の市ヶ谷での演説も、最初は冗談としか
おもわなかった自衛隊員が大勢いたってね。
>>788 「三島君の事」と「感想」は題名が違うだけで、内容はほとんどおんなじだよね。
最初に「三島君の事」という題の談話として発表され、あとから「感想」という
題をつけられたんだと思ったが。
その文章の中で、小林は三島の追悼集会の発起人になってくれないかと
いう依頼を断ってるんだが、それは憂国忌の発起人の依頼じゃないかなぁ。
現在の憂国忌のHPをみると、発起人物故者の名義リストに、小林秀雄の
名前があるが、生前に憂国忌発起人になるのを許諾したのか、それなら
それはいつの話なのか、ちょっと気になるね。
>>793 小林秀雄が発起人になったのは昭和46年です。
事件直後の追悼会は参加をしなくて、次回からの、いわゆる憂国忌という名称になった会から発起人になってます。
川端康成もそうで、著名な文化人などは昭和46年以降発起人になったようです。
>>794 なるほど、事情がわかりました。どうもありがとう。
796 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 21:59:28.63
>>793 >三島の市ヶ谷での演説も、最初は冗談としか
>おもわなかった自衛隊員が大勢いたってね。
で、大半の自衛官は、あとで、
「 あ、あれは冗談ではなく、キチガイだったんだ 」 と思ったと思うよ。
797 :
吾輩は名無しである :2011/07/24(日) 22:08:00.03
松浦寿輝の『不可能』について山崎行太郎が好意的な書評を 書いてるようだけど、山崎による粗筋紹介を見れば、ごく たわいない小説としか思えないがw そこら辺のSF以下ではないかという気がするんだがw
>>797 小説って感じがしなかったよ。つまんない映画見せられた後のような読後感でした。
>>796 大半の自衛官は「まさか死ぬとは思わなかった。もっと話をちゃんと聞いてやればよかった」という感想です。
有志の自衛官たちから自決した部屋に献花されてますし、事件後、自衛官たちの意識調査をしたら、大半が
三島由紀夫の檄文に共感するという結果が出てます。
801 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/24(日) 23:25:01.41
>>800 自衛官の大半が、三島由紀夫の檄文に共感したのなら、とっくの昔にクーデターが起きてるはずなのに全然起きませんねwww
感動した! じゃ、俺も腹切る!
ってヤツも出て来ないしwww
結局、表面上は当たり障りのないことを言って、腹の中では、
・三島はキチガイだ!
と思ってるんだと思うよwww
自衛隊 ぼくんちの前 毎日マラソン
803 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/25(月) 00:50:31.77
三島みたいに、切腹は日本の文化、伝統です。 とか言って切腹する人もいないしw なんだかんだと三島を賛美する人も、 ・キチガイじゃなきゃ切腹なんてできない! って内心、思ってんだろ?www
>>803 キチガイ犬君は盆踊りで暑気払いしなさい。
(ノ・∀・)ノ あソ〜レ♪あソ〜レソレソレソレ♪
805 :
吾輩は名無しである :2011/07/25(月) 12:23:20.92
別に自衛隊に失望して切腹したわけじゃないでしょ。 全ては芸術の先にある死にたいするアリバイにすぎないと思う。
自衛隊に失望したというより、何の大義や芸術も国家理念もない戦後大衆社会に失望したのでしょう。
戦争のことは、三島や私などのように、その時期に少年ないし青年であったものたちにとっては、あるやましい 浄福の感情なしには思いおこせないものである。それは異教的な秘宴(オルギア)の記憶、聖別された犯罪の 陶酔感をともなう回想である。およそ地上においてありえないほどの自由、奇蹟的な放恣と純潔、アコスミックな 美と倫理の合致がその時代の様式であり、透明な無為と無垢の兇行との一体感が全地をおおっていた。(中略) いうまでもなくこのオルギアは、全体戦争の生み出した凄絶なアイロニイにほかならない。三島のように、 海軍工廠の寮に暮らしながら、「小さな孤独な美的趣味に熱中」することも、戦争の経過に不惑となることも、 この倒錯した恣意の時代では、決して非愛国的異端ではありえなかった。そしてまた、たとえば少年が頭を 銀色の焼夷弾に引き裂かれ、肉片となって初夏の庭先を血に染めることも、むしろ自明の美であった。全体が 巨大な人為の死に制度化され、一切の神秘はむしろ計算されたものであった。たとえば回天搭乗員たちは、 射角表の図上に数式化された自己の死を計算する仕事に熱中していた。 しかし、このような体験は、いかにそれが戦争という政治と青春との偶然の遭遇にもとづくものであったにせよ、 その絶対的な浄福の意識において、断じて罪以外のものではありえない。(中略) そこではいかなる意味でも日常性は存在しなかった。それはいわば死の恩寵(カリスマ)によって結ばれた 不滅の集団であり、したがってまたいかなる日常生活の配慮(ゾルゲ)にも無縁であった。すでに生の契機が 無意味であった以上、罪や告白ということもありえなかった。 この世代は何かを犯したわけでもなく、個々の兇行を演じたわけでもなかった。しかし、まさにそのことが 歴史にとっては究極の罪であった。(中略)彼らもまた亡びに予定された人間たちであった。 橋川文三「夭折者の禁欲――三島由紀夫について――」より
敗戦は彼らにとって不吉な啓示であった。それはかえって絶望を意味した。三島の表現でいえば「いよいよ 生きなければならぬと決心したときの絶望と幻滅」の時間が突如としてはじまる。少年たちは純粋な死の時間から 追放され、忍辱と苦痛の時間に引渡される。あの戦争を支配した「死の共同体」のそれではなく、「平和」という もう一つの見知らぬ神によって予定された「孤独と仕事」の時間が始る。そしてそれは、あの日常的で無意味な もう一つの死――いわば相対化された市民的な死がおとずれるまで、生活を支配する人間的な時間である。 それは曖昧でいかがわしい時代を意味した。平和はどこか「異常」で明晰さを欠いていた。 「敗戦は私にとつては、かうした絶望の体験に他ならなかつた。今も私の前には、八月十五日の焔のやうな 夏の光りが見える。すべての価値が崩壊したと人は言ふが、私の内にはその逆に、永遠が目ざめ、蘇り、 その権利を主張した。…」(『金閣寺』) 戦後、三島は己れの青春を「不治の健康」と名づけることによって出発した。これはもとより逆説である。 しかし、およそ生きるものが病み、やがて死んでゆくという有機的自然の過程こそ、三島たちにとってかつて 許されたことのない世界であった。死は、無機物との出会いにおいて、夭折においてしか不可能だったからである。 通常の意味における「死」がありえなかったように、日常の生もまた拒まれていた。もしなお生一般を生きるとすれば それは仮面による生、たえず変貌する日常性を仮装した、永遠の問いかけという形でしかありえない。それはあの 禁欲者たちが、自己の生の確証のためにではなく、隠された決断者の恣意の確証のために行動したのと同じように、 不断に生を拒否するために行われる組織的な自己規制という意味をもつ。 三島の文体の人工的な華麗さは、 実は生の不在の精緻なアリバイを構成しようとする禁欲的な努力をあらわしている。彼は生の此岸からではなく、 いわば反世界の側から様式を作り出そうとする。 橋川文三「夭折者の禁欲――三島由紀夫について――」より
三島の日本精神史における意味は、この点にもっとも鮮明にあらわれているといえよう。そして、もう一つ つけくわえれば、三島は日本の思想に、一種のものすごいフモールの感覚をもちこんだといえるかもしれない。 ハイネのスタイルでいえば、おどけた仮面の双の眼玉からのぞいている死神の眼のイメージである。しかし、 これは不詳の言い方であろうから、私はむしろ三島の生き方における『葉隠』の倫理を説いた方がよいかもしれない。 橋川文三「夭折者の禁欲――三島由紀夫について――」より
810 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/25(月) 15:37:39.48
>>806 > 自衛隊に失望したというより、何の大義や芸術も国家理念もない戦後大衆社会に失望したのでしょう。
じゃあ、三島はどんな国家理念があれば、
・腹切り&首チョンパ!
をしでかさなかったの?
