そして、会社としても少しでも経営に寄与できればという思いで企画したのが、当時連載を依頼していた荒木経惟さんに頼んで、
『噂の眞相』の初めての別冊『荒木経惟の真相』をつくることだった(82年、初夏)。何か話題を仕掛けて宣伝しなければということで、
考えたのが漫画家の赤塚不二夫さんにハードコアのモデルをやってもらおうという大それた企画である。
(中略)
撮影は新宿歌舞伎町のラブホテルだった。当日の撮影現場には赤塚さんの友人でもあった山本晋也監督も駆けつけてきたので、
その場で、この本番撮影の一部始終をルポにして『噂の眞相』に書いて欲しいと依頼し、快く引き受けてもらった。この撮影を
聞きつけた週刊誌やスポーツ紙にも近くの喫茶店で待機してもらい、撮影終了後には記者発表する段取りまでつけての撮影開始だった。
今でも赤塚さんの真剣な表情は忘れられない。当時荒木さんと組んで二人三脚の雑誌づくりをやっていた白夜書房の末井昭氏も含めて、
そのラブホテルの二間の部屋では7、8人が見守っていた。いくら赤塚さんが何千人切りのツワモノとはいっても、これだけのプレッシャーの
なかでは平常心でいられるわけがない。武智鉄二監督の映画「白日夢」で愛染恭子と本番をしっかりやりぬいた役者の佐藤慶さんに
新宿ゴールデン街で撮影の裏話を聞いたことがあるが、それも実に涙ぐましい努力のたまものだったからだ。
それだけに、途中で勃起のためのさまざまな努力を続ける赤塚さんには感動するとともに、申し訳ない気持ちにもなった。
筆者がこの企画を進めていることを知った赤塚さんの側近中の側近だった長谷邦夫さんや、赤塚さんの『ニヤロメの数学教室』などの
マジメ企画でヒットを飛ばしていた出版プロデューサーの坂崎靖司氏からは余計なことをして赤塚さんのイメージを落とさないでくれと
冗談まじりで文句をいわれていたからだ。しかし、何よりも赤塚さん本人が了解していることだし、撮影の段取りは着々と進んでいたのだから
途中で中止という選択肢はなかった。撮影が無事に終わり、近くのイタリアンレストランでごくろうさん会をやった時には、ホッとした。
待機していた取材陣には「大成功!」を報告した。翌日のスポーツ紙はこれをいっせいに報じ、週刊誌もそれに続いた。
パブリシティのための仕掛けとしても「大成功!」だった。
953 :
愛蔵版名無しさん:2008/03/23(日) 08:03:36 ID:tYJ8PhdB
生きていればおもしろかったのになー
アやめて アッハン
956 :
愛蔵版名無しさん:2008/03/23(日) 18:16:07 ID:7a9dkZyv
>>952と下落合焼きとりムービーって何か関係ある?
下落合焼きとりムービーは79年公開の一般映画
カマラマン荒気の噂の真相は82年刊行の臨時増刊号
特に関係はない
958 :
愛蔵版名無しさん:2008/03/23(日) 21:45:58 ID:eMKM5KRh
>>952 十年くらい前、サブカル系の古書専門店でその号買ったよ。
赤塚先生かなり気合い入れて本番に挑んでたw
榎本三恵子のポルノ撮ったり、五月みどりのロマンポルノに出たりしたのも丁度この頃だった。
959 :
956:2008/03/23(日) 22:42:36 ID:???
>>957 d 年代調べればすぐ分かることに気づかなかったす。
赤塚不二夫&山本晋也の名前があったからついつい結びつけてしまった。
>>958 この頃ってポルノが表舞台に飛び出してきた頃ですかね?
マンガの世界でもエロ系が伸してきてるはず。
>>952 長谷ネームとはいえ、『ニャロメのおもしろ数学教室』や『ニャロメのおもしろ宇宙論』なんかのベストセラーで、5〜6年ぶりぐらいに漫画家として注目されていた矢先だったから、
長谷や波乗社の出版プロデューサーからしたら、赤塚氏へのハードコアのオファーは、また顰蹙を買うであろうから断りたかったのは十分納得出来る
その何年か前にも、日活ポルノで主演して、マスコミや漫画業界からの嘲笑の対象となっていたわけだし…
>>958 ナンダッチャブルw
榎本三恵子にレズビアンの女王をやらせてたやつだね。
ラーメン禁止法とかくだらないモチーフだったなw
カラミはなかったけど自主製作の映画で中村京子ちゃんも出してたな
中村京子なんて懐かしいね。
昔、女相撲で優勝したんだっけ。
今はゴールデン街で中村酒店って飲み屋を経営してる。
>>951 小学館文庫の傑作選はセレクトが甘いよ。
バカボンもレッツラゴンももっといいネタあるのにさ。
ちくま書房のバカ田大学とかニャロメはいいセレクトしてたんだけどね。
確かに筑摩の文庫は最高傑作を揃えたって感じだね!
