1 :
吾輩は名無しである :
04/09/04 23:22 日本三大随筆(徒然草、枕草子、方丈記)から週刊誌に乗るタレントのエッセーまで、 小説でも詩でもない最も自由な散文の形式、エッセーについて語りましょう。 まず自分の覚えている中で最も面白かったものをあげていきませんか。
2 :
Mika ◆FE5qBZxQnw :04/09/04 23:27
2 Get!!!!
3 :
吾輩は名無しである :04/09/04 23:57
大竹伸朗の「既にそこにあるもの」 穂村弘の「世界音痴」 基本的にエッセイなんか軽視してるが、このふたつは何度読んでも飽きない。 便所持込率が4割強のマスターピース認定。
4 :
吾輩は名無しである :04/09/05 00:17
俺はむしろ小説を軽視してるのだが。わざわざ「お話」を書く意味がわからないんだよね。 書きたいことのほとんどは詩とエッセーみたいなスタイルで書けると思う。 小説をありがたがるのって、権威主義じゃないかな。少なくとも日本では小説や作家は問答無用で偉いもの、 というヘンな思い込みがあるように思う。
5 :
吾輩は名無しである :04/09/05 01:17
内田百閨Bクスッと笑える。あと吉田健一も 穂村弘も結構好きなんだが、この人ってどれくらい有名なの?
6 :
吾輩は名無しである :04/09/05 07:05
吉行淳之介。いまは手に入りにくいね。古き良き東京。小説は嫌いなんだが.
>>4 好みの違いかも知れんが、
芸術というのは
「日常生活が実は極度に非日常的であること」を自覚すること、
だという考えに立てば、
日常をそのまま描くよりも作り上げた虚構を描くほうが
(うまく行けば)より大きな芸術的効果を挙げられるわけだがね。
おれは「エッセイ」と言い得るものの中で、
どんな小説にも匹敵する価値を持つ、と思うのはパスカルのパンセだけだな。
あと、
>>4 みたいに
自分の好みに合わないものは全部「権威主義」にしてしまう、
(しかも大抵そこで、何故か「日本」への悪口が入る)
というのは良くないな。
権威主義について説明するのが難しいんだけど、 ただ著者が自分の妄想を綴った散文が、「小説」として流通すると途端に 過度にありがたがられるようになるんじゃないかということ。 ただの文章にメディアが権威を肉付けしてるような感じがする。 それに加えて文学賞の問題がある。芥川賞なんかは間違いなく「権威」でしょう。 ただのお話にこんな権威が急に与えられるというのは奇妙だと思うんだ。 僕がし不思議なのは小説というジャンルがこれほどしぶとく生き残っていること。 映画や漫画がこれほど発達した時代に、小説にはどんな存在意義があるんだろう? 文章自体は僕も大好きなんだよ。今日も起きて日経の川上弘美の連載読んだところ。 面白かったよ。でも物語を作らなければならない理由ってなんだろう。 せいぜい、小説は金になるし、一作発表しただけで「作家」の肩書きを得て 各種メディアで活躍できるようになることくらいしか考えられない。 ちなみに、ここでも作家という肩書きに権威があるからこそ いろんな仕事が舞い込んでくるようになっていると思う。 日本と書いたのは単に外国の事情を知らないから。「少なくとも」って前置きしたでしょ。 パスカルの「パンセ」は今度読んでみるよ。さんきゅー。
10 :
吾輩は名無しである :04/09/05 12:24
「パンセ」もいいけど 原点はやはりモンティーニュの「エセー(随想録)」だろ
「モンテーニュ」の方が正表記だったか
空気の決定
山本七平は「『空気』の研究」のなかで、「わたくしは二十年ぐらい前に、千谷利三教授の実験用原子炉導入の必要を説いた論文を校正したことがある。
先日その控がでてきたので、何気なくよんでいて驚いたことは、「実験用原子炉は原爆とは関係ない」ことを、同教授は、まことに一心不乱、なにやら痛ましい気もするほどの全力投球で、実に必死になって強調している。
今ではその必死さが異常にみえるが、これは、「原子」と名がついたものは何でも拒否する強烈な「空気」であったことを、逆に証明しているであろう。
この論文をもって、当時の反対者の意見を聞きにいったら、その返事はおそらく「当時の空気から言って、ああ主張せざるを得なかった」であろう。
こうなると、たとえ「空気の決定」が排除される場合でさえ、一人の学者がそれに使う無駄なエネルギーは、実に膨大なものであろうと思う。」と書いている。
われわれの求める正しい道「あるべき姿」は、未来構文の内容である。
そして、日本語には時制がないから、未来構文はない。
かくして、日本語は、実況放送・現状報告のための言葉となっている。
「空気」は気分・雰囲気で、現実構文 (現在構文) の内容である。
だから、日本人は受け入れざるをえないのである。
このことが、わが国民を知的低水準に押しとどめている。
わが国は、戦前も戦後もきわめて危険な状態にあることに変わりない。
わが国の有識者・知識人は、英語による考え方にも理解を示す必要がある。
611文字
You can read more at
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
随筆とエッセーは別物。 エッセーは高度に学術的な論文も含む。 加藤周一の「日本文学史序説」でも、別ジャンルとして扱っている。
14 :
吾輩は名無しである :04/09/05 16:15
モンテーニュのエセー、最近本屋で抄訳を見かけたから少し読んだんだけど、 死ぬほどつまんなかったよ。古臭くて、今の時代には どーでもいいことばっかり書いてある。抄訳でこれなら全訳はさぞ 退屈なんだろう。
>>13 それは外国語(essai とか essay とか)に直したときの
話でしょう(「試論」などと訳されるような)。カタカナ語としての「エッセー」は普通はまあ、随筆の意で使われることが
ほとんどだよね。
16 :
吾輩は名無しである :04/09/05 16:20
おいおいエッセイストとコラムニストはどっちが偉いんだよ えのきどいちろうは天才コラムニストだと聞いたがどのへんが 天才なんだ?
