いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
過去ログは
>>2-3にて。
次スレへの案内を前スレでしようと思ったら既にどなたかがしてくれていた
ありがトン
ほんと
この5連休でまたどうなることやら…
>>1乙
前スレ、次スレの案内がぎりぎりできてたことに感動
>>1乙です
大和先生、外伝みたいな感じで
竹河やってくれないかな
1乙です
実家からコミックス取り戻してこよう・・・
1乙
わたしも何度かスレ立てたこたあるが・・・
ここのばばあどもは誰かを叩くことに夢中なヤツが多くて
スレが残り少なくなっても自分で立てない&レス控えることすらしないよなあ
>>10 これこれ、その言い方じゃ相手と同じですよ
でも、以前のスレ立てありがとう。
提案ですが、原則980辺りを踏んだ方が立てることにして
次からテンプレに入れませんか。
>>1乙です。
本当にスレ消費早いですね。
900超えても怒涛の勢い。
夕霧と藤典待ちゃんのベッドシーン欲しかったな〜
夕霧と落葉宮のベッドシーンも見たかった
源氏は我が子夕霧のヌード見たことあるのかな?
昔は風呂も一緒に入らなかっただろうけど
>>11 賛成です、スレ立てルールが無いのが不思議。
スレ消費早いから、数字はもっと前でもいいかもね。
主役夕霧
相手役落葉宮&雲居雁
夕霧の友人役柏木
影のヒロイン女三宮
でドラマになりそう
左大臣は原作みると大宮以外の女腹の子供が3人くらいいたみたいだけど
そのひとたちは大臣になってないみたいだし
公卿になったんだろうか?それとも明石入道みたいに
公卿→受領と落ちぶれていったんだろうか
摂政太政大臣までいったひとの子供でもパッとしないのね
>>1 乙
>>11 同じくスレ立てしたことあるけど、新スレが立ったらそのまま誰か叩きorエロ話続行で乙もなしとかあったな・・・
>>1乙です
>>20 藤典侍とかも出演させて映画とかやったら面白そう
源氏を主役にした源氏物語じゃ
長編映画にしたって端折らなくてはならないし物足りなくなってしまうものね
>>23超乙。花散里より幸福になるまじないをしておく。
特に反論もないので950でスレ立てということで。
その時期いないかもしれないので、900代に入って気づいた人がいたら
告知してくれればありがたい。
柏木と女三宮を主役にするとエグい、エロい
後味悪いになってしまうからね
老けた玉鬘ってどんな風になるのか・・・
明石の中宮は顔が伸びて母親そっくりになったね。
二宮はもともとが老け顔だったからか宇治編になっても顔変わってなかった。
あの時点で夕霧は50過ぎてたのよね?
>>29 夕霧は50は過ぎていない。40代後半だよ。
夕霧に迫られた落葉宮の心中
夕霧さんがまた来た、私未亡人だし、ブスだからって
前の夫に愛されなかったし、本当困る、どうしよう
って気持ちだったんだろうな
>>29 あさきでは中年になってからの夕霧の方がいい男に見える
冷泉はただの馬面の源氏・・・
亀だけど
>>1 乙です
>>33 わろたw
即位した冷泉とたいしてかわらんトシの頃、聡明な冷泉が大好きだったので、
中年になってからの醜態は無しにして欲しかった。
でも改めて読んでみると、罪の子として即位したことに悩みつつも譲位するでもなく、
桐壺に感謝もせずに実の父を皇族復帰させたり、
院になってからも、出家して父母の菩提を弔うでもなく女に執着、お気楽な人だ。
>>34 そこなんだよね、冷泉が好きになれないのって。
同じ源氏の子でも夕霧は自身の絶えまぬ努力で這い上がって来たのに対し
冷泉はまやかしの帝(しかも傍流)という立場でチヤホヤされ、
院になったら帝時代を支えてきた昔馴染みの后そっちのけで若いネエチャンにはしり…
まあ、いいけどさ。
>>34 父母の罪のせいで在位中に世継ぎが出来なかったんだから許してやれ
それでも父母を恨むことがなかった孝行息子だよ
夕霧だって糟糠の妻そっちのけで親友の妻に夢中になった
>>31 なんでブスっていうの?夕霧は「美しいひとだ」って言ってたのに
>>37 糟糠の妻ってのは貧しくて社会的地位がなかった頃から結婚してた妻のことだよ
十分出世してから親の許しがでて結婚したので糟糠の妻とは全然違うって
>>35 絶えまぬってなに?
弛まぬと絶え間ないが混じってない?
>>38 >>31をよく読め
落葉宮が卑下して自分をブスだと思っていただけで、
夕霧が落葉宮をブスだとは言ってない
実際、一条御息所を見ていると更衣腹の皇女ってことで柏木のことがなくてもコンプレックスがありそうだ
一条御息所もいまいちよくわからない人だな
>>41 一条御息所みたいな姑がいたら、気が休まらんよ。
不謹慎だが、亡くなった事によって夕霧は一気に大胆になったんじゃないかとすら思われ。
落葉宮にしてみれば、夫を無くした身で御簾の中に踏み込まれ、母を無くした身で手ごめにされ、
夕霧が自分を軽んじている、と憤慨してもいいシチュエーションなんだが。
─── - _
/三三三三三ニヽ
__/───ニニニ三 |
\ミ>、_ __  ̄|
f彡> ミ三三三三ニ|
j川彡巛彡巛>ミミ=、 三-、
f彡巛彡巛彡巛彡ア^!レ{ ̄ ̄`
{ミ彡彡巛彡巛ミ彡'´ r__> あ、服部さん。
ヾ彡巛彡巛彡'´ ,.> ,、,、 これは乙じゃなく
__/ニ\ミ;彡' \_ f 〒{ |=== 〜〜〜ヽ 煙草の煙だから
_,. 彡三三∧\ ノ ̄ ''''´ ハ (\{ 丿 勘弁してくださいよ♥
/ _ノ三三∧ ><\. } ノ.__ゝヽ /
/ニ三三;三三三∧/{ ̄ V三i, {. `ー-ヾ.〉 〜〜
//彡三三三;三三∧ \rーV三i ヾ. ノ /
/彡_,.イ三三三三三;三∧ | Vニi,イ ト、_ノ!
つニ三三三三三三三三ハ | |ニV /三三 }
/彡>ニニ;三三三三三三三| | |三;V三三三}
/ イニニ:三三三三三三三三| | |三/三三三 》
>34
源氏が帝になったら、まさにあんなかんじなんだろうね。
それなら朧月夜も中宮になっていたかも?
源氏が帝になんて考えただけでも恐ろしい
源氏と匂宮が帝は絶〜対いやだw
今上みたいに普通っぽい人がいいよ
夕霧は落葉の宮をレイープしたとき宮のことを美しくて憎みきれないと
言っていた。100人いれば100人好みは違うからね〜
妹の女三宮は、モロアイドル系の顔で女二宮は眞子様美子様クラスの顔立ち
だったかもしれんし。
しかし、宇治十条の落葉の宮は夏川結衣あたりに演じて欲しいな〜
多分、その頃夫婦として肉体関係があったのは宮で雲居の雁とは終了してただろうから。
漫画キャラを実在の人物にあてはめるヤツはイタイ
美子様って誰?
ところで玉鬘の大君は冷泉院&今上にも所望され
院に上がったら今上は不機嫌になるくらいだったけど
御所に母の役職を受け継いで上がった中の君は
本によって、気ままに楽しくしているのもあれば
姉ばかり気にする母を恨んで御所でも不幸せと
書いているものがある。どっちが本当???
御所でも不幸せなのは大君だよ
尚侍になった中の君の為には宮中に上がっても、自分がいる院御所には(冷泉がいるから)来てくれない玉鬘に
昔から父は自分を一番可愛がってくれたけど、母は妹のことばかり気に掛けていた
って大君がひがんでいたくらいだし
中の君が母を恨んでいたって描写はなかったと思う
>>51 明治天皇の后、一条美子の事かな、と言ってみる。
きりっとした感じの美女だから、落葉宮とは雰囲気違うとは思うけれど。
>>53 それでいて冷泉は「私達夫婦のこと軽く見てるんでしょうね、あなたの母上は。」
とか言って大君慰めている。
本当は53の言う通り冷泉が玉鬘のこと懲りずに狙ってるから玉鬘は宮中に来れないのに。
>>55 それって慰めてるのか?w
冷泉サイテーだなあ
今上は大君の身代わりの中の君に手をつけたのかな??
大君入内が無くなって不満になっていたからね〜
今上は若い美女を求めていたわけで
ちい姫は引退していたかもね(おしとねゴメンみたいな)
玉鬘って年取っても美しかったのかな?
「うつほ物語」の主人公の母親みたいに
頭中将と夕顔の娘だし、若いときはもちろん美しいし、年をとっても品のある美しさだったろうな。
夕顔だけなら儚げな印象だけど、頭中将の血が入ってるから芯のある美しさを維持したイメージだ。
いくつになっても、男ってやつぁ〜
落葉の宮は香淳皇后の若い頃みたいな感じのイメージ
夕霧も品のある女性に萌えるタイプだと思われ
落葉の宮は平安時代の標準ではあんまり美人じゃなかったかもしれないけど
現代基準では以外とイケてるかもよ
体型が痩せてることははっきりしてるし
たおやかで優美なことも間違いない
夕霧は頭もいいから理想も超現代的だったとか
何しろ評判だけで恋狂う柏木と違い本人の性格をとことん確かめてから惚れる
雲居雁は小柄で豊満だから体型や容貌には特にこだわらない夕霧がすき
内面を見るタイプだから
男として珍しいんじゃないのかな?
男は本音は現代も単純な柏木タイプが多いと思うよ
夕霧みたいにあくまで女は本質って男は理想でしかないかも
>>65 小柄で豊満で顔が可愛いタイプは、すげー男受けいいと思うんですが
俗に言うロリ巨乳wって奴ですね
藤典侍も舞姫姿に惚れていたし、姿を垣間見ただけ&噂でしか知らない紫上に憧れたりしていたから
夕霧も割と面食いだと思う
>>55 未だに玉鬘を狙っているってことは大君と玉鬘で親子丼狙い?
だとしたら、冷泉の宇治姉妹の保護したいってのも姉妹丼目当てっぽく感じるな・・・
流石は源氏の息子!
>>67 藤典侍って子かわいいな
文出しちゃおうかなっていうのは10代の夕霧
30代目前になった頃は女の見方も成熟してる
>>67 紫の上は姿を見たことはあってもそれによって妄執まではいかなかった
天女のようだとどぎまぎして憧れはしたけど
それにその後も紫の上の住まいをうろついて、女房たちのしつけが行き届いていることも
確認してやっぱり紫の上は素晴らしいと自らの感覚で認識したし
決して評判やだけ見てじゃないよ
スレ違いだかけど、現代の男だって婚約者の家で食べたカレーが
自分の家の味と同じだったから結婚決めたとか
見合い相手の女が何時間でも喫茶店で自分を待っていたから
結婚決めたというくらいに単純なもんだよ
ちなみに後者か医者だから当然女に計算があったのにね
そんなこと露思わず自分を一筋に待っていたと思いこむんだから余程単純
>>68 成熟した目線で女を見れたのは男登場人物で夕霧だけかも
源氏もこうだったらラストの台詞で
何で私という人間は幸せになれなかったのか・・・なんてつぶやかなくてよかったのに
女たち特に紫の上にとっては相当失礼な言葉
原作にはさすがにないけど
紫の上はなんとか私はやはり幸せだったわと無理しても思いながら死んでいったのに・・・
>>63 字も上手っぽいし和歌も琴もできるから
教養の面でも文句なしだもんね
しかも品あってつつましやかな雰囲気だし
>>51 佳子(かこ)さまを「よしこ」で変換しようとしたんじゃなかろうか。
>>71 人となりが形成される幼年期を、
品格のある祖父母の元で手塩にかけて育てられただけあるよ。
眞子佳子は風流ごとも苦手そうだし、上品でもたおやかでもないから落葉宮とは真逆のタイプ
どちらかというと三笠宮シスターズが落葉宮らしいかも
顔は?だがたたずまいに品あるし、オックスフォードで学位とる才媛だし
それでいて地味にでしゃばらない
わからないのは、ひげ黒事件がなければまずほぼ確実に
玉蔓は冷泉の寵妃になったでしょ
源氏は秋好の親がわりで後見なのにどうするつもりだったんだろう
源氏も女性を成熟した目線で見ることが出来たら
普通に性格良く頭いい女性ゲットで幸せになれたかも
しかしそういう女性にふられたかもね
朝顔みたいにとくに源氏に興味ないんだけど
という態度
高円宮姉は朧月夜かよw
冷泉も玉鬘が手に入らなかったからその娘をみっともなく偏愛しちゃったけど
玉鬘がフツーに入ってたら夕霧のように公平に愛したと思うよ
秋好とコキデンだってバランス良く扱ってたんだし
>>78 1.親子で玉蔓を共有するのが目的だから、後のことは考えてなかった。下半身優先
2.後見するといっても実の親は頭中将だから自分はそんなに責任おもくないもーん
(でも実父の手許には返す気いっさいなし)
どっちだろうね。源氏って結構馬鹿だから何考えてんだかわからないときがある。
>>77 何を根拠に
眞子佳子は風流ごとも苦手そうだし、上品でもたおやかでもないから
なんていうわけ?
お母様は物言いといい態度といい上品なのに
どうせ皇室アンチで全然知りもしないくせに中傷したいだけの人間だろうけど
だったら源氏物語関係のものなんかに手を出すのやめたら?
>>83 その問題は鬼女板皇室関係スレでいくらでも論じられるから
そっちでやっとくれ
言えることは落葉宮は本当に高貴の生まれの人らしくておっとりしていて
言いたいこと言えずにもじもじしたり
とても内気で大人しい家庭的で強欲さのない女性ということだよ
琴の腕前はなかなかのもの
体型的にがっしり型の眞子様と
細くて折れそうなくらい華奢な落葉宮は違うし
夕霧は守ってあげたいタイプが好きだね
雲居雁だって最初、可哀想だったもんな
落葉宮は普通に教養はあるだろうけど、朝顔、六条、明石クラスと比較すると
わざわざ言うほどでもなくないか?
>>82 自信家で節操ないからね
玉鬘はあの夕顔の娘だし
基本的に母親に手をだしたら娘にもそそられる源氏だから
手を出したいだけで妻としてきちんと迎えて
生涯大事にする気はなし
だから逃げられた
玉鬘の方が源氏よりはるかに頭良かった
>>88 夕霧自身あの紫の上ほどの腕前ではないなあ
と思ってるし
>>90 だよなあ
洛陽宮は何でも80点以上でそこそこ出来るという感じ
玉鬘は遅くまで読書していたときにひげ黒に襲われたんだよね
顔はきれいだけど中味なしの姉ちゃんではなく
読書に熱中するあたり才女タイプの女性だったと思うな
玉鬘のあのしたたかさは、さすが夕顔の娘と思う
雲居の雁は柳原加奈子みたいなもんかw
玉鬘、雲居雁、近江の君、冷泉弘き殿女御
皆腹違いの姉妹なのに気質まるで違うのね
一番父親の頭中将似は雲居雁かな
>>95 冷泉の弘徽殿女御だけが一人気質が違うのかも
他はけっこう庶民的っぽい
頭中将は意外と一本気で可愛らしいところがあるから
その性質一番を受け継いでいるのは雲居雁だろうね
実は玉鬘が一番庶民的なのでは?
出世欲強いし
他の姉妹はそこまで出世にガツガツすることがないってのもあるけどね
宇治編での頭中将の娘は、
弘徽殿女御は退位した冷泉の妃で産んだのは皇女のみだけど、夫婦仲も生活もそこそこ安定している
雲居雁は夕霧の正妻で夫婦仲は相変わらず良好(親バカ夫婦)、長男は立派な跡取り、娘は東宮妃と問題なし
近江の君は・・・きっと地元で身の丈にあった幸せな生活をしていると思われる
三人はそれなりに安定した生活を送っているけど
玉鬘は夫の死後に婚家がどんどん零落れていって、息子の出世も滞りがちと結構悲惨
出世欲が強いと言うよりもなんとか現状打破したいんでないかと
玉鬘も近江ちゃんみたいに身の丈にあった生活をしていけば良かったのに
>>99 この場合の息子は実子の事なんだよね。
髭黒の前妻の息子二人はどうなっているんだろう。
玉鬘の子よりだいぶ年上のはずだから、
父の引きでけっこうな位置にはいってるんじゃないかと思うが
弟の後見はしなかったのだろうか。
それとも無能で父の死後はだめだめだったのかな。
子供時代はそこそこ可愛くて賢そうだったけど
そこそこの地位で止まってしまって夕霧の息子達に追い越されるのみwとか
>>101 皆で一緒に幸せになりましょう、の場面に出てた子だよね
あそこ好きだった
息子に美人妻見せたら危ない、ていう源氏みたいな発想がなくて
ひげ黒も好感度アップであった
髭黒はいくらスケベ中年でも、父親の女を盗ってやろうとか息子に嫉妬とかそういう人の道に外れた厭らしさとは皆無。
>>101 髭黒の子は落ちぶれてるっぽいね。
出世しているのならば玉鬘も薫ではなく
髭黒の息子を娘の引き立て役として頼っただろう。
髭黒の先妻との男子は玉鬘が引き取っていたみたいなのに
頼りにならなかったっぽい。
真木柱は蛍兵部卿正室→紅梅正室とそれなりに良い生活をしてるのにね
真木柱は髭黒先妻に引き取られていたからその父兵部卿宮がしっかりしていて
真木柱の後見をしてくれたということか
髭黒は今上の伯父だから、死んだからといって母方の従兄弟にあたる髭黒の子達が没落するとは考え難いんだけどね。
ただ、明石中宮方がときめいているのを見るに、夕霧一族に権力が移って冷遇された可能性はあるかも。
髭黒が今上の後見だっけ
髭黒が亡くなっても嫡男が後継いで栄えそうなものだが
そうはいかない状況があったんだろうか
従兄弟は天皇の外戚に当たらないので今上が後ろ盾をする必要はないよ
有名どころでは一条天皇が従兄の伊周ではなく叔父の道長を執政者に選んで
天皇と外戚関係にないのに無理に内覧に収まろうした伊周はその後失脚した事実がある
一般的に外戚というのは外祖父とせいぜいおじまで。
それ以上血縁が離れるとその他の公卿たちとあまり変わらない。
夕霧は東宮の伯父なので政界で大きな顔ができた。
今上の母女御(髭黒姉妹)が亡くなってるのが大きいのかも
>>108 今上の後見は院となっていた朱雀院っぽい
今上の後見となるべき外祖父も母も亡くなっており
おじの髭黒は生きていたが娘を今上に入内させることもなく
ぱっとしない外戚だった
今上に源氏が娘を差しだすことで朱雀は満足していたようだし
朱雀が先代に引き続き源氏が今上を後見することで
周囲も納得していたんじゃない
>>111 しかし今話題になっている時期は宇治の頃なので
この頃は朱雀は死んでいるのでは?
それに出家後の彼が後見をしていたとは思えないな
玉鬘は先妻の子たちにもそれなりによくしたけど
夫なき後、自分の息子たち差しおいてまで引き立てはしなかったろうし
後見が全くなくなった貴族男子も気の毒だね
夕霧みたいに実力で自分の地位確立しておけば良かったかもね
夕霧の娘の誰かと結婚しておけば
夕霧から引き立てて貰えたかもしれないけど
>>114 夕霧の三の君、四の君、五の君か。
特に三の君は源氏と花散里曰く、「夕霧に似て美人」だったんだよね。
>>104 玉鬘が誰かに先を越されて取られたら潔く諦めそうだものね
源氏や柏木にはそういう男らしさがないから嫌い
あさきでも髭黒の評価高いし
>>115 三の君のエピソードについてはここでは書ききれないほど色々あったので
と宇治では逃げた形になってるけど
貴公子や帝と恋愛して不幸になったわけでもなさそうだし、夕霧も息子たちや六の君の縁談に奔走してるし
何があったのかは想像も出来ないね
>>114 夕霧だって、あくまでもあの血筋あってこその今の地位な訳で、自分の努力だけで権力握れたのではないと思うが。
夕霧は十分に魅力のある人物ではあるけど、そこまで非の打ち所のない人物ではないよ。
でも少なくても親父の後見だけで実力無しなのに出世する人間だらけの公卿の中では
六位からスタートして大学で勉強して苦労した夕霧はずば抜けた存在だと思うよ
>>120 源氏が生きていて、しかも権力を握っているのだから、
夕霧の出世は源氏が早世しない限り最初から誰もが分かっていた事柄。
六位が出発点なのは、世襲だけで出世したボンクラではないよという
夕霧の肩書きを重々しく飾るための源氏流のパフォーマンス。
なんか意地悪な見方しているね
夕霧の出世は大概、父親の威光もさることながら若き日の研鑽がその才能を開花させたものとしている。
どんなに父親が権力を握ってようが、才能も無くしてのスピード出世はありえないよ。
頭中将や柏木だって然りだし。
>>123 無能なくせに親の七光りで…と悪口言う人は男女ともいなさそう
あの時代の貴族に珍しく女遊びはしないし律儀だし
父親に似てないなあと言われただろうぬ
ただ欠点は風流めいた遊びは苦手で父親みたいな華やかさや面白みはないけど
それもスピード出世が実力での証明みたいなものだし
源氏も自分に似ずに真面目に育った息子を誇らしく思ってるところが大人
よくある出来の悪い子ほど可愛いと贔屓し、出来が良すぎる息子を敬遠する
バカ親でもないし夕霧を認めてるし
息子が恋愛事件起こすと気にしまくり、本気になって相手の女の悪口まで言って阻止しようとする源氏も面白い
>>122 それほど意地の悪い見方だとも思えないけどなぁ?
夕霧の出世のトントン拍子について書いているのであって、夕霧の能力にケチをつけている訳ではないし。
これ位で意地悪だったら、他のキャラに対する批判レスなんて人間の所業では無くなってしまうw
>>126 雲居との結婚を反対した頭中将に対しても、
何故あの夕霧ほどの男を敬遠するのかと腹を立てているし。
周りからも慕われたと書かれているけど、
何より源氏が一番息子の才能を認めているんだよね。
多分、匂宮と六の君の初夜のとき
夕霧と落葉の宮も「われわれも」といたしていたんだろうな〜
>>119 結構気になるのだがよくわからない(泣)
確かに親の七光りではじめから正五位に叙されるよりも
親の肩書きに関係なく六位からスタートするとその後に出世しても
親の七光り感がびみょ〜に薄れる気がする
例えとしてちょっと違うかもしれないけど、中高大一貫の私立のエスカレーターで大学行くよりも、
そこそこの高校でトップの成績取ってその大学に推薦で行く方がなんか頭良さそうにみえるような・・・
実際には同じ大学に入学しているから頭の良さにさして違いはないけどそういうイメージってことで
>>131 なんか、わかる。
最初に原作訳を読んだ時には、夕霧元服→従六位で大学への流れに違和感はなく、
むしろ源氏も思ったより夕霧の事を考えてたんだな、と思ったくらい。
その前までの夕霧が可哀想だったから、ああ良かったなあ、と。
その後あさきを読んで、夕霧の教育を任された学者が源氏を有り難がって大仰に泣くのを読んで、
>>121みたいな感想を持ってしまったw
>>121 仮にパフォーマンスだろうがなんだろうが
夕霧が他のボンボンどもと違って中流貴族の息子並の勉学の苦労を
ちゃんと味わったのは事実
第一大臣の息子なんてこの時代腐るほどいるから
ありがたくもなんともない
どいつも父親が生きている間に少しでも位引き上げることにやっきになってるので
夕霧が六位になった時点で他のボンボンより不利な立場なのは事実だから
その分、苦労しただけ、ずっと偉いよ
>>134 夕霧の努力と実力と才能は認める。偉い事もまったく異論無し。
ただ、大臣の息子は平安時代という大きい括りの中では沢山居たが、
当代の大臣は精精3人で多くいても4人までだからね。
源氏って学がなくて苦労したの?
勉学も風流ごともやれば全て人並み以上にこなしたのが源氏。
だからこそ、ちやほやされる若いうちは楽なほうにながれっ放し→苦境のときは頭中将以外冷たい となったんだろうな。
人並み以上に才能があっても、出自も恵まれてたらひそかに妬まれる。
それが、今までの地位が危うくなると爆発した。ザマアとか言われて。
だから夕霧はデビューからちやほやされて世間知らずになるより、風向きが変わったとしても確かな実力を周囲が認めざるを得ないような
名実ともに立派な男になって欲しかったんだろう。
源氏、あんまり頭良さそうに見えないけどねw
夕霧は源氏譲りの琵琶は長けているし琴も横笛も確かな腕前
風流人の柏木に比べて風流事に疎いように思われがちだが音楽の才能はあったよ
音楽の耳が確かな事も源氏のお墨付きだし
頭中将のというより左大臣家の血筋だろうね
葵上は琴弾いてたとか覚えがないな
葵と弘徽殿大后には歌を詠む、楽器を弾く、といった情緒を偲ばせる事をさせてないよね。
源氏から遠い女、とよく言われる理由。
二人とも好きな身としては辛いが仕方ないw
例えが変かもしれないが、柏木はショパン、夕霧はバッハを好んで弾きそうなイメージだw
>>139 風流事に「女遊び」が入っていると疎いになるかw
>>142 wwww
あの女房の何々ちゃんはかわいいよなあ、
というような男たちのバカ話は苦手そうだものね、夕霧
才能あるけど話はつまらんとか思われてそう
葵はあの大宮の娘だから楽器や和歌の指導を受けていないはずない
物語の性質上、最初は不仲を強調するために出さなかったんじゃないかな
源氏も後になって非の打ちどころのない妻だったと回想してるし
夕霧「柏木はどんな風にあなたを抱いたの?(・∀・)」
落葉「いや…言わないで(;´Д`)」
夕霧「こんなこと…してくれた?」
落葉「あっあっあ(;´Д`)」
夕霧「柏木…許さん。許さんぞ!」
>>135 その三人か四人の大臣にはそれぞれ大勢息子いるし
引退したり死去した大臣の息子とかいれりゃ
同じ時代に何十人(下手したら何百人)と大臣の息子なんているんだよね
そいつら全員が公卿になれるわけないから
大臣の息子が受領〜下級公家で終わるって現象が多々おきてしまう
大臣の息子ではないけど、紫式部の父もばりばりの中流公家で受領だけど
その母親は右大臣の娘だったんだよね
紫式部だって、藤原北家の血筋で、道長とも遠い親戚なんだよね
なのに受領の未亡人で道長娘の女房だし、この時代は厳しいな
>>144 紫には「夕霧の母とはうまくいかなかったんだ」と
六条とあわせて愚痴ってるけど?
