小狼の秘密図書

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674CC名無したん
今日はともよちゃんに誘われて李くんと3人で山荘にお泊まりです。
なんか、すごくともよちゃんがよろこんでるよぉ〜〜

「ここですわぁ〜」とバス停から歩くこと30分、やっと目的地の山荘に
たどり着いた。
「はにゃ〜疲れたよぉ〜」
「荷物はどこに運べばいいんだ?」
「こちらですわぁ〜 それはここにおいてください」
と3人はどたばたしていた。

お昼ご飯を食べ終わったのは、午後2時をまわっていた。

「ね、折角だから、散歩しようよぉ〜」とさくらが提案したが、
「ごめんなさい、さくらちゃん。私はもう少し掃除をしておきますわぁ〜」
「智世ちゃん………」
「李くんはいかれますわよねぇ?」と聞かれた小狼は
「ちょっとだけなら……」ということで、さくらと小狼が散歩をすることに
675CC名無したん:02/06/20 11:44 ID:GAbhk6.M
「い〜い空気。おいしいね、李くん」
「ああ」
「あの花ってきれい」
「あれは山ツツジだな。」
「へ、そうなんだ。李くんってくわしいんだ。」
「さっきの食事……うまかった。」
「え…それほどでも……」
等とやりとりをしているうち、小川にたどり着いた。
「ここが智世ちゃんの言っていた小川かぁ〜ちょっと入ってみる。」
「おい、待てよ。危ないぞ」
「平気だよぉ〜〜冷たくて気持ちいいよぉ〜」
「待ってたら、おい」
その時だった、小川の深みにはまりさくらがこけてしまった。
慌てて駆け寄る小狼がさくらを抱き起こす。
「ほぇ〜〜こわかったよぉ〜」
「もう、大丈夫だから、はやく岸に上がろう」と二人はずぶ濡れになって
岸にはい上がった。

「ずぶ濡れになっちゃたね。ゴメン李くん。」とうなだれるさくらに
「気にするな。」と答えながら、さくらの方に向き合ったとたん、
顔を真っ赤にする小狼。
「どうしたの?小狼くん……はにゃ〜」と濡れた薄地の服が肌に
密着してしまっていることに気づいたさくらは、胸を手で隠しながら
うずくまってしまった。

小狼は来ていたTシャツを脱ぎ、軽く絞ってさくらを見ないように渡した。
「これを上から羽織れ」
「ありがとう。李くん」と上半身裸の小狼にドギマギしながらさくらは答えた。
676CC名無したん:02/06/20 11:55 ID:1Q1cXc1w
二人は山荘へと帰り始めた。
さくらを気にしてか小狼が前を歩き、3歩ほど下がって
さくらがつづいた。小狼にやさしくされ、なんか不思議な気持ちなさくらだった。
(はにゃ〜〜李くんの背中ってがっちりしてるんだ。やっぱり男の子なんだ。)
と、ついチラッと小狼の方を見てしまうさくらだった。

「どうしたのですかぁ〜」と知世があわてて山荘から出てきた。
「ちょっと小川で濡れてしまって、タオルないか?」
「ありますわぁ〜はい、さくらちゃん」
「知世ちゃん、ありがとう…」
「さくら、先に風呂に入れよ。」
「え、でも李くんもぬれているし…」
「いいから、先に入れよ。」
「そうですわぁ、さくらちゃん。李くんもそうおっしゃってることですし」
「じゃあ、先に入るね。ありがとう李くん、知世ちゃん。」
とお風呂場に駆け込んでいくさくらを妖しい目で見つめる知世であった。
677CC名無したん:02/06/20 12:38 ID:nwzEEdG2
脱衣場で服を脱ぎながら、小狼のTシャツを見つめるさくら。
「はにゃ〜また失敗しちゃったよぉ〜。李くんに嫌われたかなぁ〜」と、
思わず小狼のTシャツに顔を埋めるさくら。
「汗臭いけど、でも…なんか変な感じ……」
今度は自分のシャツを脱ぎながら
「李くん顔真っ赤にしてたけど、胸の膨らみ見られたかなぁ?はにゃ〜はずかしいよぉ」
と一人恥ずかしがるさくらであった。

シャワーを浴びながら、小川で小狼に抱き起こされた事を思い出し、
その時に小狼の右手が自分の右胸をしっかりとつかんでいたことに気づいた。
「はにゃ〜〜李くんに胸さわられてたよぉ。」と恥ずかしがりつつも、
自分の手で同じように胸をつかんでみて、「李くんがこんな感じで……」と
何度もその時のことを反芻するのであった。
678名無し小狼さん:02/06/20 12:48 ID:KdEHG1Ks
なんとも悩ましい表情だ。
筋肉質ではあるが、男の体ではない。どこかぷにぷにと丸い。子供の体。
まだ触ったことのない女の体。 たぶんこんな感じなのだろう。
桃矢の指を小狼の胸の皮膚と、その内の柔らかい肉がはじく。
どんな味がするのか。 欲望のまま舌を向ける。
《あっ・・あぁぁ〜っだめ〜〜!!》
体をうねうねとよじり逃れようとするが無駄だ。
汗が噴き出た小狼の胸。 桃矢の舌先は塩辛いものを捉えた。
(ちゅぱっ・・ちゅぱっ・・)
《はぅぅ・・いやっ・・あぁんっやめて〜・・》
小狼の胸肉は実に従順に桃矢の下を受け入れる。
体が心を裏切る。 まだ心は陥落していないが時間の問題だ。
《たまんねえなぁ・・へへ・・》
《や・・やめて・・はぅん・・くださいぃ・・》
679名無し小狼さん:02/06/20 12:51 ID:KdEHG1Ks
桃矢の下 ×
桃矢の舌 O
680CC名無したん:02/06/20 12:59 ID:wFmrHds6
一方、自室で体を拭いた小狼は、さっきのさくらの姿を思い出していた。
いけない。いけないとおもいつつ、つい胸のかすかな膨らみの事を考えてしまう。
「駄目だ。駄目だ。駄目だ」と頭を振り払う小狼。

そこへトントンとノックがして、部屋の外から
「お風呂上がったよ。部屋に入ってもいい?」とさくらが声をかけてきた。
「うん、いいよ。」と言う返事でさくらが部屋に入ってきた。
風呂上がりのさくらは髪もしっとりしていて、いつもと違って見えた。
さっきまでの妄想が頭から離れず、小狼は思わず顔を赤らめるのであった。

「さっきは本当にありがとう、李くん。」と顔を赤らめながらさくらは言った。
「気にするな。それよりも、風呂入ってもいいんだな?」と照れながら聞く小狼。
「うん、Tシャツは洗っておくからもうちょっとまってね。」といってさくらは出ていった。
小狼はかすかなシャンプーの香りと、いつもとちがうさくらに、心臓がドキドキするのだった。
681名無し小狼さん:02/06/20 13:10 ID:KdEHG1Ks
まだ脱がない。
しかし桃矢は必死に理性にしがみつく小狼をジワジワいぢめることに自らの快感を見出した。
《ほうら、気持ちいいだろう?》
小狼の耳元で囁く。
《うう・・気持ちよくなんか・・ないっ!!》
小狼がそう叫ぶと桃矢がそのままの体勢で小狼の耳をねっとりと舐める。
《ひぁ・・・》
《おめえ・・・ウソなんかついたことないんだろう・・》
桃矢が口でなぶる。
そして小狼のズボンの中で欲求不満のペニスに右手をプレゼントする。
《いっ・・いやだっ・・あぁんっ・・はぅぅんぅん》
《もう一度聞くぞ・・・気持ちいいだろう?》
小狼はぶんぶんと首を横に振る。
《おめえ・・ウソついてるな・・》
682680:02/06/20 13:11 ID:nR8cAyaM
風呂でシャワーを浴びる小狼であったが、
「駄目だ、駄目だ、駄目だ。」
妄想を吹き払おうと、頭から冷水をかけ、首を振る小狼であったが、
しかし、どうしても小狼はさくらの胸の事を考えてしまう。
抱きしめたときの手触り、そして、濡れた服越しにわかる形状……
下腹部に熱いモノを小狼は感じた。
下のモノが屹立していた。もうすでにオナニーをしていた小狼は
「ごめん、さくら」と言って、マスターベーションをやり始めた。
「う、うっ、さくら……」と言いながら、さくらの胸を触ったときの
仕草をくりかえす小狼。しかし、まだフィニッシュまで行ったことのない
小狼は、「ハァハァ……」と息を切らせた後、罪悪感にさいなまれながら、
シャワー室を後にした。
683682:02/06/20 13:17 ID:nR8cAyaM
夕食の時間になった。
「あれ、知世ちゃんは?」
「俺は知らないが」
……
「ごめんなさい。さくらちゃん、ちょっとやっておくことがあったのですわぁ。」
と知世が部屋から出てきた。
「夕食の準備はしておきましたから、早速お配りいたしますね。」といって、
色々な料理がテーブルにならんだ。
「すごい、知世ちゃん。」
「これはすごいな。」と感嘆する2人。
「そんなことはございませんわ。」といいながら、口の端でニヤリとわらう知世。

「それじゃあ、いただきま〜す」
「いただきます。」
「お召し上がりください。」と食事が始まった。
684683:02/06/20 13:30 ID:QokhTjow
「はにゃ〜おいしかったよぉ」
「うまかった。」
「そう言っていただければ、うれしいですわ。」と食事はおわった。
知世が夕食を作ったので、さくらと小狼が食器を片づけ始めた。

食器を洗う小狼と食器を拭くさくら。つい二人の手が重なる。
二人とも真っ赤に顔を赤らめて、うつむきながら作業を続けた。

「さくらちゃん、李くん、リビングにお越しください。」と言われて、
二人はリビングに行くと、大きなビデオスクリーンがあった。
「ビデオを鑑賞いたしましょう。」ということで、ビデオ鑑賞が始まった。

映画をみながら、さくらは体の下腹部が徐々に熱くなってきているのを感じた。
同様に、小狼もなんとなく変な気分になっていった。

「知世ちゃん、なんか気分が優れないの」とのことに、
「いけませんわぁ。ソファーに横になってください。さくらちゃん」と
さくらをソファーに横たえさせる。
「なんか変だよぉ〜」とうるうるした目で訴えるさくらをみて、
小狼は劣情を感じていた。
そこへ、知世がベッドに仕掛けてあった、拘束具でさくらをソファーに固定した。
685684:02/06/20 13:41 ID:4tPoK/ng
「何?何なの?知世ちゃん」と頭がぼっとしているさくらは聞いた。
「おい、何をするんだ。」と小狼もあわてた。
「なんでもありませんわぁ。さくらちゃんはテレビをみててください。」と
知世はそう言いながら、リモコンを操作した。

ビデオスクリーンに映っているのは、脱衣場でのさくらだった。
「え、何?知世ちゃん、嫌ぁ〜〜」と訴えるさくらだったが、
何故か体が言うことを聞かない。小狼は何が起こっているのか
理解できず、ただ呆然としていた。

>「はにゃ〜また失敗しちゃったよぉ〜。李くんに嫌われたかなぁ〜」と、
>思わず小狼のTシャツに顔を埋めるさくら。
さくらの言動に思わず顔を赤くする小狼。
「やめてよ、知世ちゃん」とかぼそく訴えるさくら。

>「汗臭いけど、でも…なんか変な感じ……」
どこで撮影されたものかやっと理解した小狼は「大道寺やめろ」と
知世に詰め寄るが、体が言うことを聞かず知世に倒されてしまう。

>今度は自分のシャツを脱ぎながら
>「李くん顔真っ赤にしてたけど、胸の膨らみ見られたかなぁ?はにゃ〜はずかしいよぉ」
>と一人恥ずかしがるさくらであった。
「恥ずかしいよぉ〜」と目を閉じるさくら。
おもわず、さくらの裸に見入ってしまう小狼。さっきからの下腹部のジンジンとした
感覚がさらに増大した。ズボンの上からもはっきりと勃起しているのがわかる。
686CC名無したん:02/06/20 13:45 ID:wR9TSv7k
>筋肉質ではあるが、男の体ではない。どこかぷにぷにと丸い。子供の体。
いやらスィ!いやらスィすぎます!!
687685:02/06/20 13:50 ID:4tPoK/ng
シャワーでのさくらのシーンも流れ、小狼はさくらの裸体を見ながら、
無意識に股間を服の上からさすっているのだった。

「知世ちゃん、もうやめて」という声に
「今度は李くんの番ですわ。さくらちゃんよく見てください。」
今度は画面には小狼がうつっていた。シャワーでマスターベーションをしている。
「さくら…さくら…」とあえぎ声をしているのを聞こえたさくらは、
おもわず画面をみてしまう。そして、小狼の裸体とその行為をみて、
ますます、下半身のうずきがますのであった。
一方小狼は、こんどこそ知世からリモコンを奪おうとするのだが、
「李くん、立っていますわね。」と言われ、恥ずかしさのあまり、それ以上
何もできずにうずくまってしまった。

その時、知世が縛ってあるさくらの胸元をひろげ、まだかすかな膨らみしかない
乳房をあらわにした。
688687:02/06/20 13:59 ID:4tPoK/ng
「こうしたら、きもちいいんですのよ。」と早速、胸の突起をなでる知世。
さっきからのうずきで、頭がぼっとなっているさくらは、
もう、何をされているかわからず、
「気持ちいいよぉ〜、あっ、ん、」とあえぎ始めた。
さくらの痴態に小狼は股間をさすりながら、見入っていた。
「李くん、こっちに来て、さくらちゃんのために気持ちいいことして上げましょう」
と知世にいわれると、ソファーのそばに近寄ってきた。
知世のまねをして、さくらの胸をさする小狼。
「さくら、どうだ、気持ちいいか?」と聞くと
「気持ちいいよぉ〜はぁはぁ。」とさくらがもだえた。

「さくらちゃんのために、李くんが介抱して上げてください。」といいながら、
知世はさくらの上半身を裸にして、小狼のシャツのボタンをはずしていった。
689688:02/06/20 14:05 ID:4tPoK/ng
媚薬のために、もう正常な思考ができなくなったと判断した知世は、
さくらの拘束をといて、ビデオカメラを持ち出した。

胸を触られるだけでは、下腹部の感覚が我慢できないのを体感してきた
さくらは、足を交互に股間にすりつけ始めた。
「下の具合が悪いのか?」といいながら、さくらの下腹部をさすりだす小狼。
すると、さくらが「んん、あっ、あっーーー」ともだえた。
その声に我慢できなくなった、小狼はさくらのズボンとパンツをひきずりおろした。
690CC名無したん:02/06/20 14:17 ID:6g2YCDkw
初めてみる女性器に、手を伸ばしてさわってみる小狼。
溝に軽く指を沿わせて、すでにぐっしょりと濡れているクレバスのあちこちを
さわってみる。その指の運動にあわせるようにあえぎ声をあげるさくら。

下半身が苦しくなり、小狼はズボンとパンツを脱ぎ捨てた。
そうして、右手でさくらの胸をなでながら、左手と舌を使って、
さくらのクレバスをなめ始めた。ピチャピチャという隠微な音が室内にこだまする。
それがますます、小狼の劣情をかき立てるのであった。

今まで経験したことのない感触に、さくらは「あ、あっ、気持ちいいよぉ〜」ともだえる
ばかりだった。しかし、徐々に感覚にもなれてくると、小狼の気持ちを確かめたく、
「李くん、さくらのこと好き?」と聞いてきた。

さくらの下半身に顔を埋めていた小狼は、さくらの目の前に顔をもっていき、
「好きだ!!さくら」と言って、二人はキスをした。
691690:02/06/20 14:31 ID:z8EgDZbw
「いいですわぁ、おふたりともうつくしいですわぁ」とカメラを回しながら、
知世は光悦な表情を浮かべた。

はじめは、リップキスから始まった二人のキスは、小狼から舌をいれていき、
さくらも初めこそはとまどっていたが、そのうち完全なディープキスに移行していた。

小狼がさくらの唇から離れた後、「続けていいか?」と聞かれたさくらは
「うん、いいよ、李くん」と恥ずかしそうに答えた。

さくらの上にのっかる小狼。小狼と肌を接して、今まであった心細さが消えていくのを感じた。
小狼の重さも適度なおもさで、快かった。

小狼はさくらの肩から舌を這い始めた。両手を舌の進行方向の先に配置して、
さくらの体中すべてを征服するかのように、あちこちをさわり続けた。
徐々に、さくらの体が桜色に染まっていくことに小狼は気づいた。

さくらの両手が、胸をまさぐる小狼の頭の毛をいとおしげになでる。
そして、しばしば上げる嬌声、そして、うっすらと肌を伝う汗。
692691:02/06/20 16:57 ID:s8X3ZUHg
そして、クレバスにまで到着した小狼の舌は、ゆっくりとだが徐々に深く、
クレバスの中に進入をしていく。

