1 :
名無し三等兵 :
2011/04/12(火) 01:42:00.70 ID:???
2 :
名無し三等兵 :2011/04/12(火) 01:42:41.22 ID:???
3 :
名無し三等兵 :2011/04/12(火) 01:43:21.80 ID:???
4 :
名無し三等兵 :2011/04/12(火) 01:44:02.20 ID:???
5 :
名無し三等兵 :2011/04/12(火) 12:36:49.08 ID:???
乙
6 :
名無し三等兵 :2011/04/13(水) 23:02:50.15 ID:???
「この本が凄い 軍事板版 2010年」最終集計。 点数配分を明記してないレスは俺が勝手に配分した。 1位 25点 P.W.シンガー:ロボット兵士の戦争 2位 10点 ディミタール・ネディアルコフ:ノモンハン航空戦全史 3位 11点 石津朋之,永末聡,塚本勝也:戦略原論 4位 8点 西原正,堀本武功:軍事大国化するインド 5位 7点 神立尚紀:祖父たちの零戦 6位 5点 ジョン・エリス:機関銃の社会史 6位 5点 デイヴィッド・ジェフリ・チャンドラー:ナポレオン戦争 6位 5点 井上孝司:戦うコンピュータ2011 6位 5点 根本敬:抵抗と協力のはざま-近代ビルマ史のなかのイギリスと日本 6位 5点 NF文庫全般 11位 4点 加藤浩:神雷部隊始末記 11位 4点 戸高一成:海軍反省会2 13位 3点 マーチン・ファン・クレフェルト:戦争文化論 14位 2点 マイケル・ハワード:ヨーロッパ史と戦争 15位 1点 ラルフ・プレーヴェ:19世紀ドイツの軍隊・国家・社会 15位 1点 ベイジル・ヘンリー・リデルハート:戦略論 15位 1点 阪口修平:歴史と軍隊――軍事史の新しい地平 15位 1点 創元社:戦闘技術の歴史 15位 1点 井門満明:クラウゼヴィッツ「戦争論」入門 15位 1点 ベイジル・ヘンリー・リデルハート:ヒトラーと国防軍 シンガー強え。まあ俺のせいだけど反省はしていない。 「戦闘技術の歴史」の低評価は意外。俺みたいなニワカには図版いっぱいでありがたいんだが。 リデルハートが二つランクイン。地味に流行したのかな。 クレフェルトって、補給戦の人?
7 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 00:29:28.15 ID:???
8 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 01:02:51.33 ID:???
機関銃の社会史ってそーとー前だろ、出たの。いいのか。
9 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 02:33:37.30 ID:???
>>6 元々自分の為の集計だった筈だが乙。
「ロボット兵士の戦争」は、シンガーの前2作と比べると大分読み易くなった印象があったので個人的に高評価。
「戦闘技術の歴史」は、他の本でも得られる情報が多かったと判断されたのかもしれない。
あれが気に入ったのなら、新紀元社の「Truth in Fantasy」シリーズもお薦め。
ミリタリーから歴史、社会、文化、風俗、神話や伝説まで含め、かなり細分化されたテーマ毎に1冊ずつ出てる。
でも元々はゲーム好きの人向けだったので分かり易い記述だし、巻末に参考文献リストもあるので便利。
10 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 03:45:39.31 ID:???
>>8 平凡社ライブラリーで復刊したのが去年だからいいんじゃない?
11 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 15:40:51.10 ID:???
>>6 「戦闘技術の歴史」は、低評価じゃなくて少数派なだけだろう。
確かに興味深い内容だけど、如何せん近現代に比べて
古代・中世に興味を持っている奴は少ないからねぇ。
”この10冊の本を評価してください”じゃなくて、
”貴方が去年買った本から選んでください”じゃ
もろに人気のある(=買う人が多い)ジャンルに票が集まるのは当然だよ。
質問方式が、”次の5冊の本を読んで、それぞれに点数を配分してください”
と言う形式だったらもっと上に食い込むだろう。
(そのような質問に耐えられるほど多ジャンルの本を去年の段階で
読んだ奴が何人かは知らないが)
12 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 16:37:55.61 ID:???
大戦中の日本やドイツの潜水艦に関する本はたくさんありますが、米英などの連合軍側の潜水艦について取り上げた本はありますかね? 一応手元にはウェインライトの「信濃!」、「イギリス潜水艦隊の死闘」 歴史群像シリーズの「日米潜水艦」などがあるのですが
13 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 17:13:46.79 ID:???
光人社新刊 (四月下旬発売予定) 巡洋艦「大淀」16歳の海戦 小淵守男 870 戦車連隊長「バロン西」硫黄島に死す 大野芳 870 本当の戦車の戦い方 木元寛明 820 落下傘隊長堀内海軍大佐の生涯 上原光晴 840 (五月下旬発売予定) ガダルカナル 越智春海 790 英国東洋艦隊を撃滅せよ 「丸」編集部 940 水雷兵器入門 大内建二 800 日本魚雷艇物語 今村好信 730
14 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 18:03:33.41 ID:???
15 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 18:30:56.38 ID:???
16 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 20:00:10.33 ID:9ZLqrwPh
a
17 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 21:09:26.66 ID:???
第二次大戦のドイツ軍の勲章や記章について詳しく知りたいのですが、 日本語の良書は出ていますか?
18 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 21:16:56.12 ID:???
Uaaで検索すればおk
19 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 22:26:14.10 ID:???
20 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 22:39:51.87 ID:???
山田千秋『日本軍制の起源とドイツ』はどんな感じ?類書余り無いけど。
21 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 22:49:31.90 ID:???
歩兵関係の指揮、戦術、地理学などの実践的な書籍でお勧めってありませぬかね 柘植の『小部隊指揮官バイブル』と上田氏の『COMBAT BIBLE』はなかなか良かったです 『歴史群像アーカイブ3現代戦術〜』は資料としては素晴らしかったのですが
22 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 22:51:33.10 ID:???
『ノモンハン航空戦』の監訳者って、あの源田実の血縁?
23 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 22:53:44.08 ID:???
ちがう。FAQやね。 グぐれば分かるんだが
24 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 22:59:03.48 ID:???
>>21 『コンバットスキルズ』(全3巻)とか、『コンバット・バイブル』(クリス・マクナブ、『最新〜』もある)とか
25 :
名無し三等兵 :2011/04/14(木) 23:00:38.13 ID:???
>>21 「歴群アーカイブ2 戦術入門」は?
大まかながら、歩兵部隊の基本的運用と戦術について一通り触れてる良い本と思うんだが。
26 :
名無し三等兵 :2011/04/15(金) 00:39:05.59 ID:???
>>21 歴群で連載中の歩兵教本
アーカイブされるのが楽しみだ
27 :
名無し三等兵 :2011/04/15(金) 03:09:58.37 ID:???
>>14 Glossar+Luftwaffe検索であっさり出たぞ。
http://en.wikipedia.org/wiki/Glossary_of_German_military_terms あとExternal linksの
Luftarchiv.de List of Luftwaffe abbreviations
http://www.luftarchiv.de/index.htm?/luftwaffe/anhang.htm にもかなりある。
References
Andrew, Stephen; Thomas, Nigel; The German Army 1939-45: Blitzkrieg. Osprey Publishing Lt., 1999.
Bidermann, Gottlob Herbert. In Deadly Combat: A German Soldier's Memoir of the Eastern Front. Kansas, University Press of Kansas. (2001): ISBN 0-7006-1122-3.
Rottman, Gordon L. "FUBAR: Soldier Slang of World War II". London, Osprey Publishing. (2007): ISBN 978-1-84603-175-5. (Contains German slang chapter.)
Sajer, Guy; The Forgotten Soldier. Brassey's Inc. (2001): ISBN 1-57488-286-4. Excellent, personal telling of a regular German soldier's experience of the Eastern Front in World War II.
Shirer, William; The Rise and Fall of the Third Reich. Simon & Schuster. (1990): ISBN 0-671-72868-7.
これらの書籍をAmazon.deで検索して、関連で出てくる書籍もあさればおk
小説家か漫画家か知らないが、あとは頑張れ
いい本見つけたら、ここに報告な。
28 :
名無し三等兵 :2011/04/15(金) 05:28:15.19 ID:???
>>19 俺はその時落ち着いていたつもりだったが、今考えると何も出来なかっただけかも知れん。
俺のいた図書館でもその映像ほどではないが本が落ちた。
逞しい女性司書が「本棚から離れて下さい!本棚から離れろ!」と怒鳴って走り回っていた。
おかげで全員本棚から退避した。正にGJ。
29 :
名無し三等兵 :2011/04/15(金) 06:03:34.36 ID:???
>>28 ブラックホークダウンの「壁から離れろ」と「缶から離れろ!」と思い出させるエピソードだな
30 :
14 :2011/04/15(金) 08:28:09.78 ID:???
31 :
名無し三等兵 :2011/04/15(金) 19:04:32.86 ID:???
>>19 本棚が倒れないだけましなんだろうな
阪神の時にホテル高層階のバーラウンジで酒瓶がロケットのように飛び交ったという話を思い出した
その話を聞いたときには酒瓶がスターリンのオルガン状態の画が浮かんだわけだが…
32 :
名無し三等兵 :2011/04/15(金) 19:49:36.56 ID:???
>逞しい女性司書 第六天魔王グレートあたりが薄い本にしねーかな。
33 :
名無し三等兵 :2011/04/15(金) 19:59:29.46 ID:???
>>19 やっぱ図書館の本棚って丈夫に作られているんだなぁ。
うちなんか、震源から遠く離れた東京なのに目の前で本棚が
倒れたし、やっぱ防災対策はきちんとせんとなぁ。
因みに、余震がある程度収まった翌日に本棚の復旧作業を開始したんだが、
崩れた本の山の下から電源入りっぱなしで絶賛作動中の電気ファンヒーターが
発掘されたよ・・・(;´・ω・`)アブナカッタ・・・
34 :
21 :2011/04/15(金) 20:56:22.14 ID:???
35 :
名無し三等兵 :2011/04/15(金) 23:27:54.50 ID:???
「あゝ伊号潜水艦」読了。 ベーリング海の巨大昆布にヨダレたらした俺は馬鹿ですかそうですね。 戦闘機からの爆弾投下で攻撃機を迎撃するってのは、ドイツ空軍もやってた気がする。 「海上護衛戦」って、防衛庁防衛研修所戦史室と大井篤の二種類あるんだけど、 有名なのはどっち?
36 :
名無し三等兵 :2011/04/15(金) 23:39:33.85 ID:???
37 :
名無し三等兵 :2011/04/16(土) 00:05:11.86 ID:???
38 :
名無し三等兵 :2011/04/16(土) 09:47:31.30 ID:???
あんまはっきりした質問じゃないけど アナバシスぐらいすごい ローマか中国か近代ヨーロッパの本ってないの?
39 :
名無し三等兵 :2011/04/16(土) 11:10:09.95 ID:???
>>38 「ガレー船徒刑囚の回想」
ジャン・マルテーユ
岩波文庫
ルイ14世統治下のフランスで、宗教的理由から10数年に渡り徒刑囚としてガレー船の漕ぎ手を勤めたプロテスタントの回想。
ガレー船の構造や生活が克明に記録されていて、特に戦闘の描写には圧倒されます。
当時の社会に付いても興味深い事が色々と書かれています。
初めて読んだ時は、あまりに波瀾万丈過ぎて小説じゃないかと疑いましたがw
実際、下手な海洋冒険小説より面白いかと。
40 :
名無し三等兵 :2011/04/16(土) 11:52:31.99 ID:???
ホルテン兄弟と彼らが開発していた前翼機に関する書籍はある?
41 :
名無し三等兵 :2011/04/16(土) 12:55:44.46 ID:???
42 :
名無し三等兵 :2011/04/16(土) 14:28:35.07 ID:???
どなたか、ロシア革命時に亡命した黒海艦隊の亡命前後の行動や顛末について
扱ってる本をご存じないでしょうか?
>>33 ほんのりしか関係がないが、とある取引先の企業で
閉架のレールが変形しちゃってスムーズに動かなくなってた。
あれどうやって直すのかなぁ。
43 :
名無し三等兵 :2011/04/16(土) 15:14:14.58 ID:???
>>42 ソビエト海軍 : その歴史と戦略 / D.W.ミッチェル
には、おおまかな行動は書いてあったと思う。
44 :
名無し三等兵 :2011/04/16(土) 19:38:16.98 ID:???
『補給線』の第2版の邦訳出てほしいな。今出てるのは初版が底本だし。
45 :
名無し三等兵 :2011/04/16(土) 19:39:30.46 ID:???
ソ連側の視点からキューバ危機を取り上げた邦語文献はある?
46 :
名無し三等兵 :2011/04/16(土) 19:49:04.07 ID:???
>>43 ありがとうございます。
読み飛ばしておりました。
以前は興味がなかったので、あんまり頭に残ってないのかと思います。
その本は友人のところにあるので、今度返して貰った際に
じっくり読んでみます。
この時期の黒海艦隊関係記述で憶えてるのはアメリカ人使節が
弁舌で過激な共産化をマイルドにしちゃった話とかそんなので。
47 :
名無し三等兵 :2011/04/16(土) 20:39:39.76 ID:???
731部隊についてはどの本が一番実証的?
48 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 01:10:07.87 ID:???
前装式銃(ライフルも含む)について日本語でまとめてある本ってあります? 種類や登場した時期、造り方や運用方法等が載ってるとうれしいですが。
49 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 07:13:02.61 ID:???
>>48 『戦争の世界史』
『火器の誕生とヨーロッパの戦争』
50 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 10:18:46.66 ID:???
>>48 「図説狙撃銃大全」(原書房)がお勧め。
南北戦争までの前装式銃やライフルの運用にかなりのページを割いている。
写真も豊富(リネアクターによる再現)なので、当時の密集陣形がわかって興味深い。
51 :
48 :2011/04/17(日) 11:04:17.52 ID:???
>>49 ,48
有難うございます。
アマで調べてみたんですが、
前者2つが絶版でお値段が私からすればあり得ない数字なのですが、
ここの住人にはこれが普通なのでしょうか?(^q^)
52 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 11:18:47.77 ID:???
>>51 高い本は図書館で借りるといいよ。近所の図書館になくても取寄せてもらえる。
でも資料的価値が本当にある本なら、高い本は売るときも高く売れる。
場合によっては利益が出ちゃうくらい。
53 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 12:32:36.48 ID:???
>>51 「買う人しか買わない」本におけるマケプレは最後の手段。
『戦争の世界史』の方は丸善かジュンク堂で新品見た憶えがある。Amazon以外を探してみては?古本OKならネットで探すとか。
お題のみ扱ってる本ではないので買うなら捲ってからのが良いと思う。
54 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 12:37:11.94 ID:???
忍法帖あるとこのスレきついわ。
55 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 13:29:27.75 ID:???
あー、なんかアマゾンだと異常な高値つけてる事はある。 価格については「日本の古本屋」なりなんなり、他の所で一通り調べておいた方が良い
56 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 15:36:01.25 ID:???
『戦争の世界史』ってそのうち中公文庫に入らないかな? 同著者の『疫病と世界史』が入ってからひそかに期待してるんだが
57 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 15:51:17.58 ID:???
>>56 単行本買った直後に文庫版が出るのが法則です。
そういえば、「スターリングラード 運命の攻囲戦」文庫が出たね。
この本が1050円で読めるなんて幸せだ。書かれてる内容は幸せじゃないが。
58 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 17:16:05.28 ID:???
>>56 あれだけ分厚い本は文庫化厳しいんじゃない?もしなったら軽く全4、5巻は
いきそうだし。
59 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 17:24:06.88 ID:???
パンツァーファウストなどドイツ軍の小火器のついて知るにはどの本がオススメ?
60 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 17:38:59.00 ID:???
61 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 18:31:20.90 ID:???
>>55 amazonにしか出さない古本屋増えてるから、その方法が通用するかなぁ
62 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 19:13:52.64 ID:???
>>61 通用も何も、とりあえず他のサイトなりで相場を確認するのが普通じゃないのか
63 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 19:32:50.17 ID:???
>>38 「アナバシス」読んだのならトゥーキュディデース「戦史」とかアッリアノス「アレクサンドロス大王東征記」
と面白く読めると思うよ
ってか「戦史」を密林でチェックしたらまた新刊購入無理になっているんだな・・・
>>56 出版社がちがうお
仮に中公で文庫化しても一冊1200円の四巻構成とかになりそうだけどさ
64 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 20:05:06.36 ID:???
>>61 密林はせどりな素人さんが多くて相場がおかしいんだよね。
密林は在庫切れになっている増刷がかかるか微妙な書籍が「新品未読」なる胡散臭い表示で定価の3倍ぐらいで出品されてることもあった。
その本を買い損ねていたので慌てて書店へ行ったらまだ在庫があったから低下で買えたけど・・・。
65 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 20:06:40.01 ID:???
66 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 20:20:06.87 ID:???
渡辺洋二さん去年引退表明したけど、翻訳からも手引くのかな?
67 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 20:36:51.91 ID:???
>>65 売上って単価がぜんぜん違うだろうに…
ペーパーバックとかの形態ほんの数年後には絶滅してるかもな…
新聞とか雑誌は、Webに押されて苦しいのが有料配信で息を吹き返すかも
68 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 20:52:51.92 ID:???
69 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 21:33:11.34 ID:???
>>68 落ち着け、文庫化されたの2005年だw
通販ならともかく、店頭には置いてない可能性高いぞ。
欲しい時が買い時だ、文庫本だって買い時を逃せば在庫切れだ。
70 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 22:25:29.88 ID:???
梅本弘の一連の航空戦や陸軍航空隊に関する著書は良書?
71 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 23:05:35.96 ID:???
>>70 よく調べてある。何しろ前書きで「こういう本はどこにもないから自分で書いてみた」と
言ってるくらいだから。
中でもビルマ航空戦は読んでるとどうしても同じような記述ばかりになってしまうが
何機損失、ではなく数字ではなく名前で記述してあるから資料として極めて貴重。
よく書いてあると思うよ。
72 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 23:26:55.03 ID:???
孫崎享の著書はどんな感じ?
73 :
名無し三等兵 :2011/04/17(日) 23:47:53.14 ID:???
「捨身必殺」は、最近の大日本絵画とも思えん価格なんだけど何であんな安いの? 中村三郎大尉を広く顕彰するため? 本気でそう思える。 3600円くらいで出しそうなモンなんだけど
74 :
名無し三等兵 :2011/04/18(月) 00:08:22.55 ID:???
>>73 発売前に全文無料公開までしたからな。写真は買わないと見れなかったが。
何らかの販売実験だったのかも。
75 :
73 :2011/04/18(月) 00:18:38.14 ID:???
>>74 へぇ。そんなことしてたんだ。
レスありがとう。
76 :
名無し三等兵 :2011/04/18(月) 07:23:50.71 ID:???
77 :
名無し三等兵 :2011/04/18(月) 08:32:34.07 ID:???
>>7 みたいにクレフェルトってまだ生きてるのと思ったら
補給戦書いたとき未だ30代だったんだな。
>>73 大日本絵画は最近ネット・電子化方面に力入れ始めてるみたい。
78 :
名無し三等兵 :2011/04/18(月) 13:11:02.70 ID:???
>>77 亡きハンチントンも、あの『軍人と国家』出したときまだ30歳だというから
すごいな。
79 :
名無し三等兵 :2011/04/18(月) 19:36:24.79 ID:???
まあ「火器の誕生と〜」は「日本の古本屋」には無かったし、ヤフオクでもアマゾンとあまり変わらないしで。 原語版だったら3千円足らずで買えるので、チャレンジしてみるとか。
80 :
名無し三等兵 :2011/04/19(火) 02:07:36.10 ID:???
常石敬一さんの著作は信頼できる?
81 :
名無し三等兵 :2011/04/19(火) 02:10:23.22 ID:???
731部隊や日本軍の生物化学兵器開発について知りたいのですが、誰の著書が 特に信頼できる文献でしょうか?
82 :
名無し三等兵 :2011/04/19(火) 02:30:10.54 ID:???
土門周平の著作は良書?
3日連続で古書店のカタログが届いた。 京都古書研究会のカタログは綺麗だね。 1冊2,3万くらいする本を アレも欲しい、コレも良いな、などとチェックしていたら 100万越えてしまった。。。。 さすがに全部注文はデキンな・・・2,3冊にまとめなければ。
84 :
名無し三等兵 :2011/04/19(火) 19:24:22.91 ID:???
85 :
名無し三等兵 :2011/04/19(火) 20:28:25.75 ID:???
>>84 本国密林で引っかからないんだが、直販のみなのかな?
86 :
名無し三等兵 :2011/04/19(火) 20:52:23.26 ID:???
>>85 あー、そうかも……
G11の情報がのってるなら買おうと思ってるんだけど
87 :
名無し三等兵 :2011/04/19(火) 21:51:02.44 ID:???
88 :
名無し三等兵 :2011/04/20(水) 08:36:39.64 ID:???
満州国の軍隊について知りたいのだけど、日本語でまとまった文献は出てる?
89 :
名無し三等兵 :2011/04/20(水) 08:47:17.55 ID:???
>>83 京都古書研究会で軍事関係で良さそうな物はありますか?
>>89 京洛内外天誅殺傷事件顛末見開図巻 文久2年の4m巻物126,000えんとか
大本営写真班撮影・陸地測量部蔵版日露戦役写真帳 計6冊木箱入り 90,000えんとか
?
値段的に諦めたが、気にるならどうぞ。
91 :
名無し三等兵 :2011/04/20(水) 09:18:29.21 ID:???
92 :
名無し三等兵 :2011/04/20(水) 11:50:18.63 ID:???
93 :
名無し三等兵 :2011/04/20(水) 13:26:27.55 ID:???
京都の古本は次元が違うからな。もはや古文書の世界
94 :
名無し三等兵 :2011/04/20(水) 15:46:50.42 ID:???
>>87 ほんと
HK=香港ってマジうざい
HKWEBSHOPを見てみたら配送は合衆国内のみだって
アメリカに知り合いがいるからとりあえず持ってるかどうか聞いてみる
……どうせ持ってないだろうけど
95 :
名無し三等兵 :2011/04/20(水) 16:01:03.45 ID:???
よく考えてみたらHK社ってツイッターアカウント持ってるんだった そこで聞いてみる
96 :
名無し三等兵 :2011/04/20(水) 17:21:54.83 ID:???
>>93 京都の古書屋とか、値段見て慄く素人さんの姿見て楽しむついでの仕事だろw
97 :
名無し三等兵 :2011/04/20(水) 19:07:29.77 ID:???
98 :
名無し三等兵 :2011/04/20(水) 19:55:19.97 ID:???
京都の古書屋で軍事関係豊富な所ってある?
99 :
名無し三等兵 :2011/04/20(水) 22:18:14.36 ID:???
HK社から返信が来た G11に関する情報をくれるって そろそろスレチだろうからやめるよ
エニグマについてはどの本がいい?
>>99 > G13に関する情報をくれるって
一瞬こう見えた
>>48 板橋区立郷土資料館刊
「図録−江戸の砲術−砲術書から見たその歴史 610g 1,200円 平成18年度特別展展示図録(新刊)」
「図録 所コレクション 520g 1,100円 鉄砲関係展示図録」
103 :
102 :2011/04/21(木) 00:51:19.92 ID:???
あと、佐山二郎「日露戦争の兵器―付・兵器廠保管参考兵器沿革書 」(光人社NF文庫) 本編はともかく、「付」以下の部分で、幕末の日本に渡来した訳の判らん中古洋銃の調査結果を当時の兵器廠がまとめた資料をそのまま復刻している。必見と言っていい。 (このレスの長さで本文が流されるってどんなんよ)
>>99 やめなくていいから公表可な情報だったら何らかの形で公表してくれ
105 :
名無し三等兵 :2011/04/21(木) 18:16:24.90 ID:EP5ZS2Mg
体を叩いて合図をとったり、 タンガーダウン!とか、 そういうのが書いてある本ってありませんか?
