2 :
名無し三等兵:02/10/19 09:53 ID:9PDEVwTt
久々に大型デムパ降臨!
5 :
名無し三等兵:02/10/22 00:17 ID:fn73ZNKs
age
つーか全然盛り上がってないね。
9 :
名無し三等兵:02/10/27 19:10 ID:Xwf8OIS8
前スレ661にあるようなのですが、落ちそうなのでこっちで聞きます。
アスキーコミュニケーションズ 超「戦争論」 吉本隆明
これっていったいどんなものなのですか?
「問題のベストセラー」とか書いてあるのですが、
コヴァのやつみたいに、トホホなものなのですか?
12 :
9:02/10/28 21:30 ID:???
了解しました。鋭意努力します。
河出書房新社の「百年戦争とリッシュモン大元帥」中古本だけれど
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
人がいない……
古本だけど
野村實「日本海海戦の真実」講談社現代新書
渡部昇一「ドイツ参謀本部」中公新書
光藤亘「ジェットランド沖海戦」朝日ソノラマ
リデル・ハート「戦略論」原書房
(帯、新刊案内、読者アンケート、日経産業新聞経営欄(昭和62年7月3日)切り抜きコピーつき)
以上の四点を購入。まだ読んでないけど。
15 :
名無し三等兵:02/11/04 01:53 ID:Ma+oY9Rl
保守
俺も朝日ソノラマの「帆船時代のアメリカ」を
注文したんだけど、どうも調達が無理っぽい。
どっか絶版の本を通販してるサイトないかね~
ソロモン海戦について書かれた(・∀・)イイ!!本を教えてください。
入門的なものと、突っ込んだものを両方教えていただけると嬉しいです。
>>17 >>19の目録2の「帆船時代のアメリカ」はだいぶ前に売り切れです。
前に問い合わせましたので。
現状ではEasySeekの九重書店が6000円で出してるのぐらいだと思われます。
どれも原書房版ですね。
はっきり言って高いので、
文庫版を気長に探すほうが良いでしょう。
23 :
17:02/11/09 01:03 ID:???
age
25 :
名無し三等兵:02/11/09 05:34 ID:7/qq1mbh
26 :
名無し三等兵:02/11/09 06:26 ID:7/qq1mbh
もちろん僕だって辞書引き引きのヨチヨチ歩きなんだけど、
20世紀以前西洋史になると専門書・邦訳いずれも高くてなぁ。
さっきamazonから
長篠合戦の世界史―ヨーロッパ軍事革命 ¥3,786
火器の誕生とヨーロッパの戦争 ¥4,500
発送のメールきたんだけど、これってペーパーバック8冊買える値段なんだよな。
名著だから仕方ないけど、空しい
>21
>「帆船時代のアメリカ」はだいぶ前に売り切れ
漏れも Σ(゚д゚lll)ガーン
ああ、本屋で見かけたときに買っときゃ良かった
>>27 普通にe-ブックオフでgetできまちた。
こまめに検索かけることをお勧めちまちゅ。
29 :
名無し三等兵:02/11/09 18:01 ID:My6AZ9um
緑茶うがいがよく効きます。
できるだけつばやタンはお茶といっしょに吐き出すようにしてください。
あと鼻スプレーで強制で気に鼻水を出させてください。とにかく菌を体の外に出すことが必要です。
とゆ~か、源氏にあった「帆船時代のアメリカ」が売れてるんですけど……
買った奴は名乗り出なさい!(w
>>23 「帆船時代のアメリカ」
ソノラマ文庫版が原書房版よりページ数が多いのは、
文庫本はページ単位の文字数が少ないからなのでは?
誰か文庫版持っている方確認ヨロ
アッツ島玉砕戦 光人社NF文庫
泣けるし。
谷甲州氏の本で、お勧めはないですか?
34 :
SSBN:02/11/10 21:29 ID:???
いえ、ダメといいますか、谷氏の本は読んだことがないので、
おすすめがあれば教えていただきたいと思いますので、
どんどん御願いします。
>>35 やれやれ、ここは火葬戦記スレじゃないんだがな
旭日の零戦 ラバウル航空戦線
超大本営・戦艦大和
超連合艦隊
超戦艦空母 長門改
超機動航空艦隊
栄光の艦隊・超戦艦「武蔵」
怒濤の八・八艦隊
阿修羅の八・八艦隊
無敵の八・八艦隊
超・帝国無敵艦隊
戦艦空母魔利支天
連合艦隊 大奇襲
連合艦隊 大進撃
連合艦隊 大反攻
連合艦隊 大激闘
連合艦隊 大死闘
連合艦隊 大危機
独立戦艦小隊 竜虎
>>36 おーい、それは擬音な方の谷じゃないか。駄目ダヨそんなことしちゃ(藁
>36
すみません。
ありがとうございます。
私のお薦めは「仮装巡洋艦バシリスク」で~す。
星空のフロンティアでは航空宇宙軍史すべてを通じた「おっかさん」マヤ・シマザキを
砲戦距離一二,〇〇〇/襲撃艦ヴァルキリーではモノホンの宇宙戦闘を、そして仮装
巡洋艦ヴァシリスクでは航空宇宙軍史の中で繰り返される戦争の中で戦闘に携わる
兵士すべてのデスマスクを、それぞれの切り口で紹介した短編集で、ひとまずこれ
よんどけば「航空宇宙軍史」のテーマはおさらいできますです:-)
あとは「星は昴」なんかもおすすめですが、全体的に派手な宇宙戦闘を期待される
場合には谷さんは向いてないかもしれません(笑)
>33
私のお薦めは
「エリヌス-戒厳令-」です。
戦後、テロ組織として生き残ったある軍隊と、それを追い続ける公安組織との
暗闘が、辺境の一都市をキーにして展開されます。
ただし派手な戦闘を期待されると以下略
最近、本屋に並んでた光人社NF文庫の
「機甲入門」を買ったんですけど、
皆さん的に、この本の評価はどんな感じですか?
>43
ありがとうございます。
スレがあったとは・・・
気をつけます。
>>35 上二氏の作品以外だと、「カリスト-開戦前夜-」をお勧めしておきます。
架空の舞台設定ではありますが、リアルな良質の政治小説として読むことも
できます。
46 :
名無し三等兵:02/11/18 19:09 ID:GG89Gukt
兵士に聞けという自衛隊員の生の声を読める本を読んだひと居ますか?
書評お願い致します。
47 :
名無し三等兵:02/11/18 21:24 ID:h0nXx6D2
「清初軍事史論考」阿南惟敬著
阿南大臣のご子息(故人)が軍事研究に発表した論文をまとめたもの。
清の軍事精度について詳しすぎるほど述べている。これ以上の本を見たことないし、多分ない。
ただ、論集であるため読み手にある程度の知識を要求しており、まったくの初心者には辛い。
実はコレとっくに絶版な上、当時の定価18000円だった。どうしても欲しかったので文華堂で購入したが、
23000円もとりやがった。くそっ!
前スレであげた「世界諸国の制度・組織・人事」とほぼ同時に購入した「パンツァータクティク」と並べると、
もはや高笑いをするしかない。財布には埃しか入ってない。明日から夕食は雑草だ。
ますは通史を読むべし。わたしの独断と偏見に基づくおすすめは、
児島襄「ヒトラーの戦い」「日中戦争」「太平洋戦争」
P・カレル「バルバロッサ作戦」「焦土作戦」「彼らは来た」「砂漠のキツネ」
D・アーヴィング「ヒトラーの戦争」
マーチン・ギルバート「第二次世界大戦」
ジョン・キーガン「タイムズ・アトラス 第二次世界大戦」
山岡荘八「小説太平洋戦争」
あと副読本として
P・カレル「捕虜 誰も書かなかったドイツ人虜囚の末路」
S・アンブローズ「ワイルド・ブルー」
T・アレン&N・ボーマー「日本殲滅」
児島襄「天皇と戦争責任」「誤算の論理」「天皇」
ポール・ファッセル「誰も書けなかった戦争の現実」
J・ダニガン&A・ノーフィ「第二次世界大戦 あんな話こんな話」
>>46 面白いよ、お薦め。兵士を見よの方は、漏れが空の萌え度が
低いせいかそれなりと感じたけど。
リゴーニというイタリア人の、「雪の中の軍曹」
イタリア軍の東部戦線従軍ネタだ。ドニェプル川の氷上を歩いて突進してくる露助、本当の話だったらしいぞ。
大日本絵画の「パンツァータクティク」、買った人感想お願いします。
本屋でざっと見良さそうでしたが、値段が値段だけにちょっと考え中です。
>52
アレを読まずして戦車について語る無かれ、って本だよ。
戦車について何かしら意見を言うつもりなら、あれは絶対に読まないと駄目だね。
工兵について知るために、御薦めの本はありますでしょうか?
福岡ジュンク堂書店に行ってみたら、なぜかミリタリーものの本棚のとこには
透明のビニールみたいなのが被せてあって見られないようになってた
(棚そのものにかけてある)
>>54 光人社NF文庫から出てる「工兵入門」とか
旧軍の工兵について一通り理解できるかと
>56
ありがとうございます。
何か戦時法についてわかり易く学べる書はありませんか?
>58
朝日選書だったかで、戦時国際法について書かれた本がありました。
前スレでの漏れのレスを探して下さい。
ちょっと今、題名は引越荷物に紛れて覚えていませんので。
age
61 :
名無し三等兵:02/11/21 18:26 ID:xj+COA1U
>>52 パンツァータクティク非常にいい本で金額分はあります。
内容は「53」氏の言うとおりなのですが、個人的にはすべての意見を理解・納得・同意は出来ません。
しかし戦車について広い側面と細かい内容の記述がカバーされていて、単なるスペックマニアでない戦車ファンは必読でしょう。
>52
先日MGの社長と話しましたが、売れてるって言ってましたな。
ウチには英文の原書と、その送られた日本語訳がありますがお勧めです。
戦車内部の写真や戦車兵の日常生活(?)などから、基本的な戦術まで。
あと無線通信担当が飯の用意など雑用全般を担当されると記述が・・・
私としては新鮮で参考になりますです。
63 :
名無し三等兵:02/11/21 22:56 ID:/pDjYAxC
古い本で恐縮なのですが、
柳田邦男の「零戦燃ゆ」っていう本を、
どなたか読んだ方はいらっしゃいますか?
書評を聞きたいのですが・・・
>>54 もし可能であれば、大学か自治体の図書館のネット検索で
原書房の「日本工兵物語」を検索してみましょう。
1980年初版発行の本です。
日中戦争期以降の簡単な工兵沿革としてお勧めです。
対談形式で書かれている(確かそのはず)ので、読みやすいです。
>>61 どの辺りを理解・納得・同意は出来ないのか教えてくれないか?
66 :
61:02/11/22 14:33 ID:9h/zC4Un
明瞭に覚えているのは、訓練のやり方で、段階的に練度を向上させるのは良くないっていうとこ。
記述の方法は戦時の訓練システムとしては良いが、平時の方法としては適切なのか?と思ってしまう。
全般に戦時のドイツ軍システムを絶対視し過ぎているように感じられた。
戦時中のドイツ軍についての記述としてなら良いのだろうが、端々にそれが現代各国軍の共通事項として一般化できる事項と考えているように感じられる。
例えば今の自衛隊にあれはそのまま適用できん。だから自衛隊はダメとか、あるいはあの本は間違ってるでなく、いろんな前提が違う。
あと、戦時中のドイツ軍の「品行」についての記述は心情的には理解できるが、事実の記述としては信じられない。
はっきりいって「おいおい」と言いたくなる。
そりゃだって元がドイツ軍のマニュアルだから
68 :
52:02/11/22 14:50 ID:???
52です。色々とご教授ありがとうございました。
やはり買ってみようと思います。今月は物入りで難しいですが・・・来月に自分への
クリスマスプレゼントとしてでも(虚しいな)。
日本ではカタログスペックの本が多いなか、この手の本は本当貴重ですよね。
>>63 レスが付かないので……。零戦の各型の進化、航空戦の推移、後継機の開発の進捗、
戦闘ごとに失われた搭乗員の官姓名、米軍側の対零戦戦の研究などを体系的に
捉えたいなら良書。うる覚えだがこんな感じ。
零戦及び十二試艦戦、さらにその前の海軍航空隊黎明期については、柳田邦男
『零式戦闘機』(文芸春秋)や吉村昭『零式戦闘機』(新潮社)に詳しいが、これは
よほどの零戦マニアでもなければ片方だけ読めばよい(内容が結構かぶってるので)。
この手の本で白眉なのは日本海軍航空史編纂委員会編『日本海軍航空史』(時事通信社)。
古本屋で四巻組みが数万円するけどね。他に戦史叢書の『海軍航空概史』もあるが、
これはホントに通史なので読んでも面白くない。つーかこの二冊は普通の図書館には
置いてないし。
>69追加
文庫では内容の訂正があるらしいので、文庫をゲットする事をお薦めします
>69-70
ありがとうございます。
早速、近くのブックオフにも探しにいきます。
漏れ的には
「戦艦大和ノ最期」吉田満著。これ。
これに勝る戦艦大和最期の記述をしたものは未だない。
>>72 事実と言う点でみるとかなり勘違い・誤りの点がありますが。
>>73 記録と言うより文学だからね。
20年近く前にラジオで朗読しているのを聞いたが、
読み手の巧さもあり感動したよ。
75 :
名無し三等兵:02/11/24 06:27 ID:JUSyfM6P
帝国陸海軍についての軍装や兵制、敬礼の仕方などを押さえるのに、
良い本はありませんか?
>>75陸軍はコレが良いと思われます。
日本陸軍便覧 米陸軍省テクニカル・マニュアル:1944
HANDBOOK ON JAPANESE MILITARY FORCES RESTRICTED
米陸軍省=編 訳 菅原 完 監修 岩堂 憲人・熊谷 直・斎木 伸生 光人社
初版発行 1998年4月27日発行 定価 本体6,000円+税
ISBN4-7698-0833-X
77 :
75:02/11/24 22:15 ID:???
おお!ありがとうございますm(__)m
ヘンリー・サカイダ「日本陸軍航空隊のエース」梅本弘訳
原文に対するデータなどの訂正が多くて参考になるが、笑ったのが、
パイロットの軍装イラストについても、「この顔はまったく似ていない」
「この顔もまったく似ていない」とかコメントしてあるところ。イイ
>>76 どこか、できれば大日本絵画以外の版元がこれのドイツ軍版
(欧州戦線アメリカ軍向けに書かれたもの)を出してくれないかと切に願っている。
>>79 ワラタ
81 :
名無し三等兵:02/11/27 12:24 ID:t1lAkfsP
良書を安く提供してくれる光人社NF文庫の新刊です。
「ドイツの火砲」(広田厚司著:ISNM4-7698-2365-7, 743円)
著者前書きにもあるように列車砲、装甲列車、対空砲が写真付きで
大量に紹介されているのが見どころかと。
対空砲塔・要塞だけに一章が割かれているのも見逃せません。あと、
アレゲな人たち向けには、巻末の参考文献もポイントとなるでしょう。
>>80 上の本の参考文献に書名だけ載ってますが、
Handbook on German Military Forces, U S War Department, 1945
これでしょうか?洋書ならamazonで買えるみたいですね。
>>81 これです。
流通しているのは存じてましたが、
できれば和訳されたものを楽して読みたい、
と願った故の発言です。
>>82 とりあえず洋書でいいので入手することにしました。今の仕事が
暇になったら読書会でもやりたいですね。
ブックオフで軍艦物語(中公文庫・石渡幸二著)を購入。
著作は名鑑物語しか読んだことなかったので、読んでみた。
素人でもわかりやすくて面白い。
85 :
名無し三等兵:02/11/28 20:48 ID:sLc2KqWb
軍事(戦略もしくは戦術)の初歩的な知識を仕入れるのに、
良い本はありませんでしょうか?
>>85殿
今出ている「歴史群像」(2002年12月号)はいかがでしょうか?
“戦術入門―歩兵師団―”という記事が載ってます。
雑誌なので、ハードカバーとかの専門書より格段に安いし、良いですよ。
今日は財布の箍が緩んで一杯購入。
光人社NF文庫「ドイツの火砲」はがいしゅつ。
祥伝社 秋月達郎著「マルタの碑(いしぶみ)」
多聞丸が主人公の小説。
軍事板なら当たり前かも知れないが、第一次大戦において、日本海軍は
第二特務艦隊を編成し、地中海に派遣して、船団護衛を行っていた。
その事実を下敷きに、ただ、闇雲な仮想戦記ではなく、実際にあった話を少しデフォルメしている
もの。
それだけに普通の仮想にはない重みがあるというのは穿ち過ぎか。
光人社 野原茂著 「囚われの日本軍機秘録」
真珠湾攻撃以降の日本陸海軍の鹵獲機を取り上げたもの。
有名なダッチハーバーの零戦以外にも真珠湾攻撃などで、鹵獲された
機体を取り上げており、まとまった資料としては、なかなか面白い。
以前、発行された日本軍鹵獲機秘録の姉妹編と言える存在。
PHP社 Peter G. Tsouras他著 左近允 尚敏訳「Rising Sun Victorious」
米国人の目から見た太平洋戦争の考察。
ただ、普通のものと違っているのは、太平洋戦争でこうしていたら日本が
勝っていたのではないか、と言うもの。
著者は、退役陸軍中佐で陸軍地上戦情報センターワシントン事務所の
上級情報分析官。
訳者も元海将なので、きちんとした訳に期待が持てる。
野口武彦「幕府歩兵隊」中公新書は既出でせうか?
武士にあらざる歩兵集団が、水戸天狗党、長州奇兵隊、薩摩小銃隊と交戦しながら、
幕末激動期を駆け抜ける様を描いた好著です。
>88
漏れもゲト。
洋式教練を受け、戦場では常に活躍した割にはイマイチ日の当たらない存在だった
幕府歩兵隊にスポットを当てた良著。
当時の歩兵戦闘の詳細にも触れられており、大変面白く読めますた。
佐藤大輔が時代小説へ転進するって話がホントなら、ぜひこの題材を使って欲しいと思ったり。
あと、読んでていくつか疑問に思った点が有ったので(前装銃でも伏せ(仰向け状態)での
装填が基本になってるみたいだけどたしか南北戦争の時点では屈んだ状態での装填が
メインだったはずだよなあ・・・とか)
当時の歩兵操典を読んでみたくなった。
>86様
というわけで今、歴史群像ゲットしてきました。
ありがとうございました。
ところで誰か、世界の傑作機No.97「Mig15/17」
買った人いる?
技術解説が鳥養先生かどうかだけ教えてけれ。
92 :
名無し三等兵:02/12/04 19:11 ID:rpbjuy45
>89
佐藤大輔が書いた幕末洋式軍事小説なら東郷隆「大砲松」(上野彰義隊がらみ)
があるよ。
性格から容貌から物の考えかたから、ほんま定吉7書いた東郷隆は似ている。
もっとも矢作俊彦とつきあいあるくらいだから、エロゲーとかアニメ系の嗜好はさすがないけどね
94 :
名無し三等兵:02/12/05 09:17 ID:9g1+T9mV
「秘めたる空戦・三式戦「飛燕」の死闘」
・松本良男(手記) 幾瀬勝彬(編集)
・光人社NF文庫
これはぜひお勧めしたいです。泣けます。
読み物として非常に優れていると思います。
登場人物がいちいち魅力的なんですね。
演出された魅力なら見飽きていますが、この本にはそれがない。
リアリティに裏打ちされた魅力に満ち溢れています。
あ~もう舌足らずだな・・・
とりあえず読んでください!
>94
そうかな?
自分の機動をわざわざ一生懸命説明するのが非常に嘘くさい。
ほかのパイロットの空戦記でも、野球とかゴルフとかほかの分野
の人の自伝でも、普通そういうことはしない。フィクションなので、
あの手この手でノンフィクション風にしようとしているのではないか
というのが感じられて、なんだかな~という印象でした。
第二次世界大戦中の日本海軍艦艇に積まれていた武装のスペックが載っていて
安い本ってありますか?
イラストか写真がついているとさらに助かります
98 :
名無し三等兵:02/12/05 21:11 ID:u4cP4Pon
どうせ本棚の肥やしになってるんだから、ベタ藤原さんとこから借りてきたらダ~タだな:-p
101 :
96:02/12/05 22:13 ID:???
いろいろとありがとうございます
>>97 船のほうじゃなくて積まれていた武装のほうなのでちょっと違うっぽい
>>98 イラストや写真のほうが解説の従で主じゃないからちょっと違うっぽい
>>99 高すぎじゃコノヤロー!!
わしゃ貧乏なんじゃ!
お金に余裕ができたらそれ買ってみます
高いと言ってもたかが5000円なんだよな。
半日バイトすれば手に入る金じゃないか。
ドーしても安くてよい資料なら、タミヤの軍艦雑記帖だ。
スペックはネット検索するとか。図書館で控えてくるとか。
南北戦争の良書ってないですかね?
>94
その本はフィクションですよ。
戦闘機を現地であれほど大規模に改造できるかどうか、これだけでも
根拠として足ります。
ただし、機動および改造内容は凡百の火葬戦記が足元にも及ばない
レベルの考察が為されていますね。
>105
学研M文庫の「南北戦争」はなかなか面白いですよ。
108 :
105:02/12/06 11:44 ID:???
>107さん
ありがとうございます。学研M文庫ですか・・・
最近、色々出てたので注目してはいたのですが、南北戦争が出ていたとは知りませんでした。
早速、探しにいってみます。
>>106 読み物として優れてるって書いてるじゃんよう
>>94 その本、宮崎駿が「面白いけど、本当なのか」と疑問に思っていたそうですね。
111 :
名無し三等兵:02/12/07 18:47 ID:pXUpodcz
古本の検索サイトを利用すると、戦前の軍学書がたくさんヒットするわけだが、戦後
の本はからっきし無いのぉ。
最近になって、ハヤカワ文庫にいい書物が多いことに気付いた・・・
今日はブックオフにて「史上最大の作戦」と「SAS戦闘員」を発見。
購入しますた。
渡辺洋二『未知の剣』文春購入記念sage
艦船の武装と言えば、John Campbellの
Naval Weapons of World War Twoが再版されてたので買いますた。
あと、書店でDavid ChandlerのCampaigns of Napoleonの訳本新刊をハケーン!
うーん、どうしようかな…原書あるし(読めないけど)
115 :
名無し三等兵:02/12/09 22:49 ID:LkiCh0tE
石光真清(いしみつまきよ)の手記は読むべきだ。
石光真清とは、西南戦争に幼少時遭遇し、その後陸軍に進み数々の国際的謀略を
緻密な作戦で成功させた第1級のスパイだ。
中公文庫から出ていた。
「城下の人」「荒野の花」「誰のために」など4部作だ。
>>114 えっ、あれ、再版されたの!?
買わねば……。
ダニガンとかいう人の「戦争のテクノロジー」という3800円の本が古本屋で
8000円で売ってたんだが、そんなにいい本なの?
>117
3800円ということは、旧版か…
92年の「新・戦争のテクノロジー」なら即買でしょうが…
「戦争のテクノロジー」持ってる場合、「新・戦争のテクノロジー」は買い?
それとも見送った方がよい?
新・戦争のテクノロジーは戦争のテクノロジーの改訂増補版だから買う意味はあると思う。
>>120 改訂されたり増補された部分に価値があるということだね?
ヨシ、逝ってくるYO!
ついでだから良書推薦。
光人社NF文庫「石油技術者たちの太平洋戦争」石井正紀・著
大井氏の「海上護衛戦」と一緒に読むと、(゚д゚)ウマー
ダニガンの旧版センソのテクノロジはBOOKOFFで100円くらいで買えるんじゃないの?
名著だし、きほんだからおさえとけば
>>113 多謝。
今日買って来ますた。
後、今日はオスプレイの「第二次大戦のTBF/TBMアヴェンジャー 部隊と戦歴」
と、岡部ださくの「クルマが先か?飛行機が先か?」を買いました。
ちなみに、大日本絵画からは、エアロ・ディテールシリーズが変形版からA4版に
変更されるそうです。
第一弾は二式大艇だそうで…。
映画K-19の原作本ってどうですか?
個人的には昔出た「敵対水域」が大好きなので評判よければ読んでみたいと思うのですが。
>124
「敵対水域」と比較すると辛いです。
薄い本ですから、ハズレ覚悟で読み飛ばすのが吉かと。
映画も先行上映を見てきましたが、やっぱミスキャストかな…
放射能の恐怖も、画面では描写が難しいですね
>あと、書店でDavid ChandlerのCampaigns of Napoleonの訳本新刊をハケーン!
ホントホント!? アマゾンとかのページには載ってないよう。
どこに売ってんの?
>124
「敵対水域」は読んでないから、比較は出来ないけど、映画の原作という感じ
は余りありません。
小説にありがちなドラマは殆ど無く、ただ、事実を淡々と描写しているだけ
です。
漏れ的には寧ろその方が好感が持てたりしますけど。
一種、ソ連・ロシア海軍の暗部をえぐり出す告発書という感じがしましたね。
128 :
124:02/12/12 00:37 ID:???
皆さんレスありがとう御座います。
文庫本だから値段も安いし暇な時に読んでみようかなと思います。
>放射能の恐怖も、画面では描写が難しいですね
敵対水域もビデオ借りてみましたが、原作を読んだ後では駄作としか感じられなくてショックだった覚えが。
>126
ちょっと検索かけてみましたけど出てきませんね。皆さん新刊情報は何処で得てるのでしょうか?
とりあえず、5分冊だそうで、私が大阪梅田のジュンク堂書店で見かけた第一巻は1万円してました…
肝心の邦題を失念…すんません。個人で買うのは流石にどうかと思いますが。
>>130 読みたいが、その、もう少し値段がなんとかなってくれれば・・・。
ナポレオン戦争であそこまで語るような本は国内じゃあまり無いから、
欲しいんだよなぁ・・・うーむ。貧乏社会人にはツラすぎます。
>124
「潜水艦諜報戦(上・下)」(新潮OH!文庫、原題 BLIND MAN'S BLUFF)はお読みになりましたか?
漏れは、以前買って積んでたのを、K-19に触発されて今頃読みました。
米原潜によるソ連海底ケーブルの盗聴作戦の詳細や、米ソ潜衝突事件のリスト、
「レッドオクトーバーを追え」は米原潜の性能を誇張しているとか、興味深い記述がテンコ盛りです。
「敵対水域」と同様、サブマリナーへの愛に満ちているところも良いです。
最近(でもないか)の本で読んで良さげなのを
「ロングピース」
ttp://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=jb&id=31055707 第1章 遺産―冷戦以前の米露関係
第2章 勝利の不安定さ―第二次世界大戦後のアメリカと対ソ脅威認識
第3章 勢力圏―アメリカとヨーロッパ
第4章 防衛線を引く―東アジアにおける不後退防衛線戦略
第5章 自己抑止の起源―アメリカと核兵器不使用
第6章 敵対勢力の分断―アメリカと国際共産主義
第7章 透明性との共存―偵察衛星レジームの形成
第8章 長い平和―戦後国際システムにおける安定要素
「対日経済戦争1939-1941」
ttp://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=jb&id=31014585 第1部 米国の経済圧力から経済戦争への転化の過程
英国の経済戦争発動と重要物資の米国依存―1939年9月から40年6月まで
米国の総動員体制への準備―1940年6月から41年3月まで
米国の経済防衛から経済戦争への移行時期―1941年3月から7月まで
第2部 米国の対日経済戦争
対日石油政策の方向転換
日・蘭印交渉から南部仏印進駐へ
全面的な石油禁輸政策への転換と対日資金凍結の組み合わせ
第3部 経済戦争の評価と教訓
ドイツと日本に対する経済封鎖の差異
米国の対日経済戦争の教訓と評価
134 :
126:02/12/12 13:40 ID:???
