1 :
愛蔵版名無しさん:
>>1乙
このスレが1000いくのと赤塚先生が逝くのどっちが先か?
3 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/30(月) 23:37:20 ID:XQnKMDeO
>>1さん乙です。
新スレでも皆さんの知ったかぶりの知識を披露していきましょう!w
だよーん だよーん そんなもんだよーん
5 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/01(火) 02:38:14 ID:6LavThsu
また赤塚叩きのキチガイが沸かないように[sage]進行で行きましょう
>>1乙です
今度はスレタイにサブタイを付けてつかあさい
誰か最新の赤塚情報ないの?
6月にア太郎DVD第二弾が出るくらいか
つーか赤塚先生の現状が気になる。
11 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/03(木) 05:22:21 ID:1HpGxkWd
公式サイトとか覗いても何も更新してないよね。これがフジオプロクオリティwww
>>12 明日郵便局に行くついでに買ってこようかな
前スレ漸く終わったから、こちらに越してきますのだ
前スレでおまわりとどろぼうのダジャレ合戦の話が出てて思い出したんだけど、何年か前に買った講談社の復刻版(全16巻)には載ってないよね。
リアル消防の頃、曙出版の全集か何かで読んでいて覚えてはいるんだけど。
文庫版を揃えれば講談社に載ってないその辺のも全て読めるわけなの?
スケベ学部のエロ塚とか田山ライオン、山田ライオンの話とか講談社の方はなぜかカットされてるのが多い
>>15 竹書房のはその辺りも完全網羅してるよ。
月刊少年マガジンに連載された末期のバカボンはスルーされてるけど
初期の講談社KCも少年サンデーバージョンは一切収録されてない。
曙はサンデー版も載ってるけどマガジン最後のショートギャグシリーズは全て載ってない。
一番全集に相応しいのはやはり竹書房版のやつだな。
竹書房のバカボンとア太郎とでトータルで250万部ぐらい売れたみたい
だったら他のやつも出して欲しかったよな
ワルワルワールドとかBCアダムとか
復刻ブームの時でさえ赤塚のは代表的なやつしか出なかったもんな
あんな画質の悪いオンデマンドの全集なんかで読みたくない
20 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/07(月) 03:57:59 ID:4wHP1lX8
>>19 メジャータイトルだから復刻出来た。
他のマイナー作品じゃ無理
出版社も慈善事業じゃないからな。
それでもギャグ21世紀やらたまねぎたまちゃんなんかも出たんだから、まだいいよ。
あなたの漫画じゃ単行本化もアニメ化も出来ないなんてきつーいこと言われてる大御所漫画家もいるくらいだし。
>>16そういや、左手でかいたまんがや文字だけのまんがも講談社の復刻には載ってないな
もともと講談社の復刻版は、昭和63年当時、赤塚アニメのリメイクと児童誌に再び再連載が始まったので、それに合わせて出たんでしょう。
だから、あくまで小、中学生向きにブラック度やナンセンス性の強いものや、下ネタ系の話なんかは全てカットされている。
そのカットされた分は同時期に出たよりぬき天才バカボンというワイド版の選集に収録されている。
ただこの時も、少年サンデーのは全て収録されていない。
バカボンのベスト版 あれよりぬきって言うの? 読み応えあったよな
「えりぬき天才バカボン」じゃなかったっけ?
当時元祖天才バカボンの再放送を関東でやってて、一部でバカボン再評価が高まっていた
そのとき自分も夢中になって見てて原作を読みたくなって本屋に買いにいったのがこの「えりぬき天才バカボン」の2巻だった
最初子供向きの漫画かと思ってたけど、大人向きのギャグが多くアニメとはまた違った印象を受けたのを覚えてる
『天才バカボン』は作品数が多いからねぇ
リアル消防の頃、曙出版と講談社の両方から単行本が出ていた
曙版、KC版でダブっている話はあったのだろうか?
あと、大人向けの『天才バカボンのおやじ』もあったが、
これ今見たら別に成人指定しなくても…て内容
特に「18禁」の断りを入れた「怪僧ケツプーチン」の回なんて
単に人のケツを舐めて酒を飲む坊主の話で、女の裸や猥褻描写など
一切出てこなかった
>>26 曙もKCも基本的に全話収録を目指してたんで、重複してる話ばかりなんだけど、KCには週刊少年サンデー、デラックス少年サンデー掲載分が載ってない。
片や曙版も週刊少年マガジンの後期の連載分は全部載っていないんだ。
一番収録作品が多いのは十年程前に出た竹書房の文庫本。
竹書房文庫版には、KC、曙両方に載ってない未読の作品も何本か入っていて嬉しかったよ。
他人のケツなめて酒を飲む坊主の話というのも、冷静に考えるとすごい話だ
竹書房の全集も『天才バカボンのおやじ』を入れるべきだったな。後年ソフトガレージの選集で読めたからよかったけど
は最後の方になると古谷の絵になってるから嫌なんだよな、天才バカボンのおやじ
>>29 『天才バカボンのおやじ』確かに面白いけど、一部の作品は
作画を古谷三敏が担当しているらしい。(前スレより)
また、一部の作品はそのまま『元祖天才バカボン』の原作に使われたという
「成人向け」を謳っていたのにゴールデンタイムでアニメ化…
曙出版のバカボンは横縞の装丁がよかったね。B6判という形態もよかった。
だだサイズを大きくしたせいか、ページ数がどの巻もKCより数十ページほど少なかった気がする。
それでも値段はKCと同じだったような・・・。
KCのはページが厚ぼったくてすぐ割れちゃうんだよね。
でもホリデーコミックの『天才バカボンのおやじ』なんて曙のよりも
分厚いのに150ページしかない。
>>32 でも当時は講談社のよりも曙出版の方が売れたんだよ。
何しろ400万部も売れたらしいよ。
講談社のはそこまで売れてないからね
>>34 もっと売れたのかと思ったけど意外に少ないのね
37 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/09(水) 01:12:03 ID:Qbe7LIo+
>>36 4スレ目だからその4でしょ
つーか、君は竜之進くん?
>>35 七十年代のKCの売り上げなんて今の人気マンガに比べると圧倒的に少ないよ。
天才バカボン320万部突破とかデビルマン100万部突破とか当時のKCの広告を見るとよくわかる。
実際あしたのジョーとか巨人の星なんかも500万部程度の売り上げらしい。
それでも当時としては爆発的な売り上げだったんだろうけどね。
40 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/09(水) 05:44:20 ID:SkiVVQcS
オバQなんかそれこそ60年代最大の人気漫画なんだけど、虫コミックスの新書版なんて全12巻で100万部ぐらいの売れ行きだったらしいよ。
つまり当時の子供のお小遣いでは漫画の単行本なんて買えなかったってこと。
漫画単行本が何千万部も売れるようになったのは日本人の所得がグングン上昇していった80年代に入ってから。
当時の人気漫画と今の人気漫画のコミックスの売り上げを比較すること自体愚の骨頂だよ
>>40 オバQもバカボンもジョーも巨人の星もあれだけ社会現象になったのに、コミックスはつるピカハゲ丸のほうが売れてるとはねぇ…
なんかつらいな
単行本になること自体稀なところから出発してるから。
赤塚だと連載してる小学館で出さずに曙で単行本とか、
秋田書店でもサンデー単行本のシリーズがあったり。
80年代になって急に、ドクタースタンプが1冊で300万部越えとかしだした。
一郎ちゃん、一郎ちゃん
……。
鈴木君
ハイッ!
スゲー好きw
>>44 鈴木一郎くんのおかげで、サルトルの実存主義という言葉を知った。
戦国時代の忍術師で、甲賀流の書物にその名が見えるが、伝記は不明で伝説上の人物とも言われてるんだよ。戸沢白雲斎に忍術を学び・・・
とか何とかいってたねw
>>41 曙出版では『おそ松くん全集』が一番売れて、曙は『おそ松』24冊で、文京区に七階建ての自社ビルを建てたくらいだから、それはそれで大したものだよ。
流れ無視で申し訳ないが、赤塚先生ってもしかして「水のないプール」とかに出てる?
出ているようですね。警官役だそうで。
以下、赤塚先生の映画出演作
赤塚不二夫のギャグ・ポルノ 気分を出してもう一度 (にっかつロマンポルノ)
下落合焼きとりムービー(監督作品)
必殺!
水のないプール
ヒロシマのたたかい はだしのゲン PART3
新・人間失格
喜劇役者たち 九八とゲイブル
春男の翔んだ空
未来の想い出 Last Christmas
ルパン三世 ルパンVS複製人間 (声優として)
「未来の想い出」は藤子・F・不二雄の製作した映画に友情出演した物
(石ノ森章太郎、つのだじろう、藤子不二雄Aと共演)
「水のないプール」は若松孝二と親交があったため
この作品や、「はだしのゲン」等タモリと共演が多い(コメディリリーフ?)
49 :
48:2007/05/09(水) 22:36:46 ID:???
「下落合焼きとりムービー」は監督じゃなくて、企画だった
(監督は山本晋也。脚本は高平哲郎)
>>48 早速のレスサンクスです
そうか! やっぱりあの警官は赤塚先生だったんですね
かなり昔に深夜でテレビ放映してた時に夢現つの状態で見てたから曖昧な記憶だったんだけど
とにかく長年の疑問が解けてすっきりしました
どうもありがとう
そういえばさんまとギバちゃん主演のドラマにも乞食の役で出てたような
バカボンで手だけしか見たことない友達の話ってあったよね
最後パパがその友達の家を放火したら、その家族の焼けた三本の腕だけが現場に遺ってたってオチのやつ
あれむちゃくちゃ恐かったな
>>52 あの話はオレも恐かった。人の家に火を点けて家族を殺してしまうパパの行動を含めてね(笑)
バカボンの後期やレッツラゴンの時代になると、ブラックな作品が多くなってくるよな。
バカボンのパパなんかやたら人を殺すし
そういえばバカボンにもゴンにも最後に地球を大爆発させちゃう落ちもあった
「死にたい死にたい」が口癖の自殺志願者をバカボンパパが殺そうとする話
自殺志願者のかわりに関係のない人がどんどん死んでいくのが面白かった。
自殺志願者が最後生きる決心をするんだけど、あれ食べ過ぎで死んじゃうんだっけ?
割りと初期の作品だけど、後のブラック路線の片鱗を伺わせる作品だった。
そんな赤塚に残酷な話をかいたと説教されてキレた永井豪
>>46 曙はバカボンとおそ松とア太郎で一千万部売り上げたって話だが この三作品合わせて八十冊も出てるわけでしょ
つまり一冊十三万部程度の売り上げなんだよね
今考えるとこの売り上げでは大ヒット作とは言い難いよね
どうも70年代半ばの赤塚ギャグの路線について
『レッツラゴン』はやるだけやって、『バカボン』の方は抑えていたという話を
本で読んだ事があるのだが
赤塚本人が「『バカボン』にはセオリーがあって、一定の枠組みを外せない」 とか、
「バカボン」担当の五十嵐記者(現・講談社常務取締役)が「一定の水準を保のに苦労した」 とか
そう言った証言がある
赤塚スレでは悪名高い長谷邦夫も、「『バカボン』のアイデアには参加したが、
『レッツラゴン』は武居記者にお任せした」との事
それでも、この頃の『バカボン』は結構荒れていて、下品&ブラックネタが横行していたけど
>>58 >>赤塚スレでは悪名高い長谷邦夫
テラワロスwwww
>>57 その辺のメジャータイトルはまだ売れた方だろ。
それ以外の曙出版の赤塚本は100冊ぐらい出てるけど、
「赤塚不二夫全集」や「ぶっかれダン」なんかのマイナー作品はほとんど売れてないはずだよ。
>>58 なるほどな。
じゃあ、ちょいと質問しますが、少年キングの「おそ松くん」はどんな意識で描いてたのかなぁ。
キングの「おそ松」ってファンの間でも評判悪いからね。
ある意味「レッツラゴン」以上に荒れてるように思えるんだよね。
自分としては「おそ松」よりも「怪物くん」を再連載して欲しかったよ
キングのおそ松、あれほど手抜きが明らさまなのも珍しい。つーかキングはギャグの王様もオッチャンもコングおやじもみーんな手抜きだもんな。
キング版好きだけどなぁ。。。
自選傑作集のは金庫破りを除いてイマイチだったけど、
全集で通して読むとあのいい加減ぶりがかなり面白い。
>>62 当時、赤塚関係はみんなサンデーの武居記者が仕切っていて、
またサンデー>マガジン>キングの序列があって
大体キングの入稿が遅れ気味になっていたとの事
過去スレに書かれていたが、キングの小林記者が泥酔状態の赤塚や武居記者、
マガジンの五十嵐記者に羽交い締めにされ殺されかけた事があったらしい
赤塚が『レッツラゴン』に割と力を入れていた時期であり、
また『レッツラゴン』にイヤミが割り込んできて曰く
「キングの小林記者が締め切りがうるさいので逃げてきたザンス」といったシーンもあるので
この時の状況・事情は概ね察しが付くかも
そういえば、赤塚先生自身、70年代当時は“マガジン”“サンデー”“キング”“文春”と4本の週刊誌連載を持っていて、別に手を抜くわけではないが、流石に4本目になると、漫画を描くボルテージが下がってくるみたいなことを言っていた。
要するに、その執筆意欲がなくなってきた時の4本目が、毎週、“キング”の作品だったってことなのかなw
キング版おそ松くんに比べたら、まだくそババア!やはくち小五郎の方がちゃんと描いてたような希ガス
>>62 「少年キング」で『おそ松くん』が連載してた頃、藤子は『マボロシ変太夫』てゆう漫画を描いてたんだけど、これがいまいちだったんだよね
オレは「少年キング」は『怪物くん』の時代から愛読してたけど、藤子の場合『黒ベエ』までかな
それ以降雑誌そのものが魅力なくなってきてたし、『マボロシ変太夫』の出来を考えるとかつての人気作品のリメークは厳しかったかも
『マボロシ変太夫』よりかは『おそ松くん』のがマシだったしなぁ
>>68 ちょっとスレ違いになってしまうが、赤塚スレ特有の知ったかぶりを
藤子Aの『マボロシ変太夫』はその後『パラソルへんべえ』にリメークされて
(といってもだいぶ変わってしまったが)NHKでアニメ化までされた
藤子A先生と赤塚先生はトキワ荘時代は言うに及ばず、
新宿十二社にフジオプロと藤子スタジオが同居していた時代も
藤子F先生が帰ったのを見計らって、一緒に競馬ゲームをして遊んでいたという
また『忍者ハットリくん』の影千代は、赤塚先生の愛猫・菊千代がモデルだったとの事
キング版おそ松くんは名作中の迷作
イラ公も菊千代とやらがモデルなのかな
>>69 すーばらしい識ったかありがd
影千代のモデルが菊千代とは知らなかった!
そういえば似てなくもないよね
獅子丸なんかもモデルがいるのかな
>>影千代のモデルが菊千代とは知らなかった!
これ結構有名だけどな。
キング版おそ松くんは長谷作ってオチはない?
ない
76 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/13(日) 15:44:20 ID:7tWE5rg4
長谷の「漫画に愛を叫んだ男たち」とか「天才ニャロメ伝」とかは、一切赤塚キャラの絵とか使わせてもらえなかったのに、武居記者の本は図版として色々使わせてもらってるのには、笑った。
長谷は赤塚スレだけじゃなくて、漫画業界全般から嫌われてるんだよな。
藤子不二雄A ちばてつや 北見けんいちなんて人達からも嫌われてるくせに、本人はまだ友達だと思ってるのが哀れだなw
長谷はよ死ねよ(*^_^*)
>>77 武居本で、『シェー教の崩壊』の執筆時に古谷三敏、高井研一郎、とりいかずよし
北見けんいち、あだち勉ら往年のアシスタントを呼び一同に会して宴会しながら
作画に取り組んだのに、何故か長谷邦夫だけ呼ばれなかったって記述があったな…
そりゃまあ長谷が出ていった(追い出された?)んだから当然かと
いがらしゆみこの騒動にも関わっていたような>長谷先生。
長谷せんせ、生きてて恥ずかしくないのかな
前スレでも前々スレでもそうだけど、『ギャグゲリラ』って殆ど語られてないよね。
オレは個人的に大好きな作品なんだけどな。
赤塚漫画は数あれど、ギャグの密度という観点ではこの作品の濃さは尋常ではないようにも思ったりもする。
>>82 天才バカボン以上に、目ん玉つながりのおまわりが大活躍だったよね。
結構少年誌じゃ描けないことも描いてたし
おかまのカオルちゃんとおまわりの同棲物語とか現代っ子竜之進の登場エピソードとか今でも十分刺激的だよね
ギャグゲリラといえば子供の会話のシーンで
あの〜 肉ぶとんってなんですか?
えー その件に関しましては明日お答えしましょう
ムチャクチャ笑ったなw
「ここなら出してもばれないわね!」
「すげえ!」←個室喫茶のボーイ
これワロタ
>>76 武居記者の本、一度読んで友達に貸したまま返ってきてない
もし加筆とかあれば、文庫も買おうかと考えてるんだが。。。
文庫版あとがきが、ちょっと物悲しかった。>武居本。
本当に赤塚が好きなんだろうな、武居さんは。
文庫なる前に真知子さんも亡くなっているしね……
武居本購入して読んでますが赤塚は長谷の悪口をよく言ってみたいですね。
長谷氏はいしかわじゅんのファンクラブの掲示板によく書き込みをなされていていしかわじゅん
本人も評価してるみたいなんですけどね。何でそんなに嫌われてるの?
人間のクズだから
あといしかわも嫌われてるよな
こいつらの共通点はてめぇは5流の糞漫画家のくせに、自分よりも遥かにステージの高い漫画家をあれこれ批判してるからな
因みに俺は両方とも大嫌いだ
あと夏目房之介も
長谷の言い分は、「酒に崩れアルコール依存症に陥った赤塚を見限った」というもの
何度も酒を断つよう苦言を呈したが、逆に鬱陶しく思われるようになり受け入れられず
やむなく身を引いたとされる
長谷は「袂を分かつ」という表現も使用している
一方、この赤塚スレの過去スレでは
「余りにも図々しい長谷に眞知子夫人がキレ、排斥した」が定説になっていて、
他にも「赤塚が自分の思い通りにならなくなったからフジオプロを辞めた」
などとさんざんな評価
「長谷は赤塚をサポートし続けたのは事実だが、それ以上に長谷は赤塚に世話になっているんだ
それをあんな(=暴露本を出版した)ような事をして、長谷は本当は頭の良い男とは思うが
人間味のかけらもない」と某大物漫画家(藤子A先生が有力)が某パーティーの席上で
語ったとされるなど、「長谷=悪人説」が定着してしまっている
藤子A先生は亡くなられた奥様とも親しかったから、長谷の悪い話を色々聞かされてたんだよ。
>>90 まちこ夫人がキレて長谷をクビにしたってソースは、赤塚とは五十年来の付き合いのあるその某大物漫画家先生なんだよ。
君もこのスレの長谷批判が辛いなら、このスレにこなければいいんジャマイカ?
93 :
92:2007/05/16(水) 00:20:46 ID:???
大体自分から身を引いたとかいって、暴露本や赤塚の伝記漫画描いて小銭を稼いでんじゃねえかよ。説得力無さすぎw
94 :
90:2007/05/16(水) 08:01:22 ID:???
>>92 >君もこのスレの長谷批判が辛いなら、このスレにこなければいいんジャマイカ?
いや、ごもっとも そういう俺も長谷は好きではない方で
以前から「赤塚不二夫の金魚のフン」程度に思っていたが
赤塚スレ(過去スレ)を見た後、ヤフオクで長谷の「マヌケ式」が出てるのを知り
その本の表紙を見てむかっ腹が立ったぐらいだから
(…て、確認すんなよ 俺)
長谷に好意を持っている人がこのスレ覗いているとしたら、まさに
>>92氏の言う通りだよ
95 :
88:2007/05/16(水) 14:12:10 ID:???
なるほど多くの漫画家からちゃんとしたで嫌われているんですね。
ありがとうございました。
でも赤塚がアル中になりかけたら止めるのが友情だとも思う。
あだち勉や担当は一緒になって酒を飲んだんでしょ?
煽りじゃなく関係者も責任を感じるべきじゃないのかな。
大将がアル中じゃ会社も存続できないんだしね。
だから赤塚はスタッフや編集やらにしゃぶり尽くされただけなんだよ。
ただ酒散々奢らされたり、金をむしり取られたりね。
そのむしり取られた金も億単位だっていうし。
スナックを開いても薄給の編集者、売れない芸人やバンドマンにただ酒振る舞ってつぶれちゃったし、金のない映画監督や劇団の座長、ロックンローラーにも無償で大金を援助してきたりしもした。
長谷はそういうお人好し過ぎる赤塚を見てるのも辛かったみたいだね。
もっとも長谷も散々赤塚のお呼ばれになってたんだけど
>>95 ちゃんとした理由ででした
そうだよな。なんか美談で済ましてるけどあんがい長谷が正しくて
まわりが間違ってるようにも見えるんだな。赤塚の性格が良いのを
逆手にとって結果利用したというか。
長谷さんも、赤塚関係の仕事をしなければなぁ。
たとえ行いがただしくても最近の主な仕事って、赤塚プロ時代の暴露本や、赤塚の半生を描いた漫画でしょ?
>>94 オレは「マヌケ式」や「少年マネジン」なんかのパロディ漫画以前に、長谷の描くブサキモの赤塚キャラや長谷自身の自画像とか、長谷絵そのものが生理的に受け付けない。
オレは一度長谷と飲んだことあるんでわかるんだが、あいつの性格そのものもむかつくしな。
長谷はプライドのない乞食
長谷の漫画でニャゴローとかいうのなかったっけ?
何かニャロメもどきの猫が主役のつまんねえやつ
昔古本屋で二百円だったから、買ってよんだんだけどあまりのつまらなさに速攻捨てた記憶がある
バカボンの中で出てきた筒井サウンドや白雪ずしが、今尚営業していることに不思議な感動を覚えるw
ニャゴローwww
ニャロメにおかっぱ頭を乗っけただけのヘンテコキャラね
パロディ漫画 盗作漫画とか言ってるけど
結局は自分でオリジナルなものをなーんも生み出せなかった人だよね、
なーんも・・・
原典がないと何も出来ない人
竹熊健太郎が昔、
長谷センセイからの(編集者としての)影響を相当受けたと言ってて
どうもセンセイ、人から褒められるのだーい好きなもんだから
竹熊ブログにほとんど毎日健気にセッセとカキコして
竹熊のご機嫌とってるんだが
最近は(カキコがあんまりしつっこいからか)竹熊がほぼ無反応になってるのが
とっても笑えるよ
代わりに変な取巻きの粘着女(女だよな・・・)がレスつけたりしてるけどな
こんなに悪口書く俺だが
陽水の唄の歌詞はいいと思ってるよ
>>でも赤塚がアル中になりかけたら止めるのが友情だとも思う
高田渡だってそうだよな
彼はほんとに死んじゃったけど
酒をやめさせるのも友情だよ
まわりのみんなが何だか面白がって先生に飲ませてたところもあるんじゃない?
絶対周りのの連中にも罪はあるよ
>オレは一度長谷と飲んだことあるんでわかるんだが
こんな人間がいるなんてすげえスレだな。
>>オレは一度長谷と飲んだことあるんでわかるんだが
「あれはオレが描いたんだ」
「あいつとは以前からダチなんだ」
とか自慢ばっかりしてるんでしょうねえ。
空しい自慢。
小学館「赤塚不二夫大全集」CD-ROM
各巻とも表紙が白黒(一部カラー)の赤塚などの写真で
石ノ森章太郎、藤子不二雄A、藤子・F・不二雄(常にベレー帽着用)や
高井研一郎、古谷三敏、北見けんいちなどと写っている写真もあり、
不仲といわれるつのだじろう(やはり着物姿)とも一緒に写っている写真もあるのに
長谷邦夫が写っている写真は見つけられなかった
ただ単に俺が捜すの下手なだけかも
>>106>>107 オレが長谷と飲んだのはある漫画研究会の会合でですよ。
赤塚漫画のネタを考えたのは殆どオレ、もし赤塚が天才と言われるならそれはオレが祭り上げたからだってw
あとタモリを発掘したのはオレだとか、昔は毎日のように飲み歩いて半端じゃない豪遊をしたとか言ってたなw
111 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/18(金) 04:33:01 ID:GQsdD9xe
>>104 そうそうwww
おかっぱ頭だったww 何なんだあの糞キャラは
他にも絶対面白全部なんて本も読んだけど、全部頭が痛くなるくらいつまんなかったな
長谷個人の仕事の中で唯一誉められるべきものは桜三月散歩道というのは烈しく同意!
少し前にまんがNO1のCDが復刻したんで買って聴いたんだけど、何度聴いてもジーンとくる名曲だ
>>82 ちょっと亀レスになっちゃうが、泥棒と警官の忘年会でかち合う話が面白かった。
オチが警官側も通報されて泥棒と一緒に逮捕されちゃうやつ
ギャグゲリラでは今読むとその後現実に警官の不祥事として出てくるようなギャグがいっぱい描かれてるw
「ギャグゲリラ」は普通に人気あったでしょう。
79年に、某雑誌で現代漫画の特集をやっていて、多くの人が「ギャグゲリラ」が好きな作品としてアンケートで答えていた。
79年頃は、漫画家赤塚不二夫自体、過去の人になりつつあったけど、この作品だけは依然人気があったみたいだね。
銀座鉄道999とか口裂け女の真実とか最高に可笑しかったw
口裂け女の正体はフェラチオが出来ないおちょぼ口の女だったなんて、よく考えたよねwww
NHKBSお宝TVでお笑い番組特集をやるみたいですね。
その中でおそ松くんを取り上げるそうです。
長谷氏にスタッフが打ち合わせに出向いたそうです。
長谷氏のHP情報ですがw
長谷氏もわずかに登場するみたいですよ。
>>116 確かに「おそ松くん」に長谷は絡んでいるからねぇ
だったら、アイデアを長谷と一緒にやってた古谷三敏や
イヤミ、デカパン、ハタ坊のキャラデザインをした高井研一郎はどうなる?
そしてあの武居記者は?
彼らにも声を掛けなければ片手落ちだよねぇ
もっとも、NHKの企画って、竹熊氏辺りが関わっていそう…
(長谷は竹熊繋がり?)
長谷先生に声かけちゃったら
他の人、そりゃあ声かかったって遠慮するでしょ
NHKの人、その辺あんまりご存じないんじゃないの?
