【バキ】漫画SSスレへいらっしゃいpart12【スレ】
1 :
作者の都合により名無しです:
2 :
作者の都合により名無しです:04/01/31 17:39 ID:YknGX1Wn
1お疲れさま。
職人さんたちカモンカモン。
馬鹿が…。
賛否両論だろうが、おつかれ。
うん、立ったものは盛り上げていくべき。
このスレで立ち直るかも知れないし。
ていうか、それが希望。2回目だけど1乙。
職人さんたちがんがって下さい。
あの流れで立ててしまったから猛烈に叩かれると思ったがなんていい人たちなんだ・・・・。
っつーか叩かれるかもと思って立てるなや。
9 :
作者の都合により名無しです:04/01/31 19:02 ID:dR2g4Dm8
いや、俺は立ててくれて普通に嬉しかった。ありがとう1。
このスレの復活を望む。てか、このスレに嵐はもはやつきものだしな。
消えてほしいのは山々なんだけど。
あとは職人たちを待つばかり。
まぁクソみたいなテンプレにしなかったことだけは評価してやろう。
11 :
真・うんこ:04/01/31 19:05 ID:vkvcaa7m
真スレおめでとうございます。
職人さん達、待ってますよっっ
乙華麗>1
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1072026298/791 (あらすじ)男塾を出た伊達は、謎の男雷電と出会う。
雷電との問答の中、伊達は己の生きる道を見出した。
(出来れば共に大志を抱きたかったが…もはや拙者は必要あるまい)
雷電の見る限り、伊達は完全に己を取り戻していた。
直前の伊達の言葉から推察するに、彼の過去―おそらくは『友』―の記憶が、
何らかの形で伊達に気を取り戻させたのであろう。
雷電の視線に気づき、伊達が雷電へ向き直る。燃えるような眼差しとその雄雄しい姿に、
これ迄のやさぐれた様子は見られない。そこにはひとりの『漢』がいた。
「待たせたな」
実際には数秒にも満たぬ時間であったが、何故か伊達はそう口にした。
或いは、雷電ではなく、友に語りかけていたのかもしれない。
「良き友に出会えたようでござるな」
「ああ」
雷電の言葉に伊達は即答した。
「心の闇が見事に消え去っている。拙者はどうやら、いらぬ世話であったようだな」
伊達は小さく首を振った。
「違うな。てめえとのやり取りがあったから、俺は友に出会えた…感謝する」
そう言って伊達は口の端に笑みを浮かべた。
「そうか…では、拙者はこれで失礼する。もはや用もあるまい」
(出来れば共に同じ志を抱きたかったが…仕方あるまい)
雷電は、伊達を東京豪学連に招き入れるつもりであった。
これほどの技量ならば、幹部入りは間違いない。豪学連が心の支えとなることで、伊達の
心の闇も弱まり、いつしか消え去るだろう。
それが雷電の目論見だった。
だが心弱き以前ならともかく、今の復活した伊達が申し出に首を縦に振るとは思えない。
残念だが、諦めるしかない。
では、と一言残して雷電は踵を返し、そのまま立ち去ろうとする。
「待て」
伊達が呼び止める。
歩を止め、伊達を振り返る雷電。
「何故止める? 生き方を見つけた以上、拙者にはもう用はないはず」
「いや、まだこちらの用事が一つ、残っている」
「用事、とな?」
「そうだ、最初の勝負。あの敗北の借りをきっちり返させて貰う」
伊達が上着を脱ぐ。先の勝負での痣が所々に残っているのが見える。
「てめえの目的は俺の闇を取り除く事のはず。ならば、今の俺がどうなのか、てめえには
確かめる義務があるはずだ。闘え。」
無論、雷電にその義務はない。伊達が自分の売った喧嘩に、もっともらしい方便を
つけているだけである。
呆れた男よ――と、雷電は一瞬思ったが、伊達の真剣な眼差しを見て、即座にその考え
を捨てた。
あの目は、意味無く闘いを挑む者の、自暴自棄になった者の目ではない。
「承知した」
雷電はそう言い、先程着た拳法着を再び脱ぎ捨てた。
その堅い表情の奥に、多少の喜悦が混じって見えたのは、気のせいであろうか。
「お主が言う義務とやらを果たすとしよう。お主の真価、拙者に見せてみよ」
それを合図に、伊達が構えた。
先程の勝負と同じ構え。しかし蛇徹槍は持っていない。徒手空拳のため一見には、
中国拳法の『崩拳』の構えにも見える。
「ほう‥」
雷電が感嘆の混じった声を漏らす。伊達の構えに対してではない。伊達の身体から
感じられる気の流れを見て、である。
先程の闘いでは伊達の気は常に乱れていた。伊達の心の迷い『心の闇』が、気の乱れ
となって表に出ていたのだ。
しかし、今の伊達にはその乱れがない。
『気の乱れは忌むべし』――大往生流の心得の一つである。
気は即ち心であり己の五感である。大往生を極めたるもの、平生にあって気を乱さず、
闘いにおいても気を無為に放たず、常に水面のような心境であれ。
今の伊達は、それを完全に実践していた。
(恐るべき技量よ――だが、それだけでは拙者には勝てぬ)
16 :
○:04/01/31 22:21 ID:kxjv/0iO
新スレ初投下。今夜もう少し続き書きます。
>1乙かれ
>>1 実に…実にいいタイミングで立ててくれた。
ウホッ ウホッ ウホッ ウホッ ウホッ ウホッ ウホッ
パオさんCome on!! パオさんCome on!!
パオさんCome on!! パオさんCome on!!
パオさんCome on!! パオさんCome on!!
パオさんCome on!! パオさんCome on!!
パオさんカモォォォォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!
___
/ ̄ /\
/ - /,- |
|( (■) ll (◎ )
(6 、_,/ , ヽ |
| /ヽ(__(_ノ)、ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|, ( 'ー─一ノ|< 完成したんだよ。バキスレがな・・・
\λ_ ⌒ ,ノ \______________
1さん乙。
○さんも乙。
そろそろ終了っぽいな。
19 :
猛:04/01/31 23:41 ID:pufQRGmR
>>19 それどう読むのね?
「タケル」ですか、「タケシ」ですか、「モウ」ですか、はっきりしなさい!
チキチキマシン猛レース!
んでパオさんは?
●バキSSスレ しりとりのルール●
・”ん”がついたら、その手前の題から再スタート
・漫画のタイトルONLYでしたが、漫画のネタならもうなんでもいいです。
・濁点の有無は関係無いです 例:ルーキーズ→スクライド
・新スレとともにリセットされます。が、なるべく既出のネタは控えるのが望ましいですね
・ここはSS&しりとりスレです。しりとりだけでなく、キチンとSSに感想をつけましょう
とりあえずテンプレ貼り忘れてるから貼っておいたぞ。
でも、お疲れ!
>>2.15
濃いねー。
男の物語だな。
とりあえず熱い戦いを期待してる。
んじゃ手始めに
独歩
「ほ」か「ぼ」
23 :
猛:04/02/01 00:17 ID:MSLvtz1B
>>21 懲りずにまた来たか。
もうお仲間はいないぞ。永遠に一人でやってろ。
>>23 騙りか?それとも知障?
読み方聞いてんスけど…。
__
../⌒ ヽ
( ヽ アーヒャヒャ
ヽ ノ ヽ
ゞ、 丶 アーヒャヒャ
ヽ ノ \ _ _, ─' ─ ─ ,、 _
|\_ ノ\ , '´ ( ) ( ) `‐、
/⌒\ 丶 / / ヽ-、___ ,-r' ヽ.
│ \ 人 |/⌒ヽ | ! ヽ | ..|
/ \ / | | ! ! . ! |
( \ ヽ / / | ! ! . ! ..|
( | / ) | ! ! ...|
ヽ \ ヾ 丿(( ̄)/ 'i `'ー--‐‐'´ ノ
\ ヾ丿 ヽソ `''─ _ _. ─''
ヽ ノ _ __/
>>24 仲間は作るものだぞ。
出会いを重ねて人は生きていくのだ。
>>22 北斗七星
「い」
飛燕との再会、月光との出会いも気になる。飛燕がどう助けられたのか。
○さん乙。
男塾の面々はもう出てこないのかな。
>>26 溶岩に落ちようがどてっ腹に風穴空こうが
生き返る奴等だしな。
普通に生き返りそうな感じだ。
かつて日本有数の大都市として、まばゆいばかりの壮観を呈した
京都の街は、野盗と浪人の跋扈する地獄の魔都と化していた。
軒を連ねた老舗の呉服屋や旅籠はすべて固く門を閉ざし、夥しい
刀傷の刻まれた板壁からは、零落と凄惨の気が濃く漂っている。
街の中央を走る大路に町人の姿はなく、腹をすかせて群れ集まった
烏と野犬が、みな一点を見つめて小さく喉を鳴らしている。
ドラミも同じ方向を見ていた。無数の屍体が打ち棄てらた大路の
中央で、二人の男が刀を持って戦っている。一方は着流し姿の
浪人風、もう一方は浅葱色に白抜きのだんだら羽織をまとった
一見して武士と分かる出で立ちである。頭にしめた鉢巻きには
『ISAMI』と書かれている。斬り結んだ刃が火花を散らすたびに
烏と野犬の鳴き声がびょうびょうと曇天にこだまする。負けた男の
死肉が目当てなのだろう。
「えやあー!」
刀を大上段に構えなおして突進した浪人を、武士が横にいなした。
態勢を崩してつんのめる浪人の首筋に一閃の鈍い光が振り下ろされ
それで勝負は決した。首と胴体を斬り離され、盛大に血の雨を
降らせながら崩れた浪人の亡骸に、烏と野犬が一斉に飛びかかった。
地に落ちて転がった首がドラミの足元でぴたりと止まり、ドラミを
見上げてにやりと笑った。ような気がした。
ドラミの横に、いつの間にかセワシも並んで立っていた。目の前の
情景が信じられないといった表情をドラミにねじ向け、言った。
「なあドラミ。ここ、本当に二十二世紀か?」
「………」
ドラミは何も答えない。セワシの顔を見ようともしない。クリっとした
目をいっぱいに見開いて、まばたき一つせずに武士を凝視している。
口元は何故か笑っている。
無言のまま足元の素っ首を蹴りのけて、ゆったりとした足取りで
武士に近づいていった。武士の袴をつんつん引っ張って、声をかけた。
「おっさん、おっさん」
「ん?」
視線を下ろした武士と目が合った。小首を傾げて両腕を背中に回し
瞳に溢れんばかりの愛嬌をたたえて、ドラミは尋ねた。
「ここって、未来?」
「………」
今度は武士が何も答えない。ドラミをじっと見つめる武士の目に
恐怖の影がかかり、みるみる顔いっぱいに広がった。小刻みに震える
唇がわずかに開いて、蚊の鳴くような声を出した。
「……じょ……」
「じょ?ジョニー大倉?」
「……攘夷じゃー!!」
武士の大絶叫を合図に、大路を挟んだ家並の扉が一斉に開き、武士と
同じ浅葱色のだんだら羽織の集団がおっとり刀で飛び出してきた。
武士とドラミ、そして呆然と立ち尽くすセワシの周りをぐるりと
取り囲んだ。
「ISAMI殿、全隊集合いたしてござる!」
集団の一人が輪の中央に進み、武士に報告した。ISAMIと呼ばれた武士は
無言でうなづき、どこからか旗竿を取り出して天に掲げた。『誠』の
一文字が染め抜かれた旗を翻し、ISAMIがドラミとセワシを眼光するどく
睨みつけて、高らかに吼えた。
「キル、ユー!!」
ISAMIの号令を合図に、雲霞のごとき浅葱色の波がドラミとセワシ目がけて
襲い掛かった!
「わー!!」
セワシが輪の一角にタックルをかまし、包囲の外に逃れ出た。夢見る乙女
よろしく、つぶらな瞳をパチクリさせるドラミを抱きかかえて、脱兎の
ごとく駆け出した。
脱税と逃げ足には絶対の自信を誇るセワシである。スタートダッシュで
一気に敵を引き離したが、体重100kgのドラミを肩に乗せたままでは
やはり少々無理がある。後方から追いかけてくる浅葱色との距離が
じわじわと詰まってきた。
「ドラミ!自分で走れってドラミ!重いんだよこの鉄屑!」
ドラミのケツを平手でピシャピシャ叩いて喝を入れるセワシだが、よほど
ショックが大きかったのか、ドラミが現実に帰ってくる気配は一向にない。
最後の手段とばかりに、懐からタバスコの瓶を取り出して、ドラミの
大きなオメメに一本分まるまるふりかけた。
「がおー!!」
ドラミの体が大きくそり返った。反動で右脚をムチのようにしならせて
セワシの後頭部に渾身の延髄斬りを叩き込んだ。軽く100メートルは
ぶっ飛んだセワシに俊足のダッシュで追いついて、髪の毛をつかんで
無理やり引き起こした。正気に戻ったドラミだが、怒りとタバスコで
両目は真っ赤に燃え上がっている。
「あっにすんのよ!タバスコだってタダじゃないんだし、せめて
半分くらいは残しときなさいよ!あーもったいねー!」
セワシと共に自分で走り出したドラミが、セワシの金銭感覚の欠如ぶりを
大いに嘆いた。しかしセワシはそれどころではない。延髄斬りのダメージで
ふらつく足を懸命に前に動かしながら、負けじとドラミに噛み付いた。
「ここ、どう考えても幕末の京都だよな?コールドスリープでどうして
過去に遡っちまうんだよ!」
「あたしにだって分かんないわよ!文句を垂れてる暇があったらキリキリ
走りなさいよ!」
ドラミの復活で劇的なスピードアップを果たした二人だが、動乱の時代で
鍛えられた浅葱色の武士軍団はいずれも健脚の持ち主である。粘り強く
追いすがられ、再びその差が縮まってきた。
「こんな時こそ秘密道具を使えよ!タケコプター出せタケコプター!」
「秘密道具は寿命が短いって言ったでしょ!陰毛がからみついて
火ぃ噴いて、全部ぶっ壊れちゃったわよ!」
「どこにつけて使ってたんだよ!」
「うっさいわね!タケコプターじゃないけど、これで逃げるわよ!」
ドラミがポケットから二頭立ての馬車を取り出して、御者台にあがった。
オープンスタイルの客席部には、椅子と一緒に全自動卓が搭載されている。
「はい、雀卓馬車〜!セワシさん、どこでもいいから早く座って!」
追手が正面に見えるよう、セワシは一番御者側の席に腰を下ろした。
ドラミが馬に鞭を当て、馬車は動きだした。通勤の合間に本格的な麻雀が
楽しめる、未来人のマストアイテム雀卓馬車。最大時速、約15km。
「おせーよ!こんなんじゃ、あっという間に追いつかれちまうだろ!」
「しょーがないでしょ!これ以上スピード出したら、落ち着いて
麻雀なんか打てなくなっちゃうんだから!」
ISAMIが後ろに向かって手を振ると、五人の隊士がスッとISAMIの前に出た。
ギアをトップに入れた五人の影が、みるみる馬車に近づいてくる。
「わー!もうダメだー!」
「セワシさん、落ち着いて!サイコロのボタンを押すのよ!」
ドラミが手綱を操りながら、セワシに言った。手綱の先は、どこにも
つながっていない。秘密道具というだけあって、馬はロボットだから
放っておいても勝手に走る。手綱は気分を出すための単なる小道具で
ある。
セワシが無我夢中でサイコロのボタンを押すと、マットの中央に大きな
穴があき、モニターがせり上がってきた。モニターに映った映像を見て
セワシは一瞬判断を絶した。
おーVSさん乙。
文章のテンポは凄く速いのに、話は全然進まないな。面白いけど。
二人だと麻雀には面子足りないね。
ISAMIとあと誰か参加するのかな。
34 :
○:04/02/01 01:56 ID:p9hPZPZk
VSさん乙。
もう1レス空けます。
>>17(続き)
雷電も構えを取った。左足を大きく前に、右足を半歩後ろへ。左掌を大きく前に出し、
右手を軽く引いた。伊達の構えと異なり、掌が上に向いている。
『捌き』と言われる中国拳法の受けの構えである。基本的な構えであるが、それだけに
極めると凄まじい力を発揮する。
「攻め」と「受け」。二人は対極の構えを取りながら、2mほどの距離で静止した。
否、完全に静止したわけではない。
じり…
じり…
二人とも足先や膝を使って、構えを動かずことなく、少しずつ間合いをつめていく。
じり…
じり…
徐々に二人の間合いが詰まる。その間も、互いに隙を狙い続けている。
じり…
じり…
そして互いの指先が触れ合う位置まで来て、両者の動きが完全に止まった。
>>35 二人とも、必殺の一撃が放てる間合いである。
これ以上は詰められない。相手の攻撃に対処できなくなるからだ。
互いに気を張り巡らして、攻撃の隙を伺っている。
両者が静止した状態で、ただ時間だけが過ぎていく。
その時、
ふわり。
一枚の広葉樹の葉が、どこからか飛来してきた。
ふわふわと風に舞いながら、その葉はまるで闘いに引き寄せられるかのように、二人の
極限まで張り詰めた間合い、その真中を通過した。
互いの視界がコンマ1秒、葉によって隠される。
刹那、両者の肉体が動いた。
38 :
○:04/02/01 02:10 ID:cBRQMNes
もう2レス追加しました。
>バレさん
>>13の一行目
(出来れば共に大志を抱きたかったが…もはや拙者は必要あるまい)
を削除し忘れたので、保管の時に削除お願いします。
>>17は俺のレスだな。
使用料払えよ。
__
../⌒ ヽ
( ヽ アーヒャヒャ
ヽ ノ ヽ
ゞ、 丶 アーヒャヒャ
ヽ ノ \ _ _, ─' ─ ─ ,、 _
|\_ ノ\ , '´ ( ) ( ) `‐、
/⌒\ 丶 / / ヽ-、___ ,-r' ヽ.
│ \ 人 |/⌒ヽ | ! ヽ | ..|
/ \ / | | ! ! . ! |
( \ ヽ / / | ! ! . ! ..|
( | / ) | ! ! ...|
ヽ \ ヾ 丿(( ̄)/ 'i `'ー--‐‐'´ ノ
\ ヾ丿 ヽソ `''─ _ _. ─''
ヽ ノ _ __/
ところで、パオさんいつ復活するのかねぇ…。
まとめサイトにも顔出さないし。
もう二時か、寝よ。
fー、ヽ'´⌒`"yくヽ ,r'⌒'I ←使用料
/´~ `'、>' /
/イ /ヾ 人
/ / ト、' /i_,、 _-== そ て´|
l/l Λハ ヽl._ノ _,、-ー'ー、 h  ̄ ( ∀ )
,、-ー /二二二二f^´~ _,)ノ ⊂>17 つ
-ー'''´ | | _,、-'´ ⊂⊂_ノ
_,、ー,| k-ー'"´
-ー'´ | /
__.ノ /
rー'´ 〈
く/`'-、/l_,、-ー'"´\__
/_ / _,| ヽ \ .\フ
ー'下、~`'ー-'´'ー´ス__ヽ_,、>
''-、| `'、_ / ├-、_ノ
ト 不 .|
42 :
○:04/02/01 02:37 ID:uDM74kME
すいません。レス番間違えてました。
>>15でした。
ウンコッ
ウン
ウンコッ
ウンコォォォ!!
うんこおおおおおっ!!!
新作期待してますよっっ
うんちいいいいいっ!!
おちんちんっっ!!
さて、おしっこでも飲むか・・・
潮でも吹かせるかぁ!?
45 :
作者の都合により名無しです:04/02/01 18:50 ID:F2Ae+2mD
VS氏・○氏乙。
麻雀は分からんけど面白いVS氏はすごいと思う。
○氏、次はじゃ鬼様と四天王の話とかどうですか?
ところでオロナミン氏ってのは荒らしか応援かどっちだよw
>>麻雀
タケコプター何に使ってんだよ。
ISAMIが誰か分からん。
知ってるかもしれんけど思いだせん。
>>2.15
「じり…」の部分がカイジっぽくて笑った。
しかしいいところで終わるな。
どっちが勝つのか。
>>25 インテグラ
「ら」
>>
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1072026298/859 「とにかく。このまま何事も起こらねばそれでよし。起こればその時は、戦わねばならん。
でなくば、犠牲者は増える一方じゃからの。良いな?」
「……」
刃牙は答えられないまま、光成や渋川と一緒に車に乗って、国際平和会議の会場へと向かった。
その車中、○○○から連絡を受けることとなる。国際平和会議の会場付近に出現した怪人が、警官隊の
射撃を受けて咆哮と共に巨大化・怪獣化した、と。
○○○も参加する、国際平和会議の会場付近で、白く干からびてヒビ割れた、地球人とは似ても似つかぬ、
とてつもなく醜悪な姿の怪獣が暴れ出した……と。
街から少し離れた、緑豊かな山と澄んだ湖が美しい、風光明媚そのものな風景の中にそびえる、
国際平和会議会場。そこが今、修羅場と化していた。
自衛隊の戦車や戦闘機が、白くヒビ割れた怪獣ジャミラに、一斉砲火を浴びせている。ジャミラは、
それらの攻撃に若干足止めを食らいながらも、少しずつ確実に、万国旗のはためく会場へ向かっていく。
そんな現場に到着した刃牙は、グラップラー・コレダーを装着すると、ジャミラの背後に回り込んで
巨大電撃拳を発射、後頭部に命中させた。
「ゥロオオォォ……?」
自衛隊の攻撃より効果があったのか、ジャミラが振り向いた。刃牙は、必死に声を張り上げる。
「こっちだ、ジャミラ! こっちへ来いっっ!」
刃牙はグラップラー・コレダーの攻撃を浴びせながら、ジャミラを会場から引き離していく。刃牙の、
必死の気力がコレダーのシステムに乗り、かなりの威力を発揮できているらしく、ジャミラは自衛隊
そっちのけで刃牙を追いかけ始めた。刃牙はそのまま山に入り、木々の間を縫ってコレダーで攻撃し、
ジャミラを山の奥へと誘導する。そうしながら、刃牙は辺りを探して探して、探して、
「あ、あったっ!」
やっと見つけた、咲き誇るタンポポ群。刃牙はそれを一輪摘むと、木々の途切れた場所に出た。そして、
ジャミラを見上げて、タンポポを高く翳す。
「ほら、ジャミラ! 思い出して! あんたが見たがってた、タンポポだよ! あんたは
怪獣なんかじゃない、れっきとした人間なんだ! だから、もうこんなことは……」
ジャミラの動きが、止まった。刃牙とタンポポを見つめて、何か、言いたそうな顔を見せた。
が、その直後。タンポポに手を伸ばしかけたジャミラの背中に、追いかけてきた自衛隊機の攻撃が命中!
「ゥロオオオオオオオオォォォォッ!」
ジャミラの口が、開かれる。その中が紅く染まり、高熱の奔流が、紅蓮の火炎が吐き出された。
上下左右全ての空間を薙ぎ払うように、ジャミラは炎を吐きまくる。刃牙とタンポポにも向かって、
「何してやがるクソガキっっ!」
刃牙の横っ面を、強烈な衝撃が襲った。靴底型の泥を頬につけながら、刃牙の体が横に吹っ飛ぶ。
刃牙と、刃牙を蹴り飛ばした人物とが、たっぷり十メートルほど離れた場所に、一緒に着地する。
「……親父」
蹴られた瞬間に予測できたが、やはり勇次郎だった。
「死にてぇのか、アホが。お前は、充分熟してから俺が喰うって決めてんだぞ」
そんな勇次郎の言葉など、もう刃牙の耳には入っていなかった。刃牙の目が、燃え上がる山の木々を、
それに巻き込まれるタンポポ群を、それら全てを踏み荒らすジャミラの姿を、見てしまったから。
まだ追いかけてきている自衛隊機を撃墜すべくジャミラは、四方八方に炎を吐き散らしている。その
巻き添えで山の木々が、花々が、動物たちが、焼かれていく。
「……ジャミラ……もう、だめなのか……っ?」
震える刃牙をその場に残し、勇次郎が歩き出した。ジャミラに向かって。
「おい隕石。お前に、怪獣と会話して説得できる能力なんてのは、」
《ない。メフィラス星人やバルタン星人のような相手ならまだしも、このジャミラは無理だ。元は
地球人らしいが、もう意識・理想・感情の全てが怪獣化している》
「……」
幼い頃、宇宙飛行士になりたいと思った。国旗に見送られて宇宙に旅立つ、宇宙飛行士たちに憧れた。
その一人が、今。母国から、いや全ての地球人から、消滅させるべき存在=怪獣、とされている。
「な〜んかこう、ハラ立つな。そんな奴らの思い通りにはしたくねえっつーか。そいつらの思惑、
ブッ壊してやりてえっつーか。そんな気分だ、今」
《……そうだな。こうなったら勇次郎、せめて君の手で》
「ああ。俺の手と足で、何とかしてやるっっ!」
《えっ?》
ベーターカプセル、スイッチオン! フラッシュビームの閃光の中、勇次郎が巨大化していく。
自衛隊機を炎で撃墜し終えたジャミラが、突如現れた勇次郎に気付き、そちらを向いた。
「ゥロオオオオォォォォッ!」
貧弱な、ミイラのような外見とは裏腹に、力強く吼えてジャミラが襲い掛かってきた。白くひび割れた、
枯れ木のような腕を振り回して、勇次郎に殴りかかる。
上から、下から、右から、左からくるジャミラの攻撃を、勇次郎は打ち払いながら間合いを詰めていく。
力はそれなりにあるようだが、いかんせん遅い。これでは勇次郎にダメージを与えることは無理だ。
「もう終わりにしようぜ、ジャミラ。寝ろっ!」
と、勇次郎が拳を振り被った時。ジャミラが口を開け、その口の中が、紅蓮に染まった。
火炎? そんなもの突っ切って拳を叩き込んでやる! ……いや、違う! と、勇次郎の頭に、
いや全身の細胞に、刹那の思考が走った。咄嗟に勇次郎が横に飛び退くと、
ザウッッ!
一瞬前まで勇次郎が立っていた地面が、ざっくりと切り裂かれた。ケーキにナイフを入れたかのように。
切り裂いたのは、ジャミラが吐き出した、細く鋭い光の帯。
《プ、プラズマジェットか! 勇次郎、こいつが今吐いたのは、おそらく100万度に達する高熱波。
炎を越えた、熱の刃だ。時間さえかければ、この地球そのものの切断さえ可能な威力を秘めているぞ》
「ちっ! 奥の手、ってことか!」
舌を鳴らし、勇次郎が飛び退く。再びジャミラの吐いた熱閃が、地面を切り裂いた。
ハンマーのような打撃、なら耐えられるし、まともにぶつかって砕くことも出来る。また並の炎なら、
拳で突っ切る自信もある。だが、大地を切り裂く高熱の刃となるとさすがに、打つ手がない。
「ゥロオオオオオオオオォォォォッ!」
突然、ジャミラが突進してきた。飛び道具があるのに、接近戦を挑む気か? と勇次郎が身構えると、
ジャミラは頭から突っ込むような姿勢を見せた。体当たり、を警戒した勇次郎の足首に、激痛が走る!
「ぐっっ!」
ジャミラのプラズマジェットが、勇次郎の足首を切り裂いた。さすがに咄嗟に足を引いたので、
骨や健は切られていないが、それでもこれでかなり、スピードは落ちる。
と思っていたらジャミラは間合いを取り、またプラズマジェット攻撃に切り替えた。勇次郎は
痛む片脚を引きずっているので、かわすのが困難になる。
「こ、こいつっ……」
プラズマジェットを吐き散らすジャミラに、接近することができず勇次郎が苦戦する。それを
見て取って、ジャミラは少しずつ、勇次郎を牽制しながら会議場へと向かっていく。
刃牙の叫びも、勇次郎の攻撃も届かない……と、突然ジャミラが、苦悶の叫びを上げて、倒れた。
「何っ!?」
驚いて勇次郎が、刃牙が、ジャミラを見る。その体が、濡れていた。
いつの間にか会議場前に、放水車が整列している。
「よ〜し、効果ありじゃ! ズバり読み通りっ!」
放水車群の後方にいる光成が、拡声器で刃牙たちや自衛隊に向かって声を張り上げた。
「ここはわしに任せい! ジャミラは水の無い星に適応しきった為に、水こそが弱点なのじゃ!」
放水車が、再び一斉に、ジャミラに水を浴びせかける。ジャミラは倒れたまま、立ち上がれず、
赤ん坊のように泣き叫びながら、のたうち回った。白くひび割れた体が、少しずつ崩れていく。
ぬかるみの中で、泥に塗れて、這いずる。這いずって、会議場前に林立している、世界各国の国旗の
ポールに手をかけた。今にも消えそうな命の力を搾り出して、それらを握り締める。潰す。
「ルゥオオオオォォ…………」
ジャミラは、己が握り潰したいくつかの国旗を見た。……その中に、あった。○○○の旗が。
「ッッッッ!」
自分を見捨てた、母国の旗。自分を裏切り、存在を消そうとした、母なる国の旗!
「な、何じゃっ?」
声にならない叫びと共に、泥に塗れたジャミラが、ゾンビのように立ち上がった。慌てて光成が
指示、放水車が一斉に水を浴びせかけるが、もうジャミラは止まらない。その体は崩壊しつつ
あるが、その目の青白い炎は、これまでにないほど燃え盛っている。
口を大きく開けて、光成たちに向かってプラズマジェットの斬撃を……
ウー(夜叉猿)の時と同じく、バキネタ(と、他のウルトラマンのネタ)を使ってオチは変えます。
>>○さん
ふむ。迷いを吹っ切った、と自分が太鼓判を押した伊達に向かって、それでもまだ「拙者には
勝てぬ」とか言ってますな雷電。そこまで言うからには見せて貰いましょうぞっ、大往生流!
にしても、雷電がここまで渋くて威厳満点だと……大丈夫か、月光? と彼の立場が心配
になってきたりするのですが。さてはて。
>>VSさん
コールドスリープからの意外な目覚め、とくれば核戦争後で北斗の拳な世界かと思ってたの
ですが……流石に常人の予想は通用しませんな、つくづく。それと
>>33さんの、
>文章のテンポは凄く速いのに、話は全然進まないな
言われてみれば、確かにその通り。濃密ながら軽快、ですよねぇ。
あと、ロボットの馬車で麻雀、というムダ労力満点なとこが楽しい。しかも遅い。二十二世紀って、
さぞステキな世界なんでしょうなぁ。
>>世界さん
真面目に真剣に、カッコいい! 「脇役に光を当てる」にも限度ってぇもんがあるでしょうっっ!
……この路線で、栗谷川さんとか書いて頂けると幸せなのですが。どうでしょう?
>>1さん
おつ華麗さまです。貴方の決断と行動に感謝! です。
ふら〜りって修羅の門スレにいたよな?
なんだ、ふら〜りかよw
ジャミラ、ジャミラ、、、
思い出せない、どんな怪獣だったっけ?
セーターを被れ。それがキーワードだ。
>>背中
勇次郎がいいやつだ。
バキもいいやつだ。
っていうかこのスレのSSの中で一番言い奴…?
>>46 ラミア
「あ」
ふら〜りさん乙。
見たこと無いのでわからないけど、
水に弱いってのは原作どおりなのか?
58 :
ふら〜り:04/02/02 15:21 ID:hp41oPVJ
>>57 原作どおりです。
原作のジャミラは、ウルトラマンのウルトラ水流で倒されます。
>>41 安ッ!
○には一兆円要求ゥゥゥゥゥ確定ィィィィィ!!!!!
>>45 応援なんて甘ったれたモンでもなきゃ、荒らしなんて下衆れたモンでもねぇッ!!
真実と愛の武闘派よ…!
バキューン! バキューン! バキューン! バキューン! バキューン!
つーか、パオさんが来ないッ!
こすっちゃうよ!? こすっちゃうよ!? こすっちゃうよォォォォォ!!!
_
/ \―。
( / \_
/ / ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
...―/ _) < ちんちんシュッ!シュッ!シュッ!
ノ:::へ_ __ / \_____
|/-=o=- \/_
/::::::ヽ―ヽ -=o=-_(::::::::.ヽ
|○/ 。 /::::::::: (:::::::::::::)
|::::人__人:::::○ ヽ/
ヽ __ \ /
\ | .::::/.| /
\lヽ::::ノ丿 /
しw/ノ___-イ
∪
>>ジャミラ
ジャミラッ! ジャミラッ! ジャミラッ! ジャミラッ! ジャミラッ!
学歴詐称するヒマがあったら、ジャミラの一匹でも救ってみやがれェェェェェ!!!!!
パオさん! 書かないのなら………死ぬぞッ!!
よし、俺が書くッ!
俺のSSのテーマは「エリツィン、独身貴族、青酸カリ、輸血」これだね!!
ト-、___
_,,-‐‐‐‐‐‐t-:、_ `‐、、_
__,,,-‐'´ .:. ,,:.:``‐、;:;:;ヽ_
,,,_____,,..、_,,,,,-‐‐‐-、、_,,-'´ ............:.:/: .:. ````ヽ、_
〈=__,,,,__,,,,,,,,,,,,..::::::::::... ;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;ノ::. `‐、、
/ .._____.. .. . `````ヽ- '--‐‐'''''~~~'`::::ヽ:.:.:..... 、 ヽ、
ヒ;-'´ ````:‐:‐:-:-.:__,,、、、、、 ....:.:.:.:.:.:.`:.:.:.:,;,;,;,;.:.:.;,;...........ヽ、ヽT ◎ ヽ、
````‐--:-:‐:':´:`:`´:: :::``:..、_:.:.:.:.:.:.:.ヽ、__ ,-==,/
````‐‐:-:-:-:-:‐"
↑2800円
最近、スレの勢いが無くなったね。
こう言うときこそ、俺たちしりとり職人が頑張るべきか。
>>ふら〜り
いつもお疲れ様です。 ジャミラ頑張れ
>>56 アドルフに告ぐ
「ぐ」
62 :
作者の都合により名無しです:04/02/03 04:17 ID:Vb93UjXM
なんだ、誰もいないのか
パオが戻ってきてくれれば・・・
復活したな。
というわけで記念しりとり。
>>61 グルンベルド
「ど」か「と」
元々パオさんは2chでSSを書き続けられる器じゃなかった。
これからは、彼の分もしりとり職人として頑張らねば!
>>64 首領パッチ 「ち」
職人さん、かもーん
パオさんがいないとバキスレもこんなものか。
いや、今日は夜にヤクバレさんの麻雀が来る。期待上げ
所詮パオスレだよねここって・・・
やっぱここが廃れたりし始めたのは、住民の考え方が悪いせいだと思う。
ごめんね。
時は世紀末。ケンが牙一族を倒した辺りの話。
「ケーン! ちょっと見てくれよコレ!」
ケンシロウが木陰でリンと休んでいると、バットが向こうのビルから大声をあげて走ってきた。
相変わらず無駄に元気が多い。
「どうしたバット。何かあったのか?」
ケンは身体を起こして、駆け寄ってきたバットに尋ねた。
「見てくれよ、コレ」
バット息を切らせながら、懐から紫色の物体を取り出した。
おそらく走ってきたビルから掘り出したんだろう。
「今、そこの廃墟の倉庫を探ってたら見っけたんだ。変な色だろ?
ケンだったらコレが何か知ってると思って」
そう言って、バットは自慢気にその物体をケンの前に置いた。
どーだ、凄い物発見しただろ!、とでも言いたいようである。
ケンは、目の前の物体を取り上げ、観察した。
物体は太さ3cm位、長さは10cm位の棒状。 表面のところどころに突起がある。
ケンは何気なく突起の一つを押した。
ヴィー……
ケンが突起―おそらくはスイッチ―を押した途端、それはブルブルと小刻みに震動した。
「うひゃっ!」
突然動き出した物体に、バットは驚いてケンの背中に隠れる。
「ちょっと、危ねえよケン。爆発したらどうすんだよ!」
「大丈夫だ。火薬の匂いはしない」
ケンが別の突起を押すと、震動は止まった。珍しくまだ電池が切れていないようだ。
(どうやら武器ではないようだが、玩具の一種か…)
その時、ケンはその棒状の物体の側面に、文字が書いてあるのに気付いた。
年月が経ってかなり薄れてはいるが、何とか読めないこともない。
ケンが文字を読もうとしたが、そこである問題に気付いた。
平仮名が混じっているのである。
あいにくケンシロウは漢字は読めるがひらがなが読めない。漢字偏重の北斗神拳教育の悪癖である。
(『電動』…次の文字は『ハ』…いや『バ』か。あと何文字か続くようだ。電動バ…)
名前の横に書かれた説明書きにも目を通すが、こちらは殆ど消えてしまっている。
平仮名を読み飛ばして、かろうじて『震動』『快感』の文字だけが読み取れた。
「ねえ? それなぁに?」
さっきまで話の輪から外れていたリンが、退屈したのかケンに話し掛けてきた。
「分からない。ただ、使うと気持ちよくなるらしい…マミヤさんに聞いてみよう。
使い方を知っているかもしれない。何も問題が無ければ、リンも使うといい」
そう言うとケンはその物体を握り締めて、マミヤの家に向かった。
(一応終わり)
71 :
?:04/02/04 14:20 ID:U0idT43l
ラストが上手くいかなかった・・・
72 :
?:04/02/04 14:21 ID:U0idT43l
ちなみに、この物体の正体は、
「電動ハブラシ」
です。
=====================================================================
【何を切る?】東一局 南家
一二三四(3)(4)(5)(7)(8)(8)678 二←ツモ
=====================================================================
「何だこりゃ?クイズなんかやってる場合じゃねーぞ、おい!」
「問題に正解するとセキュリティシステムが作動して、邪魔者を
撃退してくれる仕組みになってんのよ。凄いでしょ!」
「あ、そーいう事?だったら答えちゃおうかな」
セワシがモニターの麻雀牌に全神経を集中した。五人の隊士は
鼻毛が見える距離にまで迫ってきている。あまりダラダラと考えている
時間はない。
「えっと。七筒を切ればテンパイだけど、東一局からペン三萬待ちの
役無し手に受けることはないよな。一旦テンパイを崩してピンフを
つけるのが正着手なんだとして、一番受け入れ牌の種類が多いのは…」
しばしの黙考ののち、自信たっぷりにタッチセンサー式のモニター上の
八筒に指で触れた。
『ピンポーン』
=====================================================================
○
=====================================================================
音と画面で正解を伝えると同時に、追手に面した側の雀卓の点棒ボックスが
開き、一匹の大きなマグロを吐き出した。マグロの脇腹には当時の流行絵師の
手になる春画が貼り付けられている。五人の隊士の横をすり抜け、ビチビチと
勢いよく撥ねながら大路を逆方向に疾駆していった。五人の隊士が雷に
打たれたように立ち止まり、マグロを振り返ってこれまた逆向きに走り出した。
「トロじゃー!」
「トロでエロじゃー!」
マグロを追う五人の隊士の煩悩の叫びが次第に小さくなり、やがてその姿は
砂塵渦巻く京都の街中に消え去った。五人のその後の運命は誰も知らない。
「よっしゃ!」
絶体絶命の大ピンチをひとまずしのいで、セワシが小さくガッツポーズを
作った。
「やっぱ八筒だよな!一二四五萬と六九筒でピンフテンパイになるし
もし三萬を引いても柔軟に対応する余地を残しておけるからな。
巡目や捨て牌によっては事情も変わってくるんだけど、そういう
情報が一切提示されてないんだから、ここは八筒しかないって!」
「セワシさん、安心するのはまだ早いわ!次が来るわよ!」
ドラミがセワシの前方を箸で指した。手綱遊びに飽きて、セワシの下家に
あたる席で朝食の味噌汁をすすっている。
新たな刺客が、最近ワインに凝り始めたISAMIによって放たれた。今度は
二人組だ。
「おう!任せとけ!」
セワシの指が画面右下隅の『次の問題』の文字に触れた。
=====================================================================
【何を切る?】南二局 西家 ドラ 四筒
三四五七(4)(5)3456777 5←ツモ
=====================================================================
「は?タンピン三色ドラ1テンパイじゃねーか。こんなもん、七萬切りしか
考えらんねーだろ」
問題のレベルのあまりの低さに、セワシの緊張は一気にゆるんだ。こんな
クソ問題、指で答えるまでもない。椅子にふんぞり返って足を雀卓のマットに
投げ出し、土足のかかとで画面の七萬を乱暴に小突いた。
『ブー』
=====================================================================
×
=====================================================================
「×!?なんで!?」
セワシの顔から血の気が引いた。問題の牌姿を頭に描いて再検討をしても
やっぱり七萬以外が正解だとは思えない。傲慢な態度がいけなかったのかと
思って、スネ毛まみれの足を下ろして画面の泥を綺麗に拭き落としたが
画面の『×』は無情にも『×』のままである。チャンスは一回きりだった。
追手をかわす術はもはやない。二本の魔の手がまっすぐに伸びて、ついに
馬車のへりを掴んだ!
ツマンナイyo!!
今はまじめな麻雀の話だから中坊には難しいだろうな。
VSさん。今はここでやるのはしばらくよした方が良いと思うよ。馬鹿が多すぎる。
俺は楽しみにしているのでこんな状況でやる気をなくしてほしくない。
しばらくバレさんのところで連載を続けてほしい。
>>79 まあ、なんと言いますか。どこの誰に読まれているのか
分かったもんじゃないというスリルが堪らないんでありまして。
もう少しこちらのスレにご厄介になろうかと思っております。
>>78 麻雀部分がつまらないというのであれば、この先さらに
面白くなくなっていくと思われます。ゴメンチャイ。
ネタがつまらんのだったら、さらにも増してゴメンであります。
つまんないからつまんないと言ってはいけないんですかね?
まあ批評レスが嫌われるってのはSSスレでは常識ですけどね。
つまらない、という意見を持つのは自由。ただそれをわざわざここに書かなきゃ満足できんのかね?黙って去ることはできないの?
特に強制力のないSSスレにおいてわざわざごくろうなことに「つまらない」と書くのは荒らし扱いされてもしょうがないよ
また馬鹿がいるな。
読んだ上での感想を言ってるだけなのに。
誰も強制されてないし感想を書く事に苦労なんてしてない。
否定されるのが嫌ならまとめサイトでかけばいいじゃん。
スリルとか言ってんのも意味不明だし。
84 :
作者の都合により名無しです:04/02/04 23:40 ID:VaMzeOYT
持ち上げる感想しかいらないってんなら腐ったスレだなここは
まぁ自分で言うのもなんだが話題がループしてるな。
不良スレ行ってみ?
おもしろいものが見れるから。
何がつまらないか。
一つは麻雀を俺が知らないこと。ルールぐらいはわかるけど、熱心にやったことねえから
キャラがなんでこんな熱くなってるのかわからない。感情移入できない。のび太が麻雀って。
二つ目、ネタがなんつーか、ダークっつーか、悪く言うとマニア向けって感じでちょっと近寄りがたい。
人の好みによるんだろうけどね。現実でそのネタを芸人がやってたら笑うかもしれないけど
SSで文章で表現されてもどーもねぇって感じ。
荒らし扱いされるんだろうなwまあいいけど。どうでもいいし。
『麻雀教室』は、その名の通り麻雀のルール説明のために書かれてるんだから、「麻雀がつまんない」と言うんだったら根本から話にならないわけだ。
改善を希望してるんじゃなく、書くのをやめろと言ってるのに等しい。
まったく批判になってないよ。単なる誹謗中傷。
>麻雀のルール説明のために書かれてる
嘘つけよ。
その名目の元に自分のネタを吐き出してるだけだろ。
麻雀の説明SSなのに説明できてないんじゃ話にもならん。
麻雀つまんないとは一言も言っていませんが?
>まったく批判になってないよ。
批評の間違いでは?
誹謗中傷っていうかさ、自分が思った事を言っただけですよ。
VS氏の人格をどうこう言ってるわけじゃないし。
別に改善を希望してるわけじゃないしねぇ
まあ楽しんでる人はそれでいいんじゃないの?はい、終了。スルーすればいいじゃんね。
>>83 当の職人が批判レスも容認してるっぽいから、
君のレスのほうが意味不明。
92 :
作者の都合により名無しです:04/02/04 23:55 ID:VaMzeOYT
なんでここって名無しがこんなに必死なわけ?
普通どんな感想でももらえば嬉しいだろ。
変な解釈して荒らし認定して面白いか?
>>91 >>83は
>>82へのレスだって気づいてる?気づいてないだろうけど。
最後の行は「スリルが堪らない」とか言ってるVSの感性に対してね。
SSスレの住人なんだからもう少し読解力上げような。
お茶入れたんで飲みましょう。
そして落ち着きません?
つ旦
こういった議論は不良スレでやりましょう。1985氏には悪いけど。
職人さん達を待つばかり。
>>89 否定的な批評=批判だろうが。
改善を希望してない。SSを書いて欲しくない。
そこまで嫌ってるんだったら、普通スレに来ないよ。
1985さんはあのスレは一旦捨てるつもりみたいだし、いいんじゃないかな?
本人もパオのファンだし。悪いけどあそこを借りよう。
>>86みたいにちゃんとつまらない理由があるなら、最初から書けばいい
筋の通った意見なら、誰も荒らし扱いはしないでしょう
それが多数意見なら、改善の余地ありってことで、作者の参考になるだろうし
なのに最初からそれをしないで、
>>78みたいな書き方をするから叩かれる
「原因なんてない。生理的に受けつけない」という理由なら、作者に改善のしようがない
それは、個人の嗜好のよるところになるので、そんなもんはわざわざ書いてもしかたないだろう
99 :
真・うんこ:04/02/05 00:04 ID:BhaJZe3O
この議論はヤムスレでも度々起こってたんですよね。
もう何ヶ月も前に。
結論は職人もプロではないから、ROMも大目に見てやれみたいな感じ。
職人もスルーすればって感じ。まあ仲良くやろうぜって感じですね
>>99 スルーできない職人がいる。
それが最大の問題だ。
麻雀は面白いよ。俺にはね。
でも、素材が素材だけに受け入れにくいには事実。
しかし「つまんない」ってのが批評かよw
批評ってのは内容を理解して的確にマイナス要因を
指摘して改善点を提案する事。ここの厨房には無理。
さておき職人さんたち頑張れ。応援してるぞ。
>>102 厨房も糞もないでしょ。
的確な批評なんて素人には無理。
あんまそういうこと言うんじゃねえよ。荒らしを小馬鹿にしたようなよ。
多分荒らしのほうが知能的で頭いいぜ。
こうやって反応し続けるバカな住民よりはね。忠告しとくよ。
何事もなかったかのように再開↓
105 :
作者の都合により名無しです:04/02/05 20:24 ID:5LQZ7H/1
ヤクバレさん乙。麻雀クイズの回答楽しみにしてます
ま、職人さんたちが来てくれれば元に戻るでしょ
ここは隆盛→荒れ→退廃→復活→平穏→隆盛→荒れの繰り返しだし
パオさんも戻ったし心配してないよ全然。だいじょうぶ
たぶんね
結局パオは単独スレを建てて続行か。
このスレで続けてる人間に失礼だと思うんだが。
108 :
106:04/02/05 21:17 ID:jZdF2sNr
>>107 単独スレといっても2ちゃんじゃないから別にいいんじゃない?
ま、人それぞれの考え方だね
それにパオさんはここでやるとまた狂うからあっちで良い
あれさえなければな、本当にw
ま今は続きが読めて嬉しい
職人さんたち家紋 大僧正さんはもう書かないのかな
>>50 ズドオオォォン!
轟音。ジャミラの動きが止まり、その口の中のプラズマジェットが、蝋燭の炎のように揺らめき、消える。
ジャミラの背中に、拳が深く深く、めり込んでいた。勇次郎の拳である。
その背中で、鬼が哭いている。
「……ロォォ……」
がくっ、と。ジャミラが両膝をつき、そのまま泥の中に倒れ伏した。声も上げず、ぴくりとも動かない。
会議場から、歓声が上がった。渋川や独歩たちは複雑な顔で、刃牙は拳を震わせて泣き怒っている。
そして勇次郎は、ジャミラの脇に片膝をつくと、動かないジャミラをよっこらしょと持ち上げた。
《埋葬してやるのか。それがいいだろう》
「何寝ぼけてやがる。こいつが生きてるか死んでるかも判らねえのか」
まるで重量上げをするかのように、勇次郎はジャミラを持ち上げた。
「……? おい隕石、どうなってる。飛べねえぞ」
《あ、当たり前だ。怪獣一匹を丸ごと抱えて飛べるほどの能力は、私にはない。それより一体何を、》
「やれやれ。今回はとことん、使えねえなお前。なら、しょうがねえっ!」
勇次郎は、ジャミラを頭上に持ち上げたまま、地響きを立てて走り出した。
《お、おい、勇次郎っ!?》
身長四十メートルの巨人が全力疾走したのである。あっと言う間に太平洋に出た。が、
「問題ねえっっ! 太平洋程度なら!」
しゃばばばばばばばばっ!
