自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第28章
暫定ガイドライン 0.現代科学であれ男塾理論であれ異次元科学であれ議論であれ、第一に置くべきははスレ住人が楽しいこと。 1.「自衛隊がファンタジー世界に」とあるように、あくまで「現代日本」が主に関わる話であること。 2.現代日本というからには、自衛隊の組織・装備はあくまで現用もしくは近未来的に配備が予想されるものに限る。 核・正規空母・旧東側諸国製兵器・巨大人型兵器などの日本が配備するにはナンセンスなものは極力避ける。 3.総じて知識不足によるミスは、指摘するならイヤミにならない程度に。 指摘されたほうもムキにならず、あくまで謙虚に受け止めること。後付けのこじつけや訂正は恥ではない。 4.軍事力の背景となる社会構造にも注意を払う。板違いでない程度に、SSを阻害しない程度に。 議論は建設的な方向で進めること。空想科学読本よりすごい科学で守りますの路線で。 4a. 現実の陸自とは、撃たれ斬られメシ抜かれると死傷する生身の人間が動かす存在です。 現実の陸自に対して失礼に当たらないように書き込んで下さい。 ただし、ここは2ちゃんねるなので、自衛官を名乗る常連に対しては、自衛官としてではなく匿名の個人として敬意を払うように。 5.あくまで「ファンタジー世界」の話であり、F世界側の設定は作者が勝手に決めることが出来る。 ただし、「超兵器・超魔法・無敵キャラまんせー」な話にならぬよう気をつける。 また、オーバーテクノロジーの扱いは慎重に。 6.ファンタジー側の人間もきちんと描写する方が好ましい。 自衛官主観という演出などであえて描写しないのはこの限りで無い。 7.政治・戦略・作戦・戦術・戦闘としてありえないものを避ける。たとえば人間の徒歩部隊が一日に100kmすすむとか 8.萌え・色気はあくまで表現手段であり、目的ではない。 安易に狙ったり、しつこく要求するのは本来板違いであり、自粛すべき。 9.SS作者は、抽出がしやすいようにトリップ装着を推奨。 10.感想書き込む人も節度や口調を考えるべし。勿論、感想を書かれた作家も。 作品が気に食わないなら透明あぼーんで。 それでも気になるなら、このスレのルールが届かぬ場所で。
■今までこのスレで討議された議題 ・ファンタジー世界の市場規模についての考察 ・食料輸入を経たれた日本は自活できるか ・麻薬による世界支配は許されるか ・江戸時代とファンタジー世界の類似性について ・大陸国家VS海洋国家戦略、その長短について ・マッチとメラ、着火手段としてどちらが優れているか ・F世界での日本経済再生と交易について ・ドラゴン・・・契約方法と空軍戦力としての有効性を考える ・自衛隊的ダンジョン攻略法 ・対人地雷と魔法の罠。 ・資源・エネルギー問題。在日外国人の処置について。 ・外交方針について。 ・F世界における神の影響力について。 ・F世界的陣地攻略法 ・熊に見るモンスターの手強さ ・食料の安定確保までに何人餓死するか。 ・経済が安定するまでに何人自殺するか。と被り? ・エネルギー問題。「理論的に可能」「技術的に可能」と「実用化可能」を隔てる壁。 在日外国人問題と、異世界人移住問題は別物と考えるので削りました。 ・喰えるモンスター。 これは食料議論?それともネタ? ・巨大昆虫対策〜界面活性剤から核弾頭まで ・etc. 参考までに
■さんざんガイシュツの話題 ・シーレーン確保における脅威の排除(海賊、海の怪物対策) ・日本が傭兵を雇用することは可能か? ・日本への異世界人の移民問題について ・萌えは是か否か。 ・議論は是か否か。 ・魔法・怪物の設定(最終的には作者に一存という結論) ・補給が断たれた場合、弾薬を何とか確保可能か?不可能な場合はどうなるか? ・球形以外の世界。 ・etc
■スレ立て主よりのテンプレ暫定 ファンタジー世界は想像の中の冒険する場であり、イメージを羽ばたかせる事の出来る、かけがえのない心の聖域である。 心の聖域「ファンタジー世界」をお互いに尊重しあい、そして、多数の心の聖域を踏みにじるような書き込みはスルーするよう、利用者各位に強く要請する。
スレ立て終了。
10 :
狩人 :04/06/30 18:40 ID:???
小官どの萌え様、もしかして○禁止もテンプレに入れたのですか? それはともかくお疲れ様です。
9が最初のレスになっとる(w
>10 >7-15と範囲を絞って腰だめに構えてバラまいてみました。 >9>11 テンプレを考え直す機会はもう一度欲しいです。 ループ禁止については、再検討とループを分けて考える方法が無いモノか...
・非建設的なループは禁止。建設的な再考察はむしろ推奨。 でどうか。
>>非建設的なループは禁止。建設的な再考察はむしろ推奨。 その見極めがつくかどうかが重要。
>>14 何を以て非建設的とし、何を以て建設的とするかで揉めそうな気がしないかい?
埋めを兼ねて前スレでや ら な い か ?>テンプレ議論
畳と女房…ってな喩えが有る。新しいのに越した事無し、って事だよ。 だが不幸にもネタが無い時は…議題を新しい切り口で攻めよ。 金太郎飴の切り口も、いずれは劣化する。常に斬って行け! 以上!
政府広報課氏前スレ1000get乙
では、このスレの主役であるSS作者と観客に後は任せて、私は裏方に徹するとするか。
さて、前スレで尋ねた王都攻防戦後半はB案でいいですかね? 他にいなければ、Bで行きますが・・・・・。
獲れましたな。今回は参加できず残念・・・ Bは確か反転攻勢でしたっけ。準備時間が一番の燃え所ですね。 自分もBがいいなあ。
『踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損損』と云う、俚諺が存在する。 本来、見る阿呆の方だった小官だったが…昨今は…。いい加減SSの続きを書きたい! 以上。 お休み。
踊るのも見るのもいいけど、アホはやめてほしい
26 :
タマラン :04/07/01 07:12 ID:???
イギリスに帝国陸上自衛隊が上陸を果たし、英国陸軍を一方的に撃破していた。 自衛隊員の損耗率も35%と高かったが、その内訳の20%あまりは、森林地帯 においてゲリラ戦を展開したエルフたちによるものであった。100人のエルフに 千人の隊員が殺傷される程の戦闘も珍しくなかったのだ。〜大英帝国の落日〜より。 先発隊が三鷹の森に突入して30分が経過した。主に対エルフ戦闘の経験者が集め られた50名の部隊は訓練通りのV字型隊形で広く散開して前進する。…しかし、 この森はおかしい。演習場のそれとも、今までのどの戦場の森とも違う。 「…この忌々しい匂い、何が匂っているんだ…、鼻にハッカを詰めてるみたいだ。」 「目もしょぼしょぼしてたまらないよ。瞬きが止められない。どんどんひどくなる。」 「それよりも耳だ、中の石がシャラシャラこすれ合って気がおかしくなる。虫の鳴き声も 風の音も地面を踏む音も…心底むしゃくしゃしてきたぜ。帰りたいぞ。…」 これらの何よりもひどかったこと、それは「嫌な予感」がどんどん強くなっていく ことだった。実戦で悲惨な目に何度か会ってる兵士なら大体が感じられる。 それを先発隊の全員が感じていたのだ。…背中がぐっしょりと汗をかくほどに。
>26 帝国陸上自衛隊のSSはスレ違いなので、よそのスレでやって下さい。
28 :
タマラン :04/07/01 08:27 ID:???
うるせえな、馬鹿野郎。 どこのどいつだ! どこから言ってくるんだ! [帝国陸上自衛隊の方々は森違いなので、よその森でやって下さい] 前進する隊員たちに向かって何者かが呼びかけて来る。一人ではない、複数の 声が森の中をこだまするかのように響き渡った。隊員は周囲と樹木の枝並みを 何度も見渡すものの、人影ひとつ見つからない。…ちくしょう!馬鹿にしやがって! 「私たちは日本政府を代表してやって参りました。貴方がたの指導者たられる 方にお取次ぎを願いたい!姿を私たちに見せてください!危害は決して加えません!」 先発隊長が拡声器の音量を最大にしてがなり立てた。その声は怒声とも罵声とも 受け取られかねない具合で、言ってる内容に説得力がまるで感じられなかった。隊員さえも。 …先発隊の全員がこの不愉快な森に辟易してきたその時、吸うと気持ちが良くなる煙草に 火を付けた兵士が、自分達を見下ろす人影を発見した。「居たぞー!エルフだぁー!!」 その叫び声を聴いて、だらけていた隊員の全員が目を獣のそれに変えた。即座に戦闘態勢へ 移行した兵たちは指示されるまでもなく扇状に散開し、小山の上に現れた人型に銃を向けた。 「誰か!貴様はエルフか?我々に反抗的な行動を取ると射殺する!!」 ドカッ! 教範どおりのセリフを吐き捨てた若い兵卒を殴り倒し、先発隊長こと椰子曹長が最前へ踊り 出た。「失礼致しました!我々はあなた方と友好と交流を結びたく政府より派遣されて 参った者です!我々を貴方たちのリーダーにお目通りさせて頂けませんか?素敵な贈り物も 沢山もってやって参りました!私たちを貴方がたの村へ案内して下さい!」
これが類は友を呼ぶと言う奴か。
ワラタ いい切り返し
テンプレが見れねえ、誰が立てたんだよorz
0.現代科学であれSSで男塾理論であれ議論であれ、第一に置くべきはスレ住人が楽しいこと。 1.スレタイにあるように、あくまで「現代日本の自衛隊」と「ファンタジー世界」の両者が関わる話であること。 異文化間のコミュニケーションとその極限的な一形態としての戦争を語るべし。 2.現代日本というからには、自衛隊の組織・装備はあくまで現用もしくは近未来的に配備が予想されるものに限る。 核・正規空母・旧東側諸国製兵器・巨大人型兵器など日本が配備・運用するのに無理があるものは極力避ける。 3.あくまで「ファンタジー」であり、F世界側の設定はSS作者の一存で決定できる。 ただし、「超兵器・超魔法・無敵キャラまんせー」な話にならないよう注意すべし。 また、オーバーテクノロジーは↑の3つにつながらないよう慎重に取り扱うこと。 4.軍事力の背景となる社会構造にも注意を払う。板違いでない程度に、SSを阻害しない程度に。 議論は建設的な方向で進めること。空想科学読本よりすごい科学で守りますの路線で。 ループ禁止、だが再考察は推奨。両者の違いは新たな切り口の有無にある。 5.現代日本、ファンタジー世界双方の生身の人間もきちんと描写する方が好ましい。 一方の主観という演出などであえて描写しないのはこの限りで無い。 6.政治・戦略・作戦・戦術・戦闘としてありえないものを避ける。例えば人間の徒歩部隊が一日に100km進軍とか。 7.総じて知識不足によるミスは、指摘するならイヤミにならない程度に。 指摘されたほうもムキにならず、あくまで謙虚に受け止めること。後付けのこじつけや訂正は恥ではない。 8.萌え・鬱・説教、色気・残虐・自分語り、エロ・グロ・ナンセンスはあくまで表現手段であり、目的ではない。 前提で無理をしてまで安易に狙ったり、しつこく要求するのは板違いであり、自粛すべき。 9.SS作者は、抽出がしやすいようにトリップ装着を推奨。 10.叩き・煽り・釣りにならないよう節度や口調を考えるべし。荒らしは論外。 気に食わないなら脳内及び透明あぼーんで。 それでも気になるなら、このスレのルールが届かぬ場所で。 2chなので、コテハン名無しを問わず匿名の個人として敬意を払いあうように。
35 :
狩人 :04/07/01 21:37 ID:???
小官殿って金魚だったっけ? 自衛官じゃないの?
変なルールが出来始めると、スレが機能しなくなる。 その典型的なスレになってるね。
>>35 自称・自衛官。所謂、「脳内ナントカ」って人です。
>>36 むしろこのスレでの原因は糞コテによる私物化にあると思うが。
糞コテと言うか、新規にssを書く人が入り難い空気になった。 もともと、かなりの知識が必要とされる種類のssスレ。 ある程度の甘さが読む方にも必要とされるのだが、それを極端に嫌う傾向がでてきた。
ここで懐古厨登場↓ 昔はよかったなぁ
その傾向を推進したのもまた糞コテな訳で……
昔は昔で、同じ様な(知識ないssを拒否する傾向)空気はあった。 それがネタで済んでた内は、ある程度の許容もあったんだけどね。 ネタをネタと言わず、それを煽る材料に変化させて来てからおかしくなった。 で、それに反応して反発したり、それに便乗したりとよく分からない流れになって来た。 まあ、それでも書いてる人は書いている訳だし、切っ掛けがあれば変わりうる空気ではある。 待望するは、元1だお〜氏の復帰。
自分で努力してみるとは絶対言わないんだよな。
>>43 何を努力すると?1だおーを呼び戻すために自衛隊に問い合わせるとかか?
>政府広報課殿 1000getおめ
努力するとしてどうするんだと言いたい。 コテを追い出す為に、一緒になってスレを荒らすのか?
>47 暗黙の了解とテンプレに反しない範囲で、貴方がSSを書いて投下するなり、ネタを考えてみるなりしては如何かな。 私は小官どのよりは寛容なので、雰囲気をブッ飛ばすべくスレを盛り上げようとする努力は妨げないつもりだ。 連絡事項が見えなくて困っている方が居るようなので以後「1」と名乗るとするか。
自衛隊は、 こんな所で油を売ってないで、 さっさと竹島を取りかえして来て欲しい。
>49 同意出来る気分もあるが、残念ながら>49の意見はスレ違い。
51 :
三等兵 :04/07/02 00:35 ID:???
では、三等兵と名乗ってみるテスト。
52 :
三等兵 :04/07/02 00:44 ID:???
では、「しょうかんどのもえ」「スレ立て主」を改め、私は以後「三等兵」と名乗る事にします。
>>48 これ、「雰囲気を変えたいならSS書けよ」とか「ネタやSSを書いて盛り上げろよ」
って今まで何度も言われてきたことだよね〜
新人君には分からんかもしれんが。それが解決の糸口になったのかね〜。
実行すらされていないよね〜。何でかね〜。
そもそも論点から外れているのよね〜。
54 :
三等兵 :04/07/02 00:58 ID:???
まあ。このスレで私よりと同じぐらい、もしかしたら私よりも多く発言しているであろう>53さんが如何に盛り上げるか、お手並み拝見と行きます。
書いて雰囲気変わる状況か?と言いたい。
>>54 はいはい。ごくろうさん。
物事を良く考えて発言するように心がけましょう。
深夜はまったりがこのスレの伝統だったんだがなあ………
58 :
三等兵 :04/07/02 01:04 ID:???
って事で、>56さんがこのスレを盛り上げようと試みて下さるなら、ナニか問題が起きるまで私はROM。 私と同じぐらい発言数の多い>56さんが、スレの雰囲気を悪くする為に感じの悪い発言を繰り返す荒らしではない事を証明して下さるよう、期待しています。
つーかさ。小官と愚者&ACEって1だお〜が組んだスクリプトだろ? あんな香ばしいのが実在してるとは思えんし。
60 :
三等兵 :04/07/02 01:09 ID:???
>56さんより>58への返答が無いなら、私は今まで通り、SSとネタの投下を待ち続けますのでよろしく。
>56さんがどのようにこのスレッドを盛り上げて下さるか。楽しみ楽しみ♪ スレッドが再び盛り上がるなら、しょうかんどのも私も役割を終えて引退する事が出来る。 >57 我々なぞ無視してまったり路線を継続して下さい。 心よりお願いします。
なぁ・・・もうおわっちまうのか? 自分なりの物語を紡いでみるのもいいかも知れんぞ? そいや大学生はそろそろ夏休みか 夏厨の尖兵だな・・・
そいや昔、防衛女子高スレにホモ小説投下したな(・∀・)ニヤニヤ
>大学生はそろそろ夏休みか 大学にもよる。俺の大学は7月下旬から休みだが。 そう言えば部活の先輩が日本拳法の大会で元空挺の人と当たったな。勝ったけど。 基礎体力が足りない感じだと言っていた。練習時間の違いもあるだろうけどね。
65 :
三等兵 :04/07/02 02:07 ID:???
>62さんを含む、このスレが夏厨や荒らしに飲み込まれるのを悲しんで下さる皆さん 私よりもマシなモノがこのスレを継いでこのスレをもり立てて下さる事が、私の理想です。 私よりもマシな後継者の方が私に「黙れ」と言うなら私は黙り、「去れ」と言うなら去ります。 私よりもマシな人材が見つかるまで、このスレが終わらないよう、時間稼ぎにご協力願います(土下座)
>>64 そりゃあアンタ、二、三時間も延々とスパーやって毎日トランス状態にある大学生拳士とは
練習時間が違うべ・・・。
>>65 いつからこのスレ仕切ってるんだ?
67 :
三等兵 :04/07/02 02:10 ID:???
>66 私がこの28章を立ててから仕切っています。
何か勘違いしてないか? 本当にテンプレやガイドライン意識してるの?荒らし?煽り?
69 :
三等兵 :04/07/02 02:18 ID:???
1だおーさんがこのスレを去って以来、某自衛隊どのよりもマシにこのスレを切り盛り出来る者が現れなかったのは不幸な事です。 我々に取って変わってこのスレを切り盛り出来る者が現れるまでは、我々がなんとかスレを切り盛りするしかありません。 このスレの現状を憂う方は、私に対する好き嫌いを横に置いて蜂起して下さい。
スレを立てる=スレのイニシアチブをとる ではないぞ? 作家や保管庫の補完人などがイニシアチブをとることができるのだ 作家はまめな作品の投下 補完人はそれをすばやく補完することで スレと住人に対して発言力と影響力・・・即ちスレに対するイニシアチブが取れるのだ スレを立てるだけではだめだ
71 :
三等兵 :04/07/02 02:24 ID:???
>70 私は作家さんの出現を心待ちにしています。 私が出来る補完には私も参加し、他の方がそれを行って下さるなら、私はそれを応援します。 私も荒らしが去り次第、ネタを投下したいと考えています。 私一人ではなにも出来ず、荒らしはこのスレッドを破壊する事しか考えていない。 このスレッドを好きな人に、このスレッドを盛り上げるため、私が不要な状況にするために、協力を要請します。
回答になっていないのだが・・・
73 :
三等兵 :04/07/02 02:28 ID:???
>72 イニシアチブをとる作家さんは何処に居るのでしょう。
作家による秩序維持ってお前、ナチスじゃねえんだから。
75 :
タマラン :04/07/02 04:01 ID:???
\
>>74 何故、こんな内ゲバが繰り返されるのか…/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
...| ̄ ̄ |
/:::| ___| ∧∧ ∧∧
/::::_|___|_ ( 。_。). ( 。_。)
||:::::::( ・∀・) /<▽> /<▽>
||::/ <ヽ∞/>\ |::::::;;;;::/ |::::::;;;;::/
||::| <ヽ/>.- | |:と),__」 |:と),__」
_..||::| o o ...|_ξ |::::::::| .|::::::::|
\ \__(久)__/_\::::::| |:::::::|
.||.i\ 、__ノフ \:| |:::::::|
.||ヽ .i\ _ __ ____ __ _.\ |::::::|
.|| ゙ヽ i ハ i ハ i ハ i ハ | し'_つ
.|| ゙|i〜^~^〜^~^〜^~^〜|i~
...|| ||
おはよう。朝早いですね。
まあ、8月から元1だおー氏も復帰してくるそうだしモチツケ
コテハンで「三等兵」を使ってるバカ。嫌がらせはやめろ。アボーンできないだろうが。
>78 バカはスルー。
試しに「三等兵」をNGワードにしてみたら大変なことになったwww 何でこんないやらがせをするんだが・・・
おまいら、釣られるな!
82 :
79 :04/07/02 16:36 ID:???
>81 おまいも釣られるな。
近頃の若者は大リーグボール一号の誕生秘話を知らんのか? 『打たれまい、打たれまいとするから打たれるのだ』だ。 『それから一歩進んで打たれてやろう』とする者は誰も居ない。 傷付く事を恐れ、小便たらして群集の中に隠れ、文句を言うだけなら 誰にでも出来る。捨てハンでも名乗って書くが良かろうが。 「コテが喚くから嫌だ」? 所詮そいつはそれで潰れる奴だったのだ。 それで消えるようなヌルイ情熱など、捨ててしまえ。「好きにやれん」 やれば良かろう。ここはルールは有っても直接、強制は出来ん。 行動もしないで不平ばかりだ。近頃そんな奴が増えた。 それで行動しない自分は『クールでスマート』か。救われんよ、全く! 結局小官、『不満なら、自分で大きな流れを作れ』と言いたいのさ。
開きなおるなよ・・・
流れさえ作ってしまえば、糞1コテが何を言おうが流れて行くさ。 それも出来んで「小官が潰す」だと? ちゃんちゃら可笑しくてヘソで茶が沸くぞ? 甘えるな! 人のせいにすれば楽だろうが、それではイカンのだ! それを許容するから何時まで経っても責任感の欠片も無い大人が出来上がる! 先ずは省みよ! 反省だ! 己で好きな流れを創って来たのか、犠牲を払ったのかと! 人事を尽くして天命を待つ。天命ばかり待ったとて、人の世は荒れるばかりさ。 救世主など、居ない。先ずは、立て。傷付く事を恐れず、『己の為に、誰かの為に』な。 それが…英雄たる資格を持つ『優しさと強さ』を持つ者なのだ。 真の情熱と、正義感と常識と自己を持つ者には、こんな糞コテの一人など、屁でも無い筈だ。
こんな仮想敵の一人や二人で、どうにか為るスレでは無いだろう。 最近の作品には『きちんと大人をやってるオヤジキャラ』が皆無だ。 情けない大人に為りたく無いのなら…情け有る若者に為ってみろ。 『仁有る者は必ず勇有り』。勇者は今は名も無き、君かも知れぬ。
嫌なら出てけか。 随分偉くなったもんだな。この人。
88 :
三等兵 :04/07/02 18:55 ID:???
小官どの> 私は小官どの萌えです。 中身の無い悪口なぞ相手にせず、我々で勝手にスレッドをもり立てて行きましょう。 K、おっと、おとぼけさんはあぼーんしているそうですから、好き勝手出来ますよ(爆)
最近、コテ以外のレスが少ないのは、 みんな、あぼ〜ん機能を使ってるからだろうなあ・・・
90 :
三等兵 :04/07/02 18:57 ID:???
しかし、愚者どのとイイ、分家のKとイイ、追いつめられたときの文体と行動はどこかで見たようなパターンなんだよな...
91 :
三等兵 :04/07/02 18:58 ID:???
追いつめられるとブッ放すクセ、何処で見たのかな(思い出し中)
>>87 解釈は自由さ。ただ、へタレの解釈だな? 結局その程度の認識しか持てぬ輩が、当代の主流だ。 哀しい事だ。情熱を哂う輩と言えば、それまでだが。 …叱咤激励の意味を、死んでも解るまい!
93 :
三等兵 :04/07/02 19:00 ID:???
小官どの> 所で、リクエストがあります。 バ幹部だが見所のあるヤツをお願いします。
了解、しばし待て。
95 :
三等兵 :04/07/02 19:02 ID:???
ケンちゃんだったかな。それともトーちゃんだったかな。(謎悩み中)
96 :
三等兵 :04/07/02 19:07 ID:???
小官どの> 有り難う御座います。 お暇な時で良いです。
「…逃げても、誰も笑いませんよ…? 」 「部下を見捨てて逃げるような教育を…された覚えは、僕には無いから…」 空を埋め尽くす、敵の魔法生物の群れ。地上を埋め尽くす、大軍。俺達は包囲殲滅を喰らっている。 皆、目端の効く奴は闇に紛れ、最初の頃に逃げた。立派な訓話を垂れる大隊長も、優しい中隊長も。 …大方の幹部は総じて『己の為に』行動した。日本国はもう、哀しいが土台がもう腐っていたらしい。 己の役割を認識し、忠実に果す『大人』と云う存在を自認する奴等が真っ先にが消え失せたのだから。 「一人ぐらい、部下が可愛くて可愛くて仕方なくて、一緒に死んで仲間に為りたい、と思う幹部が 居たって…悪くは無いでしょう? 木造ニ曹? 」 「俺にはそのケは有りませんがね…じゃ、ご褒美ですよ。『小隊長、命令を』」 この幹部は、演習時の補給や部隊行動の段取りを何一つ付けられぬ『無能』で鳴らした幹部だった。 演習時でコレだから、実戦時は…? まあ、俺達曹の『意見具申』で万事OKとだけ言って置こう。 命令なんぞ、自分から出す事などついぞ無かった。いつも、『テキトーな他人』の意見を先に聞いていた。 部隊は『父系社会』だ。『俺に付いて来い! 』と云うアクの強さが無ければ『頼りない』と看做されるのだ。 「では、お言葉に甘えて…『残留隊員諸官! 自分と共に陸自の歴史に為ろうでは無いか! テェー!』 」 …いい声だ。まだまだ鍛えて遣りたかったが、そうも行くまい。お互いに生き残れたら…また巧く遣りましょう。
98 :
age :04/07/02 19:23 ID:???
age
厨官がわいたら急に元気になったな、あぼーん逃れの荒らし。 一人じゃモノも言えないのか。
>>99 名無しで無いと文句も言えんらしいな?
汗さんやり口変えたね。ちょっとは成長したのかな。
モノを言う時は批判される事を覚悟で言わねば為らん。 匿名掲示板の2ちゃんで、そいつを示す場合はコテと云う手段が有る。 ただの不平屋ならそれで構わんさ。だが何かを変えたいと思うなら…! アボーンのために鳥付けた小官の云う事では無いがね。
2chねらーは良くも悪くも烏合の衆なのだから軍隊の組織とは最も相容れないのではないかと 脈絡もなく思ってみる。
だからこそ狙った、この小官のキャラの『可笑しみ』さ。 小官顔真っ赤にして力んで右向け右をかけても、テンでバラバラ。 そーいう所だと理解して、敢えて演ってるこの莫迦さ! たまらんぞ?
もう飽きたよ。
比べてる時点でおかしいだろ
汗って誰? と思って過去ログ検索したらACE?
/\
/ \ ))
/ /
/ 10t /
/ /
/ / \ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\ / ∩( ´・ω・) <
>>107 さんの肩を叩きにきたよー。
(( \/ \\⊂ ) \ ショボーン
) ) )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(__)_)
ハンと呼べ。
小官自重しろ。
糞コテの醜態を見る苦しみがスレを見る楽しみを上回れば去るのは当然だろ。 「趣味」の「軍事板」なんだから。
まあ2chを趣味じゃなくて義務でやっているようなのも少ないとは思うがな。
>>113 野球板のホウボウなんか30年かけて完成させた公式を
一行で論破されて命かけはじめちまったよ。
・・・・・・('A`)( 'A)( ')( )・・・・・( )(` )(A` )('A`)・・・・・・
【自作自演】 1人もしくは複数の他人になりすまし自説の弁護をする。 あたかも自説に賛同している人が多く居るかのように偽装工作する。 【逆切れ】 自分の間違いを指摘した人や注意した人に対して、食って掛かる。 【自分は特別な人間】 他人にするなと言ったことを自分は平気でやる。自分の主張だけを特別視する。 【場外乱闘】 他所での議論を持ち込む。 ※例:他所で自説に反論した人に対して、他所での議論の続きを持ち掛ける。他所での議論を根に持つ。 関連アンチパターン:『蒸し返し』の一種として行われることも。 【ネガティブ思考】 出来ない理由ばかりを挙げる。他人の提案にケチを付ける。 話を前に進めるための解決策を出すのではなく、何故それでは駄目かばかりを羅列する。
異世界で人気が出そうな日本の武術や格闘技はなんだろうか? 空手と柔道 日本拳法 合気道 あたりかね?
殺るなら柔道。
自衛隊徒手格闘のベースということでは日本拳法。
羅漢さんカムバーック!!
日本拳法は総合格闘技ぽ。個人の身体能力が物言う、伝統の入り込む余地が無い(歴史が浅い)格闘技っぽ。 柔道の方が取っ組み合いで圧倒的有利だぽ。
柔道の関節技 投げ技 締め技は 重い鎧を着た相手にも有効に思える。 実際 柔術の発展した姿だし。 ドワーフは柔道や相撲 エルフは合気道や剣術 弓道 が似合いそうだ
>エルフは合気道 合気道やってる奴って、他の格闘家に負けず劣らずマッチョだぞ・・・
すごいな、ほとんど100レス近くコテハンの発言がない。 あぼーんされてる香具師のことはしらね。
125 :
羅漢 :04/07/02 23:49 ID:???
>>117 仕事が忙しくて、最近は見るだけでしたが・・・。
自衛隊が、ということであれば武器を持つことが前提となる銃剣道が主体になると思います。
徒手格闘は裏芸的な扱いになるかと思います。
後は冗談抜きで初見先生のような忍術(ひたすら地味だけどエグイ)が
見直されるかも。
逆に素手に特化した競技は廃れるかもしれませんね。
キックボクシングとかフルコンタクト系の空手とかB柔術の寝技の攻防とか。
(武板でこんなことを言うと荒れる原因になってしまいすが)
専用ブラウザ使ってる人いる? 三等兵を透明あぼーんできなくて困ってるんだが・・・
>>126 嫌がらせの意図がないのならトリップを付けるか、
そもそもコテハンを変更することもないだろう。
脳内アボーンするしかあるまい。
CKの再来
はい、政府広報課です。 「日本違法戦記」、更新したいのはやまやまなれど、メインPCのビデオボードがどうもおかしく起動せず。。 で、メインPCでSS書いてるから、更新できない状態に。。。(T^T) ヒック 今のところ、ビデオボードを買う資金がない為、書きたくても書けません(鬱 よって、単発的にゲリラ戦術で、他のSSあげたりするようにします。
/ / / | \ ヽ / / / / / || | i ヽ i i / / / / / / || || |│ |ノス |// / /___, -一ァ| /! |ト、|│ | | く」 |,-‐¬  ̄---┘'7 |! ハ! |,、-┼十|! | | | , -‐ ''" し' '´_ /,ィ二l |ト、/!ヽト、\_ヽ!|!l | ハ | ,r/ __ ,イ|リ ヾハ! ヽ! ,ィ⌒ヾミリノ!/リ | / ||ヽ -' / ̄ )` __ |ヒノ:} '` ,イ/ | | ,r ' ヾ、 ,-、____ , イ ̄,r==- ==-' レ' /| | 救いようの無いヴァカ共が多いですね。 / ヽ `ーソ ' | |ト、,ヘ ′"" "" / / || | . / \_ / | ハ ヽ`゙'ヘ ' '__. ィ / / | | | / / / | ヽ 川\ ヾ三ニ‐'′//! | | | | / / / 八 \川| |`ト- .. __ , イ‐ァヘ | | || |! / / / / \ \ 「`ー- 、 / .〉 ト、| ヽ、 ,イ /-─=¬ニヘ、_ \ 厂\ 厂ヽ /!| | `ー=ヘ -‐  ̄ /─ '  ̄ ├- ヽ\ \ノ\ \ 人 ハ!ヽ || |-┤ ヽ / /!‐-- | |\ ト、_`ヽ oヽ ト、! || |‐┤- ヽ // 〉 __ / ├‐- || | 川-‐ | | 厂7! ハ! ├:┤  ̄ヽ / / ー ─  ̄ ├‐- リ || ハ!ヘ | | ト┤|/′ ヾ,┤ ゙i_ ‐ ' 〉‐- | / /\ .|o | /ヽ/(′ ∨ \ ‐--─ ──-r、___-、 /ー_ {( '´>、! /ヽ/ |\ \
流行る格闘技は「力の受け流し」が大前提の物じゃ無いかと思う。 西洋の武器はぶっ潰しが基本だから、相手は非武装でも力と勢いに頼りそう。 堅そうなドワーフ、ゴブリン、トロル相手に打撃はまずいだろうし。 町中や夜襲時に使うにしても、柔道系がメインか?
132 :
狩人 :04/07/03 07:38 ID:???
もともと柔術は一撃で敵の息の根を止めたり、関節を破壊したり 動けなくして止めをさす為に生まれたものですから、巴投げも 元々は股間を蹴り上げて投げる技だったみたいです。 自衛隊が古式柔術でトロール共をぶちのめすなんてssが あったら面白そうですね。
ファンタジー世界の住人が柔道で 1本背負いで トロールを投げ飛ばす自衛隊員を見て すごい魔法だ・・と尊敬したりすると面白いな。
>ネタ師の皆さん(小官どの含む) 私はあぼーんされているので好き勝手言わせて頂きます。 まずは離陸しないと機動は出来ず、速度が遅い時に無駄に舵を動かすと機速を失って失速してしまいます。 皆さん。私とK氏(仮称)が余所から持ち込んだ争いをアホらしいと思いながらも、スレが離陸する推進力となって下さって有り難う御座います。 小官どの。滑走距離が足りない状況で、エンジン出力が上がるまで機体を押さえて下さって有り難う御座います。 K氏は私が常駐している場を片っ端から破壊する事を目論んでいると思われるのですが、私が立ち去ってもK氏がこのスレから立ち去るとは思えないので、皆さん、どうか、アホらしい争いには構わずこのスレをもり立てて下さい。
おっと、間違ってトリ付けてしまった。
前スレであぼーんもせずに愚者に粘着した荒らしが何言ってんだ?
>137 バカ言ってんの。
さて、どう>137と思われる人物がどう苦しい理屈でファビょるか楽しみ楽しみ。
>135、>136、>138 あぼーそちぇっく
>小官どの バ幹部より要請です。 警戒を除いて、火力を前方に指向させて下さい。 後背は後続に任せるとしましょう。 我々があぼーんされているなら内容に関する野次は無いでしょうから、いっちょ電撃戦と行きましょう。
「もしもし この近所に医者はありませんか ぼくは必死になって医者を捜しているのです」 「すると お前さまはイシャを捜しているのだね」 「あなたに義侠心というものが あるならぼくを医者へ案内して下さい」 「なるほど きみの言わんとする意味がだいたい見当がつきました きみはこう言いたいのでしょう イシャはどこだ!」 「悪質な冗談はやめてください ぼくは死ぬかもしれないのですよ」 まさにこのスレの状態を表した文章だ。
なんか最近、小官が謂れのない非難を買いそうな流れになってるな。 言うなれば、彼女がいるのに親戚のおばさんに無理矢理お見合い写真を押し付けられて、彼女から顰蹙を買う。 そんな感じ。
最近の小官殿はどうもレスのレベルが下がってきてる希ガス。 最初の頃は役に立つ知識を披露しつつ適度に毒を吐く、 いわばスレのお目付け役みたいなキャラだったんだが、 最近は愚者やその他粘着の発言に対して、厨くさい反論と愚痴をこぼす ウザコテキャラに成り下がってしまった感じ。
>144 はい。なので、剥がれたメッキを張り直して、猫を一個連隊ぐらいかぶりなおして、魔人間再起動して欲しいのが、小官萌えたる私の感想です。 故に>141の要請を行ってみました。
自分としては小官氏のSSの続きを読みたい。最後に続きが出たのいつだったっけ?
>146 私も小官どののSSを読みたい。 今スレ以降に激化した、謂われも内容も無い、悪意だけの罵倒が無ければ、小官どのはいつでもSS投下を再開すると思います。
しかし、K氏の内容のない罵倒がいきなり沈静化したのは何故なんだろう。 私の言うK氏の中の人が「本人」で無ければ、「本人」が困っても構わずに、舌を出して笑いながらさらに激しく潰しにかかって来るハズなのにwww
内容のある罵倒というのも希少だとは思うが…… まあ正直どこからにせよ余所の争いは持ち込んで欲しくないぞ。 内部でさえ過剰生産気味なんだから。
もはや小官も退く時がきた・・・。 マッカーサーのごとく「老兵は死なず、ただ去るのみ」なんて感じで消える頃合なんじゃないか?
151 :
元○○ :04/07/03 18:54 ID:???
自分としてはGが消えてくれたほうがありがたい。
>149 私を恨んでやって来たであろうK氏が持ち込んだ争いを早く鎮圧(皆がスルー出来るように)するよう努力してみます。 テロに対抗するには日常生活を維持する必要があるので、ここら辺は私の独力では不可能です。 皆さん、SSとネタの投下をお願いします。
>小官どの >150については人それぞれ、いろいろ意見もありますが、それは置いておき、我々に輝きをお願いします。 昔の小官どのの眼の輝きがないと、少なくとも、私は生きて行けません。 たとえ最後の輝きとなろうとも、我らで火力を前方に集中し、未来への血路を啓開しましょう。
Kって誰?
156 :
三等兵 :04/07/03 20:09 ID:???
>155>156 そして、軍板の旧い住人ならたいがいは知っている、某所の基地外でもある。
根拠は?ぼちぼち海産物の話ですか? ↓これで俺もK氏認定
>158 反応、文の構成、追いつめられたときの対応、とぼけ方、罵倒のタイミングと内容。 Kの特徴として、殆どの書き込みに共通のクセを複数個見られる。 まあ、後は様子見とするか。
Kでなくとも、ウゼぇヤツはあぼーんとスルーの対象でしか無い事に変わりない。 >皆さん SSとネタの投下をお願いします。
そう言えば、ファンタジー世界に召喚された直後に陸自が本土防衛と並立で外征を行う場合、期間を別にしてどれぐらいの戦力を出せるのだろう。
本州以南の場合は、防衛力確保の為、各県に普通科一個連隊は要る。 戦略レベルで見ると、連隊バラして大型中隊バラまいた程度では、せいぜい地点の防御しか出来ん。
いつのまにあぼーんだらけのスレになってしまったんだ・・・
北部方面隊は、師団管区辺り一個普通科連隊を残すか。 第7師団管区は別の師団に任せられるのかが激しく不安になる。 陸自って、考えれば考えるほど人員が少な過ぎると実感。
SSでもないのに連投かよ……
透明あぼーんだらけ、誰だよ。
自分で勝手に透明あぼーん設定しておいて見えないと文句を言う。 しょうもない名無し三等兵さんですね。
糞コテが消えればモーマンタイ
ここは「よ」の多い名無しさんが実に多いインターネットでつね(脱力)
自分で勝手に透明あぼーん推奨しておいて見えなくされると文句を言う。 しょうもないコテハンさんですね。
ここはしょうも無いスレですね……
K氏発見(謎)
174 :
鶏頭 :04/07/03 22:03 ID:???
一般人の見た、『F世界での自衛隊の戦い』を書きたいのに、 根っ子が、『ビブロマニア』なもので、話が軍事以外の薀蓄に向ってしまい、 電波の再受信(全面書き直し)中ナリ・・・(泣
また認定ですか。
>174 楽しみにしています。 よろしくお願いします。
>156 ちょっと待った その195は俺なんだが何かしたか? 俺の言う某氏は愚者、某官は言わずとも分かるが小官 そして俺は愚者の様子を見ながらニヤニヤしてる・・・と書いたんだが。 で、Kって何したのか1から教えてくれまいか
10Dは改編制で各普通科連隊内の対戦車小隊が中隊規模になったのか。 しらんかった(メモメモ)
さあおもしろくなってきましたよ
K氏は各所の掲示板に出没した有名な基地外荒らしですが、物的証拠と行動の具体例をここで並べ立てても、名無し三等兵であるあなたは否定するだけなので、今はノーコメント。 あなたがK氏かどうか、または同様の行動を行う荒らしかどうかは、あなたらしき人物の今後の行動を元に、このスレの住人が判断する事です。 それにしても、行動を見ていると相変わらずですな(謎)
×このスレの住人が判断する事です。 ○私の独断と偏見で判断する事です。
>181 しばらく見てないだけでなんか基地外と同一人物という認定受けてたんか まーいいけど。同じだと思うなら同じなんじゃない?別だと思えば別人になるんだろうし。 そんなことよりもだ、先ずは言いたいことがある Kとかいうのは基地外かも知らんが 漏れは基地外では無くて変態だ、それは忘れてくれるな 所で最近コテハンで来ない愚者マダー?
かまってやるな。 認定連発してるのを見れば荒らしだと一目瞭然だろうに。周囲無視は荒らしの定型的特長だよ。 過去の自分に罪全部おっ被せて、さも新参のように振舞っているだけさ。
ガンパレードマーチはスレ違いになりますか?
>185 自衛隊と異世界(出来たら中世風味)ファンタジー世界は関わりますか?
>186 幻獣と呼ばれるモンスターが現実世界に侵攻してきて、 それに自衛隊や学徒動員された学兵が対抗し、 本州上陸阻止のため九州を捨石にした防衛戦を行う話なんですが・・・ 台詞がアツいです。 「(前略) 自分達は勇敢で、自分達こそ、この国を守る最後の盾、この国の剣のその切っ先。 自分達の後には、もう何もないと。 血の池に足を突っ込んで、砲弾の嵐を潜り抜け、戦友の死体を踏みつけて行くとき、 弱っちいがいつもそれが最後の頼りになる。 (略) 困ったときに最終的に助けに来るのは、心だ。心だけは、良い思い出は裏切らない。 これは個人でも、国でもおんなじだ。 土壇場の土壇場で軍が頼るのは、お前達一人一人の、この国の良い思い出だ。 それが良くないなら、この国は滅ぶだろう。 良い思い出がいくつかあれば、サムライは集まる。この国を守る若いサムライがな。」 とか
「そうだ。新兵ばかりで何が出来る。 国がどうだか知らんが、俺は兵の無駄遣いは好まん。 人間はもっと効率よく死ぬべきだ」 とか 「あなた方は、人類の天敵、幻獣と戦わなければならない。 …だが、それは戦って死ねと、言っているわけではありません。 もっと酷いことを、私は考えています。 それはね、戦争が終った後、疲弊したこの国を建て直すそのことも、 あなた達に任せようと思っているんですよ。 そのためには、死なれては、死んで英雄になられてはこまります。 遺族年金も馬鹿にならない。 戦え、壊せと言っておいて、今度は立て直せという。ひどい話です。 …ですが、まあ、戦えとか死ねとかよりはいいでしょう。 サムライは武器を置いた後、国を復興させるために働き始めました。 めでたしめでたし。 それがいい。」 とか。
ガイシュツだが、マッチとメラの性能差について考えた。 マッチに対するメラの利点、これを何かに利用できないか?と。 例えば火が大きいから、野戦炊事の時にでかい薪から燃やせて 時間が短縮できる。あと小枝を拾う労力が省ける。 空気そのものに干渉する火だから、湿気や風に強い。折れたり摺れない といったアクシデントも無い。 後は、大きな火種の代わりになる。コストとスペース削減が可能。 何と言っても人間だけいればいいし。 一応思いつく限りでは、メラのマッチに対する優位性はこんなとこかな? 焚き付け無しで大きい火が得られる、ってのは戦場じゃ便利かと思う。ご指摘あればどうぞ。
設定は面白そうですが、ここは軍事板ゆえ、自衛隊の装備品は現用装備、研究開発中装備、正式化見込みの装備、用途廃止装備、を中心にし、そして、自衛隊の組織も現実の自衛隊(人員も志願選抜制、もしくは懇願性)がモデルでないと不味いです。 申し訳ない。
>190は>188へのレスです。
>>189 それを使う(メラ)精神かつ肉体的な疲労とか
連続使用はどこまでできるのかなー
>メラの優位性 装備に依存しないような魔術体系による発火なら、身一つで炎を使えるので厄介です。 弱点は、人員の資質や魔力に依存すること。 >マッチの優位性 魔法と違って、資質や魔力に依存せず、使い方を知っている者なら誰でも使えるのが利点です。 弱点は、マッチがないと効果を発揮できない。
見事に糞コテが見えないなwwww
>>192 うーむ、まあ労力は具体化できない(魔法は使ったことがない)が
「火炎放射器で調整噴射」位のエネルギーかな?あの最初の『ボッ』って感じ。
変な表現スマソ。
連続使用は、多分「火炎放射器を通常噴射」位の労力。
だから余り使ってると「反動で疲れたなあ」って疲労度になると思われる。
位とか余りが多いのは大目に見て?流石にMPHPじゃまずいしね(笑
>>195 DQでいえば、ろうそくをつける位のレベルから芝焼き用の火炎放射器レベルだったはず?
精神と肉体に対する負荷は個人別だろうだし訓練しだいかもね
消費キロカロリーで表してみると面白いかも?
燃焼に使うキロカロリー=消費カロリー(もちろんエネルギーロスあり)
でとかエネルギーの等価交換(ロスが生じるので厳密には等価ではないが)
ドラクエなら某神殿で魔法使いなり賢者なりに転職すれば資質は関係ないが、GURPSの如く、要「魔法の素質&世界の魔力」だった場合は、社会的に貴重な魔法使いは「マッチのかわりも出来る生き物」になる。
またこの魔法はどんぶり飯何杯とかいう話になるのか・・・?
>>198 どんぶり飯1杯を1MPとか定義したら話がしやすくなるかとw
>>198 凄くそれがわかりやすそう
んで、どれぐらいの運動量とか(マラソンとかにたとえたり)
魔法を使いすぎると腹が減る
連続使用のため脂肪をめておく→デブ魔法士 とかw
全力で使い切ったらがりがりにやせているとか
魔法についてはテンプレに反しない範囲内でSS作者さんに一任しているわけだが、誰でもメラが使える世界は、文明の形が違っていそう。(魔法文明)
今妄想したんだけれど、魔法が物理現象に直接作用できるとするならば 炎を出す魔法なんてのは夥しいエネルギーのロスなわけで、 エネルギーを直接指定座標の分子振動に変換したほうが はるかに低エネルギーで効果が期待できると思うのだが。 どこでも電子レンジといったところかw
>202 どこにでも居るんだよな。 魔法で障壁を張って、中に水を召喚して、加熱の魔法でその水を数日間加熱して、障壁を解いて水蒸気爆発でダンジョンを丸ごとブッ飛ばす外道ゲーマー。 蒸気機関を開発できるぐらいに、水蒸気の特性を知らなければそんな使い方は出来ないわけだが。
誰か鋼鉄の咆哮3発売記念でSS書け。
魔法がどの程度、空間を越えて作用するかも考えんとな。 距離が遠くなればなるほど魔法の効果の発現が困難ならば、島国である日本の防衛はずいぶん楽になるのだが。 効果が「術者から見える範囲内」ならば、魔法使いが高所から魔術を行使する事が有効になる。
207 :
名無し三等兵 :04/07/04 00:37 ID:mZl3nt+4
そこでレールガンですよ!
>鋼鉄の咆哮3 自衛隊と関係あるのか?(汗)
>>204 それは障壁が内圧のエネルギーに耐えるほどの強度をもてるかどうかが問題だろ?
内圧のエネルギーに耐えられるほどの障壁を張れる魔法使いならダンジョンを吹き飛ばせる
魔法を使うことだって余裕なはずだぞ。
エネルギーの有効利用の話をTRPGの話にすり替えるなよ
的外れな糞コテ消えろよ
>>206 座標判定が肝になる以上視認範囲=魔法有効範囲になるのは当然だな。
遠視の魔法も重要になってくると思われる。
それこそ輸送戦記氏の彼のような”目”がいるのかなぁと妄想。
>209 そりゃ、より有効性の高い方法があるならそちらを選ぶだろうが、その辺りは状況次第。
>遠視 透視、千里眼なども場合によっては恐ろしい。 輸送戦記は楽しい要素満載の作品だから続きが楽しみ。
まあ、なんにしろ、科学と魔法が結びつくと凄まじい事になりそうだ。
科学的な知識と魔法をマスターした日本物理学者が、すべての勢力を出し抜いて天下を捕ったりして。
216 :
215 :04/07/04 00:53 ID:???