>>110 その飲み会でどんだけ白けた空気が流れたか安易に想像付くな
赤塚とは決別したとか言っておきながら、結局赤塚絡みの仕事で小銭を稼ぐわけなんだよな、今回のテレビマンユニオンのオファーにしてもさ
そういえば、去年だったか赤塚不二夫会館で長谷は講演をしたらしいね、テーマもずばり「赤塚不二夫と私」だったとか
豪放磊落、天衣無縫とは赤塚不二夫のためにある言葉のように思えるが、厚顔無恥とはまさに長谷のためにある言葉だな
このスレみてるといかに赤塚が住民から愛されてるかがよくわかる。いいなぁこのスレ
『シェー教の崩壊』を読んできた
確かに、面白くはない。話が支離滅裂で、かといって『レッツラゴン』程のシュールさもない
かつての『おそ松くん』も一本筋が通る中の脱線は結構あったけど、この作品の脱線は本当に脱線
また、途中で絵が大きく変わりすぎているのも、実は狙い(高井研一郎の企画)だとしてもちょっと…
六つ子が完全に北見キャラになっているし、チビ太もとりいキャラに変わってしまっている
イヤミだけは実の産みの親である高井がきっちり描ききっていたが、宗教家という設定もあろうが
ふくよかなイヤミになっていた(最後の絶命シーンはやはり高井調)
とはいえ、これ以降本格的に作品を出していないのだから、「赤塚ギャグの集大成」に偽りはないとは思う
>>120 赤塚不二夫会館って、青梅の?
あそこってフジオプロの息、相当かかってるんじゃなかったっけ
よく呼んだね、そりゃ
ほんでまた、よく呼ばれたね長谷センセも・・・
さすが お呼ばれおじさん だね
ケケッwww
『シェー教の崩壊』・・・
なんとも痛々しくて、読むのが辛いマンガだったなあ・・・
なぎらだよ〜ん
ボクは やまとしんやです・・・
やまもとだろ!
「シェー教の崩壊」以降、漫画サンデーに描いた漫画で「用心棒」つーのがあるんだけど、これが別に黒沢のオマージュ的な時代劇でもないし、なんの脈略もないストーリー展開で、辟易した覚えがあるな。
その後に描かれた「酒仙人ダヨーン」はまだ少しマシだったけど、まぁ、アル中が進行した90年代は作品数が少ないだけではなく、ろくな作品を描いてないね。
80年代はまだまだ読める作品があったのになぁ…。
>>124 山口六平太、寅さん、ダメおやじとオニババ、メガネさんとレモンハートのマスター、
スナミ先生とメタクソ団、トイレット博士、つる姫と家老、浜ちゃん…
まぁ、これくらいは出てもよいだろうとは思ったが、
武居記者のワニ(自称)もでてた やはり集大成だ
有名人の寄せ書きでは、なぎら健壱の自画像が秀逸だった
酒仙人ダヨーンなんて、まったく赤塚先生はからんでないんじゃないの?
あのぶつぎれな終わりっぷりも ものすごいものがあった
アニマルランドもね
(これ、みんな赤塚不二夫漫画大全集で読めます)
シェー教の崩壊が赤塚ギャグの集大成とは悲しくなってくるな
引退試合みたいなものだ。暖かい気持ちで読もうぜ、って俺は読んでないけど。
>>127 シェー教もそうだけどアニマルランドの頃になると絵が凄く荒れてた
勿論ストーリーも最悪につまらなかった
因みにアニマルランドは掲載誌そのものが休刊になっておわったのでは?
漫画家ほぼ廃業状態の90年代半ば以降は、確かに漫画を描かなくなったが、なつ漫ブームの影響もあって、赤塚作品も例外なく過去の作品が多数復刻された。
その中には、『ギャグゲリラ』や『大先生を読む』、『ギャグ21世紀』といった80年代の作品も復刊され、いずれもその鋭いギャグセンスは決して色褪せてはいなかった。
80年代に赤塚ギャグは終わったという漫画識者は多いが、この頃の作品を見る限りでは、まだ80年代は、それなりに赤塚の名に恥じない作品を描いていたように思える。
武居本によると、『大先生を読む』あたりは赤塚本人も楽しんで描いていなかったという
それでも、あの作品十分面白いけどね
実際楽しんで描いてたのはギャグゲリラまでじゃないかな?。あとは意地と惰性でとりあえず80年代までなんとか描き続けた
そういやウナギイヌが浜松市のイメージキャラクターになったんだってね。
パースーマン、チビドン、花の菊千代は面白かったよ
>>134 l:. :. :. ! :l:ミ|/ 、 , |! ! ミ:../!:. :. :. :.!
l:. :. :. ! !:ヽ ___\ /__ ゝ/ !:. :. :. :.!
|:. :. :. ! /~ハ (:::::::::) (:::::::::) /< |:. :. :. :.l ぶー
!:. :.|:.l l ノ , 〈 ) !:.!:. :. :.!
!:. :!:.! ヽ !::::::::::::: :::::::::::: !ノ !:.l:. :. :.! 浜松ならあたしだろ
l:. :l!:! ヽ、 _ ,.イ !:.!!:. :. l
!:. ll! > ..,, __ ,,.. < !:!|:. :. /
>>135 禿同
それ以外にも不二夫のワルワルワールドとか週刊スペシャル小僧なんかも面白かった。
なんだかんだ言ったて、赤塚先生こそ史上最強のギャグ作家だよ
ウナギ犬が市町村のイメキャラになったり、記念館が建ったり作者の知らないところで、赤塚漫画が一人歩きしてるね。先生もお元気になら喜ばれたと思うのに、残念だ
魅力的なキャラクターは、作者の手を離れて独り歩きをはじめるもんだね。
>>127 ぶつ切りといえば、昭和60年にチャンピオンで連載してた『TOKIOとカケル』
あれもシチュエーションとキャラがなかなか魅力的だったのに、尻切れとんぼのまま半年足らずで終わっちゃった。
まさにこれから面白くなりそうなところだったのに…。
これが少年週刊誌では最後の連載だったっけ
八年ほど前、レッツラゴンの復刻本が出て全巻揃えたんだけどこんなアナーキーな漫画はそれまで見たことがなかったぐらい衝撃的だった
自分はレッツラゴンこそ赤塚マンガの最高傑作だと思うけど、一般の赤塚ファンの間ではどんなふうに位置付けされてる作品なんだろう?
最高傑作っていう人は多いね。
俺もそう。
武居記者との往復書簡とか、あの辺の感覚なんか未だに爆笑出来るからね。
そういや江口寿史の本「なんとかなったワケ!」の対談の中で
赤塚氏は「普段、漫画は手塚先生の作品しか読まない」
みたいな事言ってたな
>>141 「邪道」、「サンデー版『おそ松くん』と初期『バカボン』こそが赤塚の真骨頂」
といった批判的な意見と
「最高」、「連載するのが20年早過ぎた」、「究極ギャグ」
といった絶賛する意見の2通りがある
おれは後者の方
>>144 ギャグ漫画家としての江口寿史が最も影響を受けた作品が、後期の「天才バカボン」と「レッツラゴン」だって、江口本人言ってた。
ギャグの過激さや前衛性という点で、赤塚ギャグを標榜してたらしい。
江口の場合、イラストレーターとしては素晴らしい才能の持ち主だと思うけど、ギャグ漫画家としてのセンスはそれほどだと思うな。
同じ赤塚チルドレンなら、小林よしのりとかとりみきの方が鋭いギャグセンスを持ってると思う。
まぁ、これは好みの問題だと思うけど……。
レッツラゴンといえば、一番好きなのが「山田一郎に何が起きたか」
あの支離滅裂な生い立ちなんか最高に面白過ぎ
あと「日本の夜明け」のバカバカしさも最高!
レッツラゴンの日本の夜明けは幕末珍犬組とかぶってるけどそれなりに面白いね
もうちよっといいネタ入れて欲しかったな、レッツラゴン傑作選。昔でたレッツラゴン宣言もそれほどいいネタ入ってなかったし。。。
>>149 山手書房の『レッツラゴン宣言』に掲載されてる作品を選んだのはワハハ本舗主宰の喰始だよ
まぁ、人それぞれ好みの作品も違ってくるさ
オレ的にはハレンチ教師の話が入ってないのが残念だったな
>>150 収録作品はもっといいネタ持って来いよっつーのもあったけど、あの本自体なかなか良かったよ。
キャラクター辞典や面白グループ座談会なんか面白かったしね。
漫画が低迷してる赤塚先生をみんなで嘲笑ってるのがちとキツかったかな。
恐怖の真ん中人間、伊豆の踊り子、念力ゴンetc… 他にも傑作はいくらでもある!
タイトルは忘れたけど、ゴンがベラマッチャに
「どうすれば赤ちゃんって生まれるの?」って質問したあと、「えっ、オマン……じゅうをくれないと教えてあげない?」っていう台詞が続くんだけど、これには死ぬほど笑った記憶がある。
それから十数年後、「とんねるずのみなさんのおかげです」で、貴明がこれと全く同じ台詞を言ってたのも笑った。
>>153 タカさんは何気に赤塚先生をリスペクトしてるからね。
お笑いスタ誕で赤塚先生が審査員やっててとんねるずを評価した時もガキの頃から大好きだった人に誉められてうれしいって言ってたしね。
そういや、みなおかでタカさんがバカボンパパのコスプレした時、これは赤塚不二夫がマガジンで変装した時のバカボンパパだって言ってたよw
『バカボン』といえば、連載第三回目で赤塚が担当の五十嵐記者をイジメるため
わざと一頁ウソ原稿を描いて渡したというのがあるという
それがバカボンパパとバカボンママの性交シーンらしい
この原稿は案の定ボツになり、本当の原稿に差し替えたというが、どういう内容だったのか見てみたい気はする
(この件は文春文庫の武居本や「コミックパーク」HPでの講談社五十嵐常務への聞き取り取材にこの事が書かれている)
>>155 まんだらけあたりで流出しないかなぁ
とてつもない値段付けるんだろうけど
他にもあるらしい
158 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/26(土) 11:29:20 ID:ahkMDhFP
バカボンの後期で、性教育を扱った話ってなかったっけ?
バカボンがパパとママが毎日セックスしてるんだと妄想して家出するような話
悪戯して描いたのってこれじゃないの?
バカボンもレッツラゴンもギャグゲリラも同時期に連載されてた所為か、おまわりをイビル話が多すぎる。
それなのにネタが重複してないのはある意味すごいな。
この時代のは駄作が全くないし、漫画としても今尚十分に通用すると思うな。
バカボンでカメラ小僧が犬の顔を女性のヌード写真に見せ掛けて本官をからかう話がおもろかった
あいつはきっとキンタマもでかいよ!
>>162 その台詞は「盗聴」だっけ?
タイトルとニクソンの顔写真が思いっきりリンクしてるのにはワロタ
本当に良いセンスしてるよね、赤塚せんせって
良く覚えてるなー
ギャグゲリラは最初の写真の選び方も良かったね
にぶい、生きがい、もっとぶって!、下痢、天然痘、やれるものならやってみな!
写真だけでも爆笑出来る
連載終了までタイトル画のかわりに異色写真を使えば良かったのに
「なんとかなりませんかね?」の写真でたばこを吸ってるおっさんの顔が面白いなぁと思ったら、実はあれ、東海林さだお先生だったんだね。
因みに
>>165が挙げた作品は漫画としても傑作ばかりだよね。
人間模様
なんてのもあったな
確かに、「ギャグゲリラ」はギャグ漫画としても非常にクオリティが高かったよ。
ロッキード事件や勝田事件、大貫さんの1億円取得やくちさけ女のニュースをモチーフとして取り上げた話なんか、あまりのギャグとストーリーの巧みさに当時、立風書房の単行本を読んで歓心したからね。
個人的にギャグゲリラのベストワークを選ぶと、モデルをピカソみたいに改造する芸術家の話かな。
タイトルは失念したが、これが一番衝撃的だった。
>>165 連載開始から一年ぐらい経った頃、オイルショックのあおりで深刻な紙不足になって、それでページ数が8ページから6ページになったんだよね。
ヘンテコな例の写真もコマを少しでも節約するために使わなくなったみたいだね。
まぁ、写真のネタも尽きてきたというのもあるんだろうけど
ギャグゲリラは面白いけどギャグの王様は超つまんね。同じようなタイトルなのになんでなん?
最近、ニュース速報が流れると赤塚先生の訃報じゃないかと一瞬焦ってしまう
>>170 赤塚担当編集だった武居俊樹の「赤塚不二夫のことをかいたのだ!!」(文春文庫)に
記してあるけど、ギャグゲリラは彼の担当で、
担当編集自ら「もう面白くなければ連載辞めてもいーよ」
という普通ありえない状況で自由に描かせてもらった作品だった。
普通、出来るだけ連載続けるように気を使うもんだが.......
>>172 武居氏は当時小学館の社員だったので、当然ながら「週刊文春」連載だった
「ギャグゲリラ」の担当であるはずがない。いわば部外者。
しかも、連載期間中に「週刊少年サンデー」から「週刊少女コミック」へ異動になり
連載終了時には「ちゃお」の編集長になっていた。
…にもかかわらず、この人「ギャグゲリラ」のアイデアに深く関わっていたりする。
歴代の週刊文春の記者とも懇意になるし。(そもそもこの本の出版元は文藝春秋社)
だから、この本が書けたのかも。
あ、ほんとだ。ごめん。
レッツラゴンだったwww
思い違いスマソ。
>>172 トホホーッ 生半可な教養はケガのもとだなあ〜
話ぶつ切りでスマンですが、昔ジャンプに載ってたアニマルランドって全集に収録されてまつか?
人間が動物に支配されるパニック系のはなしで結構面白かった記憶があるんですわ
愛読者賞に描かれたやつだったかなぁ
177 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/29(火) 22:50:50 ID:Ssa9Rpac
>>176 赤塚不二夫大全集(小学館)の「1990年代」に収録されている
178 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/29(火) 23:27:28 ID:LCh2rfsk
>>176が言ってるのは『アニマル大戦』(全2巻)のプロトタイプとなった読み切りのことじゃないのかい?。
すみません。お尋ねしたいのですが
おそ松くんでカビ(バイキンかも)の子をチビ太が匿うのだけど結局は自分は害だからと消えてしまうという
ちょっとせつない話があったのを記憶しているのですが
コミック(KC)の何巻、もしくは最近の竹書房版に収録されているのか知っておられる方いないでしょうか?
子供の頃インパクトがあったので今でもなんとなく覚えててもう一度読んでみたいのですが・・。
バカの菌の話なら知ってるが……
>>180 レスありがとうございます。そうですか・・
小さい時の事なので記憶が曖昧でよく覚えてはいないのですが
カビか菌の女の子っぽいのが拾った餅か何かの食物から出て切てチビ太が助ける
イヤミが金儲けのためにその子をさらおうとするけど触ると体じゅうにカビが生えて失敗する
結局おそ松たちに見つかってチビ太はその子を守るんだけど
その子が一緒にいるとチビ太にも病気とか害が及ぶってんでその食物に戻って焼却処分される
というせつないお話だった気がします。うーん・・・
>>179 その話なら、「さよならバイキンちゃん」の巻ですね。
竹書房文庫ですと、第18巻に収録されてます。
なんか切なくなる話ですが、疎外されている者同士のふれあいが優しい目線で描かれた名作だと思いますね。
赤塚先生もこのストーリーがお気に入りと見えて、後年、『のらガキ』でも、キャラとシチュエーションを変えて、セルフパロディを描かれています。
おそ松くんはマジで感動する話が多いな
>>170 ギャグの王様やコングおやじを面白いと思えるようになって初めて本当の赤塚ファンになれる!
>>176 何故かジャンプに発表されたやつはほとんど全集に入ってないんだよね
読み切りのチビ太とか新作おそ松くんは勿論のこと
ガキトピア ウジャバランド タレント一家 子連れ記者 アニマルランドは全部未収録
読みたければ古本屋で当時の雑誌を買うしかないかも
>>183 オレ的には「イヤミはひとり風の中」と「チビ太の金庫破り」が二大感涙作品。三十年以上何回も読み返してるのに、未だにジーンとくる。
「チビ太の金庫破り」はカラー版の『おそ松くん』でもアニメ化されてたけど、前回に放送された予告編から凝ってたからね。
まるで、昔の邦画の予告篇みたいだったし、本編の方も「少年キング」のリライト版を踏襲した傑作に仕上がっていた。これはもう演出の妙としか言いようがない。
カラー版のアニメ『おそ松くん』は後期の名作を次々とアニメ化して、数々の傑作を生み出した。
「下町のチビ太キッド物語」や「摩天楼のホワイトクリスマス」は原作を超える作品になったし、80年代にリメークアニメが放映されなかったら、『おそ松くん』という作品自体、いつまでも語られる作品にならなかったかも知れないね。
>>187 そういや「イヤミはひとり風の中」もテレビ放映が終わった後にOVAで出たけど、原作を上回る名作になってたな。
189 :
177:2007/05/30(水) 23:02:09 ID:F5RWcgUO
>>178 違ってましたか、スマソ
>>185 大昔のまだ週刊化されていないジャンプの読切「チビ太くん」は、結構面白かった
オバQにそっくりの男がチビ太の同僚のペンキ職人として出てくるヤツ
オールカラーで、その男だけ色が白く唇が淡いピンクに塗られていた
>>182 早速18巻買ってきました。これですこれ!
他にも懐かしい良い話が載ってて良いですわ
教えていただきありがとうございました。
>>188 チビ太がいい役に帰られていたね。
カラー版の主人公は、ほぼイヤミとチビ太だよなー
>>187 カラー版おそ松くん見て育った世代だけどおそ松くん毎週楽しみでした。
後にあったア太郎も。
でも何故か平成天才バカボンは自分に合わなかったのかあんまり見なかったなぁ・・
193 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/31(木) 17:49:57 ID:ZoaVrars
ケムンパス
>>192 禿しく同意
漏れも平成バカボンは好きではなかったがア太郎の平成版は好きだった
平成バカボンは前作と違ってテンポが悪かったし絵柄も変に今風(80年代風)になってて、その時代に媚びてる感もなんとなく嫌だった
平成ア太郎もDVDになるんだよな たのしみ
二作目のア太郎の主題歌って凄くよかったよね。
歌詞もなにげに素晴らしいし、凄くロックしてる。
確か島田伸介が歌ってたと思う。曲名知ってる人いたら教えてつかあさい。
通カラに入ってるのかな?
「がってん承知ノ介」とかそんな感じだったような。
198 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/31(木) 22:51:08 ID:qIrhKD32
>>196 「がってん承知之介」は確かに名曲!
ああ〜 大都会に〜 飲み込まれて〜 きみは影法師〜 この部分が特に最高!
因みに作詞作曲はサンプラザ中野がペンネームを変えて書いた
ロックしてんのも当然やね
そういえば今年のコミックカタログでア太郎の文庫が消えてるんだけど、もしかしてもう絶版?
>>199 竹書房の文庫も刊行されてもう十数年経つからねぇ。
絶版になってるかもな。
小学館の選集や筑摩書房の『ニャロメ』なんかはまだ普通に買えるんじゃね?
もうじきア太郎DVD第2弾が発売だな
やっとカラー版が観れる
ニャロメの活躍も楽しみだ
『ア太郎』はもう少し長く連載を続けるべきだった。
『ぶっかれダン』の連載分ぐらいまでやってくれればちょうど良かったのに
ここのスレは本当にいいよね。
懐かしアニメ板のバカボンスレなんて最悪
バカボンスレは比較厨が煽りまくってるからなぁ。
仲良くすればいいのに。
>>202 ニャロメが登場したのが7巻以降だから、少なくともあとニャロメが活躍する3巻分ぐらいはないと、人気漫画としては具合が悪いかも
コミックボンボン版のもーれつア太郎に、ア太郎のガールフレンドでモモコちゃんとかいうトト子ちゃんモドキが登場するんだが、彼女はリメークのアニメにも出てくるキャラなの
>>206 アニメにも登場するよ。
おとなし系の萌えキャラで、『おそ松くん』のトト子とはルックスがそっくりなだけで、性格はまるっきり異なる。
そういえば、新作の『もーれつア太郎』のアニメには、原作の『天才バカボン』に出てきた口の悪いつながり眉毛のお下劣警官も、目ん玉つながりに代わって登場していたね。
赤塚のお巡りキャラとしては、「目ん玉つながり」の「本官さん」が有名だけど、
>>207の言う「つながり眉毛」のお下劣警官も捨てがたい
品が悪く、口も悪く(口癖は「よう、よう!」)、エロく、
バカボンパパに向かって平気にションベンを引っかける(局部は●処理)
この警官も「本官さん」ほどじゃないけど、拳銃をぶっ放していたっけ
そんな赤塚の実父は元警官
wikipediaによると警察じゃなくて憲兵だそうだ。
それで戦後NHKの集金人になったんだな。
武居記者の「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」によると、
(満州では)親爺は、憲兵だった。<中略>親爺は、単純で一本気な性格だった。
憲兵をやっていた親爺は、ある時、上官と衝突して、憲兵を辞め、満州国の警察官
になる。
親爺さんは戦後に帰国。いったん農協勤めをしている。その後の経緯は不明だが、
NHKの集金人。
上記の本は、赤塚漫画のそれぞれの経緯がわかり、ファンなら買っても損はないと
思う。
武居さんの本は非常に面白かったけど、この人、自分の都合の悪いことは書いてないね。
スナックでフリチンになって女流漫画家の顔にションベンぶっかけた話となんか、顔に酒をぶっかけたってことになってるしw
トルコ風呂での暴走事件とか一切触れてないしなぁ。
>>211 まあ、自分に都合の悪いことまで書いたら神?だけどね。
で、武居記者については、俺にとってどうでもいいし、
赤塚先生自身や赤塚漫画については参考になったからOK。
女のツラにションベンってマジ引くわ
wikipediaてかなりいい加減じゃね
赤塚が阪神タイガースの熱狂的ファンとかムチャクチャ書いてあったよ
オレは赤塚不二夫に詳しいけど、そんな話一度も聞いたことないし、漫画とか読むと赤塚が巨人ファンだってことがよくわかるよ
wikipediaの間違った記述を削除訂正って出来ないのかな
>>208 バカボンに出てきたあの下品な警官は後の両さんの過激ぶりを彷彿させるw
216 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/03(日) 16:15:03 ID:VzD2EETU
おお 我が青春の春菊よ すき焼きに入れて 食べてしまいたいぐらい好きなのだ
パパのプロポーズ篇最高に笑えるな
>>214 それ俺も見た。
その証拠に阪神タイガースのユニホームを着たバカボンパパのストラップが売っているって書いてあったあったけど
そりゃあ、ご当地ストラップとして売ってるだろうってwww。
>>210 赤塚の父は新潟で農協勤務をした後、赤塚の懇願を受けて上京
フジオプロに入って経理担当になるんだよね
しかし、経理は初めてで性に合わなかったのかすぐに辞めて、
暫くしてNHKの集金人に落ち着いたとのこと
受信料を徴収するテクニックとして、自分が赤塚の実父である事を明かして懇意になり、
希望者には赤塚直筆のサイン色紙を渡していたらしい
219 :
210:2007/06/03(日) 19:23:07 ID:???
>>218 フジオプロの経理担当については、初めて知りました thx
その後の経理担当に2億円使い込みされたんだよね。
それでも赤塚は、まだ若くて将来のある身だからと言って、その使い込み男を告訴しなかったらしい。
騙された自分にも責任があるって。
頭おかしいんじゃねえの?
堀野三郎
222 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/03(日) 21:31:15 ID:A1oG+JxU
>>220 使い込んだ男って
ヤクザ絡みの怖いやつだったんじゃねーのw
>>222 横領犯人はヤクザとは一切関係ない淀橋税務署の元職員。
何号か忘れたが、昭和43年の少年サンデーの赤塚の企画グラビアにそいつの顔写真と実名が出ていたよ。
顔写真のうPキボンヌ
そういえば、長谷が描いた赤塚の伝記漫画でも横領事件のことに触れていたな
226 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/04(月) 18:19:12 ID:dSHl8ksr
>>220 頭がおかしいんじゃなくて、それだけ人間のスケールがでかいんだよ。
漢だな、赤塚せんせい。
手塚治虫=最強の天才
赤塚不二夫=最狂の天才
当然最狂の天才の方が上!
今、「熱血コロコロ伝説」が刊行されてるけど、赤塚作品で掲載されるのは『花の菊千代』だけなのかな?。
今の子供達に、是非『不二夫のワルワルワールド』を読んで欲しいんだけどな。
確か別冊の方に掲載された作品だから、対象外なのかな?。
>>228 隠れた名作だね
奥村番長の子分達への何気ない優しさがジーンとくるよ
奥村が不二夫の漫画の売り込みに同行する話なんかグッとくるもん
>>227 手塚治虫=貴族の出
赤塚不二夫=乞食の出
第三のコース
おやじさーん
>>224 アップの仕方がわからないので、載せようがないが、今調べてみたら、週刊少年サンデーの68年9号にその経理担当の顔写真があった。
赤塚寄席という企画グラビアの中で、ぼくの交遊地図というページにあるのがそれ。
横領犯人は堀野三郎という男。
「堀野三郎 税」でググると、何やらひっかかる。
そういえば、竹書房文庫の「天才バカボン」第2巻の巻末記事にも堀野の顔写真は載ってるらしい。
「バカボンアルバム」の一枚で、集英社の編集者、赤塚氏、田村セツコ女史、つのだじろう氏とのフォーショットのそれだが、右端の集英社の編集者というのが、実は全くの嘘で、この男こそ堀野三郎らしい。
もしこの第2巻をお持ちの方がいらしたら、是非見て確認して頂きたい。
長谷の天才ニャロメ伝では化野って名前になってるね。まぁ、仮名だろうけど
長谷の画は下手くそだし、大嫌いだけど、使い込みを開き直った化野の顔の抽象画は、その男の醜い内面まで曝け出してるようで、生々しい迫力があったよ
あの化野の顔だけは、長谷画の中で唯一誉めてやっていいかな
今言われた通りバカボンの2巻見てるんだけど
この当時のフジオプロとかスタジオ0って写真見ててもすげぇ楽しそうだね
毎日がお祭り騒ぎだったって話だけどほんとにそうだったんだろうな
話の流れぶつ切りしてスマソ
フジオプロとスタジオゼロの他にも藤子スタジオやつのだプロも同じビルの中に入ってたらしいからね。
みんなまだ若いだろうし、バリバリ仕事してバリバリ遊んでたんだろうな。
その市川ビルも数年前に取り壊された
>>238 よくいろんなところで伝わっている伝説では
○北見けんいちがトイレ(大の方)で眠っていたら、上から水をぶっかけられた
○赤塚等が階段の踊り場で死んだふりをして驚かしていた
○銀玉鉄砲を購入して眠気覚ましに撃ち合いをしていた
→隣の藤子スタジオに騒ぎが広まり、アイデアを練っていた藤子F不二雄が激怒した
○市川ビルの壁面を当時フジオプロのマネージャーをしていた横山孝雄がよじ登り、
窓から文字通り「あっ」と言わせた
○雪の日、赤塚等が裸足で十二社界隈を一周した
○深夜、藤子不二雄Aを巻き込んで紙製の競馬ゲームに興じていた
などがある
とりいかずよしはこの雰囲気に呑まれて、スタジオゼロの原画マンから転職
芳谷圭児はつのだの出入りアシスタントだったのがフジオプロ入りした
>>240 知ったか乙^-^
ついでボクも知ったかぶりを…
北見氏にトイレで水をかけられて悔しい思いをした赤塚先生は、リベンジしてやろうと北見氏がトイレに入った時、バケツに水を入れてぶっかけた。
しかし、北見氏は傘をさしてトイレに入っていたため、その被害を逃れることが出来た。
流石の赤塚先生もこれには負けたと後に語った。
>>234 発情期のゾウガメみたいなツラしたおやじだなw
釣りバカの2巻に、顔もそのまんまな長谷って人物と
マンションを転売していって一戸建てを建てた竹井という人物が出てた。
今日発売のア太郎DVD買ったひといる? ちなみにおれは買ってにゃい
>>244 買った
ニャロメが本格的に活躍する回が多くなってうれしいけど、まだカラーになってないんだよ
もうそろそろカラーになってた頃だと思ってたんだけどな。
実際カラー放映された時期ってかなり短いんだね。
特典映像のソノシート特集が良かった。
ソノシート掲載の描きおろし漫画とかブックレットで解説されていた学年誌版のア太郎とか、赤塚先生が描いたやつだけでも是非書籍化して欲しいね。
Vol,2はけっこう泣かす噺が多いよ
原作でも良かった噺はアニメになると余計に感涙が倍加する
結局今回も告知されなかったな。
購入者全員プレゼントのレアグッズって何だろう?