811 :
吾輩は名無しである :2011/07/25(月) 17:45:06.96
>>810 だから、三島はもともと死を決めていて、
自衛隊や国家論は死ぬための手段にすぎなかったのさ。
日本がどんなに素晴らしい国だとしても三島は死を選んだはず。
812 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/25(月) 17:50:35.32
国家の方向、大衆社会の方向が、自分の気に入らない方向を向いているからといって、 駄々っ子みたいに、自虐的に、 ・腹切り&首チョンパ! しちゃうのは、変というか、キチガイ!と表現するのが一番適切だと思うんだけど。
813 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/25(月) 17:54:08.88
>>811 > だから、三島はもともと死を決めていて、
うん。 俺もそう思う。
・死を決めていた
というより、
・彼のお気に入り死に方を模索して、これが一番!ってなったのだと思う。
814 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/25(月) 18:01:26.19
>>811 > 日本がどんなに素晴らしい国だとしても三島は死を選んだはず。
彼の好みは、せっぱ詰まった国。
今でいうなら、北朝鮮みたいにせっぱ詰まっていて、国のため、将軍さまのために命を捧げます!的な設定が大好きなんだと思う。
815 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/25(月) 18:03:38.33
三島はそういうせっぱ詰まった悲劇的な設定が大好きで、 北朝鮮が民主化すると、とたんに詰まらない下らない国に感じるんだと思うwww
816 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/25(月) 18:18:54.86
言い方を変えると 彼のいう憂国というのは、 ・憂国という状況下で、自分がどうゆう役割を演じるか? が、重要なわけ。
>>811 市ヶ谷では死ぬことを決めていたのは当たり前。だけれど、三島の理想は決して手段じゃないよ。
大義に死ねる国家、神の観念のある社会は三島の芸術観、死生観と密接に結びついて、同じ次元のことだから、
それを「手段」と言うこと自体、あなたが何一つ、三島の文学も芸術観も解ってない証拠です。
818 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/25(月) 18:21:43.46
2チャンネラーの皆さんにも、三島の本質が、少しはおわかりいただけただろーか?
>>814 北朝鮮の将軍には、日本の天皇文化のような宗教や、文学的な文化が全くないから、それはないね。
三島の理想国家とはズレてます。
>>816 たいてい男の心理はそういうものでしょう。それがあるから、みなそれぞれの警官や自衛官になったりできるわけでしょ。
自身の満足が全くない職業や役割なんてないのは当たり前。餓鬼じゃないだから、そんなことでつべこべ言うなんてバカ丸出し(笑)
「真夏の死」素晴らしい。傑作ですね。
822 :
吾輩は名無しである :2011/07/25(月) 21:25:41.63
823 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/25(月) 22:28:25.93
>>822 それと比べるなら三島の方が1000倍いいよね。
・ベルバラのカッチョいい軍服を着て
・天皇陛下万歳を叫び
・腹切り&首チョンパ!
するだけなんだから、他者への害がない。
世界中のキチガイには、三島のキチガイ美学を真似て欲しいwww
西欧人のテロや共産革命は大量殺人して自分の命だけは惜しむから質が悪い。
二・二六における天皇と青年将校というテーマは、ほとんどドストエフスキーの天才に俟たなければ描ききれない であろうというのが、私の以前からの独断であった。それは何よりも神学の問題であり、正統と異端という 古くから魅力と恐怖にみたされた人間信仰の世界にかかわる問題だからである。端的にいえば、それは日本人の 魂の世界における「大審問官」の問題にほかならないからと私は考えている。 かつて、私はそんなことを書いたところ、何と大げさなとある人からからかわれたことがある。しかし、 「大審問官」の問題が日本人にはおこらないだろうと思っているなら、それは日本人を見くびった話である。 二・二六事件はもとより、前の戦争の意味などもごく型どおりにしか考えていないからだろうと私は思っている。 しかし、それはさしあたりの問題には関係がない。 「英霊の声」の作品評を改めてしようとは思わない。その主題と構成についてもすでによく知られているものとして 話をすすめたい。問題はこれがある巨大な怨念の書であるということである。ある至高の浄福から追放された ものたちの憤怒と怨念がそこにはすさまじいまでにみちあふれている。幽顕の境界を哀切な姿でよろめくものたちのの 叫喚が、おびやかすような低音として、生者としての私たちの耳に迫ってくる。 三島はここでは、それら悪鬼羅刹と化したものたちの魂が憑依するシャーマンの役割をしている。 昔から能楽のもつ妖気の展開様式に熟練している三島は、ここでも巧みにその形式を利用している。 橋川文三「中間者の眼」より
私は、今でも深夜「二・二六事件」(河野司篇)をひもどくとき、そのとあるページを直視するにたえないが、 この作品の鬼気にはそれに通じるものがある。彼らの方が生きており、お前たちの方がそうではないのだぞと、 そのとあるページのデスマスクは不気味な言葉で語りかけてくる。そういう迫力において、この作品は、 あれらの人々の心情をみごとに再現している。 しかし、こうした印象批評に私が関心があるのではない。三島はやはりここで、日本人にとっての天皇とは何か、 その神威の下で行われた戦争と、その中での死者とは何であったか、そして、なかんずく、神としての天皇の死の後、 現に生存し、繁栄している日本人とは何かを究極にまで問いつめようとしている。 これが一個の憤怒の作品であるということは、それが現代日本文明の批判であるということにほかならない。 橋川文三「中間者の眼」より
「……それにしても、『天皇陛下万歳』と遺書に書いておかしくない時代が、またくるでしょうかね。もう二度と 来るにしろ、来ないにしろ、僕はそう書いておかしくない時代に、一度は生きていたのだ、ということを、 何だか、おそろしい幸福感で思い出すんです。いったいあの経験は何だったんでしょうね。あの幸福感は いったい何だったんだろうか……」(『対話・日本人論』) これは、三島の読者にはすでによく知られているあの浄福感の回想である。それは戦争という「死の共同体」の下で いだかれた幸福感ばかりでなく、さらに古代そのままの部族神(=現人神)の庇護下にあるという浄福感とを 渾然と統合した感覚であった。 この不滅の幸福感は、天皇の人間宣言と、戦後の開始とによって亡びねばならなかった。しかし、それは不滅の 本性をもっていたから、決して死滅することはできなかった。三島はいわゆる「仮面」のもとにその仮死の幸福感を 包み、かえって残酷な「平和」時代を二十幾年も生きつづけて来た。 しかし、それほども永い間、いわば肉体を欠如したまま仮死状態におかれていた幸福は、ある時期、本当に 死滅するかもしれないという微妙な予感におびえ始めたのかもしれない。不死の存在は、あまりにもながく その仲間たち――かつてのあの戦士共同体――からの通信は絶たれていた。日常の中に瀰漫して眼に見えぬ媒介を 行うものたちがしだいに消失して行くのに気づいて、三島の中の隠された幸福感は、事態の緊急性にいらだち 始めたのかもしれない。三島自体についていえば、戦後を生きるために計算されつくしたはずの計画が、 思いがけない破綻に直面していることを知ったということになるのであろうか。 …解決は、ノスタルジアの果に来る狂か、死か、または政治というもう一つの芸術か、であろう。 橋川文三「中間者の眼」より
828 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/26(火) 00:55:05.52
>>820 > それがあるから、みなそれぞれの警官や自衛官になったりできるわけでしょ。
三島先生はワガママだから、警官や自衛官みたいな、その他おおぜいの役どころでは満足出来ないのです。
南方でみじめに死ぬの役どころはイヤなの。 だから、兵役逃れをしたわけ。
悲劇のヒーローでなくてはダメなんですね〜
わかりましたか?
>>828 三島はあんたと違って無名の自衛官や警官を「その他大勢」なんて見下したことありませんよ。
逆にそういう無名の若者や汚わい屋や電車の運転手などに憧れてた人ですからね。
あんたは全く三島作品読んでないから、三島の悲劇美学についても的はずれですよ。
逆に、あんた自身がそういう有名な目立つヒーローばかり目について、それに反発するひねくれた権力志向者でしょ、
石原慎太郎みたいな(笑)
犬丸みたいなブサヨの方が、「その他大勢」とか階級や学歴にこだわる人が多いんだよね。 ブサヨの大学教授みたいなのが一番階級意識が強いというパラドックスを表してます。
そして行き着く所まで行くと、中国や北朝鮮みたいに、 出自分子如何ですべてが決められると。 昨夜NHK-BSでやってたが、チュニジアの初代大統領は 自主独立、人権擁護その他、左翼志向の有能弁護士だったそうだ。 それが大統領に就いた途端、権力の亡者となり、独裁体制を敷いて 反対派を大弾圧した。共産革命はいつも同じところに行き着く。
832 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/26(火) 14:38:51.14
>>829 > 三島はあんたと違って無名の自衛官や警官を「その他大勢」なんて見下したことありませんよ。
三島先生は見下すのではなく、
・その他おおぜいの役どころはイヤ!
