1 :
名無し三等兵:
2 :
名無し三等兵:2006/07/16(日) 05:53:18 ID:???
2なら柏原芳恵とセックスできる。
2なら競泳水着姿の柏原芳恵とセックスできる。
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2なら柏原芳恵が結婚してしてくれて、四六時中、淫らなセックスで俺様に御奉仕してくれる。
そして俺様の遺伝子で柏原芳恵が孕んでくれる!
※無効化はできません。
3 :
名無し三等兵:2006/07/16(日) 06:03:37 ID:???
3なら2は田中芳樹
4 :
名無し三等兵:2006/07/16(日) 17:25:54 ID:???
芳樹ってガチホモじゃないの?
5 :
名無し三等兵:2006/07/16(日) 21:14:45 ID:???
>>前スレ990
乗員は個室なんて贅沢なものないとしても
私的なスペースがなくタンクベットで眠る場所しかないの?
そんなわけないじゃん。
あと、ミサイル艇や砲艦は駆逐艦よりは小さくて、単座式戦闘艇よりは
大きいはずだけど、外征についていってるって事は、ワープ装置も
搭載されてるはずで、これもまたスペースを圧迫してるはず。
とてもじゃないけど人間が何週間も暮らせる環境があると思えない。
タンクベットにしても当然その為のスペースが必要で、何日も航海する以上
水食料のスペースだっているのに。
6 :
名無し三等兵:2006/07/16(日) 21:17:43 ID:???
リサイクルしていると脳内変換しよう。
7 :
名無し三等兵:2006/07/16(日) 21:44:54 ID:???
100歩譲って水だけじゃなくて食料すらリサイクルしてたとしても
そのリサイクル装置だって戦闘する船にある以上二重三重の
バックアップ用意しないといけないし、そんな小さくなると思えないけど。
だいたい、何でそんな無理やりこじつけてまで擁護するの?
アンチだなんだと言って無理やりこじつけてまで説明してる方が
よっぽど作者馬鹿にしてると思うんだけど。
8 :
名無し三等兵:2006/07/16(日) 21:52:32 ID:???
>>7 その前に前スレ
>>972の質問に先に答えろ。
971 :名無し三等兵 :2006/07/16(日) 15:53:43 ID:???
>>970 ・バケモンの出現が不自然
・根本的な原因究明がない
・だから読んだあとは消化不良感が残る。
・お涼の色気と泉田に時折みせる可愛さだけで引っ張っているから物足りない。
・思考に対する刺激がない。
972 :名無し三等兵 :2006/07/16(日) 15:59:48 ID:???
>>971 具体例となる描写を挙げてくれないか。
9 :
名無し三等兵:2006/07/16(日) 22:18:33 ID:???
>>8 答えろといわれても971なんて書いてないし。
軍板なのにそんな本の内容がどうだろうがどっちでもいいよ。
何もおかしなところがないでいいんじゃないの。
あなたが正しいで構わないです。
で、ミサイル艇や砲艦が外征する事はおかしくないんでしょ。
理由を述べてください。
10 :
名無し三等兵:2006/07/16(日) 23:36:19 ID:xXc4oaLx
22世紀にはドラえもんのスモールライトが出来るくらいだから
宇宙を航海するような時代だったらその程度の小型化技術は作られてるだろう
11 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 13:54:13 ID:???
何万隻もの艦隊でぶつかり合ってるところに数百のミサイル艇がウロチョロしたって影響ないよな
戦艦と同数以上のミサイル艇が戦場をチョロチョロしたら相手はウザイだろうケド
12 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 13:56:23 ID:???
>>9 おまえ本当に原作読んだのか?
補給艦の愉快な物資だよ。
13 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 14:01:47 ID:???
>>11 いや、あれは戦線が突破されたときの戦力では?
数万隻で撃ち合えば、戦線に穴を開けたくる敵がかならずいる。
それを埋めるのだ!
14 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 14:05:08 ID:???
光秒単位の戦場ではミサイルは短射程かつ遅すぎる。
多分あれの使い道は「接近戦で『傷口に塩を塗る』」ことではなかろうか?
15 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 14:25:21 ID:???
>>13 ミサイル艇なんかで穴ふさいだら、戦列の弱点はここです。
撃ってください、って言ってるようなもん。
地球上の船と同じ名前の艦種が出てきてて
作中でも現代の認識と同じように扱われてるんだから
作中のミサイル艇も当然同じように考えると、
大きさは駆逐艦の半分以下。
下手したらスパルタニアンと同じかそれ以下の
大きさしかない気がするけど、
なんとこっちは恒星間航行能力まであるという超高性能宇宙船。
どう考えてもありえません。
16 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 14:36:18 ID:???
それを言い始めたら艦種を分ける必要が有るのかとの疑問が出てくる
経済的理由、建造制限、守備域の違いで第2次大戦は色々な艦が出てきたけど
等しく恒星間ジャンプ出来て正面火力が弱い駆逐艦など艦隊に果たして必要なのか
巡洋艦てのも戦艦のスケールダウン版、数万席の中に巡洋艦混ぜて何かメリット有るのか
なぞは深まるばかり。
17 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 14:42:07 ID:???
艦隊構成の大半が駆逐艦な訳だが
18 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 14:47:24 ID:???
>>16 宇宙海賊の話で、駆逐艦が護衛してたって話と
帝国巡洋艦の哨戒にひっかかった駆逐艦が犠牲になった
という二つの話があるから、戦場以外では巡洋艦や駆逐艦は
結構本来の役割を果たしてる感じがある。
ユリアンが駆逐艦乗っ取ったときもそうだし。
ただ、何万隻もの船が戦う戦場ではまったく謎。
馬鹿みたいに全艦隊あわせたら優に数十万隻、
なんて設定にしてなきゃ何の疑問もなかったのに。
19 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 14:48:05 ID:???
20 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 15:06:17 ID:???
3巻1章、1000隻以上程度の敵艦隊に対する偵察報告によると
戦艦 200-250隻
巡航艦 400-500隻
駆逐艦 およそ1000隻
宇宙母艦 30-40隻
1万隻級の艦隊でもこの構成は大きく変わらんだろう。
21 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 15:06:59 ID:???
3巻冒頭の遭遇戦で2000隻ほどの小艦隊の艦種別構成が載っているんでみてみ。
基本的にはこの比率が大艦隊にも適用できると考えるべきだろう。
22 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 15:21:46 ID:???
建造コストが鋼板(プラスチックだったか?)の使用量で決まったり
建造ドックの物理的稼動状況とか戦艦を最大数建造できない足かせでも有るのかねぇ
23 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 15:23:02 ID:???
あの世界、戦隊とかなくて常に戦艦から駆逐艦まで
全部一緒だから何ともいえんけど、
逆に言えば、その編成が船の生産数とも同じだとすると
戦艦と巡洋艦の比率がかなり小さいな。
駆逐艦にしても1対5でしかないし。
戦艦にかなり偏った生産してるな。
あと、空母の数が少なすぎるか。
何か参考にするものがあってそうしたのか
特に根拠なくその数字にしたのかどっちなんだろう。
24 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 15:42:50 ID:???
>>16 そりゃまあ、帝国海軍が戦艦だけじゃない理由と同じだろ。
25 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 16:04:29 ID:???
>>23 空母は1隻当たり100機搭載(アニメ設定)。
所詮戦闘艇は航続力なんかの問題で接近戦にしか使えんからこんなもんだろ。
26 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 16:49:28 ID:???
戦艦全盛時代をモデルに中国の歴史モノばりに数を水増しした結果、ああいう非常識な数字になったんでしょ。
27 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 16:53:10 ID:???
>>26 貴様このスレの楽しみ方がわかっとらん!
このスレは田中作品に如何に無理があるかをツッコむよりも
その無理をどうやって軍板的にこじつけるか考えるのが楽しいのだ。
28 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 16:56:51 ID:???
短距離戦闘につかず、長距離砲撃戦だけで勝敗が決まるような気がする。
俺が艦隊司令だったら、ひたすら主砲の最大射程距離ギリギリを維持して戦う。
29 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 16:59:18 ID:???
つエネルギー切れ
他に考えられる原因としては、光秒世界で戦ってるんでビーム兵器といえど到達まで時間がかかるわけで、
敵が散会して回避スペースを作った場合、意外と避けられるのかもしれん。
まあエネルギー中和磁場なんてものもあるし。
30 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 17:01:05 ID:???
>>28 其れを嫌うから突撃戦法なんてものが有るんでしょ
31 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 17:03:29 ID:???
そうか、そうがあったか。
じゃあ、全砲門射撃しながら最大戦速で突っ込み、ってそれじゃ艦載艇にやられるか。
ビッテンの艦隊になってしまう。
32 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 17:16:54 ID:???
中長距離で包囲する・される可能性を考慮しながら
自軍の意図しない近接戦闘に備えるわけか
広大な宇宙ヤバくなったら分散して大逃げすればいいだけじゃん
33 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 17:19:01 ID:/ALoSA63
>分散して大逃げ
個別撃破されるのでは?
34 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 17:32:32 ID:???
>>29 エネルギー切れというが、バーミリオンの時はずっと戦闘してるぞ。
何故か外伝のホーランドは僅か数時間でエネルギーが切れたけど。
あと、距離にしても通常動力でビーム兵器より早く動ける
わけじゃないだろ。
敵が接近してくるなら、それこそ駆逐艦で頭を押さえつけておいて
戦艦は距離とったまま砲撃し続ければいいじゃん。
35 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 17:44:42 ID:???
中和磁場でエネルギー系の武器が効きにくいから、
小回りの利く駆逐艦で飛び込んでミサイル撃つとかじゃね。
36 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 17:58:07 ID:???
駆逐艦が小回り効くかどうかは怪しいんじゃね?
戦闘艇にもいえることだが質量による慣性とエンジン出力の比だけで
旋回性能決まると思われるんだ
中途半端な小型化に何のメリットもないのに全部戦艦にしない意図が判らんのよ
37 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 18:21:24 ID:???
>>35 だからこそ有効射程があるんだと思うんだけど。
射程の圏内なら当然当たれば破壊できるはずでしょ。
その距離に対して艦隊の戦闘速度がわかればな〜。
38 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 18:38:53 ID:???
>>37 有効射程ギリギリで撃ち合いながら、側面から足の速い駆逐艦
突入させてミサイルで叩くとか。まー36の言うとおり戦闘速度や
運動性が変わらないなら、意味は無いと思うが。
39 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 18:47:01 ID:???
>>36 哨戒任務や、あるのかどうか分からないけど
通商破壊になら巡洋艦や駆逐艦でいいと思うけど。
後は、海賊もいるみたいだから国内の治安維持用に。
ただ、正規軍同士の大規模な会戦での有効性が
どうにも作中からは伝わってこない。
40 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 19:01:10 ID:???
ホーランド見捨てたビュコックとウランフの判断はおかしいと思う。
何故帝国軍が大混乱してる間に畳み掛けなかったんだ?
何もせずに最初から1個艦隊見捨てる判断はないだろ。
全戦力の1/10だぞ。
41 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 20:01:12 ID:???
状況判断を誤ったんだろう。
>>36 戦艦より、小型艦艇を造って金・乗組員を節約したのでは?
建造工期も早いだろう。戦時急造するならしかたないとか。
42 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 20:05:59 ID:???
確か慣性制御とワープ航法と何だっけ? が三種の神器つうことになってたから。
核融合炉の出力次第で慣性についてはどうとでもなるんじゃね?
43 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 20:20:26 ID:???
ところで高速戦艦ってアニメ限定だっけ?
ビッテンフェルト艦隊は原作でも高速戦艦中心だったと思ってたんだが。
44 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 20:29:23 ID:???
宇宙艦隊も大きな公務員集団なんだから、ポストを減らしたくなかったのだろう。
つまり、駆逐艦をなくしてしまうと、大尉・少佐クラスの指揮官が不満を持つ。
だから、なくせない。
45 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 20:35:01 ID:???
>>44 それは今の規模で考えてだろ。
作中の規模になってから突然減らすのは無理だろうけど
今言ってるのは何故最初に駆逐艦のクラスが作られたかの問題。
46 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 20:38:40 ID:???
>>45 ああ、え〜と、最初は駆逐艦が戦艦だったとか。
ほら、時代とともにサイズがでかくなり、タイプ変更したと。
47 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 20:43:49 ID:???
そんな進化?の仕方ないだろ。
戦艦だったものが駆逐艦レベルの戦闘力しか
発揮できないほど年代が経ってたらその前に除籍させるって。
48 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 20:48:29 ID:???
>>47 いや、そういう意味じゃなくて、
昔戦艦級だったのが、もっと大型な物の登場で巡洋艦と呼ばれるようになった、
そしてまたもっと大型な物の登場で駆逐艦と呼ばれるようになったという感じで。
またまた、ノリで古い大きさの艦艇も作り続けた。
49 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 21:49:23 ID:???
やっぱり予算や
人員問題(150年も戦争やり続けてりゃあ、人口が激減するのでは?)
じゃないの?
駆逐艦を作るのは。
50 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 22:22:48 ID:???
バーラトの和約に戦艦・宇宙母艦の保有禁止条項があったし、
この2艦種は戦力価値と建造コストが桁違いなんじゃね?
51 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 22:34:55 ID:???
>>48 いや、そんなドッグの無駄遣いはないと思うけど。
例えば今現在大和やらアラスカ級やら作ったりするか?
駆逐艦とか当然あってもいいと思うか、作中でも
真っ当な使われ方されてるシーンあるしあって当然なんだけど
戦闘中にまったく存在感がないから変に感じるんだよ。
わざわざ種類が違うこと言及してるのに、いざ戦闘になったら
一緒くたになって行動してるのがな・・・
作者的にはキルヒアイスのシーンで精一杯だったのかもしれんけど
一応戦争モノなんだから少しは拘り見せて欲しかった。
52 :
名無し三等兵:2006/07/17(月) 23:23:33 ID:???
戦艦が数隻の巡洋艦がまとわりつかれて撃沈されたって描写はあったと思うが。
53 :
名無し三等兵:2006/07/18(火) 01:27:56 ID:???
桁違いに高額な戦艦がポコポコ沈んでいくってもアニメで戦況報告の中に戦艦の撃沈報告が有るね
乗艦者を重要視しているとしてもそれなりに特別扱いされてたって事か
建造コストと運用コストが巡洋艦と戦闘艦で大きく異なる原因は何だ?
戦艦サイズ10 x 1隻
巡洋艦サイズ5 x 2隻
で戦力と運用コストが吊り合うとしたら量産効果から戦艦作ったほうが理にかなうんじゃね?
戦闘員の重複や無駄も抑える事出来るし
54 :
名無し三等兵:2006/07/18(火) 01:55:04 ID:???
例えばだが、費用対効果では実は戦艦が最悪。人件費も膨大。
しかし火力防御力射程等の関係上、相手が造るならこちらも造って対抗せざるを得ない。
そんな可能性もあるな。
55 :
名無し三等兵:2006/07/18(火) 02:53:46 ID:XW8K715x
帝国の場合は貴族という物がいるので防御力の高い戦艦は貴族が優先
安くてすぐ沈んじゃう駆逐艦は平民優先
というのが考えられるな
同盟だったら政治家や豪商の関係者がコネで生存率の高い戦艦に乗ったり
56 :
名無し三等兵:2006/07/18(火) 07:49:11 ID:???
人的側面から考えてみる必要もあると思うよ。
ビッテンフェルトやグエンみたいな突撃バカは昔からいたのだろう。
門閥貴族が艦隊運用下手なせいで意図せず近接する事もあったのだろう。
そんな提督対策に駆逐艦♪
57 :
名無し三等兵:2006/07/18(火) 08:16:32 ID:???
>>50 でも、それで特にそのせいで不利になった感じないじゃん。
マル・アデッタでもいつの間にか船の性能お構いなしになってたし
その後のヤン艦隊なんてまったく影響うけてないし。
和約にはない、って事で巡洋戦艦や航空巡洋艦でも作ってたのか?w
58 :
名無し三等兵:2006/07/18(火) 18:52:33 ID:???
59 :
名無し三等兵:2006/07/19(水) 02:00:50 ID:???
門閥貴族軍は数はそろっていても各種艦艇がごちゃまぜに配置されて
本来の個々の長所を発揮できなかったそうだからそれぞれの運用法があるのだろう。
60 :
名無し三等兵:2006/07/19(水) 17:32:20 ID:???
61 :
名無し三等兵:2006/07/19(水) 19:58:32 ID:???
>>60 恐れ多くも、SF板には突撃できません!!
62 :
名無し三等兵:2006/07/19(水) 20:12:58 ID:???
久しぶりに小説を読み返したんだけど、
艦隊行動の指令・命令手段に疑問が湧いた。
アスターテ会戦で、紡錘陣形で突っ込んでくる帝国側に対処する方法を艦隊に伝えようとした時、
ラオ少佐は無線が傍受される可能性と連絡艇が間に合わないことを示唆した。
そして、ヤンは戦術コンピュータのC回路を開くように伝えている。
あらかじめ予想して入力しといたと。
・つまり、無線の暗号は解読されているのか? 変えても意味ない?
・戦術コンピュータに入力したプランぐらいで対処できるのか? 応用力がないのでは?
ちなみに、アスターテ会戦で、ヤンが指揮官負傷を伝えたときは無線であって、当然のように帝国側も傍受していた。
また、無線は傍受されているとすると、
戦闘中の艦隊司令官命令はどうやって他の艦に伝えるのだろう?
戦術コンピュータに入力して艦隊行動を計算、他の艦へ電子情報としてリレーするのかな。
しかし、それだって傍受・解読できないか?
63 :
名無し三等兵:2006/07/19(水) 20:29:13 ID:???
64 :
名無し三等兵:2006/07/19(水) 20:31:18 ID:???
65 :
名無し三等兵:2006/07/19(水) 20:55:20 ID:???
66 :
名無し三等兵:2006/07/19(水) 21:44:12 ID:???
アスターテの後に無線傍受されて作戦ばれた事ってある?
67 :
名無し三等兵:2006/07/19(水) 22:08:30 ID:???
>66
普通、無線通信は傍受され解読される事を前提にやるものじゃないか?
ヤンがアスターテや要塞戦の援軍を指揮した時みたいに、
厳密な艦隊運動が必要なときや、傍受されると困る作戦は、
あらかじめ個々の艦艇にデータとして共有しているかと。
それを超える命令は、
妨害や敵に知られる事を前提に無線通信するか、
アムリッツアでヤンがフィッシャーにしたように直接新しい命令を渡すか、
連絡艇を出すしかないんだろう。
68 :
名無し三等兵:2006/07/19(水) 22:16:17 ID:???
てことは指揮艦沈んだら暗号解析の職人もアボーンする可能性高いわけだ・・・
69 :
名無し三等兵:2006/07/19(水) 22:27:46 ID:???
え、傍受されて解読される事前提に通信するの・・・
そりゃその心配はするやろけど。
分隊の野戦用無線じゃあるまいし。
どんなけしょぼいんだよ。
70 :
名無し三等兵:2006/07/20(木) 01:50:36 ID:???
事前に全艦隊にデータ入力されているなら
一隻でも鹵獲されたら終わりじゃん。
何万隻が動員されて数日にわたる戦いがおこる世界なんだから
時間や機会はいくらでもあるはず。
71 :
名無し三等兵:2006/07/20(木) 21:05:11 ID:qlfbctYK
鹵獲されたら直ちにデータ消去というのは現在でもやってるけど・・・
イゼルローンを帝国がかっぱらった時なんて
秘密の暗号コードがいつまでたっても解析されてないから
それなりの方法はとるでしょ
72 :
名無し三等兵:2006/07/20(木) 21:20:12 ID:???
レーザー通信が主力になってるぽい。
アニメでは描写があったが、見える範囲にある分には「光」というのは強力な情報伝達手段だからね。
73 :
名無し三等兵:2006/07/20(木) 21:53:20 ID:???
本当にいざとなったら手旗信号だな
宇宙空間は空気がないから地上よりもしょぼい双眼鏡で
隣の艦をサーチして信号を確認してもいいんだし
まあそのときは備え付けの光学モニターを使うと言うことで
74 :
名無し三等兵:2006/07/20(木) 21:53:22 ID:???
ワープ通信なんてものが有るんだから
艦から艦へワープ通信すりゃいいのに。
75 :
名無し三等兵:2006/07/20(木) 22:51:58 ID:???
>74
それが超光速通信なんじゃないか?
76 :
名無し三等兵:2006/07/20(木) 23:16:17 ID:???
もしワープ使って通信してるなら盗聴って不可能なんじゃないの?
77 :
名無し三等兵:2006/07/20(木) 23:20:57 ID:???
ま、技術的な考察はスレ的にはあんまし関係無いと思うしSF板もある事だしサラッといこうや。
78 :
名無し三等兵:2006/07/20(木) 23:32:48 ID:???
確かに。
こじつけな解釈とかは他スレにまかせて
こっちは粛々とやってりゃいいか。
通信の傍受で思ったんだけど
なんでスパイ出てこないんだろ。
79 :
名無し三等兵:2006/07/20(木) 23:36:49 ID:???
>78
ちょっと違うけどミヒャールゼンとかいたじゃん。
帝国のスパイ網の一部がイゼルローン攻略で明らかになった云々という記述も
ユリアン日記にある。
80 :
名無し三等兵:2006/07/20(木) 23:42:27 ID:???
ああ、外伝でそういうのあったけど。
本編で。
アムリッツァの時なんて、一応本気で侵攻するつもりだったんだろ。
なら、スパイに煽動させるなり帝国領内調べさせるなり
あるもんだとずっと思ってたんだよな。
81 :
名無し三等兵:2006/07/21(金) 00:58:54 ID:???
両国フェザーン弁務官事務所のやる気が無さ過ぎるのが原因
あと、2巻のミンチとバグダッシュはスパイ扱いでいいと思うんだ
82 :
名無し三等兵:2006/07/21(金) 01:15:03 ID:???
光秒単位で対峙しあってアニメ版の戦闘になるのは何か納得できるかも。
光学兵器は真直にしか進まないので敵方の柔腹に攻撃を行うには
正面展開の面積が滅茶苦茶でかくなる。(三角測量)
ミサイル(無人機)も通信妨害を行ってる戦域では自立航行せなならんが
敵は何時までも同じ経路・宙域で布陣してるわけじゃないから
思考型の回避運動を混ぜたらとてもじゃないが航路計算なんて処理しきれない。
接近して少し角度をつけて正面掃射しながら突っ込むのはイイ戦法かもしれん。
83 :
名無し三等兵:2006/07/21(金) 01:55:19 ID:???
>81
おまえまともに原作読んでないだろ。
84 :
名無し三等兵:2006/07/21(金) 20:04:39 ID:???
ふと思った、
>>62の時、
パトロクロスの後部砲塔がブリッジを呼んできるけど、
後部砲塔って何だ?
主砲は前にしかないから、副砲かレーザー機銃と考えられるかと思うけど、
一門じゃないし、指揮所か?
でもそれじゃ、後部砲塔射撃指揮所または管制とかいうか。
85 :
名無し三等兵:2006/07/21(金) 20:31:24 ID:???
>84
なんか艦橋に被弾したっぽいのが心配だったんで連絡しますた〜みたいな事を言っていたから、
普通にビュコックが第二次ティアマトでいたような砲塔だと思う。
86 :
名無し三等兵:2006/07/21(金) 20:35:06 ID:???
>>84 脇にくっついてる穴みたいな奴じゃないの?
87 :
名無し三等兵:2006/07/21(金) 21:31:25 ID:???
>>82 アニメこそ真正面なんて真後ろの次に脆いだろ。
つかなんだあの非合理的な砲の配置は。
三景艦が進化したらあんな風になるのか?w
88 :
名無し三等兵:2006/07/21(金) 22:34:30 ID:???
三景艦だって砲塔の旋回くらいできます。(スペック上は)
89 :
名無し三等兵:2006/07/21(金) 22:42:21 ID:/Ay3QbOP
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ミミ彡彡゙゙゙゙゙""""""""ヾ彡彡彡
ミミ彡゙;・;:国賊::;:;ミミ彡彡 〜〜∞プーン
〜〜∞プーン ...ミミ彡゙ .,.,・:;:・ *: ミミミ彡
ミミ彡 '*・..,ヽ・;;´*` ,|ミミ彡
ミミ彡 === 〈.:..===).|ミミ彡
彡|;:・ ; | ; ・: |ミ彡 ←逆賊 朝敵 売国奴 非国民 最重罪人
.. 〜〜∞プーン 彡|;:.,*.;..´-し`)・;/|ミ|ミ
ゞ| :;:; 、,!:;・: |ソ 〜〜∞プーン
ヽ ';´*.,,.・;:`ノ /
〜〜∞プーン \、..・;*;:/
~; ~| |::;; ~~
【 ゴ ミ 】 〜〜∞プーン
90 :
名無し三等兵:2006/07/21(金) 23:18:41 ID:???
砲塔の旋回なんて要らんでしょ。
前後の照準が難しい砲弾と狙いへ一直線の(地上の砲撃戦ではゴミ扱いな)光学兵器の違いが有るからね。
宇宙戦艦ヤマトを踏み台にしてちょっとSFも進化した。
91 :
名無し三等兵:2006/07/21(金) 23:30:05 ID:???
正面が一番被弾面積が狭いから、正面向きながら全火力で撃ち合おうとしたら
自然にあの配置になっただけかと。
92 :
名無し三等兵:2006/07/21(金) 23:36:03 ID:???
正面が一番被弾面積小さいからこそ、
帆船時代みたいに舷側に大砲並べるのやめて
砲塔を甲板にのせるようにしたんだろ。
なんでそれが真正面の、しかも艦首だけの配置になって
『自然』だなんていえるんだよ。
93 :
名無し三等兵:2006/07/21(金) 23:47:04 ID:???
>>92 お子様が登場か
行間をなんとなく感じて
>>91がクドいレス付けたのに
海戦で何故横を向き合って砲戦してたかを考えれ。
数光秒も離れた敵に旋回砲塔が必要かどうかサルでも判ると思うけどな。
94 :
名無し三等兵:2006/07/21(金) 23:58:38 ID:???
君の世界じゃ戦闘は常に真正面で戦う事しかないんだろうね。
そしてあの突撃砲で敵の真っ只中に突撃ですか。
駆逐戦車多用したドイツもビックリな戦闘方法ですね。
敵も当然真正面から攻撃受け止めてくれるんでしょう。
さぞ騎士道精神に溢れた世界のようで。
95 :
名無し三等兵:2006/07/22(土) 00:01:33 ID:???
えーと、重力制御できれば空間歪曲もできるわけで、
艦首に一見固定された砲門も実際の射界は随分と広いようでありますよ?
アニメ版なんかみると前面の主砲でも上下左右60度くらいはいけてるし、側面のは180度近い。
96 :
名無し三等兵:2006/07/22(土) 00:29:29 ID:???
>重力制御できれば空間歪曲もできる
ええ〜、そんな新設定いきなりもってこられても・・・
ま、どっちにしろ行間の読める男である
>>93には
そんなもの必要ないんだけどね。
誘爆するほど僚艦同士が密集しているの世界の戦闘隊形で
旋回砲塔もなく真正面にしか打てない砲しかなければ
最前列以外の後続部隊は全て幽兵ですね。
前進していくる攻撃側に対して防御側が機動防御を行ったら
一体どうやって対応するのやらw
97 :
名無し三等兵:2006/07/22(土) 00:36:07 ID:???
イメージとしては戦闘機が雑魚の群れの様に纏ってぶつかり合ってる
群れで回避行動とって旋回砲塔があってよかったなんて場面が有ると思う?
「monkey-1」さん
>97
ムーアみたいな馬鹿指揮官には必要ダターヨ
99 :
名無し三等兵:2006/07/22(土) 00:40:48 ID:???
戦闘機はその場に留まれないからな。
いつから銀英世界の艦隊はお互いに
直進して交差するしかできなくなったんだ?
作中にない行間でも読んだ?w
イジリ甲斐がないな「monkey-1」改め「monkey-2」さんda
別の所に突っ込みはいるかと思ったけど
丸々拠点を包んで防御でもしない限り一箇所に留まる必要有ると思う?
行間読むのはいいけど勝手な設定付け加えないで欲しいですね〜。
前方にしか攻撃できず、しかも非常に密集しているので
前方以外のほぼ全ての艦が幽兵となるような攻撃方法で
縦深陣となるなり、真正面で攻撃受け止める部隊だけを
極めて強固な部隊にして、残りの部隊で機動防御を行って
側面や背面狙われたらどうするんですか?
さっきから新しい条件ばかりだしてまるで答えてませんね。
だいたい、一箇所に留まる必要ある?って、何で行間君の要望に従って
防御側も戦闘機のように前に進まなきゃならないんだよ。
作中で陣形作って攻勢受け止めてたのは全部嘘ですか?w
その理論なら幽兵で側面や背面防御すりゃいいじゃん。
後ろから撃たれてもぼーっと前を向いてる必要はないな。
まず長射程戦で艦隊が密集しすぎて2〜3列からの砲撃が出来ない密集陣形を取る必要が有るかどうか
またほぼ同数の戦力で伏兵的な戦略が取れるかどうかも考えて やられる方も黙っちゃいまい
空間的制約なければ陣作って留まる訳が無い。互い相手を見て移動すれば相対的に動いて無い
ヤレヤレだ
宇宙戦艦が艦首に武装が集中してるのはSFの基本じゃなかったのか?
105 :
名無し三等兵:2006/07/22(土) 07:58:17 ID:K15boTCq
>>101 > 作中で陣形作って攻勢受け止めてたのは全部嘘ですか?w
全部うそっぱちに決まってるw
3次元の広大な宇宙空間で
最大でもたかだか長さ数キロ程度しかない宇宙艦の戦闘が、
あんな静的なものになるわけがないものなぁ。
静的であるわけがないから、かえって砲塔は不要なんだけどね。
ほう、では一体になって進んでるのに陣形の中で
真ん中以降は進攻方向変えるのか。
ムーアも驚きの命令だな。
それに密集陣形とる必要もない、って、実際にとってんだから仕方ないだろ。
オマエ馬鹿なのか?
まず原作嫁よ。
>>105 少なくとも、宇宙空間の戦闘で静止が出来ず、
常に移動し続けるしかないような戦闘を行うSFなら
加速と減速の判断が重要な箇所として描かれてる。
(しかもそれにしても艦の進行方向に対して正面しか攻撃できない
ような船なんて知らんが。)
どういうテクノロジーかしらんが自由自在に重力扱ってるし
地上と同じ戦いが宇宙空間で展開されている世界だ。
どんなアホな内容に思えても勝手にルール変えるな。
反論尽きて早々に田中に責任を押し付けましたね
何処が尽きてるんだ・・・
サル餌食え
>海戦で何故横を向き合って砲戦してたかを考えれ。
>数光秒も離れた敵に旋回砲塔が必要かどうかサルでも判ると思うけどな。
>>110 オマエホントに馬鹿だな。
何度言わせるんだ。
銀英のどこで延々真正面同士で向かい合って戦闘してるんだ。
オマエの妄想はどうでもいいからまともな回答しろ。
武装が艦首に集中してるのと、
進行方向にしか攻撃できないのを
ごっちゃにしてる人って何人いる?
そもそも、主砲が前に集中している理由は簡単だよ。
中性子を加速させる加速器が長く、直線状に配置されているからだ。
横向きに配置したら、射程が短くなるし、
そのために荷電粒子副砲やレーザー機銃があるんだろ?
荷電粒子砲が小型できるなら他の加速器が必要なものも
全て小型化出来てるぞ。
>>115 いや、射程で考えたんだよ。
中性子砲は大型加速器で長距離を砲撃できて、荷電粒子の方は短距離対空用かな〜、と。
>>116 地上ならともかく宇宙で違いなんてあるの?
それに、技術的な事で言えば
超光速通信、ワープ航法、重力制御、
この3つのオーバーテクノロジーもってる銀英世界に
今の技術で考えてもね。
あと、あまり言及されないけど、これらの技術は核融合炉の
電力であっさり供給され、それどころかイゼルローン要塞や
ガイエスブルクも核融合炉で動いてたり。
熱からエネルギーへの変換効率も驚異的すぎ。
>>117 じゃあ、射程じゃなくて火力ってのはどうだ?
でっかい方がエネルギー量が多いだろう。
んじゃ軍事板的な意見でも。
イゼルローン要塞は言うまでもなく対同盟の最重要基地なわけだが
それに匹敵する規模のガイエスブルク要塞は何のためにあったんだ?
作品中にも帝国領には他にも複数の要塞があるらしいが用途不明。
内乱でも常に惑星オーディンから艦隊が発進するそうだから
艦隊基地としてあるわけじゃないし補給基地にしては無駄すぎる。
正規軍が構築したとしては確かに矛盾が多いな。
想像だが、有力貴族が城を築く感覚で要塞や軍事拠点を
構築した場合とかもあるんじゃないだろうか。
領地の防衛用だ、とか私兵の基地用だ、とか言い訳付けて。
皇帝陛下の覚えめでたい間なら大体の無茶は通るだろうし、
政争に敗れて叛乱を起こす破目になったときには
そうやって造った軍事拠点に拠って立つことになるだろう。
それって海賊が近づかなければ終わりじゃね?と
ええ、ガイエスブルクが必要な海賊ってどんな海賊なんだ。
しかも、海賊に対して固定の拠点なんて設けても
違うとこ行くだけじゃん。
むりやり最大好意に考えてみれば
海賊対策…という理由をダシにして
貴族の腐敗と官僚主義が強力タッグマッチを組み
予算とリベート目当てに、当初の目的など綺麗さっぱり吹き飛ばして
あれもこれもとバカスカ盛り込んだ挙句の果てがアレ、
なのかもしれん。
が、まぁ真相は田中芳樹の個人的資質の問題だな
拠点があるぜベイビー!
と海賊を圧倒しようとしたとか。
パトロール艦隊の拠点(補給所)とか。
個人的資質っつーか、単なるストーリー上の都合だろ。
別にこのスレはどっかの某スレみたいに
無理やりにでも理由つけて作者擁護するスレじゃねーし。
まあな。
援護しゃちゃいけいわけでもない。
ガイエスブルグは海賊というより、地方叛乱対策で作られたという記述があったはず。
帝国の宇宙軍の主力はオーディンにいるから、
地方叛乱が起きた場合に出動まで時間がかかる。
かといって地方の貴族の領土に駐留させるわけにもいかないから作ったんじゃないかね。
ちなみにこれはアニメ設定だが、
もともとのガイエはイゼルローンのように全体が流体金属に覆われていたとか。
補給基地だよね。
バラバラ分散させるか(同盟型と予想する)
要塞規模で大域的に一箇所に集約する(帝国)かの違いで
小型な基地ならば小規模な反乱軍でも攻略占拠出来る
想定される戦闘に対する思想の違いが有るのかもしれんね
帝国ってガイエスブルクが必要なほどの反乱おきた事あったの?