書店で筑摩書房の『ニャロメ』を見た時、「リイドコミック」に連載されていた『ニャロメ』の初タイトル本だと思ったら、只の『ア太郎』の傑作集で、何だかがっかりした記憶がある。
「リイドコミック」の『ニャロメ』も結構面白いのにね。
名人と併録されてたやつか
リイドのニャロメはア太郎とは全く関係なかったな。
ニャロメが普通に人間の女をはらましたりある意味凄い漫画だった。
オレはこの漫画で、赤塚の性癖がドMだということを知ったぞw
バカボンパパやゴンのおやじみたいな強烈なサディストに特化したキャラだと思うのだが。。。
バカボンがドライな現代っ子に、パパかシニカルな毒キャラになってしまう以前の「天才バカボン」は本当に良かった
文庫で言えば最初の配本だった@〜Fまでのほのぼのギャグ路線が好きだった。
それ以降はブラックユーモアと下ネタが多すぎて好きになれなかった。
>>972-973 アニメのバカボンスレでその手の論争が永遠に続いていたね。
何でも原作の初期が好きな人は、アニメ版の元祖や平成が好きではないらしい。
まぁ、ここのスレの住民はわりかし大人だから、アニメ板みたいに荒れたりはしないけどね。
>>973 連載後期の下ネタを平気でアニメにしたのが平成天才バカボン
本官さんがネコの毛を若奥さんのアンダーヘアと勘違いするやつだなwww
キッズ向けアニメで堂々とあのネタをやるとはな…
平成バカボンといえば、あの原作絵から逸脱した可愛系のキャラデザに幻滅した。
前作「おそ松くん」からの流れでああいうデザインになったんだろう
といっても「おそ松」放映開始の頃は原作の絵柄をわりと踏襲していたとは思うのだが・・・・
80年代のリメークアニメね。
おそ松は最高だったけど、バカボンはいい出来じゃなかったな。
その八年後に放映されたレレレの天才バカボンは論外だし
おそ松くん、おもしろかったよなぁ。
笑えて泣けて最高だった。
^^
カラー版おそ松の場合、原作の面白さももちろんあるんだが、やはり何といっても演出の妙ね
それと連鎖反応的に発生するギャグセンスの高さ
この二つがあったからこそ20年以上も昔の漫画が平成のガキにも受け入れられたんだと思うね
胸毛キャサリンwww
984 :
愛蔵版名無しさん:2008/03/28(金) 20:51:44 ID:CEMYN93R
ニャロメとか目ん玉つながりとか他の赤塚マンガの人気キャラが友情出演してたりとか
キャラクターの豊富さは昔のサンデー増刊号に掲載されていた最後の休日とかの作風と同じ賑やかさがあった。
これも新おそ松くんの良いところだよ。
レレレのおじさんや本官さんは、後番組が『バカボン』に決定したからか、『おそ松』では途中降板してたな。
本官さんの代わりにレギュラーになったのが、おかまの髭面の警官だったんだけど、これはこれで面白いキャラクターだったね
オカマのカオルちゃんの面白さはキッズアニメじゃ出せないけどな。
dat落ちする前に、誰か新そろそろスレ立ててチョ
>>975 おまわりがちんぽに竿竹を突っ込んでデートに行く話もアニメ化してたよねw
あとアイドルの部屋で悶絶したりとかw
アイドル部屋に泥棒が入った時の話なら、原作ではその被害者のアイドルは五十嵐じゅんだが、アニメでは赤塚台にリハウスした宮沢りえになってる。
元祖では五十嵐じゅんだった。少なくとも宮沢よりも五十嵐のがいい女なんだけどな。
埋めるお
誰もいないお
今のうちに埋めるお
今のうちに埋めたらカスどもが新スレを慌てふためいて探す姿が目に浮かぶお
ざまあみろだお
カスは死ねば良いんだお
埋めるお
新スレなかったら笑うお
新スレいらないお
埋めたお
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。