941 :
小林よしのり:2007/05/20(日) 23:39:07
福田も松原もポチ保守!
松原はポチ保守というより、アンチ保守論壇だろ。
>>875 柄谷本人よりも浅田彰に近いと思う。
その明晰さに羨望と同時に一種の憐れみが感じられるところが、
柄谷が浅田を見るときの視点に近い。
944 :
吾輩は名無しである:2007/05/27(日) 02:50:56
>>943 いまいちよくわからん。
どっちかというと、柄谷の方が「羨望と同時に一種の憐れみが感じられる」のに近いのでは。
浅田は、ただの戦わない頭がいいだけのアホ。
945 :
吾輩は名無しである:2007/05/27(日) 02:52:54
どっちにせよ、福田と柄谷・浅田は全然違うと思うけど。
柄谷が、福田に影響を受けているのは分かるけど。
時間軸の過去のものは現在未来のものに影響を与える可能性がある、
というところまでは言いうるな。
浅田が福田の影響を受けているかどうかの判断というのは、福田と同じコトを
書いているかどうかで決まるわけではないから、意味ない言説だな。
言いうるのは、だから、見解が同じか違うか、その程度。
>>945 浅田は浅田で(蓮実も)柄谷のことをそう思ってる。
柄谷が親近感と近親憎悪を持つのは小林秀雄だから。
見えないものについて語る人と、ものすごく良く見える目を持つ人の違い。
他人の頭の中を覗けるわけでもなし。
馬鹿としか思えんな、その思い込み。
>>946 ごめん、まったく意味がわからん。
影響を受けているかいないかは、確かに同じことを書いているかどうかで決まるわけがない。
そんなの当たり前。で、なんで「意味ない言説」になるの?
柄谷は、「批評とポストモダン」の中で、福田恆存の「反近代の思想」(実は西尾幹二が書いた)
を引用して、「一人二役」ってことをずっと言っていたし、
それを受けて、浅田彰は、政治はモダン、芸術はポストモダンみたいなことを言ってたので、
影響はあるだろうね。(浅田にはさほど影響がないのか、あるいはものすごく影響があるのか、
よくわからんが。)
>>947 これはどういう意味なんでしょうか?
「見えないものについて語る人」ってのは、小林秀雄のこと?
「ものすごく良く見える目を持つ人」ってのは、福田や浅田のこと?
そして柄谷は、両者の間で揺れ動いているってこと?
もう一つの福田恆存像, 2007/6/15
レビュアー: あまカラ - レビューをすべて見る
巻末の手記が圧巻だ。新潮社の編集者だった向坂隆一郎(画家、三岸
節子の女婿でもある)は、尊敬していた福田恆存が設立した現代演劇協
会の事務局長となる。しかし、次第に見えてきたのは優柔不断で猜疑心
の強い、およそ経営者には向かない福田氏の姿だった。「尊敬する人物
が矮小に見えるときほど悲しいことはない」と彼は書いている。福田氏
と芥川比呂志の対立に巻き込まれ、福田派からは芥川派とみなされ、芥
川派から福田派とみなされた向坂氏は傷ついて劇団をやめていく。
読みながら、最近の「新しい歴史教科書をつくる会」をめぐる内ゲバ、
また今日出海の「三木清における人間の研究」を思い浮かべた。書斎に
一人でいるときは「清潔な鳥」でいられた福田氏もやはり集団の中に入
れば、卑小な部分をむき出しにせずにはいられなかった。
私は本書の記述を受け入れて、なおかつ福田氏は偉大な人物だと思う。
だが最近の保守系雑誌やネットなどにおけるおかしな神格化には首をか
しげざるをえない。福田氏を一人の人間に引きもどして考えるためにも、
福田ファンにこそ読んで欲しい手記である。友人・家族たちの追悼文に
も心がこもったものが多く、楽しく読める。
951 :
吾輩は名無しである:2007/07/09(月) 04:02:00
「否定の精神」とか全集未収録作品を集めた別巻が出るって話は消えたの?
俺も福田はたいしたことないと思うんだよ。
弟子の所業をみると特にね。独断的で傲慢、ねじまがった性悪な連中が
多いじゃないか。
これは福田の思想が伝播しちまっていかれた奴等が大勢ということだよな。
すると、福田自身も小童にみえるんだ。
>>952みたいな明らかな馬鹿から「たいしたことない」などと言はれたら、
あの世の福田も、さすがに笑ふしかあるまい。
955 :
平下流:2007/07/23(月) 21:41:43
福田恆存を批判する人、ことに政治思想的に批判する人は本当に恆存を読んでいるのかと疑問に思います。
彼の歴史的仮名遣いや日本国憲法に関する文を読んでみて下さい。
理路整然、論旨明晰、右だ左だのイデオロギーの入り込む余地は無い様に思われます。
956 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 20:17:14
文春新書で福田恆存の『私の国語教室』のえんぴつ版という『舊漢字』の本が出たよ。
著者はやっぱり『私の国語教室』を読んでいて、例文にも福田の文章があった。
958 :
吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 22:11:23
>>957 えっ、完全に立ち消えになったんですか?