「あっ、あっ、ん〜ん、はぁ、はぁ…」とさくらの声も荒くなり、
無意識に小狼の頭を持ち上げるように両手に力をこめる。
小狼が「気持ちいいか?さくら」と聞くが返事がない。
さくらは自分の痴態に恥ずかしくて返事ができないのだ。
もう一度小狼が「どうなんだ、さくら?やめたほうがいいのか?」と悪戯たっぷりに聞く。
すると、「やめないで…お、おねがい、気持ちいいから。はぅ〜」と答えてきた。

そのことにかわいらしさを感じた小狼は、指を一本クレバスの穴の中に挿入していくのであった。
「あ…あああ、ああああ、イタイよぉ」とさくらが訴えるが、小狼は
そのまま指を壁面にこすりつけると同時に、クリトリスをなめ始めた。

「あっ、くっ、いや…もう、あっ」もう言葉にもならないさくらは、
口から涎をたらして、目の焦点もうつろだ。
693692:02/06/20 17:06 ID:s8X3ZUHg
小狼は指を抜き、体勢を整えて自分のモノをさくらのクレバスに押し当てた。
そして、一気に中に挿入する。
「あ、イタイ、イタイ、イタイよぉ〜」とさくらが急な痛みに大声を上げたが、
「ごめん、さくら、もうとまらない」と小狼は奥まで突き進んだ。

奥まではいっても「はぁはぁ、イタイ、イタイ…」とさくらは痛がっていたが、
小狼はピストン運動を開始した。さくらの耳元に「好きだよ。さくら」と
ささやいて、なんとかさくらの気持ちを落ち着かそうとする。
パンパンパンパンと小刻みな音が繰り返しなる。
しばらくすると、さくらも落ち着いてきたみたいで、もうイタイとはいわない。
「あっ、ん、んん、あ、うっ」と息をもらすだけになってきた。

小狼は試しに、奥までついていったん止まってみた。
すると、さくらはもどかしそうに、腰をぎこちなく動かし始めた。
694693:02/06/20 17:15 ID:s8X3ZUHg
さくらが、上目遣いで小狼を見ていた。そして、
「李くん、お、お願い。気持ちよくして…」と懇願してきた。
小狼はすぐさま、ピストン運動を再開した。さくらも腰を動かしたままだ。
なんとかして、小狼の動きにあわせようと、さくらが必死になっているのがわかって、
小狼はたまらなく、さくらのことがいとおしく思われて仕方がなかった。
その想いと腰からの快感が高まり限界に達していることを小狼は感じた。

「さくら、いくよ。」
「うん、あっ、李くんきて…」
と一段とスピードをあげていく。さくらも気持ちが高ぶってきたのか、
より大きな声でよがり声をあげ始めた。
ぱん、ぱん、ぱん、ぱんという音と、さくらのよがり声が絶頂を迎えたとき、
小狼は初めて精を放った。
695694:02/06/20 17:29 ID:mdjIp/z.
力ついた小狼は、そのままさくらの胸の上に顔を埋めた。
「はぁはぁはぁはぁ」とさくらも息が切れたままだったが、
さくらのほうから、小狼の手を握ってきた。
まだ、二人はつながったままだったが、離れるわけでもなく、
お互い顔を見つめたまま、つい先ほどの余韻を楽しんでいた。

肌と肌のふれあいは、暖かく気持ちよかった。

「大道寺は」っと我に返った小狼がいったところに、知世がティッシュをもって
やってきた。
「はい、李くん、さくらちゃん、おつかれさまですわぁ。
これで汚れたところを拭いてくださいな。」
「おまえ、まさか、ずっとビデオに…」とさくらの恥部を拭きながら小狼が聞いた。
「もちろんですわぁ。さくらさんの痴態、きっちりと撮らせていただきました。
 永久保存版ですわぁ」
「ほぇ〜〜はずかしいよぉ。知世ちゃん」
「いくら、さくらちゃんにたのまれても、テープはおわたししませんわよ。」
さくらの体と自分の体をティッシュで拭いた小狼は、
「大丈夫かさくら?」と服をもってきた。二人とも服を着ようとしたところに、
「李くん、さくらちゃん、どうせならお二人でお風呂に入りませんか?」と
知世が勧めるのであった。
696CC名無したん:02/06/20 18:02 ID:ec2Ifffg
>>695
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

さくらたんの仕草の表現が凄く(・∀・)イイ!
もう(;´Д`)ハァハァしまくりでした。
入浴シーン、楽しみです。
697CC名無したん:02/06/20 22:31 ID:Cyx8pdyM
age
698695:02/06/21 01:49 ID:OKMfFl9s
反響がすくないのと、クッキー食べないとかけないので、
続編はしばらく保留と言うことで。

どっかいいとこありますか?
699CC名無したん:02/06/21 01:59 ID:tOz81SfU
>>698
そんなことないっス。
凄く萌えましたよ〜。
オイラはこういうのが好きなんです。
是非続きキボンヌ
700CC名無したん:02/06/21 02:56 ID:hI0u5Bjk
>>698
キタ━━━━━(゜(゜∀(゜∀゜ (☆∀☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━ ━━━!!
続きキボン
701名無し小狼さん:02/06/21 07:01 ID:0IBL3.6s
俺じゃだめすか?
702CC名無したん:02/06/21 11:24 ID:4Hil7HWw
>701 イイよ。続き書いてくれ
703名無し小狼さん:02/06/21 15:05 ID:MuG8VYwU
age
704名無し小狼さん:02/06/21 15:15 ID:DmEipzNA
《ウソなんか・・ついてないよ・・・》
《目が泳いでるんだよ!!まともにウソなんかついたことないんだろ、バレバレだ》
桃矢は強い口調で小狼の顔に両手を伸ばす。
《はぅ・・・》
最初に顔を撫でた時に小狼が見せたなんともいえない表情。 桃矢はそれが気になっていた。
《さあ、怒らねえから・・・ウソつかずに言ってみろ》
小狼の頬を優しく撫でる。
《はぅぅ・・・》
トロトロと眠り込んでしまいそうな優しい快感に小狼は襲われた。
桃矢の言葉が、小狼の誰にも知られたくない心の奥に浸透していく。
《ほら、さっきどこが気持ちよかったんだ?》
小狼の一番奥。 誰にも知られたくないイヤらしい自分。
それが薄れる意識の中、トロ〜リトロ〜リと桃矢の方に溶け出していく。
《(はぅぅ・・・はずかしいよぅ・・)》
705名無し小狼さん:02/06/21 15:36 ID:DmEipzNA
桃矢のごつごつした指の優しい愛撫が、柔らかい口調が、小狼を淫らな道へ誘う。
頬を挟みこむ形で愛撫は続く。
いつのまにか小狼は桃矢に押し倒されていた。
《ほら、ここには俺とお前しかいねえんだから・・な?》
《 (もうだめ・・・がまん・・できない) 》
《あ・・あの・・》
《ん・・? 俺のことは【桃矢君】って呼べ》
《とおや・・くん・・・》
《どうした・・? 小狼?》
桃矢は手の動きを止めた。
《あの・・あの・・・》
まだ恥じらいが残っている。 桃矢と上目づかいで視線が合うとすぐに視線を外す。 顔は真っ赤だ。
純情だから余計に萌える。 だがあと一息だ。
桃矢は再び愛撫を開始した。
706CC名無したん:02/06/21 16:48 ID:ag283Ego
とおやくんイイ!
707初級者C− ◆e5CXwmtM:02/06/21 21:49 ID:Oih7oPsw
695の続き

手でモノを隠しながら小狼が「そんなことよりテープを返せ」と知世に詰め寄った。
さくらもクッションで前を隠しながら「知世ちゃん、お願い。テープ消して」と
涙ながらに懇願する。
「わかりましたわ。さくらちゃん、李くん。」と言って、ビデオカメラからDVDを
取り出し小狼手渡した。受け取った小狼はDVDを折り曲げて2つに割ってしまった。
「もったいないですわぁ〜。でも、仕方ありませんね。それより2人とも、
 汗をかいてらっしゃる事ですし、お二人の愛も確かめられたことですから、
 お風呂に入ってくださいな。丁度よい湯加減になっていますわぁ」と誘われ、
「おい、どうするさくら?」と小狼がさくらの方を向いて尋ねた。
「小狼くんはどうする。一緒に入る?」と顔を赤らめて上目遣いにさくらが聞いた。
「さくらさえよければ……」
「決まりですわぁ〜さぁさぁ、バスタオルもお使いください。」と二人にバスタオルを
手渡す知世。早速二人はバスタオルを身にまとって脱衣場に。

脱衣場で、小狼がバスタオルをかごに入れ浴室に入ろうとすると、
さくらが恥ずかしそうにバスタオルで前を隠していた。
「はにゃ〜ん、やっぱり恥ずかしいよぅ〜。」と躊躇していた。
「恥ずかしくなんかないさ。さくらはきれいだよ。」
「でも……」と顔をうつむいて小狼の方を見ない。
「お願いだ。もう一度みせてくれ。」とうつむいているさくらを手で自分の顔に向けて
小狼がさくらの目を見つめながら言った。
708初級者C− ◆e5CXwmtM:02/06/21 21:49 ID:Oih7oPsw
すると、さくらはゆっくりとバスタオルを籠のなかに入れた。
「さくら、やっぱりきれいだよ。」と小狼に言われ、
さくらは顔を真っ赤にしながら先に浴室に入っていった。
小狼はさくらのいじらしさにますます愛おしく感じるのであった。

小狼が浴室に入ると。さくらは既に湯船に浸かっていた。
小狼も体をすすいでから湯船に入る。さくらは恥ずかしいのか小狼の方は見ない。
しかし、普通の家よりは大きいとはいえ、湯船に二人ではいると手を伸ばせば
触ることができる。
小狼は「さくら、こっちにおいでよ」と誘う。しばらくどうするか悩んでいたようだが、
しばらくして、おずおずと背中を向けながら小狼のところにやってきた。
小狼は背中からさくらを抱きしめるような形で、耳元にささやいた。
「さくら、これからもずっと好きだ。」
それに、さくらは耳タブを真っ赤にして「うん」とか細く答えた。

さくらの背中と小狼の胸やお腹が二人がちょっと動くたびに触れあった。
小狼もさくらもさっきの気持ちいいことを思い出さずにはいられなかった。

小狼が右手でさくらの緩やかな乳房をもみだした。
「あ、小狼くん。うっ…」と溜息をもらすさくら。
「止めた方がいいか?」とさくらに嫌われるのが心配で自信なさそうに小狼が尋ねた。
「気持ちいいから、つづけていいよ小狼くん。あっ。」と恥ずかしそうに答えた。
その答えに勇気づけられた小狼は左の手でももみだした。

「うっ、ああ、ほぇ〜気持ちいいよぉ〜」とさくらはウットリして、
体を小狼にもたれるような形でになった。
小狼もできるだけさくらを喜ばそうと、乳頭の部分を指でつまんだり、手のひら全体で転がす
ようにと、様々なやり方でさくらの反応を試している。反応がすぐ返ってくるので小狼も楽しいようだ。
さくらのまだ薄いピンク色の乳首は堅く立っていった。
709初級者C− ◆e5CXwmtM:02/06/21 21:51 ID:Oih7oPsw
そのうち、さくらとの密着した部分が増えたため、小狼のペニスは再び屹立しだした。
背中越しになにかがあたっていることに気づいたさくらは、
「今度は私が小狼くんを気持ちよくさせる番だよね。」といって、小狼の方に向きを変えた。
「なにをするんだ?」と不安そうな小狼だったが、
「さっきのビデオで小狼くんの、えっと、その、下の部分を手でこすっていたみたいだけど…
 私がそれをしてあげる。」といいながら、その小さな手を小狼のペニスにもっていく。
「さ…さくら」とさすがに慌てる小狼だったが、すでにさくらに握られていた。

「これをこうやってこすっていけばいいの?」とつたない手つきでさするさくら。
自分がやるのに比べると正直快感がすくないが、さくらに握られているというだけで、
小狼は心臓が爆発しそうだった。みるみる大きくなっていく小狼。
「小狼くん。気持ちいい?」とさくらに聞かれ、
「う、うん、気持ちいいよ。んっ」と少しあえぎながら答える小狼だった。
その様子にさくらは満足しているようだった。

これ以上さくらにこすられると、また発射してしまいそうなので、小狼は
「さくら、体を洗おう。」といって、湯船から立ち上がった。
さくらは、小狼の反応が楽しかったので残念だったが、小狼に続いた。
710初級者C− ◆e5CXwmtM:02/06/21 21:51 ID:Oih7oPsw
「さくら、ここに座れよ。」とプラスチックの椅子を指さす。
胸の部分と股間を手で隠しながら立っていたさくらは、言われたとおり座った。
さくらの向かい側に椅子をおいて、こんどは小狼が座った。
小狼はスポンジに液体石鹸をしみこませ、一つをさくらに一つは自分でもった。
そして、小狼はさくらの肩の部分にスポンジで石鹸をつけ始めた。

「くすぐったいよ、小狼くん。」と今度はさくらが仕返しをした。
「小狼くんってやっぱり男の子だから腹筋とかすごいよぉ〜」と
さくらがスポンジでお腹の部分に石鹸をつける。
負けじと今度は小狼が胸のところをスポンジでもむようにこすりつける。
お互いの腕やお腹、首などに交互にスポンジでこすりあう。なんか遊んでいるような
感じだ。
「小狼くん、背中を洗ってあげるから、むこうに向いて」
「わかった。頼む。」と小狼は背中を向けた。
「背中お〜きぃ〜。小狼くんの背中って大きいね。」といいながら、
スポンジで背中をこすっていく。ゴシゴシあらいながら、
(はにゃ〜新婚さんみたい……)とにやけるさくらだった。

「今度は交代だ。」と小狼がいって、さくらが背中を向けた。
小狼の目の前に白くて小さい背中と、まだ肉付きがないお尻が見えた。
初めはスポンジで背中を洗っていた小狼だったが、直接触ってみたくなり、
素手でさくらの背中をさすり始めた。
「はにゃ〜小狼く〜ん」と恥ずかしげに振り返るさくらだったが、
特に文句を言うわけではなかった。背中とお尻の上の部分に石鹸を
塗り終わった小狼は、両手をうしろからその小さな胸をつかんできた。
「ひゃ、小狼くん、そ…こは胸だよぉ〜あん」とさくらがいってきたが、
「気持ちいいだろ?さくら」と続ける小狼だった。
711初級者C− ◆e5CXwmtM:02/06/21 21:52 ID:Oih7oPsw
湯船でもまれていた時と違って、石鹸でぬるぬるで小狼にとって、
欲情するような感触だった。さくらにとってもよいらしく、「うっ、ん〜あう、あっ」と
息を荒立てていた。

「さくら、あそこを洗うから、こっちを向いて立てよ。」と小狼に言われた。
快感に酔いしれていたさくらは次のこと期待して、顔を赤くしながら言われたとおりにする。
小狼の目の前に、さくらの花園があった。手で石鹸をつけられるとさくらは思っていたが、
小狼はいきなり口を付けてきた。思いがけないことにさくらは「え、えっ、あう、そんな
汚いよぉ〜」と言うのだったが、勿論小狼は止めない。

上半身からの石鹸がたれて、さくらの花園には既に白い泡が所々にあった。
それが、先ほどからの小狼の愛撫でさくらの汁と混ざり合っていた。
「ちょっと、石鹸で苦いな。」とぼそりと小狼がいった。
「恥ずかしいよぉ〜、小狼くん」とさくらが言いながら、立っているのが辛くなってきたのか、
両手を小狼の肩にのせてきた。
「ピンク色をしていて、すごくきれいだよさくら」と小狼に言われ、真っ赤な顔になるさくらだった。

ピチャピチャピチャという猥雑な音が、よく響く浴室内でさくらの耳にもはっきりと聞こえる。
その音と連動するように下半身から熱いモノがこみ上げてくる。
「あ、うう、もう…だめ、小狼くん。うっ」と膝ががくがくとなってくるさくら。
小狼はさくらが立っているのが限界だと悟り、
「さくら、寝ころぼう」といって、自分の肩にのせているさくらの手をとって、立ち上がった。
立ち上がった小狼に抱きつくような形でさくらが小狼の体につかまってきた。
712初級者C− ◆e5CXwmtM:02/06/21 21:53 ID:Oih7oPsw
上半身泡だらけの二人の体はつるつると滑りやすかったが、どうにか転けないで床に寝転がった。
タイルでできた床は冷たかったが、小さな凹凸があるタイルだったので、それほど滑らない。
さくらの目は快感でうるうるしていて、小狼の目をじっと見つめていた。
小狼もそんなさくらを愛おしそうに見つめていた。

