科学史・技術史(理系よガンばれ)

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1世界@名無史さん
近代民主主義の最大の貢献者はもちろん近代科学ですよね。
2( `_ゝ´)&rlo;水&lro; ◆TCygujgOWY :03/10/09 20:48
>>1
俺もそう思う
3世界@名無史さん:03/10/09 20:48
2get
4世界@名無史さん:03/10/09 20:54
>>1
科学史・技術史というなら、
古代ギリシアあたりも語っていいの?
5世界@名無史さん:03/10/09 20:58
もちろん自然哲学は科学の始まりぃ始まりぃ
君のために↓のスペースを用意した




 

ここに書いてね。
6世界@名無史さん:03/10/09 21:41
>近代民主主義の最大の貢献者はもちろん近代科学ですよね。
意味のわかる人、解説キボンヌ。
7 :03/10/09 21:46
【学校教育は間違っている!!!既存の学説にとらわれない考えで科学界に革命を起こそう!!!】
「魂の量子論」、「ランゲージ・クライシス」および「間違いだらけの科学法則」はいずれも作者の革新的、独創的かつ学際的な考えがにじみ出ているサイトです。
今回のおすすめは「ランゲージ・クライシス」第2編・”言語システムの危機”、この中でも特に表意文字についての記述は超専門レベルの内容となっています。
また、文法についても既存の文法とは異なる独自の文法を提唱しています。
http://www1.kcn.ne.jp/~mituto
8世界@名無史さん:03/10/09 21:50
近代民主主義「への」最大の貢献者
・・・という意味なんではないの?

民主主義の最大の「成果」は自然科学
なんじゃないのか?とも思うが。
9世界@名無史さん:03/10/09 22:00
近代科学が、産業革命を引き起こし、その影響が、身分社会・貴族制度を
徐々に侵触して、民主制度が成立?
10世界@名無史さん:03/10/09 22:03
>>6
全人選挙とか、その集計システムは相応の科学技術が必要なわけで
「そんな事じゃないだろ」と思うが、こういうのがけっこう重要なわけで
11世界@名無史さん:03/10/09 22:07
近代科学は、近代(的な)民主主義の前提である。
・・・と、言う事ですか?>>10
1210:03/10/09 22:19
>>11
その通りなわけで
理想だけで民主主義は継続しないわけで
もちろん科学技術だけで継続するというではないわけで
でも必要条件なわけで

13世界@名無史さん:03/10/09 22:30
>もちろん自然哲学は科学の始まりぃ始まりぃ

こいつも間違い。
漏れは理系出身ながら歴史が趣味だが、哲学が革命的発見
ニュートン力学を生み出したとは到底思えない。

哲学は所詮バカ文系の言葉遊び
西洋哲学より中国の儒教的哲学のほうが漏れは好き。



14世界@名無史さん:03/10/09 22:31
ファイヤーアーベントたんハァハァ
15世界@名無史さん:03/10/09 22:34
13は政治的馬鹿。
おまえの好き嫌いは関係ないだろ?
16世界@名無史さん:03/10/09 22:35
「「民主主義」は正しいのか」スレと類似気味。
1713:03/10/09 22:39
科学も大きく工学と物理系を中心とした理論科学系に分ける必要あるよ。
工学としては、中国で生まれた活版印刷技術、羅針盤、爆弾技術は
ヨーロッパの技術の発展に大変貢献した。
しかし理論科学が本格的に始まったのはケプラーの法則あたりだと思うが
まだ観察、実験科学的な域を出ていなかった、sかしようやくニュートン力学や
微分積分で自然法則を統一しようという試みに成功したと思う。
18あぼーん:あぼーん
あぼーん
19nanashi:03/10/09 22:45
まあアリストテレスあたりは実験をもとに科学を組み立てようとした部分もあるわけだが
20世界@名無史さん:03/10/09 22:52
なんだか異様なほど日本語能力に乏しい奴が多いスレだな。
特に1とか、10=12とか。
13=17あたりは単なるムチモーマイの類だろうが。
21世界@名無史さん:03/10/09 22:53
科学史なんてやってる人間少ないだろうしなぁ
2213:03/10/09 22:54
どの国、文明にも土木、建築技術はあったわけだから程度の差は
あれ幾何学や稚拙な力学概念はあったと思う。
別にギリシアやメソポタミアの科学だけが特に優れていたと考える
ことも無いんじゃないかな。
観察・実験と理論という現代の科学の手法が確立したのはケプラー
あたりだろう。
2313:03/10/09 22:56
>>20じゃもまいは「非学者論に負けず?」
24世界@名無史さん:03/10/09 23:00

こいつも日本語壊れてる。
2513:03/10/09 23:01
まーな。
哲学が科学の始まりなんて電波飛ばすバカ文系が嫌いなことは確か。
悪い?
26世界@名無史さん:03/10/09 23:08
微積分の記法、誰が発明したか知ってる?

現代の計算機科学の基礎にある、
状態記述論、非標準論理、エージェント論なんか誰が発明したか知ってる?
2713:03/10/09 23:23
ニュートン
28世界@名無史さん:03/10/09 23:28
科学が哲学の始まりであろーが、
哲学が科学の始まりであろーが、

発語している奴がどういう意味で言ってるのかワカランばやいは
どーしよーもねぇじゃん。

科学も「ものの考え方」であるのだから、原初の部分では哲学と言っていい
んじゃないのかい?それが気に入らなきゃ、「なにか」から哲学と科学が
分かれていった。としても良いでしょ。別に変わらん。
そんな瑣末な部分での鶏卵論争じゃなくて

民主主義と自然科学の鶏卵を語るのが、このスレッドの要旨ではなかったか?
29世界@名無史さん:03/10/09 23:29
>現代の計算機科学の基礎にある、
>状態記述論、非標準論理、エージェント論なんか誰が発明したか知ってる?

計算機は確かに現代の生活に欠かせないけど、しかしプログラム記述の
技術や論理なんて科学ではかなり底辺に近いレベルの技術だろ?w
あの確率統計の流れさw
バカな文系が好きそうなヤシなw
30世界@名無史さん:03/10/09 23:32
で、微積分もそうだと。
31世界@名無史さん:03/10/09 23:33
13は自分の視点でしか物が語れません。
32世界@名無史さん:03/10/09 23:41
というかねぇ、ここは世界史板で、住人のの多くは文系の人なわけですよ。
そういうところに科学・技術系の板がたった訳ですから、
のっけから、文系の馬鹿、なんて言葉を連発する>>13には
同情が集まらないと思いますよ。
ここには素材スレ、という理系文系の相乗りスレがあって
お互い欠けている知識を補いあいながら名スレとして機能してます。
少しみならっていただけないでしょうか。
33世界@名無史さん:03/10/09 23:46
>>21
少なくても誰かしらいないものかな?
アシモフとかクラークとかだけじゃ世界史板では受け入れてくれなさそうな気がする
34世界@名無史さん:03/10/09 23:46
現代の計算機は微分積分とは関係が薄いでしょ。
戦前までの計算機はアナログ式で微分積分の要素を持っていたけど。
でも戦後に発展した制御工学は微分積分を中心に発展してるし
まだ発展途上の段階にあると思う。この技術は計算機技術と同じと勘違い
している人がいるけど計算機とは別。
それから
確かに2chだから破天荒な事言ってるが半分は本気
じゃ哲学が自然科学の始まりだと俺に納得させて。

それに民主主義が科学の始まりと言う人もいる直接的因果関係が
分からない。
35世界@名無史さん:03/10/09 23:47
科学哲学好きだから科学史にも興味があるので期待してます
36世界@名無史さん:03/10/09 23:54
ドグマ(教条)が、どれ程その社会を拘束しているか、
が、自然科学の発達に関わる重要な要素なんではないか。と。

で、民主主義というのは、その縛りが(その他の政治体制に比べて)緩やかである。と。
いうのが因果関係と言えようか。
37世界@名無史さん:03/10/09 23:57
>>34
あんた本当に日本語読解力がないな。
26が言っているのは、微積分の記法を発明したのがだれか、という話だろ?
(多分ライプニッツ(ドイツの哲学者)だと思う)
26の後半の方は俺の知識不足で何を言っているのかよくわからないが、
一行空いてるし、それとは別の話なんじゃないか?
38世界@名無史さん:03/10/10 00:02
まぁ、納得出来ないなら哲学板に行ってスレ立てるなりなんなりしてくれ。
39世界@名無史さん:03/10/10 00:03
オイラーは天才
40世界@名無史さん:03/10/10 00:06
物事ってその人の持つ知識や価値観でいろんな見方ができるけど
科学が哲学から派生したような事を言う人は昔からいたよね。
でも俺はそれが全然理解できなかった。
自然科学の始まりは普通に土木建築技術じゃないのか?
哲学と科学はあまりに違いすぎる、確かに自然科学が生まれた中世は
数種類の学問しか無かったわけでその中では哲学が近いと言えた
のかもしれない、しかし現代では哲学は抽象的な論理に終始するマルクス経済学や
政治学に近いような気がするけど、社会科学系でもっとも近いのはミクロ経済学で
哲学と自然科学の差はかなり大きい。

歴史はそうして歪められる

41世界@名無史さん:03/10/10 00:10
ニュートンのおかげで、イギリスの数学がしばらく停滞。
42世界@名無史さん:03/10/10 00:14
微積分はライプニッツとニュートンと日本の数学者がほぼ
同時期に発見していたはず。
ライプニッツは数学者であると同時に哲学者でもあるが2足の草鞋履いていた
に過ぎないだろうと思うな。

哲学と自然科学の接点を見つけるのは難しい
43世界@名無史さん:03/10/10 00:16
「ニュートンの時代に至る全数学の半分のうち、
重要な方はニュートンの功績である(ライプニッツ)」
という言葉からするとライプニッツはいい人のような気がしますが。
44世界@名無史さん:03/10/10 00:23
>>40
ん?蛙と人間の差はかなり大きい。
故に、進化論はまやかしである。

…と、言ってるのと同じに見えるぞ。後半部は。

まぁ、「哲学」と呼べるものが確認できる時代では既に
貴方の言う「土木建築技術」が存在するワケですから
(そりゃもう、火を手にした時にソレは始まっている。と)
貴方の言う「自然科学」が、あらゆる知的活動の始まりである。
と、しても、俺は別にエエんじゃないか。とは、思うんですけどね。

結局、自然科学というものを何に対置させて語るか、というだけの事なんでは
ないですかいな。と。(哲学も同じ)
45世界@名無史さん:03/10/10 00:29
そうなんだ自然科学は哲学から派生したというのは自己顕示欲の
強い文系(哲学者等)によって歪められた認識なのだ。

46世界@名無史さん:03/10/10 00:33
ベルヌーイ家もなかなかですな。
性格の悪さもなかなかですな。
47世界@名無史さん:03/10/10 00:38
うぜーのがなんでも言葉を濁して
他人の揚げ足取りばっかする文型野郎ども
人の主観だけじゃなくて
誰もが納得できる証拠だせっちゅーねん
48世界@名無史さん:03/10/10 00:40
世界史板でいうのもなんだが、直接人類の発展に貢献してるのは
文型ではなくて理系。
一般的に理系は文型の変わりの仕事を出来る。
でも文型は理系の代わりをできん。
よって理系>文型。
日本での待遇は違うがな。
49世界@名無史さん:03/10/10 00:42
文型はコネと他人を陥れて出世する小汚い生物。
理系はほぼ実力で勝負する。
50世界@名無史さん:03/10/10 00:42
アシモフのエッセイだと哲学者が科学者をねたんでるのに対して、
科学者は超然としていてかっこよかった印象があったのになぁ…
51世界@名無史さん:03/10/10 00:43
でも、土木建築を可能とする為には「社会」が必要でしょ。
人が社会を構成するというのは「哲学」と言えるんではないの?

てゆーか、文型vs理系なんつー子供の喧嘩は他所でやってくれんかなぁ。
52世界@名無史さん:03/10/10 00:45
まともに勉強してるとお互い貶そうなんて気無くなるのが普通だと思うけどなぁ
53世界@名無史さん:03/10/10 00:46
ケプラーが惑星の動きを観察しニュートンが理屈を付けたと
考えれば土木工事の際の測量と設計に近いよ。
やはり哲学者の捏造だったな。
54世界@名無史さん:03/10/10 00:50
>>52
科学者が哲学者を批判するのは時間外だけど、
哲学者は科学者に対する哲学的な考察を仕事にできるかも
55世界@名無史さん:03/10/10 00:57
前者がソーカルとかで後者が科学哲学者ではないか。
56世界@名無史さん:03/10/10 00:59
こなあいだ、NHKの科学番組で哲学の教授が偉そうな事
ほざいてたとき普通に 殺意 覚えたよ。

57世界@名無史さん:03/10/10 01:03
理学と工学を同列に語らないでくれたまえ。
工学なんて低俗なものと一緒にされて迷惑だ。
58世界@名無史さん:03/10/10 01:17
哲学と自然科学は別モノであると判明したわけだが
民主主義と自然科学の関係は?

5936:03/10/10 01:33
>>56
貴方は(現時点で)どのように考えているのか?を書かにゃ。
60世界@名無史さん:03/10/10 01:39
軍事が技術を発展させた面は否定できないよね。
30年戦争以来のヨーロッパは戦渦の嵐でしたが
技術の発展は凄まじかった。
61世界@名無史さん:03/10/10 01:40
でも科学の世界で宇宙論や素粒子物理学や
生物進化論を突き詰めていった結果、結局
哲学か神学に行き着く者も少なくない。
62世界@名無史さん:03/10/10 01:41
ニュートンが占星術に填ってたね。
63世界@名無史さん:03/10/10 01:47
<軍事が技術を発展させた>のは否定できない<歴史的事実>だ。
と、俺も思う。が、ただし、ソレが必要条件だとは考えない。

それよりも活版印刷術等の情報を伝達・共有する手段が現れた事が
近代の爆発的な技術の発展の理由だと思うし、また、いわゆる文系の〜政治・社会
制度の変革も、それに負うところが大きいと思う。
64世界@名無史さん:03/10/10 01:56
漢字は印刷に向かなかったがアルファベットは印刷に向いていた
と言われている。
しかしそれ以上に印刷物が東洋世界に浸透しなかったのは
東洋人に合理的思考が欠如していた為
西洋人の合理的思考が科学を飛躍的に発展させた
65世界@名無史さん:03/10/10 02:13
忘れてならないのが重商主義、複式簿記の発展
これは西洋人の合理的思考に拍車を掛けた
損益分岐点などの考えが技術開発をする意義を
認識させた。
66世界@名無史さん:03/10/10 03:01
そもそも理系文系って分けるのは
せいぜい日本の受験界のみの特殊な分類であって。
67世界@名無史さん:03/10/10 08:10
>>64
江戸期の本屋の隆盛を無視してそんな戯言を言うのか?
識字率自体は日本は非常に高かったし、
実学的な合理思想も十分発展していたぞ。
日本と西洋との違いは日本が鎖国により内に閉じていたことだ。
これにより他国と知識を交換することが難しくなってしまった。
68世界@名無史さん:03/10/10 11:12
合理性、てのも科学の成立用件の一つに過ぎないよね
69世界@名無史さん:03/10/10 15:36
>>67
後 戦争が少なかった事もあると思う
70世界@名無史さん:03/10/10 15:41
哲学って基本的になんでも研究の対象にするからなぁ〜
実体がなく捉えずらい学問だと思うんだよな
71世界@名無史さん:03/10/10 15:48
そうだ、哲学はあまりに抽象的過ぎて他の学問してる者から
すれば嫌悪感を感じる、そこで質問だが哲学に詳しい人が
哲学以外の学問に傾倒した場合哲学の優位性を感じるものなの?
それとも他学問(実体的・具体的な学問)に詳しい人が哲学を勉強すると哲学に
優位性を感じるものなの?
もれには哲学はオナニー学問に思えてしかたない。
72世界@名無史さん:03/10/10 17:35
>>64
18世紀中期まで
世界の書物の90%は漢文で書かれてたと言われてるのだが。
73世界@名無史さん:03/10/10 19:12
おっしゃることは存じ上げますが、
哲学なんて
針小棒大、曲学阿世、有耶無耶、鶏鳴狗盗、厚顔無恥
荒唐無稽、自画自賛、揣摩憶測、枝葉末節、支離滅裂、酔生夢死
浅学非才、大言壮語、朝令暮改、猪突猛進、天涯孤独、徒手空拳
内柔外剛、二束三文、二律背反、薄志弱行、馬耳東風、暴虎馮河
八面六臂、八方美人、半信半疑、美辞麗句、百鬼夜行、付和雷同、
傍若無人、茫然自失、抱腹絶倒、本末転倒、無為徒食、矛盾撞着
無知蒙昧、羊頭狗肉、流言飛語、竜頭蛇尾

なつっこみどころ満載の戯言集でございます。

74世界@名無史さん:03/10/10 19:25
追加します

慇懃無礼、因循姑息、右顧左眄、有象無象、雲散霧消、隔靴掻痒
我田引水、夏炉冬扇、疑心暗鬼、奇想天外、気息奄々、旧態依然、
空理空論、軽挙妄動、牽強付会、巧言令色

だとも思います。
75世界@名無史さん:03/10/10 19:34
>>74
本当に哲学お嫌いなんですね(・∀・)ニヤニヤ
76世界@名無史さん:03/10/10 19:59
それに対し自然科学は

威風堂々、意味深長、隠忍自重、有為転変、羽化登仙、海千山千、温故知新
鎧袖一触、外柔内剛、快刀乱麻、格物致知、臥薪嘗胆、花鳥風月、画竜点睛
侃々諤々、換骨奪胎、勧善懲悪、完全無欠、閑話休題、気炎万丈、規矩準縄
旗幟鮮明、行住坐臥、興味津々、虚心坦懐、欣喜雀躍、金城鉄壁、空前絶後
君子豹変、群雄割拠、経世済民、乾坤一擲、捲土重来、綱紀粛正、剛毅木訥
公平無私、豪放磊落、公明正大、高論卓説、国士無双、古今無双、斎戒沐浴
才気煥発、才色兼備、山紫水明、自給自足、獅子奮迅、質実剛健、実践躬行
縦横無尽、取捨選択、首尾一貫、順風満帆、神出鬼没、新進気鋭、深謀遠慮
森羅万象、清廉潔白、切磋琢磨、千客万来、千載一遇、前代未聞、先憂後楽
相思相愛、速戦即決、率先垂範、大器晩成、大義名分、泰然自若、大同団結
知行合一、適材適所、徹頭徹尾、天衣無縫、電光石火、天真爛漫、当意即妙
独立自尊、独立独歩、難攻不落、日進月歩、白砂青松、薄利多売、破邪顕正
百花繚乱、百発百中、風光明媚、不言実行、不即不離、不撓不屈、不偏不党
粉骨砕身、文人墨客、未来永劫、無為自然、無念無想、無欲淡々、明鏡止水
勇往邁進、融通無碍、余裕綽々、粒々辛苦、臨機応変、六根清浄、和気藹々
和光同塵、和魂洋才、和魂漢才、和洋折衷

で素晴らしい学問なのです。
77世界@名無史さん:03/10/10 20:03
>和魂洋才、和魂漢才、和洋折衷


なんじゃ それw
78世界@名無史さん:03/10/10 20:11
>経世済民
これ自然科学か?w
791:03/10/10 20:48
スレタイを間違えました。
○「知っている四字熟語を並べてみよう」
×「科学史・技術史(理系よせいぜいガンガレ)」
80世界@名無史さん:03/10/10 21:13
どこからつっこんだものやら……。
81世界@名無史さん:03/10/10 21:16
>>62
ニュートンを怒らせると、あのフックのように学会から抹殺されてしまう。
82世界@名無史さん:03/10/10 21:19
確か ニュートンってライプニッツ一派に突っ込まれて
すげー苦しい言い逃れしてたみたいだな
83世界@名無史さん:03/10/10 21:24
極論すれば、
物事を因果関係で説明するのが自然科学。
目的論で説明するのが哲学。
たとえば、「なぜAという物体がここにあるのか?」
という設問に対し、
「Aという物体は、こうして生成されたから存在する」
というのが自然科学。
「Aという物体は○○のためにある」というのが哲学。
84世界@名無史さん:03/10/10 21:29
正直 本気で哲学やってる人って周りから変人に思われるだろうな
なんせ わかりきった事で悩めるという特殊なスキルが必要だから
85世界@名無史さん:03/10/10 22:07
「判りきった事」なんて平気で言えるような奴はどんな学問でも大成しない。
ニュートンは哲学者って事でいいのか?そいじゃぁ。

それはともかくも、

哲学とはナンであるのか?と考えるのは哲学。
自然科学とは何であるのか?と、考えるのも哲学。


それがこの世に生まれた時から「哲学」や「自然科学」という風に
ジャンルが分かれていたワケでもないのだから、どっちが先とかいうのはナンセンス。


つまり、「哲学から自然科学が生まれた」というのは正確ではなく
自然科学という名をつけるのが哲学の仕事であるという事。
861:03/10/10 22:14
スレタイを間違えました。
○「哲学は科学か?」
△「余所の板でやれyo。さすが理系、場所にお構いなし」
×「科学史・技術史(理系よせいぜいガンガレ)」

87世界@名無史さん:03/10/10 22:43
変な方向に話が逸れてるな。

江戸時代の和算というのは、「パズル同好会」みたいな集団の中で、
暇つぶしに数学パズルを出して解きあっていたわけだが、
近代以前の科学というのは、どこでも似たような雰囲気の中で行われていたんだと思う。
詰め将棋や詰めチェスを考えていたのと同じ種類の人々が、同様のパズルの材料として
古代ギリシャのように幾何学に頭を向けたり、世界の根本的構成素材を論じたりしてたんだろう。
将棋や囲碁とそういう系統のパズル的ゲームが存在せず、
頭を使うパズルが純粋数学しかなかったら、科学の進歩はもっと早まったかもしれないね。
88世界@名無史さん:03/10/10 23:33
第二次大戦ほど科学の発達に寄与した戦争はない!!
第二次大戦マンセー!!! 第二次大戦マンセー!!!

89世界@名無史さん:03/10/11 01:45
科学と哲学の定義づけも面白いけど、
そろそろ具体的な科学史・技術史のエピソードなんかも少し見たいかも
90世界@名無史さん:03/10/11 01:58
産業革命を推し進めた蒸気機関の流れ
セーヴァリー>ニューコメンー>ワット
世間一般だと蒸気機関の発明者=ワットになってしまっているが、
ワットは効率を良くしただけ、ニューコメンは安全性の向上、
でセーヴァリーは?セーヴァリーの前っていたっけ?
91世界@名無史さん:03/10/11 02:46
ワットは従来の4倍程度の効率を出すことに成功し、鉱山の排水以外にも
使用することが出来た。また1781年に回転運動に転換することに成功し、
そして、調速機により回転数を一定に保つことが出来た。
92世界@名無史さん:03/10/11 03:18
ワットの発明は熱力学とその後登場する内燃機関(ディーゼル機関
オットー機関)に通じる熱力学の法則の発見を促したね。
もっとも産業生産性の向上に貢献した技術革命
このころ経済はオランダ中心からイギリス中心に移った。

93世界@名無史さん:03/10/11 03:28
調速機はフィードバックコントロールの基礎とされラプラス変換と共に
自動制御理論の発展に貢献しました。
戦前の動作が不安定な機械がこの理論の確立により安定化し
機械の危険性や耐久性が高まったと言われます。
94世界@名無史さん:03/10/11 03:39
科学がパズルの時代から本格的な発展軌道に乗った切っ掛けは
なんだろう?算術パズルは古代から洋の東西問わず或ったはず
だよね。
95世界@名無史さん:03/10/11 03:42
>>87
イギリス王立アカデミーとかパリ大学とか
ああいう個人サークルを脱したサイズの学者のコミュニティは、
前近代から脱するのに結構重要だったかもしれんね。
96世界@名無史さん:03/10/11 03:44
ニューコメンの場合、燃料の経費が高すぎて、1765年で約100台が
稼働していたにすぎない。実用化の点ではワットの方が貢献度が大きいか。
97世界@名無史さん:03/10/11 03:46
日本の江戸時代ぐらいまで、数学の問題と解法を奉納していたという話を
聞いたことがあるのだが?記憶違いか?
98世界@名無史さん:03/10/11 03:47
蒸気機関といえばギリシア時代に発見した人がいたような
99世界@名無史さん:03/10/11 03:50
中国はなぜ科学技術が伸び悩んだか?
100世界@名無史さん:03/10/11 04:01
>93
× 機械の危険性や耐久性が高まったと言われます。
○ 機械の安全性や耐久性が高まったと言われます。
101世界@名無史さん:03/10/11 04:10
>>90
> でセーヴァリーは?セーヴァリーの前っていたっけ?

こんなのありました

>ワット以前
> 実用的な蒸気機関が発明されるまで人間が用いることができた動力は、人力、畜力(馬や牛)、風車、水車でした。
> 1690年、フランスのパパン(Denis Papin)が「動力を安価に得る方法」を発表。
>次いで、イギリスのトーマス・セーヴァリ(Thomas Savery)が1698年の特許に基づき蒸気力利用の揚水装置を作った。
>そして1712年には、イギリスのトーマス・ニューコメン(Thomas Newcomen)がシリンダーとピストンの組合せで、
>蒸気の力を用いてピストンを動かし動力を発生する装置、大気圧蒸気機関を発明した。

別のサイト
>水くみ装置
> ところで、地下深くで探掘すると、地下水が出るのでその排水に人力や畜力を使ったが、それでは処理できなくなった。
> そこで、新しい水くみ装置が要求されるようになった。それを企てた人びととして、
>イギリスの E・サマーセットと T・セバリ、それにフランスの D・パパンがいる。
>サマーセットの装置は今では明らかでないが、セバリの装置は、
>蒸気が水になるさいに体積が減って真空が生じる原理を利用しただけで、ピストンもシリンダーもなく、実用にはならなかった。
>パパンの装置の原理は、シリンダーのなかに少量の水を入れ、それを外から熱して蒸気にして、なかのピストンを押しあげ、
>蒸気が冷えると大気圧がピストンを押しさげるようになっていた。
>この点でパパンは、ピストンづきの蒸気機関の最初の発明者といえるが、材料や機械の仕組みがうまく動かず、実用化されなかった。

さらに別のサイトではパパンと同時期にあのホイヘスンが内燃機関の原理を考案してるような事が書かれてました
102世界@名無史さん:03/10/11 07:48
>>97
<和算の館 算額のホームページ>を見なさい。
http://www.wasan.jp/
103世界@名無史さん:03/10/11 08:46
school という単語は、ギリシャ語のσχολη(暇)に由来している。
古代における学問の社会的位置というものが如実に現れているね。
104世界@名無史さん:03/10/11 10:43
おもしろいな日本では昔から数学信仰が強かったんだね。
数学って解けたときに神仏に近い一種に快感があるもんな。
105世界@名無史さん:03/10/11 11:30
アイザック・アシモフは、科学の有用性を世間に
認知させた画期的なできごととして、避雷針の発明を
あげてるね。
106世界@名無史さん:03/10/11 12:17
一昔前の哲学者って数学の素養も持ってたんだよね
107世界@名無史さん:03/10/11 12:50
>>106
い、今ではそうじゃないのでつか…?
108世界@名無史さん:03/10/11 13:00
>>107
さあ?素養の程度によるんじゃ?一昔前に比べて落ちるってこたないと思うが。
109世界@名無史さん:03/10/11 13:20
>>107
専攻によると思う
科哲とか論理学方面の人は、結構素養あるだろうけどね
110世界@名無史さん:03/10/11 17:12
科学史の話はまだー?
111世界@名無史さん:03/10/11 19:35
>>103
近代科学のもとは、
 暇で、金にゆとりがある貴族連中
 錬金術からの発展
いずれにしてもパトロンがいないと苦しい罠。
112世界@名無史さん:03/10/11 19:43
パトロン
秦の始皇帝が不老不死に傾倒したあたりが漢方薬研究の始まりだったような
封建社会では王のデマンドだけが科学の発展を促す契機だった。
やっぱ市場経済の発展が科学の発展に欠かせなかった。
民主主義よりね。
113ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/11 20:29
ドニ・パパン
フランスの物理学者。1647−1712.圧力鍋を発明した人物で、のちに、
蒸気の外輪船を建造。ロンドンで客死。

ここで言う圧力鍋は、現代で言うところの圧力鍋のようなものという意味なの
でしょうね。
114ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/11 20:31
で、もう一人。

クリスチャン・ホイヘンス
オランダの物理学者。1629−1695. 振り子時計を製作。光の波動説。
数学も秀でていた、かのライプニッツに数学を教えていた。
115世界@名無史さん:03/10/11 20:34
圧力鍋に発明があったのか、おもしろいな。
あれってあまりに単純すぎて発明に該当しないような。
特許制度が確立してたって事かな。。
116世界@名無史さん:03/10/11 20:48
「神は真空を嫌う」ということでw
結構大変だったはず。
117世界@名無史さん:03/10/11 21:59
>>115が大昔に生まれてたら、一生かかっても圧力鍋を作れなかったろう。
118世界@名無史さん:03/10/11 22:00
パパンはホイヘンスの助手。のちに、ボイルの助手でもあった。
119世界@名無史さん:03/10/11 22:03
近代科学のルーツのひとつは、哲学と呼ばれていたものだし
成立後も哲学と無関係に発達してきたわけじゃないが

>もちろん自然哲学は科学の始まりぃ始まりぃ
とまでいってしまうのはどうかと思う。
まぁ、13叩いてる人がそう思ってるとは限らんわけだが
あえて一言書き込ませてもらいます。
120世界@名無史さん:03/10/11 22:17
>>109
・・・俺は今の今まで論理学は数学だとばっかり思ってた・・・アホや。
121世界@名無史さん:03/10/11 22:59
伝統的な論理学は19世紀後半になり、数学の論証
など分析できるように修正され、現代論理学が成立
する。なにせ別名が数理論理学・記号論理学だからね。
数学のイメージが強いね。

そういえば、インド論理学もあったような……。
122デイル・クーパー:03/10/11 23:24
呼んだ?
123世界@名無史さん:03/10/11 23:41
結構文系の人は数学やらずに哲学やるから数学が哲学から
始まったと勘違いしてる人多いよ、それがマスコミ文系初め
発言権持ってるのでデマとして世間に吹聴され、
世論がねじ曲げられる。
通常、理系では論理学や哲学の類は全くしない。
124世界@名無史さん:03/10/11 23:45
高卒の人としゃべった時物理が哲学から始まったんだろ
みたいな事いわれて内心カチンとキタ事がある。
歴史もこうしてねじ曲げられるのか?
125Kurt Godel:03/10/11 23:53
俺って文系?
126世界@名無史さん:03/10/11 23:54
「優れた哲学者になるためには、幾何学を修めねばならない」
・・・という意味の言葉を昔のギリシア哲学の人が言っていたんだが、それが曲解された形で伝わったんだろうか?
127世界@名無史さん:03/10/12 00:00
この当時 ほぼ幾何学=数学だったっけ?
128世界@名無史さん:03/10/12 00:04
幾何学はパズルであり建築学である

byユークリッド
129世界@名無史さん:03/10/12 00:05
たしか、幾何学が発展した地域と代数学が発展した地域があったハズ(うろおぼえ)
130世界@名無史さん:03/10/12 00:06
かつて土木工事はどういう論理の基に行われていましたか?

