H-IIAロケット総合スレ Part 23 F10を待ちながら
1 :
NASAしさん :
2006/06/26(月) 01:10:47
2 :
NASAしさん :2006/06/26(月) 01:11:37
3 :
NASAしさん :2006/06/26(月) 01:15:30
4 :
NASAしさん :2006/06/26(月) 01:16:28
5 :
NASAしさん :2006/06/26(月) 01:17:08
6 :
NASAしさん :2006/06/26(月) 01:17:48
>1 乙 前スレ>996 チェックリストをすっとばして成功したプロジェクトは絶無。 >995は一品ものの衛星を作るのに最低限必要な時間です。 前スレ>997 衛星を小さくすると熱収支が大幅に変わるから、 有人機を前提にした再突入試験としては意味がなくなる。 基礎データならUSERSでとれてるんだし。
>>9 問題は日本で再突入と回収までしたケースが少ないこと。
OREX(1994)865 kg再突入成功、回収せず
EXPRESS(1995)770 kg予定軌道に入らす、弾道飛行に終ったが、1年後ガーナ(アフリカ)で発見。
HYFLEX(1996)1050 kg弾道飛行、再突入成功、しかし回収失敗、
DASH(2001)70 kgGTO からの再突入めざすが、衛星分離せず
USERS-REM(2003)約900 kg 再突入成功、回収。
大気圏再突入と回収まで完全に成功したのは USERS のみ。
EXPRESSは部分的成功といえるが、耐熱カプセルはロシア製らしい。
さすがに、USERS 1例のみでは(工学的な)データとして不十分。
また、スケールアップの場合の問題予想するのに、スケール変えて実験するの
は良く工学的に使われる方法なんで、衛星を小さくするにもそれなりの意味は
あるだろう。
ただし、小さくし過ぎると打ち上げコストはともかく、熱遮蔽システム、
パラシュート、回収のためのビーコンなどきつくなるので、全体コストがかえっ
て上がるかも知れない。
USERS-2 とか打ち上げる予定はないのだろうか?
>>9 >>10 それから、弾道飛行からの再突入と回収なら、もっと安くは済むな。
TR-1A はそれなりに活躍したとは思うが、7回、1998年で止めたのはなぜ?
短時間の無重力実験機+回収システムとしてはそれなりに機能したんだが。
# 生物実験も行なわれた。
# ただし(ネズミ、犬のような)高等動物ではない。
ISAS の SS-520 では高度 1000 km まで到達できるが、ペイロード(150 kg)が少ない。
>>12 早っ!
ってか、マウスが無事戻ってきたら有人はもう目の前だぞ。数年以内に実現可能なレベルまで行くんじゃまいか
…金さえあればだが…orz
>10 USERSは揚力突入しないし、落下地点の制御もしないから、 有人機を目標にした工学データの収集なら、USERSタイプの回収経験は1回あれば十分。 (あくまで有人機の練習としてUSERSを見た場合ね) USERS-2は費用に見合うだけの実験が見つからなかったとかなんとかいう噂。
>>13 元記事ちゃんと読んでくれ、この記事の時点ではまだ構想の段階だ、開発費は
確保できていない。
それから、2008年度というのは、H-IIB の試験機に合わせてのペイロードかと
思ったが、元記事には H-IIA とあった。
それにしても H-IIB の試験機には何を乗せるんだろう?
性能確認用ペイロード VEP-4 は乗せるんだろうが、まだ能力に余裕があるん
じゃないか?
この機会に失敗しても良い条件で衛星募集してはどうか。
>>11 のネズミ衛星でペイロードに余裕持たせても良いし、
>>14 の USERS-2
あるいは
http://www.usef.or.jp/simpo/pdf/2004_USEF_Sympo_No5.pdf の SERVIS-2 でも良いんじゃないか。
2008年までに開発完了しそうで、失敗しても構わない衛星だったら良いんじゃ
ないか?
>>14 問題は、
>>10 にあげた5例の内、回収まで成功したのは USERS 1つだけという点だが。
まあ、2例は回収目指してないからのぞくとして、
HYFLEX のように再突入したけど沈没、
あるいは EXPRESS のように予定軌道からはずれたけど再突入成功、しかし回
収まで1年かかった例など、
有人飛行するには不安だ。
後者はアボートシステムはうまく機能したが、山だか森に落ちて、パイロット
救助までにえらく時間がかかるようなものだ。
# ヴォスホート2号、予定より 2000 km 離れて着地。
# 積雪の中、木に引っかかって狼に囲まれての1夜。
# こういう事態で、数日放置されると想像すると。
技術課題としては大したことはないのだろうが、それだけに確実に達成してく
れないと有人飛行には困るし、無人機としても回収を期待するユーザーには迷
惑な話だ。
>16 HYFLEXは実験機ができてから回収のためのフロートを後付で追加してる。 (元々データ取得だけだったのが、条件次第で回収できそうだったんだちょっと改造した) だから、回収はあくまでオプションで、 主目的のデータ取得の邪魔にならないように取り付けたフロートは事前の検討が不十分だったし USERSみたいに最初から回収する前提のカプセルと比べてはいけない。 EXPRESSはロケット側の問題で大きく軌道を外れた。 国際協力でドイツ側の予算が不足してたし、 無人機に有人機並みの回収システムをつけるわけもない。 OREXは回収を目標にしていないし、DASHも分離機構の問題。 つまり、回収までを主目標にしたプロジェクトで回収部分の問題で回収不能になったことはない。 そもそも日本の(以前の)長期計画では有人機につながるのはHOPE計画で、 自立で帰還する手段を確立するためにALFLEX、HSFPを実施してる。 問題はHSFPが機体の破損で終了して自立飛行の十分な技術確立ができてないところかと。
中に人間が乗ってりゃパラセイルによって着陸地点を操作することも出来ようし キリル文字におびえた現地民に助けを求めることも出来よう
>>17 一つ一つの理由付けは一応納得できるんだけど、なんか安定してない感じがする。
特に、回収部分以前の所で失敗してる奴は、回収部分で失敗してるんじゃないから大丈夫、と
言い切るのはなんか心配。 回収以外のところでもトラブルが起こったらまずいのには
変わりない。
でも、予算を奮発して冗長系をつければokって気もするし…
>19 無人の実験機に何処まで予算と冗長系をつけるかってのは判断の難しいところではあるね。 そもそもカプセル型の有人機が日本の開発目標になってないから、 「有人機並みの回収機構」というモノをターゲットにした開発が行われていない。 繰り返しになるけどHOPEは自立で空港まで戻ってくる前提だしね。 そのHOPEが中止になったあと、どうするかってのがまだ定まってないし。 HTVの回収機構に予算がつけばまたいろいろ動くでしょうけどね。
HTVの形を微妙にアイロンっぽくして 底に耐熱タイルを・・・ フェアリングで護られる形になるからシャトルよりはリスクは少なく・・・
>>19 同意。
失敗の原因は技術面での障害というより、運営体制、予算配分の問題だろうが、
有人用途でなくとも信頼できる回収システムとは言い切れない。
ユーザーの立場からすれば、弁解よりも成功実績の蓄積を見せて欲しいだろう。
>>20 有人を目標にしなくっても、無人の回収実験でもあの実績ではユーザーが不安を覚える。
仮に打ち上げコスト、衛星の開発コストを度外視しても、数十億円(以上)
の実験サンプルが回収できない可能性が高いということだ。
>>14 価値のある実験だと、国外の衛星打ち上げ+回収システムにコストがかかって
も委託するんじゃない?
スペースシャトルは事故以来使い勝手が悪いので論外として、ソユーズとか。
>>18 狼にはキリル文字は通じないし、凍死/溺死の危険性もある。
# マーキュリー2号機、カプセル沈没。
>22 >有人用途でなくとも信頼できる回収システムとは言い切れない。 だから、外部のユーザー向けの実験機としてはUSERSがあるし。 それ以外の回収を主目的にしていない実験や、ロケット側の問題なんかを引き合いに出して わざわざ信頼性を低く見る意味がわからない。 >ユーザーの立場 >価値のある実験 そもそ打ち上げから衛星製造まで含めて200億以上もかかってしまう費用にみあうだけの 無重力回収実験が見あたらないので、ユーザーがいない。ソユーズなら70億とはいえ・・・。
>>24 USERSとソユーズを同列に並べてる時点で・・・
ソユーズの場合、ISSへ飛ぶついでに、って形が多いから、
大概70億もかからんわけだが。
USERSの場合、ロケットから衛星まで、設備を占有するから高くつくんであって、
ピギーパックで回収まで行えるプラットフォームを作るとかして、
少ないリソースで打ち上げられるようになるんなら、需要の発掘は可能だと思うが。
>>21 耐熱タイルは剥がれたらお終い…上から何か降ってくることはないが打ち上げの振動で絶対剥がれないとは言い切れまい
てか、宇宙往還機の断熱システムだが適当な基材にアブレーション材を不厚く塗った物を使い捨ての耐熱シールドとして使い捨てるのはどうか
再突入後ある程度度まで下りてきたら投棄し、着陸する
多分耐熱タイルの精密点検より安く上がり、常に新品のため信頼性も高いはず
>>24 いつものアンチだろ。他の宇宙開発系のスレでも日本の宇宙開発の将来についてしゃべっていると難癖付けて後退させようと
電波飛ばしているのがいるし。反論できなくなるとお子様とか、ニートとか言い出すw
27 :
NASAしさん :2006/06/28(水) 22:09:20
>>26 最初のシャトル打上げ時から耐熱タイルは剥がれまくっていた。
お前は宇宙開発に関して知識が無い様だから、余計な嘴を挿むんじゃないよ。
>25 ソユーズだとユーザに開放されてるペイロードが数kgしか無い上に 電力の供給も受けられないので、本当に行って帰ってくるしかできない。 本格的な宇宙実験をしたいならソユーズ打ち上げ1回分を買い上げる必要がある。 (旧ソ連ではボストークを改造してそういう実験衛星を打ち上げていた) ピギーバックの場合は最大限融通してもペイロードがせいぜい500kgなので その中に再突入用カプセルと太陽電池と環境維持のための装備を組み込むと 実験用に使えるペイロードは本当にわずかになってしまう。 数時間の無重力を維持できればすぐに再突入してかまわないとか かなりの温度変化があっても問題ないような限られた実験にしか使えない。 DASHを使って、宇宙酒とかのブランドを発掘してみるのは面白いかもしれないが、 乱発すればブランド価値の低下を招くしなあ。
エネルギアみたいな巨大なブースターで低軌道に100tぐらいの 軌道工場でも打ち上げないかなぁ
>>27 のように、読解力がゼロに近い低知能な方は参加ご遠慮下さい。
31 :
28 :2006/06/29(木) 07:02:53
32 :
NASAしさん :2006/06/29(木) 13:27:12
>>30 他人様は口汚く罵るくせに、自分がバカにされるとファビョるのか?
>>24 そもそも USERS-2 のコスト、200億円以上の根拠は?
打ち上げに関していえば、USERS は H-IIA の能力の 1/3 - 1/4 程度しか使っ
てないので、単純計算すれば 25 - 30 億円程度。
衛星製造コストは確かに 150 億円程度はするんだが、1機だけの場合で、
量産といわないが 2機目でもかなりなコストダウンになる。
さらに、USERS の衛星バスは SERVIS, SERVIS-2 と共通。
# IGS とも共通という噂もあるが。
もともと USERS は汎用の衛星バス開発のためで、さらに民間用部品を宇宙で
テストすることでコストダウン低下を狙ったもの。
全体あわせて USERS-2 のコスト、100億円未満、多分ソユーズ程度(もしかす
るとそれ以下)じゃないか?
ただし、個別の実験装置にかかる費用は除外、これらは量産効果がでない。
それから製造期間も2号機以降は 1-2 年と早くできる。
>>25 > USERSの場合、ロケットから衛星まで、設備を占有するから高くつくんであって、
> ピギーパックで回収まで行えるプラットフォームを作るとかして、
> 少ないリソースで打ち上げられるようになるんなら、需要の発掘は可能だと思うが。
その1例が
>>23 のネズミ衛星じゃないか?
文書を読むと、ユーザーサイドからの提案のようで、当初はピギーパックで回
収するテストをする(最初はネズミ無し、次はネズミ乗せて軌道に数時間)。
実証できたらより大型の機材で数日から数週間の無重力実験をする構想のようだ。
ネズミ衛星が順調にいけば、ほかの回収必要な微少重力実験に転用可能かも知
れないが、その時は
>>31 のように目的に合わせた改造が必要だろう。
# 逆に他の実験では生命維持装置は不必要。
>>35 こいうのは宇宙研とか大学が強いよなぁ…
ビギーパックとは思えない姿勢決定精度だしw
>>33 >打ち上げに関していえば、USERS は H-IIA の能力の 1/3 - 1/4 程度しか使っ
>てないので、単純計算すれば 25 - 30 億円程度。
こういう安易な計算はやめてくれ… 条件がぴったり合う相方の衛星が
うまく見つかって、さらに重量配分で金を出せばいい、って事に
してくれないと成り立たない。 どちらかが遅れれば影響大きいし。
38 :
NASAしさん :2006/06/29(木) 21:53:22
>33 基本的に同型のASTRO-E/E2の場合、ASTRO-Eが開発費込みで130億、ASTRO-E2が85億。 60%くらいまでコストは低減しているけど半額まではいってない。 USERSバスの目標コストが15億とはいえ、イリジウム並みの数を打ち上げてやっと到達できる価格で 現状では回収カプセルをのぞく汎用バス部分で40〜50億の費用がかかる。 USERSの場合、ミッション部分の要求仕様が毎回変わることを考えると 衛星製造費が100億を切ることは当面ないと思う。 衛星の製造期間について、全くの同型機であってもあのサイズの衛星が3年を切ることはない。 実験装置は毎回カスタムすることを考えれば4〜5年が相場だろう。 USERSのように電気炉を積む場合と、ネズミ等で生体実験をする場合を比べると かなり熱設計の条件が変わってくるはずなので、どこまで共通バスを活用できるか。 逆にUSERSの仕様にあわせて実験を募集してもいいが、 その場合は需要の掘り起こしができるかどうか。
>>39 > 現状では回収カプセルをのぞく汎用バス部分で40〜50億の費用がかかる。
この部分はまあ良いとして、
> USERSの場合、ミッション部分の要求仕様が毎回変わることを考えると
これは(ソユーズとの比較からすると)ロジックがおかしいじゃないか?
仮にソユーズとか他の宇宙機を使っても、ミッション部分の要求仕様が毎回変
化するので、この部分のコストを引き下げることはできない。
そもそも、地上でもある程度高度な実験をすると数億円はかかるし、宇宙で操
作するためにそれを無力でかつ無人でコントロールするように作り直すことま
で考慮すると、まあ、数十億円はいくのは納得するが。
今の技術を前提とする限り、コストダウン可能なのは量産可能な
打ち上げロケット + 衛星のバス部分。
>>40 つづき。
ここまで書いていて気づいたんだが、USERS-2 以前に実は回収する必要のある無
人の宇宙実験そのものの需要が少ないんじゃないか?と調べてみた。
>>28 >(旧ソ連ではボストークを改造してそういう実験衛星を打ち上げていた)
Foton のことか?
http://www.astronautix.com/craft/foton.htm 1985 から 1992 年まで毎年1機、あと、1994,1995,1997,1999,2002(失敗),2005
他に Bion
http://www.astronautix.com/craft/bion.htm 1973,1974,1975,1977,1979,1983,1985,1987,1989,1992,1996
そう多くはないけど、それなりにあるのかな。
あとはスカイラブやミールや国際宇宙ステーション関連の宇宙実験。
しかし、有人滞在のついでにというパターン。
宇宙実験のためにわざわざ宇宙ステーション作るというのは本末転倒と思う。
コストがかかり過ぎる。
>>40 訂正。
> 作するためにそれを無力でかつ無人でコントロールするように作り直すことま
無力 --> 無重力
> で考慮すると、まあ、数十億円はいくのは納得するが。
単一の実験とは限らない。Foton M-2 では 39 もの実験!
>40 >33の「そもそも USERS-2 のコスト、200億円以上の根拠は?」 に対する回答なので、ソユーズとの比較というつもりではないです。 USERS-2を制作するために必要なコストの見積もりです。 >24の「ソユーズなら70億」というのが間違ってたって事ですね。 ソユーズを使っても80〜100億はかかりそうかな。 >42 >単一の実験とは限らない。 その場合は実験がお互いに悪影響を与えないように調整する必要が出てきます。 ISSではセントリヒュージの遠心加速器の振動をきぼうやコロンバスに伝わらないようにするために かなり気をつかってました。
44 :
NASAしさん :2006/07/01(土) 12:20:44
北朝鮮製スカッドミサイルかよ
某宗教団体かとおもたw
>>43 こちらも色々調べさせてもらって勉強になりました。
Foton の記録みてみると、39 もの実験は例外として、複数の実験(半導体と
生化学の純粋試料作成、あるいはロシア、フランス、ドイツの共同研究)こな
していますね。
当初はペイロードに余裕のためかかと思っていましたが、天文観測などと物性
実験の違いという気もしました。
地上でも天文観測では巨額の観測装置を作って、それを長期間(数十年)、複数の
研究グループが使って研究成果をだす。
物性実験では個別の研究グループの予算はそれほど多くはなく、研究期間も比
較的短期(数年程度)。ただし全体としてはグループ数が多いため巨額な資金
を使う。無論、スプリング-8 のように巨額の実験装置を建設して、共同利用
することもある。
ということは、宇宙の物性実験用には、中型衛星に複数の実験装置を積むか、
(超)小型衛星を多数打ち上げるのが適切ということになる。
USERS も物性実験としては一つだが、民生部品実証も兼ねていたし。
>>31 そうか、DASH は失敗に終ったけれども、ピギーバックでの再突入+回収
の可能性を示したことは大きいことかも知れないな。世界最小のはず。
あと、ヨーロッパの IRDT (2度程失敗)というのもあるけれど、柔構造再突
入回収システム(耐熱構造不要)だからな、意味が違う。
この種システムがうまくいけば、(小型衛星の)再突入+回収システムの革命
にはなるけれども。ちなみに ISAS も同様の研究はしている。
発砲ときいてビックリしたw
53 :
NASAしさん :2006/07/05(水) 12:39:21
IGSを早急に打ち上げよ。わが国の自主的国防体制を確立せよ
>>53 IGSにレーザー迎撃機能やらジャミング機能でもあればいいのにな
56 :
NASAしさん :2006/07/05(水) 22:04:11
>54 打ち上げは9月くらいかな?
結局今回もIGSの画像出てこなかったね…
59 :
NASAしさん :2006/07/05(水) 23:29:34
君はKH-12の画像を見たことが有るのか?
IGS画像は国家公務員法の守秘義務の対象。
記者「発射台には変化が見られたんですか?」 額賀「・・・・・・(絶句)」 額賀「・・・発射したわけですから、変化はありました」 一方、テロ朝が民間会社から買った当日の衛星画像は厚い雲に覆われて発射台は見えなかった。 なんかこのことだけでもIGSがほとんど使えない代物であることがわかるよな。
>62 PALSARなら見えるんでね?
64 :
NASAしさん :2006/07/06(木) 09:38:11
>>62 お前IGSが2機一組だと言うことを理解していないな。
額賀ってアホっぽいのが痛いな。 いつも口開いてるし。
棒読みなのが痛い 防衛長官の威厳を感じさせない
>>63 ならそう言えばいいじゃん
>>62 を読む感じじゃ何もわかっていなかったぽいけどな。発射をつかめたのなら準備もつかめていないとおかしい
大方IGSがどんな機能を有していてどんなデータが取れるのかもわかっていなかったのだろう
>>64 2機1組の利点って?
>>63 ALOS の PALSAR なら見えるし、守秘義務には触れないはず。
# 分解能も実測値は予想以上で 4.5 m
それはそうと、アメリカの早期警戒衛星で第一報はいったとのことだが、ロシ
アの早期警戒衛星は故障放置とか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060706-00000312-yom-int 「ロシア軍は北朝鮮のミサイル発射を全く探知できなかった。
醜態をさらす羽目になった理由の一つは、アジア太平洋地域でのミサイル発
射を赤外線センサーで探知する露軍の早期警戒衛星は2003年に壊れたまま
放置されているため、同地域の監視がガラ空きになっている点だ。」
===========================
IGS も守秘義務を盾にして性能不足を隠してないだろうな?
実際の所ALOSの方が偵察に役立ってそうだが口が裂けてもIGSよりALOSの方が使えますなんて言えないだろうw
71 :
NASAしさん :2006/07/06(木) 21:03:52
>>67 守秘義務の対象は、画像とシステム等のうち、内閣情報官が指定したものなので、撮っている事は秘密ではありません。現に北用だとガンガン言ってますから。
これは、能力云々ではなく、外務、警察、海上保安官僚が独占できることが重要で、外交上のプレッシャーなので、逆に無能さは知られない方がいいのです。
国家公務員しか見られないので、オモチャともいいますが。
個人的には、小型コンステレーションで一日一回、皆様に見てもらって、宇宙ファンの納税者を増やした方がいいと思うのです。
HIIBはここに統合するのかな。
「ロケット・H-IIシリーズ総合スレ」とか?
>74 2008年のH-IIB試験機が成功しても即Aにとって代わるわけではないんじゃ…
77 :
NASAしさん :2006/07/07(金) 12:34:45
つまり箱は中身にあわせた方がいいってこと
>>79 の続き
外交上の理由で KH-11/12の画像を公開することもあるし、国防上で(脅威を
煽って)予算獲得のために公開、ずっと以前には手違い?でリークなどもあっ
た。
# 機密情報でも 30 年くらいたつと公開される。
今回のテポドン関連の写真も、今後安保理説得のために公開という可能性もある。
日本でも大韓航空機撃墜事件(1983) で自衛隊によるソ連の交信の傍受記録公
開というのもあったな。担当者は傍受能力バレルといやがっていたらしいが、
外交上の得点にはなった。
ところで、IGSの画像は?
81 :
NASAしさん :2006/07/07(金) 20:20:58
59と81って物凄く恥かいてね?
