3 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 10:03:37 ID:NlMtKb+v
hair color
髪色変えたのよ 初めて染めたのよ
みんなの影に隠れがちだから 少し目立とうと思って…
髪色変えたのよ 明るくしてみたの
ほら 意外と似合うでしょ?
心の中で言った
誰か私を見て 変わった私を見て
誰も私を見ない 変わったのに見てくれない
どうして…?
…きっとまだ足りないのね
おしゃれしてみたの 精一杯選んだの
普段なら一歩引けちゃうような とても素敵なお店で
おしゃれしてみたの 明るくしてみたの
こんな私どうかしら?
心の中で言った
誰か私を見て 変わった私を見て
誰かが私に言った 「最近雰囲気変わったね」
どうして…?
…どうして笑ってくれないの?
4 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 10:05:17 ID:NlMtKb+v
続き
メイク変えたのよ ピアスしてみたの
コンタクトに変えたの ダイエット頑張ったの
私を変えたのよ 明るくしてみたの
ほら 意外と似合うでしょ?
心を外に出した
すると 誰かが言った
私を見て言った
「誰かしらいつもあなたを見てる 少なくとも私は見てた
あなたはどんどん綺麗になった その度私 心配してた」
"どうして…?"
「あなたらしさが消えてったから」
「誰かがきっとあなたを見てる
ありのままのあなたを見てる
それはあなたが友達だから
それはあなたが好きだから
だから どうか…
中身までそっくり変わったりはしないで…」
髪色変えたのよ 元に戻したの
やっぱり黒が似合うでしょ?
心穏やかな日
狂歌
私は待っている
君が不死鳥になって帰ってくるのを
世紀の脱出マジックだ
ああ、しかし心配だ
そろそろ火を止めないと死んでしまうのでは?
皆、固唾を呑んで見守っているが……
何の音沙汰も無く、静かに燃えている
声も聞こえてこない
否、
私には聞こえる
呼んでいるような気がする
「助けて」と
なんてことしてくれているのだ
早く窯から取り出し給え
特製の木箱から、ほら、早く早く
あなた達は皆気違いか、又は白痴か
このまま放置して何が良いと言うのだ
見殺しにする気か?
帰って来なければ意味が無いだろう!
馬鹿
馬鹿
馬鹿!
燃えるべきは貴様らのほうだ!
死ね
死ね
死ね!
6 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 11:12:51 ID:bwSg3RIu
前スレ
>>905 おいおい、なんで津軽氏がそんなに恐縮してるんだ?
お前は悪くない、悪いのは才能も無いのに評価して叩いてる猫柳だろ?
あいつは、このスレにいないほうがいいんじゃね?まじで。
7 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 11:41:11 ID:EVN3YgIk
前スレの(多分)未評価の評価です
>>902 夢についての詩かな、と思って読んでいたら、最後にネタばらしが書いてありました
抑えていた〜の行は削るか何かしたほうが文にもっと繋がりが出来るのではないでしょうか
誰か、というのもよそよそしい D
>>903 都会ってこんなに怖いんですかw
同じ濃さでずっと書いているので、ひとつひとつのインパクトがそんなでもなかったです D
>>910 最終連とその前までの連の繋がりがわかりませんでした
素直な着眼がいいと思います D+
>>925 一気に範囲の狭い愚痴になってしまったように思います
推敲前のほうがよかった 目の付け所はセンスを感じだので、C−
>>926 くどい気がw 遠いなら近づけばいいじゃないですか
死んでしまってたりするんですか?w D
>>930 会話で落陽を成り立たせるところにセンスを感じました
国語の教科書とかに載りそうですねw D+
8 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 11:44:31 ID:EVN3YgIk
>はひとつでよかったですね すみません
飛び飛びな評価でさらにすみません
9 :
1:2005/10/15(土) 12:16:58 ID:/E7ky9LO
「名前はいらない」
メッセージ゙が待っていた
もうそこにいない相手に返事を書く
静かに続く 答えを焦らない会話
弾力性を失ったスポンジがへこんでしまった
それでも じんわり 鈍い反作用を返していく
秋を迎えた銀杏の葉が
今ではなく、もう少し後でもなく、いつのまにか黄色く染まっていくように
緩慢な反作用
キーボードを叩こう 口を開く代わりに
文字を綴ろう
目の前を流れる時間に追いつけない間だけは
10 :
2:2005/10/15(土) 12:17:54 ID:/E7ky9LO
キーボードの先には
怒りと悲しみと後悔が 泥のように溜まっていて
セックスと 妬みと 踏みつけられた希望の残骸が
海岸に打ち寄せられたゴミのように散乱してる
半分腐った西瓜の皮に蝿がたかって
腹が膨れて破裂した鼠色の魚から蛆虫が這う
ぼんやりとその中に寝転んで
ここだったら、居てもいいかもしれないと
それでも美しい海を見る
もう少し経ったら、潮が満ち
このゴミも海底にさらわれる
崩れた蛋白質も、植物繊維も 分解されて
ささやかな感情の欠片も記憶の海の彼方へ散っていく
名前も知らない過去の誰かが
想いを抱いて、消え去ったように
名前のない自分も いつか波にさらわれていくだろう
キーボードを叩こう 口を開く代わりに
文字を綴ろう
ほんの少しの間だけ、想いを岸辺にとどめるために
11 :
KEEP ◆sUm9S7GIX6 :2005/10/15(土) 13:28:58 ID:/aNTUS+e
言葉にできなくて
私は泣くの 心の中では たくさんの考え事をしているんだよ
上手に表現出来ずに涙を流すの
言葉にできなくて… 言葉にできなくて…
口を開かずうつむいて
ただ一人になりたくて
友達だって理解してくれないから
言葉にできなくて。言葉にできなくて…
お薬に頼っているの
自分なんて簡単に変えられないし
これで明るくなれるなら
言葉にできなくて。言葉にできなくて。
でも死にたくない
できれば生きていたい 活きていたい
本当に願う事なんて
言葉にできなくて… 言葉にしたくて…。
12 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 13:35:50 ID:U/fWcxvG
前スレ未評価分
>>867 D+
再生の詩ですね。読んでみたら微かな光とともに色んな旅ができました。
語彙にパワーがあります。さらに生まれ変わった自身を祝福してあげて。
>>868 D+
一気に読みました。詩情があふれてる。頑なだった頃を回顧させられました。
名前のつかないものはなんだろうと少し考えさせられた。無言になるあなたはなぜかとも。
>>870 D
月は見上げるもの。夜に天に架かっているもの。人を真っ直ぐに見るのは困難ですよね。
狂気のなかで狂気を知るなんてできるのかな。恋は盲目。
>>871 D
愛は盲目になっちゃだめ。愛の名のもとに自身を捧ぐのは押しつけがましい。
愛について依存と支配の関係がうまくいけばいいのに。
言葉あそびはたのしいよね。
>>872 Dー
音象ですね。破裂音で印象があかるく濁音で印象が重厚になるとか。この辺りはすきな分野。
なので厳しめに評価。
感覚をあやつるにも技量がいるし当然、センスもいるね。
>>873 D
スクリーンで映画世界がぱぁと広がりましたよ。画面のなかでいつまでも繰り返す愛憎劇。
「スクリーンの大地に映された/本性と紛い物」これに考えさせられた。
ドラマチックに期待するのはひとの常。ドラマ中毒。
13 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 14:18:49 ID:U/fWcxvG
前スレ未評価分
>>877 D
親が子を想う詩ですね。まだ幼い子なのでしょう。未来への期待が詰まってます。
「僕が無くしていた未来への一歩は、きっと近くにあるはず/だから、ずっと、ずっと僕が君をリードして」期待大だな、と思った。
>>879 D
「ゼンマイ仕掛けのカモメ」が隠喩かなにかと思った。心象を情景に重ねてなにかを訴えたかったのかな。具体的にはなにも・・。
残ったのは説明不足感。
>>880 D+
「決定的な瞬間に上り詰めていくようで」「どの瞬間を失えばいんだろう」「悟った瞬間止まればいいのに」瞬間の意味がさだまらず効果的でなかった気がする。
あと説明に終始してクライマックスを逃してるかも。観覧車は劇的空間だね。
>>881 D
くだけた英語ですね。なぜ口語を使わないか疑問。ノーバディでいいかも。
あとhelpsでは助けはこないね。
>>890 D
まさにタイトル通り。【最大公約数〜インスタント・フリーサイズ・リリック】的よせあつめ。
積水のプレハブ工法みたくいかに早く安く簡単に詩をつくるかの指標になるかも。意味は全くないけどね。
14 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 15:03:34 ID:U/fWcxvG
前スレ未評価分
>>896 D+
おもしろさはあると思う。けど微妙。ストーリーテラーなのかな。
題「喫茶店で飲む紅茶」から連想される世界にまだ追いついてない感じ。
>>896 D
「帰り道のコンクリートには/空き缶が減った」にセンスを感じる。秋の哀愁たっぷりなのは伝わったけど盛りあがんない。
写真みたく瞬間を切りとるとか映画みたく場面を繋ぐとかしてクライマックスを作り出したら。
>>916 D
まるでパンダ。概念のよせあつめでまとまりがない。全体に意味をもたせたかったのか疑問。
想像力を転がすだけ転がして行き着いた先はそこですか。「ただそこにいる」を見つめ直してくださいと言いたい。
>>923 D
まさに「北海道」な詩。
「僕の眼が/焼き尽けて離れない/あなたの香り」突っ込みどころ満載。
視覚と嗅覚をおなじ文の中に入れ込むと読者の感覚をマヒさせちゃう。焼き「尽け」ると言うのは狙いだったとしたらハズしたと思う。
>>924 D
微妙な世界を構築してる。王族らはなにの隠喩かな。あなたの内的世界だと推測するけど。
トリックだけ仕掛けても賭けに勝てる?語り部の「真のブラック・ジャックは欠伸をした」でしょう。強烈な落ちがほしい。
15 :
ききか:2005/10/15(土) 15:18:44 ID:/Te35vIG
道の真ん中で
球体が示す数字
私の余命
世界の終わり
曲がりくねった標示のとおりに
私は裸足で歩いていく
浮かび上がる球体
いくつかの文字
私の命の数
残された時
透明なビニール袋には穴が空いて
多く溜め込んだものは
腐敗して流れ出る
巡回する生き様を
私は止めようとはしない
阻止されることから
逃げようともがく
道の真ん中で
球体が示した数字
私が生きられるだけの
希望と
死へと進む
絶望の時
16 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 17:18:05 ID:yJrmMigB
生きることの 責任の重さに
悲しみと憎悪に 逃げ道を見いだす
大きな 深い暗闇の中を
ひとしずくの涙が こぼれ落ちる
心の中は 適度な湿度で満たされ
かすかな光が 奥底にゆらめく
全てをさらけ出した 最後に残る
小さく燃える わずかな希望
ああ
あともう少し 生きてみよう
生きて
もう少し この光を見ていたい
悲しみに 覆われた心は
わずかに脈打ち
躍動し始める
やわらかな陽射し
穏やかな日々が
外で静かに待っていた
前スレ828さん
前スレ776です。評価有難うございます。
この詩のテーマは、タイトルの通り、オンラインの事であり、
釣りと荒らしをテーマにしています。
そのため、あなたが感じた「テーマと離れた言葉」としての「嵐の轟き」も、
無くてはならない一行としています。
釣り氏、そして周りの煽り、荒らしは切っても切り離せない物であるからと。
でも、説明しなきゃ通じない詩なんてダメですね。
精進します。
ただ一つ教えてください。あなたが感じたこの詩のテーマは、何に感じましたでしょうか?
今後の参考にしたいと思いますので、教えていただけたら幸いです。
他の方の意見も聞きたいので、まだこちらのスレを覗いている方で、
評価できる方がいらっしゃいましたら、再評価お願い致します。
ゃ通じない詩なんてダメですね。
精進します。
出来ましたら、他の方の意見も聞いてみたいです。
是非再評価をお願い致します。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1127382555/776-
すみません、前スレに書いていたもので、コピペに失敗しました。
一部文章が乱れていますが、気にしないで下さい。
19 :
銀遊:2005/10/15(土) 18:14:41 ID:mtOUFL8r
>>14 (´Д`;)ヾ ども 評価ありがとごぜますだ。
∨)
((
20 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 18:54:17 ID:QLu9Efxd
知ってます?
秋の空の微笑ましさを。
鯛みたいな色をした雲
が天井に
お日様が隠れていて。
知ってます?
向こうまで広がる海の、色の鈍さを。
みんな普段は眠ってるんです
力を蓄えている。強いんです。
知ってます?
大地に居座る山の
騒がしさを
明るい夜には
行ってみましょう。
みんないます。
21 :
20:2005/10/15(土) 19:11:34 ID:QLu9Efxd
タイトル付けるの忘れてました。
「前進蟹」
で。
22 :
ジョンソン:2005/10/15(土) 19:32:36 ID:Qjxn1cgD BE:127282144-#
金玉菌タはどこでせう
遍く朱色
秋の嫁
焦がれ木枯らし千寿の月
くっすんくっすん運のつき
金玉菌タは灰の中
そこで終わるもまた一興
やがて生まれし旋律と
それを奏でる千のさほ
金玉菌タは何処へ往く
風に吹かれて何処へ往く
23 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 20:02:56 ID:hfaBLFKr
ブルマーの中にあるもの
それは
どこまでも白く
ふわと柔らかく
暖かいもの
あるいは
永遠の純情と
ぼくの歪んだ劣情
そして
その指がブルマーに掛かり
下ろされるとき
かつての少女の
復讐が始まる
24 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 20:22:00 ID:lIeMoFXG
初投稿です…よろしくお願いします。
強い光を背に
振り返り手を振った貴方
逆光を浴びて
黒い
黒い影になった
光は照らす
幾つもの道を
時には過ちの道を
そして誘う
この道を歩んでみないか――
光に魅せられた者
強すぎる程の光を背に
黒く
黒く
影になった
25 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 20:59:42 ID:YLa0AuFm
Title:「ヨルノ世界 コワレタ世界」
土の匂いが 風の匂いが 夜闇の月明かりが
ようこそココは夜の世界。
昼間、いらない物まで照らした太陽の姿は無く 月明かりが僅かに輪郭を映し出す
ようこそココは夜の世界
踏み出す一歩 目の前に広がる広大な闇夜 軋む滑車 ペダルを踏む足
ようこそココは夜の世界
コワレタ人形 コワレタココロ 見えない足元 狂犬の遠吠え
ようこそココはコワレタ世界
もう貴方は戻れない もう私は戻れない 夜の素晴らしさを 美しさを
狂喜を 知ってしまったから
「サヨウナラアカルイヒノセカイ・・・」
26 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 21:00:11 ID:7BHo7e/2
「The usual world」
例えばキミが星空を見上げて
「ああキレイだな」って思ったとすると
他に何人の人が同じことを思ってるだろう?
もしそれを知ることが出来たなら
僕はちょっとだけこの世界を好きになれる
そんな事を考えながら
いつもの縁石に座って空を見上げます
この星を数えきったら
僕は何か変わるのだろうか?
それともいつも通りに朝が来て
いつも通りに過ごすのだろうか?
僕はコーヒーを飲んでる
変わりばえしないいつもの月に照らされて、
いつも通りの世界にちょっとだけ期待しながら
27 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 21:11:15 ID:f6RCC42K
>>26 たまたま目がいったので読んでみましたが
なかなかよかったです。
わざとかもしれませんが「いつも」という単語が目立ちました。
それ以外は特にです。
私は甘めの評価なのでC+
28 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 21:25:31 ID:7BHo7e/2
>>27 評価ありがとうございますー
たしかにチョト読みにくいなと思いました・・
参考にします〜
29 :
平月 ◆U5OeUIgV.6 :2005/10/15(土) 21:53:46 ID:2YituLI+
前スレより、
>>901 >>848の評価ありがとうございました。名前入れ忘れたました。情景まで汲んで頂けて幸いです。
>>909 >>835、
>>839の評価ありがとうございました。
>>835は普段感じている事をダイレクトに。
>>839は昔見た空ってのは歳を負う毎に青くなっていくなぁとか思って書いて見ました。もう少し掘り下げてみたいテーマです。
連投ばかりごめんなさい。
>>930も私の詩です。名前忘れました。
>>7 評価ありがとうございます。内容は以前あった実話で、会話のみで情景を描写しようとチャレンジしてみましたが、どうしても、最後に平文をもってこないとしまらない感じになったので、追記しました。
30 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 22:06:04 ID:f6RCC42K
31 :
名前はいらない:2005/10/15(土) 23:28:35 ID:O8Ta80mZ
「一つのメルヘン」
こんばんは、メルヘンの時間です・・・
人は、その日一日の自分を形成するために
多くを省き、足りなければ補い、
まるでパッチワークの様に
様々な時間ををうまく繋ぎ合わせているのだそうです
そんな、私は今朝目玉焼きを食べたわけですが
一体、どんな味だったのか?
醤油、ソース、塩コショウ?
いやもちろんプレーンですとも。
それが私の現実なわけで。
事実は無数であり、言葉はあまりに少ないのです
そんな現実の一つ一つを
捏ね、撫で回し、時に壊し
そしてまた、捏ねる
以上、メルヘンの紡ぎ方でした。
32 :
パズ:2005/10/16(日) 00:07:28 ID:XZo3jJCN
>>14さん
評価ありがとうございました 参考にさせていただきます
33 :
パズ:2005/10/16(日) 00:08:15 ID:XZo3jJCN
「魚」
噴水と遊んでいた まどろみの春
僕の氷の束は 静かに抜け落ちた
誰かのスクリーン 僕らの鏡
あなたの円周は 優しいらせんだった
眠りにおちて 眠れば大丈夫
いつもあなたの輝きが降っている
まどろみの春 夢なら大丈夫
僕よ深く眠りにおちていく
やさしい波の真ん中
34 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 00:15:37 ID:c2XyC6ig
「俺の箪笥」
俺のパソコン
マイドキュメント それは
おもちゃや秘密がいっぱいに詰まった
洋服たん笥にも似る
リアルタイムで盛りあがった
掲示板への書き込みの膨大な記録
それらは主に
懐かしいテレビゲームの話題 懐かしいアニメの話題
あつかった少年漫画の話題をめぐる
小学生 中学生 高校生 のころの懐かしい思い出
そして ネタスレの数々。
閉鎖する時に保存したとあるファンサイトのホームページ
素人のおたくたちが造った
かわいい二次元女子の画像やFLASH動画の数々
その他のブラックなジョーク画像と動画の数々
詩を描くために蒐集した文献的なウェブページの数々
貧弱だが 確かにそれらは 俺の胸のなかに詰まった
たくさんの秘密の思い出、秘密の自我
秘密の雄弁 !
秘密のたん笥のマイドキュメント
35 :
鋭利マン:2005/10/16(日) 00:59:22 ID:vYbaATIF
>>25 ビジュアル系はお好きですか?
もう一度だけ、夜を見つめ直してみてください。
その時思ったこと、そのまんまを書いてみてください。 D
>>34 有難うございます。
熱が伝わりました。
もう少し尾張にも力が欲しいです。 C+
36 :
平月 ◆U5OeUIgV.6 :2005/10/16(日) 01:26:42 ID:dgVK8D87
かわりはありませんか
この時期になると膝がいたいのです
目じりの皺が目立ってきました
相変わらずの癖毛で
ええ、かわりはありませんよ。死ぬまでこの身体ですから
ずっと、使い古していきますよ
取り替える訳にはいかないのですから
37 :
平月 ◆U5OeUIgV.6 :2005/10/16(日) 01:30:02 ID:dgVK8D87
aaa、しまった。
>>36のタイトルは「かわり」で。スレよごしすみません。。
目に付いたら評価おねがいします。m(_ _)m
38 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 01:36:26 ID:Agl0Ldpj
「白いバラ」
ここにいつも佇む矛盾
不条理も犠牲も
肯定した せざるを得ずに 全てを飛び越えて
見知らぬ道を 進め 終わりの先まで裸足で
今から拾い上げる希望
幸運すら不運すら全て
嘘も真すらも
破り捨てた この場所に立ち 笑い飛ばす昨日
夕焼け空に 下駄を蹴り上げ占う明日
終わらしゃしない この夢 明日へ繋げるさ 詠い続けるさ
さよなら白いバラ 時に咲いた花
流れる景色はそよぐ風の中 笑う顔静か
何度でも 何度でも 別れ告げ
傷ついて 転んでも あきらめず
ここにいて 泣き笑い 旅に出る
ちゃんとさよなら
さよなら白いバラ 時に咲いた花
流れる景色はそよぐ風の中 笑う顔静か
39 :
34:2005/10/16(日) 01:36:28 ID:c2XyC6ig
>>35 ご評価ありがとうございます。
ま、まさか、鋭利マンさんからC+頂けるなんて!
とても嬉しいです、光栄です。
でも、いまもうちょっと何か付け足そうかなと思っていたところです。
40 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 01:44:49 ID:Agl0Ldpj
「アカツキのソラ」
悲しみが身体を貫くというのなら
いかれ紅月の空
濁った言葉で痛みをこらえるのなら
いかれ紅月の空
彼方に吠えろ剥がれ落ちる俺よ
尚行く足よ 流す血よ
報い無き運命よ
全てを受けて
光れ紅月の空よ
41 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 01:47:41 ID:Agl0Ldpj
「残月」
水面に浮かぶ残月
風渡り揺らめくは
慟哭か仰天の星
静天に騒ぐ
一刻の百夜に千の声
42 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 01:57:41 ID:DDQqRh35
「オラ悟空」
オラ悟空
好きなあの人に送ったメール
返信はない
今日もニートな俺に浮かび上がった一つの言葉
ちょっとまてよ
俺は悟空を超えたよ
脳内で
戦闘能力10兆さべジータだって一撃さ
でも就職は出来ない
脳内でさえ
いってくれよ
脳内乙、と
43 :
んなこたーない:2005/10/16(日) 01:58:57 ID:I1POdPZt
「Table of Contents」
1.<2002>
飛行機が空を横切る
火薬倉庫に置き去られた地球儀
凶器の反射が横顔を照らす
片翼の天使の模造品
まるで労役と休暇のrevolution
区劃されていく地平線を脱いだなら
今日一日だけ結婚しようか
日傘の下で笑っている
少女の花言葉は忘れられた
2.<1989>
この街の目抜き通りは
郵便局ばかりが立ち並んでいる
冒険小説の目次をめくるたび
感嘆符のような突然のsummer rain
魔法は使えないけど自転車なら乗れる
3.<再び、2002>
鮮血の赤と精液の白
パレットの上で混ざり合う
断念にもっともふさわしい色だ
画架を立てたら画板を支える
神様だって空腹なのだ
(ときに人生は長すぎる!)
