「ちょっと聞いてくれないか・・・」
とケイスは言い、
「本題とはあまり関係ないんだけど」
そう言うケイスの顔がモリイのミラーグラスに映りこみ、
「吉野家・・・」
「御明察」
「人がいっぱいで入れない、と・・・」
前スレで、ロボ声オーディオブック持ってるって言ったら
がっかりされた俺が、新スレ立てました。お詫びです.... orz
これから名無しに戻ります。
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/17(日) 20:09:38
いきなり落ちて驚いた。
スレ立て乙。
では終了しますか。
そうですね、もう語り尽くしましたし。
では終了。
みなさまお疲れ様でした。
本読みは繊細だなぁ
スレ終了おめでとう御座います!
円満終了でつね♪
ワロタ
いきなり終わっとるし・・・
スプロール三部作の中じゃ「モナリザ」が一番好みかなあ。
新宿三部作はまだ「あいどる」しか読んどらん。
「ディファレンスエンジン」については前スレ終わりあたりの意見に同意。
終了。
そっ
それはギブスンはもうダメだという意味でございましょうか……
パタレコに関しては不満も多いが、他の作家に比べれば全然がんばってると思う。
さすがにスティーブンスンとかイーガンとか、旬の作家に比べると勢いはないけど。
SFマガジンがうるさく言ってる「スプロールフィクション」的になってきたかなあ>ギブスン
つうか最近の見返し写真シブ過ぎなんですが
ごめんつづけてください・・・
つーかディファレンスエンジン売ってない。
>>19 ああ……
ディファレンスエンジンに108もの票が。
絶版早くて名前ばっかり有名になっちゃって、
読んでショボーンな人もいるんだろうなあ。
できることならディファレンスディファレンスエンジンに
ディファレンスエンジンを書きなおしてほしいくらいだ。
それがダメなら俺がやる、
ハッタリだらけの最終段は大好きなんだけどなぁ、ディファレンスエンジン
そもそもアレ、なんで 1991 年までモーダスは目覚めなかったんだ?
もっと早くても良さそうなもんだが。
書き始めた年とかじゃない?
エンジンの自己言及と歴史の再構成つー大仕掛けは、
物語自体になんの影響も及ぼしてないばかりか
作品中でのはっきりした言及もない。
正直蛇足中の蛇足だったんじゃなかろうか。
ひらきなおってスチーム並行世界を描くか、
モーダスの目覚めをきっちりシヴィルやマロリー、オリファントにからめるべきだったと思う。
共作ってことで遠慮しあったのか、物語の手綱を取る意志がえらい薄い作品だと思ってる。
まあ好きなんだけどさ。
だからよけいにね。
ディファレンスエンジンに不満がある人が結構いるので安心。俺だけじゃなかったのね。
評論家の言うことはあてにならないな。
【ニュース速報】-キアヌ・リーブス「築地に行きたい」-
427 名前:番組の途中ですが名無しです[sage] 投稿日:2005/04/18(月) 00:20:18 ID:xjlE1P1s0
キアヌにはぜひチバシティで空きチャンネルにあわせたTV色の
空を見上げてもらいたい
英語版NEUROMANCER届きました。
英語がスラスラ読めるわけではないのですが、表現とか面白いですね。
最近ウォマックと親交が深いみたいね。
ヴァーチャルライトあたりから謝辞では頻出だし、No Maps にも出てくるよね。なんでなんだろ。
暇なのかな、ウォマックって。
待て。
なんでそこで「暇なのかな、ギブスンって」にならないんだ
スレタイを統一して頂きたかった
33 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/26(火) 23:20:44
話題になってるのでDEの冒頭だけ再読
うわ、すごい面白そうwww
シビル・ジェラード主人公でいけばよかったのに。
シビルとミックのシーンはいかにもギブスンというか、まんまモナとエディの関係だな。
ヒューストン将軍の講演シーンでいきなりスターリング節になって、うーん、と思った記憶が。
あ、やはり俺はギブスン好きということか。
いやスターリングも愛してるんだが。
物語性ってやつがね。
あーもう、こういう話を聞くと余計にディファレンスエンジン読みたくなってくる。
復刊してくれ。
こっちへおいで〜w
>>1が半角スレタイにしたせいで、辿りつけない人もいるみたいだね。
やっとたどり着いたよ〜
誘導してくれたヤシサンクス。
半角は厨房くさいし嫌なんだよ
グダグダ言ってんな?
インターネットでは半角カタカナはNGなんだけどね...
10 年前から思考停止している方がいらっしゃいますね
クネクネは新三部作とかも嫁よ
>>34 大悪臭〜西インドドックでの戦闘場面もスターリングぽいと思ったがどうかな。
>>45 あの手のドタバタ劇はスターリングだろうね。
ディープ・エディとかホーリー・ファイヤーとかもそうだし、
スターリングはドタバタを書いてばっかりだと個人的には思う。
前衛小説を気取ってるのか?とも思うのだけど、それはちょっと違うか?
スチームパンク小説はドタバタが多いよな
「ここはモンマルトルでしょ。それに美術学生は狂ったように楽しくやるのよ」
のとこは完全にスターリングだな。
>>48 まあ『悪魔の機械』にしても『ホムンクルス』にしても
ドタバタが信条みたいな作品だし。
まさにマッドビクトリアンファンタジィ。
(遅いけど)新スレおめ。やっと辿りついた。
なんかバベッジとかアイダとか、本当にぶっとんだキャラだったみたいね。
「テルミン」みたいなタッチで映画にしたら面白そう。
アイダには賭博好きな愛人がいて、その影響でハマって経済的にどん底になった、なんてのは事実みたい。
けどさ、みんなディファレンス、好きなんじゃない(笑)。
好きちゅうか、なんかこう、惜しいなってカンジ
>>48 元々サイバーパンクのパロディとして生まれたジャンルだからね。
>>52 マジ惜しいですな。
合作せずに、世界共有してそれぞれ作品書いたらすごいことになってたかもしれないのに・・・
ディファレンスは、ギブソンがパッとしないスターリングのために
一肌脱いであげただけの作品でしょ?
釣られないよ?
いや、みんな口には出さないが、似たようなこと思ってんじゃないか?
ディファレンスエンジンで結構稼いだだろ、スターリング。
スターリングは、50年後くらい先にはギブソンとディファレンス・エンジン書いた人、
と云われてる気がする。 名前や作品が残せて良かったね、スターリング。
ディファレンスエンジンのすごいところの一つは
サイバーパンクという新ジャンルの最先鋒が
サイバーパンクのパロディ的ジャンルであるスチームパンクに
ガツンと旗を立てたところかなと
>>58 スターリング個人の作品名が残らないのはそのとおりだと思うが、
サイバーパンク宣言した人としては確実に残ると思う。
>>59 結局立てっぱなしになったけどなw
61 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/03(火) 00:25:29
正直工作者/機械主義者シリーズ以外は・・・。
62 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/03(火) 00:44:15
短編集「蝉の女王」が絶版だからそんな言い方をされるのだ。
「巣」を読め。ギブスンの推薦文付きの傑作だ。
「巣」を読まずにスターリングを語ることなかれ。
なあ、そろそろギブスンの話題
はないからスターリングの話を続けようか…
スターリングは食うのがやっとらしいよ、何かインタービューで読んだ。
シャイナーあたりならともかく、スターリングクラスならさすがに水準以上に稼いでいるんじゃないか?
>>65 本人が言ってたよ、インタビューで
本が売れないらしい
スターリング本で一番売れたのはディファレンスエンジンらしいね
>>62 確かに。
・・・『ネットの中の島々』は一回りして
ある意味面白く読めるかも。
ディファレンスエンジンは寝る前によむのに最適なんだよな
5分も読んでたら寝てしまう
スレタイ、半角の上に Part と 4の間にスペースあるし orz・・・いやがらせか。
アメリカのニューロマンサー・ファンのBBS見たら面白かった。
お国は違えど、けっこうここと似たような事話してたりして。
「ウィンターミュートをイラスト化したいんだけど、もしこいつに姿形を与えるなら
どんなキャラデザインがいいか」 とか
「ケイスってこんなヤツじゃね?」みたいに俳優の写真アップしたり
「映画化するならこんなキャスティング」だとか。
アメリカのみならずイギリスからの書きことかあってグローバルだな。
グローバルも何も単に英語圏だから書き込みやすいだけだろ
>>72 書きこみ安いにしろ、複数国間でレスがあるのは国際的じゃないか。
そういう意味で言ってるだけだろ。
「国際的」という言葉に妙な幻想を持ってそうですね。
↑君が英語読めない事で他人を妬んでもしょうがないんだよ。
71はただ「他国からの書きこみがあるのはいいね」っていう意味でいってるだけっしょ?
いちいち揚げ足とってカラむようなことか?ヒネた奴がいるなここ。
スレ立てた厨房が暴れてるんじゃない?
こんな人気がないスレではそれしか思い当たらない
自演乙
>>77 クネ様は自然現象のようなもの
>>73とか
>>76のように揚げ足を取られたと思っても、
気づかないふりをして歩いてゆけば祟られないという言い伝えがある。
「このスレの続くあいだ、クネ様は何度も題名半角ネタをお蒸し返しになるだろう。
スレ民が貞正をとりたもっておれば咎はない」と坊さんも言っていた。
>>71 >「ケイスってこんなヤツじゃね?」
俺のイメージではケイス=さまぁーずの背の高いほう
こんかいのはぼくじゃないよ・・・
もっとうまくやるよ・・
スプロール世界での標準語はエスペラント
83 :
71:2005/05/06(金) 07:45:17
あと、アメリカのBBSで映画化するなら「カウボーイビバップ」の監督がいいなんて意見もあった。
そのアニメ見たことないけど、日本人としちゃ、ちょとうれしかった。
まあ映画化はしないほうがいいよね。
「ニューロマンサー」はギブスンの文章表現を味わうものだし、
プロットを借りて野心的な独自作品を、ってんなら
攻殻とかマトとかあまたのフォロワーがある。
それは確かにそうなんだが、
JM みたいにどこまでぶっ壊れるかをちょっと見てみたい気もする
ネタ映画としては面白くなるかもしれん。
86 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/06(金) 21:53:53
モナリザ・オーバードライブをアニメできぼんぬ。
>>86 なんとなく昔から、
90年前後にOVAとかでブイブイ言わせてた頃の北爪宏幸の絵柄がかぶる。
近未来物をずいぶんやってたのを覚えてるんだよなあ
アンジィ萌え萌えでカウントゼロを……
中途半端に攻殻なんてやらないで
ストレートにニューロマンサーをアニメ化すればよかったのにな
まぁ今更アニメ化されても嫌なんだけど
攻殻じゃ小渕首相みたいなカウボーイが出てきたよな。
シロマサも押井もさすがに彼を主人公にしようとは思わなかったようだw
でも俺はやっぱり実写版「ニューロマンサー」見てみたい。
仁清の街並みとか、ふんいきとか。
そういう美術関係の描写を楽しみたいな。
脳内再生に勝るものなし
幕張新都心の真ん中で時々さけんでるよ。
「ここはチバシティなんだぁ〜」ってね…。
休みの日には、ほとんど人がいねぇがよ。
♪千葉シティ〜眠れない♪
99 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/08(日) 13:25:23
うるへー、千葉市美浜区だよ!!はじっこでもチバシティだ。
100 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/08(日) 20:41:34
アタイこそが 100へとー
チバシティの雑多なふいんき(ryが出てるのは中央区だけど
小汚いだけでハイテクな感じはしないな
10年以上前の知識だけに基づいて書くと…ビリヤード場のプラネットがあるあたりとか?
いっちばん雰囲気近いのは、
アメ横だよな…。アキバも最近雰囲気変わってるんで。
魚くさ〜い横丁歩きながら、ブランド・バッグとかシルバーとか
レザー製品とかモデルガン眺めてると、ちょっとトリップできるぜ。
104 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/11(水) 00:11:07
確かに10年位前のアキバはチバっぽかったね。
保守 と。
106 :
HOSHU:2005/05/24(火) 01:55:18
>>106 なんか英国人のいいそうな事だよなぁ。
同じ英国人の数理物理学者、ペンローズ先生は
「人間の思考は非アルゴリズム的、従ってAIは実現不可能』
(すげー大雑把に省略済み)と言ってるけど。
でペンローズ先生も一部じゃほら吹き扱い。
どうなのかね。
108 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/24(火) 13:56:36
流れ豚切りスマソ
ようやく「パターン・レコグニション」読了しました。
「カウント・ゼロ」の箱のエピソードを2002年に持ってきて
レイニー主人公でやってみましたって感じ?
ギブスンファンだから面白く読んでしまいましたが。
109 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/24(火) 15:24:04
面白く読んでしまっていいんじゃない?
自分も久々にギブスンの世界観に浸れて満足でした。
ガジェット少なめなのは仕方ないけど…
>>107 ペンローズ先生は一部で支持されているだけかも
>>110 そーみたいね。
この手のハナシって真偽を判断すんのがほとんど不可能なんだよな。
ポイントは人間の意識は脳にクローズドに存在するのかどーか、かなぁ。
これがクリアされないと、脳のすべての情報をPCに...とか言われても眉唾な感じ。
スレ違いか、ごめんね。
アイドル
は面白い?
個人的には微妙かな。
つまんねーって訳じゃないがあんまり面白くもない。
ギブンスンの変な日本趣味が好きなら楽しめるだろうけど。
スプロール物を期待するとガッカリするだろうけど、あれはあれで味があって好きよ。
ちょっと話が飛ぶが、
「スプロール」という表現ってどうよ?
SFMのギブスンDVDレビューで、「廃墟空間」3部作を「スプロール」3部作と
編集部に勝手に改竄された、とレビュアーの人が自分のサイトで書いているが。
小川隆の意向が強く働いてるのか……
しかし、無断改竄とはなあ。かつての平井和正vs.立風書房事件を思い出した。
いきなり「廃墟空間」なんて言われても俺はハァ?って感じなんだが
>>117 もう少し日本語の勉強をしてから書き込んでくれ。何が言いたいのかわからんぞ。
シリーズ名についてなら…、「スプロール三部作」以外の名前をつけるなら、
「電脳空間三部作」とか「サイバースペース三部作」くらいじゃないか?
電脳三部作がいい
122 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/30(月) 10:20:10
勝手に改竄といえるかどうか微妙だけど
「フューチャマチック」つー邦題は誰がどういうセンスでつけたんだろうか。
全然意味不明だし、ダサいし。
解説くらい読め
フューチャーマチックという章があることにも気づけ
All Tomorrow's Parties というタイトルのままでは日本では扱いにくいことも考慮せよ
>>123 > All Tomorrow's Parties というタイトルのままでは...
それは分かるんだけどさ、ギブスン読む層はVelvet Undergroundくらい聴いてないのかな(ないか)。
自分は122じゃないけど、All Tomorrow's Partiesの方が好ましく感じる。
何で今更ヴェルヴェット?
どっちかつーとSonic Youthとかの方が合ってる気がする。
そういやギブスンってYMOに詩を提供したりもしてたよな?
いや、なんで今更、と言われましても...
いちおマジで返答するならAll Tomorrow's...はヴェルヴェットの曲のタイトルだ、という事っす。
(そういう意味じゃないの?)
別に自分もヴェルヴェットが特に好きな訳じゃないし。
ギブスンな音かぁ、意外とトチ狂ったmixしてるときのAlex Patterson(The ORB)とか。
YMOのはTechnodon収録のFloating Awayだね。
久しぶりに読み返したけど、いい詩だ。
懐かしいな> Technodon収録のFloating Away
再生ライブに行ったよ。
あいどる は原題のままだっけ?
129 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/31(火) 11:24:15
英語のアイドルのつづりはidolだそうだが
原題はわざわざaidolにしていたそうな。
ギブスンさんと赤提灯の屋台でいっぱい呑みたいね
「どうなの最近?」
「いやあちょっとスランプで」
とか
132 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/31(火) 16:09:48
>>130-131 なんか、社会学者の山崎みたいな感じなんじゃないかと勝手に想像してみる。
そういえば前スレあたりでサイバーパンク漫画描くって人いたけどさ、どうなったのかな。
結構画力あって、なかなか良さそうだったな。誰かその後の詳細知ってる人いる?
>>122 あんた読んでないのか?
訳者本人があとがきの中で説明してるじゃん。
>>135 その話題はそこから5レスくらいであっさり結論が出てる。
あんた5レスくらい読んでないのか?
サイバーパンク漫画といえば、銃夢とか凱羅あたりかなぁ……ALGO!がもう少し盛り上がってたらねぇ
後はプレーヤーは眠らないも入れときたいなぁ
攻殻機動隊の英語版では光学迷彩の事をカメレオンスーツと呼んでいるんだろうか?
140 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/20(月) 10:57:05
「ジェントルマン・ルーザー」ってなんか原典あるのかな?
近所に「ジェントルマン・ルーザー」って店ができたんだけど
店主がギブスンファンなんだろうか。
むかし杉並にモナリザオーヴァドライヴってバーがあった
143 :
141:2005/06/21(火) 03:31:42
>>142 新青梅と環七が交差する手前あたり。
デニーズだったかの向かい側だったと思う。
店のそばに深夜仕事でよく路駐させてもらってたよ。
今から8年くらい前の話。
5年位前に久しぶりに前を通ったらもうなかったな。
そういや10年位前、池袋文芸坐近くにCYBERPUNKってライブハウスが・・・。
ヘンなネタばっかでスマソ。
145 :
140:2005/06/22(水) 12:55:57
タイトルなら「どっかで目にする」こともあるだろうけど
文中に出てくるだけの店名だからなあ・・・・。
でも、ギブスンのオリジナルっぽいね>「ジェントルマン・ルーザー」
やっぱあの店の店長あたりがギブスン好きなんだ。きっと。
ギブスンが普通の人のところに届いた時代があったのね……
ギブスンネタ使われてるゲームとかもあるしそれで意外とギブスンの台詞
知ってるSFにあんま興味ない人もいるかも
映画秘宝によると、パターン・レコグニション映画化のハナシがあるらしい。
……ニューロマンサーは……?