変な事言ってるな・・・ スルーよろ。
>215、楽しそうなネタです。料理方法にもよるが。 日本と交流のある魔法使いがトンでもない魔法の利用法を思い付く可能性もある。
ファイアースペルで往動機関を動かしてレシプロ機の動力にする、とある洋物ゲテモノSTGを思い出す....(謎トラウマ)
>>209 だからさー、物理法則からいえば障壁が食い止められるエネルギー=内圧のエネルギーなわけよ。
障壁内の水に加えたエネルギーと障壁のエネルギーの両方を魔法使いは制御しなきゃいけないからエネルギー的には二倍なわけよ。
状況云々じゃないでしょ。ダンジョンひとつぶっ壊すほどのエネルギーなんだからさ。魔法使い自身に倍の負担だよ。
妙なルールで作られたTRPGと一緒にしちゃいかんでしょ。
あんたが推進しようとしているこのスレではさ。
つうかそんな妙な経験に基づいて反論しないでくれよ。一行レスじゃおもしろくないっつーの。
もっと軍事とファンタジーを混ぜてネタを広げてくれよ。
往動機関=>復動機関
リロードしてなかった…
>>215 そうそう、そういう感じですよ。
両者のいいとこ取りを最初に実用化した奴が実際強くなるんじゃないかなぁと思ったり。
>219 障壁と加熱を二人で分担、または、片方を別の手段で行っても良いわけだが。 全ての魔法使いが一人でダンジョン丸ごと殲滅出来る能力を持っているわけではない。
とりあえずTRPGマニアは卓上板にでも(・∀・)カエレ!!
>221 日本が両者のいいとこ取りを最初に実用化出来なくとも、最初に実用化した奴に付き利用価値を示せるならば、日本がファンタジー世界で生き残る材料になるかもしれん。 強者に付くしかない点で現実とそう変わらんなぁ(寂)
あーまた妄想が。 「君たちが使っているファイアボールだけれども…投げつける炎の玉はどこから出てくるんだ?」 「あれは炎の精霊であるサラマンダーを使役して炎を生み出しているんですよ。」 「(う…)じゃ、じゃあそれを直接敵の体内に生み出してやれば効果も倍以上になるのではないのかね?」 「サラマンダーはシルフのいるところでしか顕現しないのです!風の精霊であるシルフとサラマンダーは仲良しなんですよ(ハァト」 「…そ、そうなんですか…(なら呼吸してる生物ならOKじゃねーかYO!)」
…遅くなってスマン。結局はだ、兵器の複雑な箇所を簡略化する、と云うところなのさ。 通信機器をFの人間で代用、暗号化もデコードも要らんしな? 頭の中を読むのは至難の業さね。 簡単に行こう。セッションはそこから始まるのだ! …CP演習(指揮所演習)だ。では、抜けるぞ!
>>222 いや、だからね?
魔法というエネルギーを直接ぶつける手段を持っている人が二人いて、
ダンジョンを壊すのに二人がそれぞれひとつのダンジョンを壊せる魔力を出し合って
ひとつのダンジョンを壊すエネルギーしか得ないってのは変でしょ?
あ、それとも君はあれか。
障壁を張るしか能の無い魔法使いと
加熱しか能の無い魔法使いが二人いるって事を前提にしてる?
>小官どの お疲れさまです。 と取り敢えず言っておきます。
>227 二人で魔力を出し合って破壊魔法を使えるならば、素直に破壊魔法を使えばよかろう。
>>226 頭の中を読むのが至難の業なら味方同士の通信も至難だと思われますよ。
あ、そこで双子の登場ですか!それはそれで燃えかつ萌えな状況が。
クーロンズゲートの世界だw
駐屯地の中に天幕おったてて、各部隊の指揮所だけ開設、そして部隊運用したつもりの演習だ。 トイレと言って抜けたので、時間は余り無い。構うこたぁ無い、見敵必殺! 必ず殺せ! …スレのためにな? では、失礼! …ホント、スマン。矢面に立たせた…。
>>229 いや僕は最初からそれを言ってるんですけど…
つうかこんな潰し合う話をしたいわけじゃなかったんですよ。
しょうかん(←なぜか変換できない)どの萌え氏の狙いは面白いと思ったので
ネタを出して広げたかったんです。
ちょっと熱くなってしまって申し訳ない。
>232 孫子には、「本当に有用な物は既に誰かが使っているが、誰も使っていないゴミを上手く使えば思いがけず有用になる事もある。」と書いてあります。 破壊魔法のエキスパート二人はあらゆる戦場で活躍出来るわけですが、思いがけない物を戦力化される事で状況が一変する事もあるわけです。
>230 味方同士の通信が至難であっても不可能で無いならば、たんまり労力をかけて実現し、それを労力に見合う成果の得られる所で使えば良い。
う、破壊魔法の転用は出来ないかと電波が飛んできた。
えーとさっきからすごく韜晦されている気がするのですが、 しょうかん(←なぜか変換ry)どの萌え氏は細かい突込みを全て俯瞰して解釈し 細部をあいまいにすることで新規参入の人たちの敷居を下げようとしているのですか? そうであるならば僕は過度の突っ込みは避けるようにします。 僕も自分の専門でしか話をできないROM専ですから。
>231 ノーコメント >235 言うだけ言って思いつかん(自爆)
238 :
三等兵 :04/07/04 01:59 ID:???
>236 自分ワールドを拡げ過ぎては他の方に迷惑なので。 多くの方に迷惑となる「オレ世界」を私はこのスレでは控え、皆さんにも控えて頂き(テンプレ参照)、より多数の方の「自衛隊の居るF世界」が共存出来るよう目指したいと考えています。 そして、軍事厨としての私と小官の知識を役立つよう工夫して行きたいです。
>238は私の発言です(汗)
>>238 了解です。つか小官どの萌え氏ってラノベ厨じゃなかったっけk(ry
大規模破壊魔法は極言すれば過度のエネルギーの一点集中ですから、
このエネルギーを広範囲に渡って配分できれば有効利用になるのでは…?
うーん。僕もその利用の仕方が思いつかない…
生体ジェネレーターとかしか思いつかない…。
話は変わるんだが、何スレか前に見た時エフルに統治された世界に 日本が飛ばされた話があったと思うんだが、あれってどうなったの? 細かい所まで設定されて手すきだったんだが、久し振りに読み返そうと 思っても保存庫においてないし、続いてる様子も無いので、もう終わっちゃったのかな? と思ってるんだが、そこら辺どうなの? あと小管って、前に中曽根とか言う名前のエルフと一緒にいた人と同一人物ってことでいいの?
>240 軍事厨であり、ラノベ厨でもあります。 ラノベに限らず色々な本を読んで行きたい物です。 以前の時代の軍事板厨とラノベ厨の激突は、ROMっていて悲しい物がありました。 >大規模破壊魔法 土木とかは使いやすそうですが、小規模なのは、手工業での加工手段に便利ですかね(手が入らない部分に打ち抜き加工など)
>241 じっくりと捜して読み返してみたい。 中曽根さん、カムバック(泣) あのシリーズの作者の中の人は、小官どのと同じハズ。
>>241 僕もあの話は大好きだったのですけど…作者さんには続けてほしいです。
半虹創作スレにまで描いた職人魂には感服でした。
>>242 共存するはずのものが些細な間違いで敵対してしまうという状況は小説や映画等での黄金パターンだと思います
それを間違いだと気付かせる無垢な存在がこのスレには必要なんでしょうかw
中曽根シリーズから魔術師教練シリーズまでの流れは小官殿の進歩の歴史として面白いものだと思うのですが…
ともあれ、小官殿初の長編シリーズ、魔術師教練モノは完結していただきたいです。
A:少しずつしか魔力を解放出来ず、一度に大量の熱量を発生させる事が出来ない。 B:熱エネルギーを封じ込める(跳ね返す)障壁を作ることが出来るが、同じく短時間に強力な障壁 を作る事が出来ない。堅く(謎)なるまでは強力なエネルギーは漏れちゃう。 という未熟な魔術師でも二人で協力すれば1週間ぐらいででっかい水蒸気爆弾を作れる罠。 とか言う妄想が脳内ry
>>241 このスレのふいんきのせいで出て行きました
汗扱いされちゃなあ。
小官殿と小官萌えのトリップをNGワードにしたら半分以上見れなくなった。
なんかエネルギーと力を勘違いされてるような気が。 内圧に耐えられるかどうかはエネルギー関係なしだと思う。
どうも自分のせいでルーピングが・・・ 取り敢えず提唱してみるが、魔法そのものを「科学する」のって、 意味と必要性があんまりないかも。疲労度やMPを考えるのと、物理法則に 則すかどうかって考察は別物と考えた方がよいと思う。
ところで魔法エネルギーをカロリーから持ってくるとして、それを 余所からチャージできないだろうか?例えば精気を吸う魔石を使うと、 人の運動エネルギーを蓄えられるとか。 これだったら、ガリデブギャグやらんでも魔法が使える。 都市の人通りが多いところ、練兵場、闘技場といったところに数ヶ月置いた 魔法石を使うと、大きな魔法がお手軽に!とか。熱量を肉体以外に与えられる なら、これもアリ?かなと思うんだがどうか。 そしてF世界某国では、国策としてやたらめったら格闘技が推奨される。 自分たちの魔力源確保のため、魔法学校でも授業の三分の一が格闘に当てられる。 卒業式の頃には、あの貧弱なハリー坊やがブルース・リーばりの漢に!(笑
となると日本が最大の供給国になるんでないかと。 転移後も転移前と同じレベルの経済活動が行われ、人間の移動が活発である という前提が要るけど。 確か新宿駅は1日の利用者数が小国の総人口に匹敵するとか。その他山手線 や中央線やら私鉄の車両や駅に置いとけば勝手に集まる。鉄道会社増益(藁 まー競馬場のG1クラスの時や、年2回のコミケの会場。その他、人さえ集まれば OKだから人口が多ければ多いほど有利でしょーな。 で、採取する場所によって魔法エネルギーの性質が微妙に変化したりして。 コミケ会場の場合は…「召喚魔法ができそうなぐらいの欲望が集まっている」と馬鹿 話が出る位の人手(3日間でのべ50万人?)だから、妄想系魔法(笑)に有効とか。
【自作自演】 1人もしくは複数の他人になりすまし自説の弁護をする。 あたかも自説に賛同している人が多く居るかのように偽装工作する。
日本に有利な輸出品ができてウマー…と思ったが、その元となる精気を吸う 魔石の製造を輸入に頼ったり、死ぬほど高いパテント料を支払うハメになっ たりして。
>254 そう言う決め付けの事をマッチポンプって言うんだよね。
>>256 とりあえず君は辞書の使い方を知ってから此処にき来なさい。
>>253 女魔導士が「ニンシンしそう!」とか言うような、むさ苦しい
臭いの石が取れそうw
まあ密度×発生精気という公式がありそうなので、ゾンビの群みたいな
連中じゃあ良いのが取れないとか。そういう意味では、奴隷船とか
そういった物に積んでも面白いかな?人を呪わば、になりそうだけど。
新宿駅に魔石置いておいて、駅の利用者が家に帰ってきて家族に愚痴をこぼすと。 「はぁ・・・なんかもう、疲れたよ・・・」
261 :
age :04/07/04 19:19 ID:???
age
まだこの板違いスレ続いてたんだ
>>259 駐屯地なんかに忍び込ませておくとだんだん士気が低下したり・・・
と、無理やりつなげてみよう。
今から投下します。
31回目の投稿 輸送戦記? 116 帝國軍の総攻撃の報を聞いてアスが喚き始めた。 「これぞ好機!帝國軍などチンピラゴロツキの集団。我々が進めば鎧袖一触!」 「お前は打通太郎か!」 そうツッこんだ直後に真田丸から撤退してきた隊員が戻ってきて、さらに他の手すき隊員も到着。 そうしてその中にいる後藤1尉が臨時に部隊を掌握。 「クラウス副隊長!君の所で君を外した若い奴を10人借りるぞ。弾薬運びに使う。あとアス隊長。君 の所はここで待機して逆襲準備に入れ。ただし逆襲は命令があるまで待て。あとは草壁も弾運びだ」 やっぱり逆襲馬鹿のアスは自分の目の届く所に置いておくのね。で、仲が悪い僕を遠ざけておくと。 「草壁と選抜した騎士はすぐに作業に入れ!早くしないと弾丸の壁がなくなる」 そう言われてしまえば急ぐしかない。駆け足で弾薬庫にしている修道院内の地下室に急行。 「待て。どこからの命令でどこに持っていく」 当然と言うか何と言うか、弾薬庫警備の隊員に誰何された。 「後藤1尉の命令で城壁各所へ銃弾を持っていきます。後ろの騎士も同じです」 「うん。よし、持って行け」 後藤1尉からの連絡があったらしくすぐに通してくれた。事前連絡が行っているとやっぱり楽だね。こ れが全く行われないと現場に全責任がかかってくるんだよなぁ。 それはともかくさっそく持っていかねば。 「12.7oと5.56oとカール君用の弾だな。えーとこれとこれはそっちの君にお願いします。2人1組で 持って行って。うん、城壁に陣取っている隊員にね」 運び先を割振った後は僕の番だ。魔法による補助があるから多く持てるな。ならばこう持つか。 12.7o弾薬箱(大)を右腕に。5.56o弾倉いり布袋(大)を右手に。トドメにカール君用弾をリュック ごと持っていく事に。ちょっときついが問題は無い。早く行って先行した騎士たちに追いつかないと。
117 魔法の補助があってもやっぱり重い。えっちらおっちらと修道院の廊下を進む。 とその前に現れた黒い影。それはアスだった。 あれ?アスは門の前で待機じゃなかったっけ?その疑問が出たが気にせず運ぼうと思ったが、いきなり アスが通せんぼをしやがった。 「この下賤の者め!よくも誇りある我の顔に泥を塗ってくれたな」 …さっき殴り倒した事か? 「命令無視して勝手に突っ込もうとしてたわけですから普通は止めます」 「命令?フン。あのような草木で染めたような醜い服を着た下賤の者の命令など聞けん!」 こいつ馬鹿だ。 「下賤の者だろうが何だろうが命令は命令です。よって私は今から弾薬を運ばねばならないのでどいて ください。私はまだアパムになる気はありません」 「うるさい!我の用が先だ!」 完全に目が血走っている。まずい、剣に手がかかっている。ここで抜く気かよ。となれば強行突破か… ん?あの手が使えるかも。 「アス隊長」 「何だ下賤の者。反省して我が剣の錆になる覚悟ができたか?」 「受け取って!」 そう叫ぶと僕は12.7o弾薬箱(大)をアスに向かってブン投げた。 いきなり『受け取って』と物を投げられればとりあえずは受けとってしまうのが当たり前。アスもその 例外ではなかった。問題はその『モノ』が大きさはキャリングケースとほぼ同等で、重さはそれ以上 の鋼鉄の塊であった事か。
118 「うわっ」 思わず受け取ってしまい、その勢いに押されてアスは引っくり返った。 「何をするこの下賤の者め、早くこれをどけろ」 アテを転ばす為に行ったのだからんな事する訳はないだろ。 そうして弾薬を素早く下ろしてアスに近づいた。 「アス隊長。全てあなたが悪いんですよ」 そう囁くと僕は、荷物につぶされてもがいているアスの後頭部をブンなぐって気絶させた。 「悪いけど邪魔されたくないのでここでおとなしくしてくださいね」 と気絶しているので答えられるわけはないのだが、そう声をかけてそばにあった部屋にアスを入れた。 「お、ラッキー。ロープがある」 おあつらえ向きに物置らしいその部屋には短いロープがあった。こら幸いとアスの手足を縛り、持っ ていたハンカチで猿轡をかませた。これで少なくともこの戦闘中はちょっかいを出せないだろう。 これで邪魔者は片付いた。さっさと行かないと。 そうしてやっと外に出たが、状況は思ったより悪化していた。 城壁の一部が炎上していた。 大急ぎで弾薬を持っていく。 「畜生!やつらまた突入してきやがった!弾薬がたりねー」 「!またファイヤーボールが来ます!全員伏せろ!」 僕も伏せる。そうして僕たちから離れた所に着弾して炎上する。そうしている間に帝國軍は前進す る。魔法攻撃で頭を下げさせているうちに歩兵を進ませる。本当に相手は中世の軍隊かよ。 「弾薬を持ってきました!」 収まると立ち上がって怒鳴った。 「早くよこせ!」 まさに地獄だった。
119 修道院へ向かう道は死体だらけだった。 魔法の支援があるとは言え、銃弾の壁に阻まれていたようだ。で、遅まきながらその壁を形成して いた銃座をつぶしにかかったと。 各銃座は臨時に屋根や壁を作っているから大丈夫だが、それ以外の所は何もされていないから矢が たまに飛び込んできたりして負傷者が出ている。もっとも、迫撃砲が狂ったように打ち込まれている から差し引きではまだこちらの方が有利だ。気になるのが真田丸の失陥だ。 そう考えながら銃弾の補給を手伝っているといきなり真田丸が爆発した。 「イヤッホーざまあみろ!」 真田丸近辺に集結していた帝國軍がまとめて吹き飛ばされ、修道院から歓声があがる。 「え、何で爆発したの?」 「無線で自爆装置がしかけてあったんだろう」 いわゆるトラップね。相手の戦力をそいで、なおかつ遺棄した兵器を渡さない。合理的だけど105o 砲はもったいないな。ま、しょうがない。 戦果に沸いた修道院だが、良い事があって気が緩んだ所に悪い知らせが飛び込んできた。 「迫撃砲は全弾を射耗。カンバンだ」 まずいな。火力支援がなくなってしまったのは痛すぎる。もっと弾はないのかよ。 そう考えた後すぐに退避命令が来た。 「ファイヤーボールがこっちに来る!退避!」 その声にすぐに反応したが、全員は逃げ切れなかった。
今回はこれで終了。 12.7o銃弾箱などのサイズは全くの創作ですのでそこらへんはご容赦を。
>269 乙。 そして有り難う御座います。
今、女子高生コンクリート殺人が話題になっているが、この事件の内容を見てみると、 元1だお〜氏の世界観で起きていた、日本人拉致と救出作戦時に発見された惨殺死体。 それと、後に奴隷市場で発見された女子高生を思い出す。 世の中で人間が考える事ができる事は大抵起っている事実。 と聞いた事があるが、本当だなあと思った。
>269 乙。 アスがどんどんヘタレにw
273 :
age :04/07/05 01:11 ID:???
age
この時代の日本において、エルフは2級市民であるとを認識されていた。 女優(俳優)から売春婦(男娼)まで、と言われるように、芸能や風俗と いった貶められた扱いを受ける仕事以外に、まともな職はエルフには無かった。 ただし、これは地球上のどこの国でも大差ないことであったが… どことなく古代日本をイメージさせる衣装をまとうたエルフは長弓を携えている。 それを包囲した隊員たちであるが、目の前に現れたのが一人だけというのがかえって 不安を増大させる。敵は目の前にいるヤツだけとは限れないのだ。目の前にいない ヤツこそが恐ろしい。最後列の隊員たちが包囲の外周を警戒していても、プレッシャー を意識せずにはいられない。先発隊長はがなり続けるばかりだ、くそったれ。 「オツパイゲットー!!」…お調子者で知られた陸士長が緊迫感をぶち壊した。 小山をはいずり登ってエルフの背後の背後に周りこみ、あまつさえ乳房をもみし だいて抱きついた。隊長とエルフを含む、その場の全員が呆気にとられて何も できなくなった。「柔らかーイ!うぇっごふっ!」気を取り戻したエルフが背後 の馬鹿を合気道みたいな技で地面に叩きつけて黙らし、髪と服装を整えて口を開いた。 「あたたがたは森違いですので、よその森でやって下さい。」それに先発隊長が拡声器 で応える。 状況はまた振り出しに戻った。 続く。
275 :
名無し三等兵 :04/07/05 04:59 ID:RPiCKq3/
Call50氏、乙です。ようやっとアスの拘束ですか・・・ しかし忘れ去られたまま、ファイアーボールで焼かれたりして。 火球支援とかそういう概念があるのか帝國軍!
>274 >この時代の日本において、エルフは2級市民であるとを認識されていた。 これ見て某国の出生成分とかいうのを思い出した。 日本は何時から共産主義国になったんだよ? あとどこからの続きとか、SSの名前ぐらい付けろよ それになんで日本にエルフがいて、なぜ貶められた扱いを受ける仕事(お前の頭の中で) にしかつけないのか全然説明が無いんだが? つーか、イギリスに上陸したのは帝国陸軍だと記述があった気がするんだが、なぜ陸士長? 兵長、もしくは軍曹ではないの?(それでも不自然だと思うけど) 最後にお前に一つ言葉を送ろう 職業に貴賎は無い、ただ卑しい人間があるだけだ。 長文、乱文でスレの皆様方にはご迷惑お掛け致します。
別に共産主義国だからって差別が制度化されてる訳でもないと思うが。 それとイギリスに上陸したのは帝国陸上自衛隊だそうです。 はいガイドライン第2条違反。
なんだかなぁ…。
>>279 HP側の設定から考えて、
>>274 のSSはガイドライン違反と判断できます。
よって、続きは分家でやってください。
[自衛隊がエルフの森を占領しまつ] 第4射 …皆がダレていた。ダレ切っていた。先発隊長以外の隊員は全員が地べたに座りこみ、 携行食糧をつまんだり音楽を聴いたりして時間が過ぎるのを待っていた。それと隊長の 体力が尽きるのも。「エルフ女ってのは綺麗だなぁ。彼女になってくれねぇかなぁ。」 「日本にはいつ頃からエルフがいて、なぜ卑しい仕事にしかありつけねぇのか説明しろ。」 「たしか小学校6年生くらいの時に習ったと思うのですが…」訳尻士長は班の皆に話始める。 …現代までの地球上の歴史において、3回に渡る未知のエネルギーの出現が世界規模で 発生したと考えられています。「発生?って、なにがエネルギーだったんだ?」 …それが具体的になんなのか、は特定されていません。地底から噴出したのか、宇宙から 降り注いだのか、様々な説が今も議論されています。人類の起源となった生物が出現して 程無い間に一回目の発生があったらしいのです。この結果、人類は様々な人種へと枝別れ を起こし、現在の「人類」とされる我々になったということです。 「ふーん、で、エルフは?」…紀元前のいつ頃かに2回目の発生が起こり、エルフを始め とするオウガ、ドワーフ、ノーム、ジャイアント、フェアリー等の「亜人」とされる生物 群が人類より派生したそうです。とりわけエルフは人類をしのぐ能力と文明の発達を実現 し、ヨーロッパ大陸では一時期人類を支配したことから、今でも人類はエルフを嫌ったり 恐れたりしてます。人間社会で不利な扱いを受けるのも昔からなんですねえ。 続く
('A`)<ヒキツイデカイテミルノマンドクセ (・∀・;)<なかのひとはまったく違う人です ('A`)<スレノゲンジョウナニスギテマンドクセ ---------------------------------------- 築城編 ( ・∀・)<中尉!やはり木造ではなくて石造りの方が(・∀・)イイ!!かと ('A`)<石造りで築城する理由キボン ( ・∀・)<上のほうから、前回の対海賊戦を鑑みてだそうです ('A`)<建機もないのにマンドクセ・・・築城に最低半年はかかるだろうし人員が増えたと言っても不足すぎ ( ・∀・)<施設に応援呼んでみてはどうでしょうか? ('A`)<言ってみてもいいが断れるのが落ちだと思うとマンドクセ ( ・∀・)<と、とりあえず応援呼んで見ますね /////////////// ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ(゚∀゚)<応援にキタ━! ( ・∀・)<施設の部隊が来たみたいです ('A`)<ドーザにトラックに]クレーン車・・・人員か(物はとにかくうちのところにはろくなやつが来ないな) ( ・∀・)<あとはドワーフのひととか皆が手伝えばどうにかなりそうですね
勝手に引き継いでみました 同じ様には行かないと思いますが・・・生暖かく見守ってやってください ('A`)y−"
フムン…では書くとするか…。投下開始!
「でだ、結局…校舎半壊させて、得たモノは…」 「戦乙女がもう一人と、戦神にコネが有る者を特定出来た事だけじゃ。のぉ? 『おねえさん』? 」 意地悪く、カラミティ教官が背後を振り返る。有るはずの壁と窓が、無い。直接外の景色が見えている。 座椅子に座って恥ずかしげに俯いたままの彼女からは…先程の峻厳たる威厳が消え、柔らかい普段の 『治療士さん』の様子しか伺えなかった。その隣では、小川が『自分の新たな相棒』を『言葉攻め』で苛めて いた。抗弁したいのに出来ないもどかしさに歪む彼女の様子を…小川は公然と愉しんでいた。 「あ〜あ、どうするよコレ? 言い訳きかねーだろーなぁ? 神様がこんな事やっちゃってさ? ン? 」 「五月蠅い痴れ者っ…! そもそもお前があの教師に不埒な真似をするからっ…」 「へ〜? 気にしてくれちゃってるワケ? 『嫌いだ嫌だ早く死ね、お前になびく女など居るものか! 』 ふーん…何処の誰チャンの台詞かなぁ〜? 好きにしろとか俺に言っといて、いざそうするとコレだ? 」 「ノリ君ノリ君、あんまり苛めると後が怖いかも…? それともノリ君って…M男ちゃん? 」 「不浄たる夜の一族の眷属に同情される謂れなど無い! 私を誰だと思っている! 貴様等とは…」 「ほう…? 不浄とな? もう一度、妾に折檻されて痛い目を見たいか? 良い度胸じゃ! 」 「いいから全員黙れ! もう止めろ! 本題に入るぞ! 榊2尉! 発言を…って」 業を煮やした山田が榊2尉に発言を求めたが…当の本人は泣きじゃくるキリャム教師を慰めていたりする。 『犬に噛まれたと思えば良い』との台詞に、『小川の相棒』の柳眉がまた逆立つ。なかなか本題に入れない。 山田は待つ事にした。全員がこの不毛な状況に気が付き、『ケツ』を自分にただ、押し付けに来るまでに。
むう、シリーズ再開と行きたい所だが…ここまでにして置こう。投下終了!
乙であります小官殿!!!!!
久しぶり。 しばらく自衛隊板の方に行ってきたよ。 小官殿の吐く戯言の本質の多くが陸式の「気合と根性で全て何とかしろ」だと理解した。 口先だけっぽいのと現実見てないっぽい言動がちらほら見られるのはこのせいか。 んじゃ、畑逝ってくる
いい加減ここでそういったのは控えてほしいんですけど。 口喧嘩始まるとかなり創作意欲減衰するんですマジで。まぁ、どっちにしろ執筆は遅いんですけどね(つд`) 貴方の認識方をお借りして考えると、久しぶりに現れていちいち喧嘩を吹っかけるのは農家の流儀ってことですよね? で、先走りで言っておきたいのですが、小官殿もそろそろ売られた喧嘩を買うのやめませんか? 喧嘩を売られて黙っているのは確かに面子に関わりますけど、売られた喧嘩全部に噛み付くのは自衛隊の名に傷をつけてしまうのではないでしょうか? なんか朝っぱらからえらそうかつ意味不明な文章で申し訳ありません。
>290 荒らしにかまう人は荒らしです。 とか言いつつ以前の続きがまだ書けないのでした。 海洋観測艦は止めといた方が良いのだろうか……
>>291 T・F氏、是非是非やってしまうべきです。普通の戦闘じゃ出番が無いけど、
歴とした自衛隊装備艦艇なのですから。
>>小官殿乙です。魔法学校はいつ直るんでしょ?それとも分校行きとか・・・
もしくは青空教室?
>>愚者殿 前回のヒキでは魔導士っぽい人が出てきてましたが、
あれはどうなったのでしょう?魔法等、期待しています。
>>291 ひ、<ひびき>が、<ひびき>の屈辱がぁぁ〜
ドクオもガン( ゚д゚)ガレ
>>289 さてと、スルースルー。まあ努力と根性を見せた事も無い奴が馬脚を顕わしまくってるって事でOK!
田夫野人には小官の思いなど解るまい! ン? ただ小官の独り言さね…。投下開始!
「…現在の戦線の劣勢は、ひとえに敵の『時間神』の活躍に依る。この度重なる介入が、帝国と 我々の頭痛の種だ。…人間やその他の種が築き上げた物を一瞬で『無』にされる空しさは…」 嫌味タップリに榊2尉が『人外の面々』を眺め遣る。それがどうした、と睨み返す教官。壊す担当は わたしじゃ無いから、とそっぽを向く『少女』。いたたまれずまた俯く『おねえさん』。明らかに不満 そうな『戦乙女(バリバリ)』。それぞれ別の反応を示すが…何故か山田が一人だけ、『連中が迷惑を かけてスイマセン』と仕切りに頭を下げていたりするのが涙ぐましい。…小川が山田の脇腹を突付いて 『お前が謝っても仕方無いだろーが』と小声で言ってるのを聞いたキリャム教師が…笑っていた。 「甚だしく士気を削ぐ! しかし! この劣勢を覆し、膠着までに持って行く案が、私と部下達には 存在する! …自分の意見、いや、部下の意見を拝聴して下さいますな? 『始祖皇帝陛下』? 」 「ほう…? 聞こうでは無いか? 妾に興を抱かせるとは、なかなか研究したな? この女男は? 」 「…長生きして置いてこんな事も気付かない愚者もいる者だと自分は呆れ果てましたよ、陛下? 」 眼光だけで二人の舌戦を制してしまう山田のこの技術は、新隊員を教育する時に身に付けたものだ。 陸自では、『課業中』は決して暴力を振るっては為らないのだ。この程度の威圧感が出せないようでは、 とても営内生活で羽目を外したがる『最近の馬鹿で間抜けで放埓な、躾の出来て居ない若者』を『教育』 する事などとても出来ない。それでも聞かない奴には…? 集団から見放された人間がどんな眼に遭う かは、大体『決まっている』。見込みが有るなら『言い、行為を伴う説諭』を行う。無いなら『疎外』だ。
「山田2曹…では無く、里井2曹! 講義開始! …候補生諸官! 隠れて聞いて居ないで、出て来て 聞き給え! 何時崩れるか解らん壁に集団で凭れると、ますますこの校舎の倒壊を早めてしまう! 」 「諸官等の今後の行動予定も交えて話す! 総務、ラー! 壁を離れて、4列横隊に整列させその場に 折り敷かせろ(座らせろ)! 全く…『遠足』の企画がパーだ。これを『戦場見学』に変更だな…」 山田の言葉にキリャムの口元が強張った。…教え子を危険に晒したくは無い。しかし、いつかは…! その千々の思いに揺れる切ない表情が…何故か榊2尉の心中の僅かな『男』の部分を刺激した。 「この世界は『固まって居ない』! それが我々の共通認識である! しかるが故に、『純然たる意志の 発露』たる『魔導』の存在が許される! いわば『日本国』は、この世界を固めるための『凝固材』と しての役割をこの『世界』に期待され、呼ばれたのだ! だが、それを望まぬ輩が居る! 反帝国勢力 の存在、『王国連合』を支援する『神々』の存在で有る! 彼奴等は既得権益を奪われる事を恐れた! 世界が『凝固』してしまえば、『影響力』も必然的に振るえ無く為るを得ん! そして…『第一次転移』が 行われた! …で、良いんですよね? 『おねえさん? 』 この戦争の背景なのですが…」 「…どうして其処の良い所でこうも落とすのだ! もう少し…格好良く締められんのか、ヤマダ! 」 「伝聞だもん。里井はそういう所、律儀だから。貴女だって知ってるくせに…あ、もしかしてぇ…」 「そこ! 黙って聞く! …そういう、約束だろう? な? 頼むよ…」 「戦神の…お父様の意志は『戦さえ絶えねば良い。優良な戦士が得られればなお良い』です…。真実は中立に 近いのです。いえ、もしかすると…心中は『帝国』寄りかも知れません…。進歩無き停滞を嫌う方ですから…」 山田が頷いた。やはり合いの手を入れてくれるならこうでなくてはイカン、と言った満足げな表情が消え無い事を ひとえに小川は祈っていた。『早くしないとぶち壊されるぞ? 』と視線で訴えると、伝わった。流石は相棒だった。
…うう、長すぎて一度で送信不可…。投下終了! 金持って無いが、金持ち喧嘩せず! 以上! さらば!
('A`)氏 乙です。スレの黄金時代をおもいだしました。
トリついていない私らしき者は無視を要請。
みんなが従っている意見にどこまでも頑固に反対する人がいるのは、不明のせいよりも傲慢からであることが多い。 正論の側の上座がふさがっているのを見て、下座につくのは嫌だというわけである。 ラ・ロシュフコー箴言集より
築城編その2 ('A`)<皆に集まってもらったわけだが・・・説明ヨロ (;・∀・)。 o 0 (…逃げやがった… ( ・∀・)<実はこの砦を石造りに改築する事になりました |;゚ー゚);´∀`); ̄+ー ̄); ̄∀ ̄)<ナンダッテー (;=゚ω゚)<石とか運ぶ人が足りなぃょぅ (  ̄+ー ̄) ̄∀ ̄)<魔法でwwwうはwwww解決wwwおkwwっうぇうぇうぇ (;・∀・)。 o 0 (…それだけは絶対にヤバイ) ( ・∀・)<機材と人員 の用意はできていますので大丈夫ですよ (゚∀゚)ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ<ヨロシク━ク!!!! (  ̄+ー ̄) ̄∀ ̄)<うはwwwwおkwwwww魔法使えなきゃwwwおwれwら洋梨wwww (=゚ω゚)<これならどうになか成るかも知れなぃょぅ ('A`)<(  ̄+ー ̄) ̄∀ ̄)の二人は(=゚ω゚)とドワーフの一部と一緒に石灰石、粘土、珪石、石膏の収集を頼む (=゚ω゚)<何に使うのかぃょぅ? ('A`)<それでセメントを作りそれを使って砦と石壁作りますが何か? (=゚ω゚)<がんばるぃょぅ ( ・∀・)<後のメンバーは前回基地を造成した機材を使って堀と砦の基礎工事と木の伐採をしてもらいます。 ('A`)<それが終わったら・・・砦と石壁の作成を行いますが何か質問は? (=゚ω゚)<石はどうするんだぃょぅ ('A`)<積んだ土嚢に支柱の木を組んでその上からコンクリで固めるから石は(゚听)イラネ 断面図 ■■■ 土嚢□ ■□■ コンクリ■ ■□■ ( ・∀・)<砦というよりトーチカに近いですね ('A`)<巨石とか使ってたり石を切り出したりして時間かかるのマンドクセ
>283 をを。思わず過去ログを読み返しました。 トリップ付けてくださると今後の抽出とまとめがやりやすいので、出来ればおながいします。
ドクオ氏乙です。自分も過去ログで読んで好きだったので、頑張って下さい。
さて。私も投下を開始しようかと思いますが如何か>諸氏
↑おながいします。待ってました。
では投下を開始します。 26スレの658-に投下した「最初の星」と同じ世界です。
知らぬ海(1) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ホヒ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ホォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 旧南シナ海(に相当する距離と方位を日本から離れた座標)上、日本標準時1900。 海洋観測艦「すま」に配食用意のサイドパイプが響き渡る。 「……あ……もうメシか……」 ウェザーマンが顔を上げると首筋がごりごりと鳴った。 観測室を見渡せば、「サンプラー」は端末に向かってボートを漕ぎ、「エコー」は宙を見つめて何事かつぶやいている。 その隣で「デプス」は床に横たわり死んだように動かない。 健在と言えるのは彼の他には「シーステート」だけだった。 「すま」の主兵装とも言うべき観測員はわずかに5人。全員が複数の技能を持ち、互いにカバーしあえるとは言え、 出航以来の連続勤務はあまりにもハードだった。 長期行動を常とする観測艦には客船並みの居住環境が用意されているが、それも今回は意味なしだった。 みな観測室にほぼこもり切り。 サンプラーだけは定期的に甲板に出ては乗員に手伝わせて海水採取を行っていたが、昨日からはヒキコモリ状態だ。 「転移」と共に内海、近海を除くすべての海図は無意味となった。 この世界に、そもそも日本以外に陸地があるのかさえもまだ定かでは無い。 出航前に出席した気象庁での会議を思い起こす。惑星気象学の見地からは、天体全てが海洋に覆われているならば 転移からの数ヶ月の間に数十の台風に見舞われているはずだと言う。 ウェザーマンもそう思う。航海を始めてから複数の低気圧に遭遇したが、西進して去ったそれらは距離だけが原因とは 思えない減衰を示した。 だから、低気圧を減衰させる存在、まとまった陸地があるはずだ。 本土の各種備蓄物資が尽きる前にそれを、それも程よい雨が降る、農業の可能な(あるいは採取可能な植生がある) 陸地を発見せねばならない。 漁場も見つけ出さねばならない。この世界の海に住む魚類や海生動物のいくつかはすでに捕獲され、摂取可能なことは立証されていた。 そしてそれらの望みは、今のところ絶望的なまでに乏しかった。
知らぬ海(2) 日本本土の周囲に広がるのは、深度10000mを超える深海の連なり。はっきりとした海流もまだ発見されてはいない。 元の世界の海であっても海の生き物は陸と無縁ではない。陸から流れ込む栄養に富んだ河川水、陸岸に定着した海藻、 それらが底辺となって海の生態系を支える。 その構図はこの世界でも成り立つのではないかと言われていた。ネガティブ方向のデータだけはすでにある。 他の陸地の影響を受けない今の日本本土周辺には海洋生物が極めて乏しいことは確認されている。 だからといってまとまった陸地を発見すればその周りに豊かな海が広がっているとは保証するものは何もない。 今現在、見つかっているのは「新島」ひとつだけだ。深海底からそそり立つ巨大な独立峰の山頂。 それはそれで、少なくともこの世界にも火山活動があることは保証してくれたし、今行われている工事が進めば 航空集団の哨戒範囲を広げることにもなる。 だが……円弧を描いての哨戒では航続距離の3分の1進出するのがせいぜい、天気予報も行えない現状では4分の1でも危ない。 「陸地へと連なる海底」の証拠を見つけて哨戒方向を絞ることが必要だ。 観測機能を持つ人工衛星が使えれば一挙に解決される。だがそれも数ヶ月は先だ。 ウェザーマンは何十回繰り返し確認したか分からない現状が脳裏にリフレインするのを、ただぼんやりと感じていた。 観測室のドアが開き、室内を見渡した配食係が悲しげな表情に変わり、よろよろと立ち上がったシーステートがマニキュアの剥げた 指先でテーブルにつみ上がった記録紙を乱暴に除ける。 「配膳します」 「いえ、こっちでやるわ。ありがとう、お疲れ様」 力の無いアルトでそう答えたシーステートに、配食係が敬礼。足音が遠ざかってゆく。 ウェザーマンはふと気づいた。自分も機能停止状態に見えるのではなかろうか。せめて格好だけでもと勢いをつけて立ち上がり、腰の痛みに顔をしかめる。
知らぬ海(3) シーステートと手分けしてカレーを仕切り付きステンレスのトレイに直接そそぐ。 本来なら士官室と同様に個別の容器で配膳されるのだが、曹士と同様のトレイになっているのは、金曜でもないのに カレーであるのと同じくこちらのリクエストによるもの。 唯一反応が返ってきたサンプラーと3人、無言の食事を開始する。 味が感じられない。 一昨日から定期報告を解除、任意で良しと艦長がはからってくれた。それも心に痛い。陸地の存在を示す手がかりを 全く見つけられないのは彼らのせいではないが、艦内に絶望感が広がっていることには責任を感じずにいられない。 さきほどもそうだ、観測室を見渡して帰った配食係はどんな表情を同僚に向けることだろう。一言も発することなく、 観測室から一歩も出ることなしに、艦内に今日の成果が広まるのが分かる。「今日も手がかりなし」と。 だがもう、冷静沈着な観測員という演技を行う気力が無い。シーステートもサンプラーも同様らしい。 そもそも、他の4人はともかく自分はどうだ?艦長が当初予定を超えてこの方位へ艦を進めさせたのは、低気圧の減衰に 関するウェザーマンの報告とも言えないコメントが理由ではないか? 艦長の判断は常に艦長が背負うもの、自分が気に病む性質のものではない。だがこの数日、ウェザーマンは観測室を出るのが怖かった。 危険を感じるわけではない、艦内に漂う雰囲気が身に、心に痛いのだ。
知らぬ海(4) 「ウェザーマン」 だから、そのソプラノが聞こえたときにはスプーンを取り落としそうになった。 「何だ、エコー」 大きなヘッドセットを付けたエコーは相変わらず宙を見つめている。 「低気圧が消滅する場所がこの先にある、って所見は今も変わらない?」 「……ああ」 「サンプラー、海中生物の含有量に変動は無い?たとえば、プランクトン集団の存在を示すような」 「無いね。見事なまでの『海の砂漠』だよ」 もそもそとサンプラーが答える。 「シーステート、現在の海中音速は?」 「毎秒1520m、これは10分前の海面での数値。T、Z補正値はこの2日、有意変動なし」 「じゃあ、本当にこれは海底の山かしらね。あまり大きくないし、堆積物でほとんど埋まってる感じだけど……起きなさい、あんたの仕事よ」 言うとエコーはデプスを蹴とばし、椅子にぐったりと沈み込んだ。
知らぬ海(5) 2時間後、ウェザーマンは久々に髭を剃り、士官室(兼食堂)に立っていた。 外れに終わった時のことを恐れて艦長室で、と提案したのだが艦長が認めなかった。ここに立つとその理由がよく分かる。 士官室に集った男女(戦闘任務に就かない海洋観測艦には、WAVEの進出が進んでいる)に爆発しそうな鬱屈と絶望、 それが蓄積されていることが分かるのだ。 だが、男性集団の(たまに女性も)視線を集めるのには慣れているはずのシーステートが時折言葉につっかえるのは、 雰囲気の力だけではないだろう。 シーステートの細い指がポインタを動かし、デプスをたたき起こして描かせた海底地形図をなぞる。 「……以上から、これは生物集団の作るゴーストエコーではなく実際の海山列だと判断されます。そしてこの海山列は 玄武岩質で構成されており、『新島』から連なるホットスポット痕跡であると推量されます。 そう、元の世界のハワイ−ミッドウェー諸島列、そして天皇海山列のように」 天体内部から湧き上がるマグマの井戸、ホットスポット。それは地殻を突き破り、火山を生み出す。 その上を一定の速度で地殻が移動すれば、孤島と海山の列が形成される。 「プレート・テクトニクスがこの天体で生じている、そういうことかね?」 航海長が要領を得ないと言う表情で問うた。 「はい。そして、こちらをご覧ください」 シーステートから視線で送られた指示に従ってプロジェクターを操作し、JAXAの電波衛星の軌道観測から得られた重力分布図、 気象観測から得られた推定天気図の遷移状態を重ねる。 士官室にどよめきが上がった。 「海山列の並びが示す海底プレートの移動方向、つまり南南西へおよそ2500km。ここに重力が強まる境界があり、 それは西進した低気圧が減衰する推定位置と重なります。……結論を述べます、海岸線がある可能性が高いと」 士官室が再び静かになるまで1分ほど掛かった。
知らぬ海(6) 「往復すると2700海里か……燃料も糧食もちと厳しいな」 「補給艦を要請しますか?」 副長の問いに艦長が首を振る。 「時間が掛かりすぎる。自衛艦隊司令部に、リンクはまだ繋がるか?」 「600海里戻る必要があります。音声交信は現在位置でも可能」 通信長が即答し、艦長は決断を下して解散を命じた。 集合時とは打って変わった足取りで乗員たちが勢い良く退出してゆく。 航空集団に功を(あるとして)譲ること、自分たちの目で成果を確かめられないことには誰も不満を感じた様子が無い。 海洋観測艦とはそういうものだ。 説明に使った機材を片付け、シーステートに手を借りて引き上げに掛かる。 「ああ、君らへの指示を忘れるところだった」 呼び止められ、可能な限りの素早さで(つまり、老人のようにゆっくりと)振り向く。 「明朝まで休みたまえ。命令だ」 艦長の暖かな笑みに、ウェザーマンはその場に崩れそうになったがそうも行かなかった。 スイッチを切ったようにへたり込んだシーステートの軽い体をウェザーマン一人では支えられず、 駆け寄った副長と二人で運び出さないといけなかったから。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今回は以上です。
>>:True/False 殿、超甲巡〜 海洋観測モノですか、戦闘シーン無しでも楽しめそうなのが出ましたなあ。
>T/F氏 これは又渋い物を、甲州氏の作品を思い出しますな。 昨今の南シナ海の事例を出すまでもなく、我が国の数少ない海洋調査船舶では、 F世界での海洋調査は無茶と理不尽が徒党を組んで・・・・
どこかで見たようなラノベ描写ばかりで辟易していたところに、わくわくの冒険世界がキター!!
>T/F氏 乙であります!今までとは違う切り口で新鮮ですなあ。
ところで「ウェザーマン」は男性、「シーステート」と「エコー」は女性みたいですが、 「デプス」と「サンプラー」はどうなんでしょうか。 以前のJAXAのメンバーもそうですが、今後の再登場はアリ?
築城編 工事進捗40% ('A`)<セメントの生産と原料の収集はうまく行ってるな ( ・∀・)<ところで、中尉!砦の規模が小さくありませんか? (#'A`)<誰が維持するんだ?誰が? (;・∀・)<あ・・・確かにそうですね・・人が増えないとこれ以上大きくすると大変ですね ('A`)<砦の警備だって訓練・警備・休暇の三交代でしないとマンドクセ ('A`)<皆が皆、兵士でもないし・・・民間人だっていることを覚えておけ (;・∀・)<すみません・・・ ('A`)<戦争で狩り出されるのはいつも民間人だ・・・漏れらはその民間人を守る職業なんだ (;T∀T)<はい・・・ ('A`)<集落が大きくなれば何れは大阪城みたいになるさ ( ・∀・)<そのためにも開墾とインフラの整備と防壁は必要ですね ('A`)<砦の拡張工事のついでに将来を見据えて開墾も行っていかないと・・ □□□□□□□▽□□□□□□□□ □=堀 水堀 □■■■■■■▽■■■■■■■□ ■=石壁 □■◇ ▼ ▼ ◇ ■□ ◇=見張り台 □■ ■□ ▼=塔 □■ ○○ ★★ ○○ ■□ ○=居住区画 □■ ○ ○ ■□ ☆=中央砦 □■◎ ◎ ☆☆ ◎ ◎■□ ★=防衛塹壕 □■◎ ◎ ☆☆ ◎ ◎■□ ▽=入り口(跳ね上げはし) □■ ○ ○ ■□ ◎=農作地 □■ ○○ ★★ ○○ ■□ □■ ■□ □■◇ ▼ ▼ ◇■□ □■■■■■■△■■■■■■■□ □□□□□□□△□□□□□□□□ ('A`)<この砦周辺からいくらかの距離を囲むように塀をつくって囲む予定
True/False ◆ItgMVQehA6殿、お疲れ様。 「日本異邦戦記」の世界がこうなるとは・・・! いいですね、続きに期待です!
