あなたの文章真面目に酷評しますPart15

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841ピラヤ:04/03/24 22:45
「隆、えらい熱心に見てるじゃないか。飼いたいのか、こいつを」
と、一緒に来ていた父が言った。僕はすこし驚いて、
「飼いたいだなんて、ちっとも思ってないよ。面倒くさいし」
と答えた。
「なんだ。そうなのか」
   父は、すこし拍子抜けしたような顔をして、そう言った。
   帰り道で父が僕のことを見て、
「お前がさっき長いこと見ていた魚、あれは大群で牛を襲ったりする
やつだよ。たしか」
 と言った。
 「襲う? 襲うって、どういうこと?」
 と、僕は父に訊いた。
 「エサにするということさ。鋭い牙を持っているんだ」
   あんな魚を飼ったら、エサ代だけでも大変だと呟きながら、父
が喉の奥から篭もった笑い声を出すのを聞きながら、僕はバス通りの
向かいに建っている都営住宅の壁が夕陽に照らされている様子や、空
を広がっている羊雲を眺めていた。羊雲は夕陽に照らされて、輪郭を
丹色や曙色に染めながら、その一つ一つをくっきりと空から浮かび上
がらせていた。
   あの日の夜、勉強机の片隅に置いた小さな金魚蜂のなかで泳い
でいる三尾の金魚を眺めながら、僕が心の中に思い浮かべていたのは
昼間に浅草で見た、黄金色に輝く神輿でも鉢巻を締めた男達の姿でも
なく、夕方に熱帯魚店で目の当たりにしたピラニアの姿だった。僕は
帰り道で目にした、団地の壁を鮮やかなオレンジ色に照らしていた夕
陽の耀きを、ピラニアの鰓から腹にかけて染め上げている朱色とだぶ
らせて脳裏に浮かべていた。それは僕の瞼の裏でぎらぎらと輝いて僕
の神経を昂ぶらせた。僕はベッドに入ったあとも、なかなか寝付くこ
とが出来なかった。

842ピラヤ:04/03/24 22:46
酷評キボンヌ
小手達は引退したんだぜ(w
ってか、小手が出てこないから真打ちの漏れが出張ってるんだよ。
真打ちは、引っ込むとするか。
845ピラヤ:04/03/24 22:57
一人もいないね。どうなの。
>>845
いや、マジうまいよ。ピラニア生きてる。
断片的な文章を気にするレベルはとっくに越えてる。
あとはまとまったもの書いて賞に出すなりしてほすぃ。
>845
きれいな文章だと思います。
>>845
非の打ち所がない。大賞。
849833:04/03/24 23:31
>>845
つまんない。>>833みたいに文面を綺麗にしてて内容に味がない。
中身のない成金小説だと思います。

850833:04/03/24 23:31
>>833じゃなく>>847
>>850

>>833で当たってるだろ、訂正する必要ない。
853833:04/03/24 23:45
何がいいのか分からない。ただピラニアに魅力を感じたって事でしょ?
何が楽しいの?小説って文章の綺麗さなの?
俺は絶対読者に>>847みたいな感想を言ってもらいたくない。
854かまいたち:04/03/24 23:55
>>845
ピラニアの描写がなかなか魅力的で良いと思う。ただし

>と、ピラニアに向かって話しかける。ピラニアが、ゆるやかに尾鰭を
ピラニアピラニアと連呼するのはちょっとくどい感じ。

「〜なんだか変な気分だよ」 
僕がひんやりとしたガラスに手をかざしながら話しかけると、ピラニアはゆるやかに〜
と言う風にまとめた方が良い。

それから主人公と水槽の位置関係が気になる。
しゃがみ込んで丁度良い高さだとすると、水槽はかなり低い位置にあると言うことになるが、
主人公はいつからしゃがんでいたのか。
話しかけていたときからしゃがんでいたのなら、最初からそう描写した方が良い。

>その魚の本来の名前がピラニアだということも
本来のじゃない名前って出てきたっけ。

>ぼんやりしながら眺めていたのだ。その朱色は魚の身体の動き
>にともなって、淡くなったり濃くなったりした。
ぼんやり眺めていたときの「状態」なのだから、
淡くなったり濃くなったりしていた。
と書くべし。