>>148 葵が非の打ち所がないからこそ、夫婦としては上手くいかなかったんじゃないの?
源氏は後見が弱い(紫)とか身分が低い(明石)とか不美人(花散里)だとか
する女性の方が、妻としては都合がいいから
葵は以外と風流ごと苦手じゃなかったっけ?
努力はすごくしそうだけど
今でいえば学科はオール5だけど音楽や体育は3みたいなものかも
インテリな雰囲気もあるから
かわいい女が好きな源氏はそれもとっつきにくかったかも
>>148 賢明な紫の上はそれは男の言い訳だとすぐ理解し、かといって何も言わず軽く受け流したかもしれないけど
知的なはずの六条御息所は信じこんでしまうところが哀れだ
葵の妊娠を知り、嘘よ〜あの人は正妻なんて愛してないはずよ〜と取り乱しまくった
六条はあまりに自分に自信ありすぎだった
>>114 源氏のその言葉はあてにならないよw
だって出家した女三宮のことを「この宮だけは不足に思うこともなく、物足りないところもなかった」
としゃあしゃあと言ってのけるのが源氏だもん・・・子供っぽくて張り合いがないと見下していたくせに
>>150 六条御息所は自分はただの愛人なんかじゃない
光源氏の愛情を独占してると思いこんでいたかも
そのあまりのプライド高さに次第に源氏の気持ちも離れていったかも
六条が大人の女でバーのマダムみたいな存在を源氏は期待していたのかも
なんでも悩み事聞いてくれる包容力あるサロンの女王で年上の人みたいな
ほんと女の原罪みたいな人だなぁ、六条。
>>153 あ〜言ってた言ってた
源氏の女に対する言葉ってその時その時で自分に都合よくコロコロ変わるんだよね
相手の女に都合良くではなく源氏に都合良く変わっているあたりが、源氏らしいがw
>>154 六条だけではなく、女人に対して源氏が決めた役割を一方的に振り、
それに従える女人だけが六条院に引き取られたのではないかと。
六条自滅後、六条と葵のバトルを見聞きした女人は源氏に反発せず、
紫は源氏の価値観に沿うように存在し、
明石は身分の低さから自我を抑えて、一見円満だったけれど、
実態は薄氷のようなものであったことが、女三宮降嫁で発覚した、と。
源氏と葵は不幸な結婚だったとしか思えない。
方や藤壺と離されて未練タラタラ、方や東宮妃として育てられたはずがただ人の妻。
始めからまっさらな気持ちでお互いを見られない状況だもん。
源氏中心でみると、例え葵や弘徽殿太后が和琴の名手でも描写はされないだろう。
実際は二人とも高いレベルの教養を備えていたと思うけど。
>>149 でもそれってそれぞれ本人自身の欠点とはいえないから
かえって「これだけ申し分ないのに、本人にはどうしようもない辛いものを背負っている」と思われて
同情とか哀れみかってしまいそう。
葵は后にするつもりで教育されたんだから、当然学問やたしなみあるにきまっているけど
それを発揮できる場面がなかったし、六条、明石、紫とかに比べてずば抜けてはなさそう。
源氏にとって都合のいい女
→自分がやりたいときだけやらせてくれて、
口答えしなくて、(しかし外から見たらしっかり者と褒められる器は必須)
自分ひとりのためだけに美貌と教養たしなみを磨き続ける女
んな奴いねぇよ。
人としての尊厳があればとんでもない話だ。
六条みたいな同等以上の相手にそれを求めたから六条は崩壊した。
それに懲りた源氏は、絶対に逆らえない弱い立場の女を囲っていった。
>>147 むしろ紫式部のほうが普通で道長のほうが生き残った一部の連中なんだろうね。
でも平安時代が厳しいわけじゃなく、どの時代でも同じだけどね。
江戸時代でも同じ側室の子でも生まれた順序で兄は何百万石も財産受け継いだ将軍になれて
弟は地方の小藩に婿養子。
そのまた子供の世代になると身分にもっと差が出るしね。
将軍御台所にしたって、同じ薩摩藩の娘でも藩主の娘の広大院の時は摂関家と養子縁組しただけで
すんなりおさまったけど
分家の娘の天璋院は身分が低すぎると散々もめて、最初は側室ににって話すらでた。
(本当はご法度だった二重養子縁組で無理やり体裁整えたけど、後々まで出自で蔑まれたし)
>>157 後の女たちは割合賢く振る舞ったね
というか比較的賢く穏やかな女たちが生き残ったのか
六条や朧月夜では六条院の一角に大人しく収まるようなタイプではないし
>>160 六条は世間的な評判は高くても
実際は愚かな女だと思うけど
頭良かったら理性的だったらあんなみっともない崩壊なんてしないで上手く振る舞っただろうし
それに源氏は晩年まで欲深くて
自分と同等の身分やすべくにおいて優れた女性探してた
決して弱い立場の女性たちはべらすことで満足していたわけじゃない
>>163 >それに源氏は晩年まで欲深くて
>自分と同等の身分やすべくにおいて優れた女性探してた
>決して弱い立場の女性たちはべらすことで満足していたわけじゃない
要するに藤壺みたいな女性探し続けてたんでしょ。
藤壺に関してはまったく悪口言わなさそうだもんな、源氏は。
>>162 源氏に養ってもらってる立場の女が集まっていたからね
明石は財産はあるけど身分が低いし
六条や朧月夜は源氏に養ってもらわなくても暮していけたから
源氏に捨てられたら生きていけないって言うのが源氏のツボだよね。
六条にしろ朧月夜にしろ、正式に結婚したとしたらちゃんと相手の立場も配慮してあげなくてはいけないし、
相手の親兄弟や近い親族もむげに出来ない。
葵が生きてるころ「もっと葵の所へも行け」「六条を粗略に扱うな」という父帝の言葉もウザくて聞き流し状態。
格下の愛人を囲ってやってる立場ならそんなことに気を使ったりせずにすむもんね。
その一方で藤壺並に高貴で周りが一目おく女にもあこがれ続けた。
藤壺の身代わり人形はもう手元にあるというのに。
身勝手な奴だなぁ。
朝顔は父がいなくなってから求婚しまくってたね。
>>166 もし源氏が朝顔と結婚してたらしてたで、
なにかと藤壺と比較してケチつけたんだろうな〜
まあその場合は女三宮との結婚はないだろうから、その点はいいかもだが。
夕霧「宮様も六の君を気に入っているようだわれわれも、ね、宮」
落葉の宮「嫌ですわ、殿」
夕霧「良いではないか」
落葉の宮「あああ〜ん」
>>167 自分では源氏を満足させられない(紫を越えるほど愛されない)と
見抜いた朝顔は炯眼の持ち主。
と書くと、もし朝顔の年齢が源氏より夕霧と近ければ、堅実カップルになったのかも。
と思えてしまうw
>>165 六条はいうほど金持ちでもなさそうだけど
宮廷からは金でるだろうけど実家がときめいてるわけでもないし
帝妃ではなく東宮妃だったにすぎないし
元東宮妃が夫なきあとも豪勢に暮らせるわけもない
派手なタイプの六条は桐壺帝も目をかけていたから
地味な東宮妃よりもよくしてもらえたかもしれないけど
朝顔とか明石とか花散里とか賢い女性は
源氏めぐる争いからいち早くひいたって感じ。客観的に見る目がない六条や紫が
がっつり闘ってしまい損した感じだ。
>>170 金持ちだよ。良い女房揃えてたし
親の遺産をがっちり管理してたのでは?
むしろ金はあんまりない方がプライドもあそこまで高くならなかったかもね
親が大臣なんて妃は山ほどいるだろうし
花散里だって親は大臣姉は女御なのに
大人しく源氏の庇護を受けてるし
花散里は親は原作にも登場してなかったと思うけど
姉が女御になっていたから大臣か大納言の娘だろうけど
源氏の妻の出自だけでいえば
女三宮(父・天皇。母・皇女)
末摘花(父・親王。母・不明だけど正妻)
紫上(父・親王。母・大納言娘)
葵上(父・左大臣。母・皇女)
花散里(父・不明。母・不明。ただし姉が女御なので大納言以上と思われる)
明石上(父・播磨守。母・宮家娘)
これに後ろ楯くわえると葵が二番目になる
血筋だけだと父親は大臣息子で母が宮家の娘の明石は花散里よりは上になりそう
どっちにしても下級公家や武士とか庶民からみたら同じお空の星だけど
財産だと
女三宮(朱雀院から遺産あり。国から金も出る)
明石上(大臣+宮家の遺産に加え、父が受領時代に築いた莫大な金あり)
葵上(頭中将と分けても財産たんまりあったはず)
花散里(一応姉と屋敷もってた)
末摘花(土地だけ)
紫上(父の財産は回ってこない。祖母の別荘だけ?)
親王の一人娘の末摘花も両親を亡くし親戚もそれぞれで経済的援助を頼るわけにはいかず
あばらや暮らしをしている
貴族の女にとって後ろ盾がどんなに大事かだね
>>176 明石の親のことよくしらないけど
受領でも金蓄えること出来るのね
下手な親王より金持ちかな
経済的余裕ある両親健在なのは明石の上強いね
それでも自分よりむしろ恵まれない紫の上を立てて
紫の上は車なのに自分は徒歩で従ったりしたんだよね
>>175 明石の両親は
大臣の息子なのに受領、親王の娘なのに受領の妻なのか
受領階級は金儲けしまくりだよ。
宮廷の人間は宮廷の政、良くて都周辺の事しか考えてないから、
必要な税さえ納めていれば、赴任先ではやりたい放題。
だから土地が豊かで実入りのいい、上国守にみんななりたがる。
司召の推薦を得るために力のある貴族に賄賂なんてのも当たり前。
貴族も自分の体面や生活を保つために有り難く賄賂を受け取った。
受領も下級貴族でしょ
大臣の息子でも受領になる場合もあるわけだし
低い官位で都にいるより一層受領の方がマシか
明石の母親は親王の孫娘だよ
>>175 この時代、ただの親王は摂関家(大臣)の下に置かれたのでは?
大臣家の子女の方が親王家の子女より優遇されているよね
源氏物語でも
大臣>>>>>一介の親王
確かに後ろ盾関係無しにしたって、
葵(最高位の左大臣・后腹内親王の娘)より紫(皇位継承出来ない親王・大納言娘の娘)の方が
出自が良いなんて考えられないね。
明石の母親は宮家じゃなくてその下の王家
>>185 それ以前に紫上は両親が結婚しないで生まれている
雲居の雁の両親のようにはっきり婚姻関係があったわけでもなく
母親の祖母尼が知らないうちに兵部卿が通ってきて愛人になったようなもん
名家の正妻腹のお嬢様と名家の愛人腹の庶子で、後者の方が出自がよいってことはないね
源氏もそれを知っていたから若紫を誘拐した挙げ句、正室にしないで愛人No1として囲っていたわけだし
源氏はどこかで紫の上の出自を見下していたから
ああいう扱いにした
両親揃っている生まれだったら平気でさらったりしなかっただろう
目をつけておいて年頃になったら言い寄ってレイープするなりして、妻にされた方が紫の上だって誤解することなく
妻の一人で満足しただろうに
紫の上が源氏をお兄様と言うのがキモい
幼女時代はともかく、死を前にした回想で
お兄様と言うなよと思う
紫の母親は大納言の娘と言っても対していいところじゃなかったんでしょ?
源氏の母親の桐壺更衣も大納言娘で女御になれなかった
同じ様じゃないの?
雲居の雁も母親について言っていたら浮舟状態だったろう
スレチで申し訳ないけど、今は亡き氷室女史の書いた「なんて素敵にジャパネスク」で
帥の宮と右近少将(右大臣家の息子)が上座を譲り合うシーンがあった。
所詮、立太子出来ない親王なんてその程度。
>>190 父親同士は兄弟だし
母親は同じ大納言の娘だから
源氏と紫の上は身分は実質そう変わらないのにね
親王を一人も作らなかった朱雀帝は優秀
東宮はちゃっかり自分の息子あててるし
その息子は子沢山だから朱雀の血筋はしばらく皇位につける
>>192 雲居雁母の再婚相手は大納言だから、わりといい相手だよ
紅梅大納言と再婚した真木柱の娘状態かも
雲居雁の母親も王族だけど劣り腹ってことで正室にはなれなかったんだったな
頭中将の正室は右大臣家の四の君
紫の上も雲居雁の母みたいな立場で源氏と結婚すれば良かったろうね
なにかいびつな形になってしまった
正妻葵の上を苦しませた紫の上の存在だけど
紫の上も葵の上にはなれない自分の立場を葵の上の死後思い知ることになった
紫の上自身年端もいかないうちに源氏に引き取られ
この上なく大事にされたのだから
なぜ自分は正妻じゃないんだろうと疑問に思って不思議ではない
葵が長生きしてくれてたら紫の苦しみも少なくてすんだかもね。
「あ、あの人が正妻なんだわ。」って理解できて。
女三宮の降嫁もなかっただろうし、そのほうが源氏にとっても良かったかも。
>>179 明石入道も最初から受領階級にいたわけじゃなくて
もともとは三位中将って公卿で普通にエリートコース歩んでいたから
そのころ宮家の娘の尼君と結婚したんだと思う
でも出世コースに見切りつけて身分は少々劣るけど財産築ける受領階級コース選んだらしい
>>181 受領は全員が下級ではないでしょ。
受領といっても今の県知事にあたる守と、その下の介とか権守とか階級はいくつもわかれるし
大国の守なら四位くらいだから公卿の下くらいだよ。
地位は公卿より低いけど財産は作れるから、紫式部の時代は
摂関家や大臣の正妻なんて受領出身がよくいるよ
>>183 親王が大臣の下におかれたのは江戸時代だよ。
それも朝廷ではなく徳川家が横やりいれて勝手に作った法律。
>>192 あんな時代考証メチャクチャな小説を例にあげるのはちょっとね。
あれはあくまで平安時代を舞台にしたファンタジーでしょ
時代劇みて、将軍は仕事人単に暗殺される程度のしろもんだっていうようなものだよ
>>201 葵が生きてたって女三宮は正妻として嫁いでくるよ
なぜかこのスレのひとは平安時代の貴族の結婚を
後世の一夫一妻多妾と混同しているひとが多い
この時代は一夫多妻。正妻は一人とは決まってない
藤原道長にしたって、すでにちゃんとした正妻がいる小一条院に
自分の娘を嫁がせている
>>201 葵が生きていれば紫は兵部卿宮の娘だと公にすることもなくいつまで日陰の身の上。
それほど寵愛も深くない正室で不幸ではあったろうけどね。
葵はどんなに頑張っても藤壺の代わりにならないし
藤壺に瓜二つの紫以上に寵愛を被ることもない。
源氏の寵人の車を脇に押しのけて平気でいたり、結構奔放な正室だったから、
源氏の愛妾たちは紫も含め葵の権勢に苦労したはず。
>>203 葵が生きていて女三宮が嫁いできたら
源氏は若い女三宮のところに入り浸る。
でもって葵の怒りの矛先は紫たちに向くか。
葵の権勢はすごいから
三の宮はいれないんじゃない
朱雀父は
>>207 女三宮降嫁の頃には左大臣も大宮もすでにいないよ
葵の権力が朱雀院の寵愛する三品内親王よりすごいはずがない
親王の地位は大臣と並ぶものだそうだ。
ただ世間的にはどうしても威勢のある大臣>>>親王だったようだね。
朱雀院が源氏に女三宮を嫁がせたがったのも、紫の上を立派に育てたという
実績があったからだし・・・
もし葵が生きてたら、紫は世間的に日陰の身だから、朱雀院が紫の評判を
知ることはなかったんじゃないの?
頭中将夫妻みたいに、普通に落ち着いた夫婦のとこにわざわざ
女三宮を嫁がせないよ
葵が生きていたら朱雀は呑気に構えていないで早くから夕霧に打診していたよ
それか柏木で手を打っていたと思う
やっぱり紫は世間的に軽く見られてたと思う
日陰の身の上とはいえ紫のことは葵の存命中に葵の耳にまで届いていて
葵が激しく嫉妬しているくらいだからどのみち朱雀院の耳にも入ったと思うよ
だいたい朱雀院が一番信頼しているのが弟の源氏なのだから
はじめから源氏以外に女三宮を託すつもりなどなかった
年齢的には釣り合う柏木や夕霧もまだ若いから、とか難癖つけて
源氏に話を持っていったくらいだし
源氏の女になれる=都中の女たちのあこがれの的
という神話を信じていたっぽい
葵の上が死の直前くらいになってから
初めて源氏の気持ちも葵の上に向くようになってきたから
しかし鬼のような愛人六条御息所と関わってしまった以上
葵がそれ以上生きることはありえなかったような
>>213 日陰の身の愛人の評判なんて、いくらすぐれていると噂になっても
なんの意味もないよ
女三宮降嫁前の紫は、女御の義母として宮中へ出入りする六条院の
一の人だった
>>211 雲居雁と結婚する前の夕霧は官位も低かったのだから
女三宮の結婚相手に選ばれるはずもない。
ましてや、仮に葵が生きていて紫が日陰の身の上だったのならば
源氏は今度こそ藤壺のゆかりの姫を陽のあたる場所に置きたいということで
一層女三宮を獲得したい気持ちが強く働いたと思う。
女三宮ならばたとえ葵が生きていたところで
正室として遇されることは間違いないしね。
「源氏物語の世界 Q&A集」では、葵の上が生きてれば
女三宮が源氏に嫁ぐことはなかったとしている。
>>215 紫がそんなに大層な権力だったのならば
女三宮の降嫁で悲鳴を上げることもないでしょ
紫は女御の育ての親とはいえ結局は正妻ではなかった
そういう意味では紫はやっぱり日陰の身の上の愛人
紫は明石女御の入内にこそ付き添ったけれども
それ以降は明石上に任せて自分は宮中に出入りなどしていないよ
>>213 朱雀院もあえて娘を不幸にしたくはなかったから
源氏が正妻がいて、わりと上手くいっていて正妻との間に子供が何人もいて
しかもその正妻が気性が激しいなんて状況だったら
源氏には嫁がせなかっただろうし
婿候補の男の官位から妻との間柄まで考慮に考慮を重ねてるよ
紫の上は源氏にとって最愛とはいえ正式に結婚してないから
源氏の正妻の席はずっと空席ということも三宮降嫁の決め手だった
紫に子供がいないというのも大きかっただろうね
>>219 葵は実家を生涯でなかっただろうから降嫁はあったよ
だいたい桐壺帝だって最初に入内した弘き殿女御には東宮をはじめ
次々3人の子が生まれて気性が激しいことでも有名だったのに
次から次へと女御・更衣が入内する状態だったじゃん
葵も紫をはじめ取るに足らない源氏の妻妾たちには嫉妬しただろうけど
朱雀院の女御腹の内親王には手も足も出せなかったと思うよ
葵も一時は入内を夢見ていたのならば自分より格上の夫の妻に従うのは当たり前
女三宮降嫁を検討してる時、さんざん紫の立場の弱さが描写されていた
たとえ葵でも降嫁されちゃうんなら、紫の立場の弱さの描写って、まったく意味なくないか??
葵が正妻だったら、女三宮の降嫁はなかったと思う
夕霧だって大恋愛で結ばれて
権勢家で子だくさん、嫡男も産んでいる雲居雁というれっきとした正室がいたのに
強引に自分の意思で落葉宮を2人目の正室に迎えることに成功した
葵が生きていたって
朱雀院がその気で源氏も藤壺のゆかりということで乗り気だったのだから
女三宮は降嫁しただろうね
葵がいれば降嫁がなかったと言っている人は
落葉宮の再婚をどう説明するのだろうか?
>>223 夕霧と落葉の再婚は、「野合」みたいなもんだし
>>222 葵が生きていれば女三宮と正室2人
葵と女三宮がいわば雲居雁と落葉宮状態になったってことでしょ
紫の場合は正室2人とならずに完全に女三宮の格下扱いになってしまった
紫は源氏と結婚して以来
誰か他の妻妾の格下になって気を使ったことがなかったので
ショックを受けたってだけでしょ
>>223 落葉宮の再婚は夕霧が一途に望んだから
葵がいるなら朱雀は源氏に話を持っていかないと思うよ
>>226 源氏も一途に女三宮を望んでいたよ。
藤壺の姪で内親王、まさに一番藤壺に近い理想の姫君。
夕霧が望んだからそうなったなら
源氏が望めばそうなったでしょ。
だから朱雀が話を持っていったからでしょ
>>227 ところが女三宮迎えてみたら
ボケーっとしておもしろみのない性格。
それでも若いしそれなりにかわいいから琴教えたり一生懸命育ててたら
柏木の野郎が・・・
>>228 この時代の貴族は複数の妻(正室)を持つことができるのに
源氏は生涯葵一人を妻として守ったという根拠が希薄。
男が望めば複数の妻を持つことは可能なんだって。
どうも勘違いしてる人がいるけど。
朱雀は「正室がいない男を」なんて探してないでしょ。
新婚でなければ正室もちの夕霧でもいっか、なんて思ってたくらいだし。
頭中将や源氏も玉鬘を正室もちの髭黒に奪われて
「正室もちの男なんて結婚相手として認めるわけにいかない、
正室のいない一人身の男か正室が死んだ男を探せ!」とわめいていないし
正室が複数持てるこの時代には正室もちには娘をやれないとか
そういう概念がないんだって。
夕霧では頼りないとか言っちゃうぐらい食いついちゃったからな源氏
>>229 葵みたいに気性が激しくてセックスレスになるわけでもなし
比較的うまくやってたんだけどね、源氏と女三宮の夫婦。
嫁いだときには源氏も26歳も年の離れた若い妻に戸惑い文句だらだらだったけど
あのまま成人していればそれなりに理想の妻になれそうだった。
これは源氏がいってることだけどね。
(女三宮こそは非のうちどころのない私の正室であったのに・・・)
>>225 正室は二人もいるのに
愛情度は紫の上が一番という世にもバランス悪いことになってしまう
女三宮降嫁は葵上がいてもいなくてもあったとは思うな
ただ葵上が嫉妬するかと言えばしないだろうな
既に四十も越えて順調に出世する息子がいて地位も安定している葵が、
今更息子よりも若い幼妻相手にそうそう嫉妬はしなさそう
何より葵上は六条院には絶対住まないwだろうから、直接顔合わせることもないだろうし
正室葵上がいて、その下に寵愛No1の紫上だったら、心情的に女三宮降嫁があっても平和だったのかも
葵上が生きていたらちい姫の養育が紫上に任されるかも微妙だね
夫は広い屋敷に女を何人も囲ってて幸せそうで
自分だけ別の屋敷で夫の訪れが少ないってのも悲しいな
>>234 政略結婚の正妻よりも自由恋愛の愛人が寵愛深いなんてどこでも良くあることじゃん
その愛人が正妻を蔑ろにするほど権勢を振るうならともかくそうではないなら問題ないよ
「非のうちどころのない正室」って葵に対しても言ってなかった?
紫の上自身最初から愛人として源氏に迎えられていたならともかく
誘拐軟禁までされ、とことん源氏好みの女に調教されたあげく
正妻にもなれず、夫は内親王を自分に相応しい女性とばかりに簡単に正妻に迎えたんら
病気か狂うかになると思う
最初から紫の人間性も個性さえ認めなかったし
>>233 源氏は葵に対しても「非の打ち所のない方」と言っていたりするw
>>236 そもそも仲がうまくいかないままの状態で葵は死んでないよ
葵の上が生きていたら女三宮は夕霧に降嫁だろうね
そこで柏木の未亡人となった落葉の宮に恋慕
姉妹を妻にする(兼家の父が内親王を複数妻にしてるよね)
>>239 あれだけ源氏に都合良く作り替えられてしまうと、紫上が持っていた個性も既に壊されていそうだよね
源氏は「紫上自身を愛していた」と言っていたけど、肝心の紫上の個性が消えているから
結局のところ「自分が作り上げた理想の女としての紫上を愛している」と言っているようにしか思えなかったな
>>235 源氏物語では割と女性の心情をストレートに描くからそれはないと思うよ。
非常にできた女性として登場している秋好中宮さえ、
すでに自分が40歳を超えてから入内してきた
年若い玉鬘大君に嫉妬する設定になっている。
ましてや物語当初から嫉妬をかなり描かれている葵が40過ぎたら
急に枯れた女になって夫が誰に言い寄ろうが誰と結婚しようが
お好きにどうぞ、とはならないはず。
>>240 源氏と葵の上の夫婦仲は良くなってきてるから
もし葵が死ななかったらもう2、3人子供できたかも
それが男の子だったら三宮の婿になったかも
葵に娘が出来ていたら、ちい姫入内は無かっただろうね
源氏に三人の子がいて姫は明石が産むってのは物語の最初の頃から決まっていたから
源氏の娘を葵が生むことはないと思う
明石のことだって若紫の巻から伏線として出てきているし
>>233,240
源氏が「非の打ち所のない正室」と言ってる2人が
実は皮肉なことに源氏の思い通りにならなかった2人なんだよな。
愛人達はけっこうしっかり源氏の思いくみ取ってたのだが。
>>247 今まで散々もしもの話をしてきたのに何を今更w
葵が生きていたらちい姫は葵の上に養育されたんだろうな
元が東宮妃となるべく育てられた葵の上だから入内させたい姫の養育にはうってつけ
問題は葵の上が自分が産んだわけでもない娘を育てようと言う気になるかってとこだが・・・
夕霧産んだ後で子供が出来ない身体になったとか言われたら渋々引き受けそうではある
>>248 思いをくみ取っていたというより源氏より立場が低いから源氏を立ててくれただけでは?