「本当の戦車の戦い方―陸上自衛隊の最前線を描く」 (光人社NF文庫 木元寛明) をゲットして読了。 木元氏は元戦車連隊長として多くの著作を出されているのでご存知の方も多いと思う。 類書の「本当の潜水艦の戦い方」同様、自衛隊OBによる過去と現状の分析および 将来への提言という進め方で書かれている。 90TKおよび10TKに関する実際の体験とそれらから導き出した問題点や新しい戦術への 可能性はさすが連隊長と唸らざるを得ないが、ユニークなのはそれらが活躍する 「仮想戦記」を自らがシミュレーションとして書き下ろしているところ。これは面白い。 全体として「本当の潜水艦〜」同様に陸上自衛隊という組織そのものに対する 危機感が垣間見られ、筆者の焦燥感を強く感じる一冊でした。
ふくろうの本「図説 朝鮮戦争」 あまり期待せずに手に取ったら、なんだこれ、凄い。 著者を見たら、田中恒夫先生でありました。
ブクオフで「図説 世界の「最悪」兵器大全」が置いていたので、再び立ち読み(新刊の時書店で立ち読みして 駄目だと判断したんだけど)してみたら、何気にノブゴロドの解説だけで欲しくなってしまった・・・ まぁユダヤ戦記三巻揃があったんでそっちのほうを買ってしまったけど・・・
>>108 その田中恒夫って人は朝鮮戦争研究では著名な人?
ggrks
>>111 110ではないが、ググると別の田中恒夫さんが、多く紛れ混んでてね・・・
>>111 防衛大学の元教授ですね。
学研の朝鮮戦争にも記事を書いています。
>>108 ふくろうは実はすごいんだよ。
「図説特攻」も淡々と史実だけ書いてて、一切の主義主張がない良い「資料」だった。
どうしても特攻の本だと右左出てしまうんだがな。
年表と史実だけの解説と図説と写真とずらっと並んだ特攻命中リスト。
陸海軍、空と海をそんなに多くないページでまとめられてる。
>>114 ふくろうの本には左翼系の反戦本というイメージがあったんだが、
今はそうではないのか。
いや、図書館でもそういう本と並んでいたもので……。
戦争の本で好かんのは、当事者でもない著者が 良いだの悪いだの自分の考えを好き勝手書く事。 結論ありきで文章書いて歴史に私情を挟むのはいかがなものか。 史実だけ書いて判断は読者に任せてくれ。 当事者は思ったとおりの事を書いても説得力あるんだがな。 その場に立った者にしかわからない場の空気を知らせて欲しいし。
史実だけ書かれた本から読者が判断する力や方法を鍛えるのは 当事者でもない著者が良いだの悪いだの自分の考えを好き勝手書く本を読むことだったりもする
当事者の本も後の研究者の本もどちらも必要。 当事者しか批判や賛同が出来ないのならば歴史学の意味が無い。 先に結論が有ろうが無かろうが、それは帰納法か演繹法かの違いであり 大事なのはそのプロセス。 そもそも年表以外の歴史には個々人の主観や感情が入り込むもの。 要は個々の著者の質と姿勢、読む人間の心構えの問題。 そのように自分は考えてるな。
ごめん、ついカッとなって書いてしまった今は反省している。 一番自分の考えを押し付けているのが自分だった。
ttp://mltr.ganriki.net/unc0660.html >回顧録,個人レベルの戦記ものを読まれる際は,著者の方の立場からの視点でしかないことが多々あります.
>もちろんそれは現場の観点として非常に有益だし重要なものではありますが,やはり大局的じゃないんです.
>ですから記載された内容を解釈する際には十分な吟味が必要で,
>うかつに信じ込むと真実はまるで逆だった,みたいなケースはしばしばありますので留意してください.
>>120 そのコメントを書き込んだ人は評論家寄りなんでしょうね。
実際は評論家も机上の空論や私情を挟む人が多い。
レイテ海戦なんかいい例だね、Wikiでは各論者がリストアップされてるが、
「栗田が突っ込めば勝てた」と主張している一派はもう完全な馬鹿リストと化してる。
結局、前線に居ようが茶の間に居ようが、私情・偏見を抜けるかどうかは当人次第。
最後の一個大隊とかな。
>>122 当事者の情報は確かに有益だけど、間違ったものもあるから盲信せずに自分でも考えましょうね。
っていう普通のコメントに読めるけど、違うのかな。
126 :
1 :2011/04/22(金) 23:55:45.14 ID:???
イェルク・フリードリヒ「ドイツを焼いた戦略爆撃」 生存者の証言から公式資料、その他ありとあらゆるソースを用いて描き上げたドイツ被爆撃戦史。 描写が凄まじい。戦略爆撃を論じる上で今後絶対に欠かせない基本資料になるのは間違いないと思う。
127 :
2 :2011/04/22(金) 23:56:49.81 ID:???
ただなあ…P247下段 大地はもはや、人間がそこで活動する、信頼に足る基盤ではない。 際限なく表土の下に送り込まれ、変化して圧力波や熱放射となった弾薬のエネルギーが、人間の立つ場所を揺るがす。 だから、爆撃を描写するどの話にも、世界の崩落という表現が登場するのだ。 世界は、実際に動き、揺れ、震え、壊れ、積み重なり、煮え、溶け、灰と化す。 大地の堅固さは永続の証であるが、終末のときに地殻は壊れる(以下略)
128 :
3 :2011/04/22(金) 23:57:56.59 ID:???
…震度1か2?3は行かんだろ。あ、揺れた。 というか、WWIでシェル・ショックって単語が出来たのはこの辺が原因か。前代未聞の大砲撃で大地が揺れたのにパニックきたす奴が多かったんだね。
たまに大きい本屋に行くと、とてもマイナーな分野を丁寧に扱った本からお手軽そうな本、見るからにトンデモそうな本まで色々ある。 たとえトンデモそうな本が含まれていても、色々な本が世に出ることができるのは素晴らしいことだと思う。 あらゆる著作は世の中に出版され、批評される自由を持つべきだと思うから。
出版ド不況だっての
>>130 むしろ不況なのにこれほど本が出てるってすごくね?
ま、出てるのは漫画本ばっかだけどな 採算性が悪化すると、回転率で稼ごうとして量的に増えるって現象もあるけれど
逆。本が売れないからこそ大量に出版しなくちゃ行けない。
「ぴあ」が廃刊したぜ。関西じゃ去年になくなってたわけだけど。 コレに限らず昔はやたら雑誌買ってたけど、もうすっかり○○○の読者な立場とは縁遠くなった。
大学出版社とか学術系だけでも残っていればなんとか。
>>124 ゆうかだからどうした?
もし変なことを言っていれば、ゆうかも頭の出来はその程度ってことだ。
ま、この発言は変と思わないが、○○大先生閣下様が仰せだからって盲信は、良くないよ。
>>122 も常識の範囲内のことを書いたものに過ぎないがな。
別に評論家を全否定しているわけではないし。
>>135 学生数減少でそっちが一番やばい…
>>134 ぴあがついこないだまで存在したほうが驚きだ
あんなただの情報誌はネット情報に対抗出来るわけないしな
学生時代は重宝したけどな
興行館と上映時間の確認だけだから立ち読みしかしなかったがw
>>114 学生運動が盛んだった頃に創刊された「ぴあ」はその左右の色を嫌って情報だけの誌面に特化した
みたいなことをどっかで読んだな
>>131 某、研究者の中の研究者向けの本しか出してない零細出版社のグチだが
超多忙の時のミスでOCRで読み取ったデータをチェックせずにそのまま出版してしまい、
それはそれは最初から最後まですごい誤字まみれになって
結局、出版から1年経ってから気づいて全部交換対応する事になった。
だがそれだけ誤植がすごくても誰も指摘なく、それでミスに気づくのが遅れた。
実は誰も本を読んでいないのではないかと。読者は積読しかいないのかと・・・
>>139 もったいない奴だなぁ、当時の雑誌ではあんぐるとぴあのはみだしYouとPiaは面白かったので必ず買ってた
バンドオブブラザース書籍版の著者の人が、もひとつの戦闘における多人数の証言は異なる場合があるしその判断や解釈も異なる。
ゆえにDVD版の堅物・ダメ中隊長ソベルも一概にはダメだし扱いされてはいないところが興味深い
スレチだがVOWとかまだあんのか。
>>122 や
>>136 みたいな書き方だと、
当事者の意見に距離を置く=評論家
発言者の名前に信頼を置く=盲信
って言ってるようにも読めるので、もうちょっとソフトに言ったほうが
その読み取り方は明らかに逆だろ。 122は評論家「も」机上の空論や私情を挟む人が多い。 と書いているのだから。
>>140 951 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2011/04/05(火) 14:05:15.86 ID:???
「フランス第三共和制の興亡」全2巻、2000円にてGet
……うん、図書館にあるだろうとは思う、思うけど、こんなチャンスは二度とないと思ったから!
952 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2011/04/05(火) 14:37:22.97 ID:???
やがて…
>>951 のその貴重な2冊は
積読本の海に隠れて見えなくなっていった
積読戦線異状無し…報告すべき件無し…
…実際本が間違ってるのに気づいても、面倒いから文句とか付けないなあ。
あんまり細かいことで言うのもクレーマーっぽくて気が引ける。
>>145 我が心の師、谷沢永一先生は
図書館とは、○×全集120巻のような自宅に置いておけない本を見に行くところだ
と仰せです。
つくる会と絶縁状態にした谷沢センセか。 正直、中身読んだことないから良く知らないが、評論家としてはどうなの。
ああ、それは司馬史観論争のくだりが面白いんですよ。 それだけ読むと、つくる会がまともに見えてくる不思議。 司馬氏本人が生きて参戦してきたらもっと面白かったのに。
>6 日本海海戦の件 >わざわざ、論功行賞のことまで持ち出してまで東郷大将の功績を否定してくださった谷沢氏には悪いのですが、 >こちらは元よりそのようなことは大して重視しておりません。と言うのも、私が言いたかったのは旗艦の名前が間違っていたこと >(スワロフをパブロフと誤記)、そして後は記述量の問題。別に第二艦隊がどのような動きを見せようと、 >そんなことは知りたい生徒が選択社会科の時間にでも調べて発表すればいいだけのこと。 >必修科目の歴史教科書に特別詳しく書いても仕方がない、というのが私の考えです。 何このまとも過ぎる指摘。
谷沢永一とつくる会だと、記述の内容がでたらめだからこんなの絶版にしろっつってるのには素直に笑ったっけなw 司馬史観とかwww 司馬遼太郎と山本七平、人間通とかいい加減な基準で一緒くたにしてリスペクトしてたしな あの雑駁さには参った 三島由紀夫事件への態度見れば対極の人なの一目瞭然なのにね
>司馬史観とかwww 何言いたいのか不明。 谷沢が一番笑えるのは自分の本では司馬史観を振り回しているのに つくる会への批判では「司馬史観の定義なんて無理(キリッ」ってやってる ブーメラン振りなんだけど? ま、都合よく小説になったり歴史書に準じた扱いにするのは馬鹿読者(最早信者ですらない)と 責任逃れがしたい出版社の何時ものパターンだけど。 他にも何人か戦記を書いてる作家さんにいらっしゃいますね。そのパターンは。
おれ的には谷沢永一は「おもしろサンデー」で文珍と由紀さおりと一緒に出てた関学のセンセ。
>>152 司馬史観とか実態のないもの振りかざすイタイおじいちゃんは笑うしかないだろw
司馬遼太郎自体が作家と歴史家の間を気分と都合で行ったり来たりするコウモリだったけどねえ
「戦闘技術の歴史 3 近世編」読了。 歩兵の隊列の変化が火力偏重の傾向をよく現してて面白い。 このシリーズ、「横に回りこむ」事の意義すらわからなかった俺みたいなトーシロにも、 直感的にその意味を理解させてくれるから好きだ。
>>154 個人的には「人間所詮使い捨て」の山田風太郎的視点がしっくりくる。
谷沢さん先月に亡くなってたのね
銃器メーカーの取扱説明書を語るのも書評になるのか教えてください。
マニュアルとしての善し悪しを語るのは書評じゃないだろ。 アサルトライフルとか、軍用拳銃とかのスレでやることだと思うが。
日本陸軍の本は佐々木春隆がぶっちぎりで面白いですなぁ。 陸軍の他の方の本でオススメはありませんか。
「歴史群像シリーズ 軍事分析 戦国の城」 発売されてたので確保 これは戦国の堅城の後継艦ですね。 また各城の火力配備やら機動経路の分析に加え 樋口氏が作戦術の観点から戦国城砦を軍事システムとして捉えて 解説し始めたのが面白いです。 もっと…軍事視点からの城郭研究って普及しても言いように思えるんですが… どうしても人が限られてしまうようですね…
そもそも軍事視点から近世日本を研究してる人も少ないですね
>>162 もし国内戦になったらやはり現存している石垣や城は拠点になるんですかねぇ。
あまり想像はしたくないですが。
>163 でも城砦って、そもそも軍事的施設ですから 歴史面だけでなく、軍事面からこそ見るべき部分も多いと思うんですけどね。 でも、軍事面から研究する人は、すさまじく少数派だって愚痴ってました…orz >164 現在とは地形や主要道路の位置が変わってますので、 そのものの石垣やら城を拠点化することはないと思います。 しかし、場所によっては今でも緊要地形の場所もありますので そういった場所は陣地化される可能性はあるかもしれないです。 ただ、陣地化されても、現代築城は壕が基本ですので… 遺構は堀かえされる羽目にw
4、5月、学研がちょい本気出してるな
あっと驚く船のリサイクルのレビューがない。 いい本だよコレ
>107 陸自の問題点なんて多過ぎて危機感を抱くだけ無駄な気が。。。 今回の震災において部隊の展開状況を追う限り、 輸送力皆無の定位置防御戦闘団としてすら危うい、 師団管区内での連携すら不可能だと思えるレベル。 泣きそうになった・・・
特設空母について延々と語ってそうだけどどんな内容? 一般商船とか客船にも触れてる?
木曜に戦闘技術の歴史まとめ買いしたのにまた買わねばならんのか
>>170 今眠いから簡易レビューで、
一般的な船が、どんどん持ち主を変えて行く理由とか
日本の民間船が外国へ売られていった先々のエピソード集とか、
民間の話がかなり多いです。
解体時の具体的方法もあったような
それでいてやっぱり改造空母の話、出てきます。
しかも今まで知らなかった話でした。
>>172 THX
結構面白そうだね
個人的には大内さんの本は当たり外れが激しいと思ってるけどこれは買いかね
>>162 >>165 戦車砲で原子炉を狙撃。
自衛隊員に拳銃携帯命令を発令。
電子情報保全隊で書き込んだ人間を特定し、警察庁公安部に通報する。
陸幕の前に情報本部にいた。人定特定は5分で可能。これが最後の警告だ。
福島県警原子力発電所警備隊が右翼のカチコミで数名殉職。
君について東京で対処させる。以上だ。
(仮)統合任務部隊司令部幕僚副長兼高級指導幕僚に昇任。
・・・こんなヨタ話を本気で信じるようなバカが何を言っても説得力ゼロ。
しかも、信じるどころか偽270式に媚びへつらって擁護しまくりw
「原子炉を狙うならATMより戦車砲のほうが適してます。当然です」キリッ
「270式の情報が変?最前線は情報が錯綜して当たり前なのですよ」キリッ
「270式さんがいま短気なのは、国防に真剣に取り組んでいるからです。当然です」キリッ
「意見具申が通りますように祈っております」
>>165 軍事に興味持つ人は基本、現代か第二次大戦あたりが出発点で、
そのへんはやっぱ西洋ベースなんで日本の戦国時代に繋がらない場合が多いんだよね。
そして戦国時代に興味ある人は現代まで興味が飛ばないw
断絶があるんだよなぁ。
自分は近頃のアニメややる夫スレのネタに利用されてたんで、
元ネタ調べてみるべといろいろ本を読んでいくうちに城の面白さに気付いたかなぁ。
>>174 今回の震災では安全神話よりのツイートをして失敗した有名ブロガーも居るしなぁ。
そういう落とし穴にかからず切り抜けた著名人やコテハンは再評価されてもいい。
軍事とは直接関係ないけど「ブラック・スワン」を買おうかどうかちょっと迷っている 扱っている内容がある種「戦場の霧」や「摩擦」に通ずるものがあるから、別視点から アプローチしてみるのも面白そうだなぁと
>>172 .173
個人的にはもう一つかなぁ。
エピソード集としては面白いけど、制度的な説明や問題とかへの言及がなかったり
するので全体が俯瞰出来ない印象。
>>164 国内戦の構図によってそれぞれとしか。
その国内戦の図式が、自衛隊VS革命ゲリラみたいな構図だった場合
城砦のあった場所は結構調査されていて、鎮圧軍に判らないように隠れて生活などできないから
過去の城砦を利用して立てこもるなど、鎮圧部隊の単なる的にしかならないし。
まして、戦国時代のような、対立豪族がどっちにいるのかで出城の位置も変わり
主家の周りを囲うように家臣団の砦を配置するような防衛砦は
国内戦が、群雄割拠の戦闘にでもなって、住民が自衛の意識を持つとかして、
自分の街を守るみたいなことにならないと使えないと思うが。
>>177 軍事関係は、ほとんど触れてなかったよ。
著書がラスベガスの有名なギャンブラーとかと一緒に、「不確定なこと」をどう判断するかを、軍事の頂点に近い人たちに講演したって話がちょろっと載ってる。
>>179 じゃー
>>158 に成り代わって取り扱い説明書の書評でもしてみっかw
部外秘 99式旋回機関銃取り扱いの参考(テ四)
昭和15年3月水戸陸軍飛行学校 川勝少佐口述
http://iup.2ch-library.com/i/i0290831-1303610246.jpg 「用済み後焼却、他人に譲渡を禁ず」とある部外秘のこの冊子は、武装班第三分隊の参考綴りとして保管されていた模様である。
実際にも教程で使用されていたらしく、かなりの書き込みがあり、中にはメモとして
27日 テ四 取り扱い
1.概念主要緒元2.分解・結合3.構造機能4.故障排除5.射撃前後の点検手入れ6.弾倉の取り扱い
学科(教育規定)射撃修正 関連移動修正 原理
などと書かれた紙が挟んであったりするので、こんな感じで現物を目の前にして教育が行われていたのだろうと推測する。
本文が長すぎてかけないエラーになってしまったので、つづき 冊子としては、98式旋回機銃、99式旋回機銃、テ一旋回機銃、武装工作法教程、98式直協偵察機武装法、弾痕による銃身廃兵器検定要領、おまけ程度で100式油圧系統だとか発動機重要緒元などが閉じこんであったりする。 どれも目次は似通っていて、古い写真や図版を用いて、総説、構造、機能、分解及び結合 取扱法、手入れ、格納及び検査の順で記されているが、 かなりの説明を「89式旋回機銃ト同一ナリ」で済ませているのには閉口。89式の取り扱いはここのないので、何だかよくわからん。 取り扱い説明なので仕方ないのかも知れないが、「ボルト」「ナット」「スパナ」「スパナ」「ナット」「ボルト」と、呪文のようにしつこい。こういう冊子の雰囲気を味わうためには、 配管工事だとか電気工事だとか、本当にスパナを回したり、鉄を体で知っている人でないと無理だろうと思われる。
>>161 憲兵サンよもやま物語
内地でも前線でもない戦地の大都市での憲兵の養成と仕事が作者の人生を通して分かる。
>>164 沖縄戦でも首里城を使ってたでしょ。
防御拠点としての機能は期待されないけど、司令部や集積所として使われることは有りうる。
ある程度の地積があって、しかも観光化されてると駐車場完備だし。
>>161 『戦地憲兵』
その名の通り華中・華南の戦線や後方の都市で憲兵をしていた著者の戦記。
戦地の憲兵が本当に色々な職務を行っていたことが分かる。
俺がこの方面に本格的に入った時に初めて読んだ戦記だったが、とても面白かった。
>>177 ブラック・スワンは図書館で読ませて頂きました。もう内容も思い出せませんw
同じ著者の「まぐれ」の方が面白かったです。軍事と関係なくてスマン
>>184 なるほど、駐車場が現代戦では重要ですな。
誰々三尉は○○城のお土産売り場で壮絶な戦死を遂げられ・・・とか
まあ、想像はしたくないですな。
そこは討死にと言いたい。
>>174 酷いのを挙げてる気もするけど、
今回は大チョンボだったよな。Lansちんは。
この人の詠む本、書評はどういう方向でバイアスがかかってるか、ってのを
判断する良い材料にはなった。どうしたってバイアスはかかるもんだし。
入力で判断するから、出力は今まで通り好きにやってくれるといい。
>187 駐車場というか、車両の乗り入れが容易で 車両や物資を集積しておける地積を持った場所。 駐車場以外には学校の校庭や スタジアム関連、テーマパーク、地方型大型複合店舗なども 十分に候補になると思います。 とくに地方の郊外型大型スーパーなどは国道付近で立地的にも 非常に便利だと思うのですが… しかし、あまりあからさまな場所だと、十分な防空体制を構築できなければ ただの的になりかねませんが… (そういえば、先月後半に勿来に行った時、常磐道下りのSAが一箇所、 原発復旧派遣車両専用にされ一般車を締め出していました)
>>191 ソマリアでは競技場が拠点になっていますね。
>>176 でもねぇ、言論的な意味で安全地帯からジャブだけ撃ってみせる人とか
見せ金ばらまいて震災利権狙ってるんじゃないのみたいな人とか
多いから。
どっちが良いかは一概に言えないよ。
>192 敵に航空攻撃や、継続的な精密長距離砲撃能力がありませんからねw よって集積も効率最重視でいけますから。 敵に、この2つがあると、話が大分変わってくると思います。 集積・輸送効率だけでなく、隠蔽や防護の重要性が高くなるでしょうし。
>>191 もう大昔となりましたが、雲仙普賢岳噴火の際の災害派遣では
島原城三の丸に現地司令部を置いてました。城跡は地積もあり
、天幕も設営しやすく、補償もせずとも良く、警備も行い易く結構
尽くめですわな。戦時は自ずと話は変わりますけどね。
戦前の駐屯地が城跡にあったのは、宜なる哉と思いますな。
>>193 それは問題ないでしょ。
見せ金ばら撒いてても池田信夫や上杉隆に同調したり、
過去の痛い発言を訂正しない著名人なんて幾らでもいるから。
久米が2億寄付したから俺も久米に同調して断固原発反対しますってことにならんでしょ。論理的に。
まあなる人もいるだろうけど。
意見と寄付行為は別だからね。
>>196 >>193 だけど、
少なくとも俺は「戦車砲」云々は皆がネタと分かって遊んでるのかと思ってたし
あいつがホンモノの270氏かどうか懐疑的だった(何度かそういうレスもつけたけど流されてしまった)
けど、それでも今回の件は思うところは色々あるけどスレチだから止めときます。
しばらくロムります。Lans氏に長寿とご繁栄を
あの流れはどうみても遊んでるって感じじゃなかった。 見せ金でも何でも”自分の財布”から億単位の金を出す奴は偉いと思う。
少なくとも ・頑丈なコンクリートの壁面に最小限の被曝量で精密かつ最低規模の穴を開ける という命題に対して戦車砲というツールが優れているのは軍オタなら自明。 あとあの人は74の投入を予言したりもしてた。
久米えらいよな。嫌な奴だけど、ちゃんとイヤミにスカした振る舞いで偉いと思った。 でもおれも寄付しようって思ったのは6万9千円の内田センセみて、それだけでもいいんだって思ったから。
>>195 鎮台さんを基地へ移行したためだろとシッタカしてみる
>>199 あーおれは25mm機関砲案がすげえと思ったけどな
ネタとしては面白いかな。
状況を知らぬ側から言わせて貰うと、全く意味不明な会話よのー。
そんなことより
とりあえず、
>>158 は取り扱い説明書の書評をしてみよふか。
>>199 それを自明だと言い切るってどうかと思うぞ
砲弾が命中した後の挙動とか全く考えてないだろ、おまえ
続きは議論スレでどうぞ ここは書評スレです
通販でばかり本を買っていると、本との出合いが少なくてな、 久しぶりにリアル書店に出向いてみた。なかなか収穫あり。 Jwingって雑誌が災害派遣の自衛隊シール付きだったので買った。 それと単行本2冊。インテリなんたらのムサシがどうのという本と、 陸軍士官が焼玉エンジンで航海する本だ。 2冊の書名、ここのお歴々ならわかるでしょう。
光人社版では抄訳で訳に難のあった沖縄戦に関するアメリカ陸軍の 公刊戦史が、元沖縄県公文書館副館長の手で新訳&全訳で出たな。 アメリカ陸軍省戦史局編/喜納健勇訳 「沖縄戦−第二次世界大戦最後の戦い」 出版社:出版舎Mugen 定価:4,200円 ISBN978-4-9904879-7-3
>>212 最後の戦いに文句があるのは俺だけなんだろうか
気持ちはわかる。
>>213 アメリカ側が出した本だから、アメリカにとってのWWII最後の地上戦という解釈はどうだろう。
太平洋戦争末期だと、日本兵の小銃射撃がほとんど当たらなかったという記述がアメリカの公刊戦史に載ってると、どこかで読んだんだが。 それ、この本に載ってるかな?