アニメのア太郎は時折驚くほどデッサンの狂ってる時がある
まぁ、それが当時の東映動画の限界だったのかもしれんが
>>250 初代おそ松のアニメも素っ頓狂な出来だったからな。
赤塚アニメで動きやデッサンがまともになってきたのは天才バカボンからじゃないかな
赤塚がアニメで認めていたのはやはり「元祖天才バカボン」なのだろう
「おそ松くん」(毎日放送版)は「ひどい」の一言で片付け、
「もーれつア太郎」(初代)も「東映動画にギャグの判るヤツは何人いるんだ」と言わせる始末
「天才バカボン」(初代)もパパの職業に関して激怒したと言うからね
また、「ひみつのアッコちゃん」(初代)に至っては、アニメ化を東映動画が持ちかけた時
「よくそんな作品知ってたね」とすっかり作者本人は過去の物としていて、
2代目の場合も「もうアッコちゃんの絵なんか忘れちゃったよ」と言い切ってたっけ
わりと赤塚先生は自作のアニメ化に関してはシビアだったみたいだね。
でも、2作目の『おそ松くん』は『元祖天才バカボン』同様お気に入りだったみたいだ。
254 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/09(土) 18:06:41 ID:jiNWYOt9
確かに赤塚アニメで文句なしの傑作といえば、元祖天才バカボンと平成版おそ松くんに尽きる。
実際、この二本は赤塚アニメの中でも放映期間が長かったからね。
平成おそ松くんは、すげえ大好き。声優の熱演もすごかった
平成おそ松くんは当時人気のあったひょうきん、みなおか、加トケンといったバラエティよりも断然面白かった。
ただボンボンやテレマガで連載されていた原作の方はイマイチだったけどね。
>>255 新おそ松が放映してた当時オレはリア消で、クラスの連中もみんな見てたよ
マジで赤塚台に住みたかったもんなw
ところで最近青梅の赤塚ミュージアムに彼女と行ってきたんけど、彼女とは同い年なのにおそ松くんを知らなかったのにはマジで驚いたよ
彼女は愛媛出身なんだけど、地方によっては放送してないところもあったのか?
うちの6歳になる倅が、何年か前にキッズステーションで録画したおそ松を夢中になって観てる。
やっぱり、赤塚ギャグは時代を超越した存在なんだと改めて思ったよ。
元祖バカボンも平成おそ松も原作に忠実でありながらも、演出や脚本、ストーリーテーリング等、アニメとして更に原作を超えるクオリティで作られてるからね。
時代を超えて評価されるのも当然だ
「元祖天才バカボン」の『元祖』は赤塚自身が入れた物らしい
この作品はバカボンの2作目なのに『元祖』が入っているのは
1作目よりもより作者の意向が伝わっているからだということなのか
赤塚先生が「元祖」と命名しなければ、オバQ、ど根性ガエル同様に、新天才バカボンというタイトルになってたのか?
>>257 そういや青梅っておそ松くんが住んでる赤塚台の町並みに似てるね
あの駅舎といい、ローカルな雰囲気が全く同じだww
せめて、平成初期にスタジオぴえろが「レッツラゴン」のパイロットフィルムだけでも作っていてくれてたらなぁ。。。
今回のア太郎DVDはどれもハズレがなかったが、特に「黒ネコのタンゴロー」はマジで泣いた!
ニャロメは本当に男らしいやつだなぁ
江戸っ子対ギャング最大の決戦だったっけ?
イヤミやチビ太、デカパンといったおそ松ファミリーが勢揃いしてて見応えがあった。
もーれつ風雲城や黒しっぽを東京でなおせはアニメになってるのかな?
今ヤフオクに「のらガキ」全話分の切り抜きが5000円で出品されてるんですけど、買いでつかね?
自分はコミックスを持ってないもんで…
のらがきならオンデマンドのバラ売りでも普通に買えるからね。
でも単行本未収録の数が相当あるならその切り抜き買っても損はないんじゃない。
そういや、最近ヤフオクの赤塚関係、ろくなモン出てないな
>>265 スターシステムってやつだね。
おそ松くんの後期の作品で、「いまにみていろミーだって」とか、あの辺の中篇は人気キャラが総出演してるせいか、とても華やかだったもんね。
こういうのをアニメで見るのもファンの楽しみだよ
文庫版「バカボン」と「ア太郎」、曙「レッツラゴン」、ゴマ「ギャグゲリラ」を、ようやく全巻購入して、
次は「おそ松くん」に手を出そうと思ってるのですが、
文庫版の全7巻と全22巻の内容って重複してるのでしょうか?
また、講談社の全34巻の内容は、文庫版に全て収録されているのでしょうか?
あと、アマゾンの文庫版22巻のレビューで、キング掲載の90話中14話しか収録されていないとあったのですが、
それ以外に、おそ松くんで未収録の作品はどのくらいあるのでしょうか?
質問ばかりで申し訳ありませんが、詳しい方ご教授くださいませ。
>>270 おそ松くんの単行本は曙出版のものが一番収録されていて、その次が講談社の全34巻ですね。
講談社版は、キング掲載作品が曙版より9話ほど少ない模様です。
竹書房版はもともとサンデー掲載作品を年代別に載せるために編集されたもので、キング作品は22巻の余った部分の穴埋めのため、十数話掲載したようですね。
土曜日のお宝TV見た人いないのか。赤塚と長谷が漫画のアイデア出し合ってる
貴重な場面が流れたのにな。
詳しくって言われてもなあ
白黒のおそ松のチビ太の金庫破りの回が番組で取り上げられて
そのとき関係者(長谷氏他)のインタビューとともに当時の赤塚の
アイデア会議の風景画流されたんだよ。長谷氏も赤塚氏もとうぜん
若かった。といっても長谷氏は当時すでに40過ぎだったけど。
毎回アイデアが尽きるまで出し合って次号のアイデアのことなんか考えられなかった
とか。
>>274 わざわざありがとう。今から録画したやつを見てみます(*^_^*)。
今ヤフーでナンチャッテブルって赤塚先生監督のAVが出てるんだけど、これってどんな内容なの?
ご存じの方いますか?
>>265 トト子ちゃんのおじいちゃん役でバカボンのパパが出てたね。
もしかしてパパのテレビデビューはア太郎かい?
278 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/13(水) 00:53:24 ID:g+lOctgK
>>271 ありがとうございました!
文庫版は、手に入れやすい分、収録話数も少ないんですね…
キング掲載作品以外は、曙出版、講談社、竹書房とも大差無いのでしょうか?
同じ竹書房から出版されてるのだから、全7巻と全22巻の内容も重複してるのでしょうね。
(全7巻発売時に、数巻買ってしまっているのですが…)
あと、また皆さんにお伺いしたいのですが、
ソフトガレージから発行されている、全10巻の「なのだ!?天才バカボン」ですが、
竹書房の文庫版に収録されていないのは、9巻と10巻の「天才バカボンのおやじ」だけでしょうか?
立て続けに質問ばかりで申し訳ありません。お詳しい方ご回答お願い致します。
>>279 竹書房文庫で最初に出た『おそ松くん』の全7巻は62年から64年までの作品を掲載してまして、収録内容は現在買える同社の完全版の1巻から7巻に掲載されているものと全て重複してますね。
ソフトガレージの『なのだ天才バカボン』で文庫未収録なのは、7巻から10巻までです。
竹書房文庫版の全集は、「週刊少年マガジン」掲載分は完全収録してますが、「月刊少年マガジン」掲載分は一部のみの収録で、ソフトガレージ版の7巻、8巻は、77年から78年までの最後期の『バカボン』を収録してます。
但し、78年1月、2月、9月号は未収録で、これらは現在までいずれの単行本にも収録されていません。
連投で恐れ入ります。
あと、「週刊少年サンデー」、「ボーイズライフ」、小学館学年誌版の『おそ松くん』は、竹書房文庫が一番多く収録しています。
「ボーイズライフ」版で、唯一未収録なのは、66年7月号のバットマンのパロディとなった話です。こちらは恐らく版権の関係で、全ての単行本に収録されなかったのだと思います。
>>276 榎本三恵子がレズビアンの女王の役で出てて、ラーメン禁止法がなんたらかんたら…
一度見たことあるけど、よーわからんビデオだった
村西監督みたく赤塚先生も男優として出てんのかな
アラーキーのハードコアにも出てたからねぇ 赤塚センセ
>>282 その人食い土人の話なら、文庫版の8巻にも収録されてます。
赤塚作品は、藤子先生とは違い、事務所が復刻に関してうるさくないから、今でもこの辺の人種ネタも普通に出版出来るようですね。
>>287 藤子両先生ほど復刻に遠遠い漫画家もいないよね
オバQ、ジャングル黒べえ、すすめロボケット、てぶくろてっちゃん、狂人軍etc
単行本化すればそれなりに売れると思うんだけどな
そういえば赤塚先生ってポルノ系の女優と縁が深いんだよな
ずいぶん昔だけど愛染恭子とキスしたり朝吹ケイトとラブシーンを演じたりしてたもんな
うらやましス
>>288 「気分を出してもう一度」では五人相手にやってたんだっけ?
あと、中村京子ちゃんともなんかで共演してたような記憶が・・・
赤塚先生は今で言うキモヲタではなかったからな
トキワの連中でオンナに不自由してなかったのなんて赤塚先生くらいだろう
>>287 藤子Fは「ドラえもん」等で培ったイメージってのがあるから
遺族も「誤解される」のが一番嫌っていると言うし
また藤子Aの場合は赤塚以上に毒が強い作品が結構あるから
またフジオプロ自体が結構大らかってのもあるかも
A先生も、最近は「ミス・ドラキュラ」とか復刻してくれるからまだいいよ。
F先生なんて、ドラばっか
確かに「ミス・ドラキュラ」の復刻は有り難かった。
でもブラック短篇では、かなり未収録作品も多いし、「狂人軍」なんかも絶対復刻はしないだろうしね。
F先生の「ドラえもん」ばっかは激しく同意。
初期の幼年漫画とか手塚作品みたいにハードカバーの上製本で出して欲しい。
それと、「パーマン」や「TPぼん」の完全版とかね。
赤塚作品はもう殆ど復刻されてるから、特に期待はしてないけど、「キャスター」や「週刊スペシャル小僧」のような過激だけど、面白い作品を出して欲しいね。
>>294 すぐスレ落ちしないように頑張って自演しようなw
今アンチスレ見てきたけど、ろくに赤塚漫画読んでない連中ばかりみたいだね。
前スレや前々スレで荒らしてたバカも早速書き込んでるし、どうせまたすぐ落ちるだろうよ。
藤子先生の話題が出てきたついでに質問なんだけど
フータくんに出てきたテツカブとおそ松くんのだよ〜んのおじさんのモデルで同じ人なんですか?
随分昔にそんな話を聞いたことがあったような記憶が
SF漫画家の藤子不二雄がギャグ漫画を描くようになったのもおそ松くんのヒットに触発されたからだって話なら聞いたことあるが。。。
最近『天才バカボン』を読み返したんだけど、「十本立て大興業」とか今見ても凄いギャグセンスだよな。
あのぶっとび方は筒井康隆以上にセンスがいいよ
>>299 赤塚スレ特有の知ったかをここでも…
赤塚が当時の知識人に対して挑戦状の意味で書いたのが「バカボン」だったらしい
吉行淳之介や星新一が読んであっと言わせるマンガを描くんだと…
もっとも、この話は後付けらしいけど
なお、「バカボン」のギャグは相当数長谷邦夫や古谷三敏が関与していたとのこと
長谷はよく自分の著書やHP、ブログでこの事をひけらかしている(「等身大マンガ」など)
古谷の場合は自ら言わないが、赤塚の作品「漫画狂の唄〜古谷三敏伝」や
「コミックパーク」HPでの北見けんいちのインタビューなどでそのことが触れられている
また、とりいかずよしも一時期アイデアに関わっていたらしい(「消えた漫画家」での自身のインタビューにて)
そして、五十嵐隆夫・現講談社常務取締役も忘れてはいけない存在
>>301 ならば、オイラも知ったか節をww
古谷三敏がフジオプロを辞めた理由は、表向きではフジオプロの経理が使い込みをおこし、金銭面でトラブルが起きたからだという話になってるが、実際は、「まんがNO1」刊行時、実質的な編集長を長谷邦夫にやらせたことに起因してるらしい。
元々、古谷は長谷の人格を快く思っていなかったようで、当時人気絶頂だった古谷や芳谷圭次を殆ど使わず、長谷のイメージに雑誌作りを全て委ねた赤塚に、強い不信感を抱いたらしい。
当時、古谷は「先生は普段長谷のこと悪く言ってるけど、本当は俺たちなんかよりも長谷の方を信頼してるんだろうね」とよく仲間に愚痴をこぼしていたそうだ。
302 :
300:2007/06/15(金) 23:14:29 ID:???
あれ?、自分にアンカー付けてどうするwww
>>300氏に対してだ。
>>301 古谷のヒット作「ダメおやじ」の元ネタは長谷邦夫の存在そのものらしい
長谷が「およばれオジサン」として陰で呼ばれていたのをヒントに、
それを揶揄するつもりで作品を描こうとした古谷に対して
赤塚が「それだけじゃインパクトが弱い」としてバカボンのパパの真逆の設定のダメおやじを考案して
古谷に連載を起こさせたとのこと
「天才バカボン」と「ダメおやじ」が何故かセットで語られる事が多いのと
「ダメおやじ」が赤塚作品としばしば誤解されるのもこれが原因
古谷が「天才バカボン」に相当関わっていたのと同様に、赤塚もまた「ダメおやじ」に相当関わっていた
バカボンとダメおやじじゃ、その後の作品の影響度、コミックスの売り上げ、世間一般の知名度、全てにおいて比較の対象にならないと思うんだけどなぁ
まぁ、オレがバカボンの方が圧倒的に好きなんで、贔屓目で見てるのかもしれんが
ダメおやじって相当ヒットしてた記憶あるけどなあ・・・
久々の長谷ネタ、待ってたぜって感じwww
俺は赤塚先生作「トキワ荘物語」(だったっけ)に出てくる
「ボクも手伝うよ」しかセリフのない長谷がツボです
そういえば「まんが道」にも、本当にたった1回だけ出てたよねー
もっといろいろ教えてください
「まんが道」か「愛しり」のどちらかで、満賀たちが野球をしてテラさんが活躍する話があり、
その時のチームメンバー表に長谷先生の名前があったようななかったような
くる日もくる日もだまされる
ニャロメ キショーメ コンニャロメ
おれをニャメルとゲバゲバニャ
猫のたたりはこわいんニャ
>>306 『ギャグゲリラ』のタイトル欄にまだヘンテコ写真が使われてた時、「ヘタの横好き」のタイトルで、長谷がバットを持って空振りしてるスナップがフィーチャーされてたけど、あれには笑ったなぁwwww
長谷のバヤイ、ヘタのよこずきは漫画に関してもそうだしw
>>297 ダヨーンもテツカブも同じ人がモデルだよ
つのだじろうの弟さんね
ガラスに口をあてプハァーって息を吐くとダヨーンみたいな顔になるっつー隠し芸を持ってて、ダヨーンもテツカブもそこからインスパイヤされたんだと
バイブレータはお肌に直接
「オバケのQ太郎」にも長谷出てくるよ
俺が見た時は押し売りの役だった
そういえばこの人、スタジオゼロ雑誌部のチーフアシスタントをやってたんだっけ
スレ違いでスマソ
>>312 オバQに出てきた長谷邦夫は石森章太郎が描いたやつだな。
旧作のオバQって脇キャラとか石森の絵がいっぱいあるから、俺的にはどうも受け付けないんだよね。
現在オバQは石森があんなヘタクソな脇キャラを描いたから、石森プロが著作権を主張して、それがトラブルで復刻出来ないなんて話もあるが、実際のところどうなんだろう?
またその話題か…
>>311 『くそババア!』ほど、下品で、えげつなくて、最高に笑える赤塚ギャグはないよね。
なんてったって、八十ばあさんは、明治のスケ番第一号だってんだから恐れ入るぜ。
>>315 『くそババア!』は『おそ松』以降の赤塚が唯一
アイデアから下書きまでの一切を一人でやった作品だというからね。
(長谷や古谷などの手を一切借りなかったらしい)
くそババアは若い女を昇天させるベッドテクを持ってるからな
早朝ソープにいたら是非お手合せ願いたいものだw
くそばばあといえば、四十六がズベ公に三万出すって言うシーンが生々しくて可笑しかったww
やっぱ折れも赤塚の中ではこれがベストワークかな
>>313 >石森プロが著作権を主張して、それがトラブルで復刻出来ないなんて話もあるが、
>実際のところどうなんだろう?
安藤健二著「封印作品の謎2」によると、
念のために、石ノ森作品の著作権を管理する石森プロにも聞いてみたが、
「『オバQ』は藤子不二雄先生の作品。石森プロが著作権を主張したこ
とはない」とのことだった。
とある。
上記の本によると、スタジオゼロも著作権は主張していないので、遺族か
藤子プロが出し渋っているように思える。
320 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/18(月) 19:30:33 ID:eTtzEYHm
やっぱり藤子プロがネックになってるのかねぇ?
折角おそ松くんも完全版が出たんだから、おばQもそろそろ完全版で出して欲しいよ。
>>315 えげつなさで言えば、スペシャル小僧のナシモトくんも引けをとらないよ。
赤塚ギャグの拒否症にだけはならないように気をつけませう!
いきなり新連載の扉で、ちんぽむき出しのナシモトくんが「女性読者のみなさ〜ん、オレをオナペットにしてくだされ〜」だもんなw
おまけに一回目に登場するのが朝から十三回オナニーしているナガシマくんだしなw
あんな過激で下品なマンガは今絶対復刻出来ないだろうな
連敗してる巨人軍の監督とコーチに横山やすしとか戸塚宏を迎えたら、急に連勝するようになった…
あのネタはすげえうけたwww
>>320 オバQの著作権を持つのは藤子F。従って、藤子Fプロ=遺族の意向と見て差し支えない。
藤子A側は藤子Fに任せてあると言っている。
そんなオバQを読めるのが赤塚不二夫大全集というのも皮肉だ。
(「オハゲのKK太郎」「ギャハハ三銃士」いずれも『おそ松くん』に収録)
赤塚大全集の写真に何故か藤子ご両人が結構写っている。藤子Fとのツーショットや
藤子Aとのツーショット、藤子両人が赤塚を囲んで「シェー」をやる写真など…
>>324 『オハゲのKK太郎』や『ギャハハ三銃士』が赤塚大全集でやっと読めるというのも変な話だが、『新オバケのQ太郎』はF名義で出版出来るというのも、何か納得出来ないですよ。
だって、『新オバQ』も無印同様、Aの筆が入ってるし、その辺りの判断基準がイマイチわからない。
すいません。質問なんですが最新の竹書房文庫で
「チビ太の金庫破り」が収録されてるのは何巻なのでしょうか?
>>326 オリジナルの少年サンデー版は11巻に、リバイバルの少年キング版は22巻にそれぞれ収録されています。
個人的にはキング版がお薦めです。
まぁ、チビ太の金庫破りに関してだけですけど。
曙のおそ松くん全集の31巻で、唯一まともな話がこの「リバイバル チビ太の金庫破り」 あと「ギャグほど素敵な商売はない」も自伝漫画として面白かった
>>328 おそ松くんの最終回ってあのジャックと豆の木の話なの?
だとしたら見事に着地失敗じゃんか・・・・・
330 :
326:2007/06/19(火) 19:34:20 ID:???
ありがとうございます。どっちを買うか悩みますが、ひとまず11巻から買うことにします。
青年誌ではニャロメが普通にニャンゲンのオンニャとセックスしてるんだよな。
>>331 リイドコミックのやつだっけ?
曙文庫の名人に全話収録されてるよね
表題作の名人はつまんなかったけど、ニャロメは良かったな
初めて狂犬トロッキーを読んだ。
自分が生まれるずっと前の漫画みたいだが、半端じゃなく面白かった。
久しぶりに続きが気になる漫画に出会えた。
>>333 『トロッキー』はあれで終わりだよ
なんか尻切れトンボでおわっちゃったけど
原作は滝沢解で、知ったかしちゃうとこの作品以外に『鬼警部』と『幕末珍犬組』なんかも赤塚に原作提供してる
トロッキーで三島由紀夫の割腹自決のパロディーがあったね。
飼い犬は今こそその鎖を断ち切るべきだ、なんて言って自衛隊の総監室のバルコニーで演説するシーン。
総監のその手のひとなら去年も来たよって台詞に思わずほくそ笑んだwww
>>334 死神デースの原案も滝沢解じゃなかった?。曙の全集の袖文にそう書いてあったような希ガス。。。
337 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/20(水) 23:27:10 ID:ldnTjM0u
「くそババァ!」も一部は滝沢の原作付きだったような…?
>>338 今、蔵書の曙出版の「赤塚不二夫全集」29巻と「クソババア」の単行本のソデ文を確認したら、確かに両作とも滝沢氏原案によるものだそうだ。
でも、何故か表紙や背表紙に滝沢氏のクレジットがない。
赤塚漫画の原作書いた人ほかにどんなのがいる?
牛次郎とか
筒井康隆、遠藤周作、井上ひさし、山中恒、谷川俊太郎の作品もコミカライズしてるね。
個人的には遠藤周作の『おばかさん』が良かったな
えんどコイチの死神くんは顔がチビ太のパクリで、ネタは死神デースのパクリだもんな。
他にもゴリラーマンでストーリーをそのままバカボンから拝借したものもあったな。
結構後進にシャぶられてるな、不二夫チャン。
ちょっと疑問なんだけど、「狂犬トロッキー」も「死神デース」も、「バカボン」が少年サンデーに移籍したあと、別冊少年マガジンやぼくらマガジンに連載されてたんだよね?
昔、なんかの本で「バカボン」がサンデーに移籍したあと、講談社系の雑誌では一切赤塚作品を掲載しないことにしたって内田勝が言ってたけど、この二本の連載が始まったのは1970年から71年
つまり、「バカボン」が再びマガジンにカムバックする以前なんだよね
そうなると内田勝の証言に辻褄が合わなくなってくるんだけど、実際のところはどうなのか、誰かエロいひとおせーてくらさい
>>344 内田氏は有能なエディターだったけど、毀誉褒貶が激しいし、講談社内部ではあまり評判の良い人物だったとは言い難いらしい。
だから、あまり彼の発言を信用する必要はないのでは。
「マガジン」復帰後の『バカボン』は最早脱け殻とか、谷岡ヤスジの方が赤塚よりも漫画家として上だとか、「サンデー」への移籍騒動があったからか、元々赤塚のことを快く思ってなかった節もあるからね。
クソ虫マネージャーのモデルが牛次郎とはしらなんだ。
プライベートで本当にクソ虫と呼ばれてるとはw
>>344 内田氏の発言の他に、長谷邦夫がよく自著や自分のHP・ブログなどに
「『バカボン』移籍後、フジオプロは講談社から締め出された」と書いているが
よくよく調べると「?」だったりするのだけど
>>344氏の言う通り、『狂犬トロツキー』、『死神デース』や『鬼警部』が
別冊少年マガジンや週刊ぼくらマガジンに連載されていたし、
フジオプロ作品でもとりいかずよしの『極道先生』が別冊少年マガジンに、
古谷三敏の『びりっかすヒナちゃん』が週刊少女フレンドにそれぞれ連載されていた。
(また、長谷はよく「古谷がなかよしの連載を切られた」と言うが、このときなかよしは
望月あきらや巴里夫、水野英子などほとんどの人気連載を切っていた。
いわば誌面刷新を図っていたと見るのが自然なのかも)
フジオプロも含めて、赤塚は決して講談社から締め出されてはいなかったと見るが、どうよ?
講談社から締め出されたって話の方が面白いから
350 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/23(土) 17:58:28 ID:ykIfO7FJ
長谷も不二夫プロから締めださられたがのう
赤塚先生は何を言われようが、書かれようが一切気にしない人だから、マスコミも相当無礼なこと書いてきたんだよね
美人局とかアル中とか色々さ
赤塚先生は何を言われようが、書かれようが一切気にしない人だから、マスコミも相当無礼なこと書いてきたんだよね
美人局とかアル中とか色々さ
すまん過って連投しちまった…(大汗)
>>347 売れっ子漫画家がマネジャーをクソムシって叩くシーンがあるけど、あれも実際、赤塚が飲み屋で牛次郎にやってたそうだねw
赤塚先生の場合、顔の悪い人とか頭の悪い人を徹底的に攻撃する癖があるみたいだね。
とりいかずよしにも、「汚い顔してるねぇ、蝿が集らないかい?」って聞いたみたいだし、水島新司にも、初対面の時、「乞食が背広着て歩くのは犯罪だな」なんて面と向かって言ったらしい。
同業者でもない糸井重里にも、「文化面したゾウリムシ」なんて言ったし…。
水島牛次郎
>>356 実は糸井や水島とは仲が良いんだよ
糸井を批判するのは大好きな樋口可奈子を取られたからじゃねえのwww
漫画の中で「樋口可奈子とあやしい生活しやがって」とか描いてたからね
水島牛次郎を嫌って家の家具とか衣類とかが抵抗するギャグは最高に笑った
赤塚はやっぱりギャグの天才
ふられてうれしいワッハッハ
武居記者との往復書簡も最高! バーロー こんな牛の糞やドブの水なんか食えるか! ビールだせ! ビール
>>356 テラワロスwwwww
こじきが背広着てるって表現がすごい
すいません、質問でーす。
恐らく80年代の初め頃だと思いますが、「日刊マンガ」という雑誌が創刊されてまして、その雑誌に赤塚先生が『さすらいのコピーボーイ』なる漫画を描いてました。
ただ、ネットなどで調べても、全く出てこないので、詳細がわかりません。
詳しい方がいらっしゃいましたら、どんな作品だったのか教えて頂けると嬉しいです。
バカ田大学 → 早稲田
テイノウ義塾 → 慶応
頭狂大学 → 東大
バーカード大 → ハーバード
アッホー大の元ネタは何?