151 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/27(月) 14:04:52
>>148 ジョニー・ネモニックでかなりネタ使っちゃったからなー>ニューロ
>> 151
結構失笑モノだったけどな。
やっぱ今更映像化してもキツいんだろうか。
映像表現としてのパクリはあまたあれどもモリイの魅力を見せきった作品はない気がするよ。
どうせならエフィンジャー詠め
とは思うが
ワイヤフレームでどれだけイメージできるかが全てで、
活字で読むから格好いいわけで。
157 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/28(火) 22:25:05
>>153 キャットマザーの明らかなパクリとして草薙素子とトリニティがいるが、
前者はなんだかんだ言って政府の犬だし、
後者は余裕のないハリウッドカンフーレイディだしな。
158 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/28(火) 22:27:19
>>156 それに、サイバースペースへの没入表現のほうは
ゲームのREZが究めちゃったしな。
159 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/29(水) 00:05:18
「ニューローズホテル」を60分くらいのアニメーションで見てみたい。
鼻につくくらいのエッジな映像で。
押井以外で。
160 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/29(水) 00:08:02
「ドッグファイト」も
「ホログラム薔薇のかけら」も
「クローム襲撃」も見たい。
一人じゃなくていろんな若手監督のギブスン短編競作みたいにして。
ゴンゾあたり企画してくれねえかな。
アニメって段階でもうお腹いっぱいな訳だが。
163 :
161:2005/06/30(木) 03:48:31
>>162 揶揄してるつもりかもしれんが結構マジな意見。
正直表面的なビジュアルイメージはイノセンスあたりでやり尽くしてると思うよ。
>>163 えー
あんな疾走感ゼロ技巧だけのタキギ能みたいなのが日本アニメの限界かよ
ギブスンはもっと大きい存在で、
彼の短編は新人監督たちのエッジを研ぎだしてくれると俺は信じてるんだが
脳内イメージのままの方が幸せだと思うのだが
JMの二の舞だけはごめんだ
166 :
161:2005/06/30(木) 18:57:34
>>164 だから”表面的なビジュアルイメージ”だって言ってるだろ。
作品の本質を捕まえようとしないで見てくれだけ追っても映像化は失敗するよ。
第一、君の大好きな”エッジ”は脳の中にしか存在し得ないはずだろ(w
JM はネタとして面白いじゃないか!
プンスカ
>>164 エッジはふるい!
今は、「まいっちんぐ」
ボインにタッチ!ですか?
モリイは微乳な気がするんだが。
ボンキュボンのムッキムキです。w
で、もちろんみんなコンタクトはチバクロームだよな?
>>173 チバビジョンだろ。w
俺も最初そう思ってたけど。
まぁ、洗浄液は俺もチバクローム使ってる。
175 :
173:2005/07/04(月) 02:05:33
>>175 地味だ。w
流行から見ても、なかなかミラーシェイドはないだろうね。
たしかに俺も一個ほしいかも。
177 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/07/06(水) 19:47:34
>>166の言ってることがよくわからん
なんで最初から「見てくれだけ追う」ことになってるのかわからんし、
>>166の指摘は実写にも言えることなのに「アニメでお腹いっぱい」なのもわからん
何よりエッジは脳の中にしか存在しないというのがわからん
ギブスンそんなこと言ってたっけ?
流れを読まずに初カキコ。
実家から『ニューロマンサー』三部作持ち帰って読みふけった後、
図書館から『パターン・レコグニション』借りて帰って再燃しました。
うわー、やっぱりギブスンの文体が大好きだー!
すげえええ、何もSFガジェット使ってないのにギブスンはギブスンですよ!
柄、薬でプッツンのヒロインカッコイイ!最高ッス!
もお、むっちゃ好きだ。この文章センスってか、言葉を選ぶセンスは神ですよ神!
と、転がり回るほど大好きですぜ。ただ映画に恵まれないのはまいっちんぐ。
>>177 ニュー・ローズ・ホテル読んでないのかい?
それとも中学生並みの読解力もないの?
俺の中じゃギブスンと言えばエッジなんだけどな〜
て言うか、エッジを理解できずに読んでも意味が無い。
181 :
177:2005/07/07(木) 16:23:11
>>179 おお!
確かに「紙に書けない。ディスケットにも記録できない」とあるな。
だがこれの意味は「頭の中のエッジを外に出すのは無理ですよ」じゃないだろ。
エッジすなわちエッジな奴であり、そいつを見つけないことにはエッジも見つからない。
>>160-166の流れを見れば、
>>164で俺が言ってることのほうが
あんたのレスよりギブスンに近いと思うな。
それと、
>>177のほかの質問に答えてもらってないぜ。
ごらん、これが粘着だよ
183 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/07/07(木) 21:18:00
184 :
177:2005/07/09(土) 04:05:35
おやおやw
185 :
179:2005/07/09(土) 07:50:42
┐(´ー`)┌ ヘンナノガワイテキテデニククナッタナ 177トハモウスコシハナシタカッタ
>>178 パタレコの感想は確かにそんな感じだな。
>すげえええ、何もSFガジェット使ってないのにギブスンはギブスンですよ!
ただ、「ヴァーチャル・ライト」のときも思ったんだが……なんか足らん。
思うに、主人公の能力の「もの」性かな……
旧三部作、クローム襲撃、DE、新三部作、
そのスーパーリアリスティックなガジェット描写を見るに
「もの」へのこだわりは一貫してあるわけよ、ギブスンは。
でも肝心のストーリーがパタレコでは「もの」にからんでこない。
これは新三部作全体に言えること。
旧三部作では電脳空間が「もの」の集積体として
圧倒的な質量をもって迫ってきたんだけどね。
DEもある程度はマッドヴィクトリアンが「もの」性を重厚に打ち出してくれた。
新旧でギブスンの評価が全然違うのは、時代性もあるかも知れないが、
「もの」とストーリーの絡み方に本質的な差があるように思う。
そういやディファレンスエンジンの復刊ってどうなったのかしら
今となってはamazonのマーケットプレイスでけっこう楽に手に入ったりするしなぁ
もう 15 年も前の作品だし、欲しい人には行き渡ったんじゃないか?
持ってないよ。
絶版のは復刊してほしい
すぐ復刊する、ってわけに行かないだろうから、
古本屋とかヤフオクとか amazon とか使って入手したほうが良いと思うけど。
しかし散々既出だろうけど、あれがギブスンの単著ならねえ。
ディファレンスエンジン、なにがやりたかったのか最近やっと解った。
最終章でオリファントが戦慄する場面。
未来世紀ブラジル風味の完膚無きまでの
統計エンジン(蒸気計算機械)上からの統計的抹殺、情報消去、全忘却。
だがこれらはそもそもオリファントたち産業急進党が発明した、
ウェリントン派やその他の対立派閥に対する政治的な兵器だったことが語られる。
オリファントは統計局長から「あなたたちが始めたことですよ?」と難詰されるが、
このエンジンでもって全帝国が回っている以上、もうどうにもできない。
そんなあきらめを帯びつつブリテンの支配者たちはエンジンを使い続ける。
そんな悪夢的なエンジン専制体制が行きつくところまで行って1991年。
使う者が使われる立場となってしまい、
そうして人類が完全に「すべてを見そなわす目」の奴隷となってしまったとき、
ついにエンジン自体が自意識を持ち、
過去から未来における人類史を随意に再構成し、
そうして人類史における唯一の主体としてみずからを宣言する・・・
スターリング風「1984」にギブスンのテーマを鍵に使ったわけだ。
だがやはり「それで出来た小説がアレかい!」という気はするな。
しっかしほんと最近になって解ったよ。
あまりにもギブスン的な読みしか頭にない、巽の薄い解説にミスリードされてたようだ。
チラシの裏乙。
えへへw
>>196 貴重な意見をありがとう。w
おもしろかったよ。
結局ニューロマンサーが一番面白かったなあ
モナリザ・オーヴァードライブも結構好き。
200 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/07/15(金) 15:30:08
アタイこそが 200へとー
201 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/07/16(土) 13:53:40
時代はリチャード・モーガンっすよ!
「オルタード・カーボン」最高〜〜〜〜〜!
オルタード面白かったけどエピゴーネンの域を出ないような気がする
203 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/07/16(土) 21:25:34
アタイこそが 203高地へとー
204 :
匿名:2005/07/18(月) 16:32:02
age
205 :
匿名:2005/07/19(火) 19:14:06
206 :
匿名:2005/07/19(火) 19:48:19
>>210 何を”最高〜〜〜〜〜!”と感じたのか知りたかったんだよ、白痴野郎
m9(^Д^)プギャー!!
こりは恥ずかしい
>あわせて買いたい
>『オルタード・カーボン(全2冊)』と『生き物として、忘れてはいけないこと―次代へ贈るメッ...』、
>どちらもおすすめ!
これはいかがなものかと
ディファレンスエンジンのハードカバーのヤツ
ブックセンターいとう小金井店で見ましたヨ
買っとけ
>>214 それ俺も見たかも。今から行って買ってくるか?
ハードカバーの階差機関もってますが
漏れの脳では理解不能ですた… orz
で、階差持ってない奴買いに行ったのか?
>214
まだあった・・・かなり人気ないのな
いまモナリザ読み返してる。
半分くらいまで来てるのに話が全然進まない。w
ドッグ・ソリチュードの風景描写とか、スリックの枯れた感じがいいな。
モナの「銀色の散歩」のエピソードは、やっぱりファンシーだな。
あと、モリイがウザい。
222 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/12(金) 12:49:59
どんないい女もオバサン化するのさ〜
ギブスンはこのまま散文詩作家になってしまうのだろうか。
情報技術とかインタラクティヴィティとかどうでもいいから、
ギブスンが「やべかっけー!」と思った舞台で
やべかっけな登場人物たちが動きまくる、そういう話を書いてほしい。
なんか過去の偉業に足引っ張られてるんじゃないかな。
その点、話は面白くないけどスターリングのほうが
よっぽど楽しんで小説書いてるように思う。
スタイルか、スペキュレイティブなのかじゃないの?
たしかに、ギブンスンは、
断章でない長編は書けないだろうが、最新邦訳作も、
猫も杓子もインターネットの世界をさしおいて、独自のスタイルで格好いいし。
>その点、話は面白くないけど
うるせー!
文章もうまくないよな。小川氏のせいかもしれないけど。
しかし「人物の書き分けも見事だ」、なんて小説家に対するコメントとは思えない
評価を頂くのも実にスターリングらしい。
>226
まあ愛されてるんだな
>226
違う訳者で出ていた「グローバルヘッド」は普通に読みやすかったんで、やっぱ小川氏の
クセなのかなー、と。
229 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/27(土) 21:18:09
「クローム襲撃」はいろんな訳者を読み比べられて楽しい
エリクソンの「アムニジアスコープ」に、ちょっとだけギブスンが出てくる(名前は出てないけど)。
「クローム襲撃」のあとがきを読むと
こそばゆいと言うか泣けてくるというか・・・
ほほう
80年代を舞台にした非SF小説とかも読んでみたい。
>>232 「2002年のウォークマン評」なんだから、読者の感想は「昔の栄光を引っ張り出してくるなんて
ソニーも終わってるな」じゃまいか
ソニー・マオと脊髄反射で書いてみる
>>238 今朝このニューステレビで見たとき、真っ先に「記憶屋ジョニィ」思い出したw
ところで君はなぜIDついてるのかね。
携帯だとつくようになったんじゃないっけ
238の書き込んでる時間帯に
2ch全板でIDテストをしていたらしい
ここでSLAIについて語ったら顰蹙だろうか
この機会に3部作読み返してるけど、やっぱ格好いい…
不忍池で黒い鳥ったら、カラスじゃなくて鵜だろうと、つっこんでしまいまちた。
@モナリザ
NHKでリアルジャックインが見れたので記念カキコ。
ねずみさんカワイソス
お猿さん キモカワイソス
ニューロマンサーの「ネット上での流行云々」の件が見事に現在を予言しててびっくらこいた。
>>247 thx.再放送見ました。テラサイバーパンクスだった。
┐
<( ゚д゚) ハイハイ、ジャックイン
252 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/13(日) 02:46:05
>>249 詳しく。
その本10年前に買いながら読んでない。
手元にあるなら読めよ
10年前に買って読んでなくて
「詳しく」はないだろw
255 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/18(金) 07:36:11
今田はナウロマンサー
256 :
シリコン地蔵:2005/12/14(水) 15:08:08
ニューロマンサー読んで、
「ギブスンってもしかしてツンデレ?」
とオモタのだが。
ホントはガーンズバック大好きとか?詳しい人よろ。
258 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/30(金) 22:09:00
好きじゃなきゃ、あんなにクロームクローム連呼せんだろう。
ガーンズバック連続体は過去の自分の習作への決別宣言だったのかも知れず。
それはともかくキャラとしてのツンデレも好きそうですね。
クロームたんハァハァ
259 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/30(金) 22:11:59
あ、でも一番好きなのはリッキイタイプの日焼けした南部娘ではないかと。
ディクシー
さすがは南部人
260 :
シリコン地蔵:2006/01/06(金) 14:22:21
女性キャラを魅力的に書くのがうまい
大金持ちもうまい
ライブドア関連で『割腹自殺』した場所が、カプセルホテルとは...
ホサカだな
スターリングがこの件についてなんかコメントしてないかな。
ミラー・グラスってのがいまいち想像しづらいのですが、
攻殻のバトーみたいな目になってるってことでいいのでしょうか。
マトリックスでモーフィアスとかがかけてる奴じゃね?
つかなんでそこでバトーの目が出てくるのかわからないんだが
芸人の方のザブングルがネタでやってるから見ればよろし。
エラの張ってるほうな。
>>263 バトーと同じく皮膚への埋めこみ型。
形状はゴーグル。
本文で語られてなかったっけ>ミラーグラス
グラサンを顔に貼付けたような感じじゃない?
皮膚から滑らかに繋がるような。
>>268 うーん、何か思ってるイメージと違うな…
270 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/25(水) 21:53:41
攻殻のむぉとこぉぉぉ初登場シーンのゴーグルでイメージしてた。
アレの埋め込み型かと。
>>268 バンドデシネ風イラスト化か。
面白いな。
俺に絵描く才能あったら勝手に漫画化してコミケで売るのにー
お、久々に伸びてるね
272 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/26(木) 00:36:52
ミラーグラス&コートは俺的には吉川晃二のイメージだな。
ヤクーザは俺的にはノーマルなスーツ着た布袋虎康
274 :
270:2006/01/26(木) 01:05:11
前にサイバーパンク作品を晒してくれた漫画家志望さんがいたがどうしてるかな。
ここ見てたら頑張ってくれ。応援してるぞ。
うわー、懐かしいな。
通販でもいいから買っておけばよかったよ。
>>274 漏れも気になってた。がんばってください
>>261 企業の不祥事が露呈したときに責任者が自殺!
というのは日本ではよくあるけど、あれは
本当は自殺に見せかけた暗殺(ヤクザによる)が殆どで
警察も黙認状態らしい…
モノワイヤー使うヤクザだな
やはり今のニホン人は上の劇画調でもバンドデシネ、実写風
でもなくアニメ調でイメージしている人が多いのではないかな…
俺は2000年ごろ初読だったけど「アニメっぽい画面・演出の実写映画」風にイメージしてたなあ
ギブスンに限らず海外SFはたいていそうなる
自分は89-90年頃初読みだけど、
やっぱベタにブレランとかニルバーナとか
あんな感じをイメージして読んでたよ。
283 :
シリコン地蔵:2006/01/31(火) 18:20:31
>>277 ライブドアくらいになるとヴァット培養の忍者アサシンくらい持ってるだろうな
ライブドアはどっちかというとガイジン女体盛りのイメージだが
285 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/05(日) 00:31:59
>>279 ミラーグラスに余計な装飾があるのが嫌だ。
ライブドア役員も
>>277さんのレスの通りっぽくなってきたね
怖いなー
287 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/06(月) 22:32:21
海外へも報道されたライブドア関連ニュースについて
ギブスンの反応
「次はデイトレーダー少女(フランス男と日本女のハーフ)を主人公にして六本木三部作を書く」
スターリング
「経済犯罪キター! ザイバツキター! ヤクザキター!」
ツマンネ
もうしわけない
>>280 バンドデシネや劇画はギブスンの表現する世界観には合ってそうで合ってないと思う。
遅すぎ、重すぎというか。
先日「チャーリーとチョコレート工場」見たんだが
一瞬だけ出てきたウォンカチョコ東京支店の場面で
なんとなくパターン・レコグニションの東京を思い出した。
異国っぽいっつーか、外からイメージされた東京っつーか。
海外だとああいうふうなイメージ持たれてんのかなぁ。
3月コミック発売予定に
03/25 あいどる 1 高瀬 志帆 530
ひらがなで「あいどる」だし、
/ヽ /ヽ
/ ヽ / ヽ
/ ヽ__/ ヽ
┏┓ ┏━━┓ / \ .┏━┓
┏┛┗┓┃┏┓┃ / \ / | .┃ ┃
┗┓┏┛┃┗┛┃┏━| > < |━┓┃ ┃
┏┛┗┓┃┏┓┃┃ |. (__人__) | ┃┃ ┃
┗┓┏┛┗┛┃┃┗━ヽ \/ / ━┛┗━┛
┃┃ ┃┃ / \ ┏━┓
┗┛ ┗┛ /  ̄ ̄ヽ / ̄ ヽ .┗━┛
.ヽ_______/ \__/
って、作者のWebページ見たら、まぁ、どうでもいいや
293 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/13(月) 20:52:21
やっぱりギブスンは最高だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
294 :
シリコン地蔵:2006/03/14(火) 10:43:51
スプロールトリロジーだけがあれば良い
295 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/16(木) 20:22:05
ギブスンの真髄は短編にあり。
296 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/20(月) 15:04:27
7年振りくらいにニューロマンサー読み返したけど、やっぱ無茶苦茶面白いな。
流石にコンピュータ用語、イメージが古めかしく感じる描写もあるけど、
SFの醍醐味である近未来エキゾティシズムや文体の疾走感は今の小説でも太刀打ちできない。
最初にこんな傑作を書いてしまうと、後がキツいよなあ。
297 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/20(月) 16:12:06
ニューロマンサーは書き出しの一文とラストの一文だけでもう傑作。
ニューロマンサーくらい長編になってくるとボロも出てくるけど、「クローム襲撃」くらい短いと
「今年の新作ですよ」って言われて読んでも全然問題ないと思う。
逆に言うと、サイバースペース関連の描写って全然進歩しねえなってことなんだが。
299 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/22(水) 10:48:25
マトリックスで格子(グリッド)とか、ユーザーインターフェースがキー入力に
限定されてる所とか。
携帯電話も使われてる感じなかったね。
300 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/22(水) 13:34:25
マトリックスは電話ボックス使ってるしな。
まあ、あれは「ビルとテッドの大冒険」へのオマージュだろうが
>「ビルとテッドの大冒険」へのオマージュだろうが
あー、そういえば。
全然気づかなかったよ>ビルテッド
302 :
299:2006/03/22(水) 14:24:35
>>300 マトリックスはキアヌの方言ってる?