コラムってエッセーよりもっとチャチな感じがするよな コラムつうのは雑誌などのコラム記事のことだろうから 発表媒体に依存した言い方。 コラムニストは雑文だけ書き散らして糊口を凌いできた みたいな貧乏臭さがある。
スッゲー自演・・・
モンティーニュやパスカルなんていう古典は かなり若いうちに読むか、ある程度年を取ってから読むか、 という気がするよ。 内田百閧站g田健一もちょっとレトロ嗜好という感じもある。 澁澤や種村の博覧強記のエッセイは文章もうまいし知識も得られる。
パスカル・キニャールの「音楽への憎しみ」とか「さまよえる影」なんかも含めちゃっていいんですかね?
22 :
吾輩は名無しである :04/09/06 00:37
今まで出てきた大竹伸朗、穂村弘、内田百、吉村健一、澁澤(名前はなんだろ?) といった人達って、単行本とか文庫の形で発表されてるの?それとも雑誌の連載か何か?
23 :
吾輩は名無しである :04/09/06 01:40
田口ランディ、小説はクズだけどエッセイはけっこう面白い。 いまスカートの中の秘密の生活っての読んでる。
24 :
吾輩は名無しである :04/09/06 07:29
文芸の最高形式は詩だろ。
ただ、散文だと随筆に分がある。
26 :
吾輩は名無しである :04/09/06 20:43
今、現に、書かれているエッセーで、なんかいいのあったら教えて。
27 :
吾輩は名無しである :04/09/07 21:39
日本語表記はエッセーよりエッセイのほうが多い。 それはともかく面白いっちゅう定義が今ひとつわからん。 身辺雑記風のがいいのか、エスプリたっぷりがいいのか、 ウィットとユーモアに富んだのがいいのか?
28 :
吾輩は名無しである :04/09/07 22:41
>>27 奇を衒ったもの、大仰なもの、持って回ったものなどではなくて、
滋味溢れるものを紹介して。
文章も、エレガントで、美しければ、なおいい。
文章一文一文を、ゆっくりと、味わいたい。
29 :
吾輩は名無しである :04/09/16 21:29:00
小説の名手は、随筆も当然うまい。 ほんとか、うそか。
30 :
吾輩は名無しである :04/09/16 21:43:34
29の付け足しなんだけど、小説書きは少なくともそこそこの随筆を 書けると思う。だけんど、随筆書きであっても小説をものにできるひとは ごく一部であろう。
福田が小説とエッセーのどちらも一流はありえないって言ってた。
32 :
吾輩は名無しである :04/09/21 11:50:40
プロのエッセイストになるにはどうすればいいの?? 新人賞が近道????
33 :
吾輩は名無しである :04/09/21 11:51:07
プロのエッセイストになるにはどうすればいいの?? 新人賞が近道????
34 :
吾輩は名無しである :04/09/21 13:13:15
>>22 澁澤も知らない奴が文学板にいるのか…
龍彦な
35 :
吾輩は名無しである :04/09/22 07:17:49
ちはやぶる掲示板
36 :
吾輩は名無しである :04/09/22 07:31:37
小説なんつー形式は衰退していくだろうけど、 エッセーはまだまだ残っていくだろうね。 小説からの難民が押し寄せてきて、かえって流行ったりして。
37 :
吾輩は名無しである :04/09/22 07:52:35
プロのエッセイストになるにはどうすればいいの?? 新人賞が近道????
38 :
吾輩は名無しである :04/09/22 15:05:25
おいしい食べ物をほんとうにおいしそうに描く作家さんはいらっしゃいますか?
エッセー風の小説がイイじゃん、ボルヘスみたいな。 身辺雑記風のエッセーはちょっとつまんね。
40 :
吾輩は名無しである :04/09/23 10:27:59
>>39 ボルヘスの作品の中で おすすめありますか?
41 :
吾輩は名無しである :04/09/23 14:54:25
プロのエッセイストになるにはどうすればいいの??
42 :
吾輩は名無しである :04/09/23 15:29:30
小説よりもエッセイの方が需要も供給も多いのに エッセイストになる道が無いのはおかしいよな。
43 :
吾輩は名無しである :04/09/23 16:10:30
ストーリーものはもう飽きた。小説も映画もラノベも似たようなストーリー。 。 個性がないっちゅーか。けどエッセーの場合は丸裸だからねえ。
>>40 ちくま文庫で復活した「ボルヘスと私」の諸短編。
併録されている自伝風エッセーもよい。
ボルヘスの文章ってまるで野うさぎみたいにぴょんぴょんと。これ常識。
46 :
吾輩は名無しである :04/09/23 19:45:55
中谷宇吉朗随筆集
47 :
吾輩は名無しである :04/09/23 23:14:10
文学は消滅しても、随筆は不滅だろうな。
48 :
吾輩は名無しである :04/09/24 00:03:36
親父曰く、歳をとると小説は読まなくなって随筆ばかり読むようになるって。
49 :
吾輩は名無しである :04/09/25 00:38:54
シブサワとタネムラのいない日本のエッセイに未練はない。 なんか↑とほとんど同じようなことを違うスレで書いたような。。。 いや、気のせいだ。気のせいにしておこう。 吾輩は断じてボケ老人などではないから。
50 :
吾輩は名無しである :04/09/27 03:46:23
俺は21だけどもう小説読まなくなったよ。昔好きだったのをたまに読み返すくらい。 あとはナショナルジオグラフィックでも眺めてたほうが楽しい。
別に、無名の人間の趣味など聞きたくないのだが。
52 :
吾輩は名無しである :04/09/28 12:33:31
別に、無名の人間が無名の人間をけなすのなんて聞きたくないのだが。
保守
hoshu
小説>エッセイ>論文 みたいな順序関係を感じる だんだん少なくなってくるのは物語性とでもいおうか 小説<エッセイ<論文 としてみると、論理性?客観性じゃ 物語性=主観性になってしまいそうでやだな。 なんとなく不連続じゃないという気がするな
58 :
吾輩は名無しである :05/01/21 04:34:29
最高の形式だかどうだかは分からないけど、おもしろいひとは、小説なんかよりも、よっぽど素晴らしい作品を書いてる。 今は、誰も彼も頭打ちという感じだ。 エッセー界のヒーローはいるのか・・・??????