>>130 サンキュー、早速注文するぜ!
ちなみに47とかで高額本を買っている馬鹿が俺。
雑草生活延長決定。
今、googleで「艦砲射撃の歴史」で一件売ってる店がひっかかるね…
題名でピンとくる人は即getするが吉
1970~80年代の原書房軍事系名著のひとつ
え? いや俺は持ってるから
>135
「艦砲射撃の歴史」か…
一時、「海軍砲戦史談」や「海軍砲術史」を求めて古書店をさ迷ったなあ(思い出
今はネットで一発検索。いい時代になりました…
>>136 正直、休みに神保町を丸1日かけてさすらい歩く気には、最近ならないんだよね
既にネットで買ったものがチラホラ見つかるけど、
どれもそれより状態悪い上に、高いということが多い
掘り出し物に遭遇するという楽しみくらいか…
少し上で出てた「戦争のテクノロジー」も、8000どころか
2000円ちょいで結構検索にかかるし。
ホント、便利になったなあ…。
ネット探求書登録も活用すれば、
目的の本はほぼゲットできるものね。
138 :
135:02/12/13 22:04 ID:???
「艦砲射撃の歴史」もう消えた
無事買えたのならなによりだが
139 :
名無し三等兵:02/12/17 08:34 ID:jmAWBU66
>>22 >▼外道
>図書館から借り出して全ページ・コピー
分野によっちゃそれしか選択の余地がないこともあるのYO!
ガケーンの「アメリカ陸軍全史」
ビジュアルが一部しょぼいけどテキスト部分はかなりいいと思う。
WWⅡの対ドイツ戦略爆撃について書かれた本を探してるんですが、なんかありませんかね?
特にB17やランカスターか、護衛戦闘機の搭乗員が書いた戦記ならうれしいんですが。
ネットで探しても絶版になったのばかり。やっぱないんでせうか…
142 :
名無し三等兵:02/12/17 20:11 ID:sDKs6y9e
近所の古本屋で福井静夫著作集2~10まで発見したんですけど、
買いですかね?
>>142 その本図書館で借りて読んだなあ
技術的視点を持った目での「生きている船」が見られて面白かった
買いかどうかは分かりませんゴメンナサイ
>142
重複が多いと思った。雑誌記事の集成だからしょうがないけど。
傑作選?にして全4巻ぐらいに纏めた方がよかった気がする…
145 :
142:02/12/17 22:43 ID:???
>143 >144
ありがとうございます。三光に・・・もとい参考になりますた。
金が入ったら買ってみることにします。
今日は世界の艦船一月号別冊「現代軍艦図鑑」買ってきますた。
現用兵器については全く知識がないので、とりあえずこれで艦船押さえます。
それとは別にグランドパワー一月号別冊「TIGER[1]」も買ってみますた。
初期型しか押さえてないらしいのが不安。
ドイツ軍はほとんど知らないからなぁ・・・
ここに書評を書く類の本ではないのだが…
先日本屋で、トム・クランシーのSpecial Forceの日本語訳を見つけ、何を血迷ったか買って
しまった。
トム君がいつも通りの調子なのはいつものことだからまぁどうでも良いのだが。翻訳が酷い。
せめて同じ単語は同じ訳で統一してくれ… これだったら原書で読んだ方がよっぽどましだった。
しかも原書買った方が安かったし。特殊部隊系は興味の範疇外だったから、軽い読み物としては
悪くはなかったが。
結論 元々トム君の本だから期待はしていなかったが翻訳が酷かったです。英語読める人は絶対
に日本語版を買ってはいけません。
ちょと重複気味だが,角川文庫(間違ってもソニマガではない)「K-19」の感想。
なんというか,「ソ連海軍の暗部をえぐる」って感じの告発本ですね。
小学館「プロメテウスの墓場」に萌えたヒトなら買って損はないと。
まあ,あの惨状はソ連が崩壊したからではなくもともとああだったのだということは
よく実感できますた。
>>131 買え!
何人かで翻訳してるんだが、全員手弁当らしい。翻訳料ゼロ!
出版社もほとんど儲けがないらしいぞ。
こういう男気には男気で答えるべし。漏れは全巻購入ケテーイ
歴史群像などの折り込みマップを綺麗に保存したいんですが
みなさんはどうしているんでしょうか?
ラミネート加工というのをしているんでしょうか?
>149
ラミネート加工する香具師っているのか?
汚したくないから、なるべく見ずにそのまんまにしてあるけど(w
ミシン目に添って切らないと中が見れない奴もあったんだよね、確か。あれは困る。
>>149-150 100円ショップでA-3のファイル(10Pから30Pまであるが、全部値段は同じw)を
売っているので、それに保存すればよい
>146
やはり原書を読めるくらいの英語力は必須なのか・・・
俺は訳書頼みだから不安だ・・・
内容:
>>149 よく切れるデザインナイフとかカッターで綺麗に切り取ってるよ
破れないしまあまあ見栄えが綺麗だからいい
>148
ああ。おれもそれ思ったよ。Napoleonic!サイトの男気にこたえるためにも
年明けたら、買うか・・・。
>141
フィクションだけど、グッバイ・ミッキーマウスはどうだろうか。
立ち読みで斜め読みしただけだけど、結構よさげだった。
ああ、当時お金があったなら・・・・今度ブクオフで探そっと。
157 :
名無し三等兵:02/12/18 23:58 ID:ZetGHeF6
工房にして富士見や電撃の都合の良さ、軍事的不合理を忌み嫌い、
軍事ノンフィクションにハマる漏れはまずいのでしょうか?
>156
学研M文庫評判いいみたいだね。
>>157 ありがち。
漏れも厨房、工房のころは突っ張って、「ロードス島やスレイヤーズみたいな本読んでられるかゴルァ」てな
感じだった。銀英伝も「くだらねえ」と思ってた。
年をとるにつれてそんなトンガリも消えて、「あれはあれ。これはこれ」と割り切れるようになりまつ。
160 :
名無し三等兵:02/12/19 04:51 ID:KUvNUlvM
>>147 「K19」なかなかイイと思いました。
T・クランシー的アメリカ万歳的な視点がない。かつての敵対者に対する敬意があるように思います。
著者ハクソーゼン大佐は、あの「敵対水域」に続いて地道かついい仕事をされたと思います。
今年購入した潜水艦モノでは「ドラムビート・Uボート本土強襲作戦」(原題OPERATION DRUMBEAT)
も良かったです。
161 :
141:02/12/19 09:46 ID:???
>>155 アリガ㌧
問い合わせしたら、紀伊国屋にも早川書房にもまだ上下巻とも在庫あるっていうから
早速注文してしまいますた。
amazonにレビューが載っているのを見ても好評そうですね。
>>146 クランシーを誉めるわけじゃないけど、クランシーのマンセー態度が、演習密着を可能にした、という点のみにおいて、漏れの評価大。
特殊部隊ネタって、あっちの常識こっちの非常識みたいなところがあるから、どんな情報でも無いより増し、で食いついてしまうよ。
訳が荒れなのは例の如しだけどね。
「ソヴィエト赤軍興亡史」3部作ってどうですか?
ハヤカワNF文庫の戦記シリーズはどうでしょうか?
どこを探してもないもので・・・
>163
どうっていわれても、露助の資料なーんも待ってなかったから、それなりに嬉しかった。
>164
それこそどうといわれても、最も安く手に入る良書だらけ。ちと古いけど。
古本や図書館でよいと腹をくくれば、安くてウマーじゃないかな。
ポケット戦艦シェアの卵の話やプーリン君のスカパフロー潜入の話なんか
軍オタとしては必読かと。
>>17 >>27 EasySeekに「帆船時代のアメリカ」が1200円で上下巻そろいのがあるよ
佐藤鉄太郎氏の「帝国国防史論」について書評お願いします。
正直、買おうかどうか・・・
シビリアンコントロールに関する良い本
があれば教えてください
ルーデル「急降下爆撃」が学研M文庫で復刊。
>141
光人社NF文庫で新刊「リアル・グッド・ウォー」ってのが出てた。
欧州戦線のB-17搭乗員の空戦記のようだが。
>167
貴方が何を求めているかによります。
基本的に、日露戦争後の海軍軍備の必要性を(陸軍軍備との予算獲得競争にお
いて)提言する本なので、当時の状況に対する一定の理解がないと誤読する部
分があります。
逆に言えば、佐藤個人の書とは言え、全体として海軍の主張と要求を纏めた
半オフィシャルな本でもあります。
内容的には具体的な戦史を引いて、分析を行っておりそんなに難解ではありま
せん。まぁ、政治的な主張を訴えるものなので、判りやすいのは当然ですが。
が、引かれている戦例はWW2しか知らない本朝の一般のミリオタにとっては
縁の薄いものも多く、佐藤の抽出している事実分析が正しいかどうかの判断は
困難であるかも知れません。
当時の海軍の作戦・用兵に関する基本的な認識を拾うだけなら、より一般向け
な全一冊の「帝国国防史論抄」をまず読んでみるというのも手です。
ただし、何れにせよ明治の漢字仮名交じり文ですから読みつけないと相当苦戦
することになり、本棚の肥やしと化す可能性があります。
172 :
名無し三等兵:02/12/23 11:43 ID:ij2T7uqG
「首都防衛302空」 渡辺洋二著 朝日ソノラマ
上下巻 文庫版 価格980円
日本海軍の中でも異端と呼ばれた小園安名司令と、その下に続々と集まる異機種(水上機や爆撃機、偵察機等)からの
転向組のパイロット達が、B-29やP-51等の自分達より性能の良い米軍機を相手に、技量と度胸で迎撃した
文字どうりの、血と汗と涙の戦いの記録です。
私はこの本を読んで、今まで迎撃戦しかしていなかったと思っていた302空が、銀河や彗星に爆装を施して関東沖の
米艦隊に攻撃を仕掛けた記録が有ったのを初めて知りました。それと、8月15日以降も敗戦を潔しとせず、徹底抗戦の考えを
近隣部隊に報告し、同調を促そうとするも、しだいに孤立し、結局は小園司令自身の気が触れていく場面は、江戸から明治へ以降
することに素直に適合できない「武士」のイメージとなんとなくダブりました。
作者は、かなり綿密な当事者への訪問や文献の調査等をしてこの本を作成したため、読み物としても資料としても、一級の物
だと(私的には)考えます。ただ、この文庫本の中には写真の数が少ないので、「写真史302空」 :渡辺洋二編集 文林堂 価格2400円:
と合わせて読むと、隊員や機体、日常生活のイメージが掴みやすいと思われます。
なお、米軍に対する徹底抗戦の後日談が「大空のドキュメント」 :渡辺洋二著 朝日ソノラマ 価格660円:に書かれています。
個人的に名言だと思うのは、赤松貞明少尉が新米パイロットへの忠告「深追いするな」「俺から離れるな」ですかね…。
「烈風と烈風改」23日に発売です。その内容は・・・
従来初期案からの想像図だけが発表されて来た「烈風改」について、未発表の資料
により5面図(1/72 胃袋さん作図)を起こし烈風改の本当の姿が明らかになりま
す。あのキットを改造しましょう。今回の取材の賜物、重要史料2点の世界初公開。
「烈風計画説明書」を全文掲載。開発の経緯には意外な事実が幾つも発見できます。
たとえば、A7M1の発動機選定時に三菱側が主張した発動機はMK9Aではない
(!)と言われて「えッ?」と思った方、ぜひお読みください。
「烈風改計画説明書」もまた全文掲載。「堀越二郎最後の叫び」とも言える激烈な
文章を読む事ができます。公式文書でこれだけ書けるものかと驚く内容です。この
史料で機体について通説を覆す新事実も数多く明らかになりますが、それよりも何
よりも堀越技師の「肉声」に触れるような文章を読んでいただきたいと思います。
烈風の完成機全機についてその足跡と「その号機が造られた意味、目的」を1機
ごとに明らかにした追跡記事と一覧表。これで各号機が何の為に造られたのか、
何でこのように改造されたのか、といった事が詳細にわかります。この記事の為
に取材を重ねたようなもの。最重要記事でもあります。
幻の次期戦闘機「二〇試甲戦」について各案の想像図と共に昭和二十年五月に検討
された最後の海軍レシプロ戦闘機計画を新発見の史料から考察します。
未発表写真も沢山あります。「烈風の未発表写真が沢山ある」と言う事がどんなに
凄い事か・・・って好きな人間にとってだけの話ですけれどね。
そしてオマケ。最末期の零戦について最近判明した事を報告しています。
零戦の500kg爆弾懸吊装置図は世界初公開。そして水メタ噴射装置装備型が
復活している事を史料から証明しています。
174 :
167:02/12/23 19:17 ID:???
>171
ありがとうございます。
一応、旧文体には多少馴染みがありますので、恐らく読むことには苦労しないと思います。
とりあえず、買ってみることにします。
175 :
名無し三等兵:02/12/23 20:07 ID:cmFt57m5
渡辺洋二の文春文庫の新刊
「未知の剣」が出てましたな。
・・・既出?
まぁ、「陸軍審査部戦闘隊」の文庫かなわけで既に手持ちの人も多いかと。
渡辺氏のいつものパターンで、文庫化にあたって細かな手直しが入ってるので
しょうから、未読の人は買いでしょうけど。
ところで何で誰も「ビルマ航空戦」をあげてないの?
すごいいい本なのに。
>176
高い(泣
学生には手に入りにくいのよ~
・・・少しレビューよろしく
178 :
176:02/12/23 23:40 ID:???
学生さんには「時間」という最強の武器があるじゃないですか。
「ビルマ航空戦」 梅本弘 大日本絵画
四六ハードカバー 上下巻 上巻3900円 下巻4100円
太平洋戦争開戦から敗戦に至るまでの、ビルマ戦域「だけ」の日米英の航空戦記録。両軍にとって支戦線であった
ビルマ戦線の性格を反映し、戦闘の規模は大きくなく、機材も旧式(昭和一八年末まで英軍の主力はハリケーン)
なマイナーな戦い。
だが、戦力が拮抗しているこの戦線で、陸軍航空隊は、その本来的運用である野戦的航空戦を縦横に展開、非力な
旧式機一式戦「隼」は敗戦のその時まで、陸軍将兵の希望だった。というお話。
これを生存者へのインタビュー、日米英を中心とした交戦国の部隊記録・公文書によって再構築した労作。
何年何月何日に誰それがどこへ出撃、戦果がどうで、損失がどうで、とういう話を、可能な限り対戦相手の記録と
の照合によって検証。淡々とした記述の行間から滲む、緒戦期の九七戦の苦闘と退場、嵐のように南雲機動部隊の
インド洋作戦、そして隼の活躍と死闘。
押さえた冷静な筆致の間に、挿入される様々なエピソードは、本書を決して無味乾燥な記録集に止めない。これは
上下巻巻末に付された、当時の搭乗員へのインタビュー記事によっても補強される。
内容的には、航続距離を生かして、後方の拠点飛行場と前進飛行場を活用し局地優勢を確保し連合軍の反撃の中、
奮戦する日本陸軍飛行隊の合理的な作戦運用。戦争末期に主任務となる、孤立した友軍への物資空投やタ弾によ
る地上部隊攻撃の実際など、日本側に限っても新たな発見も多く、同方面の英米軍について知識のある読者なら
さらなる発見もあるかと。
こんな感じでしょうか。
個人的には、本文ラスト、コヒマ戦没者墓地に建てられたティルモピレーの
それを模した碑文に一寸と泣きました。
>>178 梅本氏は、小説書くより、こういう資料本に向いた人だよね。
一巻しか入手してないけど(しかも半分しか読んでないけど)、面白いよ。
>>170 サンクスでつ。
今月既に予算オーバーしちゃったから来月になりそうだけど、楽しみ~☆
141より
>>169 情報サンクス!今日買って来ました。
聖夜にスツーカの悪魔のサイレン(笑)
183 :
89:02/12/24 18:23 ID:???
ということで当時の歩兵操典を注文しますた
United States War Dept"The 1863 U.S. Infantry Tactics:
Infantry of the Line, Light Infantry, and Riflemen"
まあ、暇を見つけてぼちぼちと読んで行こうと。
○ゆ艇の本も買いたいけど、今月は予算オーバー。
なので、岩波新書「日本の軍隊-兵士達の近代史-」を買って来ました。
著者は吉田裕、一橋大学社会学研究科教授。
明治から昭和に掛けて末端の兵士の視点で、日本の軍隊を描いたもの。
明治期の人々が兵役を如何に逃れようと努力したか、とか、軍隊を構成した
貧しい農民出身の兵士が如何に軍隊内で上昇しようと努力したか、とか…。
大正時代のデモクラシーによって、少しは柔軟な思考を受け入れようとした
軍の改革が失敗し、硬直化した官僚機構になっていき、やがて自滅する
過程が新書の割には詳しく書かれている。
戦争神経症などの事象にも触れられており、読み物としてもなかなか面白い。
ついさっき、「支那事変戦跡の栞」昭和十五年陸軍発行の本を注文したんですが
戦前の軍事関係の書物って、信用どれくらいありますか?
それと「支那事変戦跡の栞」を読んだ人がいるなら感想も聞きたいんですけど。
>>186 昭和15年頃ならまだ信用置けるかと思います。
昭和19年頃からでしょうか、信用が置けなくなってくるのは…。
ただ、太平洋戦争勃発後からは海外の情報が入りにくくなってきているので、
軍艦、軍用機に関しては割り引いてみる必要があると思います。
機甲戦術について詳しく書いてある本ってありますか?
>>186 何を持って信用とするかによると思いますが、当時の雰囲気を把握するには一級品だと思います。
ただ昭和もその頃には思想統制が厳しくなっているので、そこら辺割り引いた見方を持ったほうが
よろしいかと。
191 :
名無し三等兵:02/12/26 09:44 ID:hcqNZLAw
>188
俺も欲しいです(機甲戦術の変遷を歴史的に記述した本、洋書でもいい)
和書だと…絶版ばかりですけど
メレティン「ドイツ戦車軍団(上下)」(朝日ソノラマ文庫)
マクセイ「英米機甲師団」(サンケイ第二次大戦ブックス)
戦後だとアダン「砂漠の戦車戦(上下)」(原書房)が第4次中東戦争時の雰囲気が分かって
よさげですけど…
192 :
186:02/12/26 10:15 ID:???
193 :
191:02/12/26 10:34 ID:hcqNZLAw
そうそう、あと面白かったのが…
John F. Antal
Armor Attacks: The Tank Platoon :
An Interactive Exercise in Small-Unit Tactics and Leadership
新米小隊長のための対話式教本なのですが、要するにゲームブック(笑)です。
ベテラン下士官に教えを乞いながら戦車小隊の攻撃・防御を学びます。
攻撃準備にはまず時間割を作れとか、事前の徒歩による綿密な偵察とか、素人の俺には勉強になりました。
ダイス目が悪くて死ぬと、実戦では運も重要だ、みたいな説明もあります(笑)
同じ著者の中隊規模の戦闘を扱う
Combat Team: The Captains' War :
An Interactive Exercise in Company-Level Command in Battle
もあります…
>188
次号の歴史群像に機甲部隊の戦術が説明されているはず
195 :
188:02/12/26 20:39 ID:???
>>189.191.193.194
情報サンクス。さっそく探してみます。
196 :
191:02/12/26 23:04 ID:???
>>191の「英米機甲師団」は「米英機甲部隊」の間違いでした。スイマセン…
198 :
194:02/12/27 22:53 ID:???
>>197 今号(no.56)の「戦術入門」は歩兵師団の
戦術についてだったよ
>>193 この人「朝鮮半島炎上」を書いた人じゃない?
「餓死の研究」
立風書房ISBN4-651-70056-X 定価2000円
いわゆるガ島ものです。
現場への想像力の貧しさは今も変わらないようです。
201 :
名無し三等兵:02/12/29 00:24 ID:b35Yv+UG
相澤淳 「海軍の選択」 中公叢書
英米協調主義、穏健派が多かったとする日本海軍像は間違いだ(帯より)
従来の海軍観に対し、軍縮問題、日中戦争・三国同盟問題への対応を中心として再検討を試みる
著者は防衛研究所戦史部主任研究官
さらっと読めます。年末年始、重い本を読んでる時の気分転換にどうぞ
>>166 早速購入して今日届きました。
情報ありがとうございましたm(__)m
(´-`)。oO○(27氏には悪い事したな・・・)
age
>>193 >ベテラン下士官に教えを乞いながら
小隊軍曹でつか?
通史として、第二次大戦前後のアメリカ陸軍航空隊・イギリス空軍
について書かれた本はないでしょうか?
ドイツ空軍とか日本海軍航空隊だと、ソノラマ文庫とかからいろいろ出ていたのですが、
米英のって、戦略爆撃関係と英本土航空戦に偏っちゃうんですよねぇ。
ソ連のパグラチオン作戦について詳しく知りたいのですが、
良い本があれば教えてください。お願いします。
>204
Pltoon sergeantなので小隊軍曹ですね。
私がお世話になっているRileyさんは軍歴17年、T-72戦車6両とBTR装甲車2両の撃破スコアを
お持ちだそうです・・・
208 :
名無し三等兵:03/01/04 09:00 ID:pXQSJKH9
>>206 パウル・カレル「焦土作戦」、文庫で店頭にもまだあるはず。ドイツ側「戦記」で読みやすい。購入済み?
ソ連側から見た本なら「第2次世界大戦史」ソ連共産党編、古本屋もしくはインターネットで購入。全10巻なので、可能であれば該当巻のみを購入もしくは図書館で借用が適当。
ソ連公式「戦史」。偏りを指摘されることが多いが、資料的価値は他とは比較できない。
「詳しく」という事からは外れるかもしれないが、ほかにジューコフ回想録等にも該当記述があるし、学研の「欧州戦史シリーズ」にもあったはず。
ついでにソ連映画「ヨーロッパの解放」の第3部はバクラチオン作戦を描いている。
こういう方向の資料は?という希望、あるいは推薦図書の追加があればよろしく。
朝日選書「ベルリン戦争」邦正美
38年から終戦までベルリンで生活した日本人留学生による戦時下ベルリンでの
生活についての手記。
空襲下の生活や配給制度の実体,市民のナチに対する感情やベルリン市街戦での
市民の行動などを日本人の視点から描いてます。ドイツの戦時生活に興味がある人なら買いです。
どーでも良いが,この人もともと舞踏関係の留学生なんだけど大使館関係の仕事もやったり
文化人とのつきあいも多かったりユダヤ人逃亡に手を貸したりゲシュタポからマークされてたりと
周囲から見るとかな~~り怪しい人物な気がする。
>206
ハヤカワ文庫NF「燃える東部戦線」
今手元にないけど,確かソ連側視点で書かれた東部戦線通史だったはず。
パグラチオン作戦についてはあまり詳しい描写が無かった気もするけど,参考までに。
>朝日選書「ベルリン戦争」邦正美
面白そうなんで、昼から買いに行ってきます。
情報ドウモです。
211 :
名無し三等兵:03/01/06 17:47 ID:EEGa5dwZ
デルタ・フォース極秘任務―創設メンバーが語る非公式部隊の全貌
エリック L.ヘイニ (著), 伏見 威蕃 (翻訳)早川書房
書評ヨロ
家で凄い(普通だったらスマソ)物を発見。
「野砲兵第三聯隊史」
A4判で700ページもある。
何でこんなものが、と思ったら親戚が所属してたのか。
平成5年発行だから新しいな。
これから読んでみます。
松村 劭氏の著作はぜひ読むべし。
戦争学 新戦争学 名将の戦争学 ゲリラの戦争学 勝つ戦争学
これらは文芸春秋から出ている、勝つ戦争学を除く4つは文庫化されている。
あと戦術と指揮というのもある。
>>213 > 松村 劭氏の著作はぜひ読むべし。
なんで?
(´-`).。oO(理由が無きゃ只の広告)
>213
作戦・戦術・戦略本の著者としては悪くはないがハードウェア絡み
(特に自衛隊関連)については厨房並。
ってのが漏れの印象。
学研M文庫の「エヴァ・ブラウンの日記」って読んだけどさ、
これって1948年ぐらいに法廷で偽書だと確定してなかったっけ?
内容も1943年にエヴァが子供を産んだとか、アレなんだけど。
さすが学研だ。
>215
そこ酷いな。
いや、内容に関する指摘は漏れには全くわからんから言及は避けるが、
罵倒合戦場だった。粘着酷いし。
すれ違いスマソ。
今日買った本。
「虚構戦記研究読本 戦術・作戦篇」北村賢志
古本屋で発見した。ちょこっと読んだだけだが、
内容がQ&A方式でわかりやすく、面白い。
>>209 邦正美氏の本良いですよね。私も持ってます。
氏の交友関係の広さは、当時の知的エリートならではとの感じもします。
ハンマシュタイン男爵家(元独軍司令官にして反ヒトラー派)にも出入りしていたとは驚きでしたが。
デ・コバ・田中路子夫妻も登場するあたり、「ストックホルムの密使」みたいな雰囲気も。
戦争当時のベルリンを日本人外交官から見たものとしては、新関欽哉「ベルリン最後の日」NHKブックス
という本もあり。
220 :
:03/01/08 05:31 ID:2W21pM7v
石原 莞爾についての本を読みたいのですが、何かお勧めはあるでしょうか。
石原莞爾―「満洲国」建国を演出した陸軍参謀 PHP文庫
楠木 誠一郎 (著)
戦争史大観 中公文庫BIBLIO
石原 莞爾 (著)
の二つはちょっと読んでみようかなと言う気になってるのですが。
それと、河出文庫のチャーチルの第二次大戦回顧録はどんなもんでしょうか?
質問ばかりしてすいません。
冷戦期のソ連の軍制についての現在入手可能な本ってどのようなものがあるでしょうか。
正規軍のみでなく準軍事組織(国境警備隊とか)についても触れているとなお良いのですが。
222 :
名無し三等兵:03/01/08 12:31 ID:lDpZblHr
>221
気長に古書を探せるなら…
1 Isby「ソ連地上軍―兵器と戦術のすべて」(原書房)
2 藤井治夫「ソ連軍事力の徹底研究」(光人社)
3 防衛法学会「世界の国防制度」(第一法規出版)
1はソ連軍研究の泰斗によるこの分野の必読図書(情報は古い)
2はサヨ先生の本だけど濃い。五軍種を網羅
3は各国国防制度の簡略な概観。旧ソ連軍の章あり
>>222 2は初級の入門用と割り切ってくれ。
1の著者は、もう一冊邦訳されていたような気がしたが…
>223
「アフガニスタン戦争―はるかな地の戦い」(大日本絵画)のこと?