「けっ! 二人だと、さすがに沈むなっ!」
《さすがに沈むな、じゃなぁぁいっっ! 何を考えているんだ君はっっっっ!?》
ジャミラを担ぎ上げた勇次郎が、海面を走っていく。あっという間に日本列島は背後に消え、
三百六十度が海原と化した。このままいけば、いずれオーストラリア辺りに出るだろう。
と、勇次郎の胸が、急に締め付けられるような激痛を発した。まるで何かの緊急信号のように。
「な、なんだ、これは? 胸が変に痛ぇぞ、隕石っ!」
《私の太陽エネルギーが尽きかけているんだ! 一刻も早く大気圏外に出ないと、私も君も……死ぬ!》
「何だ、そんなことか」
勇次郎は、だんだんひどくなる胸の激痛を堪えつつ、走るスピードを緩めない。
「死にたくねぇなら、俺から分離して、お前一人だけ飛びたて。俺は元々地球人だ、太陽エネルギー
なんざ関係ねぇ。俺は生身に戻っても、コイツを担いで走るぜ」
《なっ……》
「ほら、どうした。行くなら行けよ」
《そ、そ、そ、そ、そんなことができると思っているのか、この状況でっ!》
「だろうな。お前ならそう言うと思った」
勇次郎は、ニヤリと笑って、
「なら覚悟キメて、黙ってろ! そろそろ喋るのもキツくなってきたんでな!」
《あぁあぁあぁあぁっ! 何で私は、こんな男と一心同体やってるんだっっ!?》
「……ロォォ……」
「おっと、もう少しじっとしてろよ! 昔ストライダムに聞いた話だと、もうすぐのはずだ!」
豪華客船とすれ違い、鯨の群れを蹴散らして、ジャミラを担いだ勇次郎が、太平洋を疾駆していく。
足首の傷口に海水が滲みて、半端じゃなく痛い。胸も、激しく脈打つように激痛を伝えてくる。
が、勇次郎はジャミラを担いだまま、走り続けた。走って走って、走りまくった。
「もう、すぐの……くそっ、もうすぐの、はずだっっ!」
《ゆ、勇次郎! しっかりしろ、勇次郎っっ!》
「……ロ……ォ……」
ーー事件から数日後の朝。いつものホテルにて。
かっぱえびせんを食べながら、サ○ーン萌え〜♪ とDVD鑑賞をしている勇次郎の部屋に、
「入るぜ、おやじっ」
刃牙がやってきた。寝そべっている勇次郎の前に、写真の束を置く。
「ジッちゃんが、いつもながらの謎の人脈を駆使して、写真を撮って来てくれたんだ」
勇次郎は、えびせんの粉のついた指を舐めて、ズボンで拭いてから、写真を手に取った。
一枚、一枚、順番に見ていく。一見、あまり感心のなさそうな顔で。
写真の舞台は、国際動植物保護区域に指定されている、カブラーヤ島。絶滅寸前の動植物を保護する
ことが目的の島で、ここでは島の生態系維持以外の目的では、一切の狩猟・捕獲が禁じられている。
写真の中では、色とりどりの蝶や鳥たちが、一際大きな生物の周りに集まっていた。白くひび割れて、
一見ミイラのようだが、それでもとても穏やかな表情をした、大きな生物。
その頭の上には、おそらくその生物の自作であろう、タンポポの花冠が乗っている。
「……って、おい。これ、手先が器用とかいう問題じゃねえだろ。物理的に可能か、あいつの手で?」
「さあ? できてるんだからしょうがないだろ。現実を見ろよ、親父♪」
刃牙が、笑った。勇次郎の前で、刃牙が笑った。……いつ以来のことだろうか。
けっ、と勇次郎は写真から目を離し、再びDVDの画面に見入った。
「用は済んだか。なら出てけ。俺は今忙しいんだ」
「はいはい、了解っと」
刃牙は写真を置いて、部屋を出て行く。
「親父」
「ん?」
「あの、さ。ちょっとだけ、見直したぜ」
ばたん、とドアが閉じられる。勇次郎の、目ぇ見開いた視線はドアに遮られ、刃牙に届かなかった。
「なななな、何言ってやがる。あのクソガキ」
《ふ〜ん、なるほど。君と違って素直な子だな。あ、いや、そうでもないか》
「そう、あいつはただのクソガキだ」
《そうじゃない、逆だ。あの子も君に似て、素直だなと。さすが親子》
「なっ……!」
勇次郎が、ちょっといろんな意味で、真っ赤になった。
「な、な、何を、そんな、」
《おお、この脈拍この発汗。凄い動揺だな。今までのどの戦いでも、ここまでは》
「黙れ黙れっ! つーかお前、銀河を駆け巡る宇宙警備隊員だろうがっ! キャラ変わってねえか?」
《そうかな? まあ変わったとしたら、多分君のせいだろうな》
「ええい! 隕石の分際で、訳の解らん責任転嫁をするんじゃねえっっ!」
ハタから見てると滑稽かつブキミな、一人ケンカを賑やかに繰り広げる勇次郎。
地上最強の生物・オーガは、ワガママで無鉄砲で、セー○ー○ーンの大ファンで、それから……
まあ、こういう男であった。
さすがに崩し過ぎたか、と思わんでもないですが。でもまあ、原作でも烈が刃牙相手にテレたりして
ますし。一応、実の親子なんですし。ということで。
あ、突っ込まれませんでしたが一応補足。種類によっては、冬でもタンポポは咲いてるそうです。
>>?さん
「誤解を招く紹介」シリーズですね。VSさんや世界さんとはまた違った意味で、「何をどう考えたら、
こんなの思いつくんだろう」です。てっきり、途中からケンが暴走してヤバげな方向に進むかと思った
んですが、平和に終わりましたね。あと漢字偏重な北斗神拳が楽しい。ま、男塾ほどではないでしょうが。
>>VSさん
なかなかステキなセキュリティシステムですな。わざわざクイズやらせて、出てきたのがマグロ。
二重に使えない……所詮は子守りロボットが出した通勤用馬車か。
それはそうと、このまま剣心とか斉藤とか出てきて卓を囲んだら? とか期待していたり
するのですが。
>ふら〜りさん
ども。麻雀教室に剣心が出てくるとしたら、多分その剣心は
血に植えた殺人鬼で手首に無数の傷跡が残っているような奴だと
思われます。かわいそうなので、剣心の登場はないと思います。
斉藤は…。そうか、斉藤という手があったか。
ふら〜りさん、ナイス。
そうそう。ジャミラのお話ですが、なにげにシーボーズのエピソードも
入ってますな。芸が細かい。
115 :
作者の都合により名無しです:04/02/06 13:19 ID:t/rGJbUi
ふらーりさんお疲れ。
しかし広い知識ですねw
ところでこれは何?→サ○ーン萌え
スレも落ち着いてきたことだし、またーりいきましょう。
>>奇妙な物体
やっぱりまぎらわシリーズだったか。
>>72まではビビッてたけど。
>>麻雀
おお、麻雀が始まった。
真面目にやると全然雰囲気が変わるな。
当たり前かもしれんけど。
>>背中
照れる勇次郎は新鮮すぎるな。
オチもよかったし。
>>65 千鳥
「り」
>113
そんな剣心は……見たい。
ふら〜りつまらなすぎ。
てめえは感想だけを機械のように書き続けるだけでいい。
もっとも、それもうざいがw
「たー!」
二人の隊士が大きく宙に躍り上がり、雀卓の空席にそれぞれ着席した。
ドラミが味噌汁のお椀と箸を放り投げ、雀卓の裏に手をのばしてボタンを
押した。マット中央のモニターが沈んで、入れ替わりに元のサイコロが
姿を現した。サイコロのボタンを押す。3と2。ドラミが起家だ。
「さあ、第二ステージ開始よ!」
東一局、ドラは四筒。親のドラミの第一打、九筒。
隊士Aは三萬、隊士Bは六索を切った。嵐を予感させる第一打だ。
北家のセワシが牌をツモって、配牌の右横に置いた。
一三五七(4)(7)46777南北 3←ツモ
まずは南に手をかけた。とりあえずは手なりで打っていこう。
四萬ツモ、五筒ツモ、五索ツモ。セワシの手牌は順調に伸びてゆく。
そして七巡目。
三四五七(4)(5)3456777 5←ツモ
「これは……」
打七萬で、高目タンピン三色ドラ1。リーチをかければハネマンだ。
本来ならば、考える必要はない。七萬以外には落としようのない
この局面で、セワシはしかし立ち止まった。
「七萬を切ったら×ということは……これか?」
セワシが切ったのは、七萬ではなく七索であった。我ながら
血迷ったとしか思えない打牌だが、先ほどの問題がどうしても
頭から離れないセワシの苦渋の選択である。この選択が果たして
吉とでるか凶と出るか。結果はすぐさま明らかになった。
「カンじゃ!」
直後の隊士A、三筒をアンカン。
「ワシもカンじゃ!」
隊士B、六筒をアンカン。これでピンズの三六スジは完全に消えた。
七萬を切ってリーチにいっていたら、アガリ目を失うところであった。
「なーるほどね…」
セワシがポツリとつぶやき、心で大きくうなづいた。八巡目、六萬ツモ。
三四五七(4)(5)3455677 六←ツモ
七索のトイツ落とし。直後のドラミが切った一筒に、隊士Aが反応した。
「ポンじゃ!」
隊士A、一筒ポン。打七筒。
「わしもポンじゃ!」
隊士B、七筒ポン。打八筒。重厚そうな顔立ちとは裏腹に、割と気楽な感じで
ポンポン鳴いてくる。私生活でも、こらえが利かないタイプなのだろう。
九巡目、セワシの指に力がこもった。ツモ四筒!
三四五六七(4)(5)345567 (4)←ツモ
五筒を切れば再びテンパイだ。ピンズのトイトイ気配の隊士ABには少々
厳しい五筒だが、ここで回したら今度こそこの手は死ぬ。この手が死んだら
セワシも死ぬ。死にたくない!生きてまだまだ悪い遊びを覚えたい!
ここは何が何でも、押せ!
「リーチ!」
隊士ABに動きはない。通った!横に曲げられた五筒に、しかし隊士Aは
臆することなく、真っ向から斬り込んできた!
「リーチなんぞ知るか、ボケ!」
隊士A、打八萬。
「ロン!」
三四五六七(4)(4)345567 八←ロン
「メンタンピン一発ドラドラ。裏ドラが五索で、ドラ4。16,000点!」
「バカー!!」
隊士Aのあまりの軽率さに、隊士Bの怒りが爆発した!傍らに置いた刀を
拾い上げて間抜け面をのせた隊士Aの首筋に力任せに叩き付けた。
隊士A、殉職。隊士Bが身を乗り出して、隊士Aの手牌を表向きに倒した。
四五22中中中 ■(3)(3)■←カン (1)(1)(1)←ポン
穏やかな死微笑をたたえた隊士Aの生首と手牌を交互に見比べ、隊士Bは
次に自分の手牌を開いた。ドラミとセワシが思わず覗き込む。
五六七(5)567 ■(6)(6)■←カン (7)(7)(7)←ポン
「ワシもバカー!!」
隊士Bが刀を逆手に握りなおし、自らの腹に突き立て十文字にかっさばいた。
隊士B、昇天。この時、二頭の野犬が馬車に上がり込んで、隊士Aの首と隊士Bの
腸をくわえてあっという間に駆け去っていった。体の一部を持って行かれた
ことに気づいた二つの胴体がむくりと起き上がり、野犬の後を追った。
野犬を追い続けた二人の隊士は、その後薩摩の地で妻をめとり、平凡ながらも
幸せな生涯を送ったと、世に伝えられる。
「いやー、あぶなかった」
自らの誤答で危機を招いた負い目もあって、セワシの声に心なしか元気がない。
元気がない時は酒が一番と、備え付けの冷蔵庫から缶ビールを取り出して
栓を開けたが、セワシに安らぎのひとときは訪れなかった。
「セワシさん、アルコールも結構だけど、前を見て。敵の大将のお出ましよ!」
コールドスリープ装置の不具合を点検中のドラミが、三度目の敵の襲来を告げた。
追手の群れから鬨の声があがり、『ISAMI』の鉢巻が集団の先頭に立った。
相次ぐ部下の失態に、ついにISAMI隊長が動いた!夕べ近所の公園で黒人同士の
ケンカを見てちょっと興奮ぎみのISAMIが、白刃ひらめかして馬車を猛追する。
その他大勢の隊士がISAMIに続く。隊士に混じって、浪人や町民も走っている。
徳川慶喜も走っている。ペリーも走っている。野犬と烏も群れに合流した。
割れんばかりのISAMIコールが群れから巻き起こる。空を覆った雲間から一筋の
光が差し込んで、ISAMIとその仲間たちを鮮やかに照らし出した。
「うおー!」
ISAMIを中心に、いま、京都の街は一つになった!
「うおーじゃねーよ!貴様ら、余すところなく全員くたばれ!」
セワシがビールを一息に飲み干して、画面の『次の問題』を押した!
あ。「組長」じゃなくて「局長」の方がよかったりするんですかね?
どっちでもいいや。
ふら〜りさんの、おもろいと思うけどなぁ〜、わしは。
ウルトラマン大の勇次郎・・・・想像するだけでも恐しい。
つまんないんだったらどうすれば改善できるか書けよ、それが礼儀ってもんだろ。
そうでない批評はたんなる誹謗中傷だ。
たんなる誹謗中傷なんだろ
127 :
作者の都合により名無しです:04/02/07 18:19 ID:8/gidQLN
>VSさん
ドラえもんは本当に細部まで考えて作ってる気がするな。
俺みたいな麻雀好きには堪らない展開だ。闘牌もギャグなのにちゃんとしてるし。
いや、これからも頑張って下さい。ヤクバレの方もファンです。
>ふら〜りさん
俺はいつも楽しみにしてますよ。誹謗中傷は気にしないで下さい。
それにふら〜りさんのいないこのスレは考えられないな。
>>125 同意。でも2ちゃんでしかも漫画板でそれもこのスレで礼儀といっても虚しいなw
隊士素人かよw
それともカンドラが乗りまくるスタンド能力を持っているのか
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
131 :
作者の都合により名無しです:04/02/07 23:31 ID:dm2xEAaY
ふらーりさん・VSさん作品あっぷ乙。
いつも楽しませてもらってます。
荒れ状態が緩和されたみたいだから○さんも本編の続き書いてくれないかな。
まとめサイトはとりあえずパオさんに任せて。
パオ以外の小説は、みんな“マニア向け”だからなぁ・・・
広く浅く楽しめる小説きぼんぬ
う…
今回のVSさんのはオチが分からない。
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンチウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
135 :
作者の都合により名無しです:04/02/08 00:58 ID:tlmkdn5K
麻雀大好き人間の俺としてはドラ麻雀が一番楽しみだけどな。
でも、麻雀に興味の無い人間にはフィットしないかもね。
それを抜きにしてもVS氏のセンスは超越してると思うけど。
ふらーりさんのねたは正直、年代的にわからないのもある。
でも、なんか読んだあとまた〜りする。
ま、皆様頑張って下さい。○氏と大僧正氏も光臨キボン
>>135 一人抜かしてるよwまどうでもいい奴だろうけど。
所詮てめえらなんざこの程度なんだなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ウンコッ
パオがいなくなっただけで、一気に凡庸なスレと化したな。
>>116 竜王 「う」
相変わらず荒らされてるな。サロンに戻ってこいよ
140 :
作者の都合により名無しです:04/02/08 12:14 ID:BAUhYDca
>134
やっと発見した
141 :
ぐ:04/02/08 13:34 ID:c/bcmt17
バキも、長いこと続いているけど、「リンかけ」に比べるとつまらない
です。
そういう話はバキvsリンかけスレで頼む!そんなスレしらないけど
143 :
ぐ:04/02/08 14:34 ID:c/bcmt17
>142 探してみます。無いとは思いますけど(笑)
しなとらの旦那にカウンターのネリチャギ
「げえ〜」
「す・・・スペシャル・ローリング・サンダーより速えぇ・・・」
「支那虎が死んだア〜!!」
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコチンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
146 :
作者の都合により名無しです:04/02/08 22:41 ID:TbYVZjtd
パート1からのこのスレのファンとすれば、
今の状況は少し辛いな。復活希望。
VSさん、パオさん、○さん、ふらーりさん、
世界さん、大僧正さん、バレさん頑張ってください。
でも少し考えると、SSスレなんてこんなもんだろうな、本来は。
ヤムスレだって長官スレだって、SSが無い時は静かだし。
肉スレは投票があるし、自由参加型でSS書いてるから例外。
今までが隆盛し過ぎただけ。荒らしも含めて名。
とにかく、皆さん頑張って下さい。
147 :
146:04/02/08 22:49 ID:TbYVZjtd
>肉スレは投票があるし、自由参加型でSS書いてるから例外
自由参加型というより1回単位の立候補型だな。間違えた。
それより世界さんはもう書かないのかな。あの人のショート好きなのに。
でもバキ以外の作品で書いて欲しいな、今度は。
バキだけであれだけねたを連発できるのは凄いと思うから、他の漫画のも見たい。
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウソコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
頼むからやめてくれ。じっとSS待ってる身としては辛い。
あと
>>135のレスで世界さん入れ忘れてた。
当然楽しんでる。世界さん気にしたらごめん
猛も忘れてるよw
そんなんで偉そうな事いうなクズ。
ま、俺も忘れてたが
152 :
150:04/02/09 00:31 ID:Qo/N1D8/
>>151 いや、猛氏は
>>135でわざと抜いたの。面白いねただったけどね。
不良スレでもう書かないって猛氏書いてたからさ。騙り臭いけど。
でも、本当にあれ書いたのが本人なら、期待するの辛いからさ。
それまで楽しんで読んでた分、余計ね。勿論本当は復活して欲しい。
猛は最初の1レスで読む気なくした。
DBに、遊白に、ダイに・・・アフォですか?
ふら〜りはマニアックすぎるし、麻雀は意味不明だし・・・
もうツマンネ
>>153 まあ今の職人達は自分が楽しめばいいって感じだからな。
てめえがどうこうほざいてもふーんって感じだろうなw てめえに悪意があるないに関わらず。
所詮てめえらは、職人のおこぼれを頂いてる乞食のようなもんだ。
ま、俺も含めてだが。第一昔っから職人はでーんとかまえてればいいんだよ。
ROMの意見なんざ特に気にせずにだ。良心的なのは聞いてもいいけど。
なんで昔の職人は気づかなかったのだろうか。
155 :
152:04/02/09 01:47 ID:Qo/N1D8/
>>154 ほぼ同意。昔の職人は(特にパオ氏)は荒らしに反応し過ぎ。
楽しく読んでる人の方が多いに決まってるのに。
だけど、今の新しい職人は少し小粒になった気がする。
このスレだけじゃなくて、SSスレ全体的に。
平均レベルは上がってると思うだけどね。
パオ氏・VS氏・外伝氏みたいな強烈な人がいなくなった。
狂人・超人・達人だからなあ、3氏はw
ヤムスレの操気弾作者氏以来、凄い人は出てない気がする。
途中で止めちゃう人も多いし。長い作品書く人もいなくなった。
みんな面白いんだけどね。漫画板全部のSSスレ見てるし。
寝る前に上げとこう。明日は誰か来てくださいよ。
>>155 みんな外伝氏を持ち上げすぎではなかろうか。
古きよき時代のモノを引きずってるような気がする。
あの頃外伝たたかれまくりだったぞ。それを書くの辞めてからなんだよ。
俺もそんなにいいとは思わなかったし。
パオが大げさに言ったのが大きいんだろうな。あとドラえもんスレの作品か。
実際パオ氏もSS以外の所ですごく目立ってるからすごい人ってイメージがあるけど
今魔界編とか改めて読んでみるとそんなにすごいかって感じだよ。
つうかやっぱレベルはあがってるんだろうね。発想とかさ。
昔はパオ氏の発想とかに驚かされたりしたけどさ、今はあれくらい普通ジャンって感じ。
VS氏はすごいと思いますよ。あくまでSS界の中では。
よく思いつくな。いっつもネタ考えてるのかなとある意味感心できる。
>>155 その3人は別枠。別格じゃなくてな。こんな奴らはもう出ない。SSに命賭けてたもの。
今は軽い気持ちで短いの書いたり、試しに長いの書き出しても嫌になったらすぐ止める。
そういうのが全体的なSSスレの流行みたいだ。どっちが良いかは分からないけどな。
でも、長編は途中で投げられるとしょっくがでかいな。ザクとか哀戦士とかな。
あんまりこの話題が続くと荒れるといけないんで、もうこの話題は終わろうや。
>>155 辞める人が多いのも寂しいよね。
でも仕方ないよ。SSスレの状況を見たらさ。すごいじゃん荒らし。
ヤムスレの哀戦士氏だって一人荒らしの集中砲火受けてて(はっきり言ってパオでもあそこでも悪質じゃなかったと思う)
それでも続けてた。もっとも精根尽きたのか今は休止してるけどw
でもそれでもROMは感謝するべきだよ。辞めた人でもさ。
一時でも楽しい作品を見せてくれた人に対して。
こんなこというとまた必死だなとか言われるんだろうな(爆
>>158 うん、それは同意。
止めた人に石を投げる様な発言する人が多いけど、それまで楽しませてくれた事に感謝すべき。
俺が
>>157で書いたザクと哀戦士についても、感謝してる。続きが読めないのは残念だけどな。
しかし、もうSSスレは長編って時代じゃないのかね。本当は長いのが読みたいんだけど。
でもレベルって上がってるか?むしろ下がってるような気がするんだけど…?
いや、俺が昔を懐かしがってるだけだな、きっと。すまん。
少なくともヤムスレはレベル上がってる。
哀戦士氏達が頑張ってた頃から急激にね。はっきり言って昔は。
最強の道とかギャグは良かったんだけど。
バキスレは最初から特にレベルの変動はないでしょう。
昔からそれなりのレベルだったしね。
まあどうでもいいや寝よう。
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンチウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウソコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ
秋田
もうやめよ。深夜になにやってんだ俺www
作品着てないか。残念。
レベルか。確かにSSスレの全体的なレベルは上がってるんだろうな。
でも、その分強烈な魅力を持った作品は無くなった気がする。
良くも悪くも軽くなったな。肩肘張らずに楽しめる代わりに、
あまり先が気にならないというか、心に残らないというか。
パオ氏の死刑囚編と外伝氏の長官はパソコンに専用ファイル作って
自分用に保存してるけど、最近の作品はそこまでする気のものは無いな。
まとめサイトもあるし。面白いとは思うんだけど、感動が無いというか。
もちろんバキスレヤムスレ長官スレ肉スレ全部好きだけど。何となくね。
パオ氏、魔界編も大変面白いんですが、終了したらまた死刑囚編みたいな
熱い奴やってくれませんかね?一度やったんだから出来るはず。
外伝氏はもう頼んでも、、なあ。悲しいねえ。
パオ死刑囚編は、需要と供給が一致していたからな。
原作の死刑囚のへたれ振りに、ちょうど皆が嫌気が差した頃だった。
だから、凄く盛り上がった。ああいうのは滅多に無い。
165 :
作者の都合により名無しです:04/02/09 19:20 ID:NtX1H41v
荒れてるというより
このスレがもともと持っていた歪みが
来るとこまで来たって感じだな
だってこのスレ一枚岩だもん。
住人の向いてる方向が同じなら、
荒らしに対して全員が同じ反応するのは当たり前
最近の職人は一人で舞い上がってる奴多すぎ(○や猛)
それがダメとは言わんが、見てる側としてはつまらない。
>>164には完全に同意
不良スレのは煽りだろどうせ。
二人に比べたら別枠の三人のほうが舞い上がってたと思うが。
自分語り多すぎ。まあでも俺やてめえが言うべきことではないのは確か。
170 :
作者の都合により名無しです:04/02/09 23:24 ID:ySEhm3Xj
まあ不良スレの猛と○の煽り文書いたの俺だしw
たまにはこういった言い争いも必要だよね!
171 :
作者の都合により名無しです:04/02/09 23:31 ID:s7ZMEkVq
_____________
∧_∧ /
( ) < 遅くなったけど、
(⊃ ⊂) | 5人の中から敢闘賞をあげようと思う・・・
| | | \
(__)_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
クルッ _____________
∧_∧ /
( ・∀・ )彡< スペックでいい?
⊂ つ |
人 Y \
し (_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ディオの世界 『第一話 ハングドマン』
初めて人を殺したのは、7歳の頃だ。
特別に早いとは思っていない。多少、早熟である程度だ。
俺が生まれ育ったあの場所では。
9歳の売春婦。11歳のヘロイン重中毒者。13歳のギャングスター。
そして15歳の職業的殺人者。そんな奴らが普通に道を歩いている街。
7歳で人殺したって、別に特別じゃない。多少早熟なだけだ。
それに、あんたに聞きたい。
人を殺すのって、別に特別なことか?
俺の生まれた肥溜めから、宝石箱が見えやがった。
そのほんの数キロ離れた場所では、まるで王侯貴族を気取った連中が
毎晩華美なパーティを開いていた。
この街にいる以上、一生俺に縁の無い豪華な料理を喰らっているのだろう。
生まれ付いての身分の差。
ただほんの少し、空の上にいるクソ野朗のきまぐれだけで。
そいつの振ったサイコロの出た目だけで。こんなに差が開くものか。
カビの生えた言葉で言えば、地獄。好きな言葉じゃないがな。
この世以上の地獄なんてあの世にある訳も無い事、俺は知ってるからだ。
17歳の時、俺はその貴族の館に忍び込み、まだ生娘だった娘を犯し、
一家と召使いを皆殺しにした。俺にとってはもう手馴れた仕事。
いや、作業だ。なんの感慨も無い。心は動かない。
17の頃には、既に300人は殺していたからだ。正確な数は解らないが。
ただ、その館が俺の点けた炎で赤々と燃え盛っていた時・・・・・・。
俺は射精していた。エクスタシーに達していた。
自己紹介が遅れていた。もうしばらく、俺の昔語りに付き合ってくれ。
普段は、喋るのが苦手なんだがな。どもりの癖もある。
だが、あんたなら全てを晒せそうだ。まず、俺の名前を名乗ろうか。
俺の名はJ・ガイル。
母親に「吊られた男」のスタンドを引き出された、祝福されし殺人者。
174 :
殺助:04/02/10 01:39 ID:+6rJb00y
スレがピンチみたいなんで、暇つぶしに書いてみます。
嫌になったら止めるんで、期待しないで下さい。
出来るだけ続けるつもりですけど。
おお! 期待してまつ
>>171 武器を仕込みまくって、往生際が悪かったドイルもアリじゃない?
生意気なバキをシめてやるッ!
烈海王が見守る中、制裁は行われた。
既にバキの口中では花山の赤黒い怒張が暴れている。
「範馬刃牙の尻がおねだりしているようだッッ!!」
烈海王の声に応じて、勇次郎のブリーフから屹立した一物が顔を覗かせた。
ゆうに一尺はあろうかという業物に、恐怖に顔を歪めるバキ。
しかし、その恐怖心とは裏腹に、バキの肉棒は硬度を増していく。
−バキにとっては、その恐怖こそが色欲そのものだったかもしれない…。
天を仰いだバキの頭皮を、烈海王が絶妙な舌技で剥いていく。
サーモンピンクの亀頭が徐々に姿を現すのと平行して、
勇次郎の淫槍がバキの菊門にねじり込まれていく…。
最強の格闘家たちによるド迫力の4Pファック!
だが、ゴングはまだ鳴ったばかりだ…。
178 :
作者の都合により名無しです:04/02/10 15:16 ID:KB6uGx70
>殺助さん
こんな状況で新作を上げてくれるのは本当にありがたいです。
ジョジョですか。ジョジョオタなんで期待してます。
しかし必死でパオ氏やVS氏たちを貶めようとする奴らがいるな。
職人としては素晴らしいだろ、この人たちは。
人間的にはどうかが知らないけど、2ちゃんで人格なんて関係ない。
今日はVS氏来るな。期待あげ
>>ディオの世界
J・ガイルっぽくなさがいいな。
渋い雰囲気が最高だ。
>>137 うしおととら
「ら」
>>ディオの世界
最初しゃべってるのディオかと思った。なんか設定に矛盾を感じてたらJ・ガイルだったのか。
あえて色んなのがいる中からやつを選ぶのは渋いな。
>>179 ラッキーマン
181 :
作者の都合により名無しです:04/02/10 19:37 ID:lHGnLvjr
>171
_____________
∧_∧ /
( ) < 今更、最凶死刑囚の評価なんて・・・・
(⊃ ⊂) |
| | | \
(__)_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
クルッ _____________
∧_∧ /
( ・∀・ )彡< 「敢闘賞」ならドリアンだ!
⊂ つ |
人 Y \
し (_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
184 :
ふら〜り:04/02/10 22:41 ID:TenFx06y
>>VSさん
>「なーるほどね…」
>セワシがポツリとつぶやき、心で大きくうなづいた。
何だか無闇に、カッコいいですここ。アクション映画とかで、主人公が敵の弱点に
気付いて銃弾を込め直しているみたいな。そんな感じで。クールに渋い。
それに比べて隊士たち。あんたら一体、何がしたくて追跡しとるのだっ!?
>>殺助さん
重い……極悪なゲス野郎、ではあるけどチンピラではない、とでも言いましょうか。
風格はないし迫力もない、けど恐怖はある。
>>179さんと同じく、原作の彼よりも
ずっと、興味を引かれました。ほんとに。タイトルから察するに、このノリで他の
部下たちも? 期待してますよっ。嫌にならない限り、何卒お続け下さいませ。
>>115さん
セーラーサターン、土萌(ともえ)ほたるちぁんのことです。登場時間の短さを
ハンデとして公平に計算すれば、おそらく全セーラー戦士の中でも一、二を争う
人気者かと。少なくとも、私は一番好きです。
もう何のスレか分からんな。
純正バキSSカモン。
>>183 ライジング・インパクト 「と」
ごった煮で良いんだよ。ジョジョスレは落ちてしまったようだし
>>185 トルクメニスタン
なんでもありでいいよね。
>>186はしりとりのルールを知らないようなので、
>>185から再開します。
トルマリン 「ん」
>>187はしりとりのルールを知らないようなので、
>>185から再開します。
ライジング・インパクト 「と」
192 :
作者の都合により名無しです:04/02/11 11:28 ID:qXW9a6W3
193 :
173の続き:04/02/11 12:13 ID:lto2ah07
ディオの世界 『第一話 ハングドマン』
教育というものは一切受けていなかったが、IQは高い方らしい。
興味のある事柄を探求するため、文字を覚えた。
すぐに何ヶ国語も読めるようになり、各国の文献を原著で読み漁った。
その興味のある事柄……。『拷問』である。
11歳の頃には既に殺した人間の数は50人を超えていた。
そしてその頃から、簡単な殺人では満足出来なくなっていた。
頚動脈をナイフが通る瞬間の、傷口の美しさも素晴らしい。
自分でも惚れ惚れするような速さで、心臓をえぐるのもおつなものだ。
だが、一瞬で人を殺してしまうのに『勿体無さ』を感じていた。
俺は人間が一番美しいのは、死ぬ間際だと思っている。
いや、死ぬその瞬間こそ、クソに塗れた醜い『生』から開放される
祝福されたひととき……、いや、誕生の瞬間なのだ。美の。
俺はその美を創り出す芸術家である。
だが、芸術というものは、長く長く創作時間を掛け情熱を注ぎ込んでこそ、
より良い作品が生まれるものだ。瞬間的に殺すのは駄目だ。
俺はそんなある種の使命感から、拷問に惹かれていった。
まず最初の拷問は、『皮剥ぎ』から始めようか。
194 :
ディオの世界:04/02/11 12:13 ID:lto2ah07
少年でも少女でも良い。とにかく生きの良い、若い肉体を素っ裸にする。
勿論、事前のレイプは欠かせない。少年でも少女でも。
豪華なディナーの前には、軽く美味い食前酒をあおるのが俺の流儀だ。
そして裸の少年を(ここでは少年にしよう。別に少女でも構わないが)
木の出来たベッドに縛り付ける。軽く両腕と両足を開かせて、な。
そしていよいよ皮剥ぎに取り掛かる。心がときめく瞬間だ。
まずはほほの皮。最初は大胆にざっくりと切る。獲物は、薄い片刃のナイフ。
切れ味が鋭くお気に入りだ。これで切るとバターのようにほほの皮が削げる。
最初の一時間は顔を中心に皮を削ぐ。顔の肉質があらわになり、血が滴り落ちる。
当然、少年は泣き叫ぶ。許して下さい。助けて、と。心地よいソプラノの歌だ。
しかし急に声がしなくなってしまう。痛みに脳が失神を選んでしまうのだ。
俺は舌打ちをする。そして少年の口に大量の『酢』を流し込む。
そして俺は楽しく笑う。少年の肉繊維だらけになった顔が怯えているからだ。
俺はプロだぜ。失神なんて許すかよ。さあ、楽しい拷問の続きだ、少年。
丁寧に丹念に、心を込めて全身の皮を剥いでいく。少年の声が小さくなっていく。
腹も肩も背中も腕も足も尻もそして性器も。もう剥げる皮が無くなってきた。
そろそろ幕引きの時間だ。俺は内臓に取り掛かる。俺の顔は白けている。
皮を剥ぎなら上手くやれば人間は長く生きながらえるが、内臓摘出となると話は違う。
ほんの数分、ナイフをタクトのように振るだけで死んでしまうからだ。
数十分後、俺はバラバラになった少年の肉を、バターで炒めて美味しく喰った。
195 :
ディオの世界:04/02/11 12:27 ID:lto2ah07
それから俺の拷問熱は抑えようも無いほど猛り狂っていった。
あんたらが気分を悪くするといけないから、軽い奴を幾つか紹介しよう。
結局、拷問は肉体の苦痛より、精神の苦痛の方が辛いと俺は悟った。
可愛らしいハツカネズミを数匹用意する。
そのネズミを、拷問したい少年の腹の上に置き、その上から金属製のフタをする。
張り付けられた少年は何事かと恐怖する。俺は笑いながら、そのフタを火で熱する。
すると素晴らしい事に、熱さから逃れようとネズミが人間の中に入ろうとするのだ。
すなわち、自分の下にある地面---。そう、少年の腹の肉を食い破っていく。
その少年は苦しみにのた打ち回る。だが縛られている為、身動きが出来ない。
ネズミは熱から逃れた後も、必死で外へ出ようと努力する。本当に可愛い奴らだ。
少年の内臓を掘り続けるのだ。少しずつ自分の中身が無くなる痛みに、泣き叫ぶ少年。
この拷問は、悔しいが俺一人では出来ない。芸術には協力者が必要だ。
ネズミという優秀なパートナーを得て、初めて事が成る。少年の苦しみは数日続く。
そして完全に少年の命が途絶えたとき、俺は取って置きのヘロインを打ってお祝いした。
196 :
殺助:04/02/11 12:28 ID:lto2ah07
もう少し一話は続きます。
途中で投げなければ、全四話です。
なんでここでやんの?
JOJOSSスレがマロンにあるのに。
そんなにこのスレは偉いんですか。
198 :
作者の都合により名無しです:04/02/11 13:58 ID:rrbZQh4u
JOJOスレは落ちてんだよ、たこ
>>197 そう、落ちてますね。
>>殺助
きっつう……
これでハァハァすると、人生誤った方向にいきそうだ。
(;´д`)
JOJOスレ落ちてるからここを使う、
という論法自体が狂ってる。
自分の家にゴミ箱が無いから他人の家にゴミを捨てるようなものだ。
ゴミ箱を買え=スレを立てろ
わかるな?
いんでない?
ここ総合SSスレだし。俺は嬉しい。
今のままじゃ境界が曖昧すぎる。
このスレを総合スレにしたいなら、いっそバキスレヤムスレ全部潰して一からやり直したほうがいい。
無茶言うなw
曖昧でいいじゃん
>>203 じゃあ、ジョジョSSスレ立ててもいいんじゃん?
俺が立ててこようか?
っつーかふら〜りだっけ? JOJOスレ立てたの。
まぁ奴はパオの肉奴隷だからいいんだけど。
>>202 他スレつぶすのはどうかと思うな。
漏れ釣られた?
207 :
作者の都合により名無しです:04/02/11 18:45 ID:p8gxqnNZ
別にいい。SS読めれば。殺助がんがれ。
それに上のレス読むとID:196Pc3nnはしりとりバカじゃん。
しかも感想書かない方の、純粋な荒らしの奴。
大体、自分はしりとりはやるのに人にはSS書くなっていう方が狂ってる。
テンプレにも↓って書いてある。全然問題無し。
◇◇◇新しいネタ・SS職人も随時募集中。バキと関係ない話でもOK!◇◇◇
>>206 総合的にやりたいなら他スレはいらないだろ?
例えばヤムチャネタをここに投下したらスレ違いって言われるだろうな。
完全に総合にしたいなら、全て統合すべき。
曖昧なままでいいなら、ジョジョスレ立てる立てないでぐだぐだ言うなって事。
209 :
4r:04/02/11 18:57 ID:nDHSmAel
テスト
210 :
作者の都合により名無しです:04/02/11 19:02 ID:p8gxqnNZ
SSをどこで書くかは職人本人が決めれば良い。
殺助氏がここで書きたかったらここで書けば良い。
それだけの事。俺はここで読みたいけどね。
>>208 誰も君がスレを立てることに反対はしていない。
スレを立てたいなら立てればいい。
でも、どっちに書くかは書き手側の自由だろう。
殺助には頑張ってもらいたい。
コロスケに言ってるわけじゃねぇ
213 :
作者の都合により名無しです:04/02/11 19:31 ID:p8gxqnNZ
俺も別にID:1HA54593氏は別に悪く思ってない。
出て当然の意見だと思う。最後は殺助氏が決めれば良いし。
俺が嫌いなのは、普段しりとりで荒らしてるのに
こういう時だけ一見まともそうなレス上げる奴。
まとも、といっても完全なる反対意見というか言い掛かりだけど。
スレを荒らしたい、潰したいのが見え見えで本当に反吐が出る。
麻雀今日来るな。VS氏やパオ氏は麻雀強そうだから、
一度手合わせお願いしたいものだ。東風荘かなんかで。
=====================================================================
【何を切る?】
一8 白白白←ポン 345←チー (7)(7)(7)(7)←カン 北北北←ポン
=====================================================================
「待てコラ!別にどっち切ったっていーじゃねーかよこんなもん!」
まさかの二択!幕末に吹き荒れる戦いの嵐は、愛する二牌を容赦なく
引き裂くのであった!
追ってくるのはISAMI一人。ISAMIの後ろにへばりついているギャラリーが
乱入するとしても、どちらにしても第二ステージの卓は囲めそうもない。
ここで正解しなければ万事休すだ。しかし答えを導くには材料がなさすぎる!
「もう知らねー!あとは俺の両指に聞いてくれ!」
ここに至って、セワシは完全に開き直った。二つの牌を同時にタッチして
どちらが早かったか機械に判断させようという、責任逃れの卑怯な作戦に
打って出た。
「ああ、一度でいいからのび太に役満をアガらせてやりたかったなぁ…。
ウソじゃボケ!」
魂のこもった大ウソをついて身も心もスッキリしたセワシの指が、画面の
二つの牌に触れようとしたその時、セワシの肩に後ろからポンと手が
おかれた。
「止めるなドラミ!ここで死んでも、俺たち二人の遺志はきっとのび太と
ドラえもんに受け継がれて、そんであいつら大したビジョンもなく人生を
怠惰に過ごしてジジイになって死んでいくだけに決まってんだから
安心して…」
「それ、あたしの手じゃないわよー」
肩の手とは逆方向の正面から、ドラミのノホホンとした声が返ってきた。
点検中のコールドスリープ装置は、復元不可能なんじゃねーの?という
ぐらいにバラバラに分解されている。大丈夫なのかよ、おい。
それはそれとして、ドラミはずっと自分の正面にいることに、セワシは
気づいた。だとすると、一体誰が…?手の正体を確かめるべく、おそる
おそる後ろを振り返った。
「ブヒヒン」
馬だ。馬車を引いていたロボット馬の一頭が、馬車に上がり込んでセワシの肩に
前脚を乗せ、悲しそうに首を横に振っていた。
「ブヒヒ、ヒヒン、ヒン、ブヒヒヒン。バーカ」
馬の言葉など分からないセワシだが、最後の「バーカ」で内容の大筋は掴めた。
要するに、
「こんな問題も分かんねーの?馬に蹴られてさっさと死ねよバーカ」
と、思いっきりコケにされているのだ。ドラえもんやドラミといい
この馬といい、格下の相手になめられっぱなしのセワシである。
「とう!」
馬車を射程圏にとらえたISAMIが大空高く飛び上がった。熱狂の度を増した
ギャラリーが拳を頭上のISAMIに向けて「殺せー!」だの「ISAMIサイコー!」だの
「ああん濡れちゃうー!」だの、口々に喝采を送っている。勝手に濡れてろバカ。
「あーもう、バカでも何でもいいから答えちまうぞ!クソ馬風情とブレストしてる
場合じゃねーんだよ!」
焦りと恐怖で平常心を失ったセワシが、馬の制止を振り切って再び画面に手を
伸ばした。馬の二度目の待ったは、少々手荒いものとなった。
「ブヒヒーン!」
人間語に訳すと「まぁ、このいけない子!」となる。馬の怒りの鉄拳、正確には
蹄鉄が、セワシの左頬に肘間接までめり込んだ。弾丸みたいに吹っ飛んだセワシの
体が、大路の向こう沿いの質屋に飛び込むと、入れ替わりに質屋の玄関から馬車に
向かって小さな紙の包みが投げられた。玄関がピシャリと閉められ、それきり
セワシの気配も完全に消えた。
セワシ不在の雀卓に、もう一頭の馬も上がってきた。二頭で紙の包みを開くと
中身は汚い一文銭が一枚。これがセワシの価値ということなのだろう。
「ブヒン?」
片方の馬が、包み紙をきれいに伸ばしてもう一方の馬に見せた。紙の裏に
何やら文字が書いてあるようだ。
=====================================================================
【ヒント】
HAJIME = 一 = 一萬
=====================================================================
「ブヒン!」
謎は解けた!二頭の馬がいなないて、画面の八索に仲良く二つの蹄鉄を乗せた。
『ピンポーン』
=====================================================================
○
=====================================================================
ブオン!
卓上の空間が大きく歪み、一人の武士が現れた。浅葱色のだんだら袴に
身を包み、『HAJIME』の鉢巻をキリリと巻いたその武士が、卓の上で
居住まいを正して一枚の名刺を馬に差し出した。
「拙者、こういう者でござる」
名刺には、こうあった。
『ISAMI組副長助勤 斉藤【一】』
「ブヒヒヒン!」
一 白白白←ポン 345←チー (7)(7)(7)(7)←カン 北北北←ポン
ロン。白のみ。四十符一翻は1,300点。まさかの振込みを喫したHAJIMEの
ケツに火がついて、大空高く飛び上がり、上空のISAMIと激しくぶつかり合った。
「おー、HAJIMEくん!」
「やあ、ISAMIちゃん!」
再会を果たした二人の武士がひしと抱き合い、真っ白なお天道様に向かって
どこまでもどこまでも昇っていった。空はいつの間にか晴れ渡っていた。
「セワシさーん、不具合の原因がわかったわよー」
目の前の騒ぎなど完全シカトで点検に没入していたドラミが、セワシを
呼んだ。質屋の玄関がガラリと開いて、セワシが駆け出してきた。全裸である。
「そうかー。ドラミのスプーンもあったぞー」
「うっそ、マジで!?それよりセワシさん、何で全裸なのよ。のび太さんじゃ
あるまいし」
「俺さ、色々あって質草になっちゃったんだけどさ。衣服さえ置いてって
くれれば、お前自身の価値はゼロだから帰っていいって。いやぁラッキー!」
「ふーん。セワシさん、人間のクズで本当に良かったわね。で、あたしの
スプーンは?」
セワシは右手のスプーンを、ドラミの前で得意そうにクルクル回した。スプーンの
柄には『ドラミ』の名前が燦然と輝いている。
「このスプーンも質草だったんだけど、全裸では恥ずかしいから、これを股間に
あてがって帰りたいって頼んだら、タダでもらえちゃった。セワシ様の交渉能力に
感謝しろよ!」
「ホントにそのスプーンでチンコ隠したら、アンタ殺すわよ。で、不具合の
原因だけど、これを見て」
バラバラだったコールドスリープ装置は、外見上は一応復元できたように見える。
その装置を、ドラミは上下にひっくり返した。装置の底面のカバーを外すと
単三電池が四本はまっていた。
「この電池の向きが、プラスマイナス逆だったのよ!だから、未来の東京に
ひとっとびのはずが、逆に過去の京都に戻っちゃったのよ!」
「なぁんだそっか!それじゃあ、電池の向きを直して装置を使えば、俺たち
二十一世紀の東京に戻れるんだね!」
「その通りよセワシさん!さぁ、面倒くさいからさっさと帰るわよ!」
抜けるような青空の下、セワシとドラミは二頭の馬と固い握手を交わした。
馬はこの時代に残ることになった。生き残った人間と共に、京都の復興に
生涯を捧げるという。ISAMIのギャラリーが、ISAMIがいないというのに
超のつくハイテンションで肩を組んでオーオー唄っている。どうやら
こいつら、盛り上がれれば何だっていいらしい。
コールドスリープ装置を大路の中央に据えて、セワシとドラミが装置の
中に入った。装置の扉が閉ざされ、二人が永い眠りについてもなお
万雷のセワシ&ドラミコールが鳴りやむことはなかった。
上空を縦に走った二本の飛行機雲が、二人との別れを惜しむかのように
浅葱色に染まった。
真っ暗闇の公園にほのかな明かりが灯り、公衆便所の薄汚れた扉が
重々しく開いた。扉の中から出てきた二つの影が、辺りを見回して
ほんの少し驚いたような声を出した。
「へー。この装置、公衆便所として使われてたみたいだな」
「でも、大用の便所はあたし達がずっと占拠してたのよね。我慢できずに
失禁しちゃった人もいるわよね、絶対」
「いーんじゃねーの?キチンと掃除はしてくれてたみたいだし。
さ、外へ出ようぜ」
セワシとドラミが便所の外へ出ると、大きな銅像が目に入った。二人の
知っている公園には、なかったはずの代物だ。笑顔で麻雀に興じている
二人の武士と二頭の馬の像は、もちろん彼らであろう。二人の武士の
鉢巻きには、『ISAMI』と『HAJIME』の文字が見て取れる。
「結局、仲良くなっちゃったみたいだな。あいつら」
「いいことじゃない。どーせ京都の復興なんてそっちのけで麻雀ばっか
やってたんでしょうけど。さあ、あたし達も雀荘に乗り込むわよ」
公園から歩いて五分でノースウエストに到着した。深夜一時を回って
いるが、入り口のドアは鍵が開いている。風営法なんて知りませーん、と
言わんばかりの傲慢経営ぶりに小気味のよさを覚えつつ、セワシと
ドラミはドアのノブを回した。
「おらー!俺達に、みんなのカレーを全部分けてくれ!」
「いらっしゃいませー!」
江田島店長のウエルカムドロップキックが、カレーを夢見る二人の
空きっ腹に炸裂した!
「グビラー!」
乗ってきたエレベーターまで吹っ飛ばされて、一階へと逆戻りしていく
セワシとドラミに、江田島が容赦のない罵声を浴びせる。
「貴様ら、雀荘にきて初っ端の挨拶がカレーか!カレーが食いたければ
まず麻雀を打たんか!」
開け放したドアをそのままに雀卓に取って返し、手牌の一萬をマットに
叩きつけて横に曲げた。
「リーチじゃボケー!」
西八九四三一←リーチ
東二局、親は江田島。ノースウエストの頂上対決は、まだ始まったばかりだ。
あーもう。長い。ぜんぜん終わらない。
>殺助氏
拷問系か。今まで読んだ漫画系SSの中で最グロだ。
下手にきれいにならずにこのままがんがってくれ。
>VS氏
いえ、もうずーとがんがって下さい。バターになるまで。応援してます。
>>麻雀
ウエルカムドロップキックで吹き出しちまいました
おっ、盛り上がってきたな!
とりあえず、今回のシリーズは宇宙の帝王であるこの人!
>>192 フリーザ 「ざ」
俺の一番気に入ってる拷問を紹介しよう。
紀元前、ペルシャの王様が考案した拷問『飼い葉おけの刑』を、
俺なりに改良した自信作だ。
まず、拷問したい少年を仰向けに寝かせる。元気のままが理想なので、
俺の場合は睡眠薬で眠らせてやる。
眠る前には、最後の晩餐らしく、豪華な料理を喰わせてやる。
慈悲ではない。俺はそんなモノは持ち合わせちゃいない。
最初に天国を味わっておけば、後の地獄が色際立つからだ。
その仰向けの少年を、両手と両脚、そして首から上だけが出る鉄箱に固定する。
つまり、胴体は全て鉄箱に隠れる事になる。
そしてここからがこの拷問の良質なところだ。聞いてくれ。
その鉄箱の中には、少年の胴体以外に、びっしりと干し草を敷き詰めるんだ。
一切身動きが出来ないように、びっしりとな。
泣き叫ぶ少年に、新鮮なヤギの乳と栄養たっぷりの流動食を喰わしてやる。
勿論、腐ってなどいない。とびきり上等な奴だ。少しでも、長生きするように。
少年は首から上しか動かせないので、俺は親切にも自ら喰わせてやる。
喰うのを嫌がるようなわがままは許さない。
そういう時は、キリで目を突付いて無理矢理に喰わせる。
そして次。いよいよ拷問に入る。俺はこの時の高揚感が一番スキだ。
まず、たっぷりの蜜を少年の顔一杯に塗りたくり、一日中太陽に向かせてやる。
すると、ハチ、蝶やガなど、いろいろな虫達が顔一杯にたかり出す。
しばらく虫達が蜜を楽しむ。その少年の顔をちゅうちゅう、ちゅうちゅうと。
少年は叫ぶ。この世に生まれてきた事を呪う。しかし考えても見ろ。
虫達は、喜んでいるじゃないか。少年が生まれたおかげで、蜜にありつける。
その内、虫達は少年の鼻や目、耳などといった場所に卵を産んで去ってゆく。
俺は毎日、律儀に食料を与えてやる。出来るだけ長く生きろと願いながら。
少年は動けない。無論、クソションベンを鉄箱の中で垂れ流す事になる。
異臭が部屋一面に漂う。だが4日もすると、待ちわびた瞬間が訪れる。
そう、生命誕生の瞬間だ!! なんて素晴らしい!!
少年の鼻や耳の穴で、目の中で、ハチや蝶たちの子供が孵化する。
干し草の中のクソションベンにより、ウジや寄生虫が大量に沸いて出る。
まるでその誕生を祝うように、その輝かしい子供達はエサを喰らう。
ハチや蝶の子供たちは少年の瑞々しい脳みそをもりもりと。
ウジや寄生虫たちは少年の柔らかい内臓をバリバリと。
霊長であるはずの人間の肉体を棚床にして、虫達は肥え太っていく。
そして大抵10日以内・・・・・・、どんなに頑張っても2週間以内で、少年は死ぬ。
俺の事、外道と思うかい?
だが、俺から言わせればあんた達の方が認識を間違っている。
良心? 道徳? モラル? 情? 愛?
俺は知っている。そんなモノがどれ程か細く、頼りない幻想であるかを。
あんたらはきっと、チャチな体験や書物によって漠然とこう考えているんだ。
人間には、黒い部分があるが、更にもっと白い部分があると。
だがそれは間違いだ。俺はそれをリアルで知っている。
あんたらみたいな、生温い友情ごっこや愛情ゲームじゃなくてな。
人間は真っ黒だよ。社会のルールにより、辛うじて白くなってるに過ぎない。
それを証明するために、俺の実験結果を披露しようか。
一番強いといわれる母子の愛すら、幻想に過ぎないって教えてやるよ。
230 :
殺助:04/02/12 00:49 ID:qjIu7EFL
たとえジョジョスレが立っても、ここで続けます。
あとここに書いた拷問は全て実話です。比較的軽めのを書いてます。
226 :作者の都合により名無しです :04/02/12 00:30 ID:AgBI4h08
おっ、盛り上がってきたな!
とりあえず、今回のシリーズは宇宙の帝王であるこの人!
>>192 フリーザ 「ざ」
>>230 自分が受けた拷問でもあるまいし、何をエラそうに言ってるんだかw
ま、とにかく期待してる
がんがってくれ!