ん〜と、メインPCの復旧が何時できるか、見込みがつかないので、外伝なんかで濁してみます(マテ 本編は、しばらく延期です(鬱
「日本異邦戦記」 外伝 新大陸を発見せよ 1 足掛け2年にわたった大陸戦役が終結して、はや10年。 日本を巡る環境は変わる気配すらなく、誰もがこのまま、この新世界で暮らしていく事を受け入れつつある。 大陸戦役は極めて険しい状況、破滅の一歩手前で終結した。 日本が敗れると言う事ではなく、社会全体が崩壊する寸前だと言う事だった。 あれから、日本国内も随分変わった。 国内には、異種族の姿も散見する事ができるのだから、当然だろう。 食料の供給は、シュレジエンを初めとする東部諸国からの輸入によって切り抜けるとともに、農業技術を 輸出する事により、シュレジエン南部は有数の穀倉地帯と化していた。 餓死者を、なんとか出さずに切り抜ける事ができたのは奇跡に近い。 また、日本の燃料供給は、石油から、シュレジエンにおいて発見されたブルジウムによる供給に切り替わっ ていた。
おぉ、久し振りに来てみたらあの日本異邦戦記の外伝が・・・。多謝多謝。
2 これらが戦役終結から、10年が経った日本の現状だった。 そして、落ち着きを取り戻した今、シュレジエンなどがある大陸以外に、他の陸地がないか探索すべきとの 機運が高まるのは当然とも言えた。 ここに、新たな国家プロジェクトが発足したのである。 このプロジェクトを推進するに当たっては、様々な角度から検討された結果、船舶が適当であった。 航空機の場合、燃料補給はどうするのか、また見つからなかった場合、気象の変化によって、不時着しな けれならなくなった場合はどうするのか、という点から船舶が選定された。 この船舶についても、長期に渡る航海は必然である所から、居住性には最大限注意が払われる必要があ った。 また、各種観測をする必要から探査機器も色々と積み込まないといけないし、それに大陸が見つかった場 合、植生や生物分布や、バクテリアなどの微生物などの調査も必要な所から、かなりの人数を要するのは 明らかだった。 その結果、この船舶の性能諸元は次のごとく定まった。 基準排水量:16,020t 乗員:120名 定員:172名 その他:大小各種クリーンルーム、解剖室、採水器、採泥器、水温記録器、海底音波探査機、音響測深儀、電磁 海流計、自記流向流速計、遠隔温湿度計、風信儀、塩分測定機、海中雑音測定装置、気象用ファックス、 気象用無線テレタイプ、TSピンガー、STDV等、探査に必要な機器を搭載
3 なお、主機については、燃料問題により、技術的な冒険が試みられた。 海流発電がそれである。 船舶が、航行するときに得られる海流の勢いで、タービンを回して、発電すると言う方法である。 また、その船舶の任務上、動揺制振装置、各種スタビライザーなどの艤装が施されていたのだった。 新規に建造する場合と既存の船舶を改装する場合のコストを比較し、あまり変わらない事も確認さ れた事で、新規に建造する事が決定された。
4 起工から2年経った今、多くの見物客が三菱重工長崎造船所に訪れていた。 大陸探査計画のもと、竣工する探査艦を一目見ようとしたためであった。 探査艦。 新たに採用された艦種である。 艦名は、「すおう」。 周防灘から命名された。 神主による儀式の後、艦名が発表されるや、どよめきが起き、その中を「すおう」は ゆっくりと船台を滑り出したのっだ。 これから艤装を施し公試を行った後、艦籍編入が行われるのだった。
書きつつ、投稿したので、かなり遅くなりました。 設定なども考え考え、泥縄的に・・・。
329 :
age :04/07/07 03:01 ID:???
age
T/F氏、乙です。観測艦いいですねえ。新大陸の存在根拠とか激しく燃えました。 政府広報課氏乙。ここまで新機軸になると、船の形が凄いことに・・・ 日本異邦戦記世界がダブルで来ましたな。 ドクオ氏も頑張って下さい。どうも要塞って聞くと墓穴のうわなにを(ry
331 :
某研究者 :04/07/07 09:03 ID:AdXjRD6X
ソードワールド短編集に出て来た ジェライラの鎧と言うのを自分成りに考案して見たいが 剣での戦いのみを考慮して軽量化すると言うなら 正面の装甲を特に固めれば良いかも知れぬし 半身で戦うなら敵に対して正面と成る方向の鎧を 特に強化すれば良いと言う事なのだろうか まあ胴体の後部を削るとバランスは崩れるかと思うが 頭部や手足の後部は削っても問題は無いかも知れないが 胴体が動くタイプの鎧は実際日本の海老胴だけではなく 西欧にも有った様に見えるが 胴体のパーツは3つでは無く2つ程度に 分割されていただろうか
332 :
某研究者 :04/07/07 09:10 ID:AdXjRD6X
ギリシャ時代の様な兜は確か イタリアでは中世でも使われていた様だが 歩兵は兎も角騎兵は此れを用いていたのかだが
333 :
某研究者 :04/07/07 10:01 ID:AdXjRD6X
獣や足裏や首の後部を狙って来ると言うなら この部分にも装甲を追加すれば 剣での戦いと獣との戦い 双方に対応出来良いと言う事かも知れないが 戦場では小型の獣との戦いは 大概は無用の物だろうから 剣での戦いのみを考慮すれば 良いだろうか (大型の獣に食い付かれたりしたら 魔法の鎧でも無いと訳には立たないだろうが 通常の鎧でも攻撃を受け流す効果は 有るだろうか)
進歩ねぇな、このスレも
335 :
某研究者 :04/07/07 10:38 ID:AdXjRD6X
剣の打撃は殆ど腕の外側に当たる等と言う 記述も有ったが 現実には当たるかも知れぬが 当たったとしても強い打撃は先ず無いかも知れぬなら 鎖や皮程度で良いのかも知れないが
336 :
名無し三等兵 :04/07/07 11:01 ID:aVuS2i8T
某研殿 甲殻類の仕組みを研究してみては? 鎧に使えるかと
ガッ=■
>>336 下げでおながいします。
カニアーマーとアリアーマーかあ。
338 :
某研究者 :04/07/07 12:32 ID:AdXjRD6X
>甲殻類の仕組みを研究してみては? >鎧に使えるかと まあ以前紹介した隙間の無い鎧と言うのも有っただろうが 何かファンタジーには似つかわしく無い部分も 有るだろうか
339 :
某研究者 :04/07/07 12:36 ID:AdXjRD6X
蟹や昆虫の関節部には 確か隙間は有った様に見えたし 果たして人間の鎧に応用可能な構造だっただろうか
340 :
名無し三等兵 :04/07/07 13:00 ID:eFilpNPy
341 :
某研究者 :04/07/07 13:48 ID:AdXjRD6X
342 :
某研究者 :04/07/07 14:48 ID:AdXjRD6X
ジェライラの鎧で どの国が勝っても民は今迄と同じ様に 暮らして行く等と言う王女の意見も有っただろうが 其れは現実には甘いかも知れぬし 敵の勝利の過程で虐殺も起きるだろうし文化は損なわれ 米の移民等の様に永久に2級市民とされ続けるかも知れぬし 他国の草刈場や代理戦争の場とされる可能性も有るだろうし 30年戦争の様な混乱に巻き込まれる可能性も 有ると言う事だろうが 城壁を作れば戦争準備共取られると言う考えも 有っただろうが 城壁を作らず共他国は攻めて来て居ないのなら 作っても攻めて来るのかだろうし 万一の備えを固めると言うジェライラの考えも 誤りでは無いのかも知れないが (町を全て城壁で囲まず共 日本の城の様に城を巨大として 戦争時は中に市民を入れると言う事も 出来るだろうが 仮に城内に市民を入れず共城壁の外の市民が 虐殺される事は有るだろうが 全滅するのかだろうし 城内に入れても城内の兵糧の問題も有るだろうから 市民の事を余り考えなくて良いと言うのは 正しいのかも知れないが)
>320 お疲れ様であります。 >323 楽しませていただいておりまた世界を利用させていただいております。 ところで今回の外伝を読んで気づいたのですが、観測衛星の打ち上げ・運用が難しい理由(設定)が存在するのでしょうか?
344 :
某研究者 :04/07/07 14:54 ID:AdXjRD6X
>どの国が勝っても民は今迄と同じ様に >暮らして行く等と言う王女の意見も有っただろうが >其れは現実には甘いかも知れぬし まあ戦っても勝てない・或いは敵を撃退出来ぬ状況なら 戦っても無駄な犠牲が出るだけだろうし 敵の報復を招くだけかも知れないが 戦えば勝てる状況なら 上に書いた様な事に成らぬ為に戦うべきかも知れぬし 其の為の準備と言うのは 最大限怠るべきなのかだが
因みに防衛戦は得るものがない事は元寇で証明済み ロシアみたく反攻攻勢にでて侵攻するならともかく 撃退された侵攻側は国家の生産力の低下と政治不安定に陥る 国家の基礎と成るべき人員が戦争によって消費されているということから言えるかもしれない
S・Fさん、('A`)さん、True/Falseさん、小官どの、政府広報課さん、そして、某研猊下。 このスレを盛り立てて下さってありがとうございます。 >政府広報課さん >発電タービン 加速時と巡航時は抵抗増大と効率悪化に繋がるので、抵抗が大きくても問題のない状況、すなわち、減速時にのみ作動させるってのを提案(鉄道の回生車と同じ。) そして、最新の技術を投入した、現代版の機帆併用船にしてみるのは如何でしょう。 この案の難点は、マラッカ越えスーパータンカーと違って、気象も海流もわからない海では大変な航海になる所です。 って、横槍スマソ。 >337 七変化ですか?(爆笑)
>>343 ボルドーと同じで宇宙空間には悪魔が満ちているのです……と大嘘。
その世界が巨大な皿を亀や象が支えているような構造だったら、 衛星打ち上げは難しいだろうな。
ただ単に計算に使うパラメータが違うせいじゃないかと。 重力加速度やら周辺の惑星や恒星やら…あれやこれや1から計測しなおしだし。
>341 ちなみに、現実の鎧では隙間を鎖かたびらの切れ端のようなもので覆っていました。
大陸発見? ……ボイジャーの如く、無人気球に無線付きデジカメ載っけて大量に飛ばし、画像を逐一送ってもらうのはどうでしょう? 費用も安く、人的損失も無いです。
あと、発動機とプロペラ載っけて、時たま針路を変えれば360度調査できるかも。
True/False ◆ItgMVQehA6殿の質問にお答えします。 簡単な事で、観測衛星よりも、危機的状況を打破する為に資金を投入しなければならなかったから(苦笑 明日の命と、観測衛星のどちらに比重が置かれるかと言う事です。 また、人心が余裕を取り戻すのに掛かった時間が10年と言う事です。 で、ある程度状況も落ち着いた為、ようやく他に目を向けるが可能になった訳ですね。
小官どの萌え ◆ptnysRAc0E殿、まるで自分の物のようにスレを扱うのはどうかと思いますが? 確かにスレは貴殿が立てられましたが、増上すぎるのではないのでしょうか。 自分は、そのような物言いには目をしかめざるを得ません。 例え、スレを立てたとしても、でしゃばりすぎるのはよくないです。 「過ぎたるは足らざるが如し」 この言葉を、貴殿に送ります。
>>346 については、自分の設定にはないですね。
第一、探査艦のコンセプトや運用体系から鑑みてもそぐわない事は確実です。
>>351 ,
>>352 どのような機材を使おうが、結局の所、実地調査は必要です(爆
通信衛星もないのに、どうせよと(苦笑
そこで、昔ながらのフィールドワークですよ!
>>354 増上、っていうのか?orz
日本語勉強し直してきます(鬱
357 :
age :04/07/08 03:07 ID:???
age
359 :
某研究者 :04/07/08 05:37 ID:mssi8YFH
360 :
某研究者 :04/07/08 05:40 ID:mssi8YFH
>ジェライラの花の紋章と言うのは >騎士の紋章と同時に付けても問題は無かったのかだが >この紋章はどの様な物なのだろうか ジェライラに合う花の紋章と言うのは 一体何なのかだが 花の種類は書かれては 居なかっただろうか
ジョジョ VS 自衛隊 は既出?
同日1535 魔法都市ネリュントス地下 「・・・の!・・・二尉殿!・・・江藤二尉!!」 「ぬぉ」 ふと我に返ると、眼前に明らかに怒っている上田の顔があった。 よほど怒っているらしく、その声は押し殺したものとなって・・・いや、これは。 「この先、か?」 目の前には怪しげな扉がある。 数名の陸士が取り付き、トラップの有無や扉の向こうを窺っている。 「シルフィー殿によると、この先に何かを感じるそうで。実際、自分も少々気色悪いです」 言われてみると、確かにこの不自然なまでの空気の冷たさと、何かが皮膚にまとわりつくような違和感は気色悪い。 異質な何かがこの先にあるのは間違いない。 「失礼します」 そこへ扉を調べていた一士の一人が報告に来る。 「ご苦労佐藤一士。どうかね?」 「はっ、トラップらしき痕跡は見当たりませんでした。また、施錠もされていないらしく、開けようと思えば直ぐに開けることが出来ます」 佐藤一士も違和感を感じるらしく、報告するその表情は微妙に冴えていない。
「シルフィー」 「なにエトー?」 俺の斜め後ろにいるはずのシルフィーを呼ぶ。 現れたシルフィーは、誰からか貰ったらしい糧食を食べていた。 「なにやってんだお前」 「だってお腹空いたんだもん」 「飯なんぞ後で好きなだけ食わしてやるからちょっとばかり質問いいかな?」 「いいよー、あ、それじゃあワタシも何か作ってあげるね」 「そいつはありがたい」 到底戦場で行われる会話とは思えないものを交わすと、俺は本題に入った。 あまり和やかにしていると上田に殺されかねないからな。 「この先、どんな感じなんだ?上田から聞いたが、その感想ではアバウトすぎる」 「そーねぇ・・・うーん」 考え込みだしたシルフィーを一同は大人しく待った。 問題が発生した場合、専門家を焦らせてもロクな解答が得られるはずがない事を、彼らはこれまでの経験で知っていたからである。 「とにかく、感じるのよ」 ようやく出てきた答えは、まったく役に立たなかった。
諦めた江藤は部隊を前進させた。 扉の先に3名の斥候を出し、異常がなければ全員が前進するという手堅い方法である。 だが、そのような配慮は必要なかった。 扉の向こうは、所々に怪しげな柱が林立する、実に怪しげな広間だったからである。 その中心部分にはかすかに発光する魔方陣。無数の女性たち。人型こそしているものの、どう見ても人間には見えない化け物。そして・・・服装から邦人とわかる死体の山 。 「全員物陰に隠れろ。シルフィー、連中の言葉を翻訳してくれ、どうやらお前さんがたとは違う言語らしいからわからん。上田、狙撃用意」 手早く指示を伝えると、物音一つ立てずに一同は物陰へと潜んだ。 可能な限り静かに弾倉を交換し、各自で狙いをつける。 「それじゃ訳すわね」 傍らに伏せるシルフィーが呟き、相手が話し出すのを待つ。
「おおおおお」 女性たちのどよめきが広がる。 無数の日本人女性たちの遺体が広がる魔法陣。 その中心に立っている何か。 エルフのように伸びた耳。尖った牙。醜く歪んだ顔。奇妙な形状の胴体。大きく膨らんだ腕。無数の触手。 それは見るからに邪悪な存在だった。 しかし、暗黒教徒からしてみれば、それは信仰の対象、神である。 女性たちは感激の涙を流し口々に「魔王様」というと、全身を地面へとひれ伏して主の光臨を祝った。 「人間よ。一つだけ言いたい事がある」 それは口を開いた。 「はい、何なりと魔王様」 一番近い位置にいた高位司祭が、全身を喜びで振るわせつつ言った。 まともな美意識を持っている人間ならば誰もが欲情するであろうその顔は上気し、美しい瞳は感激と興奮のあまり潤んでいる。 しかし、彼は汚らわしいものでも見るかのような表情を浮かべ、そして言った。 「私は魔王様ではない、上級魔族だ。無礼な間違いをするでない」 歩み寄った上級魔族は、逞しい腕で高位司祭の首を切り飛ばし、そして血液を垂れ流す肉体を掴んだ。 どう控えめに見ても女性として完璧なプロポーションのそれに喰らいつき、噛み砕き、咀嚼し、嚥下した。
「あ、あれは魔王ではないわ。しかしなんてこと。上級魔族だなんて・・・」 一方こちらは様子を窺っている自衛隊員たち。 その先頭で通訳をしつつ、シルフィーは本気で怯えていた。 実際に魔王が光臨したとすれば、もはやそれはどうしようもない。 異世界人の軍隊は確かに鬼神のごとき強さを持っているが、本物の神にはかなうはずもない。 その意味では確かに助かった。 しかし、魔族というのは途方もなく強い。 おまけに、今回の相手は上級魔族。 14人の人間とエルフでどうにかなるような相手ではない。 しかし、江藤達はそう判断しなかった。 物陰から素早く飛び出すと、適度に間隔を開けつつ射撃体勢を取ったのだ。
「全員動くなぁ!動けば殺す!武器を捨て、両手を頭の上へ!早くしろぉ!!」 悪鬼のような表情を浮かべて江藤が怒鳴る。 その目は既に狂気を帯びており、少しでも逆らえば確実に引き金を引くと確信できる。 他の隊員達も同様である。 床に転がる乗客たちの遺体に目をやり、殺意の篭った視線を信者達に送り、そしていつでも一斉射撃が行えるように小銃を構えている。 だが、上級魔族と呼ばれた男は不敵な笑みを浮かべ、こちらを見ている。 江藤はその態度にキレた。 「そこのお前!早くしろ!殺されたいのか!!?」 「我を滅ぼすと?ふむ、なかなか面白い冗談だな異世界人。やってみたまえ」 余裕を持つ事は大切だが、愚かだな。 笑みを浮かべて小銃を構え、そして我々は射撃を開始した。 室内を満たす轟音、マズルフラッシュ、硝煙の匂い。 だが、銃声が止んだとき、奴は無傷で立っていた。
「それで、終わりか?」 なんてことだ。こんな馬鹿なことが・・・ 俺たちの放った銃弾は、全てが空中で眼に見えない何かにぶつかり、ひしゃげていた。 やがて、地面にポトリと落ちていく。 「う、うてぇーうてぇーーー!!」 恐怖に震える誰かの叫びと共に、俺たちは再び射撃を開始した。 次々と銃弾は飛んでいく。 そして、そのほとんどが見えない壁にぶつかり、そして地面へと落ちる。 時折、大きく外れた弾が床や異世界人に命中するが、目の前の男には一発も命中しない。 江藤達と共にここへ来ていた佐藤一士は恐怖に怯えていた。 信じられない事に、前方の男はあれだけの5.56mm弾を一つ残らず防いだ。 冗談じゃないぞおい!一体何発撃ったと思ってやがる!!! 「これだけか。つまらん」 奴はそう言うと、こちらへ向けて右の手のひらを向けた。 なんなんだ? そう思った瞬間、奴の右手は光りだした。 ま、まさか・・・・ 「ライトニングだ!!!」 佐久間陸士長の叫び声が聞こえる。 やばい、逃げなくては。 彼が考えられたのは、そこまでだった。
「佐藤ぉーーーーー!!!」 光り輝くライトニングボウが佐藤一士を消し飛ばした。 そう、文字通り消し飛ばしたのだ。 かろうじて見える程度の速度で着弾した瞬間、佐藤一等陸士は全身から眩いばかりの閃光を放ち・・・そして、消え去ってしまった。 肉片一つ、戦闘服の切れ端すら残さずに。 畜生、畜生・・・・畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生!!!!! 「撃てぇぇぇぇ!!!ぶっ殺せ!!!」 最初に叫んだのが誰だったかはわからない。 しかし、次の瞬間には全ての自衛官が怒りにその表情を歪めて一斉射撃を開始した。 自衛隊の装備とは思えないほど素直に稼動してくれる89式自動小銃は、ここまでの道中と変わらず、完璧な動作を繰り返して5.56mmNATO弾を発射し続けた。 だが、全員が射耗し、弾倉交換を始める段階になっても、上級魔族はそこへ立ち続けた。 退屈そうな顔をしつつ。 江藤二尉が歩き出したのは、その時だった。
「なるほど、撃つだけ無駄、とういうことなのですな?上級魔族殿」 江藤は怯えたような表情を浮かべつつに言った。 その顔は畏怖の念に満たされており、服装を変えれば暗黒教の信者になれそうなほどだった。 小銃を握る手には力が無く、隙を窺っている様子もない。 その姿は、まるで自分を取り囲む警官隊に投降しようとしている強盗犯のようだった。 「ようやく学習できたな異世界人。さあ、どうする?もっと私を楽しませろ」 「そうですな・・・・ここは一つ」 そこまで言うと、江藤は言葉を切り、彼を見つめた。 緊張が、張り詰めるだけ張り詰めた。 誰もが江藤の次の行動を見守った。 江藤は、89式小銃を投げ捨てた。
ノロノロと、地面にひざまずく。 両手をしっかりと地面に付け、そして頭を垂れる。 「命乞い、か。惨めだなぁ異世界人」 そう笑った上級魔族の背後で、いつの間にか回り込んだ一士による一斉射撃が開始された。 しかし、一斉に放たれた銃弾は、例によって魔法障壁によって阻まれ、空中で静止する。 「効かぬわぁ」 再び右手を向ける。 その手の中に輝きが生まれる。 最初に佐藤一士を消し飛ばした魔法を放とうと、上級魔族が目を細めた瞬間。 「今だ!!」 命乞いをしていたとばかり思われていた江藤が叫ぶ。 いつの間にか伏せ撃ちの体勢になっていた上田が目を狙い、続けざまに5発発砲する。 一発目、わずかに外れ、頬を傷つける。 だが、そこまでだった。 残りの四発は、不意を付いたはずなのに止められてしまう。 「効ぃぃかぁぬぅわぁぁぁぁぁぁ!」 得意そうな表情の上級魔族が、大声で叫びつつ左手を上田に向ける。 その場にいた誰もが死を覚悟した。
BASYUN!! 佐久間の放った110mm対戦車弾は、呆気に取られた一同の見守る中、上級魔族の背中へと突き進む。 そして・・・魔法障壁に激突した。 今まで通りならばそれで終わるはずだった。めり込み、やがて地面に落ちる。 ところが、今まで通りにはならなかった。 対戦車ロケット弾というものは、物にぶつかる事によって初めて爆発するものである。 そう、魔法障壁に激突したロケット弾は、設計どおりの性能を発揮し、成型炸薬の放つ超高温の奔流を叩きつけたのだ。 そして、物体は防いでも空気は防がない魔法障壁は、破片以外の全てを通した。 「ぬ、ぬぉぉぉぉぉぉぉAAAAAAAAAA」 背中を焼き尽くされ、その温度によってさらに全身を焼かれつつ、上級魔族は遂に地面へと倒れ伏した。 そこへ殺到する銃弾。 今度は障壁は発動しない。 全身に5.56mmNATO弾を次々と叩きつけられる。 その腕が、足が、腹が、次々と引き裂かれ、周囲へと飛び散る。 「ええええいぃぃぃこぉざぁかぁしぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 喚き散らす上級魔族。 先ほどまでの余裕に満ちた態度は消え去り、そこには苦痛と悔しさに喚くだけの存在がいた。 既に両手両足が千切れているため、惨めに地面を這いずり回る事しかできない。 と、その頭部に江藤の小銃が突きつけられた。 「テメェは俺の部下を殺した。だから死ね」 PAPAPAN!PAPAPAN!PAPAPAN!PAPAPAN!!!! 頭部はグチャグチャに砕け散り、それが先ほどまで生物であったとは思えないグロテスクなオブジェに姿を変えた。
「いやぁぁぁぁぁぁ!!」「じょ、上級魔族さまぁあ!!」 司祭たちの悲鳴が鳴り響く。 しかし、先ほどまでそこに立っていた上級魔族は頭部を含む全身を破壊されており、微かに筋肉が痙攣しているだけだった。 「おい!集まれ!復活されたら面倒だ!」 「はっ!!」 江藤の言葉に隊員たちが集まる。 そして、命令されるまでも無く死体目掛けて一斉に発砲した。 次々と送り出される銃弾によって遺体はまさしく粉々という表現が正しいほどに分解されていく。 骨が砕け、肉が引き裂け、怪しい色をした液体が飛び散る。 信者たちは見ていられなかった。 上級魔族の痛々しい姿をではない。 遺体を砕く自衛隊員たちの、マズルフラッシュに照らし出される狂気に歪んだ笑みを、だ。 本来ならば最強を誇るはずの上級魔族は、現代科学と自衛隊員たちの狂気の前にあっけなく倒された。
「生存者を捜索し、撤収するぞ」 先ほどまでは動いていたものに背を向け、江藤は言葉少なめにそう言った。 と、そこへ暗黒教の司祭が飛び掛った。 「しねぇぃぃぃぃぃ」 涙と鼻水と涎とを撒き散らし、血走った目と振り乱した髪によって、その外見は化け物としか言いようが無いものになっている。 大型のナイフを振りかざし、一気に距離を詰める。 そして、残り1mを切り、ナイフを突き出したところでその左眼に89式小銃の銃口が突き刺さった。 突撃の勢いと突き出した威力が合わさる。 水晶体が弾け、飛び散り、視神経が押し込まれる。 PAPAPAN!! 衝撃で頭部が砕け散り、脳髄と頭蓋骨がシェイクされたものが飛び散る。 頭部を大きく破損させた遺体は、勢いよく地面へと叩きつけられる。 筋肉が痙攣を起こしてはいるものの、明らかに死んでいる。 「なるほどなるほど、そういうわけなんだな諸君」 部屋の片隅に集まっている司祭たちを見る江藤。 その表情は極めて暗く、狂っていた。
同日1620 魔法都市ネリュントス市内暗黒神殿地下祭殿 「あ、あんたらの仲間が来たんだな」 トムが怯えきった表情で階段の上を見る。 そこからは絶え間ない銃声と悲鳴が聞こえてくる。 「ねぇトム君!降伏しよう!自衛隊は捕虜を取るのよ!」 腹部に怪我をしているOLが言った。 彼女はストックホルムシンドロームに見事にハマり、このトムという若い少年の事を愛し始めていた。 とはいえ、連戦連勝を続ける自衛隊の事は彼女も知っている。 そして、例え自分が手伝ったところでどうしようもないことを。 だからこそ、降伏を呼びかけている。 そして、トムの方も彼女を愛していた。 ロクな人生を送ってこなかった彼にとって、自分のことを愛してくれるという存在は初めてだったからだ。 だからこそ、彼は悩んだ。
「う、うん、そうだね・・・いや、でも魔王様を裏切るわけには・・・」 手の中にあるナイフを眺めつつ、力ない表情で呟く。 どうすればいいんだ。魔王様は俺の全てだ。しかし彼女は俺の事だけを見て、俺の事を愛してくれる。 どうしたらいいんだ。どうしたら。 ・・・そうか、簡単な事じゃないか。彼女も暗黒教の信者にしてしまえばいいんだ。 そうすれば彼女の命は助かる。なんだ、簡単じゃないか。 時間にすれば一瞬の事だった。 そして、その一瞬が、命取りだった。 PAPAPAN!!
牢獄の中から眺めていた彼女の視点ではこうだった。 彼女の愛するトム少年は、自分の必死の呼びかけにより、カルト教の教祖よりも自分を信じようと必死に悩んでいた。 あと一歩だった。あと一歩で彼は私の方を向いてくれる。頑張らなくては。 そう心に誓った瞬間、爆竹のような音が鳴り響いた。 そして、トムは背中から血を噴き出しつつ、彼女の視界から飛び去った。 ここが戦場である事を十分承知している彼女は、現実を正しく理解した。 「・・・・・・・・い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 ビンゴ!人質発見だ! 上の階の信者たちを皆殺しにしてしまったため、一体どこに人質を隠しているのかわからなくなったのは痛かったが、まあ、結果オーライっていう奴だな。 そう思いつつ、彼は足早に敵兵へと近づいた。 油断無く銃口を向けつつ、脇に転がっているナイフを蹴り飛ばす。 そのまま左を向く。 そこには、彼と彼の仲間たちがはるばるこんな地底の底まで来る理由であったものがいた。 そう、231便の乗客たちがいた。 「我々は陸上自衛隊です!もうご安心下さい!直ぐに本土へお送りいたします!」 とうとう言えた。 まさに感無量だな。 しかし、どうしてこの人たちは唖然とした表情をしているんだ・・・? ああ、なるほど。 「ご安心を、こいつはもう動けませんよ。それに、この上の階には大勢の仲間がおります。もう大丈夫ですよ」 そう言ってもまだ唖然としている。 可哀想に、よほど怖い目にあったんだな。 まあいい、あとは医者やカウンセラーに任せよう。 「江藤二尉ぃー!人質を発見しました!!!」
俺の叫び声に反応し、すぐさま仲間たちがやってくる。 最初に現れたのは予想通り江藤二尉殿だ。 「よくやった佐久間!!衛生!直ぐに来い!!」 どやどやと隊員たちがやってくる。 救急箱を持った衛生兵が、小銃を肩に下げつつ飛び込んでくる。 文句を垂らしつつ担架を担いでいた一士たちがやってくる。 やった、俺たちはやったんだ。 とうとう、とうとう救出できるぞ!!
トムが、死んだ。 私の愛したトムが、死んだ。 目の前の自衛隊員が何か言っている。 「ダイジョウブデスカ?」ええ、私はね。 それより、トム君を見てあげて。 彼はいい人なの。私を愛してくれたの。私が愛してたの!!! 助けてよ。ねぇ。現代医学は凄いんでしょ?ねぇ! 「助けてよ!!!」
「助けてよ!!!」 「落ち着いてください!もう大丈夫ですから!」 撤退の準備を始めていると、女性の金切り声と衛生兵の叫び声が聞こえてきた。 どうやら錯乱状態にあるらしい。可哀想に。よほど辛い目にあったんだろうな。 倒れている見張りらしい男に飛びつこうとしている。 なるほど、よほど恨みがあるらしい。 自分の手で殺せなかったのは残念だろうが、佐久間の三点射撃のおかげで奴は完全に、もうこの上なく完璧に死んでいる。 まあ、そこらへんは諦めてもらうしかないな。 さて、それよりも撤収準備だ。
あとは脱出ですね。 とはいえ書きあがっているので夜にでもうpしまつ。 ではでは
383 :
狩人 :04/07/08 08:36 ID:???
おお、楽しく読ませていただきました。 お疲れ様です。
お疲れ様、狂気が全面に渡って、溢れ出ていますなあ!
いい!いいですね〜。
>>358 機帆併用船に関するSSを、貴殿が書けば問題なし(爆
また〜りといきましょう。
φ(..)メタルジェットは物体のうちには入らない…っと。 それはそうとSS投下に感謝。ここのところSSがなくて寂しかったので。
乙です。
連続投下、いきまーす! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 知らぬ海(7) 「起きろや起きろ、ハンモックを縛れ、縛って片せ、縛って片せ〜、っと」 いつものとおりにベッドに横たわったまま、ウェザーマンが起床ラッパに合わせて口ずさむ。 ただし音程が完全に外れている。見事なサイドパイプの音色も台無しだが、サンプラーは今日は文句を言わないことにした。 考えてみれば今航海において、居室で目を覚ますのは久しぶりのことなのだ。ウェザーマンの「目覚めの歌」も決して心地よくはないが、とりあえず今日は不快ではない。 サンプラーは素早く作業服に着替えると居室を後にした。観測員は朝の海上自衛隊体操は任意とされているが、出来る限り出ることにしている。 ゆるやかなうねりを追い越して進む「すま」の舷側通路に出て朝日に照らされた海面を眺めないように視線を足元に落とし、ゆっくりと歩きながら潮風を吸い込む。 いつものとおり、背筋に戦慄が走る。
知らぬ海(8) 無臭の海、それは元居た世界でも外洋では当たり前のことだと思っていた。いわゆる「海の香り」とは実際には磯や岸壁に繁った海藻の香りで、外洋ではしないものだと。 だが、違う。 元いた世界では「船縁の香り」がかすかに漂っていたのだ。船底に生える藻、乾舷にうち付けられたプランクトンが乾燥して死んで行く時に発するその香りが。 今、見知らぬ海をゆく「すま」にその香りはない。 出航以来続けてきた海水サンプリング作業への立会いに耐えられなくなったもう一つの理由、海面を見下ろす。 さんさんと降り注ぐ恒星光に照らされて光る艦首波、白く砕ける航跡の外に広がるのはかすかに青を含んだ、黒い海。それは深海に広がる永遠の闇を、澄み切った表層海水を通して眺めていることを意味する。 元の世界の「黒潮」と同じ。栄養物とプランクトンをほとんど含まない、澄み切った「海の砂漠」を通して覗き込む深淵の色。 あるいは背筋を凍らせるのは高所恐怖に似たものだろうか? エコーとデプスはこの、深淵の上に宙吊りされたような状況を指して「音が素直に響く綺麗な海だ」と言う。シーステートとウェザーマンは説明を理解はしても、意味を「感じ」はしない。 首を振ったところで作業甲板に出た。 彼と戦慄を共有するもの、「すま」乗員たちがすでに集っていた。
知らぬ海(9) 「結局、今回は陸地を見るところまでは行かないことに決まりました」 体操を終え、士官室へと向かう通路上。観測員居室の前で立ち止まったサンプラーに航海士が話しかけてきた。 「気象、海象が予測しがたい状況で、航続距離には余裕を大きく残す必要があることは理解できます。異存はありません」 マクロスケールの気象、大型低気圧の動向くらいならば出航以来定期的に放出してきた観測気球からのデータなどを用いてウェザーマンが予測してくれる。 もっと大きく高速の、たとえば数万トンの高速カーフェリーなどで航っているのならそれでも行動できなくはない。 だが1000トンをわずかに超えるサイズでしかない、そして平水で15ノットしか出せない「すま」には論外だ。 「海岸線の存在については、空自が確認してくれます」 少し残念そうに航海士が付け加えた。 「……え?」 ちょうど居室を出てきたウェザーマンとデプスが揃って当惑の声を上げた。 空自の保有する一番航続距離が長い機体でも海自航空集団のP−3Cに比べればずっと劣ると知っていた。当然、P−3Cが行くものだとばかり思っていたのはサンプラーも同様だった。 「新島の滑走路がまだ未完成ですから。P−3Cを燃料満載で離陸させることは出来ない、しかし空自の偵察機なら燃料過積載状態でも離陸できる、まぁそういうことです。もっともそれでも航続距離ぎりぎりで、恐らく高高度からレーダースキャンして引き返すことになるとか」 航海士が事情を簡単に説明したところで「すま」の短い舷側通路の終点、艦橋構造の側面にたどり着いた。 ハッチドアをくぐり、士官室へと足を踏み入れるとすでに朝食の準備が整えられていた。 ノリの効いたテーブルクロスなど見るのは何日ぶりだろう? 士官と同じく給仕付きの食事を摂るのも何日ぶりだろうか? 先に着席していたシーステート、エコーと同じテーブルに付き、会食のオーナーつまり艦長の到着を待つ。
知らぬ海(10) 「……というわけで西進を続けてきたが、2日程度この周辺海域にとどまり海底探査の検証を重ね、帰路につく。諸君の努力に感謝する」 さきほど航海士が教えてくれた内容に、今後の方針を付け加えた艦長の挨拶が終わり、観測員一同はいっせいに食事に取り付いた。 昨日までの味が感じられない食事とは大違いだった。外に広がる無気味な海は「すま」を絶え間無く揺らしてその存在を主張しているが、サンプラーはそれをひとときは忘れることが出来た。 「JAXAの衛星……それでなきゃTRDIの高高度無人機。なんでも良いや、広域観測手段があれば楽になるんだがなぁ」 行儀わるくパンを味噌汁に浸しながらウェザーマンがつぶやいた。 「それは航法としても同感です。……それ、止めたほうが良いですよ」 テーブルの向かいから航海士が同意を示し、ついでに注意する。 探査/観測衛星打ち上げが遅れている理由は3つある。 まず予算とリソース。 この世界について知るにも、日々の暮らしを支えるにも衛星は絶大な意味を持つ。 問題はその準備が整うまで日本という国が持つか判らないこと、よって資源の統制が厳しく、また優先順位がさらに高い課題が山積していること。 第2に、この天体の重力場は地球のそれよりも大きく、H−2Aロケットを持ってしても大型のMTSAT−2衛星を静止軌道に上げられないこと。 そして第3に、機能切り詰めをめぐる議論がまとまらないこと。航海士の言葉がそれを裏付けている。 スペックダウンを余儀なくされるMTSAT−2には何を残すべきなのか? 今ここで和やかに食事をしている面々の間でさえ、意見はまとまるまい。 ウェザーマンとシーステートの意見は同じだろう。今穏やかな表情で茶を啜っている航海士は異議を唱えるだろう、恐らく全ての船乗りが航法支援機能の削除には絶対反対の立場を取るだろうし、デプスやエコーに聞けばまた違う意見が返ってくるに違いない。 サンプラーにも違う意見がある。 議論がまとまる前に地上保管されている衛星の部品が寿命を迎える可能性もある。そして、100パーセント国産の実用衛星など今までほとんど例が無い。 今回を逃せば数年、あるいはもっと遠い将来まで実用衛星を打ち上げることは出来ないだろう。
知らぬ海(11) 朝食を終え、サンプラーは後部作業甲板へ向かった。 観測機材の吊り下げ、揚収を行うデリックの隣には出航前に追加された小さな、真新しい船室。 壁面に接続された太いダクトとBCフィルターがその用途を物語っている。 彼ら観測員はこの部屋に立ち入ることは出来ない。「すま」乗員の一部、各種サンプル採取作業に 従事するスタッフと、海洋生物に接触した機材を一定期間隔離するためのものだった。 今の所、人体に害を成す海洋微生物の類はまだ見つかっていない。だからと言って存在しないと 断言することは出来ない。延々と潮風を呼吸して航海を続けてきていることを思えばすでに意味が 薄れている処置とも思えるが、艦長は隔離室の運用方針を動かすつもりは無いと明言している。 パスボックスの外扉を開き、トレイに果物を載せてしっかりと閉じる。エアシャワーが自動で動作し、 かすかに騒音が伝わる。規定時間動作したエアシャワーが停止すると内扉が開かれて果物が 隔離室の中に消え、代わって最新の海水成分データを収めたディスクが載せられる。 同じ動作を経て、「クリーンに」なったディスクがサンプラーの手に納まる。 窓の傍に移動し、ディスクを手に一礼。「採取作業の度に24時間」の隔離を義務付けられた スタッフが窓ごしに果物を掲げ、嬉しそうに笑った。 隔離室にLANを引くように進言しなくて良かった、サンプラーはつくづくそう思う。 午後遅く、空自の偵察機が陸地を確認したとの通知が艦内をどよめかせた時には、 データ受け取りの時間ではなかったが隔離室の窓越しにガッツポーズを交わした。
知らぬ海(12) 2日後、サンプラーは己を罵った。エコーが何か言ったが耳には入らない。舷側通路を疾走し、隔離室のインターコムを入れる。 「鉄イオンと溶存酸素の数値、これで正しいのか?!」 『指示のとおり、1サンプルあたり11回測定のσ数値です。測定機の較正も規定どおりに添付してありますが、異常ですか?』 「……次のサンプリングを繰り上げてくれ。今回は魚類捕獲ネットも下ろしてもらう」 何事かと集まってきた、次のサンプリングを担当するスタッフが顔をしかめる。 通常は4時間ごとにサンプリングを行い2名ずつ隔離室に入る(そして2名が24時間隔離を終えて出る)のだが、魚類の捕獲と分析を行うとなれば4名が、すでに定員を収容している隔離室に押し込まれることになる。 「すまない。だが、急を要するんだ」 次いで艦橋へ繋がる無電池電話を取り上げる。指示と要請を済ませて観測室に戻ると、腰に手を当ててエコーが出迎えた。 「集中してるときに大声出さないで。いつも言ってるでしょう」 「すまない」 謝ってばかりだな、サンプラーは内心苦笑した。 「それと、いきなり船足を落とさせたのはどういうこと? 海底が『ざらつき』始めたっていうのに」 「たぶん、それと同じ理由……いや原因だろうな。海水の成分が変わりつつあるみたいだ」
知らぬ海(13) 2時間後、再び作業甲板に立ったサンプラーはハンドリングボックスに手を差し入れた。 透明な箱に横たわる50cmほどの魚に、遮蔽手袋に包まれた両手を近づける。ボックスの床面からメスを取り上げ、ためらい無く内臓を摘出する。 写真撮影。ついで、胃と思われる内蔵を切り開く。 肩越しに覗きこんでいるシーステートが息を呑んだ。 「カニ……?」 「の、ようだな。かなり消化されてるが。……さてと。該当甲殻類の脚は細く、遊泳に適しているとは思われない……」所見をレコーダに吹きこみつつ解剖を続ける。 「当該甲殻類を捕食した魚類は流線型の外観から外洋回遊魚と思われるが、サイズおよび鰭の発達、筋肉の量から見て高速性とは思われない。 よって、移動を助ける海流が現在位置近くを流れているか、さほど遠くない海域に沿岸性甲殻類が生息するものと推量される、と。 また海水中の鉄イオン含有量の増大、溶存酸素量の低下からも海洋生物が群生する海域があるものと推量される」 顔を上げ、無電池電話に尋ねる。 「エコー、海底の様相が変わりつつあると言うのは間違い無いか?」 『デプスも同意見。ここまで例の海山列を除くと北太平洋みたく真っ平らだったけど、南の方の海底は、あちこちに隆起が見える』 「どう見る?」 「低気圧の動向からは、所見は変わらない。まとまった陸地があるとすれば南西へ2000kmばかり離れたところだ」 ウェザーマンの言葉にシーステートがうなずく。 「だとすると、マクロな気象に影響を与えない程度の島か。デプス、どう思う?」 『大陸の周辺に島があっても驚かない。プレートは大陸に近づくほど抵抗を受けて、歪む。海底プレートにヒビが入れば噴火もするだろうさ』
知らぬ海(14) 報告を受けた艦長は「すま」幹部に沈黙を命じ、瞑目した。 「南進する。ただし最大で2日、600海里だけだ。そこでターン、日本本土へ帰還する」 5分ほどの沈黙の後、艦長は命じた。 予定を往復1200海里超える航海は、本土帰還時には燃料と糧食がぎりぎりになることを意味する。天候により船足が鈍れば危険でさえある。 南アメリカの南端を探すマゼランの心境を味わうとは思わなかったな。 艦長はそう内心でつぶやき、自衛艦隊司令部への通信文を作成するように命じた。現状報告と合わせ、帰路に出迎えを配置するように要請する内容だった。 新島への輸送で忙しい補給艦をこの一隻のために動かす? どう対応するかは自衛艦隊司令部の決めること。だが、空振りに終われば処分は免れまい。今や、艦艇燃料の一滴は血の一滴だ。 この決断には艦長以外の誰も関与していない、それは航海日誌の複数の署名とログによって確認される。 延長航海の1日目が過ぎようというところで隔離室の状況が限度を完全に超え、魚類捕獲が中止された。 2日目の朝を迎えても、茫漠たる黒い海はその様相を変えようとはしなかった。
知らぬ海(15)または「豊かの海」(0) 変針点到達予定を4時間後に控え、艦長が再び艦橋に上がった。 『艦橋、観測室』 「観測室、艦橋だ」 『水温上昇しつつあり。針路前方に音響反射らしきもの』 「見張りを厳となせ」 15分後、マストに配置した見張り員とレーダー員から同時に報告が上がった。 『前方、10海里に砕け波!』 手空きの乗員がいっせいに上甲板へ走り出て、目を凝らす。 30分後、それは数十の眼によって目視確認された。砕け波をまとわりつかせた弧状の珊瑚礁。ほとんど海面と同じ高さで、レーダーにもはっきりとは映らない。 だが、礁の向こうに広がるラグーンの、鏡のような水面は眼に鮮やかな青だった。青の連なりをところどころで立ち切っているのは真っ白い砂州。 出航から1ヶ月、本土帰還まで目にすることは無いと覚悟を決めていた陸地。 ほどなくして、艦長はこの航海でもっとも辛い決断を下した。 上陸を行うのはサンプル取得要員の4名のみとし、短艇の通過できる水路が日没までに発見できなければ中止とする。 そこで言葉を切り、付け加える。 「本土へ取って返して、次はまっすぐにここへ来よう。全員分の防護服を陸自に借りて、テントも持って」 歓声が「すま」を揺るがした。 後に接触がもたれた大陸の住民が南方諸島と呼ぶ島々の最北端、「須磨環礁」と命名される環礁からの帰路は食事に制限が掛かる辛い航海となった。 観測のために船足を落とすことも出来ない、淡々と一定速度で走るだけの航海。 貧相な食事を満ち足りた気分で終えたサンプラーは舷側通路へ出て、黒い海を眺めた。 もう不気味には感じない。この海は、あの豊穣の海へと連なっているのだ。
今回は以上であります。 「すま」の航海は今後も続きますが、次回は別の話を描くことになりましょう。 尚、海洋観測艦については公開情報が全くと言って良いほど存在しないので、艦内の描写は全て創作であることをお断りしておきます。
乙です。面白くなってきましたねぇ。
>True/Falseさん 乙。読み終えると活力が沸いてくるような良い話ですね。 次の話も楽しみにしています。
物語は唐突に殿 True/False ◆ItgMVQehA6殿 乙です。理屈無しでおもしろかった。仕事中だと言うのに読んでしまった。 仕事中にスレリロードするモンではないですな。
物語は唐突に氏、乙です。視点変更の妙ですなあ。メタルジェットで倒される 上級悪魔ってのも、初めて見ました。かなりビックリしましたよ。 これなら低級デーモン軍団とかを腹いせに出されても、弾幕射で圧倒できますね。 True/False氏、乙です。サブタイの付け方も含めて面白い!うーむ。 創作といっても生活感があるし、入手資料や推定を相当行われたのでしょうね。 しっかし「豊かの海」ってのも、それまでの航海への皮肉っぽい感じですね(笑
築城その3 ('A`)<書類製作マンドクセ ( ・∀・)<中尉!お客様です ('A`)<ん?・・・どんなやつだ? ( ・∀・)<交易商人みたいです ('A`)<通してくれ <丶`∀´( `ハ´)<初めましてアル(ニダ) ('A`)<・・・どのようなご用件ですか? ( `ハ´)<商店の設置と交易拠点にしたいアル ('A`)<失礼ですが・・・どのような交易品を扱ってますか? <丶`∀´><ウリは奴隷商人ニダー、奴隷剣士から亡国のお姫様まで取り扱ってるニダ ( `ハ´)<私は奴隷を除くほとんどアルね ('A`)<わが国は帝国と交戦状態ですが・・・ <丶`∀´><心配ないニダ!ほかにも別の国とも交易してるニダ・・ホルホル ( `ハ´)<帝国は我々交易商人には手を出さないアルね ('A`)<・・・すみません、少し相談しますのであちらのほうでまっていただけますか? <丶`∀´><了解ニダ!いい返答待ってるニダ! ( ・∀・)<どうするんですか? ('A`)<奴隷はちょっとな・・・しかし・・・ ( ・∀・)<交易商人がもたらす利益と情報は膨大ですよ? ('A`)<本国には黙っておくか・・・常備物資は必要だしな・・・
('A`)<・・・許可します。 <丶`∀´( `ハ´)<坂齊がわかる人でよかったニダ(アル) ('A`)<ただし・・・できるだけここの情報は漏らさないようにお願いします・・あとはできれば定期的にいくらか収めてほしいかと <丶`∀´><言わないニダ!言ってほかのやつに漬け込まれるのもいやにだ! ( `ハ´)<商業活動を認めてもらえるなら喜んで税金を納めるアルよ! <丶`∀´( `ハ´)<ちょっと待ってるニダ(アル)!祝いの品もってくるニダ(アル)! ε=ε=ε=ε=ε=<丶`∀´( `ハ´) <丶`∀´><ウリの取り扱っている最上級の生娘な亡国のお姫様を祝いの品として献上するニダ! ノハ ゚ー゚)<・・・ ( `ハ´)<極上の天蓋付のベットアルね!極楽気分で寝れるアル! <丶`∀´( `ハ´)<再会! ε=ε=ε=ε=ε=<丶`∀´( `ハ´) ('A`)<・・・・あの・・・ ノハ ゚ー゚)<何でしょうか?ご主人様 to be continue ・・・・・・
こんな感じです・・・ 皆様方の作品もWIKI上でよまさせていただいてます。 これからもよろしくです。 ('A`)y─┛~~
どうでもいいが、冒険にレススンナ。
異世界住人が留学生としてやってきた 場合の学園編を書いて欲しいのですが・・・
>>406 (;'A`)<それはちょっと・・・ここの趣旨とは違うような気がする
まぁ、なんとなく書いてみるテスト
青く晴れた空、きつい日差しの7月
事は起こるべくしておきたのだろうか?