59 :
吾輩は名無しである :05/01/21 04:43:55
エッセーは 難しい。 素人が 手を出しちゃ いけませぬ。
60 :
吾輩は名無しである :05/01/21 06:54:40
日本三大随筆(徒然草、枕草子、方丈記)から週刊誌に乗るタレントのエッセーまで、 小説でも詩でもない最も自由な散文の形式、エッセーについて語りましょう。 まず自分の覚えている中で最も面白かったものをあげていきませんか
クルチウスの『読書日記』は面白かった。
小林スレでも書いたが、小林秀雄は、結局のところ 評論家としては偉大でなく、エッセイストとして みどころのある人なんだ。
みどころはあったとしても、大成しなかったし、拗けた型に嵌まった。
64 :
吾輩は名無しである :05/01/25 23:21:39
なぜ、新人賞がないの????
群像にはあるよ
66 :
吾輩は名無しである :05/03/01 13:17:31
ラムのエリア随筆って何で版元品切れなんだろうな。
67 :
吾輩は名無しである :05/03/01 13:24:58
ログ読んだけど、小説を意識してる書き込み多すぎ。 ていうか、「随筆を読んでるオレ」に酔いすぎ。 別のものなんだから、小説は小説、随筆は随筆でいいのにね。
小説の時代は19世紀で終わり、 21世紀はエッセイの時代だ、と言ってた人がいたな。 誰だっけ?
69 :
吾輩は名無しである :05/03/09 03:35:34
エッセイってあほでも書けるから蔓延しててうざい。 あほか彼処かが露呈するからいいけど。 彼処が書いたものはおもろい。 おれはランDMCとらもが好き。
70 :
吾輩は名無しである :05/03/09 13:24:59
なんかロクに語られていないようだが…。 土屋賢二のエッセー好きなんだがどぉよ? ちょっとくだけてるからこの板の人、読んでる人いるのかどうか分からんけど。
イザヤ・ベンダサンは、<日本人とユダヤ人>の中で、世界に関する根本的な考え方に関して次のように述べている。
漱石、この西欧の古典、日本の古典、中国の古典、仏典までを自由自在に読みこなし、自分の作品の中に駆使しえた同時代の世界最高の知識人が到達したのは、「人の世を作ったのは人だ」という、日本教の古来から一貫した根元的な考え方である。
この世界には猫は住めても神は住めない。
皮肉なようだが、旧約聖書には猫という言葉が全く出てこないのと対蹠的である。
猫は主人公だけれど神のいない世界、神が主人公だが猫はいない世界、この二つの世界に同時に住めると思う人がいたら狂人であろう。
現実構文の内容に基づいてこの世の中を観察すれば、その答えは「人の世を作ったのは人だ」になる。
この話を読んで、私は、ふとある黒人の冗談を思い出した。
彼は言った、「アメリカを作ったのは、実は我々黒人なのだ。
白人は、ただそれを傍で見ていただけなのさ」と。
You can read more at
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
>>70 このスレで続けると、形式の優劣の話にしかならないね。
ちゃんと随筆の話をするなら、1回このスレをDATに落として、
それから別に新しいスレを立ててやったほうがいいと思う。
73 :
吾輩は名無しである :皇紀2665/04/01(金) 20:27:43
飯島愛 プラトニックセックス
74 :
吾輩は名無しである :皇紀2665/04/01(金) 21:56:11
方丈記とか徒然草って、 エッセー(随筆)じゃなくってパンセ(随想)じゃないの?
75 :
吾輩は名無しである :2005/04/02(土) 03:57:47
百閧站g田健一のいわゆるクスッとさせるといわれているような笑いは 正直のところ、ほんとにおもしろいのだろうか? 笑いに関しては、今の他メディアのほうがずっと進化しているとおもう。 率直にいって、笑えないよ、あれ。 両者とも小説やガチの文芸批評のほうがずっとイイ。
76 :
吾輩は名無しである :2005/04/02(土) 12:14:06
小説は愚にもつかない代物だけど、ことエッセイに関しては、現代日本の 物書きの中でも随一なのだから、いっそエッセイストになってしまうべき なのは、金井美恵子女史。
77 :
吾輩は名無しである :2005/04/02(土) 12:28:30
小説は衰退していくと思うけど、 エッセーはこれから主流になっていくよ。
青山二郎。最強。
79 :
吾輩は名無しである :2005/04/02(土) 14:12:24
小林秀雄>>>>>>>>>>>>>>青山二郎
80 :
吾輩は名無しである :2005/04/03(日) 02:47:15
>>69 さようアホでも書ける
しかしこれほど才能が露骨に表れるものもないんだ
81 :
吾輩は名無しである :2005/04/03(日) 06:05:49
土方巽。最強。
82 :
吾輩は名無しである :2005/04/13(水) 13:34:35
o
いざや、便出さん!
エッセイって短めの物語じゃないのか?
85 :
吾輩は名無しである :2005/04/14(木) 00:20:27
文句なしに吉田健一が最高。
87 :
吾輩は名無しである :2005/05/12(木) 12:51:37
k
89 :
吾輩は名無しである :2005/06/05(日) 12:02:11
t
90 :
吾輩は名無しである :2005/06/28(火) 11:44:51
u
91 :
吾輩は名無しである :2005/07/20(水) 11:51:01
-
ナニこの荒し。
93 :
吾輩は名無しである :2005/08/01(月) 09:35:09
>>76 ものすごい亀レスだけど、金井美恵子は小説もよいと思う。
特に初期作品は素晴らしい傑作があった。(駄作もあったけど)
でも、エッセイに関しては、現代日本の物書きの中でも随一、の部分は激同意。
「夜になるまで遊び続けろ」や「添寝の悪夢 午睡の夢」などは是非復刊して欲しい。
とても個人的な好みだけど、江國香織のエッセイが好き。
生理的に受け付けない人も多いと思うけど。
名前があがっていないのが不思議なのが、森茉莉と向田邦子。
ここは男性が多いのかな?