イズビーだっけ、1は。だとしたら、ワルシャワ条約機構の特殊部隊も、イズビー。
夫婦で、ソ連研究していた著者がいたはず。ソ連軍でぐぐってみてちょ(てめーでやれ、って言わないで)。
>>211 >デルタ・フォース極秘任務―創設メンバーが語る非公式部隊の全貌
>エリック L.ヘイニ (著), 伏見 威蕃 (翻訳)早川書房
著者はデルタフォース創設時からのメンバー。
デルタフォース初期の選抜試験とか訓練の話が前半を占める。
後半は実際にどのように活動したかを詳細に記述している。
ただ、政治的なものに左右されたりと、色々煩悶することもあったようだ。
人間関係含め、隊員がどのように考え、行動していたかが書かれており
隊員個人の体験記を求める人には面白いと思う。
227 :
221:03/01/08 13:14 ID:???
>>222 amazonで調べましたが、2以外は取り扱ってないようです。
イズビーの
>>224、
>>225はありました。
古書店を探し回る余裕は無いので、とりあえず
藤井治夫「ソ連軍事力の徹底研究」(光人社)
を注文してみます。
皆様レスありがとうございました。
他にも良い本がありましたら教えていただけると幸いです。
>>227 都立図書館なら
>>222の1、2、3はありますが、
東京以外でも地元の県立図書館などにあると思いますが。
229 :
221:03/01/08 13:35 ID:???
>>228 なるほど都立図書館ですか。
午後8時まで開いているようなので、いずれ仕事帰りに逝ってみます。
二次大戦中のフィンランド軍について書いてある本をどなたかご存じないですか?
雪中の奇跡、しかしらないもので・・・
>205
米英空軍の通史ってなかなか無いですね…洋書すら良さげな本は絶版が多いし
通史とは違いますけど、持っている本でお勧めできるのは
C.G. Jefford, RAF Squadrons, Airlife Publishing
英空軍創設から現在までの各飛行隊の使用機種・配置・移動のリストです。
使用機種や配置から飛行隊を検索することもできます。
これに、飛行隊毎の出撃状況・損失・戦果を纏めた本があれば最高なんですが…
>>230 中山 雅洋著 朝日ソノラマ文庫の「北欧空戦史」とかが結構面白い。
他には大日本絵画からフィンランド関係では「雪中の奇跡」以外にもカタヤイネンの
回顧録とか、グスタフ・マンネルハイムの伝記とかそう言うものが結構出ていますよ。
>232 眠い人さん
情報、ありがとうございます。
大日本絵画あたりに探りを入れれば幾らでもあったのですね(^^;
>>213-216 松村のおっさんは、ハードウェアはともかくソフト、特に戦史から戦術的な
原理・原則を導き出す手法は秀逸だぞ。その辺、火葬戦記と同レベルの分析
している自称「戦史研究家」とは一線を画する。
まぁ
>>215の所の批評は、戦術的内容に関してはなんら言及していないわけだが。
「グーデリアンじゃねえよ、グデーリアンだよバーカ」とか言っている奴とかわらん。
>>234 漏れもそう思う。
つーか、「戦術と指揮」で、漏れの脳は、遣られてしまいました。
いまはすっかり、松村信者。
漏れは自衛隊の教本類を手にできる立場ではないので、「戦術と指揮」は貴重だったのですが
やはりふつうの教本類と比べても水準は高いのですか?
松村氏って、ここ4~5年のうちに、5~6冊出してる。
正常な歴史書なら、そんなペースでは出せないよねえ。
あれは、松村解釈の、古戦史四方山話なわけで、インスパイアされるひとは、される。されないやつはされない、でよいのでは?
>>237 だから歴史書じゃないって。戦術の本だよ、あくまでも。部内の戦術教範に
戦例集を加えた解説書、という味付けの本だ。
しかし「戦例」を引くなら歴史事実の正確な理解は必要じゃないか?
>>239 正確な理解とは?表記揺れだけではそんな事を言うべきではない。完全に
歴史的事実を誤認しているんなら話は別だが。
242 :
216:03/01/10 19:16 ID:???
>237
四方山話で切ってしまうには惜しいと思うけどなあ。
偕行社の『南京戦史』買おうと思って注文したんですけど書店扱いしてませんて
いわれちゃいました。偕行社の本て、どこで買えるんでしょうか?
245 :
244:03/01/10 19:55 ID:???
スマソ。
財団法人偕行社が昭和64年(平成元年)に出版した本のようでつ…
ちなみにいま上記2サーチエンジンで調べた所では
「日本の古本屋」では2件、「スーパー源氏」では0件でした…
>244
南京戦史は偕行社に直に問い合わせればまだ在庫してる可能性がありまつ。
つか、多分ある。
知らない人向けに説明すると、「南京戦史」は旧軍将兵の生の手記による南京戦
の記録。いわゆる「南京事件」関連の記述についても貴重な記述が多数。
「南京事件」関連の書籍で、この本を参考資料にしてないものは、右左の別なく
無視して構わないくらいの必須文献。
>>225 >夫婦で、ソ連研究していた著者がいたはず。ソ連軍でぐぐってみてちょ(てめーでやれ、って言わないで)。
Harriet Fast Scott & William F.Scott夫妻のことかな。
”The Armed Forces of the USSR”は古典的名著だ。
1979年初版だからいかにも古いがな。邦訳は出てないと思う。
248 :
名無し三等兵:03/01/10 22:11 ID:v9z4A4N6
忘れられた兵士-ドイツ少年兵の手記-ギイ・サジェール著
/三輪秀彦訳 早川書房刊 今は絶版
既出かもしれないけど
昔、工房のころ図書館にあって読んだけど、
とても面白かった記憶がある。
アルザス・ロレーヌ地方の少年が
ドイツ軍に志願するというような話だったと思う。
ノンフィクションなのかよーわからん
(よく考えてみると、GD師団に独仏ハーフが入れるのか疑問だな)
源文氏がよく中から流用してたね
249 :
243:03/01/10 23:28 ID:???
芙蓉書房からリデル・ハートの著書が出ているという話を聞いたのですが、
どなたか御存知ないですか?
>>250 タイトル「戦略論大系」出版社「芙蓉書房出版」価格一冊「3800円」
1巻は「孫子」ISBN: 4829503025
2巻は「クラウゼヴィッツ」ISBN: 4829503033
3巻は「モルトケ」ISBN: 4829503041
4巻は「リデルハート」ISBN: 482950305X
5巻は「マハン」ISBN: 4829503068
6巻は「ドゥーエ」ISBN: 4829503076
ネット書店で検索して見てください。
253 :
250:03/01/11 02:02 ID:???
>251 >252
ありがとうございます。
ご迷惑おかけしました。
>>240 講談社系とか文春系なら1年経てば文庫本になる可能性が高いよ。
技術系だし、開発者が今でも使われている製品の開発に携わっている
人だから、少なくともキ94は出るでしょうね。
今月の朝日選書の紹介。
二・二六事件全検証 北博昭著。
この人の著書には他に「軍律法廷」とか昭和史の軍事法務関係の本
が多い。
1995年に同じ朝日選書から、「二・二六事件 判決と証拠」という本を
共著で出している。
これは、当時記録がないとされてきた、二・二六事件の正式判決書の
所在を突き止め、校訂したもので、初出であった。
併せて読むのも良いのかも。
>>254 キ94とかは三樹書房だから出ないのでは?
橘花なんて出版から結構たちますがまだ文庫化されてないでしょう。
もしかして、どっかで出てる??
>>247 いや、緑の表紙で読んだような気がします。図書館で10年以上前に借りただけなので…。
>255
弱小出版のものでも文春は丁寧に拾ってますよ。
渡邊洋二の一連の本は、グリーンアローとかそう言うところから出てた
ハードカバーを文庫化してますもの。
ただ、版権がどうなるかにもよりますけどね。
「ドキュメント 戦争広告代理店」 高樹徹 著 講談社
ボスニア紛争におけるアメリカPR会社の情報操作のルポ。
文章読みやすいしすごく面白かった。
筆者は元NHKプロデューサーで、
日本政府ののPRの下手さへの視点もあり、興味深し。
オリジナルのNHKスペシャル(2000年放映)見逃したのが残念。
>>248 漏れの知り合いが、その本を古本屋で「100円」で買ったんだそうだ。
うらやましさのあまり、気が遠くなった。
260 :
山崎渉:03/01/13 03:30 ID:???
(^^)
age
梅本弘って人の本がなんか好きだ
>262
漏れも。
こないだ「流血の夏」買ってきますた。
>>265 をを、ありがとうございます。
Amazon.comの方では検索かけてませんでした。
書籍関係なのでこちらで質問します。
昭和45年ごろ朝雲新聞社から本郷健 氏による第二次大戦叢書という
シリーズが刊行されたそうですが、
第一号 空挺奇襲作戦 アルベルト運河とエベンエマエル
第二号 バルバロッサ 対ソ戦役の研究
第三号 キエフ会戦の研究 史上最大の全周包囲会戦
第四号 北方軍集団のレニングラードに向かう突進
は確認できたのですが、第五号モスクワ戦 以降の号は出版されたのでしょうか?
お教え願います。
>>264 P.パレット編「現代戦略思想の系譜」(ダイヤモンド社)の第21章「大空からの声~空軍力の理論家達」
の文献解題(p850以降)にも、古いようですけど英米空軍に関するかなりの文献があがってます。
既に参照されておられたらスイマセン・・・
269 :
名無し三等兵:03/01/15 07:59 ID:b2Kq8q5K
チャーチルの回想録『第二次世界大戦』が色々なバージョンありますが一番量が多いのはどれですか?
270 :
名無し三等兵:03/01/15 08:47 ID:OTck4l89
米軍だけ勉強したら問題ないでしょう
米軍を勉強できる本を教えて下さい
>>269 翻訳ということであれば、昭和20年代に毎日新聞社から出ていた24巻本ではないかしら。
272 :
名無し三等兵:03/01/15 09:26 ID:b2Kq8q5K
>>271 最近出ているやつでです。
文庫とか単行本とか色々あるので。
ジェームス・F・ダニガンの「新・戦争のテクノロジー」を買ったのですが、
旧版の「戦争のテクノロジー」との差異はあるのでしょうか?
>>273 大幅に加筆・増補されていて、ほとんど別の本と言ってもいいくらい
(とまでいったら言いすぎか)
「新・戦争のテクノロジー」の方はお勧めできる。
275 :
273:03/01/17 17:40 ID:???
>>274 ありがとうございます。
ということは戦争のテクノロジーのほうは買うこともないかな・・・
国会図書館以外にネットで軍事関係の書籍を公開している場所って他にあるのでしょうか?
age
最近戦車に興味をもったんですが
上田信著『ドイツ陸軍戦史』とはどのような本なのでしょうか?
検索で見つけたサイトには軍装に多くのページが割かれていると書かれてあって、
戦車とドイツ陸軍の歴史を知りたいの僕としては買うのを躊躇してしまうのですが。。。
内容について知っている人がいたら教えてください。
>>278 アーマーモデリング紙に連載されてたイラスト&戦記もの
上田氏が得意にしてる形式の、タミヤから出てるマンガ第2次大戦史と同スタイル
現在同誌に連載してる日本陸軍戦史?だったかが同じスタイルなので
見てみるのがいいかと。
>>279 大変有益な情報、ありがとうございました!
アーマーモデリングをチェックしてみます。
「戦争論」を読む 長谷川慶太郎 朝日文庫
を買ったのですが、ウヨサヨ的なバイアスは入ってますか?
なんだか日米に厳しく旧ソ連に甘い気がするのですが
そのまま信じても良いのですか?
バイアス以前の問題。Amazon 行って「長谷川慶太郎」で検索かけてみそ。
その年何が流行ったかがわかる。
まあ「戦争論」のまともな解説というのも希有なんだが
>282
ワラタヨ
歴史群像の特集で興味がわいたんで
『日本人はなぜ戦争をしたか 昭和16年夏の敗戦』猪瀬直樹著作集 日本の近代第8巻
を読み中。総力戦研究所のお話。
・・・本人的には話が繋がってるのかもしらんけど、巻末に
「特定道路財源の起源と田中角栄」をねじ込むのはどうかと思った。
285 :
名無し三等兵:03/01/21 23:41 ID:+Urv9BjO
「満州開発四十年史-下巻」ってのを入手したんですが。
内容は、信用できるモノなのでしょうか?
>>285 満州といえば、最近古本屋で児島襄の「満州帝国」文春文庫全三巻を三百円で購入したよ。
どこにも売ってなかったのでかなりうれすぃ
世界戦史2をやっと見つけた。つーか、発売されていることさえ知らなかった。
有坂マンセー、瀬戸マンセー世代として、うれぴ
288 :
山崎渉:03/01/22 11:22 ID:???
(^^;
289 :
ml:03/01/22 11:35 ID:ItMXOZXQ
290 :
281:03/01/22 17:01 ID:???
>>282 なるほど節操の無い人なんですね。
しかも新刊が
新『戦争論』の読み方―クラウゼヴィッツの時代は終わった
長谷川 慶太郎 (著) 単行本 (2002/01) PHP研究所
おいおい長谷川・・
現在、『岩波講座 近代日本と植民地シリーズ』を、「ああ、日本帝国ダサ格好いいv」
とウヒョウヒョいいながら読んでいるんですが、併せて読むと「視点が偏らなくて良い」
とか「より理解が深まる」という書籍・論文等ございましたら、ご教示お願いいたます。
292 :
名無し三等兵:03/01/23 01:33 ID:elvXi4ro
戦略・戦術・兵器辞典シリーズはどうなんでしょうか?
>>292 どこが出したヤツかを書かないと、評価のしようがないじゃん
ところでさきほど古本屋で「政治経済研究会」なるものが出した
「自衛隊史」とう本を発見。価格は9800円。買う価値はありますか?
各国最新の戦闘機について、一番詳しく勉強できる本はなんでしょうか?
漠然とした質問ですみません。
>>295 あなたのレベルならグリーンアローの図解シリーズがよろしいでしょう。
グリーンアローいいね。
漏れは未だに色々なシリーズでお世話になってます。
298 :
名無し三等兵:03/01/24 00:49 ID:BJwVkC4u
>295
グリーンアローのも良いけど、
モデルアート社 別冊 ドリームファイター モデリングガイドがお勧め。
本の半分は詳細な機体解説。読んだあとプラモ作成に挑戦する気にもなる。
・・・・まあぷらもは、痛レリ製品ばっかりで挫折する可能性大なのだが。
>299
多謝
5000円ほど節約できますた
>>298 あの本って「苦笑」が満ち溢れてる
ってオモタ
光人社NF文庫の「ドイツの火砲」を買ってきた
この本は値段以上の価値があると私は思う
>>296.297.298
ありがとうございます。
明日、早速探してみますね。
ついでに、後もう一つだけお願いします。
既出かもしれませんが、週間ワールドウェポンの評価ってのはどうなんでしょう?
集めてみようか考え中・・・・。
303 :
295:03/01/25 20:49 ID:???
↑名前忘れていました。
305 :
名無し三等兵:03/01/26 19:37 ID:SxP9qNr3
江畑謙介の本でお勧めのはないでしょうか。
日本の安全保障、自衛隊に関するもので、複数照会していただけると嬉しいです。
「常識非常識」は読みましたよ。
使える兵器・使えない兵器上下(並木書房)とか、
日本の軍事システム、日本の安全保障(両方とも講談社現代新書)とか、どうよ。
他は余り知らん。
307 :
名無し三等兵:03/01/26 19:42 ID:SxP9qNr3
>>306 あ、ありがとうございます。早速捜してきます。
江畑さんって、軍事板的に見ても、かなりの識者なのですか?
310 :
名無し三等兵:03/01/26 19:49 ID:SxP9qNr3
311 :
名無し三等兵:03/01/26 23:52 ID:6SZU6ImU
軍事初心者の漏れには光文社文庫のミリタリーイラストレイテッドの
「世界の~」シリーズが大変役立ってます。
その兵器の機構、簡単な歴史、変遷について書いてあって理解を助ける。
ただ、情報が少し古いのが難点ですが。
なんか最近CGを主体にした兵器本を良く見かけるのですが、アレってどうでしょうか?
戦後日本の戦車開発史 林 磐男って、パンツァーに連載していた戦車技術者ノートのまとめたやつ?
>314
そうです。
「彗星夜戦隊」 渡辺洋二 図書出版社
戦争末期にありながらも、高い技量と整備力で「彗星」による沖縄への夜間
攻撃を続けた「芙蓉部隊」の戦記。
本の半分が「芙蓉部隊」結成までの経緯に当てられ、芙蓉部隊の攻撃も空港
攻撃がメインなもんで、非常に地味なんですが、特攻に反対する部隊長の美濃
部少佐の姿に熱いモノを感じます。
お勧めです。
age
何で日本には空軍が無かったの?
弱馬力の隼を最後まで使い続けた=日本の航空技術は低い
じゃないのか?w
>弱馬力の隼を最後まで使い続けた=日本の航空技術は低い
いや一式戦隼は整備環境の悪い南方でもずっと闘えた。言ってしまえば、
ろくに制空権取り戻しもできなかったドイツのMe262よりも上だったのだ。
中国人もその価値を認め、国共内戦でも日本軍機は盛んに使われた。
ネタならもっと面白く書いてくれ~。
>>316 同書を朝日ソノラマで加筆修正した作品が「彗星夜襲隊」ですね
海上護衛スレに加えてここまで荒らすのは(・A・)
朝日ソノマラ
川津幸英著、アリアドネ企画発行、三修社発売「アメリカ海兵隊の太平洋上陸作戦(上)」\2,400+税
割と前に買ったけど、今日読み終わった。
タイトル同様、アメリカ海兵隊の両用作戦を主にアメリカ側から追ったもの。
上巻はテニアン侵攻作戦まで。
山田克也著「原子爆弾~その理論と歴史」講談社ブルーバックス、1996
原子爆弾開発の歴史を、政治的背景を交え技術史的観点で追った本。
万人向けに噛み砕いてはあるけど、内容の濃さとまとめの上手さは圧巻。
技術屋さんの視点からものを見ているけど、政治的な面もしっかり
押さえられているあたりに感服しました。
変な政治的ベクトルがかかっていないのも評価できる点。
核問題を論じる前に、大前提の技術知識を付けるため是非読んで欲しい1冊です。
帆船時代のアメリカ
って本は希少本なんですか?
以前なんか話題に上ってましたが・・・
>>328 希少みたいだけど、気合を入れれば買えないこともないかと……
実際、ネット古本屋で買えたし。
>>328 EasySeekで上下セット4000てのがあるね
海上権力史論の全訳版(明治29)って、誰か持ってる人いる?
「あの名将の意外な一面」のスレを読んでとても面白かったのですが、
こういった逸話をまとめて読めるものはあるのでしょうか?
因みに、この板を覗くようになってまだ日も浅い、軍事知識もほとんどない者です。
ってここに書き込もうとしたら、↑のスレ開けたままにしてて誤爆…ガーン…
いらんレス消費してしまった・゚・(ノД`)・゚・
久々の神保町で、ConwayのConbat Fleets of The World(1988~89)
Jane's Fighting Ships of World War IIを購入。
流石に出版後10年以上経てば、年鑑類は安くなる。
前に、Jane's Fighting Shipsの復刻版もあったのだが、こっちは全部売れた
みたい。
後、海と空社の写真集米国海軍(昭和17年版)があったけど、こっちは、
流石に程度が悪かったのと、高かったので手を出さず。
>>331 その手の、無駄な知識ばかり集まった、って本はないよなぁ……
ナチ幹部系なら「炎と闇の帝国」「髑髏の結社SSの歴史」をお勧め。
日本人のは…… 伝記、回想録をあたるしかないかなぁ~
すいません。
特攻関係の事を不意に勉強したくなったので「特攻関係で、コレは良い!」って
な本を、お教え頂けませんか?
>>335 基本で、森本忠夫の貧国強兵と特攻は如何?
>>335 妹尾&ウォーカーの「神風」はお勧めらしいが、漏れも古本屋で見つけたことがない。
>>333 情報有り難う御座います。
まとめて読めるものは無いのですね、残念。
探索のヒントも頂きましたので、地道に探していこうと思います。
どうも有り難う御座いました。
「世界歩兵総覧」
get!!
>>339 レスサンクスです。
うー、給料日が遠い…
342 :
名無し三等兵:03/02/13 12:10 ID:/IDrQXAt
軍事関係の書籍は買ったこと無いんですが、
最近の世界情勢に影響されてか、しばしばこちらの板に足を運ぶうちに色々と兵器とか戦略、作戦等興味を持つようになりました。
そこで、軍事入門みたいな本無いかなーと思ってたら丁度初心者質問スレで似たような質問が出てて、
その人が買おうとしている本が結構評判が良いみたいなので、どれ買えば良いか解らない自分もそれにしようかなーとか思ってたんですが・・・
その本が7千円くらいで、今まで高くて2千円くらいの本しか買わなかった自分には結構悩まされるものがありまして。
先ほどどんな本なのか見て、良さそうなら買おうと中古本屋に数件足を運んだのですが、
何処にもありませんでした。仕方なく通販で探すと2箇所あったんですが、内容がわからなくて躊躇してしまいます。
その本は「新・戦争のテクノロジー」です。
・軍事関係については殆ど知識が無い者でも勉強になりますか?
・どのような内容なのでしょう?目次とか章とかではなくて、うーんと・・・
文章メインで、時折挿絵があるとかそんな感じなんでしょうか?
あわよくば何処かのページの画像でも見れたらとか思ってます。無理でしょうけども。
>>342 戦争のテクノロジーは、まっとうな軍オタであるなら、必須的参考書です。
軍オタでなくとも、もちろん参考になりますが、脳味噌が大人風味でないと、
若干もてあまし気味となる、データ本です。
執筆が冷戦中だったため、データそのものは若干古いのですが、あの本の良い所は、分析です。
できれば、図書館などで手にとって、相性を確かめるのがよろしいでしょう。
有難う御座います。
あまりにもレス早くてびっくらこきました。
図書館ですか。行ってみます。
第二次大戦駆逐艦総覧はどんな感じですか?
>>345 好き者が、マイナー海軍についてちょっと知りたくなったとき、いい感じです。
でも、日本海軍の駆逐艦についてなど読むと、スカスカなので、外国についても同じかもしれません。
著者の国、あるいはその同盟国の船を調べるにはいいかもしれません。
WW2以降の銃器に関する資料本みたいなもので、お奨めはありますか?
あまり銃器に詳しくないので、種類ごとに解説されたカタログみたいな感じのが良いんですが・・・
ざっと見たところ、最新軍用銃事典てのが良さそうかなーて感じでしたがこの本は如何なんでしょう?
>>347 悪くはないです。カタログと言うことなら、同じ著者が、徳間文庫から、
最新軍用ライフル図鑑
最新サブ・マシンガン図鑑
現代軍用ピストル図鑑
ってのを出してます。銃の動作機構や弾薬については、とりあえず
別冊ガンを押さえておくといい感じです。
簡単に一冊でということなら、
小林宏明のGUN講座―ミステリーが語る銃の世界
なんてのも悪くはないです。
既出かも知れないがパンツァータクティク
いわずとしれた第二次世界大戦のドイツ軍の
戦車部隊部隊マニュアル
少々値段が高く、大きいのが難点だけど
写真入りでわかりやすいので
財布に余裕あるひとは買ってみては。
350 :
名無し三等兵:03/02/14 19:11 ID:tG/K2XWB
学研の「戦略戦術兵器事典 4 ヨーロッパWWⅡ陸空軍編」はどんな感じでしょうか。
351 :
杉浦 日向子:03/02/14 19:51 ID:Ir7+qlm7
まぁ、民俗学の分野に近いが。
さまよえる英霊たちー国のみたま、家のほとけ
田中丸 勝彦
2002年7月30日刊行 柏書房㈱
定価2200円+税也
本が出る前に亡くなられた著者の英霊祭祀
研究の労作なり。
>>336 >>337 >>339 情報ありがとうございます。
前回の書きこみの書き方が悪かったのですが、今回私が知りたいのは、
「現場レベルで、特攻は実行されていたのか?」
なので、紹介して頂いた本は、ちょっと的をハズしてるような気が……
すいませんです。
>>352 入門編の高木 俊朗 「 陸軍特別攻撃隊 文春文庫」
しか持ってません。
特攻専用兵器が開発されていることから、現場じゃなくて、
軍部挙げての確信的作戦指導は明確ですよね。
上の本では、特別攻撃=超至近肉薄攻撃(当初の作戦目的)として、
攻撃後に無事生還した隊員が、再度必死攻撃を強要されるという
描写がありました。
敵に損害を与えることより味方を確実に殺すことが目的になる、
作戦目的の喪失が読んでて衝撃的でした。
写真集カミカゼ(上/下) 出撃/損害資料が充実してて良いですよ。
高いだけのことはあります。オススメ。
(´-`).oO戦史叢書の該当の巻読んでいけばいいんじゃないの。
てゆーか、「特攻が現場レベルで行われていたか」ってのも
意味不明な日本語だね。「現場」って言葉が曖昧過ぎ。
漏れの友人が似たようなテーマで卒論書いてたなあ
肩の凝らない架空戦記の紹介はここで良いのかな?
最終戦争:原題ARC LIGHT
エリック・L・ハリー著、二見書房(上下)
侵攻作戦レッドフェニックス:原題RED PHOENIX
L・ボンド著、文春文庫(上下)
どちらも北朝鮮から開始。前者は米露全面核戦争、後者は第二次朝鮮戦争。
メイポート沖の待ち伏せ:原題SCORPION IN THE SEA
P・T・デューターマン著、新潮文庫(上下)
某国潜水艦とアメリカ旧式駆逐艦の死闘。
どれも著者が元軍人とか軍事研究家だそうで、緊迫した戦闘シーン以外にも
軍隊組織の動きやら政府の対応やらの描写が面白かった。
上下巻ばかりでたっぷり時間が潰せるのでお薦め。
生物化学兵器について良い本はありますか。
>357
生物兵器については亡命してきたソ連の生物兵器開発者が書いた
「バイオハザード」(同名のゲームとは関係無いです)がオススメ。
もちろん亡命者の本だから割引いて読む必要はあるけど。
番外。生物系研究者向けの「実験医学」って雑誌で去年の10月ぐらいに
3~4ページぐらいの「生物兵器とバイオテロ」みたいな記事があったものの,
なんだか参考文献に「田中宇」の文字が・・・・・
頭抱えた。
亡命者の本だから割引いて読む必要はあるけど
ってどういうこと?
>>360 会社とけんかしてやめたリーマンが元いた会社に良い感情を持つ可能性は低い。
今世話になっている会社に不利なことを口にする可能性はもっと低い。
>360
あと、亡命者ってのは基本的に不安定な身分だから亡命元の脅威を
必要以上に煽ることで自分を売り込むことになりがち。
(「彼らは我々と比べてこんなに進んだ技術を持っています!それに対抗できるのは
彼らの手の内を知り尽くした私だけです」のような感じ)
>>354 ミクロ的部分、部隊司令以下の、直接的に特攻隊を送り出してた人達のこと、を
知りたいのですわ。
「ゼロ戦特攻」は持ってるのですが、他になんかないですかね?
