種・種死の世界にXキャラがいたら-コーヒー22杯目-
もういいよ‥‥‥。
やっと出てってくれると思ったらまだこの板に粘着する気か・・この連中。
826 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2006/11/29(水) 23:10:06 ID:???
漏れはコーヒースレのゾンビニコルに、ゼロを操縦させたい(w
この板にこのスレあるとこんな感じに他スレに儲が沸いてウザいんだよ。
よくわからんが、X運命とそれ関連のみ外部移転で
他のSSや雑談はここで続けるんじゃないか?
雑談見てると職人は全員移転に賛成みたい。
このスレはそれを読者に知らせるためのものだろう。
このスレはX運命専用スレじゃないしな。
それ関連だけ移転で、他の連載とかXの話とかはここでいいんじゃないか。
>>7 どこで書くのか決めるのは職人
読者があれこれ決める話じゃないよ
∧_∧
( ´Д`)
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ヽ \_ .。'゚/ `。:、`;゜:;.::.。:.:。
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(_,ノ .`ー'旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦.
>>6 元々ここはXと種について語るスレで、特定SSのためのスレではなかった。
こういうすべてX運命専用であるかのような発言が他所から嫌われる所以
>>10 雑誌にその手の連中が多いんだよな・・・。
>>10 >Xと種について語るスレ
しかしその機能はすでに果たしていない罠。
>特定SSのためのスレではなかった。
しかし今はそうなってる罠。
議論スレにするならスレタイの違うスレで仕切り直しした方が早いと思われ。
>>12 確か過去に作品感想と雑談等とを使い分けるって話が出て、でも散々揉めた挙句
済し崩しになってたんじゃなかったっけ?ここって。
種世界に○○がいたら〜というスレタイはクロスオーバーSSスレの代名詞みたいになってるしね
普通に使えばいいじゃない
海辺の孤児院が襲撃される直前、アスランはセイランの屋敷にいた。
デュランダル議長の真意を確かめるため、かつて裏切ったプラントへ行くことを決意したアスランは、
カガリに指輪を渡したあと、空港へ向かうべくヘリに乗り込んだのだが、
そのヘリは、途中で進路を変更し、空港への道から逸れ始め、セイラン家の屋敷に着陸したのである。
「どういうことだ!?ここはセイラン家の屋敷じゃないか」
アスランに緊張が走る。まさかここで謀殺されることはないだろうが、
自分がセイラン家にとって目障りな存在であることはそれなりに自覚している。
「申し訳ございませんが、私は、貴方様をこちらに連れてきてから空港に送るよう指示を受けているだけです」
運転手はそう答えると、アスランは出迎えに来たユウナに手招きされ、屋敷へと入っていった。
「やあアレックス、いやアスランといった方がいいかい?」
ユウナがソファに深く腰掛け、足を組みながら余裕の表情を浮かべている。
「一体、何の御用ですか?」
アスランは機嫌の悪さを隠さずに睨み付ける。しかし、ユウナは態度を変えずにいる。
(こいつ…何を企んでいるんだ?)
アスランの中ではユウナへの不信感が溢れていた。
「君、カガリと一緒になりたいかい?」
「・・・・・・は?」
突然、予想もしなかった質問をされ、頭の中が真っ白になる。
「カガリと一緒になりたいのか、と聞いているんだよ、アスラン・ザラ」
「おっしゃる意味がよくわかりませんが…」
自分とカガリが一緒になる、それは敵わないことだと思っていた。
相手は一国を背負う人間であり、かたや現在の自分は偽造戸籍上の、単なるボディガードに過ぎない。
当然、ユウナの質問も自分への嫌味かあてつけだと思っていた。
「君がもしカガリと結ばれたいのならこちらも手を打ってもいい、と言っているんだよ」
アスランは、突然のユウナの一言に、数十本もの髪の毛が死に絶えるほどの衝撃を受ける。
(いかん!こいつ、なんて負荷を掛けてくる…いや、それよりこれはどういうことだ?)
頭の表面と頭の中が大きく揺れ動いているアスランを余所にユウナが続ける。
「まぁもちろんタダで認めるつもりはないけどね。こちらの出す条件を呑みさえすればいい」
「条件、ですか?」
「そう。条件だ。
確かに、君に勝るのが身長と毛髪の量だけしかない僕ではカガリを幸せにすることはできない。
だが、オーブを護っていくことは出来る。
だからカガリには戸籍上は死んでもらって、別人として生きてもらうことになるが、
君はカガリの夫、そして、我が国の国民、アレックス・ディノとして、
君の凄まじいまでの力を、ヤキン・デューエでフリーダムと並び称された程の力を、
オーブ軍のために奮ってくれればいい。もちろん、能力に応じた待遇はするよ」
「つまり、俺にカガリをくれてやるから、このオーブはよこせ、そういうことですか?」
「飲み込みが早くて助かるね。さすがは優秀なコーディネーターだ。
なかなか悪い話じゃないだろ、戦場での運命的なボーイミーツガール。
それを邪魔する女の嫌味な婚約者。
そして運命に翻弄される二人はやがてすべてを捨てて、結ばれる。
まるでどこかのドラマのようじゃないか。とてもロマンチックだ。
いいキャストを使って、ゴールデンタイムのドラマにすれば20%は軽く超えるよ」
「そんな急に言われましても…」
「なら考えておいて欲しいね、君がプラントから戻るまでに。君にとって悪い話じゃないだろ」
「・・・・・」
「あと付け加えておくと、僕の統治するオーブにいるのが嫌ならプラントへの亡命に便宜を図ってもいいよ。
その代わり、この親書をデュランダル議長に渡してきて欲しい」
ユウナが胸ポケットから手紙を取り出し、アスランの前に置く。
なるほど、カガリと一緒になる、の件は単なる前置きであり、
自分をここに連れてきたのはそのためであったのか。アスランは大体の事情を察する。
「わかりました。確かに、デュランダル議長にお渡し致します。それでは」
アスランが立ち上がり、部屋を出ようとしたとき、ユウナが呼び止めるわけでもなく口を開く。
「それとさっきのは本当だよ、アスラン。君の賢明な答えを期待している」
「!?!?!!?!?!?!?」
アスランがユウナのほうを振り向くと、ソファに腰掛け、向こうを向いたまま手を振っている。
(俺は一体どうすればいいんだ…カガリ…キラ…)
「ふぅ…」
アスランが立ち去った後、ユウナが立ち上がる。
シャツが湿っているのが容易に分かる。事実上の宣戦布告をしたのだ。
もし、アスランが要求を呑めば、自分は全責任を以って、オーブを背負っていかなければならない。
呑まなければ、国民には絶大な支持を誇るカガリを神輿にした上で、自分を認めさせればいい。
確かに、アスランに言ったように勝っているものといえば、身長と政治的手腕、それと毛髪の量くらいのものだ。
だが、特別な力も持たない、ナチュラルの自分であっても、方法によっては特別な力を持つ人間にも
勝利することが出来る。ガロードから学んだことであり、ユウナに最も強い影響を与えたことであった。
どちらにしても容易な道ではないが、やる価値は十分にある。
ここからが正念場だ、ユウナはそう思っていた。
そして、テラスに出ると、いつの間にか闇に包まれた空を見上げながら自嘲気味に呟いた。
「僕は卑怯な男かな…」
部屋の中に戻り、戸棚のウィスキーに手を掛けたとき、机の上の通信機がコールをならす。
「僕だ。どうした?…何、フリーダムが!?それで奴らは…行方がわからない?早く探しだせ!」
かつてアスラン・ザラと共にヤキンでの戦いを生き抜き、今は海辺の孤児院で何をするわけでもなく
静かに暮らしていた、そしてカガリの遺伝子上の弟キラ・ヤマトのいた孤児院が
謎のMS部隊の襲撃を受け、フリーダムが姿を現した。
そのMS部隊を撃退したフリーダムとその一行の姿が消えた。
それを聞いたユウナは焦っていた。
(この大事な時期に…そもそも何故そのMS部隊の存在に誰も気付かない?それほど大きな力が背後で動いたのか?)
このとき、時代が新たなステージに移行したことをまだユウナは認識していなかったのであった。
謎の特殊部隊の襲撃を切り抜けたキラ・ヤマト達は、アスハ家の私有する秘密ドッグにいた。
そして、彼らは今後の対策を検討していた。
「どうしてコーディネーターの特殊部隊が僕達を…」
キラ・ヤマトがうつむきながら口を開く。
「まぁ僕達に恨みを持ってる連中なんて星の数ほどいるからねぇ。候補を挙げていったらキリがない。
僕も犯人を考えてみたがわからずじまいだ」
顔に大きな傷を持つ男がコーヒーを口にしながらそれに答え、なおも続ける。
「ただ、あのMS、確かあれはアッシュとかいうザフトの新しいMSだ。
あんなものを持ち込めるということはそんじょそこらのテロリストにはできないだろうな」
そこにキラが口を挟む。
「じゃあプラントが?どうして?」
「話は最後まで聞け。プラントが仮に背後で動いたとしてもここはオーブの中だぞ。
ザフトの新型のMSを黙って侵入させるほどこの国も馬鹿ではないだろ。
かといって無理に侵入しようとすれば騒ぎになる。そうだとすれば手引きした人間がいたはずだ。
それも相当上にいる人間がな。」
「僕達を邪魔に思ってるこの国の人間、って…じゃあカガリの婚約者だっていうセイランが?」
「一々結論を急ぐな、キラ。確かにセイラン家の次期当主、ユウナ・ロマはカガリの婚約者ではある。
それに、連合との同盟締結を急いでいるのもセイランだ。
だが、考えてもみろ。狙われたのはラクスだぞ。もし僕がセイランだったらまずはカガリの弟であるお前を狙う。
自分とカガリにとって邪魔なのはお前だろうからな。
それにセイランは親連合であってもプラントと親しいという話は聞かない。
セイランとプランとの繋がりがはっきりしない以上、結局、話の筋が通らないんだよ」
「でも…連合との同盟なんて馬鹿げてる…ウズミ様が命を捨ててまでオーブを守ろうとしたのに…」
「だが、もう連合との同盟は時間の問題だ。僕達はこのままおちおちとこの国にいることはできない」
「今度の戦没者慰霊の式典は、専ら連合との同盟締結と、カガリさんとの結婚の正式発表が目的、
っていうのが大方の見方ですものね…」
マリュー・ラミアスが口を挟む。
彼らの中で最も―モルゲンレーテの社員として―多く世間の話が耳に入ってくるのは彼女である。
「ならば誰かがカガリさんを止めなくてはなりません。
手遅れになってしまっては世界は再び憎しみの連鎖を生み出し続けてしまいます」
今まで沈黙していたラクス・クラインが静かに口を開いた。
「そうだよね。僕達がカガリを止めないと世界は大変なことになる。
それにカガリにはアスランがいるんだ。セイランとの政略結婚だなんて許せるわけないじゃないか」
先ほどまでバルトフェルドの指摘を受けてやや気落ちしていたキラの口調に再び勢いが戻る。
「本当にそれでいいのか、キラ?」
バルトフェルドがキラに問いかける。
「当たり前じゃないですか。僕達がカガリを止めないで一体だれが止めるって言うんです!?」
「そうか、わかった」
静かにバルトフェルドは答えると、他の人間と異なり、やや陰りのある表情を浮かべたが、それに気付く者はいなかった。
その「普通」が何なのかが問題だ罠。
SSとその感想絡みの話ぶっこ抜いたらやれウォータードリップ云々とか完全に
板違いな雑談しか残らないし、それが無蹴れば閑古鳥と言うのが現状だからな。
現状に即しない建前だけで理解を求めても厳しかろうて。
「お断りします」
市街地のやや外れにあるとある建物の中に、青い髪の男とメガネを掛けた男、それにマリュー・ラミアスがいた。
「どうして!?あなた達がいないとアークエンジェルは動かせないわ!
このままオーブが連合と同盟を結ぶことになったら、ウズミ様が命を捨ててまで守ろうとしたこの国の理念が失われてしまうわ。
そしてきっと世界は再び地球とプラントの全面戦争に陥ってしまう…」
マリューが熱弁するのを2人の男は黙って聞いていたが、青い髪の男がやがて口を開く。
「艦長。だとしても貴女達がやろうとしていることは立派な犯罪です。
それにどうしてアークエンジェルがまだこの国にあるんですか?
確かに私は、一旦はあの艦をこの国まで運びました。
ですが、あれは本来、連合に返さなくてはならないものでしょう」
「でもこのままでは世界が…」
マリューの反論にメガネの男が口を開く。
「同盟を結ぶか否かはオーブという国が決めることです。
国の方針は政治家と国民が決めるものではないのですか?」
そして青い髪の男がそれに続けて言う。
「私達は、元は連合の軍人であり、かつての大戦では最終的に、オーブ軍の主力として戦いました。
ですが、今の私達はこの国の市民の中の1人に過ぎません」
「でも誰かがカガリさんを止めないと…」
はぁ、とため息をつき、メガネの男が反論をする。
「艦長達がどうされようと僕達は止めるつもりはありませんし、これをしかるべきところに知らせるつもりもありません。
ですが、僕達が再びアークエンジェルに乗る意義がまったく理解できない。
キラ君たちがこの国を離れたり、アスハ代表を連れ出す必要が仮にあるにしても、
アークエンジェルやフリーダムを持ち出して、オーブの立場を悪くする必要はないはずです。
もし、僕やノイマンが艦長達と再びアークエンジェルに乗っていたのであれば、
それは、我々の意思とはほとんど関係がなく、ただ単に艦長達に都合がいいよう事態が進むように、
何者かが因果規律を人為的、作為的にいじくりまわした結果だとしか思えませんよ。
そんなことをできる存在がいるかどうかは別ですけどね。
まぁノイマンがバレルロールしたいだけ、という可能性もありますが」
ダリダ・ローラハ・チャンドラ2世がノイマンをニヤニヤしながら見ている。
そして、ゴホンと咳払いをしたノイマンが言う。
「艦長、馬鹿な真似はやめてください。
艦長の人を思いやることができる、人情派ともいうべき部分を我々は決して嫌いではありません。
ですが、今、艦長達がやろうとしていることは、歳相応に見識があるべき大人であろう
我々からすれば非常識にも程があると思います」
諦めて帰るマリューを見ながらノイマンとチャンドラがポツリと呟く。
「どうしてあぁなるのかなぁ…」
「仕方ないだろ。艦長だって、あんな形で少佐を失ったら正気を保っていられないさ」
「俺たちどうなるんだろ…」
「どっちにしても式典帰りの客目当てに、俺達は会場付近でタクシー営業してるだろ」
「ま、そりゃそうだわな」
式典の当日の朝、ユウナは、事情を説明した上でガロード達に式典会場での護衛を頼んでいた。
「…そういう訳なんだ、然るべき時までダブルエックスは公開したくなかったが、
『彼』に対抗できるパイロットが今のオーブにはいなくてね」
「じゃあ撃墜はしねー方がいいよな、カガリさんの弟らしいし」
「それができればその方がいいけどね。最悪、追い払ってくれればいい。
今、この大事な時期に国をまとめるにはどうしてもカガリの力が必要なんだ。
…とはいえ、最終的には君達に任せるよ。僕がどうこうできることじゃないしさ」
ユウナの少し投げやりな返事をするが、これに対してジャミルが問いかける。
「ユウナ殿、式典を中止することはできないのですか?」
「それも考えたのですが、何せ発表する事柄が事柄ですので、関係各所への根回しや
下準備をすでにしてしまっている以上、今日行なわなければこの国の信頼に関わってしまいますから…
ですから無事にことを進めるために、ミネルバにも会場付近の護衛を頼んだのですよ」
「ではその彼らにオーブが連合との同盟締結を白紙撤回することを伝えればよいのではないですか?
それさえ伝えればそのフリーダムとやらが式典に現れることもないでしょう」
「はい、それはカガリがやろうとしております。僕が伝えようとするよりは確実なはずです。
ですが、いかんせん彼らは忽然と姿を消してしまっているのです」
ユウナはフリーデンには真実を伝えることにしている。
隠し事をすれば、彼らの信用を失うばかりか、後ろから撃たれても文句はいえない。
それに、何よりも、過ちを繰り返させない、とするガロード達を信用しているからである。
こうしてガロード・ランとキラ・ヤマト、そしてシン・アスカの3者が再び顔をあわせることとなる式典が始まることになった…
「ったく、なんで俺達ザフトがオーブの行事を護衛してんだ、おい」
式典が行なわれる会場付近の警備をしていたシン・アスカは悪態をついていた。
そんなシンの横で、白いザクに乗った容姿端麗な金髪のパイロット、レイ・ザ・バレルが注意をする。
「任務中だぞ、シン。それにこの任務、何かが臭う」
「どういうことだよ、レイ」
「オーブはこの式典で連合との同盟を締結することを発表する、というのが大筋の意見だ
それなのに、どうして俺達がこんな会場の近くで護衛ができる?」
「じゃあこれは罠ってことか?」
「いや、そうじゃない。俺たちの機体はザフトの最新鋭のMSだ。
いくらオーブがダブルエックスを持っているとはいえ、俺達が一発ビームライフルを撃つだけで
オーブの首脳陣を抹殺できるほどの距離に俺達を配置するとは思えない。
仮に罠でも、それを知ったミネルバのタンホイザーを撃ち込まれればどうなるかわかるだろう」
「じゃあなんで俺は生身なんだよ」
「大方、特に最新鋭機の中でも重要なインパルスをあまり人目に晒したくないのと、
お前が俺たちの中ではもっとも白兵戦が強いことを艦長が配慮したのだろう。気にするな」
シンは正直、この護衛依頼はカガリの嫌がらせだと思っていた。
ウズミのやり方を奇麗事だと吐き捨てた自分の目の前で今度は連合との同盟を発表した上で、
結婚の発表をして自分の幸せを見せびらかす、
これがシンの描いた嫌がらせのシナリオであった。
式典が始まり、壇上にカガリが立つ。
その時であった。
警報が響き渡り、彼方から止めに入るムラサメを切り伏せながらフリーダムが会場に現れる。
そして、海中から、かつての大戦で浮沈艦と恐れられた、大天使の名を関する艦が浮上してきた。
「フリーダム!?くそ、こんな早く来るとは!ガロード!」
「合点承知だぜ!」
ユウナはフリーダムが現れるとしたら、式典の最後に予定されている演説の時であると踏んでいたため、
それまではガロード達には式典に参加していてもらうつもりであった。
この誤算が後に最終的にオーブを危機へと陥らせることになることにユウナは知る由もなかった。
一方、ガロードは、護衛の最大の目的はカガリを渡さないことであると考えていた。
ユウナの言葉を受け、ガロードはカガリの手を取って、まずは会場の外へと連れ出すこととした。
「おい、お前、どこに行くんだ!?」
カガリはガロードに手を引かれながら叫ぶ。
そしてガロードもその声の大きさに対抗するかのような大声で答える。
「ダブルエックスのとこまでだ!ちょっと距離があるからしっかりついてきてくれよ!」
その頃、シンは突如現れたフリーダムの姿を確認して、震えていた。
そんなシンに対してレイが声を張り上げる。
「シン!フリーダムだ!お前は早くミネルバに戻ってインパルスを!」
しかし、シンは動かない。レイの言葉は彼の耳には入っていなかった。
「ふふふふふ…ははははは!ようやく見つけたぞ、フリーダム!」
あの日、大切な家族を自分から奪っていった青い翼。自由という名の剣。
ようやくこの手で家族の無念を晴らせるときが来た、その喜びにシンは浸っていた。
「父さん、母さん、マユ…今、仇を討てるよ」
「シン!」
親友の言葉がふと耳に入ってきた。
「わかってる!」
シンは白いザクに向けてそう言うと、ミネルバに走っていった。
その瞳には怒りと憎しみが、灼熱の炎のように燃え上がっていたのだった。
つづく
27 :
22:2006/12/02(土) 17:41:11 ID:???
リロードしときゃ良かった・・・orz
>>26 投下乙!
やっぱり擦れ違いから混迷の時代の幕開けか。やるせないなあ…
どう切り抜けて行くのか期待してます。
>>27 ちょっとスレ汚しだな
新しい職人も来てるし
X運命以外の話題に使えばいいじゃない
ああ、でもテンプレが変だな
勝手にスレ立てたやつは反省汁
あたりまえの事だな
てか、過去スレその他は貼るなって事?
それともいきなり議論始めたのが荒らし?
X運命が外部移転したのに
専用スレみたいな文面のままだから
GJ!!
馬鹿たれ共は、何が発表されるか確かめもせず暴挙に出るのかよ!?
何を考えとるんだ、あいつらは?
虎、ブリッジ三人集はかなりまともみたいだな。
それなのに魔乳は、嘗ての仲間から正気扱いされてないYO!
ノイマンタクシーで逝って、正気に戻って来い。
何か次回にものすごいことがありそうだな。
予想はいくつかできるけど、それの斜め上の事が起きそうだ…
GJ
_、_ いいかね、荒らし煽りは徹底スルーが基本だ。
( ,_ノ` ) そのコツは……
ζ
[ ̄]'E
 ̄
_、_ 荒らしでなくとも、不愉快なレスを発見したら、反射的にレスをつけない。
( ,_ノ` )
[ ̄]'E コーヒーを一杯飲んで、とりあえず落ち着くんだ。
 ̄
_、_
( ◎E
_、_ そして、専用ブラウザなどで不愉快なレスを消すといい。
( ,_ノ` )
そうすれば君は、今以上にこのスレを楽しめるだろう。
[ ̄]'E
 ̄
取り敢えず、こんなもんで
話を総合するが、あくまで絵板の人の意見としてはX運命関連を外に移動するって提案
他のクロス作品は置いといて、コーヒースレそのものは続けるってことな
しかしこのスレでいきなり粘着君がやってきてんのな
移転しても付いてこなきゃいいが
>>40 やめれ
そういう風に反応するのが、話題の種を与えることになるんだ
ここは◆EDNw4MHoHg氏にただGJを捧げればいい
しかし、◆EDNw4MHoHg氏ではちと呼びにくいな
ここで職人さんに提案だが、作品にタイトルをつけるつもりはないかのう?
XSEEDとか、そんな感じのものを
ユウナX
エデンかハードゲイ(またはHG)とか?
とりあえず、前スレ埋めないかね?
出遅れたがGJ!
虎の陰りが気になるが、まさか・・・?
> 「当たり前じゃないですか。僕達がカガリを止めないで一体だれが止めるって言うんです!?」
誰も頼んでねえwwww
それに今この国には「ぶん殴ってでも止める」と言ってくれた漢が居る。
しかしシンの憎しみに支配された姿が不安を掻き立てるな。
こうなってるのはユニウスセブンがあっさり吹き飛ばされてしまった為にサトーたちの恨み辛みと、
それによって引き起こされる悲劇を目の当たりにしなかったせいだろうか?
>>35 >馬鹿たれ共は、何が発表されるか確かめもせず暴挙に出るのかよ!?
しかしこれだけの重大事だと正確な事前情報を得るのって難しくね?
そもそも「発表」なのにそれ以前にその中身が知れ渡ってるはずも無いし。
ぶっちゃけ何が言いたいかというと『発表されてから考えてもよかっただろうが!?』
大方の見方では同盟発表だからもう間違いないぶちこわーす
の流れは、お脳が切ないぜ。頑張れ虎!胃薬は品切れだ!!
誤解早く解けるとええな
>>43 >申し訳ない。炭酸コーヒー1ダース買ってくる
まて速まるな!
アレは最早苦痛しか与えないヤバイ物だぞ!?
................家に三箱在るんだがどないしよう……orz
なら飲むしかないじゃないか……っ!
そんな君にこれを進呈しよう。
つ「ヒーラドリンク」
コーヒーとコーラを2:1で混ぜるのがコツだ。
今月末のイベントで知り合いに配るとか。
折れは麦茶コーラを知り合い連中に配った経験有り。
そんな毒居るか! と言った人も居るけどね。
>>49 脳がはち切れそうだぜぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!
なんか思いっきり原作に喧嘩をうってる発言をノイマンたちが(w
いやまあ正論なんですけどね
虎はある程度正気なのに、マリューたちは…
で、キラはやっぱりガロードの台詞を意味のあるものとして受け止めてなかったんだな
単なる花の話として受け取ったのか、それとも解釈を捻じ曲げたのか…
>>48 発表されてからじゃ遅い、がラクシズ理論だし
どうあっても結論をその場で決定しないといけないらしいなー
あやふやな状況では動けないってのはわかるが、なら動かなければいいだけの話で
ラクシズは動くために状況を決定付けようとしてる、本末転倒じゃないか…
ある漫画で動くことも政治だが、動かぬこともまた政治だって言ってた
>>50 じゃあくれ。あれは眠気覚まし用に常に車に常備してるw
>>44 俺の脳内では既に氏はエデン氏と呼んで(ry
フリーデンinCEとか?
他の連中も来るなら無理かしら
シン・キラ・ガロの三者でフレーズ的に三国志っぽいイメージが。
そういや無責任三国志ってあったな
ウズミ=劉備
カガリ=劉禅
キラ=姜維
キサカ=趙雲
ラクス=孔明
で、オーブ=蜀という国がラクシズによって衰退するという妄想が浮かんだ。
タイトルだったらガロードの名前の由来をアレンジして「我種走る」ってのは?
>>55 ラクシズは根本的なところで人の意見を取り入れないからね。
Gガンクロスで言われていたが、奴は口では「何が正しくて、何が間違ってるのかわからない」
などと言いつつ、心の底では自分が絶対的に正しいとか決めている、とあったな。すぐさま自由
ごと修正されて、だいぶマシになったようだが。
>>57 横浜まで取りに来れるかい?
鞄に突っ込んで30分歩いただけで空けた途端に爆発する危険物だ
なんでみんな炭酸コーヒーをいやがるんだ?
普通にうまいだろ……もはやコーヒーではないが
>>65 俺も欲しいが行けねぇ
UO9SM5XUx.氏の小説は、いつ復活するのですか?
>>67 だーかーらー、外部移転中なんだよ
ちょっと待ちなって。もう、こっちじゃ連載しないから
>>68 すみませんが、どこに移転されるか教えてください。
別に移転するのはいいと思うけど
ssをここにコピペしてもらいたいなぁ
>>71 ……それ移転の意味あんのか?
一応X運命が外部移転しても、ここは新連載が使うから消滅しない。
X運命読みたい奴の為に、逐次移転先のURLカキコする位で充分じゃね?
>>71 流石にそれは・・・
下手するとまた火に油を注ぐことになりかねんしなあ・・・
クロスオーバーまとめスレのほうには載せていくみたいだからそれで妥協できない?
75 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/03(日) 21:10:03 ID:PnL0tWHb
ガンダムXを見たら、うんこぶりぶりだった
>76-79
おいおい、お前ら。そこはこう返すべきだろ?
>75
また、逢えたわね…
会場の外までカガリを連れ出したガロードだったが、フリーダムはそれを確認し追ってくる。
「カガリ…どうして逃げるんだ!」
キラはコックピットの中で呟く。
他方、ガロードはフリーダムが負ってくるのを確認すると、周囲で「足」になりそうな物を探していた。
そして、その視線の先の車の中に、その男達はいた。
「あ!トラックのオッサン!ちょうどよかった、俺達を乗っけてくれ!」
「あ、この前の…ってお前が連れてるのって!」
「いいから俺達をX30地点まで連れてってくれ!名刺にマイクロチップからMSまで運ぶって書いてあったろ!
金ならいくらでもユウナさんが出してくれるから早く!」
ガロードの勢いに押されたノイマンは、反論することができずに車を発進させてしまった。
カガリはというと、少し状況を把握し始め、運転席と助手席にいる見覚えのある男達に気付く。
「あ!お前達!」
発進した車内でカガリが叫ぶ。
「「やぁ、どうもお久しぶり」」
ノイマンとチャンドラが口をそろえて返事をする。
「一体こんなところで何をしてるんだよ!」
「いや、ただの運び屋ですよ。今日は式典帰りの客を見越してタクシー営業ですけど」
チャンドラが苦笑いをしながら言う。
「おい!フリーダムが追って来るぞ!どうすんだ!?」
ノイマンが叫ぶ。
「どうするっつったって、こんなとこであいつに捕まったら俺たちも犯人にされちまうだろ!
しょうがないから言われたとおり、とにかくいわれたとこまで逃げるぞ。ナビは俺がやる!」
そう言ってチャンドラはダッシュボードからパソコンを取り出して操作を始める。
そんなやりとりに少しあっけに取られたガロードがカガリに問いかける。
「あの…知り合い?」
「まぁそんなところだ」
4人の乗った車は猛スピードで道を走り続ける。
「あの車…すばしっこい!」
キラは苦々しく吐き捨てる。さすがに一般車両相手に火気を使うことはできないので、手で捕まえるしかない。
フリーダムがしきりに車を捕まえようと手を伸ばしてくるが、車はなんとかそれをすり抜けて進んでいく。
「おい、市街地を通って行け。あそこならMSがおいそれと動き回ることは出来ない!」
「了解!」
車内では2人の怒号が響き渡り、車は急に方向転換し、市街地へと入る。
「市街地に逃げるの!?それじゃあよく動けないじゃないか!」
キラはフリーダムの高度を取り、一旦、車から離れることにした。
「右!次の角を左に曲がって信号3つ分直進!」
チャンドラの指示に従うように車は角を小刻みに曲がりながら進んでいく。
やがて、車は市街地を抜けて、ダブルエックスが隠してある地点へと近づいてきた。
「ようしあとはまっすぐ…」
チャンドラが少し息をついた。
そのとき、頭上からフリーダムが再び現れた。
「これなら…当たれぇ!」
フリーダムの指からトリモチ弾が何発も発射され、進行方向にトリモチが広がっていく。
「避けろ、ノイマン!」
チャンドラが叫ぶが、目の前一面に張り巡らされたトリモチの範囲は広かった。
「間に合わねぇ!脱出しろ!」
ガロードの叫びと同時に4人は、車からとっさに飛び降り、トリモチに突っ込んだ車は、
急停車して、さらに発射されたトリモチ弾に被弾してトリモチまみれになってしまう。
「ふぅ、ようやく止まった。まったく…」
咄嗟に脱出したときの衝撃で気を失っているカガリを確認したキラは、カガリを手に乗せて飛び去っていった。
「しまった!?」
意識を取り戻し、脱出の衝撃で、カガリの手を離してしまったことに気付いたガロードが叫ぶ。
それをあざ笑うかのようにフリーダムはもうカガリを手に乗せてどんどん離れていく。
「おい、お望みどおりの場所についたぞ」
ガロードの背後から、脱出していたノイマンが仰向けになりながら言うと、ガロードは辺りを見回す。
「…あった!」
ガロードは森の中に隠してあったダブルエックスを確認すると、
「サンキュー!タクシーのオッサン!なんかあんたとはあったのが2回目な気がしないぜ!」
と礼を言って、ダブルエックスに乗り込んで行ったのだった。
懐からGコンを取り出したガロードは、それを差し込み、ダブルエックスに火を入れる。
「ダブルエックス、行くぜ!」
ガロードの掛け声に呼応するかのようにデュアルアイが輝き、木々の中から背部に2門の砲塔を持つMSが現れた。
突如として森の中から現れたガンダムダブルエックスが飛び去っていくのを見てノイマンは呟いた。
「俺達、どうなんだろ…とりあえずスピード違反で免停は確実なんだけど…」
「いや、あのスピードじゃあ免許取消じゃね?商売あがったりだな」
「結局、アークエンジェルと行っても行かなくてもロクでもないことにはなる運命だったんだな…」
「カガリのお嬢ちゃんと一緒に連れて行かれなかっただけでもマシだろ」
「それは言うなよ…」
彼らは、トリモチまみれの車を見ながら、自分達の運の悪さをこのあと延々と嘆いていたとかいないとか。
キラは、少し離れた所で止まり、フリーダムの手に乗せていたカガリをコックピットに移していた。
「よし、あとはアークエンジェルに戻るだけだ」
だが、キラが一安心、とばかりに、呟いたとき、コックピットに警告音が鳴り響いた。
レーダーを見ると後ろから接近してくるMSの反応がある。
「追手!?ムラサメに僕が止められるわけ…いや違う、アンノウン?新型か」
キラが、MSが接近してくる方角を向く。
彼方から1機のMSが追跡してきていた。
「あれは…ガンダム?」
キラの視線の先には、頭部のセンサーとデュアルアイ、そして背中に巨大な砲塔を2つ付け、
ボディの中心部がエメラルドに輝くMSがいた。
「なんなんだ、この機体は!?」
キラの驚きを余所にそのMSはフリーダムの目の前で止まる。
そして、微妙な沈黙の後、そのMSのマイクを通して声が聞こえてきた。
「じゃんじゃじゃ〜ん!炎のMS乗り、ガロード・ラン様の登場だぜ。カガリさんは返してもらうぜ、フリーダム!」
「ダブルエックス!?」
その言葉にキラは驚きを隠せなかった。
ユニウスセブンを消し去ったというMS、それが目の前にいる。
「おい、フリーダム!もう好き勝手にゃさせねぇぞ、さっさとカガリさんを返しやがれぇ!」
これを聞いたキラはダブルエックスから聞こえてくるに不快感を覚える。
「僕達の邪魔をしないでくれ!このままじゃ世界はまた大変なことになってしまうんだ!」
「オーブは連合なんかと同盟を結んだりしねぇよ!全部お前達の思い込みだ、だから投降しろ!」
「そんなこと誰が言ってるんだ!」
「ユウナさんが言ってた!今日はそれを発表するための式典だったんだぞ!」
ガロードの台詞にキラは、やっぱり、という顔を浮かべる。
「セイランが言ってることなんかどうして信じられるんだ!?これ以上邪魔をするなら僕は…」
「どうするってんだよ!それにどうしてもカガリさんを渡さないなら力づくでも返してもらうぜ!」
ダブルエックスがハイパービームサーベルを引き抜き、フリーダムに斬りかかった。
「くっ!早い!?」
キラはダブルエックスの予期せぬスピードに一瞬驚き、
即座にフリーダムの腰のサーベルを引き抜き、これを受け止める。
サーベルのエネルギーがぶつかり合い、両機体の間に火花が散る。
だが、サーベルの出力の差か、機体のパワーの差か、少しずつフリーダムが押されてゆく。
「な…フリーダムが押されてるの!?」
咄嗟にフリーダムは距離を離すべくダブルエックスを蹴りあげた。
これをダブルエックスはシールドで防ぐが、一瞬、動きが止まる。
その隙を狙って、フリーダムが連続でダブルエックスを斬りつけた。
しかし、ダブルエックスはその斬撃をサーベルで全て受け止めてしまう。
「確かに早ぇけど、動きが直線的なんだよ!」
フリーダムのサーベルを受け止めながら、今度はダブルエックスがフリーダムを蹴り上げ、フリーダムを吹き飛ばす。
「おかえしだぜぇ!」
再びダブルエックスがフリーダムに斬りかかる。
フリーダムはそれをシールドで受け止めるが、動きを止めた瞬間に、
ダブルエックスに蹴りつけられ、次の斬撃を受け止めた途端に今度は、
ダブルエックスのディフェンスプレートに頭部を殴りつけられて吹き飛ばされてしまった。
ガロードはユウナからフリーダムがこの世界で最強のMSの1つであり、
そのパイロットも最強のパイロットだと聞いていたが、正直、大したことはないと思っていた。
確かに、スピード、パワーはそれなりであるが、ガロードが戦ってきた敵―
伸縮自在な腕と巧みなコンビネーションで幾度となく自分をピンチに陥れてきたフロスト兄弟や
エスタルドで次々と襲ってきた、それぞれ奇抜なコンセプトの下に、
意表を付いて来て自分を苦しめた新型MS達―と比べて、動きが予想しやすかったのである。
「そんな・・・僕が押されてる?」
他方で、キラは焦っていた。相手の機体はフリーダムのパワーを上回っている、
この世界で間違いなくトップクラスの機体のはずであるフリーダムのパワーを。
しかもまるで動きがわかっていたかのように、自分の攻撃を受け止めてくる。
(本気でやるしかない)
そう決意したキラは、意識を集中させた。
頭の中が瞬時にクリアになり、ダブルエックスを見る。
再度、フリーダムが斬りかかる。
ダブルエックスはそれをサーベルで受け止めるが、その速さは先ほどまでとは明らかに違っていた。
「なっ!急に早くなりやがった!?」
今度は、ダブルエックスが、フリーダムの連続した斬撃に押される番になった。
なんとかサーベルとシールドで受け流すものの、先ほどまでとは別人のような動きをする
フリーダムの動きにガロードは戸惑っていた。
そして、フリーダムのサーベルを受け止めた次の瞬間、ガロードの全身に悪寒が走り、
フリーダムの両腰のクスフィアスが火を噴いた。
とっさにシールドを構えて機体への直撃は避けたが、ダブルエックスは大きく吹き飛ばされてしまう。
さらに追い討ちを掛けるように、今度は両肩のバラエーナから高エネルギーが発射されるが、
ダブルエックスは急上昇して何とかそれを回避する。
しかし、回避したバラエーナは市街地の方向に直撃してしまう。
「てめぇ!市街地の近くでなんてもんぶっ放しやがんだ!」
ガロードはフリーダムに怒鳴りつけるが、フリーダムはなおも斬撃を放ち、攻撃の手を休めない。
ガロードも負けじと斬撃を放つが、手数はフリーダムの方が多かった。
SEEDを発動させてからは相手は防戦一方なことからキラは内心、行ける!と思っていた。
しかし、少しずつ、少しずつ相手の手数が増えてきていることに気がついた。
「へへへ、ようやくてめぇの動きに慣れてきたぜ…」
ガロードがニヤリと笑う。
元々、ガロードの機体適応能力は高い。
手にして間もないガンダムエックスで、絶え間なく攻撃を仕掛けてくるヴァルチャー達を相手に長時間持ちこたえ、
ベルティゴのビット攻撃で大破し、武装を大きく変更したGXにも素早く適応して、
フロスト兄弟の兄、シャギア・フロストに重傷を負わせ、ベルティゴとの一騎打ちにも勝利した。
純粋な操縦技術こそ旧連邦のエースであるジャミルには及ばなくとも、
直面している状況に素早く対処するという意味での
サバイバビリティの高さは、ジャミルが認めるほどでもある。
ガロードはその能力を活かし、徐々にではあるが、キラの本気の攻撃に対応し始めていた。
「そろそろ反撃開始といくぜぇ!」
ブレストランチャーで牽制しながらダブルエックスがフリーダムに突撃する。
フリーダムはバラエーナで迎撃するが、ダブルエックスは再び急上昇してそれを回避する。
そして上空からフリーダムに向けサーベルを振り下ろす。
「上!?うわ!」
キラは上方を向き、それを受け止めようとするが、太陽の光がダブルエックスと重なり、
対処に遅れが生じた。
「くらいやがれぇぇ!」
ダブルエックスのハイパービームサーベルが、ラケルタビームサーベルごとフリーダムの腕を斬裂いた。
「フリーダムの腕が!?うわぁぁぁぁぁ!!!!!」
次の瞬間、キラは気が動転してフリーダムのバラエーナとクスフィアスを乱射させる。
市街地を背にしたダブルエックスはフリーダムの突然の攻撃をなんとかディフェンスプレートで受け止めていたが、
フリーダムはその隙を突いて飛び去ってしまった。
一方、浮上してきたアークエンジェルは、オーブ領海の外へ向け移動しつつも、ムラサメ部隊の攻撃を受けていた。
次から次へと現れるムラサメがビームとミサイルの雨を降らせ、アークエンジェルを揺らす。
「今の状況は!?敵は何機なの!?」
「少し待ってください…」
「じゃあ被弾状況は!?」
「え、えーと…」
「早く!!」
アークエンジェルのブリッジでマリューの怒声が響く。
CICオペレーター席にはラクスが座っていたが、訓練など受けたことがない人間が、
いきなりの実戦でまともな働きが出来るはずがない。
ラクスは、マリューのから次々と求められる状況報告に対処しきれていなかったのである。
「艦長!これ以上喰らうとまずいぞ!」
「でもキラ君がまだ…」
「だが、このままだと沈む!」
操縦桿を握るバルトフェルドが叫ぶ。
「ミ、ミサイル接近、数15!迎撃間に合いませんわ!」
「回避ぃ!」
「ま、間に合わん!」
アークエンジェルに再び大きな衝撃が走る。
(くそ、やはり3人だけで、しかもこの量の相手は無理か…だがそれなら僕はどうしてこの艦を沈められなかった!?)