下落合大学は?
バカボンの連載が終わった後、下落合焼き鳥ムービーにも出てきたけど
>>363 何かクソタケイ虫とオッチャンが一緒になったようなキャラだよね。
前にまんだらけのショーケースに創刊号だけ置いてあったな。
三千いくらもしたんでさすがに買わなかったけど。。。
実際のライオンズクラブって、本当に名前の下にライオンを敬称の代わりに付けるんだって。
鈴木ライオンとか田中ライオンとか
ということは、『バカボン』に出てきた山田ライオンと田山ライオンは正解だったわけだ!
読者を驚かす病気にかかってる女 赤塚不二夫w
赤塚不二夫公式HPに昏睡状態に陥る前の赤塚の日記がアップされているが、
(ブログ形式ではなく、多分文章はフジオプロのスタッフかその社長だった眞知子夫人が書いたもの)
酒の席になると必ず写っているのが故・あだち勉(あだち充の実兄)と
なぜかちばてつや。
あだちは「赤塚の直弟子」を自認していたので判らなくもないが
結構ちばも赤塚とは昵懇だったのか。
この他、この日記には北見けんいち、古谷三敏、高井研一郎といったかつてのフジオプロメンバーに
鈴木伸一や藤子不二雄Aも写っていた。
赤塚は藤子Aのことをアビちゃんと呼び、「オレに『体に気をつけろ』と諭しながら自分は飲んでいる」
といったようなことを書いていた。
ちなみに、ちば・高井・北見・古谷・藤子Aにつのだじろうを加えた連中は
ゴルフ仲間「イージー会」のメンバーでもある。
>>369氏が挙げた漫画家達は赤塚氏とは非常に親しい間柄だが、唯一敬遠の中なのは、つのだじろう。
つのだ氏は赤塚氏とは真逆で、漫画家なのに、編集者とは一切付き合わない、飲み屋でみんなが盛り上がっていても、一人だけ憮然としてたりと、とにかく気難しいキャラだそうだ。
つーか、つのだは漫画業界から嫌われてるし
弟のひろや隆は誰からも好かれるのになぁ。
何で同じ兄弟でこうも違うのかね?。
赤塚には友達が沢山いるけど、つのだにはワシだけなんだよw。
松本零士にも「男ドブス」って言ってたよね。
374 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/26(火) 23:54:34 ID:igxcJfjB
赤塚先生の中でのドブスビッグ3が水島新司、松本零士、長谷邦夫の三人だ
>>374 牛次郎は?
あ、ありゃ男「ドドブス」だったっけ
因みに赤塚が漫画界でバカだと思ってる人は
つのだじろう、宮谷一彦、高信太郎の三人らしい
377 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/27(水) 10:56:30 ID:PSRpspVg
昔、「おそ松くん」がボンボンに連載されていた時、あぶニャンっていうネコのロボットが新キャラとして登場したが、アニメの方にはとうとう出ずに終わってしまった。
>>378 それってデカパン博士が作ったロボットでキレると爆弾投げてくる奴だよね?
確か二回ぐらいしか登場してないんじゃなかったか?
コミックボンボンといえば、バカボンやおそ松の旧作も新作と一緒に載ってたけど
旧作のが圧倒的に面白いのはどういうことだと子供ながらに思ったYO
そりゃ旧作の方が全盛期だし、赤塚の頭の冴えも違う
当時は高井研一郎、古谷三敏といった精鋭を備えていたし
赤塚自身、アル中でも何でもなかった
まぁ、そうでなくとも往年のギャグ漫画家がギャグの新作を発表すると
「旧作の方が良かった」と思うもの
藤子Aの「フータくんNOW!」を見て、かなり物足りなさを感じたっけ
(それでも十分面白かったけど)
>>379 レッツラゴンを再連載すれば結構受けたんじゃないの?
あのドライな感覚は80年代後半にはぴったりくる。
>>380 フータくんNOW
連載当時リアルタイムで読んでなくて、藤子不二雄ランドで初単行本化された時は嬉しかったな
読んでガッカリだったけどw
それでもリメークの赤塚ギャグよりかはマシだったよ
今号の熱血コロコロ伝説だけどチビドンの再録なかったな。次々号の花の菊千代に期待!
>>382 サンコミで昔読んだよ。
面白かったなぁ。
そういや赤塚マンガはあまりサンコミでは出なかったよね。
チビ太くんとおそ松くんの自選傑作集ぐらい?
あとワイド判のギャグゲリラか。
古谷三敏はフジオプロに入る前ギャグ漫画を敬遠してて、赤塚不二夫のことも内心バカにしてたって本当なの?
昔自伝漫画か何かに書いてあったような気が。。。
>>382 >>384 スレ違いになってしまうけど、あの作品は藤子Aのナンセンスギャグでは秀逸
多分に赤塚の事を意識して取り組んだ作品なのだろうとも思う
昭和40年代初頭という牧歌的な時代背景にして結構シュールできついギャグの応酬
ある意味赤塚ですら抑えていた一線を藤子Aはためらいもなくブッ壊していたとも思う
それを赤塚は「天才バカボン」で前進させ、更に「レッツラゴン」「ギャグゲリラ」で
完膚無きまでに突き進むのだけれども…
>>385 本当
赤塚の作品「古谷三敏伝」によれば、「おそ松」「オバQ」が何で受けるのか分からない
絵も汚く下品な作品群だと切り捨てていた
まぁ、そんな古谷をギャグの世界に引っ張り込んだのはオレだというオチになっているのだけれども
ソフトガレージの「なのだ!?天才バカボン」を買ったんですが、
巻末に「なのだ!?シリーズに、おそ松くんとア太郎が登場!」って書いてたんですが、
これって実際刊行されたのでしょうか?
色々調べてもヒットしないので、おそらく立ち消えたんではないかと思うのですが…
讃えよちゃわんむし
>>387 当時、完全版の文庫も版を重ねていたので、売り上げも芳しくなかったんじゃないかな。
それで、その他のなのだシリーズも刊行中止になったのだと思われ
おそ松くんって少年ジャンプにも掲載されたことがあるんだってね。
知らなかったYO
「少年ジャンプ」は月刊誌「少年ブック」を出していた集英社が1968年に創刊した雑誌。
少年ブック編集者の角南功はジャンプ編集部に移り、学生時代から出入りしていたフジオプロに乗り込み
何とか連載をと赤塚にしつこく要請する。多忙で困った赤塚はなんとか読み切りを数話描いて逃れようとするが
(
>>390氏のいう「ジャンプ版おそ松」は恐らくこの中の一つ)
しびれを切らした角南は事もあろうに自作の漫画原作を持ち込み、「これでイイから描いてくれ」と懇願
これに折れた赤塚は「おれはゲバ鉄!」として隔週掲載を条件に渋々連載した。
結局この「ゲバ鉄」は長く続かず、代役としてフジオプロを挙げてとりいかずよしを推挙し
「トイレット博士」をレギュラー掲載することになった。のちに角南はこの作品に登場する事になる。
赤塚番記者では元小学館の武居、講談社の五十嵐(現常務)、元少年画報社の小林(秋田書店に移籍)
文藝春秋社の松井などが有名だが、集英社の角南もなかなか曲者だったという。
バカ田大学の○○研究会という発想は、昭和43年当時、早稲田大学の学生だったスナミちゃんが、フジオプロに訪れ、「ボクは早稲田大学の喫茶店研究会のものです」といきなり挨拶したのが、元になってるそうだね。
赤塚先生の中で、この喫茶店研究会という単語がかなりヒットしたみたいだ。
>>386 いつも詳しい解説ありがとうございますm(__)m
確かにおそ松やオバQみたいなマンガが何で人気があるのかわからないと仲間に話すシーンがあったと思います。
あの当時師匠が弟子の、弟子が師匠の漫画家になるまでの半生を伝記マンガにするという企画がよくありましたよね。
他にも水木しげると池上遼一とかあったような記憶があります。
>>391 ええっー!!
「おれはゲバ鉄」はスナミちゃんが原作だったんですか!?
し・知らなかった。。。
そういや、新人編集者が考えただけあって原作が消化不良しているようにも見えますよね?
最終回ではいきなり十年後に飛んで、鉄が社長になってるし。。。
「赤塚ギャグ招待席」には『チビ太くん』の新作や『はくち小五郎』の一番最初の作品なんかも掲載されてたな。
まだジャンプがメジャーになる全然前の遠い昔話…。
>>391 >>392 昭和56年にNHKで放映されたわが「青春のトキワ荘」に角南記者が出てくるよ。
森安なおやが「ジャンプ」編集部に十年以上温めてきた原稿(戦記物)を持ち込みした時に対面する編集者がこの角南氏だった。
角南氏は森安なおやの作品を誉めるものの、結局は雑誌のカラーに合わない理由から採用を断ってしまう。
あの番組を見ると、今だに切なくなってくるよ。
そりゃ合わんだろうw
昭和56年なら、スナミ先生はヤンジャン編集部に移っていたが
399 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/30(土) 21:42:29 ID:k8xKuJ1/
放映は56年だけど、その一年半前から撮影に入ってたみたいだからね
キャバとスナミの競演だったのか…
オンエア当時見ていたが、
「単に落ちぶれたオッサン作家が一編集者を訪ねる」としか映らなかったよ
かつて川内康範氏が赤塚の家を尋ねたときのこと
川内氏は当時私生活で禁酒を貫いていたが、赤塚はニコニコしながら
全く悪びれる素振りもなく水割りを作って「ハイ」と川内氏に差し出した
川内氏はただただ水割りを飲むしかなかったという
>>399 ヤンジャンは79年夏創刊で、角南氏は創刊の準備から関わっていた。
古巣の投稿者の相手してる暇なんてあったんだろうか?
>>396 まさに現代漫画家立身伝の光と影とも言うべき内容だったね
何本もの大ヒット作を産み、当時漫画界の巨匠にまでなった赤塚、石森、藤子と日雇い労働で職安通いの森安に時代に置き去りにされ自宅に引きこもり酒びたりの寺田
明と暗のコントラストが非常に際立ってとても見応えがあった
何より本物のトキワ荘の玄関からの動画が見られるのはこの番組だけじゃないか
>>403 じゃあ、あの北大路欣也に似たあの編集さんは誰だ?
その場面は再現VTRみたいなものだったのかな?
>>406 いや、リアルで見たが完全なドキュメントだった
ただ、この話題完全にスレ違いじゃない?
二十年前、禍牛社から出たザ・石ノ森章太郎という本に、ザ・赤塚不二夫という本が近日刊行と書いてあるんだけど、古本屋やネットで探しても全く出てこない。
やっぱり刊行中止になったのかな?。
もし出てたら、すげぇみたいんだけどね。
>>408 その告知が出て一年後ぐらいに版元に電話で聞いたら
石森本の売れ行きが良くなかったから出版は見送りになったとのことだった
ホント石森のは売れないんだよね
少年漫画で初めてお○んこという4文字を使ったのはやっぱり赤塚先生なの?
くそババアやギャグゲリラでは頻繁に言ってたよね、オ○ンコーってw
赤塚不二夫1000ページってあんまりいいネタ入ってないよなぁ。。。。。
他にもっと面白い赤塚漫画なんていくらでもあるのにさぁ。
セレクトが和田誠って話だけど、センスなさ過ぎw
猫舌男か馬男か 淫臭放つ 三十連SMは笑えるだろう
去年小学館から出た赤塚の傑作選のカバーイラストをみてたら、赤塚不二夫1000Pを無性に読みたくなったよ
和田誠による赤塚キャラ絵が最高にいいよ
以前、「青い目のユキ」という少女漫画を読んだ。
赤塚が本格的に取り組んだSF物だとか、一人で下書き〜ネーム〜ペン入れまで取り組んだとか、
とにかく曰く付きの作品。
内容は…結構良作だ。キャラも可愛いし、物語としての完成度も高い。
普通に素直に良い作品だと思う。赤塚が「苦手だ」と取り組んだ一連の少女物の一作だが、
結構クオリティが高い。
で、そのあと「レッツラゴン」を続けて読んだ…
「レッツラゴン」だって高いクオリティだお
特に72〜73年当時のギャグのぶっ飛び方は異常
「バカボン」や「ギャグゲリラ」もね
>>415 確かに『白いかっぽうぎ』とか『九平とねえちゃん』とか初期の少女漫画にも侮れない作品が多いね。
『荒野に夕日がしずむ時』なんかもプロットから画力まで当時の貸本漫画レベルをはるかに越えてるし。
>>417 当時、もし「九平とねえちゃん」が日活あたりで映画化されたら、「キューポラのある街」や「愛と死をみつめて」と双璧を為すほどの名作として後世に語り継がれていたであろうに
九平ねえちゃんもそうだけど、初期の赤塚漫画に漂う下町情緒が何とも言えずいい雰囲気なんだよね。
『白いかっぽうぎ』は赤塚自身が上手く描き切れなかったとして
「失敗作」の一つに挙げているらしいがどんなもんだろうか?
たしかにデビューして間もない、不遇時代の作品だから良い思い出がなかったのかも
『九平とねえちゃん』は既に『おそ松くん』で人気ギャグ作家になっていた赤塚が取り組んだ作品で
少女物専門当時技術面やあらゆる限界にぶち当たり描き切れなかった面を描き切ってやろうと
丁寧に取り組んだ物と思われる。
赤塚の少女物では五指に入る傑作であることには間違いない。
昭和50年代に入ってから描いた『わんぱく天使』は、初期の少女漫画のテイストを現在に甦らせた意欲作かと思いきや、毒気の強い『バカボン』、『レッツラゴン』以降の赤塚ギャグとなんら変わらかった。
単行本を買う前は、どんな内容か凄く楽しみだったんだけどね。
あの完成された赤塚タッチでお涙頂戴の感涙路線を描いたなら、それこそヒットはしないにしても、その後ファンの間で隠れた名作と呼ばれるような作品になったと思うだけに、あのブラック路線は非常に残念だ。
>>420 この間、まんだらけで復刻版の『嵐をこえて』と『嵐の波止場』のセットを買って読んだ。
デビュー作の『嵐をこえて』の方は画、ストーリー構成共に拙い印象は否めないけど、『嵐の波止場』は今でも観賞に耐え得るほど完成度は高い。
梅図かずおのように初期の赤塚少女漫画も、当時の装丁での復刻をもっと出して欲しいね。
『お母さんの歌』とか『湖上の閃光』とか
まんだらけといえば最近の赤塚本の暴落 あれはないだろ
かつて三万五千以上もしたコングおやじが普通に八千円ぐらいで売ってるしな
425 :
415:2007/07/04(水) 22:00:24 ID:???
「青い目のユキ」、読んだ後にすがすがしい気持ちになった
>>420の「九平とねえちゃん」と同じ本にまとめられていた
この他、「ミミとイコちゃん」を別の本だったけど併せて読んだ
いや、なかなか当時の赤塚漫画は良い作品が多い
(いずれも曙出版刊・赤塚不二夫全集)
で、その後読んだのが「レッツラゴン」の5・6巻(曙出版刊)
まさに全盛期の作品が収録されていて
「母恋草」などは傑作!亡き母を想うゴン、亡き妻を偲ぶおやじの結末が
武居記者の似顔絵を的にしたダーツゲームで「バカ武居死ね!」だもの
この落差!同一人物が描いたとは想えない双方の傑作を一度に堪能できて
この日はとても贅沢な気分でした
426 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/04(水) 22:35:02 ID:ZpJmzyH0
そもそも赤塚の作品にプレミアがついていたことが間違い。
はっきり言って赤塚の作品なんてすべて駄作。読む価値無いですよ。
赤塚不二夫全集なんかでも揃いで最高45万までいったけど、今だとせいぜい20〜30ぐらい
何だかんだ言ってオンデマンドの全集が出たことが一番大きいね
そういや俺もPCの超レア本おばかさんを15000円も出して買ったよ
この辺も今じゃ一万切ってるんだろうな
>>421 わんぱく天使は赤塚の隠れた名作のひとつでしょ
美人のねえちゃんを餌に弟が色んな男を手玉にとるという設定からして面白い
ただ最終回が…
価値が暴落とかいってますがねぇ、そもそもレア本をあほみたいな値段を払ってる人間が悪いんす・・・・・
コングおやじも赤塚不二夫全集も全部ブックオフで105円で買えますよ・・・・・
おばかさんに15000円も払ったあなたがおばかさんです・・・・・・
足を使えばそろいます・・・・・・・ハイ
ここの人は足を使うってことを覚えた方がいいと思います・・・・・・・・ペコリペコリ
そうそう、この前強欲な古本屋の店主からヒット「風のからっぺ」を奪取しましたねぇ・・・・・
あほな値段つけてる古本屋はつぶれて欲しいの・・・・・まあじっさい多くは潰れましたけど・・・・・
>>425 『レッツラゴン』の1巻から6巻までの面白さは半端じゃないね。
俺が赤塚不二夫を読んで今までで一番笑ったのがこの漫画の初期作品だもん。
>>428 うちにもわんぱく天使あるけどどんな最終回だったか覚えてないなあ
最後にほんものの天使が現われる話だっけ?
>>431 キヨシが友達になってあげた身なりの汚い女の子の正体が実は天使だったって落ち
これも赤塚漫画特有の取って付けたような唐突な最終回だったよw
赤塚の少女物はもっと評価されてもいいと思うんだ
「キビママちゃん」が最高に良かったな。
「メリーポピンズ」に着想を得たそうだが、本家よりもこちらの方が人間の絆や優しさがもっと深く描かれていたように思う。
>>433 禿同
秋本治が編纂した赤塚のベスト版が初期の少女漫画を中心としたセレクトで、世間一般の言うところの所謂「赤塚ギャグ」が全くといっていいほど入っていないのがとても新鮮だった。
このアンソロジーを切っ掛けに赤塚少女漫画の再評価を期待したいところだが、現時点ではそういう話も聞かないね。
へんな子ちゃんやヒッピーちゃんみたいな強烈な女の子が活躍する少女漫画もなかなか面白いがなぁ
僕は「ミータンとおはよう」が大好きなんだけど、あれも少女まんがの部類に入るのかな?
ひみつのアッコちゃんはどうだろう。今は全部読めないのかな
アッコちゃんなら、小学館のぴっかぴかコミックスやオンデマンド出版の全集なんかで、今でも揃えられるよ。
「へんな子ちゃん」「キビママちゃん」「ヒッピーちゃん」「ミータンとおはよう」
そして「わんぱく天使」
いずれも少女漫画雑誌に載ってたという事で、少女漫画の範疇に入れても良いのでは?
(「へんな子ちゃん」「キビママちゃん」「ミータンとおはよう」=りぼん、「ヒッピーちゃん」=少女フレンド
「わんぱく天使」=プリンセス)
なお、「へんな子ちゃん」はよこたとくおの代筆版や、後年になって女性週刊誌に赤塚自身がリメイクした「90年代版」がある
「90年代版」は時代背景や掲載誌などの関係でヤリマンのイケイケ姉ちゃんが出てきたりする
>>438 「ひみつのアッコちゃん」は赤塚作品では珍しく全話収録だと聞いた事がある
「レッツラゴン」ですら全話収録はないらしいのに
>>440 詳しい解説乙です
よこたとくお版『へんな子ちゃん』なんてあるんですか?
よこた版も長谷版『バカボン』同様の赤塚ギャグ劣化版なんでしょうか?
週刊女性の『新へんな子ちゃん』は可もなく不可もなくといった感じですね
そういえば食玩でへんな子ちゃんもフィギュア化されたんですよね
ミータンとおはようってアニメ化の企画があったんだってね。あとぶっかれダンなんかも。アニメにしてもヒットなんかしたのかねぇ?
藤子でいえば、「フータくん」や「チンタラ神ちゃん」なんかもアニメ化の企画があったというし、当時の人気漫画家の作品ならとりあえずどんなマイナーなものでも、目を付けていたんじゃないかな。
それにしても、「ミータンとおはよう」と「ぶっかれダン」とは驚いた。
「フータくん」ならまだアニメにしてもそれなりに人気はあったと思うが、「ミータン」だと話題にすらならないんじゃないの。
どうせなら、「レッツラゴン」をアニメにしてくれればよかったのにな
>>441 1968〜69年頃に「りぼん」大増刊、「りぼんコミック」(りぼんの僚誌)で
実際によこたとくおが赤塚不二夫の名前で発表していた物と、
よこたとくおの名前で発表していた物の二通りがある様子
アニメやドラマのほうが名作なんて展開もあったかもね。
キャスターのドラマ化とかw
いやいやw
「ぶっかれダン」は人気アイドルとか使えばヒットしそうだけど、
高校生くらいの設定じゃないと無理かな。
ゲスペタ先生は誰がいいだろ。80年代なら吉幾三か!?
俺は「くそババァ」の実写化希望!!
誰かキャスティング考えて。
>>447 山本八十… 志村けん
山本四十六… 上島竜兵
>>446 胎児ピザとかゾンビ先生とか絶対映像化出来ないだろww
>>448 志村はともかく竜ちゃんの四十六ははまり役かも
キャスターは回収騒動を起こした問題作だから全集にも収録されなかったって話を聞いたことがあるんだけど、そうなの?
>>452 佐川くん事件をモチーフにしたギャグがコードに引っ掛かったみたいだね。
確か第二話だったと思う。
そのせいで、第三号は赤塚先生以外の漫画全部が第二号の再録になったんだから。
オリジナル版おそ松くんの500円DVDは13巻でもう終わりなのか?
終わりだったらふざけんなだよな。後半はおもしろい話がてんこもりなのに
455 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/10(火) 20:05:35 ID:bed5upYz
週刊誌のトップ屋の取材現場をそのままブラウン管に登場させたらという発想から生まれたのが「キャスター」
500円のはチビ太の金庫破りは入ってないんだよね。本屋で探しちゃったぞい
>>456 うん、入ってない。
放映最後の方の作品だからね。
チビ太の金庫やぶりは演出面の素晴らしさもあってカラー版のがピンとくるけど、モノクロ版も当時の水準を考えると悪くないよね。
原作者としては、白黒アニメのおそ松を否定していた赤塚先生だけど、このチビ太の金庫破りだけは特別みたいだね
友人のラーメン大好き小池さんが演出してくれた最高峰で、当時デパートとかのサイン会なんかのイベントでは必ずこれを上映してたらしい
『ニャロメのおもしろ数学教室』も鈴木伸一の演出だった。
これもいいアニメだった。
ソフト化して欲しいけど、需要はないだろうな。
初心者で恐縮だが、文庫の最終巻の初出一覧を見るまで天才バカボンが九年も連載してたなんて知らなかった。
九年も出てたら単行本ももっと巻数を重ねててもおかしくないのに
「バカボン」で今でも印象に残ってるのは、パパがテレビのドリフターズを見て、「たまには君達も作戦を変えなさい。そうすればワシも笑ったり、驚いたりするのだ」って言うシーン
中学生ぐらいになってドリフもマンネリだなと思ってた時だったから、この一言にとても唸らされられたんだよねw
バカボンはサンデー移籍前の初期作品に限る!
ハジメちゃんが産まれるか産まれないかの頃のほのぼの路線なんか赤塚の良さが一番出ていると思う
六十八年ぐらいまでは赤塚ギャグにもまだ牧歌的なムードが漂っていたけど、
作風がアナーキーに、そしてシュールになっていくのはもーれつア太郎にニャロメが登場するようになった六十九年に入ってから。
>>464 確かに、ニャロメの登場は赤塚の作風にとって大きなターニングポイントになっていると思うよ。
実際、ニャロメが登場する前の『ア太郎』なんか、あの当時でも食い足りない感じもしたし・・・。
そういや、バカボンのパパが人を殺し始めるのもニャロメが活躍するようになってからだったな。
68年頃はハレンチ学園とか怪物くんの方がア太郎よりも刺激があったし、友達と「ア太郎がなかなかおもしろくならない」なんて話をしていた記憶があるなあ
そのア太郎も一年後にニャロメが出てきて一気にメジャータイトルになるんだけどさ
ア太郎といえば、マイナーキャラだけど福笑い病院の先生が大好きだったな
「わしは顔もまずいが冗談もまずい」
振られる度にこぼす愚痴が笑えた
>>467 ブスな彼女に嫌われた福笑い先生が頭がおかしくなってア太郎やデコッ八、ココロのボスの顔をシッチャカメッチャカに整形するのが面白かった。
ア太郎は整形ネタとか人体改造ネタとかなぜか多いよね。
そういえば赤塚作品には人体改造や整形ネタが多いな。
元大工が整形外科に転職する話とか、人間と動物のハイブリッドを造る研究所とか発想が凄い!
>>460 アイデアの合議制から産まれたとはいえ、あれだけの密度の濃いギャグを九年も描き続けたのは、もはや奇蹟といっても良いぐらいだ。
白鰻犬って原作にも出てくるの? アニメでみたことないんだけど
>>471 パチンコだけのキャラクターだよ。
少し前の赤塚の食玩で、シークレットにこいつが入ってたが。。。
開運ウナギイヌのシークレットはウナギのお母さんだったけどねw
昔、岸辺のアルバムの再放送を視ててウナギイヌの家を思い出したw
そういやウナギイヌが登場したばかりの時はやたらまんがNO1の宣伝ばかりしてたな。
「ぼくのことも週刊読売にバッチリ出てますよ」
今度地元の図書館で該当する号を探してみるか
ウナギイヌは昭和48年当時、一作目のテレビ放映が終了したにも関わらず、ソフビやTシャツ、バッチとかが単独で販売されていたぐらい、人気キャラクターだった、
>>476 ノラウマが人気キャラになれなかったのはおしっこカップヌードルとかうんこ爆弾とか、下品ねたが多かったからかな
ノラウマのうんこ爆弾は強烈なトラウマとして脳裏に焼き付いているw
でもカップヌードルにおしっこして三分間待っているのには笑ったwww
そういえば、ノラウマってアニメには全然出てこなかったな。
あとカメラ小僧も。
バカボンには出なかったけど、おそまつには出てたよ。
一話だけだけどね。
千葉繁が声をあててた
おまわりさんもうんこ爆弾で犯人を逮捕するんだよね。
バカボンの文庫の167ページの最後のコマなんか思いっきり吹いたw
この時代のバカボンは心地よいえげつなさがあっていい
482 :
481:2007/07/14(土) 23:56:57 ID:???