しりとりには飽きました。
スレ住民に深くお詫び致します。
これまで迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
こちらにはSSを投稿したことがありませんでしたね。
現在執筆中ですので楽しみにしていてください。
このスレが活気づくことを望んでおります。
236 :
作者の都合により名無しです:04/02/12 10:35 ID:WSwUenEg
盛り上がってきたな
>>226 ザーボンさんドドリアさんやっておしまいなさい
「い」
>ドラ麻雀
相変わらずデンパっぷりが光るな。ところでヤクバレ一周忌おめでとう。
>DIOの世界
以外に、、いや、かなり面白い。がんがってくれ。
しかし実話を基にしてるのか。人間は性悪説が正しいんだな、やっぱり。
>真・うんこ氏
がんがれ。真面目なやつを期待してます。
最終話 あばよウルトラマン!
それは突然、やってきた。真正面から堂々と、物凄く解り易い形で。
「な、なんなんだコイツは? どろしろって言うんだ、俺たちに!?」
「こんなヤツを、強ぇとは言いたくねえが……勝てねぇっ」
グラップラー・コレダーを装着した独歩と花山が、死ぬほど珍しく気弱なセリフを吐いている。
二人が見上げているのは、頭上に浮かぶとてつもなく巨大な、銀色の円盤。直径はおそらく、何百
メートル……いや、そんなものではない。確実に十キロ単位だろう。あまりにも非常識な巨大さである。
その巨大な円盤が、幾条もの稲妻を吐き出して、地上を抉り、壊している。いつもの平和な街が、今は
炎と煙に包まれ、人々は悲鳴を上げて逃げ惑っている。
自衛隊も善戦したが、もう殆ど壊滅している。駆けつけた刃牙たち格特隊が、コレダーで攻撃したのだが、
「喰らえっっ!」
刃牙が、コレダーを装着した右拳で、剛体術を撃ち放った。コレダーはその威力を電気に変換して増幅、
巨大な雷撃弾として射出した。ヘタな大砲やミサイルなどより遥かに破壊力のある一撃が、円盤に
向かっていき……突き抜けた。火花一つ散らずに、刃牙の放った雷撃弾は大空に吸い込まれていく。
まるでサラサラ流れる小川か、あるいは幽霊を殴りつけたような感じだ。だがこの相手はそんな静かな
ものではなく、即座に稲妻で反撃!
ちゅどおおおおぉぉん!
慌てて逃げた刃牙は、何とか直撃を免れた。その代わり地面に、いくつ目かのクレーターが穿たれている。
「くそっ! どうなってんだよ、これは!」
少し離れたところにいる渋川や烈も、攻撃してはすり抜けられて、そして反撃から逃げて、の繰り返し。
これではラチが明かない。刃牙は、奇跡的に破壊を免れていたタバコ屋を見つけると、赤電話の
受話器を取った。百円玉はおつりが出ません、と書いてあり、しかしサイフの中には十円玉がなく、
テレカはなく、無論携帯電話なんぞ持っておらず。迷いに迷った末、刃牙は百円玉を入れた。
「もしもし、もしもしジッちゃん! ダメだ、全然歯が立たない!」
「うむ。自衛隊の攻撃もそうであったらしい。お主らがコレダーを使えばあるいは、と思ったのじゃが」
徳川低。光成が、古風な黒電話の受話器を握っている。
「これでもう間違いないな。その円盤は立体映像じゃ。稲妻も映像と同じく、どこからか遠隔操作で
発生させ、そして放っておるのじゃろう」
「そ、そんなことが可能なの?」
「信じ難い話じゃが、そうとしか考えられまい。宇宙には、我々の想像すら及ばぬ科学力を有する
異星人がおる、ということじゃ。じゃがな、攻略法がない訳ではないぞ」
「その、映像と稲妻を発生させている源を見つけ出して叩けばいい。だね?」
「その通り。今、我が徳川財団が総力を挙げて捜索しておるところじゃ。こうなった以上お主らは、
街の被害をできるだけ抑えるよう、円盤の攻撃を引き付けて欲しい」
刃牙たちでは掠り傷一つ負わせることができない、と保障した上で、その相手の攻撃を引きつけろ、
という。ムチャクチャな話だが、しかし今はそれしかないのも事実。
「解った、やってみるよ。今戦えるのは俺たちしかいないんだ、やるしかない」
「うむ、よくぞ言った。頼んだぞ!」
がちゃん、と光成が受話器を置いた。
「今戦えるのは俺たちしかいない、か。正にその通り。『俺たち』が戦えなければ、終わりだ」
ニヤリ、笑いながら光成は、腕時計……に良く似た機械に向かって話しかけた。
「格特隊の奴らは、死ぬまで幻影と鬼ごっこすることになったぞ。どうだ同志、そっちは?」
街から離れた、山間部。山と山とに挟まれた、少し広めの谷のようになっている場所。
そこに銀色の円盤が隠れていた。刃牙たちが戦っているのと同じデザイン、但し大きさは百分の一程度。
「ああ、こっちも異常ない。だが幻影を自動操縦にしたのは失敗だったな。ヒマでヒマでしょうがない」
円盤の中に、一人の異星人がいた。黒い、干からびたキュウリのような頭をして、左右の目は
上下にズレている。首から下はもうボロボロで、こちらは腐りきったキュウリのよう。
「はっきり言って、アイツを持ってきたのは慎重過ぎたな。……ああ、その通り。じゃあな」
腕時計型の通信機から顔を上げ、異星人が振り向いた。そこには、檻に捕らわれた光成がいる。
「ふっ。徳川財団と、格特隊。この二つを封じてしまえば、もはや地球など我らの手に落ちたも同然だ」
「ま、まだじゃっ! まだわしらは、負けた訳ではないっ!」
「範馬勇次郎、か? あいつがお前を助けに来るとでも思うのか。実の息子ですら、平気で
ボコボコにするあの男が。セー○ー○ーン以外、この世に大切なものなどないあのアホが」
「……っ!」
「大人しく絶望して、見ているがいい。お前たちの築き上げたこの世界が……」
「この世界は、間もなく崩壊する。……これで満足か、セー○ー○ーン! 答えろおおぉぉっっ!」
一人の少女の命を助けようとしたが為に、今正に全世界が滅亡の危機に瀕している。
という映像が、勇次郎の見ているDVDの画面に映し出されている。いつも通り寝そべって、
かっぱえびせんを食べながら、DVD鑑賞。勇次郎、至福のひととき。
「う〜む、正義と人情の板挟み。何度見てもいいシーンだぜ。なぁお前はどう思う、隕石」
《……しくしく》
勇次郎の中で、M78星雲から来た宇宙警備隊員、光の巨人ウルトラマンが泣いている。
「そうかそうか。お前も泣けるか。確かにこの場では、ほ○るちぁんを殺すのが正義……」
《違ああああぁぁうっ!》
ウルトラマンが、泣き叫んだ。
《窓の外を見ろ、勇次郎! と言うかそれ以前に、さっきから地響き! 轟音!》
「おう、気付いている。近所迷惑なヤツがいるようだな」
《異星人がっ! 巨大な円盤でっ! 大規模な攻撃をっ! 仕掛けているっっ!》
「さぁキミならどうする?」
《自分で言うな自分でっっ! いい加減に、》
「まぁ待て。もうすぐ一段落つくから。そしたら考えてやらんでもない」
勇次郎は、えびせんを食べながら、のんびりと画面に見入っていた。
「……という具合に、のんびりと自分の楽しみに浸っていることだろう。違うか? 我らの情報
収集力を、甘く見ない方がいいぞ。範馬勇次郎及びセー○ー○ーンのことなら、何でも知っている」
円盤内。異星人の立てた予測が完璧すぎて、光成はへたり込んだまま、何も言い返せないでいた。
確かに、勇次郎が自分を助けに来ることなどあり得ない。その気になったとしても、この場所を
突き止めることなど不可能だ。以前、似たようなシチュエーションで、刃牙が捕らわれていた円盤に
勇次郎が救出しに(いや、ボコボコにする為に)飛び込んできたことはあった。が、あれは刃牙に
対する強い恨みがあったからできたこと。そうであれば、勇次郎は問答無用なデタラメパワーを
発揮して、何でもどうとでもしてしまうのだ。しかし今のこの状況では……
「……いや、待てよ……そ、そうじゃっ!」
光成が、すっくと立ち上がった。何をする気だ、何をしてもムダだぞ、という目で異星人が笑っている。
光成は、胸を張って背中を反らせて、大〜きく息を吸い込んで、叫んだ!
「いい歳こいてセー○ー○ーンなんか見てたら、そいつはキモオタじゃああああぁぁっ!」
どごおおおおおおおおぉぉぉん!
「今、何をぬかしくさりやがったてめええええぇぇっっ!」
円盤の外壁をブチ砕いて、勇次郎が飛び込んできた。異星人が驚く暇もあらばこそ、勇次郎は
あっけなく檻を壊して光成を引きずり出し、ボコボコにしてしまう。
「な、何だ? いい歳こいてセー○ー○ーンなんか見てたらそいつはキモオタ、という
地球の情報は確かに得ているが、一体……あ、もしかしてお前が範馬勇」
「お〜ま〜え〜も〜かああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
本格的に忙しくなってきたので、これが終わったらしばしSSは休みます。
つまらないと思っておられる方、どうかもう少しだけご辛抱を。決着はつけたいので。
面白いと思って下さる方、その内また書かせて頂きたいと思っておりますので。必ずや。
>>VSさん
さ、斉藤、せっかく出てきたと思ったら京都編終了ですか。でも銅像になっているということは、
きっと何か偉業を成し遂げたんでしょう。麻雀で。幕末の京都を舞台に。
それとセワシ。スプーンで隠れるほどの……いえ、何でも。確か小学生ですしね。うんうん。
>>殺助さん
うあ。痛みだけじゃなくって臭ってきますなこれは。箱に閉じ込めて蜜塗って、の拷問は
私も本で読んだことがありますけど、殺助さんの文章はまた、ナマナマしくて。凄惨です。
続いて母子ネタですか。今度は今まで以上に、精神的方面を攻め(責め)そうですね……
期待、というか覚悟して待ってます。
>>205 私ではござんせんよ〜。
>>ふら〜り
うんこ氏には一言もコメントないのか?
なぜそんな差別をするんだ?
小説家になりたいのなら、まずオリジナルキャラを作りなさい。
脚本家になりたいのなら、まず人が舞台で可能なシナリオを作りなさい。
文章を書くエネルギーを無駄にしてはいけません。
一つの方向へ集約しましょう。
なりたいものへ一直線に書く力を費やしましょう。
応援している人、お金を払っても読みたい文章ですか?
ならばそのまま応援してあげて下さい。
さもなくば安易な応援は筆者の為になりませんことを、
理解しましょう。
244 :作者の都合により名無しです :04/02/12 23:11 ID:bFqkXoDh
小説家になりたいのなら、まずオリジナルキャラを作りなさい。
脚本家になりたいのなら、まず人が舞台で可能なシナリオを作りなさい。
文章を書くエネルギーを無駄にしてはいけません。
一つの方向へ集約しましょう。
なりたいものへ一直線に書く力を費やしましょう。
応援している人、お金を払っても読みたい文章ですか?
ならばそのまま応援してあげて下さい。
さもなくば安易な応援は筆者の為になりませんことを、
理解しましょう。
246 :
作者の都合により名無しです:04/02/12 23:22 ID:ypCk+oQW
ふら〜りさん乙。最終話、がんがって下さい。
>>244 何いってるんだこのバカ。
誰がここで小説家や脚本家になりたいって書いてるんだ?
文芸板で書いて来いよそういうレスは。
うんこ氏期待してるからな
>246
そんな読解力じゃあ、おのれが夢中になって読んでるレスの内容も
よくわかっていないのだろう。
(例えば)小説家にないたいのなら、(例えば)脚本家にないたいのなら、
ってことなんだよ。
肝はここで「作品」を披露することはどれほど無駄か、
ということなんだよ。
書いてることではなく、伝えようとしていることが肝心なんだ。
わかったか?ボウズ。
一晩考えて煽り文句をつなげろよ。
そうすれば憧れの人やその他大勢の仲間が、
「スルーしようよ」とか「煽りは放置で」とか言ってくれるだろうさ。
長文すまなかったな。
でも読むくらいは出来ただろう。
理解はしていないだろうから、陳腐なレスを付けるんだろうな。
>>ディオ
拷問最高!
拷問ものなんて新鮮すぎる。
ポルナレフの妹きぼう。
>>麻雀
やっと麻雀始まったな。
っていうかドラミはいつ帰るんだ。
>>ウルトラマン
終わるのか。
まぁ自分のペースが一番だ。
勇次郎はキモオタ。
>>236 イカ
「か」か「が」
フッフフ、また香ばしくなってきたな。
勇次郎と○ー○ー○ーンのミスマッチがおもろい
253 :
229の続き:04/02/13 01:19 ID:TMW7pG77
どうやら母子の絆はこの世で最も固く、強いモノと錯覚されているらしい。
俺は常々それはウソと思っていた。そして、どうにか化けの皮を剥ぎたいと願っていた。
古い文献を読み漁った。そして、遂に発見したのだ。
この世に絆なんて無い、と証明できる素晴らしい拷問を。否、実験と言い換えようか。
まず、とびきり仲の良い母子を探す。出来れば2人、子供がいればなお良い。
そして母と子供2人をさらう。片方の子供は青年期前の男が望ましい。
もう一人の子供は別に男でも女でも構わない。なんせ、そいつは脅しの道具だからだ。
まず、3人を痛めつける。それは俺から言わせれば、拷問と言うレベルではない。
単なる下準備だ。恐怖を与え、精神的に屈服させる為だけのモノ。本番はここから。
足を縛りつけた母と少年の前で、一番下の子供を切り刻む。思い切り残虐にだ。
いつもの芸術性を発揮できないのは残念だが、ブツ切りに不細工に切り刻む。
ポイントは、一切表情を崩さない事。これが見ている2人の恐怖を更に増す。
勿論、母子は泣き叫ぶ。子供を放して、と母は特に無く。だが絶対に俺は赦さない。
無表情に、淡々と子供を切り刻み終えた後、2人に向けてこう言って微笑む。
「これから言う事を聞かないと、隣の大事な人がこの子供と同じ目に遭うぜ」
254 :
DIOの世界:04/02/13 01:20 ID:TMW7pG77
俺は2人にペンチを渡す。何事かと2人は震えるが、大抵、母親は健気にもこう言うんだ。
『私はどうなっても構いません。どうかもう一人の子供だけは、助けて下さい』とな。
俺は一瞬吐き気を覚えるが、次にはニタリと笑う。もうすぐだ。もうすぐ、その言葉が。
全部、何もかも。嘘っぱちと、分かるんだからな。
母子を向かい合わせに座らせる。ペンチを持たせたまま。そして俺は2人にこう告げる。
「そのペンチで、交代で目の前の奴の歯を抜いていくんだ。もし出来なければ、
目の前のお前の大切な人間は、さっきみたいに切り刻んで殺す」
最初は確かに、自分より大切な人間の為に激痛に耐える。歯の一つ目、二つ目位までは。
しかし、健康な歯をペンチで抜かれる、という痛みは格別だな。すぐ人間の本性が現れる。
先程まで『私は死んでも良いですから子供を助けてやって下さい』とか言ってた母親が。
ほんの5本、愛する人間に歯を抜かれただけで、豹変する。いや、偽善の仮面を外すのだ。
歯をギリギリと抜かれている時は、実の息子へ呪いの言葉を掛け、殺してやると叫びだす。
そして自分が抜く側になると、目が血走り口元には笑みが浮かべ、幸せそうだ。
母でこうなのだから、息子など100年の恨みを晴らすように、時間をかけて歯を抜きにかかる。
痛みが愛を、恐怖が情を駆逐した瞬間だ。人間の情愛なんてこんなもんだよ。
ほんの数分の痛みで、それまでの十数年の愛情が憎しみに変わるんだからな。わかったかい?
だが、この世で最も恐ろしい拷問は痛みじゃない。
俺はそれをあの偉大なるお方に教わった。帝王として生まれたあのお方に。
そう、あれはすっかり俺が成人となったある日。その時から俺の本当の人生が始まった。
俺の母親『エンヤ』が、奇妙な矢を俺に弾いた、あの日から。
255 :
殺助:04/02/13 01:22 ID:TMW7pG77
あと、2回か3回で第一話は終わりです。
この母子の絆を壊す拷問も実際に存在しました。
あぼーん
あぼーん
>殺助
面白い。応援してるから、下らない連中に潰されるなよ。
ID見ればわかるが、君を潰したがってるクズは2人だけだ。
それよりずっと沢山の人間が楽しんでるのを忘れるな。
とにかく頑張って完走させてくれ。
パオじゃあるまいし、ここで書くということはどういうことなのか普通わかっているから大丈夫でしょう。
ふら〜りはやっぱだめだな。
SSはマニアックでつまらんし、うんこ氏はスルーするし。
どうしようもねえなwww
いや、俺は面白いけどな、ふら〜りさん。
もちろん殺助氏も、VS氏も。
人それぞれだから、面白さなんて物は。
>殺助
君のオリジナル拷問が読みたい、というのは贅沢だろうか?
殺助の悲惨なとこは、拷問の痛さやヤバさを表現できない文章力の欠如。
せめて、外伝氏クラスじゃないとねぇ・・・
>>257 超魔生物
「つ」
かといって書かなかったらいつまでたっても上達しない罠。
ツマンネ
ふら〜りさん、もう終わるのか。
出来れば続編も書いて欲しい限り
何が何でも新人潰したがるバカがいて本当にムカつくな。
自分はしりとりしか出来ない低脳のくせにさ。
ID:0lUOu+0Yみたいなチンカスは外伝氏がここにいたらいたでどうせ叩くくせに。
ていうか、肉スレ乱立させてる基地外も多分こいつだろうな。
たとえ違ってても、人間性はスレ乱立バカと同じレベルなのでどうでもいい。
殺助さん、ふら〜りさん、これからもがんがって下さい。
>>268 必死だなw
しかも散々騒いでおいて「どうでもいい」。
このスレの住人のレベルの低さを見せていただきました。
あぼーん
>>268 相手にするなって、もう。
相手にすればするほど荒らしは絡んでくるってまだわからんのか。
2、3人ほどの荒らしなんかいい加減スルーしろよ。
殺助氏、気にせずどんどん書いて下さい。応援してます。
気に食わない人間は全て荒らし。いい加減この悪癖を直さないとやってけないよ。肉スレと同レベルのスレだな。
スレッドの趣旨に反するしりとり遊びをする人間や
ただ悪態垂れるだけでスレの円滑な運営を妨げる人間は荒らしと認定、
このスレではそういう定義でいって下さい。
SSに関する批判も助言という形以外では出来るだけお控えください。
言葉は要りません。投稿した作品に対する無言をもって批判と替えてください。
どんなクオリティの作品にせよ、作品を投稿してスレッドを盛り上げてやろうという
投稿者の志こそが大切なのです。なによりもまず
作品を発表したというその意気込みを評価してやってください。
どうせ素人の遊びですよ。たとえつまらなかったとしても
目くじら立てて怒り出すというのもどうでしょうか。
せっかくの遊びなんですから、物騒な審査眼を光らせたりせずに
できるだけ仲良く楽しくやりましょうよ。
他のスレではこれ位の荒らしは普通、2chの基準ではこれ位は当たり前、
そういう事は全く関係ありません。それはよその基準です。
同じ2ch内といえども、日本列島と同じようにその風土習俗は場所によって様々。
このスレに参加するからにはこのスレの基準に従ってください。
郷に入っては郷に従え。そういう諺もありますし。
このスレはレベルが低いとおっしゃる方はよそのスレに行ってください。
あなたがどんな高尚な水準に達した人間であれ、
このスレは昔から見てのとおりのレベルなんです。
そんな素晴らしいあなた様という御方にはもっとふさわしい場所があるのでしょう。
なにもこのスレに執着する必然性はないとお見受けいたしますが。
以上の事を念頭において今後も楽しくやっていきましょうよ。
最前にも申し上げましたが、これは遊びなんです。
楽しんだものこそが勝者なんです。
遊びを楽しもうとしないものはその時点で負けています。
>>273 がんばって長文書いた割には的外れな内容だなw
そういやパオって潰れたんだな。しばらくスレ離れてたから知らなかった。
たかだかしりとり程度で潰れるくらいなら最初から臭いもん2ちゃんで晒したりすんなよな
このスレに参加するからにはこのスレの基準に従ってください。
郷に入っては郷に従え。そういう諺もありますし。
それは正論のように思えるけど、今まで1年間続いてきて
一度も、通らなかった理屈だよ。
>>273 と思ったけどやっぱり読んであげた。つまんない。
278 :
273:04/02/14 15:50 ID:v2vx9NI6
見事に釣れたw
釣った魚より餌のが大きいよ。
スレの在り方・荒らし議論はもう旬を過ぎてますよ。
そうすっと
>>273は荒らしか。つまり俺らと同類。
>>278は騙り、あるいは見苦しい言い訳に過ぎないんだろうけど、まあどっちでもいいや。
荒らしが増えるのは大歓迎
遺伝というのは、悪い部分だけは確実に伝わるらしい。
俺に母から遺伝されたのは、腐った脳味噌。歪んだ精神。狂った魂。
目の前の老醜は俺の鏡。呪われた魂をこの老婆から継承させられた。
実の息子の俺ですら震えが来るほどの、醜塊な佇まいと異常盲愛。
最悪な事に、その対象は俺自身だ。
この母を前にする度に自分の血を呪う。『エンヤ』と呼ばれる呪術を使う占い師。
その母が、俺に向けて弓と矢を見せて微笑んだ。反吐が出るのを必死で堪える。
おまえは超越者になるんだよ、と。そしてゆっくり俺に向けて弓を引く。狂ってる。
俺はこの女の俺に対する妄執を知っている。少しでも、俺を傷つけた者は殺す。
あれだけ殺人を繰り返し、なお闇社会に消されなかったのはこの母の庇護のお陰だ。
反吐が出るが。…だが今、何故か母は俺に向けて死を告げようとしている。
俺は訳が解らない。エンヤは俺に遂に矢を放った。こう言った直後に。
「誠実なおまえなら、きっとあのお方の一番の部下になれる、キ〜ッヒッヒッヒ」
矢は瞬く間に俺を貫いた。死んだ、と瞬間気を失った。
余談だが、戦場で銃弾を肉体に打ち込まれた時、一番多いのは『ショック死』だ。
脳が痛みと衝撃に自分は死んだと『勘違い』し、数秒心臓が止まってしまうのだ。
そして蘇生しない場合、そのままあの世行きとなる。ちょうどそんな感じだった。
だが、痛みと衝撃は最初の1秒だけだった。
むしろその後の俺は、淡く暖かい光に包まれてゆくような心地良さすら覚えていた。
選ばれた、と不意に心に思い浮かんだ。何の根拠も無く、俺は何者かに選ばれた、と。
母の喜びようは見た事が無い程だった。信じていた、流石わしの息子だと喚き散らした。
俺は訳が分からない。今の出来事も、母の狂喜も。
「もうすぐじゃ。もうすぐ生まれる。地上最強のおまえのスタンドが」
スタンド? 何の事だ? 嫌な予感もするが、それ以上に素晴らしい予兆を体に感じた。
ヘソの辺りが妙に熱く感じる。まるでタマゴでも生みそうな感じだ。だが、わかる。
何かが、ここにいる。そしてもうすぐ生まれる。とんでもなく、とてつもない代物が。
これが生まれたとき、俺はもう一度誕生日を迎えるのだろう。俺の本当の、誕生日を。
そんな俺に母が言った。知らないうちに、隣に気障なテンガロンハットの男がいる。
「しっしっし。息子よ。この男と闘ってみるが良い。偉大なものの誕生の為に」
訳の分らないままの俺に、目の前の訳の分らない男と闘えなどと言いやがった。
この、ホル・ホースとかいういけ好かない2枚目の男と。
283 :
殺助:04/02/14 20:29 ID:NmJzZrid
>>263 肉体的拷問は紀元前と中世ヨーロッパで、精神的拷問はスターリン時代のロシアで
完成しました。俺ごときではオリジナル拷問の開発なんて無理です。
>>259 >>268 仕事と勉強の気分転換で書いてるだけですからね。何言われても別に気にしません。
SSにプライドなんて無いし。嫌なレスは脳内あぼーんすればいいだけです。
それに2ちゃんのスレに荒らしなんてつきもの。気にする方がおかしいです。
>>283 気にしてないならレスするな。
パオと同じレベルだぞ。
285 :
作者の都合により名無しです:04/02/14 21:44 ID:X5soW+61
>殺助氏
Jガイルとホルホースの戦いか。面白そうだ。期待してるよ。
だけど、今回は内容よりも、(勿論内容も良かった。もう少し量が欲しいけど)
>嫌なレスは脳内あぼーんすればいいだけです。
それに2ちゃんのスレに荒らしなんてつきもの。気にする方がおかしいです。
最高だよ、あんた!!いっぺんにファンになったよ。
この荒らしの中に堂々作品投下してくれるし。潔いあとがきで感動した。
よく考えれば当たり前の事だけど、当たり前の事を出来ない奴が多過ぎる。
俺も荒らしは徹底的にもう無視する。何をやられても。あんたを見習って。
あの人に殺助氏の爪の垢(失礼)を呑ませてやりたいよ……
>SSにプライドなんて無いし。嫌なレスは脳内あぼーんすればいいだけです。
>それに2ちゃんのスレに荒らしなんてつきもの。気にする方がおかしいです。
そうそう。それが当たり前。
なんでパオにはそれができなかったんだ?
287 :
作者の都合により名無しです:04/02/14 21:59 ID:X5soW+61
>2ちゃんのスレに荒らしなんてつきもの。気にする方がおかしいです
何度読んでも素晴らしい。当たり前の言葉だが名言だ。今日は最後に良い気分になった。
この気分のまま風呂入って寝よう。ありがとう、殺助氏。
気にする方がおかしいです。
↓
気にするって事はおかしい人だってことです。
↓
このスレの住人はおかしいです。
↓
パオは特におかしいです。
↓
この拷問は実在しました。
289 :
作者の都合により名無しです:04/02/14 23:27 ID:HgtvziA9
俺も殺助氏の後書きには軽く感動した。
こんな荒れ状態の中でSS投入してくれる男気にも感謝してる。
Jガイルとホルホースの対決楽しみにしてる。
しりとり荒らしの標的にされるかもしれないけど、気にせず頑張ってくれ!!
>>284 一応言っとくと、心配してくれてる人たちにレス返しただけだろ。
290 :
作者の都合により名無しです:04/02/15 00:05 ID:kF/Y+NO/
パオはテンサイだから、常識は通じません。
ちなみにテンサイの字をどう置き換えるかは個人の自由です。
転載
パクリか?
殺助、最高だ!
SSはクソで、コテハン名は馬鹿丸出しだが、それなりの脳味噌は持ってたんだな!
それに引き換えパオは…どうしようもねぇな。
まぁ、彼はSSに余りあるプライドを持っていたし、2ちゃんの荒らしを気にしまくる。
社会では誰にも相手にされず、そのはけ口をこのスレに求めていた男だからな…。
ある意味以前のこのスレがおかしかったのかもな。
現在の状況のほうが2ちゃんらしいといえばらしい。
過剰な自治でスレを私物化し、自分たちと違う意見が出ると
荒らし扱いして叩き出したりして、以前の住人たちは
スレを個人のサイトか何かと勘違いしてたのではあるまいか。
需要に対して供給が少なすぎる、しかも満足できるレベルの供給となるとさらに少ない。
こんな状況なら、供給者のご機嫌を過剰に取るのもわからなくはない。
異常だが。
297 :
作者の都合により名無しです:04/02/15 13:49 ID:S8ubEHUa
殺助氏乙。
いろいろこの状況は大変だと思いますが、頑張って下さい。
>>296 いいじゃん別に。ご機嫌とって作品増えてスレが面白くなるんだったら。
むしろ何が何でも他人に頭を下げられないという
その融通の利かなさの方がよほど異常に思える。
所詮2chだから荒らしは当たり前という論法を持ち出すなら、
所詮便所の落書きで創作活動なんて無理っていう結論にしかならん。
たとえどんな至高の名作でも「つまらん」の一言で簡単にけなせるんだから。
>>298 >便所の落書きで創作活動なんて無理
ある意味その通りじゃん
300 :
作者の都合により名無しです:04/02/15 16:32 ID:RRRYwgQ+
はっきり言って、このスレ潰れればいいと思ってます。
301 :
作者の都合により名無しです:04/02/15 17:52 ID:bR7S5Wd1
まだやるかい?
ヤクバレさんはどうしたの?昨日来てないジャン
このまま潰れてしまうのかなあ。寂しい。
パオ氏の作品はサイトで読めば良いけど、
VS氏の作品もずっと楽しみにしてたんだよな。
麻雀好きだから。
>>303氏の言う通りだ。
鉄人VS氏も流石に辞めちゃったのかなあ。
荒らし諸君、パオ氏とかにはともかく
せめて新人には手加減してやってくれ。お願いだ。
闘牌シーンを考えるのが面倒くさいんであります。ゴメンチャイ。
水曜日までに書けたらよいなぁ。
>>305 そうですか、めんどくさかっただけですか良かった。
そりゃめんどくさかったらしょうがないもんな
>>305 よかった。期待してますが、無理はしないで下さい。
とりあえずVS氏の連載がある間は、俺はここを見限らないから。
殺助氏とかふらーりさんとかこの状況に負けず頑張って欲しい。
あと、○氏や大僧正氏や世界氏や猛氏が来てくれればまた盛るんだけどな。
もちろん、真・うんこ氏も期待してまっせ。
でもうんこ氏って本当は何人いるんだろう???
>>241 徳川邸。光成(に化けた異星人)は、いきなり腕時計型通信機から轟いた悲鳴に、驚いていた。
「お、おい、どうした? 何があった? ……キモオタ? 何だそれは、おいっ!」
悲鳴が二回、三回と聞こえて、その後は急に何も聞こえなくなった。どうやら、通信機を壊されたらしい。
「くそっ、あいつめ何をやってるんだ! 何なんだキモオタって?」
異星人は、徳川邸を飛び出して走り出した。遠い先祖・ケ○ール人の名残で、走るのは得意なのだ。
かくして異星人は、時速100キロで街を駆け抜け、一路円盤へと向かう。が、その駆け抜けた後に、
「お、おい刃牙! 今走っていったの、見たか?」
「ご老公……にそっくりだったけど、違う! あんな非常識な速さで走れる訳が無いっ!」
もしかしたら円盤に関係あるかもしれない。刃牙たちも、走って追いかけた。
光成と異星人を、ボコボコのズタボロにした勇次郎。けっ、気分悪ぃぜっ、と吐き捨てるように言って、
大股でずかずかと、円盤から出て行こう……として、ふと足を止めた。辺りをきょろきょろ見回す。
「そういえば、何なんだここは。もしかして謎の円盤か。異星人の襲来か。どうでもいいが」
《……もう、何も言わん。言わんから、速やかに徳川氏を担いで外に出てくれ。それから変身して、
この円盤を踏み潰してくれればいい。それだけでいい。頼む。お願いだ。それ以上は望まないから》
「ええい、解った解った。情けねぇ声だすな鬱陶しい」
勇次郎は、自分がボコボコにした光成を、よっこらしょと担ぎ上げた。
そして、円盤の外に出る、と、彼方から時速100キロで駆けて来た光成が、
「んっ? お前が謎のキモオタか……ってその顔は範馬勇」
「まだ言うかああぁぁっ!」
どごおおおおぉぉん! 一撃。光成は鼻血の虹を描いて吹っ飛んだ。いきなり喰らった大ダメージで
変身が解け、ひるるるるぅぅと落ちていく。そこにちょうど、光成を追っていた刃牙たちが来ていて、
「あっ! 異星人!」
「さてはあいつが、偽のご老公&巨大円盤の黒幕だな! いくぞみんな、せーのっっ!」
五人揃って、コレダーの一撃。全員合わせて五撃。哀れ、異星人は「グラップラー刃牙」トップクラスの
六人に続けざまにボコにされ、瀕死の重傷を負って再び吹っ飛ばされ、勇次郎の足下へ。
もはやムシの息となった彼は、最後の力を振り絞って、腕時計型通信機を操作した。勇次郎が見下ろして、
「何だ? まだ何かやる気か。いい根性だ、相手してやるぞ」
「……ふん。も、もう、俺自身は勝てん……が、お前たち地球人は……全員、道連れに……してやる」
「何だと? てことは今操作したのは、自爆装置かっ?」
「それに近いが……そんな甘っちょろいものでない。お前たちに、『絶対の恐怖』を、味わわせて……
やる……文字通りの、絶望の足音を……聞きながら……死……ぬがいい……」
ぱたん、と異星人は絶命した。刃牙たちが駆けて来る。
「親父! あ、ジッちゃんも。うわ、ヒドいボコられっぷり。異星人に捕まって、拷問されてたとか?」
「いや、ボコにしたのは俺なんだがな。今こいつが、ちと気になることを」
と、その時。ゴゴゴゴ……と地響きを立てて、円盤が揺れ出した。見ると、全体にヒビが入っている。
「や、やっぱり自爆装置なんじゃねえかっ、芸のない奴め!」
「え、自爆装置?」
勇次郎が、慌てて走る。独歩たちも走る。勇次郎が放り出した光成を抱えて、刃牙も走る。充分に
距離を取ったところで、予想通りの不安的中、円盤は大爆発した。
爆風に飛ばされそうになりながらも、刃牙たちは全員、無事だ。円盤のあった辺りは、
オレンジ色の奇妙な煙がもくもくと立ち込めている。
「ふう、危なかった」
光成をそっと降ろして、刃牙が額の汗を拭う。独歩が携帯電話を取り出して、神心会にかけた。
「……おお。そうか、解った。みんな、例の巨大円盤は消えたそうだ」
「じゃあやっぱり、あの円盤が源だったんだ。良かった、これで解決ってことですね」
一同が、ほっとしたのも束の間。最初に気付いたのは、渋川だった。
「ん? お、おい、皆見てみい! 何かおるぞ!」
渋川が指差したその先。円盤が爆発した後の、立ち込める煙の中に、何かが……怪獣が、立っている。
オレンジ色の煙の中、一際映える真っ黒な体。悪魔の触覚を思わせる二本の角。全身の基本フォルムは
人型だが、まるで機械のように無機質な体型。表情というものが全く存在しない顔。
《っっっっ! バ、バカな……あれは……そ、そんな、そんな……》
「? 何だ。どうした隕石」
《奴らめ、とうとう捕獲に成功したということか……殺せないまでも、連れてくることはできると……
そうか、それで解き放てば確かに……なるほど、全てを道連れにしての自爆装置になる……》
「おいこら、何一人でブツブツ言ってやがる。説明しろ」
《勇次郎、少し体を借りるぞっ!》
勇次郎の体が、勇次郎自身の意思とは無関係に動いた。右手を振り上げ、天に向かって光線を放つ。
《……よし。これで、M78星雲から助けが来てくれる》
「隕石っっ! 説明しろって言ってんだろうがっ!」
《解っている。今、説明しよう》
刃牙たち五人が、煙の中に直立している怪獣に向かっていった。コレダーで電撃を放ち、怪獣の体に
次々と命中させていく。だが、まるで熱く焼けた鉄板に水滴を垂らしたかのように、全ての攻撃が
あっけなく、怪獣の皮膚で消滅してしまう。
《本物を見るのは私も初めてだが……あいつは全宇宙最強の生命体、宇宙恐竜だ。その名は、》
怪獣が、ゆっくりと煙の中から歩き出した。刃牙たちは、攻撃を次々と繰り出しながらも、
じりじりと後退させられていく。
そんな刃牙たちを見下ろして、いや、どうやら見ていない、ヘタをしたら気付いてもいないような
様子で、怪獣はゆっくり、ゆっくり歩いていく。そして、地の底から響くような重い重い声で、
「ZET……ON」
たった一言、己の名を。『終末の始まり』を告げた。
地上に舞い降りた、漆黒の悪魔。全宇宙最強の生命体、宇宙恐竜ゼットンが、遂に地球に現れたのである。
「……で? どうすんだ宇宙警備隊員さんよ。助けが来るまで逃げ隠れしろってのか。刃牙たち見捨てて」
《そ、それは》
「ふん。全宇宙最強だか何だか知らねぇが、こっちは地上最強の生物・オーガ様だ。お前のビビリに
付き合う気はねぇんでな。悪いが、いや全然悪くねぇが、やらせて貰うぜ!」
ベーターカプセル、スイッチオン! 勇次郎が一瞬にして巨大化し、ゼットンの前に立った。
「ほう。こうして相対してみると、なかなか威圧感があるな。なぁおい宇宙給料、じゃねえ宇宙恐竜よ」
「ほほぉ、特撮オタだな。キサマの作戦目的とIDは!?」
「『この場所でSSを読みたい』……『ふら〜り』」
>>殺助さん
「歯医者に行った時のことを思い出してみるがいい」って独歩が言ってましたねぇ。想像を絶する痛み、
を説明するのに。そんなのより遥かにエグい、ペンチでのナマ引き抜き。口ん中真っ赤に染まって……
って考えただけで歯茎がじわじわ来る思いです。とか言いつつ、私自身は歯ぁ抜いたことないですけど。
そして出てきたホル・ホース。ズドンと一発の彼は、殺助さんとこのガイル(初代ストU世代としては、
この呼び名はナカナカ……)の美学に反する気もしますが。はてさて?
>>VSさん
パズル的というか、数学的というか、そういう思考が必要でしょうからね。名の通り「ふら〜っ」と
考えてる私のとは違って。お茶とか啜りつつ長考して、じっくり練られた作品を待っておりまする。
>>308 >あと、○氏や大僧正氏や世界氏や猛氏が来てくれればまた盛るんだけどな。
>もちろん、真・うんこ氏も期待してまっせ。
すぐまた盛りますよ。皆さん忙しいだけで。と言ってる私も忙しいですし。忙しくなくなれば、きっと。
>>ちなみに冒頭のは
まだ一巻しか読んでませんが、「仮面ライダーSPIRITS」です。これって平成ライダーズも
出るんでしょうかね? 五代君とたっくんの会話なんか、楽しみなんですけど。凄く。
ふらーりさん乙。もうすぐ終わりってのは寂しいな。
仕事の手がすいたら、またお願いします。
この状況でふらーりさんが来てくれるのは、本当にほっとする…
あぼーん
316 :
作者の都合により名無しです:04/02/16 01:32 ID:rXxrnC5I
なんか、いやなスレになったな。
まじめな話、このスレをよくしようと思っている人間は
>>315みたいなやつは相手にしないでくれ。
本当に頼む。それからふらーりじゃなくてふら〜りさんだ。
この人がトリップをつけなくてはいけなくなった理由をみんな考えてみろ。
お前ら、住人の対応が甘すぎるからこうなったんだろ。
ケツ鳥ごときにおどおどしやがって、餓鬼ドモが。
てめーらにこの高尚なバキSSスレは不釣合いなんだよ。
よく考えやがれボケドモ
ふら〜りさん、乙。
最後まで隕石扱いだったね、ウル○○マン…
しりとり職人として言わせてもらいますと…。
>>316さんのような、少し頭の足りない方が、バキスレを駄目にしたんだと思います。
パオさんも、社会人にもかかわらず脳が未発達だったようですし。
書き込む前に、病院へ行くことをお勧めします。
自分の欠点を見つめ直すことも、大事な人生勉強ですよ。
>>270 キン肉マン二世
「い」
しかしふらーりは遠回しにうんこ氏のことスルーしてるよな。
自分の言葉で言えよ
延々とスレ違いと煽りを繰り返すしか能のない
クズ野郎に頭足りないとか言われたくないね。
人の邪魔しか出来ない癖に。
早く死になよマジで。
まぁ、何にせよ頭の足りない方々がスレをダメにしてるってこった。
>>318 いっこく堂
「う」
>>実在した拷問
凄惨だな…。
親子の絆も痛みの前じゃ脆いのか。
っていうかホルホースで相手になるのか?
>>背中
やばい、宇宙恐竜強そう。
コレダーのエネルギーを吸収して倒す、と予想。
>>320 俺もそう思う。
いい加減意味不明な議論はやめてほしい。
ここはしりとりのついでにSSを読むスレなのに。
>>321 海人
「ゆ」
せっかく主力のしりとり職人が頑張ってるのに・・・
SS職人ももっと頑張れよ、いつまでもしりとりに頼るのは良くないぞ?
出来の悪い後輩を持った先輩になった気分だよ。
>>322 優羅志亜大学 「く」
ふらーりさん乙。
ウルトラマンは正直あまり分からないけど、
ゼットンはそんな俺でも知ってます。
ゆっくりと無理の無いペースでがんがって下さい。
325 :
作者の都合により名無しです:04/02/16 14:36 ID:2/6a6SrZ
今度しりとり書いたらアク禁依頼しますんで。
そのすじにパイプがあるから速攻出来るよ。アク禁依頼なんて普通は出来ないけど。
もう限界なんでこっちも。
>>21を読んでいないんですか?
まぁ、目立たないところにあるから仕方ないけど。
しりとりに何か恨みでもあるのかな?
子供の頃、しりとりが原因でイジメられたとか?
そういうトラウマは放っておかない方がいいよ。
心の病気ってのはキチンと治るんだ。
そして治ったら、もう一度このスレへおいで。
しりとり職人も、SS職人も、ちゃんと待ってるからさ。
>>316 >>325 いい加減にもう相手にするのは止めといた方が良い。
本当にアク禁依頼が出来るなら、何もいわずすぐ依頼する。
ここで何を書いてもエサにされるだけ。(このレスもだろうが)
ID見れば分かるが性質悪いのは5HL+2hwJともう2、3人だけだ。
たった3、4人の暇な狂人にこれ以上振り回されるな。
殺助氏やふら〜りさんが脳内あぼーん出来てるのに、住人が出来なくてどうする。
俺たちは職人を待って、彼らに応援レス上げるだけで良い。
ここが荒れる原因は荒らしよりも「住人そのもの」だな。
いまだに荒らしをスルーできないばかりか
荒らしを煽らずにはいられない一言多い奴ばかりだし。
ヒステリックに反応しすぎ。
おまえらここが2ちゃんだってこと忘れてないか?
異分子のいないマンセーだけの楽園を作りたいなら
よそにサイトでも立ちあげてそこでやれ。
2ちゃんでそういうものを求めるのが間違いなんだよ。
糞スレ乙
>>328 >異分子のいないマンセーだけの楽園を作りたいなら
>よそにサイトでも立ちあげてそこでやれ。
随分前から言われてたが、何故か実行されないよな。
もうみんなまとめサイトで連載しとけよ
>>325 アク禁依頼なんざ出切るわきゃねぇだろ。
下手な事言って荒らしに付け入る隙与えるなカス。
>>323 クランプ
「プ」
331 :
作者の都合により名無しです:04/02/16 20:55 ID:7fwKvnGT
326 :作者の都合により名無しです :04/02/16 14:48 ID:5HL+2hwJ
>>21を読んでいないんですか?
まぁ、目立たないところにあるから仕方ないけど。
しりとりに何か恨みでもあるのかな?
子供の頃、しりとりが原因でイジメられたとか?
そういうトラウマは放っておかない方がいいよ。
心の病気ってのはキチンと治るんだ。
そして治ったら、もう一度このスレへおいで。
しりとり職人も、SS職人も、ちゃんと待ってるからさ。
332 :
作者の都合により名無しです:04/02/16 21:43 ID:XuXTTwfT
おら!パオ出て来いよ!びびってんのか?あっ?
ずっとROMってた者だけど、八割方住民が悪いね。
パオをはじめ、子供が多すぎ。
時代ってのは刻一刻変化していくものなんだ。
それについて行けないのなら、もう歩みを止めたほうが良いよ。
>>332 プーアル 「る」
でもしりとり職人って芸が無いっていうか・・・
だって職人じゃなくてもしりとりできるジャン!
職人ならでは!っていうのを見せてくれないかなぁ。
>>334 いちいち煽らんでええ
煽ったところでどうにもならないことぐらい
分からないのか
>>334 身につけた技術で生きていくのが職人。
芸を求める芸術家と職人は違う存在なんだよ?
そしてその論法でいくなら職人じゃなくてもSSは書けるよね?
ここまで理解できる?
スレ違いの話題で場を乱す前に、自分もこのスレの輪に加わりなよ。
今は原因不明の職人不足に陥ってるけど、キミがいれば百人力さ。
>>333 ルクレツィア
「あ」
ああ・・この俺の建設的な意見が煽りに見えるというのか・・・
すこし過敏すぎやしないだろうか。
たしかに、見る人によってはそうとられても仕方が無いのかもしれないが、
ロムしていて思ったのは、なんでもっと気楽に出来ないのだろうかってことさ。
と言っても、もう遅いんだろうけどな。
負け惜しみは結構
何かもう、ホント駄目だな。
SSも、住民の質も、スレ全体の雰囲気も・・・
早く終わって欲しいよ。
341 :
作者の都合により名無しです:04/02/17 02:09 ID:bNY6Oj5o
嵐にかまいすぎた住人がいけないんだよ。
無視すればいいのに、律儀にレスして、何考えてるんだか。
何も考えてないんだよ。厨房だから。
ここはひどいインターネットですね
>>337 まぁ、心配しなくてもパオは復活するけどな。
奴には他にすることがない。
>>337 アストラル
「る」
なあ、荒らしに過敏な反応をしてる奴が荒らしなんじゃないのか?
わざと反応してるように見せて削除人に削除させないようにしてるとか。
IDなんてすぐ変わるし、可能性大だと思う。
削除人はわかってんのかな
あぼーん
348 :
作者の都合により名無しです:04/02/17 15:23 ID:bNY6Oj5o
しりとりばっかやってんじゃねーよ
>>346 それは、あくまで推測でしょう。
100%じゃない話で、削除云々ってのはどうかと。
「バキスレ住民はみんないい人」みたいな考えは止めた方がいいと思う。
そういうムードがこのような嵐を引き起こしたんだと思うし。
あぼーん
あぼーん
しりとり職人に無視された!
せっかくしりとりに参加しようと思ったのに!
最低だお前たち!
あぼーん
スレタイでは「いらっしゃい」とか言いながら
来た奴に職人マンセーを強要し
一切の意見交換は許されず
迎合しないと叩かれる
ここはそんな素敵なスレです
無駄な議論は必要なし。
職人さんカモン。ちゃんと読んでますよ〜
都合の悪い意見は全部「無駄な議論」「荒らし」
そして感想を述べただけでそれが気に食わなければ「荒らし」「キチガイ」
マンセー以外は認めない
ここはそんな無敵なスレッドです
357 :
作者の都合により名無しです:04/02/17 21:57 ID:uHMYUz7R
このスレの荒れた原因の75%ぐらいは元からこのスレにいた住人にあるって気付いてないから恐ろしいよな。
>>355 それならSSだけ羅列するスレにしたらどうよ。
感想とかはどっかよそで書いてさ。
SS以外は無駄なんだろ?
359 :
作者の都合により名無しです:04/02/17 22:06 ID:bNY6Oj5o
>>357 そうやって、嵐が自演でレスを伸ばしているからだよ。
お前らがいなければ、このスレが荒れるわけない。
なんでそのことに気づかない。
360 :
作者の都合により名無しです:04/02/17 22:07 ID:uHMYUz7R
荒らしが嫌なら2ちゃんに来なければいいじゃないですか。
弾丸が舞う戦場に飛び込んで「戦争してるやつら出てけよ」ってどういうこと?
違う。
犯罪者が集まってるなら犯罪を犯してもいいのか?ってことだ。
363 :
作者の都合により名無しです:04/02/17 22:20 ID:uHMYUz7R
犯罪者が集まって犯罪をするのを前提とした場なんだから犯罪を犯されても文句は言えない。
成功してるマターリスレは住人がみんな大人だよな。
ここで大人なのは一部の職人とコテだけだ。
特に名無し連中は自分さえ面白ければいいSSクレクレ厨と
狂犬のようなマンセーばかり。
これでは荒れて当然。雰囲気も悪くなって当然。
それが我慢できないなら2ちゃん自体を変えればいいのに、
口を開けば「荒らしはクズ」「一日中パソコンに貼り付いて〜」「荒らしが憎い」「実際にあった拷問です」
全体の改善を図ろうともしないで自分たちだけ特別だと思い込んでるからお前らはここまで追い込まれたんだよ。
前提が間違ってるのを認めようともせずにセンズリばっかり。
366 :
作者の都合により名無しです:04/02/17 22:33 ID:bNY6Oj5o
だから、なんで、お前はここまで粘着する。
全員同じなんだろ、串使ったり、接続しなおしたり、漫画喫茶行ったり。
そんなことしないで、もっと日常生活を普通に送れよ、仕事ないのか?