費用はイゼルローンに匹敵するほどかかってるはずだろ。
クロプシュトックとかカストロプとかみたいな、貴族の叛乱対策じゃないのかな。
>>131 小規模な反乱の頻発を想定して大型の補給基地
大規模な外敵進入を想定して分散した小型の補給基地
首都で動乱が起きた時の皇帝の逃げ込み先、という用途もあるな
まぁ、考えれば考えるほど一応思いつくけどさ
そうかな?
イラクvsアメリカ 分散の例
大域集約の例が思いつかん・・・・
補給基地というより中世の城か
マジノやエバン・エマール要塞って感じだと思うけど。
海賊やら地方反乱ならキフォイザーとかレンテンベルクで
十分すぎるほど役割果たせると思うぞ。
補給基地ならあんな主砲は不要だろ。
補給基地だって自衛能力は必要だろ。
てか、キフォイザーとかレンテンベルクは主砲がないはずだが。
ゲームではあったけど。
補給基地に求められる攻撃能力と
要塞に求められる攻撃能力はまるで違うと思うが。
補給基地なんだろ。
主砲いらないじゃん。
>>137 要塞と攻略軍の規模の想定は難しいな。
小規模な反乱軍て言っても揚陸艇ぐらい持ってなきゃ星間規模の反乱なんて起こせやしないし
1万隻が平気でぶつかり合うような世界だから小規模ってもかなりの数が必要になるんじゃないかな
帝国内の反乱なら、拠点の星なんてしれてるはずで
そこを離れて自ら侵攻してくるなんて考えにくいけど。
反乱起こして立て籠もってる相手に要塞なんて意味がないし。
逆に、攻め込んでくるほどの大兵力あったら、
その時点でガイエスブルクがたった1個あったところで
オーディンへ行くのに必ず通らないといけない場所ならともかく
そんな感じでもないし、かなり無意味な気がする。
蜂起からいきなり首都攻略できる様な軍が果たして小規模かどうか
攻略されるかも知れない要塞よりも攻略できない要塞を拠点に範囲内で起こった反乱の鎮圧を行う。
もし攻略されたら鴨ネギ、そんな手間を延々繰り返すのが賢いかどうかだと思うね。
要塞拠点にするならガイエスブルクは交通の要所にあるべきだろ。
もしくはオーディンの入り口におくか。
作中見る限り、どの方向からは分からんけど、
オーディンから遠く離れた場所じゃん。
辺境に近いんじゃないの?
辺境警備の補給拠点みたいな物か?
地元の反乱とか海賊をプチプチつぶしに出て行っては
戻ってくると
更に外様大名みたいな大所帯で信頼ならない貴族もその近辺にいたり・・・
作中で具体的な描写はないが
対門閥貴族戦でキルヒアイスが巨大な武勲を立て辺境の王とよばれたんだから
辺境にも貴族所有含めてそれなりの拠点、艦艇が配置されていると考えられるんじゃないかな。
海賊が活発な活動をしていた描写もないが、敗残兵やらが盗賊化するのは良くあること。
ガイエスブルクは純粋に軍事的な目的というよりも
大貴族たちの政治的目的から作られたのかもね。
要するにあそこを擁する貴族が、周辺に睨みを聞かせる、および威勢の誇示とか。
>>147 大規模要塞の軍事的必然性を考察した結果だからな
>>130は
実際構築したのが大貴族のパトロンでも問題ないでしょ。
でも王朝成立の過程から見て小説時の諸勢力の強化分散って事態が起こりえるのか?
>>147 逆に帝国が大貴族の財力削るために作らせたとかかもしれない。
イゼルローン要塞作った時には、国庫に相当な負担なったらしいし(要塞
そのものよりもあんな場所に突貫工事で作ったためのコストがかなりある
だろうけど)。
問題はイゼルローン方面にせめてキオフェイザークラスの要塞は無かったのか
だとおもう。
ガイエ出来る前の前線補給基地は?
もし存在したとして其れを軍事目標に入れなかった同盟軍の無能さは・・・
ガイエは長年放置されてたつうから
あの辺で昔かなり大規模な地方反乱があったんじゃね?
カストロプの十数倍規模の。
>>151 ガイエは長年放置
一瞬田中芳樹の事かと思った
帝国の歴史の概略でもそんな大規模反乱の話ない。
>>153 皇族が関係したとかで歴史から抹殺されてるんだよ!!!
きっと「そこまで深く考えてなかった」が正解だろうけどなーw
それいっちゃおしまいだしwww
まあカストロプでも3千隻の艦隊が2度だっけ? 敗退してるし。
大貴族クラスだと数千隻程度の私兵艦隊持ってるっぽ。
2〜3家連帯すればそれだけで1万隻以上の大艦隊のできあがり、とくらあ。
>>154 禁句中の禁句だなそれw
晒しageだw
>>120 要塞の存在は、機動戦力(特に駐留機動艦隊)の補給の為。
駐留機動艦隊は、その周辺の「制宙権」確保の為。
それぞれの位置に建設された理由は、推定するに、戦略上の要地である為。
要塞自体の攻撃力の理由は、その要塞の防衛の為。
想定される叛乱が、戦略規模の兵力を動因し得るなら、
その抑止にも対処にも相応に有為の筈。
要塞の攻撃力・防御力が、もし実用面での費用対効果が悪いとしたら、
帝国の人民・貴族へのデモンストレーション、建設した皇帝や大貴族の見得、
時代遅れの大艦巨砲主義の表れ等。
>>153 >帝国の歴史の概略でもそんな大規模反乱の話ない。
色々省いてまとめてあるから「概略」。
>>150 むしろ、同盟側が回廊近く、エル・ファシルより外に要塞か軍事拠点をもってい
るべきではないか?
昔、要塞より艦隊の方がいいと判断された事になっているが、水際防衛線は構築
しておくべきと思うが。辺境国はたまらんぞ。
それにしても、帝国側の侵攻軍の派遣を事前に察知できるとは、情報網はしっか
りしているんですなぁ(双方、フェザーン通じてだだ漏れなだけ?)。
帝国軍総帥本部にスパイ網があると外伝に書いてあったと思う。
別に帝国を二分する大内乱とかでなくても、
そこそこの規模の辺境貴族が何家か寄り集まれば寄せ集め艦隊のできあがり。
>>158 イゼルローン回廊内と思われるカプチェランカではしょっちゅうドンパチ。
同盟がそこで勝てば、永続的な前線基地を築き、駐留機動艦隊を置き、
周辺の制宙権を確保した筈。
それに、回廊周辺での大規模な軍事拠点が欲しい故に、
イゼルローン要塞への、占領前提での数次に亘る攻略が行われたのだろう。
>>159 それもラインハルト体制になって壊滅しましたかな。
その割には、政府は安穏としとりますが。
>>162 壊滅したかどうかは不明。
まあ、相当、ケスラー辺りが摘発したろうけど。
ラインハルト独裁体制成立以降の能力は、
4巻目、ロイエンタールのイゼルローン攻略は事前に察知出来たけど、
真の目的のフェザーン攻略は察知出来なかった、そんな感じ。
>>157 ガイエスブルクは過去に大規模な反乱起こったから作った、
って設定なら作者が省くわけないじゃん。
つか、そんな神の視点じゃなくても、ガイエスブルクが必要なほどの
大規模反乱が省かれるわけないだろ。
>>160 突出した大貴族のブランシュバイクとリッテンハイムは
合わせて10万隻ほどもってるけど、
他の貴族なんて何家か寄せ集まった程度じゃ1万隻もいかないと思うぞ。
カストロプ公爵ですら、数千隻の艦隊で鎮圧できる、と想定されるほどの
艦隊しかもってないんだから。
>ガイエスブルクは過去に大規模な反乱起こったから作った、
って設定なら作者が省くわけないじゃん。
>ガイエスブルクが必要なほどの
大規模反乱が省かれるわけないだろ
省いていいと思うが。本筋とはほとんど無関係だし。
もっとも、俺は、「ガイエスブルクは過去に大規模な反乱起こったから作った、って設定」とは
思っていないが。
>突出した大貴族のブランシュバイクとリッテンハイムは
合わせて10万隻ほどもってるけど
あれ全部が両家のみに属する私兵ではなく、
両家それぞれの派閥の貴族の私兵を
寄せ集めたら、あれだけの数になるのだろう。
二大公爵単独の私兵は1万ほどか。
その後かなり差があってカストロプ公爵クラスで3,000くらい?
伯爵程度だと1,000あるかないかというところかな。
もっとも、単純に爵位=財力ではないだろうけど。
>二大公爵
ブが「公」、リッテンが「候」な。
>単純に爵位=財力ではないだろうけど
目立っていたフレーゲルは男爵だったしな。
>>161 回廊の中はそうだろうけど、回廊の出口の事では?
中が抑えられてるのに、出口にも強固な拠点ないから。
適当な星系が無いのではないかな。
有れば、カプ同様、争奪戦が延々と行われるかもだが。
あの辺は無人エリアだったと思う。
原作に地図つけてくれてたらよかったんだけどな。
エルファシルが可也ヤバイ位置に有ったんじゃなかったケ?
数年に一度大遠征軍が御出でになる宙域に難攻不落の要塞築けるかな
ガイエが鎮座する前から同盟軍は受身戦略で小型の補給基地をバラ撒いてたんじゃなかろうか
民間人住んでるし、リンチの後攻め込まれた様子もないし
そんな数年に一度攻め込まれてるわけでもないのでは?
>>165 門閥貴族軍も相当数は帝国正規兵なはずだが。
メルカッツも自分の艦隊を率いていたはず。
もちろん制度上は帝国宇宙艦隊の総指揮権はラインハルトがもってるんだけど
各指揮官がそれぞれ自分の部下を率いている形なんじゃないか。
事実、敗戦で部下に虐殺された貴族も多かったわけだし。
175 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 01:39:12 ID:+N9sq8kf
むかし『タイタニア』を読んでいたとき「ご飯をタイタニア!」とくだらない
だじゃれをいったら、母は本当にご飯を炊いてあると思ってその日の夕食は
ご飯がなかった。
>門閥貴族軍も相当数は帝国正規兵なはずだが
以前も出たネタだが、おさらいしよう。
門閥貴族連合軍のうち、リッテン派5万隻。これが貴族連合軍全軍の3割。
つまり総数約17万隻。
ブラ派も、拮抗している筈なので、多分5万と同数か少し上くらい。
赤毛の別働隊が3個艦隊。3万6千隻から4万5千隻。これが金髪派全軍の3分の1。
金髪派の総数、10万8千隻から13万5千隻。
帝国軍の中央の宇宙艦隊、全部で18個艦隊。
1個艦隊平均1万2千隻として、全部で21万6千隻。
うち、辺境警備をしていたシュタインメッツ艦隊が、最初から金髪派ではなかったようだから、
内乱当初、1万2千隻から1万5千隻を中立と見なす。
これらと、更に金髪派およそ13万5千隻を21万6千隻から引いて、残るは約7万隻。
この約7万が、貴族連合軍に加担すれば、他に貴族の私兵、リッテン派約5万、ブラ派約5万、
総計約17万隻。
綺麗に計算が合う。
尚、貴族連合軍に加担した正規軍7万のうち、少なくとも、
メルカッツ、ファーレンハイト、シュターデンの艦隊が
含まれる筈。計3個艦隊として、3万6千隻から4万5千隻。
他、作中名前が出ていない、貴族連合軍側に付いた
正規軍の中将・大将クラスの艦隊司令官が他にも居たか、
或いは、分艦隊や小部隊や艦艇単位で貴族連合軍に
加担した連中も居たのだろうね。
忘れられてるレンネンカンプかわいそす(´・ω・`)
「金髪派およそ13万5千隻」は、1個艦隊の数の計算を1万5千隻と、多目に
見なしているので、実際はもう少し少なかったかも知れない。
そこらの紛れの分は、内乱前、中立していた指揮官は、シュタインメッツ
以外にも居たかもと考えれば調整できる。
レンネンカンプが、内乱当時どういう立場だったかは知らないが。
中将クラスであっても、艦隊司令官ではなく、
ラインハルトの上司だった時のように、
査閲とか、前線での戦闘部隊の指揮でない仕事だったような気もする。
念の為、補足。
>>179の1行目の、「1個艦隊の数の計算を1万5千隻」てのは、
ラインハルト派の、キルヒアイスの別働隊(3個艦隊)のこと。
そこらのパトロール巡察隊(ガース)がいっぱいいたと書いてみるテスト。
>パトロール巡察隊
帝国じゃ、それがおおむね貴族の私兵。
内乱後は、各星系の警備兵力は、ワープ機能を持たないのしか残っていない。
ワープ機能のない艦って登場したっけ?
戦闘機・戦闘艇を除いて。
メックリンガーの思考に出てきた。
シュタインメッツってブリュンヒルトの初代艦長なのに、内乱開始時に中立派だったのか?
艦隊旗艦の艦長ともなれば能力は勿論だが、忠誠心とかも考慮して人選しているんでは無いかな。
>185
普通に辺境星域の平定してキルヒアイスを助けていたはず。つまりラインハルト派。
>>185 >シュタインメッツってブリュンヒルトの初代艦長なのに、内乱開始時に中立派だったのか?
原作では、内乱が勃発してから、辺境星域の支配権を差し出し忠誠を誓ったって記述が有った。
>艦隊旗艦の艦長ともなれば能力は勿論だが、忠誠心とかも考慮して人選しているんでは無いかな。
当時大将のラインハルトに、部下の人事権は無い。
大将以上の艦隊司令官は専用の旗艦を与えられるというのが有るが、好きなのを自由に選べた訳ではなく、
下賜されるという形。それと同じことだろう。
帝国軍の人事が普通に選定して送り込んできたのでは。
>>186 >普通に辺境星域の平定してキルヒアイスを助けていたはず。つまりラインハルト派。
原作には、辺境警備の任に就いていたという記述は有ったが、キルヒアイスを助けていたとは
書いていない。
キルヒアイスの部下の、当時中将クラスの司令官は、ワーレンとルッツ。
>シュタインメッツ
尚、ラインハルトの元帥府解説当時は、
既に自力で中将・艦隊司令官になっていたのでは(結構早い出世だが)。
ラインハルトは自分の所に呼びたかったかもしれないが、
ローエングラム元帥府の艦隊司令官のポストには限りが有るし
(18個艦隊の半分だから定員9名)、
以前から忠誠を誓ってくれている双璧以外は、
まずは自分が准将・准将クラスから抜擢して中将にした連中で
派閥固めをしたいという目論見が有ったのではと想像出来る。
>>188 訂正。
2行目 誤「解説」→正「開設」
8行目 誤「准将・准将」→正「准将・少将」
190 :
名無し三等兵:2006/07/27(木) 23:47:01 ID:1aMwUNVh
>>187 キルヒアイスの任務は辺境の平定なんだから
生き残ってラインハルト陣営に加わったってことは少なくとも抵抗はしていないわけだ。
シュタインメッツの1個艦隊が効率的に抵抗していたら、
リッテンハイムの5万隻なんかより、10倍くらい厄介だったろうなあ。
金髪の性格的に、「これは只の内乱だからどちらにも加担しない」
と明言した奴の方が、下手に忠誠を誓った奴より評価が高かったり
するかも試練。
少なくとも客観的な戦略眼を開陳することのほうが、
権力者に媚を売ることより有益だ、と思ったわけだからな。
>>192 最後まで中立を貫ければそうかも知れないが。
マリーンドルフ家が厚遇された例を見れば、自分がラインハルト陣営に置いてどう言う風に行動出来るか、しっかりしたビジョンを持っている人間が高く評価されたんじゃ無かろうか。
一応、最後まで中立の立場だったミュッケンベルガーを高く評価していたとは思えんし。
一番マズイのは、大勢が決してからラインハルト陣営に流れ込んで来た連中だろうな。
シュタインメッツのラインハルトへの個人的感情はともかく、
皇帝を擁し、帝国宰相、3長官ともに新皇帝派なんだから
シュタインメッツみたいな真面目な職業軍人は
貴族連合には最初からつかないと思うけど。
>>194 あれは現役引退した香具師だしな。
アニメ版では早々に貴族連合と袂分かってる。
復帰を望むほど能力がある香具師ではなし、かといって処罰するような何かがあるでもなし。
放っておいたんダベな。
内戦の時、どうしたんだよって奴が意外といるけど
ラインハルト陣営に皇帝、宰相、三長官、軍部のトップがそろってるんだから
どう考えても門閥貴族軍が反乱軍。やっぱ中立か。
体制から一切の支援がないただの反乱なのに
篭城するってのもおかしな話だな。
馬鹿貴族を使って僅かでも勝つ方法が他にないとは言え、
ラインハルトの都合がなければ
封鎖されて干上がらされたんじゃね?
もっとも馬鹿貴族はそれにも気づかなかったなんだろうけど。
>>198 コミック版なんかの描写みると、自領荘園なんかの徴収を補給にあててる。
なんせ規模が規模なんで、十分に要塞への補給が可能なだけの収奪が行われたんだろう。
それがヴェスターラントの惨劇を生んだ元凶でもあるし。
そもそも武装蜂起する必要はまったくないじゃないか?
宮廷闘争なら貴族のほとんどが味方する門閥貴族派の優位は動かしようが無い。
戦勝による反対派一掃が行えない以上、貴族改革、行政改革も不可能なんだから
彼らの財産や利権はそのまま。長期的には力をそがれるだろうが数十年先のこと。
堪え性がなかったから。
先を見越して考えるとか出来なかったんだろうね。
>>198 篭城って言っても、同じ位のサイズのイゼルローンには食料生産プラントや武器製造プラントが有って、自給自足可能になっていた。
ヤン艦隊と貴族連合軍では規模が違うから、外部からの補給無しでやって行けるとは思わないが、それでも戦国時代に篭城するのとは訳が違うんだろう。
>>200 現実に宮廷外で軍を掌握するラインハルトに宮廷闘争では勝てない、と思ったんじゃないのかね。
しかもその宮廷において、先にリヒテンラーデと結んだラインハルトが、一足先に錦の御旗を掲げてしまった。
その状況で、武装蜂起=内乱起こさずに決着つけようと、ラインハルト他の
暗殺に動いたフェルナーが逆に捕まり、ラインハルトに大義名分を与えてし
まい、摘発を食らった貴族連合は帝都から逃げ出さざる得なくなった(フェル
ナーが動いてなくても逃げ出すのは時間の問題だったと思うが)。逃げ出す
はめになったから、武装蜂起せざる得なくなった。
直接のキッカケはフェルナーの先走りじゃん。こんな先の読めないやつが
よくオーベルシュタインの下にいられたなぁ。
>>204 >武装蜂起=内乱起こさずに決着つけようと、ラインハルト他の
暗殺に動いたフェルナーが逆に捕まり、ラインハルトに大義名分を与えてし
まい
原作では、フェルナーは捕まっていない。
ブラにテロを却下され、独断で動いて、ラインハルトやアンネローゼの住まいの
警備が厳重なのを見て、「こりゃ敵わん」と諦めた。
ブラの命令を無視したので戻れも出来なくなり、取り合えず行方を晦ませ、
内乱勃発後、ラインハルトの所に出頭してその部下になった。
>>198 そもそも、当初は、本拠をガイエスブルク要塞に置いたってだけで、
「篭城」はしていない。
国内の貴族領地は貴族たちが抑えていた訳で、そこからの補給も見込めた筈。
キルヒアイスの辺境計略で、それはほとんど絶たれたろうけど。
そして、内乱終盤、負けが込んで、「篭城」の形になった。
ブラの構想は、ガイエスブルク要塞に至るまでの航路に存在する複数の拠点に
艦隊を配置し、ラインハルト軍を誘い込み、進行するほどに消耗させ、
ガイエスブルクに着いた頃には消耗し切っている筈なのでそこを叩こうというもの。
メルカッツに、兵力の分散だとか散々叩かれたが。
>>206 その一方でメルカッツの篭城・決戦策に理解を示す程度の軍事的素養は持ち合わせていた。
>>206 普通は反乱軍が局地戦で勝利を積み上げ
一大決戦で勝ち首都なり帝都なりに攻め込むもんじゃないか?
>>208 その通りだが、この場合貴族連合軍の方が地力では優る。
長期戦となると、大義名分以外の戦力的要素は貴族側に分がある。
ラインハルトの目的が門閥貴族の打倒である以上、彼の方から攻め込まなければならない。
額面上の話ね。
連中の連携・運用のまずさは置いといて。
ぶっちゃけた話、貴族軍はその気になれば彼らだけで新王朝起こせるだけの力がある。
だから反乱軍というより二大強国のがっぷり四つに組んだせめぎ合いと見たほうが良い。
ほとんど全ての主力がガイエスブルクにいるのに
戦略的優位ってなんだよ。
>>211 上でも書かれたろ?
辺境宙域は貴族軍の荘園地帯なんだよ。
こっからの補給が続く限り、貴族軍は安心して戦えるわけだ。
キルヒアイスという超大物が派兵されたのもそれだけの理由があってのこと。
しかし戦後に門閥貴族たちって財産没収されたくらいじゃないの。
主だったものはほとんど戦死、自殺、部下の反逆等で死んでるけど
処刑されたとかいう描写は、門閥貴族じゃないが皆殺しになったリヒテンラーデ一族くらい。
ローエングラム王朝下で相当数の貴族たちが貧困にあえいでいたらしいが
明確にラインハルト側についた貴族は財歳そのままだから彼らは門閥派と推測される。
>戦略的優位
貴族の領土(帝国の地方・辺境のほとんど?)からの莫大な補給、
そしてそこにおける制宙権
(キルヒアイスが辺境計略で奪取)。
帝国の人民の保守的秩序意識、支配階級たる貴族への牢固たる奴隷根性
(内乱での貴族軍の連戦連敗、その内乱に伴う収奪などの悪事の数々、特にヴェス虐殺の報道で崩壊)。
>>210 新王朝たてようにも皇帝はオーディンにいるわけだし
分かりきったことだけど貴族たちはそれぞれ一枚岩なわけじゃない。
ラインハルトが戦死した場合の仮定と同様、有力者による
小王国の乱立状態になるだろう。
>>215 そりゃ分かってる。だから「額面上」と言ったわけでね。
一応ラインハルト打倒までは利害が一致してるし。
>>210 >>215 皇帝の孫娘のいずれかに、強引に女帝を名乗らせる手は有る。
ブラ派とリッテン派で揉めるだろうけど。
>>213 描写が無いだけで、門閥貴族連合軍の貴族は、大勢処刑されているのでは。
ラインハルト側の貴族たちも、公文書による財産・領地の保障を貰うことを
思いつかなかった連中以外は、多少の手加減は有ったろうけど、相応に毟り取られたのではと思う。
例えば、内乱の煽りで事業で失敗して破産しても、ラインハルトは助けてくれまい。
「余程使えるもの以外は残してやる積りは無い」って意味のことをラインハルトが思考していたし。
逆に親類の貴族助ける代わりに部下になるよう「脅迫」された人もいますたねw
ヴェスターラントの反乱でもわかるとおり
貴族の本来の所領なんて丸裸じゃないか。
仮に何らかの戦力残してきてたところで
正規軍の1個艦隊に太刀打ちできるような戦力があるはずもない。
さらに致命的なのは、貴族の所領は各地に転々としていて
各個劇破されても協力できないし、シュタインメッツの例もあるけど
辺境の帝国軍は貴族連合に加担もしていない。
時間かけてもいいならラインハルトでなくても
同じことして辺境つぶしていって、貴族連合を先細りさせるだけ。
もっとも、その場合オーベルシュタインが危惧したみたいに
膨大な犠牲でるだろうけど。
>>214 貴族が自分の領地を犠牲にしても少数の大貴族の版図で
独立するのを支持するならいけるかもね。
2巻の作中でもキルヒアイスが大小数十の戦闘を経て、最終的にリッテンハイムとの決戦に至ったと書かれてるじゃないか。
額面上は相当な兵力が駐屯していたはずだよ。
7巻だか8巻だかでメックリンガーが「辺境の兵力を合算すれば10万隻にはなる」とも言ってるし。
もちろん個別に分散してるから各個に撃破されたんだろうな。
それが「大小数十の戦闘」の正体であることは容易に想像される。
貴族軍の総兵力2560万。
1万隻の艦隊に100万人が大雑把な計算になるから、
機動兵力リッテンハイム軍5万=全軍の3割から逆算して、総勢16万隻強。
ということは1000万人弱程度の兵力が「浮く」。
いくらかは要塞守備隊に回るだろうが、それでも数百万程度がさらに余る。
これが辺境部隊と思われる。
合計3〜5万隻程度が所領に分散配備されてたんじゃなかろうか?
>>220 >貴族の本来の所領なんて丸裸
丸裸というわけではなく、多少の兵力は残っていた。
一応、リッテンハイム艦隊と戦う前にも、大小50回だかの戦闘を、
キルヒアイスの別働隊はしている。
頭とリーダーシップの有る奴が居たら、貴族領土から残存部隊を
掻き集めて、キルヒアイス別働隊へのゲリラ戦でもやったろうけど。
何せ、貴族だし。
最初から辺境守備に大兵力を置いていなかったのは、ラインハルトが、
唯でさえ兵力的には劣勢なのに、全軍の3分の1を割いてまで辺境計略を
行うってのが、予想外だったってのも有ったのだろう。
それに、貴族の皆さんは、ラインハルト派の本隊など、時間を掛けずに
一気に撃滅できると妄想してたのでは。
まあ、リッテンハイムの分派行動も、そういう意味では、多少遅くはあったが、
立派に必要なことだった訳だ。
真剣に対処する積りなら、ファーレンハイト辺りに率いさせるべきだったが…。
>>221 だから、小さな兵力がたくさんあるだけで
だからこそメックリンガーは危惧したんだろ。
固まって10万あるのとバラバラに数千や1万あるのとじゃ意味が全然違う。
しかも、帝国軍ならたとえそうだったとしても指揮系統があるけど
貴族の私兵なんて集まったところで、
誰が組織だって指揮するのかなんて神のみぞ知る。ってなもんだし。
実際集まらなかったからキルヒアイスにバラバラのままやられたんだけど。
225 :
名無し三等兵:2006/07/29(土) 15:17:26 ID:Dnej5Ry6
>>213 >しかし戦後に門閥貴族たちって財産没収されたくらいじゃないの。
門閥貴族らの中でも最もラインハルトに反抗的だった連中(例えば最後までガイエスブルク
に立て篭もって徹底抗戦し続けた奴ら)は、その程度の処分では済まないのでは?。
財産没収の他にも様々な貴族特権(免税・年金・土地所有)はあらかた剥奪されたろうし、
リヒテンラーデ一族の女らの様に辺境の流刑星送りにされた連中も少なくなかったでしょう。
それに加えてこれまでの犯罪行為(公金横領や領民・下級兵士の虐殺)が露呈した元貴族
らはそれに応じた罪で裁判にもかけられたでしょう。
>明確にラインハルト側についた貴族は財歳そのままだから
作中でもラインハルトは「貴族らの特権や財産は基本的に剥奪するつもりだが、我々に
与した者達は政治的に手加減する必要がある」という趣旨の事を言っていましたから、
ローエングラム王朝成立後は、ラインハルトに与した貴族と言えどもその特権のかなりを
剥奪されて財産も少なからず目減りしているでしょう。
それでもどちらの陣営にも与さず中立や日和見を決め込んだ貴族らに比べれば遥かに
マシで、数々の特権はもちろん、辺境星域に持っていた領地の殆どを没収されて収入減
の殆どを絶たれてしまったでしょうから、残された財産を長年の浪費癖で食いつぶした後は
作中でも述べられている通り、路頭に迷って平民以下の暮らしに喘ぐしかなかったのでしょう。
>>224 だからさ。
そういうのは「丸裸」とは少なくとも言わんのだよ。
単に君の言葉の使い方がちょっとおかしいよ、てだけのこと。
>>225 >ラインハルト派の本隊など、時間を掛けずに
>一気に撃滅できると妄想してたのでは。
それに尽きると思う。
余裕綽々でいたし、あんまり深く考えてなさそう。
228 :
名無し三等兵:2006/07/29(土) 15:40:00 ID:Dnej5Ry6
ただ、貴族らの中にもカール・ブラッケやオイゲン・リヒターの様に「開明派」と称される
若手の改革指向の連中もいたりしましたから、この二人の様に積極的にラインハルト側に
身を投じてローエングラム王朝内の体制改革に協力した者達は、元貴族と言えどもかなりの
優遇措置を受けたでしょう。
こういう者達はラインハルトが言うところの「貴族の中でもよほど役に立つ者達」であり、
そんな彼らの財産をわざわざ剥奪して忠誠心を下げる必要もないので、政治的にかなり
優遇されたでしょうが、改革を指向する彼らは元々貴族と言う地位そのものがゴールデン
バウム王朝の悪しき遺物と捉えているので、ローエングラム王朝内では「貴族」というより
「王朝内の高級官僚」という自覚をもって職務に当たっていたでしょう。
本編完結後、開明派とバーラト自治区の連絡・連携とか有ったのかなあ。
貴族ってなんであんなに馬鹿ばかりなんだろう。
高度な教育受けてるし、軍人だって基本的には貴族ばかりだったのに
傲慢と才能の有無は何の関係もないのに・・・
ってスレ違いか
>>230 我侭放題で育っているから。
貴族でも、マシな頭や性格をした連中の大半は、
多分、軍人であるとないを問わず、ラインハルトに付いた。
233 :
名無し三等兵:2006/07/29(土) 16:31:16 ID:t7uy7mGa
>>220 >貴族の本来の所領なんて丸裸
アニメでは一貴族がアルテミスの首飾りを配備していたんだが。
アニメ設定はしばしばアホ丸出しになるから参考にしない方が。
235 :
名無し三等兵:2006/07/29(土) 16:45:13 ID:Dnej5Ry6
結局、ゴールデンバウム王朝の軍事力は
1)軍務省の指揮下にある帝国正規軍
2)各門閥貴族らが基本的に指揮権を持つ貴族らの直轄部隊(兵員は自分の領地から徴募)
3)金で雇われる傭兵。 主に門閥貴族が正規軍の指揮下に入らない私兵として雇用。
の三本立てで構成されているのかな?
ヴォル貴族やゲム貴族を見習え
>>235 アンスバッハとかシューマッハとか、正規の軍人だったようだし、
曖昧だったんじゃないか。
金で雇った傭兵も、正規の軍人ということにしちゃたり。
形式上は地方の警備部隊(=貴族の私兵)も、中央の管轄下には有ったのではないか。
あくまで形式だが。
最初は中央直轄だった地方警備部隊が次第に貴族に私物化されていったのか、
貴族が私兵を正規軍に組み込ませたのか、
中央が貴族の私兵を吸収したのか、
その全部か。
>>228 >この二人の様に積極的にラインハルト側に 身を投じてローエングラム王朝内の
>体制改革に協力した者達
出てきたのが、ラインハルト体制になってからだもんなぁ。
リップシュタットの時どう動いたかはわかんねぇ(門閥貴族の味方をするはずも
ないが、単なる権力抗争と見ていれば、ラインハルトも同じ穴の狢とみて積極的
には味方してなさそうだし。マリーンドルフ家ほどの優遇は受けられなかったろう
なぁ)。
>>233 制圧しに行った帝国軍も、まさかあんな物が有るとは思っていなかった。
つまり、そんな装備を持っている貴族なんて極少数。
良識派貴族の大半は最初にマリーンドルフ家が採ろうとした
「できれば中立、どうしてもダメなら貴族連合軍」だと思ふ。
メルカッツも考えてみればそうだったな。
普通に考えれば、ただの醜い権力闘争だから。
良識があればこそむしろ中立かも。
>>235 確か「元帥になると元帥府が開ける」とかラインハルトが言っていたけど
元帥になった後にラインハルトが平民のキルヒアイスを上級大将にするとか
かなり好き勝手なことやっているから、元帥は皇帝の許可さえあれば、
私兵を集めて正規軍に組み込むくらいの権限は持っていたんじゃない?
そりゃ皇帝の寵姫の弟であるラインハルトだけの特権じゃね?
ミュッケンベルガーやその他元帥がそんな事してた感じしないし。
将官の人事権は皇帝にあるから、昇進させるのは個人的に頼めば出来ると思うけど、
私兵はどうかな。
ラインハルト-リヒテンラーデ枢軸が皇帝を擁している以上、中立は有り得ない。
内乱勃発当時、帝都に残っていて、ラインハルトが帝都を制圧し軍務省や統帥本部を抑えた折、
右往左往していた貴族たちが居たが、中立を決め込もうという考えの連中だったのだろう。
マリーンドルフ家の様に旗幟鮮明にしていたら、あわてる必要も無いし、
ヒルダに取り成しを頼む必要も無い。
現在の軍隊とは将官の重みが違うんじゃないかな
数からして少将クラスならゴミの様に
そしてアボーン率もプライベート並み。
ブラ公の『家臣』とアンスバッハは書かれているから、人事は貴族のわがままでどうにかなったのでは?
>>242 軍の地方警備隊が公式に存在していて、
それを各地の貴族が実質私物化していたということだろう。
人員の任免とか階級とかは、ブラ公は元帥号を貰っているから、
堂々と独自の裁量で好き勝手出来たのだろうけど、
その他の貴族も、結構我侭は通せた
(有る程度軍務省が融通利かせてくれた)のではないか。
爵位は子爵で階級は大将止まりだったグリンメルスハウゼンが、
ケスラーをかばうとか出来ていたし。
子飼いを引き立てるだけでなく、中央で勤務する軍人を
スカウトして呼び寄せるとかもした筈。
権力が有るなら、本当は中央も手放したくない有能な将官級のスタッフも呼べる。
アンスバッハなどはこのクチでは。
同盟でも、現場司令官が自分の裁量で軍属を任免するのが出来ていたしなあ。
>>243 シュタインメッツの早い昇進は、
ミュッケンベルガーに
引き立ててもらったのではと妄想してみる。
大佐までは人事局に頼めばどうにかなると考えていた。
准将以上は皇帝陛下に…。
252 :
名無し三等兵:2006/07/29(土) 18:33:44 ID:Dnej5Ry6
>>235 小説版ではカストロプ公反乱の際、隣接するマリーンドルフ伯領にカストロプ公の軍勢が
攻め寄せましたが、マリーンドルフ領の守備部隊もおそらくは数的な劣勢にありながら
粘り強く防戦し、キルヒアイス軍が増援として到着するまで防衛戦に成功しています。
マリーンドルフ伯の性格からして、平時から大勢の傭兵を雇用して私兵部隊の中核に
据えているとは考えにくいので、マ伯の守備隊は領内出身者からなる志願兵が主力
だと思いますが。
それにアニメ版のアムリッツア戦役序盤で見られたように、惑星丸ごとを領有しながら
自前の守備兵力が皆無に等しかった老貴族なんかもいましたから、領主の性格や
財政事情で守備隊や私兵組織の有無はかなり違ってくるようです。
>>252 >マ伯の守備隊は領内出身者からなる志願兵が主力
だと思いますが
中央から正規の訓練を受けた正規の軍人を回して貰うってことも有ると思うのだが。
予備役は地元で貴族の軍務につくとかじゃない?