四年ほど前の中村保男の本にあったんだけど…。
新しい著作集に期待しましょう。
受験生だが、現代文の問題文がこの人の『日本を思ふ』って本の抜粋だった
入手したくて古本屋探し回ったが見つからない…
963 :
吾輩は名無しである:2007/08/20(月) 02:55:34
うめ
え〜 森英樹(本物) 2007/08/15 00:33
男性 自由業 34歳 A型 京都府
でも会長とかが「福田恒存をやっつける」とか言っても阿呆らしいから読んでないし放置するのがいいんじゃないかな?
僕は福田は好きだけど松原正と小林秀雄はもっと大好き。
福田恒存の文章は少し野暮ったいよ。
まあバカを相手に懇切丁寧に説明してるから仕方ないけどね。
麗澤大学出版会から新しい評論集が出るね。
未発表論考が今から楽しみだ。
966 :
吾輩は名無しである:2007/09/12(水) 20:47:47
文藝春秋に福田の遺稿が載った。
でもあんまり面白いようなものじゃないが。
新潮文庫の『蒲団』の解説はひどいわ
968 :
吾輩は名無しである:2007/09/13(木) 21:43:22
芥川論で注目されて、芥川の文章の「誤植」を論じて円環を閉じた福田サン。
970 :
吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 02:36:47
>>961 『日本を思ふ』のなんという論文ですか?
971 :
吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 18:10:46
ところで、福田逸のwikiを書いたやつは地獄の箴言の彼じゃないかね。
へたごまを非難していた奴なぞ、奴ぐらいのもんだ。
そういえば」、今、ブログのコメント欄
で行われている議論なんぞ彼のにおいがプンプンしやがるぜ。
コメント欄のnなる人物の政治批評、実に香ばしいね。
世間知らずを何とも思わぬ厚顔無恥。無免許運転とやらも検挙されて
おしまいだな。それより、親のためにもちゃんと働け。
無免許運転の果てにあるのは、事故だけだろう。
また懲りずに事故を起こすのか。
974 :
吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 00:22:36
あのnの意見は明らかに媚米派だな。
松原信者と瓜二つ。へたごまを指摘されて怒りに身を委ねたか。
ああいふ意見を媚米と取るはうがをかしいと思ふが。
さぞかし單純な腦味噌の持主なんだらうね。
>>974
ご本人降臨ですか。
違ひますが。
キリスト教しか使へるカードが無いから、何時までも使つてゐたいn坊だつた。
979 :
吾輩は名無しである:2007/09/23(日) 17:58:26
nとの言ひ争ひも終結か。nは政治学の智識がかけてゐるし、もう一方は
トクヴィルぐらゐ読んでおいてもらひたかつたね。
ところで福田逸の仮名遣ひや言葉に疑問がある。
ずゐぶん色んな人から注意されることが多いやうに思へる。
「おく」を間違ふ奴つてゐるかね。
福田の息子だからつて優秀といふわけではないと分かつてゐるが、
蚊が飛び回るやうに仮名遣ひに触れる割には酷すぎる。
親米保守派の親米論って、単なる「長いものに巻かれろ」だからなぁ。
親米はどういふ訳かアメリカこそ民主主義の最高位に存するものであり、
民主主義を信仰してさへゐれば国は宇内一になると考へてゐるところだな。
アメリカの数百年程度の歴史をみて、よくもまあ、さういふことがいへるよ。
これから先、あの帝國が自壊せぬともかぎらぬだらう。日本の歴史と比べて
なんと戦史が多いことか。戦争ばかりするのが優秀な国だといふのなら、
親米は本当の意味で左翼に嫌はれて然るべし。それどころか、真つ当な日本国民から
疎外されてもしやうがない。
たぶん親米は漢文が読めないから江戸時代以前の歴史を調べやうがないんだろう。
情けない保守だこと。漢文が読めなければ日本史の大部分は分かりもせぬのに、口だけか。
983 :
スカンク草井:2007/09/26(水) 16:08:10
福田恆存は戰後日本最高の知識人であり、私生活でも清廉な人でした。
このスレに辿り着き、ザッと目を通しましたが、あまりのひどさに吐氣を催しました。
此處には二度と訪れるつもりはありませぬ。
これから口直しに、福田恆存全集を再讀いたします。
>>983 此処に來た時點で御貴殿も同類だけどな。
こいつ、知識人としては、有名だけど
劇作家として、どうよ
どぜう、てふてふ
>>985 戯曲はいま読み返しても、面白いよ。
だけど、劇団が分裂したのは残念だったね。
まあ、群れればいつかは崩壊するもんだ。
已むを得ないんだろうな。
劇団の分裂は、何が原因だったの?
>>989 同感、同感。あの分裂騒動で、芥川をはじめとする「円」を結成した
連中だけ批判するのは公平を欠く。