随分荒んでしまってますねぇ
我々しりとり職人も、精一杯バックアップしてきたのに・・・
非常に悲しいですね
>>353 ウパ 「ぱ」
なんでマンガ喫茶行ってまでこんなクソスレ覗かなきゃいけないんだ。
パオじゃあるまいし。
「呼び出してすまなかったな。デューク・東郷。いや。・・・・・・。ゴルゴ13と呼ぼうか」
魔界・ジェノサイドシティ。歓楽街のネオンは人間界との交戦時においても絶える事は無い。
その歓楽街の中でも更に雅やかなとあるバーに、ある男の豪快な笑い声が響き渡る。
その男の名は海原 雄山。きままにシェイカーを振るバーテンに、さも機嫌良さそうに笑いかける。
「わぁっはっは。堪能したぞ田舎者。少しは呑める酒が出てきたわ、豚が、サルがッ」
上機嫌の雄山である。だがとある店員が近づき、かしずきながら請求書を出した途端、顔色が変わる。
「店主・・。これは何だ。私を誰だと思っている」
雄山は、自分の名が当然魔界まで鳴り響いてるものと信じて疑ってはいなかった。だが、店員無反応。
「たわけがッ!! ものを知らぬにも程があるわッ!! もういい、貴様らと席を同じくは出来ん」
静かに席を立とうとする雄山。追いすがる店員。雄山は遠慮なく、店員のドテッ腹に蹴りを叩き込む。
あまりの雄山の迫力に騒然とする店内。ここは魔界である。怪物タイプの客も多い。
だが誰一人、雄山の気迫に身動き出来る者はいない。血まみれになった店員に、雄山がとどめの一喝。
「覚えておけ。今度また私に無礼を働けば、変なシャツを来た黒スーツが大挙押し寄せるとな」
シンとした店内。雄山がまたどっかりと席に座る。彼は待っているのだ。ある男を。最強の狙撃手を。
いつの間にかドアが開く。一人の男が現れる。亜人・怪物の類の客の視線が、一斉に貼り付けになる。
男は静かに歩を進める。一点の隙も無い。鍛え抜かれた肉体がしなやかに、流れるように移動する。
身長はそれほどでも無い。180センチ強、といったところだろうか。魔界は怪物の巣窟である。
この程度の体格ならば、むしろ小さい部類である。実際、店内には3メートル近い亜人もいた。
だがその亜人たちも、本能的にこの男との接触を避けている。決して目を合わせようとしないのだ。
生き馬の目を抜く魔界の住人。意識化の恐怖が告げている。この男には、たとえ総掛かりでも、勝てない。
その男は静かに席に付いた。カウンターの一番奥の角。最も狙撃されにくく、出口を見通せる場所に。
その男に、雄山がゆっくりと近付く。先程までの狂乱とは違う、ある種の覚悟を顔に滲ませながら。
店内がザワめく。異界から侵入した怪物2匹。雄山と男の一挙手一投足に注目が集まる。沈黙の数秒が過ぎる。
たまらない静寂が辺りを包む。そして雄山が、低く、厳かに男に声を掛けた。
371 :
魔界編:04/02/17 22:57 ID:J7GucHdg
異世界からの怪物2人の対峙に、蒸し暑いはずの店内が一瞬にして氷点下まで温度が下がる。
無論、客たちの体感温度である。室内温度は変わらない。そう、寒気は外からの物ではない。
己自身。自分の内部からの寒さ。一番相応しい呼称は「恐怖」、であろうか。
亜人や怪物たちが我先にと出口へと急ぐ。十数秒後、バーの中は怪物2人とバーテンだけになる。
震えながらも店主としての責任からか、魔界の住人としての矜持からか。バーテンは逃げない。
何時の間にやらゴルゴは席を立っている。氷の眼差しは雄山に向けられたままだが。
雄山はその視線を、獅子の如き睨みで見据え返す。そして口を開いた。
「依頼からしばらく時間が立っているが、魔界には何の変化も無いようだな、ゴルゴよ」
海原 雄山からゴルゴ13への依頼。人間界3傑の一人から、地上最強のスナイパーへの依頼。
その依頼内容は勿論、大魔王バーンの狙撃である。この任務は、この男以外に不可能だろう。
ゴルゴは何時の間にかハマキを口にしている。沈黙を破り、ゴルゴが口を開く。
「依頼に期限は無かったはずだ。 ・・それに、俺は依頼人と2度逢うのは好まない」
静かな恐怖が増大する。バーテンはへたり込む寸前で何とか耐え忍んでいる。地上最強の殺気。
数百人もの人命を奪い続けてきた、世界最高のスーパーテロリストの原始の殺気。
おそらく雄山の返答次第で、胸ポケットのスミス&ウェッソンが 瞬く間に火を噴くだろう。
しかし雄山は怯まない。静かに、しかし前以上の迫力を言葉に込める。
「撃つが良い。私を撃って、貴様の任務が達成出来るなら、喜んで撃たれてやる。
元より、この魔界に足を踏み込んだ時から・・いや。2ヶ月前のあの時から。
若き命を人間界の盾にしようとする、許されざる計画を立てたあの時から。
命などとっくに捨てておるわ」
372 :
魔界編:04/02/17 22:58 ID:J7GucHdg
雄山の言葉に、また両者の間に沈黙が訪ずれる。
ゴルゴの鷹のように鋭い氷の殺気と、雄山の獅子のように重厚な怒気が絡み合い、
一秒が数分にも長く感じる重苦しい空間を形成している。しばらくしてゴルゴが口を開いた。
「あの要塞の周りには、特殊な防御壁に囲まれている。標的もそうだろう」
必要最低限の事しか発しない。だが、それで雄山には十分伝わっていた。 ・・やはりか。
バーンパレスの周りを囲む、来る者を拒む障壁。魔力によるバリヤーが張られている。
雄山が魔王軍にいた時から防御壁は存在したが、今はおそらくもっと強力なシールドだろう。
大魔王の超魔力で創造されたバリヤーである。当然、バーン自身をも守っているはず。
「世界一のスナイパーとも呼ばれる男が、おめおめと諦めたか。わっはっはっは。
無様な豚が、サルがッ!! って言うか払った5000万ドル、返せバカッ!!」
海原 雄山。稀代の芸術家にして天下一の食通。ただし自称。要は言ったもん勝ちである。
この雄山という怪しいヤマ師は、「美食倶楽部」という高級料亭を主宰している。
和食をベースにし、洋の東西を問わず美味い料理と酒を出すという、柔軟な発想の料亭。
それが日本一の名料亭「美食倶楽部」である。
・・ま、そう言うと聞こえは良いが。ぶっちゃけバカ高い、和風無国籍居酒屋である。
雄山の自慢とウンチクをありがたく聞きながら、雄山の機嫌を損ねないように気を使い、
お料理を食べさせて頂くという、日本でも珍しいマゾ専用料亭でもある。
雄山は長きに渡り、ボラレ好きなバカな金持ちを相手に暴利をむさぼってきた。
だが彼の集金は全てはこの為であった。人間界の有事の際、資金が必要になるのを見越しての。
だが当の雄山。その偉大さは何処へやら、ゴルゴの前で泣き喚いている。両手をぶんぶん振りながら。
「依頼が達成出来ないなら、私の全財産5000万ドル返せバカ野郎」と。
相手はあのゴルゴ13である。おそらく世界でただ一人だろう。ゴルゴの前で、わがままを言えるのは。
373 :
魔界編:04/02/17 22:59 ID:J7GucHdg
ゴルゴの胸に雄山パンチがポカポカと当たる。いつものゴルゴならば射殺しているかも知れない。
だが、そうならないのは雄山の器の大きさ故だろうか。それとも単にまともに相手にしてないだけか。
そしてゴルゴはゆっくりとハマキの煙を吐き出すと、先程の雄山の質問に簡略に応える。
「狙撃で重要な事は、待ち続ける事だ」
低く、だが不思議にも辺りに響き渡る魔性の声。その言葉に雄山は我に返り、この男の伝説を思い出す。
この男の伝説・神話の類はそれこそ星の数ほどあるが、その中で地味ながらも最も凄まじい逸話である。
【ゴルゴ13。この男は漆黒の闇の中、120時間以上もチャンスを待ち続け、狙撃に成功した】
通常の人間なら、外部と遮断される暗闇の中に放り出されれば、数時間で精神に変調を来たす。だがこの男。
自らの意思で完全なる闇に身を没し、5日間も身を潜め、不可能と思われた狙撃に成功した伝説がある。
この男に限り、受けた依頼を途中で投げ出すことはありえない。それが不可能に近いほど困難でも。
今は待っているのだ。闇ではなく、魔界の瘴気に身を潜めながら、チャンスを。狙撃の瞬間を、用心深く。
「すまなかったな。私は最初から貴様を信じて揺ぎ無かったがな、わっはっはっは」
雄山の哄笑が止まらない。都合が悪くなると怒鳴るか、大きく笑い出すかどちらかの偉大なる雄山である。
勿論、何一つ雄山は悪いとは思っていない。世界の中心は自分という、確固たる信念がある。
雄山が懐に手を入れ、小さな何物かを取り出す。そしてゴルゴに取り出したその・・、銃弾3発を手渡す。
「受け取るが良い、ゴルゴよ。我が美食倶楽部の殺戮兵器開発部が造り出した、特製の銃弾だ。
通常の火薬に和三盆ととろろ芋をブレンドし、寒天と銀でコーティングしてある。
貴様のM16用に造った、対大魔王専用の破魔の力を秘めた銃弾だ。感謝せい、わっはっは」
しばらく銃弾を凝視するゴルゴ。そしてそれを受け取り、隙の無い身のこなしでドアを潜り店を後にする。
救われたような顔のバーテン。雄山はゴルゴの消えたドアをしばらく見続ける。そして小さく独り言。
「これで全ては揃ったか。後は・・。種が実り、どんな花が咲くか」
374 :
魔界編:04/02/17 23:15 ID:J7GucHdg
雄山はふと思う。あくまで仮定の話であるが。
もし、この人魔大戦を人間が勝利したとして。そしてもし、未来の歴史家がこの戦争を検証するとしたら。
その歴史家は、自分や江田島 平八をなんと評するだろうか。世界を救った英雄と絶賛するのだろうか。
だが、そうではない。自分は英雄でも傑物でもない。出来れば罵って欲しいと願う。外道、と。悪鬼、と。
自分たちは人間界の平和という大義の為に、若き命を数多く散らせた男たちである。赦される訳は無い。
順番からいえば、自分や江田島の方が先に逝くべきところを、勝利を優先して若者を死地へ追いやった。
ふと雄山の脳裏に精鋭部隊の顔が浮かぶ。
陸奥 九十九。烈 海王。剣 桃太郎。ニコ・ロビン。素晴らしい可能性を秘めた、立派な若者たちである。
出来るならば全員帰ってきて欲しい。だが、相手は大魔王である。おそらく戦地より帰れる人間はいまい。
(だが、それでも願う。たとえ一人でも、多く)
弱き感情を振り払う雄山。まだ戦争の佳境はこれからである。雄山自身もまだ、光の3戦士≠ニしての
最後の大仕事が残っている。 ・・全ては、打倒・大魔王の為に。
目を閉じる雄山。江田島 平八が植え、海原 雄山が厳しく育てた奇跡の種≠ェ芽吹こうとしている。
どんな花を咲かせるのであろうか。大魔王打倒という、奇跡の白い花を咲かせるのだろうか。
血と絶望に塗れた、赤黒い花となってしまうのだろうか。
(私の命で引き換えられるのなら、願わくば精鋭部隊の全員帰還を)
雄山は心底そう願い、店を出た。 ・・そして。範馬 勇次郎 対 松尾 象山の怪物対決も佳境を迎える。
>>366 やれやれ。
被害妄想も大概にしろ。
「つける薬無し」とはこのことだな。
376 :
魔界編:04/02/17 23:17 ID:J7GucHdg
「しゃああああああッ!!!」
「雄オオオオオオオッ!!!」
鬼と武神の咆哮が闇夜を切り裂く。すでにその場に生き物の気配は無い。いるのは超オス2匹のみ。
余人が入ることの出来ぬ、究極の戦闘生物同士の血と汗と痛みの饗宴があるだけだ。
気合と同時、両者のコブシが動く。しかし、拳速とリーチでは僅かに勇次郎が勝っている。
象山の肉体に勇次郎の鉄拳がめり込む。みしり、とした衝撃が勇次郎のコブシに伝わる。会心の拳。
鬼が笑う。だが同時に、武神も笑った。まるで合わせ鏡のように笑い合っている。
勇次郎が怪訝に思う。しっかりと浮かぶコブシの感触が、先程までの象山の肉体と変化しているのだ。
「気づいたかい、勇次郎・・。これが全盛期の松尾 象山の肉体だよ」
先程までの象山の肉体。喩えるならば、それはまるで巨大な岩石が幾星霜も風雪に晒され、
見事に磨かれ、無駄を排除し結晶した肉体であった。しかし今の象山のそれは、さらにその上に、
瑞々しい若き肉をまとった感触がある。いわば究極の二重防護の鎧である。
ほんの刹那の勇次郎の逡巡を突き、象山の拳がうなる。完璧に突き刺さる象山の拳。しかしそれも。
勇次郎の戦場で磨かれた肉体に、決定的なダメージを与える事が出来ない。いや、それだけではない。
(進化してやがる・・。この闘いの中で。ヤバイぜえ江田島の。だが、面白えなあッ!!)
象山の前蹴り。勇次郎の中段貫手。象山の右上段振り打ち。勇次郎の左裏拳。象山の・・勇次郎の・・。
まるでお互い示し合わせたように、一発ずつ必殺の打撃を打ち合う両雄。血だらけ、あざだらけである。
お互いに狂暴な笑みを浮かべている。己の全力を尽くして、目の前の強敵を殺す歓びに打ち震えている。
しかし両者ともまだ死なない、壊れない。まるで中国故事のようである。2人とも持ってしまったのだ。
どんな盾をも貫き通す矛。つまりは極限の威力を持つ拳と蹴りを。
どんな矛すら通さない盾。つまりは究極の耐久力を持つ肉体を。
極限の打撃を打ち合い、究極の肉体でそれを受け合う。正に矛盾極まりない闘い。
範馬 勇次郎と松尾 象山の闘いは、もうすぐ結末を迎える。意外な形により。
「ほっほっほ。やはりここにいらっしゃいましたか」
甲高い笑い声を上げながら、黒い男が威風辺りを払う老人に声を掛ける。老人はゆっくりと振り返る。
「余の許可無くここへ入る事は許さぬといったはずだぞ、喪黒よ」
その老人、大魔王バーンが黒い男、喪黒 福蔵へ鋭い視線を向ける。喪黒は素振りだけは恐縮するが、表情は変わらない。
「いえいえ、しかしもうすぐですなあ、この装置が完成するのも」
喪黒は目の前の巨大な装置を見て嘆息する。しかし相変わらず何を考えているのは分からない。喪黒は更に続けて言う。
「この次元転移装置も結構ですが・・。ほっほっほ、人間界侵攻部隊はほぼ壊滅ですな」
バーンと喪黒がいる部屋。魔王軍でも最高幹部クラスしか知らない、秘密の部屋である。正にバーンパレスの中心部。
中心の巨大な飛行石のエネルギーを、両脇の禍禍しい機械が吸い取っている。いまはまだ未完成ではあるが。
バーンはこの部屋で、静かにワインを楽しむのを喜びとしている。しかしそれを喪黒に邪魔され、忌々しげに言った。
「どのみち、人間如きが指揮する侵攻軍など最初から捨て駒に過ぎぬ。もうすぐだ。もうすぐ完成する。
この次元転移装置が完成すれば、人間軍など塵芥に過ぎん。天空から人界をこのバーンパレスが蹂躙する。
それで終わりよ、余にとっては遊びに過ぎぬこの戦争も」
流石のバーンにも少し高揚したのであろうか。不機嫌さが溶けている。喪黒は愉快そうに笑って問う。
「ほっほっほ。余り人間を侮ってはなりませぬな。 ・・あなたはかつてそれで一度、人間に敗れたはず」
その一言でバーンの気配が変わる。バーンの周りの暗黒闘気が増大する。しかし喪黒は急に笑い出し、気を外す。
「ほ〜っほっほっほ。これは失礼しました。要らぬご進言でございました。しかしながら、人間どもの
精鋭部隊ももうすぐここへやって参りますぞ、あなたの命を狙いに」
378 :
作者の都合により名無しです:04/02/17 23:20 ID:DoSbnj9u
長文ウザイ
379 :
魔界編:04/02/17 23:20 ID:J7GucHdg
知れたものよ、と一言で済ますバーン。大して相手にしていない。戦力的には、パレス内にいる幹部の方が
遥かに上だからだ。そして喪黒から次元転移装置へと視線を戻す。喪黒はそれを見て、静かに出口へと向かう。
だがほんの数歩で立ち止まると、再びバーンに声を掛けた。
「差し出がましいとは思いましたが、人間界へ最後の刺客を送りました。あの若き死神ならば、
江田島もビスケもきっと殺してくれるでしょう、ほっほっほ」
若き死神。その言葉に、バーンはある少年の姿を思い浮かべる。人でありながら魔族より、更に闇に近い少年。
あの男を送ったのか。バーンは満悦しながらも、喪黒の底知れなさを不信に思う。
「喪黒。お前は、人間どもの味方では無かったのか」
喪黒は不気味な表情で、いつもの哄笑と共に一言バーンに残し、その部屋を去った。
「ほ〜っほっほ。わたしは人間界の味方でも、魔王軍の味方でもありません。要は面白ければいいのです。
それが、世界の果ての意志≠フ御心ですから」
パオさんも大変ですよね
SSをうpするためだけに漫画喫茶行ったり、自分語りを捏造したり・・・
あまり見習いたくはないけど、すごい人だと思います
381 :
魔界編:04/02/17 23:21 ID:J7GucHdg
「楽しいねえ。私はこんないい年になって、子供のようにはしゃいでるよ」
「ケッ。もうすぐそんな寝言も言えなくなるぜ、象山ッ!!」
血がポトポト滴り落ちている。常人ならば即死の攻撃を何十発もお互い喰らっているのだ。
しかしこの2人の域、尋常ではない。獣を超え魔人の域である。
究極の矛と盾。矛盾極まるこの闘いも、終わりは近い。いかに鋼鉄の肉体の2匹とはいえ、
耐久力には限度がある。動けばスタミナも落ちる。外部から内部から、ダメージは貯まる。
お互いそれを熟知している。百戦錬磨どころか、万の戦場を駆け抜けた2人である。
最高≠フ状態はもう長く続かない。擦り切れた状態でドロ試合を好む2人では無い。
相手が最高・最大・最強の状態を、敢えて喰らう。
そうでは無いと勝利≠ナは無い、とすら思っている、我の強き怪物2匹。
先程までの潰し合い≠ニは状況が一変していた。お互い動けなくなっている。
十分な間合いが開いていた。お互い、ミリ単位でジリジリと歩み寄る。慎重に、細心に。
普段の2人はこんな闘いは決してしない。豪快に殴り、傲慢に叩き伏せる。
それが範馬 勇次郎。それこそが松尾 象山。
だが今回の闘いはそれが出来ない。目の前の相手のレベルが、それを赦さない。
究極のレベルが故に、少しのミスは赦されない。将棋の名人戦の終盤のようなものだ。
ミスは即ち敗北。そして死に繋がる。だからそう簡単に動けない・・・と思われた。
しかし、やはりその精妙な均衡を打ち破ろうとしたのはこの男。範馬 勇次郎である。
382 :
作者の都合により名無しです:04/02/17 23:22 ID:bNY6Oj5o
>>375 証拠はある。 つける薬がないのはお前のほうだ。
383 :
魔界編:04/02/17 23:23 ID:J7GucHdg
お互い鏡を見ているような形相。傲慢さと残酷さが滲み出ている。
間合いを詰めつつ、お互いの攻めを読み合う。肉体は触れていない。だが飛び交っている。
拳と蹴りが数百発もお互いの間を。一流の闘いはミリとコンマの奪い合いである。
そして2人は超一流の更に上。一瞬の間に全てを読みあっている。お互いの動きを。
「ケッ。ガキの情交じゃあるめえし、にらめっこなんぞつまんねえッ!!」
勇次郎が吐き捨てると大胆に地を蹴る。まるで稲妻の様な速さ。一瞬で間合いが詰まる。
しかし相手は象山である。あまりにも無策な特攻。絶対の勝算を以って迎撃の突きが飛ぶ。
勇次郎の眼前に鈍器のような右拳が迫る。しかし勇次郎、その拳を前に更に踏み込む。
額で拳を受ける格好。ピシリ、と妙な音が響く。一歩間違えれば頭蓋が砕ける間合い。
だが鬼の反射神経はそれすら見切る。響いたのは象山の拳の断裂する音である。
(やるねえ)
痛みより先に相手に感嘆する象山。この男は心底、強い男とケンカするのが好きらしい。
勇次郎は右拳を中に受け流し、更に踏み込む。同時右足で象山の右足の甲を蹴り砕く。
384 :
魔界編:04/02/17 23:24 ID:J7GucHdg
形としては勇次郎が象山の右拳を奪い、右足を封鎖した形だ。だが、象山は笑っている。
彼のヒザが勇次郎の金的にめり込んでいるからだ。勇次郎は笑っている。勿論、象山も。
闘争本能が痛みを凌駕しているのだ。
「大したもんだな、コツカケしてなお潰れちまったぜ」
絡み合ったままニヤリと笑う勇次郎。彼の股間の辺りが血で真っ赤に染まっている。
「いいのかい、色男。病院行かなくてよ。2度と女抱けないぜ、このままじゃ。
勝負はまあ、引き分けって事でいいんだぜ?」
「そんな気は微塵もねえくせに、タヌキが。女はもう何千人も抱き飽きてる。今はよ」
勇次郎が象山の右腕を引き込む。そのまま空で一回転する象山。合気である。
「どんなイイ女抱くより、てめえを殺してえッ!!」
象山の肉体が紙のように舞っている。どんな達人でも地球の引力には逆らえない。
回転した象山の、ちょうど延髄(首の裏)が地面スレスレの場所にある。勇次郎は笑う。
そしてそこへ目掛け、鬼の蹴りを叩き込む。だが象山。まるでネコのように体を旋回させ、
勇次郎の顔に右つまさき蹴りを決める。勇次郎の鼻が潰れ、象山の耳が千切れる。
相殺の形だが、体勢は象山が不利だ。
385 :
作者の都合により名無しです:04/02/17 23:25 ID:bNY6Oj5o
パオ連載乙。
まとめサイトからの移転だが
きちんと仕事をしてくれるあたりさすがだと思う。
今後もがんばってくれ。
386 :
魔界編:04/02/17 23:25 ID:J7GucHdg
勇次郎は咆哮すると、いまだ立ち上がれない象山に突進する。
技巧も何も無い。殺気があるだけだ。象山も寝技にて迎え撃とうとする。
が、象山の防御より一瞬早く、勇次郎のバイティング(噛み付き)が象山の首をエグる。
頚動脈からそれているが、出血は酷い。しかし象山は本当に楽しそうに、少年の顔で笑う。
首の血をものともせず、勇次郎の潰れた鼻へ何発も頭突きを叩き込む。血に染まる悪鬼。
まるで愛し合う男女が激しく絡み合う合うように、寝技のままゴロゴロと転がる2匹。
だが2人とも寝技の決着など望んではいない。暗黙の了解のように立ち上がる2人。
またしばらくの対峙の後、象山が勇次郎へ笑って告げる。
「そろそろ、あんたにプレゼントしたいな。この松尾 象山の全盛期の、最高の正拳をよ」
今週中にもう2回は書けると思います。
なんとか皆さんの納得のいく結末にしたいのですが、
力不足なら申し訳ありません。全力で頑張りますが。
本スレについては、まあしばらくは仕方ないでしょ、あの状態は。
今月はここで書いて、来月から本スレに戻ろうかなとは思ってますが、
厳しいかなあれじゃ。あの3人凄い粘着だな。ある意味感心する。
ま、本スレ復帰したら作品だけあげて、後書きとかは一切書かないようにします。
皆さんも本スレで荒らしにもう反応しないようにして下さい。一切スルーで。
どんなレスでもエサになるみたいですから。
まあ、多分完全無視で削除依頼しても、多分あの人は削除してくれないと思いますがw
今週バキが勇次郎にケンかを売る。
禿の海王が勝つ。ヘッドハンティングもする。
>>382 落ち着け
ネタかマジかは分からないが、感情だけでレスするな
荒らしは無視すればいいのに、って
>>341でおまえ自身が
言ったばかりじゃないか
390 :
作者の都合により名無しです:04/02/17 23:34 ID:DoSbnj9u
証拠があるなら見たいなあ
あー疲れた。
でも、最高のSS作家であるパオ様の作品をみんなにも見せたくて、ここに貼ったよ。
満足してくれれば嬉しい。俺は読んでないけど。
392 :
作者の都合により名無しです:04/02/17 23:40 ID:bNY6Oj5o
>>389 そうか・・・いつの間にか俺自身が荒らしにレスしてたな。
気づかなかった。ありがとう。教えてくれて。
やっぱり、こういう人たちがいる限りバキスレは不滅だよ。
万せーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
パオさんはしりとりを異常に嫌ってなければねぇ・・・
余り頭は良さそうではないので、しりとりのルールが覚えられないのでしょうか?
なかなか共存は難しいですね
パオさんがしりとりすれば、私もSS読みますけど・・・
しない限りは、私もSSを読むつもりはないんで、よろしくお願いします。
「リーチじゃボケー!」
西八九四三一←リーチ
東二局、ドラはニ萬。みんな大好き江田島店長が先制のリーチをかけた。
萬子のズラリと並んだ捨て牌に、百戦錬磨のジャイアンはドラがらみの
二五萬スジの臭いを逆に嗅ぎ取った。ハゲで中年で客を迫害する雀荘の
店長は、迷彩好きに決まっている。ジャイアンノートにもそう書いてある。
ジャイアンが確信を持って切り飛ばした五索に、江田島は案の定ピクリとも
反応しない。続くアカギもノータイムで打四筒。本当に不要な牌なのか
単に江田島をからかっているだけなのか、六巡目にしてど真ん中の牌を
叩き切る二人の打ち筋に右へならえで、顔面ボコボコの烈も三索を切った。
鼻血、たんこぶ、前歯全損。三つ編みがなければ誰なのかも分からない程に
変形した烈の顔だが、別に整形に失敗したのでも性病をうつされたのでも
ない。これには深ーい訳がある。
東一局、打倒アカギに燃える起家の烈の前に、早くも大きな壁が立ちはだかった。
麻雀のルールがイマイチよく分からないのだ。ツモって捨ててを繰り返して
メンツが揃ったらアガリ、という大前提はかろうじて理解しているが、ツモと
リーチ以外に役を知らないしポンやチーは鳴いた後どうすればいいのか
分からないし、スジに至ってはハナから覚えようという気すら起こらない。
自慢の筋肉で肉弾戦に持ち込みたいところだが、アカギが麻雀にこだわる以上
それに付き合ってやるのが海王様のデカさというものである。渋々ながらも
牌をツモり、ロクに見もせずそのまま適当にツモ切る。烈の第一打、南。
「ポンじゃー!」
下家の江田島のゲンコツが南に落ちた!勢いあまって雀卓に深々と突き刺さった
腕をズボリと引っこ抜いて、何事もなかったかのように三枚の南を表にさらして
卓の右端に横付けした。
雀卓にあいた大穴を、烈はじっと見つめている。ド迫力のポンにビビったのでは
ない。勝利のパズルの最後の一片が、この時ついにピタリとはまったのだ。
そうだ!この馬鹿力のオッサンに、憎きアカギをぶっ殺してもらっちゃおー!
烈の行動は迅速だった。次巡、牌をツモると見せかけて伸ばした手の指を
油断する江田島のギョロ目に叩き込んだ。
「ぐお!?」
両手で顔を覆って悶絶する江田島の横から、江田島の手牌を盗み見る。
一五五(2)(2)(9)(9)(9)西北 南南南←ポン
ドラの九筒をアンコで揃えている辺りはさすがに江田島だが、烈にとっては
そんなの全然関係ない。五萬とニ筒が二枚ずつ。それだけ分かれば充分だ。
江田島の視力が回復すると同時に素早く目線をはずし、そ知らぬ顔をして
改めて牌をツモる。
五六(3)(4)(7)(8)112東北白発 四←ツモ
烈の手牌には五萬がある。四五六のメンツがバッチリ構成されているのだが
烈にとってはメンツなど何の意味もない。もっと言ってしまえば、麻雀なんて
かったるくて真面目に打つのも馬鹿らしい。五萬さえ切れば、江田島は必ず
ポンをする。そこが狙い目だ。躊躇なしに五萬を手に取り、江田島の目の前に
突き付けたあと、その五萬を卓上ではなくアカギの頭の上に乗せた。
江田島がポンをする。五萬を鉄拳でぶっ叩く。五萬の下のアカギが巻き添えを
喰らう。アカギ死す。悪魔のような烈の謀略である。
麻雀中の暴力は言語道断だが、江田島がアカギを殺す分には自分は何の関係も
ない。海王の名も汚れない。さあ江田島よ、遠慮なく鳴け!鳴いたついでに
アカギの頭蓋骨を砕いておしまい!
江田島、五萬をスルー。あっけにとられる烈を尻目に江田島、九索ツモ切り。
ジャイアン、打北。続くアカギが頭の上の五萬を烈の河に戻し、手の中から
一枚の牌を引き抜いて江田島に見えるように表に返した。これも五萬だ。
その五萬を、卓上ではなく烈の頭の上に乗せた。
「やっぱりポンじゃー!」
江田島、ゲンコで五萬をポン!骨のひしゃげる音がして、烈の首が肩まで
めり込んで空間から消失した。過度の食い荒らしは避けたかった江田島だが
二枚目の五萬ともなれば鳴くしかない。江田島の判断は完全に正しい。
「何?普通に河に切ったらイカンの?ほんじゃあ、これは?」
ジャイアンにそう問われ、アカギは黙って烈の胸元あたりを指さした。
仰せに従い、ジャイアンは捨て牌のニ索を指定の場所に貼り付けた。
397 :
作者の都合により名無しです:04/02/17 23:47 ID:DoSbnj9u
長文ウザイ
「そいつもポンじゃー!」
江田島のポンパンチがニ索を襲う!今度は一枚目の二索だが、鳴いて
テンパイなのだからニ鳴きもクソもない。誰だって鳴くに決まってる。
この時、パンチの圧力に押し出されるようにして、消えたはずの烈の首が
再びポコンと飛び出した。烈、奇跡の大復活!
こうなると、勝負は完全に烈の流れである。アカギが手の内から一萬を
つかみ取り、あらぬ方向に顔をねじ向けた烈の鼻っ柱にくっつけた!
「ロンであーる!」
一(9)(9)(9) 南南南←ポン 五五五←ポン (2)(2)(2)←ポン
江田島の豪腕が烈の顔面に炸裂した!トイトイ南ドラ三。屈辱のハネマン
放銃を喫したアカギだが、取り乱す様子もなく点棒を取り出し、アゴの
砕けた烈の口に放り込んだ。
「12,000点いただきまーす!」
江田島の右ストレートは初恋の味がした。点棒と一緒に前歯も根こそぎ
持っていかれた烈に、江田島が止めの一撃を食らわした。
「さっきの目潰しのお返しじゃー!」
真っ直ぐに伸ばした二本の指を、烈の鼻の穴に突っ込んだ!烈、大流血!
嵐の東一局はこうして終わった。配給原点の25,000点を堅持した烈に
対して、アカギの持ち点はわずかに13,000点となった。
烈海王vsアカギ第一ラウンド、烈の圧勝。おめでとう、烈くん!
闘牌シーン?わはははは。
塾長らしい豪快な上がりですね
麻雀が分からなくても面白い。
しかし、これでは麻雀は覚えられんな。
麻雀乙。
住人の皆様に相談があります。
一体どのようにして、この危機を乗り越えたらいいのでしょうか。
すでに何度か削除依頼を出しておりますが、通ったためしがなく、
また、スレの創立者が逃げ出してしまうという最大の危機を迎えて
おります。ここでこの危機を乗り越えなくては、バキスレ存続は
非常に危ういものとなるでしょう。
住人の皆様で知恵を集め、荒らしに打ち勝とうではありませんか。
作品→乙→作品→乙→意見→叩き→マンセー→マンセー→作品→荒らし→マンセー→
荒らし→叩き→荒らし→作品→マンセー→マンセー→意見→叩き→意見→叩き→
作品→マンセー→マンセー→荒らし→叩き→意見→叩き→荒らし→荒らし→叩き→・・・
ここはこんなスレだな。
ここが無くなっても、困るヤツっているのか?
2ちゃんで意地でも目立ちたい、精神的ヒッキーのパオくらいだろうよ。
信者はどこまでも付いて行くだろうし、荒らしは標的を失い解散するだろう。
SS読みたい人は、定期的にまとめサイトへ行けばキチンと更新されている。
新参が来る可能性なんて、もはや皆無。
完全に意味がないんだけど、ココ。
マンセーが言論統制しているこんな絶対王朝みたいなスレが
2ちゃんでバッシングされないわけがない。
荒らしを呼び寄せてる原因は住人自身だってことに
いいかげん気づけよ。
潰れるなよガンバレ!
そして戻って来い!
だって荒らしに反応しまくってモニターの前で歯軋りしてるかのようなパオのレスがまた見たいもんな。
怨念渦巻くパオのレスは書いてるSSよりも情念がこもっててこっちに伝わってくるもんがある。
必死さがな。
>>402 とりあえずここに巣食ってる
頭のおかしいマンセーどもを追放することだな。
奴らは荒らしを呼び込むわ、雰囲気悪くするわで
百害あって一利無し。
連中がいなくなれば荒らしも減るだろうさ。
そうした後で、前に誰かが言ってたけれども
「気楽に」やればいいと思う。
つうか、まとめサイトで連載するならそれでいいじゃん。
2ちゃんでやるなよ
409 :
作者の都合により名無しです:04/02/18 20:47 ID:QZJR8OtW
ID:J7GucHdgって何者?
バキスレ、終わったな。
かつては隆盛を極めた麻雀も、今や空しい。
さて、東二局の攻防である。江田島のリーチをニ五萬待ちと読んだアカギ、
ジャイアン、烈の必死の回し打ちも空しく、江田島が次巡のツモ牌を卓に
叩きつけた。
「うおりゃー!」
二五五(6)(6)3377北北中中 二←ツモ
「リーチ一発ツモチートイツドラドラ!親のハネ満は6,000オールじゃボケ!
貴様らの考えていることなど、ワシにはすべてお見通しなんであーる!」
お見通しだったのは江田島の二萬待ちの方だし、第一お見通しだったから
一発でツモった訳では全然ないのだが、実際アガってしまえばこんな放言も
不思議と説得力を帯びてくる。東二局にして55,000点。早くも独走態勢を
固めつつある江田島である。
「よっしゃ!ここは俺様に任せておけ!」
麻雀直前まで寝ていた割には元気なジャイアンの声が、室内に響き渡った。
アカギは調子が今ひとつだし、対面の烈はそもそも麻雀を打とうとして
いない。ここは俺様が頑張るしかない!パジャマを脱いで気合を入れ直し
着替えた上着の内ポケットから一冊のノートを取り出した。
ジャイアンノート。スネ夫としずかと共に連勝街道をバク進してきた無敵の
ジャイアンが、万一の事態に備えてまとめ上げた麻雀必勝マニュアルである。
フランス革命によって焼失したとも噂された幻のジャイアンノートが、遂に
そのベールを脱ぐ時がやって来た!
東二局二本場、ジャイアンの第一ツモ、三筒。
一六(4)(8)(9)223東南西北中 (3)←ツモ
初巡とはいえ、切り間違いは許されない。のっけからジャイアンノートに
目を通す。
『同色四枚あったら迷わず染めろ』
「やっぱそうだよな!ここはどう考えてもチンイツしかないよな!」
打六萬。ここからジャイアンの快進撃が始まった。ニ筒ツモ、七筒ツモ、
七筒ツモ、六筒ツモ、五筒ツモ、七筒ツモ、一筒ツモ。ピンズピンズ
ピンズピンズピンズピンズピンズ。ノイローゼ女の電波日記も顔負けの
リフレインである。
「リーチじゃクソが!」
江田島が七筒を切ってリーチをかけた。ここでジャイアンは考える。
(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(7)(7)(8)(9)東中
七筒をポンして字牌タンキ待ち、という選択肢もあるにはある。しかし
勢いのある親のリーチにタンキ待ちで対抗するのはいかがなものか。
ツモの流れも最高だし東も中もションパイだし。うーん、これは…。
困った時にはジャイアンノートだ。卓の上に出しっぱなしのノートの
ページをめくった。
『カンをしない奴は人間のクズ』
「そうか、カンか!」
ジャイアン、ためらいなく七筒をカン。リンシャン牌をツモって東を
捨てる。江田島からロンの声はあがらない。次巡、打中。これまたセーフ。
江田島の顔に、初めて狼狽の色が浮かんだ。連続でションパイを通された
屈辱とツモアガれない苛立ちで、江田島の膀胱は破裂寸前である。
「ガキがつけあがるのもいい加減にせんかー!」
ツモ番の江田島、またもアガれず!体中の血液が沸騰せんばかりの怒りの
形相で、ツモった八筒を乱暴に卓に叩きつけた。
「ロン!」
(1)(2)(3)(4)(5)(6)(8)(8)(9)(9) (7)(7)(7)(7)←カン
「チンイツのみだコンニャロ!8,000点の一本場は8,300点!」
「なんですとー!?」
驕れる江田島は久しからず。ハゲと腕力にものを言わせて客から小銭を
むしり取ってきた江田島の暴君麻雀を、ジャイアンの会心のチンイツが
打ち砕いた!
「がはははは!見たかお前ら、ジャイアンノートの破壊力!これ、俺様が
書いたの。知ってた?ねえ知ってた?読みたい奴は今すぐ本屋へGOだ!
売ってないんだけどな!がはははは!」
はっきり言って、ジャイアンノートの通りに麻雀を打ったら確実に地獄を
見る。それでも、基本的にスネ夫としずかがいなければ何にもできない
依存体質のジャイアンにとっては、ノートの存在そのものがこの上ない
精神的支柱となっているのである。要は、気持ちの問題なんである。
江田島の親は流れた。東三局、親はジャイアン。前局のアガリですっかり
気分を良くしたジャイアンの手元のノートを、烈がじっと見据えている。
欲しい!あのジャイアンノートが、どうしても欲しい!
416 :
作者の都合により名無しです:04/02/19 05:26 ID:LF/8s9gA
http://www.daikyoukakutougi.com この試合の見どころ
「漫画界 × ゲーム界」頂上決戦が実現!
メインイベントは“SVC無差別級王者”真・豪鬼と“無冠の地上最強の生物”こと範馬勇次郎が激突との運びとなった。
豪鬼(211p・155s)は、「血獄(ぢごく).13」、「血獄.17」でアメリカのエース、マイク・ハガーを連続激破し、「血獄.19」では
ハガーのヤングレスラー時代の1年後輩にあたるピッコロ(ナメック星統一王者)もKO。
「血獄」では10勝無敗(内9試合ルール無視による無効試合)と、真の無差別級戦線では敵なしの強さを誇る。
一方の範馬(208p・149s)は、プロレスラーの酒天童子、両津勘吉を病院送り、中国で行われた「大雷台祭」でも劉・海王を左ハイキック
一発でTKOしプロレスラー・マーダーの名をほしいままにしている。3月の「HELL‐1 SPACE GP」太陽系統一大会でも
昨年のグランプリ王者、大豪院 邪鬼を下し、現在太陽系“最大凶選手”と言っても過言ではない。
今回は瞬殺の打撃を持ち味にしている選手同士の戦いであり、壮絶な打ち合いが期待できる。
この試合のルールは120分15R(判定決着無し)、4点ポジションでの顔吹き飛ばし有り、その他はあの100年前の
伝説の大会「沖ノ鳥島海底特設闘技場トーナメント」ルールに準ずることとなっている。
しかしここまで粘着出来るものか。怖い。
>>416は新しいSSの序章なのか?
>>417 また荒らしに煽り入れてるし・・・
スルー出来ないならROMに徹してろ
このクサレマンセーが
420 :
作者の都合により名無しです:04/02/19 20:46 ID:y4VzHvzL
421 :
作者の都合により名無しです:04/02/19 20:51 ID:aMv6lT6N
>>419 もういっそのことそこでやったらどうか。
あんたたちは荒らし耐性が無さすぎる。
ここにいても同じ結果を繰り返すことになるだけだと思う。
その避難所で、身内だけでやるなら
そういうことを気にしなくて済むのではないか。
423 :
作者の都合により名無しです:04/02/19 22:23 ID:y4VzHvzL
>>422 知らなかったのか?
荒らしからは逃げられない・・・・。
>>312 ゼットンは、相変わらず無言で、歩いている。そのままいくと勇次郎にぶつかるのだが。
「何とかほざきやがれ、この真っ黒野郎がっっ!」
勇次郎の、先制のハイキックがゼットンの顔面を襲った。と、ゼットンの姿が音もなく掻き消える。
次の瞬間、勇次郎は後方に殺気を感じた!
「ちいっ! 小細工を!」
手足は届かない間合いだ、と見切った勇次郎は、振り向きざまに腕を交差させてユージロービィム
(スペシウム光線)を放つ。すると、
「……」
ゼットンは無言で、まるで倉庫の荷物を運ぶかのように、両手でぐいぐいと、スペシウム光線を
押していく。煙も火花も立たず、歩くスピードも姿勢も変わらず、ゆっくりと平然と。
《やはり……宇宙の歴史上、ゼットンを倒したものはおろか、有効な攻撃を加えられたという記録さえ
ないんだ。エサか何かで釣ったのだろうが、円盤に乗せて運べたということすら奇跡的な、》
「やかましいっ! 隕石は黙ってろ!」
光線は効かない、とみた勇次郎は正面から殴りかかった。相変わらず無表情なその顔面に、
拳を叩き込……もうとしたが、ゼットンの左手がそれを打ち払った。手首の内側に強烈な衝撃を
加えられ、勇次郎の右腕全体に痺れが走る。と同時にゼットンの右拳が、勇次郎の胸に!
ドォォン!
その衝撃は、勇次郎の鍛えに鍛えぬいた鉄板のような、いや鉄塊のような筋肉を易々と貫いた。
猛烈な圧力が肺を押し潰して呼吸を詰まらせ、その余波が内臓を捻って各所の血管を引きちぎる。
「がはっ……!?」
信じられない、という顔で勇次郎が吹き飛んだ。口から、唾液と血の泡を吐き散らして。
窒息しながら倒れた勇次郎の上に、ゼットンが馬乗りになる。そして首を絞めにかかった。咄嗟に
勇次郎はゼットンの手首を掴んで、押し戻そうとするが、そんなのは一瞬ももたなかった。簡単に
押し潰され、ゼットンの手が勇次郎の首に食い込む。万力のようにギリギリと、喉を締め付けてくる。
『ば、馬鹿な……こ、こ、この俺が、こんなに地味に、こんなに一方的に……っっ!』
悪鬼の形相となった勇次郎が、腹筋と背筋でゼットンを持ち上げ、強引に巴投げもどきで投げ
飛ばした。ゼットンはそのままクルリと着地、勇次郎も咳き込みながら立ち上がる。
「野郎……もう容赦しねぇっ!」
最初から容赦なんかしていなかったが、遂に勇次郎も死力を尽くす気になったらしい。背中に
鬼の貌を出して、猛獣の咆哮を上げてゼットンに向かっていく。
「邪アアアアアアアアァァァァァァァァッッ!」
勇次郎の最大奥義ブン殴り、鬼哭拳が出た。瞬間移動したって間に合わない、ガードを上げても
もう遅い、と勇次郎は確信して、最強最速絶対無敵の拳を放った。その渾身の一撃は、空間を歪めて
大気を切り裂き、疾風の速さと巨岩の重さをもって、ゼットンの胸板に命中! ……したのだが。
それでもゼットンは、相変わらず歩いている。勇次郎の拳を胸板でぐいぐいと押しながら、
無表情で歩いて来る。
「…………」
さすがに言葉を失って、勇次郎は動かなくなる。その代わりにゼットンが動いた。両手に光を灯して、
その両手をゆっくりと上に……
《まずい! 勇次郎、逃げろ! おい、勇次郎っっ!》
「……」
《勇次郎おおおおおおおおぉぉぉぉっ!》
ウルトラマンが叫び、ゼットンの両手が太陽のような閃光を放ち、そして勇次郎は尻餅をついた。
「いてっ?」
両手を後ろについた勇次郎が、前を見る。そして上を見る。
するとそこには、見たことのない銀色の巨人が背を向けて立っていた。大きな大きな巨人である。
その巨人を挟んで向こう側に、ゼットンが立っている。両手を巨人に向けたポーズで、立っている。
「え……何だ、何が起こった?」
状況が理解できない勇次郎の前で、巨人の体が、ゆっくりと崩れ落ちる。まるで糸の切れた
操り人形のように力なく、背中から地面に倒れた。その胸は無残に焼け焦げ、その中央にある
光る球は、弱々しく点滅してひび割れている。
勇次郎の目の前に、巨人の顔がある。見たことはない顔だが、しかし不思議と馴染みのある顔。
「も、もしかしてお前……隕石、なのか?」
隕石と呼ばれた巨人、ウルトラマンは、小さな声で答えた。
「……やはり君は……私と融合しなくても……生きられたのだな……さすがというか……」
「あ、当たり前だ。俺は何があっても死なねぇんだ。死ぬはずなんかねぇんだ」
「そうだな……だが、私はそうもいかないようだ……頼む、イヤだろうが今は……逃げてくれ」
「何ぃ?」
「すまない……君と、君の仲間たちと、君の星を……護りたかった、が……私はもう……」
「お、おい、隕石っ?」
「頼む、私の、本当に最後の頼みだ……逃げてくれ勇次郎……逃げて、生き延びて……」
「っ……フザケるなああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!」
勇次郎が、吼えた。
「誰が聞くか、お前の頼みなんか! 俺は地上最強の生物、オーガ様だと言っただろうが! この
地上で一番強く、そして一番ワガママな男、それが俺だっっ! いいか見てろよ、隕石っっ!」
既にゼットンはウルトラマンにも勇次郎にも興味をなくしたらしく、街の方へ向かってゆっくりと
歩いている。刃牙たちも攻撃しているが、そんなもの最初から、そよ風ほどにも感じていない。
その刃牙たちを追い越して、鬼の貌全開の勇次郎が走っていく。
「え、親父?」
「雄オオオオオオオオォォォォッッ!」
勇次郎が、走っていく。ゼットンに向かって。
「ま、まさか生身で戦う気か、あの怪獣と? 無茶だっ! 戻れ親父ぃぃっ!」
刃牙の隣で烈が、ゼットンと勇次郎を見比べ、目測して、戦慄して叫んだ。
「身長差、およそ60メートルッ! 体重差、およそ3万トンッ! 何をどうやっても、
どれほどの技量があろうとも、勝てる道理などないッッ!」
そんな声は、いや、今やどんな声も、勇次郎には届かない。
「見てろ隕石っ! 今この俺が、範馬勇次郎が、あの真っ黒野郎をブッ倒してくれるっっ!」
地上最強の生物・オーガが、全宇宙最強の生命体・宇宙恐竜ゼットンに、サシで戦いを挑んだ!
次回完結。前にも言いましたがゾフィーはこの時、まだ隊長ではなかったらしいのですが、
とりあえず隊長にしております。よろしくです。
>>VSさん
いやぁ、これはこれで立派な『闘う牌』ではないですか。あはははは……と言いたいとこですが、
闘うどころか烈、一方的にボコられてるだけですし。哀れ。
ところで。麻雀にも写真にも詳しくはないんですが、ジャイアンノートってもしかして、
「光画部の格言教育」みたいなものなんですかね? 双方に詳しい方、説明何卒。
>>416 特撮板でも見かけましたが……?
欲しい!あのジャイアンノートが、どうしても欲しい!チンイツという役が
どれだけ凄いのかは見当もつかないが、ジャイアンの増長ぶりからして
江田島がケンカに負けたのは間違いない。あのノートさえあれば、自分は
さらに強くなれる。もはやアカギなど敵ではない。それどころか、駅の
自動改札で出口を閉められることもなくなるだろうし、居酒屋の店員も
ちゃんと割り箸を持ってきてくれるだろうし、吉野家だってバイト代を
一円玉以外で払ってくれるだろうし…。ああん!烈、もうどうしていいか
分かんなーい!
などと妄想に歓喜する烈の手には、すでにジャイアンノートが握られていた。
ジャイアンの手元にも冊子はある。ただし、配牌を前にしてジャイアンが
食い入るように見つめているその冊子は、ただのチラシの束である。
「砂糖一袋九十八円、ただしお一人様二袋まで?そうか!二袋までか!
さすがジャイアンノートは奥ゆかしいなオイ!…で、何切ったらいいんだ?」
烈のすり替えに気づいた様子は微塵もない。気持ちの問題なのだから
内容などは何だって構わないのだろう。後生大事にチラシの束をかかえる
ジャイアンを鼻で笑って、烈は正真正銘ホンモノのジャイアンノートの
ページを繰った。顔のケガはおしぼりで拭いたら治った。
『昔々あるところに、おじいさんと赤鬼が暮らしておりました』
唐突に物語が始まった。意表をついた書き出しに、烈は一気に
話に引き込まれた。
『怖い赤鬼に脅されて、おじいさんは泣く泣く一筒を売りに町へ出かけました』
赤鬼ってのは悪い奴だ!この場にいたらぶっ殺してやりてえ!対局中で
あることも忘れて物語を読みふける烈であるが、烈の無意識は勝負から
逃げることを許さない。知らず知らずの内に、ツモ山に手が伸びている。
烈、一筒ツモ。やはり無意識に、左端の牌から捨てていく。
三43白南2(9)北中8一三(1) (1)←ツモ
『一筒はあっという間に売れました。売り上げの二万円を全てパチンコに
突っ込んで、おじいさんは無一文になりました』
運が悪い時ってのはそんなもんだ。あきらめろジジイ。烈、二萬ツモ。
43白南2(9)北中8一三(1)(1) 二←ツモ
『町のシンボル、七索のオブジェに腹立ち紛れのチョップをかますと
オブジェが割れて、中から玉のような男の子が出てきました』
そうか、このガキが物語の中心人物か!この先成長して、一体どんな
冒険を見せてくれるのか?拳法修行か、それとも宇宙海賊か!?
『ガキを養う余裕などおじいさんにはありません。七索のかけらだけ拾って
家に持って帰りました』
まあ、養育費だってバカにはならない。ジジイの気持ち、よーく分かる。
俺だって拾わねえよそんなガキ。烈、七索ツモ。
3白南2(9)北中8一三(1)(1)二 7←ツモ
『三年後。自分を拾ってくれなかったおじいさんへの復讐を誓って
男の子は北へと歩き出しました。待ってろよクソジジイ!』
三年後というと、ガキは三歳か。ジジイは何とかなるとして、赤鬼は
多分強いぞ。大丈夫か?もう少し体を鍛えた方がいいんじゃないのか?
烈、北ツモ。九索ツモ。
白南2(9)北中8一三(1)(1)二7 北←ツモ
南2(9)北中8一三(1)(1)二7北 9←ツモ
『ついに辿り着いたおじいさんの家。玄関に立ちはだかったおじいさんと
赤鬼から、男の子は衝撃の告白を受けました。貴様はワシ達の本当の
息子ではない!』
マジか!年端も行かぬ幼子に、赤鬼の何という非情な仕打ち!貴様
それでも親か!?あ、親じゃないのか。どっちにしても、赤鬼はやっぱり
許せねえ!
『ショックを受けてへたり込んだ男の子の胸元から、その時一羽のスズメが
飛び立ちました。チュンチュンと鳴いて、そのまま雲のかなたに消えて
しまいました』
親子の縁も切られた。スズメにも逃げられた。なんかもう、読んでるこっちが
つらくなってくる。烈の両目に、大粒の涙が盛り上がった。烈、中ツモ。
もう一丁中ツモ。
2(9)北中8一三(1)(1)二7北9 中←ツモ
(9)北中8一三(1)(1)二7北9中 中←ツモ
『雲の向こうには、巨大な要塞が浮かんでいました。あれはラピュタだ!
おじいさん、赤鬼、男の子のラピュタを目指す旅が、いま始まった!
おしまい』
烈、感動の嵐!みんな仲良くなって、本当によかった!頑張れ赤鬼!
老骨にムチ打てジジイ!早く名前をつけてもらえよガキ!
涙の奔流を頬にほとばしらせ、両手で卓をババンと叩いた。叩いたはずみで
烈の手牌が全て表向きに倒れた。
「ぐっ…!」
江田島の唸り声で、烈は我に返った。江田島の切った北と、前倒しになった
自分の手牌を交互に見較べる。何だかよく分からないが一応理牌しておく
ことにした。
一二三(1)(1)789北北中中中
江田島のぶん投げた点棒が、烈の顔面に貼りついた。全部で三本、12,000点。
中がドラだと言われても、読み物に夢中だった烈にはさっぱり事情が
飲み込めない。ただ、せっかく貰ったものを返す理由もないので、点棒は
有難く頂戴することにした。
それよりも、ジャイアンノートには心底がっかりした。一時の暇つぶしには
なったかもしれないが、これで自分が強くなれるとはどうしても思えない。
急速に興味を失って、烈はノートをビリビリに引き破いてゴミ箱に放り込んだ。
頼れるものは己の肉体のみ。文明の利器に魅入られて、惰弱な甘えに溺れかけた
烈の心に、戦士の誇りが蘇った!さあ来い、アカギ!