目の前にはなぜか魔女っ子がいる。
まるで漫画の古典のように俺の家の
屋根をつき抜け、目の前に現れたのだ。
彼女曰く「転移魔法失敗しちゃった・・てへっ♪」
という古典的でみもふたもない答えが返ってきた。
嗚呼、きつい日差しが俺の部屋を刺すように降り注ぐ・・
あまりの暑さにジト目で彼女にガンを飛ばしていたら、おもむろに立ち上がり
何かを唱えると屋根が元に戻った。
ふと・・・お約束な展開だよなと頭に過ぎった・・・
即席で書いてみた・・・推敲もしてないが
まぁこれ以上続きはかかんからいいけど・・・・
>>405 すいませんでした。猛省します。
>>406 防大とかに異世界人の交換留学生、って事ですか。しかし防衛大って
どんなことやってるんだろ?
410 :
名無し三等兵 :04/07/08 23:53 ID:ZpOjUeJb
406名無し三等兵さんへ、価値観の大きく異なるもの同士、それぞれカルチャーギャ ップに苦しみそうな内容になりそうですね。 仮に貴族ばかりの学校にいった日本の高校生なら、例えば「天皇」がいるのに「貴族 がいないはなぜかと聞かれてしまうとどうするんだろう?(SSのネタになるかな)。
官僚が貴族階級だ・・とか ・・苦しい言い訳を言ってみたりなW あと 我々の世界の教育水準 は異世界の水準で言うと 最高教育機関レベルの教育では? 国語 数学 英語 歴史 美術とか 科学知識 とかは異世界では相当のものだと思うけど・・。
おおーみなさんレスありがとうございます。 そしてSS書きの皆さん乙カレーです。 爆撃準備完了、FACからの指示を待つ。 こちらは倉庫の在庫を全部持ってきた。オーバー
同日1907 魔法都市ネリュントス市内 「急げ!急ぐんだ!!」 その言葉に反応し、射撃を続けていた一士たちが後退を始める。 「落ち着け!防御線を崩すな!」 相変わらず単射での的確な射撃を繰り返す上田が怒鳴る。 現在は監禁されていた邦人を救出しての撤退中である。 最初に気づいたのが誰かは忘れたが、とにかく気がついたとき、彼らの背後には無数の化け物たちがいた。 奴らは魔法を使い、鋭い爪で切り裂き、そしてかなりの数を撃ちこまないと死なないほど硬かった。 本来ならば全速力で逃げ出したいところだが、全員で背を向けて走ったら最後、一人も地上へは戻れない。 「・・・・・万物の精霊よ、この者たちに精霊の祝福を!!!」 隣から凛とした声が響くと同時に、いい加減言う事を聞かなくなり始めていた体が軽くなる。 「どう?少しは楽になったでしょ?」 シルフィーが笑顔で話しかけてくる。 返り血と汚水に塗れているというのに、相変わらず美しい。 「おう、ありがたい」 なんとか様になっている笑顔が浮かんでいるといいのだが、と余計な事を考えつつも前方を向き、射撃を行う。 予想外の展開ではあったが、なんとか20人の生存者を救出できるようだ。 しかし、正直驚いたな。まさかあんな小さな子供が生き残れていたとは。 シルフィーのスカートを掴んでいる少女を見る。 こちらの視線に気づき、「なに?」という表情でこちらを見てくる。 半ば腐った母親の死体にしがみついていた彼女は、可哀想な事に口が利けなくなっていた。
「もう、大丈夫だからな」 左手を銃から放し、頭をなでてやる。 光り輝く何かが視界の端を通り過ぎ、数名の悲鳴が上がる。 畜生、何がおきたって言うんだ。 「二尉、二尉殿!!」 血まみれになった一士が叫ぶ。 その左腕はズタズタになっている。 「た、助けてください!助け・・・」 突然、火炎が彼を飲み込み、一瞬で他の数名も飲み込む。 天井が崩落し、凄まじい土埃が周囲に立ち込める。 「全員伏せろ!同士討ちに気をつけろ!!」 上田が叫んでいるのが聞こえる。 なんだ?何が起きている!? 「風の精霊よ、その力を貸し、邪なる者達に裁きの刃を!」 シルフィーの叫びと共に突風が吹き荒れ、土埃が前方へ向けて吹く。 化け物の悲鳴が轟き、そして周囲は静かになった。
「そ、そんな・・・」 土埃がなくなった結果、絶望的光景が目に入った。 先ほどまで生存者達を励ましつつ戦闘を行っていた一士たちは崩落した天井の向こうに分断されていた。 時折銃撃音が響いてくる事から未だ生存しているのが分かる。 先頭を行く俺達と、最後尾を勤める彼らが分断されているという事は、ということは。 「イヤァーーーーー!!!」 生存者の一人が叫ぶのが聞こえる。確かあの人は子連れだったはず。 飛び込むような勢いで土砂へと飛びつき、そして両手で埋まってしまった子供を救い出そうとしているようだ。 「奥さん落ち着いて!落ち着いてください!」 佐久間がその手を押さえようとするが、逆に振り払われてしまっている。 と、左足を掴まれる。 全身を焼かれた女性が、既に炭化している我が子を右手で抱え、明らかに機能していないであろう白濁した両目でこちらを見上げている。 「お、お願いします。私の子供を、わたしのこどもを日ほんへ・・・」 そこまで言ったところで力尽きる。 「二尉ぃー二尉どのぉーー!!」 銃声と共に絶叫が土砂の向こうから聞こえてくる。 なんてこった・・・なんてこった!!
「二尉ぃー助けて、助けてくださいーーー!!」「畜生!弾がない!誰かないか!!」「出してくれ!ここから出してくれ!!!」「私の子供!私の子供ぉぉ!!!」 絶叫が響き渡る。 ここまで来たのに、せっかくここまで来たのに。どうして最後の最後でこんな目にあわなきゃいけないんだ。 「エトー・・・」 俺を呼ぶ声が聞こえる。 この声はシルフィーの様だ。良かった・・・不謹慎な事だが、彼女は無事だったらしい。 しかし、振り返った俺は絶句した。 「エトー・・・貴方は・・・無事、だったのね。良かった・・・」 彼女は・・・シルフィーは・・・崩落した天井の角材で、そのか細い背中を押さえつけられていた。
「し、シルフィー!!」 慌てて駆け寄り、角材をどかそうとする。 しかし、彼女の胴体よりも分厚いそれは、俺一人が頑張ったところでびくともしない。 「しっかりしろ!しっかりするんだ!う、上田!佐久間!!」 俺の叫び声に上田と佐久間が駆け寄ってくる。 が、彼女を見るなり首を振る。 「何をしているか!早く手伝え!!早く!」 「よくみてください二尉殿」 奇妙なまでに無表情の上田が指差したその先には、裂けたシルフィーのわき腹と、そこから飛び出た内臓・・・・
「泣かないで、エトー・・・」 シルフィー、死ぬほど痛いだろうに。 どうしてそんな笑顔ができるんだ。いや、畜生。この笑顔には見覚えがある。 そうだ、開戦初期に目の前で逝った同期のアイツと同じだ。 『なあ江藤、ここの空は、本当にきれい、だなぁ・・・』 激痛も死の恐怖も、何もかもを超越したあの表情。この笑顔は、出血多量で逝った昔の同僚と同じだ。 そうか、彼女はもうダメなんだな。 頭ではわかっているのに、口は全然違う言葉を吐き出す。 「シルフィー、俺に飯を作ってくれるんじゃないのか!?なあシルフィー、シルフィー!!作ってくれるんじゃないのかよ!!」 初めて死体を見た新兵のように自分が取り乱しているのがわかる。 ここはそっとしておくのが一番だと経験ではわかっているが、感情がそれを許さない。
「ごめんねエトー、ごめんね。私、約束守れないよ」 ああ、シルフィー謝らなくていいんだよ。悪いのは非力な俺なんだ。 女一人護れない俺がいけないんだよ。だからそんな顔をしないでくれ。責め立ててくれ、なじってくれ。 「エトー・・・暗いよ、どこにいるの?エトーォ・・・」 急速に彼女の声が小さくなっていく。 特徴のある耳が垂れ下がっている。瞳が濁っている。 「ここだよ!俺はここだよ!」 薄れゆく意識でも聞こえるように、大声を出す。 銃を投げ捨て、両手で彼女の左手を握る。 「エトー、あったかい・・・」 それが、彼女の最後の言葉だった。
同日1940 魔法都市ネリュントスのどこか それからどうしたかはよく覚えていない。 とにかく気が付いたときにはどこかの屋上にいた。 12人で突入したはずの俺達はその人数を3人にまで減らしており、そして生存者たちもまた、その人数を15人にまで減らしていた。 先に撤退した部隊は既にここを放棄していたらしく、周囲には他に人っ子一人いない。 「落ち着かれましたか二尉殿?」 周囲を油断なく窺っていた上田三曹が声をかけてくる。 「あ・・うん、すまなかった」 「気にせんで下さい」PAM! 笑顔で答えつつ空を飛んでいたガーゴイルを撃つ上田三曹。 相変わらずその射撃の腕は落ちていないらしい。 Pi−Pi−!! 無線の呼び出し音が聞こえる。 恐らくは先に撤退した部隊からの呼び出しだろう。直ぐに救援を呼ばねば。
江藤二尉はどこかと連絡を取っているらしい。 内容から判断するに、救出部隊がこちらへ向かってくるようだ。ありがたい。 不意に、戦闘服の裾を引っ張られた感触がした。 振り返ると、例の少女が不安そうな顔で俺の服を掴んでいる。 「大丈夫だ。絶対に家に帰してやる。もう少しの辛抱だからな?」 笑顔ができていればいいのだが、そう思いつつ苦労して腕をあげ、少女の頭を優しく撫でてやる。 途端に少女は顔を輝かせ、ポフ、という擬音が似合う感じで抱きついてきた。 そのままグリグリと顔をこすり付けてくる。 「モテモテだな陸士長。落ち着いたら警戒に移れよ」 苦笑しつつ上田三曹が離れていくのが分かる。 落ち着けたよ、ありがとうな。 左手で少女を抱き、その感触を確かめ、そして決意する。 せめて、せめてここにいる人たちだけでも助けてやる。例えこの身が果てようとも。必ず。絶対に、だ。
./ 佐久間 ;ヽ l _,,,,,,,,_,;;;;i <いいぞ ベイべー! l l''|~___;;、_y__ lミ;l 日本人を虐殺するヤツは異世界人だ! ゙l;| | `'",;_,i`'"|;i | 日本人を虐殺しないヤツは訓練された異世界人だ!! ,r''i ヽ, '~rーj`c=/ ,/ ヽ ヽ`ー"/:: `ヽ / ゙ヽ  ̄、::::: ゙l, ホント F界は地獄だぜ! フゥハハハーハァー |;/"⌒ヽ, \ ヽ: _l_ ri ri l l ヽr‐─ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| | / | ゙l゙l, l,|`゙゙゙''―ll___l,,l,|,iノ二二二二│`""""""""""""|二;;二二;;二二二i≡二三三l | ヽ ヽ _|_ _ "l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |二;;二二;;二=''''''''''' ̄ノ /"ヽ 'j_/ヽヽ, ̄ ,,,/"''''''''''''⊃r‐l'二二二T ̄ ̄ ̄ [i゙''''''''''''''''"゙゙゙ ̄`" / ヽ ー──''''''""(;;) `゙,j" | | |
「一機だけ?他には・・・無理なのですね?・・・・・・はい、わかりました。いえ、お気遣いなく。オワリ」 はて、江藤二尉殿は救援がくるらしいのにずいぶんと暗い表情をされている。 何か問題でもあったのだろうか? ・・・待てよ、なるほど。それは・・・しょうがない、か。 「上田、聞いたな?」 何かを決意した表情の江藤二尉殿が話しかけてきた。 「はい、何も問題はありません」 「そうか・・・・・・すまない」 黙って頭を下げる二尉殿。 「江藤二尉殿。おやめ下さい、兵の前で士官が下士官に頭を下げるなどもってのほかです」PAPAPAN!! 会話をしつつ、ごくごく自然な動作で射撃を行う上田。 驚く江藤の視界の外れで、頭部を吹き飛ばされたガーゴイルが落下していくのが見える。 「まったく、たいした腕だよお前は」 苦笑しつつ、江藤は銃を構え直した。
同日2002 魔法都市ネリュントス コードネーム”オタスケマン01”LZ 「きたぞー!!!」 上空からの襲撃に備えていた佐久間陸士長が叫ぶ。 暗闇を切り開き、一筋の光が見えてくる。 それと同時に、聞き慣れた、そして頼もしいエンジン音が聞こえてくる。 「オタスケマン01だ!救援ヘリだ!!助かるぞーー!!!」 上田三曹の叫びと共に、それまで死体のように大人しくうずくまっていた生存者たちがその顔を上げる。 どの顔も、希望に満ちている。 「おっしゃあ!やっと家に帰れるな!!」 階段を睨みつけつつ江藤が言う。 その表情も明るい。 <こちらオタスケマン01、サバイバー聞こえるな>
無線から声が流れる。 やれやれ、無線機というものがこれほどまでにありがたく思えたのは入隊以来初めてだな。 すかさずマイクに飛びつき、そして告げる。 「感度良好、こちらサバイバー。江藤二尉以下17名だ」 <もう間もなく到着する。ライトが見えるだろう?> 「そちらは視認できている。一応ライトを振るか?」 <いや、暗視装置はある。サーチライトはお前たちを安心させるためにつけただけだ。ライトを消し次第着陸する。そちらも用意てくれ> 「了解。心遣いに感謝する。交信終ワリ」
「みなさん!これからヘリコプターが着陸します!風圧を避けるため、全員階段出口の裏側に回ってください!!」 交信を終え、佐久間に頷くと、彼はすぐさま大声で生存者たちに指示を下し始めた。 我々に従うことのみが現状で生き残る手段だと分かっている彼女らは、すぐさま屋上に突き出す形になっている階段出口の裏に回りこむ。 やがて、ヘリの放つローター音とエンジン音は、その大きさと頼もしさを増しつつ接近してきた。 サーチライトが消える。 「姿勢を低く保ってください!ヘリコプターの後部へは回り込まないように!テールローターに巻き込まれます! ご安心下さい!全員が搭乗できます!慌てずに!怪我のひどい方から運びます!」 佐久間が落ち着いた口調で怒鳴る。 距離は近づいているものの、着陸に伴い回転数は徐々に落ちているために、怒鳴ればなんとか爆音に混じって聞こえる。 彼の言葉を聞き、女性たちは姿勢を低くしていく。
攻撃を避けるために消していたはずのサーチライトが突然灯る。 スピーカーの電源が入っていることを示す微妙なノイズが聞こえ、そして大音量が辺りに響き渡った。 <こちらは陸上自衛隊です。ただいまより救出活動に入ります。みなさま、ご安心下さい!当機にはみなさま全員を乗せることのできる容量がございます!> パイロットの奴、ずいぶんと気が利くな。 おかげで搭乗作業が楽になりそうだ。 「さあ、もうヘリコプターが来ましたからね、安心してください」「大丈夫よ、もう助かるわ!」 背後で、OLが仲間たちに励まされている。 医官は輸血パックやらなにやらを持ってきているはずだ。彼女も助かるだろう。 考えている間にもヘリは高度を落とし、やがて凄まじいダウンウォッシュが来る。 「階下への監視を怠たらないでください!」 一番無防備になる瞬間を突かれてはたまらない、階下を睨んでいる俺に佐久間の怒号が聞こえる。 おいおい、上官は俺だぞ。 そう心配しないでもいいだろうに。 15分かけて散々調べた結果、少なくとも物理的にこの階へ上がってくるにはこの階段を使うしかないし、その階段にはブービートラップを仕掛けてあるんだ。気づかれず にここまでくるなんて無理だよ。
そうこうしているうちに、UH−60Jは着陸した。 するなり扉が開き、医官が医療鞄を抱えて飛び降りる。 「お待たせいたしました!一番怪我がひどい方はどなたでしょうか!?」 彼は飛び降りるなり俺に向かって叫んできた。 「今忙しい、佐久間!」 「はっ!佐久間陸士長ここです」 素早く佐久間が飛んできて敬礼する。 「岡崎さんから運ぶように、それと、副操縦士に協力してもらって荷物を下ろせ」 「はっ!こちらです!!」 直ぐに医官を連れて佐久間は走り出す。 ふむ、この調子ならば全ては丸く収まりそうだな。
「さあ落ち着いて!ゆっくりとでいいので乗り込んでください!」 「さあ次はこっちだ!中身は84mm無反動砲と弾だ!せーの!!」「よっ!」 六人目の民間人が乗り込んできた。 残すところ九人か、うん、これなら大丈夫だろう。荷物の搬出も進んでいるようだしな。 妨害は皆無だし、熱源探知では大雑把ながら死体以外の反応もなかった、ヘリの調子もいい。 この悪夢のような作戦の最後を飾るにしては素晴らしい展開だな。 そう、物語のおしまいは『めでたしめでたし』と我が国では決まっているんだ。そうこなくては。
搬出作業は順調に進んでいる、というか完了した。 89式とMINIMI、その弾薬が一杯。84mm無反動砲と弾薬、手榴弾も一箱付いてきた。 さらに予備の無線機と暗視スコープが二個。 そして、全てを吹き飛ばすことのできる量のC−4と信管。 うん、これだけあれば十分だ。 この際血が付いている事など気になるか。 救出活動も順調らしい、残すところは三人らしい。 うん、素晴らしい。 視界に閃光が生じたのはその瞬間だった。 BAKOM!!!! 「敵襲!回転数を上げておけ!上田!敵襲に備えろ!佐久間ぁ!!」 さて、C−4の爆破手順はなんだったかな?
状況は絶望的だった。 畜生!畜生!さっきまでは全てが順調に進んでいたのに! 階下のブービートラップの発動と同時に、神殿の周囲を無数のガーゴイルがうろつき始めた。 この極限状態の中で目覚めた上田三曹の神業的射撃のおかげで今のところはなんとかなっているが、一刻も早く離脱せねば。 畜生、早く逃げたいのに。でも民間人を置いていくわけには行かない。ましてや彼女たちは女性だ。 性差別万歳!!ああ俺が熱烈な男女平等論者だったとしたら。いや、そうだったとしても自衛官だしな、こりゃどうしようもないや。 ・・・はぁ、ひとまず二尉が呼んでるし、指示を聞きにいくか。
最悪の事態は最悪のタイミングで起こるとは、かの有名なマーフィーの法則である。 なにもこの場で起こらなくてもと思うのだがな。おっと、悪いねガーゴイルくん。 PAN! 確認撃墜戦果21、と。 やれやれ、空自だったら今頃伝説のACEになっているのにな。 ん、22匹目だ・・・PAN!はいお疲れさん。確認撃墜戦果22、と。 まあ弾は使いきれないほどあるんだ。安心して戦うか。 ん?23匹目だ・・・PAN!
「佐久間陸士長参りました!固守ですか?」 「そうだ、君には申し訳ないが、一人で彼女らがこの街を越えるまで護衛してもらう」 「は?」 ふむ、やはり理解に苦しむといった表情をしているな。 「聞こえなかったか陸士長。君は、この狂った街から、あの女性たちを一人残らず離脱させるんだ」 「あ、あの二尉殿」 「なんだ?忙しいから手短にな」 言いつつ階下を睨む。 おいおい、団体さんのご到着かよ。
PAPAPAN!! PAPAPAN!! 「悪いな陸士長」 「いえ」 この作戦でこいつもだいぶ射撃に慣れてきたようだな。それに、突発戦闘も落ち着いて出来る様になっている。 うん、こいつならいい幹部になれるだろう。 「一人で、とのことですが、二尉たちは?」 「伝達ミスだったな。あのヘリには最低二人は乗れない者が出てくる」 「・・・ということは!?」 「そうだ、俺と上田は残る。これは決定事項だ。文句があるのならば、所定の手続きを行い後日法務将校に申し出ろ。以上」 「そんな!二尉たちだけで・・」「おっと見くびるなよ佐久間ぁ」 案の定止めにかかって来た佐久間を凄みのある笑顔で押さえつける。 やはり階級をちらつかせただけでは駄目か。やれやれ。
「俺はレンジャー資格を含めあれこれ持っている。上田はあの通り射撃のプロだ。一般兵に過ぎないお前の出番はないだろ?」 二尉殿はどうあっても残るつもりだ。 だとすれば、生存確率を少しでも上げるために自分も残らねば駄目だ。絶対に駄目だ。これ以上戦友を捨てる事など出来ない。絶対に。 「しかしっ!」 「最大の危機における個人の正しい行動とは、個人の存続ではなくて、誇りに基づいていなければならない。だからこそ、船長はかれの船とともに沈んでいき、”番兵は死ぬ が降服はしない”。死すべき何物をも持たない人間は、生きるべき何物をも持っていない。ということだ」 心中が思いっきり露呈した怒鳴り声で追いすがろうとした俺だったが、二尉殿は長ったらしい台詞を言い出した。 「ロバート・A・ハインライン『落日の彼方に向けて』ですな」 それは高名なSF作家の作品に登場する台詞だった。
「なんだ、お前意外と博識だな」 「つまりは、そういうことなんですね」 説得を諦めた佐久間は、江藤の言葉には答えずにそう言う。 “番兵は死ぬが降伏はしない”自衛官の宣誓を思い出す。 事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に努め、もつて国民の負託にこたえることを期するものとする。 二尉たちは身をもって任務を完遂せんとしているのか。 全く、大した人たちだ。本当に。 「復唱せよ!」 「はっ!」 踵を合わせ、視線を上げ、顎を引く。 閲兵式通りの手順をやっている暇はないはずだが、今はそうしなければいけない時だ。佐久間はそう判断した。 そして、江藤もそれに答えた。 「佐久間陸士長に以下の通り命ず。 日本国民を可及的速やかに安全地帯へと輸送し、直ちに救援部隊を編成。孤立する友軍を救出せよ。復唱!」 「日本国民を可及的速やかに安全地帯へと輸送し、直ちに救援部隊を編成。孤立する友軍を救出せよ! 了解致しました!!」 広報ポスターに使えるほど見事な敬礼をする。 こちらへ向けて飛び込んでくる化け物が視界に入ったのはその瞬間だった。
体勢を変え、小銃を構え、発砲する。 二人の動きは、まるで打ち合わせたかのように揃っていた。 PAPAPAN!PAPAPAN! PAPAPAN!PAPAPAN! 「まったく、絵になるシーンで邪魔するな」 「まったくですな。しかし、本当にお二人だけで」 「そのための弾薬だよ」 後ろを見やる。 89式、MINIMI、その他あれや、これや。 「あれだけあるんだ。お前が帰還して、飯食って、クソして、書類を書いて、法務将校の尻を突っつきながら戻ってきてもまだ余裕があるさ」 わざと余裕を持った言い方で伝える。 そうでもしないとこいつは信じないだろうからな。
「それなら自分も残れば」「万が一だよ。万が一」 やんわりと奴の発言を遮る。 わかってる。お前の言いたい事はわかってるんだよ佐久間。 二人よりは三人の方が確立は高い。 でもな、それは0.01が0.02になるようなものなんだ。どうせ助からないんだよ。 それならば、犠牲は少ない方がいい。 「ヘリがエンジントラブルでも起こしてみろ。 おそらく重症を負うであろうパイロット二人と拳銃しか持ってない医官、そして泣き喚く女と怪我人を連れて友軍支配地域まで行かなきゃいけないんだ。これは骨が折れる どころじゃないぞ」 「・・・・・・わかりました。ご武運をお祈りします」 神妙な表情で敬礼する佐久間。 やれやれ、ようやく諦めてくれたか。 「ああ、そっちもな。万が一民間人にかすり傷一つでも負わせてみろ。上田に頼んで狙撃してもらうからな」 「うぇ、そいつは勘弁ですな。気をつけます。二尉殿と三曹殿もお気をつけて」 「わかりました。さあ陸士長、早くヘリに乗ってください」 いつの間にか背後に立っていた上田が促す。 無数に上空を飛び回っていたはずのガーゴイルは、気がつけば一匹残らず射殺されていた。
「上田三等陸曹、確認殺害戦果は?」 「ここまでで62体。屋上に到着してから現在までを合計すると99体です」 「惜しかったな。俺はさっきの襲撃で103体だ」 凄い、凄すぎるよこの人たち。 俺なんか確認取れてるのはせいぜい42体。 三桁いってる二尉は化け物と呼んでも差し支えないし、上田三曹なんて数でこそ劣ってるけど、魔王みたいなの殺ってるんだ。 「ほら、俺たちの競争を邪魔しないでくれ。上田三曹。覚えているな?」 「はい、勝った方が特別手当を全額もらう、ですな」 マジで!?これだけ長期の作戦で、おまけに確認殺害戦果が三桁超えるなんて、手当てだけで一千万は超えちまうよ。 相手の分ってことは、二千万!? 「そういうことだ。ホレ、燃料がもったいないからとっとと行け」 「はっ。佐久間陸士長、護衛任務に就きます」 敬礼する。 「許可する。交戦規則を遵守し、日本国民を可及的速やかに安全地帯へと護送せよ」 二尉殿が答礼する。 回れ右し、駆け足でヘリへと駆け寄る。 そのまま振り返らずに扉を閉め、窓から二尉たちを見る。 もう、涙を流してもいいだろう。
「やっぱり気づいていたようですな」 こちらを一度も振り返らずにヘリに駆けて行く佐久間を見ながら上田が呟く。 「そりゃそうだろうよ。アイツはアレでなかなか感のいい奴だからな」 既に向き直り、階下を睨みつつ江藤が答える。 ヘリのローター音は次第に甲高くなり、やがて強風が暴風に変わる。 「見送ってやってもいいんじゃないですか?絶対気にしますよあいつ」 「・・今ヘリを見ると、気持ちが揺らぐ」 「確かにそうですな」 「それより」 階下に視線を向けたまま、口を開いた。 「すまんな、貧乏くじを引かせてしまって」
「どうした?」 妙な声を出した上田を見ようと、江藤が振り返る。 彼らは目撃した。 衛生兵に喚き散らしていたOLが、負傷しているはずなのに窓から手を振っていた。 佐久間が、窓に張り付いていた。血と土埃で汚れた顔を涙で濡らして。 あの小さな女の子が、WACに抱えられて窓からこちらを見ている。 失語症のはずのその口が大きく動き、何事か叫んでいる。何度も、何度も。同じ言葉を繰り返している。 おぢさん、ありがとう。 ヘリコプターの立てる轟音。大声で叫んでも辛うじて聞こえるかどうかの環境。聞こえるはずがない。 はずがない。そんなはずがない。 しかし、その声は、二人の耳に確かに届いた。
「・・・まいったなぁ、お互い、もうおぢさんと呼ばれる歳になってたか」 不思議と笑いがこみ上げてきた。 「ですなぁ、自分はともかく、二尉殿はまだそこまでいっていないはずなんですがねぇ」 答える上田の声も笑いに満ちている。 なんとも満たされた気分だった。 調子のいいヘリのエンジン音。安全地帯へ向けて進んでいく民間人。それを見守る軍人二人。 まるで映画だった。出来の悪い、ありがちなストーリーの小説だった。どこかで見たような、使い古された設定のアニメだった。 そんな英雄の役を、万難を排し、捕らわれの小さなお姫様を悪い魔法使いから救い出す役目をこなせるとは。 「しかし勇者がおぢさんじゃあなぁ」 「どうにも、しまりが悪いですな」 二人とも満たされた笑顔を浮かべつつ、階段から溢れ出ようとする魔物の群れに向きかえった。 「じゃあ、物語をしめるとするか」 「地獄の底までお供します、二等陸尉殿」
輸送ヘリコプターUH−60J、コールサイン”オタスケマン01”は、次第に高度を上げて建物から離れだした。 その後、エンジンの出力を可能な限り高度を上げつつネリュントス上空を通過し、郊外の本部目指して最大速力で移動し、歓声を持って迎えられた。 普通科と衛生科の志願兵たちを乗せ、回収地点目指して離陸したのは2025。 しかし、回収地点だった建物は全壊しており、江藤祐樹二等陸尉、上田和夫三等陸曹両名の生存は確認できなかった。 なお、捜索の際に優勢なる敵軍一個中隊と遭遇。 佐久間陸士長の活躍もありこれを殲滅。我が陸上自衛隊の底力を内外に広く知らしめることなった。 今回の作戦で殉職した自衛官達および今なお行方不明の自衛官達の家族に対する保障の充実を強く希望するものであります。 なお、江藤二等陸尉、上田三等陸曹の両名に対しては、その活動の功績を認め、勲章の授与を強く希望するものであります。 斉藤三弥陸将補
同日2238。退路確保に残った中隊が同市内より完全に撤退。 同日2340。邦人救出作戦に参加した全隊員が同市内より撤退、これにより、本作戦は終了した。 なお、佐久間陸士長は精神に軽い失調状態が見られるため、現在医官による加療が行われている。 また、重軽傷者の数が多く、さらに装備品の多数も失われているため、現在我々は非常に危険な状況に晒されている。 可及的速やかなる補給と増援を切望する。以上。 同日2350付け 邦人救出作戦司令部作戦報告書より
帝国側は後の人質交換に応じなかったため、一ヵ月後、第七師団約6000名がネリェントスへ突入。 が、街の中は既にもぬけの殻となっていた。 そして、神殿内の他、帝国の魔獣使い宿舎横の檻の中から、多数の人骨が発見される。 DNA検査の結果、行方不明者約200名の内、100名近い人質の死亡が確認される。 三ヵ月後にとある都市の奴隷市場で放心状態で発見された女子高生を最後に、自衛隊は隊員の損害の多さなどを理由に捜索を事実上打ち切る。 史上最悪の一日は、その概要を見ただけでいかに悲惨であったかがうかがい知れるものだ。 自衛隊員のなかには精神病を患う者も続出し、いかにこの世界が我々の常識では測れない場所であるかを痛感させた。 日本国内では反戦運動が激化。殉職した自衛官の葬儀に、戦前の軍国主義を彷彿とさせるような表現が多用されているとして平和団体によるデモ隊が衝突して葬儀が中止と なる事件も発生した。 231便の犠牲者の遺族からなる原告団が自衛官の行った行動を理由に国を相手に訴訟を起こすなど、問題は山積している。 231便の犠牲者の遺族には、強い同情を覚えると同時に、身の安全ばかりを考え、速やかな行動をできなかった自衛隊に強い怒りを覚える。 【関連記事は第三面】 赤日新聞第一面 記者 赤井邦道 魔法都市ネリュントス市街戦 完
と、いうわけで、魔法都市ネリュントスのお話はこれにておしまいです。 最後の方で連続投稿ミスや文字ずれなどお見苦しい点もありましたことをお詫びします。
Good Job
ごくろうさまでした
[自衛隊がエルフの森を占領しまつ]D 開 「大変だ、椰子一曹が倒れた。」 エルフ娘を見つけてから、休むことなく怒声を張り上げ続けた先発隊長こと、 椰子一曹(54歳男性)は過呼吸を起こしてその場に倒れこんだ。 「顔色が悪い。まずいよこりゃ。」 呼吸が落ち着いても椰子一曹は青白いまま で、白眼をむきかけている。…この時点で、先発隊の指揮者は珈琲一曹に替わった。 まわりの目が珈琲を注視し、無言で決断を仰ぐ。 「仕方あるまい、後送しよう。4人組みで担架かついで、本部に戻れ。そうだな、 今ここにいる人間で行け。衛生、担架作って、一人付いて行け。戻った後はその場 の指示に従った行動だ。」 衛生担当の陸士は携帯担架を素早く組み立て上げ、 4人がかりで椰子一曹を担架に乗せた。
[自衛隊がエルフの森を占領しまつ]D 途中A 『あー、よういしょおぅ!』の掛け声を合図に4人の陸士が担架を担ぎあげて、 帰り道の方向に担架を中心に転回したその時、背後からピンと澄んだ声が上がった。 「待たれよっ!」…エルフ女がたたずむ小山を隊員たちが振り返った!しかし誰も いなかった!「おわっ!ここっ!ここぉ!」 訳尻士長が驚いて指差した所…それは 珈琲一曹と担架から5mも離れていない所に、エルフ女がいた。みんなが肝を抜かれ たように驚き、血の気が引くのを感じていく。さっきまでこの女がいた小山の頂から、 珈琲一曹と担架まで50メートル以上はある。なのにコイツはいつの間にそこまで 動いたんだ? (待たれよっ!)と、聞こえた時にはもういなかった。で、ここにいる! ざわ… ざわ… ざわ… 「きっ」完全に虚を突かれた珈琲一曹は、「き さ ま 何 を す る か !!」ジャコッ! 腰の拳銃を抜き出してガサガサ歩き、エルフ女のアゴ先に突きつけて恫喝する。 エルフ女は正中線を隠す半身の構えで一歩も引かずに、眼に血ばしる珈琲一曹をにらみ返す。
[自衛隊がエルフの森を占領しまつ]D 閉 …エルフ女と珈琲一曹は互いをにらみ付けたまま、ピクリとも動かない。 二人を取り囲んだ隊員たちが小銃の狙いをエルフ女に合わせて片ひざを着く。 360度囲んで包囲しちゃった時は姿勢を低くしろと教わったとおりだ。 (お前達が森に立ち入った所まで案内させよう…) エルフ女のつぶやきを聞いた 珈琲は(ハッと)我に返ると、急に自分の狼狽ぶりを気恥ずかしく思った。 「全員、銃を引け」 左手を挙げて(散れ)のサインを出し、自身もゆっくりと後ろ に下がった。 無論、銃をエルフ女に向けたままで。「案内だと?あんたがか?」 「端卑女に送らせよう」 エルフ女が言うも間も無く、ズバヴァンッ!落ち葉の敷き詰まった 地面が勢い強く盛り上がりっては何者かが現われた。 エルフ女より少々小柄で、服は 貧相なものをまとっている。「ここに」 顔を見せないかぶりものを着けたそいつは、 子供の声でそれだけ言うと担架に駆け寄り、手招きして少し前を行った。 呆けた表情でその場 に立ち尽くした4人の陸士と1人の衛生。行けと珈琲に命じられ慌てて歩きだす。 「安心なさい。あの者がいれば必ず帰りつけよう。」 「…え?」エルフ女の セリフが遅れて珈琲の心に引っかかった時、担架と案内人は見えなくなる距離まで 行ってしまった。 続く
今気になってるSSが、海洋モノと築城モノです。 どちらも目を離せない展開が続き、次回の投下が待ち遠しいです。
>物語は唐突にさん お疲れ様です。 ネリュントスは迫力と緊迫感に満ちていて楽しかったです。 この勢いを受け継いだ次回作もキボンヌ♪
455 :
某研究者 :04/07/09 16:27 ID:+UEmVb79
ジェライラの鎧で 城壁を作れば戦争準備共取られると言う考えも 有っただろうが 城壁を作らず共他国は攻めて来て居ないのなら 作っても攻めて来るのかだろうし 万一の備えを固めると言うジェライラの考えも 誤りでは無いのかも知れないが (町を全て城壁で囲まず共 日本の城の様に城を巨大として 戦争時は中に市民を入れると言う事も 出来るだろうが 仮に城内に市民を入れず共城壁の外の市民が 虐殺される事は有るだろうが 全滅するのかだろうし 城内に入れても城内の兵糧の問題も有るだろうから 市民の事を余り考えなくて良いと言うのは 正しいのかも知れないが (まあ虐殺を受ければ後の反乱の要因共 成るかも知れぬし 敵に市民が歓待されて兵と成ると言う可能性も 否定は出来ぬだろうが) 城外の食料を内部に持ち込めば どうなのかだが 城外の食料のみを持ち込んで 市民は外に出した方が 更に良いのかも知れぬが 市民が城内に入っても勝てる状況なら 市民を入れた方が国力の損失は 少なく成るだろうか)
ネリュントス魔法都市、お疲れさまでした。次回作も期待しております。
457 :
狩人 :04/07/09 20:37 ID:???
今の状況下で北に謝罪や米を送れと言っている連中が消えたように F世界に送られた日本では反戦デモをやるような連中は無視される 世論であって欲しい。
■「反米」発言――朝日や毎日のことですか
http://www.asahi.com/paper/editorial20040706.html >朝日新聞や毎日新聞の社説は、小泉首相が多国籍軍への参加を真っ先にブッシュ大統領に伝えたことや、
>国会抜きで閣議決定したことを批判した。それを「反米」と言うのなら聞き捨てならない。
>朝日新聞はイラク戦争に反対し、自衛隊の派遣にも反対した。反米だからではない。
>ブッシュ政権の単独行動主義が世界や日本、また米国自身にもたらす悪い影響が心配でならないからである。
築城編(すでに?ちがうかも) ('A`)<・・・・あの・・・ ノハ ゚ー゚)<何でしょうか?ご主人様 ('A`)<名前は? ノハ ゚ー゚)<北方の国アストリア国の皇女だったエリアといいます。 ('A`)<私は陸上自衛隊毒島ドクオ中尉といいます ノハ ゚ー゚)<追い出されても帰るべき祖国はありません。 ('A`)<・・・誰も出て行けとは・・・ ノハ ゚ー゚)<そんな感じでしたが? ('A`)<・・とりあえず部屋を用意させるから ノハ ゚ー゚)<わかりました ('A`)<部屋ヨロ ( ・∀・)<了解!ついてきてくださいー ('A`)<マヂでどうすんべや。。マンドクセー ( ・∀・)<中尉! (#'A`)<ぁ”? (;・∀・)<砦の築城のことですが・・・それについて来客です ('A`)<マンドクセ・・でも会う (;・∀・)<わかりました ( -@Д@)<城壁を作れば戦争準備共取られると言う考えも 有っただろうが、 城壁を作らず共他国は攻めて来て居ないのなら作っても攻めて来るのかだろうし(ry ('A`)<・・・
( -@Д@)<(町を全て城壁で囲まず共、城を巨大として 戦争時は中に市民を入れると言う事も 出来るだろうが (ry ('A`)<・・ ( -@Д@)<城外の食料を内部に持ち込めばどうなのかだが(ry ('A`)<・・えっと・・・いいですか? ( -@Д@)<何かね? ('A`)<それに対するお答えですが・・・・ ('A`)<壁外の住人でも、住人として登録して税金さえ払えば壁内と住人と同じ扱いをしますよ ( -@Д@)<しかし・・・砦の規模から言うと・・・・ ('A`)<常時拡張で対応ですが何か?・・・住人には砦の拡張の責務も役として課しますが ( -@Д@)<それは住人から・・・ ('A`)<それしか周囲から守ることができませんが?・・・まぁ税はその代わり低めですが ( -@Д@)<なるほど・・・(退出 ('A`)<マンドクセ・・・ (;・∀・)<何か凄い人でしたね ('A`)<次から次と問題が..マンドクセ...マンドクセ・・・もうねる (;・∀・)<お疲れ様です (#'A`)<なんでここに!ギャー ( ・∀・)ニヤニヤ そろそろ完成もよう<砦
以上です つぎは少し血ドロで泥臭くなるかも? レッツ攻城戦(防衛
>>仮初('A`)氏 乙であります。 新('A`)は初代('A`)に比べてだいぶ若い感じがしますね。
>>462 仮初ドクオ氏乙です。
>築城編(すでに?ちがうかも)
まあいきなり「城デキタヨー、守りましょう」って言われても
味気ないですし、こういうやりとりも面白いかと。
>>463 中の人は20です('A`)
>>464 あの規模の砦だとちょっとした大きさになるんで
どれぐらい割いたら言いのわからずじまいです
ただの物資集積地なら人とかあまりいらないでしょうが
恒久的な補給地として考えるならそれなりの人口があったほうが
補給ができると思います(大戦略の都市みたいなもんだね)
それなりの規模の砦ができたことによる影響がそろそろ出始めるころです
いい点
1.砦を中心とした周辺に家ができ始める
(近くに砦があったほうが安心する人とか)
2.交易商人らや住人によるバザーがちらほらと
(人が集まると物も金も集まり始まる)
いわゆる都市国家化し始める。
悪い点
1.軍事拠点もしくは都市国家の設立したと周囲からの認識
2.人、物、金が集まったことによりその拠点を他国が自国のものにしようとする動き
目立つようになり狙われやすくなる。
唐突に、SS投下 「日本異邦戦記」 外伝 新大陸を発見せよ 5 要求性能で出された基準排水量16,020tの艦体は、進水式以前の段階で、それを超えてしまっていた。 なにせ、必要な各種装備を搭載する必要があったからだ。 その装備の中には、危険度の高い細菌を扱う事のできる隔離室なども存在していたし、新大陸を発見した場 合、危険な猛獣がいるかも知れないため、上陸した探査チームの護衛を行う部隊が乗艦する必要もでたのだ から。 結果、最終的な性能諸元は、 基準排水量 19,536t 速力 巡航 19.1ノット、最大速力 23.4ノット 機関 電気推進式 乗員 122人 定員 253人 最大定員 280人 装備 航空機 UH-60JA X2 CH-47J X2 各種探査装置、各種実験室 となった。
6 なお、航空機がそれぞれ2機ずつあるのは、一機が故障してももう一機が運用できるようにした為である。 公試は、未だ夏の残滓を残す9月に断続的に行われた。 技術的な冒険が行われた海流発電━━どちらかと言えば、水流発電が適当だろう━━は、低速でこそ問 題なく稼動したが、速度を23.4ノットつまり最大速度にあげた途端に問題が露呈した。 それは水流の速度に対し、水流の勢いを受け取る為に艦体に収められたブレードが耐え切れなかった のだ。 その事実に、関係者は衝撃を隠せなかった。 海流発電の正体は、実は巨大な水車でしかない。 言葉で表すと簡単な事のように思えるかもしれないが、そこには現代の日本の科学の粋が集められてい るのだ。 すおうが必要とする電力は、この海流発電によってバッテリーに蓄積されこれを増幅器によって、各部が 必要とする電気を供給する仕組みになっている。 このバッテリーが艦内各部に最大電圧で供給できる時間は、最長7日間である。 通常は海流発電によって得られた電力をバッテリーに蓄積しつつ艦内に賄われるが、陸地の沿岸部に留 まる場合は、バッテリーを使用する。
7 もちろん、すおうにもシュレジエン産のブルジウムから作られた液体燃料はあるが、それはあくまでも 長期滞在が必要になった時や、海流発電に問題が生じた際に使用されるいわば非常用であるから、お いそれと使うわけにはいかないのだった。 とにかく、関係者らはブレードが収められた筐体を取り出して分解を行った。 どこに問題が発生したか確認する為だった。 分解したところ、関係者はさらなる衝撃を襲った。 あらゆる部分、ブレードや軸受けなどに金属疲労や磨耗によるとしか思えない破損や分断が生じていた のだ。 関係者らは、すぐさま問題を解決すべく東奔西走する事となった。 海流発電こそが、すおうの心臓部分なのだ。 これが機能しない事には新大陸発見計画も画餅と化す。 それほど重要なのだった。 金属疲労が起きたのは、強度が足りない為である。 そう考え、海流発電に適した素材を片っ端から試してみるとともに、筐体の構造についても見直しが図 られた。
8 水槽実験を幾度となく試して、これはと思うものが出来上がった事で再びすおうの中に、ブレードが 収められた筐体が搭載され、再度公試を行なう。 関係者らが固唾を飲んで見守る中、すおうは速度をじょじょに増しつつ、公試海域を波を割って進ん でいく。 すおうの後ろには、すおうによって作られた波が白く泡立って航跡をつくっている。 やがて、最大速度へと速度を増す。 とある関係者は、わが子を見るような気持ちで硬く拳を握り締めた。 行け、羽があるがごとく、行け。 問題なく、航行している事が伝えられるや関係者らは、大きく歓声をあげた。 やった。すおうが走れる。 公試を終了したすおうは、その後艦籍に編入され乗員や消耗品をこれでもかと言うぐらいに積み込む。 いよいよ、未知なる大陸へと向けて、すおうが旅立つ日がきたのだった。
今回はここまでです。
今回の訂正です。
>>468 の6行目
分解したところ、関係者はさらなる衝撃を襲った。
↓
分解したところ、関係者にさらなる衝撃が襲った。
乙です。 高性能の発電機とバッテリですか。おもしろいですね。いろいろ出来そう。
>470 乙。ところで、「すおう」の名は平成16年3月就役の、「ひうち」級2番艦に使われているのですが ・ひうち級「すおう」は沈んだ ・ひうち級「すおう」はこの世界では別の名前 のどちらかとして良いでしょうか? 「豊かの海」1〜ではひうち級が登場するものですから。
ここでバッテリーの劣化について、なんて言ってたら、嫌われるだろうな(笑)? ああ、ただの冗談だよ。終わり無き補給と整備こそが、現代兵器を維持する不可欠な要素だろう。 当ての無き船出だ。…常に最悪の状況を想定しているであろう! 以上、戯言終わり! このスレはまだ、死んでは居ない。情熱の有る、SS作家の居る限りはな!
とまあ、素に戻るとするかね。久し振りの、人間の『私』に。 国家。 個人の意志など意に介する事無く踏み潰し、突き進む、人間の生み出した最凶最悪の組織だ。 しかし、それは元々、一人では弱いままの人間を守る、共同体の一つに過ぎなかった。 誰がこんな化物にした? 誰が、そうなる事を望んだ? 誰も望まなかった。ただ、国家は自らの本能に従っただけだ。 構成員を守るために、裁断無き強化を! …力を欲するのは自然な成り行きだ。 構成員の無関心こそが、国家の暴走を助長する。誰かが、停めねば為らんのだ! 不平を言う前に行動するのだ!有権者たる資格を持つ者よ! 明日は参議院選挙だ。文句を言う前に、投票して自らの意を示せ。黙っていては、何も始まらぬのだ。
議会政治は、日本の場合、血で購ったモノでは無いので…軽く考えがちだ。 封建時代のような『世襲政治』が罷り通る不自然さが、現状だ。地盤・血縁・コネ…。 数え上げればキリが無い。せめて…物語の中の世界では…止めて置こう。 総ては作者の決める事だ。だが、忘れるな。 つい数十年前までは、今の自分の持つ権利が当然の物では無かった事を!
人間たる誇りのみを持って、巨大なモノに立ち向かう。自らと、他の者の尊厳を守るために。 それが眼に見えぬモノでも、眼に見えるモノでも。嗚呼、自衛隊よ永遠為れ! さらば!