131世界@名無史さん:03/10/12 00:26
パスカルは圧力概念を導入し、水力学を確立した。
ダム工事にもってこい。
132世界@名無史さん:03/10/12 00:35
>>102
で、紹介された和算のHPより
>難問や問題だけを書いて解答を付けないで奉納するものも現われ,
>その問題を見て解答を算額にしてまた奉納するといったことが行われました.

フェルマーの日本版ってトコでしょうか。
「驚くべき証明を得たが、絵馬に書くには余白が足りない」とか言ったりして。
133世界@名無史さん:03/10/12 01:12
記号論理学は哲学科でも数学科でも研究されてる。
まぁ、学問の分類なんて便宜上のもんだ。
でも、物理はともかく数学が哲学起源?はぁ?
>>125
はい、あなたはウィーン学団の一員だったので文系です、と言って見る。
134Kurt Godel:03/10/12 01:24
はぁぁ…鬱だ…死のう。
(あと、「神の存在証明」は無かった事に・・・ぐふっ・・・)
>>123
哲学と数学の結びつきがよく語られるのは、どちらも「思弁と論証で証明が為される」っつーことだとおもわれ。
ただ、その出た結論が、数学では哲学と違って”客観的事実”になる。
でも、自然科学はそれが出した結論はあくまで”仮定”似すぎないんだよな、究極的には。
136世界@名無史さん:03/10/12 01:36
「哲学」という語の意味を確認しておかないと、不毛だよ。

1.今の日本の大学の哲学科で研究教育されているのは思想史で、
これは本質的には史学の一部門。
大学の哲学科や周辺の人は、「哲学」という語を
文献に即した思想史研究という意味で使うことが多い。

2.しかし普通の日本語では、「哲学」という語は思想や世界観そのものを指すので、
「大学でやってるのは哲学つーより哲学学じゃねーの?」みたいな違和感がある。

3.近代以前の用語法で "Philosophy" とは、未分化な<知>全般を指す。
ニュートンの研究は、同時代人から "Natural Philosophy" という分野に分類されていた。

この三種の間や下に、更に細かなニュアンスの区別があるし、
このどれにも入らない用語法もある。
「たわごと」に近い語感の冷笑的罵倒語として使われる場合とか。

「哲学」という語を、上の三番目の用語法で使うなら、
「諸学が哲学から生まれた」というのは、単なるトートロジーだね。
間違いではないけれど、本当は何も語ってないという種類の言説。
137世界@名無史さん:03/10/12 01:38
>近代民主主義の最大の貢献者はもちろん近代科学

とりあえず、無理やりくっつけてみる。
・近代科学が新技術を生み出す
・新技術が新産業を生み出す
・産業資本家が安定した市場を求める
・市場の守り役としての近代国家の誕生
・産業資本家の代表としての選挙権が確立・・・かな?

・・・民主主義までは辿りつきませんでした。
138世界@名無史さん:03/10/12 01:46
>1.今の日本の大学の哲学科で研究教育されているのは思想史で、
>これは本質的には史学の一部門。
ものすげー偏見だな。まぁ、一面の真実だけど、哲学史は現在進行形で
その舞台は(一応日本も含む)大学の哲学科。

反論もあるだろうが哲学=哲学科でやってる学問の総称以上の定義は
哲学板でやらないか?
>>137
産業革命→義務教育の普及→普通選挙が可能に
ってとこだと思われ。元々義務教育って、技術の進歩などに耐えて即戦力になる労働者を
安定供給するためのシステムだからナー。
140世界@名無史さん:03/10/12 02:16
義務教育の客体は国家なわけだから本来国家は自己に都合いいように
しか教育しない、理系重視なんていわば産業奴隷生産の為の口実

でも官吏も育成しなければ国家が自己に目覚めた民衆によって滅ぼされる
そこであらゆる官吏を試験採用制にし落ちこぼれをはじくという方法を
採った。国家のご都合主義。
141世界@名無史さん:03/10/12 02:21
んーもれらしい意見だ、我ながら感心、感心
142世界@名無史さん:03/10/12 02:27
もっと遡れば
 特権的支配階級がその体制の維持を強化するため。
 宗教改革以降、新教などにおいて、自ら聖書を読む必要が生じた。
とかもあるでしょうに。
143世界@名無史さん:03/10/12 04:13
つうか科学なんかより司挙の方が遙かに歴史が古いわけだが
144世界@名無史さん:03/10/12 19:19
>>139
産業革命→義務教育の普及 は、わかった。
義務教育の普及→普通選挙が可能、がいまいちわからんなあ。
145世界@名無史さん:03/10/12 19:40
ミームの淘汰・進化という考え方をしてみよう。

科学技術の発展がない社会では権威主義の生存価が大きくなる。
縦の序列で人間関係を理解して上位者の言葉に従うのは、兵士の美徳である。

しかし、進歩とは年長者の言葉や伝統を覆し続ける過程だから、
科学技術の発展が集団間のパワーバランスを変えてしまう環境では、
権威主義的な集団が淘汰され、合理主義的な集団が生き残ることになる。
これによって、間接的に民主主義も助長されることになるだろう。

ただし、科学技術を自分たちで研究開発するのでなく、
他所の研究成果を模倣し続ける限りは、権威主義を放棄する必要は無い。

だとしたら、「科学技術のレベルを向上させ続けること」は
民主主義と間接的なつながりがあるが、
「科学技術のレベルが高いこと」自体は民主主義と無関係ということになる。


146世界@名無史さん:03/10/12 20:58
>>144
義務教育は教育を<受けさせる>義務だからね。
選挙権を行使するに足る判断力を持つ市民を育てる義務というわけさ。
過半数の愚か者の為に国を滅ぼすわけにはいかんでしょう。


>>145
面白く読ませてもらいました。
>「科学技術の発展が集団間のパワーバランスを変えてしまう環境」
と、模倣によって淘汰を免れる事が出来る環境、の線引きは?とか考えるのですが。
147世界@名無史さん:03/10/12 22:29
老いて従えとは孟子の言葉だたかな?
中国って凄い思想家生んだのに科学はイマイチ
なんでだろ。
148世界@名無史さん:03/10/12 22:39
>>147
んなこたーない。
火薬 羅針盤 紙 活版印刷 等の発明は中国。

145氏のカキコの最初の部分が大きいだけで。
>科学技術の発展がない社会では権威主義の生存価が大きくなる。
>縦の序列で人間関係を理解して上位者の言葉に従うのは、兵士の美徳である。

これよりはむしろ、
権威主義の生存のために科学技術の発展を滞らせた、かも。
149世界@名無史さん:03/10/12 22:47
でもよ、政治学の本なんかみると民主主義は自由主義から
発展したように書いてるぜ、つまり市場経済が発展し
市民階級が実権を持ちその過程で科学が発展したと考えるなら
しっくりくるやろ。
何も難しく考えることもなくな。
150ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/12 22:50
中国の科学の発達が産業革命前のレベルで停滞した
理由について、基本的な本だと思いますが、下記の本に
多少載っていた気がします。
「中国文明の歴史 6 宋の新文化」 佐伯富責任編集 中公文庫

あと、余談ですが、紙の発明は、蔡倫であるとするのが、
一般的ですが、蔡倫という人が、何かを発明したような
記述があって、その何かが、紙のようなものと推測されうる
というレベルなので怪しいとする説があったかと思います。
151世界@名無史さん:03/10/12 23:02
民主主義っていうのは後付なんだと思うよ。
そもそも民主主義なんて実際完成してると思うか?
152世界@名無史さん:03/10/13 00:03
>>150
イスラム側に、中国からタラス河畔の戦いで製紙法が伝わったって記録
あるんでしょ?誰の発明か分からないけど…。
153世界@名無史さん:03/10/13 00:42
西洋にあった技術で東洋で発明できなかったものの一つに「ねじ構造」がある。(最初の発明者はアルキメデスか?)

ねじは、全ての精密機械の母で、これがないと機械文明は考えられない。
1762年イギリスのジェシー・ラムスデンは精密なねじを作るため、まず旋
盤を少しずつ精密に作り替えていった。ついに11年をかけ、千分の4インチ
の精度のねじを作り上げた。このねじは、六分儀・顕微鏡・望遠鏡などの全て
の精密機械に使われ、キャプテン・クックの航海も彼の部品が無ければ達成で
きなかっただろう。
イギリスのヘンリー・モーズレーは旋盤をさらに改良した。精密な部品の大量
生産を始め、印刷機、プレス機、穴あけ機を作り、それまで手作業であったも
のを機械で誰でも精密に作業を行えるようにした。また、巨大な旋盤で蒸気機
関のシリンダーを作った。シリンダーの円筒形は当然きわめて精密でなければ
話にならない。蒸気機関の発明も精密ねじがあって初めて成立するわけだ。
彼の弟子にも有能な人が多い。

日本が黒船に屈し、江戸時代が終わる遠因となったのはこの精密ねじにあると
も言える。種子島で鉄砲を初めて手にした日本人は、模倣しようとしたが、ど
うしてもネジの部分の製法がわからず、作成を依頼された鍛冶屋は自分の娘を
ポルトガル人に嫁がせ、手作業でのネジ製法を教わったという…。それが、戦
国時代を終わらせた…というのも興味深い話だ。
154世界@名無史さん:03/10/13 01:07
>153
> 自分の娘をポルトガル人に嫁がせ
この部分は後世の創作だけどな。
155ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/13 01:52
>>152の方へ
紙の発明は中国が最初というのはあやしいという意味ではなくて、
105年に蔡倫が和帝に献上した話から、紙の発明者=蔡倫と決めつける
のが怪しいという。たぶん彼は紙の製造監督官にすぎないとみる見方が
強いという話。すでに麻紙は前漢の時代からありますしね。
156世界@名無史さん:03/10/13 03:39
>>145
ナチスドイツ・大日本帝国・ソ連という、
民主主義の三大敵が自滅したのはその例証になっているね。

科学技術の進歩というのは、基本的には既成権力にとって望ましくないもので、
戦国時代的な状況で国家体制の生存がかかっている場合のみ、
必要上いやいや認めざるを得なくなる──といった性質のもんなんだろうな。

157世界@名無史さん:03/10/13 03:42
そうかな。
科学技術自体の進歩を望ましくないと考える人は少ないだろ。
158ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/13 04:00
板違いの気がしますが。
大抵の人間は科学の恩恵を受けているし科学文明・技術がないと生活が
成り立たないと考えているからでしょうか。
「過去20年間において、科学の発達によって、人類は幸福になっていると
感じる人は、今後20年後も幸福に進んでいると考えるでしょう。
人類が不幸になって来ていると考える人は、今後20年後も不幸になり続け
ていると考えるでしょう。科学には、失敗や間違いがあるが、それらを認め
ない人もいますから」
というビル・ゲイツの言葉に代表されるように、二極化が強くなる傾向が
あるかもしれません。一昔前のユナボマー(ユニバーサル・ボマー=大学爆破魔)
は後者の認識が強かったのかも知れません。
159156:03/10/13 04:51
>>157
それは21世紀の先進国の市民の感覚でしょ。
人類史を通じた権力の態度としては、金正日を思い浮かべる方がいいよ。
160ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/13 05:07
科学を信仰する者は、やがて、科学というものにのみこまれ、自分をその存在と一体化し、神格化し、神の制裁として、自分の行動を正当化してしまう。ある意味で、
宗教のそれと類似する傾向を示す。そして、濁世を神の裁きの代行者として核兵器を
盗みだし……ってハリウッド映画ネタですね。
161ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/13 05:12
ごめんなさい。改行が入っていませんでした。
書き直します。
科学を信仰する者は、やがて、科学というものにのみこまれ、自分をその存在と
一体化し、神格化し、神の制裁として、自分の行動を正当化してしまう。
ある意味で、宗教のそれと類似する傾向を示す。そして、濁世を神の裁きの代行者
として核兵器を盗みだし……ってハリウッド映画ネタですね。
162世界@名無史さん:03/10/13 06:01
>>159
金正日も科学を愛しているよ。核ミサイルという形で。
かつてのソ連とかドイツとかも他の経済を犠牲にしてまで科学に
国力をつぎ込んでいたりしたし。

>>161
Dr. Strangelove?
科学の信仰化というのは警戒した方がいいよねえ。
163世界@名無史さん:03/10/13 10:41
科学と宗教の違い…科学は「自らを無限に疑う事ができる」さらに…「科学の
矛盾点を発見した人は英雄になる」ということですね。

自らの功名心から、人の命すら軽く見る科学者がいる事も事実だけど。ドクター
ストレンジラブのモデル(いっぱいいるけど)のラザー博士はこの間天寿を全
うしたなー。同じくモデルの超天才ノイマンは放射能による癌で苦しみぬいて
死んだけど。
>>162 指導者が好きなのは「科学」じゃなくて「軍事=力」でしょ。
164ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/13 12:54
>>161の内容ですけれど
出典が不明の文章をベースにしてます。
科学の発達と発展にともない、科学こそが万能であり、すべての諸問題を
解決する「賢者の石」と考えるような科学至上主義者(科学バカ)に対して、
孤高がなるがゆえに、他者の不完全さを受容できない。そして、受容しないことで
自我の確立をなしている。そうした、存在の危険性。カルト集団の集団自決など、
極端な行動に出やすいことへの危険性の指摘を、「安直なステレオタイプの
ストーリーで展開するハリウッドへの批判」というオブラートに包んで見た
のだが……。
良くわかんなかったね。ごめんなさいー。
165世界@名無史さん:03/10/13 14:54
つまり科学を模範するだけなら、権威主義はどうにか生き残れる。
例えば北朝鮮とかイスラム諸国とか。
しかし科学を進歩させようとすると権威主義と対立してしまうので、
まあ、政治形態としては民主主義がとりあえずベターであると。
ただ模範に始終すると、進歩させる国との間に相対的に国力の差ができてしまう。
特に経済力と軍事力に。
なんで、この差を縮めようとしたら、いずれは権威主義を捨てるか薄める方向に
行かざるえない、みたいな流れ・・・かな。
166世界@名無史さん:03/10/13 18:37
>>162
>科学の信仰化というのは警戒した方がいいよねえ
その辺につっこみ入れてるのがファイヤーアーベントとかだな。
人間の営為として行われる科学の場合、人間の主観性や、政治力と無縁ではあり得ないからなぁ。
167 :03/10/13 19:03
およそ、あらゆる政治体制は、自己保存の本能を有しておるわけで。
その体制を強化するものはおおいに推進し、逆に、ひっくり返すおそれの
あるものは、強く弾圧する。     と、思うのな。

民主主義国家においても、民主主義を引っ繰り返すおそれのある研究は
忌避されると思うのだが、まぁ、他の政治体制に比べて、その比率は低いのだろう。

ある種、最も「科学的な国家」であったはずのソ連邦が、まさに、その<科学>の
信仰化(ソ連的なマルキシズムの反証可能性が抹殺されていた)によってジリ貧に
なっていったのは、皮肉たっぷりな事であった。
168世界@名無史さん:03/10/13 19:33
>>166
最近のサイエンスはやたらと金がかかるしねー。
野依っちとか小柴dとかCeleraもなんつーかパワーサイエンスと
形容した方が良さそうな感じだし、金がかかる以上成果も期待される。
そら政治的にもなるさね。。。ま、金かけても沈んだプロジェクトも結構多いのだけれど、
金を引っ張れてこれた物勝ちだな。
デカルトやらラボアジェやらの優雅な時代は過ぎにけれだねぇ。

>>167
科学と科学的思考というのは違うというのは結構言われることだな。
北の人もその辺が怪しいのだろう、多分。
169世界@名無史さん:03/10/13 22:24
金を掛けても成果があがるとは限らないのが科学だと思うなぁ。基礎分野は
特に…。日本人は結果ばかり求めて、リスクを恐れる気持ちが強すぎるとも
思う。アメリカのフロンティアスピリットてーのは、要するにインディアン
にやられたり、ならず者に拳銃で撃たれたり、ガラガラ蛇にかまれる危険性
を加味した上での投資だからね…。
170世界@名無史さん:03/10/13 22:27
>>168
>デカルトやらラボアジェやらの優雅な時代は過ぎにけれだねぇ。

それが有り得るには、仕事しなくても食っていける階級が必要なわけだが。
171世界@名無史さん:03/10/13 22:31
>>170
>> >168
>> >デカルトやらラボアジェやらの優雅な時代は過ぎにけれだねぇ。

>それが有り得るには、仕事しなくても食っていける階級が必要なわけだが。

それが有り得るには、仕事してもくっていけない階級が必要なわけだが。
#あれ、俺?
172世界@名無史さん:03/10/13 22:35
権力者に必要な科学は強い軍事力だけなのかも、商業で争いがないので
良いモノを作る必要も価値もない、でも老いて初めて医学の大切さに気づく。
173世界@名無史さん:03/10/13 22:45
でもまぁ、今の世も博士課程なんて家が金持ちかよほど才能あるかの
どっちかだしな。学者さんは家を潰すとはよくいったもんだ。
174世界@名無史さん:03/10/13 22:49
>>173

私は育英会の奨学金(globalな標準語で言ったら、あれは「借金」だそうだが)で博士をとりましたが、何か?
175世界@名無史さん:03/10/13 22:50
昔から百姓の息子が学問やると田圃が荒れるって言うよ。
特に科学は実力で食えなければ一円にもならないから、
実力と他人の助けが必要、相当な運が無ければ科学の知識が
資産に変化することはない。
法学とかのほうが潰しが効くよ、科学はリスクが大き過ぎる。
176世界@名無史さん:03/10/13 22:54
>>174

まあ、死ねば棒引きになるし。
悲観するなよ!!
177世界@名無史さん:03/10/13 22:58
やる価値のある学問
法学>会計学>プログラム>経済学>工学
178世界@名無史さん:03/10/13 23:25
工学>理学も入れておいてくれ。
いや、現在色々と後悔中なんで・゚・(ノД`)・゚・。
179世界@名無史さん:03/10/13 23:27
いや漏れも同じ心境なんだ。。
180世界@名無史さん:03/10/13 23:31
法学>会計学>プログラム>経済学>工学>理学

納得。多分、

理学>文学

ですか?あるいは、文学>理学??
181世界@名無史さん:03/10/13 23:37
なんかいきなりスケールが小さ・・身近な話になってるな。

ともあれ、
「近頃の(自然)科学研究には金がかかる。」というテーマなんだが
社会の総生産力に対して科学技術開発のコストが占める割合ってのは
どうなんかね。増えているのだろうか?歴史的に見たばやい。

仕事しなくても喰っていける階級を支えるのにも、相当コストがかかってそうだが。
(まぁ、その貴族達全員が科学研究をしていたワケではないのだが)
182世界@名無史さん:03/10/13 23:38
近代製鉄・溶接法技術史

1855 ベッセマー、転炉の特許を取得(英)
1864 シーメンス兄弟、平炉を用いた製鋼法を実用化(独)
1876 ヤブロチコフ、交流アーク灯の実用化(露)
1878 トーマス、塩基性炉を開発(英)
1879 エジソン、白熱電球を発明(米)
1883 ハドフィールド、特殊鋼の開発(英)
1885 ベナードス、オルチェウスキ、炭素アーク溶接法開発(露)
1885 トムソン、バット溶接開発(米)
1887 フレッチャー、酸素やりで鋼板切断に関する論文発表(英)
1888 スラビアノフ、金属アーク溶接法開発(露)
1889 ツェレナー、双極アーク溶接法開発(独)
1889 コフィン、フラッシュバット溶接開発(米)
1895 ルシャトリエ、酸素アセチレン炎発生に成功(仏)
1897 ゴールドシュミット、テルミット溶接法開発(独)
1904 チェルベルヒ、被覆アーク溶接棒発明(スウェーデン)
1905 チャブ、パーカッション溶接法発明(米)
1909 ショープ、モルフ、金属溶射法発明(スイス)
1917 セルローズ棒の登場(米)
1930 ホバート、デバー、不活性ガスアーク溶接法発明(米)
1935 ケネディ、ユニオンメルト溶接法発明(米)
1948 連続鋳造法が開発(米)
1949 純酸素吹き転炉法(LD法)が開発(墺)
1951 パトン、エレクトロスラグ溶接法発明(ソ連)
1956 バイロン、パワーズ、超音波溶接法発明(米)
1957 チュデコフの研究を応用し、摩擦圧接機発表(ソ連)
183世界@名無史さん:03/10/13 23:41
>>181
その設問設定はおもろいです。

だれか見積もった人はいないんでつか?
#おまえが見積もれって?
184世界@名無史さん:03/10/13 23:48
>>181
とりあえづ文部科学省のsiteに転がってた統計データ。
昭和50年から平成11年までしかないけど。
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/002/002a/gif/144.gif
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/002/002a/gif/146.gif
この25年間の間に日本の研究者の数は2.4倍、研究費は4倍になってる。
間のインフレレートも考慮しなきゃならんけど、人員が増えてることは確かだ。
185世界@名無史さん:03/10/14 00:00
25年だったら、日本の総人口はそう激増していない、とおもっていいんですね。

研究費って、戦争期間のほうが激増したんでしょうか?あるいは逆?
186世界@名無史さん:03/10/14 00:03
俺は思うんだが、理系教育は
今のような下らないカリキュラムは必要ないと思う、まず教授制度廃止して
全て試験制にして学位授与したほうがいい、授業なんて眠いだけ。
187世界@名無史さん:03/10/14 00:06
>>186

徒弟制度は中世からの伝統でし。
188世界@名無史さん:03/10/14 00:12
試験対策に必要な能力と研究に必要な能力は別物だと思うけどな。
189世界@名無史さん:03/10/14 00:14
まあ、現実問題科学はやらんがいい。
法学やって官吏の道が一番賢い
190世界@名無史さん:03/10/14 00:14
>>185
戦争期間てのは、それこそ十年も続けたら国が破産するワケで。
そのまま比較するのはどうだろう。
ああでも、米ソの冷戦華やかなりし頃(?)の月面到達レースには
相当つぎ込んでたんだろうなぁ。あのままのペースが続いていれば
今頃火星に行けてたかもな〜。

古代・中世・近代・現在と並べるようなタイムスケールでの
比較は難しいでしょうなぁ。>科学開発/総生産
191世界@名無史さん:03/10/14 00:15
研究に必要な能力=大きなプロジェクトに割り込む能力でし。

世界史と関係ないのでさげ。
192世界@名無史さん:03/10/14 00:16
倫理面の問題も大きそうだな。
人相手の酷い実験は最近しにくいし。
193世界@名無史さん:03/10/14 00:18
名を成した科学者は金持ちだったのですか?

194世界@名無史さん:03/10/14 00:25
>>193

常に真か、はどうかは知らんが、ある程度昔ならそうでは。
万有引力定数を実測したのって、金と暇があった道楽者でなかったっけ?
195世界@名無史さん:03/10/14 00:29
理論系は貧乏かも。
196世界@名無史さん:03/10/14 00:33
http://www.stanford.edu/~ljlau/Presentations/Presentations/021015.PDF
Stanfordの東アジア経済専門の人のとこから統計データ貼り。
データは'50〜だけど、65ページ目くらいにG7+α各国のR&D費用移り変わりグラフが。
これによると米国で12,3倍という所か。
日本のR&Dは戦争直後は限りなく0に近かったはずなのでもう一ケタくらい違うかもしれん。
あとEU諸国のR&D増加勾配が緩いねえ、とか。
197世界@名無史さん:03/10/14 00:40
http://www.meti.go.jp/hakusho/tsusyo/soron/S24/index.html
ついでにS24年の通商白書。戦争によるインフラ及び貿易のダメージが
痛々しいほど見て取れる。よくこれで立ち直ったもんだね。
198世界@名無史さん:03/10/14 02:05
知識の鉱脈について、浅い所はだいたい掘り尽くされたような気がするな。
比喩的な言い方を続ければ、今後も鉱脈は見つかるだろうけど、
何十kmの大深度地下とか海底とか極地とかで、
発見も採掘も大資本・大組織に限定されるんだろうと思う。
科学者論として言えば、科学者はますますサラリーマン化するわけだ。

ところで、今後有望な鉱区はどの辺なんだろう?