ここまでの点数状況は、以下の通りである。
江田島 34,700点
烈 31,000点
ジャイアン 27,300点
アカギ 7,000点
「ククク…」
東四局、親はアカギ。笑ってる場合じゃねーぞ。
>>ふら〜りさん
勇次郎、どう勝つんすかコレ。ゼットンにしこたま踏まれて
泣き叫ぶ勇次郎、という展開もあるかもしれませんな(ねーよ)。
ジャイアンノートは、こんなノートです。
434 :
作者の都合により名無しです:04/02/19 23:15 ID:FJ/zK+62
っていうか普通に難民板行きゃいいじゃん。
あそこでも荒らされるようなら2ちゃんで続けるのは無理、って割り切れるだろうし
崩壊しゆくパオ帝国。
はっきり言って、荒らしがいなくとも、内部崩壊してたと思うがね。
ハハハ
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ^∀^)< ここの住民アホか
( つ ⊂ ) \_________
.) ) )
(__)_) (^∀^)ゲラゲラ
VSさん乙。
最近うぷペースが速くて嬉しいです。
アカギがどう逆転してゆくか見物。
>>434 まとめサイトでやった方が成功するだろ。
こんな雰囲気じゃ、余程パオに心酔してる奴じゃなきゃ付いて行けない。
VSとふら〜りは良くやってるよ。読んでねーけどw
まとめサイトでやってりゃいいじゃん。
あそこなら煽りも簡単に削除出来る訳だしさ。
ここで続けるメリットって何?
>>438 SS職人の下らない意地ってヤツだろ?
それに2chなら、新たなファンを獲得できる可能性が高い。
VSは他の職人が消えた今のスレで、人目を独占しようとしてるフシもあるし。
はっきり言って、迷惑だけど。
少なくとも少年漫画板にはいらないよ、このスレ。
ふらーりさん、もうすぐ完結ですか。寂しいですが最後まで頑張って下さい。
VSさん、塾長らしい豪快なアガリと落ちっぷり素敵です。また楽しみにしてます。
なぁ、頭の中で話が浮かんだんだけどさ、ここで書いてやろうか?
どうする住民さん達。
>>441 迷惑。マジでやめて。
ここで書くよりもまとめサイトで書いてやれよ。
麻雀とふらーりはなぜか空気読まずにここで書いてるけど、
今の状態のスレを存続させるのはデメリットしか生まない。
だから新参のお前がまとめサイトで書いて、
頭の悪い職人どもにこのスレの一時的破棄の方針を訴えろ。
ここで下手に新参が出てくると、
ふら〜りあたりがまたスレの存続だのなんだのと喚きだす。
冷却期間ってやつを知らなすぎるんだよあの馬鹿ども。
>>442 釣られを承知で書くけど、何がどんな理由で君に迷惑かが分からん。
嫌ならスレに来なきゃ良いんだし。これはここだけでなく2ちゃん全てのスレがそう。
このスレがあろうがなかろうが、君の人生にも少年漫画板にも何の影響も無いと思うけど。
現に漫画板にこれだけクソスレが何千と立ってるし、今更スレ立てるなって理由が分からん。
と言うわけで俺は立てるよ、次スレ。誰も立てなければ。麻雀が続く限りはね。
スレなんて誰も来なくなれば自然と終わるし。作品無くりゃ勝手に消えるだろう。
強制終了させようって理由が分からん。冷却期間おいたってどうなるか分からんし。
どうしても終わらせたくば、スレ削除依頼したら?
たかだかスレの一つでそんなに気になるなら、2ちゃんは止めた方が良いと思う。
精神衛生上良くないよ。
第一、荒らしは勝手に荒らしてもOKなのにスレ立てNGってのも分からん。
>>443 見当違いのレス返さなくていいから。
どこに俺がこのスレを嫌がってるって書いてあるんだ?
感情的になる前にもう少し落ち着いて全体を把握する力をつけろよ。
お前みたいなのがしりとり荒らしに反応した挙句にこのスレを崩壊させたんだろうが。
>>444 いやいや申し訳ない。君を悪く言おうって書いた訳じゃないんだ。
文章ってあんまり書いた事無いんで、書き方が悪かったな。ごめん。
別に俺はしりとり荒らしに反応した事無いよ。荒らすのも2ちゃんだから自由と思ってるし。
ただね、別にスレなんてあっても無くても別にいいじゃんって事。
このスレがあって誰かに迷惑掛かるとは思えないし、ハッキリ言って99%の人はどうでもいいだろう。
だったら、少なくとも作品ある限りは存続させりゃいいじゃんって。俺は麻雀好きだからね。
終わる時は別に自然に終わるんだから、あえて強制終了させんでもいいじゃんって。それだけ。
ま、次スレで作品なくなりゃそこで終わり。新人が来て継続するならそれも良し。
読みたい人は読んで、荒らしたい人は荒らして、書きたい人は書けば良い。それが2ちゃんだろ?
そう狭く考えんでも自由にやればって事。俺は続き読みたいから次スレ立てる。それだけの事。
>>445 ガッカリしたよ…。
結局しりとり荒らしと言ってる事は変わってないんだね。
アンタみたいなのが住民の大部分を占めていたのなら、そりゃスレも荒むわw
どうせなら、次スレは十個くらい立てて思い切り暴れてみれば?
>>446 ガッカリさせたらごめんw
ま、誰かが立てなければ立てるってだけ。それで誰も来なければそれも良し。
また盛ればそれも良し。大体2ちゃんの、しかも厨房板で人間性を言われてもなw
俺は俺の楽しみを優先するYO このスレ好きだもん。もっと作品読みたいし。
という訳で消えるわ。スレ汚しスマン
448 :
結論:04/02/20 16:37 ID:HyD8zdQ5
バキスレ住民は、しりとり荒らしと五十歩百歩の連中だということが分かりました。
自覚がない分、むしろ悪性かもしれないが。
>現に漫画板にこれだけクソスレが何千と立ってるし、今更スレ立てるなって理由が分からん。
>読みたい人は読んで、荒らしたい人は荒らして、書きたい人は書けば良い。それが2ちゃんだろ?
>俺は俺の楽しみを優先するYO このスレ好きだもん。もっと作品読みたいし。
(;゚д゚)
他がやってることなら自分もやっていいとでも思ってるのか?それがどんなことであろうと。
おまえは2chを無法地帯と思ってるみたいだが、2chにもちゃんとルールはあるぞ。
それと、一つ教えておくが、2chで使われているサーバー容量は無限じゃない。
誰かがレスする度、スレを立てるたびに僅かだがどんどん容量が削られていくんだよ。
それなら2chを使わないのが一番いいんだけど、そこら辺は妥協したとしても、
極力有効に使うべき。やたらめったら無計画に使っていいってわけじゃないだろう。
たまには自分だけじゃなくて他の人のことも考えて行動した方がいいぞ。
あぼーん
>>449 ちょっとその理屈は・・・w
次スレはどうかな。立って欲しい気持ちと立って欲しくない気持ちがある。
パート6位までは名スレだっただけに、これ以上堕落して欲しくないって気持ちと、
職人さんがいる限りはずっと見届けたいって気持ちが、相反してる。
何とか持ち直してくれないかな。
存続か、別板に移転か、一時凍結か、廃止か。出来れば存続を願ってるけどね。
ま、どのみちこんな議論は800あたりからで良い。今は職人さんの作品を待つ。
パオ 投稿日: 2004/01/23(金) 00:39
>バレ様・住人の皆様方
うーん、作品書こうかと思ったら最悪の雰囲気だったので止めました。
とりあえず1レス、住人の方々にしりとりをスルーするようにお願いしたけど、
それすらしりとり荒らしのエサになるんだろうな。嫌になる。
削除依頼って難しいんですよね。しかもバレ様のレス見ると通らないみたいだし。
悔しいなあ。取りあえず次回は本スレで書きますが。その次はここで書くかも知れません。
多分、読んでくれる人は少なくなってしまうかも知れませんけど、荒らされたり
作品を途中で終えるよりマシ。見てくれる人はこっちまで来てくれるだろうし。
でもまさか
>>4で言った事が、こんなに早く現実味を帯びるとは。
愚痴になりますが、もう駄目かもバキスレ。こんな雰囲気ではVSさんとかも書き辛いだろうし。
新しい人なんて来る訳がない。本当に悔しいなあ。ID:IiewFLcEは本当に憎い。
最後に一言。削除人、ボランティアとはいえしっかりしろよ。
さすがにかわいそうに思えてきた
わざわざ一ヶ月前のサイトBBSのコピペなんてせんでもw
いや、初めて読んだもんで。(とりあえず俺はSSマンセー派じゃないよ)
>>455 いいエサありがとう。
これで荒らしも活性化するよ
「長い事生きてるとよ、どうも生き飽きちまってよ。そうワクワク出来る事は無かったんだ。
でも、良かったぜ。どうやらアンタとの闘いに間に合ったようだ。全盛期の松尾 象山がな」
左コブシをゆっくりと、愛おしむように握る象山。何十、何百万回と繰り返してきた動作である。
小指から力を込めて、薬指、中指、人差し指と内側に折ってゆく。そして最後に親指で包み込む。
息吹をひとつ。大地を揺るがし、それでも静かに拳を脇に引く。空手の基本中の基本である。
正拳中段突き。石像のように型を決めた後は、もうピクリとも動かない。砲台に弾は込めたのだ。
勇次郎。まるで獅子がアギトを開けるように、雄々しく両腕を広げる。勇次郎本気の構えである。
だが象山は見切る。その勇次郎の足の位置。重心の掛け方が物語る。この構え、攻撃の為で無い。
(受けきろうってのかい。この松尾 象山の本気の、しかも全盛期の正拳突きをよ)
多少の苛立ちを込めながら、しかし静かに象山は勇次郎に語り掛ける。
「死んじまうぜ。オイラの拳、まともに喰らっちゃよ」
「てめえの拳を受けきれねえようじゃ、奴の千歩氣功拳はとても受けきれねえ」
奴。千歩氣功拳。その言葉を聞き確信する。勇次郎は最初から自分を見ていない。見ているのは。
(舐められたもんだな、おい。オイラを踏み台にしてあいつの前に立つか)
風がひゅるひゅるとそよめく。自然は人間の愚かな闘いなど何処吹くもの、らしい。
「楽しかったぜ勇次郎。だが夜も遅え。そろそろ幕を引かせてもらう。オイラの勝ちでなあッ」
象山の腰の左のマグナムが火を吹く。螺旋状に空気の壁を突き破り、一直線に突き進む。
フルコンタクト系空手の頂点に立つ象山が、最後に選んだ技。それは正拳順突き。
クラシックな基本中の基本。空手の技の中で最初に覚え、そして最後に行き着くと言われる技。
その技が勇次郎を襲う。水月。何の防御もせず、仁王立ちで受ける勇次郎。肉がエグり取られる。
それだけで必殺、超一流の拳撃である。だがここからが松尾 象山の拳。宮沢 鬼龍を破った拳。
完璧なタイミングと威力で勇次郎を捕らえた拳は、そこから更に伸びる。コブシ一つ分の極意。
ミシミシとアバラを粉砕し、勇次郎の腹部の奥深くへと拳は侵入する。そして瞬間止まるコブシ。
更に全盛期の拳はこれでは終わらない。その止まった拳は、まるでドリルのように回転する。
コブシを内側に大きく捻ったのだ。コーク・スクリューのように。内臓を斬り砕く象山の拳。
ここまで0.1秒も掛かっていないだろう。象山の頭の上に、大量に降り注ぐ液体。勇次郎の血。
喀血である。象山より頭一つ高い勇次郎の口から、吐き出される血を浴びたのだ。象山は思う。
(成長したか、勇次郎。この闘いの僅かの間に。 ・・俺の全盛期の拳を、耐え凌ぐとはな)
パンッ。 ・・乾いた音が鳴り響く。それと同時、象山の両耳から鮮血が迸る。勇次郎の平手。
その鬼の平手が、鋭く象山の鼓膜を破壊したのだ。血塗れで笑うオーガ。涼やかに微笑む象山。
「楽しかったな・・。アンタと闘り合えて幸せだったぜ。人生最高のケンカが出来たんだ。
全盛期のままのオイラでよ。いいぜ、アンタの勝ちだ。持ってきな、松尾 象山のクビをよ」
ニイイ、と笑う勇次郎。全身を朱に染め、口から鼻からボタボタと血をこぼしている。
だが嬉しそうだ。幸せそうな顔をしている。おそらく人生最高の状態で、象山に語り掛ける。
「礼を言うぜ・・。てめえは特上のエサだった。これ以上無い程のな。美味かったぜ」
大きく翼を広げたような、勇次郎本気の構えをし、笑う。
先程までの仁王立ちでなく、重心も攻撃を狙っている。最高の獲物に最高のたむけを。
勇次郎全身全霊の一撃ブン殴り≠ナこの稀代の武道家・松尾 象山を送る。勇次郎流の礼。
悠然と笑う象山。その顔に次に来る事の怯えはない。本当に満足げに笑いながら、言った。
「闘るんだろアイツと。アイツは限り無く強えぜ。ま、頑張んな、地上最強の生物」
「忘れねえよ、松尾 象山。 ・・感謝ッ!!!」
勇次郎の背中の鬼が哭く。目を閉じる象山。そして残った友に心で告げる。そう、あの男に。
(気ィ付けな。こいつはもう、アンタより強くなっちまったみたいだぜ。 ・・江田島の)
勇次郎のブン殴りが発動する。だがそれよりほんのゼロコンマ一秒早く、乾いた音が鳴り響く。
ぱらららららららッ……
勇次郎の目の前の象山の肉体が、微細に削られてゆく。まるで躍るように崩れ落ちる象山。
止めを刺す寸前の獲物を横取りされた怒りで、勇次郎が発弾の方向を鬼の形相で睨む。
そこに、いた。死神が。魔王軍が地上を殲滅させる為に送った、最後の刺客が。若き悪魔が。
殺人マシーン・桐山 和雄、降臨。
そうっすね。私が本スレに行ってもまた荒れるだけですね。
こっちで完結に向けて頑張ります。あと3割ほどか。まだ先長いな。
バレさん・住人の方々、本当にご迷惑掛けますがもう暫くお付き合いの程を。
あと、なんかこっちで書いてもコピペされちゃってますね。
勇次郎について。確かにそう皆さんが仰る事は分かってました。
勇次郎は勇次郎だから最強なんだと。うーん難しいですな。
でも、このメンツではなー。バーンとかゴードンとかいるし。
勇次郎とか九十九とかは無敵キャラなんで扱いは難しいのですが、
頑張りますので長い目で見て下さい。バーン打倒後は結構面白いと思います。
ま、私が好きなキャラは扱いが良いのですが(ビスケ・塾長・雄山・烈など)
ぶっちゃけ勇次郎そんなに好きじゃない・・。でも、最後まで勇次郎絡みますんで。
>ID:H6yjqL8A
>>444でこのスレを嫌がってないとか書きながら、こんな事するんだなw
まあいいや、コピペ乙。まだこの回は読んでなかったのでありがたかったよ。
? 嫌がってないけど?
>>463 どっちにしろサイトへ読みにいくから貼っても貼らなくても良いけど、
とりあえずコピペ乙。でも、後書きのコピペは要らん。本文だけにしてくれ。
パオ氏全開だな。面白い。ラストへ向け一直線か。
俺の中で一番出てきて欲しかったキャラの桐山が出てきて嬉しい。
次は勇次郎対桐山か?楽しみだ。
桐山は映画と漫画でぜんぜん違うんだよな。どうやら漫画の方だな。
これからもがんがれ、職人の皆さん方。
>>448 だから言ってるじゃん。
ここの住民は荒らしよりタチの悪いマンセーと
SSクレクレ厨ばかりだって。
SSなんて大量のコピペ嵐の合間にそっと出すのが面白いのにな。
SSきぼン
ここで桐山、ねぇ・・・
パオって文句や愚痴、さらには反省とかは言うけど、結局何もやらないんだよな。
桐山とか、バカかと。まとめサイトでご臨終〜♪
470 :
作者の都合により名無しです:04/02/21 00:28 ID:WUUOK+7K
俺はこのスレ潰れて欲しくねえなあ
いつまでも笑えるオモチャでいて欲しいよ
厨房パオは戻ってこいよ、悔しいんだろ?
負けたままでいるのがメチャクチャ悔しいんだろ?
憎い憎いと書き込むくらいによ
またあの書き込みで笑わせてくれよ
SSは読まねえけどな
少年漫画板が下劣で厨房すぎるんだよ。
しりとりや荒らしに乗るようなバカが、多数存在しているのは事実。
活字にマトモに触れた事のない奴が跋扈してるのが、この板の現状。
ID表示でこれだから、実質的な住民の質はマロン以下かもしれない。
そこで職人が減って丁度良い機会、次は創作文芸板にしませんか?
パオさん、VSさんとかでも、十分満足できる板だと思いますよ。
>>471 あそこの住人はプロを目指している人間が多いからちょっとした文章の間違いでも的確に突いてくる。
凄くやりづらいと思うよ。
>>471 移転すればどうとかそういう問題ではないと思うが。
住民の質が変わらんのだから、どの板へ行ったって
状況は変わらんと思うし。
あと創作文芸板って二次創作はダメなんじゃなかったか?
>>麻雀
江田島が豪快すぎるな。
烈は馬鹿だし。
あと、ジャイアンうざい。
ジャイアンノートってデスノートのアレかと思った。
>>背中
現物を知らんから分からんが、
ゼットンってそんなに強かったっけ。
生身で勇次郎が勝ったら圧巻だな。
>>367 パオ
「お」
それにしてもスレが活性化してるなぁ。
これで新参のしりとり職人やSS職人が来てくれれば文句なしだネ。
バキスレは永遠に安泰だ!
>>472 問題ないでしょ、あの二人なら。
プロ目指してるとは言え、結局はプロ未満の集団だし。
プロ野球選手に、アマが絶対勝てないかって言ったら「んなこたぁない」
>>473 住民の質ってのは「一見」とか「ちょっと覗いた」系の奴らね。
少年漫画板はレベルが低いから、ここの荒んだ状況を見るや否やすぐさま参入してくる。
しりとりに便乗するわ、明らかにスレを見てないようなカキコはするわ・・・。
まぁ、バカ共にここの良さを分かってもらおうなんて気持ちはないけどね。
>>469や
>>470、
>>474のような精神病患者に出入りして欲しくないだけ。
自分の楽しみのために、人の楽しみを奪うような奴らばっかなんですよ、この板は。
476 :
作者の都合により名無しです:04/02/21 02:20 ID:YOXKbwpz
良い釣り文句だ
あえてラウンジクラシックにいくのもありだと思う。
馬鹿だなあ。荒らしは住人の反応と自作自演での釣りが楽しいから居着いてるんであって、
2ちゃんならどこ行こうと同じだよ。
荒らされて悔しいって態度が見え見えのレスがあるうちは消えやしないし、
荒らしを風物として楽しむとか屁とも思わないようにならなけりゃやってけないよ。
住人の質といわれててもな。一部の住人ピックして低いと言われても。
普通の住人は作品さえ読めりゃ良いと思ってるはず。
少なくとも俺は荒らしを気にしてない。
ホームページのヒット件数見ると、最近下がるどころか上がってる。
以前は200〜230位だったのに、最近は250前後だ。
これから考えると、少なくとも毎日HPは100人は見てるんだろう。
ま、俺みたいに普段はHPの方で見る奴も多いから、バキスレは今50人くらいか?
その50人の中で、荒らしは3,4人。そして荒らしを放置できない住人も3,4人だ。
ほんの1割2割の人間の為に住人の質が低いと言われてもなー。ほとんどROMだろうし。
ましてやスレ凍結や閉鎖なんて、狂ってると思う。別に継続で問題無しと思うが。
問題はここでやるか、他に行くかだが。それも800過ぎた辺りからで良いよ、論議。
480 :
479:04/02/21 07:36 ID:dIQlNbV/
あ、あと創作文芸板でVS氏は常連だよ。
3語スレっていう名物スレで。
その創作文芸板の名物スレの中でも、彼の感性は光ってる。
はっきり言ってそんなスレに行ったらそれこそ新人は来ないと思われ。
しかもVSはいいかもしれないが、他の職人が気の毒だ。
ROMでも、俺みたく小説なんか一度も読んだことない奴とかいるんだから。
漫画版で気楽にやれればいい。創作文芸とか興味もないし。
あ、別にVSの能力が飛び抜けてるから他の職人が気の毒ってわけじゃないよ。
少なくとも創作文芸に行ったら
パオは戻ってこないだろうな。戻ってきても、レベルが違うからついていけないだろうな。
>>483 そりゃそうでしょう。っていうか他のスレ見なければいい。
プロ目指してる奴らなんかと比べる必要もない。
本当にレベル高くて、作家になろうとしてる連中が
2ちゃんなんぞで書く訳ないと思うんだが、偏見か?
それよりも漫画板でやればいい。どこ行っても荒らしは来るって。
俺はこのスレが好きだから、無くなるまでいるよ。
486 :
485:04/02/21 12:30 ID:fGoiA45r
あと、
>>479の意見には大方同意。
荒らしと一緒に暴れてる反応厨住人を2、3人見て
スレの住人全員をレベル低いと断ずるのは、
新宿の中国人窃盗団だけ見て「中国人はみんな犯罪者だ」と言ってるのと一緒。
意味が無い。俺はパート2からいるが、別に荒らしもなんとも思わないし。
ただ、職人が集まり辛い雰囲気になったのは寂しいね。
あえてエロパロ板を推薦
>>471 自分たちの行いの悪さは棚に上げて板批判ですか。
他板にいられなくなってここに逃げて来たくせに、
その言いぐさはちょっと無いんじゃないか?
はっきり言って、そんなふうにしか考えられないなら
マジで2ちゃんから出ていった方が良いと思う。
移転したところで、どうせ行く先々で悪態つくんだろうから
どの板でも受けいれてはもらえまいよ。
489 :
485:04/02/21 12:56 ID:fGoiA45r
>>471 あの〜俺も活字なんかにまともに触れてませんが?
考えすぎだと思いますけどね。職人だってそうでしょう。
491 :
作者の都合により名無しです:04/02/21 13:11 ID:5uL9OChM
毎回荒らしが判別できるし、ラウンジクラシックで良いと思う。ついてくる人はついてくるだろうし、現状でいるよりは多少過疎っても良いような気がする。
別に判別する必要はないんじゃない?
もう気にしてないしさ。やっぱ漫画板がいいよ。漫画SSスレなんだし。
493 :
473:04/02/21 13:41 ID:OqoUqn+C
>>475 >住民の質ってのは「一見」とか〜
違う。
俺が言ってる「住民の質」っていうのは、あんたみたいな
荒らしや違う考えを持つ他者に噛みつかずにはいられない
排他的で狂犬みたいなマンセーのこと。
そういうのが居ついて噛みつきまくってるうちは
どの板行ったって同じ結果にしかならない、と言ってるわけ。
個人のサイトとか、ファンクラブとかのBBSじゃあるまいし、
自分たちと違う意見の者を叩いて排斥してばかりでは、
不特定多数が集まるここではやっていけないよ。
ここは「2ちゃんねる」なのをお忘れなく。
今会いたいすぐ会いたい 砂漠の真ん中で
眠りたいもう眠りたい 全部凍らせたまま
ZEROがいいッ ZEROになろうッ
もう一回 アァー!!!
昔卒業の寄せ書きに 書いたことのある臭い言葉
逆境にくじけるなと今 自分に言い聞かせて〜
どうしよう 他の子が邪魔する
こんな時 妙に仲がいいよね
困るね 先生 とても
>>491 正気か?
なんでヤムスレがあるクラウンにわざわざ行く必要がある
マロンの惨劇を繰り返したいのか?
信者達が何でそこまで2ちゃんに固執するのか、その理由が聞きたい。
「逃げるようでイヤだから」→荒らしに反応してた住民も同罪。時には退く事も大事だと知れ。
「巨大掲示板ゆえ新参が来やすい」→こんな雰囲気に好き好んで飛び込んでくる新参はいねーよ。
「職人さんがいるから」→こういう職人第一主義が荒らしを呼び込むんだよ。実際、荒れた。
これら以外にも理由はあるかもしれんが、反論できる自信はある。
まとめサイトの視点から、ここを覗いてみろ。ここの実情がいかに笑えるものかが分かる。
>>486 あのさぁ、中国とたかが1スレッドを比べるなよ。規模が違いすぎる。
それに「一部だけ見て全体を想定する」ってのは社会ではごく当たり前のこと。
少数のDQNのせいで、学校や会社全体の評判が悪くなったりなんかは日常茶飯事。
アンケートだって、本来調べるべき全体数の十分の一にも満たない数の調査だけで、
「日本人の意識レベル」とか「日本人が好きな芸能人」とかを決めちまうんだからさ。
ましてや、ここは匿名掲示板。
一人で「俺だけは良識派です」なんて言っても、何の効力もない。
結局、力を持つのは「バカ荒らしに、それに反応する住民」という非情な現実だけ。
二人でひとつになれちゃうことが
気持ちいいと思ううちに
少しのずれも許せない
君は今何思う
腹の底から君の名前を
叫んで飛び出したい IT,s MY SOUL
都会の暮らしはやけに のどが乾いてしまう〜 OH〜
今会いたいすぐ会いたい 砂漠の真ん中で
眠りたいもう眠りたい 全部凍らせたまま
流れよう流されよう この波に揺らされ
ZEROがいいッ ZEROになろうッ
もういっかい フゥッ!!
今度はビーズ厨かよw
まとめサイトのHIT数って、信者が一日に何回もトップに飛んでるから増えてんじゃないか?
503 :
作者の都合により名無しです:04/02/21 19:16 ID:TDdhL1PK
ヤムスレとまた戦争したい!
>>498 「バカ住民に、それに反応してる荒らし」
どちらかといえばこれが正解
とりあえず、折角パオがまとめサイトで書いたものを
本スレにコピペするのはやめた方がいいと思う。
コピペしてるヤツはパオが何の為に
まとめサイトで書いてるのか分からないのか?
パオ関係の話題は大抵荒れるってことくらい
分かってるだろうに。
「みんなも超面白いパオ様の小説見て〜」とか思いながら
やってるのなら、はっきり言って大きなお世話。
見たいヤツはちゃんと向こう行ってるんだから
わざわざこっちにコピペしてくれなくてもいい。
>>498 それじゃあ何故、君がそこまでこのスレにこだわるかを教えてくれ。
たかだか1スレの存在にそこまで目くじら立てる理由が分からん。
文面読むとこのスレを好きって訳でも無さそうだし、
どちらかというと潰したい方に見受けれる。
当然、俺は君を荒らしと判断してない。それも立派な意見だと思う。
でも、なぜすぐスレ立てるな、とかいう結論になるか本当に分からんのだ。
俺が次スレが立って欲しいのは、単純に「このスレが好きだから」だけだ。
終わるなら自然消滅で良い。作品が無くなれば自然に終わる。
無理に強制終了しなくても、このままならもう次スレあたりで終わる。
とりあえず、次スレはここで良いんじゃない?
それで終わるだろう、多分。荒らしだの何だの言う前に、職人が減ってきた。
VS氏の連載が終われば、それでこのスレは寿命だろう。作品もう来ないし。
○氏や殺助氏も更新減ってきたし。ふらーり氏ももう最終回らしいし、
大僧正さんたちももうこなそうだしね。勿論、そうならない事を願ってるが。
どうしても移転ならID永続表示の板が良い。勿論クラウン以外で。
出来れば、バレ氏にはスレが無くなってもサイトしばらく続けて欲しい。
せめてパオ氏の連載が終わるまで。ずっと読んでてあの最終回は無いよ。
>>505 同意。
>>502 試しに連続でトップと掲示板を往復してみた。
カウンタ増えなかった。
一応IPで判別してるみたいだ、つまらん。
508 :
506:04/02/21 20:45 ID:hboFPogd
>>507 となると、HPは大繁盛でスレは倒産寸前状態かw
支店は儲かってても本店がな…
たとえスレ終わってもHPはしばらく維持して欲しいな。
でも、バレさんにばかりわがまま言う訳にはいかないな…
創作文芸板の「3語スレ」っての覗いたが、VSなんか居なかったぞ。
詐称してまでマンセーするの止めてくれないか。
コテハン変えての参加なら、どうやって
>>379が知ったのか気になる。
VSがどっかで漏らしたか、
>>379がVS本人か、しか無いわけだが・・・w
俺が本当に言いたいのは、こんなクソ報告ではない。
結論から言うとだ。
VSがプロ級だろうが、何だろうが、このスレでの一番はパオだって事だ。
いくら芥川賞取ろうが、直木賞取ろうが、漫画キャラ使ったSSが書けなきゃあ、
このスレでは凡人以下の存在。
何かムカついたので、一応書いておく。
510 :
509:04/02/21 21:49 ID:c9w/B737
511 :
作者の都合により名無しです:04/02/21 21:58 ID:8DuytboD
クソレス長文ウザイ
>>509 こういっちゃなんだが、俺もヤクバレさんが三語スレにいたこと知ってた
俺としては、純粋にしりとりが楽しめればそれで良い
感性は人それぞれではなかろうか
>>474 オインゴ
「ご」
まったく、なんでこうも荒らしたがるんだろう。
>>513 ボインゴ
「ご」か「こ」
しりとりでいくら頑張っても、SSのせいで台無しになるのは腹立つ
サイトを管理するバレがだらしないからこうなるんだよ
更新だけでなく、荒らしへの対策もきっちり行って欲しいものだ
>>514 ゴルゴンの首
「び」
つーか職人を無条件に褒める事を信者だの取り巻きだのと批判して
的確な批評どうこう言っている連中は馬鹿だよ。
書くほうも素人なら、読む方はそれ以上のドサンピンなんだから、
的確な批評なんて出来るわけないじゃん。
せいぜいがつまらんの一言で職人の創作意欲を削いでスレが滅亡へ向かうだけだ。
俺らに出来るのはおだてて職人乗り気にさせる事だけだよ、基本的には。
身の程を知りたまえよ。
>>516 だからそれがやりたいなら2ちゃんの外でやれって
次はID永久表示板にするにしてもラウンジクラシック以外で、永久表示かつ、このスレが板違いにならない板なんてあるの?
>>518 板違いにならないとしたら難民板ぐらいか。
あそこはID表示だったっけ?
520 :
作者の都合により名無しです:04/02/22 01:17 ID:8gZxEyml
まだ移転すりゃ何とかなるって思ってる馬鹿がいるのか?
何もしなきゃどうにもならないって状況でもあるがね。
移転するなら、難民板だろ。クラウンはヤムスレあるから、いい予感はしない。
それにしても、いよいよ死臭が漂ってきたな…。
難民板じゃ新参は職人・読者ともに望めそうにないからなあ
黄金期のレベルが凄かっただけに、今の状況は辛いなあ
スレ初期はパオさんが神掛かっていて、外伝さんやVSさんなどの実力者の作品が毎日のように
アップされてて、本当に毎回スレを開くのが楽しみだった。パート6位までは。
もうあんな時代は来ないのかね。無理だろうなあ
それでも復活・継続を願ってる。少なくとも麻雀がある限りは見限らん。
524 :
作者の都合により名無しです:04/02/22 11:47 ID:oI/vTrpB
ヤムスレとの戦争からスレはおかしくなりましたよね
まあヤムスレを挑発してた私が言うことじゃないですがw
>>523 ハゲド
パオ氏・VS氏・外伝氏。こんな職人はもう2度と出ないだろうな。
ましてや一度に3人揃う事などわ。
>>524 おいおいw
第一話
真・うんこ「おい、何でうんこ流したんだ!お前!なんでだ!」
バキ「え・・・?いや、当たり前じゃん」
真・うんこ「うんこはなぁ、人の体調を表してくれるパロメーターなんだよっ!
うんこを調べれば高い金だして健康診断する必要もないんだよっ!
そんな大事な私のうんこをっ!!お前は・・・お前はぁぁぁ!!
うんこは力なんだ。人間を動かす全ての源。それが流れてしまった・・
それはすごく悲しいことなんだよっ!!!」
バキ「す すいませんッシタ!!俺、うんこ探してきますッ!必ず、探し出してみせますッ!」
うんこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっ!!!!!!!
お待たせしました。新作です。
こちらでは初めてですね。今回はうんこがいかに重要なモノであるかということに
重点を置きました。
>>うんこ
腹を切って氏ね
ちょっと期待してた俺がバカだった
>>527 おつ。
うんこであるというだけでよくもまぁここまで偏見を持てるものだね。
前にうんこの作品が出た時からこの排他的な雰囲気は継続してる。
SSならなんでもいいんだろ?
ROMが選り好みしていいのか?
パオを叩くと荒らし扱いするくせにうんこにはOKなのか。
そりゃ荒れもするわ。この臭いスレじゃ。
多分このレスも反論すらせずに荒らし認定するんだろうな。
っつーか反論なんて出来ないか。お前らじゃ。
プッ
真うんこ=528なのだがね。
見事に釣れましたね。
そうですか。
うんこ氏ナイス。
と言いたい所だがあんたもやってることあんま変わらないしね。
>>524 いや、職人ファンクラブ化したあたりから既におかしかったぞ。
>>534 chechclearってあんた・・・
今時厨房でも踏まねえよ
>真・うんこ
一話で終わり?
VSは個人サイト持ってるんじゃん。そっちでやれよ。
で、パオはまとめサイトで連載。
これでいいじゃん。なんか問題でもあるのか?
ここで続けるのはメリットよかデメリットの方がはるかにでかいと思うんだが
ひとまず手を引いたほうがいいかもしれませんね。
いずれまた元通りになる日が来るでしょう。
楽しみにしています
fじゃkdsh来生4うあウィ尾v7ウじゃskvmアsrんb;ぁえkjふぁjだ
df化ds;ぃ宇ア4言うdfじゃdfklj;どすらいせういjふぁkfじゃdfか
dファkjdy例j;fヵ;宇dファ9位ジオdふあぽd;fじゃdkls;fじゃ;sdkfじゃぽ
f間l;kス4江rjdsfkぅv@アsdkファlwjfkdぅあdsfじゃdksf;じゃ
ファkl背宇rskjf90あ784江95@じゃkdfじゃイオpdスふぁいsづfじゃ@dsjふぁ@
f間越す43@-95間sd、んふぉs図f-0足drぁ背kらl;いdf@0あ9sdf8いあsdlf
fdじゃl;ks734@pjmkhydpがysfprj間s;lkryふ@あsどふぃじゃsd
djファおいs73-江54jksdfkljd^足f化;sldfじあすお45sjけふぁjsd
dfじゃ@雄s734宇5@雄p家srl;fjだ@9s0d8ファskdfl;じゃ@sdふあs@df:じゃds
f枚押せ于r-@アポw4m5lkんv@会う@5lk;あ:sl;えりあ:sぢf−0「あせいrkぁsdkf
ファmskd風ア@を4ljふぃあ8づふぁじかんがにやおね時間が無いよねkfじゃおいえうらう3w4いうrp@あうd
うんこちんちんふぁjds;kふあ@ぽw4j;いぅfdぱ;kdsjfl;いあうdsf:あうdふぃあうd;f
パオ氏は営業中。dfじゃ;l食えr@イオファ7ds0いrじゃどkyヴあpどf外伝氏死亡wjdfかじ;おあうふぃdl;あうf
ファdsファ;氷魚s図秋穂dsfじゃlkdfじゃぃ;d布青いp4う5rlkjdf;ヵdjふぁs
fじゃ氏dyf歩会いsづfじょあ;klsjdfkぁ;sdオレはザクdfじゃklsd;fひゃいお@dsふゃおいdfじゃld
dファdンsfl;あyをぴ45jlkdfhなlk;jdsfはldkfじゃdlkfじゃdklfじゃd;:s
ファkdslhふぁ;dsふぁdjふぁk愚者とも名乗っていた。dfjかsぢゅふぃあおづfjだjfぁdsjf
dkjふぁ;lkdじゃkls;dfじゃlksdそしてしりとり職人。dfじゃdslkfはldふあdふあdfじゃ;ld
f
>>537 2chというブランドが欲しいだけでは?
腐っても、世界一の巨大掲示板なワケだし。
(不特定多数の人間と勝負している錯覚を味わえるのは事実)
・・・のワリには、ここの住民は2chと肌が合っていない様子。
「広くて自由な2chなんだから、このスレが存在したって全然問題ないだろ。
でも職人さんを叩くのは止めろ。環境作りが大事なんだから」
これが住民代表と思われる人の主張だが、やはりどうしても支離滅裂に聞こえる。
まとめサイトでやるのが最善であるとしか思えない。
週間少年漫画板行ってみれば?バキの本スレもあることだし
>>543 その理由が分からん。
IDもここと同じ、日替わり変化型の強制ID制だし、
何より板違いだろう。
あそこは週刊少年漫画関連専用の板、ここは少年漫画全般の話題について取り扱う板。
このスレは実質、ネタスレ扱いになるからマロンに強制移動されるのがオチ。
>>543 板違いになるだろうな。
もうさ、マロン行こうぜ。
反応さえしなければ、荒らしなんて空気と一緒。
脳内アボーンしとけばいいんだよ。
もうこの際、荒らしを叩くのではなく、荒らしに反応したヤツをめちゃくちゃに叩くということで。
>>545 いろんな意味で突っ込み所があるのだが、もはやわざと言ってるとしか思えない。
ヤムスレでしりとりやってる奴が一番まともなのは仕様なの?
もう永久IDのクラウンしかない。ヤムスレと争いになったってそれを煽ってる馬鹿が分かれば、またこいつらか。と言う風に無視できる。
思い切って同人板という手もあるぞ。
>>549 それがいけないって言ってるんだろうが
ちょっとは他のスレのことも考えろ
荒らしの粘着さも異常だがそれをスルー出来ない住人はもっと痛いな
もしかして自演?
SS板の設立を要請する!
このスレはもはやSSスレじゃないな。煽り&しりとりスレだよ。別の意味で見るのが楽しみだ。
>>554 そんなお前自身がどうせしりとり野郎なんだろ?クズめ
フッフフ、釣られおったな、貴様w
558 :
555:04/02/23 23:23 ID:EHxrSI7g
>>556 まあ釣られたのはお前のほうなんだがw
先に言ったもん勝ちだな。それは認めてやるよ。
>>426 鬼の連撃が、ゼットンにヒットする。といっても当たるのはカカトの辺り。どんなにジャンプしても、
ふくらはぎの半ばが限度だ。
絶対的に大きさが違うのである。物理的にこれは、どうしようもない。ゼットンにとっては勇次郎が
何をしようと、蚊にさされたようなもの。いや、痒みを生じさせることができるだけ、蚊の方が
マシかもしれない。今の勇次郎の攻撃では、ゼットンを昼寝から起こすこともできないだろう。
「ち、ち、ち、ち、畜生おおおおぉぉっ!」
殴っても殴っても、ゼットンは意にも介さない。勇次郎に背を向けて、歩いていくだけである。
攻撃を止めて振り向いてみれば、隕石(ウルトラマン)が倒れている。その、焼け焦げた胸の光が、
どんどん、どんどん弱くなっていく。……直感的に勇次郎は察した。あの光が消えた時、隕石は死ぬと。
『俺は、俺は絶対に死なねぇんだ! そんな俺を、弱いお前が、勝手に庇っ……くっそおおぉぉ!』
勇次郎は攻撃を再開するが、何も変わらない。ウルトラマンから離れた今となっては、派手な
必殺技なんかもないし、できるのはせいぜい殴ることと蹴ることと、それから……
「……っ! そうだああぁぁっ!」
勇次郎は一旦下がって、それから猛然とダッシュ! した。ゼットンに追いつくと、そのカカトから
ふくらはぎ、太ももの裏側、そして腰から背中へと、垂直にズドドドドッと駆け上がっていく。
一体何をする気だ、と刃牙たちが見ている前で、勇次郎はあっという間に数十メートルを駆けきって
ゼットンの肩に到達、そこから更にジャンプした。
「噛みつく時はぁぁ! 狙いをぉぉ! 頚動脈のみに絞るのがぁぁ! 得策ううううぅぅっっ!」
落下して、がぶっ! ゼットンの首筋に噛み付いた。もちろんそんなものでは、相変わらず
ゼットンにとっては痛くも痒くもない。
が、勇次郎はそこから、がぶがぶがぶがぶがぶ、喰いちぎって喰いちぎって、喰い掘って喰い掘って、
あっと言う間にゼットンの体内に潜り込んでしまった。
「ま、まさか親父っ!?」
刃牙が叫んだ、そのまさかだった。ほどなくしてゼットンが、唐突に歩みを止めたのである。
そして胸に手を当て、腹に手を当て、掻き毟り、のけぞり、膝をつき、倒れ、のた打ち回った。
鬼の連撃が、ゼットンにヒットする。といっても当たるのはカカトの辺り。どんなにジャンプしても、
ふくらはぎの半ばが限度だ。
絶対的に大きさが違うのである。物理的にこれは、どうしようもない。ゼットンにとっては勇次郎が
何をしようと、蚊にさされたようなもの。いや、痒みを生じさせることができるだけ、蚊の方が
マシかもしれない。今の勇次郎の攻撃では、ゼットンを昼寝から起こすこともできないだろう。
「ち、ち、ち、ち、畜生おおおおぉぉっ!」
殴っても殴っても、ゼットンは意にも介さない。勇次郎に背を向けて、歩いていくだけである。
攻撃を止めて振り向いてみれば、隕石(ウルトラマン)が倒れている。その、焼け焦げた胸の光が、
どんどん、どんどん弱くなっていく。……直感的に勇次郎は察した。あの光が消えた時、隕石は死ぬと。
『俺は、俺は絶対に死なねぇんだ! そんな俺を、弱いお前が、勝手に庇っ……くっそおおぉぉ!』
勇次郎は攻撃を再開するが、何も変わらない。ウルトラマンから離れた今となっては、派手な
必殺技なんかもないし、できるのはせいぜい殴ることと蹴ることと、それから……
「……っ! そうだああぁぁっ!」
勇次郎は一旦下がって、それから猛然とダッシュ! した。ゼットンに追いつくと、そのカカトから
ふくらはぎ、太ももの裏側、そして腰から背中へと、垂直にズドドドドッと駆け上がっていく。
一体何をする気だ、と刃牙たちが見ている前で、勇次郎はあっという間に数十メートルを駆けきって
ゼットンの肩に到達、そこから更にジャンプした。
「噛みつく時はぁぁ! 狙いをぉぉ! 頚動脈のみに絞るのがぁぁ! 得策ううううぅぅっっ!」
落下して、がぶっ! ゼットンの首筋に噛み付いた。もちろんそんなものでは、相変わらず
ゼットンにとっては痛くも痒くもない。
が、勇次郎はそこから、がぶがぶがぶがぶがぶ、喰いちぎって喰いちぎって、喰い掘って喰い掘って、
あっと言う間にゼットンの体内に潜り込んでしまった。
「ま、まさか親父っ!?」
刃牙が叫んだ、そのまさかだった。ほどなくしてゼットンが、唐突に歩みを止めたのである。
そして胸に手を当て、腹に手を当て、掻き毟り、のけぞり、膝をつき、倒れ、のた打ち回った。
ふら〜り氏乙。
相変わらずいい味出してるね。
おつかれ。読んでないけど。
563 :
夜王:04/02/23 23:40 ID:EHxrSI7g
今まですいませんでした。
七転八倒したゼットンは、やがてブリッジをするように大きくのけぞって……それから、全身の力を
失って背を地に付けた。と同時にその胸から、意外にも人間そっくりの赤い血が、噴水のように吹き出す。
そしてその噴水と共に、一匹の鬼が飛び出して、吼えた。
「雄オオオオオオオオォォォォォォォォッッ!」
「って、本当に……」
「や、やっちまったよ、あいつ……」
刃牙たちは呆然としているが、これは紛れもなく、目の前の現実である。
地上最強の生物・オーガ。ここに、全宇宙最強の生命体・ゼットンを打倒する。
そして、その時刃牙たちの背後で。天から降りてきた巨大な赤い光の玉が、倒れている
銀色の巨人を包んだことに、刃牙たちは気付かなかった。
「しっかりしろ、ウルトラマン」
赤い光の中、雄々しく優しい男の声が響いた。ウルトラマンそっくりの銀色の巨人が立っている。
倒れたままのウルトラマンが、その声に応える。
「ゾフィー隊長……」
「済まなかった。私が、もう少し早く着いていれば。だがそれにしても、あのゼットンを一人で
倒してしまうとはな。驚いたぞ」
「……いえ。ゼットンは、地球人が倒してくれました」
「何? お前が、相討ちで倒したのではないのか?」
そこへ、
「俺だ俺。俺が倒したんだよ、あの真っ黒野郎は」
勇次郎が、ひょっこりとやってきた。
「ぅわっ!? な、何だお前は」
「お前とはアイサツだな。俺は地上最強の生物、オーガこと範馬勇次郎。こいつより強い男だ」
勇次郎は自分の身長と同じくらいの大きさの、ウルトラマンの鼻を小突いて言った。
「はは……君は手厳しいな、相変わらず」
「事実なんだから、しょうがねぇだろ。まあなんだ、お前も宇宙の平和を護るって任務があるんだろ?
だったらもっと強くねえと務まらんだろ。今度来たら、俺が格闘技のコーチでもしてやる」
「えっ?」
勇次郎は、ゾフィーの方を向いて行った。
「お前、こいつの仲間なんだろ。とっとと連れて帰れ」
「ゆ、勇次郎。しかし私がいなくなれば、この星が」
「お前は黙ってろ。俺の方が強い、って言っただろうが。その上地球には、俺以外にも独歩のヤロウや
烈に花山、渋川のジジイ、そして俺のクソガキもいる。お前なんざいなくても、心配ねえ。だから、」
勇次郎が、振り向いた。
「さっさと帰って、とっとと体を治して来い。今のお前じゃ、スパーリング相手にもならねえ」
「……勇次郎……」
「えい、湿っぽい声を出すな。帰ってきたら地獄の特訓してやるから、覚悟してろよ。でもって、
光栄に思えよ。俺が、自分のガキ以外に格闘技を教えてやるなんざ、本邦初公開の超プレミア事態
なんだからな」
胸を張って、偉そうに言い放つ勇次郎。ウルトラマンが、涙声を震わせて応えた。
「ああ……私は、必ず帰ってくる。楽しみにしているよ、君の地獄の特訓を」
赤い光が、ウルトラマンを連れて上昇していく。その後には、勇次郎が一人、残されている。
「親父! 何なんだよ、あの光は? それと、さっき急に現れた銀色の巨人は?」
「あいつか。あいつは……ま、俺の相棒だ」
赤い光が、大空の彼方へと消えていく。勇次郎はそれを見送りながら、
「あばよ、隕石……っと、そういやあいつの仲間が、名前で呼んでたな。確か……」
ちょっと考えて、思い出した。勇次郎は大空に向かって大きく手を振りながら、叫ぶ。
「あばよ、ウルトラマン!」
ひとまず幕、です。ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!
>>VSさん
儚過ぎる散りざまでした、ジャイアンノート。あの話の続きも気になるところではありますが。
とか言ってる間にアカギが沈んでますねえ。この濃密な三人を相手に、どういう打ち方で
逆転してくけるんでしょうか? ……逆転しないとか。このままとか。あり得るかも。
>>うんこさん
第一話、とありますが続くんでしょうか? いや、もしこのネタこのノリで第二話第三話と
続いたら、かなり凄いコトだとは思うんですが。
>>で
時間の隙間を縫って、今だったら桐山ネタとかで短いのを書いてみたいな〜とは思うのですが。
ふら〜りさん乙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マニアにはたまらない内容でしたね。感無量です。
ただちょっとマニアにはたまらない内容って点が問題点でしたね。
ウンコッ
>うんこの気持ち
下品になりがちのウンコネタを、こんなに綺麗に仕上げてくれるとは!
笑えるだけでなく、ちょっと考えさせられました。
うんこについて力説する主人公に、それに圧倒されるバキ。
テンポも良く、ネタがネタなのに、スカッとする読後感。
第二話にも期待してます!!
>>562-564 頼む・・・。もう荒らさないでくれ・・・。
いい加減、どれだけこのスレを楽しみにしてるやつが多いかわかってくれ。
>>565 更新乙です!最後まで楽しませてもらいました。
実際うんこの気持はちょっと面白かったけどね。
ごめんみんなw
まあうんこ氏がこの先何をたくらんでるのかはわからないが。
ってかあんた何人いるんだ?
>いい加減、どれだけこのスレを楽しみにしてるやつが多いかわかってくれ。
すげー自己中心的。
自分とは違う楽しみ方をする人間はみんな排除。
素晴らしい人格者ですね。
楽しみ方って荒らすことだろ・・。
最悪だな。こういうクズには何を言っても通じないな。
まあ
>>572が不幸になることを願って俺は去るよ・・。
同じスレの住人なのにこうも極端に分かれるものなのか。
片方はスレを楽しみ、住人に対して特に注文はつけない。
片方はスレを楽しみ、しかし自分とは違う価値観の人間の不幸を願う。
素晴らしい人格者ですね。
ちなみに、大半はROMってるだけと思われ。
職人さん&スレを続けたいと思う住人さんはもうマジに引越しを決めたほうがいいと思われ。
久々にバキの話がしたいなぁと思って覗いてみたら・・・・
掲示板に没頭し過ぎる病人の密度は半角以上だ。
問1.バキスレはどこへ移住すべきでしょうか?
1.クラウン
2.マロン
3.同人
4.週刊少年漫画
5.難民
移転してもどこも同じですね。
このまま待ちましょう。焦っても仕方ないですよ。
どうぞ、お茶でも飲んでください。
つ旦
移転、つうかまとめサイト連載でいいじゃん。
あっちでも客稼げるだろうし。
書き手・読み手共に2ちゃんが体質的に合わない人間ばかりが揃ってるんだから。
>>581 なんでそんなに必死になって潰そうとするのかなあ。
とか言われるぞ。
全部まとめサイトに移転して連載すればノンデメリットでやってけるのに。
だから新規参入が望めないでしょ、って言ってんの
つ旦
>>583 まだんなこと言ってんの?
じゃあこの状況で新参が入ってくるの?