なの。
ここが重要。
南方でその他おおぜいとして死ぬのはイヤ!
なのです。
だから、兵役逃れを画策した。
とてもわかりやすい人ではないでしょうか。
>>832 いいえ違います。三島は一兵で皆と同じように戦場で死にたかったんだよ。だから常に英霊の目線で戦後を見ていたわけ。
何一つ三島作品や対談を読んでないあんたにはチンプンカンプンなことだろうけどね。
>>833 自分の臆病さを認められず、英霊の威を借りていたのではないか?
>>834 三島は自身の臆病さまでも分析して告白してますけどね。
三島のことを臆病だの虚弱だのと言ってる人は元は、みんな三島の回想からの知識だから、
あんたの言ってることはずいぶんとピントがズレてますね。
全く何一つ三島の文章を読んでないのがバレバレだよ。
>>834 逆に自身のことを何も分析しないで、弱さや臆病さにも目を瞑ってしまう人なら、三島のような生き方にはならず、
のほほんと戦後に安住して適当に暮らすでしょ。
>>835 皆と一緒に死にたかったのならば、英霊の目線などおこがましくて借りられないはずだ
それこそ恥知らずな行為だ
三島がどうこういうよりも、三島信者の言うことが俺にはどうも疑わしい
三島は自分が英霊になっていたかもしれないから、どうしても戦後社会をその視点で見て、なくなっていく日本に我慢がならなかったんです。
>>837 別におこがましくないでしょ。
三島だって死ぬ可能性があったんだし、その時代に翻弄されて妹も亡くしているわけだから、その目線で言う資格はあるよ。
まあ、分かっている人には釈迦に説法だが、ちょっと確認しておく。 三島が意図的に兵役逃れをしたことはない。誤診で帰郷を命じられたとき、 無意識に、本能的に、「兵役」を背に一心に駈け去ったことはあるにせよ。 また、華々しい戦死を夢みたのは当然だが、一兵卒としての兵役を忌避した わけでもない。事情は逆で、特別幹部候補生に志願できたにもかかわらず、 それをせずに、一兵卒として徴兵検査を受けたのである。
おこがましいのは、戦後生まれでノホホンと生きてきたくせに、 兵役逃れをした(嘘だが)と三島を非難する奴だよ。 大岡昇平とかなら兵役逃れを非難する資格はある。 嘘だと分かっているから、大岡もそんな非難をしたことはないが。
>>842 いいだもも、とかいうブサヨのことかな。
あ、いいだももは戦前生まれですね、間違えました。
845 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/26(火) 22:45:30.77
では、 ・何故、兵庫で兵役検査を受けたか? ・何故、そのことを仮面の告白かいたか? なんだよねw
846 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/26(火) 22:47:34.83
そうだよな。これは同意だ。戦後生まれが兵役云々しても仕方がないだろ、なあ犬丸三等兵。 むしろなぜ彼(彼女?)がそこまで兵役にこだわるか、だ。
847 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/26(火) 22:56:52.80
>>846 小林君は、「搦手から」と言っているではないか。
三島を理解するのだって彼の本音から攻めていくのが一番いいのだよ。
848 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/26(火) 23:01:22.26
兵役逃れを非難するつもりはないけれど、(俺だってやる可能性十分あり) でも、 兵役逃れをしたヤツが 『 憂国 』 とか言って切腹してみせるのはギャグでしかないでしょ! って話。
849 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/26(火) 23:02:14.89
ギャグというか悪い冗談www
犬丸って相当な頑固なバカだね。こんな思い込みが激しいバカ見たことないわ。
>>845 >>840 をちゃんと読みなさい。
それから、徴兵検査するときは本籍地で受けるのが規則だから。何回言ってもわからないバカでちゅか?(笑)
三島が働いていた軍飛行機工場は、三島が入隊召集でそこを去ったのちに、爆撃されて ほぼ全滅でみんな死亡してるんだよね。 こういうことも三島の死生観に影響したんだと思う。
853 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/26(火) 23:55:55.39
>徴兵検査するときは本籍地で受けるのが規則だから。 これはウソ。 住民票のあることろで受けるのが一般的。 昔は、東京から兵庫なんてとんでもなく遠いところなのよ。 それをなぜド田舎の兵庫で受けたか? 三島父子には徴兵逃れの気持があったからです。
>>853 どこに書いてあるの、住民票の地でやるなんて。デマカセ言っても無駄。
本籍地でやるのが規則ですから。夏目漱石の時代からずっとそういう法律です。
855 :
吾輩は名無しである :2011/07/27(水) 00:08:30.90
>>817 東大生との討論会かなんかで、
結局は芸術の先には死があるから、
自分は思想をアリバイにしようと決めた
みたいなこと言ってなかった?
>>853 じゃあなんで、本籍地の村長から徴兵命令通知が来るんだよ?東京都から来ないで。
857 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 00:13:04.77
>>856 それは、三島が故意に本籍のド田舎で徴兵検査を受けたから。
>>855 そんな意味のこと言ってないよ。その時に死ぬなんて言ってませんし。
>>857 はあ? 答えになってないよ、時系列が逆でしょ。
860 :
吾輩は名無しである :2011/07/27(水) 00:31:32.96
>>858 死ぬとは言ってないけど、
三島の哲学は理論的には死に辿り着いてしまうと学生に見破られて、
自分は思想をアリバイに選んだみたいなことを言ったような。
東大生じゃなくて他の大学とやつとかかな?
落ちます。
862 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 00:33:16.59
>>859 いいえ。 徴兵検査に合格してから、徴兵命令通知が来るのです。
>>860 テープを聞いたけど、思想をアリバイという主旨ではなくて、冗談ぽく笑いながら、共産党に直接被害を受けたわけじゃないが、敵にする、
ということ言っただけでしょ。
>>860 それから、
見破られるもなにも、三島は前々から命をかけなきゃ駄目だというのが持論ですけど。
もう寝ます。昼夜逆転生活の人は朝まで頑張ってください。
奥野健男の「三島由紀夫伝説」とかには、西洋人が三島について訪ねるとき 必ずといっていいほど、後年の国粋主義的な思想と、若年時の徴兵忌避が 矛盾してるんでは無いかと尋ねたそうだね。 やはり「仮面の告白」を読んで、そういう印象もつらしい。あと、父母や祖母の 証言ね。三島父や祖母は、三島が徴兵検査におちて、とっても喜んだそうだけど 三島自身がそんなに喜んでいたという記憶は父にはないとか。」 奥野は本籍地まででかけたことが徴兵忌避とはおもってないようだね。 奥野が疑問をつけてるのは、なぜ三島がただの兵卒として、陸軍の 特別幹部候補生や海軍の予備学生を志願しなかったというそちらの点だね。 奥野自身の結論は、三島は、欧米の研究家が指摘するような、意識的な 徴兵忌避者ではなかった。そして感冒と高熱という感覚的、生理的な問題も大きい っていってる。 最後に三島の徴兵忌避について聞かれるたびに、井上光晴の 「ガダルカナル戦詩集」を想起するという言葉でしめくくってる。
そして明日も延々と同じことの繰り返し 犬丸はもうスルーでいいよ
868 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 01:01:46.09
>奥野が疑問をつけてるのは、なぜ三島がただの兵卒として、陸軍の >特別幹部候補生や海軍の予備学生を志願しなかったというそちらの点だね。 これが何故疑問になるのか説明出来る人いる?