俺はギブスン作品世界の電脳空間の方指してた。紛らわしい書き方ですまん。
さっき辞書で調べたら、matrixって「子宮」とか「母胎」という意味なんだね。(常識?)
motherやmaterialと同じ語源らしい。それ自体が既にSFぽいとオモた。
「スキズマトリックス」を最初見たとき、「スキズ・マトリックス」なのか「スキズマ・トリックス」なのか
悩んだなあ。
結局スキズムとマトリックスの合成なんだけど。
つい最近までスズキマトリックスだと思い込んでいた
浅田彰も知らんやつらがSF読んでるのか……
○○くらい読んでて当然とかいうなよ
古くさい
言い方を変えると、浅田彰の思想は空気のように2ちゃんに浸透してます。
まあ、リアルタイムで80年代を生きてた奴にはあり得ない勘違いだわな。
浅田彰と村上春樹ってのは80年代の若者の通過儀礼みたいなもんだったし。
今なら小林よしのりと片山恭一か? なんかどんどん悪化してるな。
いくらなんでもこのスレ違いっぷりはひどいだろ
いま必死で浅田彰をググッてる奴がいる
あのさあ、もう21 世紀だというのに浅田だの村上だのの名前を出すこと自体が
とても恥ずかしいことだってことくらいわからないのか?
例え本棚に入っていたとしても、人に気づかれないようにこっそりしまっとくもんだろ?
さっきから浅田浅田と自慢気に言ってる奴はどうせ一人だと思うけど。こんな過疎スレだし。
>いま必死で浅田彰をググッてる奴がいる
いねーよ
308書いた者だけど、他の浅田彰レスの人とは一応別人です。
脱構築、ノマド、リゾーム、シュミラクル、逃げろや逃げろ…
浅田彰(あるいはポストモダン一派)が当時得意気に主張していたような事は、
ここ2ちゃんではもはや常識になってしまっており、
今日びわざわざ浅田彰を読む意義などない、というのが主旨です。
もうわかったから黙ってろ
>>312 浅田はともかく、村上春樹は別に恥ずかしくないだろ。
今日も海外の文学賞を受賞したニュースが出たし、未だ世界的ベストセラー作家だ。
彼が恥ずかしいというのなら、我らがギブスンはもっと恥ずかしい存在になるし、
大多数のSF作家に至っては児童ポルノ級の恥ずかしさという事になるぞ?
とりあえず
>>316 が賞や世間的評価という権威に弱いことだけはわかった。
つーか一般人の間じゃSFって普通に児童ポルノ扱いだよ。
フーン
320 :
シリコン地蔵:2006/04/03(月) 15:04:30
チューリングって用語を解説してくれ
>>297 湾岸で育った俺には、最初の一ページで泣けました(><)ノシ
土地への郷愁みたいなものって、ギブスンの小説にたまに出てきますよね。
ちょっと漫画ちっくだけど東京の表現もそうだし、フューチャー・マチックで出て
くるロサンジェルスの町並みもそうだし。フューチャーマチックは、二つの街を
行き来して、その土地どちの事件を淡々を書いている感じから、なんだか、
南米作家もの(?)の「百年の孤独」とか「緑の家」みたいなものを感じました。
この二つのお話も、土地の移り変わりを描写する過程で、登場人物ごとの物語
が進んでいく形式なので。
久々に夜の湾岸のドライブ行きたいなぁ・・・・
ディクシー
南米作家ではないが、南部作家としてのギブスンに注目する人もいる
徴兵逃れで米国を離れたり、保守派に嫌われてSF界を離れたり、
そういう自身の体験が郷愁になって出てるんじゃないかな?
「チューリング警察よ。逮捕します」
↑
この娘が3人のなかでもっともエロいらしい
頭脳警察
327 :
シリコン地蔵:2006/04/17(月) 11:10:06
>>324 サンクス
ゲイだったんだな。かっこいい
ところで俺は甲殻がAIが賢くなりすぎるって大筋をパクったと考えてるんだがどうだ
光学迷彩やら細かいとこでもカブってるし
328 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/17(月) 15:05:50
>>327 ウィンターミュート=人形使い。
でも人形使いってのは、ハインラインの『人形使い』から取った名前では?
ちなみに、設定をパクったかどうかはともかく、
最近の流れでは『リスペクト』さえしてれば、設定をマネても免罪符になるからw。
欧米の活字SFをパクって漫画にするという同人的な士郎の創作スタイルがまずあった。
そこへ押井による映画化のおかげで「パクリでもジャパニメでオリエンタルやったらええんや」
と開き直れるようになった。
330 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/19(水) 14:01:30
「マトリックス」は押井やギブスンのパクリというより、ゼラズニイだと思うんだがどうなんだろ?
>>330 この世界の本当の姿がどうこうというのは、「ある日宇宙人が攻めてきて」と
同程度にポピュラーなコンセプトだ。
ギブスンのコンピュータ世界は、仮想世界というよりも、
回線上の情報を行きかう世界だものね。
333 :
シリコン地蔵:2006/04/20(木) 15:10:36
かなり前にニューローズホテルが映画になってなかったっけ
カハカオカ イカ
ていうか「ホ」バッヂ激しく欲しい…
ちょっと聞いてくれよ。
さっき、スーパーで買い物してたら近くの公衆電話がいきなり鳴り出した。
誰も反応しないから空耳かと思ったがやっぱり鳴っていやがる。
この事態を黙って見過ごせる奴はここにはいないだろう。
さり気ない素振りで(心の内は察してくれ)受話器を取ると、
向こうは流暢な日本語を使う女だった。KDDIの人間らしい。
でもなんか間違い電話だったみたい。
「これ公衆電話ですよ?」と言ったら慌てながら謝られたから
「いーえー、ご苦労様ですー」と答えておいた。
状況が状況だけにKDDIを未知の組織と思いこんで一瞬期待したよ…
KDDIのお姉さん、いい夢見せてくれてありがとよ。
旦那、そいつはカウボーイの符丁だよ。
ウインターミュートと名乗ってほしかったな、KDDIのお姉さん。
339 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/07(日) 19:55:20
確か公衆電話にかける方法があったような
340 :
336:2006/05/07(日) 20:58:48
イタズラ電話だったらやり返してやろうと思ったんだけど、
あんまり普通にビジネス口調だったんだもの…
それに突っ掛けサンダルで手にスーパーのカゴじゃサイバーな気分になり切れん。
せめて目の周りに黒い化粧スティックが欲しいね。
341 :
テロメア:2006/05/07(日) 22:00:53
「はい、公衆電話です」
と、実は公衆電話の君が対応の方がギブスンw.
やはりそこで、「はい、葬儀屋です」と返すのが
へえ、スティーリーダンか。意外な名前だな。
ところでバリータウンって何かギブスン作品に出て来たっけ?
>>344 ボビィの実家がバリタウンじゃなかったっけ?
ダンもギブスンも好きなのに気がつかなかった
>>343 dクス
シビル・ジェラード萌え〜!
っていうかギブスンの書く女性キャラみんなイイ!
カウントゼロと間違えてモナリザ買ってきた
仕方ないのでカウントゼロ飛ばしてモナリザを読むか
349 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/07(月) 21:00:28
モナリザは視点飛びすぎなんじゃー
短篇の集合体みたいになっとる
350 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/07(月) 21:05:04
>>316 亀レスだが、村上春樹は普通に恥ずかしい。
なんでこんなグダグダと内向的な中年の妄想が受けているのか?という感じ。
そしてギブスンはあまりにもダサカッコよくて、恥ずかしいというよりいとおしい。
恥ずかしいとか、関係ないと思うが。
まあ村上にせよギブスンにせよ結局好みの問題だからな、といったら身も蓋もないけど。
みんな他人に対して、自分を演出するために読んでんのか?
好きなもの読めばいいと思うけどなあ。
他人とか関係なく読んでて恥ずかしいのは無いんですか?
355 :
350:2006/08/08(火) 02:39:26
あるでしょ。
読んでて嫌な意味でサブイボが立つのとか。
つーかそっちの意味で書いたし。
むしろ、他人に対して恥ずかしい本という発想は思いつかなかったなあ。
「あー俺こんなの読んでる恥ずかしい」とか思うもの?
官能小説なら確かに恥ずかしいけど……w
他人の存在が実際にいるかどうかはともかく、
他人の存在を仮定しないと、恥ずかしいなんてならないと思うが。
>>356は「恥ずかしい」という言葉を純粋に対人関係上のものとしてとらえているのだろう。
日本語としては対人関係を離れた価値判断の文脈で使うことがあり、
>>350のはそっち。
>>356にも解るような表現で言えば
「文体と内容と作者の印象において、これらが小説作品として許容され、出版され、
広く読まれている事態に限りない居心地の悪さを覚える」
って感じ
そもそも、村上春樹とギブスンを比べる理由はなんだ?
お前ら、ここは俺のお気に入りスレなんだからそうっとしておいてくれ。
やるならスキズマトリックススレで頼む。
今頃になって、「降格機動隊」にカメレオンスーツが登場している事に
気付いた俺はカブトガニですかそーですか。
フューチャーマックとかに出てくる。
「お前、『深い』な」
の深いって、英語だとどんな表現だったんでしょう?
「Ya 『Deepness』」
ほほう
>362
ありがとうです!
わたしのペーパーバックでは
"Man," says the thin dark man, "you deep."
となっています。17章 Zodiac の最後ですが。
ほほう2
深いな
結局
>>363 の出典ってどこなんだろ?そもそもフューチャーマチック以外に
「深いな」ってあったっけ?
「黒丸氏の文体についてのスレ」が落ちてるね。
最近この板にしてはスレが落ちやすくなった気がする。
そうか、黒丸スレ落ちたか....
新日曜美術館
「箱・不思議な美の小宇宙」
NHK教育
2006年9月3日 9時00分
2006年9月3日20時00分(再放送)
テーマは「箱」。
鋭い感覚を持った職人や芸術家たちは、
美術史に残るさまざまな箱を作ってきた。
江戸時代の尾形光琳や、現代のガラス工
芸家・藤田喬平が作った豪華なすずり箱、
手箱、飾り箱。ボックスアートというジャンル
を開拓した米国のジョセフ・コーネルやフラ
ンスのマルセル・デュシャン。人はなぜ、
箱に引かれるのか。
箱に別世界を求め続けた芸術家たちの思いを
探りながら、人間の想像力を刺激する「箱」について考える
そんなのやってたのかぁ
見たかった…
アイリーン・ガン『遺す言葉、その他の短篇』の前書きを書いている。
何故に丸刈り?
この人もようつべ見てるんだな…小説のネタになったらちょっといやだけどw
パターン・レコグニションが映画化されるのね、知らなかった。
パタレコの途中から出てきた中国人はなぜか読んでるうちに
ワイルドスピードの中国マフィア青年に脳内変換されてしまった。
ギブスン作品の映画化は、ストーリー作りの上手い人がやらないと陳腐なものになりそう
映像センスも必要だけど…
過去も何度か映画化の話があったらしいけどね。
クリスカニンガムがニューロマンサーを映画化するって話無かったっけ?
奴なら期待できそうだけど
>383
とうの昔にポシャッた
今からニューロマンサー映像化するならあえてレトロフューチャー、というか80年代から見た
近未来風にすると面白いかもね。
最近『モナリザ・オーヴァドライブ』再読したんだけど
最終章タイトルの「彼方のなめらかな石」ってモノリスの暗示だっけ?
人類とは異質な知性文明の象徴っていうか
自分で思いついたわけないと思うんだけど、どこで読んだのか思い出せない
ここの過去ログにそういう言及あったっけ?
映画板のP.K.ディックのスレでニューロマンサーの版権がクリス・カニンガムから
他に移って制作に入るって噂が書かれてたな。
WILLIAM GIBSON COLLECTION でググるとギブスンなんて読んだこともなさそうなGパン屋がぞろぞろと…
「JMで有名な」って言われても困るし
歳とったけどかっこいい写真だ
BOT風俗が日本にできるのはいつですか
>>389 ノーベル文学賞作家名で検索すると安いファッションブランドばかりがでてくるよりマシかねぇ..
>>392 ガルシアとマルケスの間に・を入れたらどうだ!
>>392 今流行のファッションブランドは、
「OOE‐KENZABURO」と。φ(._.)カキカキ
うーんサイバー…
ギブスンの小説に出てくるインチキな流行が好きだー
磁気犬姉妹
397 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/30(土) 01:39:48
age
398 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/30(土) 23:57:10
ギブスンは途中で挫折する人の多さでは他を凌駕してる。
399 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/31(日) 00:24:55
恥ずかしながらニューロマンサーは当初1度途中でリタイア。
2度目で完読してハマりますた。
ウィンターミューーーーート!
>>395 漏れもあれが大好きなんだが嫌がる人の気持ちもわかり…
なんていうかリアルタイムで「火星シリーズ」や「ぺ」にはまって今にいたる人の
気持ちがようやくわかる年になったというか…
amazonからなんかメールが来た。
Amazon.co.jpのお客様へ、
Amazon.co.jpで、以前にWilliam Gibsonの著書をチェックされたお客様に、このご案内を
お送りしています。『Religion and the Enlightenment 1600-1800: Conflict and the Rise of
Civic Humanism in Taunton』、好評発売中です。 ご注文は以下をクリック。
………たぶんきっと同姓同名の人なんだろうなぁ。
403 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/31(日) 19:40:17
最近購入したDVD“No Maps ウィリアム・ギブソンとの対話”が良かった。
それでいま彼の小説を読み返してる。また途中で断念するかもしれないけど。
404 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/01(月) 11:25:39
おれはフューチャー・マチックが好きだな。
おれは、あいどる。
チアの工芸品みたいなパソコンと、バーチャル・ヴェネツィアが欲しい。
406 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/02(火) 06:54:51
人間だけでなく情報形態の生命体のみだけでなくロボットだけでもなく
そんなお互いにわけのわからないもの同士が
存在していく世界観。
そういう場所にはじめて
旧来の人間を超えていける可能性があるんだと感じた。
ウィキのギブスンの項に、
A new novel, entitled Spook Country, has been completed by Gibson in October 2006.
According to amazon.com it is scheduled to appear on the market on August 7, 2007.
It is unclear whether this novel will be a sequel to Pattern Recognition or an independent work.
って書いてあった。日本語訳はさらにその1年後くらいかな。
モナリザ読みにくいし、わけわからんな〜・・・・
>>407 おお、これは楽しみだ。
「Spook Country」というタイトルがスターリングっぽくて不安だが。
千葉はちょっと…
その記事、なんか関連付けが無理やりだな・・・
カウント・ゼロとモナリザが大好きで
現在カウントのペーパーバックに挑戦中だけど、すごいなwww
つくづく故黒丸氏は偉大だなぁと思う
最近ヴァーチャル・ライト初読して、浅倉氏の訳者あとがきに少ししんみりした
そういえば黒丸スレ落ちちゃったんだな。
415 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/04(木) 18:49:03
416 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/04(木) 19:00:04
>『記憶屋ジョニィ』の日本版で末弥純が描いた挿絵に影響を受けたもの
これ知らんかった。
文庫にあったっけ?
何?コピペ流行ってんの?
418 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/04(木) 19:53:32
日本は美しい国なんて目指さす
チバシティのような国を目指してほしい。
419 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/04(木) 20:55:08
Cybernetic City
━╋━ ┃━╋:
┗┓ ┃┏╋
━┛ ┗┗┛
>>416 SFマガジン1986年11月号でしか見られない気がする
ケイスが仁清で買ったコブラ・・・あれって何度読んでも使い道なさそう。
よっぽど気が動転してたんだろうな。
俺は何度読んでもどういう武器なのかよく分からない>コブラ
ガムを引っ張るとパチンと指が挟まれるオモチャあるじゃん?
あれみたいな感じだと思う多分いや違うかも。
たぶんそう。ワイヤーと爪が出てきて敵を挟む。
でも相手がアレだし、そんなん持っててもな・・・w
モナリザは、宇宙人のサイバースペースに出会ったとかで終わるけど、
あれって本当なのかな?
小説に「本当かな?」って聞かれても困るぞ
>>421 きっと2chで
騙されてコブラ買ったヤシ→(526)
とかいうスレが立ってるんだろう。
【夜の街】本日の仁清〜滋賀をヲチるスレ【さらりまん禁止】 とか楽しそうだな
429 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/06(土) 13:15:57
ホサカ社のレールガン欲しい
近くのカルト集会所に撃ち込みてえ
>>427-429 こういうセンス、すごく懐かしいなぁ...