94 :
吾輩は名無しである :2005/08/01(月) 21:15:04
なるほど
95 :
吾輩は名無しである :2005/08/02(火) 01:41:11
>>65 群像のは「評論」じゃない?
「随筆」や「随想」の募集ではない気がする。
面白そうなスレなのに、盛り上がらないね。。。
96 :
吾輩は名無しである :2005/08/22(月) 19:51:55
盛り上がれ
97 :
吾輩は名無しである :2005/08/22(月) 21:28:17
エッセー好き人口ってそんなに少ないかな。
一番好きなのは須賀敦子かな、 生きてる人では堀江敏幸。堀江さんはかなり須賀さんを意識していると思われ
99 :
吾輩は名無しである :2005/09/06(火) 12:49:56
作家の日常や身辺に材を取った感想文エッセーなど読む気しない。 幸田露伴や石川淳の系統の、書巻の気のある隨筆がよい。
101 :
吾輩は名無しである :2005/09/07(水) 16:36:41
小説や評論は楽しめるのに、何故か苦手だわ、随筆。 テストでもこれだけは全く点数とれやしない。
>>97 何かいいの紹介してよ
104 :
吾輩は名無しである :2005/09/07(水) 19:14:47
ボルヘスの小説はかなりエッセイ。
方丈記好きだよ
106 :
無名草子さん :2005/09/26(月) 13:20:09
ストレンジ・プラス
107 :
吾輩は名無しである :2005/09/27(火) 22:43:57
野崎歓の「赤ちゃん教育」にも新しいものを感じた。 笑いの質がいいんだよ。 青土社って、けっこういいものだすよね。
108 :
名無し :2005/09/28(水) 20:45:12
109 :
吾輩は名無しである :2005/10/06(木) 02:20:24
「方丈記」を全文暗記しようと頑張ったけど、覚えた端から忘れていくから挫折してしまった・・・。 しばらく小説はやめてエッセーをいろいろ読んでみようと思うけど、結局、古典で良いのは モンテーニュやパスカルくらいしかないのかな?
110 :
吾輩は名無しである :2005/10/07(金) 01:57:11
いわゆるエッセー、随筆の古典ってクソつまらんよ。 小説は楽しければいいけど、エッセーって利用価値だからね。 古典の出番はないよ。
愚論。
112 :
吾輩は名無しである :2005/10/26(水) 02:33:45
愚論は続いてるけどたまにはage
漏れは日本エッセイスト・クラブ編のベスト・エッセイ集(文春文庫)を集めているのだが、1982年以降のベストエッセイを集めた本はないか脳
114 :
平下流 :2005/11/18(金) 21:15:36
115 :
平下流 :2005/12/06(火) 01:36:25
あんた、ここでもマルチ荒しをやってたのか。
>>114
118 :
吾輩は名無しである :2005/12/06(火) 02:05:14
、
いや
>>114 はあちこちに同じハンドルで同じURLをコピペしまくってる。
120 :
吾輩は名無しである :2005/12/06(火) 02:07:15
だから奴はあちこちのスレッドに同文を貼り付けて去ってるんだよ。
スマソ、他スレ見てない。吉田スレでは真面目コテみたいだが
真面目なつもりで自分の馬鹿さ加減に気づいてないから、却ってタチが悪い。
124 :
平下流 :2005/12/06(火) 03:11:00
な、自分が仕出かした迷惑行為に反省が無いだろ、この馬鹿は。↑
なんだ、追っかけか
自分で自分を追っかけ? 自己顕示欲の強いナルシスト野郎だな。
たまかつま、っていいよナ。
129 :
吾輩は名無しである :2005/12/06(火) 09:21:04
頼むから高橋義孝くらい挙げてくれ... あと高橋の弟子の山口瞳も。
130 :
平下流 :2005/12/07(水) 00:35:30
>>129 『現代不作法読本』(昭和33年11月)文藝春秋新社 は初めて読んだ義孝のエッセイ。
作法のハウツーではなく、その精神を教えてもらった。穿ちのある文章なので楽しく読めた。
読んだのは角川文庫本(昭和45年4月)その解説に
「私は、先生に、(お子様が)どうしてこんなふうに育ったかを訊ねたことがある。先生は、こう言われた。
『言葉づかいは、俺が電話をかけているときの言葉を真似ているのだろう』
先生の電話のときの言葉づかいは、とてもていねいである。
また、先生の原稿用紙の文字、手紙に文字は非常にきれいである。きちっとしている。ずっと特別の上等の原稿用紙をつかっていらっしゃる。私自身は、それを真似ている。」
これは、山口瞳が書いています。(これで、師弟ともに挙げました。)
義孝については、もう少し書いてみたいのですが、長くなりますので、またの機会にします。
131 :
平下流 :2005/12/07(水) 00:45:14
132 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 13:48:09
>>130 サンクス。やっぱり「師弟揃い踏み」はあったんだな。
133 :
吾輩は名無しである :2005/12/20(火) 08:29:42
小説家の大きな稼ぎ口であるwエッセイというもの、しばしばテーマをそれて 雑談に転じがちな場合、ここを活用しても良いのではないか。
http://d.hatena.ne.jp/samsa01/20051226 >松浦弥太郎「僕の古書修業 第一回 師匠との出会い」(「群像」2006年1月)
>随筆ばかり年に約250冊、これまで1万冊以上読んできて、随筆とエッセイの研究を
>し続けてきたA氏との出会いについて。とりあえず次回が楽しみですが、この文章は
>あくまで「エッセイ」とされていることは、あらかじめ心に留めておこうと思います。
135 :
吾輩は名無しである :2005/12/28(水) 01:53:57
平野啓一郎『文明の憂鬱』(2006、新潮文庫)
137 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/03(火) 00:29:08
エッセイ、随筆とは何か?