>>868 三島のような大学生なら、特別幹部候補生や予備学生になれば、新兵教育の
期間も短縮され、見習士官へも昇進していく、こっちの道のほうが三島にとっては
楽じゃ無いかっていうそういうこと。
学習院の海軍大将も、三島の体じゃ、兵役には耐えられないから、幹部候補生に
なるべきだったって、三島を非難したそうだね。仮面の告白にあるとか。
>>869 という具合に「三島由紀夫伝説」には書いてあったが、ご納得できたかな?
大岡も三島の死については、とくにコメントはしてなかったようだな。 三島の死に関連した大岡の文章と言えば、三島の魂が鳥になって 羽ばたいていったという、エッセイか小説のような、そういう文章だけが あるらしいが。
872 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 01:14:52.50
>新兵教育の期間も短縮され、見習士官へも昇進していく、 つまり、早く戦場へ行かされる、ってこと?
>>872 それは知らない。
奥野によれば、学生というのは誰でも一般の兵隊になるよりは
エリートの道をえらんだものだそうで、これは当時としても異常で
あったといっているね。三島が特別幹部候補生や予備学生に
ならなかったの。
>>873 事務作業やったり、ひとに会ったり、本読んだり、なんだかんだ。
876 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 01:26:04.81
>>874 奥野は非難的な態度で、↓の事象を扱っているわけだよね?
>三島が特別幹部候補生や予備学生にならなかった
>>876 非難とまでいえるかなあ。 異常であると疑問におもっているといたと
そういうことだな。
奥野は、外国研究者の三島非難にたいしては、むしろ三島を擁護しようという そういうスタンスだな。正面から擁護の方向へ、角度五度ほどついている という、そのくらいの立ち位置にみえるな。
879 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 01:31:04.43
>>877 そうですか。
しかし、奧野がなぜ、異常であると疑問におもった、のかはわからないとw
さてさて、犬丸の疑問点というのは、だいたいこんなもんかね。
882 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 01:36:50.04
>>880 つーか、あなたは、『伜・三島由紀夫』、続編『伜・三島由紀夫 没後』は持ってないの?
>>882 奥野の本には、三島の徴兵時における三島家の様子を示す資料として
『伜・三島由紀夫』からの、かなりの引用があるね。 当面の議論に
必要な部分は読んでいるよ。
884 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 01:43:11.55
じゃあ、三島パパは倅が本籍地で兵役検査を受けることになった経緯はどう書いてるの?
三島家っていうか、平岡家だな。
>>884 赤紙を受け取ったので、本籍地の兵庫に出向いたって、ただそれだけだよ。
別に徴兵逃れのために、本籍地にしたとか、そんなこと書いてないよ。
おまえさんのもってる『伜・三島由紀夫』、続編『伜・三島由紀夫 没後』には
そんなこと書いてあるのかな? それなら引用してみなよ。
さてさて、犬丸が、いずれ三島が本籍地で徴兵検査を受けたのは、徴兵のがれの ためだったということを『伜・三島由紀夫』、続編『伜・三島由紀夫 没後』から引用して 論証してくれるだろう。 頼むぜ犬丸w またな!
888 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 01:51:30.70
>>886 じゃあ、駅まで息子とひたすら走った、風の記述もないの?
>>888 その部分は「三島由紀夫伝説」に引用されてるよ。 三島父が「さっきのは間違いだ。
合格おめでとう」って、いわれるのが恐ろしくて、倅を手にとって、徴兵検査場から
駆けだしたって書いてあるね。
しかしまあ、それは三島父が事前に徴兵忌避をもくろんだ証拠とはいえないな。
本籍地云々は、徴兵検査の事前に徴兵忌避をもくろんでいたという主張だろう。
はいはい、犬丸くん、もうこんなもんでいいかな? まだいいたいことあるなら、本籍地で徴兵検査受けたというのが、徴兵逃れの ためだったというのを『伜・三島由紀夫』、続編『伜・三島由紀夫 没後』からの 引用で示してね。
891 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 01:59:44.61
当然だよ。東京で受けられる徴兵検査を、どういう理由で旅費をかけてはるばるド田舎の兵庫まで行くわけ? しかも、平岡家は被差別民だったとかの理由で、三島は兵庫を嫌ってるんたよね。 なのでそれ以外ではほとんど行っていない。
892 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 02:02:27.86
つまり、仮面の告白に書いてある、徴兵逃れの件は事実だ、ってことですよ。
なんか、三島がはねられたのは、入隊検査ではなく、徴兵検査みたいだな。 当時の徴兵制度については、こっちには、よくわからんことが多い。 犬丸も徴兵検査と入隊検査を混同してない?ひょっとして。
じゃないじゃない、徴兵検査は合格したが、入隊検査のとき、はねられたんだね。
895 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 02:07:20.87
つーか、順番としたら、 徴兵検査が先で、入隊検査が後だよね。
896 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 02:10:01.47
つーか、そういうのは結果論でどうでもいいんだけど、 問題は、 ・東京で検査が受けられるのに、なぜ、はるばる遠い兵庫まで行ったのか? なのよ。
で、徴兵検査は合格したが、入隊検査のときはねられたと。 徴兵検査は地方でやったほうが、ひよわさが目立って採られないで すむかもしれないって、父親がアドバイスしたそうだね。 まあ、はかない 望みであったわけだ。徴兵検査には合格したわけだから。 つまり 徴兵検査を、東京でうけようと、兵庫でうけようと、たいして結果は かわらなかったと。 で、入隊というのは、本籍地の連隊に入隊するのが基本だそうな。 旧軍はそういう仕組みになってる。同郷の連帯感に訴えるため だろうな。 水木しげるも本籍地の鳥取で入隊するために帰郷したと あるから、これが一般的だったんだろう。
入隊というのは、本籍地で入隊するのがあたりまえであるということが
理解できたかな犬丸は。
>>896 ここで検査とよばれているのは、徴兵検査のことか、入隊検査のことか。
徴兵検査のことならば、父親のアドバイスの影響もありえたろうが、入隊
検査については、それがあたりまえであった、というしかないだろう。
犬丸はどっちの検査のことをいってるのか? あるいは両方について
いってるのか、両方ならその主張はなりたたないね。
899 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 02:22:25.49
>>897 >徴兵検査は地方でやったほうが、ひよわさが目立って採られないで
>すむかもしれないって、父親がアドバイスしたそうだね。
これは、『伜・三島由紀夫』、続編『伜・三島由紀夫 没後』、どっちに書いてありました?
>>899 「仮面の告白」にあるってね。『伜・三島由紀夫』、続編『伜・三島由紀夫 没後』
については、確認してない。
901 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 02:29:18.72
>>897 >徴兵検査は地方でやったほうが、ひよわさが目立って採られないで
>すむかもしれないって、父親がアドバイスしたそうだね。
三島が、東京では受けず、はるばる、兵庫の田舎で徴兵検査を受けた理由は、これが一番大きいわけです。
つまり、三島には、兵役を逃れたい気持が十分にあったと、いうわけですな。
902 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 02:30:40.92
>>900 >
>>899 > 「仮面の告白」にあるってね。『伜・三島由紀夫』、続編『伜・三島由紀夫 没後』
> については、確認してない。
あなた、『伜・三島由紀夫』、続編『伜・三島由紀夫 没後』 を持ってるなら、もう1度、見て下さいよ〜
>>901 父親が三島の兵役を逃れさせたかったってのは、かなりはっきりしてるが
三島のほうの徴兵への態度は受動的な部分がおおきいね。
まあ、父親のいうことだから、兵庫に行って徴兵検査うけてみるが
たぶん無駄なんじゃないか、とか思っていた可能性だってありそうだ。
三島は、母親には軍隊へ行きたいって話をしてたそうだが、父親には
そんな話、全然しなかったみたいね。 このあたりは、三島の複雑な
家庭環境を分析する必要があるね。
>>902 俺はもってないから、そっちで確認してくれよw そっちは持ってるんだろ。
>>904 『伜・三島由紀夫』、続編『伜・三島由紀夫 没後』 両方とも
犬丸は全部読んでるんだろ? なら、三島父がそういう忠告を
息子にしたことが、両書に書いてあるか、わかるはずだよねw
906 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 02:43:38.81
>>903 その時、三島が、小学生、中学生ならしょうがないよw
20才と言えば立派な大人だぞ。
20才の大人が何で非国民のパパのいうことを聞かなければならないの?