バルトフェルドは苦虫を潰したような表情を浮かべる。
そしてアークエンジェルに、GXが近づいてきた。
「アンノウンが一機接近してきますわ!」
「スレッジハマーで打ち落として」
「は、はい!」
接近するGXに向け、大量のミサイルが向かってくる。
だが、GXは携えた盾を構え、通称「ハモニカ砲」を放ってミサイルを叩き落す。
そして、展開したシールドディバイダーに再びビームの光が宿り、
アークエンジェルへビームの雨が降り注いだ。
ブリッジの機器がショートして、小さな爆発が起きる。
だが、これにとどまらず、CICの機械が新たな敵の接近を知らせる。
「ミ、ミネルバが接近してきます!さらにミネルバからMSが1機発進しました!」
既に言葉を取り繕う余裕をなくしたラクスの声がさらなる絶望的状況を告げる。
だが、そのとき、バルトフェルドの視線の先にフリーダムの姿が映る。
とっさにバルトフェルドはCIC席の通信機械の所へ移動し、声を張り上げる。
「キラ!アークエンジェルはもう持たない!ミネルバを黙らせて時間を稼いでくれ!」
通信機から聞こえてくるバルトフェルドの言葉に、キラは驚きを隠せない。
「アークエンジェルが…くそ!」
キラはフリーダムをミネルバに向ける。
「フリーダムが本艦に接近してきます」
「えぇぇぇぇぇぇぇ!?」
「撃ち落せ!フリーダムを近づけさせるな!」
ミネルバのブリッジにメイリン、アーサー、タリアの声が響く。
その時、ミネルバに迫り来るフリーダムの目の前をビームライフルの光が通過した。
「ようやく見つけたぞ、フリーダム!!!」
ビームライフルを発射しながらインパルスがフリーダムに接近してくる。
だが、フリーダムはそれを簡単に回避し、さらに迫って来たインパルスを海面に向けて蹴り落とした。
そしてキラは再び機体をミネルバへ向ける。
「くっそぉぉぉ!!!」
シンは落下していくインパルスのコックピットの中で叫んでいた。
だが非常にも次の瞬間、フリーダムは青い翼を展開し、ハイマット・フルバーストの姿勢をとる。
そしてバラエーナ、クスフィアス、ルプスビームライフルが一斉に発射され、ミネルバを襲った。
計5つの同時攻撃によりミネルバの上部ではいくつかの爆発が起こる。
さらにフリーダムはバラエーナレールガンを打ち込みながら、
迎撃能力が弱ったミネルバの背後に回りこみ再びフリーダムの最大火力をミネルバに叩き込んだ。
2撃目のハイマットフルバーストはミネルバのメインスラスターを容赦なく破壊し、巨大な爆発とともに、
ミネルバが海面へと落下してゆく。
シンはその光景を、海底へ沈みながら目にしていた。
かつて大切な家族を殺し、飛び去って行ったMS、フリーダム。
インパルスという力を手にいれ、そしてようやく家族の仇を討つべくチャンスがやってきた。
それなのに、自分は一撃で海面に叩き落され、さらに、今度は大切な仲間達が乗ったミネルバが・・・
アカデミーで一緒だったヨウランにヴィーノ、メイリン、
お調子者で少し頼りないけど、いつも艦の中を明るい雰囲気にしてくれていたトライン副長、
怒るととても怖いがどこか優しさがあるグラディス艦長…
仲間達の顔が、父や母の顔が…そして、妹の顔が脳裏をよぎる。
「父さん、母さん、マユ………こんなところで、こんなところで俺はぁぁぁぁぁ!!!!!!」
その時、シンは自分の中に隠されていた力、SEEDの力を初めて発動させたのであった。
つづく
お疲れ様です!
そしてあまりの展開にびびったぜ。まさか本当にミネルバ轟沈したのか?!
GJ!
ガロとキラはお互いあの時会った事を知っててやり合ってたのか!?
そしてシンはミネルバが撃沈したとすれば今後ははぐれ者になってしまうのか!?
GJ!
さすがに蝶運転でも無理だったか…。
てゆっかここで彼らの出番を作るとはw
しかし無茶苦茶やるなキラは。それに順次対応してくガロがカコヨク見えたw
そういやキラってこの時点でガロードの顔見ててもおかしくないんだよな…。
ふと、サルファをやっててこんなことを思いついてしまった。
種・種死世界にゴーショーグンがいたら とw
ビムラーの力で、やってきたゴーショーグンがいろいろやっちゃうストーリー。
レミー島田とタリア・グラディスとの掛け合いとかも想像してしまったw
あとフリーダムにゴーフラッシャーが直撃して、フリーダムが意思を持って機体の名の通り【自由】を求めてどこかに旅立っていくというのを妄想してしまったw
タイトル通りだと、ガロードが主役なんでしょうか?
ともかく、GJ!
GJ!!
ガロード、アッサリ種割れに対応。
初めて宇宙に出て、いきなり適応するような芸当のできる彼なら当然のことか。
それにしても、キラ、腕を切られたくらいで気が動転するとは…安い男だ。
つーか、お前、全然オーブ国民の事考えてねーし。
一度戦争を経験して命の取り合いをした事がある奴とはとても思えんな。
所詮ゲーム感覚だったのか(監督が「戦争はファッション」とか言うくらいだからな)
この分じゃ、カガリが素直に協力するかどうかわからんな。
気になったんだが
>セイランが言ってることなんかどうして信じられるんだ!?
どういう意味だお前?
完全に噂とか「確定していない情報」で判断してるんじゃないか、こいつ。
>(くそ、やはり3人だけで、しかもこの量の相手は無理か…だがそれなら僕はどうしてこの艦を沈められなかった!?)
虎さん、苦言を呈する様で悪いが、それは貴方の無能ゆえだとしか言いようがない。
まあ、自分を見つめなおすいい機会だ、頑張ってくれ。
ふと思ったんだが、70t以上の自由が8tにも満たないDXに殴られ吹き飛ばされている。
純粋なパワーがここまで違うって事は、技術に差がありすぎるんじゃないか!?
やばすぎる機体だ、DXはw
重量のこと、忘れてた…見逃してください。しかもレールガンはクスフィの方ですたorz
一応、大体の機体性能は、DX≒運命伝説和田陰邪≒餌マスター≒レオパルドデストロイ
GXDV≒自由くらいで進む予定でつ。
この先ガロードはしばらくはGXDVで頑張ってもらう予定ですのでご容赦ください。
GJ!蝶運転をギャグでなく役立てるのがイカすぜ!
とりあえず、市街地のある方に飛び道具は撃つな。最低限のルールだぜ
>>99 2号ロボ>1号ロボってのはお約束じゃないか
ところでガロードINの第5話を読んで、皆さんの「花」についての読んで思ったんだが
キラって自分が「花」を吹き飛ばす側にいるって自覚ある描写って本編内であった?
シンはFPのとこで自分が吹き飛ばす側に回ってしまった事を思い知らされての
「一緒に戦おう」「はい」な訳でしょ
キラのあそこの台詞ってたしか「吹き飛ばされてもまた花を植えるよ」で
「自分が吹き飛ばしてしまっても」じゃなく「自分以外の誰かが吹き飛ばしても」ってカンジに聞こえるんだよね
一応凸は「力を持つものなら自覚しろ」って言ってるから自覚はある方なんだろうけど・・・
ガロードIN DESTINY氏の続きにwktk
このシンはガロードやフリーデンの人たちと交流して憎しみの心を溶かしてくれる事を願うわ
カガリ誘拐成功したらキラは自分が助けたつもりのカガリにボコにされたりして・・・・・・
ちょっとだけ気になったんだがDXと戦ってる時カガリはどこにいるんだ?
コックピットに入れたんなら操縦の妨害するだろうし
MSの手の上だったら機動から生み出されるGに持つとは思えないし…
補正をかけてしまえばいいのだろうか
自由の中で眠り姫でしょ?
>>104 俺も流し読みで違和感を感じたが、ちゃんと
>咄嗟に脱出したときの衝撃で気を失っているカガリを確認したキラは、カガリを手に乗せて飛び去っていった。
ってなってるぞ。
>>103 あのニートにそんな自覚があるわけがないwww
桃色汚物の言うがまま動く人形だ、所詮は。
>>103 本来の種死は、そこを突き詰める為のシナリオだったんだよな
自由の攻撃で家族を亡くしたシンを主人公にすえて
アスランは再びザフト側に戻し
戦場に乱入するキラたちを客観的に見せて
「お前らのやってることはおかしいんだよ」という視聴者の主観を
表現してた。途中までは
ところが負債の超脚本により、その辺りの主題は雲の彼方へ追いやられ
花云々の意見なんかたぶん本人も忘れてるだろう状態に
つか、ハイマットフルバーストの直撃を受けたら撃沈までとは行かなくても確実に死人は出てるな。
GJ!
キラがバカスカ飛び道具を撃ってるのに、ガロードはビームサーベルのみで応戦してる件について。
これが温いCEと地獄のAWを生き抜いてきた者の違いか…
この分ならGXDVに乗り換えたとしても、自由はおろか和田とかも相手にならないのでは?
つーか戦場のど真ん中で達磨にされたら無傷の敵に狙われるか
流れ弾食らってさようならだろ 普通なら
総合すると、
DX≒運命伝説和田陰邪≒餌マスター≒レオパルドデストロイ>GXDV≒自由
>衝撃>グフ≒村雨>ザクくらいかな?
>105→>107
相当流し読みしてた
指摘に感謝する
あれ?
なんでガロードは乗り換える事に???
DX損傷してたっけ?
>(くそ、やはり3人だけで、しかもこの量の相手は無理か…だがそれなら僕はどうしてこの艦を沈められなかった!?)
決まってる。君がノイマンじゃないからだ
>くそ、やはり3人だけで、しかもこの量の相手は無理か…だがそれなら僕はどうしてこの艦を沈められなかった!?
@様子見の筈の戦いで無駄に戦力を失ったから
A明けの砂漠を余裕ぶって早めに潰して置くことをしなかったから
Bストライクをかわさず正面から攻めたから
>くそ、やはり3人だけで、しかもこの量の相手は無理か…だがそれなら僕はどうしてこの艦を沈められなかった!?
3人で戦艦動かせるわきゃねえだろうが
ナデシコだったらできるけどな
>>98 みんな、よく見ろ!つまり餌爆裂が最強だ!
ハイネが死んだ戦闘のときは連合、オーブ、ザフト相手に、
魔乳、ノイマン、チャンドラ3人で立ち回った件。ラクソはウグイス嬢しかしてないしな。
>>120 ワンマンオペレート艦であるユーチャリスはラピス一人で
ナデシコCは操艦と通常戦闘だけならルリ一人でも可能
通常の船なら通信管制だけでも数人必要なのに種と来たら.....
>>115>>117 多分ラクシズ追撃にDXを使えないからだろ。
現状オーブが中立を保つにはDXと言うかツインサテライトキャノンの力が不可欠だし。
そして◆EDNw4MHoHg氏GJ!
しかしガロードテラツヨスw
この分じゃフリーデンのパイロットが揃い踏みしたら一体どうなるんだ!?
個人的にはこの後ガロードの言葉通りユウナが中立を宣言した時のラクシズの反応が楽しみですw
連中はこれでオーブにもプラントにも敵対したことになるからな。
できるだけ被害を出さないうちに捕まって正式な裁判の元に裁かれるのを期待したい。
>>125 ジャミルと考えるのが妥当じゃね?
時間的にも位置的にもわざわざ乗り換える意味がない
>>127 君は
>>98の◆EDNw4MHoHg氏の言葉が見えないのかね。
なんでかは、近い話で語ってくれるでしょう。
GJ!
シンの思考から考えてレイとルナは出撃中でいいんですよね?
となると仮にミネルバがもうアウトなら彼ら二人はどうなるんだろうか…
ミネルバの中の人が全員死亡とかなってたらレイはともかくルナは洒落にならんですよ(汗
しかしキラ…建前でも『オーブのためにカガリをさらう』のに、そのオーブに迷惑かけてどうする
客観的n第三者が今回の件を見たら、どう考えてもキラが悪にしか見えないぞ、セイランの評判を考えても
まあそれでも『キラよくやった!』とオーブ国民からマンセーされるのが原作なんだが
130 :
127:2006/12/04(月) 21:24:17 ID:???
>>128 ばっちり見落としてたー!!!!!
正直スマンカッタ
どっちにしろキラは、戦闘終了後に意識の回復したカガリから半殺しにされますwwwww
ラクシズが1mgもオーブ国民のことを考えてないことは分かった。
これが原因でオーブ攻められたらどう責任取るんだ?
>>132 オーブ国内でオーブのためと称してオーブ国民を巻き添えに盛大に戦闘するに決まってるじゃないですか。
>>131 なぜかトロワに鉄拳制裁するキャスリンを思い出した
> どっちにしろキラは、戦闘終了後に意識の回復したカガリから半殺しにされますwwwww
だろうな。
本編は殆ど血を流さずにカガリ拉致に成功した(ムラサメは落ちてるが戦場のど真ん中でも無くオーブの領海内でもあるし助かってる確率は高いだろう)が、
今回はどう考えても人死に(それも一般人)が出てるだろう。
国の代表としても一人の人間としても許していいはずが無い。
しかしシンは本気でやばそうだな。
同じ機体による2年前に家族を亡くした悲劇の再現に加え同じ艦に乗る仲間の犠牲。
幾らガロードとフリーデンのクルー達が幾多の悲劇を乗り越えてきたとはいえ、
その憎しみを取り払うのは並大抵のことじゃないぞ。
>>131 説教混じりに何をしようとしていたか説明するカガリに
うっかり「セイランが何で信じられるんだ」などと言っちゃって修正されるかもな
カガリの打ち所が悪くて長期間昏睡、そしてオーブを乗っ取ろうとする恥知らず。
「キラ・ヤマト・アスハです…
>「僕達の邪魔をしないでくれ!このままじゃ世界はまた大変なことになってしまうんだ!」
とりあえずオーブの選択ぐらいで世界がどうこうなったりはせん。
>「僕達の邪魔をしないでくれ!このままじゃ世界はまた大変なことになってしまうんだ!」
とりあえず、今現在お前がオーブ国民を虐殺しまくっているわけだが
世界=僕の周り二親等以内の親族と恋人が勝手気ままに暮らしている所
虐殺があったかはまだ明らかじゃないからヒートするのはまだ早い
でも気にしろよ元主人公
市街地に砲撃があったことは間違いない。
143 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/04(月) 22:38:56 ID:YU3b9AId
キラたちは、どっからどうみても犯罪者です。
本当にありがとうございました。
キラの市街地での発砲は、オーブ行政府にとってはいい宣伝材料かも。
DX=首長救出のため攻撃を仕掛ける。市街地+カガリを人質にとられているため、銃火器を使用せず。
自由=国家の要人を誘拐。市街地に対して無差別攻撃を仕掛ける。
これだけそろってれば、ヂュランダルみたいに映像を改竄しなくてもいいしなw
まるっきり誘拐だから、ノコノコついてった自覚のない元首って事にならないのはいいが
匿ってた当人でもあるから立ち回りは微妙だな。ユウナガンガレ。
>>144 >次の瞬間、キラは気が動転してフリーダムのバラエーナとクスフィアスを乱射させる。
>市街地を背にしたダブルエックスはフリーダムの突然の攻撃をなんとかディフェンスプレートで受け止めていたが、
これはいい宣伝材料だぜ。
市街地ごとDXに攻撃を仕掛ける自由!
あえて避けず、身体を張って市街地を守るDX!
の図だな。
どっちが悪そうか、小学生でもわかるくらい、わかりやすい図だな
これで市街地の被害でかかったらカガリに全殺しされるな
後々オーブがかなりの危機に陥ると作中で言われてるからな。
最悪、カガリは記憶喪失になってラクシズに洗脳されて操られる可能性も…。
第8話「カガリを助けていただきたい」
シンはただただ一心にフリーダムを見つめていた。
家族を、仲間を傷つけた憎むべき敵フリーダム。
心に満ち溢れる怒りと、それと相反するかのようにクリアになっていく頭の中。
そして、体中から今まで感じたことがない力が滾々と湧き上がってくる。
「フリーダム…よくもミネルバを!」
インパルスはサーベルを引き抜きフリーダムに斬りかかった。
片腕を失っているフリーダムもライフルを腰にマウントさせてサーベルを引き抜き、それを受け止める。
「うぉぉぉぉぉ!」
シンが腹の底から咆哮を上げる。
まるでパワーが足りない分は気合で補うかのようであった。
サーベルが交差してエネルギーが迸る中、フリーダムは片腕を補うかのようにバラエーナを発射しようとする。
「なんでもかんでも突っ込んでくるから…」
インパルスの顔のまん前に突如として現れるプラズマエネルギーを発射せんとする砲塔は、
シンにとってはまるで相撲の猫騙しのように思えた。
「なめんじゃねぇぇ!」
だが、インパルスが空いている腕が手にしたシールドで思いっきりバラエーナの砲塔を殴りつける。
そして、その衝撃により捻じ曲がった砲塔に貯まったエネルギーが行き場をなくして爆発する。
「くそ!どうして僕の邪魔をするんだ!力の差があることくらいわかるだろ、命を無駄にするな!」
キラが苦々しい顔をして吐き捨てる。
今現在で、両者ともSEEDの力を発動しているシンとキラであったが、
どうしてもそのパイロットとしての腕はキラに軍配が上がる。
今、戦いを互角にしているのは両者の戦意の違いだけであった。
ただひたすらにコックピットを狙い攻撃を続けるインパルスに、フリーダムはときに手にしたサーベルで、
ときに蹴りを放って応戦しながら、徐々に後退を続けていた。
そのとき、静かに海面で動きを止めていたアークエンジェルから突如として煙が上がり、十数機のムラサメが、紅い色のストライク、ストライクルージュを筆頭に離脱して行った。
「何だと!?」
突然のことに思わず驚きの声を上げてしまったジャミルであったが、今は、アークエンジェルと同じく、
海面に浮かぶミネルバの消化活動から手を離すことができず、これを追撃することは出来なかった。
そんなとき、フリーダムにバルトフェルドから再び通信が入る。
「キラ!アークエンジェルは放棄する!お前も急いで離脱しろ!」
「アークエンジェルが!?くっ…こんなに護衛の数が多かったなんて!」
フリーダムがサーベルを手にしたインパルスの腕を切裂く。
「まだまだぁ!」
インパルスの腕を切裂き、一瞬動きを止めたフリーダムのコックピット部分をインパルスが力いっぱい殴りつける。
そしてインパルスは衝撃で後ろに下がるフリーダムのコックピット部分のみを狙ってなおも殴りつける。
それは正にパイロットを殺すためだけの攻撃であった。
直撃こそ最初の一発だけでその後の攻撃をなんとかガードしていたキラであったが、
コックピット内にはカガリがいるため、むやみにコックピット部分への直撃を避けるべく、防戦一方となってしまう。
その光景を見て驚いたのが、ようやく戦闘が行なわれているこの場所に到着したガロードであった。
「まずい!あのままじゃ!」
インパルスが機体に装着されたナイフを手にし、フリーダムのコックピットめがけて突撃する。
「ちょおっと待ったぁ!」
そこにダブルエックスがディフェンスプレートを前面に突き出し、インパルスに体当たりを仕掛け、吹き飛ばす。
「くそ、邪魔をするなぁ!」
だがインパルスも負けじとダブルエックスを体当たりで吹き飛ばし、海に叩き落す。
そして、その勢いで再びフリーダムに突撃を仕掛けようとしたときであった。
(待ってください)
シンの頭の中に少女の声が響く。
(貴方の艦はまだ大丈夫です。今は貴方の仲間を助けてください)
「ミネルバが!?」
シンは現在の状況がよくわからなくなっていたが、止まっているインパルスの隙をついて、
フリーダムは離脱していった。
ようやく海面から上がってきたガロードは、小さくなっていくフリーダムを見ていた。
「くそっ!カガリさんが…」
フリーダム離脱の報告を受け、ユウナは頭を抱えていた。
まさか、アークエンジェルまで持ち出し、護衛を依頼したミネルバが航行不能に陥らされるとは思っていなかったのである。
さらに悪いことにカガリは誘拐されてしまった。
今、連合との同盟締結白紙撤回を発表して世論を1つにする強い必要性があるにも関わらず。
だが、翌日の報告で、ユウナはさらに驚きの事実を知ることになる。
ユウナの手元には信じられないことが記載されていた。
それはアークエンジェルから十数機ものムラサメが脱出していったという事実である。
MSの管理というのは当然、MSが極めて大きな危険を持つものであり、かつ機密の塊であることから、
厳重に管理されていることになっている。
だが、その管理を掻い潜り、十数機ものMSをキラ・ヤマトたちが持っていたのである。
ここでユウナの頭にとある集団が浮かぶ。クライン派と呼ばれる集団である。
クライン派はかつてのプラント議長シーゲル・クラインを支持するハト派の集まりであった。
だが、シーゲル亡き後、クライン派は
デュランダルやアイリーン・カナーバ等に代表されるプラントのハト派としてのクライン派、
シーゲルの娘としてのラクス・クラインを支持する集団としてのクライン派、
「平和の歌姫」「救国の歌姫」としてのラクス・クラインを信奉する集団としてのクライン派という
大まかに分類すると3つの種類に分裂している状態であった。
そして、プラントのタカ派や連合、オーブの主だった政治家達は、
後者の2つを陰でこう呼んでいた。「ラクス信者」と。
彼らの数はかなりのものがあり、地球上で暮らすコーディネーターの中にもかなりの数がいる、と言われている。
その力も、ヤキン・デューエでの決戦後の事後処理において、
アイリーン・カナーバを通じて、フリーダム、エターナル強奪の罪を、死人に口なしとばかりに
ラウ・ル・クルーゼ1人に擦り付け、今日まで強奪されたエターナルやフリーダムが
プラントに返還されていないことが、プラントの世論として大きな問題になっていないことから、相当大きなものであるといえよう。
そんな連中がオーブにもいる。
なるほど、ユウナにとってはすこぶる気持ちが悪いものがあった。
唯一の救いと言えば、クライン派がムラサメ十数機を用意するということは、
連合との同盟締結の白紙撤回の情報が漏れていなかったことを示しており、
閣僚内にやっかいな爆弾を抱えていないことがわかったことであったといえよう。
とはいえ、ユウナも本来なら今すぐにでもキラ・ヤマト達を始めとする一味を
凶悪極悪犯罪者として指名手配してやりたいくらいであったが、
そうしたクライン派が数多くオーブ国内に存在するため、大々的に動けない状況であった。
他方で大々的に動いていたのは世界中のマスコミであったといえる。
特に、世界中の注目を集めたのは、ユニウスセブンを消し飛ばしたMS、
ガンダムダブルエックスが世界の前に姿を現し、かつての大戦で最強と謳われた
フリーダムの腕を斬り落とした、というニュースは瞬く間に世界へ配信された。
ネットやニュースでもダブルエックスとフリーダムがぶつかり合い、
ダブルエックスがフリーダムの腕を切り裂く場面の映像は人々の視線を釘付けにした。
「ついに姿を現したオーブの秘密兵器」
「フリーダムを切り裂くオーブの剣」
「炎に焼かれるフリーダム(自由)」
とはいえ、オーブの別の媒体にある「自由を切り裂く暴虐な力」等という見出しを目にすると、
国内におけるクライン派の存在が明らかになってしまう。
国内でも6,7割はフリーダムを非難する論調であったが、3割ほどはフリーダムの行動に親和的である。
つくずく、人の意見というのは様々なものがあるものだと、
ユウナが複雑そうな顔をしながら新聞に目を通していると、部屋の電話が鳴った。
「ユウナ様、ミネルバ艦長のタリア・グラディス様がお越しです」
「わかった。お通ししてくれ」
部屋の扉が開き、白服の女性が入ってきた。
「このたびのアスハ代表の拉致、お察しいたします」
「いえ、こちらこそ、フリーダムが我が国の国内に潜伏していたことは事実です。
ミネルバがそのせいで大きな被害を受けてしまったようで申し訳ない。本日もその件でしょう?」
「えぇ、隠しても仕方ありません。先ほど、カーペンタリアへ航行可能となり次第、向かうよう命令があったのですが…」
「修理の仕様がない、ということでありますね?」
「はい」
「・・・・・・・・・・今回の件は我が国にも非があります。今、我が国としてはプラントとの関係悪化は
絶対に避けたいところです。連合との同盟の白紙撤回を決めている我が国にとっては特にです」
「えぇ……ってえええ!?」
「聞いての通りです。オーブはその理念に従い、連合との同盟を結ぶことはしない。
今度はそれを通す力が我々にはあるのです」
「ダブルエックス…ですか?」
「そうです」
少しの沈黙が場を支配するが、ユウナが静かに口を開く。
「我々が動きを止めたアークエンジェルの修理が直に終了致します。それを貴女方に接収して戴きたい」
「!?どういうことです?」
「あれは元々連合に返却しなければならなかったものです。
それを我が国のクライン派が戦後のゴタゴタに乗じて隠匿しておりました。
あの艦が今、オーブにあると後々面倒なことになりかねません。
ですが、幸か不幸かフリーダムはザフトにも多大な損害を与え逃走し、
彼らが置き去ったアークエンジェルは我が国領海のすぐ外にある。
ですから、ザフトへの敵対行為を行なった、テロリストの使っていた武装を正式に
ザフトが接収する、という形にして、アークエンジェルにミネルバを牽引させる、ということにして戴けませんか」
「そんな急に…それに昨日の戦闘で多くのクルーが重軽傷を負いまして人員が足りません」
「でも、ミネルバはプラントの最重要機密の塊だ。我が国が中に入って修理はできない
足りない人員はこちらから出します。傭兵という形にせざるを得ませんが」
「それしかない、ということですか」
「もちろん、カーペンタリアからミネルバを牽引する船がくれば話は別ですが、
おそらく今はザフトの地上軍にそんな余裕はないでしょう?」
結局、タリアがユウナの提案を呑むまでにさほどの時間はかからなかった。
タリアを説得したユウナが次に向かったのはフリーデンであった。
ブリッジには既によく知った顔が雁首そろえて待っていたので少しユウナも驚くが、
彼はここで1つの賭けに出ることにした。
「今回の一件、私達にご助力いただきありがとうございました」
「いえ、我々のほうこそアスハ代表をお守りできませんでした。大変申し訳ない」
ジャミルが艦を代表して応えた。
「……ここで1つお願いがあるのですが…カガリを助けていただきたい」
「出来ることなら力をお貸ししますが、我々が迂闊に動けば…」
「それにつきましては僕の方で方法を考えてまいりました」
ユウナの考えてきた案はおおまかに要約すると以下のようなものであった。
フリーデン一行はオーブに力を貸している傭兵であることにして、
後日、出航するアークエンジェルに乗り、ザフトに雇われた傭兵として世界を回ってもらい、
カガリの捜索を行なうことにする、雇っているのはあくまでザフトという形だが、費用はオーブが持ち、
命令拒否権等の存在の確認などを内容とするザフトとの密約は結んである、というものである。
「ですが、我々全員が行く訳にも行きますまい。この国の守りもある」
「はい、恥ずかしながら今のオーブはダブルエックスという力に依存している、というのが正直な所です。
ですから、できればダブルエックスは手元に置いておきたいし、
ダブルエックスを使える人材がいないので、どなたか、キャプテンジャミルかガロードには残って頂きたいとは思っております」
「やはりそうなりますか・・・」
「私達の都合ばかり押し付けて大変申し訳ないとは思っております。ですが…」
ユウナはおもむろに膝を床に着けて頭を下げた。
「この通りです…」
しばし、沈黙が場を支配するが、横からユウナの苦悶に満ちた顔を見ていたガロードが口を開いた。
「ジャミル、GXを貸してくれねーか?」
「それは構わんが、ユウナ殿、あてはあるのですか?」
「これを…」
ティファが突然、口を開き、スケッチブックをジャミルに渡す。
そこには美しい街並みと海が描かれていた。
「これはディオキアかな」
それに対してティファが頷く。
「私もガロードと行きます…私の力が役に立つかもしれないし…」
「いいのか、ティファ?もしかしたら危ない目に遭うかもしれないんだぜ?」
「「だからお前が守るんだよ!」」
ガロードにシンゴとキッドのツッコミが炸裂する。
「じゃあ、ユウナさん、この炎のMS乗り、ガロード・ラン様が力を貸してやるから、
どーんと大船に乗ったつもりでいてくれよ!」
「しょーがねー、俺もついてってやるぜ、ガンダム坊や。お前がガンダムを壊しちまったら
直せる奴は他にいねーからな」
キッドがにやつきながら再びガロードをどつく。
「ありがとう、ガロード、キッド。君らの留守中にキャプテンジャミルがダブルエックスで
サテライトキャノンを使うような事態にはきっとしない、ここは僕を信じてくれ」
「なーに、ユウナさんが暴走したらちゃんとジャミルが止めてくれるから安心しな?
ただ、氷の張った湖に取り残されても風邪はひかねーよーにな?」
そして、頷いたユウナは顔を笑顔から真顔に戻してガロードに言う。
「それとガロード、ザフトの傭兵として動けば連合と戦うことになるかもしれない。
だから、戦うか否かは君達が判断してくれて構わない。
だが、今、連合はその支配地域で反対派の住民に対して圧制を敷いていると言われている。
もし君達が、自分の意思で戦うことを決意したのならば、彼らを助けてやって欲しい。
ザフトもおそらく当面はそうした活動に専念するはずだ」
ユウナの言葉にガロードは自分達の世界での新連邦を思い浮かべながら、
「オッケー!任しとけ!」
と、応じたのだった。
ちなみに、ユウナがガロードに氷の湖の意味を聞いて鳥肌が立ったことは言うまでもない。
続く
次回、「浮沈艦アークエンジェル」遅くとも木曜には投下予定…
ウィキにまとめをアップしてくれた方、ありがとうございます。
一応タイトルを付けられるようですので、
ウィキの第7話は「炎のMS乗り、ガロード・ラン様の登場だぜ」
6話は「僕は卑怯な男かな…」5話は「そういう問題じゃねーよ」4話「どうか私たちに力を貸して欲しい」
3話「平和の国、ねぇ・・・」2話「頼んだぞ、ガロード」1話「憎しみが落ちてきます」0話「地球であることには間違いないが…」
で脳内補完していただければ幸いです。
ごちそうさまー
やはりガロード達は世界を周る事になったか。
よっしゃあ、今後は「ガロードくん漫遊記」がスタートするわけですね
投下GJです!
ミネルバ大破でAA接収とは目新しい。
GJ!
こんなに早く続きが読めるとは!
ノイマン&チャンドラはAAに乗らないんだろうか?
職を失ったのはある意味ガロードのせいでもあるし保障してやっても罰は当たらんと思う。
でも『船頭多くして船山に登る』という諺もあるしな・・・
シンゴとノイマンの二人だと山どころか大気圏も突き抜けそうだがw
しかしラクシズがAA奪還しに来そうな気がするのは気のせい?
GJGJ!
>>156 しかし…次回のサブタイ「浮沈艦アークエンジェル」とありますが、
「不沈艦」の間違い?それともこの艦の数奇な有為転変にひっかけてわざと?
>>160 >ラクシズがAA奪還しに来そうな気がするのは
いくらなんでもそこまで厚顔無恥な挙に出ると…は……あ、あるあるある?
いや、職を失ったどころか身体を張ってカガリを助けたという扱いにすれば
GJ!!
AA接収!?
こりゃあ、今までにない展開ですな。
それにしても…
アイリーン・カナーバを通じて、フリーダム、エターナル強奪の罪を、死人に口なしとばかりにラウ・ル・クルーゼ1人に擦り付け
ひでぇな、オイ。
それに、ムラサメ十数機…どう見ても強盗です。
やっぱりこの後、呼ばれてないのに戦場に出てきて「戦闘をやめろ」とか抜かして攻撃を仕掛けてくるんでしょうね。
行動が前大戦時とまるで変わってない、まるで成長していない、というべきでしょうか。
でも、その行動をとった場合、キラが犯した失態(市街地への攻撃)が響いてきそうです。
奴は言い訳するでしょうが、民間区域に砲撃かましたのは事実な訳ですし。(死人が出たでしょうな)
カガリもそう簡単に協力しない・できないでしょう。
一連のユウナの行動を見ていると国のためなら、自身のプライドなんぞ溝に捨てるような泥臭い政治家になっていくんでしょうね。
それが正しいかどうかわからないが、彼を応援したいです。
今回の事も、獅子身中の虫が軍人以外にいない事がわかっただけでもヨシとしましょう。
本当は信用できる軍関係者が欲しい所ですけどね。
最後に
>「くそ!どうして僕の邪魔をするんだ!力の差があることくらいわかるだろ、命を無駄にするな!」
いっぺん死んどけお前は!
カミーユやアムロが言うと説得力のあるセリフなんですが、こいつのはただの傲慢としか思えん。
>アイリーン・カナーバを通じて、フリーダム、エターナル強奪の罪を、死人に口なしとばかりにラウ・ル・クルーゼ1人に擦り付け
それは本編でも共通する設定じゃなかったか? いや勘違いかも試練が。
市街地に着弾して、多分それなり死傷者が出ているだろうにもかかわらず、
フリーダムに好意的な世論がなんと三割近くもあるというのが既に空恐ろしい…
のですが。
GJ!
マジで、どうやってクルーゼ一人に擦り付けたんだろ。
実はクルーゼが自由永遠を強奪してて、ラクシズがそれを奪還したとか?
自由強奪の瞬間はカメラにバッチリ写ってる、永遠にしても記録があるだろうに。
それに永遠強奪した時、「そこをどけ」とか桃色汚物が言ってなかったけ?
それを改竄・隠蔽するなんて……多分、関係者全員暗殺されてるなw
こいつら、悪人そのものだYO!
>「くそ!どうして僕の邪魔をするんだ!
いや、誰が言っても(相応の積み重ねを見てない場合は)何様な台詞だけど、
キラに言わせると、うわ、キラらしいw 状況見えてねぇwwwとDQNレベルが上がるんだ。
正直、キラたちが成長せず、クロスキャラやその影響を受けてまともに成長したキャラにやられる展開は見飽きたので、
キラたちにもテコ入れが欲しい。
最終的には負けるにしても、ガキのままでは敵役として不足だろう。
ラクシズは人の言葉を聞かない
人の言葉を聞かないと言う事は自分の中で意見が全て完結しているので
成長のしようがない
ガキの我侭で行動しているだけの存在なのは変えようがないだろ
それが成長したらカタルシスに繋がるじゃないか
不可能を可能にするロマンが
>>169 人の話を聞かないってのは分かった。
なら、誰の目から見ても自分達が間違ってるいると分かる状況を『見せられたら』どうだ?