199世界@名無史さん:03/10/14 02:18
>>198
オペレーションズリサーチやってますが、僕の経験では
学問は新しい事実が分かる度に、縦に広がるけど横にも広がるような気がしてます。
浅い部分ってのは決してなくならないものだと思います。
ポピュラーサイエンスとしては深度の大きいところが注目されがちだとは思いますが、
深度の小さい部分にもまだまだ鉱脈はあるかと。

あと学問が発展するとパースペクティブが確立してきて
学びやすくなるのも確かです。
昔の教科書を見ると今の学問の趨勢とはかけ離れたものも載ってます。
そういう意味では学問の大深度地下にも行きやすくなっていると思います。

以上、自信はありますが私見です。

有望な鉱区はやっぱバイオ・ロボットじゃないですかね。
200世界@名無史さん:03/10/14 03:10
正直、文系の人の言うことはよくわからない。
理系の人の言うことはわかりやすい。
文系の人の発言は抽象的。
2chやっててもつくづく思う。
201世界@名無史さん:03/10/14 05:24
>>192
1940〜1950年代のイギリスで行われた「人間は何Gまで耐えられるか?」という人体実験のフィルム見たときはかなり驚いたw
202世界@名無史さん:03/10/14 10:57
>200
“イメージでモノを考える理系”も“理論で物事を捉える文系”もおるのだがな。

ところで中世〜近代の医学に関するスレについてご存知ならどなたか教えてくれませぬか…?
203世界@名無史さん:03/10/14 11:34
>>200
そういう発言は、「わかりやすい」及び「抽象的」という概念を正確に定義し
理系であることが明確な人間の発言と、文系であることが明確な人間の発言を
一定数づつ集めて、両グループの発言内容が上記の概念に関して
統計的に有意な差があることを示してから初めていえることだな。

多くの場合「わかりやすい」というのは自分にその分野の知識があるためだし
逆に「抽象的」だというのはその分野の知識を欠いている人間の感想なことが多い。

自分の無知を棚に上げて、あいまいな観点から自分が属しているグループの優位を誇り、
他のグループを貶めることで満足するというのはまともな人間のやることじゃない。
204世界@名無史さん:03/10/14 11:40
>>200
の想定する基準によると、>>200 自身は文系。
205世界@名無史さん:03/10/14 13:18
>>204に同意だが、>>203は必死すぎ

>多くの場合「わかりやすい」というのは自分にその分野の知識があるためだし
>逆に「抽象的」だというのはその分野の知識を欠いている人間の感想なことが多い。

>自分の無知を棚に上げて、あいまいな観点から自分が属しているグループの優位を誇り、
>他のグループを貶めることで満足するというのはまともな人間のやることじゃない。

これこそ統計的な裏打ちの無い発言だと思うけど?
206200:03/10/14 14:30
予定通り、2,3釣れた。
207世界@名無史さん:03/10/14 15:29
>>205
心理学でそういう知見は存在するけどね。

ちなみに
>自分の無知を棚に上げて、あいまいな観点から自分が属しているグループの優位を誇り、
>他のグループを貶めることで満足するというのはまともな人間のやることじゃない。
とはいうが、実際には実によく見られる現象でもあるし。
208世界@名無史さん:03/10/14 21:38
>>207
>ちなみに
>>自分の無知を棚に上げて、あいまいな観点から自分が属しているグループの優位を誇り、
>>他のグループを貶めることで満足するというのはまともな人間のやることじゃない。
>とはいうが、実際には実によく見られる現象でもあるし。

仕事の愚痴を書きたくなるような事はあまり書かないでくれw
209世界@名無史さん:03/10/14 23:12
「科学者の熱い心」ルイス・ウォルパート、アリスン・リチャーズ ブルーバックス
は読まれました。
210世界@名無史さん:03/10/15 06:54
とりあえず話を戻すとだね。
科学の発展(まあ少なくとも科学と技術が未分化の時代の西欧では)には
哲学と呼ぶかはともかく、ものの考え方とでも言ったらよいかわからんが思想的背景なるものと、
社会的な背景両方があると思うのだがね。

トーマス・クーンさんはどのようにおっしゃってましたっけ。
211世界@名無史さん:03/10/15 14:24
数学は思想的背景だろうか?
物理学はどうだろうか?
212世界@名無史さん:03/10/15 21:42
錬金術から物質科学が生まれた。
占星術から天文学が生まれ、天文学から力学が生まれた。
錬金術や占星術が無かったら科学の進歩が遅れたのは間違いない。
しかし、錬金術や占星術といった文化を持つ社会の方が
そういう迷信を持たない社会よりも科学的なわけではない。

「世界の根底には数学的秩序がある」とするピタゴラスの教説は、
プラトンを通じて近代西欧文化の基礎を成した。
近代科学が西欧で誕生した大きな要因は、ピタゴラスの教説にある。
しかしピタゴラスの教説自体は自然の観察から見出されたわけではなく、
古代的な神秘主義の一バリエーションとして語られたに過ぎない。

原子や素粒子といった最低単位が存在せず、
どこまで小さな尺度で見ても複雑な構造物があるばかりで、
類似はあっても完全な同一性は見出されない宇宙を想像してみよう。
その、フラクタル図形のような宇宙においては、
物理学は地学や生物学のように「例外もある全般的傾向」でしかなく、
数学的に厳密な法則性は存在しない。
そういう宇宙だって純理論的には想像可能なわけである。

結果論として言えば、この宇宙は確かに数学的な宇宙だったわけだが、
それは偶々そうだっただけなんじゃないだろうか?
数学的な宇宙という教説が宇宙の姿を言い当てていたとしても、それは、
「猿をトーテムとする部族の祖先神話が、
 進化生物学の発見を偶々言い当てることになった」
程度のものなんじゃないだろうか。
213世界@名無史さん:03/10/15 21:46
ソーカル最強
214世界@名無史さん:03/10/15 22:08
>>210
トーマク・クーンの著作は読んでいなくてもなぜか「パラダイム」という
用語だけは知っている人が多いのでは。私もその一人。
215世界@名無史さん:03/10/15 22:42
>>212
ピタゴラスの数学的宇宙はトーテムよりはだいぶマシだよ。
少なくとも幾何学は再現性があり、かつ普遍的なのだから。
デモクリトスの粒子説なんかは粒子の正体が全く分かってない時の言説だから
こっちはちと断絶があるかもしれん。
ヘラクレイトスの『万物は流転する』は熱力学やらE=MC^2を想起させるけれども、
やっぱしこれも神秘主義の内だわね。アリストテレスの四元説とかと同じく。
216世界@名無史さん:03/10/15 22:55
ほんとにこの宇宙は数学的なんだろうか。
人間が数学的に見るからそう見えてるだけじゃなかろうか。
・・・なんて考えるから、理系の人に馬鹿にされるんだろうなw
まあ、こんなふうに妄想チックに思考の枠を広げようともがくのが
哲学なんじゃないでしょうか。
217世界@名無史さん:03/10/15 23:01
というか「宇宙が数学的」って誰が言ってるんだ。どういう意味だ。
218世界@名無史さん:03/10/15 23:17
アメリカの公立学校の7年生の数学の授業時間は146時間、日本の1.5倍
でもあの程度(データが古くてごめん)。
219世界@名無史さん:03/10/15 23:28
こないだタイムマシンで古代ギリシャに行ったんだけど、
ピタゴラスとプラトンに映画『MATRIX』を見せてやったら、
「世界はこういう風になっているのか」と深く感動してたぜ。
コンピュータなんて知らないから、
「コンピュータというのは数学的計算をする装置なんだよ」とか説明してやったわけ。
したら、「なるほど世界自体が数学的計算の産物なんですね」と納得してたよ。
さすが天才、飲み込みが速いね。

彼らの発言に『MATRIX』の影響が随所に見られるのは言うまでもない。
西洋形而上学というのは、要するに『MATRIX』の感想文なんだよ。
220世界@名無史さん:03/10/15 23:35
数学的計算ね……。
プロセッサは加算・減算・除算・乗算・シフト演算しかできながな。
しかもRISC系は乗算がないのもあるしな。
221世界@名無史さん:03/10/15 23:37
>>217
例えば質量保存則だかエネルギー保存則だか、
そういう数学的法則が宇宙のどこでも成り立つってことじゃないかな。
イメージ的には。
222世界@名無史さん:03/10/16 00:07
>>219,220
単一命令方式のプロセッサの場合
減算しかできませんが何か?
223世界@名無史さん:03/10/16 00:22
現代日本を覆わんとする教育の危機を鋭い視点で切り取った
衝撃の実録ストーリー「月をなめるな」↓
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ray_fyk/diary/dr0010_3.htm#001026

あれから2年、危機は日本だけにとどまらなかった
アメリカにも忍び寄る不気味な影を告発する「月の哲学者」↓
http://app.memorize.ne.jp/d/28/66930/2003/08/11


…正直これはもう、理系文系とかじゃなくて人としてどうかという
レベルにまで来ているような気がする。
224世界@名無史さん:03/10/16 01:01
>>222
そんなのあるの?昔からのマイコンファンなら、乗算が入っていないCPU
はあたりまえだけど…。
225世界@名無史さん:03/10/16 01:14
科学史とか技術史とか、どんな本で勉強してるんでしょうか?
226世界@名無史さん:03/10/16 01:45
チャルマーズの科学論の展開とか。
227世界@名無史さん:03/10/16 01:45
スタートはこの辺から
講談社学術文庫
講談社ブルーバックス
228世界@名無史さん:03/10/16 01:48
>>216
おもしろい視点だな。
>>215
しかし、この古代ギリシャの教団は暗殺をしてまで
門外不出の数学の定理を保護しようとしたはずだがな。
229世界@名無史さん:03/10/16 01:49
>>224
理論上はあるよ、実装したコンピュータはないはず
230世界@名無史さん:03/10/16 02:12
STS関係の本を読むといいかも。

科学史に関連した学問として、STS(Science-Technology-Society)
というのがあります。
STSとは、科学史・科学哲学、科学社会学を中核に、
広い視野と現代的な関心とを備えた学問領域で、
大学院を主として、教育・研究活動が行われています。
欧米で生まれ、日本でも研究室がふえつつあります。
社会人を経た院生が多く、医学でいえば、学士入学した学生が、
よく、精神科を専門に選択するのと似たような感じです。
231世界@名無史さん:03/10/16 03:57
ピタゴラスは無理数の存在を知らなかったので
正方形の対角線の長さである√2の存在を発見し、
それが有理数で表せないことを発見した弟子を殺した、とかいう話ありますね。

>>216
俺その通りだと思ってるんだよなあ。
相対論だってリーマン幾何学だし、電磁気学だってベクトル解析だし。
物理は自然を相手にしてるっつーよりも、自然の奥に隠れた抽象数学を相手にしてると思う。
232世界@名無史さん:03/10/17 00:25
イギリスの海軍大臣サミュエル・ピープス(1633−1703)
は、「ロイヤルチャーチ号」の航海士に九九を学んで、感動し
妻に教えねばと興奮していた。一般人は、一角の人物でも、この程度。
233世界@名無史さん:03/10/17 01:33
江戸では、屋台の蕎麦の値段は十六文が標準だった。
それで、「二八蕎麦」というのが屋台の蕎麦の代名詞みたいになっていたが、
こういう言い方が一般化するには、誰もが九九を知っていることが前提となる。
同時代の他国と比べると、江戸は特殊な社会だったんだね。

よく思うんだが、漢数字が導入されず和語の数詞しかなかったとしたら、
日本人の計算能力はずっと低いレベルに留まっただろう。
逆に、もっと数学的能力が高くなる言語というのもありうるんじゃないだろうか?
234世界@名無史さん:03/10/17 04:32
言語と学問の共進化かー、面白そうな話ではあるね。
235世界@名無史さん:03/10/17 04:53
数学の発達に貢献した言語…と言うか文字と言えば、
アラビア数字?
特に0?
そう言えば0を発見(ていうのかこの場合???)したのはインド人て言うけど、
インド人て当時アラビア数字使ってたんかな?
あと、他の言語で使ってる文字に0ってあるんだろか?
漢字の「零」は明治以降の当て字だよね?
236世界@名無史さん:03/10/17 05:35
中東では「アラビア数字」と言わず「インド数字」と言う、ってのはネタ?
237世界@名無史さん:03/10/17 08:54
インドの数字では、空白のケタは中黒「・」で表記していた。
それをアラブ人が取り入れるとき、小さな丸「。」にした。
それをヨーロッパ人が取り入れるとき、大きな丸「o」という独立した文字にした。
日本の伝統的なフォントでは[p][b]を区別にしくいので、
ポップな手書きフォントは半濁音の丸を大きく書く傾向があるが、
ゼロを示す記号が中黒から大きな丸に変わった進化は、それと同じ過程である。

ちなみに、マヤの数字も位取り記数法に基づいている。
ここでは空白の桁は、「θ」を横に寝かせたような貝殻の記号で表記された。
1から4は、「・」「・・」「・・・」「・・・・」と点で表記され、
5が「一」、10が「二」、15が「三」と線で表記され、
1〜19までの数は、この点と線を組み合わせた文字で表記された。
それよりも大きな数は、各桁が20n、400n、8000n……を意味する
二十進法の位取り記数法で表現された。

見ての通り、マヤの数字はユーラシアの数字よりも合理的である。
二十進法の民族は、十進法の民族よりも十六進法に適応しやすいだろう。
コンピュータ段階までマヤ文明が生き続けたら、おもしろい貢献をしたかもしれない。

238世界@名無史さん:03/10/17 19:17
239世界@名無史さん:03/10/18 00:02
二十進法が人間にとって適応的かどうかもわからないけどね。
240世界@名無史さん:03/10/18 00:50
>>233
まあ江戸時代の日本の数学は学問的にはかなり高度なものだったらしいからね。
関孝和が中国数学を改良したものだけど、その水準をはるかに越えて当時では西洋数学に比肩しうるものらしい
241世界@名無史さん:03/10/18 01:07
成熟した科学の一部は解決された問題の集大成であり、
その分野でのすぐれた業績の例として広く認められており、
将来の仕事の例として働く(トーマス・クーン)
242世界@名無史さん:03/10/18 02:04
>>232
そういう話を聞くとものすごい親近感を感じてしまう。
243世界@名無史さん:03/10/18 03:17
カルダーノ
ジロラモ・カルダーノ,Girolamo Cardano
(人名)(歴)(数)(伊)(ルネサンス)
イタリア人の医学者、数学者,人文主義者,占星術師。1501−76年、
パヴィアの法律家の庶子として生まれる。医学を学び、医師として資格を
えたのち、ミラノへと移り、1534年アカデミア・パラティーナの
数学教授へ。62−70年にボロニア大学の数学・医学教授。自殺。
ロンブローゾは狂人の天才として取り扱っている。
<作品>「大いなる技法すなわち代数の規則について」で特定の
3次式と4次式の解法を説明。(比)カルダーノの公式,
244世界@名無史さん:03/10/18 09:10
>>240
それは評価しすぎ。和算は確かに一部に西洋より優れた成果を残した面はある
けど、理論面が弱すぎるし、一部の分野(幾何学のパズル的な面積・体積問題)
に特化しすぎており、進化の袋小路にあった。西洋の惑星軌道論などを参考に
扱う内容を増やしてはいたのだが…
しかし和算の経験が、明治維新での西洋学問の修得に役立ったのは事実。
245世界@名無史さん:03/10/18 12:27
あと日本的な「家芸」指向があったのでそれで閉鎖的だったのも
指摘しておいた方が。免許皆伝とか、剣術の塾の様なシステムがあるよ。
江戸時代初期の頃の西洋ではデカルトやフェルマー、パスカルなんかが
活躍していたしやはり差は如何ともし難い。
246世界@名無史さん:03/10/18 16:24
有人飛行で中国に先を越されたぞ!
軍事技術と表裏一体といえるわけで日本にとって脅威だ。

それなのに明確な国家戦略もなく他人の揚げ足取りと粗探しに終始し、
進歩がなくただただ漂流を続ける日本。

ハッキリ言って失望したよ。


247世界@名無史さん:03/10/18 16:33
指が片手に7本づつあったらどうなったのであろうか。
248世界@名無史さん:03/10/18 17:28
>>247
オナニーが気持ちよさそうだw
249世界@名無史さん:03/10/18 19:00
>247  14進法の世界だわな。
250世界@名無史さん:03/10/18 19:20
>247
5本指でも手が3本なら15進数。
251世界@名無史さん:03/10/18 20:08
数学は科学を表現するための言語
252世界@名無史さん:03/10/18 20:09
おれたちは、どうやら大きな勘違いをしていたようだ。
ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ       /ヽ
        ,.‐'´ `''‐- 、._ヽ   /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
       [ |、!  /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
        ゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''   ̄ ̄  |l   !ニ! !⌒ //
.         i.! l .:::::     ソ;;:..  ヽ、._     _,ノ'     ゞ)ノ./
         ` ー==--‐'´(__,.   ..、  ̄ ̄ ̄      i/‐'/
          i       .:::ト、  ̄ ´            l、_/::|
          !                           |:    |
             ヽ     ー‐==:ニニニ⊃          !::   ト、
つまり、マヤ人たちは手が4本あったという可能性を見落としていたんだ!!!
253世界@名無史さん:03/10/19 23:50
「数学原理」の中で、バートランド・ラッセルとアルフレッド・ホワイトヘッドは、
形式論理学を土台に使い、数学に厳密な基礎を与えようと試みた。
二人は自分たちが公理と考えているものから出発し、それらを使って、しだいに
複雑な定理を引き出していった。
三百六十二ページまでに、ようやくふたりは「1+1=2」を証明できるだけの基礎を
築きあげた。

<ゼロで割る − テッド・チャン - より>
254世界@名無史さん:03/10/20 10:43
和算の発展と九九教育は別系統で進化したのではないでしょうか。
和算は武芸や職人芸と同じ道として発展し、
九九は商人達の必要から広まったものでしょう。
255世界@名無史さん:03/10/21 00:18
>>254
そうだと思う。和算は確かに朱子学とかで同じ感じで見られていたらしい。

>>253
まあ結局、数学によって数学自身に基礎を与えることが不可能、
ということはゲーデルやブラウワーによって示されたわけではありますが。
もっとも、それは古代ギリシアから言われてたことだけどね。

>>251
それは大げさではないかね。
まあ確かに17世紀以降の物理学は数学を言語として採用した、と言えるが。
256世界@名無史さん:03/10/22 01:21
>219
そうこうしているうちにやっと公式サイトに邦訳が出現↓
「哲学とマトリックス」
http://whatisthematrix.warnerbros.com/japan/rl_cmp/new_phil_frames.html
映画マトリックスをネタに、若手の哲学者があれこれエッセイを寄せています。


で、世界と自分のかかわりなんてことに思い巡らせて
「俺ってちょっと頭いいかも」なんてうぬぼれている中高生に
冷や水を浴びせてくれそうなのがこれ↓
http://whatisthematrix.warnerbros.com/japan/rl_cmp/new_phil_chalmers.html

だいたい誰でも一度や二度くらい考えたことがありそうな
「現実に対する懐疑的仮説」が簡潔に網羅されていていまつ。
257世界@名無史さん:03/10/22 01:33
「意識する心」を書いた人かな?
258世界@名無史さん:03/10/22 10:32
>257
そうそう、デビット・チャルマーズ。

ところでこのサイト直リンできないんだね。下のアドレスが拒否される。
259世界@名無史さん:03/10/22 21:32
チャルマーズって科学史家と哲学家両方居るんだな。
260世界@名無史さん:03/10/26 09:00
1500年くらいの時点から歴史を何度もやり直したとしたら、
そのバリエーションの中で、近代以降の<この時間線>は、
科学の発展速度という観点では最速ラインなんじゃないだろうか?
科学技術の発展を最速にするには、地球規模の戦国時代を長引かせる必要があるが、
そのためには、産業革命が辺境の小国で始まらねばならなかった。
かりに産業革命が中国やトルコで始まっていたら、数世代のうちに世界を統一してしまうだろう。
欧州の中でも、イギリス以外の国で産業革命が始まっていたら、
「欧州統合→世界統合」という流れになってしまう可能性が高い。
そうなった場合の世界は、江戸時代のように平和な停滞に嵌まり込むことになって、
科学技術の発展は遅くなったはずである。


261世界@名無史さん:03/10/26 14:18
これからも科学は自己触媒的に加速し続けるんだろうかねえ。
もう枯れちゃった分野とかない?
262ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/31 00:36
科学自体がメガ・サイエンス化していて、巨額の費用がかかってしまう。
科学のパトロンが軍や軍需産業だった時代はともかく、今後は、予算の壁
が科学の発展を阻む気がしてならない。つまり、やれば出来るけど金がない
宇宙開発に近い現象が諸処でみられるのかな。

SSC(超伝導超衝突型加速器)計画の中止 総建設費83億ドル
高速増殖炉の実証炉スーパーフェニクス(SPX)計画中止
投下資金は、総額500億フラン(1フラン25円として1兆2500百億円)
263世界@名無史さん:03/10/31 00:48
>>216
ヒトが最も厳密に量を記述できる道具が「数学」の名を冠している。
ゆえに数学は自然界の法則をも記述できる。(それ以外のものも記述できる。『空想科学読本』のように)
264小倉優子総理大臣:03/10/31 01:01
265世界@名無史さん:03/10/31 09:07
あgw
266世界@名無史さん:03/10/31 21:21
逆に利益が見込める分野は加速度的に発展するだろうがな
267世界@名無史さん:03/11/12 23:17
花嫁衣装は実験着になるようなものにしてください(キュリー夫人)
268世界@名無史さん:03/11/14 22:52
すべての技術史は同時に社会史でなければならない。
269世界@名無史さん:03/11/23 15:10
「化学綱要」
ラボアジェ、1789年
化学を定量的な精密実験に基礎を置く近代科学へと導いた。
別名 化学原論。
270世界@名無史さん:03/11/23 17:44
過去に比べて、現代は、未来円錐が大きく。そしてその大きさはなお拡大している
ような気がする。
271世界@名無史さん:03/11/29 23:31
日本では理系は全大学生の三割にも満たないのに、
社会主義圏では理系が圧倒的に多く、6ないし8割と推定されていた。
しかし、社会主義圏は崩壊。つまり、理系はダメポ。
272世界@名無史さん:03/11/30 01:08
それは理系の責任ではなかろ
273世界@名無史さん:03/11/30 05:24
>>271
社会主義圏が、長期的な目標(採算性無視)で研究をするので理系が多いのかな?
自由主義圏では、1寸先がどうなるかは、誰もわからないので、
ある専門分野を時間かけて習得する理系をより、
様々な文系の人間による様々な挑戦に重きを置くのは当然だね。
自由主義にとって文系の人が多い事は必須だと思うよ。
274世界@名無史さん:03/11/30 06:15
人間は合理的じゃないのに
科学的合理主義で割り切ろうたって
そもそも無理な話で。理系の限界。
275世界@名無史さん:03/11/30 06:59
社会主義権は複式簿記もしらねーんだもん。
複式簿記がなければ、原価も利益も計算できない。原価も利益も計算できない
計画経済などジョークみたいなモノだ。
高等数学は出来て、なぜ四則演算が出来ないんだろうねえ。
276世界@名無史さん:03/11/30 09:12
番組紹介

12月6日 BSジャパン 21:00〜22:54
開局三周年特別番組
サタデーJ 「マン メイド ワンダー 〜ヒトが創り出した驚異の技術〜」
古代から中世の”技術遺産”を訪ねる!
▽ギザのピラミッド
▽ローマ水道橋
▽チベットのポタラ宮
出演:養老孟司、藤森照信、荒俣宏。ナビゲータ:本上まなみ

はるか昔、アフリカの大地の片隅で一匹の猿が道具を片手に立ち上がった。
知恵の扉を開けた時、人が知った押さえることのできない欲望。
人はなぜ、人をも驚かす技を生み出したのか。
そしてその驚異の技術ははたして人を幸福に導いたのだろうか。
尽きせぬ驚異に現代の知の三巨人が迫る。
277世界@名無史さん:03/11/30 09:32
>>273
そうでもないと思うよ。
国の根本思想にマルクス主義を置いているから、経済学は重要だし、
少数民族をたくさん抱えているから、言語学も盛んだった。

やっぱ問題は、国家政策に科学が左右されてしまったことでしょ。
特にこういう文系科学は、へたすりゃ修正主義的とか何とかいって追放の対象になる。
278世界@名無史さん:03/12/02 23:51
複式簿記と言えば、
デ・ラ・ポルタは,1495年頃にイタリアの修道士ルカ・パチョーリが
簿記に関する論文を出版したとしている。
アンダーソンは「商業の起源に関する歴史学的および年代学的推論」で
1494年のルカス・デ・ブルゴという修道士。
アラビア数字が採用され中世ではイタリア式と呼ばれた。
279世界@名無史さん:03/12/03 01:27
パチョーリは、複式簿記の考案者であるとともに、初代ミラノ大学の数学教授。
280世界@名無史さん:03/12/06 09:46
今朝のNHKニュースで取り上げられた黄身返し卵製造器
http://www.janis.or.jp/users/umehara1/index.html

来年のイグノーベル賞候補?
アルフレッド・ノーベルの遺言に基づき3300万クローネの基金から得られる利息で
運営される。1968年に中央銀行創設300年を記念して経済学賞が作られた。
そろそろ数学賞も設けて欲しいな。フィールズ賞もいいけど。
282世界@名無史さん:03/12/06 20:58
>>280
こういう一見しょうもない事が
科学の発展に重要だったりするんだよね。
283世界@名無史さん:03/12/12 00:53
科学とは、人間が考える思考の労力の節約にある
284世界@名無史さん:03/12/12 12:17
>281
数学賞もほしいが、ほかにも
天文学、地質学、気象学、地震学などを網羅した「地学賞」と
機械工学、電子工学、建築学、冶金学などを網羅した「工学賞」が
必要だと思う。
285世界@名無史さん:03/12/17 22:20
フロギストンあげ
286世界@名無史さん:03/12/19 02:10
じゃあ、エーテルさげ
287世界@名無史さん:03/12/19 02:22
冶金の読みは、「やきん」だぞ。
「ちきん」と呼ぶヤシは、腰抜け扱いだからな。注意しろよ。
288世界@名無史さん:03/12/19 02:32
「ちきん」あれ変換できないぞ。なぜナノ。
で気づくけど「やきん」とは気づくまい。
289世界@名無史さん:03/12/19 03:30
ダークマターさげ。
290世界@名無史さん:03/12/21 00:39
>>260
お前かなりバカだな。
オスマンや中国の軍事時術が発達して他国に攻め込みまくっても、
行政制度が発達してない以上、国が軍のクーデターなどによって分解するのは必死。

291世界@名無史さん:03/12/21 01:03
>>260
文章がいまいち理解できないのだが、言いたいことは、
平和=科学技術の発達が減速される
戦争=科学技術の発達が加速される
世界統一(統合)によって、平和が長くなれば科学技術の発達が
停滞ないし停止してしまうという事を念頭に置いて。

中世末から近代の変転期が、世界各地で戦国時代(戦争状態ないし
緊張状態)であるとし。
産業革命が当時としては小国(イギリス、ないしイングランド)で
起こったからこそ、科学技術の発展がおこった。その結果、大国
(強国)なるわけだが。
もしも、この時代の大国や強国で産業革命が起こっていたら、さらに
強力な科学の力を手に入れ、他国を絶対有利な立場となるので、すぐに
世界統一して、平和な時代になる。その結果、科学技術の発展が停滞し
ただろう。

といいたいのだろうか。
292291:03/12/21 01:09
正 他国に対して絶対有利な立場となるので
誤 他国を絶対有利な立場となるので

なぜ大国や強国で産業革命が起きず、小国で起こったのか?
それに、平和な時代=科学技術の発展が望めないのも不自然。
世界征服するには、力での征服ではなくて、行政や社会システムが
かなり柔軟に対応できるようになっていないと難しい。当時の
地理的要因による困難さを科学技術が補うならまだしも。
意味不明だったんでスルーしてたが、そもそもイギリスは産業革命時にすでに
世界最強国の一つだったわけなんだよなこれが。

>>287
前近代の工業技術、特に冶金・製鉄の叙述ってたいていかなりいい加減っつーか
ハッキリしてないよな。
”鋼”を”焼き入れした鉄”や”銑鉄”や”鍛造の錬鉄”や”マンガンなどが含有してて
たまたま強靱になった鉄”と混同するのは止めて欲しい。
294世界@名無史さん:03/12/21 01:49
漏れは、通りすがりの>>287だが(汗、
何故287に突っ込まれているのかわからん(汗。
多分、別人と思われ(汗。
295世界@名無史さん:03/12/21 02:45
>>293
そうだが、辺境であることは間違い無いじゃん。
陸続きじゃないと、いくら産業革命を達成したからといって、無制限には攻め込めないからね。
296世界@名無史さん:03/12/28 20:14
停滞気味だから、ネタを投げるね。
第二次大戦のドイツの暗号
エニグマが有名だけど、フィッシュはご存じ。
297世界@名無史さん:03/12/28 20:21
エニグマは映画化されていたけど、見ていない。
298世界@名無史さん:03/12/28 20:33
エニグマ解読プロジェクトがウルトラ。
フィッシュ暗号を解読する機械が、コロッサス。
299世界@名無史さん:03/12/30 21:36
第一次大戦中のドイツの暗号は、ADFGVX。
ジョルジュ・ペンヴァンが解読。
300世界@名無史さん:04/01/03 19:12
300ゲット
301世界@名無史さん:04/01/07 15:45
シーザー暗号は、単純すぎてすぐ分かるようなものじゃないのか?
Aー>B
Bー>C

IBM−>HAL
シーザーの暗号は単純さゆえに、長らく生きながらえている。
1915年,ロシア軍は「カエサル」による単一換字暗号を導入した。
これより複雑な方法を、ロシア軍の参謀に期待しても無理だと判断したためである
(「解読された秘密」フリードリヒ・パウァー)。
303世界@名無史さん:04/01/25 01:27
BHF
304世界@名無史さん:04/01/25 02:03
そういえば、米国は暗号を輸出規制していた。規制してもなぁ。
305世界@名無史さん:04/01/25 02:17
兵士「司令部より暗号文が届きました」
参謀「うむ(……解読できん)」
306世界@名無史さん:04/01/25 06:58
上、爆笑。
307ところで:04/01/25 13:24
ホモサピエンスが高等数学を理解できる脳を持っているのは、
そもそも何でなんだろう?
狩猟生活をしていた数万年前の人類も、
生物学的な意味では現代人と同等の脳を持っていたが、
当時の生活にとっては、潜在的な知力は無駄じゃないか?
獣の足跡を追跡したり、有毒の植物を見分けたりするのに、
ある定殿知力は必要だったんだろうが、そういう作業は、
ヒト以外の哺乳類も小さな脳でこなしている。
ヒトの脳が現状の能力パラメータを持つ理由は何なんだろう?
308ところで:04/01/25 13:25
失礼。わかると思うけど訂正。
「ある定殿」→「ある程度の」
309世界@名無史さん:04/01/25 13:58
高等数学……リーマン解析とかロンバーク積分だなw
310世界@名無史さん:04/01/25 17:16
>>309
自分ホモサピエンスの一員ですが、理解できません。
311世界@名無史さん:04/01/25 18:44
>>307 逆に退化したのかも。自ら理解していたことをあえて「高等数学」という形で表さなければいけないほどに。
312世界@名無史さん:04/01/25 19:20
後天的学習能力によるところが大きい、そしてその学習を記憶する
大脳新皮質が他の動物との大きな違い。
313フィリップ・K:04/01/25 20:16
>>310
それは君が「まだ人間じゃない」からだよ。
314世界@名無史さん:04/01/25 20:22
>>310
別の進化を遂げた生命体なのかも知れん。
315世界@名無史さん:04/02/17 13:19
君はニュータイプなんだ。
316世界@名無史さん:04/03/04 22:33
どうでもいいが、スピノザの「エチカ」、なんじゃありゃ。
鉄板の連中マジ尊敬します。
317世界@名無史さん:04/03/17 11:19
所詮文系>理系は宿命だってことだな。
318世界@名無史さん:04/03/17 13:09
>>317
コンプレックス丸出しだな、おまえ。
319世界@名無史さん:04/03/21 19:51
(理系よガンばれ)かぁ、(文系よガンばれ)の間違いじゃないのかい?