# グウの音も出ないとはこのことだな。
>>59 >>81
85 :
NASAしさん :2006/07/07(金) 21:55:55
>>70 高度400キロとIGSの倍以上上空を飛ぶALOSがIGS以上に
偵察に向いているということはありえない。
>>84 偵察衛星関連情報、IGS スレの方にまとめといた。
別の IGS 厨がさわいだら、誘導してやってくれ。
>>85 完全非公開のデータなら、外交カードとしても使えない。
ALOS のデータの方がまだしも外交カードには使える。
>>67 にあるように、日本の自衛隊が電波傍受とか、イージス艦のレーダーで情報収
集した自体は報道されている。
アメリカの偵察衛星、早期警戒衛星についても報道されている。
今回のテポドン打ち上げに関して IGS の活躍述べた報道記事を示して欲しい。
87 :
NASAしさん :2006/07/07(金) 22:33:10
>>82 失礼リンク先を見ずに反応してしまった。
確かにKH-12は素晴しいな、
是非IGSも是を目指して開発のスピードを上げて欲しいものだ。
88 :
_ :2006/07/07(金) 22:36:06
>是非IGSも是を目指して開発のスピードを上げて欲しいものだ。 ありえないー、ありえないー。
IGSは急いで造った4機の半分だけで見ているので、使い物になっていないだろう。 記事でも米偵察衛星しか出てこないからな。 IGS画像は守秘義務対象とはいえ、日本の偵察衛星で捉えたという記事くらいは出る。 全く役に立たなかったということだ。 更に、CSICE予算は削減されていくので、今回活躍できなかったことは痛いだろうな。
>>86 ALOSは「1/25,000の精度でテメェの国全域の立体地図を作れるんだぜぇ」ってだけで外交カードとしてはかなり効力を発揮するだろうな
関係国からしたら画像も出てこないし実力不明な上に糞疑惑まで出ているIGSなんかよりよっぽど脅威なはずだ
91 :
NASAしさん :2006/07/08(土) 00:01:34
ALOSが外交カードになるくらいなら、IGSよりはるかに高精度のQUICKBIRDは、とんでもない外交カードになるだろうな。 中国の主要施設を撮って公表しまくっている台湾のROCSATもとんでもない外交カードになる。 実際には、撮像対象を攻撃できない国では、衛星画像は何の外交カードにもならん。
>>91 > ALOSが外交カードになるくらいなら、IGSよりはるかに高精度のQUICKBIRDは、とんでもない外交カードになるだろうな。
QUICKBIRD には大事な役割がある。
アメリカ以外の国家(ロシアは仕方が無いとして)による偵察衛星開発の意欲
を失わせようという目的。
特に、フランスなどは独自の偵察衛星開発に熱心だしな。
他にはイスラエル。
イスラエルは光学センサーなど一部技術を売りに出している。
韓国の次期偵察衛星にも採用の予定。
それから、ALOS の PALSAR のことを忘れては困る。
L バンドレーダーなのに解像度の実測 4.5 m を出している。
公表されたものでは世界1のはず。
夜も、雲の下でも観測されるのは相手にとっては脅威だ。
ところで、大した議論でもないのに、いちいち age るのはなぜ?
>大した議論でもないのに、いちいち age るのはなぜ? 釣り兼煽ラーだから
>>91 > 中国の主要施設を撮って公表しまくっている台湾のROCSATもとんでもない外交カードになる。
台湾の ROCSAT は自力で打ち上げたのか?
少なくとも、衛星や主要センサーは自力で開発したのかね?
外国に主要部分を頼っているなら、独自のパワーとしては使えない。
ALOS は、
「日本は民生用でこれだけのものを作れる、まして軍用なら」
と相手を疑心暗鬼にさせるだけの能力はあるな。
その意味では ALOS と IGS は打ち上げ順序逆の方が正解だったかも知れん。
95 :
NASAしさん :2006/07/08(土) 01:23:36
QUICKBIRDは単純な予算不足による民間資本導入だな。 なぜKH12を開発した米がSAR世界一を譲るか考えてみるといい。 アクティブセンサの撮像範囲はどのくらいなんだろうな。 それと、分解能を解像度と書いてると、大した専門性はないと足下みられるぞい。 ageるのは晒し上げ。スレ違いな書き込みのな。
>>89 > 更に、CSICE予算は削減されていくので、今回活躍できなかったことは痛いだろうな。
自衛隊でもイージス艦による軌道の追跡とか、EP-3 による傍受とかは報道さ
れているからな。
これらは今後の予算獲得のため、少なくとも予算削減を避ける口実にはなる。
ついでにアメリカ軍に情報提供して恩を売る面もあるし。
>94 衛星部品のアメリカ依存率が約70%もあるわけで、 安全保障もアメリカ依存だし、 アメリカの衛星が探知すれば(アメリカの判断で)日本に情報が流れるわけだし IGSやALOSが外交カードとして有効か?というとかなり疑問。 IGSについては次世代以降に期待。DRSが使えるようになるし、現行機はお勉強でしょ。
お勉強ならIGS衛星を作る金をALOSに回してとっととALOS完成させて上げてしまった方がはるかに勉強できたな
>>97 技術面に関していえば、ALOS の PALSAR は独自開発。
でなけりゃ、公表されている衛星 SAR で世界1という能力は発揮できない。
# 軍用のものは知らんが、逆にいえば同盟国でも簡単には技術移転しない。
IGS は外交カード以前に、国内での予算獲得も厳しい状況だな。
まあ、今後も打ち上げられはするだろうが、改良にどの程度予算が回されるか?
>99 アメリカと利害が対立するような局面で ALOSのPALSARの取得データを外交カードとして活用した場合、 衛星部品の輸出を締め上げられるんじゃないかと。 もちろん、無いよりはあった方がいいんだが。
>>100 逆の面から考慮しよう。
スーパー301条は何のためだった?
日本が独自の衛星開発技術を育成しようとしたのを妨害するため。
衛星部品の輸出の締めあげは(日本の独自開発促して)逆効果にもなり得る。
>>100 > >99
> アメリカと利害が対立するような局面で
近年フランスはアメリカと利害が対立するような局面を迎えていますな。
だからといってアメリカ側が派手にハイテク産業締めあげると、かえって
逆効果になる。
ガリレオ計画、アメリカ側は GPS との競合で難癖つけたんだが、逆にそれが
ヨーロッパ独自のシステムの必要性を(ヨーロッパの政治家に)強く認識させ
ることになった。
>>103 これだけでは何ともいえないな。
EP−3 の傍受とか、イージス艦によるレーダー追跡は具体的に報道されて
いるのと対照的だな。後者からは命中精度の推定もされている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060708-00000000-san-int 海上自衛隊の電子偵察機「EP−3」などによる情報収集を通じ、3日から北
朝鮮国内の軍関係の無線が極端に減少し電子信号のコードなどが変更されてい
ることが判明した。コンピューターのアクセスコードなども変更された形跡を
つかんだという。
テポドン2号は発射後、1段目のブースターに燃焼異常があったとみられ、約
40秒で失速している。イージス艦のレーダーなどは、損壊した一部が落下す
る軌跡もとらえており、かなり大きな破片だったとみられている。テポドン2
号を除く発射された他の6発のうち、3発は立ち入り制限区域外に着弾してお
り、日米両政府は命中精度は低いとの見方を強めている。
>>106 これはいつものエンジン単体の技術データ取得試験、領収燃焼試験とは違うな。
たしか、LE-5B には燃焼中にやや大きな振動が出るという問題があった。
その対策か?
http://www.iat.jaxa.jp/kspc/japanese/research/nennozle.htm H-IIAロケットの第2段エンジンであるLE-5Bエンジンでは、周期性のない低周
波の燃焼圧振動が従来のエンジンに比べて大きいことが、ロケット機体との共
振の可能性の観点から問題とされ、その原因究明と対策に向けた研究が、宇宙
3機関連携プロジェクトとして進められました。その結果、噴射器の設計に原
因があることがほぼ判明し、現在、改良型噴射器の開発が順調に進められてい
ます。
「従来のエンジン」ってLE-5Aのことかえ?
540秒って長いな。 田代に行ったら、爆音が聞こえたり煙(水蒸気)が見えたりするんだろうか。
>109 LE-5Bの燃焼時間はスペックでは530秒だから、フル燃焼試験てことだね。
>>109 LE-5B は真空中で作動するものだから、テストも真空タンクの中で、だから
爆音聞こえないはず 。。。
と思って見ると、角田ではなく田代なのね。常圧での試験?
LE-5B はチャンバ・エキスパンダー・ブリードサイクルだから、
高空を模擬する特別な試験設備を使わずにエンジン領収のための燃焼試験を行
うことができるんだな。
113 :
NASAしさん :2006/07/08(土) 21:52:10
>>112 これだけの燃焼ガスを発生するエンジンで真空中燃焼試験って地上で実施可能なんですか?
これまで何回か軌道上試験を実施してるだろ?
40、50のオサーンが目を輝かせながら書き込みをしているところを予想すると笑えるスレだな。
27だお
118 :
NASAしさん :2006/07/09(日) 10:15:27
>>115 thanks 0.01気圧か。大変な排気能力が必要だな。
120 :
NASAしさん :2006/07/09(日) 12:20:41
それ見ると今年GXの燃焼試験やるんだね。問題点は解決できたのかな。
で、次の発射はいつですか? まだ九月の上旬しかわかってないの?
>>120 GXのできあがらない問題点:超低温に耐える複合材タンクが出来ない
解決法:通常タンク+ターボポンプ
それとも別の問題も出ているんだっけ?
123 :
NASAしさん :2006/07/12(水) 09:24:56
>>122 5分の1スケールエンジンで異常燃焼が出て原因不明のため、
実機試験ができないと産経の記事にあった。(JAXA担当)
それと通常タンクじゃなくステンレスタンクになったはず。
タンクの材質変更で重量増加というオチも…
今のSRB-Aのモーターって、6号機までのものより出力を落としてるの?
情報収集衛星だからかな?
128 :
NASAしさん :2006/07/12(水) 22:50:38
今週の週間文春の記事は面白いね。IGSを含む各種情報網により政府は米国よりも 詳細にテポドンや他のミサイルの発射予測を行っていたそうだ。 だから短時間で安保理に決議案を提出できたんだね。 今回は支那が後手に回ったもんな。
>>GX 恐山のイタコにグルシュコ同志を降霊してもらって教えを授かればいいのに
>>129 諦めてヒドラジン使え、LNGなんてコロリョフみたいなこと抜かすな、ってとこじゃね>グルシュコ
LE-5Bの田代試験は実機タンクを使った技術試験。 既出の燃焼振動対策の改良効果確認の試験みたいだね。 領収試験は角田の高空燃焼試験設備でしか基本的にやらないんじゃないかなぁ。
133 :
NASAしさん :2006/07/12(水) 23:50:06
>>130 今回のミサイルはノドン(ヒドラジン)、SS22(固体)でテポドン(ケロシン)
だったから、北の能力も相当向上してきたという事だな。
>135 これから実施するのだよ。のくてぇー
>125 燃焼圧力と推力を落としてるかわりに、燃焼時間が増えている。 なので9号機では、SSB 4本同時燃焼ができてる。 SRB-A - 1〜6号機で使ったやつだがノズルが壊れる危険ありってことがわかった SRB-A2 - 4本取り付ける前提に開発中のやつで、推力を落として燃焼時間が増えてる 改良型SRB-A - 7号機以降で使ってるやつで、推力を落として燃焼時間を増やしている SRB-A2の開発でわかった知見とか応用してるが、応急処置っぽいやつ GTOへのペイロードがSRB-Aに比べると-300Kg位に落ちてしまうらしい >134が出したSRB-A は、性能を1〜6号機で使ったやつに戻して、 かつノズルが壊れないはずのやつ
>141 LE-7Aのスロットリング機能なんて初めて聞いた。 やったことあんのかな? っつーかほんとにできんのかね?
>>140 >そのような技術が有人ロケットには必要になってきます
ソユーズってスロットリングしていたっけ?
よく知らんけど松浦氏の宇宙関連本によると ほとんどの液体推進ロケットは推力の調節なんぞ出来ず 車で言えばアクセル全開のままブン回すだけ。
というか、推力調整というと聞こえは良いが、本来の目的からしたら効率悪化(排気速度が落ちる)以外の何物でもないので ロケットエンジンはフルパワーで駆動させるのが基本 はやぶさのエンジンが4つ付いているのにはバックアップの他にそういう意味もあったはず
JAXA推進系ロードマップによるとH2B後の開発に 次期基幹エンジン開発(2008−2018) ・STEP1 高信頼性ロバストロケットエンジン ○プロトタイプ > ○実用エンジン(使いきり型) ・STEP2 再使用化ロケットエンジン ○運用実証用エンジン とあって、[再使用化ロケットエンジン]のフューチャーに 「柔軟な運転モード」とあるがなんじゃろう・・・ ま10年以上先の話。夢幻。
>>140 スペースシャトルの場合、断面が大きいから、、
大気圏内で無駄に燃料使わないようにするためにスロットルを絞ってるんじゃ?
今となってはHIIBは使い道ないけどな。 HIIAもJAXA衛星と糞偵察衛星で一杯一杯。 こんなはずじゃなかった...
HTVって知ってる?
>149 うい。 シャトルは大気圏の下層では一定速度に達したあとスロットルを絞ります。(打上げ30秒前後) 大気の薄くなる上層で再びスロットルアップして100%の推力を出します。(打上げ60秒前後) 重力損失が増えるので燃料はむしろ無駄に使っていることになりますが 機体にかかる負荷が減り打ち上げ時の振動も抑えることができます。 ただ、有人打ち上げで必須というわけでは無いです。 (ソユーズやアポロ等は常時フルスロットルです) スペースシャトルは機体正面がフェルトに似た素材になっているので 最大動圧を抑えるように打ち上げてるんじゃないかと思います。
>150 H-2Bの場合、LE-7Aを2機にすることで燃料タンクも変更になるので 単純なコスト比較は難しいですな。 H-2系列の第1段は燃焼時間のほとんどを真空中で水平方向への加速に使うわけで 実質的には地上から点火する第2段です。 (ロシア式にブースタを第1段と数えるのがぴったり来ます) 設計思想としてもLE系エンジンは推力よりも比推力に重きを置かれています。 そういう意味で、増強型としては204やH-2Bの方が素直な方式だと思います。 ただ、204型の打上げ時重量は440トン前後、H-2Bでは550トン前後になります。 H-2A212の打上げ時重量が410トンであることを考えると LE-7Aの能力を過小評価するモノでもないと思います。
158 :
NASAしさん :2006/07/14(金) 09:04:21
>>155 一緒に働いているのに分ける方が異常だろ。
実質2段目って事実を無視した姑息な表現だと思うぞ。
>>158 じゃあスペースシャトル風にブースターを0段目、LE-7Aを1段目
>>159 スペースシャトルも大気圏を脱するまでSSMEは事実上ただ燃えているだけ…
効率を考えるんならSRB強化して大気圏脱出後にLE-7Aを点火して余った燃料はおろした方がよい
>162 SSMEが本当にただ燃えてるだけならわざわざスロットリングなんかしない。 点火シーケンスの繊細な、2段燃焼サイクルエンジンを空中点火するのは不安があるし。
スペースシャトルは別に扱った方が良い。
>>154 動圧といっても、ソユーズやアポロと違い、翼に揚力(進行方向と垂直な力)も働く。
全体の力のベクトルと、モーメントが釣り合うようにコントロールしなければ
ならない。ロケットの可動ノズルだけでなくエレボンも使えるとは言え、相当
面倒な制御になる。その点からも動圧を押えたいのだろう。
>>150 H2A212(LRBによる増強)をあきらめた理由の一つは、非対称な形状によって
制御が困難になると言うことだと資料で読んだ。
スペースシャトルほどでもないにせよ、揚力(進行方向と垂直な力)も働くだ
ろうな。
H-IIB 案の問題点は真中の LE-7A のノズルが周囲4本の SRB の放射熱によっ
て余分に加熱されるので、その対策も必要と資料で読んだ。
>164 212については・・・ ・J-2の中止により、LRBの将来系として考えていたメタン推進系の開発が研究フェーズまで逆戻りしてしまった。 ・メインのペイロードだったHOP-Xの中止により、急いで開発する理由がなくなった。 とかもあると思う。H2A122とか見てみたかったけどなぁ。
>166 いやいや、昔の将来構想には1段式H-2Aというのがあったんだよ。
LRBには将来の有人HOPEに向けての 固体よりは安全な液体ブースタ開発も視野に入れてたのだろうか H2A240とか遠い将来に計画していたんだったりして
>>168 LRBにLNG系エンジンつかって、固体ブースター外すつもりでいたんじゃなかったか。
まあ、そのLNG系エンジンは一年つき一年ずつ計画が遅れているわけだがw
171 :
NASAしさん :2006/07/15(土) 19:12:35
>>170 そう言えばこの報告書読んだとき何でケロシンがkg千円もするんだ(怒)
とおもって調べたら、やっぱりそれぐらいしていた事を思い出した。
でもなー、この報告書はケロシンに対してメチャクチャ辛い評価しているんだよな。
現状はケロシンこそロケットの王道を行っているのに。
ちょうどディーゼルとガソリンはどちらが環境に優しいか比較したとき、
ディーゼルが圧倒的に上だのに日本ではガソリンが選択されているようなもんだな。
じゃあもうディーゼルロケットでいいよ
>>171 軽油とガソリンは単純に比較できないだろ。
174 :
NASAしさん :2006/07/15(土) 20:33:56
>>172 点火装置無しで発火できる石油系ロケットエンジンが可能ならそれはすごいな。
>>168 有人HOPE でもスペースシャトルと同様、翼に揚力(進行方向と垂直な力)が働く。
制御が厄介になり、その分動圧を押えるような飛行パターンをとる必要がある。
再使用機目指すなら仕方がないことだが、使い捨てロケットなら非対称な形状
を選ぶメリットはないと思う。
>>171 その資料読む限りLNGの利点って燃料が超安いことくらい?
比推力は大して変わらないし下段で使うんならRP-1の高密度の方が適してそう
簡単に開発できればLNGはおいしいかもしれんが、手こずるなら基礎研究だけ続けて他に予算を回した方がよさそう
てか、RP-1でもLNGでも良いから数千億注ぎ込んで500トン以上の大型エンジン作らないかねぇ…>JAXA
メインエンジンだけで飛んでいけるし、信頼性の向上にもつながると思うんだが
>>176 あと、再利用が効くのもいいところじゃない?
再利用に関してはLH2のほうがいいかもしれないけど、再利用しやすい
一段目には密度が低いLH2って向いてないし。
500tエンジンは欲しいだろうが、狭い種子島じゃ使えなさそうだからな。
クリスマス島あたりに新しい射場が出来たときのお楽しみってところじゃね?
ってか、数千億とか無茶言うなw 「ぜつぼう」の奴めが控えているJAXAにその金はねえだろ。
>176 USですら、ケロシンのエンジンはロシアから買ったほうが安いワナ
>>177 再利用って…遠い未来の話だと思うのだが…
軽メンテで再利用を実現した所なんてどこもないし。見通しすら雲の中…
種子島でも3個くらいまでなら500トンエンジン使えるんじゃね?
放出されるエネルギー量LE-7A+SRB×2と大して変わらんだろ
>>176 推力 400t クラスのロケットエンジンなら日本にもあるぞ、M-V の1段目。
そういえば、アリアン V の SRB の推力 660 t 。
スペースシャトルの SRB は推力 1470 t
(比推力とか考慮せず)大推力のロケット作るだけだと、固体の方が有利なのかな。
1960年代には使われていなかったのは、固体ロケットの技術が未熟だったせいか。
# グレインに欠陥あったりすると異常燃焼の元とか。
>180 推力だけなら断然固体だが、いったん火つけたら消せないんだな。 シャトルのRSRMやH-IIAのSRB-Aは、一部壊れてガス漏れしたりは あったけど、モーター自体が爆発したりとかはないんだよね。 そういう意味では信頼性は十分あると思うんだけど。 有人は液体エンジンに限るって固定概念を破るのはなかなかたいへんそうだ。
>181 有人なら個体で8Gとかは勘弁。
>>176 推力 500 トン以上の大型エンジンを作るなら、日本でも SRB だったら数百億円も
開発コストかけずにできるだろう。
# ついでに H-II 用の SRB と M-V+ 用の第1段兼用てのも考えられる。
日本で液体エンジンで推力 500 トン以上目指すなら、結構な開発コストかかるだろうが
それを正当化する理由は?月/火星への有人飛行を目指すための下準備?
単に、有人宇宙旅行だったら、H-IIA でも LEO の打ち上げ能力だけ見ると可能、
H-IIB なら余裕。
信頼性が不十分と言う面はあるが、あと数十回連続打ち上げ成功すれば良い。
これに比較して新規に 推力 500 トン以上の大型液体エンジン
作れば、開発期間、テスト、信頼性の確立までどれだけの時間がかかることやら。
でも、M-Vでアホみたいに加速がきついのは三段目あたりのはず。 そっちを小さくて扱いやすそうなエンジンに変えれば… どっちみちペイロード制限きついけどな。
>>181 1000ton以上の超大型モータケースが安く作れるんなら固体の方が良いね。荷物用にも転用できるし
チャレンジャーの事故みたいにモーターケースの横に何かある(燃料タンクとか言語道断)というのは好ましくないので信頼性を取るなら
1本ですませる必要がありそう
もしくは百歩譲って500ton級の大型モータを複数本使うとか…片方しか点火しなかった場合は地上の被害には目をつむって
倒れる前にアボートタワーで逃げられるように設計する…
CFRP製モータケースの爆破とかって出来るのかなぁ…?鉄製のケースは万が一の時にはボルトを爆破すれば
射場付近が壊れるだけですみそうだが…
>>184 3段目をLE-5クラスに置き換えればだいぶ打ち上げ能力上がりそうな気もする。取り扱いはかなり悪くなるけど
それよりも打ち上げ時のGと振動で上段の液体エンジンが壊れないかの方が心配w
>183 H-IIBにクリーベルみたいのをくっつけるのは現実的だと思うけど、 日本だと軍人乗せるわけにいかないから、有人はなかなかたいへんだろうね
あと 5年程度 H-II A/B で連続無事故で打ち上げれば、それなりに
打ち上げの信頼性は出てくるだろうな。
問題は、JAXA の ISS + スペースシャトルの路線からの切替え。
>>177 での指摘のように予算面での厳しい制約もあるし、
日本独自の有人飛行以前に独自の回収経験の蓄積も、
ISS + スペースシャトルの路線とは
組織の目標として矛盾する。
楽観的には 2010 年のスペースシャトルの退役が転機になると思うが。
今からならまだ有人でも米、ロに追いつけると思う、両方ともここ数十年ずっと止まっていたから 両者の次世代宇宙船も紙上の状態だし、職人魂でドカンとプロジェクトを完成させるのは日本人得意だしな ロはともかく米は再び月を目指している以上これ以上は待ってくれない気がする… 再突入にしても基礎データは揃っているんだからあとは実地試験をするだけのような状態だし アボートタワーのモータなんて日本の得意分野だし、ほとんど手つかずなのは生命維持装置くらいか?