たとえば今回の件の報道でライフルに手を伸ばそうともしないDXの戦いぶりを見せられた後、
火器を乱射しているフリーダムに銃口を向けられた一般人の視点から、
その前に立ちふさがって攻撃を受け止めるDXを見せられるとか。
種シリーズは、「子供」を見守り、諭し、成長を促す「大人」がいないからね(ジャミルあるいはブライトのような)。
一応、「リアル」な戦記物でありながら、全部「子供」だけの世界。
種死ではムウ、マリュ、虎とかも、もはや内輪でごちゃごちゃやっているだけだし。種前半でムウとナタルが「大人」の役割を果たさなかった時点で、もう終わってる。
ヤザンスレやGガンスレでは更生の目が見えるよ。
ヤザンやドモンに教育されたり、拳で語られたりして。
>国内でも6,7割はフリーダムを非難する論調であったが、3割ほどはフリーダムの行動に親和的である。
恐るべし、オーブ国民…!
まさかとは思うが、フリーダムの被害にあたった奴の前で『フリーダムよくやった』とかいうバカがいるというのか…?
しかしキラが容赦なく傲慢だ…勝てないから戦わないってんなら戦争はおろか、ケンカすら存在しません
アムドラスレでは自分から前大戦の行動悔やんで更生してますよ
乙
しかし、アークエンジェルを使うとなると元の持ち主を気取ってる奴(ラクス一党)と本当の元の持ち主(連合)の双方から目の敵にされそうだな。
(セイラン)オーブは善意の第三者って奴だからたぶん法的には問題ないんだろうけど、国際関係は国内法ほど簡単じゃない。
まさか連合とラクスが手を組む事態も……
>>175 > フリーダムの被害にあたった奴の前で『フリーダムよくやった』とかいうバカがいるというのか…?
そこまで行かないと思うが、『フリーダムのパイロットはカガリ様をお助けしたのだから素晴らしいお方に違いない』ぐらいは言ってのけるさ。
日本でも似たような論調を使うだろ
確かにフリーダムは我が国に被害をもたらした
だがちょっと待って欲しい(ry
>>178 だからザフトに接収させたんだろうな。少なくともザフトにとって今のラクシズはテロリストそのものだかし。
そんな事よりノイマン・チャンドラのAA搭乗フラグにwktkしてる俺
>138見て思い出したんだが
そういや本編でキラがカガリに「オーブが無事なら他の国が焼かれてもいいの」
とかほざいて、カガリがそれにガーンとなって結局言いくるめられていたが
カガリがオーブの国家元首である以上オーブという国とオーブ国民の安全ことを第一に考えるのは当たり前
その上で他国がオーブについて何らかのイチャモンつけてきたなら、まず外交で対応し武力は最終手段とするべきなんだよな
って考えたのを思い出した
しかも、今考えると上の台詞って「世界がよければオーブが焼かれてもいい」って考えに聞こえる・・・
そのくせ自分の都合のいい時だけオーブの名前を使う・・・
>>173 ドモンスレで更正したのはキラとカガリだけで諸悪の根源のピンク電波は今のとこ出てねぇんだよな
つーか、もしも系見てるとラクシズ面子で比較的更正や成長される事が多いのって
カガリか凸でキラやピンクって更正しにくいような気がする
184 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 14:06:30 ID:TI/d+a+u
>>178 >まさか連合とラクスが手を組む可能性も…
大いに有り得る。なんだか以前ゴルゴ13であった、
南アフリカの白人黒人双方の過激派民兵組織が、人種間の融和を認めないという
一点で合意結託し、マンデラ政権に武力反乱を企む…という話を思い出した。
とりあえず、ここのキラは某スレで見た
『傍若無人の破壊魔』と言うフレーズがぴったりな気がする
ジブリが生きてたらラクスと組む可能性が大
つうかシーゲル・クラインはブルコスだし
と書いたらジブリの死亡は明確に確認されてない事に気が付いた
【天声人語】 (オーブ日報)
オーブ政府はAAはテロリストと主張している。しかしちょっと待って欲しい。AAはテロリストと主張するには早計に過ぎないか。
オーブ政府の真摯な姿勢が、今ひとつ伝わってこない。
例えばアークエンジェルからはオーブは連合と同盟を締結すべきではないと主張するような声もある。
このような声にオーブ政府は謙虚に耳を傾けるべきではないか▲
思い出してほしい、過去にも何度もオーブ政府はアークエンジェルの叫びを無視している。
オーブ政府はアークエンジェルのオーブは連合と同盟を締結すべきではないという主張を間違いであるかのような発言をして、批判を浴びた。
確かにアークエンジェルには武力で物事を解決しようとしているという問題もある。だが、心配のしすぎではないか▲
オーブ政府の主張は一見一理あるように聞こえる。
しかし、だからといって本当にオーブ政府はAAはテロリストと主張できるのであろうか?
それはいかがなものか。的はずれというほかない▲
事の本質はそうではではない。その前にすべきことがあるのではないか。
オーブ政府は、未来を担う一員として責任があることを忘れてはならない。
オーブ政府の主張には危険なにおいがする。各方面の声に耳を傾けてほしい。▲
オーブ政府に疑問を抱くのは私達だけだろうか。
AAはテロリストと主張したことに対してはアークエンジェルの反発が予想される。オーブは連合と同盟を締結すべきではないという主張を支持する声も聞かれなくもない▲
オーブ政府もそれは望んでいないはず。しかしオーブ政府はAAに対して何ら説明していないのである。
AAはテロリストと主張する事はあまりに乱暴だ。オーブ政府は再考すべきだろう。
繰り返すがオーブ政府はAAに対して何ら説明していないことである▲
オーブ政府のAAはテロリストと主張したことは波紋を広げそうだ。今こそ冷静な議論が求められる。
これは何処のアカヒ新聞ですか?
AAに対する説明責任なんてオーブに有りません。
というかこの新聞社は、「AAはテロリストではない」という根拠を示して欲しい。
私には全ての状況が、AAがテロリストと示しているように見えますけど。
ごめんなさい。ネタと分かっていても、突っ込まずにいられませんでした。
とりあえずAAは何らの主張もしてない件
>>187 こんな新聞を読んでる国の人間は不幸だなぁ
……orz
次は、侵攻・占領されようが、空襲や駐留兵士の犯罪で国民がどれだけ被害を被ろうが
ひたすら連合へのマンセーと従属を説き、逆に被害者を恫喝するオーブ産経抄を一席。
>>193 産経も別のベクトルで問題が多いぞ
まともな報道機関ってこの国にあるのかねぇ・・
そういえばX運命氏は外部で書くとかいっていましたがどこで書くんでしょうか?
>>194 一社の新聞だけではダメだな
複数の新聞を見比べて真実を突き止めるのがこの国の新聞の読み方
なに、海外の新聞を読む方が良いって?
【今日の議題】 (毎朝新聞)
オーブ政府はラクス・クラインの一党はテロリストと主張している。しかしちょっと待って欲しい。ラクス・クラインの一党はテロリストと主張するには早計に過ぎないか。
オーブ政府の真摯な姿勢が、今ひとつ伝わってこない。
例えばAAからはラクス様は正しいと主張するような声もある。
このような声にオーブ政府は謙虚に耳を傾けるべきではないか▲
思い出してほしい、過去にも何度もオーブ政府はAAの叫びを無視している。
オーブ政府はAAのラクス様は正しいという主張を間違いであるかのような発言をして、批判を浴びた。
確かにAAには話し合いをしないという問題もある。だが、心配のしすぎではないか▲
オーブ政府の主張は一見一理あるように聞こえる。
しかし、だからといって本当にオーブ政府はラクス・クラインの一党はテロリストと主張できるのであろうか?
それはいかがなものか。的はずれというほかない▲
事の本質はそうではではない。その前にすべきことがあるのではないか。
オーブ政府は、未来を担う一員として責任があることを忘れてはならない。
オーブ政府の主張には危険なにおいがする。各方面の声に耳を傾けてほしい。▲
オーブ政府に疑問を抱くのは私達だけだろうか。
ラクス・クラインの一党はテロリストと主張したことに対してはAAの反発が予想される。ラクス様は正しいという主張を支持する声も聞かれなくもない▲
オーブ政府もそれは望んでいないはず。しかしオーブ政府はラクス様の行動を信じていないのである。
ラクス・クラインの一党はテロリストと主張する事はあまりに乱暴だ。オーブ政府は再考すべきだろう。
繰り返すがオーブ政府はラクス様の行動を信じていないのである
オーブ政府のラクス・クラインの一党はテロリストと主張したことは波紋を広げそうだ。今こそ冷静な議論が求められる。
これはあまりにも酷い
>>195 まだアナウンスされてない。
>1のGX&種SS感想用掲示板を時々確認すべし。
>>183 アムドラスレではキラとラクスが
自分から前大戦での自分等の行動を悔いながら今を生きている種死という矛盾したシチュエーション
……あれ? 何でだろ。それくらいが本来はガンダム普通なのに、涙が、、、、
アムドラスレのラーメンラクスは可愛いから困るw。
隠遁はしてるけど、裏から色々と政治的な仕事してるしな。
「今日は俺とお前でダブルラクスだ」のシチュは良かったよ。
カップめんラクスのかわいさは真性のラクシズアンチといわれた俺を萌え殺すほどに恐ろしかった
マジかい。アムドラはあのオサレCMで引いて見てなかったが…
アムドラ知識ゼロの俺はどうすりゃいい?
>>202 >真性のラクシズアンチといわれた俺
・・・・・・キャラアンチって、他人に自慢できる事かい?
206 :
203:2006/12/05(火) 20:12:45 ID:???
>>206 君、馬鹿?
他スレの話は少なくともここではスレ違いだって遠まわしに言われてるんだって事も分からない訳?
>>171 ラクシズは自分たちにとって都合の悪いことは見ません。
でなきゃバスターとデュエルは返還されたのに、
フリーダム・エターナル・AAを返還せずに秘匿するなんてしない。
ふむ。X運命80話はすでに存在するようだな
狂うぜだったら何でもありだぜw
>>210 連載続行の確証が出てほっとしている
外に出ても元気でやってほしいな
じゃあ、地球が救われたのはクルーゼのおかげですねw
狂う是が議会承認なしにへリオポリス襲撃かけたあたりから
最強キラQNの育成計画は始まっていたのです
>>214 つまり種死本編のあの結末すらもクルーゼの思惑通りだったと!?
真の邪神(負債)の化身は奴だったのか!!
そういえばこのスレ、ガロード達が無印種の時点で介入した話って無いな。
シンの方が直情径行な性格が似通ってて話を考えやすいというのもあるんだろうが・・・
もしティファと出会う前のガロードがAAに乗ったらえらい事になりそうだ。
キラのようなタイプとは基本的に相容れないような希ガス。
砂漠編辺りでストライク持ってかれて売りに出されるとか?w
そういえばX運命もガロードinC.E.もカガリからキラへの手紙が無いよな
本編ではキラはあれに対してあんな馬鹿な解決法(にもなっていない)を考えたんだと思うんだが
この二作だとなんでこいつらこんな考えになってんだ
種再構成 もしもキラがガロードだったら
多分ヘリポリ組と友達やってないだろうなぁ
ガロードがコーディってイメージじゃないな
てか、フレイいなけりゃヘリポリ組とキラは普通に友達だったろう
>>219 一番最初ってキラはナチュ設定じゃなかったっけ?
>>218 そうか?
別に友達でもおかしくないような気もするが。
ただし友は友でも「悪友」だろうけどw
フレイみたいな高飛車なタイプは嫌ってそうな希ガス。
まとめ更新マダー?
今更ながらに気づいたのだが、「オーブが無事なら他の国が焼かれてもいいの」
とのセリフは、自分の価値観を力でごり押しするってことだよな。
他国に介入しない・させないというオーブの理念とまっこうから対立してると思う。
このままの展開でオーブが連合との同盟を白紙撤回したら、
ラクシズは自分たちがカガリを誘拐した成果だと勘違いしちゃうんじゃないのか?
まさしくノンストップになりそう。
カガリが目を覚まして返せ戻せゆーたらキラはともかくマリューや虎はどうする気なんだろ。
ラクスの説法による洗脳攻撃じゃないか?
でも、ラクスはカガリを説得したことはないんだよね…
直接攻撃したのはキラと凸くらいか
ラクス→カガリへの言葉と言ったら有名なのは
「まずキメる」だからな
キマっちゃってたのは頭の中なわけだが
そこら辺は書きあがったんですけど、短めでも投下した方がいいですかね?
>>222 そもそもアカデミーに通うガロードがイメージできないんだが。
同じ学校とか共通点がなければ特別仲良くなる事は無い気がする。
忘れられてるが初期のガロードって実は結構人付き合い苦手だったし。
してくれたら嬉しいっす
でもいつもぐらいの量揃ってから投下されるとさらに嬉しいっす
初期の頃は慣れない集団行動で周囲に迷惑をかけたこともあったな。
234 :
231:2006/12/06(水) 00:39:00 ID:???
ヘリオポリスにいる時点で荒んだ生活とは縁が切れてると思ったくらいで、
流石に同じカレッジに通ってるとは思ってないよ。
俺が考えたパターンは、
ジャンク屋稼業の傍らMSのデータをカトー教授に渡してたりしてキラ達と面識があったりとか、
ヘリオ組の行きつけの喫茶店でバイトしてて知り合いで、
夜は高い適正を買われて金払いがいいからという理由でMSのテストパイロットやってたりとかw
>>229 ビュコック「要するに行き当たりばったりということかな」
技術者な父親(故)とカトー教授が知り合いでガロードはカレッジには通ってないけど
教授の助手って形でヘリポリ組と交友関係も持ってるとか
赤いジャケットの人って感じで覚えられてるんだな。
ストライクをいっそのことGコンで操作するタイプに改造しちゃったりとかね。
スルーされてる
>>230師に涙せよ(⊃Д`)・゚・.
俺は見たいぞ
もちろん読みたいけど焦らせたいとも思ってない
インパルスがフリーダムのコクピットを、
カガリごと潰そうとしていた事は、
ユウナさえも話題にしてないのは何故?
>>242 誰も彼もミネルバの消火活動やらで手一杯で、
その辺のことを知ってるのがその場に居た当事者達3人以外に居なかったとか。
未遂で済んだし、知っててやった訳でもないし。
245 :
1発ネタ:2006/12/06(水) 03:43:43 ID:???
女技師官の座るシートの横で、ガロードはポーチから1枚のミニディスクを取り出すと
それを左腕に取り付けていたPDAに読み込ませる。
PDAがディスクを読み込んでいる間に手早くケーブルをコクピットに接続させた。
「ちょっと君、何をしているの!」
突然のガロードの奇行に技師官は驚きの声を上げた。
「いいから黙ってろって、どの道今のこのMSじゃ俺達に明日はこねぇんだからよ!!」
負けじと声を張り上げながらもPDAを操作する手は緩めない。
――ブン…………――
突如、それまでコクピットを照らしていたモニタやボタンの照明が消え、中は漆黒の闇に包まれる。
ガロードの持つPDAだけが唯一の光源となった。
「こ、これは…………!!」
予想だにしなかった事態に技師官が戸惑う。
(バッテリー残量は十分だった筈なのになぜ……この子の仕業?!)
「よし! これで行ける筈だ!!」
ガロードがエンターを押す。
それと同時に正面モニター下部に設置されたディスプレイが次々とプログラムを流し始める。
そして最後にこう表示された。
――GX−9900――
「頼むぜ親父……これで動いたら、俺神様信じる!」
無理矢理技師官をシートから除けさせたガロードは再び明るくなったコクピットの中で
こちらに向かって歩いてくるジンを見据えながら操縦桿を握り締めた。
種再構成ver.をちょこっと妄想。
種見てないから詳しいことはよく知らないけどとりあえず父親の開発してた
ナチュ用OSをガロが持ってたって事で。
その父上は酸素欠乏症で寂れた工場に…
むしろ瓦礫の下敷きになってて虫の息でガロードに完成品OS渡す
んでストライクが動く場面に被るように「後は、、、頼むぞガロード(ガクッ)」
「うぅ、ガロード…このGX−9000があれば…お前は神にも悪魔にもなれる!…」
>>248 ちょwwwwそれ、マジンガーwwwwwwww
なんで名も無いガロ父に群がってんだw
ガロード「ウホッ いいGX!」
X本編でガロ父が既に死んでいて
スーパーロボットアニメの基本中の基本がそー言うの(例:マジンガー)だから
完全にコケにされた凸とシンが地獄ホッパー兄弟化しそうな気が。
シン「俺は八つ当たりでも頂点に立つ男だ!」
矢車さん=ハイネ
影山=凸
坊ちゃま=シン
素敵すぎるぜ地獄の三兄弟。ドムよりこっちのJSAが見たい
ちょっw
何でこんなところにまでKブト住人が居るの?www
>>256 来週日曜は地獄3兄弟ではありませんが、地獄の2兄弟+主人公のジェットストリームアタックです
おばあちゃんが言ってた、これ以上はスレ違い愛だって。
ガロとフレイは最初険悪で本音でぶつかり続ける内に
仲良くなりそうな気がする。
友情の範疇で。
ガロは曲がったことは嫌いだけれどもまっとうな職には就かなさそう
>>259 夕陽の校庭でタイマンの果てに、クロスカウンターでダブルKO、
というシーンが頭を走った。
>>260 いやいや、ティファのためなら男は変わるのですよ。
種世界にはジャンク屋という、ガロードに向いてる職業が……
シン「ジャッジャジャーン! 炎のモビ」
フレイ「バカじゃないのあなた、常識弁えなさいよ」
ガロ「ジャッジャジャーン! 炎のモビ」
フレイ「ガロードォォォォォォッッッッッ!!!!!」
ガロ「フレェェェェェェイッッッッッ!!!!!」
キラ凸「「僕(俺)達の台詞……………」」
ガロード出すならアストレイ分を本編とミックスだ
すごい久しぶりにカキコ
>>267 なぜだか二人が互いに駆け寄りながら飛び上がって腕組んで合体するイメージがw
アレだ! フレイが家出してガロードティファ夫婦の経営するジャンク屋に世話になるんだ!
>>270 途中でフレイが月に帰るぞwww
関連があるからガロのほうかもしれんけど
>>272 何でだろ……婚約者を取り返そうとサイが来るけど、結局自分も下っ端として居座って
トラブルに巻き込まれつつ成長しそうな姿が想像できる。
>>273 ガロードがパン屋の運転手でフレイが看護婦(実は月星人)かwww
ガロが「もったいねぇ!」とか言いつつ焦げたパンにかぶり付くんですねw
なにげにフレイの役がえらく優遇w
地球降下〜砂漠あたりのフレイは輝いてたねぇ かるく祭りだったな
AA守るのに本気出さなかったキラを
落としたシンはマジ外道
>>279 いや・・・本気出さない方がおかしいだろ?
そもそも迷うくらいなら、
最初から「戦闘にカチ込んで無差別攻撃などしてるんじゃない」と、みっちりと問い詰めてやりたい
海中に潜った位で逃げられる世界なんだから(しかもルージュで自由を拾う余裕すらあり)
適当に戦うより本気で遁走した方がまだマシだったんじゃねーの?
何がしたかったんだよ、キラ
>>279 08小隊のノリスのセリフじゃないけど、「MSの性能を活かせぬまま死んでゆけ!」でないと駄目でしょうが。
理想を言えば本気出す前に一撃必殺。
あっさりすぎてアニメにしろ何にしろお話がでっち上げられないって突っ込みは禁止で。
つーか渓谷を海に向かって追い込むんなら、空母とか潜水艦とか配置しとくべきだと思うんだ
>>284 普通は逆なんだがな
海側から空中部隊で追い込んで
事前に待機させておいた陸上戦艦で叩く
>>286 レセップス級の砲撃受けてたんだし、もうやったんじゃないか?
あれは半島みたいな地形で、反対側から追い込んで来たんじゃないかと。
本来ミネルバが正面から現れて渓谷に蓋をする作戦で、突破されるなんて思ってなかったとか。
ノイマン神を見くびってたって事か?
第9話「不沈艦アークエンジェル」
その男達はとある建物の一室にいた。
彼らは脂汗を流しながら、自分達をここに呼んだ人間の到着を待たされていたのである。
コツコツと足音が部屋に近づいてきて、扉の前で止まる。
「やあ待たせたね」
そう言って薄紫の髪の男が入ってきた。
「「ユウナ・ロマ・セイラン…」」
青い髪の男とメガネの男が口をそろえる。
そう、彼らの下に、現在のオーブの事実上の統治者が現れたのである。
そもそも何故青い髪の男、アーノルド・ノイマンと、メガネの男、ダリダ・ローラハ・チャンドラ2世が
オーブの行政府にいるかというと、フリーダムに追い回された後、彼らは徒歩で自分達の家に戻り、
翌日、自宅を出たところで黒服にサングラスの男達に連行され、このオーブ行政府で鉢合わせになったのである。
ユウナは人払いをすると、ニコニコしながら彼らを見ていた。
「あの…僕達に何の御用でしょうか…」
「理由を言ってから結論を言うのと、結論を言ってから理由を聞くのと、どっちがいい?」
ユウナは依然として微笑みを絶やさない。
「「一応、理由を言ってから結論を…」」
観念したかのようにノイマンとチャンドラは呟いた。
「・・・・つまりそういうわけで、アークエンジェルに乗って欲しい」
「「だが断る!!!」」
ユウナの言葉に2人は即答する。
「まあ話は最後まで聞いてくれ。実は今朝、君達の事務所にガサを入れてね、面白いものが見つかったんだよ」
ユウナは笑ってそう言いながら、部屋のテレビについたビデオのリモコンのスイッチを押す。
そこにはマリューがノイマン達を訪ねてきたときの防犯カメラの映像が映っていた。
「いや、最初は君たちはもう国内にいないものと思って、アスハ代表の誘拐の容疑で令状を取ったんだけど、
色々調べたら『彼ら』と違って、
どうやら君達はまだオーブにいるみたいだから、直接話をしようと思ったのさ」
ユウナは、ノイマン達がマリューを見送った映像の所でビデオを止める。
「君達は昨日、ガロードと頼まれてアスハ代表をフリーダムから逃がそうとしてくれたろう?
そのせいで君達の営業用の車が御釈迦になっちゃったみたいだから、せめて失業手当代わりにと思って誘ってるのさ」
「いえ、他の車があるので大丈夫です」
チャンドラが再び即答する。だがユウナも黙ってはいない。
「いやぁ、あれだけのスピード違反を市街地のど真ん中でしたら、さすがにこっちも営業免許を取り消さないとなぁ」
「くそ、やっぱりあいつらと関わるとロクなことがない…」
「まったくだ。一緒にいるだけでテロリストや精神異常者扱いだ。俺達はほとんど喋ってすらいないのに」
2人が口々に言う。
「訴えてやる!」
「あの茶髪の弁護士に頼もうぜ。合コン開けば弁護してくれるかも」
「裁判は時間がかかるよ?それにもちろん相応の報酬を払うよ。
望むならそれなりの待遇で軍に採用してもいいし、オーブ軍の仕事を君らの運送会社に優先して発注しよう」
結局、2人は2時間ほどの交渉の末、アークエンジェルへの搭乗を承諾したのだった。
アークエンジェルには次々と物資が積み込まれていく最中であった。
その中には白や赤のザクや様々なMSのパーツが含まれている。
その頃、ガロードはオーブ領海ギリギリまで来ていた空母タケミカズチのブリッジにいた。
やがて、ユウナが白服を着た女性とともにブリッジに入ってくる。
「ガロード、こちらが暫定的にアークエンジェルの艦長となられるタリア・グラディス艦長だ」
「ガロード・ランだ、よろしく」
「タリア・グラディスよ」
ガロードとタリアが握手を交わす。
「グラディス艦長、それではよろしくお願い致します」
ユウナが少し静かに、そして力強くタリアに言った。
そしてそこに、さらに2人の男が入ってくる。
「やあ待っていたよ、2人とも」
「あー!トラックとタクシーのオッサン!」
「よ、少年。また会ったな」
「グラディス艦長、ガロード、紹介するよ。
アークエンジェルの操縦桿を握ってもらうアーノルド・ノイマン氏、
CICを担当してもらうダリダ・ローラハ・チャンドラ2世氏だ」
「アーノルド・ノイマンです」
「ダリダ・ローラハ・チャンドラ2世です」
各々の自己紹介の後、3人はユウナに促され、アークエンジェルへ向かうべくブリッジを後にする。
「彼らはまさか…」
タリアがノイマン達を見て表情を曇らせる。
「おや、ご存知ですか」
「でもあの時アークエンジェルにいたクルーは全員脱出していたのでは?」
「あの2人は『彼ら』の誘いを断ったようですよ。その場面を撮影した映像ありますけど見ますか?」
「彼らはクライン派ではないのでしょう?」
「えぇ、元は連合の常識的な軍人さんです。腕の方はザフトの貴女方の方がよくご存知のはずです」
「皮肉なものね。ザフトにとっては悪魔のような不沈艦に今度は助けられるなんて」
「我が国の製品は丈夫で長持ちがモットーですから。もしよろしければ議長とも商談をしたいものです」
「乗ってみてから考えさせてもらいますわ」
「そうですか、それでは御武運を」
一方、GXでアークエンジェルに乗り込み、荷物などの積み込みを終えたガロード達は、
ミネルバから移ってきた面々との対面を果たしていた。
「しばらく厄介になることになったガロード・ランだ。よろしくな」
「レイ・ザ・バレルだ。よろしく頼む」
レイはガロードを気に入っていた。
ガロード・ラン、ガンダムダブルエックスのパイロットであり、
他でもない、レイにとって、彼の分身とも言えるラウ・ル・クルーゼを討ち、自分達の命という実験台の末に生まれた
憎き男、キラ・ヤマトの駆るフリーダムを打ち負かしたからである。
「ルナマリア・ホークよ」
「ガロード・ランだ。あと、今は部屋にいるんだけど、俺の仲間でティファって子がいるんだ。
大人しい子だけど、仲良くしてやってくれ」
「わかったわ。ねぇ、レイ。そういえばシンはどこ行ったの?」
「おそらくインパルスの所だろう。アークエンジェルの発進システムと、
インパルスのシルエットシステムを調整する必要があるからな」
「もう終わったよ」
そこに艦の奥から黒髪の男がやってくる。
「あー!お前は!?」
「あんた、慰霊碑の…」
「ガロード・ランだ。よろしくな」
ガロードが手を差し出す。だがシンはそれを聞いた瞬間、ガロードに噛み付いた。
「ガロード・ラン…ダブルエックスのパイロットだろ」
「ああ、そうだけど」
「どうしてあの時、邪魔をした?」
「あの時?」
「フリーダムが襲撃してきた時だよ。あともう少しでフリーダムを倒せたかもしれなかったのに…」
「お前、あのガンダムの…俺はユウナさんからカガリさんを守るよう頼まれてたんだ。
あんだけコックピットを殴りつけたら中にいるカガリさんが危なかった」
「ふん、アスハの野郎が乗ってるんだったらなおさらだ。まとめてぶっ殺すチャンスだったのに…」
「おい…どうしてそんなにカガリさんを憎んでるんだよ?」
「お前には関係ないだろ、といいたいとこだが、オーブに雇われてたお前には教えてやるよ。
前に、慰霊碑で、家族が戦争で死んだっていったよな。
俺の家族は戦争の時…アスハに殺されたんだ!」
そう言ってシンはその場を去ってしまった。
「なんだよ、あいつ…」
「あの人は…優しい人です」
背後から聞きなれた声が聞こえる。
「ティファ」
「ガロード、あの人は、本当はとても優しい心を持っています。でも、その心が深い悲しみに覆われているだけ…」
そこにレイがさらにフォローを入れる。
「その子のいう通りだ。根はいい奴なんだ。気を悪くしないでくれ」
「まぁ、みんながそう言うんだったら…」
こうしてガロードとシン、2回目の対面がされたのであった。
そして世界が目まぐるしく動いていく真っ只中に自分達が突入しつつあることを彼らはまだ知らない。
ブリッジでは操縦席に座ったノイマンがアークエンジェルのコントロールシステムの最終チェックを行なっていた。
「艦内ネットワークシステム異常なし、メインエンジン出力良好。艦長、発進準備完了しました」
「タケミカズチのユウナ代表代行からメッセージです。『貴艦の航海の無事を祈る』とのことです」
「わかりました。不沈艦アークエンジェル…その真の力、見せてもらうわよ。アークエンジェル、発進!」
「アークエンジェル発進します!」
ノイマンが操縦桿を引く。
こうして、背後にミネルバを牽引しながらも、
アラスカ、ヤキンを潜り抜け、ザフトからは不沈艦と恐れられたアークエンジェルが今、再び、発進したのであった。
アークエンジェルが発進したころ、宇宙では、連合によるプラントへの総攻撃が行なわれていた。
前線から知らされる情報をデュランダルは評議会議員達と固唾を呑んで聞いていた。
だが、凄まじい連合の物量に対して、ジュール隊を始めとする各部隊は獅子奮迅の働きを見せていた。
「グゥレイト!数だけは多いぜ!」
ガナーウィザードを纏ったザクが連合のMS部隊へ向けてオルトロスを放つ。
2機のダガーLがそれに貫かれ、残りのウィンダムが散開するが、
それを待っていたかのように青いザクがビームトマホークを振りかざしてウィンダムの上半身と下半身を切り離す。
「えぇい!なにがグレイトだあ!」
「おいおい、まだまだ敵さんはいるんだ、そんなカリカリすんなよ」
だが、軽口を叩きながらも2人の顔は真剣そのものである。
なぜならその眼前には十機ほどのウィンダムが迫ってきているからである。
「おい、ディアッカ、機体のエネルギーはあとどれくらい残っている?」
「HAHAHA!オルトロスが撃てて3発ってとこかな、早く補給しねーと」
「なら2発撃ち込んでお前は離脱しろ。背中は俺がなんとかしてやる」
彼らの機体は限界に近づいていた。
コーディネーターの能力が高くても実戦の経験が豊富なパイロットが多い訳ではない。
故に、圧倒的な物量を前にジュール隊の各機も戦線離脱を余儀なくされていた。
さらに、ヤキンを生き抜いたイザーク達の力を以ってしても、機体の消耗は避けられない。
そして、今、彼らが補給のために離脱しようものならそこは大きな穴となり、プラントの
防衛線に大きな穴が開いてしまう。
仮に補給のために離脱しようとしても目の前にはウィンダムが迫ってきており、離脱どころではない。
「くっそぉぉぉ!」
「くそ、俺はまだ言わなくちゃならないことがあるんだ」
彼らが悔しさを叫びに変えた時、目の前のウィンダムの部隊が、
降り注ぐビームに貫かれて次々と撃墜されていった。
「待たせたな、黄昏のMS乗り、ハイネ・ヴェステンフルス様が助けに来だぜ!」
「ハイネか!?」
「ハイネのだんなぁ、助かったぜ。でもその口上ってオーブの…」
「ありゃ、やっぱわかっちゃう?」
オレンジ色のザクとオレンジ色のショルダーパーツを付けたザクの部隊は次々とウィンダムを撃ち落してゆく。
「いいからここは俺達に任せて補給をして来い!戦闘はまだ終わっちゃいない」
「了解した」
「了〜解♪後は頼んだぜ」
イザークとディアッカはそう言うとひとまず母艦へ向け機体を発進させた。
「さあ連合の野郎ども、かかってきやがれ!」
ウィンダム部隊の迎撃を終えたハイネの部隊が連合の艦隊へ突撃する。
特にハイネのオレンジ色をしたのザクは迎撃のミサイルを掻い潜り、次々と戦艦にビームを撃ち込んでゆく。
こうして徐々にではあるが、ザフト側が持ち直しつつあった。
現状で、連合・ザフトのパイロット能力を含めた戦力はほぼ互角であったといえよう。
だが、そうした戦況を一気に変化させる兵器が潜んでいた連合の艦隊から放たれた。
その情報は、評議会、ヴェステンフルス隊、母艦で補給を行なうイザーク達にも届けられた。
「核部隊だと!?」
「はい!哨戒のMSからの情報です。完全に死角を突かれています」
デュランダルは少し考え、手元の通信装置を操作する。
「どうやら君達の力を借りることになりそうだ」
「オッケー、その代わり報酬ははずんでよ?」
「俺は金塊で頼むぜ」
「わかった。仕事に見合ったものは用意しておこう」
デュランダルが通信を切り、2機の機体が出撃していく。
「おいロアビィ、その飛行機の慣らしは済んだのかよ」
「まあね。調整に手間取ったみたいだけど、レオパルドにはデータがあったからなんとか」
「まあいいや、俺が先行するから、お前は撃ち漏らしを頼むぜ」
発進した蒼いMAが、連合の核攻撃部隊へと突撃してゆく。
「オラオラオラオラ!」
蒼いMAは機体を旋回させながらビームを発射し、核ミサイルを叩き落してゆく。
「おのれ、ザフトめ。今度こそ青き正常なる世界のために!」
核部隊の護衛機であろうウィンダム数機が蒼いMAに向かってゆく。
すると、MAは変形してMSへと姿を変えて、両の腕の手にあるバスターライフルでウィンダムを撃墜する。
「空の王者の名は伊達じゃねぇんだよ!」
蒼いMSのパイロット、ウィッツが咆哮する。
核攻撃部隊は肩に核ミサイルを搭載した大型のユニットを付けているため、動きが鈍く、
次々とエアマスターの餌食となり、宇宙に輝く光と姿を変えていく。
その後方では両腕にガトリングガンを装着し、サポート用の航空機、Gファルコンとドッキングした
黒みがかった赤色のMSが、飛んでくるミサイルを叩き落してゆく。
「悪ぃ!そっちにまとめて抜けてった!」
「大丈夫、大丈夫、復活したレオパルドの力、とくとご覧に入れましょう」
エアマスターが撃ち漏らした核攻撃部隊とその護衛機がレオパルドへ向かってゆく。
だが、レオパルドは動じずに両腕のガトリングガンを放ちながら、胸や足からミサイルを撃つ。
それでもなお放たれる核ミサイルも、レオパルドから矢のように降り注ぐ拡散ビームで撃ち落されてゆく。
「さっすが、デストロイっていうだけあるねぇ」
ロアビィが笑みを浮かべる。
そして、その凄まじい機動力で連合の艦の懐に飛び込んだエアマスターが1つ、また1つとブリッジにライフルを打ち込んでいった。
奥の手であった隠れ艦隊と核攻撃部隊を失った連合側の士気はみるみるうちに低下していき、
やがて、閃光弾が上がり、連合の部隊は撤退していく。
「ようし、奴ら撤退していくぜ。
なんてったってガロードの奴ばっかりにいいカッコはさせてらんねえからな」
「じゃあ、お仕事完了だね。早く戻って、みんなとお茶しないと」
「おぅお前達、助かったぜ!さすが議長の隠し玉だけあるな」
「ハイネか、おめえも随分な活躍じゃねえか」
ウィッツとロアビィは気付いたら、宇宙にいた。
そこを、警戒任務に当たっていたハイネに発見され、
取調べを受けた後、MSの腕を買われて、そのままザフトに雇われることになっていたのである。
そんな中で、彼らはガロードがツインサテライトキャノンでユニウスセブンを吹き飛ばしたことを知ったが、
デュランダルが、オーブにいるガロード達と接触できるよう取り計らうことを条件にプラントにとどまっている。
そして、デュランダルの下には一機の戦闘機があった。
その機体はウィッツ達がハイネに発見される前にザフトに発見されたものであったが、
これもウィッツやロアビィ達の機体同様、別世界に技術で作られていることが判明していた上、
そのデータにエアマスターやレオパルドのデータが残されていたことも、
ウィッツ達がデュランダルに雇われる理由の1つとなったことは言うまでもない。
その数日後、オーブのアレックス・ディノとしてプラントに到着していたアスランは、
イザーク、ディアッカと共に郊外にある墓地にいた。
デュランダルにユウナから渡された親書を手渡したアスランは、デュランダルに案内され、
セカンドシリーズ最後の機体であるセイバーを見せられていたのだが、ザフトに戻るべきか彼は迷っていた。
ユウナの提案に乗りオーブで生きるか、カガリを説得してプラントで暮らすか、
それともこのままザフトへ戻り、カガリとは別の道を歩むべきか。
自覚はないものの、従来から周囲に流されやすく、優柔不断なアスランにその答えを出すことは困難であった。
そんな中、プラントへ来たのだから、亡くした戦友の墓参りをすべく外出依頼を出したら、
そこに監視兼護衛として現れたのがイザークとディアッカだったのである。
ニコル・アマルフィと刻まれた墓石に花を沿え、黙祷を捧げる。
ユニウスセブン破砕作業を行なう自分達を襲ってきたテロリストが言っていた台詞、
「なぜ気付かぬか!?我らコーディネーターにとって、パトリック・ザラの取った道が
唯一正しきものであると」
この言葉はアスランの心に深く突き刺さる楔となっていた。
そこに黙祷を捧げていたイザークが口を開く。
「戻って来い、アスラン。俺が何とかしてやる」
「イザーク…」
「デュランダル議長はザフトを裏切った俺達を必死に弁護してくれた。
議長がいなければ、今俺はここにはいるまい」
そこにディアッカが軽口で場を和ませようとする。
「ま、俺は緑に降格されちまったけどな」
「この先、連合との戦いはきっと激化していく。ザフトにはアスラン・ザラという力が必要なんだ。
もう一度言う、アスラン、戻って来い」
「欲しいのは俺の力という訳か…」
「馬鹿者!貴様、いったい何が気に食わないというのだ!?