文系なんてものは消費するばかりで、何か新しいものを生み出すのは、大昔から理系と決まっておろう。
320世界@名無史さん:04/03/22 05:16
文系の理系コンプレックスはすさまじいもんがあるからなぁ。
自分のやっていることになんの普遍性・一般性もないのではないかという。
321世界@名無史さん:04/03/22 08:34
理系の文系蔑視も凄まじいものがありますね
322世界@名無史さん:04/04/03 14:59
>>321
漏れの知り合いで工学部の奴に
「文系分野でも経済学部や法学部はいいけど文学部の奴らはカス。
何しに大学来てるかわからん。あんなとこ卒業しても犬小屋1つ作れない。
高卒でそのまま就職する方がずっとマシ。」
って語ってた奴がいた。まあこんな奴はほんの一部だろうが。。。
323世界@名無史さん:04/04/10 04:08
 1975年から2000年までの名目GDP比は3.3倍でした。
(参考 http://www.econ.keio.ac.jp/staff/tdoi/jpnecon.html)
研究費が4倍なら若干ハイペースで上昇していることになりますが、
国状を鑑みれば妥当な線ではないでしょうか
324世界@名無史さん:04/04/14 00:12
  ●
<■> < ワタシハ コダイシ゛ンノ マツエイ。 ナハ「ワイデス40」ナリ。
/  \

  ●
 ̄■ ̄ < ワレラハ カオモシ゛ ヨリモ、 フルキ レキシヲ モッタ シュソ゛ク ナリ。
/  \

\●/
  ■  < ワレラカ゛ サカエシ 8BITセタ゛イノ エイコウヲ フタタヒ゛!
<  >

  ●/
<■  < トウトウ ワレラノ フッカツノ トキカ゛ キタ!!
/  >

325世界@名無史さん:04/04/14 00:14
古代人の末裔でない人間がいるのか?
326世界@名無史さん:04/04/14 00:46
dパ文字みたいだな
327世界@名無史さん:04/04/14 01:02
ワイデス工房1,2
http://box.elsia.net/~pc8001/

●/<サア AAノ ソセンヲ ミルガ ヨイ!
  
328  :04/04/14 19:37
【祝大佛次郎賞】孤高の物理学者_山本義隆
http://science2.2ch.net/test/read.cgi/sci/1071753390/l50
329第20軍団兵:04/04/14 21:49
「古典力学の形成」良かった。
琥珀で静電気を発生できるってのは知らなかったな。<--「磁力と重力の発見」
330世界@名無史さん:04/04/14 22:43
>>329
あんた本当に科学者なのか?
331世界@名無史さん:04/04/15 00:08
電気の通じていない所では民主主義は成立しない。

by曽野綾子
332世界@名無史さん:04/04/15 14:23
>>329
そもそもがelectronというのはギリシャ語で琥珀の意味なのだが…
333世界@名無史さん:04/04/15 20:44
エレクトロンといえばリディアの鋳造金貨でつね
334世界@名無史さん:04/04/16 11:56
理系って利己的で脳が単純な回路になるから、冷たい奴が多い。
335世界@名無史さん:04/04/16 20:17
>>334
論理のあまりの飛躍に一種の感動すら覚える‥‥
336世界@名無史さん:04/04/17 06:10
>>334
コンプレックス丸出しだな、こいつ
337世界@名無史さん:04/04/17 15:28
>>335-336
>>334は釣り
338世界@名無史さん:04/05/07 05:46
>>330
>>332
一般に物理の教科書ではあまり出てこないから、、、
339世界@名無史さん:04/06/18 14:20
   
340世界@名無史さん:04/06/19 21:59

341世界@名無史さん:04/06/19 22:13
そうだな、旧い理科の教科書には琥珀と布の摩擦による静電気の発生が
典型例として記載されていた。中学生あたりを対象とした教科書だが。
実は、わたしもこの手の教科書か副読本で琥珀や硫黄の摩擦による静電
気の発生について知識では知っていたのだが、身の回りに静電気発生の
実験に耐えるほどの大きさの琥珀や硫黄隗のある家庭はないだろうから、
完全に書物上の知識だったな。
実際の摩擦静電気はセルロイド(!)の下敷きを使って実験した覚えがある。
342世界@名無史さん:04/06/19 22:22
数学者のゲーデルが「自分自身が正しいと証明できる体系は存在しない」
ことを証明しちゃったんで、哲学者は今までやってたこと粉砕されました。
量子論とか宇宙論とかがどんどん進展しちゃって哲学者はそれの後追いしてるにすぎません。
人間の遺伝子はもう全部特定されちゃってて、個々の働きはすさまじい勢いで解析されてるし
脳の役割もどんどん解明されてる。(例えば友人に親しさを感じる回路とか、左右を見分ける回路とかわかっている)
情報とはなんなのかということも確率論的に説明されつつある。
もう哲学者の出る幕は無いのかもしれない。
343世界@名無史さん:04/06/19 23:11
もう哲学者の出る幕は無いってか・・・。
科学は神の言葉をあらかた駆逐したが遠い将来科学は何によって時代遅れの思考様式になるんだろうか・・・。
人知を超えた現象を神や悪魔のせいにした時代が終わって、現在人類はそれを科学、客観的な思考で切り開いている。
合理性や客観性といった近現代社会を支える価値観が崩壊したとき新たな精神的秩序は何によってもたらされるのか?
344世界@名無史さん:04/06/19 23:35
>>343
ゲーデルの不完全性定理はどんな体系でも何かしらの仮定が存在していることをしめしている。
したがって合理性や客観性も完全ではない。
いつかは新たな概念によって覆される可能性がある。
だがその新たな概念も完全ではないだろう。
その時になってみないとわからないのである。
結局人間の意識、感覚が完全では無いからこういう永久運動みたいなことになるんだと思う。
でもおかげで数学屋や物理屋は職が無くなる事がなくていいんじゃねえの?
345世界@名無史さん:04/06/20 11:40
テレビことはじめ

テレビの発明は、1884年、ドイツのニプコーによって発明された機械的テレビ撮影機にさかのぼる。
1897年、ドイツのブラウン博士がブラウン管を発明した。ブラウン博士はこれでノーベル賞を受賞。
1911年、イギリスのスウィントンが電子走査方式によるテレビ放送のアイディアを提唱。
1911年、ロシア人のロージングがブラウン管を用いたテレビの送信実験を世界で初めて公開。
世界初のテレビは、1925年にイギリスの電気技師ベアードが発明しました。ロンドンの公開実験で
ウエーターの顔を見事に伝送して見せた。これが人類初のテレビジョンである。
世界初の電子式テレビは、1927年にアメリカ最後の個人発明家ファーンズワースが発明しています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0874806755/250-2725409-1077818
実用放送に耐える電子式テレビは、1933年、アメリカに亡命していたロシア人技術者ツボリキンに
よって発明されたアイコノスコープによる。
1935年、人類初のテレビ電波中継はヒトラーの演説だったそうな。これは映画の『コンタクト』でも
使われた。
346世界@名無史さん:04/06/29 08:45
>>345
>世界初の電子式テレビは、1927年にアメリカ最後の個人発明家ファーンズワースが発明しています。

最初にブラウン菅に映したのは「$」の記号だったらしいが、金にうるさい男だったのか?
とにかくアメリカでは、「The Father of Television」と紹介されている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0874806755/250-2725409-1077818
子供の時にロシア人B.Rosingのブラウン菅テレビの実験を雑誌で見て考案したらしいが、
それだったらB.Rosingがテレビの父ではないのか?

ロシアでB.RosingとZworykinの師弟が世界で最初にブラウン菅テレビの受像実験をやったのは
1911年だが、これはロシア革命の真っ只中だぞ。このあと弟子のZworykinはアメリカへ亡命して、
現代のテレビ撮影機の原型(アイコノスコープ)を発明しているが、ロシア革命とWW1が
なかったらロシア人が全部発明したと違うか?
347世界@名無史さん:04/06/29 17:09
この本を日本で翻訳出版しようとしたら、NHKやビクターから圧力がかかるかもしれんな。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0874806755/250-2725409-1077818
348世界@名無史さん:04/07/20 21:08
ロシア人は結構発明しているのに報われていないよなあ。
ツォルコフスキーとかポポフとかいるのに…
349世界@名無史さん:04/07/22 10:11
鉄のカーテンがあったから。
350世界@名無史さん:04/07/22 11:05
>>342
「自分自身が正しいと証明できる体系は存在しない」 というゲーデルの
証明は正しいのか?
351世界@名無史さん:04/07/22 11:08
すべてのクレタ人は嘘つきである
とあるクレタ人が言っていた
これは本当なのか
352世界@名無史さん:04/07/22 11:12
発明者の定義なんて、どうにでもなるもんだ。
例えば、光ファイバーを発明したのはだれか?と問えば、多くの日本人は西沢潤一氏の名前をあげる。
CD,DVD等の光ディスクの発明者は誰か?と問えば、ほとんどの日本人がソニーが開発したと答えるし、
液晶テレビの発明者は?と問えば、多くの日本人はシャープが開発したと答えるだろう。
だが西沢博士は基本理論を提唱した人物で、実際に開発・実用化したのはアメリカのエンジニアたちだ。
そして光ディスクの基本原理はオランダのフィリップス社、液晶は米国企業でほとんど開拓されている。
基本原理を提案した人物を発明者と呼ぶか、実用化させた人物を発明者と呼ぶかはほんとに恣意的だ。

電球を発明した人物はエジソンだと思っている人が多いだろうが、電球殿堂入りの発明家名簿を見れば
発明に貢献した人物は20人以上もいてエジソンの名はその末席にある。発明される直前になって
参戦したかららしい。
353世界@名無史さん:04/07/22 12:16
世界初のデジタルコンピューターがアメリカの「ENIAC」でなく
イギリスの「コロッサス」と判明したのは最近の話だ。米英でもめたらしい。
「プログラム内蔵方式」の発明者がノイマンでないことも判明した。
354世界@名無史さん:04/07/22 14:23
355世界@名無史さん:04/07/23 09:41
>>352
光ファイバー通信のアイディアは19世紀にイギリスで考案されています。日本起源ではありません。
ttp://osaka.cool.ne.jp/apostle17/circuit/digital-2.html
356世界@名無史さん:04/07/23 09:54
徹底的な議論をしたかったら、だれがテレビを発明したかについて始めるのがいい。
アメリカの発明家が発明したと主張してみよう。
即座にイギリス人、ドイツ人、ロシア人が反撃に出るだろう。
357世界@名無史さん:04/07/23 10:34
マイケル・ポラニーの暗黙知について教えて下さい
358世界@名無史さん:04/07/23 10:56
>>357
母語の文法や自転車の乗りかたみたいに、
そういうソフトウェアが脳内にあること自体は確かなのに、
意識化して他人に説明することはできない種類の知識。
構造主義で言う「構造」と同じような概念。
359世界@名無史さん:04/07/24 12:54
>>358
どうも有り難うございました。
360世界@名無史さん:04/08/04 10:42
ねじ山を制するものは世界を制した
361世界@名無史さん:04/08/04 16:28
>353
>コロッサス
ありゃ機械式の”ボンブ”と同じで総当り式エニグマ専用解読器でしか無いよ。
汎用計算能力は無い(あるいは、出来ないことも無い)
「電子式で二進法を採用した」って点で
”コンピューターの元祖と言えないことも無い”程度。
つか、それだけならABCマシンとかの方が先だな。

ENIACは汎用性は上の二つよか高いが、異なる計算をさせる場合に
ハードウェアの配線自体を切り替えたりする必要が有り、今日的な
プログラム可能なコンピューターと言うにはかなり無理が有る。

プログラム可能なコンピューターといえば、ドイツの「Z」シリーズや
コロッサスから発展した英の「Mark1」が有るが、こいつら基本的に
リレー/歯車式。

要はさ、科学・技術関連で発明や発見の先着決めなんてほとんど意味が無い。
362世界@名無史さん:04/08/09 22:45
>>352
光ファイバー通信のアイディアはチンダル現象で有名なチンダル博士が元祖。
363世界@名無史さん:04/08/10 15:07
ブラウン運動発見以前にラボアジエが
原子論をもとにした化学を確信を持って提唱しえたのは
明らかにデモクリトスの功績でしょ。
今でこそパラダイムが起こってわかりにくいけど、
ブラウン運動がはじめ理論上の「予言」という形をとらざるを得なかったのは、
それだけ未知の領域だったということだろうし。
364世界@名無史さん:04/08/10 16:08
「科学者」という言葉がなかった当時、
ガリレイは「数学者」という肩書きを甚だ好まなかった。
「自然哲学者」と呼ばれることを好んだ。
天性、不キ。
この跳ねっ返りはアリストテレス学派を正面突破で砕こうとした。
アリストテレスの魅力は自然界の現象から政治学に至るまで首尾一貫、
みごとに統一された世界観で一体系を構築したことにあるが、
ガリレイはそこに目をつけた。
ダムの一穴という言葉は当時なかったが、
要はたった一カ所をつき崩せばいい。
それも、論駁されぬよう徹底的な実証精神をもって実証可能な箇所を覆せばよい。
ルネサンスが生んだ眩しいばかりの個性ともいえる。

逆にいえばアリストテレスの学問がたとえば儒教のような
真実に対して鷹揚な学問であったなら、
その批判者であるガリレイの学問も神秘性を払拭できぬまま
終始した可能性は高い。
ギリシア人の自然哲学がなければ近代科学の成立は違った形になったろう。
365世界@名無史さん:04/08/10 18:24
ブラウン博士がブラウン管を発明しなかったら、
テレビの歴史はどう変わったのだろう?

プラズマテレビ、液晶テレビの発明が60年代だが、
それまで機械テレビの時代が続いたのだろうか?
366世界@名無史さん:04/08/11 04:43
文系だが、
微分積分の発明ってそんなにすごいのか?
367世界@名無史さん:04/08/11 06:41
物理学の速度と距離ですね?
368世界@名無史さん:04/08/11 06:48
微積があると便利なのは確かだな
369世界@名無史さん:04/08/11 07:02
学校では、「何に使うか」を叩き込む教育をしてないからな。
370世界@名無史さん:04/08/12 01:55
でも高校数学程度だと、何に使うかなんて考えなくていいから黙って勉強しろってレベルだし。普通に全部使う。
371世界@名無史さん:04/08/13 16:14
微積分なしじゃ文系の学問の多くも成り立たないだろ。
372世界@名無史さん:04/08/13 21:57
俺の場合、微積が使えなくて困った人。
どうしても必要なものだから使い方だけ覚えたけどね。
パソコンと少し似てる。
373世界@名無史さん:04/08/13 23:01
>>366
微積分がなければ熱の正しい記述ができないから
産業革命の基礎となる「蒸気機関の改良」が進まない。
世界は産業革命以前の段階でとどまっていたはず。
374世界@名無史さん:04/08/18 01:05
>>366
微積分が無いと複雑な利息計算も将来の経済予測もコスト的に出来ないから
産業革命が起きても効率的な資本主義社会も社会主義社会も構築できないと
思います.

おそらく工業生産物や天候に左右された農業生産物の様に不安定な供給にな
りかなりカオスな歴史に成るのではないでしょうか.

確率統計の計算も出来ないとなると国勢調査の結果の分析も出来ないから
各種社会保障制度や防災の為の国土開発もままならず,貧富の差が激しす
ぎる世界が予想されます.

375世界@名無史さん:04/09/07 16:35
ツングースカの大爆発をおこしたとされている人は誰でしたっけ?
376世界@名無史さん:04/09/12 11:44:17
age
377世界@名無史さん:04/10/27 14:11:21
素朴な疑問なんだけど、数学が科学技術から分離したのはいつ?
378世界@名無史さん:04/10/27 14:26:21
ピタゴラス学派、エレア学派あたり
379世界@名無史さん:04/12/09 21:09:52
age
380世界@名無史さん:04/12/09 21:19:22

ワット機関の三倍速フレーム
381世界@名無史さん:04/12/10 16:14:15
どこかで読んだような知識をひけらかして悦に入っているスレはここでつか。
382世界@名無史さん:04/12/28 13:35:27
東大 科学史(数学史・科学哲学)の「佐々木力」教授 って有名なの?
被害者は留学生って本当? ロシア人?

591 :岩井洋 :04/12/28 10:27:15
東大教授がセクハラ
>総合文化研究科の教授は指導する女子学生に対し、海外旅行に同行するように繰り返し要求。女子学生は食事や睡眠が取れない状況に追い込まれた。

>東大によると、総合文化研究科の教授は昨年春ごろから、指導する女子学生に海外旅行に同行するよう誘い、拒絶されると侮辱的な言葉で非難を繰り返したという。
指導教官が交代した後も「自分の指導下に戻らないと学位が取得できない」などと複数回、電子メールを送ったとされる

>50代の男性教授は03年春ごろから女子学生に海外旅行に同行するよう重ねて誘い、断られると繰り返し侮辱的な言葉で非難。指導教員を交代させられた後も04年春ころまで、
「自分の指導の下に戻らないと学位を与えない」などと電子メールを繰り返し送り、食事や睡眠がとれない状況に追い込んだ。

東大当局は名前を明かしていませんが、犯人は科学史の「佐々木力」教授です。
佐々木は以前から著書等で他の学者に対し口汚い罵倒を繰り返し、また極左団体との深い関係も保ってきました。
今回のような卑劣極まりないセクハラ行為に対し、東大側は停職2ヶ月という軽すぎる処分をもって事を終わらせようとしています。
佐々木力教授は責任を持って辞職するべきです。詳細はこちら↓
http://science3.2ch.net/test/read.cgi/math/1101566266/l50
顔写真はここから→http://hps.c.u-tokyo.ac.jp/new/b_index.html
383世界@名無史さん:04/12/28 13:48:00
科学史スレって哲板にあると思ったら世界史板にあったのか
384世界@名無史さん:04/12/28 14:07:16
>>383
哲板は科学嫌い理系排斥の巣窟
385世界@名無史さん:04/12/28 15:49:36
ダーウィン進化論→優生論→植民地支配の正当化→
ヒトラー→日本の優生保護法
(かなり省略)


386世界@名無史さん:04/12/28 16:13:21
>>385
文系が拡張解釈するとロクなことにならないw
387世界@名無史さん:04/12/29 06:01:13
世界初の電子式テレビを考案したBoris RosingとVladimir Zworykinの師弟はロシア人である。
1911年、ロシア革命の真っ只中で、世界初のブラウン管へのイメージ受像に成功したが、
レーニンに背いてアメリカへの亡命をこころみる。しかしRosingは捕らえられ
その後の消息は諸説ある。収容所で死亡した説もあるし、亡命先で死んだ説もある。
その弟子のZworykinがアメリカへの亡命に成功しテレビ放送の実用化に成功している。
RosingとZworykinの師弟こそ、真の「テレビの父」の称号が贈られるべきなのだ。
だが、2人はレーニンの共産体制に背いた反逆者の汚名を着せられソ連では歴史から抹殺。
冷戦の悪化でアメリカからも英雄視されず、歴史の闇に消えていくことになるのだ。
http://en.wikipedia.org/wiki/Boris_Rosing
http://en.wikipedia.org/wiki/Vladimir_Zworykin
388秋花水:04/12/30 16:01:53
文系理系の争いって醜いぞ。
そもそも哲学やっている香具師は理系に好意的だと思うが・・・。
それから科学哲学ではなく、最近では科学哲学史という場合が多い。
まぁ、講座の名前なんかは未だに科学哲学が多いけどさ。
というのは、いわゆる自然科学とは客観的に論証可能な因果法則を基点にして
いるが、哲学の場合は客観概念なるものを現在では素直に認めていない。
例えば「鉄は熱すれば膨張する」という因果法則をヒュームが「鉄を熱しても膨張しない
ということが、偶々なかっただけに過ぎないかも知れない」といって非難したことは有名だ。
つまり自然科学と(現代の)哲学は相容れないのだ。だから科学哲学史と言われるようになった。
ただ、最先端の科学理論などでは、従来の自然科学のような客観性を放棄していたりするため
寧ろ哲学的な方法論に馴染んでいたりする。
とはいうものの、現在の哲学は言語論が中心だから時間概念や空間概念なんかは自然科学の解釈とは
かなり違っていたりするけどね。(「太陽は確かに地球を中心に回っている」なんていう香具師もいる)
389世界@名無史さん:04/12/30 16:08:30
>いわゆる自然科学とは客観的に論証可能な因果法則を基点にして

それって自然科学というよりも物理化学とその応用だけの話じゃないのか?
論証可能な因果法則ってw

随分と長文書いて乙なわけだが最初の2行とそれ以降がほとんど無関係なのがワロスw
390世界@名無史さん:04/12/30 16:47:46
一応、大学のとき科学史研究部なるものに所属していたんだが、
もちろん理系ね。
その後の勉強からすると、近代文明のもとは、中世にあり、だな。
中世魔術といえばわかりやすいか。
391秋花水:04/12/31 00:39:28
>それって自然科学というよりも物理化学とその応用だけの話じゃないのか?
科学とは客観的なものである、と単純に信じられていた時代もあったんだよ。
>論証可能な因果法則ってw
反証可能性のある理論って説もあるんだが、個人的には
ど〜かなって思うんでこういう表現にしたんだが・・・
392世界@名無史さん:04/12/31 12:35:18
コテでレスするのは荒れる原因なのでやめようぜ
393世界@名無史さん:05/01/13 18:51:42
age
394世界@名無史さん:05/01/13 21:08:49
>最先端の科学理論などでは、従来の自然科学のような客観性を放棄していたりするため
どんな理論だ…
395世界@名無史さん:05/01/23 04:17:32 0
客観性を放棄した最先端の科学理論など現実的には存在しないと思うけどね。
あたかもそのように見えるような理論はあるかもしれないが。それは俺には絶対に理解できないことでもある。
396世界@名無史さん:05/01/23 05:28:26 0
火薬や方位磁石の発見者の名前って記録があるんですか?
397世界@名無史さん:05/01/23 05:31:11 0
火薬や方位磁石って中国人の発明だという証拠はあるんですか?
398世界@名無史さん:05/02/08 03:19:14 0
紙は有名だが、他の2つは知らない。
399世界@名無史さん:05/02/08 13:54:50 0
>>366
> 文系だが、
> 微分積分の発明ってそんなにすごいのか?
このスレタイでどっかの板にスレッドを立ててみたいww
400世界@名無史さん:05/02/08 14:24:38 0
微分積分の使い方教えてください。
加速度しか知らないもので(^^;)
401世界@名無史さん:05/02/08 21:29:31 0
面積計算
402世界@名無史さん:05/03/01 21:43:55 0
目覚まし時計のなかった時代には人々はどうやって起きていたんですか?
いくら日が差せば自然に目覚めるといっても、どうしても早朝に
起きなければならない事情のある人もいただろうし。
(例えばイスラム教徒が断食月に寝坊したら洒落にならない)
想定しているのはアラブやローマなど古代・中世の先進国です。
403世界@名無史さん:05/03/01 22:01:18 0
>>399 それを真面目に議論すればすごい良スレになるぞ。この板に建てろ。
404世界@名無史さん:05/03/02 04:04:51 0
>>403
敢えて数学板とか。
405世界@名無史さん:05/03/05 17:06:33 0
>>402
コケコッコー!
406世界@名無史さん:05/03/05 17:13:25 0
>>402
昼夜時間の季節差が烈しい高緯度圏はどうやって
時刻を知ったのか不思議ですね。結局は前日との比較に基き、
最終的には「経験と勘」なんでしょうけど。
407世界@名無史さん:05/03/05 18:01:08 O
>400
一例だが微分してゼロと置けばそのモデルの頂点が求まる、
ということは現在与えられている経済グラフから将来予測が可能な訳だ。
歴史研究もグラフ化の方向に進むと微積学問になること必至
408世界@名無史さん:05/03/09 04:31:14 0
大学で西洋科学史真剣に勉強したいんですがどこが良いでしょう?
409世界@名無史さん:05/03/18 01:39:07 0
バベッジからフォンノイマンまで
410世界@名無史さん:2005/04/05(火) 15:16:18 0
--- リアル大学は小説より奇なり ---

植草教授 手鏡没収。

「酒乱男」助教授が「もてない男」助教授に嫉妬。 脅迫して大学からイビリ出す。
http://simon.txt-nifty.com/blog/2005/03/post_5.html リアル文学部唯野教授
http://d.hatena.ne.jp/sunchan2004/20050301 小谷野敦氏の「辞職顛末」

(前回は魔女狩りセクハラ調査で糾弾したのに?)今回はセクハラ(冤罪?)で練炭あぼーん

実名・顔写真入りの記事: 「週間新潮」1/27号より http://f20.aaa.livedoor.jp/~merc/sasaki_shincho1.jpg 「セクハラ」で停職2カ月になっちゃった東大「看板教授」の実名 == 佐々木力(ささき・ちから)教授(57歳、独身、童貞)

http://d.hatena.ne.jp/kishida_shu/ 1.学歴詐称(詐欺横領)博士号詐称30余年 2.女子学生にセクハラ三昧(証拠写真あり) 3.剽窃(盗作)と三拍子そろった 「究極のハレンチ教授」 岸田秀

東大「社会正義」研究の権威、似田貝香門(にたがい・かもん)副学長(60)は「神戸震災調査」と嘘をついてカラ出張で約1千300万円を詐欺横領。なんと処罰は停職3か月のみ!