True/False ◆ItgMVQehA6s殿へ。 それはただ単に、自分のリサーチ不足ですorz よって、「ひうち級「すおう」はこの世界では別の名前」を採用します( ;´∀`)
ああ、小官殿。 当てのなき旅とは言うものの、2年も3年も航海する気などないですよ〜。 その辺はおいおい、作中で語らせてくださいませ(苦笑
??? 戦況は最悪だった 毒男中隊長率いる第二中隊は圧倒的な敵軍に包囲殲滅されようとしていた ('A`)<総員抜刀!我が第二中隊は敵本陣に対し突撃を敢行せん! 中隊長以下総員が日本刀を抜刀し中隊長の号令一下敵本陣へと突撃を始めた ('A`)<精強なる我が兵どもよ我に続け! 密集陣形を取って突撃してくる中隊はまさしく修羅の如しだった。 彼らの突撃によってあたり一面は血と臓物で溢れ返えり阿鼻叫喚な世界へと変わっていった。 敵本陣を突破をし敵将を討ち取り敵は撤退して行ったが、中隊の損耗も激しく気がつくとその禍々しい場所に血と脂を滴せた刀を握っていたのは中隊長ただ一人だった ('A`)<ウワァアアアアアアアアア ('A`)<マタ、アノユメカ・・・イヤ・・夢デハナインダナ 毒男は自分の両手を見る ('A`)<・・・仕事ユカナケレバ ('A`)<・・・・ (;・∀・)<中尉!大変です! ('A`)<・・・ (;・∀・)<中尉! ('A`)<ナンダ? (;・∀・)<測候から知らせによると帝国軍がこちらに向かっています ('A`)<敵の規模は? (;・∀・)<攻城兵器を含む一個混成大隊の模様です ('A`)<ここまでの到着予測は? (;・∀・)<先行の騎兵、機動魔法部隊がおよそ3時間後。攻城兵器部隊及び歩兵部隊はさらに4時間ごと予想されます。 ('A`)<民間人を砦内に収納。敵進行方向にカタパルトを設置し之を以って敵の侵攻を遅延させつつ会敵までに敵部隊の数を減らす ('A`)<カタパルトの弾種は焼夷弾を使用し火計を用い侵攻を遅延。又びらん剤弾の使用を許可する ('A`)<之を以って敵を殲滅せよ。尚、突破された場合はVXガスを以って対処せよ...以上 (;・∀・)<やりすぎでは?・・・ ('A`)<これぐらいしないとまたくるぞ? (;・∀・)<..わかりました
土曜日分は以上です... 戦闘描写は今日以降になります...
なんだかなぁ... >小官どの 自衛官は、少なくとも士曹は、政治に不干渉が鉄則では。 最近の幕と私服は浮かれ過ぎている印象がありますがね。
すでにスレの3分の2以上が数人のコテハンの発言で埋まってる(´・ω・`)
484 :
狩人 :04/07/11 13:45 ID:???
むしろ某雑談コテ二人の書き込みが減少した結果、 あからさまにSS投下量が増大した事実を素直に喜べ。
>482 …お〜い…素の『私』に戻る、と冒頭で言い置いたはずだぞ(苦笑)? まあ、折角参政権持ってるのだから、行使せねばなるまい? 全スレにも置いたが、選挙は行かねばならぬのだ。 不干渉で居たくても、候補者の方で、我々の『票』を求める。あまつさえ駐屯地の眼前で『演説』すらやってくれる! まるでこのスレに出没する、『小官自身』や『小官をいじる誰かGさんやその他の者』のようにな(微苦笑)? 現代は恵まれている。だが、大部分の人間は足るを知らぬ。欲望を膨れ上がらせ、募らせるばかりさ。 その欲望が…更なる進歩を産むか、それとも悲劇の幕開けと為るのか? 総ては我々、有権者の意志一つだ。 石が転がってから、不平を言っても始まらん。己の明日を決めるために…小官は選挙へ行く事を、勧める。以上。
>485よ、そんなに小官の語りが恋しいようだな(大哄笑)! 真のダンディズムは人の嫌がる事をさらりと行う事が秘訣! 短レス駄レスの骨頂だな? それでは小官は逆にファイトを燃やすだろうよ。まあ、選挙に絡めてネタ振るとすればだ、 『無理矢理にF世界に秘密選挙制度を持ち込んだ理想家のお坊ちゃま達が眼前で繰り広げられる不正の数々にキれ、 投票監視を自衛隊に行わせ、本末転倒失笑必至の展開に至り、当の彼らだけがその奇妙な滑稽さに気付かない』 と云うSSのネタを振って見るが…誰も書かないだろうな。ネタも混交可能な美味しいネタなのだが、な。
488 :
狩人 :04/07/11 14:43 ID:???
F世界にどうやって啓蒙思想と法治主義を根付かせるか 議論しない? 日本は中国と台湾と朝鮮に根付かそうとして 台湾だけしか成功してないけどね。
何を言う!その前に蝦夷と琉球でも成功しておるわ!
「日本異邦戦記」 外伝の海流発電はありえないと思うんだけど、だれもつっこまないの? あれじゃ永久機関じゃないの? >>すおうが必要とする電力は、この海流発電によってバッテリーに蓄積されこれを増幅器によって、各部が 必要とする電気を供給する仕組みになっている。 電力をどうやって増幅するの? 10ワット時が増幅されて20ワット時になったりするの? なんかおかしくない? 現代日本をもとにするなら、海流発電が現在採用されていない理由と、それをどのように克服して実現したか解説すべきじゃない?
>490 うーん、水素電池のときもそうでしたがエネルギー保存の法則に反することでも 面白ければ良しということで……
492 :
狩人 :04/07/11 15:23 ID:???
蝦夷と琉球は内地だ。
当の蝦夷では本州・四国・九州、琉球では北海道・本州・四国・九州を「内地」と呼びますが何か?
494 :
狩人 :04/07/11 15:59 ID:???
>>493 そうだった。だが、明治には北海道や沖縄では日本語が話されていた。
それよりF世界にどうやって啓蒙思想と法治主義を根付かせるか
議論しない?
>>487 >現代は恵まれている。だが、大部分の人間は足るを知らぬ。欲望を膨れ上がらせ、募らせるばかりさ。
知らないから良くも悪くもここまできたわけで…。
>>490 前半についてだが、あれは帆船の一種だそうです。
後半は…同意。
497 :
496 :04/07/11 16:11 ID:???
帆船と言うのはただの提案だった。それについては作者さんは何も言ってなかった。
ということで、
>>496 は無かったことに。
>>490 回生ブレーキと同様、減速するときにしか使わないとのこと。
まあ、素直に太陽電池でも積んだら?という気はするけど。
>>498 それも一提案じゃなかったっけ>回生ブレーキ
むしろ基本は「ガレオン船」で! 通常および充電時に人力航行。 緊急時のみモーターダッシュ。 船内にでかいフライホイールがあってぐるぐる回してるってのも有りかもしれん。
投下しま〜す。
32回目の投稿 輸送戦記? 120 「総員、状況報告!」 ファイヤーボールの直撃。その直後にここの隊長が情況報告を命令する。 「死者なし。軽症者5名のみ。戦闘は可能です」 …直撃を食らった割には損害が軽いな。そう思っていると正門側にファイヤーボールが直撃したのが 見えたが、ファイヤーボールが着弾寸前に素人にも分かるぐらい減衰しているのが見えた。 PiPiPiPiPiPi 銃座そなえつけの無線の呼び出し音が響いた。多分指揮所からの問い合わせだろう。 「はい…こちらは死者なし。軽症者5名のみ。戦闘は可能です…はい。姐御たちの対抗魔法?それで 威力が減衰…ええ、この礼は100倍にして返します」 漏れ聞こえた内容によると姐御たちが防御魔法を張り続けてくれているから助かったらしい。ならば 姐御たちの負担を軽くするために魔法使いを倒さないと。 「隊長!帝國軍はこっちが潰れたと勘違いしています。お返しとして魔法使いを殺りましょう!」 「草壁、お返しはいいとしてどうやって位置を特定する?特定できなければ攻撃はできんぞ」 「私は魔力を視覚化できます。さっき見ましたが、敵魔法使いは5人しか残っていません。後は下が ったか死んだと思われます。今は4人と1人に別れているので4人を倒しましょう」 「…よし、やるか。それで敵の位置は?迫がもう無くなったから遠距離はダメだぞ」 「423.2m先の歩兵の集団の中です」 「よし、それならば草壁が照準した12.7ミリの弾着先を基準にして手持ちの火器を全部ブチ込むぞ」 奇跡的に生き残った12.7oにそれぞれが持つ5.56oに1つだけ生き残ったカール君による集中射撃に よるヤマモト・オプションね。 「12.7mm着弾付近に全弾を撃ち込め。着弾確認後に発砲。弾薬が切れたら正門に回る事。今度は向こ うが危ない」 「了解」 「草壁、狙いをつけたな…撃てぇ!」
121 狙うは大きい「青いもやもや」が見える歩兵連中。 多分護衛と思われる歩兵を排除し、中心付近にいる魔法使いを倒す。そのためには全火力を打ち込ま なくてはならない。道を開くのは火力、その道を塞ぐのも火力か。 僕が狙いをつけた12.7mmが歩兵を薙ぎ倒す。当然の事ながら外れ弾も出る、が、そこは5.56oがカバー してくれる。そうして火力で肉の壁を突き崩し、その向こう側にいる連中に、12.7mmと5.56oとHE弾 が叩き込まれた。 だが向こうも最後にこちらに向かってファイヤーボールを打ち込んできた。それはおそらく断末魔の あがきだったのだろうが、だからこそ後先考えずに魔力を注ぎ込んだ強力なものだった。結果、防御 魔法による減衰があっても威力は強力なままでこちらに向かってきた。 「た、退避!」 魔力がデカイ分、足が遅いようで今度は退避する余裕があった。 僕を含めた隊員は全員足す方が、置くしかなかった装備が丸ごと吹き飛んでしまった。もったいない が帝國軍の火力の40%を吹き飛ばしたから十分に元は取れている。 「総員、点呼」 「総員無事です」 「正門に急げ!」 もうこの銃座は使い物にならない。ならば次の攻撃目標と思われる正門に向かうのは当たり前だ。 帝國軍は最初は散発的に魔法攻撃をしてきたが、何度も大損害を受けたのでそれぞれの火点に集中砲 火を浴びせた。どうやら残っているのは正門だけらしい。その正門ももう少しで沈黙しそうだ。今ま での攻撃での損害に、最後に残った魔法使いの攻撃+矢で攻撃しにくくなっている。ならばその隙に 正門に押し寄せるのは当たり前だ。それにしても魔法の集中運用をとっさに思いつく指揮官がいると はF世界も油断ができない。
122 正門に人が集まっていた。 正門の上にある見張り台にも人がいたが…見ているうちに魔法の直撃で崩れた。 そして門前には伊良子3佐みずから指揮を執って準備を整えていた。 「おう、来たな。全員火器はあるな…臨時に造った遮蔽物に隠れて待機だ」 まさか。 「おそらく門は破られる。向こうの連中は丸太を使った破城槌を持っているからな。そこで突入して くるだろう。で、バリケードを臨時に造っておいたからそこで足止めしているウチに殲滅。その後 にそのまま射撃なり突撃に切り替える」 うを。ア●スラー●戦記(頼むから続編出して)にでも出てきそうなカウンターですな。本当なら落 とし穴もつけたかったに違いない。 「草壁君。君は別の所に行ってくれ」 「はい…ですがこちらは人手が必要なはずです。ここで外すのは私が民間人だからですか!」 「違う。君は城壁にこっそり上り、帝國軍の動きを細かく報告してくれ」 「はい。ですが」 「命令は既に達せられた!護衛を2人つける。行け!」 「は、はい!」 大慌てで駆け出す。しょうがない、3佐にあそこまで言われてしまったらもうやるしかない。 大急ぎで梯子を使って上り、瓦礫で身が隠せるところにこっそり潜む。こっちは準備万端整った。こ っそり帝國軍をみてみたら攻撃が止めてまた白旗を掲げた騎士が走ってきた。ありゃ最初に降伏勧告 をしにきた奴じゃないか?だけどなんだかぼろっちいが。
123 「我は栄えある帝國騎士アンドリュー・ニコルスである! 諸君の防戦は見事であった。が、もはや 落城は確実である。そこで我が大将デニーズ・ヒックリー様は諸君らに再び名誉ある降伏の機会を与 えて下さった。すぐに降伏すべきである!」 …またかよ。そうおもっていると伊良子3佐が拡声器で返答した。 「降伏か…考慮しよう」 「おお、やっとその気になって我が帝國の力を知ってひれ伏すか」 「しかし困ったな。こちらには帝國軍を全員収容できるスペースがないのですよ」 「…何を言っている?」 「帝國が我々に降伏するのでしょう?」 3佐…あなたはイギリス人ですか。後はこの時の為にそのセリフをとっておきましたね。 当然と言うかなんと言うか、ニコルス君はカンカンに怒って戻っていった。 陸自隊員からはヤンヤの歓声があがり、修道士とクラウスちゃんたち騎士は呆れ果てているようだ。 「ホークアイより総員。盛り上がっている所悪いのですが、帝國軍が接近してきました」 そう無線にささやき、実況中継を続ける。 「あと100m。90m…」 「総員着剣」 小銃に着剣する音が響く。 WW2以来初めての部隊単位での銃剣突撃があるのか。諸外国からけっこう恐れられている上に、掃討 段階での出会いがしらの戦闘が多くなって見直されているらしいが。 「総員抜剣」 こっちはクラウスちゃんたちだ。 「総員射撃準備。ただし突撃は命令あるまで待機」 こっちの準備は整った。そしてついに始まった。 「帝國軍が突入しました!」
終了〜 攻防戦もそろそろ大詰め。どーなることやら。 実は「総員抜剣」は「総員抜刀」の方がかっこいいな〜と思ってましたが クラウスちゃんたちgは剣装備だったので「抜剣」に。
Call50 ◆XVAlPbeLKw 殿 乙であります。 魔力視覚化ってか練ってるところボワーッと見えるんですかね。 あと、遅レスですがバッテリーについては、何かと新しい技術が出てきている 様ですよ。いろいろな設備を運用保守する者にとっては寿命とか性能の面で 頭が痛いわけですが、そういった欠点についてもこのご時世研究が盛んなんで いいと思いますよ小官殿。「電気二重層キャパシターモジュール」あたりでググる と。。。「電力」の「増幅」と言うあたりは突っ込みどころなわけですが。 蓄電された電力を制御装置によって各部に給電するとかに修正すべきですね。 回生に限らず、海流の強いところ(河川の河口近くなどはイメージしやすい)で 投錨・蓄電するとかすれば使えるんでは?太陽電池ももちろんありありですが。
SS埋設行きまーす。地雷用の柵付けておきますね。 ******************************************** 帝国の戦争 監督の暴露日記・4 「ところで太陽国と言うからには、太陽崇拝が随分と盛んなんでしょうな」 アクスは話題の種に、ふと思ったことを口にしてみた。今回の勘違いの原因である 『太陽国』という名前の事は気になっていたし、相手国の信心深さを知っておくのも 悪いことではない。 しかし帰ってきた返事は、少々意外な物だった。 「いえ、太陽国は太陽崇拝をしていません。昔はそうだったと聞きましたが」 「そうなのですか?てっきり私どもは、貴国が信仰の為に付けた名前かと思っていました」 アクスの疑問を含んだ言葉を聞いて、男は苦笑した。 「どうやら誤解があったようですね。実はあの名前は、王国連合の方で付けた名なのです」 その言葉でアクスは、ようやく納得できた。太陽国の名は王国連合の意訳であって、 本来の名では無いと言うことだ。それならば名前と中身の不一致も理解できる。 しかし太陽信仰が無い国ならば、なぜ太陽国なのだろうか? 「では本来の名は、何というのですか?」 「太陽国の元々の名前は、ニホンといいます」 「ニホン、ですか。なんだか妙な発音ですなあ」 後ろの大臣と事務官が、明らかに反応したのが分かる。ニホンという本来の名を 呼ばれたことに気付いたのだろう。しかしなぜだか、背中がむず痒いような顔をしていた。
「彼らの言葉で『太陽のもとにある国』つまり日の本、でニホンと言うそうです」 「とすると、ニホンというのは太陽に近い所にある国なのですか?」 「ええ。私の住む国よりも更に東、日の恩恵に最も早く浴せる場所にあります」 その言葉を聞いたアクスは、やはり妙だと思った。東の果てには大きな海があるが、 そこには野蛮人の住む小島しか無いはずだからだ。しかしその疑問を差し挟む前に 男は返答した。 「もうひとつは、ニホンの皇帝『テンノー』が太陽神の血筋の方だからでしょう」 「なるほど、それで『太陽の国』と言うわけですか・・・しかしそれでは、 やはり太陽信仰が無いのは分かりませんな」 アクスは神の血を王が引く国に行ったことがあるが、そういった国では殆どが その祖先たる神を崇めていた。だから皇帝が太陽神の血筋なのに、その信仰が 無いことはどうにも理解できなかった。 「その辺はすこし複雑になりますが、ニホンの歴史的経緯の問題です」 「一体どういう事なのでしょう?大変興味がありますな。お話しいただけますか?」 「では、お話ししましょう。といっても私も聞かされただけですが」 通訳の男は、この奇妙な所だらけの国について語り始めた。
「ニホンは昔、彼らが『世界』と呼んでいた所の全てと戦争をしたそうです」 男がとつとつと語りだしたのは、神話の時代の戦いのようだった。もしくは古すぎて 伝説と化したような、どこか現実感のない大きないくさの話であった。 巨大な船の群が海を渡り、数百万に及ぶ軍が動き、大陸に海にそして空に戦った。その世界の 覇権を賭けた死闘は長きに渡り、その戦いにニホンは敗北した。国中は焦土と化し、街一つを 焼き尽くす巨大な火を二つも喰らい、民草の多くが死んでいった。 アクスはそこまで戦争の話を聞くと、思わず唸った。話の内容からすると、これはニホンと 言う国の、いわば創世記にあたるような話では無いかと考えた。 「そしてニホンは、国を新たに作り直し始めたのです。今までの住処や街、様々な物を 変化させ、新たな力を得られるようにと。しかし人々の心は、敗北によって混乱していたのです」 「その混乱を立て直すために、信仰を変えたと言う事ですかな?」 戦争によって王や貴族が宗旨変えする事はあるし、国を強くするために宗教を改革する事も 珍しいことではない。帝国にしたところで、歴史上宗派や国教が何度も変わったことがある。 「ええ、そういう事です。まあ変わっている所と言えば、テンノーが 自ら人間であると宣言した事でしょうか」 この言葉は、アクスは特に気にしなかった。皇帝自らが神を名乗る場合はあるから、 それを取りやめただけだろうからだ。むしろ後の言葉の方が、アクスを驚かせた。
「そしてテンノーは、『私は神ではなく、民と共にある者である』と言ったそうです」 「なんと!皇帝自らが、民と共にあると言ったのですか?」 さすがにこの言葉には衝撃を受けた。神自身であることを捨てても、神の代理人たる事まで 捨てるような統治者など、聞いたこともないからだ。 「そう言ったわけで、今のニホンでは太陽信仰が取られていないそうです。 テンノーは神ではなく、民と共にある国の象徴であるということらしいです」 「ふーむ。色々と興味深い話を、ありがとうございました」 「いえいえこちらこそ、受け売りの話で申し訳ない」 型どおりの挨拶を交わしたアクスだったが、内心の疑問と混乱は更に深まった。 訳が分からないどころではない。ニホンという国は、自分たちの知る物とは 全く別の歴史を歩んできたようにしか思えない。異国の人間というよりも、 まるで別の世界から来た何者かのように感じられる。 様々な思考の展開を行いつつ、アクスはその後他愛もない話を続けた。 大臣とも幾らか言葉を交わし、ニホンは帝国に対し悪意の無いこと、ニホンは 帝国と通商の意志が有ることなどを聞いた。 そうしている内に夜は更けていき、アクスとニホン大使との会合は終わった。 アクスは寝床に引き上げる途中も、様々なことを考えていた。
技術に優れ、歴史を持ち、民と皇帝が共にある国。皇帝が居るならば帝国なのだろうが、 それにしても自分たちの『帝国』とは随分と違う。しかも話や大臣の言葉からすると、 元々戦争を好む国でも無いようだ。通商を望むと言うが、こんな奇妙な連中と果たして 商売がやっていけるだろうか? アクスはもう一つの「帝国」に思いを馳せながら、どうでも良いことも考えていた。 「テンノー」や「ニホン」と言ったときの大臣達の妙な顔は、一体何だったのだろう。 笑いをこらえているのか、怒っているのかも良く分からなかった。これも彼らニホンの 文化なのだろうか?だとしたら、やはり理解しがたい人々だ。
***************************** 地雷埋設完了!って宣言遅すぎた! うわ佐藤三佐やめ(ry 「この役立たず!ボケッ!」 ちくしょういつか殺して(ry・・・いや、その前に拘禁して新刊を・・・
乙!
GJ!いいねぇー
GJ! 続きが気になって眠れないけどなんとも無いぜ!
お疲れ様です。 確かに中世レベルの戦闘しか経験していない所にとっては参加総兵 力や死者が数十万単位の大戦争は「神話」にしか聞こえませんわな。 そーいや南洋のある島ではWW2が神話化されているとの話があったっけ。
>>518 カーゴ・カルトもそんな神話って・・・(w
おつかれー^^ F世界帝国の視点のこの作品、楽しみにしてます♪
乙です、さて寝るか・・・。
トリップ忘れてないかテスト…
いつぞやのガンパレくん
>>185 へ。
面白そうなので軽く設定を考えてみる。
状況
・日本列島、あるいは九州が異世界に転移、現地生物(死ぬと幻のように消滅する事から幻獣と呼称)と交戦状態に入る。
・自衛隊の隊員死亡率は月を追って増加し、予備自衛官も総動員しても物量が足りない。 ついに少年工科学校の生徒まで前線に駆り出されるまでになる。
・このまま戦況が悪化すれば、徴兵制度も導入されかねない。 物資も欠乏して国内はインフレ状態。 果たして日本に明日はあるか?
制限
・装備は自衛隊のものを基本にして、出したい兵器がある場合は以下略。
・士魂号とか出さない。 ウォードレスも出さない。 士魂Lと北風は理屈とハッタリ以下略でどうにかできるかの境界線。
・猫神とか絶技とか精霊手とかは設定をスレに合わせて作り直す工夫が必要かも。 敵が魔法使ってこない代わりにって事で住人を説得しろ。
・OVERSとかも出さない。 意味不明だから。 WTGの存在は転移の説明付けに生かすことが出来るかも。
・聖銃とか竜とかややこしい事になるのは問題外。 というか、上記もだが全てにおいてゲームの設定をそのまま持ち込んではいけない。
骨組みだけを利用してスレの方向性っぽく肉付けすればいけるかも。 失敗すればピーナッツ野郎。 適当にやれ。
やったこと無いから分からんが何であの世界アメリカがやられてるんだ?
>>525 南北アメリカ、アフリカの一部、日本のみが幻獣に対抗しています。
他の所はすでにやられて人類の勢力圏に有りません。
>>524 あの世界は「根性」と「気合い」でどうにか出来る世界なので軍板よりになってもGPMよりになっても問題出そう。
っていうかあの世界日本にいるのは「一人を除いて全て人体強化クローン」て言う世界なので土台が違う。
ちと自分の作品でも投下してみる プロローグ 照りつける太陽が厳しい夏。 しかし、様子が違った。 照りつける太陽は一つではなく二つの太陽が照り付けていた。 ----自衛隊が原因不明の事態で異世界に飛ばされて2年が経としていた。 転移した自衛隊-- 正確には混成団が丸々転移したいといってもいいだろう。 転移した初期のころは事情も飲み込めず隊員に被害や異世界の住人とのトラブルが絶えなかったが 隊員たちがこの異世界での言語を習得するようになってからは初期のころの誤解も解け ---復讐と憎悪の連鎖を生み出す最悪事態には至らなかった。 そんな世界でのある一人の男の数奇な物語である
528 :
525 :04/07/14 01:12 ID:???
ということはEU諸国とアジアは壊滅状態なのか・・・ そこまでなってるなら核ミサイル乱れうちとか出来そうですが 他に設定あるんだろうな・・ スレ違いなんでここまでにしときますが
一人の男が駐屯地の草むしりをしていた 彼の姿を大まかに言うならば秋葉原を闊歩している肥満体というべきだろうか。 滝のように汗を流し首にかけてあるタオルで他人を不快感にし鼻が曲がるような汗をぬぐい、鎌を使わずゴム軍手での作業で呼吸は鼻息荒く 見ているだけでも真夏日の暑さと梅雨の湿度90%を併せたような不快感をかもし出している。 そして彼は怨嗟の声なき声を上げ草むしりに勤しむのであった。 「よう、柏木1尉」 蹲る様な形で草むしりをしていた男---柏木1尉は首を声がかかったほうに首を向けた そこには彼と同じ作業服を着た男が彼の斜め後ろに立っていた 「...何だ桂木1尉じゃないか」 柏木に声をかけた男---桂木1尉は同期であった。 「指令がおめえさんに用にあるってよ。作業中断して司令室に来るようにとさ」 「わかった」 柏木は思った、又何か面倒なことでも押し付けられるのだろうかと。
「・・・・貴様には特別任務を与える」 柏木の上司の井村司令は開口一番彼にこう告げた 「はあ」 特別任務だと?どうせまたロクでもない任務だろうな・・・ 過去を思い出してみても「F任務」などろくでもないものばかりだった 「アレだ魔法学校に行って貰う」 わが耳を疑うような発言が出たような気がする 「いまなんと?」 きっと聞き間違いに違いないから聞きなおすことにしてみた。 「今度、試験的に魔法部隊でも作れたな・・・ともってな....詳しいことは現地への移動中にでも聞くように。以上」 そう答えるとすぐに司令室から蹴り出された 「ありえねぇ!ありえねぇマジありえねぇ!」 魔法だと?何かの冗談に決まってやがる・・・クソッ・・・誰も彼も俺を馬鹿にしやがって!
今日はここまでー ('A`)もがんがりまつ タイトルは A1尉と奇妙な世界
532 :
525 :04/07/14 01:22 ID:???
割り込みして申し訳ない・・・ 腹切ってきます
お、ドクオ氏ですか。乙です。そういやどっかのパロ漫画にハリー・ブッター
とか言うネタがwデブ自衛官が、どんな感じで魔法習得していくのか?
魔法設定がキモですな。
>>528 氏メル欄ドゾー
柏木設定 デメリット 1.歩く体臭兵器 2.百貫デブ 3.粘着気質 メリット 1.俊敏(ダイエットを諦め下半身強化) 2.言われた事はこなす 3.遣り通す(←粘着気質) 文中にあるような性格です
>>533 某CrossHermitとハリポタな世界観にA君と新城少佐を掛けて累乗したような主人公です
後者は御大作品だって?(PAM!
>523 そうか、また名無しで誘導かつ卑劣な行為をしていたか。毎度毎度ご苦労な事だ(苦笑)。 >524 …人を憎んで『罪』を憎まず。遣ってくれ。楽しみだ。…色々な意味でな? 有無? ウム。
>524 っと、人任せカイ! 小官また早とちり! …完璧なSSマダー? なんて言って見たり見なかったり。 で、自分のは? と聞く人間こそ小官大事に思ったりする。「毒食わば皿まで」だ。現時点でのSSの『ハードル』を 限り無く低くする目的で、「テイスト」を軽くし、現路線で少し引っ張る。>317を見て少々鬱に為り、飲めぬ酒を飲んだ。 こうなりゃ自棄だ、と思ったり、な? 好きにやるさ。…いつか来るだろう、彼らの滅びの日を夢見ながら、続きを書く。 世界がどうあろうとも、己で己を辞める事は出来ん。それを遣れるのは、己の死ぬ時だけだ。だから、人間は足掻く。 自分は此処に居るのだとな? 人間が自らの生きる意味を自覚する時は、誰にでも存在する。違いは遅いか早いかだ。
>>536 あえてコテで苦言を上奏します
あなたの作品は好きです
ですが・・・煽るような発言は控えていただきたいと存じ上げます
思うところがありますでしょうが、言っていい事と言うべきではないことがあると思われます。
このスレは貴方だけのスレではないのです。
そして貴方は貴方の発言をインターネットという通信網で世界に向けて発信している事を
理解すべきかと思います。
スレのメンバーに迷惑にならぬ様何卒よろしくお願いします。
諌言、痛み入る。その覚悟有っての『私』の発言だ。 そして、スレを私物化するなど大それた事など考えても居らんよ。 煽りと取られたのは残念だが…叱咤激励と…行き過ぎた様だな。 『私』は、一人の紳士で有りたい。諌言、有難う。…感謝する。
ここで取って置いたネタを一つだ。 自衛官の教育は、被教育者を『追い込む』事から始まる。『お前の精一杯はその程度か? 』と。 言われた方は堪ったモノでは無いが、否定しなければ『無能』の烙印を押されてしまうので、頑張る。 そして自分自身がどれだけの『ポテンシャル』を持っているのか、その中で自覚するのだよ。 『いままで信じていた自分の限界は自分自身で作っているに過ぎない』とね。頑張る事が当然の事と 為るのだよ。その分、自負心も生まれる。『あそこまでやれた! この位、何だ! 』とな? スレでこれと同じスタンスに立って発言して来たが…少しでもそれが伝わって居ただろうか? 来るべき学生達の夏休みのために、コテ名を『教官』や『助教』に変更してしまおうかと考えている。以上。
541 :
528 :04/07/14 10:41 ID:???
>>526 そこら辺は「ゲームの設定は可能な限り切り落として本当に骨組みにして肉付けしなおす」で。
>>537 自分で書いても見たいがGPMの何やかやをGPM関連以外の場所で語るのは、2ちゃん系列でないBBSで2ちゃん用語やルールを乱用するのと同じくらい痛い行為。
アルファの信者は過去にネット上どころかリアルにまで及んで各方面に迷惑掛け捲ったので色々と自粛している。
>>185 にもそれを忠告しようと思ったが本文に入れ忘れたけど。
考えるのはいいけど実際にこのネタでGPM厨くささを出さずにいるのは少し自信がない。
このネタでSS展開するのはかなり魅力と誘惑を感じるところだけれども。
あと関係ないけど、本スレや分家で語ったあんたの理想やら努力やら云々は、GPMのある登場人物に通じるものがある。
が、その人物ほどの説得力が感じられない。 理由は何度も述べたとおり。
あんたの理想は「青」に通じるものがあるので、できればあんたも自分の唾棄すべき欠点に気がついて克服して欲しいと思うよ。
Sの話とMの話を比べてみると、Mの話はどうもわかりにくい。 Sは普段、報告書を書くことが多いと言っていたが、そのせいであろうか。
>543 同意、報告書って人に読んでもらう文章書かないといけないしね、その辺りで 違いでてくるんじゃない?
私も報告書はよく書くのですが、なれない時分は10行くらいかかっていたものが 今では2〜3行で終わっています。そういう事ではないでしょうか。
読ませようとか推敲してないし。 感情に任せて思ったことただ書いてるだけだからな。 そりゃあ意味伝わりにくいだろ。
報告書の様な文はSSにはあまり必要ではないし、まぁいいだろ。 気にしない気にしない。
>546 意味伝わり難くていいならそれでいいのかもしらん だが結局はみんなの返事は「で、何が言いたいんだ?」となるわけで それに対してチミが「だから何度も言ってるだろうがボケ茄子共め!くぁwせdfrtgyふじこlp;」 と、ならなければ全て収まると思うのだが実際の所はそう上手くいかんわけで。 そんな荒れてる愚者タソハァハァ(*´Д`)
素直にワロタ
小官・愚者らは、回線切って首を吊るべきだ。 また、彼らはただ首を吊って終わるものではない。 ネ申戦車T-72神が使徒、БуратиноがFAEの業火に投げ込む者達だ。 彼らにレスするものも同様だ。 理由はスレを荒れさせるなら自分が死ぬべきだからだ。 詳しい理由は過去スレ等で熟知すべし。
俺はともかく小官殿は首吊らんだろうな。
お前が小官嫌いなのは分かったからSSの続きを書いてくれ
このスレの小官ならば名誉に掛けても吊らんが、(そもそも回線がワイアーでは無いのだよ! ) 中の人の『私』は、魔人を産み出してしまった責任で割腹自殺遂げたい程に恥じ入っていたりするのだよ。 こうも粘着質だったとは露知らず、かなり構ってしまった『私』の責任は…現在取っている最中だ。 何せ今はスレ的制裁の『レスアボーン』まで喰らってしまっている。飽くまで一般人と語り合いたい『私』にとって、 耐え難い制裁だ。哀しいのだ! と置いて置く。シュレック2に、ネタを先にやられた。アレにアントニオの声を…! 小官的にあのネタは絶対遣おうと…! まだ、遅くは無い。外見描写を行わなかったキャラが一人? 存在する。 後々しようと取って置いたら…! ここで教訓だ。『ネタは小出しにするな、常に全力投球で! 』…思い知らされたよ。
欲せよ、さすれば得られん −名も無き賢者 中央校舎 円卓の間 闇とも光ともつかないこの部屋で 佇んでいる五人の老賢者たちがいる。 「よろしいのですか?学院長」 五人の中で二番目に年を取っているであろう老賢者が一番年を取っている老賢者−学院長に問いただした 「ふむ・・・悠久に流れる我々の時には刺激も必要だろう」 「しかし!」 五人の中で一番若いであろう一人の老賢者が声を荒げる 「学ぶ者を拒む事が我々にできようか?道を進む者を助けるのが我々の使命ではないのか?それが我々の誓いであり誇りでは無かったのか」 学院長は両腕をを天に掲げ眼前の四人に説いた 「我々の誓いと誇りにかけて」 「我々の誓いと誇りにかけて」 「我々の誓いと誇りにかけて」 「我々の誓いと誇りにかけて」
まるでドナドナのように柏木は高機動車の後部座席で揺られている 司令室から蹴り出されて息をつくも無くすでに私物が纏められていた鞄を渡され 搭乗したから早30分が過ぎた時であった 「・・・で、それは何だ?」 運転席で運転している桂木から書類らしきものを渡された。 「まぁ、取りあえず読め」 皮製の封筒を覗き込むと幾つかの紙切れと冊子が入っていることに気がついた 「これは?」 怪訝な顔をして桂木に話を聞いてみることにした 「先方がおめーさんのために用意した資料だとよ」 よくみてみるとA4サイズのハードカバーの本に手帳サイズの冊子が一冊に紙切れが入っている 「にしては造りが凝ってるな」 ハードカバーの本を斜め読みして見ると学園のことこの世界のことが書かれていた 学園は学ぶ意思のあるものを拒ない。 学園には賢者を目指す者がほとんどである 賢者とは−職業でなく学を修め人を導く者である。 学園を卒業すれば賢者に成るわけではなく−学園はなる為の基礎を作る為でしかなく経験と行いにより人々からそう呼ばれるであろう。 学園には魔術師の道以外にも−剣士、重剣士、狩人、僧侶・・・その他といった職業に就くことが出来、学ぶことが出来る。 中央校舎と四つの城とそれらに四つのクラスがある すべてのクラスは世界の理を知るために魔法を学ぶ エルクス .剣士、重剣士、狩人の職業と学ぶことが出来るクラス セレウス 魔術師の職業と魔術を学ぶことが出来るクラス ニビルス .闇について学ぶクラス 全職業を学び就くことが出来る イルミナス 全てが自由なクラス など等がかかれていた 「ふーん・・・さしずめ様子見で自由のクラスかねぇ・・・」
今日はここまで(´ー`)y─┛~~
あー・・・なんか感想あるとうれしいかも( ´▽`)σ)´Д`)
モロアレなんで設定変えて改定盤出すかも(;´Д`)
>>553 思いつめないことが一番
そういう気分のときは飲んで寝るのが一番です
やっぱレスがあってこそだと思う今日この頃
乙です。 さて、自分の近況ですが、意味不明な障害が起きていたメインマシンが復旧。 ケースの中を開けて、ちゃんと接触してるかなど調べた後、電源入れたら・・・。 復旧しましたOTZ ホントに意味不明です( ;´∀`) なので、本編が書けるとこなんですが、外伝ちゃっちゃっと終わらせる事にします。
さてと、夏仕様でテスト…と言いたい所だが、抽出し難くなるだろうのでスマン。小官だ。 冬厨春厨秋厨あれど、夏は特別! 活きのイイ奴等が大量流入! …やも知れぬ。小官、準備良し! 異常? 以上。
ルドルフ・シュタイナーこそ偉人なり! と言って見る小官だ。 ほぼ同時代に総統閣下がいらっしゃたのが皮肉と言えば、皮肉だ。 「人智学」。人は偉大な存在に為れるや否か? 小官は信ずる。 人間の持つ可能性と、『光』を嗜好する素質を! 意味不明? 興味を抱いたならば先ず自分で調べよ。先ずはそこからだ。
「ただの人間が我らに勝てるか?」
「こっちは努力してるからね…」
「ばか。 そういう時は、いや、勝てないと格好良いことを言うがいい。
まったく普段の努力は、そのためであろう? 」
高機動幻想ガンパレードマーチより引用
我はFOOLにしてMAGICIAN。 己の可能性に気付かぬ愚か者。
我は青を目指すものとして、ここに朝を呼ぶ。
我は未来だ。 どんな未来になるかわからないが、きっと良い未来になるだろう。
というわけで名乗りも上げたし、
>>524 を元になにかSSでも考えてみるか。
今時GPMねぇ・・・
なあに、大事なのは情熱と説得力だ。古いも流行りも無いのだ。 小官いまだにシュツルムパンツァーやチハ殿、T−72神に心ときめかすアブナイ大人だ。 情熱を持った者は、停められん。その生き様のみを、見守るが吉さ。
>560 引用の後の3行文、2行目がやたらデムパ発信してますよ なんでそう思うかって? 漏れは受信アンテナ~~~(゚∀゚)~~~~搭載済み
今更だが、Call50氏の作品を読んでいて、六芒郭を思い出した・・・・・ もしや最後は陣地全体を爆薬で吹き飛ばs
>>563 あなたはいい新型ですね。貴方を見て英霊たちが「ああー、俺のとこにも
あんな装備があったら・・・」と呟いています。くれぐれも連れ去られぬよう。
>>563 ファンは平気でこういうことを口にする。 だから普段自粛してるのさ。
>>566 たかだか20レス前の自分の発言すら保証せんのか?
>>546 >感情に任せて思ったことただ書いてるだけだからな。
設定を書いてみよう ('A`)<マンドクセ Q。学園のクラスが職業別なわけ A。職業訓練を兼ねた学園と考える 僧侶・・・教会の師弟の育成をかねる 剣士系・・・騎士の(ry同上 以下ry Q.じゃあそれ以外の人間は? 基本的には魔術師。 本来は魔術師の学校であるから。 希望があればほかのもOK。 この世界の職業 ダブりあり 上位職 1.騎士(剣士、重剣士)[王、諸侯、兵士] ↑ 2.僧侶[大司教とか教会関係、僧兵] 2.魔術師[宮廷魔術師、生産職、兵士] 基本階級 2.狩人[狩人、生産職、兵士] 一般職 3.商人 3.職人=職人、生産職 3.農民[小作、本百姓、生産職、雑兵] ↓ 追補 尚、上位と下位が重なる場合上位を取る(マジックアイテム作成をする魔術師など) 職人=上位職に含まれていない場合、生活用品等や家具や建築を示す 商人=ほかの一般職の商業活動を含めない専業としての商人とする。(Ex;交易職人とか) 一般市民=一般職からなる市民 役人=上記に記載してないが上位職がつく役職 尚、一般・上位の枠組みには例外もあり(豪商etc・・)
Q。賢者って?魔術師のことじゃないの? A。職業のことではない 広い知識と経験を治めたる者のことである。 賢者であり騎士である王が存在し国を治めるという事例もあり。 賢者≠知識エリート層 役職でもない。 学を治め苦難を乗り越え冒険し人を導くようになれば自然に呼ばれるもの。 尚、学園の教師は後任の育成のため賢者が行う 賢者A略歴(魔術師) 学園を卒業後10年間各地を旅し、旅々の街や村で人々の問題の解決や数々の冒険をこなす。 それが認められ賢者と呼ばれるよになる。 その後学園の教師となる 賢者B略歴(狩人) 学園を卒業後冒険に出る。とある村で住居を構え村の世話役となる。 何時しか村人から賢者様と呼ばれようになる。
以上 「ようこそ学園へ〜入学前の予備知識 エルミナントス著」より抜粋 --------------------------------------------------------- と・・以上です 本からの抜粋形式で設定を書いてみました
571 :
185 :04/07/15 23:57 ID:???
>愚者氏
まさか今になってレスが来るとは・・・
確かにご指摘のとおりです。
やり込んだ訳ではないので、後半の単語は良く分かりませんが。
SSにするのはかなり困難なのでやめて置きます。
助言ありがとうございました。
ただ、お願いですから、煽りは止めましょう。
>小官氏
スレ違いかも、と思いながらもガンパレードマーチについて
>>187 >>188 に書いたのは、貴殿の好きそうなアツい台詞が多かったので、
貴殿の感想を聞いてみたかったからでした。
どうでしょう?お暇があったら、検索してみてください。
長文失礼。
たまにはマッタリと雑談でもどうでしょうか?( ・∀・)つ旦~~ しすぎると問題ですが・・現状はちと寂れているよう無きもしない気がするんで・・・ 日本で作れる武器で(F限定)で考えると日本刀が近接武器では最強の部類かなと 弾数制限もないし・・・でも刃こぼれで切れにくくなるか 因みに板バネ 刀でググルと実際に作ったやつが・・・
しかし 日本の国立図書館とかの蔵数知ったら 異世界の賢者達も 驚愕するんじゃないだろうか? 一千万冊以上だっけ あそこ。 あと 製紙技術 活字印刷とか向こうでは重宝されるんだろうね
574 :
名無し三等兵 :04/07/16 07:47 ID:y5/OMH9U
本一冊の値段はどれくらい開きがあるのかな、世界史の時間で先生の話で今より もずいぶん高かったそうだが。
ヘボそうな剣だと思って襲ったら、手下がバサバサ切られていって驚愕する山賊のお頭に萌え(ぉ
>572 射撃兵器ならば、廃車の板バネや放置自転車のペダルやチェーンやギアを組み合わせて 足漕ぎ式のクロスボウとか出来ないかな? とか妄想しておりましたが。 それをリアカーに据え付けて、駄馬にでも曳かせて戦場へ 部隊は日本で教育されたドワーフやエルフの混成部隊で、射手のドワーフがドリャーとペダル を踏み続け、その傍らで給矢手のホビットが、日本の矢竹で作った矢の詰まったカートリッジを 次から次へと交換。 観測員のエルフは数百メートル先の着弾を観測して、修正量を指示。 …なんてシーンを思い浮かべてましたが、ストーリー考案どころか資料漁りもせずに妄想で おわっとりますハイ。
578 :
狩人 :04/07/16 18:05 ID:???
本の膨大の量に滂沱する学者。 でも読めなくてへこむ学者。 でもそれは超自然学の学者も同じだった。
紙を輸出できないものか・・・・? 羊皮紙より安く使いやすい和紙、タラス会戦後の様に技術の流出を 防げばそこそこ金になるし異世界の学問の発達にも貢献するはず。
>>573-579 当方調べてみました・・・
http://www.tabiken.com/history/doc/I/I239R200.HTM 紙が生産されるようになるまでのヨーロッパは,書物の筆記材料として
羊皮紙を用いていた。これは羊一頭から二つ折本4ページ分がとれる
ことを意味するから,1冊の聖書のためには何百頭もの羊を必要とした。
そのため書物の値段は極めて高く,中世において書物は貴重品であった。
それが紙の導入によって一挙に数分の一に安くなったのである。
うわー・・・凄い貴重なんですね
柏木が贈られた本(80Pぐらいを考えていた)だと20頭分ですか・・・
+手帳らしきもの(A7 74mm×105mm ぐらいx100p)だと同じぐらいの頭数が・・
学園で学べるのはごく限られた師弟になりますね・・・
581 :
狩人 :04/07/16 18:56 ID:???
>>577 ダ・ヴィンチの戦車だと馬に回転する刃物を引かせたと言うのがあるので
案外、そういう部品があれば考えてたかも
リアカー+馬=チャリオット+連射可能なクロスボウですかー
機械化チャリオットと言えるかも
どちらにしろ自衛隊の持ってる兵器は弾薬が限りあるので何時かはつきる事も想定して
創意工夫をしていかなければ成りませんね
583 :
狩人 :04/07/16 19:16 ID:???
>>582 マスケット、ミニエー、村田銃、一旦退化して
進化する自衛隊の兵器。
>>582 >どちらにしろ自衛隊の持ってる兵器は弾薬が限りあるので何時かはつきる事も想定して
>創意工夫をしていかなければ成りませんね
そこは後方しだいでしょう。つまりは作者さんの設定しだいと言うことですが。
紙ねぇ…やはり木材は輸入したほうがいいよなぁ。国内の森林資源は温存するに限る。
>>584 そこで成長の早い大麻栽培の解禁ですよ!
紙、繊維と幅広く使えるのでタバコ並に管理すればモーマンタイ。
>>585 大麻もいろいろあるみたいですからね。
麻薬に適した品種とかそうでない品種とか。
でも、紙の需要がそこまであるかなぁ…いや、書類なんかには使えるか。
「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」 F世界で無尽蔵に自衛隊の兵器を使って優位に立つというより話より マゾっぽいですが、数少ない弾薬と兵器と燃料を効果的に使いつつ代用できるもので代用して 試行錯誤を繰り返していくというのも面白いかもしれません・・・ あれ?・・・なんか旧軍っぽいですが(;・3・)キニシナイ!!
>>585 つ[大麻戦争]
阿片戦争のF版になりそう(;´Д`)
>>587 有利になる保証も無いんですけどね。
新種の病原体や危険な生物に手を焼きそうです。
あとは…魔術師以外はそう問題ないか。
行軍のドラムマーチが似合いそうな教官殿 魔法学園やつの続きが読みたいなと(*´Д`)
少年工科学校の資料を検索中… なんか、戦車の教育部隊だかが廃止になってたようですね。 士魂Lを登場させる時に「新型駆逐戦車の開発と同時に平成の豆タンク部隊復活」とかネタにしようかな、と考えてもみる。
592 :
577 :04/07/17 02:22 ID:???
>582 レスありがとうです。 確かこれ、『ファンタジー世界に対して日本が売りに出来るものがあるとすれば、 工業製品と現代の戦術かな? でもエネルギーと資源が不足だろうし……、 あまりに技術レベルの違うもの持ち込んでも後々整備不能だし……』 ってところから発想したもんでした。 この手の廃品なら山ほどあるし、現地の鍛冶屋でもちょっと教育すれば整備可能 な範囲だろうし。 こうしたリサイクル兵器の運用方法を、F世界住民に伝えることで日本の同盟勢力 を確保しやすくなるのかなぁ? とかも思ってたりします。 っと、ここまで考えて文章にするには相当勉強しないといけない事に思い当たり、 妄想だけにとどめてる次第。 運用方法はチャリオッツのような戦場に突撃する形じゃなくて、多数を配置して 制圧ゾーンを形成する形の方が良いのではないかと。 「一方的に叩く事を考えるのが」軍事的には正解らしいですし。
577さま、回回砲や震天砲などのカタパルトの類で古タイヤの類を(tbs もとえ、射程が最大5キロ程度、投射弾量が最大100〜200キロほど見込める うえ、機動性もトラックの廃車の足回りを使えばそれなりの機動性と秘匿性が 確保できるか、と思われますがいかが?
595 :
狩人 :04/07/17 08:12 ID:???