>>363 新人物往来社の陸軍部隊戦史とかは?
2章が陸軍特攻の現場にいた人の回想記ですけど。
366 :
system:03/02/18 08:40 ID:gkT3j1RC
Rapid Fire: The Development of Automatic Cannon, Heavy Machine Guns
and Their Ammunition for Armies, Navies and Air Forces
Anthony G. Williams (著)
機関砲の教科書的存在です。写真、図解豊富。必購読。
http://www.quarry.nildram.co.uk/ が著者のサイト。
Amazon.co.jpから送料込み4,199円で購入。直ちに書評を書き込んで
おきましたから、Amazonサイトの同書ページでご一読ください。
>366
眼鏡板の人?
>>368 ウム、自腹で買った勇者の文句を聞く程度の事はしてやらんでもないしな。
雑談スレの540は書いてある事について好きなだけあげつらうがよい。
>>369 ありがと。でもよく分かったな>自腹で買った
そーだよ金をドブに捨てちまったよ (;´Д⊂)
マジレスするが、本当にページごとに誤りがあるといっても過言でない。
暇な折にでもおいおい紹介するよ。
371 :
544:03/02/19 23:05 ID:???
内容に触れなくてもいいよ。これに答えろ。
544 :名無し三等兵 :03/02/19 22:54 ID:???
>>540=
>>543でしょ。単なる煽り。
>>536で紹介している本を読めるほどの知能は
感じられないよ。
読んだってんなら、この本の記述方法の特徴をあげてみ?一目瞭然の特徴だからなぁ。
>>371 本当に読んだかどうか確かめるには最良の質問だな。この本に関しては、
これに答えられるかどうかで100%読んだ読まないが確認出来る。
なにしろ「このように記述します」て断り入れているんだから。
雑談スレ540=知ったかの煽り荒らしって事でよろしいか?
まあ、著者の佐藤って人は陸の人みたいだし(略歴によると)、割り引いて
読まなきゃね。
海軍が陸に比べて情報を軽視していた事とか、戦果分析、報告がウソッパチ
だったのは確かだったけど、パイロットの養成がうまくいかなかったのは陸も
同様だったし、陸の悪い所は殆んど書いていないしね、この本。
新幹線で移動中に読んだんだけど、車内に忘れてきたが、どうしようかなあ。
>>371-373 向こうで書いたから見てくれや、デムパ共。
マルチポストしてんじゃねぇ、DQN。審でいいぞ。
>>371 書いてて気が済まないからもう一言だけ。
まず、勝手に540=543などとデムパな煽りを入れたことを
向こうの543に詫びたらどうだ、厨房君。
あと、俺はもう寝るから、逆切れして何書いても、少なくとも
明日の今頃まで反応しないからそのつもりでいろ。
ま、書き込みの中身が痛すぎたらそのままスルーするがな(w
はいはい。誤りだらけと言っておいて、引用したのが「日本語がおかしい部分」
ですか?
あなたも「誤り」という日本語の使い方がおかしいですね。
>>377 たまたまページを開いたところの一節をコピペしただけだが、何か?
基本的な日本語読解力まで怪しいようだな、可哀想に。
ほんじゃ、お休み。
ページ毎に存在する誤りの指摘マダー?
寝る寝ると逝っておいて、悔しくてリロードしまくる雑談スレ540。
漏れもいっとこう。
誤り部分まだ~?
あんまりレス付かないスレに13レスも新着が!
と 思 っ た ら く だ ら ね ぇ 論 争 で す か よ
ヽ(`д´)ノ
>>374 しかしまぁ、この本の眼目は「巷に流布している海軍善玉論の誤謬を正す」ところ
だからなぁ。インパールとかは痛烈に批判しているし。
それと、感想文感想文叫ぶのがいるけど、ふっと思ったことがある。陸戦研究とか
読んでいると良くあるんだが、あまりにも自明なことや煩雑に過ぎることを、参考
文献の引用や要点の羅列だけにして記述する手法を良くとったりするんだよなぁ。
で、この方法だと論者の資質に左右される部分がままあるから、全般的知識が
偏っていたりすると「感想文みたいだ」って事になるのかもな。あれも「在る本の
内容を自明のこととして記述」する形式だから。
例えば、旅順攻略とかも203高地の戦術的価値とか、組織的防御を破砕しうる
目標は具体的にどこかを記述しなけりゃ、分からない人間には分からないわな。
383 :
374:03/02/20 00:03 ID:???
ただ、写真の間違いは酷いね。ミッドウェー海戦の章で赤城と加賀と解説
された物は改装前の3段空母時代の物だったし、おまけに赤城と加賀を
取り違えているし、と言った具合にムチャクチャな訳だったけど、編集とかで
チェック入れなかったのかな?
>>383 微妙なところだなぁ。そう言う写真とかを準備するのって筆者なのかとかよく
わからんし。
某元機甲科部副部長の本では、写真は筆者が用意、キャプションとかは出版者任せ
だったとか聞いた記憶がある。
Combined Arms Warefare
やっと読み終えました。米師団編制の変遷の話が語られています。
海軍関係雑誌の英文の難しさに比べて陸軍関係は図解たっぷりなのはどうしてだろうと
思っていたけど、その理由も書かれていました。
つうか、プロシーデイングは陸軍と比べるとごった煮に近いですね。
広いテーマを纏めて論じてます。
>某元機甲科部副部長の本では、写真は筆者が用意
ゴメソ、微妙に間違いくさい。筆者が準備した写真を使用したのは確かだが、筆者が
「全て」準備した訳ではなさそう。防衛庁(陸上自衛隊)が保有する広報写真その他
も多く含まれているな。中央観閲式の写真や装備品の紹介写真なんかはたぶんそっちだ。
>>386 ところで、
>>370の言い分はよく分かったが、あんたがあの本を推薦する
理由を教えてくれないか?
実は買おうかどうか迷ってるところだったので。
>>387 じゃあ一番大きな部分から。全般を通して「大前提となる国家戦略に照らして、
個々の策戦・戦闘・施策がどのような地位・役割を果たしたか」という観点から
論を進めている部分。また、その部分から組織論にまで言及している部分。
#この観点が欠けている人が多すぎるために、関東軍の独断専行を批判するその
口で、真珠湾を戦術的観点からしか批判しないなんつー事態が頻発する。
雑談スレでも書いたけど、大東亜戦争全史みたいな戦争全般の流れが分かる本と
併せて読むのが吉。
>>388 早速の返レスありがとうございます。
しかし…微妙ですね。自分は、当時の日本帝国の政府・陸軍・海軍に統一した
国家戦略などなかったと思ってるんで。
それと、
>>374 が本当なら、370がむちゃくちゃな評価をするのも分からんでもない。
その程度の中身なら軍板の良スレの中にありそうだもん。
要するに
>しかしまぁ、この本の眼目は「巷に流布している海軍善玉論の誤謬を正す」ところ
ってのに尽きるって事だな。
それと
>自分は、当時の日本帝国の政府・陸軍・海軍に統一した国家戦略などなかったと思ってるんで。
玉虫色の妥協の産物となってはいるが、存在することは存在する。その上で「その方針に対して
どのような地位役割なのか」という点で見るべき価値があると思う。
・・・が、やっぱり大東亜戦争全史辺りの方が、資料的価値としては高いな。
>>390 なるほどね。
今どき海軍善玉論を真面目に信じてる香具師がいたら(いるのかそんな奴?)、
それなりの効果があるかもしれませんね。
どうもありがとうございました。
>いるのかそんな奴?
正直、軍板だから出る言葉。世間である程度軍事(or日本の近代史)に詳しい奴の
8割は「陸軍が全ての元凶。海軍が主導権をとっていれば」という感覚だと思うぞ。
一般紙でその辺のことを扱っていたりすると、大概↑この論調。
>>393 そうかもしれない。ってことは、軍ヲタ初心者は卒業したということか。
普通の世界に戻れるかしらん>俺。( ゚Д゚)マズー
核抑止論の入門として良い本ってありますか?
つーことは、痛い海軍善玉論者をいなすネタ本としては重宝するって事か。
>太平洋に消えた勝機
スレが伸びてると思えば…太平洋戦争全体の流れすら押さえていない
本の話でみんな熱くなりすぎ。
>>397 書いてて気付いたが、ひょってして打通の種本だったりして>佐藤氏の本
>>391 「玉虫色の妥協の産物」が策定される経緯を当然知っての上での
その書き込みなら、詭弁としか言いようがない。
ハンディカバーの2次資料と「大東亜戦争全史」のような研究書との
資料的価値の差を論ずるのもそう。
ヴィッツとクラウンの乗り心地を比べるようなもんだ。
400 :
名無し三等兵:03/02/20 08:44 ID:IsP7W+sf
収容所モノで面白い本ありますか?
ブレオー8の夜明けと俘虜記は絶品だったのですけど
出来れば文学作品でヨロピコ
401 :
bloom:03/02/20 08:47 ID:DQzfWDWA
>385
そうですねぇ、あれはあくまで「海軍研究」の雑誌で戦略・戦術のレベルを問わない
記事が売り物ですから。
前節でlittoral defenseの未来を論じたかと思えば、nobody asked me butでは
潜水艦内での男女混合の是非について論じたりとか(笑)
話のネタにするも良し、肩書きから「こういうポジションにいるやつは、こういう考え方
をしているのか」と深読みするのも良し、もちろん書いてあるままに資料として読むのも
なかなか勉強になりますしね:-)
403 :
名無し三等兵:03/02/20 10:52 ID:eUPH5tD3
>>396 核戦略(核戦争一般)の入門書ではこんなのはどうですか?
1)「核兵器との共存」、ハ-バード核研究グループ、TBSブリタニア
2)「核戦争-ある晴れた日、地球の終わりがやってくる」、グラウンド・ゼロ、サイマル出版会
3)「アメリカの核兵器」、航空ジャーナル臨時増刊
1はレーガン軍拡当時に左右の学者の共著として話題になった中立的な入門書。
2は核戦争に関する諸問題をコンパクトに纏めた反核の立場からの入門書。
3は軍オタ向け。米核兵器のカタログだが、作動原理、核事故、核戦略も扱う(情報は古い)
>>399 全然話がずれている。全般の戦争指導計画がどのように策定されたかは本旨に
関係ない。
問題は、いかなる理由があれ、定められた国家の方針に真っ向から刃向かうような
作戦を実施部隊が行ったこと。
ついでに、大東亜戦争全史とかと併せて読めって何度も言っているのに、この本単独
で全容を語ろうとしているのは痛いな。
これは、逆の意味でこの本を絶対視していることに他ならない。精神力至上主義者の
裏返しが精神力無視主義者であるように。
>>398 >書いてて気付いたが、ひょってして打通の種本だったりして>佐藤氏の本
この人は駄通作戦を批判しているよ・・・
>太平洋に消えた勝機
どうもオススメ派と中立派は冷静に是非を判断しているのに、否定派はエキセントリックな
論調が多いな。
㍉が言うように、否定派は逆の意味で不磨の大典扱いしていない?
>>403 紹介有難う御座居ます...で失礼なんですが、
核と通常兵器による抑止の連関とかも書かれた総合的な物はありませんかねぇ
408 :
387:03/02/20 22:14 ID:???
>>404 つまり、読むべきところはあるけれど、買うほどではないという事でいいですか?
↑日本語の不自由な方ですか?
( ・∀・) マターリマターリ
最近出た、米海兵隊図鑑ってどう?
>>410 ありきたりの図鑑だけど、すきなら買えばって感じの本です。
412 :
v:03/02/21 05:50 ID:LY/hxcXy
戦闘糧食の三ツ星をさがせ! 光人社 大久保義信
さっきブックサビースで届いたので読んでいる最中。肩が凝らない、面白い読み物だね。
お薦め出来る一冊だと思う。
>414
哲とあろう者が……
手に取るのが遅すぎやしないかい?
>>414 そして、欧州の野戦食には必ず付いている、パテを食ってみたいと思い出す罠。
>>416 そう言えば、その本の類書が出てたな。
海軍の食事に関する本だった。
タイトルは思い出せないが。
今月の光人社NF文庫は三冊。
英独航空戦 バトル・オブ・ブリテンの全貌 飯山幸伸著
第二水雷戦隊突入す 礼号作戦 最後の艦砲射撃 木俣滋郎著
陸軍大将 今村均 人間愛を以て統率した将軍の生涯 秋永芳郎著
このうち、英独航空戦は読み応えがあるかな、と。
この話、語り尽くされている感もあるが、航空戦のみならず、上陸作戦、
列車砲の砲撃、昼夜間空襲など、各局面が限られた紙幅にもかかわらず、
まんべんなく描かれており、英仏海峡を巡る戦いの全貌をかいま見ることが
出来る。
しかも裏方のHe-59の活躍も描かれているなど、表だけでなく裏の戦いの話
も面白い。
>400
大岡昇平の「俘虜記」なら2~3ヶ月前にamazonで普通に買えたが。
在庫はまだあると思われ
俘虜記絶版になったの?
>392,>397
えー、対象書籍を買ってきて読んでみました。
海軍善玉論を否定する立場で書かれていることは確かなんですが、
お話の「いなすためのネタ」にはちとキツイかもしれません。
海軍善玉論者がいきなりこれを読むと、「陸軍シンパの著作」と
感情的に切り捨ててしまう可能性があります。
その用途に使うのであれば、適度に薄めてご使用ください。
かなり板違いなんですが、
「親日派の為の弁明」を読んだ人おられますか?
読んだ方はあわせて感想なども聞かせて頂ければ幸いです。
それと現代の韓国のテレビメディアにない本音の部分が書かれた本ありますか?
「反日教育」やその他の問題について、なるべく初心者向きのを希望です。
それと同じく中国のも希望です。
>>421 悪いことはいわない。君がいっている通り「板違い」だから、
政治思想板あたりにでもいって聞いたほうがいいと思うよ。
ハングル板にいけば、いくらでも関連スレッドがあるぞ
あの系統の板でまともなレスって返ってくんのかな。
感想ねえ
まあ面白かったよ。
ますますチョンのことが分からなくなった。
文章としては、これで良いのか?と思った。
下手すぎ。翻訳が悪いのか?
失礼ながらもう一度書きますが、
核と通常兵器による抑止の関係や連携とか日本語で書かれたのはありませんかねぇ…
失礼だよ。
全然失礼ではないと思いますが、自分も知りません。
核抑止論は国際政治の棚にいけばたくさんありますが、求めているのは
軍事的観点からの本なんですよね。
でも、核抑止論っていろんな人が好きな事を書いているだけの気もする…
近藤三千男の「抑止戦略」(原書房)なんかは入門書になるのかな?
もともと抑止って高度に政治的な話ですよね?
431 :
名無し三等兵:03/02/26 12:54 ID:+hPWDW4j
「海軍善玉論」厨への反論本としては評価できるかも知れないが,
ただ単に>431のような「旧帝国海軍って、すんげーバカ」厨を産んだだけ
なんじゃないのか?
>>433 そういうのって、俺は評価できんなぁ…。
結局ベクトルが変わっただけで中身は同じっていうんじゃ洒落にもならん。
436 :
名無し三等兵:03/02/26 19:10 ID:DBXFeVGK
だって現に旧帝国海軍ってすんげーバカじゃん。
大和とかなに?五十六さんのホテルになってただけやん。
戦時下でけっこう逼迫した戦況なのに昼飯はフルコースで軍楽隊の生演奏付き。
んなことやってっから負けちゃうんだよ>バカ海軍
負けた軍隊なんてチンカス!
個々の兵隊は一所懸命戦ったんだ、などというのは別次元の話。
海軍を擁護したいヲタの方にお伺いしますが、
ミッドウェイ海戦、台灣沖航空戦など、虚偽の大嘘の大勝利報告を最後まで続けたのはナゼですか?
こないだ買ったアーミー・アヴィエーション・イン・ベトナムって本は良かったなー。
シリーズ物の2巻目で63~66年のヤツ。次巻早く出ないかなー。
>>439 なんで孔子が出てくるの?
論語?
呉智英?
441 :
名無し三等兵:03/02/26 19:29 ID:PhneXW9d
キャット嫉妬湾
猫の嫉妬は犬も食わん、って意味でないの?よく知らんが。
一等自営業氏が描かれた、ウサミミやネコミミがイパーイ出てくるナム戦をモチーフにした劇画です
>436
>ミッドウェイ海戦、台灣沖航空戦など、虚偽の大嘘の大勝利報告を最後まで続けたのはナゼですか?
これくらい普通知ってるんじゃないのか?
小学生でも知ってる人結構居るくらいじゃないのか?
戦略論大系 別巻 戦略・戦術用語事典ってどうだろう
ネット書店の発売日付では今日だが、誰かフライングゲットして無いですか?
>>446 単にベトナムってだけだろ(w
全く無関係。
自分の常識を世の常識だと勘違いするのがヲタの常。始末が悪い。
国防の変容と軍隊の管理~冷戦後の防衛管理のために
デイヴィッド・チューター 著
土屋 龍司 訳
朝雲新聞社
を読んだヤシおらんかのぅ。おったら感想キボンヌ。
>>450 お前のように自分のレベルが世間一般レベルだと勘違いするのも非常に痛いんだけど。
>>436 勘違いするな。
海軍を擁護するのではなく、全てを海軍に押しつけるのは間違いだといっとるんだ。
いやあのね。。。
大学生なのに、大東亜戦争と言っても分からんヤシが居る
そいつはミッドウェーをかろうじて知ってた
ガダルカナルは知ってた
ラバウルとかマリアナは知らんかった
知らん振りかどうかは分からんが
この辺りが「悪い方の」一般と考えた方が良いと思う
「良い方の」一般に付いては分からんがな
>>416 レーションのじゃないけど、パテを食べ比べて思ったのは、
日本人の口には日本で作ったパテが一番合う。
戦史に詳しくても他の「一般常識」に無知な輩もいるからどっこいだろ。
どっちが良いも悪いも無い。
開き直りとはこういったことか…
ここでやるなよ。2人とも。
452って本当のキモオタなタイプだね・・・
↑とキモヲタが述べました
ここは日々閑寂を旨とする書評スレです。
本と関係ない談義はよそでどうぞ。
必死だね(ギャハハハハハハハハ
>>456で挙げてるような、個別の戦場・海戦名は普通なら知らなくてもしょうがないと思う。
でも
>>436の言ってる、所謂大本営発表は小学生でも知ってておかしくないのでは?
そんなこたどうでもいい。ミリタリ本の話をしれって事。
そんなこたどうでもいい。キモヲタの話を続けれって事。
俺のガキのころは「道徳」の時間が週1でありました。
1:嘘をついてはいけません。
2:弱いものいじめをしてはいけません。
1については大本営発表を
2については捕虜を戦車でひき殺す米軍を
教材として使ってほしい。ハイ。これが正しい反戦教育です。
>>470 いつまで荒らしてんのオマエ?いいかげんにしとけ。バカが。
なんだかなー
板内のスレ全部を雑談スレと勘違いしてるヤツ多いね。
スレタイも読めないバカばっかりなんだな。
このスレッドはミリ本っていっても読み物系の話ばっかだが、
ディティール写真集とかそういう話に乗る人はいないの?
そのへんは模型板の方が話題がつくかもな
476 :
ダーク・ピット:03/02/28 03:29 ID:sGq2A/x+
なにをやっとるんだ、君らは・・・
スパイ・ハンドブック(ビジュアル版)は眺めるだけで飽きの来ない一冊。
BGMにダブルオーセブンかスパイ大作戦のテーマを流せばさらにクール!
まっ、軍事と諜報は表裏一体ってことでスレ違いじゃないでしょ。
UH-1Bの細部写真の載ってる本無いですか?ベトナム戦時の米軍機のが良いです。
上面と下面のディティール写真が欲しいんですが。
航空ファンとかの専門書買えば乗ってんだろ。よー知らんが。
Jウィングの方が写真多くていいと思うよ
>>478 「世界の傑作機」だったらそういう写真は間違いなく載ってると思う
ただ、UH1は出てたか忘れた
>>480 Jwingは写真を見ても、記事は読まないように・・・
スコードロン/シグナルのウォークアラウンドとか
バーリンデンのロックオンあたりで出てると良いんだけどUH-1は無いね。
「世傑」では出てないし、そもそもあのシリーズはディティール目的にはあんま役に立たない。
>>482 しかしJwingの写真は広報写真みたいなのばっかりでつまらん。
航フの徳永氏には勝てない。
>>484 ディティール観察目的で言えば、どっちも役立たずって事だね。
スレの主旨とは少しズレるのだが、
今日、久しぶりに東京の文華堂まで有給使って行ってきたんですよ。
「海軍砲戦史談」黛治夫
「ヒットラーと国防軍」リデル・ハート
「戦略論」リデル・ハート
が2000~3000円で買えた。
で、店の人と少し話したら、天狼書店ってなくなっちゃったんだってね。
行って見たらラーメン屋になってた。
このスレでの推薦図書探そうと思ってたんだけど残念だ。
>>478 80年代初頭の航空ファン…確か6月号で、一冊丸ごとヘリ特集という
企画があって、其処にはUH-1のディテールがイラストと写真で紹介
されていた。
後は「ヘリボーン」と言うタイトルの増刊号にあったかな。
兎も角、古本屋を当たって下さい。
それから、洋書では色々でていますね。
スコ/シグの写真本は絶版が多いからネ。
490 :
_:03/03/01 02:32 ID:???
「長編歴史読み物」
493 :
名無し三等兵:03/03/03 00:42 ID:QH+x/Rmq
新しく軍ヲタになった友人に読ませるのはどんな本がいいですか?
単に軍オタって言っても漠然としすぎてどうにもならん。
興味の対象がどの時代、国なのか、どの分野なのか、くらいは最低限明記せよ。
495 :
493:03/03/03 02:59 ID:QH+x/Rmq
すいません。
軍ヲタは言い過ぎで軍事にも興味を持った、位です。
WW2の太平洋戦線に、分野は色々与えて見ないと解りませんが、典型的な陸軍駄目で海軍は正しかった、みたいな考え方を持ってます。
打通を召喚しろ。
>>495 なら「太平洋に消えた勝機」は?
ただしこのスレ
>>368-435のやりとりを参照に
後は過去ログにもレビューがある
「海上護衛戦」「魔性の歴史」「貧国強兵」とか
海軍マンセー体質なら「海軍と日本」「日本海軍の終戦工作」(二つとも中公新書)もいいかも
498 :
497:03/03/03 13:15 ID:???
海軍マンセー体質(の治癒)ということで
499 :
通行人:03/03/03 13:45 ID:???
>>485の本が届いたのに、包装すらほどいていない鬱
最近、満州国についての資料を探しています。
関特演当時の満州地域における関東軍・ソ連軍の編成や配置など
当時の状況が詳しく紹介されている書籍がありましたら教えてください。
戦死叢書「関東軍」何巻だか(字も怪しい)
フォローよろしく
504 :
502:03/03/04 15:35 ID:???
505 :
493:03/03/04 23:01 ID:???
とりあえず「海上護衛戦」あたりから読ませてみます。
( ̄ー ̄)ニヤリ
506 :
名無し三等兵:03/03/05 08:53 ID:d2Y5MKhn
>>504 情報&URLありがとうございます、早速ネット販売等探してみます。
日清・日露あたりの諸国海軍・艦船や、第一次大戦当時の海軍・艦船についてわかる本があればご教授下さい。
>>508 Jane'sFightingShipsの1905年版(復刻版)とか1919年版(復刻版)
は確実ではないかと思います。
あと、Conway's All The World's Fighting Shipsの合本(1860-1905とか、
1906-1921とか)。
日本物は余り無いですね。
強いて言えば、世界の艦船増刊でしょうか。
とある古本屋でリデルハートの戦略論第二改訂版を400円で購入しました
これって結構お徳ですよね?
でもう一つ気になるものがあったんですが
大東亜戦史全10巻 セット価格7000円・・・・
総重量がかなり有りそうだったんでその日は躊躇したんですが
これって買いですかね?
航空機、もしくは戦車の迷彩の種類と
その効果について網羅した本をご存知
でしたらお教えください。
>>510 大東亜戦史
戦争の全体を通観するものではありません。戦後に従軍記者らがそれぞれの取材先に
ついて書いたものです。戦闘経過や戦況分析を期待すると大外れです。戦闘について
の記事もあるにはありますが、それも「記者が見た」というタイトルで読むべきものです。
しかし、戦地と占領地の様子を知りたいという歴史的興味があるなら、買って損はない
です。おもろしい話がたくさん転がっています。
というわけで、買いかどうかは趣味しだい。
>>512 よもやま物語系が好きな人間にはたまらんって事かな?漏れも読んでみたくなった。
ところで、白将軍の「指揮官の条件」読んだが、これの巻末資料って下手な解説本
よりも戦況推移の情報量が多い&わかりやすいね。それ「だけ」を目的に買うのは
ナニだが。
今月の「英独航空戦」読みました。
色々裏話に触れてて面白かったです。
ただ、その他の記述についてはイマイチですた。
ただ日付とその日の互いの被撃墜数を羅列されても・・・
日本語としてもいくつか疑問符がつきました。
しかしHe59の写真とかあって(;´Д`)ハァハァ
体系的に見るBoBと言うよりはBoBよもやま話として読んだ方が良いかもしれません。
>>511 戦車は存じ上げませんが、飛行機の場合、今書店で気軽に入手可能
なのは、グリーンアロー出版の「世界の軍用機塗装迷彩史1914~45」では
ないでしょうか。
この本はイラストが主ですが、短い文章で各国の迷彩塗装についての解説が
書かれています。
後は洋書ですが、絶版に近いので、古本屋を漁るくらいでしょうか。
漏れが持っているので一番参考にしているのは、1967年の古い本ですが、Aircraft
Markings Of The World 1912-1967とSquadron社のFlying Colorsです。
これは世界各国の航空機(民間、軍用機問わず)の塗装について論じた本です。
軍艦の場合は、世界の艦船1988年頃のバックナンバーに軍艦の塗装を特集にした
ものがあったと記憶しています。
>515
情報ありがとうございます。助かります。
”軍艦の塗装”なら、モデルアートの別冊が入手しやすいので、オススメする。
>517
ありがとうございます。迷彩の考え方
に興味があるので、…とりあえず、立ち
読みします。昨日別の本買ったら備蓄が…。
519 :
名無し三等兵:03/03/10 14:55 ID:HSYPCCO8
光人社NF文庫の入門シリーズがおもしろそうだ
520 :
system:03/03/10 15:14 ID:mIeCHGb3
新紀元社の古代ギリシャ人の戦争会戦事典 市川定春
メッサニア戦争とペロポネソス同盟
からアレクサンドロス大王東征までの会戦の勝敗を分析。
勝者 歯医者に対する分析が鋭い。
あと当時の戦術の分析もあり、面白い。
光人社NF文庫の「戦艦入門」を購入するか迷っております。どうなのでしょう。
>>522 安いから買っちゃえ!