http://home.att.ne.jp/sea/tkn/Issues/FushojiResponses-TokyoUniv.htm
似田貝氏は同紙に「内心忸怩(じくじ)たる思いがあった。(・・・)
僕の専門分野は『社会正義』です。ずっとつらい思いをしていた。(・・・)
涙が出るほど抵抗感があった。偽善者のようで」と、当時の心境を振り返っている。
411世界@名無史さん:2005/04/10(日) 16:49:20 0
>>397
方位磁石については中国の伝説に見られる「指南者」とか
何時からとかははっきりしない
412世界@名無史さん:2005/04/10(日) 23:40:50 0
科学哲学の役割を適格に言い表したと思えるのは、
数学者の「数学基礎論のやっていることは、この宇宙の
どこかに地雷が一個だけ埋まっているのでは無いか、
と思ってビクビク探してるようなもの」という皮肉だろう。

結局、そういう作業を「無駄」と考えるか否かだね。
413朱由檢:2005/04/11(月) 19:08:11 0
中国は実学(理系、科学)を下々のどうでもいい知恵と位置づけるアンチ理系の
文型帝国だから発明時期が不明瞭なんだよね。
でも、羅針盤、火薬、印刷がヨーロッパ以前に使用されているのは事実で、
極東各国に伝播してるわけだし。
414世界@名無史さん:2005/04/11(月) 19:30:15 0
>>402

イスラムでは夜明け前に祈りを捧げるので断食月に寝坊したら
それこそ洒落にならない(すでに戒律違反)
415世界@名無史さん:2005/04/11(月) 19:52:22 0
つーか、普通は星見るだろ。先進国なら尚更。
416世界@名無史さん:2005/04/11(月) 19:52:46 0
ダンテは「慣性の法則」知っていた?「神曲」に描写
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1112839744/
ガリレオが「慣性の法則」を発見する300年以上前に、ダンテがその基本原理を理解し、
叙事詩「神曲」の中に描写していたことが明らかになった。
イタリア・トレント大のレオナルド・リッチ研究員の成果で、7日発行の英科学誌ネイチャーに掲載される。

リッチ研究員によると、くだんの表現は、14世紀初頭に執筆された神曲「地獄編」の第17歌に登場。
2人の詩人が翼の生えた怪物の背中に乗って地獄を下降する場面を描いた、
「ゆっくりと泳ぐように進み 旋回しながら降下する 
されど顔に当たる風、下から来る風によってのみ飛んでいるとわかる」という部分。

怪物が等速で飛んでいるため、乗っている主人公は動いているのがわからないほど静かだと感じている。
リッチ研究員は、飛行経験がないはずのダンテが、慣性の法則を
「驚くべき直感」で理解したうえで表現したと指摘している。
417山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/11(月) 20:00:01 0
>>411
「指南車」は、磁石ではなく歯車か何かの仕掛けで同じ方向を指し続けると
いう仕掛けだったとか・・・。
方角については、東洋では日没後は北斗七星やオリオンの三ツ星を利用し
ていました。航海の頼りは、基本的にこれだけ。
418世界@名無史さん:2005/04/11(月) 20:09:58 0
>>416

べた凪の海or湖で船乗ったことある人間だったら
「ほぼ等速度運動していると動きが感じられない」ってしっていると思うんだけど。
419世界@名無史さん:2005/04/22(金) 06:25:15 0
遂にガンダムが実現しそうだ。
http://www.sakakibara-kikai.co.jp/products/other/LW.htm
420世界@名無史さん:2005/04/22(金) 08:27:09 0
乗って操縦できる2足歩行ロボ、1台3600万で販売
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050421-00000505-yom-soci
 ガソリンエンジンを積み、すり足歩行ができる搭乗型ロボットを群馬県榛東村の環境設備機器メーカー「榊原機械」(榊原一社長)が開発した。
 空気砲2門も装着し、外観はアニメ「機動戦士ガンダム」に登場するロボットそっくり。同社は「体感型のゲームロボットとして普及させたい」と話している。(読売新聞)
421世界@名無史さん:2005/04/23(土) 19:06:43 0
>>402
>>406
中東に限ると、日中の時刻についていえば各地の都市ではモスクなどに置かれた日時計で
時刻を観測し、夜間については漏刻や天体の運行を観測するなどして時間を計り、これらに
基づいて礼拝を呼びかけるムアッズィンにより礼拝の時刻が知らされていた。

高緯度地域での場合、天文台などで各種の天体観測器具を使いその土地の緯度の測定や
暦の作成などによって季節ごとの日照時間や日の出、日の入りの時間を算定して時刻表などを
作り、その時間にあわせて礼拝や各種行事の時報が告げられた。

モスクではムアッズィンをはじめ時報に携わる人々が常駐しているため、特に都市部では
夜間日中を問わず時報を告げる体勢が整えられているのが通常だったらしい。
422世界@名無史さん:2005/05/02(月) 21:26:20 0
>>419 >>420
現在の科学板二足歩行関連スレ

【工学】省エネの二足歩行ロボット開発:重力や慣性の力利用=米欧3大学[050218]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1108692550/
【ロボット】乗って操縦できる2足歩行ロボ「LAND WALKER」――高さ3.4m重さ1t歩行速度1.5km/h
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1114270672/
【文化女中器】μT-Engineで制御、四足歩行生活支援ロボット「Maple」
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1103426578/
【技術】恐竜型二足歩行ロボットを開発、愛知万博で展示=産総研など
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1109947622/

【人類学】最古の二足歩行猿人か? 400万年前の化石=エチオピア
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1110308758/
【動物】メジロダコ 2足歩行を撮影 米カリフォルニア大のチーム(03/25/2005)
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1111718602/
423世界@名無史さん:2005/05/04(水) 14:18:46 0
>>413
いずれの発明もお上の知らないところで民間人が発明したものでは。
火薬は道士、羅針は水夫。印刷は僧侶かな?
424世界@名無史さん:2005/05/04(水) 18:37:56 0
船の上で使える宙吊り式の羅針盤はイタリア人の発明です。
425朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/05/07(土) 02:37:08 0
11世紀には中国の商船に羅針盤は標準装備になってたから。
毎度お馴染みの中国→イスラム→イタリア経由の可能性もあるんじゃない。
426世界@名無史さん:2005/05/09(月) 15:14:56 0
重力を発見したのは誰なのでしょう。
一般にはニュートンとされているが、ニュートンは重力をr^-2の関数型に
定式化しただけではないのか。

・ケプラーの万有引力思想は重力の発見ではないのか。
・ガリレイの落体法則は、地表付近の重力概念そのものではないか。
 そこにはスコラ哲学の「下方への移動」が暗黙のうちに仮定されていた
 だけなのか。
427世界@名無史さん:2005/05/18(水) 16:31:47 0
「下方への移動」が運動方程式に従うものであること、すなわち「力」による
ものだと看破したのがニュートンの業績ではないでしょうか。
428426:2005/05/25(水) 08:37:34 0
>>427
それがニュートンの業績なのは当然のことだが・・・

m(d~2r/dt^2) = -mg(デカルト座標系を仮定)
この微分方程式を解いてd^2r/dt^2 = gとしたのは当然ニュートンとそれ
以降の古典物理学者で、gを重力加速度だとしたのもニュートンだが、
それは「重力の発見」ではない。
ここではその「mg」がGmM/r^-2という逆2乗型になるという天体力学上の
問題を考えている。もちろんこれもニュートンなのだが・・・
「r^-2」の関数となるのは3次元の世界ではある意味当然の話であって、
(この辺の理由は自分で調べてください)
問題は「重力」という遠隔作用(すなわち当時としては魔術的発想)を
前提としなければならないと思うに至った人を発見者というべきなのでは
ないだろうかと個人的には思うわけで、そこのところの意見を聞きたい。
429朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/05/26(木) 01:12:36 0
機械式時計はイスラム圏が起源でダマスカスの外壁にかけられてたものが有名。
イスラム圏の時計には機械仕掛けの鳥や鐘打ち人形も備えられていたようだね。
1080年トレドにも水力式時計があり、早い時期に時計が普及したことが伺える。
430世界@名無史さん:2005/05/26(木) 20:07:33 0
>>428

地上でリンゴが落ちる力が重力であることを発見しても
地球の質量の大きさから
r^2
を発見することは直感できそうもない。

r^2
が効きそうな天体間の力を重力と考えることができても
それが地上で目の前でおこっている「落ちる力」と
結びつけることはできないのではないでしょうか?

地上の落ちる力ー>重力
天体間に働く力ー>重力
2つの力は同じ運動方程式て説明できるってのがすごいと
ちいさなころ絵本で読んだ覚えがあります(w

431426:2005/05/27(金) 07:46:23 0
>>430
レスありがとう。それは正しいと思う。
その意味で、ガリレイの落体法則が重力の発見にはならないことが
よく分かった。だが、ケプラーの重力思想はまだ残る。

ケプラーは『新天体力学』発表以前に『ケプラーの夢』という書物を
書いているが、この中で彼は地球から月への旅行をする際に起こる現象を
予言している。
具体的には、地球の重力圏から抜け出す時に大きな慣性力を
受けること、月-地球間では無重力状態を体感すること、
さらに月に近づくと月の引力によって激突するとまで言っている。
もちろん定量的な計算はできていないが、これはガリレイの落体法則を
踏まえた上で、天体間重力どころか地上の重力を含めた予測を立てて
いるとは考えられないか。
432426:2005/05/27(金) 07:57:34 0
その意味で、彼の発見した「ケプラーの法則」「光源r-2法則」の2つを
繋げる数学的な道具が当時はまだなかったのが惜しまれるが、
個人的にはケプラーを重力の第1発見者にしたい。ニュートンは何でも
自分の業績にしようとする傾向があるので。
433世界@名無史さん:2005/05/27(金) 21:01:20 0
>>429
それって現物や証拠は残ってるんですか?
434世界@名無史さん:2005/05/27(金) 21:04:59 0
ニュートン力学を生み出したのはペストです
435朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/05/27(金) 21:12:51 0
>>433
アルハンブラ宮殿の12頭のライオン像を見てきてね。
436世界@名無史さん:2005/05/27(金) 21:23:28 0
>>435
いえ、ダマスカスの外壁の時計の現物と年代です。
437朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/05/27(金) 21:38:45 0
>>436
現存してるかはわかんないよ。
ダマスカス行ったことないし。
参考文献は、al-Hassan著『Isuramic Technology:an illustrated history
438世界@名無史さん:2005/05/27(金) 22:04:26 0
>>437
アル・ハッサン?アラブ人の書いた本ですか。わかりました。
439世界@名無史さん:2005/05/28(土) 23:28:36 0
「Isuramic」なんてあり得ない題名の本だな。
440朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/05/30(月) 19:56:23 0
確かにわれながら>>437の書き込みがわかりにくい書きなぐりになっちゃってるから訂正ね。
参考文献は、『Isuramic Technology』/al-Hassan Ahmad、Donald R.Hill共著
441世界@名無史さん:2005/06/07(火) 21:48:12 0
>>440
邦訳が出ていましたな。在庫切れらしいので公立図書館あたりで探すのが無難かも。
ローマ字転写が若干不親切だけど、内容は逐一網羅的で素晴らしい。

『イスラム技術の歴史』アフマド・Y・アルハサン 、ドナルド・R・ヒル (著)
大東文化大学国際関係学部現代アジア研究所(監修)
多田 博一、原 隆一、斎藤 美津子 (訳)平凡社刊 1999
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582532209/qid=1118147964/sr=1-5/ref=sr_1_8_5/250-5965999-2853008
442朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/06/09(木) 22:12:49 0
>>441
ガ〜ン!邦訳出てたんだ…。
銃鉄病原菌でも引用されてるって聞いて、
わざわざ取り寄せてまで読んだのに。
443世界@名無史さん:2005/06/19(日) 16:37:29 0
機械時計の動力源は古い順に
水力⇒振り子⇒ひげぜんまい⇒金属バネ⇒電気、の順ですかね?
444世界@名無史さん:2005/06/21(火) 22:06:10 0
先生!振り子は動力源じゃありません!
445世界@名無史さん:2005/06/21(火) 22:33:13 0
水力->錘->ぜんまい

だな。
446世界@名無史さん:2005/06/21(火) 22:39:24 0
振り子->ひげぜんまい+テンプ

は、調速機
447世界@名無史さん:2005/07/08(金) 01:28:19 0
.
448世界@名無史さん:2005/07/14(木) 03:30:06 0
449世界@名無史さん:2005/07/30(土) 02:20:20 0
ディファレンスエンジン
http://homepage2.nifty.com/ToDo/cate1/mono4.htm
450世界@名無史さん:2005/08/21(日) 13:10:07 0
インドやメソアメリカで発展した科学や技術って何がある?
451世界@名無史さん:2005/08/21(日) 13:26:25 0
>>450
インドの数学
452朱由檢:2005/08/21(日) 18:33:27 0
>>450さんはちゃんと自分で調べてから聞いてる?
数学…ゼロの観念、高い暗算能力に言及する史料。
医学…内科分野(アーユルヴェーダ。)、イギリス商館の内科医もインド人。
音楽…金属弦楽器。
製鉄…ウーツ鋼。
造船…19世紀砕氷能力のあるイギリス軍艦(サルサセット号など)はすべてインド製。
建築…タージマハル。
綿織物…キャラコ。
航海術…ラスカル(クジャラート出身のインド人水夫、ポルトガル人などが雇用。)
453世界@名無史さん:2005/08/29(月) 13:39:58 0
錬金術はここでいいのか?
454世界@名無史さん:2005/08/29(月) 14:12:20 0
科学技術の発達の方が、政治制度や軍事よりもより大きな影響を及ぼしたと思ってます。
でも、一番大きな影響は「俺が考えたすごいコレを、お前にもおしえてやるよ」的な考えが
一番大きいのかもしれない。

秘密にしたり、ドグマにとらわれたり、実践が伴わないと、科学技術って個人の趣味みたいな
もんだからね。

455世界@名無史さん:2005/08/29(月) 14:24:40 0
っ 和算
456世界@名無史さん:2005/09/07(水) 11:18:51 0
有名どころでは
ハーバー・ボッシュ法とオストワルト法の完成が第一次世界大戦を引き起こす遠因になったこと。かな
457朱由檢:2005/09/07(水) 21:46:16 0
>>454さん
まったくその通りだと思う。激しく同意。
ヨーロッパが発展した理由として特許制度は大きいと思う。
458世界@名無史さん:2005/09/08(木) 10:35:40 0
ありがとう。でも、間接的な影響が多いし、面白みに欠けるから科学技術が
歴史に影響を与えるという考え方は広まらないね。

唯物史観や地政学的な考え方も、科学技術の発達で無効になる場面も多くな
って来ので、別の歴史観が欲しい。

「人はなぜ、人を食べたか」とか「銃、鉄、家畜」みたいな本を体系だって読みたい。
(すいません、タイトル曖昧です。)

459世界@名無史さん:2005/09/23(金) 22:38:00 0
>>440
439は単にスペルミスを指摘しているだけだと思うのだが。
460世界@名無史さん:2005/09/24(土) 13:44:35 0
1985年 日本の筑波科学博でも水運儀象台の主輪と時計の部分が展示された。
1997年に、長野県下諏訪の「時の科学館」に復元された蘇頌の水運儀象台
「世界唯一の完全復元成功」
http://www.gishodo.jp/suiwn/suiwn.html
http://nikkeibp.jp/style/life/joy/one_day_trip/041015_tokei/
と台湾の「台中自然科学博物館」の中国科学ホールにある蘇頌の水運儀象台の説明
「日本でも結局復元に成功していたわけではなかった」
http://www.taiwaninfo.org/info/sinorama/jp/9607/607120j1.htm

誰か詳しい人、説明補足おねがいします。
461世界@名無史さん:2005/09/24(土) 14:26:11 0
台湾の物は、1993年に完成したようです。
日本の科学ライターの、世界唯一というのは、根拠のない記事です。
462世界@名無史さん:2005/10/14(金) 10:03:36 0
謎の微生物ハテナ:筑波大の研究グループ、砂浜で発見
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051014k0000m040169000c.html
 同じ生物なのに、半数は藻を食べて動物のように暮らし、残り半数は植物のように光合成で生きる海洋微生物を、筑波大の研究グループが発見した。
463世界@名無史さん:2005/10/28(金) 21:33:08 0
>>457
特許以外にもいろいろあるが、
印刷技術、サロン、アカデミー
464世界@名無史さん:2005/11/07(月) 22:34:02 0
hosyu
465世界@名無史さん:2005/11/07(月) 22:42:00 0
特許制度がなかったらヨーロッパは発展しなかったウヨ。
466世界@名無史さん:2005/11/08(火) 03:03:02 0
>456
その大功労者、フリッツ・ハーバーがユダヤ人であるという理由で
ナチが政権をとったあとに国外退去処分にされてる、というのが
面白いというか皮肉なもんだな。
467朱由檢:2005/11/10(木) 21:59:25 0
>>463
だね。
書きかけで放棄しちゃってるけど、ご指摘の通りです。
図書館、学校、印刷所、特許制度、新聞など、
知識の共有が可能となるインフラの整備が大事だったと思います。
468世界@名無史さん:2005/11/19(土) 21:03:00 0
イスラムは、中世ではヨーロッパより高い科学技術を持っていたらしいけど、
「何とかの定理・法則・原理」とかって、イスラム圏のものって少ないよね?
469世界@名無史さん:2005/11/20(日) 00:43:29 0
>>468
中世ではヨーロッパでも定理、法則、原理って概念がなかったからかかもね。
470世界@名無史さん:2005/11/20(日) 01:23:45 0
イスラム圏にも定理、法則、原理はあったと思う
ただそれはギリシャ、インドのもを引き継いだものもたくさんあるだろうね
ヨーロッパの近世以前の学問は実証的じゃないから
定理等の発見があってもすごく遅々としたものだった
中世以前の学問ってイスラムも含めてアリストレスをいかに解釈するかが
メインだから、およそ科学的ではないよね
471世界@名無史さん:2005/11/20(日) 05:57:05 0
実は三角法なんかは実質フワーリズミーとかが三角形や球面三角形の研究
を通して確立させたもので、サイン、コサイン、タンジェント、コタンジェント
という概念もこの過程で成立したものらしい。

いわゆるアラビア数学というのは本質的にはギリシア数学が起源で、歴代の数学者たちは
その命題の解法やら証明やらに膨大な論文を残している。西欧はどうか知らないが、
イスラムにおける数学の発展はギリシア数学を土台としながらも9〜10世紀には
もう独自の発展を続けている。例えば13世紀までのユークリッドの第5公準にかんする
研究過程で非ユークリッド幾何学による定理の発見なども行っているが、未知の要素を
xのようなシンボルで表現するのもフワーリズミーあたりが始めたもの、というのは有名なところか。

中世後期の欧州でのギリシア数学の需要は、実質的には12〜3世紀のイスラム世界での
学問の流行を適宜ピックアップしたものな感がある。ことイスラム世界では
アリストテレス的な
ギリシア哲学はこの頃もはや文献学的精査以上には研究の主流とはなりえなかったが、
博物学や医学関係ではこれらギリシア科学の伝統を踏襲していた。(ギリシア科学の
基礎知識を土台に実験・実見したデータをどんどん加えて改造バージョンが派生していくような感じ)
ただ、13世紀以降も各地でかなり数学の研究が盛んだったにも関わらずこの時期
以降の数学史や科学史の研究はあまり進んでいない。

残念ながらアラビア語読みやペルシア語読みには数学的な素養がある人が極力少ないため
これらの言語で書かれた数学や科学関係の著作が冗談抜きで死ぬ程(写本のまま
活字化されてないのが大半)あるのだが、概説書以上ことを知ろうとなるとなかなか厳しい。
472世界@名無史さん:2005/11/24(木) 21:34:08 0
イスラムは、結局幾何学だけ?
他の分野は、統計とか、解析とかは?
473世界@名無史さん:2005/11/25(金) 12:28:39 0
古代ギリシャ以来、数学と言えば幾何を指す。理由は「美しいから」。
解析の萌芽もピタゴラスに求められるようだが、本格化するにはライプニッツと
ニュートンを待たねばならない。
解析の基礎になる数値計算法や方程式の解法、数論は古代エジプトから実用算術として
連綿と続いているが、「美しくない」ため数学の主流にはならなかった。
解析を数学の主流に押し上げたのはおそらく天文学で、イスラム以降、16世紀の
ヨーロッパで発達したもの。その基礎が17世紀にニュートンによって完成されたと言える。
統計も統治の技術として古代から存在したが、その数学的扱いの基礎はやはり17世紀以降に
開かれた。おそらくパスカルが起源の一人に挙げられるだろう。
近代統計学が発達したのは18世紀以降である。
474世界@名無史さん:2005/11/25(金) 23:15:57 0
結局、イスラムは幾何学を古代ギリシャから受け継いだだけ。
475朱由檢:2005/11/25(金) 23:55:23 0
アブー・アルハサン・アルクリディシーが、
「Kitab al-fusulfi al-hisab al-hindi」(953年)で、
少数の概念。

ウマル・ハイヤームが一次、二次方程式に数値解。
三次方程式に幾何学解。

イブン・アルハイサムが「Kitab al-nanazin」で、
鏡、レンズ、光の性質を解析。
イブン・アルハイサムは空気の屈折、大気の厚さ、
レンズの構造欠陥(カメラオブスキュラ)の発見もある。
本書を引用した著作で有名なのはロジャー・ベーコン。
ベーコンは火薬の発見も偽書ですから、
科学的功績は大半を検証しなおすべき人物でしょう。

ハージーニーが「Kitab Mizan al-Hikma」で、
流体静力学、比重の算出法、重力理論、空気の重さ。
毛管現象の観察と温度計、液体の密度の研究もこの人。
476朱由檢:2005/11/26(土) 01:42:16 0
ヨーロッパから紹介された文献だけで、
ヨーロッパが発明、改良したと思い込むのは早計です。

著者が自分は聞いた事がない、あるいは知らない事を理由に、
多くの発明をヨーロッパ起源と断定している人物もいます。

火薬、印刷術、羅針盤をヨーロッパが発明といった時代さえあったのです。

日本の学者が物申したものの、ニーダムが持ち上げるまでは…。

『西洋事物起源』/ヨハン・ベックマン著/特許庁内技術史研究会訳/岩波文庫
477世界@名無史さん:2005/11/27(日) 20:59:13 0
和算と同じで、イスラムの数学の発展も、数学全体の学問の体系には
ほとんど功績がない。
478世界@名無史さん:2005/11/28(月) 21:16:07 0
NHK知るを楽しむ(月)この人この世界「禁断の科学−軍事・遺伝子・コンピューター」
2005年12月=2006年1月 月曜日午後10:25〜10:50
講師:池内了

科学と技術の発達は、
豊かで便利な社会生活を人間にもたらした。
だがその一方で、
生態系に危機を及ぼす可能性も指摘されている。
科学・技術は本当に人類と地球をすくうのか――――。
21世紀の科学と科学者の
あるべき姿を考える。
479世界@名無史さん:2005/11/28(月) 21:22:33 0
第1回(12/5) 接近する軍事と科学
第2回(12/12) 真理と倫理のジレンマ
第3回(12/19) 「これで我々は全員悪党だよ」マンハッタン計画
第4回(12/26) ロケット開発−宇宙への夢と核ミサイル
第5回(1/9)  冷戦下の巨大軍事技術−歯車としての科学者
第6回(1/16) 原子力の現在
第7回(1/23) 情報化社会と監視社会−IT技術の二面性
第8回(1/30) 神の代役をする科学者−遺伝子操作の論理
480世界@名無史さん:2005/11/28(月) 21:27:52 0
放送はNHK教育TV。
再放送が翌週月曜日午前5:05〜5:30
481朱由檢:2005/11/28(月) 22:23:02 0
イスラムや遊牧民の国家は文化の継承者に過ぎない。
アジアで独自のすばらしい文明を構築したのは、
中国と日本だけである。
しかし、この一世紀足らずの期間に我々、
ヨーロッパはその文明をも凌駕した。
…とは、オールコックの弁です。

知らない内に刷り込まれている人は多いみたいだけど、
個人的には感心しない説です。
482世界@名無史さん:2005/11/29(火) 00:04:38 0
>オールコック
後年のぺリオやバルトリドといった東洋学の人たちが聞いたら
自身の無知を棚にあげて何を偉そうにと憤慨しそうな物言いですな(w

先日書店を巡っていたらこんな本を見付けました。

『アラビア数学の展開』
ttp://www.utp.or.jp/shelf/200408/061354.html

数式を見ると目眩を覚える性格ゆえ何が書いてるのかさっぱり分らなかった
けれども(苦笑 「アラビア数学」の本格的で専門的な概説書のようなので
手許に置いてみたいところ。13世紀以降の数学史の展開が述べられているのが
興味深い。 でも、やっぱり6000円台は高いなあ・・・
483世界@名無史さん:2005/11/29(火) 22:40:19 0
近代数学の功績の一つは、わかりやすくい表記法の考案
484世界@名無史さん:2005/11/30(水) 18:11:45 0
>>483
あまり評価する人は多くないけど、わかりやすい表記法の考案ってのは実はすごい発展の一つです。
結局人間の頭ってのは、理解の限界ってのがあるから知識を無秩序に積み上げてくとすぐに限界が
来てしまう。
この限界を数学の行列みたいに表記法だけで機械的に計算出来る様にするとすげー便利。
で、機械的に問題が解けると、丈夫な橋を低コストで出来て経済的にうまーとか
輸送問題もお気楽にとけて、補給問題解決で軍事的にうまーとか

で、識者の皆さんに質問です。科学や技術が外交に与えた影響って近代以外ではどんな事例が
あるんでしょうか?
485世界@名無史さん:2005/12/02(金) 10:18:39 0
例えば特産品の独占技術を背景に外交交渉を有利に進めるなんて、星の数ほどありそうな予感。
軍事技術を含めればそれこそ数え切れない。というか、外交の裏にはほぼ確実に軍事力があるわけで。
486世界@名無史さん:2005/12/16(金) 05:03:07 0
>>484:理解の限界
短期記憶の限界でしょう。

:この限界を数学の行列みたいに
行列くらいだれでも自然に考えると思うが、x (代数)はすごいと思う。
遠山せんせが、鶴亀算なんかより、システマテックで先のある代数を早く教えようと書いていたよ、確か。

いちいち細かくつっこんだ(?)が、いいたいと思われることには激しく同意。

しかし、「理系よガンばれ」って、なんで文系板で立てるわけ?
487世界@名無史さん:2005/12/22(木) 10:38:19 0
age
488世界@名無史さん:2005/12/22(木) 11:22:05 0
まあ理系と文系が分化したのはそう古いことではないからな。
哲学者のデカルトは数学その他の分野でも有名だったし、カントも星雲について論文を書いたりしている。
489世界@名無史さん:2005/12/24(土) 03:56:44 0
哲学者で数学者って多いよな。
490世界@名無史さん:2005/12/25(日) 14:39:47 0
最近は全然いないけどね
491世界@名無史さん:2005/12/31(土) 18:46:45 0
教育課程に科学史入れて情熱を先公に語らせるべきだと思うんだが。世の中の理系のイメージが悪すぎる。
492世界@名無史さん:2005/12/31(土) 19:11:18 0
>>491
確かに無味乾燥なイメージがあるよな理系って。
科学的発見とか発明の陰には無数のドラマがあるはずなんだが。
493世界@名無史さん:2005/12/31(土) 19:13:41 0
494世界@名無史さん:2005/12/31(土) 19:18:04 0
>>492