>>212 全訳は嬉しいけど、その版の訳者もプロの翻訳家じゃないから、誤訳がある可能性は捨てきれないね。
海兵隊や海軍は沖縄戦の公刊戦史は出していないのかな?
世艦の文華堂広告に遠藤昭の日本軍艦史稿 \120,000 欲しいけど高い
あの火葬も書いていた遠藤氏でしょうか? 火葬作家としてはともかく、研究者としては高評価?
過去の名作がOD版で復刻されるような作者になんてことを。 おまいはもっと良い本を書いているのか?
>>220 遠藤氏は一部に熱狂的な信者がいるけど、艦艇研究の本流ではないな。
彼の一連の著作は「遠藤史観」と言われるほど独特の視点で書かれてるので。
よく言われてるけど、狂信的なアンチ福井静夫+平賀譲で
彼らを貶めるためならどんな根拠のない話でも平気で自分の著書に書いてしまう。
相対的に藤本喜久雄への評価が高いけど、多分それは平賀をけなすための方策。
もっとも、彼なりに資料の収集に努め、大きな成果を上げていることは言わないといけない。
特に陸軍船舶や戦時徴用船に関する研究は特筆すべきものだと思う。
日本海軍の艦艇研究に関しては、誰の著作が最も信頼性高いの?
遠藤氏は、確信犯かもしれないけど、仮想戦記ですごいトンデモ艦を出してるんだよな 全通甲板空母の艦尾に46センチ主砲一基を積んだ「航空戦艦」
日本軍艦史考はタイトルに反してほとんど図面集だぞ。 全部持ってるわけではないが原図刊行会名義で模型屋とかで売っていた図面との かぶりもあると思う。現物みないと12諭吉は厳しいなぁ。
>>223 真実は確定しない限り、信頼性も何もないが
本職だった人としては福井氏、掘氏をはじめとする造船士官の著作。
戦後では田村氏。
軍艦の事を書くのだから、造船所や海上勤務した人の本がオススメではあるな。
田村誰?
トシオは結構間違い多いよ。 学研の本の写真キャプションとか間違いだらけ。
>>228 雑誌のキャプションや副題は編集者が適当に付けることも多いと聞いたが。
>>228 次号で訂正する所は評価する。
雪風の戦後の姿を解明した功労者でもあるし。
現在積極的に考証記事を書く数少ない人の一人。
>224 それ、どこのフューリアス?
ソノラマ文庫の『エムデンの戦い』get。 扉の裏に“謹呈 難波清史”と翻訳者の署名が入ってるw。
『軍事分析 戦国の城』面白いな。 戦略、戦術レベルからのアプローチだけでなく、作戦レベルで築城について書いているのがいいね。 『軍事の事典』で復習しながら読んでるわ。
>>229 バカ編集者だと著者校正が、編集者の付けたキャプションの添削になる。
恥ずかしくて死にたくならないのが不思議w
雑誌だとそんな余裕無いだろうという
福井静夫+平賀譲の両氏はまさに東京帝大出の 帝国海軍艦艇造船の権威、本流だからな。 で、一介の素人研究者である遠藤は資料さえろくに見せてもらえなかったことを 恨んで、遠藤節が炸裂したんだな。
堀元美・牧野茂・松本喜太郎とかはどうなの?本流?
ですがスレでゆうか氏が十二人の小人とお別れしたつうてたのはこれのことかwww
福井とか当事者は、さすがに一次資料として歴史証言として捉えるべきなんでないの? 手前味噌自画自賛、一方で証拠隠滅資料隠匿と派手にやってるからなあ 当事者が研究者としても第一人者として底本的な地位にいるってなあ 帝国海軍の軍艦関連は研究分野としても異様な気がするわ
どの研究者でもそうだが、ずっと本を出していれば間違いは必ず出てくる。 間違ってたらアウトとかそういう事は絶対ないから。 間違っているかどうかのチェックしてくれる助手的存在が側にいないだけだ。
>>239 陸軍の戦車とかも戦後一時期までそうだったよ。
てか日本は終戦時に資料を大量に焼却・紛失してしまったので、
こと軍事史関係は当人の回想に頼ってる部分が大きい。
>>242 まあな〜
軍艦は機密度が高いのと当事者の軍人比率が高かったのもあるしな
航空機だと製造開発が民間中心だったし一般の関心も高かったから、証言が早くから集まったし研究が成立したけどな
むしろあれだけが例外か
戦史も、当事者証言と戦史叢書頼みの部分あるしな
WW2の日本軍関係は、現在ある資料をベースにして、 新たな写真や証言が出てきたら再考証するって流れでいいと思う。 写真1枚で定説があっさり覆る、面白い分野でもある。
>どの研究者でもそうだが、ずっと本を出していれば間違いは必ず出てくる。 間違いは確かに、思い違いや記憶違い、勘違いなんかで出てくる。 それは仕方ない。 しかし通説を否定したいがためにわざとでたらめ言ったり 基礎知識の欠如による幼稚な間違い、明らかに違うと指摘されているのに 珍説に固執している人間でも研究者を名乗っているのが問題。 丸や世艦の執筆者にも散見される。
防研の戦争史国際研究フォーラムの報告書はどう?
>証拠隠滅 遠藤が我侭言ってるのを見せて貰えなかっただけ。 今じゃシズオミュージアムでも防研も何でもあるからなぁ。 遠藤、桜、奥本の基地外3人臭の言うことは信用しない方が・・・ 何せ買い込んだ史料も管理できず、 奥本は奥本で公文書に自分の名前掘り込んで公開する屑だし
>>239 すまん、当事者の証言はいつ時点のものなの?
>>243 戦史に関しては、プライバシーの壁もあるな。
戦史叢書なんかのソースになってる将校の日記や回想の多くが、公開制限されてる。
個人のプライバシーや名誉の保護のほか、戦争犯罪の隠蔽も真の狙いだろう。
公開されるということは公開しても差し支えないと言うことになるよね
>>249 重要所では岡敬純や井本熊男の日記、瀬島龍三の『北方戦備』が非公開だしな。
前間孝則さんが『戦艦大和誕生』で利用した、西島亮二造船官の回想録は今も
非公開だそうだし。
数年前に戦史叢書改訂のニュースが新聞に出たけど、『戦史研究年報』の 活動報告見ても、それらしき活動は載ってないな。
井本日記は相当にヤバイ内容が書かれてるようだからなあ。 そのうち破棄されちゃうんじゃないかと、まじめに心配だ。
井本日記は確か中国での細菌戦に関する記述が詳細に書いてるそうだしな。 原剛さんによると、生前の井本に日記の返還を求められ、返還されたら処分 するとも言われたとか。なんとか阻止したみたいだけど、遺族の意向で今も 非公開とのこと。
ノモンハン戦で有名な小松原道太郎の日記も昔なんかの雑誌で一部が載った以外は 未だに非公開だよな。
アメリカの戦略爆撃調査団の報告書読みたいけど、邦訳出てる?
最近は大分減ったが、自分が資料を見つけられないのを 「隠蔽しているからだ!」「○○以外では沈黙している!」 みたいな、痛い研究家が結構いたから。 いや、「他の話はともかくその話ならこんな雑誌インタビューもありますけど?」って ちょっとマイナーな奴を提示したりすると、そういう人は大抵無視しようとするんだよね。 遠藤の場合はもっと酷くて、書かれた物を精読すると資料が無いのをいいことに妄想で補完している箇所がまま見られる。
前スレの地震ネタだが、少し感想を。
http://mltr.ganriki.net/faq05s02.html#14895 【質問】
原子力資料情報室って信用できる機関なんだろうか・・・?
>(技術的な後継者を育成できなかった)ため,原子力資料情報室の信頼度劣化は顕著であり,現在では見る影もないと考えます.
>よって,彼らの言説は故高木仁三郎氏の生前,没後(2000年)で区別するべきと愚考します.
私も震災前はそういう風に見ていたことは否定しない。JSFなんかも「反原発団体だから」という接頭語をよくつけてツイートしている。
だが、震災後、思想はともかく指摘には正当な内容「も」あると思うようになった。
私が情報室の出版物で読んだのは『原発は地震に耐えられるか』(2008年3月31日)
というかウェブサイトを別にすれば情報室の本でまともに読んだのはこれだけ。
各地の反対運動家が地元原発について書いた記事を集めたもの。
この本も大抵の原発震災本と同じく、記述の大半を活断層評価への疑問で埋め、発電所に近辺が大地震の震源になり得ることを強調している。
ざっと見た感じ、津波への脅威について述べたのは福島県にある原発について書いた斉藤氏の記事だけ。
津波は情報室としては恐らくメインの売りではなかったのだろう。
しかし、この記事の指摘が現象面では最も近い。津波の過小評価への疑問と言うだけなら正鵠とすら言えそうだ。
「当てずっぽうで言ったら当たったに過ぎません」と切り捨てようとは思わないね。
>昨年推本がホームページ上に公表した、主要海溝型地震の評価結果は、「今後30年以内に7%以下の確率で福島県沖において >マグニチュード7.4前後の地震が発生する」という。 (略) >福島県が2001年度に策定した地震防災緊急事業5カ年計画は、津波について、同県沖において、 >過去に100〜200年程度の周期でマグニチュード7前後の地震が同一の場所で数回繰り返し発生したと認めている。 >富岡町仏浜を中心とする地域で最大6.1mにおよぶ津波水位を想定する。津波対策の現状では、 >概ね津波高が海岸保全施設の天端高(設計高潮位+設計波に対する必要高+余裕高)を下回っている。 >しかし、海岸地形や海底地形などの特性により実際の津波高が想定地震による津波高を上回る可能性がある。 >また、地震動や液状化により海岸保全施設の構造物自体が被災し、施設が持つ本来の機能が損なわれる可能性もあるので、 >「津波対策のより一層の充実強化に努めることが重要である」としている。 >では福島原発はどのような津波対策がなされているのだろうか。東京電力は、「既往最大の津波を考慮し、さらに、原子力発電所の津波評価技術に基づき >過去最大及び、想定される最大規模の津波を考慮した検討も実施している」という。 >実際はどうなっているのか。99年8月付と思われる福島第二原発2号機の「原子炉設置許可変更申請書」中の「設計波高」の部分を参照すると、 >「津波に対しては、記録にある異常潮位(チリ地震津波)」がO.P.(小名浜港平均海面)+3.122m。この時の潮位は小名浜測候所において >平常潮位より2.2m高い(仙台管区気象台報告)塑望平均満潮位O.P.+1.490mの時に同程度の津波が来襲してもO.P.+3.699mであり、 >敷地地盤高はO.P.+4.0m〜O.P.+1.2mであるので安全」としている。余裕は計算上たったの40センチ弱しかない。 >東京電力は計算上の40センチ弱の余裕を安全と表現し、私たちはこれを危険であるととらえる。 >斉藤春光「福島原発は地震に耐えられるのか」(全国一般全国協議会いわき自由労働組合加盟) ↑ 惜しいのは全交流電源喪失への言及が無いことで、それは例の吉井議員が風車が表紙の著書(題名は忘れた)で ネットで読めるものよりもう少し詳しく書いて結びつけている。
桜井淳についても、再評価されてもいいと思う。
http://www3.atwiki.jp/saku_saku/pages/44.html >その結果が、これなのだが(テレビ朝日系列 TVタックル 2005/09/12放送分)。
8月22日放送のTVタックル「日本を襲うテロの恐怖」のなかで、
原子力発電所がテロ攻撃を受け甚大な被害が発生するという敢えて非現実的なシミュレーションを放送しました。
このため、中央制御室へ簡単に侵入でき、かつ冷却水の停止により放射性物質が噴出するといった、原子力発電所の多重の防護システムを
無視した仮定の内容となっていました。
視聴者の皆様、周辺住民の皆様に誤解や不安を与える結果となったことを深くお詫びいたします。
>私は、ことがことだけに、真実を曲げず、危ない話に対して、言葉を選びながら、慎重に表現したつもりである。(参考)
>としたインタビューが、逆に「原子力発電所の多重の防護システムを無視」したあげく「視聴者の皆様、周辺住民の皆様に誤解や不安を与える結果」
>になってしまい、あげくTV局にお詫び放送をさせる事態にまでなったのは、やはりデマゴーグやミスリードの怖さを知らない所行と言うべきか。
桜井淳は人格最低でも指摘に正当なものがある人物の見本だと思う。
今となっては蒸気の想定も軍事的には興味深い。
原発テロは国外でも起こりえるしなぁ。
人為的な施設破壊、人員殺傷によって外部電源を遮断すれば津波に近い効果が得られるかも知れないからな。
あと、この批判サイトの主(佐藤大輔ファンらしいので軍事板も見てるかもしれないが)は
桜井が昔から全交流電源喪失にウェイトを置いてリスクの議論をしていたことを知らないようだね。
震災を機に再販された『原発のどこが危険か』(朝日選書、1995年)を読んだが、津波を理由とするものこそ無いけど、
過去の事故例が豊富で福島のタイプに近い炉での電源喪失事象にも触れてるんだが。
ブログでの行為からして、ホンカツやタイタン号の著者みたいに再販に合わせて内容をダンマリで差し替えた可能性は否定しないが、
この本については割と原典もよく明示してあり、まともな印象を受けたな。
畑違いの鉄道に安易に進出したことが問題じゃないのかな。
地震スレに行きたまへ同志 長い引用は誰も読まないと思う…
ジョン・キーガンの著書は良書?
>>262 「戦略の歴史―抹殺・征服技術の変遷 石器時代からサダム・フセインまで」は面白かった。
イースター島の激烈な戦争の話など、興味深い話が多かった。
ただ、タイトルは原題の「A History of Warfare」の方がより適切に内容を表していると思う。
>>263 直訳すると『戦争の歴史』になるのかな?存命のクラウゼヴィッツ批判の
軍事史家の中ではキーガンとクレフェルトが双璧だと思う。
防研が個人の日記を非公開にしてるのは単純に遺族の許可が出ないからだよ 戦争犯罪の隠蔽とかないからw
キーガンのって絶版してるのか……
>>265 遺族が許可しないのはなんでという話では。
しかし日記はともかく回想録や著作は公開してほしいなあ。
キーガンもクレフェルトも、軍事史の世界的権威なのに邦訳された著書少ないな。
>>265 前は公開されてたのが、後から非公開になったものもあるわけで、
なんらか裏事情があるのは間違いなかろう。
マスタードガスの使用さえ、建前上は「史料無し」なんだぜ。
>256氏 日本評論社から『日本戦争経済の崩壊』と言う題名で邦訳が出ていますよ。 第1版が1950年、第2版が1972年ですが。
ぶつ切り引用なら森元忠夫のルサンチマンたっぷりな著作があるし。
》 ルサンチマン わろたw
どこかで目にした名前だと思ったら、 マクロ経営学から見た太平洋戦争の著者か! あれも相当ひどかったが他の著作でもそうなのか>ルサンチマン
>>263 それにあった機関銃を切る日本刀の動画って本当にあるのだろうかw
275 :
ゆうか ◆u8WC078ef5ch :2011/04/29(金) 17:07:24.84 ID:64VIDwP6
連休明けに大買い物の予定〜 \120,000は痛いんだけどそう簡単には出回らないだろうから止むを得ないか・・・
276 :
. :2011/04/29(金) 17:50:37.78 ID:???
買ってばかりいないで少しは読めよ この馬鹿が
>>276 貴様の言は所詮にわかの戯言よふははははorz
一冊読み終わったら十冊増えてるんだから 積読には勝てないよ
>>276 ゆうか氏の買うブツは読むトコ少ないから許してやれ。
あれは基本的に工学の素養がないと無用の長物っていうか、ただのコレクターアイテム。
目的が読むことから所持することに変わるのはよくあること
手元に無いと不安ですし
サイン本は読まずに保管だし その作家が成長すれば将来資産倍増になるかもだし
このスレは本持ちの人が多そうだから聞いてみたいんだけど、 本の管理ってどうしてる? 積読本に虫がついたりカビ生えたりして難儀してるんだ
お金に余裕あるならエアコンが一番いい。 ダメなら夏場に扇風機回したり、除湿機回したりする。 とにかく湿気を除去するのが最優先かな? 自分はそうしてます。
>>286 オリジナルの資料ならカメラとかレンズ持ってる人と
同じ事をすればいいんじゃないかな。
防湿庫ですな。
別に価値があるわけでもない本がたくさんあって困るというのなら
自炊して、スペース空けて、そこにまた本を(ry
イラク戦争を軍事面中心に取り上げた文献はある?政治面や国際法面中心のは 多くあるけど。
第一次と第二次どっち?
第二次の方。第一次は湾岸戦争の呼び方のほうが一般的じゃない?
>>290 河津幸英
「軍事解説 湾岸戦争とイラク戦争」
「図説 イラク戦争とアメリカ占領軍」
「図説 アメリカ軍対テロ戦争部隊の戦い」
GW中は読書しまくるぞ、何冊かはレビュー書きます、上下巻で分厚いのあるよ 光人社も最近出た文庫買ってきたよ。沖縄血戦記録と、海軍の体操の本。
このスレは本持ちの人が多そうだから聞いてみたいんだけど、 老眼になったらどうしてる? 眼鏡のレンズ代えたばっかりでまた代えるだけの金がないんだ
こういう話題を見ると軍事板は自分の父親世代が多いんだなぁ、と実感する。
老眼の話も全部電子書籍で解決だな。 拡大するの自由自在だし。
電子書籍マンセーうざい。 紙の一覧性に追いつく敵影無し
つまり両方持てばいい
>>302 総統閣下我が軍は二正面で戦える戦力を持っておりません
>>301 でも最近の紙の本の質の低さはどう思われる。
カバーはコーティングが廃止され光沢印刷という名のコストダウン。
そのくせ文庫なのに1000円超え。
雑誌はオマケがメインで価格高騰。
発行部数も年々減少している。
もう電子書籍に取って代わる前に商売として成立しなくなって
終了するんじゃないかと思うくらい。
常に手元で参照したい本は紙媒体で、あんまり必要ないけど捨てるのはちょっとな本は電子媒体で。 何もどちらかに偏ることもないと思う。 電子書籍は省スペース性と検索の素早さが魅力的で、将来的には考えたいけどフォーマットとかがどうなるか 落ち着かなくて手を出せないでるな。もうチョイ様子見した方がいいのかしら?
>>304 昔の紙質の悪さに比べれば・・・
兵隊さんの移動経路を知りたくてABC時刻表1933春を買ったが、地方都市間の連絡がよくわからない。
博物館に聞いてみたら、ブラッドショウなら判るとのこと。高いよ。
>>305 今現在、既に電子媒体の一つである2chから情報を得てるもんな。
2chが紙で日刊紙だったら部屋中2ch紙だらけになってるだろうな。
便所にロール状にして置いておけばよくね?
適当に読み飛ばしてケツ拭いた後にテンプレ読めって言われたら困るw
えーっと、要するに 「電子化して、読みたいときにその都度印刷・製本」 と言うことでおk? 何か数年前のこち亀であったな。
オンデマンド印刷・製本として既にその事業は始まってるんだけど 結局、製本できる本が限られてしまってるから普及までいってない。
ラディン殺害はシールズが首班だった訳だけど「アフガンたった一人の生還」の著者は今頃感慨だろうな
>>311 軍事みたいなロングテールこそ電子出版の強みが出るだろうに
壊れた、もしくは壊れているモノの絵を描く資料にしたいのにいい本はありますでしょうか? 写真集などのほかにも、モノが壊れるメカニズムなどが書いてある本がいいのですが。
模型雑誌でいいんじゃないの。 戦車模型のバトルダメージとかいろいろこだわっているし。 徹甲弾が貫通した場合、しなかった場合。 小口径の機銃弾が装甲にどのような傷を与えるか。 炎上した場合はどうなるのか、とか。 あと、経年劣化して錆び錆びになったのとかね。
プラモ買うのがいいんじゃないか?
新紀元社の「ミリタリーモデリングBOOK IV号戦車A〜F型」を 読まれた方はおりまぬか? タイトルから模型製作用の資料集的なモノと思われますが、 軍事書籍的にはいかがでありましょうや?
資料集というよりも模型作例集だよ。 各タイプはこんな形という程度の雰囲気を掴む程度なら用は足りるだろう。 実物の詳細写真や図解による解説を求めるなら別の本を当たった方が良い。
>319 ありがとうございます。 これはスルーして他をあたってみます。
>>314 今まで出てないとこでは、「ラスト・オブ・ザ・パンツァーズ」って本が昔あった。
ドイツ戦車がぶっ壊れた現場を、
>>315 氏的な意味で切り取った写真集。今手に入るかは疑問だが。
あと…本当に冗談抜きの不謹慎承知で言うが、戦車や飛行機はともかく、乗用車から大型トラックまでの民生用自動車の壊れ方なら、
3.11以降のいまの日本で、参考になる映像資料には、その、事欠かないのでは。うちは揺れたとこです一応。実害なかったが。
船って多少転がしても潰れないんだなーとか思う。流石。
>>325 その程度の被害の車なら被災地に行けばいくらでも見れるよ
今更そのネタどや顔で張るのやめてくださいw
誰でも彼でもどや顔にしちゃう男の人って… 覚えたから使ってみたいのか あんま煽るなよ
>>325 ごめん、初めて見た、貼ってくれてありがとう。
おれ2ch見てると言っても範囲狭いんだよな。
これは痛いな・・・
軍オタごときが被災地のアニオタを見下してご満悦
見下してねえよただただ悲しいよ
書籍スレなんだからレビューしようぜ
山下・英一郎先生の「制服の帝国」上巻読みました。 ナチスの組織について細かく書いているが、所々に歴史修正主義 への批判があった。しかも制服とあんまり絡めて書いてないので 制服が見たくて買ったのにスレ違いじゃね? 思いつつよんだよ。 あと文章がちょっと読み辛かった。下巻どうしようか悩み中。 山下・英一郎ってどの本でもこんな感じなのですか?
少し前に読んだ本
『ドン河の戦い―スターリングラードへの血路はいかにして開かれたか?』(独ソ戦車線シリーズ)
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4499228557 1942年初夏に行われた、東部戦線南部におけるドイツ軍の攻勢「ブラウ」「クラウゼヴィッツ」両作戦について、
戦車部隊を中心に戦闘前の状況と戦闘の経過を記した本。
全体としてみれば、末尾で著者が結論付けているように、ソ連軍の指揮は依然として稚拙であった。
攻勢を受けたソ連軍部隊はドイツ軍の攻勢を押しとどめて反撃に移るだけの兵力を有していたにもかかわらずそのチャンスを逃したばかりか、
南西方面軍に至っては配下部隊との連絡を完全に失って事実上崩壊してしまった。
そしてそれはドイツ軍の高い指揮統制能力と合わせて、ドイツ軍の広がる広大なドン川湾曲部の占領、
そしてスターリングラード方面とカフカス方面への攻勢準備を可能にした。
335 :
334 :2011/05/05(木) 16:27:15.33 ID:???