>大変だと呟きながら、父が喉の奥から篭もった笑い声を出すのを聞きながら、
一文の中にながらが繰り返されている。
「大変だと呟きつつ」等、片方は違う表現に変えるべし。
       ___
     ./∵∴∴ヽ
     /∵●∴.●
    .|∵∵ γ○ヽ  まちょくちんうい
     |∵∵ | ミ | ミ|
     /∵∵ヽ −丿
   /∴∵━○━ \
 //)∵__∵人:\
ニ´:_/ (∵ ヽ_ノ(  ヽ:_`ニ⊃
  ●〜へ∵Y∵/
     ノ∴人∴ヽ
    ( ̄ )  (  ̄)
856ピラヤ:04/03/25 03:17
ありがとうございました。全部書いたら賞かごはんに。
 今にも落ちてきそうな空が漂う、そんな季節だった。僕が中学に入学したときの話だ。
たとえようのない劣等感が僕を常に襲っていた。僕の従兄弟は小学四年生のころから塾に行き、そのまま有名な私立中学へと進学していった。
僕の親はそれを見て、うちの子も負けてはいられないと僕のことを塾に入れた。それが小学五年の頃だったと思う。
 結局僕は二流の中学にしか入れなかった。そのことを考えるたびに、劣等感は僕の体の中で成長していった。
いつしか劣等感は僕の体中を満たし、ついに体からこぼれてしまうまでになった。こぼれたそれはあたりを劣等感で染め、僕をますます負のそこに落とした。
 唯一の救いは、兄の存在だった。七歳はなれた兄の存在は、父はずっと単身赴任で国内におらず、母が受検のあと急に冷たくなってしまった僕にとって、親よりも信頼できる存在だった。
それに、ある程度知識があると思っている僕よりも遠くかけ離れたことを知っているのに、とても近い存在であることが何よりもうれしかった。
兄は大学の関係で別の場所へ下宿してしまったが、その兄への心からの尊敬は、今でも変わらない。

イントロの部分なのですが、酷評をお願いします。
改行がめちゃくちゃになってしまいました。すいません。
858名無し物書き@推敲中?:04/03/25 12:06
何かのドラマのパクリでしょうか?
859833:04/03/25 12:11
兄のようになりたい。しかし兄は自殺した。実は兄は僕よりも何かあったらしい。

みたいな感じになりそうな悪寒
だらだらと説明口調が続く文章だという印象。
861833:04/03/25 12:15
けど俺のイメージと違う結末なら萌える。
兄が自分より大きな何かの劣等感があり、表面にはでていないで知らなかった系
とか本当の兄弟じゃなかった系は萎える。


それなら
833は批評する立場じゃねえだろ・・・なんだお前の文章は
>>833
誰も、視点が混乱している文章を書いている香具師に批評されたくはないだろうな(プゲラヒャゲラ
>>833
君の居場所はここでしょ、戻りなよ。

http://book2.2ch.net/test/read.cgi/bun/1078337095/
865863:04/03/25 12:38
絶妙のタッグだね。あっちのスレのカキコも含めてさ。
866かまいたち:04/03/25 12:40
>>857
その兄は学歴社会でどういうポジションにいるのか、
「兄の存在だった」の次くらいに出せ。
これから書くつもりなのだろうが、この文脈ならそこが最初に知らせるべきポイントだろ。

そもそも親に比べられる相手は、普通、従兄弟よりも兄だろうと思うわけだが。
867833:04/03/25 12:41
なぜ形にこだわるのだろうか?内容よりも視点や表現にコダワる。 だからおまえ等は新人賞も取れないんだよ。綿矢が叩かれるのも分かる。若いから知識がない=表現が下手。 で見てる。そんなに内容や文とか気になるなら、作家じゃなく絵でも書けば?ぷ
>>867
いくら内容(ってなんだよ?)がよくても
型が身に付いてないやつは下手。
その事実は変わりない。まー商業デビューしたい
のか、小説という芸道を極めたいのかの違いだわな。
>>867
スレタイ嫁。
870名無し物書き@推敲中?:04/03/25 12:47
>>865
横文字入れて俺が知らないと思って、優越感に浸りたいの?
だからあんたの小説はだめなんだよ。あんたは小説じゃなく参考書でも出せば?
まあ知識も中途半端だと思うが。
871かまいたち:04/03/25 12:49
春だなあ。
>>870
いいから、あっちのスレへ戻れ。
>>867
内容って(プッ。
喪前の投稿したもの自体、文學界スレで
「おばさん」を「おじさん」に変えろと
アドバイスを受けて直したものだろ。
よく言うよ、ボケ。
874833:04/03/25 13:02
背伸びするから新人賞取れないんだよ。
>>872
向こうでも追い出されましたが、何か?

現在高校2年です、大学は法政大学日本文学の小説コース行きたいです。
その時に皆さんの意見に気づくかもしれないですが。
875名無し物書き@推敲中?:04/03/25 13:19
>>874
マジレスすると。
年齢言って許されようとするな。
気付くかもしれないですが、じゃないだろ。
人の知識を中途半端だなんだ言ってるくせに
自分が言われたときには年齢を盾にする。
いちばん半端かましてんのは、あんただよ。
酷評覚悟で書き込んだんなら吠えるな。
876833:04/03/25 13:21
線路の前に立つと、よくドラマのように自殺の風景が浮かぶ。
僕は電車が来るのを待っていると、横にOL風の美女がいた。
サラサラな髪の毛、いかにもというスーツ。あの人を振り向かせるのは、無理だ。
電車のホームの銀色の縁に写る僕の体系は彼女の二倍いや三倍ある。動物でいうと豚。
彼女に振り向いて!と目で叫んでも届かない。
そうだ。あれしかない。
僕は電車の来る線路のギリギリに立ち、悲しそうな表情を演じた。
彼女は自殺?という感じで見ているだろうか?
僕の頭の中でドラマが始まる。すると声がした。それは・・・