タブリエ姿で椅子に腰掛け
混ざりけのない微笑を浮かべ
悪意ある事象の中心点へと
ナイフとフォークを突き刺した
やけに明るい週末の天井の高い現代の食堂
44 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 02:09:37 ID:Agl0Ldpj
「鉛の花」
心もかかとも斜めに磨り減って
濡らすは涙か 冷たい汗なのか
鼻歌にじむ西の空へ
鉛の花 ニ発打ちこめ
昨日と明日射貫け 二度とはない
今を行け
傷みも誓いも
引く波彼方へと
抱えた大空 うずめたその顔に
諦め冷めたその心に
鉛の花 ニ発打ちこめ
飛び出せ輪の外へ 恐れずに
酷く辛く暗い道でこそ裸足で
悔やむ心に油かけて燃やせ
鉛の花 ニ発打ちこめ
昨日と明日 射貫け 二度とはない今をただ
鉛の花 心にこめ進め
45 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 02:42:49 ID:Agl0Ldpj
「誇空」
前を睨んだってその先に何もありゃしないんだぜ?
自分の手を見たってなんにも持っちゃいないんだぜ?
世界がお前を笑ってるって言うのなら
お前は理由も知らないキチガイなのさ
せめて痛みをくれよ美しい世界とやらよ
満ち足りた幸せよ殺してくれ
笑顔で微笑んで幸せなお前等よ
悶えても差し伸べてくれる手は無いんだぜ?
叫んだって笑われてそれでおしまいなんだぜ?
何もかも無駄だってお前が言うのなら
必死になって一体何を追っているんだ
どこにも行く場所が無い喜びの世界よ
生きたまま焼けばいい
笑顔で微笑んで幸せなお前等よ
そして、お前はかっこよく笑って、
立ったままで死ぬのだろうな。
誇空の下で。
46 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 03:42:51 ID:YA863ykF
ねぇ、きみ。
ねぇ君は、私を捨てるでしょう。
知っている
リアルな永遠なんて無い
違う、
私が臆病なだけ。
今夜も爪を咬んで耐える、孤独に、
もし君が傍に居れば。
ねぇ、きみ。
ねぇ君は、私を捨てるのですか。
はじめまして、初めてここに書き込んでみました。
もしよろしければ評価お願いします。今後の参考にさせていただきたいので。
47 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 12:33:19 ID:SNqJCRxU
「暗い箱」
父が死んだ
肺ガンだった
父はダバコが好きで
母をそれを何時も危惧し
父はそれを黙って押し返した
そして死んだ
母が死んだのはその二日後だ
首を吊って死んでいた
僕はそれを黙って見ていた
母が好きだった
僕は目線を下にし
俯いたまま沈黙した
僕は生きている
生活をし
何かを忘れ
方角もわからず舵を切り
ただ現実にいて
暗いどこか
沈黙の最下層
そこでただ・・・
48 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 12:55:27 ID:/tDM5G59
>>鋭利マンさん
評価アリガトウゴザイマス
>>25デス
ビジュアル系はあまり好きではないのですが
今度はもう一度自分にとっての夜を再現できるような詩を書こうと思いマス
49 :
午後の紅茶:2005/10/16(日) 13:11:22 ID:OnlmFc6M
川の流れ‥
ただ流れる川の流れ‥
ただ上流から下流へ‥
源泉の清らかな水が
ただ流れるその過程で
汚されいく。
河川敷の幾つものドラマを
見てきた川
ただ何も語らず流れていく‥
その思いを海まで持っていく。
流れ流れ辿り着いた海‥
色々なモノの掃溜め場‥
海は今ある風景となり
若いカップルが呟く
「海ってきれい」
そう‥きれいな海になってしまう‥
>>3-4 D
外見が時に中身まで変えてしまうことがあります。
だから人前に出るときは身なりを整えるし、中学校でも校則で規定したのです。
漫画や小説でもよくこういう場面がありますね。外見を変えた少女が、中身まで派手になって友達をなくす。よく表現できていると思います。
ただこの詩に足りないのは、「あなたらしさとは何か」ということです。
外見がいかに変わっても、その人らしさがあればいいわけです。じゃあその人の「らしさ」とは?
友達はどうして「あなたらしさ」がなくなったと感じたのか。そしてその「らしさ」を、髪の毛の色を戻すことで取り戻せたのか。
その辺の掘り下げが浅い気がします。
>>5 C-
タイトルどおりの正に「狂歌」です。極限状態の人間は本当に言葉を失うのだと心から思いました。
僕が引っかかったのは、最後の叫びです。狂歌の狂歌たるゆえんはこの人間の本性たる叫びです。
実際死に瀕した時、人間が口にする言葉は他人への罵倒だけでしょうか。
自分でこの脱出マジックを行おうとした自己への後悔、嫌悪はなかろうか。(ひょっとしたら押しつけられたのか?)
また狂っている様をもっとクレイジーに表現してほしかったというのもある。
でもすんなりと世界に入れるいい詩だと思いました。
>>9-10 D+
ずいぶんと深い作品に仕上がっています。キーボード、文字を綴ろう、という言葉から、メールもしくはネット上のやりとりを想像させます。
それは現実にある即時即興のやりとりではなく、弾力性を失ったスポンジのような、蛋白質や海岸に打ち寄せられたゴミが微生物によって分解されるような、非常にゆったりとした速度であります。
そこはゴミや魚の死骸が打ち寄せられる海岸のように様々な感情で渦巻いており、海自体も汚染されつつあるけれども、落陽や荒海、冬の波しぶきや春の凪を見て美しさを感じる海に、もう少しいてもいいと思う心地よさを感じる。
ネットの世界に綴った言葉は負の感情に包まれていて、それは自己の内面の表出であるけれども、やがて波にのまれ、すうっと消え去っていく。
ネット世界の功罪を端的に描いた佳作です。
ただ読後感が若干よろしくない。それは生々しい言葉が多すぎるため、せっかくの「よさ」が「悪さ」に消される形になっているのです。
もっとも、ネットの世界なんてそんなものだと言われればそうかもしれないのですが、
せっかくあなたは「よさ」を訴えようとしているのですから、「美しい海」に代表されるきれいな言葉を並べればいいと思います。
>>11 D
最後が「言葉にしたくて」になっているところがにくい。
「表現したい」というのは、人間の潜在的な欲求です。それがなんらかの原因でできないということがある。
「お薬に頼っている」という事実も寂しいことです。でも死にたくない。これがこの作品を貫く強い願い、祈りですね。
うさぎは寂しいと死ぬそうです。でも人間は寂しいだけじゃ死ねません。人間が自死を選ぶ理由には様々あり、一概には言えませんが。
そういうギリギリのところまで追いつめて言葉を書くと深みが増しそうです。もう自分は死にそうなんだけれど、それでも生きたい。幸せを望みたい。
そういう強い願いが、詩を輝かせると思います。
52 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 15:52:05 ID:h0c5HlyJ
所詮は言葉遊び
意味の有無など
問うなど無粋ぞ
徒然なるままに
湧きし言の葉を
只繰り玩び紡ぐ
其れだけの事よ
「秋の楽譜」
電線にスタッカート
1小節にあふれるくらい
退屈な秋の小部屋に響く
長雨の描く不思議なリズム
踏んで蹴って飛んで跳ねて
細くて無数で見えない足で
タッタ タッタ とテンポに乗せて
屋根の上にて踊りだす
静かで激しく抑揚つけて
突然空にはピアノとフォルテ
曇った空は悲しい色だ
打楽器だけの悲しいリズム
消え行く季節を惜しんで刻む
味気ないかな秋のはなうた
54 :
鋭利マン:2005/10/16(日) 16:51:40 ID:KieFtTBl
二枚目
ピンクの烏がゴミ箱荒らす
居酒屋の捻り鉢巻ぶっとんで
「昔は良かった。」
リピートしながら白髪を掻く
雨と仲良しだったこの場所も
湿気たっぷりのあのコートも
とっても綺麗に折りたたまれて
四角い箱の中 クリーンになる
「わかってるよ。」
煙草に言い聞かせる
歪み始めた思い出と
みっともない髭を撫でる
いらっしゃいませ
好きな席にお掛けください
糞ったれ
銀幕に憧れたはずなのに
ステレンスで作り笑いかよ
みっともないよな
誰か笑ってくれよ
55 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 16:56:51 ID:xmiRygSC
おい、もっと津軽氏を評価してやれよ。カスだなwwwwwwwお前らwwwww
このスレの中じゃ津軽氏がトップだがなwwwwww
猫柳をはじめ目の悪いやつが多いんだなwwwwwww
56 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 18:58:04 ID:cSWIZ8bM
>>15 D
現代美術ですね。宮島達男の作品を思い出した。数字に込めたのは限りがあると言う事だけですか。
「道の真ん中で/球体が示す数字」「私の余命/世界の終わり」限定されて希望と絶望を‥。その先どうなのか知りたいとも思う。
>>16 D
泣いて泣いて内に希望見いだし、そして外へと向かう詩。
立ち直り、はえぇと思った。あともう少し生きてみてください。あんた、長生きするよ。
>>17 D(前スレ776)
タイトル【Online】を見て読むと、メールのやり取りかと思った。
花がうわさ話やゴシップかと。作者の意図って、なかなか伝わらないね。
>>20 D
なぜタイトルが「前進蟹」かさっぱり。雲の色?
山に場面が向いたのはなぜ。一気に魔の山になったかもよ。隠しもった物語に気を付けて。
言葉たらず感があった。
>>22 Cー
大好きです。粘菌のじめじめした生命力の強さ。エロな想像も喚起させるが。
哀愁とあいまった季節感が秀逸。爽やか。「くっすんくっすん運のつき」とか最高。
既婚者ですか。
>>23 D+
意外とグロい詩。少女に想いよせるのは幻想。そうして復讐は半端ないでしょう。
「ふわと柔らかく」とか柔らかそう、と思った。
ブルマー、残酷ですね。
57 :
旅人:2005/10/16(日) 19:14:50 ID:5fC8CRyz
「希望の虹」
優しく降り注ぐ雨が
大地を濡らし 私の服に染み込んでいく
街を行きかう人々は 傘で流れる粒を弾く
空は暗い
灰色の帝国が頭上に広がっている
別世界から降る涙は 私の涙を誘う
何故? それは私にもわからないけれど
何かが私の胸に響いて
そしてそれがあふれ出した
私も小さな雨を降らせた
気付けば雨はやんでいた
灰色の世界は消え 青い希望の世界が動き出した
虹が輝く 希望の空に
その虹の七色が世界を照らす
希望の七色が・・・
58 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 19:26:33 ID:lnMRMpcA
「夢追い」
君と出会ったときは ただ仲良くなりたかった
でも君を知っていくたび それ以上を求めてしまう
身の程を知らず プッシュして
楽しかったひとときも 君にとっては大したことではなかったんだね
君に好かれたいがために 必死になってる僕が馬鹿みたいだろ?
なぁ答えてくれよジョン
君のことをもっと知りたい 君は誰を想っているか知らないが
今の僕は君しか見えていない
迷惑かもしれないけど夢の続きが見たい
半年前までは話したこともなかったけれど
でも今はあの頃とは違う 今は君を好きだと言える
君を探し 君を見つけて
必死になって追いかけても 離れていく君が分かるよ
くだらない話のネタを 探し続けて自分を見失った
ah情けないだろジャック?
君にとっての大事な人になりたい その願いは叶わないだろうが
いつか君に伝えたい 君がいるから頑張れるんだ
君の笑顔を見ていたい
今まで積み上げたものが崩れてしまっても
後悔は絶対しない 無理は承知さ
たとえこの恋が終わっても 明日を信じて生きていけるよ
さあ派手に散ろうか
59 :
ジョンソン:2005/10/16(日) 19:30:52 ID:PkQO/GsU BE:190922764-#
60 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 19:48:00 ID:znnTbzt0
「乳白色の月と吐息」
粉っぽい皮膚の香りを迷わせて
褐色の肌からユラユラと白い煙を昇らせる
露に濡れた蜘蛛の巣のような睫を踊らせて
その奥に潜むエメラルドの光で眩暈を誘う
細長い煙草を噛むように人差し指を添えた唇からは
暖かなパフィームの吐息が声帯を震わせ溢れ出し消えていく
赤い蕾は日の陰りと共に 花びらを広げ 月光を支えはじめた
十六夜の空に星は2つ 朝焼けはまだ 遥か彼方
[あおい]
お魚を たべたよー
月が あおい。
62 :
16:2005/10/16(日) 19:53:16 ID:CE43bfXe
>>56 評価ありがとうございます.
苦境の中でも泣かずに耐えるどんな強い人間でも
時折訪れる深い悲しみに少しだけ涙してしまう.
そんな心境を表現してみました.
63 :
23:2005/10/16(日) 19:57:31 ID:SUMg4zxN
>>56 評価ありがとうございます。
「グロい」「残酷」といっていただいて嬉しかったです。
64 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 20:17:00 ID:xT3ND5d7
>>55 トップだとかそういう概念がある時点で君のレベルも知れてるよ
レスのセンス
D-
65 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 20:19:53 ID:RILvL4fk
「海へ往く」
頬を撫でる ビルの隙間を流る風
木犀の薫は いま世界を包んで
青と喪色の雲間は
静かに留まりながら光っている
あてもなく彷徨う坂道 すれ違う早足
苛立つのは自分の足音 磨り減る靴底
僕もきっとそうなんだ
電車に揺られて 街から街を行き過ぎる
どうしたら 何も考えずに済む
想いの澱は 心に積もって行くばかりだ
駅を出て初めて 彩を見つけたら
内世界という名の花
潮の匂いに無言で揺れていた
永遠に果てへと続く景色の手前
このまぶしく哀しい世界に 波の硲の上でも
光の柱が傾きながら確かに立っていた
僕は焼き付けるようにそして祈るように眼を閉じ
渚の砂を踏み締める
66 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 20:47:12 ID:z4GJRKZE
「片道切符」
風が止んだ
暗い車内で
貴方へのことばを願い
考えてみても
紡ぐことばの小ささと
思いの大きさの落差に
己の小ささを知って
敗北を味わったところで
臆病な掌の皺が深くなって
爪の先から痛みが痺れに変わる
僕の町から遠ざかる程
痺れも消え
勝利と名ばかりの着飾った町へ足は趣く
町の片隅で
出勤前の娼婦が
輝きを帯びた冷たい石を体に飾り付け
苛々と憎悪の混ざった煙を
溜息混じりに吐き出した
ここは暗い
ここは寒い
また冷たい町へと足を運ぶ
67 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 20:48:51 ID:z4GJRKZE
続き
煙たい車内の 疲弊した誰かの落とし物は
仮面の欠片だった
僕の町に別れを告げ
歩む先は 焼け野が原の上に出来た
放射能で汚れた町
薄暗い町を抜け
帰ったそこは
漆黒の羽すら焼け落ちる
憎悪の炎
もう一度 貴方へ思いを告げようとしても
歪んだ視界が邪魔をする
何重に重なるネオンの向こうに
明日からの一人の夜を
明日からの一人の朝を
見えない視界の向こうに見えた暗い燈が
皺だらけの掌にそっと握らせた
68 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 20:50:27 ID:TvSjQOu1
>>56 評価ありがとうございます。
やはり、言葉が足りなかったですか…
難しい。
69 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 21:11:27 ID:4dVB9UXy
評価お願いします
薬を下さい
薬を下さい 咳を止めるための
薬を下さい 熱を下げるための
病というものは どうして こうも簡単に
この体を蝕んでゆくのでしょう
こんな事ならば 家で大人しく
あなたを知らずに 生きれば良かった
薬を下さい あなたを忘れるための
70 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 21:47:50 ID:dPXnlHvZ
愛が数学のように 完璧な理論に基いているならば
こんな未来の世の中で 僕は何故愛に振り回されるのだろう
あの角を曲がったら君からのキス
来週の日曜は約束を取り付ければデートが出来る
バカみたいだけど 願ってしまうんだ 思いのままになればいいのにと
愛は形ないものだから どんな細かい網で捕まえても君はすり抜けてしまう
想いが通じ合う事は きっとファンタジーな世界 10歳頃まで夢見ていたような
こんな現実固めでギャクのひとつもかませない僕でさえ 魔法でもおまじないでも望んでしまう
恋愛なんて聞いた事も無かったし 誰かを愛する余裕なんて僕の人生には含まれてなかったけど
明日は君と話したい その為なら何だってしたい アホみたいに素直になるよ なるしかない。
大好きです。
未評価(26)
>24 >30 >31 >33 >36(>37)
>38 >40 >41 >42 >43
>44 >45 >46 >47 >49
>52 >53 >54 >57 >58
>60 >61 >65 >66-67 >69
>70
72 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 23:18:00 ID:ccKfKu6V
「天」
遥か過去に手をかざす
俺は情けない修道士
祈りの意味も知らぬまま
あなたの全てが欲しいのよ
汚いものを認めないまま
あなたに見とれてる俺は憐れな修道士
いつだって手に余る
あなたは透明な神様なのよ
もし俺があんたに刃向かうなら
俺はあなたの恋人になって
あなたを犯しまくるのさ
もし俺があなたの為に泣くのなら
俺はあなたに殺されているのさ
その前に俺を壊してくれよ
そんなに憎いなら俺に
愛してると言ってくれ
そして俺の首を刈って
その首をあなたの部屋に飾りなよ
73 :
名前はいらない:2005/10/16(日) 23:55:43 ID:cicV6sa5
>>24 C
「善いこと」「正しいこと」と信じて過誤の道を歩む人間の危うさを影とし、
人を過誤へと導くものを光として提示しています。光という言葉の持つ
「善」「正」といったイメージを転倒させているところが面白いですね。
また、光と影の関係を「善悪」「正邪」というように対立的に扱うのでは
なく、呼応関係とでもいうべきものとしています。それによって、「魅する
もの」の力が強まるほど闇へと容易に引きずられてゆく人の心理が
巧みに捉えられていると思います。
「振り返り手を振った」の件は、「振る」がくどいです。
「この道を歩んでみないか――」の句は些か魅力に欠けます。
74 :
24です:2005/10/17(月) 00:28:31 ID:w0wY3MxV
>>73 評価ありがとうございますm(__)m
とても参考になりますっ…!指摘されてから読み直すと、大分違う捉え方になりました。
自分では気づけない部分での課題が少し見えたような…気がします;
重ねてありがとうございましたo(__*)o
「空っぽ」
空っぽの瓶が転がっている
僕は考えていた
僕について
僕が抱き上げられた日々からの
僕について
今海岸に打ち上げられた死体は
僕だ
波が起こる
僕はサーファー
僕は泳げない
空っぽの瓶は打ち上げられた
砂浜は静かに瓶を埋める
76 :
名前はいらない:2005/10/17(月) 01:39:37 ID:GpaBFRfj
「2ちゃんねる賛歌」
善人ぶった教師の言うことなんかより
余程のためになるぞ!
この本音 この真理 この真実の情報
このするどく濃ゆい論点は
だれでも一度は 完全に崩壊させられるだろうよ!
それまで自分のもっていた価値観を
なんという乱れた言葉の世紀!
美しい日本語を愛する旧来の賢者たちは
一体なんと言うのであろうな?
我々の居場所は 文字と AAと 時間でのみの交流だ
盛りあがる祭りも 手ばなしの万歳(マンセー)も 死者の追悼も
罵詈雑言の喧嘩も 心の悩みも
我々には とてもリアルで 紛れもない事実そのものだ
俺の居場所だった たくさんのスレの数々
盛りあがった祭りの思い出の数々
あるいは まったりとした心のオアシス カフェテラス
それらの数々の思い出は
ゲームソフトのカードリッジのように
俺の脳内に たしかに記録されている。
77 :
名前はいらない:2005/10/17(月) 01:40:31 ID:x5bQblBU
>>24 Cー
大好きです。光で、闇の黒さが際立ったように思う。効果的。
惚れた私は、誘われて(選んだ)過ちの道を歩む事となり、ずっと黒く黒くなる。ものの哀れ。
人生の翳りの側面をのぞき見せられて、ぞっとする。もっと長く読みたいなと思った。
>>25 D+
夜闇をただ行く自転車を想像しましたよ。弱々しい月光で、闇のほうがまだ勝っている。
月の妖しさを楽しむより不安のが大で、コワレタ世界にはまだ遠い感じ。狂気のわりにはカタカナの分量が微妙‥。
>>26 D
星空のささやかなロマンチック、月夜のわくわく感が伝わってきたよ。普段の世界で、ここにはいない誰か、まだ成れてない自分に期待してる?