光人社の「何とか入門」って、大抵「日本何とか史 簡易版」みたいな内容
524 :
名無し三等兵:03/03/10 17:13 ID:p7aAZfb/
坂井三郎の「大空のサムライ」は必読でしょうか?
続編も読むべきでしょうか?
525 :
出会い系ビジネス他所とは違います:03/03/10 17:13 ID:/Nsv8tbh
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学研より本日「日本の航空母艦パーフェクトガイド」が発売になりました。
内容は日本の海軍、陸軍の全航空母艦と搭載機の解説です。
今までフネとして航空母艦を解説する本はありましたが、今回は浮かべる航空基地
として一隻ごとの「建造目的と任務」をテーマに掘り下げています。
基本的には「図艦」の体裁なのですけれども、どの艦の解説にも最低一つずつは
未発表の事実を折り込んでいますし、その艦まるごと未発表の空母計画
(例えば大淀空母案など)も含まれています。
また、航空母艦の搭載定数については開戦~母艦部隊の壊滅に至るまでほぼ毎月
ごとの変遷を追えるように基本資料を巻末に用意しています。これからは
「空母○○の定数は・・」ではなく「空母○○の何年何月の定数は・・」となる
便利な基礎資料が巻末のオマケとしてついております。実はこの資料だけで
2000円払う価値があることは原典を見た経験のある人にはおわかりでしょう。
価値あるオマケです。
更に謎の新ライターによる母艦の対空射撃と電探装備についてのわかりやすい
考察付きです。役に立ったのは高角砲か、それとも機銃か、これもまた必見です。
528 :
:03/03/10 18:44 ID:???
>学研より本日「日本の航空母艦パーフェクトガイド」が発売になりました。
この本は歴史群像なんだね。いつもの赤色じゃなかったから初めに見たとき
歴史読本別冊か現代戦史シリーズかと思ったよ。
歴史群像もこういうものまで扱うようになったかと思ったよ。
そろそろ中国戦線も扱って欲しいな。中国戦線を扱わないのは左派系、中国
政府の見えない圧力があるからかな?多分 そうだと思うのだが。
雑誌の方の歴史群像では中国戦線扱っているだから、単行本でも出して欲しい。
毛沢東ですら歴史群像にならないと言うのは、よほど扱いにくく、思想が
絡んでくるからか?
最近、ぱっとした作品があまりない。
チャーチルやルーズベルト、近衛文麻呂、東条英機、ドゴール、スターリン
トロツキー、モサド、CIA、FBI、国際連盟...........など。
近代と言われる範囲のものを扱って欲しいな。近代戦史シリーズに
期待するしかないな。でもやっぱり個人個人の単行本を歴史群像で出して。
529 :
名無し三等兵:03/03/10 18:50 ID:1TMqtMit
軍事関係の事に興味を持ちました(WW2~現代の国とわず兵器とか作戦とか)
何か良さそうな雑誌無いかと思って書店に行ってきたんですが、
陸なら陸、空なら空、海なら海と個別に専門としてるものが多いんですね。
特に訳隔てなく知識を得たいと思ってるんですがそれぞれ買う程余裕も無いのでちょっと困ってます。
色々見てると週間ワールドウェポンてのが良さそうだと思ったんですが、ワールドウェポンスレ見るとどうもあんまり評判良くないようで・・・
あまり知識の無い者が参考にするために毎週買う価値はありますか?
また、他に良い雑誌なんかはありますか?
>>528 メールで意見を編集部に送るべし。結構採用されたりする。
532 :
528:03/03/10 18:58 ID:SBV0hAV9
もう一つ言いたいことがある。
文禄・慶長の役の歴史群像のように 歴史地理教育(国土社だっけか?)
お抱えの高校教師みたいな人に書かせるなよ。
戦略、戦術マガジンなんだから。いつものように軍事史研究者や歴史研究者
防衛庁関係者に書かせるべきだよ。そういった人達の見解が知りたいのに。
かなりチェックして公平になるようにしたんだと思うのだが。
文禄・慶長の役の歴史群像だけは他の歴史群像とは別物という感じを受ける。
左翼系や反日の人達がうるさい中、文禄・慶長の役を出したのは戦史ファン
として嬉しいことだ。
中国戦線やレーニンなどの共産主義者を扱う際は、戦史家、軍事関係者などの
見解もちゃんと入れてくれ。
>>524 必読
あれをクソ本っていう人とかは所謂厨房
あと、数値とかが絶対じゃないと気に食わないような人はダメ
>>531 具体的な指摘がないと書評にならんぞ。
脳味噌をきちんと使ってあげなさい。
空母運用や現代航空戦関係で良書がありましたら教えてください
536 :
528:03/03/10 19:52 ID:???
537 :
528:03/03/10 20:13 ID:SBV0hAV9
たまには戦記文学物も・・・かつWW2以前ということで、
WW1及びロシア国内戦がらみで2冊
・「鋼鉄はいかに鍛えられたか」(岩波文庫他:Н・オストロフスキー著)
ドイツ占領下~‘20年代のウクライナを舞台に
赤軍に身を投じた貧農の息子パーヴェル・コルチャーギンの献身的な活躍と
その政治的・人間的成長とを描いた作品。
かつてソ連及び共産主義国の青少年にとって必読の書とされた一冊。
まぁそれ故政治臭が強く、素人にはお勧めできませんが
其れを割引いて読めば、筆者の実体験に基づく軍事的な描写も細かく、
かつソ連建設期の時代状況が感じ取れる一冊。
・「静かなドン」(岩波文庫:M・ショーロホフ著)
これまたWW1直前から国内戦末期のドン・コサック支配地域を舞台に
主人公であるコサック大尉グレゴリー・メレホフの
戦いに次ぐ戦いの日々の遍歴を通し、
ドン・コサックの革命史を描いた大河小説。
筆者はノーベル文学賞を受賞し、
ゴーリキーと共にソ連文学界の重鎮として位置づけられ
それ故ソルジェニーツィンを含む反体制派から批判される事も多いが、
本作に関する限り、前述の「鋼鉄はいかに鍛えられたか」等に比べれば
政治臭も比較的弱く、むしろ20世紀前半におけるドン・コサックの民俗史
及びその軍事史的研究の資料としても興味深い一冊
ただし非常に長編(岩波文庫版で8巻)なので、
読破するにはある程度の覚悟を要する。
>>529 筋金入りの初心者なら「ワールドウェポン」で良いと思う。
余裕があれば
>>536に紹介されたものを。
しばらくやってれば、卒業の時期は自分で分かる。
レーニン死亡の第一報が入って駅員が大騒ぎを始めるあたりが印象的>鋼鉄以下略
なまの共産主義的会話が読めるのはいいね。
個人的にはあの手のだったらユーモアを入れた
「兵士シュヴェイク」あたりが好きかな。
三一書房と岩波から出ていたはず。
双葉社の超精密「3DCG」シリーズはどうですか
ソロモン海戦の本が格好良かったので買おうか考え中
>>540同志
>レーニン死亡の第一報が入って駅員が大騒ぎを始めるあたりが印象的
その後の機関庫での主人公の兄の演説と、
その後の入党ラッシュがこれまた泣けます。(藁
>「兵士シュヴェイク」あたりが好きかな。
>三一書房と岩波から出ていたはず。
へぇ。今度探してみます。
ところでトワルドーフスキーの「あの世のチョールキン」って出てますかね。
>>541同志。
う~ん。この部分のモノローグからとりましたか。
いや~でも事実、第1部の戦闘シーンもさることながら、
第2部の政治活動の部分を通じ
ある種”スポ根”めいた異様なまでの熱さを感じる小説です。
確か岩波以外では明石書店からも出てたと思いますので、是非ご一読あれ。
>ところで、良いですね→「CCCP」ai0LRM、
お褒めの言葉Спасибо!です。
まぁ一応専門分野に因んだ訳でして・・・
ちなみに残りの文字については、
「ai」=愛「L」=Lenin「R」=Russia「M」=Marx等と妄想ぶっこいてます。
でも「0」で打ち消されるんですけど・・・(藁
そこはあくまで「趣味者」ってことで。
↑おっと署名忘れた。
>>543 Большое спасибо,таварищ!
何とか入手します。
お礼情報、「イワン・チョンキン」はお持ちですか?
ロシア版シュヴェイクです。
>>529 ワールドウェポンはスレどおり誤記もあるので広く浅くの初心者向けだと思います。
自分でなにをやりたいかしっかり考えてる人に対してはあまり意味ないというか、
ワールドウェポンの金をそっちに振ったほうがグッドでナイスです。
しかし途中で抜けられなくなった俺は一体。
547 :
名無し三等兵:03/03/10 22:26 ID:e+JVWOwZ
有事法制に対して法や純軍事(作戦面)の視点で論じられてる
書でイイのはありますでしょうか?岩波の「有事法制批判」みたいな
「消防署があるから火事が起こる」コジツケで論じてる(批判している)
本ばかりなもので・・・・。
ボブ・ウッドワード「ブッシュの戦争」、戦争にならんから
読まんでいい思ってたけど、・・・・・・いや、ここまでブッシュが
一国主義にはしるとは思わなかった。
読むか・・・
>>547 PHP新書「有事法制」森本敏・浜谷英博
がいいかも。防衛大学卒の元防衛庁勤務の人と、比較憲法・防衛法の専門家の共著だし。
PHPだからっていじめないで(藁)
>>545同志
>「イワン・チョンキン」はお持ちですか?
いや~それが自分が
>>543で言っている「あの世のチョールキン」でして。
目下探してる最中なんですよ。
あ。良く考えたら小生が探してるのは”Василий Тёркин”
(ヴァシリー・チョールキン)の方だった。
という訳で
>>545同志すいません。
小生”イワン・チョンキン”は持ってません。
よかったらご教授願います。
第二次世界大戦(欧州)の良い通史はないでしょうか?
まずは過去ログから探してみては
>>49氏とかも沢山あげられています
この辺の本ならば入手しやすいですし、図書館でもある場合も多いですよ
>>537であがっている「ヒトラーと第三帝国」などもあれば、地理的な面からも把握できます。
学研の欧州戦史シリーズもあります
個人的に新紀元社の第二次大戦ヨーロッパ戦線ガイドや欧州海戦ガイドもお勧めです。
554 :
540:03/03/11 04:17 ID:???
545ではないけど
ウラジーミル・ヴォイノーヴィチ「兵士イワン・チョンキンの華麗なる冒険 」なら
パシフィカから出ています。古本屋にいかないとないけど鋼鉄を探せるくらいなら問題ないかと。
アレクサンドル・トリーフォノビチ・トワルドフスキーの「ワシーリーチョールキン」は翻訳されてません。
ヤロスラフ・ハシェクの「兵士シュヴェイクの冒険」は岩波文庫で全四巻。
「第二次大戦ヨーロッパ戦線ガイド」は結構便利な本なんですが、
読み物として面白い書き方かどうかについては疑問符を1コあげます。
ちなみに学研の欧州戦史シリーズ、そろそろ手に入りづらく
なってきてるから注意しろよ。
9巻の「アルデンヌ攻勢」はもう絶版で、俺も入手には
苦労した。
No.16 ソヴィエト赤軍興亡史Ⅲまでしか、そろえてないな。
SPRみてWW2欧州戦線に興味もって軍ヲタはじめたけど、
う~ん。入門書としてはあちらのオスプレイと同じで出来がいい部類なだ
>>554同志有難うございます。
両書とも折を見て探してみます。
>>521 新紀元社の本は好きではないが、巻末に必ず参考文献をあげるのがいい。
これを足がかりにして見聞を広げることができる。
第二次大戦以降の軍用機について、詳しく載っている本をご存じないでしょうか?
光栄から出てる航空機名鑑は見てみたんですが、もう少し詳しく、機種も多く載っている
ものがないかと思いまして・・・。
>>561 ジャンルに依ります。
何処の国かでも変わってきます。
米国、英国の戦後軍用機なら、日本語の文献はそこそこありますけど、
(例えば航空ファン別冊とか航空情報別冊とか…それなりに取捨選択は必要だけど、
デルタ出版系の本とか)
これが、フランスとかソ連その他の国となると、途端に日本語の文献は怪しくなります。
この辺は洋書を当たるしかないですね。
全てまとまっているものと言えば、日本語の文献なら、小学館の万有ガイドシリーズが
お勧めですが、今は古本屋にすらありませんね。
563 :
561:03/03/12 00:49 ID:???
なるほど、いろいろと参考になりました。とりあえず航空ファン別冊あたりから探してみようと思います。
ありがとうございました。
564 :
名無し三等兵:03/03/12 17:31 ID:/HtqrWHi
岩波のシュヴェイクは1996年に少し刷られたから比較的入手しやすいね
565 :
名無し三等兵:03/03/12 17:33 ID:ChHQHpY7
単行本の話題が中心のようですが、軍事系でこれは要定期購読という雑誌はありますか。
具体的なところで「軍事研究」ってどうでしょう。
>>566 ビジュアルをそれほど重視しない(写真見て「これはどこそこのなんつー戦闘機で
形状からして○型だ」とか言うレベルを目指さなければ)で、かつ総合的な軍事知識を
求めるならいいとおもう。
現在の世界情勢はもとより、軍事技術、戦史等けっこうバランスも良いと思う。防衛
業界の話とかもあるしね。
>>566 軍事というか戦史モノなんだけど「歴史群像」
読み物として面白いので軍事研究の息抜きにでも(w
内容は日本・東洋・西洋の古代~現代+一等自営業氏の漫画(w
569 :
名無し三等兵:03/03/12 19:46 ID:mCWfuMRI
>>549 ありがとうございます。PHPですか!岩波よりはマシですが、
身構えながら(w読んで見たいと思います。
570 :
566:03/03/12 21:40 ID:???
>>567 そうでありますか。
江畑謙介氏が記事を書いているようなのでそれなりに信頼できるのかと思って質問したわけです。
とりあえす今月から買ってみます。
>>568 一等自営業氏の連載モノがあるってのはこれですか?
>>570 今月出る航空情報5月号から一等自営業氏の新連載が始まります
572 :
566:03/03/12 22:48 ID:???
>>571 それって例のノモンハン? というのはスレ違いですね。
F/A-18、F-16についてお勧めの本はありませんか?
>>572 そうです
朝早くに申し訳ありません。
世界諸国の軍事力を概観(兵力等)出来る本はありませんでしょうか?
>>574 ミリタリーバランスが最高ですが、英語版しかありません。
576 :
574:03/03/13 13:58 ID:???
>>575眠い人様
amazonで検索してみましたら、あることにはあるようです。
英語ならば何とか読みこなせますので特に問題はありません。
ありがとうございました。
578 :
山崎渉:03/03/13 14:38 ID:???
(^^)
>568
566じゃありませんが、今日買ってみました。
面白いです。ありが㌧。
山崎被害の為、保守age
「騙しあいの戦争史」吉田一彦(PHP新書)
書店で見かけたんで買ってみた。内容は戦場や戦争における欺瞞工作やらの概説って感じ。
過去の著作の「暗号戦争」を買った人も、暗号以外についても言及があるので興味次第で買い。
文春文庫の「毒ガスと科学者」って本いい
毒ガスを通してみる20世紀って感覚
583 :
名無し三等兵:03/03/16 03:37 ID:AGW/9mQq
戦時中の技術畑の人の回顧禄みたいの知ってる人いますか?
特にメッサーシュミットの探してるんですが・・・
>>566 軍事研究は確かにいい本なんですがあの雑誌たまにメーカーの提灯記事が載ることが
あるのですべて鵜呑みにするのは危険ですね。
海自の次期掃海ヘリの選定次期にはやたらとS-92を押す記事があってちょっとなぁと思った
ことがありましたし。
まぁ一番の難点は置いてる本屋が少なすぎることなんですが。
>583
フジ出版からハインケルの自伝「嵐の生涯」が出てたけど,もちろん絶版。
日本軍関係だと結構入手しやすいと思うが。
>>583 おなじみNF文庫に軍用機開発物語、軍艦開発物語、研究機開発物語、
巨人機開発物語の各種のものが出ています。
元々、昔の「丸」に旧軍技術者の回想録を載せていたのを再編集したもの
です。
ハインケルの「嵐の生涯」もありますけど…。
587 :
名無し三等兵:03/03/16 22:35 ID:yDsniDfx
戦史をこれから読みたいと思ってるんですが、
WW2モノでお勧めがあったら教えてください。
>>587 第二次大戦ものと言っても些か広う御座います。
ドイツ、イタリア、英国、フランス、日本、アメリカ、ソ連…。
例えば、ドイツ陸軍なら、パウル・カレルの著作を、海軍ならデーニッツの
自叙伝が、空軍ならH.ルデルの「急降下爆撃機」がお勧め。
イタリアなら、木村裕主著講談社文庫の「ムッソリーニを逮捕せよ」「ムッソ
リーニの処刑」。
英国なら、チャーチルの「第二次大戦回顧録」とか、日本なら、大井篤の
「海上護衛戦」とか。
全体の通史なら、リデル・ハートの「第二次世界大戦」が良いと思います。
>>587だったか
戦記本探す時には書評本も便利
日本陸軍の場合、「戦記が語る日本陸軍」銀河出版や
「ヒトラーを読む3000冊」刀水書房など
「ヒトラーを~」は戦記に限らないブックガイドだけど、
当時のドイツの概観を知る本を探す時にも参考になると思う
眠い人教えてばかりで大変だね・・・
漏れが最初に読んだ戦記ってなんだっけなあ・・・
檜山三部作はifだし、岡本好古は「戦記」じゃないしなあ
ああ、そうだよ!思い出した!「戦艦大和の最後」のジュニア版!(太平洋戦争の戦記の全集みたいなやつ)
小学校の図書室で読んであまりに強烈で、数日間クラクラしてた。
ごめん、以上ひとりごと・・・
593 :
587:03/03/17 10:42 ID:hEzKWMxi
曖昧な聞きかたですみませんでした。
日本海軍モノから読み始めようと思います。
>>584 漏れの近所では、5割の確立で置いてあるんだが・・・自衛隊の町に住んでいるのが
原因か?
>>594 ところで、「国防の変容と軍隊の管理~冷戦後の防衛管理のために」買われたようですけどどうでした?
あと、軍研売っていたのがPXだってオチはなしで。
>>595 内容の細部は、かなり深いのでもう少し読み込まないと語れない。大きな部分で言うと、
まさしく防衛「管理」が主題、もっと言ってしまうと政治側から見た防衛政策論議と
言って良いと思う。軍の「運用」という見地はやや薄い様に思われる。
>PX
自衛官でもないのに何故PXなどと(以下略 普通の街の本屋でも結構見かけるんだが。
597 :
ミリ屋哲 ◆qmwryStCos :03/03/17 21:21 ID:ooRl4UbW
なんか最近スクリプトアタックがウザいのでage。
なんだろね、一体。
>>596 ありが㌧。
求めている方向性でもあるんで、注文してみます。
千葉の某所だが、地元の本屋では軍研見かけないなあ。
東京出れば結構おいているけど。
599 :
:03/03/18 00:39 ID:???
イカロス出版からミリタリークラシック創刊号が出てるね。
創刊号に各国の列車砲が出てた。
>>600 > 買いましたけど少し高いですな、零戦の書籍紹介で架空戦記を紹介してたのが
> なんだかなと思った、しかも志茂田景樹の本。
ワラタ
WW2のイタリアものってことで欧州戦史シリーズが紹介
してた「ムッソリーニの時代」(マクス・ガロ)読んでるんだが、
これ読みにくいったらありゃしねえ。
情報密度は多いんだが・・・
ムッソリーニも日本に来てれば悲惨なことにならなかったと思うんだけどな。
【論述】
統帥綱領、作戦要務令について思うところを述べよ。
小火器の歴史みたいな本さがしてます。(特に2次大戦)
オススメありませんか(∵)
605 :
名無し三等兵:03/03/20 21:11 ID:D7PQfBWe
agetemiru
606 :
名無し三等兵:03/03/20 21:19 ID:Bz6ZPA+q
消火器の本ありませんか?
川津幸英著、アリアドネ企画発行、三修社発売「アメリカ海兵隊の太平洋上陸作戦(中)」\2,600+税
グァム島攻略から硫黄島上陸(前半)まで。硫黄島(攻略)は後編みたい。
図表や見出しがDQNな香里がただようが、この種のデータを詳細にまとめたものが少ないだけに重宝な感じ。
ただ、ちょっと値段が……。
池袋ジュンク堂でレジで値段を告げられ、「高けえよ」と呟いてしまった漏れなのです。
しまった。
とんでもねぇ誤変換だ。
葉鍵板の美坂香里スレにいたのがバレちまう(w
>>594 報告します!
第4師団司令部周辺の本屋では皆無であります!
>>607 >図表や見出しがDQNな香里がただようが
あの『軍事研究』に連載されてたやつをまとめたものだよ。
>>610 どうしようもねぇなぁ福岡(;´Д`)
昔、久留米に住んでいたことがあったが、天神とか西鉄久留米駅周辺の本屋には
軒並みあったと記憶している。
天神なら大きい本屋が四つほど出来た筈だけど無い?
でかいビルのワンフロアまるまる使った感じで、それが四つ
まあ引っ越す前の、出来ますよって情報しか覚えとらんが……
今日買ってきた本、は色々あるが、その中から数点。
中国/台湾海軍ハンドブック(改訂第二版)
前巻の図版が全て白黒だったのに比べ、今回はカラーがふんだんに使われている。
記事の中身は、余り変わらないような気が。
ただ、Gearing級を侮りがたいというのは眉唾物だと思うが…。
ドイツのジェット/ロケット機(野原茂)
光人社の本で、著者は日本鹵獲機秘録、囚われの日本機を書いた人。
内容は技術的な観点、戦史的な観点両面から丁寧に描かれており、He-176/178
にもきちんと触れられているところが良い。
ドイツ軍装甲車両と偵察用ハーフトラック1939-1945(オスプレイ)
内容は良い本なんだけど、イラストが…。
学研の大図鑑 世界の戦闘機・爆撃機/世界の戦車・装甲車
初心者向けの平易な解説、内容の本だけど、昔学研から出ていたX図鑑を
高価にしたもの。
前者は、Bristol ScoutからF-22まで各種の機体を取り上げたり、戦術、技術の
変遷を分かり易く描いている。
透視図や、マイナーな機体もきちんと取り上げており、なかなか良い。
後者は、竹内昭氏の監修で、戦車の技術、分類、戦術を半分に渡って、取り上げ、
後半は近代戦車の歴史を辿っている。
メジャーなものもあるが、中にはNew Zealandの戦車など、マイナーなものも多く
掲載されており、資料的価値は大きい。
616 :
604:03/03/22 09:56 ID:???
>>614 ジュンク堂のことですね。
そこそこの品揃えだと思います。
天神は他にも本屋があるので便利。
Fighting Force 世界の陸軍軍事力データファイル
リチャード・ベネット著
新紀元社
を、中身も見ずに買ってしまった訳だが。吉と出るか凶と出るか。
>618
漏れは一応、吉と見ましたが。
スペインの特殊部隊の装備に洋弓があったのを発見したのが収穫。
>618-619
実は、購入しようかどうかちょっと逡巡してました。
なるほど、買ってみようかな・・・
古い本なのですが・・・
米陸軍戦闘マニュアルⅠ.Ⅱ(原書房)ってどうですか?
>>621 何を知りたいかによる。本は何でもそうだと思われ。
623 :
名無し三等兵:03/03/24 15:36 ID:NK1hhQ2T
横浜近辺で軍事書籍がそろっている書店は無いでしょうか?
当方、春から茅ヶ崎に住むことになったので。
>>618 漏れのようなシロウトには諸外国陸軍の編成が書いてある本というのは非常にありがたい。
米空海軍の編成が解る本ってないかな?
625 :
名無し三等兵:03/03/24 18:19 ID:tSI/+GIS
古本屋で見つけたのですが、児島襄の「指揮官」はどうでしょうか?
626 :
名無し三等兵:03/03/24 18:37 ID:3Y3o9fp3
627 :
名無し三等兵:03/03/24 18:38 ID:eW6C3o7x
628 :
名無し三等兵:03/03/24 18:42 ID:tSI/+GIS
>>627 そうですか。
購入します。「参謀」あるかな…
>>628 「誤算(書名忘れた)」も面白い、特にフランスの栄光は(・∀・)イイ!!
>>623 関内の有隣堂本店ですかな。
>>626 「サバイバル戦闘技術―SAS・特殊部隊実戦マニュアル」は買っても良いと思うよ。
トムクランシーの本は人の好みの問題。
「大図解特殊部隊の装備」グリーンアロー出版
「アメリカの対テロ部隊その組織、装備、戦術」並木書房
なども良いと思うが。
626>630
φ(..)メモメモ
どうもありがとう
下二冊、本屋で見てきまつ
>>629 誤算の論理―戦史に学ぶ失敗の構造
総統オカマ化作戦(・∀・)イイ!
>632
OSSが総統の家庭菜園に女性ホルモンを撒いて・・・だっけ?
あと、スカトール反応爆薬で便所大爆破作戦もな
OSSって一体…
床井雅美の「最新ピストル図鑑」ってどうですか?
高いのでちょっと迷ってるんですが・・・。
>>635 和書としては、かなり良質な部類に入るかと思います。
高いと言っても高々千数百円ですよ。
軍事関係の書物はこれ以上に高いのが多いのでつ。
B/C兵器関連の本買ったら4000円くらいした。
高いでつヽ(`Д´)ノ
>>637 どんな本ですか、書名と出版社を教えて下さい。
>>638 床井雅美氏の「現代軍用ピストル図鑑」なら去年出たが。
>>眠い人
資金力の無い厨房には、高々千数百円といっても大きいのです。
でも、良い本らしいので、早速注文しようと思ったらどこにも在庫が無い。・゚・(ノД`)・゚・。
>>熊男
自分が欲しいのは、その十年前に出たやつです。
名前忘れてました。↑のは自分です。
>>640 ネットでカタログを公開している古書店で探したほうがいいかもしれません。
それと、カタログ的な本で、銃の評価や長所短所を知る事はできない本
なので(今更言うまでもないことかもしれませんが)ご注意を
643 :
名無し三等兵:03/03/27 12:44 ID:X+3wp3W5
NF文庫の日本海軍の秘密兵器?はどうですかね?
>>639 そんなの出てたんだ・・・一回も見たこと無いよ。
>>640 まあ、
>>642の言うとおり本当にカタログだからなあ。
十年近く前に買って資料として使ったのは、
クローンモデルの確認をしたときぐらいだし・・・
あげてもいい本なんだがねえ。
645 :
名無し三等兵:03/03/28 08:33 ID:mr+Vms/w
何気なく学研のX図鑑が復刻されているのにはたまげた。
646 :
637:03/03/28 12:31 ID:???
647 :
名無し三等兵:03/03/28 17:45 ID:ACV0w92J
真面目に孫子読んだヤシいる?
648 :
bloom:03/03/28 17:47 ID:MLzddfK1
>>647 真面目に戦争論読んだ奴のほうが少ないと思われ。
(非小林)
>>647 原典じゃないと駄目か?