自転車は機動力が馬並だから自転車歩兵はあちらでは 騎兵に分類されるのかな? 省エネで結構重宝されると思うのだが。 ドイツ国防軍も負けかけてた時に編制してるし。
チャリンコ軍団ですか。スイス自転車兵みたいなのはともかく、 通常は高速移動手段として、後方で大人気になったりして。 上記スレでは三輪や自転車タクシーの話が出ていますが、それが一番妥当かと。 正直デコボコ道で二輪は死ねる・・・
>593 577です、レスありがとうです。 私の妄想はF世界への武器及び戦術の供与という発想なので、 それに沿って考えると、少し大げさなように思えます。 カタパルト等は現実世界の中世でも使用されていた訳ですが、 あれは資材を現地調達して建造していたのではなかったでしたっけ? 遠方から戦場まで運んでくるには少々、規模の大きな兵器で はないかと。 あとF世界の人間が整備運用可能なものであることにメリットが あるのではないかと思って、頑丈かつ単純で交換部品の供給が 比較的容易であろうリアカー、廃自転車部品などなどを用いる 兵器としてます。 さらに敵弓兵よりも射程が長く、連射能力が高く、騎士の鎧を 十分に貫くことが可能で、なおかつF世界の未整備な道路でも 速やかに移動しうると期待できます。 上記2点を考慮するなら577で書いたもののようなものは、かなり 使い勝手がいいのではないかと思います。 これでご意見に関するお答えになりますでしょうか?
>597続き もっとも妄想なので、本国仕様とか称して、電動アシスト自転車を利用して 補助動力で連射能力を倍加とか、本土での雇用対策で矢竹の伐採から 矢の量産までを国家事業で行うとか。 そもそも事の始まりは、自衛隊幹部を息子に持つ街の自転車家の親父が 息子の何気ない発言からアイディアを思いつき、作業場の片隅でコツコツ と開発したものだとか。 そーゆー、特攻野郎Aチームか、プロXかというようなノリでしか考えて 無いのですが私は。
金属の精錬技術に差があるんだから、もっと単純に現地で使われているものを日本で作って 輸出するのでもいい気がする。 鏃とか剣とか鎧とか盾とか、現地で使われてるそのままでも金属の質の差で十分商売になるかと。 あとは合成繊維が圧倒的なシェアを奪えるかも、かつての大英帝国等が植民地に売りつけた 大量生産された繊維類よりも値段と質の差が大きくなりそうだからやりすぎると現地の経済が えらいことになって深刻な対立が起きそうではあるがw 資源の問題で大量生産が出来なくても「石炭と空気と水から作られ、蜘蛛の糸より細く、鋼鉄より強く、絹より優れた」 合成繊維は下手すると金より高く売れるかもしれないし。 アルミニウムだの合成樹脂だのを使った製品も高機能で作り方を全部教えても真似することが絶対 できないという点で優れた輸出品となるかと思う。 また王族やら有力な貴族の子弟やら大商人の息子やらを日本の大学に留学させるってのもいい商売に なる上に政治的な影響力を強めることにつながって一石二鳥になるのでは。
釜石の製鉄業が大復活。
601 :
狩人 :04/07/17 17:56 ID:???
>>599 留学生はカルチャーショックの連続で参るだろうなあ。
でも大商人の息子は経営論や会計法を学んだり
貴族や王族の子弟達は政治学や法学を学んだりしてそうだ。
交換留学で魔術系の学校に留学する防大生の話があったら
面白そうだ。
現地生産される衣料品の話もできるかも。
>554で実は交換留学生がいたりして
603 :
age :04/07/17 20:39 ID:???
age
604 :
狩人 :04/07/17 20:43 ID:???
上げないでください。 お願いします。
工事現場の一輪車、アレはいいぞ。使いやすく荷物もたくさん運べる。 原型は三国時代にはあったので異世界でも量産可能だ。 メンテナンス性がよく、輸出用としてなかなかの一品だ。
>>602 Σ(・Д・ノ)ノ
|彡サッ
連休中は立て込んでいてSS投下できませぬ。・゚・(ノД`)・゚・。
火曜あたりに投下できればと・・・その間にネタを練ります
錬金術師は化学を学びたがるかもな、もともと化学は錬金術から発達したものだし 「卑なるのを貴なるものへ」という基本は一緒。 日本は偉大な錬金術師の国ってなふうに解釈されるかもw なにせ空気やら水やらを価値あるものに作り変えちまうんだから。
>606 ◆7wf5k3c2eE殿 まった〜りと待ちます。
思想の輸出で異世界に浸透。 ……赤じゃないよ〜
>>609 昔、それをネタにしたSS考えたことあったなあ。結論としては
「とにかく思想家を啓蒙汁!」という話になった。日本で紙を作るとか、
立て札使っての啓蒙はできるだろうけど、それ以前に識字率の低さが
どうしようもない。
なので、演説の上手い奴を洗脳、ひたすらプロパガンダに努めて貰うのが
一番早い。ただ相手はF世界でも頭の良い方なので下手打つと鎖が切れる。
ここにィー、結集されたぁー、全てのぉー、労働者諸君! 我々はぁー、長きに渡りぃー、帝国によるぅー、不当なる搾取体制にぃー、あえいできたぁー 我々ぇー、世界革命委員会はぁー、反ファシズム・反帝国主義においてぇー、ここに団結しー 人民解放のためのぉー、闘争を開始しなければならない!! ブルジョア搾取体制を革命的闘争によって粉砕しぃー、世界同時革命のためのぉー、決起をここにぃー、宣言するぅー!! 全ての闘う労働者諸君! 卑劣なるブルジョア階級によるぅー、帝国主義的・ファシスト的、残虐な弾圧を打ち砕きぃー 全ての虐げられし労働者を解放しぃー、階級的勝利のためにぃー我々は断固闘うぞぉー!!!
613 :
名無し三等兵 :04/07/18 12:52 ID:WgT2oeI+
うわぁ、自称「荒し住人」が今度は教鞭取るつもりかよ インテリ気取り萎え
>>609-610 作者名は忘れたが昔、短編小説か何かでそんな設定の話を見たことがある。ヲチは百姓一揆と同じ末路。
615 :
狩人 :04/07/18 18:49 ID:???
>>612 F世界に労働者はいないと思いますが。
教育や啓蒙ならF世界に外国語教育済みの即席ベテラン混合の
教師団を送り込めばいいかもしれません。もちろん思想チェック済みで。
それともやる気のある教師志願の連中を留学させたり、お雇い日本人を
F世界に送るのも手ですね。
>>615 思想統制という面でなら、やはり事務官あたりがベストでしょう。
最初から済んでるから手間が省けるし、日教組だと後が怖いですから。
お雇い日本人のプロパガンダを浸透させるにしても、それなりに驚かせて
「対外恐怖症」にしてやらないと、難しいかも。実力のない奴の口車なぞ
誰も聞きはしないでしょうから・・・
つか、文化的格差がありすぎて話が通じないだろ。 F世界の民に幾ら説明しても「おら、解んねぇだ」って言われそうだ。
618 :
狩人 :04/07/18 20:13 ID:???
>>617 イワンの馬鹿じゃあるまいし、そんなことは無いだろう。
下積みが無いのは痛いが。
台湾の原住民に対しても成功したんだ。何とかなるだろう。
>>618 朝鮮ではアワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ
620 :
狩人 :04/07/18 21:16 ID:???
朝鮮は元が悪いのか、教育者の育成に失敗したのかわからんな。 ある人によると朝鮮の民衆は反政府的言辞のみ盛んで、 実質的な裏打ちはない迷信に支配され、政治家や王家を信用しない というけど、この性格は近代化には致命的だな。 あの連中のような連中と接触したら放置が一番ですね。 頼られても無視・・・できそうに無いな。
毎週日曜日の定期投下を開始。
3回目の投稿 輸送戦記? 124 「こちらホークアイ。敵は徒歩歩兵のみ、その後に第2波と支援の弓兵がいます!あと80m。ああ、 弓兵が射撃を開始。照準は…うをこっちに来た!」 「草壁!撤退しろ!」 さすがに矢の雨の下で実況生中継をするほど度胸はすわってない(あるいはイカれてない)のでさっ さと撤退。大慌てでクラウスちゃんの所に合流。 「守、大丈夫か?」 「なんとか。でもそれはこっちのセリフだよ」 「なぜだ?」 「陸自で抑え切れなかった場合、クラウスちゃんたちが最後の盾になるんだよ」 「守、私たちはその為に生きている」 「Noblesse Oblige」 「どういう意味?」 「『高貴なる者に伴う義務』どこぞのおぼっちゃんに死ぬほど聞かせてやりたいですな」 それを聞いて周りにいたクラウス隊の騎士たちがクスクスと笑い、少数派のアス隊騎士がムッとした。 「それでは誇り高き騎士殿、私めもその高貴な義務に加わる事をお許しください」ニヤニヤ クラウスちゃんはそれを聞いてびっくりし、そして困惑した。 「え、大丈夫なの?」 「負けたらおそらく(今までの損害などから見て)皆殺し。だったらまだ生き残る可能性がある方に 賭けますよ。それに腕ですがなかなかのものと自負しています」 「そうか…ダメと言ってもついてくるんでしょ?なら仕方が無いな。私と一緒でね」 「クラウスちゃんには傷をつけませんよ」 そうしてクラウスちゃんは満面の笑みを浮かべて言った。 「我が騎士団へようこそ」
125 そうこう言っているうちにときの声があがって帝國軍が突入してきた! こっちはカウンターを準備しているが…なぜか門には閂や錠が下ろされていない。当然、帝國軍は門 をあけて雪崩れ込み、そしてバリケードに阻まれた。 「撃て!」 伊良子3佐の射撃開始命令と同時に現在保有している全火器が火を吹いた。 そして今までのうっぷんを晴らすように姐御とミランタンの攻撃魔法も炸裂した。 5.56o弾が鎧を貫いた。 12.7mm弾が頭を兜ごと吹き飛ばした。 40oグレネードランチャーの破片が服や鎧や肉体を切り裂いた。 カールグスタフのHE弾がそれ以上の威力で敵を切り裂き、吹き飛ばした。 クレイモア対人地雷が帝国兵とその死体を区別無くそのベアリングで全てを挽肉にした。 そして最後に姐御とミランタンの火系広範囲攻撃魔法が一掃し、生者と死者を区別する事なく彼らを火 葬にした。 帝國軍の突入第1波は消滅した。 第2波は何も知らないまま突入し、第1波の死体の山に驚いて足止めされ、そして同じ火力の洗礼を受 け、1/3を残して消滅した。 第3波も突入したが、第2波の生き残りが結果的に盾になり消滅は避けられたが、それでも半減して しまった。 正門は撤退しようとする第3波と、事情を知らない第4波がぶつかりあって大混乱に陥った。それを見 逃すような者はどこにもいない。HE弾を1発撃ち込んでさらなる混乱を引き起こした後、伊良子3佐は トドメを刺す命令を出した。 「総員突撃」
125 死者を冒涜する行為である事は百も承知。黒焦げになった帝國軍の死体を踏み越えて、陸自とクラウ ス隊は混乱中の帝國軍に突っ込んだ。 長剣が敵を切り裂く。銃剣着き小銃が敵を突き刺し、ある時は発砲する。中にはサブマシンガンやシ ョットガンを撃ちまくる者までいる。 「クラウスちゃん危ない!」 「ありがとう守」 クラウスちゃんの背後に回ろうとした不届き者を山刀で斬り、クラウスちゃんを助けた草壁。 「戦場で気を抜くな!」 そう言いつつ陸自隊員がサブマシンガンを2人に近づこうとした帝國兵に叩き込む。そして怯んだ隙 に騎士が突っ込んで掻き回し、他の隊員が支援をする。 修道院正門前は、日露戦争の旅順と化した。 ここまでに帝國軍は第1・第2波を潰され、第3波と第4波が恐怖と混乱の真っ只中にあった。ここまで 混乱してしまってはいくら強力な軍隊であってもまともな戦闘力は維持できない。そこに決死の覚悟 で突入してくる火器を装備した不可思議な軍勢。これで潰走しない方がおかしい。 ここから回復したくとも指揮官は一緒に混乱中。太平洋戦争で米軍が銃剣突撃用に使用した鉄条網や 機関銃や迫撃砲による火力制圧もどきをしたくても、そんなものはF世界の軍隊には無い。火力代わり に魔法を使いたくても10人いたはずの魔法使いは生き残りは1人しかいない。 帝國軍の修道院突入は火力による攻撃により頓挫させられ、時代錯誤と思われた銃剣突撃によって失 敗した。
126 帝國軍突入部隊を追い払った後、修道院は再び門を閉ざした。 門の中では突撃が大成功を収めて大騒ぎ。 門の外では突入が大失敗になって意気消沈。 門を境に対照的な2つの勢力。だが片方はそれでも修道院攻略を諦めなかった。 「こちたホークアイ…帝國軍は再編成部隊と予備隊?から抽出したと思われる部隊をこっちに向けて います。連中、まだやる気です」 正門の上に陣取った草壁が呆れ果てながら報告する。 「奴らは正気か?どう見ても20%以上、下手すりゃ50%は損害を食らい、魔法使いも10人中9人をや られて火力も失った。なのにまだここを落とすつもりか。狂ってやがる」 陸自幹部が恐怖と共に叫ぶ。 「奴ら、誇りを少しでも取り戻す為にここに固執してるんじゃないのか?」 クラウス隊のある騎士がそうつぶやく。 そんな問題だらけの帝國軍だが、陸自にも残り弾薬が少ない事と、ケガ人続出で兵員不足という大問 題が発生していた。 「次を支えきれるかどうか怪しいな…司令部に『情況D』『サラマンダー』を報告しろ」 伊良子3佐は何かを決断した。 「こちらホークアイ。帝國軍がまた向かってきた!」
本日はこれにて終了。 それにしても戦闘しーんがうすっぺらいな。全然血わき肉おどらない。 課題にしておこう。
乙です。
乙であります。 ですが、出来れば人称は統一していただきたく。
629 :
羅漢 :04/07/18 23:52 ID:???
憶えていない人が多いかもしれませんが、 前スレ(前々スレかも?)の 「南部教官の憂鬱な日々」の続きを投下します。 2−1 日本が転移してからの2年間は南部の日常も含めて激動の日々だった。 よくわからない世界に日本が丸ごと「転移」したこと。 食料、エネルギー事情の逼迫。 こちらの世界の中世の技術レベルの国との友好条約の締結、破棄、侵攻、 撃退、反攻作戦。 剣と魔法の世界での戦闘は全ての人間の常識を覆すものであったが、 幸いにして日本の政治機構は元の世界にいたころからは考えられないほどの 能力を発揮して次々と発生する難局を軽やかに、あるいはスレスレのところで 乗り切っていた。
630 :
羅漢 :04/07/18 23:54 ID:???
2−2 元々能力の高い人間を集めていたこともあるのだろうが、 自己保身に走ったところで何の保障にもならぬ事態に陥っていること、 そして少しでも判断を誤ればそれが暴動に直結することを 元の世界で怠慢業務を行っていた役人達が認識した(せざるを得ない)からだ。 民間での競争原理に近いもの(もっとシリアスだが)が、 公務員内部でも隅々にまで働き出していた。 仕事をしない人間、怠慢な人間を許容できる余裕はどこにもない。 そんな人間は、最初は緩やかに、時が進むにつれて徹底的に排除された。 それは判断ミスが即座に死につながりかねない世界で自分を守るための 当然の行動と言えるだろう。
631 :
羅漢 :04/07/18 23:56 ID:???
2−3 一方の格技教官の南部はどうか? 南部が所属していた教導隊は一旦解散され、各部隊に割り振りが行われた。 人的な余裕がなくなった状況で部隊の教育活動は一時中断され、 前線(公式には「防衛活動域」と呼ばれたが)へ投入を行わざるを得なくなったためだ。 上層部としても、教育部隊の解散が隊の維持に支障をきたすことになるのは十分にわかっていたが、 それでもなお前線投入を行ったのは、人不足が極みに達していたからだ。 何しろ帝国との第一次の会敵では、人的損耗率4割という激戦だった。 戦略的に行ってはならない戦力の逐次投入を行ったためである。 政府が自衛隊の火力を過信したのと、今後の方針が明確に決まっていなかったための悲劇である。
632 :
羅漢 :04/07/19 00:00 ID:???
2−4 この戦闘では帝国側は正体不明の軍隊(=日本)に対して殲滅戦を仕掛けてきた。 (これは帝国側の魔法、宗教関係者の指示であることが後に判明する) 個々の火力が圧倒的に上回っても、兵力比が一対十〜三十では話にならない。 ましてや敵も無能ではない。相手との火力差を認識すると、機敏に戦略を変えてきた。 また、実戦における機微というのは訓練だけでは習得しがたいものがある。 拠点防衛任務で連日連夜銅鑼を鳴らされ続けてノイローゼ状態になった部隊が、 内部崩壊を起こして文字通り全滅した例もあった。 『戦闘を行うのは「人」であって「武器」ではない』 緒戦での戦果に浮かれて前線を広げた自衛隊(特に陸)が骨身に沁みて得た教訓とは、 まさに戦闘における基本であった。 しかし、この結果は政府に今後の戦略を決定させた。つまるところ、腹をくくったのである。 それまでは世論や野党の声を気にしていつもどおりの中途半端な対応が 多かったのであるが、この危機的状況にきてようやく政府も腰が据わった。
633 :
羅漢 :04/07/19 00:01 ID:???
2−5 まず、緒戦で広げた戦線は急速に縮小された。 これまでの戦闘を基に、現有兵力で最低半年は維持可能な戦線(最終防衛線)の 再検討が行われたためだ。無論、撤退中の帝国側の追撃は激しいものがあったが、 兵力の再集結が迅速に行われた結果、当初ほどの被害は発生しなかった。 兵力差と火力差による総合戦力が、自衛隊の兵力集中によってある時点で逆転したためである。 第一次会敵の終盤、自衛隊が兵力の80%までを最終防衛線へ再集結していたころに、 帝国が兵力集結の準備を進めているのを空自の偵察機が捉えた。 自衛隊の撤退を「敗走」と捉えた帝国にとって、追撃戦で思うように戦果が上がらない状態に 業を煮やして総力戦を仕掛けるものと判断された。
634 :
羅漢 :04/07/19 00:02 ID:???
2−6 緊急に幕僚会議が召集され、最終的にこの最終防衛線で陸海空の7割の戦力を注ぎ込んで 「対応」することが決定された。 和平を有利な条件で結ぶには、敵の主力を徹底的に叩き日本に有利な状態で 交渉に当たる必要がある。何しろ、日本には戦闘の継続能力が決定的に欠けていた。 短期で日本に有利な交渉を進めるには敵主力に決定的なダメージを与える必要がある。 兵力差を考えても、誰が見ても過剰な火力の投入が決定したのはそんな政治的事情がある。 つまるところ、「対応」とは名ばかりの「虐殺」であり「見せしめ」である。
635 :
羅漢 :04/07/19 00:04 ID:???
2−7 さて、南部自身は、救助活動時の正体不明の敵と遭遇後、 その経験を買われて、一時的に戦略研究委員会(新設)に籍を置くことになった。 第一次会敵の緒戦のころで、隊内にもまだ余裕があった時期だったし、 なにしろ、何もかもが謎の勢力(後に帝国と判明するが)である。 情報、特に生身の人間の情報は貴重だ。 早い段階で文化レベルが中世程度であることは判明していたが、 正体不明の力(隊員の間では「魔法」と噂されていた)があること、 政治形態がはっきりしないと、どのように交渉方針はおろか、交渉相手すら決められない。 偵察機からの写真ではなく、実際にあった人間の証言を欲するのは当然と言えるだろう。
636 :
羅漢 :04/07/19 00:06 ID:???
2−8 とはいえ、南部自身は敵と会話交わしたわけでもなく、 また、接触時間は正味1分にも満たないとなると、1週間ほど同じ事を根掘り葉掘り 事情聴取されると、もう何も話すことがなくなってしまった。 委員会の興味を惹いたのは、相手が逃走したときに吹いた強烈な風の正体であったが、 それはむしろ南部の方が聞きたいくらいである。。 結局、それ以降は捕虜の尋問時の警護役として狩り出されることになった。 捕虜に魔法を使われたときに、経験者であれば対応できる可能性が 高いという判断があったようだ。 (幸いにして、捕虜は一般兵士ばかりで魔法を使える人間は殆どいなかった) 結果として、南部は帝国の言葉を少しづつマスターしていくことになるのだが、 それ以外にも、尋問に立ち会うことで魔法に関して色々なことを知ることができた。
637 :
羅漢 :04/07/19 00:07 ID:???
2−9 例えば、魔法使い『マジックマスター』は戦力の高さと数の少なさから、 どんな犠牲を払ってでもその命を守り、戦場から離脱させることになっているらしい。 またマジックマスターには、いかなる戦闘にも参加せずにただその主(マジックマスター)を 守るためだけの専門の護衛役『ガード」もいるとのことだ。 「ガードのやつらは、」 ガードについて尋問したとき、 その兵士はいらただしげに 「ガードのやつらは味方がどれだけ死んだってお構いなしさ。それどころか クラッフェ(マジックマスターの卑称。「尊大な腰抜け」くらいの意味)を 守るためだったら、味方だって殺しやがる」 とだけ言って、それ以外の質問には全て沈黙した。 南部の印象では、この兵士はマジックマスターについて本当に何も知らないが、 ガードについて相当に含むところがあるように思えた。
638 :
羅漢 :04/07/19 00:07 ID:???
今回は以上でございます。
どちら様も乙であります。 Call50 殿サラマンダーに期待〜 羅漢殿 待ってました南部タンキター
>>628 そいつは失礼した。
やっぱり酔いが残った状態で書くものではありませんね。
まー真っ昼間からウォトカを飲む方がどうかしているのですが。
羅漢さん
お疲れさまです。マスターの為なら味方も殺す「ガード」をどーやって
破るか興味がありますー。あとは姿隠しも。
641 :
羅漢 :04/07/19 02:13 ID:???
>>640 >お疲れさまです。マスターの為なら味方も殺す「ガード」をどーやって
>破るか興味がありますー。あとは姿隠しも。
ネタが割れてしまうのであまり申し上げられませんが、
実は、そこはあまりポイントではないのです。
そちらを期待されるとちょっと肩透かしになるかもしれません。
輸送戦記乙です。「サラマンダー」で何が来るか・・・お楽しみですな。 南部教官キター!戦力比30:1ということは、半端な対応で連隊か旅団若しくは 集成部隊数個で対応して、ボコられたという感じでしょうか?
誰も待って居ないが小官だ。久し振りに投下。今? 個人の整備だよ。演習後の。
「結局何が云いたいのだ? 結論から出発させるそなたにしては珍しい…」 「まるで状況を知らない『誰かさん』に言い聞かせてるみたいなんだけどなぁ〜? 」 「解った! ああ、もう…云うぞ! 今回の戦闘の目的はだ、『戦略的な膠着状況を 創出する事』なんだ! 今もそれはそうなんだが…一触即発ムードが漂っているのは 頂けん! と言う事で榊2尉、続きをお願い致します! 自分だと要らぬ茶々が…」 短髪を掻き毟り、業を煮やした山田が榊2尉に再び振った。このままでは良い様に引っ掻き廻される、 と判断しての処置だった。不敵な笑みを浮かべながら、榊2尉が何時の間にか用意されたホワイトボード の前に立つ。…元々その場に存在しなかったはずのモノなのだが、何故か有る。カラミティ教官が、人数 を数え直している。自信なさげに指すその仕草が…どこと無く少女っぽい事に山田が気付いた。 「部下のケツを拭くのも、上司の務めだ。里井2曹、下がって良し! 」 「…ああ、またイケナイ妄想が! …私…汚れてしまいました…」 「どうして口に出すかねェ、このお姉ちゃんは…って睨むなよ! …苛めるぞ? 」 「フンッ! 貴様など眼中に無い強さを誇るこの私をか? 」 「…破壊魔ちゃん(はあと)」 「…クっ! 」 暴走気味の室内には自分を含めて9人。外には60名の生徒。そしてホワイトボードを持って来て、 榊2尉にマーカーを渡している、一分の隙も無く『ダークスーツ』を着こなす8頭身の男が居る! その腰には豪華な装飾を施された煌びやかな『細剣』が差されていた。シンプルなスーツに映える、 当時の『帝国』の金工技術の粋を集めて創られたその剣は…嘗て『皇帝』の座に就いた者に授与される 『証』だった。生きてそれを差すに至った『前皇帝』は五指にも満たない代物だ。『次代皇帝』誕生の際の 『戦闘』で、『前皇帝』の殆どが命を落とす。それがこの『細剣』が『告死剣』と綽名される由縁である。
「…こりゃあ! イゴール! 貴様領地はどうした! 」 「今襲い来るであろう、御館様の危難に比すれば領地など! 小生、ここに推参! 」 「…妾はもう子供では無いわ! 守役など要らぬ! 帰れ! 」 「貴婦人には有能な執事が必要不可欠かと愚考する次第にて候! 」 『黒猫』の瞳がカラミティを向く。『猫』頭の男。帝国が帝国では無かった遠き過去、『猫』と云う 生物が『日本国』より渡った時、この『猫』が言葉を喋る事や『変化』が出来ぬと知って嘆いた種が、 存在した。『2世皇帝・猫頭帝イゴール』の種で有る。猫頭を保ちつつ、人化する能力を持つこの種が 『猫』の存在と繁殖にどれ程の困惑と迷惑を重ねたのかは…それこそ筆舌に尽くし難い苦難の道のりだ。 「…中々の達人だな? この私に存在すら…」 「造作も無き事! ささ、論じられよ。駄々を捏ねる御館様はこの小生が看て差し上げまする故」 「それは重畳。尾長い…いや、御願い致す。では、始める! 諸官、注目! 」 (里井里井、『猫』が真面目に話すのって…違和感の最たるモノだよね? ) (馬鹿! イゴールはな…! ) (猫呼ばわり多いに結構! 相も変わらず少女の如きその御姿…さぞかし精気を吸い上げて来た のでしょうな…。罪深き事、罪深き事…。人間の獣欲は絶えぬ良い証拠が貴女のその姿! ) (読むな! しかも嫌味風味だし、変に時代ががってるし…ますますネコらしく無いっ! ) 榊2尉が咳払いをする。何時の間にか『少女』とイゴールが睨み合っていたのだ。イゴールの体毛の 密生した顔からは表情が余り読み取れ無いが、どうやら『余裕たっぷり』らしい。髭がひくひく動いて いて、どこか得意げだ。対する『少女』は…不貞腐れていたりする。例の如く山田は…謝っていた。 「本題に入る! 『時間神を我が陣営に創出せしめる』、これが当作戦計画を貫く骨幹だ! 」
投下終了! 誹られようが、貶されようが、書きたい事がある。情熱も絶えては居ない。 臥薪嘗胆の思いを抱き続け、今、ようやく書ける! めくるめく戦闘シーン! てなワケで、待っててくれる者へ。 もう暫く、待ってくれ。榊2尉の『ブリーフィング』が、終わるまで。では、さらば!
ガン○レは識っては居るがね…。 賞賛に値するゲームだとは思う。ウム。だが、小官的には…! 年端も行かぬ『少年少女』が『吐いて良い台詞』と『吐いて欲しく無い台詞』が混在しているのが難点だ。 それに哀しい事に、小官の掲げる主張にも反するのだ。 『戦うべきは大人で有り、死に行くのも大人の仕事。少年少女を戦闘させるは軍人の恥』 で、自分のSSでいかにその『戦う必然性を持たせ、動機付けを行うか? 』を試行している最中だ。 明日を作るために、少年少女の犠牲を大人は許せるのか? それに、自分自身を! 少女に止む無し、オチ無し、意味無しで戦わせるのが、最近の流行だが…! 小官は存在自体が その『アンチテーゼ』で有りたいと言う、分不相応の『野望と願望』を持っている。異常? 以上!
乙であります。 (`Д´)ノ セントウシーンカマーン。
>647 あのゲームに触れた人間が、少年少女が戦うような未来を作らせない人間に成長することを希望してアルファシステムは制作を行なったのです。 理念自体は小官殿と同じ方向性であると考えます。 自分の場合は突撃行軍歌を題材にするならば少年少女を戦場に送ってしまうような政府と社会の無能さを皮肉ったSSにしたいと思っていますがね。 そんでもって、少年少女が戦場に送られる意味が理解できないまま憤懣を吐き散らしていたのが、自主的に戦う理由を見つけるまでを描けるといいです。 それでもやっぱり少年少女は政府と社会の無能さを皮に(ry
653 :
狩人 :04/07/19 21:14 ID:???
まあ少年兵士なんて戦場では珍しくないそうですが。
>>650 >>653 確かに少年兵自体は、そんなに珍しいもんでもないですね。
民族系の戦線じゃ未だに居るし。それよりもあのゲームで怖いのは、
少年兵なんぞを本土防衛と正規兵錬成の時間稼ぎに使った所かも。
理念以前に論理思考がどっか狂ってる。
強い奴で防衛できる時間>>>>>新兵の捨て身で稼げる時間という「まともな」
算数ができてない政府・・・ある意味リアルか。
怒涛の連休終了・・・ 真赤な太陽に〜♪ 流れる汗を〜♪ にっこり拭いて〜♪ 大砲手入れ〜♪ 太平洋の〜♪波〜波〜波〜にぃ〜♪ 海の男だ〜♪ 艦隊勤務〜♪ 月月火水木金金〜♪ 嘗てのNazisGermanも大日本帝国も学徒兵や少年兵を召集し 戦場に投入したことがありましたね。 戦況が悪化すると投入せざる得ないのが実情です。
つまり、檜山良昭「日本本土決戦」を嫁と…
>>655 × 真赤な太陽に〜♪ 流れる汗を〜♪
にっこり拭いて〜♪ 大砲手入れ〜♪
○ 赤い太陽に 流れる汗を
拭いてにっこり 大砲手入れ
少年兵物なら映画『橋』がオススメ 観終わった後は('A`)になること請け合い
>>656 ああ、アレは読みました。でもあそこまで低年齢だと「少年兵」なんて
括りで良いのかと疑問。少年兵=「七生報国」な鉢巻きの中学生なんて概念は
爆雷と共に吹っ飛ばしてくれましたよ。
>>658 請け合うのですか・・・
民度が高い国の軍だと「俺らは民間人を守るためにおるんじゃー! この戦争もうだめぽ」と激しく士気崩壊の可能性が高い諸刃の剣‥
対幻獣に奇形化したドクトリン。学徒兵を捨石にする政府。遺伝子 操作で純粋な人間がほとんどいない。 軍事思想も、社会も、生物学上も狂ってる。 50年間負けっぱなしで、ついにはユーラシア大陸から叩き出されて しまう程の負け戦。アレで歪まない方がどーかしていますな。 多分F世界でも負けが込めば同じように歪むのだろうなと考えてみる。 実際にWW2時という実例があるのがなんとも。 さて、少年の戦闘投入つながりで。 そーいや輸送戦記?の草壁の扱いって実はかなりヤバそうだな。 少年ではないが民間人が戦闘加入してるしな〜。まー書類上は出向 だったり志願した事になってるのかな〜。
今日も今日とて、唐突にSS投下。 では、いきます〜。
「日本異邦戦記」 外伝 新大陸を発見せよ 9 「井倉一尉、命令により出頭しました」 「楽にしてよろしい」 「はっ」 上司の元に出頭した井倉一尉は、その言葉で休めの姿勢を取る。 大陸戦役に生き残った一尉は、自衛隊に残る事を決めていた。 最初の戦闘から、ここまで良く生き残れたと自分でも感心したのだ。 そして、折からの人材の払底に苦しむ自衛隊が士官の拡充の為、下士官枠をかなり大きくした事と 相まって、士官になる事を希望した。 葛重二佐もまた推薦状を書き、かくしてここに一人の士官が誕生したのだった。 その後は教官を長らく務める。 一尉のもつ技術を伝える為だった。 「貴官も知っているだろうが、現在国家プロジェクトとして新大陸探査計画があってな」 そこで言葉をきった上司に、一尉は軽く答えた。 「新大陸を首尾よく発見した場合、上陸して調査する事となるが、その際、何が待ち受けているか判ら ないというのがある。 そこで調査隊を護衛する為の部隊が必要なのだ」 「それで小官に何をせよ、と仰られるのですか?」 「そう急かすな」 そう言って苦笑した上司は腕組みをする。 「経験を積んだ士官をその護衛隊の指揮官を欲しいと注文を付けてきたのでな、人事部にそういうの がいないか、頼んだら貴官を紹介してきたと言う事だ。 判るな?」 「つまり、小官にその部隊の指揮を取って欲しいと言う事でしょうか」 「そういう事だ。貴官の考課表を見せてもらったが、なるほど歴戦の下士官だと思った。 本官としても、貴官に指揮を執ってもらいたい」 「命令とあらば、指揮をとります」
10 「命令であるならと言うなら、命令だ」 日が中天から傾き始めた日光が室内を照らす中、口の端をやや曲げて薄く笑った上司の顔の右側に 影を作る。 「命令、井倉一尉は10日0800をもって護衛隊に着任、翌11日1000をもってすおうに乗艦せよ」 「はっ。10日0800を持って護衛隊の指揮を執り、翌11日1000にすおうへ乗艦します」 上司に対し敬礼すると、井倉一尉は踵を返した。 護衛隊の面々は第一空挺団から選抜された一個小隊40人だった。 この日初めて、辞令を受けて集まった。 その前に立ったのは、井倉一尉である。 井倉一尉は簡単に挨拶と訓示を行い、全員と面通しをした。 これからしばらくは同じ船の中なのだから、今のうちに相手の事を知っておこうというのだった。 その後井倉一尉らは輸送車に乗り込むと、すおうが待つ横須賀へと向かった。
11 盛大な式典が天皇陛下ご臨席の上、執り行われその訓示を神妙に参加者全員が聞き入る。 式典の締めくくりとして、艦長を初めとする人々がすおうに乗り組み横須賀を離れた。 今回の計画は4次に分かれている。 第一次はすおうによる5ヶ月ほどの航海である。 行きに2ヶ月、帰りに2ヶ月。 残りの一ヶ月は、万一に備えての期間である。 いくら公試が終わったといっても、やはりすおう自体が試験艦のようなものだから、という事で ある。 成新島へと一度立ち寄った後、舳先を大陸とは反対側へと向け、何もない大海原へと乗り出 した。 そこで異変がすおうに生じた。
12 異変に気づいたのは、分電室である。 とあるランプが赤くなった事に気づいたオペレーターの一人が、上司に報告したのだ。 不審に思った上司はすぐさま、原因を突き止めるべく応急班から2人をまわしてもらった。 赤く着いた場所は、バッテリーが収まってる船室と第一発電室をつなぐパイプの周辺だった。 そこに辿り着いた2人が目にしたのは、白い煙を吐き出しつつあったパイプ群とバルブであ る。 すぐに近くの電話機から報告を行い、指示を求める。 艦橋にもこの事は知らされ、応急班が駆けつける事となった。 その間に最初に駆けつけた二人は、圧力弁とバルブのいくつかを操作して対処し、分電室 の方でも二人に状況を確認しつつ指示をだした。 その努力が実ったのだろうか、応急班が駆けつけた頃には一応の処置が施され、危機を乗 り超えたように思えたのだった。 だが応急班がその二人に声を掛けた瞬間、二人の背中に高温の蒸気が吹きつけられ、悲鳴 を上げつつ、壁面へと叩きつけられた。 パイプとパイプを結んでいた結節部が破裂したのだ。 この破裂と同時に、今度は別のバルブから勢いよく火が噴出し、火の海と化す。 応急班が壁に叩きつけられた二人を救うまもなく、二人の影が火の中へと消えた。
とりあえず、ここまででつ。 眠くて、すいませんです・・・。 げふんげふん
668 :
狩人 :04/07/20 07:31 ID:???
>>667 お疲れ様です。
ごゆるりとお休みください。
>>655 米国海兵隊でも第二次世界大戦当時
14〜18で志願した連中が結構いたそうで
日本でもそんなことが起こったら小官殿達は
どう思うのでしょうか?
水力発電機とバッテリーの間に蒸気配管と燃料配管が通っているとは…… すおう、あなどれない船だ。
無理に『志願せざるを得ん状況』で志願した連中ならば使いモンには為らんだろう。 モチベーションの差が如実に出てしまう。心の底から『志願』した連中はあらゆる面で『強い』。 教育、訓練の習得意欲にも影響する。させられている、では無く、己からしている、と言う状況が 望ましいのだ。『決意』こそが…『少年』を『戦士』に変えるのだ! と置いて置く。異常? 以上。
>667 お疲れ様であります。 (故障した?)バルブから火が出た原因は何でしょう。 気になる。
>668 緒戦、というか真珠湾攻撃に参加した航空兵の最年少で17歳という方がいた。 てか、少年兵の定義ってあるのだろうか…… ジュネーブ条約では15歳以下だったっけ?
>>668 日本の場合は日露の時までだけどね>少年兵(四等(水)兵)。
良好な労働力を失わずに兵力増員(第二次動員)を図る為に考え出されたのが少年兵と老年兵。
その頃。 柏木達とはルートは違うものの逆方向に向かっている者達がいた。 最前列にはAH-1Sが1機、 89FVと87RCVが先導をし四方を90式で囲み中央には89式CCV、殿は近SAM、89FV・・・そして120MSPと続く まるで何かかなり大事なものを護送しているいでたちだ。 89式CCV内部 隊員達に混じって見慣れない者達が三人混じっている。 有る者は 「それにしても面妖な・・」 神妙な面持ちになり 「・・・」 ただただ絶句し 「あれなんですかー?」 目に映るものに興味を示す者がいた。 「あ、あれはですね・・・」 中東系ではなく欧州系の揉み上げまで繋がっている髭面をした北村三佐が適当にかつ解りやすく答えていく。 その説明を聞き三者とも考え込み、絶句し、興味をさらに示す有様であった。
AH-1S 「レーダーに異常なし・・・!機影を発見!速度及びからドラゴンと思われます!」 まだだいぶ距離があるようだがこちら向かっている模様と断定された。 「此方エアアロー1、キング(CCV)応答せよ!」 「此方キング、どうしうた?」 「前方45kmにドラゴンと思われる機影を発見!こちらに向かってます!指示を乞う」 「了解!近SAMにて迎撃をする。必要とあれば攻撃を加えよ」 89式CCV内部 通信受けた北村三佐の様子が変わり無線を手にした。 「総員戦闘配置!前方45kmにドランゴンありとの報告!之より迎撃を行う!」 あまりの変わりように三人はビックリしている様子だ。 「アーチャー(近SAM)は速やかにこの脅威を排除せよ!そのほかも襲撃に警戒せよ!」 近SAMから発射された対空ミサイルはドラゴンの翼と胴体を正確に当たり深刻ダメージを 負わせていた。AH-1Sはドラゴンの周りを周回しながら20mm機関砲を打ち込んでいく。 三人のうち一番年齢が高いと思われる一人によって三人の前に外の様子が映し出された。 「・・・」 あまりの凄まじさに三人とも絶句してしまった。 写っていたのは白煙を上げ炎上しながら墜落していく巨大な老竜とそれに機関砲を打ち込んでいたAH-1Sの姿だった。 「齢1000年は在ろう竜がこの様にいとも簡単に死ぬとは・・・」 尚、後の二人は絶句したまま気絶しているようだ。 そして、辛うじて意識があった一人もショックで気絶してしまった。
以上ですー 夏になっても貧乏暇なし・・・ 歌詞間違えるし_| ̄|○ 「伝説」級のドラゴンを屠る自衛隊に萌えてみる。 あそこまでやったのは示威的なところもあるのですが・・・(謎
ふーむ、竜が敵なのかちょっと分かりづらいかも。通りすがりを殴っただけとか そういう事はないんでしょうけど・・・
ドラゴンが何らかの攻撃的行動を示したので撃ち落とした、なら納得できるんだが。 …それとも、距離45キロで排除とみなさなければならないほどの脅威なのか。
緊急パッチ_| ̄|○ 「三佐、やりすぎでは?」 部下の如月2尉が三人に聞こえないように耳打ちをする 「実はな・・・移送するとき先方から占いと称して警告を受けていたんだ」 如月2尉に耳うちをする 北村三佐の説明によると、自衛隊と学園の接触を嫌う何者かによって途中に襲撃があることを占いと先読みで警告されていたと言うことだった。 自衛隊との接触を嫌う何者か― そんなはずは無いと先読みが前置きした内容は「神・・・・」と困惑気味に告げた。 「神ですか・・・」 如月2尉はどういって言いか解らない困惑気味に答える 「事実、普段見かけないようなドラゴンにも接触した・・・移転によって何か異変が起き、自衛隊との接触で世界が変わることを嫌ったのかもしれないな・・・」 「我々はこの世界の神と敵対するということですか?」 「神にも我々を認めない保守以外の我々を認める革新派な神がいることを祈るよ」 「捨てる神あれば拾う神ありですか・・・」 「そう願うしかあるまいて」 「柏木1尉に期待するしかないですね」 「それは・・・ふ号作戦並みの成功率だな」
以上です。 パッチ内容 撃墜理由を明示 何気に重要な伏線を明示 ここまで書くべきだった。_| ̄|○ 読みたくなるような切り方を勉強をしないとな。。。
681 :
678 :04/07/20 23:29 ID:???
神様、ドラゴンとマブダチ? 乙。
>>670 先生!
負け戦の時
戦争初期は_心の底から『志願』した連中_が多く。
戦争中期は_無理に『志願せざるを得ん状況』で志願した連中_が多く。
戦争末期は_心の底から『志願』した連中_が多くはなるでしょう。
が、戦争末期に志願されても申し訳ないがリソース足らないって!
時間も物資も教え手たる人材までも払底したならばどうなったかは旧軍でさんざっぱら体験したかと。
勝ち戦の時は志願者は増えるでしょうが、勝ち馬に乗りたいだけのお調子者が増えるので当てはまらないし。
某お米の国みたいに「勝ってウハウハ!行け行けGO!GO!」ってのが決意になるならだが……
フムン…暇を作って書き込むぞ? 『モラール』こと『士気』。そいつを維持するのが古今東西の軍の頭痛の種なのだ。 そぉんな勝ち馬に乗りたくて入営した奴等が負け戦に耐えられるか? 回答は…解るな? 小官、人間の必死さ、美しさの垣間見える『掃討戦』が大好きだったりする。 SSでいつか、描写してみたいシーンが存在する。『連度不足少年兵VS古参兵』! 平家物語や源平盛衰記を読んだ諸君ならば理解できよう! ああ、言わせて見たい! 『嗚呼、若者よ! 自分と出会わなければ、一人前の兵士と為り果せたものを! 』 以下、自粛。若者を日本人新兵かF世界徴兵者にするかでSSのテイスト大違い。異常? 以上。
練度? 錬度? レンド。ウム。前者が正解だが…小官的には後者だな。 『若者は鉄塊だ。熱している最中に叩けば叩くほど良質な刃金と為る! 鍛えよ! 』 BY小官だ。及ばずながら、『不純物』を出す手伝いをしたい。だから『萌え発言』を叩く! 以上。 SSは打たん。だって表現だもの。憲法で謳われてるし。自由だって? 小官これでも公僕なのよ?
次の次の戦争を、国の行く末を案じ、古参兵を差し置いて、練度不足の若者が率先して死地に赴く…! 『貴方にはまだ遣るべき事が残っています! 若者を鍛え、兵士へと成長させる使命が! 』 皆、そう言いつつ先に逝く。残された者が、『理不尽な政府を倒すため』に立つか立たぬかは…それは! SS作者次第さね? だが、教導部隊が一番最後に出てくる商業作品は数える程しか無いのが現状だ。 古参兵は本当は若者を兵士へとはさせたく無いのだ。その瑞々しい感性を愛するが故に! 何故か? 兵士には、現実さえあれば良い。頭の中の理想など、自慰くらいにしか役に立たんと知るに至った故に! 以上。
686 :
狩人 :04/07/21 15:06 ID:???
>>683 ただとくとく首を取れですか?
そりゃあ仏門に入りたくなるのも無理は無いですけど。
倒れたものは、我らが歳をとるように、老いることはない。
歳月は倒れたものを傷めはしないし、年月がやつれさせることもない。
太陽が沈むときと朝、
我らは彼らを思い出す。
慰霊祭の時、こんな詩が詠まれるのでしょうねえ。
で小官殿はひたすら戦友と屠りし者の慰霊に勤めると。
むなしいですね。
ムカツク香具師はあぼーんしる
>>687 何で連合艦隊の主席参謀とやりあわないとあかんねん!
∩)) ∩)) ガッ
_, ,_ ∩)) ∩)) ☆ ガッ
(#゚A゚)彡((⊂彡☆(⊂彡 ガッ
((⊂彡☆((⊂彡⊂彡☆ガッ
((⊂彡☆∩☆_, ,_ ☆ ガッ
☆⊂(⌒⌒(;`Д´) ガッ
`ヽ_つ ⊂ノ ガッ!!!
>>684 ちょっとした知り合い(って程でもない)の鍛冶師様いわく。
『叩きゃあいいってもんじゃない。 加減しないと刀身が折れる。 そこら辺の見極めは素人には出来ない』(要約)
はやく素材の限界値を見極められるようになってくださいね。
>>688 あぼーんしたことをわざわざかきこむひつようもないけどね
じゃあ神直道?
アニメ板逝け。
最近よく出てくる神ってどれくらい強いん?作者くらいか? 指先ちょちょっと動かすだけでビッグバン起こしたり、時間を巻き戻したりできるのかね。
pinkbbsの女神ぐらいの力がある。
698 :
狩人 :04/07/22 13:28 ID:???
神との戦闘の中、自衛隊が負けかけていたところを 日本の八百万の神が助けてくれたりして。
1.他の神を味方につける 2.実は弱い 3.チェーンソー
部隊が偶然無神論者ばっかりだったので、神だと名乗っても 「バケモノめブッ殺してやる!!」 とか言われる。
そして「ゴメン俺が悪かった」と禿しく凹む神
神「本当に全知全能の神なんですよ〜。信じてください!」 自衛官A「無理。(即答)」 自衛官B「そんな下手に出られたら威厳も糞も無いし、余計信じられないなぁ。」 神「じゃあ、どうやったら信じてくれるんですか!?」 自衛官A「そうだなぁ……じゃあ、日本と我々を元の世界に帰してくれれば信じる。」 神「それならお安いご用」 ―― 自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 完 ――
自衛官A「やっともとの世界に戻ったぞ!!」 自衛官B「俺達のいない間に世界情勢は…」 自衛官C「おい!!あれを見ろ!!」 自衛官Cが指差した方向には空飛ぶドラゴンが!! 自衛官ABC「またファンタジー世界かよ!!」 ―― 続 自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 始 ――
とんでもねぇ、あたしゃ神様だよ。
>>703 帰ってきたら元の世界がファンタジー世界にw
706 :
GOD :04/07/22 22:08 ID:???
>>705 ごっめーん!手違いで両世界の時空間がくっついちゃった!(てへ
ゆっくり剥がさないと相互崩壊起こすから、最低3年待ってね?
ところでこのスレは仮想世界側・・・ファンタジーは、ファンタジー限定じゃないと駄目なのか? 例えば近未来とか。(どこぞの国に攻められて荒廃した日本とか)は禁止?
>>708 スレタイをもう一度、よくよみませう。
近未来だとSF世界です、と言って見るテスト。
>708 それは書く気があって言っているのかな? おれは別に良いと思うけど… とりあえず荒れるのを避けるために、分家あたりでやるのがいいのでは?
>>708 まあ過去にタイムマシンネタはあったと言ってみるテスト。
完結しなかったけど。オチは読めたけど。
712 :
狩人 :04/07/23 19:36 ID:???