なぜか心に曲(ムーンリバー♪)が流れてきた。それと月夜に綺麗な星は見えないはずだが‥。
>>30 D
今こそ大人への変わり目。マイ・エナジー握り締めては未来への決意でしょうか。
過去は錆つき、現在はもがいている。「公園の平和の象徴/僕の気持ちなど知らない/その逆も同じように」とか、言い回しが意味解らなかった。
>>31 D
パラレル世界?事実の捏造?メルヘンの紡ぎ方と、今朝の目玉焼きのエピソード話に関係があったのか疑問。
「その日一日の自分を形成するために/多くを省き、足りなければ補い、/まるでパッチワークの様に」のアイデアはよいと思ったので膨らませては。
結局目玉の食し方しか解らなかった。
>>33 D
読者に「春の公園」や「水のなか」の情景をおもい描かせるのにフレーズの羅列は効果的でなかったかも。
誰との関係を詩にしたのかな。タイトル「魚」に強い動機はある?被護されて幸せそうだが幸せの強烈な印象が残らなかった。
78 :
んなこたーない:2005/10/17(月) 02:25:41 ID:l+V2aPMf
「朝」
扉を開けると
海だった
かかえきれない花束と
光の衣装の海だった
野原でも
渓谷でもない
驚異の両腕に抱かれたら
ひとは脱ぎ捨てなくてはならない
空に血を流さなくてはならない
後ろ手に扉を閉める
言葉はいらない
憧れも微笑もいらない
素敵な食後の話題もいらない
背中から狙い撃つ
赤く染められたラストシーン
そんな静かな朝だけでいい
川が海へ流れこむとき
水が水に出会うそのとき
抗うひとつの表情が
運命のように更新される
僕は誘われるまま生きてきたのだ
79 :
名前はいらない :2005/10/17(月) 03:09:20 ID:TvK7DmnH
いいことばかり ありゃしない
昨日は白バイ捕まった
月光仮面は来ないかと
あの娘が電話掛けてきた
金が欲しくて働いて ただただただ眠るだけ
いい事ばかりで笑ってりゃ
ウラメ ウラメ で泣きっ面
かわいそうにあの娘にも逢えないし
手紙を書くよな柄じゃない
金が欲しくて働いて ただただただ眠るだけ
昔に比べりゃ金入る
ちょっとは幸せそうに見えるのさ
だけど忘れたころにヘマをして
ついてないぜと苦笑い
金が欲しくて働いて ただただただ眠るだけ
最終電車でこの町ついた
背中丸めて帰り道
何も変わっちゃないぜと呟いて
坂の途中で立ち止る
金が欲しくて働いて ただただただ眠るだけ
80 :
んなこたーない:2005/10/17(月) 03:13:11 ID:G83IbXKM
RCサクセションじゃないっすか
僕も買ったけど、最近Bandのボックス出たばっかりだしね
Band風の曲の中ではなかなか印象深い曲だ
81 :
名前はいらない:2005/10/17(月) 03:59:30 ID:74/m7ImM
>>30 自分の世界と社会に二分され、その両端の中で厭世観に囚われているこの詩とおぼしきものには真新しい世界観や独自性は見えず、まるで思春期の中学生のような単純すぎる認識である。作る以前に多くの優れた作品を読むことを薦める。D判定。
82 :
7xde3hj:2005/10/17(月) 04:59:40 ID:mnczxHPc
「 ・・・。 」
目を閉じて
聞こえるかなぁ
耳をふさいで
感じるかなぁ
私の呼吸が
あなたのうなじに
灯をともしてる
ぺろって舐めたらしょっぱいの
暖めてもつめたいの
本当は起きているんでしょ
気付いてるくせに
目を開けないのね
83 :
◆QbDVWy7q9U :2005/10/17(月) 06:47:17 ID:hQ41Bfjq
かにざむらい
背中に甲羅を背負い 腰にはさみを差し
自分の股間をはさむ 妻には逃げられる
かにざむらい 坂道に住んでいる
酒を飲んでは 泡を吹いて倒れる
猿に柿をぶつけられたり きびだんごをもらったり
馬泥棒をはたらき 米泥棒までもはたらく
かにざむらい 坂道に住んでいる
師匠は103歳で亡くなられた
エロ忍者に殺された そのかたきはとらない予定の
かにざむらい 坂道に住んでいる
師匠は104歳で亡くなられた
84 :
まだ名無し ◆bQbsS3fKBU :2005/10/17(月) 09:41:16 ID:8KmXBGe0
>>56さん
再評価有難うございます。
そうですか、メールだったんですね。
すべて謎が氷解いたしました。スッキリです。
こちらの意図が伝わらない代わりに、新しくて、違う見かたがあって、
詩の奥深さを思い知りました
もっと腕を磨きます! 本当に有難うございました。
85 :
9-10:2005/10/17(月) 09:57:37 ID:7n+dE3Hi
>>51 アルファさん
とても丁寧な評ありがとうございました。
評を読ませていただいて、色々と考える点を見つけることができました。頑張ります。
「ミマワリ」
九時の見回り 廊下を歩く
乾く靴音 反響す
かすかにテレビの 音と明滅
消灯とともに 浮き上がる
カツン、カツン、カツン
月に見下ろされる
零時の見回り 廊下を歩く
小さなノイズささやいて
乾く足音 一歩で一秒
鼓動にシンクロ 入居者と
カツン、カツン、ルルルル
ナースコールが鳴り出す
三時の見回り 廊下を歩く
靴音だけが こだまする
一分一秒 少しずつ少し
衰えてゆく 入居者の鼓動
カツン、カツン、カツン
カツン、カツン
カツン、
日はまた昇る
そして 一日だけ死に近づいた入居者に
私は出会うのだ
87 :
KEEP ◆sUm9S7GIX6 :2005/10/17(月) 12:32:01 ID:uPi9B1RH
「ヘイト」
分かってんだよ
お前が脅えてるのも
なんでそんなに必死なの?
高校デビュー
リスカ女同情を寄せる(笑)
表で被る化けの皮
なんで生きてるの?
そう 皆口に出さないだけで
実は見抜いてる
そろそろ気付けよ
俺がバラしたから皆知っている
ああ 可哀想だよ
お前を中心に世界は回ってなかった
醜いね 凄く見苦しいよ
早めに不幸になれるといいな
そして俺は
心で繋がった決して壊れる事のない
友情と愛情に包まれるのさ
ははは ははははは
いつも正しいのは俺
特別なのは俺
せいぜい皮肉だけの集まりで楽しんでくれよ
俺は飽きるまで笑い続けよう
哀しくなったら 手を繋ごう
>>50 評価ありがとう
京極夏彦の「陰摩羅鬼の瑕」っぽく葬式の風景を書いてみました
89 :
緑茶:2005/10/17(月) 16:45:15 ID:4nJX+Iod
みんな悩みを抱えてる
色んな悩みを抱えてる
どうしたら良いのかわからずに
大切に抱え込んだまま
持て余している
誰にも打ち明けられずに
たった独りで苦しんでいる
誰も信用できない
信じられるのは自分だけ
本当に?
本当に“ジブン”は信じられる?
真っ白と真っ黒な世界
四方を手探りで探る
方向感覚をなくしたワタシは
さ迷い続ける
ダレカタスケテ
誰も居るはずがない
デモ、モシカシテ・・・
真っ白と真っ黒な世界の狭間で
なにかを探して
走り続ける
信じられるモノを求めて
ひたすら走り続ける
ただひたすら走り続ける
立ち止まることさえ許されずに
90 :
名前はいらない:2005/10/17(月) 17:26:18 ID:WhUUneUb
(`・ω・´)シャキーン!
(´・ω・`)ショボーン!
キタ━━━(゚∀゚)━━━
腐女子と漏れは幸あれ
ちょっと未評価たまってますよ
投稿は控えめに
92 :
snow:2005/10/17(月) 18:17:40 ID:u9E0VTAZ
【もう少し…】
木漏れ日の中を
歩いて行く 君の後ろ姿は
とても輝いていて
さっきまで楽しく話しをしていた時間が
今は 遠い昔のように感じる
それは 僕が君への気持ちを
諦めていないから?
でもね もう少しだけ…
『君を好きでいたい』
93 :
名前はいらない:2005/10/17(月) 21:20:33 ID:Qel9AKsX
>>92 うーん。悪くないけどよくもないってところかな。
>さっきまで〜遠く感じる まで。
遠く感じた心情などが入っているとよかった。「後ろ姿、輝いていて、諦めてないから」
これでわからなくはないんだけど、読み手になるほどなっていうインパクトが欲しい。
諦めて、〜、で一度玉砕しているらしいことはわかるんだけど、諦めなきゃならない理由が必要なのかがちょっとわからないな。
振られたから諦めよう。みたいな直結するものなのかと。それともそこにある理由を説明できるだけの話があるのかどうか。
最後、「」だけど、普通の言葉なのでカギカッコでくぐるほどではない。決めゼリフでしめよう。
94 :
名前はいらない:2005/10/17(月) 21:32:31 ID:x5bQblBU
>>34 D+
共感できる。伝わる何かがあった。マイドキュの何かに思い当たる節・・。
内にあるものの方がおおきすぎて言葉がついて行ってない感あり。
「箪笥」と「たん笥」使い分けたのかもしれないが読者としては統一してもらいたい。
「秘密の自我/秘密の雄弁!/秘密のたん笥の〜」とこは何かよかった。
>>36-37 D
からだがきついのですね。季節の変わり目はお大事に。語りかけ口調は親しみを増す狙いですか。
さらりさらりと読み流せそう。
>>38 D
作者には思い入れのある詩かもしれません。
「さよなら白いバラ/時に咲いた花/流れる景色はそよぐ風の中/笑う顔静か」白いバラは何かの隠喩?具体的に想像できませんでした。
抽象的な詩にもわかりやすいイメージが必要かなと・・。
>>40 D+
高潔な意志を感じた。しかし、風景の美しさばかりを謡っていて何の声明も届かない罠。
ただ暁の空眺めて感傷で作った詩ですか。
もっと意味をこめてもいいと思う。
>>41 D+
花火だよね。残月の湖面を静かに渡る風を想えば、どんでん返しに騒がしくなる。そして湖面に映り込む花火に、逆巻く観客。
詩に舞台、動作、感情、が凝縮されててイイかも。
>>42 D
脳内乙。「オラ悟空」と、おどけてみせるサービス精神で身構えをみせる。全ては予定調和のうちに世界の破綻なく終了。「自分」と「受け入れざるを得ない世間」の狭間で揺れる思い。乙!
95 :
snow:2005/10/17(月) 22:15:26 ID:u9E0VTAZ
93さん評価ありがとうございます。
指摘された後半部分をまた、考え直してみたいと思います。また、新たに投稿した時は評価お願いします。
96 :
名前はいらない:2005/10/17(月) 22:20:46 ID:WhUUneUb
(´・ω・`)ショボーン!しかとされた…漏れの2ch流の詩が
とうとうパート33まで行ったのか。 なんだかもぅポエ板を代表するスレッドになりましたね
相変わらず投稿される作品レベルは低いようだが
98 :
名前はいらない:2005/10/17(月) 22:30:18 ID:fv2KQw9F
うぜえよそこの顔面性器
どけよでけえ大便製造機
腐臭が漂う銀座
ショーウインドーに映った俺の顔は壊れたスピーカー
壊れてるのはどっちだ?
糞も精液も呑み込み流れる銀座の海
俺の口からでる騒音も吸い込こまれる
垂れ流された汚物の海
今日も漂う汚物の俺
99 :
34:2005/10/17(月) 22:41:52 ID:6dtQPxRH
>>94 ご評価ありがとうございます。
>伝わるものがあった
と言ってもらえたのはとても嬉しいです。
たん笥と箪笥は読み手の読みやすさを考慮したつもりだったのですが・・・。
2連目はたしかにこれで良いのかな?と疑問がありました。
今はだいぶ修正しましたが。
鋭利マンさんにも熱さが伝わったと言われましたが、
正直ここまで伝わってくれるとは、自分でも思いもよりませんでした。
これからも精進していきたいと思います。ありがとうございました。
100 :
雨中嵐山:2005/10/17(月) 22:44:30 ID:ZNZyMgqa
おっちゃんらの合唱あの独特の音程で
関西電気保安協会の調子が聞こえてきたすると
小さいころ食わされていた玄米がまた食いたくなるなんでか
いやでいやで仕方なかったあの黒ずんだシャリが食いたいなんでだ
両方ともマジもんだからかも かもしれんと思った
とたんに嵐山でボートこぎてえあれはいいぞ
だれか一緒に乗らんかマジいいもんだぞ
この勢いであいつを誘ってみようかと思ったがたぶん俺のことだ無理だろうな
>>90はシカトでいいとして
>>92評価されてるけど 別に木漏れ日じゃなくてもトイレに行く後姿でもなんでも良さ気?って感じ?みたいな?
日光の光で輝いてるのだったらもぅニキビ面で汗かきでとっても脂っこい君 って事にもなるね ウンコだね
>>89 なんてウンコだね しかも下痢 許されずにってなににだよと、自分で下らない設定作って依存する
「誰も信じられないYO」→「誰もいなくて困っちゃう」→「誰か信じられるものキボンヌ」 もぅアホ丸出し
走る?悲劇のヒロイン演じたいだけだろ、「なにかを探して」だか肝心なトコ省略しちまう浅ましさ
こんなの書いて自己満足してる投稿者 黒と白の世界だかもぅ言ったもん勝ちの世界 ゴミだねゴミ
走れメロスに影響された類か知らんが「僕は走り続ける(頑張れ俺!!!)」みたいな馬鹿が多いんだよね
つーか悩みあるなら俺様に言えよそれで問題解決だろと。 緑茶〜? もういいよ消えてしまえ D−
>>98 銀座を知らん人間には歌舞伎町でも新宿でもいいようなもんだが 喧嘩もできない分際で威勢だけは良いなw
騒音ってどんな騒音かね、時間帯が時間帯だと他の人間も似たようなもんだろ ってかお前の場合顔が崩れてるだけジャン
くだらんな世界観ちゅうかその場の雰囲気の表現もネーしなにが糞を飲み込むだよ 飛躍させすぎ。 しかしくだらんなぁ E+
ん〜>87 >86もカスばかり
Sさんはいつも
Mさんのわるくちをいっている
MさんがMさんがMさんが
ああそうですか
でもいいかげんにしときなさいよ
Sさんはきょう
うれしそうにMさんをほめる
MさんがMさんがMさんが
ふんそうですか
なかよさようでなにより
やいてあげてもいいですか
103 :
名前はいらない:2005/10/17(月) 23:26:29 ID:Qel9AKsX
104 :
名前はいらない:2005/10/17(月) 23:30:03 ID:WhUUneUb
101 おまえスレ長過ぎ何一人 おまえ詩人なのか? 貶すのは誰でも出来るんだゴラァ(`・ω・´)シャキーン!
105 :
パズ:2005/10/17(月) 23:37:57 ID:LrTMm3X1
>>77 評価ありがとうございました
煙草とかチェスとかと同じ、興味本位というやつで詩を書き始めたんですが、
詩って難しいですね・・
106 :
パズ:2005/10/17(月) 23:39:45 ID:LrTMm3X1
「セイシェル」
南風に乗って
果実を届けにきた
みんな笑ってくれるかな
ここは空も海も真っ青だから
「世の果てでは空と海が混じる」は本当な気がしてくる
北風は喜びの外を吹くから
太陽は喜びの中でもそれを考えてる
もしもこの島が崩れたり
もしも世界が終わるなら
途端に景色は鮮やかさに包まれるんだろうな
みんなの微笑みを見ながら
そんなことを考えたりした
107 :
名前はいらない:2005/10/18(火) 00:05:12 ID:bbLl1uL/
108 :
24です:2005/10/18(火) 00:09:01 ID:8SUeONfl
77>>作品を好きと思って貰えた上に、深く説いて頂いて非常に嬉しい限りです。。。有難うございます。
『ファミコンやろうぜ』
昔に伝えたかった言葉は
ごめんなさい
今となっては言い出し難くなった言葉
教壇で3ねん2くみ担任 奇妙な言葉を言う
えー今日から伊藤君は阿部君になりました
教室では3ねん2くみ生徒 唖然と言葉を失う
魔法がかかったように ぽかーん とした
えー なんで?
なにか新しい能力でも身につけたの?
ニュータイプ? いとーちゃん足早いから
みんな わけが分からず ヘラヘラした
おれも 意味が分からず ニタニタした
担任とニュー阿部君は難しい顔してた
俺は帰りがけに言ってしまった
『よかったね 出席番号2番から1番だろ
俺はいっつも後ろだから うらやましいよ』
阿部君は一瞬とまどい 笑いながら
『そんなこと どーでもいいから ファミコンやろうぜ』
こう言ってくれた
離婚という言葉も意味もしらなかった子供に
『そんなこと どーでもいいから ファミコンやろうぜ』
と言ってくれた当時の阿部君に
ごめんなさい そして ありがとう
>>109 惜しい!
最後の連いらなかった。
何で状況説明しちゃったのだろうか。
あえて語らず余韻を残した方がよかったのでは。
C+
>>109がC+か まぁ確かに良い方だとは思うよ ただ問題なのはググるとヒットするんだがな 自分の力でこいよ
ttp://ytakeo1.hp.infoseek.co.jp/00155.htm >>86 お前語り合うスレでなんか言ってたなww 折角だから特別に俺様が評価してやるよ
「反響す」で文字数節約?pu 月って天井ないのかよww ノイズ? 見回ってる気が全然いねーなコレ つーか仕事しろっての
3時間毎で区切ってるけどなんか休憩タイムでもあるのかね、カツンカツンしつこいがお前病院内の事シラネーだろ、ん?言ってみ?
「そして 一日だけ死に近づいた入居者に私は出会うのだ」 それってお前もだろーが何言ってんの顔面欠陥生物がwww
ん〜クソだねクソ 猫柳君は自分の力で作品作れない力量で能力がないね、意思主張がまったくない。 カスってーか出涸らし
評価D
努力は必ず報われる訳じゃないんだ
ジャンケンだって
野球の試合だって
人生だって
「勝ち」と「負け」がある
分かってたよ 生まれた時から
でもどうしてだろう 涙が止まらない
あんなに頑張ってたんだよ どんなに辛いかも知ってる
悔しいよ ねぇ 私は何をしてあげられるんだろう
笑顔が見えた 歓喜の声 喜びの抱擁 見れば見るほど何かが崩れる
血は出ないよ でも傷がついてる 大丈夫だよ でも癒える事は無い
私が泣いてどうするの だけどそれしか出来ないんだ 無力な自分で本当にごめん
>>111 微妙にずれた評だけどまあdですわ。
病院でなく居宅型介護施設ですのよ。病院で「入居者」なんて言い方はしませんわね。
わたくしの勤める施設には吹き抜けがあってしっかり月が見えますのよ。
ノイズはまあ確かに曖昧ですわね。入居者がかけるラジオの音やらテレビの放送してないチャンネルの音やらですわね。
認知症が進んでる入居者なんかはそんなチャンネルを見てたりしますわ。
「死に一日近づく」のは確かにわたくしもですがそれが何か?
たんなる揚げ足取り?
死が切実でないわたくしにはこの表現は適切でないでしょ?
成人男性を「男」と表現したときに「赤ん坊にも男は半分いるだろpu」なんてあざ笑う人がいるならそれは馬鹿でしかないですわね。
大体あなたの言う「"自分"の力」ってなんでしょうね。
詩の中にある全てのものは「自分」の投影じゃありませんの?何を題材に選ぶかを含めて。
つか女言葉疲れるなマジで。
114 :
名前はいらない:2005/10/18(火) 05:24:50 ID:cN16Bqgd
「痛い」
心が痛い
ズキズキ痛む
暗闇の中から手が舞い出る
走った感覚
手のひらから
ここはどこだろう
暗い林にいるみたいだ
早く私を助けにきていつもそう願ってる
『キラージョー』
フラフラ歩く死人達 腐った蜜柑鉄の味
死人も死にたくなる夜に この星はどこへ行くんだろう
どっかのガキが飢えた頃 カレーライスはゴミの中
キラージョーやって来て
この街の夜終わらせて
フラフラ歩き続けたら 白いラインは水色に
海の向こうがやって来て あいつを連れて逃げ去った
どっかの少女が泣いたとき 俺はあの娘を抱いていた
キラージョーやって来て
くだらない夜終わらせて
フラフラ歩く死人達 腐った蜜柑鉄の味
死人も死にたくなる夜に この星はどこへ行くんだろう
どっかのガキが飢えた頃 カレーライスがゴミの山
キラージョーやって来て
くだらない夜終わらせて
キラージョーやって来て
この街の夜終わらせて
116 :
なまえはいらない:2005/10/18(火) 08:11:25 ID:8FpgDJLB
青い空に捧ぐ
天上が,海の真似をして青いのは、
生きとし生けるあらゆる命を生み出したものに、
神様が敬意を表したしるし。
空の色が、あんなに悲しいほど美しいのは、
そこに至る道の困難さと、至ったあとの悲しさを教えるためもの。
どこまでも続く青の透明な世界は、
どこまでも果てしなく続き、そして悲しい。
様々な思いを胸に、天へとのぼる魂は、
おもいだけを持ち透明になる。
天こそは、すべてが無にかえり、はじめに戻る場所
決してそこは、答えではなく、はじまる場所なり。
ゆえに、人、空を見て美しいと言うことはばかりならず。
五時を知らせる鐘が鳴り、カラスがそれに戯れる。
子供の頃はよく「カラスが鳴いたら帰ろう」と言って笑ったが、俺はもう既に家の中にいる。もうずっと長い間。
いい年をした今の俺にとっては帰宅時間なんかより、長い事狭い部屋の中に閉じこもっている方が問題だ。自分でもわかっている。
情けなくて、目から皮膚とほとんど変わらない熱を持った液体が落ちる。
そして気付くとやはり俺はパソコンの前にいた。
パソコンに向かうと久し振りに活動意欲がうっすらと現れ、詩を書こうと思った。
キーボードをゆっくりと叩き、優しく言葉を連ねる。
しかし俺は途中まで打ち込んだ文章を全て消し、敢えて母音を抜いた、子音だけの言葉を並べた。
「s.n.t..n.nt…」
そして打ち終えると机の隅で埃を冠っていたメモ用紙に
「部屋から出て、母音をさがしてこい」
と素早く明日の自分宛てに手紙を書いてパソコンの電源を落とした。
さっきの書いたメモ用紙をパソコンのディスプレイにセロテープで張り付ると、俺は明日に向けて大きな深呼吸をした。
118 :
緑茶:2005/10/18(火) 11:04:50 ID:GAjawnx5
>>101
評価有難うございました。あの詩、表題を付け忘れてました。
題は『思春期』です。懲りずに新しい詩作ってみました。
『夜』
耳を澄ませば聞こえてくる
小雨の降る音
おとうとの寝息
車の音
電車の音
雨だれの音
蛙の鳴き声
目を瞑れば浮かんでくる
おばあちゃんの笑顔
たんぽぽの綿毛
田んぼのあぜ道
小学校へと続く坂
駄菓子屋の看板
神社の鳥居
ほら
きこえてくるでしょ
ほらね
みえてきた
119 :
名前はいらない:2005/10/18(火) 14:23:57 ID:Hfe8VKK4
「夏の思い出」
山手線を歩いてまわる
ものすごいあつさのなか
アクエリはもうないです
今は代々木ですよ
ああお昼は新宿の予定が
もう三時なわけですが
ああまた上野についたとき
わたしは生きているのかしら?
「モンシロチョウ」
ベットサイドに紛れ込んできたモンシロチョウよ
お前は鳥に食べられ蟷螂に騙され人に遊ばれるそんな世の中に生きてるんだろ?
僕の世界では同じ蝶々にも馬鹿にされるんだよ。
お前はアゲハチョウに馬鹿にされるかい?
自分より小さなモンシロチョウを馬鹿にするかい?
僕の世界では何時もそれが起きてる。自分の命を自ら絶つ人だっている。
だけどお前らはそんな僕たちを観ても馬鹿にしないよね。
それなのに僕たちは僕たちをいつも馬鹿にしている。
お前らの世界からしたら僕たちの世界はなんてナマってるんだろう。
モンシロチョウ、 お前はこんな場所に寄道する暇はないんだからもう帰りなさい。
121 :
我来緒都湖:2005/10/18(火) 16:38:44 ID:z3t5hDgT
生と死の狭間
貴方は行き来する 永遠に…?