藤壷もそうだけど、その非の打ち所のない女性陣はみんな源氏の手の届かない場所に行ってしまった人というのが面白い
葵は死ぬことで源氏の手からすり抜けてしまい、藤壷と女三宮は出家することで源氏から逃げてしまった
葵は子供好きそうだよね
身寄りのない「あてき」という女の子を引き取って可愛がっていたし
253 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/22(火) 23:01:19 ID:N8WxjnSA
ちい姫の出世は夕霧の出世にも繋がることだし、ちい姫が源氏の唯一の手駒だと
引き取って育てるんじゃないのかな。
>>251 っていうことは、何でも思いのままになった女君より
思い通りにならなかった女のほうが思い出が美しいのかなあ、源氏は。
朝顔に対しても美しい思い出っぽい。
でも普段の生活は言うがままになる愛人達の方が居心地いいんだろうな。
しかし夕霧が男で本当に良かったよな、源氏
冷泉に嫁がせない言い訳が大変だもんな
>>255 ちい姫男だったら普通にただの貴族
髭黒より出世できそうもないな。
夕霧女だったら朱雀をたきつけて朱雀の中宮にしちゃうかも。
それで子供ポンポン産んだらそれはそれでいいし。
このころは異母きょうだいで結婚するのはもう
稀になってるんだっけ?
平安初期くらいまでは平気で結婚させていたが。
さすがにこの時代になると異母きょうだいでの結婚はないんじゃないかな
おば・おい、おじ・めい、いとこ同士くらいなら結婚してるんだけどねえ。
夕霧が女だったら大変だったな。
>>256 そんなことしたら右大臣や弘徽殿が喜び左大臣や頭中将が切れる。
冷泉のことは公には桐壺帝の息子、ってことになってるから
源氏的には女夕霧冷泉にやっちゃうと思う。
ただ藤壺がどう思うかはわからんが・・・
自分の正妻の娘を差し置いて他人様の娘を養女にしてまで冷泉にくれてやる
なんておかし過ぎるよね
絶対に源氏娘に女性として決定的な欠陥があると思われただろうな。
女夕霧を冷泉にやるとなると左大臣は良いとして
自分の娘を入内させている頭中将的にはどうなのかな?
葵の娘でもある訳だから外戚として問題無いで良い?
夕霧が男だったことに密かにほくそ笑んでいる源氏って嫌だなw
>>263 その場合は頭中将も女夕霧が中宮で納得するだろう。
絵合なんてないとおもう。
あとは弘徽殿が男子産んでくれるのに期待するだけ。
朱雀は秋好ゲットできるだろうからいいかも。
夕霧が女だったら物語が破綻する
もしもなんてのはありえない
>>252 子供好きと他の女が産んだ子供をわが子同様に可愛がるは違う。
葵も実の子である夕霧は可愛がっただろうけれども
自分から寵愛を奪った女の娘である明石姫君は引き取らなかっただろう。
弘き殿女御が自分が生んだ朱雀は可愛がったけれども
桐壺更衣の産んだ源氏は手元に引き取ってわが子同様に可愛がったりしないのと同様。
葵に娘がなければ養女で十分だし、
案外大宮のもとにいた雲居雁を葵が養女にして
「この子を源氏の養女に入内させましょう」なんてなってたんじゃない?
史実では妻の姪を養女にして入内・立后させた例がかなりある。
>>255 小さい時に婚約者を決めてしまえばいいんだよな。
雲居雁だって東宮に入内するといわれていたのに
結局夕霧が奪った。
柏木あたりと婚約させてしまえばいい。
頭中将や左大臣も自分の一族の嫡男の正室に
葵の娘が収まるのならば満足で不満はない。
葵だって自分の目の届く範囲の兄の嫡男のところにいくのならば
入内して娘が苦労するより良いと考えそう。
女御候補なのに源氏の妻となった葵ほどの格差もない。
源氏はたまたま明石姫君がただひとりの娘だったからだけど、
大勢の娘たちはいれば必ずしも全員が入内しているわけでなし。
葵の上が死なないで夕霧以外に女児を儲けていたら
当然后候補。ちい姫は柏木か紅梅、髭黒あたりの妻となる。
明石の入道はモンモンと明石で妄想の日々w
雲居の雁は最初から東宮妃候補になってないとこからして
かなり父親にほっとかれたんだろーな
>>267 蜻蛉日記の道綱の母が、兼家が他の女に産ませた娘を
引き取っていたように、ありえる話だと思うが。
>>217 その文面が見つかったのでをコピペすると、
「葵の上の死去は、夫婦仲に愛情の回復の兆し始めたときでした。したがって、源氏の悲嘆は大きいものでした。
もし葵の上が生きていれば、子を鎹にして、夫婦の愛の復活の物語として新たな主題性をもって語られていったかもしれません。
第一に、紫の上の地位が実質的な正妻にならず、側室のままになったでしょう。
紫の上は本邸に同居していましたから、いわゆる召人的(中務や中将の君)に見られていれば波風は立ちませんが、側室としての源氏の愛情と扱いが高まれば、正妻の葵の上との間に大きな確執を生じることは避けられません。
藤原道長にとっての正妻の倫子(同居)と側室の明子(別居)との関係を立場を反対にしたような関係です。
第二に、実質的正妻紫の上に対する側室としての明石の君という位置付けにも変化を生じさせ、正妻の葵の上に対して共に側室的妻妾となれば明石姫君をめぐって生みの親と育ての親という主題にも微妙な問題を投げかけるでしょう。
地方で誕生した明石姫君を宮中に入内させるための格上げには都の高貴な源氏の正夫人の養女という条件が必要でした。
第三に、葵の上が正妻として存在していれば、後の朱雀院の女三の宮の六条院降嫁ということも起こらないでしょう。」
先生と呼ばれる専門家もそうみているんだね。
ちなみに、前スレか前々スレで女御などの殿舎の格についての話題に上がっていたが、
藤壺よりも弘徽殿の方が格が上のよう。
その文面もコピペしておく。
「舎よりも殿のほうが格が上等です。
さて、天皇の日常いらっしゃる御殿は清涼殿です。仁寿殿の西側、弘徽殿の南側ですから、弘徽殿が最もお側近く上等な殿舎となります。
『源氏物語』では、摂関家藤原氏の子女が入内する殿舎として当てられています。右大臣の娘(桐壺)と左大臣家の頭中将の娘(澪標)が入っています。
同様にお側近い殿舎として飛香舎があります。中庭に藤が植えられていましたので、藤壺とも呼ばれています。
ここには、皇族関係の娘に当てられています。」
>>273 >舎よりも殿のほうが格が上等
皇族の姫とはいえど摂関家の姫には敵わないってことだね
正妻が夫と他の女性との間に生まれた子を引き取るのは珍しいことではなかった。
葵の上がいたら、ちい姫は葵の上が引き取ったと思う。
妃がねの子の箔付けを考えたら源氏はそうするだろうし、
葵の上も、みすみす紫の上に渡したりはしないだろう。
葵の上はべつに冷たい人ではないから、ちい姫のことも可愛がれるよ。
少なくても虐待などする人ではない。
源氏の悪口を言いまくって、ちい姫をお父様嫌いにさせることはあるかもだが。
明石だったら葵相手でもそれなりに上手く付き合えそう
明石って、女から嫌われるタイプじゃない感じがする
>>264 源氏は薫のことは女だったら・・・って思ってる。
もしも薫が女だったら、母見習って仏道すすんで一生独身ですごそうと思うけれど
周りが放っておかない、ってことになるのか。(特に匂宮)
出来る女なのに、それを自慢せず控えめって、現代でも嫌われないタイプ。
むしろ、素晴らしい人だって尊敬されるよね。明石は得な性格で羨ましい。
明石は長身ですらりとしてるので、ルックス的にも女受けしそうだ
明石の上が理性やわきまえのある女だから
源氏も助かった
というより悪女型はもう懲りた源氏かもしれない
若い頃は強い女や我が儘な女が魅力的に見えた
自由恋愛では割と強い女が好きだよね>源氏
六条とか朧月夜とか。
明石はなんだかんだ言って明石入道が強く望んで
源氏に侍らせた姫君。
純粋に源氏が言い寄った自由恋愛というわけでも・・・
>>273 平安中期以降は、飛香舎(藤壺)も摂関家の姫君の独占状態だったよ
「七殿五舎」殿が舎より格上というのは本当
>>282 源氏物語では皇族関係の娘があてがわれたということだろう
>>284 平安京遷都のころには天皇の後宮は七殿しかなかった。
五舎は天皇の後宮の増員により後からできたというのは事実だけども
そこに住む人の格上格下を定義づけるものではない。
例えば、天皇に次ぐ地位であった皇太子は梨壺に住んでいたが、
皇太子は殿に住む女御たちより格下だったのかという話になってしまう。
源氏物語でも藤壺中宮が立后し、
朱雀帝の藤壺女御が最も出自が良いとされたしね。
落葉の宮と夕霧のベッドシーン欲しかった〜
>>286 一度「七殿五舎」で検索して、弘徽殿と飛香舎をググってみるといいよ
>>285 源氏物語でも今上のときには左大臣の娘である藤壺女御が藤壺の住人で
この人は藤原氏で皇族関係の妃ではないね。
朱雀院の藤壺女御は先帝の娘とはいえ源氏だしね。
>>288 君もググってみなよ。
そこに住む人の格下格上を定義づけるものではないから。
殿は舎より古い時代からあった、それだけだから。
同格だと思っていたけど。どちらも清涼殿から近いので他の殿舎より格上。
当時まだ納言だった頭中将の娘の弘徽殿女御も
祖父である一の人・左大臣の養女となって入内したから弘徽殿を賜ったんだね。
あさきの新弘徽殿はかわいい顔
自分もいろいろとググってみたが、
いずれにせよ弘徽殿が後宮の中で最も格の高い殿舎であることは間違いないようだな。
明石高スペック…
身分は低いけど血筋はいいし品も教養もあって性格は芯は強そうだけど控え目
たしかに別に嫌う要素がなさそう
自分も弘徽殿と藤壺が別格だと思っていたクチだけど、
源氏の養女格である秋好は梅壺なんだよね。
藤壺女院の姪である王女御が藤壺だったのかな?
つうか、王女御って、女三宮と同レベルに藤壺縁の女人なんだねw
源氏思いきりスルーしてたけど。
>>299 王女御って弘徽殿女御と秋好の2人に比べて影が薄いんだよなぁw
源氏VS頭中将が際立っていたからかもしれないけど
>>299 藤原道長の姉でのちに皇太后となる藤原詮子は梅壺で梅壺女御と呼ばれていた。
住む人はあまり関係がないよ。
源氏物語では明石中宮が桐壺に住んでるくらいだし。
明石だったら、葵もはじめは「愛人はいっぱいいるのになぜ田舎からわざわざ呼び寄せるの!」と怒りそうだけど、
実際に交流すると打ち解けるの早そう。
やっぱり「わきまえる、立てる」っていう性格が大きいよね。
それでいて字も美しく教養も高い。我慢強い。
頭がよくて控えめで相手を立てる女性は男女問わず好かれる。
>>300 源氏が逆恨みしたからね。紫を悲しませたとか何とか。
一番悲しませたのはお前だし、疎遠になったのもお前のせいだ阿呆と誰かいってやってくれ。
明石中宮は東宮妃時代からの名残か何かで清涼殿から一番遠い桐壺に住んでるの?
それとも今上が即位したら別の殿舎に移ったのかな。
明石みたいな女性は正妻からも好かれるんじゃないかな
>>302 葵は明石と交流しないでしょ。
葵は六条院に来ることもなく、合奏することもないだろうし。
源氏の想い人に対してもとんでもないこと、と怒っているだけで
二条院にいる紫に自分から手紙を出すなんてしてないし。
>>303 淑景舎(桐壺)は源氏自身が宿直所としていたからみたいよ
>>303 明石女御は今上が即位してからも桐壺に住んでいるよ。
若菜上で今上はすでに即位しているのに
明石女御は桐壺の御方と呼ばれているからね。
>>305 なんで葵が自分から紫に手紙を出さなくてはいけないわけ?
>>306 桐壺帝の代には桐壺帝の許しを得て源氏が桐壺を宿直所として使っていたみたいだけど、
朱雀帝の代にも冷泉帝の代にも宿直所としていたというのも変だけどね。
もともとは天皇・東宮妃のための後宮であって臣下が我がものにして良い建物ではないし。
>>308 葵が妻妾のほうから手紙が来たら考えてやろうと思っていたのならば
交流はないだろうね。
葵自身、夫の妻妾を一切認めなかったのだから、
妻妾から手紙をもらうなんてとんでもないことだったろうし。
明石から葵に手紙を出したらどうなるだろう?
明石の字なら人柄のゆかしさや教養、趣味が読み取れるだろうから、
これに返事をしないとなると逆に葵の価値が落ちるんじゃないかな。
原作に描写はなかったけど、
姫を引き取る時に一筆書くことがあってもおかしくないと思う。
葵は姫を引き取らないよ。
父親からの支援を受けられず立場が不安定な紫はほかの女が生んだ姫をやむなく引き取ったけど、
れっきとした正室がほかの女の産んだ子を引き取った例ってほとんどないんだよね。
ましてや左大臣や大宮も同居しているところに妾腹のちい姫が引き取られるとなると
左大臣・大宮の了解も取り付けねばならず難しかったと思う。
>>311 それはないだろうね。
明石は六条院にやってくるまで紫すらその人柄を知るすべもなく
当然それまで文などを交わしたことはないと思われる。
妾の分際で正室に文などとんでもないことでは?
明石はちい姫が入内するときに初めて
ちい姫付きの女房ということで紫に挨拶したけれども
ずっと後のことだし所詮は主君と女房の対面という感じだった
葵がちい姫を引き取るとしたらやっぱり葵が子供産めない身体にでもならなきゃダメかもね
でも藤原頼通の娘の寛子は、母の身分が低いけど頼通唯一の娘として入内出来たんだから
実は無理して引き取らせることもなかったのかも・・・明石の手元にいたら琴の琴だって伝授されてだろうし
寛子の母はともかくも都に住んでいて頼通の母倫子に仕える女房だった
明石はちい姫を産んだとき明石にいて父の源氏から遠く離れた所にいた
というのがネックだったのかも
寛子の母も長らく隠し妻で同母兄たちは次々養子に出され
寛子が弟の師実とともに公表されたのはだいぶ大きくなってからだったけどね
葵が生きていても結局ちい姫を引き取るのは紫だったりしてねw
蜻蛉日記の筆者は正室ではないんだけど
身分の低い夫の愛人が産んだ女の子を引き取っている
紫ならば明石で育つよりましだし
源氏の嫡男夕霧の養母が花散里だったように
別に正室しか他の女の産んだ子は引き取れないということもないんだよね
葵に姫が生まれていなかったらが限定だけど、ちい姫を引き取るのになんの問題もないんじゃない?
自分が母代りで育てた子が后がねになるのだから。
紫なんかに育てさせないだろう。
何も正室が育てなくとも入内はできるからね。
ちい姫は生まれた場所が明石というのがネックだっただけだと思う。
明石上が都に住んでいればそのまま入内でもよかったのだろう。
逆に正室がどうしても后は我が手で育てなければと
他の妻妾の産んだ女子をかき集めてきて手元に置こうとしたということもないし。
入内に付き添うだけの名目上の養母でも良かった感じ。
>>318 それだったら明石から娘を取り上げて紫に育てさせたりしないよ
>>319 源氏は子供のいない紫を憐れみ、嫉妬を抑えるために
引き取ったという意味合いも強かったのでは?
紫に男の子でもいればそれでも引き取っていたかは定かではない。
ただ葵に引き取らせるのは難しかっただろうね。
しっかりした両親がついているから。
明石から引き離して育てさせるなら紫よりも葵の方が良さそう
元東宮妃候補だし、大宮は内親王だし、葵&左大臣家サイドが了承すれば
よほど箔がつくし、夕霧の将来の為にもなる
>>320 子供のいない紫の為に明石から娘を取り上げたの?
夕霧とちい姫は切っても切れない結びつきになる事はわかっているから
葵の下で育てる事になったよ
異母兄妹の仲が上手くいくように、ちい姫が幼い頃は、一緒に遊ばせていたりしたものね。
>>321 ちい姫がうまれたとき葵は30歳
まだ自分で産めるわーと思って引き取らないんじゃ?
実際に結婚から夕霧を産むまで10年かかってるから
この先葵が子供を産んだかは分かんないけど
>>321 明石が死んでいれば葵も大宮もしょうがないか〜娘もいないしね〜で引き取りそうだけど
紫の父の兵部卿宮も母親が死んだ後は正妻に引き取らせようとしていたし
まぁその手を使う為に姫が入内する直前まで明石の存在を抹消して引き取らせたら源氏は鬼だがw
>>324 夕霧がちい姫の世話をしていたのは夕霧が元服後六条院に住んでたからで
源氏が本気で異母兄妹をともにそだてなければと思っていたのならば
12歳まで夕霧を放っておかないでしょ
夕霧が幼い時に遊んでいたのは雲居雁で妹のちい姫ではないし
ちい姫は生まれてすぐ紫に預けられたわけではなかったよね?
>>328 生まれてすぐ源氏は紫に打診しているよ
紫は比較的素直におkしたが
明石に何と説明しようと迷っていた
>>320 紫の女性としての完璧さに唯一欠けていたのが、子供を持っていない事ともいえるからね…
しかし、実際に自分の子を産んでたら源氏の理想のままだったかは判らないが。
>>302 同意、特に後半。
源氏って、何をしても許されるんじゃないかと本気で思ってそうなんだがw
紫上と明石君って年齢差はそんなになかったよね
若い紫上がこれから娘を産むかもしれないのに随分無神経だな、源氏も
年齢は1歳紫が上
男の子だったら、紫に養育させないんじゃない?
自分の二の舞になるかもだし。
そう思うと源氏って花散里に対して失礼だよなぁ。
さすがに20歳も離れていたらどうだろ?
源氏って無神経で失礼でって、とことん女をバカにしているなw
>>335 そんな源氏だから、
葵が生きていても女三宮と結婚したっぽいな。
「葵なら女三宮を妹や娘みたく扱ってくれるだろう。」って考えて。
>>336 葵と女三宮のことを「何の不足もなく、不満も感じたことのない非の打ち所のない妻!」とか言っちゃう源氏だからねw
いくら源氏が能天気でも愛人の六条とすら穏便にできなかった葵上が
女三宮とうまくやれるとは思わんでしょw
紫上には(無神経にも)それを期待したけどね
>>338 紫上が生きていても尼になった女三宮を「来世は同じ蓮の上で(夫婦になりたい)〜」と口説いたりもしているぞw
去られると未練が出てくるんだよね。それまでのその女性に
対する態度を悔やんだり。
何回同じことをすれば気が済むのかとw
六条が伊勢に行くって行ったときも「私を捨てるのですか」
捨てたのはおめーだよ!
葵の上ってなんで葵ってあだ名なんだっけ
あと息子の夕霧も…
六条との車争いのエピソードに因んでだと思ってた<葵
葵は葵祭り。
夕霧は落葉宮んとこ押し込んだ時の様子からでしょ?
346 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/23(水) 23:40:16 ID:ysFWvKHZ
>>344>>345レス、サンキュー!
そうか。でも随分話が進んでから
あだ名の由来が判明するんだね
>>339 なんで葵の上が六条なんかに気をつかわなきゃいけないのか全くわからん
むしろそれなら気を使わないといけないのは六条の方だと思うけど
それにあれは従者たちが勝手にしたことで葵の上は自分がけしかけたかのように誤解されたむしろ被害者
日頃から葵を無視して六条の方に通う源氏への不満が従者の間にも充満していたからあの有様になった
女主人をいつも苦しめてる女がのこのこ祭見物にきやがってる
女主人に代わって日頃の鬱憤晴らしてやると暴挙にでた
むしろ正妻が公式に見にきてる行事は
遠慮して見に行かないことが愛人のわきまえなのにね
六条は何考えてたんだろう?
六条「葵祭のあなたは大層素敵だったと女房たちが噂しておりますよ」
源氏「あなたにこそ見ていただきたかったものだ」
六条「あら、お上手だことホホホ」
大人の女の余裕に源氏思わず抱きしめる
といった成り行きになれたのに
六条もアホだね
桐壺は、東宮妃の住むところ(定子妹とか)
だから、桐壺の更衣と帝が恋愛するって設定は無理があった
清少納言と違って、紫式部は宮中を知らない時から物語りを書いていたので
わかっていなかったんだろ、ちい姫は女御になったら他のとこに移ってるよ
それか息子が東宮になってから後にね
仁寿殿とかいうのも別格だろ!
宇津保物語では別格だった
仁寿殿は女御たちの殿舎ではないからね
ここに出てくる殿方は皆最低
特に光源氏 冷泉帝 柏木 薫
冷泉はせめて院になってから最低と限定してやってくれ。
帝の間はまあまあいいやつだった気がする。
気がするだけだけど。
>>353 最低の基準は?
他の殿方は最低じゃないの?
きゃー 絡んできたー 別にあたくし個人が最低と思うだけ 皆、考え方や捉え方が違うのではありませんこと?人それぞれですから…
紫は元々はそうでもないのに優等生であろうと頑張ってる感じが滲み出てて重い
>>357 そのまま育っていたら雲井の雁タイプだった気がする
そりゃあさきの若紫は元気に野外を駆け回る活発な女の子だったから
原作以上に源氏好みに作り替えさせられた感があって痛々しかったな
>>358 雲居と紫の元々の境遇がそう違わないだけに、紫が痛々しいね
頭中将正妻も兵部卿正妻も、どっちもきっつい性格のはずなんだが、
大宮のおかげで差がついた
かと言って、兵部卿正妻のもとで育ったら、いじけた暗い姫に成長しそう。
末は王女御の女房か、受領の妻の一人で、ひっそりとした人生を送るだろう。
世間に知られ重んじられる立場(2代の中宮の養母)になったのは源氏のお陰かと。
>>353 基本的に同意
冷泉帝も後半エロおやじになっちゃったし
あと桐壺帝もあさきでは最低だ
>>360 権勢ある大臣とただの親王の差もあるかと
雲居雁は実家の権力あるのをいいことにそれにあぐらをかいてるところが気に入らない
兵部卿宮はただの親王じゃないけどなw
兵部卿宮は源氏と頭中将に見下されるただの親王だろ
紫の上はいつごろ自分が本当の正室ではない弱い立場って
気づいたんだろうね。少女のころは天真爛漫で社会的知識も無かった
だろうから、結婚して普通に、葵上さまのあと私が妻になったのだと
思っていたと思う。
>>366 女三宮降嫁からやっと気付いた感じかな
それまでは正室がいなくて自分が実質トップの扱いだったからね
兵部卿や式部卿などの省の長官をやっている親王は財力や権力もそれなりにあるよね。
ただ、勢力争いにも巻き込まれやすいけれど。
詳しくは知らないんだが、太宰帥>中務=式部>兵部>その他くらいなもんなのかな。
詳しい方いたらヨロ。
そうだと思うよ。
ちい姫入内の頃は、徒歩でつき従う明石の方を憐れんでいたから。
女三宮が降嫁したあと、ちい姫のお宿下がりに付き添ってきた明石の方に、
お気の毒と思われていたのが、運命の逆転というか皮肉を感じた。
>>367 え?そんなに遅く?朝顔の君と源氏の結婚のうわさに怯えていたから
そのころには自分の立場の不確かさを知っていたと思うよ。
>>366 社会的知識もなかったから
自分が正妻を苦しめているとは露知らず
源氏の訪れをお兄様お兄様と無邪気に喜びまくってただろうな
そのうち源氏の本性や低い身分の自分の立場を知るに従って暗い女人になっていったのは仕方ない
>>349 六条は夫東宮が生きてれば後宮の中心的立場になったんだから
その位の態度は(内心はともかく)とれないとなあ。
元東宮と葵の母宮の大宮は同腹のきょうだいだから
六条と葵は、おばと姪の関係になるのか…
六条の嫉妬深さとネガティブさでは後宮では生き残っていかれないね
けど、夫の東宮は生きていたとしても桐壺帝の弟だから
朱雀が元服した時点で東宮を譲ることになりもう帝にはなれなかったのか?
>>374 そこのところおかしいよね。
どう考えても桐壺帝の長男である朱雀が東宮であった時代と重なるような気がするのだが。
どちらにしろ六条の夫は一時しのぎの東宮で即位は出来なかったと思うのだけど。
>>368 たしか式部卿宮>兵部卿宮>師の宮>その他の順だった気がする
元東宮妃と気取っていても実質は権勢ある大臣家の出身でもなく
せいぜい内大臣クラスの実家で
夫は帝になれたかなれないかだし
産んだ子は女の子だから六条はそれほど高貴とは思えないな
ただプライド高さは富士山なみだがw
葵の上や朧月夜の方が実家の格は上だし
>>374 朱雀は7歳で立坊してる(この時源氏4歳)
六条は16歳で前東宮入内、20歳で夫が他界
前東宮他界→ずぐに朱雀立坊の流れだったのか、
前東宮は六条入内後すぐに東宮位を降りていたのか謎だね
>>361 紫の上、兵部卿宮の娘たちの中では断トツに美人だろうから、
入内してたかもよ。
朱雀帝妃として寵を得ていたかもしれない。
でも子どもができないから悩んじゃうだろうね。
六条夫の前東宮の帝即位は無かったということか
しかも結婚しても夫はいずれは東宮譲位の身の上だったとは・・・
>>378 六条が東宮に入内した16歳のとき源氏8歳朱雀11歳。
明らかに源氏物語は矛盾しているよ。
朱雀は8歳(原文では源氏が5歳の春)で東宮に立っており、
六条の夫は六条が入内した時点で東宮ではないことになっている。
そもそも桐壺更衣が入内した時点で
桐壺帝の弘き殿女御の産んだ第一皇子は東宮候補と書かれていて
桐壺帝に皇太弟などいなかったように書かれてある。
桐壺帝が未亡人になった六条を後宮に残るように引き止めてるから、
六条母子は後宮に住んでたはずなんだよね
敦明親王みたいに東宮辞退して院待遇になった訳ではなさそうな感じがするな>前東宮
物語の設定上だから、作者もそこまで考えてなかったかもしれない
源氏が憧れるような年上のできるだけ高貴な人妻か未亡人を作りたかった
大臣夫人はおばさんすぎるし
帝妃は藤壺とすでにだし、親王妃だと源氏より格下かなあ
と考えるうちに若くして夫を亡くした東宮妃がいいかな
と思いついたのかも
計算すると前東宮が亡くなったのは源氏が13歳の時だから朱雀は16歳で既に東宮となっている。
そうすると生前に前東宮は東宮の位を降りた事になるね。
六条は一度設定決めたらどんどん筆が進みそうなキャラだね
紫や明石みたいにヒロインらしく良く描かなければと作者も気を使わなかった
最後は怨霊にしちゃうし
>>384 じゃあますます
私を誰だと思ってるの?前東宮妃ですよ!