>>137 創作が無理なヤシらのせめてもの自己表現。
>>137 誰にでも書けるが、読者を獲得するのは難しい作文。
>>137 読んでホッとする文章。
人間なんてたいした違いは無いんだ…と安堵させる。
>>137 自分史を書くほどの忍耐も、詩歌を創る才能もないが、
本を読むことが好きで、
読書体験と人生経験は豊富だと自負する人々の、最後の拠り所。
143 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/03(火) 00:57:12
果たしてエッセイの価値は、内容そのものより人物のタレント性に依存するのか? 例えば「マイ・カンプ」の著者がごく普通の一般市民であったら ほとんど読者を獲得することは有り得なかった 「五輪の書」などもまた同じで 背景として、著者の剣客としての優れた技能が認められているからこそ、意味を持つものだった だがモォツァルトの手記の悪文を見れば分かる様に 文学的完成度と著者のタレント性は必ずしも一致しない 文学におけるエッセイの立ち位置は非常に微妙なものでないだろうか?
>>137 ウチのばーちゃんの個人的娯楽。なかなか巧いけど・・
いつか本にするんだって言ってるのは意欲あり杉でハタ迷惑だったり。
親族一同カンパさせられるw
145 :
平下流 :2006/01/11(水) 03:36:00
>>143 コラム随筆として薄田泣菫「茶話」はどうでしょうか。
名前に寄りかかること無く、文として楽しめます。
タレントが書くようになったのは最近のことで随筆とは言えないでしょう。
146 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 23:06:12
age
>>145 あれは大半ゴシップ集だから、書かれた人物の知名度に寄りかかったものですな。
内田百閧フエッセーなんかは、百鬼園先生のキャラクターでかなり読ませる部分があるな。 もちろん、高橋義孝をして「俳諧的リアリズム」と言わせたあの文章の力も大きいが。 それを引き継いだのが孫弟子の山口瞳か。
149 :
吾輩は名無しである :2006/03/19(日) 20:16:38
吉田秀和の名前が挙がってないね
150 :
吾輩は名無しである :2006/03/19(日) 23:41:32
現代詩人(吉増や入沢)のエッセイor評論は?
151 :
吾輩は名無しである :2006/03/20(月) 20:38:30
高橋睦郎も色々書いてるね。
あのな、エッセイなんて文筆業ならだれでも書くっての。 ただ名を挙げるだけなら無意味。もちっと踏み込んで述べよ。
153 :
吾輩は名無しである :2006/04/02(日) 01:27:33
そういわれてもな、、、、。
154 :
吾輩は名無しである :2006/04/02(日) 01:32:18
いったん別の分野で有名にならないと売れない分野。 素人が自費出版で出しても一番売れない分野。
随筆で有名になって売れた、随筆作家も存在しますから。残念。
高橋義孝や池田彌三郎なんて普通の本好きはエッセイしか知らないだろうに。 (高橋は翻訳もあるが)
随筆はジャンルじゃないよ。ジャンルに収まらない表現に名前を付けただけ
159 :
吾輩は名無しである :2006/05/31(水) 13:40:27
素白 岩本堅一の「山居俗情」「素白集」が好きです。
160 :
吾輩は名無しである :2006/05/31(水) 13:49:39
>>157 じゃあ詩(特に散文詩)もジャンルじゃないな。
ジャンルに収まらない表現に名前を付けただけだ。
詩は 韻文的(必ずしも七五調のように定型的である必要は無いが)かつ叙情的な 文のことだろう。 散文詩っていうのは、形容矛盾っぽい名称だが 詩人が書いた雑文のうち、評論とも随筆とも言えないようなものを とりあえずそう読んだだけじゃね。 散文詩ばっかり書いてる詩人っているの?
散文詩人でググッたら、何件かヒットしたな。 でも、散文詩なんて変だよぉ・・・
どうせマイナーなジャンルだよ、散文詩なんて
>>162 ジャック・レダ「パリの廃墟」は散文詩として完成度が高いと思う。
文庫にも入っているような有名どころの散文詩だってあるよね。 ボードレールの『パリの憂鬱』とか、ジャムの『夜の歌』とか、 ロートレアモン伯爵の『マルドロールの歌』とか。 わたしにとっては、たとえば為永春水の『春色梅兒譽美』が奏でる軽やかな調べも、 日夏耿之介のゴシック・ロマン体のエッセーにおける荘厳な視覚効果も、 稻垣足穗の『一千一秒物語』に見られる無邪気なコントも、みな散文詩。
散文独自の領域を認めない愚論だね。 詩が好きなのはわかるが、そんな何もかも詩にされてはたまらん。 何でも詩であるなら、何も詩ではないのと同値だ。
よし、じゃあ君の定義を。
はっきり言って、詩的だったり情緒的だったりする随筆・エッセイには興味無い。 「隨筆の骨法は博く書をさがしてその抄をつくることにあつた。」(石川淳『夷斎筆談』)
お、夷斎好きかね、結構な趣味だ。 随筆だと、俺は格別『虚構について』が好きだ。 『文学大概』、何遍読んでもアタマには入らないんだが、 とにかくテンションは上がるよなwww
『森鷗外』なんかテンションとレトリックで押し切ったものだから 論としては信用できないけどね。これは長谷川泉や谷沢永一が指摘ずみ。
文学に信用も糞もあるかいw、なんだって面白きゃそれで良いんだよ、 面白くて、そんで人様に迷惑をかけなけりゃ。 面白いものと、それを面白がれる自分とがセットでサイコー!!
駄作を傑作と押し切って論じて読者を騙したのだから、ひとさまの迷惑だよな。 文学が「学」でもあることを理解できなければ、随筆読者として未熟だね。
(藁)、下らない。全ては芸。
174 :
吾輩は名無しである :2006/06/06(火) 20:41:22
それより散文詩の定義をしてくれ。 つうか詩は散文の対義語みたいなもんじゃないの? 我輩の辞書には「感興を韻律的な言葉で表現した文芸」とあるぞ。
175 :
吾輩は名無しである :2006/06/06(火) 20:44:58
やっぱ詩人が書いた雑文が散文詩でFA?
176 :
吾輩は名無しである :2006/06/06(火) 20:47:13
やっぱ詩人が書いた雑文が散文詩でFA?