訳つきの解釈本なら何冊か読んだが。
652 :
名無し三等兵:03/03/28 19:56 ID:Ysdcf3tS
>>647 孫子は読んだほうが絶対いいです。
軍オタでなくても教わること大
653 :
名無し三等兵:03/03/28 19:59 ID:Ysdcf3tS
戦艦大和その生と死はどうなのでしょうか?
敬遠する人もいるかも知れないけど。
「しらべる戦争遺跡の事典」十菱駿武・菊池実編 柏書房
所謂、市民団体がお手軽に地元の戦争遺跡を確認し、平和学習に役立てる
ために編纂されたものではあるが、なかなかどうして、非道いバイアスが
掛かっている訳でもなく、学術的見地から冷静にものを見ている本だと思う。
また、遺構、遺物の調査法として、高射砲陣地の調査、本土防衛用陣地の調査
を実例としてあげ、調査を行う際の注意点などを明確にしているし、資料を当たる
場合も、何に着目するか、証言はどのようにとるか、と言うことを考古学的観点から
述べている。
具体的には、各地区毎に戦争遺跡の調査結果が盛り込まれている。
松代大本営などのメジャーなものから、関東にある秋水用特殊防空壕のような
マイナーなものまで、そして海外の虎頭要塞跡などに至るまで、各地の戦争遺跡
が紹介されており、その内容もなかなか面白い。
「日本海軍軍装図鑑」と言う本が5月に出るのだが値段が一万二千円するので、
どうしようか迷っている。
幕末明治から大平洋戦争までの日本海軍の軍装研究の本だが。
過去ログをざっと見たのですがちょっと分からないものがありますのでお聞きします。
>>657 たぶんコレだと思うが。
「海軍食グルメ物語──帝国海軍料理アラカルト」
ISBNコード:4-7698-1086-5
著者 高森直史
本体価格1800円
出版社 光人社
659 :
名無し三等兵:03/04/01 02:11 ID:6aWQ+9ZM
age
660 :
名無し三等兵 :03/04/01 05:23 ID:isVLsu0s
歴史群像欧州戦史シリーズの最新刊「ヨーロッパ地上戦大全」ってひどくないか?
これまでの記事を再録しただけじゃないか。しかもほとんどがイラスト記事だから
内容が薄い薄い。表紙に「図説」とか「特別編集」「決定版」とあるのはそういう
ことだったのね。
>>658 ありがとうございます。比較的安いので入手しようっと。
>583
旧日本軍の方でよろしければ
「造船士官の回想上・下」 堀 元美(ほり もとよし)著 朝日ソノラマ 新戦史シリーズ
軍需生産の現場に関った人物の貴重な回想だと思う。
日本海軍のマスプロ増産の話が興味深かった。
物心ついた頃に、この方が書いた戦艦大和の本を買ったことが人生の(略)
下記は個人的にお奨めのもの。
「死闘の駆逐艦」 ロジャー・ヒル/雨倉孝之 訳 朝日ソノラマ 新戦史シリーズ
英駆逐艦艦長の回想録。冒険小説のような味がある。
駆逐艦好きにはたまらない…はず。
雑学知識で
「海軍飯炊き物語」
「海軍飯炊き総決算」
「海の男の海軍料理」(書名があやふや) 高橋 孟 著 新潮社
上の2巻は海軍主計兵(衣糧)の回想録。
最後のものは旧海軍主計科の教科書を復刻したもの。
「電撃戦という幻」に付いてきた栞によると
「最終戦」が出版予定に入ってるね。
>>646 遅レスですが、その本の執筆者の一人のAnthony T. Tu氏って、アメリカでサイエンスうんたらなんて肩書きで
通販商品の解説していることや、日本でも英会話本書いていたりと微妙にうさんくさい人だということに、
俺もその本買ってから気づいたよ。
もう一人の執筆者である九州大学教授はちゃんとした人のようだけど、Tu氏の書いた文章は鵜呑みにしない
ことにしています。
>664
英会話本って言っても化学同人から出てるって事はおそらく
いわゆる"scientific english"の本じゃないの?
amazon.comの方で調べてみてもあんまり「うさんくさい」印象は
無いがなあ。
>>665 とあるアメリカ系バカ話紹介するHPに、彼が推薦する通販のバカ製品の話が載っていました。
で、そこでの肩書きが”サイエンスなんたら”といううさんくさいもので。
Fighting Force 世界の陸軍軍事力データファイル
学研の大図鑑 世界の戦車・装甲車
の二冊を購入。
前者は内容の割りに高い気がするが、マイナーな国の編成やら部隊規模も判るのでよし。
後者は良い読み物だと思う。装甲列車とかもおさえているのがよし。
669 :
:03/04/02 19:58 ID:???
Fighting Forceだけど、これ原著だと1200円くらいじゃない?
と言うか、英語その他の言葉の壁を物ともしない人間であれば、ネット上で
このレベルの情報は収集可能と思う>Fighting Force
まぁ漏れも買った訳だが。
ジェットランド沖海戦について解説した本はないでしょうか?
あまり難しくなく、入手が容易で、できれば安い奴をお願いします。 m(__)m
ところでよく最近戦争がらみで宣伝や情報工作や情報統制などがテレビで
ちらほら取り沙汰される事が多いのですが
戦争や戦時中における宣伝や情報を使った戦略などについて書いたオススメ
の本はあるでしょうか? この分野にからっきし無知だった事に自分は最近
気付いたもので・・・・
673 :
名無し三等兵:03/04/02 20:14 ID:ujbDA22R
『ドイツ参謀本部興亡史』買ったほうがいいですか?
>>671 入手は難しいかも知れないけど、そのものズバリ
「ジュットランド沖海戦」ハヤカワNF文庫
であります。古本屋探すか、新品もまだあるかも。
>>672 アンヌ・モレリ「戦争プロパガンダ10の法則」
別に戦争でなくてもプロパはいたるところにあふれていることにこれを読めば
容易に気付けます。この本は入門書みたいなもんなので、興味がわけばもっと他の本を探してもいいかも。
個人的には、直接プロパなどを扱った本ではないけど「魔女狩り」(岩波新書)はおすすめ。
>>673 興味があるなら買ってください。
「いい」か「悪い」かは、嗜好によると思いますので。
>672
過去に一度感想を書いたが、中公新書の池田徳眞「プロパガンダ戦史」はお勧め。
著者は日本の対敵宣伝放送「日の丸アワー」の企画責任者の一人。
だた、現在古書店以外で入手は困難かな。
>672
既出かもしれないが最近の本なら『戦争広告代理店』もお勧め。
ユーゴ紛争の舞台裏的な内容で、ミリオタ的には薄い部分もあるが
入手しやすいし、この種の知識がなければ衝撃的だとおもう。
677 :
672:03/04/02 20:56 ID:???
>>674 >>675 >>676 短時間で多数のレス有難う御座います
早速参考にさせてもらいます
まずは思いっきり分かり易そうな、というか入門級から入って
じわじわ複冊読んでいきたいと思います
もうないかな・・・・・
678 :
671:03/04/02 21:10 ID:???
>>674 ありがとうございました、探してみます。
679 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :03/04/02 21:28 ID:pomTMt3N
学研が歴史群像シリーズを立て続けに出してきましたね。
「ヨーロッパ地上戦大全」と「世界の戦艦」
「ヨーロッパ」はイラスト多用しまくりでページを稼いでる気がしないでもないですが、
こういう試みもあっていいかな、と。
「戦艦」は未成艦中心の解説なんでそのテの話題が好きな人は問答無用で食いついとけ。
ティーガー無敵戦車の伝説
SS戦車隊
はどうですか?
>>671 海戦のおおまかな流れをつかむのであれば、Ospreyのキャンペーン・シリーズ72号
「JUTLAND1916」、
英軍の戦略面であればAndrew Gordonの「The Rules of the Game(Naval Institute Press)」
戦闘の詳細に関してはJohn Campbellの「JUTLAND(LYONS Press)」などがお薦めと思います。
どれもペーパーバックなので、価格はAmazonなら2000~4000円程度と安いです。
>>680 WW2における欧州での戦車戦を研究するなら重宝します。
というか基本書です。
682 :
名無し三等兵:03/04/03 11:24 ID:0sxcavB2
>ティーガー無敵戦車の伝説
下巻は絶版
683 :
名無し三等兵:03/04/04 01:21 ID:DNWQYtvA
「SS戦車隊」はPanzer Frontの原作というか種本でもあります。
>>662 >「海の男の海軍料理」
「海の男の艦隊料理」ですね。
料理の写真もなく、延々とレピシが書かれてるだけなんで、本としては、かなり
辛い本になっております(w;
685 :
パヴロフ2等兵:03/04/04 21:18 ID:G0YkT/vl
『モスクワ上空の戦い 知られざる首都航空戦1941~1942年』(D・ハザーノフ 大日本絵画)
モスクワ防空部隊が当時ソ連軍では珍しかったレーダーまで動員して、
赤軍が断固たる首都防衛の意思を固めていたことを、皆知ってるだろうか。
これ一冊丸暗記するまで読んでおけば、冬将軍だの泥将軍だの赤軍の人的抗戦
能力を何とかして過小評価しようとするドイツヲタの妄言はすべて論破できる。
航空撃墜戦果が過大になるのはどこでも同じ、ドイツ空軍エース記録だけを
読んで独ソ航空戦を語るのは間違い。
>>685 なんか挑発的な文だけどその評価には同意。
同書におけるソ連防空部隊の奮戦ぶりは一読の価値があるね。
PHP文庫より
土門周平著 「天皇と太平洋戦争」
元々は、1989年に講談社より出版された「戦う天皇」であるが、その後に出てきた
資料を基に加筆・修正を加えたもので、開戦から原爆投下に至る、天皇を中心と
した日本の戦争指導部(大本営政府連絡会議)の様相を各局面で明らかにした
もの。
1941年9月初旬の時点で天皇が戦争を欲していなかったこと、そして、東條陸相を
始めとする陸軍首脳も、その意を汲み取っていたこと、それが段々と開戦寄りに
変化していったことなど、結構興味深いことが描かれている。
このほかにも、真珠湾、マレー作戦、ガ島を巡る戦い、ニューギニア作戦、インパール、
島嶼戦などの局面で、指導部がどのような考えで進んでいたか、どういう要因で決断
を誤って、深みに嵌っていったのかが文庫とは言えない筆致で描かれている。
海上護衛戦スレへの燃料投下と打通さんへの反論資料に最適(w。
688 :
名無し三等兵:03/04/06 12:20 ID:cGYa4UnK
朝日新聞社の「スターリングラード」はどうですか?
鳥居民著「昭和二十年」は、打通作戦をかなり肯定的に書いてるぞ。
>>658 早速買いました。
少々調査不足かな?という面がありますが、あまり触れられることがなかった
明治期の海軍糧食にページが割かれているので結構面白いです。
海軍が糧食に至るまで、如何にイギリスをそのまんま参考にしたかが分かるのが
興味深いところです。
※明治時代の日本人があんなモノ食わされたらびっくりするわな…。
あと、「海軍めし炊き物語」からの引用も多いので、併せて読むと面白いかも。
有賀つたお(変換不可)著「日本陸海軍の情報機構とその活動」 近代文藝社
を購入。
著者は元航空総隊の情報幕僚で、執筆時は防衛研究所の研究員。
まだかいつまんで読んでいる程度ですが、これは凄い。
読むに当って簡単な基礎知識として、あらかじめ桧山良昭の「暗号を盗んだ男たち」
あたりを読んでおくといいかも。
>>688 一言でいえば「朝日新聞社発行」の本ですね。
戦史として読もうとすると、その価値はかなり低いと思います。
興味深いエピソードは紹介されているので戦記好きなら、というところでしょうか。
693 :
名無し三等兵:03/04/09 00:35 ID:3pnUeMa3
「世界戦争史」シリーズってどうなんですか?西欧最近編買ってきちゃいました。
>>692 そうですか。
ありがとうございました。
696 :
695:03/04/09 01:32 ID:???
>>694 私はお薦めします。
イギリス人がロシアから得た新資料を大量に使用して書いた本であり非常に面白いと思います。
戦史についての基本的知識を有しているなら、兵士達の手紙の引用から、多くを得ることが出来るでしょう。
全般にドイツに辛口の評価ですので、「ドイツ軍ファン」には不快かもしれません。
「朝日新聞社」の本と評価するのではなく、イギリス人が未公刊だったロシア資料を駆使して書いた本と表すべきと思います。
698 :
697:03/04/09 07:35 ID:???
追記
第6軍の脱出問題に関し、マンシュタインの責任に関する考察は戦史を研究する者にとっては必見でしょう。
ヒトラーの責任にし、マンシュタインを免罪する者が多いですが、
軍の指揮権限からマンシュタインの責任を考える点は指摘されることの少なかった点です。
図説・ヨーロッパ地上戦大全を入手した。歴群系はそれほど買っていなかったから
前レスに言われたようなことも気にならなかったなぁ。
むしろ、個々の局地戦闘から戦術を学ぶ、戦術入門書的見方をすると良いんではな
いかと思う。
本文はともかく、ワンポイントの「戦略・戦術解説(だったっけ?職場に忘れてきた
から確認出来ない)」はそれなりに「分かっている」人間が書いているように思うなぁ。
あれ、誰が書いたんだろうね。本文と同じ人なら債鬼や視雷死を少し見直した。
慟哭のキャタピラをネト通販で注文して今日発送との由。
よって700get(・∀・)イイ!
城山三郎の「指揮官たちの特攻」は
事実関係についての間違いなどあり
ますか?
>>695 宝島の本は文庫になった物なら買っても良いと思うが、
まあ事実誤認などあるが、本の良い悪いは個人差があるので、
できたら書店で立ち読みしてから購入を勧めるが。
>>702 ムックの方に出ていた(存在するはずがない)WACの空挺隊員の話が文庫では
削られていたね。裏で隠れてSM倶楽部でバイトしていたってヨタ話。
慟哭のキャタピラ到着age。多分占守にもチハが眠っているんじゃないかと思うんだが。
そっちも帰国できないもんかねぇ。。。
ごめん、言葉足らずだね。
>ムックの方~
てのは、かの問題作「裸の自衛隊」の事ね。
>>703 自分の持っているムックの方の「裸の自衛隊」には、
WACの空挺隊員の話は載っていなかったですが。
持っているには1992年7月20日付けの13刷の物ですが、13刷以前
の物には書いてあるのかな。
「AIRMAN希典」の番外編が載ってるんで発売直後に買った「裸の自衛隊」
まだ持ってるけど(段ボールの中)、WACの空挺の話ってあったっけ?
それより神浦元彰の書いたトホホ話の方が印象深かった。
「擲弾兵」は面白いですか?
いや、WACの空挺隊員、と明白に書かれていた訳じゃないけど、WACが影で
SMクラブのバイトしているって話で。
なんか、中学生だか高校生だかの時に誘拐されて、毎日のように犯されて云々
って話の中で、「明日は落下傘降下の訓練で云々」ってくだりがあったのよ。
当時、リアル童貞の漏れには耐えきれない刺激だったので良く覚えている。
>>705です。
>>708ミリ哲氏
もう一度読み直したけど、SMクラブのバイトの話しは無かったけど、
ミリ哲氏の所有しているムックの方の「裸の自衛隊」は何刷ですか?
>>709 オヤジが出てすぐに買ってきたから、多分1刷だと思う。他にどんな記事載ってた?
大月の空挺体験入隊とか誰ぞの2師団(だったと思った)極寒随行取材とかは削除
されていないとは思うんだけど。
記憶微妙だけど、精神病が云々とか言うのは載ってる?
>>705です。
>>709ミリ哲氏
そうか1刷ですか、削除されたのかな。
大月氏の空挺に体験入隊や第2師団の冬季時の演習は載ってます、
精神病が云々とか言う記事は精神科医の浅野誠氏が書いた記事の事ですな、
一番長くやった仕事が自衛官なので元自衛官になったと言う。
あとサバイバルスクールの記事が教官は毛利氏(フランス外人部隊)のが、
ありました。
>>711 う~ん、つことは、あまりにもあからさまにデマなんで、速攻クレームついて
削除されたのか?
他に覚えがある記事は、海自の奴らが「アルファ・ブラボー~」の呼び名で覆面
座談会とか、自衛官を親に持つ奴らが「あの人達は大人になりきれない子供云々
(今読み返せば、そりゃお前だろうと突っ込みたくなるが)」とか騒いでいるの
とか、後は教師だったかが「自衛隊は心の中まで縛らないから逆にみんな従う」
みたいなことを言っている記事とか。
>>705です。
>>712ミリ哲氏
海自の覆面座談会もあります、自衛官を親の持つ人は反戦運動家の記事ですね、
教師の記事もあります。
あと印象があるのは落語家の三遊亭金太郎や漫画家のみかわしんが元自衛官だった、
事ですな。
なるほど、ツー事は漏れの記憶は結構確かっぽいね。後は、元ネタの本を漁って
真偽を確かめるだけか。オヤジは多分捨てているだろうからなぁ。
延々とスレ違いスマソ。
今日、近くの古書店で見つけた物なのですが
モデルアート誌臨時増刊
「日本海軍艦艇図面集1~3」を3冊で2050円は買いでしょうか?
モデラーではないが、旧海軍の艦艇について浅く広く書かれている物を基礎として読みたいと思ったので。
>>715 モデルアートの別冊や増刊は資料として良いよ、
買いだと思うよ。
模型誌の別冊や増刊は本誌より内容は良くできていますので。
717 :
715:03/04/15 22:26 ID:???
>>716 別に纏める分、出来が変わってるのでしょうかね。
早速明日、その書店にいって購入してきます。どうもありがとうございました。
今日、友人が激怒しながら「とんでもない糞デマ本見つけた」と電話してきて、
話を聞いているうちに「市井の軍ヲタである漏れですらこんな間違いしねーYO」
と言うトンデモ内容だと判明。
しかも、現役自衛官(しかも長官直轄部隊に勤務する3佐!)を騙る糞野郎が
著者だという異常事態。よって、義憤に駆られてこの糞本を晒す、つーか一つ一つ
ウソを暴いていく。
スレ違い・板違い、uzaい等の感想を抱かれる方に先に陳謝しておく。どうしても
この糞は見逃せないので。
その本は
現職だけが知っている 自衛隊の内側 1995年8月初犯
KKベストセラーズ ワニの本 (この時点で既に「こんな糞会社の本を信じるのが
おかしい」と突っ込まれそうだが)
著者 杉本幸男(偽名だとよ) 長官直轄部隊3佐(自称)
続く
以下、目に付く嘘を順番も考えずに羅列していく。
P40
「おかずは、たまにマグロの刺身らしきものも出るが、おいしいトロ身のところは、
炊事をするCPポストという調達の部署の陸曹だけが先に食ってしまうから(以下略」
CPポストって何?糧食班勤務をCPとかKPとか称することはあるが、ポストなんて
つけないぞ?CP=コマンドポスト(指揮所)と混同したんでつか?
それに、まるで赤身とトロが混じった状態で納入されてきているかのように考えている
時点で自衛隊云々の前に終わっている。
マグロなんか、箇所箇所に分かれて流通しているわい。それぞれの部位によって値段が
違うからね。マグロ丸々一匹納品でもされない限り、トロだけ自分で食って何ツー事は
起こりえない罠。
P49
「駐屯地のPXから一本340円の大瓶ビールを仕入れてきて(以下略」
ダウト。駐屯地においては、隊内クラブとか許可された場合を除き飲酒出来ない。
つまり、PXでビールなんか売っていない。第一、もし買うとしたら(営内で
こっそり飲酒)缶ビール買うわな。これなら自販機で売っていることがある。
続く
P95
「とくに施設、需品科などの業者と取引する部隊(以下略」
P96
「しかも、業者を選定する立場の施設、需品の部隊ばかり(以下略」
同ページ
「施設関係の部隊は新規に施設を建築する際の部隊内の業務、施設機材の管理、土木工事の発注などに
関わり(以下略」
・・・ダウト過ぎ。「施設=いわゆる工兵」って事も知らない(自称)3佐って何?
P100
「ある駐屯地の業務隊幹部が地元の議員選挙に立候補したことがあった(以下略」
・・・自衛隊関係の法規を確認しろとは言わない。せめて公職選挙法ぐらい(以下略
P115~
この部分は引用すると長くなるのでかいつまんで説明。KGBのスパイマニュアルに関する教範等が売店で
売っている云々と言う話。
端的に言って嘘だな。精々、その種の「市販本」が買えるぐらい。
P134
「年に20発と決められている実弾を撃てるのは(以下略」
友人曰く「具体的数字は言えないが、訓練基準で示された弾薬数ぐらい掌握している人間に騙らせろ」
P135
「新人の教育訓練でも銃は撃つが、使うのはレーザー銃というおもちゃのような銃である(以下略」
三点監査に使うやつでつか?新隊員が何回実弾射撃するのか調べてから(以下略
続く
P137
(治安出動訓練の話で)「木銃を持って「甲武装」というヘルメット武装で(以下略」
???「甲武装」って、制服に半長靴と武器、頭は状況により制帽かライナーっていう「儀式用の服装」なんですが?
P140
「普通科連隊には迫撃砲小隊というのがあるが、ここの演習は、富士の演習場に行っても実弾射撃するわけでも
なく(以下略」
笑わせるな。
同ページ
「しかも、81ミリ砲と106ミリ砲の二つあるうち(以下略」
新装備でつか?
P149
「昔の軍隊には軍人勅語という「戦陣訓」があったが(以下略」
笑うところだよね?
P153
「ニュースを見ているときにチラッと映ったソ連のT80戦車、T90戦車、装甲車のBTR(以下略」
この本が1995年、そこから更に昔となると・・・ハァ?
同ページ
「58ミリ砲を積んだBTRも知らんのか(以下略」
初耳ですた。
P163
「大規模の演習になれば一個連隊、一万人の隊員が参加するから(以下略」
連隊の概略の人数も知らない「3佐殿」って素敵。
続く
722 :
名無し三等兵:03/04/16 21:39 ID:PC5HAQVP
P164
「私は軍人勅語のようなマニュアルを持っていた昔の軍人の方が、いまの自衛隊員よりはるかにプロフェッショナル
な技術を身につけていたと思わずにはいられない。」
え?軍人勅語ってその種の「教範」だったんだ!
P180
「米軍は小隊の人数も二十人と日本の倍はいたが(以下略」
小隊の人数が分からない3佐(自称)って素敵。
そして・・・この一文が無ければ、漏れは「単なる電波本」と切り捨てていただろう。
P188
「だが、こういう歴代の政治家に比べて、なんといっても社会党の村山首相の自衛隊に対する功績は絶大だろう」
・・・皮肉とかではない。文脈としては「社会党が自衛隊を認知した。これで、「何かあっても社会党が反対するから
自衛隊が実戦に出ることはない」という考えを持っていた自衛隊員達を引き締めることになった」という意味合い
で書いている。
一言。死ね。氏ね、ではない。死ね、だ。この本が出たのが1995年8月。著者の前書き日付が同年7月。
その年の初頭に何があったか、自衛官のみならず日本人全員が忘れてはならない事があった。それを考えると
こんな評価の仕方が出てくるはずはない。
上失礼漏れです。
他にも、決定的ではないが不審な点がいくつか。
こやつは一般隊員で入ったように書いている。が、この時点で3佐。幹部候補生学校の話とか昇任試験の話とかが
全く出てこない。陸曹候補生の話も(U’かもしらんがな) ふ・し・ぎ
入隊後2年で「降下隊員資格取得(空挺のことだろう)」と著者略歴の欄にあるが、陸曹・陸士は空挺バッチをとったら
空挺団の所属になるんだが?そう言う話は一言も出ていない(が、普通科連隊で長く過ごしたとか東京近辺の部隊を
あちこちうろうろしたとしか書いていない)ふ・し・ぎ
更に、会計隊や輸送隊に逝ったかのように書かれている。これまたふ・し・ぎ
いや、ずらずら列挙したけど、本当に糞だわ。友人はキレて出版社に抗議のメールをしたらしい。
連続投稿&スレ違い・板違い失礼しました。怒りを共にした方は、荒らしにならない程度にコピペして下さい。
つーか軍人勅諭だよね。勅語は教育。
戦陣訓は陸相(ヒデキ)がおまけで勅諭に付け足したものだから
陛下から頂いた勅諭とは全っっっ然重みが違うし。
同列で語るのも不敬ではなかろか。
8年前の本だし、KKベストセラーズなら鼻ほじって応対しそーな気がします・・
>>723 一番知りたいのは、その本の編集はわかった上で出版したのか、それとも編集はまじめに
その著者が本物の元自衛官だと思いこんでいたのかどうか、だな。
>>726 「元」ではなく、出版当時「現役」ってふれこみ。
ま、騙されていたならそれはそれでいいさ。問題は、出版社として誠意ある対応をするか否か、だな。
730 :
729:03/04/16 23:26 ID:???
激しく同意はミリの文にね、念のため
ワロタ
なんじゃこりゃあ(w
732 :
山崎渉:03/04/17 10:41 ID:???
(^^)
>>728 あそこのレビューで叩くなら、しゃんとした文章を書いたほうがよろしい。
匿名のBBSとちゃうからな。
丁寧に、事実誤認が多大にあることを中心に、客観的な記述に努めた方がよろしい。
つまり、誹謗中傷と受け取られないようにな。
つうか、アマゾンも商売でやってるんだから否定的なレビューが載るわけがない。
今にいたるまでレビューが空欄なのは、そのせいではないのか?