しかし一方で、緒戦の敗戦の中で、ソ連軍も少しずつ教訓を得て改善を試みていた。 包囲されそうな部隊に対する後退許可・指令や、攻勢を防ぐための増援の投入は従来よりも「少しは」素早く行われた。 この「少し」はドイツ軍の攻勢を食い止め、部隊の損害を最小限にとどめるには不十分だったが、 この小さな差はドイツ軍の計算に狂いを生じさせることに成功していた。 そしてその狂いは、スターリングラードで頂点に達することになる。 本作戦におけるソ連の大きな人的・物的損失は、所謂「懲罰部隊」設置や即決処分を命ずる指令を発令することになったが、 この指令について著者は「開戦以来初めて、ソ連政府が軍と国民に真実を語った」、 すなわちソ連が危機的な状況にあることを初めて認めた点が重要であると指摘している。
336 :
334 :2011/05/05(木) 16:28:27.95 ID:???
また巻末に付属するドイツ第23装甲師団の戦闘経験に基づく独ソ両戦車・戦車部隊の考察は、 3号戦車の60口径50mm砲によってT-34に十分対抗可能である一方、本砲のPzgr.40は使用すべきでないと書かれている点などが興味深い。 さらにこの南方戦線にはイラン経由で援ソ物資が持ち込まれており、ヴァレンタイン、M3軽・中戦車といった米英製の戦車が部隊に比較的多く配備されていることが注目されるものの、 本書には個々の戦車に対する具体的な評価の記述がないことがやや残念であった。また戦車旅団ごとにまとめられた損失の表は圧巻である。 本書はロシア語の原書を翻訳したものであり、冷戦崩壊以降開示されたソ連側資料と西側の刊行物を中心に経過が述べられている。 バルバロッサやクルスクと比較すると目立たないものの、比較的大規模な作戦であった本作戦を戦車戦に限らず概観するには良い本だろう。 …長文失礼いたしました。
コロミーエツは、ドイツ側の記述は西側の出版物の誤読・誤訳してるから参考にしない方が良いかも
翻訳は難しいよ。自分もダイハードを「劇的な死」だと思ってたから
>>333 >あと文章がちょっと読み辛かった。
これは君の主観ないしは国語力の問題だからレビューしなくてもいいよ
文章は大事だろ
図表にすればいいのを読み上げて損している本だけでも結構あるしな。 表題と中身に偽りがあるとか、著者の自慢話や怨恨の臭いがきついとか。 単純に主語が省略されていたりするのも。
忍法帳導入以来書評が面倒になって全く投下してない俺がいる
343 :
333 :2011/05/05(木) 22:24:38.83 ID:???
≫337 そうなのか…返答ありがとう。注意して読む事にする。 ≫339 たしかにレビューというより愚痴だな。以後気よ付ける。すまん ≫341 内容的に題名変えた方が良かったような気がしたな。
題名はドイツ側なのに内容はソ連中心なんだよなぁ、そのシリーズ 俺はソ連大好きだからいいけどさ、原題でもドイツ側なのかな
>>343 専ブラでも対応しない変なアンカー使うな
『軍事史学』、総目録がサイトにできてるね。
>>337 そうなのか。まあ著者は言葉なんかの引用は比較的出典を書く人だから、
西側の刊行物なら確認しようと思えばできる場合も多いし。
あとシリーズ最新刊の『冬戦争の戦車戦』をちょっと立ち読みしたんだが、
参考資料一覧や巻頭・巻末の全体状況に関する考察が無くてちょっと残念だった。
>>345 携帯なら機能するみたいだね。
ASEANを軍事と結びつけている良い書籍はございませんか?
>>347 例えば「軍事大国化するインド」みたいに
特定の国・地域の軍事情勢などについて書かれている本ということかな?
>>348 特定の国・地域のやつをお願いします。
ASEAN全体を紹介したやつがあれば、それもお願いします
>>346 どんな携帯だよ・・・
俺の携帯は全く反応しないぞ、ちなみにdocomo
>>351 マジでか(´・ω・`)
auのSH001で、orz(がっくし)っていうビュアー使ってる
>>347 いまのASEAN加盟国には違いなくとも、絶対ニーズから外れてるとは思うけど、
小高泰「ベトナム人民軍隊」と、ナヤン・チャンダ「ブラザー・エネミー」、あとタイン・ティン「ベトナム革命の内幕/(同)素顔」をとりあえず。
あと、現状からは大分離れちゃったけど歴史資料として、「クーデターの政治学―政治の天才の国タイ」とか。
リー・クアンユー回想録にも軍事関係の話はそれなりにあったかな。独立のためには軍事力が要るって当たり前の認識を心得てる建国者だからねえ。
芙蓉書房出版の「ランド・パワー」って当分出そうにないのかな?
>>347-349 江畑謙介「日本が軍事大国になる日」(徳間書店・絶版)に東南アジアや南アジアの軍備について書かれているけど
1993年までの情報だから古すぎるね・・・。
>>347-349 仕事で入手したJICAの資料でそういうの「も」見た記憶があるんだが一般には手に入らないのかな…
>355 何年か前に「執筆者がイラクに行ってしまった」って話を聞いてから音沙汰がないなぁ。
>>355 「日本が〜」は年代を除けばピッタリ当てはまるな
東南アジアの背景は今と変わらないだろうから一読をオススメする
連休中に古本屋で『暁の出撃』を回収し読了。 WW2でドイツのダム爆撃を遂行した英617飛行中隊の戦歴を 追った本だが、個々人のエピソードもちりばめられており、 非常に読み易かった。 ウォリス博士というタフガイの偉大さをひしひしと感じた次第。 他に『日本砲兵史』も有ったが荷物の関係で断念。
「この世界の片隅に」こうの史代 戦中の呉・広島方面を描写した漫画。上中下の3冊。 柔らかい作画と、それに反比例するようなマニアックな考証のギャップ。 当時の仮名遣いとか、もう今の若い人にはついていけないな。 下巻の最後の参考文献を見て細かさに納得した。 呉中心の話なので、原爆の描写は思ったよりずっと少なく、 リアルな昭和戦中生活漫画と評すべきか。 話自体は救いがあるような、ないような展開になっている。 賞をいくつか受賞するだけの事はある。 思いつきだけではなかなかこういう漫画は書けないよ。
>>360 これは紅いの?そうでもないの?
正直漫画はノーマークだったので、そこを知りたい。
別に赤くはない。 というか、仮に赤くてもそれを補正して読めば良いだけのこと。
「この世界の片隅に」を読む ↓ ほんわか心に残る本だった、もう少し先が読みたい ↓ 同じ作者の「夕凪の街桜の国」を手に取る。この本も同じ雰囲気で良さそうだ ↓ うわあああああ(AA略) 両作品とも、傑作の部類だ。それは認める。 でも逆の順番では読まない方がいいよ。
米軍特殊部隊デルタフォース、グリンベレー、シールズについて書かれた本はけっこうあります。 しかし、レンジャー連隊についての本はぐっと少なく、 空軍特殊部隊の戦闘管制官(班)や戦闘気象班について書かれた本は、検索する限りでは 見つかりませんでした。 どなたかレンジャー連隊や戦闘管制官(班)、戦闘気象班について書かれた日本語で読める本ご存知ないですか? (コンバットマガジン等にたまーに載ってる特集記事を除く) 「ホースソルジャー 米軍特殊騎馬部隊」に戦闘管制官がちょこっと登場しますが、脇役ザコキャラ設定で グリンベレーの引き立て役と言うひどい扱い。作者は戦闘管制官というか空軍に対して悪感情を持っているのか? と思ってしまうほど。
「この世界の片隅に」で主人公が戦艦大和を目撃するんだが、事実その時期に改装が完了して呉を出航している。 その姿も改装後になっていて感心したよ。 ちなみにその作者の最新作ではマスゴミのインタビューに対する愚痴みたいな漫画が収録されている
>>365 まあ呉の諸施設及び大和ミュージアムが協力してるからな。
女性作者の書いた物とは到底思えないほど軍事的に濃い部分が存在する。
主人公の夫の職業、原作がそうだったからマンガでも同じなのかな。
海軍マニアだけでは思い付かない職種だよな。
>>364 レンジャーならブラックホークダウンの文庫版が一番手軽なんじゃないかなぁ
まあ任務自体はデルタの手伝いなんだけど
レンジャーか、BHD原作は読んだ? デルタにガキ扱いされるわ現場指揮官は無能な働き者だわで散々だけど
>>369 原作があるのは夕凪の街桜の国の方だった。
鎮守府勤務まではわかっても、録事ってのは相当詳しくないとできない設定だなと。
ロシアの防空についてよい書籍はありませんか? 兵器のスペックではなく、運用についてで。
レンジャーの前身?のLRRPならフランクキャンパーの本が
>>372 あくまでドクトリンの概説だが
スヴォーロフ著「ザ・ソ連軍」「続ザ・ソ連軍」(原書房刊)
ともに絶版だが、神保町文華堂書店には割と定期的に入荷。
>>372 追記すると、WW2中のソ連軍における防空戦術/戦史は
戦域防空については
・ドミトリー・ハザーノフ著「モスクワ上空の戦い」(大日本絵画刊)
戦場防空については、同著者の独ソ戦車戦シリーズ
・「クルスク航空戦」(上・下)(大日本絵画刊)もおすすめ。
石橋・孝夫著「図解 日本帝国海軍全艦船1868-1945 戦艦・巡洋戦艦」 を読んだ方いますか? 定説をくつがえす新事実を発掘とか 戦後初めて完成された戦艦全史と紹介されてましたけど 戦艦に関する書籍としてどうですかね?
よくまとまってる本で、兵装を中心とした改装を時系列的に追う場合は利用しや すい。 細かく見ると微妙に間違ってるところもあるし、執筆時期的に平賀アーカイブを 全面的に使用していないようで金剛代艦以前の艦の記述、特に八八艦隊主力艦の 記述に微妙な古さがあるけど。 艦載兵装については図とデータで網羅されているけど、その一方で機関関係の記 述はほとんどないので、それを期待すると裏切られる。
ガランドの『始まりと終わり』のドイツ語版からの新訳出ないかな? 昔フジ出版から出たのは英語版からの重訳の上、その英語版ではドイツ語版に あった章がいくつか割愛されてるそうだし。
>>376 とりあえず誰も書かないから参考意見として。
戦艦に関する何が知りたいのかがまずわからないので、
とりあえず図書館にでも言って、戦艦と題名が付く本を20冊くらい
机に並べて自分が知りたい分野って戦艦の一体何なにかを知ってくれ。
それからでも高い本を買うのはいいんじゃないかな。
>>378 ×『始まりと終わり』
○『始まりと終り』
なぜ送り仮名がこんなことになってしまったのか?
日本軍の軍楽隊について知るにはどの本がいい?
>>377 ありがとうございます。周りに持っている人がいないので助かりました。
>>379 馬鹿っぽくていいかも。暗に馬鹿にしたいときに使おう。
>>378 つか、フジ出版版の再版だけでもやって欲しいぞ
「始まりと終り」は中公で再版予定になっていたけどオジャンになってしまったからなぁ ってかフジ出版の未刊リストがいろいろと凄い 『ヒムラー』R. マンベル、H. フランケル/檜山 良昭 『フィンランド戦争 1941-44』W. エルフルト/松谷 健二 『十年と二十日間 デーニッツ回想録』K. デーニッツ/山中 静三 『スタリングラード』テオドール・プリーヴィエ/金森 誠也 『ベルリン』テオドール・プリーヴィエ/金森 誠也 『ブラッドレイ欧州戦記』O. ブラッドレイ/小城 正 ここら辺垂涎モノ 未刊ということは結局翻訳作業もなされていないってことなのかなぁ もし翻訳作業が終わっているなら、どこか別の出版社で刊行して欲しい
387 :
386 :2011/05/10(火) 22:19:59.59 ID:???
あ、調べたらテオドール・プリーヴィエは出版されているようだね
>>387 デーニッツの回想録も同じ訳者で光和堂から出てるよ。
>>386 『フィンランド戦争 1941-44』と『ブラッドレイ欧州戦記』が特に読んでみたいな。
前者は松谷さんはもう亡くなってるから、梅本弘さんの訳で。
アイゼンハワー『ヨーロッパ十字軍』も復刊してほしいな。邦訳が出たのは 60年以上も前だから入手困難だし。
>>374 >>375 ありがとうございます。神保町へは地理的にいけそうにないのですが、
Amazonにも中古がそれなりにあるようなので購入してみます。
ジューコフ元帥の回想録、新版を底本に新訳出てほしい。大昔に朝日新聞から 出たのは旧版が底本で、ドイツ軍の人名の訳に難がある部分があるから。
>>386 確かヘルマン・ゲーリング師団史も織り込みチラシで予告されてたぞ
高橋慶史さんが手懸けたのとは別物で、前書きでケッセルリンクが寄稿してるってあったが
>>386 『海の鷲〜ゼーアドラー号の冒険〜』ローウェル・トーマス
『最終戦 Der Endkampf um Deutschland:1945.1945年ドイツ 』ヴォルフガング・パウル
も追加してくれ。
ところで松谷健二ってすげーな。あのペリー・ローダンを1人で翻訳していたなんて。
著書の『カルタゴ興亡史』『ヴァンダル興亡史』『東ゴート興亡史』もおもしろい。
松谷氏ってもう、じゃなくて98年に亡くなってるのか。 「東ゴート興亡史」は読んでて楽しかったな。
高橋慶史さんは福島原発関連で 余命が後いくばくも無いからもうダメだろ。
>>397 ザ ソ連軍に代わる著書だといいのだけど、共産趣味者の書評はまだか!
>>399 ありがとう。
積み本の塔がまた高くなるな……
402 :
ゆうかin職場 忍法帖【Lv=14,xxxPT】 ◆u8WC078ef5ch :2011/05/11(水) 10:49:31.48 ID:P/j8Da9r
遠藤昭氏の日本軍艦史稿購入してきました 世艦の広告見て即TELで押さえたんだけど、その数時間後には別の予約TELが入り 以後数日内に20件以上問合せがあったらしい(苦笑 現物は保存状態良好なんですが、綴じられてないのね どうやって保管しようか、頭悩ませてます 段ボール2箱分はあるし、家の書棚も整理して安置場所を選定しないとなー・・・ 来月にジェーン購入が決定してるし、もう今年は大買い物は終了と思いたい
不慮の事故で死んだ時に諸君らの蔵書どうなるんだ
遺族がブックオフに持って行って二束三文で売られ、 古すぎて買えないと言われたのもは廃棄される。
誤字 言われたのもは廃棄される。 ↓ 言われた物は廃棄される。
何年か前に神保町で、外箱無し・背表紙が焼け焦げた感じの戦史業書が格安で並んでましたね 遺言には、本棚の中身は神保町で処分してくれと書いておきますか
ただなぁ……価値のある本ばかりとは限らんからなぁ。 このスレ見てれば判るが、本は古いほど価値があって90年代以降の本はカス扱いされるからなぁ。 戦史業書持ってないなんてあんたバカ?死ねば?みたいな。 オレみたいな年季の浅い大日本絵画や学研の本しか手元にないようなヲタの蔵書は 全部ブクオフで二束三文かと思うとやはり寂しい。
蔵書を燃料にして火葬してもらおう 仮想戦記は良く燃えそうだ
× 仮想戦記は良く燃えそうだ ○ 火葬戦記は良く萌えそうだ
半村良が親に蔵書の文学書燃やされて、それで風呂沸かして泣きながら入ったって、って話思い出すな
中公は早く『最終戦』と『攻撃高度4000』を復刊すべき。
>>407 古本の価格は本の中身とあまり関係ないし、
ここ数年のネット普及での絶版本の値崩れは非常に急だったよ。
2年前まで36000円くらいの値段が付いてた絶版本、
去年くらいに1500円で買っちゃった。
自分が買える本ではないと思っていただけに嬉しかった。
投資じゃないけど安いうちにもう1冊買おうかなと思うほど。
源氏、古本屋、アマゾンと2000年代前半にはあったものばかりだけど、 認知度がぐんと上がってきた感じだな。
>>413 軍事に強い専門店はそれなりの値付けをするけど、
古本量販店みたいなのがネットに進出してきて
同業者同士で値引き合戦になって価格は総崩れしてるね。
415 :
名無し三等兵 :2011/05/11(水) 22:29:02.49 ID:cJB+w9MA
>382 山口常光 陸軍軍楽隊史 楽水会 海軍軍楽隊 他にラッパとか周辺書が少々と、光人社の軍楽兵よもやま物語などもある。 他の兵科に比べ資料は少なく、私家版や音楽書の分野に踏み込む必要あり。
>攻撃高度4000 あー、5月20日の42回名古屋鯱展で 成龍堂が1500円でだすみたいだぬぁ〜 ・・・などとカタログに書いてあったことを述べてみたりする。
急降下爆撃 (学研M文庫) をブックオフで手に入れた。400円だった。 帰りに気がついたが線が引いてあった。それもどうでもいい部分に。 スツーカとかルフトバッフェをか。なんでやねん。
その後スツーカとかルフトバッフェという名前のキャラがでてくるラノベが二次元ドリーム文庫から
買ったのが工房位までだと、そういう基本的な単語に線引いたりするもんだ。
>>417 ルーデルさんの本なんて軍オタじゃなくても読むしな。
みんな最初は基本的な単語から覚えていくのさ。
本に線引くのは個人的に嫌だからやらないけど。
421 :
417 :2011/05/12(木) 00:34:59.60 ID:???
ほかにも線が引いてあるのかと確認したがその二つだけだった。 途中で読むのをあきらめたのかもしれない。
ルーデル閣下は、「ブラジルから来た少年」でネオナチの首領扱いされてて引っ繰り返ったな ただ作中ではあんまり重要視されてはいないみたいだが、マニア以外には知られてないんだろうか、その実態
『攻撃高度4000』はなんか生き残りの話を聞いて書いた紋切り型っぽくて 『呪われたの海』と同じ様な方向性を期待して読んだらちょっと期待はずれだった。 でも、章末のこの章のまとめコーナーが健在でなんか親切さを感じたw
ブックオフは線引いてあっても基本買い取るので 買う時は線が気になる人は注意
エッチな本以外は中をパラ見ぐらいするだろう、という 近場に大学とかがある古本屋だと、教科書や副読本にされた本が混ざってる可能性高いので要注意
近所に大学ないと歴史系は非常に弱いような気がする田舎民
遠藤昭ってトンデモですか?アンチ平賀譲、藤本喜久雄マンセーの傾向が強いですけど。
トンデモって言えばトンデモ。でも持ってる資料は本物だから侮れないところもある。 つかその遠藤昭の「軍艦史稿」を諭吉12人で買ったと自慢してるヤツがちょっと上にいるんだから トンデモとか言ってやるな。
トンデモっていうか厨2っていうか資料は多く持っているけど造船屋じゃないからな 金剛代艦藤本案は艦尾を延長して主砲塔を1基増設できるって説を読んだときは 腰がぬけたよ。 ただ軍艦に対する情熱と執念は多分日本一.
遠藤昭って故人だっけ? まあ存命でもいい歳だろうけど 情熱の人だけどその分ルサンチマンも激しいよねw そのほどばしるパトスを割り引いて読まなきゃならないから非常に疲れるw 平賀-福井の造船官ラインのお手盛り評価が世を覆う中一石を投じたのは評価できるが、でも研究の実績は微妙だしね
みすず書房から出た『ドイツを焼いた戦略爆撃』は7000円近く出して買う価値の ある良書?
君の嗜好による
ドイツに対する戦略爆撃についてざっと知りたいのであれば、 大内健二の「ドイツ本土戦略爆撃」の方がいいんじゃないかな
>>431 とりあえず図書館で借りて読めばいいんじゃない。
価値なんて自分で決めるもんで人に委ねるもんじゃない。
現代の歩兵の戦闘技術の学問本無い? 歩兵操典みたいな?
>>402 オメ。一瞬が勝敗を決っしましたねー。
自分もこの連休で諭吉10人を生贄にしてとある古書を召喚しました。
>>428 まー趣味なんですから。
自分も大金使ったばかりだというのに、
もう「満州国陸軍軍医学校」を注文しようか悩んでるし。
Konozamaで世界の傑作機を何冊か買ってしまった… また本棚の赤い背表紙が伸びる
ソノラマで埋まった本棚の画像はみたことあるけど 世傑とM文庫と第二次大戦ブックスで埋まった本棚が見てみたい きっときれいなんだろうなあ
レーダー元帥の回想録『余の生涯』や国防軍最高司令部の戦争日誌を海自や 空自の幹部学校が教材用に邦訳したというのは本当?
>435 COMBAT SKILS 1〜3 米陸軍戦闘マニュアル コンバット・リーダーズ・フィールドガイド 米陸軍戦闘マニュアルII 機械化歩兵のすべて
手塚 正己の「軍艦武蔵」って文庫版で戦闘詳報等の史料的箇所の削除等の 大幅改訂がされてるようですが、太田出版のとどちらを読むべきですかね? また、太田出版で取材記が出てるようですが、文庫版では取材記の内容が 収録されていたりしますか?
>>431 日本で言うと早乙女勝元というか、爆撃「された」側の視点でドイツ全土を徹底的に調べつくした本。
名著だとは思うがこの価格で軍ヲタ向き内容かどうかは…図書館で借りて一読する価値なら絶対にある、というか読め。
>>443 差が気になるのであれば、結局自分で両方読んで確かめるしかないんじゃない。
詳報なら只で読めるし、私はコンパクトな文庫派。
>>444 パラパラめくってみただけだが、
パスファインダーとかオーボエとか、基本はおさえてる感じだったな。
翻訳は自然な感じだった。
第二次大戦のドイツ軍の銃に関してはどの本が詳しく取り上げてる?
ちょっと遅れたが、ブックオフで店員に「線がついてた」って部分を見せたら、千円以上の本が105円になった。 あまり神経質な人間じゃなければ、かえって線がついてても納得できる値段になる。
こっそり書評投下 小村公次『徹底検証 日本の軍歌―戦争の時代と音楽』(学習の友社、2011年) 7章構成で1-4章までが「軍歌の通史」として非常にうまくまとまってる 5-7章は各論、5章は日本軍歌において哀調系が出てくる(「戦友」とか)のはなぜかという考察、6章は「戦後の軍歌」、第7章は「近代音楽史と日本」という感じ 俺が一番面白かったのは6章、戦後を射程にした軍歌本って今まで殆ど見かけなかったから非常に珍しい しかもその対象が本当にごく最近、インターネット時代の軍歌の扱われ方なんかも載ってる 俺はこの6章だけで2520円(税込定価)出す価値あると思ったね 全体的に非常に面白くて勉強になる、軍歌に興味持った人に薦める第一歩として非常に良い本だと思う 軍歌本の中では間違いなく大当たりに属する
質問です。志方俊之さんの書籍は信頼できますか?
>>451 共産党系の出版社だけど、その辺はどうなんでしょ?>学習の友社
>>450 ブックオフオンラインで本を注文したら「確認したら中にマーカー線が入っていたので
お題はいただきません」メールが来たなぁ
eブックオフで注文した本は普通にマーカー線入っていたけど
日本海軍に興味を持ちました。 全くの初心者なのでできるだけ簡単で解り易い本を探しています。 「大日本帝国海軍全艦艇」(世界文化社) 「はつ恋連合艦隊」(イカロス出版) とりあえず上記2冊を選んでみたのですが、他にお勧めってありますか? 最初は広く浅く、そこからさらに興味を持ったものの本を個別に購入していこうと思ってます。
>>455 日本の海軍 学研M
艦長たちの太平洋戦争 光人
輸送艦入門 光人
本当の潜水艦の戦い方 光人
海軍よもやま物語 光人
>>397 の本、どこにも置いてない以前に検索機に登録されてないってどういう事だ……
そんな馬鹿な、とおもってWeb書店で検索してみたら、なんか微妙な結果だた。 なんだろ、私家出版みたいな書籍なんだろか?
>>455 『連合艦隊の最期』
『大海軍を思う』
どちらも伊藤正徳
461 :
455 :2011/05/15(日) 16:10:16.59 ID:???
>>456 ,457,460
おお、みなさんありがとうございます!