俺達は仲間だろうが!仲間に戻って来いと言ったらいかんのか!?」
「落ち着けよ、イザーク。でもな、アスラン、お前がニコルのことを思うんだったら、やるべきことは1つなんじゃないのか?」
「ディアッカ…」
アスランが、ラクス・クラインの偽者、ミーア・キャンベルといるデュランダルの下へ行き、
強い決意の下、セイバーを受領して、地上へ出発したのはその2日後のことである。
だが、地上でアスランが得た、自分が不在の間の情報を聞き、彼の心はまた大きく揺れ動くことになる。
アスランがセイバーを受領して地球へ向け発進した頃、エアマスターに乗ったウィッツも地上へ来ていた。
デュランダルの使者として、彼からユウナあての親書を携えてオーブに向かっていたのである。
事前に連絡を受けていた迎えのオーブ軍に誘導され、入国したウィッツはそのまま行政府へと案内された。
彼が身に纏っているのはザフトの赤服であった。その襟には信頼を示す証が輝いている。
やがてウィッツがいる部屋にユウナがやって来た。
「特務隊フェイス所属のウィッツ・スーです。議長からの親書をお届けにあがりました」
「オーブ首長国代表代行のユウナ・ロマ・セイランです。この度は遠路はるばる御苦労さまでした。
確かに、議長からの親書、受領いたしました。本日はお疲れでしょうが…」
ユウナがそう言い掛けたとき、プププと笑いを抑える声がどこからか響いてくる。
「な、なんだ!?」
「あはははははは!もう駄目、おかしくて我慢してらんないぃ!」
部屋にある机の下からトニヤが出て来た。
「げぇ!てめえなんてとこにいやがる!?」
「いやいやなかなか様になっているぞ、ウィッツ」
カーテンの陰からシンゴが出てくる。
「お前ら、一体どうして?」
ウィッツがそう言うと、部屋の扉が開き、ジャミルが入ってきた。
「ユウナ殿から連絡があってな。プラントから、『ダブルエックスの関係者を使いに出す』との連絡があったと聞いて、
誰が来るかと待っていたんだが、エアマスターの姿が見えて、みんなが、な」
「ったく人が悪ぃぜ。俺だって本当はこんな肩がこる服なんざ着たくねーんだよ。
でもデュランダルのオッサンとの契約がまだ残ってるから仕方なくだなぁ…
っててめえらいつまで笑ってやがる!」
「じゃあ、僕はこの辺で失礼します。キャプテンジャミル、あとはごゆっくり話に花を咲かせて下さい」
そう言うと、ユウナは部屋を後にする。
デュランダルからの手紙を読んだ彼はその後、急遽閣議を開いたのである。
つづく(次回は土曜日か日曜日)
書き込んだ後待ち時間を潰すために他のスレ見てたら某スレに盛大に誤爆してしまった…orz
お疲れ様ぐっジョブ!
アスランってひょっとして、キラより数段たちの悪い人間じゃないだろうか?
ともかくGJ!
ちなみに『つづく』の表示は、も少し行間を空けたほうがいい
GJ!
ロアビィ&ウィッツktkr!
しかも活躍しまくってるし・・・まあガロードがキラ相手にあれだけやれるんなら当然といえば当然だが。
さらにGファルコンまであるしで今のザフトは向かう所敵無しだな。
にしても凸はあれだけの好条件出されてもやっぱりザフトに戻るんだな・・・
考えてみれば奴がザフトに戻らずアレックスとして通した話って見たことねえ。
しかしGファルコンがあるということはザフトとオーブが組めばサテキャ撃ち放題と言う事に・・・
まさか緊急閣議ってその事なのか!?
CE製Gファルコンじゃ無理じゃね?
>>301 > その機体はウィッツ達がハイネに発見される前にザフトに発見されたものであったが、
> これもウィッツやロアビィ達の機体同様、別世界に技術で作られていることが判明していた上、
> そのデータにエアマスターやレオパルドのデータが残されていた
どう見ても本物のGファルコンです本当にありがとうございました
パイロット無しなのが気になるがもしかして話に聞くGファルコンΔだったり・・・
バーストやデストロイと合体するときは元々Bパーツだけだよな?
もしやAパーツは脱出してそのまま隕石に衝突しちゃったとか
>>304 パーラはそんなうっかり惚れた女を撃っちまう様な奴とは違うと思いたい、が・・・
マジレスするとAパーツ無しの状態で飛行機や戦闘機という表現をするだろうか?と思うんだが・・・
アレじゃね?
パーラのG隼はサテリコンが製造途中で廃棄されてたのを拾ってきて完成させたらしいし
他にも廃棄されてた奴が有ったor剏ゥたいな実験機の一体が流れ付いたとか……
>>305 なんだこれって思いながらデータ呼び出してみたら
レオや餌と分割合体可能って分かったんじゃね?
んでGFそのものに対して「飛行機・戦闘機」
308 :
305:2006/12/07(木) 22:14:26 ID:???
>>307 ええと、つまりBパーツだけ拾ったけど、
データを調べてみたら無くなってるAパーツ込みでの「戦闘機or飛行機」が本来の姿だと分かったってこと?
・・・ふと思ったんだがそうしたデータってBパーツには積んであるんだろうか?
合体・分離機構の制御プログラムとかはともかく、
機種識別用の機体データやらの容量を食いそうなもの含め大半は、
コックピットのあるAパーツに集約されてそうな気が・・・
>「ふん、アスハの野郎が乗ってるんだったらなおさらだ。まとめてぶっ殺すチャンスだったのに…」
シンの暴言は今更だけど、これってよく考えたら本気で洒落にならんなw
ガロードだったからよかったけど、軍人が他国の元首を殺す発言しちゃってるから
オーブの政治家とか居たらデュランダルとかでも流石にこれはカバーできん位やばい。
ガロードの外見が気安かったんだろうな。
代わりにジャミルだったら怯んで同じ態度は取れまい。
キラもそうだが
シンもたいがい馬鹿だよな
てか、種は壊れた主人公しかいないのか?
シンは侵攻してきた連合にもっと怒るべきだと思う。
序盤じゃあんまり関心なさげに見える。
そこが不思議なんだよな。
普通はあの状況なら連合>オーブの順だよな?憎むのは。
まあ、アークエンジェルをオーブが匿ったとかその辺の裏事情を知ってたり、
初期の設定通り、彼の家族を撃ったのが自由でそれがオーブ所属だってのを
知ってれば話は別だろうけど。
主人公は馬鹿でもいいけどそれをマンセーするから種はみんな馬鹿にしかみえない。
>>313 家族を味方のはずのフリーダムに吹っ飛ばされたのが大きいんじゃない?
>>316 世の中には冗談ですむ発言とすまない発言があります。
後、半分本気な気がする。
あそこでなかにカガリが居る事を知っていても果たして彼がとまったかどうか。
フリーダム恨むか連合恨むかはそれこそ人それぞれじゃね?
そりゃ連合も憎いだろうが、自分の家族ぶっ殺されたら連合オーブ関係ないんじゃねーだろーか。
>>315 >>318 いや、それならそれでいいんだが。
フリーダムの所為で死んだという設定が揉み消された所為で不自然に感じるんだよね。
エヴァのシンジのような目にあってりゃちったぁ考え方も変わるだろうがなー
人間が蟻を気にして歩けるかと
そりゃ豚負債のやることなんてチョン以上に斜め下だからな。
>>319 二次創作とかとは違い、それらしいというだけで吹っ飛ばしたのは本当に自由なのかは
第一話アバンの映像じゃ不明だぞ。
総集編じゃカラミティがやったっぽく変わってたけど、シンも自由を仇だと認識してなかったし
自由じゃないという設定なんだろう。
まあ、あの状況で吹っ飛ばしたのが誰かなんてシンに分かるとは思えないんだがな…
吹き飛ばされたときに飛んでいった自由を見てるから仇なんじゃないか、と思うのがフツーじゃないか?
あの無能負債が、シンが自由を見たときにせっかく吹き飛ばされたシーンを
大好きなバンクで再現すりゃよかったのにしない理由なんて、忘れてたからだろうがな。
理不尽かもしれんがデス種本編では自由はシンの反応見る限り仇と思ってないというのが厳しい現実。
連ザUではシンの両親とマユは自由が殺した事になってるらしいぞ
もう何でもあり。時空のカオス。
結局、負債は大好きなキラきゅんを憎まれないようにしたくて仕方ない、ってことだ。
あいつらの怠慢で俺達が険悪になるのもバカらしいし、久しぶりにコーヒー飲んでこようぜ?
つまり、影の薄い主役の背景なんか気にするなという負債のお告げだ
負債の妄言によって戦う理由すらすり替えられた哀れなピエロ
シン・アスカの未来に幸福はあるのか!?
残念、ありません
その未来を変えるのがXキャラの仕事だろう
シン・アスカに未来はないだろう。種死全部なかったことにしてあそこで家族とともに死んだほうがましな運命だったような。
自由
空中から地上の辛味にフルバースト
辛味
地上から空中の自由に一斉射撃
シン一家は地上にいた。
どうみても自由のせいです。本当にありがとうございました。
「その運命に反逆する」
谷口悟朗監督、黒田洋介脚本で種死を再創世するスレ
つまりシンがカズマで凸が劉鳳?
・・・正直凸が劉鳳並に信念持った漢だったらそのままのシンでも十分救いがあったのではないだろうか?
いや 間違いなく凸の正義のもとに断罪されるだろう
シン=ユウ
って理解で、おK?
>>337 ・・・言われてみりゃそうだな、特にデストロイ戦の辺りなんか。
じゃあ種死に必要なのはカズマだったのかというとそれはそれで問題がある。
シンがカズマ足りえるには何かが足りない気がするし、
かといってキラを当てるのは(少なくとも種死の時点では)何かが果てしなく違う気がする。
そこでふと思った。
もしかして種死に必要なのは君島なのではないか?
>>337 っていうか、その当時ならシン部下なんだからキチンと叩き直しておけという話
>>322 ぶっちゃけ避難船方向に敵追い込んじゃった時点でアウトって気がしないでもない。
>>341 逆じゃね?
ジャスティスがシンの視界に映ってなかった事を考えると凸加勢前と思われ、
その時点では常夏の3機に自由の方が押されてたはず。
だから辛味が自由を避難所の方へ自由を追い込んだの方が正しい希ガス。
まあ常夏の連中に相手をどこかに追い込むって意識があったかはかなり怪しいし、
追い込まれたキラが悪いことにも変わりは無いけどさ。
あれが一番おかしいのは、そもそも交戦状態に突入してるのに避難が終わっていない事
どう見てもシンの家族(やその他避難船に居た人々の家族)はアスハのせいで殺されました
>>336 まんまキャラを当てはめるんでなく、そのスタッフのノリで物語を再構築の方が面白げ
リヴァイアスだってその二人だ。
平和とは無能が最大の悪徳とされない幸福な時代のことを言うのだ
ウズミは所詮危機管理能力が欠けた人間だったってこった
>>343 むしろ、避難先の確保も誘導も終わってないのに交渉やめちゃう方がヤバス
そういや、ウズミパパ「避難は終わってる」みたいなこと言ってなかった?
都市じゃなくて山に逃げるぐらいの避難だな
島国せめー
>>342 >追い込まれたキラが悪いことにも変わりは無いけどさ。
いやマテ、擁護じゃないけどさ。追い込まれたこと事態は悪いことじゃないだろ
問題は地上に向けて発射したことであって、避難民に気付かなかったのは無知の罪→悪
キラ&自由がシン一家にとって悪なのは
>>332の図表をみても明らかだが。
山中の避難民に気付けとか無茶言うなよ
あの戦闘がウズミの言う「避難完了」後なら、ウズミ寝ぼけてんじゃねー、だし
避難完了前(凸が加勢に来る前?)だったら、地上に国民がいるなんて当然なのに
地上に向けて発砲するキラマジ外道、ってことじゃね?
あのシーンってさ
第1話→自由&辛味の攻撃の余波
総集編→辛味のみ攻撃の余波
SE1→自由&辛味の攻撃の余波
で統一されてないんだよね
福田はキラを擁護したい(シンの家族死亡の直接原因にキラが関わっていない)のかわからないよ、ホント
しかしながら、国土防衛のために闘ってる兵士が撃った流れ弾が
逃げ遅れた民間人に当たってしまったからって、それは罪に問われるのか?
問われるとしたらそれはそれで理不尽な気がする。
罪とかそういう問題じゃなくて、守るべき対象に向けて弾を撃つ馬鹿はいねーだろ
キラ「僕の撃った弾が外れて流れ弾になるなん思わなかったんです」
これでいいじゃん
仮にも防衛戦なら立ち位置は逆だよなって事だろ?
EDN氏のDXvs自由みたいに。
人がいるとわかっている市街地で、MSの銃火器を使用する馬鹿>某スパコディ
ガロードは使用してないのに……
キラってわからんね…
描写でいえば全キャラアホにしか見えない
結局の所、自分の中と目の前しか見えていないんだろう。
付け加えると、決定的に想像力が足りない=新しいものを産み出す力に欠けるってのも。
つか、避難している人間の傍に防衛線をひく馬鹿はいない
キラしか居なかっただろあそこで戦ってたMS
戦火を拡大して被害を増大させただけだな
連ザ?�買ってきたんだが、アヌメよりも明らかに自由が殺した描写がハッキリしてるな
「その戦闘のさなか、一機のMSが放った光の矢が、シンの家族を一瞬にして焼き尽くした」
↓
ここで自由の地上への砲撃が直撃する絵
↓
シン「フリーダムは、俺が討つ!」
>>361 敵で出てくるキラのセリフのウザさ、PLUSのキラの敵対ミッションの説明のウザさは異常
ふつう避難民のせる船とそこに到る道のあたりではなるべく発砲などしない
もし近くで戦闘が起こりそうならそこから相手も離れていくように誘導
もしキラが力のある子供ではなく力のある戦闘者ならきっちりコレくらいは考えられていたと思う
キラって破壊の巧みな素人で成長ストップしてるから色々突っ込まれる事になるんだと思う
チラシの裏
キラって人の妄執の集大成なんていうおいしいポジションにいるのに
やることが子供っぽいから馬鹿に見えるんだとおもう
個人的にキャラ性ってのはきっちりした規則の中にありながら目指す目的の為に
いつ、どんな時にその規則を破るかってことで映えるんだと思うよ
シンは、ティファが、優しい人と言ってたんだから、これから何かあるべ。
それよりまた合コン同盟が負債に喧嘩売ってたなwww
ノイマン「嘘つくんじゃねェェ! おまえがあの艦長のわけねーだろ!
百歩譲ったとしても上に『大空』がつくよ!!」
マリュー「おいィィィ! 戦艦扱いかァァ!!!」
キラ「……」
大空魔乳パイキング?
>>352 むしろそんなん撃った方が責任感じて自害するようなトラウマだろ
だってお前、アレだぜ?
種で言うと、最初の大気圏突入の所でデュエルとストライクの戦闘中に
イザークじゃなくてキラが間違って、避難民のシャトル打ち落とすようなもんだぜ?
キラが完全に潰れるクラスの衝撃だぜ。
むしろその状態から這い上がるストーリーの方がよかったんじゃね?
>>343 オーブなんてアスハマンセーの専制国家に頼ったのがアスカ家の間違いだったな。
しかし比較的安全なコーディ受け入れ国家がそれくらいしかない悲しさ。
プラントに住んでれば良かったんじゃ
>>369 俺も自分で書いていてそっちのほうが良かったなと思った
嫁にも、キャラクターを一度汚す勇気があればなぁ
オーブは平時ならいいんだが戦時対応がお粗末だからな。
アスハ>>>理念>>>国民な国だから緊急避難は自己努力が必要だ。
>>372 実はオーブは技術力維持のためにコーディには出国制限をしていたりとか……?
某歴史小説家が陸軍の戦車将校だった時、「敵軍上陸の際、迎撃計画のこの進軍路は避難民で溢れかえる
ことが予想されます」と上申したところ、「踏み潰せばいいじゃないか」と上官は告げたそうな。
>>370 ひょっとしてモルゲンの技術者でサハクお抱えだったんじゃね
分からないんだが、なぜキラは連合との同盟をやめさせるために同盟反対派のカガリを誘拐するんだ。
原作じゃカガリいなくなっても普通に連合と同盟してたし。
>>377 どっちにしろ死ぬ(少なくとも作戦立案者の思考では)からってやって良いことと悪いことがあるよな
>>375 流石にそれは悪意を持って見すぎだろう。
コーディーネーターで地球に住みたい人がオーブに住む事を選ぶって総集編でシンが言ってるし。
後、中立国だから安全だと思ったっていう理由もあるみたいだな。
まあオーブの中立は連合とザフトが均衡状態にあったから成り立っていたものだから、
そのバランスが崩れた時点で危険は察知する必要があったな。
>>347>>350 トップが末端の事把握してないなんてざらにある話だろ
えらいさんは計画どおりに事が進むと何故か信じてるものさ
非常時でそんなわきゃねーのにな
つぅか、オーブ戦でキラって管制の指示受けてたんだろか
そういうの聞いて動けるよな訓練してねぇと思うんだが
多分「D地区にて避難民誘導中!」とか言われても空間機動中で聞いてない、とか
D地区がどこかわからないとか
ありそうな感じでない?
>>383 避難完了しているんだから考える必要ないです。
385 :
絵板の人:2006/12/08(金) 21:28:14 ID:???
HPはまだ完成しておりませんが、80話をいただいておりながらまだというのも考え物なので、
見切り発車で公開します。これでX運命関連は外部移転ということに
なお、雑談掲示板はGX−P氏から私に管理人が変わりました
以後、X運命専用の掲示板として運用いたします
このスレとの関係ですが、希望として、テンプレに当HPのアドレスを入れてくださればと思います
X運命関連の感想は、強制ではありませんが、なるべくこちらの雑誌(雑談板)で書いていただければ
外部移転すれば、もうおかしなことにはならぬと思うので、
これからも良好な関係であるようにこちらは精一杯の努力をするつもりです
ttp://gx-destiny.x0.com/gx/top.htm
80話キター
乙です>X運命氏及び絵板の人殿
>>385 ちらっと見たがメニューが充実してるな
完成を楽しみにしてる
誰かwikiに追加よろ
感想はこれ、雑誌に書いたらいいんだよな?
掲示板のリンク先に雑誌が入ってるあたりがなんともよろしい。
なぁ、80話もうあがってんの?
>>392 あがってる。ジャミルが告白とかやってるね
本編のメニューに入ってみろ
「オーブは貴様達の蛮行を決して許さない!」
ユウナは、行政府の執務室にいた。
最初、プラントへ旅立ったアスランにユウナが渡したデュランダル宛ての親書の内容は、
オーブにいるラクス・クラインを不法入国者としてプラントに強制送還したい、というものであった。
ユウナにとっては、キラは厄介者でしかない。
キラ・ヤマト達がカガリや各地のクライン派から手に入れた資金で
極秘にフリーダムを修復・保持していることは調査の末、判明しており、
いつ、どのような直接的行動を取るかわかったものではなかったし、
カガリがキラ達と繋がっている限り、仮にユウナが正しかったとしても、
カガリはかつての仲間達の言葉のみに耳を傾け、理想主義者としていつ国を焼く結果となるかを考えるだけでも恐ろしい。
だが、キラ・ヤマトはあくまでもオーブの国民であり、オーブから排除することはできない。
そこでユウナはラクス・クラインに目をつけた。
事実上のキラ・ヤマト達のリーダーであり、キラ・ヤマトとフリーダムという世界最強の剣を自在に操ることができる存在。
ラクス・クラインを排除できれば、キラ・ヤマトは大きく力を失い、
ひいてはカガリを、理想主義を通り越した妄想主義から脱出させ、
一人前の指導者となれるよう導くことができると考えたのである。
もちろん、そのような指導者になることをカガリが真に望めば、の話であるが。
それ故、あくまでも穏便に、適法に、ラクス・クラインをオーブから排除しようと考えたのである。
とはいえ、ラクス・クラインをおおっぴらに送還したのでは、国内のクライン派が何をしてかすか分からない上、
プラントとの関係を悪化させたくなかったために、デュランダルに意見を求めたのである。
それに対する返事が、ウィッツが運んできたデュランダルの親書、であった。
そしてその内容は、
色々ありましょうが、ラクス・クラインはそのままにしておいて欲しい
というものだった。
色々、という言葉とウィッツがプラントを出発した日がカガリ誘拐から数日後であったことから、
デュランダルの意思としては、カガリ誘拐犯のグループのメンバーであることも伏せておいて欲しい、という意味である。
これをオーブ政府としてどのように考えるか、それが先日行なわれた緊急閣議の議題であった。
結論としては、今回はプラントの意向を尊重しようということとなった。
理由としてはいくつか挙げられるが、主だったものは、
連合との同盟締結を内部的には決定しているオーブがプラントとの関係を悪化させることは望ましくないこと、
内国のクライン派への牽制、
プラントに「恩」を売っておこうとするもの、であった。
その結果、犯人としてはフリーダムに乗った実行犯であり、
世界的にも前大戦の英雄として世界に知られているキラ・ヤマトが首謀者である、と発表することになった。
話を執務室のユウナに戻すと、ユウナは準備完了の知らせを受け、彼はそのテラスの外へと出てゆく。
オーブ国内のテレビでは一斉にユウナの姿が映し出され、人々は何が起こったのかとそれを一斉に見た。
そして、ユウナが口を開く。
「国民の皆様、私はユウナ・ロマ・セイランであります。
本日は、先日の式典で発表できなかった重大な事項の発表を行なうべく、この場をお借りすることにしました。
我々オーブはかつて連合の傘下へ入ることを拒否し、国を焼かれました。
戦後、独立を取り戻した我が国ですが今、連合は再び我が国に手を貸すよう求めてきております。
ですが、私は今こそ、ここに宣言する。
他国を侵略しない、他国の侵略を許さない、というオーブの理念は絶対に曲げない。
今度こそは我々はこのオーブを守り抜いてみせる。
先日、フリーダム率いる卑劣なテロリストどもに連れ去られたアスハ代表のためにも、
その命を以ってこの国を、理念を守ろうとなされたウズミ前代表のためにも、
皆様の力をこの私に貸していただきたい!
そして、皆さんにご報告があります。アスハ代表を拉致したグループの首謀者が判明致しました。
それは、キラ・ヤマト、そしてかつての大戦の折、我が国に亡命してきたマリュー・ラミアス、
そして、我が国にいつ入国したのかは不明ですが、ザフトの砂漠の虎、アンドリュー・バルトフェルドの3名であります。
彼らはいずれもかつての大戦でアークエンジェルに関わっていた人間であるようですが、
今は、彼らが代表を拉致し、甚大な損害を我らに与えたテロリストであることは遺憾ながら間違いありません。
よって私は決意いたしました。アスハ代表を連れ去ったテロリストに告ぐ!
今、すぐにアスハ代表を解放して法の裁きを受けよ!
貴様達のしていることはオーブへの侵略行為である。
故にオーブは貴様達の蛮行を決して許さない!」
そして同時に、フリーダムがカガリを連れ去る映像と
ダブルエックスがフリーダムの腕を切り落とした映像が映し出されていた。
オーブの国内は一瞬、静まり返った。
今までユウナは、表舞台で声を大にして叫んだり、国民に訴えかけるような演説をする政治家ではなかった、と
非常に多くの国民は考えていたため、普段とのギャップに呆然としてしまっていたのである。
特にオーブへの侵略を許さない、という言葉の力強さは、突如として発生した嵐のようなものであった。
やがて国内の多くは歓声に包まれた。
国民とて、好きで同盟締結を望んでいた訳ではない。
同盟を望んだ国民も、それは安全が欲しかったからである。
かつて自国を滅ぼした連合との同盟など結ばないに越したことはない。
人間は人それぞれ異なる考え方を持っているのが普通であるが、基本的に、皆、身勝手なのである。
連合と手を結ぶことなく、しかもそれを実現する力が今のオーブにあるのであれば、それを主張する統治者は支持を受けることができる。
そして人々は知っているのである。
今のオーブにはダブルエックスという、フリーダムという剣をも上回る強さを誇る剣があることを。
これが、後にオーブの青き嵐と呼ばれるユウナ・ロマ・セイランが、
世界の前に大きく姿を現した最初の舞台であった。
一方、ユウナの演説をとある隠れ基地で聞いている者たちがいた。
カガリを誘拐したキラ・ヤマト一行である。
「だから言ったじゃないか!ユウナは連合と同盟を結んだりなんてしないと!」
白い軍服を身に纏い、金色の髪を震わせてカガリが声を張り上げる。
「だからって僕達をテロリストだなんて…それに侵略してるつもりなんてないのに」
「いきなり式典に乱入して国家元首を誘拐して、追手のMSや戦艦に大打撃を与えた人間のどこが
テロリストに当たらないと言うんだ!?わかったなら今すぐ私をオーブへ帰せ」
「でも…」
「でもなんだ?他に言いたいことでもあるのか?」
「……じゃあなんで犯人の中にラクスがいないんだ!?それにプラントにいるあの…」
キラの視線の先には、コンサート会場でハツラツとして歌いながらその豊かな乳房を震わせるピンク色の髪の女性がいる。
「プラントにいるあの人は何?」
(明らかに見て偽者と分かるパチモノだろ)
そう思ったコーヒー中毒者がいたかは定かではないが、それに対してカガリが答えに窮しながらも答える。
「それは…偽者じゃないのか?」
「僕達はコーディネーターの特殊部隊に襲われた。あの人達が狙っていたのがラクスだ。
そしてオーブの中にMSが侵入しても誰も気付かないなんておかしいじゃないか。
それなら裏でセイランとプラントが手引きしたんじゃないの?」
(それ、この前僕が言った事そのまんまじゃないか)
キツネウドンの汁を飲み干しながらそう思った人間がいるかも定かではない。
「馬鹿なことを言うな!もしユウナ達がお前たちを殺そうと思えば殺せただろう!
お前達が襲われた時点でダブルエックスの姿形を私ですら知らなかったんだぞ。
それならダブルエックスでお前達をフリーダムごと殺すことだって簡単にできる。
それに今のあいつは策略を巡らせることがあっても暗殺みたいな真似はしない」
「カガリは何でそんなにセイランを信じられるの!?僕達とセイランのどっちを信じるの?」
「じゃあ、私だけでも解放しろ。確かに少し前のユウナはあまり信用できなかったが、あいつは変わって来ている。
然るべき態度をとればお前達の罪を軽くしてくれるかもしれんし、私からも頼んでやる」
「それはできませんわ」
そこに今まで沈黙を守っていた声の主が立ち上がった。
「どうしてだ!?」
「セイランはカガリさんがいない最中にあのような発表を行なって国を動かしています。
そんな中にカガリさんを帰してしまってはどのような危険な目に貴女があるか分かりません。
また今までのように貴女を飾りとして扱い、オーブを欲しいままにするでしょう。
それに先ほどキラが申しましたように、私の名前だけがあそこで呼ばれなかったことの意義と、
プラントにいる私とそっくりの姿をしている方…」
「そうだよ、オーブはカガリの国じゃないか!僕達はそれを守ろうとしているのに…」
「キラ、カガリさんも疲れておいででしょう、ですからゆっくりと休んでいただきましょう」
「私は元気そのものだ!お前たち離せ!離せと言っているだろう!やめろ!」
護衛部隊に、部屋の外にカガリが連行されるのを見届け、マリューが口を開く。
「でもこれからどうするの?いつまでもこのクライン派の隠れ基地に篭っていても仕方ないわ」
「はい。ファクトリーの皆様に新型の完成を急いでもらっていますが、エターナルの準備ができるまでまだ時間がかかるでしょう。
今の私達には世界に訴えかけるための足が必要です。
ですから、まずはアークエンジェルを奪還いたしましょう。あれはオーブの艦(ふね)です。
お願いできますか、キラ?」
「もちろんだよ。新型が来る前に僕がなんとかしてみせるさ」
「ラクス、このまま、カガリを返して僕らはどこかで隠れ住むと言うわけにはいかないのか?」
この様子を見ていたバルトフェルドが手にしたコーヒーを飲み干して口をはさんだ。
「何を言ってるんですかバルトフェルドさん!?」
「よく考えてもみろ。今のオーブにはダブルエックスがあるし、
カガリを返せば、ユウナ・ロマ・セイランが暴走してもカガリがそれを抑止できるかもしれん。
とりたてて今のオーブに僕達が介入する必要がそんなにあるのか?」
「でも…じゃあ僕達を狙ってきたあのMSは…」
「それをセイランと結び付ける確たる根拠はない」
「でも…それでも僕達は・・・・・・・」
「今のオーブはセイランの思うがままになっているだけでなく、ダブルエックスという強大な力を持っています。
元より連合との繋がりがあるセイランの統治を放って置いては、オーブがいつ連合と結び、
世界を蹂躙するやもしれません。オーブは強い国です。ですからその力の使い方を誤らせてはならないのです」
「だからと言ってカガリをオーブに返さない理由にはならないだろう?」
「今までもカガリさんの影で実権を握っていたのはセイランです。
今、そのような中にカガリさんを再び放り入れることはできません」
「そうか…」
バルトフェルドは諦めの顔を浮かべてブリッジを後にした。
「どうして僕はここにいるんだろうねぇ…」
カーペンタリアではアークエンジェルと牽引されてきたミネルバが点検と修理を受けていた。
「まさか、あの艦が我々の基地に入ってくることになろうとはな…」
「まったくですな。アラスカといいヤキンといい、我々にとっては大天使という名の悪魔でしかない」
「複雑なものだ、味方となれば頼もしいが、我が軍の最新鋭艦ミネルバが航行不能だからな…」
「例えるなら、天使の姿をした死神に女神が縛り上げられて連れてこられた、とでもいうべきしょうな」
基地の司令室では幹部達が口々に思いでを語りながらかつての大戦を思い出していた。
他方、アークエンジェルの艦長室ではタリア・グラディスの前に見覚えのある男がいた。
だが、その身に纏うのはザフトのエリートの証である赤服であり、その襟にはフェイスの紋章が輝いている。
「それで、議長はあなたをフェイスに戻して、私もフェイスに…一体何を考えているのかしらね…」
「それは分かりません、私は議長より、命令書と艦長への贈り物としてその紋章を持ってきただけですから。
それより、アスハ代表の拉致というのはどういうことなのですか?」
「報道の通りよ。極秘に決定していた連合との同盟締結拒否を
発表することになっていた式典にフリーダムとアークエンジェルが乱入。
フリーダムはミネルバを大破させて逃走。残されたアークエンジェルを私達ザフトが接収して、
あとはユウナ・ロマ・セイラン氏の演説の通り。まったく、何がどうなってるんだかこっちが聞きたいくらいよ」
「そんな…」
「こんなことを言いたくないけれど、彼らはあなたの仲間だったんでしょう?どうしてあんなことを…」
「きっと、連合との同盟を阻止しようとしていたんだと思います。
自分達はウズミ氏が命を賭けてくれたおかげで燃え盛るオーブから脱出することができましたから…」
「だからと言ってMSまで持ち出すのは常軌を逸してるわ。
それにどうしてユニウス条約に抵触するフリーダムを彼らが保有しているの?
…ってあなたに聞いても仕方ないわね。ごめんなさい」
「いえ・・・私が彼らと共に戦っていたことは事実ですから…」
「それと…下手にフリーダムやオーブを擁護するようなことは言わないでね。
うちの『暴れん坊』がまた騒ぎを起こさないとも限らないわ」
「暴れん坊?・・・・・・もしかしてインパルスの?」
「ええ。普段は少し柄が悪いだけで、そんなに悪い子じゃないんだけども・・・」
「はぁ、でもそれでどうしてフリーダムが?」
「これはアカデミーの人間から聞いた話なんだけれども、
オーブにいた彼の家族が連合によるオーブ解放作戦の時に亡くなったことは聞いてるわよね?
どうやら、彼の家族は避難中に、上空から飛んできた攻撃で家族が亡くなられたらしいわ。
そして、その時に上空を飛んでいたのが、フリーダムだったそうよ」
「・・・・・・・」
アスランは何も言うことはできなかった。
父を、祖国を、ザフトを裏切って、オーブ防衛に参加しても、守りきることはできなかった彼としては当然と言えよう。
「ジャスティスとフリーダムがヤキンで大暴れしたというのは有名な話だから貴方も注意してね。
貴方とシンはMSのパイロットなんですから、不仲になってそれを戦場で持ち込まれたら迷惑どころじゃないわ。
なんだか注文つけるか嫌味ばかりで悪いけれど、頼んだわよ」
「はい…」
「んで、俺達はこれからどうすんだって?」
ヴィーノ、ヨウラン、レイと食堂でドリンクを飲みながらシンが誰となく尋ねる。
「地中海を抜けて…」
「それより、聞いたかよ、あのアスラン・ザラが戻ってきたらしいぜ。しかもアークエンジェルのパイロットに配属だってよ」
ヴィーノが仕入れてきたばっかりの情報を自慢げに披露する。
「アスランって、アスハといた?」
シンの顔がやや強張る。
「そうよ。ほら私が言った通りだったでしょ、アスハ代表といるのがアスラン・ザラだって」
その場にルナマリアが現れる。
アスランとカガリがミネルバに乗っていたとき、アレックスと名乗っていたアスランを、
カガリがうっかりアスランと呼んでしまったのを聞いていたのがルナマリアだったのである。
「しかもフェイスよ、フェイス。凄いわよね〜憧れちゃうわ」
「なんだ、お前、あんな髪が薄い奴が好みなのか?」
「少なくともあんたみたいなお子ちゃまよりはマシでしょうね〜」
そう言ってルナマリアは足軽に食堂を去っていった。
「ったく、何しに来たんだ、あいつは…」
シンが呟く。するとそこにレイが口を挟んだ。
「気にするな。アスラン・ザラがアカデミーを主席で卒業したエリートであり、その実力が相当なものであることは事実だ。
それはユニウスセブンでアスラン達の戦いを見たお前もよく知っているだろう。
そして女とはエリートという言葉に惹かれる性質を大なり小なりは持っている。
人格は大切だが、ファーストインプレッションはどうしても形式的なものがモノを言う」
「ふーん、そういうもんかねぇ」
シンとしてはルナマリアの恋愛には興味がなかったが、
アークエンジェルにやってきた人間が「アスラン・ザラ」であることに強い不快感を覚えていた。
自分の家族を殺したフリーダムと戦った男、アスラン・ザラ。
彼は自分の家族の仇である人物のことをよく知っている人間であり、
さらには、「奇麗事」と評したようなことを言っているカガリ・ユラ・アスハと一緒にいたのである。
フリーダムとアスハ、シンにとってはいくら憎んでもお釣りが来るようなものと密接な関係にあるアスランを
よく思わなかったとしても仕方がなかったのかもしれない。
「それよりお前がそんなに長い台詞を喋ったのが初めてな気がするのは俺だけか?」
ヨウランが横からツッコミを入れる。
「気にするな。たまにはそういうこともある」
(たまにはいつもとキャラを変えてみてもいいではないか)
そんなことをレイが思ったのを回りは知る由もなかったが。
アスランが新たな愛機セイバーの調整をすべく、格納庫内を歩いていると、後ろから、誰かが駆け寄ってきた。
ガロードである。
「あんた…アレックスさんだよな、カガリさんと一緒にいた」
自分がオーブで、カガリの随行をしていたことをどうして知っているのか、アスランに緊張が走る。
「どうしてそれを?それに君は?」
「あーそういや話す機会がなかったもんな。ガロード・ラン、って言えば分かってくれるかい?」
「!?ダブルエックスの…」
「みんな二言目にはそれだなぁ。まあいいや。そういうことなんでよろしく。
でもなんでオーブにいたあんたがザフトにいるんだ?」
「俺は元々ザフトにいたんだ。それよりどうしてダブルエックスのパイロットがアークエンジェルに?
まさかダブルエックスがここに?」
「俺達は元々フリーのMS乗りだからな。今は俺個人がザフトに雇われてるだけさ。
ダブルエックスは仲間がオーブで使ってるよ」
ガロードのあっけない答えにアスランは拍子抜けする。
とはいえ、世界に配信されている、フリーダムの腕を切り裂く映像。
自分でもそれを行なうのは難しいのに、それほどの腕をもった人物が目の前にいる。
とてもそんな人物には見えないというのがアスランの感想であった。
ただ、アスランにとっての主要な関心事は、ダブルエックスという強大な力を持つ彼らが、
セイラン家とどのようなつながりを持っているのか、ということである。
何せ、カガリと共に行動してそれなりの機密情報をも知っていた彼も、
セイラン家が、ユニウスセブンを吹き飛ばすほどの威力を持った兵器を隠し持っていたとは夢にも思っていなかったからである。
「そうか…ところで、君達はセイラン家で世話になっていたらしいが、彼らはその…どうだった?
こう、接触していてどんな人物だと思ったか教えてくれないか」
「どんな、ねぇ。最初は胡散臭さがプンプンしてたな。何か腹に一物も二物も隠してる感じで。
だけど、話をしているうちに、あの人達もオーブのことが大切なんだな、って感じたぜ。
もし、間違った道を選んだと思ったら背中からサテライトキャノンぶちかましてくれって言ってたし、
悪い人じゃないし、ちょっと違うかもしんねーけど信用できる人だと思ってる」
セイランが信用できる?アスランにとっては信じられない言葉が出てくる。
しかも、さっきは気付かなかったがガロードは、「フリー」のMS乗りと言っていた。
そしてその仲間が今はダブルエックスを使っている。
つまり、ダブルエックスは傭兵である彼ら個人のモノということなのだろうか。
「じゃあダブルエックスはセイラン家のモノではないのか?」
「ああ。ダブルエックスは俺の機体だ。今はGXを使ってるけどな」
アスランにとってはわからないことばかりだ。
ユニウスセブンを吹き飛ばすとんでもない威力を誇るサテライトキャノンを持つダブルエックス、
親友であるキラ・ヤマトと互角以上に戦うことが出来るパイロットであるガロード・ラン、
そしてダブルエックスはガロード・ラン個人の持つ機体であるという事実。
確実に彼の頭皮は大きなダメージを受けていた。
数日後、アークエンジェルはカーペンタリアを出発し、まずは地中海を抜けるべく、マハムール基地を目指すこととなった。
だが、洋上を雄大に進む大天使の姿を見つめる男がいることに彼らはまだ気付いていなかった。
ファントムペイン旗艦JPジョーンズの艦長席に仮面を被った男がいた。
「ようやく出会えたぜ、大天使様?」
つづく
次回「この人なら大丈夫です」
GJ!!ええい頭皮が心配だw
GJ!