>>734 この本はダメすぎ的なレビューでも結構載ってますよ~
たしか「RMA軍事革命」って本のとこにも否定的レビューが載ってたような
さすがに実物読んでないのに(ミリ屋哲さんのレポートで、相当ひどいもんだという気は
するけれど)レビューは書けないのでわ(笑)
つうか、ミリ屋哲さんも、とりあえず上ので満足したみたいだから、さっさと3,000円ゲット
してしまった方が良いかも(~ー~)ニタ
>>737 つか、本当なら、ミリ哲さんが、上で満足しないで、レビューを書くのが吉と言ってみるテスト
既に投稿している現実。
いや、あの後読み返したけど、他にもツッコミ所がいくつかあるな。
実は良書よりもじっくり読み込んでいたりして。
うえまあ、
充実した時間が持てたり、ストレス解消になったりして、
ある意味有用な本ではないだろうか。
用もなく上げるのは内心忸怩たる思いがあるが、まぁ時節柄やむを得まい。
歴史群像シリーズ
帝国陸軍 洗浄の衣食住
の表紙のにぎりめしが旨そうだと思いつつage
『ペンタゴン・カタログ 戦争のお値段』
ISBNコード 4-89319-101-2 価格 838円 (税別)
>
http://books.yahoo.co.jp/bin/detail?id=07112447 今回のイラク戦争で使われた兵器と、そのお値段を紹介した本です。
B-2、一機 12億ドル
シーウルフ攻撃型原潜 一隻 21億ドル
ワプス級強襲揚陸艦 4億ドル
と云う大物から、
殺虫剤 1,31ドル
と云う小物の値段まであり、アメリカ軍が装備する兵器・物資の図鑑という趣きがあります。
「アノ爆弾は一発幾らだ!」
とか、
「この前落されたけど、アパッチ一機幾らだっけ?」
などが気になるあなたにお勧めな本だったりします。
オマケ
星条旗 160.98ドル
今日もストレス解消に数冊の本を購入。
その中で一冊を紹介。
丸善ブックス 土井全二郎編「ダンピールの海-戦時船員たちの記録-」
編者は、朝日の編集委員で、水産、海運関係の記事を担当していた人。
とは言え、朝日だからと色眼鏡で見る無かれ。
元はと言えば、平成3年の朝日夕刊での短期連載、「海を墓場に-戦時船
員の記録-」から始まっている。
この連載をきっかけにして、その後、大戦中に船員だった方々からお便りを
いただき、彼が聞き書きをしたもので、軍艦を含む100隻の船の71名の船員
が本書に登場している。
太平洋戦争勃発、ガ島輸送、ダンピール、末期の決死輸送、引き揚げ船などの
局面で、徴用された民間船の船員が如何に苦労したか。
「輜重輸卒が兵隊ならば、蝶々蜻蛉も鳥のうち、電信柱に花が咲く」の更に下位に
置かれた軍属の一番下に見られていた彼らの話を、余計な記述も一切無く、抑えた
筆致で冷静に書いているのが、逆に凄みを増す。
雷撃にあって彼らがどんな思いで船を救おうとしたか、そしてやむを得ず、退船する
際の無念さなどがひしと伝わってくるものがある。
また、初期の高速優秀船の優雅さ、後期の戦時標準船の低品質による苦労など、
知られざる一面も見えてなかなか読み応えがある。
746 :
山崎渉:03/04/20 05:22 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
大日本絵画からオスプレイ軍用機シリーズ#33「第二次大戦のP-39エアコブラエース」が出たのです。
知られざる、ソ連でのP-39の活動が書かれているというだけで、もう、実に素敵な状態。
ハァハァ(;´Д`)
あと、「アメリカ海兵隊の太平洋上陸作戦」の下巻が出た。
「P-39」と一緒に買ったが、こちらは通勤中の車内で読む予定。
どっかから、Squadron/Signal Pub.の「in Action」とかの和訳を出してくれないかなぁ<願望
749 :
名無し三等兵:03/04/22 00:19 ID:7y/VGLJA
すべては傍受されている―米国国家安全保障局の正体
ジェイムズ バムフォード (著), James Bamford (原著), 瀧沢 一郎 (翻訳)
これ読んだ人いる?感想おしえて
>>749 パズルパレス書いた人なんだよね。漏れも気になってる。
751 :
名無し三等兵:03/04/22 20:34 ID:JutbaFbq
>>749 この間、読みました。謀略とか、イスラエルが
NSAの傍受船を攻撃したとか、いくつかの収穫は
ありましたが、全体にややかったるいです。パズルパレス
だけでいいのでは、と思いました。
752 :
名無し三等兵:03/04/22 21:28 ID:3ZnRNx4a
>>751 この本フィクションじゃないよね
基本的知識として一冊読もうとおもうんだけど
書評投稿見たぞ。
ついにやったなピリ哲。
有限実行、天晴れ也!
ネット書店の書評と言えば、amazonの「軍事革命(RMA)―"情報"が戦争を変える 」の書評で
”兵器ヲタのたわ言、読む価値なし”って書評があるが、
書いた奴のイラク戦についての感想をぜひ聞いてみたいと思ったり。
>>754 あれ、多分レフトな人が「革命」ってので買ってみたけど…だと思われ
コメントが本の趣旨を理解していないそのものの証左だわな
>>754 なんでRMA関係で一番よい入門本にそんな書評がついちゃったんだろ。
光人社NF文庫から色々出てました。
Douglass.K.Evans著 手島尚訳「F-86セイバー空戦記」
昔、朝日ソノラマから出ていた、「朝鮮上空空戦記」の増補改訂版で、前著
では、一部割愛した戦闘に関する部分を全て原著通りに戻したもの。
同じくNF文庫で出ている「クリムゾンスカイ」と併せて読むと面白いかも。
石井正紀著 「陸軍燃料廠 太平洋戦争を支えた石油技術者たちの戦い」
これも昔NF文庫から出ていた、「石油技術者たちの太平洋戦争」の続巻。
今まで余り注目されていなかった、陸軍の燃料廠について研究したもの。
ただ、この機関、最高の人材を有し、先進的な研究を行っていたにも関わらず、
その技術を生かし切れなかった、と言うか生かさなかった指導者のおかげで、
かなり徒労に終わった部分も否めない。
冒頭には、戦前に大慶油田をもう少しの所で発見できている状況だったのに、
それを為し得なかったと言う悔悟が語られている。
もし、日本が戦前にこの油田を発見していたら、南進論はなかったかもしれない。
最後は、別冊歴史読本「自衛隊誕生秘話」
最近の自衛隊については、色々本が出ているが、警察予備隊、海上警備隊、保安隊
にまで、メスを入れた本は少ないのではないだろうか。
読み物としてもなかなか面白いと思う。
>>697 あの本って、結局「スターリングラードは悲劇だった。ドイツ軍もロシア軍も
ひどいことをした。ドイツ兵もロシア兵も苦しんだ。
でもいちばん苦しんだのはロシアの民衆だ。」って内容で、
そうした視点はかまわないのだが、そのことを検証、つまり、
なぜそのような戦いになったのか、ドイツ軍やロシア軍はどのように大都市での
市街戦を戦おうとしていたのか、といった歴史的、軍事的研究がほとんどない。
692のいう「朝日的」あるいは「戦史ではなく戦記」という批判は、
「ロシアびいき」ということではなく、上記のような点を指すと思われ。
最近、イラン・イラク戦争に興味を持ちまして、鳥居順氏著の第三書館から
出ている「イラン・イラク戦争」を買ってきたのですが、他に併読するとよい本を
ご存知ではないでしょうか。
巻末の書誌から選ぶのが面倒という少々横着なお願いですが、よろしくお願いします。
横文字の本でしたら、英語とドイツ語くらいまでなら何とかなります。
756には同意だが・・・
『軍事革命(RMA)』は今日の情報化戦争を簡潔に記した好著であるが、
軍事に明るくない一般向けの書籍として、問題なしとはいえないと思う。
まず、「軍事革命」とはなにかを明確にしておらず、
軍事革命という用語について無批判に使用していること。
著者はこれを「ナポレオン以来」のものとしておきながら、
あとがきにおいてプロイセンの後装式小銃をも「軍事革命」と呼んでいる。
次に、筆者はクラウゼヴィッツを「時代遅れ」としているが、
その著書『戦争論』に関する理解が浅く、
その内容に対して読者が誤解を受ける可能性が生じていること。
著者は『戦争論』に記された「交互作用」を無視し、
たとえば、筆者はRMA軍が非RMA軍に対して圧倒的に優位であることを強調し、
RMA軍同士の戦闘がどうなるかについては考察していない。
(続き)
また、クラウゼヴィッツ自身が戦争の方法については時代の変化によって
変わっていくといっているにもかかわらず、その本質、「戦争は本質的には
互いの相互作用によってエスカレートするが、一方で戦争は政治の一手段であり、
その制約を受ける」という点を無視し、あたかもクラウゼヴィッツの時代が
終わったかのような記述をしている。
さらにリデル・ハート同様、クラウゼヴィッツの「血を流さずに戦争ができると
思うのは愚か者」という記述を、文脈を無視して引用し、「撃滅戦論者」
あるいは「決戦論者」であるかのように誤解している。
以上の点から、軍事思想の書籍としては考察が浅いといえるように思う。
これを読んでも結局、RMA軍が戦術的に「優位(必勝ではない)」であり、
友軍の損害を「減少させる(0ではない)」ことしかできないという
現状を覆すような「軍事革命」を知ることはできない。
ただし技術的な解説としてはわかりやすくよい内容で、決して駄作、
あるいはトンデモ本のたぐいではない、良い本であることは確かと思う。
762 :
名無し三等兵:03/04/26 09:33 ID:cxSroffI
>RMA軍同士の戦闘がどうなるかについては考察していない。
折れも読んでそう思った。
できれば、想起しえるその状況を考察し、その先を提示して欲しかったような。
ただ>760-761のような“高度な”理由で「一般向けの書籍として」少々問題
ありだというのはちょっと違うような。
例のレビューの人なら
「爆弾でどんどん人を殺す、そこからは何も変わっていないじゃないか」っていう感覚じゃん。
これは一般人が読んだ感想なら至極普通だと思うし、
そ~いう感覚の読者に対しては軍事#革命#という壮大な語の割には説明不足だとは思う。
まあ著者も一般人向けに書いたつもりは露も無いんだろうけど。
ここにいる人達には周知なんでしょうけど、
GlantsとHouseのWHEN TITANS CLASHEDの翻訳が出ました。
「詳解 独ソ戦全史 最新資料が明かす「史上最大の地上戦」の実像」(学研)
同じコンビのTHE BATTLE OF KURSKなんかも訳が出ると嬉しいな、っと。
あとついでに買いました。
「ファイターパイロットの世界 ターボと呼ばれた男の奇跡」、村田博生、グランプリ出版
第一期操縦学生として入隊し、1990年に退官された元一等空佐が
航空ファンに連載されていた自伝風エッセイです。
興味深い記述が多く、ちょっとした航空自衛隊史としても読めます。
今週末は、太平洋上陸作戦3巻本も買ったし、退屈しなくて済みそうです。
767 :
名無し三等兵:03/04/26 18:57 ID:LG2sQZVb
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まずはHPをご覧ください
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本日の購入
ポール・ヴィリリオを三冊。
『純粋戦争』
『速度と政治』
『電脳社会』
〆て\5550也
追加。
ヴィリリオ未読の人には
平凡社ライブラリーから出ている
『戦争と映画』を推薦。
普通に面白い。
「世界の戦闘機・爆撃機」
「世界の戦車・装甲車 」
両方とも学研、定価4200円
少し高くて、機種の説明が簡潔だが、
ほとんどの機種を網羅しているので良い。
「世界AFV年鑑 2002-2003戦車&自走砲/ロケット」
「PANZER」の増刊 アルゴノート 2700円
AFV年鑑と書かれているが、戦車と自走砲と自走ロケットランチャー
だけで歩兵戦闘車や装甲歩兵輸送車が載っていないのは残念、
一部の車両の写真が悪いのも残念。
戦車の年鑑類は種類が少ないので買いだが。
>>759 イランイラク戦争の本は「PANZER」の増刊号の
「イラクイラン戦争」定価2000円をどうぞ。
「東アジア戦略概観2002~2003」税抜き900円
毎年防衛研究所が出している本だが、北朝鮮関係に強い、
武貞研究官が執筆していないのが残念、
購入しても900円だから、損は無いと思う。
ミリ哲氏が紹介された「現職だけが知っている自衛隊の内側」を
買いました、酷い内容だな~が感想です、
現職の人に見せて感想を聞きます。
知り合いの計らいで、
第4師団司令部が発行した「国土防衛戦史 元寇(題名うろ覚え)」っての
パラパラっと目を通した。
詳しく読んでみたいんだけど、非売品なんだよなぁ。福岡周辺の古本屋とかで
売ってないでつか?
#にしても、昭和38年発行だしなぁ。もしかして、第4師団司令部で実費
負担で譲ってくれないかな?情報求む。
774 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :03/04/28 22:39 ID:IYlRmgSS
コーエーが久々に出してきました。
今回は第二次大戦のドイツ陸軍兵器、いわゆる銃砲火器の類。
>>773 こういうのって、実費 or pdfで配布できないものだろうか?
関係者が生きてる第二次大戦ならともかく、それ以前のものなら問題ないんじゃないかなぁ。
>>775 著作権ってものはきっちりと存在している。著者・編者を侮辱したいのであれば、話は別だが、
きちんとルールぐらい守りなさい。
>>776 配布するのは、
>>773の場合なら発行した側の第四師団やその上部組織。
入手した者が勝手に流していいなんて思ってない(「配布」という言い方に問題があったなら、撤回する)。
もちろん、執筆者の承諾があったもののみでのこと。
無分別にネットで流せ、とかみたいなことは言いやしませんよ。
だからこそ「実費」って書いたんだから。
たとえば、大学の紀要や研究期間のそれに類するものは、大学とかの図書館・資料室でそれなりの手続きの上で閲覧できます。
もちろん、部外秘や研究委託してきたところが閲覧不可としているものもありますが。
むしろ、仮に筆者が閲覧を許可したにも関わらず、実際には目にする機会がないことがあればそちらの方が問題だと思いますが、如何でしょう?
>>777の補足
実費=筆者或いは著作権者に支払われる著作権料というか、謝礼代、ということです。
>部外秘や研究委託してきたところが閲覧不可としているものもありますが。
無料でアクセスできる公開資料程度で他人様から御金を取れるような情報が得られ
ると勘違いしているのでしょうが、市販の本でわずかな代金を払って得られる情報
の原本がたかだか首都圏に住むだけで手に入るなら、そんな楽な話はありません。
図書館に行こうが泣こうが喚こうが手に入らないものを探し出す作業に地方も首都圏
もありません。調査、取材はお金を掛け時間を掛けて人に頭を下げて地道にやるしか
ないものです。個人を狙って皮肉を書き込んでるような根性では道は遠いでしょう。
作者の死後50年、ないし発行から50年経った発行物(組織が刊行)の著作権はクリアされるから、
戦前の文書・資料はその気になれば、いくらでもライブラリにできるという状況ではありますが。
問題は、そこまで手間かける人も暇な人もいない。
>>779 何か勘違いなさっているのではないでしょうか?
私は確かに一時期出版業界に身を置いていましたが(どこかで書きましたっけ?)、
ジャンルは軍事関係ではありませんでしたし、すでに足を洗いました。
よって、「他人様から御金を取れる」ようなことをするつもりは毛頭ございません。
ただ、実際の防衛関係者の方が書かれた戦史研究をもっと目にしたい、というだけのことです。
他人様からお金をいただこうなどとは考えておりませんよ。まして、皮肉などとは……。
そのようにとられるような文章でしたら、謝罪してお詫びいたします。
>781
779はどっかよそのスレで以前見たような・・・某サイトからのコピペくさい。
>>778 もし、あなたが以前に出版業界に勤めていたのであれば、あなた勉強不足もいいところですよ・・・
>実費=筆者或いは著作権者に支払われる著作権料というか、謝礼代
実費とは一般的には「配布するためにかかるコピー代等のコスト」を指し、著者への著作権料は
含まれません。
>>782 あ、ホントだ。同じ文章だ("_")
なんかレスの内容に飛躍があると思ったら、コピペだったのか。
ご本人でしょうか?
>>779 とにかく一連のやりとりを読んで、襟を正さねば、と思いました。
どうもありがとうございました>コピペを含む、レスしてくれた方々
786 :
773:03/04/29 07:55 ID:???
書評スレで罵倒合戦しないでくれよ・゚・(つД`)・゚・
結局3日間という条件で借りた。発行が三矢研究で有名(?)な昭和38年
だから、古本で流れているとしても入手が厳しいぽ。
ただ、40年前の印刷にしては印字とか綺麗なんだよな。紙質の痛みも少ないし。
もしかして、発行は38年でも最近まで印刷していたのか?
こういうの問い合わせるのはやっぱ師団の広報かな。
787 :
768:03/04/29 13:01 ID:???
横から失礼しますが『本土防衛戦史 元寇』ならいくつか福岡の古書店に流通してます。
正確には 嘉穂郡の古本センターに二冊在庫。\1500と\2000
福岡市のまこと書房に一冊。\2500 北九州市の今井書店に一冊。\4000 計四冊。
これ、確かに非売品なんですけどね。不思議だなあ。
某作家がこの本をネタにして短い雑文を書いていたのが記憶にあります。
兵力の数値でピンときました。個人的な感想を言わせてもらえればこれは買いですね。
ちなみに復刊ドットコムの『純粋戦争』のページ
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=1494 え? いや、別に票を入れてくれなんて言ってませんよ。
見てもらえればそれだけで。
788 :
773:03/04/29 13:20 ID:???
>>787 うおお、サンクス。漏れも読み込んでいて「これやっぱ欲しいなぁ」って思っていた所だったんだよ。
通販出来るかどうか確認してみよう。
#でもやっぱ新品欲しいから、まずは第4師団の広報だな。連休後かぁ。
ああ、第4師団が出している元寇の本か。読んだ記憶があるが、あれはいいねぇ。
昭和38年の時点でいわゆる「神風」の効用を冷静に分析していたのは良かったと
思う。
神風=追撃期、あるいは敵の攻撃再興準備段階における海空の攻撃に相当、と
位置づけていたのはなるほどと思ったよ。
>>788 ご存知かもしれませんが、768氏のあげた古本屋には
『日本の古本屋』のホームページからアクセスすると早いですよ
すでに2000円のが消えて残り3冊になっているみたいです。
>>788 四十年前の本が新品であるはずもないし
そもそも非売品なんだから非関係者が問い合わせても無駄。
古本屋のは除隊した人やその家族が売ったのだろう。
そういう場合は一刻も早く古本屋のを押さえて
その後に発行元に問い合わせるべき。
「ダブっても気にしない」は鉄則。友人にタダで配るもよし、
金が惜しいなら転売すればいい。痛い授業料にならないことを祈る。
ところで既に売れた二千円のを買ったのは
>>790その人だと推測するね俺は(W
最近朝鮮戦争関係の本を集めているんですが
和田春樹氏の評価ってどんな感じでしょうか?
検索してみると左側の人に見えますが、著作と人物は別評価かもしれないんで
『本土防衛戦史 元寇』\1500購入。残り\2500と\4000の二冊。
和田春樹……。
信頼しないが吉です。それだけは言っておく。
795 :
773:03/04/29 19:27 ID:WLVVre0V
残り2500円のしか残っていなかったYO!危なかった。。。
もしも新品が手にはいるようだったら(友人づてに4師団の広報に聞いて貰うように
頼んだ。その友人の友人てのは陸自幹部)地元の図書館に寄贈しよう。
いや、まだ\4000のが残ってるね。
というか油断も隙もねーな(W
おまえら鬼かと(W
ここは殺伐とした古書の取り合いですね。
そんなネット古本屋があるとはつゆ知らずいままで過ごしていたよ。
記念に「機密 日露戦史」って本を注文しますた。元は2000円の本なのに、安いので
5000円、高いのだと12000円って暴利だYO!
やっぱ、良書はどんどん再販orネットかなんかで電子出版できるようにすべきだよ。
コストを極力安く押さえてなおかつ劣化しがたい、電子化の利点を最大限に利用すべ
きだよな。
799 :
名無し三等兵:03/04/29 19:52 ID:xQWe9THF
800 :
名無し三等兵:03/04/29 20:18 ID:WLVVre0V
800get(・∀・)イイ!
>>799 スレ違いだYO
まぁ長々と書き込んだけどね。
うぐぅ。入浴している間に。
漏れの800getを(;∀;)カエセ!
>>796 実は「元寇」と云うタイトルで、同じ本がもう一冊登録してあったと云う罠。
2000円でした。
買わせて頂きました。
>>802 おまえなんかきえちゃえ!!なかやろ!!
ついでに、日本の古本屋でもタンクテクノロジーは発見できず。チォブ。。。
>>802 第四志団のやつっしょ。
結構前に気が付いていたんだけど、悩んだ末19:56に購入キボンした
買えるかな?
まあ、
「店頭に出していたので売れちゃってますた」
と返ってくる可能性もあるから、
みんなぬか喜びにならないと良いですな
『ヨーロッパ史と戦争』が買えてホクホクのワタシ
>>804 古書 浪月堂の奴?
それだったら、ごめんな。
18時51分に日本の古本屋から確認メールが私んとこに来てる。
>>805 「第二次大戦を起こした男」を注文したときに、それを食らって、泣きそうになった
思いでが……(w
?
804氏が申し込んだのはどれなのかな?
>>805 日本の古本屋さんはあくまでも仲介業なので書店からメールが来るまで安心できませんな。
とりあえず私の\1500のものは書店から在庫確認済み。
となるとあと四千円のものが残っているわけだ
読んだ身としては四千円が八千円でも買いだと思うけどね
>>810は、あのサイトでデータ出していない古本屋。市価高騰を狙う悪徳商人。
漏れにただで譲れ。
おまえら、「軍事選書堂」っていう通販サイト使ったことある?どうよ?
なんか「サイトが込み合っておりますのでF5連打キボン」とか出てきたんだけど
お前ら一斉に行ってんじゃねーよ
スーパー源氏に登録してない古書店も登録してるのね<日本の古書店
とりあえず、戦史叢書#34「南方進攻陸軍航空作戦」をゲト。
>>773 >>all
スマソ。申し訳ない。
>>813はサイバーテロリスト。
確かにF5でリロードしる!が出たときには同じ事考えたが。
>>812 ナイス情報。感状ものだな。
>>812 あそこはダイアルアップだと、とても辛いHPだす、
光やADSLは問題無いが。
洋書(洋雑誌)なら良いが、和書は他のネット書店の方が良い。
競争心で古本を買いまくるスレだなこれは
818 :
768:03/04/29 22:24 ID:???
なんか凄いことになってますね。
サイト名を出してしまったら
>>773の手に届くまでに
売り切れてしまうと思って伏せていたのですが。無駄でしたな(笑
ま、買えたようなのでなによりです。
今だから言えますが私が検索した段階では四冊ではなく五冊あったんですね。
私は『本土防衛戦史元寇』は持っているのですが、
一番安かったモノをついついなんとなく買ってしまったのです。二冊目を。
いや、ネット通販って本当に怖いですね。
その後、別題名で登録されていたという情報には驚きましたが。
私もツメが甘いな。
819 :
:03/04/29 22:26 ID:???
>>817 ・非売品
・自衛隊が発行
・40年物
つー部分が競争心を煽ったんだろうな。これで第4師団で増刷>実費でお分けします
状態だったら暴動おこるな(苦笑
820 :
名無し三等兵:03/04/29 22:35 ID:dbW+SrW2
本日一番面白いスレ
あげておこう
>>768は大悪党
つかその嗅覚をわけてくれ
まるで関係ないが、ジャンプ連載中のヒカルの碁が打ち切りだって?
読んでいない漏れですら「売れているんだなぁ」って感じで人気絶頂感を感じていたから、
いろんな場所の「韓国の圧力で打ち切り」説が妙に説得力感じたよ。
「あの」ジャンプが人気絶頂の時点で打ち切りなんてまず考えられないからな。
あ、幽遊があるか。でもあれは作者の「打ち切りへの布石」がプンプンしたし。
>>821 というか昔はそういう場合の理由として「隣国の圧力」
というものは選択肢にすらのぼらなかったわけだけれども
今回そうでないのは受け手側のネット環境を含める変化もあるんだろうね。
何が言いたいかというと。
煽られて吊られてそれを見て喜ぶ奴がいるのではないかなあ、と。
823 :
:03/04/29 22:57 ID:???
>>822 んにゃ。俺も注目していたけど、編集部に直接電話した猛者がいるらしい。
で、編集が「講義があったことは認める」「どこからかは言えない」で、質問者が
ズバリ(自主規制)か?と聞くと「勘弁して下さい」とのこと。
この時点で答え出ているようなもんだと思うけどね。違うなら否定するだろ。
長々とスレ違いスマソ。少年漫画板逝くわ。
ただ、半島抗議ネタが根拠無しとは言えない、と言うことは各種状況から考えて
妥当性がある、とだけ言っておくよ。
関連スレ貼り付けキボンヌ
話全然決着ついてないしな。あの明と光はまだ再戦してないっしょ。
まあそれはともかくここで元寇買って読んだ人は感想希望。
荒れるから関連スレ貼り付けはオススメできない。
といいつつ、ジャンプの半島関連は「花の慶次」で「半島の下見>琉球逝き」に変えられて
いた前科がある、と煽ってみる。
おかげで、あの辺の話がグダグダだよ・゚・(つД`)・゚・イスパニアの圧力を退ける話がいつの
間にか女を巡って琉球王と争う話に。。。
>>826 ばかやろう。思い出してしまったじゃないか。
あそこでホントつまんなくなったなー。作者も単行本の表2で愚痴ってたね。
担当が「いやあ、変えてよかった」と笑うのを冷ややかに見つめる作者って感じで。
828 :
名無し三等兵:03/04/29 23:19 ID:KFypkn5Q
23 名前:作者の都合により名無しです 投稿日:2003/04/29(火) 20:54 ID:x15zbzoq
~ 前スレまでのまとめ・ヒカ碁突然の終了の謎を検証 ~
● ほったが疲れた(モチベーション不足、才能の枯渇、精神的疲弊、等)
最近作風が荒れてきた
一部での華麗なラストと雲泥の違い
とってつけたかのようなラストシーン
● 小畑がイヤになった、小畑とほったが喧嘩した等
北斗杯に入って以降作画が荒れた時期があった
● 担当吉田クンが糞だから
言わずもがな
● 棋院と揉めた(日本棋院と揉めた説、関西棋院等とも揉めた説等)
理事が自身の掲示板で終了をネタバレ。何故前もって終了を知っていたの
か?
二部で急に社登場。不自然。
● かの国の圧力
現在の有力説。
一部でのスヨンの態度やマスター達の韓国人独特の容貌から一転、スヨン
と高永夏の美形化。最後だというのに主人公がボロ泣きする敗北。
しかも過去行われてきたかの国の抗議のすさまじさがこの説を後押しして
いる。
24 名前:作者の都合により名無しです 投稿日:2003/04/29(火) 20:54 ID:x15zbzoq
● 諸外国の圧力
とってつけたかのような台湾少年の話など
● ほったの個人的な事情
論拠はなし
● 元々北斗杯編はアニメのためのものだからアニメ終了であぼーん
終了時期がほぼ同時
● 円満終了
編集部に問い合わせた猛者の話より。
ほった側が終了を望んだとのこと。
#以上コピペスマソ。嫌韓に偏らない、まっとうな総括だと思ったんで転載してみた。
● ほったがおめでた
論拠なし
● .ほったもしくは小畑が病気
小畑の激痩せ
● 最終回を考えたのは、ほったではない人物
今までの作風とは違う不自然な終了の仕方から類察
雑スレで話しては、な内容になってるんでは ゲホン
本土防衛戦史元寇……
出遅れた。。。
四千円……うーん……
悩む。。。
盛り上がっているところ申し訳ないです。
図書館で兵頭二十八「たんたんたたた-機関銃と近代日本」という本を見つけました。
兵頭二十八ってなんかあまりいい話を聞かないんですが、
この本ってどうなんでしょう?
記述の間違いがあるとか、誤解があるってことは無いですか?
元々興味があるジャンルなので、GW中に読んでみようかと思います。
わ~い!『元寇』買いそびれた~
>>833 発想は優れているが、結論が暴走するってのが2chでの一般的な評価
らしい
俺は軍学考しか読んでないが。
漏れ的には「機関銃の社会史」の方が面白いと思いますけどね。
フジ出版から出ていたものを、中央公論新社が再販していますが、
フジ出版のものと変更点などはあるのでしょうか?
やはり、新しいほうが買いですか?