『 憂国 』 を口にして、
・切腹&首チョンパ!
するぐらいの男なら、
20才でも、
・私は国のために戦って死にたいです!
ぐらいの事は言うべきだろwww
>>906 大人ったって、まだ学生じゃねーかw三島は。 父親に養われてる
身分なんで、父親のいうことにホイホイ逆らえる状態じゃないだろうに。
908 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 02:47:47.35
人間だもの 兵役逃れしたっていいよね? ゆきお
犬丸が『伜・三島由紀夫』、続編『伜・三島由紀夫 没後』 を両方とも
読んでるなら、
>>905 に答えるなんて簡単だろう。
頼むぜ犬丸!
犬丸は伜・三島由紀夫』、続編『伜・三島由紀夫 没後』 両方もってて 両方とも読んでるっていうんだから、三島父が徴兵検査に落ちる可能性を わずかでもあげるために、三島に兵庫で徴兵検査受けるように忠告した って話が、それらに載っているのか、是非、示していただきたいねえ。 頼むよ! ほんとにw
911 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 04:23:21.71
>>911 それのどこに住民票の地で徴兵されると書いてあるの? 抜粋してみ。
要するに父親が「本籍地で徴兵」ってのは、幹部候補生試験と比較してのものでしょ。
徴兵検査は本籍地っていうのは当たり前の規則だよ。
まあ、結果的には父親の意図とは裏腹に徴兵検査で合格したわけだから、幹部候補生に行った方が生き残る確率が 高かったんだよね。三島の同級生の幹部候補生たちは無事で、三島が入隊召集された部隊はほぼ全滅ですから。 入隊召集時の健康診断で即日帰郷になったからよかったものの、父親の、浅はかなアイデアの間抜けぶりが出てます。 ちなみに三島が、父親のこの提案を受け入れたのは、どっちにしろ死ぬ可能性が少なからずあるならば、その前に どうしても自分の本、「花ざかりの森」を出版させたかったからだよ。卒業とすぐに幹部候補生になると、 出版に要するその時間が取れなかったからね。 それと兵庫県に行けば、関西地方には三島の好きな伊東静雄などの詩人や文学者が住んでいて、出版に向けて三島は その人たちに直接会っていろいろお願いできる機会が得られたからでしょう。徴兵検査に合格したその足で 三島はすぐ伊東の家へ行ってますからね。その頃の三島が切迫して出版用紙の調達まで自身で奔走して急いでたのは、 絶対に死ぬ前に自分の本を果たしたかったからだと思う。 いろいろ調べると、そういう緊迫した死を意識した三島の、様々な思いが伝わってきます。
>>いろいろ調べると、そういう緊迫した死を意識した三島の、様々な思いが伝わってきます。 あの遺書からもそれがわかります・・・ もう本気で逃れようと決意があるのなら、理学や工学を専攻すればよかったのでは? と思いますね。 (澁澤龍彦なんかそうでしょう。) 当時の日本とドイツは、そちら系は免除、延期の可能性は高かったのだから。 (ドイツでもそうした理由で専攻を決める学生はけっこういた。) 司馬遼太郎は、戦車部隊に配属されて、理数の知識を求められる作業にうんざりし 「こういうことこそ理系の奴らがやるべきじゃないか〜!」と思ったそうですが、 まあその通りですねw
915 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 16:36:38.06
916 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 16:39:51.41
つーか、司馬遼太郎は読んでみると反天皇なんだよ。 でも、彼は商売人だから、それをあからさまには書かないのだと思う。 無難なこと、きれいごとしか書かない。
917 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/27(水) 16:43:37.24
>>914 澁澤と三島が違うのは3年歳が離れているから、ということがあるだろうな。
三島の場合終戦時に20歳を迎えており大人であったが、澁澤はまだ未成年だった。
これはかなり精神的な作用が違うと思う。澁澤の場合終戦後の時期をそこだけ時が止まったような、と形容していて、
ある種ののどかな一空間のように捉えているが大人であった三島はそうは行かなかった、ということではないだろうか。
918 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 16:48:07.78
>>914 > もう本気で逃れようと決意があるのなら、理学や工学を専攻すればよかったのでは?
> と思いますね。
本人も小説をやりたいわけだし、
パパ、じいさん、と役人だから、理系の選択肢はないんだよ。
犬丸も、伜・三島由紀夫』、続編『伜・三島由紀夫 没後』読んでるなら、さっさと 報告してくれないかなあ。 親父が息子に、地方で徴兵検査うけろってアドバイス したのかどうか。 にしても、三島父も息子をそんなに戦争にいかせたくなけりゃ、生き残れる確率が 高い幹部候補生の道を選べと忠告してもよさそうなもんだが、そういう頭は 働かなかったようだね。
920 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 17:15:45.80
>>919 持ってないから聞いてるんだろ? うざい男だね。
>>920 おまえは両方とも持っていて、なおかつ読んでる、どうなんだよw?
またまた遁走か? 犬丸は。 ちょっと叩くとすぐに逃げ出す。 本当に犬っころのようだw
923 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 17:30:21.98
>>921 俺はどこかでチロっと立ち読みした記憶があるだけだよ。 つくづくウザイ男だね〜
>>923 なに、ちらっと立ち読みしただけ? それでおまえ、伜・三島由紀夫』
続編『伜・三島由紀夫 没後』、読んだことあるのか、持ってるのかとか
人にいってるわけ? たとえば
>>882 で。
ずーずーしいやっちゃなw 結局、犬丸にはまともに文章よめるだけの頭が
ないって、要するにそういうことか。
Nがこんなに攻撃的なのって珍しいな
926 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 17:39:35.76
>>924 俺は持っていないから、お前は持ってないのか?
と、聞いてるんだろ。
つくづく読解力のないバカだな。
バカがいくら本を読んでも本質には到達出来ない、って小林が言ってなかったっけ?
>>925 いや、俺は攻撃なときは攻撃的よ。
>>926 えー、持ってないなんて、どこでいったのさ。聞いてないねーw
928 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 17:43:16.13
Nは、バカだけど、本を沢山持ってて、沢山読んでるんだろ? だから、『 伜・三島由紀夫』 、続編『伜・三島由紀夫 没後』、に何て書いてあるか? を教えてくれればいいんだよ。 バカの仕事はそこまででいい。 その先の思考する作業は俺がやるから。
Nは大人の対応だな。自分で考える力もある。 それに対して、バカ犬ときたら。。。 バカがいくら本を読んでも本質には到達出来ない つ鏡>バカ犬w
931 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 17:45:55.89
俺はこれから盆踊りに行くから、じゃあね〜
あ、また逃げたw
933 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 17:48:26.97
>>930 俺は持ってないから、『 伜・三島由紀夫』 、続編『伜・三島由紀夫 没後』、には何て書いてあるのだ?
と聞いてるんだろ?
持ってれば聞きはしないよ。
つくづくバカだね〜
>>933 どこで書いたのさ。 レス番を指摘しろよ。
いいから盆踊り楽しんでおいでよ Nなんかほっといて 犬丸は面白いから好きだよ
犬丸も、
>>916 で司馬遼太郎が反天皇とか書いてるが、いったい何を読んで
そう思ったんだろうなあ。 不思議不思議。 ちょっと犬丸が読んだ司馬の
作品名知りたいなあ。
>>935 面白いかね犬丸。 全然芸がないやん。 せいぜいお手とおすわりが
できるレベルだろうw
ザリガニはどういう意見なんだ
939 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/27(水) 17:55:53.12
犬丸は女だろw
しかし、バカ犬が当の2冊をちらっと立ち読みしただけとは 恐れ入ったな。要するに、 ・三島の作品をまともに読んだことがない。 ・三島関連情報は、立ち読みorウィキがすべて。 呆れ果てて、開いた口がふさがらんわいw
>>937 、連投規制回避のため、p2から書き込んだら、コテがはずれちゃった。
本を持ってるかどうかとかどうでもいい 結局三島は意図的に兵役を逃れたのか違う事情があったのかはっきりしろ
ん?バカ犬が名無しで登場した? 意図的な兵役逃れはなかった。 ま、父親の「入知恵」で徴兵検査を加古川で受けたのは事実。 これを兵役逃れと呼びたければ呼べばいいさ。 例えば大江ですら、そんなことは言わんだろうが。
>>931 そのまま宇宙へ飛んでゆけ〜 (ノ・∀・)ノ あソ〜レ♪あソ〜レソレソレソレ♪
信者は検査で合格しなかったって言うだろう。 でも犬丸みたいな意見の奴もいていいはずだ。
「信者」というのが本当にいるのかどうかはともかく、 信者だろうがなかろうが、「検査で合格しなかった」とは言わんと思うぞ。 どうも誤解しているようだが、三島は徴兵検査には合格しているんだよ。 その後、召集令状(赤紙)が来て、加古川の連隊に赴いた。そして、そこ での入営検査のとき、肺浸潤と誤診され、即日帰郷を命じられた。 三島と父親は一目散に駈け去った。しつこいようだが、これも兵役逃れと 呼びたければ呼ぶがいい。
>>947 そうなのか?兵役に付く直前に誤診というのが何とも怪しいな
日本の戦況ではちょっとぐらい体が弱くても無理に戦地に送り出す傾向が強かったらしいじゃないか
体が弱かったり、年少のものまで駆り出して戦争してたんだろ?