寝ころんださくらに覆い被さるように小狼がのっかり、どちらというわけでもなくキスをした。
キスをしながら小狼は左手で上半身の体重を受け持ち、右手でさくらの体をあちこち触り始めた。
さくらは目を閉じながら、両足で小狼の両足を挟み込むような仕草をした。
小狼のペニスがさくらの局部に押しつけられる。

キスを終えて、小狼は口をさくらの上半身につけていく。石鹸がついたままなので舌は使ってはいない。
右手と口が徐々に舌に下りていく。石鹸のために胸をつかもうとしてもすぐに滑ってしまう。
しかし、そんな感触がさっきとは全く違い、小狼は夢中になっていた。
「う〜、気持ちいいよぉ〜ぬるぬるしてるよぉ〜」とさくらも満足げだ。
713初級者C− ◆e5CXwmtM:02/06/21 21:54 ID:Oih7oPsw
「さくら、うつぶせになってくれ。」と小狼に頼まれた。
さくれは言われたとおりうつぶせになる。さくらの横に座った小狼が、背中からお尻まで一度に
両手を滑らした。
「あう〜、くすぐったいよぉ〜」といわれ、もう一度繰り返す小狼。
そして、まだ小さなおしりを重点的にさすり始めた。
「さくらのお尻ってかわいいよ」と小狼に言われて
「ほぇ〜恥ずかしいよぉ〜」とうつぶせになりながら顔を真っ赤にしていた。
お尻の割れ目にも手を入れてみる小狼、ちいさな穴が指先にあたる。
「ひぃ〜〜そ、そんなとこ…さわらないで、うっ小狼くん。き…汚いよぉ〜」と
さくらが喘いだ。しかしお構いなしに小狼は割れ目そって、手を動かしていく。

小狼はさくらの足を開かせて、その足の間に座り直した。
さくらのお尻の割れ目に手を沿わせながら、そのまま前の方に手をもっていく、
「ひょえ〜〜、あう、ん、いいよぉ〜気持ちいいよぉ」とさくらはもだえた。
それに気をよくした小狼は左手でお尻の割れ目をさすりながら、
右手でさくらのクレバスをいじり始めた。
2点からの攻撃にさくらは「あう、うっ、あっ、ん、あう」と言葉にならないようだ。
あまりにも気持ちいいのか、両手をつかって背中を反らすのだった。
714初級者C− ◆e5CXwmtM:02/06/21 21:55 ID:Oih7oPsw
小狼はもう挿入したくてたまらなくなってきたが、さくらと自分の局部に石鹸がついたままだった。
念のためにすすいでおいた方がいいと思って、立ち上がってぬるめのシャワーを出した。
まず、自分が立ったまま浴びて石鹸を流し、「さくら、いまからシャワーをかけるぞ」と
いってからうつむいたままのさくらに、シャワーをかけた。
「前の石鹸も洗い流すから仰向けになってくれ」と言われて、さくらはゆっくりと仰向けになった。
さくらの体から石鹸が流れ落ちていき、その下から薄いピンク色にそまった白いさくらの肌があらわになった。

早速、さくらの上に覆い被さる小狼。
「いくよ、さくら。」「うん、小狼くん。」と挿入を開始した。
指で自分のペニスを固定しながら、さくらのクレバスを左手で広げて一気に入れる。
もう、2度目なのでさくらもそれほどはいたくないようで、
「んっ、つっ」と顔をしかめるだけでイタイとは言わない。
奥までインサートして「さくらの中は暖かくて気持ちいいよ」とさくらの耳元で
小狼がささやいた。「小狼くんのも熱くて、さくら気持ちいいよ」と答えてきた。

小狼が一定のリズムで動き始めた。それに合わせるかのようにさくらも腰を動かす。
そして、太股で小狼の両足を挟みつける。
「あっ、いい…よ、小狼くん。いい。ん、あっ」とさくらはもだえながら、
両手を小狼の背中に回して抱きついてくる。
小狼は動くリズムを早めたり、腰を円を描くようにまわしたりして、さくらの反応を
試していたが、徐々にそんな余裕もなくなってきた。
715初級者C− ◆e5CXwmtM:02/06/21 21:56 ID:Oih7oPsw
「ん、う、さくら、すごいよ。はぁ、はぁ」と小狼も息絶え絶えになってきた。
「さくら、いっちゃうよぉ〜、小狼くん、いいょ。気持ちいいよぉ〜」と
さくらも快感に没頭している。
パンパンパンと浴室内で反響している。
小狼はさくらの左足を左手であげてみた。より深いところまで入っていった。
「あっ、うう、きゃう、あん」とさくらは小狼のモノを締め付けてきた。
「うっ、もう駄目だ。出る」と言うやいなや小狼は白濁をさくらの中に放った。

「はぁはぁはぁ」と力つきた小狼はさくらに被さった。
「はぁはぁはぁ」とさくらも胸を上下させて息をしている。
背中に回していたさくらの手は小狼の頭をゆっくりとなでる。
それに気づいた小狼がゆっくりとさくらの方を見つめる。
そして、つながったまま軽いキスをする二人。
「さくら、かわいかったよ。」
「ほぇ〜はずかしぃよぉ〜」
名残惜しそうに、ゆっくりと小狼はさくらから離れた。
二人はシャワーをお互いに浴びせた後、浴場から出ていった。
脱衣場には二人のパジャマと下着がおいてあった。
716初級者C− ◆e5CXwmtM:02/06/21 21:56 ID:Oih7oPsw
パジャマを着てリビングに行くと知世が待っていた。
「さくらちゃん、李くん、湯加減は如何でしたか?」と聞かれ
(ひょっとして脱衣場から覗かれていたのではと不安な二人だったが)
「知世ちゃん、湯加減よかったよ。」
「うん、適温だった」と愛想笑いを浮かべながら答えた二人だった。

「それではもう、お休みしましょう。さくらちゃんと李くんは一緒のベッドで寝ますか?」と
知世に言われて、お互い見つめるさくらと小狼だったが
「遠慮するよ」「また、こんどね。」と取りあえず止めておく二人だった。
「それは残念ですわぁ。それではさくらちゃん、李くんお休みなさい。」と知世は残念そうだった。

次の日の朝、朝ご飯を食べた3人は家に帰ることになった。
バスの中で知世ちゃんがうとうとしていた。
さくらは昨日のことを思い出しながら、小狼と手をつないでいた。
(はにゃ〜しあわせだよぉ)とさりげなく頭を小狼の肩にもたれかける。
小狼はなにか忘れているような気がするのだが、どうしてもその何かを
思い出せない。何か重要なモノを忘れているような気が……

3人は友枝町についてから
「じゃあ、楽しかったよ。バイバイ」
「じゃあ、またな。」
「さくらちゃん、李くん、ほんとに楽しかったですわぁ。それではさようなら。」
とそれぞれの自宅へと分かれていった。
717初級者C− ◆e5CXwmtM:02/06/21 21:57 ID:Oih7oPsw
その夜、知世の部屋では全裸の知世がディスプレーを見ながら、自分を慰めていた。
「はぁ、はぁ、さくらちゃん最高ですわぁ。」
小狼につぶされたDVDは前もってブランクディスクをカメラに入れといたものだったのだ。
「はぁはぁ、でも脱衣場や浴室の、うっカメラの…ことを忘れてくれて、
 本当にたすかりましたわぁ。おかげで…浴室でのさくらちゃんの…情事もこんなに、はっきりと…
 昨晩…徹夜して、編集した甲斐が…ありましたわぁ〜。
 次はどうやって、撮影いたしましょうか?あの…山荘には部屋中カメラがいっぱい…ありますから
 是非また…使いたいものですわぁ
 あっ、さくらちゃん、かわいいですわぁ。あんなに腰をふって……」
知世の夜は更けていくのであった。
718ロリ小説をつくろうより:02/06/21 22:07 ID:bYQ5Lcd6
帰るな!初級者C!誰も何もいっとらんだろ! 長編とは別に書いてりやいいじゃないか!momoはああいうやつだが新規を認めないやつじゃない
むしろ歓迎してるはず 他の住人もだ 短気おこすなよぉ〜
719初級者C− ◆e5CXwmtM:02/06/21 22:21 ID:tz/DpV..
すいません。お騒がせしました。
こっちの方には直接関係ないのですが、続編をエロ漫画小説板で
カキコしていたのですが、オリジナルメインのスレッドだったので、
とちゅうで止めてしまいました。
そのために>718さんを初めとしてご迷惑をおかけしました。
申し訳ありません。

あちら(エロ漫画小説板)には、混乱してはいけないと思いますので、最期のカキコ以上は
書かないつもりです。

ということで、>718さん、折角引き留めに来てくださって申し訳ありませんが、
そのうちにアニメキャラのエロパロ自作小説系のスレッドができたら、
参加したいと思います。ほんとうにごめんなさい。

実を言うと、次はだぁ!だぁ!だぁ!のかなた×未夢が書きたいなぁ……と
720CC名無したん:02/06/22 00:23 ID:pSGbVYLA
>>719 初級者Cさん
素晴らしいです。
終始(;´Д`)ハァハァしてますた。
さくらたんのよがってるシーンが何ともたまりませんでした。
こういうの好きなので、もっと読みたいです。
これからも期待してます。
721CC名無したん:02/06/22 02:01 ID:CVvfJOKg
少女漫画板からこのスレを楽しみにこちらまできているものです。
これからも期待してます。
722妄想 ◆VfLUITBY:02/06/22 02:08 ID:K6/aDhrY
私も期待してます(;´Д`)ハァハァ
723炉板通信 ◆hG4Chris:02/06/22 05:16 ID:vfcdOdQ2
>>719
>実を言うと、次はだぁ!だぁ!だぁ!のかなた×未夢が書きたいなぁ……と
おながいします書いてください(;´Д`)
ここではスレ違いになりますので、是非とも当該スレで・・・
724名無し小狼さん:02/06/22 07:40 ID:qSFKpPyI
おもしろいモノを発見した。
ほっぺたを撫でると反抗的なクソガキから素直な男の子に変身するのだ。
《あぅぅ・・おちんちん・・・きもちいいよ・・》
《よ〜し、いい子だ。正直に言ったな。》
小狼は自らの口から漏れた言葉にショックを受けているようだ。
我慢していた涙がキャンディのようにこぼれ落ち、それはすぐに滝のように姿を変えた。
《おいおい・・・泣くなよ。》
桃矢はふと気付いた。 小狼の両手が自らのズボンに手をかけ、ゆっくりと下へ下げにかかっている。
ズボンをすべて下ろすと、中央がやけに膨らんだブリーフが現われる。
涙は止まらない。 ブリーフを脱がす手も止まらない。
ブリーフを下げると、セックスを待ちきれない小学五年生のペニスが勢いよく天を指す。
《はは・・・やったな。》
桃矢もドキドキしている。
《はぅ・・はぅ・・》
《俺の名前は・・?》
《と・・とおやくん・・》
725名無し小狼さん:02/06/22 08:12 ID:qSFKpPyI
少年の裸体を眺める。 罪悪感に至ってしまうほどキレイだ。
《さ・・さあ、次は?次はどうして欲しいんだ?》
剥けきってないペニスが本人の代わりにピクンと跳ねて答えた。
《ここが・・いいのか?》
小狼の顔をのぞき込み、小狼のおへその少し下に指を置く。
眼を開こうとしない。《くひゅー・・くひゅー・・》と乱れた呼吸が聞こえる。
硬直してとても重そうな顎を下に。 うなずいたのだ。
ついに一線を超えた。
《お前はかわいいな。》
桃矢の言葉は耳に入ってくるがもう理解はできない。
只只ペニスの快楽を待つ。
桃矢は焦らしている。太もも上部を撫でたり、股関節を撫でたり。
恥ずかしい部分を避けるように、その周囲だけを撫で回す。
《あぅぅ・・・はやくっ・・とおやくんっ、はやくぅぅ〜》
726初級者C− ◆e5CXwmtM:02/06/22 12:18 ID:KPKaKJPo
できれば、設定のここが強引とか、ここの描写がどうとか、
このセリフはイイとかいっていただいた方がうれしいんですが…
(あと、セリフのおかしいところは指摘してホスイ…)
(さくらって「小狼くん」でしたっけ、「李くん」でしたっけ?)

設定についてはどうしても強引になってしまうのはある程度仕方がないのですが……

あと、ここだと、CCさくらに限定されて、カキコ行数も短く、クッキーも食べなきゃいけないので
いちいち設定変えないといけなく、しかも、多重書き込みに引っかかりそうになるという罠
どっかにいいところありませんか?もしよければ教えてください。
(できれば2ch内で)
727名無し小狼さん:02/06/22 12:55 ID:PB6fcwHI
俺も評価してほしい。
批判ばっかでもいいから。
さみしいです。
728CC名無したん:02/06/22 13:12 ID:pSGbVYLA
>>726
初級者Cさん、お疲れ様でした。
堪能させて頂きました。
萌えれる部分が多く、そっちに集中できたので、細かい部分は気にせず読めましたが、
指摘を希望されてるので、ちょっと書きます。

さくらたんが小狼を呼ぶ時は小狼でOKです。
小狼の台詞で「うん」といってる部分がありますが、僕が知ってる限り小狼が「うん」と言うことはなかったです。
大抵、「ああ」といってました。
694の「さくら、いくよ。」の部分は「さくら、いくぞ。」、
708の「さくら、こっちにおいでよ。」は「さくら、こっちこいよ。」
がいいかと。
あと、さくらたんの口癖は「はにゃ〜ん」と「ほえ〜」が有名ですが、
「はう〜」というのもたまに使うので、織り交ぜたらいいかも なんて思いました。
いろいろ書いてすみません。
729名無し小狼さん:02/06/22 13:50 ID:PB6fcwHI
俺はだめ?
730CC名無したん:02/06/22 14:22 ID:SrDgcGQM
>>729
イイ!!!!
731初級者C− ◆e5CXwmtM:02/06/22 15:51 ID:NmifYZVM
>728 すごく参考になりました。
特にセリフの言い回しはTVを少ししか見ていないので参考になりますぅ。
732CC名無したん:02/06/22 18:24 ID:MgWOLcvY
本日は厨房BANを支援するよ!