>>175-176 それなら小説家が書いた雑文は小説で、俳人が書いた雑文は俳文かよ。アホ。
ここは随筆についてのスレッド。下らねえ詩の話なんかよそでやれ。
179 :
吾輩は名無しである :2006/06/06(火) 21:03:47
詩>>随筆>>>>俳句>>>小説>>>コラム
180 :
吾輩は名無しである :2006/06/08(木) 22:18:14
小説>>>>>詩>>随筆>>>>俳句>コラム≦矢口真理子
181 :
吾輩は名無しである :2006/06/09(金) 01:50:14
戯曲>>>>小説>>>>詩>>>>>>>>批評>>>>>>随筆
やっぱりわたしは何といっても、モンテーニュがいちばんの気に入りだな。 気の趣くままにどこからでも読み始められるし、好きなときにいつでも止められる。 こういうところもわたしにぴったりだ。 彼は『エセー』を自分の子供に譬えてるけど、その溺愛ぶりはあの増補修正の跡にも ほんとうによく表れている。そしてセネカやプルータルコスを中心とした書物の散歩を 縦糸に、精神面の自己観察から生まれる妄想を横糸にして、彼はみずからのポルトレを 編みあげてゆく。思索の断片が標題と関係なくどんどん飛躍するのには、最初は あっけにとられたけれど、その意地悪な幻術がなんとも心憎いところだよ。 石川淳のいわゆる「美容術の秘訣」をきわめた面貌をしていたに違いないね。
もういい。
ブロッホやアドルノ、なによりベンヤミンの名前はあげなきゃいけないと思う。 この問題系への導入として、ちくま学芸文庫の『ベンヤミンコレクション2』の 「解説」を、立ち読みでもいい、是非参照してほしい。これまでのレスを見ると 日本文学、フランス文学に興味のある方が多いようだが、「エッセイ文学の 後進国」ドイツでこそ育まれた独特の問題意識のことを知ってほしい。
185 :
夏ですね :2006/07/29(土) 00:07:45
/⌒彡::: /冫、 )::: モウ…夏カ… __| ` /::: / 丶' ヽ::: / ヽ / /::: / /へ ヘ/ /::: / \ ヾミ /|::: (__/| \___ノ/::: / /::: / y )::: / / /::: / /:::: / /::::: ( く:::::::: |\ ヽ::::: | .|\ \ ::::: \ .| .i::: \ ⌒i:: \ | /:::: ヽ 〈:: \ | i:::::: (__ノ: __ノ )::::: (_,,/\
186 :
平下流 :2006/08/11(金) 01:57:07
>>168 澁澤龍彦もこの文章を『偏愛的作家論』で取り上げています。
少なくとも随筆は身辺雑記ではないですね。
和の柴田宵曲、洋の植草一も随筆の骨法を心得ていました。
187 :
吾輩は名無しである :2006/08/11(金) 02:04:45
シオラン バタイユ アドルノ
あれのっけから夷斎論なんだよな、うん、良い本だ(笑
189 :
168 :2006/08/11(金) 05:53:58
>>186 植草甚一(なんだ「一」って)は身辺雑記たっぷりだよ、ボケ。
あんたは
>>114 のマルチポスト荒しを謝るまで、二度と顔出すな。
まだそれ云ってんのかよ(苦笑、是々非々だって。楽しめ。 植草は今で云うサブカル厨っつーか、良く云やポップ・アーティストというか。 極めてオーソドックスな(と俺は思う。私への拘泥)芸術観の夷斎と並べると ひどく違和感があるね、まあ俺は『ジャズ・エッセイ』の1と2でしか植草を 知らないけれど、でもあいつはアレだ、とにかくあいつは音楽の判らない男。 すーっと本質に向かうこと無く、ただ対象の周辺でのたくってるだけ。
192 :
吾輩は名無しである :2006/08/11(金) 18:52:36
どうしてこう、粘着質な奴ばかりここには集まるんだw
193 :
吾輩は名無しである :2006/08/11(金) 20:21:30
>>189 お前、いいかげんしつこいんだよ。
それに、なんでお前に誤らなきゃならないんだ。
お前こそ謝れ!
迷惑してるんだよ。
お前こそ、謝るまで二度と顔出すな。
(苦笑)、揉め事と見ると飛び込んできて、 火中のクリを素手で触って火傷する奴がまたw もっとふつーにやれよ、ふつーに。
>>193 いつもいつもくだらんことを言ってるから叩かれるのさ。
>>194 お前の「苦笑」がつまらんしくだらんよ。
197 :
吾輩は名無しである :2006/08/12(土) 04:09:19
煽るときは上げろよぼけ(苦笑
198 :
吾輩は名無しである :2006/08/12(土) 04:18:30
このスレにみほみほはいませんか? みほみほの文章が読みたい
おやすみ。
確かにみほみほの文章ほど面白いものはない。 文学的価値が高い。
>198−200 臭いジエン乙! IP同じw どーしよーもないバカ女がw
202 :
吾輩は名無しである :2006/09/08(金) 02:18:55
第22回講談社エッセイ賞は野崎歓の『赤ちゃん教育』(青土社)に決定した。 ほら、いつだったか、おれが、おもしろい!っていったじゃん。
203 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 07:34:43
講談社エッセイ賞にはずれはないっていうけど。 読んでおもしろくなかったらどうしてくれる?