>それにアニメ版のアムリッツア戦役序盤で見られたように、惑星丸ごとを領有しながら
>自前の守備兵力が皆無に等しかった老貴族なんかもいましたから、領主の性格や
>財政事情で守備隊や私兵組織の有無はかなり違ってくるようです。
自前の守備兵力が皆無に等しかったというより
そもそも治安維持レベル以上の軍備は不要なんじゃないか。
わざわざ自前の大艦隊を持つ必要なんて領地の統治上、ほとんどないと思われる。
それとも他貴族との領土争いでも頻繁にあるのか。
普通は地方の領主・貴族の地位、領地を保証される見返りとして
いざ鎌倉となったときに自分の部隊を率いて駆けつけるわけだが
銀英伝においては正規軍がしっかりあるわけでそんな軍事力を常備する必要な無い。
艦隊は貴族の趣味とされていた筈。
守備隊もその一つであろう。
民間船を護衛したり、事故が有ったら救難活動したり、宇宙海賊を退治したり、
カストロプみたいなのが攻めてきたら中央が援軍送るまで持ちこたえたり、
普段から偵察衛星や通信衛星をばらまき定期的に保守・整備したり、
或いは何らかの敵軍がその辺りに侵攻して来たらその動静をチェックして中央に報告したり、
その補給部隊を襲って潰したりして、その周辺の「制宙権」を確保したり。
それが地方警備部隊の仕事だろう。
>艦隊は貴族の趣味とされていた筈
そんな事書いてたか?
>>257 >普段から偵察衛星や通信衛星をばらまき定期的に保守・整備したり、
>或いは何らかの敵軍がその辺りに侵攻して来たらその動静をチェックして中央に報告したり、
>その補給部隊を襲って潰したりして、その周辺の「制宙権」を確保したり。
海賊やらを除けば敵が攻めてくる可能性はフェザーン、イゼルローン回廊周辺に限定される。
さらにフェザーンは軍の航行禁止だったはずだし、イゼルローンは要塞および艦隊が
配備されてて帝国領側に同盟軍が侵入するのは不可能。
>敵が攻めてくる可能性はフェザーン、イゼルローン回廊周辺に限定される。
地方叛乱とかも有り得るし。カストロプが起こしたりもした。
それに、同盟が帝国本土に攻め込んでくる事態が、たとえそれまでは無くても、
将来における最悪の事態を想定するのが[危機管理]。
実際、アムリッツァでは、同盟軍の動向を帝国軍は正確に把握していた。
普段からばら撒いている衛星などの哨戒・通信網が有ってのことだろう。
カストロプ領内の周辺の諸星系・航路の[制宙権]確保が普段からなされていなかったら、
カストロプが衛星を大急ぎでばら撒いたりして、或る程度それを確保し、
そして中央からきた討伐軍からは逃げ回り、討伐軍への補給部隊を襲って継戦能力を破壊する、
そんな抵抗をされる危険性も有ったろうな。
海賊対策についてだが。
結構活発な経済活動が行われ、商船や客船が多く通っている恒星系を想定する。
海賊の兵力が、多くて、サルベージして直した軍艦10隻程度として、
確実に勝つには3倍は要る。
巡視部隊が一つ30隻として、結構広い恒星系内を満遍無くフォローするには
同時に少なくとも10部隊は巡回させる必要が有るとする。
これで300隻。
余裕を見て3交代制を取らせるなら900隻。老朽艦や予備の艦艇とかが100隻くらい。
しめて1千隻。
准将から少将程度が統括するのに適当な部隊となる。
ひとつの海賊の戦力が10隻ってちょっと考えられないけど。
乗組員が1000人以上いるんですが。
1,2隻程度の所帯の宇宙海賊が、複数連帯したら、
ちょっとした海賊艦隊の出来上がり。
或いは、部隊が丸ごと脱走とか。
そして裏で、敵国の情報部が支援していたり。
とりあえず日本円で換算するとして、1000人に円換算で月20万円の給料
船は1隻あたり2000万くらいかな。
自衛隊を基準にしてるんでアメ並みの規模の帝国ならもう少し安くなるだろうけど
海賊にそんなスケールメリットはないんで自衛隊よりも維持費使うかもしれん。
で、合計すれば最低でも毎月20億円以上稼がないと赤字だな。
20億稼いでも収支0だけど。
毎月4,50億円も稼ぐ海賊がいたらすごいだろうな。
>>264 そんな連帯してわざわざ目立つ事するなんて
海賊としては馬鹿げてると思うけど。
敵の支援受けてるなら、なお更息の長い通商破壊した方がいいし。
>>265 宇宙船一隻ぶんどればかなりの額になるんじゃないか?
>>265 他の収入源の存在も有り得る。麻薬や武器の密輸とか、非合法なサルベージ業とか
(軍艦のサルベージとか、軍の許可と監督が不要な訳が無い)。
>連帯してわざわざ目立つ事するなんて海賊としては馬鹿げてると思うけど。
数がどうであれ、目立たない海賊行為など存在しない。
>>266 これまた裏で、敵国情報部の支援を受けている、盗品買い取り・横流しの闇業者とか。
>>266 民間船はよっぽど大きなものでもなければ
漁船程度じゃないの?
独立商人が個人でもってるくらいだから。
新造船でも1隻1億円もいかないと思うけど。
漁船みたいなものだと自動車レベルだし。
しかも、積荷だけじゃなくて船まで奪うのが当たり前だと
殺されるのと同じだから誰も海賊に降伏しなくなるんじゃない?
抵抗されたら船破壊するしかないし、損するだけだと思うけど。
>>267 麻薬の運び屋だけじゃそれほど莫大な収益得られないだろうし
それだけじゃなくて国内で裁いてるとしたら、海賊なんてしないと思うけど。
不必要なリスク多すぎる。
普通に運んだ方が低コストで安全に運べるのに。
サルベージも、基本的にイゼルローン要塞周辺の最前線で
海賊が勝手に回収なんて無理じゃん。
>>262 >結構広い恒星系内を満遍無くフォローするには
同時に少なくとも10部隊は巡回させる必要が有るとする。
恒星系内は、ワープ航法が使えないから、鬼のように広い。
100部隊は要る様な気がする。
巡視部隊を一つ5隻に抑えるとしても、500隻。
3交代制なら、しめて1500隻。
>>268 >民間船はよっぽど大きなものでもなければ
漁船程度じゃないの?
独立商人が個人でもってるくらいだから。
新造船でも1隻1億円もいかないと思うけど。
そいつは記述が無いから不明。
ただ、大抵は、個人で持っている訳ではなく、会社組織にしているとは思うが。
>しかも、積荷だけじゃなくて船まで奪うのが当たり前だと
殺されるのと同じだから誰も海賊に降伏しなくなるんじゃない?
海賊被害も対象とした「宙難保険」とかも有るかもしれない。
>抵抗されたら船破壊するしかないし
それも不明。
接舷して、乗り込んで、抵抗を排除し、なるべく船を壊さず制圧するのは
不可能ではないかもしれない。
シェーンコップたちも、ロイエンタールの旗艦トリスタンに、同じようなことを
しようとしたようだし。
>麻薬の運び屋だけじゃそれほど莫大な収益得られないだろうし
それも正確には不明。
ただ、作中の描写から見るに、サイオキシン麻薬の密売は
結構稼げていたような気がする。
>サルベージも、基本的にイゼルローン要塞周辺の最前線で
海賊が勝手に回収なんて無理じゃん。
要塞周辺以外は、両軍が完全な制宙権を確保出来ていないのが、かえって付け目。
>>270 不明不明不明って、元々何の記述もない事ですけど・・・
常識的な可能性として、1隻単位の海賊ならともかく
徒党を組んでなんて割に合わないし危険すぎる。
特に麻薬の密輸なんて戦闘を行う海賊に運ばせるなんて
リスク高すぎるし、サルベージなんてそんな事可能だったら
現実に戦場で遺棄された戦車拾った奴とか
かなりいてもおかしくないんですけど。
てか、海賊なら単艦で隠密行動だろ。
麻薬を運ぶなら、わざわざ艦隊を組んで目立つことをする意味などない。
逆に、その単艦を捕捉するためにパトロールがいっぱい必要と考えられる。
宇宙海賊の規模だがシューマッハが准将として海賊と戦って行方不明になるから
それなりの規模なんじゃないか。単一組織ではないと思うが。
>>271 >常識的な可能性
作中の「常識」について明記されているわけではないし。
外伝2巻で海賊が出た話がされた件とか、
>>273氏の指摘とか、
同盟では正規軍の第1艦隊(海賊が常に単艦程度ならこんな膨大な兵力は不要)が
海賊退治をしていたとか、その程度。
「10隻程度の徒党を組むのがリスキー」だなんて証拠はどこにも無い。
>現実に戦場で遺棄された戦車拾った奴とか
かなりいてもおかしくないんですけど。
現実の地上と、広大無辺な宇宙を混同してはいかん。
もっとも、混乱した状況なら、本当に、遺棄された戦車を回収して修復するのも
不可能ではないとは思うが。
>>272 >単艦で隠密行動だろ。
10隻程度でも目立ちはしないと思う。
麻薬云々は、海賊組織の別の収入源での話。
艦隊を組むのは海賊の仕事での話。
麻薬や密輸なら、それは艦隊を組む必要が無いのは当然。
>>274 >現実の地上と、広大無辺な宇宙を混同してはいかん
名だたる決戦地にはそれこそ何万隻と撃沈されている。
広大な宇宙といっても一般的な航路はかなり限定されている世界だし。
>一般的な航路はかなり限定されている世界だし。
どれだけ限定されているかは不明だが、
まあ、帝国軍に封鎖されているイゼルローン回廊を、
ボリス・コーネフが何度となく警備網を突破して
出入りするのも可能な世界。
「航路」はより安全というだけであって、
航路以外を航行できないわけでもないと思う。
長征一万光年でのアーレ・ハイネセンたちや、
新書版7巻目、イゼルローンへ向かったフィッシャーたちのように。
一般の船がわざわざ経済的な航路以外を使うはずないだろう。
そんな航路外れて隠密裏に動くのなんてそれこそ
麻薬の密輸やボリスのような反政府組織の人間だけじゃん。
278 :
名無し三等兵:2006/07/30(日) 00:26:13 ID:lK5i3asR
>長征一万光年でのアーレ・ハイネセンたちや、
>新書版7巻目、イゼルローンへ向かったフィッシャーたちのように。
どちらもすさまじく困難な航海だったんだが。
まあSF的要素を無視した作品とはいえ、宇宙空間なのに航路が
両回廊に限定されるなんて無理がありすぎるんだけどね。
航路以外の膨大な宙域を体制側が完全にチェックするのはたいへんだろうね。
だからこそ、「宇宙海賊」が存在する余地が有るのだろう。
>>278 犯罪者がリスクを冒すのは当然。
両回廊については、「危険宙域」が、
つまり、銀河中心の核恒星系ということだろう。
いや、だから航路以外に海賊がいて何するの?
逃げ隠れ。
なら主要航路をパトロールしてるだけでいいじゃん。
それだけでどうにか出来るなら、
作中、「宇宙海賊」が出てくる余地は無い訳で。
航路で、充分な護衛が付いていなかった商船が海賊被害に遭い、
急報を受けた巡視部隊が駆けつけた時には、
商船の乗員は救命ボートに詰め込まれて放り出され、
海賊は奪った船や積荷ごと、航路外に逃走し、行方知れず、そんな感じ。
軍艦の非合法サルベージでも同様。
帝国軍と同盟軍の現場指揮官たちが、独断で協力して海賊退治をしたなんてことも有ったかもと妄想。
>>284 別に宇宙海賊は否定していない。
徒党を組むのがありえないと言ってるだけ。
もちろん海賊にも金持ちも貧乏もいるだろうから
何隻も所有して各地で手広くやってる奴はいたかもしれんけど
何の抵抗もできない商船襲う商売してるのに、
襲う対象より大規模な船団用意したら動かすたびに赤字じゃん。
おそらく地球の歴史上最高の海賊のドレイク提督ですら
基本的には自分の船だけで海賊してたのに。
>何の抵抗もできない商船襲う商売してるのに、
襲う対象より大規模な船団用意したら動かすたびに赤字じゃん。
数を用意するのは巡視艦対策。
複数のキャラバンを襲うことも有ったかも知れないが。
>地球の歴史上最高の海賊のドレイク提督ですら
基本的には自分の船だけで海賊してたのに。
地球上と一緒にするなってば。
勿論、単艦で動く海賊の存在も、別に否定はしていないが。
「海賊艦隊10隻程度」ってのは、海賊がそれだけの数で出てくることも可能性として有り得るって、
体制側が警戒していて、普段からそういう事態にも対処しているだろうってことで。
別に地球の歴史と完全に同一視する気もないけど
少しは歴史と経済でも勉強した方がいいぞ。
中国史もな。
賊が100万人。
ガンダムのアクシズみたいな海賊組織か
>>270 >漁船程度じゃないの?
>独立商人が個人でもってるくらいだから。
>新造船でも1隻1億円もいかないと思うけど。
そんなチンケなクラスじゃなだろ。銀河系余裕で横断できる深宇宙航行用の宇
宙船だぜ。
船でいうなら、外洋船だろ。しかも、輸送船としての能力もある。個人が所有する
外洋クルーザーとも違う。
一億、二億じゃきかんだろ。
史実上は海賊をやった方が儲けれるなら海賊、交易をやった方が
儲けれるなら交易船ってな具合だったからね。このことが作品に
フィードバックされてないんだから、傍から見ると史実を例にするのは、
ちょいと無理があるような気がする。
敢えて史実を参考にして銀英伝中の海賊を語るなら比較的狭い海域、
例えば地中海の海賊なりを例にした方が良さそうだ。
宇宙艦隊の会戦が、ナポレオンとかの陸戦ぽいし、
宇宙海賊も、陸上の賊のあれこれをモチーフにしていると見た方が
近くないか。
>>295 銀英伝中の海賊をアレコレ語るなら、その方がいいだろうね。
作品で参考にした歴史の中には海賊史なんてのはないだろうし。
海賊は単独行動とか言ってたら、バイキングなんかどうなるんだ。
>>295 14世紀の地中海で暴れまわった海賊、シロッコやらウルグ・アリやらは
数十隻の船を従えてたらしいですからな。
そのままオスマントルコ海軍の一翼を担ったそうだから、大艦隊。
299 :
名無し三等兵:2006/07/30(日) 09:19:53 ID:Jm8LKZxH
なんか皆門閥貴族が自前の兵力を持つ理由を領内の治安維持や海賊対策などの
「防御目的」に限定しているけど、ゴールデンバウム王朝末期の門閥貴族なら、その
兵力を防御に限定せずに攻撃や遠征に積極的に用いる事も多いのでは。
マリーンドルフ伯の様な穏健派の貴族であれば、自前の艦隊戦力をいくらか持っていたと
しても、その兵力を率いて前線に馳せ参じる様な真似はしなかったろうけど、ロイエンタール
らが評した様に門閥貴族らには血の気の多い好戦主義者も少なくないので、手柄や
功名欲しさに私兵を率いて同盟軍相手の艦隊戦に参加する事は日常茶飯事だったのでは。
さすがに同盟軍相手の大規模会戦ともなれば、いくら大貴族と言えども総司令官の指揮を
無視して戦場で好き勝手に振舞うような真似はできなかったにしても、自身が座乗する旗艦
とその直衛艦隊ぐらいは自身が指揮権を有する私兵部隊で固めていれば何かと都合が
良かったでしょう。
まして小説版のクロプシュトック侯反乱鎮圧事件の様に、事実上門閥貴族主体の連合軍
らが一地方領を袋叩きにする様な戦の場合は、各門閥貴族らが拠出した私兵部隊が
討伐部隊の主力になっていたっぽいですが。
この討伐部隊にはミッターマイヤーやロイエンタールの様な帝国正規軍の将校も参加して
いましたが、彼らにしても部隊の指揮権は無く、あくまでオブサーバー的な立場に過ぎませんでしたし。
帝国の政体としては節度使のはびこる唐末期を想像すればいいのかなあ。
寵姫もいるし。
小説読んでるときはもっと全体主義的な政体を想像してたんだけどなあ。
門閥貴族の私兵って設定がなんかゴールデンバウム王朝のガチガチな管理社会と
矛盾するっていうか…
ところでなんでラインハルトは私兵集団を作らなかったんだろう。
姉貴に頼んで惑星付き領土の一つも貰えばよかったのに。
元帥にならなくてもスレの前の方で書かれてるように目をつけた部下は
中央から引っぱって来れるし。
その惑星で善政を布けば支持者も増えるし、将来の統治の練習にもなるし。
>>240 今更で申し訳ないが、なんでだろう?
お馴染みの権力抗争なら、中立でいたいというのはわかる。しかし、なぜ
選ぶなら貴族連合なのかがわからない。
単純に数の論理で優勢な貴族連合についた方がいいという考えなのかなのか
(中立でも戦後、ブラ公に何嫌がらせされるかわからんし)?
王朝への忠誠心で言うなら、皇帝を擁しているライ・リヒの方に義があり、それ
だけで考えるならこちらにつくのが貴族としての理だと思うが。
穏健派で理知的なマリーンドルフ伯ですら、貴族連合を最終的に選ばざる得な
いってのは、そんなにライ・リヒが不利と嫌われていたのか、貴族連合が有利に
見えていたか(忠誠心とブラ公の脅威を秤にかけて後者が重いと見たか)、はた
また親戚縁者がいるからなのか……。
>>300 そこまで頼るのは倒すべき皇帝に頼るという矛盾になるので、できないだろう。
彼自身の野心は突き詰めれば、打倒皇帝に尽きるわけだから、地方から反旗
を翻すより直属の帝国軍の中で這い上がっていく方が早くて、チャンスも多い。
それに領地と私兵もってもいろいろやりくりして一個艦隊程度が精一杯だろうな
のに対して、中央で出世して宇宙艦隊長官or軍務尚書になれば、全軍を掌握で
きる。どっちが皇帝を倒すのに有利かは言うまでもないだろう。
303 :
名無し三等兵:2006/07/30(日) 11:07:41 ID:Jm8LKZxH
>>300&
>>302 それにラインハルトの性格からして、地道に領土の生産力を上げて国力を蓄え・・
なんて地道なやり方よりも、ひたすら前線に出て派手な艦隊戦で誰も文句の付けようのない
戦功を挙げ、実力で軍内での昇進を勝ち取っていく・・ という手法の方を好むでしょう。
それにラインハルト自身が度々公言しているように、彼は善政を敷いて多くの民を幸せにする
という事はあくまで権力を得た後の支配者に課せられる責任であり二義的な物に過ぎず、
彼自身が最もやりたいのはゴールデンバウム王朝の打倒と戦そのものなので、自前の領地の
獲得と産業振興に手を煩わせる暇があれば、前線での戦闘と有為な人材の獲得に手間と時間を
注ぎ込んだでしょう。
もういいから熊本にかえって来い
善政なんてクソめんどくさいことやってられるきゃあ
暴力を独占すればそれでええねん
マジレスすると、ラインハルトが元来、一番欲しかったものは、
姉上と親友ですよ。
>>299 対同盟戦においては、そういう記述は無い。
中央の兵力が20万以上有ってそれで足りているのに、
国内の警備隊を動員する理由が無い。
警備隊が居なくなった隙に海賊が暴れたり、
その地方の領主が叛乱を起こしたりしたら大笑いだし。
貴族がそんな我侭を、外敵との最前線でも押し通せる緩んだ状況なら、
ダゴン星域会戦の二の舞の連続になると思われる。
国内での反乱鎮圧(これは、領内の治安維持などの延長線上に有ると見てよい)なら、
貴族が警備隊(私兵)を率いて行くってのは、
クロ事件に見られるように何度かは有ったことも知れない。
>>295 賊って、そんな三国志の頃のような大量の賊が
暴れまわってるような治安の悪い状況なんてまったく描写はない。
>>297 いつから銀英の海賊は国家公認の産業になったんだ。
>>300 管理社会ぽいのは、人民に対して出会って、貴族社会は緩んでいたのでしょう。
故に、腐敗貴族が他の貴族から皮肉られるくらいに膨大な私財を溜め込んだり、
酔狂な貴族が「開明派」になれたりもしました。
領土と私兵については、皇帝に駄目と言われたら赤恥ですし、
政府や軍のお偉方に難癖付けられる危険性も高いと思われます。
「領地経営に専念すべし。軍人としては予備役になるように」とか。
万が一そんなことになったら元も子も無いです。
人材集め、支持者増やし、将来の統治の練習など、全部、
軍人として帝国元帥となり、元帥府(人事特権付き)を開設し、
相応の大部隊(9個艦隊10万隻なら1千万人)を直属に出来れば賄えます。
>>309 中国の賊というのは物の喩え。
作中の記述から見るに、「宇宙海賊」があの時代の人類社会に存在したのは確かで、
末期の同盟では1個艦隊、戦後の新帝国では少なくとも准将クラスの率いる部隊が
対応するくらいの規模は持っていた連中が存在したと思われる。
何らかの根拠地(ドック艦・プラント艦などの後方支援機能を備えた船団とか)や、
そこに艦艇乗員以外の一味や、一味の家族が居ても、おかしくはない。
あと、帝国と同盟は、お互いから見れば国家ではなく犯罪者集団。
情報部辺りがえげつないことするのも有り得る。
>>310 1行目 訂正。
誤「人民に対して出会って」→正「人民に対してであって」
>>311 気楽に言うけどそんなものを維持しようと思ったら
どれだけの費用と時間がかかると思ってのよ。
ここは軍板なんですけど。
海賊が軍隊と同じ装備もってるなら、軍隊で使う兵器なみに
こまめにメンテナンスしないと使えないわけで、そんな大規模な
バックアップをもつ組織が幾つもあるって、軍閥やらの心配どころじゃないぞ。
装備の補充、資金の手配、人の確保、恒常的な経費、
これらを滞りなく手配して、かつそれだけの組織の拠点が
政府にバレずに維持されてるとでも。
なんというか、日本は空母配備すべき、とか言ってるような奴らと同じ匂いがするんですが。
補給の問題もある。
海賊が数百隻の艦隊を持っていると仮定するなら、
それなりの補給基地が必要になってくる。
そんな物をあるんだったら、よほど良く隠されていない限り軍に見つかってしまう。
海賊も遊牧民みたいに場所を転々とするなら話は別だけど、それだとまた補給の問題がある。
>>313 >>314 海賊が存在すると、明記されているんだからしょうがない。
存在するからには、維持・補給のシステムや何らかの根拠地も無い訳は無い。
そして、摘発されることだって、当然有るだろう。ルドルフやクブルスリーはそれで手柄を立てているし。
>軍閥
准将クラスの率いる部隊(100〜1000隻?)が対処しないといかん宇宙海賊組織なら、
そう呼んでも適切かもね。
宇宙海賊の存在自体が、末期の自由惑星同盟とゴ朝銀河帝国の緩みや腐敗を
(及び新帝国の戦後の混乱を)示している、というところですか。
>>301 フランツ氏は、ヒルダに「帝国貴族としては」言ってます。
貴族社会の仲間意識、共同体意識が、それだけ強かったってことだと思いますよ。
最愛の娘とは言え、他人に説得されて翻る訳ですから、
フランツ氏の貴族意識はその程度のものとも言えますが。
>>313 >>314 >>315の
>海賊が存在すると、明記されているんだからしょうがない。
結局のところ、それに尽きる。だから軍板の住人としては、それをどうやって
比較的、破綻なく存在させるか?を論じるべきだろうよ。著者の揚げ足とりが
目的とするなら別だが。
准将クラスが直接艦隊率いてるんじゃなくて
准将クラスの人間がその責任者ってだけじゃないの?
パトロールしてるのはバラバラに1隻や2隻単位だろ。
>>318 だから海賊の存在自体を否定してないって。
>>319 なら、准将クラスが、行方不明になるような現場に出る必要も無いのでは。
>>317 >貴族社会の仲間意識、共同体意識が、それだけ強かったってこと
貴族どもがそれではどの道、帝国は長くなかったでしょうなぁ。特権を与えてくれた
王朝に対する忠誠心より仲間意識を優先するとは……。まあ、官僚組織もそんなも
んですから、表面的な形が違うだけで、国が腐るパターンは同じようなもということ
ですか。
海賊の装備は一般民を脅すのに十分な程度ってところか?
ただ、サイオキシン麻薬流通組織辺りと結託してるとすれば
現在のコロンビア状態になってる可能性も捨てきれない。
>>323 ああいう政治状況だし、軍艦や、諸々の制式兵器だって、
何らかの手段で入手は可能だろう。
シューマッハらが、フェザーンまで逃げていった折に乗っていた戦艦も、
売却処分されたが、どこに流れていったやら。
>>320 だったら、お前さんが考える銀英伝の海賊を書けばいいのさ。
傍から見てると他人の主張にダメ出しするだけだもの。
>>319 准将が1〜2隻で行動するというのは、ちょっと…、ねぇ?
>>321 帝国は上級大将が喧嘩の仲裁に出てくるくらいだから
本来なら責任者のはずの人間が西部警察みたいに
直接現場に出てくるような風潮なんじゃないの。
>>301 貴族連合の脳内では
ラインハルト=帝室の権威をほしいままにする董卓
俺達=君側の奸を討ち帝を救わんとする反董卓連合軍
になってるから。
>>326 >上級大将
あれは、それクラスの重鎮が出ないと治まらない状況だったと思うので、
同列には論じ得ないのでは。
准将は将官とはいえ、あの世界では無数にいるでしょ。
若い大佐があんなに登場するんだし。
だから、准将が数隻を率いてその辺をパトロールしていてもなんら不思議はないと思う。
現在の空母部隊指揮官レベルとは同等に考えにくい。
代将、いや上級大佐ってな感じだろう。
>>329 少将クラスが1000〜3000隻程度の艦隊指揮官になってる世界だから、
准将だと数百隻ってとこだな。
>>330 それで言うと、
>>319も良いんじゃないか。
一エリアを一つの巡察隊(300+隻程度)が担当し、
その隊が数隻の分隊ごとに別れてパトロール。
で、その巡察隊司令が准将、分隊長が大佐って感じでは?
大門軍団でおkkkkkkkkkkkkkk
ビッテンフェルトならやってくれる。
それじゃ、各艦の性能が重要だね(棒読み
334 :
名無し三等兵:2006/07/30(日) 20:25:18 ID:6/h3n7fl
それはわからない。
特に治安が悪いという記述はないけど、
良いという記述見ない。(詭弁
>>329 数隻程度の指揮官なら大佐だろう。戦艦艦長が、基本的に中佐だから。
准将当時の双璧が、外伝で、それぞれ100隻程度を率いてたりしていた。
准将当時のラインハルトもその程度。
>>334 戦中派、体制側の制宙権が弱い所(最前線近くなど)や辺境は、結構危険なのでは。
戦後は、軍人崩れや貴族・地球教残党がうじゃうじゃ出るだろう。
誤「戦中派」→ 正「戦中は」
>>334 治安のいい日本では、そこらじゅうに交番が有り、普段からパトカーが巡回をしている。
ところで西部警察って、署長や方面本部長クラスが現場に出て大活躍する話だったか?
俺の記憶では、署長どころか、裕ちゃん演じる課長は、たいていデスクに座ってたが。
治安が悪いからこそ、パトロールできないんだからな。
コロンビア例に出してたけど、犯罪勢力に制圧されて
政府が立ち入れないような場所なんてないじゃん。
あの世界なら俺も大佐になれる!
,j;;;;;j,. ---一、 ` ―--‐、_ l;;;;;;
{;;;;;;ゝ T辷iフ i f'辷jァ !i;;;;;
ヾ;;;ハ ノ .::!lリ;;r゙
`Z;i 〈.,_..,. ノ;;;;;;;;>
,;ぇハ、 、_,.ー-、_',. ,f゙: Y;;f そんなふうに考えていた時期が
~''戈ヽ `二´ r'´:::. `! 俺にもありました。
>>334 治安が悪いというより、広大な宇宙では治安を保ちにくいと言った方が良いかもしれない。
恒星系内ではワープも使えないから移動に時間が掛かるし、
恒星間空間ではワープを使った短期間での長距離移動が可能なのに、
観測手段は、見たところ、直接には光速の壁を越えるものではない。
人手(巡視部隊)にも限度が有る。だから観測衛星をばら撒かなければならないが、
これとて無尽蔵ではない。
ことに最前線やその近く、或いは辺境では、「制宙権」は弱くなる。
よって、敵軍や犯罪者に隙を衝かれる事も有る。
下士官なんてシャレに成らん位死んでるからな
佐官になるには実力と言うより運だけのような気がする
例え大佐になっとしても、乗っていた艦が被弾→アボーンな予感
だから将官に無能が多いのか・・
貴族提督は実戦にほとんど参加しない、ましくは一番安全なところから指揮するから、
生死の危険なく出世したんだろな。
しかし警察と軍の役割分担はどうなってるやら。
地球教のテロや鎮圧、捜査は憲兵隊がやってたし貴族の警備艦隊なんかもあったわけで・・・。
憲兵って軍隊内の秩序維持や犯罪を取り締まるのが仕事のはず。
原作でも組織の対立が書かれていたけど、そこまで軍が強くなると
旧日本軍じゃないが建国の功労者たちが死んだあと、誰もコントロールできなくなりそう。
>>343 逆に、人がどんどん死んでいくので、
若くても出世できるチャンスが多い。
>>349 登用側としては選択の範囲が狭く
緒戦を生き残っただけで年功序列並みに昇進させざるをえないのでは?
やたら「」って使ってる人の銀河英雄伝説を読んでみたいな〜。
ずいぶんいろいろな設定書いてあるようだ。
>>351
どれ?
このレーザー水爆ミサイルが目に入らぬのか! って?
>>351 俺のことなら、「史料」は、原作の本編10巻と外伝4巻だけだよ。
水爆ミサイルのどこにレーザーが使われるんだ?
>>348 戦争が終われば、軍は縮小され、憲兵の任務は軍の内部のみとなり、
司法省や警察の権限が拡大されるかもしれない
(或いは、軍の部隊が、警察に設備・人員ごと移行という事も)。
>>356 二次創作物の艦艇ガイドに、レーザーで核融合反応を開始すると書いてあった。
核弾頭は条約で禁止されていて、水素の核融合を起こすにはそれしかないと。
まあ、今リアルで研究されている核融合炉と同じだわな。
>>356 核融合にレーザーを使うんじゃなかったっけ。
>>354 そりゃ水戸黄門じゃあああああ!!!
って、考えてみたら暴れん坊も将軍じゃなくて提督でした。
すいません(´・ω・`)
んで、帝国で流行ってるドラマ。
ひとーつ、人の世の生き血をすすり
ふたーつ、不埒な悪行三昧
みーっつ、醜い浮世の鬼を、退治てみよう、ハイドリッヒ・ラング
362 :
SIN&130&129 & ◆miwaoqDlgA :2006/07/30(日) 23:48:55 ID:cCHiM38k
同感
一方同盟では
鳥「何故なら私は…自由惑星同盟最高評議会議長だからだ!」「レェェェェッツ!!パリィィィィィィィイ!!」
むしろラングは必殺仕置人
365 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 00:08:04 ID:/kvTq4PO
ラインハルトの死後100年目ぐらいだったら、
「実はいい人、ハイドリッヒラング」
「本当は凡将のヤンウェンリー」
「隠れた名軍師-第13艦隊参謀長ムライ」
「双璧と言いながら、実はミッターマイヤーが全ての面で圧勝」
「ラインハルトはオーベルシュタインの傀儡だった」
「真の愛国者だった最後の同盟議長(名前わすれた)」
とか、いっぱい書店にならぶんだろうか?フェザーン人が全ての悪行を
同盟になすりつけて、ネットとかで宣撫工作やって、同盟のチャネラー
もどきが日夜戦いつづけてるとか?
超光速通信でハイネセン⇔フェザーン間の2chをかますってのも中々贅沢でいいかもしれんね。
ラングの再評価はあってもおかしくないけどな。
特に100年もすれば社会秩序維持局の恐ろしさも
市民レベルじゃ忘れられてるだろうし
ラインハルトの元に集まった臣下について
いろいろ論評でてそう。
ケスラー元帥伝もあることだし。
>>367 ケスラーで思い出したんだが、何故ケスラーだけ英語読みなんだろ?
ドイツ語読みだとギースラーだよな?
>>367 むしろ、100年もたってたら
社会秩序維持局と似たような組織ができてて
批判は全部あぼーんされる悪寒。
ゴールデンバウム方言では?
ファイエルとかあるし。
371 :
370:2006/07/31(月) 00:53:47 ID:???
>>368です。
身も蓋も無いレスだな、我ながら。
オフレッサーって、陸戦指揮官としては優秀だったんですかね?
373 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 01:23:23 ID:YM9izaNZ
個人の武勇だけじゃね。
このてのタイプは貴族には好まれるだろ。
374 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 01:28:49 ID:gNfbbS0N
ゴールデンバウム王朝末期に門閥貴族が雇用する傭兵って、やはりフェザーン資本の
傭兵斡旋企業が傭兵志願者らを雇用して顧客(門閥貴族)に派遣していたのかな?
そして帝国内に派遣された傭兵も、戦闘で負けて捕虜になったとしてもよほどの残虐行為や
違法行為に加担していない限り、戦闘終了後に傭兵斡旋企業が身柄を引き取る様な
取り決めが存在していたりして。
そうでもしないと、クロプシュトック侯反乱事件の様なケースでは、いくら金を積んでも
それに応じて雇われる物好きな傭兵なんか現れないだろうし。
いくら傭兵が謀反貴族に高額の褒賞を貰っても、戦死してしまったら何の意味もないし、運よく
生き残っても投降後に謀反に加担したとして雇用主の貴族と共に帝国の法で裁かれては
元も子もないから、企業に雇われて派遣される傭兵に関しては身分を保障する何らかの
取り決めが存在したりして。
だが人をぶち殺しまくるのが上手ってだけで
上級大将になれるのだろうか。
現実に部隊としてレンテンベルクを守り抜いたんだから、装甲兵指揮官としての力量は水準以上だろう。
外伝で、貴族相手の交渉も下手では無いって表現があったような。
>>375 帝国は戦功に対する評価だけは公正というか数量的に処理する傾向がある
から、数字がすごけりゃ以外にスイスイ昇進できるんでね?