>>948 結核の疑いがある人間が一人でも混じっていたら、部隊全員がダメになってしまうでしょう。
伝染病は戦況に関わることですよ。
>>949 フ〜ン。まあもっともらしい理由をつけたもんだな。
俺は犬丸程しつこくもないし、それならそれでいい。
だがこのスレにはファンもアンチも共存しあってスレ進行していくべきだ。
三島を批判したら即排除されるというのは健康的でない。
>>950 排除じゃないよ。どっかの偏向サイトを鵜呑みにして勘違いしてる人に、説明しただけ。
>>948 あと、病弱でも誰でも駆り出されたわけでもないと思うよ。
安部公房や遠藤周作も兵役についてないそうだから。
953 :
吾輩は名無しである :2011/07/27(水) 20:56:16.52
三島や安部、遠藤らの実家のような裕福な家庭は賄賂とか 間違いなく、使ってるよ。それで兵役逃れだ。 しかも親父は高級官僚で、三島は長男だから、戦争の前線に 送られる確率はほとんどゼロに近いのではないか?
明治・大正とかのまだ牧歌的な時代にはそんなことも できたろうが、昭和になり、太平洋戦争とか戦況が逼迫 してくると、そんな賄賂なんかまず有り得ない。皆無とは 言わない。極く稀にそれが功を奏したことはあったかもだが。 壮丁名簿というのがあって、各自治体が自分の所に本籍地 をもつ成年男子の状況(徴兵検査結果、入営中か予備役か、 等々)を詳細に把握し、軍の徴募にすぐ対応できるよう、厳重に 保管されていた。何重にも関門があり、ちょろっと賄賂を贈って よろしくというわけにはいかないのだよ。 嫡男の兵役免除は明治時代にはあって、兵役逃れのための 養子縁組が横行し、ブローカーまで登場する始末。昭和に 入ると、事実上免除されなくなったはず。まして、戦争末期をや。
955 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/27(水) 23:17:52.70
そうそう、当時はまあとんでもない状態だったようだからなあ。その時代を大人の状態で体験した人間はあんなものはいやな時代であったと大概は言っている。 犬丸ちゃんのような子はそのアタリが出来ないほど若い(幼い)から訳もわからず叩きまくる。
956 :
吾輩は名無しである :2011/07/27(水) 23:20:22.98
>>954 賄賂の話は俺の親戚界隈では一杯聞く話だがな。
君が信じたくなければそれで良いがw
うちの周りで戦争中の事を話してくれる人が団塊の世代より上は見つからない。 でもなんか賄賂したっぽい。
958 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 23:49:03.67
>>956 > 賄賂の話は俺の親戚界隈では一杯聞く話だがな。
そう。 死ぬか生きるかの別れ目。 誰だって死にたくない。
三島由紀夫だって死にたくない。
だから、パパの入れ知恵で、
住民票のある東京で受けるより、本籍のあるド田舎で受けた方が徴兵検査が通らないかも知れない。
と言われれば、とんでもなく遠い、兵庫の田舎まで行くわけです。
それは人として当然のこと。
でも、そんな男には、
『 憂国 』 だの、『 国のために命を捧げます 』 だの、
言う、権利はないと思うんだよね。
959 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/27(水) 23:51:39.88
言ったとすれば、それは単なる、妄言、もしくは、悪い冗談、もしくは、気が狂った、とwww
いいなー私も盆踊りとか行きたい
961 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/28(木) 00:06:53.70
なので、三島の ・腹切り&首チョンパ! は、『 憂国 』 だの、『 国のために命を捧げます 』 の価値観ではなく、 まったく別の価値観で行われた、と思うんだよね。
962 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/28(木) 00:46:36.62
963 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/28(木) 00:55:59.02
結局、「父親の入れ知恵」なるものが、伜・三島由紀夫』、続編『伜・三島由紀夫 没後』 にあるのかどうか、犬丸には、わかんないわけだ。 犬丸つかえねー。 今のところ、誰も「父親の入れ知恵」なるものが、『伜・三島由紀夫』、続編 『伜・三島由紀夫 没後』に記されているという主張をしていないから、とりあえず 「父の入れ知恵」なるものは、「仮面の告白」に記されている記述だけが ソースであるという前提で話をすすめよう。 徴兵逃れのための小細工ってのは、どうみても外聞がいいもんじゃないし だから父親もそんなこと書かなかったわけだ。父親が書いていない、外聞を憚る ようなことを、わざわざ「仮面の告白」で書いたというのは、偽悪的、露悪的な ものを感じるね。まあ戦時中は、「お国のために死んでこい」ってのが建前であり 仮面であって、徴兵はいやだ、死ぬのは怖いってのが素顔の本音だろうって 普通はみんな考える。むしろ戦争中であろうと、なかろうと、それが建前と本音 仮面と素顔の正常な関係だろうと。
三島はこの「仮面の告白」という小説、戦後に発表したわけだが、ここで彼は 常識的な仮面と素顔の関係を逆転しようとこころみたように思えるね。 三島は、戦時中、母親には「特攻して死にたい」というようなことをいっていた そうだが、「仮面の告白」においては、そういう要素は、場面の一貫性を乱すゆえ すべて排除されるわけだ。その結果、小説において、一般的には素顔とみなされる ものが、仮面として提示され、通常では仮面とみなされるものが、隠された素顔と なる、こういう逆転を三島は「仮面の告白」でもくろんでいたのでは無いかと。 まあ、村松剛も確かこれと似たようなこと書いてた気がするな。
>>953 三島の父親は農林水産省の一介の事務役人だっただけで、あなたが妄想しているような高級官僚じゃありません。
しかも三島が16歳のときすでに公務員を辞めてますから。
それから三島の家はあなたが妄想しているほど大金持ちじゃないし、資産家でもありません。
三島が大蔵省に就職した頃も、将来の一家の生計は三島の肩にかかってました。
ブサヨはなんでもかんでも、公務員を敵対視してまるで全部が裕福三昧のように妄想してますが、省庁職員といっても
人それぞれ事情は違いますから、なんでもかんでもそういう単純なブサヨの階級目線で見るのはやめたら?