[[2ch22-********-**]]
 さくら、容量なんか使わないもぉぉぉ〜ん♪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  >>16 ,   _ ノ) >>17 
 >>15 γ∞γ~  \ >>18    ハニャーソ♪
>>14  |  / 从从) ) ヘノ) >>19
>>13  ヽ | | l  l |〃  \    >>20     (´´
 >>12 `从ハ~_ーノ)  ヾ /      (´⌒(´ >>21
  >>11 ⊂ >< /⊂ __/つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡     >>22
      >>10       (´⌒(´⌒;; <<厨房!>>             >>23
733名無し小狼さん:02/06/23 11:48 ID:yWS9zukE
「おほほほ・・・」
大道寺の声がする。体がふかふかする。
(あれ・・?俺・・?」
「李君?お目覚めですか?」
「!!?」
小狼はガバッと跳ね起きた。
「あれ・・え?・・俺・・なんで?」
まぶしい日差しで事態を上手く飲みこめない。日差しの中から大道寺の声が聞こえてくる。
太陽光に目が慣れ、最初に眼に飛びこんできたのは上半身裸の知世だった。
「うわあっっっっっ!!!!??」
「おほほほほ・・お目覚めですか? り〜くん?」
二人してとても大きな布団にくるまっているのだ。
妙に天井が近く感じるのはベットの上だからだろう。
あわてて布団から這い出そうとする小狼。 しかし自分も何も着ていないことに気付く。
「そ・・んな・・どうして・・?ここは・・?俺・・俺・・」
「り〜くんはとてもお優しい方ですわ。」
とても穏やかな笑顔の知世の腕が小狼にからみつく。
「だっ・・大道寺!!??・・や・・めろっ!!」
いつもの知世とどこか違うのは髪の毛をほどいているからだろう。
「憶えていらっしゃらないのですか?」
「そ・・・そんな・・そんな・・・」
734名無し小狼さん:02/06/23 12:21 ID:yWS9zukE
「り〜くんはとてもお優しい方ですわ。」
知世は笑顔のままそう答えると二人の体を被うふかふかの羽毛布団をひっぺがした。
「うわあっっっ!!!」
二人の裸体が朝の日差しにさらされる。
小狼は知世の体への視線を外す動作が遅れてしまった。
あわてて目をつむりそっぽを向くが、閉じられた目蓋の裏でその忘れられない映像が浮かび上がる。
びっくりするくらい白い肌。とても長くてムラの無い純粋な黒髪。 そして・・・
自分の大事な部分を両手で隠したまま、その映像を消そう消そうと首を振る。
「おほほほ・・・じきに慣れますわ・・」
突然扉が開いた。そこに扉があるのさえ気付かなかった。
「小狼くん、知世ちゃん、おはよー」
「さ・・さく・・・!!!」
「おはようございます、さくらちゃん」
何が何だか分からない。 下着姿のさくらが部屋に入ってきて朝の挨拶だ。さらに・・
「ひ・・柊沢・・・・!!??」
「さくらさん・・朝食が出来あがりました。リビングにいらしてください。」
「あっ・・じゃまた後でね、小狼くん、知世ちゃん。」
さくらがエリオルの腕に抱きつきながら扉の向こうへと消えていった。
「り〜くん・・・私・・また欲しくなってきてしまいましたの・・」
裸の知世が小狼にからみつく。
「うそだ・・・うそだ・・うそだーーーーー!!!!」
           ・
           ・
(・・・・夢?)
735名無し小狼さん:02/06/23 13:07 ID:GqgP/2Lo
窓を開く。冷たい風が小狼の悪夢のショックを洗う。
明るい透き通った朝日。昨夜までの雨は止んだらしい。
服を着替える。宿題のノートをバックに詰める。
偉の作ってくれた朝食を食べ、家を出る。
とても明るい。アスファルトの水溜りが朝日でキラキラ光る。
夕方には消えてしまう水溜り。 赤い色のトンボが水面をかすめた。
最近あんな夢ばかり見る。
必ず大道寺が出てきて悪夢にしてしまうのだ。
さくらが大好きだ。
でもその頃から妙に大道寺が気になる。
怨まれているような気がしてならないのだ。
ツバメが小狼の頭の横をものすごいスピードで通過した。
大きく深呼吸をすると冷たい空気が体の芯を落ちつかせてくれる。
嫌な夢なんかどうでもよくなってしまうような清清しい朝だ。
さくらが大好きだ。
736p2902f3.aicint01.ap.so-net.ne.jp:02/06/23 20:46 ID:YLhysmc2
age
737名無し小狼さん:02/06/23 20:50 ID:CgteJWTY
学校に着く。 今日は日直なのでいつもより早めに登校した。
だから校内から聞こえる生徒達の声は少ない。
「にっちょく♪にっちょく♪にっちょくちょく♪」
5年2組の教室の扉の前で立ち止まる。
忘れていた。今日の日直の相方はさくらだった。 さくらが唄っている。
歌が終わるまでその場で待つことにした。
以前にも同じ事があった。 そのときはさくらが小狼に気付かず大声で唄ったのだ。
さくらはそのあと真っ赤になっていた。 そしてもちろん小狼も。
「(かわいいな・・・)」
ドアの向こうでさくらが唄っている。 それだけでほんのり幸せになれる。
・・と廊下の向こう。 教室の後ろ側の窓の前に・・長い黒髪・・大道寺だ。
知世は窓の隙間から教室内をのぞきこんでいる。 その手にはもちろんビデオカメラが。
「日誌をつけ〜て〜♪お花〜かえて〜♪みんなの机をきれいにしよう♪にっちょくにっちょく・・」
知世はとても嬉しそうだ。
小狼はそれよりもさっきの夢の知世を思い出して一人で赤くなるのであった。
738名無し小狼さん:02/06/23 20:58 ID:CgteJWTY
桃矢編と学校編どっちがいい?
桃矢編は不評のようなので。
正統派を書こうかな、と
まさかどっちもイヤ?
739N041028.ppp.dion.ne.jp:02/06/23 21:35 ID:e3IFqkKE
どっちも かいてくれた ほうが うれしい。
つか、 りょうほう ちゃんと かんけつ しる。

ななし からの おねがい。
740ちょっと失礼:02/06/23 22:00 ID:kzb5rKRg
「ミミズにおしっこかけるとオチンチン腫れるのかなぁ?」

さくらと知世の監視下、実験が行われた。
実験台は小狼とエリオルと山崎である。

男3人の前には発泡スチロールの箱が置かれ、箱の中には
釣具店で入手したミミズが入れられた。

更に三脚にビデオカメラが固定され、3人の股間をドアップで撮影していた。

さくら:「ねえ、早くしてよ。」

3人は顔を赤らめ、脚は震えていた。そう簡単に女の子の前で立ちションなんて出来るものではない。

「早くしてよ。」

3人は渋々動作状態に入った。だが、緊張しすぎてか、小便が出そうに出なかった。
それどころか見られている事に興奮してしまい、少しばかり勃ってしまった。

「こら、だめでしょう。ミミズにかける前に腫らしちゃ・・・・。」
「ちっちゃいのにどうしてこう大きくなるの?」

さくらと知世は、3人脇の下などをくすぐり始めた

遂に3人は根負けしたのか、膀胱の排水弁が開いてしまった。

さくらと知世:「あ、出ましたわ〜。」
741続き:02/06/23 22:03 ID:kzb5rKRg
男3人は呆然とした表情で放尿し続けた。出し終わった後も、3人のブツはさくらと知世の監視下に置かれた。
だが、3人のブツは腫れるどころか、しんなりと萎えてしまっていた。

「ちっとも腫れてないじゃない!」

小便をかけられた箱の中のミミズは、段々動きが鈍くなっていた・・・・。
女の子の前でミミズに放尿しても腫れる事は無い・・・・?

怒り狂ったさくらと知世。2人は男3人のズボンを脱がし、下半身裸にさせ、仰向けに寝かせた。
ゴム手袋をはめて箱の中のミミズを掴み、3人のあらわになった股間の上にぶち撒いた。

「ぐわぁぁ〜〜〜!!」「ひいぃぃぃっ〜!」「ぎゃぁぁぁ〜〜!」

あまりの気持ち悪さに泣き叫ぶ3人。ミミズは3人のブツの上でねちょねちょと暴れまわった。
だが、それが悲劇を引き起こすのだった。
ミミズの粘液と剛毛がかゆみを引き起こしたのだ。

「かいいよ〜、かいいよ〜〜」 「びえ〜〜〜〜〜〜〜!」 「かいかいかいかいかいかい〜〜〜」

彼等のブツの皮膚は赤くなり、腫れ上がりかけていた。
掻けば掻くほど痒みが増し、強く掻く為に内出血せんばかりだった。

「かいちゃダメ 掻いちゃダメよ〜」と、さくらがオロナイン軟膏を取り出した。
その指で小狼の患部に軟膏を塗った途端、彼は勃ってしまった・・・・。
「も〜、スケベな小狼君!!」

一方、知世はエリオルと山崎の患部にキンカンを塗ってしまった。
「ぎゃぁ〜〜!!!」

しまいには3人の股間に氷を乗せて冷やす始末・・・。
勿論、小狼とエリオルと山崎が病院送りになったのは言うまでも無い・・・・・。
742 :02/06/24 00:35 ID:46fajdGU
ギャグ落ちはイヤ・・・(白い涙
743i241002.ap.plala.or.jp:02/06/24 00:49 ID:chsKk6Ko
>738 桃矢編の方が好きです。
     でもどちらも素晴らしいです!
     小狼萌え!!カナリイイ!   
744初級者C− ◆e5CXwmtM:02/06/24 01:05 ID:G7tr4Xbo
ちょっとスレ違いですが、以前小狼×さくらのSSを投稿した初級者C−です。

だぁ!だぁ!だぁ!のかなた×未夢のエロSSを書いたので興味のある方はどうぞ。
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1019216748/503-512nです
にあります。

一作目と同じ薬ネタで、しかも同じ体位。やっぱり駄目です;_;
(鬼畜系は好きでないんで、どうしても薬を……っておいおい)

未夢ちゃんのファンの方ごめんなさい。
745CC名無したん:02/06/24 16:08 ID:eOi7m.Mw
知世が、さくらと小狼がやってるところを隠れてビデオに撮っていたら、
いきなり背後から謎の男に襲われて、犯られる展開キボンヌ。(もちろん中出し)
746CC節穴たん:02/06/24 23:59 ID:xMarMAWQ
 休日の朝なのに珍しく乗客もまばらな東海道線下り普通電車。
さくらと知世と小狼とエリオルと山崎と桃矢の5人(+ケロ&スッピー)でどこか行こうと乗り込んだ。
 一方のボックスシートにさくらと知世と小狼とエリオルの4人が、その後ろの席に山崎と桃矢が、その前にケロとスッピーが座った。
5人+2匹は朝も早よからおしゃべりし、飲むや喰うやはしゃいでいた。
 しばらくして、小狼が「ちょっとトイレ行ってくる。」と席を立ち、隣の車両にあるトイレへと向かった。

 小狼がトイレに立って10分位経った
「ん?小僧は便所に行ったまままだ戻らんのか」とケロが煎餅をかじりながら言った。
「私、ちょっと行って来る」と、さくらが席を立った。
 さくらがトイレの前に行ってみると、小狼がトイレの中から大声で言っていた。「だ、誰かいませんか? 聞こえませんか〜?」
  さくら:「ど、どうしたの、小狼くん?」
  小狼:「か、紙が無いんだ。」
  さくら:「私持ってるよ。」

東海道線の普通列車のトイレは、グリーン車以外紙が無いのだ・・・(あんまりケチるなJR東日本)。

「ああ、よかった。」と小狼は一安心した。小狼は下半身を隠しながら、鍵を開けて扉を少しばかり開けた。
すると、さくらがズコズコとトイレの中に入ってきて、扉を閉め、鍵を掛けた。
小狼は「えっ?」と思った。「な、何だよ、さくら・・?」
「いいから、つかまってないと危ないよ、小狼くん。」

そう言われると小狼は再び便器に跨いでしゃがみ込み、手すりにつかまった。
「何だこいつは・・・・?」
トイレのある車両の車内にも乗客が何人もいたが、誰も行為には気付いていなかった、
トイレの前にある座席には誰も居なかった。
 小狼は何が何だか判らなかった。トイレの中は異様な空気に包まれた。
激しく揺れる上に狭いトイレ、鼻を突く薬品臭、紺色の薄暗い壁の色、それほど明るくない蛍光灯、
すり硝子の窓からわずかに入ってくる外光・・・さらに異様さを高めていった。
 さくらはポケットから、駅のトイレの自販機で買ったちり紙を取り出した。
自分の手に紙をのせ、小狼の尻を拭きだしたのだ・・・。
747CC節穴たん:02/06/25 00:00 ID:c7QJ1Xp6
「な、何すんだよ!?」
「いいからいいから。」

小狼は呆然とした。何も見えなくなった。ただ甲高い走行音だけが耳に入ってきた。

「何だこいつは・・・・・。」

 鉄橋に差し掛かったのか、ガタンガタンガタンという馬鹿でかい音が聞こえてきた。小狼の心臓の鼓動もそれに合わせるかのようにに高くなった。
さくらは何度も小狼の尻拭いをしていた。時々、わざと尻を触ったり、肛門を紙越しに指で突付いていた。
「お、おい・・・」
 小狼は放心状態になった。だが、わずかながらも興奮していたのか、彼の一物は少しばかり屹立していた・・・。
「う、うううう・・・」

するとさくらが、「小狼くん、もういい?」と言った。
「い、い、いいよ。」
小狼は便器から立ち上がり、ズボンを上げ、一段下がった所へと降りた。さくらはペダルを踏んで水を流した。
今まで起きていた事を消し去るかのように、青色の薬液が音を立てて流れていた。
 さくらは「手をきれいにしなきゃだめよ。」と、小狼に紙石鹸を手渡した。
「あ、ありがとう、さくら・・・。」
小狼は手を洗い終えるとすぐ外に出た。小狼が外に出ると、さくらは扉をピシャッと閉めた。
 小狼はやや呆然としながらもいそいそと席に戻った。
席に戻ったが、誰一人さくらが小狼のいるトイレに入ってきたという事には気付いていなかった。
 小狼がほっとした顔で席に座るとケロがでかい声でほざいた
「小僧、お前さくらにけつ拭いてもらったんか?」
小狼は聞こえないふりをした。もちろんそんな事言える訳がない。
 すると今度はエリオルと桃矢が「トイレ行ってくる」と席を立った。
小狼は2人にこう言った。「紙が無いから気をつけろ。」
748CC名無したん:02/06/25 00:44 ID:0Q/z2tTo
私は謎の男じゃいやだな。だれか登場人物にして欲しい。
まぁとにかく男にリードされる知世がみてみたいから、やっぱり桃矢くんぐらいかな?
749桃矢編:02/06/25 07:11 ID:eYbYlBco
小狼はプライドを投げ捨て桃矢を求める。
《よし、いいものをやろう》
カチャカチャと何かを開く音がし、その直後甘い香りが鼻をつく。
桃矢はどこから持ってきたのか、イチゴジャムを手に塗りたくっている。そして・・
《はぁぅ・・あっ・・ぅぅん・・》
そのまま小狼のペニスに絡ませる。
小狼のペニス。桃矢の手。ヌラヌラといやらしい光沢を放つ。
ヌチャヌチャ・・ぐちゅっ・・
《あっ、あっ・・あぅぅぅん・・》
つぶつぶがこすれる。
イチゴの種が小狼の亀頭にすさまじい刺激を提供してくれる。

《ようし・・いい声だ》
小狼のペニスをしごきあげるヌラヌラの桃矢の手。
一旦その動きを止める。 小狼からは明らかに不満の気配が放たれる。
桃矢は小狼の口元へそれを持っていく。
《舐めろ・・》
750CC名無したん:02/06/25 07:53 ID:74ZYlCFQ
桃矢編イイ
751桃矢編:02/06/25 20:19 ID:knrJGJpc
胸の所で桃矢の手首を両手で抱える。
小狼の唇の隙間からピンク色のものがゆっくり這い出てくる。
今にも死んでしまいそうなほど切ない顔だ。
ぺろり・・ぺろり、とゆっくり。 桃矢を怒らせないようにゆっくりと舌を動かす。
本当は妹のさくらに近づく小狼を少しこらしめるつもりだった。
だがこの少年は愛らしすぎる。
752桃矢編:02/06/25 21:16 ID:2gj616XM
小狼の舌が桃矢の手に付着したイチゴジャムを舐めとる。
桃矢は再びペニスへ愛撫を加えたくなる衝動を抑える。
顔がかわいすぎる。
口の周りにべちゃべちゃとジャムを塗りたくる。
《ほら、おいしいか?》
小狼は答えない。
うつろな目で口の周りをペロペロと舐めている。
指の一本一本まで舌を這わせてくる感触に桃矢も込み上げてくるものがある。
再び桃矢はジャムのビンに手を伸ばす。
さっきよりも大量のジャムを手にすくい、その全てを小狼の口の周りへ。
《最後まで全部舐めろよ。》
うなずくより先に舌を動かし始めた。
そして桃矢はしばらくほったらかしにしておいた小狼の性器へ口を。
くちゅっ、くちゅっ・・・
《ひぃっ・・・ひぅぅ・・ぅぅ》
桃矢の口の中に甘い味が広がるよりも先に小狼は喜びの悲鳴をあげる。
小狼の表情を拝められないのが残念だ。
《休むんじゃない!!早く舐めろ》
《はくっ・・はくぅ・・ああぅぅ・・》
少年はもはや体温のあるオモチャにすぎなかった。
753これってホント?:02/06/25 22:54 ID:xPymljdk
2ちゃんねる研究

 ★冷遇されるさくら板住人
 http://www24.big.or.jp/~faru/
754CC名無したん:02/06/26 01:32 ID:u1oEPYy6
>>753
あすこのヤシはさくら板を潰したがっているようなので無視でよろしこ
755CC名無したん:02/06/26 14:45 ID:u5dVlM9E
小狼の目の前で、さくらが不特定多数の男たちに回されていく展開キボンヌ。しかも全員中出し。
756http:// O056162.ppp.dion.ne.jp.2ch.net/:02/06/26 21:45 ID:ZITIn5h.
guest guest
757桃矢編:02/06/26 22:21 ID:eC5b1bqw
さくら板消えます
758桃矢編:02/06/26 23:50 ID:Y5L6dC0A
みんなごめん。
家をでます。
パソコン&2ちゃんねるバイバイ
マジで。
759CC名無したん:02/06/27 02:03 ID:trrNh4.Y
>755
「止めて!!小狼くんが壊れちゃう!!」とさくらは叫んだ。
目の前の饗宴にただ驚愕し唖然としていた。縛られたさくらには何もできない。

小狼は全裸で、体中が既になめられていて唾液で光っていた。
「うっ、止めろ!!痛い!痛い!」
菊を貫かれながら、苦痛に悶えている。
別の男が小狼の口に自分のモノを乱暴に入れる。
「んっ、んんんん」と目を大きく見開きながらうなり声を上げる小狼。
3人目の男が小狼のモノをしごき始めた。