838 :
__:03/04/30 23:41 ID:???
>>837 ひとことでいえば、「モノによる」というところでしょう。
たとえば「彼は来た」はフジ出版社版が出た以降に著者が改訂を行っており、
中央公論版はそれを反映しているので、かなり加筆されています。
一方、「電撃戦」や「失われた勝利」は用語のチェックなどが行われただけで、
本文はほとんど変わらず、2段組1冊だったものが1段組2冊になり、別冊だった
図版類が本文に挿入されているという違いがあるだけです。
その結果値段はほぼ倍になっているため、古書店でフジ出版社版を見つけたら、
そちらを購入する方が金銭的にはお得です。
もちろん文字の大小や図版の別刷などは好みもあるでしょうから、
見比べて選ぶのが適切かと。
中公はまだいい方ですよ。
講談社文庫で出たハインツ・ヘーネの『髑髏の結社SSの歴史』は
巻等写真がカットされていて驚いた。いい本なのにこれはないだろ。
>>762 >光人社NF文庫
>「陸軍燃料廠-太平洋戦争を支えた石油技術者たちの戦い」
買った。
まぁいつものことだが・・・海と陸はもうちっと仲良くできませんでしたか。という溜息。
著者までがなんとなし海憎しに引きずられてる気がした。
冒頭、満州で水井戸掘ったけど石油あるとは気付かなかった話、
南方燃料廠での軍属・民間の人の話など、初めて知る話が多かったっす。
いい本だと思いますた。
微妙に関係ないが、個人的にパレンバンといえば古澤憲吾監督なんだけど
話題には出てこなかったなぁ。
842 :
名無し三等兵:03/05/01 08:15 ID:ZQUJyhL+
>>834 今見たら四千円のも売れてるでやんの
やっぱここの人かな?
書評スレは比較的に良スレだから、
みんな見てるんだろう。
つか昨日の今日で他のどこの誰が買うというのだ。
ここの人に決まっている。
次の人
↓
「ここの人などいない!」
ここに居ますが何か?
クロネコブクサビースで、今日
歴史に見る火器開発裏面史 かや書房 津野瀬光男 著
が届くよ。
ミリ哲は読書家だなあx
(・A・)
>某作家がこの本をネタにして短い雑文を書いていたのが記憶にあります。
これは誰の何という作品でしょうか。
>>849 誤爆か?
誤爆じゃなくても、作家名や書名などが書かれていないので、
回答は誰もできないぞ。
852 :
:03/05/02 02:33 ID:???
英語文献での陸上(戦車、自走砲など)海上(軍艦)兵器について設計や運営、開発者の本
また企業の歴史(自社本)などを紹介しているページなどご存じないでしょうか?
航空関連は開発者の本、企業の自社本、論文を集めた本などはすぐに見つけたのですが
陸、海の本がなかなか見つかりません。
陸、海は航空に比べて閉鎖的なんでしょうか?
「本土防衛戦史元寇」が到着してた。
まだパラパラめくっただけだけど期待できそう。
>>849メール欄
うちも届いた>元寇
十三枚の折込地図に圧倒
あと「442連隊戦闘団」矢野徹 を購入
855 :
名無し三等兵:03/05/03 17:22 ID:Q6LVyML1
>>853-854 うらやますぃ・・・
糞っ、完全に出遅れた・・・(´・ω・`)ショボーン
「442連隊戦闘団」もいいでつね。
856 :
.........:03/05/03 17:27 ID:LrQal2/b
857 :
名無し三等兵:03/05/03 17:30 ID:5co+wNli
856勘違い大王
退場
>>856 = Sao Tome And Principe
さて、「機密日露戦史」原書房 谷寿夫 著 が届いた訳だが。
古本なんで、読む前に程度を確認しただけだが、ずいぶん程度が良いな。
税抜き5200円は安い買い物だった。
つーか、前に漏れが図書館で見た奴は定価2000円だったのに、これは
5200円になっているぞ?(つまり、新品の定価と同じ値段で買った訳だが)
初版が昭和41年、届いたのは昭和51年の6刷。たった10年でここまで
定価が変わるのかよ(;´Д`)
#しかし、表紙とかの装丁が抜群に向上している(図書館で見たのはビニール、
届いたのは布張り)し、もしかして当初から廉価版とか豪華装丁版とかあったのか?
「電撃戦のまぼろし」がでたな。一年半前広告で見たときには1700円だったのが大幅に値上がりしている。
ちなみに訳者の大木いたる氏は元ゲームデザイナー(過去にそれ関連で1冊出版)。
2、3年前に加登川幸太郎氏と組んで戦車か何かの本も出してる。
「慰安婦と戦場の性」でもドイツ側資料提供の協力者として名前が挙がってる。
彼がシュミレイターで開陳した「狐は本当に正しかったか?」は後に佐藤大輔のロンメル無能論の元ネタとなったと思われる。
知り合いの歴史学者によれば、彼は旧ソ連、東側各国の公文書が閲覧できるようになった事を大層喜んでいたらしく、資料漁りに精を出しているとの事。
つーわけで此れを入手したモニターの方、報告ギボンヌw
>>860 それは「電撃戦という幻 上・下」のことか?ならMURAJI氏のサイトを見た方が早いと思うが。
大木さんは「RETURN OF THE GAMERS」って同人誌で記事書いてたころから一時資料あたっていたからなあ。
シミュレイターの「鉄十字の足跡」は、ドイツに勉強に行くってことで途中でやめたけど。
つーかシミュレイターをシュミレイターって書くのやめれ。
863 :
862:03/05/03 23:58 ID:???
×一時資料
○一次資料
誤字指摘しておいてこれじゃ恥ずかしいわな。
>>860 佐藤大輔スレで貴官のレスを読んだのでこちらに書き込ませていただく。
自分が読んだわけではなく、他人の感想で恐縮だが。
戦記、仮想戦記関係のレビューHPを持っているMURAJI氏が、HPの2003年3月21日付日記でこの本について簡単にレビューしている。
ただし上巻についてのみだが、好意的な評価である。
また氏のサイトの掲示板でも3月10日頃からこの話題が出ている。
氏のサイトのURLはここには書かないが、それなりに有名なところなのでぐぐればすぐに出てくると思う。
なお本人が4月よりつくばから東京に転勤・引越しすることになったため、掲示板上で募った希望者につくばに来てもらいあげてしまったとのこと。
もう少し早くレスしてくれれば、この情報をお教えできたのだが残念である。
865 :
864:03/05/04 00:06 ID:???
質問スレよりこちらの方が詳しいようなのでこちらで質問させて頂きます
実験機や開発機、配備されなかった航空機について詳しい書籍はないでしょうか?
867 :
864:03/05/04 02:10 ID:???
と書いたあとで、佐藤大輔スレにレスしたのは862氏なのに860氏と間違えていたことに気がついた。
人違いをしておいてケコーンもないものだ、申し訳ない。と書こうとしたら接続障害が発生して2時間も遅れたお詫びになってしまった。
重ね重ね申し訳ない。
>>866 何処の国のものでしょう。
日本やドイツなら、グリーンアロー出版から、試作機、計画機の本が出ています。
英国、米国のものなら、資料の記述内容はナニですが、デルタ出版から、ミリタリーエアクラフトの
増刊で戦中、戦後のものが出ています。
これについては、戦後のものには、フランスなどの欧州諸国のものも掲載されています。
ソ連に関しては、KoeiからSoviet X-Planeの邦訳本、「ソビエトXプレーン」が出版されています。
このほか、戦後の軍用機に関しては、酣トウ社から出版されている、航空情報の別冊でグロリアス
ウィングス1~3が詳しいです。
洋書では、ChartWellBooksのAIRCRAFT PROTOTYPEとか、HaynesのBritish Research & Development
Aircraft、それにAirfileのCombat Aircraft Prototype Since 1945辺りもあります。
いずれも古本屋、大きな書店を巡ればあるかと思います。
>>862-864 どうも。またシミュレイター間違えたか;;
やはりネットでも話には登りますよね。
お金が溜まったら買えるのですが、いかんせん場所取りに苦労してまして;;
とりあえずデイトン他の本を読みかえして基礎知識の再確認します。
さて、またネタ本紹介。
NHKブックスから出ている「日本人の行動パターン」
菊と刀の原型のレポートだが、本文の他当時のOWIの状況が詳しく解説されていて面白い。
河野仁の「<玉砕>の軍隊、<生還>の軍隊」などと併読すると更によいかも。
「皇居前広場」 原武史 光文社新書
明治中期から現代までの「皇居前広場」の様子、儀礼・行事での使われ方など。
その催しに参加した人々の手記がマメに集めてあります。
昭和に入ってから、親閲式のくだりは読んでてドキドキしますな。
『天皇陛下の概念が昔と今とは大部変わっている。
昔は我々が近寄る事も拝する事も出来ない雲の上の最高のお方としてであったが、
今では日本の民草と名付く者等は総て尊き龍顔を拝することが出来る。
我らが元首としての聖上陛下である。・・・』(高校生の手記)
なんつかこう、「君臣一体」はただのスローガンでなくて、実感できる場があったんだー、へーという。
敗戦後、人民広場となって赤旗が入ったりエロ広場と化したりの辺りも興味深かったです。
872 :
名無し三等兵:03/05/04 18:19 ID:dLWb88Hx
学研
独ソ戦全史
読む価値あり。こんな本が欲しかったんだ。
873 :
名無し三等兵:03/05/04 18:28 ID:LlFT+bw9
佐藤和正の「太平洋海戦」13年ぶりにB○○K○FFで発見!値段は\800なり・・・。
>>866 失敗作が中心で、配備はされたものの使い物にならなかった機体まで含めた内容のものだと、
岡部ださく(いさく)の「世界の駄っ作機」1~2巻(大日本絵画)がありますな。
無反動砲搭載機とか、複葉→単葉可変戦闘機なんていうゲテモノばっかりだけど。
>>841 亀レスのうえスレ違いなんでsage
>まぁいつものことだが・・・海と陸はもうちっと仲良くできませんでしたか。という溜息。
国家意識がなかったんだろうな。陸軍意識や海軍意識、というか一家意識みたいなものはあっても。
>>876 『独ソ戦全史』は図表は少ないです。地図は各作戦の全体図、表は赤軍の時期ごと、
および方面軍ごとの兵力損失数がある程度です。
図表をお求めでしたら、同じDavid M.Glantz氏のZhukov's Greatest Defeatや
Fron the Don to the Doneplなど、戦役、作戦レベルの著作をお薦めします。
>ミリ哲氏
「現職だけが知っている自衛隊の内側」を現職の人に見て貰いました、
現職の人達は、あまりにも馬鹿らしいのでただ笑っていました。
>>879 そうか。。。そうだろうなぁ。。。
ところで、発作的に
帝国日本陸軍 ヒリス・ローリィ 著 日本経済評論社
を購入した訳だが。
同人ですが宇宙の傑作機イイですね。本物の文林堂から出せばいいのに。
>>868 どこでも見かけるなあと思ってたら鉄板でハケーンしますた。いや、それだけですはい。
882 :
名無し三等兵:03/05/06 17:11 ID:9ZV6bSDl
アメリカ独立以後の、インディアンとの戦いについての通史(戦史)が詳解されている本をご存じないですか?
その際の米・インディアン軍の装備・編制・戦力についてもわかる本があればお願いします。
884 :
882:03/05/06 17:23 ID:???
>>883 ありがとうございます。早速、むこうで質問してみました。
このスレでもご存知の方がいたら、教えていただきたく思います。お願いします。
傭兵の二千年史 菊池良生 講談社現代新書
古代から現代までの傭兵の変遷が概観出来る本。
傭兵を生んだ原因や実態、傭兵発生時の社会状況が判りやすく叙述されている。
文献からの丸写しと思われる部分も多いが、良書だと思われ。
さて、漏れの所にも「本土防衛戦史 元寇」が届いた訳だが。
このハトロン紙によるカバーってデフォなの?
>>886 ウチにきたのは、ビニールのカバー付きだったよ。
本にセロテープでとめてありやがったので、
多分はがすと、跡がくっきりベタベタすると思う。
付けっぱなしにしとこうかね…。
自衛隊内部本も一部出回っているようなので…
ロンメルの「歩兵攻撃(歩兵は攻撃する)」
ワシレフスキーの「生涯をかけた仕事(ワシレフスキー元帥回想録)」
どちらも邦訳が存在する。
自衛隊の資料なので入手困難と思うが…
古い物なので大半が廃棄されたと思われるが、興味ある人は捜してみては?
()内が邦訳タイトル、記憶に因るため不正確勘弁。
評価は必要ないね?購入を迷う人には必要ないが、興味有る者は必見。
著者検索で「陸戦」とか入れても面白そうなのが出てくるね
>>889 だな。陸戦学会も、まだ陸戦普及研究会だった時代には一般向け書籍を
大量に出していたのに。・゚・(ノД`)・゚・。
朝鮮戦争、と言うくくりで1冊の本になっているんじゃなく、朝鮮戦争シリーズで
「仁川上陸作戦」とか「中共軍の重囲突破」とか、局地戦を取り上げているし。
>>890 続いて著者検索で「防衛」っていれたら、部外秘幹部名簿だとさ…
>>885 同じ著者の「戦うハプスブルク」も面白いよ。
リデルハートの戦略論(原書房)、100円でげっと。
……たった100円でげっと……。
これの価値はたった100円なのか……。
>>892 三十年戦争の本ですぐ入手できるのってあれだけだもんな。
>893
ブタに取っては100円の価値しかないということなのでわ(笑)
我々価値を知るものにとっては千金に値するにせよ。
896 :
名無し三等兵:03/05/07 07:56 ID:soEjbg+A
某日本の古本屋を「本土防衛戦史」で検索したらなんと売ってました。
五千円で(W
やはり福岡県の古書店。情報が回ったんだろうね。
こうして古書の値段って上がっていくんだね。目の当たりにしたなー。
もう千五百円じゃ買えないだろうな。いや、早めに買っておいてよかった。
上まあ五千円でも買ってしまうわけだが(苦笑)
とりあえず注文しますた。
5000円でも買えないよりはマシですよ。
情報が回って倉庫から出したとすればもうこれでしばらく出物はないか
もしくは出るにしたところで随分先の話だろうし出ても六千円以上だろうから。
しかし凄いねみんな。
軍事系の古書を扱ってる店が濃い書評HPを立ち上げれば
同じような効果が有るかもな。
つーか、買う側にとっても損な話ではないし、どっかやらないかな。
>>899 特定ジャンルの書評をサイトでやるのは結構な手間だから、なかなか難しい。
このスレのまとめサイト作るほうがまだ長持ちするかと。
再び出遅れたチキショー>元寇
せめて感想キボンヌ
902 :
名無し三等兵:03/05/07 16:06 ID:fAcm7+5W
戦争論要綱ってどういった本なのでしょうか?
>>886 半々。つけるところはたとえ四百円の文庫本でもつけてくれる。
これの効果は十年単位で表れてきます。
”多富洞の戦い”を読みました。
面白いんだけど、大隊ごとに日時と損害と地点を纏める表を造らないと
いけないんでしょうか。それから、もちっと背景が分かると面白いので
参考文献を探してます。労務者なんていうのがあるのをはじめて知りました。
905 :
547:03/05/07 20:39 ID:Lc8cIzGJ
>>549 氏に
PHP新書「有事法制」森本敏・浜谷英博 を紹介していただき、昨日発見購入読了しました。
現在の日本の書店に並ぶ有事法制関係の書物のなかで最良の良書でした。PHPだったので
いきなり「有事法制は日本人の精神を~~」とでないか心配もしていたのですが、そんなことは
全くナッシングで徹頭徹尾法と軍事の視点から有事法制について論じられている!
良スレにて
>>549の兄貴に良書を紹介され軍事・有事法制への知見を高めれたボク。
――――――――最高さ!
>893
うちのHPに来てる人で『最終戦』を100円でgetした人が居たよ・・・
>>906 ベタ藤原 ◆RoMNjfnp0E さんのHPって何処?
ねーねー、古本検索したら戦史叢書45冊セットが16万で売ってたんだけどさあ・・。
すごくそそられるんだけど、なんというか、その、うーんうーん。
俺と同じように悩んでいる人いないかな。
>>908 相場が1冊平均4000~6000円だから
5000×45=225000で、かなりお得
しかし、全102冊あるので、落ち穂拾いが大変になる罠
むしろ思いきって全冊購入した方が精神安定上良いかも。
全巻そろえても置く場所に困らない?
つーかそんなもんバラバラに揃えていっても絶対にキキメが手に入らなくて
あと二・三冊の段階で結局揃いを買ってしまう羽目になるので(経験あり
ボーナスで一気に買ってしまえ。
「全巻セットで購入したあと、DVDで復刊されたらどうしよう」
みたいな大して根拠のない心配というか妄想から、全巻セット購入に踏み切れない(←ヘタレ)。
それに置き場所がないし、買ったら積読状態になりそうでこわい(笑)。
つ~か、全巻セット購入額を出せない漏れって・゚・(ノд`)・゚・。
45冊って全部じゃないわけだ。それはあれですね。
102冊全揃えを買った方がいいですよ。本は一期一会です。
金満家に戦史叢書を全巻買わせ、pdfファイル等でうpさせようともくろむセレは
ここですか?
全巻ぞろいは48マソと70マソのがあるようですな。
えーと、無理
車を買ったつもりで。
っていうか「古書ローン」とか金融屋がやってくれないかね。
>戦史叢書
思うんだけどさ~ 自分が必要と思う巻だけを買って行けばいいと思う。
「102冊全部必要だ!!」 って人も少ないでしょ?
>>917 南方侵攻航空戦とか、マレー作戦とか
南方や、北支の叢書ばかり多い罠
いつどこの巻が必要になるかわからないからね。
読みたいときに手元にないと何の意味もない。
今日、と言うかついさっき、クロネコブクサビースで
サムライ使節団欧羅巴(ヨーロッパ)を食す 松本 紘宇 著 現代書館
届いた。一緒にその出版社の総合図書目録が入っていたので、先にそっちに
目を通していたんだが、どうやら「そっち系」の出版社だったみたいね。
#毎日新聞編集部の本を出していると言うことは毎日系?
それに載っていた
自衛隊よ、夫を返せ! 田中 伸尚 著
の方が気になった(苦笑
例の、殉職自衛官の護国神社合祀に反対したクリスチャンの妻が云々~って奴。
後、これも気になった。
極秘 駐蒙軍冬季衛生研究成績 冬季衛生研究班 編
921 :
908:03/05/08 21:14 ID:???
藻前ら人のことだと思って勝手ばかり言いやがって・゚・(ノд`)・゚・。
漏れが車買い換えようとしていて、たまたま金があること知ってるな?
102冊買いたくなってきたじゃねーか
922 :
名無し三等兵:03/05/08 21:22 ID:cUvU2lNu
何だ、金があるのなら迷うことないじゃん。
>>921 車なんて、買って3年もすれば飽きるよ。我慢すれば10年は乗れるのに。
一方、知識は一生物。
ツー事で車買い換えは5年後に先送り、戦史叢書全巻&アクロバット&スキャナで
(以下略
>>923 おのれが102冊買ってうPしれ、しる、しろ、して、お願い、お願いです、伏して願います。
わーい。
>>921 本の神様ありがとう。
戦史叢書田舎の図書館じゃあお目にかかれんもんなあ。
ありがたや。ありがたや。
てかホントに全巻全ページうpするとしたら、
どのくらい時間かかるんだろうか・・・容量は・・・
四庫全書ほどは手間かからないかと。
つかそういうことは国家が率先して資金を出してやるべきなんだよね。
んで国民に無料で公開する。
>>928 激しく同意。自衛隊も規模を削減したんだし、部隊の数を揃えて中身スカスカ
よりも、部隊数が少なくとも重厚な編制にした方が良いと思う。
で、余剰の幹部(特に佐官)を研究職に大量配置する、と。その上で戦史叢書
とかをデジタル化&ネットにうpこれ最強。
そう言う方面が、どちらかというと閑職的な感覚があるのはいただけないと
思う。
930 :
908:03/05/08 22:03 ID:???
もう藻前らには相談しない・゚・(ノд`)・゚・。
買う気持ちが風呂桶一杯まで溜まった漏れを引き止めてくれる、巨乳妹系女の子がどこかにいるに違いないので、
探しに逝ってきまつ
でもマジで買いたくなってきた……どうしよう
って言うか車か戦史叢書だったら
何をどう考えても戦史叢書に決まっていると思うのだが
逡巡する理由なんてどこにもないと思うね
いや、漏れトラバントと戦史叢書ならどっちをとるか迷うね。
俺が同じ立場でお金があるならもう買ってるかな>戦史叢書
>>931 すいません。詳細求む。
そして908氏は全巻購入した翌日、国会図書館にマメに通って
複写する方がずっと安いことに気づいて自決するのであった……。
驚きの事実だな。
『本土防衛戦史 元寇』なんですけど。これいいよ。
ここまで徹底して「元寇を軍事的に考察」しているとは思わなかった。
作戦命令書みたいな本です。目次だけでも書き出してみた。
第一章 元来寇の背景とその経緯
第一節 一般の情勢
一 蒙古の勃興と発展
二 日本の大陸通行
第二節 日本の国内情勢
一 執権政治の確立
二 武家の社会
三 大宰府と鎮西奉行
第三節 元使の派遣
一 元の招諭使派遣
二 国書の回答拒否
三 元使の累次の派遣と陰謀
第四節 軍事的考察
一 元軍の日本侵寇の動機について
二 元軍の日本に関する情報把握と情勢判断及び士気団結について
三 日本の元軍に関する情報把握と国民的な士気団結について
第二章 文永の役
第一節 元の遠征準備
一 元の高麗駐屯と造船
二 遠征軍の編成、装備、戦闘法
第二節 日本の防衛準備
一 防衛体制の強化
二 日本軍の編成、装備、戦闘法
第三節 戦闘経過の概要
一 対馬の戦闘
二 壱岐の戦闘
三 博多沿岸の戦闘
四 元軍撤退の一説
第四節 軍事的考察
一 両軍の戦闘に関する考察
二 地域の戦術的考察
三 鎮西軍の全般体勢と作戦指導の実際
四 文永の役の結末
第三章 弘安の役
第一節 元の再征準備
一 高麗駐屯と宣諭使の派遣
二 南宋征伐と元の反乱
三 造船と征日本省の創設
四 元軍の作戦計画と編成
五 再征準備の完整
第二節 日本の対外政策と防衛準備
一 元使の入来
二 敵国降伏の祈願
三 論功行賞と懲戒
四 基礎体勢の整備
五 異国征伐計画
六 石塁の構築
七 防衛準備の完整
第三節 戦闘経過の概要
一 対馬の戦闘
二 壱岐の戦闘
三 博多湾の戦闘
四 長門の戦闘
五 鎮西軍の海上追撃
六 鷹島の戦闘
第四節 軍事的考察
一 両軍の戦闘に関する考察
二 元軍の作戦と上陸点の考察
三 日本軍の全般体制
四 弘安の役の勝敗に関する考察
第四章 戦後の軍事情勢
第一節 元の対日軍事政策
一 防衛体制の整備
二 日本征服の執念
第二節 日本の防衛体制
一 沿岸警備と反抗計画
二 執権時宗の大往生
三 防衛体制の維持・強化
第五章 軍事的総合考察
一 文永、弘安の両役は日本にとっては正真正銘の自衛戦であり正当防衛だった
二 元軍の二次にわたる渡洋上陸作戦は何故に失敗し、
わが軍の上陸防御は何故に成功したのであろうか
三 海は元寇戦に関する限り日本に幸いしたことが多い
四 いわゆる神風の問題と神国思想について
五 大軍の作戦と兵站について
六 離島防衛の問題
七 むすび
付図 全盛期の元朝の版図 高麗時代の朝鮮半島 元寇当時における守護地
文永の役、元軍侵攻図 今津地区及び先遣部隊の戦闘図 赤坂、六波羅地区の戦闘図
博多湾の戦闘図 博多付近地形要図 石塁の位置及び石材の摂取・運搬推測図
弘安の役、博多湾の戦闘図 長門の戦闘図 全般経過図 大宰府侵攻のための上陸適地
付録 大宰府を中心とする古代の防衛
刀伊の賊の侵攻
朝鮮半島に逆上陸して威力偵察するくだりには興奮。
ほんと買ってよかった。これが普通に入手できないのはまったく残念。
どうにかならないものか。
>>941 激しくほすぃ・・・
タイトル見てるだけで(´д`;)ハァハァなんでつが
>>938 なんか凄くよさそうですね。
来寇する元軍の構成についてはどのような記述でしょうか。
俗に元軍の構成実態は南宋残軍で、フビライは、棄軍を狙ってたなんて言われてますが。
さて、貧乏人は此間買った東方見聞録でも読んで妄想しとくか。
貧乏とかそういう問題でもない気が。そもそも出物が無いわけだから。問題は多分、索敵能力。
>>936 それは「信じられないが本当だ」スレ向けの話題だな(苦笑
なんで、一般販売しないかねぇ… そういう本は金儲けのためではなく、社会一般に情報を
広めるためにあるのに…
で、CD-ROMにしたら、全巻分まとめて30万円とかで売ったりするんだろうな(鬱
本当に昭和館のHP見たら、戦史叢書のデーターベース化云々とあったり。
ううむ。
948 :
名無し三等兵:03/05/09 13:23 ID:SOZWYIs/
一応新規スレッドたてました。よろしく
>948
新スレ立てたんなら、アドレスも書いとけYo!
ベタって何様のつもりなんだろうな。
>>947 ソースというほどのもんはないです。ほんで、研究書ではどー書いてあるんかなあと。
東方見聞録 元寇要約;
日本占領に出かけた大艦隊は、初戦大勝なるも、暴風雨に合い壊滅。
たまたま近くに小島があり、約3万人がだけが助かった。
上層部は、残った数少ない船で帰国。残軍のほとんどは遺棄された。
日本国王は、得たりと全軍を挙げ、残敵掃討作戦を開始。
元残軍は、島の一方へ退却すると見せかけ、侵攻してきた日本軍の船を奪い脱出。
本土側へ渡ると、奪った王旗を掲げての首都進攻作戦を行い、見事成功した。
日本国軍も、元軍が遺棄した船を使い再度本土で集結。すぐさま首都奪回作戦に着手。
6ヶ月間の包囲作戦の後、元軍は奮闘むなしく全面降伏した。コレは1279年に起こったことである。
・・・・・・・ゴラァ、百万(ポーロのあだ名。公式記録にまで使用されている)。
IF戦記ならその旨大きく書いとけ。
IF戦記ワリタ。
埋め立て。
1日1埋め立て
なぜ埋め立てなければならないのか答えてもらおうか!
そこにスレがあるから:-p
ここは酷い埋め立てですね。
ところでそろそろ「元寇」の本のネガティブ書評が来る頃だと思うんだけど。
ああも一方的なマンセーレスが続くと、どこぞの阿呆がただの反発心から書き込みかけないよねぇ。
・ 買った人間は軒並みマンセー
・ 叩きたくても中身が分からない
って事で。漏れ的には、高麗を好意的にと言うか同情的に書いているのが
気になった。
ま、あれはむしろ
眼 中 に な い
ってのが現れたのかもしれないが。