という六条のプライドだけが空回りするような
六条はあんまり生まれが良くない女のがつがつした上昇指向感じる
本当の深窓の令嬢はがつがつしたところはない
>>385 間違っても紫の上は怨霊にならないもんね
前東宮は桐壺帝の弟宮なのだから、
六条は結婚当初から夫は桐壺帝にお世継が出来るまでの東宮ということで
即位は無いと思っていただろうね。
>>384 生前に右大臣一家が皇太弟を引きずりおろして朱雀を皇太子に立てたなら
当然物語にその顛末が描かれるはず。
やはり、紫式部がそこまで考えずに
高貴な源氏の恋人ということで先東宮妃を思いついたんだと思うよ。
先帝が具体的に描かれなかったり矛盾点はあるんだよね。
>>388 朱雀の異母弟冷泉が即位したようなもんでしょ
史実では意外に兄のほうが早世したり相応の妃との間に男子ができなかったりで
弟の系統が皇統を継いでいたりする
弟は即位できないなら初めから皇太弟になんて立てるわけないでしょ
>>381 源氏数え年3歳で袴儀
その年の夏桐壺更衣他界、秋に桐壺帝が桐壺更衣母の元へ命婦派遣
翌年春に東宮決定だから朱雀7歳源氏4歳の時の出来事じゃない?>立坊
>>388 その場しのぎ東宮ってよくあったことなの?
帝に男の子生まれるまでの間だけの東宮で
生まれたら親王に格下げを承知で引き受けるなんて弟宮いたのかな?
>>390 では六条夫も生きていたら一応は即位して2、3年で朱雀に位譲ったかもね
それかわざと病弱な弟を東宮にしたとか
長生きされて健康で男の子じゃらじゃら作られても後が面倒だからw
朱雀に今上が生まれても冷泉は親王に格下げにならなかったし
史実でもそんな例はない
兄が天皇でその弟も天皇なんてよくあったんだよ
近い時代に即位した天皇の弟の例
・嵯峨天皇(兄平城天皇・兄平城に男子誕生の後即位)
・村上天皇(兄朱雀天皇・兄朱雀に男子なく以降は村上の皇統に)
・円融天皇(兄冷泉天皇・兄冷泉に男子誕生の後即位)
・三条天皇(兄花山天皇・兄花山に男子誕生の後即位)
・後朱雀天皇(兄後一条天皇・兄後一条に男子なく以降は後朱雀の皇統に)
・後三条天皇(兄後冷泉天皇・兄後冷泉に子なく以降は後三条の皇統に)
>>393 なんで先坊が進んで朱雀に位を譲らなければならんのだ
冷泉だって源氏・頭中将らが養女・娘を入内させて皇子が誕生すれば
即位は間違いなかったのだし
先坊だって六条をはじめ有力貴族たちが次々娘を入内させただろうよ
先坊は后腹の親王だったから東宮に立った
あえて病弱なやつをとか選ぶかよ
>>395 しかしなぜか六条夫の前坊が死んだとき
朱雀はすでに立太子となって数年目だった
自らの病で自発的に東宮を返上したのかもね
しかし桐壺だって自分の息子(本音は源氏)に帝位継がせたいだろうし
なぜ弟を東宮にしたか謎だ
時代遡り、今上だってまだ東宮決まってないし
息子たちとっくに成人してるのに
>>352 宇津保物語では、ヒロイン(藤壺の中宮)の姉は仁寿殿の女御となっている
桐壷帝が退位するとき次の東宮冷泉を定め
朱雀退位のとき次の東宮今上を指定してるから
桐壷が帝になるとき先の帝が東宮指定したかも
>>398 なるほどね
立坊に関してはつじつまあうね
しかし六条のあの勝ち気な性格では
夫が帝になったら自分が中宮でないと気がすまなかったろうから
次々入内してくる姫君たち
その中の一人が自分より先に男の子産んで
その妃がよりにもよって一番いい部屋の弘き殿あてがわれて
娘しか産んでない自分はもっと下の部屋あてがわれたら…
妃の運命は…になるだろうね
>>396 今上の東宮は決まっているでしょ、一の宮って。
六条はここで評判悪いねw
そういう自分も苦手ではあるが、当代随一の貴婦人、というのには納得しちゃうんだよね。
あさきだと年上&怨霊という描写のが先に立ってあまり美人には見えないけど、
最愛の藤壺の手跡にすらダメ出しした源氏が、六条の才能や佇まいについては大絶賛だからなぁ。
嫉妬深いと繰り返し言われてるけど、後宮で東宮妃として寵を争うのと、年下の失礼な恋人に振り回されるのとではちょっと勝手が違うよ。
後宮での駆け引きなんかは上手そう。
ずっとそうやって賢く優雅にプライド高く生きてきたのが、源氏に溺れたことで何もかもグチャグチャになった。
だからこその怨念という気がする。
六条や葵のプライドの高さは、東宮妃には向いてたと思う
年下の源氏相手に振り回されたのが不幸の元だった
源氏の妻の一人になってたなら生霊までにはならなかったろうな。
源氏に情人程度にしかみられてないことがまたプライドを傷つけたんだろうし。
>>404 そうだよね。
若くて我儘な源氏と付き合うにはプライドを上手く包み隠さなければいけなかった。
だからといって、それが六条や葵のせいだけかといえばそうじゃないんだけどね。
特に初婚で東宮妃候補の葵にそれを求めるのは無理だよ。
>>406 源氏も葵と結婚した時は12歳の若造だったからなぁ。
もう少し年を重ねて源氏自身が大人になってから葵と結婚していたら
最初からうまくいっていた気がする。
源氏も若くて葵の本当の姿や悲しみをを気付いてあげられなかった事を悔んでいるしね。
逆に老いてから娘ほどに若い女三宮を迎えて
受け入れる余裕もなかった。
源氏はちょい年上ぐらいの女性が一番良かったみたいだね。
源氏はただ藤壺のように甘えたかっただけなのに
葵は源氏を臣下だって見くびってお高く止まってたからね
上手く行くわけないよ
源氏が会いに行っても会わなかったりしたしね・・・
源氏が歩み寄ろうとしたところで葵が拒んでいたのだから
不仲になるのは仕方がないよ
葵は源氏が臣下だということ以上に年下だと思って見くびっていた
でも朱雀帝も葵より年下なんだよね
朱雀帝相手ならば葵は下手に出て丁寧にお仕えできたんだろうか・・・
左大臣が葵を大事にしすぎて育て間違えた気も。
葵が源氏を甘えさせてくれて夫婦仲が上手くいってたら、
藤壺への思いも憧れに昇華されたのかも知れないね。
源氏は葵に甘えたかったのではなくて浮気をなじって甘えて欲しかったんだよ
六条と葵に共通して言えることは、
小さい頃からお后教育をされその教養が邪魔をして
素直に自分の感情を表現出来ないという点。
でもそれは当時の深窓の姫君の条件でもある。
葵は直感で源氏の藤壺への思いにも気付いていたのではないかな。
原因はお気楽な源氏にあったという事。
葵に打ち解けて素直に相手して欲しかった源氏と、
自分が源氏より年上なのが気になる+源氏の女性関係の噂を聞いて
態度が硬化してしまう葵がすれ違ってるうちに仲がこじれていったっぽい
葵と出会った時は12歳なんでしょう源氏。
その歳で浮気三昧はないと思うが。
姉のように接していれば、源氏も懐いていたんでは。
なぜ妻が夫に姉のように接しなければいけないの?
対東宮向けに調整しておいた女は臣下嫁に向かないってことだな。
つまり左大臣が一番悪い。
嫉妬をストレートに出さず矜持と変える事も、
後宮でなら必要だったんじゃないかな。
藤壺はもともと入内予定で育ってなかったからね。
ただ、あさきでは葵が臣下の妻になったことで不満をいだいている描写はないが。
あまりに美しい人だったのであまりに素直に微笑んだのでどう接していいかわからない。
って悩んでいたけど。
>>405 小説としては、正室より、身分、美貌、教養などすべて上回っていて
社会的名声を得ている女性が愛人という設定が面白いね。
あまり無いケースだと思うし。
愛情があれば普通に丁重に扱い正室として遇するんだろうけど、
愛情が冷めてきたら男は彼女をどうするのか。
元東宮妃を無礼に扱うことは東宮を、つまりは帝や皇室をバカにする
ような行為で社会もそれを認めなかったと思う。今の感覚以上に、
源氏の六条に対する仕打ちは非難されるべきものだったんだろうな。
六条と葵の上は正反対な性格だよ
葵はどちらかというと内気で引っ込み思案が裏目にでて
他人にはプライド高く素っ気なくて冷たいと誤解されてしまう
本質は身寄りない女の子を可愛がり家庭的で男と恋愛楽しむなんてもってのほかの気品
源氏も色々な女人渡り歩いてやっと葵の気の弱さゆえの強がりがわかってきた
一方六条は内気さや慎ましさとは無縁で自己顕示欲ゆえのプライドの高さ
誰にも負けたくないという気質が染み付いている
男たちに崇められたいがゆえのサロンの女王
字を書くことと家の内装が上手い
葵より六条の方がより美貌なんて描写ってあったっけ?
だから男を通わせた時点で、元東宮妃を蔑ろにすることと皇室を
バカにすることはイコールにならなくなるんだってあれほど(ry
元東宮妃ってそんなに重い身分なのか?
帝の妃になったところで立后出来なければ意味がないのに。
六条のサロンって実際どんななんだろ
高貴な女性だと人前に姿を出せないよね?
仕切り役女房がいて、六条は御簾のむこうで
絵合わせの時の藤壺みたいに時々意見述べたり楽器かきならしたりするのかな
>>421 美しく才智ある六条は男たちの憧れの的だったような記述はある
>>423 少なくとも六条は女御に離れただろ
天皇の女御ならば源氏の北の方よりは格上だ
東宮が早世しなければ六条が男子を産み
国母となる可能性もないわけではなかったし
葵は男子を産んでも所詮は臣下の大臣の母でしかない
葵や六条が女三宮に溺れ、裏切られる源氏見たらどう思うだろう?
前東宮が生きていて葵がこちらに入内していたら面白いかも
六条は立后出来ないだろうね
>>420 六条と対照的存在として書かれているのは夕顔でしょう。
葵上と六条は延長線上だよ。
源氏のスペックの見合った正室を得た。でも冷淡でプライドが高い
魅力ない女性で源氏は愛さなかった。なので、もっと高スペックの
女性を得た。が、高貴でくつろげない女性で愛は冷めていった。
よって藤壺のすばらしさ再認識&上流より中流女性の方がいいかも〜
という流れになるわけでしょう。
夕顔は中流というより下流だけどね
>>430 でも多くの貴族が四位、五位で終わるなか、三位に上った人のお姫様。
叔父は参議で公卿の一員。
夕顔はああいう庶民が住むところに、身を隠したため落ちぶれ感がすごいよね。
円地文子は夕顔に娼婦性を感じるって。生活のために源氏と関係を
もつという。
なんでああまで落ちぶれたのかね。父が死に財産も無かった?
六条は東宮妃であったときは
格は高かったろうが未亡人となった時点で格はかなり下がる
それに気がつかなかった六条は気の毒
たとえ源氏の妻となるのも有力な大臣の娘でも一族がついてるわけでもないから
葵はおろか朧月夜より格下といえる
唯一のブランドが元東宮妃ということだけ
明石中宮は俺の嫁
>>432 頭中将から完全に隠れるためには
「中流の貴族が隠遁しそうな郊外の館」ではダメだったということかな。
ビンボーな割には使用人がたくさんいるし娘もちゃんと育てなくてはならないし、というところ?
>>429 葵を冷淡で魅力のない女と言い切るのは違うと思うな
六条を疎んじるようになたたと
反比例して葵を好ましく見るようになった源氏だから
二人が似てるというなら完全に似てる二人を天秤にかけて源氏は葵をとったことになる
それに葵のプライドが高いところが嫌なら
それ以上にはるかプライドが高い六条に魅せられたわけがないし
葵とは全く違う大人の女だと思ったから六条と付きあうようになった
夕顔は源氏を知っても、のめり込みもしないし
欲も野心もない。
市井に身を潜めても貧乏ぶりを恥じることもないし
まさに妖精のような女性だね
六条は葵の従者たちに牛車を壊されたあと
徒歩で自分の家に帰るしかなかったのかしら?
車が直るまで待ってたのかしら?
>>428 朱雀ではなく前坊があのまま東宮として御位を継ぐ事になっていたら
当然、葵は前坊に入内するように話が進んでいくだろうね。
前坊は大宮の同母弟(多分兄ではない)だし、
家柄から考えても六条は葵に立后争いで勝てる要素は無いね。
その場合、葵が世継ぎの皇子を産んだりしたら
やはり生霊と化した六条に憑き殺される運命となるのだろうか…
ただでさえ風呂にも入らず臭かった平安貴族
なんとか身体を拭いたり、お香をたいたりして
体裁をたもていた。
しかし、塗込に夕霧から逃れ篭っていた落葉の宮に
強引にレイープした夕霧は臭いなど関係なく萌えてたんだろうな〜
なんか獣だぞ!
>>440 夕霧自身落葉宮に会いに行くときは
思いきり香を薫きしめて行ってたから
香の匂いの方がすさまじかったと思うよ
>>439 六条も自分のプライドで自分を殺したようなもんだね
明石の上みたいに相手を立てて自分をわきまえる性格だったら違った人生だったかも
六条も我を忘れて恋に苦しみ、散々な目にあったけど
ラストで源氏に向かって娘があなたみたいな男に目をつけられたらどうしましょう
と言い放ったときは理性を取り戻していたと思うよ
あんなに愛した源氏への最大の侮蔑を表した言葉
>>436 それはどうかな。
原作では源氏と葵は最後まで打ち解けなかった感じだった。
葵が出産真近で物怪に苦しめられているからと左大臣家からの強い要請で
源氏が葵のもとへ詰めざるを得ない状況でも
源氏は二条院に残してきた紫のことが気がかりでいっぱいだった。
葵が源氏と打ち解けたのはあさきの創作なんだよね。
葵に関してはあさきではかなり改編がなされている。
車争いの際にも源氏は六条に対して気の毒に思い見舞いに行っており、
正室の葵は常々至らない人だからこんなことも起きるのだ、と
かなり葵に対して冷淡な感情でいる。
>正室の葵は常々至らない人だからこんなことも起きるのだ、と
>かなり葵に対して冷淡な感情でいる。
全部おまいのせいだ〜とつっこみたいw
原作でも打ち解けてきてるよ
なんといっても証拠は夕霧坊やw
>>439 六条は前坊最愛の人だったからどうかな。
六条は葵より4歳年上だからどのみち先に入内しているわけだし。
葵ほどの気位の高さだったら前坊ももてあまし、
姉の娘だから粗略にもできないけど
立后には積極的になれない感じじゃないかな。
六条の車を壊して放置していたような葵だったら
まちがいなく弘き殿女御のように自分より下位の女御たちをいじめそう。
>>445 それはウチの女房至らないから
と亭主が言い訳するようなもので
源氏は完全に葵側でウチの奥さんが気がきかなくてすいませんでしたね〜と
六条に謝ってるように思えるんだが
>>446 のちに紫に昔の女たちの話をする際に
葵に対しては「打ち解けないうちに死んだ」と言っているからね。
夕顔や朧月夜の思い出話は情緒たっぷりに語っているのに。
源氏は夕霧に対して恨みはなかっただろうけど
葵に対してはね・・・
夕霧も葵のもとで育っていたら紫にあこがれることなど絶対なさそう。
(超悪い女だと思うだろうから)
>>448 女三宮に対して源氏が文句言ってたのも
完全に源氏は女三宮の側の人間だったからで
うちの女房がすいませんね〜って感じだったのか
>>447 気位の高さは断然六条でしょう
葵は意地っぱりなだけだし
やはり父親の身分の高さからしても葵立后は確定的かと
なんといっても葵の母親は自分の姉の内親王だし、葵自身美人ときてる
愛情と立后は別の話
六条も入内したときは16歳だからまだかわいさもあったろう
六条はなんてったって生霊だからねw
死んでからも嫉妬に苛まれて成仏出来てないし
クワバラ、クワバラ
>>448 源氏が身辺から車争いの件を聞いた時の感想が
葵を突き放すものだったんだよ。
六条に謝るときだけとりあえず葵がすいませんね〜ととりあえず言っただけで、
愛人に辱めを受けさせるなんて、葵最高!さすがは我が正室、惚れた!
と思っていたわけじゃないって。
>>451 明石中宮や新弘き殿が12歳で入内しているのを見ると
葵が前坊に入内する予定なら入内できてたはずなんだよね。
六条が20歳の時に前坊没なら、葵が16歳になるまで前坊は生きている。
葵が入内できない何らかの理由があったんだろ。
葵の父も源氏と葵が結婚するときに左大臣とあるだけで
それ以前はもっと官位が低かった可能性も高いし。
あのまま前坊が亡くなった事は六条にとっては良かったんじゃないの。
どうせ葵に負けることは目に見えているしね。
>>449 徹底的に葵を悪者にしないでは気が済まない人だから
何言っても無駄だけど、葵のことはしっかり出来た人だったと言ってるよ
ただ葵は自分の正妻で、紫は愛人という微妙なバランス関係があるし
源氏も紫の上の前ではあまり葵を持ちあげにくいだろうに
身分も立場も紫とは掛け離れて高かったわけだから
>>454 あのさ、その時は朱雀が東宮だったんだって。
>>455 六条の父母はどんな人だったかわからないじゃん。
葵の父が左大臣になる前に太政大臣や左大臣だった人かもしれないし。
母親も相応の大臣の姫ならば遺産はそのあたりの内親王より多い。
六条が未亡人になっても生活に困らなかったのは
相当な両親だったからというのは間違いないと思うよ。
>>458 どうせ受領時代にがっぽり儲けたとかいうだけでしょw
>>457 朱雀は7歳で東宮に→
当時、六条は12歳で東宮妃になる前→
それなら六条が16歳で入内した相手は誰?
そのまま読むとおかしくなるよ。
わかるよね?
>>456 源氏が葵をしっかり出来た人だったと言ってるか所を抜き出してくれるかな?
葵以外の女性たちのことはすべて褒めているんだが。
どうも原作からも漫画からも離れて毎回空想に走る人がいるね。
>>458 その低い可能性に縋っても六条の父親はいないしねぇ
>>458 大臣以上ではあったろうけど
実家の権勢を誇る記述やそれらしきことが何もないんだよね
家を継いだ兄弟が今は大将になってるとか
妹がどこどこの貴族に嫁いでいるとかもないし
親戚の叔父が今は大臣で強力な後ろ盾になってるともない
一人娘だったからは知らないが
あまり育ちの良さを感じないんだな六条には
あのがめつさや強欲さは貴族の姫君になんか相応しくない
私の想像では出世で負けた父親が何とか娘に期待をかけて
上昇指向を幼いころからお前はナンバーワンだとたたきつけて育てたのかも
なんとか宮中で誰よりも抜きんでてトップになるんだぞと
六条も生来の勝ち気さもあって父親の期待に応えるべく勉強してきた
>>461 なんでそこまで葵を徹底的に憎み嫌うの?
源氏は夕霧は憎まなかったけどね
とか書いてるのは異様だよ
車争いも葵が仕掛けたことにあなたの頭の中だけで凝り固まってるし
どうしてもそこから動かないんだね
>>441 そして夕霧は執拗に落葉の宮をレイープし、ク○ニしたのでした。
全く正妻に寄り付かなかった源氏が
出産で弱ってる妻見てかわいいと思うようになるだけでも進歩
>>463 大臣の姫だというだけで血筋は十分だと思うが。
内大臣はほとんど置かれてなかったのだし。
葵だって所詮は大臣の娘。
葵ヲタが汗水たらしてやたら強調するほど
母親が誰かというのはあまり関係ない。
源氏の娘など受領が母親でも立后できたぐらい。
実際には上昇志向が強くてがめついのは葵でしょう。
入内もできないのに自分が都の誰より偉いと思って
夫である源氏が尽くさないので怒っている。
六条は前坊の死後臣下の源氏が夫でいいと思っていたのだから
葵ほど身の程知らずな上昇志向はない。
>>464 別の人のレスとくっつけないでくれるかな?
原作を読んでいくと葵はよく書かれてないよ。
それを指摘しているのは一人だと思ってない?
>>463 髭黒なんか異色の存在に見えて
ちゃっかり妹だかは朱雀の女御で今上に母だから
帝の伯父だったりするしね貴族同士は皆つながりがあるのに
六条は全くそれがないんだよね
>>461 一応原文からだけど
四年ばかりがこのかみにおはすれば、うち過ぐし、恥づかしげに、盛りにととのほりて見えたまふ。
「 何ごとかはこの人の飽かぬところはものしたまふ。我が心のあまりけしからぬすさびに、かく怨みられたてまつるぞかし」と、思し知らる。
紅葉賀の三章より
出来た女性とは言っていないが、非の打ち所のない妻だと言っているよ
この後の文で気位高く驕って育った葵と帝の愛児として傲慢に育った源氏の間に溝が出来てしまう、ともある
相手が自分に傅いて当然!と互いに思っているから夫婦仲が上手くいかなかったらしい・・・そりゃそうだろうなw
>>469 葵も夫の源氏とはいとこ同士なんだから
臣下だのなんだのぐちゃぐちゃ言わずに
年下で臣下の夫に心魂お仕えすればよかったのにね
周囲を立てないから不幸になっちゃったね
車争いもそう
車をわきに押しやられて可哀そう、
夫の愛人であっても助けてあげたい、
そういう気持ちがなかったんだね
>>472 別に葵に限らず紫ははじめどの女人だってそんな聖人君子なこと考えないけどなw
自分より下の愛人が困っていようが「お可哀想に」と上から目線で憐れむかスルーのどっちか
夫の愛人に対してそこまで寛容でお優しい女なんて源氏物語には一人も出てこない
>>469 だから六条の父親は大臣といえど内大臣クラスだと言われている。
>>467 入内出来ないのではなく
どうしてもと望まれていたのにしなかったというだけ。
少なくともあさきを読んでいる限り、葵は愛すべき女性だよ。
あさきスレだからあさきの描写中心で判断するのでもアリだと思うけど。
あさきで視覚を伴った事によって得したキャラ、損したキャラがいて、
葵や夕霧はあさきでの描写で得をしたキャラな気がする。
自分は原作の葵や弘徽殿も好きだけど、源氏が嫌いだから、という前提があるからかも。
紫は愛人たちにも気を配ったので六条院は穏やかなんじゃなかった?
夫が妻妾たちに衣装を選ぶのを手伝ったり
女三宮の三条宮の調度を選ぶのを手伝ったりしている。
葵は絶対にしないでしょうけどね・・・
源氏も仮に葵が身寄りを亡くしても
六条院には連れてこなかったと思う。
>>472 高貴な女人が車から降りるなんてありえないって知らないの?
それに葵も唖然としただけなんだよ
あとで家の従者たちが大変失礼をして
どうか堪忍してね六条さんとでも一筆書くのもおかしいでしょうに
むしろあんな正妻なんてと自分をバカにしてたのは六条だし
お詫びは源氏がきちんとしたしそれ以上のことしたらかえって六条の自尊心余計傷つけるよ
>>476 紫と葵じゃ立場が違い過ぎるでしょうに。
葵には頭中将もいるし邸もある。頼りになる夕霧もいるしね。
源氏は紫上相手に言った他の女性の評価と
実際にその女性に対する源氏の評価って全然違うよね
一番良い例が正妻の葵上と女三宮に対してだけど・・・
んな二枚舌な源氏の言葉で自分の女のプライドを保つしかない紫上がすごく気の毒だ
>>471 意地の張り合いが二人を遠ざけていたんだよね
源氏も自分が若すぎて傲慢だったから
妻の気持ちまで理解することが出来ないまま
終わってしまったと後悔の気持ちばかりが残っただろうに
>>471 あの源氏が「自分が悪いから恨まれている」と思っていたのか・・・
ちょっと意外だ
>>454 葵はこきでんが息子朱雀にって申し込みしててロックオンだったかもよ
>>463 紫式部もそれほど精緻に設計たてて書きはじめたわけじゃないのかな
>>477 それに愛人の分際で謝れと言われてもねw
車争いの時だって周りは源氏の正室(というより左大臣家のお姫様)と愛人の従者による
争いだとしか見ていなかった。
ライバルに影で見下されながら親切にしてもらったり、
仲良くしてもらうくらいならほっといてもらった方が
ずっとましと思うけどな。大体愛人達を一緒に住まわすって事自体
何考えてんだって思う。
>>471 同じく紅葉賀の一章で
人の御ありさまの人の御ありさまの、かたほに、そのことの 飽かぬとおぼゆる疵もなし。
人よりさきに見たてまつりそめてしかば、あはれにやむごとなく思ひきこゆる心をも、
知りたまはぬほどこそあらめ、つひには思し直されなむ」と、
「 おだしく軽々しからぬ御心のほども、おのづから」と、頼まるる方はことなりけり。
とあるね
ここでも葵のことを完璧な女性で、格別に思っているとある
>>484 そう。紫はいいかもしれないけど、他の姫君たちからすれば余計なお世話って感じだよね。
>>483 葵を乗せた車は六条の所に至るまでに
他の人たちの車をのかせていた。
周囲の人たちも白い目で見てたよ。
あなたもスーパーのレジに長時間並んでて途中で横入りされたら
「さすがは葵さま!喜んで私の順番譲りますわ」
って感じなの?