↑13巻ね
>>481 >>心地よいえげつなさ
禿しく同意
それが赤塚ギャグの専売特許
山上たつひこや小林よしのりも天才なんだけど、下品な部分に心地よさがない
湿った作風とドライな作風の違いも勿論あるが
>>483 湿った作風は、時が経てばノスタルジーの対象になるが、ドライな作風は流行のサイクルをも超越した普遍性があると、昔なんかの本で読んだ。
赤塚ギャグはまさにそれだね。
485 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/15(日) 19:31:04 ID:lJ/1VQEB
おそ松くんと同時期に連載されていた初期の作品もヒットこそしてないものでも、傑作が多いね。
おた助くん、まかせて長太、メチャクチャNO1、そんごくんetc
そんごくんのストーリーテーリングは現在のRPGにも通ずるよな
>>486 何気に赤塚漫画って時代を先取りしてるよね。
例えば、ゲームブックみたいな展開の漫画をバカボンで既に描いてたり。
確かに
そういや江口寿史や小林よしのりが言ってたけど、これぞとっておきとも言うべき強烈なギャグを思い付いたとしても、結局は過去に赤塚先生がやっていたことだったりする、なんて言ってたもんな
>>485 『メチャクチャNO1』はもっと評価されていい作品だと思うよ。
ボケ男が巨大化したり、変な宇宙人が地球侵略をしたりとナンセンス度の高さは他の赤塚まんがの中でも郡を抜いている。
弾力星からきた宇宙人かw
11:3≡B
レッツラゴンとか後期のバカボンとか身近な楽屋オチもすこく面白かった
楽屋ネタで面白いのって赤塚先生だけじゃねえの?
他の作家じゃギャグまで行かないもんな
楽屋ネタを漫画で最初にやったのが赤塚先生なんだよね。
出た当初はやはり衝撃的で、週刊朝日だったか、一般誌でも取り上げられたほどだった。
赤塚VS武居の構図は今見ても楽しい。
わかりました。サントリーという薬を買ってきます
「バカボン」や「ギャグゲリラ」なんかにもしょっちゅうあったのが、作家VS編集者ネタ
どれもかなり自虐的に描いてるんだよね
この作家VS編集者のフォーマットは最後に「大先生を読む」に辿り着く感じかな
遅れ馳せながら武居記者の「赤塚不二夫のことを書いたのだ」を読んだ。
武居記者の赤塚先生への強い愛情が伝わってくるし、その蜜月ぶりが過不足なく書かれていて、赤塚関連の本、戦後漫画史関連の書物としては名著のひとつだと思うが、
ラストの「赤塚不二夫、生涯執筆枚数八万枚。今後もう一枚も描かないとしてもだ」という締め括りは読んでいて非常に切なくなってきた。
大先生を読むはガチで面白かった。
晩年にもこんな漫画が描けるならもっと沢山仕事をすればよかったのに
>>497 チビドン 花の菊千代 ギャグ21世紀 週刊スペシャル小僧 ババッチ先生
マイナーだけど何気に傑作だよ〜ん
>>497 ババッチ先生w 懐かしい。当時うちでとってた新聞に連載されてて、毎週楽しみにしてたなあ
>>497 「大先生を読む」
武居本では赤塚は余り乗って描いてなかったようだと書かれているが
それにしては、傑作だ
「松尾馬蕉」は結構荒れてたけど
>>499 学力テストがある度に、オレにもアインシュタインがいればと思ってたよ。
ところで、ババッチ先生は最後ヒロインの先生とケコーンするんだっけ?
連投スマソ
>>487 多分、長谷邦夫のアイデアだったと思われ
同様に、「コミックボンボン」掲載時のバカボンに「SDガンダム」とのコラボがあったが
これも多分長谷アイデア
長谷の方が新しもの好き
>>498 「花の菊千代」もまた荒れていたなぁ
菊千代がライバル・ニャロメを蹴落として女の子をデートに誘い、
車に乗せるまでは良かったが、この娘車に乗ると豹変し
菊千代に人を轢かせては「キャー!もっと人を轢いて〜」と
エスカレートする
菊千代は戸惑うがどうする事も出来ない…て内容の話があったっけ
>>497 80年代が晩年とはちと寂しい
他の同世代の大御所連中は90年代も活躍してたし
もちろん作品の面白いつまらないは別として
今、日テレでブリキのニャロメ自動車が出てるぉ
かなりのプレミア価格に驚いた
龜だと思うがコミックボンボン休刊か。。。
赤塚先生ゆかりの雑誌がどんどん消えてくなぁ。
小子化も原因のひとつか
もし、現在赤塚先生がご健勝なら、水島新司先生の漫画家生活50周年のお祝いイラストも描いていたんだろうな。
「男ドブス水島新司 50周年おめでとうなのだ!」
なんて言ってるバカボンのパパと水島牛次郎のツーショットが目に浮かぶようだ。
>>503 本来ギャグ漫画家の作家生命は短いんだよ。
それでも30数年現役だったんだから凄い。
最盛期には今のギャグ漫画家の何倍もの仕事量をこなしているんだから。
>>507 確かに山上たつひこも鴨川つばめも江口寿史もみんな長くは活躍してないもんな
それを考えるとやっぱ赤塚不二夫はすごい
イヤミやチビ太が善良なキャラになった時の『おそ松くん』は、それこそ良質な児童文学に匹敵する名作だと思う。
物語作家としての赤塚の最も良い部分がそこに集約されているみたいだ。
マッド編集部に訪問したのが分岐点になったからね
>>501 いや、結婚はしてない。
最後は不良生徒を集めた島の分校で彼らを改心させるって話じゃなかったか?
>>505 ボンボンにも長いこと描いてたよね
バカボン おそ松 ア太郎と代表作をリメイクしたけどレッツラゴンも一緒に新作を描いてほすかった
まああんまし面白くはないだろうと思われるが
514 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/21(土) 11:49:21 ID:Gh27Q0hm
ちょうどボンボンのリメーク路線が始まるちょっと前、先生自身、読者の一歩か二歩先を歩けばよかったとゴンについて述懐してたからね。
オファーがあっても描かなかったんじゃないかな。
大日本プータロー一家ってあったよね?
あのマンガの主人公のガキを見た時今度はレッツラゴンが始まったのかと思ったよ
>>515 そういやプージョンてイヌまでベラマッチャに似てたなw
おまけにこのイヌが一番の稼ぎ頭なのも可笑しかったww
ベラマッチャほどど変態キャラも珍しい。あいつはかなりのドMだ!
>>517 いや、変態ナンバーワンはバカメでしょ
実際男性シンボルをグロテスクに擬人化したようなキャラだし、ホモにマゾという救いようのないキモキャラだ
言われてみれば、ニャロメやベラマッチャ、ウナギイヌやブタ松の子分とか赤塚の動物キャラはみんなかわいいのに、バカメだけはかわいくないんだよな。
ケムンパスやべしだって、グロテスクな中にも可愛げがあるのにね
ちゃわんむしは動物キャラかい?
>>520 お前が遅いからサジを投げたくなってくるよ
ちゃわんむしだけに虫科に属すると思われるが、動物ゴンにも登場するので、一応は動物と思われw
>>521 >サジを投げたくなってくるよ
上手く掛けてるね
ちゃわんむしは食べ物キャラでしょう
単なる食べ物と食器が掛け合いをする、夫婦関係になる
これがシュールなんだと思うけど
『おそ松くん』のユーモアが『天才バカボン』ではナンセンスになり、そのナンセンスが『レッツラゴン』ではシュールへと変貌した。
赤塚ギャグの変遷を知るにはこの3作品を読むのベスト。
他の作品は全ておまけだと思っていいかも。
>>522 「サジを投げたくなるよ」
これは実際に『レッツラ・ゴン』の作中で使われたちゃわむし夫妻の台詞のやり取りにあったものなんですよ。
他にも、「歯がないだけに話にならない」とか赤塚漫画に出てくるダジャレは結構高度だったりするんですよね。
何よ! 私は80年代のセックスがしたいのに、69なんて古い体位ばかりして!
漫画夜話で夏目が下書きだけの回を映し出して
「実際は丸だけ書いたアタリの筈です」と説明してたけど
昔から赤塚氏の仕事の内容は有名だったのかなぁ
赤塚が自分で絵を描かないことは武井本で確認したんだけど
本職には誰が描いてるかまでわかるんだね。
子供の頃はたまに出る劇画絵に赤塚氏は本気で描けば凄いんだなと
素直に感心してたもんだ。
実際に絵を入れていたのは「ア太郎」辺りまでは高井研一郎で、
「レッツラゴン」からはあだち勉らしい
「天才バカボンのおやじ」は古谷三敏
>>526 アタリだけ描いていた時代というのは、60年代後期から70年代後期の最も忙しかった時代に限ってのようだ。
自分が知る限りでは、80年代から漫画を描かなくなった91年ぐらいまでは、ペンまでは入れていないものの、キャラクターの下描きは自ら描いていた。
実際スタッフが少なくなっていった時期で、その時某専門学校の学生だった自分は、有名漫画家訪問の課外授業の際に、中落合のフジオプロビルに訪れ、三階のリビングで赤塚氏自ら下描きを描いているのをこの目で拝見した。
因みに、その時赤塚氏が描いていた下描きは、『天才バカボン』と『大先生を読む』だった。
>>527 だとすると、あだち勉ってかなり絵がうまいね。
個人的に赤塚絵でもっとも魅力的な時期が73年ぐらいだな。
>>528 はは〜ぁん
きみは東京アニメーター学院のOBだなw
赤塚先生の他にも松本零士先生のスタジオにも行ったんだろ?
羨ましい!
東京アニメーター学院て潰れたんだっけ?
>>531 あんだけ入学金だ授業料だと取っといてなんでつぶれたんだろう
533 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/25(水) 08:32:03 ID:1fnStvTF
赤塚のマンガは売れなかったのも割合に面白いのも多いね。
レッツラゴン 風のカラッぺ おじさんはパースーマン
アニメ化してない作品も傑作が多いね
>>535 リアルでお会いした赤塚氏は、既に人気絶頂期を越えた時代でありながらも、神々しいまでのオーラを放たれていましたよ。
気さくで優しく、その一言一言には、頂点を極めた人間だからこそ感じられる含蓄と凄味がありました。
『母ちゃんNo1』ってかなりの名作だと思うんだけど、赤塚マニア的にはどういう評価なんだろう
オレ的には後期の『バカボン』や『ゴン』なんかよりも赤塚らしい漫画だと思うんだけどね
十年ぐらい前に、たまたま単行本の全3巻セットを見つけた時はすげぇ感激したよ
>>537 アメリカばあちゃんとか服部のじいさんが出始めたぐらいまでは、まだ良かったけど、キンモロ会とかタマタマ星人(でいいんだっけ?)が出てくるようになってから荒れてきた。
もう途中で読む気すらしなくなったもん。
たまにこのスレを覗きに来るんだが
ほかのスレと違って荒れたり粘着したりするやつが全くいないんだね。
住民のみなさん人間が出来てるのかね
自分の贔屓にしてる作家のスレなんか荒れ放題だよw
540 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/26(木) 18:52:50 ID:6ZLzdL5d
10年ほど前の赤塚展の目録に掲載された「作品リスト」って、
結構不完全な部分が多いと思うのですが、その後もっと詳しいものは出ているのでしょうか?
学年誌の「おそ松くん」なんかも漏れてますよね。
また、「レッツラゴン」に単行本未収録作品があるみたいですが、
ご存知の方がいたら掲載誌の号数を教えて頂けないでしょうか。
ずっと、ごま書房全12巻が完全版だと思ってたんですが・・・・・・
>>540 あのリストを作った会社がメモリーバンクというところで、「藤子不二雄ランド」の杜撰な編集など、何かと評判の悪い編集プロダクションなんですよ。
リスト漏れ作品だって、百タイトル近くあるそうですし、その後コミックスになった作品すらもリストとして載っていないなど、不完全にも程がある代物ですね、あれは。
その後、本格的なリストとして、DVDROMに収録されてましたが、こちらもまだ不完全なようですね。
それから、『レッツラゴン』唯一の未収録作品ですが、掲載されたのは、「週刊少年サンデー」1974年第12号です。
542 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/26(木) 19:22:11 ID:2/g1mwbA
>>541 早っ!
オレにも教えてくれ
おそ松兄弟の全員の名前
おそ松
カラ松
チョロ松
トド松
一松
十四松
>>537 番外篇の兄ちゃんNO1が最高に笑えたw
赤塚作品と言われている中で
しびれのスカタン(by長谷邦夫)
風のカラッペ(by佐々木ドン)
はどういう扱い?
やはり赤塚作品リストに入れるの?
小学館の「赤塚不二夫大全集」にはしびれのスカタンが入っていたようだが
546 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/26(木) 22:19:38 ID:6ZLzdL5d
>>541 ありがとうございました。「レッツラゴン」の未収録が載った「サンデー」探してみます。
漫画大全集DVD−ROMも結構未収録あるんですよね。
「1990年代」なんか、「シェー教の崩壊」「アニマルランド」「酒仙人ダヨ〜ン」しか
収録されてないけど、他にも「天才バカボンのお正月」「帰ってきた天才バカボン」
「用心棒」等々もっとある筈。「帰ってきた天才バカボン」は掲載誌持っるけど、あれは
北朝鮮関連でダメだったんでしょうかね。「天才バカボンのお正月」「用心棒」
の2本は凄げぇ読んでみたい!!!
>>539 前に狂った粘着アンチがひとりいたんだけど、スルーしてたらそのうち来なくなった。
他のスレでは相変わらず荒らしてるみたいだけどね。
>>544 へぇーそんなのあったんだ。
番外編てどんな話なの?
>>545 『しびれのスカタン』と『元祖天才バカボン』の計七冊が赤塚全集に収録されてることを知った長谷は、小学館に印税分を寄越せと言ったそうだが、その印税分が微々たるものだと知り、今度はDVDセットを丸々一箱寄越せと言ったそうだ。
小学館も後々面倒臭いことになることを避け、長谷にDVDセットを一本献上したそうだ。
ソースは私の友人でもある長谷の知人。
>>545 『風のカラッぺ』は前半、赤塚氏自ら描いていたが、その後、『天才バカボン』の連載再開など忙しくなったため、後半は佐々木氏にそのままバトンタッチしたという話。
>>548 どんだけえげつねぇんだよ、お呼ばれじいさんwwwwwwwwwwwwwwwww
長谷の糞、今度はテメェが寄生してる専門学校や短大にそのDVDを持ってて、そこね学生たちに自慢しそうだよなw
ボクの漫画家としての足跡は全てこの箱に入ってるとか言っちゃってさ
しびれのスカタンもそうだったけど、東海道戦争なんかもつまんなかったな。
>>552 バカ式 アホ式 マヌケ式なんてスカタン以上だよ
あまりのつまんなさに殺意すら覚えるぞ
東海道戦争
筒井康隆の原作は面白いんだけど、長谷邦夫のコミカライズはちょっと…
>>551 学生もうんざりだ(嘲笑)
つーか、長谷邦夫程度の五流漫画家が大学の講師を務めるのはまずいでしょ
>>549 佐々木ドン氏って、あのドンちゃんとヒロコさんのドンちゃんなんだろうか?
ところで、ドンちゃんとヒロコさんは又従兄弟同士だってホント!?
A先生とかフーちゃんが来てくれたら……
>>557 おっ! 懐かしいね
「平凡天才ヤング女性男性バカボン自身」だね
わたしは夫が猿とも知らずに結婚したw
ショック!天才漫画家水島新司(33)が男ドブスってホント!?
文庫でいえばその辺が載ってる11〜15巻ぐらいがピークだな。
ウナギイヌが出てきたり、実験的な漫画が多かったのもこの頃だった
>>547 母ちゃんと太郎とは一切関係ない話で、両親に捨てられた兄弟の兄貴が生活のためにゲイバーに勤めるうちに、本当のおかまになって最後にホモのおまわりと結婚するってオチ
けっこう荒れてるけど、笑える
赤塚ギャグに関しては、80年代の作品に比べて70年代後期の作品の方が荒れてる感じがするんだよね。
バカボンとギャグゲリラは70年代後半に入っても一定の水準を保っていた希ガス。
代表作だから力の入れ方が他の連載とは違うんだろうね。
ひょっとして「新人間失格」という映画に赤塚先生出てますか?
566 :
石塚不二夫:2007/07/29(日) 20:49:29 ID:???
みなさんついに、あのボンボンが廃刊するようですね。
ボンボンは藤子不二雄先生の雑誌コロコロコミックに嫉妬した赤塚が講談社を脅して立てた悪魔雑誌です。
ぼくはいちはやくその害悪に気づき、一人地道に不買運動を続けてきましたがついに実を結んだようです。
いま現在ぼくは他にも悪魔狂の反対運動を地道に続けていますが賛同者も多くなってきてます。
いまならまだ足をあらえますよ、みなさん。早く目覚めてくださいね。
つーか、赤塚もコロコロに描いてたし…
>>561 バカボン、レッツラゴン、ギャグゲリラを同時連載してた72年〜73年ぐらいが最高潮だった。
それ以降は徐々に徐々にボルテージが下がっていった感じかな。
無論面白い作品もあるけど
それでも、ゴンやギャグゲリラはバカボンほどコミックスが売れてないんだよな。
あれだけの傑作なのに、世間一般の認知度が低いのもファンとしては悲しい。。。。。。
>>566 煽りに乗る訳じゃないけど
花の菊千代はコロコロ掲載
チビドン、おじさんはパースーマンもたしかコロコロ?(学年誌?確信持てない)
結構、赤塚先生は小学館にも肩入れしてるけど?
ボンボンにも馴染み深いのは確かだが、等距離に付き合っていたと思うが?
>>568 1970年をはさんだ数年が最高に面白かったと呉智英が言ってた。
パースーマンは違う。
菊千代は来月のコロコロ伝説に載る予定!
おじさんはパースーマン
掲載誌 小学五年生
連載期間 昭和54年4月号〜昭和56年3月号
単行本 双葉社100てんランドコミックス全2巻
古本屋におそ松傑作選の文庫を発見。チビ太の金庫破りを立ち読み。
さすがにおそ松直撃世代じゃないので、おそ松=バカボンで覚醒する前の
旧態然とした漫画、登場人物が右から出てきて左に去るスタイル、と思い込んでいた。
でもこれを読むとかなりの完成度で少し驚きました。背景は荒れた劇画風にして
厚みを持たせてる。構図も平板じゃなく凝っている。むしろナンセンス化した以降
のバカボンより漫画として優れてるようにも見える。もしかしてバカボンで赤塚漫画って
面白さと引き換えに荒れたのかな。
でも初出がキングだからおそ松でも後期なのかも。バカボンと被ってるのかな?
>>574 「チビ太の金庫破り」は元々サンデーで描かれた作品で、キング版のそれは、ギャグ漫画ビッグ4という競作企画のために描かれたリバイバル作品なんですよ。
でも、単なる焼直し作品ではなく、ストーリー展開、絵柄、構図に至るまで一級品と言っても過言ではないぐらいの完成度を誇る作品に仕上がっています。
このリバイバル版「チビ太の金庫破り」の密度をそのまま新連載でも描かれていたら、それこそ『おそ松くん』が更に『天才バカボン』以上のビッグタイトルになっていたのではないかと思うだけに、
その後、手抜き加減の作品が頻出したのが実に勿体なかったですね。
花の菊千代って未収録あるん?
もしあるならコロ伝に載せてほしい
>>575 キング版はサンデー版のリバイバルなんですか。都会の風景に鳩が飛ぶ
永島慎二の作風を取り入れてたのでバカボンより前ってのも時期が合わない
なと感じていたので納得しました。当時の雑誌って009、デロリンマンなど
平気で他誌で再開しますね。キングとしては願ったり叶ったりなんでしょうけど。
今の常識ではちょっとありえないですね。丁寧な回答感謝します。
>>576 100点ランドコミックスには全話収録されてるよ。
だからコロコロ伝説に載るのは既に単行本で読めるものだね。
恐らくニャロメとの戦いを描いた二話が掲載されると思われ
おじさんはパースーマンはバカボンが三年ぐらい経ってから始まったんだっけ
パースーマンはオレ初めて読んだ赤塚マンガで、その後バカボンを読んで、パースーマンと雰囲気が似てるなぁなんて思ったよ
パースーマンはバカボンやレッツラゴンみたいに殺伐としてないから好き。
今見ると結構癒し系だったりするしね。
>>580 パースーマンは仕事がかなり一段落してから手掛けたものだからね
もしかしたら、この頃にはちゃんと下書きまで手掛けていたのかも
>>564 現在講談社の常務取締役である五十嵐隆夫氏によると
一定のクオリティを保つ事を常に心がけていたという
「レッツラゴン」は正直面白くなかったとも
また、その「ゴン」の担当者で出演者でもあった武居俊樹氏は
どんだけ頑張っても、「ゴン」より「バカボン」の方が面白かった
「ゴン」は「バカボン」を超えられなかったとコメントしていた
(「コミックパーク」HPより)
パースーマンは息子が竜ノ進なのがいいな。
バカボンよりバカで好きだ!!
583 :
579:2007/08/01(水) 00:24:45 ID:???
>>579 (誤)バカボンが三年ぐらい経って〜→
(正)バカボンが終わって三年ぐらい経って〜
同じくコロコロに載ってたチビドンもほのぼのしててそれなりに良かったけど、あれっておた助くんを現代っ子にした感じだよね。
ライスじじいはレレレのおじさんの変形バージョンだし、たまどんは髪型が違うトト子ちゃんか。
キャラの焼直し感は否めなかったが、ストーリーは安定してて、荒れてはいない分、安心して読めた。
なんだかんだで地力があるからねえ
週刊誌での多数連載が一段落した70年代末期から80年代初頭にかけての数年間は、地味ながらも佳作が少なくない。
『不二夫のワルワルワールド』や『まめたん』etc…
まめたんは学年誌で4年も連載されてたのに
赤塚不二夫大全集でも単行本化されなかったんだよね。
原稿が紛失してるから、一部しか収録されなかったのかな。
588 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/02(木) 01:49:27 ID:GTIziDo5
>>587 「まめたん」も赤塚展のリストには載ってないね。
「たまねぎたまちゃん」みたいな感じで、カラーのまま単行本化して欲しいなぁ
公式ホームページによると、去年のサンシャインのイベントの時、バカボンのパパの
コスプレで登場した峯松さんって人が、現チーフアシスタントみたいだけど、
もしかして、この人が2〜3年前にボンボンに「GCニャロメ」連載してた吉勝太さんかな?
もう赤塚先生も五年間意識不明で漫画も描いてないから、フジオ・プロは著作権の管理とか
商品の監修とかやってるスタッフだけで、もうアシスタントは誰もいないと思ってた
へぇ〜 赤塚先生不在なのに、アシスタントがいるなんてちょっとびっくりした。
やっぱり、企業のポスターとか新しい単行本が出た時に絵を描いたりしないといけないから、手塚プロなんかと一緒で絵を描くスタッフも必要なんだろうね。
590 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/02(木) 09:36:39 ID:TeeZokSv
サンシャインのイベントは規模が小さくて残念だったな。昔、上野でやった時みたく盛大にやって欲しかった。
>>590 上野とランドマークの展示が一番盛大だったな。
上野の時はまだ赤塚先生もお元気でトークショーなんかも精力的にやられていたんだよ。
タモリや所ジョージや藤子A先生等と毎回豪華なメンバー日替わりでやっててね。
松尾隆史のは残念ながら行けなかったが、他は全部仕事が終わって駆け付けた。
もうあれから丸十年経つんだよね。
久しぶりにバカボン一気読みして思ったんだけど、慶応OBの自分としては、
テイノウ未塾大学の学生くんももっと活躍させてあげて欲しかった
テイノウの学生は最初の頃に一回出ただけだったよね?
>>592 連載中テイノウ大生が出てきた時
現役の慶応の学生さんからファンレターが殺到したって赤塚先生がその当時のことを述懐してた。
自分は日大卒だけど、バカ大やテイノウ大よりも更にバカな大学として出して欲しかったよw
因みにテイノウ大生が出てきたのはあなたが仰ってる話一本だけだったと記憶してます。
バカ大 テイノウ大以上に下落合大学のがぬるいよw
595 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/02(木) 20:45:29 ID:nnuu5+3J
バカの〜〜 王者〜〜 テイノ〜〜〜 ♪
>>593 フン !
日大は利口な奴が行く大学だ。
ガ・ギ・グ・ゲ・ゴー
>>597 人生の無駄を省くために、最後に一郎親子を死なせるパパは相当のDQNだ
599 :
592:2007/08/03(金) 18:15:10 ID:???
>>593 おお、お早いレスありがとうございます!
やっぱし眼鏡のでべそのあいつ以外いなかったんですね
テイノウ義塾の我が先輩もやつの登場には嬉しかったのかも?
ところで、ココロのボスってバカ大でバカボンのパパの先輩だと何かの本で読んだような気がするんですけど、実際はどうだったんでしょう?