>>187 ISS+SSの路線だからつって、それにベッタリってわけには行かないだろ?
でなきゃ何でHTVを作るんだ、という話にもなるし。
HTVは基本的にモジュールの回収は考えてないけど、
それでも、再突入試験くらいは出来るだろ?
>188 × 米、ロ ○ 米、ロ、中 けど、有人にこだわる必要あるのかねえ?
>>189 ISS では各国の必要物資の輸送はその国の責任が基本で、それで HTV が開発
されたと聞いた。
無論、対価を出して他国に委託もできるが。
現在のところ、HTV の再突入と言うのはゴミを放棄して大気圏で確実にもやす
こと。HTV そのものもうまくコントロールして再突入しないとまずい。
# 10年ほど前にミールの再突入で騒ぎになったことあるな。
USERS で行なったような再突入+回収とは大幅に違う。
2003 年の USERS、打ち上げは JAXA だが、衛星の開発は USEF(無人宇宙実験
システム開発機構)で、経済産業省及び NEDO の委託により行なったもの。
だから JAXA 本体の縛りとは別なんじゃなかったかと思う。
ミールはほんの5年前です。 あまり生き急ぐと早死にしますよ。
>>194 失礼。
「TRMM ではコントロールドリエントリー(制御. 再突入)を行うことは予定
されていた。当時の解析から、TRMM はミッション終了後 デブリとなって大気
圏に突入することが予想されたためである。」
と言うことなんで、最近は低軌道の大型衛星に関してはコントロールドリエン
トリーを考慮するようになっているようだ。
>>189 2010 年以降を考慮して、HTV の回収モジュール案の検討は行なわれている。
http://www.iat.jaxa.jp/res/fstrc/b02.html ただし、ISS との都合上、設計の自由度は制限されている。
いまのところ、
「小型カプセルでHTVの「補給キャリア与圧部」(ISSへの係留時に内部に宇宙
飛行士が入って作業できる貨物区画)に搭載する形態が最も需要があると判断
し、これに絞って成立性を確認しました。」
これではペイロードが最大でも 150 kg なんで有人化は無理。
>>187 まあ、2010 年以降が一つの転機にはなるな。
ソ連が崩壊してなきゃ今頃軌道上がミール2でブランを量産だったのに(´・ω・`)
>188 生命維持装置といえば、JAXAがこないだ宇宙服のデザイン募集してなかったか?
ZPSマーク3とかAX-5ってどうなったのだろう とんと消息を聞かないが
中型3種を計9基打ち上げへ=気候変動解明、防災に期待−宇宙機構
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060717-00000033-jij-soci 気候変動メカニズムの解明や、気象予報の精度アップによる台風被害軽減な
どを目指し、3種類の中型地球観測衛星を4年おきに3基ずつ、計9基打ち上げる
宇宙航空研究開発機構の長期計画が、17日までに決まった。
2008年度から打ち上げが始まる温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)のシリー
ズ3基に続き、10年度以降の地球環境変動観測ミッション(GCOM)衛星の2種6
基の計画が、文部科学省宇宙開発委員会で了承された。
宇宙機構と前身の宇宙開発事業団の人工衛星はこれまで、衛星自体の技術開
発が主目的だったが、新衛星群は気象庁や海上保安庁、漁業情報センターの日
常業務に活用してもらうほか、国の環境・防災政策への貢献を目的とする。
(時事通信) - 7月17日16時0分更新
=========================
GOSAT は環境省との共同プロジェクトのはず。
朗報ではあるな。
それ朗報なのか? スパイ衛星やISSに加えそれにも予算を奪われて 技術開発に回せる予算がさらに減るんだろ
>>200 とりあえず、JAXA 自体の仕事がなくなる最悪の事態はない。
それから、文面だけでは明確でないが、気象庁や海上保安庁、漁業情報センター
(+環境省)も衛星開発、打ち上げの予算を分担するようにも読める。
スーパー301条とかの関係もあるんだろうけど、 JAXAの予算を技術開発だけに集中できた時代は終わったんだなという気がする。 衛星メーカーの仕事を確保できたという意味では朗報だし こういう実用衛星の実績を作っておくことがJAXA予算の削減に対する抵抗力になると思う。
>>202 技術開発と実用衛星の区別は明確ではないが、
>>199 の関連記事では同型衛星を複数打ち上げるのが特徴だな。
当たり前だがこうすると衛星バスのコストダウンができる。
# 一応、みどり I,II 号とかあったけど。
スーパー301条に関しては、その制約にも拘らず、ひまわり7号を日本のメーカー
が受注できた。
>>160 なかなかの能力のようだが、世界1とまでいくかどうかはわからん。
GOSAT に関して言えばフーリエ赤外分光器の能力が非常に高いものらしい。
>>203 補足、
「ひまわり6、7号」は気象庁+国土交通省の予算で、国際入札と言う点。
ひまわり6号は米スペースシステムズ・ロラール社からの完成品購入。
だから ひまわり7号の国産化の意義が大きい。
# ロラール社のトラブルに懲りたと言うことだろうが。
>204 それ、気象庁の予算だけじゃ、ひまわり2つあげるなど無理だったところ 本省と相乗りしたんで予算豊富になって2つあげられるようになったんで、 おこぼれが三菱にまわっただけ。 というか相乗りは三菱に仕事まわすためでもあったんだろうね。 ロラールがつぶれたのは、発注してしまったあとだよ
>>205 当然だが JAXA の予算ではないことを指摘したかった。
>205 >206 つまり実用衛星も2つずつ上げたら、半分は三菱に仕事まわせるってことかw
>>207 国際入札だし、国土交通省が契約者なんでそう手心加えるわけにいかんだろ。
どうかねぇ。スーパー301条は2001年から失効してるらしいけど、 ガチで国際入札にした場合どうなるかはわからんよ。
>>206 そりゃそうだ、JAXAの衛星じゃないんだもん。
だが
>>199 の話はJAXAの衛星としてやるわけだから、費用の相当部分が
JAXAの予算から出ることが予想される。さて、大丈夫なのだろうか。
>208 2000年3月にMTSAT-1RをSS/L社へ約160億円で発注した半年後に MTSAT-2を三菱電器へ約190億円で発注してるから なんらかの手心はあったんじゃないかと。当時はまだロラールは倒産してないし。 イリジウムの後始末でロラール社がそれどころじゃなかったとかの可能性はあるけど。
>211 高額なものを2とか4とかの少数発注するときは、 なにか欠陥や不具合があったときに困るから、 少しくらい高くても別々のところに出すのはふつうですよ。 もっとも、もう一社が三菱である必要は特にないと思うから、 そういう意味では手心はあったかもしれないですが。
>>211 ひまわり6号と7号は若干仕様が違うようなのだが。
>>160 で紹介した機能、ひまわり6号には記述がない。
余分な機能を要求すると価格も上がってしまうだろう。
>212-213 そのへん含めて、三菱有利になるような仕様書を作ってから国際入札をしたんじゃないかなぁ。 ヒューズは次世代GOESの開発中で三軸安定の気象衛星をまだ持ってないし ロラールさえ排除すれば三菱が受注するのは自明。
>>211 あからさまな手心はしてなかったんじゃないか。
>>214 要求仕様の段階で、会社が限定されることは良くあるが、それが意図的かどう
かわからない。
>>160 のような機能は気象観測上ありがたいのだが、
場合によってはアメリカの国防上の問題にかかわるとかで、アメリカ国内で確
認とるのに時間かかった可能性もある。
>>214 そうだろうね。MTSAT-2相当の機能を持つ衛星はNECでも作れたはずで三菱でなければならないということはなかったはずだ
>216 DS2000は三菱のバス。 NECは静止軌道用の三軸制御バスを持ってないので NECが受注することはあり得ない。
>>216 国産有利になるように仕様書作成したかも知れんが、三菱とまでは限定してな
かったんじゃないか。
ところで、ALOS も仮に国際入札しても、アメリカのメーカーは受注できなかっ
たんじゃないか?
PALSAR の能力、国防上の問題にかかわる。確か民間偵察衛星で SAR の画像は
解像度 5 m 以上しか駄目なはず。
>219 ALOSは実用衛星じゃないから、絶対国産さ!
>220 なるほど、そうだね。
>219 いや、その制限て恣意的なものだから。 よその国が高解像度の開発しようとすると、自分のところの 民間(というのも半分うそだが)衛星に1m解像度やらせちゃうような国だし。
>>217 MTSAT-2って既存バスを使わなければいけないって入札条件だったの?
225 :
NASAしさん :2006/07/18(火) 00:12:38
>>216 >MTSAT-2相当の機能を持つ衛星はNECでも作れたはず
取れなかったと言うことは能力が無かったと言うこと。
妄想で発言しないで下さい。
>>222 確かに、
「(アメリカの)民間偵察衛星で SAR の画像は解像度 5 m 以上しか駄目なはず。」
というのは近い将来緩められると読んだ記憶がある。
PALSAR とか RADARSAT2 とかヨーロッパの SAR 衛星考慮してだろう。
結局、物ができてから規制緩和している状況じゃないかな。
SAR に関しては、光学偵察衛星ほどアメリカは圧倒的な技術水準の差がないんだろう。
ところで、
>>160 のような機能は(改良すれば)早期警戒システムに転用可能じゃないかな。
恣意的な仕様で入札ってのはありがちだけど、あまりあからさまにやると 「不正な貿易慣行」される可能性も出てくるんだよね。 ま、2001年頃にはアメリカがライバル視する国は中国になってたんであまり うるさいことも言われなかったとは思うけど。
>>227 > 恣意的な仕様で入札ってのはありがちだけど、あまりあからさまにやると
> 「不正な貿易慣行」される可能性も出てくるんだよね。
けど、日本側としてちょっとした仕様の変更だったつもりが
アメリカ側では国防上の制限に引っかかった可能性はある。
その場合、アメリカは「不正な貿易慣行」と強くは主張できない。
アメリカ側の国防上の制限を緩める方が先と反論されるし、
仮に開発期間が十分あれば(日本の発注で)ヨーロッパで開発されてもおかし
くない。
# アメリカの早期警戒衛星関連の輸出規制は具体的には知らないが。
>223
>223 ふつうに考えると、汎用バスのほうが安く短期で作れるわけだから 値段でかなわなかったのではないかと
>>228 >けど、日本側としてちょっとした仕様の変更だったつもりが
>アメリカ側では国防上の制限に引っかかった可能性はある。
可能性は0じゃないけど、静止軌道上の気象衛星の仕様と考えると
どうでしょうかね。ほぼ同仕様と考えられる1号機は受注できて
いるわけで、それをあわせて考えるとねぇ…
>>231 2つの衛星はほぼ同仕様だが、全く同一の仕様じゃない点が問題。
少なくとも
>>160 のような機能を付け加えることでコストは上がる。
>>228 のような可能性は調べてみないとわからないが、
一応ブースターの燃焼時間程度より短い時間間隔で(赤外線の)連続画像を取
り込めると早期警戒システムに転用可能ではないかな。
といっても別に、
>>160 の機能はそれを意識したわけではないだろうが。
>223 新規にバスを開発したら500億以上はかかるはず。 既存バス流用しなきゃ競争力のあるコストでは無理。 MTSAT-1/1RがGOESのバスを流用なんだが、 気象観測部分はGOESと同じはずなんでGOES流用では実現できない機能を入れることで ロラールを排除した可能性はある。
>233 MTSAT-1RのセンサーはGOESでも実績がないやつを、SS/Lにつかまされて そのせいで製作が遅れてたよね
http://www.geocities.com/jspacetrue/ を読んでがっくりきた。この通りとするとどちらもひどい。
MTSAT1,1R に関してはSSL社がダンピング価格で入札。
その分のしわ寄せは既存のバスに気象機能と航法機能を押し込んで誤魔化した。
だけど他にもしわ寄せがあって、気象センサー部分。これは外注なんだが、
MTSAT-1 ではITTインダストリー社、MTSAT-1R はレイセオン社。
「赤外線センサーが試験中に問題を起こし、完成が遅れている。これは、気象
センサーを開発するためにレイセオン社がMTSAT-1Rを実験台として利用してい
た可能性が高く、案の定問題が発生したと噂されている。」
「さらに聞くところによれば、SSL社とレイセオン社との間でMTSAT-1R製造の
負担額で訴訟問題にもなっているとの話である。これは、レイセオンがSSL社
へ「もっと金を払え」と要求しているそうだ。」
MTSAT-2 の方は三菱が主契約者だが、作っているのは衛星バス部分のみで、
気象センサー、航法放送用のアンテナなどは外国製。
これは残念と言う程度だが、大きな問題なのは外国メーカーの部品を買い叩い
たらしい。今後の商売にさしつかえるおそれがある。
「さらに「彼らには技術は無い」と厳しい意見まで言っていたとのことだ。」
>>235 続き、SSL社も三菱もひどいんだが、一番の問題は
気象庁+国土交通省
が監督官庁としての責任を果たしてないこと。
競争入札するからにはダンピング価格で技術的に無理がないか(手抜きがない
か)チェックがいるんだが、それができていない。
そもそも、基本構想で高精度センサーと航法用のトランスポンダーの合い乗り
で無理があり、他のメーカーの価格が割高だったのもその点考慮してと言うこ
とらしい。
まあ、H-IIA の問題でも JAXA の問題でもないんだけどね。
>>230 ,232
普通ならばな。NECは普通じゃないから
238 :
237 :2006/07/18(火) 20:36:15
239 :
NASAしさん :2006/07/19(水) 22:23:35
>>239 発表しちゃっていいのか?
今まで、時刻まで発表したっけ?
これで、見に行くのも楽だな。
>>240 政府が公式に発表する事は無いだろうけど、発射場付近の航空管制とか漁協との兼ね合いも
あるので日時はいろんな団体に通知して調整しなければならない。
また、何の通達も無しに打ち上げると国際的にはミサイル発射と見なされても
文句言えないし、現在軌道を回っている人工衛星の軌道との兼ね合いもある。
SRB/SSB/一段目/二段目などの落下予定海域の情報も流さなければ
ので全くの秘密にする事は出来ない。
そんなこんなで打上日時や軌道の情報はいろんな所に流れる。
今日のIGS打上日の報道は、内閣官房のプレスリリースみたいですよ。
>243 こないだミサイル撃たれたばかりだし、プレスリリースするには いいタイミングってわけかね?
>244 そうかもしれないな
246 :
NASAしさん :2006/07/20(木) 00:49:34
待ち望まれているからね。
ええええっ?
248 :
NASAしさん :2006/07/20(木) 00:58:17
249 :
NASAしさん :2006/07/20(木) 09:31:45
今回の打上げはMVもH2Aも休日なのは、 政府が打上げをプロモーションに使うという 意思の表れだろうな。
よし、後は失敗すればいいだけだな
251 :
NASAしさん :2006/07/20(木) 13:05:23
工作員乙
アンチIGS厨って、もはや朝鮮人や支那人と変わらんな。
>>90 あと地球観測衛星としては当然だが、地球全体のデータベースを一定期間ごとに
更新している。
# この点、偵察衛星、IKONOS などは限られた領域のみ。
これを元にすると
道路、鉄道、港湾、空港、パイプライン
工場、発電所、ダム、鉱山
などの建築、改装状況が把握できる。
あと、造船所での船舶の建造状況、ロケットの打ち上げ準備。
災害、大規模な事故の把握と復興状況。
農作物のでき具合。
なども。
当たり前のようなことだが、地域によってはオープンにしてないところとか、
そもそも行政組織が未熟でデータベース整えていないところもある。
あと、時系列データの重要性。だからランドサットとか、SPOT はシリーズと
して継続して打ち上げているんだな。
データ転送能力の関係からすると、ROCSAT などは一部地域のみなんだろうか?
SRB-A実機大モータデータ取得試験って今日のはずだったが 雨で延期?
>254 打ち上げ能力を下げるってことは、やっぱあれかね? 一段をSRB-Aにするのかね?
>>256 それはLEOで1.2t位だそうだぞ。文中では500kgを主体に、とある。
M-Vの三段目を取っ払うと500kg位、という噂話とリンクしているのかもしれん。
>>254 人の不幸を喜ぶもんじゃない。
迷惑かけまくりの相手でもないし。
真面目な話、GX の開発の見通したたず、M-V 廃止なら、日本の中型ロケット
に穴が空く。
H-II-lite を検討するところか。
259 :
NASAしさん :2006/07/21(金) 14:27:48
>>258 今年エンジン燃焼試験があるから、GX開発に目処がたったので、
正式にMVに引導を渡すという段取りじゃないかな。
大型:H2A
中型:GX
小型:新規開発、来年から初めて3年で完成
種子島に射場を集約化して内之浦を廃止
と言うことで何年も前から噂として流れていたことが全て現実化しそうだな。
ISASの中型以上の探査機打ち上げは海外になるという可能性があるな。 コストはめちゃ安いし、アホな役人の横槍が入らないメリットがある。
261 :
256 :2006/07/21(金) 15:11:52
>257 500Kgは衛星本体だけの重量じゃない? キックモータとか考えると1.2tでちょうどいいんじゃないかな
報道文を見る限りだとペイロードが500kという感じだね。 惑星間軌道への投入は考慮してないんじゃないかな。
>262 惑星間なら、H2A使えばいいという割り切りかな 最適なウインドウ狙いは厳しいけど
>>263 > 最適なウインドウ狙いは厳しいけど
パーキング軌道を使えば問題なし。
>264 そう言われればそうだな とりあえず全固体で惑星間といういびつなシステムは終了するわけだ
ICBMに転用すればいい
>266 世界一高価な全固体式ロケットってこと?
世界最大級で世界唯一の第2宇宙速度を達成できる全段固体ロケット
>>271 南日本新聞か。
地元紙だけあって、良くフォローしているな。
>>279 珍しいという意味だけの世界一は意外に価値が無い。
文系乙w
275 :
NASAしさん :2006/07/22(土) 00:19:23
>>274 レッテル貼り乙
情けない奴だな、お前の出身学部を書いて見ろ。
一応俺は理学部な。
276 :
274 :2006/07/22(土) 00:20:32
>>275 高卒だけど科学は得意だったぞ、マジで。
277 :
NASAしさん :2006/07/22(土) 00:21:46
278 :
NASAしさん :2006/07/22(土) 00:39:14
>>276 すまん。どうやら俺もちょっと学歴にたいする偏見がある事を自覚した。
>>267 ワンオフ生産のロケットをどうやって転用しろと?
・F6失敗後の実験(コニカルノズルに51秒で穴) 燃焼時間: 96.4 秒 (計画値:96.5 秒) 最大推力: 2,295 KN (計画値:2,261 KN) 最大燃焼圧力: 11.3 Mpa (計画値:11.2 MPa) ・今回のSRB−A12 燃焼時間: 100 秒 最大推力: 2230 kN 最大燃焼圧力: 11.1 MPa
今日の今日までLE5Bの真空試験って高空でやるもんだと勘違いしてた ああ、恥。
282 :
NASAしさん :2006/07/23(日) 23:34:05
0.5トンくらいの固体ロケットのほうが 大陸間弾道弾技術には転用しやすいかな?
>282 そもそも大陸間弾道弾に戦略的価値がない。
284 :
NASAしさん :2006/07/24(月) 09:18:26
>>283 一般常識とかけ離れたことを書いても誰も納得しないよ。
>284 いや、(少なくとも日本では)弾道ミサイルなんか役に立たないというのは 一般常識だと思うんだが。それが理解できないならIRBMについてなんか語るなと。 ・通常弾頭の弾道ミサイルでは費用対効果が悪すぎる。 ・日本が新しく大量破壊兵器の開発に乗り出せば当然経済制裁を受ける。 ・日本は貿易立国であり、経済制裁を受ければあっという間に崩壊する。 (北朝鮮みたいに最初からジリ貧の国とは違う)
いったい日本がどの国に制裁受けて崩壊するんか?やったほうの経済も大怪我する。 EU?米?中?どこも不可能。莫大な相互依存関係はすでに構築されている。 たとえ特定数国がやってもそのライバルどもが代替に進んで名乗り出る。 制裁が可能かつ政治的に実行継続できる国は無い。それほど日本経済は多様で大規模だ。 ありえない馬鹿げた低脳の日本孤立論や制裁論はよそでやれドアホ。
>286 日本はIAEAに原子力の平和利用について宣誓しているわけで それに反する行為を行った場合は当然制裁の対象になる。 日本だけ特別扱いをしようモノなら、冷戦後の安全保障体制が崩壊してしまう。 (中国やロシアが核技術を拡散させる口実になる) だから発動側の経済に打撃があっても制裁しないわけにはいかない。 特にアメリカは経済活動よりも安全保障に重きを置くから。
板違いだ。軍板でやれ。
289 :
NASAしさん :2006/07/24(月) 16:44:46
>271 これ読むと、1段がSRB-Aで2段がM-24で3段目は省略ってことかね? それだと、確かにペイロードは0.5tくらいになるのかも
>289 きっちり経済制裁くらってるし、元々貿易立国じゃないし。
292 :
NASAしさん :2006/07/24(月) 17:31:40
>>291 と言うことは制裁は畏れるに足りないと言うことですな。
印パと日本は同レベルなんですね
294 :
NASAしさん :2006/07/24(月) 20:22:30
>>293 世界にとって、もっと無くてはならない存在だろ。
大体既に米国も日本の核装備を前提に考えているのに。
え?それはCIAか何かの裏情報ですか?
296 :
NASAしさん :2006/07/24(月) 20:51:29
24 July 2006 The heavy-lift Ariane 5 ECA launch vehicle for the third Arianespace mission of 2006 is now in the Final Assembly Building, ready for payload integration. Lift-off of the Ariane 5 ECA with JCSAT-10 and Syracuse 3B is scheduled for an evening launch window on 11 August. 次のアリアン5は8月11日。 LDREX-2(大型展開アンテナ小型・部分モデル2 )はこれかな?
299 :
NASAしさん :2006/07/25(火) 18:33:13
>>291 〜293
日本は海上封鎖で干上がるけど、
インドやパキスタンは大陸側からドンドン物資を送り込めるから、
経済制裁の効き目が比較的弱い。
インドやパキスタンが大丈夫だからといって、
日本が同じことやったら、確実に日本は壊滅するよ。
インドやパキスタンは食糧自給率が高い。 日本はカロリーベースで三十数パーセントだから飢えてしまう。
経済封鎖だなんてぜったいヤだな。 ガソリン電気がんがん気ままに使いたいし、世界各国のうまい食材も今以上に食いてぇ〜
303 :
NASAしさん :2006/07/25(火) 23:49:07
>>300 経済封鎖なんてできると思っているの?
北ですらできないのに。
日本を封鎖できる国が何処にあると思っているんだろうか?