「おねがい。もう止めて〜〜」さくらは目をふさいだ。
しかし、たまに漏れてくる小狼のあえぎ声やピチャピチャ、パシパシと
いう音はどうやっても、聞こえてくる。

4人目の男が鞭で小狼の背中を叩く。叩かれるたびに背中を反らす小狼
パシッ、パシッ、パシッ

小狼の口に入れていた男が射精した。小狼の口から白いモノが流れ落ちる。
男が竿を口から話すと、小狼は「ゴホゴホ」と苦しそうに吐き出そうと
下を向こうとする瞬間。髪の毛で頭を上に向けさせられる。
760CC名無したん:02/06/27 02:14 ID:trrNh4.Y
小狼は苦しそうにせき込むが、吐き出せない。
「飲み込むんだよ」と男は怒鳴り、小狼の量頬を殴った。
顔を上げられて吐き出すことができず。しかも口から息ができない!!
小狼は白い液をゴクッゴクッと飲み干した。
男は満足したように、鞭を振っていた男と代わった。

次の男が小狼の口にイチモツを入れようとしているのを見た小狼は
「や、やめてくれ……あっ、あああ−−−−−−」
と絶叫を上げたが、男はそのまま喉深くまで一度に入れる。

後ろにいた男が「うっ」といって射精する。
あふれ出た白い液は小狼の双丘の間を流れ落ちる。
気持ち悪い感触に小狼は
「んんんんっんんんんんん」と絶叫を上げているようだが、
口が塞がれているのでよくわからない。
761CC名無したん:02/06/27 15:24 ID:6iUOCnws
>>759>>760
ホモネタキモイ

それに俺は言ったのは、
小狼の目の前で、さくらが不特定多数の男たちに回されていく展開キボンヌ。しかも全員中出し。
であって、
さくらの目の前で、小狼が不特定多数の男たちに回されていく展開キボンヌ。しかも全員中出し。
という話ではない。
逝ってよし。
762桃矢編:02/06/27 15:29 ID:uMmF9dQk
俺のもホモネタだけど・・
家出るまで4日あるんでなんとか完結するです
763759-760:02/06/27 22:16 ID:Bf.QjRzs
>761 ネタニマジレス……カッコワルイヨ
764CC名無したん:02/06/27 23:27 ID:u39keSWE
♪ま〜るい緑の山手線
真ん中通るは中央線
新宿駅のトイレの壁に
「小狼のチンポしゃぶりたい」と書いてみた

小狼のアナルを犯ってみた
勃つけどまだまだ出てこない
おまけにすぐに萎えちゃった
小狼はケツから精液垂れ流し

ついでにチンポもしゃぶってみた
しゃぶってもなかなか出てこない
口から出したら勃っちゃったけど
やっぱりすぐに萎えちゃった

小狼のチンポに毛が生えた
小狼のチンポに毛が生えた
小狼のチンポに毛が生えた
あと数年で皮剥ける

小狼が女の子になっちゃった
かわいい女の子になっちゃった
下にスカートはいちゃった
妄想たくましくして濡れちゃった
765CC名無したん:02/06/28 04:41 ID:hG9cuvDs
小狼が犯されるのはアリです。
女性に犯される(ペニバンでもヴァギナでも)なら、もっとよし。
766CC名無したん:02/06/28 07:59 ID:tC/maWwE
このスレのssかいてる奴、普通にデビューできるんじゃねえ?
結構レベル高いのが多いよ
767桃矢編:02/06/28 15:29 ID:jxIEh45Y
てすと
768桃矢編:02/06/28 15:44 ID:jxIEh45Y
ジャムの粘りと甘い香りが二人の未成年の性的興奮をエスカレートさせる。
しかし桃矢はそんな興奮と同時に違う感情が芽生えていた。
小狼のペニスをしゃぶり、甘い味が口に溶けていくのを感じながら桃矢は後悔していた。
マシュマロをラップで包んだようなぷにぷにの肌。
陵辱によりしぼりだされる悲鳴はそれだけで楽しめる。
犯す側のためにあるような体だ。
桃矢は後悔していた。
ジャムを塗る前にしっかり舐めておくべきだった。
ジャムなんか塗らなくても少年の亀頭は真っ赤だ。
ジャムなんか塗らなくてもこの少年の体からはほのかに甘い香りはしていた。
ジャムなんか塗らなくても甘い味がするのではないのか。
もうペニス本来の味には出会えそうもない。
《(くそっ・・)》
桃矢はペニスにからみつくジャムを削ごうとさらに舌を走らせる。
《はひぃぃ・・・ひいっ・・いいぃぃ・・》
小狼の悲鳴は部屋に空しく響いていた。
769759-760:02/06/28 17:54 ID:RpBzfsAQ
>761
「止めろ!!さくらに手を出すな!!」と小狼は叫んだ。
目の前の饗宴にただ驚愕し唖然としていた。縛られた小狼には何もできない。

さくらは全裸で、体中が既になめられていて唾液で光っていた。
「お願い、止めて!!あっ痛い!痛い!」
下の口に挿入されながら、苦痛に悶えている。
別の男がさくらの口に自分のモノを乱暴に入れる。
「んっ、んんんん」と目を大きく見開きながらうなり声を上げるさくら。
3人目の男がさくらのまだ小さい乳房を揉み始めた。

「止めろ!!さくらに手を出すなっ」小狼は目をふさいだ。
しかし、たまに漏れてくるさくらのあえぎ声やピチャピチャ、パシパシと
いう音はどうやっても、聞こえてくる。

4人目の男が鞭でさくらの腹を叩く。叩かれるたびに背中を反らすさくら
パシッ、パシッ、パシッ

さくらの口に入れていた男が射精した。さくらの口から白いモノが流れ落ちる。
男が竿を口から話すと、さくらは「ゴホゴホ」と苦しそうに吐き出そうと
横を向いて吐き出そうとする瞬間。髪の毛で頭を上に向けさせられる。

さくらは苦しそうにせき込むが、吐き出せない。
「飲み込むんだよ」と男は怒鳴り、さくらの両頬を殴った。
顔を上げられて吐き出すことができず。しかも口から息ができない!!
さくらは白い液をゴクッゴクッと飲み干した。
男は満足したように、鞭を振っていた男と代わった。
770759-760:02/06/28 17:55 ID:RpBzfsAQ
次の男がさくらの口にイチモツを入れようとしているのを見たさくらは
「お願い、苦しいの…もう止めて……あっ、あああ−−−−−−」
と絶叫を上げたが、男はそのまま喉深くまで一度に入れる。

後ろにいた男が「うっ」といって射精する。
あふれ出た白い液はさくらのクレバスの間を流れ落ちる。
気持ち悪い感触にさくらは
「んんんんっんんんんんん」と絶叫を上げているようだが、
口が塞がれているのでよくわからない。

ドウダマンゾクシタカ?
771CC名無したん:02/06/30 06:56 ID:hxZumhrs
正直CC@はにゃーんたんが一番良かった。
知世たんがすごくよくかけてたよ。
もう、ここには来ないんだろうけど、一応感想。
772CC名無したん:02/06/30 07:16 ID:sEyBjqME
>>768
漏れも小狼のオティムティムを口の中で転がして味わいたい。
舌の動きにあわせて嬌声を上げる小狼の反応を楽しみたい。
773アフォ ◆w5mzXW5o:02/06/30 07:34 ID:tIAHOKs2
>>766
確かに文章力はスゴイ! そのまま官能小説が書けるレヴェルかも……。
774CC名無したん:02/07/15 13:12 ID:v5FKw5dw
久し振りです
775355:02/07/15 13:13 ID:v5FKw5dw
誰もいない?
776CC名無したん:02/07/16 01:16 ID:qEYcXqIg
みな新たなSSを待ち焦がれているのです。
777355:02/07/20 00:41 ID:PXgioe/6
あー・・・書きたい・・
778CC名無したん:02/07/20 03:13 ID:Jkxp.Uqc
>>355
ではぜひ書いてください。
お願いします。
779355:02/07/20 03:26 ID:kRolSn/E
1・ 小狼VSさくら
2・ 小狼VS知世
3・ 小狼VS歌帆
ほか・・・どんなのがいい?
780エ口 ◆KUSO60YI:02/07/20 03:27 ID:ojrbl7GU
>>779
桃矢×雪兎
781355:02/07/20 03:28 ID:kRolSn/E
>>780
激ワラ・・・・
782CC名無したん:02/07/20 08:02 ID:DtwTbcUY
ケロ×スッピー
783CC名無したん:02/07/20 09:18 ID:BBCdqXws
784CC名無したん:02/07/20 22:24 ID:WZNIjL7Q
>>783
>などで再生すると・・・・
どうなるの?
785CC名無したん:02/07/21 00:37 ID:VXvmXuDU
>799
オーソドックスに1で。
786355:02/07/21 01:32 ID:9El7zVLE
エロじゃなくてほのぼのなのを書きたいな〜・・とか、ダメ?
787CC名無したん:02/07/21 02:34 ID:y4autcII
>>786
書きなされ
思いのままに
788355:02/07/21 02:59 ID:9El7zVLE
『ねえ、小狼くん。あの人・・・』
『ん・・・・?』
さくらのかわいらしい手。その人差し指の指した先に小狼は神経を注ぐ。

『あ・・・』
『ね、小狼くんも知ってるでしょ?』
『ああ・・・でも・・』
『じつは私もわからないの。 どこで会ったのかなあ?』
『・・・あっ、テレビだ・・』
小狼はさくらの疑問に答えようと必死に頭をひねり、ついに一つの結論をだした。

『あっ! そうだよ、テレビだよ!・・・でも、どんな人だっけ・・?』
『・・んん・・』
小狼は再び記憶の回路をたどる。
結論が出ないまま、その人は通りすぎて行った。
789355:02/07/21 03:19 ID:9El7zVLE
放課後、一緒に帰ろうと小狼を誘ったのはさくらだった。
案の定、小狼は頬を紅く染め、ぶっきらぼうに『ああ・・・』と答えたものだった。

一緒に校門を出たところでさくらが背の高い女の人を相手に気付かれないように指差した。
その女の人はとても背が高く、足元に誰かがいても気付かないんじゃないかと思うほど冷たい目をていた。

『ねえ、さっきの人って小狼くんに似てたね』
『俺に?』
『うん、目がすっごく似てたよ』
小狼はあまり良い気分はしなかった。

『俺の目に・・?』
『うんっ!! 小狼くんと同じすっごく優しい目だったよ』
(俺は冷たい目だと思った・・)
正直小狼はさくらのことをすごいと思った。
俺が感じなかったことまでちゃんと見てる。
しかもさくらの口調や仕草を見ていると自分もさっきの人の優しい目を見たような気がしてくる。
小狼はいつものごとく紅くなるのを忘れ、さくらの隣を歩いていた。
790CC名無したん:02/07/21 12:46 ID:.E3Fu5y2
ボッキしますた
791355:02/07/22 18:11 ID:wYRROyGM
しばらく歩いたところで再びさくらは甲高い声をあげた。
『ねえ小狼くんっ、今日一緒に宿題しない?』
『ええっ!?』
今日は算数の宿題がいつもより多く出された。
さくらは算数が苦手なのは小狼もよく知っている。

『え・・あ・・あの・・』
真っ赤になって答えを探す小狼。
『だめ・・?』
うつむいた小狼の顔をさくらが下からのぞきこんだからたまらない。
はじかれたように2、3歩後ろへさがる、そして。

『あ・・ああ・・』
『そうか・・小狼くんには小狼くん都合があるもんね・・ごめんね』
『え・・? い、いや・・違うっ・・そうじゃないんだ。 だ、大丈夫だ、一緒に宿題・・し、しゅくだいしよう』
小狼が必死で答えるとさくらの顔がパッと明るくなった。
『ほんと!? やったぁ!!』
792355:02/07/22 18:18 ID:wYRROyGM
誤字脱字が・・・
793355:02/07/22 18:49 ID:wYRROyGM
さくらのこういう無邪気なところが大好きだ。
そんなさくらを直視できない。 でも大好きだ。

『私が小狼くんのおうちにいってもいい?』
『え・・あ、ああ・・』

反射的に返事をしてしまった。
もちろん顔は真っ赤。
『ほんと!?やったぁ〜!!』

交差点での別れ際。
『じゃあね、小狼くん!! かばん置いたらすぐに行くね!!』
『あ・・ああ・・』
さくらは塗りたての綺麗な黒色をしたアスファルトの向こうへと駆けていった。
794CC名無したん:02/07/22 23:04 ID:62jVGzsI
なんか本編の1エピソードっぽいね。
ちとこそばゆい感じとか。
795355:02/07/23 02:58 ID:jjqCnBMQ
さくらと別れた後の小狼はここまでのストーリーを1から整理する。
こっちの道のアスファルトは少し古くて、ガムやタバコのかすで汚れている。
知らず知らずの内にかなり早足になっていた。

『(さくらが・・俺の家に・・)』
嬉しいのに。
落ちつかない。
大好きなのに。
その場から逃げ出したくなる。

これからさくらが家に来る。
一緒に宿題をする。
算数だ。
分数の割算だったと思う。

うるさくないように、たいくつしないように、先に進みすぎないように、遅れないように
ちゃんと聞いて、ちゃんと話して、ちゃんと・・・ちゃんと・・

小狼は右手でキュッと胸をつかんだ。
796CC名無したん:02/07/23 03:16 ID:Pu2XhqBU
>355さん
(・∀・)イイ!
この調子でがんがって。
797355:02/07/23 03:19 ID:jjqCnBMQ
家に着くと偉がいつものように笑顔で迎えてくれた。
『お帰りなさいませ、小狼さま』

偉は小狼の異変に気付いている。
それが前向きなものだという事も。

『あ、あの・・今日・・と、友達が来るんだ。い、一緒に宿題をするんだ・・』
偉は小狼の言う友達がさくらだという事に気付いていた。
『お菓子とお茶のご用意をいたしますね。』
『あ、ありがとう・・』

偉はそれ以上は言わなかった。
いつものように優しく微笑みながら答えた。

小狼はそのまま自分の部屋へ向かう。
そのぎこちない後ろ姿を見つめる偉は静かに微笑んでいた。
798355:02/07/23 03:40 ID:jjqCnBMQ
服を着替える。
窓を開けて空気を入れ換える。
それで少し落ち着いた。

俺は山崎みたいに明るく話せない。
大道寺みたいに心も広くない。
柊沢みたいに・・・

小狼はふと気付いた。
二人で宿題ができるような机がないのだ。
『(俺の机は小さいし・・リビングのおっきいテーブルでやろうか・・
 ・・・俺の部屋でやる必要なんてないしな・・)』

(コンコン)
『小狼さま・・』
『いいよ、入って・・』
部屋に入ってきた偉は何かを担いでいる。
ちゃぶ台だ。

『これをお使いになってください』
『こんな物が・・・うちにあったんだ』
『これで・・構いませんか?』
『あ・・うん。 あ、ありがとう』

『ほ、本当にありがとう』
部屋を出て行く偉にもう一度感謝の言葉をかけた。
799CC名無したん:02/07/24 00:17 ID:po45STlI
チンポがドキドキすますた
800355:02/07/24 04:13 ID:oeD/IcSw
『(偉・・・本当にありがとう・・・)』
ドアの向こうへと姿を消した偉に対して心の中でお礼を言った。

再び誰もいなくなった部屋で小狼は一人呟く。
『大丈夫・・大丈夫・・』

そしてカバンを開き、中から算数ドリルを取り出す。
パラパラとページをめくる。
分数の乗法・除法、と綴られたページで指を止め、二十問の計算問題に目を落とす。

分数の割算は呑込みの早いやつとそうでないやつの差が激しかった。
授業中何度も、『どうして分母と分子をひっくり返すんですか?』という質問や『どうして割算なのに掛けるんですか?』という質問が教室を飛び交った。
寺田先生もその質問にだけは答えられなかった。

小狼は比較的分数の割算を早い段階で理解することはできた。
でもなんで分母と分子をひっくり返すのかは分からない。
なんで割算なのに掛けるのかもわからない。

でも、最初は錯乱状態だったさくらも、授業が終わる頃には答えの出し方は理解していたようだ。
小狼は深呼吸する。
その時。

ピーンポーン♪
801355:02/07/25 03:58 ID:fJndsQLk
その音が耳に飛びこんできた瞬間、小狼は猛スピードで玄関へ向け疾走した。
深呼吸、息を殺し、のぞき穴の向こうの来客へ視線を送る。