想い、伝え、結ばれて…?
生きる事がそんなにも辛いのか…?
死に意味を見出すための生なのか… ?
愛するための生なの…か?
私には分からない…
辛い程、死にたい程に愛すのか…
辛くても尚、愛すのか…
触れる度に貴方を傷つける愛
その度に傷つく私
私は貴方を愛し、傷つけ、消す…
貴方は私を愛し、傷つけ、消す…
でも、
私は消せないの…
貴方は私に愛され続け、蘇える
何度でも…そう…何度でも…
痛みを繰り返す、それが快感なの…傷つけてやる…
…貴方は私の人形じゃないのに…
でも
貴方は私に躍らされ続けるの…
繰り返す…永遠に…
生と死の狭間
貴方は行き来する
永遠に…
長ったらしくてスマソ 。暇な時でいいから評価、お願いしますm(_ _)m
122 :
名前はいらない:2005/10/18(火) 17:07:23 ID:/QVFyK3R
>>121 …が多すぎる。それがコンセプト、なのかもしれんが多すぎてよんでいて萎える。
D
>>86 なんつーか、介護センターなのはわかった。
でも、それだけ。よんでいて、あぁ、介護センターか、と思う程度。
E
未評価がたまってます
投 稿 は 控 え て く だ さ い
評価人は随時募集してます
初心者でも大丈夫
不安な人は初心者養成スレにどうぞ
えーちょっとタイム
ツッコンでいいですか?
>109
おい! そこの
最近、俺が昼間だからばれないと思ってるだろ
このスレみてるぞ俺。 まんまかよ そのまんまかよ
ツインファミコンだとか スーパーファミコンだとか メガドライブだとか PCエンジンだとか
変えられるだろ ちょろっと変えて インスパイヤだとか流行ってるだろ
君のやったことは
人差し指と中指を使って ちょっとずらして 『コピー 張り付け 終了』 そんな作業はおれんちの向かいに住んでいる田中さんの爺さんでも出きる。
もう死にそうで腕がプルプルしてダブルクリックが意識しないで出来そうな爺さんでも出来るぞ。
俺もなこのスレにいつか投稿しようとしたんだけれどな。未評価0にした自分へのご褒美として大事に取っておいたのよ。
『おーやったよ俺、頑張ったよ 評価人さんよ ゆっくり俺の作品、
読んでな 今まで評価された人よ バカにするなら今がチャンスだぞ』
という気持ち分かるか? 君にはわかんねーだろ。田中さんの爺さんと同じレベルの君にはわからんだろ。
俺がいいたいことは まぁそんな作品コピペするなら自分の言葉を大切にしなさい。所詮、他人の言葉だからな。
自分で色々考えてだ そういう自分の言葉というのは他人からみたらE評価だろうが関係ないく大事なことだ。
もっと頑張りなさいという事ですね
>110
なんか、ちょっと複雑な気持ちなんですが
評価ありがとうございます。まぁ地味に頑張りますのでよろしくお願いします。
>111
あーども、えーぐぐったなら
どちらかというと2ちゃんのスレの方を晒してもらえると
では、引き続き
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.33] を楽しんでください
125 :
名前はいらない:2005/10/18(火) 20:48:15 ID:g3WpMUHd
>>43 C
好きな詩。景色がよいし意味深なのが・・。内容はようわからんが、青春の原風景をみた気がしたよ。
時間の巻き戻しが効果的と思った。
正直、ナディアとかNHKアニメもしくはライトノベルが浮かんだ気がする。
>>44 D+
むき出しの感傷。今をいきるのがつらいのかな。強がりでもいいじゃないか。
「鉛の花/ニ発打ちこめ」このフレーズが気に入った。
これから心に秘めた銃で何を殺すのだろうと思った。
>>45 D
ヒロイズムの独白。文句は声に出すといいよ。
あなたにとっての「お前」が何者なのかな。まさか自分?世間?
「前を睨んだってその先に何もありゃしないんだぜ?」ただニヒルな白い空間があるのかも。そういう時もあるね。
>>46 D
臆病決定。けど怯えすぎでびっくりだよ。
恋愛に永遠なんてないよ、たぶん。過去でも未来でもなく今をいきてください。
詩は、誰かに問いかけ口調でしたが説得力がすくないと思う。このままもっと長文にしてはいかが。
>>47 D+
平易な言葉で世界を構築するのは個人的に大好きです。
「ダバコ」は間違えたのでなく独特の卑語だからタイトル「暗い箱」ですね。しかし安易と思った。白く、まっしろな灰になればいいのに、と個人的には思った。
全体に、言葉にもっと引っ掛かりがほしい。
題材が暗いだけに居たたまれないくなったよ。
>>49 D
きたない川がやがてきれいな海に見える。それでも別にいいじゃないか、と思う。
水の流れを人生の歩みに例えたのかもしれない。
読みものとしては、さらりと流せてしまうくらい平易な物語。
「海ってきれい」と若いカップルに呟やかせるにはドラマチックが足りなかったかも。
126 :
ききか:2005/10/18(火) 21:20:07 ID:lD45M2Rf
迷い疲れて
いつの間にか
自分さえ疑い信じられない
そんな風になっていた
私を拾って
捨てようとした
あの時にあなたは
何を望んでいたの
壊れる寸前
激しい罠で愛する人を
守ることを忘れて
走っていく 過去を忘れて
あなたを追う資格もない私
127 :
ききか:2005/10/18(火) 21:25:02 ID:lD45M2Rf
評価おねがいしますm
128 :
名前はいらない:2005/10/18(火) 21:47:41 ID:OJDo5csl
>>94 >>125さん、どうも丁寧に有り難うございます!!このスレおもしろいっすねー
>>38、の白いバラは、同じ夢を持っていた、死んでしまった友人です。
人生で一番悲しい事件で、死に顔を見た時、この詞みたいな事言われた
気がして書きました。
>>40、紅月は、暁ではなく、赤い満月です。日の出を見る時よりもっと、
凶悪なポジティブさを突きつけられた気がして、造語しました。
>>41、これは花火じゃなくてまんま月です;ちょうど景色にでくわした時、
静かに絶望的な気分だったので書きました。
花火だったら、すげえかっこよかったすね・・・;
>>44、まんまです。殺すのは俺と、殺すべき敵です。まだ分からないけど、
もしかしたら俺に2発かもしれないです。ようは討ち死にか、切腹かっていう
詩です。
>>45、お前は、俺と過去の俺とこれからの俺と、俺が見てる世界全部です。
ニヒルじゃないです。薄汚いです。そういう時ばっかりです。
てか、これらの詞は、全てを諦めて死にたい時に、逆ギレで書いたものです。
「車内ー嫌気的浄化」
新しい友達ができた
ゲルマニウムみたいな頑固な友達
つり革には絶対捕まらない主義だってさ
うごいたら 自分もうごく たおれこむ
ざわざわ ざわざわ 知らん顔
イムホフ槽の中のよう
しってかしらずか 皆がね 酸素を求めて 昼下がり
ネットの中の話だよ
望まないことばかり はみ出しそうな
こうなるとは わかっていたのに
何をやっても 無駄なことさ
お前を始めて 抱いたときから
忘れはしないよ 時は流れても
抑えきれぬ 僕の気持ち
風を切り裂き 入り込む
ひとりぼっちになった 寂しい夜
おまえの胸に帰りたい
だから未評価たまってるっての。
文盲の人が多いみたいですね。
そんな人間の書いた詩が胸を打つわけもなく
>>52 七語律詩ですね。こうやってきれいにまとめるのは、
なかなかできません。ただ、内容がずっと同じことを言っているので
ふくらみがありません。 C−
>>53 面白いです。雨が降り出し、本降りになっていくまでを、比喩を
使い、イメージし易くしています。詩にリズムがあります。あとは、
「秋」の季節を織り込んでほしかったです。 Bー
>>54 やるせない思いがストレートに出ています。いいと思います。
くたびれた男を表現する言葉が、細かく入っていて、詩全体の雰囲気を
つくっています。 「みっともない」が重なったぶんだけマイナス。 B−
>>57 1連目の細かい描写で雨空のイメージをしっかりつくっています。
虹を見上げる人の気持ちも伝わります。2連目、3連目で言葉を整理
するともっと良いでしょう。 C+
>>58 恋の詩で「好き」と言ってしまうのは、悪いことでは無いのですね。
もちろん、この詩では、それだけではありません。恋のため何をし、
どうなったかと、気持ちの動きをわかり易く丁寧に描いています。B
133 :
名前はいらない:2005/10/18(火) 23:32:38 ID:g3WpMUHd
>>52 D
所詮は言葉遊び。すばらしい言葉遊びに見える、意味はないけどね。
「徒然なるままに/湧きし言の葉を/只繰り玩び紡ぐ/其れだけの事よ」自信のあらわれだと思う。
才能に奢る典型。さらにさらに奢ってください。
>>53 D+
まさに軽快でいいと思う。ポエムな感じ。読んでいてすんなりとリズムよく刻めたよ。きちりと詩世界があるね。
最後の連の必要性があったかな。タイトル「秋の楽譜」の秋は無理矢理ぽかったかも。
>>54 Cー
宮崎輝や米文学の雰囲気があるかも。
そのときどきの場面は構築できてる。だが説得力を増してほしい。ちょっと難解かな。
二枚目って今でも言っていいの?ダサかっこよさを狙ったのなら成功。違和感はあるけど。
>>57 D
雨は暖かくて希望にあふれてていいよね。
「灰色の帝国が頭上に広がっている」のフレーズってメルフェンでなんか別世界なのかぁと嬉しくなった。
二連目の「何かが私の胸に響いて/そしてそれがあふれ出した」何かって何?それって何?と思った。
ここだけが話の流れを止めた。あれそれこれは気を付けて。
>>58 Dー
タイトル「夢追い」から期待していた話より若干見劣りしたかも。
ラストの「たとえこの恋が終わっても/明日を信じて生きていけるよ/さあ派手に散ろうか 」の意気込みだけは伝わった。
全体的に薄味だったかな。もっとパワーがほしい。
>>60 D
冗舌の弾幕を張られた感じがした。語りすぎる詩もすきだけど・・。
微妙なエロさがあったけど意外とグッとは来ない。
場面の設定場所が季節はずれ感あったのかも。あと粉っぽいのか湿っぽいのか区別してほしかった。感覚を謡う詩の宿題やね。
134 :
名前はいらない:2005/10/18(火) 23:58:52 ID:283p7QUG
「買い物」
服を買うには少なすぎた
けれど
タバコを買うには多すぎた
だから
詩集なんかを買ってしまった
136 :
yuki:2005/10/19(水) 00:24:33 ID:mvDZ7gwO
あなたは突然
あたしの夢から
姿を消しました
今も変わらない景色から
甘い香りだけ残して
遠い国に行ってしまいました
泣いてもいいですか
まくらに顔を押し付けて
絶対ママには聞こえないようにするから
声を出して泣いてもいいですか
あなたは悲しむかも知れないけど
毎日泣いてるあたしを許してくれますか
文盲が多いな。
138 :
やさしいあくま:2005/10/19(水) 00:30:29 ID:tyMb3tiS
僕でよければ。
>>83 かにざむらい
キャラ設定が面白かったです。
その日暮しなキャラで話が広がっていくのかと思いきや、「師匠は〜」「エロ忍者」と急展開。降って湧いたキャラ。何の師匠か、なぜ殺されたか、最後103歳から104歳になってるのかも謎。
説明不足が多いように思える。
キャラ設定は大変面白い。仇をとらないあたりらしいなと思った。D+
>>86 ミマワリ
場面は描写されているものの、一番最初に思い浮べられるのは、「入居者」にひっかかりながらもまず病院だろう。
「カツンカツン」は2連目までで雰囲気は分かるので、3連目も続くとくどいように思える。
夜をゆっくり描写してる雰囲気はいい。けど内容がもうひとつ足りないような。D
>>87 ヘイト
サディステックな愛情と嫉妬の詩ですね。彼女の周りからすべて奪ってそこに付け込む。
まんまとおとしいれたことの優越感なのか、主人公が(正しい/特別)と勘違いしているところは狙って書いたのか。
しかし(口にださない〜バラしたからみんな知ってる)ここは矛盾しているように思います。
陥れる理由もあっただろう。例えば(思い通りにいかなかった/裏切られた)というような。
心情よく作られてはいるが面白さではどうかな。D
>>102 給湯室での会話って感じですね。いろいろ思っても口に出して話すことはしない。ほんと日常のまんまですね。
これから何か起こる様子もなさそうなところは、短く終わっている詩そのものでもある。いいとこも悪いとこも、特にコメントがひねり出せなくて申し訳ない。D−
>>106 景色がきれいだから突拍子もないこと考えた。何かの前触れでもないしなぁ。「鮮やかさに包まれる」この表現がしっくりこない。どう思ってそうなのか。
続きがあるのかと思いきや、何か足りないまま終わってしまっている。D−
>>109 んまい!僕も最後の連いるかいらないか考えた。C+
>>112 勝ち負けに依存しすぎててウダウダしてる感がある。「人生だって」の所でげんなり。
勝ち組だの言って優越感に浸りたいのかと思うと、スポコンのすばらしさが伝えられない。(そのつもりはないだろうけど)
でもよかった。これを言ってるのが負けた当事者じゃなくて。
「でもどうしてだろう 涙が止まらない」のフレーズを、僕は少なくとも30回は見てる。
最後、「それしかできないんだ」で終わってたほうがきれいに思います。D-
140 :
58:2005/10/19(水) 01:02:14 ID:pd0E4n9U
>>132 >>133 評価ありがとうございます。凄く好きな人のことを想いつつ理想と現実のギャップを痛感し最終的には開き直る感じで書きました。
そして昨日見事に散ってきましたorz
覚悟してても結構ダメージありましたね・・・。
141 :
サイ:2005/10/19(水) 01:08:34 ID:o2ipLgka
「喪に服す」
「喪服を着せて」君が言う
やつれた頬の色白く
「この首、絞めて」君が言う
細い首に大きな手
「ありがとう」君が笑う
流れる細い涙に涙
「……」君が寝る
夢見る君よ、息も泣く
「はがねのからだ」
おれは 毎日 自分のからだ
刀鍛冶のように鍛えるのさ
ちょうど、刀鍛冶が だいだい色の火で
真っ赤な鋼鉄(はがね)の刀身を
そのそう仕上げに 水の中にジュワ〜ッ、ってつけるように
カン、カン、カン、カン!
38度の炎天下 だいだい色の太陽 建築現場のアルバイト
おもい建材 かついで運んで 行ったり来たり
おれの体は 火照りまくって あせまみれ
カン、カン、カン、カン!
その筋肉は 鍛え上げられて まるで鋼鉄(はがね)
そして、しごと帰り その総仕上げとして
まいにち 銭湯に立ちよるんだ
それは だいだい色の火のようなサウナに入って
もう一度だけ 自分の体を真っ赤にするため
ジュワッ、ジュワッ〜、とっても冷たい水風呂に入る
ああ、生きてて良かったなと思う そうやって
自分のからだの筋肉を そのそう仕あげにひき締めるのさ
ちょうど、刀鍛冶が 真っ赤な鋼鉄(はがね)の刀身を
水の中にジュワッ〜、ってつけるように
143 :
102:2005/10/19(水) 01:18:14 ID:8a1Z0N8Z
>>139 ありがとうございます。アッサリしすぎてましたね。もっと煮詰めて
きます。何か起こる様子もないというのは、力不足でした。
144 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 01:21:13 ID:q/yWsSEW
>>61 E
ただ行動と感想で創作意図がまったくわからなかった。強いて挙げるなら「あおい」がテーマだったのですか。
伝わるような詩を書いてください。
>>65 D+
なぜかモロッコの旧市街メジーナを思った。
詩情もあり言葉を織りなす力はあると思う。物語もとめどなく進む。
けど風景ばかりで伝わる心情がないかも。強烈に詩に焼き付けてくれ。心を固定して離さないなら高評価をつけます。
>>66-67 C+
ものすごい抽象感、なのにリアリティ。ものすごい魅き込まれた。
暗いんでなくて寂しい。ネガティブな物語かと思いきや作者側から断然ポジティブですよーとか言われそう。
一体どこへの「片道切符」だったのだろう・・謎だ。
>>69 D
何かにすがりたい依存したいよね。薬でわすれられるならわすれたい。
恋愛依存症。
病のときの薬はなんて甘いんでしょうね。成分はほとんど毒なのに。
詩に想いを綴りたくなるもの。
>>70 D+
「大好きです。」とか言っちゃって。正直苦手です。甘くも苦くもない普通な詩。
「こんな現実固めでギャクのひとつもかませない僕でさえ/魔法でもおまじないでも望んでしまう」とか甘い?
素直に恋愛に悩んでください。数学も結構理不尽、とか言いたい。
ん?なんでしょコレ。アンダバ氏は黙殺する流れですか?
それとも透明あぼーんしちゃってるのかな…。
皆さんちょっと煽りの部分には目をつぶって、もう一度氏の批評を見てみてくださいよ。
けっこう適切な指摘もしてると思いますが。
やり玉にあげて申しわけありませんが、氏の
>>86への批評をもう一度見てみると、
・「反響す」で文字数節約?
→ここだけ急に文語体であることへの違和感。
・月って天井ないのかよww ノイズ? 見回ってる気が全然いねーなコレ
→描写不足ではないかという指摘。
月については僕もすこし唐突な印象を受けました。
吹き抜けや窓などの器具を明示していただけると、なお良い作品になったと思います。
・3時間毎で区切ってるけどなんか休憩タイムでもあるのかね
→それぞれの時制に特に必然性がないことの指摘。
たぶん、こういう必然性がない描写をすごく嫌う方なんじゃないでしょうか、氏は。
・「そして 一日だけ死に近づいた入居者に私は出会うのだ」それってお前もだろーが
→よりマクロな視点からの矛盾点の指摘。
こういう視点から批判してくれる評価人はあまりいないと思います。
もちろん、氏の批評にふくまれる大多数の無駄な煽りは
氏の批評の価値をとことん落としてますが、
他の部分には目を見張る指摘も多いと思います。
アンダー氏
なんだか言っても、彼の主張していることは、俺には共感できる・・・。
147 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 01:36:28 ID:PR17apkJ
「不登校」
秋が来たのだろうか
街の銀杏は何十回目かの恋に落ち もうじき木の葉の社交ダンス
部屋の外は暖かくなってきた
なんだろうな
この気持ち 説明できる言葉が見当たらない
川沿いの道をぶらぶらした半年
あてもなく本を読んで過ごした半年
うしろめたかった半年
いつも一晩中起きてた半年
でも、すべての本にはもうバイバイ
これから僕が読むのは人の表情だけ
だって、僕は半年を無為に過ごしたんだ
光の遮られた場所で
だから別に死のうなんて思ったことないけど
今日 少しだけ生きてみようと思った
>>114 痛い
表現力不足と言おうか。
きっと誰も助けに来ないだろうという、迷宮的終わり方。こういう詩はたくさんある。
辛いだけの詩、泣くだけの詩、悲しいだけの詩。
反対に楽しい/嬉しいを表現した詩はたくさんの感情やら設定やらがある。希望や未来があるからだと思うが、
悲しみが深く絶望している詩は、絶望した時点で救いがない。そこで表現力を断たれるようでどう絶望しているのかのみの表現になって難しい。と思う。
したがって、悲しいを表現すると「どのように」ばかりに偏ってしまう気がする。
世界が狭く感じるのは、ただ辛いだけと言う表現のみで作られているからだろう。D−
>>115キラージョー
たんたんと進んでいく口調で、緊迫感があるようにもないようにも見える。
助けを求めているようで、切迫して逃げなきゃいけない様子もあまり伺えない。
あー、すいません未熟なもんで解読できません。誰か他の人に評価お願いします。
ごりごり
お前にはあとがないのだ
ごりごり
ぎゃ
ぎゃ
ぐえごえ
苦しい苦しい
痛い痛い痛い痛い
胃が頭が肩が足が
もう
もう
体を引きずるのもめんどくさい
お前にはあとがないのだ
ごりごり
ごりごり
時間が追いかけてくる
>>116 青空に捧ぐ
1連目面白い。
他は壮大なイメージを持ちながら、それほどでもないかな。
透明な世界を世界と表しているのに感じたことが「悲しい」だけでは、そのスケールと逆な印象を持たせてしまう。
世界を見て思うところはもっと抱えきれないくらいの表現がつまっていると思う。
あえて表現するなら、悲しいと言えるだけのの何かがあるといいと思います。
たいしたこともいえないけど、このテーマもっと探求するといいかも。もったいない。D+
以上。評価初めてなのでたいした事もいえてないと思うので、もうちょっと他の評価が聞きたいなと思った人は再評価してもらってください。これにて失礼。
151 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 02:15:54 ID:wv+jpkKn
スモーキン
ヤニの息吐き 雨を渡って
汚れたそこに 箱ごと添えた
くすんだ雨に降られて泣いた
湿気た煙草はどんな味ですか
君の名前も 声も笑顔も
煙みたいに 薄れて消えた
くすんだ雨に染まった空を
見上げて「元気?」と呟いてみる
雲乾いてる 空は見えない
太陽迷子で 虹待ちぼうけ
くすんだ雨が止んだところで
「さよなら」伝え歩き出すのさ
152 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 02:37:45 ID:dORTxo+e
「自分」
街を歩いてる僕
それをビルの屋上からみている僕
さらに上の東京タワーから二人をみている僕
その僕を上空一万メートルからみている僕
ついには月面からそれらをみる僕もいる
僕には僕がわからない
153 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 02:56:33 ID:VPtH47qA
風がふいて 目にホコリが入って
車にひかれて まだ生きてる
痛いと感じるものを探した
首をしめた オラ首をしめた
遠くまで自分まで ギュッとしめた
こんなにいい天気だってのに
始末してくれ 焼いてくれ
温もりを初めて感じてたよ
何かしてあげたい 何でも
離れない ずっと離れない
いつまでも日も暮れない空を
ころがってる二人
見なくてもいいと 一人でいった
しくじったんだろうか わからないや
追いかけた オラ追いかけた
君と原っぱで浮かんだまま
目が覚めるまで浮かんだまま
長くないよ すぐ終る
長いようで すぐだな
許された もう許された
忘れっちまえば 許された
半端な夢の ヘンな音
苦しめばいいさ ひとりっきりでずっと
ひきずって 包まって 夢を見るさ
154 :
116:2005/10/19(水) 02:59:25 ID:NqRmOwyD
>>150 貴重なご意見ありがとうございます。
まだまさだ、人間としても未熟な私ですが
がんばります。
スランプ
掌の上から滴が零れていくような
ありふれた光景が目に映る
いつものようにはいかなくなった
壊れかけのからくり人形は
不自然な体勢で 鈍くきしむ音を立てて倒れる
目に毒な初期衝動にあてられて
気が狂ったように書きなぐる
そして消す 書いて 消して 消して 消して
手は動く 動くけど 上下運動だけ
どうせなら筆も折ってしまえ、と
手を伸ばした途端 諦めが振り向いて僕を嘲笑った
ひどく癇に障ったので 窓に向かって投げ捨てた
替えはいくらでもある、と言い聞かせながら
156 :
114:2005/10/19(水) 03:12:45 ID:3I0hmyau
ありがとうございました
これは私の本心でした
157 :
114:2005/10/19(水) 03:16:48 ID:3I0hmyau
158 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 03:17:37 ID:3I0hmyau
砂漠にいる世界からいつも声を大にしていいたい
この世の醜いもの
不安いつも
積もり積もった感情山程
早く扉を開けて行きたい
159 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 04:30:05 ID:53TfwgOc
「未来」
自分はこれからどうなっていくのか
考えると訳が分からなくなる
やりたいこと 夢 そういうことを口にするのはもう飽きた
結局は行き場のない迷路をさ迷い続ける
昔幼いころに夢見たこと
今では現実の扉に閉ざされたまま
それを開こうとするだけの頑固で強い意思をもっていないと気付く
ただ逃げているだけ?