ずっと見ていたが、このスレがつぶれるのは嫌だ。
逃げ出した俺が言うのもなんだけど皆頑張って欲しい。
587 :
作者の都合により名無しです:04/02/24 15:01 ID:Hj1dfQ/K
読者なら新規が来る可能性も無くはない。職人は無理だろうが
>586
もしアンタが本物なら、あの続きを書いてくれ
>>588 最近最強への道やら夜王やらを名乗る奴が出てきてるからネタだろ
本物の可能性も0じゃないが
第二話「みんなのうんこ」
真・うんこ「うっ・・・!」
バキ「うんこさん、今日も健康的なうんこですよ。さすがです」
バキが真うんこが出したうんこを棒でつつきながらそう言った。
真・うんこ「そうだろそうだろ。お前もやっとわかってきたようだね。
健康なうんことそうでないうんこの見分け方が」
バキ「はい・・。うんこさんに師事すると決めましたから」
真うんこ「よし、お前もうんこしてみろ」
バキ「はい!ふんっ・・・」
真うんこ「うーん、ちょっと黒いな・・・。中で出血してるんじゃないか?
これじゃあ肥やしには使えないぞ」
バキ「肥やし・・・?」
真うんこ「そうだ。我々のうんこは農家の人達が肥やしとして使っているんだ。
特に私のうんこは日本一うまい野菜を作る肥やしとして有名なんだぞ。
こうやって、自然の流れが繰り返されるんだ。人の出したうんこを
肥やしに使い、それによって栄養を補給した新鮮な野菜を我々が食べる。
そして健康的なうんこを出す。そしてそれをまた肥やしに使う。わかったバキ。
食べ物を安心して食べられなくなったこの時代、うんここそ究極のエコロジー物質なのだ!」
バキ「うんこさん!!!!!」
うんこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!
>>590 おもしろい。
このくらいハジけてくれた方が自然だな。
他の職人はどこか気取った感じがあるから気色悪い。
>>591 まあ一理ある。
どこかこじんまりしてる感じがする今の職人は。
別にうんこを褒めてるわけじゃないがw
本当に廃れてるんだな。一時の栄光が嘘のようだ。
しかも職人がいなくて廃れたんじゃない。
職人がいるのに廃れてる。まだ途中の人が何人もいるのに・・・
なんか、せつないな。自分が好きだったスレが廃れて潰れていくのを見るのはw
新規を狙うなら→マロン、少年漫画、週間少年漫画
荒らしを避けたいなら→難民、スレ廃止(まとめサイトで続ける)
いちかばちか→創作文芸
新規の一発逆転を狙って次スレは創作文芸板に行かないか?
普段小説読まない漫画読みの新規読者ってあんまり望めないような気がするんだよなあ。
まとめサイトにある長文を全部読むような人は漫画系の板にはそうはいないと思う。
でも創作文芸板なら、長文読む人も多いだろうし、それで認められれば万事OK。
どうせどの板に行っても荒らしも付いてくるんだからどうせなら新規読者が一番増える可能性のあるところに行かないか?
「見事だ、不肖の息子…!」
範馬勇次郎は、3日に及ぶ果し合いの末、バキの剛体術の前に倒れた。
それから5年…
昔と変わらぬバキの下宿。
ただ一つ違うのは、表の表札が「松本」から「範馬」に変わっていることだろうか。
台所で、バキは昼食を作っていた。
料理といっても鯖缶を開けたり生卵と牛乳をジューサーにかけたり、といった程度だが。
いや、昔と変わった点はもう一つあった。
「おい、飯はまだか」
バキの後ろで、太鼓腹をぼりぼりかきむしりながら、一人の中年男がだるそうに声をあげる。
今起きたばかりなのだろう。目ヤニはびっしりとこびり付き、髪は寝癖でぼさぼさ。口には
ヨダレの跡がある。今すぐにでもホームレスになれそうな風貌である。
バキは後ろを振り向いて言った。
「腹へってんなら、てめえの腹を食えよ。それにしても…」
目の前のでっぷり太った肉塊を侮蔑の眼差しで見るバキ。
「たまには運動でもしたらどうなんだい? オヤジ。<地上最強の生物>の名が泣くぞ」
そう――今、バキの目の前にいる醜悪な肉の塊こそ、かつて数多くの戦場を素手のみで
くぐりぬけ、北極熊さえ屠るその戦闘力は一国の軍事力に匹敵するさえ言われた、<地上最強
の生物>こと範馬勇次郎の、今の姿であった。
>>594 エロパロ板の方が新規は獲得できそうだ。
エロなしスレもあるし。
そうか。でも最後は職人(できればパオ)に決めてほしいな
>>594 そう思うなら次スレは創作文芸に立ててくれ。
絶ッ対ッ廃れるから。荒れるから。
前から言われてるじゃん。あそこは二次創作は原則的に厳禁なの。
バカだろ、お前。
まぁ、荒らし側としては創作文芸に立ってくれた方が荒らしやすくなってうれしいんだけど。
移転すればなんて考えてる者の気が知れんのだが。
移転したって同じだろ。ダメだってことは既にここへの移転で証明されてる。
どうしてもやっていきたいならドブに足踏み入れといて臭いじゃねーかと怒るような馬鹿な真似はするな。
転校してもイジメはなくならないんだよ?
601 :
作者の都合により名無しです:04/02/24 22:53 ID:42AVCFAa
ここの住人って自分達がスレの雰囲気を悪化させてる原因の一つであるということを省みずに、少年漫画板に責任転嫁させてる所がある意味尊敬に値するんだが。
>>595 勇次郎が負けちゃあかんだろ、SSであっても。
それが可能だから同人なんだろ。
真・うんこ氏、最高!
上にもあったが、他の職人はチマチマしすぎ。
こういう爆発させたSSのが面白い。
>>590 第二話も面白いですね。
作者自身がSSに登場するってのも、けっこう斬新ですし。
一話同様、教養的な部分もあり、思わず頷いてしまう場面も。
俺も、今度どこかでウンコしたら、すぐに流さず、ちょっと考えたいと思います。
短い中に「下品・教養・感動・暴走」を取り入れたアナタはすごい。
実際、全てと言うわけじゃないが住人を騙って荒らしに過剰反応してる荒らしがいると思う。
そのためにクラシック移転を提案してるんだが。
>>602 いいんじゃない?
タイトルとおり「もうオーガじゃねえ」なんだろ。
ただのオッサンとなったオーガに魅力があるか知らんが。
>>601 少年漫画板に来て、荒らしが増えたのは事実。
しりとり荒らしも最初は一人だったのが、三、四人くらいになったし。
漫画カテゴリは厨房が多いので有名だが、いくら何でもヒドすぎるだろ。
SSをマトモに楽しめない原始人には、いくらでも相応しいスレがあるのに…。
漫画しか楽しめない奴らは、しょせん有象無象。
>>607 他板で粘着荒らしの虐殺AA手動連投コピペの中で3スレ使ってネタSS完結させたことあるけど、
それはそれで面白いモンだったぞ。書いた本人から見れば。
感想もあったし、狂ったように手動連投する荒らしには笑わせてもらったし。
一年以上経つけど今でも板ではたまに話題に上るくらいには認知してくれたし。
あんまり荒らし荒らしって騒ぐ必要ないと思うけどな。
どってことねえ。
ここで書いてる奴のほとんどもそう思ってんじゃないの?
今の状態って平穏そのものじゃん。
610 :
転生:04/02/25 02:28 ID:sf+ezLZH
〜 ファンタジー世界編 〜
それは彼がいなくなってから、10年近くたった後のことだった。彼の名は勇者ダ
イ、まだ幼い身でありながら大魔王と言われた人類の敵を殲滅したことで有名であ
る。
物語は、パプニカ近くの海岸にある剣の異変から始まる。剣の名前はダイの剣、
勇者ダイのみが扱える意思を持った剣だ。この剣はダイのために使われた剣であ
り、勇者ダイが生きている限り、つねに柄にある宝玉が輝き続けている。
「姫! 姫! 大変です。剣が、ダイの剣が……光を失いました」
「え? 嘘……」
魔界の名工ロン・ベルクにより作られたこの剣は、ダイが死なぬ限り光り続ける
はずである。逆に言えば、これはダイの命に異変が起こったことを示している。
「嘘でしょ……だって、みんなダイ君が帰ってくるのを待ってるのよ。なんで、彼は
死んじゃったの? 一体何があったっていうのよ」
レオナは焦りながら、王宮から剣の方角へと移動する。同時に、家臣達に伝え、
ダイの仲間たちを呼ぶように伝える。パプニカの三賢者が世界各地へと飛び立
つ。アバンの使途達を呼び寄せるためだ。
レオナが海岸に到着すると、輝いているはずの剣が光を失っている。心なしか、
刀身がさび付いているようにも見え、さらにその姿は若干傾きを増しているように
も見えた。
611 :
転生:04/02/25 02:29 ID:sf+ezLZH
「死んじゃったの……ダイ君?」
状況を把握しながらも、現実を認められないレオナ。彼女は愛した男が必ず戻っ
てくると信じている、いや信じたいのだ。
その場に、ルーラでやってきたポップとメルルがやって来た。
「ダイの剣が……消えている」
「感じません、もうどこにもダイさんを感じません」
「嘘でしょメルル。ねぇ嘘だと言って」
レオナの言葉に、メルルはハッキリと首を振った。
その後、剣の下にはかつて魔王軍と戦った仲間たちが続々と集まってきた。
ヒュンケル、マァム、ラーハルト、アバン、クロコダイン、ノヴァ、マトリフ、ブロキー
ナ、チウ等。かつてダイの戦友だったもの、一緒には闘わなくても、同じ目的をもっ
て戦いを行っていたもの。様々な者たちが、一堂に会した。
けれど、二人……いるべきはずの者達がいない。
「変ねぇ、アポロがいないわ」
パプニカ三賢者の一人、先ほど仲間たちを集めに行った男がいない。そしてもう
一人、剣を作った名工ロン・ベルクの姿も見えなかった。
( つづく )
612 :
◆KOjwvN52Y2 :04/02/25 02:31 ID:sf+ezLZH
初めまして、バキスレでは初のSSになります。
今回のネタはポップが主人公の物語です、
一応ファンタジー世界編、現世編、転生編の三つを用意しており
バキネタとも絡んできます。
荒らしに負けぬよう、頑張りますのでよろしくお願いいたします。
たのしみやのう>ダイ
ガンガレ
バキが、範馬勇次郎を超えた日。勇次郎が<地上最強の生物>では無くなった日。
あの日より、勇次郎は目に見えて弱くなった。
これまでは訓練などせずとも維持できていた最強の肉体が、『敗北』を境に急に衰えだしたのだ。
筋肉はしぼんでいき、代わりに脂肪がつき始めた。スタミナが落ち、よく息切れするようになった。
身体を動かすとすぐ疲れるので自然不精になり、ホテルでごろごろする日が続いた。
そのくせ食欲だけは変わらないからますます太る。
人類最高傑作の筋肉美が、でっぷり太った脂肪の塊となるのに、半年もかからなかった。
この「オーガが弱くなった」という噂はすぐに全世界に回った。
最初は信用していなかった各国の首脳・格闘家も、次第にその情報が確かなことが分かると、
誰もオーガの相手などしなくなった。
今や、本部にさえ「は? オーガ? 負け犬だろ?」といわれる始末である。
そんなわけで、かつて地上最強の生物だった男、範馬勇次郎はホテルを追い出され、
行き場も無いままバキの家に住み着いている。
そのオヤジ―範馬勇次郎―は、バキの視線に対して、なんとなく視線をそらし、
「いんだよ。バキ。虎がいちいち鍛錬などするか? ましてや俺は<地上最強の生物>なんだぞ。
ブハハハハ!!」
そう言って下品に笑う。朝まで飲んでいたのだろう、息がまだ酒臭い。
バキに負けたショックからか、勇次郎の記憶からは、バキに敗れた記憶は抜けている。
本人は未だ<地上最強の生物>のつもりなのだ。
しかし、深層意識下には記憶の断片が残っているのだろうか、はたまた肉体が『敗北』を覚えた
ためか、以前のように他者に戦いを挑むようなことはなくなった。
それどころか――
「開けろ、オーガ! 居留守を使っても無駄だぞ。潔く俺と尋常に勝負しろ!」
またか。
バキは舌打ちをしながら食事の支度を中断し、ドアを開けた。
顔が傷だらけの男が立っていた。背中が妙に曲がっている。
「久しぶりだな、オーガ。忘れたとは言わさんぞ!
俺の名はジャガッタ・シャーマン。いつぞやの無念、この場で晴らしてくれる!」
お疲れ様。
どうぞ、お茶でも飲んでください。
つ旦
>>うんこの気持
一話目は「健康のバロメーター」として、ウンコを紹介していたが・・・
今回は「生産との関係」のレクチャーで来たか。
相変わらず、一般人にとっては単なる排泄物でしかないウンコを、高尚に分析してくれてるな。
それにしても、バキは弟子になっちゃったのかw
ただ、個人的には「現代農業は、馬糞とか、人工肥料を使うんじゃないか?」と思ったので、
ググってみたら・・・人糞、ちゃんと使ってるんだな!
しかも地方とかのローカル農法じゃなく、東京近辺でもあるそうだ。
うんこよ、疑ってすまなかったな。
>>転生
剣が消えたのに、「剣の下に」ってのはいかがなものかと。
あとアポロって誰?
>>オーガじゃねぇ
ギャグなのか、シリアスなのか・・・よく分からんな。
本部とかジャガッタ出すあたり、やっぱギャグなのかな。
SSきてるんだから感想かけよ。ROMの人達。
読んだだけで逃げるのかよ。そりゃあないっしょ
>>615 昔あったじゃんかよ。ダイが出てくるSSは。
うろ覚えだけど
>>620 感想書くほどのものじゃないからだろ。煽りじゃないけど。
623 :
620:04/02/25 14:21 ID:/NaprEq5
ID違うじゃん。最近騙りが多すぎ。いいことだけど。
さぁて、今日は何して荒らそうか
もうだめぽ
>>626 いや、まだだ!バキスレマンセー!!!!!
628 :
作者の都合により名無しです:04/02/25 17:40 ID:DZGdr6WP
そういや殺助死んだ?
避難所、「バトロワは漫画版のが面白い」って書きこみしかないんだが
これってパオが出してきたのが漫画版桐山だから気使ってんのか?
第3話 「食べてもおいしいうんこ」
真・うんこ「いや〜お腹すきましたね。バキ、何か買ってきなさい」
バキ「はい!うんこさん」
バキ「すいません!お金がなくて・・・」
真うんこ「そうですか。ならば・・」
バキ「な、何をしてるんですかッッ!」
真うんこ「自分のうんこを食べるんです。フンッ!」
バキ「そんなことしたら大腸菌とかで身体おかしくなりますよ!」
真うんこ「まだまだ甘いね。うんこは自分自身を映し出すパロメーターです。
そのうんこを食べられなくて、どうするんだ!
大腸菌に耐えてこそ、うんこを極められるんだ!!!!!!」
バキ「はい!うんこさん!!ぐちゅぐちゅ!」
真うんこ「うむ、なかなか香ばしい匂いと味だ!」
うんこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっ!!
>>629 小説版自体、読んでないんじゃない?
SSスレなのに活字嫌いな厨房が多そうだから、このスレッド。
>>632 とうとう食いやがったw
いつかはやるとは思っていたけどね。
食べるまでは予想の内
次はもっとはじけたのをたのむぜうんこ。
>SSスレなのに活字嫌いな厨房が多そうだから、このスレッド。
だって恥ずかしげも無く「文章力がある」とか言えるスレですから。
漫画系SSなんだから、文章力なんか関係ないでしょ。
楽しませた者が勝ち。
そういう意味では、真・うんこ氏は完全に勝ち組。
常用外単語使ったり、渋〜い文学的表現なんてしても、このスレじゃ無意味。
住民はそれが分かってない。
だから創作文芸板なんてほざきだす。アホか。
漫画キャラを如何に料理するか、が問題だろうが。
文章がヘボでも、ストーリーや展開が面白ければいいんだよ。
:急襲 :04/02/25 14:14 ID:B1czojyl
二次創作小説板賛成。
このスレでもすでに50以上はSSスレが出てるし、SS板を望む声もあるし、それなりの需要は見込めるんじゃないかと。
漫画とかイラストも一緒にしてみても面白いかも
二次創作小説板賛成。てかとっとと作れひろゆき
>>515 ビット
「と」
>バキ「そんなことしたら大腸菌とかで身体おかしくなりますよ!」
ここで少し見直した
こいつのことだからただ普通に食うだけかと思ったら
ちゃんと考えて書いてるんだな
うんこ氏に感想を書いてるのは荒らしだけか
でも、作品のない今は貴重だ。
一応バキも出てるしw
>でも、作品のない今は貴重だ。
裏を返せば「作品があるときはいらない」
すげー選民思想www
644 :
642:04/02/26 19:33 ID:Inxh5wiB
釣られるなよw
何回釣られたらスレるんだ?
スレる?
バキスレ新用語「スレる」
まあスレるって言葉はあるし
>>644が使ったような意味で使うけどな。
>>647 どういう意味なんだよ。
正常にスレを運行するって意味か?
>>648 とある趣味で使われる言葉。知ってるけど教えないw
例 パオはそろそろスレてほしいよな〜 みたいな使い方が出来る。
す・れる 【擦れる/▽ 摩れる/▽ 磨れる/▼ 擂れる】
(1) 物と物とが触れあって摩擦しながら動く。こすれる。
「足が靴で―・れる」
(2) こすれあって減ったり切れたりする。
「角が―・れて丸くなる」
(3) 世間なれして、純真さがなくなる。ずるがしこくなる。
「―・れた感じの女性」
(4) することができる。
「十分に―・れた」
(3)だな。現状に当てはめれば
2ch慣れして純真さがなくなる、釣られなくなる。
「知ってるけど教えないw」
悦に入られたようです…!
111 :マロン名無しさん :04/02/26 12:14 ID:???
ヤムスレの過去作品を暇だから改めて読んでみた。
ヤムチャ最強の道はまあまあ楽しめた。
急襲のヤムチャだっけ?おすすめ作品に入ってるんだけど
本当につまらんかった。他の同時期の作品も同じ。
昔はレベル低かったんだということがようやく実感できた。
またこんなことばっか言って〜
戦争したいんでしょ?ここの住民は
>>650 それは知ってるが、この状況で使うのは間違ってる。
きっと、
>>649だけが知っている業界用語だったんだろうな。
>>転生
ファンタジー系SSはここでは初めてかな?
ポップはダイ大では一番好きだったな。他のが人外過ぎただけに。
がんがって続けてくれ。
648の意味がスレ的には正しいかなと。>スレる
教えてやろう。
「スレる」とは釣り用語でそこにいる魚が
人間に何度も釣られたり、気配を感じることによって警戒心を増し
まったく餌に食いついてこなくなっている状態のことを言う。
例 この池の魚はスレちゃってるからなかなか釣れないよ〜
ようするに2チャンにおける「釣り」という言葉と
一般的に言われている「釣り」で使われている言葉をかけたものだ。
ここの住民は、いつになったら荒しをスルー(スレる)できるんだ?ということ。
必死だな漏れw
っていうか最近釣って釣られての流れが多いな。
くだらないけどw
真・うんこの登場が、少なからずスレに影響を及ぼしているようだ。
パオに代わる王者の登場か?
他の二作は既読感が拭いきれず、つまらんかった。
>>640 鳥山明 「ら」
VSさん、来ないなー。さすがにこんな状況じゃやめたのかな
663 :
転生:04/02/27 00:52 ID:K6xcajGn
「ダイの剣が光を失ったということは……ダイ君の身に何かが起こったということで
しょうか。しかし、一体彼はどこにいるというんです」
アバンが当然のような疑問を投げかける。剣に異変は起きても、彼本人の居場
所は依然明らかではないのだ。
「あれから10年、ダイ様の居場所は我々がこの地上をくまなく探したが、全く見つ
からない。正直、生きておられるのかどうか、何度も疑った」
「この間までは、ダイさんの力を感じることができたんです。けれども、今はもうどこ
にも気配を感じないんです」
ラーハルトとメルルが言う。そして皆、静まり返ってしまった。
周りを見れば、屈強な戦士たちが肩をすぼめ小さく見える。さらにある者は剣に
向かって手を合わせさえしていた。
「あ〜〜ったくよぉ! 辛気臭えーぞ。みんな、ダイはまだ死んだと決まったわけじ
ゃね〜、この剣の光が消えただけだろうが」
「でも、10年間一度も消えなかった光よ。それが消えたのに……」
「剣の寿命が尽きただけかも知れねーだろ」
「しかし、メルルが言うには……」
「メルルの能力だって外れる事もあらーな。それにダイだってかなり遠くに移動す
れば、メルルや剣が感じられないところにいるって言うことも考えられるだろ」
「でも、可能性は……」
ポップとて、剣の光が消えたことの意味することはわかっている。自分の言って
いることがどれだけ、可能性が低いかも理解している……だが、
「ダイを探す。これまでも、これからも。剣の光が消えたから何だって言うんだ。そ
の事に変わりはねぇ」
「しかし、今まで10年間探し続けてきて手掛り一つなく、さらに剣の光まで消えたと
なると、今更ジタバタしてもしようがないのでは」
664 :
転生:04/02/27 00:54 ID:K6xcajGn
「何言ってんだ、おっさん。俺たちアバンの使途はジタバタするぜ、どんな時でも
な。だってよ、ジタバタしかできないなら、みんなでジタバタするしかねーだろ」
「しかし手掛りが……」
その言葉にポップも黙ってしまった。だが、すぐさまアバンが言う。
「手掛りならあります」
「え??」
一堂、アバンの言葉に彼のほうを注視する。
「メルルの言葉を信じれば、ダイは彼女が感知できないほど遠くに言ってしまった
ということです。さらに、我々は10年間彼を精力的に探してきました。我々だけでは
なく、この地上に住むもの全員が……と言い替えてもいいでしょう」
「アバン殿、ならばなおさら、手掛りなど存在しないのでは」
「逆ですよ、クロコダインさん。メルルの言葉、我々の捜索、この二つから導き出さ
れる結論は、ダイ君がこの地上にいないということです」
「ダイ様が死んでしまったと……」
「違います。ダイ君が地上でないどこかに行ってしまったとしたら? メルルが感じ
られなくなり、剣がダイ君を見失って光を無くすことも説明できるでしょう」
「それは推測に過ぎないのでは、アバン」
「確かに推測です。けれど、地上はもう10年間探し続けました。これを機に別のと
ころを探すのも悪くないでしょう」
「けど、別の所って一体……」
「魔界、この地上の下に存在する魔族たちの世界です」
「馬鹿な、なぜ魔界などに……」
「なぜって、地上にいないなら魔界ぐらいしか考えられないでしょう」
「ダイ様には行く理由などない」
「うっかり迷子になってしまったとか……」
「ルーラ使えるダイが迷子になるかよ」
「けど、他に探す場所はありません」
665 :
転生:04/02/27 00:56 ID:K6xcajGn
結局、アバンの言葉に従い。魔界へダイ捜索部隊を派遣することになった。
ラーハルトが皆に喋る。
「魔界はバーンが死んだことで、圧倒的な力を持つものこそ消えたが、魔界に住む
ものの平均的な戦闘能力は昔から変わっていないと推測される。よって、力の無
い者は地上においていく。もちろん、個々の戦力を見ればほとんどの者が、魔界
の平均的戦力を超えているが、敵は集団で襲い掛かってくることも考えられるた
め、僅かばかり戦力が上回っているだけでは話にならない」
「圧倒的にって言うことか。するってーと……」
ポップは周りのメンバーを見渡す。
(ラーハルト、ヒムの二人は申し分ない。ヒュンケルは10年前引退して、今じゃ役に
立たないな。おっさんは微妙だが大事をとって地上に残ってもらおう。マァムは今じ
ゃただの主婦だな。アバン先生ももう年だ。師匠、老師はもっと駄目。チウ、メルル
は論外。ノヴァはロン・ベルクから魔界のことを聞いてそうだな、って言うことはこい
つは連れて行くとして、あれ……そういや、ロン・ベルクは?)
「俺とラーハルト、ヒム、ノヴァの四人がメンバーとして相応しいな」
「回復役がもう一人ぐらい欲しいが……」
そう言ってメンバーを見渡すが、ポップ以外の回復呪文を使える人間で、十分な
戦闘力を持つ者は一人もいなかった。
「仕方ない、このメンバーで魔界へ行く」
数日後、精鋭メンバーは魔界に到着した。
( つづく )
乙。
ヒュンケルは戦力外ですか…
まあ、彼がいるとポップが目立てませんし
>>663-665 何か一気に説明臭くなったな、ツマンネ
やはり、真・うんこ氏に期待するしかないかw
よく考えたら10年後ってことはポップ、その他もおっさんなのか。様子が想像できんな。
>転生
ダイはマカイで何をしてるんでしょうかね。
めぼしい敵もいないし。
まさか勇次(ry
>>転生
やっぱり黒幕はヴェルザーなんでしょうかねえ
671 :
作者の都合により名無しです:04/02/27 13:32 ID:tmVU0FD9
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
SS板、どうなるんでしょうね。
「SSを作るための板」って、本末転倒な感じもしますが。
一つの板に大量の書き手が行くのだから、職人番付みたいのも酷くなりそうだし。
673 :
作者の都合により名無しです:04/02/27 17:09 ID:r4ySPMkh
東京拘置所から史上最強最悪極悪の死刑囚が脱走したッッ
その名は麻原彰光こと、松本チヅオッッ!!
彼の目的は最強の信者を獲得し、日本転覆をねらうことッッ!!
迎え撃つは範馬バキたち、地下闘技場闘士達ッッ!!
674 :
作者の都合により名無しです:04/02/27 18:35 ID:r4ySPMkh
>>672 別にSS板が出来たって、うちらはここでやってりゃいいだけの話でしょ?
わざわざ移転させたくもないし。
でもそうなると、ここでやってたらスレ違いとかって言われるんだろうな。
どっちにしろ厄介だよね。
>>663-665 乙。ダイは大好きなので楽しみだ。期待してるので頑張ってくれ。
ここでいいよ。
はっきりいってどこ行っても荒れる。それがバキスレ。
バキスレの宿業だから、荒れは。それでも俺はここが好きなんだし。
ところで殺助氏はご臨終か。期待してたんだがな。
もうすぐ30000ヒットだね。ちょっと早いけどおめ。
>>672 まずできないだろうから安心していいよ
それにSS板として要望出したらえらいことになりそうだしな
あのDB板のように
パオが皆に喋る。
「バキスレは外伝が死んだことで、圧倒的な力を持つものこそ消えたが、バキスレに住む
ものの平均的な戦闘能力は昔から変わっていないと推測される。よって、力の無
い者は地上においていく。もちろん、個々の戦力を見ればほとんどの者が、バキスレ
の平均的戦力を超えているが、敵は集団で襲い掛かってくることも考えられるた
め、僅かばかり戦力が上回っているだけでは話にならない」
「圧倒的にって言うことか。するってーと……」
真・うんこは周りのメンバーを見渡す。
(パオ、VSの二人は申し分ない。バキスレの567は俺は10年前引退して、今じゃ役に
立たないな。世界は微妙だが大事をとって地上に残ってもらおう。ザクは今じ
ゃただのROMだな。夜王ももう年だ。谷川、1985はもっと駄目。高2、もつお
は論外。ふら〜りはバレからバキスレのことを聞いてそうだな、って言うことはこい
つは連れて行くとして、あれ……そういや、バレは?)
「俺とパオ、VS、ふら〜りの四人がメンバーとして相応しいな」
「キチガイ役がもう一人ぐらい欲しいが……」
そう言ってメンバーを見渡すが、真・うんこ以外のキチガイで、十分な
電波を持つ者は一人もいなかった。
「仕方ない、このメンバーでバキスレへ行く」
数日後、精鋭メンバーはバキスレに到着した。
678 :
作者の都合により名無しです:04/02/27 20:10 ID:r4ySPMkh
第4話 「うんこをなめるな」
真うんこ「バキ、そろそろ定期脱糞の時間ですね。ズボンを下ろしなさい」
バキ「はいッッ 今日はいつも以上にギャラリーが多いところですが
そんなこと気にしてられませんよねッッ」
真うんこ「バキ、あなたも成長しましたね。フンッ」
ヤムチャ「おいおいおー、こんなところでうんこしてるんじゃねえよ。
におってくるぜ」
バキ「な・・・なにをッッ」
真うんこ「まあ待ちなさいバキ。私がこの男に説明をしましょう」
次回最終話
679 :
真・うんこ:04/02/27 20:11 ID:r4ySPMkh
次回最終話ですので
ウンコッ
おおおおいウンコ最終回かよおおおお!
クソみたいな連載陣のなかで唯一の良作だったのにいいい!
682 :
作者の都合により名無しです:04/02/27 23:18 ID:OS47BAvR
>>うんこ氏
とりあえず乙。
ヤムチャを出すとは、それなりに話を考えてるっつーか、なんつーかw
他の作者さん達も家紋
うんこネタの何が面白いのやら
喜んでる輩は一体何歳だよw
684 :
作者の都合により名無しです:04/02/27 23:35 ID:0GJhtr9Z
>>683 煽らないほうがいいと思いますよ。
それはそれで今のスレを保たせているものの一つなんですから。
悲しいかな、これが今のバキスレの現実なんですよね。
685 :
作者の都合により名無しです:04/02/27 23:56 ID:lCAyyah5
>684
うんうん。
自分たちが何様のつもりか知らないけど、俺達面白い!とでも勘違いしているらしい
>684みたいな連中がのさばって、みんなに嫌われ無視され滅びつつある哀れな現実だね。
686 :
作者の都合により名無しです:04/02/27 23:58 ID:zeqIDOSS
バレ氏はうんこの作品を保管してないんですね。
なんで無視するんですか?
と荒しに突っ込まれる前に言っておく。
IDがすごいな
その日、日本中が恐怖に包まれた。
「速報ですッッ!たった今、東京拘置所から麻原彰光こと、松本チヅオ被告が
脱獄したとの連絡が入りましたッッ そ、その手口について、未確認の情報ですが
拘置所内にサリンを撒き、警備が倒れている隙に脱獄したとの情報が入っておりますッッ
えー 情報が非常に錯綜し、そしてこの拘置所前も、サリンによって
身体の自由を奪われたと思われる所員を・・・」
ジー・・・
「えー・・・と、ちょっと音声が途絶えてしまったようですね・・・
っと・・つながりませんか・・?
え〜 麻原被告は、本日死刑執行日でした。脱獄したと思われる午後六時
は、公表はされておりませんでしたが、被告の死刑執行のまさにその時間でした。
一体、何が起きたのでしょうか。情報が入り次第、ご報告いたします」
アナウンサーがそう言うと、ニュース番組はいったんCMへと入った。
ところ変わってバキの部屋。
この日本を揺るがした大犯罪者が脱獄したこと等いざしらず。
梢江との情事にあけくれるバキ。魔の手がせまっているとも知らずに
ひたすら獣のように、己のモノをつきたてている。
そろそろフィニッシュ・・・。とバキ。突然ピストン運動をやめ
モノを抜く。
「ハァ ハァ どうしたの? バキ君 ハァハァ」
槌恵が息を切らせながら尋ねる。部屋の窓の外を見つめるバキ。
何かの気配を感じるのだろうか。立ち上がり、窓のカーテンを開ける。誰もいない。
ガラガラッッ 外に出るバキ。あたりを見渡し、叫ぶ。
「誰だッッ」
バキの言葉に反応するかのように、暗闇の中から一人の男が姿を現す。
バキはもう一度、同じ言葉を叫ぶ。「誰だッッ」
「麻原です」
脱獄した、麻原だった。なぜこんなところへ・・・。バキは麻原の脱獄を知らない。
だが、あのふてくされた顔、まさに麻原彰光その人であった。
「俺に何かようか?」
バキが尋ねる。すると、麻原は目をつぶり、何かを考えはじめた。
う〜んう〜んと唸り、時に首をかしげ、時ににやりと笑った。
そして突然あぐらをかき、その状態のまま地面を飛び跳ねはじめた。
終わり
不謹慎だ。逝ってくる。書いてる途中で気持悪くなってきた。
>>うんこの気持
物語も、いよいよ佳境か。
バキとうんこの師弟愛に、ちょっと感動した。
うんこをナメたヤムチャに、正義の鉄槌が下るのか!?
どういうエンディングになるのか期待。
>>686 バキスレの選民思想は今に始まったことじゃないからw
バレさんはパオ組の中でも心が広い方だと思ってたから残念だが
692 :
高尚なバキスレ信者は隔離病棟から出てくるなよプ:04/02/28 14:51 ID:3z3ktCHK
415 名前:水先案名無い人 [sage] 投稿日:04/02/28 14:19 ID:r/2Fqfm7
勝手に盛り上がってるとこ悪いけど、バキスレはSS板に移転するつもりはないから。
SSだけを集めた板なんて、閉鎖的になる一方だしね。
うちのスレッドにはパオさん、VSさんなど、優秀な職人がたくさんいる。
SS板に逃げなくとも、自分達だけでやっていく自信がある。
事実、パオさんは一から組み立ててきた。
媚びることもなく、逃げることもなく、たった一人で戦ってきたんだ。
それを見ていた人間としては、職人同士が寄り添うここの光景は滑稽でしかない。
もし、SS板云々の議論がバキスレに迷惑をかけるような事があれば・・・
俺はアンタ達を絶対に許さない。
あのさ、君たちが何を争っているのか知らないけど、
創作文芸板の三語スレを荒らさないでくれるかな。
694 :
作者の都合により名無しです:04/02/28 16:41 ID:3z3ktCHK
>693
ここの選民思想なヴァカが一方的に喧嘩売っ回ってるだけだから、無視するなりここ潰すなり好きにしちゃって
何かここまで荒らしが酷いと漫画板住人がいかに厨が多いかわかるね。
他の板じゃ、SSがこんなにたたかれているのみたことないよ。
696 :
作者の都合により名無しです:04/02/28 22:53 ID:lw53WLXZ
アニメ板に帰れよ。
「うんこの気持」、ホントに保管されてないな。
マロンの時は「うんこ」と書きまくるだけのクソレスだったから分かるが、
今回のは一応マトモなSSじゃん。
>うんこを調べれば高い金だして健康診断する必要もないんだよっ!
>食べ物を安心して食べられなくなったこの時代、うんここそ究極のエコロジー物質なのだ!
この辺の台詞には、独特のセンスすら感じたし。
やっぱ選民(ry
まとめサイトの方が向いてる思うけどね。
ただ題材がうんこであるだけでシカト。
バレの人間性が伺えるね。
この事をまとめサイトで持ち出せばたぶん反論できないよ。
また一方的に「荒らしは無視」とか言われて削除される。
やっぱ選民(ry
700 :
作者の都合により名無しです:04/02/28 23:54 ID:vYGG4EK2
>695
荒らしが酷いって、ここの連中が無視すればいいのに
「俺たちみたいな高尚な人間が集うスレをなんで荒らすんだよムキー!」と
香ばしく相手ばっかりしてるからだろw
あまりにも選民(ry が高すぎてムカつくんだもん。そりゃ叩かれるだろう(藁
バレ氏、気にせず続けてくださいね。
今回のバレさんの行動はちょっとな・・・
真・うんこさん自体に非は全くないんだから。
きちんと謝罪して、保管をして欲しいと思う。
ところで、いつからSS保管が義務になったんだろう
まるで、バレ氏の行動に非があるような言い方が続いているが
保管するかどうかは彼が決めることであって、ほかの人間がとやかく言うことじゃない。
もし言うのなら、自分で保管サイトを立ち上げればいい。
704 :
作者の都合により名無しです:04/02/29 02:05 ID:v+Vo3BEM
今バレ氏が糾弾されてるのは、他の作品は保管してるのにうんこ氏の作品だけ保管してないという選民思想丸出しの行動を取ってるから。
別にいいから。
保管されたいためにやってるわけじゃないし。
自分が書きたいからやってる。適当に。
そんなこと言うと、うんこ氏最高!とか言うんだろどうせ。
もういいよ。
まとめサイトの掲示板に変なこと書くんじゃねえよ。
もういいから出てってくれます?
俺も調子に乗りすぎてた。すまん。ただのROMに戻るわ。
うんこ氏はうちら荒らしの仲間じゃないの?
荒しまがいのSS書いたかと思えばあらしを釣ったり。
しらけるわそーゆうの。
誰もてめえのSS面白いと思ってねえよ。
くだらね。やめよ
あーあ みんながおだてるからクズが勘違いしちゃった
本当はうんこ以下の価値しかないのに つかえねぇ
何事もなかったかのように再開↓
710 :
作者の都合により名無しです:04/02/29 03:36 ID:QhKpPtTd
>>696はおもしろいのかだれかチャレンジしてくれ。
おもろかったら漏れもみる。
712 :
作者の都合により名無しです:04/02/29 05:27 ID:QhKpPtTd
混沌としてますね。
改めてパオのSS読むと、実はあんま凄いもんでもないんだよな。
散文的で、展開も文章表現も使いまわしが多い。
あと、表現が稚拙。
誰だよ、パオの文章力が高いって言ってた奴は。
paosann konnnichiwa
anataga kokode SSwokakanakunatte sabisiidesu
honntouha motto shorisitehosikattanodesuga
TODAY is 69000
yorosikuonegaisimasu
スロット覚えたてで初心者の頃、ウンコがしたくなりホールに行ったんだ
で、便器に座ってふと横を見たら
「トイレットペーパー以外の物は詰まりの原因になりますので流さないでください」
と書いてあった
だから俺はウンコは便器の横でして、尻を拭いたペーパーだけを流してしまった
そしたら店員が来て、大きなピンセットみたいな物でウンコを一粒一粒拾いながら
「おまえわざとか?」と言ってきた
俺は悪くないのにイヤミ言われてアタッマきた
休みなのになんでこんなに廃れてるんだろうか・・・
職人さん達、ちゃんと読んでる人間は大勢いるのでどんどん書き込んでね!
俺も感想書くようにしよっと。
SS板が出来たら、そこに移転すべきだと思う。
今の状況を打破するにはそれしかない。
住民が去ってしまったのなら新規を獲得するしかない。
まぁ、そのへんはできてから考えようよ。現状ではまだ絵に描いた餅なんだからさ
720 :
718:04/02/29 17:53 ID:KzmMnot4
意外と人っているのかな?
すぐにレスが来てちょっとびっくりした。
転生楽しみにしてますよ!
あとVS氏はどうしたあッッ!戻ってきて!
できればパオ氏も。
あと遅れましたがふら〜り氏乙
大半の住人はSSだけ拾い読みよ
>>723大半っていうかまとめサイトのアクセス数の伸びからすると
0.5%くらいの人しかここにかいてないな。荒らしは除いて
まとめサイト30000ヒットおめ。
多分
>>724氏のいう通り、サイトで閲覧する人間の方が遥かに多いだろうな。
パオ氏のSSも週1、2回更新するし、何よりうざい書き込み読まんで済む。
バレ氏、いつもありがとうございます。
>>722 VS氏は仕事が2月中は死ぬほど忙しいんだって。VS氏サイトの掲示板に書いてあった。
今週か来週くらいに帰ってくるよ。
>>うんこ
秀逸。
真・うんこのキレっぷりがいい。
うんこが肥やしになる話は感動的だな。
食ってるし。
うんこをなめるな。
>>背中
倒しちゃったよ。
っていうかウルトラマンの正体は隕石だったのか。
>>オーガじゃねえ
勇次郎弱いなー。
バキに負けちゃったよ。
しかも精神崩壊。
ドリアンか。
>>転生
ダイか。
懐かしいな。
よくこのスレでバキ以外のものに挑戦しようとした。
よくやった。
魔界編楽しみにしてる。
>>麻原
普通におもしろい。
柳龍光以上の毒ガス使いだな。
>>474 としあき
「き」か「ぎ」
今度SSうpします。
つまらないとかほざいたら殺すんで、そのつもりで宜しく
つまらない
テンプレに【SSの書き方】とか載せておきませんか?
パオさんやVSさんなどから意見をもらって、それを元に作成しましょう。
このままでは、このスレは荒らしが作った駄作が跳梁跋扈するクソスレになってしまうと思います。
ざけんな。
なんで自由に自分のものを書けるスレで形式を重んじなきゃならんのよ。
731 :
作者の都合により名無しです:04/03/01 15:39 ID:ZzjUPAll
>718
こないでいいよ。つーか来るな。お前らみたいなのは邪魔。来たら追い出すのでよろしく。
自分たちのお花畑で、滅びの歌でも合唱してろ。
『人外』というものに昔から憧れていた。『超越者』と言い換えても良い。
俺が拷問に拘っていたのも、己の手により他者の人生を終らせる事で、
自分を『人を超えた何者か』と一瞬でも思える事に快感を感じたからだろう。
無論、それは錯覚に過ぎない。ただの快楽殺人者である事は分かっている。
だから今、己の体内に巣食う『卵』に生まれて始めての輝きを感じていた。
『人外』の『超越者』への道。それが開ける気がする。今から、ここから。
だが、その前の大きな関門。目の前の男、ホル・ホース。
俺の母、エンヤが狂気の薄笑みを浮かべている。
自分の息子を、得体の知れないガンマンと殺し合いさせようとしているのだ。
俺は知っている。この母親の盲愛を。俺への過剰な期待を。
寸毫たりとも俺が負けるなんて思っていない。だから不気味に笑っている。
いいさ、それなら。その狂気、乗ってやる。アンタの息子らしくな。
勿論あんたの為じゃない。俺自身の為に。
いけ好かない顔が笑っている。俺の立っている場所の10メートル向こうで。
生まれてこの方、女に不自由していないであろうルックス。鼻に付く。
俺の中に殺意が実体を持って浮かび上がる。殺す。その喉を、掻き切る。
懐の磨き抜いた愛用のナイフを握り締める。完全に戦闘モードに入った。
ホル・ホースは銃を使うだろう。だが、俺には関係無い。
今まで何度か銃とは殺りあった事がある。だが、どいつも殺してきた。
銃の腕を自慢している奴はどいつも、俺の手の中で真っ赤に染まった。
撃たれた後の弾は当然、人間では見切れないが、銃を撃つ直前、見切る。
殺気を。構えを。銃口の向きを。何より、相手の『慢心』を。
銃とナイフ。圧倒的な戦力差で、大抵の人間は慢心する。腕利きほど、だ。
俺が殺した奴にはクレー射撃の、ゴールドメダリストクラスの奴もいた。
だが人間はクレーじゃない。反撃もすれば、予測不可能な動きもする。
慢心している奴には分からない。自分が『狩られる』事もある、という事が。
俺のような人種(殺人を生業にしている人種の事だ)を相手にする時は、
無駄な感情を交えてはいけない。即座に殺す。それが鉄則だ。
今までの相手は、どれ程に腕が立ってもそれが分からなかった。
もしかしたら、『人間を撃つ』という行為を瞬間、逡巡したのかも知れない。
バカが。人間を撃つんじゃない。『標的』を撃つんだ。
それが分からない相手に、俺は殺せない。チンケな銃ひとつではな。
そう思って、俺は目の前のホル・ホースを見た。
ヤバい。こいつは、ヤバい。
俺の中の非常警報が最大限に鳴り響く。『こいつの銃はかわせない』と。
稀に、本当にごく稀にいる。俺もお目に掛かるのは初めてだが。
『当ててから撃つ』奴が。 ・・・俺の背筋に恐怖が奔る。母・エンヤを見る。
対決を止めてもらう為だ。目の前の男には、絶対に勝てない。殺される。
だが、エンヤは俺の哀願の眼差しに気付かず、懐から金貨を出して言った。
「この金貨を今からワシが投げる。地面に落ちたら、決闘開始じゃ」
737 :
殺助:04/03/01 20:59 ID:wLEp3PI5
住人の皆様、職人の方々、バレ様、HP30000ヒットおめでとうございます。
しばらくサボってました。適当に頑張ります。
あまり回りに気にせず自分のペースで完走して下さい。楽しみにしてます
>殺助氏
乙。お久しぶり。帰ってきてくれて嬉しいよ。
今回は対決の前フリか。対決期待してまっせ。
盛り上がってきましたね。
スレ違いですが、ヤムスレもいい感じになってます。
いいことです。まだまだ全然大丈夫ですね。
ヤムスレは全然荒れてないよ。
しりとり荒らしは我が物顔でしりとり続けてるけど。
結局荒れたのは住人の所為だったってことだな。
ここの住人はヤムスレを見習ってくれる?
742 :
作者の都合により名無しです:04/03/02 13:08 ID:nDrDoXea
>740
じゃぁ、ここはひとつ徹底的に荒らして芽を絶っとくか。
とりあえずうんこ。
↓続きよろ。
殺助氏乙。まあ、自分のペースで頑張ってくれ。
出来れば一週間に1回くらいはうぷして欲しいけどね。
そろそろVS氏やダイの作者さん、○氏や世界氏も
復活してくれないかなあ。
>>743 >出来れば一週間に1回くらいはうぷして欲しいけどね。
そういうさりげないレスが作者に刺激にはなり、ときにはプレッシャーになっていくんだろうな
となんとなく思った。
>>744 応援は期待の現われだろうから、難しいね。
ときにはその応援がやり甲斐になったり、
逆にプレッシャーになったりするんだろうな。
殺助氏も書いてるけど、「適当に」頑張って下さい、職人の方々。
暇な時に気楽に書く程度で構わないんで。
ヤムスレは対荒らし対策としては移転して見事に成功したな。
それに比べてココは・・・。マロンから何のためにこの板に移転してきたんだ?
>>747 同意。でも、もうこの話題は止めよう。ループするばかり。
しかし麻雀はいつ再開されるのだろう。
一番いいところでヒキで、あとは2週間放置ってのは辛い。
でも、VSさんお仕事忙しいんなら仕方ないな。
盛り上がってきたぁぁぁぁぁぁぁっぁあっぁぁぁっぁかlsdfsdjfかjd!!!!!
751 :
736の続き:04/03/02 22:08 ID:Nzmshul3
『当ててから撃つ』
あんたには分かるだろうか。このニュアンスが。本当の達人クラスの技が。
例えば、人を狙撃する場合。
人間にはどうしても『意』が入る。当てようとする『意』が。
そしてこの『意』って奴は、なかなか曲者だ。セーブなんて出来やしない。
目の前の敵を殺したいという欲。人を殺す恐怖。鼠をいたぶるような慢心。
それらが、正確な狙撃を邪魔をする。指先に力みを生み、的を外す。
当てようとする『意』が、逆に当てなくさせちまうのを、俺は沢山見てきた。
しかも、俺たちのは競技じゃない。殺し合いだ。
意識を消す。無心になる。言葉では良く聞くが、実際はほとんどありえない。
今、俺が語ったような心の揺れが、人間の心を惑わせる。
だが、稀にいる『当ててから撃つ』男。その男が目の前にいる。
奴には、当てようとする『意』は無い。何故なら、銃を構える前に当てている。
既に、奴の頭の中では『先取り』が出来ている。俺を撃ち殺すところを。
俺を銃を構える前に撃ち抜いているのだから、心の揺れは無い。
頭に描いたとおり、風が吹くような自然さで事を成すだけだ。
ヤバい。どうしようもない。
俺の苦悩とは裏腹に、クソが投げやがった。俺の運命のサイを。
母・エンヤの投げた金貨は、ゆっくりと空を舞う。そして頂に達し、
そのまま地に落ちた。
目の前の男、ホル・ホースの右腕が信じられない速度で動く。
俺は地を蹴る。
その動きすら奴には織り込み済だとしても、ただで殺られるのはゴメンだ。
奴まで約10メートル。気が遠くなるほど長い距離だ。
万里の長城という中国のファーストエンペラーの建造物があるそうだが、
それすら、この10メートルに比べれば容易く走破出来るだろう。
目の前のクソいけ好かねえヤサ男が微笑む。シビレるような笑みだ。
俺もこんな顔で生まれてこれたら、人生変わっていただろうか。
俺は一瞬、訳の分からない自問をする。この修羅場で。
どうしちまったんだ、俺は? 死が近いんだぜ?
思考も感覚も狂っちまった。今までの、俺なら、修羅場でこんな事は
決して考えなかった。余計な思考は死を招くからだ。
ふと死んだ後の事も思い浮かぶ。
天国にゃ、行けねえな。勿論、こっちもそんな退屈なところはゴメンだが。
ウダウダと下らない妄想が俺を支配してた間に、その時は来た。
奴がまっすぐ、俺に向け右腕を伸ばしてやがる。
信じられないほど速いクイックドローだ。
だが、すぐ俺の脳裏に疑問が浮かんだ。奴の右手を見て、だ。
おいおい、銃が無えぜ? 彼女にプレゼントでもしたのかい、色男さんよ?
ほんの少し、俺の顔に喜色が浮かぶ。
俺はそれでも銃を警戒し、ジグザクに動きながら、奴との間合いを詰める。
あと、約6メートル。ほんの一息だ。どうやら生き残ったぜ。
無論、愛用のナイフを握り締めたままだ。どう切り刻んでやろうか。
だが、すぐにその喜びは愚かな幻だったと気付く。
まるで蛇が卵から生まれるように、ムクムクと現れやがった。
奴の右手の中から、俺に死を告げる銃が。
東京ドーム地下闘技場。最強を欲する格闘士達が、互いの牙を競い合う禁断の聖地。
今日は試合の予定が無く、物言わぬ神獣以外は誰もいない………はずだった。
闘技場の中央に立つは、徳川光成。この闘技場の守護を務める老人である。
無論、伊達や酔狂でここに立っているワケではない。待ち人がいるのだ、三人。
「果たして何人来るか…。幕府を蘇らせるに相応しく、育っておるのか…」
「もうココにいるよ」
「えっ!?」
地下闘技場の更に地下、砂の中から這い出してきたのはラフな格好の男。
徳川家康、光成の秘蔵っ子の一角である。
「いつの間に、潜っていたんじゃ!?」
「昨日からかな。待ちくたびれたよ」
「何の手がかりを渡さなかったのに─────流石じゃのう、家康」
「世辞はいいぜ、クソオヤジ。でも、どうやら他の二人はいないようだな」
「うむ…」
「情けない奴らだぜ。まぁいい、幕府再興は俺の力だけで充分よ」
轟音が鳴り響いた。それに続き、馬が疾走する音が聞こえる。
「チョット待ったァッッッ!!」
「おお、吉宗!」
馬に乗って登場したのは、徳川吉宗。時代錯誤の鎧に身を包み、逞しいヒゲを生やしている。
「ハッハッハ、“暴れん坊将軍”の異名を持つ我輩を忘れては困るな」
「では、残りは光圀だけか…」
その時、聞き覚えのあるメロディーが三人の耳へ入ってきた。
755 :
殺助:04/03/02 22:12 ID:Nzmshul3
最初sage入れ忘れてageちゃいました。すみません。
今週中には1部を終わらせたいと思います。
やべぇ、DIOの世界おもしろすぎ・・
>>転生さん
スケール大きそうな雰囲気ですねえ。魔界側にどんな連中が出てくるのか、もしかしてダイ以外から?