まるで昆虫の触覚のような栗色の髪の毛が二本、空へ向かってちょこんと生えている。
その下にあるはずの顔は確認できないが、間違い無い。さくらだ。
『(ほ・・ほんとに来た・・!!)』

顔が確認できないのはさくらが玄関のドアに近づきすぎているからだ。
小狼はもう一度深呼吸をし、心を落ちつかせる。
そして、震える右手をノブへ。

(がちゃり!!)
小狼は必要以上に大きな音を立ててノブをひねった。
これでさくらも1,2歩下がるはずだ。

『い・・いらっしゃい・・・』
『おまたせっ!! しゃおらんくん!!』
さくらの真っ白いTシャツと深い紺のジーンズが、必死の努力で落ちつかせた小狼の心を揺さぶった。
ジーンズでさくらの足はすらっと長く見える。
男の子みたいな格好だ。
しかも今までに大道寺が作ったどんな服よりも似合っていた。
こんなさくらは初めてだった。
結局小狼はいつもの如く真っ赤になってうつむいてしまった。
802355:02/07/25 18:58 ID:uqopsrtU
『どうぞ・・・』
いつまでもうつむいているわけにはいかない。
『おじゃしまーす♪』

『こんにちは、さくらさん』
『偉さん、こんにちは』
いつのまにか偉も玄関まで足を運んできていた。
『どうぞおあがりください』
『おじゃまします』

偉を先頭に三人は廊下を歩く。
三人の足音よりも小狼の鼓動のテンポは速かった。

『ここが小狼くんのお部屋?』
『ああ・・・』
ドアを開くと部屋の中から涼しい風が飛び出してきた。
窓を開けっぱなしにしておいたのだ。
『うわあ〜・・すずしぃ〜♪』
小狼の耳元でさくらの歓声があがる。
小狼の異常な体温はこんなことでは冷めそうになかった。
803CC名無したん:02/07/25 20:08 ID:QyqumQwI
(;´Д`)ハァハァ
804355:02/07/25 20:14 ID:QqrQ.2B6
ハァハァな話か?
805CC名無したん:02/07/25 20:25 ID:QyqumQwI
>>804
勝手な想像でハァハァしてます。w
がんがってください。
806CC名無したん:02/07/25 22:14 ID:evJe/Hqk
これから(;´Д`)ハァハァな話になるんじゃなかったのか・・・・・
807CC名無したん:02/07/25 22:29 ID:q0NkmF2c
ほのぼのもたまにはいいじゃん、俺はたのしみ
808355:02/07/26 06:46 ID:ZT4mIkQk
さくらは遠慮しているようだ。
部屋に入ろうとしない。
それに気付いた小狼が先に入る。

『入れよ・・・』
『うん、おじゃまします』
何故だかさくらのそのセリフが妙にまぬけでおかしかった。
最初にさくらがクスクス笑いはじめる。
そのうち、我慢していた小狼も横を向いたまま笑いはじめた。

『くふふっ・・・ごめんね・・小狼くん・・』
『いや・・・俺は別に・・くくくっ・・』
両者恥ずかしくて相手の目を見れない。
『しゅ・・しゅくだい・・・宿題やらなくちゃ・・・』
『あ・・ああ・・さんしゅうの・・・』
『ぷぅーーーー!!』
『く・・ははははは・・・・』
今度は小狼がやらかした。
さくらは吹きだし、小狼は腹を抱えて床にうずくまってしまった。
809CC名無したん:02/07/26 13:00 ID:WLZzZnbk
アニメ本編でハァハァするように、マトモな話でも脳内転換や
勝手なモノローグを入れてハァハァしてます。
355さん、がんがって!
810355:02/07/27 18:20 ID:anM1fXPE
ハァハァするな!!
811CC名無したん:02/07/27 21:16 ID:QuMi1PmE
ハァハァに拒絶反応を示すとは・・・355は同人女だったのか(ワラ
812355:02/07/28 01:07 ID:feco0//k
お・・オラは同人女・・・だったのか・・
813355:02/07/28 06:12 ID:Om1iyyiY
続きは今晩・・・
814CC名無したん:02/07/28 22:20 ID:3pelpjvY
うわーい
たのしみたのしみ〜〜      

  ε=ε==ヽ(*´∀`)ノ
 ((          ))
  ヽ(´∀`*)ノ==3=3


・・・(;´Д`)ハァハァ
815355:02/07/29 00:34 ID:MnV6Dbvg
『しゃ・・しゃおらんくん・・・』
『くははは・・・』
『ご・・ごめんね・・・』
さくらはそう言いながらも表情が崩れている。
小狼はうずくまったまま、さくらの方向を向くことすら出来ない。

ようやく小狼が二本の足で立ち上がったのはそれから1分ほど経ってからだった。
でもさくらの顔に直接視線は送れない。
『ご・・ごめんな・・・』
『え・・あ・・あの・・う・・・う・・うん』
さくらも小狼も真っ赤になって会話が噛み合わなくなってしまった。

『『宿題しよう』』
二人同時につぶやいた。

さくらはちゃぶ台を珍しそうに眺めている。
『私、ちゃぶ台初めて見たよ。』
『ちゃぶ台っていうのか? これ?』
『うん、多分・・テレビでしか見たことないけど・・』
『あっ・・俺もテレビで見たことある』
『巨人の星の再放送でしょ!?』
『さくらも見てんのか?』
『うんっ!!』

『(よかった・・・普通に話せる・・』
小狼が心の中でそうつぶやいたことは誰も知らない。
816CC名無したん:02/07/29 01:15 ID:41FmJksE
ちゃぶ台バーン!!
817CC名無したん:02/07/29 01:33 ID:Twp3GhDk
(ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━━┻
818CC名無したん:02/07/29 01:39 ID:OcXqFYuI
巨人の星の再放送は夜中にやってるワナ。
・・・さくらたんも小狼も夜更かししちゃダメよ〜ん。
819CC@暇だから書いてみた:02/07/29 13:41 ID:bdvUtDeY
前にみたテレビドラマで恋人同士がキスをしていた。
すごく綺麗で、こんなキスしてみたいなぁと知世ちゃんに
休み時間にお話をしたら知世ちゃんったら、にっこり笑って
こう言った。
「さくちゃんもお年頃なんですね」
あんまりもさらりと言われたんでちょっと恥ずかしく
なっちゃった。
「も〜。だってすごくすごく綺麗だったんたよ!いつか、
私も好きな人とああいう風なキスが出来るかなぁ」
「もちろんですわ」
知世ちゃんがすごくビックリした顔をして言った。
「さくらちゃんだったらドラマ以上のものが出来るに
決まっているじゃありませんか」
そう言った知世ちゃんはちょっぴり寂しそうな
お顔をしていた。
でも、私は知らない振りをした。
だって私達は女の子。
どっちも同じ性を持つ生き物だから。
不自然だから、恋は出来ないの……


…こういうタイプの物語が好きな人っている?
820CC名無したん:02/07/29 17:14 ID:5V0LU/yw
しゅき(・∀・)
821CC@暇だから書いてみた :02/07/29 20:39 ID:Xj6J3xs2

ほいじゃリクエストにお応えして…

「おい、お前ら、何話してしてるんだよ」
突然、ぶっきらぼうな声が頭の上から降ってきた。
「ほえ〜!!」
あんまりビックリしたんで椅子をひっくり返してしまった。
すごい音がして、教室に残っているみんなが振り返る。
うわ〜ん。
みんな、桜のこと見てるよ。
恥ずかしい〜。
知世ちゃんは、と言えばさっきの表情が嘘みたいに優しい
お顔で笑いながら言った。
「殿方には、内緒のお話ですわ」
822355:02/07/30 04:42 ID:sG0PHHVE
結局さくらと小狼はたわいのない話を交えながら、どうにか宿題を済ませた。

(ガチャリ・・)
『おじゃましました』
玄関のドアが開かれると、外の光がさくらの栗色の髪の毛を赤く染めた。綺麗な夕焼けだ。
『気・・気をつけて帰れよ・・』
『うん、ありがとう!! 小狼くん、楽しかったよ!!』
さくらの最高の笑顔は小狼に向けられている。

『そ・・そうか・・・』
それ以上は言葉にならなかった。
『また明日、学校でね♪バイバイ♪』
『ああ・・じゃあな・・・』
ジーンズ姿のさくらの背中が夕焼けの中へ帰っていくのを小狼は無言のまま見守っていた。
823 :02/07/30 04:56 ID:qZTvLEd.
盗撮の神降臨(゜д゜)ウマー
http://www.tousatsu-kami.isgreat.net/
824355:02/07/30 05:03 ID:sG0PHHVE
さくらの帰った後の小狼はいたって普通だった。
夕方にやってる巨人の星の再放送をみて、偉と晩御飯、お風呂に入って、九時過ぎには布団に入っていた。

寝つけはしなかった。
目をつむるとジーンズ姿のさくらが浮かび上がってきて小狼の就寝を邪魔する。
今日のさくらは本当にかわいかった。
足がすらっと長く見えて・・・
ちゃぶ台の向こうに座ったさくらが算数ドリルとにらめっこしていて・・
ちょこちょこっとヒントを教えてあげると、すぐに自分で答えを導き出した。
その時のさくらの笑顔は忘れられない。

『さくら・・・』
暗闇につぶやく小狼の瞳から一滴、熱いものがこぼれ落ちた。
825CC名無したん:02/07/30 07:04 ID:ZpsJQiPo
>『さくら・・・』
>暗闇につぶやく小狼の亀頭から一滴、熱いものがこぼれ落ちた。

・・・その後、激しくオナーニ。「さくらさくらさくらあっっ!!!!」
826CC@暇だから書いてみた:02/07/30 14:06 ID:oEuztnxY
小狼君はそれを聞いてちょっとむくれた顔をした。
内緒…。
そうだよね。だって、キスしたいなんて私が言ってたなんて知られたら恥ずかしいもん。
さすが知世ちゃん!
でも、そう思ったのは間違いだった。知世ちゃんはにっこりと笑って言ったんだ。
「でも、放課後だったら…内緒のお話、と言うことでお教えしないでもありませんわ」
「ほえ〜!と、知世ちゃん」
慌てて止めようとしたけど、それを聞いた小狼君が恐い顔をして
「わかった。放課後だな」
とだけ頷いて自分の席に着いた。
ま、真後ろで腕組みして睨んでる。
恐いよぉ〜。
おろおろとしていると、知世ちゃんがこっそりと耳打ちをしてきた。
「チャンスですわよ。桜ちゃん」
「ほええ〜!」
「ちょ〜ぜつに可愛らしい桜ちゃんを、私、ビデオに収めますわ。永久保存版ですわよ」
でも、そう言った知世ちゃんの声はちょっと震えていた。
827CC@暇だから書いてみた:02/07/30 14:16 ID:EPOLnfmI
放課後、知世ちゃんと小狼君と落ち合ったのは、体育倉庫の天井。
滅多に使われない埃臭いマットや、運動会に使われる大玉なんかが雑然と置いてある。
誰も来ないところだから内緒の話をするにはちょうど良い。小窓もあるからちょっと眺めがいいんだ。
「で、お前達の内緒の話ってなんだったんだよ」
小狼君が、腕組みをしながらこちらを見下ろしている。
知世ちゃんを見たけど、知世ちゃんは私達二人にビデオを向けているだけ。
「と、知世ちゃあん…」
でも、知世ちゃんは何も言わなかった。
828CC名無したん:02/07/30 20:32 ID:0YVjEdNw
すばらしーーー
829CC名無したん:02/07/31 09:01 ID:w2bvwnaQ
どきどき
830CC@暇だから書いてみた:02/07/31 11:07 ID:EQ/1WOU6
支持、どもです。(照)

知世ちゃんは何も言う気が無いみたい。
困ったのでもう一度、小狼君と知世ちゃんを交互に見る。
小狼君はちょっと怒ったような顔をしてる。
ひ、ひょえ〜。さっきよりも怒ってるの?!ど、どうして???
知世ちゃんの方は、と言えば相変わらずビデオを回している。
ううん。
ビデオを回しているけど、口だけで何かを言っていた。
『チャ・ン・ス・で・す・わ・よ・さ・く・ら・ちゃ・ん』
「…え?」
最初、何を言われているか分からなかった。
けど、それがお休み時間に話していたことを指しているのに気がつくのに時間はそうかから無かった。
知世ちゃん。
本当に、本当に本気なの?
831CC@暇だから書いてみた:02/07/31 11:11 ID:EQ/1WOU6
さっき、見直していて気が付きました。
>>827の一行目、体育倉庫の天井は、体育倉庫の屋根裏部屋のまちがいでした(^^;)
832CC@暇だから書いてみた:02/07/31 11:45 ID:pldbWezg
私が小狼君とキスしても知世ちゃんは傷つかないの?
私が知世ちゃんとキスしてみたいって思ったことはないの?
私が誰とキスしたいのか、本当に本当に分からないの?
そう考えてから、ふと思った。
私は……私は本当は誰とキスしたいんだろう。
前に見たあのテレビドラマ。
お父さん達とすっごく前に見た、白黒映画。
あんな綺麗なキスを、私は一体誰としたいんだろう。
小狼君と?雪兎さんと?それとも…知世ちゃんと?
してみたら、わかるのかな。。。
833CC@暇だから書いてみた:02/07/31 12:02 ID:CGUUVews
でも、この胸の中にあるもやもやとしたのは一体、何だろう。
小狼君とキスしている所を思い浮かべてみる。
きっと、ぶきっちょで荒々しいキスをしてくれるんだろうな。
雪兎さん。
きっと、大人で見かけ通り優しいキスだろうな。
ふんわりと雪みたいに溶けちゃいそうなキスだと思う。
知世ちゃん。
泣きそうな瞳で見つめながら、ゆっくりとあの柔らかい唇を寄せてくる。
そして小鳥みたいに触れては離れて、離れては触れる怯えたキスをしてくれると思う。
だって、知世ちゃんはいつもそう。
私が本当に嫌がることは絶対にしない。
私がして欲しいことを、私以上に分かっていてくれてる。
そして私のために、私だけのためにいつも全てをくれようとしている。
でも、それでいいの?
知世ちゃん。本当にそれでいいの?
834CC@暇だから書いてみた:02/07/31 12:05 ID:CGUUVews
「…わかんない。わかんないよ」
つい、ぽろりと言葉が出た。
「へ?」
小狼君が変なお顔で私を見る。
「私が、誰とキスしたいかなんてわかんない!」
「お、おい…」
「綺麗なキスはしたいけど、誰としたいのかなんて、桜、わかんない!」
そう言ったら、涙が出た。
恥ずかしいからじゃない。
どうして良いかわからなかったから。
そして、どうしたいかも分からなかったから。
835名無しさん@ピンキー:02/08/03 04:31 ID:tmp5Y.1I
さくら板のある「2ちゃんねる」は、年齢制限のないコンテンツです。
過度のロリ・エロネタはPINKへお越し下さい。
この板では御遠慮おながいいたすます。

エロパロ板:http://www2.bbspink.com/eroparo/index.html
さくらの秘密図書:
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1028315390/l50
836CC名無したん:02/08/04 01:26 ID:AG33DapI
>>835
今ごろになって書くな(・∀・)カエレ!!!
837355:02/08/04 03:33 ID:a61Dyjnw
翌日、小狼はいつものように朝の冷たいアスファルトを歩く。
行き先はもちろん学校だ。

何故か落ちついている。
昨夜の涙の意味はよく分からなかった。
たった一滴。
それ以降は涙の気配すらなくて逆におかしかった。

『(あ・・あの人は・・・)』
昨日見た背の高い女の人。こっちに向かって歩いてくる。
足が長いからだろう。歩調が速くてあっという間にすれ違ってしまった。
冷たい目だった。
昨日さくらは優しい目をしていたと言っていた。
そのさくらの言葉で、その時は小狼もそんな気がした。
しかし、もう一度会ってみるとやっぱり冷たい目をしているようにしか見えなかった。