ココロのボスの半生を振り返る巻き(タイトル失念)の学生時代の回想シーンで、ボスの下宿先の部屋の壁にBAKADAと書かれたペナントが貼ってあったような……
記憶違いだったらゴメンナサイ。
ニャロメとボスが間違えられる話だったね
太平洋戦争時、特攻隊として戦地に赴いていたココロのボスw
そろそろア太郎DVDが出るね。
いよいよ今回で完結。
特典が何かもとっても気になるね。
>>603 特典はあんまり期待しない方がいいな。
赤塚アニメのDVDの特典は昔からヘボピーばかりだから
どうせニャロメのストラップとかピンバッチとかしょぼいチープグッズなんだろうね
当時のテイストを再現したレトロチックなニャロメソフビとか絶対にあり得ないだろうな
ブリキのニャロメクラシックカーの復刻なら最高なんだけどなぁ
>>606 金型が残っているなら、少ない確立で復刻されるかも知れないよ。
でも復刻とはいえ、プレミア価格ン万もするおもちゃをおまけに付けると採算が合わなくなるんじゃないかな。
実際、それを作らせるだけでもかなりお金がかかるからね。
某ゲームソフト会社のイメージキャラはウメボシ仮面の完全なコピーだよなw
色んな所でパクられてるからなw とりみきのキャラでチビ太そっくりなのもいたしな。まぁ、オマージュカットみたいなもんじゃないの
「バカボン」で「あしたのジョー」のパロディーがあって、これがまた最高にくだらなくておもしろかった。
他の漫画家がこんなもの描いたら叩かれるんだろうが、この心地よいグダグダが楽しめるのは赤塚さんの漫画ならでは。
そのへんの人気バラエティのパロディーコントなんか足元にも及ばないんじゃないかね。
赤塚は梶原一騎に腕相撲で勝った事がある
また、「空手バカ一代」でのいざこざでつのだじろうから直筆の訴状(「巻き紙」)
を貰ってビビった梶原はつのだの仲間(=「新漫画党」)でもある赤塚に相談している
(最もその後梶原は暴力を使ってつのだを軟禁してしまうのだけど)
また、ちばてつやと赤塚は親友同士
原作者二人と関係の良かった赤塚だからこそ、「ジョー」のパロディーが描けたのかも
>>611 赤塚にそんなに腕力があるとは思えない。
他の話は納得出来るが、もしかしたら、その腕相撲の話は東スポ的な都市伝説なのではと勘ぐってしまう。
だって、梶原は柔道や空手の有段者でもある猛者ですよ。
それに、赤塚には内田裕也に殴られそうになった時、安岡力也に裕也をなだめてもらったというへタレエピソードもあるぐらいだ。
613 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/05(日) 23:44:23 ID:LSldOtjB
でも赤塚先生は若い頃肉体労働してたらしいよ
614 :
長澤:2007/08/06(月) 13:44:19 ID:???
バカボンのパパって最初靴屋を経営してたよね。
あの靴屋は結局潰れちゃったの?
>>612 小学館の元赤塚番・武居著「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」には、
「赤塚は梶原一騎に腕相撲で勝った」と、当時の様子が1ページに
わたって詳しく書かれている。
あと、赤塚の性格の長所・短所についても書かれているが、読むと、
>>612の最後の2行についても納得できる。
>>612 じゃあ、本当なのか!。
ただ、身長差だけでも赤塚と梶原では20cm近く違うし、普段から体を鍛える梶原と仕事場と酒場の往復の赤塚では、腕力的に雲泥の差があるように思えるのだが…。
まぁ、それでも、疑ってすまんです。
617 :
615:2007/08/06(月) 21:52:28 ID:???
同書によると、、、、
銀座のクラブで飲んでいたとき、腕相撲で負けたほうが勘定を
もつことになった。
赤塚は梶原にアッサリ勝ってしまう。テーブルの下で、梶原は
赤塚のスネを革靴で思い切り蹴った。次の日、僕(武居)は
青アザになった赤塚の足を見せられた。
梶原は、クラブの勘定を払うのが嫌だったのではない。沢山の
女の子の前で、チビに恥をかかされたことが許せなかったのだ。
僕も梶原を担当したことがあるが、そんな、どこか子供っぽい
ところが彼にはあった。
この本は、赤塚作品や赤塚先生のファンだったら買っておいて
損はないと思う。
ただ、残念なことに、いくら売れても赤塚先生の医療費の足し
にはならないし、回復の手助けにもならない。
>>614 くつやはバイトでしょ。二話以降はやってないし、パパは他にもクリーニング屋や夜警のバイトまでやってる。
>>614 くつやはバイトでしょ。二話以降はやってないし、パパは他にもクリーニング屋や夜警のバイトまでやってる。
>>614 くつやはバイトでしょ。二話以降はやってないし、パパは他にもクリーニング屋や夜警のバイトまでやってる。
>>614 くつやはバイトでしょ。二話以降はやってないし、パパは他にもクリーニング屋や夜警のバイトまでやってる。
>>614 くつやはバイトでしょ。二話以降はやってないし、パパは他にもクリーニング屋や夜警のバイトまでやってる。
>>614 くつやはバイトでしょ。二話以降はやってないし、パパは他にもクリーニング屋や夜警のバイトまでやってる。
>>614 くつやはバイトでしょ。二話以降はやってないし、他にもクリーニング屋や夜警のバイトまでやってる。
>>614 くつやはバイトでしょ。二話以降はやってないし、他にもクリーニング屋や夜警のバイトまでやってる。
>>614 くつやはバイトでしょ。二話以降はやってないし、他にもクリーニング屋や夜警のバイトまでやってる。
>>614 くつやはバイトでしょ。二話以降はやってないし、他にもクリーニング屋や夜警のバイトまでやってる。
628 :
618:2007/08/07(火) 00:00:57 ID:???
サーバーに繋がらないんで、ずっと携帯いじってたら連投しちまった。無駄にレスを使ってごめん! 許されて。
オレも専ブラでカキコ失敗して、別スレで何回も連投しちまったよw
粘着くんかと思った
バカボンのパパが会社員になって一日で会社を潰してしまう話が最高に笑えた
>>631 「パパ〜 天と地がみれなくなっちゃうよ〜」
バカボンが大河ドラマのファンだったとは知らなかったね。
当時の小学生では珍しいんじゃないのか。
>>631-632 当時人気のあった「裏番組をブッ飛ばせ!!」じゃなく、その裏番組ってところがイイ
また、この作品はデラックス少年サンデーに掲載されていた、いわば伝説の
「サンデー移籍時代」の話
ゆるしてクリーニング
とシャレる
パパが放屁して身が出てしまうのはこのエピソードだったっけ?。
竹書房の文庫でいえば、6巻ぐらいまでが一番面白い。ほのぼのとナンセンスが一緒になってる感じが良い。
ア太郎DVDが9月に発売延期になったね
ア太郎DVDの特典だけど、学年誌やソノシートに掲載された漫画をまとめた小冊子のようなものを出してくれると嬉しいな
すみません、ちょっとお尋ねします。
小学生の頃、赤塚不二夫の漫画で死ぬほど爆笑したことがあるんですが、何のタイトルだったか思い出せません。
悪人ばかりいる町で、おばあさんを棺桶に入れて捨てたりとか子供が交番をダイナマイトで爆破させたりとかかなり過激な漫画でした。
主人公の子供の顔がとにかく憎たらしかったのを覚えています。
チャンスがあればまた読んでみたいので、どなたかご存じの方がいらしたら、この漫画について詳しく教えていただけないでしょうか。
640 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/08(水) 23:56:54 ID:hmZiz9jQ
チャンピオンの「ワルワルワールド」かな。
秋田書店から全2巻出てた。
そうだね。シチュエーションとか考えると完全にワルワルワールドだ
確かに絶頂期を少し過ぎたぐらいのあの時代の赤塚漫画の中では、割りと傑作の部類だと思うんだけど、全くヒットしなかったな
642 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/09(木) 22:40:31 ID:B6AlM8V/
連載当時は下品じゃない分、「がきデカ」よりも「ワルワルワールド」の方が好きだった
確か「がきデカ」と同時に始まったんだよね
>>640-642 みなさんありがとうございます。
ファンだけあって流石に詳しいですね。
『ワルワルワールド』ですね。
ネットで調べたら、コミックパークで買えるらしいので注文してみます。
こんな初歩的な質問にもご丁寧に答えてくださり、とても感謝しております。
ワルワル仮面の顔がイヤミと全く同じで連載当時は懐かしく感じたよ
>>645 ええっ!!
なんでこんなに安いの!?
つーか11月発売ってw
Vol,4ということは平成初期にリメイクしたやつじゃねえの
>>641
1974年頃は赤塚先生も人気が少しずつ低迷してきた頃で「少年フライデー」や「ギャグの王様」は赤塚先生自身執筆意欲がないまま連載が終了した
その中でも「ワルワルワールド」はアイデアが富んでいて内容的にも健闘した方
ただ「がきデカ」に触発されたニュータイプのギャグ漫画が頻出した頃で、「ギャグゲリラ」以降に始まった週刊誌連載は新鮮味のなさからか、
殆どが一年ぐらいの掲載期間で終わってる
中にはそれなりの傑作もあるんだけど
649 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/11(土) 06:41:27 ID:pZ2xIGHz
>>645 他のサイトでは定価31500円となっているが、どうなってんの?
普通にこの値段で買えるわけないし
つーかこの値段で1BOX買えるんならみんな買うでしょ
652 :
廻し者:2007/08/11(土) 16:28:37 ID:???
>>652 おお!これは是非観たいね。
二本ということだけど、どしゃぶりの雨の中ともう一本は何だろうね
バカボン初の映像化作品って話だけど、バカボンが初めてブラウン管に登場したのは巨人の星じゃなかったか?
球場の客席で野球観戦してたやつ
>>652 こういうのをDVDの特典にしてくれればいいのに・・・
>>654 おれもそれテレビ探偵団か何かで見たよ
656 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/12(日) 10:46:38 ID:7L9eKWi2
>655
権利関係とかがあるのだろう
(アニメ製作はスタジオゼロでも、著作権はフジテレビが持っていたりとか…)
「祭りだワッショイ」の歌謡アニメが観られるなら、杉並に行かないとな。
赤塚は「どしゃぶりの雨の中で」以外は多分「夜明けのスキャット」ぐらいしかないと思う。
藤子不二雄は「愛の美学」や「嘆きのボイン」(懐かしー)だったかな。
いずれ権利問題がクリアになって、全てが商品化されることを切に願う。
おいおい今発売してる「モーニング2(ツー)」のやまだないと作品がすごいぞ。
いままでの赤塚観が覆されるよ。
ないとってうまいよね。
星の王子様かw
そういえば、昔見たトキワ荘時代の赤塚不二夫の写真で妻好木聡に似てるのがあったよ。
660 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/12(日) 18:29:56 ID:mA1lfQDQ
確かに赤塚先生も若い頃はイケメンだよね
でも映画「トキワ荘の青春」で赤塚役を演じた俳優はブサメンだったな
たまねぎたまちゃんのアニメ化とバカボンの実写映画化の件はどうなったんだ?
そういや2〜3年前、田中邦衛主演でバカボンが実写映画化されるなんて噂があったよな。
ママが黒木瞳で、バカボンが山田花子で、ハジメちゃんが子役だったかな。
その頃ハットリくんも香取慎吾主演であったけど、バカボンは恐らく企画倒れで終わったんだと思う。
それにしてもママ役が黒木瞳なんて萌えるよなw
おっぱい飲ませて!
664 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/13(月) 08:42:39 ID:rq/wt376
>>バカボンが山田花子
ここで吹いた
>>662 田中邦衛はないだろw
もうかなりのじいさんだぞ
バカボンのパパは絶対に金城武!
ピストルのおまわりさんはマラドーナ
レレレのおじさんは笠智衆
パパは若ければたけしでもいいかな。
まあ、実際実写映画化されたら、80年代にやってた月曜ドラマランドみたいなショボいものになってたろうな。
ア太郎とかおそ松とかもやってたけど、ひでえ出来だったしな(笑)
所ジョージのイヤミなんてどんだけミスキャストなんだよ
>>667 所ジョージのイヤミやマンション久保田のア太郎は違和感あったね。
イヤミはさんまでしょう。ひょうきん族でもやってたしね。
ひみつのアッコちゃんもあったけど、誰が演じたか覚えてない。
月ドラのアッコは八木さおりで、モコが堀江しのぶだったような希ガス
いろいろ調べてこんな感じだった。
おそ松(中島陽典)
イヤミ(所ジョージ)
チビ太(渡辺千秋)
ア太郎(久保田篤)
妹のアッコ(荻野目洋子)
バツ五郎(及川ヒロオ)
アッコ(八木さおり)
ユキ(堀江しのぶ)
さやか(大塚真美)
結城純(本木雅弘)
ひょうきん族ではたけしがバカボンパパ
さんまがイヤミ
だったな
ベストマッチだ
>>670 おそ松くんは「え〜い、踊ってしまえ〜」のよっちゃんだったのか!
この人、欽ちゃんの番組とかに出てて消防の頃クラスで人気があったよ
今はお父さんの役をよくやってるね
>>663 天才ホモボン
これも気持ち悪い漫画だったね
俺はそれでホモという単語を知った
俺の世代だととんねるずの「ほもおだほもお」で知ったやつが多いけれど
1972年前後は何故かホモネタが多い。
赤塚先生自身女遊びが一段落してゲイバーに通うようになったからか?。
その後喫茶店でアイデアを考えていた時、そばで赤塚マンガを読んでいた学生が「なんだまたオカマかよ」って言っていたため、もうホモネタは少なめでいこうなんて思ったそうだ。
カオルちゃんのキャラクターはホントキョーレツだったよな。リアリティーがあり過ぎるもん
カラー版のアニメ「おそ松くん」にも、カオルちゃんが警官役で出てきてたけど、人形が好きなだけでさほど異常人物ではなかったね。
まぁ、キッズアニメで性的異常なキャラは使えないだろうが…
リメーク版おそ松はガチでギャグアニメの最高峰!
原作の面白さを更に現代的にアレンジした演出の妙
アニメの平成おそ松は実質イヤミとチビ太が主役だったんだよな。
「少年サンデー」では言動が幼稚だったイヤミも「少年キング」時代のキャラクターを踏襲して、
やたら女好きなキャラクターに変貌していった。
681 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/16(木) 15:53:00 ID:W8czfXTY
レンタルで借りてきたけどホント面白いね、アニメのおそ松
普通リバイバルアニメはオリジナルよりつまんなくなるんだが、おそ松だけは別だな
主演の肝付兼太&田中真弓をはじめ、声優陣が実力派そろいで、キャラを見ているだけで楽しかったなぁ、新おそ松くん
赤塚アニメは第一作よりも第二作の方が優れている
作者本人もモノクロ版「おそ松」は酷評(身内のスタジオゼロが手掛けていたというのに)
「バカボン」も第一作はパパを定職に就かせたとして憤り、
敢えて第二作に「元祖」を名乗らせた
「ア太郎」に至っては第一作では「東映動画にはギャグの分かるヤツはいるのか?」と言ってたらしい
(「アッコちゃん」は例外で、第二作が決まった際「オレもう絵を忘れちゃったよ」と
アニメ化に消極的だったという)
ア太郎の第2作はなかなか出来がよかったのに、視聴率的には振るわなかったよね。おそ松、バカボンはともかくア太郎の浪花節を強調したところが古くさかったのかも
二作目のア太郎の下町情緒溢れる世界観が好きだったな
後期のど根性ガエルとかもそうだったけど
実際荒川区あたりにロケ班を組んで綿密にレイアウトしたって感じ
ただそれがヒットに結びつくかどうかは別問題だけどね
>>681 ニャロメとかピストルのおまわりさんとか有名赤塚キャラが友情出演してるのも魅力だった。
スターシステムによって、作品そのものにぐっと深みを与えたような気がする。
平成バカボンには出なかったのに新おそ松にはノウラマが一瞬出てたね
あとベラマッチャも一瞬出てたような気が
当時クリスマスに買ってもらったちび太の音声人形がまだ実家にあるよ
本当に好きだったなあ おそ松くん
これ以上に笑えるギャグアニメは他に観たことがないぐらいだもの
>>688 おでん引っ張ると喋るやつだよね。
うちにはステッキ引っ張るとシェーと叫ぶイヤミフィギュアがあったよ。
他にもほんじゃまかクリップとか一発決めポーズ人形なんかもあった。
こんなの今でもレトロショップで売ってるのかな?
>>685 ヒットこそしなかったけど、やはり「ア太郎」も二作目の方がクオリティ高い
赤塚自身も本当に描きたかったのは下町舞台の人情物だったわけだから
>>686 友情出演というか、少年キング版「おそ松」には普通に出てくる
お巡りさんはほぼレギュラーでいつもイヤミに振り回され、またイヤミを落とし込める
重要な役どころ
ニャロメも普通に頻繁に出ていた
ゲスト扱いだったのはウナギイヌとオカマのカオルちゃん、レレレのおじさん
ノラウマはイヤミに食べられた(そのあとノラウマの祟りでイヤミの行動は全て馬そのものに)
一方、アニメで良く出るケムンパスやベシはほとんど出てこなかった
あと、二作目というか新「おそ松くん」は制作者や声優にも恵まれていた
一作目ではとうていかなわなかった技術も向上したし
制作者は基本であるサンデー版と応用編であるキング版を読みこなしたであろう
作品の世界観を見事にアニメへ具現した(
>>680氏のいう通り、イヤミのキャラも完成されていた)
そして、声優 チビ太はやはり田中真弓だし、イヤミは肝付兼太
バカボンのパパがどうしても故・雨森雅司でないとしっくり来ないのと同じ
新もーれつア太郎がDVDになるのが嬉しい。旧作はソフト化されても新作だけは絶対にされないと思ってたよ。
それよりキャスターやまめたんみたいなコミックパークで読めない漫画を本にして欲しい。
天才バカボンですら全話収録してるレーベルは未だにないからね。
今日まんだらけのセールに行ったらコングおやじが8000円まで下がっていた。
昔のン万という値段で買ったオレは一体・・・・?
>>693 「天才バカボン」は表現上の問題(人種差別や狂人に対する描写や、安易に死を扱う描写)、ギャグや表現方法など赤塚自身が気に入らなくて自らオクラ入りさせた物、
著作権の問題(TVマガジン版や「元祖天才バカボン」は長谷邦夫、「天才バカボンのおやじ」は古谷三敏など)、原稿の逸散等々が絡み全話収録は無理かも
>>694 オレも今日行ってきたぞ
まぁ、十周年セールで今だけじゃないの?
普通そんな値段じゃ買えないしな
レコードの「ケムンパスでやんす」も本来の三分の一の値段で売ってたよ
>「元祖天才バカボン」は長谷邦夫、「天才バカボンのおやじ」は古谷三敏など
これらはコミックパークで手に入るな
古谷が『天才バカボンのおやじ』の作画を担当したのは後半なんだけどね。
「プリンセスプリンちゃん」や「オールナイトデッコ女の惑星」は赤塚ネームって聞いたことがある。「マンダム親子」のアイデアとか
わしの知能指数は700あるのだ!!
先週おそ松くんを一気読みしたんだが
後半になるとデカパンがどんどん悪役になってくるのに驚いた
六つ子なんか全く出ない回もあるし
デカパンよりもダヨ〜ンのおじさんの方が名バイプレーヤー
マヌケな役から渋い役どころまでどれも巧くハマる。
「バカボン」の後期では漫画家のバカ塚として出てたけど、余程使い勝手の良いキャラだったんだろうね。
おそ松くんも出ないのによくおそ松くんなんてタイトル付けられるざんすね?
>>699 「プリンセスプリンちゃん」や「女の惑星」まで赤塚が絡んでいるのだろうか?
「オールナイトデッコ」は赤塚の名前が出ていたけど
あと、赤塚公式サイトで堂々と「ミスターイヤミ」が紹介されているが
あの漫画も赤塚ネームの古谷作品
>>703 少年キング版「おそ松くん」では、扉ページだけ六つ子が出てくるケースが
数回あった
「おれたちここだけでも出ておかないとな!!」
「最近おれたち出なくてすみません!!」
705 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/21(火) 01:39:06 ID:Qo2fhYJx
>>705 「ミスターイヤミ」で、人妻の裸を見て女の裸を初めて見たって言ってたけど、
イヤミって三十路過ぎるまで童貞だったってこと?
キングのおそ松くんでは、割りと遊び慣れてるような印象を受けたけどね
流石にジャジャ子は出てこないなぁ
ジャジャ子ちゃんはマニアック過ぎるからなぁ…
って他の漫画もたいがいにマニアックなんだけど
ジャジャ子ちゃんもヒッピーちゃんもへんな子ちゃんも普通に面白いからね。
勿論いじわる一家やわんぱく天使なんかも。
赤塚のギャグ系の少女漫画はどれも傑作佳作揃いだ。
>>708 マジな話、いじわる一家こそ赤塚ギャグの完成作だと思う。それ以降はこの作品の亜流だよ
確かに「いじわる一家」マイナーながらもギャグがキョーレツだったよな。
バキュームカーが食事中飛び込んで来たりw
他にもスリラー一家や泣きむし一家、七くせ一家とかもあったね。
一家ものシリーズはどれも過激だけど、後年のバカボンやゴンのような殺伐とした空気がないから好き。
ちょっと昔に、何かのバラエティ番組で寿司で麻雀するコントがあったんだけど、
これってバカボンのパクリだよね?
バカボンでこんなネタみたことあるもん
>>711 後年のバカボンやレッツラゴンには初期の赤塚ギャグ特有の牧歌的ではないダークな心地よさがあるのだよ
アッコちゃんは奥様は魔女よりも前なんだよな。
子孫のセーラームーンが世界中で人気になろうとは…。
アイディアの元は白雪姫×シンデレラなのかな?とにかくすごい。
「誰も描かない漫画を描く」
これが赤塚先生のポリシー
何といってもパイオニアですから 赤塚先生は
>>712 確かに一番最初に描いたのは赤塚だと思うが、そのテレビは片山まさゆきのまんがをパクったのではないだろうか
同じようにすしでマージャンやる話がある
>>716 元ネタが赤塚だろうが片山だろいが構わんが、いい加減テレビ番組のパクリっぷりには腹が立つ!
元ネタは○○から頂きましたなんて言うならまだ可愛げがあるが、堂々とパクって全く悪怯れる様子がないのには怒りを通り越して失笑するわ
>>712 「天才バカボンのおやじ」に寿司マージャンネタがあった
ちなみにその寿司屋はイヤミとチビ太
パパがバカ大の同窓会をやると言って寿司屋の二階間を借り切り
寿司を大量に握らせるも顧客はパパを含めて4人
「騙された!」と落胆する寿司屋の2人をよそに、4人は雀卓を囲む
>>717 えっ!? 今のテレビ業界なんてそんなもんですけど何か?
初期からアメリカの番組をパクってたような。
>>703 少年サンデーの連載後期からすでに六つ子が全く出ない話もあった。
おそ松が最後のコマに出てきて「題名かえろよ! 題名」なんて言ってた。
>>705 「ハタ坊にスキーを教えるな」の巻にイヤミそっくりな娘が登場していることから、チェリーボーイではないと思われる。
キングでは結婚して子供を何人も作るエピソードもあった。
巨人の星 特別篇
「猛虎 花形満」
2007年11月2日発売
特典映像 巨人の星最終回秘蔵シーン
「バカボンと握手」収録
だそうです。
>>722 その特典映像のためだけに買うのもね…
本編ならCSでも観れるし
>>721 キングでイヤミが女をメロメロにするラッパを拾って
女をたらし込む話があった
自宅に誘って「これからもっとドスケベなことをするざんす」
と叫びながら、女を脱衣させ、裸踊りをさせるが
どういうわけか「ミーも一緒に踊るざんす」と
裸女と一緒に踊ってしまっていた(しかもとても楽しそうな描写)
初出が少年誌だったからかも知れないが、最終目的が「裸女と一緒に踊る事」とは…
725 :
↑:2007/08/24(金) 21:05:51 ID:4PKScAq2
面白い! 笑えるwww
キング版のイヤミは五流のジゴロみたいに嫌らしいのがいいね
あといつも腹を空かせてるところとか
ラッパじゃないけど、ハーメルーンの笛を吹いて女をメロメロにしちゃうヤラセテおじさんなるキャラもいたな。
こっちは最後にセックスしちゃうんだけど、少年誌と青年誌の違いか。
ヤラセテおじさんの風貌がまるっきり赤塚先生本人なのも笑えるね。
>>727 ヤラセテおじさんは大先生を読むと同時連載だったね。
大先生を読むの知的レベルの高さとヤラセテおじさんの低俗ぶりのコントラストにクラクラするw
>>724 キング版おそ松くんも連載開始の頃は六つ子の出番が殆どないものの、
作品のクオリティは水準を下回らないぐらいにキープしていたように思う。
曙のおそ松くん全集で言うと、
26巻ぐらいからちょっといい加減になってきたかな
イヤミの結婚相談所とかあのあたりから荒れてくるよな。つーか、いい加減
そのいい加減さがバカボンやゴンでは先鋭的だったんだけど、おそ松くんではただ痛々しいだけだっからなぁ。
732 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/25(土) 22:07:02 ID:mCqYtHmO
コロコロ伝説買った。
菊千代はやっぱりニャロメの回だった。
1話のみだけど。
菊千代VSニャロメは二話完結の物語なんだから、一本だけ載せても意味がない。
まぁ、マイナーな漫画だから、それほどページを割く必要もないと考えたのかも知れないが…
そうだね。
ニャロメの回はちょっとキツイから別のエピソードがよかったけど、
赤塚キャラ新旧対決みたいな感じでセレクトしたのかな。
今回は他にも動物ものあったからチビドンかワルワルワールドでもよかったな。
ワルワルワールドはキャラ的に地味だけど、赤塚らしい少年の腕白さと優しさが程よくミックスされた魅力がある。
是非2007年の小学生も読んで真の友情や優しさを感じ取って欲しい。
チビドンも小学生だけの会社って設定が面白かったね。
ガリベンくんが勉強しすぎて頭がパンクして
中から小学館のマークが出てくる回を入れて欲しかった。
あれはドラえもんもゲスト出演(?)してるし。
チビドンも花の菊千代もてんとう虫コミックスから出てほしかった。
100てんランドコミックスでは違和感あるよんだよな。
そもそも100点ランドには赤塚先生何も描いてないんだし
>>737 違和感といえばアクションには殆ど連載を持ってなかったのに
ギャグゲリラやレッツラゴンのアクションコミックスがあるのも妙な感じだね
最初アクションに新作が連載されてたのかと思ったからなw
80年代では数少ない単行本化だからされただけでもマシなのかな。
70年代の荒れ荒れの時期の影響か、
このあたりは評価の対象にすらなっていないようで勿体無いよ。
パースーマンとかすごい面白いのになぁ。
それはそうとようやくレッツラゴンの未収録分を読めた。
教えてくれた人ありがとう。山田一郎名義・武居記者担当の時期だった。
内容も普通に面白かったのでいつかちゃんと単行本入れて欲しいね。
印刷状態がかなり酷いので原稿紛失だと見込み無いかもしれないけど。
いくら赤塚が70年代に荒れていたとしても
同時期の藤子Aの方が無茶苦茶だったぞ
狂人軍なんて本当に読んでて狂いそうになるし
マボロシ変太夫なんてまるで悪夢でもみてるかのよいに錯覚する
741 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/27(月) 22:41:43 ID:htNgXkWl
俺も「レッツラゴン」未収録読みました!
教えてくれた方、ありがとうございました。
山手書房「レッツラゴン宣言」の完全作品リストは完全じゃなかったんすね。
なんでこれだけ未収録だったんだろ?
>>728 「ヤラセテおじさん」って「大先生を読む」と同時期の連載なんですか?
作品リストに載ってないので、掲載誌とか分らないんですが、よかったら教えて下さい!