俺って天才かも。すぐこういうの浮かぶ
877名無し物書き@推敲中?:04/03/25 13:28
(・∀・)あまり載せるとパクられるかもよ。ウチは結構好きです。2個とも
確かに才能あるかもな
>>876
全体的に大雑把すぎ
二行目と三行目が特に
ショッキングな場面なのに緊張感がない
まあこれは実際ショッキングでも何でもない場面をそう書こうとしてるだけだからかもしれないけど
あと一般的な小説の作法を用いてもらえると嬉しい
展開だけじゃなくて文章で魅せる工夫が欲しい
気の弱いデブヲタの妄想話っしょ? 書き方によっては面白くなりそう

こういうのがどういうのかわからないけど、自殺とか性的描写とかそういう人の興味を惹く場面を
さすのだったら、そういう場面”だけ”を思いつく人は厨房工房に大量にいそうな希ガス
んでたいていの人はその場面か、もしくは最初だけ書いて終わる。
書きかけで新しいアイディアが浮かんでそっちに浮気して、結局どっちも書き終わらない人。
そういう人じゃないのならがんばって下さい。そういう人でもがんばって下さい。
ここは優しいスレだな。どんな文章に対しても真面目に品評する。
だが、とても高2の文章力とは思えん。御見それ致しやす。

833はサスペンスに仕立て上げると良いかもな。雄二に、実は親父の余命は幾許なんだよ、
と告げられ衝撃を受ける。先刻の自分の愚考を悔いながらも、正人はどうにかして雄二の父
親と密会しようとする。が、雄二や雄二の母親が邪魔になってなかなか会うことすら適わない。
苛立っていると雄二パパの容態が悪化。倒れて病院に運ばれる。何とか一命を取りとめ、雄二
パパは個室で安静を言いつけられる。そこでも昼間家族の看護に阻まれ正人は面会すらでき
ない。遂には正人ヤケクソ、真夜中に病院に進入──。
もどかしさとスリルの交錯、そして最後には腹上死キター、でフィニッシュ。
833は内容さえ面白ければそれで良いと思っているようだがちと違う。
どんなに内容が面白くても文体が崩れていれば選考委員も読者も作品自体に抱く印象が変わってしまう。
まだ高二なら時間もたっぷりあるだろうし、文章をたくさん書いて腕を磨くことをおすすめする。
883859:04/03/25 14:18
皆さんありがとうございました。
ちなみに兄は死にませんw

>866
一応親族同士が恨みあうような関係になっているという設定なので、
従兄弟と比べた、としました。
884833:04/03/25 14:55
>>877−879
乗せた二つは新人賞とかには出さないで、今思いついたのを書いただけです。
パクるっていうか、賞取る人はこんなアリキタリ内容書かないでしょ。俺は今、賞を
取るためにめっちゃ面白いの書いています。
綿矢さんのとかは、字数を埋めるのにどうでもいいこと書いていないのが魅力です。
自殺、いじめ、同性愛、エイズ、エンコゥなどの安い内容は、書いてません。
あとピラニアさんみたいな内容以上に風景などどうでもいいこと納得できません。
字数埋めているだけにしか見えず、新人賞のくせに生意気!みたいな目で見られそう。
>>879アドバイスありがとうございます。僕はこういう表現をたくさん入れようとしたので
一人善がりになってました。論点というか題名は一つということに最近気づきました。
>>881
四月から3年です。
>>883
それなら良いと思う。あと結末ってどうするんですか?
読者の想像にお任せするのってどうなんでしょう?
>>880あなたみたいな人って、才能ないから書きたいことが一つで、盗作されるから
乗せれない系ですか?そんなんじゃ賞取っても続かない。
はっはっは、生意気なガキだなあ。まあ、たくさん読んで、たくさん書けや。
っていうか風景描写がうまいのって、かなり大切じゃない?
833が書いてるのはエンタメ系ですか?
漏れは綿矢のはどっちかというとラノベっぽい感じがして好きではない。
887833:04/03/25 15:35
>>886
けどそれって今までの小説がそうだからでしょ?
風景なんて例えば「牛丼屋の中で」でいいのに「疲れたサラリーマンがいる牛丼屋で」
にするのは意味がない。確かに共感を得るかもしれないけど、それはもう当たり前の事実だし。
誰が芸術的なものを望んでいるの?誰がテレビやネットで美しい芸術を見れる時代に
そんなの求めるの?そうすると現在の塾女の不倫とか書くけど、そんなのはつまらない。
例えばそれなら動物虐待(犬の目に針を刺すとグリグリしてなかなか刺さらないとか)、
現実的にノンフィクションを書くほうがいい。
俺は売れる本を書きたい。言葉をたくみに使うなら評論文とかの参考書書けばいいし。
人の恋愛や生活小説なんてどうでもいい時代。
うーん。たしかに内容より形式は合ってますか?みたいな感じだな
若さが空回りして、馬鹿さが発揮されているように見える。
833の微妙な「てにおは」の違いとか
「ら抜き」言葉がきになる。小舅みたいなレスだな。