『(なんであいつに見えるものが俺に見えないんだ・・・)』
小狼は途端にご機嫌ナナメに。

ああだこうだ考えているうちに学校に着いた。
『(うう・・やっぱりだめだ・・)』
教室の扉を開けられない。
さっきまで平気だったのに、今日は一段と恥ずかしい。

『おはようございます』
『どぅわっっっっっ!!?』
838CC@暇だから書いてみた :02/08/05 09:48 ID:LRIomt/U
「お、おい…」
小狼君が泣きじゃくる私に声を掛ける。
しゃくり上げながら見上げると、本当に心配そうなお顔だ。
「悪かったよ。お前の秘密の話を無理に聞こうとして」
びっくりした。小狼君が謝るなんて。あまり驚いたので涙が止まった。
そっと手を伸ばされて、ビクッ、と竦む。
頭の上にそっと手が置かれ、それが頭の上を行き来する。
…慰めてくれてるの?
濡れた目を擦りながら見上げる。
小狼君は見ているこっちの胸が痛くなる微笑みを向けて言った。
「お前が本当に好きな奴が、早くわかると良いな」
でも、そう言った小狼君はとっても辛そうだった。
知世ちゃんが時々見せる、翳りのある微笑みにとってもよく似ていた。
839CC名無したん:02/08/05 10:29 ID:wff6N7Uk
>>835
>836に禿同。その上、今連載中のはエロじゃないよ?
840355:02/08/07 04:26 ID:EqjBZYcc
『だ・・大道寺・・おはよう・・・』
『おほほほほほ・・宿題はおはかどりになられましたか?』
『な・・なんで・・・』
『昨日の夕方、さくらちゃんにお会いしましたの・・』
『・・・う・・』
『李くんは、さくらちゃんがとてもお好きなんですわね・・』
『なっ・・なっ・・・』

小狼は勢いよく扉を開けて中に逃げ込んだ。
『おほほほほほ・・』

『あっ、小狼くんおはよ〜♪』
『うあああああっっ!?』

『おほほほほほほ・・・』
841CC名無したん:02/08/07 05:08 ID:oxyKZkF.
        ヤタ!さくらが840げっとだ!!お前等さくらにひれ伏・・・・・・・(あれ?)
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                                (
                                /  ~'`v∞v
                               ( (从从 ヽ wノ
                    .;":.;":.;":       | l  l || ノ
                  .;":.;": プシャァァァァ     ゝД ~ ハw ;":.;":.
       o())o__てO二 ̄ ̄~)                      ||--==≡≡≡==--||
       / /||(二ニ) (__).                      ||          ||
   γ ⌒ /|V||彡Vミ/⌒_ノ二二ノl0ドルルル             ||          ||
   l| (◎).|l |((||((゚ )(⌒)/||三三・) | ||  (´⌒(´           ||          ||
__ ゝ__ノ     ̄ ̄ ̄ ̄  ゝ__ノ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡      ||          ||
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(´⌒(´⌒;; ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>842へ    なぜさくらのバイクが前を?
>>840へ    小狼くんじゃなくて李くんだよ!
>>843以降  絶対大丈夫だよ!
842 :02/08/07 05:15 ID:v5gkUoUU
魅惑の盗撮(生着替え編)
http://www.tousatsu-miwaku.fan-page.com/
843CC名無したん:02/08/07 08:15 ID:HrLuQQtE
>>841

>>840へ    小狼くんじゃなくて李くんだよ!
全部観てないの?
844CC名無したん:02/08/07 11:55 ID:dI8if1CQ
小便小僧と小狼小僧は似ている
845355:02/08/10 03:03 ID:he58E4vY
スマン、旅行から帰ってきた・・
続きは近いうちに書くから・・
846835:02/08/10 03:27 ID:q6vgVH.c
sage進行推奨。何が何でもPINKへ逝け、とは言わないから
目に付きにくいようにやってちょ。。。
847355:02/08/10 03:58 ID:he58E4vY
いやもうエロ書かないし・・
848CC名無したん:02/08/10 04:10 ID:HCFjLYCQ
【ガクガク】ひろゆき・隊長喧嘩で2ch分裂?【ブルブル】
http://news.2ch.net/test/read.cgi/news7/1028919666/
849CC名無したん:02/08/10 05:18 ID:3wpoLr16
>>846
粘着の見本みたいな香具師だな
スレまで立てて移動させようとご苦労さん
850355:02/08/10 14:57 ID:6monS8xA
『お・・おはよう・・』
『小狼くんっ、昨日は本当にありがとう。』
『・・な・・なにを・・・』
『小狼くんのおかげで分数の割算、もうほとんどできるようになったよ』
『お・・俺はべつに・・』
『ううん、そんなことないよ。小狼くんて算数も得意だし、教えてくれるのも上手だし・・』

そんなことをみんなの前で、しかもそんな大声でお礼なんか言われてしまった小狼が尋常でいられるはずがない。
さらに
『おはようございます、さくらちゃん』
『うわああっ』

さっき廊下で遭遇した知世も教室に入ってきていた。
その知世が小狼の耳元でさくらに声をかけたからたまらない。再び大声をあげてのけぞってしまった。
『おはよう、知世ちゃん』
さくらはいつもと変わらない。笑顔で知世に返した。

知世は横目でちらりと小狼に笑顔を送る。そして
『さくらちゃんは、昨日李くんのお家で宿題をなさったんですわよね?』
小狼の体温は上昇の一途だ。一方さくらは
『うん、小狼くんと一緒に算数の宿題したんだよ。小狼くんね、すっごく優しく教えてくれたんだよ。私が最初は間違えて
 ばっかりだったけど怒らないで何回も教えてくれたんだよ』
さくらがこっちを見て嬉しそうにしゃべっている。大道寺も嬉しそうに静かにこっちを見ている。
小狼は動けない。嬉しくて恥ずかしくて身動きひとつとれなくなってしまっていた。
851CC名無したん:02/08/11 00:21 ID:ciZ.6.Lo
エロでない方が、却ってハァハァ出来る罠。
852CC名無したん:02/08/11 08:16 ID:JBQO7V7w
>>841
さくらは小狼とふたりっきりでエレベータに閉じこめられた事件後小狼を下の
名前でよぶようになった。

って書くとなんかやらしいなぁ・・・・
853CC名無したん:02/08/12 16:30 ID:gSbl/qF3
854CC@暇だから書いてみた :02/08/13 17:50 ID:0FtB/yGs
仕事の山場が1つ終わったので、ようやっと来られました。

あんまり驚きすぎたのか、涙は止まってしまった。
小狼君の温かい手が、まだ私の頭を撫でてくれている。
「あの…えっ、と……」
なんて言えば良いんだろう。
私より、小狼君の方が傷ついたお顔をしてる。
胸が痛いよ。
ねぇ、お願い小狼君。そんな瞳で私を見つめないで。
ドキドキしちゃうから。
855CC@暇だから書いてみた:02/08/13 17:59 ID:BC/6suqT
どうして良いか分からないので、また知世ちゃんの方を見る。
知世ちゃんは、残念そうなそれでいてほっとしたような複雑な表情を浮かべていた。
「知世…ちゃん…」
そのお顔を見たら、何だかほっとしてしまった。
やっぱりまだ映画のようなキスは出来ないよ。
だって、初めてのキスはやっぱり一番好きな人としたいから。
それは知世ちゃんかもしれないし、小狼君かもしれない。雪兎さんかもしれないし、今は全然知らない人かもしれない。

でも、一つだけわかったことがある。
どんな時でも、知世ちゃんを悲しませるようなことはしたくないよ。
だって、大切な人だから。
今、一番好きな人で、大切な人だから。
856CC@暇だから書いてみた:02/08/13 18:31 ID:AZvfTTgP
翌日から、いつもの日常が戻ってきた。
いつものように授業を受けたり、クラブに出たり、カードを追いかけたり…。
ううん。本当は少しだけ違う。
あれから私の心の中には、もやもやとした気持ちが時々顔を見せる。。
ちょっぴりせつなくて泣きたくなるような、不思議な気持ち。
もう少し大人になったら、どうしてなのかわかるかな。
今は考えたくないよ。
どうしたいのか、自分でも分からないから。
857CC@暇だから書いてみた:02/08/13 18:39 ID:wDaZIMz0
やがて季節は夏を迎えた。
焼けるような日差しの中、蝉さんがうるさいくらいに鳴いてる。
木陰を歩くと、さぁ…、と気持ちが良い風が吹き抜けていく。
並んで歩いていた知世ちゃんの長くて綺麗な髪がふんわりと空に舞う。
「知世ちゃん」
「何ですの?」
「ううん。何でもない。呼んでみただけ」
「まぁ。おかしな桜ちゃん」
何がおかしいのか、知世ちゃんはふんわりと笑った。
858CC@暇だから書いてみた:02/08/13 18:43 ID:wDaZIMz0
(ダイスキダヨ)
衝動的に知世ちゃんを後ろから抱きすくめた。
「さくらちゃん?」
「ちょっとだけ、このままでいさせて」
「さくら…ちゃん?」

いつか、本当の気持ちを込めて言えると良いな。
知世ちゃん。
私も大好きだよ。
本当に大好きって…。


これで終わりです。
駄作を長々と失礼いたしました。m(_ _)m
859CC@暇だから書いてみた:02/08/13 18:44 ID:wDaZIMz0
>>858
ごめんなさい。「後ろから」は余計でした。
860355:02/08/13 21:45 ID:6qwPd7aS
『まあ、それで分数の割算は・・?』
大道寺はわざと煽っている。小狼はもちろんそれに気付いている。
『うん、小狼くんのおかげでもうほとんど大丈夫だよ♪』
さくらは本当に嬉しそうだ。

『よかったですわね』
『うんっ♪ 小狼くん、ほんとにありがとう!!』
『あ、ああ・・・』
知世のおかげで小狼もちゃんとした返事をせざるをえない。

さくらの首の動きがかわいい。
嬉しそうにこっちを向いたり、大道寺の方を向いたり。
そんなさくらを見ていると自分も嬉しくなってくる。
でも、なぜか素直になれないんだ。勇気が出ないんだ。
861CC名無したん:02/08/14 14:41 ID:N0SMT7c+
何気ない描写が萌えるなあ・・・。
862CC名無したん:02/08/15 17:54 ID:W+WQAivQ
>さくらの首の動きがかわいい。
>嬉しそうにこっちを向いたり、大道寺の方を向いたり。

このへんにモヘ。
863355:02/08/16 01:05 ID:m3lYEgZt
『他にもいっぱいお話したんだよね、小狼くん♪』
『まあ、どのようなお話ですか?』
知世はさくらではなく小狼に聞き返す。もちろんいつもの笑顔のままだ。
『あ・・・う・・』

『トイレ・・・・』
『はい?』
『おれ・・・トイレ行ってくる・・』
『ほえ?・・小狼くん?』
さくらが声をかけた時、小狼はすでに廊下を疾走していた。

『小狼くん・・どうしたんだろう?』
『おほほほほほ・・』
『かばん置いていけばよかったのに・・』
小狼はまだ自分の席に荷物も降ろしていなかったのだ。
『男心は・・複雑ですわ♪』
『・・・ほえ?』
864355:02/08/16 01:30 ID:m3lYEgZt
『どうして・・こうなるんだ・・・』
小狼は別に用もないトイレの前でかばんを両手で抱え、空しくつぶやく。
恥ずかしくて逃げ出してしまうのはいつものことだ。
が、ウソをついたはずなのに人の良い小狼は本当にトイレに来てしまった。

『俺は・・・何やってんだ・・・・』
登校してくる下級生たちがじゃれ合いながらトイレから出て行く。
その光景をなんとなく横目で眺めながらさくらを思い出す。

さくらの首の動き。
首の向く方向には必ず笑顔で応えてくれる。
『なのに俺は・・・』

さくらが一生懸命話してくれてるのに。
『(俺は・・・勝手に逃げ出して・・・)』

『(せめて・・・)』
さくらの話をちゃんと聞いて、その気持ちにちゃんと応えたい。

『(うるさくないように、小声すぎないように、
  速過ぎないように、遅すぎないように、それから・・・それから・・・)』



865355:02/08/16 01:32 ID:m3lYEgZt
訂正〜 すでに登校していた下級生達が・・・・です
866CC名無したん:02/08/16 02:34 ID:I3E+BBEy
ウマイな、本編みたい。
867CC名無したん:02/08/16 08:33 ID:xEDfDufM
耳の後ろこそばゆくなりながら続きに期待〜。
355さんがんがって!
868CC名無したん:02/08/16 23:22 ID:NjboRoJ8
age
869355:02/08/17 17:12 ID:TFLW3Ctj
ああ、がんがるとも
870エ口 ◆KUSO60YI :02/08/18 08:28 ID:lYbGkHp+
イイ!!! 激age!!!
871355:02/08/18 18:35 ID:JWaq2vAO
ほんとに更新遅くてごめん。展開は決まってんだけど
つじつま合わせるのが難しいんだ。
872355:02/08/19 04:50 ID:BIFByRhr
意を決して教室に戻る。
しかし自分のいない間に教室の現状は小狼にとってとても酷な世界に変貌していた。

『へぇ〜、ホントに!?エリオル君て何でも知ってるんだねぇ』
『いえ、さくらさんこそ僕の知らないこといっぱい知ってらっしゃいますよ、このあいだも・・』

『(ぐぅぅぅぅ〜〜〜!!!)』
『・・・!?』
『(な・・なんでこうなるんだ・・!!)』
『おほほほほほほ・・・』

とても酷だが実はいつもの光景なのだ。
さくらと柊沢が、さくらの席で楽しそうに話している。
さくらは本当に楽しそうだ。
さくらの笑顔ががとても遠くに感じる。
ここからほんの5、6メートルの距離のさくらの笑顔が。

『あっ!!小狼くん!!』
873CC名無したん:02/08/20 03:12 ID:Kv7XzGAW
ゆっくりでもイイ!
続き楽しみにしてます。
じっくりやってくだされ〜。
874355:02/08/21 03:28 ID:LbQ5vmUD
さくらが小狼に気付き声をかけた。
そのおかげで小狼の揺れた心も幾分落ちついた。
『どうしたの?小狼くん、かばん置いてけばよかったのに』
『あ・・ああ・・』

そうさくらに答える小狼の意識は完全にエリオルに向けられていた。
さくらとも、エリオルとも目を合わさない。
ただ無言のまま殺気は送っている。その対象はもちろんエリオルの方だ。
さっきの決意はどこへやら、小狼は再び頭に血を昇らせている。

さくらの席のひとつ後ろが小狼の席だ。
エリオルとさくらの会話。
内容は全く頭に入らない。
でも嫌でも耳に入ってくるさくらとエリオルの弾むおしゃべり。
聞きたくもない柊沢の声。さくらの楽しそうな声。知世の声も混じる。

さくらの首はさっきみたいに嬉しそうに大道寺とエリオルの間を往復してるんだろうな。
そんなことを考えながらエリオルが消え去るのを自分の机で静かに待つ。
時々さくらが小狼にも声をかけてくるが『ああ・・・』とかそんな言葉しかでてこない。

『おほほほほほ・・・』
大道寺が笑っている。
あれが自分に対するものだということは小狼にはちゃんとわかっていた。
875355:02/08/21 03:30 ID:LbQ5vmUD
訂正 大道寺と柊沢の間を  です
876CC名無したん:02/08/21 06:39 ID:LHUm7JDJ
最高!
877黒澤敏晃 :02/08/21 15:01 ID:trXadwmU
878CC名無したん:02/08/21 17:01 ID:iwlq83Ni
http://sasurai.gaiax.com/home/hayato_araki
ヒロメロ友達のサイト
879はい:02/08/21 19:48 ID:8nOnKxfI
終了〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
880CC名無したん:02/08/22 08:54 ID:eszOMeAw
355様、続き楽しみに待ってます。
881355:02/08/22 17:10 ID:DnsIHXjs
終了なんかしねえ
882CC名無したん:02/08/23 07:32 ID:91gRvAX/
>>881
「終了」は訳の分からんスレとサイトの紹介の事では?
883CC名無したん:02/08/23 12:31 ID:Aw5AcbLD
>882
なるほろ。
これで安心して355さんの続編待てるってもんだね。
884355:02/08/24 05:10 ID:BN5itB/W
柊沢が消えていた。 さくらの笑い声も消えていた。
小狼の気付かない内に担任の寺田先生が教卓につきホームルームが始まろうとしていた。

『はい、みんなおはよう』
『おはようございまーす!!』
小狼以外大きな声で寺田先生に返した。
このクラス(学校)の生徒は妙にお返事良い子なのだ。
小狼はなぜかこういうのが嫌いだった。
相手と一対一のときはちゃんと挨拶するのだが、こういうのは子供っぽいと本人は思っていた。

『さて、1時間目は算数だったな・・・みんな宿題はやってきたかな?』
出席もとり、ホームルームも締め括り、寺田先生の話題は自然とそうなる。
『はーい!!』
また息を合わせたようにクラス一丸になってお返事だ。
小狼は1人、そんな雰囲気を無視・・いや一つ前の席のさくらのうなじが気になって周囲に神経を配れなくなっていのだ。
885355:02/08/24 05:27 ID:BN5itB/W
『小狼くん、算数だよ』
さくらが突然振り向いた。
さくらのうなじを見つめていた小狼は振り向いたさくらと突然、しかも至近距離で目が合ってしまった。