どれから買えばいいものか悩んでいたので助かります。
ちょっと財布にぎりしめて本屋いってきます!
ありがとう!
>>458 紀伊国屋書店からなら取り寄せて注文できるっぽいが
>>9 新紀元社の本は評価が低くて今まで手をださなかったんだが……意外に読めるものもあるのか
ちなみに「武器事典」なんてどう?
こういう武器の辞典的なものが欲しいんだけど、なるべく信頼できるものが欲しいし……どこから手をつけるべきなんだろう?
武器辞典の評価じゃなくて申し訳ないが 新紀元社は本によって当たり外れが大きいと思う。 『覇者の戦術』、』幻の戦士たち』(ワリアギ親衛隊とか出てくる)辺りはお薦め。
>>453 出版社の色は正直気にならないね、それに仮に色ついてようが使えればいいんだし
著者の小村公次は元々音楽畑の人で歴史は専門じゃないから、一般的なイメージに基づいた「『軍部・メディア→民衆』の一方通行の関係」に基づいて書いてる感じ
ただこれは別に学習の友社(小村公次)だからどうこうではなくて、他の本とか資料でもよくある構図だからこの本の問題ではない
マルタ島大包囲戦を勝ってしまった
>>466 マルタ戦で勝利だと? 貴様、枢軸勝利な時間線の住人だな!
>>463 「武器事典」は結構薄く広く扱っている(古代から近代、東洋・西洋から各先住民まで)
から、手元に一冊あると便利だけどコストパフォーマンスの面でみると疑問はある
各時代の兵士の衣装や装備を見るという点では同じ新紀元社の「武器甲冑図鑑」のほうが
かなりお勧め
表紙のフルプレートの絵で中世の鎧しか扱ってないんじゃないのかと思いきや古代エジプト
からボーア戦争までの軍装・武器・兵器・時には戦術等を網羅していて(モンゴル・インド・
アメリカ先住民等もあつかっているけど中国・日本のは無い)コッチのほうが価格に似合っ
た(むしろ価格以上の)内容
古代からの戦史に興味があるなら手元に一冊置いていたほうが良い良書だね
ワシントン大包囲戦に勝たないとあまり意味は無い
首都包囲はプレイヤーチートだぞ
お前らHoIスレに帰れw
>>455 何もわからない状態の人は図書館に行くのがオススメ。
いきなり戦史叢書とかにはまったりするなよ。
>>464 新紀元社の武器本は「武器屋」というのを買ったことがある。
世界の刀剣類の武器を浅く広く網羅していてそれはそれでいいんだが、
タイトル通りケチな武器屋が商品を紹介するという体裁で進んでいくので
ノリが合わなければ読む気にならない本だと思った。
>>463 生憎「武器辞典」は持ってないのでなんとも言えない。
「Truth In Fantasy」で武器関連だと
・武勲の刃
・武器と防具−中国編ー/−日本編−/−西洋編−
なんかがあって、この辺はどれもお薦め。
ただ新紀元社のサイトだと売り切れになっている物もあるので
根気良く書店在庫か古本屋を探す必要があるかもしれない。
あと、武器の歴史的変遷を1冊で概観するという意味でマール社の「武器」が良いんだけど
これもちょっと前の本なので、すぐ買えるかどうかは保証出来ない。
新紀元社って昔は軍事物の本を出していたよね。 「ミサイル事典」なんかも出ていたね。
>>477 OSPREYのMEN-AT-ARMSシリーズも翻訳出版してましたね
途中で止まったのが痛い
ジュンク堂新宿三越から追い出されるかも。 ブックファーストはモード学園のビルなのでそれ系の学術書 紀伊国屋は基本文系書が充実しているので、 工学のごっつい本や軍事本も豊富に取り揃えていたジュンク堂が移転するのは困る。 ネットは手に取れないからなー
>>479 あー、アルコットがヨドバシカメラに貸与されるんだっけ?
あれ、ビックでなかったか?>アルコット 確か全フロアを家電売り場化するんでなく、一部フロアはテナント向けに 貸し出される、とかいう話だったんで、どうなんだろうか。 ただ、あのビル内で3フロア占有してるんで現在の規模での営業は 難しいかもしらんね。 ハードカバーで高そうな軍事本とか普通に入荷しているんで 重宝してるんだけどなぁ。
ダメならジュンク堂の池袋本店か神保町の書泉だね。
新宿通る私鉄は多くてね、JRや地下鉄も色々あるから東側に住んでる人でなければ新宿って便利なんだよね。
神保町の書泉グランデの一択だな。
>>483 東に住んでても都営新宿線で30分切る江戸川区便利すぎ。
ここでは、清谷と井上の評価は芳しくないんですね。 江畑さんが亡くなってから誰のを読んでいいのかわからない…
>486 キヨは「ここでは」というより軍板各所で芳しくない評価 どちらかというと、香ばしいとの評価が多いようです。 ただ情報の入手は早い方なので、情報だけ留意して、 その情報についてのキヨの分析や評価などは、参考程度に考えておき 別途、その情報をもとに自分で分析なり評価した方が良いと思うです。 このタイプにはキヨの他に柘植や三野氏とかも入るかと…
Lansは「ここでは」というより軍板各所で芳しくない評価 どちらかというと、香ばしいとの評価が多いようです。 ただ本の量は多い方なので、本だけ留意して、 その本についてのLansの分析や評価などは、参考程度に考えておき 別途、その情報をもとに自分で分析なり評価した方が良いと思うです。 このタイプにはLansの他に270式や蟹様とかも入るかと…
面白くもなんともない改変だな。ソビエトロシアに留学してこいよ 井上が誰を指すかわからないけど、テクニカルライターの井上氏? ここで叩かれてるのは鉄道系の本であって、軍事系は評判いい気がするんだが。「戦うコンピュータ」はランクインしてるし。
Lansちんはどうだか知らんが井上氏はそんなに評判悪くないだろ。
少なくともキヨと同列に語られるほどじゃないな
鉄道系は着眼点はいいと思う。 ただ、あの世界も出典には厳しく年季を重ねたマニアが跋扈しているので 貨物ヤードの配線本などが出ると質的にはかすんでしまう面もある。 ま、大なり小なり軍事系書籍でも言える。
後、所沢は身内だからって逃げないで井上書評も回収しとけよ。 余談だが、JSFだって周りが鈴つけないからああいう失言が放置されるんだし。 270式に釣られたのは日米同盟マンガの綾部もだったな。
>>493 戦うコンピュータがイマイチだった、ってのが回収されてたと思うが
井上って自衛隊最強って言ってるでしょ?
井上和彦 なのか 井上孝司なのか、それ以外の井上さんなのか はっきりしてくれ
どっちでもいい。 適当に右で、適当に世間より自分が上等と思っている点においては。
久山忍『英雄なき島―硫黄島戦生き残り 元海軍中尉の証言』は、聞き取り相手が 元海軍中尉ということもあるのか、栗林にかなり批判的だな。
外務省編纂の日中戦争の本が出てるよ。4冊で36750円するが、必要な人いるのでは。 ISBN:9784864450003
エバヤンが偉大過ぎた。
エバヤンが偉大過ぎた
第一次から第二次にかけての中東戦争を詳しく扱った本はあるかな? リビアのあの謎外交について詳しく書かれてあるものが良いのだが。
>>505 読んでないのに批判するのは無粋だが、一位の本の内容としで上げてるものにズッコケかけたんだが、
所謂トンデモ本なのか?
アマゾンのレビューじゃ好評みたいだけどw
このスレでもちょっと話題になった本。 この他にも、永野がアメリカ留学してルーズベルトに通じていたスパイだ! とかあった記憶ある。 そもそも冒頭に、私は一切参考文献は示さない。書いていることは当たり前のことだからだみたいに書いてあった。 アマゾンの評価なんて別宮だって高評価だ。 架空戦記読んで楽しめる程度の知識しかない人を対象とした本。 しかし、光人社から出ているのだが、編集の人は注意しなかったのか。
>>504 何かあった気がしたが思い出せないので、
もう読んでるかもしれないけど、ベタに『中東戦争全史』を勧めておく。
何種類かあるけどまあ山崎氏かヘルツォーグのが良いんではなかろうか。
>>506 ニュース書いてるやつはそれを分かってやってるんだろ。
しかし、このサイト。
ウォーターラインシリーズランキングだとか。
山本五十六本ランキングだとか。
ナチスの兵器ランキングとか。
ここの住人に近いにおいを感じる。
復刊ドットコムの翻訳版が出来てほしいなとつくづく思う。そうすれば 邦訳して欲しい外国の軍事書が出る可能性が少しは高まるし。
>>510 邦訳は商売にはならないんじゃないのかな。
軍事用語に強い英訳ソフトを開発した方が有益だと思う。
というか英語で読め
513 :
417 :2011/05/18(水) 14:14:50.98 ID:???
軍事板住民は英独仏露は読めて当たり前だ。
(高校英語だけじゃ)いかんのか?
イタリアとスペインが恨めしそうに見ています
言語達者とかいう人が来ていたので 以前グデーリアンのサインうpしてなんて書いてあるのか尋ねたけれど 無反応だった件。
高校英語でもいいから読めるようになりたいね。軍事関係は海外のほうが充実してる。
高校生レベルで軍事用語が理解できるか?
>>499 は硫黄島に於いての陸海軍の問題もだけど
著者の経歴や文章からして本そのものをも批判の対象にできるようになる
本を背景や文脈を掴んだ上で、眼光紙背を徹して、読めるようになるのってどれくらいかかるものなの?
520 :
517 :2011/05/18(水) 20:57:15.12 ID:???
英文法が高校生レベルで十分でしょ。用語は調べりゃいいんだから。
単語力さえあれば大抵はどうにかなるよね。
センス無い奴は読めないものは読めないからな
523 :
名無し三等兵 :2011/05/18(水) 21:40:22.51 ID:ZwbANurO
現代の空戦を一から学べる書籍を教えていただきたいです
525 :
名無し三等兵 :2011/05/18(水) 21:55:45.00 ID:ZwbANurO
おぉ!!まさにって奴ですね。 ありがとうございます!
冷戦期〜現代までの秘密作戦についてのおすすめ書籍はありますか?
前に紹介されてたロシアから見た日露戦争読了。 ロシア内部の右往左往っぷりとか日本が作り上げた神話とか新鮮でいい感じ。 ただ気になったのが頻繁にこの部分は分量の都合上説明しないという表現が登場する点。 気持ちは分かるがおまえその文章のせるだけのスペースあれば某かの概要書けたんじゃないか?、と。
太平洋戦争における陸軍航空隊の戦歴について知る上で、日本語文献では 梅本弘さんの著作はオススメですか?
何々は読む価値ありますか?の人と同じタイプか
>>526 マーティン・C・アロステギ「暗闇の戦士たち―特殊部隊の全て」(朝日文庫)
とりあえずこれで大まかな流れを掴んで、後は個別に当たっていけばいいんじゃない。
アメリカ限定ならティム・ワイナー「CIA秘録」なんてのもある。
532 :
名無し三等兵 :2011/05/19(木) 08:38:54.72 ID:oJL8sJXm
図書館で借りてワイルドブルー読んだら記述が凄いよ タスキーギ航空団まで説明がある オススメに入ってたよね B24がひどい飛行機とはしらなんだ…
中山雅洋『中国的天空』の下巻は上巻に比べてあまり評判良くないのはなんでだろう?
あからさまな間違えが多いからではないかい。 下巻の範囲は、今となっては台湾や中国本土、英語圏の書籍や記事で検証可能な部分 が多いからね。 まぁ読み物的に上巻の方が断然面白いというのも大きいと思うが。
>>533 そりゃおめえ、下巻では作中でいきなり飛行機とは何の関係もなく日本軍のことを
世界史上に類を見ない残虐非道な軍隊としてけなし始めたのを読まされるんだもの。
誰だってそれ以上積極的に読んだり薦めたりしようとは思わんわな。
まあ、気に障るとこやアレげな内容は無視すりゃいいんでね?
コッポラの地獄の黙示録メイキングビデオ 「ハートオブダークネス コッポラの黙示録」(DVD未発売)が 地獄の黙示録ブルーレイ特典で収録されるようだ。 でもブルーレイ視聴できる機器がないんですけどw
>>535 原本の朝日ソノラマ版にはそんな記述あったっけ?それとも復刊にあたって
今回新たに加筆したのかな?著書は左傾化したのか?いずれにしても、上巻や
『北欧空戦史』が良書だけに残念。これは版元の大日本絵画にも責任あるが。
『中国的天空』が駄目となると、中国戦線の航空戦については誰の著書が 特に良書なんだろう?
訂正 ×朝日ソノラマ ○サンケイ出版
○×で本を選んじゃだめだよ。 1冊の本に納得できる部分とそうでない部分があるのは普通でしょう。 本の内容を100%信用するようになっても危ないよ。 どんな名著でも、必ず間違いはある。
モスキートの話はどうでもいいから、国共空中戦って皆無だったのかなぁ。 金門馬祖の頃まで、下ってもいいから。 あ、中国的天空 下巻の話ね。
545 :
名無し三等兵 :2011/05/19(木) 18:24:15.57 ID:oJL8sJXm
>>540 左傾化とかうよきめえw
大体、残虐非道じゃない軍隊なんてあると思ってるのか?
人殺しが仕事なんだぞ。
日中、アメリカ、ソ連それぞれに残酷だよ。日本軍は全く悪さしてない軍隊とか思ってる
右翼のお前が怖いわw
殊更に日本軍の悪のみを強調している著者の態度について 言ってるんじゃないの
町田駅前商店街のブックオフの新書お勧めコーナーに 『インテリジェンス 武器なき戦争 手嶋龍一&佐藤優』が配置されてた件。
噂の「ブックオフで大人買いしてたら紛れ込んでたユンユン電波」本か…
>>545 日本軍が全く戦争犯罪をしていないとは思ってないが、「世界史上に
類を見ない残虐非道な軍隊」呼ばわりは明らかにおかしいだろ。
どんな基準や根拠をもとにそう判断したかも不明だし、第二次大戦だけに
限っても、ソ連軍やSSの方がはるかに残虐。
>>539 発売日に近所の本屋に取り寄せを頼んだんだけど、流通が特殊なので26日まで待ってほしいといわれた。
>>549 まあ、明らかにおかしなこと、を書いてるひと
それも思想や信条によるものであろうと推察される場合、はその本やその人の全著作、全業績までが再検討が必要になりさえするよな
実際どんな歪曲してるか知れたもんじゃね〜もん
>>549 SSはともかくソ連軍は「はるかに」とは言い難いかと。いい勝負くらいだなぁ。
ソ連はベルリン突入して、市内の女性を片っ端から蹂躙したやん? 中国は通州事件起こしてるし、 対して日本軍はいわゆる南京虐殺ってのが眉唾もんだしなあ
冬戦争の戦車戦読了 他の冬戦争本読むときの副読本や資料集としていいかも。 個人的に単体読みだとちょい辛い。 ああ、雪中の奇跡と流血の夏積んだままだったorz
通州事件って日本の傀儡政権が起こした事件だぞ。 8年も他国で地上戦やってりゃ色々な。 まともな研究者は南京で数万規模の不法行為があったことを否定していないし 他の各地で何があったのかも研究書と回想録、公式文書から分かる。
まあやらかしたのもいれば普通にしてたのもいるわな。 それを「○○人」というだけで残虐か善良かの一色に塗りつぶそうとするからおかしなことになる。
神立尚紀さんの一連の零戦パイロット本はオススメ?
>>558 大空のサムライ出版の裏側を書いた本なので必読本。
でもどの本も同じようなことばかり書いているので祖父零1冊でいいけど。
>>558 零戦パイロットに関して戦中、戦後の生き方も知りたいという人にとってはマジおすすめ
人物より機械の方が興味ある人にとってはイマイチかも
とりあえず目次見て、好きなパイロットの名前があったら買っても良いんじゃないかな
菊と刀を読了。 本書の第一意義は歴史的位置付けで 内容そのものは不明瞭な情報や誤解に基づく分析もあるが、 それでも日本文化について考えなおす十分な機会になる程度には充実してる。 鋭い刃のような分析というよりは上等な真綿という感じ。
イカロス出版から発売予定の湾岸戦争大戦車戦上下ってどうなったんだろ? つい最近までイカロスHPの近刊・新刊の所に近日刊行予定って出ていたけど いつの間にか消えてるぞ
梅本弘さん、次回作は海軍の戦闘機隊を取り上げるらしいだけど、神立本と ブログ読む限り、海軍の戦闘機パイロット特に元零戦パイロット達には 「エース」「撃墜王」「撃墜スコア」といった言葉は禁句のようだから、 実際の撃墜数は何機だったかを内外の史料と関係者への緻密な調査を している梅本さんのコンセプトと衝突しないか心配だな。陸軍戦闘機隊に 関して、オスプレイ社のシリーズからもろに「エース」の単語をタイトルに 使った本出してるし。まあ梅本さんほどの方にとっては余計な心配かもしれんが。
>>559 著者自身、ブログで一押しと言ってるくらいだからな。 >>『祖父たちの零戦』
そろそろ宣伝乙とでも言った方が良いのか?
版元云々言い出す奴が呉の不可触老人臭い件。 共産党と国民党双方にソースがあるから、お互い触れて欲しくない話を 抜いたらああなっちゃっただけな気がする。 特に基本が国民党空軍の話だから。 別にそれ以上無茶する義理は作者にはないし、ここまで詳細に中国大陸の航空戦史を 調べ上げただけで立派。 要らん部分は読む側がフィルタリングすれば済む話。
>>554 >ソ連はベルリン突入して、市内の女性を片っ端から蹂躙した
それも大分眉唾なんだよな。
アンソニー・ビーヴァー(イギリス人)著「ベルリン陥落1945」によれば、
終戦で緊張感が解けた結果、ドイツ人同士が姦って出来たガキ堕ろすとき
堕胎がタブーな宗教的文化圏故に、便宜上父親の名前を
「無名のソ連兵」と虚偽申告したケースが相当数含まれる様だし、
よく言われる「"3日間姦り放題盗み放題”を許可したスターリン命令」も
ごく少数の信憑性の怪しい"証言"以外何のソースも無いしなw
>>554 は
「日本軍は虐殺はしていない」と言いたいのでは無くて
「日本軍は数ある虐殺者の1つであって"世界史上類を見ない残虐非道な軍隊"では無い」
と言いたいのだろうから大概にしておけ
>>555 >ああ、雪中の奇跡と流血の夏積んだままだったorz
こっちを先に読んで興味が出たら読む本では?冬戦争の戦車戦って…
積み本横目に新刊を読みたくなるのは、我が身の様に判るけどw
戦車戦を軸にした通史と考えて良いですか?
地元ではビニ本状態で中身を確認出来ないので…
>>566 メインテーマと関係ない話な上、何の脈絡もなしに確固たる基準や
根拠も挙げずいきなり「日本軍は世界史上類を見ない残虐非道な軍隊」
なんて主張してるんだからそりゃ批判されるのは当然だし、著書全体の
信頼性が疑われても仕方がないよ。
中国戦線での米軍航空隊の戦いについてはどの本が特に良書ですか?
>569 ごもっとも(w でも一応言い訳させてもらうと、北欧空戦史や フィンランド軍入門読んで、冬戦争とか一連の 戦役に興味はあったんだ。 で、内容だけどごくあっさりとした通史+若干の 部隊・指揮官・兵器の概説といったとこですわ。 冬戦争について他の本で詳しくご存知だとすれば 写真くらいしか見るべきところはないのかもしれません。
大日本絵画のコロミーエツのシリーズは、タイトルだけ見るとドイツ軍視点 の本に見えるけど、実際に中身読んだからソ連軍視点のがほとんどだな。
>>571 そのジャンルの本を徹底的に集めてあなたが良書として紹介してください。
人が勧める本を読むって発想が草食系。
きっとここには積み本と積み模型でツインタワーしてる輩がいるはず
>>575 日ごろからの家人の小言、整理して蔵書を把握して置かないと二重に買ってしまう恐れがある、なにより先の震災の経験等が
あって無造作に積んでいる人間は少ないのでは?
しかし、自宅の自分のテリトリーは改築もしていないのに日一日刻々と狭くなっていくというホラーな事態になっているだろうが。
はっきり言って、「にわか」の人間だけど、古本屋で「貧国強兵」「魔性の歴史」(NF文庫)を買って読んでみた。 日本軍全般に関しては、実は今より昔の方がしっかりした内容の本が出せたのかもと思った。
>>568 >>570 の論法に従い、全否定されないよう誤謬を正してやっただけじゃんw
>>573 そりゃロシア人が書いたもんだからな。
で、「タイトルだけ見るとドイツ軍視点の本」も何も、
シリーズ名については日本での慣習的用法として
「ソ独」より「独ソ」の方が一般的だし、
個々の題名についても向こうも商売でやってる以上、
どうしても素人(≒”一般")受けする独軍兵器名を挙げた方が
売れ行きも良かろうからなw
>>574 それはブックガイドや読書案内を否定する論法では?ここは書評スレだから、
書評だけでなく、良書やオススメの本を教えあうのもありだと思う。
>>513 これからの時代、第二次大戦の欧州戦線について研究するには、
最低でも英仏独伊露の5ヶ国語が読めないといけないんだろうな。
日本軍に対する著者の印象を話してたのに ソ連軍に対する誤謬に話そらしてどうすんのよ 論点が違うでしょw
「誤謬のある奴が語る事は信用できない」んだろ? 同じ事じゃんw
太平洋戦線に関しても、日英はもちろん、インドネシア語やタイ語とかも 読めないといけなくなるんだろうな。
ナバホ語は必須。オランダ語も必要。
ほかなんだ? フィギュア塔は塔というかサン・バルテルミというか
塔を高く積みすぎると崩れるという事象を目にして 建築学の本も買わないといけないのかと。 収納にも知恵とお金をかけないといけないですね。
あれだ、自己組織化臨界ってやつだ 積み続ければ塔は崩れながら立ち続けるはず。
清水政彦『零式艦上戦闘機』ってどう?通説をいくつも批判してるけど。
>586 DVDタワーもあるじゃないか 私は全部ケースから出して、200枚入りのキャリングに入れてますが。 そろそろキャリング12冊が埋まりつつあります。 (衣装ケースに詰めて重ねてある、空ケースの保管もそろそろやヴぁい…orz)
最近出る独ソ戦ものは、コロミーエツのシリーズとか、ソ連軍視点のものが 多いな。ドイツ軍視点の最新書も負けずに出て欲しい。
>>563 それはある「特定の会」の方針であって、
その会員の方々がどう主張されようが自由です。
ただ、史実として海軍には「短刀授与」「褒状」「感状」「全軍布告」などの
わかりやすい個人表彰制度がありました。
また、新聞などで特定の個人を取り上げて英雄として報道する事もありました。
そういった史実を無視して、ノンフィクション本は書けないでしょう。
>>579 教えあうのは大賛成だが、1行でオススメの本はありますか?