304 :
NASAしさん :2006/07/25(火) 23:52:35
>>301 アホだね。食糧自給率が低いのはそれだけ裕福だという証拠に過ぎない。
日本が食料を買わねば破産する国が沢山あるよ。
食料は毎年生産され、長く持っておくことができない資源。
食材食いたいなんて変わったヤシだな。
>食糧自給率が低いのはそれだけ裕福だという証拠に過ぎない。 先進諸国でも日本のように極端に食糧自給率の低い国はまずないよ。(都市国家を除く)
核戦略はどーでもいいからH-IIAの話に戻ろう。
何、こんな所までホロン部が入り込んでいるの?キモイなw まー、何だかんだ言っても、北のロケット打ち上げの所為でロケット技術の重要性に 政治家が目覚めてくれたのは良い事だ。 商業ベースの打ち上げもこの数年のユーロ高とロシアルーブルの高騰で 以前ほど打ち上げ費用の差も無く成ってきたみたいだから、H2Aには多少は追い風か?
物理的な実現性も不可能だがそれ以上に政治的に有り得ない。 やればやったほうの国の政治と経済が大混乱する。 そういう事情の国々が既存利益を打ち捨てて団結できるなど妄想の域。 だから無意味なポーズを除いて「日本への実効的制裁など有り得ない」。
310 :
NASAしさん :2006/07/26(水) 01:04:23
>>306 ローマ帝国の時代から裕福な国に食料は集る。
ま、それはどうでも良いことだが、食糧問題の本質は過剰生産にある事を
俺は書いたつもりなんだが?
なぜ米国は牛肉の輸出に拘泥しているのか?
考えたこと有るのかい?
今回の北のミサイル発射では、ロケット技術の重要性を感じている議員は少数だろう。 仮にロケットに目が向いたとしたらセンスが悪すぎ。 冷静に見て、外交の有効性に気が向けば、技術の優位性は低下する。
核実験場も無いのにどうしろと
物理的にも政治的にもありえないのは日本の核武装も一緒だろ
314 :
NASAしさん :2006/07/26(水) 08:59:50
>>311 戦争と外交を別の物と考えている?
非常識だね。
夏だなぁ。スレタイすらも読めないのかね。
318 :
NASAしさん :2006/07/26(水) 17:00:02
で、例によって生中継は無し?
319 :
NASAしさん :2006/07/26(水) 17:06:44
カウントダウンページもないぐらいですからね。
打ち上げ失敗しない限り注目されない。
322 :
NASAしさん :2006/07/27(木) 04:09:01
>>321 面白いね。
英語版トップページの「HOT TOPICS」にはH2AF10も挙げてるのにね。
今回はアンチの騒ぎが見られないな…
偵察衛星が撮影した画像の一部は公開してほしいもんだな。
新刊 月に行こうか、火星に行くか 五代 富文
"純国産HIIロケットの開発責任者であり、宇宙開発の歴史と現場を知り尽くした著者が、月と火星探査を中心にこれまでの
宇宙開発の経緯と裏話、導かれるべき教訓、さらに今後の宇宙開発と民間宇宙ビジネス、宇宙旅行の時代への戦略・展望を述べる。
21世紀になり、宇宙旅行がまさに始まろうとしているいま、その実現性を念頭に置きながら、地球に最も近い天体である月と
火星へのこれまでの「探検」の歴史と今後の探査計画を、ロケット開発の側面から解説する。月へのアプローチがどのように行われ、
火星探査がいかに困難であったか、その背後にどのような技術者たちの営みがあったのか、現場にいる人しかわからない具体的な内容を、
技術者や飛行士への愛情あふれる語り口で解説。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4621077384/250-4249631-8176242
327 :
NASAしさん :2006/07/27(木) 15:55:42
10号機が上がったら日本の主力ロケットシリーズの中で最多の打ち上げか>H2A
>328 そんなに多かったのか。おれのおかげだ。
330 :
NASAしさん :2006/07/27(木) 19:44:16
今までで打ち上げ最多のロケットってなんだったの?
>>326 見ててふと思った。
H2ってどこまで純国産だったんだろう?
製造が国内ってだけでパテントは海外、あるいはライセンスモノだったりしない?
正真正銘純国産、それどころか一切フォンブラウンの血を引いていない
ミューに対抗しての、「純国産」だったのかなぁとか思わないでもない…。
最近、松浦氏の『H-2ロケット上昇』を読んだんだが LE-7エンジンに使用する特殊合金(極端な温度差に耐える)は日本国内の技術では作れず アメリカからその特殊合金を買って、日本国内で加工してました。 そのためH-2といえども純国産とは言えないといってましたよ。 また、日本初の人工衛星を打ち上げたラムダ4Sも、一部米国製部品が使用されており 実は純国産ではないとのこと。
んなこと言ったら、米国のロケットや探査機だって純国産じゃない。 ロシアはどうか知らんが。
335 :
NASAしさん :2006/07/27(木) 21:01:22
純国産だと高いからっつーんで安くしようとしてなかったっけ
えぇF10生中継ないの?
337 :
NASAしさん :2006/07/27(木) 21:41:30
>>333 読んでないので分からんが、
技術的に日本でできない合金があるとは考えにくい、
合金のほとんどは規格品で、単にコストとパテントの関係ではないかな
>>337 主エンジンは絶対に失敗できないということで
実績あるアメリカ製合金を購入したと読めた。
>>337 さらっと触れている程度。
主エンジンは絶対に失敗できないということで
実績あるアメリカ製合金を購入したと。
合金については、その配合で かなりの部分性能が決まる。 しかもアメリカは大量の軍事費で そのあたりを調べ、特許化した。 日本も他の配合で同じようなモノを 作ればいいかもしれないが、 だいたい元素の数は限られているし、 この手の世界は妄想のように都合よくいくわけがない。 ・低温の複合材燃料タンクがなぜできないのか? ・新しい金属、素材開発を当てにしたロケットが目標通りにいかないのはなぜ? ・アポロ頃から宇宙開発は進歩していないのはなぜ? ・スペースシャトルが夢の乗り物に終わったのはなぜ? ・ソユーズが今も現役ばりばりなのはなぜ。? 国産のライセンスならなかった合金にまで、こだわるところに 技術にセンスのないマスコミ人間の限界が見える。
これはロケットエンジンではなく米軍機関係だが、 低合金鋼線材についていえば、米軍仕様書MIL・S・S・6758が成分をこう指定している。 カーボ0.28%、マンガン0.4%、りん0.4%、硫黄0.04%、シリコン0.2%、クローム0.8%、モリブデン0.15%、ニッケル0.25%。
HUAの国産化率って僅か2割。数千億かけてこの程度。 一方ISASはたった百億チョットで世界最高の固体ロケットを、それも高い国産化率で作り上げた。
>>343 それでLEO 1.8tで80億円も掛かるのか。
>>343 固体ロケットとしては世界最高だろうが、
衛星打ち上げロケットとしてみたら、究極の低性能なわけで、
所詮は自称技術屋のオナニーでしかないよ。
SRB−Aの推力増強って開発予定に無いのだろうか
>>346 むやみに推力を増やすとH-IIAが空中分解するぞ。
4本付けられるんだから、2本なら倍くらいの推力までは耐えられるんじゃないか
>>348 それだと、4本つけられなくなる。それか従来型も併用、って事になるけど、
同型での使用回数が減るわけだから実績の積み重ねが遅くなるね。
>>348 204用のSRB-A2は燃焼パターンを変えて、機体にかかる力を少なくしてるし。
でも、SRBの推力を上げるってのは、一番お手軽なH-IIAのパワーアップ法だと思うけどなぁ。
H2A本体側のSRB-Aの推力を受ける部分の強化が必要になるンジャマイカ
推力をあげることぐらいは楽にできそう。 日本は固体ロケットに関しては相当な技術があるんだから、 すぐにでもできるんじゃない。簡単だとおもうぞ。
世界が羨むMVロケットを作り上げた実績があるからねー SRB-Aの推力大幅増強はたぶん朝飯前 で、推力増強型SRB-Aを元に上段を積めば超性能の固体ロケット誕生 (振動とかどうなるか知らぬが)
>>351 それが大問題なんだよね。でも、H-IIBを開発するよりは簡単なような。
大雑把に言えばM-14を適当に流用しちゃってもいいんだしw
STSのSRBに比べたらM14も赤子
STSのSRBのスペックキボンヌ。 ロケット各段のスペックが表かなんかでまとまったサイトってどっかにないかな。
358 :
NASAしさん :2006/07/28(金) 13:02:27
燃焼時間を延ばすとか
Gross Mass| Empty Mass| Thrust (vac)| Isp | Burn time ―――――――――――――――――――――――――――――――― STS-SRB | 589,670 kg. | 86,183 kg. | 1,174,713 kgf. | 269 sec. | 124 sec SRB-A | 76,400 kg. | 10,400 kg. | 230,000 kgf. | 280 sec. | 101 sec M-V 1st | 83,560 kg. | 12,070 kg. | 385,488 kgf. | 276 sec. | 46 sec STSのSRB、推力の桁が違う…。すげ。 しかし、MVの一段目は燃焼時間の短さが際だつな。
>>360 一瞬で燃やしちゃうど根性で、一気に上まで行っちゃうという一段目としては正しい思想ですな。
それにしても、STSのSRB恐るべし。こんなにすごければ、次にも使いたくなるわな。
>>363 なんだ、速度を一気に上げて使い切ったら即座に捨てる って
欧州チックな潔い考え方だな…と思ったのに、
違うのね。
>361 STSのはモーターケースが高張力鋼製で4ピースだかなんだけど、 SRB-AはCFRPフィラメントワイヤ巻きで1ピースなんで、 技術的にはSRB-Aのほうが新しいんだけどね。 あと、退役しちゃったけどタイタンのSRMUもけっこう推力ある。
>>364 ぴったりに全ての燃料が燃え尽きるようにするのは困難
SRB-Aも有効燃焼時間は80sec程度で切り離しは120sec
M-VのM-14有効燃焼終了から切り離しまでは比較的速い方
>>365 CFRP大型モータケースの国産化を目指したのがM-VAだけどぽしゃりそうだね…
>>366 なるほど、だからラムダの初期に3-4段切り離し失敗とか、3段が4段に追突とかあったのか。
ファイヤ・イン・ザ・ホールっての、まだ燻ってる下段がひっついたまま、
上段に点火して追突防止する荒技なわけね…。
こないだのSTS打ち上げで、SRB搭載カメラの映像があった。
海面に着水する時点でも、まだ燻ってたよ…。
あんなのを再利用するなんて、アメリカの人は勇気があるね。
>367 モーターケースはノズルとかよりは熱くならないから、鉄製なら再利用は 効くんだけど、使い捨てにしたほうが安いとはよく言われること
回収作業が結構大変なんだよね>SRB
>>368 その分M-Vより更に振動がきついと思うのだが
>>351 SRBは中心軸から伸びたフレームでH-IIA本体を支えているような構造だから、それほど気にしなくてもいいのでは?
>>353 >>世界が羨むMVロケットを作り上げた実績があるからねー
でも、SRBってたしか米国製じゃなかったっけ?
>>372 第1段推力は 2,224kNだそうな。
この値が最大推力なのか平均推力なのか、あるいは有効燃焼時間内の平均推力なのかは分からないが、
燃焼時間が離陸から第1段分離まで56.6秒ということはしっかり記載されている。
振動関係も後半の項に書いてあると思うが、英語だしページ数多いし、意味分からんし。
>>373 SRB-Aは日本製。
部品に米国製つかってる部分もあるだろうけど、基本的に日本製。
米国製はSSB。
SSB第2ペアの空中点火はいつ見ても萌えるよな。
>375 むむ。特に萌えません。
>>376 えー? 375氏には横から失礼だけど、あのH-IIAがぐいぐいあがっていくところで
ぼふって火が大きくなって、さらにぐいぐい上がっていくところって萌えない?
あれはH-IIAの打ち上げの見所だと思うんだけどなぁ。今年度は見れそうになくて残念。
378 :
NASAしさん :2006/07/29(土) 02:24:27
運搬能力は従来の3倍 中国の次世代ロケットエンジン開発
http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200607200037a.nwc 中国は次世代のロケットエンジンを開発、今月初めの燃焼テストに成功した。
新しいエンジンは液体燃料を使用し、120トンの重量を宇宙空間に運搬する
能力を持っているという。
新型エンジンの能力は、神舟6号の打ち上げにも使われた長征シリーズの
ロケットに比べ、運搬能力は3倍にアップし、中国の今後の宇宙開発の要と
なることが期待されている。
現在、長征2型ロケットが運搬できる衛星の重量は9・2トンだが、
新型エンジンを使うことによって25トンにまで増やすことができる。
>>376 注意して見てみろよ。
SSBの空中点火でロケットがグンと加速して炎が一段と大きくなるシーンは見物だぞ。
中国もケロシンや液体水素にシフトか… にしても軌道に25tとかプロトンや新型デルタ以上のスペックだな。 宇宙ステーションでも作るのかな?
>>377 最初アレ見た時って、なんか爆発したのかと思ってすげぇびっくりしたw
目に見えて加速してくので驚くよね。。
>>378 たしかコレって、液酸-ケロシンって噂だった気がする。
>新型エンジンは環境保護にも配慮し、打ち上げの際、
>液体燃料が燃焼しても有害物質はまったく出さないという
って書いてあるから液酸-液水かと思ったけど違うらしい…。
まぁたしかに、ヒドラジン-4酸化2窒素に比べたら、遙かにクリーンだけど。
しかし、記事の前半で120トンって書いて、後半で25トンになってるのはなんでかね。
今のところ25トンだが、将来は120トンの超巨大ロケット作りたい、って希望?
推力120tってことじゃない?
>SSB 9号機の時は2ペア同時燃焼で期待したんだけどすぐ雲に('A`) こうなったら204も観に行くぞう
385 :
NASAしさん :2006/07/29(土) 08:54:39
で、H2Bは中国の新型に勝てるの?
勝てるってなにがだよ
打ち上げ能力では到底無理。長征5はGTO 最大14t。H-IIBはGTO 8t。 H-IIBは推進剤重量が大きく増えており、実際問題として、吉信射点からでも保安半径内に完全に民家が入ってしまっている。 打ち上げ当日だけ待避して貰うことで運用するしかないんだと。 松浦氏の宇宙関連本で読んだ。 内之浦のM-Vと同じく、当日だけ退避という厄介な運用の仕方になる。
日本じゃ広大な無人地域ってそうないからな
389 :
NASAしさん :2006/07/29(土) 10:50:37
>>387 普通は働きに出ているから、早朝とか夜間でない限り大した負担では無いと思う。
消防団や自治会の仕事なんぞで道路清掃等にかり出されるよりは遥かに容易だろう。
>>389 若いもんはいいけど
お年寄りはおっくうかも
最初のスケジュールで打ち上げできれば問題ないだろうけど 天候、トラブル等で延期されるのが常、その度に退避してたら流石に億劫そうだなぁ。
>>392 硫黄島は緯度もそこそこで無人島、大きな滑走路もあって理想的だけど先客あり
北海道は北杉、CAMUIぐらいで我慢汁。
H2Bは民間人が一人でも犠牲になったら終わりだろうが 長征は村一つ潰すぐらい余裕ですから…
北海道は....... ロシアが実効支配する北方四島の経済水域が東側の飛翔経路を完全に塞いでいる。 東へ向けて打つと確実にロシアの海域に落ちまふ。 また、北海道十勝といえども保安半径3km以上は難しいのでは。海岸線左右6km以上にわたって無人地帯がなくてはいけないのだから。 種子島は低人口密度にくわえ、南東部は海に突き出した地形・岬が多く、 狭い割には保安距離を広く取れる絶好の場所です。
396 :
NASAしさん :2006/07/29(土) 17:07:28
馬毛島という巨大無人島が九州にあるから、そこに射場をつくればいい
馬毛島の東に種子島がでんと居座っているので、極軌道専用ならば桶
398 :
NASAしさん :2006/07/29(土) 17:30:04
不当裁判を許してよいのでしょうか?
「綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件」
18才と16才(いずれも当時)が、足立区綾瀬の路上から女子高生を誘拐、
無理やり少年の自宅に連れ込み監禁した。監禁41日の間に仲間を呼び集め、
暴行を繰り返した。女子高生の手足に揮発油を塗り火を着けたり、全裸で
踊らせた後に集団で暴行した。遺体の性器と肛門は異物挿入により形が
わからなくなるほど破壊され、顔面陥没、全身火傷、栄養失調であった。
同居していた少年の両親は、「気がつかなかった」と無罪であった。
http://www8.ocn.ne.jp/~moonston/lynch.htm
>>387-390 宇宙作家クラブ ニュース掲示板に最近は周辺人家の
買取・移転をしているって話が出てなかったっけ?
あれはH-IIA標準型のこと。 H-IIBはまた別。 昔はH-2の打上げでもいちいち退避してもらっておった。
よし、このまま買収しまくってめざせH-IIB heavy7。
父祖伝来の土地を奪われた
今のうちに周辺の土地を握っとこうかな…
>>403 地上げ行為はバブル時くらいにしておけ・・・。
夢を語る場でやくざ紛いのことすんなや、恥ずかしい。
クリスマス島を借り続けてればなあ・・・
406 :
NASAしさん :2006/07/29(土) 23:34:15
>>404 金が無い奴の夢物語だろ、何いきまいているんだ。
韓国内のウェナロド宇宙センター建設時に同じようなことがあこったぞ。 関係の無い本土住民多数が予定地の土地を取得。 結局、土地購入は当局により無効にされちゃったけどね。
408 :
NASAしさん :2006/07/30(日) 02:25:54
沖ノ鳥島を大きく広げて・・・・・ いや、ごめん。
>>380 2010年を目指して宇宙ステーション建造予定。当初は月面着陸を目指していたが、
先送りしたみたいね。
>>382 使い分けみたいよ。
長征5号は、直径が5m(1段、2段)、3.35m(1段、2段、3段)及び2.25m(1段、2段)の
計7種類の機体モジュールを組み合わせてシリーズを構成している。直径5mの
1段・2段モジュール、3.35mの第3段モジュール及び2.25mの第2段モジュールの
エンジンは、液体酸素・液体水素を推進剤とする推力50トンのエンジンを2個装備
している。その他の3種類のモジュール(3.35m1段・2段及び2.25m1段)の推進剤は
液体酸素・ケロシンで、推力120トンのエンジンを2個装備する。燃料充填時の
第1段モジュールの重量は173.5トン(5m)、144トン(3.35m)及び64トン(2.25m)である。
2段式の5mモジュールだけでは低軌道にしか投入できないが、既存の液酸・
液水エンジンを用いた「HOモジュール」を追加することでGTO投入が可能になる。
長征5号系列のうち、最も強力な「504/HO」モデルは、5mモジュールの周囲に4個の
3.35mモジュールを取り付けて静止トランスファ軌道投入能力の目標を15トンとしており、
打上げ能力としては世界最強となる可能性がある。
[レポート2]
各国の宇宙輸送システム開発動向
―スペースシャトル退役がもたらす変化―
http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/stfc/stt051j/0506_03_feature_articles/200506_fa02/200506_fa02.html
411 :
NASAしさん :2006/07/30(日) 11:25:25
412 :
NASAしさん :2006/07/30(日) 12:11:40
撤退を 転進とごまかす 日本軍
欠勤を 病欠とごまかす ・・・いや、なんでもない
政府インターネットテレビの11ちゃんにはJAXA2006という広報ビデオがありまつ それには「2006年度の打ち上げ」の紹介があるんでつけど、ETS-VIIIとSOLAR-Bだけで 情報収集衛星2基は出てこなかったでつ
415 :
NASAしさん :2006/07/30(日) 18:32:53
>>412 と言うことは同じ事をやっている某国も滅びると!
416 :
NASAしさん :2006/07/30(日) 22:52:22
ていうか今朝の読売の3面は情報偵察衛星特集だった 市民の反対でわざと性能を落とした衛星を打ち上げたが今後は早期警戒衛星導入もやむなしって論調だった 偵察衛星は4機で2000億円だったが早期警戒衛星は一機3000億円でネックは予算らしい
>>417 めんどくさいから、早期警戒衛星は「あかり」の赤外線望遠鏡を
偵察衛星はSOLAR-Bの可視光望遠鏡を流用だな。レーダーは今の流れでいいけど。
わざわざ新しく作らせるより、安いし性能もいいだろw
419 :
NASAしさん :2006/07/30(日) 23:22:47
>>418 現IGSの可視光部はALOSの改良品だよ。
>>419 大口径版PRISMだってのは知ってるけどね。
ただ、PRISMは改造なしじゃ分解能2.5mなのに対して、SOLAR-Bはそのままで分解能50cmだし。
まあ、アメちゃんとの協力で作ったものだから、そうそう簡単にいくわけでもないだろうけどさ。
アメリカの早期警戒衛星って衛星とは思えないでかいエンジン積んでるけど あれは静止軌道上を必要に応じて動くため?
>>418 それぞれ500億もあればおつりが来そうだなw
どっちも120億程度の宇宙機だし
>>市民の反対でわざと性能を落とした ほー(棒読み
>425 コムパサット2のセンサーはイスラエル製だからね ALOSとかIGSのは国産にこだわっとる
ちょっくら訂正 ×コムパサット ○コムプサット
早期警戒衛星っていうのは、具体的にどんなことをする衛星なんですか?偵察衛星とは違うの?
偵察衛星の一種ですが、ミサイルの発射を常時監視します。 そのため、気象衛星と同じく、静止衛星となります。 監視はミサイル発射の赤外線を探知する方式で行われ、 静止軌道という遠い場所からの監視であるため、解像度は高くありません。 ただし、発射後即座に通報できるように、常時監視されています。 ※気象衛星の場合、例えば最新のひまわりの場合、30分に1枚の画像取得頻度に過ぎません。 ところで、多分ここでの質問はすれ違いでないかな。
>>429 > ただし、発射後即座に通報できるように、常時監視されています。
> ※気象衛星の場合、例えば最新のひまわりの場合、30分に1枚の画像取得頻度に過ぎません。
ひまわり7号では
1,000km×1,000km の範囲で 64 秒に1枚の画像取得頻度が可能。
>>160 参照。
民間衛星の技術も向上しているので、
>>417 にある、読売の「早期警戒衛星は一機3000億円」て言うのはあまり意味のない
数字だろう。
>>430 そういえばそうだった。
新しいのは高性能なんだよね…。台風観測の精度が上がりそうだな。
早期警戒衛星だと、もっとおおざっぱに見るので十分だろうね。
ただ、時間分解能は高いのが必要だろうけども。
有る程度の動画にならないと、どこ向かってるのかもわからんから…。
読売の3000億円ってのは、運用費入ってるのかな。実際は運用の方が金かかりそう。
>>432 おおおっ、なかなか夢がある計画ですな。
>434 もしかしたら実現するかもしれないぞ。あきらめてはいかん。
>>435 くだらん妄想してんじゃねえよ
泣かすぞ おえ
餅食って寝てろ!