それさえも分からないということは
ただ口にしたかっただけの夢ということなのか?
今僕は図体ばかりでかくなる
だけど幼い頃の自分とは違うと信じたい
そしていつか夢を口に出せるだけの力をつけて
迷路の出口までたどり着きたい
現実の扉に手をかけてみたい
まだ見ぬ未来に向かって駆け出して行きたいんだ
160 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 06:17:14 ID:ASqY8O33
161 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 06:30:47 ID:7MskhY7V
「投稿は控えて厨の真実」
投稿は控えてください
なぜなら私の作品がスルー未評価だからです
センスがなくて見向きもされません
だからこれ以上投稿されるとますます埋もれてしまいます
だからなんです
ワラ
今このスレを読み返してみて感じたことは
人の作品コピペしない とかさ
未評価をまとめる とかさ
投稿控える とかさ
評価してみる とかさ
評価してる人をねぎらう とかさ
そういう愛が必要だと年甲斐もなく思った
>>162 新規で来る人がことごとくそれを分かってない上に、
分かっている人を馴れ合い呼ばわりするスレだもんな。
前からいる人がどんどん離れて、人が入れ替わるから毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回同じことが起こるんだよね。
さらに「気に食わないと場の空気を無視して暴れたり粘着したりする馬鹿」がスレをぐちゃぐちゃにするからたちが悪い。毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回未評価を次のスレに大量に持ち越してる現状が分かってないのね。
以下この辺の話は「セン5について語るスレ」で語ったらよいと思う
164 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 11:25:30 ID:MnDKgZry
初めて来た人は
溜まっているとか言われても
まさかそんなに溜まっているとか思えないんじゃ?
初心者に優しくあれ
テンプレが初心者にやさしくできてないんだよ
評価は誰でもやる気があれば歓迎とか、未評価が多い場合はどうしろとか、
そういう言葉が必要だと思う
166 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 14:20:08 ID:WjkdWSjQ
>>162 ごめんなさい
未評価まとめてきます
>>163-165 うん、俺もテンプレに追加したほうがいいと思う
まあとりあえず、語るスレで
未評価(25)
>72 >75 >76 >78 >82
>100 >117 >118 >119 >120
>126 >129 >130 >134 >136
>141 >142 >147 >149 >151
>152 >153 >155 >158 >159
評価します 手抜きなので不服なら再評価を求めて下さい
>>76 1連と3連で詩に温度差が 推敲必須です D−
予断ですが2chをそう思うのは危険だと思いますよw
>>78 死を書いたものと解釈しました 表現は上手いですが、冗長な印象です
詩の中にハイライトが欲しかったです DとD+の間、四捨五入してD
>>102 聞き手な人なんですね 詩ではないかと E
>>106 最初から最後まで、なだらかに進んでいて読みやすかったです
最後の「途端に〜」の理由は、喜びの外→悲しみが傍にあるから、とかそんな感じに解釈しました
ちょっと伝わりにくかったですが、少し光るものはあったかと Dに期待分で、D+
>>109 上手い運び方をしてますね ちょっと感動しました
しかし最終連、離婚と明かすのはどうかと D+
>>112 誰かに向けてですね 勝ち負けってそんなに大きな問題でしょうか
その点が共感できなかった、ごめんなさい D−
>>117 説明的 しかしオチが面白かったです D
>>118 聞こえて&見えてくるものに、脈絡があまり感じられませんでした 平和だな、くらい
聞こえた&見えたところから詩を広げてみたらいいんじゃないかと思います D−
>>119 生きてて下さいねw 悲惨な感じが伝わってきましたw D~D+、やっぱりDで
>>120 自分の世界とチョウの世界が上手く混ざってていいと思います
自分は蝶の世界をまったくしらないので、この詩だけで判断してますが D+
……一部被ってしましました ごめんなさい
171 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 17:11:12 ID:qOK0Tt2A
謝るくらいなら最初から偉そうに評価すんなボケ
>>171 まあそんな硬いことはいわないで
そんな感じでいいですよ評価
こうやって批評人が増えるといいモンです
>>132 評価ありがとうございます
でもなんか甘く感じます
再評価お願いできますか
できればコテのひとで
>126 裏切られた絶望・・・
内容はいいのかもしれませんが読ませる工夫がほしいものD−
>134 心の隙間を埋めるのに服を買う野もタバコも買うのもちょうどよくなかった
それで詩集を買ったんでしょうか、シンプルな分深読みしやすいが面白みもないし心打つものもないD
>141 安楽死も殺すほうにとっては特に大切な人だと勇気のなさや良心がほんにんをくるしめる
上の二つよりは考えさせられるかなC−
>152 自分がたくさんいて見失うのだろうか、それはたくさんの感情があるからこそ多くの葛藤が起こるからである。
読んでてなんとなく創造も膨らむし 世界がどんどん広がるその手法も面白いC
175 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 18:52:40 ID:2LEW4QLH
>171ウゼー
>>120 モンシロチョウ
心情ばかりを追っていて情況描写に欠ける。馬鹿という言葉がたくさん出てきて、くどい。この言葉を使わずに表現するのならエピソードをいれてもいい。D-
>>121 いつまでたっても核心に迫らないので、全体的に平坦。簡単で具体的なところがない。D−
>>126 わかる、けど情況をもっと分かりやすく書けたらと思う。
最後「資格もない」という言葉で書かれると説明が足りない気がする。D
キキカさんも評価人やってみませんか。
>>129 車内ー嫌気的浄化
「ゲルマニウムみたい」で、ごめんちょっと笑った。3連目読取にちょっと困る。
この話口調は好きなのでD+
177 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 18:56:47 ID:FWZiy7Zw
投稿してもイイのですか?
178 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 19:05:50 ID:qOK0Tt2A
未評価ゼロになるまでするな
>>136yukiさんの詩
ですます調で、丁寧な人のイメージ。
届けるつもりのない手紙を読んでいるみたいです。
でも よくある、状況は変化するのに自分はいつまでも変われない、といった詩。D
>>140元気だせ。
>>141 喪に服す
気持ちが脱力していて雰囲気にあってる。
「喪服を着せて」というセリフにいろいろ考えさせる。いや、エロではない。決して。C-
>>142 はがねのからだ
働く男の汗がヒカル〜;鍛冶屋の作業を全体的にかけているのだか、もう少し省いてあまりくどくない方がいい。
例えば、始まりと終わりに刀鍛冶の事を書くと中間の文章はその印象を引きずったまま読める、とかね。
あと文章に、若干幼さか女っぽさが出ているのが気をつけたいところ。D
「総仕上げ」という言葉の意味も含めてそう何度も使われなくていい。
>>147不登校
秋なのに「部屋の外が暖かくなってきた」というのは寒いの間違いか。それとも心の変化を表しているのか。
季節とシンクロしてないと不自然に思えます。
じんわりとした元気が出てきたことは伺えます。D
>>151 僕は無煙家ですが、タバコがいい味出している。心情とうまく組み合わさっています。
3連目、1、2行。急にたんたんとして言ってることは悪くないのに浮いているようにも見えます。どっちが君で自分なのか、あと性別もわからなくなってる所有り。C
>>152 自分
シュールな世界ですね。JTのCMみたい。
どこまで行っちゃうのか見守りながらついに月面着陸。なんか面白いよ!Cかな、どうかな。やっぱC。
>>154 さんへ。レスのレスのレス。
ありきたりな所から、どの感情を引き出して誰がどう感じたのか、「悲しい」と感じたことをもっと描写してほしいなと伝えたかったんです。
わかりづらい評ですみませんでした。僕こそ未熟ですが、がんばります。
>>13 前スレ>883「観覧車」への評価ありがとうございました。
あと
>>115は考えあぐねてパスしたので、未評価になります。
>>89も未評価?
いや〜疲れた。
[白死]
いつもこころに
死のイメージを!
別段好きなわけじゃない
リストカットにも興味なく
ゴシックロリータとか
処刑用具にも
何にも
でも出る言葉出る言葉
生気なし
いつも天国に向かう前置き
こうして地上に魂があるのに
いつもいつも
うつつを抜かしてばかりで
いっそ死んでしまえなど言われようが
恐らく笑ってごまかすのでしょう
勘弁してくれって
全ての罪悪に捧ぐ
>>135 >>174 評価ありがとうございます
短詩は大好きなんですが
難しいですねorz
もっと言葉が閃くように工夫してみます
未評価が溜まっているとは知らず失礼しました
184 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 20:01:42 ID:q/yWsSEW
>>72 D
意味がわかりません。真剣に書いたのかもしれないが正直ラストにわろた。視野狭窄てこわいかも。
破戒僧?一連二連の〜修道士は韻が踏めてて心地よい。色んなレトリックを盛り込んだのかな。
結果ギクシャクとした読書感でした。
>>75 Bー
大好きです。リアルを呼びおこすのは情景の描写。「空っぽの瓶」というアイテムは感情を含んでいるね。
もうまったく手放しに褒めたげたい。死んでしまったであろう"僕"に花束を。
(泳げないならサーフィンするなよ)
>>76 Dー
共感したいしたいって探したけど無理ぽ。乱れた言葉が原因かも。
言葉がどこに架かっていくか主語述語がうまく整合してるか凄く気にしてください。
題「2ちゃんねる賛歌」と脳内には好感を抱く。
>>78 D+
想像力で飛翔を強いる詩かも。ありったけの想像力を使いました。疲弊。
たんぽぽ娘みたいに綿毛の少女が可愛らしくコーヒーミルクみたいに午前3時くらいに空回りする甘い白昼夢かな。
>>79-80 B(プロ)
検索したらRCサクセション曲『いいことばかりはありゃしない』だった。
「ただただただ」がなにより読んでてクセになっちゃうね。
詩世界にも物語にも魅力あるかな。詩に釘づけ。プロ作なんだね。一回読んでクセになる。時代は古かったが。
>>82 D+
タイトル「 ・・・。 」からして?「灯をともしてる」は「明かりを灯してる」より効果的ですか?
犬が死んだ主人をもとめてる。そういう状況かと思った。
最初エロかあと・・。深読みするとこだったよ。
185 :
サイ:2005/10/19(水) 20:04:09 ID:iFRypf2A
>>174 新月てるあきさん
>>179 やさしいあくまさん
評価ありがとうございました。
未熟者ではありますが、精進していきたいと思います。
未評価が減ったところで、また投稿させていただきます。
>>182さん
やさしいあくまさん
>>76>>142 ご評価ありがとうございます
>>76の方は、確かに言葉が汚いですね。自分でもそう思っていました。
>>142はちょっとくどかったですか?以前にも同じことを言われたことがあるのですが、
読み手に伝わるかどうか、不安になるもので、いつも書きすぎてしまいます。
これから気をつけたいと思います。
188 :
ききか:2005/10/19(水) 21:22:42 ID:B4+MlbLE
月光の表面を鳩が飛んだ
それを見上げて
吐息をついた
手元に温度を感じ
それを握る
握り返してきた手が
生を物語る
どうして今更
私は疑問を繰り返すのか
この足は既に
空を飛んでいるのに
月明かりの下を
2人の人間が飛んだ
瞬時に浮かんで沈み
暗闇が2人を包み込む
どうして今更
疑問なんて捨てたはずが
気づいた時には
後悔だけを空に残していた
189 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 21:40:06 ID:q/yWsSEW
>>90 E
幸アレ━━━(゚∀゚)━━━
>>100 D
状況だけを克明に記載。スーパーリアリズムで昔へ向けた感情が滲んできます。
けど場面転換が唐突すぎるかも。デートしたいだけですか。
>>115 Cー
大好きです。くだらない世界にくだらない登場人物。
リアリティのないジャンクでスノッブなゲーム世界の住人。こういうの個人的にイイ!
キラージョーを待ちながら日々を過ごしている現実の君を思って、さらにニンマリ。
>>117 D
意味深かも。パソコンはネカフェでしかしないからよくは解らんが、四六時中携帯画面みてて目が痛えぇていうのは解る。
なかなか内容があり文章も平素でわかりやすくまとめてありクライマックスも作ってある。
詩に限らず文章書きしてみてはいかが。
>>118 D+
少年少女期のノスタルジーですね。ほんわか読みました。
アイテムの積み重ねは情景を感情を生む。アイテム(言葉選び)にこだわりましょう。
ほんわかアイテムばかりで隠し味が少しほしかったかも。
>>119 D
「夏の思い出」がよく描けてる。好感がもてます。
「アクエリはもうないです」のフレーズにグッときました。
ぐるぐるぐるとバターになりそうな勢いですね。
190 :
キキキ信者 ◆dn95zZU8ig :2005/10/19(水) 21:53:04 ID:zDLKEEwx
191 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 22:07:33 ID:AtSt+yAm
「シアワセ」
部屋の片隅で光源は一つ
壁の向こうの
バーチャルへ
呑み込まれる
思想
ここから逃げ出したいのに
動けない体と心
歩き方さえ忘れそうな程
プラスチックの反対側に
世間を見つめるだけ
背中越しの扉
叩く誰か
呼び出すこの名前を
憶えていて
くれただけで今は
幸せ
未評価(9)
>130 >149 >151 >153 >155
>158 >159 >182 >188
未評価(10) です、すいません
>130 >149 >151 >153 >155
>158 >159 >182 >188 >191
194 :
緑茶:2005/10/19(水) 22:25:57 ID:KdEMCJID
>>169 >>189 評価有難うございました。
詩の評価って、実はかなり大変だということが
自分でも評価を試みて初めてわかりました。
評価をするということは、それなりに詩の修辞法や
その詩の持つ世界感にひとつひとつ配慮する必要があって、
想像以上に時間と労力のいる作業であることがわかりました。
それから感想と評価とでは作品を見る視点が違う
ということにも初めて気付きました。
今後作品をつくる際には読み手をもっと意識するよう
心掛けたいと思います。
169さん、189さん、貴重な時間を作品評価のために割いて頂き
本当にどうも有難うございました。ぜひ参考にさせて頂きます。
「無意味」
意味がなくちゃ生きてられない
そう思わせた 夏休みの退屈
足元にいる世界が急に無意味に思えてきて
視界に入る色彩も邪魔なだけ
これらすべてを真っ黒に真っ黒にしてやりたい
絵の具をひねり出しても全然足りない
黒いペンキを買いに行ったら
白いペンキも欲しくなる
その動機が不明だ
一瞬僕はこのペンキ屋の日常のひとつになった事を
否定しながらアパートの一室に戻ると
ひたすらに部屋を黒く黒く塗っていった
汗がじっとり風もない部屋にたまる
誰かがピンポン鳴らす
気のせいだ
‥気のせいだ
蜩が夕暮を告げている
完成した
色はない 真っ黒
(つづく↓)
196 :
名前はいらない:2005/10/19(水) 22:36:11 ID:q/yWsSEW
>>130 D
文章の噛み合わせがギクシャク感あり。激情そのまま詩に焼き付けるのもいいけれど推敲もしてみては。
「時が来るまでもう一度」って何がやりたいんだろう。焦燥感を吐き出し、寂しくなっただけかな。
>>149 Bー
ぶはぁ面白い。「ごりごり/ぎゃ/ぎゃ/ぐえごえ」の擬音が秀逸。
年寄りの愚痴は聞きたくなかったがこれなら聞いててもよい。
>>153 C
いいと思う。わけはぜんぜん解りませんが読みとこうと努力はしたよ。
"二人はまだ少年少女で乾いた大地を旅してる。永遠に別れるはずの二人が束の間に一緒に居た。そういう夢をみた、とかなんとか。"
読者が違う物語をでっちあげられるくらい魅力ある詩でした。
>>155 D+
スランプの苦悩。ちびっとわかるわかる。感情が伝わる詩だけにつらい。
詩書きのためセン五にきたけどどんどん書けなくなるのね。評価人をしてみて判ったのは
「詩を書く行為と詩を評価する行為は相反するもの」だと感じた。
詩を書く算段を整えるには自分のなかの評価人をどこかに追いやらないといけないのかもよ、たぶん。
(195つづき)
どっと腰かけると 白いペンキが残ってる
黒いペンキがついたままのハケを
無理遣り押し込んで汚してやった
そのまま持ち上げると 糸ひき
黒い部屋を てんてんと 白で汚しはじめた
オセロが逆転するように
僕は面白くなって ハケを振り回し 飛沫を撒き散らした
なんということだろう
まるで宇宙だ!!
夢中になって宇宙を作り上げた
プラネタリウムにもならない
このちいさな部屋の無意味さ
そう 無意味なのだ
くだらなくて すばらしい 意味がなくても存在する
この生命の意味するところは
キセキというおかしさだ
電柱のカラスがカァと笑った
鏡の自分をみたらひどい事になってる
さて どうしたものか
>>196 まあ別に 詩は書けるけどね
別の意味でスランプというか、、
評価ありがとうございました。
199 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 00:08:09 ID:QOcNOQUJ
+瞳に+
顔を上げたら
貴方が瞳に映った
無邪気な笑顔が眩しくて
澄んだ瞳がとても綺麗で
すぐに目を逸らした
でもまたすぐに顔を上げた
無邪気な笑顔を私に向けてほしくて
澄んだ瞳に私を映してほしくて
けれど
貴方の瞳に私は映らなかった
+───────────────────+
余裕があったら細かい評価をしてもらいたいです。
よろしくお願いします。
「気のせい」
コーヒーのにおいがして
君がくるような気がして
だから
いそいで
へやのそうじをしたよ
………………………………………………
懲りずに短詩ですがよろしくお願いします
201 :
平月 ◆U5OeUIgV.6 :2005/10/20(木) 00:38:08 ID:MsCORXep
[旅立つ君]
そうか
行ってしまうのか
じゃあ、俺の半分持っていけ
心の真ん中をもっていけ
輝かしいときも
悩めるときも
お前の為に切り取って
俺の大事な部分
脈打つ部分
持っていけ
持っていけ
独りで淋しくないように
独りを淋しまないように
俺は残った白と黒
君の見てきた夢を追う
202 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 00:38:46 ID:15SFr3Mo
「飛行機雲」
誰かを乗せて飛行機は飛び立つ
夢を乗せて飛び立つ
あれに乗ってる人はどんな人たちだろう?
長くいた地にお別れを言ったのかな?
僕はまだ知らない
僕はまだわからない
それを考えると
自分は止まったままだと感じる
一筋の雲が空を切断する
見送った飛行機から出た雲
でも飛行機雲はすぐに消えた
後ろから消えていく
飛行機のあとを追うように
飛行機雲もまた進んでいく
でも残した筋は消されていく
それでも前へと進んでいく
飛べなくたって
僕には足がある
足跡は残らない
でも止まってはいけない
時間は止まることを
足跡を残すのを許してはくれない
明日はどうやら
晴れのようだ
飛び出せ
悩んでる暇があるなら今行け
重力は下へ俺たちを引きずる
秒速7.9kmで上を目指せ
押さえつけられるな
軌道なんて糞食らえ
下を見る暇があるならば
今を上に向け
秒速は16.7kmだ
安息なんてありゃしねからよ
後悔なんてありゃしねからよ
今すぐに脱出しろ
204 :
149:2005/10/20(木) 00:39:43 ID:H2yxCkp8
>>196 評価ありがとうございます。擬音は重い感じでいってみました。
詩を書くときは、大胆に表現することも必要なんですね。
205 :
海と犬と太陽:2005/10/20(木) 00:55:40 ID:jI4QOlp2
「風」
帰る途中で力尽きて
誰かが呼んでくれるのを待っていて
知らぬ間に眠っていて
目を開けるとそこには
ふかふかの布団とどこからか聞こえるやわらかな音
そしてテレビから覗く昨日の惨劇
今日はどこに向かおうと
この影は知っている
ふりほどけなかった煙のにおいと
昔どこかで味わったような胸の痛み
彼は知っているのだろうか
これからの僕らの行くべき道を
そして僕の目には
昨日が電波に乗って押し寄せる
206 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 00:57:07 ID:PhNJJL5+
「雑草」1
今日の天気は雨ののち晴れ
四日間降り続いた雨は街とボクをぬらした
アスファルトの狭間に埋もれた小さな草花が
涙の雫を落としてく
この世に生まれた生き物が
生き物でない何かに奪われ
この世に生まれた人間が
生き物でない何かに生まれ変わる
下界の流れを横目に お日様のヒカリをいただこう
ボクはちっぽけな存在
枯れるのを待つだけの生き物
ボクはちっぽけな存在
咲き続ける小さな花
さあ 今日も生きてみるか
207 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 00:59:19 ID:PhNJJL5+
「雑草」2
今日の天気はまたもやずっと雨
昨日から降り続く雨は街とボクをつぶしていく
力もない 声も出ない小さな小さな草花が
ただ今だけをしのいでいる
この世に残された生き物は
何かを求め何かを探し飢え
この世に残されたボクは
何かを求め居場所を探して
あぁ 雨雲がいつもと変わらぬヒカリをつれてくる
ボクはちっぽけな存在
枯れるのを待つだけの生き物
ボクはちっぽけな存在
咲き続ける小さな花
さあ 今日も生きてみるか
208 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 01:01:41 ID:BRpFjmkA
バランスを上手くとりなって
あの子は叫ぶけど
バランスを上手くとりなって
あの子は囁くよ
自転車に上手く乗れない
バランスを上手くとりなって
右から笑い声
バランスを上手くとりなって
左ですすり泣く
自転車に上手く乗れない
自転車に上手く乗れない
自転車に上手く乗れない
バランスなんていらない
乗れないものはいらない
バランスなんていらない
自転車に上手く乗れない・・・
>>204 喧嘩売ってるわけじゃないけどさ、大胆と言えるほどか?