204 :
吾輩は名無しである :2006/10/27(金) 01:27:26
面白いエッセイか随筆教えろ 小説疲れた
205 :
吾輩は名無しである :2006/10/27(金) 01:31:38
春樹
206 :
吾輩は名無しである :2006/10/27(金) 14:48:48
春樹なんかより日野啓三氏の 「魂の光景」というエッセー最高すぎる
207 :
吾輩は名無しである :2006/10/27(金) 23:09:10
>>204 とにかく賞を信じよう 講談社エッセイ賞 エッセイストクラブ賞
>>204 遅レスだが
>>150 にも絡めいくつか名前を挙げるなら、たとえば鮎川信夫の
『時代を読む』や田村隆一、富岡多恵子なんかはどう? ――特に富岡の
『詩よ歌よ、さようなら』や『ニホン・ニホン人』は、ほとんど再読という
ことをしない俺には珍しく何度と無く繰り返し読んできた本で、責任持って
(合う合わないは別にして)お薦め出来ます。
http://homepage2.nifty.com/INTERFACE/ron-tomiokataeko.htm 上は俺の持っている本には載ってない文章だが、もういかにもの富岡節。
それと…、(俺自身は男だが)無意味に女性を見下す様なバカチンや、何読んだ、
何を知っているなんてレベルでしか未だ言葉を操ることが出来無い、「あの」
ウザいオコサマ達にも是非読ませたいww
詩人どもは時に着眼が良いことはあっても粘り強い思考力が足りない。 まあいいか、所詮エッセー(いやエセか)だから。
それヴァレリーに云ってこい、今すぐ××してw
なぜ伏字? ともかく、日本の現代詩人はヴァレリー程の知性も無いから、一層悪いや。
「ヴァレリー:知性の詩人」が幻想に過ぎないのは 篠沢秀夫が喝破しているのだが...
213 :
吾輩は名無しである :2006/11/12(日) 19:40:20
あんなクイズダービーでも、はらたいらに負けるような知性、信用できません
おい!不謹慎だぞ!!!
215 :
吾輩は名無しである :2006/11/12(日) 20:33:17
『どくとるマンボウ航海記』は、今でも愛読書です。
216 :
吾輩は名無しである :2006/11/24(金) 01:22:13
青空文庫で読める名エセーってなにがある?
>>213 「全部の本を読んでいたら学者にはなれない」
高崎みどり・新屋映子・立川和美『日本語随筆テクストの諸相』ひつじ書房、2007.2近刊
219 :
吾輩は名無しである :2006/11/27(月) 22:10:11
>>217 というか、あんなんは遊びだよ
知性とはなんの関係もない
あれを知性と関連付けて考える御仁、よっぽど知性無し
220 :
吾輩は名無しである :2006/12/11(月) 12:02:14
少なくとも、フランス近現代文学と17世紀古典主義文学を日本人であそこまで 関連付けて論じられる人物に知性が無いとは思えない。 大抵の研究者は近現代なら近現代しか興味が無いわけだから。
221 :
吾輩は名無しである :2006/12/12(火) 00:11:35
だいたいさぁ「エッセー」って書き方好きじゃないよ。「エッセイ」だろう?
222 :
吾輩は名無しである :2006/12/12(火) 01:30:59
223 :
阿川佐和子 :2006/12/24(日) 00:25:15
私、エッセイしか書きませんわよ。
似非
225 :
吾輩は名無しである :2007/01/29(月) 13:27:45
須賀敦子全集が飛び飛びで刊行されてるのはなんでだ
226 :
吾輩は名無しである :2007/01/29(月) 13:51:03
エッセイはつまらなくない?
文体感覚の鋭い人ならむしろ面白い。
228 :
吾輩は名無しである :2007/03/07(水) 02:53:56
あれ
229 :
吾輩は名無しである :2007/03/07(水) 03:20:56
エッセイというよりむしろコラムなんだが 深代惇郎はいい。
カポーティ『犬は吠える』といい、コレット『私の修業時代』といい、 海外作家はエッセイでも詩的だからすごい。
まあそんなこと言ったら荷風や佐藤春夫もだけど。
232 :
吾輩は名無しである :2007/04/22(日) 22:59:53
k
233 :
吾輩は名無しである :2007/04/22(日) 23:13:51
講談社エッセイ賞・日本エッセイストクラブ賞
234 :
吾輩は名無しである :2007/04/23(月) 18:27:05
↑ 過去の受賞者からみると、講談社エッセイ賞の方が遥か上だね
あっちは最初の選考委員が丸谷才一、大岡信、井上ひさし、山口瞳だからな。 こと「文章」を観る目についてはこれ以上の面々はありえない。 第一回受賞者が野坂昭如と沢木耕太郎だからまたすごい。
236 :
吾輩は名無しである :2007/05/20(日) 22:10:08
須賀敦子全集の残りはまだかね
大江健三郎はいちいち読者の手紙(主に悪口)とかに反応するなぁ。 真面目な方なんだよね。
須賀敦子全集の3巻が文庫にならないのは嫌がらせか? 『ユルスナールの靴』が単独で文庫本に入っているという事情は分かるが……。
240 :
吾輩は名無しである :2007/08/31(金) 06:11:46
あ
242 :
吾輩は名無しである :2007/11/03(土) 23:01:26
243 :
ずいぶん前の話題ですが、 :2007/11/04(日) 00:57:04
ボルヘスの短編小説はエッセー風なのですか?
244 :
吾輩は名無しである :2007/11/04(日) 03:09:10
あさ
245 :
吾輩は名無しである :2007/11/04(日) 10:34:10
ひる
十川信介が近代日本における随筆ジャンル論に着手してるね。
ドストの『作家の日記』は面白い
248 :
吾輩は名無しである :2008/02/18(月) 23:38:53
十川先生に演習の授業でたたかれまくったっけな。
249 :
吾輩は名無しである :2008/02/18(月) 23:41:32
>>93 スーパー亀レスだが、金井と森茉莉は極上だねえ〜。
倉橋由美子もよいよー。
エッセーは元々女性に向いてるのかなあ。
堀江敏幸のエッセイも早く文庫化してほしいもんだ。 まあ中公かちくまあたりで値段も張るだろうけど...
嫌いじゃないしで随分と読んでも来たが、 さあてじゃあ何を語ろうかてな段になると、どうにもなw
252 :
吾輩は名無しである :2008/08/18(月) 21:35:12
堀江のエッセイはあの文体を楽しむために存在している。 ...と思ったら回送電車中公文庫で出たね。
253 :
吾輩は名無しである :2008/08/19(火) 02:08:47
安吾最高
254 :
吾輩は名無しである :2008/08/19(火) 18:41:55
エッセイなのか小説なのかどっちともとれるような作品を書いてる作家っていますか?