スレも久しぶりに活性化されててうれしい限り。
ゴミの先生の裏庭だな
ケンタウルス系からの通信はその後どうなったんだ
最近また読み直してみたぜ
「マトリックス」って電脳空間を一つの全体として捉えたもののことかと思ってたけど
それ以外の、文字通り諸々の事物の総合計っつーか
地球上で発達した世界そのもののことだったんだな
>>434 あれの影響で、地球のマトリックスの各分化体がヴォドゥーっぽくなった
あっちはそういう世界らしいぜ
向こうもこっちの覚醒に気づいていろいろ送ってよこすみたいだけど
地球マトリックスは自分自身と対話する方が好きで、古物で箱とか造ってる
でも分裂した奴らは別で、アンジイを用意したりいろいろ動いてる
あ、フィンとかボビイはもう行ってみたらしいぜ
そうなのかー。
ギブスンは分からなくても楽しめるから、あまり考えたことなかった・・・。
謎といえば謎だらけだから解かなくても楽しいし、
読み込めば読み込む分、世界がきちんとしてるからおつりが返ってくるのね…
ヴァーチャル・ライト読んでるけど・・・すんげえ面白い。
ストーリーもそうだけど、世界観がね。
路上の経験あるからかな、橋の上の生活描写とか妙にリアル。
でも、あの訳・・・「当たりまんこ!」はまずいだろう・・・
>>438 ヴァーチャルライトは俺が228ページで断念した本だw
確か主人公はシェベットだっけ
「当たりマンコ」はライデルの言葉だっけ
>>438 浅倉久志はすばらしい翻訳家ではあるが、
ギブスン新刊でその手の訳語を見る度に黒丸尚の急逝が惜しまれる。
>>439 いやその上司のヘルナンデスの言葉。
ファッキンを直訳したのだけど(最初はルビふってある)、
ちょっと無茶苦茶すぎると思う。衝撃はあるが。
ファックは下品でも日常に存在する言葉だけど、
日本に「当たりまんこ」なんていう奴、かなりやばい。稲中の世界だ。
でもだからギブスンは面白い。
赤瀬川源平の近所に住んでるぞ。屋根にペンペン草が生えてるんだ。
文字通りにな。
トマソンか
>>442 確か、ぺんぺん草じゃなくて、ニラだったような・・・。
ペーパバックを待ちきれずハードカバーに手を出してしまいそうだ
んでSpook待ちわびながらパタレコ読み返してるんだが…
YouTubeで攻殼S.A.C.全26話観れるでしょ。
あれって全編アップされるのに4ヶ月くらいかかってるのね。
でコメントを読むと「おーやっと観れる、待ってぜっ」とかの反応や、
エピソードの分析、質疑応答とかが繰り広げられたり。
これってほとんどF:F:Fだよね。
ギブスン、手近な未来くらいは押さえてたんだなぁ。
>>447 そんなの、本が出た 2003 年頃には既に古びていたと思うが
そしてお払い箱になり”戦争鯨とお話”
>>448 武器じゃなくて兵士なのか?本当に兵士だったら楽しそうだ。
【想像しただけで楽しい十の疑問】
1. 兵士だったら階級はどうなるのだろう。
2. 戦死したら二階級特進してアーリントンに葬られるのか。
3. 戦功を挙げたら昇進するのだろうか。
4. 勲章を与えるのだろうか。
5. 勲章はどこに付ければいいのだろう。
6. 昇進したイルカは人間の上官に、なんてのもアリなんだろうか。
7. 軍法会議はどこでやるんだろうか。
8. 兵士になったらアメリカ市民権を与えるのだろうか。
9. 兵士なのにブーツは磨かなくていいのだろうか。
10. 手がないわけだが、敬礼はしなくてもよいのだろうか。
11.イエスの前と後にサーをつけなくていいのだろうか
イルカに攻撃されるのはいやだな
吉田戦車かなんかに、子猫部隊とかあったよなあ。
可愛すぎて反撃できない、という恐ろしい部隊。
イルカ部隊・・・。欧米エコ大好き人間には致命的だな。
可愛すぎて反撃できない…
ディックの変種第2号じゃん…すれ違いだが。
麻薬漬けマダー?
『あいどる』読み始めました。
なんてったって
チアかわいいよチア
レイ・トエイ
そんなにコアなSFファンじゃない俺は
ニューロマンサーとあいどるが特に好きだな
しらなかったw
ちょいと懐かしめのエレクトロニカだけどいい感じだな
俺はこの文体が大好きだ。千葉最高。
やはりギブスンは黒丸翻訳が似合う。
叶和圓を吸い込みながら……
気になったので"ono sendai"でぐぐってみた。
それで見つけたのがこれ↓
オノ・センダイ社とは、電撃G'sマガジンでの『Sister Princess』連載初期に
妹たちが身に着けていたウェアラブルPCの製造メーカー。
初期の設定では、妹たちはゲームボーイアドバンスのような
ウェアラブルPCを持ち歩いていて、それを使って兄へメールを
送受信しているという設定だったらしい。
…なんじゃこりゃorz
こういう風なネタの使い方をするから、SF者に恨まれるんだよ…
468 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/08(日) 04:45:20
スポックカントリーってどういう意味?
新作はトレッキーについての話なの?
ツマンネ
470 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/09(月) 20:05:08
age
ルビだけだと「イエ」「ヘユ」「アン」と読めそうなんだが
その後中国語を知って「ye」「he」「yuan」と区切るんだと分かった。
「he」は「ヘ」より「ハ」に近いな。
今夜はあやふやだな、何もかも
ヴォネガットが死んだけど、この人もブログで触れてるね。
そういう世代だってことなのかな。
「この不思議な地球で」って短編集、買ったほうがいいかな?
そこでしか読めない短篇があるのだから買っとけ
>>475 亀レスだがサンクス。素直に買うことにします。
477 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/29(日) 13:22:44
久々にこの板きたらアニメのスレばっかなのであげ
478 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/01(火) 18:46:34
ニューロマンサーの大ファンでスプロール三部作は全部持ってる
読んでるのは初期2作だけだけど――なんだけど、今回「クローム襲撃」を買ってみた
非常に読み辛い。初体験はこんな感覚だったかな……
クローム襲撃か。懐かしいな。久々に読んでみるかな。
ガーンズバック連続体と、地味に辺境が好き。
ニューロマンサーの後にクローム襲撃読んだけど非常に読みやすくて驚いた
クローム襲撃は名作が多いと思うが。
ホテルニューローズだっけ?
泣いた。
ニューローズは好みが分かれそうだな。俺はセンチメンタル過ぎてだめかなあ。
カウントゼロ読んだ後じゃなきゃよく理解できなかったし。
ニューローズホテルってそんなに難解だったっけ?
メロウだってのは共感するが。
傑作には違いないと思う
確かに好みは分かれるかもしれん
あのまさに「苦い追想」を形にしたって感じの文章が好きだな
なんつーか、「ニューローズホテル」とか読むと
ギブスンってSFの子っていうより
カポーティとかケルアックとかブコウスキとかの子って感じがする。
バロウズ大好きっていってたよ。
もちろん、ターザンとか火星とかじゃない方な。
>>485 ミーハーなやつが、知ってるアメリカ人作家並べただけって感じがする
なんでブコウスキーとか出てくるんだよ
「13歳でバロウズを”発見”した」
だったような・・・
>>487 え、でもむしろカポーティよりはブコウスキ寄りじゃねーか?
ギブスンは
しつこい
ギブスンが自分で影響認めてる作家って
バロウズ、フォークナー、ブラッドベリ、バラード、ベスター
以外に誰かいたっけ?
彩流社の『現代作家ガイド3 ウィリアム・ギブスン』収録の文章から抜粋。
たいがいの子供がそうであるように、ぼくもベスター、スタージョン、ハインライン、などなどの作品に慣れっこになっていた。
(略)はたちのぼくは、もはやSFを読んでいなかった。バラードを読み、ピンチョンを読み、ボルヘスを読んでいた。
(略)さて――あるのどかな、樹脂の匂う夏の午後、トロントのヤング・ストリートの古本屋で、偶然に僕はベスター氏の小説に再会した。
(略)その本は、当時の僕らの口癖を借りるならば、麻薬的快感だった。そして、いまもそうだ。
サミュエル・R・ディレイニーの『ダルグレン』は散文の都市であり、迷宮であり、
読者がその重層的な扉を開けて内部に踏み込むことを学ぶための巨大建築物だ。
(略)本書は、アメリカSFという文化から出現したもっとも驚嘆すべき散文スタイリストの手になる、
持続する概念芸術の離れ業とも言うべき作品なのだ。
ちょっと亀だけど、クローム襲撃に入ってる「ふさわしい連中」でギブスンと共著した
ジョン・シャーリイって、映画「コンスタンティン」の原作者だったんだね。
めずらしくキスシーンのないハリウッド映画で、主人公は肺癌を患ったエクソシスト
っていう、なかなかアレな作品だったよ。w
個人的にはかなり気に入ってます。
調べたけど、原作じゃなくてノベライズみたいよ?
小説売れなそうだし、いろんなことに手を出してるのでは
ノベライズは結構意外な作家が手を出してるよね
ビッスンとか?
エリザベス・ハンド
ノベライズ以外のハンドって冬長の祭りしか思い出さないのだが。
閑話休題
Spook countryってやはり浅倉訳なのでしょうか?
>>499 じゃないのかなぁ。微妙だよなぁ。。
ってか黒丸スレ落ちた?
最近ずっと浅倉氏だし、急に変わることはないんじゃない?
そりゃ日暮氏とか酒井氏とかが格好よく訳してくれるとうれしいけどさ。
新作ですか
「幽霊の国」って自動翻訳された
おお!また映画化話
来年公開予定ということになっているパターンレコグニションの映画化は
本当に進んでるんだろか。
頼む!ポシャッてくれ!!
確かに心のどこかではポシャって欲しいと思うよなw
個人的にはニューロマンサーにはすごく思い入れが強いから
下手に映像化されちゃうとイヤだな、って言う心理なんだと思う。
でも、それと同時に怖いもの見たさがw
マトリックスのパクリって言われてるのを見てどうしようもないやるせなさを
感じている自分をありありと想像できるw
いまさらの映像化は不要。
どうせサイバーカンフー映画でお茶濁すんだろ、みたいな。
ただマトリックスや攻殻みたいな、世界がどうの魂がどうのといったしょっぱい汗臭さと
まったく別のアプローチなら俺は見たい。
REZ等のエレクトロニカとかヨーロッパのクラブカルチャーとか
米ディープサウスの倦怠感、西海岸サーフカルチャー*1からの引用を交えつつ、
ギリギリに角の立ちまくったスタイリッシュな映像で。
ある意味「電気羊」と「ブレードランナー」の関係みたいな
ギブスン読者に猛攻くらうような無茶な映像化を個人的に期待。
どうせ実現しねえさ
映像化したら面白そうではあるが、そう思わせといて無理なんだろうな。
別物にしないと、評価されないだろう。
なんだかんだいいつつ、『ニューロマンサー』も『パターン・レコグニション』も文学なんだよな
シーンもストーリーも組み替えて
それで原作以上にあのテーマと格好良さを表現する
無理か・・・奇跡でも起きないと
たまたま今何度目かのニューロマンサーを読んでたんだけど、
あのキャラクター設定、プロット、文体は何度読んでも神がかってる。
カウントゼロ以降も悪くは無いけど、ニューロマンサーだけは別格って感じ。
モナリザに至っては、
「ギブスンは普通の小説を書こうとしてるんじゃないのかしら?」って
キャシー・アッカーに野次られてたからな。
そんな人に言われてもな…
>>516 その後のギブスン見れば、当たってるな。
ただ、それを野次るのが適当かどうかって問題はあるがな。
SF「も」読む俺としては、パターンレコグニションのギブスンの方が好きだから。
そうだよなぁ。
アッカーのその後を思うとさぁ...
まあ、な
最期は結局ニューエイジに走っちまったし・・・
>505
トルクってあのどうしようもない馬鹿映画か
B級映画としては十分に楽しめるけど、あの映画の監督がニューロマンサーを撮るのは勘弁してほしいな
セカンドライフとかが現実化してる今、ニューロマンサーの映画化ってもはや
ありえないんじゃないかと思ってたんだけど、いったいどんな風になるんだろうか?
セカンドライフはニューロマンサーというよりはスノウクラッシュなんで、
ニューロマンサーならまだいくらでもやりようはあると思うな
524 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/03(日) 14:45:21
7000万ドルって安くない?
日本の劇場アニメより低いなんて…
クリスカニンガムの映像まとめて
見たけどこの人にならやって
もらいたかったかも…
あの地下室に犬と閉じ込められた奇形児が
車椅子に乗りながらダンスしてる映像とか
凄すぎ。
でもやはりあれはシュバンクマイアーの
クレイアニメみたくわずか数分の映像に
気の遠くなるような忍耐を費やさないと
不可能な繊細さなんだろうか…
普通の長さの映画だとやっぱり
ハリウッド映画みたいなありきたりな
質感になってしまうのかな?
525 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/10(日) 16:04:40
ニューロマンサーのストーリーが全然頭に入ってこなかったんですが、結局どういう話何ですか?
ウィンターミュートがネット世界に解き放たれる話。
527 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/10(日) 16:39:15
まず、ウィンターミュートが何だったかわからん
528 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/10(日) 16:41:29
まず、ウィンターミュートが何だったかわからんOTZ
ケイス達が何のためサイバースペースを探ってたのかもサッパリ
ホントに読んだのか?
ウィンターミュートは何だったのかも分からないとかありえないだろ。
どんだけ読解力無いんだよw
530 :
二重投稿スマン:2007/06/10(日) 16:44:35
攻殻の人形使いみたいなもんですか?
元ネタらしいんで読んだんですが。
ウィンターミュート(冬寂)はテスィエ=アシュプールが所有するAIの1つ。
もう1つのAI(燃ゆる柴、ニューロマンサー)と融合してネットに解き放たれる。
まあ人形使いと言えば人形使いか。
俺も一回目はなんのことかわからん場面が多かったな。
センス/ネットでのROM強奪とか、リヴィエラ捕えるシーンとか。
現場で目の前で繰り広げられる物事は詳細に描かれるけど、それが実際なにを
意味しているのかはすぐには分かりにくいように書かれているから、初読で
そんな感じになっちゃう人がいるのはしょうがないと思う。
文体や描写にメロメロになってストーリーが入って来ないのも悪く無いよ。
ありがとうございます!雰囲気に凄く衝撃を受けたので、次はストーリーもわかるまで再読します!
モリィさんが指先から刃を出してカニを見事に捌いて喰うシーンだけでも
見事に撮ってたら、とりあえずある程度映画は認めてやってもいい。
"Love you, Cat Mother,"
アクション的にはROM強奪がかなりの盛り上がりだと思う。
ROM強奪→チバシティ(回想)→迷光
って感じの構成の方がツカミはいいかも。
まあ映画化は実現しないだろうけどね
ROM、ROM言うなー
540 :
539:2007/06/11(月) 07:32:12
訂正
×ギブスンは
○ギブスンのは
スマソ
541 :
メロディ命かー:2007/06/11(月) 13:50:30
新しい感覚の新鮮さに昔からおこぼれもらいつ、今にいたりなばーおひさしな記事を見つけて嬉しいです ービギナー厨寂滅
ギブスンの朗読Neuromanser聴いてる人は?
ノシ
初めてギブスンを読もうと思うんですが
オススメを教えてください
黙って短編集「クローム襲撃」を読め。
間違ってもいきなりニューロマンサーに手を出して
「なんか読みにくくてつまんなかった」とか言わないように。
いまなら、「パターン・レコグニション」からって手もあるぞ。
「ニューロマンサー」からいくとSF的なガジェットばかりに目がいって、
ある種文学的といえる良さに気づかずに終る可能性がある。
非常にもったいない。
もっとも、SF的なものにしか興味が無いというなら、下策だけど。
スプロールものをスルーしてあえて新三部作から読むのも有りかもな。
却って冷静に両三部作を読めるようになるかもしれない。
でもまあ、若い読者なら素直にスプロールものから読んだほうがいいと思う。
ギブスン本人がニューロマンサーのことを「青春小説」って言ってるぐらいだし。
しかし新三部作は文庫化しないのかね〜?
バーチャルライトはとっくにしてる。
549 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/15(金) 05:59:21
>>543 気にせずどーんと「ニューロマンサー」から読むべき。絶対。
でも、黒丸訳が読みにくいという前にまず浅倉訳のクローム襲撃を読んでほしい…
>>505 映像化なら、ニューロマンサーよりディファレンスエンジンを
BBC製作でやってほしい。特撮とかストーリーとかは適当でいいから。
服装とか小道具とかのビジュアルがどうなってるのかだけきちんとやってくれれば…
視覚的なイメージがつかみにくいせいで、、ディファレンスエンジンは
ニューロマンサーよりはるかに読みにくく感じた。
差分はアンチ作品。落ちがキモだから、映像化してもおもしろくないかも。
ディファレンスはスターリングの作品でしょ。
大悪臭(どんな名前かもう忘れた)のグダグダ感とか、もろスターリング節。
昔、SFCのゲームでシャドウ・ランてのがあったんですけど、ギブスンは関わってたのですか?