俺ならD−だね
210 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 01:41:33 ID:BRpFjmkA
ゾンビが愛の告白をした時
教会は鐘を十三回打った
Dr.マーティン お揃いのスキンヘッズ
ピカデリーサーカスのような夜
あんたのママが助けを求めても
あんたの恋人が涙をこぼしても
素知らぬ顔でアクセル踏み込んだなら
ヘッドライト モンキースパナ ディスティニー
水玉ワンピースの香り
あの子は車輪の下で
涙が空へ跳ね返り
明日はきっと雨が降り注ぐ
体を温めなきゃいけない
ピクニックはもう始まる頃
ソーセージにマスタードを塗らなくちゃ
「雨と五線紙と二回転半」
電線に燕がドレミファソラシド
額縁に嵌め込まれた
見慣れた空と公営住宅の屋根
1608年のボルホフ市街地は
斜線の中で静止しているが
狂騒とクラクションのぼくの街にも
今日 あなたが去ってから最初の雨が降り始めた
HereでもThereでもEverywhereでもない
欠乏と違和感の午前三時よ
ぼくの吐く息は
二重の秘密に包まれているが
ぼくの不眠のベットのシーツは
腐った花びらが舞い散るだけだ
さりげない転調と
物悲しいほどのリフレイン
ぼくの涙をあなたが泣いて
あなたの涙をぼくは軽蔑する
「ひとつの窓から宇宙を見れば、世界はすべてぼくのもの」
こうして物語は掠めとられる
Yes Darling, But Is It Art?
またお会いしましょう
雨音響くぼくの部屋からラ・フォンテーヌの肖像画
>>125>>169>>184 評価ありがとう
78を死を書いたものと解釈〜ってのは
なるほどなぁって思いました
確かにそう言われて読み返すと三途の川っぽい
213 :
帰り道:2005/10/20(木) 03:58:50 ID:3Xa9sB7p
軽石を蹴った軽石を蹴った
蹴ってる爪先がだんだん気になった
友達ん家の塀に軽く跳ねて止まった
車はひかない場所に止まった
ドッヂの線引き試験にどうやら受かった
にしてもなんて憎たらしい車どもだ
重たいカバンだ友達は塾だ
塾習字少年野球スイミング空手そろばんあとなんだ
屋根のといにいくつ庭球を奪われたのだ
アスファルトの下の土が息苦しそうにしてる
石を投げて追い払ったあの猫いまどうしてる
駐車場の脇の空き地も家が建ってる
コンクリートの空の下で息苦しそうな俺が
車に追い払われてすみっこで俺が立ってる
狭い庭だけどきんもくせいが匂ってくる
215 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 10:35:09 ID:W+yivXUc
>>75 サーファーがサーフィンできなくなった話ですね。好きな事ができなくなると辛い。
以前とははまったく別の目で海をみつめている。舞台描写が上手で、瓶の使い方も海とよくあっている。
イントロから読者を引き込んで、余韻を残した終わり方である。
216 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 11:11:16 ID:ZFCsh1tS
217 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 13:31:56 ID:I9/y+UxL
>151 D
がんばったね、って感じ
形式決めてことばはめ込んで
でもよくできましたの二重丸にはたりない
ことばが窮屈になってる
各連の四行目がおさまり悪い
218 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 13:50:32 ID:I9/y+UxL
>158 Dー
残念ながらこの詩をきちんと評価できん誰かやってくれ
>砂漠にいる世界から
つまり砂漠は世界よりでかいことになるわけで世界外世界、つまり世界を超越しちゃってる
詩人の立脚点は未だ世界内に置かれているわけだけれど
そしてその立場から詩人は何かをいいたがっている
何を?
残念ながら俺には二行目から四行目が理解できない
ことば少な
そしてまた詩人はどこかへ行きたがっている
どこへ?
それが世界の内に在り続けることへの志向なのか世界を超越することへの志向なのかはわりと重要な問題だと思うのだが、それを窺い知る材料はない
ことば少な
誰か再評価してあげて
219 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 14:00:33 ID:I9/y+UxL
>159 Dー
ちゃんと推敲してから書き込もうや
な、大将
>昔幼いころ
そりゃ昔は幼かっただろうさ
有体に言えば重複表現だ
そこだけの話じゃないぜ
全体として未整理感がありありだ
青臭い迷走感はお腹いっぱいなくらい伝わってきたけどな
ひさんな たたかい
ぼくの からだの なかには
そらが あって
そらの したでは
いつも せんそうを している
500キロばくだん ガスばくだん
たいちゅうほうか の たまが とびかって
ぼくは ときどき
うちがわから ころされそうに なる
そんなとき ぼくは
そらの いろに めを こらす
かきごおり に すこし たらした
うすいシロップ のような
みずいろ を
そうして いつまでも ひびく
つめたい ほうせい を
じっと きいている
221 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 14:09:43 ID:I9/y+UxL
>182 Dー
お前が勘弁してくれ
異国から留学してきている友人の文章にちょっと似てる
ことばを整理すればDくらいにはなると思う
関係ないが天国いくつもりなのワロス
222 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 14:21:57 ID:I9/y+UxL
>188 D
読解力の不足が祟って心中の詩にしかとれません
イメージを喚起しそうなことばが並んでいるのにいまひとつイメージが浮かびません
>瞬時に浮かんで沈み
暗闇が2人を包み込む
この辺特に
こちら側の想像力の不足の問題です
か?
窓の向こうで
犯された山の頂上で
よれよれの木がやれやれと嘆いている
狂った髪型を振り回して
ばればれの嘘を身に着けて喚いている
今日もまた始まった
ごうごうと音を鳴らす飛行機に罵言を浴びせている
明日はもう要らない
とか言ってぎゃあぎゃあと道路に騒音を与えている
そして俺は
良く分からない詩を書き綴って満足している
そして君は
今日も元気に家を飛び出して何かを得ている
独り言をこぼして 又 眠る
>>191 D-
その、もの凄く中途半端な改行はやめたほうがいい
いわゆる、詩っぽく見せるためだけの改行ですね
もの凄いかっこ悪い
225 :
丹羽氏:2005/10/20(木) 16:05:18 ID:k2qSQjyY
虹色に輝くモノクロの午後
真っ暗な光のグラデーション
美しい日々の中にあるくだらない絵
とても便利な素晴らしいガラクタ
生き生きとした病気の果実
ささやくつもりの騒いだカラス
楽しいつもりの無人の遊園地
感動しても次第に飽きる映画
価値のある粗野な珈琲カップ
かわいい不利した不細工な猫
澄み切った不親切な空
そうと知りながら
一時も枯れずに総てを照らす
華やかで
眩しい
真夏の向日葵 それだけの世界
>>223 自己完結ですか。ニート物は読み飽きました
犯されたんですか。侵されたわけではなく。
ばればれの嘘を身に着けているのはよれよれの木?
各行が不連続に思え語彙に貧しさを感じます。D
227 :
ききか:2005/10/20(木) 19:23:34 ID:HFBV1Wdc
188 評価お願いしますm
>>227 >>188再評価 C-
「手元を温度に感じ」以降の一連はよい。
しかし残りの部分の多くは違和感を感じる。
「月光の表面」とは? 「瞬時に浮かんで沈み」とは?
オリジナリティーとは難解さではない。その境界を見分けて欲しい。
「疑問なんて捨てたはずが」の「なんて」は安い。
できれば「2人」は漢字「二人」か譲っても全角「2人」が望ましい。
強調することを鑑みても違和感を拭えない。
「後悔だけを空に残していた」
後悔だけを空に残すようなフライトだったのか。
飛行を肯定することはできなかったのか。そして疑問とは何だったのか。
「疑問」が自分の中に明確化されているならそれが伝わるまで書くべき。
蛇足だが空を飛ぶのは足ではない。自分なら
――この足は既に
――地を離れているのに
以上、再評価。
229 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 20:14:40 ID:psqrq4R1
230 :
149:2005/10/20(木) 21:14:38 ID:60uGwESs
>>209 再評価ありがとうございます。大胆云々は、詩に対する
一般論ということで、お赦しください。精進します。
[助手席]
空けていた距離を
ぐっと縮められて
対人恐怖症のあたしは
どうやって泣きましょう
夜がこわいと言うのです
やっと会話が出来るようになり
その距離に慣れたとたん
君はまたどうして近付くんでしょう
友達の枠を取り払い
平然としているのです
わたしは君がこわい
232 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 21:40:32 ID:PUgV1NE/
>>229 おまえはEしかつけんな
しかもいつもコメント一行
233 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 21:49:13 ID:YrYnwKAL
「バス停」
朝の5時にバス停に立った
朝一で乗ってキミの町へ行くためにバス停に立った
だけど、バスは来ない
約束の時間はとうに過ぎ 夕闇に吹く風が頬を撫でても
バスは来ない
何で来ないんだ!嫌がらせか?俺に何の恨みがあるってんだコノヤロォォォォォ!
だけど、バスは来ない
今日は来ない 明日も来ない 明後日も 明々後日も 何年経っても
バスは来ない
そりゃそうさ・・・だってそこにバス停なんてないし、僕にはキミもいないから
234 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 21:53:54 ID:/cGn9wMt
☆ ぼいんっ
☆ ぼいんっ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\*‘ω‘) < ちんぽっぽ
\_/⊂ ⊂_ ) \______
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
|. 湘南みかん .|/
「意地+脳」
集中しているとき
頭からむだなものを抜き取って
そのことにのみ頭を使い 神経を使い
頭の何かが切れるまで
必死になって 夢中になって
なんとも言えない気持ちになる
自分は誰にも負けないのではないか
誰も自分に追いつけないのではないか
からだが優越感にひたる
脳内で何かが膨らむ
一番だ 自分がイチバンなんだ
そう 誰にも負けないことがある
この世でイチバンになろう
この世で イチバンになろう
236 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 22:18:36 ID:0aULy7cY
「ストーカー」
忍び寄る灰色の影
ヒタヒタ ピタリ
私の動きに合わせて 気配だけの存在が
確かに いる
闇の中から 時おり顔を覗かせ
私に知らせる おのれの存在を
誰? 誰と問いたいけど
伝達は一方通行 無言の影が迫り来る
人々は言う その名はストーカー
ヒタヒタ ピタリ
私の時間を盗もうと 何処かでじっと見つめてる
私の部屋も 私のクルマも 私の携帯も みんなみんな知られてる
会いたくも無い 話したくも無い
それでも 私は捜してる 懲らしめのため
あからさまに 忍び寄る灰色の影
それは 私の存在の裏返し
ヒタヒタ ピタリ
太陽の私がつくる灰色の影 いつまでも離れない
その眼差しは 鋭く私をえぐり続ける
>>233 じゃあ、どこに、なんで立ってるんだろう? D
叫びの部分は肯ける。最後の一行はもったいない。
ステレオタイプ過ぎるが、語感に良いものを感じるのでこの評価。
もっと色々書いてみて欲しい。
軽みが持ち味かもしれないが、茶化さずに自分の想いを詩にすると
意外ともっといいものが書けるかもしれない。今後に期待する。
>>235 躁ですね。自分もよくなります。 D-
良くも悪くも、そんなこと言われてもどうしろと? と言う感じです。
長続きしない向上心は割とどうでもいいんです。問題は結果です。
>>231は攻める側の自分にはちょっと分かりません。
同感できる批評者タノム
>>195、197 主人公の行動に共感させるだけの動機付けが、
足りないと思います。 D
>>199 2連目、3連目で同じことをいっているので、整理しましょう。
「貴方の瞳」の中の「私」を見つけるために、「私」はどうしましたか。
描写するといいかも。 D
>>200 「君」が来たら嬉しいんですよね?その気持ちが足りないです。
「いそいで」だけだと足りないです。「君」はいつもコーヒーの匂いが
しますか? D−
239 :
バナナ:2005/10/20(木) 23:13:35 ID:ul1HKDlC
はじめまして。僕の文法がやはりまずいけど、
よろしくお願いいたします!
「夜」
静かな夜空の下に ビルの灯りがいつもどおり光っている
続々の残業 一生懸命に働きっぱなし
激しい競争の渦に追い詰めて 勝利者になりたがる
まさか これは サラリーマンの楽しみか 苦しみか
春暖かい卯月 椿餅を持って花見
並木道両端の華やかなソメイヨシノ 予想と同じに咲いてくる
久しぶりなシャボン玉 ふわふわ飛む
上野公園の夜桜の下 酔っ払い社員の不満な騒ぎばかり
酒と煙りだらけの居酒屋で
日々も「カンパイ」で応酬している
成功を収めたのがあれば がっかりするのもいる
ただし 全ても 家の夕食と隠れん坊している人たち
240 :
バナナ& ◆2VKUUm/Apo :2005/10/20(木) 23:14:35 ID:ul1HKDlC
続き
電車の中には さっぱり疲れた体が満載する
強いて足を引いて プラットホームに降りたものの
望む自由が丘の改札口が 永遠に至れない
眠らぬ新宿の路地裏 お金に汚された仙境
仮想の愛の一瞬を求めよう 欲情が溢れるブラッディ・メアリーと
酔いやすいホール・イン・ワンをしみじみと味わう
ネオンサインの街路の夢幻泡影
夜明けになったら 虚しい心に戻ってくる
フィギュアのハーレムに帰って もっとも安らかなところに飛び込む
ことりと風呂に入ろうか このみとキスしてもいいか
毎晩もアニメの夜 萌えるキャラクターと付き合う
清純系のパラダイスに迷う 寂しがる「毒男」
掲示板の中で サーフィンしたりチャートしたりする
卒業の日付は よく見えない
人々もしぶしぶやっているじゃないか
自分の生き方のため 何かを背負わなければならない
この都市から逃げ出そうにもなく 物質主義に振り回されるから
一生も治さぬビールスに ぽつぽつ蝕まれていく
あの下界には少しずつ失っていく宝物を
241 :
バナナ:2005/10/20(木) 23:15:35 ID:ul1HKDlC
続き
ねえ、あなた 幼い時の思い出 まだ憶えているか
この見事な星空を仰向けて みんなの夢がかけてあった
ぎらぎらな銀河の下 あなたの強みをしっかり抱きしめたい
この地球(ほし)が終わるまで
ずっと ずっと 互いに温もりを交わそう
真っ黒な闇に落ち込んでも 怖がらないでね
翼を広げようものを あなたを光明に導くから
私たちの身を尽くさせて 世界の最終の煌めきになって
燃えきるまでに 輝いていくよ 私のアルタイル
それは妄想のことのみか いいえ、本当の天の幸だ
人間にあって純真無垢な愛情は いまどこにまだ残しているか
ほんの少しとも 僕らの心で種を蒔いた
桜に抱かせて 灯火を見渡して 海を感じて 富士山を見上げて 天の川を眺めて
このロマンティックな浄土で一緒に住もうよ
ここはもうあのコンクリート・ジャングルではなく ここは日本平
[完]
>>239-241 文法だけではなく語感も拙い。可能性を鑑みても微妙。E+
ただし、
>>241だけを見ると、殊、八、九連は文法を省いてみればD+
とりあえず日本語を勉強してください。日常会話にもいささか不自由するでしょう。
・第一連、「まさか」は否定を省略している?
誰が誰を「追い詰めて」いるのか。
・第二連、「予想」は予報? それとも自分のだろうか?
効果の狙いが分からない。
・第三連、「応酬している」のは「日々」か。
「ただし」「全ても」の意味するところは謎。
・第四連、「さっぱり」は「すっかり」の意を汲んでも
語感が清涼感を伴ってしまうため、不適と思われる。
「永遠に至れない」のは家に帰りたくないためかと推測する。
・第五連
「しみじみ」では微妙。再考すべし。
・第六連
どうでもいいけれど「チャート」は「チャット」ではないかと。
・第七連
文法が危うすぎるため、読み取れない。
勝手に読み取って評価しても、双方にとって仕方がないので省略。
・第八、九、十連
日本平とはまた随分遠くへ行きましたね。
「それは妄想のことのみか いいえ、本当の天の幸だ」
には新しさを感じましたが。「ロマンティックな浄土」は昭和の匂い。
曇る視界虚ろな景色
ゆらゆら揺れて何処へ行く
視界に刻むあなたの姿
ああ、私はきっとそう
どんどんどんどん
侵されて 食べられて
消えてゆくのでしょう
この思いが忘れ去られるその日まで
見上げた夜空は
空の星さえも見えなくて
雨音に押し込められ これが私の世界の果て
あなたがいる実在は全て彼方に
無人の世界、霧と雨の世界
なのに心は乾いてばかり
燃えてゆく海 溺れた魚
私の存在は何処へ
本当は、あなたの声なんか聞きたくなかった
本当は、あなたの顔さえも見たくなかった
あなたの領域には近づけないから
月をつかむ鳥のようなあなただから
私のような溺れてゆく魚を見ることはないのでしょうね
あなたに与えられた物は
たくさんの敗北感。
244 :
名前はいらない:2005/10/20(木) 23:59:16 ID:yblWOBPt
私がもぅすっかり忘れていた
いつか私が言ったという言葉を
貴方は大切にもっていて
私を驚かせた
しっかしまぁ相変わらずロクな作品がねーなww
246 :
◆YRCV0KCeYE :2005/10/21(金) 00:03:22 ID:c9Lbe+lE
>>238 評価ありがとうございます
説明を詳しくした方がよいと言うことでしょうか?
修行します
「スレ」
2ちゃんねるの とあるスレの
とあるレスに おれは救われた
単純な一言だったけど
他人から見ると そんな馬鹿なと
思われるかもしれないけれど
その単純な一言のおかげで
おれは 今 この辛い時でも生活を頑張っていける
常駐の ネタスレでの ネタのやり取りの中で
おれは あの頃の生活が辛いことをネタにした
「――今つらいのかね?何でもいい、今 お前ができることから始めるんだ。」
そして、おれはそれよりもずっと以前の彼のレスを思い出す
「おれが何者なのかという質問は、ここでは愚問だ。
お前がここにいて、俺もここにいる、それでいいじゃないか」
その関係は途絶えがちになりながらも
今もなお続いている。
体も声も笑顔も
自分の残りの人生も
できるなら
奉げたい
一番好きなあの人に
え
だめですか
二番目に好きなこの人に
がっくり
そうですか
困ったなあ
なんとかなるかな
どうですかって
まあそうですね
うん幸せですよ
それなりに
「激しく震える光のなかで」
融けかかった水銀の太陽が造り出す
揺らめく楼(たかどの)の向こうで
君は待ちわびていることだろう
紅く腫れた腕の肌が破れ
いまにも赤い飛沫が噴きだしそうで
そっと手を添えて内から来る痛みを堪える
駱駝(らくだ)は物言わず長い脚を振る
彼の目は何もない水平線に 何を見出すのだろう
激しい光に壊されないよう 僕は瞼を下ろし
君を見るための瞳をささやかに潤おす
桃源郷があると 耳にする度に
幾つもの砂の嶺を越えていった
いつも其処に君の影を求めていた
此処は違う 彼処も違った
訪れる幾度の暁と黄昏
目を閉じるのは いつも
冷たい星の下 身を刺す大気に敷かれて
250 :
158:2005/10/21(金) 00:09:07 ID:kq35oWlj
>>218 砂漠にいる世界とは永遠に広がる世界
一人ぼっちの世界という意味です
そこからたった一人でいろんな感情を感じつつ抜け出したいという叫びです
(続き)
目を開けると
さっきより青みを増した空が
心臓を大きく動かした
白い靄が晴れ 心は虚空の色に透き通った
開けた視界の中に重い石を見つけた
もう一度目を閉じると
果てまで広がる砂の飛ぶ音が
僕の中の重い石を細かくした
核は顕れ 僕の想いは周り始めた
焼成と冷却を繰り返すうちに
ひび割れてしまった硬い想いと喪失への虞は
何時しか君への足並みを遅くしていた
気付いても
道則はいままで通りに進み続けるしかない
鞭を入れたら
激しい揺れに駱駝と僕の体は耐えられないかもしれない
それでも僕は駱駝の腹に強い一振りを入れる
風景は加速する
僕の眼に満ちた 激しく震える光のなかで
君が待つだろう 優しい光の差す場所へ
考えることをやめた葦がここにいる
253 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 00:14:06 ID:L+ievC54
>>238 >>199を書いた者です。
評価ありがとうございました。
整理したものをもう一度評価をお願いしてもいいですか?
俺は人間をやめr(ry
今日はタイミング合わない日だな……
>>250では何か言い訳に邪魔されるし……センスナシス
暇つぶしに初作詞
制作時間3分
夢の中で君に会った。
暫く顔みてなかったけど君は綺麗だった。
君も俺も泣いてて俺は君を優しく抱きしめた。でも温もりは感じなかった。
俺はいつまで君の分身を見ていなくてはならないの?
257 :
218:2005/10/21(金) 00:30:18 ID:gSacqajA
>250
つまりやっぱり世界からの超越を志向していると読めるわけなんだが、世界ってことばを安易に使いすぎてるように感じるわけ
「世界」って概念の認識が甘いのが原因だと思うけどそこの問題はわりと重要なんだ
超越と内在とかね
258 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 00:31:42 ID:gSacqajA
>256
推敲しろ
話はそれからだ
>>113よ、まずお前には能力がない、この俺と対等な立場に居るとでも錯覚したか?自分の立場にそぐう言葉を選べカスが
貴様に使う時間の別れが惜しい >145-146を良く見ときなさい顔面奇形人が 能力のない雄がでしゃばるな雑魚
ん〜すっごい伸び このスレスゴイワネ
「文化人類学的統計的暇潰的試行的レポート」
■目的
レポートか、のような詩の提示、再帰的に探測される形式、その陰影として十月。
■所与
2005/10/06(木) 25レス **********
2005/10/07(金) 57レス **********************
2005/10/08(土) 36レス **************
2005/10/09(日) 71レス ****************************
2005/10/10(月) 83レス *********************************
2005/10/11(火) 58レス ***********************
2005/10/12(水) 50レス ********************
2005/10/13(木) 39レス ***************
2005/10/14(金) 44レス *****************
……………………………………………………………………… vol.33
2005/10/15(土) 31レス ************
2005/10/16(日) 42レス ****************
2005/10/17(月) 33レス *************
2005/10/18(火) 28レス ***********
2005/10/19(水) 64レス *************************
2005/10/20(木) 47レス ******************
■考察
連休に伸びる足音。ホメオスタシス。測定精度。シーシュポス。巡礼。野に咲く花。
■感想
引き算が追いかけてくる!