255 :
吾輩は名無しである :2008/08/20(水) 09:41:41
あげ
257 :
吾輩は名無しである :2008/10/27(月) 02:27:44
あげ
258 :
吾輩は名無しである :2008/10/27(月) 04:05:22
寺田寅彦
町田康 サイケデリックエセー
260 :
吾輩は名無しである :2008/11/09(日) 01:55:07
考える人の日記特集どうでした?
,r'^⌒⌒ヽ,r''⌒`ヽ、 /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノノ´`´`ヽ;;;;;;;;;;;;i !;;;;;;;;;;;;イ::. / \ ヽ;;;ノ ゝ;;;;;;;|:::: (○) ,(○) |シ 从从/: \ 、_! / ノ 从从 i 'ー三-' i l <鼻くそは部屋で食うものです ノ从ヽ._!___!_/ <店で商売にするのは、如何なものかな〜という〜
262 :
吾輩は名無しである :2008/11/09(日) 12:40:50
263 :
吾輩は名無しである :2008/11/15(土) 00:07:19
講談社エッセイ賞! 決定
264 :
吾輩は名無しである :2009/01/04(日) 20:05:10
武田百合子「犬が星見た」をブックオフで買った。この人の読んだことないけどエッセイでは有名だな。ところで日本のエッセイは外国人にも面白いらしいとなにかで読んだことあるが。結構レベルが高いのかな。
265 :
吾輩は名無しである :2009/01/11(日) 19:35:32
書を読んで羊を失うというのが気になってるんだけど 近所に見当たらなくて立ち読みできない 読んだ人いたら感想おしえておくれ
266 :
吾輩は名無しである :2009/01/11(日) 22:03:24
講談社エッセイ賞の歴代受賞者って凄え!
267 :
吾輩は名無しである :2009/01/23(金) 17:44:43
モンテーニュのエセーを宮下訳で読んでいるが文章が読みにくいな。アランの訳も同様だ。 原文に問題があるのだろうが、明晰な言語とされているフランス語の著作なのになぜなのか。 フランス人にしても読みにくい文章だと思うが、詳しいことだれか教えてくれ。
268 :
吾輩は名無しである :2009/01/23(金) 22:12:28
赤めだかってどう?講談社エッセイ賞とったけど。
269 :
吾輩は名無しである :2009/01/23(金) 22:17:53
>>268 明晰な日本語にウィットとユーモア、あふれでる叙情に卓抜
な着想。これを備えたエッセイストであれば、どこぞの賞だ
のカンケイないね!
270 :
吾輩は名無しである :2009/01/23(金) 22:32:42
ははあ、わかりました。読みます!
271 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/01/23(金) 23:41:19
>>268 >>269 談春はうまいね落語。舌まく。
ところで「赤めだか」だけど、ざっと目を通した感じでは退屈だった。
エッセイとしては落語家にしたら上手いほうなんだろう。
でも人脈や周囲に対する気配りばっかで全然本音が見えない。
ヨイショばかり。まあ歌舞伎役者の本もそうなんだが、こんなもんだろう。
やはり三遊亭円丈は超えられなかったな。
落語家の書いた本でショック受けたのはあとにもこれにもこれだけ。談春の本なんかヌルくってゴミ箱だぜw
それはともかく落語聴きにいけや!
272 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/01/23(金) 23:49:58
>>271 内文言訂正!
【誤】あとにもこれにも→【正】あとにもさきにも
273 :
(o`.´o)materialist :2009/01/23(金) 23:50:44
落語聴きにいけや(笑)
274 :
(o`.´o)materialist :2009/01/23(金) 23:52:53
あとにもこれにも(笑)
275 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/01/24(土) 00:06:53
>>274 過去に論破されてくやしいのは分かるが、
たまにはちゃんとしたした反駁してきたら。本人がすぐさま訂正しているケアレスミスをあげつらうくらうしか出来ないんじゃ
どうしようもないよw
ま、できないんだろうね。無知w
276 :
(o`.´o)materialist :2009/01/24(土) 00:43:38
論破もなにもまともな議論を舌記憶すら蟻魔戦殻ねぇ〜(笑) お得意のスルーは去れ増したけれども(笑)
277 :
(o`.´o)materialist :2009/01/24(土) 00:45:06
アホの相変わらずの間抜け文には失笑ですよ(笑)
278 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/03/11(水) 00:48:27
>>276 スルーって「原罪とは何か?」とかマッチポンプみたいにふっかけてきた議論 だろw
バカじゃねw
キリスト教徒は新約聖書しか読まねえとか断言してたのを小馬鹿にしたら、ウダウダ負け惜しみみたいに、事典みりゃ載ってるレベルのこと質問してきやがって、バーカ
キリスト教徒が旧約よまないとかくだらねえことぬかしてるクズとキリスト教関連のことなんか議論なんかまともにできっかよw
山本千代喜「酒の書物」龍星閣 酒に関する書物の翻訳を業界紙に連載したものの集成の由 挿絵にも味があって、酒を飲みながらパラリとめくるのには最適…
280 :
吾輩は名無しである :2009/07/30(木) 17:42:31
大津通と錦通が交差する栄の中心部に建っている6階建てのアミューズメントビル、サンシャイン栄。そのシンボルが3階の屋上に設置された大観覧車。およそ15分の空中散歩。麺屋横丁ではお好きなラーメンを見つけましょう
282 :
吾輩は名無しである :2009/08/09(日) 21:53:10
サンシャインといえば池袋だが、大津通とあるので滋賀県だろう。 そこは日本の中部地方の大きな湖―琵琶湖―のほとり。
名古屋とか京都の地名にも似たようなのがあってよくわからんな 東京以外は府県名入れてくれるのがよい似非ー
284 :
吾輩は名無しである :2009/08/10(月) 03:45:45
名古屋だろ あのエロい観覧車
285 :
ザ・スミス :2009/08/10(月) 03:47:47
観覧車は大抵エロいよね
286 :
吾輩は名無しである :
2009/08/10(月) 07:33:01 安吾のは面白い