温厚な花散里だって誘われても引き立て役にされるんだから嫌!って思っていたし
他の愛人にまで気配り出来てお優しいと思われて本人は気持ちいいだろうが、
当の愛人にしてみれば優越感に浸っているようで気分悪いだろうな
紫だって好きで同居してたわけじゃないでしょ
他の妻妾たちとの交流は夕霧の妻たちにだってあったでしょ
>>487 そもそも六条はあさましくも葵を憑き殺したんでしょ?
源氏は準太政天皇になったので自分の後宮を持ったってことだろ
一人の男が何人もの妻のもとへ通う通い婚では高貴な人の場合警護が大変
そのために天皇・東宮は内裏へ妻・愛人たちを住まわせるし
上皇は院御所に妻や愛人を集めて住まわせる
源氏は貴族の一人だったのならば妻妾同居は異様なことかもしれんけどさ
源氏は上皇扱いを受けていたのだから当然住まいである院御所=六条院を持ち
そこに妻妾を集めて住まわせる
天皇・上皇・東宮はそれが普通だった
>>488 紫上以外の女性達は言動に出さなくても不満に思っていただろうから、
女三宮降下後に、紫上にお見舞いと称したお手紙を送ったのかも。
紫上>他の女性達という格付けは、紫上自身が行った訳ではないし、
彼女達も源氏に直接恨み言を言うより、紫上に向けてしまったけれど。
>>491 それを六条がかつて所有していた土地と、隣接した土地を取得後に
源氏のハーレムを作ってしまったから、六条から祟られたのかもね。
という説を読んだことがある。
>>483 六条はあまりにプライドが病的に高かったから
自分が正室に対して単なる愛人という意識なかったと思う
だから世間的にはあちらは勢力ある左大臣家の姫君で世の憧れの光源氏の正妻
自分は単にその影の愛人と思われていたことにもプライドずたずただった
脇の車追い散らして威勢よく豪華な牛車で通りすぎる葵に羨望と嫉妬で満ち溢れただろう
六条だって豪華な車で堂々と馬上の源氏から挨拶されたかっただろうに
>>479 紫の上は賢いからサラッと微笑みながら聞き流しそうだね
愛人の前で男が正妻を身分も高いし美しいししとやかだし
非の打ち所ない女性だったなあなんて言うわけない
悪口言うか、褒めてもあの人も遠くにいてくれると頼れる人だったんだけどね〜くらいに当たり障りなく言うくらいでないと
万が一紫の上が不機嫌になったら大変だ
完璧な女=愛される、ではないよ
まぁ頼りにはなるかもしれんけどかえって肩が詰まったり気が引けたりするもんだ
葵が悪い、六条が悪いじゃないんだよね。
この車争いの本質って。
葵(というより従者)の天然の気遣い不足と、六条側の自分が日陰者だと自覚するのが遅すぎたことが
ちょうど最悪のタイミングでかみ合ってしまった。
>>496 激しく同意。
まさにお互いにタイミングが悪すぎる。
源氏足遠のく→葵妊娠→源氏が六条に葵の悪口をペラペラとしゃべってたりしたもんだから「正妻は愛されてないのに何で?」→自分の車に狼藉され、源氏はスルー。
まさに畳み掛けるように六条のプライドは傷ついていったね。
>>468 そうそう。葵は専門家筋からはあまりよく語られない。
主要女性人物の中で和歌を一度も詠まないのは、コキ殿女御(朱雀帝母)
と葵だけらしい。情趣をもたず愛される価値の無い女性だと言うこと。
葵上ファンっているんだな、とここのスレを見て驚いた。
でも確かに「あさき」では、本当は優しいのに不器用な悲劇の女性と
描かれており、そのような葵上が好きな人が多いなら、
大和和紀の肉付けや創作部分は成功したといえるね。
>>499 え?何がご都合主義なのか、わかりませんけど?
逆に専門家筋で良く語られているのが葵の上なのにw
それは私は知らないな。
具体例を教えてほしいよ。
逆に、専門家、特に作家が好むのは六条だよ。
描くのが楽しい魅力的なキャラで、彼女の存在が物語のレベルを
格段にアップさせたと言われている。
原文でも、六条との別れのシーンは物語全体の中でも屈指の名文。
>>498 その専門家筋が偏見すごいんじゃないの?
何とか葵を悪く思わせようと和歌がないからとか必死だし
そういう人は誰を贔屓してるか読んでみたいわ
それにそういう偏見専門家だかの本しか読んでないからなのか
源氏が原作では葵をよく語ってるところなんてない、とか言い切る方が片手落ちだし
車争いはどうしても葵が悪いとかかないと気がすまない
葵が悪いとしたらあまりに世間知らずのお姫様で
権勢ある家に仕えてることで気が荒くなってる従者たちの気性をわからなかった点
葵自身祭見物など興味ないのに、侍女があまり熱心に勧めるから身重の身体で出掛けた
それに左大臣家の気の荒い従者たちはもし車争いなど起こして
自分たちの車がバランス崩して倒れたりして身重の葵に何かあったらなどうするんだという気使いなし
本来なら静かにゆっくり車を動かす配慮していい
こういう荒い従者たちを雇い、日頃から気質を抑えなかった左大臣に責任あると思う。源氏も権力ある左大臣が悪いとは言えないだろうけど
それとただでさえ日陰者が正妻がいる場所に現れたらマナー違反だし見苦しいものだし
それもわからず源氏見たい一心で自分の身もわきまえず出掛けた六条は結局一層自分の身を狭くして世間から笑い者になり、冷たい目で見られたと思う
源氏の心が離れていくことにへの焦りが六条をこういう行動に走らせたのだろう
源氏物語は不仲の夫婦関係である当時者には一切和歌のやり取りさせてない
桐壺と弘き殿
源氏と葵
柏木と落葉宮
お互い一首も和歌のやり取りは物語上では描かかれてない
これは男の方にいずれも最愛の人や愛人がいたから
そちらとの文のやり取りを物語上自身強調するために省略したのだと思うんだけど
落葉宮は後年夕霧とは文をやり取りしてることは言うまでもない
文を残してないから情緒なく愛される資格ないなんてあまりに酷いこじつけだなあ
「和歌のやりとりがない」
ああいう状態で葵を物語早々に退場させなければならないプロットにおいて必要ないでしょ
現代語訳した作家で自分の知っている中では、
瀬戸内寂聴、大塚ひかり、田辺聖子なんかは特に葵に対して好意的にみている。
尼さんは、「なまじ教養があるため素直に自分の感情を表現出来ない女」とし、
「辛さを見せず誇り高く自我を守り通した葵は現代の女性に共感される」とも述べている。
ここは、醜い嫉妬にトチ狂った六条には無いところだよ。
大塚ひかりに至っては、「女の高飛車は当時のお嬢様の条件」とし、
「美人・高貴・高飛車と三拍子揃った葵は主役を張れる女性」と述べている。
田辺源氏においては、「いってらっしゃいまし」と源氏に投げかける最後の言葉を用い、
「源氏が今まで聞いたどの女人の声よりも深く優しく優しかった」としている。
総じて述べているのは、悪いのは源氏という点。
源氏はわがままな男だから自分の言いなりになるコンプレックスの有る女を集めてしまっただと。
他にも数々の源氏物語を手掛けている教授などは大概にして葵に好意的だよ。
その中の一人を例に挙げると中野幸一は、「心弱くなった葵は生来のやさしさを表立てしている」との事。
葵と弘徽殿に和歌がないと指摘したのは円地文子だね
横入りは現代でも嫌がられるよ。
平然と都中の人は私に席を譲って当然、と思っていた葵は
明らかに身勝手で嫌な女。
源氏の派手な恋愛遍歴も正室に恵まれなかったことがひとつの原因の要素で
読者を納得させている。
生霊や死霊は今でも嫌がられるね
>>505 >源氏はわがままな男だから自分の言いなりになるコンプレックスの有る女を集めてしまっただと。
そのくせ源氏が本当に好みなのはしっかり自立してるツン系女性。
逃げられると追いたくなる性なのかもしれんが。
いろんな面で矛盾した男なんだよ、源氏は。
>>507 私に席譲って当然と葵が思ってた記述はないと思うが
身寄りのない女の子可愛がる内気な葵のキャラがそんなこと思うとも思えないなあ
むしろ大人しいし強欲でもなく地位とかに無頓着だから従者が勝手なことしたように思う
それに源氏が正妻に恵まれなかったからあちこち遊んだというのも納得できない
源氏は葵なくし、年頃の紫がいても一向に浮気はやめないし
最愛の藤壺がいても藤壺一筋ではないし
むしろ正妻として葵がいてくれたことはとても良かったんじゃないかな
左大臣家の婿であり出世にも役立ったし
源氏自身葵とのことは自分が子供だったから悪かったと繰り返してるのに
>>507 あなたが自分で納得しているだけでしょw
この流れを見てたら葵の研究まとめ本買いたくなってきた
今は平安時代のようにツンデレが脚光を浴びている時代だからね
六条さんは呪デレになってしまったのが可哀想だな。
>>498の>葵は専門家筋からはあまりよく語られない。
>>501の>逆に専門家筋で良く語られているのが葵の上
はどっちが正しいの?
専門家といえど評価にはその人の主観が入るので人によるとしか
言えないと思う。
葵だけじゃなく源氏や六条御息所も好きな人もいれば嫌いな人もいるし。
専門家でも男性か女性かによって大分解釈が変わるよね
夕顔は男性人気は高いけど、女性人気は低いと聞いたことがある
逆に花散里は男性人気は低いけど、女性人気が高いとか・・・
まぁ女性でも夕顔が好きな人、男性でも花散里が好きな人がいるから
>>517の言う通り、結局は専門家と言っても個人の主観によって解釈が変わるんだろうけど
落葉の宮って男からみてどうなんだろ??
真面目な夕霧を狂わせたけど
>>519 肩書きや華やかな評判や可愛さとか外面だけで女に飛びつく男には向いてない
性格やたしなみなど内面性重視する男には向いてるといえる
落葉だって内親王って肩書きあるじゃない
内親王って肩書きなかったら、性格やたしなみは中の上クラスかと
>>522 禿同。
落葉は噛めば噛むほど味が出るタイプのような気がする。
外面重視のチャラ男には良さがわからないだろうな。
落葉宮の性格って謙虚で引っ込み思案であってる?
とにかく地味で派手さがないよね。
>>503 当時、恋愛と和歌は切り離せないものだった。平安貴族は何かに感動したり
愛情を感じたりしたら歌を詠むものだった。
なのに、主役の源氏と、愛が無いにせよ夫婦であった葵に歌のやりとりが
ない、というのはおかしい、と熟練した作家の勘で気づいたんだと思う。
別に葵を悪く言いたいのではなく事実に基づく考察。
もっと早く死ぬ夕顔や、女三宮や末摘花でさえ愛を感じた瞬間は自然と
歌を詠むのにね。紫式部は葵を心の無い、源氏と心が通い合わない女として
描いていると思う。それが車争いの葵の乱暴な態度に表れるし、
六条が葵を殺しても源氏は六条を嫌いぬかないどころか、
意外にもまだ愛情を持っていたりする。
葵にも非があると思っていて、六条には同情的なんだよね。
でも、
>>485や
>>471をみると、原文での源氏は葵への愛情を強く抱いているように見える
和歌を読んではいないものの、葵を想う源氏の心情ははっきりと語られている
心は通い合ってなかったかもしれないけど、源氏からの愛情のベクトルは葵にも向けられているよ
>>505 ありがとう、色々あげてくれて。
でも大塚ひかり氏以外は、まあこういういい点もある、合格点はある
くらいの、わかりやすくいえば70点級の賛辞なんだよな。
大塚氏は葵の上ベタ褒めだけど的が外れていると言うか。まだ力量が
なさそう。葵が主役だったらどれほど凡庸な小説になることか。
素人でも想像がつくよ。
葵自身が源氏の女人の中では70点級の女性なんだよね。
身分、美貌、教養等性格以外あらゆる点で70点くらい。葵と比較して
藤壺、紫の上、六条、朧月夜といった80点90点級の女性が輝く。
または夕顔のたおやかさ、三宮の高貴さが際立っているともわかる。
他の女性の引き立て役として葵はいい仕事している。
>>528 はいはい、君が葵を嫌いな事はよくわかったから。
>>506 その円地文子の桐壺更衣は、今際でさえも残される幼い我が子のことなんか全く眼中になく
ひたすら桐壺帝への愛だけで構成されているまさに恋愛至上主義の厨女だったな・・・
話が違う話題に行こうとしているのに
どうしてもぶり返して葵を叩きたい人がいるね
>>528は結局何が言いたい訳?
葵以外なら六条じゃなくても誰でも良いってことか。
粘着のように葵を叩いているけど、葵が気になって気になって仕方がないんだね。
528だけど、葵嫌いじゃないよ。
まあ、正室としていい仕事してるって言ってるでしょw
どうでもいいよ
でも源氏に愛されていたとか、車争いで葵に責任は無いとか、
あきらかな読み間違をしたら、紫式部に失礼では?
まあ葵の上の話はやめようね。もう飽き飽き。
>>533 自分でぶり返したクセに何言ってんだかw
あきらかな読み間違いってオイオイw
いや、源氏から葵への愛はあるだろ
わざわざ原文挙げたレスを読めば一目瞭然じゃん
>>533 すごい、ここまで自己中心的に物事をとらえる人がいるなんて。
>>519 落葉の宮は、まだ若い未亡人でしかも皇女。
彼女を守る父親は実質不在。
男心をそそる存在だったと思うよ。
夕霧以外にも言い寄った男は多くいたのでは。
儚げだが頑ななんだよね
女三宮と比べると自分の意思はしっかりと持っていそうだ
落葉が夕霧を拒み続けたのは、夕霧のあまりに落葉の気
持ちを無視した求愛にもあるんじゃないかな。
しかし女三宮以上に女房に恵まれない人だな、落葉。
出家しようと思うほどの抵抗を示しているのに
わざわざ召使用入り口を夕霧に示している。
ただの一人も見方がいない。
朝顔と比べればやはり主人たる格がない気がするな。
ほんと姉妹揃って女房に恵まれていないよね・・・
二人とも生まれながら傅かれる高貴な身分だから下の者のことは意識すらしてなくて
(思い遣りがないと言うよりもそもそも範疇外)
女房の躾についてもあまり気を配らないタイプなのかも
源氏みたく見栄っ張りだったら下のことまで(自分に関わることだからって)気を配るんだろうけどね
夕霧の落葉宮に対する求愛行為はあんまりなんだよなぁ。
本人は真剣なんだろうが、あまりにも落葉の立場や気持ちを無視している気がするし。
他の男性キャラにも当てはまる事なんだけど、夕霧だけ庇われる事が多いんで言ってみた。
雲居の雁の時だって純愛一筋に見えて藤典侍をちゃっかり愛人にしていたし
そこまで夕霧はご立派な男ではないと思う・・・後には六条院の女房にも手を出していたし
源氏ほどの剛胆さや華やかさがないだけで、冷泉共々源氏の息子らしく女性関係はあまり褒められたものでもない
うーん、でも親朱雀は出家は許さず結婚は認める意向。
実質的世話役の親戚も結婚賛成。
姫当人に決める権利のないこの時代、
女房にしてみれば後見人達の方針に従うのはやむを得ないんじゃないか。
だけど他の男どもがあんまりなので
それに比べるとよっぽど誠実だと思う
>>526 和歌がないから源氏とは最後まで心が通い合わないと決めつけ
車争いは葵の乱暴な態度と言っているが
それこそどこ読んでるのか全く不明
源氏とは遅ればせながら情愛が通いあいつつあるところで葵はこと切れてしまった
ここを断じて読まないわけね
>>544 結局、周りは夕霧との再婚大賛成なんだよね
>>540 三宮の超出来が悪い女房たちに比べたら
落葉宮のところの方がよほどいい女房たちだというかごく普通の感覚の女房たちと思う
別に人妻である女主人の寝床へいきなり間男入れたわけじゃないし
夕霧はもう結婚の手筈を整えてしまったから
女房たちとしても最初の一夜は落葉宮の肩を持って夕霧を押し返したが
さすがに男相手に二夜連続抵抗は無理だったかと
女主人も少し頑なすぎるわよ、と思ったかもしれない
>>544 朱雀も内親王が再婚というのは関心しないが
ここまで噂になってしまった以上仕方ないと思ってるかも
男関係がうまく行かずに出家した姫宮などと世間に叩かれるよりは再婚の方がまだマシかと
雲居雁も落葉宮も源氏の女君たちのように
六条院の源氏ハーレムみたいに同居しなかったのが良かったね
>>550 雲居雁が権勢ある大臣家の姫君だからまず六条院に入ることはありえないし
葵の上が生きていたら六条院自体建設はなかったかも
>>542 「あなたは処女ではないのだから」みたいなこと言ってたよね、夕霧。
直接的すぎ。エロすぎ。そりゃ嫌われるわ。
ロマンチックな口説き文句をパパから教えてもらえば良かったのに。
>>511 葵を内気キャラにしたのは大和先生ね。
自分の部下がやったことにして一切口出しできないでいる
自分の部下に対してすら内気でものがいえない葵。
原作では葵の至らなさにうんざりしている様子が描かれているし。
>>552 そんなの覚えたら夕霧でなくなるからさ。
>>551 源氏は準太政天皇になったのだから六条院建設はあったよ。
上皇待遇を受けたのだから院御所があって当然。
夕霧は大臣どまりだったのだから院御所もなく
普通の貴族のように通い婚が当たり前。
葵が六条院にこなければ里に帰りっぱなしの疎遠な源氏の妻になっただけ。
準太政天皇になったのは六条院が完成から4年たってからだよ
六条院の初期の住人は二条院時代から源氏の本邸にいた
紫ぐらいだった。
明石が六条院したのはだいぶ後。4年以上後。
もともとは秋好中宮の中宮御所を建設するに当たって
これを拡大して源氏と紫も引っ越してきた感じだったけどね。
六条院で合奏したり催し物したりしてるのは
六条院が院御所として機能しだして以降でしょう。
内裏のように派手にやってる。
夕霧の落葉宮への求愛は、不器用だけど、ある面では
狡猾な策士っぽいところもあるよね。夕霧頭はいいし。
落葉宮が頼れる有力者がいないといった足元を見ているし、
都中の噂にしたり、引き取る屋敷を整えたり、外堀から埋めて、
ジリジリ追い詰めていくみたいな。
そもそもなぜ六条院と呼ばれたかというと秋好中宮の邸宅でもあったから。
夕霧も3人の娘が東宮妃と親王妃になっているからいいんじゃない?
>>552 源氏や頭中将みたいな女好きが言ったら
この軽いエロ男!になるけど
夕霧が言うと堅物ゆえの律儀さかなあと思った
落葉宮への気持ちから焦ってつい出てしまったから
そこが夕霧の可愛くて憎めないところでもあるんだよねw
夕霧は現代だったら理系だね
詩や音楽苦手で
化学や数学公式とか得意そうだ
源氏もなんで俺からこんな真面目息子が出来たんだろう?
顔はそっくりだからやはり俺の子だろうな
と内心思ってたりして
夕霧って源氏や頭中将みたいに自分がいい男なのをまるで自覚してないからな。
源氏は自分が学問に対してコンプレックスがあった男だから、そっち方面を息子に任せて
恋のいろはに関しては俺に任せておけ、というような親父だったからね。
「あなたは処女ではないのだから」とか誰に言われても怒髪天だと思うが。
「あなたは落葉のようにつまらない女だ」よりよっぽどマシだ
五十歩百歩w
処女かどうかわからない人に対して言ったら本当に失礼だが、
実際、柏木と結婚していたんだから処女では無いのは明白だよね。
恋愛ごとに長けた源氏の方がよっぽど失礼な事を言っていた気がするが…
でも、内親王にいう言葉じゃない。
落ち葉の宮を軽くみているのは確か。
別にそんなに対して失礼でも無いねw
>>568 うわー、アナタって夕霧?
確実に処女じゃない人に言うのも、なおさら失礼と思うけど?
夕霧自身も、愛する女性が過去に親友に抱かれていたと思うと
イヤじゃないのかなあ。
>>562 白衣着てビーカーやフラスコで実験やってる夕霧博士想像して
ちょっと萌えたw
>>572 いいんじゃないの?
源氏と頭中将、匂宮と薫も女を共用していたし。
>>573 あ、萌えるね。メガネなんか掛けちゃってさw
現代版源氏物語が読みたくなった。
もちろん大和センセで。
>>572 逆に柏木の顔ちらつくと余計萌えたかも
負けるもんかと張り切ったw
希代のプレイボーイの父親に似ず優等生で
女性と遊ぶことに興味ない研究一筋の大学助教授夕霧
幼馴染みの遊び人柏木は親の会社の一応管理職とかね
有名令嬢を巡り…みたいな流れかな
雲居雁ちゃんというヤキモチ焼きの妻帯者、というのも設定に入れてくれ
なるほど、個人的に落葉エピソードが共感できないのは
この男性原理的展開に納得がいかないからなのだな。
処女じゃないからいいじゃないか。
始まりがレイプでもそのうち良くなる。
結局女は金も力ものあるイケメンが好きだろう。
女が幸福になるためには地味につつましいのが一番。
玉鬘の場合はマイナスさえ武器に変える女のサクセスストーリーと
脳内変換できるからいいんだけど。
でも、それを書いたのが女性の紫式部だからね。
自分は、嫌なのにカッコイイ男に強引に迫られるってシュチュエーションに、
紫式部は萌え萌えしながら書いたんだろうなぁって思ってたわ。
男って生き物は女が思っているほど潔癖じゃないからね。
紫式部はそこのところちゃんとわかっていそう。
玉鬘は身分低い夕顔の娘だけあって
良い汁啜ってやろうとするしぶとさというか図太さがアッパレ。
さすがに時代を感じるね。
現代篇描いてもらえるならこの辺りをもっと近代的にお願いしたいです。
今とは比べ物にならないほどあの時代は
強引に迫られるシュチュエーションは多かっただろうからね。
>>582 わかってるなら肯定しちゃいかん、と現代的感覚で思う。
562でも576でもないが、
宝塚の瀬名じゅんがなかなか良いと思う。女だが…
実際に演じていてハマり役だった。
すまん
瀬名じゅんではなく「瀬奈じゅん」
>585
そういうところが当時としてはリアリティあったんでしょう
>>575 白衣姿めがねのドクター夕霧で、ガリレオの福山雅治が浮かんだよ。
キャラも、頭がよくかっこいいのに恋愛ベタで合致。
源氏ならジュリーやら東山やらがやってたがな。
とりあえず、夕霧に福山はやめて〜!
西島秀俊とか。インテリな所がかぶる。
でももう実写は勘弁だよ。
西島君は夕霧にはもったいない
>>587 宝塚はテレビで見たよ
愛華みれのやつね
天海のも思ったより良かったぬ
西島秀俊、結構イメージに合っているかも。
瀬奈じゅんも良かったな。
西島は今時の俳優の中では真面目に演技するから嫌いじゃないけど
佐々木蔵之介あたりもいいかもね
福山や西島が強引に傲慢に迫るところを妄想して、
夕霧が落葉宮を無理やりモノにするのも良しと
紫式部が考えたのも少し理解できてきた
自分はアホどす
自分もアホの仲間だわw
柏木には草なぎ剛を推薦
なんか柏木的な感じする
柏木には堺雅人もいいな
自分もアホの仲間入りw
というか紫の境遇も金持ちイケメンの愛人だったら本妻じゃなくていいやwと羨ましく思える
やはり実写なら西島だろうか
演技上手いから繊細だし
福山は明るすぎるかな
二人足して二で割ったらいい
>>603 西島はメガネ似合うしね
インテリ+落ち着いたイケメンでぴったりw
>>601 いいね
妄執にのめり込んで自嘲気味に泣き笑いして
自滅する演技上手そう
堺は夕霧やりたいかもね
あの人もインテリだし
紫の境遇ってそもそも10歳で拉致されて、14歳で強引に…
現代ならほぼ犯罪だよね。まあ、本当の愛があって大切にされていたから
よかったけど。
それにしても紫式部ってイケメン貴公子は女性に何をしても許されるって
考えてたのね。
>>607 現代ならかなりの重罪だよ
源氏を許せないのは紫が性について何も知らないうちにいきなり襲ったこと
日頃から教えなかったのか
いつも枕並べて寝ていて安心させといていきなり男をむきだしにしたんだっけ?
10歳くらいから引き離して乳母からしっかり性教育させて
それから紫も承知の上改めて夫婦になったほうが
エロいし源氏もよほど萌えると思うんだが
紫式部に限らず、当時の貴族社会の女性に対する
認識なんてこの程度だったんじゃない?
家柄もよく、権力のある男性は何をしてもある程度までは許されるっていう…
>>608 >日頃から教えなかったのか
それもまたかなり変態的な気が・・
源氏も22,23歳と若く、急にやりたくて我慢できなくなったんだろうか。
ふくしせいじ?
の夕霧
はないか…
福士誠治?
だとしたら雲居雁との結婚の頃だな
>>609 実際許されていたし。
今みたいな法律国家ではないしね。
誰も藤原摂関家みたいに家柄良く権力のある男は止められんでしょ。
帝すら止められなかった。
>>610 そういえば道長も式部に夜這いかけてたよね。
関係を持つまでには至らなかったけど。そしてそれを
得意気に「紫式部日記」に書いてた。
やっぱり、この時代権力者に言い寄られるのは決して不名誉なことでは
なかったんだろうな。
あさきで玉鬘が髭黒におそわれた時
源氏が「玉鬘は自分に落ち度は無かったと世に知らしめた」
みたいな事を言っていたけど、世に知らしめる、ってどういうことかな?