以上
261 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 00:35:11 ID:gSacqajA
>259
未評価たまってるからやっつけようぜ
『セシル』
さんざん絡まり朝が来た
あの娘が消えていた
朝日がおいらの目をつぶす
あの娘が見えないぜ
セシル セシル どこにいる
どこにいるんだ セシル
さんざん悩んでサングラス
かけても見えやしねえ
暗闇おいらの目を隠す
あの娘が見えないぜ
セシル セシル どこ行った
どこ行ったんだ セシル
→
さんざん考え空を見た
そこにもいなかった
天使のようなあの娘だけど
空は飛べないらしい
セシル セシル 見えやしねえ
出てきてくれよ セシル
さんざん探して夜が来た
あの娘は見当たらねえ
もう一度会えると期待して
ベッドにダイブした
セシル セシル また今夜
遊びに行くよ セシル
セシル セシル また今夜
遊びに行くよ セシル
遊びに行くよ セシル
264 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 00:44:02 ID:gSacqajA
>262-263 Dーー
オナニー
265 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 01:19:34 ID:gSacqajA
>201 D
未整理
いらないことばは切って
必要なことばを足したらいいと思う
あぼーん
267 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 01:26:38 ID:gSacqajA
>202 Dー
推敲はしたか?
自分の中でギリギリまでことばを研ぎ澄まして投下したか?
思い付きでことばを付け足したりしなかったか?
これがお前の中でベストな状態、形であるなら俺が悪いし謝るから再度評価してみるから申し出てくれ
そうでないなら出直せ
268 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 01:33:57 ID:gSacqajA
>203 D+
特に理由はないがスペースコロニーを連想した
言いたいことが簡潔でわかりよい
人に読ませるものである以上最低限そこは押さえるべき
それができてる
スタート地点はクリアしてるからここからどう発展するかが課題
269 :
バナナ& ◆/lmjbT1tIU :2005/10/21(金) 01:35:59 ID:GTLwNGhg
>>242 まじめに評価してくれるのはありがとう!
実は日本人じゃないので、ただこのごろのイメージを勝手に書いたのです!
語感のことが僕にとってちょっと...+_+
たぶん、ただ
>>241を書くほうがいいね^_^
270 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 01:40:26 ID:iR85O7Qy
食べるって楽しいな モリモリ力が湧いてくる
ヤッホーヤッホー明日もまたいいことがありますように
遊ぶって楽しいな どんどんアイディア湧いてくる
ヤッホーヤッホー明日もまたいい天気でありますように
モテルって楽しいな 時々あの娘をスキになる
ヤッホーヤッホー明日もまた心がときめきますように
ヤッホーヤッホー明日もまたいい夢が見れますように
食べたら寝る すると腹減る
カステラ食べる でかいのが出る
ママはしゃべる 生活レベル
ママは寝そべる 着てるシャツはいつもネル
ヤッホー ミーの感性まだまだ未完成
ヤッホー ユーの感性同じく不完全
ビビる前に飛んでみ?電話するよクイックリー
レッツ準備 月曜日 ボーイズビーアンビシャス
人生ってなんじゃいな グルグル回ってさあ行こう
ヤッホーヤッホー明日もまたいいことがありますように
ヤッホーヤッホー明日もまたいい夢が見れますように
ヤッホーヤッホー明日もまた心がときめきますように
ヤッホーヤッホー明日もまたいい夢が見れますように
271 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 01:41:28 ID:gSacqajA
>205 D
伝わってこない
伝えたいことがあるのだとして、その核のぐるりを回遊してる感じ
曖昧なことばを重ねることで詩全体も曖昧になってる
どこかで硬質のことばでざっくり斬ってもいいんだと思う
272 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 01:55:39 ID:gSacqajA
>206 Cー
概ねいいと思う
あとは推敲の問題
ことばの選び方をリズムを生かす方向に持っていけばいいと思う
私見だが
たとえば
>今日の天気は雨ののち晴れ
ここで「の」を重ねる必要があるのかないのかとか
>アスファルトの狭間に埋もれた小さな草花が
の部分で「草花」の部分を「草」か「花」のどちらかに絞った方がリズムが生きるんじゃないか、とか
その辺考え合わせた上でこの形に仕上がってるならそれはそれでいいと思う
273 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 02:06:27 ID:gSacqajA
>207 D+
>今日の天気はまたもやずっと雨
「今日の」か「ずっと」のどちらかが確実に不要
>206にも共通することだが、最終行がちょっと鼻に付く
傲慢
274 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 02:14:35 ID:gSacqajA
>208 E
すごいのがきちゃったなって感じ
異論のある人は再評価してくれ
一連目で挫折した
275 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 02:29:34 ID:gSacqajA
>210 Dー
作者の中にはちゃんとイメージがあってそれに効果的な味付けをしたつもりなんだろうけど、伝わらない
本当はもっと色鮮やかなイメージなんじゃないかと妄想するけど(根拠はない)
未整理な感は拭えない
276 :
銀遊 ◆dcTR..a8a. :2005/10/21(金) 03:03:04 ID:a4qkv0XN
「デジタルに帰して」
さあて、万歩計つけてみようか
2万歩は数があった あの頃
細かった足がこんなにも…
デブに…
肩こるわ 足つるわ 頭痛いわ
なんでやねん あー見たくない
自分の足 も一つ 腹もだ!
ブクブクと… 嗚呼、、、こんなにも
ダイエットしよう ダイエットしよう
なんでか教えよか?
冬物スーツが着れないのだ!!!
277 :
あくま:2005/10/21(金) 03:42:22 ID:+B9YDO8K
>>195-197 の評価ありがとうございました。たしかに言われると理由付けが足りないですね。
その他のところの評価も聞いてみたいので、暇でしたら再評価お願いします。
>>220 A
このスレの中でも圧倒的に良い
アイテムの選択がプロっぽいね、よってこれはAでどうだ
それはそうと、なぎらけんいちを思わせるタイトルは意図的か
279 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 04:14:09 ID:gSacqajA
>220 B
気になる点
>たいちゅうほうか
流れ的にも対空砲火かと思う
これがもし体中砲火なんだとしたら評価はB+
280 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 04:31:52 ID:gSacqajA
>195ー197 D
細かいとこ
>足元にいる世界
「ある」じゃなく「いる」を選んだことで世界が擬人化されているわけだがこのことに作者はどれだけ自覚的だろうか
さらに言えば世界が足元にいるということは「僕」は世界を超越してしまっている(世界の外に飛び出してしまっている)ことになるわけだがそれはどう考えてもおかしい
これから日常からの脱却を試みようという「僕」が既に脱却に成功してしまっている
ことばひとつでもなんとなく選んじゃだめなんだ
あと
>色はない 真っ黒
これ矛盾な
283 :
詩?T:2005/10/21(金) 07:14:29 ID:axqDzHZY
夏草の草原に吹く光風の音は聞こえない
終わりがやって来たから聞こえないのだと
それも気付かない
美しい、その情景は
それと交わるように
碧空遠くに浮かぶ山々から流れている
まるで今日はこれから始まるのだと
思わせぶるように
人々の心に流れ込んでいる
詩初めて書いた。8月6日原爆投下前の広島の景色について書いたつもり
「あめふり」
あめのふる夜
もの憂げで
ひざを抱える
わたしのすがた
ざらざらとなる
あまおとを
独りかなしく
きくのです
285 :
sinya:2005/10/21(金) 09:41:49 ID:tF7LWli1
叶わない願いを聞きながら 暗い部屋
手首から滴る赤い 。
明日の朝 目が覚めなかったら
どんなにか楽だろう
私は悪くないのに
雑音はもう 聞きたくないのに
嘲り声を 絞め殺したいと
思う私はおかしくない
おかしくないと 思う
286 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 09:43:55 ID:tF7LWli1
>284
A個人的にすき
>278、279
評価をありがとう。
ご指摘の通り、「たいくうほうか」の間違いです。でも、体中砲火ってよいねw。
実はその連のみ、ある曲からの引用なんす。わりと有名な曲だから、知ってる人も多いと思う。
>>239-241 B
文章、うまい。まさか、241のようなオチがくるとは思わんかった。
書くべきことを、過不足なく書いてる。バランスが良いね。
目が覚めた時 枕元に優しい気持ちがあった
だいぶ早いサンタクロースだろうか、重い瞼をうすら開けるといつもの部屋で
空想と朝日は境目をぼかしたまま
光と影が溶けて混ざって一体化する
彼の匂いがそこにあるようなリアル
毎日に足を引きずられる前に
私はもう一度布団に潜る
サンタが置いた、獏が食べ忘れた一時の幸せを忘れぬように
水がわくような やわらかなうつくしい気持ちで
彼の姿と声が消えないようにと
289 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 12:40:06 ID:ng8cHfHo
290 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 12:49:59 ID:UkL+gySS
サンマの塩焼きジュウジュウ 大根おろしショリショリッ
炊き立てご飯パカッフワッ ポン酢トットットッ…
ハムッ ハフハフ、ハフッ!!
291 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 12:51:58 ID:gSacqajA
>285 Dーー
オナニー
292 :
丹羽氏:2005/10/21(金) 12:59:35 ID:B6YIvq1/
225です。
>>229全体的にツマンネ。
E-
評価を頂きましたが、改善点等を詳しく説明して頂けるとありがたいです。
どなたかコメント頂けませんか? よろしくお願いします。
293 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 13:10:21 ID:gSacqajA
>191 D
ありがち
二連から三連に多少の飛躍が見られる
最終行は御粗末
こういうストーリーで出色のものとしてはイングランドの劇作家Sarah KaneのPhaedra's Loveがあげられる
読んでみてもいいだろう
もしも手に入るなら
294 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 13:19:01 ID:gSacqajA
>225 Dー
二行目まではよかった
三行目になぜか「絵」とか言ったのですべてが終わった
あとのは惰性にしか見えない
二連目も感覚だけで書いたようにしか見えない
推敲の跡がうかがえない
>かわいい不利した
不利ってなんだよ
「キャンサー」
冷たい風が身を覆い
僕の足取り進めてる
正午近くの日差しは殺戮
プラマイゼロの快/不快
会社の入り口 鮮血扉の
虐殺劇場 風呼び込んで
窓からさしてる 日光屠殺
業務の刺殺を 粘液してる
増殖増殖増殖増殖
あの子の月経 奇矯な斬撃
死体の臓物 楽しんで
増殖増殖増殖増殖
強姦トラウマ乱切り爆死
収縮拷問 鋼鉄の処女
296 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 13:30:55 ID:gSacqajA
>295 D+
悪くないと思う
>増殖増殖増殖増殖
とかキモいけど一定のパワーがある
ただ最終連がちょっと弱い
どこかに転移しても面白いかもしれない
297 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 13:34:26 ID:po/Xpofc
路上詩情
人通りの少ない田舎町
道端に ひとり ぽつり
目に入る風景だとか
聞こえる音だとかの
声を聴いて 対話して…
どうしようか
どんなドラマを起こそうか
もの悲しい秋の夕暮れを
思い通りに色づけて
小さな紙に閉じ込める
意味が無いと言われ
指差され笑われたって
僕には意味があって
笑えないほど真剣で…
僕の詩(ことば)が届いた瞬間(とき)の
あの心底嬉しい気分を味わいたくて
僕はまた文字に命を吹き込むんだ
298 :
┌│∵│┘:2005/10/21(金) 13:34:47 ID:+B9YDO8K
>>284 五七調でリズムがいい。
個人的な感性で評価してB。
>>284 一人称の詩に見えるが、一行目の「聞きながら」はどう見ても自分ともう一人いるってことだろうか。
子供のような自己中心的さもかいまみえる。
自傷行為という極地にたたされているその理由が「雑音、嘲り声」だけではリアリティが欠け、あまい気がします。
特に雑音という言葉は、聞きたくない事(事実か言葉(嘲り?))から逃げていて、全体を通して言える事だがあまり事実(理由)に触れていない。 D-
>>290 うまい!うまいね!うまいけどD。
昆布ポン酢の回し者かw
299 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 13:45:30 ID:gSacqajA
>297 D
頑張って命を吹き込んでくれ
この詩に命が吹き込まれているようには見えない
四連目、もがいてるのはわかるがそこで自分を律せなきゃただのオナニー
昔の自分の詩見てるみたいで恥ずかしくて抹殺したい
きおく の ちけい
ひとの きおく にも
ちけい って
ある のかも しれない
こんや
きおく の
へいやぶ では 30センチ
さんかんぶ では 1メートルいじょう の
せきせつ が あるでしょう―
なんて
どこかで
おねえさん が
えがおで いってたり
して
はれた あさ には
ときどき
なだれ も おきる
ぼく など
しょっちゅう
うもれて しまって
いるに ちがいない
きみ の きおく の
やわらかな さんかんぶ に
301 :
284:2005/10/21(金) 13:59:42 ID:74Hb3Fsd
302 :
┌│∵│┘:2005/10/21(金) 14:08:43 ID:ng8cHfHo
>>262-263 >>264のオナ評価で終わるのがかわいそうだったので、再評価する。
当初デフォルメされたギャグ詩かと思い、読んでいたのだが、一連目の調子が263まで続き、読みおわる頃には264に深く同意。
あやうく俺もイスからダイブするとこだったよ。セシル。
妄想乙!と、完結したところで、もしかしてかわいそうな男の夢を混同した妄想なのか?と深読みしてみると、後半263の(探したのに遊びにいくよ、ベッドにダイブ)が辻褄があう。
最初に読み終えたとき、生理的に受け付けない気持ち悪さがあったが、実は面白い。セシルセシルうるさいのもこの詩にはマッチしている。読ませる工夫がほしい。 D+
「行方」
UFOがやってきた
その軌道は
僕の描く絵に似てる
紙飛行機を
UFOにぶつけてやったら
燃やされてしまった
UFOが僕を探す
なんだかうるさい音をたてて
UFOは僕と鬼ごっこを続けた
もやもやと紫のため息が出る
僕の軌道はそれている
304 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 15:53:22 ID:po/Xpofc
>>299 すまそ タイミング悪く電池きれたの
>>297続きあるんす ぁれやったらもっかい評価ください
めずらしい通行人が めずらしく止めた足
手に取った僕の詩を 熱心に眺めてる
首をかしげ うなずいて
これ下さい 久しぶりに言われた
なぜだかよくわからないけれど欲しくなった と
僕を最高の気分にさせるには 充分な褒め言葉をくれた
もの悲しい秋の夕暮れを "もしも"で彩った
きっとありえない未来
だけどそれは僕次第で もしかしたら"起こり得る未来"
だから僕は自由自在に今を描く
誰もいない路上 僕は座ったままで
何時へでも 何処へでも 飛び立てるんだ
才能が無いと思い知らされ 気にかけてすらもらえなくなって
それでも書きたくて たた ただ必死で…
それでも こんな僕の拙い言葉で 喜んでくれる人がいる
それが嬉しくて 命を与え続けてる
どうしようか どんなドラマを起こそうか
僕が主人公
思い通りに進めばいい
305 :
丹羽氏:2005/10/21(金) 15:57:49 ID:B6YIvq1/
>>294さん、コメントありがとうございますm(_ _)m
参考にして、ガンガリます。
306 :
丹羽氏:2005/10/21(金) 16:00:07 ID:B6YIvq1/
連投スイマセン。不利ではなくフリです。ミスったorz
背後の墨は新宿から生えた高層ビルだから振り向かない
朧月夜に一本の道
往来ないのをいいことに
真ん真ん中を駆け抜ける
地味なコーヒー会社の自販機が
この先の暗闇砕いて目立ってる
寒さと渇きを潤す光に
呼吸が僅かに乱れて弾む
走れば近づくただの光
後ろの百倍あかるいだけ
[くわばら]
くわばら ちきゆう
くわばら さかな
くわばら すべてのものよ
おいしい ちょこれーと
こころは
ろって――めいじ。
「バックデートビュー」
あー あー
十二階段ゆっくり登って
秘密の一段みつけだしたい
落ちてる時間ぜんぶ拾って
自分の弱さに寄付してあげたい
あー あー あーあーあーあー
「少年」
生きるのに休みはない
僕は休めない
時は止まらない
僕は止まれない
人は流れていく
僕は流されていく
誰も叫ばない
僕は必死で大声で叫んだ…
[トーピード・ドロップキック]
追われてきた魂が
激しい光に苛まれ
苦痛に包まれつつ昇天!
もういやだ!
そういいながら
存在は無に帰して
その光景をシェルターから見守ってたおれ
おれの唯一無二の友人が背後で叫んでる
死んだんだぞ
なあ死んだんだぞ
唯一無二の
おまえという名の魂が
死んだんだぞ!
目覚めて最初に見たのは光だった
「オペレーション:リリッククライム」
悪夢が遊郭爆破する
感電地軸が浸食
切除
している
夕方過ぎてもあの子はこない
そんな日暮れを横目に業務
黒が染みてる空気を受けて
眠る車に乗り込んだ僕
あの子に思いを馳せつつ帰宅
一人煙草をくゆらせ眠る
レム睡眠
レム睡眠
ヒトゲノム
めった刺し
勝手に推敲
夢の中の君は
綺麗だけど
夢の中だからなんだよね
悔しかったら
夢の中から出ておいで
「スイカ」
冷水シャワーで冷やしたスイカ
パカッと半分に割ってくれた母さん
「まだ食べちゃダメ」と言われじっと我慢
だけど 食べたいよ
けれど 我慢しなきゃ
このとき少しだけ 犬の気持ちがわかった気がする
待てからの開放
スイカをすくい まるで違う温度の口へ
甘さと冷たさが口に広がる
これほどうまいものは さっき食べたかき氷以外ないだろう
流石は自家製果物
こんなにうまいものを作ってくれて 母さんありがとう
「ないしによせて」
あなたの中に入っていって
あなたの眼から景色を見たら 僕も素敵になりますか
冗談でしょとあなたは笑う
冗談ですねと僕も笑う
一人称が俺になったところで ふいにあなたは顔を背ける
何をしているんですかと訊くと 地球の裏側を見たいんですと答える
冗談はあまり上手ではなさそうだ
そこで
ふいにひと吹く湖畔の風 振り返れば誰もいない あなたは?
そこはヨハン・ヨーロッパ 1980/8/10 わたしたちの誕生日
飛び交う弾に身を伏せながら なぜ機嫌を背けたんですかと訊くと
そうでもないですよ とあなたは答えた
未評価(27)
>211>213>223>231>236
>243>244>247>248>249-251
>256>270>276>283>285
>297-304>300>303>307>308
>310>311>312>313>314
>316>317
319 :
やさしいあくま:2005/10/21(金) 23:15:20 ID:MJhSOSyk
>>280さん評価ありがとうございまた。
じっくり評価していただいたのにすみません・・。足元に「いる」は書き写したさいの誤字でした;正しくは「ある」です。
確認せずに投稿してしまいました。今後気をつけます。
矛盾点についてはごもっとも。
320 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 23:23:57 ID:qcWTaiE3
彼のともだちはHなひとだ。
彼のともだちはHなひとだ。
私は彼が好き
Hなひと嫌いだ。小学生に見えるよきっと。
彼のHは好きだ。
321 :
海と犬と太陽:2005/10/21(金) 23:29:17 ID:jqm+Y/yI
>>271 評価ありがとうございます。
やっぱり曖昧ですか。。硬質の言葉・・・、勉強してきます。
322 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 23:32:55 ID:gSacqajA
>320 E
何も言うことはない
323 :
名前はいらない:2005/10/21(金) 23:39:58 ID:gSacqajA
>319
そうだとは思ってた
このスレ誤字とか多い
読ませる意識が足りない
>321
あくまでイメージだがね
周りでふわふわしてるとこから内側に切れ込んでくることばがあれば両方生きる
>>211 大切な人を失ったアンニュイな午後でしょうか。文が難解なので
文を読んでから心が反応するまでにタイムラグがあります。 D
>>213 「俺」の気持ちに風景のピントが合ってないような気がします。
読んでてもやもやします。 D
>>223 3連目、サビのような部分ですが、1,2連目との関連がよく
わかりません。比喩には工夫があります。 D+
>>225 情景からどんな感動を受けたかが判りません。それを入れないと
読み手は面白くないのでは。 D−
>>231 本当にこわいのは、「わたし」が「君」を受け入れてしまう
ことなのかなと思いました。個人的には詩から漠然とうける「こわい」
という感情に共感しました。 C+
>>233 寂しい詩だと思います。「寂しい」という言葉は有りませんが、
それは伝わりました。3連目はくだけすぎかも。 C−
>236
影をストーカーとしてみる視点は面白い。影が襲ってくるという
のは物語や本とかであるけれど、自分で思いついたのなら目が良い。
こういう目線でモノを書くのは良いことだ。
もう少し、発展させて恐怖感を煽るならジャンプして離そうとあがいたり、時間の
経過を出して、影を段々と細くして消えたと思って安心したら、
ふっと辺りを見たら影に囲まれた夜だったとか色々アレンジが出来そうな題材ですね。
評価C
>>236 自分自身なら、自分のことを良く知っています。
それが、どういう存在なのか、自分の気持ちや行動にどう
作用するのでしょうか。余談ですが、ゲド戦記みたいですね。 D
>>243 同じことをいっている個所が多いので整理しましょう。
「あなた」を追いたい気持ちが、弱いかも。 D−
>>244 「驚いて」どうしますか。あと、私が〜いつか私が
くらいまでは、整理できます。 D−
327 :
66:2005/10/22(土) 00:15:19 ID:p17wGHLd
>>144 評価有難うございます。
うーん、ポジティブだったのかネガティブだったのかも忘れてしまいましたorz
長距離バスの車内で眠気と戦いながら書いた詩です。
書いた時なんか自分が良くも悪くもぐでぐでだった記憶しか無い詩だったりするので、好評価嬉しいです。有難うございます。
(319つづき)
たとえば僕が嫉妬と辛さを訴えられたら
君の顔から罪悪感を引き出すことは容易だ
君が過去の目を僕に向けるように
受け入れることなんてない
けれど解放することもできなかった僕から
逃げる言葉を知らずに
逃げた 君は逃げた
僕の異常な束縛から逃げ切れずに
一時のやすらぎを手に入れるのか
苦しめられた時を捨て
ここに幸福はない
安心もない
不安と怒りと虚無感で
君を覆ってしまう気がする
あの星になら 話そう
手放す前に すまなかったと
そして僕は星空に逃げる
君と 僕とが
見上げる星は違うだろうけど
329 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 00:26:11 ID:riETtWxn
「探し物」
あっちからも こっちからも 太陽が昇って 僕から影を奪い去った
空はやがて夜に変わるけど
星や月が邪魔をするから やっぱり影は帰ってこない
遠くから聞こえる波の音が 僕から名前を奪い去った
海はやがて干上がるけど
風や鳥が邪魔をするから やっぱり名前は帰ってこない
短冊に願いを込めて 笹に結んで掲げたり
フカフカの靴下に 願い事をそっと隠してみたり
流れ星に手を合わせたりして探してみるけど
神様が邪魔をするから やっぱり何も帰ってこない
コインを宙に放り投げてみたり 花びらに契りを交わして風にふかせたり
親愛な 気の置けない人達に 行方を聞いてみたけれど
どういうわけか 僕の想いは 僕だけが知っている
330 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 00:30:54 ID:Syj86dCe
>>300 考え方がユニークでひらがなが雪解けを想像させられる。
アナウンサーの登場などで、飛んだ発想なのに現実的にありそーな
雰囲気作りが効いている。
こういう読み手を意識して、楽しませる作品は個人的に好きだ。
評価C+
331 :
やさしいあくま:2005/10/22(土) 00:46:25 ID:jV7Ah/nR
オヤ!?