なんか特撮ソングを聴いてたら F世界の兵士特オタの自衛官に気合が入る曲は無いかと聞いて 特撮ソングやアニソンを教えてもらうという妄想をしてしまった。 騎士達が小錦loveやラウンド・ゼロを歌っていると思うとなんか笑えた。
>>710 GPMネタでやろうと思っているSSも分家にしたほうがいいかと思うがどうだろうか。
厳密にファンタジーなのかどうか疑問だし。 敵の名前はファンタジーだけど。
>>692 2回も同じ事を書き込むとスクリプト荒らしと同様にレス内容の意義が薄くなります 2点。
せっかくあぼーんしたのにいちいちあぼーんにはんのうしていたのではあぼーんのいぎがうすくなります。0てん。
このスレに求められるのは作家であって雑談コテではない去れ。 作品の製作の合間にネタのための雑談するならともかく 雑談だけしに来るな。 分家に帰れ。
厨房雑談こてニ告グ 一、今カラデモ遲クナイカラ分家ヘ歸レ 二、抵抗スル者ハ全部逆賊デアルカラ射殺スル 三、オ前逹ノ父母兄弟ハ國賊トナルノデ皆泣イテオルゾ 二月二十九日 弐番局軍事板戒嚴司令部
厨房雑談三等兵ニ告グ 一、今カラデモ遲クナイカラ分家ヘ歸レ 二、抵抗スル者ハ全部逆賊デアルカラ射殺スル 三、オ前逹ノ父母兄弟ハ國賊トナルノデ皆泣イテオルゾ 二月二十九日 弐番局軍事板戒嚴司令部
米陸軍戦闘システムセンター(US Army Soldier Systems Center)の戦闘糧食理事会(Combat Feeding Directorate)は
汚水もしくは尿(の水分)を加えて食べるタイプのレーションを開発しました。
このレーションには99.9%のバクテリアと毒物を取り除く事が出来るフィルターが付属しています。
このレーションを使えば兵士が持ち歩く水を減らすことが出来ます。
これまでのレーションだと三食で3.5kgの荷物になりましたが、このレーションではそれを0.4kgに減らすことが出来ます。
兵士が汚水(もしくは尿)を薄膜で隔てられた二つの小袋が入った浄化装置の片側から注ぎ入れると、反対側にある
脱水された食物(現在はチキンと米が使用されている)に水分を与えるしくみになっています。
水分は食品中の大きな分子を溶かし、非常に濃い溶液を作り出します。
そしてその浸透圧により薄膜と通してよりたくさんの水分が食品へ引き込まれます。
薄膜を開発した Hydration Technology of Albany によると、繊維間の間隔は0.5nmでバクテリアよりも狭くなっています。
しかし尿素に対しては間隔が広すぎるので、尿を使用するのは緊急時のみにしてほしいとの事です。
http://el30.com/archives/2004_07_22_204213.php
心が潤わない食い物でつね……
721 :
羅漢 :04/07/23 23:01 ID:???
「南部教官の憂鬱な日々」の続きを投下します。 2−10 『優先度の問題か・・・』 南部はちょっと苦い顔をした。 平時なら愚痴で済むかもしれないが、戦闘時には命に関わりかねない問題だし、 そして、平時のそれは南部にも経験があったからだ。 しかし、隊内のそれに比べれば帝国での問題は段違いのようだ。 この捕虜のまるで呪詛を吐くようなセリフが物語っている。 南部が抱えている経験は精々で仲間内の酒の上での愚痴程度のものだ。 そこまで禍々しいものではない。 もう一つだけ聞き出せたのは、ガードはマジックマスターほどではないにしろ、 魔法が使えるらしい。だた、マジックマスターのそれが対集団用であるとするなら、 ガードは対個人用の小規模魔法にあたるようだ。 『ひょっとしてあいつはガードだったんだろうか?』 ふと、南部は救助活動中に遭遇した相手を思い出した。 体術のキレは今思い出しても冷や汗が出る。道場で練習しているだけの人間には 持ち得ない殺気があった。 むろん、道場稽古でも威圧的な気配を身につけている人はいる。しかし、あれは 『邪魔だから排除する』 というもっと機械的な、人間に対する感情ではないような気がする・・・ 普段の南部なら任務中に他のことを考えるということは決してやらない。 そんな珍しいミスに対して、南部はすぐにツケを払わされることになった。
722 :
羅漢 :04/07/23 23:03 ID:???
2−11 ガタンッ!! 「GAAAAAAA!!」 南部が考え事している隙を目ざとく見つけた捕虜が いきなり立ち上がって南部に突進してきた。 「おっと」 南部は突進してきた相手の勢いを咄嗟に片足を引いて捌くと、 右手を相手の首に伸ばして軽く触れた。 相手がその手を嫌がって反射的に顔をそらす動作に合わせて、 膝と腰のバネで相手の突進力のベクトルをうまく円を描くようにコントロールすると、 そのまま尋問用の机に叩き付けた。 バーン!! 派手な音をたてて捕虜は机に顔から突っ込む。 捕虜にしてみれば、自分のタックルをそのまま自分に返された気分だろう。 帝国の捕虜は隙あらば何かを仕掛けてくる元気なのが多い。 今の捕虜も後手に手錠を掛けられているにもかかわらず、肩から体当たりを仕掛けてきたのだ。
>>713 自分が仕切れる場所が欲しかったから分家作ったんだろ?
今更このスレで馴れ合おうとするなよ。
はっきり言ってキモすぎますから!
724 :
羅漢 :04/07/23 23:11 ID:???
2−12 総じて帝国の人間は体格のがっしりした人間が多い。 当初は遠慮なくぶん殴っていた南部だが、 自分より体格のよい人間だとなかなかKOできなかったため、 最近は合気道を南部風にアレンジした技で対処することが多かった。 大抵の捕虜は体格や体重を利した大雑把な体当たりや力任せの大振りのパンチが多く、 体捌きや相手の重心を崩す技術に大してははひどく脆かった。 (無論、南部のレベルと比較しての話である。前任の柔道3段の警護官は咄嗟に体落としで投げて 相手を制圧したものの、相手の勢いに押されて腕を骨折してしまっていた) おそらく甲冑で体を守って大作りな剣や斧を振り回したり、体ごと叩きつけるののが主戦法なのだろう。 事実、前線で接近を許した隊員は力任せの一撃に防護服ごと真っ二つか、 良くても粉砕骨折で回復不能だった。
725 :
羅漢 :04/07/23 23:13 ID:???
2−13 「暴れるな暴れるな」 今日の捕虜はいつもよりも元気で、顔から叩きつけられても足をバタバタさせてまだ抵抗している。 南部は捕虜の腕を捻り上げておとなしくさせようと、左手を伸ばした。 『まあ、だいたいいつもと同じパターンだ』 南部自身は油断したつもりはなかったが、『いつも通り』と考えたこと自体が既に油断だった。 ガシャン!! 『あ!』 南部の不覚は『ガード』のことを考えていて対応が後手に回ったことである。 いつもなら、先を読んで押さえ込んだ相手の周りから椅子などの武器になりそうなものを片付ける (蹴って部屋の隅に移動させる)くらいの余裕があるのだが、それを逆に捕虜にやられてしまった。 捕虜は、器用に足で引っ掛けた椅子を南部に向かって蹴りこんできたのだ。 「うおっ!!」 南部は砲弾のような勢いの椅子を咄嗟に避ける。当たっていたら骨折しかねなかったそれを かわせたのは幸いだったが、その代償として捕虜を抑えている腕が離れてしまった。 『やっちまった!!』 捕虜は即座に体を起こして南部から距離をとった。この部屋のドアは南部の背後に一つきり。 捕虜の次の行動は小学生にだってわかる。
726 :
羅漢 :04/07/23 23:15 ID:???
2−14 相手は腕を拘束されているとはいえ、2mを超える身長とボディビルダー顔負けの筋肉。 真正面から体当たりされたらヤバイ相手だ。 南部は、頭の中の『戦闘スイッチ』がカチリと入った音が聞こえた気がした。 部屋にいた尋問官は即座に壁の内線電話の緊急ボタンを押して 「警護班!!緊急!!」 と落ち着いて呼び出しをかけている。声も裏返っていない。いい度胸だ。 『一体、人様のことを考える余裕が俺にはあるのか』 と南部は心の中で苦笑いした。 関係のないことを冗談めかして考えるのが南部一流のリラックスの方法だ。 リラックスついでに南部は意識的に体の力を抜いた。 体が強張っていてはどんな技も100%の力を発揮できない。
727 :
羅漢 :04/07/23 23:19 ID:???
2−15 捕虜との間隔は2〜3m。捕虜は貫かんばかりの視線で南部を睨み付けていた。 対する南部もやや腰を落として睨み返していた。 次の攻撃に備えて、捕虜は前重心で全身に力の満ちたダッシュの構えを、 南部はまるで柳の枝のように軽く手を前に突き出して気の抜けたような構えをとっていた。 刃物のような緊張感に満ちた時間が流れること数秒。 南部の視線が捕虜から僅かにそれる。 「UOOOOO!」 その隙を逃さずに、捕虜は雄たけびと共に右肩を前に突き出して突進してきた。 その勢いはブロック塀でも突き抜けそうなパワーを秘めていた。 それは横で見ていた尋問官にダンプカーを連想させるほどのものだった。 対照的に南部の動作はわずかでさり気ない動きだった。 少しだけ右手が動くと、何かを軽く(本当に軽く)放り投げるような動作を行った。 いや、事実彼は捕虜の目の前に細長いものを投げていた。
728 :
羅漢 :04/07/23 23:20 ID:???
2−16 (以下、捕虜視点) 「!」 捕虜の思考は、目の前に突然視界に現れた細長い棒(ボールペン)に一瞬麻痺させられた。 『先が光って尖ってはいる』 『大した勢いはない』 『当たっても致命傷にはならない』 『しかし、目に当たったら?』 ほんの一瞬の思考のやり取りが、結果として 「敵と対峙しているときに最もやってはいけない行動」 すなわち、(ボールペンを避けようとして)相手から顔を背けることにつながってしまう。 意識してやったわけではない。反射的にやってしまったのだ。 「!?」 避けきれずに捕虜の頬にペンがコツンと当たる。 (たいした痛みじゃない) そう思った瞬間、捕虜の目の前から南部の姿が消え失せていた(少なくとも彼はそう思った)。 「!!?」 その瞬間に捕虜は自分の体に起こったことをどれだけ認識できただろうか? ダッシュしていた足元から地面から硬い感触が消え、自分の体が浮き上がったかと思うと、 まるで自分の体重が倍になったかのような勢いで何かに叩きつけられた。 同時に腹への槍の石突側で突きこまれたような感触が、彼の意識を奪った。 捕虜は意識を失う寸前 『おれは魔法にやられたんだ・・・』 と思った。
729 :
羅漢 :04/07/23 23:22 ID:???
2−17 捕虜が突進してくる寸前。 南部の手は自然な動作で尋問用のテーブルに転がっていたボールペンを摘むと、 わざと相手から視線を逸らせた。視線による『誘い』を仕掛けのだ。 捕虜は隙を見つけて自分から仕掛けたつもりなのだろうが、 実際は南部の巧みな視線によるフェイントに乗せられて、南部の都合のよいタイミングで 動かされただけだった。 (以下、南部視点) 南部は捕虜の目の前に軽くボールペンを投げた。 もし勢いよく投げつけられたなら、考えるより先に反射的に避けるだろう。 しかし、ふわりとまるで宙に浮かぶかのごとく目の前に現れたペンは 捕虜に対して避けるかどうかの一瞬の判断を求めることになる。 南部の目論見が成功した証拠に捕虜の足並みが一瞬乱れ、 バランスを崩すような顔の背け方をした。
730 :
羅漢 :04/07/23 23:23 ID:???
2−18 捕虜のわずかの躊躇を感じ取った瞬間に、南部の体は大きく沈んだ。 180cmある南部の体が小学生くらいにまで縮まると、相手の足を体当たり気味に掬い上げて 相手を前のめりにさせ、相手の勢いを殺さずに相手の体を自分の背中に乗せた。 背中に相手の体重が乗ったのを意識しながら、 そのまま自分ごと回転して柔道の飛行機投げの要領で相手を床に投げつけた。 巻き込み投げの要領で自分の体を相手に預けるようにして投げる。 叩きつける瞬間に、自分の全体重を乗せた肘を相手の腹にめり込ませることを忘れない。 南部が使ったのは投げ技は、合気道と柔道の巻き込み投げをミックスしたオリジナル技である。 倒れつつ相手に肘を入れるのは南部の実戦(主にケンカ)でのデフォルトである。 捕虜は小さな奇妙な咳のような息を吐くとそのまま動かなくなった。 相手は気を失ったようだ。
731 :
羅漢 :04/07/23 23:25 ID:???
2−19 「今日のはちょっと派手でしたね」 尋問官はちょっと机から落ちた書類やボールペンを拾いながら、素直な感想を述べた。 捕虜が暴れるのは日常茶飯事なので慣れもあるだろうが、いい度胸だ。 「今日はちょっと油断しました」 南部も素直に答えた。いつのまにか警護の任務がルーチンワークとなって 緊張感が消えかけていた自分を恥じる。 捕虜に簡易拘束具をつけると、活を入れて意識を戻す。 これ以降は捕虜はおとなしくなったが、それは南部に対する畏怖の気持ちからのようだった。 尋問官はそれに気がついていたが、力自慢が天狗の鼻をへし折られたからだろうと 軽く考えていた。
732 :
羅漢 :04/07/23 23:26 ID:???
2−20 南部にとっては、やや手間がかかった日常業務に過ぎないこの事件が、 後々彼をやっかいな問題に引っ張り込んでいくのだが、 この時点では誰もそんなことには気がつかなかった。 それはこの捕虜、帝国騎士団中隊長ワーリックゼルヘムが尋問中に 南部と小競り合いを演じた経験での誤解が元になるのだが、 未来の問題はおろか、今現在の誤解すらも南部達は気がついていなかった。 今回は以上でございます。
そのころ-柏木たちは 「海逝かば〜水漬く屍〜」 テナーを利かせた声で柏木が歌いだす 「止めろよ・・・その歌を歌うの」 即座に運転席から抗議の声が上がる 「これが俺の気分だ」 さっきから柏木はどうやら落ち込み気味な上に機嫌が悪いらしい 「しゃーねーなー・・・朝ぁだーよぁけーぇーだ」 憂鬱な雰囲気を飛ばすように歌い飛ばす 「うしぉのいぶきぃー Year!」 ヤケグソ気味に柏木もロック調にヘッドパンキングしながら歌う 端からみるとテンパッてキレた危ない二人組みに見える。・・・実際そうだが 「あ?・・」 ヘッドパンキングしていた柏木が何かを見つけたようだ。
「おい、これなんだよ?」 手にとってみると刀みたいだ・・・銘は「妖刀”四菱丸”」と彫られていた 「あーそれか、施設科謹製の刀だ」 桂木の説明によると出火炎上した上にタイヤが外れて 死亡事故を起こして廃車になった四菱トラックの板バネが由来 なのでそのような名前がついたらしい。 「おいおい・・・」 いわく付じゃねーかよ・・・ 「あーそうそう、途中からお前さん一人だから護衛のためにそれ持っていけよー」 「え?」 どうやら試験をかねて途中から一人で目的地まで行かなければならないみたいだ 「地図とかどーんすんべよ?」 「これもってけー、先方から渡されたやつだ」 ペンダントを渡される 「お、なかなよさそーじゃねぇか」 「そいつの向くほうに進めだとさ・・・とアレだ手土産を渡すぞ」 桂木からいろいろ入った鞄を渡される 造りが柏木の持っているのよりいい日本刀やいろいろ入っていた
「あー説明わすれてた」 「なんだよ?」 「おめーさんの日本刀だが・・・ネヴァダつぅ愛称もあるのよ」 柏木の持っている刀はカッター形式で切れなくなったら刃を抜き交換することで 緊急対処できるようになっていた。 その12枚もある替え刃も例の板バネだそうだ。 「四菱にネヴァダかよ・・・つくづくアレな刀だよな」 「切れ味に殺傷力は保障付の抜群だぞ・・ハッハハ」 「試し切りをするぞこら」 じょーだんじゃねぇ・・・ 「これしか護衛用武器無いのか?」 「あぁ・・先方からの注文でな、銃器は禁止だ」 畜生!この怪しげな雰囲気を漂わせる刀が俺の相棒かよ! ........ 「まぁ、がんばれや」 車が森の入り口のなところで止まった。 「ここからはお前さん一人で行け」 話していたおかげで時間の感覚が無かったがどうやら終着点のようだ。 「っつたく、しゃーねーなー・・・っておい!」 クソッ!荷物を降ろしたら急発進して行きやがった! 今回は以上です。 交互に出来たらと思います
とっても便利だがあったら嫌な軍食(転載、1部改変) ウィダーインゼリーなどのパックをもっと丈夫にして流用。 中身は食用油に砂糖と水を大量に混ぜ、一日分のビタミンとミネラル、各種アミノ酸 添加物として各種の消化酵素とカプサイシンを加えた代物。 味など一切考えない、人体の燃料。特殊部隊向け。 …素直にチョコレートでも持って行くほうがいいか。
その前に、多分そんなもの喰ったら消化管にものすごいダメージあるとおもう。
スポーツ板のプロテインスレいって勉強してこい。
体が薬(添加物とか)慣れしてない人が食すと拒否反応起すけどな>胃もたれ、腹痛とか。 俺は自炊派or和食党だったのでダメだった。日常的にアメリカンな食生活してる奴はOKだが。
…食い物が出てきたんで1つ。 効率のみを考えるなら、ウィダーインゼリーよりタブレットのほうが良いのでは? んなもん主食にしたくは無いけど。
>>723 仕切る場所?
そもそもそんな事の為に分家作ったわけじゃありませんが。
軍事板以外に行く場所が無いとか他所には作れないとか言うから皮肉として作って運営できる事を証明してやったんじゃないか。
軍板以外にも行く場所はあるしいる場所は作れる。 むしろ軍板に固執する意味がわからん。
だから、ファンタジーを否定したい人間が、エルフやらアマゾネスやら虐殺するSSを書きたいために軍板に居座って「ここは軍板だ」で異議を排除してるんじゃないかと言いたくなるんだよヴォケが。
馴れ合い? むしろ俺はお前らを不愉快にするために粘着しているようなもんだがね。
俺がちょっと何か書き込むだけで後はお前らが勝手にスレの雰囲気を荒れさせてくれるんだから楽しくてしょうがないよ。
【阿呆に取りあう馬鹿】 阿呆に相手になって、阿呆の言動にいちいち反応を示す者は、これもまた馬鹿と言われても仕方がない。
>>愚者/魔術師 頼むから釣りは他所でやってくれ
海上自衛隊のおおすみを改造して排水量を増設、ヘリの搭載能力の追加や搭載量の増加なんてのは? 見た目としてはオランダのロッテルダム級揚陸艦(12750t)、スペインのガリシア級揚陸艦(13815t)、イギリスのアルビオン級ドック型揚陸艦(16980t)がしっくりくる。 いずれも満載排水量(おおすみは14700t)。 ちなみにヘリの搭載量は約4機で、後部の飛行甲板にはヘリ2機分の運用スポットがあり、チヌークやシーハリアー攻撃機が離発着できる耐久力がある。 敵地に上陸する話を考えたときに戦闘ヘリの支援も受けられないのは辛いなと思いこんなのを考えてみた。 ガイドライン違反かも・・・。
>>746 改装する設備及び物資は?
f世界では到底無理
改装できないならタグボートでも引いていけばいいじゃない ……とか思ったり
749 :
愚弟 :04/07/24 23:00 ID:???
>魔術師 別にあんたの思想に口を挟みたいわけじゃないけどさ、言いたいことがあるんだよ糞兄者 >むしろ俺はお前らを不愉快にするために粘着しているようなもんだがね。 >俺がちょっと何か書き込むだけで後はお前らが勝手にスレの雰囲気を荒れさせてくれるんだから楽しくてしょうがないよ。 結局は貴方も荒らしじゃないか 御前様が荒らしだの好き勝手やって困るのは誰ですか? 今繋いでいるイスドンやISPは誰が必要として家に設置したのですか? 御前様じゃあないだろうが。あんたの弟だろうが。 好き勝手やるならTAの設定や御自分でISPと契約してお金を払ってくださいまし そうすれば自分は何の文句も無いからね 日々の農場での仕事がきついのはわかるがそのストレスをここで発散するのはいかがなものか。
('A`)<喧嘩はよそでやっとくれ
751 :
名無し三等兵 :04/07/24 23:14 ID:a/opmNSS
>>749 分家にケンカスレたてましょか?運営はそっちでもできると兄君も申して
おられますし。とりあえず、コテどころか兄弟ゲンカにまで発展すると、
内輪もめだけど内輪もめじゃないという妙な状況になりますし。
まぁわざわざカキコしてくれた愚弟殿にそういうなよ。 それよりもすおうがどうなるのかドキドキして待ってるんですが。
殺伐とした世界に救世主が! .__ ヽ|@∀@|ノ 市民団体マン |.__.| | |
>>746 あんな小型艦にわざわざエレベーターをつけるよりよほど低コストで現実的。
前方甲板部分を改造してヘリの格納庫権艦橋にしてしまえばいい。
ただ空母のような全通甲板じゃあなくなってしまうがそうすればヘリも運用できる。
他にもスペースに余裕ができるはず。
すおうのような電気推進船になぜ蒸気パイプが存在しているのかいまだにわからん。 戦争小説のダメコン描写から適当に見繕って改変コピペでもしてるのかね。 火災の発生も原因不明。 何が燃えたんだ? 点火源はなんだ? そのへんが適当すぎ。 自分の設定した船のこと自分でわかってない。
>>755 >>466 すおうの性能諸元
基準排水量 19,536t
速力 巡航 19.1ノット、最大速力 23.4ノット
機関 電気推進式
乗員 122人
定員 253人
最大定員 280人
装備 航空機 UH-60JA X2
CH-47J X2
各種探査装置、各種実験室
>>467-468 動力はこんな感じ。
水流発電(減速時のみ)
↓
内燃機関(ブルジウム燃料、非常用)→バッテリー(ためておけるのは7日分)→艦内
>>756 昔、某新聞が似た様な事ぬかして一笑に付された事があったな。
「ハリアーを運用できる構造じゃ無いので離着陸時に甲板に穴が空きます」
↓
「改造すれば運用できる筈」
↓
「そんな事する位なら一から建造し直した方が現実的です」
↓
「・・・・・」
リサイクル精神って素敵ヤン
ほら、リサイクルするとかえって環境負荷が高くなる、なんて話もあるじゃない。 上で出てる話もそういうことだよ。
>>762 なんてーの、リサイクル原理主義者たちはリサイクルすること自体に快感を覚えるのさ
エコロジー原理主義者が、風力発電や太陽電池発電という名目だけで絶頂にイッっちまって 現実のことを一切考えられないのと同じか。 製造・設置・運用・維持・廃棄の全フェーズで必要とされるトータルの環境コストを見込まない と本当にエコかどうかはわからんのだが‥
767 :
狩人 :04/07/25 11:10 ID:???
そういや、もし自衛隊がF世界の軍隊の捕虜になった場合は どうなるんだろう。 相手が原理主義な軍隊だったらやばいが、まともな軍隊だった場合 身代金を払わせようと丁重に扱うかもしれない。 逆にF世界の軍隊が自衛隊の捕虜になった場合どうなるんだろう。 ジュネーブ条約にしたがって捕虜収容所を作って収容して運動させたり 酒保設置して、ガムやポテチを捕虜が買いあさったりするかもしれない。 なんかぼのぼのしてるな。
768 :
萌神 :04/07/25 15:50 ID:???
小官をアク禁にしました。 住人たち、思う存分萌えよ。
このスレ、寂しくなったね。
770 :
名無し三等兵 :04/07/25 19:07 ID:2vLcvB66
771 :
狩人 :04/07/25 19:38 ID:???
v
,゚ノ ミ
,;;;; ヽヽ
w__ __
∩´ `くノ ヽ
| |iノリノ)))〉 ヽヽ ; :
ノ。(l#゚∀゚ノ| ,,,,,,.∵.・゚
ノ )猫!つつΣ;;;;;(゚<⊂⌒ヽ
((( く/_l〉リ )~ ̄ ̄()__ )
し'ノ (;;;;;;;;;;;;;;;;;)(_(
>>770 =北海道在住佐藤
773 :
狩人 :04/07/25 19:50 ID:???
>>772 殺す必要は無いと思いますが・・・
とりあえず助命嘆願書だしときます。
リサイクル プラスチックで、ポリスチレンとあるハロゲン系の高分子が混ざっているとリサイクル時に分解してしまい使い物にならなくなる例もあります。 また、ペットボトルのポリエチレンテレフタレート以外はリサイクルすると、そのときに使う熱エネルギー「つまり化石燃料・原子力」などでよけいに環境悪化するのが現状です。 プラスチックの原料も石油なので、一定量をリサイクルするときに必要なエネルギー分の化石燃料の量と、同量のプラスチックを新たに作るときの化石燃料使用量は新しく作った方が少ないですし。 さらに、ゴミ回収で集めているプラスチック、またはスパーの回収トレーは、ほとんど焼却施設で「わざわざ他のゴミ混ぜて」燃焼時の熱を押さえて燃やしてますし。 止めに、ペットボトルのリサイクルしたものは日本でなくある国で使われます。理由はゴミ等の混入で強度が落ちて二級品になるから日本だと買い手がいません、さらに食品関係には何が混入しているかわからないので日本では使えません。 よって、そんなこと気にしない国で使われます。どこでしょうね。 費用が高いと言うことは、使う何かしらが多いと言うことで環境にも全体的に見れば悪いです。
また、ゴミも埋め立ての方が処理費が燃やすよりずっと何倍も安いので、F世界ではF大陸に埋め立てでしょう。 当然リサイクルの「リ」の字もないでしょう。 ところで、抗菌歯ブラシとかは何が入ってるんでしょうね、有名で簡単な抗菌剤は銀とかなんですがまさかこれじゃありませんよね、体に思いっきり悪そうですが。
776 :
狩人 :04/07/25 20:50 ID:???
>>775 ゴミは埋め立てに使って領土を増やしましょう。
毎週日曜日の定期投下です。
34回目の投稿 輸送戦記? 127 「こちらホークアイ。帝國軍がまた向かってきた!数は1000程度。魔法使いはいない。何か梯子とか を抱えています。あとは破城槌代わりの丸太も!」 なりふりかまわず攻撃を仕掛けてきた帝國軍。こっちは迫撃砲は撃ちつくし、同じくクレイモア対人 地雷も無い。各種銃弾も残り少ない。姐御たちの魔法も姐御たちが疲れ切っているのでダメ。怪我人 はいっぱいで軽症者は戦線復帰させている。ないない尽くしのロイヤルストレートフラッシュ。もう こっちは城ならぬ修道院を枕に討ち死にかよ。まー修道院を守ったから天国かどこかには連れてって くれるだろう。あるいは…ヴァルハラかな? そう現実逃避気味な事を考えながら門につけてある視察穴から向こう側を見ている。あまりな情況に 思わず天を仰いでしまう。 「…なんだアレ?」 門の上などに色々なケーブルがのたくっているのが見えた。暗色系の色で今までは気がつかなかった がよくよく見たら色々な所にある。で、その先は変な箱につながっている。何だろう? 「草壁!そろそろ門から離れろ。そろそろ奴らが来る」 うわ、こんな所で考え事をしている訳にはいかねぇ。さっさとズラかるか。 そして僕は門から離れてクラウスちゃんの所へ逃げ出した。 しかしもうここも持たないな。降伏もできないだろうし、考えてみたら僕がここで戦死したらどんな 扱いになるのやら。保険金は倍額らしいけど…
128 臨時に作られた障害物の陰で様子を伺う。帝國軍はさっきの「引っ張り込んで皆殺し」を警戒したの か、一部の兵を梯子を使って中に侵入し、安全を確認してから門の閂を外そうとしている。 「守。さっきはわざと開けっぱなしだったけど、今は門を閉めてわざわざ帝國軍に開けさせているけ ど…なんでなの?」 不安になったのかクラウスちゃんが囁く。 「時間稼ぎかな?さっき伊良子3佐が『情況D』『サラマンダー』を宣言したいたからそれ絡みかな?」 「どちらにしてももうこの情況は落城寸前だよ…守、いざとなったらみんなを連れて囲みを破って逃 げるよ」 クラウスちゃんは何かを決意した顔をしている。こんなかわいい娘のこんな心配をさせちゃあいけない な。 「正々堂々正面突破で逃走か…関ヶ原の島津がやって成功したっけ」 「なら…可能性はゼロじゃないの?」 「ああ、数千で正面にいる数万の軍勢を突破して本拠地まで帰る事に成功したんだよ。これはけっこ う有名だから帰ったらクラウスちゃんに資料を見せてあげるよ」 「本当?約束は守ってね。守」 「わかってますって。お、クラウスちゃん。門が開くから準備して」 「う、うん」 そう言って安心させたが実はわざと伏せた事がある。確かに突破に成功したが本拠地に辿りついたの は数千のうちの大将を含む数十人だけである事を。 帝國兵が門を開ける。この間に自衛隊からの攻撃は全く無い。おいおいどーするんだよ。 見ている間に帝國軍が中に入ってくる。やべー。そう思っていると伊良子3佐から通信が入った。 「総員、対衝撃防御。カウント3、2、1、0」 カウントが0になると同時に門が爆発した。
129 兵士の集団が門を通っている時の爆発。あのケーブルと箱は爆破用のものだったのか。それにしても 爆発が派手だ。爆発でかなり大きかった門がなくなっている。そこを通っていた帝國軍は瓦礫の下。 既に通っていた連中は大丈夫だがケガをしている。まだの連中も同じ。敵は戦力を分断してかつ弱っ ている。チャンス! 「総員突撃。敷地にいる敵を排除せよ。ただし門跡より外に出るな」 伊良子3佐の命令が下り、僕たちは帝國軍に襲い掛かった。 突然の爆発で右往左往し、ケガまでしている連中を「排除」するのはすぐに終わった。奇襲を食らっ たらどれだけ脆いかよくわかる戦闘だった。 敷地内の帝國軍を駆逐しえから門跡の瓦礫に隠れて帝國軍を偵察したら…案の定後退していた。 いきなり爆発がおこってこっちがまた妙な手を使ったと考えて、まー実際使ったんだが、体勢を立て 直しを図っているんだろう。 それにしてももうヤバイ。門は敵を生き埋めにして、なおかつ妙な指向性がつくように調整されてい たのか門の外の帝國軍を道連れにしてなくなってしまった。こっちはもう何もない。敵を防いでくれ る石の壁は門が無くなって意味がなくなってしまった。旅順を演出した銃砲弾の壁も弾がないからも うできない。残るは僕たち肉の壁は怪我人が多い。玉砕確定かよ。畜生。 「畜生、こうなったら1人残らず地獄へ引き込んでやろうか」 「その決意はちょっと早いな。草壁守」 いきなり装備している無線から声が聞こえてきた。 ん、何だこのエンジン音は? そう思った瞬間に突入をしようとしていた帝國軍部隊に空からの砲弾が降ってきた。当然、彼らは手 足を砕かれ、頭を吹き飛ばされ、ミンチにされ続けた。 「こちらサラマンダー。待たせたな、騎兵隊の到着だ!」
130 空を見あげると、空を飛んでいるのは4発エンジンでプロペラな航空機。どーみても輸送機だが、機 体左側に火器が満載され、機体は左旋回をしながら舐めるように帝國軍を駆逐していく。 「AC-130スペクター!」 「正解。助けに来たぜ。草壁守」 「その声は…日本食大好きな米空軍ギルバート・ケイン少佐ですね」 「HAHAHA。言ったろう、助けを呼んでくれたら参上するって」 「サラマンダーがあなただったんですね、で、スペクターが立ち入り禁止格納庫の主だった」 スペクターがまるでサラマンダーのように砲弾を地上に向かって撒き散らしている。 「正解だよ草壁君。副賞の特製糠漬けをプレゼントだよHAHAHA」 そうしているうちにこちらに向かおうとしていた帝國軍部隊は残らず屍と化してしまった。それでも 帝國軍は本陣と残った部隊だけでも修道院守備隊よりも多いが…攻めてこない。圧倒的火力を見せ付 けられて意欲を失ってしまったようだ。 「それじゃワタシは橋の方に行くのでここを離れるよ」 「ありがとう。少佐」 スペクターは飛び去った。が、帝國軍にはまだ災難が降りかかってきた。 「ん、あれは…陸自と王国軍だ!」 陸自と王国軍がついに救援にやってきた。遅すぎだが、修道院で足止め&損耗させて弱くなってか ら『思い切り、横から、殴りつける』のは理にかなっている。それに王国軍は寄せ集めだから強い時 にぶつけるのは得策じゃない。だから今まで戦闘参加のタイミングを計っていたんだな。 陸自が持ち込んだ74式戦車が榴弾を撃ちこみ、帝國軍の自棄になった突撃を頓挫させた。89式装甲戦 闘車&87式偵察警戒車の射撃と87式自走高射機関砲の対地モード射撃で撃ち残しを倒し、そして残敵 掃討の段階になってから王国軍が突入した。 もう終わったな。
投下は終了です。 えらい前の伏線がやっと出た。ながかったなー
乙です。少佐は相変わらずな様で・・・。
87式自走高射機関砲の対地モード射撃ですが、そんな機能があるかどうか はわかりません。ですがチェチェンで輸送隊護衛のシルカ?が対地射撃を ゲリラにやったらえらく有効だったとの話を聞きましたのでOKとしました。 関ヶ原の島津ですが、確か3000-5000で東軍による重包囲を突破したと 聞きましたのでそれを描いてみました。なお、その話によると生き残りは 本当に数十名だけだったとか。
>>784 乙です!対地モードが無くても、仰角0若しくは俯角を掛ければOKかと。
遠くからで弾をおじぎさせれば、何とかなるかも。
しかし空飛ぶ4発機だと、帝國軍にはサラマンダーに見えないかもw
まあ死神とかには絶対見えるでしょうが・・・
>>784 1500ってのが通説として取られる数だと思いますが。
うろ覚えだが日本史板のどこかのスレであったな。 関ヶ原の戦いでの総戦死者は数百名だとか。 …計算が合わないんだが、もしかするとアレか? 島津勢が数十で突破した後、置いてけぼりにされた兵達は個々に故郷に帰ったとか?
>742 味の方は知りませんが、半消化の方はえらくお腹が張ります。 正直、病気の痛みよりも辛かったり。 ・・・・体質によるのでしょうが。
>787 確か負傷兵はその場にとどまって、追っ手と戦ったそうだ。 命と引き換えに味方の撤退を援護する、いわゆる「薩摩のすてがまり」
>>787 西洋には、「総戦死者一名」という戦争があったと聞きます。
これは向こうで戦死扱いにされるのは、ちゃんと家名のある騎士だけで、
楯持ちや従卒のような「その他大勢」が戦死扱いにされない為に発生した
記録のようです。
「総戦死者が数百」というのも、ひょっとしたらそういう事なのかも知れません。
まあ「当時の戦死記録」自体がいい加減に数を水増ししてたし、決戦の発生自体が
無かったという学説なのかもしれませんが。
えー、今の時間は人が居そうなので、マスタード流して良いですか? びらん剤がダメなら、ロシアで使ったやばい催涙ガス弾とか・・・ 我これより、SSを敵陣に投入す。一般市民の損害は問わない。オーヴァー。
>>509 -続き 帝国の戦争 資料配付
朝の空気というのは、どこかにけだるさを誘う物がある。気のない仕事をしている時などは
特にそうだ。それは現在開かれている会議にも、言えることかもしれない。
帝国と東方諸国との会議は、二日目の朝を迎えていた。いま議題に上げられているのは、太陽国改め
「ニホン」となった国から提案された事柄である。そのニホンの通訳が提案について述べているのを、
帝国側の官僚は話半分に聞いていた。全員見かけこそ普通だったが、他の参加者と違って緊張感は
欠片もなかった。
彼らに緊張感が無いのは、官僚らの長たるアクスが、ニホンの提案について話を通していた
からである。その内容は簡単で、前夜の会合について要約しただけのものだった。
「太陽国は実はニホンという未知の国で、帝国との交渉を持ったことがない。当然
捕虜についての交渉役もいないため、互いにそれを設定したいと提案された」とアクスは言った。
ほかの官僚達も、それにただ頷いた。ニホンは帝国にとって全く未知の国だったから、
その場所や他国とのつながり、利害関係なども全く分からないのだ。突っぱねるとか
丁寧に扱うといった、態度を決める事も出来ない。
その結果として、全員が話を「はいそうですか」と聞くだけになってしまった。提案そのものは
ただ受け入れるしかない内容であり、何か行動をしても意味がないからだ。そんな状況だったから、
参加した官僚の多くが会議と関係ないことを考えていた。
ニホンという国と、それを統べる皇帝テンノー。この皇帝のことは、何度考えても分からない。 『民と共に有る者』という宣言は、権力の常識から言えば有り得ない。 権力とは要するに、両天秤のようなものだ。金と権威を両手に載せる、この世で最も大きな天秤。 もちろんこれの均衡を見極められなければ、破滅が待っている。 金を重んじれば権威が失われ、権威を重んじれば金を浪費せざるを得ない。 そして均衡が狂ったとき−天秤そのものが反動で倒れる。 だからテンノーの行った行為は、どうにもアクスには解せなかった。神をやめた後で 「民と共に有る」と言うことはすなわち、貴族としての力をも捨てたと言うことだ。 なぜテンノーは神と貴族の権威という、二つの重しを捨てたのだろう。 こんな無茶をすれば、普通は反動で倒されるだけだ。 しかし、とまたアクスは思った。ニホンはその時、この上なく大きな戦争に負けたのだ。 つまりは金の重しも、その頃には全て失われていたのだろう。金の重しと権威の重し、 双方が無くなれば、空になった天秤は釣り合いがとれる。
だがそれはまた、絵空事でもあった。空になった天秤など誰も重んじないからだ。 空になった天秤は捨てられ、誰かがまた天秤となって新たに立ち上がる。普通はそうだ。 しかしニホンに新たな権威者は現れず、テンノーは民と国の象徴という何とも奇妙な存在となった。 からっぽの天秤、ほんの少しの力で倒れる脆い「もの」。なぜそんなものが生き残れるのか? アクスは考えても考えても、答えが一向に出せなかった。 アクスの考えがまとまらない内に、通訳の話は終わった。そして通訳の男から、帝国側に ひどく奇妙な物が渡された。その奇妙な物とは、何綴りかの資料であった。
前カキコは
>>509-513 でした。投下完了!ちょっと短いか・・・予定としては、
次回で会議編が終わりになります。
嗚呼、ようやく阿鼻叫喚とか爆発とか人肉とかって単語がいーっぱい書ける!
げはへはへは!!!!うわ何をするやめろ!
・・・・・投下完了後、大変大きな穴に気付く。ちょっと正気ガス吸ってきます。
>>795 一番上
「帝国側トップのアクスもまた、その一人だった。彼は昨晩の会合のことを思い出していた。」
同じく最後の行「テンノーはそれを狙ったのかもしれない」
主語が欠けているから、話が無茶苦茶になってしまう・・・反省。
>>791 見も蓋も無いけど、戦争してる当事者に雇われた傭兵団同士が
日本の建設業界みたいに事前に談合してるので事故死一名の
戦争とか、西洋(特にイタリア)ではマジで起きます。
そんな八百長戦争をイタリアがやってる時に東方では
補給戦の構築が不要な悪魔の軍隊がポーランドを蹂躙してたんだよなあ。
確か双方水増しして雇われてるからその分戦死したことにしてそこそこの激戦が展開した感じに・・・ ですね?
そこに戦意バリバリのフランス軍が乗り込んできたからさあ大変
AC−130とは渋いなぁ
おつです。 展開がいいなあ〜。
ドキドキ(AA略
乙です。
>>787 >>791 関ヶ原での島津勢は兵1500で「すてまがり」を行い、脱出した時の人数は80。他は全員討死。
国に帰った義久は自分の蔵入地を削ってまで討死にした臣下に報いた。
大勢が決するまで何もしなかった挙句、勝手に包囲されて 脱出しただけってのがまた笑えるな。 しかも9割討ち死にとかありえないデマ飛ばすし、それなら藤堂・小早川に 挟撃されても戦闘を継続した大谷勢は何なのかと。
810 :
809 :04/07/27 18:55 ID:???
言い添えると、当時の日本軍は損失一割で全面崩壊するぐらい損失に弱い。
811 :
787 :04/07/27 18:57 ID:???
皆様、詳しい話を聞かせていただきありがとうございました。
ここで書かれてる魔法って、ドラクエとかにでてくるような攻撃系とか召喚系が主体ぽいけど 精神汚染とか、概念切り替えとか、そーいう絶対的な魔法の方がよっぽど怖いんだよね。 そゆのがあんまでてこないのがショボーン。精神汚染に、ジャミングで対抗する自衛隊萌え
>>812 うーん、「絶対的に怖い」って時点で理解できると思いますが・・・
だからこそなんです。ガイドライン等にあるように、あまり無茶しすぎると
自衛隊が確定負けしますから。
まあバランスを考えつつ、そっち系の魔法ブッ込むのはアリでしょうが。
概念切り替えってどんな感じの魔法ですか?
ヘルシング6巻は、ナチスの吸血鬼も現代兵器の火力(法儀礼されとったけど)にはかなわない、 みたいにした後、いい感じに幻覚系ぶっこんでましたね。
>>813 概念自体を変えて攻撃するってことね。
銃は鉄の弾を発射して敵を殺傷するものである、っていうことには弾が進むという力が働いてるけど
その働く力というものそのものを書き換えて弾を止めたりって言う感じ。
つまり、弾を発射すれば前に進むものだ、という常識自体を変更しちゃうの。
そのほかにも、「弾に対して同等の力を与える」でも止めることは可能なんだけど、あくまで物理法則に従ってる。
使い方によっちゃ絶対的な力になっちゃうけど、それに対して制約でもつければ上手い具合にバランス取れる。
全然解ってない
>>809 、歴史群像でも読んどきなさい。あ、柘植の逆撃でもいいぞw
>>812 概念切り替えは実用になるかな?
弾丸が飛ぶという出来事1つ取っても、パラメータは非常に多いわけで。
(例;重力やら空気抵抗やら)
で、それらを1つ1つ書き換えるとなると…ダメだこりゃ。
川上稔の作品に出てくる概念条文みたいなもん?
ドラえもんの無生物催眠メガホンみたいなもんかいな?(これは未来の科学だけど)
道教の禁呪とかは? 「『禁ずる』という行為によって、対象になる事象を 気をもって金縛りにし、思うままにコントロールする」 By学研の「〜の本」シリーズ
魔法使いAは精神魔法をデブ隊員達に唱えた! デブ隊員Aは妄想している。 デブ隊員Bは妄想している。 デブ隊員Cは妄想している。 デブ隊員達には魔法は効かなかった! デブ隊員Aは精神魔法を唱えた! デブ隊員Bは精神魔法を唱えた! デブ隊員Cは精神魔法を唱えた! 魔法使いAは悶絶している! 魔法使いBは発狂している! 魔法使いCは恍惚としている! 別ネタ 魔法使いAは精神魔法をプログラマーAに唱えた! プログラマーAは納期前でテンパってる! プログラマーAには効かなかった! プログラマーAは精神魔法を唱えた! 魔法使いAは鬱になって手首を切って絶命した!
>>817 うーん、ひとつひとつを切り離して考えるから駄目なんだよね。
概念っていうもの自体が人間、またはそれに準ずる生物の脳内で作られたものであって
「玉が飛んでくる」っていうことを一つの現象として捉えられるなら、それ自体を書き換えることが出来るハズ。
>>818 近いかも
>>819 良く分からんが多分違う
>>822 結論としてSS作家任せになるんじゃね?
822氏がそれを使って、SS書いてみるってのもアリだが
>>821 そういやプログラマがF世界に召還されますたって、また続いてるの?
倉庫番氏スミマセン…と謝罪しつつ、ひっそり投下。
榊2尉の話が延々と続く中、ダレて来ているのは夜の一族2名と自衛官1名。欠伸をかます小川の 脇腹に真面目な『現相棒』の肘鉄が入る。イゴールが眼を輝かせて聞いているのが…可愛い。 「『世界』は残酷だ。常に『空白』を埋める為のみに、次の『候補』を撰ぶ! その者が居なく 為れば、それに近い能力の者が空いたその『空白』を埋めて行くのだ! そうして歴史は…」 「迂遠な…! 結論は妾の『能力』が『時間神』に対抗するに値すと見て、協力を要請して…」 「当たらずと云えど、遠からずって事よね? ね! 里井? 」 「頼むから榊2尉の話を最後まで聞いてくれ…」 ・神と云えど、我々日本人が想像する『絶対者』とは程遠い存在。だが、その名の能力は それに『近い』。そこが厄介極まり無い。しかし、『完全に無敵では無い』事が救いだ。 ・以上の事から『この世界』はまだ『完全に硬化した』世界では無いのでは? ・多神教であり、神が『肉体』を持っている。→『神』の名称は役割に過ぎない。 ・『神』に近しい能力を持つ者が次の『神』として『世界』に撰ばれるのでは無いか? ・そればかりは、試して見るしか方法が無い! ・では、まずどう試すのか? 相手は? 誰か適当な人材は? 居ないだろうが! ・居る。人外だが、友好的だ。それに…『時間神』に唯一対抗出来そうな能力を持って居そう。 「…そんなんで上を説得したんですか? 榊2尉…」 「上の認識は『時間神』は厄介だで共通だ。だから、多少無理を通したが…聞いてくれた」 「で、動くのは…1師団のみですか? 」 「『穴』出身者で編成された戦闘団を付けて呉れる。それに多いに期待するさ」 「…厭離穢土な奴等だぞ? 死兵そのものだからな…あいつ等…」 「おいおい、他人事か? 俺達も、だろう? 」 「その絶望の中に『生』を見るか見ないかの違いだ。心の弱い者は死んで逃げるのだ。 己の記憶の奥底までに植え付けられたであろう、『この世の終わりの風景』から、な…」 『この世界』の者達が怪訝な表情を見せるのを尻目に、自衛官3人だけが異様に盛り上がって行く。 置いて行かれた感じが嫌なのか、しきりに『少女』が山田の迷彩服の裾を引っ張っていたりする。
投下終了。 疑問質問は聞く。突っ込み上等。来ると小官は嬉しい。 しかし一言レスやアボーンレスはこちらからお断りだ。以上。 次回…いきなり戦争シーンから行きたいなぁ… 軍靴の足音も高らかに! お休み。
素直に「指輪物語」か「ロードス島戦記」風にしとけ>F世界の魔法。 捻くれた奴はサリーちゃんでもいいぞ。
魔法使いが戦士としての役割を果たせるかだけでも、設定破綻を 引き起こしかねないぐらい影響あるから議論しても無駄。 素直にフレイル持って戦意高揚するベネディクト会士で満足しようよ
>>823 あー、近いかも。あれがどんな原理かは分からんが。
このスレにおける「魔法」って、絶対にドラクエのイメージだと思ふ。
いくら魔法論議してもスレの発展に結びつかないから笑える
架空の存在についてあーだこーだ言ってるんだから当然といえば当然。 作者に任せるってことでだいぶ前に結論出たはずなんだがな。
ふん、現代の脅威、軍事魔法『縮地法』の遣い手も知らん奴が賢しげにほざくものだな? それとも貴君には恐れ多くて、話題にも上げられんのか? と置いて置くぞ? 以上。 ネタを振るならこの位やると良かろう。これも軍事ネタだ。『北の偉大なる将軍サマ』のな?