と質問書き捨てはどこの板でも嫌われるただのクレクレ君だと思う。
iPod に蔵書リスト入力しとけば少しは多重買いが減るのかな
せっかく教えてあげたのに無反応だったりすると悲しいよね
>>568 >>554 は
「日本軍は虐殺はしていない」と言いたいのでは無くて
「日本軍が虐殺者として大陸で振舞うことは大変意義深い偉業」
と言いたいのだろうから大概にしておけ
輸送船入門、読了。 この人、図表の使い方うまいね。かなり分かりやすい。 内容は日本ひどすのオンパレード。 前半日本、後半イギリスと対称的な章の構成になってる分、 日本の体質の酷さが分かりやすすぎて困る。 基本的に上の都合を現場に押し付けてるんだよな、日本って。
>基本的に上の都合を現場に押し付けてるんだよな、日本って。 今更何を 何を今更
>>595 正直そんなことやっとれん…
なんかシベリアで木を数える気分でもあるし…
ちゃんと読んで内容覚えてりゃまずダブリなんてやらないんだけどなorz
ダブリをやって一人前
>>598 ブリだってそのへんのひどさはそれこそ帆船時代からの伝統芸だけどな…
時代が違う。 途上国の貧民がネット依存の先進国民を見て 「半世紀前はアメリカだって電卓一つまともに普及できてなかったろ」 、って言ってるのと同値のような。
>基本的に上の都合を現場に押し付けてるんだよな、日本って。 いまの日本の組織もなにもかわっとランだろう…
605 :
名無し三等兵 :2011/05/20(金) 21:01:29.55 ID:NMBpij6n
責任から逃れるために幕僚経由で、パフォーマンスの為のヘリ放水を行わせたのはキレそうだった
とりあえず「世界情死大全」でも読もうぜ。一応軍事分野も入ってるぞ。
中国の飛行機関係だったら、23年前に台湾の中國之翼出版社と言うのが、 中國之翼叢書と言うのを結構出していましたね。 『中共空軍史』は手に入れ損なったのですが、抗日戦争時とか国共内戦時の 中国軍用機一覧とか、中国航空史、大陸偵察のRF-101やU-2の話、国共 内戦時に寝返った人々とかも取り上げていましたっけ。
>>592 ま、アレだ。
これまでそんな本は掃いて捨てる程書かれてんだから、
ネタ切れかつ終わコン。ってこったw
クロネコヤマトから復刊.comからの荷物の配達予定メールが来た 『昭和憲兵史』のオンデマンド版、楽しみだ 書店の店頭で最後に見たのが二十年程前だったからな…
『大戦間期の日本陸軍』もオンデマンド復刊したな。欲を言えば講談社学術文庫か ちくま学芸文庫あたりから復刊して欲しかったけど。その方が値段的にも買いやすいし。
光人社NF文庫は過去に文庫化したものの新装版ばかりじゃなくて、 まだ文庫化されてないよもやま物語物とかを文庫化して欲しい。
>592
大祖国戦争関連の文書が、原則として機密解除されてるしねえ。
これからも、もっと色々なものが出てくる気が。
ドイツ側でも、西側で研究の進んでいなかった分野、例えばヒトラーと将校、
あるいは将校の間の人間関係についてとか、ネタは幾らでもあるんだけど。
というわけで、ソ連ネタで一つ
http://www.amazon.co.jp/dp/product-description/4560081271 囁きと密告 ─ スターリン時代の家族の歴史
全編を通して、悪夢以外の何物でもない代物。
マジでシベリアに送られると、こうなると言うのを、送られた人々の証言を通して振り返る。
大戦期の話は下巻に収録。
>>612 守屋純が訳した『総統からの贈り物』が、正にヒトラーと国防軍将校を
はじめとする当時のドイツのエリート層の関係を、下賜金を軸に考察した
著作だな。昭和天皇は『独白録』で松岡洋右のことを「ヒトラーに買収でも
されたのか」と言っているけど、買収されていたのは当のドイツのエリート層
だったと。
>613 総統下賜金、相当なものだったからねえ。 個人的には、「ワルキューレ」はこの下賜金の恵みを十分に受けられなかった連中の反動なんじゃないかと思わないでもなく。 そういえば、ドイツだと「海軍メイドさん事件」ってのがあったよねえ。 ネタ的に誇張されてるきらいはあるけど、そういう戦間期の諜報活動というのも 面白いテーマの一つだわな。
>>613 読んだこと無いが、その本はお坊ちゃま君によくあった、
都合の悪そうな奴はすぐ買収、「金で解決」を地で行くような無いような訳?
>>616 そういうケースもあるし、グデーリアンやレープ元帥の例のように、
逆にエリート層の方からヒトラーに金銭や土地の無心をしたケースも
上の本で言及されてる。レープ元帥がヒトラーから無心した下賜金で
購入した土地は今も子孫が所有していて、国庫に返還する意思無しとのこと。
総統下賜金の原資は国民の税金なんだよな。ヒトラーは『わが闘争』の印税や 切手などの肖像権料で莫大な収入があったんだから、下賜金やるなら自分の ポケット・マネーから出せばいいのに。
>>397 の本が届いた。
目次だけ読んだが、戦略オタはwktkな内容みたいだ。
さて、仏訳孫子を読むか
>>615 アーヴィングの『ヒトラーの戦争』に、ワルキューレの面子が
退廃していたことと書いてるしな。シュタウフェンベルクが
燃料不足の時局に、私用で何リットルも車でガソリン使ったとか、
トレスコウが反逆を考えたのは、参謀本部の課長への就任が絶た
れたからだとか。まあアーヴィングだから鵜呑みにはできんが。
>>613 守屋純って
評判が良くないって聞いたけど?
人事の恨みは恐ろしいな 20〜30年代の帝国陸軍のゴタゴタも人事が原因だし
>>621 『総統からの贈り物』は訳書であって著書ではないからこれに関しては大丈夫だよ。
『戦場の衛生兵』
http://www.amazon.co.jp/dp/4835519035 )読了
工兵隊(工兵第32連隊のようだ)所属の衛生兵だった著者の戦記。
入営から中国での治安戦、南洋への配置転換と終戦までをコンパクトにまとめた本。小見出しなど所々に俳句が入る。
衛生部門の組織のほか、戦場・行軍における衛生兵の活動や工兵隊の行動が前半の中心である。
一方後半は襲撃を受けつつ南方の島へ移動し、隣接する島に上陸した米軍を警戒しながら自給生活を行う描写が中心となる。
現地人との交流の描写も多く、宴会で歌われたという歌や簡単な言葉も載せられているのが興味深い。
図版は数枚だが適切なもので、本文の理解を助けてくれる。
珍しいところでは南方移動時の輸送船団の隊形が掲載されている。
難点は薄い割に値段が高いところだろうか。
従軍の全期間にわたって細かく描写がされているわけではないが、著者が伝えたい要点を押さえた構成となっており、
工兵隊付衛生兵という珍しい身分の兵士の戦記がコンパクトに読めるところが魅力だろう。
>>579 >ここは書評スレだから、書評だけでなく・・・・・・
どういう意味なのか1日考えた。。。
結果、結論はない。
>>592 少し前に学研から出た「宿命のバルバロッサ作戦」は
ドイツ軍サイドでも面白い内容だった
ハルダー参謀総長の日記とか
邦訳出してほしくなった
光人社NF文庫の『帰れなかったドイツ兵』去年出たばかりなのにもう絶版になってるな。 新宿のジュンク堂や紀伊国屋でも無いし。
>>627 ヒトラー付き空軍副官だったフォン・べロウの回想録や、武装SSのハウサーや
シュタイナー、スコルツェニー、空軍のギュンター・ラルの回想録も邦訳出して欲しいよ。
翻訳ドットコム(仮)本気で出来てほしい。
>>627 陸上自衛隊幹部学校が「戦史資料第109号 ヤコブセン編集
第二次世界大戦前半におけるドイツ陸軍参謀総長
ハルダー大将の戦争日誌」として、昭和30〜40年代に分冊して訳した。
コール・ヤンガーの回顧録って邦訳されんかなあ
>>629 自衛隊は教材用とかに結構外国の資料訳してるよな。
部内だけに配布されてるから部外者はなかなか入手・閲覧は出来ないけど。
>>632 朝雲あたりがまとめて引き受けて出版してくれないかしら
>>633 採算的に難しんじゃない?防研が近年編纂した化学戦やノモンハン事件に関する
史料集も出版されてないし、オーラルヒストリーも中村悌次さんの以外は出版されてないし。
大内建二著『水雷兵器入門 水面下に潜む恐るべき爆発力』 越智春海著『ガダルカナル決戦記 孤島を血と硝煙で染めた六ヶ月』 今村好信著『日本魚雷艇物語 日本海軍高速艇の技術と戦歴』 「丸」編集部編『英国東洋艦隊を撃滅せよ 海軍中攻隊空戦記』 以上今月のNF文庫四冊、店頭に並んでたのでget。
日本魚雷艇物語って、確かによくまとまっているのだが ぶっちゃけこの本、魚雷艇関係の3冊の本を1冊にまとめているだけとも。 あまりに参考書籍が少なすぎるっていうか、掘り下げはないんだよな。
従軍体験者が減ってきたからか、「丸」編集部編ていうのが増えてきたな
「英国東洋艦隊を撃滅せよ」は「英国東洋艦隊マレー沖に全滅す」の文庫化 内容が濃かったリバイバル戦記コレクションの文庫化が進んでいるね。
歴史群像は本誌に載せてる戦争体験者のインタビューを本にしてほしい。 2000年以前のバックナンバーは買えないし、ブックオフにもなかなか無いからな。 このままだと散逸して消えてしまう。
古本屋で、ヘルムート・リッペル著『203の勝利』入手。 最初にタイトルだけ見て、日露戦争ものかと思ったらルフトヴァッフェものだったw。
>>639 それ俺も思った。そういえばまだ出てなかったんだ。
本屋をブラブラしてたら見つけた本
『マルタ島大包囲戦』 アーンル・ブラッドフォード著 井原祐司訳 元就出版社
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4861061970 背表紙を見て「お?WW2のマルタ島攻防戦か」と思って手に取ったらまさかの16世紀。
マルタ島を攻略しようとしたオスマン帝国とマルタ騎士団の戦い。
時期的にはプレヴェザの海戦とレパントの海戦の間で、
この包囲戦での敗北によりオスマン帝国の西地中海における覇権が陰りを見せ始めた。
ちなみに著者はWW2の時に海軍士官としてマルタ島を訪れたことがあるそうだ。
訳者は英米側から見た第2次世界大戦の本を何冊か訳してる人。
てか俺はこの本のまえがきを読むまでマルタ語の存在を知らなかった…。
“マルタ”といえば731部隊
朝日ソノラマ航空戦史シリーズの『マルタ島攻防戦』が昭和時代から積ん読になっている件…。
今更ながら大井篤「海上護衛戦」読了。 これ初版は本当に昭和28年?昭和58年と言われても俺は信じるぞ。 内容といい文章といい、とてもじゃないが戦後すぐに出た本とは思えないぐらい現代的。 何度も蘇って出版されてるのも肯ける。 著者の中の人、よく暗殺されなかったなあ。
>>634 採算的に難しくても、こういった資料が一般人の目に触れられるようにすることも
防衛省のお仕事だと思うのですが・・・
>>646 GoogleBooks とか難しいのかなあ
>>646 書籍閲覧の自由!とかを掲げて立候補したりとか民主的かつ政治的にアプローチしないとなかなか難しそうだなぁ。
何をするにもお金がかかる昨今、そういうことにはあんまり熱心にはならないだろうし。
基本的に秘密主義だしな。 国防上出しにくい情報を扱う仕事の上、詮索され叩かれた経験が多いから、 必要以上に秘密主義になってる。 それに、組織の連続性はない建前でも、先輩方の不名誉となることは隠すだろうし。
創作相談スレとどちらに書き込むか迷いましたが書籍ということでこちらで相談させてください。 現在創作の勉強として ・攻撃ヘリコプターの戦術がわかりやすく書いてある本 ・士官学校(日本に限らず)の教育方法や内容が書いてある本 の二つを探しています。何か良い書籍があったら教えてください
著作権的に問題なければ、ウェブで公開ってのが一番手っ取り早いんだけどな。 材料だけ提供してあとは国会図書館にお任せって言う手もあるし。
>>646 出版されていないだけで、全く閲覧不可というわけではないけどね。ものによっては、
国会図書館や偕行文庫で所蔵されていて閲覧できる。>>部内資料や防研のオーラル
でも出版してくれたほうがはるかに利用しやすくなるのは間違いない。
>>630 確か海自と空自の幹部学校も、レーダー元帥の回顧録とOKWの戦争日誌を
それぞれ翻訳してたはず。
学研M文庫は最近さっぱり戦記物を出さなくなったな。ポスト朝日ソノラマ文庫に なってほしいのに。光人社NF文庫は太平洋戦線メインに出してるから、住み分けで N文庫は欧州戦線メインで戦記物を刊行して欲しいもんだ。当面はソノラマ文庫から出てた 戦記物の復刊に力を入れて、次に未邦訳の戦記物の刊行に取り組んで欲しい。後者は まず単行本で出す必要があるけど。
>>645 は「フランス敗れたり」を読むべき。
昭和28年何てレベルじゃない衝撃を味わえるぞ。
(少なくとも、自分の戦前感ががらりと変わった衝撃作だった。)
>>655 今はマニアでさえも新品を買わない時代になったからな。
高い本は図書館、文庫も後に古本として半額くらいで手に入るの知ってるからね。
発売日が待ち遠しい即買い本なんて最近めったにないわ。
朝日ソノラマの再刊は大歓迎だが、
重版されない所を見るとあまり売れていないのだろうなと思う。
>>657 ありがとうございました!
早速図書館で探してみます
>>658 出版文化の構造自体が激変しちゃったからね
長期在庫を抱えての販売サイクルってのが成立しなくなってる
大前提としてのある程度の初版のマスがなくなっちゃったし
学研とか、初版で出荷しきれなかった分と返本は新古書店に廃棄してるぜ
そんなことしてるようじゃ続けられんわ
重版かかってる本とかあるのかしら?
本格的な学術書・研究書はともかく、文庫本で出せるような本はもう完全に電子書籍に移行でもいいと思うけどね
>>660 電子書籍オンリーにすると文句言う人がいるから、
初版だけは本で出して、返本し終わったら電子書籍化っていうのはありだと思うけどね。
これなら本に思い入れのある人もいいし、資料として読めればいいって人も助かる。
電子書籍ベースで経営して、紙媒体は少量の初版以外は注文後印刷のシステム構築してわりきるとか。 紙媒体が割高になるがある程度は仕方ないでしょ。
>>661 日本じゃ、取次が本の流通管理する闇の巨大産業だけどな
本格的に電子出版に行くと、あれとその関連産業が瞬時に崩壊するその恐ろしさ
末端の小売も、専門の大型店舗以外生き残れないだろうしな
新聞と雑誌は、広告頼りのWebから、少しでも読者から金取れるモデルに移行出来れば、息を吹き返すんじゃないかと思うが
てか、ユーザーオリエンテッドで商売しないなら存続する価値ないしな
というか、日本で電子出版が爆発的に普及しないのは明らかにコミックのせいなんだよなw 現行の端末じゃコミック読むにはどれも明らかに性能が足りないし仕様が不確定だから、みんな二の足踏んでる 出版社も、活字本の微々たる収入追っかけて軋轢起こすのも嫌だしどうせ読者は中高年だから、戦略的な値付けとか普及策とか採ろうとしない
でわ一等自営業氏のクローンを量産して名著をコミック化していただくとゆー 「急降下爆撃」あたりは週刊少年ジャンプに連載しても勝負できる内容だと思う
666 :
517 :2011/05/23(月) 18:26:15.86 ID:???
原哲夫の「バルバロッサ作戦」希望。
素直にジョジョの外伝で荒木でいいやん…
「湾岸戦争 砂漠の嵐作戦」を読了 米陸軍戦史センターによる公刊戦史と銘打っているので、100時間地上戦での 戦闘を主に取り扱っているかと思いきや、ページの四分の三ほどが軍や予備 役・州兵の動員から始まり、部隊や装備、補給品の移動に輸送、サウジアラ ビアでの基地や車両の確保、合衆国内や欧州にいる軍人家族に対する配慮等 ロジスティックな面に費やされている パゴニス中将の名前もちょくちょく出てくるので「山・動く」と併読すると いいかも
紙の書籍にはあって電子書籍にない利点ってあるの?
>>671 液晶のやつよりは目が疲れない、大きさを本に合わせて自由にできる。
電池がなくても読める、所有欲が満たされる。
こんな感じかねえ。
特に大きさが本によって変えられるのは大きいと思う。
とりあえず、これまでの慣れた感覚で扱えるのはでかいでしょ。 単純に目が慣れてるとか、「確か後半の3/4くらいに載ってたよな」って当て推量と手の感覚とで ページ開いたりとか意外と旧世代の感覚はバカに出来ない。 あと、貴重書以外は割とぞんざいに扱っても壊れないし。
>671 電子書籍だと不適切な表現とやらが発覚した場合、 勝手に書籍ごと削除される危険がある。
何にしても一長一短だな
最近はハードカバー3000円、文庫1000円、世傑1400円だからな。 本ってむちゃくちゃ高くなったよ。 正直言って、買えるか?10冊買ったら3万円くらいだぞ。もう無理だろ。 古本にしか興味が無くなった。
>>677 他の物価だって値上がり著しい。
そして給料だってあがっとる。
つまり買える!!!!!!
アメリカのようにペーパーバックでなく、ハードカバー主流で出すのは高く売りたいから。 向こうじゃ電子書籍にも安価且つ日本では考えられないような本まで有るらしいな。 ナポレオン戦争が有るとか前にこのスレで見た。
>>677 俺は古本と新品のハイブリッドかな
それでも最近のNF文庫のだと半額でも500円とかあって泣きたくなる
電子書籍は汎用端末(スマフォ)が爆発的に出回るここ何年かが勝負かな
もし広まってくれればKindleなんかの電子ペーパーな専用端末が身近になる筈
>>678 給料上がってる?
いいね・・・
日本の所得水準って、20世紀終わりかけの頃から殆ど変わってないか低下してる気がするわ
生活資材は中華のおかげで値下がりしてるからなんとか暮らしていけるが
まあでもそのおかげで雇用が・・・
>>654 ケッセルリンクの回想録も訳されているが、
そちらは古書目録で2回抽選で外れた。
空自の某基地の図書室で、WW2独空軍の某航空団の戦闘報告の邦訳ってのを見たことがある。 無味乾燥な数字と簡単な記述の羅列だったが、筆者の主観の入る余地が少ない分、 貴重な資料なのかもな。
>677 5千6千が当たり前な分野からすると、かなり安く感じる。 まぁ、娯楽として読むタイプの本か? という疑問もあるけど。
世界の傑作機他薄い本は寂れた感じの模型屋で半額だったりする
>>656 あれは戦中の本じゃなかったかな。
でも俺はモーロワが書いたこれより、ブロックせんせーが抵抗運動の傍らで
まとめてた『奇妙な敗北』のが好きだけど。
>>687 確かフランスが敗北した1940年のうちに出版されて、日本語版も同年に出てベストセラーに
なったとのこと。自国の敗戦の過程を、それも敗戦直後にあそこまで冷静に論じた
モーロア凄すぎ。
>>639 確かに出して欲しいよな。『丸』に載った証言の方は、近年何冊も
単行本化されてるし。
ドイツ占領下とヴィシー統治下フランスを知るのにおすすめの本有る? 出来れば自由フランスの方も
草思社で『ナチ占領下のパリ』 講談社メチエで『ナチ占領下のフランス』 文庫クセジュで『対独協力の歴史』 この辺が割とメジャー。 季刊国際政治で60年代から10年毎位に政治面を中心とした論文が出ている。 OPACで捕捉後大学図書館辺りで漁ってください。 そういえば西洋史学にも記事あったね。 自由フランスからの視点なら『ド・ゴール大戦回顧録』 高くて嵩張るけど。 立場的にはチャーチルのみたいな上から目線にはなりますわな。
>>618 アホの子?
ヒトラーのポケットマネーを軍人がもらっちゃったら私的な買収だろ
公になれば大醜聞になるよ
国庫からの支出なら、問題性はあるが賞与の査定をトップが直々にやってるだけだけどな
高級公務員ならむしろ当然のことだ
それでもまあ軍大臣のお仕事だろうけどね
>>690 桜井哲夫『占領下パリの思想家たち』ハンナ・ダイアモンド『脱出 1940夏・パリ』
川上勉『ヴィシー政府と「国民革命」』ロバート・O.パクストン『ヴィシー時代のフランス』
とかも良書だよ。最後の2冊は学術書だから値段もそれなりに張るし、読むのに手間がかかるけど。
694 :
名無し三等兵 :2011/05/24(火) 00:07:49.50 ID:EkfZc7PV
>>671 ハードが壊れると読めなくなる。それどころか全て喪失する可能性がある。
これが紙にはない。
電子書籍もっていないけどこれが一番怖い。
>>692 原資が税金でも、ヒトラーがエリート層に無税で多額の金銭をあげたことは賞与を超えて
完全に買収そのものじゃない?『総統からの贈り物』の副題も「ヒトラーに買収された
ナチス・エリート達」だし。自分から現金を無心することで、進んで買収された人もいるけど。
最近文庫化のサイクルが早過ぎるのも、ハードカバーの新刊が売れにくくなってる一因だと思う。 平均5年、早いものでは2・3年で文庫化されるケースが多いから、消費者としては文庫になるまで 買うの控えようという心理が働くのは自然の流れだからな。戦記物では言えば、『最後の零戦』の ように10年ぐらい経過してから文庫化すべきだと思う。読者にとってはすぐ文庫化されないのは 財布的に辛い話だけど。
>>695 そらそうなんだが、道義や筋は社会規範として当然あるでな
第三帝国の公務員法がどうなってたのか知らんが、国家公務員が私人から通念を超えた金品もらって平気な国とかありえんわ
総統と国家公務員という関係で国家支出の報酬という形をとってさえそうして批判の対象になるんだし
海外のハリー・ポッターってハードカバーとペーパーバックは同時発売なんだろうか。 だとしたら、こういうところにも日本で漫画以外の本が売れにくい要因がある気がする。 ハードカバーと文庫の間を埋める存在が弱い。
>>694 まあだから、堅牢性とか媒体の規格化とかが重要になるわけだが
ただそれでも、単価が著しく下がればデータを保存することの意味や価値自体が消失しそうな気もするが
手元のデータが消えても、どっかにマスターデータがあってそれを再取得すればそれで同じだし
すべての子データが消失する状態とか、まるっきり価値がなくなってるとか社会が崩壊してるとか、かなり極端な状態だろうし
電子書籍だけの場合、何らかの理由で販売されなくなったら 入手が絶対に不可能になるような
神立さんがブログで言ってた「一流出版社の看板雑誌でもない軍事、歴史雑誌」には、 『歴史群像』とかも含まれるのかな?
強硬なまでに紙にこだわる人がいるのは理解できる。自分もそうだから。 お金と同じだよね。昔は金や銀だった。そのうちコインになって、紙幣、つまり紙切れに。 で、今はその紙切れさえめんどくさくなってクレカや電子マネー。 銀行もオンラインになって、口座残高はただの数字。 株券も電子化されて、倒産して株が紙切れになっちゃったって例えも古くなった。 もうね、電子書籍への流れはどうやっても止められないよ。 さあ、自炊を始めよう。本棚を空っぽにするんだ。 紙の呪縛から逃れられると思うと、ワクワクするよ。
まあ電子書籍の優位性はいろいろあるけど、今のところ売れ線のものしか電子書籍にならないからなあ。 つくってるほうも儲けがでないといくら重要な本でも売れ行きが予想できないのは出さないよ。
>>706 古本買って自炊という全く著者への還元がない道へ向かってるのがなんとも皮肉。
まあ、新刊と言いつつ改題だったり新装版だったりするのだから別にいいか。
自分が読む本の著者、みな何十年も前に亡くなられてるもんな・・・
自分は雑誌スクラップはぼちぼち電子化を初めてみた。 どのみち、電子書籍での再販はありえないからPDFでも安心できる。
電子書籍とPDFの違いがよう分からん。
>>704 軍事専門系は報酬が二桁違ってとても生活できないとか。
あの大御所が文春文庫から移って来てすぐ引退された理由がひょっとしたら・・・
>>687 今手元にあるのは昭和15年11月2日発行 東京大観堂刊だからたしかに戦中だな
>>710 二桁違うってことは、一般雑誌が数万円なら軍事専門系は数百円とかなの?