虎の離反フラグ+2?
哀愁の虎…(⊃Д`)・゚・.
そしてここのラクスは一際怖いぜ…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
でも家系的に薄くなる事は必至の俺としては、頭皮ネタは程々だといいなぁ
GJ!!
ラクシズ、ガキの集まりだね。
オーブは連合との同盟を結ばなかったてのに、手前らは何の反省も無しか…
虎さん、早く逃げてー、良い人はミンチにされてハンバーグになっちゃうよー!
GJ!クロスオーバースレで様々な進退のアスランだが、ここではまだ初期アスラン。今後に期待だな。
キラとラクスはもう笑うしかない。虎の髪が心配だw
投下乙です!
やっぱりカガリはすんなり帰されなかったか。
軟禁なんてもうほんまもんの誘拐者だよ。
キラやラクスに怒り心頭でしょうね。
ユウナに二つ名が付きますか!がんばれ!
虎さんは悲哀がかってますね。可哀想に。
>ですから、まずはアークエンジェルを奪還いたしましょう。あれはオーブの艦(ふね)です。
アホかwww
虎…俺のコーヒーやるから元気出せ
皆も飲め
つ【コーヒー】
GJ!
>あれはオーブの艦(ふね)です。
いやいやいや、連合のだから。
仮にオーブのものだったとしても、お前らが使っていい理由はないから。
脳味噌あるのか、おまい?
GJ!
大天使はオーブの艦って、あんたら…
なんか、ミネルバが連中にパクられそうだと思うのは俺だけか?
気持ちは解るけどラクシズ叩きは程ほどにな
またアンチだのヘイトだのがうんとかかんとかで荒れてしまうぜ
自分を信奉してくる者しか信じられないって悲しいことだな、ラクシズは。
>あれはオーブの艦(ふね)です。
絶対に、NO!
そうそう、そんな事よりオーブに新風を吹き込むユウナ・ロマ・青嵐を応援しようぜ
セイランを止めたいのにセイランに対抗できるカガリを返さないとは…
>絶対に、NO!
絶対にノゥ!!!
儂がかの高名なドクターNoじゃ
>>417 それ見て気づいた!セイラン=青き嵐って^^;
>「セイランはカガリさんがいない最中にあのような発表を行なって国を動かしています。
誰のせいでそうせざるを得なくなったとorz
>「そうだよ、オーブはカガリの国じゃないか!僕達はそれを守ろうとしているのに…」
国は個人の所有物ですか?
ガロード辺りは国家の概念を全く教育されていない世代だからな・・・
ラクスはカガリがいない間は国を動かすなというのかよ。
ぶっちゃけラクシズは自分の身内しか信じないし、人間扱いしないからな
>あれはオーブの艦(ふね)です
みんなここばっか突っ込んでるけど
>そうだよ、オーブはカガリの国じゃないか!
これも同じ位とんでもない発言だよな?
ちょっと質問します。
X運命氏のSSはここではもう読めなくて
まとめサイトでしか読めないのですか?
あと、ガンダムクロスオーバーSS倉庫には転載されますか?
>>426 しゃーねーよ、オーブはアスハ家の専制国家だったんだから。
>>427 yes。完全に2ちゃんからは撤退
クロスオーバー倉庫に転載されるかどうかはわからないがね
カガリがいないからナンバー2のユウナが国政をやってんじゃねえかよ。
ノイマンたち断って正解だったな・・・ヤヴァすぎるぜ
EDN氏GJ!
ユウナに二つ名がついたのは喜ばしいことだが・・・
なんかオオツキガタをエアマスターの技術を使って改修した専用機で、
無謀と知りつつオーブのために自由に特攻する姿を幻視してしまったorz
そして虎・・・いろいろやった末に今があるとはいえ、不憫な・・・
> 「そうだよ、オーブはカガリの国じゃないか!僕達はそれを守ろうとしているのに…」
なんかこれ読んで今のキラの思想ってかつてのロンド・ギナ・サハクに近いものがあるんじゃないかと思えてきた。
つまり無能な者も有能でありながらも敵対する者も存在を許されない・・・
もしかして虎のラクス教脱退フラグ立った?
いや虎は「最後までこの茶番に付き合ってやるのがせめてもの情け」とか思ってそう
いや、コーヒーと相乗効果で胃潰瘍死フラグw
あんまりこういう事を言うのは無粋とは思うが結構重要な箇所だと思うので指摘させていただく。
>>395の2行目、
> 連合との同盟締結を内部的には決定しているオーブがプラントとの関係を悪化させることは望ましくないこと、
連合との同盟締結の白紙撤回を内部的には〜
だと思うんだが。
>>436 その通りでございますorz
申し訳ございませぬ…
それにしても、密かにお茶目なレイがいいなw
439 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 02:52:12 ID:5OBVbgjl
EDN氏GJ!!
>今のオーブはセイランの〜以下略
条約違反の大量破壊兵器級MSを運用しときながら
自分たちの勢力以外には大きな力を持つということはいけませんだの何だの
で戦闘に乱入して自分たち以外の勢力に破壊を振りまく
拉致してきた国家元首がごくまっとうなことを言えば軟禁
・・・・・・・・・現実世界の某大国より質が悪い連中ですな
「条約は国家間の取り決めでラクス達には関係がない」とか
よくラクシズ厨が言い出すわけだが
デストレイでジャンク屋組合も条約守らなければいけないという描写あったな
まあそれ以前に大量破壊兵器での不法所持の時点でダメポだと思うが
>>442 一番目にでたフラガ2世
超能力中年ワロタ
力を持った他人を信じず、平和の守護者を気取って自分達以外の力を排撃する…。
ラクシズってWで言うパーフェクト・ピース・ピープルと同じなのか。
ラクシズはユウナを潰したがってるけど、
それは、オーブを攻撃するってことだよな。
カガリの前で彼らのいうカガリの国を破壊するのか。
みんながラクシズについて語ってるので自分は切り口を変えてみる
アークエンジェルをどうやって占拠するんだろうか?
少なくともキラ達はノイマン達が乗ってるのを知らないだろうから、フリーダムで武力占拠しても運用ができないはずだが…
まー、ラクス・キラ・マリュー・虎以外にも人材はいるんだろうから動かすこと自体はできるだろうが…
ノイマンがいないアークエンジェルなんぞ、フリーダムおさえられたら一発でアウトだぞ?
>元より連合との繋がりがあるセイランの統治を放って置いては、オーブがいつ連合と結び
これはもう疑わしきは罰せよとかいうレベルじゃないなぁ(w
世界の前での発言すら、でも後のことはわからんからで信用しないんじゃあもうどうしようもないじゃないか…
それこそ、クルーゼやブルコス、そしてハゲ父の思想も容認しないといけないと思うぞ、その理論だと
虎……傍観者ぶってないで、まずいと思うならこっそり情報流すなりカガリを逃がすなりしろ
でも運命計画にいきなり武力攻撃しかけるような奴だからな…あげく戦ってもいいとかほざくし。
あのピンクは、気に喰わない奴を疑わしきは大武力で滅せよ、的な奴だということを考えればなるほどな、と思う。
X運命の凸艦長がこの様子を見たらここの凸に今すぐにも助言をしに行くに違いない
虎「まだ俺の世界に対する復讐は始まったばかりだ」
あ、ここのアスランもひょっとして朝から鏡の前で育毛剤を塗りながらフンフーン♪?
>>447 要は自分以外は皆バカ論ではないかと。
恐ろしきことは、ガロードたちが介入する(別の言い方をするとこの話が始まる)前まではそれが成立していたんだから。
人は経験でうまくやれるが、同時に経験でものをやって失敗する生き物なんだよ。
ていうか連合と繋がりがあったからセイランはダメっていうなら
中立うたってるくせにガンダムシリーズ(+アカツキ)を作ってた(少なくとも黙認はしてた)アスハも十分ダメと思うが…
まっとうな人物ほど浮いて見えるAAで変人扱いされる
カガリとそれを分かっていて口に出せない虎がつくづく哀れだ・・・
それにしても力技で解決したがるラクスは本当に宝の持ち腐れだな。
大物政治家の娘で人気アイドルの立場を生かせばユウナやその支持者と
交渉してお互いどこまで協力or妥協できるか話し合えるかもしれず
それ以前にも穏便に解決できる事は幾つもあったはずなのに
>>452 あー、Gガンスレのドモンがキラに対して思ってた口ではわからんとはいってるが、実際は自分が正しいと思ってる…っていうアレか
ここのアスランも何時かは太陽拳を使えるようになるのか!
なぜいちいちX運命を引き合いに出す?
>>453 つうか政治の主要人物が地球の最大勢力となんら関係がないって、そんな国ヤバイぞ。
>>458 ラクシズに政治の妙を理解しろという方が無茶だ(w
奴らの思考には敵か味方か、黒か白しかなく、敵(連合)と仲いいからセイランは敵
カガリ(アスハ)は味方だから敵(連合)とつながっているわけがない
というやたら矛盾した考えしかないんだろうし
>>458 ラクシズは話し合いによる政治交渉を全て否定し
武力行使によって相手を殲滅するてのが唯一の道と信じているからな
自分等基準でしか物事考えられないから
国際政治の世界は殺るか、殺られるかの関係しかないとでも思っているんじゃね
通常の世界じゃ仮想敵国相手にだってパイプ持っているのが普通なんだがな
しかし逆を言えばだ、ラクシズほど埋腹の毒が効きやすい組織はないんじゃなかろうか…
なんせ味方を疑うという思考そのものがないわけだし
原作においてラクシズに裏切り者やスパイといった存在は存在しなかったたが
実際そーいう奴が存在してたらあっさり瓦解しそうではあるよな…
毒やら就寝時狙いやら、機体に細工やらいくらでもできそうだし
まあミイラとりがミイラになるってのはかなりあると思うが、スパイとかを専門にしてる人材なら問題はないだろうし…
原作の議長とかはそういうことはしてなかったのか?
>>459 かといってプラントは議長が信用できないから駄目と来た。
スカンジナビア王国しか残ってない。
つーか敵(連合)って言ったって一枚岩とは限らないって事は、
マリューやキラはアルテミスの一件で知ってるはずだろうに・・・
切り崩して味方に付けるとかその為にカガリに協力してもらうとかそういった事も思いつかんのか?
キラや魔乳に自立思考ができたなら種死はあそこまでひどくならなかったよ
キラやラクスの頭の中じゃオーブは食糧自給率が100%を超えてて、
他国との貿易をしなくても経済は国内だけで儲かる、超豊かな国なんだろう。
毒電波の宗教者達は、早く逝ってほしい。
>>465 他にも
・オーブはカガリの個人所有物
・カガリの物は僕等のもの
等があります
>>446 種世界はコーディの特殊部隊であのレベルなんだからガロード相手に制圧戦は無理だな、
毒ガス注入ぐらいしかないんじゃね?
>>468 アレは特殊学級部隊
別名、ザラ派テロリスト
世の中には黒と白でしかものを考えられん人種がいるが、ラクシズは正にソレだな。
マイ基準から外れたものは全部悪。だから消し去りたいと……どうにかならんかね?
ラクスとキラの言うとおりにしたら、オーブは鎖国するしかありませんね。
いえ、オーブが世界を支配すればいいのです。
ってかいつあの暗殺未遂も負債の都合で議長の仕業にされるかわからないと思うのは俺だけ?
すでに負債や、ラクシズ厨の脳内じゃそうなっているんじゃね
元整備兵の女(ナチュ)にも勝てないコーディーの特殊部隊(ラクシズがそう主張しているだけ)
てのが世界の何処に存在するのだか、ラクシズの自作自演の可能性の方が高いしなw
くだらん茶番劇はメイオウで滅してほしいものだ
セイランが殺す気なら狙撃するなり爆殺するなり確実な手がいくらでもある。
こわれやすいうんこだけ なぜこんなに ぶりぶりぶり
アンタはいつも唐突だな!
>>450 マテ、ひそかにリバ入ってないかそこな寅。
>>447 ナディアのガーゴイル様あたりと一緒の思考回路なんだろ。
「おろかな人間どもは(優秀な)我々が導いてやらないと勝手に滅んでしまうからね」
「この人なら大丈夫です」
ファントムペインの指揮官、ネオ・ロアノークは、カーペンタリア攻略のために密かに建設中の基地の責任者に通信をつながせていた。
「ウィンダムを全機回せだなんて無茶です!こちらの防衛はどうすればいいのですか!?」
「だから、ガイアをそっちに回すって言ってるだろ?」
「だからと言って、そちらにも相当の戦力はあるでしょうに」
「おいおい、お前さん、相手が誰だか分かってる?元連合の脱走艦、不沈艦の異名を取るアークエンジェルだぜ?
しかもそれを使ってるのはザフトのコーディネーター達と来た。それじゃあ戦力はあるに超したことはねぇよ。
それに俺達がこうやってお願いしてるうちに手ぇ貸してくれたほうがあんたの老後のためにもなるんじゃないの?」
ファントムペインは地球連合軍の独立部隊という形式になっているが、その実体は
ブルーコスモスの母体であるロゴスの私兵である。
彼らはアーモリーワンでカオス、ガイア、アビスを強奪後、ミネルバの追撃を受けながらも地球に降下したが、
そこで受けた命令は、ザフトが接収したアークエンジェルを撃沈せよ、というものであった。
連合としては、自分達の艦が、自分達に歯向かってくるというのは体面が悪過ぎる上に、
ミネルバの艦載機がアークエンジェルに移されたという情報があったため、連合の中でも
有数の戦力を保有しているファントムペインに攻撃命令が下されたのである。
「お〜い、ネオ、呼んだか〜?」
建設中の基地の現地指揮官との交渉を終えたネオの下に水色の髪の少年が、金色の髪の少女を連れてやってくる。
「おー、来たかお前達。次の相手が見つかったぞ。なんと噂に名高い大天使様だ」
「大天使?」
水色の髪の少年、アウル・ニーダがハァ?という感じで尋ねると、そこに緑色の髪をした男、
スティング・オークレーがやってきて口を挟む。
「昔、連合にいたっていうアークエンジェルのことだ」
「ふ〜ん、でもなんでそんな船をザフトが使ってんだ?」
「そんなこと俺が知るかよ。潰せと言われりゃ潰すのが俺達の役割だろうが」
「ケッ!優等生ぶりやがって」
「はいはい、喧嘩はその辺にしておけ、お前達。さっさと機体の準備を済ませて出撃するぞ」
「へ〜い」
「ちっ、わかったよ」
悪態をつきながらネオの指示に従い、格納庫へ向かおうとする2人であったが、そこに金色の髪の少女、
ステラ・ルーシェが今度はネオの下にやってくる。
「ねぇ、ネオ、アークエンジェルってどんな艦なの?やっぱり輪っかと白い羽ついてる?」
「いや、戦艦だからさすがにそんなメルヘンチックじゃないだろうなぁ。それにステラはここでお留守番だ」
「え〜、なんで〜」
「だってガイアは泳げないだろ、洋上で攻撃をしかけるんだからガイアは使えないさ」
「犬掻きならできるもん…」
「それじゃ戦えないだろう?お土産持ってきてやるからな、留守番頼むよ」
「・・・はーい」
ちなみに紫色のウィンダムに乗り込みながらネオはふとステラの言葉を思い出していた。
(天使の輪っかに白い羽ねぇ…なんだかたくましい太ももなら付いているといえるような気はするんだがなぁ)
そんなことを思いながら、どういうわけか、彼の頭の中には大きな胸が揺れる映像が浮かぶ。
(なんだ、今見えた巨乳は?)
「ネオ、こっちは準備できたぞ」
スティングからさっさと行かせろという催促が来たので、訳の分からない妄想を振り払い、ネオは思考を止める。
「ネオ・ロアノーク、ウィンダムでるぞ!」
「スティング・オークレー、カオス発進する!」
「アウル・ニーダ、アビスでるよ!」
JPジョーンズから紫色のウィンダムとカオス、そして近くの森の中から30機のウィンダムが空へと飛び立って行き、
アビスが海中に飛び込み、MA形態へと姿を変えてアークエンジェルへと向かっていった。
一方のアークエンジェルでも接近する部隊の存在を確認していた。
「艦長、我が艦に接近するが機体あります!ウィンダムが31に…カオスです!、
さらにソナーに反応あり、これはアビスです」
チャンドラが驚きを含んだ声を上げた。
「か、艦長、もしかしてアーモリーワンの強奪部隊ですか!?」
カオス、アビスの名にアーサーが即座に反応を示す。
「そうでしょうね、他に強奪したカオスを使うような部隊があるとは思えないし…
コンディションレッド発令、パイロットは出撃準備を」
「了解。コンディションレッド発令、コンディションレッド発令、パイロットは出撃準備を急げ!」
通信士席に座ったアーサーが、艦内に戦闘態勢をしくよう指令を出す。
一方、格納庫では艦内に響き渡るアーサーの声を聞いて、ヨウラン、ヴィーノが驚いていた。
「なんでトライン副長がCICやってんだ?」
「この前の攻撃でメイリンが負傷したからその穴埋めだろ。副長なんだからそんくらいできるだろ」
「でも、野郎の声ってのもなぁ・・・」
そんなことを喋っていると、彼らの後頭部に衝撃が走る。
「てめーら、無駄口叩いてねーで仕事しろ、仕事!」
戦闘態勢だというのに緊張感を欠く2人にキッドの鉄拳が炸裂する。
女性の声でのアナウンスがお気に入りであった2人にはアーサーの声によるアナウンスは心地よいものではなかったらしい。
「艦長、私もでます」
セイバーに乗り込んだアスランから通信が入る。
「頼みます。MS隊の指揮をよろしくね」
「了解です。アスラン・ザラ、セイバー発進する」
出撃準備を終えたガロードがGXに乗り込むと、アスランとの通信を終えたタリアからの通信が入る。
「出てもらえるようね?」
「おお!今はこの艦を沈めちまうわけにはいかねえからな!」
「フリーダムと互角に戦った腕、当てにしてるわよ」
「おっけー、任せとけ艦長さん!」
軍というものに所属していたことがないガロードにしてみれば、身に降りかかる火の粉を払うことには
抵抗感がなかったが、そんなことより、アークエンジェルにティファが乗っている以上、彼に戦わない理由はないとも言えよう。
もっとも彼ならば、傭兵家業に精を出しながらこの世界で生きることに困難は多くなかろうが。
「GX、行くぜ!」
「シン、敵はウィンダムが31に、カオスとアビスだ。近くにガイアもいるかもしれん」
「了解」
「どうしたやけに物分りがいいじゃないか」
「いえ、副長のCIC、中々似合ってるなーと思って」
「な、ちょっと待てシン!」
元々、最新鋭艦のミネルバの副長として任命されたアーサー・トラインは優秀な能力を持つ人材であった。
彼に欠けていたのは実践という経験値だけであったということができよう。
それ故、メイリン・ホークの穴埋めをすることは容易であった。
「シン・アスカ、インパルス行きます!」
アークエンジェルの両舷からセイバー、GXディバイダー、インパルス、そして紅白のザクが出撃する。
ちなみにインパルスの運用を前提としているミネルバと異なり、
アークエンジェルではインパルスに合体した上で出撃するという運用がなされている。
とはいえ、発進の度に一々合体を繰り返す時間がかからなくて済む分、機動的な稼動開始ができるようになったことは事実であろう。
水中へ飛び込んだ紅白のザクに乗ったレイはルナマリアへ通信を入れる。
「ルナマリア、相手は水中戦に特化したアビスだ。油断するなよ、沈んでも助けてやらんからな」
「もう、意地悪ね」
「それと、足元には気を付けろ、色々とな」
「わかってるわよ、宇宙と同じで下からも攻撃が来るってことでしょ」
「・・・・・・・・・・・・そうか、ならいい」
「お前がザラ隊長のセイバーのコックピットを見せろとコックピットに顔を突っ込んでいる間、
下からスカートの中身が丸見えで、皆、大喜びだった上、トライン副長なんて大喜びのあまりバック転していたぞ」
とは口が裂けても言えないレイであった。
ウィンダム部隊を迎撃すべく飛び立ったインパルスであったが、その腕を同じく発進してきたセイバーが掴む。
「シン、発進後の戦闘指揮はオレがとる」
「指揮ったって相手の指揮官を落とせばそれで終わりじゃないですか!」
そう言って、シンはセイバーを引き離す。
「シン!ったく…ガロード、カオスの相手は俺がやる。お前はシンのフォローを…」
「こいつを喰らいやがれぇ!」
アスランがガロードに指示を出そうとした矢先、GXは手にしたディバイダーから
ビームの雨をウィンダムの部隊に放つ。
「何ぃ!?各機散開しろ!」
ネオはそれを見た瞬間、部下に指示を出すが、降り注ぐ19門の砲から放たれるビームは次々とウィンダムを撃墜していく。
「ちっ!いきなり8機もやられたか!確かありゃ報告にあった、アークエンジェルをオーブで沈めた奴か!
各機、固まったら餌食になるぞ、散開して攻撃しろ!」
だがここでネオは指示を誤ったことをまだ気付いていない。
「あの、ガロード、カオスの相手は俺がやるからシンのフォローを頼む…」
ハモニカ砲を撃ち終え、散開したウィンダム部隊にビームマシンガンを放っているGXに、
アスランが力なく指示を出す。
「よっしゃ、任しとけ!じゃあカオスってのは頼むぜ!」
「一体あいつは何者なんだ…いや、今はそれよりもカオスだ!」
そう自分を納得させてアスランはユニウスセブンで戦った相手、カオスの方へ向かっていった。
ウィンダム部隊を迎撃すべく飛び立ったインパルスであったが、その腕を同じく発進してきたセイバーが掴む。
「シン、発進後の戦闘指揮はオレがとる」
「指揮ったって相手の指揮官を落とせばそれで終わりじゃないですか!」
そう言って、シンはセイバーを引き離す。
「シン!ったく…ガロード、カオスの相手は俺がやる。お前はシンのフォローを…」
「こいつを喰らいやがれぇ!」
アスランがガロードに指示を出そうとした矢先、GXは手にしたディバイダーから
ビームの雨をウィンダムの部隊に放つ。
「何ぃ!?各機散開しろ!」
ネオはそれを見た瞬間、部下に指示を出すが、降り注ぐ19門の砲から放たれるビームは次々とウィンダムを撃墜していく。
「ちっ!いきなり8機もやられたか!確かありゃ報告にあった、アークエンジェルをオーブで沈めた奴か!
各機、固まったら餌食になるぞ、散開して攻撃しろ!」
だがここでネオは指示を誤ったことをまだ気付いていない。
「あの、ガロード、カオスの相手は俺がやるからシンのフォローを頼む…」
ハモニカ砲を撃ち終え、散開したウィンダム部隊にビームマシンガンを放っているGXに、
アスランが力なく指示を出す。
「よっしゃ、任しとけ!じゃあカオスってのは頼むぜ!」
「一体あいつは何者なんだ…いや、今はそれよりもカオスだ!」
そう自分を納得させてアスランはユニウスセブンで戦った相手、カオスの方へ向かっていった。
インパルスのレーダーがGXの接近を知らせる。
「へっ!やるじゃないかガロード!」
「あったぼうよ!俺がフォローするからお前は散らばった敵を各個に潰してくれ!」
「了解だ!」
GXは再び、ハモニカ砲を放つ。今度は3機ほどしか撃墜できなかったが、ウィンダムの部隊はさらにばらけることとなる。
そこにインパルスがライフルを手にして突撃して行った。
ディバイダーのビームで浮き足立ったパイロットは、各個に戦ったのではシンの相手にはならない。
インパルスのライフルに撃ち抜かれて正面のウィンダムが爆発し、
それを横から撃とうとしたウィンダムはビームマシンガンに貫かれる。
今度は別のウィンダムがサーベルで切りかかってくるがその攻撃をシールドで受け止めて、
引き抜いたサーベルで頭から真っ二つに切り裂く。
だが、切り裂いたウィンダムが頭上で爆発する音を聞いたシンの死角となった下後方から
さらに別のウィンダムがサーベルを突き立てて突っ込んでくる。
「くそ!避けきれない!」
コックピットへの直撃は避けられても、完全には回避し切れない。
そうシンが思った瞬間、インパルスの背中スレスレのところをビームサーベルが通り過ぎ、ウィンダムに突き刺さる。
「大丈夫か!?」
「あ、あぁ済まない」
シンは思わず侘びを入れてしまう。それほど危険な状況であったことが無意識のうちに分かっているからである。
GXは、突き刺さったサーベルを引き抜くとインパルスと背中を合わせる。
「相手の数が多い、指揮官機を早く探さないと!」
「だったらあの紫色のじゃねーか?」
GXの指差す方向に、アーモリーワンを襲撃してきた部隊にいた紫のMAと同じ色をしたウィンダムがいる。
「あいつは俺がやる、他の奴の相手を頼めるか!?」
「いいけど、今みたいなヘマすんじゃねーぞ?」
「そう何度も同じ失敗を繰り返すかよ!」
そう言ってシンはライフルを手にしてネオの乗るウィンダムへと仕掛けていく。
しかし、ネオも軽く放たれたビームを回避して反撃のビームを放つ。
「まだまだ射撃訓練が足らんな、ザフトの坊主君!」
そう言ってウィンダムのビームをインパルスに向けて放つが
インパルスもそれをシールドで防御して、サーベルを引き抜く。
「うぉぉぉぉ!」
叩きつけるように振り下ろされたサーベルをウィンダムはサーベルとシールドで受け止めるが、
両機体には明らかなパワーの差があった。
戦闘における技術の差を感じざるを得なかったシンは、
勝てる見込みがあるとすればサーベルを使っての接近戦しかないと考え、スラスターを全開にしてウィンダムを押し込む。
「く、さすがにパワーじゃ敵わんか!?」
ウィンダムは徐々に押し込まれていくが、ネオにとっては幸か不幸か、戦場が建設中の基地近くに移動しつつあったため、
ネオが押されているのを見たステラがガイアを発進させた。
変形したガイアは浅瀬と飛び越え、ウィンダムを正に叩き潰さんとするインパルスに体当たりを仕掛ける。
「ガイア!?」
コックピットに響くアラートに気付き、とっさにインパルスはシールドを構えるが、
それでもガイアの体当たり攻撃により吹き飛ばされてしまった。
その隙にネオのウィンダムが離脱していく。
「くそ!あと少しだったのに!?」
シンは吐き捨てながらインパルスをガイアと対峙させた。
「シン、出すぎだぞ、何をやっている!」
そこにアスランから通信が入る。
「ヘン!文句言うだけだったら、誰だって」
そう言ってシンはガイアへと斬りかかっていく。ガイアはそれをシールドで受け止めると、
空いた手に構えたサーベルで首を横なぎにしようとするが、シンはそれを、機体を屈めて避ける。
その頃、アークエンジェルの近くの海中ではアビスと2機のザクが戦闘を繰り広げていた。
しかし、基本的には宇宙での運用が前提となっているザクでは分が悪い。
「なめんなよ、こらぁ!」
「きゃぁ!」
MA形態のアビスから魚雷が放たれ、紅いザクの足を吹き飛ばすと、アビスはその機動力を生かして、
2機を抜いてアークエンジェルへと迫っていく。
「しまった!?」
レイが慌ててアークエンジェルの方へと向かう。
「ごめんねぇ!強くてさあ!」
アビスは両肩のシールドに内臓した魚雷をアークエンジェルに向けて放つ。
「艦長!アビスが急速接近!高速魚雷が発射されました!」
「艦を緊急浮上させて!」
「やってます!」
ノイマンが舵を思いっきり引き、船体が上を向き浮上を始める。
なんとか船底ギリギリのところを魚雷が通過していくがそれはアビスの罠であった。
アークエンジェルの横っ腹の辺りの海面から飛び出したアビスは両肩の6門のビーム砲とカリドゥスを構える。
「もらったぁ!」
アウルが叫ぶ。
「回避して!」
「フォンドゥヴァオウ!?!!?!?!!?」
タリアの怒声とアーサーの声にならない声が響き渡る。
しかし、次の瞬間艦を襲ったのは重力に引かれる落下感と突然の下からの衝撃であった。
砲門を開かんとするアビスを見たノイマンが艦の推進システムを切り、
アークエンジェルを水面に向けて落下させたのである。
そして、全長400mにも及ぶ巨大構造物の自然落下による着水はその周囲に大きな水しぶきを上げた。
「な、何なんだよ!?」
アウルの驚きの声とは裏腹に発射されたビームは、水しぶきによって跳ねられるか、
その威力を著しく減退させられてアークエンジェルへと届く。しかし、その程度の威力では
アークエンジェルに備わっているラミネート装甲を抜くことはできない。
アビスは驚きのあまり動きを止めてしまっていたが、それがアウルの油断となった。
「足元には気を付けろと言っただろう!」
アビスの背後に、水中から迫っていたレイのザクより連続して放たれたバズーカが直撃する。
「ぐわぁあ!」
アビスに大きな衝撃が伝わり、アウル自身の体にも強い痛みが走る。
ヴァリアブルフェイズシフト装甲であっても機体への衝撃は緩和できない。
なんとか体制を整えつつ、アウルは忌々しげにレイのザクの方を向く。
「この野郎ぉぉぉ!」
アビスは再び肩のビーム砲を展開して、火力だけならフリーダムにも劣らないフルバースト攻撃をレイに仕掛けようとする。
「言い忘れた、背後にも気をつけた方がいい」
レイはそう言うとザクを水中へと沈める。
「どういう意味だこの野郎!?」
「ヴァリアント照準取れました!」
「よし、撃てぇ!」
今度はレイが背後から攻撃をしかけているうちに、体制を整えたアークエンジェルが、
両舷に搭載したヴァリアントの発射準備を整えていた。
「え?」
アウルの少し間の抜けた声が発せられたと同時に、アビスの右腕はごっそりとえぐり取られた。
目の前で起きた信じられない出来事にアウルは呆然とする。
アウルはあまりの衝撃的な事態に動きを止めてしまい、そこを再びレイに狙われた。
「気にするな、誰だってそれは驚く」
そう言って、バズーカの引鉄を引こうとした瞬間、目の前に白い光が走る。
「な!?」
そして上空から放たれたビームによってバズーカは破壊されてしまう。
「この感じ…アーモリーワンの奴か!」
「ふぅ、危なかったぜ。アウル!しっかりしろ!撤退するぞ!」
ネオのウィンダムがアビスを抱えて、急速に戦場を離脱していく。
嫌な予感がしてインパルスをガイアに任せてアウルが向かった方向に向かったのが、
ネオにとっては幸いであったといえよう。
「くそ、あいつら!」
「落ち着けアウル!ここは一旦引くぞ、借りてきたウィンダムがみ〜んなやられちまった!」
アビスを抱えたウィンダムはガイア、カオスにも同様の命令を出す。
放った攻撃をくるくる回りながら回避され続け、ロクに戦った実感がないスティングであったが、
アウルが手ひどくやられたことを聞いて渋々撤退した。
「てめぇ、次こそは俺に力を見せやがれよ!」
浅瀬から戦場を森の中に移していたインパルスはガイアが撤退していくのを見て少し息をついていたが、
ふと見た視線の先に宿舎や倉庫と思しき建造物を発見する。
「基地? こんなところに? 建設中か?」
インパルスが基地に迫ると、基地建設のために強制労働をさせられていた現地住民達は驚いて持ち場を逃げ出してしまう。
そして見張りの連合兵がそこに向けて躊躇なくマシンガンを放ち、次々と労働者達が倒れていった。
フェンス越しに彼らの家族から悲痛な声が上がる。
一方的な暴力により命を奪っていく連合兵達の行動はただでさえ戦闘で興奮していたシンの怒りを爆発させてしまう。
「そうやっていつも自分達の勝手な都合で人を傷つけるんだな、あんた達は!」
シンの頭の中に、オーブに侵攻してくる連合軍の姿が思い浮かぶ。
シンがアスハ家やフリーダムを憎んでいることは確かであるが、
もちろん、自分の国、自分達の平和な暮らしを武力で破壊した連合も憎しみの対象になっている。
元々、シンが力を欲した理由は、オーブが連合により侵略された結果、家族を失ったものであることから、
理由なく傷つけられる人達を守りたい、平和に暮らしている人たちは守られるべきである、
だからそのための、守るための力が欲しい、力がなくて守るべきものを失うのはもうたくさんだ、
というものである。
目の前にある光景、現地住民を強制的に労役に就かせ、挙句、その人々を殺す連合の姿は
シンの怒りを爆発させるのに十分だった。
「いい加減にしろおおおお!」
シンはインパルスを基地に向けて突っ込ませる。
だが、護衛のウィンダムをファントムペインに貸し出してしまったため、
戦車くらいしか残っていない基地には対抗する術がない。
「うぉおおおお!!!!」
インパルスは悪鬼の如く基地内の建造物を破壊し、次々と基地内では爆発が起きる。
向かってくる戦車はチェーンガンで叩き潰すか、直接蹴り飛ばし、連合兵は恐怖に陥った。
そこに爆発音を聞きつけたアスランが接近してくる。
「シン、やめろ!作戦は終了した!基地を破壊する命令は出されていない!」
「ここに人たちは連合の連中に酷い目に合わされてるんだぞ!それを放って置けるものか!」
シンはアスランの言うことに全く耳を傾けない。
シンにしてみれば、いきなりザフトに戻ってきたアスハの犬が大した戦果も上げない癖に、
奇麗事をほざいているようにしか思えなかった。
「やっぱりあんた達はそうやって奇麗事を押し付ける!」
「やめろ、これは命令だ!」
「もうやめろ、シン!連中は撤退し始めてる。それなら早くそこの人たちを助けてやれ!」
シンの下にガロードもやってくる。
シンはガロードの声にハッ、として辺りを見回すと、連合兵は次々と基地から撤退していく最中であった。
「アークエンジェルには連絡した。まだ間に合う人達がいるかもしんねぇ、負傷者をアークエンジェルに連れてくぞ!」
ガロードの言葉にシンは、基地のフェンスをそっと掴み、
周囲で見守る住民が離れたことを確認してから一気にフェンスを引き抜いた。
「まだ息がある人はもう少し待ってくれ!今、医者が来る!」
「戦争はヒーローごっこじゃない!」
アスランの平手打ちがシンの頬を打つ。
「何するんだ!俺は間違ったことはしちゃいない!」
パン!と言う音がもう一度格納庫に響き渡る。
「お前も力を持つ者なら、その力を自覚しろ!
その力でまた新たな憎しみを生むつもりかお前は!?」
アスランの中にはかつてカガリが言った言葉が響いていた。
殺されたから殺して、殺したから殺されて、それで最後は本当に平和になるのか!