つか、オフレッサーの驚異的な立身の例があったから、ラインハルトも昇進
しやすかったんじゃないのかな。
379 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 11:04:33 ID:gNfbbS0N
>>378 本編から40年ほど前のブルース・アッシュビー提督の時代に、帝国軍は大量の門閥貴族
出身の高級将官を失って人材不足に陥ったので、その後の高級将官の人材不足の穴を
埋める為に下級貴族や平民出身の有能な将校を急いで昇進させる事になった・・
その為、以前ならほぼ門閥貴族出身者で独占されていた高級将官のポストも、実力や
実績のある者なら平民でも昇進できる前例が出来たため、以後ラインハルトの時代に
なってもそれが続いたから、ミッターマイヤーの様な平民出身の将校で有能で実績が
あればもかなり速いペースで昇進ができた・・ と外伝4巻辺りで言っていたような。
380 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 11:43:20 ID:qREezKbp
ブルーシュアッシュビーに武門貴族が殺されまくったので
平民出身の将校多数、貴族は前線に出たがらないという雰囲気ができたのだろう
フレーゲル男爵などでも誇り高く勇気のある青年貴族として期待されていたのかもしれない
>>379 アッシュビーが居なければ、帝国軍では貴族出のボンクラがのさばり続けたのかな。
ラインハルトの覇道も、有ったとしても早さが鈍ったかもしれんし、
存外、彼より先に、同盟軍でヤンやアッテンボローやキャゼルヌが偉くなって、
ゴールデンバウム朝銀河帝国を滅ぼしたかも。
銀英伝の時代には伝統のイギリス貴族はどうなってたんだろう?
384 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 16:35:17 ID:gNfbbS0N
>>378 それにオフレッサーはラインハルトと違って皇帝や帝国に対する忠誠心も篤く、
軍上層部の命令にも忠実だったろうから、門閥貴族らにとってかなり利用価値の
高い男だったでしょう。
あるいは若き日のオフレッサーが戦場で大貴族のドラ息子の命を救ったりした事が
昇進のキッカケになったのかも知れませんが。
>>383 地球統一政府成立以前の熱核戦争で灰になっているかと
銀英伝の貴族にも
戦闘中突如としてティータイムを始める
余裕が欲しいな。
将校は貴族が大半だったのに
あそこまで無能ばかりって信じられん。
ユンカーにしてもイギリス貴族にしても
あんな無能ぞろいじゃねぇ。
>>381 アッシュビーが居なければダゴン会戦で負けて、同盟は40年程早く滅亡していたのかもな。
帝国の貴族もいい奴から先に死んだのかも知れん。
ガイエは創竜伝が典型的だけど
悪意あんじゃねーかと思うほど国家の指導者を
戯画化するから貴族も同盟もその餌食になったんだろ。
レッドホッドドラグーンの軍隊なんかもアホすぎだったし。
>>390 滅ぶ間際の国の権力者なんぞアホ揃いだろ。
「大本営発表」って、信じられるか?
大本営発表はアホだからしたんじゃなくて
他に方法がなかったからだろ。
戦争自体は避けようなかったんだから。
勝ってはならないときに勝ったがため、究極的な敗北に追い込まれた国家って奴だな。
13艦隊のイゼ攻略がそれだな
397 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 23:33:23 ID:gNfbbS0N
>勝ってはならないときに勝ったがため、究極的な敗北に追い込まれた国家
末期の李氏朝鮮でも、李氏朝鮮の軍隊がアメリカやフランスの武装商船を焼き払って
撃退できてしまった事で「西洋人の軍隊は大した事は無い」と西洋列強を侮り、
西洋の軍事や文化を学ぶ事を軽んじた為に、一足先に開国と富国強兵を成し遂げた
日本の支配下に組み入れられた挙句、王朝滅亡と植民地化を招いたりしましたが。
ああ、だからそんな国家は歴史上無数にあるってシトレ元帥も言ってる。
日本としては李氏朝鮮の失敗に学ぶべきだったな。
>>394 それと権力者のアホとは関係ないだろ。
戦果確認ができない状況だった為もある。
ま、過大な戦果発表はおかしいとは気づきつつも
あの時点じゃ利用するしか仕方ないからな。
どっちみち結果がどうあれアメリカのフィリピン上陸に対して
捷一号作戦を発動せざるをえなかったのに。
で、どこがどんな風にアホ揃いなんだ?
アホじゃないお前さんがきちんと解説してくれるんだろうな。
>>397 李氏朝鮮はそれ以前の問題だろ。
日本みたいに近代化できるだけの社会資本が
何一つなかったんだから、薩摩や長州みたいに
ボコボコにやられてたらやられてたで、日本に併合されずに
どこかの列強に植民地にされるのがオチじゃん。
>>400 漁礁に予算を取られなければムタがチハでコーカサスまで打通できてただろアホ
>>402 本気か釣りか知らないが、とりあえず俺は笑ってしまった。ありがとう。
404 :
388:2006/08/01(火) 01:18:38 ID:???
>>391 素で間違えていた・・・
第二次ランテマリオ会戦か・・・orz
405 :
388:2006/08/01(火) 02:13:10 ID:???
第二次ティアマト星域会戦か・・・もう何も語るまい・・・
>>402 おい、名前をだつおにするの忘れてるぞw
>>393 >他に方法がなかったからだろ
現実を直視出来ない、国民にさせもしないのは、アホの所業だ。
当時の日本で、世論が、国策への或る程度の影響力を持ちえたなら、
正しい情報は絶対必要。
それが有れば、「他の方法」も有り得たかも知れない。
また「」か。
>当時の日本で、世論が、国策への或る程度の影響力を持ちえたなら
「なら」ってあんたね。
当時の日本で、世論が、国策への或る程度の影響力を持ちえたのかどうか
それすれすら知らずにアホ扱いとは笑える。
「他の方法」とやらと一緒にきちんと説明してくれ。
君のくだらない妄想はいいから具体的に書いてくれよ。
話ぶった切るけど
あの世界は何故スパルタニアンとワルキューレの1種類ずつしかないんだ。
ボーイングもビックリの独占資本ぶり。
こんなんじゃ新機種選定にしてもろくなもの出てこないぞ。
国が命令した仕様で各社が割り当て生産請け負ってるんだろうな。
一応スパルタニアンには早期警戒型とか幾つかの派生仕様がある。
つまり、征露丸方式という事だな。
多分そのうち商標で裁判ざたになる。
>>409 帝国には、ワルキューレと雷撃艇の二種類ある。
元々、使い道が限定される、ないよりはマシ程度の物にリソース突っ込んでもしか
たないだろ。
偵察型はまだしも、ストライクスパルタニアンなんて作っても意味ないし。
>>412 ただ、レーザー型以外に核弾頭搭載型もあるような描写が作中に・・・
>>412 ちがうって。
メーカーの事言ってるのに・・・
名前が同じなんだからメーカーは一社じゃん。
つ中島製零戦
>>414 >410ってことだろ。
それか、全体的には大して役に立たん戦死者作りなだけな代物作りたがる、
酔狂なメーカーが一社しかいなかったのかもな。
ええ!!
そんな日本みたいにアップアップな状況じゃないだろう。
滅亡直前の同盟ならまだしも、どっちの国も疲弊気味といっても
エンジン開発出来なくて後継機作れません!!
なんて状況じゃないじゃん。
民需用にはそこそこ需要ありそうだけど。
特にレジャーとかさ。
>>417 技術的頂点に達していて、あれ以上改良する余地がなかったのかも。
戦車も出して欲しいのう。
ってか対戦車ライフルなるものがあるそうだから
戦車はあるはずなんだが。
>>407 天皇(元首・総司令官)への報告を怠ったことの方が問題では。
また、軍のクーデターの危険性も有るが、天皇だけでなく、国民=兵士の大半が当時の現状を知ることは有意。
>>408 他に方法がなかったとか言い出したのは
>>393だな。
何で無いの? そもそも誰にとっての何をする方法?とツッコまれて当然だろう。
あと、アメリカの国力は日本の4倍程度、その程度は必勝の信念が有れば撥ね返せるとか首相が公務で語るのは、
アホではないな。
狂ってる。
>>409 ワやスは単座式戦闘艇の呼称であって、戦艦や巡航艦やガンダム(Gガンの)みたいなもんじゃないか。
>>420 外伝には、何とか言う装甲車両が一切ならず出ている。
一再ならず、な。
>>387 帝国の貴族も、初期は、ルドルフやその娘婿が鍛え抜いたエリート揃いだったんだろうよ。
>>424 ルドルフの幕僚、味方した政治家、そういった層が主体だったんだろうな、初期帝国貴族。
作中現代から数百年たてば、ミッターマイヤー家のドラ息子とか、野望にあふれたミュラー一族も出てくるのかも知れん。
>>421 大本営発表は戦争が始まったからには
国民の士気を維持する為には必要悪だろ。
国民に実際の戦況知らせてどうするんだ。
原爆2発落とされた状況で、一般市民ですら薄々分かってるのに
それでも軍部、特に陸軍のクーデターを恐れて
終戦工作に窮したくらいなのに
政府が弱腰な態度見せてクーデターでも起こされたらどうするんだよ。
戦争始まる前ですら、三国同盟反対、対米で弱腰と思われたら
暗殺されかねないような状況だったんだぞ。
必勝の信念?当たり前だろ。
何処の国の政府がこの戦争は負けます。なんて公の場で言うんだ。
実際には真正面からぶつかれば負ける事が分かってるからこそ
必死に開戦回避の為に工作してたのに。
もちろん、大本営発表が拙い事なんて分かってる。
日本得意の縦割りで、一般国民や末端兵士の士気を保つのはともかく、
軍上層部自体も互いに情報が行き渡らなかったのは致命的だが
別に末期の権力者がアホだから縦割りになったわけじゃないだろ。
明治の元勲が直接やってた頃以外、今に至るまで日本じゃ
しょっちゅうある事だ。
だから、国家の権力者がアホぞろいと言うなら、それを具体的に示して
戦時下、もしくは戦前でもいいけど、何が出来たか言ってみろって言ってんだよ。
嘘で維持する士気か
戦中の日本や現在の北朝鮮同様のアホがここにも居たな
クーデターにびびる方が余程「弱腰」だね。
くすくす。
>>427 はいはい、だから具体的に書いてください。
430 :
名無し三等兵:2006/08/01(火) 19:25:26 ID:4MWMNH7t
クーデターで日本が滅んだ事実は無いぞ
>>430 そりゃ5・15事件も2・26事件も終戦のも
なんとか防いだからな。
そして、こうして現実にクーデターが発生する土壌があるから
常にその動向に注意する必要があったんでしょ。
>>390 同盟や帝国などがガイエのバイアスの産物であることは、確かにその通り。
ガイエが反権力志向の持ち主、というか左寄りの人間ってのは色んなところで語られていて、
それらを見ると確かに頷けるからねぇ。
つーか、それを主張したり、また反論するのに大本営発表を持ち出す必要なんぞないだろうに。
訳が分からんよ、この流れは。
つまり、スレ違いということだな。
スレ違いの話題で延々と阿呆な会話が繰り広げられるよりはマシだろう。
俺かよw
>>422 装甲車に名前なんてあったっけ?
>>436 コストを無視して性能を追求したとかなんとか。
それって兵器としてはかなりの欠陥品じゃないかなあ。
そうき(何故か変換できないry)装甲車だったような。
パンツァーYかWなる戦車が出てきた。
猫にねこ1号とかねこ2号とか
名づけるみたいだな。
442 :
名無し三等兵:2006/08/02(水) 18:34:14 ID:56FOqrX2
アニメ版の同盟軍ではシェーンコップ率いる陸戦隊が反乱惑星鎮圧の際に
装甲車に乗っていたりしましたな。
泣いて馬食を切るか・・・はっ自分が犠牲にならないならいくらでも嬉し涙が出るというものでしょうな
というときの携行対戦車砲がかっこよかった。
性能的にはカールグスタフ程度?
444 :
名無し三等兵:2006/08/06(日) 09:29:26 ID:zvDMrshs
銀河帝国には貴族はもちろん一般庶民ですら有色人種(黒人やアジア系)が全くと
言っていいほど存在しないけど、あれって旧ヨーロッパ(特にドイツ系)貴族趣味を
指向したルドルフ大帝とその子孫らが「白人以外は人間じゃねぇ」とばかりに叛徒で
あるなにし関わらず有色人種系の市民を片っ端から不毛の流刑星や辺境の未開発惑星
に追放したのかも。
そして彼らの子孫も銀河帝国の国力低下によって辺境惑星が次々と放棄されるに従って
殆ど死滅し、自由惑星同盟に亡命して生き延びた者を除いて今の帝国領には有色人種は
辺境惑星の農奴としてごく少数が生き残っているだけだったりして。
遺伝子改良で皮膚や髪の毛の色を変更させたんじゃないの?
446 :
名無し三等兵:2006/08/08(火) 14:03:55 ID:H2akwL8u
ヤン艦隊がイゼルローンを奇襲制圧するまで、イゼルローン回廊の同盟領域付近の
星域のいくつか(例えばエル・ファシル)は常に帝国軍に制圧される恐れがあったはず。
それなら、首都星ハイネセンを警護していた「アルテミスの首飾り」の様な全自動防衛
システムをそれらの前線となる星域に配備していれば、同盟軍もかなり楽な戦いが
できたはずなんですが。
イゼルローン要塞の様な超大型基地をこのような前線区域に新規で建設するのは
コスト的にも軍事的にも困難でしょうが、それより遥かに小型で低コストな
「アルテミスの首飾り」級の戦闘衛星群であれば、帝国軍の襲来の合間を縫って
これらの星域に配備するのは充分可能だったと思いますが。
>>446 可能かどうかと言えば、可能。
でも、意味がどれほどあるかどうかは疑問。
イゼルローン要塞が作られた当時、「対抗して要塞を」という構想もあったけど、
艦隊を増強して機動力で対抗するってドクトリンが採用されたはず。
それにエル・ファシル近辺にアルテミスを配備しても、スルーされるだけ。エル・
ファシルだけ守っても、同盟軍的には無意味。イゼルローン要塞は、迂回でき
ない回廊にあるから意味がある。
>>447 ていうかアルテミスとイゼルローンの根本的な違いは「拠点たりえるか否か」なんだよね。
所詮は防空砲台でしかない首飾りと駐留艦隊だけで1万5000、
出撃拠点としては数個艦隊の補給拠点たりえるイゼルローンとでは雲泥の差がある。
仮にエル・ファシルがイゼルローン並に数個艦隊を支えきれる軍事拠点なら首飾り配備の意味もあるけどね・・・
でもそれはイゼルローン建設と軍事的負担はさほど変わらんわけで。
>>446 あれを、前線やその近くの各星系全部に配備すれば、
制宙権の確保と維持に役立ったかも知れません。
ですが、1セットが安い物である訳もなく、
べらぼうな費用が必要な筈です。
エル・ファシルなどの星系一つか二つだけに置いたら、
国民から、不公平という声も出るでしょう。
帝国軍は、同盟侵攻にあたって、
>>447氏の言われるように、
とり合えず攻めにくい所は避けて、別の星系を攻略に掛かれば良いです。
それに何より、惑星の衛星軌道上しか自由に移動できない人工衛星群より、
恒星間移動可能で、任意の時と場に戦力を集中させることが出来る機動戦力や、
無闇な戦闘力は無くとも、哨戒・通信・補給などの機能を不足無く果たす通常の軍事基地を
必要なだけ各地に配備する方が、費用対効果に優れ、制宙権確保などの戦略的な都合上、
有意だったと思われます。
>>447 >イゼルローン要塞が作られた当時、「対抗して要塞を」という構想もあったけど、
艦隊を増強して機動力で対抗するってドクトリンが採用されたはず。
そうではなくて、帝国がイゼルローン要塞を造る前に、同盟でも、そういうのを作ったら
どうかという意見が出ていました。
が、当時の同盟軍宇宙艦隊司令長官アッシュビーは、機動戦力重視でしたので、
艦隊増設を推して、要塞建設には費用が出なかったのです。
>>448 作中の記述では、有人惑星はそれ自体が巨大な補給基地たりえるそうです。
もし同盟が要塞建設を行ったら相互確証破壊が成立して穏やかならざる平和が実現したとかね?
>>450 軍港だのなんだの、支援設備がきちんと整備されてればね。
>>451 逆に、敵要塞へ、先手を打って、占領前提でなく破壊前提の攻撃を行おうという発想をする人間が出た可能性も高いです。
>>452 回廊内と思われる、要塞から数光年の所に有る惑星カプチェランカを、同盟が制圧して、
首飾り(及び常駐機動戦力と、その後方基地)を配備・建設出来ていたら、
その周辺の制宙権維持、ひいては帝国軍の同盟領侵入阻止に役立ったかもしれませんですね。
454 :
446:2006/08/08(火) 16:56:03 ID:H2akwL8u
確かに同盟軍はその限られた軍事的リソースを、火力や防御力は優っても星系外に
移動のできない要塞や大型戦闘衛星にではなく、機動力に富んだ宇宙艦隊の増強に
絞り込んでいました。
確かに宇宙艦隊は必要に応じてその戦力を集中運用できる強みがありますが、あまりに
機動戦力の増強にばかり偏重して拠点防御を軽視すると、敵軍の囮に機動戦力の主力を
誘引された挙句、戦略上重要な拠点をむざむざ失う事にすらなりかねません。
これを今の空軍で言えば「宇宙艦隊=戦闘機」「大型戦闘衛星=地対空ミサイル」の様な
関係であり、迎撃任務を全て戦闘機隊(艦隊)に任せるのではなく、比較的脅威度の低い
星域や戦略的価値の高い惑星は独力で中〜小規模な艦隊を排除できる砲台群(地対空
ミサイル)を配備し、機動戦力たる宇宙艦隊は必要に応じて重要拠点に差し向けるなり、
大規模な敵艦隊迎撃やイゼルローン要塞攻略といったより重要な任務に対して戦力を
集中可能(各拠点への防備艦隊を分散配置せずにすむ)になり、結果としてより効率的な
戦力運用が可能となる・・
まぁ、これは「遥かなる☆」の原田一佐の言い草のパクリみたいなもんですが(苦笑)
ヤンがバーミリオン会戦序盤でのゲリラ戦で使った、
同盟内に80数箇所有ったという補給基地には、
それぞれ1個艦隊の面倒を見れるだけの大規模な物ですし、
相応の防空システムも有ったんじゃないでしょうか。
>>455 バーミオンといえば、ラインハルトは各艦隊を補給基地制圧に向かわせた。
ということは、一個艦隊で攻略可能な防衛力しかないってことでは?
イゼルローンとは比較なりませんなぁ。
>>456 そりゃまあ、国内数十箇所にイゼルローン並の防備が必要なようじゃ、
すでに国として終わっとりますがなw
国内なのに防空システムなんてあるわけないじゃん。
むしろ、1個艦隊といえば同盟正規軍の1/10近い戦力。
それを賄える補給基地だけが80箇所も国内に点在して存在してる
驚異の理由をエロい人いたら教えてください。
>>458 通常なら細く長く使うはずの物資を
1回で根こそぎ調達してるんでしょうw
>>458 >国内なのに
いや、いつ帝国軍がそこまで侵攻してくるか知れたものではないし、
近隣での叛乱の可能性も有るし、政治家や軍部と結託した軍事産業とか、
大掛かりな仕事の受注をしたがるだろうし。
>>447 そんな戦略的な方針あったけ?
外伝に書いてた?
んで、ドクトリン以前に作ろうと思っても作れないと思うんだけど。
墨俣城みたいなもんで、帝国は大阪城や小田原城に匹敵する
無敵要塞を瞬く間に作る事に成功したけど、
その後に同盟がそんな堅固な拠点の目の前に、
今まで作ったこともない要塞をいきなり作れると思えないよ。
アッシュビーにボコボコにされたといっても、ボコボコにされた後の
ラインハルト時代ですら帝国は同盟より二倍近い戦力もってるし
イゼルローン建造の時も護衛する戦力はまだまだいただろうからな〜。
逆に、同盟は敵の拠点の目の前で要塞建設する為に艦隊出したら
要塞できたはいいけど中に入る艦隊は全部消耗しつくしてました。
なんて事にもなりかねないから。
>>447 >そんな戦略的方針
有りません。
ただ、似たようなことは、外伝4・螺旋迷宮に記述が有りました(新書版34p〜35p)。
当時はアッシュビーの活躍で同盟優勢でしたので、回廊内の、同盟側が制宙権を充分に確保している
戦略上の要地に要塞建設を行うのは、不可能ではないことだったと思われます。
>>458 80箇所の補給基地といっても規模はそれぞれ違うだろうと思われる。
単なる辺境の基地から同盟有数の大拠点など。
ヤン艦隊はそれらの基地の物質を食いつぶす感じで移動していたんではないか。
それにしても同盟も戦時中とは言え軍備の負担というか割合が異常に高いね。
ラインハルトが台頭しなくてもそう遠くない時期に負けてたのでは。
>>463 おおう、確かに。
455につられてしまったぜ。
と思ったけど、それなら80箇所と言っても
結局数絞れる事になるぞ。
船は故障するなり燃料不足になっても、動ける奴に
牽引させりゃ何とかなるかもしれんけど、
食料が100万人分以上備蓄してる補給基地だけつぶせば
飢え死に一直線じゃん。
ラインハルトはそれすら辛抱ならなかったのか。
ワーレンと似たようなこと考えてるな。
>>463 同盟に負けてもらっちゃ困る第三勢力が、それとなく援助してくれた筈。
或いは、財政上キツいのは帝国も同じ故、自然と、十数年間か、
休戦状態になったり。
>>464 1.全部、1個艦隊を、少なくとも短期なら賄える備蓄が有った。
或いは、急遽集めるのが可能だった(基地へ向かう事前に、ヤンが予定を連絡)。
2.1個艦隊を規模的に面倒見れない基地が混じっているとしても、フェザーン航路局のデータでは
どこかそうかということを把握できるほどの詳細なデータは無かった。
>>464 移動要塞を3つ用意。要塞一つに3個艦隊が拠り、手分けして、
片端から同盟軍基地を破壊か略奪して回る。
2.のが可能性ありそうだとおもた。
それなら、ワーレンが全部潰せと判断するのもわかるし。
最初から数絞れてるなら悩む必要ないしな。
あの時代のレーションはどんなもんだろな〜。
すげー大雑把だけど水入れて一食1kぐらいとして
100万人でも一食だけで1000tか。
戦闘食ばっか食わせてたら士気落ちるし
普通の食事は負担が多いし、放っておいても良かったのにな。
>>469 同盟軍では、色々配合したビスケットとか有ったみたい。
熟練兵は「味気ない」と文句を付けて余裕を誇示するとか。
ビッテンフェルトは、第二次ランテマリオ会戦にて、
マスタードをたっぷり塗ったフランクフルト・ソーセージを齧ってた。
戦闘中はともかく、敵と接触していない行軍中や、後方基地で休憩中なら、
もう少しマシなものが食べれたのでは。
未来なんだし、「戦闘糧食の三ツ星をさがせ!」に載ってる現代のあれこれよりは
色々有ったんでないか。
471 :
446:2006/08/08(火) 23:48:36 ID:H2akwL8u
アルテミスの首飾りを除けば、領内に殆ど要塞や大型軌道砲台の類を持たなかった
同盟軍と違い、帝国軍はイゼルローン要塞やガイエスブルグ要塞を初めとして、あちこちに
大型の要塞を構築していました。
もっとも、建造以来度々同盟軍の大規模攻撃に晒されてきたイゼルローン要塞と違い、
それ以外の要塞や大型基地は同盟軍の攻撃の及ばない帝国領内奥深くに作られており、
それらの要塞群が実戦に晒されたのもガイエスブルグを除けば、最大規模の内乱であった
リップシュタット戦役のみでしたが。
ここに同盟軍と帝国軍の明確なドクトリンの違い(あるいは戦略的な環境の差)が見て
取れます。
同盟軍は建国以来ほぼ200年に渡って領内で大規模な反乱や独立紛争を経験して
おらず、その軍事力もほとんどイゼルローン回廊方面での帝国軍の侵攻に備えていれば
済みました。
それに対して帝国軍は同盟が成立するまでの300年間ほぼ外敵という物が存在せず、
時代が下るに従って国内の統制のタガも緩んで地方領主の謀反も年中行事の様に
なっていったので、同盟軍と違ってイゼルローン回廊方面だけに軍事力を集中させれば
良かった訳ではなく、常に国内の大規模な謀反に備えた軍事力を配備し続けなければ
なりませんでした。
その為、大規模な謀反や反乱が起こった場合に備えて、帝国領内各地に討伐部隊の
拠点となる大型要塞をいくつも必要としたのでは。
これは軍事力をイゼルローン方面にだけ集中すればよかった同盟軍と比べて大変無駄
が多く、その為総合的な国力では優りながら、長年に渡って軍事的に同盟軍に対して
決定的な優位を獲得できなかった要因の一つになっていたのでしょう。
472 :
446:2006/08/09(水) 14:32:55 ID:prx9/VTn
アムリッツア戦役で同盟軍は帝国領奥深くまで侵攻しましたが、この時同盟軍が帝国軍の
戦略的後退に伴って易々と手に入れた星域には、いわゆる宇宙要塞の類は存在しなかった
みたいですな。
本来なら帝国軍は「イゼルローン要塞突破(ないし無力化)」という万一の事態に備えて
イゼルローン要塞のすぐ後方のいくつかの星系に中規模の宇宙要塞を建設し、そこで
侵攻してきた同盟軍を食い止める・・ といった計画を立てていて然るべきなのですが、
アニメでも小説でも同盟軍が制圧した星域にはその手の要塞は存在しませんでした。
もし帝国軍がイゼルローンの後方にその様な施設を建設していたとしたら、アムリッツア
戦役後半の帝国軍による大反攻で全面的な後退を強いられた同盟軍は、恒星アムリッツア
の様な何も無い星に戦力を集結させずとも、より防御力の高い宇宙要塞を拠点として
帝国軍を迎撃していたはずですから、大〜中規模な要塞はイゼルローンの後方には
アムリッツア戦役の時点では存在しなかったと見るべきでしょう。
あるいは元々イゼルローン要塞の後方にはいくつかの中規模要塞が存在していたものの、
ラインハルトの焦土作戦の一環として侵攻してくる同盟軍の拠点になりそうな要塞や基地は
片っ端から破壊されてしまった可能性もありますが、作中にそんな描写はありませんし、
何よりイゼルローン要塞が同盟軍の支配下にある以上、同盟軍の主力を叩き潰したとしても
本土防衛の拠点となる基地や要塞を全て破壊するのは後々マイナスになるでしょう。
>>472 イゼルローン要塞で十分と思っていたのと、もうそんな投資したくないと思っていた
のだろう。イゼルローン要塞の建造費がとんでもない額になってしまい、担当者が
自殺したとかいう話もあるくらいだし。
現実問題として、イゼルローン要塞と駐留艦隊(有事には増援戦力を派遣)で楽に
食い止められていたから、必要性は感じまい。万が一を想定するには、イゼルロー
ンが高すぎ、強すぎだったんよ(そもそも神聖不可侵な帝国領土が反乱軍などに
侵略されるなんてことを、軍はともかく貴族どもが想定するはずがない)。
また、回廊出口付近に軍事拠点にするのに適当な星系がなかったから、無理し
て回廊内に要塞を作ったとも言える。要塞は迂回してスルーされたらそれまでだ
から、迂回ではない回廊内はともかく、外は機動力のある艦隊でもって迎撃する
方が効果的。艦隊の拠点なら、もっと領土深いところでいい。
474 :
446:2006/08/09(水) 16:02:19 ID:prx9/VTn
>万が一を想定するには、イゼルロー ンが高すぎ、強すぎだったんよ
>(そもそも神聖不可侵な帝国領土が反乱軍などに
>侵略されるなんてことを、軍はともかく貴族どもが想定するはずがない)。
確かに権威主義の権化の如きゴールデンバウム王朝の門閥貴族なんかは現実論を
「神聖不可侵の帝国領を云々〜」と抜かして撥ね付けるなんてのはありそうな事ですね。
イゼルローン要塞が建造されてから数十年間の間、ここを何度か同盟の艦隊がすり抜け
たり、一時的にせよ要塞が無力化されるような事態が起きていれば、イゼルローンの後方に
第二次防衛ラインたりえる中規模要塞群が作られていたかもしれませんが、宇宙暦796年に
ヤン艦隊によってイゼルローンが陥落するまでどちらの事態も起こらなかったので、帝国軍
上層部には
>>472で言われている様なイゼルローン要塞に対する過信が蔓延していたのでしょう。
どうにも作者の変な思想の受け売りしてる奴見受けるけど
要塞を迂回なんてどうやってすんのよ。
マジノ要塞が失敗したのは中に入ってる要塞兵は
老兵ばっかで、しかも機動力もなにもなかったから
機動戦に対応できなかっただけで
銀英世界じゃ艦隊が駐留してるのにそれ無視して
スルーして終わりなんてわけないっての。
第一、要塞は要所に置くから要塞なわけで
無視できるような場所なんかに要塞置くわけないじゃん。
>イゼルローン要塞が建造されてから数十年間の間、ここを何度か同盟の艦隊がすり抜け
>たり、一時的にせよ要塞が無力化されるような事態が起きていれば
まずはイゼルローンの索敵・通信・防衛能力を強化すると思うぞ。
二次防衛ラインは、最前線が守りにくい地形とかの場合なら後方の要衝に築くだろうが、
イゼルローン回廊にはいらない…というか遊兵が多くなり過ぎだと思う。
だって、イゼルローンがあって二次防衛ラインがあったとして、
イゼルローンが攻撃を受ければ当然ながら二次防衛ラインからも救援に向かうと思うが、
それって二次防衛ラインの意味あるのか?
それとも万が一に備えて防衛ラインの守りを固めてイゼルローンは放置か?
ともあれ、要塞の役目は敵の進撃を救援が来るまで(あるいは敵が諦めるまで)阻止すること。
それゆえ、電撃戦や奇襲で味方との連絡網を寸断されると脆いわけだが、
阻止できなかったときのための要塞ってのは普通造らないだろう。
>>475 >要塞を迂回なんてどうやってすんのよ
ヒント:無限に広がる大宇宙
>銀英世界じゃ艦隊が駐留してるのにそれ無視して
>スルーして終わりなんてわけないっての。
駐留艦隊が出てきたら、ひきずりまわして、各個撃破するだけ。駐留艦隊は
要塞と連携してこそ活きる。要塞砲の射程が長くなった程度の問題。
>第一、要塞は要所に置くから要塞なわけで
それが成立しているのはイゼルローン要塞のみ(後に新帝国が作る二つの要塞も)。
ハイネセンのようにアルテミスの首飾りで防御しても、包囲されて兵糧攻めにあっ
たらどうしようない。
まあ落ち着け。
レンテンベルクみたいに、迂回は出来なくも無かったが
駐留兵力や索敵能力が無視できないので攻略した例もある。
結局、宇宙でも地上でも、ある程度の戦力が立て篭もれる場所は
制圧しておく必要があるってことだろう。
>駐留艦隊が出てきたら、ひきずりまわして、各個撃破するだけ。駐留艦隊は
>要塞と連携してこそ活きる。
駐留艦隊としては要塞と連携したいから、ひきずりまわされそうだと見たら
要塞から離れないと思うぞ。3巻のイゼルローン駐留艦隊が典型だな。
1巻の帝国軍みたいに、艦隊司令と要塞司令が別々でしかも不仲とかいう
付け入ってくれと言わんばかりの設定なら知らんが。
>>479 あれだって引きずりまわすってほど
引きずりまわされたわけでもないじゃん。
回廊出た挙句同盟領侵しに行ってるわけでもないし。
一応自分のテリトリーは守ってるぞ。
要塞司令官のおっさんがゼークト並みの
根性あったら終わってたしな。
ていうかあの世界の宇宙には「航路」つうもんが設定されてるからな。
そりゃ航路ぐらいあるだろうさ。無限に広がる大宇宙なんだぜ?
自分の位置が判らなくなったらおしまいだろう。
宇宙こそ、地球の海なんかよりはるかに遭難しやすいと思うんだが。
ある程度航路を決めておかないと、行方不明船続出になるぞ。
イゼルローン要塞は機動戦力(特に要塞駐留機動艦隊)の補給の為。
要塞と要塞駐留機動艦隊は、回廊内の制宙権確保の為。
制宙権とは、具体的には、特に哨戒衛星などによる情報面の有利と、
それに基づく作戦行動の優勢。
それを無視して、機動戦力が、ワープなどで要塞を飛び越え、
そして回廊通過の間に、首尾よく衛星などに捕捉されなかったとして、
のこのこ敵領に攻め込んだら、後続の、戦闘力の弱い補給船団を発見され、
襲われ、補給線を破壊され、継戦能力を奪われる。
何かスレ真っ黒だな
脳みその中少し整理して簡潔に書いてくれよ
よめねーよ。
両国間はイゼルローン、フェザーン両回廊しか航行不可能っのてが
銀河英雄伝の大前提なんだから、これを無視すれば話が全部違ってくる。
危険宙域を、銀河系の外側を通って迂回したら、帝国・同盟両国共に、
回廊とその出入り口周辺とは比較にならないくらいに膨大な宙域全てを
自国の制宙権にする必要が出てきて、予算的に到底不可能だから、
暗黙に示し合わせてやろうとしなかった、とか。
予算というか科学的に不可能。長征一万光年に50年かかってる。
銀河系は一番薄いところで3000光年ほどあるんだが、
そうやって外側に出て航路図無しで移動しようとしたら
何世代かかるか分ったもんじゃない。
無人探査船を鬼の様に放ったたら、ハイネセンたちよりは楽に航路を探せるだろう。
第一、ワープが基本的に不可能な危険宙域の中を通る訳じゃないんだから。
ブライト艦長って銀英伝は出てた?