妻になったこと??
玉鬘が髭黒を嫌いまくって、出仕もせず、髭黒に心も開かず、
髭黒と関係があったことを誰にも内密にして知らせなかったことを言うみたいだよ。
とはいっても髭黒が玉鬘の部屋に入り浸りで関係は明らか。
そこで養父である源氏が結婚の準備をして、三日間文を通わせて、髭黒を婿とりし、
正式な結婚式をするまでけして世間に髭黒との関係を公にしなかった。
結婚式の前夜三日間より以前にあった密通のことを完全に隠して
正式な結婚を経て妻になったように世間に公表したことを言うらしい。
>>608 紫も次第に良くなってきて源氏の夜離が辛くなったのだから
まあいいんではないの・・・
仮に乳母から性教育を受けたとしても
処女を脱するのは痛みを伴うしどのみちショックは大きいよ
いきなり襲われて関係を持たざるを得なかったまでは一緒だけど
その後の身の処し方が玉鬘と女三宮では違いすぎるということもあるかも
ただ男に請われればずるずると関係を持つ女三宮のだらし無さは何なのだ?と
>>619 女三宮のほうでも柏木を受け入れて何度も肉体関係を続けているのは
あさきだけの創作だね。
原作では乳母子の裏切りで女三宮は逃げられなかったためだし、
柏木との関係を情けないことと嘆いている。
大和さんが女三宮を悪女にするためにそう描いたんだと思うけど。
玉鬘がもし源氏の妻になっていて
いきなり男に襲われてしまったら
ひたすら男に踏み込まれた自分の落ち度を隠して二度とこのようなことのないよう頑として男を拒むだろうね
まあ不倫でもなければ当たり前か
>>620 残念ながら原作でもその後何度も受け入れてるんだよ
柏木に請われたときは会っていた(関係を持っていた)としっかりあるから
だからこその妊娠だし
だからといって柏木を愛していたかって思うと、疑問符が付くんだよね。
柏木が死んだときの様子を見ると、情みたいなものはわいてたみたいだけど。
女三の宮は何考えてるのかいまいちわからないところがいいんだと思う。
>>617ありがとう!なるほど
踏み込まれる、って言うのはオンナの落ち度なのか…?なんかムカつくなぁ
スカートが短すぎて、置換されてもしょうがない、って言われるようなもんなのか?
>>622 原作を読み間違えているんじゃない?
我慢できない時には女三宮に会いにいっていたとあるのは柏木のほうで、
女三宮はどこまでもつらいことだと思っていたとはっきり書いてあるよ。
それに、柏木は女三宮を初めて抱いた日に
妊娠を現すとされる猫の夢を見ており、
女三宮はこのとき、最初の一回で懐妊したことになっている。
何度も柏木とセックスしたためではないよ。
帝って処女ばかりが入内するから
片っ端から処女相手に悪戦苦闘しなければならないし
結構大変だね
痛がって涙ぐむ女人もいるだろうけど
帝相手に嫌だとはいえないし
内親王って、あまり感情の起伏を出さないように育てられているのかもね。
藤壺もあさきでは源氏を愛している事が判るけど、原作だとそこまで激しい愛情は見せていないし。
ましてや、三宮が柏木を、落葉宮が夕霧を愛していたかは謎。
>>625 一度の過ちだけだったと書いてある研究本は一冊もないが
柏木が会いに行くは=宮の部屋へ入ることで
三宮も嫌だおぞましいと思いながら追い返したとは書いてない
一度しか関係持てずに、いくら会いに行っても女房に追い返されたならそういう記述になり、柏木は死ぬほどもう一度会いたくて焦がれまくったはず
柏木が来たら当然女房は三宮の部屋に入れたろうからね
女房と世間話して帰ったわけではないだろうし
>>624 同意。女三宮密通も現代の感覚ではイマイチわからない。
彼女は柏木からレイプされたわけだから被害者でしょ。
もちろんしっかりしていなかったから襲われたという面も
少しはあるけど、しっかりしてたって女房が手引きしたら
襲われるんだし。なぜ被害者の女三宮は同情されることもなく
非難ばかりされるの。
柏木は三宮の女房の小侍従とは完全にグルになってるから
何時に行くから宮の部屋の鍵を開けて誰も通らないように見張っていてくれ
くらいの悪いことはしてそうだね
嫌がっても小侍従が強引に連れ込んだだろうし。
事が起きてしまったら他の女房にも言えないだろうし
つくづく可哀想だ。
文の強要のされ方を見ていると、このか弱い嬢ちゃんは断れないだろうなー
と考えてしまって実に痛々しい。
>>626 それが嫌だから朱雀はあまり入内させなかったとか?
子供も5人だけだしw
あまり女御たちいなそうだね
>>628 玉鬘も藤壺も追い返したとは書いてないけど?
そりゃ、男が力づくでこられたら女が追い返せないよね。
女が「こないで!」と言ったら来ない男なら
そもそも夜這いなんて不可能で
親が決めた妻一人を守ってるはずだし。
>>582 亀ですが紫式部はけっこう男性に絶望していて
しかし権力者に逆らうのも不利なので
あんな形でその絶望を書いたんじゃないかと思う。
ただし私は「宇治作者別人説」をとるので
そのせいでそう思えるかもしれない
>>628 わざと書いてる?
女三宮の妊娠は最初の一回目。
これは猫の夢から明らか。
そのあとも柏木はぬかりなく女房に手配させて会いに行っていた。
受胎後も女三宮に会いに行っていたで矛盾点はないけど?
>>635 紫式部自身、自分の体験や周囲の仲間たちの体験談として、
「そうそう、こういう男っているよねー」
って感じで書いたんじゃない?
源氏のような口説き方をする男はまさに女たちの理想形で、
現実の男なんて、所詮はこんなもんよね、ってことで。
>>637 そうなのかもしれないけど、肯定的に書いてるとは思えない
匂宮は押尾学だなw
夕霧は唐沢、落葉の宮は夏川結衣がいい!
六の君は長澤か上野樹里でどうかな?
浮舟は蒼井そら
藤典待は大塚ねねあたり
雲居の雁がデブだから松下由樹とか
>>632 そうそう、小侍従が女三宮に無理矢理を文を書かせていたんだよね
女三宮は自分から柏木に文を出そうなんてこれっぽっちも考えていなかったのに
源氏最大の美女との説もある六の君だからなあ…(マイナスポイントゼロ)
長澤はともかく上野樹里は(好きだけど)どかね?
古いが後藤久美子、伊東美咲とか、どう?
夕霧の娘で一番の美人さんは六の君の姉にあたる三の君じゃなかったっけ?
夏川結衣は落葉にはもったいない
結局、源氏もすごく可愛がっていた三の君の消息が不明か…
>>634 藤壺はしつこくつきまとう源氏を塗り込めに押しこんだし
はっきりしているのは二回だけ
夢のような出来事でその後はない。さすがに二人とも罪の意識は強かった。
玉鬘はなんといっても襲ってきた髭黒は実父頭中将の許可得てのことだから
ある意味紳士的ではあったし
夫と決まった人に襲われたわけだから
追い返すわけにはいかないだろう
>>636 だから懐妊は最初襲われたときでいいんじゃない?
その後も二人は会っていたということ
源氏が見つけた手紙に逢瀬や懐妊が書いてあったわけだし
たった一度過ちを抗えずに犯したがあとは断じて潔白という雰囲気は全くない
なんでそこまでこだわるのかしら?
>>639 私お塩の事件は夕顔の最後連想しちゃった
紫式部の頃も、怪しげな場所での逢い引き中
女が亡くなるなんて事件があったのかも
>>639 押尾学はあんまりでしょw
漫画の顔が似ていて匂宮に気の毒だが
嫌々ながら貰った六の君が思いがけず好みのタイプで得しちゃったね
藤壺と源氏は罪の意識が強いというけど、
不義の子をしゃあしゃあと天皇にしてしまうからな。
>>645 押し込めたのは王女御じゃなかったっけ?
で、回数は書かれてない分を含めて三回?
なんにしろ協力者女房の裁量によるなー
王女御より小侍従のほうが悪いやつな気がする。
>>643 顔は夏川の方が断然美人だろうけどしっとり清楚なところがあってるんじゃない?
匂宮はDAIGOに決定!
落葉の宮は最近ふくよかになった夏川さんで言いと思う。
宇治十帖の最初の登場シーンは似ていた気がする。
夕霧の三の君より、雲居の雁腹の4と5の君の行方の方が心配だな
三の君は源氏の息がかかっていて、性格のいい花散る里に育てられたから
それなりにいいところで大切にされたと思う。
>>653 源氏の息がかかっているのはあとは次郎君だっけ?
夕霧は女は顔より性格がすべてといいきり、落葉宮に執心して結婚してるのに
自分の娘に関しては美貌を最大の売りにしてることが面白い
勿論性格やたしなみも申し分なく育ててるだろうけど
やはり男は女の顔や容姿に弱いことはわかってる
あさきの六の君は、確かに少女時代のゴクミそっくり
>>656 てか、落葉の宮のルックスは夕霧好みみたいだったし(美しいって言ってる)
押尾学が事件起こさなければ100%匂宮役だったな
薫は妻ブッキーがいい
>>657 ゴクミはどちらかというと朧月夜に似てるように思うが
六の君は楚々としてるよ
薫にブッキーなんてそれこそ勿体無い
連投すごいなw
>>652 痩せてか細い人なのにラストではふっくらしていて別人みたいだったね
あさき作者が落葉宮を幸せ太りさせちゃえと思ったのかも
薫にブッキーいいなぁ
じゃあ大君が中谷で
中の君は柴咲で
ちがうかぁー
六の君は相武紗季なんかもいいと思うけど
落葉宮は紀宮様
>>666 そりゃ紀宮様に失礼だわよ
落葉役なんて
名前が損して誰もやりたがらないだろうな
落葉宮役
なかなかいい女だと思うんだけど
女三宮ってすごい演技力いるよなあ。
宮崎あおいなんか?
>>645 源氏が塗りごめに押し込めたのは王命婦ら複数の女房たち。
源氏は桐壷帝の死後、王命婦への綿密な密通の手引きも頼まずに
堂々と藤壺の里に現れたもんだから女房たちにすぐに見つかり、
藤壺の兄兵部卿宮も邸内にいたもんだからすぐに押し込められた。
藤壺が自力で源氏を塗りごめに押し込んだわけじゃないよ。
源氏だってちゃんと綿密に密通の手引きをさせていれば
それ以降も藤壺と通じていたでしょうに。
>>658 夕霧の容貌は美しいとあるけど、夕霧が見た落葉宮の容貌に対する記述はないよね。
夕霧は雲居雁や藤典侍をやっぱり容姿で選んでいるから、美人嫌いなどではない。
紫に一目ぼれもしているし、美貌の玉鬘にも言い寄っている、むしろ美人好きでしょう。
落葉宮も内親王という身分と未亡人という言い寄りやすさがなければ夕霧は口説いてなかったと思う。
雲居雁は美しく可愛らしいけど容姿で選んでいないと思う。
夕霧からみた美しい人の判断基準には見た目以上に性格やたしなみが入っている気がする。
女三宮には惚れこまなかったし。
藤壺は過ちのあと周りにはわからないように王命婦を遠ざけたりして
王命婦もそれを辛いと思ってたからいくら源氏がしつこくても以降は
無かったんじゃないかな
>>673 源氏はまだまだ行く気満々だったから
藤壺は出家したんだよね
藤壺と一線越えても源氏のあこがれは変わらなかった。
よっぽど好きだったんだねえ。
何人の女房達にみられたのか
わからないけど
よく噂にならなかったねぇ
下手したら冷泉の事ばれちゃうよ
箝口令がしかれたねかな
>>676 そこはあの藤壺の事だからしっかり根回しはしてあるよw
しかし、自分をあれだけ溺愛して可愛がってくれた父親の死後に
「邪魔者はいない」とばかりに女房の手引きもなしでストレートに藤壷に迫ろうとする源氏に引くな・・
実は密通して冷泉が生まれたことに良心の呵責や罪悪感なんて感じていなかったんじゃないのか?
>>671 とても女らしくてなまめいている
と宮が被っていた着物を剥ぎ取ったとき思っているから
夕霧の理想どおりとして満足したんじゃないかな?
くつろいでる自分の姿も落葉宮に見せてるし
もう夫婦になったんだからという夕霧の思い感じる
藤壺はしたたかで悪女だけど
それでも源氏との関係をいつまでも引きずるようなことはしなかった
女房たちが源氏を押し込めてしまったのも
もし部屋に入れようものなら後で藤壺からどんなお叱りや罰を与えられるか恐怖だったからかも
源氏との関係がバレてる王命婦を見ることが厭わしく遠ざけてた藤壺だけに
女房は関係ないのに藤壺も勝手だけどね
源氏にしたらもう親父は死んじゃったし
不倫じゃないぞ、これからは堂々会うぞとでも思ったのかな?
藤壺の帝妃という立場わかってないバカ源氏
帝妃が以前から義理の息子と不倫してたこと世間にバラすようなもの
源氏は全く無責任でもないから藤壺を妻に貰うことも考えていたようだけど
>>681 実は藤壺が源氏物語中、最大の悪女と言われる所以か。
藤壺は途中から女黒幕政治家みたいだもんな。
大奥の悪役みたいだとも言われてたなw
>>680 夕霧は当時、所帯じみた雲居雁、子どもだらけの邸内という、幸せだけど
風流さもときめきもない生活を送っていたから、
奥ゆかしい気品があり琴の上手な落葉宮に惹かれていったんだよ。
親友にあまり愛されず未亡人になってしまった零落しつつある内親王
という境遇も同情から入って愛に変わるだろうし。
私は落葉宮は美女だと思うが、例え不美人であったとしても夕霧が恋する
条件は十分過ぎるほどに満たしており、まじめな夕霧が恋に狂うのも
説得力があると思う
多分落葉の宮はふくよかアラフォーの夏川結衣が適任!
夕霧も着物を剥ぎ取ってそそられた位のバディーなんだろな〜
宇治十帖では妻の中で夕霧と唯一性的関係があったと思われるし
宇治編の落葉の宮は幸せ太りでふくよかでも良いけど、
夕霧からの求愛の頃の落葉の宮は儚げで華奢な女優さんが良いな
夫の柏木が死んで鬱々していたし、再婚に乗り気でもなかったんだし
雲居の雁が童顔巨乳キャラだから、その対比で楚々としたスレンダータイプが良い
落葉がふくよかで雲居がでぶ
夕霧だって半々に通ったんだからどちらも大事だったろうに
何故雲居を貶めなければ気がすまないんだろう。
乳母や乳母子は側近中の側近で最も主人に忠実でなければならないのに
(玉鬘の乳母一族はいうまでもない。源氏が流罪の時は乳兄弟の惟光は同行した。
紫上の乳母少納言は紫成長後も紫に一番忠実な女房だったし)
小侍従は性根が腐りきっている。
セフレの片棒かついで主人(それも皇女)を強姦幇助するなんてとんでもない女だ
作中で誰も指摘してないけど、こいつこそあさきで一番の悪女。
浮舟の乳母だって匂宮に蹴られてもそばはなれずに
浮舟の貞操を守ったっていうのに
>>686 夕霧はたぶん宮の琴を聴いたとき完全に恋に落ちた気がする。
平安時代、楽器ができる女性はポイント高かったようだけど、現代にも
受け継がれていると思う。うちの弟、彼女にするならピアノかヴァイオリンが
できる子がいいとか言ってる。ピアノがうまけりゃブスでもいいって。
私が馬鹿にしたら、そういう男の人多いって。
祖母のもとで育ったので好みが若干地味なのでは
>>694 多分作中で巨乳ナイスバデイー一番は玉鬘っぽいなあ。
そういえば夕霧玉鬘に声かけていたっけ・・・
母親がいない子って母性を求めるという面があり意外とそうかもね
雲居の雁はデブでタレ乳なだけだろ
森三中にさせろ
宇治十帖では雲居の雁は花散る里(あさきの)くらい太っていただろうし
夕霧が通っても子供のことばっかはなされて、雅もない女で疲れただろう
六条院の宮の所に行ったら、合奏や麗しの愛娘六の君で癒されただろうな
>>671 そう、夕霧は結構面食いだし、女人を中身重視で選んでいるなんて事ははっきり描かれてないよ。
六条院の華やかさに憧れている節もあるし、雲居を愛しているけれど物足りないとも思ってしまう。
隣の芝生が青く見える状態なんだよね。
所帯染みた我が家と較べて奥ゆかしい佇まいの落葉宮に惹かれたのはそんな所もあると思う。
しかし、夕霧ってば本当に現代のリーマンにいそうなタイプなんだなぁw
まあ、女の本質を見る目はあるよなw
はっきり描かれていなくても必然的にそうなっているからね
デブと童顔巨乳はまったく違うよ。
小柄の童顔巨乳といったら、ほしのあきを思い浮かべるけどw
双方とも夕霧に大切にされ贅沢三昧な暮らしで
徐々にふくよかになっていったんだね
いいことじゃない
>>703 ほんといいことだよ。六条院では紫の上も女三宮も
病んでいったのに比べれば。
源氏は死の間際というか晩年は六条院の女君からも見放され
ひとりぽっちだったと言われているしねw
夕霧だって宇治の頃はけっこう恰幅が良くなってるし、いい夫婦じゃないかw
>>703 妻たちは大切にされ太り、子どもは多く生まれ繁栄し・・
優良な牧場みたいだな。夕霧牧場。
>>705 生前の行いの報いだな。
紫式部は主人公でもなんでも容赦なく必ず突き落とすんだよね。
雲居の雁は柳原加奈子レベルだろw
夕霧にとっては「美」では藤典待が一番
年をとってからの好みに合ったのは
高貴でたしなみのある上品な落葉の宮だったつーわけで
だから、細かったけど太った夏川ゆいは落葉の宮にいいね!
典待ちゃんは天海ゆうきがいい
>>708 何に対しても無感動でボケ症状すら出る老人になっちゃったよね
それまでの華やかさはどこへやら
何もそこまでしなくてもと少し気の毒にすら感じた
>>710
ボケ老人ってマジでですか?
あさきゆめみしでは年をとっても源氏は神々しく
美しかったとされているけど大和先生の創作部分?
>>682 >源氏は全く無責任でもないから藤壺を妻に貰うことも考えていたようだけど
后は再婚出来ないはずだよ
>>711 人と会うことを避け、
抜け殻のようにぼんやりとして草花の名すら忘れて死出の旅にといった具合。
亡き紫のあと正妻格となった花散里や明石も源氏を見放していた様子。
もっとも最後、出家する前に久々に人々の前に出た時には、
僧の目からすると更に豊かにお見えになったとあるけれど。
>>713に付け加えると
自分自身もすっかりボケてしまったので見苦しい間違いをしでかして
迷惑を掛けたくないから対面しないと言っている
三宮に慰めてくれよと迫ったときはコイツあほかと思ったことだろうな、三宮も。
(もちろん読者も)
>>711 御かたち、昔の御光にもまた多く添ひて、ありがたくめでたくみえたまふを
(ご容姿は昔のご威光の上にさらに一層輝いて、素晴らしく見事にお見えになるのを)
って原文にもある
>>713 源氏が女房に葵の葉の名を忘れたって言ってるのは、
葵=逢う日、男女の逢瀬を忘れたって意味で本気で忘れてるわけじゃないでしょ
>>686 同意!
だんだん惹かれていったんだろうね
私も落葉宮は美女なんじゃないかなと思うな
派手でパッとする美女じゃないけど
奥床しく楚々とした美女
楽器が弾けてたしなみも気品もあって美女でないはずがない
>>716 いや、いくつかの現代語訳だと本気で忘れたとしてあるが。
親しい人にはまったく会わず、兄弟宮にもめったに対面せず、
見苦しい有様を晒したくないという事で夕霧にさえ御簾を隔てて対面していた。
でもこれは源氏がそう思っているだけで実際は見苦しい有様では無いとは思うが。
>>692 男を癒す効果あるのかな?ピアノやバイオリン弾く女はそれだけで綺麗に見えるし
藤典侍も落葉宮もそれぞれ魅力はあると思うが、夕霧と雲居雁ほどお似合いの夫婦もいないと思うけどね。
容姿の美しさや生まれは別にしても、庶民的で現実派の似た者同士なカップルだよ。
雲居も所帯染みたかもしれないが、それは夕霧だって同じ事。
長く連れ沿った夫婦は合わせ鏡みたいな物だし。
結構あさきの雲居は好きだなぁ
とくに落葉の宮あたりでは
若菜とかで重苦かった空気を
デコボコ夫婦のやりとりが笑えて和んだ
>>720 男なんて勝手だから最初から落葉宮を貰ってたら
気品やたしなみには満足だけど
品ありすぎて少し疲れるなあって雲居雁の庶民性に惹かれたかもね
夕霧は二人の妻がいてちょうどいいのかもしれない
夫の浮気責めるところでもときにカラカラ笑ったり、許さないから〜って怒ったり
紫の上は一度だってこんな表情豊かだったことないね
いつもじめじめしていて暗いし
本来は紫の上だって雲居雁みたいに明るく笑って暮らせたかもしれないのに
あさきでの顔が似てるだけに比べてしまう
>724
いざとなったら実家に帰れる環境にあるかどうかは大きいぞ。
紫は行くところなかったし、旦那はあんなだし。
雁は親は金持ちだから帰ろうと思えば帰れるし、旦那は愛してはくれてるし。
どちらもたしなみ深く気位高いのに
なぜ明石と落葉は評価が分かれるのだろう
落葉が劣化版明石ってとこなのかな(身分以外)
>>726 たしなみ深くって言っても、明石は宮中でバリバリ仕事出来て、
音楽的才能は神レベル
顔も紫程じゃないにしろ美人設定
藤典侍の方が明石に近いと思う
落葉は劣化版朝顔という気もする
朝顔は才女ぶりが世間で有名だったけど、落葉は未亡人になってから言い寄られたりしていても、
結婚前は世間から注目されていた訳でもないものね。
>>725 雲居は夕霧と対等の妻だから明るさと強さを持てたよね。
大して紫は、衣食住・教育・結婚の仕度すら全て源氏の掌だった。
逆らってご機嫌を損ねたり飽きられたら生活すら成り立たなくなるし、頼りになる後見もいない。
実の父とは源氏のお陰で断絶状態。
(不安定で心配といわれた落葉宮だって受領の後見がいたし、末摘花ですら、意地悪で冷たいけど親戚は一応いたがそれすらなし)
源氏君は縁を持った女人はお見捨てにならないといったって、そんなの将来も何も保障されたわけじゃない口約束。
下手に世間に「紫の上さまは一のお人」と知られてしまってるだけに、ただの愛人に転落したときの惨めったらないよね。
しかもそういうことを源氏本人にはもちろんほかの誰にも相談できないし愚痴すらこぼせない。
絶望しつつも源氏の永遠の恋人として女磨きに精進し続けなければならない。
源氏から逃れるための出家も許されない。
生き地獄だよ。
これで明るく生きろというほうが無理!
>>720 夕霧のどこが庶民派?ばりばりの名家の御曹司っぽい性格してるよ
琴だって上手だし。恋愛面に疎い以外は源氏と同等の貴公子でしょ
男で庶民派っていったら惟光とか浮舟義父くらいしか思い浮かばん
雲居と夕霧が住んでる三条殿だって元大宮の屋敷だから、
雲居にも半分くらい権利ありそうだ
でも夕霧が修理してから住んだし維持費だしてたとかの問題で
もう雲居にはほとんど権利ないんじゃないの?