ケイス「直るの!?神経損傷直せるの!?ねぇ!サイバースペース!サイバースペースにジャックできるようになる!?」
アーミテジ「あぁ、ジャックできるようになるよ」
ケイス「本当!?大丈夫なの!?嘘じゃない!?」
モリイ「あぁ、嘘じゃないから少し黙ってな、さもないとタマタマを蝶タイに結ぶよ」
タージバシュジァン「そうかぁ!僕ツネル無限だから!ツネル無限だからその言い方、わかりません」
モル「いいよ。黙んなってことさ」
ケイス「うん!でも毒袋入ってるんだ!そうなんだぁ!じゃぁ早くビズ終わらせないとね!」
アーミテジ「そうだよ。君の膵臓と肝臓も入れ替えておいた。君はどんな薬をやってもハイにはなれない」
ケイス「よかったぁ!じゃぁフリーサイド行こうね!シャトルに乗ろう!」
冬寂「うん、電話鳴らすね」
ケイス「あぁ!神経損傷直ったからジャックインできるね!ね、アエロル!何が見えた」
アエロル「うん。バビロン見てていいよ」
ケイス「あぁーごフラットラインと僕は今AIに喧嘩を売っているよー!水平線らないように気をつけようねぇー!」
ちとワロタ
3ジェイン萌え?
ケイス・ポラード萌えでもしとけ
このスレ検索しにくいね・・・
>>559 ごめんなさい。僕が半角で立てたからだと思います。かなり叩かれた思い出が...
専ブラ入れたら問題ナシ。
なんでギヴスンのスレはあるのにスターリングのスレは無いのだ!
何故なのだ!
君が立てれ
立てても語ることないしそこで十分だろ。
しかし最近スターリングの紹介は途切れてるような。
ギブスンに比べて人気も中途半端だししょうがないのかな。
最近の作品もネットの意見では評判良くないようだし。
なんか最近は山岳小説書いてるよ。
谷センセと同じだね。
山岳って…
SF要素は全然ないの?
谷センセの書いたチベット僧が
主役の山岳?小説は
面白かった
それってダンシモンズのことじゃないか?
>>555 でもさ、よく考えたらトルコ訛りなんだから「ツネル」じゃなくて「チュネル」なんじゃないかと…
一昨日ニューロマンサー読み始めた新参なんだけどさ、
「空きチャンネルに合わせたTVの色」
ってどんな色なの?青空だと思ったら違うみたいだし
なかなかいいネタだが、本当にそういうやつが出てきてもおかしくないかもな
胸毛祭りシゥレはここですか?
>>570 深夜の連ドラ『砂の嵐』ではないかと思うのだが
>>570 君んちのテレビを空きチャンネルに合わせてみれば分かるんじゃね?
あっきー★チャンネル
だから今のテレビじゃ砂嵐じゃなくて青い画面になるってネタでしょ(多分)
うちのは未だに砂嵐だけど
577 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/30(月) 09:30:59
>570は素でそう思ってるかも試練。
578 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/30(月) 09:51:37
空きチャンネルの砂あらしって、映像を保存しておくか
生成するプログラムを作っておかないと、いずれ説明にも
例示にも窮することになるんじゃないか?
「空きチャンネルの色」としか書いてないよね?
小説世界のTVがおれらの世界のTVと同じとは限らないので(今でも昔でも)、
みんな勝手に想像すればいいんじゃないかと思うんだけど。
つか最近のTV、空きチャンネルの表示自体しないものもあるような。
知ってる人は知ってると思うが、砂嵐画像の画素それぞれを平均すると鼠色になる。
画素全てがランダムな色だから少し考えれば分かるよね。
勿論遠くから見ても鼠色ほとんどに見える。
「蒸し暑いようなすっきりしない、気分の悪い曇り空」っていう意味なんじゃないだろうか。
なんだこの糞みたいな流れ
どうでもいいが Amazon より Spook Country を今日出荷したと言うメールが来たぞ
>>582 俺も来てたー!
休暇に読むとするかな。
Spook Country、朗読CDもあるのか。
おれには無理だな。
585 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/01(水) 07:44:04
レビューよろしくです(ヽ'ω`)
まだ40ページくらいなんでネタばれはないと思うが。
3人の視点が交互に語られる従来通りの形式に戻った。
主人公は女性でPowerBookを所有。iPodも重要な役割を果たしそうな雰囲気。
ビゲンドの名が出てきたのでPattern Recognitionと地続きの世界らしい。
読んだ感じはまんまPattern Recognitionアゲインなのであれが駄目な人には厳しいかも。
587 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/01(水) 22:23:56
おお!何か良さそう
でもパタレコは評価分かれてるからな〜
現代をあれだけスタイリッシュに未来ぽく
書いてたのが好きだったけど「結局何の話なんだ」
っていう反応も多かったからね…
続きもよろしく〜( ´∀`)
588 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/02(木) 04:43:52
また3部作か!
589 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/02(木) 19:53:51
新作は英語難しい?
日本語版はたぶん1年くらい待たされる
だろうから挑戦してみようかと思うん
だけど…ヽ(´-`)ノ
一字一句理解しようとしなければなんとかなると思うけどね。
ところで、Wired なんかに代表されるネット文化が格好良く映ったのって
多分2000年くらいまでで、今はもう陳腐化してると個人的に思ってるんだけど、
ギブスンの作品はそれをまだ格好良く描こうと孤軍奮闘してるように思える。
そういう意味でパタレコも今回のも、読んでてノスタルジックな感じがするんだよね、
「あー、こういうのが格好良かったときってあったよね」、みたいな。
まあギブスンはあの文体があれば何書いてもオッケーだからいいんだけど。
>>580 あの砂嵐って、ビッグバンの背景輻射じゃないの?
>>589 ギブスンの英文はむっちゃ簡単な方。
ひとつひとつのセンテンスが短いし、パタレコみたいに現代が舞台なら
特殊な用語も少ないからなおさら。
>一字一句理解しようとしなければなんとかなる
これは洋書読むときの基本だからねー。
最初はつい一字一句辞書を引いてしまったりするけど、この壁を突破して
分からない単語は適当に飛ばして読めるようになると一気に楽になるんだよね。
話題の砂嵐だけど、ギブスン本人も20周年記念版の序文で触れてた。
最近の若い読者からは、TV空の色って青でしょ?って言われるんだってさ。
こっちでも向こうでも似たような状況らしいw
ちなみに、普通に読み進めていけば「毒を含んだ銀色の空」みたいな表現が出てくるんだよね。
銀色は砂嵐の色かと言われれば違うかもしれないけど、リテラシーと注意力があれば青ではないって分かるはず。
あーそれとさ、こないだ久しぶりにマトリックス見たんだけど、モーフィアスがネオにマトリックスの説明をしてる時に
VTRの中でTV色の空が出てきたのを見て、ニヤッとしてしまった。やっぱオマージュだろうね。
監督兄弟は、マトリックス作る前には、ニューロマンサーのアニメ作りたかったらしいし。
まだ飽きずに空の話してんのかよ
>>595 単語<センテンス<パラグラフ
ってなってる文章構造のうちの、分からない単語だけをスルーもしくは予想して読んでくってこと。
細かい単語の意味は分からなくても、センテンスとかパラグラフの大意をつかんでいけば良いわけだ。
大学入試の予備校とかで使うテクニック。飛ばし読みとはちょっと違う。
>>596 そのテクニックは入試が辞書持ち込み不可だからこそ意義があるのでは?
俺は辞書を引くのも原書を読む楽しみの一部だと思うけどねー
毎度毎度辞書引いてたらいつ読み終わるかわかったもんじゃないし、
電車内で辞書引けるとは限らないし、まあ人それぞれでいいでしょ
ちょっとずれるが辞書は電子辞書派?
俺は未だに紙の辞書をペラペラやってる派だがw
ギブスンっていうだけでネットと絡めてしか読めない人が、まだいるんだなw
人を否定するだけで自分の意見を言わなかったり、wをつけて人より優位になったつもりになった人が、まだいるんだなw
だいたい
>>600はどれに対してのレスだ??
アンカーもできないアホは死ねばいいのに…。
おいらもSpook Country買ってみるか
今日ようやくペリカン便のおじさんからスプカンを受け取れた。
US Amazonならゆうパックだから深夜でも郵便局に取りにいけるんだが…
装丁はなかなかいい感じだな。おや?この裏表紙の写真のお爺さんは…
(;0w0) ダリナンダ アンタ イッタイ......
みんな、ガンガンSpook Country買おうぜ。
しかも向こうのハードカバーは表紙の紙がペラペラだ。
>>605 せっかくのギブスンの新作なのに、変なお爺さんの写真はいらないな
・・・はっ!?
お前ら酷いなw
スターリングもラッカーも今や白髪のじいさんなんだから
まあ当たり前といえば当たり前だわな。
>>596 それは並行して地道に単語学習を続けていないと意味がないような希ガス。
分からない単語が分からない単語のまま残ってしまいかねないぞ。
しつこい
なんか変な奴が居着いてるみたいだな。
半分くらい読んだけど、なんかパタレコのアイディアの再利用ばかりで後半が不安だなあ。
パタレコは良かれ悪しかれ新しいことにチャレンジしてたんだけどね。
前回といい微妙に古いモデルのMacを出してくるのはわざとなのかな?
iPodはnanoも出てきたのにな
書き終えたのは1年前、書き始めたのはそこからさらに1年以上前と思えばしょうがないのでは?
>>612 そんなもんだろ
最初の三部作も新しいのはニューロマンサーだけじゃね?
スプカン買った人たちは読んでる最中かな?
俺も読むぞ。今読んでる本を読み終わって、その次の次ぐらいにな!
俺は、いままでのギブスンが好きだからかわらないで欲しいな。
まあ、「ニューロマンサーもパターンレコグニションもテーマは同じ。等しくギブスンの魅力が出ている」
と飲み屋でクダをまいたときの俺の持論を開陳しても、かなり異論をくらいそうだがw
>>618 魅力が出てるのはともかく、そんなに共通点あるかな
少なくとも舞台装置はかなり違うよね
持論とやらを聞いてみたい
なんか名前がケイスで一緒だから無理やりこじつけただけのような。
批評家ってはじめに結論ありきで文章ひねり出すから信用できねえ。
敢えて同じ名前を選ぶのは作者のかなり明確なメッセージだし、
無理やりとは思えないけど。名前が同じなのはただの偶然だとでも?
> 作者のかなり明確なメッセージ
じゃあその「明確な」メッセージって何?
「この作品で新たな再スタートを切る」くらいなら誰でもわかる「明確な」メッセージと
言ってもいいと思うけど、
>>618 なり山崎なりの言ってることは主観だから
それほど「明確な」こととは思えないな。
ポケモンのケーシィかとおもた
626 :
618:2007/08/22(水) 16:37:21
あんまり、深く考えないでほしいんだがw
俺が共通点と言ったのは、ニューロマンサーとパターンレコグニションじゃなくてギブスンの作品に共通するものなんだけど。
で、俺がギブスンの作品共通に感じる魅力ってのは簡単にいうと、小さなモノと大きな社会の描写を異邦人的な視点で織りなすところ。
よく知っているはずの東京がまったく知らない新鮮な世界に感じたり、スプロールの細部に入り込んでいく感覚を味わえるところ。
オノ・センダイのデッキやクルタ計算機の質感。
赤ちょうちんとナノマシンによる高層ビルの対比。
ストーリー自体は単純だけど、その世界にひたるのはボスかブリューゲルの絵を仔細に眺めている気分に似ている。
たいていのSF読者がニューロマンサーの魅力を「電脳空間」というSF的ガジェットに集約してしまっているので、
その他の小説との共通点に目が行かなくなってしまってるんじゃないだろうか?
俺は、SF「も」読むというタイプの人間だから、ギブスンがニューロマンサー以降未来を書けていないからダメだという
SF評論家の意見には、ある種の哀れみを感じる。
また、
>>620で山形が言うような職業に関連した障害というのも、あえて取り上げるべき共通点とはおもえない。
その前段で、山形が指摘している「不思議な空間の質感」が共通する魅力だと思う。
山形は、橋三部作にそれをあまり感じられなかったようだが、俺はそうは思わない。
東京の描写を日本人読者の特権として「既知のもの」と短絡的に処理してしまえばその程度の認識にしかいたらないかもしれないが、
俺は東京をさまよう異邦人の感覚を味わえた。
ひとつの小説をとっても、読者の「読むべきところ」は千差万別、読者の数だけあり、正しい読み方なんぞ存在しないことを承知の上で、
俺の読み方というのを紹介してみた。
また、俺が感じていることと、作者の意図が合致しているというような主張は、していないしするつもりもない。
「俺はこう思う」という異論は歓迎だが、批判は無意味なんで勘弁してくれ。
えーっと、1行でまとめると「ここは俺のチラシの裏だ」ってこと?
>>624 そうなのか! 浅倉久志が同じに訳しているんだから
同じ名前だと思っていたよ! 勉強になった!
>>626 そういう魅力があるのは同意
でも、それは作品のテーマというよりはスタイルだな
>>628 ま、発音は全く同じだから、海外でも「何か関係あるのでは?」と思う人は多いみたいだけどね。
gibson cayce case で Google すれば色々出てくるけど、
Gibson 自身が無関係だと言ってる、と書いてある。
>>626 雰囲気作りがうまいよな
パタレコの東京の描写はそんなに異質だとは思わなかったけど
ケイスが東京へ飛ぶときのファーストクラスの描写はすごい異質感だった
飛行機とは別の乗り物に感じられたよ
632 :
624:2007/08/22(水) 23:51:24
>>626 ギブスン作品の凄いところは視点のユニークさだと思う
パタレコの解説かどっかにも書いてあったかもしれないが、
ギブスンに語られると身近な事物ですらまったく新しい未知のものに見える
視点と書いたけど実際は文章だから、その感覚が視覚だけじゃなくて五感全てに訴えてくる
当たり前の現在が超近未来になる感じ
>>626で使われてる「異邦人」って表現がぴったりだと思う
ただ個人的にはニューロマンサーとパタレコは同じには思えなかった
スプロールシリーズではそこを「異邦」もしくは未知のSF世界と感じるのは読者のみで、
作中人物にとっては(SINなしのモナですら)そこは自分たちの生きる場所に変わりはない
というふうに読んでた
世界のいろんな箇所を訪れたケイスにしても初めての環境でもすぐ適応してた感じがする
(気に入ってたかどうかは別として)
対してパタレコでは読者が覚える異邦感覚を主人公であるケイスも共有してる
ケイスは実際にロンドンや東京で過ごしてるんだけど、その場所をあまり自分の居場所と思えていない
(冒頭の「鏡の世界」の描写とか、作中ほぼずっとつきまとうジェットラグの感覚)
現実に生きているはずの世界を未知のものとして見る視線
現実に存在する場所だけが登場しているのに不思議の国を覗いてるような感覚
それを作中人物、それも主人公が終始感じてるなんてのはギブスン作品では初めてに思える
(ヴァーチャル・ライト他二作品は世界そのものが普通に不思議の国と化してるのでまた違う感じ)
その点だけでも、パタレコは自分にとってすごく新しかった
なげえぇぇぇぇぇぇぇ
ストーリーとかキャラにはあんまり魅力ないんだよな
あの感覚に浸れるから読みたくなる
>>632 俺もすっかり「ケイシー」だと思ってたよ。
パタレコの翻訳は持ってないのだが今原書をざっとめくってみたら、
母親にエドガー・ケイシーにちなんで名付けられたので本来は「ケイシー」と
発音するのだが、本人は気に入らなくて「ケイス」と名乗っている、
というようなことが書いてあるな。
"it should be pronounced 'Casey'" というところばかり印象に残ってて、
その後の"But I don't"を見落としてた...orz
ニューロマンサーに出てくる氷(アイス)ってのは
今のネットだと何に当たるものなんだろ?
え、ウィルスバスターとかだろ
まあファイアーウォールでもいいけど、それじゃ味気ないよな
SSL認証
(精神的)ブラクラ
IDSじゃないの?
IDSで怪しいパケット検出したら自動的に送信元に攻撃仕掛けるようにしたら似たようにはなるかも
とろくにUNIXも知らない俺が言ってみる
どっちかっつーとIPSだな
侵入検知だけじゃなくて弾く
俺も山形みたいな頭のいい奴になりたい
俺は山形みたいに口だけ番長な奴にはなりたくない
俺は時々フラットラインしてる
あの世界観さえきっちり描けていれば
ストーリーは正直どうでもよかったりする
ただひたすらあの世界に没入できればいい
>>643 過去スレより。......6年前。
408 名前:////// ◆.//////. [] 投稿日:01/10/21(日) 01:16
>>406 ICE(侵入対抗電子機器)に関しては最近似たようなものが開発されてるみたい。
とこだかの総研のシステムにアタックかけた奴がいたらしいんだけど、
この総研のシステムには試験中の侵入者迎撃システムみたいなのがあって、
パケット弾(w)を大量に撃ち返して、その70%が命中したらしい。
ハカーの脳味噌焼いちゃうのは無理だろうけど。(藁
ソース忘れちゃったが、ギブスンファンにとっては結構興奮する話だよね?
409 名前:////// ◆.//////. [] 投稿日:01/10/21(日) 02:36
↑ソースっつーか、ネット関係のスレだった。
案外普通なのか?自動迎撃システム。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=hack&key=993704236 ---DA電研より
2001/06/26(火)PM1:00ごろ弊社に対し敵対要素を含んだ攻撃(アタック)を
検出したため、PM1:22に自動迎撃システムが作動いたしました。
PM1:30には即応迎撃システムも作動いたしました。
発射弾(パケット)は 推定・7割強が相手方に着弾し、
相手方(複数)はPM2:00までに すべて沈黙いたしました。
この防衛システムの作動・および被害把握のため、〜PM10:00ごろまで、
弊社Webサービスを停止しました。 ------------------------------------
ワールドコンのサイバーパンク・パネル、エレン・ダトロウやアイリーン・ガンが来て色々聞けた。
「クローム襲撃」の初稿はあまりにも内容が濃すぎてまったく意味が分からなかったので、
相当書き直させて分かりやすくしたとか。
通訳あまりよくなかった。
なんか彼女たちは「サイバーパンク=ギブスン」で、
スターリングとの共作(スターリングっぽい)でも「サイバーパンクじゃない」
みたいに話していたようだったが、オレの聞き取り合ってる?