それはそうと「普通の主婦」なマァムはかなり見てみたいなぁと思ったり。エプロンつけて
子供抱いてて、とか。それはそれで可愛いというか何というか。
>>もうオーガじゃさん
何だかんだ言って、「エリートほど崩れると脆い」というのを実践してますな、この勇次郎は。
実際、負けてしまったらこうなるのかもと思ったりします。でもここから何らかのきっかけで
立ち直っていくとしたら、なかなか感動的な物語かも。刃牙だって本心では、その方が嬉しいのでは?
>>うんこさん
「うんこをなめるな」に突っ込もうと思ったら、前話で食べてましたね。既に行きつくとこまで
行って……この上、最終回で何があるのやら? ちなみに、伝馬町(江戸の刑務所)の
囚人リンチであったそうです、それ。食糞。口に入れた後、背中をばぁん! と叩くと
喉が開いてスルリと、だそうで。
>>教祖さん
……脱獄までして何がしたかったのか。アレが見たかったのか? だとしたらかなり侮れない
感性かと。あぐらで飛ぶし。
>>殺助さん
ホル・ホースがこんなに強そうに見えたのは初めて。
J・ガイルが、こんなに真面目なことを考えて戦ってるのが衝撃。
次でハングドマン覚醒、ぽいですがこの状況からどうやってコンビになるのか……やりあって
芽生える友情、なんて二人じゃないですし。はてさてっ。
>>野望さん
実は日本史好き(時代劇はあまり観てませんが)なので嬉しいです! 徳川ブラザーズ(仮)が
日本征服を企み、刃牙たちがそれを阻止せんとして……とか? 楽しみにしてますよっ♪
>>757 うんこにレスしてんのは、ギャグか? ギャグなんだな?
選民思想云々言ってるカスを気にしての事なら、アホすぎる。
構うから奴らは付け上がるんだよ、感想なんて持ってのほか。
とことん選民してやろうや。そうしなきゃ、クズ共は消えないんだよ。
テンプレに厳しく制約つけて、守らない奴は削除しよう。
削除人もこれまたクソの役にも立たないボンクラだから、どーせムリだろうけどよ。
とにかくレスすんな!!!!!!!!!!
ふら〜りさんキタァァァァァァァァァァァァッッ!!!!!
盛り上がってきたバキスレはもう誰にも止められないッッ
>>757 スマン、藻前はマジに書いてるんだろうがチトワロタw
>J・ガイルが、こんなに真面目なことを考えて戦ってるのが衝撃。
そですね。案外普通人つ〜か。
でも、話は面白い。
何かまともな人まで荒らしにレスしてるの見て正直萎えた・・。
バキスレにいてとことん不快・・。いくら丁寧な人を演じているからって
それは失礼じゃないのか?
763 :
作者の都合により名無しです:04/03/03 01:11 ID:7Ap/lL67
(・∀・)イイヨイイヨー
764 :
転生:04/03/03 04:00 ID:jT3gslMB
ここは魔界の町、人間界で言えば中程度に発展した町といえる、家の形はほと
んど地上と違いがなく唯一の相違点はどの家にも明るい街灯がついている点だけ
だ。
「ここでは俺やノヴァは目立たないように行動しなくちゃな、ノヴァはこのマントをか
ぶって顔を隠しておいてくれ、俺はモシャスを!」
ポップはモシャスを使い変身する、と言っても知っている魔族の数は限られてい
るため、かつての魔王ハドラーの姿に変身することにした。
「ハドラー様の姿ってかえって目立たないか?」
「しゃーねーだろ、他に魔族ってあんまり知らないんだからさぁ、後印象に残ってい
るやつっていったらバーンぐらいしかいないぞ。ザボエラとかはほとんど覚えてない
し」
「ったく、だからって俺の前でハドラー様になることはねーだろ」
愚痴るヒムは放っておきパーティは街の中へと進んでいく。魔界に来る前、アバ
ンに言われた言葉が思い出される。
『良いですか皆さん。魔界についたら、そこで最近起きた異変に注目してください。
ダイ君は魔界にとってとてつもない影響を持つ人物であるはずです、その彼が魔
界に行ったのですからそこでは何かしらの変化が起こっているはずです。些細な
変化も見逃さないように、お願いしますよ』
些細な変化も見逃さないように……。とは言っても、彼らは元の魔界の姿を知ら
ない。今ののどかな街の風景が普通なのか異常なのか、彼らには区別がつかな
い。
765 :
転生:04/03/03 04:01 ID:jT3gslMB
辺りを見渡せば、ベランダに主婦が出て洗濯物を干している。かと思えば、タイ
ルで舗装された道路の上で子供たちが遊んでいる。
「何も変わってねーような、逆に変わりすぎているようななぁ、ノヴァ、お前ロン・ベ
ルクから何か聞いてないか?」
「俺が聞いた魔界の話とここの風景は何一つ変わらないように思うな、師匠が話し
てくれた魔界の姿は人間界の長閑な田舎の風景に似ているっていう話だったか
ら」
「そうか、んじゃ、今のところ全く変化は見られないって言うことか」
その言葉にラーハルトが割り込んだ。
「いや、異変なら起こっている」
「え? そういや、お前も魔界のことは知ってるんだよな」
「いや知らない。父は魔界のことを話してくれる人ではなかった」
「おい、じゃぁ何で異変が起こっているって断言できるんだよ」
「勘だ!」
「はぁ?」
ラーハルトは手を動かし、何かを確かめるかのように何度も何度も拳を握りしめ
る。彼の顔色は優れず、何か不安を感じているようであった。
「ちゃんと説明してくれないと分からないぜ、一体どんな異変が起きてるって言うん
だ」
「今はまだ説明できん。俺の勘違いかも知れんからな」
766 :
転生:04/03/03 04:02 ID:jT3gslMB
気になるラーハルトの台詞がありながらも、ポップ達は街の中を歩いていき、中
央の広場までついた。広場にはたくさんの魔族が集まっている。その真ん中では、
ある二人が戦っていた。
「鬼丸美輝、今日も俺の挑戦を受けてもらうニャ」
「あんたの事なんか知った事じゃないが、こちとら出された挑戦状を無視できるほ
ど人間はできてないんだ」
いいぞやれー、周りの魔族達が声援を送る中、中央の二人が動く。一人は男、
一人は女。どちらもまるで人間のような外見である。
勝負は一瞬のうちについた、男が放った正拳上段を女がかがんでかわし、その
体勢から蹴りをあごに打ち上げる。「鬼丸流葬兵術、天龍裂雲脚」その掛け声と共
に放たれた一撃で女は男を倒した。
「さて出前出前」
岡持を手に、倒れた男を背に女は走る、その方向にはポップがいた。
「強い、なんだよあの女は……女で強いなんてアルビナス以来初めて見たぞ」
ヒムが恐れおののく、魔族ではなく怪物の彼はより動物に近く本能的に強い相手
が分かるのだ。彼は感じた、この女に逆らっては駄目だと。
だ が ! !
岡持を持った女が、ハドラーの姿をしたポップの横を通り過ぎようとした瞬間。
「あんた、どっかで見たことあるんだけど」
女がポップを覗き込んできた。
767 :
転生:04/03/03 04:03 ID:jT3gslMB
とっさにポップはごまかそうとする。
「い、いやぁ初めてあったと思うよ、あは、ははは……」
「なんだい、そのヘタレた答え方は。ヘタレ、ヘタレ?? そう言えば昔いたなぁここ
ら辺にヘタレ魔王が……誰だっけな?」
「お、おい貴様、ハドラー様を愚弄する気か、ヘタレとはなんだ取り消せ!!」
ヒムはさっき感じた恐怖を忘れ、突然反論してしまう。
「ハドラー?」
「は? あ、やべ……」
女が構える。
「へぇ、あんたあのハドラーかい、人間界に行って少しは強くなったそうじゃない
か? 少し顔つきが変わってるから分からなかったよ。また昔みたいに苛めて
やるからかかってきな!!」
臨戦態勢になった女を見て、四人は困惑する。
「なぁどうする?」
「話を合わせるしかないんじゃないかな」
「っていうことは、俺があいつと闘うのか? 不安だなぁ……」
「今はハドラーの肉体だから負けることは考えられん。それに相手は女の格好をし
ているが魔族だ。気にせずぶちのめしてやれ」
「しゃーねーな……」
「話はまとまったかい、じゃ行くよ!!」
そう言った瞬間、女が瞬時に間合いを詰めてくる。刹那、掌底突きを放ちポップ
の肉体は弾き飛ばされる。仰向けになって地面を引きずったかと思えば、既に上
空に女がいた。着地と同時に、下段突きを顔面に、右のアッパーで無理矢理体を
叩き起こし、左のストレートをたたき込む。
「どうした、でかくなったのは図体だけかい?」
768 :
転生:04/03/03 04:05 ID:jT3gslMB
「調子に乗るなよ」
勢いに乗り攻め続ける女の隣にラーハルトが、必殺のハーケンディストール。遠
慮なく女にぶち込む。だが……
「かわされた?」
女は超高速で動くラーハルトのすぐ後ろにいた。
「遅い!! 鬼丸流葬兵術、蒼天隼落とし」
女の跳び蹴りを喰らい、ラーハルトがはじき飛ぶ。
「ったく、話にならないね。私は出前で忙しいんだ、とっとと行かせてもらうよ」
自分から絡んできたことも忘れ、女は去っていく。ポップ達にとっては悪夢の数秒
間だった。最強クラスの肉体を持つはずのハドラーに変身していたポップ、最強ク
ラスのスピードを持つはずのラーハルト。そのどちらも、一人の女にあしらわれた
のである。
「ったく、なんだってあんなに強いやつがいるんだよ。十年前にあいつが攻めてき
てたら俺たち負けてたぞ」
「魔界も広いと言うことか……」
「なぁ、兄ちゃん達。さっきの女、大戦鬼・鬼丸美輝に負けたからって気にすること
はねーぞ。あいつはなここら一体じゃ女将さん以外に負け知らずの女だからな、そ
れに最近、人間化の呪いを喰らって不機嫌みたいだしな。誰だって、あいつには
敵わないさ」
「そんなに強いのかアイツ……いや、待て。その前にさっきなんて言った? 人間
化の呪いってなんだ? それ?」
「え? アンタら知らんのか。この街を支配するデマオンが自分に逆らう連中を全
員、人間に変えてるんだよ」
「人間に……」
「まったく、なんでそんな事するのかねぇ」
その言葉にラーハルトは確信を得たようにつぶやく。
「さっき感じた違和感は偽物ではなかった、かすかに力が抜けていく感じがした。
デマオンはかつて俺の父が闘った男だ」
鬼丸葬兵術にワラタ
いや、俺はデマオンの方がワラタ
たしかにあいつは、バーン様より威圧感あったよな・・・
読んでた当時、ドラたちが勝つ姿が全然思い浮かばなかったし
>>殺助氏
あててから打つというのは、多分塩田剛三(ばきの達人のモデル)が
語った植芝盛平の逸話ですね。面白いです。頑張ってください。
>>転生作者氏
鬼丸美輝って噂に聞くけど強いなーw
漫画読んだことないけどw ラーハルトを手玉にとる美輝ちゃん萌え。
今度、漫画読んで見ます。ゆっくり続けて下さい。
>>ふら〜りさん
雑音を気になさらず、頑張って下さい。
お時間が出来たら感想だけでなく、作品も上げて下さいな。
>>771 >雑音を気になさらず、頑張って下さい。
お前、本気でそう思ってんのか?うんこなんかにレス付ける方が馬鹿だってことが本当に分からんのか?
ふら〜りはまともだと思ってたのに裏切られた住人まで敵にしたいのか?
773 :
762:04/03/03 18:26 ID:2EhyH1KC
>>772 いや、すまん。
どうやらここは、コテ職人に対して批判はしてはいけないのだろう。
前々からそういう雰囲気だったし。
今はなんか荒らしも住人も仲良くやっていこうってことなんだろう。
でも、そういうことならテンプレにもちゃんと書いてほしい。いや、マジでね。
まあこういうこと言うと俺も荒らし扱いにされちゃうんだろうな。。
何事もなかったかのように再開↓
デマオンって何のキャラだ?
本当に知らないのだが。
人間の脳は、祖先のサルが自然界で弱者だから発達した、と聞く。
俺もその説に賛成だ。尤も、進化説なんぞ全く興味はねえが。
俺の知能指数は常人よりずっと高い。
思考能力は、闇社会の誰よりも上の自信がある。
だがな、それは俺にとって、『恥』なんだよ。
もし俺たちの祖先のサルに、ライオンや象すら倒す爪や牙があれば、
きっと脳なんぞ発達しなかった。する必要が無いからだ。
知恵を絞って獲物を取ったりする必要も、天敵から逃げる必要も無い。
『力』だけで他者を征する事が出来るんだからな。
ある意味、『思考』は弱者の証明なんだろう。
俺はガキの頃からずっと考えて来た。弱く、醜かったからだ。
俺は『思考』を弱者の証明と恥じながらも、捨てられなかった。
その『思考』が結実し、今や闇社会でもある程度の顔になっている。
それでも俺はまだ考え続ける。 …怖いからだ。弱いからだ。
もし、俺にライオンの牙があったら。象の膂力があったら。
俺は『思考』を捨てようと思う。思うが侭に、力だけを駆使してのし歩く。
そうだな、例えば。
目の前のカウボーイの、不可解な力が手に入ったら、だ。
色男の右手から生まれた蛇。その蛇は、まっすぐ俺を睨み付ける。
その蛇、今まで見たことも無いタイプの銃。仕事柄、銃器には詳しい俺が。
カウボーイは照星ごしに飛び切りの笑みを浮かべる。
俺が女なら、その場で下着を脱ぎ捨て、股を開くような魅力的な笑みだ。
(奴は絶対プロの殺し屋じゃねえ)
俺は闇の住人としてのチンケなプライドをぶら下げて、奴を見据える。
確かに奴のクイックドローは超一流だ。だが、そんな技術は闇では必要無い。
ホルスターから銃を引き抜き、獲物をポインティングして撃ち殺す。
それまでの時間の限界値は、おそらく0.4秒ほどだ。奴もその速さだろう。
確かに技術としては素晴らしい。だが、そんなのはこの時代のプロじゃねえ。
熟練のガンマンより、素人のウージー(マシンガン)の方が余程恐ろしいからだ。
俺はこの時代のプロの殺し屋だ。たとえ奴より戦闘能力が劣っても。
なぜか? 教えてやろう。
相手が『殺される』、とすら怯える時間も与えずに殺すのが、今のプロだ。
戦闘能力ではない。相手に気付かせず、そっと背後を取る暗殺能力。
俺は闇に同化し、その能力を徹底的に磨き上げた。
暗殺の仕事の反動で、派手な拷問が趣味になっちまったがな。
正々堂々と、一対一でピストルを抜き合うってのは、闇社会においては悪徳だ。
尤も、そんな決闘に付き合っちまった時点で俺もプロの殺し屋失格かも知れねえが。
俺は駆ける。奴まで残り5メートル。
しかし、俺が奴に到達する事は無いだろう。ついに、発射されたからだ。
世界にとっては小さな平和への福音、俺にとっては死の宣告の銃弾が。
778 :
殺助:04/03/03 21:04 ID:Z8DinugQ
住人の方々、ふら〜りさん。いつも感想ありがとうございます。
いつも2、3レスしか書けませんが、なんとか最後まで頑張ります。
そもそも匿名掲示板で荒れるな、ってのが不可能な話。
なぜならここは匿名掲示板でしかも2ちゃんだから。当然の帰結。
そのことが気に食わないなら2ちゃんというシステムを根底から改革するしかない。
それをせずにただ自分たちの気に食わない相手に荒らすな出て行けスルーしろ?
そんな矛盾を内包した行動は不可能だし現にお前ら出来てないじゃん。
最近は名無しが減少してきた事を無理やりに「荒らしが沈静化した」と思い込もうとしてるけど、
これからまた同じことの繰り返しになることは明白。
何度も言ってるけどまとめサイトでやることに何の不都合があんの?
新規職人? 逃げたと思われるのが悔しいの?
前者の場合は何の心配もいらない。
だってこの手のサイトで客が来てるサイトなんて山ほどあるし、
現にヒット数それなりに稼いでるんだろ?
もっとオープンな環境を作れば、また違った新規職人を得られる。
しかも2ちゃんとは違って荒らしを消すことが出来る。
後者の場合はもう何もいう事はないよ。
小さいプライド引きずってどんどん荒らされていって下さい。
>>380 分かってないな。
2chでやる事自体が既にステータスなんだよ。
知らない客に己を晒す、路上ライブでもやってるような気分にもなれるしな。
だが、ここの連中はとことん2chに向いてない。
一日200HITも稼いでるんだから、まとめサイトでやっても何の問題もないだろうしな。
まぁ、パオ組と親衛隊の行動には理解できない点が多い。
俺は荒らしの屁理屈も作品として楽しんでるぞ。
出来はわるいがな。
>>783みたいな厨房がいる限り、この状況は改善されないでしょうね
まとめサイトに移転するのはいいが、宣伝はどうする?
バキ本スレにリンクでも貼らせてもらうか。
殺助氏乙。
>>780 別にここでやればいいじゃん。俺は別に荒らし気にしてないし。
何で目くじら立てて、えらい長文書いてまとめサイトへ追いやろうとするのか分からん。
まだVS氏、殺助氏、○氏、転生作者氏などの作品がある内はここでいい。
次々スレは流石にもう要らんかも知れないが。
誰も立てないなら俺が立てるけどね。荒らされたり過疎化して終わるんならそれも良し。
でも、
>>780がスレ削除依頼して、それが受理されたら流石にもう立てんけど。
>>786 またお前か。
別にお前が何を気にするか気にしないかなんて誰も興味ないよ。
ROMのお前の意見なんか聞いてないよ。
こっちとしては職人とかサイト運営者に対する提案のつもりだったんだけど。
小学生以下の読解力しかないなら無闇に書き込むなよ。
こっちでやってきゃいいじゃん。
じゃなきゃ荒らす楽しみが無くなるよ。
あっち荒らしたって削除されるしね。
これ縦読みです
せっかく殺助氏や転生作者氏が頑張ってくれてて、
もうすぐ○氏やVS氏も復活して良くなりそうな雰囲気だったのに。
なんでこのタイミングで
>>780がこんな話をし出したのか分からん。
ま、狙ってやったんだと思うけど。
それにたかだか1スレの存在がそんなに許せないんなら、
よほどあなたの方が2ちゃんに向いてないと思うけど。精神衛生上良くないよ。
住人の荒らしの反応云々にしても、荒らしが住人になりすまして、
自作自演すれば真偽なんて分からないよ。
少なくとも、連載作品が幾つか残ってて楽しみにしてる人間がいるんだから、
次スレは漫画板で立てるべきだ。
さすがにその次はこのままだと要らないかも知れないけど。
ま、俺も立てるつもりだったし。920くらいか?
ところで
>>788はどこが縦読みか分からん。
8 名無し物書き@推敲中? 04/03/04 21:52
なるようにしかならんって。
SS職人が集まるところに人は集まるだけの話。
信者や荒らしが何か言っても無駄。
>>780は住民への訓戒と、単なる提案にしか見えないんだが・・・
>>790はいくら何でも深読みしすぎじゃないの?
後半なんか一人で盛り上がっちゃってるし。
>>793 人が単なる提案だよ、って言ってるのにわざわざ見当違いの長文書くような人なんだよ。
そもそも根本から違っちゃってる人なんだよ。
まあまとめサイトに書いても良かったんだけど。
目を通す人間が多い方がいいと思った。
なぁ、せっかく盛り上がってきたんだから、森下げるのはやめようぜ。
気にするなって。
>>実際の拷問
拷問編とはうって変わっての戦闘描写だな。
とりあえず撃たれてスタンド発動して相打ち、あるいはホルホースが降参、みたいな展開かな。
>>魔界編
看板娘をここで使うのかよ。
ダイの居場所がマジで気になる。
>>726 鬼太郎
「う」か「ヴ」
SSがなければ最高なんだがなぁ・・・このスレ。
難しいね、なかなか。
>>797 よくわからない・・。だってSSスレでしょ?
799 :
作者の都合により名無しです:04/03/05 13:03 ID:0qHcXcE3
何事もなかったかのように再開↓
800 :
800:04/03/05 17:12 ID:UHHYZCP6
>>797 まぁ同意。
SS楽しみたい奴はまとめサイト行けばいいし
俺らみたいのはここに残ればいい。
簡単な問題だね
訂正するよ。
SS楽しみたい奴はここにいればいい。
ここはSSを目的としたスレッドだからだ。
俺らみたいのは別スレでも立ててそこで思う存分遊べばいい。
簡単な問題だね
803 :
作者の都合により名無しです:04/03/05 20:36 ID:QaeD9R6q
>801
素朴な疑問なんですがここにSSがなければどうやって成り立つのですか?
良くも悪くも、職人がSSを書く→SSの文句がかかれる→荒らしをどうするかって話になる
って流れだと思いますが
SSがないと無理じゃないかね。
801さんや797さんの「俺らみたいの」って方はSSは書かないが、それに感想を言ったり
ある意味文句を言ったりする人でしょ?
見たことも無い銃から、得体の知れない弾丸が放たれた。
死んだな、と俺の殺し屋としての経験が告げる。
プロはこういう時、私情を交えない。冷徹に物事を見る訓練を積んでいるからだ。
どこか遠い世界の出来事のように、俺はその瞬間を受け入れようとする。
本能的に肉体は動きを止めないが。
この世に未練は無い。死に感傷も無い。どうせ、この世なんて肥溜めの中だからだ。
俺は知っている。この世以上の地獄なんて、あの世に無い事を。
俺には絶対縁が無いが、天国だって退屈な遊園地に過ぎないだろう。
ヤクでラリりながらのセックスを知っちまえば、天国なんてママゴトだろうからな。
遅い。
もう、銃が放たれて0.2秒は経過しているはず。だが俺は生きている。
俺たちはゼロコンマの中で生きている。俺のナイフなら、1秒で3人殺れる。
ましてや銃で5メートルの距離など、まほろばの時に過ぎない。
俺は見た。おかしな銃弾を。そして笑っちまった。
遅い。
音速に近いはずの弾丸の動きを、俺の目は捉えた。
無論、それでも常人ならば捉え切れない速度ではある。
速さでいえば、隼の滑空速度ほどだろうか。
だが、俺の知るどんな銃の弾より、遅い。とても音速には及ばない。
俺はニヤリと笑う。生き残った、そう思ったからだ。
愚かな事だ。この異常な対決に、俺の経験側も何も吹っ飛んでいたらしい。
相手のノドを掻き切るまで、決っして笑みを浮かべてはならない。鉄則だ。
これは弱者への拷問ではなく、強者との決闘なのだ。
俺は思いっきり横に飛ぶ。銃弾は俺を横切り、遥か彼方へと飛んでゆく。
……はずだった。
俺はナイフを振りかぶり、彷徨を上げながら奴のご自慢の顔に突き刺そうとする。
あまつさえ、俺はその瞬間に酔っていた。射精すらしていたかも知れない。
奴に狙撃2発目の体の起こりは無い。後、2メートル。
「殺しゃしないぜ、長いコンビになりそうだ、J・ガイルの旦那」
奴がテンガロンハットを親指で上げながら、映画スターのように呟く。
何故か次の瞬間、俺の口に不快なジャリジャリとした感触が飛び込んできた。
砂。土。泥。 ……何故だ? 何故そんなもんが俺の口に?
一瞬の狼狽の後、俺は理解した。
突っ伏している。倒れたのだ。いや、倒されたのだ。 ……何故?
じんわりとした感触を背中に感じる。俺は右の左手で背中のその位置を触る。
血? 撃たれたのか?
不意に、俺の思考が人生最大の広がりを見せる。まるで津波のように、大きく強く。
急に出現した銃。普通ではありえない遅さの弾丸。そして、背中の血。
俺は結論を出した。つまらねえな。素晴らしい。と背反する思いを抱きながら。
理屈は分からねえが、放たれた銃弾は奴の思い通りに操れる。それだけの事だ。
無論、それは恐ろしい、未知の能力ではあるだろう。
だが、違う。奴が恐ろしいんじゃねえ。能力が恐ろしいだけの事だ。
その時、心の中で快哉を叫ぶ俺と、妙に白けちまった俺が2人存在していた。
一人の俺は、あの能力があれば、俺は『超越者』になれる、という興奮状態にある。
そして、もう一人の俺は、こいつは偽者だった、という失望に塗れている。
つまりこいつは、『当ててから撃つ』ような達人じゃない。そんな境地には達してねえ。
ただ単に、『当たるまで敵を追い続ける』銃を持つだけの凡人だ。
どうせ殺られるんなら、最後くらい凄え奴にお目に掛かりたかった、という思いだ。
ホル・ホースが笑っている。クソったれなグレートマザーは、俺を鬼の形相で睨んでいる。
下らねえ。つまらねえ。うっとうしい。ばかばかしい。憎い。殺してやりてえ。
様々な負の感情が、俺の腹の『卵』に流れ込んでゆく。『卵』はどんどんと膨らんでゆく。
やがて俺は立ち上がった。『卵』が、割れたからだ。
807 :
殺助:04/03/05 21:29 ID:449OGhxR
俺は好きなスレがピンチだったから少しでも力になれればと思い、
下手を承知で書き始めたので、ここで最後まで書きたいと思います。
次スレも頑張ります。
がんばれ。次スレはまだだけど
>>807 「適当に頑張る」っつったり、「最後まで書く」っつったり、忙しい男だな。
意見をコロコロ変えるヤツはモテないぞ。
コロ助ってDIOの世界の作者?
いや、面白いぞ。最初はちょっと毛嫌いしてたが、
復活してからイイ感じだ。
がんがれ。
殺助氏ガソバレ!!!!!
モチロン他のショクニンサソモネ!!!!!
813 :
ふら〜り:04/03/06 00:55 ID:tA4bhn+w
そろそろムナしいのでトリップ外しました。
>>転生さん
何とも……緊迫しているのかしていないのか、な空間ですね。しかし
この調子だと、まだまだダイ外のキャラが出てきそうで楽しみ。
ダイが今、どこで何をしているのか……「誰と」か「誰に」か「誰を」か。
その辺に注目してます。
>>殺助さん
一風変わったハードボイルド。そして刹那的とか退廃的とか、そういうのとは
またちょっと違った、生への無執着。哲学的だぞガイル。猟奇殺人鬼のくせに。
あとホル・ホース。「人の才能を見抜く才能」を発揮してますな。未覚醒の
ガイルに対してのあの言動は。でもガイルに「凡人」と断ぜられてもいて、
それはそれで当たっている……と。人物描写、深いです。
LIVE終了記念しりとり。
>>796 UZI(ウージー)
「い」
殺助氏
乙。「適当」に「最後」までがんがってくれ。
次スレもな。ちょっと気が早いがw
転生作者氏もがんがってくれてるし、
もうすぐ○氏やVS氏も帰ってきてくれるようだ。
とりあえず安心かもな。
>>814 うまくまとまってはいたな>LIVE
イスカンダル
「る」
殺助氏乙。この調子で頑張ってくれ。
VSさん、○さんの復帰はまだかな。
818 :
転生:04/03/06 22:53 ID:IsyKk7zg
その日ポップ達は一軒の中華料理屋に泊めてもらうことになった。
「すまないねぇ、馬鹿娘が迷惑かけちまって」
そう語る女将は鬼丸真紀子、美輝の母親である。ちなみに美輝の方は寸胴の中
に封印済み、寸胴が勢いよく暴れている。
「女将、最近この付近で起きている人間化の呪いとは一体なんだ?」
「そのまんまだよ、魔族が人間になってしまうのさ」
「なぜそんなことを……」
「わたしに聞かないでくれよ」
「いつ頃から、起こっているんですか」
「一週間ほど前からだね」
「アバン先生の言葉が正しいとすれば、これは立派な手がかりになると思うぜ」
「どうかな、最近起こった事って言っても人間化とダイがどう関係あるか全く分から
ないよ」
「そりゃぁ、そうだけどよ……」
「今の俺たちには何も手掛かりがないんだ。まずは調べる、それで関係がないと思
えば別のところを探せば良いだけだ。とにかく、一刻も早くダイ様を捜す。それが
俺たちの使命だ」
「そうだな、やっぱり明日。デマオンって奴のところに行くか」
「気をつけなよ、デマオンは残酷な魔王だって言う話だからね」
「大丈夫ですよ、俺たちは闘いに行くわけじゃないんだ」
「あの男相手にそんな事言ってられるかねぇ……」
819 :
転生:04/03/06 22:55 ID:IsyKk7zg
ポップ達は結局その日、鬼丸飯店に泊めてもらう事になった。明日デマオンのと
ころに行く、もし人間化の呪いがダイと関係のあるものなら見逃すわけにはいかな
い。しかし、本当に関係があるのだろうか。いや、それ以前にダイは生きているの
だろうか。パーティ全員に同じような不安がよぎっていた。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
ここはポップの夢の中、ポップは十年前の戦いの中にいる。かつて闘った敵、ポ
ップの人生の中で最強の敵、大魔王バーン。夢の中で見る彼は現実より数段強く
なっている。
「フハハハハッ どうしたポップ。人間の力とはその程度か!!」
「しゃらくせー!」
ポップは上空にフィンガフレアボブスを撃つと同時にイオラをバーンに放つ、フェ
ニックスウイングでイオラを跳ね返すバーン。これで一回。ポップはルーラでそれ
をかわすと同時に、バーンとの間合いをつめブラックロッドで一撃。カラミティエンド
でロッドを破壊。これで二回。同時に上空からのメラゾーマがバーンを襲う、カイザ
ーフェニックスで相殺。これで三回。直後、残り四発のメラゾーマがバーンに降りか
かった。
かつてのバーンならメラゾーマ四発の直撃を食らっているはずである。だが、夢
の中のバーンはそれさえも全て跳ね返してしまった。そして、跳ね返されたメラゾ
ーマが軌道を変えポップに襲い掛かる。さらにかわしたハズのイオラまでいつの間
にかポップの目の前に来ていた。
自らの魔法を全て受け、ポップに大ダメージ。この10年、ポップはバーンにも負け
ぬよう様々なトレーニングを積んできた。だが夢の中のバーンはポップの成長に
比例するように、強くなってくる。そして、いつもポップは負ける。
メラゾーマの炎に焼かれる中、ポップの耳に聞きなれた声が届く。
「このままじゃ勝てね〜よ」
「うっせー!」
「力を貸してやってもいいぜ」
「黙れ!!」
820 :
転生:04/03/06 22:56 ID:IsyKk7zg
ポップの脳に響く何者かの声。夢の中の彼は自覚する、これは自分のうちから
聞こえてきている声だと。そして夢の中の彼は知っている、声の主を。忌むべき存
在、かつてのバーンより憎むべき男、それが声の主だ。
この声に対して、ポップが出す結論はいつも一つ、この男の力を借りてはならな
い。この男の封印をといてはならない。人間が、いや世界が、この世の全てがこの
男一人で滅んでしまう。
「お前の力なんて借りなくても、俺には力がある。二人の先生から教わった究極の
魔法が二つ。今の俺ならバーンにだって負けやしねぇ!!」
炎の中で強がるポップ。だが、彼の体はその意に反して、燃え尽きようとしてい
る。そして、バーンからとどめの一撃が彼に放たれた。
「ぐぁあああ!!」
巨大な不死鳥に包まれ、ポップの体は跡形もなく消えてしまった。
「やっぱり、俺の力無しじゃお前は駄目なんだよ。クククッ……」
男の声が聞こえたかと思った瞬間。ポップは夢から覚めた。
「ふぅ……ここ最近、いつも同じ夢を見るな。夢の中の俺はアイツが誰か知ってい
るみたいだったけど、思い当たる奴なんかいないし……ま、夢だからな。あんま深
く考えてもしょうがねー。それに俺には二つの切り札がある、師匠と先生から教わ
った最強魔法が二つ。これがある限り、夢の中はともかく、現実では誰にも負ける
はずがねー。俺は最強の大魔道士になったんだ!!」
821 :
転生:04/03/06 22:58 ID:IsyKk7zg
翌日、鬼丸飯店。
「ぐぉおお、あ、ああ。俺の、俺の体が、体が熱い……」
二階の一室でラーハルトが悶えている。魔族の体は肌色に変わり、全身を包む
筋肉はやせ細り病人のようになっている。それに体全体が若干縮んでいるように
も見える。
「人間化の呪いのせいだね、症状は場合によるが、時々猛烈な痛みが襲ってき
て、全身の力が並みの人間以下になってしまうのさ」
ラーハルトは自分の体を見つめ、苦しみの表情を浮かべる。それは、痛みのせ
いでも力を失ったせいでもない。
「父を殺した人間の姿に、父を魔界から追い出した者の手によって変えられてしま
うとは、これほどの屈辱はない。デマオンめ、必ずこの俺が殺してやる」
「けど、どうやって……」
「知れたこと、父に教わった格闘術の全てを奴の前で見せつけるのみ!」
ラーハルトは痛みに耐え、屈辱をバネに立ち上がる。だが、その足はふらつき、
力強かった彼の両腕は針金のように細い。「闘う、闘うんだ、父のために!」うわ
言の様に呟き、よろめきながらも前に歩くラーハルト。その前にポップが立ちはだ
かる。ポップはラーハルトにボディブローを一撃加えた。
「ぐぅ、がはっ」
ラーハルトはその一撃に、悶絶し、倒れ、気絶してしまう。
「悪いなラーハルト。俺たち魔法使いは仲間がカッカしている時でも常にクールで
なきゃならねぇ。今のお前じゃ足手まといにしかならねーよ」
ポップ達はラーハルトを鬼丸飯店に預け、デマオンの居城に向かった。目的は
一つ、人間化呪いとダイの居場所との関係を掴むためである。
822 :
転生:04/03/06 23:00 ID:IsyKk7zg
パーティの中で一人、戦力外通告をされ鬼丸飯店に残されたラーハルト。彼の父
はかつて魔界でも有名な槍術使いだった。その動きは神速を超え、魔界一と称さ
れた。槍の使い方は息子とほぼ同じ型。二人は似たタイプの戦士であった。
「だが俺は父の足元にも及んでいない」
ラーハルトの父の動きは見事なものだった。スピードそのものは今のラーハルト
より劣るかもしれない、けれどその華麗な動きは突進してくる相手をまるで闘牛士
のようにヒラヒラとかわす。
「見事なものだった、子供の頃、あの姿に猛烈に憧れたっけ……だけど、魔王デマ
オンに挑んだとき、確実に父の優勢で勝負が進み、後一歩で決着がつくという時、
デマオンの魔法により父の戦士生命は終わった。全身の骨が砕けた、治れば戦
士に復帰することも可能だったかも知れん。だが、父がやられたのは肉体でなく精
神だった。以前から攻撃力のなさを嘆いていた父はそれっきり立ち直れなかった」
ラーハルトの父は言う、しょせんスピードなんて一撃で終わりよ。非力な戦士が頂
点に立つことはできやしない、と。だが、ラーハルトは否定する。
「違うよ父さん。父さんは格好いいよ、父さんの格闘術は間違ってないよ。俺が証
明してみせる。 そう、この俺が。魔王デマオンを倒すことによって!!」
その時、部屋の隅に一人の女がいた。
「いい話じゃないか、父の格闘術が最強であることを証明するためにデマオンを倒
すか。アンタは確かに弱い。弱かった、けどね、その根性は気に入ったよ。それに
免じてこの私が協力してやる」
そう言ったのは、大戦鬼・鬼丸美輝だ。
>>転生作者氏
おっつー。みきちゃん最強だなw
正直、デマオンて知らないので何の漫画か教えてくれるとありがたい。
転生作者氏、殺助氏と新人さんががんがっている。
VSさんや○さんたちベテランもそろそろ復活して欲しいな。
パオさんはまとめサイトで元気に更新してるし。
世界さんや大僧正さんはもう帰ってこないんだろうか。
日本国民なら誰でも知ってるほど知名度が高い漫画( アニメ化もされている )
に登場しています。毎年映画化もされており、作者が死んだにも関わらず、終わる気配が
ありません。そんな漫画の登場人物なので、ただ単にど忘れしているだけだと思います。
>>824 サザエさんにそんなキャラいたかなあ。。
ドラえもんじゃねえのかよデブ
つーかググれよ
(′,_ゝ`)
とりあえず1レス分だけ書きました。ここまでアップしてもよいけど
もう少しまとまったらの方がよいかなあ?
三語スレで暴れてる人、もうちょっとだけ待っててくれよお。
2ちゃんに留まるために、職人にゴマすり・・・。
ご苦労様です。
人間には誰しも、運気と才気が最高レベルで肉体に共存する時期というものが
ある。その期間、度合いにはもちろん個人差があり、飲み屋で突然ひらめいた
包茎の治し方を隣の客に話したら、偶然その客が外科手術の世界的権威で、
そこからノーベル医学賞への階段を一気に駆け上がる者もいれば、満員電車で
目の前のシートに座っている人が降りました、すし詰めの車内でうまいこと
座ることができました、すごいよかったです、はい終了ー。という人もいる。
いずれにしても「世界が俺のケツにキスをした」と感じる瞬間であるが、その
勝利の瞬間が生涯続くことも、勝利中の人生すべてに絶頂感を感じることも、
まずない。ノーベル医学賞にしたって、その他の部分で必ず悩みを抱える事に
なる。世の中の包茎は根絶できても、こいつの包茎だけは治らない。絶対に
治らない。数少ない例外を除き、大多数の人間はこうして好不調の波が交じり
合って複雑な波紋を描き、波の振り幅が0になって死んでいく。
数少ない例外の一人が、アカギである。この世に生を享けて二十年余、敗北を
味わったためしなどただの一度もない。産まれた直後の医者との麻雀勝負も
学生時代の教師との麻雀大血戦も、合コンでおとした女との麻雀風雲バトルも
就職面接での担当官との麻雀デスマッチも連戦連勝。立ちはだかる全ての敵を
麻雀でねじ伏せていく豪腕アカギの行く手には、常に栄光と希望の光が満ち
溢れ、アカギを覆った運気と才気は未来永劫尽きることはないと、誰もがそう
信じて疑わなかった。「麻雀以外はどーなのよ」などいう一部のやっかみなど
アカギの耳には小バエの羽音ほどにも聞こえない。
そのアカギが今、かつてない程の苦境に立たされている。クソ配牌は言うに
及ばず、クソツモクソ切りクソ振込み。一局二局のささいなスランプならば
これまでにも何度かあった。しかし、今回の「へこみ」はそんじょそこらの
低空飛行とは訳が違う。何せ、あののび太に国士無双を打ち込んでしまった
のだ。一朝一夕で立ち直れるものではない。ニヤニヤ笑っていられるのも
アカギの尋常ならざる克己心のなせる技である。多分。ただのバカなのかも
しれないけど。
東四局。親のアカギの配牌に、やはり復活の兆しはかけらも見られない。
一四六(3)(7)12899東南北北
一牌一牌に針を突き立ててグリグリしたくなるような配牌だが、それでも
アカギは勝負を捨てない。か細くはかない勝利の糸を決して絶ち切らぬように
繊細に、しかし力強く最初の捨て牌を河に放った。アカギの第一打、南。
続いて烈の第一ツモ。にっくきアカギの親を流すべく、いっそうの気合いを
入れなければならない局面だが、東一局を大きく上回る悲劇が烈を待ち受けて
いた。
麻雀のルールを全部忘れてしまったのだ。いや、ルールなんてもんじゃない、
麻雀牌や雀卓や点棒の使い道も、今自分が何をやって遊んでいるのかも今の
烈には丸っきり理解できていない。緑のテーブルに白い積み木を並べて何だか
とても楽しそうなアカギ、江田島、ジャイアンの三人が非常に不可解であると
同時に、自分だけ仲間外れにされたみたいでこの上なく腹が立つ。腹立ちの
あまり、中国拳法とか海王のことまでキレイさっぱり忘れそうなぐらいだ。
とりあえず、目の前の四角い物体を手にとって臭いをかいでみる。口に入れて
奥歯で噛んでみる。再び手の上に吐き出して、電灯の明かりに透かしてみる。
やっぱり何も分からない。白い面には何やら模様が彫られているが、漢字の
読めない烈にはそれが『発』であることすらも認識できない。四角の角っちょが
頭に当たると痛そうだ、ということぐらいしか分からない。それしか分からない
のだから、やることは一つしかない。
「たー!」
麻雀牌を鷲づかみにして、アカギ目がけてぶん投げた!辛くも全弾かわした
アカギに第二波の麻雀牌が襲い掛かる!烈の両腕から放たれた怒りの麻雀牌が
どん底状態のアカギを挟み撃ちにする!
「てー!」
これも外した。しかし烈は攻撃の手を緩めない。にっくきアカギを倒すため
次から次へと麻雀牌を投げつける。いい若い者が黒シャツなんか着やがって!
こめかみから血を噴き出して、紅しょうがのようになって死ね!死ね!死ね!
途中、下家の江田島と目があって頬を染めてうつむく場面もあったが、烈の
攻撃の手が緩むことはなかった。
ところで、これだけ牌を投げまくっても烈の配牌はきちんと十三枚揃って
いる。他の三人の手牌にもツモ山にも、これといって変化は見られない。では
烈は一体どちら様の牌をぶん投げているのかというと、
「おっさん、麻雀牌はまだ山ほどあるわよ!どんどん投げて、こんなボロ雀荘
なんかメチャクチャにしておしまい!」
烈の背後に、いつの間にかドラミが立っていた。ドラミの足元には本革張りの
雀牌ケースが空になっていくつも積み上げられている。烈の麻雀牌の供給元は
ドラミであった。可憐な女性客にドロップキックで応対するという奇跡を
見せた江田島に対する怒りで、ドラミのリボンは真っ赤に腫れ上がって破裂
寸前である。
「てー!とー!」
烈の両腕から繰り出される麻雀牌を、アカギは紙一重で回避し続ける。時には
中身の詰まった雀牌ケースそのものがすっ飛んできたりもするが、これは
しっかりとキャッチして足元に確保してある。あとで質屋にでも売り飛ばす
つもりなのだろう。それにしても見事なアカギの動体視力と反射神経である。
ボールは友達などとほざき倒して顔面血だらけになって喜んでいるサッカー
きちがいとは違って、アカギは麻雀だったら何でもカモンというような
安っぽい男ではない。麻雀牌が頭に当たったら痛いんだから、そりゃよけるに
決まっている。
「いーかげんにせんかー!」
烈が麻雀を打っていないことに気づいたか、ついに江田島店長の怒りが爆発
した!たまたま懐に忍ばせておいた電話ボックスの底板を外し、烈の頭から
おっかぶせた。ガラスの檻に閉じ込められた烈であるが、透明の板などという
ハイテクの産物が、烈に識別できる訳がない。だって目の前にいるアカギは
ちゃーんと見えるんだもん。アカギとの間に壁があるなど思いもよらず、烈は
麻雀牌を投げ続ける。特別仕様の強化ガラスに跳ね返された麻雀牌が、こちらは
百発百中の精度で烈に命中する。体中アザだらけの悲壮な姿となって、それでも
烈は麻雀牌を投げる、投げる、もーどんどん投げる。そう、あたかもそれが
今は亡き金蓮への餞(はなむけ)であるかのように。
「おら烈!手を休めるな!なに強化ガラスごときに手こずってんだボケ!
テメーの筋肉は襦袢か?おがくずか!?とっととぶち抜いて向こうの壁を
蜂の巣にしてしまいなさーい!」
電話ボックスの入り口を開けて、ドラミが新たな麻雀牌をどんどん送り込む。
烈のツモ番ではあるのだが、おそらくすでに1,000牌はツモって1,000牌は捨てて
いる。はいお疲れさんということで、残った三人で勝手に東四局を再開する
ことにした。烈の次元を超えた闘いはまだまだ続く。
>>831 >2ちゃんに留まるために、職人(住人?)にゴマすり・・・。
これって私のことかな?
だとしたらアナタ、なんてことを言うんですか!
あまりに図星を突かれたんで、ワタシビックリシタヨ!
なんか、ここの住人と職人て精神年齢低いの多いね
何を今さら
VSさん乙。
もはやマージャンというよりバトルロワイヤルですね。
だったら塾長圧勝かw
のんびり更新してください。待ってます。
転生作者氏
鬼丸の血は確かに範馬の血より上かもしれんなw
ラーハルトはダイで一番すきなんでヘタレないで欲しい
VS氏
お久しぶりです。相変わらずのデンパっぷり、楽しませてもらいました。
そろそろ最終回が近いそうで、寂しいです。最後まで頑張って下さい。
>>830 >三語スレで暴れてる人、もうちょっとだけ待っててくれよお。
こういうことを書くと三語スレが余計荒らされるってことが何で分からないんだろう?
VSさんの作品は大好きで、いつも楽しませて頂いているけど、
今回の後書きはちょっと…
でも復活嬉しいです。次スレも頑張って下さい。
>>844 気の早いヤツだな。
次スレはまだ立てるか分からんだろーが。
VSがゴマすってまで2ちゃんに留まりたい理由は不明だがw
素直に「目立ちたい」って言やいいのに。
>>845 建てるかどーかも何も、立つだろ。
誰かが立てるだろうし、誰も立てなきゃ俺が立てるし。
殺助氏もここでやりたいって言ってるんだし、いくつか連載もあるし。
それにVS氏がどこで書こうと彼の勝手だと思うんだが。
2ちゃんに書き込んじゃいけないなんて理屈、聞いたことねえ。
犯罪絡みでもあるまいし。
ま、いいや。どうせ相容れん同士だしな。
>>846 2ちゃんで書くな、なんて一言も書いてないが?
ただ
>>836の真意を知りたいだけで。
バキスレ大好きなのは分かるが、毎度毎度のその短絡思考はどうかと思うぞ。
>>836はVS氏一流の諧謔だろ。ただ、今回は俺も外したと思うが…
ところで君はSSも読んでなさそうだし、荒らしでも無さそうだし、
そのくせ次スレを建てるのを阻止しようとするし。何故いつもここにいるの?
まあいいや。ただの野次馬だろうな、きっと。
849 :
作者の都合により名無しです:04/03/08 02:30 ID:WjhaUzCs
>>849 バキスレのファンサイトか。
そんなものがあるとは知らなかった
851 :
作者の都合により名無しです:04/03/08 14:35 ID:7+BJFyod
一応書いておくけど、849はブラクラな。
バキスレ信者って素敵ですね。
いつも肝心なとこで逃げかますし。
恐らく住民代表であろうID:7+BJFyodさんは「まあいいや」が大好きのようだ。
(「まあいいや」って書くくらいなら最初から意見するなと言いたい)
相手を勝手に推測し、意見を曲解し、強引に結論に達しちゃってるし。
まったく彼らの選民(ryにかかっちゃ、何でもありですね。
いい住民に恵まれたスレだ。
結局、2chへ執着する理由が分からずじまいだったな。
>>836が一つの答えだと思えばいいかw
>>855 「2chにはたくさんスレがあるんだから1つくらいのスレでいろいろ言うな。
まだ減益で書いてる奴だっているんだから」
ってのが主張だろ? 別にどうでもいいよ。
荒らせるスレがありゃあそれでいい。
『卵』は孵化すると同時に、俺の様々なものを洗い流して行く。
まずは焦り。次に小さな自分への執着。最後に恐怖。
俺は『恐怖』は人間が動物の域に留まる為の最後の形成物と信じている。
雲の上にいる、万能だか永遠の存在だか知らねえクソ野郎が埋め込んだ鎖。
人間が、神とやらの領域へ踏み込まないための戒めの鎖。
それが、『恐怖』だ。
目の前のカウボーイは、立ち上がった俺の目の前3メートルで笑う。
キザに人差し指を立てて、ゆっくりと顔の前で振りながらこう言いやがった。
「チッチッチ。旦那。もうやめた方がいいぜ。命のやり取りなんて、俺は好まねえ」
嘘付きやがれ。絶対の安全圏にいる、という余裕が言わせたセリフだろ、そりゃ。
俺は見切っている。こいつは未知の戦闘能力は素晴らしいながらも、三流以下の人間。
凡人以下の食わせ者であると。
相手がウサギの場合のみ、獅子の余裕と寛容を見せ付ける。
だが決して、自分と同格以上の相手とは戦おうとはしない。そういう男だ。
偉そうに言うが、今までの俺もそうだっただろう。だが、これからは違う。
俺は、成った。並ぶべき者なき『超越者』に。不可侵の『帝王者』に。
予感がある。俺の孵った『卵』には、誰も勝てないという予感が。
……この哀れな錯覚は、本物の『帝王』と会う事で一瞬に瓦解するのだが。
何の予備知識も無いが、もう感覚的に能力の使い方が解り始めている。
全身の力を解く。脱力。手も足も全てだ。ただ一点、ヘソの辺りに力を込める。
ちょうど『卵』が孵化した辺りに、全ての意識を集中させる。
まだ能力が生まれたてのこの頃は、そこまで意識しなければ能力が発動しなかった。
だがしばらくすると、手足を動かすより簡単に操れる事に成ったが。
カウボーイが怪訝な顔をする。そして瞬間、後ろに飛び退き、また銃を構える。
三流なりに、危機意識は高いらしい。結構な事だ。だが、俺はもう分かっている。
もう、こんな程度の能力の男など、俺の能力の敵では無い事に。
遅えよ、腐れジゴロ。
何から何までてめえは遅くて、ヌルい。所詮、三流だな。
ホル・ホースの感覚は、俺に言わせれば3テンポ遅い。素人に毛が生えたようなレベルだ。
玄人なら、最初の銃弾で確実に致命傷を与えているだろう。
いや、その前に、わざわざ決闘なんてまだるっこしい事せず、さっさと殺す。
クソ婆あに殺すなと命じられているなら、意識だけは確実に奪う。
それをこの盆暗、俺をわざわざ立ち上がらせるまで、ボーとしてやがった。マヌケが。
俺はこのチャンスは逃さない。俺は一流ではないかも知れないが、プロだった。
そして今、この能力を手に入れた。もう、誰にも俺は止められない。
奴の手がまっすぐに伸び、銃弾が発射される。
いいぜ、来いよ。今度は立場が逆になったんだぜ。俺が獅子で、お前がウサギだ。
俺の目の中に、格好の触媒が飛び込んでくる。奴のガンベルトの金ピカなバックルだ。
『卵』から孵化した大いなる物が、俺の中から放たれる。
一リットルも射精したような快感が、肉体を支配する。どんなヤクより素晴らしい快楽。
残念だがこの快感は、最初の一回だけだった。生みの苦しみならぬ、生みの快感らしいな。
光速で光輝くものの間を移動する能力。婆あから後で聞いたが、『スタンド』というらしい。
ホル・ホースのガンベルトのバックルに、死神が浮かび上がる。醜く恐ろしいその容貌。
だが俺は無上の歓喜に包まれていた。
俺は出産したのだ。愛しい我が子を。この子は、決して俺を裏切らない。人間と違って。
さあ、マイベイビー。その素晴らしい力、そのカウボーイに見せてやりな。
むくむくとベイビーはバックルの中から起き上がる。カウボーイに死を告げる為に。
おはよう、良い朝だぜ。ブレックファーストはそいつの命だ。たっぷり味わいな。
ホル・ホースは恐怖する。さっきまでの余裕が消し飛ぶ狼狽振りだ。
いや、これが本来の奴の姿だろう。そして、その顔のまま死ね。てめえにお似合いだ。
もう、奴に銃弾を操る余裕は無い。銃弾はだらしなく旋回を繰り返し、そして消えた。
ベイビーが完全に起き上がり、その魔手を振る。ぶしゅう、と心地良い音がする。
カウボーイは腹部を血塗れにして、地に臥せる。まるで水死体のように哀れな姿で。
チッ。俺は舌打ちする。まだ、死んでねえ。
どうやら俺のベイビーは生まれたてで、一瞬で命を奪う事は出来ないらしい。
まあ良い。このナイフで切り刻んでやろう。俺はホル・ホースに近付く。
だが、その時、俺の肩に手が触れた。手、と言ったが確認したでは訳ではない。
俺は10メートルは離れたクソ婆あの顔を見る。
婆あは笑ってやがった。醜く、愉快そうに、そして幸せそうに。
861 :
殺助:04/03/09 19:16 ID:qZTAFeua
上手くまとまらない。
書いてみて初めて、パオさんやVSさんたち先輩職人の方々の凄さが分かります。
>>世界
うまいな。
逆にホルホースが追い詰められるけど結果的にお互い認め合う感じか?