あんまり記憶にないような。
wiki見たらイワン・コーネフとルパート・ケッセルリンクだってさ。
なんだか微妙な位置のキャラばかりだな…
>>491 アムロがあれなんだから、まだマシだろ。
コーネフなんてけっこう人気キャラだぜ(ポプランの相方としてだが)。
こーねふが童貞だったら対比として笑える
生きてる時期がかぶってる奴のダブルキャストって
余程予算が足りねえとか事情があったのかな。
コーネフ、ケッセルリンク(´・ω・`)
>>494 銀英伝全体で見ても、兼ね役している声優って鈴置さんだけの筈だからなあ。
予算不足なら、もっと多くの兼ね役がいるかと。
”銀河声優伝説”というジョークもあった
よくまあ、これだけの数の声優集めたな・・・
予算不足というより、「役不足」じゃない。
せっかく大物確保したのに、(格的、登場期間的に)見合うキャラがいない。
じゃあ、微妙なポジションのキャラを二つやってもらおう、と(どっちもそれな
りに美味しい役だし)。
>>496 大林隆介さんが、ウランフ提督とニルソン艦長を。
屋良有作さんが、ナレーション以外に、キルヒアイスの父と、クルト伍長(初代映画&OVA一期オリジナルキャラ)を。
まあでも、フレデリカがZガンダムでダブルキャストやったときでさえ
同時期には出てなかったからな。
余程鈴置氏のスケジュール抑えるのが困難だったとか。
>>500 たぶん『星矢」のせいじゃないかな?
同時期だし、あっちの方が出番多いから。
アンドロメダのラインハルト
帝国のフリードリヒ4世と同盟のロイヤル・サンフォード最高評議会議長は
同じ人だったはずだ。
ルドルフの声優は違和感がありまくり
怒号がか雷音に聞こえるかねぇ?
ラインハルトがベジータ。
一度思っちゃうと、もうベジータとしか思えない。だめw
ラインハルト・フォン・横島
それは言っちゃダメというか。この人も性格使い分けるなあ。
ケッセルリンクは、声の重々しさとやってることの小悪党っぷりのギャップがよかった気がする。
そういえばケッセルリンクって、結局何かやったっけ?
デグスビーを堕落させユリアンに地球教を意識させ
ワーレンの地球教掃討時の注意力を削がせて
濃い残党が残り結果ヤンの暗殺に至る
509 :
名無し三等兵:2006/08/14(月) 00:41:34 ID:1QGN0uK4
全長1000kmだっけな?
旗艦だが。
って、mなキロじゃヤバイ。
銀英伝っていっそ17〜18世紀ごろのヨーロッパを舞台にやったほうが、それはそれで面白かったような気がするが。
既出?
テーマが最悪の民主主義と最良の専制君主制の対比だから無理じゃね。
そこで舞台を20世紀にして
最悪の共産主義VS最悪のファシズムですよ。
片方は最良のファシズムじゃないとだめなんじゃないか?
あとは見ることが出来ない最良の共産主義でもいいけどw
>>515 「最良のファシズム=最良の共産主義」ではあるまいかと
言ってみるテスト
>>513 ブルジョワ革命が起こり始めるのが17世紀、共和政体が誕生するのが18世紀以降だから、
丁度良いぐらいかと思ったのだが。
まぁ厳密に実在の国でなくても良いし、時代が前後することはあるが。
もっと言えば「その時代のヨーロッパっぽい雰囲気」でも良いのだけどw
同盟は市民革命を経て市民が国政に参加できる国家となったものの、
革命派で勢力を伸ばすトリューニヒトが恐怖政治を敷き、革命の理想もどこへやら腐敗が進む国。
一方の帝国は地方諸侯や門閥貴族が幅を利かせて富をあさり、国は特権階級の腐敗によって疲弊、
国全体が末期の様相を呈している国と。
ここに同盟には共和軍の天才戦略家としてヤンが、
帝国には特権階級の腐敗を但し、不公平を是正する改革指導者としてラインハルトがでてくると。
こうだったら狭隘な地形の要塞も、平面的な戦いも、ちゃんと意味があるしね。
519 :
名無し三等兵:2006/08/15(火) 18:58:08 ID:1HLlEPXB
どっちにしろ他国を無視できないわけで・・・。
>>517 官僚専制って点では同じコインの表と裏だしなー
私有財産認めるか認めないかか。
つかファシズム本家とソ連型共産主義なら
本家のが100倍マシだな。
522 :
名無し三等兵:2006/08/15(火) 19:33:37 ID:UKKrDXqk
そろそろ銀英を実写+CGで映画化しろ
>522
ブラウンシュバイクのモデルはマーロン・ブランドらすぃな
>>518 「七都市物語」のどこかの都市にルドルフみたいなのが出て、
更にその100年後とか。
最前線の戦略的要所に存在するガス状惑星内に、要塞とそれを根拠地とする機動戦力が置かれ、
通常の宇宙艦隊の他、ガス状惑星内の航行・戦闘に特化した潜航護衛部隊5千隻が駐留し要塞を警護。
通常の宇宙艦隊では、5万隻を動員し攻略を図っても、そのガス状惑星内の戦闘では、10倍の戦力差
にも拘らずその護衛部隊には歯が立たず、敗走すら叶わず殲滅されるのみ。
攻略側は試行錯誤の末、同様のガス状惑星内潜航艦を用意し、偵察と攻略を図るのであった。
つーのを思いついたんだが、よそのSF話で既にやってるかしら。
>>521 >私有財産
そういや、儒教の根本は私有財産否定だそうだな。
でも、キリスト教にも似たような思想は無かったか。
旧約聖書に、「私有財産は神によって選ばれた人びとに尊重されない」とか。
旧貴族連合の財産没収したら、財政状況が一挙解決
ってのは、あまりにもお手軽な・・・
そこで「プロテスタンティズムと資本主義 の精神」ですよ
>>528 初めて社会学習った時のテキストだったな
>>529 (・∀・)人(・∀・)ナカーマ
銀英を社会学的に見ると・・・
統計の対象になる民衆の声がまるでないので
さっぱり分かりません。
531 :
名無し三等兵:2006/08/16(水) 01:57:26 ID:cygrHohd
>>527 >旧貴族連合の財産没収したら、財政状況が一挙解決
>ってのは、あまりにもお手軽な・・・
それだけゴールデンバウム王朝時代に門閥貴族らが収奪し続けてきた富が
巨大だったという事では。
ラインハルトに歯向かったリップシュタット連合軍の貴族の資産は全て接収され、
中立を保った貴族や積極的にラインハルト側に与した貴族にしても、程度の差こそ
あれ今まで享受してきた免税特権や貴族年金などの数々の経済的特権が失われた分、
その差額が国庫に転がり込む事になっているのだし。
それに門閥貴族軍壊滅後に銀河帝国の財政事情が大きく好転したのは旧貴族からの
資産の没収だけでなく、ラインハルトと改革派の官僚らが推し進めた社会改革によって
旧ゴールデンバウム王朝時代の社会的な不公平や不効率が大きく是正され、富の
再配分が成されて貧富の格差もかなりの程度解消され、それまで貴族の生活や特権を
支える為だけに浪費されてきた膨大な予算や物資が社会資本への投資や福祉に
廻されるようになり、国民の勤労意欲や消費意欲も大きく向上し、それらが総体的に
帝国全体の経済活動そのものを拡大させている・・・
なんて事を本編でもルビンスキーは部下からの報告で聞かされていたような。
数十万隻の宇宙艦隊、二つ三つのデススター、惑星駐屯の地上軍だってかなりのもんだ。
帝国側だけでも百億だっけ?の人口、それが数百の惑星に散在。
貿易はフェザーンを介してちょこちょこと、惑星開発計画は滞りがち。
中国も真っ青な大所帯、先軍政治の不平等階級社会じゃなきゃやってられないっての。
金髪は極悪人のテロリストだね。しかも動機は幼稚な正義感と姉ちゃんw
533 :
名無し三等兵:2006/08/16(水) 09:25:11 ID:cygrHohd
>>532 >帝国側だけでも百億だっけ?の人口
帝国の総人口は250億人と作中で明記されていますが(ちなみに同盟は130億、フェザーンは20億)。
国力が大きく向上したラインハルト時代はおろか、ゴールデンバウム王朝末期で帝国軍の総兵力が1億を越えた事は無いのですから、総人口に占める兵員の比率は意外に低いのです。
1億(弱)÷250億=0.4%以下となりますが、これは今の北朝鮮の100万÷2000万人=5%と比べても遥かに低いですし、アメリカの正規軍140万÷3億=0.46%(予備役120万を加えると0.86%)だったりします。
アニメのリンツのモデルは佐々木小次郎
535 :
名無し三等兵:2006/08/16(水) 09:58:37 ID:627qfFVj
艦艇数、兵数共に二桁減らしゃまだまともに見えたのに。
艦隊を二万隻から二千隻?
まだ多いだろ。
せめて二百隻で…ってツマンネ。
某無責任の、第二部以降での艦隊戦シーンが、泣くほどショボく感じられたよなあ。
二百席でもちゃんとハード面を重視して書けば十分面白いんじゃね。
宇宙での戦闘機や各種艦艇を有効に使った戦術や戦略を読みたいな。
谷甲州
双方、単座式戦闘艇百万機を擁する機動部隊で会戦するってのはどうか。
下手すりゃ母艦のが速いからなぁ…ワカンネ
つまり、スターウォーズみたいになるのか。
まあ、それはそれで良いかも。
スターオーズてかガンダムかも、どっちにせよ恒星間レベルが舞台だとツマランだろ
そうなるとやっぱ数万隻の陣容で宇宙三国志になるよな
銀英世界では、光速をワープで突破出来るけどそれ以外の方法は無くて、
大重力(特に恒星・惑星)の近くではワープが使えないので、
会戦をする折はガンダム世界に近くないか。
>旧貴族連合の財産没収したら、財政状況が一挙解決
>ってのは、あまりにもお手軽な・・・
貴族から巻き上げれば何事も問題無し・・・と言う訳では無く
戦没者家族への一時金や、ブラッケ達に命令した経済再建計画に使う為の資金だった筈。
>>543 お前は宇宙で戦闘と言えばガンダムしかないのか。
アニメだけでも恒星間レベルなら即座にヤマトが出てくるだろ。
他にもマクロス、ガルフォース、バイファムとか。
SF小説ならスタトレ、ペリー・ローダン、ヴォルコシガン、シーフォート
オナー・ハリントン、知性化、
どれもまったくつまらなくありません。
ゲッター
>>538 隻数は絞って帆船小説のような感じの方が
戦闘の臨場感があっていいね。
船の役割がはっきりしてて、武器の選択なんかも
細かく描写出来るんで。
少なくとも戦術レベルはしっかり書かないといけないし
ハード面でも満足いくものが出来る。
>>527 年に1,2回ほど数万隻で戦ってただけの軍隊が
アムリッツァ以降ほぼ全軍を戦闘状態にしてるからな〜。
仮に財政状態が回復したんだとしても
戦闘を行う為の物資は金が幾らあっても即座に出てくるものでもないだろうに。
圧倒的物量を誇ったアメリカですら、
大戦中の国内は物資不足で配給制とってたのに、
帝国は何の苦もなくあっさり大軍を動員し、しかも国内経済は豊かになるって
どんな魔法なんだと思う。
>>544 ガンダムはぶっちゃけ地球ー月間限定です。月より遠くに行くのが大変な世界です。
銀英の艦隊は、逆に星系内外や外宇宙もあり。全然近くありません。
>>550 銀英世界における、大重力の近く(ワープが使えない状況)なら
近くないかって話だ。
つーても、銀英の艦艇は、恒星系内の速度限界が光速の千分の一。
ガンダム世界じゃ、まだそこまでは出せないか?
>>549 >戦闘を行う為の物資
それまでのストックもあれこれ有ったんじゃあるまいか。
特に、貴族が領地の警備隊用にと、公務として安く買い込み、溜め込んでいたものとか。
(適宜、横流しして儲けていたり)。
中央の全軍18個艦隊が一気に出動せざるを得ない状況とかも想定されて、それに備えた
軍需物資を揃える用意はなされたいたのでは。
同盟でも、ただでさえ苦しい状況だったのに、短期間に20万隻の遠征用の物資の用意を整えたし
(キャゼルヌの手腕も有るだろうけど)。
あと、人類社会に存在する3国のうち、2国が150年にわたって戦争し、残る1国が100年に
わたって中継交易で儲けている状況な訳で、相応の大規模な経済と流通のシステムが有るのではないか。
アメリカとは一緒に出来んだろう。
>>551 同じような条件下においたら、そりゃ似てくるだろう。
でも、それが精一杯なのと、一状況にしかすぎないのを、ましてや別作品のを
比較しても意味はない。
いい加減、これぐらいの常識を学べ。
最初から、「会戦をする折は」って状況限定で言ってることだ。
銀英世界でも、大重力近くではどうあがいても、自殺覚悟でないなら
通常航行が「精一杯」だがね。
>>552 だから、同盟は苦しがってたじゃん。
帝国は何の苦もなくだから魔法なのか?と思ってるのよ。
それと、世界が違うといっても経済システムが現在と
まるで違うなんて書いてないし、使いもしないものを
大規模に備蓄してるなんて思えないけど。
帝国が同盟なみにとは言わないまでも
少しは苦しんでるならまだ分かるだんけど、
あまりにも圧倒的すぎて、最初のルビンスキーの出した
国力比較があってると思えないんだよ。
>>554 というか、銀英伝の世界の会戦は、必ず、ワープ可能な恒星間空間ではなく、
ワープ不可能な星系内で行われているということを指摘すべきだ。
>>555 そこは、要するに、ラインハルトが没収した貴族財産が途轍もなく膨大だったんだよってことで納得しようや。
あと、銀河帝国という図体だけはでかい恒星間国家に、然るべき金が有れば必要な物資を短期間に用意できるだけの巨大な容量が有ったのだろう。
それを、大改革で、短期間に整理整頓し有効に使えるようにしたのが、ラインハルトの手腕の見事さだったのだ。
当初は3巻で終わる予定だったから、
それで終わるように同盟を不利な状況にしたのに、
急遽そこから10巻まで続けざるをえなかったから仕方ないよ。
アムリッツァ終わるまでなら別に変でもないし。
558 :
名無し三等兵:2006/08/16(水) 21:50:24 ID:nOaNhwBF
3巻どころか、人気が出なけりゃ、1巻で終わってたよ。
だから、新書版の1巻の初版には「黎明篇」って副題が付いていない。
つーかそもそも「1」と書いていなかった(w
アムリッツァの後、あの状態から8冊も伸ばすの苦労しただろうな。
多少無理があるのも仕方ないかも。
最初から、人気が出るって判ってて、10巻までの計画を出版社が立てていたら、
アムリッツァでの同盟大損害は無かったろうし、キルヒアイスの死も延びてたろうね。
むしろ、アムリッツァがもっと後ろに伸びてたんじゃないの?
アムリッツァ自体は、本来ならあれで同盟が完全に国力消耗しきって
ほぼ無傷の帝国に滅ぼされる、ってプロットだったんだろうし。
原作ではアムリッツァ後にやってるラインハルトとヤンの戦いが
同盟健在な形で展開されて、最後の段階でイゼルローン占領、
ヤンの静止も聞かずに出兵、大損害出してヤンの奮闘及ばず滅亡で終わり、とか。
3巻で終わる予定だったってことは最終戦が要塞対要塞のDQN対決かよ。
まあ別プロットになってたかも知れないが。
3巻目辺りで、最終戦としてラグナロック作戦を詰め込むんでないの?
バーミリオン会戦でラインハルト戦死、直後にヤン暗殺。
キルヒアイス&ユリアン「俺たちの戦いはこれからだ!!」
Fin
同盟軍撃退した後のラインハルトが皇帝を目指すエピローグで未来を見据えた終劇。
だろうよ
なるほど、本来ならラインハルトが肺へのガン転移を見逃したことに対する民事訴訟の一審で勝利し、
ヤンが助教授の椅子を追われて下野するところで終わるはずだったのに、
結局ラインハルト自身が病で倒れる部分まで書くことになったわけか。
広い巨頭ってそんなストーリーだったんだな
ラインハルトの医師団がチームメディカルドラゴンクラスなら助かる可能性が・・・
ウラシマ効果で時間稼ぎ出来たじゃん
>>570 「やっぱり車はハンドルが一番だぜ!」のあいつか。
つ未来警察・・・
未来へ行き記憶を無くしたラインハルトと、
犯罪組織の巨魁となり年老いたヤン、
及びその腹心の塩沢声兄ちゃんの対決
イマイチだな
犯罪帝国ローエングラム
575 :
名無し三等兵:2006/08/17(木) 20:58:34 ID:uQ3xQmPC
>>556 それにゴールデンバウム王朝末期の頃には帝国軍の兵力のかなりの部分が門閥貴族の
私兵として占有され、本来同盟と比べて圧倒的に優勢な人的資源を持ちながら、前線では
互角の戦いしかできなかったりしました。
しかし、同盟軍はアムリッツア戦役で主力艦隊と正規軍の過半を一度に失い、この損失を
短期間で回復させるのは不可能に等しく、壊滅状態に陥った艦隊戦力を回復させる為に
ただでさえ破綻状態にあった国家経済と人的資源に更なる打撃を与えました。
そしてリップシュタット戦役後の帝国軍は、門閥貴族らの敗亡によって同盟との戦争に
寄与しない貴族の私兵部隊を維持する必要が無くなり、戦役終了後に私兵部隊(貴族らの
領土から半ば強制的に徴募した兵員も含む)は解体させられるか、正規軍や後方の警備
部隊に再編成させられたと思われます。
この為、リ戦役後の帝国軍はゴールデンバウム帝国末期と違って、その兵力と戦争資源のほぼ全てを対同盟戦に指向する事が可能となり、極端な軍事費の増加や増税を行わずとも、
ゴールデンバウム王朝時代を遥かに上回る実働戦力を動員可能になったのでしょう。
まあ、そんなとこかね。
思ったんだが。
史実でのフェザーン創設の辺りの時点で、銀河帝国が分裂して(晴眼帝の流れの改革派と、門閥貴族達の守旧派とか)、
第1帝国がイゼルローン回廊を、第2帝国がフェザーン回廊の半ばを抑え、そういう形での三国三つ巴状態てのも
面白かったのでは。
両回廊とその周辺が緩衝地帯となり、小独立国が幾つか出来たりして、その辺りが常に火種になったり。
578 :
名無し三等兵:2006/08/17(木) 22:34:27 ID:0rjAWAn3
>>577 門閥貴族がどうのと言っても、なんだかんだで皇帝が絶対な国だから。
あれだけ貴族が実力持ってるのにどんなに無能な皇帝でも逆らう奴はほとんどいない不思議。
アウグスト流血帝の時も殺しまくって窮鼠猫をかむ状態でやっと反逆が起きたし。
やっぱ銀河帝国人はドイツ人なのかも知れんな。
580 :
名無し三等兵:2006/08/17(木) 23:10:25 ID:8XZPD3Zq
先生の頭髪が中央突破されて(ry
>>575 ルヴィンスキーの出した国力比較は
帝国は帝国全体じゃなくてゴールデンバウム家だけか。
>>578 亡命帝暗殺の折も、犯人守旧派門閥貴族説が定説になってたし(実際は違った様だが)、
継承争いでも並行して発生すれば或いは。守旧派が幽閉されたヘルベルト大公を担いだり。
>>581 人材活用とか、社会的ソフトウェアの効率とかも含めての、トータルでの国力なのだろう。
>>578 晴眼帝が、同盟との対等の和平を断行したら、成功しちゃったかな。
不平門閥貴族は、ミュンツァーが大粛清。
584 :
名無し三等兵:2006/08/18(金) 12:26:07 ID:tlYebAbA
しかしフェザーン初代領主のレオポルド・ラープはどういう名目で軍事上の要衝である
フェザーン回廊に自治領を作らせる事に成功したのかな?。
いくらラープが多額の献金と地球教の後ろ盾を得ていたとは言え、フェザーンが発足した
約100年前は既に銀河帝国が自由惑星同盟を最大の主敵と定めていた頃だから、
多少の経済的利益をフェザーンとの交易で得られたとしても、イゼルローン以外には
唯一の同盟領への侵攻ルートであるフェザーン回廊を塞がれるのは、どう考えても
軍事的なデメリットの方が大きいと思うんだが。
>>584 フェザーン回廊の方が首都星や主要星系に近くて、緩衝地帯が欲しかった
帝国の本音をついたとか。
一方で、イゼルローン回廊は僻地にあるから、抜かれてもすぐ被害が出る
わけでもなく、防衛線を引いて戦場にする余地があるので、重要度が低い(と
錯覚させた)。
フェザーンは擬似的な平和の産物ともあるな。
双方疲弊して、休戦期間が欲しかった時期を見計らって
ラープがねじ込んだというのもあるんじゃないだろうか。
スパイ活動の利点もある。
フェザーン商人は同盟領を行き来してるから情報も集められる。
ルビンスキーが帝国領侵攻があるのをこっそりバラしてたし。
反対に帝国の情報も漏れる可能性もあるがトータルでプラスだったのだろう。
門閥貴族達に、帝国に何らかの事情で居辛くなったけど、同盟亡命までは踏み切れない連中が居て、
彼らとその親族も、フェザーン創設をプッシュしたとか。
同盟側を、どう動かしどう丸め込んだかも興味深いが。
フェザーン回廊自体、ラープ(乃至、その背景の地球教)が独自にこっそり見つけたんじゃないのかなあ。
その方が、政治工作上も、色々主導権を握り易いのでは。
>>589 秘密のまま国作って、帝国と交渉? バレた途端、揉みつぶされるだけだと思うが。
同盟につくと脅しても、帝国の行動が早ければ無意味だし。
591 :
名無し三等兵:2006/08/18(金) 15:27:00 ID:xLW4EKin
あるいは「お互いに戦線を整理縮小できる(兵力をイゼルローン回廊一本のみに絞り込める)」
と当時の帝国を牛耳る門閥貴族や、同盟の為政者らに吹き込んだのかも。
もちろんそれだけでは説得力に欠けるから、双方の実力者らに多額の賄賂を贈るなどして
懐柔し、フェザーン自治領設立に協力した大物らに対してはフェザーン内に設立した
ダミー企業を通して多大な利権が転がり込む様な便宜を図ったのかも。
そしてフェザーン回廊での攻防戦が双方とも完全な膠着状態に陥った頃には、フェザーンは
双方の上層部に深く根を下ろし、その経済力は無視できない存在になっていた為、今更
フェザーン自治領を蹂躙して侵攻を行える状態では無くなっていた・・ とか。
それでもフェザーン回廊での侵攻を強硬に主張する貴族や軍人に対しては、フェザーンの
息のかかった貴族や政治家を動かして失脚(ないし暗殺)させるなどして、ルビンスキーの
時代に至るまでフェザーン侵攻の芽を事前に潰してきたのでしょう。
>>590 双方の認可・了承を得た上で、正式に建国したとか。
それ以前の段階で、ラープの多国籍企業(自治領政府の母体)が双方の政財官界及び軍部に食い込んで、
お偉方や企業群や投資家たちの利権としても軍事的なフェザーンルート通行・その周辺での戦闘を割に合わないような形にして、
力ずくで来られるのを阻止できるだけになっていたと。
バーミリオン会戦で、ヤン艦隊が囮に使っていた隕石ダミー群ですが。
看破された後も、慣性を付けて叩きつける質量兵器としても使われ、
一発で数隻を破壊するという結構な戦果をあげていました。
陽動・攻撃の一石二鳥で便利そうです。元が隕石ですから費用対効果も悪くなさそうです。
常用したらいい感じと思うのですが、その後の会戦では、何故誰も使わなかったのでしょう。
>>594 戦場の近くに常に手ごろな小惑星があるとは限らない(持って行くのは効率悪い)。
当たり前になったら、通用しない。あくまでもその場しのぎの「奇策」。
条件が揃えば、やってみる価値はあるかもしれないが、十分な戦力があれば
わざわざやるほどのことでもない。
>一発で数隻を破壊するという結構な戦果をあげていました
逆に言えば、工作艦で小惑星引っ張ってきた苦労の結果が一個当たり敵艦
数隻撃破と考えれば、パフォーマンスは決してよくない。戦艦なら主砲斉射を
くり返すことで、その数倍の戦果を見込めるだろう。
トロい、運の悪い艦だけがやられたとも言えるし。
596 :
名無し三等兵:2006/08/19(土) 20:23:57 ID:sh4Lu35b
効率悪いかな?
巨大ミサイルと考えれば、通常航行エンジンとワープエンジン載せて運用したって採算取れると思うが。
>>596 小惑星は通常航行エンジンとワープエンジンつけるだけで「自走」
してくれるのか?
だから効率が悪いんだよ。
艦同士の間隔取るだけで、被害を最小限にできるのだがな。
追尾もしないので、よけたら終わり。
>通常航行エンジンとワープエンジン載せて運用したって
だから、得られる結果からすれば、そこまでやるほどのことじゃないだろう。
現地調達するから、手軽で安い即席兵器になるわけで。
自衛能力もないし、機動力も低いだろう。狙い撃ちされるだけだな。
要するに、密集して総司令官を護衛しなければならない近衛艦隊相手だから
通用した奇策な訳だ。
艦同士の間隔をとってブリュンヒルトに当たったら終わりだからな。
・・・と、好意的解釈をするのがガイエ信者クオリティ
いや、あの時点ではブリュンヒルトを護衛して無いだろ。隕石陽動作戦に引っかかって
慌てて本陣に戻ろうとしたところを、後方から隕石をぶち込まれたんだから。
そんな状況が常に作りだせるとは思えんから、定法とはならんだろうな。
>>597 運用には、主推進器や姿勢制御用の小型推進器、燃料槽なども要るだろうけど。
超光速通信や通常の電波やレーザーなどでの遠隔操縦くらいは可能でないか?
一切ならず出てくる無人艦が、老朽艦とは言え、一応は正規の軍艦だし、それを
使い捨てするよりはお得そうだが。
>>598 例えば、会戦時、長距離砲撃戦から接近格闘戦に移行する直前辺りの時点で、
敵陣に、慣性付けたこれらを、数千数万まとめてぶち込むのはどうか。
氷を使えば光学兵器は無効化出来る様だし。
>>601 そんな手間ばかり掛かる割にはやってみなくちゃ判らん手段に
リソース費やせるような余裕が、同盟にあったかねぇ。
運用する為に「主推進器、姿勢制御用の小型推進器、燃料槽」
の他に、「制御用の手段の送受信機、それにそれと各推進器と
連携させるシステム」が無いと思うように動かせない筈だが。
で、それを小惑星に取り付けるのにかなりの時間と手間が必要。
それに、艦隊を隊形を維持したままワープさせたり航行させたり
するのって、大変高度な訓練が必要なんだけど、「自走」出来ない
小惑星にそんな芸当ができるのかね。制御する艦(と人手)が小惑星
と同じ数だけ必要になる希ガス。
>運用には、主推進器や姿勢制御用の小型推進器、燃料槽なども要るだろうけど。
だからコストパフォーマンス悪すぎるだろ?正式に兵器とするには。
普通は素直に巡航艦なり戦艦なり作った方がマシ。
>超光速通信や通常の電波やレーザーなどでの遠隔操縦くらいは可能でないか?
コントロール艦がやられたら、どーすんの?隕石ミサイルにリソースが取られる分、
正規の艦船が少なくなるだろうが。その分、コントロール艦が狙い撃ちされやすくなるぞ?
>一切ならず出てくる無人艦が、老朽艦とは言え、一応は正規の軍艦だし、それを
>使い捨てするよりはお得そうだが。
使えない、または使いにくい艦船のリサイクルだから比較にならん。
どう考えても手間ひまの掛かりすぎる風船爆弾です。
ありがとうございました。
>例えば、会戦時、長距離砲撃戦から接近格闘戦に移行する直前辺りの時点で、
延々と長距離砲撃戦をやられたらアウト。近接しようにも隕石もコントロールに手間取って
上手くいかないに100ディナール。
>同盟にあったかねぇ
別に同盟に限った話でもない。
>自走できない
>制御する艦(と人手)が小惑星
と同じ数だけ必要になる希ガス。
通常艦1隻が最低1個(制御専従スタッフが1〜数名)担当すればよいのでは。
1個艦隊としたら、1隻1個でも1万2〜5千発分になるな。
>>603 >コストパフォーマンス悪すぎるだろ?正式に兵器とするには。
普通は素直に巡航艦なり戦艦なり作った方がマシ。
有人の軍艦の建造費用の詳しい数値、原作のどこかに書いてあった?
てか、そもそもこれは、通常の軍艦というよりは、使い捨て前提のミサイルみたいなものなのだがね。
>コントロール艦
他の艦が引き継げるようにしておけば無問題。
>使えない、または使いにくい艦船のリサイクルだから比較にならん
多少老朽していても旧型でも、100名前後の乗員が乗り込め、その生命維持が長期にわたって出来るってだけで、たいへんな違いでは。
宇宙船は、その要素が極めて大きい筈。
607 :
名無し三等兵:2006/08/19(土) 23:55:52 ID:teWxf52P
ガンダム世界の宇宙艦艇みたいに比較的限られた機動性しか持たず、ミノフスキー
粒子によってレーダーがほぼ無力化されている世界なら、大質量弾による対艦攻撃も
それなりに有効でしょう。
しかし銀英伝世界の宇宙艦艇は機動性でも火力でも索敵能力でも遥かに勝り、ステルス
性を持たない小惑星を質量弾としてぶつけようとしても、艦艇に向けて突進してくる小惑星
など遥か遠方から察知されて回避されるのがオチです。
質量弾による対艦攻撃を成功させるには、敵艦隊が回避や接近する小惑星の察知が
困難な状況を作り出す(あるいはそういう状況に追い込む)事が必要不可欠であり、そんな
状況が成立するのはごく限られた戦局だけでしょう。
ヤンの様に奇策好きな司令官なら敵を牽制する手段の一つとしてそれなりに活用する
かもしれませんが、普通の司令官ならどう見ても効率が悪く回避されやすい戦法を
常用する気にはなれないと思いますが。
>>604 会戦が、長距離砲撃戦に終始して接近格闘戦に移行しないという事例はどこにもない。
敵陣に、光学兵器や磁力銃やミサイルと同様、まとめてぶち込む分には、
細かいコントロールも不要。
>ステルス性を持たない小惑星
バーミリオン会戦では、相当近づかないと、通常艦との判別ができてなかったし。
>艦艇に向けて突進してくる小惑星など遥か遠方から察知されて回避されるのがオチです。
遥か遠方から、静止した相手に、ただ撃つだけならそうかも。
610 :
名無し三等兵:2006/08/20(日) 00:35:01 ID:jrMXP56i
つーか、同じ実体弾による対艦攻撃を行うのなら、レーザー水爆ミサイルやレールガンに
よる弾幕射撃を行った方が遥かに効率的かつ、事前の準備が要らない分即応性が高いのでは。
いくら質量弾の巨大な運動エネルギーによる破壊力が大きくても、直径数キロ単位の
小惑星と全長数十メートル(レールガンの弾体なら数メートル?)のミサイルでは、どちら
の方が敵に発見されやすいかは言うまでもありませんし、大威力の核融合弾頭を装備
した対艦ミサイルの一発辺りの破壊力は質量弾のそれと比べてもあまり見劣りしないでしょう。
何より、一々後方の小惑星帯から牽引してエンジンや誘導装置を取り付けないと使用
できず、その上一度準備した分を発射し尽くせば、再攻撃までかなりの時間を要します。
それに対してミサイルやレールガンは殆どの艦艇に主要な兵装として常備され、艦内にも
多数の予備弾を格納しています。 それに艦内の装填分を撃ち尽くしても、その艦が後方
に一時下がって艦隊に編入されている補給艦が弾薬の補給を行えば、比較的短時間で
戦線に復帰できます。
作中で小惑星を利用した質量弾攻撃が滅多に行われないのも、
「ミサイルやレールガンに比べて使い勝手が悪く、準備に手間がかかりすぎる」
という本質的な欠陥があるからでは。
使い捨てのミサイルって言われてもw
兵員の質や量が著しく低下して、艦船は作れるけど乗組員がいません(><)
ってな状況(ヤマトよ永遠に)なら考えんでもないだろうが、そうじゃないなら無難に艦船を
建造した方が、はるかにツブシがきく。
コントロール艦が撃破されて他の艦がコントロールを引き継ぐ、って言っても隕石ミサイルを
作って元々の隻数が少なけりゃあっという間に限界が来る。
確かに原作中には建造費のことは書かれてないような気がするが、だからといってオマイさんの
有利にはならんな。巡航艦1隻=100発くらいでないと、一隻あたり一発搭載、しかもそれを一個
艦隊分なんてことは、お世辞にも魅力的なプランとは思えんよ。乗組員の居住性や生命維持装置
のことなんかを考慮せんでも良い、って言われてもそこまでいくとは思えんね。
で、バーミリオンでは、元々艦船に備わっていたステルス性と小惑星帯に紛れ込んでいたために、
至近距離で、ようやく察知出来た訳だが、まさか常にこんな戦法をとるのか?
>>608 そりゃ近接して隕石ミサイルぶち込む、なんてトンデモ戦術が採用されなった
からだろ。なんで、わざわざ相手に有利な土俵で戦わなきゃならんのだ?