>>651 合ってると思う。
スワンウィックと共作した「ドッグ・ファイト」はギブスンの色が強く出ていてこれはサイバーパンクっぽい、
スターリングと共作した「赤い星、冬の軌道」は逆にスターリングの色が強く出ていて、これはサイバーパンクっぽくない。
ギブスンの声こそがサイバーパンクの声なのだ、ってな感じだったかと。
まあ「ギブスンだけがサイバーパンク」とか
「ギブスンとスターリングが書いたものがサイバーパンク」とか、
結局は定義の問題なので結論は出ないな
>>653 それはおっしゃるとおりだが、オレの確認したかったのは外人ゲスト
2人が考えるところの「サイバーパンク」だったのだ。
初日1コマ目の「ウィリアム・ギブスンと日本」というパネルもなかなか面白かった。
一応英語パネルだが、しゃべってるのは大体日本人なのでほぼ理解できたし。
ギブスンの発言も色々引用。
日本が明治時代に文明開化したのは、人類がロズウェルでグレイのテクノロジーを手に入れたようなものだとか。
モバイルガール(携帯電話を手放さない女の子)はポストヒューマンだ、ってのは場内大爆笑。
>>655 モバイルガールはむしろフラットラインのように見えるな・・・
エレンダドロウだったかがギブスンをquick learner(覚えが早い)とか言ってて、
"Miami, joeboy, quick study"を思い出しましたよ。
"Slow Learner"(邦訳版)が理解できなかったことを思い出したよ・・・
ピンチョンか
661 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/19(水) 03:00:45
それにしてもなんで失業した画商をつかって箱を探偵させたんだろう。
超大金持ちでほぼ全てのデータを掌握しているなら、わけもなく辿り着けそうなんだけど。
662 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/19(水) 19:22:17
図書館でディファレンスエンジン借りてきた
>>662 一章だけ読んでから本の置き場所を忘れると、
すごく充実したギブスンライフを送ることができる
そうねえ。最終章も読んでいいんじゃないかな。
665 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/19(水) 21:49:35
最近ギブスンが好きになったんですが何から読んだらいいでしょう?
まだなにも読んだことないんです
無難に短編集「クローム襲撃」に入ってる「クローム襲撃」あたりで。
短編集を頭から読むと途中で嫌になることもあり得る。
>665
このまま何も読まなければ、ずっと好きなままで居られるでしょう。
読んでもいないのに好きになったってww
最初に読むなら10年ちょっと前に角川から出ていた
『JM』(嶋田 洋一 訳/ISBN-10: 4042674011)
なんかオススメ。
350ページと少なめだし、映画にもなってるからイメージを掴みやすいと思うよ。
電脳空間や橋上都市、義手のマスターやカッコイイ女用心棒なんていう
ギブスン作品の美味しいところがてんこもり。
これを読んでから映画版を見て。そのあと
『記憶屋ジョニィ』>『ヴァーチャルライト』>『ニューロマンサー』の順で読むのがいいんじゃないかな。
670 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/19(水) 23:57:07
デカイ活字で読みたいな
俺は
>>665は釣りだと思ってるんだが
やっぱひねくれてんだろうな。
>>665 >>671 >最近(カクテルやギターと同じ名前の)ギブスンが好きになったんですが何から読んだらいいでしょう?
>まだなにも読んだことないんです
だったらありえる。
単に名前で「カッコイイー」とか、若いときにはあるかと。
釣りだとしても、スレ止まってたし、いいんでねぇ?
"Spook Country"読了者の感想おながい。
>>672 > "Spook Country"読了者の感想おながい。
一言で言えば劣化版パタレコ。今までの三部作はそれぞれにそれなりに別の味わいがあったけど、
今回は本当にパタレコとほぼ同じ流れで、衰えを感じてしまったなあ。
半端じゃないぜニューロマンサー。
全ギブスン作品、どころか全SF作品を見たくなっちゃうくらい
のカルチャーショック。
SF小説ってちょっと避けてたんだけど。
カルチャーショック…
>>674 90年代以降のハヤカワSFは以後継続して避け続けろ
(グレッグ・イーガン「順列都市」とテッド・チャン「あなたの人生の物語」を除く)
イーガンにテッド・チャンねえ
>>676 は評論家の言うこと間に受けるタイプだな
>>676 意味のわからんこと言って混乱させようとしてんの?
そりゃイーガンとチャンも素晴しいが
90年代以降の早川って他にも優れた作品いっぱいあるだろ?
>>679 ニューロマンサーは、それの作品ガイド(=かなり詳しいあらすじ)を読んでから
本編を読むのはとてもオススメ。
早川は一時期これ以上はないというくらいダメダメになったけど
ここ一、二年はちょっと持ち直してるんじゃないか?
ペリー・ローダンとスタートレック以外はアニメみたいな表紙の
シリーズ物しか出してなかった頃は、もうSFファンやめようかと本気で思った。
SFファンもアニメファンも世間から見たら同じ穴のむじなじゃん。
なんでそう同属嫌悪するの?SFファンはそんなに高級なの?
アニメみたいな表紙っていうと
コラプシウムとかティンカーとかか…
まー嫌な奴は嫌だろうな
内容が濃ければ俺は別にいいけど
フェアリィランドはかなり良かった。
ギブスン好きでもそこそこいけるんじゃないか?
あと
>>676はもしかして"以降"の意味を間違えてるのでは。
それともホントに90年代の早川SFも全否定?
おやおや
重度のSFオタクはギブスンスレにはお呼びではないのでお引取りくださいな
688 :
681:2007/09/22(土) 01:59:35
こういう流れに持ち込むつもりはなかった。
すまんね。
SFファンの持ちネタが「自虐」から「アニヲタ叩き」に変わって以降のSFは避けるべし
690 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/23(日) 17:46:06
質問。
「燃ゆる柴」の元の表記はBurning brushwoodでいいの?
Burning Bush だね
>691ほほう。どうもあんがと。
693 :
662:2007/09/24(月) 10:06:38
やっと一章読んだ
シビル=ナタリー・ポートマンなんだけども
みんなはどうよ?
というか肝心の描写をよくイメージしないと
読む甲斐がないかな
ナタリー・ポートマンいいね
つか1章読み終わったところかー
・・・その感動を胸に、本をry
一度三章の頭で挫折したことがあるから強くは言えないが
三章中盤だっけ、あのゼファー爆走シーンは読んどいた方がいいって絶対
あそこは映像で見てみたい
でも、あの競馬場って確かダートだから
空力よりエンジン性能のほうが大きいような…
ゼファー魂
698 :
662:2007/09/28(金) 13:57:57
2章読んだよ
ゼファーかっこいいね
webで具現化されたイメージがないか
探しちゃったよ。無かったけど。。。
なんつったっけ、イサム・ノグチとかいう変な日系アメリカ人デザイナーの
涙滴型の「未来カー」のイメージが近いと思うアレは。
というか元ネタのひとつなんじゃないかな
700 :
662:2007/09/29(土) 12:11:03
>>696 考えるに轍だらけの内ラチを避けて
大外回ってはじめて本来のスピードが出たって事
なんじゃないかな(そういう作戦
と、競馬の知識からw
あ、なんかそういう記述あったような……
轍がひどくてスピード出ない!とか
702 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/11(木) 04:16:34
「ニューロマンサー」読んでるのですが、
解説にノレるとあるのですが、難しくってノレません。
みなさんこれ普通に読めました? ちょっと焦って読んでしまってるのかな。
只今148ページ三行目でふぅ〜、と一息。
このまま読み進むか、初めから読み直すか、どでしょ?
703 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/11(木) 04:26:17
>>702 妄想力を身につけるんだ。
例えば退廃した千葉シティで売られている超ハイテク(死語)機器の数々、
オノ・センダイが作り出す究極の義眼、等々。
その世界を妄想して、そこにどっぷり浸かるんだ!
まぁSFの基本だよな。
あ、映画のブレードランナー見ておくと、良い意味でも悪い意味でも、
世界観が固定されます。
ちなみに自分はこの作品のイメージを
じめじめした世界、霞がかった街、怪しいネオンって感じで見て…
だめだこりゃ、俺もブレードランナーの影響受けすぎてる。
705 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/11(木) 07:20:14
>>702 後半は怒涛
今のうちに文章や世界観に慣れておくことをお勧めする
初読かぁ、いいなあ
スレ違いだが
704にはRutger Hauerの自伝"All those moments〜"をお勧めする。
>>702 実はストーリー自体はすごく単純なんだよ。たぶん読み方の問題だと思う。
普通の物語みたいに単純に文章を読んでいくのは、ちょっと違うし、大変。
むしろ、単語からイメージを作り上げてそれをコラージュしてくって感じで読むといいと思う。
原文読むと分かるけど、文法的にはありえない文章なんかが多いし
ギブスン自身もコラージュ的な読み方を願ってるって、何かに書いてあった。
慣れてくると、この上なくスタイリッシュに感じるよ。後半部は本当にしびれます。
自己嫌悪が強いなら、特にw
初読ならわからない単語はとりあえずスルーするんだ
まずは物語だけを楽しむ感じで
オレも15年ほど前に初めて読んだときは50ページぐらいで挫折した。
その後パソコン使い始めた頃に読んだら、そっちの知識が助けになって
通読できた。
ストーリーより世界観を楽しむ小説だと思うから、初読ならわかるとこだけ
拾い読みでいいと思う。
710 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/12(金) 00:37:35
みなさんありがとう。
707さん、なるほどそうですね。704さんも言うように、妄想、イメージ先行で
捉えていくようにします。
しかし「後半は怒涛」なのか……。気合入れよう。
再びしかし、自分でも馬鹿げてるのですが、
書き出しの「空きチャンネルに合わせたTVの色」で、早くも
「なに!? もう既に電脳空間に入っているのか? 空が割れてその向こうに薄っすらと
不気味なものが蠢いているのか(わが家の7chはそうなってます)? なんだなんだ?」
と軽いパニックでした。
電脳系(?)が初めてなので、力んでしまったんです。
でもこの世界、書いてるほうは楽しいだろうなと思う。
おっしゃあ!読むどお―(「通読3周目に期待」に向けて)!
>>710 冒頭のその部分にグラッと来るんならじゅうぶんな資質がある。
定期的に読みたくなる中毒性の高い本だから中毒に注意するんだ。
とりあえずICEは常備しとく事だな。
おれは途中まで読んで、また最初に戻った派。
それでも軌道上のシーンは何が何やら・・・。
造形に何か意味があるって考えないほうがいいかも。
造形は何かの暗示じゃなく、そのままだったりするからw
ニューロマンサーは華麗な描写の裏の「実際のところ何が起きているわけ?」が
慣れないととても把握しにくいので、
>>679を図書館なんかで探してそれに載っている
とても詳しいあらすじを一読してから読み返すのはかなりおすすめ。
前にも書いたけど。
714 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/13(土) 00:27:42
小説はよく理解できなかったけど、DVD『No Maps』のギブスンが最高(・∀・)!!
あまり意識的じゃないんだ。私の創作過程はね。意識してもしょうがないからだ。
私が思った通りにはストーリーは進まない。最近は少しは意識するようになった。
書いている最中に、ストーリーがどんどんわきでてくるのを。
本当に創造的な作業というのはつぎつぎに言葉を並べることから生まれてくるのを。
自分が面白いと感じる言葉を並べていくんだ。
意外な言葉が生まれてきて、次第に文章を形作っていく。
決して考えて出てくる物ではないんだ。あれこれイメージを浮かべてみても無駄だ。
言葉を紡ぐというアナログなやり方でのみ――作品が完成していく by ギブスン
716 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/13(土) 11:16:08
>>714 なるほどなー
頭でガッチリ考えてから書いてるわけでもないのか
>>702 訳文が、日本語として微妙で私もノレない。
原本を目にしたわけじゃないので
実際のところ訳者の力量は不明なのだが(原本目にしても判らんだろうけどw)
「ケイス大人」(P12)とか「駄法螺」(P14)など、首を傾げたくなる言葉が
たびたび出てくる。
春樹とまでは言わんが、もう少しマシな人にあらためて訳してホスィ。
>>717 何も考えずに読めばいいのさ。
あと一回だけ読むんじゃなくて、何度も読み返す。
>>717 「駄法螺」のどこに首を傾げる必要があるのか分からん
ケイス大人=Herr Case
駄法螺=bullshit
ヘルはドイツ語のミスターを中国風に変えただけ。
訳文はほとんど原文の直訳だよ、全体を通して。
普通に生きてる分には「大人」が中国語でダーレンって感じで読まれて
目上の人をさす、〜様とかSir〜みたいなもの
とかわからんだろうなとは思う
本読みならその程度は知っているもんだと思ってた。
春樹をマシと言うくらいだから推して知るべし
>>720 解説サンクス。
しかし、んなの注釈でも付けてくれんと判んねーw
>ヘルはドイツ語のミスターを中国風に変えただけ。
なら、ミスターケイスでいいじゃんかw
それに「bullshit」だけど、「でたらめ」の方がよくね?
「駄法螺」なんて言葉使わんだろ普通さw
>>723 別に春樹ヲタじゃねーから貶めてくれても痛くも痒くもねーよw
もちとナチュラルな訳にして欲しいって意味で名前挙げただけ。
小学生の時にはじめて読んだけど「ケイス大人」は分からんかったな
自分はパタレコの194p、「きみがいうのは忠実さであって、正直さではない」 が引っかかる。
「きみがいうのは正直さであって、忠実さではない。」というのが会話的に自然だと思うんだけど。
ケイス「○○が嘘つきだとしたら?」(=○○がAでないとしたら?)
HB「きみがいうのは正直さであって、忠実さではない」(=きみがいうのはAであって、Bではない)
HB「○○は(嘘つきかもしれないが)忠実だ」(=○○はBだ)
・・・という流れの会話だよね?
>>724 原文も英語として微妙というか癖の強い文章なんだよ。
それに英単語の中に外国語が説明なしで入ってるので向こうの人にはわからなっかたりして、
日本語訳は漢字とルビが使えてまだわかりやすいものになってるw
ニューロマンサー出版当初って、Windows95どころか3も出てなかったんじゃないかな。
そんな状況の中だったってことを考慮すれば、漢字つけたのは正解だった気もする。
漢字によって意味がはっきりするってこと、よくあるじゃん。
それにさ、サイバースペースって訳するのと、電脳空間って訳するの、さらにそれにルビを振るのとじゃ
ぜんぜん印象が違うよな。漢字、カタカナ、ひらがなっていう文字の種類とその組み合わせ
が生み出してくれる、視覚的な意味生成作用ってのは大きいわけで。
カタカナの持つ「硬い」「工学・技術的」「外国風」っていうイメージと、漢字の持つ「東洋」とかのイメージ、
それらが一体になったあの独特の雰囲気って、ニューロマンサーの世界観にすごくマッチしてるしさ。
何が言いたいのかってさ、つまり、個人的には黒丸訳大好きってことです。
黒丸訳が駄目ってのは第一印象だけだと思うよ。読み込めば読み込むほど味が出てくる良い訳だよ。
一方、今の浅倉訳はわかりやすいんだけど別に評判良くはないよね。
730 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/14(日) 20:48:15
漢字の使い方が香港ぽくて好きだった
あの頃の香港は輝いてた
>>726 原文と訳を見比べたけど、訳のと通りの原文だったよ。
むりやり解釈するなら、HBの発言は
「君が問題とすべきなのは忠実さであって、正直さではない」
という意味なんじゃないかな
アーサークラークシー先生の訳は俺もときおり気になるが、それはそれとしても
とりあえずギブスンの翻訳はそろそろも少し若い人にバトンタッチする方がいいんではないかな。
733 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/15(月) 14:33:25
>>724 SFとしては、普通使わない方を使うのが正しい。
734 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/15(月) 14:36:53
>>725 > 小学生の時にはじめて読んだけど「ケイス大人」は分からんかったな
文化的意味を知らなかったの? ぱっと見て中国風とわからなかった?
735 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/15(月) 16:24:23
ケイスおとなだと思っていた高2まで
ケイス大人死亡確認!
738 :
725:2007/10/15(月) 22:26:56
>734
文脈から「おとな」ではないと分かったけど、あとはさっぱり
父親に聞いて意味とか読み方を知ったけど
いまでも読み返すたびに「ケイスおとな……じゃねぇ」と引っ掛かるのは
幼少時のトラウマみたいなものだと諦めている
740 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/16(火) 00:57:50
>>733 >>733 根拠不明。御大層に言い切る前に根拠の明示無いとは...イタいなw
「bullshit」の訳が「でたらめ」より「駄法螺」の方が正しいという根拠を
論を立てて明示してくれ。
見苦しいから消えてくれないか。
教養って大切なんだな……
743 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/16(火) 04:38:14
恥ずかしい漫画晒してハァハァしてた人、その後如何したのw
俺は733ではないが、740がbullshitの適切な和訳は「でたらめ」だと固執する理由がわからん。
嫌なら自分で読み替えるか全文和訳でもすればいいじゃん。原文で読んでもいいわけだし。
しつけーよ、空気読んでよ。
746 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/16(火) 23:05:16
>>744 どうせ
>>733は答えられる知性無いだろうし、どこにでもいる論的思考能力ゼロの
揶揄好きの猿だと想っているので、今更何も期待してないw
さて、貴方に対して言を紡ぐか...。
別に「固執」してるのではない。
又、好き嫌いという主観丸出しの幼稚な基準に拠るものでもない。
>>724で提議したのは「...なんて言葉使わんだろ普通さ」だ。
つまり、「慣用」という基準に照らして「駄法螺」と「でたらめ」を比較するという
スタンスなのよ、私は。
何か私の主張の方が、無根拠な揶揄猿より問題だとするこのスレッドの知的レベルって
どうなの?と思うね(爆
>原文で読んでもいいわけだし。
結局そこへ行き着くんだろうな。
なら、訳者いらねw
文学的表現は全て慣用に従えってか
えらい貧しい感性だなおい
>>746 あくまでも自分の好みに固執するのなら、原書を読みなさい。
750 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/16(火) 23:33:27
>>747 >文学的表現は全て慣用に従え
>>746のどこに、そうとれる主張がある?