>>733 夕霧がそんなにケチ臭いこと言うとも思えんがw
>>731 雲居は頭中将の血筋を受け継がず音楽の才能はないようだが、
夕霧は名手である源氏の琵琶を継ぐのはこの人のみというくらい上手かったりするんだよね
>>726 明石もそれほど美しいという所ないとはっきり書かれているのにね
>>733 まだ関係がなかった落葉宮の邸宅の修理もしていたよ。
>>736 明石は紫、女三宮、ちい姫のメンツに混じっても見劣りしないぞ
>>731 夕霧と妻たちとの関係は良いと思っているし、
けなしたつもりはなかったんだが、庶民派がお気に召さなかったみたいだね。
実利派とか堅実とでも言えば良かったのかな。
自分にとっては夕霧の長所も短所もそこにあり、それが彼の魅力だと思っているんだが。
恋愛以外は源氏と同等の貴公子、というのはあまりにも夕霧に夢を見すぎではないかと。
まず夕霧が源氏なら雲居雁は所帯染みなかっただろうし。
夕霧の管弦の腕は確かなものだけど、名人の域ではないと思うけどね。
>>730 紫の立場って不安定なんだけど、明石や花散里に対して上から目線なせいか、
不安定で気の毒って気がしないんだよね。
>>726 評価が分かれるって
私は落葉宮大好きだけど明石みたいな賢明さや天才的な音楽の才能は落葉宮にはないさ
どっちかいったら頼りなくて守ってあげたいタイプだから
比較対象ではないような
>>740 源氏からの愛を一身に受けていたという自信はあった罠
だからこそ紫上にとって女三宮の降嫁のダメージが大き過ぎたのだけど。
>>732 大宮は夫と一緒に住んでいたけど、別に自分の屋敷もあったってことだよね。
それを育てた孫二人に譲ったと。やっぱりそこそこ通えば同居するってことだよね。
でもやっぱり生きていても葵が六条院に来ることはなかったのかな。
つか、葵にまっとうな良識があれば六条縁の土地にだけは来ないと思うw
源氏ハーレムが嫌とかそういう理由ではなくて
・・・形式だけでも秋好の養母はするかもしれないけど
落葉宮も六の君の養育を任されるくらいだから
和歌や音楽の才能も高かったろう
まず申し分ない貴族女性だっただろうし
夕霧と再婚しなくても誰かに貰われただろうけど
自分を愛してくれる夕霧と再婚できたことは本当に幸運だった
六君を育てたのは藤典侍(とその実家)
大人になってから箔付けのために落葉の養女になったんで、
養育まではしたかどうか
雲居の雁は1000年前だったらかなりのDQN夫人だっただろうなwww
>>733 大宮にとって雲居雁もまた孫に当たるのだし
大宮が死ぬ時に屋敷は夕霧一人に譲って雲居には相続させないと明言したならともかく
雲居を可愛がっていた大宮は雲居とその子供たちがそこに住むことも良しとしていただろう
別段夕霧だけが好き勝手にしていい邸だったとも思えないが。
雲居が相続してもいいものだったはず。
夫が妻の家を修理したから妻に相続権は放棄させられたというのも変な話だし。
言いたいことをポンポン言い合える友達のような妻と、
自分が下座に座らないとならない高貴な妻。
一日おきに通っていた夕霧は、毎日新鮮な気分になったろうな。
>>672 夕霧は会えない時に雲居雁の美しく可愛い容貌を恋しく思っているし、
恋する青年夕霧は明らかに雲居雁が美貌であることが大きなファクターだった。
藤典侍も、舞姫をのぞき見て雲居雁と同年代の美少女がいるというので一目ぼれ。
逆に養母の花散里を見て女を容貌で選ばない父源氏をすごいと思っている。
このこと自体、自分で面食いであることを認めているよ。
まあ見た目がいい人と悪い人がいたら普通に見た目のいい方へいくもんな
むしろ源氏の方が、見た目以上に性格やたしなみ重視のような気がする
ナイスバディで美人の空蝉義娘よりも空蝉選んだし
源氏は幅が広いからね。女であれば来るもの拒まずって感じで。
落葉は空蝉タイプかもね。
夕霧は落葉の宮に対しては面食いではないでしょう。
柏木の話を聞いているだろうから、ブスではないって情報は得ていただろうが。
空蝉の場合は、見た目やたしなみというより、拒否されたのが大きいのではないかな。
あれで素直に靡いていたら、美人の義娘を選んでいたかもしれんよ。
>>753 源氏は「去る者追わず」ではないんだよな。
去られると余計追う。
要するに自己中にもほどがある、ってことか。
そういや、女三宮への未練タラタラな口説きが良い例だった
自分の手に入らなかったもの、自分の手から出ていったものに執着するよね
藤壷への未練は女三宮の降嫁にも繋がっていたし
>>749 宇治で畳の一枚上に座ってる落葉宮に
同じ部屋にいても下に控える夕霧が描かれてるけど
内親王に対して夫でも臣下になるからああいう形なのかな?
三宮と源氏も形式上はああだったのかしら?
ちょっとへりくだりすぎで不自然に思えた
源氏って、明石に対しては愛情だけでなく色々と複雑な感情を持っている気がする。
遠慮というのではないけれど、自分の影響を受けてない人間に対する距離というか。
紫に対する源氏の褒め方は=教えた自分への自画自賛にとれるかのように親しげだけど、
明石を褒める時は客観性がある代わりに「身分の割には〜」みたいな屈折した表現をするよね。
源氏が女三宮と結婚した時は、准太上天皇=皇族の扱いになってたから、
源氏が上座に座っていたと思われます。
空蝉ってかわいい女だと思うな
夫に一途に仕えてるし源氏に言い寄られても
あたしは人妻だし美人でもないし
と思うところがいじらしい
貞淑な人妻として源氏の評価も高い
去られたくないんで去る場所の無い紫上を一番寵愛したっていう
>>759 他の場面では同じ畳の上に座っていたよ
宇治では夕霧も左大臣になっているから夕霧が上座でいいのではないかな
>>761 だったら夕霧も今や大臣だから
でも上座に座るのは夕霧らしくないな
一緒に畳の上にいればいいのに
夕霧は雅子様愛子様を車の前の席に乗せ
自分は後部席に座る皇太子殿下みたいなものかな
>>760 女楽の時も、明石の琵琶だけは自分の影響ではない的なことを言ってるよね
明石に対しては気の張るところもあるって言ってたからね。
源氏と明石は政略結婚みたいなところがあるから、
お互いどこかよそよそしくて、互いへの愛情はあまり感じない。
紫が亡くなったときの明石の手紙も 本当に心は篭っていないみたいなこと言っ
たり 紫と明石は本当の友達ではなかったみたいに言ったりしていたね。身分が
低いというだけで差別されたり、一時ちい姫と別れなければならなかった悲しみ
とかは源氏には想像もつかないんだろうな。
落葉宮は立場上、自分の部屋では普段は女房たち相手にしてるから
一段高いところに座っていて、
そこへ夕霧が顔を出すという形をあさき単独で描いたのだろうけど明らかに夫婦としては不自然
内親王と大臣ではどっちの身分が上なのだろう?
落葉の宮が何品の内親王か分からないからなぁ。
一般的に親王と大臣が同格
>>767 美しく教養ありたしなみも賢さも一級の明石に対して
自分が教えたわけでもないのにこれだけ才能豊かだと
かえって煙たさも感じることあったのかもね
身分の低い田舎娘の分際で都会の女より出来がいいし
東宮以外の一品親王で太政・左大臣と同格と大学の時に教わった
芸能事務所で最初から手塩にかけて自分たちが育てた子が花開いた方が
あまり手をかけなくても才能あって売れた子より大喜びで可愛がって貰えそうだよ
スレチで変な例えだけど
明石はタレントでいえばそんなに周囲があれこれ気を回さなくても自力で売れるタイプとか
>>773 格は同じでも権力は掛け離れてるね
太政大臣と親王では
親王は政治に参加しないしね
大臣の頭に摂政とか関白とかが付くとまた格が上がるだろうね
太政大臣は下手すると天皇以上の権力持ってたりするからな
>>771 そういえば夕霧が元服で冠位を授かる時に、
「内大臣(源氏)のお子ともなれば四位は確実。親王方のお子様も四位が普通」
と言っている場面があったな
>>774 最初のタレント葵は素材は良かったが売り出しに失敗
六条は葵に潰される
空蝉、萩はすぐ引退
夕顔は幸先いいデビュー飾ったが事故で死亡
藤壺、朧月夜は父親の事務所、敵ライバル事務所所属のため半端な形で本人無念
花散里は母親キャラ、末摘花は不幸キャラでそこそこ成功
玉鬘は提携ライバル事務所から預かりで育ててたが、果実収穫直前で結婚引退
女三宮は強力なコネで売り出さなくてはならなかったタレントで
そのため手塩にかけて育てた一番の稼ぎ頭の紫が壊れ
女三宮はやっと売れてきたと思ったらスキャンダルで引退。
なんてね。
>>779 一時は売れっ子でちやほやされてた先輩タレント六条は葵に抜かされ
焦りの中で葵を呪ってることがバレ、失意の中で芸能界引退田舎に帰るとかね
葵もこれからというとき白血病で急死とか
葵は夏目雅子かw
>>780 六条は死ぬとき「娘だけは芸能界に入れないで」と遺言するが
その娘秋好をちゃっかり口説く源氏
しかし秋好は芸能界入りきっぱり拒否すると。
最初からお母さんキャラで売りだした花散里脇役専門
奇怪な容姿で注目された末摘花は性格の良さが知られ、端役で時々ブラウン管にも顔だすが今は店を経営している
なんてどう?
玉鬘はモデル志願だったが
その美貌とプロポーションからグラビアで大成功、歌、踊りもまあ良し。
トークもうまく、女優業もなかなか。
このままいけば最高のタレントになるところだったのだが・・・・・
雲居雁は朝ドラヒロインに抜擢
明るいキャラで老若男女に愛され一躍お茶の間の人気者に
雲居雁主演連続学園ドラマで大人しい女学生役で地味に落葉宮が出演
元々アイドルデビューした妹三宮の付き添いをしていたところを
雲居雁のマネージャー夕霧が見初めた
>>784 人気美貌絶頂で突然結婚引退した玉鬘を惜しむ声は多かったが
本人は全く芸能界に未練なし
主婦業一筋になっている
一発屋シンガーで終わった歌手八の宮
2人の娘には歌手にだけはなるなと遺言
それでも大君は薫プロデュースで歌手デビュー直前までいくが失敗
中の君は匂宮プロデュースで一発大当たりして歌手としての地位を確立
浮舟はデビューさせるといわれて家を出たけど、替え玉吹き替えの声担当。
疑問と屈辱と抑えきれずに失踪して場末のスナックで歌姫になる。
>>786 しかしそんな玉鬘も娘2人のデビューには積極的
長女はたくさんの誘い断って老舗事務所に所属させるもお局タレントに嫌われる
次女はタレントあきらめ結局最大手事務所のマネージャーとして自立
亡き夫の連れ子が一番成功しているという悲しさ。
大物俳優・桃園式部卿宮の娘、朝顔鮮烈デビューするが
映画に二・三本出演したのみで
表舞台から退き
現在はエッセイ等文筆業に専念する
とかどうでしょう
イメージは中井貴恵さんや壇ふみさんかな
朝顔はとにかく地味キャラなんだよなw
>>767 恋人的な雰囲気はちい姫を預ける前までだったね
死ぬまで恋に生きた紫の上ってやっぱすごいね。
源氏物語ってラブストーリーだから、やっぱ紫の上がヒロインなんだなあ。
子どもを持てなかったこと、実家に大切にされず本当の正妻ではなかったことなど
後々効果を表す設定の妙を感じる。
>>770 平安時代よりはるかに天皇の権力が弱い江戸時代でも
将軍(大臣を兼任している)の家茂は和宮の下座だったから
(姑が和宮を下座においたときは政治問題に発展して
幕府が朝廷に謝罪したし)
夕霧が下座じゃないの?
ただ女房達が少なくても二人だけのプライベートな時は対等だったとか
公だと皇女は旦那が臨終でもあえないくらいだから
家茂は和宮と結婚当初、内大臣だったから従(正)二位で姑は従三位。
和宮は三品内親王だから姑より上座。
和宮を朝廷より迎えた時は上座へ置いたけど、その後は家茂が上座。
女三宮が三品→二品(?)と考えると落葉宮は四品がいいところだから夕霧が上座でおかしくない。
>>796 それじゃなきゃいくらなんでも
衛門督の柏木が落葉をあんな風に蔑んだり出来ないよね
ちなみに官庁の長官である中務卿でさえ正四位上で式部卿は正四位下。
式部卿は四品以上(実際には二品以上)の親王が卿に任じられる
朝顔父、紫父、蜻蛉宮(源氏の異母弟)、今上の二の宮がなっている式部卿宮は
東宮を除く最上席親王としての格付けがされているといってよい
って「新・源氏物語必携」に載ってた
紫の父親の兵部卿宮も二品親王になってたのかな
落葉宮は更衣腹だし無品だと思ふ
史実では更衣腹でも三品になった内親王も居るよ
落葉宮は四品〜無品っぽい感じがする
作中では女三宮が三品内親王であるとはっきり記されているのに
落葉宮は記されていないのか
無品でも内親王には何らかの手当がつくのかな?
でなきゃ一生独身で暮すなんてことできないよね?
落葉宮は女三宮の次に朱雀帝が可愛がってたというくらいだから、
四品くらいはついてそうな感じもする。
>>796 和宮は嫁いだときは無品の内親王。明治天皇によって明治に二品に昇進
最後は没後に一品が贈られたと思ったけど
家茂とは結婚後は対座で下座にはおかれてないはず
本当は源氏みたいなのが臣籍降下しても参義止まりがいいとこなんだろうな
×参義→○参議
無品親王だと加冠の儀の袍は浅葱色w
宇治編で夕霧と落葉の会話で
「ねえ落葉の宮」「まあいやなかた、そんな昔のことを」のカットを見ると
夕霧が一段高い畳に座っている感じ。しかも脇息に寄りかかっている。
落葉も正室扱いだし夫婦だから対座で良いと思う。
この時の落葉はふっくら幸せそうw
それにしても次のページの今上の顔が地味すぐる・・・
>>803 時代とか資料によって違うけど内親王の収入目安は
一品内親王…品田54〜56町・品封300戸
二品内親王…品田40〜42町・品封225戸
三品内親王…品田34〜35町・品封150戸
四品内親王…品田27〜28町・品封110戸
無品内親王は品封75戸で従三位クラスの男子と同じくらい
源氏も栄えのない無品の親王にするよりはという事で桐壺帝が臣下にしたんだよね
でもどう考えても当時は藤原氏の勢い・栄えが盛んで
源氏があそこまで出世をするとは思わなかっただろうなぁ
>>805 源氏は桐壺院の寵愛&左大臣の娘婿という二大必殺技があるから
それなりに出世できるよ
(陽性源氏で大臣までいったひとも結構いたしね)
ま、それもこれも流罪になるまでの話だろうけど
>>809 よく100戸とか手当てきくけど、この○○戸って一体なんだろう?
江戸時代みたいに○○石なら米俵だってわかるけど
>>799 四品親王以上から中務卿・式部卿に就任出来たよ
実際に式部卿が中務卿より格上げされるのは南北朝時代から
>>812 戸=戸口(民の納める税)で米や布・特産物などの物納品みたい
>>813 中務と式部卿が四品以上の親王がなれる二大重要ポストだけど、
源氏物語の作中では式部卿宮の方を重要視(?)って意味かと思ってた
雲居の雁は、今だったら低偏差値女だったと思う
なすこと全て1000年たってもバカっぽい!
他の2人の妻、恋人は賢そう
左大臣の婿って大きいよね。
桐壺帝から一番可愛がられてたのも周知の事実だし。
しかしまさか息子を帝にして準太上天皇にまでさせようとは誰も思うまい。
そりゃ大きいよ。一番の後ろ盾だもの。
確かに息子が今上なんて最高の後ろ楯だわww
藤原氏が権力握れたのも所詮天皇の外戚だからだもんな
実父ならのさぼり放題
あら、また「後ろ楯」の皇室ドリーマーがきているわw
朱雀程度のデキじゃいくら後ろ盾があってもパッとしなかっただろうね
朱雀も一応は右大臣家がバックについてはいるんだけどね
>>817 そうでもないよ。
藤原道長は22歳で左大臣源雅信が后がねとして育てていた
正室腹の長女源倫子と結婚したけど、結婚した当初はなかず飛ばずだったもの。
道長に運が回ってきたのは2人の同母兄が次々亡くなったためで、
左大臣家に婿どりされてもなお兄道隆の娘である定子に中宮大夫として仕えている身分だった。
このままなら道長の長女彰子も定子付きの女房になりかねないところだった。
源氏の出世は桐壷帝の寵愛あってこそで、舅が左大臣であるというのは意外に弱い。
あさきの朱雀は、風流人で優しくて争いが苦手ないい人という印象。
けっして愚帝だとは思わなかったな。
モーレツ祖父とキョーレツ母に囲まれながらも穏やかな人柄。
色魔の父帝にも怖い母にも似なくて良かったよ。
>>824 ああいう両親を持つと意外に子どもは争い事を好まない
穏やかな人間に育つものだよ
>>804 和宮は輿入れを前に文久元年4月19日、内親王宣下を受けて親子内親王となった。
同10月20日、輿入れのために桂宮邸を出て江戸へ下向したが、
これに当たっては同日、朝廷が和宮親子内親王を三品としている。
文久2年2月11日、和宮は家茂と婚礼を上げているから、
結婚したとき和宮は三品内親王だった。
明治6年、和宮は二品へ昇格。没後、贈一品。
御台所が将軍より上座に座ることはなかった。
婚礼のときにも同座。
朱雀ののんびりさはどちらかというと左大臣家よりなんだよな。
現代でも先に先に息子の言わんとすることを代弁するような
かしましい母親のいる家庭では息子はびっくりするほどおとなしいよ。
朱雀も自分で行動しなくても母弘き殿が息子良かれと思って
先へ先へ行動しちゃうから本人は何もしなくて良い過保護状態で
結果がつがつしたところの全くないおとなしい息子に育ったんだと思う。
>>826 和宮は(普通なら婚礼で夫が主人、妻が下となるところを)身分が上って理由で
和宮が主人格、家茂が和宮に礼をとるという形で行ったはずだけど
くわえると御台所の称号も和宮が身分の低い呼び方を嫌がって
天皇が正式に勅命だして御台所の称号を廃し、和宮と呼ぶようにしたので和宮を御台所とはいわない
確かに皇女に「御台所」って失礼な話だよね。
しかも田舎の分家の武家女の下座に置かれた日には・・・
篤姫、恐るべし知らんもん勝ち・やったもん勝ちの精神。
姑だの嫁入りだののレベルじゃないっつうの皇室は・・・
あさきの宇治十帖の最初の方では、落葉の宮は夕霧の上座に座っていた
で、結婚した薫(女二宮を敬う)が浮舟を呼び寄せるお断りをしている時
女二宮は女房のする格好をしていた。作者わかってなさすぎw
>>827 顔もあさきでは左大臣似なんだよね、朱雀はw
桐壺の今際の際に見舞に行った朱雀に対して、桐壺は源氏と冷泉の事ばかり言ってたよね。
可哀想だなあとオモタよ。
幕末は幕府の力が非常に衰退していたこともあって
婚礼に関しては、幕府が朝廷を立てる形で行ったと思うけど。
もともと家茂は内大臣というより、「征夷大将軍」が本職で征夷大将軍として嫁を貰ったんだし。
和宮を主人格というのは姑である天璋院に対して。
家茂に対して身分が上という事ではない。
そもそもなぜ幕末の話が出てくるのだ。
平安時代とは時代背景も勢力もぜんぜん違うだろ。
徳川幕府、篤姫の話は別スレでお願いします
>>832 腹も立てずにね。そういう意味では朱雀はすごく大人だと思う。
それに品のある顔立ちだね。
ただ、目が気になる。病気をしたからあんな目にしたのかな?
源氏が死んでから宇治十条に至るまで
夕霧と落葉の宮がどのように心通わせて
いい夫婦になったか物語にして欲しかった。
>>831 詳しいね
女房の格好と妻の格好てどう違うの
831じゃないけど裳唐衣をつけていたのかな?
上位の女性は小袿姿でよかったはず。
宇治十帖までの間、夕霧の性欲の相手は主に落葉の宮だっただろうな
>>808 その方が自然だし夫婦らしいやり取りがいい感じ
夫婦なのに落葉宮が一段高い上座で
夕霧がその下に臣下みたいにかしこまってる
宇治のはじめは身分や位がどうあれ不自然すぎ
>>836 その人のいい朱雀だからこそ、源氏が引き止めるのを無視して女三宮に
出家を許したシーンは印象的だった。
今まで朧月夜を寝取られたり、秋好を望んでも源氏に邪魔されたりと
色々と源氏に煮え湯を飲まされてきても源氏を許した朱雀だけど、やっぱり
最愛の娘を蔑ろにされるのは我慢ならなかったんだろうな。
>>840 夕霧巻でも夕霧はすごく落葉宮を抱きたがってるよね
柏木の落葉宮疎んじていて蔑んだ歌残した態度と正反対
多分柏木は落葉宮の寝所にも形だけ非難されない程度にしか顔ださなかったろうし
すぐ自分の部屋へ引き上げてしまったというような冷淡な態度取っていたと思うな
だから形だけは大切にしていた柏木と言われるし
女三宮に恋狂ってたとはいえ、自分は平気で妻を裏切っていながら
悲しませてる妻にああいう歌を書く柏木はやはり最低男
その点夕霧は温かい
本当に、見方によっては朱雀の見事な復讐とも言えるw
>>843 柏木嫌いなのははわかるけど、妄想入りすぎじゃないかw
誰かをけなして夕霧を上げようとするのは、夕霧が大した事ない男と言っているような物なのに。
第一あそこまで踏み込んでたら、相手が落葉だろうが誰だろうが男なら抱きたがるよ。
今だにおもに夕霧巻を省略してるような研究本等の落葉宮の略歴は柏木未亡人とか柏木北の方で終わってるか
後に夕霧の庇護を受けたとなってる
あさきでもそれを写してるだけで残念だけど
夕霧との関係が落葉宮のメインだし長年れっきとした正室としていい夫婦関係築いてきた二人なのに
落葉に関心ない研究者がつかったような、夕霧に庇護を受けた落葉宮はあんまりだなあと思う
それこそ夕霧巻や宇治までの二人の関係を深く読んでないし
柏木の冷淡な扱いみても
落葉宮を柏木正室なんて書くのは落葉宮に気の毒なような
柏木だって疎んじてた妻だし
本来正しくは夕霧正室
過去に柏木の北の方であったがこちらは女三宮に妄執を抱く夫に愛されず形だけの結婚であった
くらいに書くことが正しい略歴かと
落葉宮自身再婚しなくても生活に困らないくらいの財産くらいは持っていたろうにね
一条の館も小野の山荘もあるし
ただ後ろ盾がないがね
夕霧自体が源氏では脇役だから、源氏評論では落葉はスルーされても
仕方ないかも
>>843 落葉宮も、柏木からは望まれて結婚したと言うのに、蔑ろにされるのはなぜか、
わけが分からなかっただろうね。
それか知っていたのかな。柏木は以前、三宮の方に結婚を申し込んだが、
かなえられず、代わりに二宮との結婚を許可されたって。
>>831 あのシーンは読者とかから投書が行ったのかも
それで次の2人の場面では直されていたという
>>842 朱雀は珍しく怒っていたけど、源氏とはあのまま仲違いというか疎遠になってしまったのだろうか…
>>842 そのくせ源氏ってば、
朧月夜に関しては一時の気の迷いだった的な事を言ってなかった?
六条御息所って毛深そう
>>851 あの後、紫の上がなくなったりして源氏の方も抜け殻のように
なっちゃったしね。朱雀に取り繕うどころじゃなくなったんじゃ?
>>844 復讐といえば女三宮って、意地悪なコキ殿皇后の孫なんだよね。
孫の代で源氏に復讐成功。
三宮の不幸の元凶が余所の男との密通(レイプ)って知っても三宮出家させそうだな>朱雀
朱雀だったら朧月夜が源氏の子供を生んでも大事に育てそうだけど、朱雀が帝位についてる
時の場合で子供が男子だったら色々悩みそう
>>855 え、と言うことは落葉にも弘徽殿の血が…すげえ。
双方その血が発動したら、タッグ組めば最強だなw
三宮「ぐちぐちうるせーやじじいっ……谷には春もっ」
落葉「オマエにレイプなんか百年はえぇんだよぉっ!生活だけ保障しろやぁぁっ!」
お〜、発動したーっ
>>858 落葉が誰に言ってるのかわからない
夕霧かな?
落葉&三宮姉妹はその強さで柏木にも立ち向かって欲しいわ
今上「玉鬘さんよ、成り上がりの明石中宮なんかにびびってないで
嫁よこさんか〜い!!!」
ところで物語中、一番の成り上がりは明石中宮でおk?
>>862 明石じゃね?
明石中宮は父親が准太政天皇、母親が受領の娘なら、中宮になっても
おかしくないよ
明石&ちい姫親子がダブルで成り上がり決定だな
シンデレラストーリーとして名前があがるのは
明石と玉鬘
シンデレラは玉鬘だけじゃないかな。
明石は娘を取られたり辛い思いをしてるし、
後宮に付き添ってからは女房の取りまとめをしたり、
趣味よく部屋を整えたり、忙しく働いている。
玉鬘は、源氏に拾われてその庇護下に居ただけ。
玉鬘は身の施し方源氏に賞賛されていたが
なんだかんだいって源氏と髭黒にずっと守られていたんだね。
女の争いとかは全く経験していなかった。
だからこそ2人がいなくなった後失敗したのか。
>>867 息子達も大人になってたわりに、髭黒いなくなったら一気に落ちぶれたよね
それ考えると、女三宮って意外としっかりしてるのかな
夕霧もフォローしてくれてるとは思うけど
玉鬘は運が良いだけで、自ら何かしようとはせず嫌いなキャラ。
都に出ることだって乳母一家が決めたことだし。宇治編はスッキリする。
高望みし過ぎなんだよね。
自分も玉鬘は苦手だなあ。
大和さんは玉鬘がお気に入りなせいか、太夫檻に嫁ぐ決意をした時の「皆の為」エピとか
黒髭を愛そうとする所とか、物凄く玉鬘を理想的な女性い描いている気がする。
>>黒髭を愛そうとする所
私もこれはムリあると思った。好きでもないブ男に無理やり抱かれて
無器用な性格なのだとか言って愛そうとするのはこじつけっぽくて。
源氏クラスのイケメン貴公子ならまだしもね^^
でも、平安貴族の感覚と現代の少女の感覚にはズレがあるから
読者が理解しやすいように大和さんも苦労したと思われ。
>>870 確かに。
源氏は年上で父親代わりだからダメ、夕霧はダメ、柏木もダメ、
蛍兵部卿もひ弱そうでダメ、
髭黒は論外
冷泉は姉貴が居るし・・・・・・・
それじゃ誰が居るよ?って感じ。
突っ込んで申し訳ないが、柏木はダメでいいだろう。
玉鬘、こうしてみると優柔不断だね。嫌いだわ。
どこが大和センセのお気に入りポイントだったのか不思議。
>>873 だから彼女の中では「帝」の妻のポジしか見えていないんだってw
自分の娘さえ今上にやるか冷泉にやるかの選択しか考えていなかったからな
ちなみに弘徽殿女御は玉鬘の姉ではなくて妹ね
玉鬘、地方の自営のマッチョ若社長との結婚いやがって
助けられたら
国会議員か大企業の社長クラスで、しかも性格容姿も好みでないと相手にしませんわ、
って感じか。
そしたら筋肉頭の青年実業家に捕まっちゃったと。
ざまあねえなw
自分の元々の身分を考えたら、受領の妻でつり合いが取れてるのに、
そういう高貴の方々の求婚については、恐れ多いと源氏に断ったりしないんだよね。
何イイ気になっているんだと…。要領が良いタイプなんだろう。ムカツク。
>>879 怖いな、ムカツクとか。
世間知らずのお嬢ちゃん(お嬢様ではない)でいいじゃないの。
結局髭黒と結婚してうまくいって、そのあと苦労してるんだしさ。
しかもだらだらと長いんだよね。玉鬘の話って。
もういいよーって感じだった。
夕顔はやさしく儚げな女性だったのに親子であまり似ていない。
しかし、あさきだと「皆の為」と言ってやっていた夕顔の行為って、
いわゆる源氏の好かない『春を売る』ってことじゃないのか。
相手が源氏だったという事だけの話で。
自分の恋人として素晴らしい女性だった…みたいに回想している源氏ってw
>>855 コキ殿は悲しみを秘めたいい女だと思うけどな
愛されなかった妻だからと夫の見舞いにも行けないコキ殿悲しい
>>875 結局冷泉の催促で大君を嫁がせたが、周りに苛められて妹の弘徽殿女御にも庇って貰えずに
里下がりさせる事になり…、しまいには夕霧の息子に嫁がせれば良かったって。
まったくどんだけだよw
>>848 内親王が街中で一人暮らしなんて
手入れされない家は寂れてくだろうし
平安時代は貴族の女が一人で生計たてられるような社会じゃないし
落葉宮は夕霧が拾わなかったらどうなってたんだろう?