そんなこといっていると「文系から見た理系のイメージ=Projext X⇒追い詰めれば何とかなるんだろ」
で、デスマーチの連続になるという罠。

#プロジェクトX稲
495世界@名無史さん:2005/12/31(土) 19:53:35 0
>>494
エライさんの無茶な依頼で発見されたといえば真っ先に思い出すのが
アルキメデスの原理かな。
496世界@名無史さん:2006/01/18(水) 08:43:55 0
>489-490
つか、数学自体がかなり哲学の域に入ってるし。
集合論とか無限論あたりに言及する哲学系の人は結構
多い気がするが
497世界@名無史さん:2006/01/21(土) 15:30:26 0
西欧だと、何とかという問題を解決したり、清貧を発明した人間には
賞金を出すみたいなことをよくやっているよね。
498世界@名無史さん:2006/02/07(火) 00:36:01 0
>>494
デスマーチの連続。これこそが日本の技術をささえてきた。
499世界@名無史さん:2006/02/09(木) 08:48:21 0
「スーパーカブ」シリーズ、世界生産累計5,000万台を達成
http://www.honda.co.jp/news/2006/c060208.html
500世界@名無史さん:2006/02/10(金) 00:29:53 0
なんだ、Waveもカブに含まれるんだ。しらんかった。
501世界@名無史さん:2006/02/12(日) 21:24:45 0
ある所で発明されたものとは、独立して発明されたのに、
時間的に最初に発明されたものが伝わっただけと誤解されて
いるものがいっぱいあるのだろうけど。実際の証明は難しい
から伝わったんだよと信じられてしまうのだろうか。
502世界@名無史さん:2006/02/12(日) 23:25:58 O
>>496
近代以降は哲学も数学と姿勢は同じなんだよな。
まず公理をいくつか決めて、それらをもとにあくまで論理的に話を進める。
言語というあいまいなものを使って表記するという点は違うが。
503世界@名無史さん:2006/02/13(月) 00:22:16 O
科学史の基本書を教えて下さい
504世界@名無史さん:2006/02/17(金) 01:58:45 0
あげ
505世界@名無史さん:2006/02/17(金) 08:41:29 0
>>503
科学革命の構造
506世界@名無史さん:2006/02/17(金) 12:00:41 0
>>505
そりゃどっちかって言うと科学哲学の基本書じゃないか?
まあ、ダブる部分もあるけどさ。

最近では「磁力と重力の発見」が良著。
507世界@名無史さん:2006/02/17(金) 14:01:43 0
科学は、哲学から生まれ、哲学と分離を主張するが、結局は哲学と融合する。
哲学と親和性が高い。
508世界@名無史さん:2006/02/17(金) 14:24:39 0
ラボワージェカワイ━
509世界@名無史さん:2006/02/24(金) 12:13:27 0
科学史では無いかもしれませんが、
フォントネルの『世界の複数性についての対話』は面白かったです。
諸惑星達の住人を想像し、それによって人間の卑俗さを揶揄している所などは
時代背景からして「大丈夫なのか…(;゚Д゚)?」とおもいましたが・・・。
著者はあと33日生きれば100歳の誕生日を迎えていたそうですよ!(゚∀゚)
510世界@名無史さん:2006/03/07(火) 18:00:28 O
40万部のベストセラー『嫌韓流』の第2弾

『嫌韓流2』発売中

意外とおもしれーぞ
511物理板でスルーされますた:2006/03/16(木) 23:14:33 0
キュリー夫人の次女、Eve Curie(1904年生まれ。伝記「キュリー夫人」の作者。劇作家、画家)はまだご存命でしょうか?
1995年、両親の棺がパリのパンテオンに移設された時、式典には出席していたようですが。
戦後米国に移住したらしいのですが、検索しても最近の消息は掴めないのです。
英語版Wikipediaには没年が記載されてませんね。
512世界@名無史さん:2006/03/19(日) 01:51:38 0
「科学的な何か、あと科学とか」
のような読み応えのある科学の歴史にも触れている
皆様お勧めするようなサイトはありますでしょうか?良かったら教えてくださいまし。
513世界@名無史さん:2006/03/19(日) 22:39:27 0
あのサイトは株取引の電波っぷりが良い。
が、正直、幻滅した。
514世界@名無史さん:2006/03/22(水) 23:51:18 0
織田信長あたりって 南蛮人から
地球儀献上されたりしてたよね。

当然 信長は地球の裏側の人はナゼ
地面から落ちないのか?と疑問を持ったと思うのだけど…

どう 当時の南蛮人は説明したのだろう?
ニュートンの万有引力の〜は 1664〜65年辺りだそうだけど
信長は1582年没だモノね。
515世界@名無史さん:2006/04/07(金) 23:42:23 0
原理よりも事実が先に来ているだけだと思うが。
516世界@名無史さん:2006/04/08(土) 06:27:21 0
十世紀のイスタフリーだったか十二世紀のイドリースィーだったかもう少し後の
時代の学者か忘れたけど、緯度と7つの気候帯の説明でなぜ球体の大地で物質は
全て地表に落ちるのか、という問題について、何か地球の中心に向かって万物を
落下させる力が存在するんじゃないか? という重力に似た仮説が立てられていたらしい。
でもそれっきりで万有引力みたいな体系的な理論は立てずに終わったんだとか。
517世界@名無史さん:2006/04/12(水) 16:12:35 0
日本における用語「地球」の使用開始について(メモ)
http://www.kcat.zaq.ne.jp/aaagq805/girisia/tikyuu.htm

こんなんありました。

1549年にフランシスコ・ザビエルが日本に到着し地球球体説をはじめとする
ヨーロッパの天文・地理知識を伝えたことが、彼の書簡により知られるが、
地球儀や世界図をもたらしたかどうかははっきりしないらしい。
(平凡社・世界大百科事典)
地球儀が我が国に伝わった時期は定かではないが、
織田信長が1580年には地球儀を所有していたという。
(平凡社・世界大百科事典)

ルイス・フロイスの日本史には 引力に関して信長が言及した
記録は無いみたいですね
518世界@名無史さん:2006/04/13(木) 00:36:14 0
重力の研究は、現代の物理学でもほとんど進んでいない。
519世界@名無史さん:2006/04/13(木) 20:15:20 0
ビザンツ帝国やイスラム圏ではプトレマイオスの著作が知られていたので、
古くから大地が球体であることは自明のこととされていたけども、『地球儀』という
ものが何時頃から存在したかは、実はよく分かっていない。

今のところ確認できるのは16世紀のオスマン朝の作品『シャーヒンシャー・ナーマ』
の挿し絵に出てくるのが、恐らくこの地域に地球儀があった最古の物証だろう。
しかしこれは明らかに欧州で作られた地球儀か、それをもとにイスタンブールあたりで
自作したものだろう。

『天球儀』は金属製や木製の物が現存する物でも14世紀ころのものがあるし、
世界地図自体はプトレマイオスの訳書や、シチリアで11世紀に描かれたイドリースィー
の地理書のもの、同じ頃のカシュガリーの『トルコ語辞典』などにも描かれている。

たぶんギリシア地理学の「環海」の概念を球体上にどう表現すべきか定まらず、
「環海」が表現しやすい従来の世界地図だけで事足りたのだろう。証拠不十分で
何ともだけれども、恐らく十中八九『地球儀』は欧州での発明だと思う。

最近注目を集めている明代初期に描かれた『混一疆理歴代国都之図』があるが、
あるいはこの種の「世界地図」が南蛮船渡来以前に日本に招来されたことが
あった可能性もまま捨て切れないように思う。
520世界@名無史さん:2006/04/18(火) 03:21:34 0
そのプトレマイオスの頃って 
地球の裏側の人が「落ちない」理屈は
どうやって 納得していたのだろう?

コウモリみたいに逆さにぶら下がってるとか
ワンダーな解釈だったのかしらん?
521世界@名無史さん:2006/05/04(木) 08:40:47 0
保守・保守・保守・保守・保守ピタル〜♪
522世界@名無史さん:2006/05/14(日) 15:16:07 0
>>520
当時、球体説否定論者が真っ先にツッコミ入れたのが、
「球体なのになぜ万物は地表へ落ちるのか」
地動説と組み合わさる場合は、
「巨大な球体が一日で一回転するのなら相当な速度のはず。振り飛ばされずに無事なのはどういうことか」
だったそうな。
523世界@名無史さん:2006/05/14(日) 17:13:58 0
>>522
むかしの日本にその手の議論はなかったの?
524世界@名無史さん:2006/05/15(月) 13:33:58 0
おれ>>514

なんかスレが停滞しちゃったみたいで
いけない事聞いちゃったかなぁ
525世界@名無史さん:2006/05/15(月) 21:48:46 0
イスラム教勢力の間断のない攻撃からビザンツ帝国を守ったと言われている
『ギリシアの火』という兵器について知っている方、レスをお願いします。
『ギリシアの火』は、火炎放射器の一種でしょうか?
526世界@名無史さん:2006/05/15(月) 23:02:59 0
>>525
また、ギリシャ火か?
もう飽きたよ、その話題は。
↓ここの840〜843ぐらいとか見ろ。
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1009897856/l50
↓あと、こっちの37〜46、214〜221
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1120655663/
教科書のギリシャ火はイメージだけ一人歩きしていかんな。
527世界@名無史さん:2006/05/15(月) 23:19:19 0
>>526
525です。
とても参考になりました。感謝です<(_ _)>
528世界@名無史さん:2006/05/31(水) 20:24:59 0
 .
529世界@名無史さん:2006/06/01(木) 23:47:50 0
>>523
そんな議論があれば、科学が発展しただろう。
530世界@名無史さん:2006/06/13(火) 17:02:31 0
科学史上、一つの発見・発明が、以後の歴史を大きく転換したことがあり。

例えば、抗生物質と副腎皮質ホルモンの発見と廉価製造の成功は、人類社会に大きく貢献。
医学・薬学分野での画期的な発見と製造の発明は大きく評価されてよいかと。

そして先進諸国社会の少子高齢化への切っ掛けと途上国での人口爆発を作りましたと思われ・・・
531世界@名無史さん:2006/06/16(金) 01:14:23 0
イスラムとか中国って、中世は凄くても、近代科学には余り貢献していないよね。
532世界@名無史さん:2006/06/16(金) 14:19:39 0
知っておられる常連さんが多いかと思いますが、知らない方々のため書き込みます。

中国では、元の時代までの各王朝は、自然科学の研究に理解があり、ある程度、進歩・発展したようです。

例えば、コークスは、北宋の時代、中国で原形になるものが発明され、それを利用して製鉄方法が格段に進歩し、強靭な鉄を使った剣や鎧が出来ます。

しかし、その後、自然科学の研究に無理解となり、清の時代には完全に進歩・発展が止まってしまいました。
533世界@名無史さん:2006/06/17(土) 08:20:42 0
・・・・・・で、なんだ?
534世界@名無史さん:2006/06/17(土) 10:15:31 0
>>533
531氏の「イスラムとか中国って、中世は凄くても、近代科学には余り貢献していないよね」
へのレスとして、
そうですね、中国は、こういう状況でしたから、近代科学には余り貢献していませんね
と答えたまでです。
535世界@名無史さん:2006/06/17(土) 12:12:45 0
「そうですね。」


で、済む話じゃん。
お前のレスには新味も何も得るところが無くて、びっくりしただけだ。
何か行間に凄いニュアンスが込められてるのかと思ったよ。
536世界@名無史さん:2006/06/17(土) 13:19:45 0
医学で言えば、やはりアスピリンの純化学合成じゃないかね?
それ以前は薬といえば生薬から抽出するしかなかったからな。
537世界@名無史さん:2006/06/17(土) 18:23:25 0
>>530
清時代の自然科学は停滞していたが、自然科学の重要性を認識していた人物として林則徐の名前をあげられる。
貴殿の歴史勉学の足しにして欲しいので書き込みます。
538世界@名無史さん:2006/06/23(金) 00:00:25 O
やっぱ事象の真理を追求する哲学が存在したことがヨーロッパの科学技術を発展させたんだろうな。今でも欧米の理系の人間は哲学が必須とも聞くし。
539世界@名無史さん:2006/07/30(日) 12:05:07 0
哲学かつ理系というとインド科学を思い出すな。
540世界@名無史さん:2006/08/22(火) 17:52:00 0
age
541世界@名無史さん:2006/08/22(火) 17:57:26 0
>>538
日本式訓詁学哲学ではないよw

>>537
認識してたからこそイエズス会の宣教師を首都に住まわせてたのだ。
542世界@名無史さん:2006/09/09(土) 06:11:56 0
ギリシャじゃもともと哲学なのか科学なのか一緒だし
543世界@名無史さん:2006/09/09(土) 08:14:22 0
ギリシャどころかヨーロッパでもつい最近までそうですよ
544世界@名無史さん:2006/09/09(土) 18:44:55 0
古代ギリシアの哲学も中世以降〜近代ヨーロッパの哲学も「宗教学」ですよ。
(近代以前に「無神論者」がいたという人はいるのかい?)
545世界@名無史さん:2006/10/01(日) 10:23:50 0
ヘロンの蒸気機関ってなんだったの?
546世界@名無史さん:2006/10/01(日) 23:40:41 0
>>545
ググれば答えが簡單に得られますよ。
547世界@名無史さん:2006/10/02(月) 22:47:53 0
A.「エオリパイル」
548世界@名無史さん:2006/10/11(水) 12:27:27 0
記録に残る科学実験を人類史上初めて行った人物は
エンペドクレスでいいのか?
クレピシドラとかいう器具を使って「空気」の存在を証明したとかいう
549世界@名無史さん:2006/10/15(日) 15:16:04 0
祝三周年!
550世界@名無史さん:2006/10/15(日) 18:05:04 0
>>545
ヘロンは蒸気機関を発明したが、当時のギリシャは奴隷という豊富な労働力があったので
蒸気機関の需要が生まれず、ヘロン一代かぎりで研究が終わったのであった。
551世界@名無史さん:2006/11/08(水) 18:49:02 0
とは言うものの、実際には蒸気機関を生かせるような冶金技術があったわけ
じゃないし、物理学的な知識もなかったし、ゼロはもちろん、分数も小数点
以下の数字もなかったその当時の数学知識で何をどうやれと・・・。
552世界@名無史さん:2006/12/03(日) 00:18:18 0
age
553世界@名無史さん:2006/12/03(日) 02:24:01 0
あの程度の蒸気機関じゃあ、
ちっちゃなエレベータ様のモノを動かすとか何か回すとかしか使い道ないだろうしなぁ>へロン
554世界@名無史さん:2006/12/03(日) 04:09:17 0
ガリレオってゲイだったって本当?
555世界@名無史さん:2006/12/03(日) 09:21:52 0
古代ギリシャのヘロンは蒸気機関だけでなく自動販売機とかも発明していたはず。
556世界@名無史さん:2006/12/04(月) 13:58:21 0
へロンのことだけでなく、ヘレニズム時代の自然科学について解らない部分が多すぎます。

カール・セイガン氏が『コスモス』 Cosmos (1980) で書いていたように
アレキサンドリア図書館が焼き討ちされて数十万冊以上の書籍が失われて
しまったことが原因でしょう。

とても残念…
557世界@名無史さん:2006/12/04(月) 23:15:42 0
それは俗説だったような。
558世界@名無史さん:2006/12/05(火) 00:21:00 0
>>557
信憑性の有無を問わずソースか、せめて自分の信じる説を出して否定しないと
俺みたいな他板から誘導されたド素人が何の話をしているのか解らなくて困る
559世界@名無史さん:2006/12/05(火) 12:23:10 O
誰か和算を研究して、残そうとしている人っているんですか?
560世界@名無史さん:2006/12/05(火) 22:26:00 0
>>556
その点、中国や日本はちゃんと紙があったから文献が残ってるね。
むかしのヨーロッパは書物が少ないから発明しても一代で忘れられる。
561世界@名無史さん:2006/12/05(火) 22:54:57 0
古代ギリシャ時代に日本にちゃんと紙があったとでも
562世界@名無史さん:2006/12/06(水) 00:30:33 0
>>561
古代ギリシャ時代の日本に発明家がいたとでも
563世界@名無史さん:2006/12/10(日) 20:17:41 0
世界最初の金属活字は朝鮮からなの?
書物が普及していたからか?
564世界@名無史さん:2006/12/10(日) 20:23:40 0
ハイトゥと書いてヘテと読む
565世界@名無史さん:2006/12/11(月) 00:11:59 0
>>559
つ和算の館
 ttp://www.wasan.jp/index.html
 村田全著『建部賢弘の数学とその思想』
 ttp://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/science/takebe.pdf
566世界@名無史さん:2006/12/27(水) 00:24:49 0
東海道五十三次で数学しよう―“和算”を訪ねて日本を巡る (単行本)
仲田紀夫/著 黎明書房
2006年12月 2,100円 ISBN 4-654-00934-5
567世界@名無史さん:2007/01/21(日) 19:29:28 0
科学史の特に化学分野について知りたいんだけど、何かお勧めのサイトはありませんか?
568世界@名無史さん:2007/01/21(日) 20:00:38 0
>>567
化学史学会のサイトは?
569世界@名無史さん:2007/01/21(日) 21:09:41 0
>>568
レスdです。
化学史学会でぐぐって出たサイトは、難しすぎでした。
小学生でも分かるような導入編みたいなのが希望なんです。
570世界@名無史さん:2007/01/21(日) 23:46:46 0
化学史だけではないけれど、以下のサイトはいかが?

http://www.shinko-keirin.co.jp/kori/science/sci_index.html#ayumi
571世界@名無史さん:2007/01/22(月) 02:08:18 0
ハーバードの科学史の教授は日本人だ。
572世界@名無史さん:2007/01/22(月) 06:01:40 0
>>570
ありがとです。
分かりやすく助かります。
573世界@名無史さん:2007/02/18(日) 23:22:32 0
2006年度の科学史は捏造問題ばかりだったな
574世界@名無史さん:2007/03/15(木) 04:49:17 0
ブラウン管の時代ももう終わりだ。
発明者のブラウン博士も天国で寂しがってるだろう。
575世界@名無史さん:2007/03/24(土) 11:34:08 0
かつて蒸気機関のワットも同じ寂しさを味わったことだろうな。
576世界@名無史さん:2007/04/06(金) 09:35:26 0
放射能研究キュリー夫人はガンにかかったよね
577世界@名無史さん:2007/04/27(金) 17:49:12 0
>>574
放射性物質を毎日
すり鉢ですり潰していたんだもんな
578世界@名無史さん:2007/05/01(火) 00:26:58 0
科学史について書かれた本でお勧めのものはありませんか。
579世界@名無史さん:2007/05/01(火) 20:32:41 0
最近こんな本が出た
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4622072866/ref=ord_cart_shr/250-4929629-9077851?%5Fencoding=UTF8&m=AN1VRQENFRJN5
一六世紀文化革命  山本 義隆
『磁力と重力の発見』から四年、待望の山本義隆・書き下ろし
作品が出来上がった。大佛次郎賞受賞ほか絶賛を博した前作につづき、本書の
主題は活版印刷の草創期、一六世紀ヨーロッパの科学と技術と芸術。大学アカデ
ミズムや人文主義者を中心としたルネサンス観に対し、商人や技術者の実践に
焦点をあてる。文書偏重から経験の重視へ、ラテン語から俗語による出版へ、教
会による支配を中心に厳然たる差別構造があった時代に、いったい何が起こり、
どのような結果を次の世紀にもたらしたか。綿密な文献を読み込み新たなルネサ
ンス像を提示した本書は、われらの時代への批判でもある。全2巻同時刊行。

おもしろそうじゃん
580世界@名無史さん:2007/05/04(金) 14:11:13 0
科学と技術を同一視してほしくない。科学は文化に寄与するものであって、
技術は文明に寄与するものだから。
581世界@名無史さん:2007/05/04(金) 15:50:03 0
同一視はしないけど
近世史やるなら科学と技術の発展を両建てで勉強する必要はあるよな
特に中世からルネサンスは技術が飛躍的に伸びた時代だしね
582世界@名無史さん:2007/05/04(金) 18:01:38 0
科学と技術の融合を目指していたりするんだが
583世界@名無史さん:2007/05/04(金) 19:54:19 0
融合というか少なくとも近代科学の発展に技術力はかかせないよね
古代には顕微鏡なんてなかったしな
理論だけあっても証明できないものが古代には多いよね
例えば原子にしたって考えついたのは古代ギリシャでも
実際、証明できたのは20世紀になってからだし
584世界@名無史さん:2007/05/05(土) 18:18:40 0
古代ギリシャの「原子」は物質としての原子ではなくあくまで概念としてのものだったと聞いたが。
585世界@名無史さん:2007/05/05(土) 21:29:00 0
最近では、今まで思考実験でしか出来なかったような実験もずいぶん
実際に出来るようになってるしね。
586世界@名無史さん:2007/05/15(火) 13:29:31 0
イスラム科学は、ギリシア哲学の継承・伝達としての役割、スコラ哲学への布石という
位置づけなっている(?)けど、もうちょっとポジティブに解釈して、宗教的縛りから自然
観察の理解を解放したという評価はどうなのかな。

キリスト教世界観(聖書解釈)からの独立+自然現象の数学的(幾何学的)解釈が
ヨーロッパ近代科学と自然哲学の違いであるとするならば、聖書(聖典、あるいは神)
に依存しない哲学的思考がイスラムにあり、それが13世紀〜14世紀ヨーロッパに影響
を与えたと考えられないかな、と思う。

ただし、完全な思考実験によって完成された数学(幾何学)が、どうして自然現象を今
のところもっとも都合良く説明しているのか、という疑問はさておき、その両者の結びつき
がイスラムにあったというのはさすがに無理かもね。

科学史の歴史も、この近代哲学というジャンルでみれば、16世紀ヨーロッパ賛美から、
暗黒中世ヨーロッパ+イスラムの影響という説への流れがあるけど、もうちょっと裏付けと
なる史料なり何なりがあるとね〜
587世界@名無史さん:2007/06/17(日) 01:24:51 0
思考そのものが数学によって成り立ってるから
588世界@名無史さん:2007/06/17(日) 13:02:55 0
火薬 羅針盤 紙 活版印刷 等の発明は中国ではない。
589世界@名無史さん:2007/06/17(日) 13:50:25 0
>>588
詳しく
590世界@名無史さん:2007/07/16(月) 11:20:16 0
age
591世界@名無史さん:2007/08/20(月) 14:07:01 0
占星術とか天文学はアラビア発祥それともインド?
592世界@名無史さん:2007/08/20(月) 22:53:38 0
メソポタミア発祥と言ってみる。
593世界@名無史さん:2007/08/22(水) 03:27:41 0
高林武彦 『熱学史』 海鳴社 をチョコチョコ読んでる。
熱学の発展は理念だけじゃなく、「温度が正確に測れるか」などの技術面での話が露骨に絡んでいて面白いと俺は思う。
この本の難点としては、文系の人にはきっと読みにくいだろうということ。ちょこちょこ数式が出てくるし。
594世界@名無史さん:2007/09/14(金) 21:01:28 0

B-TRONの体験版・・・(超漢字のご先祖)

1B/V3体験版のご案内
http://www.personal-media.co.jp/tron/1bv3_taiken.html
ftp://ftp.personal-media.co.jp/pub/1b/p971212.exe

1BV3体験版
http://tat.soga.in/btron/modules/bwiki/index.php?OS%2F1BV3%C2%CE%B8%B3%C8%C7
「超漢字」を体験させてほしい
http://homepage1.nifty.com/isdknit/_tqFOnLE.html

オープンギャラリー:1B/V3の環境
http://www.ne.jp/asahi/open/gallery/1bv3/1bv3.htm

オープンギャラリー:プラットフォームコーナ
http://www.ne.jp/asahi/open/gallery/platform.htm
595世界@名無史さん:2007/09/14(金) 23:07:24 0
>>307
暗黙知
596世界@名無史さん:2007/10/14(日) 05:50:34 0
脳のもつパラメータに従って
世界の認識が構成されるんだよ

脳が先
597世界@名無史さん:2007/11/17(土) 14:38:24 0
age
598世界@名無史さん:2007/11/25(日) 08:20:11 0
>>553
それいったら、ライト兄弟の飛行機はどうなる
飛んでる時間より滑走時間が長かったぞ
599世界@名無史さん:2007/11/25(日) 23:02:36 0
世界最大の航空機アントノフ・ムリーヤの貨物室の長さは

キティ・ホークでライト兄弟の飛行機が飛行した距離よりも長い
600世界@名無史さん:2008/01/08(火) 15:56:53 0
600
601世界@名無史さん:2008/01/11(金) 19:34:43 0
>>532
政府や世間がどれだけ科学をバックアップするかって、とても重要なんですね。
19世紀後半から20世紀はじめまであれほど科学が発展したドイツ
を、アメリカが追い抜いたのは民間のお金持ちがこぞって自分たちの
名を冠した大学や研究所や図書館を設立したのが大きいと思いますし。
 なんで日本は、民間のお金持ちのお金が科学や学問へ流れなかったん
でしょうね?相撲や芸者のパトロンはきいたことあるけど。
602世界@名無史さん:2008/01/11(金) 23:51:34 0
>>601
平賀源内は幕閣にもスポンサーがいたんじゃなかったかな。
伊能忠敬は隠居後の趣味で日本地図作っていたら幕府がスポンサーについたし。

って、民間のお金持ちの話か。
603世界@名無史さん:2008/01/12(土) 01:10:45 0
実業家がプロスポーツチームをもつことはあっても、
大学をもとうというのは、日本ではないのか?伝統的に。
604世界@名無史さん:2008/01/12(土) 01:21:24 0
明治時代に、篤志家が住まわせて家事をてつだわせた書生
ぐらいが関の山?
605世界@名無史さん:2008/01/12(土) 02:23:47 0
>>603
戦前は政治家兼実業家が大学を建学した罠
606世界@名無史さん:2008/01/12(土) 04:14:27 0
>>605
だれのことですか?
たとえば大隈重信とかだったら、もともと教育者ですよね。
教員の経験がまったくないのに、お金だけスポンサーとして出して
学長は教育経験がある人を別にたてて、大学をつくった人って、
日本で例をあげてください。
(ものつくり大学くらい?)
607世界@名無史さん:2008/01/12(土) 04:25:39 0
日本の場合って、小さな学校を、校長先生みずからが
粗末な建物ではじめて、次第に大きくしていくっていうイメージなんだよね。
アメリカなんて、巨大な私的資金を背景に、全国から有名な学者を
多数引き抜いて、いきなり高等教育機関をつくっちゃうっていう
のがあるからね。鉄道のスタンフォードとか。
608世界@名無史さん:2008/01/12(土) 13:37:58 0
>>606
ダイエーの中内功が作った流通科学大学とか?
609世界@名無史さん:2008/02/06(水) 22:21:57 0
>607
ヨーロッパの大学も最初は手弁当だね。
そういうところでスタッフが養われて初めて大スポンサーが巨大学校をスタートできるのでは?
(ハーバードはケンブリッジのOBが設立)
610世界@名無史さん:2008/02/06(水) 23:33:06 0
>>603
日本女子大学…大隈重信、渋澤栄一、大倉喜八郎、岩崎弥之助
東京経済大学…大倉喜八郎
三菱商船学校(旧東京商船大学・現東京海洋大学海洋工学部)…岩崎弥太郎
成蹊大学…岩崎小弥太、今村繁三
立命館大学…中川小十郎
大阪商科大学(現大阪市立大学)… 門田三郎兵衛、五代友厚
611世界@名無史さん:2008/04/12(土) 15:33:47 0
ややあげ
612世界@名無史さん:2008/05/06(火) 15:43:47 0
中国学科教員 問題言動集

N.S教授・・・・・授業中に、
          「人間は働かなくても生きていける」
          「(自分のことを棚に上げて)中国語学科の学生は常識が無さ過ぎる」
          「(上に同じく)教育学科の学生はロリコンだらけ」
          「三国志が好きな奴は中国学科に来るな」
          「一般教養など必要ない」
          「セクハラというものはその行為を行う本人に悪気が無ければセクハラには当たらない」
          「大学教授は世間を知らなくて当たり前だ」
          etc迷言・珍言多数
W.Y教授・・・・同じく授業中に、
          「第123代天皇は精神異常者」
          「N.K(D大名誉教授)、F.N(T大教授)、S.T(元G大教授・故人)、H.I(元N大教授)、
           I.S(芥川賞作家・東京都知事)、K.Y(妄想漫画家)は人間のクズ」
          「金持ちに対する税制優遇を廃止して、税金をできるだけ多く搾り取るべきだ」
Y.Y准教授・・・・退学願を提出した学生に対して、
          「私の言う通りに行動すれば、君の要求が通るように私が裏で話をつけておいてあげよう」
          という内容の取引を持ち掛けた。

以上のように、中国学科はキ○ガイ教員の巣窟です。
これから大○文化への入学をお考えの皆さんは、
中国学科にだけは絶対に出願をしないようにして下さい。
613世界@名無史さん:2008/05/06(火) 16:03:48 0
江戸時代、大坂商人が出資して作った懐徳堂みたいなのが、
アメリカの大学なのかな。
614世界@名無史さん:2008/05/19(月) 23:32:26 0
すいません
空気読まずにようつべ置いときますね

