【黎明爆撃】本日の南雲部隊司令部1AF【艦砲射撃】
>>116は、名無し、トリップ無し、ID無しの三無しチキンくんだから、まともに相手すべきかどうか、
小職も迷うところであるのだが(大笑) まぁいいや、チャチャを入れてみよう。
”海軍作戦通信史” PDFでググって、-54-下段にある「機動部隊の通信計画の要旨」の中に、
「各艦は東京通信隊放送を常時待受す」という文言を見て、驚愕したらどうだろう?
(URL付きの代行依頼が跳ねられた以上、小職はアク禁が解けるまで、URLを通信する術はない)
多聞丸が受信してたとしたら、赤城が受信できないことは、まずありえない。
むしろ、南雲司令部自ら「各艦は東京通信隊放送を常時待受す」と命令しておきながら、
赤城で常時待受させてない、って話に発展するね、間違いなく。
多聞丸に責任転嫁する前に、赤城通信班を叱咤するのが、南雲司令部の任務だと思うが(笑)
更に言えば、戦隊司令官は多聞丸一人じゃないだろう。批判するならもう
さて、6/5の敵艦隊索敵は、赤城・加賀・利根・筑摩・榛名が担当で、
山口少将配下の二式艦偵は、1機索敵というよりは触敵が目的の偵察機だね。
>>112もそうだが、索敵計画の受理及び実施に、どれだけニ航戦が関わっていたのだ、と小一時間(ry
兵装転換命令、及び利根四号機の第一報受信については、別途。
南雲長官が指揮不能に陥った際の、次席指揮官は阿部司令官。
だから多聞丸は、7「ワレ航空戦ノ指揮ヲ執ル」と航空戦に限定して宣言してる。
戦隊指揮官は、6F情報を受信したのであれば、南雲司令部に意見具申すべき、という主張であれば、
阿部八戦隊司令官、山口ニ航戦司令官、木村十戦隊司令官は、基本的には同罪だろう。
特に、阿部司令官は、索敵機を4機担当するのだから、ますますネ(笑)
なぜなら「各艦は東京通信隊放送を常時待受す」が機動部隊司令長官から下令されてるのだから。
飛龍だけが受信して、赤城・利根・長良が揃って受信できない、ということは、まずありえませんな。
さて「海軍作戦通信史」には、以下のような記述もあった。
・第一連合通信隊は、【ハワイ出撃の気配を探知し、之が警戒を】友軍に通報した → -56-下段
・ミッドウェーの哨戒の程度厳重になりつつある状況並びに哨戒圏等を判知、友軍に通報した → -57-上段
・6/4、飛行機が無線帰投を実施しあるが如き平文電報を傍受した → -57-下段
という点を踏まえ、
>>109に話しを続けたかった(笑)
さて、ちょっと話が脱線したね。
兵装転換命令、及び利根四号機の第一報受信に関しては、次のレスで。
さて、山口少将の意見具申について、小職から資料提示。
資料1 飛龍飛行長 川口大佐の証言(光人社「空母機動部隊」p79)
: 本誌 いまの母艦攻撃という点を、山口司令官から進言されたのは1回ですか
: 川口 ええ、1回か2回進言されたですよ。
資料2 松田十刻「山口多聞」より。
p249 「今朝来より来襲せる敵機の動向情況に鑑み、敵機動部隊出現の算大なりと思考す。考慮せられたし」
(中略)午前4時20分、信号が発進された。赤城からは「信号了解」の解信符が送られてきた。
だが、兵装転換中止の動きはない
【筆者注. 雷爆転装命令が出た直後の話だね、コレ。この数分後に、利根4号機の第一報が入るわけだ。】
p258 「赤城へ信号だ。攻撃隊ただちに発進せしむるを妥当と認む」
p259 「現装備のまま。それを信号文の頭につけてくれ」
通信のやり直しが行われた。赤城から解信符が届く。「赤城、信号了解」
【筆者注. これがかの有名な即時発進の意見具申だね】
索敵計画の受理と、6F情報の後先はどう考えてるかな、ゲショゲショくんは? 3-4で多聞丸は意見具申してますな。
ちなみに、山口少将を批判するなら、下記だね。
ttp://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1311072304/820 6/4に飛龍で、敵の呼出信号を受信していたことが、事実だった場合、
それを赤城に信号で報告しなかったこと。
これは、山口シンパの小職であっても、山口少将を批判せざるを得ない。
でも、草鹿アンチの小職は、飛龍と赤城の通信班を比較すると、赤城の通信班は役立たずだった、
というべきか、草鹿あたりが全部握り潰したか、どちらかな、と考えたくなるものだ(笑)
そういえば、「海軍作戦通信史」をまとめた石黒氏、ニ航戦の通信参謀だった人だね。