>>884 夕霧と玉鬘は仲良しで話が合いそうだが
玉鬘と雲居雁は全く噛み合わないだろう
>>885 落葉宮は夫や母親亡き後はメランコリックな未亡人として
一人で琴弾いたり花見たりの静かに人生を生きたかったのかと思う
結婚願望全くないし
最初が決して幸せとはいえない結婚生活だったからな
>>885 きっと柏木の弟たちのうちだれかが言い寄ってただろう
お姫様ほど、着替えから食事から洗面、髪整えetc
すべて侍女がするから
下手したら一日のうちで動くのは起きるのと寝るくらいの動作しかないんじゃないの?
だからビタミン不足や脚気に悩んだ
落葉宮も脚気かリューマチだったし
夕霧は新婚早々に、身繕いもせずのくつろいだ姿を落葉宮に見せてるんだから
宇治のうやうやしく長年の妻の落葉宮を上座に置き
自分の家にいるのに正装で控えてる姿はやはりおかしすぎる
しかしあさきの物語上とはいえ
夕霧のみならず侍女まで落葉宮様と呼び
当の本人の落葉宮さえ、自分をさげすんで読まれた歌からのあだ名を
一向に気にせず、ねえ落葉宮と夕霧が呼べば
はい、あなたと答えそうだね
>>883 弘徽殿大后は可哀想な人だよ。
実は弘徽殿は何も悪くないんじゃないかとすら思えてくる。
あさきでは徹底的に夫に嫌われる悪女と書かれていて気の毒な弘徽殿
実際は桐壺更衣なき後も桐壺と子供作ったから
あさきほど仲悪くなかったのに
弘徽殿が桐壺の更衣へ毒盛りとかありえねーwって思ってたけど、他のレディコミの人が描いた漫画の弘徽殿も
同じような事してた
あと「男皇子産ませてはならぬ!」って祈祷させてたけど、あれは呪詛してたのかな?
もし内部に通報者が居て桐壺帝に密告しちゃったら大変な事になりそうな気がするけど
大丈夫なんかね
つーか源氏名をマンガで使ってるだけだろ、原典読めよw
>>884 大君結婚時冷泉って40くらいかな
この時代の40って長寿の祝いする初老じゃ
よく嫁がせたな
>>897 冷泉は夕霧より年上なので、四十後半はいってる
大君と結婚したのは冷泉が44歳の時のはずw
>>893 言っている事も結構正論な事が多いよね。
あさきだと桐壺更衣いじめは弘徽殿だけがやっているかのようだけど、実際には
桐壺帝の寵愛は度が過ぎて周囲も眉をひそめるようなものだったんだよね。
弘徽殿が毒を盛る設定とか、衣裳や調度の描写も含めて1巻は色々とありえない事が多い。
大和さんの描写が安定してきたのは3巻くらいからかな。
毒を盛る設定は無かったよ。もしや毒がと桐壷は疑っていたけど。
思わせぶりなことを言っての脅しだと思う。
桐壺帝の台詞に「風にも耐えぬ少女に毒をあおる勇気をもまた与える」ってあったよ
それは桐壷が毒が入っていると思っていながら飲もうとしたことを
指しているのであって、実際に入っていたわけじゃない。
「あやしげなものを与えたわけではない」って言ってたでしょう。
桐壺も桐壺更衣もやり過ぎなんだよね
なんといってもあの源氏の母親だから
いいときに死んだからはかなげなイメージで得したけど
生き残ってたら源氏も扱いに困ったんじゃない?
更衣が母親で生きてられたら、左大臣も源氏を婿にするの考えたかも
葵はやっぱり朱雀にあげようとか
早く死んでくれたおかげで母親の身分のことをとやかく言う人いなかった
まぁあそこで本当に毒が入ってなかったら少女漫画にならないけどねw
>>894 後ろ盾が強ければ帝であったも気を使わなきゃならないし大変なんだよ
女房たちが桐壺が毒じゃないものを飲まなかった事に安心してたようには見えないけどな
>>903 あやしげなものをあげたわけじゃないなら、
桐壺帝を見て逃げ出すことないのに>弘徽殿
つーか実際に「薬湯」に何が入ってたかはわからないんじゃないの?
雲居の雁役にはサッチーこと野村佐知代を!
>>855 よく考えたら柏木も弘徽殿の甥っこに当たるしね。
彼女の血縁者で(結果的に)源氏に復讐してんだな。
>>894 桐壺と弘徽殿の子供って朱雀しか印象にないな。
でもよく見直したら桐壺帝が源氏に向かって
「右大臣家はそなたの兄弟である親王や内親王も育った家だから」
みたいなことも言ってるね。
>>891 それは現代人の夫婦は同等って感覚でみたらあれだけど
当時は別におかしくもなんともないって
今だって旧家ではじいさんが孫にお馬さんしてやる一方で
食事の時はちゃんと祖父は上座で孫は下座って家はよくあるしね
>>892 それは読者がわかりやすいようにっていう配慮なんだろうね
そもそも夕霧の母・葵にしたって原作じゃ葵上じゃあくて大殿の君とか左大臣の姫で
後世にて葵の巻でヒロインだったからってつけられた仮名
(夕霧や柏木も同じ。紫式部もあの世でびっくりだよ)
こきでんさんに対する同情書き込み多いので一言
原作では桐壺院の度が過ぎた寵愛で
後涼殿(だっけ?)に局もらっていた更衣が桐壺更衣に部屋を追い出される形になって
しまったエピソードあったけど
これをあさきで削除しなかったらかなり読者の見方がかわったと思う
中学生のとき、優しい紫の上が、身分が低いという理由で
明石の君の娘を奪って幼女にするのが酷くて納得がいかなかったな。
平安時代では当然だったことでも現代では受け入れがたい。
大和先生もそのあたり考慮して紫の上が反省したり明石を思いやったり
するシーンを入れていたけど。
>>911 あれは平安時代でも滅多にないことだよ
もっと時代下がって武家社会ではよくあるけど
当時は母系社会で貴族の子供は母方が育てて
まして娘の親権はほとんど母親がもってるから
雲居が父方に引き取られるってのもかなり特殊
本来なら離婚したなら母親が引きとる
その身分が低いって理由も当時の平安時代から考えるとかなりおかしい
紫式部を雇った道長の同母姉は二人天皇の妻になったけど
その道長の母親は受領の娘だったし、当時はそんなの珍しくも無くて
まして明石は血筋はいいんだから姫の入内の障りになるわけがない
明石の場合は、生まれてからずっと都在住では無く
鄙びた田舎の娘だからではないかと。
上級貴族の姫並の器量だと源氏がお墨付きを与えていても、
聡明な明石自身が「数ならぬ身」と卑下していたくらいだから。
玉鬘と同様、田舎暮らし経験者の姫は都人から見下しの対象になりがち。
>>910 祖父が孫より上座なのは、現代の感覚でもすごくわかりやすくないかな?
>>913 他でも、夕霧の身分低い愛人の子をハク付けに落葉宮が引き取っていた
例があるけど。
紫式部は、当然と考えていたのかな。
身分低い愛人の子は正室が養育してこそ格も上がるって。
明石の身分云々は所詮源氏の言い訳
紫の機嫌取りなんだよアレは
落葉宮の場合は幼子を母親から取り上げたわけじゃなく
それなりに成長した娘を引き立ったからかなり事情違うよ
本当に紫の身分だけが必要ならちい姫だって
大きくなってから紫の元で花嫁修業して入内で十分
むしろ紫の箔付け。
源氏の娘なら中宮になる可能性大。その養母なら将来も安泰。
源氏はそれだけ紫を愛してたんだろうね。
やっぱり明石に育てられた姫というだけで欠点になるのはわかるけどな。
明石は田舎育ちで身分は貴族の感覚では侍女にしかなれないレベル。
もし立后の争いで対戦相手が全てにおいて優れた姫だったら
そこを突かれる
愛していたら都に一人置いていって心細い思いをさせた挙げ句
外で愛人と子ども作ったりとかしないんじゃね?
明石はふつーに大臣の正妻になれる身分だよ。
当時の摂関家の正妻なんか受領の娘ばっかり
大臣家]宮家の血筋な分、明石は普通の受領よりはるかに上だし
愛していたら危険なところには連れて行けないでしょ。
現代でも中東とかの赴任地によっては単身赴任する人多いし。
赴任時に愛人と子ども作る男は最低だね〜
でも、明石の君よりも紫の上の方を深く愛している、だからいいのだ、
と源氏は考えているんだなあ。困ったやつ。
>>922 明石に土着したのが問題。
明石入道は自らの栄達と引き換えに、娘のために財を成し、
孫娘が栄華を誇っていても、貴族のプライドよりも、初志貫徹を優先し、
都に戻ろうとしなかったので、普通の受領と同様には語れない。
多くの受領は任期終了後は都に戻るから、天命とはいえ明石入道は相当の変人。
あさきでさえ、明石母の口から変人だと語らせる程なのだから。
明石がふつーに大臣の正妻って。それは無理でしょう。
歴史上そのような例があったとしても例外では。
少なくとも源氏物語ではそんな雰囲気ないよ。
大臣の正妻は都の名門の姫ばかり。明石は侍女クラスの身分。
受領の娘である紫式部本人も侍女で、大臣の正妻なんて不可能と
自分自身思っていたと思うし。
だったら明石は源氏の正妻にだってなれるってことじゃんね
道長の母の時姫が受領階級で正妻扱いされているのは、
産んだ二人の娘が皇太后になったからだけど、
時姫の死の少し前に後の三条天皇が産まれていただけで、
彼らに栄華を齎した一条天皇は時姫が死去した半年ほど後に生まれている。
時姫の生前、正妻として華やいでいたという訳では無いよ。
>>910 夕霧と落葉を祖父・孫の関係になぞった変な例えをしているが…。
当時は正妻には例え夫であろうと礼を尽くしていたという事だと思うが。
ただ、落葉を夫で有り大臣である夕霧の上座においたのは明らかにおかしいが、
大和センセの流す程度のあの描写には深い意味はなかったのだろう。
次回の2人の語らいのコマでは夕霧を上座に置いているし。
>>916 あまりに美貌も才能も優れていたし
夕霧と女官の娘として出すより
夕霧と内親王の娘として出す方がいいに決まってる
えーっ、ちい姫を紫に預けたのって紫のご機嫌取りのためなの?
だとしたら源氏ってすごくとんでも無い男なんだけど。
>>927 時姫は長い間兼家の多くの妻の一人だった。
ただし、生前に妻たちの中では唯一兼家の本邸である東三条第に入っており、
これをもって正室と遇されたと世間的には思われたんじゃないかな。
時姫が兼家の本邸に入ったのは、長女の超子が冷泉天皇に入内し、
東三条第が超子の女御御殿に充てられたためで、結婚後20年以上が経過してからだった。
もっとも、のちに成立した「源平盛衰記」では藤原兼家は三人の妻を持っていたために
三妻錐と呼ばれていたとなっている。
(三人の妻は、時姫・蜻蛉日記筆者道綱母・対の御方か)
三人の妻たちはいずれも受領階級の出身で、
特に妻たちの間に上下関係はなかった
(誰が正室ということもなかった)ともとれる。
兼家は政権を取った60歳を過ぎてから、村上天皇第三皇女保子内親王を
摂関にふさわしい正室をということで迎え取ったが
こちらは一年余りで兼家が通わなくなって仲が途絶えたらしい。
>>912 離婚して娘が父親に引き取られるのはそれほど特殊ではないよ。
花山天皇の女御になった藤原姫子は両親が離婚して父親に引き取られ、
父親と継母の介添えで入内したし。
関白藤原道兼の未亡人(道量女)は、夫の死後左大臣藤原顕光と再婚した。
この未亡人が道兼との間に儲けていた男子は先夫の弟である藤原道長の養子となり、
やはり未亡人が道兼との間に儲けていた女子は藤原彰子の女房になっている。
未亡人が再婚の際、先夫の子を一緒に伴ってきて
子供も一緒に再婚相手である顕光の庇護を受けたわけではないらしい。
>>883 漫画では良く書いているからね・・・
原作では晩年になっても息子の朱雀院に
皇太后の御封(朝廷から支給される給与)をまだまだ足りない上げろ上げろと迫って
朱雀を困らせていたらしい>弘き殿大后
落葉の宮と夕霧の宇治十条の様子は微笑ましい
>>934 宇治十帖でそんなシーン描かれてないけど。
>>925 定子の母の高階氏も受領階級出身で摂関家の正妻
例外ってわけでもない
>>935 普通にあったじゃん。それも二度も
>>935 宇治十帖ではなく、宇治十条のことだよ!
>>931 その兼家が内親王正室に迎える話、女三宮降嫁連想させる
迎えるといっても別な屋敷に通う形をとるんだ
上手くいかないと通わないで終わり、というのも許されたんだね
受領階級からだっていいとこお嫁にいってるから
そんなに悪くなかったりするのにね
雲居の雁は小林真央がいいと思う
950の人、スレ立てよろしく。
落葉宮は都の真ん中に一条という屋敷あるのに
わざわざ今でいう郊外に近い六条院に移した夕霧
源氏のハーレム屋敷
二宮様さいこう
匂宮が泊まったりした六条院とは別に源氏から相続された夕霧所有の別荘って
普段は使用人ばかりで誰も住んでないのかな?
小林真央いいね!
>>785 明るくかわいいキャラで人気タレント雲居雁
優秀イケメンマネージャー夕霧と婚約で幸せ絶頂
しかし夕霧は自分が見出だしてデビューさせ
今や清楚女優としてそこそこ知られるようになった落葉宮への愛を抑えられず
彼女のマンションへ通いだす
本当は自分たちの実子も欲しかったかもしれない
夕霧と落葉宮
しかしなせが恵まれなかった
夕霧は雲居雁や藤典侍とは子沢山なのにね
自分たちが住む六条院夏の町に匂宮を婿として迎えた夕霧と落葉宮は
それだけ夫婦性が強いような気がするよ
そりゃ東宮を婿として迎えるわけにはいがんがな
>>950 乙です!
このスレ観てると落葉宮ファンって結構いるもんなんだなあ、と思う。
>>947 夕霧にとって落葉宮は、源氏にとっての紫の上のような
永遠の恋人だったんじゃないの。
しかしなぜこのスレ、落葉宮なんて脇キャラの話がよく出るのかな。
夕霧ファンが多いからなw
夕霧&雲居雁の筒井筒な仲を目の敵にして対抗している節もあるね
>夕霧ファンが多いからな
なんだかわかる。ここに書き込むのは、あさきや源氏物語フリーク。
読めば読むほど、源氏がイヤになってくる。傲慢で変態で矛盾していて
多くの女性を不幸にして、と。下手すりゃ犯罪者か?
それに比べりゃ夕霧はまともな男に見えるから好まれるのかも。
しかし夕霧ファンだから雲居雁を嫌うって・・・
子どもっぽいというか、そこまで感情移入できてスゴイというか。
しかし、夕霧は親友の妻だった人を自分の妻になんて、柏木に悪いと思わんかったのか。
>>955 夕霧のすべてが好きなんじゃなくて、貴公子の夕霧だけが好きな人もいるのかもね。
雲居雁とのエピはどうしても微笑ましいというか所帯染みるから、烏帽子から髪がピンピンはねて出る
ギャグ描写の夕霧にしてしまう雲居雁が嫌いなのかも。
>>957 自分の死後に残される落葉宮を見舞ってやって欲しい、という柏木の遺言があったから都合よく解釈したと思われw
>>954 いや、多くはないと思う。
特定の一人が異常に夕霧、落葉宮ageレスを繰り返してるだけだろう。
二言目には下ねたを出す、欲求不満な奴だよ。
>>958 二人いるんじゃないかと思った。
シモネタ好きと凄く強引な理論の好きな人。
同じ人なのかなぁ。
>>950 乙
認めたくない人もいるとは思うが実際に夕霧ファンは多いよ。
ただ落葉宮ファンは2人だと思う。
>>950 乙!
自分は夕霧ヲタだから雲居も落葉も好きなんだが…
どちらかといえば雲居とのコンビの方が魅力的に見えるw
夕霧は雲居の雁が怒った時に、
「お心は鬼のように怖いけど、お顔は可愛らしいので見捨てられませんね。」
「この鬼は見慣れてしまって怖くなくなってしまった、
もっと鬼らしい厳かさを加えなくては」(ウロなんで意訳ですが)
っていうのが好き。雲居の雁への愛情と男としての余裕を感じる。
妻にこれだけのことを言える男が、現代にどれだけいるものやら。
自分が夕霧を好きなのはこういうところなので、雲居の雁とのコンビがイイ!
>>962 あ、その場面いいよね
結局2人の愛情は幼いころから何も変わっていないんだと微笑ましく思った
>>962 その時の雲居の返答もかわいいよね。
あと御息所の手紙をはしたなくも奪ってしまった後、夕霧が花散里からの
手紙だとわざとあまり興味を示さないのを やっぱり違うのかとあっさり
思ちゃう詰めの甘さものんきでかわいいw
>>959 落葉ヲタは一人だよ。
日本史板でもおばさんネタと男っぽい口調での下ネタとで
双方をいつも互いに擁護しながら、ほらね、私のほかにも全く同じ意見の人がいるでしょ、
と毎回いっている。
主張がいつも全く同じなのと両方が会話することはないので同一人物だよ。
>>965 そう思いたい夕霧&雲居雁ヲタの気持ちもわかる
でもヲタとは別に落葉宮に好感持つ人たちがレスすると思うよ
ただの脇役としか思わない人たちには以外だろうね
そういう私も落葉宮好きなんだけど
ちょっと離れてまたここに来るといつも夕霧&落葉宮ネタで驚くくらいだよ
落葉宮が血相好きな人は多いと思う。
だた、下品なヲタは推定一人か二人だと思う。
>>966 私も驚いているよ。
雲居は好きな人が大勢居るのにさあ、
君が常駐しているせいで雲居叩きばっかりだもんね。
あとから雲居擁護のレスがたくさんついて収集つかなくなって
毎日怒りの5連投だもんね。
>>967 内親王とはいえ更衣腹で思いがけなく大臣の妻になったことを
もったいなく思い明石並みに自分を卑下して暮らす
落葉は特に源氏物語における嫌われキャラではないと思う
強いていうなら好きでも嫌いでもない人が大半だと思う
だけど落葉ヲタは異常だよね
落葉を夕霧最愛の人にしたいがために雲居をコケにしたり
夕霧がここまで好評価なのは雲居との純愛があるからで
落葉の強姦ストーリーのためではないのにね。
どう考えても夕霧&雲居雁スキーの方が夕霧&落葉宮スキーより多いんだが、
落葉宮スキーは一貫して夕霧は絶対に落葉宮の方を愛していたとの主張で雲居雁を叩く事に必死なんだよね。
雲居雁スキーの方が大人な対応をしていて好感が持てるな。
なんだろ、余裕が有るっていうのかなw
でもそう書くと、落葉宮を普通に好きな自分としては今後のコメントに少し戸惑う事になってしまうかも。
一人の人が持ち上げているとか言われてさ・・・。
>>950 文末に失礼だが乙です。
>>970 自分も落葉宮は嫌いじゃないよ。
夕霧はどうでもいいが、その妻&愛人の3名は割りと好きな自分は少数派なんだろうなぁw
>>971 私も。
夕霧の3人の女性は割と現代女性に近い感じ方考え方で共感しやすいかな。
雲居・・・幼馴染で対等に楽しくなんでも言い合える、肝っ玉かあさん妻。
落葉・・・高貴で文化的でたおやかな内親王。子どもも持たず所帯じみない。
内侍・・・仕事の話のあう、時には秘書的に仕事を助けてくれる同僚女性。
内侍は想像だけど、たぶん宮中の仕事や人事の話など夕霧としたり夕霧に
情報届けたり役立ったのではないかと。
こういう妻たちなら現代男性だって三者とも魅力的でほしくなるよね。
付け加え。内侍は美人なんだよね。
超エリート男性に、同じ会社に美人で有能な秘書の愛人がいるって感じ?
羨む男性も多いシチュだよね。実は。
紫式部も夕霧と内侍の宮中ラブアフェアでも書いてくれたらよかったのに。
>>936 道隆は受領階級の妻しか持たなかったんだよね。
高階貴子は正室扱いを受けたけど、外戚の高階氏が我が物顔に中宮御所や
宮中に出入りして天皇と交わるということで評判が悪かった。
中関白家の失脚が早かったのも伊周・隆家兄弟の失態にプラスして
外戚不人気とも言われるからね。
>>974 夕霧と藤典侍は宮中で顔を合わせる事が多かっただろうしね
この2人もいつまでも良い関係を築いていたんだろうな
藤典侍は美人だけどそれを鼻にかけたり
正妻と争ったりするような女性じゃないし
自己顕示欲も高慢な感じも微塵もない
やっぱり気質のいい女なんだよ
落葉宮の件では正妻に同情して手紙出してるし
夕霧の妻たちはきらびやかさや華々しさはなくても皆性質がいいことは共通点
タイプはそれぞれ異なるが
>>974 そういう生々しいエロさや隠すことで燃えるみたいなえぐい関係ではなく
宮中でもあの人は夕霧の側室さんで子供も4人もいるんだよ
という皆知ってるという感じじゃないかな
よく職場で若く綺麗でももうしっかり結婚して子供もいるというタイプかも
雲居雁も藤典侍も夕霧より年上
落葉宮だけ年下
なんか愛人てイメージだけどれっきとした側室なんだね>藤典侍
え、落葉の年齢なんて書いてあったっけ?
側室って武家時代に出来た言葉だよ。愛人でいいじゃない。
葵の上が侍女に奥さまって呼ばれてるのも違和感がある。
落葉の宮(宇治十帖)はやはり夏川結衣がいいだろ!
少し太った感じも。それに宇治十帖では肉体関係は宮が独占していただろうし。
エロい場面欲しかった。
雲居の雁は森三中か柳原加奈子
毎回毎回、よく飽きないもんだね。
ま、もうスレ埋め立ての段階だからいいけどさw
夏川結衣が気の毒になってきたよ……
>>982 明石の上は明石の御方様と侍女に呼ばれていて
その方が自然だよね
紫の上は不自然なことが多すぎる
源氏も上なんて言ってるし
藤典侍は自立してることもあるけど
さっぱりしていて愛人であっても暗さ感じないのに
紫の上はやっぱり愛人という感じする
藤典侍が雲居の雁に同情の歌を送るところは
蜻蛉日記がもとになってるんだろうか。
道綱母は時姫に拒絶されてたけど。
藤典侍は自分の立場を弁えているっていうのもあるかも
自分の身分や生まれからして夕霧の正妻には絶対になれないし、なるつもりもない
誰よりも自分自身が夕霧の愛人ってポジションに納得しているから暗さがないんだと思う
>>983 夕霧は六条院の女房にも手を出しているよ
別に落葉宮だけをあいてにしていたわけじゃない
源氏はあんなに大袈裟に紫の上を愛してるのいっても
紫を正妻にする気は毛頭なしだし
こんなにいい扱いしてるんだから紫は不満ないだろと思っていそうだし
亡くなったときも正妻にもしてやれなかったとは思わない
親父の桐壺は桐壺更衣が亡くなった時、女御にもしてやれなかったと嘆いたし
朱雀帝も最愛の朧月夜がいるからあえて中宮をたてなかったくらい
愛する女性への気づかいを形にして示すのに
源氏は紫がいながら自分は最上の女に恵まれてないと自嘲するわ、女三宮を積極的に貰い、紫を決して入れなかった寝殿対にポンと入れるは
最低もいいとこ
朱雀は女三宮母の源氏女御を寵愛して立后させたがっていたよ
>>989 え〜
夕霧って女房にも手を出してたの?!
993 :
820:2009/10/02(金) 02:36:45 ID:???
平安貴族にとって女房とそういうことするのはスポーツや発散でしょうよ。
別に女房に手を出すのはフツーだよ
源氏も晩年は紫の侍女とやりまくっていたし
絶対に逆らうことはないし、身分的にも気兼ねなくていいんじゃないの?
藤典侍は聡明だし出過ぎてないし自分わかっているし本当に良い女だなー
そだね、宮仕えをしていたから雲居や落葉に比べて一緒に過ごすことが少ないけれど、
子供は正妻と変わらないくらいに引き立ててもらっているし、人柄と愛情の賜物かもね。
主流の定家による青表紙本では
東宮妃になっている大君は藤典侍腹なんだよね
>>983 宇治十帖で夕霧は落葉と雲居を半分ずつ訪れたとあるのに
なぜ落葉のみと肉体関係があったという解釈になるのか・・・
というか宇治十帖では夕霧は相当な年だろ。
落葉もまた夕霧や雲居、藤典とそれほど年齢は変わらない、いい年したおばさん。
源氏における女三宮のように
落葉が特別若い妻だったわけでもないのに。
そーなん
六の君も国母になる可能性もあるし
最初は正妻の足元にも及ばない身分だったのに
だんだん追い上げてきた〉…典侍
明石だってほかの現時の妻たちの足元にも及ばなかったのに
娘は次期国母、孫は次期天皇だ
孫が即位すれば明石は外祖母として従一位を授与だろ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。