>>432 本当なら来年度のはやぶさ2の承認が確定していることになる。ISASの予算縮小に爆進中の現状からしてあり得ない
月有人も決定的に金が足らんし、2013年から有人初めて2020年に月に人を送り込むのはあり得ない
>>432 うーん、どこまで実現性のある計画か?
コスト的には ISS をあきらめると可能性でてくるが ...
# 両立はほとんど無理。
もしかして、これは JAXA が ISS から手を引くと言う暗示?
>>437 月まで固体ロケットで人間を送るつもりですか?p
10年程度で3機の探査機って、それだけでどうなると。 しかもそのうち2機はSELENEとLunar-Aじゃなかろうな・・・・・
441 :
NASAしさん :2006/07/31(月) 22:42:48
あー、ガス抜きガス抜きw
中国より先に行ければいいね。 でもサンプルリターン程度で人送れるの? そもそも宇宙空間に人送った経験もないのに。 とりあえず、芯になるであろうH-IIBにほんのすこし期待。
もっと集中投資しなきゃ無理じゃね? 無人で月面サンプルリターン程度ならともかく 有人は独力でやるには技術も予算も足りないだろ。 それこそアポロ計画みたいに挙国一致でやらんと
15年ごろまでに独自の有人宇宙船の案を提示し、20年にはもう月へ? ご冗談を。 30年頃には基地建設? 基地ってのはあれですか、ダンボールとブルーシートのおうち?
>米の輸送機などに便乗して(月に)行く可能性もある 要するにこれ一本やりで行く、って事だろ。なんの感動もありゃしない。
447 :
NASAしさん :2006/07/31(月) 23:22:03
目標を予定と解釈する馬鹿ばっかり。
ありえない目標だもんな・・・
いや、十分ありえるだろう。
>>449 ぜぇーーーたいにない。
天地がひっくり返ってもない。
政治が決断すればあっという間。
>451 世論が猛反発、でもって潰される。
猛反発なんかしないだろw
日本人って優秀な民族だから頑張れば出来るんじゃないかな いや、きっと出来る
いや、普通に日本の技術と人的資源を考えれば 集中的に投資すれば出来るのは確か。
何か希望が出てきたな。こりゃいけもかも。
筑波がISAS潰しから視線をそらせようと必死だな
夢も現実性も何も、単に「これからも米追従を続けます」って表明してるだけじゃん、実質。 ・・・てまぁ、セレーネが一発屋で終わらせないというのなら、それはそれで良いのかも知れんが。 (独自有人はありえねぇ・・・お得意の観測気球だな) しかし、かの「ぜつぼう」はどうするつもりなんだ?
>>453 「猛」反発、とされるほど世間の注目を集める事自体、まずないだろうからなぁ・・・orz
可能か不可能かと言われれば、一応可能ではあるだろう。 実現するかしないかと言われると・・・orz
ここ最近のISAS叩きは、JAXA統合三機関で最もいらない子、NALが 世間の関心をISASにそらさせる為に仕組んだ陰謀です。
そのNALの裏に居るのがNASDAだろ。
ISAS厨の被害妄想は凄いなぁ・・・
>>446 しかし、金だけはやたら毟り取られる悪寒・・・
NASDAは、完全にNASAの下請け機関に成り下がる気か?
467 :
NASAしさん :2006/08/01(火) 12:57:29
>>468 >H-IIA では無理、H-IIB クラス必要。
複数機打ち上げて、軌道上でランデブーさせてから
月に向かわせれば良いじゃん?
>>468 > 旧ソ連の例で言えば、着陸だけなら月周回軌道に 1.6 トン程度の衛星上げれ
> ば十分だが、サンプルリターンとなると 5.6 トン程度。
月周回軌道に 1.6 トン程度と言うことは、LEO に換算すると5 - 6 トン、ジェ
ミニクラスだな。
5.6 トン程度なら LEO に換算すると 15 - 20 トン程度。
打ち上げだけで言えば、月からのサンプルリターンの方が LEO での有人飛行
より 3 倍以上能力が要求される。
# マーキュリーと比較すると 10 倍。
>>468 それは化学エンジンのみを使った場合の話だよな?
往復にイオンエンジン等の超高効率推進器を使えばだいぶ軽くなると思われ
月からの離床には固体モータを使おう
>>471 時間がかかり過ぎる(数カ月)んで、有人への応用が効かない。
# わずかながら日本の有人月旅行の可能性もある。
# 月基地建設資材輸送ならイオンエンジンあり得るな。
むろん、小惑星、火星、金星からのサンプルリターンだと時間がたっぷりあるんで、
イオンエンジンがすごく有効。
>>472 無人探査機から有人への応用なんてありえんと思われ。
まったく別物として独自の手法で進めたほうが
よりよい方法が選べるであろうよ。
474 :
NASAしさん :2006/08/01(火) 23:12:16
有人探査機の要素技術習得のために、ISSに参加しているじゃないか。 無人探査機の要求水準はロケット技術の習得だろ。
475 :
NASAしさん :2006/08/02(水) 02:32:42
>>473 ありえないわけないだろう。
どう考えても無人の次が有人。
今回月を目指してる国はどこもそうだよ。
一応、こんなプランが考えられる。 H-IIA が地球の脱出速度まで送れるペイロードは 2.5 トン、H-IIB はまだ不明だが、 約2倍として 5 トンだろう。 月の低軌道回る軌道速度は 2km/s, 脱出速度は 2.8 km/s、 したがって地球ー月の楕円軌道から月の低軌道への遷移には 0.8 km/s 必要。 オービター、ランダーは 比推力 3km/s 程度の燃料使うとする。 1. H-IIB を使って無人のランダーを送る。地球ー月の楕円軌道では5 トンだ が、月の周回軌道への遷移のための燃料で 4 トン弱になる。 2. H-IIB を使って有人のオービター(2人)を送る。月の周回軌道には4トン、 ジェミニ程度。数日ー数週間遅れても構わないよう、ランダーの燃料には 保存が効く必要がある。 3. 月の周回軌道でドッキング、ランダーに人を送り、着陸。月面着陸のため、 ランダーは半分程度の燃料使い、2トンになる。 4. ランダーが月面から離陸、オービターとドッキング。ランダーは離陸のた めの燃料消費で1トン弱になる。 5. オービター加速して地球への帰還軌道。帰還のための燃料でオービターは3 トン程度に。 6. 地球への再突入。
>>476 つづき
このプランでは打ち上げ手段の開発は必要ない。
4 トン程度の有人オービターの開発、地球低軌道での試験、再突入。
ランダーの開発(無人ランダーの経験が参考になるだろう)。
アポロの時代と比較して、アビオニクス、複合材料の進歩があるんで、軽量化
は楽かな。
地球への再突入はそのままでは熱負荷が低軌道からの再突入に比べ3倍になる。
旧ソ連が考慮したエアロブレーキも手かも知れん。
>476 H−2Bが必要ない案も考えられるような。 ・ランダー ・オービター推進系 ・オービタークルーモジュール ・リエントリユニット てな風に分割して、 ランダーと推進系とクルーモジュールの無人ドッキング成功と動作を確認してからリエントリユニットで人間を 打ち上げる。 推進系を備えた宇宙ステーションを作るようなもので、H−2B×2の方が安いような気もするが。
>>478 いずれにせよ、連続うち上げで、支障が起きるケース(天候不純など)考慮す
ると、人間は1番最後だな。
# あまり回数多いと想定外のトラブルも入りやすい。
それから、どこでドッキングさせるかも重要。
H-II の LH/LO 推進系は比推力優れているのだが、保存できない。
脱出速度まで H-II で上げて月周回軌道でドッキングが有利だろう。
>>476 >>477 案では、4 トン程度の有人オービターの開発済めば、新規開発要因が少なくて済む。
2013 年から有人の決断下して 2020 年月へと言うのも不可能じゃないかも。
# れまでには H-II の打ち上げ実績も十分になっていることを前提としてだが。
まあ、H-II の改良も希望するけど。2段目の構造重量をもう少し改善すると
月・惑星飛行だけでなく GTO への投入能力も増えて1石2鳥だが。
# 複合材料タンクとか使えるとねえ。
>>479 工作員ですか?
> 2013 年から有人の決断下して 2020 年月へと言うのも不可能じゃないかも。
はぁ?どうすりゃ出来るんだよ?宇宙開発じゃ1つ物作るのに10年とかザラだぞ?速くても無人で7年程度
これは最近はNASDAもISASも変わっていない。てか、更に長くなる傾向にある
2013年スタートじゃどう急いでも2020年地球周回有人飛行が関の山
もっともアポロみたいに天上無しの予算と豊富な物的・人的リソースがある場合がある場合はその限りではない
481 :
NASAしさん :2006/08/02(水) 20:23:06
有人月面探査なんて計画にGOサインが出た場合は 今までの流れは参考にならないと思うが。 当然、予算・人員増も込みだろうし。
>>481 結局、その前提条件が満たされるかどうかなんだよね。
予算・人員増もそうだが、政治の高いレベルでGOサインが出ると、
万一失敗した場合に JAXA のみが責任とわれることがない。
あと、アポロ計画はそのままでは参考にならない。
あの時代のエレクトロニクスはなあ、今じゃちょっとした電卓以下。
慣性航法装置もストラップダウンなんてできない。
電源も、アポロ形式よりソユーズのように太陽電池も使う方が洗練されている
んじゃないか。
# ソユーズも月着陸を目指して設計されたが、打ち上げロケットが間に合わな
かった。
2次電池もリチウム電池が使えるし、燃料電池も性能上がっている。
それに、アポロは打ち上げ機体から有人宇宙船、月着陸船、すべて新規開発だっ
たからなあ。液体酸素/水素エンジン J2 なんて、良く作り上げたし、更にそ
のクラスター化まで。
>>当然、予算・人員増も込みだろうし まさか
485 :
NASAしさん :2006/08/02(水) 23:26:10
工作員乙www
487 :
NASAしさん :2006/08/03(木) 00:27:15
こんな所で何を工作するんだろ(嘲笑)
筑波の工作員が適当な夢想をバラまいて無知な連中を洗脳しようとしてるな。
同じ奴がいつまでも同じこといってるな。 月探査でも積極的にリーダーシップとってるのって ISAS出身の的川さんとか川口さんだろ。
ISASがどうこうってより、M-V廃止に怒ってる奴なのかねw
491 :
NASAしさん :2006/08/03(木) 01:11:57
このあとフジテレビでやるそうだよ。 8月2日(水) 26:28〜27:28 日中宇宙バトル 「“神舟”に隠された戦略」
492 :
NASAしさん :2006/08/03(木) 01:54:26
月面軟着陸を目指して、フライングテストベッドの試験はやっているけどね。 ほねほねって愛称だっけ。
>>492 その愛称は知らんが。w
テスト機の画像、あったはずなのにいつのまにか消えてるな > JAXAのフォトアーカイブス
フジの最後の15分くらいは面白かったな。
>>489 的川さんはよくフォン・ブラウンのようなリーダーが必要だと書いているけど、
自分がなる気はないみたいだね。むしろ広報活動というか啓蒙活動に
力を入れているようだ。
496 :
NASAしさん :2006/08/03(木) 12:25:21
的川さんは広報係。フォン・ブラウンに値する人はおそらく川口先生ぐらいじゃないかな
>>496 カリスマ性がありますからなあ川口先生は。
川口先生なら立派なリーダーになれるはず。
>>476 > 一応、こんなプランが考えられる。
> H-IIA が地球の脱出速度まで送れるペイロードは 2.5 トン、H-IIB はまだ不明だが、
> 約2倍として 5 トンだろう。
資料調べると H-IIB の GTO 打ち上げ 8トンの予定だそうだ。
2段目の仕様は同じなので、地球脱出速度まで送れるペイロードは 6 トン。
月の周回軌道には4.5 トン、地球への帰還軌道には 3.4 トン。
ETS-8はいつ頃の打ち上げになるんだろう? 年明けぐらいかな?早く204型を見てみたいもんだ
500 :
NASAしさん :2006/08/03(木) 16:17:35
それくらいのコンパクトな探査機作れるんじゃね?
>>500 > それくらいのコンパクトな探査機作れるんじゃね?
どこを指しているのか分からんが、
>>498 のことなら、無人探査機としては巨大な部類、決してコンパクトではない。
有人宇宙船としては、ジェミニ(3.8トン)なみ、コンパクトな方かな。
>>444 > もっと集中投資しなきゃ無理じゃね?
> 無人で月面サンプルリターン程度ならともかく
そういや、日本は世界で3番目に月に衛星を送った。
# たかがといわず、もっと自慢して良いことじゃ?
1990年うち上げの「ひてん」、孫衛星はごろも
「はごろも」は月周回軌道に乗せたんだが、通信途絶。
「ひてん」には月周回軌道に乗せる燃料なかったんだが、スイングバイ、世界初の
エアロブレーキ行なって、1992年に月の周回軌道にはいった。
502 :
NASAしさん :2006/08/03(木) 18:23:46
>>498 それはLE-7を使用した場合だね、MB-Xの開発が進んでいるし、
増強型2段目5m径の図を見たこと有るからもっと大きいでしょ。
月と地球の間の往復エンジンにLE-7って使えないの?
LE-5とかLE-7とかは液酸液水なので、気が抜けやすくて極低温の液体水素を使ってる。 往路は使えたとしても、復路では蒸発・漏れ切ってると思われます。 常温で安定してるヒドラジン系を使うのが常識だけど、NASAがメタン+液体酸素 使うとか言い出してた気がするなぁ…。ちょっと無茶だろと言われてた。
>>504 おまけに月の周回軌道の減速、加速には 0.8 km/s 程度で
推力は 2 - 10 トンもあれば十分。
LE-7 は論外として、LE-5 もややオーバースペックきみ。
ただ、小型の液酸液水ロケットを使えるとすごく効率は良い、タンクが開発できればだが。
科学衛星関係で、液体ヘリウム運用しているところからすると、不可能じゃない。
液体ヘリウムは液体水素よりも更に比熱が小さいんだが、ASTRO-F で、550 日
まで持たせる予定。
うまく設計すれば、1-2 週間くらいもつ液体水素タンクできるかも。
複合材液体水素タンクは ISAS が開発していたな。
http://www.universe-s.com/news/2004/0217_j.html
506 :
NASAしさん :2006/08/03(木) 20:17:46
月面探査が本格的になる頃には H2Bの2段目もMB-XXになってるだろうから それのMB-60を使えば月有人輸送船も それなりの規模のを送れそう。
いよいよ日本も有人月飛行か。 子供のころ夢見たことが現実に近づいてきたのだな。 日本もまんざら捨てたもんじゃないな。ちょっと見直した。
>>505 うーん、RVT での技術、月オービター、ランダーに使えるかも。
試算するとオービター
地球脱出速度まで送れるペイロードは 6 トン。
月の周回軌道には4.98 トン、
地球への帰還軌道には 4.13トン。
ランダー
地球脱出速度まで送れるペイロードは 6 トン。
月の周回軌道には4.98 トン、
月着陸 3.14 トン
月から離脱 1.98 トン
# ランダーはちょっと頑張りすぎか。衝撃とか、あるんで。
>>502 いや、H-IIBの次にくるのは5m径でMB-XX搭載の二段目って野は順当な流れだと思うけど
>増強型2段目5m径の図
詳細プリーズ、見た事無いので・・・次期基幹ロケットの事ではないよね?
MB-XXはMHIとP&Wの共同開発ってことはJAXAとどういう関係に なるのでしょうか?例えばJAXAロケットには使えないとかあるの? MB-XXをH2Bの2段目に使うLEOとGTOへはそれぞれ何tくらいになりますか?
512 :
NASAしさん :2006/08/04(金) 20:29:47
>>511 MHI、JAXAが利用するのは何の問題もないだろう。
まぁ、ヘビーのほうを使えばGTO10トン以上は行くだろうな。
>>512 推力じゃなく、比推力が問題なんで、ヘビーのほうを使うと、構造質量増えて
むしろ能力低下するかも知れん。
次期基幹ロケットはイメージ見るとSRBつけないみたいだけど 液体水素のエンジンだけで離床推力足りるのかな?
516 :
NASAしさん :2006/08/04(金) 22:38:31
>資料調べると H-IIB の GTO 打ち上げ 8トンの予定だそうだ。 宇宙ステーションと同じ軌道投入は何トンなのか 楽勝で国産シャトルを積めそうだな
518 :
NASAしさん :2006/08/04(金) 23:25:39
15トンくらいは可能なんかな? 10トンから15トンの間でシャトル作ればいいじゃん。 NASAに毎年貢いでいる金で、年数回打ち上げられるだろう。
H-IIBって月トランスファ軌道まで何トン送れるのかな。
>>516 > >資料調べると H-IIB の GTO 打ち上げ 8トンの予定だそうだ。
>
> 宇宙ステーションと同じ軌道投入は何トンなのか
JAXA のホームページ見ろ、HTV 16 トン。
>>519 > H-IIBって月トランスファ軌道まで何トン送れるのかな。
>>498 を見ろ、6 トン。
522 :
NASAしさん :2006/08/04(金) 23:51:06
夏だなー
>>495 JAXAの人達は、みな、フォン・ブラウンのようなリーダーが必要だと思ってる。
でも、自分がそうなろうと思う人はいない。
JAXAもうだめだな。
>> 518 それで何を運ぶ? 翼とパイロット載せたら終わりだぞ。
>>翼とパイロット載せたら終わり じゃあ仕方が無い、翼型シャトルにしよう
527 :
NASAしさん :2006/08/05(土) 04:11:20
>>524 有人飛行なんてそんなもんです
別の貨物は別途打ち上げればよい。
人間運ぶだけならHUAで十分じゃん。
帰ってきて開けてみたらミイラだっただと困るだろ
>>531 中の人が死んだことを検知したら爆破して失敗したことにすればいい。
帰還してみたら死んでましたよりはマシだろう。
>>530 H-IIA の低軌道打ち上げ能力 10 トン。
ジェミニ宇宙船 3.8 トン
ソユーズ宇宙船 7.5 トン
人間2、3人送れる。
まぁ、スペック的には申し分ないのは確かなんだが 後は信頼性の確保だな、こればかりは数こなせさゃ何ともならんし
信頼性とか言い出すと当分有人なんか出来ないな むしろ信頼性の低いロケットでも安全に運用できるシステム・風土を作るべき
>>535 うん、そうだな、せめて後10機は H-IIA/B に連続成功してもらわないと。
後、別個に宇宙船を開発して、何度か無人で上げてから(動物は可)。
538 :
NASAしさん :2006/08/05(土) 20:45:12
>>537 HTVがその為の実験機でしょ。これに帰還用のカプセルを開発すればほぼ完成。
脳天気とはこういう人のことを言うのだろうなぁ
加速度は大丈夫なの?
541 :
NASAしさん :2006/08/05(土) 21:26:58
ちょっと前に、2008年くらいにH2Aで小動物かなにかを打上げる計画みたいなことが書かれた 記事を見たような気がするんだけど、あれってどうなったんだろ。
>>537 そのための実績を積み重ねる時間を、
今までの年間平均打ち上げ数から計算すると、
どうしても有人宇宙飛行に必要な実績が上がるのは、
2010年代半ばになってしまうわけで。
日本独自の有人宇宙船をH-IIAの安定に向けて開発しても良いと思うんだけどなぁ…
>>543 スペースシャトルは初打ち上げから有人でしたが?
日本はやれば出来る国なんだから後はやるだけだよ。
>>545 やれば出来る子ってのは大概やっても出来ない子なんだがな。pgr
それはともかく、STSのオービタ打上までに月への9回の飛行を含めて
多数の有人ミッションをこなしてる訳なんだが。
>>538 (自力で)帰ってくるつもりがなければ、来年あたりの試験機ですぐにでもw
・・・HTV与圧部あるし。
ていうかまぁ、帰還カプセルも信頼性に並んで重大関門やねぇ
>>545 シャトルの初回有人ってのも大概だが
日本におけるフレンドシップやジェミニやアポロやスカイラブ相当する実績が見当たらないんですが、さて?
最初はHTVでISSに人送るだけでもいいんじゃないの? 帰ってくるのはその後で。
マジレスすると、HTVになんぞ乗せたら、ISSにたどり着けなかったら乗ってる奴は確実に死ぬ。
それ以前に宇宙服どうすんのよ? シャトルやソユーズに乗せてもらうんじゃないから、服だけ売ってはくれないよ。 訓練施設だって、NASAが使わせてくれるとも思えないし。
訓練施設はスペースワールドのあれとか
554 :
NASAしさん :2006/08/06(日) 09:16:59
>>552 俺達が心配する必要ないよ、打上げるまでに準備するだろ。
そう言えばこの間宇宙服のコンテストしてなかったかい?
潜水用のをちょこちょこっといじればすぐできんだろ
>>555 マテ
つかまぁ、宇宙服は独自有人ミッションと違い、すでに「作る」といっている事もあって、ネタ(?)としては弱いな。
>>554 あんな少女漫画の世界から飛び出てきたような代物がマトモに機能すると思うか?
558 :
NASAしさん :2006/08/06(日) 11:20:19
古い素材、で気になったんだが、中国の宇宙服ってどんなん? 少なくとも船内服はあるはず。 開発は最近だから素材も新しめの奴を使ってると思うのだが。
ロシアのソユーズに乗ってる人が着用してるのと同じじゃね
>>560 ロシアのソコールのまるコピーだって話をどこかで読んだ希ガス。
写真を見るとホントにそっくり。と言うかヤフオクで落としたんジャマイカとか思うくらい。w
73年採用だしロシア人のことだから改良もしてなかろうしでヘタ打つとアスベストが
使われてたりしてな。
>>562 んだから日東電工とかニチアスとか東レとかクラレとか住友スリーエムとかデュポンとかから
カタログ取り寄せろと。だいたい思いのは繊維の所為じゃなかろうに。
ウレタンゴム引きのナイロンとかネオプレンゴム引きのナイロンとか多層構造のアルミ蒸着
マイラーとかありえないだろ。w
>524 リフティングボディ型カプセルにしよう。 マーキュリーみたく軌道変更できない機体になるだろうが、報道陣と政治家が待つ滑走路に降りてくることが大事だ。 HOPEみたいに基礎形状を示されたメーカーが頭を抱えるものは避けよう。
>>559 古臭いのは素材(だけ)じゃなくてあの宇宙服そのものでしょ
飴も露助もここ20年はイチから新しい宇宙服って開発/採用してないンでない?