ブログ読む限り神立さんは歴史・軍事専門雑誌や軍事オタク・マニアにかなり 否定的な感情持ってるんだな。まあオタクたち相手じゃ商売にならないし、 オタクたちが無邪気に(当人たちは評価する意味でやっている)エースだスコアだ 撃墜王だと、日本海軍にはない制度持ち出して偶像視することで零戦パイロットたちを 憤慨させているから無理も無いか。
>>715 そこがそもそも違うでしょう。
戦時中から個人を表彰してたし、全軍布告してました。
「海軍 戦功表彰」で検索してみてください。公式に表彰してます。
5機撃墜の世界的基準に合わせる必要はないけどね。
海軍では片翼で帰還したから表彰って例もあるんで。
輸送したので表彰という例もあるよ。
>>717 零戦搭乗員会とその後身の零戦の会は、「日本海軍にはエースなどという称号、制度は一切存在しない」
「日本海軍には個人戦果を記録し、それをもとに個人をたたえる習慣はなかった」という統一見解を
出してるけどな。
他でやれ
日本陸軍の兵站についておすすめの本はなんでしょうか?兵站を軽視していたと いう話はよく聞きますが、実際の兵站組織や兵站に携わる輜重科将兵の教育や 操典類を取り上げた本はなかなか見つからないので。
>>720 輜重という言葉を知ってるならネットで検索して
それっぽい本を見つけられるでしょう。またはいろいろ読まれてきたでしょう。
単発質問されても、質問者がこれまでどういった本を読んできたのかわからんから答えない。
まずは今まで読んだ本の書評を書いて、それから質問されては。
ガリア戦記、講談社学術文庫版を入手。これは読み易い。 しかし”ぎょうさんの部族”ってなんかひっかかるな。”たくさんの部族”だろ・・・ぎょうさんて関西弁じゃなかったか? 私は兵庫県民だけど口で言うならともかく、文章でぎょうさんなんて書いた記憶ないな。
>>722 そんなくだけた訳をしたくなるような原文だったんじゃないか?
724 :
俄将軍 :2011/05/24(火) 20:14:25.22 ID:???
>>718 生田乃木次のケースからすれば、日本海軍は、内部に、問題を抱えていた、ということも
あるのか、などと、適当な思いつきなど書き散らしてみたり。
>>721 質問者がこれまでどういった本を読んできたのか分からなくても、
聞かれてるジャンルについて、自分がこれはと思う本のタイトルを
挙げればいいんじゃない?
>>725 はいはい、人を自動検索機としてお使いになりたいんですね。
『祖父たちの零戦』出版から1年足らずでもう7刷か。出版不況もどこ吹く風だな。
ぎょうさんの部隊w カエサルは関西人なのかw
>>727 マリリン愛読書というのを知って、買ってしまったオレがいる。
>>729 何それ?検索しても全然分からなかった。
>>730 祖父たちの零戦 マリリンで出てくるじゃん
world crisisきた 3年後ぐらいに書評すっから期待して待ってろ
3年後の日本って ……いったいどうなっちゃってんだろうな?
>>733 震災をばねに力強く経済成長している!!
…そう信じなければこれから社会に出るのにやってられん。
今まで暗かったから、これから明るくなるのさ!!!!!!!!きっと。
戦災をばねに力強く反撃している!! …そう信じなければこれから戦場に出るのにやってられん。 今まで暗かったから、これから明るくなるのさ!!!!!!!!きっと。
3年後に2chあるのかな
ツイッターはないかもしれないが2chはある
12年前には2chはなかった
高橋孟以外で、海軍で食事作りに従事していた人物の回想録はある?
汚い話で恐縮ですが、戦場における排泄の話について詳しく載ってる文献は 何がありますでしょうか?体験記とかを読んでもそういった話はなかなか出てこないので。
中国戦線の航空戦に関しては、陸軍戦闘機隊限定で時期も最後の2年間だけ だけど、梅本弘さんの『陸軍戦闘隊撃墜戦記』の方が『中国的天空』下巻より 良書だな。何故2分冊で出したのかはわからんけど。2冊合わせても230ページ ぐらいだから、1冊で出しても問題なかっただろうに。
>>743 1冊にまとめるとなると6000円で出版する事になるが、ちょっと無理なんじゃないかな。
渡辺洋二さんの著書は、日本軍機を扱ってる著書の大半に参考文献一覧とかがないね。 外国機を扱った著書にはあるのに。
>>741 一部で著名な「アーロン収容所」には、英軍収容所でのトイレと比較した話があったと思う。
日本軍は、基本垂れ流し。
なお、ニューギニア帰りのうちのじい様の話だと、現地のトイレは大便・小便分離型なのに、
日本兵は大便と一緒に小便もしちゃうものだから、現地人に嫌がられたとさ。
曰く「ニワトリ式で大便小便一緒」とw
南洋諸島の日本軍物を読むとよく出てくるが、南方の海際では、桟橋風に海上につきだしたトイレが多かったようだ。 食糧事情が悪化してくると、珊瑚礁のやせた土壌に、少しでも肥料をやろうと堆肥化する。
横田「玉砕しなかった兵士の手記」には、部隊の列車輸送の際に、十分準備がされてなくて、 停車駅周辺が黄色いウンコだらけになったという話があったな。
>>741 の希望とはずれるが光人NFの「海軍工員記」で学徒徴用で人が増えたが
トイレのキャパを無視していて、文字通り糞の山ができたという記述が記憶に
残っている
糞の話は何故か伸びるから困る
>>746 こないだ読んだ吉田悟「ビルマ戦補充兵」(NF文庫)だと、捕虜収容所では糞穴を深く掘るように指導されたとか書いてあったな
穴が深いと、暗くてハエの侵入が防げるらしい
アーロン収容所とは別の収容所で英軍捕虜になった方の戦記だが
通信兵ってことで、あんまり読んだことのないそっちの実務について読めるかと期待したが、そっちはあんまり触れられてなかったなw
『ドイツ参謀本部』 ゲルリッツ本は文庫も単行本も品切で渡部本は買えるのか
渡部本って確かゲルリッツ本からの剽窃が多いって秦郁彦に指摘されてなかったけ?
>>752 単行本の方は難波のジュンク堂の店頭に有ったぞ
>>741 大岡昇平の「俘虜記」にも、米軍の野戦でのトイレの設置要領が具体的に
載っていたぞ。
イエローサブマリンは意外と軍事系の書籍を置いてある
うぃーおーりーびんないぇろさぶまりん♪
>>757 カードショップといっても模型店兼ねてる店も多いし、MTGとかのからみで
ホビージャパンの本を置いてあることもある。
その流れで軍事系の書籍もあるんだよね。
戦時中に各国がばらまいたエロ伝単が豊富に載ってる本ってある? 一ノ瀬俊也さんの本でもあまり載ってなかったけど。
>>753 渡部昇一に反撃されて秦が巧く反論できずという展開。
決着はついてないようで、双方が勝利宣言、少なくとも敗北していない宣言してる。
「忘れられた兵士」が読みたい。 復刻されんかな。
>>761 753じゃないけど、そうなのか。でも、パクってたってイメージ付いちゃってるよな。
昔の世代の物書きってその辺ルーズだった印象強いし
コマンドマガジン日本語版とか、洋モノのシミュレーションゲームとかも豊富なんだよな、 定価よりいくらか値引してたりもするし<イエローサブマリン ……いくら割引セール本とはいえ、シュピールベルガーの著書は金銭的にも物理的にも手は出せないけど
欧米で出てるマンシュタインやグデーリアンの良い評伝の邦訳でないかな。 2人とも回想録は邦訳されてるけど、評伝は出てないから、内容の信憑性 とかは『スターリングラード』や『回想の第三帝国』『総統からの贈り物』 でやや断片的にしか日本語では知れないしな。
高橋慶史さんや川崎まなぶさんなど、別に本職を持っている方にも 専門家に決して引けを取らない著作を出している人は少なからずいるね。
むしろ、本職が別にある方がきちんとしているんじゃないの。 専業だと、ネタがなくても何か書かなくちゃいけない。 連載を何年もやってるとそうそう新事実も出てこないだろうし。 そもそも、今時物書きだけで生活できる人はほとんどいないと思うよ。
上で取り上げられてる神立さんの話が正しければ、歴史・軍事系の雑誌の 原稿料はすごい安いそうだしね。別に本業持っている人は専業より調査・ 研究に使える時間は限られてるけど、経済的基盤はしっかりしていることが 多いから、腰を落ち着けて出来るのかもな。両立はすごく大変だろうけど。
著名な蛇の目評論家も自動車系の本出してるしな。 書名がまた面白い。クルマが先か? ヒコーキが先か?
『電撃戦という幻』は良書だけど、同書の主張に批判らしい批判はなされてないのかな?
>>699 いやいや「買収」というなら
対価を求めるべき地位と権力が無ければただの贈与だわ。
グデーリアンに金をやったからといってドイツ軍に私的便宜を払ってもらうものではないし、
日本でも官房機密費貰っても別に犯罪じゃないだろ。
なんか論点のレベルが低すぎだわ。
金を貰った云々が問題なら(大)モルトケだって貰ってるし
フリードリヒ大王時代のプロイセン軍の将軍でも
敗戦に次ぐ敗戦の中、年金くれだの荘園くれだの手紙出して
大王を辟易させてるし
税金云々も、贈与側の政府が決めてるんだから
わざわざ払う必要ないんだが。それでもと言って払う馬鹿いないだろ。
>>772 貰った側が戦後下賜金について、回顧録などでほぼ口を噤んでいることが
やましいことの何よりの証しじゃないか?
>>773 馬鹿正直が大好きなのか?w
当時ヒトラーから何か貰ったなんていったらバッシングだぞw
>>774 口つぐんでるのがばれたらそれはそれで叩かれるだろ…。
場合によっては正直に言った場合より叩かれる。
若しくは、わざわざ書くほど特筆したことではなかったと言うことだ。
少なくとも「書評」から一歩踏み込む議論をしたければ別スレでやるべきだと思うんだ バラッシュ著「ゲーム理論の愉しみ方」読んでいたら、第一次大戦の西部戦線での面白い エピソードが記述されていた 膠着状態の塹壕戦で英仏軍とドイツ軍の間に相手が撃てば撃ち返すけど、相手が撃たなけ ればこちらも撃たないという暗黙のルールが形成されていたという話が、囚人のジレンマ のケースとして上げられている 英軍将校がお茶をしていたらドイツ軍の砲撃をうけたので、相手側を罵ったらあるドイツ兵 が塹壕から姿を現して「申し訳ないことをした。怪我人はなかっただろうか。俺たちのせい じゃない、いまいましいプロイセン人の砲兵隊のせいなんだ!」と謝った例とか中々面白い この手の第一次大戦の手記とか邦訳ででてくれないかなぁ
塹壕戦で一番大変だったことは暇つぶしだもんな
アトラス世界航空戦史を読まれた方はおりませんか? 後発な分、スミソニアン現代の航空戦と比較して 対象の戦役や記述の確度が向上してたりしますかね。 なんとなく図版はアトラス〜が充実してそうな感じですが・・・
第二次大戦のイタリア戦線を大きく取り上げた日本語文献って余り無いね。
>>781 アラン・ムーアヘッドの「神々の黄昏」とかはどうよ。
戦場記者の本なんだが、どーしたら降伏できるんですか!と
パニくってる全力で降伏するイタリア兵とか、
ジープ飛ばしてたら最前線より先に行っちゃって
降伏したいのだが君に頼んでもいいのかとかいろいろ面白かったと思う。
砂漠の戦争の続編的な本だろうか。今度本屋で見つけたら買ってみよう。
>772は該当する書籍を読んでから書き込んだほうが良いな。 >775 バレた場合の言い訳 「ヒトラーではなく、ドイツ国家より贈与されたものだから問題ない」 >779 暇つぶしが大変なのは、塹壕戦だけじゃないけどな。 性病罹患率を有意に下げたゲームボーイというのは、本当に偉大だったのだなぁ、と。
図書館か古本前提だね。ハヤカワ文庫だったと思う。
「神々の黄昏」ってジョン・トーランドじゃないかと思ったら、トーランドのほうは「戦いの神々」 だった、実に紛らわしい
イタリア戦線については、「イタリア軍入門」以外にも 「ムッソリーニを逮捕せよ」「誰がムッソリーニを殺したか」も良さげ 連合固に対して降伏するために駆けずり回るイタリア軍の参謀の話が載ってる ただ、「コールデストウィンター」でリッジウェイ将軍がイタリア戦線にいた頃のエピソードがあるんだが、 連合固との交渉に当たったイタリア側の代表がローマ市内へ連合軍の空挺団を何とか引き入れようとするのを リッジウェイが、相手側のあまりに杜撰な計画に頭を抱えて断固阻止するくだりが…… もしかして前述のイタリア軍参謀かこれ? 歴史群像でも何号か前にイタリア上陸作戦を特集してたんだが、ローマ入城の直前までなんだよな。続きも出てほしいんだが あとは、「最終戦」でも45年の在伊ドイツ軍の記述があるし、「続ラストオブカンプフグルッペ」でも 45年の最末期の戦車戦の話が
>>788 最近ビーヴァー人気だなあ。
俺はライアンの『遥かなる橋』は早く復刊してほしいんだが…
>>780 第二次世界大戦後に関しては、ほとんどサラリという感じでしか書かれていません。
きわめて個人的な感想ですが、全編を流し読みしましたが、入門書と言う感じです。
入門書と言うには少々お値段が…w
古本屋で「ウィンゲート空挺団」を見かけたが、イギリス軍・ビルマ戦・空挺作戦に興味のある奴以外には向かない本かな……
WW2頃のイタリア空軍の中の人の伝記、回想録など、日本語の本はありませんかね。 日独英米仏露はあるわけで・・・
>>790 初期の著書を除いて、ほぼ全著作が邦訳されたあるいはされる予定だからな。
ビーヴァーもいいけど、クレフェルトとキーガンの著作ももっと邦訳されて 欲しいもんだ。恐らくこの2人が今存命している世界の軍事史家の二大巨頭だし。
アザー・ガットお願いします
798 :
名無し三等兵 :2011/05/31(火) 21:18:55.33 ID:2y29Mkr+
個人的に防衛大の入門本はもっと評価されてもいいとおもうんだ
>>789 カスッテラーノの言い分を読む限り、イタリアの首脳部が及び腰過ぎた上に
アメリカ側が情報評価を誤ったとしか思えんのだけど、視点の違いという奴か。
>>781 .パルミーロ・ボスケージの日本語タイトルで損してる気がする2冊とかは?
『安全保障学入門』のこと?
>>781 B.パルミーロ ボスケージ「第二次世界大戦 ムッソリーニの戦い」「イタリア敗戦記―二つのイタリアとレジスタンス」
あと、個別部隊戦記だが、ドウス昌代「ブリエアの解放者たち」 442はイタリア戦線が振り出しだからね。
「情報収集艦プエブロ号 日本海のミステリー」読了 構成は上巻の前半が出航から拿捕まで、後半がプエブロの開発と艦長、副長の経歴とか。 下巻が北朝鮮での抑留生活と帰国してからの査問会 なんつーか、gdgd過ぎる。艦長と副長の不和は仕方ないとしても、 オンボロ船を無理矢理改造して、破壊システムも満足に積まないでのこのこ出かけて行くとか… すったもんだで帰国は出来たものの、本当の最悪の局面は帰国してから始まる、ってのは 「敵対水域」のK-219の乗員を彷彿とさせた
「日本の古本屋」をチェックしていたら、興味深いタイトルの本を発見、すぐには買わないけど 送料をチェックするために古本屋の詳細を見てみたら自分の知っている古本屋だった ただし交通費を考えるとネットで注文したほうが安くつく、しかし内容をチェックした上で買っ たほうが安心感できる ちょいとしたジレンマだ・・・
>>805 実際に立ち読みすると買わない気がする。
通販で購入した上で、ヒマな時にその店の他の品揃えを見に行ったらどうでしょう。
亀井宏『ドキュメント太平洋戦争全史』はよくまとまった良質の通史だけど、 参考文献一覧がないのが欠点だな。
>>805 私が読んだことがある本なら内容を教えられますので
タイトルを教えていただけませんか?
>>804 『安全保障学入門』も防大が書いたものだよ。こちらのほうが何回もアップデート
されていて良テキスト。
翻訳モノの軍事書もナイの『国際紛争』みたく、原書の改訂版が出るたびに 新訳出て欲しいもんだ。
先の大戦での日系2世の戦いについてはどの本がオススメかな?
>>806 二度ほど行ったことがあるけど、昔ながらの町の古本屋と言う感じで本の置き方は結構雑
ただしマハンの「海軍戦略(旧版)」やゴルシノフの「ソ連海軍戦略(旧版)」、戦略・戦術兵器辞典近代ヨーロッパ編
等々結構掘り出しものがあったけど、気になる本はこれらとはちょいとズレるんですよね
>>808 う〜ん、純粋な軍事本ではないんですよねぇ
「古代史講座4・5 古代国家の構造」という古書で、古代の国家機構に財政システムそして軍事組織に関する記述が
あるようなので興味を引かれておりまして
1,400円じゃねえかさっさと買っちまえ
>>814 他にも興味を引かれている本がいっぱいあるのよ
このスレでそれを言っても「全部買え」と言われるだけです同志
amazonの欲しい本200冊以上登録してるけど、何十万かあれば買えちゃうな。 円高が続いてるのに洋書、思ったより安くなっていないよね。 海外アマゾンで直接買った方が安いんだよなあ。
amazonのカートの「あとで買う」の上限は600な。この間溢れた。
アマゾンって欲しいものリストに放り込むのが正しい使い方なんでないの? 人それぞれだけど。
>>819 以前Amazonはほしい物リストで個人情報を流出させてるんで、
使わないほうがいいよなってところ。俺も「あとで買う」の方に入れてる。
>791 ありがとうございます。 WWII後〜現在までは現代の航空戦で十分そうですね。 WWIIまで目当てにしても、この価格だと類書が数冊 買えるのでそのほうがいいかもですね。
822 :
sage :2011/06/01(水) 18:11:08.30 ID:xwbLGjm2
「スターリンの死」読了。 スターリンが死ぬまでの一年間の出来事をブラックユーモアたっぷりに書いた本。 当時のソ連の社会を知りたい人にはおすすめ。 てか、スターリンおじちゃまとか農村よりも刑務所のほうがましな生活とかソ連て地獄だな。
すいません。822を書いた者です。上げてしまいました。
「幻のドイツ空軍」の完全版が出ていた……けど、高ぇ……
最近原書房から出たボーキン『巨悪の同盟』も、純軍事書じゃないがファルベンと アメリカ企業との親密な関係を暴いてて良書の予感。
そういや原書房って文庫に手ださないよね。。。 いろいろ出して欲しいのあるのに・・・
どんだけ高いんだ?と検索したら5040円か。 286ページだからページ単価ではそれほど高い本ではないな。 80ページ2980円などになれば高いなあと思うが。
>828 おっと、オスプレイシリーズ日本語版の悪口はそこまでだw
電子書籍の時代になったら、「次のページに行くには50円課金が必要です」 「この写真を表示するには30円必要です」みたいになるのかなあ。
オスプレイは10年で1000円値上げされたから、2020年には3990円になってるかもな。 それでも翻訳して欲しい題材があるけどな。
>>831 メンアットアームズの続編をどこか……。
新紀元社に対して大日本絵画が、そういう層からのお金の毟り方を知ってるだけだろ。
ospreyぐらい英語で読めよ…
835 :
名無し三等兵 :2011/06/01(水) 20:25:20.16 ID:FVZQFcTv
スレ違いかもしれないけど 高橋五郎っていう陰謀論者の本って内容信用できるのかな? 特にベラスコの話
>>834 そう思うでしょ?でも訳注で結構訂正されるから困るんだ。
>>827 Lansちん、原書房の本なんて買う人はハードでも買うけど
買わん人は文庫になったところで買わん本ばっかりじゃないか。
マハンとか通勤時に文庫で読めたら・・・とかおもったら年末に講談社がだしてたよ!
>>827 会社の規模的に大手のように文庫出したら採算合わなくなるんじゃない?
中公や講談社とかとは経営体力が全然違うんだし。
おまいら、きっとムキムキな奴ばっかなんだろうな ヨム・キプール戦争とか通勤電車で読んだ日にゃ腕の筋肉が反乱を起こしたぜ
841 :
名無し三等兵 :2011/06/01(水) 22:03:06.87 ID:rPU6aO4l
寝転びながら読めないよなぁ>ミリ本
中公も体力無くなって読売の子会社になったわけだしな。
>>842 前に角川の傘下に入ってなかったっけ?
たらいまわしか…
堅い本出し続けてくれる会社はなんとか生き残って欲しいもんだが…
通勤中判例六法読んでる兄ちゃんがいた。 結構ガタイがよかった
>>812 とりあえずウィキペディアの参考文献読めば?
あとダニエル・イノウエ氏の自伝が有るそうだが
『電撃戦という幻』は西方戦役はもちろん、シュリーフェン計画に関しても 新知見を主張してるよな。
>>835 デタラメに決まってるでしょ
欧州には「WW2の秘話」とやらを飯のネタにしてる詐欺師なんてゴロゴロしてた
ベラスコが日本の協力者だったのは事実だけど大方戦後メシが食えなくなって
詐欺師稼業に精を出すようになっただけだろ
落合ノビーも南米でその手の詐欺師に騙されて
「20世紀最後の真実」なるトンデモ本を書いたけどさ
疑い深く常に裏読みする癖のある奴は
自分が聞きたい情報を耳にすると得てして一般人より簡単に検証無しで
トンデモ話を信じ込んでしまうもの
奥本剛『日本陸軍の航空母艦』も図版も豊富な上、防研所蔵の一次資料を丹念にあたってるな。
>>848 グーグルで検索すると「もしかして日本海軍の・・・」と表示されるけど
実際、日本陸軍なんだよな。日本って変わった国だ。だから面白いんだが。
ところで高額本を買う時は某通販を使っているよな? 1万円購入で1000ポイントは大きいからな。
>>812 上の方で書いたけど、「ブリエアの解放者たち」に限るな。
というかこの板で説明なく442って数字が出てきたら、ほぼ間違い無く米軍442歩兵連隊(二世)を指します。覚えといて。
(英語でNiseiってのが末尾についてるのよここ)
>837 「戦術と指揮」や「指揮官の条件」がビジネス書として出版されてるんですからw 原ビジネス文庫とか、原歴史文庫とか言ってですなぁ・・・ 陸戦史集あたりを一気に文庫化して欲しいところwww このあたりなら光人社系を買う人なら十分釣れると思うし。
>>849 米陸軍もWW2で「空母」持ってたよな?
たしか、LSTに観測機積んだり、輸送船にヘリ積んだり。
>>848 内容的には結構見落としもあるけどね。
ビジュアルメインだから切ったのかもしれないけど。
>>852 レーベル作ると金かかるから、
編集は原でやって出版は光人社から出すって方式の方が手堅いと思う
光人社文庫は大きな書店にいけばコーナーあるし 新刊は自動的に平積みしてくれるもんな。
ここで聞く話でもないのかもしれんが、まずハードカヴァーで出して、一定期間が経過したのち文庫落ちって 出版システムは厳密に守らないとあかんものなのか? ハードカヴァーと同価格ないしはいくらか高めの文庫版を同時に出すという形にしても、出版社に損は無いと 思うのだが。 ハードカヴァーは収納スペースを取るし、重くてでかくて出先で読みにくいしで愛書家以外の誰も得をしない 不便な書籍の形だと思う。 今の文庫落ちみたいな事をしたければ、何年か経ったあとに廉価版って体裁で出しなおせばいいと思うのだが。
ハードカバーも文庫も出版に要するイニシャルコストは大して変わらんのよ
>>857 書き下ろしの文庫は渡辺氏や大内氏がよく出されているじゃん。
洋書みたいにペーパーバックが一番良いとおもうけどね。カバーって必要かね?
最近のコーティングされてないカバーはすぐに擦りキズがついて
転売防止機能みたいになっちゃってるが。
なんで単行本のその後は日本では文庫化、欧米ではペーパーバックが 主流なんだろうな?