明日から、杉並の展覧会スタートですね。
ゴンの未収録といえば数年前に出た「アカツカNo.1」にも
単行本に入ってない扉が載ってるね。
読者による武居記者の似顔絵が載ってる2回分と、
それを募集する回(絵の部分のみ単行本収録)のと。
あれだけでも面白いからカットしないで欲しかった。
あとはDVD-ROMで見れたけど「ギャグありき」のゴンとか。
743 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/27(月) 23:54:32 ID:fzAWbIfw
明日からですか?。杉並のアニメミュージアムの赤塚特集は。
祭りだワッショイのお宝映像ももうすぐ観れるし、藤子A先生と小池館長のトークショーもある。
トークショーに合わせて行きたいけど、人数制限とかありそうだね。
744 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/28(火) 11:19:18 ID:oU8H1N6C
>>740 『狂人軍』w
確かにあれを超える不条理漫画はないね。
案外あれは赤塚漫画を意識して描いたんじゃないかな?
これこそナンセンス漫画の極限だ!みたいなw
結果、赤塚以上にぶっ飛び過ぎて読者が置いてきぼり喰らうんだけどね。
キチ吉とホッカイローのケーコータンは確実に双子だ!
熱血コロコロ伝説の「花の菊千代」、遅れ馳せながら今日読んだけど、あれでは何だか尻切れとんぼだよな。
あの後、ニャロメが奇跡的に生還し菊千代にリベンジする続きがあるのになぁ。
ああいう中途半端な載せ方だと面白さも半減するよな
>>746 それでも今回は赤塚先生と菊千代のツーショット写真が見れるなど資料的に充実してたように思う
特に一緒にお風呂で食事してる写真は萌えたw
25年前の赤塚先生は実年令よりも若くとにかく健康そのものだったなぁ
当時菊千代の写真集を買ったオレがきましたよ〜
菊千代といえば当時CMとかにも色々出てたらしいけど、どんなのに出てたの?
菊千代のガールフレンド(!?)の花子ちゃんが性悪なのがいい。
トト子ちゃんもそうだけど赤塚美少女キャラには普通性格した女の子はあんまり登場しないんだよね。
初期の少女漫画には素直な女の子が多く登場したけどメジャーになって以降は感情の起伏の激しいワガママな子ばっかりだ
花子はヒデェよwwwww
菊千代けしかけてモーターボートで何人も跳ね飛ばした挙句
無人島では食い物なくて菊千代焼いて食べようとしたり。
コロ伝にはこのエピソード載せて欲しかったぜ!!
タモリと赤塚のろうそくショー動画発見した
>>752 24時間テレビでやって大顰蹙かったやつかな。
見たいね、それ。
漫画集団の忘年会だったかな
二十数年前だったか
ポルノ女優と本番ショーをやって駒込警察かどこかに呼び出しくらったっていう記事をフライデーで見たことがある
この人ずいぶんヒンシュク買うことしてるんだな
>>750 初期少女漫画でも「まつげちゃん」のようにワガママでおてんばな女の子が登場すれば、
「ぶッかれ*ダン」のアイちゃんみたいにストレートに可憐な美少女も登場する
あと「レッツラゴン」の初期に出てくる、ゴンに片思いでベラマッチャに惚れられる
顔は普通だが性格が強烈な女の子の名前が思い出せない(名前あったっけ?)
菊千代がなめネコの真似して女の子達からひんしゅくかう話が面白かった
まねんなよって菊千代のポスター全部破られちゃったりしてねw
何でも食べちゃうお父さんとかキャラも立ってた
まぁ、だよ〜んの焼直しキャラでもあるんだけどね
ニャロメに復讐されて無一文になった菊千代が町中の人から仕返しされた時、
「オレは今までずいぶん金の力で人間をいじめてきたんだにゃぁ…」という菊千代の台詞に思わず吹いたw
>>748 二見書房の「我が輩は猫菊千代である」のことかな。
うちにもあるよ、その本。
写真以外にも描き下ろしの漫画やエッセイなんかもあって、面白企画が盛り沢山の本だったね。
今、二千円ぐらいのプレミアが付いてるみたい。
他にも、「赤塚ダァ!菊千代ダァ!」なんて本もあって、こっちは赤塚先生と菊千代の対談がなかなか楽しかったな。
>>657 亀レスになって恥ずかしいが、
>>657氏が挙げた以外にも、赤塚キャラを使った歌謡アニメは下記のものがあるそうだ。
とまらない汽車 中山千夏
いいじゃないの幸せならば 佐良直美
その時私に何が起こったの 和田アキ子
はるみの三度笠 都はるみ
経験 辺見マリ
辺見マリの経験といえば、『レッツラゴン』のハレンチ教師を思いだす。
やめてっ アッハン
オレは四年間ズレてるバカ大の後輩を思いだすけどね。
1974年の時代に最近すごい歌を覚えたと言って披露したのが
辺見まりの経験w
ほかにも今連載中の明日のジョーいいねとか
金やんが引退? どうするんだろう まさかロッテの監督になるんじゃないないだろうなとかセリフが最高に笑えた
杉並アニメーションミュージアムの赤塚展に行ってきたけどつまらんかったねぇ。
展示物は少ないし、グッズや資料も全くない。
おみやげになんか買っていこうと思っても、ショボいもんしか売ってなかったしね。
上映アニメも無印のバカボンとか、とにかくトホホな催しだったわ。
これでいいのだニャロメ
>>763 その合言葉を言って、オレもバカボンのパパのストラップをもらったよ
確かに全体的につまらん展示会だったけどトキワ荘のジオラマは格好良かったね!
トキワ荘の組み立て式のミニチュアなんて出せば売れると思うんだけどな
幻のお宝映像が見れると聞いたんだが
>>765 それは9月29日だけの限定イベント
佐良直美と和田アキ子の曲に合わせた赤塚アニメを二本上映するとのこと
先着55名だそうだから、観に行きたい人は早めに応募した方が良いと思われ…
「熱血コロコロ伝説」で初めて『花の菊千代』読んだんだけど、これが想像していた以上に毒が強くておもしろい!
最終回とかすげえ気になるんだけど、どんなストーリーなんだろう
菊千代が漫画家の赤塚不二夫宅で飼われるとかそんな話なのかな
誰か知ってるひと教えてくらさい
コロコロ伝説を読むと、如何に赤塚漫画が他の漫画よりも品性を保っているかがよくわかる。
超人キンタマンとかゴリポンくんとかえげつなさ過ぎw
とりいかずよしなんか下品なだけじゃなくて絵も下手だしな
コロコロスレでも花子のビッチぶりとか話題になってるよw
他の回では何でも食べちゃうパパとかゲストキャラも粒揃いでもっと面白いと思う。
最終回の内容は以下の通り。
660 :愛蔵版名無しさん :2007/08/30(木) 22:51:30 ID:???
菊千代最終回「町一番の人気者ニャ!!」の巻
預金の利息が増えすぎて銀行の金庫に入りきらなくなった菊千代。
銀行員の勧めで世界一周をして無駄使いしまくることに。
タマオのパパが世界の珍しいものを食べまくりたいと同行を希望。
(パパは「オハヨーオタケサン」と言いながら机でも何でも食べてしまう)。
人食い人種にあっても逆に食べてやる等とアピールするが、
家に届いた旅行カバンをさっそく食べてしまい菊千代激怒。
タマオは英語が出来るとアピールするが「グッドモーニングサンキュー」しか言えずNG。
ところが動物にはパスポートが発行されず門前払いをくらう菊千代。
町中の動物にそのことを訴えみんなで巨大な箱舟に乗って海外へ旅立つことに。
大量の動物たちを乗せた舟が出発したあと港から手を振る菊千代。
驚くタマオに「そのうち嵐にでもあって沈んでしまうニャろう」と無責任コメント。
その後、町でたった1匹の動物となった菊千代はみんなの人気者に。
770 :
767:2007/09/02(日) 13:45:14 ID:???
>>769 おお、詳しい解説ありがdです!
想像してたよりもめちゃくちゃな最終回ですね
最終回が毎回ブツ切りだったり、唐突だったりする赤塚マンガの伝統がこの漫画でも受け継がれているとは!
チビドンや花の菊千代はゴンや後期のバカボンに比べて作品の質が良い
赤塚もこういう作品をずっと描いてくれれば良かったのに、結局は荒れだしちゃうんだよね・・・・・
>>770 菊千代この機会に再発してもっとファンの目に触れるようになるといいですね。
個人的にツボだったのがタマ夫のガールフレンド・マリちゃん登場の回。
(コロ伝の人物紹介ページの「花子」の絵は実際はマリちゃん)。
タマ夫に会いに来たマリちゃんに一目惚れしてプレゼント攻撃の菊千代。
マリちゃんに気に入られるが人間とネコは結婚出来ないと言われ大ショック。
犬山整形医院(犬顔のブ男)で人間に整形して欲しいと頼むが断わられる。
菊千代「おミャーも手術して犬から人間になったんだろう」
犬山院長「わしはもとから人間だったの!!ワーンワンワン(泣)」
そこで町で見かけたベビーフェイスの少年に10万円でリュックの中に入れてもらい、
整形手術をしたと偽ってマリちゃんの前に現れる。
ところが少年は緊張するとおならの出る癖があり、キスを目前におならがノンストップ。
あまりの臭さにリュックから飛び出し「もう10万円はやらない!」と仲間割れする菊千代。
怒った少年「ぼくはおなら人間でギネスブックに出てるんだぞ」と
連発おなら攻撃で菊千代・マリちゃん・タマ夫を吹き飛ばす。
それでも仲良くなったマリちゃんと菊千代、タマ夫とパパに見せつけながらレストランで食事。
パパ、店のショーウインドを破り展示用の料理を食べ始める。
「ロウのエビフライもけっこういけますよ!!」
END
菊千代、チビドン、あるいはそれ以前の母ちゃんNo1、パースーマンなんかは赤塚が過激なナンセンス漫画を描かなくなってから、小手先で描いた職人的な漫画
ギャグ漫画の最前線からは離脱したけど、この程度の面白い漫画なら余裕で描けるみたいな感じで描いたんじゃないかな?
774 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/03(月) 18:06:41 ID:OTB/LRKa
昭和五十年代にヒットした赤塚漫画は、『ニャロメのおもしろ数学教室』ぐらいか。
恐らくかなりの確立で長谷がブレーンとして関わってると思われるが、『コンピューター』とか『宇宙論』とかの続刊も含めて、あのカルチャーコミックシリーズは非常に読み応えがあるね。
長谷がブレーンとして関わってない作品があまtりないような
「ニャロメのおもしろコンピューター探険」は別の意味でかなり笑えるw
あれに出てくるパソコンは何なんだw
>>775 学術系のやつは、絵は赤塚が描いてるものの、ネームは長谷が殆ど担当してるって意味だろ?
ミクシィに長谷コジキがいるんだけど、俺んとこに足跡残しやがった。
気分わりぃからアク禁にしといたわwww
>>777 大体の学術系コミックは長谷ネームか、長谷のゴースト作品
ただし、学研の古典まんがは横山孝雄のゴーストらしい
(横山が取ってきた仕事だが、赤塚が一向に描かないので締め切りの関係もあり
やむを得ず自分が描いた と長谷が記していた)
長谷ゴーストの赤塚作品てどんなのがあるの?
元祖天才バカボン全4巻
しびれのスカタン全3巻
>>776 演算レジスターとか高速大容量記憶装置とかマニュピュレーターとか
今見ても十分楽しいけどね。
でも、当時のハードの描写は失笑する(笑)
最後に第五世代コンピューターがどうのこうの言ってるし…。
>>780 85年から91年にかけて出たカルチャーコミック(広済堂、潮出版、ダイヤモンド社、講談社、同院書店)は、89年の中国の知識百科以外全て長谷氏のゴースト作品
長谷が赤塚名義で出したカルチャーコミックスは全部で二十冊以上あるね。
21世紀ブックスの「全部切り抜く本」 「漫画とギャグに強くなる本」 「クイズ&パズル無理難題」なんかもそれ以前に出たやつだけど、これも長谷本だね。
あの汚い絵で読む気が失せるんだよなw
消防の時、元祖天才バカボンの再放送が大人気で原作を読んでみようと元祖のコミックスを買って愕然としたな。
おそ松くんの初期はイマイチだね。画が完成してないのもあるんだろうけどあれがギャグ漫画の革命的作品と言われてもなぁ。。。
中期ぐらいになるとさすがにバイプレーヤーが充実して面白くなってくるけどね
おそ松くんの初期は全て赤塚がやっていた(元夫人が手伝っていた)のが
高井研一郎に手伝って貰うようになり、
古谷三敏をアシスタント兼アイデアマンとして迎えた昭和38年あたりから
お馴染みの展開になってくる
それは赤塚の才能はたいしたことが無いってことを意味するのかな。
手塚みたいに全部本人が仕切ると才能の評価がしやすいんだけどなあ。
いやぁ、わかってないなぁ。
ギャグ漫画であれだけの質と量を誇る漫画家はそうはいないよ。
ストーリー漫画よりもギャグ漫画を描く方が圧倒的に過酷だし。
初期のおそ松くんがつまらんという意見はオレも同意。
実際、おそ松くんの絵とアイデアが安定してくるのは昭和40年からで、それまでは助走期間のようなもの。
それ以降の十年余に渡る快進撃は、ギャグ作家の中では後にも先にもないぐらいの輝きを放っていた。
791 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/05(水) 23:39:05 ID:5rILnk5d
>>790 いや、分かるよ。赤塚先生の凄さは
つーかオレは赤塚チルドレンを自認してるし
赤塚不二夫
松本人志
スタパ斎藤
この3人が俺に与えた影響は異常
ことし三十路ですがね
>>792 今年やっと漫画家デビューできた小生の影響を受けた人物は…
赤塚不二夫
松本人志
ブルーハーツ
目の見えない男の話で、目玉が包茎っていう落ちがありましたよね?
確かバカボンだったと思うんですけど
文庫で全巻見てみた限り載ってません。
他の漫画かとも思うんですが
知っている方いましたら、教えて頂けないでしょうか?
>>793 1000のバイオリンは赤塚不二夫
日曜日よりの使者は松本人志
それぞれをイメージして作ったそうだね。
>>794 文庫には収録してないけど、「なのだ天才バカボン」(ソフトガレージ刊)の9〜10巻のいずれかに収録している。
ただかれこれ八年ぐらい前の本なので、まだ売っているかどうか…。
ソフトガレージ10巻「目のホーケイの涙なのだ」だな。
あとはバカボンのおやじを探すだな。
ホーケイ男のネタもそうだが、「天才バカボンのおやじ」は「天才バカボン」以上にナンセンス度が高い
けつに醤油をたらして舐める怪盗ゲップーチンの話なんかその最たるもの
キング版おそ松くんでイヤミが台風と一体化する話があったなw 今回の大型台風で不謹慎ながらもそれを思い出しちまった
読み切り短篇の中年フライデーは傑作だ!
誰も知らないだろうが・・・・・
長谷さんて、なんだかかわいそうな人だね
>>804 あの程度の漫画家で短大とか専門学校の講師なんかしているから、ある意味勝ち組じゃね?
ホント詐欺みたいなもんだよ
それでも住んでる実家は栃木の僻村のボロアパートらしいけどね
まぁ、コジキだって言われてるからなぁ長谷。確かに哀れではあるなw
>>802 パソコン関係のフリーライターです
ホント個人的なのでスルーしてください
ふゴッ!
スタパ斉藤と言うと
「ログイン」80年代後半て感じ
>>800 「天才バカボンのおやじ」は一応成人向けだからなぁ
とはいえ、そのうち幾つかのエピソードは『元祖天才バカボン』でアニメ化されてるらしいし
一応、後半は赤塚ネームで古谷三敏が描いてるけど、著作権などはすべてフジオプロが
握っているのかな?(一般に古谷の名前はでてこない)
「天才バカボンのおやじ」ってまんがNo1にも掲載されたんだよね?。
まんがNo1といえば、「くそばはあ!」が面白かったから、「バカボンのおやじ」も期待大。
ソフトガレージのコミックスにも収録されてるのかな?。
「天才バカボンのおやじ」は相当ナンセンス度が高く、かつシュールなギャグも少なく
「成人向き」を謳っていても結構取っつきやすい作品だと思う
「すしマージャン」とかベタでバカバカしいギャグもあるし
ヤフオクで出てるニャンニャンニャンダの絵本っていうのが気になる。
>>811 天才バカボンのパパってタイトルだったけどね。
踏絵の話だっけ?
おまわりさんの顔を最後に踏み潰すオチの…
何の苦もなくその場で捏ち上げたような漫画だけどそれなりに笑えるのがスゴい
>>803 『中年フライデー』はオレも好き。つーか赤塚の短篇て秀作も多いのに、他の漫画家みたいに評価されることがないんだよね。
『かけあし人生』、『拝啓おまわり様』、『ラーメン大脱走』、『家族』、『ビューティ・ビレッジ』
隠れた名作はいくらでもあるのにね。
816 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/10(月) 19:48:49 ID:6g7Ys60Z
考えてみたらギャグ漫画家だから長期連載だろうが、全て読み切り短篇なんだよなw
>>815 拝啓おまわり様はよく出来た短篇だね。
出た! 警察の大黒星www
傑作駄作問わず、読者の予想を裏切るのが赤塚ギャグ
他のギャグ漫画はだいたいオチが読めてしまうからな
>>812 オレも気になったけど結局落とせなかった。
初めてみたよ。かなりレアだよね
『おそ松くん』の傑作中の傑作「イヤミはひとり風の中」に出てくるチビ太若殿のお抱えカメラマンの正体はバカボンのパパなのか?
髪型が違うだけでまるっきり顔が同じなのが気になる
イヤミはひとり風の中にはバカボン親子が町民としてゲスト出演してるんだけどね。
Wキャストか?
>>820 OVAでは、チビ太はわかチビではなくイヤミの親友の素浪人。
イヤミとチビ太の友情とか原作にないプロットが巧くからんで原作以上の傑作になってる。
この辺のイヤミは一人風の中だとかチビ太の金庫破りは技術不足の失敗作だとみなもと太郎が批判してた。
少なくともみなもと作品よりかは傑作だと思うのだが…
>>823 言いたい人には言わせておこう
でも俺みなもと太郎で笑った事無いけど
>>823 みなとも氏の場合、劇画とギャグのミックスという新ジャンル(ホモホモ7)を定着させたという自負があるみたい
だから、自分の方が赤塚よりもギャグ漫画の新しい可能性に挑戦したんだという自惚れがあるのかも知れないね
確かにホモホモ7が登場した時は衝撃的だった
けど、赤塚漫画と違ってみなもと漫画はマイナー過ぎるんだよね
みなもと氏は風雲児たちとか他にも優れた作品を多数描いているんだが、やはりどれもマイナー感は否めない
「イヤミはひとり風の中」
チャップリンの「街の灯」をベースにしているのは周知の通りだが
「街の灯」ラストシーンでは、目が見えるようになった盲目の少女がチャップリンと再会した時、手術費用を出してくれたのが彼だと気付くのに対し
「イヤミはひとり風の中」ではトト子ちゃんが自分の目を直してくれたイヤミと再会するものの、その正体に気付かず、イヤミもまたトト子に何も告げずに去っていく
あれは「街の灯」のラストシーンを越えた名シーンだと思う
>>826 トト子じゃなくてお菊ちゃんじゃなかったか?
チビ殿のお城にお菊ちゃんに整形したブスで性格の悪い娘が嫁ぐというオチが最高に笑った
お菊ちゃんの中で永遠に素敵な人のまま終わるところが憎いね。
「イヤミおじさん」のために貯めているお金をあげようとするところなんかも。
その一方でア太郎ではニャロメが盲目の少女を治すエピソードもあったね。
こっちは悲惨な最期だったよw
少年キングでも[イヤミはひとり〜]みたいなストーリー性のある話を描いてほすかった。
あのキング版の手抜きぶりは尋常なない。バカボンやゴンの劣化版って感じ。
その所為で文庫の全集にはほとんど収録されなかったんだから
>>829 同時期に連載してた『バカボン』はナンセンス
『レッツラゴン』はシュール
『ギャグゲリラ』は時事風刺
それぞれ毛色が違ってるんだから『おそ松くん』はストーリーギャグで行けば良かったのにね
赤塚せんせい本人も『おそ松』には飽きてたのなら仕方ないけど
おそ松やア太郎、初期のバカボンとかのオーソドックスなユーモア路線に飽き飽きしてたのかもね。
確か赤塚先生自身レッツラゴン連載時にインタビューでそんなこと答えてた。
72年〜73年は、おそ松がつまらなかった分ギャグゲリラが超面白かった。
変な写真をタイトルに使っていた時代はネ申的作品
いやいやキング版『おそ松』もなかなかバカバカしくていいよ
確かに『バカボン』や『レッツラゴン』よりはレベル低いけど
ナンセンスギャグにしてはオチも弱かったし…
でも、イヤミが好き放題暴れまくる展開はそれなりに好きだなぁ
おそ松サンコミの自選傑作集のセレクト、
キングの部分はいただけなかったなぁ。
全集買ってようやくキング版の面白さに気付いた。
イヤミ大暴れwww
835 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/14(金) 00:52:34 ID:ZRv3XJjw
72歳誕生日age
そういえば今日は赤塚先生の誕生日だね。
漫画を画かなくてもいいから、せめて意識が戻らないかなぁ。
赤塚不二夫
生涯執筆枚数八万枚
もうこの先一枚も描かないとしてもだ。
>>837 武居元記者の書いた閉めの台詞だね。読んだとき、何故かジンときた。
839 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/14(金) 19:02:28 ID:RSN/Sv0/
明日はいよいよ杉並アニメミュージアムで藤子A先生と小池さんのトークショー。
一体どんな話が飛び出すか今から楽しみだ。
↑あとでレポよろしく
>>837-838 赤塚先生のもう取り戻すことのないであろう意識の回復を前提に、八万一枚目の原稿の執筆を期待している武居氏の心情が汲み取れる一文だね。
>>841 ぐっときた。作家と編集者の最も素敵な関係だな。
赤塚先生への武居さんの深い愛情が伝わってくるね
>>829 何を言うか!
映画ゴーストの元ネタをキング版おそ松くんで描いてる事実を知らんのか!?
「これがミーのラブストーリーざんす」
確かに「ゴースト」と全く同じ話だけど、いくらなんでも「ゴースト」の元ネタではないと思うよw
「ミクロの決死圏」の元ネタが「38度線上の怪物」っていうのもちよっと怪しいかな
竹書房文庫の完全版で初めておそ松くんを読んだのですが、イヤミが豆の木に登って大男の赤塚先生のおしりに潰されちゃうあの話が
本当に最終回なんですか。
おそ松くんほどの名作が何であんな変なおわり方をするのか全く理解出来ません。
他にちゃんとした最終回ってないんですか。
>>845 少年サンデーでは泥棒の町の話ではなかったか?
『ワルワルワールド』のまるっきりプロトタイプのような
>>845 それはサンデー連載よりずっとあとに描かれた少年キング版おそ松の最終回。
キング版は完全にイヤミが主人公でかなりいい加減な内容。
おそ松のタイトルじゃなければもっと評価されると思うんだけど。。。
ただしキング版は連載後に「チビ太の金庫破り」(サンデー版のリメイク)が描かれていて、
これはオリジナルより完成度が高かったので、最終回とみても良いかも。
昔からそうだけど、赤塚スレの住民はなぜかキング版のおそ松を嫌うよね。
赤塚マンガにはそれ以上の失敗作はいくらでもあるんだよ。
コングおやじとかギャグありきとか…
コングおやじって言えば、昔みうらじゅんが一番好きな赤塚漫画として挙げてたなw
たぶん受け狙いでわざとマイナーなタイトルを挙げただけだと思うけど
>>837 「・・・してもだ。」ではなくて「・・・してだ。」ですよ。
でも、この突き放した書き方が、かえって俺には逆にジーンときた
>>848 「おそ松くん」だからじゃない?
「イヤミさん」「イヤミくん」あたりにしておけばよかったのかも
>>847氏もいってることだし
(「イヤミくん」「イヤミさん」は実際にネタで出てきた)
「チビ太の金庫破り」(リメイク)はキング版の連載に先立って描かれた作品
成年向けのMr.イヤミ氏ってなかったっけ?
今出すなら「シェーッ!イヤミざんす」あたりかなぁ。
シェー教の崩壊とかイヤミものを加えて単行本化して欲しい。
>>849 ヒットコミックスの『コングおやじ』は古書業界ではかなり高額なんだけど、あれは作品としての価値というより、発行部数が少なかったという希少価値なんだね。
以前、壱万円以下だったので、こいつの並本を買ったが、値段の評価よりもイマイチな内容だったので、ガッカリしたもんな。
>>853 入手しにくさと作品の質は全く関係ないと思う。
楳図かずおしかり、永井豪しかり、手塚治虫しかり。
田村信尻振り。柳沢きみお愚痴り。相原コージ事故り。
>>852 「ミスターイヤミ」「ミスター・イヤミ氏 あしたの朝」
いずれも成人向けで、後者はブラックが効きまくった作品
古谷三敏が作画を手掛けていて、赤塚は原案のみ
(それでも古谷の名前はどこにもなく「作・赤塚不二夫」になっている)
「シェー教の崩壊」はタイトルどころか、画力も物語も崩壊していて
見るも痛々しい作品
イヤミは全般高井研一郎(実の産みの親)が手掛けている
この作品、赤塚はキチンと下絵まで描き入れていたのだが、余りにも下絵が
下手くそになっていたことに落胆したあだち勉が、全て描き直してしまったとのこと
赤塚漫画の最低レベルだよね、シェー教の崩壊…
10/17 天才バカボン40周年記念特別企画なんて出るのか
40周年の記念グッズとか出るのかな?。
何か単行本とか出るだけで終わりそうな希ガス
>>858 講談社、曙出版、立風書房、双葉社、竹書房、ソフトガレージ、小学館…
これだけ出てるんだし、もう出ないでしょ
つーかバカボン、本出すぎ
きっと500円DVDで無印と元祖が出るんだよ。
そんなわけないかw
そろそろア太郎DVDのvol3が出るね。
やっと特典が何か判明する。
とりあえず講談社から単行本が出るみたい>10/17
講談社は何回出せば気が済むんだよ(笑)。
全集とか言っても、毎度のことながら少年サンデー版は載せないんだろうね。
おそ松くんやア太郎も講談社から全集が出たけど、バカボンだけは絶対サンデー版を載せないんだよな。
えりぬきとかバイリンガル版とかピックアップ作品集とか、講談社では全集や文庫以外にも色々出してるからね。
もうバカボンはいいよ。
分厚い一冊本って感じだね
バカボンのアンソロジーみたいな
>>863 現在の講談社の常務取締役のひとりがあの五十嵐記者なんだよ
自身の出世作となったバカボンに強い思い入れがあるのも当然
サンデー版を入れないのも、サンデーに引っこ抜かれた当事者だから
これも当然
曙出版のが絶版になって以来少年サンデーのバカボンはずっと読めない状態だったんだけど、竹書房の文庫が出てやっとサンデーのもマガジンのも読めるようになった
あれは嬉しかったよ
もし『天才バカボン全集』と銘打って出すならこの際、
マガジン、サンデー、ボンボン、その他の掲載作品を全部網羅した完全版を出して欲しいね。
>>869 これまで単行本化されてない80年代の月刊少年マガジン版やテレビマガジン版も掲載してくれるといいんだが
同じテレマガでも長谷バージョンはいらねえけどな
曙の12巻に収録してる天才バカボン番外地だったっけ?