対艦はともかく要塞になぜ石を投げつけなかったんだろうな
ヤンがアルテミスの首飾りにやったような攻撃は要塞に対してかなり有効だし
誰でも思いつくと思うんだが
やはり、それやられたらイゼルローンなんかあっさり落城してしまいそうだから
知らん振りを決めこんだのかねえ
614 :
名無し三等兵:2006/08/20(日) 02:08:19 ID:jrMXP56i
結局、銀英伝世界での「小惑星を利用した質量弾対艦攻撃」って、核融合機雷源と一緒で
我々の時代での地雷原に近い運用になるのでは。
センサーの発達した銀英伝世界では、ステルス性が無く図体の大きい小惑星なんて
かなり敵に接近して打ち込まないと容易に回避されるでしょうし、接近するより前に敵にその
存在を察知されてはますます効果が低くなります。
つまり「接近しないと戦果がまず望めない」
「攻撃直前まで敵に可能な限り存在をその秘匿しなければならない」
という点では正に地雷や機雷のそれであり、どちらかと言えば受動的な兵器でしょう。
それに質量弾で直接的な効果はあまり望めないでしょうから、敵の艦列に打ち込んで
陣形を乱したり、核融合機雷源などと組み合わせた上で敵艦隊の進路上や回避コース
上に多数の質量弾を打ち込むなどして敵軍の行動を制約するなどと言った牽制目的での
運用の方がよほど役に立つでしょう。
>>613 破壊したいんじゃなくて占領したかったからだろ。
616 :
名無し三等兵:2006/08/20(日) 02:25:03 ID:jrMXP56i
>>613 >対艦はともかく要塞になぜ石を投げつけなかったんだろうな
まず、同盟軍があくまでイゼルローンの基地機能(特に港湾機能)を維持した上での占領に
拘っていた事が大きいのでは。
仮にイゼルローンを完全破壊するか、基地機能の復旧に長期間を要する大打撃を与えた
上で占領すると、当面の間同盟軍はイゼルローン要塞の防御力や補給能力を当てに
できないまま帝国軍の大規模な反攻作戦に備えねばなりません。
これは帝国に比べて総合的な国力や人口で劣る同盟にとってはかなりの負担であり、
出来ればイゼルローンの基地機能は回廊占領後の防衛作戦の為にも、可能な限り
残した状態で占領したいという軍事的な要求があったと思われます。
それに対してガイエスブルグ要塞を直接移動させてきたラインハルトは、
「イゼルローンなど必要に応じて完全破壊しても構わない」という姿勢を取っていましたが、
あれは双方の要塞が消滅したとしても、残った艦隊戦力では帝国軍が圧倒的に優勢なの
ですから、むしろ軍事バランスはますます帝国軍有利に傾くという判断があっての事でしょう。
617 :
名無し三等兵:2006/08/20(日) 02:33:49 ID:jrMXP56i
それに戦闘要塞としては比較的小型のアルテミスの首飾りと比べ、イゼルローン要塞は
攻撃力も防御力も桁違いに大きいという違いがあります。
直径数キロ程度の質量弾をイゼルローンに向けて打ち込んでも、大破壊力を誇るトール
ハンマーによって瞬時に粉砕されるのは目に見えていますし、そもそもイゼルローン要塞が
周回している恒星系には惑星が存在しないのですから、星系内から手頃な大きさの
小惑星を調達するのは極めて困難です。
となると、他の星系から小惑星にワープ機関を取り付けてイゼルローン回廊まで運搬
しなくてはなりませんが、ガイエスブルグ要塞の事例でもわかる様に、直径40キロの物体
のワープでも極めて大がかりな事前準備と工作が必要でした。
しかもガイエスブルグ要塞と違い、ただの小惑星では防御力も攻撃力も本格的な要塞と
比べて大きく劣るので、回廊までの運搬に成功したとしても、イゼルローン要塞に接近する
までにトールハンマーや駐留艦隊による攻撃で撃破されるか、推進器を破壊されて大きく
進路を逸らされてしまうのがオチです。
長文がんばってるとこ悪いけど無人艦をぶつけてるから。
岩だってぶつけられるだろ。
大きさも1キロ程度までなら旗艦クラスと同じだから
ガイエスブルクみたいな無茶な推進器のつけ方する必要ないし。
アルテミスの首飾りの時と同じでレーザー程度じゃ
損害与えられないんじゃないの。
トールハンマーで迎撃するにしても連発出来るわけじゃないし、
駐留艦隊出してたら撃つこともできんし。
>>613 シトレが昔、無人艦体当たり作戦を実施し、混乱に乗じて要塞のふところに飛び込
む寸前までいってる。要塞指揮官がトチ狂って味方ごと吹き飛ばしたので失敗した
が、有効ではあるようだ。
しかし、同盟側は要塞を攻略して、自軍の物としたいのであって破壊を前提にして
ないのと、一度↑のような狂った対応されてしまうと、同じ手は使いにくい。
620 :
名無し三等兵:2006/08/20(日) 10:24:43 ID:jrMXP56i
やはりイゼルローン要塞が周回している恒星アルテナには惑星が存在しないという事が
アルテナ星系におけるイゼルローン要塞への質量弾攻撃を困難にしているのでは?。
仮にアルテナが多数の惑星や小惑星帯を持つ標準的な恒星系であれば、星系内から
適当な大きさの小惑星をさほど苦労せずに調達できたのでしょうが、そう行かないのは
>>617で言われている通りです。
その上、イゼルローン要塞に対する質量弾攻撃を成功させるには、可能な限り衝突
させる小惑星の存在を帝国軍に秘匿しつつ、要塞の至近距離まで移動させる事が必要
不可欠ですが(遠距離で投射すると、その分要塞側のリアクションタイムを増やして
より多くのトールハンマーの砲撃を浴びてしまう)、アルテナ星系には質量弾の移動を
遮蔽すべき惑星や小惑星帯が存在しないのですから、いくら同盟軍が攻略艦隊と
質量弾の周囲に強力なジャミングを張り巡らせても、それを要塞の至近距離まで持って
くるのは極めて困難でしょう。
それに同盟軍の手に落ちたイゼルローンを帝国軍は度々攻撃しましたが、追い詰められた
ケンプ提督がガイエスブルクをぶつけようとした時以外には要塞に対する大質量弾攻撃を
試みていません(無人艦の突入は除く)。
それにヤンとラインハルトの最後の直接対決となった戦いでも、ラインハルトがイゼルローン
の占拠に拘る必要など無かったのだから、もし「イゼルローンに小惑星をぶつける」という
戦法が戦術的に有効であれば、それこそ多数の小惑星を太星系からかき集めてイゼルローンに
投射していたでしょう。
それを行わなかったのは、「小惑星を接近させるのが困難」「トールハンマーで容易に破壊される」
という事が事前のオペレーションリサーチなどで判明しており、労力の割に効果が極めて薄いので
ラインハルトも最初からそんな戦法を採用しなかったのでは。
621 :
620:2006/08/20(日) 10:27:09 ID:jrMXP56i
>>620 訂正
× それこそ多数の小惑星を太星系からかき集めて
↓
○ それこそ多数の小惑星を他星系からかき集めて
セレスは小惑星まで読んだ。
age厨よ
起転結か起承結で3行程度に纏めれないのかね
やはりどれもこれも説得力に欠けるな。
それをやったらあっさり(とは言っても数ヶ月〜数年の準備期間が必要だろうが)
イゼルローン・ガイエスブルグが落城してツマラン・都合が悪いからなんだろうな。
作者の都合でそういった手法を無視するのは全く構わないが
アルテミスの首飾りはokでイゼルローン・ガイエスブルグは×ってのは
一貫性という観点からちょっとね。
だよな〜。
溢れんばかりの豊かな想像力で無理やり世界観擁護なんてしなくても
話の都合なんてわかってるんだからそれでいいって。
ただ一貫性がないとなんだかな〜と言う気がするね。
学秘伝は酷かった
627 :
名無し三等兵:2006/08/21(月) 11:36:21 ID:/O+XsIci
>>624 >アルテミスの首飾りはokでイゼルローン・ガイエスブルグは×ってのは
>一貫性という観点からちょっとね。
アルテミスの首飾りとイゼルローン要塞とでは、大きさも攻撃/防御力も文字通り桁違い
なのだから、同一に語るのはどうかと。
イゼルローン要塞の主砲であるトール・ハンマーは最大出力での砲撃なら大型戦艦を
まとめて数百隻(下手をすれば数千隻単位)で消滅させる代物でしたが、それでも
第三巻の「要塞対要塞」の戦いでは、お互いに要塞砲を直撃させたにも関わらず、
致命傷と言えるほどの打撃を与えられなかったのだから、防御力も極めて高いのです。
それに対し、カストロプ公動乱の際にはアルテミスの首飾りとほぼ同等の戦闘衛星が
登場しましたが、これに装備されていたレーザー砲は戦艦の主砲よりは強力だった
でしょうが、それでもトールハンマーの様に戦艦をまとめて数百隻単位で吹き飛ばす
程の物では無く、衛星自体の大きさもせいぜいkm単位でしょう。
628 :
627:2006/08/21(月) 11:44:06 ID:/O+XsIci
そしてヤンが巨大な氷塊をアルテミスの首飾りにぶつけた際には、衛星から放たれる
レーザー砲は巨大な氷塊の表面を多少抉るぐらいでその本体を破砕するだけの出力を
備えていませんでした。
しかし、トールハンマーは互いにかなりの間隔を開けて展開する艦隊でも数百隻単位で
まとめて消滅させられるのですから、その危害半径もかなり大きく、少なく見積もっても
直径数百キロ(あるいは数千キロ単位)であり、直径数キロや数十キロ程度の小惑星を
イゼルローンに向けて投射したとしても、トールハンマーの巨大なビーム砲の束は小惑星
全体を優に覆い尽くし、一撃で消滅させるか破砕させてしまうでしょう。
それ以前に要塞の近場で氷解ぶつけ作戦の準備なんかやってたら駐留艦隊が様子見に来ますがな。
アルテミスは無人君ですが。
>衛星から放たれるレーザー砲は巨大な氷塊の表面を多少抉るぐらいでその本体を破砕するだけの出力を
備えていませんでした。
>しかし、トールハンマーは互いにかなりの間隔を開けて展開する艦隊でも数百隻単位で
まとめて消滅させられるのですから
衛星の兵装も、通常の機動戦力が相手なら、イゼルローンやガイエスブルクの主砲と同等の威力が有るのではと思う。
>その危害半径もかなり大きく、少なく見積もっても
直径数百キロ(あるいは数千キロ単位)であり
通常の機動戦力が相手だから、それだけの効果が出せるのでは。
陣形の表面だけでなく、その後方にいる艦艇も吹っ飛ばせるだろうし。
>直径数キロや数十キロ程度の小惑星をイゼルローンに向けて投射したとしても、トールハンマーの巨大なビーム砲の束は小惑星
全体を優に覆い尽くし、一撃で消滅させるか破砕させてしまうでしょう。
相手の質量にもよるが、蒸発は無理と思う。
破砕は可能かもだが、慣性は消えないのではないか。
ガイエスブルク要塞は、巨大ワープエンジン12機で動かせたようだから、
そのエンジン連動制御を考えなくても、巨大ワープエンジン1機だけでも
結構な質量が動かせるだろ。
それで動かせる大きさの氷塊に通常航行エンジンも取り付けて、
更に沢山作って、イゼルローン要塞近くにワープアウトさせて、
一気にまとめて突っ込ませたらどうかしら。
駐留艦隊対策としては、機動戦力数万隻に護衛させる。
順序
1.攻略部隊の機動戦力、要塞近くへワープアウト。
2.駐留機動艦隊と会戦開始。
3.後方の攻略部隊機動戦力から見た、巨大氷塊のワープによる時空震の危険域外に、氷塊ワープアウト。
(氷塊内部に空洞を開け、老朽空母か輸送艦を1隻入れておき、それを簡易ドックとして、護衛機も入れておく)。
4.要塞へ突っ込ませる。出来れば多方面から、それも時間差を置く。会戦的にも、牽制・陽動にもなって有意。
>>630-631 確かに「質量弾攻撃によるイゼルローン要塞破壊」の手順としてはそれなりに筋が
通っていますが、その作戦は事前準備とそれを護衛する大規模な艦隊の動員に
かなりの動員が必要な為、よほど帝国軍の諜報部がマヌケ揃いでもない限り、
確実に同盟軍の作戦準備を察知されてしまうでしょう。
そうなると、帝国軍もそれに対応して本土から大規模な増援艦隊をイゼルローンに
増派してくるのは確実であり、同盟側は艦隊戦力で帝国軍に対して優位を保つ事が
難しくなります。
それに通常編成の攻略艦隊のみならまだしも、大質量の氷塊や小惑星多数に
ワープエンジンを取り付ける様な工作作業をイゼルローン回廊付近の星系で
行っていれば、それがイゼルローンへの質量弾攻撃だという意図は帝国軍に
容易に見抜かれるでしょう。
もし帝国軍が早期に同盟軍の作戦を察知して迅速に増援数個艦隊を送り込んで
くれば、わざわざ質量弾がイゼルローン星系にワープアウトしてくるのを待つ必要は
どこにも無いので、イゼルローン回廊の手前の同盟軍の集結ポイントになりうる
星系に艦隊を待ち伏せさせ、同盟領域から運ばれてくる質量弾とその護衛艦隊を
事前に叩きに来るでしょう。
ヤン(ユリアンでも可)が意図とか概要を伏せてやればどんな作戦でも成功するんだよ!!"23421
>同盟側は艦隊戦力で帝国軍に対して優位を保つ事が難しく
回廊内で有効に運用できる兵力には限度が有る様なので、
彼我双方、多くて、五万隻程度の動員だろう。
それ以上動員しても遊兵になる。
この場合、攻略側は、敵機動戦力を相殺出来れば良い。
>大質量の氷塊や小惑星多数にワープエンジンを取り付ける様な工作作業を
イゼルローン回廊付近の星系で行っていれば
回廊付近でやんなくてもいいと思う。
>艦隊を待ち伏せ
それを思うようにさせないための攻略側の通常機動戦力動員。
無人艦でメインポートゲートを潰せば済む話だろ
>>632の続き
帝国軍の諜報網に作戦意図や事前準備を見抜かれにくくするには、
1)護衛艦隊を可能な限り小規模な編成にする
2)より手の込んだ欺瞞工作を行う
3)欺瞞工作やワープアウトを容易にする為、質量弾を比較的小さな物にする
と言った対策が考えられます。
1)は攻略艦隊(護衛艦隊)を小規模編成にすると、帝国軍の増援部隊の派遣を
招きにくくなるのはヤンの第13艦隊(わずか半個艦隊)によるイゼルローン攻略
の事例でも立証されていますが、あまりに護衛艦隊が少数だと要塞駐留艦隊の
拘束や誘引が難しくなり、せっかく質量弾をイゼルローンに向けて投射しても、
要塞砲と護衛艦隊の砲撃によって破砕されるかコースを逸らされてしまう可能性が
大幅に高まります。
出来れば駐留艦隊(約一個艦隊編成)を拘束し、なおかつ質量弾本体の直衛に
2〜3個艦隊の動員は欲しいところですが、そうなると同盟軍の大規模な艦隊動員を
帝国軍に察知されて帝国軍艦帯の増派を招き易くなると言うジレンマが発生します。
2)は同盟軍の諜報部や作戦部の能力でかなり左右されるとして、3)はワープアウトや
質量弾としての改装工作が容易な比較的小型(数km単位)の小惑星だと、要塞主砲
どころか要塞副砲及び戦艦主砲の弾幕射撃ですら容易に破壊されかねません。
それにフェザーンは「三大国の国力の均衡を図る」という国家方針がありますから、
イゼルローンを破壊しうるような大質量弾多数の改装工作を行っていれば、帝国軍
のみならずフェザーンにも作戦意図が露呈するのは必至でしょう。
フェザーンにとって「イゼルローン要塞の破壊」は三カ国の軍事・国力の均衡を大きく
揺るがす事態であり、決して望むべき事柄ではありません。
長文ウゼエ
ヤンが占領したときはフェザーンも予想してなかっただろうけど
だからといって別に驚いてたわけでもないし
苦々しく思ってたわけでもないじゃん。
イゼルローン占領したところで同盟に帝国を滅ぼせる国力なんてないし。
勝手に望むべきところじゃないなんて決め付けるなよ。
・・・めんどくさいので一番下の部分だけ読んだんで
他のとこは他の奴が書いて。
イゼルローン要塞が消えたら、アッシュビー健在当時の状況に戻るだけだな。
天才アッシュビーが居ても、同盟は帝国領侵攻は果たしていない。
つまり、基本的に、要塞の有無それ自体は、膠着状況を何ら変化させない。
エル・ファシルで岩は用意すればいい。
(エル・ファシルがどんなところなのかが分からないので
都合のいい設定させてもらうのは勘弁してくれ。)
で、大艦隊なんて必要ないね。
直援用の1個艦隊と、運搬用に半個艦隊ほどで十分だ。
駐留艦隊が出撃してきたらそのまま岩を放出すればいい。
避けたらイゼルローンにあたるし。
無人艦ぶつけるのと要領なんてかわらん。
駐留艦隊と要塞が同斜線上にいるなんでどんな偶然だよ。
結構いるぞ。
しょっちゅう邪魔でトールハンマー撃てなくなってるからな。
>>638 >ヤンが占領したときはフェザーンも予想してなかっただろうけど
>だからといって別に驚いてたわけでもないし苦々しく思ってたわけでもないじゃん。
ヤンがイゼルローンを占領したと報告を受けたルビンスキーは
「まさかあんな方法があったとは」と驚いていなかったっけ?
>イゼルローン占領したところで同盟に帝国を滅ぼせる国力なんてないし。
確かにイゼルローンを無傷で奪取しても、末期の同盟軍には帝国軍を一気に打倒する
ような余力はありませんでしたが、本編の様に国力の限界を越えた無謀な大遠征など
せずに、回廊側出口のいくつかの星域の占領に留めて後は抑圧された帝国平民や
農奴らへの地道なプロパガンタ&切り崩し工作を行うか、あるいはヤンが構想していた様な
「イゼルローン失陥という帝国側の心理的打撃に付け込み、帝国へ何らかの形で和平
工作を持ちかける」という選択を行っていれば、中〜長期的には同盟に有利な形で
事態は推移していたでしょう。
もっとも、末期の同盟は政治体制が硬直化していて帝国に対して和平を持ちかける様な
空気はありませんでしたし、最高指導者のトリューニヒトも同盟全体の利益より私利私欲を
優先させるような輩でしたから、そういう地道な選択をする可能性は低かったでしょうが。
>勝手に望むべきところじゃないなんて決め付けるなよ。
果たしてそうでしょうか?
本編でもフェザーンは100年近く帝国と同盟とフェザーンの国力比が殆ど変化しない様に
あらゆる手を尽くしてきましたし、その中には当然「両軍共に勝ちすぎず負けすぎず」
という裏工作を少なからず行ってきたはずです。
現に、イゼルローン失陥後に同盟軍が大遠征を敢行する事を、フェザーンは駐フェザーン
弁務官を通して帝国軍にかなり早い段階でリークしたりしていますから、ここでも同盟軍が
イゼルローンを占拠した勢いのまま勝ち過ぎない様に手を廻したりしています。
もっとも、この後起こったアムリッツア戦役ではルビンスキーの予想以上にラインハルトが
勝ちすぎた節がありますが。
>>643 >その中には当然「両軍共に勝ちすぎず負けすぎず」
>という裏工作を少なからず行ってきたはずです。
仮にイゼルローン要塞が破壊されたとしても、当然バランスをとるように工作する
のでは?
極論、同盟の大侵攻という愚行だって、実は裏でフェザーンが工作した結果かも
しれない。
フェザーンが望むバランスは、あくまで帝国と同盟が決定的に勝ち負けつか
ない戦争を延々と続けさせる事で、戦争が要塞の取り合いに終始している状況
を維持することじゃない(要塞の家主が替わっても、単にコートチェンジ程度の
違いしかない)。
そういや、同盟は要塞取って、逆に軍事費負担が増えて大変(帝国は逆)みた
いなことはなかっんだろうか? いくら自給自足可能と言っても、駐留艦隊の整備、
人員の補充などなど入用が増えると思うのだが(国内正規艦隊はそのままでしょ?)。
ま、すぐに国内艦隊が激減し、リソース突っ込むところが要塞中心になったから
無問題だったかも知れないけど。
>>644 軍事費不足というよりはマンパワー不足って気もするけど
外伝のユリアン日記で帝国規格で合わない云々なんか見ても
要塞を完全に同盟仕様に合わせる余裕はなかったみたいだな。
それにしても自給自足ってすげー設定だよな。
そんな超科学あるなら戦争なんてしなくても贅沢三昧できんじゃんw
>>644 >(要塞の家主が替わっても、単にコートチェンジ程度の違いしかない)。
果たしてそうでしょうか?
それはイゼルローン要塞の戦略的な価値をあまりに低く見すぎているのでは?
本編では「無傷でのイゼルローン占拠」という大戦果に目がくらんで無謀な大遠征を
強行した挙句、天才ラインハルトの鮮やかな誘引撃滅戦略に完璧なまでに引っかかって
イゼルローン制圧という軍事的・政治的大戦果を完全に帳消し(というより再起不能な
大損害)にしてしまいました。
しかし、イゼルローン要塞はヤンが制圧するまで6回に渡る大規模な攻略作戦を
実行するもその全てが無残な敗北に終わり、その度に同盟軍は天文学的な損失を被って
国力を確実にすり減らしていきました。
しかし、イゼルローンをほぼ無傷で制圧した以上、帝国軍が再びイゼルローン回廊を
突破して同盟領に侵攻する為には、イゼルローン要塞を制圧するか破壊しなければ
なりませんが、その為には帝国軍は今までの同盟軍がそうだった様に天文学的な犠牲を
強いられる事は必至です。
そうなれば、同盟軍は帝国領への侵攻さえ行わなければイゼルローン要塞とそこに
駐留する艦隊+増援の数個艦隊さえ維持し続ければ当面国内の安定は保たれるので、
これまで無理な軍拡で疲弊した同盟経済を立て直す絶好のチャンスだったのです。
(これはヤンやレベロが意図していた戦略でもあります)。
しかし、愚劣な同盟評議会はそれと全く逆の戦略を採用してしまった為、国力の回復
どころか無謀な侵攻作戦の末に再起不能の大損害を祖国に負わせてしまったのですが。
長文糞ウゼエ
長文レスは軍板の華よ。
だが
>>646は改行とか下手で非常に読みにくい。
・・・携帯か?
中学生じゃないの?
流れが作文ぽいから。
650 :
名無し三等兵:2006/08/22(火) 01:15:02 ID:bhkZBkXn
そもそもアルテミスの首飾りの設定に無理がありイゼルローン要塞とは比較にならない。
12機で惑星の防空は完璧だなんて言うが、攻撃衛星ってことは大きさも限度があり
大きくても戦艦くらいだろ。つまり武器弾薬なんて限られた量しか積めないし
超強力な兵器なんて搭載しようも無い。もしあるならそれを戦艦に搭載すればいい。
まだ500隻とかの小艦隊があったほうが有効だと思うが。
ちなみにOVAでもキルヒアイスにあっさり撃破されてた。
要約すると
アルテミスの首飾りの設定には無理が有る。
作中でもサクサク壊されてるのに万能兵器な扱いされる根拠が無い。
数万の艦隊運用してる世界なんだから軌道上に常設艦隊置いた方が良いんじゃね?
はい3行。
いやまあ、攻撃力はイゼルローン要塞クラスなんだろうよ、首飾りは。
それだけの攻撃力を持った機動戦力は造れない(巨大すぎてワープ不可能になる?)状況なのだろう。
ちなみに、12個で防空完璧ってことは、
全方位をフォローしないといかんだろうし。
惑星ハイネセンを正四面体で包む陣形を仮定して、
各頂点4つと、各面4つの中心部それぞれに1機ずつ、
残る4つを遊撃的に運用って感じかしらん。
>>646 >イゼルローン要塞を制圧するか破壊しなければ なりませんが、その為には帝国軍
>は今までの同盟軍がそうだった様に天文学的な犠牲を 強いられる事は必至です。
帝国軍が同盟の愚行をくり返すだけじゃん(ラインハルトには、その気はなかったが
ガイエで攻撃しているし、同盟はフェザーン突破の可能性というヤンの警告をまるで
信じられなかったので、全体でみればどちらも意識は変わってなかった)。
だから、コートチェンジ程度というのだよ。
>これまで無理な軍拡で疲弊した同盟経済を立て直す絶好のチャンスだったのです。
で、また長い戦争を再開する選択肢もあるわけで。
フェザーンとしては、経済立て直しの際に、さらに深く食い込み影響力が増大する
可能性は高いから、誘導するのは簡単だろう。
>>652 アルテミスが軍事衛星なら戦艦クラスの艦艇にそのまま搭載できるだろってこと。
(コスト無視)
ググッてみたアルテミスの首飾りのスペック
>アルテミスの首飾りは360度全方向に対して攻撃能力を有する軍事
>衛生で、レーザー砲、荷粒子ビーム砲、レーザー水爆ミサイルといったあり
>とあらゆる兵器を装備し、準完全鏡面装甲をしている。その動力は、太陽光
>によって半永久的に持続することができる。
>準完全鏡面装甲と太陽光によって半永久的に持続
この辺が無敵神話の根拠かな?
これほどの兵器を半永久的に動かせる太陽光発電が可能なら
各惑星に発電所なんていらないけど。
>>655 イゼルローン要塞だって、たかが直径60qだし、やろうと思えば、衛星軌道上にも載せられるだろ。
つまり、「人工衛星」に出来る。
よって、「人工衛星」だからって、戦艦程度のサイズとは限らない。もっとでかいかも知れない。
首飾りの具体的な大きさについての記述は無かったし。
あと、各惑星、太陽熱発電で、必要なエネルギーは賄ってんじゃないかな。
そんな巨大なものが衛星軌道にのってたら
破壊したら地上は悲惨な事になるな。
衛星軌道じゃなくても、ラグランジェポイント辺りにおいて、艦隊の拠点にしたいねぇ。
イゼルローンクラスひとつじゃ足らないけど。
普段、どうしているんだろう?
アニメだと、帝国軍は地上に基地があるが、同盟はわかんないなあ(軌道上にいて
乗員はシャトルで移乗するシーンはあるけど)。
>>657 首飾りが、本当にイゼルローン級にでかい筈だって話でもないがね。
直径10km程度かも知れん。
それでも、惑星上に落下したらえらいことだが、
それを言うなら戦艦程度のでかさでも同様だけど。
でもまあ、未来の話だし。角度を考えて粉砕したら、
上手いこと惑星上には被害を及ぼさないようにと
計算できるんだろう。
>>658 >ラグランジェポイント
ワープ能力の無い警備艦隊の拠点くらいは、有ってもいいだろうにねえ。
いやその前にハイネセンに月は有るのか?
まあ良いとして、
衛星兵器って位だから別に衛星で良いんじゃない?
惑星への被害を想定しても
系外軌道から打ち込むのとは違って自由落下速度で回ってる衛星だったら
大質量をそのまま急減速して落とすの技術的に無理じゃないかな
>自由落下速度で回ってる衛星だったら
首飾りは、衛星軌道上を自由に動けるってことだから、
通常の人工衛星とは同列に論じ得ないだろ。
人口衛星と言うよりは、宇宙船に近くないかって気もするな。
どっちにしろ衛星軌道でしか動けないなら
破壊された時点で自由落下だろ。
科学がどんなに進もうが関係ないじゃん。
首飾りは、その性能上、ハイネセンの重力を振りきって、
衛星軌道外に出れないとは限らんが、まあどのみち、
破壊されたら別だな。
大気圏内で燃え尽きるくらいに粉々に粉砕されたのだろうね。
氷塊を撃つ折に、それが惑星に突っ込んだりしないように
慎重に計算されたんだっけか。
>>655 > これほどの兵器を半永久的に動かせる太陽光発電が可能なら
> 各惑星に発電所なんていらないけど。
それは俺も考えたことがあるな。
仮に衛星表面にあたった太陽光を100%エネルギーに
変換できたとして(不可能だが)も、レーザー連射なんて
到底無理だと思うんだが。
素直に核融合炉とか積んでる設定にしなかったのは
惑星に墜落したときどーすんだという突込みを避けるためか?
太陽光のエネルギーは機動のためのエンジン用で、
兵装用としては、また別の動力源が有るとか
(どのみち、戦時には、ミサイルの補給とかは要るだろうし)。
核分裂でなく、核融合なら、落っこちても比較的安全な気がする。
長期自立補給可能な、敵領内通商破壊用超大型ステルス宇宙空母の建造と運用って、
不可能なものですかね?
>>667 ガイエスブルグがそれに近いのでは?
ステルスは無いけど
>>667 戦闘機を出せば、ステルスの意味がなくなる。
戦闘機をステルス化しても、運用に通信、レーダー管制が不可欠なので、結局
丸見えに等しい。それに戦闘機側からも、「見えなくなって」帰還できない。
また、ワープの痕跡は隠せないだろうから、それを追跡されると凡その位置は
バレそう。
>通商破壊用
空母でやる必要ないやん。
ステルス駆逐艦・高速巡航艦隊&ドック艦・プラント艦隊の方が良いかしらん。
>>669 銀英世界は、通信と交通は光速を超えているけど、
観測手段は、直接には光速の範囲内の様だ。
通信やレーダーの電波だのワープの痕跡だのは、
運悪く直接(或いは痕跡を残した直後)
哨戒衛星や巡視部隊に見つからない限り、
あまり気にしなくて良いのでは。
痕跡が数日か数週間後に観測された時には、
とっくにワープでどこかへ消えている。
商船や輸送艦を襲った場合も同様。
>空母
少数(低武装)の相手を無力化するなら、実際に戦闘を担当するのは、
宙雷艇(攻撃の主体)や揚陸艇(敵船制圧)、偵察艇、
及び単座式戦闘艇(警護と戦闘の支援)の部隊で充分では。
空母なら、それらの整備も、艦内である程度可能だろうし。
>>668 ラインハルトは、移動要塞を量産して、
同盟領内にばら撒いて、荒らして、
イゼルローン要塞を無意味化すれば良かったのに。
>>672 おまえ本気で空母が通商破壊に向いてると思ってるのか?
銀英世界の話だし。
銀英の戦闘艇は接近戦用。通商破壊するなら高速戦艦で遠距離砲撃したあと遁走したほうがまだマシだな。
関係ねぇwww
ダヤン・ハンだったか、浮遊基地とか有ったが、あれにワープと通常航行のエンジン載せたらちょうど良くないか。
少なくとも100隻くらいは収容できる様だし。
>>676 軍の輸送艦はまだしも、民間船に乗っている民間人を殺しちゃいかんだろ。
通商破壊の話をしてるのに民間人を殺しちゃいかん、というレスがつく。
前々から怪しいとは思ってたけどやっぱりここは軍板じゃないんだな。
銀英的には、基本的には民間人を殺しちゃいかんからな。
>>672 明記されてないだけと思う。
数百光年を跳べるワープ航法があり、亜光速航行が当たり前ならば、電波を
使ったレーダーでは手探りに等しい(戦場は光秒単位の距離だから、なんとか
なるし、主な見せ場が戦場だから)。
FTLを応用した亜光速〜超光速対応レーダーもあると普通に考えられるが?
>>682 実は俺もそう思う。
例えば、光年単位で時空震発生を探知し、
敵接近を察知出来る超光速レーダーとか、
有って当然ではないか。
でも作中の記述では、手探りの探知しか行われていない
(例、アムリッツァ前哨戦でのウランフ艦隊、
要塞対決序盤での同盟軍哨戒部隊など)。
そんな便利なものが有れば、
書かれていて当然の場面で出てきていない。
或いは、そうした手段での哨戒が行われていば、
もっと早く敵襲を察知し、対応出来る筈なのに、
手遅れになっている状況が一再ならず有る。
つまり、光速の壁を超える観測手段は、
銀英世界には存在しない。
長距離センサーは、ワープシステムを応用したものだったりしてね。
ワープ機関が動いていて、転移する際に転移先をスキャンすることしかできない
とか。
>要塞対決序盤での同盟軍哨戒部隊など
回廊はどうも、差し渡し数光年の距離があるようだから、仮に超光速センサーが
あったとしても、アテになるのがそれよりずっと短いのかね。
銀英伝って戦艦とかにもある程度戦闘機積んでなかった?
銀英伝世界の空母ってのは
艦載機の搭載に特化した艦艇という意味かも知れんぞ。
単座式戦闘艇の整備施設とかも有るのではないか。
偵察機を沢山載せた偵察空母とか、連絡用シャトルを沢山載せた艦隊指揮用空母とかも
有っていいかも。
>>685 シヴァとか戦艦に艦載機が搭載されているはず。
>>685 現実の戦艦でも戦闘機積んでいるものもあるが。
え?
偵察機や観測機ならともかく、戦艦に戦闘機積んで意味あるんだろうか。
つーかどこも戦艦だ。
>戦艦に戦闘機積んで意味
護衛なんでないか。所属の大型艦と連携して、
その艦周辺の狭義での制空(宙)権確保。
692 :
688:2006/08/23(水) 22:04:19 ID:???
>>691 いや、銀英の戦艦はそれで構わない。
>>688が現実の戦艦に戦闘機積んでるって言ってたので気になったのだ。
それと、
>>688 ×どこも戦艦
○どこの戦艦
orz
693 :
690:2006/08/23(水) 22:06:52 ID:???
21世紀の地球に戦艦が現存する上
戦闘機を載せてると聞いてやって来ました。
>>691 直援させるにしてもたった数機だけでどうするんだよ。
たった数機でもそれを整備して運用する為のスペースと
機材と人材が必要なんだぞ。
デッドウェイトになるだけじゃねーか。
専用の機能がある空母の方がいいに決まってる。
連絡機や偵察機ならわからんでもないけど。
艦底に発進口が開いて戦闘機が次々と飛び出す戦艦とかw
そんでもって、その戦闘機がスパルタニアンとドッグファイトをするとゆーMADがあったなぁ。
襲ってくる戦闘艇は何百機もある編隊でやってくるんだろうに
防御側は各戦艦ごとにバラバラに戦闘艇出して
それが有効に機能すると思えるところがすごい。
もしかして坊ノ岬沖で出撃をまっているあの戦艦ですか?
でも、僕は現在ある戦闘機を搭載した戦艦を教えて欲しいんです><
なんだかごちゃごちゃ紹介されてるけど
油槽艦や給兵艦の類は一切なしか。
機雷も出てたのに掃海艇もないし。
銀英ってバカスカ攻撃しまくって敵陣突撃とかしてるけど
光学兵器も無限に打ち続けられるわけでもないだろうし
ミサイルは有限なのに戦闘中の補給シーンがまったくないな。
艦船が港湾施設使わず弾薬の補給を行うのはかなり困難なのに、
何不自由なく攻撃しまくってるんだから、
宇宙空間で弾薬補給を戦闘状態で行う高性能弾薬補給艦も
ちゃんとカテゴリー作って紹介してやれよ。
>>701 言いたいことは判るが油はねーだろ。
まあ千隻万隻の戦闘だし、交代で補給しながら戦ってるんじゃね?
ランテマリオじゃ後方宙域で工作艦とドッキングして修理してた巡航艦もいたし。
補給艦は出てくるから、必要物資は全部コイツが運ぶのではないかな。
掃海作業は普通の軍艦が、ゼッフル粒子や艦載砲を使ってやっていたような。
デュプリケータ積んでないのかね?