「文学的表現」では無く、「訳」ね。
「文学的表現」などという一般化しての言いがかりはやめて貰いたいなw
また「訳文」が「慣用」を無視して良いと言うならその根拠の明示はしてくれw
751 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/16(火) 23:35:57
>>746 > つまり、「慣用」という基準に照らして「駄法螺」と「でたらめ」を比較するという
> スタンスなのよ、私は。
異常者ウォッチャー以外の一般の読者はおまえのスタンスに興味はないだろうな。
もう勘弁してください
>>749 またソレに出会ったw
凄いよなその作者。
>>746 SFの邦訳以外に本を読んでないのかね?
とりあえず、あえて大時代的な表現で訳した理由が理解できてないらしい
という事はよくわかった。
「慣用」とやらが普遍のものと考えているらしいということも。
随分おめでたい知性だな。
756 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/16(火) 23:49:42
>>749 >そんな観念だと世界の文学が楽しめない
なんか言葉無茶苦茶だな。
「観念」「観念」「観念」おいおいおいw
明示してない奴に言うならともかく、基準を明示してるのに「観念」とか嗤う。
あのさー。
「文学」は言葉で表現されている以上、結局「理解」するしか無いだろ。
「感じる」とか...「音楽」と勘違いしてない?(嗤
757 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/16(火) 23:57:47
>>754 >とりあえず、あえて大時代的な表現で訳した理由が理解できてないらしい
何度言えば解るかな、このスレの住人は(疲
「大時代的な表現」ってどこが?
また、「大時代的な表現」の定義の明示をしてくれ。
>「慣用」とやらが普遍のものと考えているらしい
んなこと一言も言ってないが。
言ってないのに君自身の妄想で言ってるように解釈するのは、勘弁してくれw
んなレベルなの?このスレってさ。
猿ばっかりかよw
758 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/16(火) 23:57:59
まったく何も感じない人間が、考えることに固執する。
>>756 > 「文学」は言葉で表現されている以上、結局「理解」するしか無いだろ。
そんなことはない。
>>746 お前に関係のない翻訳者が、お前の基準に従う理由はない。
761 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/17(水) 00:02:03
>>759 なら、それを論理的に説明してみろよ、猿がぁ。
ギブスンは向いてないんだから読むのやめてリチャードモーガンでも読んでりゃいいのに
駄法螺も読めないんじゃ何も読めないだろ
子供向けの絵本ぐらいしかないんじゃねえの?
>>746 > なら、訳者いらねw
そんなことはない。
765 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/17(水) 00:05:15
>>762 ギブスンを「読みたい」のに、変な訳に気を取られるって話を延々してるんだけども、理解出来んらしいな、この「猿」も
>>765 > ギブスンを「読みたい」のに、
ウソだな。おまえはギブスンを読みたくはない。
767 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/17(水) 00:07:32
>>763 誰が「読めない」って言った?
過去レス読めよ、猿。
768 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/17(水) 00:08:56
>>763 読めていないことの認識がないがないのだから、そういうことを言っても
ますます顔を真っ赤にするだけ。
769 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/17(水) 00:09:03
>>766 根拠は?
このスレ無根拠な断定猿、多すぎ。
少しは頭捻れよ。
770 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/17(水) 00:09:49
>>765 お前はギブスンを「読みたい」わけではないだろう。
771 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/17(水) 00:11:29
猿しか連呼できないところを見ると本当に日本語が不自由らしいな
そら慣用表現にもこだわるよなあ・・・
ある種の精神障害者なんだよ。毛が何本か足りないってやつ。
774 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/17(水) 00:15:02
あ、そうか!
例えばコップがいつもの場所にないと口から泡を噴いて
「む〜む〜」とうなり出すアレか。
>>757 君自身の書いたレスがうんざりするほど雄弁に語ってくれてるよ。
「Jesus」を『神よ』と訳そうが『なんてこった』と訳そうが、慣用的でないという
理由で気に食わないんだろ。
架空の世界を舞台にしたSF小説で、いったい何を基準にして訳に求められる
「慣用」とやらを定義するんだね。
そんな君が納得できる訳など、君自身の脳内にしか存在しないよ。
想定外の事物に遭遇した場合に、自分の内部状態を変化させて、
その新規なものに自分を適合させる能力を欠落させている人なんだろう。
>>776 平易に言えば、リテラシーの欠如というやつです。
自分で翻訳も出来ないくて他人を猿呼ばわりしてるやつが吠えてるスレはここだと聞いてやってきましたよ。
それだけのBraggartなら当然DickのVALISとThe Devine Invasionなんかはすらすら訳せるんだろうな、凄いな。
具体的に自分は何が出来るとか一言も書いてない奴の言う事なんてだれも聞かない、
嘲笑われるだけ。
>嗤
京極夏彦にでも感化されたの?
そ ろ そ ろ 釣 り 宣 言 が で ま す ! ! !
このスレおもしろ過ぎ
このスレってこんなに人口いたんだね
何?凄い伸びてるwwwwwwwwwwwww
783 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/17(水) 00:30:15
>>775 あの〜元々、
>>724の以下が発端になってるのね。
---
それに「bullshit」だけど、「でたらめ」の方がよくね?
「駄法螺」なんて言葉使わんだろ普通さw
---
>「Jesus」を『神よ』と訳そうが『なんてこった』と訳そうが、慣用的でないという
>理由で気に食わないんだろ。
んなことは、元から問題にしてないわけなので、上記引用の「bullshit」の訳に纏わる話として
答えて貰えませんかね?
ったく、私が話してもない、考えてもないことをそうだと勝手に妄想するのは
止めて貰えませんかね...(疲
784 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/17(水) 00:31:09
ageられて猛烈に更新されているから見てみたんだが
>>783 じゃぁさ、君ならこう訳すっての見せてよ。
とうぜん原書もってるんだろ?
どっか適当なとこでいいからサ、ヨロシク。
見るからにちょっと知恵の足りないかわいそうな人を
小突きまわして遊ぶのは感心しないな。
787 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/17(水) 00:43:00
過去レスも読めず、反論も出来ず、言いがかりと非論理的中傷のオンパレード。
SF板ってこの程度のレベルなんだと痛感。
反論出来ないなら黙るくらいの潔さは欲しいとこだが、無理そうだな。
駄目駄目だ...ここ。
>>787 くやしいのうwwwwwwwくやしいのうwwwwwwww
なんとか反論できそうなRESだけに返事してたのに
>>785とかにRESヨロシクできない
くやしいのうwwwwwwwくやしいのうwwwwwwww
あー、やっぱりこうなってたか。
そんな予感がしたから、なんとか穏便にお引き取り願おうとして……なかったな、
俺(
>>741)も。
で、
>>787は敗北宣言して逃走ですか?
くやしいの(ry
>>750 どの訳語を選択するかは翻訳者の「文学的表現」だと思うが。
英和辞典にある言葉だけが訳語ではない。
辞典にない訳語でも適していると思えば使うし。
そこで「慣用」の訳語を必ずしも使う必要はない。
語彙についても同じこと。
訳が文学的表現の(少なくとも)一部であるということを
理解していない人には無駄な説明かもしれんが。
>>749 の画像って何?
小さい幾何学模様にしか見えない。
さすがに故・黒丸氏も、邦訳出版後20年以上もたってから「駄法螺」のところで
これだけ盛り上がる奴らがいると思って訳してはなかっただろうな
へ〜国外ってコレ無いんだ…。
QRコードって言って携帯のカメラで写真に撮るとURLとか打ち込まなくても勝手に飛んでくれるってやつ。
バーコードを何枚も重ねて情報量を多くして2次元コード化したってやつだったかな?
「虐殺器官」を読み始めたんだが、この人も疑問符を使わない派なのかな、
なんか見覚えのある「……」の使い方を見たんだが。
>>799 ありがと
少なくともアメリカでは見ないなー
日本にいたときはDDIポケットのPHSだったし
日本か...何もかも、みな懐かしい...
ちょっとSF板で、「QRコードのみで会話するスレ」ってのを建てたくなったよ。
まぁ3日で落ちるのは解ってるんだがw
QRコードはデンソーが開発した二次元バーコードで海外ではまだあんまり使われてないよ
なるほど
もともとのバーコードの使われ方は今や欧米ではICチップによるTAGに置き変わっちまったから、
今後も3Dバーコードが日本以外で普及するかはちょっと疑問。
紙媒体に比較的大容量のデジタルデータを載せるという点では世界を取れる欺術だと思うけどな
ICタグより効率いいんじゃないの?
>>808 ICタグだとリーダーを通過するだけでイイ。
バーコードをリーダーに当てなくてもイイんだ。
ぶっちゃけると
買い物カゴに買い物いっぱいいれるじゃん?んでレジの前を通った瞬間に合計が表示されるのよ。
生産側も同じ。
とある製品が箱の中に何個入ってるか、センサー通せばわかる。
もしくは
どんな向きに製品が置いてあっても、センサー通れば何が通ったかカウントされる。
そんなワケ。
一品一品センサーに当てなくてはいけないバーコードとは根本的に違う。
ただ
バーコードは個々の情報が著しく異なる場合、例えばシリアル入りなんかの管理の時はこっちのほうがいい。
要は適材適所ってコトなんだけどネ
(昨日のことが夢のようだ)
811 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/19(金) 22:51:24
>>792 >どの訳語を選択するかは翻訳者の「文学的表現」だと思う
そうそう、それよ、困るのがさw
訳者の仕事は、原作者の創作した世界をなるだけ平易な言葉で
リレー走者がバトンを渡すように読み手に渡すこと。
「文学的表現」をしたけりゃ自身が小説を書いて、その中で思う存分やれば良い。
作品の「文学的表現」は原作者に帰属するのであって
それを訳者が他人の作品に乗っかってすべきじゃない。
キター!
>>811 一晩頭冷やして考えた挙句のレスがそれか。
ちょっとは成長しろ。
つか、もうここには来るな。
>そうそう、それよ、困るのがさw
困ってるのはオマエだけのようだが
815 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/20(土) 00:07:47
俺も困ってる
実は俺も
817 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/20(土) 00:18:05
>>815-816 wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
818 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/20(土) 00:25:40
俺も困ってる
819 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/20(土) 00:27:16
困ってないに一票
全然、困んない
コマネチ
自演がひどいな。
823 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/20(土) 00:47:39
俺も困る
824 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/20(土) 00:49:52
非常に困る
825 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/20(土) 00:51:35
実は811の阿呆ぷっりに困ってる
俺も
俺も困ってる
でたらめ君のアホっぷりは単なる事実だから困らない。
おまえに別件など無い!
>>811 なんかスレが加速してるとおもったら
ま た お ま え か
北朝鮮に帰れ!
>830
その煽りは荒れる原因だよ
翻訳は機械的に変換するように行うものだとか思ってるらしいがどうやったらそんな発想できるんだ?
まさか中学しか出てないとか?
833 :
792:2007/10/20(土) 15:27:43
811氏は「訳者」と書いているが、翻訳業界(産業翻訳とか)の人ですか。
どうも文芸翻訳を技術翻訳と同じスタンスで語っているのだが。
>>811 ×訳者の仕事は、原作者の創作した世界をなるだけ平易な言葉で
リレー走者がバトンを渡すように読み手に渡すこと。
○訳者の仕事は、原作者の創作した世界を日本語でも喚起させる
ような言葉を選んで読み手に渡すこと。
いや、原作者の創作した世界が平易な言葉のみで構成されているような
ものだったら、811氏の主張も分からなくはないのだが。
811氏と齟齬があるようなので定義するが、
>>792でオレの言う「文学的表現」とは、分かりにくい言葉で書き表すことだけではない。
平易な言葉を使おうが、慣用でない言葉を使おうが、
翻訳文自体が翻訳者の「文学的表現」である。
レスアンカー付いてたんで真面目に書きましたが、
以降スルーすべきですかね、皆の衆。
> スルーすべきですかね
当たり前だろ。
翻訳関係のスレならいくつかあるわけだし。
>以降スルーすべきですかね、皆の衆。
そう思ってるくせにさんざん持論語って悦ってんじゃねぇよ。
おまえも痛いよ。
835=811?
838 :
833:2007/10/21(日) 01:46:20
でたらめ君がここで光臨したら、きっと大人気だな。
>>968 意味論レベルの話と、文化的ギャップの話を混同してないか?
未来へ向けて発信されました。
>>968はガンバレw
843 :
811:2007/10/21(日) 22:16:13
>>833 >訳者の仕事は、原作者の創作した世界を日本語でも喚起させる
>ような言葉を選んで読み手に渡すこと。
上記の「喚起させるような言葉」が、「読み手に渡すこと」を前提されているのに
「慣用」を基準に選定されないならどういった「基準」で選定されうるのか?
その「基準」をお伺いしたいものだな。
>原作者の創作した世界が平易な言葉のみで構成されているような
>ものだったら、811氏の主張も分からなくはない
>>724読んだよね?
原作者の創作世界が難解だからといって、平易に訳せない根拠にはできない。
>平易な言葉を使おうが、慣用でない言葉を使おうが、
>翻訳文自体が翻訳者の「文学的表現」である。
人様と話す時は相手の眼を見て話しなさい、と母によく叱られたものだw
さてと...翻訳は訳者の「文章表現」であって「文学的表現」ではない。
単なる「文章」表現が「文学的」に見えるのは、おそらく「学術的」という色眼鏡が
眼の前にあることに君自身、無自覚だからだ。
人様と話す時はまず「色眼鏡」は取って貰いたいものだw
ギブスンが「日本で受け入れられたのは黒丸氏の革新的スタイルの翻訳のおかげ」
と評価してんだからそれでいいだろ。嫌なら原文で読め。
>>843 人様という言葉を平然と使っているのに気が付かないとは。
それは基本的に相手を見下して書く時に使う言葉だよ。
その直後に色眼鏡とはちゃんちゃら笑わせてくれる。
あなたが色眼鏡を掛けているというのに。
まぁ、裸の王様ってのは本人が裸である事を認めないからな。
仕方ないか。
とりあえず浅倉訳のクロームでも読んでたらいいんじゃないかお前さんは
●に慣れると物足りないが
>原作者の創作世界が難解だからといって、平易に訳せない根拠にはできない
原作の難解さも味の一つなのになんで平易にするんだ?
それは、翻訳者が自分の解釈のみを押し付けるような感じがしないか?
ギブスンなんかさ、英語で読んだって難しいところがあるんだからさ、
黒丸さんはよく訳してるよ。かっこよく、スタイリッシュに。
これ以上けんかするならお前らみんなタマタマ蝶タイに結ぶぞ。
ギブスンの児童向け版が欲しいんだよ。自分用に。たぶん。
でも、上の方でも誰か言ってたけど、ギブスンって英語の文章自体はそんなに難しくないんだよね。
説明の無い造語が多い点が難しいだけで。
ニューロマンサーから入ると、simstim (擬験) ってずぅーっと説明がないから
意味が全然わからず最初は参ったな。
間抜けな話なんだが、黒丸氏が亡くなってたと、今知ったよ orz
病死だそうだが・・・・・何病?
Cancer
裸の王様、こなくなっちゃったね。
楽しかったのに。
浅倉のクロームは、あれはあれでまたお肌サラサラな感じで良かったかな
黒丸訳はヒリヒリするからな
敏感肌なんですね
まるっきり電脳コイル
858 :
811:2007/10/27(土) 00:47:21
>>792(=
>>833)にレスしたのにそれより痴的な外道が多く釣れてるようで嗤える。
>>845 >人様という言葉を平然と使っているのに気が付かないとは。
>それは基本的に相手を見下して書く時に使う言葉だよ。
------------------------
人様=「他人」を敬って言う語 (岩波国語辞典より)
------------------------
日本語を理解してないような輩が横レスとは...「ちゃんちゃら嗤わせてくれる(
>>845より)」
まぁ、猿は本人が猿である事を認めないからな。仕方ないか。
私の言いたいことは作品は作者のもの。
訳者ごときが自身のこだわりを持って訳すな、ってこった。
飽きてきたw
レス貰いたければ「論」を立てろ、猿ども。
てかそういうの相手にホルホルするお前もどうなんだか
つか、自分を人様、他人を猿どもと言っている時点でw
レスは要りませんwww
「黒丸の訳が難しくて読みにくい」という感想を
>>811 はもった、ってだけの話なのに、
何故
>>811 はそこまで屁理屈をこねて自分を正当化しなきゃならんのか
いいかげん反応するの止めろよ。思う壺だろ。
>>862 > 「黒丸の訳が難しくて読みにくい」という感想を
>>811 はもった、ってだけの話なのに、
> 何故
>>811 はそこまで屁理屈をこねて自分を正当化しなきゃならんのか
自分は全知全能の神だという認識が危機に晒されるから。
個人的嗜好を普遍化しようと幼稚な屁理屈でゴネてみたら、反撃食らって逆ギレ。
自らの流れの読めなさを棚に上げて、反論するやつを頭ごなしに猿呼ばわりする低脳っぷり。
堂々巡りの感情『論』には飽きたよ、裸の大将。
867 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/27(土) 19:00:13
>>867 Mac OS ?ゥくらいでこうなりそうだね。
神経とコンピューターを直接つなぐジャックは実現したとしてもホールドマンの
「終わりなき平和」ぐらいの限定した使用法が無い気がするからこの辺りがインターフェイス
のゴールかな。
マカーは馬鹿だな
原文読め原文
アマゾンで売ってるぞ
今日Amazonの古本で入手したディファレンス・エンジンを読んだよ.