かつて血のバレンタインで母親を失ってザフトに入った自分もかつては憎しみに駆られて戦っていた。
それが何も生まないと言ったのは彼の仲間達である。
だからこそ、アスランは憎しみの連鎖を断つ、という目的のためにザフトを一度は裏切ったのである。
しかし、それは、聞こえはいいが、目の前で憎しみに駆られる人の耳には入らない。
結局、彼らが行なったのは戦場への介入であり、戦闘をやめろといいつつ、向かってくる相手を叩き潰しただけである。
つまり、自分の言葉、思いをフェイストゥーフェイス、面と向かって伝えることはほとんどなかったし、
届ける努力をこれといってしたわけでもない。
現に、連合の理不尽な暴力により家族を、故郷を失った目の前にいる人間の憎しみは弱まる気配がない。
戦場を支配するある種の狂気に飲まれてしまっている。
それをどうにかする術をアスランは知らなかった。
ガロードもその光景を見ていたが、横から聞いているだけではどちらが正しいかは判別し難かった。
「ガロード、お前が思ってることをあいつにいってやれ」
ふと背後から聞きなれた声がして、振り向くと、そこにはフリーデンの医者、テクスがコーヒーカップを手にして立っていた。
「テ、テクス!?アークエンジェルに乗ってたのかよ!」
「ああ、お前とキッド、ティファだけじゃさすがに心配だからな。それにティファに何かあったとき私がいないと困るだろう?」
「それにしたって、いるんならいるって言ってくれよ。心臓が飛び出すかと思ったぜ」
「ははは、大丈夫だ。そんなことになった人間はいないよ。
それより、これをもってシンの所に行って来い。コーヒーを飲んで気を落ち着けないとまとまる話もまとまらん。
じゃあ私はまだ患者達が待っているから失礼するよ」
そういってテクスはガロードにコーヒーカップ2つを渡して去っていった。
シンは甲板で夕日を見ながらぼんやりしていた。
「よ、お疲れさん」
ガロードがそこに現れる。
「お前も説教しに来たのか?」
ガロードから差し出されたコーヒーカップを手にしながらシンが怒りを交えて返事をする。
「いや、別にそんなんじゃねえよ。俺だったあんなとこに出くわしたらお前みたいになっちまってたかもしんねぇ」
ガロードの思わぬ返答にシンは少し焦り、それを落ち着けるため、コーヒーを飲み干す。
少し苦い味だった。
「個人的にはお前の怒りがそんなに間違ってるとは思えねぇ。でも、あれはやりすぎな気がする。
相手は完全に戦意を失くしちまってたからな。あれじゃあ悲しみや苦しみが広がるだけだよ」
「…お前の言ってくれてることが嬉しくないとは言わないけど随分達観した言い草だな
ダブルエックスっていう力があることから来る余裕か?」
「そんなんじゃねえよ、ただ…」
「ただ、なんだよ。お前もあいつと同じで言うだけ言って去っていくのか?」
ガロードはこれ以上言うことはできなかった。
厳密には言うことはできるが、自分達が異世界から来たという事実、
宇宙と地球に分かれて憎しみ会うまま殺しあった挙句世界を滅ぼしてしまったという
ことをここで気付かせないようにシンに説く自信はなかった。
「じゃあ俺は行くぜ」
シンがその場を立ち去ろうとする。
「待ってください。ガロード、この人なら大丈夫です」
ガロードが声の方向を向くとそこにはティファが立っていた。
「話してあげて下さい。私たちのことを」
「わかったよ、ティファ」
「あんた達のこと?どういうことだ?」
「なあ、シン、今から言うことは絶対に他の奴に、親友とかにも言わないって約束できるか?」
突然のガロードの険しい表情にやや気圧されたシンが思わず肯く。
「あ、ああ、約束するよ」
「俺達はこの世界の人間じゃない」
シンはガロードから聞かされた話を信じることは出来なかった。
それは当然である。誰が、自分は異世界の人間だ!などと言われて信じることが出来ようか。
しかし、ティファがシンの方へ歩いてくる。
「な、なんだよ?」
少し慌てるシンの手をティファは掴むと、静かに目を閉じた。
シンの中に様々な映像らしきものが入ってくる。
浮かぶのではない、流れ込んでくるのだと感覚ではあるがはっきりわかった。
そこにはGXでティファを連れて逃げるガロードや、ガロードがカトックからダブルエックスを託されたときのことも含まれていた。
「あ、あんた達…」
「あなたは本当は優しい人です。どうか、憎しみだけにとらわれないで下さい…」
シンは目の前の状況が把握しきれていなかった。
つづく
次回は水曜までには…
GJ
一つ突っ込ませてくれ
>さらにソナーに反応あり、これはアビスです」
ソナーは音波だしてそのエコーで敵を発見するわけだが
MSみたいな小さい物体の機種特定はできないと思うぞ
同じくレーダーで相手の機種特定も無理だが
>「気にするな、誰だってそれは驚く」
レイがお茶目でいいキャラにw こっちのレイは器が一回りでかそうな予感。
そして超運転の真価を発揮してるノイマンスゴスwww
アスランだけ原作まんまで割食ってるな
よく知らんが機体照合って肉眼(カメラ)捕捉前提なの?
それはともかくちょっと前半カコヨカッタアーサーは
いざって時にはやっぱりいつものアーサーでほっとしたw
>>499 あの世界で水中戦力は潜水艦かMSのみ、連合にはパクったアビスしかないって事じゃね?
GJ!
シンとガロードが強力なコンビとして機能し始める一方でやはりヘタレ化の兆候の見える凸・・・
後者の描写が多くなかったから対比になったのは意図的なものでないのかも試練がより一層悲惨だな。
今回のガロードとティファとの一件で果たしてシンはどう変わるのか。
それと戦闘時のガロードとシンの最初の会話の時点である程度打ち解けていたように見えたことに少し違和感を感じたな。
(個人的にはあそこのシンの返答は「了解だ!」ではなく「勝手にしろ!」or「今度は邪魔すんじゃねえぞ」って感じだと思った)
戦闘に関してはフリーダムに大きなダメージを与えたガロードを心のどこかで認めてたり、
ガロードがフォローに回ると言った事で突っかかる気が起きなかったからだろうか。
>>499 自分の放った音の反射を聴くアクティブソナーのほかに
相手の駆動音を聴くパッシブソナーがある
それで、音のパターンで機種特定したんだろ
実際に船のスクリュー音などを使って船種どころか船名まで特定できてたはず
あと、
>>502 たしか、ディープフォビドゥンやフォビドゥンブルーだったかがあったはず
そういやアビスとかの水中MSの推進機関て何だろか?
スクリューじゃねえとは思うんだが
>>502 C.Eの種死時点での水中はそれこそ連合の天下だったはず。
何せ水中用MSの原点がフォビドゥンなんてかなりレベルの高い機体から始まってるからな。
アビスが開発されたのはその水中での戦力比を一気に覆すためだと思ってたんだが。
ちなみに、チャンドラは、ザフト製のソナーをAAに取り付けてしまう電子工学のスペシャリストという設定がある。
たかが一機のMSで戦力比なんて変えられるわけもなく
CE世界は本当に狂っているな
真面目に量産型作れやと
機種特定できる手段としては後はIFFぐらいか
テロリスト共はIFFなんて使っていないような気もするが
510 :
506:2006/12/09(土) 19:31:17 ID:???
>>508 アビスは連合で言うところのフォビドゥンブルーに相当する機体なんじゃないかと思うんだが。
つまり量産は今後の話ってことで。
っていうか、インパルス自体実は量産されてるもんな
毎回クロスを見て思うのだが
シンにフォローを入れる意味あるのか?
毎回クロスを見て思うのだが
無理にシンとステラ絡めなくてもいいんじゃね
プラントの場合はMS保有数と人的資源の問題から質に偏らざるを得ないんだけどね。
OK、シンにフォローのないクロス物というのがあればそれはそれで新鮮だ。
新作は常に歓迎するよ。
とりあえずアーサーの活躍ぶりに吹いたwww
PPメインとか面白そうではあるよな
動かせるキャラが少なそうだが
むしろ、負債補正で総DQN化してる人類を「普通の人」に戻すだけで
設定や背景はそのままでも、まったく違う新鮮な物語が味わえると思う。
>>518 PPはファントムペインの略でおk?
まず、DQNの手下部隊という要素をどう抜くかな。
>519
それを思うと、XEED氏の続きも気になるんだけどねー。
キラとラクスがまともなSSは貴重だ。
ラクシズは種の時点でDQNだろ…
種にDQNじゃない人間がいるような発言だな
希少種だ、探せ!
イアン・リー、ウナト、ニコルパパ、カズィ
ガロードはよ死ね
あれだけキャラがいて、4人しか並の感覚持ってる人間がいないのか…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
>>512 二次創作が本質的に自己満足であり
それ単体では関係の無い他者から見て意味が無いように
シンのフォーローにも意味は本質的に無い
そう、、、、
全ての意味は、俺たち読者が己の胸のうちに作り上げていくものなのさ!!
そして今俺は本質的に俺は酔っ払っている
そんな感じ? どんな感じ?
ヘイ! カモゥォーン!? オーイェオーイェ!!
ヤバ、ageにしたまんまだった……
>531
サイがいるじゃないか
では、少しハードルを上げて
非DQN、非ヘタレなキャラは?
佐為がいる
ハイネ居るじゃん
ナチュラル云々、という発言はあるがコーディネイターというパーソナリティの範疇では至極真っ当だぞ。
トダカを忘れるな!!!
空母で特攻はどう考えてもDQNだろ
サトーさんは?
単なる八つ当たりテロリストのDQNだろ。
兵士 A・B・C
管制官
民間人A・B
いやまて、こう考えるんだ。
むしろ種世界ではDQNじゃない奴の方が異常、そう考えるんだ!
そのイレギュラーにこそ、世界を切り開く役目を!
GJ!
ノイマン神過ぎwww
つーか、いくら海面だからってAAぶっ壊れちゃうよw
竜骨大丈夫かな?
艦体の立て直しも鬼のように速いし、もしかしたらシンゴを上回るかも。
ミネルバの整備組は、キッドがただのナチュと知ったら、価値観が崩壊しかねんな。
ばれないようにしないと。
大丈夫、並のコーディーより遥かに優秀なフラガ家の遺伝子とかある世界だし
つ最強の操舵士もナチュラル
問題ないな
一応、ノイマンは大戦1つ生き抜いてるからなぁ。
戦後の修羅場世界を生きてきたシンゴといい勝負じゃないか?
AA下部の飛行機っぽいものをフリーデンに換装
なんの夢見てるんだ俺
翼は人類のロマンだ
そろそろキッドにも艦×艦の超改造を(ry
某宇宙戦艦みたいにノイマンとシンゴの2交代制にすれば鉄板じゃね?
>>512 原作がキラを主人公にしたてようとするように、クロスSSではシンを種サイドの主人公にしようとしてる節があるからなぁ
あの人は戦争を終わらせる人とか抽象的なイメージでシンは必要な人材なんだと強調する
要素的にはまだアスランやレイのほうが主人公としてつかえると思うが…
本編のほうですが、相変わらずGJ!
シンのガキくささが相変わらずですが、ガロードやティファとの邂逅で何かが変わりそうですねー
しかし養成学校、能力さえあれば人格は矯正できなくても卒業ってのはどうなんだろう?
ナデシコじゃあないんだからさー(w
アスランはカガリの影で話してるような感じだけに、原作よりも威厳がない…
そりゃザフトアカデミーの質の悪さは半端ないぜ?
2回も国を裏切るコウモリハゲに白髪おかっぱに炒飯男みたいのがトップエリートになれちまう養成システムだからな。
所詮義勇軍だし、ハートマン軍曹みたいなのがいないんだろうな。
>そして見張りの連合兵がそこに向けて躊躇なくマシンガンを放ち、次々と労働者達が倒れていった。
>その人々を殺す連合の姿は
これについては作中で誰も言及してない
シンの行為を肯定することになるからスルーしたのだろうか
GJ
ひとつ突っ込み
種死AA潜れたよね
>>499 未来だから形が分かるほどソナーが進化しているんだろう。
何だかんだでここのシンは少しは頭使ってるぞ、
宗男との技量差を自覚してたり、接近戦でシールドを有効活用してたりするし。
>>558 あの場面は潜る暇ないだろ。同人アニメでも瞬時に潜ったりはしてない。
ビーム防ぎための水しぶき上げる必要があったんじゃないか?
潜行のためじゃなく水柱(ビーム緩衝材)あげる為の緊急落下だしな
しかし中の人大丈夫なのかあんな荒業w
>>558 オーブ沖でボロボロにされたばっかりなんだし無茶言うな。
>>554 ナデシコは人件費浮かす為に各方面でTOPと言えるかも知れないけど問題ありの人間を集めてるんだよ
人格面に無理が有るのを承知でさ
ザフトも似たようなもんじゃね?
じっくり人材を育てたいが、数の不足と状況の切迫で仕方なく
ひよっこルーキーを軍人として未熟者と承知しつつ赤服として前線に出さないといけないわけだし
>「お前がザラ隊長のセイバーのコックピットを見せろとコックピットに顔を突っ込んでいる間、
> 下からスカートの中身が丸見えで、皆、大喜びだった上、トライン副長なんて大喜びのあまりバック転していたぞ」
>とは口が裂けても言えないレイであった。
レイ、むっつりかwwww
将来性はあるけどヒヨッコしか人材がいないのがザフト
エキスパートだがあぶれものを集めたのが撫子
ちょっと違うか
「だってガイアは泳げないだろ、洋上で攻撃をしかけるんだからガイアは使えないさ」
「犬掻きならできるもん…」
に萌えた
バク転ってブリッジでしてたのかwwww
どう考えても格納庫です
本当にありがとうございました
>>567 ザフトは新卒
ナデシコはヘッドハント
Xはスカウト
>>474 遅レスだが
ゼオライマーとのクロスもいいなあ
とりあえずテクスがいたことは無視かwww
基地にいた&基地から撤退しようとしている兵士をMSで攻撃するのって悪いことなのか?
本編の時から思うけど。
降伏も停戦もしてない敵部隊を通常兵器で攻撃することが交戦規則に違反するなんて話
聞いた事がないんだが。
1stのアムロだってザクがいない基地をガンダムで壊滅させたりしてるぞ。ブライトさんは
「弾の無駄だ」って言っただけで、MSのいない基地を攻撃したこと自体は咎めてない。
道義上の問題というより、戦略面とか指揮系統とかの問題だな。
軍隊なんだからこの場合は叱られて当然。
ファーストの例(オリジンだけど)で言うと、
補給を受けようとするシャアのムサイをWBで奇襲したブライトが
ワッケインだったかに
「ルナ2は微妙なバランスオブパワーの上に乗っかっているので、
今回の様な戦闘は迷惑だ」
とかって叱られている。
シンの場合も想定外の敵基地を発見した段階でミネルバに確認取った上で
行動起こしていれば問題無かったんだろうけど、
>>577 あのさあ、建設中の基地内にだって民間人いると思うんだけど。
それと、まだ戦闘は続行中なわけで、勝手に抜けられたら困る。
MSで人間を虐殺したいのなら、作戦が終った後でやれということです。
まあ、確かに戦闘中に敵MSそっちのけで、人間狩りだしたら誰でも怒るわな。
只でさえ、味方の数が少ないってのに……
そもそも反抗期真っ盛りのヒス小僧にそこまで上等な頭無いんじゃね?
しかし、そんなのが赤服になれるZAFTって一体どういう軍事組織なんだろ。
軍人になった以上は年齢だのヒステリーだのは関係ない。
養成学校時代は、できるだけ我慢してたんじゃ…。
力が手に入るまではってことで。
つーかシンのやらかしたことは誉められたことじゃないだろうが、
種の時のパナマみたく白旗上げてる連中を一方的に虐殺したわけじゃあるまいし、
PPがほとんど撤退してたんならハゲが偉そうにガタガタぬかす筋合いではない気がするんだが。
もちろん軍人として上官の命令に反してる点はフォローしようがないが。
まぁ究極的にはそんな適当な話をだらだら作った負債と茸堕が悪いんだがな。
>>584 二度三度あっちゃたまらんと思ったんだろ。
>>579 「建設中の軍事基地内にいる民間人」は攻撃していいよ。通常の交戦規則だと。
あの基地の中には民間人がいるから攻撃しちゃダメ、なんて話が通るんなら、世界中の
軍事基地は中に小学校でも作ってるさ。
あと、MSで人間を虐殺なんて書くから悪いことみたいに聞こえる。MSで敵基地から撤退
中の敵部隊を攻撃、って考えれば普通の行動だよ。
このままじゃ「虐殺」されるって状況なら、攻撃を受けてる側が武装解除して投降するべき。
撤退は軍事行動でそれを妨害するのも軍事行動。別に非難される筋合いじゃない。
シンが独断行動しているのはたしかに問題だね。でも「防衛体制の整っていない敵基地
を発見しました」ってちゃんと報告すれば攻撃しろって命令がくるんじゃないか?普通。
建設中って言ってもどのぐらい未完成なのかはわからない。敵が立てこもって体勢を整え
れば脅威になるかもしれない。脅威になるかもしれないものをスルーするほうがおかしい。
なんつってもあのハゲの身勝手な正義はインフィニットだからなw
>>586 うん、でもシンはその民間人を助けるために動いたんだよね?そこんところは?
報告なんてしてないじゃん。
>>588-589 その程度、オブラートにくるめばどうという事は無いと言うておるのだが
まあ所詮その程度の行動、後の凸脱走のように、明らかにフォローしきれないアフォ行為ではないと
>>590 凸と比べる時点でダメ行為じゃん。
ぶっちゃけ、シン馬鹿じゃね?としか思えんかったし、その後の成長がなかっただけに。
よし、じゃあこれからもジャンジャン独断専行できるな!
>>591 何でだ?
駄目な行為と普通の行為を比べたら比べた方まで駄目行為になるってお前頭大丈夫か?
>>592 お前が人の話これっぽちも聞いてない事は良ッくわかった
オブラートにくるんで虐殺OK!
現実の交戦規則は良く知らないんだけど、緊急性の求められるモノってどういう扱いになってるんだろう?
「敵対している軍が民間人を虐殺している」現場に遭遇した時のマニュアルなんてあるのだろうか?
マジレスすれば、シンの奴腐っても赤だしザフトだから
ある程度の戦闘における戦闘逸脱行為は裁量として認められてないか?
つーか力を自覚しろ、と説くのがあのハゲじゃ役不足だ。
昨日の投下の中にあったが、結局あのハゲは誰かを説得する器でもないし、能力もないし、しようともしてない。
ピンクに洗脳され、同じくピンクに洗脳されたニートと意気投合してザフトを裏切ったホモ以上でも以下でもない。
>>595 はいはい、虐殺虐殺
虐殺って例えば無防備な艦艇めがけてビームを発射して大量の死者を出したり
宇宙で敵を達磨にしてレーダーの利かない大宇宙漂流刑を私刑したりする事ですね?
あのシーンがまったく後に生かされてないのがなんとも。
>>598 なら誰なら適任?
力を持ちその傲慢ゆえに前大戦で民間人の乗ったシャトルを撃墜してしまったイザーク辺り?
>>595 なるほどこれはいけない
何がいけないって、やったからといって戦略的にも戦術的にも目的にも誰も得るものが無い。
僕やっと気がついたよ、、、虐殺って純粋に意味の無い殺戮行為を指すんだね、、、
>>601 ヒント:種から続投のザフトにそんなこと言える奴なんて、、、
レス伸びてると思ったら……お前等、そういう議論したきゃ他所行け他所。
>>603 ×:種から続投のザフト
○:種から続投の負債に改悪されたキャラ達
まあ、あんなずぶの素人を使って基地作ること自体無茶苦茶だしな。
アレは基地を作っているのではない
アレは、基地作成という名目で雇用問題や蔓延る飢餓対策をなんとか止めようとした基地指令苦肉の策なんだよっ!!
正直民間人など足手まといだが見捨てる事は出来なかった、ただ末端もイライラしてたので暴走した。
ブレイクザワールドは既存の価値観を破壊したのかもしれない。
種の連中であの場面でシンに説教する資格があるとしたら西川かタリアくらいじゃない?
とはいえ、そろそろこの話やめないか?ラクシズ厨や荒らしが湧きかねない
>>607 ルナマリアさまが見てるでそんなこと言ってたな。
あの調子じゃ基地が完成する頃には戦争終わってそうだ。
308 名前:通常の名無しさんの3倍 投稿日:2006/12/09(土) 23:16 ID:???
つうかな、政治劇しようと思ったら
まず脚本書く人間が、政治とはどのようなものかを知らねばならないわけだが
知りもしない事は書けないというか妄想の類になってしまう
種死でまともな政治家も政治話もでなかった最大の理由は・・・・・
あとは分かるな
>>604 どこにいけばいいかな?わりと本気で聞いてみるんだが。
>>602 敵を殺すのは普通に意味があるが。敵を殺すことは憎しみの連鎖を招くだけとか偉そうにぬかす
ボケがいるけど、殺すことは敵の継戦能力を削り、銃後の厭戦ムードを誘う意味がある。
MSにのったものにとってその瞬間は脅威じゃなくても、逃がせばどこかで友軍の脅威となる。
この流れを見て思ったんだがシンは起こられた理由を履き違えてしまったんじゃなかろうか?
命令を無視して結果、ミネルバを危険に晒しかねなかったのが一番の問題なのに、
基地を破壊した事自体を責められたと思っているのでは?
後のアスランの力を考えて使わなければ他者を傷つけるという話しまで含めれば勘違いする要素は
かなりある気がする。
ついでに言えば、説教したアスラン自体、後者の思想がかなり混じっているような気もするが。
まあ凸だし
あの基地破壊エピソードはシンもアスランも連合も株を下げ、
種世界のダメさ加減が浮き彫りになっただけだな。
うーん、三方一両損ってことか
今回の投下では同人アヌメと違ってアウルが潜水艦沈めるどころか
レイとAAの策略で大損してる気はするがな。
とゆーかだ、あれはアスランとシンだけに批難をあびせるもんじゃないと思う
究極的には艦長であるタリアの責任になるんじゃね?
まあ一兵士のしたことだから隊長であるアスランが責任及び叱責をするもんではあるが…
基地破壊などの政治が絡みかねないレベルの問題が絡む以上、タリアがびしっと処分を下すべきではなかったのかと
無論、アスランが叱責をするのはOKだが、叱責だけでなく、処分を出すべきであり、処分を出すのは艦長のタリアじゃないのかなーと
根本的には、行動の結果や人道の是非ではなく罰則を与えるという軍隊的な規律を重視すべきではないかと
>>616 誰も丸く収まってないけどな(w
シンは叱責された上に反省の色なし、アスランはシンに反感をかって頭の悪さをみせ、連合は基地つぶされただけだし
まぁ多少は救われた民間人もいるべ
ザフトが軍隊的な規律を守る組織なら
とっくの昔にハゲは銃殺刑だな
>>618 タリアははコネで艦長になったようなもんだろうから艦長能力は高くないんじゃないの、
自分の戦艦に魚雷があることを忘れちゃってるような人だし。
まあ敵の戦略拠点(準備段階)なら
簡単に潰せる今のうちに潰しておく方がいいけどな
まあ戦力のウィンダム30機はあっという間に全滅してるけどな。
サテライトキャノンが無くともハモニカ砲だけでもザフトにとっては大収穫なんじゃないか?
ウィンダム30機は戦略拠点となるべき基地の護衛じゃないのか?
ウィンダムだけ潰しても意味ねえぞ
あの手の基地はばれた時点でもうダメじゃね?
基地の所在判明してタリアが何ら行動起さないのであれば
確かにタリアはダメポだな
基地の護衛がなくなったら建設途中の基地って終わりじゃね?
護衛のMS無くなっても補充はできるな
白兵戦能力を有するかぎり、基地の建設はそのまま進められるのだから
敵に発見されてるのに?
>>618 ついでにいえばあのシーンの他メンバーの呟きは、
ザフトが軍隊でなく、学生レベルの思考を持った奴等の集まりである事を暴露してたな。
全員ダメポだろ
脚本書いているのが馬鹿だから
馬鹿しか描けない
つまりあの時点で連合軍人を「虐殺」したことを非難したり、民間人を救出したことを褒めたり
する必要は無いけど、基地を発見して潰したことを評価したうえで独断先行と命令不服従を
指摘して懲罰を与えるべきだった。その場合、戦闘指揮官にすぎない凸の口先でなく、部隊
指揮官であるタリアから功罪を挙げた上で根拠のある処罰を与えなければ規律が守れない。
タリアはまくら艦長ってか。マリューよりましなイメージだったが
>>635 一行目はいらん
虐殺も何も、戦争やってる敵を殺しただけ
民間人を救出も軍隊の本分なのだから無理に褒める必要もない
議長もダメポというか
嫁の我侭のせいだろうけどな
凸の扱いに関してだが、アスラン・ザラとして扱うのであれば銃殺刑にすべき
ザフトに複隊を認めるのであればアレックス・ディノとして扱い
過去の全ての功罪を抹消、緑服とすべきだった
白旗上げた敵を殺せば虐殺だろうが、そうでないなら敵兵である以上、いわば正当業務行為。
結論:今回も結局は無能な負債が悪い、でFA?
641 :
584:2006/12/10(日) 14:14:14 ID:???
>>640 結局そうなんだけどどのクロスSS読んでもシンが「虐殺」したのが悪いみたいな書き方
してるのが気になった。
雑談だらけだな
>>641 感情にまかせて動いたのがいかんという評価じゃないのか?
興味ある話題みたいだけど、ちょっと続きすぎたように思う
原住民の人力で建造する基地程度なんて増援回してくれるわけねーじゃん。
重要な基地なら迅速に工兵部隊の手で建造するんだから。
>>646 重要性がないのであれば初めからMS部隊なんか置かない
拠点としての重要性があるのだからMS部隊が存在する
現地住民使っていたのは負債が馬鹿だからだ
拠点としての重要性があるかぎり、普通の世界なら補充要員はまわしてくる
旧軍じゃあるまいし人力で基地建設なんて馬鹿げてるよね。
「連合も苦しいのだな」的描写するわけでもないし。
>>647 連合じゃ30機程度は大した配備って思われてないんじゃないのか?
あの様じゃ前線の重要拠点なら100機はいないと足りないぞ。
それに原住民が人力でやっていたのは事実だし無視しちゃダメだろ。
30機のウインダムを運用できてもまだ施設を作る気だったから、いつできるか分かったもんじゃないけど。
あのウインダムは中身はダガーの粗悪品だったんだよ!
戦時中に急遽慌てて建設始める程度には重要だって事だろ
重要でないのであれば、そもそも作る必要性すらねえし
嫁の思考じゃ、どうせ「連合はこんな非道な事をする連中なんです」
てのしか考えてねえんだろうさ
・何のために、そこに基地が必要なのか
・何故技術も何もないであろう現地住民を徴用しているのか
・何のために逃げ出した現地住民を殺させるのか
この辺を気づきもしなかったつうか、何も考えていないのだろうさ
一般人の素人が手作業の突貫工事で建てた基地なんて信用できないよ。
基地の急造ならシービーズのお仕事だよ
素人お断り
CEにはグティというパワードスーツや作業用MSもあるのに…
基地じゃなくて、反ブルコス派・コーディネーターの強制収容所って設定だったら良かったと思うんだが。
…如何?
>>656 やってたのが基地建設じゃなく、穴掘ってそれ埋めろの類か
少し問題があるんだが
無駄飯喰らいのコーディー養う費用考えたら
ブルコスの連中はとっとと処刑しねえか?
逆に考えるんだ
「CEの基地は素人でも作れるレベル」と
考え……ゴメン苦しすぎるよね、流石に。
>657
穴は掘るだけじゃあないの?
ちょうど人一人入れるぐらいの大きさになったらそれまでとか。
なんだか自分のせいでスレが騒がしくなってしまい申し訳ない。
あまり書き手が口出すのはよろしくないことは承知の上ですが、今回、基地関係のイベントを出した理由を釈明させてください。
今回、基地破壊関係のイベントをやった主な理由はガロードとシンに対話をさせるというか、
互いの背景を知らせることにより、相互理解を図らせるため、及び、
軍規などを知らないという意味でおそらく一般人に近いガロードの視点から見た
シンの行為の評価をシン自身に知らせるためです。
(ちなみに今回のシンとガロードのやりとりのタイトルは当初「和解のきっかけ」というものですた)
もう少し具体的に表現すると、前者はガロード達が見てきたこと、戦争による「最悪の終着点」を知らせて、
多少シンに色々なことを今後、考えさせるためのきっかけを与えるためです。
(ティファのNT能力を使った理由はガロードの話の信憑性を高めるためです。)
後者は、連合に対する潜在的憎悪感情を有さず、かつ、軍規とは縁があまりないガロードから見て、
お前のやったことが間違いだと断定はできないけど、やり過ぎじゃないか?
という考え方(軍人としてこのような考え方を持つことは不適切でしょうが)を伝えることを意図しております。
原作にもあったこのイベントについては、個人的には、あくまで軍事行動の一環なので、
破壊行為をしたこと自体に批難すべき点が大きいとは思えません。
上命下服が徹底されなければならない軍において、命令に背いた事実は批難されなければならないでしょうが。
戦場を離れた、ということについては、シンが基地を攻撃したのは、
ファントムペインの面々は原作でも撤退した「後」だったと記憶してますので
目の前の敵をほっぽりだして基地を破壊しにいったとは認識してないです。
あと以前指摘があったシンの憎しみが強すぎるという点については最後にきちんとした
結論を出すためのイベントが考えてありますので、生暖かい目でご覧いただけると助かります。
ちんこ ちんこ
たっぷり ちんこ
確かに撤退の置き土産にアビスがニーラゴンゴを沈めて、それにキレてから攻撃しているな。
M1がビルごと運べるんだし、MS使ったらあっという間に基地ができそう。
人力で作れるレベルの基地ってせいぜい第一次世界大戦かその辺りまでだろ
いったい連合は何を考えてるんだろうね
嫁はガンダムを中世ファンタジーと混同してるからな
なにかっちゃ討つ討つ言うし
モビルスーツを「剣」呼ばわりするし
軍事基地も下層階級をムチで叩いて造らせる物だと思ってるのさ
それは中世ファンタジーに失礼。
あやまれ!
ファンタジーにあやまれ!!
戦国時代だって築城や陣地作成には専門職を使ってたぜ。
職人組合舐めんな。
670 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/10(日) 20:06:33 ID:5HzzO1/z
……ドラム缶って事はないかな?
かの有名な電撃ビリビリの……
671 :
584:2006/12/10(日) 20:26:55 ID:???
>>660 こちらこそ失礼しました。貴君のSSに不満を言っているわけではなく、ちょっとした疑問
のつもりでした。負債シナリオをある程度受け入れなければならないという縛りの中、
それを受け入れつつキャラクターを掘り下げようというお考えを聞き、感服いたしました。
今後とも応援いたしますので素晴らしいSSをお願いいたします。
結局、嫁か負債の究極的無能が全て最大の元凶なんだからもうこの話はやめないか?
魔法陣グルグルで、モンスターに捕まったキタキタ親父が
変な杭みたいなのを重労働っぽくガラガラ回し続けてたのを思い出した
モンスター「しっかり回せよ!」
キタキタ「あ、あの〜・・・これは何のために回すんですか?」
モンスター「意味はない」
焼肉焼肉
タリアさんももうちょいパイロット連中のこと気にかけてりゃなあ…
魔乳もそのあたりは大した差はないよな
なんかタリアと魔乳比べると魔乳のが上ってイメージがあるが…
魔乳のが上なのは回避発言のタイミングだけだ、それもノイマンがいるという前提の(w
>>676 それって、つまりは魔乳単品は無価値ってことジャマイカwwww
やっぱり大空魔乳パイキングじゃん
そりゃ独身巨乳と不倫心中巨乳(子供ポイ捨て)比べれば、なあ…
いやカルト教団の信者に比べりゃ遥かにぶっちぎりにマシだ。
・・・・・・今思ったんだが、インパルスinAAでデュートリオンビームってどうなってンの
考えるまでもなく不可能だろ
きっとキッドなら…キッドなら何とかしてくれるさ!
シルエットは、ストライカーパックの様な電池内蔵式じゃないのかな?
きっとキッドなら…キッドならきっと何とかしてくれるさ
ハイパードーデンチだったりして
充電するのに皆で自転車でもこぐのか?w
本編でデュートリオンビームが活躍してたのってオーブ出るときの戦闘以外あったっけ?
ぶっちゃけいらないだろ。GXが加わってるから空中戦をインパルス一機でやらなきゃいけないわけでもないし。
セイバー?そんなのいたっけ?
第一話・「招かれざる者です」
かつて戦争があった―
愚かな戦いの果てに、連邦軍兵士ジャミル・ニートは悲劇の鉄爪を引いてしまった。
地球は多くの人間が死に、やがて長い冬に覆われ死の星と化した。
あれから15年―。
愚かな歴史は終わったかに見えた、だが‥。
「ガンダム売るよ!」
戦後生まれの少年ガロード・ランは、自分の愛機GX-9900を公開オークションに出していた。
今まで孤独に生きてきたガロードは、兵器パーツの回収を仕事とするバルチャー艦、そのフリーデンの集団生活に馴染めないでいた。
しかも、助けた時から想いを寄せていたNT少女・ティファにも愛想をつかされたと思い、落ち込んだガロードは一人フリーデンを飛び出して来たのだった。
若さゆえの暴走、人はそう言うだろう。
ガロードはこれからの生活のために、フリーデンから持ち出した自分の愛機を売ろうとしている所だった。
「あれ本物か?」
「あんな子供が何故?」
参加していた客誰もが信じられない様子だった。目の前にある白いMSは、まぎれもなくあのガンダムだったからだ。
「さあ、高く買ってよね!」
ガロードの掛け声と共に、客たちは一斉に声を上げた。
「4000万!!」
「5000万!!」
「なら俺は6000だ!!」
提示される数字に、ガロードは納得がいかないようだった。
「おいおい、コイツはガンダムだよ?もっとビシッとした奴はいないの?」
そこに、一人の少女の言葉に一同は静まる―
「3億」
ガロードの前に現れたその少女は、間違いなく3億と言った。
「3億だと?」
客たちはざわついて、誰も金額を提示するものは居なくなった。
「3億で買い取りますわ、ガロード・ランさん」
ピンク色の髪の毛の少女の言葉に、ガロードはためらった。
(3億だって?こんな女が3億も?いや、それより、どうして俺を知っている!?)
「分かったよ、あんたに売るよ」
ガロードは承諾した。交渉は成立し、ガロードとその少女は後で落ち合うことにした。
(なんかあるな)
ガロードの野生の感はそう感じていた。
「MS確認、例の2機です!!」
サラがジャミルに報告した。フリーデンは、ティファを狙うフロスト兄弟からの追撃を受けていた。
「よし、総員戦闘配置につけ!エアマスターとレオパルドを出せ!」
「了解」
ジャミルの指示を、サラはMSデッキに伝える―。
「またあいつらか!」
「毎度の事ながらよくやるねえ」
好戦的なパイロット・ウィッツは勢い良くフリーデンから発進し、ナンパな色男・ロアビィはしぶしぶレオパルドを発進させた。
フリーデンから発進したMSを確認して、オルバが回線を入れる。
「GXは居ないみたいだね、兄さん」
「なめられたものだ」
オルバの言葉に、シャギアも不快感をあらわにした。
これまでの戦いはパイロットの差ではなくMSの性能でGXに負けた。それを今日こそ証明しようとしていたからだ。
「来るよ、兄さん」
「まあいい、GXをおびきだす餌になってもらうとしよう」
シャギアの言葉に、オルバは静かに答えた。
「了解、兄さん」
「さあ聞かせてらおうか?どうして俺の名前を?」
近くの森に呼び出したガロードは、ピンク色の髪の少女に銃を突きつけて聞いた。
勘が良いガロードは、この少女を殺し屋とでも思ったのだろう。しかし、少女は冷静に答えた。
「私はラクス・クライン。わけあって自分の素性はお話し出来ません。ですが、どうしてもこのMSを手に入れる必要があったのです」
「なんだって?ふざけるな!そんな説明だけで、ガンダムをやれるか!」
ガロードは目の前に居る少女の正体が何者か見当がつかない。だが、ガンダムはやれない、渡してはならない、そんな気がしていた。
「ですが、あなたはお金が欲しいのでしょう?でしたら‥」
「金の問題じゃないんだよね。得体の知れない奴にコイツは渡せない、それだけだ」
ガロードの野生の狼のような気迫に、ラクスは溜息をついた。
(このような人には何を言っても無駄ですね)
決心したラクスは、ガロードを見た。
「なら、力ずくで貰う事にします」
「なんだって!?やれるもんならやってみろ!」
ガロードは銃を撃とうと引鉄を引こうとした。その時、背後に殺気を感じた。
(なんだ!?)
ガロードが振り返るより早く、ガロードは持っていた銃を蹴りで弾かれ、相手を確認する前には、すでに顔面に拳が迫っっていた。
「っぐお!!」
鈍い声を出して、ガロードは後方に大きく吹き飛んだ。あまりの衝撃に、歯が何本か折れたようだ。口の中はガタガタになっていた。
「ごめんね。でも、こうでもしないといけない理由が僕らにはあるんだ」
ガロードの前に立っていた少年はそう言った。
見た目は普通の少年だが、先ほどの動きからして只者ではない、ガロードはそう感じていた。
「おまへは、えだれだっ!?」
歯が折れて口の中は血まみれになり、ガロードはうまく喋れなかった。それでも、野生の獣のような目だけは変わらなかった。
「僕はキラ・ヤマト、フリーのMS乗りです」
キラは最小限の答えしか示さない。あまりガロードに時間を費やすのも面倒な様子だった。一気にまくしたてる―。
「わけあって僕のMSは戦闘不能になって、このMSを貰う事にしました。じゃ、これで、行こうラクス」
そう言うと、ラクスを呼んでGXのコックピットに乗り込もうとする。
「まてえ!そんな理由でわはしてはまるかあ!!」
ガロードはキラに襲い掛かったが、あっさり腕を取られると、そのまま一気に逆方向に曲げられた。
「うぎゃあああああああああああああ!!」
あたりに鈍い音と、ガロードの悲痛な声が響き渡った。
そんなガロードに対し、キラが冷たく言った。
「やめてよね、君なんかが僕にかなうわけないだろ」
その冷たい目に、ガロードはすっかり怯えてしまった。今まで生きてきて怖い事はあったが、怯えたのは初めてだった。
キラとラクスはGXに乗り込み、ハッチを閉じた。
「どうですか?」
ラクスの問いに、キラは画面を確認しながら言った。
「うん、たいした事ない、原始的なシステムだね。でも、どうやらコントローラーが要るようだ」
「コントローラー?」
ラクスが尋ねた。すると、下にいたガロードがコントローラーを持って叫んだ。
「おまえた、こいつがないとうごかせないぞ!」
ガロードの必死の抵抗だった。だが、キラはコックピットからガロードを撃ち殺した。この距離から正確に、キラはガロードの脳天を撃ち砕いていた。
「回収してくる」
「ええ」
ラクスは静かに答えた。
しばらくして、コックピットに戻ってきたキラの手にはGXのGコンがあった。
「さ、行こうか」
キラの言葉にラクスはうなずいた。
ガロードの無残な死体を残して、GXはその場を飛び去った。
「っくそ!ゲテモノガンダムめ!」
ウィッツは、フロスト兄弟のコンビネーションに完全に押されていた。
ロアビィとの連携がうまくいかないわけではないのだが、兄弟のコンビネーションにすっかり押されてしまっていた。
「このままじゃ、やばいよね、やっぱ」
ロアビィも焦っていた。ガトリングの弾は尽き、ミサイルも残りわずか、足も被弾して動きが悪くなっていた。徐々に追い詰められていくレオパルドとエアマスター。そんな二人をよそに、シャギアはいたって冷静に言った。
「そろそろトドメをさすか、オルバよ」
「了解、兄さん」
アシュタロンはMSに変形すると、両方のハサミで一気にエアマスターの翼をつかんだ。
「しまった!」
ウィッツが叫ぶと同時に、ハサミが翼を切り落とす。
「うおおおおおおおおお!」
エアマスターは、そのまま回転し地面に撃墜した。動けなくなったエアマスターとレオパルドを、二機のガンダムが取り囲む。そして、ヴァサーゴの腹部からビーム装置が開かれる―。
「切り札は最後まで取っておくものだよ」
ビーム装置に粒子が収束されていく。
「切れ切れついでに、人生の幕切れか‥」
ロアビィは、失神したウィッツを見てそう言った。
「艦長!」
その様子を見て叫ぶサラだったが、ジャミルには唇をかみ締めるしかなかった。
「MSあらたに確認!これは、GXです!」
トニヤの報告に、ジャミルは画面に映し出されたMSを見た。
「ガロード!」
そこには、たしかにGX-9900が映し出されていた。
「兄さん!あれは!」
「何?」
メガソニック砲を放とうとしていたシャギアは、後方から迫るMSを確認した。
「来たか」
フロスト兄弟は戦闘態勢を取る。だが、次の瞬間GXから強力なエネルギーの粒子が放たれた。
「兄さん!!」
「っく、サテライトキャノンか!!」
あまりの出来事に、アシュタロンもヴァサーゴも回避しようとしたが間に合わず、アシュタロンの下半身やヴァサーゴの右腕右足は高エネルギーで蒸発してしまった。
「馬鹿な!!」
「兄さん!」
「っく!ええい、引くぞオルバよ!!」
戦闘は不可能だった。フロスト兄弟は、その場を引くことしか出来なかった。
「どういうことだ、なぜいきなりあれが撃てる‥?」
ジャミルもわが目を疑った。ブリッジクルーも、みな言葉を失っていた。
そこに、ティファがあらわれてつぶやいた。
「招かれざる者です」
「なんだと!?」
ティファの言葉がジャミルには理解できなかったが、関係なくGXからフリーデンに通信が入る。
「初めまして。僕はキラ・ヤマト、かつてコーディネーターと呼ばれた者です」
―つづく―
駄作確定
スレ違いじゃないか?