『うわあっ・・!!』
『ほえ・・・?どうしたの?小狼くん?』
『い・・・いや・・・・なんでもない・・・』
ばつが悪すぎる。罪悪感。
『おほほほほほほ・・・・』

『うふふふ・・・小狼くん、私、算数の時間がこんなに楽しみなのはじめてだよぅ♪』
『え・・・?・・・あ、ああ・・・』
『小狼くんのおかげだよ♪ ありがとう♪』
さくらの笑顔が小狼の心を踊らせる。
小狼の中にさっきの決意が蘇えった。

『そ・・・そうか・・よかった・・・』
これが今の小狼の精一杯だった。
886CC名無したん:02/08/25 17:24 ID:26WChZWr
タマラン。期待してます>355
887CC名無したん:02/08/26 17:28 ID:rVAxiOjS
>355
くたばれ
888CC名無したん:02/08/26 19:15 ID:pljYEkGU
>>887
(・∀・)カエレ!!!
889CC名無したん:02/08/28 00:24 ID:bgMRLZ0M
>355&>888
(・∀・)キエロ!!
890CC名無したん:02/08/28 01:01 ID:hoJLbC5U
>355さん
素晴らし過ぎます。アニメの番外編を見ているようです。
やっぱりエロ抜きの方がいいですね。
ゆっくりとで良いのでがんばってください。
891CC名無したん:02/08/28 03:21 ID:QGVVqY5+
355さん、がんがれー。
エロもいいけど、こういうのも逆に萌えまつ。
892CC名無したん:02/08/28 06:04 ID:Udk/zVDM
>>889
(・∀・)ウゼェ!!!
893355:02/08/30 01:19 ID:84vv/gs8
書くよ
書くともさ
894名無しさん :02/08/30 06:56 ID:25PNl48B
スレ自体キモい。
895355:02/08/30 12:31 ID:BfZ7t4M8
さくらが意気揚揚と黒板へ向かう。
黒板いっぱいに書かれた二十問の計算問題。
昨日一緒に勉強した分数の割算だ。

さくらは自分で手を挙げた。
そんなさくらに先生も喜び、当てた。
他の生徒達もそれぞれ割り当てられた問題を解きに黒板へ殺到している。

さくらはその人ごみから少しだけ離れた所に。
全二十問、1人一問なので人が集まりすぎたのだ。
さくらは、ぽけっ・・と待っている。
そんなさくらの姿はどことなくまぬけでかわいかった。

ようやくさくらがに順番が回ってきた。
さくらの解く問題は黒板のかなり上の方だ。
白い色のチョークで一生懸命背伸びをして回答を少しづつ書き上げていく。

さくらに対して『がんばれ』・・などというそんな感情はなかった。
たださくらが算数の授業をあんなに楽しそうに受けているのが嬉しかった。

問題を終えた生徒たちが続々と各々の席へ帰っていく。
残ったのはさくらただ1人だ。
さくらは算数の問題よりも黒板と格闘していた。
だんだん足が疲れて満足に背伸びができなくなってしまっている。

『はぅ〜・・・とどかないよぅ・・』
さくらがつぶやくと教室のあちこちからクスクス笑いが起こる。
あまりのかわいさ故だ。
小狼も思わず笑顔になってしまっていた。
896355:02/08/30 12:53 ID:BfZ7t4M8
『大丈夫か?木之本?』
先生がさくらに歩み寄る。
『ほえっ・・?』

さくらが長身の寺田先生を見上げる姿が、なぜか笑いを誘う。
まぬけでかわいいのだ。
教室のあちこちからクスクス笑いがもれる。
『さくらちゃん・・・かわいいですわ・・・』
小狼の視線もさくらに釘付けだ。
知世のいつもの姿も小狼にはすでに視聴対象外だ。

しかし知世は興奮しながらもちゃんと小狼の観察もしていた。
ぼけっ・・・とさくらを見つめる小狼に知世は微笑む。
無論、小狼はそんな知世に気付ける状態ではなかった。
897CC名無したん:02/09/01 05:56 ID:fZOMMoAw
さくらかわいいage
898CC名無したん:02/09/01 14:18 ID:+9kkgKbp
さくらちゃん、超絶かわいいですわ。萌えますわ。
899CC名無したん:02/09/01 16:52 ID:65AvzpW2
(・∀・)イイ!
ttp://www58.tok2.com/home/shinyakyukoaobadai/
★★
最高。
900355:02/09/03 13:22 ID:5pXPtGKF
少し意見が聞きたいです
901ギコさくら:02/09/03 13:49 ID:cmloCQBW
  ァ'⌒ ⌒ヽ
   l^8イ/从从|〉 
    レゝ!| ゚ д゚ リ ノ ノ ぃょぅ
>>355>>895-896はほのぼのとしていて良い。
難癖つけるなら、語る視線が大人の目線という部分。

しかし、エロエロもいいが萌え萌えも良いのう
ギコちゃんが355たんを褒めてつかわす
902355:02/09/03 15:54 ID:cQdo3vjm
そうか、難しいな。
>>901さんありがとう
903CC名無したん:02/09/04 10:54 ID:qWe+pyNx
マターリ小説サイコー! 萌え!
がんがってください!!
904355:02/09/04 19:16 ID:MwNAeV6Y
先生は教室の後ろ側に立てかけてある小さな脚立に目をやるが、それを使おうとはしなかった。
先生はさくらに解答の続きを黒板の空いた所に書いてみないかと提案した。

さくらに気を使っているんだろう、と小狼は感じた。
さすがにスカートが短かすぎる。
脚立はマズイ。

『へへへ・・・』
解答を描き終えたさくらが恥ずかしそうに舌をぺろっと出して戻ってきた。
『み・・・みんなごめんね・・』
『おほほほほ・・・そんなことありませんわ・・・ですわよね?』
そう言って知世は小狼を振り返る。

『えっ・・・!?』
『ごめんね、小狼くん・・・』
小狼が言葉に困っていると、さくらも気まずくなってしまったようだ。

『い・・いや・・・そ、そんなことないっ・・・!!』
小狼の不自然な言葉。
でもさくらはそんな小狼の気持ちを汲む方に気持ちを向けた。
『えへへ・・・ごめんね♪』
ちょっぴりまぬけな顔で場に区切りをつけた。

やっぱりさくらの方が大人なんだよな、と小狼は改めてさくらを見直した。
905bloom:02/09/04 19:38 ID:z2qXaX6V
906CC名無したん:02/09/05 04:16 ID:Qdxr0FoX
まぬけでかわいいさくらたんに萌えますた。
907CC名無したん:02/09/06 01:33 ID:YGtEgnMy
>>905
エロ
908355:02/09/10 01:58 ID:1ETUXx/V
先生が一問一問、黒板のみんなの解答の答え合わせを始めた。

さくらの背中。
ソワソワと落ち着かない。
坦々とと答え合わせは進む。

『へへへっ・・・♪』
さくらがこっちに振り向いた。
とても照れくさそうに微笑むさくら。
ほんのりと赤くなったさくらのほっぺ。
思ったとおり、大道寺の笑顔もこっちを向いていた。

ついに先生の赤色のチョークが、さくらが苦労して書き上げた解答に伸びる。

『はぅぅ〜・・・』
さくらがつぶやく。

先生はなにか悩むそぶりをした。
さくらの背中に極度の緊張が走る。

先生は突然、何かに気づいて黒板の隅に足を運んだ。
教室には再び笑い声が戻る。

赤い色のチョークで場違いな所に記された解答の上に○が書き込まれた。

『やったぁ・・・』
いかり肩気味になっていたさくらの肩が、ふぅっ・・となで肩に戻っていくのを小狼は静かに見守る。
知世はさくらと小狼の2人の肩からゆっくり力が抜けるのを見て小さく微笑む。
909CC名無したん:02/09/11 00:01 ID:jbJCyIxd
もうやめろよいい加減に
910CC名無したん:02/09/11 00:55 ID:iQQNhUph
>>908
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
萌えさせてもらいました(;´Д`)
911CC名無したん:02/09/11 22:35 ID:ZXSlOQkI
完結したらぜんぶつなげて読み直そう、連載マンガを単行本で読む時の感覚
で読めそう。
912CC名無したん:02/09/12 01:31 ID:Gs1xodlP
もうCC@はにゃ〜んたんはここでSS書かないの??
913355:02/09/18 07:43 ID:HMib1CdH
『城之内最がいる』
下級生の男子生徒がそう叫んで下駄箱から外にに走っていくの見て、さくらと小狼は供に頭上にクエスチョンマークを点灯させた。

『ほえ・・?』

時はすでに放課後。
小狼は今日もさくらに『一緒に宿題しない?』と誘われていた。
小狼が顔を真っ赤にしてうなずいたのはいうまでもない。
しかも宿題をやる場所はさくらの家のさくらの部屋のさくらの机というプレッシャーのおまけ付きだ。
そんな大舞台をこの後に控えている小狼は男子生徒のことなんかすでに頭からどこかへすり抜けてしまっていた。

下駄箱から外に出ると校門の外側に人だかりができていて、そこからの黄色い声がここまで聞こえてくる。

『ほえ・・・? 小狼くん・・・何かなぁ?』
『さ・・・さあ・・・』
小狼は自分を失って何を喋っているのかさえ解かっていない。

人だかりのできた校門に一歩か二歩ほど進んだところで、さくらが大きな声をあげた。
『小狼くんっ・・・あの人!!』
『あ・・・・あの人は・・!!』
さくらの声で、小狼は我に帰った。

人だかりはほとんど低学年の女の子で、その中心からにょきっと生えているのはとても背の高い女の人だった。

914355:02/09/18 07:47 ID:HMib1CdH
他の作品とリンクさせる手法が嫌いな方・・・ごめんなさい。
城之内最の登場は最初っから決めていたんです。
かなり悩みましたが・・・・最さん出陣です。
915CC名無したん:02/09/18 16:50 ID:nMMc0AbV
>>914
いいよ〜。がんがってね〜。
916355:02/09/20 04:40 ID:MqYT1VDW
変わった色の制服を着ている。昨日の背の高い女の人だ。

『最さま〜!!』
と口々に叫んで握手を求める女の子たちを遠巻きにするようにさくらと小狼は門を出る。

『あの人、やっぱり有名な人なんだね・・』
『ああ・・・』

そうして人だかりに背を向け学校を後にした。

『ユエさんにも似てたね』
『え・・・?』

昨日は俺に似てるって言ってたのに。
ユエと俺は全然違う。

『小狼くんとも似てるよ』
『・・・・・』
小狼にはさくらの考えていることがまったくわからない。

『宿題がんばろうね♪』
『あ、ああ・・・』

小狼はさくらのほうに視線を送ったが、微笑み返してきたさくらの唇の間から白い歯がのぞく。
小狼は慌てて視線を戻した。
917CC名無したん:02/09/20 08:21 ID:z1jK0COE
ハニャーンハニャーン!!>(´・ω・`)
918CC名無したん:02/09/21 05:27 ID:DLaGcbN0
がんばって!
919CC名無したん:02/09/21 09:26 ID:DLaGcbN0
楽しみにしてっぞ!>355
920CC名無したん:02/09/25 17:03 ID:gsfAaH0d
続きはまだか?
921CC名無したん:02/09/26 17:45 ID:ORmH2IDM
早く続きかいてくだされ(;´Д`)
てーかつづきでるよな?
922355:02/09/26 17:58 ID:Ed/Tk2Dz
書くよ。
オレもヒマじゃない。
ただ・・残りのレス数考えると短縮化を図らなくちゃいけないもんでつい・・
923355:02/09/28 02:05 ID:AemByqL1
独りで風を浴びていた。
『(ああ・・俺は・・・帰ってきていたんだ・・)』
部屋の窓からの風を浴びている。

ここは俺の部屋で、昨日さくらと宿題をした場所だ。
でも今は誰もいないんだ。
昨日の俺はもうここにはいない。
昨日の楽しい記憶はいっそう白々しく思えてくる。

俺は何が怖いんだ。
さくらは元気だし、優しいし、すごくいい子だと思う。
なのにおかしいんだ。
おかしいのは俺だ。
さくらと目が合うとまるで胸の奥が、太い紐で上に引っ張られて宙吊りになって、それで息ができなくなって。
最初日本に来てすぐの頃、俺はこんなんじゃなかった。

でも思い出せない。
どうやったら普通に話せるのか思い出せない。
昨日の俺はどこへいったんだ。
さくらと普通におしゃべりしてた俺はどこへいったんだ。

というよりどこから来たんだ。
昨日の俺の方が、いつもの俺からすると普通じゃなかった。
日本に来てから、さくらとあんな話をしたことは一度もなかった。

目をつむると小狼の暗闇には必ずさくらの顔が思い浮かぶ。

『さくら・・・』

風はいつしか止んでいた。
自分が窓を閉めたからだ、ということに小狼は大分経って気付いた。
924355:02/09/28 02:08 ID:AemByqL1
新スレいかねば完結不可能・・・
925CC名無したん:02/09/28 02:29 ID:OK8+asK/
355さんのを見たいから誰か新スレ立ててくれ....
俺は(ここ半年スレ立てて無いのに)なぜかスレ立ての制限が出とる...
。・゚・(ノД`)・゚・。ウワァァァァァァァァン!
926CC名無したん:02/09/29 00:50 ID:GUxpKD3e
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/sakura/1033184657/l50

新スレ立てました。
355さん、ぜひ移動なさってください。
927CC名無したん:02/09/29 12:11 ID:d+M03NJ/
>>926
気が早すぎない?
970ぐらい逝ってからでも・・・
928355:02/10/02 19:29 ID:eHhIead2
震える指。
その人差し指を【木之本】と記された表札の脇にあるインターホンに恐る恐る伸ばす。
また意識があいまいになっていた。
自宅からさくらの家まで歩いたはずの道での記憶が無くなっていた。

『(あいつの兄貴が出てきた方が楽かもしれない・・・)』
その方がある程度計算できる。

(ピーンポーン♪)

ドタドタッ・・・ダダダダダダッ・・・・ヅドーン!!・・・・・

『(さくら・・・!?)』

小狼は慌てて玄関の扉の前へ。
中から足音が。扉に近づいてくる。

トテトテ・・・・ガチャリ・・
『はぅ〜・・・・しゃ・・しゃおらんくん・・いらっしゃい・・・』

さくらはドアのノブを両手で掴んで、ようやく立っていられるという感じだ。
『お、おまえ・・・だいじょうぶか!?』

『はぅ〜・・・』

『何があったんだ!?』

『階段から・・・落ちちゃったよぅ・・・』
929CC名無したん:02/10/04 03:16 ID:C4eSVGgx
『階段から・・・って、お前・・・何やってんだよ』
かなり強めの口調ながらも小狼は、さくらの体を支えようと腕を伸ばす。

さくらが小狼の肩につかまる。
『立てるか・・?』
『うん・・・小狼くん、ありがとう・・』

『なんや!?なにがあったんやぁ?さくらぁ!?』
二階からケルベロスが降りて来るなりまくしたてる。

『階段から落ちたらしい・・・』
さくらを肩にかついだ状態で小狼が答える。

『また落ちたんかぁ!?さくら!?』
『なんですってぇ!?』
『さくらぁ?階段を降りる時は足を使うのが人類の常識やで、頭やケツを使うのはワイはどうかと・・』
『ど〜いう意味かしらぁ・・?』
さくらがコブシを作った。
『あははははは・・・』
ケルベロスはそのまま二階に逃げていった。

小狼は真っ赤になっていた。
さっきはとっさだったので気付かなかったが、さくらの顔は自分のすぐそばにある。

さくらがぷんすか怒っている姿がとてもかわいくて、思わずいつもの自分に戻ったのだ。

『あっ・・・ごめんね、小狼くん、わたしもう大丈夫みたい』

さくらも怒りが冷めて、急に恥ずかしくなってしまったらしい。
930CC名無したん
『ほ・・ほんとに大丈夫か!?』
照れ隠しもあって小狼の声も不自然に大きくなる。

『う、うん・・だいじょ・・いたっ・・・』
元気なところを見せようと、さくらは一歩ほど踏み出したが、すぐによろけてしまった。

『どこが大丈夫なんだ!?』
小狼は再びさくらを支える。

『ごめんね・・・小狼くん・・』

さくらは右足を引きずっている。
二階まで行くことは無理と判断した小狼は、さくらをリビングのソファーまで運び、座らせた。

『どの辺が痛いんだ?』
『小狼くん・・・宿題しよう』
『何言ってんだ、それどころじゃないだろう!?』

『わたしはだいじょうぶだよ』
さくらは笑顔だったが、それは小狼には作り笑顔にしか映らなかった。

『(さくら・・・・)』
小狼は悲しくてしょうがない。
よく分からないけど、さくらの言葉や顔を見ていると、なぜか切なくてたまらなかった。