逆差別ですよ、あんたは自分でそれに気づいてないようだけどね。
ブサヨ共産党っていうのは、なんでもかんでも官僚は汚い金持ちだ、賄賂だなんだの言うけど、 いざ自分たちが権力握ってその立場になると、賄賂、粛正、虐殺等々、当たり前の独裁政治になるんだよね。 結局は自分たちが、そういう権力者になりたいだけの話でしょ(笑)
中村:たとえば左翼の人たちが自分は反権力だと思っているでしょう。かりにああいう人たちが考えている革命が 成功すれば、それこそすぐ権力者になるでしょう。 三島:彼らはガリガリの権力亡者です。権力意識というものが彼らを押しているいちばん根本的な潜在意識だと思う。 それは日本の近代的文化人知識人の共通点です。ですからぼくは反教養主義のものすごいものしか認めない。 たとえば野坂昭如とか……。 三島由紀夫 中村光夫との対談「対談・人間と文学」より
層化が近づいて来るのには理由がある。 必ず、魂胆があります。 「スイス政府民間防衛」より。敵国が侵略してくる際の戦争なき戦争 無血戦争ですね。 第一段階「工作員を送り込み、政府上層部の掌握。洗脳」 第二段階「宣伝。メディアの掌握。大衆の扇動。無意識の誘導」 第三段階「教育の掌握。国家意識の破壊。」 第四段階「抵抗意志の破壊。平和や人類愛をプロパガンダとして利用」 第五段階「教育や宣伝メディアなどを利用し自分で考える力を奪う。」 最終段階「国民が無抵抗で腑抜けになった時、大量植民。」 ←(外国人参政権・子ども手当て) 今ココ!! 第一段階 自民党を取り込み、洗脳乗っ取り 第二段階 テレビ局に工作員を送り込み乗っ取り 第三段階 君が代日ノ丸排除 第四段階 24時間テレビ、27時間テレビ 第五段階 層化お笑い芸人だらけにして低俗な番組を垂れ流す 日本の今は、まさに危機的状況。
>>966-967 如何にも指揮官気取りのネトウヨニートらしいスレですねw
頑張って脳内ブサヨを殲滅して下さいw
>>970 如何にもバカ丸出しのブサヨニートらしい「スレ」ですねw
と、煽りは俺がやったから、「マゾちゃん」はもうこれ以上
無駄な噛み付きはしないように。
本当は全然違う話題を振りたいんだが、スレも終わり近いので、
これは次スレに回す。以下では、今の流れに沿って、
これも「マゾちゃん」のものと思われる、
>>912-913 のレスに
ついて吟味してみたい。取り敢えずここまで。本論は次レス
以降とする。これから書き始めるので、ちょっと時間かかるかもw
名無しは通称「チワワ」ひとりじゃないんだ。 ふたりいるのか。
973 :
971 :2011/07/28(木) 23:20:25.75
>>912-913 は、父親の「入知恵」というのは、一兵卒としての徴兵検査と
特別幹部候補生志願とをバーターにかけたというもので、実にユニークな
見解だ。なるほど、これなら何故幹部候補生を志願しなかったかという、
奥野健男の疑問も氷解する。俺は三島自身はともかくとして、父親が
一兵卒志願に何故猛反対しなかったのかと、永年疑問に思ってきたが、
この答にもなっている。これが正解なら、「マゾちゃん」は奥野より上だな。
ま、奥野には抜けたところがあるから、そんな程度かもしれんw
ただし、俄には納得できないんだなあ。父親はそんなに間抜けかしらん?
と、長くなるので、一旦ここまでで切る。つづきも時間かかりそう。。。
そいつは藁貸しの自演名無しだよ
975 :
971 :2011/07/28(木) 23:45:38.55
父親は俗物ではあったが、そんなに間抜けではなかったろう。 息子の、内心期するものを察して、父親も強いて引き止めず、 徴兵検査には同意したが、それでもやはり心配だから、せめて 不合格になり易いよう「入知恵」をした、というのが真相ではあるまいか。 法律には不案内なので確言はできないが、徴兵検査は原則は 本籍地で受けるのだが、それは役所側の都合で(検査結果は本籍地で 保管される)、受ける側にとっては不便だから(特に現住所と本籍地が 離れている場合)、現住所でも受けることができ、戦争末期には後者が 一般的であったのかもしれない。父親は敢えて原則を貫き、本籍地で 受けるよう息子を説得した。そう俺は推測する。 あとまだ言いたいことがあったはずだが、取り敢えずここまで。 思い出したらまた書く。
976 :
971 :2011/07/28(木) 23:53:04.34
うは、sage忘れてしまった。ま、どうでもいいか。 俺は藁貸しじゃないぞ。藁貸しはマルクス主義者で 反天皇。「マゾちゃん」が何故藁貸しと馴れ合っているのか 時々首を捻ったりする。藁貸しは狡くて、「マゾちゃん」の前では 猫を被っているからなあ。うむ、これはヤキモチかもしれんw
なんかマグナの自演に見えて来た
978 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/29(金) 01:14:52.89
マグナさんきもすぎでしょ チワワをコテで煽って名無しで褒めて なにやってんすか
980 :
971 :2011/07/29(金) 02:02:40.59
どうもまともな反応がないな。皆寝たか。ちと淋しい。。。
マグナなんぞと一緒にしないでくれ。と書いても、
マグナ自演疑惑を否定する証拠にはならんわけだが、
「マゾちゃん」は分かっているだろうから、それで十分。
ま、マグナの最近のレスは意外にまともで、びっくりしているがw
俺は「マゾちゃん」を別に褒めてはいないつもりだがな。むしろ、
>>912-913 の見解(の一部)を疑問視しているわけだし。
あ、肝心なことを思い出した。
Nが俺の推測をどう思うか、それをききたかった。
コテのうちではNが一番まともで、話が通じそうだから。
>>980 >>912-
>>913 のポイントは、「花ざかりの森」を出版させるための
時間がほしかった、兵庫の文学者、たとえば伊藤静雄に会いたかった
三島が幹部候補生の道を選ばず、一兵卒になる道を選んだのは
そういう理由だっていうんでしょ。
そのポイントに特に反論がなされていない以上、>>912-
>>913 に
対する疑問が提出されているというようには、俺にはよめなかった。
俺も、反論するに足る証拠はもってないから、>>912-
>>913 については
ひとつの解釈として受け入れる。
まあ、俺としては、三島が幹部候補生の道をえらばず、一兵卒の道を
選んだのは、三島の性格の問題、三島特有の倫理観ゆえとおもわれるが。
「仮面の告白」における汚穢屋へのあこがれであり、報道写真家は戦場の
写真をとるより、弾運びの手伝いをすべきだという、そういうような三島の
倫理観ね。
982 :
971 :2011/07/29(金) 02:45:43.55
>>981 ポイントは2つあると思うんだな。1つは
>>981 の通りで、
それに異論はない。問題はもう1つのポイントの方で、
父親が徴兵検査と幹部候補生志願を秤に掛けて、
徴兵検査の方を採り、間抜けな結果となってしまったとの件り。
父親は本当にそんなに間抜けだったのか? そうではなく、
息子の意思を尊重して、その代わりせめて云々、というのが
真相だったのではと書いたつもり。
うまく伝わらなかったようだが、そもそもこちらの方には、Nは
あまり興味がないのかな。つまり、父親の「入知恵」があった
のか否か、また、あったとして、三島が何故それを作品に書いたか、
それには興味があるが、「入知恵」の事情についてはどうでもいいと。
983 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/29(金) 06:31:37.22
>「仮面の告白」における汚穢屋へのあこがれであり、報道写真家は戦場の >写真をとるより、弾運びの手伝いをすべきだという、そういうような三島の >倫理観ね。 三島の汚穢屋へのあこがれは倫理観であこがれるのではないのだよw 君は本を沢山読んでいるらしいけど、実は、何も読んでないのと一緒なんだよねw
>>982 >父親は本当にそんなに間抜けだったのか?
父親がなんで幹部候補生の道をすすめなかったか?