>>564 ふじ構想の円盤型カプセルじゃあかんのん?
あれでも流石に空港は無理でも、待ち構えた地上のお偉方の視界の範疇に
確実に降りて来てくれるぐらいは期待できそうだけど?
>>566 全然問題ない。当面の間は有人宇宙飛行はカプセル型が最適解だと思うし…
ふじはパラフォイルだから天気さえ良ければ人間か、コンピュータががんばればお偉いさんの
目の前に下りることも可能と思われ
568 :
564 :2006/08/06(日) 15:26:21
>566 「これに予算を付け続ければ、いずれは商業サービスが」という夢を偉い人達や画面の前の有権者に持たせるには、 ・滑走路上で静止して乗員が自分の足で降りてくる 方が ・彼方でたなびくパラシュートへ救難ヘリが駆け付けて乗員をスリングする よりも効果的だと思う。
569 :
564 :2006/08/06(日) 15:34:41
私もカプセルが最適解であることに疑問は持たない。 >564は宣伝を過度に意識して解を変形させる意見だと思うが、 「カプセルはアメリカやロシアが40年も前からやってるじゃあないか。有権者への訴求力が弱いよ」 と答える政治家秘書に遭遇したもので。
>>568 >彼方でたなびくパラシュートへ救難ヘリが駆け付けて乗員をスリングする
何年前の発想ですか?
ふじは着地なんだが?ヘリで駆けつけるなんて無い
571 :
564 :2006/08/06(日) 15:53:14
>570 動力無しパラフォイルでトン越える物体を人間がいる場所の近くに着陸なんてヨタにもならない。 「展開すると剛性を持つパラフォイル」が可能なら取り消します。
人の多いとこに着地しようとすると、何処からとも無く怪しげな市民活動家が現れ 反対運動するからな。 全国各地に造られた農道空港だったけ?に着地すれば田舎議員さん達も鼻高々(笑
573 :
564 :2006/08/06(日) 16:04:21
>572 それだ! というわけで、リフティングボディ型カプセルという主張はとり下げます。 やはり最適解たるカプセルが一番
てゆーかふじの初フライト案じゃ種子島から上がって種子島に帰ってくるんじゃなかったか ド田舎&射場のある種子島で怪しげな市民活動家が暴れるとかあり得ない気がするんだが
>>574 でも、ちょっと位目算が狂っても海ポチャしない北海道かどっかの方がいいと思う。
まぁ、脱出する間浮いてれば、後は沈んでもいいはずではあるんだが。
>>570 >>ふじは着地なんだが?
どうせ「ふじ」なんてSF作家の妄想でしかないんだから、そんな些細な点で意固地になるな。
>>576 ちょっwまっww工作員乙www
ふじの構想まとめたのNASDA中の人だからwwww
以前ふじのアボートタワーの話をしていたらソユーズはアボートに時間かかりすぎるから アボートタワーはダメだとか主張している香具師がいたがソユーズってフェアリングがある上に カプセルの上に居住モジュールが居座っているんだよな アボート→フェアリング開頭→居住モジュール分離・撤去→カプセル分離・離脱 そりゃアボートに時間がかかるわけだ。これらを手動でやっているんならなおさらだな
自動化の大好きなソ連が手動でやってるとも思えないが、本当なのか?
>>577 >>ちょっwまっww工作員乙www
>>ふじの構想まとめたのNASDA中の人だからwwww
とはいえ、ほとんど私案に近い。SF作家グループに手伝ってもらったとそのまとめた本人も言っている。
「ふじ」はNASDA/JAXA内でもまともに検討されたことがない。
ちなみに、そのまとめた人は今はもう別の関係ない部署に異動してます。
>>580 「我らの有人宇宙船 1p」より抜粋
> 有人宇宙船「ふじ」は、宇宙開発事業団(NASDA)先端ミッション研究センターの
> 野田篤司主任開発部員を中心としたグループが提案している構想だ。
> 2001年の春から秋にかけて構想の検討が行われ、2001年冬に概要が一般公開された。
> 検討には、NASDAや東京大学の宇宙開発の専門家だけではなく、作家やライター、
> イラストレーターなども参加して構想を作成した。
外部もネタ出ししただけでNASDA内部で検討が行われている
少なくとも素人が想像でどうこう言うよりはるかに信憑性・現実性のある構想
着陸地点ってパラフォイルである程度制御できないの? 風に流されるまま?
>>582 できる。そのためのパラフォイル
気流が荒れていたら難しくなるがそれは滑空するのみの有翼も同じ
>583 5が8になるのも10が30になるのも同じかな? 同じなんだろうな。
>>578 はぁ? ソユーズは、普通にアボートタワーに司令船が接続されている構造ですが?
うちの世界は違うんだけど貴方の世界のソユーズは、うちの世界では一番先っちょの司令船の先になんかついているわけ?
587 :
586 :2006/08/07(月) 01:12:00
失礼。よく考えりゃ、帰還船の先に居住モジュールはついてるし、引っこ抜くわな。 先に書いたことは全面的に訂正するわ。恐るべしアルコール。完全にボケてた。 まじ、酔っ払ってると変なこと書き始めるねぇ。すまん。 でも、アボートに時間がかかるのはロケット側の構造のせいじゃないし。 確実に二人で押さなきゃいけないボタンさえ押せば、一瞬で飛んで離れていくし。 まあ、あのシステムはさすがに問題ありまくりだが、フライトディレクター一人の指示にすれば問題ないだろ。
>>563 03年の『日経サイエンス』8月号だった希ガス。
その後、ロシア側からも情報出てたはず。
宇宙服のコピー問題。
>>581 > 野田篤司主任開発部員を中心としたグループが提案している構想だ。
「中心」というと、他にNASDAの人が沢山かかわっているように聞こえるが、
実際はあと一人ぐらいしか関わってない。
あとはSF大会のお仲間。
NASDAやJAXA内でまともに論議されたことは無い。
>>583 パラフォイルの操縦性を甘くみてる。
生身の人間が手で操作するからうまくいくのであって、あれの機械が自動的になるなんてかなり難しい。
アメリカでさえCRVであんなに苦労してるのに・・・
>564 乾湖ではなく滑走路への着陸に成功したリフティングボディ機はこれまでX−24Bだけ、 あの熱防御を無視して空力形状を再設計した機体だけです。 日本のHOPEも長いこと形状を模索しましたが、 ・軌道からの再突入 ・滑走路への水平着陸 と言うかけ離れた条件を満たす形状を見出すことが出来ませんでした。
>>589 そりゃ完全に藻前の妄想だろw
説得力のある根拠出せよ
>>590 言わんとする事は解るんだが、
この「アメリカでさえ」って言い方、いい加減止めにしないか?>ALL
「アメリカでさえ」やってなくても、日本ではやってるって事が幾らでもあるんだから。
595 :
NASAしさん :2006/08/07(月) 23:04:17
少なくともアメリカは実験したからな〜>パラフォイル
>>592 野田さんも少しは知ってるし、彼の熱意は知ってるつもり。
でも、彼の意見が単なる個人的な見解で終わってしまっているのも事実。
>>説得力のある根拠出せよ
悪魔の証明を要求されてもなぁ・・・。
逆に、「ふじ」計画がJAXAで公式に検討されたという証拠はあるか?
あの計画は野田さんの研究グループのHPでしか発表されなかった。
>>592 立証の義務はそっちにあるのだが。
NASDAの人で誰がふじに参加した?
>>593 迷走しまくってますね・・・。
HOPE無き後、方向性を見失っている感じ。
>>597 技研のページにあった記述(今はない)を見た限りでは、
先の宇宙3機関統合に際して、先端ミッション研究センターにて
次期フラッグシップミッションを検討することになり、10ほどの候補を
比較検討して採択されたのが「日本独自の有人宇宙船構想」だった、
と理解しました。
少なくとも、先端ミッション研究センターの名で、次期フラッグシップ
ミッションとして提案してるのだから、公的でない、私案と言い切るのは
妥当ではないと思うのですが。
まあ、その後は全く黙殺されたのは確かですけど。
602 :
NASAしさん :2006/08/08(火) 15:22:29
>>601 何故そう否定的なのか判らんな。
この計画が公式でないことは誰もが知っていることだが、
計画そのものは先端研のメンバーが作成したもので有り、
NASDAのホームページに載せられ、
準公式計画であった事は明らかなのに。
その文でも推奨したと書いてあるじゃないか。
計画は素人が作ったものでは無いよ。
君は組織原理と言う物がまるで理解できてないようだね。
603 :
600 :2006/08/08(火) 21:31:59
>>601 ……その上司が、呆れるほど無責任だということは理解しました。
自分の名で推奨しておいて、「関知しない」なんて、センター長としての自覚あるんでしょうか。
組織的検討の有無が問題というより、組織自体が問題だというオチで〆。スレ違いだし。
(参考:次期フラッグシップミッションのトップページより引用)
>〜次期フラッグシップミッションの提言〜
>(中略)統合に際しての最大の問題は、我が国の宇宙開発の中心となる仕事はなにか、
>ということである。本報告書はこの問いに正面から答えようとした検討結果である。
>(中略)若手の有志を中心としてできた検討チームの結論は、有人飛行の最短実現であった。
>冷静な記述の行間に、執筆者たちの未来への情熱を読みとっていただければ幸いである。
> 2001年9月25日
> 先端ミッション研究センター長
> 岩田 勉
>>603 「関知しない」と「関知しないと言ってもいいくらいです」とはかなり距離があるんじゃないか?
カンチ
>ふじ お偉いさんの頭の中じゃ「先端=有翼往還機」だったって事だろ だから「今更カプセルぅ〜?」と無かったことにされたと
607 :
NASAしさん :2006/08/08(火) 23:04:33
>>606 一応HTVにカプセルを組込むらしいから、そう言う発想は無いと思うよ。
徒に有人のみを目指し、有人によって何をするかを考えてない計画では駄目だと言うことでしょ。
>>607 そう言う発想は無いというよりどんな発想も無い、何も考えていないと思う。
609 :
NASAしさん :2006/08/08(火) 23:29:41
610 :
NASAしさん :2006/08/08(火) 23:39:24
将来、米国がカプセルに回帰した時などに、日本には無いのか! とエライ人に言われた時、 「実はこんなモノが」と出すための実績(アリバイ)作り、 だと思うがどうよ。
612 :
NASAしさん :2006/08/09(水) 13:36:06
大丈夫、HTV+OREXで有人
宇宙服開発するならついでに大気圏突入能力もつければいいんじゃない? パラグライダーも付けてさ
616 :
NASAしさん :2006/08/09(水) 17:19:59
>>615 誰のこと言っているのやら!
妄想に浸るのは楽しいかい?
>>616 政治家の先生たちですよ?
シャトルが引退する頃になって初めて騒ぎ出すに決まってる。
618 :
NASAしさん :2006/08/09(水) 18:51:08
>>617 あほやな政治家はそんな物に興味持っていない。
防衛族や道路族はいても宇宙族はいないからな
620 :
NASAしさん :2006/08/09(水) 20:23:36
宇宙人議員連盟!
議員の先生方は宇宙開発と言う国家の神輿への金が安定的かつ確実に 企業に落ち、そこの従業員を食わせられればいいのであって シャトルだのカプセルだのと枝葉の方法論には興味がなかろう。
623 :
NASAしさん :2006/08/10(木) 08:52:38
>>622 実際のところ、宇宙開発関連企業って、
ある種の意地とか使命感みたいなもので、あまり儲からない事業を続けてるわけで、
そこら辺が挫けると、担い手が誰も居ない、という事になりかねん。
だからこそ、政治の側としては、ある程度気配りしてるポーズくらいしてみせる気配りが必要。
625 :
NASAしさん :2006/08/11(金) 09:59:05
LE-7って使いたいから使ってるだけってほんと? なんかLE-7は排気速度だか推力が大きいけど、それは真空で意味があるものだから、ただの打ち上げでは意味ないみたいな話を聞いたんですけど・・。
LE-7の燃焼時間の半分以上は、ほぼ真空中。 ただ重力損失と真空というのは関係はあるが、厳密には別の問題。
でもやっぱりケロシンほすい。1段目はやっぱりケロシンですよ。 良い物を作ろうとすると大変なノウハウが必要、開発は困難なのは分かるが ぜひ作ってホスイ。
>>625 まあ、排気速度が高いから、その分推力が小さくなっちゃうと思って。
燃費はいいんだけど、力は弱いから、空気抵抗や重力損失からさっさと抜け出したい
ロケットの一段目にはあまり向いてない、と。
ただ、LE-5の経験があったから開発が比較的容易だったし、当時はLH2/LOX流行ってたし。
629 :
NASAしさん :2006/08/11(金) 12:57:57
>>628 ただし、液酸液水比推力はともかく推力はあまり大きくできないので、固体ロケットブースターが必須になってしまう。
真空中と言うのにマトモに答えると、
大気中だとノズルの膨張比が大きくとれない。ガスの剥離が起きたりする。
# エアロスパイクノズルでも使わんと無理。
LE-7の効率は大気中では悪い(真空推力と海面上推力の差)。
>>628 いろんな理由があって SRB つけているんだがな。
設計思想としてはもっと強力な SRB つけて LE-7 を早く効率の良い場所で働
かせると言うのもあり得るが、安全距離の問題とかあるんで。
>>631 >>設計思想としてはもっと強力な SRB つけて LE-7 を早く効率の良い場所で働
>>かせると言うのもあり得るが、安全距離の問題とかあるんで。
アリアン5がそうだよね。
あのでかい固体ロケットブースターが事実上の第一弾のようになっている。
>>631 技術上の最も重要な理由が、液酸液水の推力を補うためだよ。
(組織上の理由として、固体ロケットも使いつづけたいというのはあるだろうが)
固体ロケットブースターはできれば無いほうがいい。失敗の原因を増やすからね。
固体ブースタの代わりにケロシンブースタを使えばいいんじゃまいか。 エネルギアや長征5のように。あるいはアンガラのように。
>>633 >
>>631 > 技術上の最も重要な理由が、液酸液水の推力を補うためだよ。
そりゃそうだが、
>>625 は
「それは真空で意味があるものだから、ただの打ち上げでは意味ない」
なんて聞いているし、このポイントには誰も答えていなかった。
>>634 長征5号は開発中じゃないか?
それから、ロシアに関しては固体ブースタ作れなかったんで
ケロシンブースタ作ったと聞いたことがある。
両方作ったのはアメリカぐらいだが、アメリカのケロシンエンジンはそこまで
凝ったものじゃないな。
ロシアのロケットは寝かせた乾状態で運搬し、発射間際に発射点で起立させ燃料を注入させる。 固体ブースターだとこれが難しいので忌避したことも。 また、海運が難しい内陸発射場の中露は、工場から遠い射場まで鉄道でロケットを運ぶことを考えると 液体ロケットのほうが楽。 インドだって大型の固体ロケット作れたんだから、ロシアが作れないとは考えがたい
>>636 軍事用だが、潜水艦発射のミサイルには固体の方が適しているんだが、
ロシアは最後まで作れなかった。
あと、中露は海運は難しいが、水上交通は発達している。
中国に関して言えば、海南島に作る発射基地は鉄道より海運向きじゃないか。
まあ、長征5はできてからの話だな。
意外にケロシンエンジン開発している国は少ない。
アメリカと、旧ソ連と後は?
638 :
NASAしさん :2006/08/11(金) 14:58:07
>>637 支那が今回開発した130tエンジンもケロシンだよ。
ブラジルも確かケロシン、テポドン2もケロシン。
>>639 命中精度が要求される固体ミサイルと単純な固体ブースタとは違うんじゃないの。
>中露は海運は難しいが、水上交通は発達している。
現実に水上交通で射場まで運んでいるの?
液酸ケロシンエンジン、今のところ衛星打ち上げで完成品を持っているのは米ロだけ。
テポドンは知らない。
>>639 > 液酸ケロシンエンジン、今のところ衛星打ち上げで完成品を持っているのは米ロだけ。
そうなんだよな。まあ、ウクライナも入るだろうが、旧ソ連系列だし。
>>638 書き方が悪かったかな。
開発に取り組んでも、完成品までもっていくのは大変なんだ。
長征5はいつ打ち上げるの?地上での燃焼試験は進めているの?
641 :
NASAしさん :2006/08/11(金) 16:27:48
一月ぐらい前に130tエンジンの燃焼試験(600秒)を実施したというニュースが大々的に流れたのに。 エンジンができればほぼ完成だから数年以内に打上げるでしょ。
>>641 > 一月ぐらい前に130tエンジンの燃焼試験(600秒)を実施したというニュースが大々的に流れたのに。
燃焼試験に1、2回成功したからといって
> エンジンができればほぼ完成だから数年以内に打上げるでしょ。
じゃないだろ。
GX なんて意地の悪い例えは止めとくとして、LE-7 も結構苦労したぞ。
異常燃焼(爆発とも言う)何回したことか。
まあ、できてからの話だな。
>ブラジルも確かケロシン、テポドン2もケロシン。
ソース示してくれ。
>>642 >>燃焼試験に1、2回成功したからといって
それはLE-7への挑戦状か(w
600秒も燃焼できてるのに1、2回なわけないじゃん。 相当自信がある状態まで到達出来てから発表したに決まってる。
>>644 根拠となるソース希望。
ついでに
>ブラジルも確かケロシン、テポドン2もケロシン。
のソースも。
安全距離の関係上、固体ブースターを今以上強力に出来ないとの書き込みがあったが 一旦空中に飛び上がってから、追加ブースターが着火され推力を増強すると言うのは 無理なのかな?
どっちにしろ一番最初の浮上が一番大変なのでは?
>>646 安全距離で問題になるのは固体ブースタの推力というより推進薬の重量の方かと。
>>633 >固体ロケットブースターはできれば無いほうがいい。失敗の原因を増やすからね。
?信頼性では手を抜かない限り固体の方が上だと思うが…今時ブースターがない打ち上げ機なんて希少だし…
ロシアの神安定のエンジンをブースターをして使うとかなら話は別だが…
重力損失、空気抵抗が大きいところを出来るだけ早く速く抜けるという意味で
ずば抜けて推力がでかい固体が一番向いていると思う
650 :
NASAしさん :2006/08/12(土) 00:18:54
>>644 自分で調べろ、ニュースを一々録画する気は無い。
651 :
NASAしさん :2006/08/12(土) 00:20:42
>>637 重箱の隅だけどロシアはSS-N-20やSS-24、SS-25で固体燃料の弾道ミサイルを開発してるよ
テポドン2に関してはケロシン説もある程度。
第1段の燃料に関してJane's STRATEGIC WEAPON SYSTEMSではケロシン(灯油)としている。
しかし、2段目の燃料がUDMH(非対称ジメチルヒドラジン)であることから、あえて
第1段と第2段の燃料を別にするメリットはない。またケロシンは安定しており・毒性も
低いので貯蔵には向くが、性能面では非対称ジメチルヒドラジンの方が優れている点
から、Weapons Schoolは第1段の燃料も非対称ジメチルヒドラジンであると推測する。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/taepodong.htm
>>652 > 重箱の隅だけどロシアはSS-N-20やSS-24、SS-25で固体燃料の弾道ミサイルを開発してるよ
ロシア固体弾道ミサイルの最初は1960年代開発のSS-13かな?
>>656 >>657 どうも大変ありがとう。
中国に関しては、ケロシンエンジンの開発それなりに進んでいるが、
ブラジルはウクライナ製、北朝鮮についてはケロシンエンジンという説もある
が、怪しいというところか。
それにしても中国は次世代のロケットエンジン、
「環境保護にも配慮し、打ち上げの際、液体燃料が燃焼しても有害物質はまっ
たく出さない」
と強調しているな。
今までの中国のエンジン、有害物質まきちらしていたことの反動か?
# あの事件がプロジェクトに関係しているのかな?
スマン、無い知恵絞って考えてみたんだけど、 ケロシンだと燃やしたら炭素化合物が出ると思うんだが・・・ それは「有害物質」の範疇にはならんのかね? 少なくとも「環境保護」の観点から見たら「有害」だと思うんだけどな。
>>660 > ケロシンだと燃やしたら炭素化合物が出ると思うんだが・・・
不完全燃焼ならな。
でもその条件では比推力も落ちるだろう。
酸素も二酸化炭素も有害だから、まったく出さないなんてのは明らかに嘘。 ・・・ではあるが親方赤旗の国にそういう突っ込みを入れても詮無い事だ。 「猛毒のヒドラジンは出ませんよ〜」ぐらいに思っておけば良いのではないか。
>>660 ケロシンならば煤が出るのは仕方ない。
自然環境考えたらロケットを飛ばさないのが一番。
H-IIAだってあの固体ロケットは有害だ。
>>649 >>?信頼性では手を抜かない限り固体の方が上だと思うが…今時ブースターがない打ち上げ機なんて希少だし…
今時だからブースターがある。
本当は無いほうがいい。
補助ロケットが無いほうが失敗の要素が少なくなる。
一時期、JAXAが言ってた次世代ロケットも補助はなかった。
>>663 > 今時だからブースターがある。
> 本当は無いほうがいい。
> 補助ロケットが無いほうが失敗の要素が少なくなる。
飛行実績世界1のソユーズは、今時の設計ではないが、
補助ロケット4本つき、液体ブースターだけれども。
それから、ケロシンエンジンの方が安全、性能も優れているという基準に暗黙のうちに
>>649 > ロシアの神安定のエンジンをブースターをして使うとかなら話は別だが…
を基準にしていないか?