新潮文庫や小学館文庫、集英社文庫はあまり軍事もの出さないな。
>>860 そもそも欧米ではペーパーバックも同時に出ているのではないだろうか。
863 :
名無し三等兵 :2011/06/02(木) 19:51:30.04 ID:oalEZkpp
>>861 日本では特にニッチだからなぁ
あんまり手を広げて大企業病になるのが怖いんだろう
864 :
名無し三等兵 :2011/06/02(木) 20:06:56.08 ID:WzFrEYC/
初心者スレかこちらか迷ったのですが 初心者向けに良い本を紹介していただけないでしょうか 軍隊の仕組み? みたいなのが知りたいのですが 例えば、大隊は少佐や中佐が率いる、のような階級についての説明だとか デルタやグリーンベレーといった特殊部隊はどういう指揮系統だとか、他の部隊との関係だとか そういった本当に基礎の基礎から書かれているものが良いです スレ違いで、初心者スレで訊くべきことでしたらすみません
細々とした疑問は初心者スレで聞きつつ
興味を引いた単語や分野の知識は
>>2-20 辺りの
書籍を漁ってみたら良いんじゃなかろうか
866 :
名無し三等兵 :2011/06/02(木) 20:16:17.55 ID:wFumxbK3
部隊の運用とかから学ぶのはお勧めしないぞ 本当に詳しくなりたいなら、薄くていいから「軍事」全体を学んでからのほうがいい。 上にもあるけど、防衛大の出してる「軍事学入門」がお勧め。 それを薄くていいから理解してからの方がいい。
>>865-866 ありがとうございます
とりあえず、軍事学入門を読んでまた出直したいと思います
伸縮装備斬!?♪。
870 :
名無し三等兵 :2011/06/02(木) 20:27:27.14 ID:Tci/bjVd
>>868 「戦争とは何か」とかの難しいというかお堅い話が多いから疲れると思うけど、一字一句理解しなくてもいい
ある程度理解したら、詳しく知りたいと思うことを言ってくれれば、できる範囲で書籍を紹介するから
871 :
名無し三等兵 :2011/06/02(木) 20:32:46.89 ID:WzFrEYC/
>>870 ありがとうございます
読み終えたらまたお願いします
戦争とは何か?は覚えて欲しいけどな。
戦争ってナンでしょうねぇ… 特に、日本政府が「これは戦争だ」と 判断する明確な線引きが知りたいわい。
874 :
名無し三等兵 :2011/06/02(木) 22:16:50.00 ID:wFumxbK3
とりあえず相手国の為にも、ここがデッドラインですよって言うのは決めておくべきだよな。 防空識別圏侵犯ならまだしも、護衛艦にヘリ接近とかは流石にまずいだろ。 どっちも危ないし
こういうのが書評になるかと言えばならないけど、とりあえず書く 日本の防衛という自衛隊の一般人向けパンフレット(武田早雲:題字) の広報の仕方はいかがなものかと。 防衛予算(開発、調達、なんとかかんとか)削減は、平成18年度と比して15パーセントを 23年度で達成するとかなんとか目標にしてます。などと書いてあるんだけど、 これって、フツーの人が何気なく見ると 「へー、削減できるんだ。自衛隊って、装備に十分余裕があるのね」って思われかねないんじゃないの? ちゃんと「防衛予算は足りないんです。だけど削減しなきゃんらないんです。」って書かないと 本当の事が伝わらないでしょw
>>875 その一言だけで理解してもらえたらどれだけ楽か...
一般人向けだと
「何で自衛隊が必要なの?」
「在日米軍基地って危ないよね。冷戦終わったのになんでまだ日米同盟なんて結んでるの?」
「抑止力?何それ?」
から説明しなきゃならない
>>875 予算は議会が決めるもの。
行政機関が勝手にどうこういうのは、非常によろしくない。
>>877 馬鹿にし過ぎ。
そりゃ単なるサヨクで一般人ではない。
「予算ください」的なことを一般国民向けのパンフに書くのは見苦しいな たとえ国民が選んだ議会で予算が出るとしてもだ
パンフなんてプロパガンダの最たるものだと思うんだが。 政府の方針を、ただ当たり障り無い程度に書いてるよりも それを組織に有利に利用してもいいんでない?
>>881 否定する奴は自分がプッシュする政策は当然例外扱いにするだろうしな。
本質的に左の罵倒と変わらんのだよね。
>>879 >>877 がそうとは言わないが、軍事への無理解を説く軍オタが卑しいと思うのは
左翼相手には世論調査の結果とか拾ってきて
「自衛隊はこんなに支持されている」とかやるところなんだぜ。
JSFの台頭辺りから、ネトウヨ系のおかしな軍事マニアが増えて非常にウザイ
政府の方針に行政の一部門は逆らえないよ。 逆に国会で追及されかねない。
でも実際はどこの官庁だってやってることだよ。 政府系の月刊誌を一覧すればすぐに分かることだ。 これは分野を問わない。国交省、厚労省、何とか庁、みんな同じ。
「原発は必要」と福島の主婦に言わせた2月の座談会を3月末発行の広報誌に載せた資源エネルギー庁がいい例だな。 批判されようが、その程度のことは平然とやってのけるのが組織と言う生き物
本来政府議会に向けて言うべきところを宣伝で国民に訴える。 それは戦前の陸軍パンフレットや軍人による時局講演会で行った世論誘導と本質的に同じだよ。
そもそも白書って広報誌なのか? 議会、国民への報告書の類と思ってた。
>>887 理想論者はお呼びではないなぁ。
広報活動しなかったらこれ幸いと出鱈目並べるのが反対派のお家芸だし、
どうせ「国民目線でない」とか「象牙の塔」だとか批判されるのがオチですよ。
基地公開や旧セキュリタリアンすら否定するような発言ととられても仕方ないよ?
広報宣伝とは本質的に力の均衡が成り立つ世界だ。
批判する奴は大抵特定の組織にしか言わない。
それは「お前は引っ込んでろ」ってことで、空白は反対派の宣伝が埋めるだけ。
>>864 ちょっと古いけど上田信のコンバットバイブル1〜3
4巻は違う方向なので読まなくていい。
ぼんやりと現代アメリカ(といっても前世紀だが)の歩兵を学ぶ手助けにはなる。
>>890 手順守れって話であって理想がどうとかじゃないの。
広報パンフレットなんてのは
>>875 前段に書いてる内容で必要且つ十分なんだよ。
それを仮に
>ちゃんと「防衛予算は足りないんです。だけど削減しなきゃんらないんです。」って書かないと
>本当の事が伝わらないでしょw
なんて書いても無用な上に害にしかならんよ。
広報活動や事実を述べることと横道使って政治宣伝することは全く別。
防衛予算は議会が決める。
これは非常にデリケートな問題なんだよ。
893 :
864 :2011/06/03(金) 07:40:02.25 ID:9nhlnY+n
>>891 前にお勧めだと聞いたことがあり、1,2巻は買ってザッとですが読んでみました
3巻も買ってみようかな。ありがとうございます
>>857 数出るあてがある人気作家の小説とかじゃないと、文庫本じゃ出版が成立しないのよ
本の値段って装丁と厚さだけで決まるわけじゃないことぐらい分かっておこう
学術関係なら文庫本でも1k越えることもう珍しくないが、普通の人はますますそんなの買わない
それに、ハードカバーの装丁本より高い文庫なんて、コアな読者だってふざけろって怒るわw
文庫本で構わない読者って、ぶっちゃけ電子書籍で構わない読者だしなw
さらに言えばWebにただの情報が転がってりゃそのほうが便利って喜ぶ読者w
それ以前にハードカバーと同じ価格で文庫を同時に出して損がないとか ハードカバーは誰も得をしない不便な書籍の形という、かなり特異な意見だから 経済性云々で説明する以前だと思うぞw
>>883 蒸し返すようだが、JSF氏がそんな世論調査持ち出したことってあったっけ?
あたごの件はむしろ海自側を叩いてたし、「ネトウヨ」って評価は妥当じゃないと思う
>>896 つーか軍事の理解⇔無理解と自衛隊の支持⇔不支持は
何の関係も無いから、883の言ってる事は支離滅裂
>>896 ネットアンケートと統計調査は別物って言ってたような
>>883 はJSFの台頭辺りから、ネトウヨ系のおかしな軍事マニアが増えて〜
って言ってるけど単にネットを使う人間が増えただけじゃないの?
そもそもJSFは所謂ネトウヨとやらに対しては批判的だし
>>875 >>877 >>879 の流れから唐突にネトウヨだの言い出す意味が分からん。
「ネトウヨ」という概念存在を敵対視してる奴が、JSFのblogを見て腹が立ったか
Twitterで言い負けて逆恨みして「JSF=ネトウヨ」の公式を勝手に作り上げたか、
まあおおよそそんなところだろうが。
>>883 は
「左翼相手には世論調査の結果とか拾ってきて「自衛隊はこんなに支持されている」とかやる」 「軍事への無理解を説く軍オタ」
が「JSFの台頭辺りから」増えてるってことなんで、実際のところJSF氏に関してはいいもわるいも評価つけてないんじゃねーの。
まーたしかにJSF氏と 「軍事への無理解を説く軍オタ」は同じニオイがするけど、よくよく見てると違うと俺は思う。
根っこの部分では同じだと思うが発言のスタンスとかは違うと俺も思う。
>>902 書評的に言うなら、
>>883 の書き方は典型的な印象操作法に当たるな。
〜〜のような(ネガティヴイメージ)
(固有名詞)〜〜(ネガティヴイメージ)
という記述によって、固有名詞に対して否定的なイメージを結び付ける手法はマスコミもよく使う。
で、批判されると「(固有名詞)に対して批判的な意見を述べた訳ではありません」と返すのがテンプレ。
906 :
864 :2011/06/03(金) 20:26:09.07 ID:???
防衛大の軍事学入門が届くのがまだ先なので
タイトルから初心者向けの印象を受けた片岡徹也という人の「軍事の辞典」を読んでいるのですが
この本も
>>866 の仰るように軍事全体を学んだ後の方が良いでしょうか?
知っている方がいらっしゃったら教えてください
聞けば答えてくれる人は多いだろうが、一応は書評スレなんだから 本の読み方や勉強の仕方は初心者スレでやろうぜ。
やはり、初心者スレの方でやるべきでしたか
>>864 に答えていただけたので、こちらで良いと思いこんでました
失礼しました
ぶっちゃけある程度は住人被ってるだろうから、初心者スレで遠慮なく聞けば良いさ
先の大戦のドイツ軍に関する良書の大半はドイツ語か英語で書かれた本と その訳本なのかな?
911 :
名無し三等兵 :2011/06/03(金) 21:25:19.67 ID:aee2MzJU
あっちはやたら上から目線な奴多いのがなぁ
>>910 非日本語圏の良書なんて、英語で書かれた本とその訳本ばかりだろむしろ
軍事クラスタから名無しで増援か。 馬鹿タレなのか知らんがご苦労なこった。 タモの件を持ってきてるが、自衛隊=タモじゃないからな。 >「ネトウヨ」という概念存在を敵対視してる奴 あのご一行様のご活躍はネット弁慶且つ政府発表の妄信だったな。 本人たちが否定しててもそういわれて仕方ない面はある。
ネットウヨというより、単なる馬鹿集団だろ。
政府発表の妄信って、それを否定するに足る情報源はあるのかしら…
馬鹿は黙ってろ(笑)
917 :
名無し三等兵 :2011/06/03(金) 23:04:15.90 ID:1NamKozH
スレチ言ってんだろ白痴
ネオナチ予備軍だってのもばれちゃったしねぇ、 画像の無断引用など規約抵触の疑いも ロボットにまで国産厨振りを発揮したり、バースト事件とか細かい粗も目立つし。 お仲間も豚骨ベースを賛美するのが居たり、ホント駄目駄目の集団だったな。 一番受けたのは表現規制で結局自民党側に付いちゃった一件か。
散々スレチ発言投下して反論出来ないとスレチの揚げ足は見苦しいですよ? あのクラスタの何時ものやり口ですけどね。
この子あまり頭良くないみたいね…
だれか次スレたてられる方お願いします
まだよくね?
924 :
名無し三等兵 :2011/06/03(金) 23:26:17.23 ID:b7x4vIZ8
ネット右翼とは思わないけどイナゴ、チーマー、フーリガン お近づきになりたくなくても向こうから寄ってくるときなど最高にうざい。
案の定ご一行のコテが七誌か。
>>921 このスレで何度か見たところによると良書は多いらしいんだが流石にポーランド語独習はハードルが高い……
叩きやりたけりゃそれ用のスレが有るだろーに・・・
叩きやりたけりゃそれ用のブログも有るだろーに・・・
ま、925辺りが正鵠かな。
uchidahiroki 内田弘樹 @ @V2ypPq9SqY 最近、内戦期の魅力に気付きました。人の命と理想がゴミのようだ! 5月29日 こういうことを楽しそうに喋ってる内田弘樹辺りはマジでうざい ゲームならテメーのガキや奥さん標的にやってろっての。 それなら誰にも迷惑かからんわな、単なる家庭内暴力か尊属殺人レベルで済むし、ギャラリーに笑いのネタも提供することになるよね。
ツイッターはいつから書籍扱いされるようになったよ。
つーか学者だってぶっちゃけちまえば 下世話な興味と個人的好奇心を満たしたいからやってるんだぞ? 誰が見たくも無い反吐の出るような話を、義務感や責任感で研究するかっての。
『大東亜補給戦』ってタイトルからして面白そう。 著者はどういう立場の人だったのだろう
>>935 ぐぐったらNHKに出演されていたらしくいろいろ情報が。
陸軍大佐で陸軍省資材班長
資材班長。いいね。いい響きだ・・・。
『大東亜補給戦』や杉田一次『情報なき戦争指導』原四郎『大戦略なき開戦』 西浦進『昭和戦争史』とか、昔原書房から出た日本軍将校の回顧録、中公文庫か 文春文庫あたりから復刊して欲しい。
過去スレより
38 :名無し三等兵:03/10/13 20:08 ID:GgirP6yW
「大東亜補給戦」って読んだことある人いる?
55 :名無し三等兵:03/10/14 01:53 ID:???
>>38 日中戦争の初年度の陸軍予算の半分がタマ代で吹っ飛んだ話しか覚えてない・・・
>934 FSBに資料を押収されて出版延期、とかやってる人は、義務感と責任感が無いと出来ない気がするなぁ。 まぁ、義務感と責任感で真っ赤に燃えて、どうしようもないものを書いちゃう人も居るけど。 妄想と強迫観念、とか言わない。
>>897 呪われてるかと思うほど映像化に恵まれないな(´・ω・`)
大東亜補給戦は本気で復刊してほしいなあ。 大日本帝国の断末魔をあれほど容赦なく書いた本も他にない。図中沢山挿入されてるグラフを見るだけで、こりゃ駄目だ、と。 …というか、こんな本蔵書に加える地区図書館って一体何者だ。 まあ、中央図書館に歴史群像アーカイブの新刊をせっせとリクエストしてる奴に言われたくはないだろうけど。
ちょっと微妙な話かも知れないけど、 WW2についての書籍ならば著者没後50年になる本も少しずつ増えてきているのでは。 こういう本は、誰でも出版できてしまうんじゃないかな。青空文庫でもいいし。 編集権とかもあるので確認が必要だとは思うけど。
>>939 西浦進はこのあいだのNスペで狂言回しな役どころだったね。
集英社 創業85周年企画『コレクション戦争と文学』全20巻+別巻1 取り敢えず第1回配本の2冊を買ってきた とにかく重いな、通勤電車内で読むには
947 :
名無し三等兵 :2011/06/04(土) 16:09:40.35 ID:enezo2Ci
図書館で読んだワイルドブルーが面白くて買おうと思ったら 在庫ないとこばっかしなんだけどやっぱアマゾンさん?
>>947 B-24の戦記だよな?B-17と違ってあまり本が出ていないからなあ。
どこも在庫無しになってる
どうしても新品で欲しい場合はジュンク堂の店頭在庫なら存在確認した。
949 :
名無し三等兵 :2011/06/04(土) 18:05:58.50 ID:enezo2Ci
>>948 さっき見たら難波店とかw
やっぱアマゾンさんに頼るほかなさそうね・・・
ドイツ空軍全機発進せよ。みたいに ドイツ陸軍とか海軍の歴史を余すこと無く 書き上げている文庫ってありますか? 小説本ぐらいの大きさが良いです。
>>837 一度は潰れた草思社も文庫始めたから、ありえない話ではないと思う。
>>946 選び方が”反戦”に偏ってるぽいのがなぁ
日本の作家さんも大東亜戦争初期はイケイケな文章を残しているのだが…
>>952 1.日本陸軍「戦訓」の研究-大東亜戦争期「戦訓報」の分析
>>952 3)アーサー・ブライアント著(編?)『参謀総長の日記』
・41年位からの帝国参謀総長から見たチャーチルの戦争指導が見られる。
チャーチル本人の言と食い違うところが結構あると思われる。
ジョン・コルヴィル著『ダウニング街日記』上下
・戦争指導とは半歩食い違うと思われるが、チャーチルの秘書だった人の日記。
アトリーとか閣僚のもあったら、私も読みたいところ。
>>952 3)高橋光夫・舩阪弘訳『モントゴメリー回想録』
新見政一『第二次世界大戦戦争指導史』
第二次大戦に参加した将官の回想録もっと邦訳されてほしいな。 ソ連ではジューコフやチュイコフ、米ではブラッドレーとか。
Nスペ「馬鹿は黙ってろ」の舞台裏か。 これ本にならないかな。
>ソ連ではジューコフやチュイコフ 両方でてるよ ゲ・カ・ジューコフ 『ジューコフ元帥回想録―革命・大戦・平和』、朝日新聞社、1970年 ワシーリー・チュイコフ 『ナチス第三帝国の 崩壊 スターリングラードからベルリンヘ』、読売新聞社、1973年
>>960 ジューコフのそれはは旧版の邦訳で、ロシアでは新版が出てる。
チュイコフも邦訳されていない回想録が何冊かある。
第二次世界大戦当時くらいの日本軍の、弾薬貧乏ぶりの逸話とか実情が載ってる本って何か良いのありますかね? できたら、手に入れやすので。 ネット上のHP等でもOKです。
ウィキペの太平洋戦争関連の記事行って一番下のカテゴリや一覧からたぐってれば一杯出てくる。 分からないところがあればここかWikiスレで聞けば書いてる奴が答えてくれるだろ。
質問するのもいいけどさ、自分で調べる事を放棄して 書名やアドレスだけ聞き出そうってのはどうかと思うよ。
まー、タイトルからは想像付かない内容のもあったりするから、質問する気持ちは分らんでもないけどね。
>>960 チュイコフのはタイトルからしてクルスク戦やバクラチオン作戦の記述もあるかと
思いきやベルリン戦オンリーなんだよなぁ
そういやメンアットアームズの「カルタゴ戦争」の目次でマケドニア軍とあるから
東征・後継者戦争を経たマケドニア軍の解説なりイラストなりあるかと思ったら
「東征の時とあんまり変わんないよ」で片付けられていてガクリときたりも
>>967 そうなんだよね。そのサブタイトルはミスリードもいいところだと思う。
チュイコフの戦歴でもっとも重要なスターリングラード戦の回想録も
出て欲しいもんだ。
アメリカのアマゾンで調べたら、『詳解・独ソ戦全史』のデビット・M・グランツは 、他にも独ソ戦関連の著作を結構出してるんだな。
>969 日本の尼からでも買えますよ。 WW2〜現代に繋がる赤軍の戦術/作戦術関連の著作もいくつか出してますので、おすすめです。 (ハードカバーは結構しますが、ペーパーバック版もありますんでw) うらー
ペーパーバック版はページ数の割に値段が安いものが多いよな。 紙の質が安いからというのもあるだろうけど。
>>969 それらの著書も原書房か大日本絵画あたりから完訳本が出ないものかな〜
やっぱり外国語特に英語読めたほうが得なんだなとつくづく思う。
ひと月本気でやれば、詩文じゃなければ読めるようになるだろ。 凝った文体の本軍事分野じゃめったにないし。
文体は平易でも、難しい専門用語は結構あるんじゃないか? やっぱり、皆最初は辞書と首っ引きで読んでるの?
原書房も明治百年史叢書以外は日本軍物を余り出さなくなったな。
ぶっちゃけ日本軍はカッコ悪いから売れない まあ海軍は別だったが
便乗して英政治史・社会史関連の質問。 戦間期の緊縮財政と軍縮、ナチス台頭を啓開して軍拡、といった時期についてまず読むべき 概説書などお教えください。RAFやFAA関連をみるに、チャーチルが減らしてチャーチルが 増やした感あり、その辺の政治・社会の側の事情などに関心があります。
978 :
952 :2011/06/06(月) 08:13:45.00 ID:???
952です ご回答下さった皆様 ありがとうございます 興味の拡大に読書時間が追いつかないのが目下の課題です 歴史上概ね人材、技術、知識等々が軍事に集約される となると良くも悪くも、当時の様相を知るにはもってこいだと思っています
>>970 それらのグランツ本も、『詳解独ソ戦全史』同様ソ連軍視点で書かれた物?
『詳解・独ソ戦全史』が総論で、その後に出たクルスク戦など個々の戦闘に 関する著書が各論の形になるのか?
981 :
ゆうかin職場 忍法帖【Lv=7,xxxP】 ◆u8WC078ef5ch :2011/06/06(月) 09:46:23.15 ID:gc3nXiTf
>>974 だいたい何書いてあるかの想像はつくから普通に読めます
わかる単語とその前後関係からの想像でほとんどは辞書不要ですね
光人社は太平洋戦争の日本軍メインで、外国軍や他の戦争の本は 余り出さないな。
>>981 >わかる単語と前後関係からの想像
ロシア語の通訳やってたエッセイ書きの故・米村さんも、文脈を読めって言ってたな。
ヨーロッパ連中は教養としてラテン語の引用とかしてるから、慣用句には十分注意しろ、とも。
984 :
ゆうかin職場 忍法帖【Lv=7,xxxP】 ◆u8WC078ef5ch :2011/06/06(月) 11:26:25.87 ID:ty3fBfMa
や、そりゃまあ、引用に使ったりとか正確な訳文が必要なら辞書は不可欠ですけどね。 ただ読むだけなら要りませんね。
>>983 「米村」じゃなくて米原な。
ちなみに「単語ではなく文章を」「一字一句ではなく文脈を」ってのは
外国語の翻訳に限らず日本語の、例えば対談みたいな会話の要約にも言えるんだよね。
ただし訳し手の解釈に左右されるので、ある程度別の本も読んで前提知識も得ておかないと
得てしてトンデモ解釈に陥りかねない諸刃の剣…
そんなしょうもないことを仰々しく語らなくて良いよ。評論家のつもり?
まあ、そういうスレだからなw
文脈から趣意をつかまえるなんて小学校で習って国語テストに出ることだからなあw
実際問題、洋書を読めるようになるだけで世界が広がりますよ?
洋書は注意しないと、日本語の本の2倍の速さで積読が進みます 1日絶対に×ページ読む、わからないところは後で…とやりませんと 電子書籍にしてOCRソフトと翻訳ソフトとWeb無料翻訳と辞書を駆使すれば何とか…
読む前にパラグラフリーディング用の書き込みをすると速く読めるんだが、 他人に見せられなくなる諸刃の剣。
>>990 洋書は写真のキャプションだけ訳してダンボール行きですよ
洋書の軍事書も電子化されるものは多いの?
>>993 かなり多いよ
日本の本もグーグルブックに参加してる出版社は電子化ほぼ完了済み
立ち読みできるようになってる。
もともとマイクロフィルム化で文書保存の文化があるからね 電子化への移行もそう心理的に抵抗なかったろう それはそうと次スレはどこだ?
>>962 手に入れにくいんで図書館(俺もそうだった)だが、中原茂敏「大東亜補給戦―わが戦力と国力の実態」
大本営のど真ん中から、日本の(弾薬補給含めた)国力の駄目っぷりとそのすさまじい凋落をとことん描ききってる。弾薬貧乏ぶりの実情というならこれに勝る本はない。
997 :
962 :2011/06/06(月) 21:04:42.24 ID:???
>>996 ありがとうございます。
最近は図書館もオンライン化が進んでるので、なんとか探してみますね。
>>994 肝心の当時ものは・・・
ドリスちゃんは、小ページだとその都度スキャン・PDF化してメール添付してくれるけど、
有料の大ページだとコピー機による複写だ。
999 :
962 :2011/06/06(月) 21:57:41.86 ID:???
うーん、近くの図書館にはありませんでした。 幸い、都内在住者なので、今月中に国会図書館に行って閲覧してきますね。
1000?
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