組曲「ノーベル医学生理学賞」
ttp://jp.youtube.com/watch?v=CZxUk3etdAw&feature=related
組曲「ノーベル化学賞」
ttp://jp.youtube.com/watch?v=AIzLX7eeABQ&feature=related
組曲「ノーベル物理学賞」
ttp://jp.youtube.com/watch?v=3nOeInOQOwo&NR=1
615世界@名無史さん:2008/07/29(火) 19:53:04 0
藩校や私塾が発祥の高校は聞いたことがあるけど、
大学はあるんだろうか?
616世界@名無史さん:2008/07/30(水) 11:19:48 0
>>582
イスラム科学は宗教的縛りから解放されてないよ
そもそも科学は神学の一部として発展したわけで
宗教的縛りから解放されるのは宗教が政治的力を失ってからだね
そういう意味でイスラムの学問は未だに宗教的縛りから解放されてない
イスラム教やキリスト教はある段階までは科学の発展にむしろ貢献してる
初期の科学者は聖職者だらけなことからもわかる
宗教的縛りが強いからといって科学が発展しないわけじゃない
それと中世初期はキリスト教の縛り以前に単純に知識がすくなかっただけ
キリスト教的世界観が確立されたのは
むしろイスラムの知識がたくさん入ってきた後
617世界@名無史さん:2008/07/30(水) 11:41:40 0
>>615
阪大医学部は適塾が起源じゃね?
618世界@名無史さん:2008/07/30(水) 12:01:15 0
と思ったが適塾→阪大医学部に人が移っただけで
阪大医学部の前身は府立か

619世界@名無史さん:2008/07/30(水) 13:09:19 0
交通技術は、約30年毎に黄金時代と暗黒時代が交互に訪れる。
◆1780〜1810年頃…交通黄金時代
・輪業…足で蹴って進む自転車登場
・船舶…運河用蒸気船登場、外洋はまだ帆船
・航空…仏で気球実用化
▼1810〜40年頃…交通暗黒時代
・鉄道…なんとか蒸気機関で車を動かす事が出来た
・輪業…自転車は足で蹴って進む止り
・船舶…蒸気船は今だ外洋に出れず
・航空…気球止り
◆1840〜70年頃…交通黄金時代
・鉄道…蒸気が時速10マイル(16`)から営業時速120`に
・輪業…42年ペダル自転車登場、60年代に仏から普及し前輪巨大化
・船舶…40年代に外洋用の蒸気外輪船登場=日本でのペリー襲来の黒船
・航空…リリエンタールが60年代にグライダー実用化
▼1870〜1900年頃…交通暗黒時代
・鉄道…蒸気で営業時速120`のまま
・道路…欧米列強も一部石畳舗装で他全部は泥道のまま
・二輪…巨大前輪のまま、85年ローバー安全自転車登場も実用化は20世紀から
・四輪…「馬車にエンジン」、変速機は20世紀に入ってから実用化
・船舶…蒸気外輪のまま。スクリューは20世紀から普及
・航空…気球&グライダーのまま、飛行機は全部失敗
620世界@名無史さん:2008/07/30(水) 13:21:27 0
◆1900〜30年頃…交通黄金時代
・鉄道…電機&ディーゼル実用化で時速160`営業
・道路…欧米でアスファルト舗装ほぼ完成、日は国道でジャリ舗装完成
・二輪…ローバー安全自転車実用化、「自転車にエンジン」から30年頃にはフォーク&スイングアーム完成
・四輪…「馬車にエンジン」から11年フォードT型を経て30年頃には現在の四輪車と同じシステム
・船舶…弩級戦艦、蒸気から20年代に現在と同じ重油艦船実用化
・航空…03年初飛行から30年頃には世界一周まで、ヘリウム気球実用
・宇宙…03年ツォイコフスキー構想から20年代に水素エンジン完成
●1930〜60年頃…交通暗黒時代
・鉄道…最高時速100マイル(160`)のまま
・道路…独アウトバーンは戦争で中断、米に高速道無し、日にアスファルト舗装無し
・二輪…30年頃のノートンDOHC単気筒のまま、独伊のコンプレッサー頓挫
・四輪…30年頃のテールフィン米車&アルファロメオGP車のまま、アウトウニオン頓挫
・船舶…タンカー数万トンのまま、空母にジェット機着艦不能
・航空…軍用ジェット機は作ったが航続距離1000`未満
・宇宙…打ち上げ成功したが弾道ミサイル止り
◆1960〜90年頃…交通黄金時代
・鉄道…64年新幹線、81年TGV、88年青函トンネル&本四連絡橋、91年英仏トンネル貫通
・道路…独アウトバーン&米ハイウェー網完成、日ほぼ全部舗装、
・二輪…61年ホンダから日本車時代で92年2ストV型位相同爆の究極エンジン到達
・四輪…61年ロータスF1ミッドシップ化からホンダターボ&91年ウィリアムズルノーのアクティブサス
・船舶…タンカー5万d規制解除で数十万dに、原潜&核空母大量増殖
・航空…ジェット機が民生実用化ボーイング747、セスナ、多軸ヘリ
・宇宙…61年有人、69年有人月到着、76年コロニー、90年日本人
621世界@名無史さん:2008/07/30(水) 13:25:56 0
●1990〜2020年頃…交通暗黒時代
・鉄道…TGV&新幹線が営業350`のママ
・道路…特に日で道路財源廃絶方向
・二輪…92年2ストV型位相同爆を超えられず排気量2倍の4ストで興行
・四輪…ハイテク禁止でF1興行停滞、半端なハイブリッド&ディーゼルで茶を濁す
・船舶…原潜&核空母を凌ぐ新船舶が遂に登場せず
・航空…ジャンボ&F15&ミグ29が30年間主戦のまま
・宇宙…スペースコロニー&日H2計画停滞
◆2020〜50年頃…交通黄金時代予定
・鉄道…20年頃に日リニア開通予定
・二輪…20年頃に2スト用排気触媒?
・四輪…否化石燃料自動車実用化?
・船舶…エアロフロート実用化?
・航空…低価格(数百万円台)自家用ジェット実用化?
・宇宙…火星&イオ&タイタン有人到達?
●2050〜80年頃…交通暗黒時代予定
・鉄道…リニア時速1000`で停滞?
・二輪…否化石燃料レース移行で混乱中?
・四輪…否化石燃料レース移行で混乱中?
・船舶…否化石燃料エアロフロートで停滞?
・航空…低価格自家用ジェットが40年代のママ?
・宇宙…有人宇宙探査は火星止り?
◆2080〜2110年頃…交通黄金時代
・鉄道…銀河鉄道開通?
・道路…無重力チューブ実用化?
・宇宙…つか日本は今すぐワープ実用化しろ、そして反日特ア&連合国は永久に日本権益たるワープ使用禁止な
622世界@名無史さん:2008/08/03(日) 18:40:43 0
>>819
◆1840〜70年頃…交通黄金時代

ナポレオンとネルソンが連合軍で江戸幕府日本を植民地にしようとしても、
まだ帆船だったから、巨大な大砲や連発マスカット銃があっても、
日本の倭寇や水軍の戦法でナポレオン&ネルソン英仏連合軍はあっさり全滅しそうだな。
つか、時速15kの鉄道が出来てからたった20年で(1830〜50年)でアヘン戦争&ペリー襲来だもんあ。
リアルタイムだったら誰も付いていけないぐらいの変化だろう。
623世界@名無史さん:2008/09/19(金) 20:58:14 0
>>622
ごく初歩的な話だが、江戸湾を封鎖された時点で江戸幕府は終わり。
江戸の人口を食わせるための輸送路は海が主だから。
英仏連合艦隊どころか、戦列艦が10隻も来れば日本側は手も足も出まい。

624世界@名無史さん:2008/10/12(日) 11:34:24 0
>>623
>ごく初歩的な話だが、江戸湾を封鎖された時点で江戸幕府は終わり。

ごく初歩的な話だが、19世紀の欧米列強にそんな能力は無い。
それが出来てたら、18〜19世紀から21世紀現在まで、
日本列島は欧米列強の植民地のまま。
625世界@名無史さん:2008/10/12(日) 20:08:37 0
日本には絡繰り人形の技術を使った自走魚雷みたいなものがあった
(ゼンマイ仕掛けの船に火薬積んだ船を4〜5双連ねて直進する機械ね)
開国後にそれを知ったアメリカは、かなり焦ったらしいw
626世界@名無史さん:2008/10/12(日) 22:21:55 0
つか江戸湾封鎖されたって近場から陸上輸送すればいいだけ
627u17227.koalanet.ne.jp :2008/10/13(月) 16:25:08 0
>>626
陸上輸送と海上輸送ではコストが桁違い。江戸の人口を喰わせる程の輸送量は陸運にはムリ。
628世界@名無史さん:2008/10/14(火) 22:53:33 0
千葉や神奈川から陸運で飢餓と引き換えになるような大コストがかかるかね?
629世界@名無史さん:2008/10/21(火) 22:48:05 0
>621
そして2112年のネコ型ロボット&空間移動ドア、小型飛行プロペラ開発などで交通体系激変ですね。
630世界@名無史さん:2008/10/21(火) 23:09:17 0
>>624
北京を占領したアロー戦争からして江戸を占領する能力はあったと思うぜ
もちろん事がうまく運んだ場合な
軍艦が帆船から蒸気船に変わったのが大きい
アヘン戦争やアロー戦争みたく大掛かりな戦争ができるようになったからね
16世紀の時点で欧州からアメリカまで約2ヶ月、フィリピンまで1年かかったことからして
帆船では東アジアでの活動には限界があった

ただ日本の場合、清と違ってあっさり不平等条約締結したし
別に欧米も薩英戦争や長州への攻撃などの小競り合いを除いて
日本と本格的に戦争しようとは思ってなかった
もっぱら中国に目が行ってたし
その間に日本は明治維新をして強くなっちまったからな
631世界@名無史さん:2008/10/24(金) 22:57:13 0
>>627,628
一時は仙台藩からの米が江戸の需要の1/3をまかなっていたそうだが、
幕末はどうだったんだろうね。
まあ、米は貯蔵ができるから数ヶ月程度の江戸湾封鎖でも影響なかったかな。
632世界@名無史さん:2008/10/25(土) 01:23:15 0
茨城で下ろしてから利根川使ったってそのまま陸運だって楽勝
封鎖なんてできるわけないだろ
633世界@名無史さん:2008/10/26(日) 11:41:42 0
ていうか、江戸時代は利根川〜江戸川経由、
しして相模川から運河を使って、船から下りずに江戸城の堀までいけた。
江戸時代の運河網を舐めてはいけない。
634世界@名無史さん:2008/12/13(土) 08:54:07 0
逆にいうとその運河を利用して侵略することも可能だな
635世界@名無史さん:2008/12/14(日) 03:24:59 0
>>634
お前に喫水とか水深とか水路の幅とかの概念がないのは理解してあげた。
636世界@名無史さん:2008/12/14(日) 13:50:16 0
仮に運河で運行可能な軍艦があっても、気の利いた軍隊ならば
逃げ場のない運河に入り込んだ敵艦を放ってはおくまい。
637世界@名無史さん:2008/12/16(火) 10:05:12 0
はいはい日本最強でつね
開国前の日本が西欧列強とまともに戦って勝てるわけねーよ
638世界@名無史さん:2008/12/16(火) 10:07:30 0
>>636
たとえ取り囲まれたとしても
当時の西欧の最新式銃や大砲にぼこられるのがオチ
639世界@名無史さん:2008/12/16(火) 10:11:55 0
西欧の軍事力が圧倒的だったから幕府は恐れて開国したんだろ
後アロー戦争で英仏連合軍が江戸より内陸部によってる北京をあっさり占領したことも忘れずに
640世界@名無史さん:2008/12/30(火) 15:42:15 0
天保の改革の頃から海防の重要性は謳われ続けたが
お台場とか作るのはペリー来航以降
それも財政難で…
641世界@名無史さん:2009/01/01(木) 08:32:52 0
池■田大■作の本名はソン・テチャク。小泉純一郎、小沢一朗は朝鮮人。
911では小型の水爆が使用されている。
http://ri■ch■ardkosh■im■izu.at.webry.info/
創価の保険金殺人事件。
オウム事件は、統一・創価.北朝鮮の共同犯行である。CIAが監修している。
http://www15.ocn.ne.jp/~oy■ako■don/kok_web■site/ir■iguc■hi.htm
与党も野党もメディアも全部朝鮮人だった。
http://jb■bs.li■vedo■or.jp/b■bs/read.cgi/news/20■92/115794■1306/

2チャン寝るは「■とう■■■一■教■■会■」が 運■■■営して「個人じョうホう」を収集してる。
駅前で「■手■■■相を見せてください」 と「カンユウ」してるのが「■とう■■■一■教■■会■」。(カ■■■ルト宗■教)  
カ■■■ルト宗■教の下にいる人と、上にいる奴を分けて考えないといけない。
下にいる利用される人は上がどんなことをしてるか知らない。

ユダヤ権力の子分→2ちゃん運営=「とう★■■一■教★■★会」上層部=層化上層部=自■民党清■和会=野党の朝■鮮■人ハーフの政治家=
与党の朝■鮮■人ハーフの政治家=金■ 正■■日(キ■ム・ジ■ョンイル )=読売サンケイ=小沢十朗
ユダヤ人=ロックフェラー=ブッシュ=クリントン=ヒラリー=アドルフ・ヒトラー=オサマ・ビンラディン

毎■日■■■新聞スレを荒らしてる奴らも「■とう■■■一■教■■■会■」。
荒らしは洗脳するために「ネトウヨ」などのレッテル付けレスを何千回もする。
現実には「ネトウヨ」などは存在しない。
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1230363385/
642世界@名無史さん:2009/01/01(木) 10:46:04 0
歴史に残るような政治指導者で数学が苦手だった人はほとんどいない
逆に感性(価値判断能力)に欠けても理系の分野では大成しない
643世界@名無史さん:2009/01/03(土) 13:39:54 0
つ 徳川家康
644世界@名無史さん:2009/01/04(日) 03:08:58 0










「土木作業員が超高層ビルを建てる。そこに君臨するのが文系。理系が道具を作る。それを使って思考するのが文系。
 理系は土木作業員と共に文系のため馬車馬のように働こう。君の名は今日からミスターベルトコンベアーだ。」









645世界@名無史さん:2009/01/06(火) 19:14:39 0
>>642
数学が苦手な世界史レベルの大物政治家って毛沢東しか知らない
646世界@名無史さん:2009/01/07(水) 02:04:21 0
>>642
数学が得意だった人って誰がいる?
647世界@名無史さん:2009/01/07(水) 23:16:05 0
>>646
フランスとドイツの政治家は、だいたい数学が得意w
だって日本が政治家=法学部出身と考えるのと同じ発想で、
フランスは政治家=数学科出身、ドイツは政治家=工学部出身の国だから
648世界@名無史さん:2009/01/08(木) 10:59:10 0
642と647の内容には、大分距離があるなぁ。
649世界@名無史さん:2009/01/08(木) 11:41:49 0
そういえば近年のヨーロッパの政治家に、
数学オリンピックに出てた人が何人かいたような……。
すぐに思い浮かんだのがロシアのジリノフスキーだっのには自分で苦笑したがw
650世界@名無史さん:2009/02/26(木) 21:58:21 0
age
651世界@名無史さん:2009/03/07(土) 23:57:57 0
>>642のいうのは、国家経済を数字で測れるようになった近現代限定か?
それ以前は王室(≒政府)の財政だけしか見てなかったんだよな?
652世界@名無史さん:2009/03/08(日) 14:49:03 0
>>647
お国柄というのか、やはり歴史なんだろうな。
日本が法学部出身者が優遇されるのは
やはり元をただせば律令制度だろう。

法治国家のいう「法」より「律令」。
だから法「律」だし政「令」だ。
まさか律令を顕在意識的に重視しているわけではないだろうが
日本民族の歴史的潜在意識の中にそれはあるのかもしれない。
653世界@名無史さん:2009/03/13(金) 12:18:39 0
白い包帯と、自信に満ちたフォン ブラウンの顔にある。
この時、どうしてこのような表情をできたのか、いまだに理解できないのだ。
この後、フォン ブラウンには輝かしい第2の人生が待っていた。
彼がつくりあげたサターンロケットは、歴史上初めて人間を月に送り込み、世界的名声を得る。
さらに、その偉業は歴史の栄光編にも記録された。

  だが、ナチス強制収容所からかり出され、V2ロケットの過酷な生産で死んでいった数千名もの人々は、
1945年のノルトハウゼン地下工場に置き去りにされたままだ。
この犠牲者の数は、V2ロケットの攻撃による犠牲者をはるかに上回るが、歴史的には完全に忘れ去られている。
http://www.benedict.co.jp/Smalltalk/talk-44.htm
654世界@名無史さん:2009/03/14(土) 23:56:17 0
>>652
単に必要性だろ?
政治家目指すやつは、行政法ばっかり散々やってるぞ。
655世界@名無史さん:2009/03/19(木) 08:42:29 0
行政法に詳しいから政治家にふさわしいという評価なのか?
違うだろ
東大法学部出たってことは頭いいと思われているというそれだけの評価だろ
旧大蔵省、財務省の官僚も東大法学部出身者が優遇される。
財政とか金雄だったら法学部出身が適任ということには学部だけで考えるとおかしな話だ。
656世界@名無史さん:2009/03/19(木) 09:54:35 0
てか東大法出て財務省入ったら
キッチリ経済学勉強させられる
欧米の経済学論文くらい財務省キャリアは
皆リアルタイムで読んでるし
657世界@名無史さん:2009/03/19(木) 09:58:59 0
だから必要性云々はウソ
頭の良さを買われているだけで
東大法学部出てりゃ経済の勉強もできるということ
てかそんなに経済が必要なら在学中から経済学を勉強すればいいだろ
658世界@名無史さん:2009/03/19(木) 10:18:24 0
世界最古の検死に関する書物は古代支那のなんたらという本。題名は忘れた
659世界@名無史さん:2009/03/19(木) 11:12:54 0
>>645
毛沢東は数学も外国語も苦手だったけど
作文が天才的に上手かった
清の時代は作文ができる=優秀だったから
理系が苦手でも問題なかった
660世界@名無史さん:2009/03/19(木) 13:22:36 0
所詮は馬鹿文系
661世界@名無史さん:2009/03/21(土) 01:11:22 0
ヴェネツィアと近代科学について興味がある
今から400年前、ガリレオが望遠鏡で天体観測を始めた
その少し前にカルダノが三次・四次方程式の代数的解法を発表した
(これは虚数の使用を強制したことで数学史上で重要)
共通点はヴェネツィア共和国
当時のイタリアには他にも「東方の知」が流れ込んだ都市国家は少なくなかった
はずだが、なぜヴェネツィアで真っ先に近代科学が芽吹いたのか
興味あるところだ
662世界@名無史さん:2009/03/22(日) 00:18:55 0
東方の知なんてガリレオの時代じゃ
イタリアに限らずヨーロッパ中の大学で教えられてたけどな
だいたいアラブ翻訳時代は13世紀が最盛期だから

663世界@名無史さん:2009/03/22(日) 00:43:22 0
十二世紀ルネサンスだな
664世界@名無史さん:2009/03/24(火) 13:53:29 0
デメトリオス・キュドネスのようにラテン神学を学びに来たギリシャ人にとっては
ヴェネチアは物足りなかったらしく「ただの商人の町だ」といっている
665世界@名無史さん:2009/03/25(水) 21:36:23 0
>>655
>行政法に詳しいから政治家にふさわしいという評価なのか?

違うだろ。
行政法は基本の基本。
まずしょっぱなにそれをみっちりやらせて、次に別のことをやらせる。
666世界@名無史さん:2009/03/25(水) 23:42:18 0
人間と他の生物を分ける最大の特徴は数理思考能力
よって数学が苦手な人間はヒトではなく動物と思った方がよい
667世界@名無史さん:2009/03/26(木) 02:05:09 0
数学はリベラルアーツだから得意な政治家や偉人が多いだけなのに、実学馬鹿理系が仲間と勘違いしてるのが笑えるw
お前らの工学だの化学だの物理学だの糞下らない形而下学問と数学を一緒にしないでくれます?w
科学史・技術史スレなんだから数学を巻き込むなよ馬鹿理系
数学以外でお前ら馬鹿理系お得意な糞実学が得意だった偉人や政治家を挙げてご覧なさい。さあどうぞ?w
まあ、実学理系ですら日本では低レベルで相手にされないから何か縋れるものを必死に探したくなる気持ちはわからんでもないがねw
668世界@名無史さん:2009/03/26(木) 02:12:23 0
自分がどっちが得意だろうが
両方のストロングポイントを兼ねてるのが理想的なのは言うまでもないな
相手を落として自尊心を高めるのは、ないものねだりより性質が悪い
669名無し募集中。。。:2009/03/26(木) 08:55:08 O
製鉄は前20C頃から行われていた?
670世界@名無史さん:2009/03/26(木) 20:48:53 P
        ____
        /     \    
     /   ⌒  ⌒ \
   /    (●)  (●) \
    |   、" ゙)(__人__)" .)|    ___________   >>669  古代の事なんて想像でしか語れないお
   \      。` ⌒゚:j´ ,/ j゙~~| | |             |
__/          \  |__| | |             |
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| | | ⌒ ーnnn        |\ (⊆ソ .|_|___________|
 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二  _|_|__|_
671世界@名無史さん:2009/03/26(木) 23:38:09 0
>>666
人間と他の生物を分ける最大の特徴は言語能力。
(数理思考能力はカラスでも持っているため)
よって言語操作能力が苦手な人間が、ヒトではなく動物と思った方がよい。

672世界@名無史さん:2009/03/27(金) 01:29:48 0
言語能力はコミュニケーションの媒介物にすぎない
そしてコミュニケーションは下等生物でも行ってる
数理思考能力を持つ動物は存在しない
チンパンジーは計算の答えを出すがパターン認識として答えを指し示すのであって
ロジックにより導き出されてるわけではない
673世界@名無史さん:2009/03/27(金) 01:31:51 0
しかしそうした数理的思考能力は偉人に元々備わっているものであり、それしか能がない実学理系が他人の褌で相撲を取る姿が見苦しい現実に変わりはないのでしたw
はい次どうぞw
674世界@名無史さん:2009/03/27(金) 05:13:30 0
火の起こし方を発明した人って誰なんですか?
675世界@名無史さん:2009/03/27(金) 09:45:46 0
>>672
ってことは、人間と他の生物を分けるのはロジックってことだな。
676世界@名無史さん:2009/03/27(金) 14:55:44 O
そういや犬も排中律を理解してるそうでござる
677世界@名無史さん:2009/03/29(日) 19:19:01 0
>>672
> チンパンジーは計算の答えを出すがパターン認識として答えを指し示すのであって
> ロジックにより導き出されてるわけではない

チンパンジーの頭の中調べたのかw
678世界@名無史さん:2009/03/29(日) 19:38:53 0
簡単だろ
パネルの記号を別の記号に入れ換えただけで
もう同じ答えは出せないんだからw
679世界@名無史さん:2009/03/30(月) 12:41:01 0
それはむしろパターン認識能力の欠如を意味してるだろw

(そういうとこに突っ込みたかったんじゃないけど、まあいいか)
680世界@名無史さん:2009/05/16(土) 00:17:10 0
エドワード・グラント『中世における科学の基礎づけ』誤訳リスト
http://ueeda.sakura.ne.jp/memo/fmm-j.html
681世界@名無史さん:2009/06/03(水) 11:05:00 0
ハマーが中国資本になったら、アメリカ軍は今までどおり軍用車の調達をハマーから続けるんだろうか
682世界@名無史さん:2009/06/17(水) 16:05:15 0
簡略したインターネットの歴史

1992年:米大統領選で民主党候補クリントンが「情報ハイウェー構想」展示
1993年:クリントンが米大統領当選、米軍の一部軍事回線網を一般開放して
    所謂「インターネット」一般利用開始、
    フィンランドでリナックス開発開始
1994年:Googleなど所謂ネットビジネスが米で勃興
    日本の流行歌「ポケベルが鳴らなくて」
1995年:カシオQV-10やWin95など電脳環境が整いだす。
1996年:ユーキャン流行語大賞で「インターネット」が受賞
    スレッドフロー式電子掲示板あめぞう開始
    セーラースターズでアニメに初のインターネット描写登場
1997年:米韓を始めとした世界的ISDN回線普及が日本マスコミに持ち上げられ、
    日本は世界から遅れていると宣伝
1998年:実用に足る暗号ソフトがネットで普及。
    それまでインターネットは米NSAなどに筒抜けで匿名性は余り無かった。
    その辺の事情はゴルゴ13「最終暗号」で戯化されている。
1999年:2ちゃんねる開始
683世界@名無史さん:2009/07/20(月) 11:07:58 0
日本では女性科学者としては猿橋勝子さんの事ばかり取り上げられるけれど、以下の
並外れた行動力を持っていた女性科学者の事が取り上げられないのはどうしてだろうか?
http://www.kek.jp/newskek/2008/novdec/YuasaToshiko.html
684世界@名無史さん:2009/07/22(水) 05:01:29 0
並外れた女性学者といえば松本和子だな。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E5%92%8C%E5%AD%90
免職処分にしなかった早稲田ダメすぎる。
685世界@名無史さん:2009/08/31(月) 16:49:26 0
アインシュタインの【コネで役人に就任www】は何で糾弾されないの?
労働者人民に対する搾取、不公正、不平等だろが!!