設計者の腕がすごいということになっても、必ずしも
ケロシンエンジン全部が安定ということを意味しないだろう。
>658 ロシア製IRBM並べて並べて見ると判るが、固体のほうが全般にサイズが 大きい。潜水艦の容積には限界があるから、固体を打ち上げられる船体は 少ない。実際、タイフーン以外に何がある? という訳で、ロシアでは液体がメイン。 >664 あれは補助ロケットじゃない。一段目だ。 二段目を空中点火するより、最初から点火した方が信頼性上がるし、 射点の懸垂架台との相性も良くなる。この辺りはOKB-1のナンバー2、 ミーシンのアイディアだったらしい。 基本的に、ケロシンというか、液体のほうが安全。だって事前にエンジン を動かせる訳だし。安定性も、固体は燃焼安定性が悪い(燃焼面をどうやって 管理するよ?)し、動的に燃焼範囲が変化するというのもマイナス。 基本的に震動がデカいから、衛星屋は嫌がる。構造重量が重くなるからな。 あと、これは日本固有だが最大の問題として、ノズルスロートに問題を 抱えている点がある。M-V 4号機及びH-IIA 6号機の失敗の原因はどちらも 固体モータのノズルスロートの破壊だった。調べてみれば簡単に判るが、 ここの問題の対処は実に場当たり的なもので、同じ問題が再発する可能性が ある。実際のところ、再生冷却できない固体モータは、あまり大きなものは 現在の技術、つまりC/Cコンポジットでは確実なものを作るのは難しい。 だから、固体はやめとけ。
>>666 H-IIA の SRB-A のコニカル型ノズルに関しては、地上試験で何度か問題でて、
場あたり的に対応していたな。開発時間の関係だった。
ベル型ノズルにすると大幅に改善された。
>>649 > ?信頼性では手を抜かない限り固体の方が上だと思うが…今時ブースターがない打ち上げ機なんて希少だし…
これは地上試験で手をぬいた実例だな。これで固体ロケットの信頼性を議論す
るのはおかしい。
そんなことをいえば、H-II の LE-7 のキャビテーション問題もある。
LE-5A のノズルの問題もあったし。
これらの実例から、日本の宇宙開発に問題あるのは分かるが、
固体ロケットの信頼性にとくに問題があるとは思えない。
>>664 >
>>649 > > ロシアの神安定のエンジンをブースターをして使うとかなら話は別だが…
> を基準にしていないか?
>
> 設計者の腕がすごいということになっても、必ずしも
> ケロシンエンジン全部が安定ということを意味しないだろう。
あと、ロシアのロケットは数十機、ものによっては数百機打ち上げて改良重ねている。
その種のケロシンエンジンと、新規開発のものとは比較できん。
日本に限らず、新規開発もしくは改良のロケット、最初の 10 機のうち 1,2
機は失敗している。
その段階の技術の信頼性に文句つけてすぐに他の技術に走るようでは、信頼性
の向上なんて無理。
種子島ライブカメラの画像、遠景になってるね。F10の準備が進んでるってことか。
結構前から遠景になってるけどそういうことだったのね。 じゃあ打ち上げも完全非公開かな?
672 :
NASAしさん :2006/08/15(火) 00:33:18
仮に月面への有人輸送船を自前でってことになったら H2Bに変わる新型ロケットを開発しなくてはダメかい?
サターンを見れ・・・
H2BにSRBを6本付ければ大丈夫。
ヒント:アポロ宇宙船は50トン、HTVは17トン
サターンVつたら射点から保安半径5km以上必要でした。
アリアンV Genericは保安半径4km
なんだ、H2Bを3回打ち上げればいいってことか。 いや、今の技術だったらアポロよりコンパクトに出来そうだから 2回で済みそうだな。 てことは余裕じゃん。
>>678 なるほど。それもそうじゃな。
何か勇気がわいてきたぞ。日本もやれば出来る!!
>>672 >>仮に月面への有人輸送船を自前でってことになったら
月面なんてよりも先に、地球周回が先だろ。
日本はそのレベルさえ行くことはない。
>>アポロよりコンパクトに出来そう どうかな。 ただの電子機器ならともかく、人の居住スペースや生命維持に必要な 物資の量は減らせないから大して小さくできるとは思えないけど。 むしろアポロ当時より安全性を重視せざるをえず、あちこち肥大して大変なことになりそう。
構造体は複合材という魔法の材料がある バッテリーはLi-ionが実用域に入りつつある 太陽電池パネルの発電効率も飛躍的に向上している
>>678 > なんだ、H2Bを3回打ち上げればいいってことか。
> いや、今の技術だったらアポロよりコンパクトに出来そうだから
> 2回で済みそうだな。
> てことは余裕じゃん。
>>476 >>477 >>498 で議論してみた。月周回軌道でランデブー案ということでできると思う。
>>683 もし、複合材極低温タンク作れると、だいぶ楽になる。
>>505 >>509 >>681 地球周回有人飛行ね。それは打ち上げ能力の問題ではなく、信頼性と政治的決断の問題だ。
あと 10 - 20 機程度 H-IIA/B が無事上がったら、信頼性はそれなりの水準いくので、あとは政治的決断。
別々に月に行ってそこでドッキングだと、月までのエンジンが二個いるから 地球周回軌道でドッキングして一個のエンジンで行った方が軽くない?
>>685 地球周回軌道から月への軌道遷移には大量の燃料が必要だが、
その後の過程では月の引力小さいため、そんなに燃料がいらない。
なんで、月周回軌道でのランデブーの方が楽。
# アポロの時はエレクトロニクスなどの能力と信頼性に問題あったので、
# 地球からの支援しやすい位置に限定。
もう一つは液体水素ー酸素エンジンの特性による。
脱出速度まで加速するのは得意だが、長期保存には向かない。
軌道上での燃料移送も困難。
あと、月までの加速は、LE-5 (もしくは MB-XX)に任せる想定。
じつは、GTO 投入で毎度していることの延長。
アポロ13のような事故を考えれば多少効率が悪くとも 地球軌道ドッキングのほうがいいだろうな
>>687 けど、それを要求すると、恐らく打ち上げロケットの新規開発ということにな
り、同時に新規ロケットのテストも必要になる。
これと比較すると H-IIA/B の系列利用するなら、将来的に実績は十分だろう。
そもそもアポロ13号の事例を持ち出すのはどうかと。
人間が載るオービターにあの程度の信頼性のもので計画を出したのが無理があると。
まあ、月を目指していたソユーズの初期型も人身事故あったがね。
# アポロ1号も人身事故。
あの時代は双方とも月着陸競争ということで無理をしていた。
たしか、それ以前には人身事故はないはず。
あの時代の技術水準を考慮してもアポロもソユーズも無理をしていた。
>>687 > アポロ13のような事故を考えれば多少効率が悪くとも
> 地球軌道ドッキングのほうがいいだろうな
どれくらい効率が違うか、一度試算してみてくれ。多少じゃ収まらん。
オービターはランダーも一緒に加速しなければならんので、H-IIB の2倍近い
能力がいるだろう。
新規開発ということは実績不足で逆の問題が生じる。
予備機でも打ち上げる方が現実的。
能力が足りなければ新規のロケットを開発すればいいだけのことではないか。 危険を冒してしゃにむにH-2A/Bで月にいかなきゃならん理由があるのか? どうせ宇宙開発なんて公共事業ではないか。 金の使い道が冒険から玩具に変わるだけだろ。
アポロのサターンVとかすごい金をかけて、信頼性を犠牲にして新規開発したことで やっとできたこと 日本じゃ信頼性第一だから新規開発したとしても何度も打ち上げなければならない
LE-5やLE-7は有人を想定した安全率の設計にはなっとらんだろ
>>684 >もし、複合材極低温タンク作れると、だいぶ楽になる。
月行くのに何で極低温タンクが無いと行けないんだ?
アポロじゃ電力源に燃料電池を使用していたので極低温の高圧タンクが必要だったが
太陽電池に二次電池の組み合わせならいらない
緊急用の電力源に一次電池が欲しいならLi一次電池を積めばいいだろう
>>691 だよなぁ…AGCの中身とか知っちゃうとなおさらそう思うよ。当時の半導体技術で作られたPICクラスのマイコン1つに
ミッションの全てと3人の命をかけている。今時こんな構成取っているのはキューブサットくらいか?有人機じゃあり得ないw
今時なんか無人機ですらマイコンいくつも積んでいる時代
>>692 H-II系はHOPE打ち上げを睨まれていた物だから設計段階から有人は考慮されている
>>693 >>H-II系はHOPE打ち上げを睨まれていた物だから設計段階から有人は考慮されている
ウソを書くな、ウソを(w
H-II系は成功率95%として設計されている。有人は考慮されていない。
HOPEもかなり早い段階から無人だった。
有人の話になると毎度出てくる「成功率が低い=有人に使えない」という短絡的思考の香具師はなんなんだ? どっかの工作員?アンチ?
はい、ISAS教です でも人死んだら日本のマスコミとか考えてみろ たぶんアポロ1号の事故の時点で終わってたぞ
697 :
NASAしさん :2006/08/15(火) 17:06:19
日本にとってH2B以上のロケットは使い道がほとんど無いよ。 有人もH2Bの能力範囲内で考えなくてはならない。
そもそも成功率100%を目指さないエンジン開発なんてあるの?
>>696 そんなことを言ったら永久に有人なんか出来ない
人が絶対死なないとか不可能。無人だって事故によっちゃ人が死ぬ
人の命で妥協するとは言いたくないが現実は世の中全てそうだし、そうでなければ前に進めない
人命を軽視しろと言うわけではない。保守的になりすぎては何も出来ない
とはいえ今のH-2系は人を乗せるには失敗が多すぎるからな
つーかロケットの「人命安全率」と「打ち上げ成功率」をごっちゃにしてないか?
>>692 みたいな理屈が成り立つなら、レッドストーンもアトラスもタイタンも
有人打ち上げに使えるわきゃ無いと思うが。
>>701 レッドストーンもアトラスもミサイルからの転用時に
あれこれ手が入っているけどね。
まあH-2A/Bにもそれなりの改造すればいけるとは思うが。
マーキュリーでジョン・グレンを打ち上げた時点でのアトラスの成功率は たしか40%台だったよねー。
>>692 ,696,700
ホント石頭だな。NASA流の価値観捨てろよ
世界でも有数に金がないのにライバルと同じ事やっていちゃ何も出来ない
スペースシャトルみたいな事故が起きないことを前提としたシステムなんて
有人やったことのない日本では不可能。更に超高コストな上に14人死んでいる
事故を起こさないよりも、事故が起きても如何に生き残るかを重視するという方法の方が技術的にも金銭的にも現実的
有人こそ行っていないが宇宙研はこれで少ない予算でも世界有数の成果を上げている
もっとも日本の宇宙開発予算が桁外れに増額されるとかになるならこの限りではない
「事故が起きても生き残る」ならオービターとランダーは 地球軌道ドッキングのほうがいいんでないの?
>>705 確かにそれは一理あるね
H-IIBを複数回で行くとするとこんな感じか?
1回目:着陸船、推進モジュール打ち上げ
2回目:有人カプセル、キックモータ(LE-5B)打ち上げ
全てドッキング終了後問題がなければ2回目の2段目に再点火し軌道上1段目、キックモータを2段目として加速
問題はカプセルと保存が利かないLH2/LOXキックモータをどうしても最後に上げる必要があるため
ドッキング回数がやたら増えること。軽量・高強度なドッキングポートが開発できるなら緩和されるけど
ところで、月着陸で着陸船と軌道船がドッキングせにゃならんというのは、絶対なのか? たとえば着陸船と軌道船はランデブーするだけで、乗員は宇宙遊泳で移動するってのはだめ?
>>706 地球離脱時の加速に耐えなきゃならんので
ドッキング部に強度が必要なのは同意だが
推進モジュール-着陸船=有人カプセル-LE5B
というレイアウトならドッキング回数は
アポロと変わらんと思うが
>>708 その場合着陸船を切り離したときに推進モジュールとカプセルが離ればなれにならないように別の構造体が必要になる
もしくは
推進モジュール┬有人カプセル-LE-5B
着陸船
と言う手もあるがかなり頑丈なドッキングポートが必要になる
>707 着陸船の気密が不要なのでコストも下がる、ってか!?
>>710 その場合アポロ13じゃないが有人カプセルの生命維持装置に問題が発生した時のリスクが増える
着陸船ですごすのは結構長い時間になるので 与圧服着っぱなしと言う訳にもいかんだろうよ。 軌道船と着陸船を宇宙服で移動するのはアポロでも テストしたと思うがドッキング時でありランデブーで乗り移ると言うのは 月の石などもお土産も宇宙遊泳で移送しなきゃならんし かなり危険性が高いと思うよ。
713 :
NASAしさん :2006/08/16(水) 00:55:02
日本のフォンブラウン、まだ?
日本人にフォン・ブラウンの真似はむりっぽい。
糸川英夫って写真で見た感じではチンケだよね。でもそこがイイー。 見た目で判断はよくない。
まぁ、結局アメリカにもいなかったわけだし。 アメリカ海軍、無様すぎw
それよか日本のグルシュコ求む!
H-IIAをウインナーのようにバンバン作るフルシチョフ
フォン・ブラウンもグルシコも、宇宙船を飛ばすという目的のために、悪魔に魂を売る覚悟でつきすすんだ。 JAXAにはそんな人はいない。 糸川さんがそうだったが、晩年は宇宙開発から離れていたし、もう故人だ。 今のJAXAには「国民総出で頭を下げてお願いしてくれればやってあげてもいいよ」ってな人ばかり。
>>695 昔、JAXAのシンポジウムを見たことがあるのだが、
H−IIAは有人を前提とした成功率で設計していない、というのと、そもそも固体ロケットブースターがついているロケットを有人に使うなんて危険だ、という話だった。
じゃ、シャトルはどうなんだ?とは思ったが。
少なくとも、JAXAはH−IIAで有人打ち上げをする気は全く無い。
H−IIA打ち上げ失敗の前まで提示されていた次期基幹ロケットは、固体ロケットは無かったしロバストを強調していた。
たぶん、あれで有人を視野にいれたかったんだろうな。
>>698 >>そもそも成功率100%を目指さないエンジン開発なんてあるの?
精神論はともかく、工学的に成功率100%のロケットなんて無い。
ロケットに限らず、飛行機でも、「設計上、100%安全」なんてない。
必ず設計の段階から、どのくらいの確率で故障するかを考えているし、計算手法もある。
>>722 >固体ロケットブースターがついているロケットを有人に使うなんて危険だ
>じゃ、シャトルはどうなんだ?とは思ったが。
実際に、固体ロケットブースターが原因で全乗組員があぼーんしたし。
ダイナマイト括り付けるようなもんだからな…
構造でゆっくり燃えるように作られているが
ゆっくりと書いたけど、実際の燃焼速度は限界までに高められる
そのせいで構造が壊される危険性もあるぐらい
(H2AのSRBはノズルが溶けて穴が開いて…)
液体燃料だとノズルとか冷やしたりしてるし
万が一のとき燃料供給をストップすることもできる。
…ちなみに花火師という職業は100%の安全性どころか、
…製造から打ち上げまで常に危険と隣り合わせだし
…毎年の様に死者がでても「花火をやめろ」なんて叩かれないなw
花火は庶民に広く親しまれ楽しまれ、世代を問わず参加できる重要な娯楽だからね。 これに対し、一般庶民から縁遠く、テレビで視聴するだけの有人宇宙船はかなり性格が異なる…
>>723 それらの事故を防ぐことは事前にいくらでも出来た。危険性が指摘されながら使い続けたのが根本的な原因
固体が根本的に危険だという理由にはならない
防げなかったのは組織の体制の問題
>>725 >>防げなかったのは組織の体制の問題
でも、なるべく設計の段階から危険性を下げるように考えるのも重要。
>>723 固体ロケットブースターが暴走するような場合は、強制的に切り離す仕組みをつくっておけば安全になるのでは?と妄想してます。
なんにしろ、JAXAはH-IIAを有人には使わないでしょうが。
>>726 >でも、なるべく設計の段階から危険性を下げるように考えるのも重要。
STSはそれをやったがおかげで超高コストになった。それでも事故を起こしている。いくら金があっても足りない
また新技術は事故の発生リスクを増大させる。LRBの開発はそれだけでトラブルの元となる
初めての有人を目指すのに安定してきているSRBを捨ててリスクを増大させるのは無謀
金がない日本では出来る限り運用システム面でリスク低減を図るべき
そもそも、人命が失われるほどのSRBの事故ってなんだ?
チャレンジャーのはマルチセグメント故のトラブルだから一体整形・一括充填のCFRPモータケースのSRBには該当しない
妥当な脱出手段があれば、シャトルの事故は死人が出なかったかも、とも言われてますね。 乗員の死因はオービターが海面に墜落したことによる、とも。 (つまり、オービターの乗員区画は爆発に耐えた。) 要するにアポロみたいに、脱出ロケット+カプセルで行けばいいと。 固体ロケットの爆発にカプセルと脱出ロケットが耐えられれば、生還可能です。 ロケットの先端にカプセルがある場合、脱出実行まで耐える可能性は高いと思われます。
液体ヘリウムを緊急脱出船に入れておき、 脱出時にエアバッグをふくらませるとしてそのエアバッグに 気体ヘリウム入れたら安全じゃない?
>>729 意味ワカンネ…。
まぁ多分、不燃ガスのヘリウムでエアバッグすれば爆発に耐えるんじゃね?
って説だと思うが、そんなん展開する暇あるなら脱出ロケットで逃げた方がいいとオモ。
あと、カプセル下面は頑丈なので、ちょっとぐらいの爆発なら耐えるって説もあるラシイ。
耐えてる間に逃げられればおk。
シャトルの事故は固体ブースターが原因ではあるが、爆発したのは 外部燃料タンクであって固体ブースター自体ではない。 固体ロケットが怖いのは最悪の場合、突然全体が爆発するから。 液体ロケットはの方が脱出する時間的余裕が大きい。
でも、固体ロケットが突然爆発したケースってあったっけ? まぁどこかにはあるんだろうけど、 MVはノズル損傷で推力低下、H2AのSRB-Aもノズル損傷で推力低下&分離失敗。 シャトルのSRBも、漏れてはいたけど最後まで爆発しなかった気が。(指令破壊するまで飛んでたよね?) こうして見ると、以外と頑強なのでは…。 シャトルのケースも、オービターがあの時間帯には分離帰還が不可能だったのが致命的だったわけで。 (漏れを早期発見してれば、SRBだけ分離して、メインエンジンで帰還できたかもね…。)
>>733 ふむ。さすがにあるか。
複合素材モーターケースに変更した1号機が失敗したみたいね。
新開発の初期での失敗じゃ、しかたないかな…。
>>733 突然とは書いていないな
確認が取れていないがこんなレスもある
http://science4.2ch.net/test/read.cgi/sky/1142582305/761- > 761 :名無しSUN:2006/05/18(木) 01:35:46 ID:3AN+OcSL
> >760
> まあ、落ちてきた隕石と空中で衝突・・・とかなら検知する暇もなく爆発するかもしれんが。
>
> 爆発するって事は液体燃料なら燃料タンクから漏れた燃料に引火するわけで
> 必ず爆発前に燃料タンクか配管の圧力が低下する。
> チャレンジャー事故やデルタ3の1号機の場合も爆発の5秒以上前に
> 燃料タンクの異常な圧力低下が検出されている。
> 突風とか落雹とかの危険な気象条件を避けて打上げれば・・・
> まぁ必ずは言い過ぎだったがほぼ確実に検知できる。
>>732 ブラジルのVLSロケット事故も固体ロケットブースタの爆発だったような。
737 :
733 :2006/08/16(水) 20:21:14
デルタ3だが固体ブースタが突然爆発したわけではないらしい。 ________________________ 2. デルタ3ロケット 2.1 打上げ失敗の概要 打上げ射場: フロリダ州ケープカナベラル空軍ステーション(CCAS) パッド(射点)17B 打上げ日時: 1998年8月26日 午後9時17分(米東部夏時間) 1998年8月27日 午前10時17分(日本時間) 注) 上空の風が強かったため、予定より約30分遅れて打ち上げられた。
738 :
733 :2006/08/16(水) 20:21:52
打上げから爆発までの経緯
打上げ後約55秒まで:
計画通りに飛行
打上げ後約55〜65秒:
約4Hzのロール振動が発生、成長
打上げ後約65秒:
固体補助ロケット(SRM)の可動ノズルを駆動するための油圧システムの油を使い切って、油圧システムが機能停止し、可動ノズルがそれぞれの位置で固定。また、ロール振動は消滅。
打上げ後約65〜72秒:
第1段の主エンジンのみでロケットの姿勢を制御
打上げ後72秒:
ヨー角が約35度に達し(ピッチ・オーバー)、ロケットが壊れ、自爆システムが作動して爆発
打上げ後75秒:
米空軍が破壊コマンドを送信
http://www.nasda.go.jp/press/1998/09/rocket_980909_j.html
>>707 > ところで、月着陸で着陸船と軌道船がドッキングせにゃならんというのは、絶対なのか?
>
> たとえば着陸船と軌道船はランデブーするだけで、乗員は宇宙遊泳で移動するってのはだめ?
ソユーズの有人月飛行プランがこれだったな。
有人月飛行プランにアポロのものをそのまま参考にする必要はない。
あと、アポロは有人月飛行だけに専門化されていたが、
ソユーズはもっと一般性もっていた。その後の経緯見ると、わかる。
>>723 ヨーロッパのアリアン V でも少なくとも当初は有人飛行プランはあったな。
予算の関係とかで無期延期にはなったが、固体ロケットの問題ではなかったと
記憶している。
アリアン V でも何度か失敗はあったが、むしろ液体ロケットエンジンの問題
では?
固体ロケットの爆発はあるでしょう。 推進剤に大きな気泡、ひび、モーターケースとの間に隙間が出来たりすると 燃焼面積の拡大→燃焼圧力の増大→モーターケースの破壊 という事に・・・ 固体燃料の製造自体の技術、ノウハウが不十分な頃は結構あったかと思います。 アメリカや日本では(検査方法も含めて)もう確立された技術なのでしょう。
>>738 この報告を読むと、制御系にポカがあったように読みとれる。
同じページのタイタンの事故(1998)もアビオニクスの問題。
そういえばアリアン VG の1号機(1996)の失敗も制御ソフトウェアの問題だったな。
なんとアリアン 4 のソフトウェアの再利用だったとか。
http://www.astronautix.com/lvs/ariane5g.htm アビオニクスとか、ソフトウェアの問題は、地上試験でいくらでも洗い出せそ
うなんだが、1990 年代でもポカがあるのか、驚いた。
>>722-726 だからこそH2Bに期待がかかっている。
あれならSRBなしでも有人カプセルを上げられるだろう。
>>742 宇宙研がK-8-10でやっちゃっているね
火を付けた途端破裂して一面火の海(幸いにも奇跡的に死傷者0)
最近は聞かないからいつも通り作れば気にするほどでもないだろう
>>744 >
>>722-726 > だからこそH2Bに期待がかかっている。
> あれならSRBなしでも有人カプセルを上げられるだろう。
意味不明。
H-IIB から SRB 取り除いた構成では質量(1段目のみで190トン)
と推力(110トン2つ)からして、(2段目付けると)打ち上げ不可能か、
(1段目だけでも)浮上するのがやっと、重力損失でかくって使いものにならん。
HIIA に比べエンジン2機にした分、推進材 1.7 倍にしているので、結局 SRB 必要。
液体ロケットブースタ(LRB)でも付ければ別だが、もはやH-IIB とは別機種だ
ね。
>>742 失礼。指摘の通り、モーターケースの破壊まで進むと突然の破壊になる。
> アメリカや日本では(検査方法も含めて)もう確立された技術なのでしょう。
これにヨーロッパも含められるな。
検査方法は大きいな、X 線 CT とかでの欠陥検出か。
つまり、現在の固体ロケット先進国では、突然の爆発はまず無さそう、ってことですね。 異常が発生しても、異様な振動や推力低下、燃焼室圧力低下などの予兆が必ずあると。 とすれば、異常関知した段階で脱出ロケットで逃げ出せば、人は安全ですな…。 まぁ、脱出できない/しにくい時間帯、ってのはあるみたいだけど。 中途半端に速度がついた状態だと、カプセルが揚力突入できるほど速度が無いため、 弾道突入状態となり、ものすごい減速Gがかかるそうな。 それを軽減する飛行プロファイルもあるみたいだけども。
>748 そうゆうことで間違いないと思ふ
固体ロケットが有人に向かないなんてテキトーなこと言うヤシには ペンシルロケットの先端で頭を叩き割ってやりてぇ…。
ペンシルって一個いくらぐらいするの?