>>転生
大戦鬼強気だな。
デマオンは強いぜ。
なんたって心臓に銀のダーツ撃ち込まなきゃ死なないし、
心臓の場所が体の中じゃないからな。
>>麻雀
おつ。江田島がやっぱいいな。
でも、あんまり思慮の浅い行動は慎めよな。
>>816 るきじ
「じ」か「し」
殺助氏乙。今回、量も多くて楽しめた。
漫画のガイルよりIQが50は高い感じだな。知的でいい感じだ。
後、職人としてのパオ氏やVS氏を尊敬するのは大いに結構だが、
言動は真似しないでくれよw
864 :
863:04/03/09 22:17 ID:ajG+vJ7Y
>>863読み直したら、少し失礼だな。
パオ氏、VS氏すまん。
これからも頑張って面白い作品書いて下さい。
865 :
ふら〜り:04/03/09 22:30 ID:Aya+5otf
>>転生さん
ポップが分厚いですな。カッコいい渋さはあるし、何やら内側に抱えているようでもありますし。しかし、
>俺は最強の大魔道士になったんだ!!
こういうセリフは、大抵の場合危険信号ですよねぇ……気をつけろポップ!
あと、デマオンは当時映画館で観ました私。アレとポップたちがどうぶつかるのか、楽しみです。
>>VSさん
相っっ変わらず、喋りませんねアカギ。そのせいで逆に存在感はあるんですけど。そんな彼の、
>一牌一牌に針を突き立ててグリグリしたくなるような
……これは想像するとかなり怖いものが。でドラミはドラミで、常に誰かを攻撃してないと
気がすまないみたいですし。賑やかな殺伐空間、麻雀教室。
>>殺助さん
ガイルが本当に、頭いい人間だって感じられますね。人を見る目もありますし。某死刑囚の評、
「彼がもし犯罪に手を染めなければ……」を思い出します。あと
>>858の最初の三行を読んで、
「え? でも……」と思ったのですが、
>……この哀れな錯覚は、本物の『帝王』と会う事で一瞬に瓦解するのだが。
ここでニヤリ。二次創作、というか外伝の醍醐味ですね、こういうのは♪
麻雀牌のパーカッションがビートを刻む中、淡々と場は進行する。一名欠けた
ことにより回転数の上がったツモを活かし、ジャイアンの手が着実な伸びを
見せる。相も変わらずチラシの束、もといジャイアンノートと首っ引きである。
『安さ爆発!昇天寸前!』
「そうだ、麻雀は爆発だ!安目で腎虚だ!腹上死だ!」
三三四四五(3)(7)(7)67788 5←ツモ
ジャイアン、打八索。
『こんなに安くていーのかしら!?』
「聞いて驚け、俺様の手はまだまだ安くなる!」
三三四四五(3)(7)(7)56778 (1)←ツモ
ジャイアン、打三萬。
『他店より一円でも高い場合は首吊って死にます!』
「そうか、勝手に死ね!リーチ!」
三四四五(1)(3)(7)(7)56778 (2)←ツモ
ジャイアン、打四萬でリーチ。安売りチラシのコピーに踊らされて、タンヤオ
ピンフリャンペーコーのイーシャンテンがただのピンフにまで落ちぶれた。
とは言え、堂々のテンパイ一番乗りだ。ノート片手に独り言をブツブツつぶやく
気味の悪さは、決して伊達ではない。
ますます苦しくなったアカギだが、臆せずツモ山に手をかける。ジャイアンの
リーチ直後、八巡目のアカギのツモ、三索。
四六(3)(5)(7)127899北北 3←ツモ
絶好の型とは言えないものの、何とかイーシャンテンまで漕ぎつけた。四六の
カンチャンターツに(3)(5)(7)のリャンカン形、そして北のトイツと上積みを
期待するべくもないクソ手だが、ここで抑えがきかないのが今のアカギである。
迷うことなく九索をつかみ、一直線にぶった切った!
「ロン!」
三四五(1)(2)(3)(7)(7)56778
「ガハハハハ!リーチ一発ピンフだコンニャロ!裏ドラが五索で、7,700点!
はい、残り7,000点のアカギさん!どうぞ遠慮なくとんじゃって下さーい!」
アカギに天誅を下して大はしゃぎのジャイアンに、アカギの手がすっと伸びて
ジャイアンノートを素早く引ったくった。
「オー!何すんだコラ!」
胸を叩いて激昂するジャイアンには構わず、アカギはノートをペラペラと
めくり始めた。チラシの裏同士が見開きになっているページにペンを走らせ
そのページを開いた状態でノートをジャイアンの前に立てた。電話ボックスの
ガラスをコンコンと叩いて、白目を剥いて麻雀牌を投げ続ける烈を呼んだ。
かろうじてノックに気づいた烈が、我に返って音のする方に視線を向けた。
「ん?」
http://park14.wakwak.com/~usobare/dora/img/gian-ton4.gif 瞬間、烈の背後にどす黒いオーラが立ち昇り、鍛え抜かれた肉体が更に何倍にも
膨れ上がったように見えた。貴様がアカギか!バカならまだしもバーカバーカとは
何だ!二個目のバーカの『ー』が長いように見えるのは目の錯覚か?そんなこた
どーだっていい!アカギ、貴様は烈海王の正義の怒りに火をつけた!
ガシャーン!
ついに強化ガラスを撃ち抜いた麻雀牌の雨あられが燃える火の玉と化して、対面の
ジャイアンを直撃した!
「ぶひー!」
ジャイアンは舞った。ジャイアンノートは散った。麻雀牌によってビリビリに
引き裂かれたノートの切れ端が紙吹雪となって、大の字に倒れたジャイアンの
体に霏霏と降り注いだ。
「お、俺様のジャイアンノートが………ガク」
ジャイアンの意識は途絶えた。別に死んだ訳ではないのでいずれ起き上がって
くるだろうが、ジャイアンノートを失ったジャイアンなど、胸毛を永久脱毛した
インディ・ジョーンズのようなものである。もはや怖れる敵ではない。
どさくさに紛れて、アカギがジャイアンの手牌を卓中央の穴に落とし込んだ。
ジャイアンのアガリを証明するものは、この世から消失した。だから点棒も
払わない。何事もなかったかのように、東四局一本場に突入した。
「フン。残さずのジャイアンともあろう者が、堕ちたものだのう」
江田島がジャイアンを見下して、嘲りの言葉を吐きつけた。地域周辺の雀荘を
片っ端から荒らし回るジャイアンとアカギの勇名を、雀荘経営者のはしくれで
ある江田島が知らない筈はない。対局途中まで階上の自室に潜んでいたのも
二人の来店を事前にキャッチして逃げ隠れていただけ、という邪推もまんざら
穿ち過ぎではないだろう。『残さずのジャイアン』とは、とある雀荘でお茶請けに
出されたホウ酸ダンゴをペロリと平らげた、という伝説からついた通り名である。
ちなみにアカギの異名は『AVの帝王アカギ』。由来は言わずもがな。
「さてアカギ君。実質一対一のタイマン勝負となった訳だが、まだまだ夜は
長い。じっくりと、蜜月の時間を楽しもうじゃないか」
江田島がアカギに視線を戻して、ゆったりとした口調で語りかけた。顔には
穏やかな笑みさえ浮かんでいる。
江田島はアカギをなめている。来店直後こそ多少はビビりもしていたが、直接
勝負でのピリッとしないアカギの打ち筋を見るに及んで、こいつは恐るるに
足らんという結論に達したのだ。格下相手にはとことん強気な江田島店長で
ある。烈はいい加減牌投げに飽きたのか、床に麻雀牌を並べて遊んでいる。
ドラミはドラえもんとのび太の卓に行ってしまったようだ。
東四局一本場、アカギの配牌。
五六八九(2)1247東北白白発
首尾よくジャイアンを仕留めたとはいえ、まだまだ完調にはほど遠い。
本当の自分を取り戻すべく、アカギの奮闘は続く。アカギの第一打、北。
ツモる人間が二人しかいないので、前局に増して展開が早い。一本場開始から
わずか一分後、江田島の九つ目の捨て牌が横に曲げられた。
「リーチだよ、アカギ君」
南西中(1)94
西九七←リーチ
ハゲに似合わぬ優しい口調で、江田島がリーチを宣言した。耳のないような
顔をして、親のアカギがマイペースに次牌をツモる。
五六八九(2)1247東白白発 六←ツモ
なんと、配牌から一牌たりとも動いていない。すべてが不要牌だったのかと
言うとそうではない。アカギの河には七萬や三索といった、メンツを構成する
牌が惜しげもなく捨てられている。勝負を投げているとしか思えない。
アカギ、ノータイムで六萬ツモ切り。悠然と構えていた江田島の鼻の穴が
大きく広がった。
「ロンですぞ、アカギ君」
一二三四五七八九(6)(6)678
「リーチ一発ピンフイッツー、ドラが二萬でハネマン。12,000点の一本場は
12,300点ですかな。アカギ君、どうもお疲れ様でありました!お帰りは
あちらでございまーす!」
ニタニタ笑いを浮かべて開け放した窓を指さす江田島の羽織の裾を、その時
ツンツンと引っ張る者があった。
「ん?なんじゃ?」
烈だった。ウンコ座りにしゃがみ込んで、少年のような澄んだ瞳で江田島を
見上げている。いつの間にか、床には大量の麻雀牌が立てて並べられていた。
幾何学模様を描いた牌の一端が江田島の椅子の横まで伸びて、烈はその牌を
指で倒すような仕草を仕切りに繰り返している。
「おおそうか。ドミノ倒しならぬ、麻雀牌倒しか。最初の牌をワシに倒させて
くれると、そういう事か?ワハハハハ、任しておかんかい!」
烈の依頼を快く了承して、江田島は体を横に向けて前かがみになった。
床の麻雀牌に指先を伸ばして軽く前方に押し出すと、麻雀牌倒しがスタートを
切った。真っ直ぐに並んだ麻雀牌の直線が室内をニ〜三度往復し、いよいよ
仕掛けに差し掛かった。雀卓四台分はあろうかという巨大な正方形が端から
大きく波立って、全ての牌が倒れると爽やかな笑顔をたたえた烈の似顔絵が
浮かび上がった。スピーカーからファンファーレが鳴り響き、天井の穴から
吊り下がったくす玉が割れて真っ白な垂れ幕がひるがえった。
『大成功!おめでとう、ぼくらの烈海王!』
「おー。見事なもんじゃのー」
江田島が、惜しみない拍手を烈に送る。雀荘ではできるだけ麻雀を打って
ほしいところであるが、胸をグイと反らして大得意の烈にそんな無粋な
注意はしたくない。何より打倒アカギを果たして、今は最高に気分がいい。
アカギに引導を渡すべく、江田島は再びアカギに向き直った。
「さてアカギ君、烈君の余興も終わったことだし、そろそろぶっ飛びの…」
卓上の微妙な変化に気づいて、江田島は言葉を切った。麻雀牌が立っている。
江田島側の卓の縁から始まった麻雀牌の渦が、とぐろを巻いて卓の中心に
向かっている。ただし江田島の手牌はそのままだ。思わずアカギに目を
やると、アカギはじっと江田島を見つめている。牌を倒すような仕草で
人差し指をピンピン弾いている。
「何、こっちでも麻雀牌倒しか。まあよかろう。冥土の土産に、江田島渾身の
麻雀牌倒し、しっかと目に焼き付けておけ!ぬん!」
どうせアカギは負けたんだ。お遊びに付き合ってやっても罪はない。余裕の
江田島が目の前の牌をコツンと突くと、わずか百牌程度で作られた不規則な渦が
パタパタと倒れていき、あっという間に最後の牌が傾いた。最後の牌は卓の
中央に立っている。卓の中央には、サイコロドームの代わりに赤いボタンが
あった。最後の牌が倒れて、ボタンがポチンと押された。
ボン!
麻雀牌倒しの成功を祝して、江田島の手牌が爆発した!
「ノー!」
予想外の事態に頭を抱えて虚空を見上げる江田島の眼前を、粉々になった
麻雀牌が雪のように舞い落ちていった。
「わ、ワシのハネマンが………ガク」
江田島は崩れた。一度は勝利を確信しただけに、その精神的ショックは計り
知れない。すでにアガリは確定しているので、今さら何をしようと江田島の
勝ちは揺るぎようがないのだが、アカギのトラップはアガリ牌と一緒に江田島の
平常心まで吹き飛ばした。アカギ、またも12,300点を払わず。なしくずしで
東四局ニ本場に突入した。
息を吹き返したジャイアンが、椅子によろよろと座り込んだ。戦線復帰は
果たしたものの、頼りのジャイアンノートを失って、不安と恐怖で昆虫のように
怯えている。江田島が立ち直るにはまだまだ時間がかかりそうだ。烈が頬を
両手で叩いて気合いを入れているが、普通に麻雀を打つ気にでもなったのか。
それより、結果的に自分がアカギを助けてしまった事に、気がついているのか
いないのか。
ともかく、トビのピンチを二度までも脱したアカギに、間違いなく追い風が
吹きつつある。東四局ニ本場。裏返しに並べた配牌の十四牌を、アカギは
一斉に表に返した。
アカギの配牌や、如何に?アカギ、完全復活なるか!?
ツマンネ
>>836についてですが、ゴマすりうんぬんは冗談として
「人がいっぱいいそうな所でなんかしてーなー」という
気持ちは確かにあります。これホント。
今日お二人ともボリューム多いなー。嬉しいけど読むの大変だったw
>殺助氏
J・ガイルをこんなキャラで書いているのはあなただけだろう。
心理描写も楽しいし、面白い。頑張って下さい。
>ウソバレ氏。
ボリュームたっぷりで読み応えあった。
でも塾長(店長?)のへたれっぷりはアレだなあw
あと、ジャイアンのイラストがマジで可愛い。センスありますねえ。
色々あると思いますが、仕事に負担無い程度に頑張って下さい。
麻雀乙。
ドラえもんの出番が全然無いのなw
殺助氏は、今回が一番面白かった。
878 :
転生:04/03/10 01:48 ID:JcdJSLSu
デマオンの居城前、ポップ達が城を見つめる。バーンのそれとは違い、蟻塚をそ
のまま大きくしたような威厳も美しさも感じられないその城は、そのために妖しさが
増して見える。
「俺たちは闘うためにここに来たんじゃない」
「そう……確かに昨日まではそうだった」
「だが、今は違うぜ!!」
ラーハルトの落とし前をつけてもらう。人間化の呪いがなんの目的で行われてい
るのかは知らない。だが、そのために一人の仲間が苦しんでいる。これはそれを
阻止するには十分すぎる理由だ。さらにデマオンを倒すにも十分な理由だ。
ポップはフィンガフレアボブスを城の入り口に放つ。同時にノヴァとヒムが突入す
る。入り口から多数の魔族達が軍隊行進をして出てきた。彼らは丁寧な隊列を組
みノヴァ達を迎え撃つ。対照的に蟻塚中央部の監視兵達はざわつき、事態を把握
できていない。
「入り口付近に有能な隊長がいるって言うのか?」
「関係ねぇ!! つっこむぞ!!!」
ヒムが隊列正面に向かって突入する。そのとき、「前列、金属人間はフェイントを
かけ右へ移動するぞ!」と言う声が入り口付近から聞こえた。ヒムはその声の通り
隊列の軸から右へ体をそらす。そこへ魔族達は連続してイオラを放った。
「関係ねぇ!! オーラナックル!!」
ヒムは爆裂呪文を全身に浴びながらも、拳に気を込めて渾身の正拳突きを放
つ。隊列を成していた部隊が一撃で吹き飛ぶ。隊列の半分以上が消し飛び、一撃
で胴体が引きちぎられた者もいれば、千切れた仲間の体に下敷きにされ押しつぶ
された者もいた。そしてイオラを浴びたはずのヒムの体には傷一つ付いていなかっ
た。
「な、なんて威力だ……、勝てるはずがない」
魔法が通用しない、圧倒的な破壊力を持つ敵の突然の襲来。動きが読めていて
この被害である。戦意を喪失させるには十分な一撃だった。蜘蛛の子を散らすよ
うに逃げ出す魔族達。
879 :
転生:04/03/10 01:51 ID:JcdJSLSu
「情けねぇ、俺たちハドラー親衛騎団にそんな腰抜けはいなかったぜ!」
「デマオンの配下とは言え、元々が寄せ集めの部隊だからな」
入り口から背中に剣を担いだ大男が現れそう言った。ヒムの動きを予知した男
だ。彼はゆっくり、だが確実にヒムに歩み寄る。
「生き残りがいやがったのか、お前も喰らえ。オーラナックル!!!」
ヒムがオーラナックルを放とうとした瞬間。男は瞬時に間合いを詰め、ヒムの腕
が伸びきる前にその拳をつかんでしまった。
「見えるんだよ、お前の未来が」
「な、なんだと?」
確かに男は、ヒムが拳を放つ直前に押さえてきた。まさか、本当に自分が技を放
つことを読んでいたというのか。とっさに恐怖を感じ、ヒムは間合いを取る。が、そ
の直前「後ろに下がる」と男が言った。ヒムはまた、男の言う通りに動いてしまう。
「なんなんだ……お前は」
「くくくっ、金属人間よ、お前はハドラー親衛騎団の一員だと言ったな」
「あぁ、かつてな。だが、今でも亡くなったあの方への忠誠心は衰えていない。俺は
永遠にハドラー様に忠誠を誓っている!!」
「素晴らしい」
大男が不敵な笑みを浮かべる。
「もう一度聞く、お前は一体誰だ」
「我は主に裏切られた軍神、アペデマス。お前のように王に忠誠を誓う輩を見ると
虫ずが走るんだよ」
アペデマスがパンチを放つ、ヒムに直撃し弾き飛ばす。だが、大袈裟に飛ばされ
たヒムはノーダメージだったのに対し、攻撃を放ったはずのアペデマスが拳に傷を
負ってしまう。
「随分硬い体をしているんだな、金属人間よ」
そう言ってアペデマスは背負っている剣を抜く。
「この体を砕ける奴はもうこの世界にいねぇ!」
剣を正眼に構えるアペデマス。構えを取らず無防備に近づくヒム。反逆の軍神
と、忠誠の兵士が相対する。
「金属人間よ、名を聞いておこう」
「俺の名はヒム。ハドラー親衛騎団、ポーンのヒムだ」
880 :
転生:04/03/10 01:54 ID:JcdJSLSu
「ヒムがあの男の相手をしている間に上に行くぞ!」
ポップとノヴァは対峙している二人を横目に城の中に潜入する。
「良いのか? 放っておいても、あいつらは強いぜ」
「構わんよ、あの二人のうち一人の名前はノヴァだろう? ノヴァの相手は上にい
るからな。それにデマオンは誰にも殺せない」
「あぁ、そうかい。質問ついでに、もう一つ答えてもらうぞ。お前は主に裏切られたと
言っていたが、ならなぜ今この城にいる? デマオンがお前の主じゃないのか」
「違うね」
「ならなぜ?」
「それ以上は拳で聞け!」
その言葉にヒムはだまり、意識を戦いに集中させ始めた。
城の中に入り込んだポップ達、手近な魔族を脅しデマオンの位置を聞く。城の頂
上。彼らはデマオンの居場所を目指し一気に駆け上がる。城の中の魔族たちは
皆、逃げ腰で誰もポップ達の行方をさえぎろうとはしない。このまま、デマオンの所
まで何の障害もなしにいける気がしてきた。だが、突然、駆け上がる階段の上から
いびつな球体が転げ落ちてきた。
「なんだ?」
とっさにノヴァはそれをそれを剣で受ける。球体は剣に刺さり、2センチ程の切れ
目ができた。その球体は紛れもなく、肉の感触を持っていた。
「おいおい、丁重に扱えよ。仮にも仲間の首だぞ」
階段の上から聞き慣れた男の声がする。声に従い、首を見ると、それはパプニ
カ三賢者の一人アポロの首だった。
「ひ、うぁあわああ!」
ノヴァはとっさに、その首を振り払う。一体なぜ、ここにアポロの首が。不思議に
思い階段の上に目をやると、そこにはノヴァが師とあがめるロン・ベルクの姿があ
った。そして、その腕には首のないアポロの体が抱えられていた。
「久しぶりだな、ノヴァ。そして、ポップ」
「師匠……なぜ」
881 :
転生:04/03/10 01:57 ID:JcdJSLSu
「俺も魔族だという事だ」
そう言うとロン・ベルクは死体をノヴァに向けて投げつける。同時に、死体の影か
らノヴァに近づき、それごとノヴァを袈裟切りにした。瞬時にかわすノヴァ。だが、そ
の顔には戸惑いの表情が浮かんでいる。ノヴァの目の前で一つの体が斜めに切
られ、その後ろから師の姿が見えてくる。
「あなたはこんなことをする方ではなかったはずだ。どうして、アポロを殺した?」
「俺は残りの人生を魔族として生きることを決めた。あの方に忠誠を誓い、この世
界をあるべき姿に戻す」
ロン・ベルクは右手に持った剣の切っ先を下げる。隙だらけの構え。だが、気迫
だけは凄まじい。それに気圧されるノヴァ。師の力は知っている。両腕を壊したと
言っても、自分が及ぶ相手ではない。
「ノヴァ、この相手にはお前一人じゃ勝てないぜ。俺と一緒に」
そう言って、ポップが二人の間に入ろうとする。だが、ノヴァがそれを制する。
「ロン師匠に何があったかは知らない。だが、この方とは10年間の付き合いがある
んだ。俺一人で闘わせてくれ」
そう言うとノヴァは剣に気合を込める。
「ポップは上に行ってデマオンを倒せ、ラーハルトのために」
「でもよぉ……」
「いいから行け!!」
ノヴァに急かされポップは階段で退治する二人の横をすり抜ける。その時、ロン
が呟いた。
「いいのか? 目先の友情を優先して、仲間が死んでは泣くに泣けないと思うが、
後悔しないんだな」
「……」
今度はポップが戸惑う。だが、それに対してノヴァは言う。
「俺を信じろ、師匠の力は俺が誰より知っている。この戦いは必ず勝ってみせる」
「ふっ、俺も甘く見られたものだ」
ロンが初めて剣を両手で持ち、八相に構える。ノヴァも同じ構えを取った。
882 :
転生:04/03/10 02:01 ID:JcdJSLSu
「わかった、ここはお前に任せるぜ! 死ぬなよ」
ポップは二人を残し、さらに上を目指す。
「なぜ、あなたと戦わなくてはならないんですか?」
剣を構えていても、ノヴァにはまだ迷いがある。
「お前に話しても無駄なことだが、一つ教えよう。今魔界の奥に、この世界を元に
戻そうとされている方が一人いらっしゃる。俺はその方に惚れた。だから、今再び
剣を振るうのだ!!」
「そのためには人間に仇なす事も躊躇わないと言うんですか」
「その通りだ」
もう言葉は何の意味も持たない。二人には戦うという選択肢しか残っていなかっ
た。
ポップは階段を駆け上がり、最上階にたどり着いた。そこには大きなマントに身
を包む巨人が一人。
「でけぇ」
それがデマオンに対する第一印象だった。
( つづく )
>>835 >今は亡き金蓮への餞(はなむけ)であるかのように。
禿藁。あんた最高だ。
VS氏、転生作者氏、殺助氏乙。
今回、皆さんいつもより分量多くて読み応えあったよ。
でも、作品来る時には示し合わせたかのようにいっぺんに来るのなw
殺助氏→確か4部構成だよね?次は誰が主役かな。それともこのままガイル?
VS氏→そういえばドラえもん出てないなw 塾長ヘタレ過ぎw
転生氏→デマオン対ポップか。ポップはダイの中で一番好きなので期待。
アボガド
ごめん。誤爆。
パラダイス
たった十秒が分けた明暗だった。
ほんのわずか、執行人がスイッチを切るのを遅らせていたならば彼は死んでいた。
ヘクター・ドイル。紳士の国イギリスで生まれた、凶悪無比の死刑囚である。
全身に武器を仕込み、敗北しないコトを「最強」の条件としたドイル。
ある意味、敗北から誰よりも逃れたかった彼だが、今回はそうではなかった。
その気になれば、電気椅子に座るコトなく脱獄するのは容易い。
だが、彼はそうしなかった。執行人に自分の生命を委ねたのだ。
生涯で初めて、自分の運命を天に任せた瞬間だったのかもしれない。
そして、ドイルは生還したのだった。
付けられていた目隠しを外す。
すると、眼前には鮮やかな花畑が広がっていった。
地平線の彼方まで続いている花の絨毯、その上空では天使達がラッパを吹いている。
「どこだ・・・ここは?」
ドイルは歩き出した。
花を踏みしめながら、ゆっくりと前へ前へと進む。
よく見ると、他にも人間が存在する。そのいずれもが、幸せそうに花と戯れていた。
一時間ほど歩き、ドイルは自分の置かれている立場に気がついた。
しかし、それによって彼の心を支配したのは絶望でも後悔でもなく、目一杯の歓喜であった。
「もう敗北するコトはないんだ!」
こう叫びながら、死刑囚だった男は花畑に全身をうずめ、楽しそうに転がり始めた。
死んでるじゃん!
死んでるじゃん!
二重カキコじゃん・・・・_| ̄|○・・・
うお。世界さん復帰してくれた。
相変わらず短編うまいなー。
バキ本スレのVSさんと比肩するかも知れん。
ようやくスレ復活してくれた、嬉しい。
で、結局次スレはどうするんだ?
少年漫画?
クラウン?
創作文芸?
それとも、まとめサイトか?
創作文芸はとっくにスレスト食らってる
>>891 ここで良いんじゃない?
さすがに創作文芸はスレ違いだし、クラウンはヤムスレがある。
まとめサイト移転はこれだけ職人がここに集合してきたら
次スレラスト辺りで語るべき事だろう。冷静にな。
殺助氏もここでやりたいって言ってるし。
せっかく盛り上がってきてるんだから、別に移動する意味は無い。
いくらなんでも、もう荒らしに構う住民はいないだろう。
荒らしの自演以外。大半の住人は作品だけ拾い読みだろうし。
禿同。ここのままで良い。
せっかく職人さんたちがまた多く集まってきて、スレ復活の機運が高まって来たのに、
水を差すこと無い。このまま軌道に乗れば何度目かの黄金期になるかもな。
あと世界さん復活ありがとう。
良い意味で軽く読める短編は大好きなので、堪能したぜ。またお願いします。
でもよくバキだけでここまで短編書けるな。ほかの題材も見たい気がする。
別にいいですやっぱり
本当にいい感じになって来たなー
このままずっと良い雰囲気が続きますように。
職人さんたち頑張れ。
作品書いてみるわ
正直良い形になってきたように見えるかも知れないが、
これこそ最悪のパターンだと思う。
>>898 なんの目的で作品を描くのかは知らないけど、
ただでさえ、レベルの低い作品がどんどん増えてきて
質が保てなくなっている中に、新しい作品を追加したら、
アホどもが俺も俺もと、どんどん書き始めてきて玉石混合
っていうか、ほとんど石しか見つからないスレになりそう。
面白いかどうかは別としても、スレの柱であったパオが
まとめサイトに行ってから、実力者が限られている現状で
>>898みたいな思いつきでちょっと書いてみるような奴が
今後増えていくと、どんどん未完の作品も増えてきて、
レベルの低い作品もドンドン増えてきて、荒らしどころか
まともな住人さえ、ほとんどいないようなスレになりかねない。
職人芸
中国拳法界でも、名門と誉れ高い白林寺。
張洋王。その白林寺にあって、特に将来を期待されている若手拳法家である。
海王の称号を得るべく、ひたすら鍛錬を重ねているのだ。
そんな前途有望の彼であるが、今日は屋内で地道に打岩を行っていた。
鍛え抜かれた拳足で、硬い岩をバターか何かのように削り取っていく。
これだけでも十分凄いのだが、彼の心に満足感など生まれない。
以前見た、黒曜石の美しき球体。あれこそが、張の求める打岩の完成型なのだ。
「ザラザラだッ!」
表面の僅かな凹凸も許さない。
「バランスが悪いッッッ」
どこを測っても、直径が全て同じでなければ球形とは言えない。
「クッ・・・・・・削りすぎたか!」
削りすぎた場合は、その箇所と合わせるため、他全てを削らなければならない。
数ヶ月経ったある日、劉の下へ張が飛び込んできた。
「老師ッ! ついに打岩を完成させました!!」
「ほう・・・見せてみなさい」
「これです」
巨大な台座に載せられた岩が、おごそかに運ばれてくる。
張の打岩は、烈のそれを遥かに上回るほど見事な球体をしていた。
あえて問題点を挙げるならば、大きさがパチンコ玉程度だというコトくらいだろう。
>世界氏
おお、世界さん本格復活か。こりゃ楽しみだ。
なんせ以前一日2ネタあげてた方だからな。
最後の一行のオチで全てを集約させる技術は見事。
>>898 がんがれ。
>>899 ワラタ 文章下手過ぎw
それにどんな状態も最悪にするんだなw
次スレはここで良いみたいね。
930くらいか?それとも950で立てれば良いのか?
>>901 なんかそこまで小さくなると逆に凄くないか?
>>902 950くらいでいいんじゃない?なんだか久々に1000にいきそう
904 :
作者の都合により名無しです:04/03/11 15:25 ID:/2FsamrK
>世界さん おつ。そして復活おめ。
>>903 950か。そんなもんだろうな。
是非ようやく良くなったこのムードのままで
次スレは最後まで行って欲しいんだが……
無理だろうなw
>>904 いや、普通に行くと思うんだけど。俺だけ?
906 :
904:04/03/11 15:56 ID:/2FsamrK
>>905 ま、俺たちが荒らしを完全スルーすれば言いだけの事か。
俺も今まで2回ほど反応しちゃったからな。反省。
今日誰か来るかな。何故か職人さんが来る時は一日に固まるなw
俺はマロンに一票
みんなもうしりとり荒らしに構うこともなさそうだし、
もうそろそろマロンに戻れるんじゃないか?
元々ヤムスレとの戦争でこっちに避難してきたんだから、
ヤムスレが別板にある今なら戻っても問題ないだろう
ヤムスレも板移転を考えてるみたいだし、お互い
スレが始まった板に帰ってもいいと思うんだが
>>907 いや、せっかく盛り上がって来てるんだから別に移転せんでもw
それにマロンは自演し放題だから、ウザい。
荒らす→自分でそのレスに住人のふりして反応→自演で住人レベル低いと騒ぎ出す
→他の荒らしを巻き込んで大荒れ→スレまた危機に、が目に見えてる。
それからヤムスレはクラウンに残る事が濃厚っぽいよ、さっき見てきたら。
とりあえずここでいいんじゃない?
もうしりとり荒しも普通の荒しも、住民を装った荒しも
気になんないっしょ?空気同然。
この雰囲気を壊す必要はないかと思われ。
>>909 だね。この雰囲気が長続きさせるのが最善の策。
ここでいい。充分過ぎる。
マロンだと、
>>908が書いたみたいに一人三役荒らしコンボを防げない。
このまままた〜り続いてゆけば良いな
なぁ、ヤムスレが少年漫画板に来ても全然構わないよね?
もう両者を争わそうとしても誰も反応しないだろうし、荒しの耐性もついてるし。
別に意識しなければ全然問題ないと思うんだけど。意識する必要もないし。
暴君
この世に生を受けた瞬間から全ての生物に畏怖されてきた男、範馬勇次郎。
今日も、大勢の格闘士が彼の手で犠牲となっていった。
「戻るぞ、ストライダムッ!」
「あ、あぁ・・・」
オーガとの戯れに付き合い、物言わぬ肉片と化した格闘士達。
何度も味わった光景とは言え、ストライダムはこれを見るたび複雑な気分になる。
強さという点においては、勇次郎は地球上で間違いなく先頭に立つだろう。
二位以下の追従を許さぬ独走状態。しかも、決して振り返る事はない。
背後の事情など全く気にせず、常にマイペース。これが範馬勇次郎なのだ。
一人で全人類と闘っても勝つ、地面に拳を叩き込めば地震が止まる。
こんな暴言を一点の躊躇もなく、本気で言うのだから恐ろしい。
そろそろ「拳で台風を消し飛ばす」などと言い出すのでは、ストライダムはそう思った。
だが、現実はそれほど甘くはなかったのだ。
ストライダムとオーガを乗せた車が、夜の街道をひた進む。
そのうち、カーラジオからこんな呑気なニュースが飛び込んできた。
「・・・今日未明、オリオン座付近で星の爆発が観測されました・・・」
大多数の人間からしてみれば、はっきり言ってどうでもいいニュースだ。
しかし、今まで全く動かなかった勇次郎が、このニュースに少しだけ反応したのだ。
「どうした、ユージロー」
「もしかしたらと思っていたが、やっぱ壊しちまってたか・・・」
「何を?」
「星を」
「E〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!?」
913 :
ふら〜り:04/03/12 00:09 ID:6XgfSN6P
一気に来ましたねぇ。賑やかなのは好き事かな♪
>>VSさん
塾長が、笑顔で「お帰りはあちら〜」とか言ってるのは、想像するとなかなか異様。奇怪也。
で、何だかんだで生き残ってるアカギ。まあ、麻雀本来のルールを力技で踏み潰すのは、
今に始まったことではないですしね。こういう生き残りもアリなのが麻雀教室。サバイバル。
あと。「れつ」って平仮名で見ると、何だか名前に見えませんな。だからどーしたと言われても
困りますが。とりあえず「3」型の口がジャイアン(というかドラえもん全体)らしくて良し!
>>転生さん
奇しくも、パオさんのとほぼ同時にロン・ベルクが来ましたな。こちらはすこぶる冷酷で。
で。細かいことですが、「生首を抱えてる図」はよく見かけますがその逆の、「首の無い
死体を抱えてる」というのは珍しい。先に首を投げてますから、そうなるのが自然というか
当たり前なんですが、これまた想像するとなかなか異様。迫力也。
>>世界さん
フッ! カツッ! めでたい! 間違いなく上昇気流ですぞ皆の衆っっ!
「パラダイス」。ドイルって、一番「諦めが悪くてダダこねてた」イメージがあります私。
それだけに、この解脱(いや成仏か)した姿は……良かったね、です。魂の奥底から嬉しそうな
笑顔が目に浮かんできます。
「職人芸」。あ〜、これは何だかキモチが解る。気になってしまうとほっとけない、ほっときゃ
いいのにほっとけない、でどんどん墓穴を広げていったり……ありますよねそういうの。
この後、張が、劉にどういう評価を受けたのかが気になるところ。
>>903さんの仰る通り、
案外褒められたりして?
「暴君」。……やっぱり、いいなぁ……世界さんの書くこの二人は。私も少し挑戦しましたが、
この二人の可愛さでは到底及ばずです。ある意味嬉しい溜息をついてます。
それはそれとして。最後の「E〜」って、「い」でも「え」でも合いますけど、原作では
どっちでしたっけ? というかどこでしたっけ? どこかにあったとは思うんですが……。
/ ヾ―――― 、 ,ヽ
| | ノ( ヽ |
| ノ ⌒ | |
|| ━━ゝv━━ く |
|| (● )| (● ) ||´ヽ
|  ̄ /  ̄ |´) |
| _^^' ヽ ´/
| ) ̄ ̄) ノ|~
ヽ .´―‐´ ノ | よくやってくれたふら〜り君。君のような優秀なROMは
ヽ____/ /|、 君のような優秀なROMはこのスレには不可欠だ。
これからも頑張ってくれたまえ
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~hinomoto/baki/ss-long/215/1-1.htm >>37 (あらすじ)桃達が入塾する三年前の話。
教官を殺害し男塾を飛び出した伊達臣人は、途中で『雷電』と名乗る奇妙な僧に出会う。
雷電は伊達に「心に闇が巣食っておる」と告げる。
雷電の言動が癇に障った伊達は、雷電に喧嘩を挑むが敗北。
「生に絶望し、死を望む負の心、それがお前の心の闇の正体だ」
雷電は、伊達の心の迷いを喝破する。
数多の死線をくぐってきた伊達にとって、現代社会は余りにも温過ぎたのだ。
そう、あの『男塾』さえも。
雷電は伊達に、東京豪学連に来るよう勧誘するが、伊達は明確に拒否。
また、この時に発した言葉がきっかけで、伊達は「友=飛燕の分まで生きる」という
自己の存在意義を取り戻す。
本来の己を取り戻した伊達は、雷電に再び勝負を申し込んだ。
(もっと簡潔なあらすじ)男塾を飛び出した伊達が、雷電と2回目の喧嘩を始めた。
二人とも、必殺の一撃が放てる間合いである。
これ以上は詰められない。相手の攻撃に対処できなくなるからだ。
互いに気を張り巡らして、攻撃の隙を伺っている。
両者が静止した状態で、ただ時間だけが過ぎていく。
その時、
ふわり。
一枚の広葉樹の葉が、どこからか飛来してきた。
ふわふわと風に舞いながら、その葉はまるで闘いに引き寄せられるかのように、二人の
極限まで張り詰めた間合い、その真中を通過した。
互いの視界がコンマ1秒、葉によって隠される。
刹那、両者の肉体が動いた。
「覇!!」
伊達と雷電、双方の気合が重なる。
二つの肉体が、互いに吸い寄せられるようにぶつかった。
伊達の右足の踏み込みと共に、右手刀が槍の如き鋭さで雷電の喉へと伸びる。
これまでで最高のタイミングでの一撃。
だが、雷電はこの攻撃を読んでいたかのように左手で受け流し、そのまま
右手首を掴み取る。
「ここまででござる」
雷電が左腕を戻し、伊達の身体を引き寄せる。同時に伊達の水月への右拳突き。
――だが、雷電の一撃も寸前で止められた。
伊達の左手が、雷電の右腕を捉えていた。
一瞬、両者の動きが止まる。
ちょうど、互いの左手が、相手の右手を封じている状態である。
しかし、
(この体勢は――拙者が有利でござる)
雷電はこの状況を、そう判断した。
一見互角の体勢だが、両手が封じられた状態では手技主体の伊達は行動が大きく制限されて
しまう。しかし足技主体の雷電の大往生流には余り影響は無い。
その上、伊達は雷電の引き込みによって体勢が崩れている。伊達が体勢を立て直す前に、容易に
雷電は伊達の腹や金的に打撃を加えることが出来る。
伊達にはこの体勢からの反撃は不可――雷電はそう判断した。
しかし。
伊達は体勢が崩れたまま、更に雷電に身体を接近させてきた。
(?????????)
予想外の動きに、雷電の思考が止まる。
その間にも伊達の身体は近づく。
伊達の顔が目と鼻の距離まで近づいたとき、雷電は伊達の意図に気づいた。
頭突き――!
しかし遅かった。両腕を掴まれているため避けられない。
雷電の視界一杯に伊達の頭部が広がり、次の瞬間、鈍い衝撃が雷電の鼻柱を突き抜けた。
919 :
○:04/03/12 11:03 ID:Xy9yFuUC
続きは今夜か明朝
おお、世界さんに続いて○さんまで復活か。お帰り○さん。
雰囲気もまた〜りモードだし、マジで黄金期になりそうな良い予感。
>>911 俺は両方の板の住人だが、別に良いんじゃないかな。
戦争煽る奴が出てくるだろうが、完全無視という姿勢なら。
ただ問題は、住人のふりする戦争工作荒らしなんだよな。
職人・管理人同士は仲良いし、住人も俺みたいにダブってる奴多いから
以前の戦争はどう考えてもおかしい。荒らしの自演と思うのがふつう。
どのみち、それはヤムスレで決める事だよね
ここはもう動かない事で確定みたいだし
>>918 動きを封じての伊達の頭突き。雷電の引き込みをも利用した一撃が、雷電の顔面を襲った。
たまらず雷電が、伊達を掴んでいた腕を離す。
だが伊達は、離された右腕で逆に雷電の左腕を掴み返し、両腕を固定させた状態で、頭突きを
もう一撃あびせる。
更に一撃。
三度の頭突きのあと、ようやく伊達が両手を離した。解放された雷電の身体が膝から崩れる。
すんでの所で足を踏みこらえるが、かなりのダメージである。
(ぐっ…ぬかったわ)呼吸がしづらい。どうやら鼻が潰れたようだ。つんという感覚とともに、
鼻から一筋の血が流れ出る。
雷電は指でそれをぬぐい、視線を前に戻した。――伊達がいない。
(――――!?)
雷電の視界から、伊達が忽然と消えていた。
(ど、どこだっ!?)
慌てて左右を見渡す雷電。
ズキン
頭がくらつく。先の衝撃がまだ頭に残っている。思わずふらつき、後ろへ数歩たたらを踏む。
背中に固い物が当たる。壁か、と雷電は思った。
「らしくねえな。鯰ハゲ」
背後の『壁』、いや、背後に回りこんだ伊達の声が聞こえた。
汗―――脂汗が雷電の額から滲み出る。
まるで驚愕と恐怖を全身から搾り出すように。
雷電の胴は、伊達の両手によってクラッチされていた。
「さっきの礼だ」
伊達が腰を少し落とし、一気に雷電の身体を抱え上げた!
先程とは逆に伊達の身体が見事なアーチを描く。
咄嗟に受身を取ろうとする雷電。
しかしその瞬間、
ガシャァ!
割れるような音と共に、雷電の頭部を切り裂くような衝撃が叩いた。
雷電の身体は、地面ではなく、脇の自販機に垂直に叩きつけられていた。
自販機のケースが割れてガラス片が飛び散り、購入ランプが激しく点滅する。
衝撃による誤作動か、自販機の取り出し口からコーヒー缶がゴロゴロと音を立てて
出てきた。
伊達はクラッチを解き、雷電の身体の下から這い出た。
「てめえはこれまで俺の気を感じ取り、その気配で俺との間合いを読んでいた。
そして、今のように‥‥、チッ、聞こえてねえか」
雷電は自販機に頭を半分ほどめり込ませたまま、失神していた。
頭部がめり込んだ隙間から、どろり、と赤い血が流れ出てきた。
923 :
○:04/03/12 17:16 ID:gmZsswl4
空けます。
>>○
もつかれ
ダークパオw
>>麻雀
もはやドラえもん出てきてないな。
江田島の存在感がでかすぎるんだな。
>>魔界編
でけぇ。
>>奇妙なバキ
久しぶりだな。
ドイルが死んじゃった。
削りすぎちゃった。
星壊しちゃった。
>>夜
久しぶりだな。
また良い所で終わるし。
スピード感のある戦闘だな。
>>862 汁の助
「け」か「げ」
927 :
作者の都合により名無しです:04/03/12 23:03 ID:aI1b3YX2
○さん世界さんお疲れ。
お2人ともパワーアップして帰ってきたな。
いなかった一ヶ月でネタを仕入れたとか。
ところでここでやるのは良いとして、スレタイどうすんの?
また漫画SSスレへいらっしゃい?
それとも漫画SSスレへようこそ?
なかなかこの2つ以上のスレタイって難しいな。
別に現行テンプレのままパート13でいいんじゃないか?でも、
また〜りsage進行推奨、をテンプレに入れて欲しい。
「バキスレ」はスレタイにいれんくてもいいと思うんだが
930 :
928:04/03/13 20:44 ID:WykhTKW7
俺もそう思うんだが、もう愛称になってるからねえ。
でも、一応今の作品はほとんど全部バキに関連しているわけで・・・
関連してない作品ってあるか?
転生
その転生作者本人が聞いているのだがw
予定としては関係してくるんだけど・・・ちゃんとそう言ったじゃん。
934 :
928:04/03/13 21:38 ID:WykhTKW7
>>933 warata
でもそうすると、やっぱりバキスレってのは外せないのか。
もうバキスレで通っちゃってるし、語感も良いし。
そもそも【バキ】【スレ】と区切っちゃったら入れる意味が無いと思うんだが
検索にも「バキスレ」じゃひっかからないし
>>933 じゃあ殺助のやつ
っつーか知らねぇよ
なんでSS以外の部分を読んでなきゃいけないわけ?
>>612にちゃんと書いてあるだろーが。
キャンキャン噛み付く前に、少しは検索くらいしたら?
職人さんに失礼。
いや、正直俺が悪かった。
冷静に考えれば
>>936の言うとおりだ。
【漫画】バキスレ part13【SS】の方が良いんじゃない?検索の問題もあるし。
942 :
殺助:04/03/13 23:44 ID:r+uZSCHx
とりあえず基本テンプレ作ってみました。間違いないかな?
ちなみに僕の作品にバキ関係は出て来ませんw
明日か明後日に続きは書かせて頂きます。失礼します。
>>939 >現在は、バキネタ以外にも、広く漫画ネタのSS総合スレになっています
以前から、ここの文章が気になっているんだけど…
何か文章から「ここはバキがメインなんだ〜!」という雰囲気が出ている気が
するんですよね。
あと、語呂もあまり良くないような・・
>現在は、バキネタ以外にも、広く漫画ネタのSS総合スレになっています
色々なキャラクターの新しいシーンを、みんなで創り上げていきませんか?
こんな感じの一行を付け加えたらどうだろう?
もうバキネタだけにしとけよ。
これとは別に総合SSスレ立てればいいじゃん。
何でそれじゃいけないわけ?
っていうか「漫画SSスレ」なんてスレタイだと、バキスレがSSスレのボスみたいな感じじゃん。
そういうところから、このスレ住人の傲慢な態度が生まれてるんじゃないの?
>バキスレがSSスレのボスみたいな感じじゃん
はっきりと漫画SSというタイトルじゃ駄目な理由を提示するならともかく、「みたいな感じじゃん」てw
自分の感情を軸に語るとろくなことないぞw
気に入らないなら覗かなきゃいいじゃん。
なんでそんなに必死なの?wwww
けど、俺もバキだけにするか漫画全般にするかどっちかにした方がいいってのは
同意だな
全ての漫画がOKならスレの趣旨がかぶってる
ヤムスレや肉スレと合併しなきゃならなくなるし、
バキだけ特別扱いするのもどうかと思う
スレのアイデンティティは残したいけど新規参入者も欲しいなら、
せめてチャンピオン漫画SSスレとか板垣恵介漫画SSスレにするとか
じゃあ、漫画系全般で良いんじゃないの?
実際、もうここはそうなってるし。バキスレってのは単なる呼称だし。
現にここは無国籍みたいな雰囲気があるから良いんだからね
ところで、こんな感じでは950でスレ立ては無理かな?960くらいか?
バキと総合SSスレを分けてどうするんだ。
別に一緒で良いだろうに。そんなに呼称が気にいらないの?
【総合】漫画SSスレへいらっしゃいpart13【SS】
ダメか?
>>949 荒らしに反応すんなよ。
まだ分からんのか?
>>950 総合スレにするなら、part13とか抜かせ。
954 :
テンプレ:04/03/14 18:53 ID:dM30FB2o
955 :
続き:04/03/14 18:54 ID:dM30FB2o
>>954 悪くないですね。
>>953 Part13はあった方がいいでしょう。
実際、中身はこれまでの継続なんだし。
>>954 それだと【】をつける意味が分からん。
重複してんじゃん。
【総合】漫画SSスレへいらっしゃいpart13【スレ】
にしろ。
【漫画SSスレへ】総合 Part13【いらっしゃい】
漫画総合SSスレ【part13】
で、結局どうするの?
俺そろそろ立ててもいいよ。適当にタイトル決めて立てちゃうよ?
961 :
960:04/03/14 23:42 ID:7XObqFrk
立てようと思ったら、ホストがスレ立てNGになってた……。
誰か頼みます。すみません、役に立たなくて。
最近スレ建てし辛くなってるな。
俺も無理だった・・・・
誰か立てて。もう
>>954そのままでも良いよ
>>964 お疲れ様です。ありがとうございました。
967 :
作者の都合により名無しです:04/03/23 23:16 ID:1iltebJd
すいません、どなたかバキ対猪狩の巻のせりふここに書いてくれないでしょうか?
自分中学のころそれねたにすごい面白い話つくって友達に聞かせてたんですよ。実際にかなり受けてました。
面倒承知で頼ませてもらうのですが、よろしければお願いします。面白さは保障します
俺は花山VS死刑囚(名前忘れた)が好きだったな。正直、超人的だったけど
あそこまでボロボロになっての勝利がよかった
969 :
968:04/03/27 13:51 ID:mxy4yOn6
何日もこのスレに書き込みが無いんだがw期待age
970 :
967:04/03/27 14:22 ID:ATp4Kizt
すいません、再度お願いします。
どなたかバキ対猪狩の巻のせりふここに書いてくれないでしょうか?
自分中学のころそれねたにすごい面白い話つくって友達に聞かせてたんですよ。実際にかなり受けてました。
面倒承知で頼ませてもらうのですが、よろしければお願いします。面白さは保障します。
僕の三年前につきあってい彼女も面白いと言ってくれました。面白さは保障します。面白さは保障します。
お願いします。
>>971 ごめんなさい、ごめんなさい。
でもどうしてもバキ対猪狩の巻のせりふここに書いていただきたいのです。
自分中学のころそれねたにすごい面白い話つくって友達に聞かせてたんですよ。実際にかなり受けてました。
面倒承知で頼ませてもらうのですが、よろしければお願いします。面白さは保障しますから。
973 :
作者の都合により名無しです:04/03/28 13:45 ID:6qczWCCD
age
スレ使いきれよ。ひろゆきに悪いだろw
どのシーンよ?
台詞って言われてもわからんよ
ぜ
ん
ぶ
あげ
978
うめ
うめあげ