それ以前にトイレに被弾してどうとかって件もあったしシウェッジシステムさえ無さゲだけど
単語の意味がワカンネ
燃料(核?)と弾薬と食料やら被服なんかを
同じ船に入れるのは考えにくいけど。
運搬する為に必要な処置が違う。
>>703 ゼッフル粒子散布用の工作艦があったような
船の種類や荷卸しの描写なんてさすがにいらないけど
艦隊が補給を受けるシーンがまるでないのはな。
思い出したようにMSはエネルギー切れになったりするシーン出すのに
その横で戦艦がありえないほど対空砲火を撃ってるガンダムみたいで萎える。
伊勢がいつ戦闘機を搭載したんだ。
いや、戦闘機どころか航空機をいつ搭載してたんだ。
教えてくれよ。
>>708 戦闘中に補給を受けてるシーンはないが、基地に寄港したり後方で整備を受けてるシーンはある。
つまり銀英で補給を受けるには一旦後方に下がる必要がある訳だ。
包囲されるとすぐ弾薬が枯渇するのもその辺から来てるのかもな。
っていうかガンダムは第2話にして早くもシャアが補給受けてるんだが。
ガンダムだって最初は補給難が話の中心だったぞ。
塩がありませんとか、アニメであんな表現がでたのは初めてかもな。
あと、修理途上で腕無しガンキャノンが出撃したこともあったな。
714 :
名無し三等兵:2006/08/24(木) 21:02:50 ID:fgmdrroh
それより旗艦が各将の専用艦になってるのってどうなんだ。
戦死したりすれば港に係留されるなんて戦艦一隻無駄にしているだけ。
キルヒアイスの旗艦バルバロッサなんかずっと放置されてたはず。
>>712 だから、MSがそうやって補給どうこうとか言ってる割には
戦艦が弾幕撃ちまくりじゃん。
どんなけ弾あんだよと突っ込みたくなる。
戦国時代の武将用武者鎧と同じようなものだろう。
まあ普通は戦死=旗艦轟沈だと思うのでキルヒアイスがレアケースでは。
小型の移動基地とも言える強襲揚陸艦がそう簡単に弾切れしたらそっちのほうが問題。
揚陸艦に求められるものは運搬能力と
それを支援する機材の補給能力だろ。
揚陸艦自体の武器が絶え間なく打ち続ける事が出来るほど
弾薬が必要とは斬新な揚陸艦ですね。
ソ連もビックリなハリネズミ仕様なんでしょうか?
そんな強襲揚陸艦あるなら是非とも教えて欲しいんですけど。
>>710は敗走したなw
戦艦伊勢が戦闘機搭載してなかったなんて初耳だw
例えばホワイトベースの場合、艦自体がMSの火力支援を行う役割も持つから
艦の弾薬は支援機材に当たるな。まあスレ違いもいいとこだが。
伊勢型改装前:水上偵察機
改装後:彗星艦爆、水上偵察機(搭載実績無)
戦闘機を載せる予定はないはずだが。
ガンダムはスレ違いだからな、これ以上やるならシャア板で。
>>719 何言ってるのか自分で分かってますか?
末尾「w」、「だろ」系のカキコは臭いので蓋を開けないように。
>>721 そもそも、仮に彗星じゃなくて零戦載せて
『戦闘機』を積む事になってたとしても
伊勢の戦艦としての機能とまったく相容れず
話の流れで言えば、伊勢が出てくる事事態おかしくて
これじゃ銀英の戦艦は失敗作という例を出してる事になるんだけどね。
まあガンダムはスレ違いだが
ホワイトベースって結構弾の補給受けてたんじゃなかったか?
俺の出番まだ〜?
>>728 倒産したテーマパークはお呼びじゃありません。
誰も
>>698の最後の問題点に答えてないのがワロタ
>>731 いや実際訳分からんところだしな。
ポプランなんて戦隊長なのにヒューベリオンに配属されてるんだぞ。
とは言え、もしポプランが空母配属だったら他メンバーとの会話が激減するわけだが。
そういった物語上の理由なのかも知れん。
>>733 まぁそうなんだろうね。
でも、ユリアンさえいなければ
ポプランはヒューベリオンにいなくても
問題なかったはずなんだけど。
別にヤンと戦闘中に話したりするわけじゃないし。
それが戦闘艇乗せてるおかげでおかしな事になってるからな〜。
ヤマトの影響だったりして。
それどころか、コーネフ戦隊の隊長であるコーネフや隊長代理の
コールドウェルまでヒューベリオンに乗ってる。
ますます訳分からん。
737 :
名無し三等兵:2006/08/26(土) 16:33:21 ID:lyMDi8H1
age
>>735 ヤン艦隊の幹部会議にユリアンが参加してるくらいだから
個人の階級とか所属は軽視されているんじゃないのか。同盟崩壊後はほぼ私兵集団に近いわけだし。
例えばメルカッツなんて同盟軍を指揮する権限なんてないとかいくらでもある。
739 :
名無し三等兵:2006/08/26(土) 23:57:58 ID:d7rbyJpk
千隻、1万隻単位で艦隊を組むが、各艦の艦長は佐官クラスなんですよね。
提督には数千人の佐官から一人しか選出されないわけですね。軍隊組織
としては変ですよね。作者は1艦=1兵卒として認識しているんだろうけど。
銀英伝のあの兵力設定が最大の疑問。数万隻の艦隊を維持するには、乗組員
だけではなく、地上要員がもっと必要になる。百億単位の人口では
カバーできないんではないの。
細かく書かれないだけで
銀英伝の世界では艦隊司令官の提督の下にも提督がいるという編成が
普通なんじゃねえの?
ヤン艦隊にはヤンの下に
フィッシャー提督とかグエン・バン・ヒュー提督とかアッテンボロー提督とか
いたわけだし。
地上要員て言うかメンテナンス要員だね確かに軽視しすぎ
いくら科学技術が進んだところで戦闘機械のメンテナンス工数が
増える事はあっても、いきなり半分に成るなんて事はあり得んからね
前のスレかどっかでやってたと思うけど、地上要員が
兵員の半分ぐらいを占めているって推計がなかったっけ?
743 :
名無し三等兵:2006/08/27(日) 15:38:45 ID:NZ9L9xUD
まあ、現実の海軍でも司令長官の下には戦隊司令など複数の提督がいる
わけだが、1万隻ともなると、将官の階級をよほど細かくしないと対応
できないでしょう。それこそ、二等兵から大将までの階級区分と同数の
区分を提督クラスに設定しないと。あの物語の兵学校の1学年は何人
必要になるんだろう。
まあ、あの壮大さが物語の魅力ではあるんだろうけど。実際の海戦の
イメージで数十隻単位だったら、「英雄」とか「伝説」って感じでも
ないかな。
駆逐艦艦長に二等兵〜上等兵をあてればおk
で、二等兵の下に三等兵以下を設定する。
艦隊司令:元帥〜中将(元帥でも直属の艦隊は持っている)
分艦隊司令:少将〜准将
艦長:大佐か中佐
この間がさっぱりわからない。
艦長から分艦隊司令になるまで3000人ぐらいのライバルをけ落とさないといけない・・・
>>745 >艦長から分艦隊司令になるまで3000人ぐらいのライバルを
それぐらい平気で死ぬから
747 :
名無し三等兵:2006/08/27(日) 18:49:22 ID:PFX8LDbx
佐官が艦長なのは戦艦とか大型艦じゃ?
コンラート・リンザーは大尉で、輸送艦の副長だった。
>>747 ラインハルトは16歳少佐で駆逐艦艦長。
年齢はともかく階級的には妥当という設定だったような気が。
駆逐艦なんて1回の会戦で100隻単位で擦り減って行きそうな気が
するんだけど、どっから艦長沸いてくるんだろう?
士官学校卒で直ぐ艦長になるのかな?
毎年1万人くらい卒業生が必要になるな。
同盟で人口130億だから卒業生1万人ぐらいなら大丈夫だろう。
ラインハルト擡頭後の頻度が異常なだけで、それ以前の大規模会戦は数年に一度
それも大抵は有耶無耶で終わってただろ。
>>746 ラインハルト登場までとアッシュビーが暴れてた頃除いて
そんな毎回毎回1個艦隊全滅とかなかっただろ。
艦長が3000人も簡単に死ぬって艦隊の4割が
壊滅って事になるんだけど。
大破に中破も入れたら毎回1個艦隊が壊滅するような損害出てる事になるけど
そんな大損害を毎回被ってると思えないので
やはり艦長クラスから提督になるには異常に難しいのに
なんら代わりがないんだけど。
>>752 帝国側はそうでも、同盟側はイゼルローン攻略戦のたびにかなりの損害を
繰り返していたので、艦長クラスもかなり死んでいるのでは?
ライバルが減れば、戦闘と関係のない人事(上の更迭、退役)での昇進もぐっと
可能性が上がる。
ラインハルトが本格的に登場するまでに
イゼルローン攻略戦は5回しかやってないから
30年という時間で考えれば同盟はそれほど
被害受けてるわけじゃない。
>>754 30年に5回しか攻略戦を行えないほど毎回消耗してるんだろ。
少なくとも毎度毎度1〜2個艦隊壊滅してるしな。
アスターテの大損害を攻略戦のたびに受けてるようなもんだ。
そんな大損害受けてるなんて書いてないけど。
第5次や第6次もトールハンマーで攻撃されたら
さっさと撤退してるし。
せいぜい数千隻やられてるだけだろ。
>>756 それまでも激戦やっとるやん。
我が征くは星の大海で両軍の損害(途中経過)が出てるけど、
決定的勝敗がつく以前に双方一万数千隻沈んでる。
それもうラインハルトが戦場で活躍してる頃じゃん。
普通に考えて、会戦の度に全兵力の10%以上が
壊滅して帰ってくるなんてありえないし
もしそうならもっと兵力増やすか戦闘の仕方変えるだろ。
>>752 ただ、帝国軍の場合は平民や下級貴族出身の士官と比べて門閥貴族出身の士官が
明らかに優遇されていたから、能力や実績や年齢が同程度でも平民出身の士官が
未だに中尉止まりなのに、門閥貴族の者は大佐で艦長職という事はザラだったでしょう。
下手をすれば明らかに無能なのに大貴族のボンボンというだけで艦隊指揮官をやって
いる奴だっていたでしょうし。
例えば道原かつみ版の漫画で、若き日のロイエンタールが補佐役として乗組んでいた
艦の艦長が戦闘中の艦橋に女を連れ込み、ロイエンタールの適切な助言を無視して
「レールガンだ! わしはレールガンがいい!」とホザいていたような奴とか。
アッシュビー提督による大虐殺の結果、ゴールデンバウム王朝末期には平民出身の
士官にもかなり出世や昇進の門戸は開けていましたが、それでも能力や実績より家柄
だけで艦長の職を得たりする貴族士官はゴロゴロしていたでしょう。
>>759 どうかな?
そういう連中は基本的に後ろに下がってるとか、もっと上の司令クラスじゃね?
本当に無能で権力だけで軍の地位を獲得した
軍人貴族は最前線に出してるとは思えないけど。
エーレンベルクはブランシュバイクが元帥号くれ、
と頼みに来たとき渋い顔してたし、
軍隊の中じゃ血筋だけの大貴族は厄介者扱いでしょ。
大貴族とはいえないけど、皇帝の知己だった
グリンメルスハウゼンが出てきた時も、後ろ下がらせてたし。
リップシュタット末期、艦単位の叛乱祭りを見る限りは貴族連合側の高級士官は
あらかた貴族だったようだ。
ラインハルト台頭前の帝国軍も恐らくは同じような状況だったのでは?
>>762 お飾りなのか、マジなのか?
リップシュタットだけなのか、それ以外もなのか?
議論の余地はだいぶありそうですな。
みんな予備役扱いで何故か勝手に階級がどんどん上がっていくだけで
ろくに軍役に就いた事ないのばっかでしょ。
むむ、確かに帝国軍の状態がずっと貴族連合並だったら
とっくに同盟側に敗れていたはずだな。
上級士官の無能っぷりを現場の兵士で必死こいてカバーしてた可能性もあるが。
グリンメルスハウゼンみたいに地位はあってもやる気の無い貴族士官は周囲の連中が
可能な限り味方の足を引っ張らなくて済むような部署に廻すだろうけど、後にリップシュタット戦役
でロイエンタールらが揶揄したように、門閥貴族出身の青年士官らは好戦的で血の気が
多い輩が多いのはおそらく確実でしょう。
そういう輩の代表としてフレーゲル男爵がいますが、作中では
「ろくな戦場経験も無しに少将の階級を得ている事に疑問を抱かない」
と言われた様に、ほぼコネと家柄だけで将官になったようです。
ただ、リップシュタット戦役までに全く戦場経験が無かったかと言われればそうでも無く、
劇場アニメ版ではミュッケンベルガー元帥と共に艦隊旗艦の艦橋にい続けましたし、
その原作となった外伝第一巻のラストでも十数日に渡る大規模戦闘の間、ずっと旗艦の
司令部にい続けたために完全に疲弊しきっていた・・ なんて描写がありましたから、
具体的な戦功は挙げていなくとも、戦場に出る気は充分にあったようですが。
>>758 ラインハルトが活躍している時期ではあるけど、全体に対する影響力がないか
ら(ラインハルトの存在にほぼ関係なく戦争は起こり、事態は推移した)、外伝期
は前ラインハルト時代に分類すべきでは?
艦隊の司令部って一番攻撃されないはずの場所では。
帝国軍もアホボンが負傷したり下手したら戦死しないよう
かつアホボンの好戦的な気分を満足させて
その上実際の戦闘には何の関係もない
絶妙の配置しないといけなくて大変だ。
エーレンベルクは胃薬携帯してそう。
>>767 出撃した戦力の1/3率いてる大将の地位にある人間が
影響力ないわけないじゃん。
経過はどうあれ戦果のほとんどはラインハルトが上げてる。
ラインハルトがいなければ敵前横断もなく漫然と撃ち合って
適当なところで終わりでしょ。
>ラインハルトがいなければ敵前横断もなく漫然と撃ち合って
だろ?
ラインハルト以前と以後では数字が変わるんだよ。
>>769 ラインハルト期と区別するにしても、一少尉だった頃から皇帝まで、戦争に対する
かかわりが全然違うから、どこかで線引きしなきゃいけないだろ。
たしかに、本編に近い外伝期は、ひとりの活躍で大きな戦果を挙げているが、大
して全体に対する影響力のない戦いもあるし、まして、後のように彼の思惑で戦争
を起こしているわけじゃない。だから、便宜上外伝と本編で線引きしようと言ってい
るのだが。
今の流れは、一回の会戦でどれほどの損耗があったかが主題で、ラインハルト
個人の戦果かは関係ない。艦隊1/3の損耗なら、他の会戦と大差なかろう。
それに対して、本編時期になるとアスターテで敵2/3を殲滅と規模が大きくなり、
それ以後は、立て続けに前例のない大規模な会戦を起こしているから、区別する
必要がある。
だからラインハルトが戦場で活躍しだす前までは
そんな会戦の度に1個艦隊壊滅とかの損害が出てないだろう。
って事なんだけど。
線引きするとしたらラインハルトが艦隊を率いだした中将の時からでしょ。
>>772 中将の頃っていつよ?
そんな半端なところで切るより、便宜上外伝/本編の方がわかりやすくていいじゃん。
外伝自体、前記なんだし(イゼルローン日記はちがうが)。
>>745 移動仕様のガイエスブルク要塞を発見した同盟軍哨戒部隊が、戦艦以下色々取り混ぜた編成で、
数は十数隻程度、指揮官が大佐だった。
艦長が少佐程度の駆逐艦なら、100隻くらいの部隊を、大佐が率いていてもおかしくないのでは。
そうやって経験を積み、手柄を立て、生き残って准将に昇進したら、まずは巡航艦100隻程度を預かり、
更に経験を積めば、指揮兵力が巡航艦か戦艦500隻くらいに増えたりするようになるのではないか。
>>773 中将の時も外伝の1巻だけど。
自信満々のホーランド艦隊が壊滅するという偉業を成し遂げてる。
ところで外伝で分けるなんてあまり意味がないと思うけど。
それは出版物としての分かれ目だから。
会戦の損害がラインハルト以降と以前でどうかって話してるんだから
艦隊司令官以降が分かれ目でしょ。
実際に1個艦隊任されるや否や同盟の艦隊を立て続けに壊滅させてるんだから。
>>774 大佐と准将の間に上級大佐みたいなものがあるかもってこと?
准将も実際はかなり細分化されてたりする?
>>777 同階級でも、新米とベテラン(先任て言うのかね)とで扱いが違ったりするんじゃないかな。
例えばポプランとか、あのまま同盟が健在で、そのまま順調に昇進したなら、
中佐辺りで操縦士及び宙戦隊指揮官を引退し、まずは空母副長にでも転属し、
経験を積んだら戦艦艦長とかに転属し、そして手柄を立てたら大佐に昇進し、
大型艦(空母など)の艦長とか、10〜20隻程度の巡航艦部隊指揮官とかになったりし、
更に経験を積んだり手柄を立てたりしたら、より多くの兵力を率いたるするのではあるまいか。
>>777 普通の軍隊なら、階級をそれほど細分化せずとも、
先任順でなんとかなるんでね?
普通の軍隊なら。
ポプランは専科学校出身だから、
昇進しても航空畑一筋でいくんじゃないかなあ。
空母副長→空母艦長→空母部隊指揮官といった感じで。
適性によっては、色々経験積ませた方が良いのでは。
特にポプランは、艦隊指揮官としては、例えば高速巡航艦隊を率いて、
何かを迅速にどうこうとか、そういう仕事に向いている様な感じがする。
>>763 門閥貴族出身でも、結構有能なのや、或る程度使えるのも居たろうし(ラインハルト台頭前の三長官とか)、
門閥でない下級貴族だったら、メルカッツやファーレンハイトやロイエンタールなどに見られるように、
有能な連中は相当数居たのでは。
リップシュタット戦役では、下級貴族出身の有能な指揮官連中は、殆どがラインハルト派に付いたのだろうね。
なお、門閥貴族の無能な高級将校の大半は、内乱前は、予備役か、或いは、自分の領土の警備隊指揮官ということになっていたのでは。
783 :
名無し三等兵:2006/08/28(月) 23:20:05 ID:cIKozC6e
>ラインハルトは16歳少佐で駆逐艦艦長。
>年齢はともかく階級的には妥当という設定だったような気が。
駆逐艦の乗組員はたしか100人くらいだったはず。
階級的には尉官クラスじゃないか?
帝国軍総旗艦たるブリュンヒルトの艦長が艦長として唯一将官だったはずだから
艦隊旗艦や巨艦などが大佐、普通の戦艦で中佐、少佐じゃないと
何万隻の艦隊なんだから無理がありすぎるような。そうなると指揮官の階級も考えないといかんが。
「勝利とは相対的なもので相手がより一層弱ければ必然的に勝てる」by同盟の老将(要約)
勝利側のスバラシイ戦略を創造ため物語中の負け側が強烈にオバカに表現されてる。
軍事小説志向のガイエが見せる限界点。
自分の首絞めたな
×勝利側のスバラシイ戦略を創造ため
○勝利側のスバラシイ戦略を創造出来ないため
交通路をフェザーンとイゼルローンにしぼっちまったために
戦略もひどく単純なものにならざるを得なかった様な気がするな。
古代や中世の中国だって交通の条件はそこまで単純じゃなかったと思うが。
当初は短期連載の予定だったからってのもあるのだろうが。
階級の話で盛り上がるのはいいんだけどちょっと待ってくれ。
>>774のとこ
「戦艦以下色々取り混ぜた編成で、数は十数隻程度」
って、戦艦の横に巡洋艦がいてその横には駆逐艦って感じで
ごちゃ混ぜって事か。
これがそのまま大きくなって艦隊組織してたらどうしよう・・・
宇宙で航路が二つしかないってのが意味不明だ。
行き止まりになってたりするのだろうか?
>>783 単座式戦闘艇の操縦士が、同盟では下士官(軍曹辺り?)から、というのが有ったし、
帝国でもそんな感じだろう。そして、艦艇乗りにもそういうのは有ったりするのでは。
艦隊の場合は、少佐なら必ず100人を率いねばならないとか、そう単純な構成でもないのではないか。
>>784 作者は、歴史上の戦いをモチーフにしていることが多いようだから、
そういう意味では、「創造」なんか、どのみち、ほとんどしていない。
負け側の強烈なオバカなど、歴史上、結構居たということではないか。
>>788 宇宙に危険宙域ってのが有って、ここを安全に通り抜け出来るのが、2つの回廊のみ。
危険宙域は、赤色巨星、白色矮星、重力異常地帯が密集しているそうで(おそらくは銀河中心の核恒星系か?)、
通常航行も不可能なくらい色々厄介なのだろうけど、何より、ワープが不可能なのだろう。
回廊内では、要塞が公転軌道上に居る恒星アルテナのような大重力の近く以外は、
ワープが可能なのではないか。だから安全地帯。
危険宙域外では、当然、2つといわず、もっと沢山の航路が存在する。
>>787 新書版2巻の内乱の話では、分艦隊級の部隊では、高速巡航艦とか、或いはミサイル艦とか、
艦種で分かれた部隊編成がなされていた描写が有った。
一方、駄目な例として、艦種ごちゃまぜの編成のリッテンハイム艦隊などが有った。
その後は、そういう描写は明記されないようになったが、艦種・艦の性格による部隊編成は、
存在はしているのだろう。
>>792 アニメ版の黒色槍騎兵艦隊は全艦高速艦(高速戦艦と高速巡航艦)で編成されていたな。
ビッテンフェルトの性格からすれば、機動力より砲戦能力を重視した重攻撃型の艦艇で
統一されていた方が相応しかったような気もしますが、あれは昔の軍隊で騎馬部隊の
突進力と機動力が戦場で絶大な威力を誇っていた事をああいう形で表現していたのかも。
>>783 確か、艦隊を編成する軍艦の乗組員の平均が100人くらいであって(1万隻なら100万人)、
駆逐艦の乗員はもっと少ないのでは。
>>793 それも変だけど。
1個艦隊って師団どころか軍団に匹敵する戦略単位なのに
同系統の高速艦しかないってのはな。
>>788 >>791 フェザーンが様々な手を凝らして「第三の航路」の発見を妨害してる、とも作中にあるね。
アニメは難儀なんだな。
>>787 十数隻程度であっても、考えた布陣を取ってるんじゃないかなあ。
万一戦闘になった場合、長距離砲撃戦と接近格闘戦で艦種を使い分けたり。
或いは、戦力が不利で電波妨害もされている場合、戦艦などが足留めして、
その間に、脚の速い高速巡航艦は脱出して要塞へ急報とか。
少数の哨戒部隊と言えど、各艦種が揃っていた方が、色々有り得る複数の
事態のどれにも対処し易いのかな?
>>799 万一戦闘になったらさっさと逃げるだけじゃん。
たった10数隻で威力偵察でもあるまいし、
だいたい哨戒任務に戦艦使うってどんな軍隊だよ。
駆逐艦は何のために存在してるんだ。
>万一戦闘になったらさっさと逃げる
相手が同数かそれ以下なら、逃げる必要も無いのでは。
追われている味方艦や、亡命者の船を助けてやるって状況も有るだろうし。
>哨戒任務に戦艦使うってどんな軍隊だよ。
駆逐艦は何のために存在してるんだ。
長距離砲撃戦の場合は、火力が、戦艦>巡航艦>駆逐艦
接近格闘戦の場合は、旋回性能が、駆逐艦>巡航艦>戦艦
航行の場合は、速力が、高速巡航艦(及び高速戦艦?)>その他の軍艦
尚、戦艦は、接近戦になって単座式戦闘艇も必要になった場合(相手の拿捕とか)の
空母機能も兼ねているんじゃないかしらん。
まあなんせ、未来の宇宙の話だ。
余談だが、この話の世界の戦艦は、戦艦と言うより、
戦闘空母とでも呼んだ方がいいかもという気もするな。
哨戒任務に就いている戦艦は、単座式戦闘艇よりも、
主に、先行偵察艇とか揚陸艇とかを搭載しているのでないか。
組織も兵器も運用方法が現在の読者の
想像を絶するような設定で書いてないのに
未来の宇宙の話だも何もないと思うけど。
哨戒任務に何で長距離砲撃戦とか必要なんだよ。
いったい哨戒って何をすると思ってるんだ?
とりあえず、予想される敵偵察部隊よりも優勢な警戒部隊ってのはおかしくないだろ。
あのころの同盟は人的資源の枯渇が深刻だから、偵察隊同士が遭遇戦で損耗することを避けたかったんじゃね?
とりあえず戦艦持ってくれば充足率ぎりぎりでも、新兵しか乗っていなくとも威嚇にはなる。
数光秒の遠くから、いきなり敵戦艦に撃たれたら、最終的に逃げるにしても、
撃ち返すのはやんないとな。
>たった10数隻で威力偵察でもあるまいし
ttp://homepage1.nifty.com/sm/main/senior/word/p/probe.html 「無視できない程度の軽快な部隊を送り、対応を探る」そうだから、十数隻程度は適当だったりするのでは。
>組織も兵器も運用方法が現在の読者の
想像を絶するような設定で書いてないのに
光速で数秒(つまり、双方、相手の光学観測をするにも同じくらいの時間が必要)、
そしてこの世界の艦艇での通常航行ならば、踏破にその1000倍以上の時間が掛かる様な距離で、
大出力の光学兵器で撃ち合う様な状況は、現在の地球上の海戦とは同列に論じ得ないだろう。
まあケンプ艦隊襲来の時は、直前に大規模な前哨戦もあったし、ヤンが不在で
キャゼルヌが司令官だった訳だから、訳分からん偵察部隊を出しても仕方が
なかろうよ。
問題は…、
リップシュタット戦役直前にやって来た捕虜交換の使者と「神々の黄昏」作戦時に
侵攻してきたロイエンタール艦隊を発見したのは、戦艦ユリシーズ一隻だけ。
前者の場合は監視衛星群が、まだ導入されてなかったのと訓練を兼ねて、後者の
場合は、監視衛星群を導入したものの、「神々の黄昏」発動に先立つケンプ艦隊の
襲来で破壊されて、しかも補充する為の予算が下りないから仕方なく艦艇中心の
哨戒をせざるを得なかった…、
と読める記述と、どう整合性を整えるか?だ。
Q 急に
B ビッテンフェルトが
K 来たので
他の場面では、偵察に出た駆逐艦が、敵発見との急報後、連絡を絶ったてのが有ったっけ。
この場合も、確か単数で動いている。
移動要塞発見時の哨戒部隊十数隻というのが、やはり特殊だったのか。
威力偵察というよりは、強行偵察という感じかね。
811 :
808:2006/08/30(水) 19:39:09 ID:???
特殊な事例、というよりも行き当たりばったりで書いてる気がw
イゼルローンへ帰還中のヤンを発見したケンプ艦隊の偵察部隊は駆逐艦と護衛艦から
なる小集団だったし(もっとも、この編成は理に適っていると思うけど)。
ガイエは銀英伝をSFというよりも疑似歴史小説として書いてるのは理解できるけど、軍事や
メカニックの設定や描写が甘いから、こんなことになるだと思う。
緊張度・危険度が高い場合(会戦直後や会戦直前)は複数、そうでない場合は単数という感じでないか。
ドーリア会戦前、エルゴン星系まで偵察に出た駆逐艦が報告後連絡を絶ったって事例は、
実は単艦ではなく、エルゴン星系までは同行した艦も別に居たのかも知れん。
手分けして見回っているうちに(或いは、大丈夫だろうと多寡をくくって分散し単独行動)、
運の悪い駆逐艦が敵に出くわしたとか。
>>811 下手に軍事モノっぽく書くからおかしな事になるんだよね。
どうせむちゃくちゃなら荒巻先生並みにしてくれたら吹っ切れるのに
なまじ戦略がどうとか言うから余計にツッコみたくなる。
>荒巻先生並
いや、叩かれまくると思うが。
偵察部隊の記述も、別に致命的におかしい点は無いと思うがなあ。
設定の厳正な宇宙軍事小説なら、谷甲州とか有ると思うが、
正直、ガキの頃は、読んでいて退屈だった。
よく言われることだが
文句があるなら銀英伝より面白いものを書いてみろってやつだな。
816 :
808:2006/08/30(水) 22:55:21 ID:???
>>812 >緊張度・危険度が高い場合(会戦直後や会戦直前)は複数、そうでない場合は単数という感じでないか。
そう言われてみると、そんな気がしてくるよ。行き当たりばったりってのは撤回しよう。
>偵察部隊の記述も、別に致命的におかしい点は無いと思うがなあ。
戦艦だとか巡航艦だとか駆逐艦だとかの違いが、読んでて分からんのは致命的。
自分で艦種を分けてるんだから、ガイエはその設定を使いこなさねばならんだろう。
817 :
808:2006/08/30(水) 22:57:45 ID:???
>文句があるなら…
亀田かよ、おまいは。
>>812 敵が攻めてくる場合、間違いなく万単位なのに
たかだが10数隻にしても発見される可能性が高くなるだけで
何の益もないと思うけど。
後半にあった1000隻単位の偶発的な遭遇戦ですら
10数隻じゃまるで意味がないし。
>>816 艦種の違いとかは、新書版2巻で、まあ何とか。
>>818 例えば、或る宙域までは複数で行き、それからパルスワープで一旦分散して、
しばらくの間、1隻が数立方光分〜1立方光時程度を担当し観測する、とか。
バーミリオン会戦前、ムライがやっていた広範囲での綿密な索敵とかが、多少参考になるかね。
>>815 亀田君ねー。小説家は小説を書いて読者を喜ばせるのが仕事なの。
その仕事に対して評価が分かれるのは当たり前のことなの。
我々が面白い小説を書く事とは、なんの関係もない話なんだよ。
たとえば君が家を建てたとするが、欠陥住宅ができでしまった。
君は業者にクレームを付けるだろうが、業者は文句があるなら自分で
家を建てろとギャク切れするのと同じことなんだよ。
自分の馬鹿さ加減がわかったら、さっさと宿題やって寝なさい。
>>816 >自分で艦種を分けてるんだから、ガイエはその設定を使いこなさねばならんだろう。
そこは俺もずっと気になってるな。
例えば今の哨戒の話にしても、作中最初の頃はミサイル艇とか出てるから
そういうのが常に哨戒してるとかならまったく違和感ないのに、
そのミサイル艇が艦隊戦についていって一緒に戦闘してたりするし。
でもまぁ、そういう風に細かく書いてると思ったら
まるで艦種の違いが分からない戦闘シーンになって、
特に同盟滅亡後なんて、戦艦や空母の大型艦がほとんど
廃棄されたとか書いてるのに戦闘中にそれによる不都合とかほとんど感じられず、
ヤン艦隊に至っては超万能艦でも使ってるのかという活躍ぶりしてたりするし。
そのあたりの整合性はきちんとして欲しかったと思う。
>821
その例いいなw亀田君の例だと
医者に文句を言う香具師は医学部を受験する破目になるし
判事に文句を言う奴はロースクールを受験する破目になるわけだw
アンチに文句を言う香具師はアンチに
1個艦隊がまるで1つの部隊のように
書いたのが不味かったんじゃね?
ナポレオン時代を参考にしてるというけど
大陸軍だって砲兵が騎兵と一緒に突撃したりなんてしないじゃん。
歩兵、騎兵、砲兵、それぞれ役割もって行動してるんだから。
ナポレオンの何を参考にしてるんだろ?
軍事の天才が皇位を簒奪する。
なんだか勝ち切れないシベリア遠征。
あまり幸せでない幕切れ
大陸軍は世界最強ォーーーーーッ
な辺りを参考にしてるんじゃなかろうか。
おまいらヒマつぶしに銀英伝を今北産業してみっか?
ラインハルト
ヤン
イゼルローン
面白みのかけらもないなorz
>>822 >戦艦や空母の大型艦がほとんど廃棄されたとか
バーラトの和約で、廃棄しろと言われただけであって、
それが完遂されたわけではないよ。
チュン・ウーとかが上手いこと誤魔化してヤン一党向けに送ったし、
マル・アデッタ会戦の折にも、和約からそう経っておらず、
艦艇の廃棄が未だだったのが幸いしたとか書いてあった。
>>822 >ミサイル
ミサイルは、撃ってすぐ亜光速になるわけは無いから、ミサイル艦とかは、
接近格闘戦向けの艦種なんだろうね。
接近戦の折、単座式戦闘艇部隊や宙雷艇や駆逐艦と連携してどうこうとか、
ドーリア会戦でバーミリオン会戦の時のように、敵陣の只中を突破するような状況で、
ミサイル艦部隊が先鋒になって撃ちまくるとか、そういう場面は読みたかったな。
>>829 外伝でイゼルローン攻防戦の折、ミサイル艦が活躍してるお。
そうだったか? そりゃ失念していたよ。
ホーランドの、火力の滝とかだったっけか。
ミサイル艇なんて先鋒になったら
敵のビームで一瞬でお釈迦じゃん・・・
ミサイル艇とミサイル艦とじゃ、防御力も違うだろう。
俺の記憶じゃ、ミサイル艇ってのは無かったが(宙雷艇なら有ったが)。
巡航艦と駆逐艦は別個に存在してるのに
さらに『ミサイル艦』っていうカテゴリーは何?
ミサイル艇と同等と考える方が普通だと思うけど。
アーセナルシップみたいな特殊な存在のつもりなら
それ相応の描写があるべきだと思うけど。
艦>艇だろ。
ミサイル艦は、ミサイルに特化した巡航艦か駆逐艦って感じでないか。
尚、砲艦は、大出力光学兵器に以下同文。
>>836 砲艦なんてますます小さくなるんですけど・・・
>>837 >砲艦なんてますます小さくなる
内乱時の記述で,大出力のうんぬんって書いて有ったからな。
過去に存在したものから,名のみ借りているのだろう。
久々に覗いてみたらもう11まで進んだのか。
しかしこのスレの住人はどうしてここまで銀伝のことでここまで熱く語れるんだか。
俺は銀伝は好きだったがタナカがな・・・・
1万隻の艦隊の兵員が約100万人、軍艦の乗員が1隻平均100人って、
会戦中は、その100人が全員同時に稼動しているのか、
それとも長丁場に備えての3交代制とかなのか。
外伝だったかで
ヤンが「長丁場になるなら休息ローテ考えるのも指揮官の任務」とか言って
キレてたところを見ると
全員同時稼動かも知れんぞ。
>>839 他にも軍事要素のある作品はあるのに、銀英伝の事しか語れないからだお
ガンダムを熱く語る臭そうなのより
50歩程は軍事板に馴染んでるとは思う。
お題提出あれば何でも語るよ。
アル戦は田中の劣化がはっきりと見て取れるから駄目だな
魔法要素をがっつり取り込んだ軍事幻想小説読みたいなあ
人間代表のギスカールが活躍して化け物みたいなパルスの奴らを
滅ぼしてくれたらよかったんだけどな。
田中は敵が極端にアホで主人公は超人みたいな奴でしか
戦争モノを書けないのか。
>敵が極端にアホで主人公は超人みたいな奴でしか
戦争モノを書けないのか。
銀英のラインハルトVSヤンが有るじゃないか。
マヴァールの最終決戦とかも。
そこらのマンガの様に一兵卒の感情が戦況を左右するようなストーリーよりは
マシだけどな
「そこらのマンガ」が何を指すかはよくわからんが
銀英伝のキャラが面白いと思ったことは一度もない。
Zガンダムのアレな登場人物たちの方がまだ好感が持てる。
そっちのスレに行くがいいよ。
准将当時のヤンは、なんでパエッタなんかの所に配属されたのかね。
合いそうにないって、見れば判るだろうに。
軍上層部の考えや如何に。
准将当時のヤンは、同盟にとってそれ程大事な人材では無かった。
エル・ファシルの件位しか目立った功績の無い、ゴロゴロ居る様な准将1人の人事なんざ上層部の知った事か・・・
って事なんじゃね?