自衛隊が将軍様に召喚されますた? …いや確かにファンタジーですけど。
地面が縮んだのはいいが、建物は縮まなかったので、出発点から目的地までの 間にあるインフラが尽く破壊されるというファンタジー。
わかってて言っているな(大爆笑)? 北朝鮮の故『金日成主席』が抗日ゲリラ戦を戦った時遣った『魔法』の事さね! 歩兵の踏破可能距離を格段に上昇させる怖ろしい魔法の事だ。 当然、それは息子の金正日に伝授されている事だろう(笑)。
>>837 むしろ、「将軍様の国がファンタジー世界に召喚されました。」
まあ召喚された方もある種のファンタジー国家なわけだが。「イヤな方の」がつくけど。
>>837 むしろ、「将軍様の国がファンタジー世界に召喚されました。」
まあ召喚された方もある種のファンタジー国家なわけだが。(w
「イヤな方の」がつくけど。
842 :
837 :04/07/28 17:54 ID:???
>840-841 いや、繰り返し言われても…… だから将軍さまのところがファンタジーですし、もともと自衛隊が敵国と想定して 備えているのは(ry この場合現実よりすべてが無問題って気がするのが、一番の問題ですか(苦笑)
将軍様ワールドがF世界に召喚されますた。ウワー見たくねえ。 でも物々交換とか喜び組標準装備国だから、意外にあっさり溶け込むかもw
このスレの初期に迷いの森に人海戦術を行う将軍さまなんていうネタがあったな
SF板より 森のエルフ達VS中国人 最初の5,000人、エルフ達は何も無かったかのように撃退するだろう。 次の50,000人、エルフ達は眠りの粉の残量が気になり始めるだろう。 さらに500,000人、人民軍兵士達の屍の山を前にエルフ達はいよいよ焦り始める。 そして5,000,000人、森のいたる所を埋め尽くした屍と共に体力も気力も矢も尽きそうなエルフ達。 そこへ50,000,000人、森は中国人に埋め尽くされ立錐の余地も無くエルフ達は木上で怯えるのみ。 そんな時、北京政府からエルフの族長へ書状が届いた。 降伏しろ。さもなくば先遣隊に続いて本隊を差し向けるぞ、と・・・。
既出かもしれませんが、 日本丸ごと転移したとして、 もし自分がF世界側の外交使節団をもてなす立場にあったら、 どこに連れて行くor何を見せますか? 私なら、技術格差を見せ付けるために、 都心の高層ビル群、新幹線あたりでしょうか。
あまり重要な場所(東京、飛行場、自衛隊の基地又は演習風景)を見せると、 敵対したときなどに拙いので(テロの標的にもなるかも) 本州以外の西日本の地方都市で、できれば四国や九州の北九州市や福岡等の 産業、政治の中心地以外の都市。あとは、熊本城なんかいいかも。 F世界は中世レベルならこれで十分すぎ。脅しには視界外からの自衛隊の砲撃を 魔法ですとか言ってみせればいい。
>>846 大阪城公園行ったことあるけど
本丸の石垣とかすごかったなぁ・・・実際見ると
皇居(旧江戸城)とか熊本城とか?
彼ら(F住人)なりにもきちんと理解できる範疇だしね
しかもそれが300年前で人力で作られたと知るとショックかも?
>>846 もちろん便所とドブの汚水が集まる所、下水処理場です。
「ここにはこの地域の糞便と汚水が集積され、浄化されていくのです」
糞垂れ流しの街に住む人々なら、絶対感動すると思う。
「水の中のちっちゃい人(細菌・バクテリア)が、汚かった水を
飲める水へと再利用させてくれるのです」
若しくはコンドーム生産工場。「人口抑制技術の、まあほんの一形態です」
下手に「次男三男の悲劇」を見るよりは、これを学ばせた方が良いと思う。
日本の土建屋総出で大阪城とか江戸城規模の城を作ってみるのも楽しそうだ 堀は大阪城並にしてみて難攻不落にすれば・・・
岐阜の輪中とか棚田も結構良さそう。
北海道は中世レベルで気候が厳しければ周りに人がいないので(いても小数狩猟系部族) 後方の陣地として秘密にしておきます。
852は847の追加です
東北や新潟の農村というのもアリだな。 きっちり区画整理された水田の広がる光景はカルチャーショックものだぞ。
逆に驚かなさそうな所としては、歌舞伎町一番街とかだろうかw なんたって世界最古の職業だし、向こうにも沢山似たような所が有るだろうし。 まあ自由意志でやってる人が多いってのは、驚くかもしれないが。 宗教的拘束や、強引な人身売買の類が少ない分比率は高いはず。 ・・・借金の形に沈められた人ってのは、いつでもどこでも変わらないけどね。
東京タワーまで行って展望台に登らせて、望遠鏡使わせれば十分な効果があるかと。 どこまで行っても続く都市、ひたすら伸びる道路、そびえたつ方形の巨大建築。 詳細を見て取れぬものの膨大量の視覚情報が、常識はずれの高所にいるという事実 と共に使節団の脳細胞へと襲い掛かるですよ。
857 :
名無し三等兵 :04/07/29 01:09 ID:FZxtNRz3
義務教育の現場とゆうのもありかな?、国民のまづすべてが「読み書きができる」 とゆうのはすごいだろうし。 考えた理由は大学の「社会学」の時間に先生が「インド人もびっくり」とゆう台詞 からはじめた話で「インドでは読み書きができない人が靴磨きをするのに日本では 読み書きができるのに靴磨きをする人がいる」とインドからの留学生が日本に来て 驚いたとゆう話をしていたもので。
他に面白そうな所としては、むしろ商店街とかがいいかも。
>>857 氏の言うとおり読み書きが出来るのは脅威でしょうから、そこいらの看板全部が
3〜4系統の文字や言語で書かれている(というか、絵看板がメインでない時点で)
ビックリするでしょう。
「絵看板ではないのに、貴国の庶民はこれが何の店か分かるのですか?」
「ええ。我が国では学問が盛んですから(ニヤニヤ)」
きっとこんな感じでしょうね。ちなみに捕捉すると、中世の商店街は絵看板が
基本でした。大抵の客は字が読めませんから・・・
スレの話題が盛り上がってきた所に、SS投下(爆
「日本異邦戦記」 外伝 新大陸を発見せよ 13 すぐさま、艦橋に事故が発生した事が伝えられるや、艦内の見取り図が持ち込まれる。 それと同時に、火災発生現場付近の人間を非難させ、さらに消化班を増強した。 応急班は泡沫消火剤を投入し、火災を消しとめようと火災発生箇所に近づこうとしたが、火の勢いが彼らに勝 った。 耐火服を着用していない為、近づく事さえできず、火勢を押しとどめるだけに終わっている。 消化班の到着を待つ以外になかった。 一方分電室では、バッテリー室と火災発生箇所が近い事に危機感を抱く。 バッテリー室を火が回れば、最悪、すおうそのものが轟沈しかねないからだった。 轟沈しないまでも機能が停止しかねない。 非常用バッテリーも搭載はされているが、それはあくまでも主電源が復旧するまで稼動する性格のものであり、 非常用バッテリーから回そうにも火災そのものがバッテリー室に近く、万一の事を考えればさらに延焼しかねな い。 艦橋では、見取り図を確認した結果、沈黙で覆われる。
14 なぜか。 それはすおうの構造にあった。 バッテリーから取り出された電力は、配電器を通して艦内各部へと回されるのだが、配電器を通った後で 電圧増幅器に流され増圧されてから実際に供給される。 電圧増幅器やバッテリー室には、日本ガイシ謹製のガイシによって漏電を起きないように守られているが、 今回のような場合では無意味だった。 非常用として搭載されている内燃機関の場合は、蒸気によって発電機のタービンが回る事で発電するのだ が、バッテリーを通す場合と通さない場合の2つがある。 通す場合というのは、もちろんバッテリーに問題がない時で、通さない場合と言うのはバッテリーに問題が ある時だった。 今回の火災も大きな範囲で言うと問題がある場合なのだが、問題はそこにあった。 このままでいけば、内燃機関もただあるだけの状態と化してしまうのだから。 さらには経済性を稼ぐ為に、艦体の基本構造が商船形式になっているのも大きかった。 注水しようにも、以上の事から電力供給が止まりかねなかった。 ここに至り、艦長━━須藤一佐は、成新島に向け救援要請を行うとともに、総力をあげて消火に尽力する 事とした。
15 だが、救援要請を出すとともに、激しく大きな揺れがすおうを襲う。 艦内の誰もが、不意に襲った衝撃でなぎ倒された。 火勢がバッテリー室の防火扉を喰いちぎったのだ。 消化班がバッテリー室側へと向かい、消火活動を開始しようとしたその矢先だった。 その衝撃で、電圧増幅器が爆発するように出火した。 内部でショートしたのだった。 瞬時に艦内が暗闇に覆われ、激しく燃える火の光だけが明るかった。 10秒ほどして、非常用バッテリーが稼動したのが、電灯がついた事で判る。 「やむをえん!出火箇所に対して注水するッ!該当区域にいる応急班には退避命令をだせ!」 最早火災を消し止めるには、注水以外に手はなくなったのだった。 須藤艦長の命により、注水が始まる。 こうして消火は終わり第2発電室が機能したが、生命維持機能までは供給ができない状態となったのだった。 成新島より駆けつけてきた護衛艦が、満身創痍のすおうと合流したのは、それから8時間余りの事だった。
すいません、短いですが、ここまでです。 1レス分のss書くのに1時間近くかかってるOTZ 筆力ないなあ・・・。
乙〜
蒸気タービンは外燃機関ですけどー 内燃じゃないよ。
ttp://www.warbirds.jp/ansq/11/A2002486.html 外燃と内燃の識別はこんな感じらしいです。自分も始めて知った・・・勉強になる。
>>863 乙です。自分も経験ありますが、直書きは非常に大変だと思います。
これを楽にする方法としては、脳内で練った言葉を書き付けつつ推敲すること
でしょうか。これをやると、無駄な部分も削れるし早くなるかと。
もう一つは、書き込む板の性能を理解することです。例えば縦横の文字数などを
知っていれば、自然と書きやすく読みやすい物ができると思います。
>867 もともとのネタ振りに示威という意図があったので、都市規模や建築物のレベルを 一目でわからせる場所って事だったのですが駄目ですかね? F世界の人がまず経験していないスケールと視点なので、インパクトはあっても そこから何かを数量的に推測することは難しいと思うのだけどな。 こういうのって甘いですかね、ちょっと自分では解らないです。
彼らの常識から量的・質的両方であまりに隔絶した光景を見せると、 畏怖心から恐怖心に繋がる恐れもあるからどうかな‥ それがいい方向に繋がるとは限らないから、与える情報は程々の ところでコントロールしたほうがよいと思われ。 歴史に希に現れる「天才」という存在は本質を直感的に見極めること ができるが、その眼力も土台があまりに隔絶していては誤解の方向 に働いて役に立たないだろうし。
>870 なるほど、過ぎたるは及ばざるが如しという事ですか。 納得しました。 でも、そうすると使節団を首都に招くのは難しそうですね。 街の規模が把握できないならば、どこか展望できる場所への案内を要求してくるだろうし。 かといって、国を代表する使節を首都に招かないというのも外交儀礼としてどうかと思うし。 やはり事前に許される限りの予備知識を与えておくしかないのかな。
一部京都人が主張するところによれば、日本の首都はまだ京都らしい(w 舞鶴港や福井の辺りから京都の郊外まで来ていただくというのはどうだろう(w 東京や北九州市とかのド真ん中よりはまだショックは少なくなると思われ。 史跡まわりで誤魔化すという手も使えるかも。 あるいは那覇港→那覇市ってのもあるけど、沖縄は基地が多いから周辺の 視察を要求されたら困るかも。
日光江戸村へGO。太秦だとブレイドとか出てきて余計に誤解されそうだから駄目。
×史跡まわりで誤魔化すという手も使えるかも。 ○史跡巡りで誤魔化すという手も使えるかも。
とりあえずディズニーランドへ招待
長崎オランダ村跡地の有効活用という手もある。
>>873 こいつらですか?>ブレイド
\。/ 人 /H\
(<:;V;)>人(0w0)人(0M0 )ノ
<(へ ) ( へ) ( へ)
> < く
というか、未知の武器を持つ自分達とは異質の文化を持つ謎の国へ 外交のためにやってくる使節団が古都めぐりを堪能できるのかと…… そんな予定を組まれたら、俺なら適当なところで首を斬られるのでは ないかとガクブルしちゃいますよ。 うーん、普通に晴海辺りから上陸してもらって、首相とともに皇居行って もらうのがいいのかも。 (船旅になるでしょうから。横須賀や木更津でも良いわけですが) うんで、次の日に鳩バスライクに簡単に観光してもらう事で、カルチャー ギャップ慣れしてもらってから交渉開始。 考えてみれば、魔法なんて物に慣れている人ならば、ある程度までは 『そういうもの』という認識で受け止めてくれると期待できるか。
880 :
名無し三等兵 :04/07/29 23:26 ID:x/W4PLbm
日本人側の反応ってどうなるんだろう「ゼロの使い魔」と「デモンズサマナー」と ゆう作品」の中で個人と世界全体の違いはあれど未知の存在や法則とゆうべき魔法 を見た場合F世界の住人と反応は大差無いかも(驚く対象が違うだけで)。 「デモンズサマナー」では「宗教的しがらみ」のなさから日本人の激変した環境で の順応は順調ですが。
>>879 確かにそうですね。古都巡りも「良いアイディア」ではないようで。
魔法に関しては、むしろこっちが慣れたり気を付けねばならないでしょうね。
ビックリして使い魔とか町中で出された日にゃあ、こっちがパニックになりますし。
魔法は理屈と理論が向こうなりに有りそうだから、むしろ神の力とか
理不尽系の力と理解して貰った方が楽かも。
>>873 実は正式な首都がまだ定まっていなかったりする。
ちなみに天皇は東京へ旅行中という扱い。
…まあ、東京が事実上の首都だけどね。
>>882 正式に東京は日本の首都であると定めた法律や宣告は無い
らしいね。
>>883 こんなん見つけました^^
34 名前:日本@名無史さん[sage] 投稿日:04/07/21 21:32
>>32 東京奠都ノ詔(明治元年7月18日)
「奠都(てんと)」→「都を定める・建設する」
「朕今万機ヲ親裁シ億兆ヲ綏撫ス 江戸ハ東国第一ノ大鎮四方輻湊ノ地宜シク親臨以テ其政ヲ視ルヘシ
因テ自今江戸ヲ称シテ東京トセン 是朕ノ海内一家東西同視スル所以ナリ 衆庶此意ヲ体セヨ」
都を移すとは言ってないが、ようするに東京を京都と同格の都としている
「関東大震災直後ノ詔書」(大正12年9月12日)
「〜東京ハ帝国ノ首都ニシテ政治経済ノ枢軸トナリ国民文化ノ源泉トナリテ民衆一般ノ瞻仰スル所ナリ〜」
戦後〜
「首都建設法」(昭和25年6月28日)
「首都圏整備法」(昭和31年4月26日)
「国会等の移転に関する決議」(平成2年11月7日)
首都は東京と明言されてます。法律で。
だそう〜
>881 そういえばオスマン・サンコン氏が外交官として初来日した時 『日本はサムライがいっぱいいる国で、向こうにいったら刀を手に入れない と自衛も出来ないんじゃないか』とか思ってたそうですね。 そして、日本についたらサムライなんてどこを探してもいなくて安心していたら TVで時代劇を見てしまって。 『うわぁー、やっぱりサムライはいるんだ! 刀を手に入れないと!』と慌てて 日本刀を買える店を探しに出たとか。 ……現実でもそうなのだから、実はカルチャーショックってあまり心配しなくても いいのかも知れない。 ただ、都市規模に対する驚きというのは、どうしてもあるんでしょうね。 特に使節団という政治にかかわる人たちであるならば。
>884-885 要約すると、F世界の視察団には京都の太秦(現実にはもうなかったっけ)でも見せておけと。
いえ、普通にやるのが一番っと 自然体である事が一番効果的であると、ここで話してて感じるようになった。
889 :
age :04/07/30 20:59 ID:???
age
いにしえの戦とか言って、インデペンデンスデイを見せてみたりして
魚とかの養殖場や野菜のハウス栽培も良さげな気がする。
分家の小官の言葉だが、案外良い視点かもしれない。国民国家という得体の 知れない思想と、その体現者たち。たしかに効果はありそうだ。 ただこれをやった場合、理解できなければ混乱、理解されれば絶対に相容れない という認識が待っているので、非常に危険な部分はあるが。 ・・・あ、民主的勢力用のプロパガンダに使えば良いのか。招く使節は 別に体制の中枢で無くとも良いんだし。それはそれで危ないけど。
>890 いいですね〜。 神話の世界の戦い。 日本版では平成ガメラがいいんじゃないでしょうか。 まさに古の大戦。
史実の範囲内で何か無い?
というと?
戦時中のニュース映画とか。
丸枝中尉みたいな自衛官キボンヌ F世界での戦闘中に降りかかる魔法にびびりながら戦闘糧食を配りに回る 一行とか
>>886 だから太秦はダメだって。「新撰組VS仮面ライダー剣」とか何て説明すんだ。
<帝国>軍の攻撃魔法は4の丸出城全域を覆っている。 「当番将校殿!」一曹が叫んだ。「動いちゃだめです」 「でも」切羽詰った、まったく落ち着きの無いこれで将校が応じた。○○○○。 一応、陸自二尉に任じられている。今日の役回りは城砦兵站部糧食班の戦闘配食担当 第三席当番将校補だった。 一部改変 皇国より
誰か、上げたのか? 拙いな…夏戦線真っ盛りと云うに…。下げがてら、小品でも投下するか? 戦闘シーン。
「だんちゃーく…! !! 弾着、確認出来ず! 敵、時間神特殊能力使用と思われます! 」 「普通科連隊に早急に連絡! 戻れと! 送信急げ! 」 「間に合いません! …航空科より緊急報告! FH70の榴弾が炸裂! 死傷者…多数! 」 前線は、押されていた。いや、押されている『フリ』をしているだけだ。嵩に掛かって、相手に油断を 生じさせてやるためにも、『尻尾を巻いて頭を物陰に突っ込んで尻隠さず』を地で行く逃げっぷりを 演じてやる必要が有るのだが…期せずしてそれは『演技では無く現実に』為りそうな気配だった。 「戦場の『時間』を限定支配されただけで…この体たらくとはな…糞! 」 「信管関係は燃焼時間等は意味を成さなく為りましたし、最大のアドバンテージで有る通信伝達 の速度も意味を成しません。…今まで現地部隊を無能扱いをして来たツケが廻って来たと…」 士気に響き、展開している部隊が総崩れに為るのも時間の問題かも知れない。皮肉な事だが、 敵、『時間神』が時間を『停めている』御蔭で、各部隊に劣勢情報が蔓延せずに済んでいるのが 現状だ。師団を預かる陸将補として私には一体これ以上何が出来るのだろうか? ただ時間を 稼ぐためだけに…私の部下が『無意味に』死んで行くのだ。この終わりの無い『支配された時間』 の中で。
投下終了。も少し膨らませたかったが、漢字量が何時も多いので、送信が小分けに為るのだ。 小官的には消化不良の小品だが、少しは『きな臭さ』を出せただろうか? ギャグ・ラノベ臭い 展開の背後では…と云う、『使い古された』奴だ。このきな臭さを描写したいが故のアレだ。 許せとは言わない。だが、付き合ってくれる者には真摯に、小官は対話したい。以上。
ああ、『戦闘中の部隊行動に関する命令』は一旦、指揮所の通信所で暗号化され、そしてモールス符号で送信される。 だから解読等でタイムラグがどうしても生じる、と解釈せよ。それを描写してこそ、軍事板で演る意味が有るのだ。 小官、今度ので端的にそいつを演ろうとしたが…『守秘義務』に引っ掛かった。スマン、諸君。質問求む。以上。
誰も、居ない…か。お休み、諸君。真夏の良い夢を…見るのだな。
平成ライダー見せてやればいいじゃん。 我が国はかくのごとくアンノウンに対処するのである、ってな。
劇場版の『アギト』で無いと、『G4』こと陸上自衛隊謹製パワードスーツは出ぬだろうが! と突っ込む。
>>908 ∧_∧
(ノ//ハ))
ξ `∀´ノ
( <V> )
| | |
(__)_)
小沢モナカ【おざわもなか】
「仮面ライダー アギコ参上!! 」スレッドに登場
警視庁・未確認生命体対策班所属、しぃ3ユニットの行動隊長。
しぃ3、しぃ3−X、しぃ4の設計開発者で、知能指数は180以上の天才。
好物はビールと焼肉と美少年。
北條モラルとは反りが合わない。
最近のライダーは剣で戦うやつが多いからF世界人にも親しみやすいだろうなあ。
スマン…そう言えばアレは『盗作』だった…。原設計は警視庁…! ぬかったわぁ!
>>910 「あの方は何とおっしゃっているのですか?」何て聞かれた日にゃあ・・・>剣
>>912 「アレはオンドゥル語という珍しい言語です。解析は済んでいません」
とかwでもそれだと、アギト語の方がそれっぽいんだけどねー。完全に別言語だし。
教官は小官だろ・・・まったく・・・。
傷間褐炭会!
えらく健康的な響きの会ですが、一体何をやってる会なんで?
543 名前:なまえを挿れて。 投稿日:04/07/12 07:23 ID:???
小官はかつて大型軽量MSを駆り旧ザク級からドム級までありとあらゆる戦場を越えてきた者です
情報戦の末、此度の相手は22年式ジオング級と判明
いささか初めての超重量級を相手に少々戸惑っておりました
しかし、小官とて数々の戦場を乗り越えてきた自負と誇りがあります
そして昨夜出撃いたしました
サンノミヤ空域にて敵と接触、予想以上の超重量級に面食らったものの
燃料補給の後、交戦域へと移動いたしました
しかしそこで再び面食らってしまいました
あまりの腹部装甲の厚さに局部が完全に隠れてしまっていたのであります
これにはさすがに愛用のビームサーベルも士気を下げてしまいました
そのままでいるわけにもいかず、無理やりビームサーベルを抜き放ち
いきなり接近戦へと持ち込みました
敵の口撃に怯むことなく胸部装甲、局部への指バルカン掃射で敵一旦沈黙
再起動の後格闘戦へ
交戦を三度行った結果、戦闘開始から計4回の撃墜に成功いたしました
後日、再び同敵軍士官からの電報により
明日イチキュウゼロゼロ時より再戦と決定いたしましたことをお知らせすると共に
これで報告を終了いたします
こんなことらしい
http://love3.2ch.net/test/read.cgi/kageki/1087186641/
ここは酷い停滞をするネットですね。停滞防止の為、とりあえずネタを振ってみる。 F世界における最も凶悪な敵って、どんなんじゃろ? 例えばヴァンパイアは強いが、出現時間や居住地帯に制限があるから対応可能。 しかし逆に「どこにでもいてそれなりに厄介」な奴は対処がきついと思う。 よくRPGで「敵ウゼー、出現判定イカれてやがる!」と思うことは有るが、 アレは排除魔法等の救済措置がある。MP消費は低いし、草や怪しいクスリで MPはどうとでも出来る。自レベル以下の敵全排除とかあるし。 しかし自衛隊は物資を消費し、道具を制作し、対策を立て、しかもそれが全部の 「敵」に有効とも限らない。対策の立案と実行だけで業務に負担がかかりまくる。 こう考えると、どんなモンスターが最凶たりうるだろうか?
921 :
920 :04/08/01 00:49 ID:???
ちょっと読みにくかったかな?取り敢えず候補をあげてみる。まずは雑魚軍団から。 スライム類 生息域は大変広く、亜種もいっぱい能力もさまざま。対応マンドクセ。 最近では、結構彼らの能力も見直されて来ている。 野獣系 魔力で狂暴化+強化されている連中。群で来るわ戦術行動取るわで、 数と火力がないときは非常に危険。輸送隊アンブッシュとか茶飯事。 下級モンスター 浮遊霊など強くないアンデッド系。極端な魔法力こそないが、 ゾンビはワラワラ、幽霊は混乱魔法などをぶち込んで来る。物理兵器が効きにくい。 次はイベント系 城 古城そのものが魔物化したり、空間歪の中に強い魔族が作る。中から壊さないと どーにもならない上、モンスター無限増殖とか乱暴な補正あり。城そのものに魅了や 誘引の魔法が掛かっていたりして、ちっちゃい被害が続発する。 主 地域一帯の支配者級。足を踏み入れた場合、強制転送や瞬間移動追尾などで 戦闘が強要される。一回倒しても、「真の姿」が有るから油断すると危険。 だいたいこんなもんだろーか。これをネタにSSなり議論なりしてくれい。
922 :
sage :04/08/01 05:28 ID:XYpR1j4/
たしか、前の方のレスに魔王の住む洞窟の攻略法が書かれてましたね。 毒ガス、煙等で炙り全滅させると言うかんじでしたか? まあ、今まで人間はウイルス以外、動物や昆虫も数多く絶滅させて きたのですからモンスターもよくて天然記念物でしょう、 当然絶滅する種の方が多いでしょう。 F世界人が国を作れるくらいモンスター勢力が弱いわけですから、 現代日本なら問題なし。 緑豆が唯一の問題ですが。そう敵は内に有りですよ。 緑豆が最凶です、煽動技能や、擬態技能まで持ってますし、 普段は我々一般人となかなか見分けがつきません。
上sage間違えました。すいません。
924 :
名無し三等兵 :04/08/01 06:38 ID:Fxb2aBi4
妖魔の潜む緑の迷宮。 富士樹海から時空を飛ばされた空挺班に、地獄の試練が襲い掛かる。 効かない火力、衰える体力、仲間内の争い。 死線の限界に達したとき、彼等は同時に飛ばされた補給備品を発見した。 そして、貪り食べる糧食のなかについに有効な兵器を見出したのだ。 次回、「納豆最強」 最後の細菌戦が開始される。
>>921 スライム類 生息域は大変広く、亜種もいっぱい能力もさまざま。対応マンドクセ。
最近では、結構彼らの能力も見直されて来ている。
野獣系 魔力で狂暴化+強化されている連中。群で来るわ戦術行動取るわで、
数と火力がないときは非常に危険。輸送隊アンブッシュとか茶飯事。
欠点:生物だけにかならず病気にかかる。
>>924 納豆を平気で食える日本人は魔物ではないのか? という議論がF世界で活発になる。
──俺たちの戦いは始まったばかりだ!
第一部・完
>926 そこでくさやの干物ですよ。
こんなんばっかりかよ!うーん、俺が言いたかったのは、「補給線及び 後方地域における野生魔獣の脅威」って事だったんだが・・・ モンスターだって、得体の知れない鉄の獣、しかも見たことのないくらい 無茶苦茶な数の群には突っ込まないだろうし。 逆に「食い物の臭いがして、幌馬車っぽいものが少数通りすがる」というシチュ だったら、襲撃すると思う。前線部隊の砲爆撃で森が燃え尽きてればなおさら。
代用食考案世界一の農水省ナメンな。 ってことで、F世界・日本の食糧事情に新たにモンスターが加えられた・・・。
野獣系の魔獣は逆に自衛隊に狩られるんじゃないか リンクスの毛皮は超高級品だし猟犬としても価値が高い(猫科だけど)。 スライムは粘菌と解釈するなら自然界には天敵が存在する。 しかしヴァンパイアや獣人は感染するからかなりの脅威となりうる。 結論! 『夜食にはニンニクを食べよう(笑)』
そろそろ新しいスレを作るべきでは?
エイズやC型肝炎が怖くて吸血できなくなったヴァンパイア。 BSEや鳥インフルエンザ、口蹄疫が蔓延し大打撃を受ける魔獣・獣人。
喪前ら! 嫁さんにするならどの種族? (チェックは &#9745; →&を小文字で桶) 1.□ エルフ 2.□ ダークエルフ 3.□ ハーフ・エルフ 4.□ 亜人間(獣人) 個人的には 1.□ エルフ 2.? ダークエルフ 3.□ ハーフ・エルフ 4.□ 亜人間(獣人)
決めかねるなぁ。 場合によっては僅差で亜人間、か……
基本的にはDQNでなければOK!なのですが…ここ最近は4の獣人に心 惹かれるものが… むぅ。18禁えろげー「巣作りドラゴン」の影響が強いな。 それはともかく投下します。
35回目の投稿 輸送戦記? 131 87式偵察警戒車の25o砲、89式装甲戦闘車&87式自走高射機関砲の35mm砲、74式戦車の105o砲。そ れぞれが帝國軍を文字通り『挽肉』にし、王国軍が突撃を行っている。そんな戦場を僕たちは眺めて いる。 クラウスちゃんをはじめとするクラウス隊の面々と修道士たちは、装甲車両+火砲による『戦闘』を 恐怖と興奮が入り混じった表情を浮かべている。 「守…これが、守のいた所での『戦い』なの?」 クラウスちゃんは完全に怖がっている。僕たちを含めた自衛隊の恐ろしさ、そして裏切った時に自分 たちがどうなるかを想像しているのだろう。 「多分…まだ甘いと思う」 周りにいる騎士たちがざわめく。 「え…そ、それじゃもっとひどい…の?」 「ああ。1日で2万人以上が戦死したというのなら100年前からあるぞ。その100年前から今までの総戦 死者数は1億人を超えるらしい。」 あまりの数に真っ青になる騎士がぽつぽつ出る。そりゃまーそうだろー、総人口が数百万?以下な国家 がごろごろしている所に1億だからな。 「ああ、安心してもいいよクラウスちゃん。日本国は裏切られない限り味方にこんな事はしないさ」 「…何でそんな事が言えるの…」 「味方が少ない。帰れるかどうか怪しい情況だから味方は増やしたいし、今後の商売や外交を考えると むやみやたらと敵を増やすのはアホだ」 それを聞いてみんな少しはほっとしたようだ。 ん、ちょうどいいや、まえから考えていた提案をしてみるか。 「そこで、クラウスちゃんに騎士の皆さんに提案をしたい。日本国に貸しを作っておくと後々有利だと 思うし、みんなの名誉も上がるし日本国も助かる。そんな虫のいいのがあるけど…どうする?」
132 クラウスちゃんたちはそろってどんな提案なのか聞き耳を立てる。 「簡単。いまから出撃し、恐らく撤退準備をしている帝國軍司令部を襲撃。各種資料を捕獲する。当然 の事ながら指揮官を捕獲してしまえばなお良し」 「ちょっと待って下さい。もし襲撃しきれない程の敵だったらどうするのです?」 騎士の1人から質問が来る。 「その時は触接を続け、位置情報を陸自に流したり、嫌がらせ程度をやって撤退を妨害してしまえば いい。捕獲よりは落ちるが陸自には助かる。逃げ出すのが遅れるとその分陸自が追い付く可能性が高 くなり、各種情報や身代金満載の司令部を押さえる可能性が高くなる。現代戦において司令部は宝の 山だから評価は高いぞ」 全員が黙り込み、お互い顔を見合わせる。迷っているようだな。ならばここで焚きつけるか。 「騎士は篭城しているだけなのか?」 「守。騎士は馬を駆って走り、戦うのが本分だ。その話に乗ろう。他の皆はどう?」 皆は歓声を上げて同意した。 「早く馬をもってこい!」 「伊良子3佐に報告を忘れるな!」 一気に騎士たちは準備を始めた。やはり騎兵は積極的な行動がお好みらしい。 「ところで…守はどうするの?」 「言いだしっぺが行かないわけにはいかないでしょう。私もついていきますよ。ただし問題が…私は 馬に乗れないんですよ」 「なら私と2人乗りだね」 マジですか? 「え〜クラウスちゃん、大丈夫なの?」 「守は私と一緒じゃイヤ?」 「そんな事はないぞ」 「なら決まりだね」
133 「総員出撃!」 クラウス隊が一斉に出撃する。鎧に身を固めた騎士が馬に乗って走り出すのはかっこいいなぁ。問題 は僕がクラウスちゃんと2人乗りな事だけど。 騎士たちが出た後にバイクに乗った偵察兵が出てきた。伊良子3佐が安全の為&連絡役としてつけてく れた人だ。 「クラウスちゃん。見たところ司令部は最初の所から離れているよ。どうやら逃げ出しているらしい」 「方向は分かる?」 「常識的には来た道を逆に」 「なら行こう。優勢な敵と遭ったら逃げて報告で。総員私に続け!」 すっかり指揮官が板についているな。王国のジャンヌダルクと呼んであげよう…てマスコミが書き立 てそうだな。 街道を走っているが、反撃を行おうとする連中とは遭わなかった。 多くても20人ぐらいの集団がぽつぽついたが、剣から何から放り出してしまった丸腰な連中が多い。 こっちを見て逃げ出す連中も多い。そりゃまー1万以上いた連中が半減どころかそれ以上の損害を食う わ、敵は魔法みたいな攻撃をしかけるわ、空からデカい鳥が攻撃をするわと士気が崩壊するのは無理 も無い。 戦争に負ける事はこういう事か。 しばらく走っていると前方に徒歩の集団が見えてきた。身なりが立派だ、もしかして… 「帝國の司令部部隊だ!クラウスちゃん!」 どうやら向こうもこっちに気がついたらしい。護衛の連中が展開するのが見えた。…ん、青いもやもや も見えるから、最後に残った魔法使いもいる! 「向こうはまだやる気だ。魔法使いもいるぞ!気をつけろ」
134 まずいな。魔法使いがいるのならば遠距離で攻撃魔法が来そうだ。散開させるべきかと思っていると。 「散開!密集するな。魔法の餌食になるぞ!」 分かってるな、クラウスちゃん。 そして進むが…攻撃魔法が来ない。もしかして引きつけてから一斉射撃を狙っているのか?もしそう ならかなりやばいが、散開して多方向からの一斉襲撃に耐えられるかな?何せ帝國司令部部隊よりこ っちの方が数が多い。 魔法使いが何か唱えだした。 「魔法が来るぞ!」 そう叫んで身構えた。この情況では炎か風系統が来そうだ。ならば火炎放射か鎌鼬か?…と思ってい たが来ない。何かと思っていたら、いきなり地面が逆転した。 最初はさっぱり分からなかったが、どうやら馬が棹立ちになって振り落とされたらしい。クラウスち ゃんも同じだ。他の騎士たちは愛馬と一緒に明後日の方向に駆け出したり、振り落とされたり、酔っ 払ったように歩いていたりしている。陸自の偵察隊の人は…バイクから投げ出されて動かない。もしか して即死か。 「大丈夫かクラウスちゃん」 「う〜ん大丈夫」 と言って立とうとするが、立ち上がってすぐに変な風に転んだ。まるで平衡感覚がおかしくなったみた いだ。 いったい何をかけたんだ? 「いったいどうした?」 「普通に立って敵に向かうつもりだったけど…何で転んだんだろう。普通に歩いたつもりだったのに」 おかしい。全員がそろって平衡感覚がおかしくなるのは絶対におかしい。魔法か?という事はあの魔法 使いは『平衡感覚をおかしくさせる魔法』を使ったにちがいない。どうしよう。
投下終了。
そういや薬中騎士のアス(でよかったっけ?)ってどうなったんだっけ?
多分、修道院の中でモゴモゴ言ってるはず
>>933 亜人間で一くくりにするのはどうかと。
グラスランナー、ドワーフ、マーメイド、セイレーン、ドラゴニュート
サキュバス、バンパイアなどいろいろいることですし
ほかになんかよさげな種族っていましたっけ?
Call50氏、定時投下乙です。しっかし王国のジャンヌって、欝エロゲの
バッドエンドみたいになりそうで縁起悪いですね。それはそれで萌えですが(鬼畜
>>943 ワーウルフとか、頭に人がつく人々。他にはバンシー、ってあれは妖怪か。
人魚も魔法補正はアリだし、他にも探せばあると思いますよ。
脳内分類だと、人型はすべて亜人種に分類されてたり。 交配可能かどうかはまた別の話ですが。
>>944 やぱーり異種族とお近づきになりたかったら自衛隊に入隊してF世界に派遣
か、青年海外協力隊か外務省辺りかな?
?ひとがたのどうぶつ
年金制度保持の為に長寿のエルフ族に日本国籍取得を薦めるF世界の日本政府。
エルフの納入期間を長くして(事実上税金)で日本人を養うのか! 二等国民みたいな扱いを受けるエルフ族 都市国家(ポリス)における奴隷に近い感じだな
950ゲット!
951 :
狩人 :04/08/02 11:17 ID:???
小官どの萌え氏はこれで二度目ですか? がんばってくださいや。
今度はニセモノが出没かい(腐)
954 :
狩人 :04/08/02 18:02 ID:???
>>952 小官どの萌え ◆ptnysRAc0E氏、間違えてしまってすいません。
1234
埋立開始。
エルフェンリート!・・・もどき。 俺の目の前にいやがるこいつは、一体何なのだ!周囲を囲んだ隊員三人を、 発砲された小銃弾ごと薙ぎ払いやがった。しかも本体は無傷。化け物か? 「gagoijstijrij;」 目の前の女のような格好をした化け物は、訳のわからん言葉を喋っている。 くそ、何故嗤っている。俺達がそんなに面白いのか?糞ったれめ。 「カール用意、テェッ!」 遠巻きに見ていた俺は、部下にカールグスタフの発射を命じた。バックブラストが 吹き荒れ、発射口から砲弾が奴に突き進んでいく。勝ったな。 視界が晴れたら、肉片ぐらいは探して持ち帰らな 「ああああぁぁぁ・・・」 恐怖に駆られた僕に発せたのは、この言葉だけだった。爆煙が帯状に削れたかと 思うと、小隊長の脳味噌が当たりに撒き散らされたのだ。赤く染まった隊長の 体は、僕の目には酷くゆっくりと倒れていった。 煙の向こうのアイツは、全く無傷だ。爆煙が縦横に帯状に削られている。まるで 伸ばした触手に守られているように、見えない何かがあの女を取り囲んでいるんだ。 こいつに勝てるのは、機甲科か特科くらいだろう。・・・ああ、もう死ぬのなあ。 あの何かにぶち抜かれて、もう腸が宙づりだ。ちくしょう、メスブタめ。
(´・ω・`)つ◇VXガストもってきましたよ…。
新感覚首チョンパラブコメ乙
____ __ 'ーr‐‐r、`、 \ . ‐'  ̄ ̄ ̄ `' 、ヽ. 1 /. / : ∀ / \ 、 l | . l. / __、 == ./___ l i ノ l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ li l r'´rー`r‐i´ r‐‐、`ヽ l レ' / < ゴ−レムですが何か |li l ヽ.__ニノ^ヽ....ニニ´-' ,. - ' / \_____ ヽ`'┴ー--「 ̄|l-‐‐ ''"´ ,ィ l ヽ、_ |__.|| _,,.. イ /┘ >二j^ーヘiニ二 --く.∠.__ rー-- -‐'' ´| rァ-―、-‐/7 7'''ブ ̄`く \ | | ト--‐'ノ | | | ゝ--‐'ソ ,. -‐'ヽ | レへー<.. | | | >‐ァ'⌒ヽ、-へ| ( ))ー、`| | レ''´. -‐ト、 ノノ 〈
F世界人に花火を見せたらどうなるだろう、と言ってみる
962 :
名無し三等兵 :04/08/04 23:10 ID:i3nunXMt
埋め立てのためage
埋め立てするなら・・・・。
自分の作品世界に突っ込んでみる(爆 お題 その1 アムデスの補給体制について A:侵攻先の各村や町から略奪してる。 B:侵攻先の各町村から徴発をしている。 C:実は異教徒の者など食いたくないから、本国から輸送してる。・・・げふんげふん D:ぢつはアムデス人はン先年来、修行した事でご飯食わなくても生きていける(。A。)アヒャ
お題 その2 補給方法について い ところてん方式に本国から最前線まで、物資を押し出す形で補給している。 ろ なんとアムデスは、緻密なダイアグラムを組んで、物資を運んでいるッ! アムデスの科学は世界一イイィィィッッッ! は 今明かされる真実! ぢつはアムデス人はみな気の達人なので、補給しなくても戦える!藻前は既に○んでいるッ!
「暴走…? 違う…。 これは…魂の…咆哮…? 『死なせない…?』 何故…? 貴方は戦うために…生まれてきたのに…? 」 何処か夢見るが如く、焦点の合わぬ瞳が74式戦車を見詰めている。乗員の意思に反して、爆走し、後退し続ける戦車。 74式は土煙を巻き上げ、縦横無尽に着弾する『魔導弾』を回避して行く。履帯の耐久限界を試す様な、その機動の原動力は…? どうやらあの『機械』は『命』を持ったらしい。『魔導』の遣い手は首を傾げながらも、魔導を放つその手を弛めなかった。 「停まれ74(ナシ)! 俺達は行くんだ! 仲間を見捨てて…逃げられるか! 」 「74ぃ! 馬鹿! 誰が逃げてくれって頼んだよォ! これじゃあ狙えネェだろうが! 」 「云う事聞けよ! おい! 停まれって! なあ! お前を動かしてるのは俺だぞ! 」 「糞ッ! 装填出来ません! 74! 停まれよぉ…これじゃあ…あんまりだよっ…」 乗員達が涙ながらに叫ぶも、停まらない。操縦手の意思に反し、戦車は後退し続ける。乗員の4名は舌を噛みそうに為りつつも、 5人目の仲間、『74式』にそれぞれ、訴え続けていた。戦いたいのに、乗員の意に反して『ただ逃げ続けるだけ』の戦車に向かって。 皆、死んで逝った。生きながら焼かれて逝った者、凍り付いた者、感電した者…しかし、彼らは『戦って死んで逝った』のだ。 『生きてこそ、次に生かせるんだよ、若僧ども! 死に急ぐな! お前等を、この俺が死なせはせん! 』 乗員はそれぞれ、確かに聞いた。低い濁声だが、厳しい中にも優しさを感じさせる、『男』の声を。『魔導』の遣い手の紅唇が綻ぶ。 三日月形の、『嘲笑』の形へと。追う者と追われる者。穢れ無き少女と、戦闘経験無き『鋼鉄の軍馬』。戦車の乗員は…誰も知らない。 彼らが戦車に『74(なし)』と名付ける以前から、戦車が『意志』を持っていた事を。幾多の若者が、彼の中を通り過ぎて逝った事を…。 END
叙情。兵器。意志。付喪神。短編大好き。以上。 あぼーん? 好きにしたまえ。小官はただ、書くのみさ。
『若僧! よく聞け! 貴様等は死の意味を履き違えている! 美しい死など無いッ! 有るのは無だ! 無のみ! 貴様等はこの俺とは違い、何かを産み出す事が出来る! 破壊以外の何かをッ! だから…生きろ! 何かを…』 超信地旋回。74は、それぞれの履帯を逆方向へ機動させ、その場で急停止かつ急旋回する。魔導弾が砲身を掠め、 大地に着弾する。未だ砲身は無傷だ。塗装も剥げ、装甲も細かい傷だらけだ。数々の『お色直し』を経た『お肌』の歴史が よく解る。…女がまた笑った。花の咲くが如くに。女好き揃いの乗員達がそれを見る事が出来ぬのは不幸だった。 『無駄な事をだと? 無駄では無いさ! 俺が斃れようとも、こいつ等はきっと戦う! こいつ等さえ無事なら、次が有る! そいつがお前らとの大きな違いさ! お前らや俺は使い捨てかも知れん! だが、こいつ等は…己の意志で戦うんだ! 俺やお前らの様に戦う事を義務付けられた存在では無い! だから…人間は素晴しいッ! だから俺はこいつ等を守る!』 女の柳眉が逆立った。人間では無い者と、人間に為りたかった兵器。…当の人間達を置き去りにしたまま、戦闘は続く。 と、END打ったが、続き書き。以上。どうせ埋めだしな?
埋め短編乙です。 自らの意思で駆る者を守る駆られるモノ、こういう話は好きです。 74式だとその意思を表する手段が乏しいので、心の声という形で 描写されてるのだと解していますが、ちょっと惜しい気もしますね。 中編くらいの規模でこの話をお書きになっていたら、なんらかの形 で依童(搭乗者に失神者がいるとか、敵方に索敵担当の夢見能力 者がいるとか)を配置されてたのではないですか? ベタベタなお約束ではありますが、教官殿の文章テイストだととても 似合いそうな気がします。 楽しんで読ませていただき、その直後にまず思ったことを感想までに。
1つ思ったんだが、F世界人が鉄道見たら如何思うだろうか?特に、朝夕の通勤電車。
そいつを使っちまうと、『味』が出ないのだ。作者には便利なのだが…悲壮感や男臭さの匂いが薄く為る。 小官リスペクトの神林モノの『雪風』や『マヘル』は『喋らない』。それが理想なのだが、このスレは『F』が前提条件だ。 従って、この方法しか無いと判断した。男同士の友情。女との相容れぬ溝。互いを兵器として信頼する心情…。 それを熱烈に小官は描きたい。まだまだ、訓練不足では有るが、描きたい。だから、書くのだよ。アボーンされても。
埋めだからこそ、修作発表には持って来いなのだ。 新規参入者よ! 勇気を示せ、血を流せ! そして己の存在を世界に知らしめるのだ! 私は、ここに居るのだと。
教官殿、レスありがとうございます。 喋らせるという手法を取られた理由、了解しました。 丁寧なご回答に重ねて御礼申し上げます。
「『鉄の声』を聴け。良い戦士に為りたければ、の話だが」 ドワーフの古兵が新参者の俺達に言った言葉だ。俺達は腕の中の、大部分が鋼板とプラの生成物である89式小銃を しげしげと眺めたものだった。包囲された今なら解る。『武器は手を掛ければ掛けるほど、信頼に応えてくれるものだ』と。 「さあ、吠えろ! 存分に! お前こそが主役だ! 吐き散らせ! 曳光弾に通常弾を! 俺はお前の『良き発射台』! 俺達がこれから生きるも死ぬも、コレまでの訓練と整備次第! さあ、俺に魅せてくれ! お前の晴れ舞台での艶姿を!」 思わず不敵な笑みが漏れてくる。疲れ切って居る筈なのに、身体の奥底から『力』が涌いてくる! この絶望的な一戦こそが、 俺の今の『生』を感じさせてくれる。この高揚感の齎す快楽は…性交など比べ物に為らないだろう。同じ『命を費やす行為でも。
埋めがてら、戯言を。 陸自の対仮想敵国のための防衛作戦計画書。創立以来、無数の計画が金庫の中に秘蔵され、 期限が来ると文書ごと破棄されて来た。明るみに出る事は滅多に無い。ここで、日本人的思想を。 もし、その使われる事の無かった作戦計画の『恨み』が『発動』したら? …さあ、大変(苦笑)。以上。
えーと‥ 首都を武力占拠した共産主義者に対応する作戦計画(あるんだろうか?)の恨み電波で、 プロ市民やマスコミや日教組などの左派系が本格的におかしくなってしまいテロ行為を実行(ry とか?
音威子府から北が消えたりしてw
>>977 新潟も危ないぞ。ソ連軍による裏日本侵攻も冷戦のころには考えられていたし。
まあそれをいったら沖縄など南西諸島もアレだろうが‥
>>978 そこで裏をかいて「津軽海峡大爆破」「茨城沖大海戦」ですよ。
ソ連潜による海峡突破や、太平洋岸に対する潜水艦攻撃用の迎撃計画が
発動し、くろしおvsむらさめ級など同士討ちが発生。
で、供養のために近海にいた罪無きダイオウイカが、仮想敵認定。
爆雷とロケット弾の餌食にされるわけですわ。
980 :
名無し三等兵 :
04/08/07 22:06 ID:ORYxl+cD age