キラとラクスがX世界だから、
ここだとスレ違いだね。
該当スレに移動した方がいいよ。
スレ違いだね。
>キラはコックピットからガロードを撃ち殺した。この距離から正確に、キラはガロードの脳天を撃ち砕いていた。
この辺とかありえない。既存のキャラ改造したほうが叩かれにくいといってもやりすぎ。
こんなのキラキュンじゃありません><とかいわれるだろうし。名前借りただけの別キャラだ。
しかしスコップが1000本単位で磨耗するとは言った物だ。
最低SSで検索してどういうことが嫌われるのか勉強する事をお勧めする。
ヘイトスレ池
いくらなんでも、これは酷過ぎる
これがWikiに登録されないことを心から祈る
…読んでてスパシンや黒アキトによる逆行断罪系、特定キャラヘイトもの思い出した
これだから種厨は空気読めないと言われるのだよ
ラクシズがあちこちのクロススレでボコボコにされているんで
嫌がらせで書いたのだろうけどな
登録されても消す
ID取得してでも消すから安心してくれ
ヘイトスレにいけば良いと思うよ
キラとラクスがAWをホントに破滅まで導くなら魔王降臨モノって感じでみてみたいかも。
なるほど人様のものを奪ったり、自分の好みで他人を傷付けることに全く躊躇がない最低のクズどもなことをストレートに表してるなwww
だが、どっちにしろスレ違いなのはね
ヘイトスレで是非とも見せてもらうとしましょうか、各世界の破滅を
そして全てを滅ぼした後に「僕たちの世界は〜」を言ってくれたら完璧。
なんだよ、新作が来たかと思ったらすれ違いの上に
駄作臭がプンプンするじゃねえか。
そういうのは理想郷とかに投稿しろよ。
>「初めまして。僕はキラ・ヤマト、かつてコーディネーターと呼ばれた者です」
いや、誰もそこまで聞いてないんだけどw
このモトネタを駄目にするパクリは、まさか負債では……!!
基本として何でもOKな俺だが、
殺意まで掻き立てられたSSは二つ目だ。
>キラはコックピットからガロードを撃ち殺した。この距離から正確に、キラはガロードの脳天を撃ち砕いていた。
不殺のキラきゅんが人殺しwwwwwwwwwwwwwwwwww
もうねバカかとアホかと
荒らし目的のSSだという事はわかった
まぁ確かにスレ違いなのかもしれんが、そんなに叩いてやるなって。
自分の作品を駄作と言われるのは相当キツイと思うぞ。
片方の主人公が早々に死んじまう珍しいクロスSSだと思って、暖かく見守ってやれば・・・あれ?
ガロード死ぬ。
↓
ティファが泣く。
こ れ 駄 作 だ ! !
>>715 それだけで理由として十分過ぎるwwwww
以下何事も無かったかの様に
【種・種死の世界にXキャラがいたら】スレをお楽しみ下さい。
>かつてコーディネーターと呼ばれた者です
喪失するものじゃないから
かつてもなにも現在進行形だ
718 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 19:15:25 ID:hv3ICavC
酷いものを見た
>>691 凸の(額の)光具合と反比例するように地味な機体だからな
出番が有ると信じたい……
(´・ω・`)テラシュギューン…
とりあえずコテとトリップつけてほしいな、NG登録しやすくなる。
「キラ in AFTER WAR」をNG推奨
つーか微妙にやり方がぬるい。
ヘイト、断罪系を標榜するというのなら、
いっそ最初のサテキャでフロスト兄弟とフリーデンをまとめて吹き飛ばして、
その後フォートセバーン、セインズアイランド、エスタルド、クラウド9そして新連邦の全てを消し去って見せろ。
えっ、この作品って壮大な釣りじゃないの?
キラが惨く死んでも何とも思わないがガロードだと悲しくなる俺ガイル
正義感あふれるヲチスレから自信を持ってお届けする大傑作らしいよ。
この程度の最低SSを飲み干せずして何がスコッパーの英霊か
我を磨耗させたくば、この三十倍の文量を持って来いというのだ
ヲチスレが表に出てきた時点でアウトだろ。
最低SSを読み慣れてるのは解ったから、 まず スレタイを読み直せ。
解ると思うけど、スレ違いなんだよね。
かと言って向こうに行かれても困るからな。
おとなしくヲチスレでくだでも巻いてろって話だ。
そして
>>696-730、釣られ過ぎ。
どうせ書くならXのMSが種世界ではヘナチョコってことにすればよかったのに。
それだとキラが出てくる前にやられちゃうからダメかな?
735 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 21:24:58 ID:ib+CHibB
>キラ in AFTER WAR
荒らしもいいいかげんワンパターンでつまらないって言われたから、
無い頭ひねってみたってとこですかね?
まあ、これはこれでつまんなかったけど。
所詮真面目に書いているわけじゃない手抜き作品だし、読み手を不愉快に
させてやろうという感情がストレートに出すぎで白ける。
いろいろな意味でもっとがんばりましょう。
これはこれは……くだらない自作自演のお時間ですね。
だからヘイトスレで続き書いていただけませんかと申しているんですよ。
(ここはXキャラinCEなので、少なくとも種キャラinAWのスレ行けよ)
いいじゃん、ここで。ここはもうあっちのHPに移ったあとの廃墟。隔離スレなんだから。
真面目に投稿したい人は向こうに移ったほうがいいと思うよ。
このスレはX運命専用スレじゃねえよ。
氏ね。
>>740 うん。もう隔離版の中の隔離スレだからX運命とは何の関係も無いよ。
>>741
>>385
やべぇ
別の意味で嗤った
>>482コレ書いた人ってバカ?
X運命は外部移転しちゃったし
今やってるのはまったく別のSSじゃん
なんでこうまで粘着したがるのかね
っ【脳内における仮想儲】
このスレの最初の方見るとよくわかる
>>748 工作員乙
二虎競食を仕掛けて
両方を揉めさせようとしてもムダだ
「俺は一体、何をしているんだ…」
ガロードが語った、滅んで荒廃した異世界。
ティファが見せた、その異世界の姿。
当然ながら、シンは、混乱せざるを得なかった。
だが、ティファの見せた異世界の姿はシンに大きな衝撃を与えた。
シン自身、ガロードのMSパイロットとしての能力は買っていたが、
それ以外についてはあまりよく思っていなかった
これはカガリやアスランの言う事と同じような奇麗事だとしか彼には聞こえていなかったからである。
だが、ティファとガロードの伝えたことは、奇麗事ではなかった。
呆然としているシンの手に添えられたティファの手をそっと引き剥がしてガロードが言う。
「俺だって憎しみを持つなとは言えねえよ、多分。俺がいた世界でも絶対に許せねえやつはいる。
だけどさ、それだけに捕らわれちまって、傷付けなくてもいい奴まで傷付けちゃなんねぇんじゃないかな」
「そうなのかもな…少し考えさせてくれ…」
シンが呟くように答えてその場を去って行った。
「あいつ、大丈夫かな…」
「まだわかりません。でも、私達がこの世界に来た意味があるとしたら…」
「ああ。俺は世界があんな姿に変わっちまうのは見たくねえ…」
ガロードの話を聞いて、呆然となりながら艦内をシンは歩いていたが、目の前にレイが現れる。
「シン、艦長が呼んでいる。用件はわかっているな?」
「ああ、わかってるよ」
「どうした?お前は隊長に殴られてへこむようなキャラではなかったと思うが?」
「いや、あいつがどうこういう訳じゃないよ。じゃあ、俺行くから」
シンが歩いていくのを見てレイが不思議に思う。
シンらしくない。今までのシンであればアスランへの怒りで半ば暴れまわるような態度を取っていたはずだ。
一体何があったのだろうか?
軍人としての自覚が今回の一件を機に芽生えてくれればいいのではあるが。
「とはいえ、元気がないことには変わりはないか…あいつの好きそうなモノでも探しておいてやるか…」
タリアは上がってきた報告を受けながらげんなりしていた。
まさかカーペンタリアのすぐ傍にこんな基地が建設中であったとは思えなかったし、
シンはまたトラブルを起こすし、アークエンジェルの急な着水のせいで自分の部屋はすっちゃかめっちゃかだし…
そこにドアをノックする音が聞こえる。
「空いてるわよ」
タリアのやや気力の抜けた返事が響き渡った。
「シン・アスカ、入ります」
タリアがまず抱いた感想はレイと同じものであった。普段のシンらしくない。
だが、だからと言って何もしないで放置するわけにもいかない。
「どうして呼ばれたか、わかるわね?」
「…はい。連合が建設中の基地で暴れまわったからです」
「少し不正確ね。
相手が投降の意を表していた訳じゃないから、敵である連合の部隊へ攻撃を加えること自体にはとやかく言わないわ。
でも、指揮官の立場にある人間の指示に背いたことは軍人としてあるまじき行為よ。
軍は強大な力を持っているからこそ、強い規律に従わなければならない、アカデミーでも習ったはずよ」
「はい」
「私だって、あなたがアスランのことをあまりよく思ってないことはわかってるわ。
しかもいきなりやってきた人間の指示に従うのは抵抗があるでしょうけど、あなたは軍人なのよ。
長い人生、嫌な上司、気持ち悪い上司、自分より無能に思える上司に当たることがないとは言わないわ。
でも、軍人である以上、望んで軍人になったのならなおさら、規律には従うように。わかった?
わかったなら罰として、今格納庫でやってる散らばった資材の整理を手伝ってきなさい」
「わかりました…」
そう言ってシンは艦長室を後にした。
「あの子、悪い物でも食べたのかしら…」
連合が撤退した地域へ派遣されたカーペンタリアからの部隊の到着を待って
発進したアークエンジェルは、その数日後、マハムール基地へと到着した。
マハムール基地の司令官から、ローエングリンゲート攻略作戦への協力を要請されたタリア、アーサー、アスランの内、
アスランはひとまずアークエンジェルへ戻ってきていた。
理由は、現地司令官が彼の名前に反応したことがおそらく理由であったのだろう。
自分がザフトを一度は裏切ったことは事実なのであるから。
アスランが食堂で大盛ワカメそばを啜っていると、後ろのテーブルから喋り声が聞こえてくる。
「ナチュラルとコーディネーターの融和ねえ…実際どうなんだろ」
「とりあえず昔ほど酷くはないけど、今だってどうだか」
「まあな。今だって艦内で俺達を見るクルーの目、冷たいからな」
「いや、それはお前が緊急着水してみんなの部屋を散らかしちまったからだろ」
「おいおい、じゃああんときはどうすりゃよかったってんだよ」
「知るか」
そういえば、この前の戦闘の後、部屋の中が滅茶苦茶になっていたな、とアスランは思い出す。
「1つ言えることは、俺達が立ち寄る先のザフトの基地でご婦人方と気軽にお話できないうちは
ナチュラルとコーディネーターの融和なんて夢のまた夢だな」
「つまりはナンパじゃないか」
そういえば、ブリッジクルーの何人かはナチュラルだという話を聞いたことを思い出すが、
アスランにとってはそれはどうでもいいことであった。
「せっかく世界を旅してるんだ。行く先々で色々な女性とお話したいと願うのは男の義務だろう」
「確かにその点については同意だな」
なんという低俗な話をしているんだ!としかアスランは思えなかった。
カガリは正にナチュラルとコーディネーターが暮らすオーブを治めるため奔走し、
それを実現するために日々、努力をしていたというのに!
ヤキンの後、カガリの傍で政治の舞台を見てきたアスランも、
ナチュラルとコーディネーターがいかに手を取り合っていくかを考えてはいた。
自分は政治の世界に関与することはできないが、カガリが望む世界を実現するために力を貸すことが出来れば本望であった。
だがそれをこともあろうにナンパとか男の義務とか、
そういった軽い言葉で評されたことはアスランにとっては愉快ではない。
腹立たしい、自分やカガリがしてきたことを馬鹿にされているように思えたのだった。
「貴方達は一体何を考えているんだ!?」
アスランは思わずテーブルを叩いてしまった。
そして後ろの席を見るべく振り返ると、アスランにとっては予想もせぬ顔がそこにはあった。
「ん、なんだ、イージスのパイロット君か」
「いやいや、あのときはジャスティスだよ。んで今はMS隊の隊長さん。
やあ久しぶりだね」
「あ、貴方達は…」
「ああ、無理に名前思い出そうとしなくていいよ。どうせ知らないだろうし。
アークエンジェルの背景その1だ、お久しぶり」
「じゃあその2だ。ところで何を考えてるってなんのことだい?」
アスランにとっては見覚えはあるけどあまり知らない顔…
飄々としているノイマンとチャンドラに対して、アスランは気まずくて仕方がなかった。
「い、いえ・・・それより、どうしてここに?」
「「雇われたから」」
「じ、じゃあ、なんで雇われたんですか?」
「仕事に使ってた車でフリーダムに連れ去られそうになったカガリのお嬢ちゃんを連れて逃げたら、
君の大好きなお友達にその車をお釈迦にされて失職したからだけど?」
質問に即答されて、糾弾しようとしていたはずが逆に押されている、そう感じざるを得なかった。
「大好きなって・・・ってことはあなた達はキラと一緒に行かなかったんですか!?でもどうして?」
「お誘いは来たぞ。あのお嬢ちゃんをそのままにして連合と同盟を結ばせたら世界は大変だ〜!
だからお嬢ちゃんをさらうのに手を貸してくれ、ってね」
「まあ即答で断ったけどな」
「それにガロードの話じゃ、カガリのお嬢ちゃんも連合と同盟を結ぶつもりはゼロだったみたいだしな」
「どうして断ったんですか!?キラやマリューさんはあなた達の仲間でしょう?」
「仲間だからといって犯罪に手を貸す義務はないさ。
国家元首をMS持ち出して誘拐するなんて、普通の考え方ができる人間なら誰だって犯罪と答える。
国のあり方を決めるのは最終的には国政に政治的責任を負う政治家だ。身内だからって何しても許されるはずがない」
「君がザフトにいて、君の父が議長だったとき、そのお父さんがする決定を君が間違ってる、って言って
君はお父さんを誘拐してたらそれが犯罪にならない、だなんて思わないだろ?まさか」
「それは…」
「それに俺達にも生活がある。言い方は悪いかもしれんが、プラント独立の英雄の1人であるパトリック・ザラの息子として
裕福に育ったであろう君には、一国民として生きていくための感覚が
あるとは思えないから、俺達の言うことは分からないかもしれないが」
「お前が言うなよ。お前なんて名前に2世って付いてるじゃないか」
「いや、俺のは親父がそれっぽく聞こえるからってつけただけだ」
「ハッタリかよ!?」
「やっぱりキラ達のしたことは間違いだったんでしょうか…」
やや置いてきぼりを受けた感のあるアスランが呟いた。
「少なくとも、一般人のMS保持や理由はどうあれ国家元首の誘拐は犯罪以外何物でもない。
国家元首だって国の金を不法に使い込めば犯罪になりえるんだから、『彼ら』のしたことがロクなことだとは思えないな」
「色々偉そうなことを言ったかもしれんが、君のMSの腕は買ってるからあてにはしてるよ。
あ、あと裏切りだけは勘弁くれよ?」
「あともし君が『ザラ』の名前で統治者を目指すのなら、これは覚えておいた方がいい。
市民はたいていがみんな自分勝手な生き物なんだ。だから様々な利益団体とかが存在するし、
政治なんて清濁併せ呑まないと結局は1人よがりになってしまう。君らよりは年喰ってるから言えることかもしれんがね」
「はあ…」
そう言って2人は食堂を後にした。
だが残されたアスランにとって、
親友の行なった行動がほぼ完全否定されたことは重くのしかかった。
そしてアスランは自分の今置かれている状況と親友を想う心の板ばさみになっていたのである。
ユウナ・ロマの提案を事実上足蹴にした今の自分はザフトの一員であり、
プラントのために行動しなくてはならない。
ただ、世界に指名手配され、いつ後ろから刺されてもおかしくはない親友が心配でたまらない。
「俺は一体、何をしているんだ…」
何かを言おうとしたわけでもない。
思わず出てしまった一言である。
だが、この一言は紛れもない、アスランの本心であった。
つづく
次回
「お前らの町はきっと俺達が助けてやる!」
GJ!!!
ナイスなタイミングで現れる作者氏!スレの澱んだ空気を吹き飛ばしてくれたぜ!
いや、それにしても、AAは大人ばっかりですね。
まともな奴ばっかりだよ。
特にレイ!その気遣いがなんともいえないYO!
おまい、良い奴過ぎる。
背景1、2って、オイ!
背景どころじゃねーーー!
ノイマン・チャンドラがかっこよすぎるぜ。
凸には低俗・不真面目に映ったみたいですが、私はこれこそがナチュ・コーディ融和の道だと確信しましたw
いや、実際こういうのが一番大事だと思いますよ。
もう次のスレからスレタイも変えてX運命とは完全に切り離したスレにしないか?
スレタイを変える必要はないがテンプレを何とかした方がよい
この後レイがシンのために買ってきたのは妹系の本やGVGだったりして・・・
760 :
759:2006/12/12(火) 00:54:09 ID:???
DVDだった・・・ハモニカ砲に貫かれてくるorz
ガール・ビデオ・ディスクですかな
別にスレタイはこのままで良いだろう?
何か問題あるか?
>>757 X運命前からこのスレタイ。
変える必要がない。
764 :
757:2006/12/12(火) 01:00:07 ID:???
あ、投下GJです。
AAの背景1、2の大人な反応は○!
アスラン、ワカメ食ってちゃシリアスも台無しだぞw
わかめ
もう炒飯並の扱いかもな。
とりあえず荒らしが湧いてくるオチスレ対策じゃない?スレタイ変更。
いつまでもX運命の粘着に巻き込まれちゃたまらんということだろ。
EDN氏GJ!
シンの憎しみがこれで少しでも和らげばいいが・・・
そしてノイマン&チャンドラ本当いいキャラしてるなオイw
凸は・・・ホントどうにかならんかね。
ラクシズ全体にいえる事だが身内に対してとことん甘く、
そいつらがやろうとする事なら倫理も何もすっ飛ばして肯定しようとしやがる。
(ちなみにカガリの同盟締結その他は連中にとってセイランに『やらされている』事なので適用されていない)
もう奴の目を覚まさそうとするなら逃げようとしたカガリをキラに背中から撃たせるくらいしないといけないかも試練。
ノイマン&チャンドラ…ここまでまともだと、むしろなんで前大戦でラクシズに手を貸した?といいたくなるな
いやまあ前大戦じゃあ離脱の仕様がなかったのはわかってるんですけど(w
しかし今回のアスランの背景二人への叫び
一瞬ユニウスセブン落下時のヨウランたちの不謹慎発言へ怒ったカガリと被ったな
流石は恋人…根が似てる
しかしそっととはいえ、きっちりティファの手を引き剥がしているガロードが可愛い(笑
>>766 スレタイ変更に一票
素直に「種・種死の世界にXキャラが来たら」でいいんじゃないか?
ガロード達が種死世界に来たら、でいくね?
SSは切り離して、一般的な雑談を今のままのスレタイでやればいい。
このレイは何かとお茶目さんだから、シンを元気付けるために持ってくるものは
本編レイには思いつかないものだと期待
アーサーに借りた妹ゲーとか・・・・・
>>768 あの二人、連合上層部に対してはなんでナタルのようにアラスカで引き抜きしてくれなかったんだと思っていたに違いない。
種の時は種死と違って一応正式なオーブ軍だったからな。
ウズミ死後も、一応は脱出したカガリ率いるオーブ軍残党艦隊だったし。
まあその後に桃色汚物一行が合流しちゃったからややこしくなったが。
マリューと兄貴を除けば、元々のアークエンジェルクルーは流されてラクシズに所属してただけだしなぁ
種の流れじゃあアークエンジェルから降りるなんて出来るはずがないわな
まあウズミ死後はもう軍属じゃあなかったよーなもんだし、抜けたところで文句は出なかったでしょうが…
抜けられるはずがないよなぁ、あの空気で
ノイマン&チャンドラがAAから引き抜かれていたら・・・
ドミニオンの勝率が飛躍的に向上するな
ナタルもドミニオンクルーの訓練にイライラしてたからな。それなりにAAクルーの能力は買ってたんだろ
種の時点でAA面子はオーブ以外行くとこなかったんじゃないか
で、オーブでドロップアウトしてもそのオーブ自体が戦場になるんじゃ
生きていけるかわからないしなぁ・・・
オーブ防衛からメンデル戦あたりはまだいいとして、仮にも正式?なオーブ残党が、
他国の争いに立派に関与してることはどうするんだ?
まあこれまた無能負債の都合の一言で片付く問題だろうが。
>>778 連合はオーブ攻撃した張本人だし、ジェネシスはオーブに対する脅威。
勝てば後からいくらでも理屈はつく。
戦略級のMSを持っているオーブは世界の脅威
世界中から攻撃されても文句は言えないでつね
てことだなw
ここですか?
核ミサイルを持っている国は自国の脅威なので
問答無用に攻めこんでも、勝てばあとで幾らでも言い訳が立つとかキチガイ発言しているのがいるスレは?
実際種世界はそうだしなあ。
現に種では連合がオーブ攻撃、種死ではジブリール匿ってるというだけでプラントがオーブ攻撃してる。
横槍入れた時、ジェネシスの存在は連合・ピンク一派には知られておらず
戦闘中に初めて使用された事によって存在がわかったのだが
それでも、横槍入れてザフトを撃つ理由になりえるのか?
>>783 それに関係なくメンデル戦でザフトがオーブ攻撃したってのが理由になるんじゃね?
つか、現実のアメリカのイラク戦争ってそうだろ。
で、アメリカは別に罰されてないわけで。
負債にとって冷戦時代てのは
お互いに核ミサイル打ち合いをしていた時代だとでも思っていそうだな
豚田と嫁、茸堕の3人こそまさに悪の枢軸だと思えてならないここ2年
>>783 >>779がアフォなだけで
レクイエムとジェネシス勘違いしているのに変造500ウォン
まあAA連中はプラントにレクイエム打ち込まれている時には何もせずに
ガッツポーズとっているようなシリーズ人間の屑どもなわけだが
つか、クライン派辺りから漏れててもおかしくないけどな>ジェネシス情報
そういやCE世界の国際法ってどっかに欠片でも出てたことあったっけ?
>>783 いやちょっとマテ。
確かジェネシス発射前の時点でラクシズがやったのは、
核ミサイル迎撃およびピースメーカー隊への攻撃のみじゃなかったか?
連合への攻撃は百歩譲って『他国の侵略を許さず』の拡大解釈の報復として、
この時点ではザフトに対して積極的に攻撃してもいないし、
いくら『他国の争いに介入せず』とは言っても目の前で核ミサイルによる虐殺が行われようとしていて、
それを止めようとすることがそれほど非難されるべき行いといえるのか?
亀レスだが
>>770、
それは少し良くないんジャマイカ。
ここの住人がガロードとシン、種死キラその他との関わりのみが見たいのならともかく、
>>245みたいに無印種に介入する話が読みたい人もいるだろうしつーか俺は読んでみたい。
>>792 なら
ガロード達が種・種死世界に来たら
でいいかと。
X運命離脱後も最低板で荒らし画策なんて最低行為してる連中はアスラン以上に迷惑だ。
>>792 極論だが、核ミサイル発射されてプラントが全滅した場合
3年後に戦争は起こらなかった=戦死者がでない
という考え方もできるな
>>794 でも「宇宙に敵が居なくなったことでナチュラルたちは再び地球上でいがみ合うようになり、
ブルーコスモスという名の過激派が消えたのみで各地の紛争は激化の一途を辿りつつあった」なんて感じで、
本編と違う種死が始まりかねない気もするんだが・・・
>>793 そのスレタイでいいと思う
もう一度再スタートをするためにガラリと変わった方がイメージも変わる
あとコーヒーという文言も無しな
そこまで逸脱されると反応に困るわけだが
>>794 人類滅びりゃ二度と戦争が起こらなくなるぞ。
つまりクルーゼは正しかったんだよ!
おっと、
>>797は
>>795宛てね。
人道的かどうかは置いといて、宣戦布告も無しに攻撃するのは(どっちに攻撃するにしろ)普通に犯罪だと思ったが。
ピースメーカー隊に攻撃していたが、もしも連合が勝利した場合、それは「非難されるべき行い」になる。ジェネシスとザフトに置き換えれば逆もまた真。
まぁ結局そんなもんだろ。
>>798 たとえそれが正しくとも絶対に肯定したくはないな。
ふと思ったがもしC.EにおいてNT、あるいは新人類と呼ばれるに値する者が存在するとするなら、
それはナチュラルとコーディネイターの垣根を取り去り調和をもたらす者達ではないだろうか。
まあジョージ・グレンが語った事とあべこべになってしまうが・・・
やはり諸悪の根源はジョージ・グレンだな
ワカメ
>>794-795 >極論だが、核ミサイル発射されてプラントが全滅した場合
>でも「宇宙に敵が居なくなったことでナチュラルたちは再び地球上でいがみ合うようになり
最強の力(スパコディ&フリーダム)を巡って泥沼のような戦いの渦中に
放り込まれると大予想!!
>>793 スレのカウントは
風景画○枚目
とかどうだろう
つまりどうなってもあのニートがいる限り争いは続くわけだ
>>804 ガロード達が種・種死世界に来たら-風景画○枚目-
って感じか
悪くないかも
オチスレに
>>727みたいな月厨が多くいるなら、どれだけ名前変えても粘着してくる可能性がある。
連中の本拠地は、一般サイトによく迷惑をかける荒らしを推奨・保護・育成って方針だから
どれだけ犯罪行為を繰り返しても管理側が一度も処分下した事が無くて増長しきってる。
荒らしを受けたら、普通にここの管理に依頼した方が意味があると思う。
>>807 >一般サイトによく迷惑をかける荒らしを推奨・保護・育成って方針だから
そんなルールはない
該当板のローカルルールをよく読め
荒らし行為は全面禁止だよ
うわ、本当にいるのか…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
>>807 いや、月厨は前ここで点呼取ったら住人にもいた。
なんでも月厨のせいにするなw
一口に月厨と言っても、単なる型月ファンと文字通りの害厨がいるもんな。
後者の数が余所のジャンルに比べて異常に多いから嫌われてるけど。
数だけじゃなくて行動も過激だけどな。
>>800 まあ、ぶっちゃけジョージ・グレンはプラントの連中に対して否定的というのが公式。
ジョージ・グレンの信奉者も批判的だし、
リ・ホームに居るジョージ本人もかつての告白を後悔してるだろうさ。
X運命は離脱したんだから、仕切り直しの意味も込めてスレタイ変更しようぜ
元々荒らしはX運命に粘着してたんだし
コーヒーの名前が残ると、ここもずっとX運命にかこつけて粘着されるよ
せっかく新作が始まったってのにさ
アストレイ詳しくないんだけど、ジョージってハーロックのトチロー状態?
X運命は第一ターゲット。潰れるか離脱したら別の作品、それが潰れたらまた別の…
難癖つける口実も、一つが通用しなくなったらまた別の口実をオチスレで練って…
とやってくのが粘着池沼ってものだから、あんま期待出来ないけど、別に反対はしないさ。
そもそも何で粘着されてんだ?
洗脳でも受けたんじゃないか?
皆で一つの目的の為に頑張るのってキモチイイよね、とか。
初めはX運命の登場に浮かれた信者が、
他スレで紹介してマンセーしてうざがられたからかな
鈴村に見せれば喜んで泣くとか出版できるレベルとか神とかそんな感じで触れ回ってたから
まあ、じさk
やっぱ止めよう陰謀論は。
>>819 無能な味方は優秀な敵よりも恐ろしいって奴だな。
>817
紹介スレが一時的にだけどX運命最高!神!なレスで埋め尽くされたからじゃないか?
他所のSSスレでも宣伝してたことは覚えてる。
そうか、ロゴスの陰謀だったのか
真に受ける方もあれだと思うよ
毎日更新だったし、ある種の祭りだったね
あれは
>823
真に受けるも何も事実だが…過去ログ読めば出てくるよ
月とか型月って何?たまに見かけるんだけど。
型月 -> TYPE-MOON
>>828 スマンそれでもわからないんだが、ガンダムXと関係あるの?
>>831 TYPE-MOON=同人業界出身のエロゲメーカー
「月姫」や「Fate」等のヒット作を生んだ
月厨、型月厨とはこれらの作品の熱烈な信者を指す
とかく空気を読まず、スレ違いである事を自覚せずに
内輪ネタで盛り上がることを好む
>>727などはその典型。作中のセリフ、設定をすぐに引用したがり、
話が通じようが通じまいがおかまいなしの発言を飛ばすのが特徴
月つながりでXと関係あるかと言えばまったく無し
ただのエロゲオタと考えておK
>>833 サンクス。全然知らなかった…
ってか月厨っていうから夜神月の月をもじった新しいのキラ厨の呼称かとオモテタ…
煽りのSSやネタレス一つにこれだけ大騒ぎする連中がいるから
スレが弄られるわけだが
少しは自重しろ騒いだ連中
わからないなら聞く前に検索等で調べる、これ基本。
>>829-830 すまん、wikiは素で入れ忘れた。
愚かな僕を撃て!
一からやり直すんだったら
>>830辺りが妥当なところだろうね
新作もいずれwikiに行くんだろうし
一つだけお願いがある、
TYPE-MOONファンの全部が型月厨だなんてことだけは思わないで欲しい。
こういうことを言い出すから型月厨乙といわれる事が分からない典型的な型月厨乙
ここはとても月が見えた!なインターネッツですね。
火種の儲もうざいし燃料になるアンチもうざい
知らない奴からみたらこんなところだな
コーヒースレ23も建てて、一度は完全分離した方がいいと思う。
今の荒らしひしめく最低板連中の対象は形式的にはコーヒースレになってる訳だし、
風景画とコーヒーに分けて、風景画はSSメインのスレにすればいいさ。
コーヒースレ23はいらないよ
移行作業はほぼ終わったみたいだし、もうここではX運命の話もほとんどでてこないし
いや最低板の点プレはあくまでも実質的な「コーヒースレ」だから、
スレタイだけ変えるんじゃなく、風景画はコーヒーとは別物だとはっきり示した方がいい
コーヒースレ23建てればバカどもには丁度いい目くらましにならないかな
>>844 よけいな火種を残すだけだ
止めたほうがいい
すっぱりコーヒースレはこのスレで終了して、次スレは別物にすべき
いや最低板の荒らしの巣のテンプレがあくまでコーヒースレをオチ対象にしている以上、
コーヒースレとの区別を明らかにしないと連中に粘着する大義名分を与え可燃
>>846 >コーヒースレとの区別を明らかにしないと
スレタイやテンプレも変更、コーヒーの過去スレも載せなければいい。
>>830の案でいいだろ。
余計なスレは荒らしの根城になったりするからな
類似スレや重複スレがそうなった例は過去にキリがないほどある
それだと実質的な次スレだから、とオチ連中が言い掛かりを付けさせる余地を残すんじゃないか、と言ってるんだが。
なんせSSをここから移転するんだし、内容がX運命離脱後のこのスレとあんま変わらないなら、
荒らしなんてホイホイ枠危険があるだろ。
>>849 削除依頼すればいいだけ
無関係なスレをオチしてるってな
最低板には削除人が来るからスレスト確定
しかし新シャアは実質削除人不在状態だから重複スレに荒らしが住み着くと、もう手に負えないぞ
その時どうするんだ?
そもそもそこまで難癖をつけてくるならダミーのスレがあっても無駄だろ
コーヒーの次スレを立てても、誰もいなければオチしないんだし
だからコーヒー23を立てるのは、荒らしの根城にされる危険が出てくるだけで、
全く意味がないと思う
ヲチスレにも突撃厨を快く思ってない奴はいるんだ
そこは察してくれ
突撃厨ってのはただの愉快犯だろ
ま、コーヒーとすっぱり縁を切るのが一番だな。
誰だよX運命をコーヒーとか言い出した奴
うん、なんでこんなに空気悪いのか教えてくれ
>>856 おそらく元は紹介スレによってつけられるコードネームが定着したんじゃないかな
>>858 紹介スレが原因か…
なにが影響するか後になってみないと解らんもんやね
ってかこの呼び方がいつの間にかスレの通称とX運命の両方を指すようになっちまったしなあ…
以前の『落ち着いてコーヒー飲め』的な雑談スレに戻らんものか
860 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 21:14:47 ID:5Cr9wDNK
マルキオってX運命に出てきてないよな?
そういえばここでコーヒー談話している内にコーヒー熱がヒートアップしていってサイフォン買ったのが何人かいたっけ
俺ドリップ派(ネルは流石に無理。毎日水換えなきゃならんし)
ごめんねぇ! インスタントでさぁぁぁぁぁ!!!
>>858 あっちでのコードネームはカフェインだよ
X運命の連載がピークになったとき、スレが荒れるとやたらコーヒー飲めコーヒー飲め
ってやってたからじゃない?
スレタイのコーヒーと代表SSだったX運命を結んだだけだろ。
別に悩むことでもない。
どこぞの虎の首だって本来はSSの呼び名なんだし。
コーヒー止めて紅茶かココアにするかw
「べノーネディエッタラテ」ってのがダイエットにいいみたいだよ
>>866 Xに関係ある?
紹介スレでも最近はカフェインよりコーヒーの方を見た気がする。
まあ今ではそのスレの禁句になっちまったし両方ともあまりみないが
結局コーヒーはこのスレで閉店で、次から風景画なのか?
>>830の案でいくって事か?
>>869 テクスがしょっちゅうコーヒー淹れてて最終回で大概の問題はコーヒー飲む間に解決策が浮かぶみたいなこと言ってたから。
>>871 それでいいだろ
粘着されるのはもう飽き飽きだ
今、スレのタイトル変えようとか言ってる奴ら
工作員乙だ。
釣りにしか見えない件
突撃厨もここまで来ると面白い。
そうでないなら今までのレス読み直せ
荒らしがスレタイを変えさせないように必死になってるな
ヲチが出来なくなるからだろう
あいつらが嫌がるならなおさら変更ケテーイだな
第二話・その1
フリーデンへと収納されたガンダムXから、先ほどの通信の人物が少女と共に降りてくる。
その光景を、ジャミルやティファ、それにフリーデンの乗組員のほとんどが見守っていた。
一体何者なのか?