機械の自意識というSFガジェットと,歴史改変世界の人々の活劇(SF臭は薄い)のどちらがメインなのかなぁ
しかし自意識の方にはあまりページを割いてなかったね...
つーかそもそも,時系列に沿って進んでるだけで「反復」じゃないじゃん
あの本は評論家ホイホイって感じで、一般の読者受けは良くないと思う、と即レス
DE第一章が好きだ
>>871 本編まるまる全部が機械知性の回想って設定なんで。
各章の末尾の現在形で書かれている部分がヒントになっているんだが、
正直言われないとわからん。
>>873 終章もけっこう好きだ。
第1章の出だしが最高
著者の役割分担はわからないけど、あれはギブスンだろうな
DEは単行本の装丁が好きだ。
中身に関しては一章と最後しか褒めるやつがいない時点で推して知るべし
878 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 00:30:18
「キリスト教倫理的なアレがなくて、サイバー技術天国な日本」
ってのは現実にはならなかったわけだが、
今回の皮膚細胞の話で別方向からそれっぽくなってきたな
880 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/22(木) 20:26:54
10数年前、ギブスンが来日した時、NHK教育で橋爪大三郎との対談番組を
やっていた記憶がある。あの番組もう一度再放送してくれないだろうか…
また来日しないかな。彼の911後の世界観を対談形式で聞きたいね。
インタビュー集の「No Maps」のDVDを見ても9.11以前のものだから時代を感じちゃうよね。
おまえら9.11好きだな
新作はイマイチって事か
amazon.comの評価ではパタレコ3.5点、スプークカントリー3.0点だったが、
俺の評価もそんな感じかなあ。少なくともパタレコ以上ってことはない。
日本で出たら読みます。
今月号のLocus、表紙がギブスン。
あまりにオジさんなのでちょっとショック
889 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/08(土) 14:21:04
age
892 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/09(日) 20:47:37
現代作家ガイドって今でも新刊で手に入りますかね?
古本探すのめんどいんで
現代作家ガイドはニューロマンサーの製作過程の話が面白かった
あとベスターについて書いてるやつも
ベスターの話、「虎よ!虎よ!」についてばかり書いているのはアンフェアだと思った。
直接の影響を多く受けてるのはむしろベスターの「コンピュータ・コネクション」からなのに。
元ネタは隠したかったのか
あと、ヴァーリイについてもあんま触れないよね。
八世界の設定とか、ブルーシャンペンとか丸パクリしてるのがあるのに。
もちろん、それを知った上でギブスンを全肯定してるわけだけど。
900 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/11(火) 11:31:39
900get
ギブスンいいよギブスン
902 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/26(水) 12:42:26
今読み終わった。ついでにこのスレも読み終わった。
思ったよりイメージが沸き易いね。
ただ、ケイスの目立たなさといったら...変わりにモリイに萌えちまったよ。
レスで青春小説とあったが正にそうかもしれん。
あとジャックインしてる最中、周りの人間との温度差を想像した時にちょっと萎えた。
いくら広で派手な演出を表現しても気に掛かってしまってw
最後にケイスは冬寂の半身だった、とか冬寂(ニューロマンサー)そのものとなる展開を妄想した。
>最後にケイスは〜
そういう発想は浮かんだことないw
ケイスはあくまで普通の(駄目気味の)男ってとこが良かった
ラン中の熱さはケイスの表情とかからわかるんじゃないかな
よくフラットラインするし
>>904そうなんだけどさ。全員、強制的にジャックインされちまった方が個人的には盛り上がったかも。
新は三部作なんだよね、他のも読むべきかどうか...
906 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/28(金) 15:57:29
>>903
そのままカウント、モナリザを読むべし!
悪いがモリイにはどうしても萌えられん。眼窩はめ込みミラーグラスってのがちょっと…
やっぱりアンジイとチェリイだよな!
>>905 面白そうだけど、それだとテクノロジーが神様とか真理になっちまわない?
ギブスン作品での、テクノロジーは神でも究極真理への道でもなくて
ただの(と言うのも変だけど)日常の一部、みたいな描かれ方が好きなんだ
>>907 なぜそこにマルリイがいない!!!あと久美子のママン!!!
>>906了解
>>907モリイとの行為は文章だけでも勃起できる。
>>908そこなんだよね。それはある意味、別の作品がやってくれていると思う。
サイバーパンクがサイバーパンクたる所以ってとこか。限りなく近い、現実の延長線上だ。
>>908今気付いたんだが、冬寂は最早、人より上位である存在へとなったのでは。
まぁそこにいわゆる観念、宗教的な意味合いを見出すのかどうかって事さね。
個人的には極めて人為的な科学の進化だと思っている。だから908の言いたい事は分かる。
ギブ寸カコイイ
>>910 合体以前から、とっくに人以上だったような気もする。
それを登場人物たちは神か仏か?なんぞという問いかけもせず
淡々と自分のことしか考えてないのがイイよね。
その一方で続編だと勝手に神様に仕立てあげたりしてて、人間
以上の相手に対してえらく馴れ馴れしいのがさらにイイ。
913 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/02(水) 09:43:08 BE:207581142-2BP(111)
ニューロマンサーが好き。特に千葉市憂愁が別格に良い。
後も面白いんだけど、最後の方のニューロマンサーと冬寂のくだりが凄い分かり難い。
何度読んでも、理解するのが難しい。
でも終わり方は好きかな。
カウント・ゼロ、クローム襲撃も読んでるけど、ニューロマンサーが薄味になったみたい。
良くも悪くもニューロマンサーが癖が強くて、アクも強いんだけど、独特。
千葉市憂愁は20回は読んだ。通読は3回くらい。未だにニューロマンサー全体は理解できたとは言い難いのが辛い。
最近のボーカロイドの発達見てると、
モナリザ誕生の日も近いんじゃないかって思えてくる
まちがったあいどるだ
どっかでごっちゃになった
モナリザもバーチャルぽいんだよね。
代替わりしたのを外部の人間には知らせてなかったし。
最近のCG映画はシムスティムへ繋がるのか?
>>918 ジョセフ・カーン監督よく知らないけど、マトリックスそのまんまの映像になりそう・・・
マトリックスじゃなくてTRONだったりして。
映画としての評判は悪いらしいけど、JMのサイバースペースの描写は好きだった
>>921 あのパントマイムの出来損ないみたいなユーザーインタフェースが?
>>922 スピルバーグのマイノリティ・リポートはそんな感じだけど、
「JM」のはGUIを3Dで描いただけ、って感じだったな。
JMはギブスンの書いた脚本自体、原作を劣化させちゃってるのが痛いな。
ほーーーー
47 名前:NO MUSIC NO NAME[????] 投稿日:2008/01/13(日) 06:14:52 ID:zjELhN8R0
>>45 高橋ユキヒロのNeuromanticの発表が1981年だから、どう考えてもこの造語は
ユキヒロが先なんだよな。
ギブスンがこのアルバムを愛聴していたって話は聞くんだが、タイトルの引用の件に
ついてのギブスンやユキヒロのオフィシャルな発言ってあるのかな?
再生YMOのテクノドンの時にギブスンが作詞で参加したりしてるけど。
48 名前:NO MUSIC NO NAME[sage ] 投稿日:2008/01/13(日) 10:56:31 ID:MzimFsqlO
>>47 再発NEUROMANTICのインタビューの最後のページに書いてるよ。
これに影響を受けて、ギブソンが「ニューロマンサー」を出したってはっきり言っていた、と。
927 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/14(月) 01:12:09
知らんかった
本当かねえ
NEUROMANTICは"neuro"と"romantic"を組み合わせた造語だと思うけど、
NEUROMANCERは"neuro"+"necromancer"で、そもそも語の成り立ちが違うんだが。
ギブスン本人が語ってる一次資料はないの?
>>930 んー
再結成ライブの時ギブスン本人の声も使われてたし、作詞もしてたし、
繋がりがあるって事はやっぱり最初の接点があるっつーことで、ここなんじゃないかなと思ったり。
一時ソースじゃないけど。なんせ20年以上昔の話なんでね。
932 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/14(月) 14:01:42
>>930 > 本当かねえ
> NEUROMANTICは"neuro"と"romantic"を組み合わせた造語だと思うけど、
始点はnewromantic(新ロマン派)だろ
イマダはナウロマンティック」が先に出てきてしまった…
LOCASに投稿したら次のインタビューか何かで聞いてくれるかな?
...LOCASって名前しかしらないけど。
ギブスンはデュランデュラン好きってことでいいんじゃないか?
| l :| |‖|: ||:: | | .______ /
| l :| |‖|: ||:: | | l:::::::::l /!
|. \:| |‖|_____.||:: | | l;;;;;;;;;l/! l./
|. :| |‖ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|:||:‐┼ | |::::l::::! l./ .|
|. :| |‖ . |:||::::[| | |::::l::::!/|| └┬─
|. :| |‖. : ||:|:: | |  ̄ ̄ .|| |
|. :| | || !:|:: | | . || |
|. :| | |l┐ _l_|:: | | : || ┌┘/
|. :| ||]┴───┴‐、|::..[| |FニニニFニニニF./l /
|. :| ||:::::::::::::::::::::::::::::::::||:‐┴ ||___|__. /l /|
| ._ :| ||:::::::::::::::::::::::::::::::::||: . |=======/l /!. l
| | ||:::::::::::::::::::::::::::::::::||: : | /l /!. !. l /
| | ||:::::::::::::::::::::::::::::::::||: : | /l /! |. | /
| | ||:::::::::::::::::::::::::::::::::||「 ‐ ._ /l /| ! l ./
| | ||;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;||| | r'. ! .| /
| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | |`.‐ _./
| | ./  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.\|/|. |ヽ、
| | /──────────\ !./ |
| | ./ , ' \ |
| |..../─────────────\|
| |./ _ ` \
胸が痛むぜ、ラッツ
940 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/24(木) 13:58:58
ニューロマンサーをなんとか読み終えたんだが、よくわからないとこがあったので質問。
リンダはケイスから盗んだ日立にアクセスしたとき、水平線してマトリックスに引きずり込まれちゃったんだよね?
じゃあ闘技場で殺されたリンダは何だったの?
> リンダはケイスから盗んだ日立にアクセスしたとき、水平線してマトリックスに引きずり込まれちゃったんだよね?
そんな描写あったっけか。盗んだのはただのROMだったような。
でもリンダはどっから構成されたんだっけ?ケイスの記憶から?
リンダがケイスから盗んだ日立にアクセスした時、ニューロマンサーが接触して、
それでマトリックスの中のリンダが作られた。
うろ覚えだが、ニューロマンサーは人格そのものだとか書いてあったように思う。
だから人格のコピーを作るのがうまいんだろう。
もちろん、リアルのリンダはその後で闘技場で殺されちゃうけど、
ニューロマンサーは彼女がいずれそうなることを予期して
マトリックスの中に取り込んでおこうとした…ということじゃなかったか?
リンダ・リーが殺されるのも、ニューロマンサーの台本じゃなかったっけ?
ウィンターミュートの方だったかな。
945 :
940:2008/01/26(土) 01:12:13
>>943 なるほど。納得。
>>944 ニューロマンサーは自分達AIがリンダを殺すよう差し向けたわけではないけど
いつか殺されるのがわかっていて放置していた、と言ってたと思う。かなりラスト。
diploma って書いてあるからどっかの学生の卒業制作だろ
ケイス(?)の体格が良すぎる。
カタカナ間違う必要(理由)がわからない。
コフィンの通路が広い。
モリィの髪型はボブカットでなくベリィベリィショートだとおもってた。
イメージの差分はこれくらいかな。
まあ差分っつってもオフィシャルじゃないし自由なのでは。
もちろん、自由だとも。ところでティン・ティン・ジャヘを食べるかね?
ディファレンス・エンジンの上巻がブクオフで100円だったから
買ったんだけど下巻が尼で2600円!w
単行本買ったほうが安いわorz
2600円の価値はないなあ。特に下巻は。
Amazonの中古はハズレも多いね。
いまだに冬寂と燃える柴とニューロマンサーがどんな関係で
何をしようとしてたのかよくわからない俺がいる
俺にわかるのは冬寂って字面がカッコイイなぐらいだ
ウィンターミュートとニューロマンサーは同族企業のティスエ・アシュプール社
が保有していたA.I.。
"自我"に近い思考回路を持つゆえに、強力になりすぎないよう隔離されており、
万が一にも合体をしようとすると自爆するシステムになっていた。
で、ウィンターミュートはごろつきを雇ってニューロマンサーの防御システムを
破らせることで合体を果たそうとした。
『燃ゆる柴』は、冬寂とニューロマンサーといった巨大なAIを
マトリックス内で視覚的に現された姿の、宗教的語句を使って形容した表現。
http://www.wga.hu/art/f/froment/burning.jpg
燃ゆる柴は唯一神ヤーヴェの化身。
羊飼いであったモーゼに、ユダヤ人を率いてエジプトを脱出してパレスチナに赴くよう啓示を与えた。
>>955 絵の意味がよくわからんけど、キリスト教系統なのかな。
旧約聖書
ケイスって、今でいうネカフェ難民だよなw
あの時代のコフィンって端末付きだから、寝られるネカフェみたいなもんだろ。
ま、カフェはないけどな。
端末だけは手放さずに、秋葉のような電脳都市をその日暮しなんて、このご時世にピッタリだな。
すごい先見性だよ。
チバ市の発展は見誤ったみたいだけどな。
>>960 インタビュー読む限りでは日本を通して香港を描写しているだけだったようだな
千葉シティとブーダイーンはどっちが危険?
ニューヨークの方が危険。
アメリカ動乱の結果、軍閥が割拠しているから。
ニューヨークじゃないや、南部州か。逝ってくる。
>>962 チバシティなぁ…。
とりあえず、幕張のナンパ橋からテクノガーデン方面をみれば、
なんとなくSFぽいが。
なんでギブスンはチバを選んだかなぁ。
懸垂式のモノレールが市街地のド真ん中を縫って行く様はSFだと思う
不採算で大変
968 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/17(日) 00:34:44
アメリカにいる日本人の医者は千葉大医学部出が比較的多いそうだ
はっきりした具体的なイメージを持ってるアメリカ人が
少なかったから、とか?>チバ
東京とか横浜とか横須賀とか、京都とか大阪とか神戸だと
あの雰囲気は出せなかった気がする
テクノポリス計画って、千葉は関係してなかったっけ?
25年近く前の作品だってことを忘れちゃいけない。
しかしニューロマンサー以外は話題にならんな
スプカンの邦訳いつよ?
>>965>>969 その話はかつては有名だったんだが…
アメリカのどこだったか(ごめん忘れた)をイメージして、大都市に隣接した
衛星都市みたいな感じで、地図だけみて適当に選んだ、とか。
補足求む。
サンフランシスコとオークランドみたいな?
いや単に黒澤と同じく、千葉真一が西洋人になじみの日本人役者だったから
千葉って言う名前が受け入れられたんじゃないの?
「受け入れられた」つーか馴染みやすいと踏んだんだろね。
「お、チバっていう地名があるんだ。ソニー・チバ(千葉真一のアメリカでの呼び名)ってのもいるぐらいだからな。
チバっていうのは「いかにも日本」って感じを出すのにいいのかもな。
って感じじゃない?
そういや「ヨミウリ」という名前の日本人が出てくるのはどの作品だったか…
さすがに「そんな苗字ねーよ」と突っ込みたくなった。
クローム襲撃だね。ヒロシ・ヨミウリ。
間違えた。ニューローズホテルでした。
そういや、ソニー・チバ→ソニー・マオっていうのも考えられるからな。
ゲイシャとかハラキリとかクロサワみたいに
チバとか、とにかく西洋人に伝わってきた日本名をとっかかりにしたのかもね。
なんか奥さんが英会話学校かなんかカナダでやってて、そこに通ってる日本人が千葉市出身だったから
じゃあ千葉でいーやとか、そんな理由だった気がする。
ソースは確かタツミタカユキのインタビュー本。
俺の使っているコンタクト洗浄液がCHIBA-VISIONつー会社製品なんだが
使うたびにギブスン思い出すんだよな。
チバガイギーがチバ+ガイギーだったとは !
chibaじゃなくてcibaで「チバ」?フランス語読みなのかな?
英語じゃ、そのスペルでチバとは発音しない。
フランス語ならスィバになる。多分、イタリアかポルトガル語。
まあ、ロマンス語圏だが。
その話題しつこいよ
>>974 シャドウランってTRPGだとそんな理由で
シアトルが選ばれたらしいね
次スレは大文字で〜「ギブスン」
>>991 半角文字でこのスレ建てた俺へのあてつけかー!!!
ごめんヨ。
ニューロマンサーの朗読CDを
車でかけて毎日通勤してます。
>991
小文字でどう書くの?
995 :
ウィリアム・ギブソン語録 『No Maps』より:2008/02/20(水) 01:48:03
"探す"という行為は、人間の本能だと私は思う。
探す過程を通して我々が向き合うのは手に負えないほどの大きなシステムなんだ。
問題は探している物がどれだけ大事かだ。どうして、それに惹き付けられるのか。
なぜ探すのか?進化論的に見て、探すことにはどんな意味が存在するのか。
それは種の本能だと言える。
では、いったい何の役に立つというのだろう。
生きている限り探し続ける。理由なんて分からない。
親指に重心を置いて立つ直立二足歩行の哺乳類である人類は我がもの顔に振る舞っている。
おかしなガラクタを生み出すことに精を出して一喜一憂することが重要だと思い込んでいる。
我々はなぜ何かを探しているのか。その探し物は、いったいどんな形をしているのか。
渦中にいる我々には分からないが原初的な好奇心だろう。何が起きているのか。
そして、なぜ私は存在するのか。
この疑問は――私流に表現するとしたらこんな言い方になるだろう。
"私は作品を通してその答えを問い続ける"
スモーキン、チバチバ♪
立ててください。