有力者である【友人の親父】の口利きで、役人という特権階級になり、
公平な試験を受けずに公職についたことで一般庶民を搾取したアインシュタイン。

不平等・不正・利権・特権・人民搾取の権化だなwwwwww

しかも、コイツの家庭はブルジョアw

こんなクソ特権階級・富裕層が、進歩とか民主主義とかほざいてると思うと反吐がでる

人民の敵だろ 糞が
686世界@名無史さん:2009/09/11(金) 19:27:38 0
いいんだよ、後世に業績遺したんだから
687世界@名無史さん:2009/09/12(土) 18:31:05 0
印刷が科学の発展に必要だったのはその通りだね
そしてインターネットの出現によってさらに加速
オレも今12歳だったら絶対に東大行けた
メールで友達にも質問できるしエクセルで数列の遊びなんかもできるし
VBAなんて数学の理解にもってこいじゃん
オレが苦労して理解した基礎解析、代数幾何、微分積分、mvと1/2mv^2の違い
なんて高校2年までに余裕で理解できただろう
イプシロンデルタなんて検索すれば数時間で理解可能。
おれは数列のイプシロンデルタだけで1ヶ月かかったというのに。。。
くやしいのぅ、くやしいのぅ
688世界@名無史さん:2009/09/12(土) 19:54:23 0
イプシロンデルタなんて、説明受けて瞬時に理解できなきゃ才能ないだろ。
689世界@名無史さん:2009/09/17(木) 18:45:33 0
http://yaruomatome.blog10.fc2.com/blog-entry-371.html

微分・・・傾き
積分・・・面積

690世界@名無史さん:2009/09/17(木) 18:54:40 0
この前大学の先生が「微分とは局所的な近似だ」って言ってた
意味わかんね


接点の周りをものすごく拡大すると
元の曲線と接線はほとんど同じだろ
そういうことだ
要するに、曲がっていると分かりにくいけど
狭い範囲だけ見ればよく知っている直線とほとんど同じになるから
それの性質で元の曲線の性質が分かるんじゃね?
というのが微分のアイディア

691世界@名無史さん:2009/09/17(木) 19:37:11 0
ぽっぽ総理は理系らしい
692世界@名無史さん:2009/09/17(木) 19:42:01 0
>>691
東大は宮沢喜一、中曽根までいたが、

工学部出身の日本の総理は初めてだな
693世界@名無史さん:2009/09/18(金) 04:53:06 0
ただの理系出身じゃないぞ。理系の博士号所持者で、マヂに論文ガシガシ
書いていたような人。こんな経歴の持ち主が首相になるのは、この理系軽視社会では
おそらく絶後だろうなぁ。
694世界@名無史さん:2009/09/23(水) 00:03:24 0
科学史を大学院で専攻してみたいんですが、
どこの大学院でやっているんでしょうか?
検索してもあまり出てこないみたいで・・・

ちなみに自分は理学修士で
今は一応、会社の技術者です。
695世界@名無史さん:2009/09/23(水) 14:00:11 0
戦前戦中生まれなら、
理系のトップは大企業の養成工、
大学へ行けるなら東北大、
って感じだったらしいけど。

養成工出身世代の皆さんが定年退職した瞬間に、バブル崩壊〜失われた何十年に突入。
696世界@名無史さん:2009/09/24(木) 01:16:23 0
東大
697世界@名無史さん:2009/09/29(火) 20:29:35 0
Walter Dornberger
http://de.wikipedia.org/wiki/Walter_Dornberger
フォン・ブラウンの恩師
698世界@名無史さん:2009/10/10(土) 13:38:35 0
【ノーベル賞】ノーベル医学・生理学賞は、「テロメアとテロメラーゼによる染色体保護機構の発見」で米国の3氏に決定
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1254737036/
ノーベル物理学賞、光ファイバーとCCD研究の3氏に
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1254823191/
生化学と物性物理は化学賞とのクロスオーバーでかいからなぁ
アングロサクソンとユダヤですか 香ばしいコンビですね。

関連スレ発見

【植物】リボゾームに必要な遺伝子、植物器官の大きさ制御/東大が解明
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1254666230/-100

http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1254909354/
699世界@名無史さん:2009/10/11(日) 08:41:13 0
【韓国】「羅老2号、2019年打ち上げ目標は無理」…敷地と施設は無用になる雰囲気、「ロシアの技術従属から抜け出すべき」[10/08]

http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1254975614/

 韓国航空宇宙研究院のチョ・グァンレ宇宙発射体事業団長は「エンジン技術を買うこと
さえできれば、独自の国産ロケットを作ることができる」という。しかし、ロシアは技術が
外部に漏れるのを防ぐため、ロケットエンジン製作の代行は行うものの、技術そのものは
譲ろうとしない。

 ロシアから持ち込んだ打ち上げ用ロケットは、宇宙で消えてしまう。

 しかし、地上試験用ロケットであるGTVは残ることになる。韓国の研究陣はこれを解体し、
部品の一つ一つを国産化する計画だという。ひとまず1段目のロケットを国産化すれば、
四つのロケットをつなげ、2017年には実用衛星(1.5トン級)を搭載したKSLV2号を打ち上げ
ることができる、と期待を抱いている。

朝鮮日報(2008.4.14)
過去記事は有料になったので引用している東亜+のスレ
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1208159649/
700世界@名無史さん:2009/10/21(水) 23:06:06 0
【韓国】国防部、ドイツなどとの技術協力を通じ軍用偵察衛星4機の導入を推進[10/21]
東亜(トンア)日報が20日に入手した「軍事衛星確保、宇宙開発振興法改正の必要性の検討」
という国防部の内部資料によると、軍当局は2020年までに、6000億ウォンから7000億
ウォンを投じて4機の偵察衛星を導入する案を推進している。韓国軍の具体的な偵察衛星導入
の時期や数、予算計画などが公開されたのは初めて。

軍当局は同文書で、現在偵察衛星を開発しているドイツなどの国家と技術協力をすれば、
2020年までに少ない予算で独自の偵察衛星を確保できると明らかにした。軍はこのため、
ドイツが今後開発・配置する予定の偵察衛星5機を韓国が共同で運用して技術的ノウハウを
備えた後、ドイツとの共同技術開発で、韓国軍が運用する偵察衛星2機を製作する案を提示した
ソース:AFPBB
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2654457/4784509

http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1256118366/
【宇宙】太陽系外に初の「地球型」惑星発見 欧州南天天文台
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1253175305/
【天文】宇宙望遠鏡「ケプラー」は太陽系外「衛星」も観測可能〈英大研究〉
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1252062344/
【天文】太陽系外縁部に謎の“リボン”を発見 [09/10/16]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1255694488/
701世界@名無史さん:2009/10/21(水) 23:08:17 0
【宇宙】太陽系外惑星、新たに32個発見 スイス・ジュネーブ天文台

太陽系外惑星を探索するHARPS(高精度視線速度系外惑星探査装置)により
発見されたもので、これにより、これまでに確認された太陽系外惑星の数は
400個の大台に乗ったが、うち5分の1はHARPSにより発見されたものだ。

最初の太陽系外惑星「51 Pegasi b」は95年に発見され、04年には初めてスーパーアースの
存在が明らかになった。今年4月には、地球のわずか2倍とこれまでで最も質量が小さい
「グリーゼ581e(Gliese 581e)」が発見されている。


ソース:AFPBB
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2654457/4784509
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1256020264/
702世界@名無史さん:2009/10/24(土) 13:58:59 0

       ,r= = ==、、
     ,. ─|`ヽ─<
    ,≠ -:/|:!::ト、- ヽヽ
 ̄ ̄ ̄|||━\| ━\| ト、   15年ほど前、マイクロソフトをパロディで批判して
.|:    |||" 'ー'ー' "|::|')|`    マイクロソフトから圧力をかけられたライターがネットを使って反撃に出て
.|_,____,__|||:| `エエ´/:/: |.     結局マイクロソフトからごめんなさいを勝ち取った事があった
.| T i T |||:|<ニ /:ハ : l.    そこでのウィンドウズの隠語が「運動図」
」┼:!:┼┘ゝ  .|:イ |:::|
ttp://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/msisdirty.html#mandala
 ̄ ̄ ̄|||━\| ━\| ト、   当時から考えるとよもや
.|:    |||" 'ー'ー' "|::|')|`    アップルとジョブスのほうが悪人めいた世の中がくるとはおもわなんだ

Appleが企業のコンピュータルームから一般人に向けてコンピュータを解放した勢力の一つであることは事実だしな
悪になったかどうかはともかく、音楽プレイヤー企業になるとは思わなかったよ
MS追っかけてるわけじゃないが、みかんせいじん騒動はMSこわいよって思ったよまじで
あれから改善はされてるのかねえ。
703世界@名無史さん:2009/10/24(土) 14:29:15 O
俺もそうだが理系な人々はあまり科学史には興味がないんじゃないかな。

もっとダイナミックな国家の形成とか民族、文化の拡散等に興味がある。
704世界@名無史さん:2009/10/24(土) 14:56:52 0
理系の民間企業研究者を長く続けてきた私も、古典文学鑑賞やら、史学の一分野の個人研究やら、
哲学思想の入門書読み齧りやら、朝の番組での政治経済の話でみのもんたにツッコミ入れるのやらが
趣味だ。さすがに仕事以外で理系の情報に触れる気分にならない。精神医学は別だけど、あれは
文系っぽいからな。
コンピウタは2、3年使っているうちに動かなくなると、色々いじるよりも買い替えを選択肢の上位に
持ってくる。理系って言ってもそんなもんだ。
705世界@名無史さん:2009/11/28(土) 13:14:17 0
日本の古い研究者(言い換えれば、科研費などの既得権益をこれまで享受してきた人々)は、
長年の研究努力の末に成果を上げた、ごく一握りの成功物語を例に挙げて、
「一見無駄に見える研究も大切で、いつかは芽が出る」だの「地道な研究にこそコストをかけるべき」
と唱えるのが大好きだ。
 だがそれらのセリフは「最終的に成果を上げた研究」のみに通じる「後出しジャンケン」であり、
その陰には国税を投入する必要のなかった研究が山盛りである。
いくら成功物語を感動的に解説しても、
「自分たちが握って離さない補助金という既得権益が、どれだけ科学技術発展に貢献しているか」
の説明にはならないのだ。

スパコンに使われているチップの多くには、市販PCに使われる汎用品が採用されている。
市販PCが日進月歩(というより秒進分歩)で技術進化するのに合わせて、
最新のチップに交換することでスパコンの性能を一気にアップグレードできるのだ。
このように最近スパコンは、最小のコストで世界一の性能を発揮できるように設計するのがトレンドである。
そもそもスパコンの性能とは、本体性能×アルゴリズム×ソフトウェアで決まる総力戦である。

 それに対して、日本の次世代スパコンは多くの部品が独自のものであり、
技術進化にリアルタイムついてゆくために汎用部品を採用して随時交換するという発想はない。
たとえ一旦は性能で世界トップになっても、抜かれてしまったら、
また一から設計しなさなければならないのだ。しかも、
Cellで見られるように基礎技術ではトップクラスなのに、
その上位の戦略レベル(政治的な意味を含む)の違いで国内では台無し、
海外では存分に利用されているのだから、本当に目も当てられない。
http://etopirika.blog.so-net.ne.jp/2009-11-19-1

706世界@名無史さん:2009/11/28(土) 13:15:03 0
実際に事業を取り巻く状況を見ると、これまではNEC、日立、富士通の三者が参画して、
国と共同開発していたのに、NECと日立が開発から離脱し、富士通だけになった。
その結果、スパコンの技術も「ベクトル型」と「スカラ型」というに方式併存という計画が、
「スカラ型」だけになった。
主要なプレイヤが抜けた上に、技術も大きく変わっている。
計画自体の立て直しが必要なタイミングのはずなのに、「審議会では小変更で同じ結果が得られると承認された」という理由で、
増額した予算を要求しています。

スパコン以外のコンピューティングの性能が上がったため、かつてはスパコンでやっていた計算も
ワークステーションや分散コンピューティングでできるようになった。
高性能スパコンでないとだめな分野はどんどん小さくなっている。
もちろん、その分野で頂点の研究をするためには、世界トップのスパコンが必要です。
でも、その領域は、決して大きくはない。そういう事情について、僕や一部の仕分け人はだいたいわかっていました。
http://etopirika.blog.so-net.ne.jp/2009-11-19
707世界@名無史さん:2009/12/12(土) 12:13:12 0
>>705-706
今週の週刊新潮のコラム、高山正之・変見自在も、
スパコンに関したネタだな。
708世界@名無史さん:2010/01/19(火) 13:45:17 0
【医療】昆虫細胞を利用したインフルエンザワクチンに有望性 オーストリアのチームにより報告
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1263827899/

【国際】雪崩実験でブタ生き埋め、抗議受け中止に−オーストリア
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1263654032/
709世界@名無史さん:2010/01/22(金) 15:03:06 0
【自動車】産学ベンチャー、走行距離300kmの電気自動車(EV)開発へ 34の大手・自治体が参加[10/01/22]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1264132780/
ソースは
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100122/biz1001221150005-n1.htm

>単3乾電池より一回り大きな三洋電機製の円筒形リチウムイオン電池8320本を充電したうえで1040本ずつ8パックに分け床下や座席下に載せた。
>今回搭載した電池の重さは計360キロに達するが、
流石にまだまだ重すぎだわ
EVはほぼもうバッテリー問題だけなんだけどな

>360キロ
これぐらいならなんとか実用レベルだな
あとは耐久性と充電時間と安全性か
コストは当然としても
710世界@名無史さん:2010/01/28(木) 15:20:30 0
711世界@名無史さん:2010/02/01(月) 12:11:45 0
トンデモが何であるかは、ガードナー『奇妙な論理』に出されている
例を考えてみるといいかも知れない。
いうまでもなく、NSDAP一味は最悪例として取り上げられています。
もちろん、始めはトンデモ扱いされた学説がいつしか通説になった例は稀ではない。
トンデモだから弾圧するという態度では、結局そうでないものも弾圧されるだろう。
しかし、少なくとも学問的に認められる説に成長したものと、トンデモのままのものとでは、
やはり差異がある……はずである。

 トロフィム・デニソヴィッチ・ルイセンコ
 遺伝子の存在を否定する似非学者。スターリン、フルシチョフに取り入り
 遺伝学者の粛清に関与する。


http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1264346787/l50
712世界@名無史さん:2010/03/12(金) 20:03:24 0
古代は木材が活用されてたけど
木材の防腐処理ってどうしてたんだろうか?
古代
中世
近代
で各時代の概要を知りたく探しているんだけど全然ヒットしない
予想としては
古代は焼いて表面を炭化
中世はタールなんか塗って
近代で鉛の入った塗料かななんて思っているんだけど
知っている方がいたら教えてください
713世界@名無史さん:2010/03/15(月) 22:36:10 0
調べてきた
古代は焼き丸太と地面付近を粘土で覆って水気をさける様子
平安京かなにかの資料に掲載されてた
714世界@名無史さん:2010/03/29(月) 15:01:37 0
14 :オーバーテクナナシー:2008/10/03(金) 22:59:50 ID:7i+Acvgs
思考盗聴器がアイドルや女子アナにつけられたりしたら、思考盗聴している人がメールでアイドルや女子アナの情報をパパラッチに流して、喫煙写真を撮られたり、彼氏に腰を擦りつけている写真を撮られたりして、大変なことになると思います。
集団ストーカーされて、自殺するアイドルや女子アナも出てくると思います。
特許庁のホームページに思考盗聴器が発明されている事実があるなら、発明した人たちが悪い事に使わないように、国や警察が管理するべきだと思います。


15 :企業の研究員:2008/10/04(土) 21:31:42 ID:kkAcGQbF
我々の会社では特許申請されていて官報などに公開されている、情報関連の
装置を添付されている図面通りに試作しているが、実に80パーセントの装置
は実際に作ると動かない、つまり頭の中だけで考えた装置で実際に製作して
いないという事がすぐに分かってしまう、インチキ装置が大部分だ、
特許は書式さえ整っていれば実際に作動しなくとも申請が受理される。
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/future/1221644728/l50
715世界@名無史さん:2010/04/01(木) 12:28:13 0
科学も宗教と同じく政治に利用されたりするし
既得権益を脅かす技術は潰されたり、
科学の進歩と歩調をあわせて使う側の人間も進歩しているんだろうか。
そろそろ次世代エネルギーの時代に入らないと。

http://dokuritsutou.heteml.jp/newversion/aratasensei.html
716世界@名無史さん:2010/04/02(金) 17:13:55 0
afpbbnews — 2010年03月30日 —
欧州合同原子核研究機構(European Organisation for Nuclear Research、CERN)は30日、
世界最大の粒子加速器
「大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider、LHC)」で、
過去最大の7兆電子ボルトのエネルギーを伴う陽子同士の衝突に成功し、
宇宙を生んだ「ビッグバン」直後に近い状況をつくることができたと発表した。(c)
http://www.youtube.com/watch?v=7-wKdiqfTOQ&feature=popular
717世界@名無史さん:2010/04/06(火) 08:38:10 0
ルネサンス時代には、「知識人」と「技術職人」ははっきりわかれていて、
それは大学内での服装にもあらわれていたよな。

知識の伝統の中にいるスタッフや学生が「長着」を着用していたのに対し、
職人たちはタイツの着用を習慣にしていた。

レオナルド・ダ・ヴィンチも、「万能の天才」などではなく、実際には
稀有の優れた「職人の親方」だった。
718世界@名無史さん:2010/04/06(火) 16:57:12 0
外科医も床屋がやってたんだろ
近代外科医の祖パレも床屋
今でも外科医のやってることは基本的には切ったり貼ったりだからな
もっとも今は昔よりはるかに医学的知識が必要だけど
719世界@名無史さん:2010/04/06(火) 21:46:22 0
>>693
2ちゃんではなぜ日本は理系軽視国ということになってるんだろ。

文系で高収入・社会的地位が高い仕事に就いているのは法学部・経済学部などの
出身者で、歴史学部・哲学部・文学部の出身者が優遇されているとは思えんが。

そもそも日本は明治以来、欧米にキャッチアップするために実学を優先してきたわけだし。
720世界@名無史さん:2010/05/03(月) 03:14:59 0
駐フランス西ドイツ大使は、あるとき娘に質問された。
「ねえ、どうしてパパは、叔父さんみたいに有名じゃないの?」

西ドイツ大使は答えた。

「パパとヴェルナーは子供の頃、果物屋の店先にロケットを撃ち込んでしまってね。
 親父に大目玉を喰らって自宅謹慎を言いつけられたんだ。パパは素直に謹慎してたんだけど、
 ヴェルナーの奴は三日目には家を抜け出してまたロケット花火を打ち上げたんだ。それ以来、ずいぶん打ち上げているよ。

 あのときパパも一緒についていったら良かったかも知れないね。そうしたらパパも有名になれていたかもしれないよ」




 この西ドイツ大使の名はジギスムント・フォン・ブラウン。かのヴェルナー・フォン・ブラウンのお兄さんである。
721世界@名無史さん:2010/05/25(火) 12:18:26 0
>>719
まず間違いなく、理系軽視国ではないよな。
法律・経済を学んだ者が国家運営や企業運営に携わるのは自然な流れだし、
大学院卒業者をどう扱うかという問題も明らかに理系の方が深く議論されているし、対応もされている。
大学生なら、(法を除く)文系院への進学が就職的な意味で死亡ルートなのは良く知っているだろうし。

ただ、実学に偏りすぎてる感じはするな。
実際に働いている人間はともかく学生なんかはもっと科学史や技術史、
科学に携わるものの理念や知財、科学思想なんかを勉強してもいいと思う。
そういった思想に関わる事柄の変遷や歴史的事件を勉強していくことは、
将来的に変な思想に嵌らないようにするために必要なことだとは思うのだが。

現在、その辺の勉強は学生の自主性に任せる形になっているが、
そういう思想史の独学は、ある種の偏向の原因にもなるのでやはり適切な指導は必要だと思う。
無関心もよくないことではあるし。
722世界@名無史さん:2010/05/31(月) 20:36:33 0
日本人が西洋の文化を理解したつもりで実は理解していない、とはよく指摘されることだが、
漏れはアメリカ人も実はヨーロッパの文化を理解していないのではないかと思えることがよくある。

19世紀の英国で「サイエンティスト」という語彙が創られたが、この語は当初、ネガティブな
意味を含んだ言葉だった。一般教養を重視するジェントルマン的気風がいまだに旺盛な
当時の英国では、専門的に科学に従事する者はうさんくさくみられていた。

この語は世紀がだいぶ進んでから、むしろアメリカでよく使われるようになった。
ここは専門家の国であり、アメリカ人は実際的な人々だったから。

ちなみにある英国人は、アメリカや日本と同じく後進国だったドイツの学者について、
彼らは一般に自分が携わる学問の意味を深く問うことなく、ともかく既成「科学」の
特定分野で独創的研究「業績」を上げることを至上の価値とし、他の学問分野については
驚くほど無知だったと書き残している。
723世界@名無史さん:2010/06/01(火) 22:06:13 0
科学は技術に結びつくが、東洋風オカルトは技術に結びつかないからな。
これを同列に論じようとは余程の暇人。

科学技術抜きでは文明人としての>>80の生活は一日たりと成り立たないが、
陰陽なんとか説なぞ無くても一生涯にわたって支障はない。
724世界@名無史さん:2010/06/01(火) 22:50:05 0
725世界@名無史さん:2010/06/01(火) 23:05:37 0
↑勝手に他のスレに人の発言を書き写さんでくれよ。
このスレの>>80に迷惑だろ。
726世界@名無史さん:2010/06/02(水) 01:36:29 0
>>722これは支那思想の影響じゃないか?個々の分野の点的な追求よりも
教養人を目指す(儒)ものがより偉いという。その当時のサイエンティストは
支那語でいえば「方学者」に当たる含意があったのだろう。ちなみにこの
考えより以前、専門に工学を扱うものが居たらしく(雲梯の発明者など)、
その当時は教養者よりも地位は低くない。
727世界@名無史さん:2010/06/02(水) 05:31:59 0
もう世界史板も終わりだな・・・

工作員しか残ってないじゃん。
728世界@名無史さん:2010/06/10(木) 12:24:04 0
日本の理系にはなぜ痛い勘違い人間が多いのかな。

「文系の仕事なんて、理系の人間でも出来るからな。その逆はまず無理だが」
「数学が苦手だから文系の経済学部に行く奴が疑問で仕方無い」
「英語力に関しては、理系のが授業で使う率が高いから出来る」
「日本のようなモノづくりの国に文系が増えてるなんて亡国の兆し以外何者でもない」


こんな意見ばっか。
729世界@名無史さん:2010/06/10(木) 14:11:43 0
>>722はいいとこ突いてると思う。
イギリスはどの分野もまんべんなく基礎学問ががっちりしている。
だからぱっとしない反面、根が強くてタフ。
イギリスはジェントルマン階層があるからな。
「働かざる者食うべからず」のような共産主義的発想が学問をむしばむのだ。
730世界@名無史さん:2010/06/10(木) 16:22:31 O
日本人の理系で本当に欧米並みの創造なことやってるのは
早慶含めた超一流15大学に過ぎない
これら以外は酷過ぎ
昭和40年創立以来、企業の下請単純労働だけやってるとかな
自分で起業して成功するだけの理系コンテンツも地頭もない

いきなり日大を例に挙げるのは笑えるかもしれんが、
日大の理系学部出て触媒の発注手配と納期管理しか出来ない奴がいた
この仕事、今は派遣にやらせてるよ
何のために理系学部出たのか分からんし、こんなバカは学位剥奪もんだろ
かと思えば慶応経済出て構造解析やってる奴もいるわけで、
要は人種と地頭の問題に過ぎず、バカはどんだけ金かけてもバカ
731世界@名無史さん:2010/06/10(木) 16:36:19 0
宗教関連スレとか哲学関連スレとかで、
価値相対主義的なレスとか素朴唯物論的なレスとかがたびたび出てくる割には、
アリストテレス思想、あるいは因明、あるいは荀子思想にしっかり根ざしたような、
存在者の分類とか階梯とかの話にしっかり触れるレスがほとんど出てこない辺り、
文系・理系を問わず、基礎理論あるいは論述の枠組の構築が、
日本ではおざなりになってるということが、根底にあるんじゃなかろうか。
繰り返すが、このことは、文系・理系を問わず(!)日本の学問の脆弱点になっていると思う。

実学といえども、それを下支えする論理学なり基礎理論なりが根底にあるけれども、
「それが何の役に立つの? 生活に直接役立たないことなんて不必要なんじゃないの?」
の一言で、そうした基礎的哲学の教養がばっさり切り捨てられてしまう傾向が、
世間一般にあるんでないかと思うのだが。

基礎的哲学の教養が日本でさほど重視されないことの根底には、
上の人も書いてるような、西洋諸国に「技術的・経済的に」追いつけ追い越せ、が、
至上命題にならざるを得なかった歴史的事情があるからかとも思う。

また、アリストテレスによるならば、「技術の上部に位置するのが理論である」はずなのだが、
なぜか日本では、理論がさほど評価されず、技術が一方的に珍重される傾向がある。
「成績が良いなら、進学するなら、理工系こそ一番」というあの社会通念も、そのあらわれなのではないか。

もっとも、江戸期以前の日本でも、独創的理論研究者たちが出なかったわけではないが、
明治期以降、そうした学者たちは、なぜかあまり後世に評価されてこなかった。
732世界@名無史さん:2010/06/10(木) 19:51:29 0
>>731推敲

おざなりになってるということ

なおざりになってるということ
733世界@名無史さん:2010/06/10(木) 21:53:26 0
歴史学の世界では、科学を本質的に自然哲学とする考え方と、科学を自然を理解し
統御するための一連の職人的技法と手続きとする考え方が存在している。

なぜこうなるかというと、近代科学というのは伝統的な思弁的自然哲学が、魔術的・
数学的・職人的伝統の中ではぐくまれた実用主義と融合した結果生まれたものだから。

で、日本社会では後者の見方をとる人が多いんジャマイカ?

それと、日本では戦後、マルクス主義が盛んになったが、マルクス主義を背景とする
経済史家たちは、近代科学という融合体のうちの実戦志向の伝統に重点を置いていたから、
その影響もあるのかもしれない。
734世界@名無史さん:2010/06/11(金) 13:45:25 O
お薦め

「暗号解読」
著者はあの「フェルマーの最終定理」を書いた、元理論物理学者→英BBC入社の変わりダネ
理路整然とした文章だが、メチャクチャ面白い暗号史



「我々が知っていることすべての短い歴史」
著者はアメリカの中堅小説家で、バリバリ文系
だが、一念発起して独力で科学史を勉強
論文読みまくり、科学者に聞きまくりで、自分が理解した事だけを忠実に文章化
...小説家なだけに読みやすい上、最先端科学がメチャクチャわかりやすい
735世界@名無史さん:2010/06/11(金) 20:05:27 0
>>731もう一箇所推敲

たびたび出てくる割には → たびたび出てくる一方で


>>732
ふむふむ、伝統的に職人技を志向する傾向が強いからということですね。
日本が応用分野に強いことの理由ですね。
ただ、これがドイツやオーストリアだと、職人技の追究と理論研究とが平行してる感じもありますが、
この違いはどの辺りから来たんでしょうかね。
ギリシア思想やスコラ哲学との関わりも考えられますけど、
その一方で、仏教や儒教にも、理論研究の長い伝統がありますし。
736世界@名無史さん:2010/06/11(金) 20:06:49 0
前レスは>>733さんあてでした。すみません。
737世界@名無史さん:2010/06/11(金) 21:56:29 0
>>735
古代の日本に大陸の哲学が入ってきたとき、日本人はまず漢字の習得と駆使とに
追われているだけで、思想的な理解というところにまではなかなか達しなかったらしい。

仏教哲学についても、それを理解しようと努力したのは専門の学問僧だけであって、
一般の日本人は哲学的論議には興味を持たなかった。おまけに学問僧の業績は
ほとんどすべて漢文で記されていたから、一般人とはなんらの交渉もなかった。

日本に最初に伝わった宗派は三論宗だったが、この宗派の理論的思索というのは
日本人の好みに合わなかったらすぃ。
738世界@名無史さん:2010/06/19(土) 07:01:13 0
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、スコットランドなかんずくグラスゴーの
造船業・機械工業はイギリス帝国経済にとって不可欠な存在だった。
世界の工場ともよばれ、ブリテン連合王国のなかでも「発展は北にあり」と
いわれるほどの繁栄ぶりだった。

しかし第一次世界大戦期になると、スコットランド経済は徐々に地盤沈下していった。

スコットランド経済停滞の原因の一つとして、実学志向の弊害があげられる。
スコットランドの教育機関は実学志向が強く、数学など基礎研究が軽んじられた。
その結果、世界の技術革新に水をあけられることとなった。

日本もそのうちスコットランドみたいになるんじゃね?

739世界@名無史さん:2010/07/03(土) 10:47:18 0
>>738
イギリス特にスコットランドは、
彫った土がそのまま燃料に成る
非常に質の良い泥炭に恵まれた。
19世紀まで銑鉄にも使えた。
740世界@名無史さん:2010/07/16(金) 11:26:04 0
今、イブン・アル・ハイサムについて調べたいと思ってるんですが、
彼の時代の科学史的流れを深く掘り下げた本とかありませんか?
日本にいても入手可能なら英語の本でもいいです。
741世界@名無史さん:2010/07/21(水) 14:22:29 0
実は、飛行機の発明を巡っては、この時期に世界中で動きが並行していてね。
ちゃんと記録に残る形で成功したのはおそらくライト兄弟が最初だろうが、
国によっては全然違うことが言われてんのよ。
 たとえばロシアでは、世界初の航空機をつくった人と言えば、これはアレクサンドル・モジャイスキーということになっている。
アデールより6年前の1884年7月20日、30メートルほどジャンプしたそうだ。
もっとも、直後に大破したんで一般的には失敗とみなすんだが、
ロシア人はこれが世界初だと信じてやまねえのよ。
 さらに、アルベルト・サントス・デュモンって人がいてね。
ブラジルではこの人こそが飛行機の父だと言われている。
あまり知られていないが、日本でも二宮忠八って人が1891年にプロペラ飛行の実験に成功しているんだぜ。

 しかし、誰が何と言おうと、フランスでのアデールの地位は確固としたもんよ。
フランス語で飛行機のことをアヴィオンって言うんだが、これはアデールがつくった飛行機の名前に由来してるくらいだからな。
 ちなみに、映画を発明した人ってのも、日本ではトーマス・エジソンだと言われることが多いが、
フランスではリュミエール兄弟だとされている。
映画ってのは、いったいどの時点をもって発明とするかの定義が難しいらしくてね。そのへんで解釈が分かれるらしいぜ。
http://fban.blog9.fc2.com/blog-entry-115.html
742世界@名無史さん
>>741
外国語ができると少なからず、そういう事案に出会うね。
自国語とは違う世界観が観られるというのが外国語学習のおもしろさでもある。