ジャミルには見当がつかなかった。
ティファには、これからおこりうる事が、分かっているみたいだが。
「はじめまして、キラ・ヤマトといいます。こちらは、ラクス」
「ラクス・クラインです」
GXから降りてきた二人の人物が挨拶をした。フリーデンのクルー達も、これに答える。
「ところで、ガロードはどうしたんだ?なぜあなた方がこれを?いや、他にも聞きたいことは山ほど有る」
状況のつかめないジャミルがこのような質問をしたのも無理はない。
一体何がどうなっているのか?フリーデンのクルーに答えられるものなど居なかった。
「では、ブリッジに案内していただけますか?そこで全てをお話します」
キラの提案に、一同は従った。
「いってー!なにすんだ!‥は!ここは?」
医務室のベッドから飛び起きたウィッツは、自分の状況がまずつかめなかった。
「お目覚めかい?」
「ロアビィ」
声の主はロアビィだった。どうやら、エアマスターとレオパルドはやられたみたいだ。ウィッツはすぐに状況がつかめた。
そこに、ドクターテクスが入ってくる。
「どうだ?二人とも大分よくなったようだが?」
テクスの質問に、二人は黙り込んだ。
おめおめやられて、この艦にいるのが情けなかった。
「そういや、GXに乗ってたのはガロードじゃなかったみたいだぞ」
テクスの言葉に、二人は驚きの声を上げた。
「なんだって?」
「一体どういうことだ?」
テクスはあらかじめ起きた事の説明をした。
そして、二人はその少年と少女の存在が何者なのか確認すべく、ブリッジへと向かった。
第二話・その2
「みなさんは信じられないかも知れませんが、今から半年後この地球に恐ろしい敵がやってきます」
キラのいきなりの言葉に、一同はみな理解できなかった。
「何の事だ?」
ジャミルは質問した。もっともシンプルな投げかけだった。
「実は、僕とラクスはこのアフターウォーの世界の人間じゃありません。違う世界から来たのです」
「違う世界?」
「ええ。実は、僕たちのいる世界、コズミックイラで、ある日とんでもない事が起こったのです」
この少年の言葉を、とりあえず全部聞いてから嘘か誠か判断しよう。ジャミルは思った。キラは続ける―。
「あの日、地球に一人の宇宙人がやって来ました。名前はラディッツといいます。ラディッツは、たちまちに地球を占領しました」
「一人でか?」
ジャミルの問いに、キラはうなずいた。
「ええ、たった一人でです。MSも核も、サイヤ人の前では無力でした。わずかに生き残った人間の中で、遺伝子操作で生まれた人類・コーディネーター、その中でも1番と2番である僕とアスランがひたすら体を鍛えました。そして、ラディッツをかろうじて倒す事が出来たのです」
「サイヤ人って何だ?」
ウィッツの質問に、ラクスが答える。
「サイヤ人とは、この地球からはるか離れた銀河の宇宙人で、生まれた時から死ぬまで戦いつづけるという戦闘民族です」
「っへ!おもしれえ、上等じゃねえかよ!」
「お前も戦闘バカだからな‥」
「あん?何か言ったか?」
「いえ、なにも」
ロアビィが余計なこと言わない方が身のためだと思ったのは、ウィッツとはじめてあった時から分かっていた事だった。
キラが話を続けた―。
「そして、ラディッツは死に際にこう言ったのです。『今から半年後、俺よりもっと強い奴が二人、地球にやって来る』と」
今度は、ラクスが続けた。
「それで、生き残った私たちは地球の再建に時間を費やしてました。でも、ある日分かったのです。二人のサイヤ人は今とは別の時代の地球にやってくる事が」
「違う時代、つまりそれがこの時代なんですか?」
サラの質問にラクスはうなずいた。
「それで、僕達はもてる科学力と優秀な頭脳でなんとか次元を行き来できるタイムマシーンを完成させました。そして、タイムトンネルを通って、この時代に来たという事です」
キラの話に、誰も信じるものは居なかった。約一名を除いて。
第二話・その3
「ガロードはどうしたんですか?」
ティファの言葉に、キラは言いにくそうに語った。
「‥死にました、僕が殺したんです」
キラの言葉に、一同は息を飲んだ。そしてしばらくの沈黙の後、再び語りだす。
「この時間、この場所に来てみなさんにサイヤ人の事を話す必要があったんです。少しでもずれると歴史が変わってしまう。これは賭けだったんです」
キラの言葉をまだ完全に信じられる者は居なかった。キラは更に続けた。
「ですが、安心してください。彼は生き返らせる事が出来るんです」
「なんだって?」
クルーの全員がみな信じれない気持ちだった。無理もない。だが、ティファは違った。
「ドラゴン、ボール‥」
ティファの言葉に、キラはうなずいた。
「‥‥ええ、そうです。ドラゴンボールです。7つ集めれば、どんな願いでも叶うという不思議なボール‥」
キラはドラゴンボールの説明をした。その説明が、誰もが一番信じられなかった事実かもしれない。
だが、確かにこの違う世界から来た少年の言うとおり、事態は進行していっているのが事実だった。
「つまり、半年後ガロードを生き返らせて、全員で戦えと?」
「ええ、そういうことです。ガロードさんには死んで、あの世で修行してもらう必要があったんです」
キラの提案では、半年後再び自分とラクスがこの地に戻ってくる。
そこに、修行したジャミル達と、生き返ったガロードで、なんとかサイヤ人を倒そうという作戦だった。
「俺はやるぜ!なんだか嘘くせえけどよ、やってみる価値はあると思うしな」
ウィッツは納得した。
「まったく、単純なんだからお前は。でも、まあおもしろそうじゃないの」
「うむ、どうやらやるしかないようだな」
ジャミル、そしてロアビィも一応は納得した。
「良かった。みんなで戦えばきっと勝機はあるはずです」
「では、半年後にまた会いましょう」
挨拶を済ませ、キラとラクスはコズミックイラの世界へと帰っていった。
彼らが帰還する様子を見ていたフリーデンのクルー達は、その時誰もが彼らの言った事を信用する気になった。
まあどうせスレタイを変えたにせよ変えないにせよ
後でアンチが自分たちの作戦でこうなったとかなんか言うんだろ
第二話・その4
死んだガロードは、蛇の道の入り口へと来ていた。
「ここを通って行けってのかよ!へ、上等だ!我が道を走る、このガロード・ラン様にはうってつけだぜ!」
あの世で閻魔様から教えてもらった、あの世で一番強いといわれる界王様。その界王様のいる星へ続く蛇の道。
サイヤ人、違う世界から来た少年、ドラゴンボール―。
ガロードには分からない事だらけだったが、一つだけ確かな事があった。
ティファと、未来を生き抜くこと―
その思いだけで、この蛇の道を渡り、修行してもらって強くなる、そしてティファを護る―。
その思いが、ガロードを走らせた。
(見てろ!サイヤ人だかなんだか知らないが、必ずこの俺がやっつけてやるぜ!何も考えずに走れ!)
ガロードは、遥か彼方まで続く蛇の道を走り出した。
ドラゴンボール探しは順調だった。
ティファのニュータイプの力で、ボールは次々と見つかった。
フリーデンのクルー達は、ジャミルが不在でも立派にドラゴンボールを全部見つけ出す事に成功した。
後は、来たるべき日にガロードを生き返らせればいいだけだ。
一方、カリン塔を登り、更にその上にある神様の神殿に辿り付いたジャミル、ウィッツ、ロアビィ、テクスの4人も、神様のところで厳しい修行を繰り広げていた。
誰もが思いは同じ、この地球を守り抜く―。
誰もが、来たるべき日に備えて全力で取り組んでいたのは間違いなかった。
そして、半年が過ぎた―――
第二話・その5
「ポイントJ-H7、この辺かな」
「そうね」
あれから半年が過ぎ、再びこの世界の地球へと降り立ったキラとラクスは、あたりを見回した。
地球はまだ美しい姿を保っていた。どうやら、サイヤ人よりも先についたようだ。邪悪な気配も感じられなかった。
「とりあえず、みんなが来るのを待とう、ラクス」
「ええ」
二人とも、あの日から相当な修行を積んだようだった。半年前とは見違えるようなたくましい顔つきに変わっていた。
そこに、二人の下に近づいてくる気配を感じた。
「この感じは、みんなだ」
「本当ですわ、みなさんが来て下さったのですね!」
その頃、神様の所での修行を終えたジャミル、ウィッツ、ロアビィ、テクスの4人は、二つの大きな気のある場所へ急ぎ飛んでいた。
「こいつら、もしかしてサイヤ人か?」
ウィッツは嫌な予感がして言った。
「いや、この気は例の別世界から来た少年達だろう」
テクスの考えは正しかった。
「どうやら、あの話は本当だったみたいだな」
ジャミルは、改めて気を引き締める思いだった。
「派手にお披露目と行こうじゃないの」
ロアビィも、半年前とは見違えるほどにたくましくなり、自信に満ち溢れていた。
「おーい、ここです」
キラが手を振る場所に、4人は降り立った。
「やはり君たちだったか」
「ええ、僕達のほうが早く着いたみたいですね」
「サイヤ人は?」
ウィッツの問いにラクスが答えた。
「まだのようですわ、おそらくもうすぐ‥」
一同は、これから来るべき戦いに緊張した。
いや、この状況で緊張しないものなど誰も居なかった。
そんな時間が5分ほど過ぎた‥‥‥
r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/ >::::::::::ヽ
. 〃 ヽル1'´ ∠:::::::::::::::::i
i′ ___, - ,. = -一  ̄l:::::::::::::::l
. ! , -==、´r' l::::::/,ニ.ヽ
l _,, -‐''二ゝ l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の日記帳じゃねえんだ
レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_ !:::l ) } ト
ヾ¨'7"ry、` ー゙='ニ,,,` }::ヽ(ノ チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、 !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、 ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{ __)`ニゝ、 ,,iリ::::::::ミ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ , な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
第二話・その6
大気圏を抜けて、宇宙から地球へと確実に飛来する二つの物体があった。
その二つの塊は、勢い良く地表に叩きつけられると、ものすごい爆音がした。
その宇宙船の塊が落ちた地点は、大きな穴が空いていた。
『プシュー』
二つの宇宙ポットの扉が開き、中からそれぞれサイヤ人が降り立った。
「フン、割といい星じゃないか」
小さい方の男が口を開いた。不敵な笑みを浮かべ、目は好戦的な目をしている。
「早速ぶっつぶしますか?」
もう一人の大男が小さい方の男に尋ねる。その姿は野獣のようである。
「フン、まずはこの星の人間を皆殺しにしてから、あとでこの星の査定額を調べる」
そう言って、小さな男は自分の目に取り付けられた機械、スカウターのボタンを押した。
スカウターに数値が表示される。
「おい、見てみろナッパ。ここから東の方角に大きな戦闘力が6つも集まってやがる」
ナッパと呼ばれた大男も、自分のスカウターを押して確認した。
「確かに。こりゃ、少しは期待出来そうですな、べジータ様」
べジータと呼ばれた小さい男は、にやりと笑ってナッパに言った。
「ちょうどいい、少し遊んでやるとしよう」
べジータの提案に、ナッパも嬉しそうに答えた。
「待ってました!」
二人のサイヤ人は、一気にその場を飛び立つと、猛スピードでキラ達の要る所に向かった。
「ハハハ、こいつはいいや!この星は重力が軽くて、体がすいすい動くぜ!」
二人の速度は、確実に上がっていった―――。
第二話・その7
「いでよ神龍、そして願いを叶えたまえ」
ティファは、この日のために揃えたドラゴンボールを並べると、神龍を呼び出した―。
「これが、シェンロン?」
「すごい‥」
「ば、化け物だ…」
目の前に現れた巨大な龍を目の当たりにして、サラやトニヤ、シンゴの意見はみな同じく驚愕だった。
ここで、ちょっとした豆知識を一つ。
シンゴ・モリのキャラ名は、SMAPの香取慎吾と森且行から取ったものである。
ガンダムXが放送してた頃はまだSMAPは6人だったため、このネーミングになったのも納得できよう。
ちなみに、シンゴ・モリの髪型は、当時の森君そのままなのも納得が出来る。
豆知識終わり。(1996へぇ)
「さあ願いを言え、どんな願いでもたった一つだけ叶えてやろう」
シェンロンの言葉に、ティファは願いを言った。
「ガロード・ランを生き返らせてください」
「たやすい事だ」
シェンロンの言葉が終わると、ドラゴンボールが宙に浮かんだ。
「願いは叶えてやった、さらばだ」
シャンロンは消え去り、ボールはそれぞれ飛んでいった。
どうやら願いは叶ったようだ。
「後は、ガロードが地球に戻ってくるだけね」
サラの言葉に、ティファは笑みを浮かべた。
「はい」
―その頃
「待ってろティファ、今行く!」
生き返ったガロードは、急いで神様の神殿から飛び立った。
次スレ、ってか新スレは風景画でFAか?
第二話・その8
「来る!奴等が近づいてきます!」
キラの言葉に、一同は身を引き締めた。
その戦闘力に押しつぶされそうになりながらも、4人はふんばった。
次の瞬間、二人のサイヤ人は一気にその地点に到着した。
(早い!)
あまりの早さに、誰もが接近してたのにきづかなかった。
「フン、お前らか、戦闘力1000程度の正体は」
地上に降りたべジータが言った。
「ま、所詮は俺たちの敵じゃねえけどな」
ナッパは不敵な笑みを浮かべると舌なめずりをした。
「っく!」
6人は戦闘態勢を取ったが、サイヤ人達は思わぬ行動に出た。
「おい、今から俺たちの出す兵隊に勝ったら、次は俺たちが遊んでやる」
べジータの言葉にキラが噛み付いた。
「ゲームだって、ふざけるな!」
そんなキラをウィッツがなだめた。
「まあまあいいじゃないの、まだガロードも来てないんだしよ」
キラはその言葉にしぶしぶ了解した。
「ここなら良いサイバイマンが育つぞ」
ナッパが、手にもってた種を埋めた所から、6匹の緑色の培養戦士が生まれてきた。
「な、なんだあれは!」
「気持ち悪いですわ」
「ゲテモノガンダムよりゲテモノだぜ!」
これから戦う相手に嫌悪感を示す一同だったが、そこへロアビィが自信をみなぎらせた。
「ここは俺に任せてくれない?全部やっつけちゃうからさ」
だが、ウィッツが手を上げた。
「いや、俺にやらせてくれ!」
ラクスも手を上げる。
「いえ、わたくしが!」
ジャミルもテクスもキラも手を上げた。
「俺が」
「オレだよオレ、オレオレ直太郎」
「僕が」
ロアビィももう一回手を上げた。
「いや、俺にやらせてくれよ」
「どうぞどうぞ」
ロアビィ以外はみな一斉に手を下げた。
(最初から俺がやるって言ってたんだけどな‥)
嵐キター
それでおkだろ
偶然かもしれんがさっそく荒らしが食いついていたのはワロタw
第二話・その9
「さーて、チャッチャと片付けますか」
ロアビィは、レオパルドのガトリングをサイバイマンに向けた。
神様のところで修行して来たのに、MSで戦うようだ。
「フン、あんなデカブツの弾がサイバイマンに当たるかな?」
べジータは余裕の笑みを浮かべた。
「シャー!」
サイバイマンAがレオパルドにつかみ掛かったが、レオパルドは残像拳でそれを交わした。
次の瞬間、サイバイマンAの上を取る。
「よそみしない!」
レオパルドは、ガトリングアームでサイバイマンAをぶん殴った。サイバイマンAは一気に地面に激突する。
「ギエー!!」
大穴を空けて、地面に突っ込んだ。
そこへ、レオパルドは間髪要れずにガトリングを発射する。
『ズドオオドドドドドドドド!!!!!!!!」
地響きを立てて、ものすごい数の銃弾の雨霰が攻め立てた。
ガトリングの回転が止まると、あたりの地形はすっかり変わっていた。
「フン」
ロアビィは余裕を浮かべて、べジータ達を見た。
「さあ、次はどいつだ?なんならまとめて相手してあげても良いんだよ?」
その様子をコックピットで見ていたキラ達は、みな驚いていた。
「すごいですね、ロアビィさん!」
「あたりまえよ、俺を100としたら、あいつは80ってとこだからな」
ウィッツも内心は凄いと思っていた。
しかし、そんなキラ達をよそに、べジータは顔色変えずに言った。
「どうやら、今度はお前達がサイバイマンを甘く見たようだな」
「なんだって!?」
キラにはその意味が分からなかったが、すぐに分かった。
大穴から飛び出したサイバイマンは、すぐにレオパルドのコックピットハッチにしがみついた。
「しまった!」
ロアビィはモニターの前に写るサイバイマンを振りほどこうとしたが、しがみついたサイバイマンは離れなかった。
次の瞬間、サイバイマンがニヤリと笑うと、サイバイマンは大爆発を起こした。
その光景を、キラ達は呆然と見てるしか出来なかった。
良識が有るなら該当スレで書くはずなんだがな
つまらんからスルースルーw
はっはっはっ、コイツは愉快だ!!!
荒らしに良識を求めるなんて、太陽に向かって話しかけるような愚劣さだぜ!!
第二話・その10
爆風が消えると、レオパルドの残骸だけがそこにあった。
コックピットに戦艦の大型ミサイルが直撃したようなものだ。バラバラに吹き飛んだロアビィを確認しようとする者は誰も居なかった。
「情けねえサイバイマンだぜ、相打ちとはな」
ナッパの言葉に、ウィッツの怒りが込み上げてきた。
「あいつは、嫌な予感がしてたんだ‥、それで自分から、‥ちくしょう!サラになんて言えばいいんだよ‥!」
そして、べジータの言葉に怒りは頂点に達した。
「おい、片付けておけよ、そこのボロクズ」
サイヤ人の態度に、ウィッツの怒りが爆発した。
「ちくしょう!おい!離れてろ、巻き添えを喰うぞ!!」
ウィッツの言葉に、キラ達は空中に逃げた。
「修行の成果を見せてやる!!!!」
エアマスターの二つのバスターライフルから、ゆるやかなエネルギー波が放たれた。
そして、それはゆっくりサイヤ人達の上を過ぎると、空中で止まった。
「おらああああああああー!!!!」
ウィッツの掛け声と共に、エネルギーの塊は空中で拡散した。
それらは確実にサイバイマン達に飛んできた。
「ギエー!」
「グギャー!」
「ひでぶ!」
逃げ惑うサイバイマン達は、次々と餌食となった。そして、それはサイヤ人にも直撃したのをウィッツは確認した。
「へ!」
ウィッツが笑みを浮かべると、そこにはサイバイマン達の飛び散った死体がごろごろ転がっていた。
「やったな、ウィッツ!」
ジャミルの声に、ウィッツは少し残念そうに言った。
「いや、一匹だけ逃しちまった」
すると、岩陰に隠れていた一匹がラクスのエターナルに飛び掛った。
「シャー!」
「しまった!」
その様子に焦ったウィッツ達だったが、エターナルに接触する前にそのサイバイマンの腕を掴んだのは、キラのフリーダムだった。
振りほどこうとするサイバイマンに対し、キラは冷たく言った。
「消えろ」
次の瞬間、フリーダムの強烈なボディーブローがサイバイマンにぶちこまれる。
「ギええええええええエエッツ!!!!!」
苦痛の声を上げるサイバイマンを空中に投げたフリーダムは、そのまま右端のヴェスバーを放った。
『ズドオオオオオン』
サイバイマンは、跡形もなく消滅した。
第二話・その11
ジャミル達が、キラの強さに感心してた時、ついにナッパが動き出した。
「さーて、そろそろ準備運動でも始めるか」
その様子を見たジャミルは、ゆっくり歩き出した。
「あいつは俺がやる。お前達は手を出すな」
その様子に、誰も異論を唱えるものは居なかった。
「うお おお おおおおおおお おおお おおお!!!」
突如、ナッパは気を貯め始めた。凄まじい迫力に、地面が揺れ出し、岩が飛び散る。
次の瞬間、ナッパはジャミルに襲い掛かると、いっきに腕を叩き落した。
「うおおおおおおおおおおおお!!」
ジャミルは、何も出来ずに倒れこんだ。
ナッパがトドメをさそうとすると、テクスがナッパに取り付いた。
「たいがいの問題は、コーヒー一杯飲んでる間に、かたがつく物さ・・」
テクスは自爆した。
「テクスううううううううううううううううううううう!!」
ジャミルは、怒り任せに気功砲を撃った。
そして、力尽きた。
「無念・・」
ジャミルは死んだ。
新スレ立ったら告知のみで誘導せず各々探すのはどうだろう
ある意味笑えるな
ただのコピペ嵐ではなくて
剽窃して置き換えただけだとは思うが
不快なSSで荒らすとはw
第二話・その12
爆風がやむと、そこにはケロリとしたナッパが立っていた。
「おどかしやがって」
ジャミルとテクスの死は無駄に終わった。
「悪夢だぜ、これは…、ガロード、早く来てくれー!!」
ウィッツは力の限りに叫んだ。
「さーて、次はどいつかな?」
ナッパは狙いを定めた。そこに、ウィッツとラクスにキラから通信が入る。
「まずはウィッツが出来るだけ奴の注意を引いて下さい、その隙にボクがサイヤ人の弱点である尻尾をつかむ。弱ったところをラクス、君がやるんだ」
キラの作戦にラクスは怯えた。
「そ、そんな。わたくしには無理ですわ」
しかし、キラは冷静に続けた。
「大丈夫、君なら出来るよ。君がその気になれば、パワーはボクより上なんだ」
「は、はい…」
そこに、ナッパが突撃をかけてきた。
「くるぜ!後は任せる」
エアマスターはナッパに飛んでいくと、直前で板野サーカス(※
http://www.youtube.com/watch?v=MBk0AWsfTF4参照)並にミサイルを発射しながら急旋回した。
「何?」
ナッパがそれに気をとられた時、背後にフリーダムが現れ、ナッパの尻尾をつかんだ。
「貴様!」
「今だラクス!」
その呼びかけに、エターナルは突撃した。
「うああああああああ!」
ラクスの気迫に、ナッパは怯むかに見えた、しかし―。
「うらー!」
ナッパはフリーダムのコックピットにエルボーを叩き込んだ。
「ぐは!」
その衝撃に、キラは血を吐いて、ナッパの尻尾を離してしまった。
「な!」
その光景に、エターナルは急ブレーキをかけた。
第二話・その13
「おっとまだ死ぬんじゃねえぞ、そら!」
ナッパは、失神したキラのフリーダムを地面に蹴り付けると喋った。
「俺たちが弱点をそのままにして置くとでも思ったのか?」
ラクスは怯えたが、ウィッツは先に秘策を出した。
「取って置きをみせてやる」
エアマスターは右手を上げて右手を回し始めた。すると、手に円盤のような物が浮かんできた。
「気円斬!!」
エアマスターの奇妙な動きが止まると、手からは円形の物体がナッパ目掛けて飛んでくる。
「フン」
それを受け止めようとした時、ベジータが叫んだ。
「よけろ、ナッパ!」
その言葉に、ナッパは寸前で交わした。ナッパに顔に傷をつけて、それは近くの岩山を真っ二つにして行った。
「ちくしょう」
それを見ていたウィッツはつぶやいたが、ナッパは怒りが爆発した。
「よくも、俺様の顔に傷をつけたな。貴様ー!!」
ナッパの右腕に高エネルギーが集中し、一気にエアマスター目掛けて投げた。
ウィッツはそれを交わしたが、衝撃と爆発に巻き込まれた。
「うおお おおお おおおおおおおおお!!!」
その威力に、エアマスターは吹き飛び、たたきつけられるとウィッツは失神していた。
しかし、気をとられていたナッパの背中に、フリーダムの一斉射撃が命中した。
「ぐお、貴様…!」
振り返ったナッパはフリーダムを睨み付ける。
「この地球を、地球を舐めるなよサイヤ人!」
キラの思いが爆発した。
「ハハはハハは、てこずってるようだな、ナッパよ」
その様子を見ていたベジータは、笑いが止まらなかった。
「こ、このやろう、もう怒ったぞ…」
ナッパがエネルギーを貯めだした。
次スレのテンプレに荒らしSSはスルー奨励って書いておくか?
第二話・その14
ラクスから怯えが消えていた。
コズミックイラの世界に帰った時から、キラの厳しい修行に耐えてきた。
その成果を今出さなければならない。
ラクスの決意は固まった、そして―。
「魔閃光!!」
エターナルの超強力なエネルギー波が、主砲から放たれた。
「戦闘力、2800」
ベジータの言葉に、エネルギーがたまったナッパは防御姿勢になった。
「2800か‥!」
『ゴオオおおおオン!!』
それはナッパに直撃したが、爆風が止むとナッパはやはりピクリともしなかった。
「フン、まずはお前からだ」
ナッパは口をあけると、口から高エネルギーがエターナルに放たれた。
「っは!」
気を使い果たし、ラクスは避ける事ができなかった。
(やられる)
ラクスは目をつぶったが、そこにフリーダムが両手を広げ立ちふさがった。
『ズオオおオン!!』
激しい衝撃の後に、ラクスの目の前にあったのは、胴体のコックピットブロック以外全て消し飛んだフリーダムガンダムの姿だった。
「キラ、どうして・・・」
ラクスはキラが死んでいくのを見ながら言った。
「君を、守るのが、ボクの、使命だから」
そういうと、キラは静かに目をつぶった。
「いやあああああああああああああああ!!」
ラクスは泣いた。
だが、そんなラクスにもナッパは容赦しなかった。
「次は、お前だな」
エターナルにエネルギー波が迫ったとき、ふと一つの影がエターナルを持って横切った。
「ん?」
ベジータも異変に気づいたが、ナッパのすぐ後ろに、一機のMSが現れたのを確認した。
>>901 そういうのは過剰反応って言う
ついでに俺には埋めにしか見えてないw
第二話・その15
エターナルを地上に置き、ナッパと対峙したのはGX−9900だった。
「まさか・・」
かろうじて意識のあるウィッツは、それが誰なのかすぐに分かった。
ラクスにも分かった。
「またせたな二人とも」
GXからの声の主は、まぎれも無くガロード・ランだった。
もしかしたら声優の高木渉かもとも思われたが、どうやらガロード・ランだった。
「ウィッツ強くなったな、気で分かるぜ」
ガロードの呼びかけに、ウィッツは半泣きになった。
「ガロード・・」
ガロードは、次にラクスに呼びかける。
「待たせたなラクス、こいつは仙豆だ、二人で食ってくれ」
そういうと、持ってた豆を半分に割って二人のコックピットにそれぞれ投げた。
二人はコックピットを開き、それを受け取ると食べた。
回復した二人は、ガロードに歩み寄った。
「ガロード、お前が来てくれりゃ百人力だ。こうなりゃ、三人で一気に襲おうぜ!そうすれば、一人ぐらいは・・」
ウィッツの呼びかけにラクスも呼応した。しかし、ガロードは冷静に言った。
「いや、あいつらとは俺一人でやる」
ガロードの言葉に、二人は反対したが、ガロードの本気の目にウィッツは後ずさりした。
そして
「分かった」
そういうと、ラクスと後退した。
「ふん、誰が来ても同じだ」
ナッパはやれやれと呆れていたが、次の瞬間、GXはナッパのボディーにパンチを叩き込んだ。
「こいつはジャミルの分!」
その衝撃に、ナッパは声が出なかった。
「うごごおおおお」
うめくナッパを、GXが蹴り上げる。
「ロアビィの分!」
空中に飛ばされるナッパの上にGXは現れると、そのまま次は蹴りを入れられる。
「テクスの分!」
「うごおおおおおおおおお!!」
更に吹き飛びながら、ナッパは叫んだが、そこにGXが現れて、エルボーで地面に叩きつけられる。
「そして、こいつはキラの分だ!!」
第二話・その16
爆音と共に地面に叩きつけられたナッパは、すぐに立ち上がるとGXの下まで飛んできた。
今まで見せたこと無いダメージに負った体と怒りの形相で。
「ぐぬぬぬぬ、貴様許さんぞ!」
ナッパは怒り来るってGXに殴りかかった。が、その攻撃を全て交わした。
「ほれほれ、どうした」
ガロードはナッパをおちょくった。
「ぐおおおおお!この野朗!!」
しかし、そんなナッパをベジータが一喝した。
「もういいナッパ!貴様ではらちが明かん!」
ベジータの変われという合図だった。
ナッパは、しぶしぶそれに従うと見せて、ラクスたちのほうへ迫った。
「しまった!」
ガロードは後を追ったが、間に合いそうも無かった。
(仕方ねえ)
GXの体から気が増幅した、そして
「界王拳!!!!!」
すると、GXのスピードがいきなり何倍にも上がり、あっという間にナッパの背中に突撃した。
「うごぽおおお!!!」
その衝撃に、ナッパは完全にもんどりうった。
GXは、動けなくなったナッパを掴むと、べジータに投げとばした。
やっぱり荒らしの犯人はヲチスレの奴か
パロディSSスレで言えた事ではないが
他人の描いた絵をそのまま転載するってのは最低だな
_, ---- 、_
, - ' ` ヽ、
, '⌒ 、 \ /
/ ヽ:.:\:. `、..ヽ/ /イィイ
./ / ト、 、 _\ ヽ:.:ヽ:.:.ヽ::}/,イ/∠__,
/:.: iハi y、、ヽ、ヽ、ニ≒ー-、_\\::::V//彡<
i:.:.: ,イハイi ヽ\ `ヽ<イラモミミミミ三ミYミヾ、ヽ}ヽ.
|:.:. .i:ii代,行、\\ 己;ツ;}'} :|ンノヲ/〉ハイト、)ノ
.|:::: .i: ト∧{ちト、 ` ヾ=ン゙ |i :|./ヲ//リ リi,| リ オチスレ住民さん
|::: i:: i::i∧.ヾtj〉 ''''' |i :!フノイノ ハ !
l: i:: i:::i::::ヽ ,,,, ' _ .、 , イ :l彡ジ
.!:i:: i::∧:::i:ヽ、_ `ー' / / /:lチ、_ 毎日のお勤めごくろうさまです
!:i:: i::::i::i:::i::k,ト  ̄`フハ / /ハノ::::`i
!:: i:::::| !Vヽ __/::/ ! /::::::::::::::\
!::ト!V ,ィ'::::::::/ミ- </:::::::::::,.-'⌒ヽ:、
!:| /{: :::::::/ `7:::::::::::/ ___i__ヾ\
!l i !::::::/ /:::::::/V / `ヘ:::ヽ
! | ヘ:::::l /::::::/ / ./ ヘ}:::ヽ
第二話・その17
「べジータ、助けてくれ‥」
べジータはナッパの腕を掴むと、そのまま空中にぶん投げた。
「べジータ、何をする!べジータ!べジータ‥!!!」
「動けないサイヤ人など、必要ない!」
べジータのギャリック砲がナッパに直撃する。
ナッパは完全に消し飛んでしまった。
その光景を見ていたガロード達は、みな驚きを隠せ無かった。
ナッパを始末し終えたべジータが、ゆっくりこちらに向かってくる。
「待たせたな」
そのべジータを見て、ガロードはある決意をする。
「あいつとは俺一人で戦う、お前達は早くフリーデンへ帰れ」
その言葉に、ウィッツもラクスも納得できなかった。
「でしたら、わたくし達も!」
ラクスの提案に、ウィッツも賛成した。
「そうだぜ!俺たちだって少しぐらいは役に立つぜ!」
だが、ガロードは静かに笑うと言った。
「わりいな、でも、あいつの強さは思ってた以上なんだ‥」
第三話・ガロードVSべジータに続く
なにもここで最低SSの見本を書かなくても……
ま、埋まったらぬるく新スレでも立てよう
次スレはコーヒーと無関係なスレタイとテンプレって事で
>>830参照だな
埋めるならちゃんと埋めていけよなー
別に今すぐ立てる必要もなく。
>>915 ホスト規制で駄目だった
あとを頼む・・・
>>918 新種の荒らし
放っておけ
ヲチスレとこっちを揉めさせたいのかもしれんしな
二虎競食の計って奴だ
変態SS書いてる坊ちゃんはヲチスレで喚いてる子だな
次スレいらないんじゃねえか。そもそも。むりにここでやる必要どこにもねえじゃないか。
Xの話したければ旧シャアでやれば良いし。クロスSSはWIKIも種運命ページもあるし。
大体ここは種厨の隔離版なんだから運営もまともに相手してくれない。
真面目に何かするのは不向きなんだよ、そもそも。
最低人類0号 :2006/12/14(木) 03:12:58 ID:pfk1sNBT
明らかなテンプレ違反で住人から注意もされている突撃煽動レスをヲチスレの総意とするなら、
あのSSもコーヒースレの一端を担うものとして受け入れるべきだよね
↑こいつが
>>878-911じゃないかな、ヲチスレの方ではあのまま落とすらしいし
でも、あのスレが落ちても愉快犯は来るかもしれない悪寒が
そんなにコーヒースレを潰したいかな…
別にもう潰れて困ることはないだろ。
新しい職人さんには新天地で活躍してもらえればそれでOKだと思うし。
レスがこなければ職人だって書かないよ
>>923じゃSSへのレスの書きようがない
旧板じゃ種の話は出来ないしな
次スレはコーヒーじゃないのを立てればいいだけだ
ああ、意図が伝わらなかったか。
新天地ってのは独立した新スレってことね。
新しい酒は新しい革袋へと言うし。
過去のゴタゴタを引きずる必要はない。
なるほど
理解した
なんかあぼーんだらけですごいことになってるんだが
また来たのか
殆どの奴が[ガロード IN DESTINY]の職人さんの事を考慮してない件について。
とりあえずおまいら、スレのタイトル云々は別のところでやってくれないか?
俺は、この職人さんの作品が見たいだけだし。
とりあえず最低限次のテンプレにはガンダムクロスオーバーSS倉庫入れとかねえと
主にまとめページとして稼働してるのそっちだし
933 :
一番合戦:2006/12/14(木) 18:45:54 ID:QWLaI9G8
荒らしが立てたスレは放置で。
なんか、最低SS、勉強男の気配が凄いするんですが
まあ、誰かがスレを立てることは止められないからな。
別のスレを立てて、後は職人さんの判断に任せればいいだろうさ。
早速荒されとる、コーヒー23杯目(笑)
同じやり方で潰しにかかるなんてスマートじゃないね
だがやるならきっちりやってくれないと、半端はよくない
ヲチスレの馬鹿ども、自分らで立てた糞スレ自分らで荒らして何がしたいんだ?
943 :
938:2006/12/14(木) 22:50:56 ID:???
だからね、荒れやすいあっちをデコイに利用出来ないかなってこと
どうかな
第三話・その1
「くそ、さすが野菜人ってのは強ぇな……」
ガロードの虚しく呟く。
三人がかりで挑んだのに勝負は一瞬で決まったのだった。
「だけど、俺たちは負けちゃいけないんだ!」
「そうですわ。わたくし達がやらねば誰がやるというのですの?」
ウィッツとラクスが立ち上がる。
「へへ、そうだよな。俺達は最後の希望なんだぜ」
ガロードも立ち上がりツインサテライトキャノンを構える。
「意気込みは良いがこれで終わりだ!!100%中の120%!!フルパワーギャリック砲だ!!」
べジータの掌が真っ赤に輝く。
その光景に再びガロード達は絶望する。
「お、終わりなのかよ」
「まだだ、まだ終わらない!!」
「何ぃ!!生き残りがいただと」
べジータが声がした方に眼を向けるとキラがいた。
キラの瞳はまだ希望の灯し火が輝いている。
「ええい!!地球人など滅んでしまえ!!」
「それでも、守りたい世界があるんだ!!」
キラの放った閃光の方が僅かに速かった。
閃光はべジータを巻き込み宇宙へと飛び出していった。
「ぐおおおお!!バカな!このべジータが!この…べジータが!!」
一方、とあるフリーザの宇宙船。
「フ、フリーザさま!!この船に向けてビームが迫ってきています!!」
「ほほほ、たかがビームなど放っておきあべし!!」
避けられたはずのビームをくらった。
フリーザは自らの驕りで死んだのだった。
――その後、この一筋の閃光がこの世とあの世のあらゆる悪を葬ったという事実は誰も知らない。
最終話・エピローグに続く
エピローグ
「キラ!」
「キラ」
キラが帰還すると皆が出迎えてくれた。
「その……サンキュ、キラ。この世界を守ってくれて」
ガロードが照れたように言った。
「うん、それよりもごめんね。最初に会った時ヒドイ事してしまって。ずっと謝りたかったんだ」
「キラ……。へっ、俺は気にしていないぜ。それより次は前のようには行かないからな」
「ガロード……」
二人は固い握手を交わした。
〜〜Fin.
どうも、長い間、ご愛読ありがとうございました。
楽しんでいただけましたか?
かなり好評だったのでこの余韻を壊されたくないので私はもうSSを書きません。
皆様、ご愛読ありがとうございました。
本当にさよなら。
キラ in AFTER WARは今回をもって終了させていただきます。
長い間、ご愛読ありがとうございました。
次回作は永遠に出てきません、あしからず。
引き続き、ちゃんとした方々の面白いSSをご堪能ください。
>>946 すげぇ、感動した。
だからもう来んな。
新スレ立ったんだから埋めようぜ
>>946 おぼろげにドラゴンボールに入ったなと臭わせた時点で引いてれば、愛される馬鹿で終わったのにな
ひたすら気持ち悪く引っ張った
お前は人間をわかっていないな
>>950 荒らしが来るから誘導はなしにしてたんだが
>誘導はなしにしてたんだが
もう手遅れのようです
さて埋め埋め
キラin AFTER WARの中の人、こんなグタグタな文書くのに無駄な時間と労力ついやして・・・漏れ、そんな藻前が大好き♪。
もっと書いてくれ!今度はまとめて百話くらい。
毎日10kb位の量、かかさず連載してくれ
どうせなら自分の専用スレ立ててくれ。
その方が読む方も楽だから。最終的には作品まとめたホームページも作ってクレ。
ちゃんとカケよ。漏れは期待してんだからな。コレは藻前の義務だから。
やらなきゃスパーハカーに頼んで藻前の実名と住所さらすぞ。
埋めないの?
埋めるか
埋め
埋めよう
生め
埋める
うめ
梅
忘れかけた
埋めが、
荒らしがまたキラin AFTER WARを載せたら、ヲチスレにそのままコピペしてやろうぜ
あいつ等が書いたSSなんだから本望だろw
粘着UZAI
もう正体割れてるんだよ
ヲチスレと争わせようとしたって無駄
生め
宇目
実にここの人達には申し訳無いのだが、言わせてくれ
キラ in AFTER WAR が馬鹿過ぎて気に入ってしまった
うぜえよ
荒らしは氏ね
埋める
>965
夢が今動き出す
胸の隙間
埋める
梅
埋め
埋
梅
埋め
埋め
埋め
986 :
通常の名無しさんの3杯:2006/12/16(土) 23:53:50 ID:XPmkxx3s
産め!
埋め
埋め
おめ
埋め
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埋め
うめ
梅
埋め
UME
埋め
うめ
うめ
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r!: : `、ヽ
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`ー┘
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