>>751 マジレスするとペンシルロケットの推進剤は元はロケット砲用の物
>>750 すくなくとも、これから設計する有人宇宙船に固体ロケットが使われることはない。
アボートタワーは別だが。
シャトル後継のアレは固体じゃなかったっけ。 既存流用だから新設計とは言わないか? んなこと無いよな、大改造だもんな。 …正直無茶だと思うけどな。アレは。
>>755 無茶であるが合理的でもある
少なくともSTSよりははるかに安全な乗り物になるはずだし
シャトル後継のアレはこの後もズルズルと遅れて姿を変えていくと思うけどなぁ。
もし大統領が中国との競争を意識するようだとそんなズルズルやってられないな
>>758 多分、大統領が民主党に代わると、そういう話はすっかり無かったことにされて、
LM-5に乗っかっちゃいましょう、という話になるんじゃないかと思う。
>>758 中国にはフォン・ブラウンやコロリョフ級の宇宙開発リーダーがいるらしいからな。
昔、ロケット打ち上げが失敗したとき たまたま科学技術庁(当時)長官が見てて 「さっきの花火はきれいだったね〜」って嫌み発言 科学技術を先導するポストにこんなのが居る日本では 科学技術の発展はありえないと思った
日本に宇宙開発を期待すること自体が間違っている。 でも米中宇宙開発競争はぜひ見てみたいね。 かつての米ソ宇宙開発競争みたいになってくれれば、おもしろいことになるんじゃね。 中国にはぜひ頑張ってもらわないと。
次の大統領は民主党だろうから、今頃必至こいて現実的案を練ってるトコロだろうな。 大統領変わる前に止まれないトコロまで突っ走っておかないとw でも正直、デルタかアトラスを改良したの使えばいいと思う。 どっちも目標成功率98〜99%なので、有人にも使える。 Delta IV Heavy7とかいうイカレたヤツも見てみたいしな。
うむ、そうだな。 アメリカ、中国どっちもガンガレ! 日本じゃ到底不可能な大スケールの宇宙開発バトルを見せてくれ!!
>>763 > でも正直、デルタかアトラスを改良したの使えばいいと思う。
そう思う。
空軍と NASA の間にはアメリカとロシアより深い溝でもあるのか知らん?
766 :
NASAしさん :2006/08/18(金) 13:54:42
>>765 つうか、軍と仲が良いのなら、そもそもNASAは設立されていないんだけどな。
田中真紀子って一時科学技術庁長官やってなかったか?
>>766 陸軍にいたフォン・ブラウンのチームはそのままNASAに移管されたけどな。
2010年までに最初に月に探査機を再び送り込むのはどこかからだな。 2020年までにどこかが有人月面探査か。生きてるうちに火星有人探査は 見られるのだろうか…。
>767 平成6年。つかなんでここで?
>765 それならデルタ3ことH-IIA/Bも有人に使うといいな ちなみにアトラスJはGX
772 :
771 :2006/08/18(金) 17:25:17
× デルタ3 ○ デルタJ 意味不明になっちた
>米中宇宙開発競争 どういう展開になるのかは知らんが、宇宙ファンにはたまらんだろう。わくわくするね。
中国とアメリカじゃ実力差がありすぎて・・面白くなさそう。 やはり日本独自の有人宇宙開発に期待。
>750 固体を有人に使ったら、お前さんのケツが割れるぞ。 少なくとも、素でランダム振動が10Gあるというのは嫌過ぎる。
>ケツが割れる 鍛えてますから。ふふふ。
>>775 ケツが痛いなら座布団を敷けばいいじゃない :-)
長征2Fの補助ロケットって固体、液体?
>>775 固体ロケットすべてで10Gのランダム振動があるわけじゃあるまいよ。
実際シャトルは切り離しまでブールターで飛んでいるようなもんだし
やり方しだいでは、なんとかなるだろ。
>>750 >固体ロケットが有人に向かないなんてテキトーなこと言うヤシには
>ペンシルロケットの先端で頭を叩き割ってやりてぇ…。
でわフォン・ブラウン博士の頭をかち割って下さい。
>>782 これを買えば家宝になること間違いなし。
2万円はちと高い気もするが、一生持つ。買わないと損です。
みなさんもぜひ買いましょう。
応接間に飾ってもよし。手で持って「ぶうううん、ぶううん」と遊んでもよし。
心が高尚な気分になります。
ロケット花火をいっぱい詰めてだな
786 :
NASAしさん :2006/08/21(月) 20:38:48
なんか話が脱線しまくりでスレ違いな気がするのは 俺だけなのか
レモンを載せられないようにがんばれ。
>>786 実質的に宇宙開発総合スレになっちゃってるからね。
790 :
NASAしさん :2006/08/22(火) 18:53:42
もしかしたら昨日射点に移されていたのかな? 昨日は北上する琉球Exで沖合から打上げ場を見たが、 遠すぎて気づかなかった。 双眼鏡ぐらい持っていけば良かった。
>>784 昔作ったレプリカにはノズルの穴も完全再現していたんだがナ
マジ、そんな事する輩が出ると洒落にならないんで
現在のレプリカはノズル部分は穴あいてない
ただし
そこそこの旋盤技術があれば・・・・(以下略
それ故、昔のレプリカ(穴開きver)はレア物
某漫画家が持っていたりする
>>791 マジレスすると町工場へ特攻して…(ry
旋盤で開けてできるなら 学校持っていってこっそり旋盤使わしてもらおうかな
せっかくの記念品が台無しになるな。 部屋に飾って 「ほう〜 これがペンシルか」 「ほう〜 これを飛ばして実験したんか」「ほう〜艶がなんとも言えんね」 て一人で楽しむもんよ。 何といっても二万円もするんだからな。
F10まだフェアリングはついてないんだよね?
>795 F-0の時はまだ衛星は乗っけないので,首なしです。 今頃衛星をフェアリングにつめてるところでねーの?
798 :
NASAしさん :2006/08/26(土) 22:24:44
H2AのGTO最大打ち上げ能力は6トンでH2Bは8トンらしいけど LE-7Aを2基、SRBを4本にした割にはそれほど変わらないんだね。
799 :
NASAしさん :2006/08/26(土) 22:28:37
そもそもGTOに8トンも何上げるんだ? H-IIBくらいになるとHTVが複数衛星の同時打ち上げしか使いようがないというか。 有人については知らん。
GTO 6tのH-IIAは204じゃないのか?
そういや、H-IIBにもSRBやSSBは付くのかな? 付くとしたら、H-IIAのようにバリエーションがあるのかな? GTO8トンはどの構成の場合の能力なのかな?
H2BにSSB付けて打ち上げ能力上げてもそれを活かしようが無い。 具体的に何を上げる?
米帝みたいに20トン近いような偵察衛星でも上げれば?
アリアンみたいに大型の静止衛星のデュアルロンチとか…無理か
H2BってGTO10トンも無理なのか。 やっぱりLE-7って非力なのかなぁ?
>>802 H-IIBにはSRB-Aが4機つきます。
SSBについては不明。取り付けるところがないんじゃないかな・・・
>>803 「生かしようが無い」とか言われてもこまります。
SRB4機はオプションでもなんでもなく、H-IIBには必須ですから。
次期基幹ロケットはGXの見直しで済むんじゃないか。 1段目のRD-180はそのままで2段目にLE-5(いずれはMB-XX) これで信頼性も高く、競争力のあるロケットが誕生する。 SRB無しなら有人にも使えるしな。
>>807 >「生かしようが無い」とか言われてもこまります。
>SRB4機はオプションでもなんでもなく、H-IIBには必須ですから。
>H2BにSSB付けて
H2AにSRB2本で打上能力 低軌道20トン以上とあるけど H2BにSRB2本なら、どれくらいなんだろうか?
812 :
訂正 :2006/08/27(日) 11:41:58
>H2AにSRB2本で打上能力 低軌道20トン以上とあるけど >H2BにSRB2本なら、どれくらいなんだろうか? H2AにLRB2本で打上能力 低軌道20トン以上とあるけど H2BにLRB2本なら、どれくらいなんだろうか?
夢はでっかく希望は高く・・・・みじけぇ夢だったな
814 :
NASAしさん :2006/08/27(日) 12:36:04
GXというか、LNGエンジン開発にはさっさと見切りをつけて欲しいな。
>>812 サイエンスウェブに載ってたのがH-IIB+4m径LRB4本、
サービスモジュール付きの有人ミニシャトル
(機体17トンペイロード2.3トン全重量25トン)
現地に行かずにF10を生で見る手段はありませんか?
まぁ、H2Bでクラスター化を習得していれば
LRBの開発は簡単そうだけどな。
>>816 毎回ネットで中継するよ。
LNGロケットさえ開発できないJAXA
では何処が開発した?
どこもLNGがうまくいかない理由ってなんなの? さっぱり情報が出てこない気が
いま一番LNGで先を行ってるのはロシアだよな。 難しいなら無理せず技術移転したらどうだ
823 :
NASAしさん :2006/08/27(日) 19:18:00
ロシアとヨーロッパが共同開発しているのに加えてもらえばいいのだ。
IGS上げるのにH2Aというのも豪気な話だ。 今後とも続くIGS打ち上げの為にMV量産型という話は出なかったのかな?
うまくいってないと言うけどそんなものだろう。 ロシアは日本と違ってまず大型エンジンを開発してから小型化していく傾向があるから 今度もまた大きいのを作っているんじゃなかろうか。 ソ連当時、経験豊富なケロシンエンジンでも大型エンジンでは10年以上かけているのに、 ソ連崩壊後にはじめたメタンエンジンでは金の回りが相当悪いだろうから10年以上かかっても 全然不思議はなかろう。 逆に言えばNASDAの人は読みが甘すぎたのでなければ自信過剰過ぎたのではないか?
もともとはIGSデュアルローンチでH-IIAがちょうどいい
>>827 おれもそう思う。
実際IGS 2基をH-IIA202で打ち上げずにわざわざH-IIA2024で打ち上げた事実をかんがみると
デュアルローンチでH-IIAがほぼちょうどいいことは間違いない。
IGSはバスが小さいらしいからな。
今度は一基ずつ分けて打ち上げるのはH2Aの需要を無理やり増やすためだろうな。 しらじらしい口実がついてはいるが。
832 :
NASAしさん :2006/08/28(月) 11:00:03
>>831 しらじらしい?
涙ぐましいと言うのだよ。
ISSと軍需しかまともな需要が無い現状ではな。
おれは当然の処置だと思うね。
>>824 >>826 IGS の質量知らないけど、
IKONOS 質量 726 kg, 680 km の極軌道
Orbview3 質量 304 kg, 450 km の極軌道
QuickBird2 質量 1028 kg, 460 km の極軌道
くらいにコンパクトにできているのかな、少なくとも光学バージョンは。
# これも次期 IGS の課題かも。
とくに Orbview3 くらいコンパクトだと、次期小型固体ロケットでも OK
で機動性高いはず。
残念ながら、次期小型固体ロケットの現在のデザインではやたらミズブクレで
機動性期待できないが。
# なぜ3段式にしない、全質量 50 トンで済むのに。
>>834 日本の宇宙機の軽量化技術は間違いなく世界最先端。やる気がないだけ
NECのあかりという前例がある。冷却機、冷却液込みで952kgだから可視光仕様ならもっと軽くなるはずだ
># なぜ3段式にしない、全質量 50 トンで済むのに。
政治的事情抜きに本気であんなロケットが良いと思っているなら言い出しっぺ&関係者全員クビ
アメリカの偵察衛星みたいにエンジン付きで100kmくらいまで降りてきてcm単位の 撮影が可能なやつにすればいいのに。
ISASに予算を出してエアブリージング・イオンエンジン開発させれ。
>834 軽い衛星のポインティングが姿勢制御式なんだよね ALOSのような重量級の衛星は光学系が首を振る
839 :
NASAしさん :2006/08/29(火) 09:45:09
>>835 まもなくだが、SOLAR-B もあるな。質量 約 900 kg
これは推進剤こみ(遠地点で増速)、また X 線望遠鏡、紫外線望遠鏡も入っ
ているので、可視光のみだともっと軽くなる。
後、分解能は 0.2 秒角ということなので、高度 500 km からなら地上分解能
50 cm に当たる。
# SOLAR-B は三菱製か。
|y!|
ところで、
>>834 の軌道データ見直すと、QuickBird2 と IKONOS 、高度が約 1.5 倍違う。
同じ光学系でも地上分解能は 1.5 倍違うわけだ。
それを考慮すると QuickBird2 にはややぜい肉ついてない?
SOLAR-Bよりはるかに単純なはずのIGSが大幅に重くて高いってwww
>>837 > ISASに予算を出してエアブリージング・イオンエンジン開発させれ。
これのことか?
http://www.ep.isas.jaxa.jp/researcharea.htm 大気吸い込み式イオンエンジン(Air Breathing Ion Engine)の研究
気球の観測限界(〜53km)から衛星の観測限界(200km〜)の穴を埋める役割
を果たす超低高度人工衛星の実現を目指し、大気を推進剤として半永久的に飛
び続けることを可能にする大気吸い込み式イオンエンジンの可能性を探る研究
が行なわれています。目下の課題は7〜8km/s程度の流れ場におけるイオンエン
ジンの点火、及び酸素を作動ガスとしたイオンエンジン点火を実現し、性能を
評価することです。
それができればIGSやALOSも相当進化するはず。
>>842 まだ可能性を探っている段階だし、実用化まではとてもたどり着けそうもないけれど、もしあったら奇麗な衛星写真が撮れるだろうね。
急いで開発したとしても、風洞実験できるようになるまで2年、 試作機を作るのに2年、実物を飛ばすのにさらに2年ってとこか。
847 :
842 :2006/08/30(水) 17:19:36
エアブリージング・イオンエンジンに関しては言い出しっぺの
>>837 がもっと情報持ってんじゃないかな?
ところで、エアブリージング・イオンエンジンて、ひょっとして、
原理はイオンクラフトとかリフターと呼ばれる物と同じかな?
http://www.hamusuta.net/openbbs/pc/ion/ これならずいぶん古くからあるぞ。どういうわけだか、最近反重力とかと
誤解されてブームになっているらしい。
まあ、原理は同じでも 7〜8km/s程度の流れ場 で駆動させるのはわけが違うが。
>>846 > 風洞実験
7〜8km/s 程度の風洞なんてあるのか?
スクラムジェット用にマッハ 8 -10 ( 2.5 - 3 km/s) の風洞は聞いたことあるが。
しかも試験時間 1/100 秒。
エアーブリージングイオンエンジンの空気取込性能評価 この論文しかひっかかってこないのだが、 JAXAの 総合技術研究本部 気体力学研究グループの研究らしい。
849 :
NASAしさん :2006/08/30(水) 21:50:23
>>849 一年前までなら、もしかしたらそのスケジュールだったのかも。
ただ、「だいち」の打ち上げが2005年9月から遅れた影響なのか
2006年度から2007年度にまたまた遅れてるから、それは無いでしょうねえ。
2005年打上げ予定だったようだ。17年度今は19年度みたい。
順調に遅れてるな・・・。 中国の月探査機より後になるのは避けられないか。
中国の月探査機成功を応援するくらいの器量が欲しいな。 日本が中国の足元に及ばなくなりつつあるのは事実かもしれんが、それもまたいいじゃない。
>>853 俺は別に反中でもなんでもないが、それはありえない。
安全性能を妥協できる点は、ものすごいアドバンテージかもしれないと思う
>>853 広報では的確に立ち回れば中国より後でも負けないはずだ
SELENEには伝家の宝刀 ハイビジョンカメラがある
理学的に意味はなくても広報では非常に強力な機器だろう
上手くやれば後発の方が優位になれるかも知れない
>>854 旧NASDAは完全に中国に負けているな
ISASはまだ優位だが今後は衰退の一途だろうし抜かされるのも時間の問題
国がリーダシップを取って押し進めている中国に対して日本は内輪揉めやら予算縮小でお先真っ暗
ISASに予算をつけても、アメリカにいってる連中が帰国したら歯がたたんだろ。
858 :
NASAしさん :2006/08/31(木) 21:30:52
>>855 一度も試験飛行せず本番に突入したスペースシャトルより遥かに慎重に事を進めていたようだが?
859 :
NASAしさん :2006/08/31(木) 22:38:28
HTVっていうのは年に何回上げるようになるの? 2回くらい需要があったらいいのだけど。
860 :
NASAしさん :2006/08/31(木) 23:45:14
>>859 標準型以降のH-IIAロケット開発の在り方
平成14年5月10日
宇宙開発事業団
(3)10年の運用を想定した場合、日本として約70トンの物資の輸送が必要である。
H2A標準型 : H2A204(補給量3トン/回) 約23機相当
現行増強型 : H2A212(補給量5トン/回) 約14機相当
H2A拡張型 : H-IIA+ (補給量6トン/回) 約12機相当
と言うことで、10年12機を想定しているね。
861 :
NASAしさん :2006/09/01(金) 13:57:58
各国得意分野を伸ばせばいいじゃない
日本は自らの得意分野を潰そうとしています
もうわかったからあっちいけ
>864 なんやオメエ。ぶっとばすぞ てめーが消えろやボケ
>>860 そこへさらに再突入カプセルを取り付けたバージョンとかも
やがて加わるんだろうな。
いまさらだがムーンライトマイル読んで感動した
869 :
NASAしさん :2006/09/03(日) 12:04:01
打上げまで後7日 今回は中継有るのかな?
870 :
NASAしさん :2006/09/03(日) 12:20:08
少なくともJAXAの公式ライブはないみたいですね。 一般人かlivedoorに働きかけないと。
>>867 >>そこへさらに再突入カプセルを取り付けたバージョンとかも
>>やがて加わるんだろうな。
そりゃさすがにやらんだろ・・・金無いし。
872 :
NASAしさん :2006/09/05(火) 10:52:56
なんだかんだいって打ち上げもうすぐじゃね?
どの局かゲリラ中継しないかな。 6号機の時はあった?
中継なんてしたら憲兵に捕まるぞ。
やっぱVTR待ちか
877 :
NASAしさん :2006/09/06(水) 08:56:25
>>875 質の悪い冗談は止めてくれないかね。
旧軍を想起させて、軍の育成を妨害しようとする意図が丸見えだよ。
881 :
NASAしさん :2006/09/06(水) 20:06:39
正式な情報
・H-IIAロケット10号機の打ち上げ中継について
http://www.jaxa.jp/countdown/f10/index_j.html > H-IIAロケット10号機の打ち上げ中継について
> 9月10日(日)に予定しておりますH-IIA ロケット10号機の打ち上げにつきましては、
> 今回の打ち上げミッションの性質を踏まえたセキュリティー上の観点から、
> インターネット中継も含めた打ち上げライブ中継は行いませんので、
> 予めご了承ください。
期待させるアドレスのくせに。
882 :
NASAしさん :2006/09/06(水) 21:22:35
うーん残念、今後軍需の打上げが増えるとこういうことが増えるんだな。 しょうがないなー とにかく、打上げまで後4日。
SACJだのみだな。
今回の偵察衛星は少しは改良されてるのかな?
>>885 前に失敗しているものの代替機だから、推して知るべしでは。
887 :
NASAしさん :2006/09/07(木) 08:49:52
同じであるわけは無い
888 :
:2006/09/07(木) 12:50:08
10号機の打ち上げにあわせて北が弾道弾打ち込んでくるらしいぞ。
アメリカのシャトルの打ち上げが、どんどん延期になってるんだけど H2Aの打ち上げスケジュールに影響無いのか?
>>889 勝手にずれてくる方が気にすりゃいいハズだが。
891 :
NASAしさん :2006/09/07(木) 20:45:44
シャトルが今回のタイミング逃すとISS計画にも響くんだよな。 もちろん、日本のきぼうやHTV&H2Bにも。
日本の本音としては、ここでシャトルがコケるシナリオの方が 幸せになれるかももしれない…
893 :
NASAしさん :2006/09/07(木) 21:49:20
>>892 思い切って宇宙開発から手を引くならそうだな。
そしたらH-IIBがもしかしたら中止になり 日本の月計画にも影響出るよ
>>892 H2BとHTVの運用は今後の日本に取って重要だよ。
最初からISSに参加しないで独自にやるのが一番だったけど
今となっては一蓮托生。
なにしろHTVは将来の有人輸送技術につながってるからね。
ダウンサイジング日本へまっしぐらの今 そんな余裕はないんだけどねー w
>>892 スケジュール調整もままならず、無理してほぼ同時刻にシャトルとH2Aを打ち上げ!
→世界初の軌道上での衝突事故発生!
→落下したシャトルとH2Aの残骸が何故かマンハッタン島へ
→新たなる9・11伝説の始まりw
>>898 ま、ありえないことではないな。確率は低いが起こるかもしれない。いや、起こる。
>>898 それはそれで笑えるな。
表向きにはアメリカも日本を非難するだろうが、裏側ではどうだかねw
ネット中継はどこもやらないの? そんじゃあ掲示板頼みか
×ネット中継はどこもやらない ○ネット中継はどこもできない
903 :
NASAしさん :2006/09/08(金) 09:03:49
>>902 じゃ、個人でネット生中継なんかしたらオオゴト?
904 :
NASAしさん :
2006/09/08(金) 09:50:04 >>903 ロケット基地を撮影することを禁止する法律なんて有るか?
JAXAの画像を勝手に流すのは著作権違反だろうが、
自分で作成した画像をインターネットに流すのを規制する法律って、
精々猥褻物陳列罪や詐欺罪ぐらいしか知らないな。
そう言えばハラハラ時計の公開は規制されているのかな?