それは三島の意思を尊重したせいかもしれないな。
そのあたりは、資料的な裏付け無しに論じても、それほどの
意味は無いかなー、とおもったのさ。
『伜・三島由紀夫』、続編『伜・三島由紀夫 没後』 から
それを裏付ける話をもってこれれば、ずいぶん違うだろうけど。
>>983 犬丸のボケにんなこといわれても、ちっとも堪えないな。
汚穢屋へのあこがれは性格の問題であるといえば、否定は
できないのか。そんなら、俺の話はとおるんだよw
汚穢屋へのあこがれは倫理観ではなく、三島の審美観と
いいたいんかね。三島にとって、倫理観と審美観の距離って
ほとんどないよねw 何がいいたいのかもっと具体的にな。
985 :
犬丸 ◆MRCYWQz4rc :2011/07/29(金) 09:52:14.97
>>984 だから、読めてない、のだと思うよ。
たぶん、君は俺の100倍、もしくは、1000倍の本を読んでるみたいな感じがするけど、
シンプルな、『 仮面の告白 』 すら読めてないんだよね。
にもかかわらず色々読んでいるから色々なところから引用をしてもっともらしい事を言えるわけ。
これが一番迷惑。
・数学ならバカでも間違えることはない、でも、文芸評論だと、バカだとウソを付くことになる
って、小林秀雄が言ってるだろ。
君は、まさにこの状態なんだよ。
>>973 >>975 >>982 そうですね。父親は案外と三島の意志を尊重して危険な一兵徴兵を容認したという可能性もあるかもしれませんね。
当初は三島が文学をするのを軟弱視していたり、ドイツ大好きな硬派だったようなので、息子が一兵徴兵されたいと
言ったら、それを尊重したかもしれませんね。
でも片方では親心があったから(たぶん母親の強い要望)で本籍地を選ばせたのかもね。
冷静な三島にしたら、どっちにしろ大差はないと思っていたから、母親の希望地を受け入れてあげたのでしょう。
伊東静雄などの関西在住の歌人にも会いに行けるので、(徴兵検査したその足ですぐに会いに行ってます)
兵庫にしたのだと思います。
>>984 三島が幹部候補生の道を選ばなかったのは、審美、倫理観も当然あったでしょう。
いきなり安全な立場で幹部になるより、汚わい屋的な兵士になる方が三島の美意識にかなっていますからね。
ただ当時は身体的に、精神の願望が伴わなかったので、いろいろな劣等感があったのでしょう。
それから三島は、学習院にいた海軍大将のことを嫌いだったようで、そういうことも幹部候補へ進みたくなかった
一因だと思います。
988 :
971 :2011/07/30(土) 03:20:14.86
さてさて、そろそろスレの締めくくりに入るとするかな。 丑三つ時にコソコソ一人でやるのもまた乙なものじゃて。 なお、以下の議論のネタは「仮面の告白」と「倅・三島由紀夫」で、 続編の方は手に取ったこともないことを断っておく。 連投規制や文字数規制に引っかからないようボチボチやるので、 少々手間取るが、その間レスは差し控えてほしい。(つづく)
989 :
971 :2011/07/30(土) 03:23:20.40
(つづき) 俺は父親の「入知恵」については、人情として当然と思うから、 あまり興味はなく、何故幹部候補生に志願しなかったのかに 関心がある。この点では奥野と同じだが、違うのは、前に書いた ように、三島本人より父親の意思の方に重点を置いていること。 で、これまでだらだらと書いてきたわけだが、結局のところ、その 理由が明記されたものはなく、推測するしかない。(つづく)
990 :
971 :2011/07/30(土) 03:26:12.70
(つづき) 「仮面の告白」では自分の決意を校長に伝えるのみで、その心理的 経緯は省かれ、父親のことは一切書かれていない。「倅・〜」至っては、 幹部候補生のかの字も現れず、徴兵検査のことも書かれず(したがって 当然「入知恵」の話もない)、いきなり、赤紙→家族の悲嘆→入営検査 →誤診→父子遁走という、有名な話になっている。 面白いのは、「仮面の告白」では、このときに父親は一切登場せず、 あたかも三島一人だったかのように書かれていること。 以下にその部分を引用する。勝手に新仮名遣いに変えたがすまん。(つづく)
991 :
971 :2011/07/30(土) 03:30:54.96
(つづき) (前略)令状が来てみるとさすがに私も気が進まなかったが、一方景気のよい死に方の期待が あるので、あれもよしこれもよしという気持になった。ところが工場で引きかけていた風邪が 行きの汽車の中で募って来、(中略)昵懇な知人の家に到着すると、はげしい熱で立っている ことも叶わなかった。しかしそこの家の手厚い看護と、なかんずく多量に嚥んだ解熱剤が利目を あらわしたので、私は一応威勢よく人に送られて営門をくぐった。(つづく)
992 :
971 :2011/07/30(土) 03:39:41.52
(つづき) 薬で抑えられていた熱がまた頭をもたげた。入隊検査で獣のように丸裸かにされてうろうろして いるうちに、私は何度もくしゃみをした。青二才の軍医が私の気管支のゼイゼイいう音をラッセルと まちがえ、あまつさえこの誤診が私の出たらめの病状報告で確認されたので、血沈がはからされた。 風邪の高熱が高い血沈を示した。私は肺浸潤の名で即日帰郷を命ぜられた。 営門をあとにすると私は駈け出した。荒涼とした冬の坂が村のほうへ降りていた。あの飛行機工場で のように、ともかくも「死」ではないもの、何にまれ「死」ではないもののほうへと、私の足が駈けた。 「仮面の告白」より (つづく)
993 :
971 :2011/07/30(土) 03:42:12.54
(つづき) 「倅・〜」では、ここは二人手に手を取って必死こいて駈け去った様子が、 ユーモラスな調子で語られているのだが、どちらも事実だろうと思う。 とにかく、こんな一般的には外聞の悪い逸話をざっくばらんに語った父親が、 徴兵検査や幹部候補生について一言も語らなかったのは何故だろうと、俺は 今でも不思議に思っている。 で、書きたいことはまだまだ山ほどあるが、きりがないのでここまで。 最後に、バカ犬へ。あんた、「仮面の告白」をきちんと読んでないことがバレバレ なんだが、気づいてるか? Nも読んでないような気がするんだが、そうだとしても こちらはまだいい。他の資料からきちんと考証できる頭がありそうだから。 しかし、バカ犬はなあw と、こう煽っておけば、残りはバカ犬が顔真っ赤にした連投で埋めてくれるだろう。 971としては以上。以後は特に必要がない限り、名無しに戻る。
徴兵検査に合格したことを、父親が回想録でちゃんと書かないから変な誤解される元になったんだよ。 あと偽悪的なユーモア混ぜたりするから、それを抜粋、偏向される隙をブサヨに与えてしまったのでしょう。
>>985 おめーは、ろくすっぽ本を読んでないけれど、それでも自分には
ひとなみの読解力があると思ってるの?w それ、大いなる勘違いだから。
いままでのやりとりからして、おまえの能力値は、だいたい見切ってる。
教養も無く、頭の回転も人並み以下の鈍さのくせに、自信とうぬぼれだけは
人一倍強いという、まあ2chによくいるタイプだよねw
俺が読めてないって言うなら、犬丸が「仮面の告白」から、必要な部分を
提示して、しかるのち解釈をほどこし、俺の解釈が間違いであるという
説得力のある説明をすればいいのさ。
まあ、犬丸の能力からして、そんなことはやれっこないって、予想は
ついているけどさ。
>>986-987 と犬丸の
>>985 をくらべると、まったく犬丸のお粗末さが
誰の目にもわかってしまうな。 まあ、比べること自体が間違いかもしらんが。
>>993 >とにかく、こんな一般的には外聞の悪い逸話をざっくばらんに語った父親が、
>徴兵検査や幹部候補生について一言も語らなかったのは何故だろうと、俺は
>今でも不思議に思っている。
徴兵に落ちて喜んだ、くらいなら、恥ずかしい本音を公にした、くらいの
話ですむが、「入れ知恵」のほうとなると、これは役人として(三島父は役人
だった。)、このような発言は明らかによりマズイ、という意識があるだろう。
非公式な徴兵回避、それを示唆することだけでも、公的な不正行為の疑いが
濃いっていうことは、三島父だって理解してるだろう。
あるいは、「父親の入れ知恵」というのは、三島が「仮面の告白」において
創作したものである可能性も絶無ではないな。しかし、文章にあらわれた
三島父の性格からすると、「入れ知恵」したというのも、ありそうに思えるんだよね。
>>986 >ドイツ大好きな硬派
硬派だったのか三島父は。
>>987 >ただ当時は身体的に、精神の願望が伴わなかったので、いろいろな
>劣等感があったのでしょう。
戦争中はむしろ文弱の徒そのものの生き方をしてたよね三島は。
で、それに劣等感も持っていたと。
>学習院にいた海軍大将のことを嫌い
仮面の告白でも、あまり好意的な描写はされてなかったような。
>>998 三島が同人誌の友人に宛てた手紙に、父親のドイツ好き、ヒットラー好きなことが書いてありました。
「父はナチス、ナチス」ばっかり言ってます、みたいな内容でした。三島の文芸活動も反対で原稿を破いて捨てたり
していたようですね。
あと、三島が海軍大将を嫌っていたことは、同級生(仮面の告白の園子の兄)の回想録に書いてありました。
1000なら犬丸君、盆踊り中にウンコを漏らす。
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