>846
11巻で苦労人から駄目な俗物認定されたからもうだめぽ
>852
「パエッタ君はロボス派(ドーソン派でも可)だから、参謀はグリーンヒル派からだな」
「しかしグリーンヒル派で残っているのは・・・「エル・ファシルの英雄」しか・・・」
という第三軍選定のような会話が成されたに違いあるまい
>>854 ギスカールまでダメ人間なの・・・?
どんどん劣化してるな、あの作者。
ちなみに、グリーンヒル派じゃなくてシトレ派だと思うぞ。
>>854-855 11巻では命がけで請願に来たエステルを邪魔者扱いして消そうとしていたけど、ギスカール
の置かれた立場からすればそれほど愚劣な選択では無かったのでは?
ギスカールは今までバカ兄やキチガイ大司教に振り回されてろくでもない人生を送って
きたけど、ようやく邪魔者が2人とも死んでマルヤムを拠点に己の王国を築けるまでに
こぎつけた所なんだし。
完全にマルヤムを掌握して統治基盤を固め、充分な国力と兵力を蓄えてから本国ルシタニアに
凱旋するのならまだしも、未だマルヤムの統治が万全とは行かない時期にエステルの直訴を
受け入れて本国に戻っても、せっかく手に入れたマルヤムがギスカールを失って内乱状態に
陥っては何にもなりません。
要するにギスカールからすればエステルは厄介者以外の何者でもなく、そのまま本国に
彼女を帰してしまえばギスカールの事を「母国を見捨てた裏切り者」と言いふらしかねないので、
エステルを亡き者にしてこの件を握りつぶすのがベターだと判断したのでしょう。
いわばギスカールは「有能な俗物」であり、主人公補正がかかっているアルスラーン一党
よりよほど人間味があるというか我々に近い存在と言えるのでは。
近いものか。
奴は我々の100倍有能だぞ。
ギスカールは有能でも人間と思えるんだよ。
すべての元凶はタナカだろう。
ギスカールのような苦労人が作者に贔屓されてるアルスラーン一党に
小馬鹿にされてあぼんがタナカの何時ものパターン。
卿らの討議も長いわりに… なかなか結論が出ないようだな
では次に
七都市物語で
主人公が贔屓されるのは当たり前だ。
まあ、ギスカールや、シンドラのナントカが頑張ってる様を愛でれば良いでないか。
七都市で、邪魔な衛星撃ち落そうとか、そういう話は出ないものかね。
>>860 2ちゃんに初めから、ナンバー1もナンバー2もいないのでな
>>853 20代で将官てのは、同盟全軍でも数少なかったらしいぞ。
手柄も、エル・ファシルだけでなく、戦場に出れば
「二度に一度は奇功を立てた」そうだし。
もっとも、過小評価したがる連中は居た様だが。
まぐれだとか、「他人がミスする時に点を稼ぐ奴だ」とか。
若くて出世したから周りから嫉妬されたんだよ。。
>>862 衛星の数にもよるんじゃね?
それに衛星潰しても月がまだ残ってるからな〜。
マスドライバーでも設置されたら地上は終わりだよ。
下から攻撃するのは不利すぎる。
程度の差はあるものの、ヤンを理解していた上層部、というかヤンより階級が上の人物は
シトレ、グリーンヒル、あとはビュクコックの爺さんぐらいか。
それ以外は、みんな白眼視していたしヤン自身、周りに理解してもらおうとは思ってなかった
から、パエッタ以外と組んでも余り変わらん気がする。
あとシトレにしろグリーンヒルにしろビュコックにしろ派閥人事をするような人間じゃないからな。
ヤンは、ウランフにも気に入られていた様だしなあ。
グリーンヒル大将が気を利かせて、彼かボロディンかビュコックの下に
付けてやれば良かったのに。
んで、そのペアでイゼルローンを奪取して、三人の名将のうち、
何れかが大将昇進して宇宙艦隊司令長官とか。
>>867 シトレはレベロとも近いし、
ロボスとも微妙に権力争いしてたし
露骨な派閥人事しないといっても
まったく派閥作ってないわけじゃないだろ。
第13艦隊なんて職権乱用みたいなもんじゃん。
第13艦隊って言っても、実態はアスターテの敗残兵+新兵の寄せ集めで、しかも
半個艦隊。、これまでの実績やアスターテの功績やらを加味すると職権乱用とは
言い難い。それに第13艦隊の任務はイゼルローンの攻略だから抜擢であっても、
依怙の沙汰でもない。それに派閥人事ってのは、実績がないのにフォークが抜擢
されるようなもんだろ?
>シトレはレベロとも近いし
アニメ設定だったけ?ありゃ確か同郷の出身だったか、幼馴染だったか
つー代物じゃなかったっけ?互いに憎まれ口を叩きながら、仲が良いだとか
なんだとか。だけど公務にも及んでたか?そーいう関係。
ビュコックとレベロが友人同士ってのなら覚えが有るけどな。
しかし、新しい艦隊を新設するより、大打撃を受けた艦隊を再建する方が
先だろうとは思う。
ヤンのポストは、普通に、第2なり第4なり第6なりの艦隊司令官でいいやん。
シトレがヤンを二階級特進させたら、つまり正規の艦隊司令官に任命したら、思いっきり
派閥人事なんだろうけどね。しかしヤンは派閥に入ってたのかな。ヤンよりも階級が下の
人間で見知ってる間柄(アッテンボローとか)なら頼りがいのある上官なんだろうけど、
上の人間からしたら扱いにくい人材だぞ。協調性がない、というか空気が読めないから
常にフォローしなくちゃならん。第13艦隊司令官の任命もギリギリの線だと思う。
名のみは「第2(乃至4、6)艦隊」でも、兵力が再建途上で6400隻程度ってことなら、
少将が司令官で適当だろうし、不正人事にはならないだろ。
手柄を立てさせれば普通に中将に出来る。
第13だって、一応は、創設当時から正規艦隊だったし。
と言っても、イゼルローン奪取は、士官学校の学閥から阻害されたビュコック爺さんに、
誰にも有無を言わせない大功を立てさせ、大将に昇進させる絶好のチャンスだったから、
史実のシトレは、アスターテ後のヤンを、第五艦隊参謀長にすれば良かったのになあ。
>>874 それが出来なかったんじゃない?周りからの反感が強くて。
「再建途上とは言え、栄えある第○艦隊の司令官に少将、しかもあのヤンを
任命するとは」
とかなんとか。で、半個で新設(ヒヨッコ艦隊)という線で落ち着いた、と。
>>875 ちょいと原作を読んでみると、シトレはヤンが軍の最高地位につくことを望んで
るし、第13艦隊創設の頃はヤンとビュコックとの間柄は、さほど親しいものでは
なかったから、シトレとしては、ヤンとビュコックとの間に溝が生じるのを避けた
かった、ってのはどうかな?
>>876 アスターテの英雄ということで、抜擢人事は可能な状況だったと思うがなあ。
或いは、既成艦隊の司令官にするより、新設の艦隊を編成した方が、
ヤンの思い通りの艦隊トップ人事が出来るだろうという配慮とかかな。
>シトレはヤンが軍の最高地位につくことを望んでるし
いきなりヤンがトップってのも無理な話だし。
宇宙艦隊司令長官ビュコック大将に、宇宙艦隊副参謀長ヤン中将で、問題無いと思うがなあ。
で、そのうち、ヤンが大将・総参謀長になるか、或いは、統合作戦本部長ビュコックに、宇宙艦隊司令長官ヤンとか。
アムリッツァがなけりゃビュコックは中将止まりで
宇宙艦隊司令長官になんてなれないだろ。
その地位はヤンに都合のいい人がなるとしても
ウランフかボロディンだろう。
ビュコックにイゼルローン奪取実地を担当させりゃあという仮定。
実力と実績と人望だけなら、爺さんはとうに大将になっていて当然の人の筈だから、
加えてイゼルローン要塞奪取という大功が有れば、国民世論とかも加わって、
学閥差別など吹っ飛せまいかという話だな。
ビュコック爺さんって話が進むにつれて、物分りのいい、好々爺めいたキャラになっていくけど、
登場時に「愛想の悪い、頑固で短気な人物で知られてる」となってるから、仮にヤンが第五艦隊
参謀長になったとして作戦実施までの間にビュコックと信頼関係が築けるかどうか…。
実際、ヤンを「どこの青二才だ」と言わんばかりの胡散臭げな目で見ていたからねぇ。
ヤンをシトレから押し付けられた、偉そうな口を叩く参謀、という偏見が生じそうだ。
アムリッツアが無ければ、ヤンとビュコックの深い信頼関係は築けなかっただろう・・・と原作で書かれているしな。
イゼルローン攻略戦の時も、失敗するだろうと笑っていた提督達に睨みをきかせていたが、別にヤンを擁護している訳でも無かったし。
>ヤンを理解していた上層部
そろそろ誰か、クブルスリーを思い出してやれ・・・
ウランフ・ボロディンよりも先に統合作戦本部長か宇宙艦隊司令長官に就いただろう。
クブルスリーもヤンを認めるようになったのはイゼルローン攻略、アムリッツア以後
じゃないかな。
漫画版ではビュコック爺さんとウランフ提督が
ヤンを認めているようなシーンがあるんだけどね。
もっとも、ウランフ提督のほうがヤンに好意的だったが。
ヤンが参謀だったら不敗ってわけには行かないと思うが。
ヤン艦隊みたいに適材適所の人材がいて少なくとも戦術レベルにおける自由がないと。
自分で動けるから魔術も使えるわけで参謀の地位じゃ誰が司令官でも使いこなせない。
ヤンの進言そのまま聞いていたらどっちが司令官が分からないわけだし。
>>881 >ヤンを「どこの青二才だ」と言わんばかりの胡散臭げな目で見ていたからねぇ。
爺さんは、余程気心が知れた相手で無い限り、誰に対してでもそういう雰囲気でないかな。
「頑固ジジイ」ってのはそういうものだ。
>>882 >別にヤンを擁護している訳でも無かったし。
「後日、恥じ入ることが無ければいいがな」って言い方は、
爺さんは、当時既に、ヤンの実力に相応の評価を与えていたと読んで良いと思う。
あれはむしろ、擁護している雰囲気だったと思うがな。
あの両者なら、一緒に仕事をしていたら、信頼関係など自然と発生するのでないかな。
>>885 >ヤン艦隊みたいに適材適所の人材がいて
>自分で動けるから魔術も使えるわけで参謀の地位じゃ誰が司令官でも使いこなせない。
出来がいい司令官なら話は別だろう。
>ヤンの進言そのまま聞いていたらどっちが司令官が分からないわけだし。
爺さんなら、そう悪口をいわれても、涼しい顔をしているのでは。
もし、現場の参謀としてのヤンが、最上級の司令官に恵まれたらってのも、
興味深い仮定ではあるな。
>第13艦隊創設
帝国との戦力比を考慮して、既存艦隊は温存したかったのかもしれん。元々、帝国の
18個艦隊に対して、同盟は12個艦隊と劣勢でアスターテの敗戦によって第4、第6の
2個艦隊を失い、第2艦隊も損害多数。となると18個艦隊 対 9個艦隊だからねぇ。
とは言え、帝国の侵攻作戦には何らかの対策を講じなければならんから、アスターテの
残存艦隊を再利用して第13艦隊を創設、第七次イゼルローン攻略作戦という博打に
打って出た、という訳ではなかろうか?
>ビュコック爺さん
敢えて誰も触れてないが、爺さんは老い先短…
( ゚д゚)・∵. ターン
>>889 形式上、正規艦隊の数を増やしたって、艦艇と将兵が涌いて出る訳も無いし。
敗残兵と新兵でも戦力は戦力だし。
帝国に膨大な兵力が有っても、それを全部有効に動かせるとは限らない訳で。
後のラインハルトの遠征でも、国力が増大していた当時の帝国であってすら、
15万隻程度の動員で、「補給能力の限界を極める」ものだったそうだし。
よって、同盟軍宇宙戦力の正規が12個艦隊(14〜18万隻)でも、
そしてそれが多少減っても、地方警備戦力も居る訳でもあるし、
防衛戦力としては充分だったのではないか。
>>889 アスターテの敗残兵(第2・第4・第6艦隊の残存)に新兵を加えて創設したのが第13艦隊なのだから、既存艦隊の温存にはならん。
その後、この3艦隊が再建された訳では無いのだから。
>>889 それ以前に質問ですが、
それほどまでの国力差があったら
同盟は帝国にすり潰されちゃうんじゃないですか?
事実、自国領かなり奥まで侵攻を許しているわけだし。
例えたら「中共人民解放軍が福岡ヘ上陸し、名古屋まで侵攻した!!」
って感じではないのですか?
>>893 だから帝国は侵攻してきた同盟軍を脅威と思ってなかったじゃん。
ラインハルトは失敗してもいいよ、程度の感覚だったし。
あと自国領奥まで、って何?
辺境地域しか制圧してないじゃん。
あの時同盟が
大久保彦左衛門のごとく
オーディン突進作戦を採ってたら
ラインハルトはどうするつもりだったんだろ。
>>893 帝国は、ラインハルト台頭前は、「図体だけでかい」という状況だった。
同盟の方は、ゴ朝帝国よりは効率的だったろうし、「防衛戦争観」がより危機感を与えていた。
よって、本来は多少劣勢の同盟は、帝国と五分に渡り合えていた。
帝国上層部が、アムリッツァ遠征での同盟侵攻について、そう危機感を持っていなかったのは、
過去150年間、ついに帝国が出来なかったことを、今更同盟が出来る訳が無いという発想も有ったのだろう。
>>895 普通に適当な所で会戦。ただし時間稼ぎ主体。
その一方で、補給線破壊。
補給線が通っている所の制宙権を、帝国側が押さえているなら、どうにでも出来る。
基本は、過去の同盟の、対帝国侵略対応戦略も、これとさして変わらないのでは。
故に、双方、自国側が制宙権を押さえた宙域を、少しでも広げようと、
地道に一進一退を繰り返してきたのだろう。
俺ももうよく覚えてないが
ラインハルトの物資引き上げ作戦ってのは
同盟がしらみつぶしに衛星占領作戦をやるって前提があったからこそ
成り立つ作戦だったんじゃないのかな。
オーディン突進作戦をやられたら、艦隊を分散配置してる分
対応が遅れてオーディンをおとされちゃう危険があるのでは。
>>897 その辺は、ロクに出て来ない情報部やフェザーン中継でだだ漏れだったということで。
打通作戦なら、それこそ回廊出口を機雷で封鎖するとか嫌がらせしつつ、やはり
奥に引きずり込んで……という作戦では?
>>897 過去に、帝国軍が、どうして同盟首都ハイネセンまで、
大兵力で攻め込まなかったかというと、
制宙権を確保しないままでそんなことをしても、
補給線を破壊されて(補給艦隊を補足されて襲われる)、継戦能力を奪われて、
挙句、敗退すら出来ずに殲滅される危険性が高いから。
同じこと。
>艦隊を分散配置してる分
ラインハルト指揮下の帝国軍が、そういうことをしたという記述は無い。
各占領地に分散した同盟軍に、手分けして襲い掛かっていたようではあったが。
同盟軍が無闇に分散しなければ、帝国軍も必要以上に手分けする理由は無い。
誤 補足されて→
正 捕捉されて
>>894 エル・ファシル星系は…辺境なんですか?
フェザーン占領以前の帝国は、同盟領内の詳細な航路データを保持していないという要素は有るが。
帝国がそれを手に入れた以降のラグナロック作戦での帝国軍、
或いは同様に、イゼルローン要塞と共に帝国領内の詳細な航路データを入手している筈の
アムリッツァ遠征での同盟軍の様子を見ても、敵領内の航路データが有っても、
それだけで、敵領内の制宙権を確保し、自分側の補給線を、不都合無く維持できるというものではない。
>>901 辺境つーか、イゼルローン回廊の同盟側出入り口の近くに存在する星系。
同盟にとっては最前線近く。
同盟領奥深くとは、とても言えない。
>855
そだったな、グリーンヒル大将には外伝で愛想付かされてたなぁ
>856
正直、最悪マルヤムゲットできたら本国いらなくね?ルシタニアを安定させてそこの王様になるよりもマルヤムを固めるほうがいいと踏んだんでしょ。(付いてきた連中も、まぁ内心はそう思ってる)
どうせ今は見捨ててるんだしねぇ、蹴られても踏まれても困ったときに助けられたらついて行かざるを得ないのが人間だし、固められてもギスカールなら再征服できるのだから
(ギスカールが正真正銘の、政略も解する俗物なら、それぐらいは解ってるはず。良将がボードワンとモンフェラートだけと記述されてる以上ルシタニアに残した連中にギスカール並みに有能な香具師がいるとも思えないので)
そこまで考えてエステルを殺そうとしたのなら、それは虫の居所が悪かっただけでしょう
>866
月面人はみんな死んでる(通信の交流がなかったとは考えにくい)んだから・・・
レーザーの類で撃墜するとして問題は大気だ
第13艦隊の結成はともかくイゼルローン行きは完全にご都合でしょ(どちらかというと小説のページ数の)
誰があんなペテンで要塞獲るの?シトレがヤンに失敗させて辞めたかったか、前もってヤンがシトレに作戦案を提出でもしてないと話にならない・・・
かといって艦隊編成の話に時間をかけると、ロボス派とフォークの巻き返して握りつぶされそうだからなぁ・・・
>ヤンがシトレに作戦案を提出でもしてないと話にならない
とりあえず筋として、ヤンは、シトレ統合作戦本部長には、
作戦実行前に、作戦内容を明かした上で認可を取ったんでないかな。
トップに教える分には、機密保持上も無問題だろうし。
>905
記述からすると裏設定になるんだけどね
>>906 >裏設定
そうだったけ?
それはそうと、第13艦隊編成とイゼルローン攻略とそれらをヤンに預けるのは、
シトレ的にはセットだったんでないか。
ヤンなら考えがあるだろうし、考えも成算が無いなら、
その旨正直に明言する奴だとシトレは考えていたのだろう。
>907
スマソ、ファンの脳内保管という意味で使ってくれ
ヤンは、「力押しの正攻法ではイゼルローン要塞は陥とせない」
(つまり、可能性が有るとしたら、力押しでなく小細工を弄する)という趣旨の発言を、
過去の攻略戦の折などで一再ならずしていただろうしな。シトレの耳にも入っていただろう。
ヤンがシトレに、直接そう言った可能性も有るが。
>>908 済まんが、主語をもっと明確にした文章を頼む。
半個艦隊で正攻法が出来る訳は無いから、シトレとしては、当然、ヤンの攻略作戦には、小細工の存在を予想と期待をしていた筈だな。
>>899 過去にって言うけど、ハイネセン一挙突進作戦は
ビッテンフェルトが提議してた作戦では。
本編ではビッテンフェルトの作戦にも一理あるみたいな書き方だったし
同盟がそれをやっちゃいけない理由はないでしょ。
あと、ラインハルト指揮下の艦隊がまとまってたのなら
それだけの規模の軍港が必要なのでは?
となると隠れ場所もかなり特定されちゃうんじゃないの?
帝国領は同盟領より広いし
首都を直撃しても、逃げちゃうんじゃないか?
民主主義を謳っている同盟は、市民を見捨てる=負け、を意味するけど
帝国は別の考え方をするかもしれない。
>>904 おお、同意見。
だいたい、実行する第13艦隊以外
上層部ですら作戦内容知らされずに
必ず成功しますから。
なんて理由で出兵って、軍はシトレの私兵かよ、って突っ込みたくなる。
首都直撃って帝国はラインハルト旗下以外の
正規の艦隊だけでも同盟軍に匹敵するのが残ってるのに
なんで兵力が枯渇してる同盟相手のハイネセン進行と同列に語られてるんだ?
>>914 作戦内容は士官食堂で物笑いの種になるぐらい知られてるぞ。
戦術(占領策)は部隊指揮官の裁量内だし、フェザーン経由で帝国側に漏れるのを警戒すれば
実行部隊の外部に戦術内容を伝えるのは危険だ。
私兵扱いには同意。トリューニヒトは失敗を期待して作戦を認可したらしいのでシトレとどっこいだけどな。
>>904 >正直、最悪マルヤムゲットできたら本国いらなくね?
>ルシタニアを安定させてそこの王様になるよりもマルヤムを固めるほうがいいと踏んだんでしょ。
現時点(エステルが直訴した頃)のギスカールにとっての優先順位がマルヤム>ルシタニアである事は間違いないでしょうな。
貧しいルシタニア本国と違い、戦乱で荒廃しているとはいえそれなりに豊かそうなマルヤムの方が開発のし甲斐があるでしょうし、
何より今マルヤムでギスカールの下にいる臣下はほぼ全員が教皇ボダンとの戦いの中で得たギスカールの子飼いの様な連中だし。
それにボダンとバカ兄が死んでギスカールは文句なくルシタニア王家の第一継承者となりましたが、パルスへの征服戦争に失敗して
本国から連れて来た40万以上の兵の大半を死なせた責任の一端は明らかにギスカールにあります。
という事は、ルシタニア本国には家族や働き手を失った怨みをギスカールに向ける連中には事欠かないでしょうし、パルス征服戦争
失敗の責任をギスカール一人に負わせて自分が漁夫の利を得ようとする輩も事欠かないでしょう。
ギスカールが中途半端な兵力だけを伴ってルシタニア本国に凱旋しても、国民や本土に残してきた家臣らが諸手を挙げて
歓迎してくれる訳でもなく、下手をすれば寝首を掻こうとする連中に取り囲まれてあっという間に粛清されかねません。
それを防ぐには、ルシタニア本国の諸勢力が束になっても敵わない程の圧倒的な兵力と財力を伴って堂々と凱旋する事であり、
それから後はマルヤムに首都を置くマルヤム・ルシタニア連合王国を打ち立てるなり、圧倒的な力を背景にルシタニアの群小勢力を
取り込むか潰していけばいいでしょう。
ただし、ギスカールが健在な内にルシタニアに圧倒的な兵力を伴って凱旋できるだけの時間的余裕があるかは別の話です。
ギスカールは現在40代半ばですが、あまりにマルヤムの平定と国力増強に時間がかかり過ぎるようだと、彼が生きている内に
ルシタニア凱旋の為の大兵団などとても編成できません。
そうなると、時間的にも兵力的にも困難なルシタニア凱旋など諦め、ギスカールが生きている内はマルヤムの内政充実に専念して
本国は放置するつもりかもしれませんが。
>917
なら、エステルは無視で良いでしょうにねぇ
と初読時に思った
>>903 パソゲーやSS版だと、結構同盟領奥にあるんだよなぁ…
アニメだけでなくてゲームにも、マヌケな設定が有るんだな。
>>912 ビッテンの作戦は、あの時点では、迎撃側に、正攻法だと、もう碌な戦力が残っていないことが大前提。
それでも、一個艦隊程度に補給線を破壊される状況だった訳だが。
尚、ハイネセン制圧をしても、維持できる訳が無いと言うことで駄目出しをされた
(余談だが、実際、バーミリオン後のヤンは、一旦はラインハルトを見逃してやるとしても、
その後、地方の政治家でも担いで、ド・ゴールみたいな立場に立てば面白かったのに)。
そして更に、アムリッツァ当時の帝国は、ラグナロック当時の同盟とは比較にならないくらいの兵力的余裕が有る。
当然、制宙権(衛星などの情報的有利)は帝国が押さえている。
同盟軍が帝国領奥深く侵攻すれば、どのみち後方の補給線は破壊され、継戦能力を破壊される筈。
そして、大軍が一丸になって行軍するのは不可能だそうだから、陣形は何らかの形で細長くならざるを得ない。
帝国軍は、任意の場所に、集中した攻撃を仕掛けられる。
同盟は史実よりはマシな状態で会戦できるとしても、どのみち不利には違いない。
何より、総司令官がロボスで、軍師がフォークだし。
>>912 >ラインハルト指揮下の艦隊がまとまってたのなら
それだけの規模の軍港が必要なのでは?
同盟軍が侵攻してない後方に、補給基地は幾らでも有ったろうし。
ラグナロック作戦当時、帝国軍が根拠地に定めたガンダルヴァ星系は、
別に、同盟軍の大基地があって、そこを帝国が分捕ったとかとは書いていない。
艦隊を係留できる天体と、健全に機能している補給線が有れば、どうとでもなるのだろう。
>>914 打倒帝国と要塞奪取、これ自体は、立派な国家的大義名分だ。
軍のトップがその為の作戦を立てるのも、職掌の範囲内。
>>921 つい先日までSF板の方で、「ヤンおよびビュコック、ウランフら侵攻反対派が主導権
を握った侵攻計画」について議論がありましたよ。
やらない方にもっていくか、やらざる得ないにしても、戦力をもっと絞って、回廊出口
付近に橋頭堡となる拠点を確保する(ついでに少し、辺境を開放する)ことを目標に掲
げた作戦案になるのではと言う意見がありました。
また、政府決定からアムリッツアの敗戦まで三ヶ月と異様に短いので、準備期間は
もっと長くとられるだろう。その場合、大侵攻以前に皇帝崩御、内戦勃発という可能性
もあるという意見もありました。
925 :
917:2006/09/04(月) 17:26:54 ID:k2DhqQEg
>>918 >なら、エステルは無視で良いでしょうにねぇ と初読時に思った
確かに作中で「ギスカールはもはやルシタニアに戻るつもりは無い」と書かれている
(あるいはギスカール本人がそう明言している)なら、本国に戻ったエステルが何と
ホザいてもギスカールは彼女を放置しても良かったでしょう。
エステルが「ギスカール様は祖国を見捨てた」「母国がこれほど荒れ果てても知らぬ顔だ」
と触れ回り、怒り狂ったルシタニア国民と貴族がギスカールを完全に見限ったとしても、
パルスへの大規模派兵とその後の混乱でただでさえ貧しいルシタニアはますます疲弊
しているから、居残り組が兵を纏めてギスカールのいるマルヤムまで侵攻してくる恐れは
当面の間はありません(そもそも王族のいないルシタニアを纏められる指導者がいない)。
しかし、作中ではギスカールが将来ルシタニアに凱旋する気があるのか無いのかはっきり
していない以上、あまりに露骨に母国を見捨てるような言動をやらかしてルシタニア内の
諸勢力を根こそぎ敵に回してしまうのはギスカールにあまり得策ではないでしょう。
それにギスカール本人はルシタニアに大した未練が無いとしても、彼の部下達はまた別です。
マルヤムでギスカールが挙兵した後、彼に付き従っている騎士や兵卒の殆どはパルス侵攻
兵団の生き残りでしょうが、もしギスカールがルシタニア本国と完全に袂を分かった場合、
ギスカールの部下やルシタニア出身の兵達が故郷に帰還できる可能性は著しく低くなって
しまいます。
彼らルシタニア兵にとってみれば、ギスカールがマルヤムを拠点に順調に勢力を拡大して
いずれルシタニア本国を飲み込む形で王になれば、自らもギスカール王直属の軍勢として
出世が望める上に故郷にも堂々と帰還できます。
それに対してギスカールが母国と完全に縁を切ってしまうと、故郷に帰れる見込みがほぼ
無くなるばかりか、下手をすれば同胞であるルシタニアとも戦わねばならなくなるので、
「ギスカールは母国ルシタニアを見捨てた」という事が敵味方に知れ渡ると、母国の居残り組
だけでなく、直属の部下たちまで大いに動揺させて士気を損ねる結果になりかねません。
なが。
最後の二行以外は要らないな。
917は神楽坂倶楽部に逝ってヨシ
>>923 誰も大義名分なんて否定してないけど。
明確な論拠は一切なく、彼なら出来る。
なんて理由で軍隊動かす事に疑問もたないとは
旧帝国陸海軍のご出身ですか?
言い掛かり乙
「彼なら出来る」は、軍を動かす理由ではない。
「イゼルローン要塞は奪取しなければならない」が、軍を動かす理由だな。
で、担当スタッフを、軍のトップが事故の責任において選任するのは正当。
そのスタッフが、作戦上、重要な機密を外部に明かさないのも正当。
権力者が、その私利私欲の為に、公務とは無関係なところで、暴力的目的の為に、
軍(乃至それに近い組織)とその人員を使う。
それを「私兵」化していると言う。
ちなみに、ガンスリで、公社の後ろ盾になった政治家が、その政敵を公社に暗殺させ、
テロリストの仕業に見せ掛けさせたが、これなんかが正に、公機関の「私兵」化だな。
誤 事故の→
正 自己の
>>930 イゼルローン攻略の時、トリューニヒトは失敗するだろう、
と見越してわざと認可してる。
この時点でシトレは軍の最高責任者であるトリューニヒトを
論理的に説得できていない。
トリューニヒトに悪意がなければどうするつもりだったんだ。
そして、これは要するにシトレは誰も納得できない作戦を実行したわけだ。
成功したのはあくまで結果論で、失敗してれば何十万もの死傷者が
出たかもしれないんだけど。
俺が責任を取る、で死地に送り込まれたらたまったもんじゃないな。
>>904 >月面人はみんな死んでる
そうなの?
なら衛星なんて落とさなくても待ってればいいんでは?
地上を即座に狙えるくらいなら高度もかなり低いはず。
七都市って現在に比べて飛躍的に科学技術進んでそうもないし
衛星がいつまでも高度保つのは不可能なんだけど。
・・・何故か何十年(だっけ?)も衛星いたままだけど。
もしかして信じ込んでるだけでもう衛星なかったりしてw
>トリューニヒトは失敗するだろう、
と見越してわざと認可してる。
この時点でシトレは軍の最高責任者であるトリューニヒトを
論理的に説得できていない。
>これは要するにシトレは誰も納得できない作戦を実行したわけだ
「失敗するだろう」とか、そんなことをトリューニヒトが明言したとはどこにも書かれていない。
状況の展開に対する彼の内心の打算が推察されているだけ。
>俺が責任を取る、で死地に送り込まれたらたまったもんじゃないな。
そもそも、150年も戦争やってる状況、年2回くらいの会戦ごとに
ウン十万人も戦死者が出ている状況と言うものを、よくお分かりでないようだ。
原作再読を乞う。
>>933 死んでるよ。そう書いてある。
200年は稼動し続けるとも、確か書いて有った。
現在よりは未来なんだし、可能なんだろう。
上空に追い詰められた部隊が、衛星の攻撃で焼かれるって場面もあった。
…四の五の書く前に、読もう。
>>935 200年か。
衛星置かれてからどれくら経ってたっけ?
七都市なんてもう手元にないよ。
>そして更に、アムリッツァ当時の帝国は、ラグナロック当時の同盟とは比較にならないくらいの兵力的余裕が有る。
>当然、制宙権(衛星などの情報的有利)は帝国が押さえている。
アムリッツァ当時の帝国というが、実質的には宇宙艦隊司令官たるラインハルトの指揮下艦隊だけじゃ。
たしか職権的には宇宙艦隊の半数が指揮下に入るはずだったけど、門閥貴族たちもいるわけで
当時の帝国の軍事力自体は内乱前なんではるかに充実しているがラインハルト視点としては
自分の配下に門閥貴族たちと無関係の辺境軍を動かせた程度なんでは。
もちろんキルヒアイスを初め名だたる名将ぞろいなんだけど。
>宇宙艦隊司令官たるラインハルトの指揮下艦隊だけじゃ
宇宙艦隊「副」司令長官。
帝国元帥は自分の配下を自由に任免出来るので、
ローエングラム元帥府(兵力約10万)は、無能者を排した精鋭揃い。
もう半数にはメルカッツやファーレンハイトなどが居る筈。
ついでに,貴族領の警備隊約10万隻も居る。
ラインハルト配下に中将が8人いるのはいいとして
前任者は何処にいったんだ。
>>917 >ギスカールが生きている内はマルヤムの内政充実に専念して
マルヤム国内の平定が終れば、いずれギスカールはパルスに対して相互不可侵条約や
通商拡大を持ちかけてくるかも。
これらが実現すれば、パルス方面の軍事的圧力は大幅に軽減され、大国パルスとの
交易拡大によってマルヤムの経済力はより拡充するので、ギスカール(マルヤム)に
とっても得る所は大きいでしょう。
その上、交渉相手のアルスラーンはこちらから裏切るような真似をしない限り向こうから
条約を違えて戦争を仕掛けてくるような王ではありませんから、その意味でも信頼の
出来る相手です。 それに短〜中期的にギスカールのマルヤムがパルスに対して
戦争を仕掛ける軍事的・政治的な意義は殆どありません。 仮にギスカールが再び
パルス軍より大規模な軍勢を再編して攻め込んだとしても、ナルサスの智謀や
ダリューンらの武勇は多少の数的劣勢など物ともしないでしょうから、ギスカールは
わざわざ勝ち目の無い戦いを仕掛けるほど愚かな男でも無いでしょう。
ただし、ナルサスあたりはギスカールから不可侵条約の申し出があったとしても、
「ギスカール率いるマルヤムが我が国との交易で国力を付けすぎるのは好ましくない」
という理由であまりいい顔をしないでしょうが、お人好しのアルスラーンは
「ギスカールも当面の間は我が国に戦争は仕掛けないだろうし、隣国と和平が
結ばれるならそれに越した事は無い」として結局は申し出を受けそうな感じがしますが。
946 :
名無し三等兵:2006/09/05(火) 18:28:44 ID:UXEomE3h
で、イゼルローン要塞の存在価値とは?
蓋じゃねえの?
同盟の帝国侵攻作戦を見る限り
大規模な兵站基地としての機能は
あんまり果たせてない様な。
まあ準備不足ってのもあっただろうが。
948 :
名無し三等兵:2006/09/05(火) 19:50:47 ID:gn3cEqsH
950get
>>953 ソース送るから住所、氏名、電話番号教えて。
オレの車はボクスター
オレの歯磨きはサンスター
961 :
名無し三等兵:2006/09/05(火) 21:29:00 ID:7cuB87gB
タイタニアは?
>>961 戦いは始まったばかりだ!!
−完−
田中芳樹先生の次の作品にご期待ください。
レッド・ホット・チリペッパーズは?
>>963 俺たちの戦いはまだ終わらない!!
−完−
田中芳樹先生の次の作品にご期待ください。