バカボンのパパが刑務所の所長で、囚人の赤塚キャラがプリズンブレイクみたいに集団で刑務所を大脱走する話
これって文庫には入ってないよね?
あくまで番外編だから収録しなかったのかな
873 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/19(水) 21:44:18 ID:eeMz5B/N
>>872 同じ曙コミックスの十二巻に載ってたバカダ大学の特集記事なら、後年ソフトガレージの「なのだ天才バカボン」に一部再録されたよ。
「天才バカボン番外地」は収録されてないけどね。
874 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/19(水) 21:49:13 ID:4+n64aAW
>>872 あの作品「ああ大脱走」は赤塚不二夫が一切携わっていない作品
マザコンだった赤塚の最愛のご母堂が自宅のガス爆発事故で危篤状態に陥り、
当時サンデーで連載中の「ぶッかれ*ダン」の執筆に取り掛かれなくなった
その代原としてフジオ・プロが製作したのがこの作品だったわけ
長谷邦夫・古谷三敏・とりいかずよし・佐々木ドンの4人が携わり、
長谷がネームを、古谷が作画をそれぞれ担当したはず
(武居本では「ダン」を二人が描いたとあるが、これは誤り)
バカボンのパパやママの顔が後期「天才バカボンのおやじ」と同じだし
また内容も何となく中身が無く、冗長でまとまっていない まさに長谷調
たぶん、収録するとまた長谷がゴネるから載せなかったのだと思われる
>>874 いつも詳しい解説どうもありがとう!
あれって赤塚は一切関わってなかったんだね
確かに通常のバカボンに比べてつまんない印象は否めないよね
刑務所を全員脱走したあと、ママがパパに刑務所ごっこしちゃだめよってたしなめるオチも意味不明だったw
キング版おそ松で、イヤミそっくりな顔したデパチビってスケベな犬が登場したけど、それ以来全く登場してないんだよな。
いいキャラになりそうだったのに勿体なかったね。
>>845 ちょっと亀レスになっちゃうけど、
コミックボンボン版おそ松くんの最終回は(90年3月号)
オナラがとまらなくなって人前に出るのが恥ずかしくなったイヤミが赤塚台の街を去っていき、三年後帰って街に帰ってくると、公園にオナラをしているイヤミ銅像が建立されていてまたイヤミは再び逃げるように街を去っていくというような話だった
思いっきり意味不明で、これに比べたらまだキング版の方が幾分マシだと思うんだけどね
>>877 確かにデパチビは一回だけの出演であれから全然出てない。
ノラウマやスケ番ケロ子も同じケースで二回ぐらいでフェードアウトしちゃったからね。
折角いい動物キャラを使ってもそれ以上進展するようなキャラでなければ、無残にも使い捨てていく傾向があるよね
目玉が勃起するエロイヌっていなかったっけ?
あれ最高に笑えたんだけどなw
『BCアダム』ね。
エロイヌ・オードトワレがフルネームだ。
めんたまつながりのおまわりを悩殺?した後、警察の猥褻物発見係に出世するんだよ。
紀元前篇も面白かったが、現代篇のがもっと面白いね。
短期連載がもったいなかったな。
ハダカでもんでやる!
>>882 コジキ同然の元業界人に会って大興奮の本官が、「汚いのを店に連れてこないで」って言ったラーメン屋の主人を射殺したり、少年漫画とは思えない過激ぶりだった。
>>882-883 エロイヌの話は爆笑したな(笑)
ギャグゲリラでもエロに敏感な痴漢が勃起する大きさで猥褻度を計るってネタがあったけど、これもムチャクチャ笑ったよw
>>884 赤塚漫画に出てくるテレビマンは、ホント軽薄を画に描いたようなキャラで、よくあそこまでカリカチュア出来たと関心する
赤塚先生がリアルにテレビ出演した時、あんないーかげんな奴らがいたんだろうねw
>>886 人間観察の賜物だよw
竜之進とかおまわりとかおかまのカオルちゃんとか
人間の負の部分が生々しいぐらいよく描けてるからな
人間観察が行き届いてるからギャグゲリラみたいな、ああいうアクチュアルな作品も描けたんだろうね。
数ある赤塚漫画の中でも人間の業が最もよく描けてるのがギャグゲリラだと思うんだよね。
結局ア太郎DVDの特典て何だったの?
当時のソノシートの音源を集めたCD
それも新ア太郎のDVDも買わないともらえないんだとさ
東映まんがまつりの予告編やレアグッズの紹介映像なんかは良かったね。
前回の原画絵はがきもよかったけど、今回のア太郎すごろくの復刻はとても嬉しかった。
これ、昔うちにあったんだよ。
初代ア太郎は昭和53年にカラー放映分だけ再放送されてたよね
再放送当時、わりと長く観ていた気もしたんだが、実際カラー放映分は10回分しかないんだよね。
今回のvol,3を買うまで知らなかったよ。
昔(といっても20年ほど前)、神奈川の某卓球場にウメ星殿下、もーれつア太郎テレビ化特集号なんてサブタイトルの少年サンデーがあった時は思わず仰け反ったねぇ
他にもバカボンとデビルマンが載ってる頃の少年マガジンや風のカラッぺが載ってる頃の少年キングなんかもあった
それでわかったんだけど、当時赤塚不二夫はあらゆる雑誌に連載してたんだよね
今の時代これだけ描ける漫画家なんかいないからね
常識じゃ信じられない仕事量だよ
>>895 手塚、藤子、石森、さいとうは赤塚以上に描いてるよ。
藤子氏の場合、両氏の分を足して赤塚氏の1.7倍ぐらいジャマイカ?
A氏が赤塚氏と同じぐらいで、それに対しF氏が少し少ないぐらい
そういえば今日は藤本さんの命日だったね。
スレ違いで恐縮ですが、改めて御冥福をお祈りします。
亡くなられてもう十一年か・・・
F先生告別式の時、兄弟をに亡くした想いだって言った赤塚先生の言葉が非常に印象的だった。
900 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/24(月) 01:59:56 ID:tPYxzjlR
いやぁ、赤塚スレの住民って本当に素晴らしい人達ばっかりだね。
と言いつつ、900げと
>>691 どうせならソノシート用に書き下ろした漫画を一冊の本にして欲しかったな。
少年サンデー版よりマッタリしててなかなか味があるんだよな。
少年サンデーのア太郎は竹書房の文庫に全話収録されてるのかな?
>>903 竹書房文庫のア太郎は現在入手不可
もう絶版?
できれば再版を望む
近隣のブックオフを廻れば見付かりそうだけどね
それでなかったらまんだらけとか
まんだらけなら確実に揃ってると思う
>>870 >80年代の月刊少年マガジン版
今月のコミックボンボンの告知によるとそれ載るみたいよ。
ルナ先生とかそのまま出てくるんだろうか?
あの頃だと長谷も描いてはいないよね?ボンボンでニャロメ描いてた吉勝太辺りか?
吉勝太は割と器用に色んなタイプの絵描ける人だから。
>>905 当時リアルタイムで読んでて、単行本になるだろうと期待してたのにならなかったんだよなぁ。
同時期のボンボンやヒーローマガジンのは単行本化されたのにね。
アキラやルナ先生のパロディーなんかは、ある意味実験的で面白かったのになぁ。
907 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/25(火) 08:26:39 ID:j+qHA38P
「藤子・F・不二雄総合スレ」で最高に痛いヤツを発見!
コイツなんか気持ち悪いよ!!
↓
もう11年になるんだな……
日本は惜しい人を亡くしたよ
関係ないけど、今年14歳になる娘がいてね
全盛期はちょっと過ぎてたけど、小さい頃からドラえもんのアニメを見せてあげたんだ
(本当に小さくて、まだF先生がなくなる前だったと思う)
今では漫画も読むドラえもんが大好きな娘になったよ
いつかの学校のアンケートかなんかで、尊敬する人の名前のところに「藤本 弘先生」と書いてあったときは嬉しかった
今の子供たちは「藤子プロのドラえもん」を見ているのかな、と考えると少し悲しいよ
どこが痛いんだ? 普通の書きこみじゃないか。
>>902 もーれつア太郎DVDvol,3の解説書によると、週刊少年サンデー、別冊少年サンデー、デラックスサンデーの三誌に掲載された分は、花のデコッ八も含めて全話収録されてるみたい。
ただ、代筆分の小学館の各学年誌に掲載された分は、その殆どが未収録のようだ。
910 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/25(火) 20:07:34 ID:DFpxRuUE
>>907 ファンにとって漫画家は神様以上の存在
その彼は藤本さんの漫画にその人生を支えられながら生きて来られたのであろう
書き込みに関しても決して不快なものではなく、藤本さんへの讃歌と感謝を感じる
真剣に語ってる人を揶揄してからかう君の方が
申し訳ないけど不快だよ
>>905 情報サンクス
早速ボンボン立ち読みしてきた
前々から読みたかったAKIRAのパロディが単行本収録されるのがうれしい
ところでAKIRAのとなりに載ってるのはヤンキー烈風隊?
80年代の月マ版でも、かなりぶっ飛んだこと描いてたよね。
登場人物が全部ビールだったり、指を全部詰められたって設定で左足で描いたり、
他にも背景だけしか描いてなくて登場人物が一切登場しない漫画なんてのもあった。
さすがに今度の復刊でも全部は収録しないだろうけどね。
キョーレツだったのは扉が上村純子(ルナ先生の作者)へのラブレターのかなw
なんか赤塚ってルナ先生をギャグ漫画として評価してそうなんだよな。
俺もあれは同時期のエロ路線漫画では最強のギャグだと思う。
「わたるが死んじゃうッ!」なんてお約束ギャグ以外の何者でもない。
赤塚先生には、真面目なものでもギャグとしてとらえる所があるみたいだね。
『BCアダム』が生まれたのも、聖書を斜め読みして面白かったからだそうだし、
上村一夫の劇画や『ゴルゴ13』のベッドシーンを見て爆笑したというのも有名な話だ。
さいとうたかをだったか、誰だか忘れたが、そのことでもギャグの王様を爆笑させたのなら、それはそれで光栄なことだって言ってたよw
ゴルゴのせくーすシーンは爆笑もんだろwww 池上遼一作品とかもさ
>>913 上村純子先生、ハダカで待ってます ぼくにあぶない個人授業をしてください
みたいなことを最後に書いたら、次号のバカボンの扉で赤塚先生がもとはしまさひでにボコボコされた画が登場して最高おかしかった。
ああいう禁じ手みたいなギャグを堂々とやっちゃうのが凄いよね
赤塚不二夫のギャグポルノ・気分を出してもう一度DVD化12月だって
>>917 マジで!?
もうペンペン草も生えないぐらい色々復刻するよね
こんなのまで出るなんて、昔じゃ考えられなかったな
これも、榎本明や久保新二、たこ八郎なんかの赤塚さんと親しい芸能人ばかり出てるんだよね
赤塚先生は大物漫画家の役で愛人役の五人の女優相手に濡れ場を披露している。私生活と被るかな?w
>>920 トークショーでは藤子A先生が赤塚先生にエールを送っててジーンときた
トキワ荘の模型といえば、まんが道関連でジオラマか何か出るなんて話なかったっけ?
確かフィギュア王の企画だったような気がする
>>917 昔、少年マガジンの赤塚特集で、御大自ら映画製作に着手して観客をハラハラドキドキさせる傑作を沢山作りたいなんて言ってたけど、
出来上がったのが「下落合焼き鳥ムービー」と「気分を出してもう一度」(失笑)
ファンだけに、公開当時いたたまれない気持ちになったよ
>>918 最後の砦…「私の作った番組」がまだあるよ
この際キャロル出演シーンをカットしてもいいからリリースしてくれないかな
赤塚の復刻で一番嬉しかったのがレッツラゴン
レッツラゴンだけはガチ
レッツラゴンのギャグセンスは時代を先取りしてるよ
おそ松くんやバカボンは今読むと多少古くささもあるけど、レッツラゴンだけはそれがないからね
むしろ今読んでも新鮮
925 :
↑:2007/09/27(木) 22:59:32 ID:???
とにわか赤塚ファンの初心者くんが申しております。
ゴンなんて2、3回読んだらそれっきりの漫画じゃん。
それに比べバカボンやア太郎の方が何回も再読に耐え得る作品だよ。
烈面言こそシュールなギャグの原点だぞ
本当の意味でのシュールナンセンスなギャグ漫画の元祖は
創刊間もない頃の「チャンピオン」に短期連載された『狂人軍』(藤子不二雄)じゃねえかな。
面白いんだか面白くないんだか何だかよく解らない、ぶっ飛んだ漫画だった。
たぶん赤塚に対抗意識を燃やして描いたんだと思うが、シュールの限界まで行っちゃった作品で、当時この漫画に一体どれだけの読者が付いてこれたのか疑問に思えるぐらいだ。
>>924 チミはまだまだ赤塚漫画の幅広さと鋭さを理解してないな。
赤塚ギャグの拒否症だけにはならないように気を付けませう
>>928 確かにそれも当たってるけど、いかんせんマイナー過ぎるよな
狂人軍なんてタイトルじゃまず復刻もあり得ないし
キャスターのモデルが梨元勝だとは知らなかった
週刊スペシャル小僧のナシモトくんはいかにもだけど、キャスターもそうだったのか!
鼻の左下のホクロを見れば、そんな気もするが・・・
>>932 週刊誌のトップ屋の取材現場をそのままブラウン管から伝えてしまうナシモトににマスメディアのライブ感覚を感じ、そのナマの迫力を漫画にしようと思ったのがキャスター。
ポップコーンの創刊号でそうコメントしてる。
サンデー毎日の昭和59年8月12日号掲載の「ロマンは内面にあり」は赤塚不二夫漫画大全集未収録作品でつか?
>>928 藤子Aは何気にナンセンスギャグを発表していた時期があったな
「フータくん」と初期「おそ松くん」「チビ太くん」辺りのテイストはちょっと近いかも
結構藤子A作品もぶっ飛んでるのがあるんだよな ムキー
寧ろ当時の赤塚の方がまだ何となく抑えている感じがする
それまでマイナーだった藤子が一気にメジャーになったのも、赤塚の『おそ松くん』のヒットに触発されてギャグ漫画を描くようになったから。
特に藤子Aは赤塚にないものを描こうとしてたのかもしれないね。
ただ藤子Aの場合、『怪物くん』や『忍者ハットリくん』みたいな大ヒット作がある反面、『狂人軍』や『マボロシ変太夫』のように読者がついて行けないような作品も多い。
赤塚の場合『バカボン』や『レッツラゴン』にしても、どんだけナンセンスがぶっ飛んでても、まだ読者がついて行ける範囲内のところにある。
その辺が同じギャグ漫画家として、藤子Aが赤塚に一歩譲るところでもあるんだよね。
藤子@のブラック短篇の面白さは異常
赤塚のギャグゲリラの面白さも異常
藤子@はブラック短篇を
赤塚は世相を反映させたライブ感覚なギャグ漫画を
それぞれ晩年まで続けてくれればよかったのに…
>>935 全集はもちろん全作品リストにすら載ってない。
80年代はそういうリスト漏れ作品が多そうだよね。
ヤングコミックや漫画アクションに載ったやつなんかもことごくリスト漏れになってるからね
赤塚不二夫の巨人軍衝撃レポートって何でDVDの全集に入ってないの? 過去に単行本になってるのに
因みに、昨日杉並アニメーションミュージアムに行った人いる?
>>941 俺は行ってないけど夜のNHKのニュースでやってて、バカボンパパがカミナリさまのおへそをちぎって、ニャロメがそれを食べるってアニメが紹介されてた。
確かBGMが「どしゃぶりの雨の中で」だったような。
見た! 娘さんきれいだね
娘さん、かつてヌードを披露していた事があった
綺麗な形の巨乳だった
20年程前だったか、写真週刊誌かなんかで見たと記憶している
娘さんって今はデザイナーやってんだよね。
何年か前に出た「たまねぎたまちゃん」のカバーデザインやCDジャケットなんかのデザインも担当したらしい。
若い頃は海外に長期留学してたんじゃないかな。
大人になった娘さんが、赤塚先生好みのいい女になってて、娘さんが先生の家に泊まりにきた時、娘さんが寝るとすかさずパンツの中に手を突っ込んでくるんだってw
それからというもの娘さんはパジャマを着ないで、ジーパンをはいて寝てたというw
DVD-ROMかオンデマンドの全集のどちらかを買おうと思ってるのですが、どちらの方が買いですかね。
バカボンやア太郎みたいな主要なところは文庫とかで揃えたんで、持ってないレアな作品だけオンデマンドで揃える方がいいかなと思ったりもしてるんですが
>>946 赤塚先生だからいいようなものの、ふつうの親父がやったらトラウマ物だなw
>>947 本で揃えた方がいいだろ。
本来漫画なんて、お菓子食いながら寝っころがって読むもんだからさ
読者を驚かす病気にかかってる女…赤塚不二夫w
>>950 ニセの最終回から三週間経って連載再開した時の締めの言葉だったね。
この再登場の話はムチャクチャなテンションで、これぞナンセンスの極みのような話だった。
カメラ小僧に紀代子だかなんだかの息子まで出てくるし…
近いうち… もしかしたら次回… いやかならず次回、何かやるから驚くなよ…って言った翌週に、
赤塚の全作品のペンネームが山田一郎に変わったんだよな
山田ライオンに田山ライオン
山田一郎時代なんて何ヵ月もなかったんじゃないかな。
山田一郎にしてから、ヤクザに脅かされたり、経理の人間に何億か横領されたり、災難続きだったとかで、すぐに元の赤塚不二夫に戻ったはずだよ。
文庫版バカボンの16巻だったっけ?
著者名が山田一郎名義になってるんだよね
あれは心憎いよ
>>955 竹書房のヤツだね
あの文庫は出来が良かった
>>954 レッツラゴンで山田一郎に何が起こったか(だったかな?)ってあったよね。
改名して以来不幸続きの連続だとかいうやつ。
ユリゲラーの父親が由利徹つーのが思いっきりツボにはまったwww
958 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/01(月) 23:53:52 ID:huMr0U1j
>>955-956 竹書房文庫版は巻末の解説とか著名人の推薦文とか初出一覧とか
資料としても最良の作りになってる。
作品も年代順に掲載されてるのもいいね。
竹書房といえば、バカボンとア太郎が予想以上に売れたもんだから、代表的な赤塚マンガを全集で出そうと企画したらしいんだけど、おそ松くんが全く売れなくて頓挫したんだってね。
>>950 それから10年経ってまさか完全版の全集が出るとは思わんかった
おそ松に関しては完全版じゃないけどね。
>>961 完全版じゃないうえにあんまりいいネタ入ってなかったんだよな。
キング版にも結構佳作もあるのに、あれじゃ適当にピックアップした感じだよね。
せめて「これがミーのラブストーリーざんす」ぐらいは入れて欲しかったよ
キング版で、おそ松たちが母親に「おやつ抜きよ!」って怒られた時、「ああよかった。オレ最近太り気味だからダイエットしたかったんだ」って言い返すシーンがあるが、そのセリフにモロに時代の流れを感じた。
おそ松がクッキーなんてクッキないよって言ってたけど、食う気ないよっていう意味のシャレ?
だろうなw
赤塚漫画の本質は言葉遊びだと言っていたのはオザケンだったか
なるほどと膝を打ったよ
>>965 ストーリーはともかくネームに関しては、晩年(80年代)も冴えていたように思う。
自分が笑ったのは、バカ大のバーコード研究会の後輩がバアさんのシワから生年月日や名前を全部バーコードのように読み取るのを見て、パパがひとことこれが本当のババアーコードなのだっていうんだけど、これが最高に可笑しかったw
ストーリー自体は大したことなかったんだけど、この台詞だけは未だに覚えてるよ
967 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/04(木) 00:10:00 ID:dcAkE//F
バカボンパパが棒をナスに差してボーナスってのが笑えた。
パー色とうがらしに就職する話だったっけ?
筆記試験のテスト用紙で紙飛行機を作って飛ばして、パパが一言
これがほんとのテスト飛行なのだw
これも思いっきり仰け反ったなぁ
>>963 サンデーに連載されていた時代だったらチビ太を巻き込んで熾烈な争奪戦を繰り広げていただろうからねw
そろそろ新スレ立てるのだ
昔、赤塚先生が漫画の中で、今まで読んだ本の中で一番嫌いなのは、
浅田彰の「逃走論」だと書いていたが、妙に納得した。
赤塚先生のような戦後日本をがむしゃらに生きてきた世代では、ああいう楽して生きたい的な空論に虫酸が走るんだろうな。
>>971 何がスキゾキッズだよw
エセインテリの理論武装とは対極の戦中派
ちょっとスレチになっちゃうんだけどね
浅田がマスコミに露出してた頃たけしが
オレはスキゾじゃないパラノだって言ってたんだよね
たけしもそうかも知れないけど、どちらかとといえば赤塚さんの方に強い印象がある
まぁこんな古い話どうでもいいんだけどさ
気にしないで聞き流しといてね
そういう逃走論とかを揶揄するギャグなんかは文学散歩に載ってるのかな?
>>974 そうだね。
若者たちの神々がバカ者たちの神々になったり、疑惑の銃弾が疑惑の糾弾になったりね。
他にも佐川君からの手紙とか気配りのすすめとか当時のベストセラーを徹底的に茶化してるのが面白かったね。
文学散歩は赤塚&武居コンビのアイデア
武居本によると、すでに武居氏は少女誌(「ちゃお」か「別冊少女コミック」)の編集長になっていたが
どういうわけか文藝春秋社の「オール讀物」に連載されたこの作品にアイデアマンとして携わっていたとの事
もともと武居氏は文学青年だった(自称)らしい
「ギャグゲリラ」では深く関わっていた長谷邦夫の関与もこの作品には無い様子
>>976 こういうアカデミックなテーマの作品にインテリ崩れの長谷が関わってないのはちょっと意外ですね。
ギャグゲリラとか大先生を読むとかは殆ど赤塚&長谷コンビでやってたって話を聞いたんですけどね。
最高の誉め言葉がインテリ崩れかw テラワロスwww
アニメのバカボンスレを見てきたら北村弘一さんが亡くなったと書いてあって驚いた!
盆田先生が… 御冥福をお祈りいたします…
宮内幸平と並ぶおじいちゃん声優だったね。
宮内氏も随分前に鬼籍に入られた…
今年は初代イヤミの小林恭治氏も亡くなられてるんだよな。
>>979 バカ大生の役もよくやっていらしたよね。
アホっぽいふけ声を演じさせたら天下一品だった…。
合掌
>>976 武居氏は、『ギャグゲリラ』の連載も終わり、仕事が少なく気力を失いつつあった赤塚先生に、嫌味を言いながら一緒に漫画を作っていくことが楽しかったんだよね。
『文学散歩』の連載が終わった後、あの武居氏が赤塚先生に、「僕の力不足です すみません」と謝ったそうな。
赤塚先生もそんな武居氏に対し、「武居はほんとよくやってくれた ありがとう」とお礼と労いの言葉を掛けたという。
このお二人の間柄は、作家と編集者の最も素晴らしい関係だと言われてるそうだが、それを納得させるエピソードだ。
アジャパー アレッ!?
それって赤塚不二夫展の図録に載ってた「シェーカムバック」で最後赤塚キャラ全員でアジャパーするやつだよな?
ドラえもんだけ何故かセリフがあるっていうwww
あれもなかなか面白かったな
話かわるけど、井上ひさしの原作で何本か描いてるよな? 誰かタイトルとかわかる?
『ひさし・不二夫の漫画全集』のタイトルで「日本亭主図鑑」をコミカライズしたことがあったよ。
他にも「ブンとフン」を元に読み切りを一本描いたらしいが、リストにも載っていなく、今尚詳細は不明のまま。
>>970 新しいスレッドを立てようとしたんだけど、サーバーに繋がらないとかでうまくいかなかった・・・
どなたか代わりにお願いしますm(__)m
井上ひさしといえば、赤塚不二夫1000ページか何かで、赤塚不二夫は天才の総元締めだみたいなこと言ってたのを思い出す
赤塚を高く評価する文化人って結構多いんだね
畑正憲は強かな天才性と大衆への輝きなんて言ってたし、中上健次は最も尊敬する人間として名前を挙げていた
赤塚に対する文化人や知識人の評価って、ひょっとして手塚治虫と双璧なんじゃないかな
植物状態の赤塚の、全集希望〜♪
992 :
↑:2007/10/07(日) 20:33:34 ID:???
チミは旺文社の植物図鑑でも読んでなさい
>>990 三島由紀夫は手塚よりも赤塚の方を評価してたみたいだね。
赤塚漫画には三島自身が求める破壊性と退廃性があるとか。
ポリティカルなムードとは無縁な世界観を描けることは作家として幸福だ、みたいなこと言っていたような…
「今は誰もが言いたいことを言える世の中なったけど、それは赤塚さん達が酒で体壊しながらやってきたことが基盤になっているんだ」
と、かなり昔にビートたけしが言ってたけど、凄く説得力のある言葉だと思ったよ。
高平哲郎は、フラワーレボリューション、ヒッピージェネレーションとか60年代、自由をスローガンに掲げたムーブメントが色々あったが、赤塚さんを知って本当の自由とは何かを学んだって、著作の中で語っていた。
赤塚さんの場合、生き様そのものがパンキッシュなんだろうな。
そういえば、誰かが、メンタリティーがピストルズのシドみたいだって言っていたね
>>993-994 アカツカNO1って本を読むとその辺りの文化人センセイにベタ誉めされてんのがよくわかるよ
大島渚や平岡正明の赤塚不二夫論なんか今読んでも読み応えはあるし、トリックスターとしての赤塚の当時の立ち位置なんかもわかって資料としてもいい本だ
いい本かぁ?漫画なんかも途中までしか載せてないし
赤塚不二夫はメジャーなのに前衛だった稀有な漫画家
銀座鉄道999
>>999 どうもありがとう それではこの僕が
赤塚不二夫1000ページ
1001 :
1001:
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