>>328 (319つづきって書いてあるけど、こっちが前半、328が後半です。)
「君と見上げる星は」
グラスを掲げたらシャンパンになった
眠れない夜を気取って 星空に乾杯する
たとえば誰かが空を見上げて
あの星になりたいって言う
肯定できない自分を
何か美しいものにしたくて
そんな絵空事に逃げていたいのだ
この僕も同じ
ピカピカ光るあの一粒も同じ
地上の輝きを見付けては
あの星になりたいと願っているのだ
自然のなくなった最後の癒しを空に求めるのも
叶わない想いを 星に願うのも
愛に終わりが近付くのを誤魔化すのも
カラッポになる思想を恐れるからだ
空想に逃げ
無駄なことに酔い痴れるのは
自我を保護するための必然なのだろう
(
>>328へつづく)
>>303 スケールがでかくてついていくのが難しい。
UFOを紙飛行機で墜落させ追いかけられる
とてもサンショウは小粒でもピリリと辛い的にスケール
がでかい。 きっと外でスケッチしている時の出来事なんだろう
とか自分なりに考えて繋ぐが、必死に繋いだ所でなにも出てこない。
最後の連の『僕の軌道』で最初の方にループしてるなど考えた。
でもこの作品そんなに作者の意図を探るという読み方は
しちゃいけないのかもしれない。軌道がそれてるからあんまり深追いするのは危険だと思った。たぶん、行き先は笑える世界だろけど危険だなと思った。
評価D+
>>270 楽しそうにかかれていて好感がもてる。
テーマがちょっとバラバラしているかな。「楽しいこと」なんだろうけど、食べることに偏っている。
>ユーの感性 ミーの感性
のユーとミーがちょっと古い。
歌いたくなる。しかも腹減ってきたからバナナでも食べるよ。 D
334 :
◆uvM7LCEnLQ :2005/10/22(土) 01:02:23 ID:ZLkutTna
失われていくすべてのものに
愛しい気持ちで一杯です
僕らが得たものは
いつか失われていきます
その時に 悲しさを覚えつつも
愛しい気持ちで一杯です
最近はどちらかというと
得るものよりも
失うものの方が多いような気がします
それで僕はいつも
愛しい気持ちでいっぱいなのですが
それは とても切ないことです
得たものを失う時
僕は愛しい気持ちで一杯になりますが
同時に とても切ない
切ない気持ちで 胸が締め付けられます
失われていくすべてのものに
僕はとても愛しく 切ない気持ちになります
そしてなんだかもう
そのまま消えてしまいたくなります
335 :
◆uvM7LCEnLQ :2005/10/22(土) 01:08:28 ID:ZLkutTna
昨日のID:gSacqajAです
評価ばっかりしてたから自作も晒した方がフェアかと思い持ってきますた
はぁドキドキ
>>307 1連目もしくはタイトルの部分
日本語が難しい。俺の国語能力が欠落してるのかもしれないが
一度、はまったら這い上がれない落とし穴がある魔力文章だ。
背後の墨
というのは自分の位置関係と影を現してると思う。たぶん
新宿から生えた高層ビル
これはそのまんまで生命観があり眠らない町新宿みたいな感じ
だから振り向かない
これが一番曲者『だから』がわからない
『なんで振り向かない?』の答えが
『新宿から生えた高層ビル』というのをさしているのだろうか?
難しいが吸引力があるのはたしかだ。
この作品全体はどういう光を活かしたいのか? それとも無機質にしたいのか?
意図が見えにくいと個人的に思った。
評価D−
>>276 デジタルに帰して
細かいことを言うが、一連目、>2万歩は数があった は少し変。2万歩、ですでに歩数の数を表しているので、二万歩は歩いたが手頃じゃないだろうか。
それから各所にもったいなぶったところがみられつまらなくさせている。一連目「こんなにも」「も一つ」「なんでか教えよか?」。
四連目にまた「こんなにも」がでてきて重複気味だ。別の言葉がいい。
最後の一行はややインパクトと面白みに欠ける。D−
>>308 壊れっぷりが半端で残念だ。たぶん、恥ずかしさがまだある。
もっとマゾ的で露出狂でないと見ている方が冷める。
個人的にはチョコレートは明治。
だけどチョコはチョコでもビックリマンチョコはロッテ。
評価E とマーブルチョコ一個 ●
339 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 01:32:47 ID:ZLkutTna
>304 Dー
基本的には>299で言ったことを繰り返すだけになるんだが、冗長性は大幅にupしてる
言葉が拙いという自覚(っていう認識でいいよな?)は出発点として大事だから、その自覚のもとに読む人のことを意識して整理し直してみたらいいんじゃないか
>>310 十三階段に向かっていく自殺願望かな
2連目の部分とかの出し方が好きだが、あとの部分は誰にメッセージ
を伝えるかとか、どうやって見てほしいのかとかが足りない。
『あー あー』部分をどうやって活かすのか?
とかそういうので考えながら楽しまないと勿体ない。
評価D−
341 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 01:38:14 ID:ZLkutTna
>311 D(+)
途中まではよい
特に二連目がよい
ただ、ここで終わる詩じゃない
何を叫んだのかきかせてくれ
>>311 シンプルでとても分かりやすいが2連目の所は
『生きる為に僕は休まない』とかにしてそろえた方がいい。
周りが揃っている分浮いている。
もしくは1連目を削る。
タイトルが少年なんだから、さりげなくでも少年らしさを出すことを
楽しんだ方がいい。例えば、中身をいじらずにタイトルを『中年』にしてもふつーに
読めてしまう。少年なら少年ならではのモノがほしいと思った。
評価D+
>341
同じ作品の同じ部分なのに感じ方が違うもんですね
人それぞれですな
このように同じモノでも色んな感じ方がある。
当然ですな。
再評価希望の方は素直に言ってくださいな
344 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 01:54:50 ID:ZLkutTna
>342
>生きる為に僕は休まない
これ二連目?
一連の二行目じゃなくて?
345 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 01:56:34 ID:ZLkutTna
自己解決
すみません
>>283 最後に原爆投下前とかかれているので、そうか。と思ったが、5行目以前にそのことについて何も触れていないので、イキナリ「それ」と持ってこられてもピンと来ない。
その後(投下後)についても、はぐらかしたまま穏やかさが続き、全体的に説明放棄したように見える。
こういう題材の場合、直接的な表現は避けたほうがよいのだが、ここまでさらされないとむしろ不快。
前半に時代背景を描くなど、前、と 後、との街の比較、いろいろあるがいろんなものが抜けている。D−
>>285は
>>298のところでアンカー間違いで評価済みです。
未評価(13)
>247 >248 >249-251 >256
>297-304 >312 >313 >314
>316 >317
>331(前半)>328(後半)
>329 >334
漏れてたらごめん
348 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 03:32:18 ID:WVTQNC+8
どこ行くんだろうか オラん行く先 自分だけ
酒の力でも女でも何でも借りてるぜ
追いつめるんだ 切りキザむんだ
自分自身がアテになるんだ
夢の中で夢をみるんだ
追いつめるんだ 煮詰めるんだ
仲間ハズレを寂しがる余裕ねー
もう興味ねーにした 我がままベスト 流されねー
ヒトの気分はヒトの気分だ
使えないんだ つき合えないんだ
自分自身がアテになるんだ
オラてめーで飽きて消えちまうんだっての少しずつ
んで続けんだ 独りSM
限界まで焦るぜ
クソでもいいぜ 流せばいいぜ
ナメればいいぜ へでもねーよ
悪くねーよ 良くもねーよ
クソがとぶんだ よければいーさ
ここが世界だ オラの世界だ
勝手な世界で夢をみるんだ
夢のなかでみつづけるんだ
逃げねーんだ アテにするしかねーんだ
ネタはないんだ 何もないんだ
自分自身がネタになるんだ
追いつめるんだ 受け入れるんだ
自分自身がアテになるんだ
我がままベスト 我がままベスト
「シリーズ」
Surry down to a stoned soul picnic
1.無人のパーキングエリア
割れた窓ガラス 傷ついた花
しまい忘れたクリスマスツリー
オハイオの空 死の放射線
炎天下のパーキングエリア
廃墟の八月 エルマーの夏
2.ルート32を
一人の歩哨はさまよい歩く
国立図書館は封鎖された
考古学者は追放された
一切の讃美歌は違法となった
税率は45%から48%へ
文明曲線の内輪差に捲き込まれ
歩哨は立ち止まる
もう歩けない
無言の太陽はあまりに暴力的過ぎるのだ
3.静まりかえった
緑の芝生の向こうには
ロココ様式に飾られた
ヴィクトリア朝風の家があった
ゼラニウムと古いブランコ
藤椅子と眠りを誘う陽射しがあった
ピアノのレッスンを終えて
エリザはポーチから跳ね降りる
「寝不足と暇つぶしのクイーンズ・ネックレス
エルマーなんて嘘つき、嘘つき!」
4.歩哨はパーキングエリアに辿り着く
もう世界に夜は訪れない
汗ばむ肌で鏡を前に
丹念に髭を剃る
無人のパーキングエリア エルマーの夏
ここは机も椅子もひどく散乱はしているが
塵ひとつない
過剰なまでの清潔さ
夜のない世界はすべてを暴いてしまうのだ
歩哨はジュークボックスに
最後のコインを投げ入れる
女は熱狂的に歌った
「Nothing can ever change this love I have for you」
5.2005年 秋晴れの東京で
君はあの死んだ歩哨の姿を見つける
テレビ、新聞、詩と駄文
いたる所で君は肩を叩かれる
「暗闇から逃げるんだ」
君はカメラを向ける
「もう歩けない」
「嘘つき、嘘つき!」
しかし君のフィルムには
澄み切った八月の
オハイオの青空が焼き付いているだけなのだ
傷ついた花 エルマーの夏
>>342 評価ありがとう
文が難解かぁ
平素な作りを心がけるようにしてるんだけどね
ダメだったか
>>332 評価ありがとう
すいません
わかりにくかったですね…
354 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 09:54:15 ID:kVlbsbKI
「距離」
少しだけ騒がしい君と 静かな部屋が好きな僕
相性は本当は良くはなかったはずだった
それでも二人で過ごす度 何かが変わりはじめていて
僕だけがその事に気づきはじめてしまった
長い時間を過ごしていく事が僕らを変えた事ならば
二人はこれからどこへ向かうのだろう?
明日の天気さえもわからないくせに 僕は二人の未来が心配だ
遠すぎず近すぎずの今のままで もう少しこうしていちゃだめかな?
「距離感って大切だね」とテレビを見て君が言った
その一言に僕は反応してしまったよ
何も考えていなさそうな君が未来を変えてしまいそうで
毎日怯えるようにすごしていたよ
明日のご飯がおいしく食べられるよう 僕は二人の未来を案じて見る
やっぱりどうしても今のままがいいな もう少しこのままでいさせてね
明日の天気さえもわからないくせに 僕は二人の未来が心配だ
遠すぎず近すぎずの今がいいな もう少し考える暇をちょうだい
355 :
◆YRCV0KCeYE :2005/10/22(土) 10:17:20 ID:GRlucZBv
>>341 >>342 評価ありがとうございます
叫びの中身は焦燥感とかの声ならぬ声
という気持ちでしたが
内容を与えた方がよいでしょうか?
もっと手を加えるとこがありそうですね
ありがとうございました!
356 :
遥人:2005/10/22(土) 10:43:27 ID:sStBcNe7
「君の住む街で」
夏の夕暮れ
畳の上で
忘れ去られたさよならの鐘
響く前からレクイエム
いつもどこかでつながってるよ
そう言いたいけど言えないよ
寂しく回すプロペラの音
今は空気にしか聞こえない
夏の夕暮れ
狭い空き地で
電車の音が遠く聞こえて
まるでリミットカウントダウン
いつもどこでも側にいたいよ
そうしたいけどできないよ
もうすぐ止まるスイッチの針
もう少しだけ時間稼いで
夕暮れ落ちてく山の向こうで
電線と空のシルエット
忘れないはずのこの空気
全ては夏の畳の上で
357 :
やさしいあくま:2005/10/22(土) 10:58:34 ID:jV7Ah/nR
評価されるまえに手直ししてきました。
>>331~328は脳内削除でお願いします。
「君と見上げる星は」
グラスを掲げたらシャンパンになった
眠れない夜を気取って 星空に乾杯する
たとえば誰かが星を見上げて
あの星になりたいって言う
肯定できない自分を
何か美しいものにしたくて
そんな絵空事に逃げていたいのだ
この僕も同じ
ピカピカ光るあの星も同じ
地上の輝きを見付けては
あの星になりたいと願うのだ
自然のなくなった最後の癒しを空に求めるのも
叶わない願いを星に願うのも
愛に終わりが近付くことを誤魔化すのも
カラッポになる思想を恐れるからだ
空想に足を踏みいれ
無駄なことに酔い痴れるのは
自我を保護するための必然なのだろう
(今度こそつづく)
(357つづき)
たとえば僕が嫉妬と辛さを訴えられたら
君の顔から罪悪感を引き出すことは容易だ
君が過去の目を僕に向けることを
僕が受け入れることなんてない
けれど解放することも許さなかった
別れる言葉を探し出せずに
逃げた 君は逃げた
僕の異常な束縛から
一時のやすらぎを僕以外に見いだした
追い込んだのは 君の弱さじゃない
苦しめられた時を捨て
ここに幸福はない
安心もない
不安と怒りと虚無感で
君をまた覆ってしまう気がする
あの星になら話そう
最後の夜に すまなかったと
そして僕は星空に逃げる
君と 僕とが
見上げる空は違うだろうけど
未評価(18)
>247>248>249>251>256
>297-304>312>313>314>316
>317>329>334>348>349-350
>354>356>357-358
記入漏れがあったら付け足してください。
360 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 11:29:10 ID:A0RAiHoG
ちいさな部屋の片隅の
ちいさな勉強机
一番上の鍵つきの引き出し
宝物 感情 秘密 がらくた 記憶
30センチ四方の小さな居場所に
たくさんのもの つめこんだ
錆びた大人になったのは 僕だけじゃないけれど
とりかえせない
あの鍵つきの引き出しに
大事にしまっておいた何かを
過ぎた日々の眠る
あの鍵つきの引き出しを
僕はもう 開ける事ができない
361 :
よろしく:2005/10/22(土) 12:03:34 ID:M7hOdf30
生活と音の共音の理屈
空気のように自然に感じれる君が居ることに違和感はない
二人が出会ったのは、いつだったろう
え?カーテンの隙間から見た風景と違う?
死にたい人は誰、それ俺。じゃなくて俺より深い部分の俺
全てを知れるわけない、全てを知る前に、自分を知ってしまおうと思った。今日中に。
今日16歳、旧の僕はここにいない。
BGMには解散したスーパーカーの曲が流れてて、
「こんな広い街の中で、君みたいな輝かない原石は見つからないんだ。」
自分の町に帰ろう、ここは広すぎる。
隠れてても誰も見つけてくれないよ。
「臆病者」
世界中の人と友達になろう…
君にこの想い気付かれぬように
世界中の人に笑いかけよう…
君にこの想い気付かれぬように
世界中の人に愛を語りかけよう…
君にこの想い気付かれぬように
君の前では明るく振る舞おう…
君に本当の僕を知られたくないから
君の前で僕は嘘つきになろう…
君に本当の僕を愛してもらう勇気が無いから
そして今日も眠りにつく…明日目が醒めたら君に誇れるように願いながら…
僕が子供割引した切符を握っていたら
君がパピコを食べていたんだ
僕は情けなくなってパピコを買いにいったんだ
だけど売り切れていた ローソンファミリーマートサークルKサンクス
君のパピコを奪い取る
自分は高速で奪い取ったつもりだが実は低速
食べようとしたら君に奪い返された
愛 愛 愛 もしや君の名前は愛なのかい
揺れる雲の奥から光が差し込み
俺の孤独を照らしだした
雨の落ちる音から開放されたら
前には何が広がるのか
見ろよ
景色が闇で満ちていく
響く
もみじ葉たちのざわめきと
銃声
「暇人宇宙論」
みんなはすぐ「今日は何もなかった」っていう
ハロー
ハロウィン
ハローワーク
ハロー火星人
そっちも何もないのかい?
ヘルツをあわせてよ
すぐに受け取れるから
君の方を指すコンパスを開発した!
「いじ」
ありがとー あなたは言いました
わたしは お菓子を持ってきたのです
みんなで テレビを見ましょうと
ありがとー わたしは言いました
友達が こたつの布団をめくってくれたから
みんなで テレビを見ましょうか
その日の番組は いきもの
自然の厳しさを映して やせた大地です
平和なわたし達は しんどいなと苦笑い
ぼりぼり てきとうに食べたお菓子で
みんな少し 太りました
それなりに守られて わたし達は
何事もなければ ぬくもりはこのまま
みんなで テレビを見られる
>>348 それ、THEピーズじゃん。
いやー、ハルはいい詞書くねえ。
368 :
ゲットーの被告人:2005/10/22(土) 13:42:39 ID:etIDKyYa
正確に差し示す、秒針。
静寂は寝息を立て、様子を見る。此処にある一本の針が段々とオマエの言葉の意味を希薄にした。やがて意識もこの反復を繰り返す音の合間に深い懺悔を望む。そう俺は解ってる。そして俺は知ってる。沈黙が万能な集音体の様に、この秒針が万物の記憶を宿す。
Open the door and let your love come down
Over the wall you're spinning round and round
Cuz your're wanting some love
I'll make it happen
Cause I don't want to break
Your fine face I can't take
The way you wanna wrap me up inside your smile
Open the door and let the good stuff out
Water me girl and let me ease the drought
Cause you're wanting some love
I'll make it happen
Cause I don't want to break
Your fine face I can't take
The way you wanna wrap me up inside your smile
I can't be gone
Darlin'
For very long
I neber know what your gonna do
Standing there deep in front of you
Take a look in between my eyes
Because I'm back ......... yeah
Give me a chance if you could force yourself
Look at me girl and get up off your shelf
Cuz your're wanting some love
I'll make it happen
「夕暮れ」
ひとり、ふたりときえてゆく
あの夕暮れの寂しさよ
ブランコちいさく揺れている
あの夕暮れのせつなさよ
ぼくをひとりにしないでおくれ
ぼくを独りにしないでおくれ
夕焼け静かに沈む頃
長い長い影法師
ひとりぼっちの影法師
371 :
ゲットーの被告人:2005/10/22(土) 14:04:24 ID:etIDKyYa
そして学ぶ摂理を制す者が勝者だと。ことある事に、俺に触れ規制したあの意識の正体を練る。だが忘れるな、真理の探求であって、決してオマエの言い訳の追求では無いと。
373 :
ゲットーの被告人:2005/10/22(土) 14:07:02 ID:etIDKyYa
どうやら幸運な事に此処も空想の産物よりも行動の痕跡で勝敗を決めるらしい。さらに夜が近い日の出る前に勝敗の詳細を求める。
精確に指し示す、秒針。
無音が静寂の果てだと悟った。この一本の針が今、オマエと俺の意識を永遠に別け隔てたんだ・・・・・。
374 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 14:09:53 ID:bnZFSkyZ
慟哭
しょうじ よう
やすし よう
しょうじ よう
やすし よう
しょうじ よおう
やすし よおう
しょうじぃ よおう
やすし よおう
しょうじぃ
しょうじぃ
しょうじぃぃ
これはかなりの自信作です。しょうじき、Aだと思っています。よろしくおねがいします。
375 :
やさしいあくま:2005/10/22(土) 14:26:39 ID:JrHkuFYQ
今日は暇なので僕でよければ評価します。
>>368 秒針を巧みに使って表現されている。ため息がでました。
しかし読み解いていくと、たくさんの疑問点が残ったまま終わっています。
「解っている」、「知っている」はキーワードとなる「言葉」のことを差しているのだと思いますが、「言葉」というこれ以上表現しようのないもので完結されてしまうと、「あなた」と「オマエ」の関係が出てこなくなってしまいます。
薄れゆく言葉の意味と、罪と関係するであろう「オマエ」との関係、これらを読み手に想像させる言葉がほしい。
正確な秒針は何を差し、思うのか。そこまで明確にされていれば最高だった。 C
376 :
やさしいあくま:2005/10/22(土) 14:34:02 ID:zjAF+VXo
>247
いい話しですね。スレに救われたというよりレスに救われたのだから
タイトルを「レス」もしくは「名前はいらない」とか「ななし」だとか
2005/10/21(金) 00:03:41 ID:KV1JnpnV とかでも面白いかもしれませんね。
もしくは『2ちゃん』だとか、とにかく『スレ』だと曖昧に感じました。
2ちゃんねる→スレ→レス という流れが1行目からあるので
これを使って丁寧に書いていけば良いと思います。
2ちゃんねらーに読ませるのを意識して書くとか、ねらーとは別に意識しないで書くとか
誰に焦点を当てるかによって書き方が変わるだろうけど、
作品内に「2ちゃん」と堂々と書いてるので
元ネタになっているのをさらけだしてリアルに書いても良いと思う。
評価C
>374
最後の『これは〜』の部分があるとないとでは、かなり違う。
この部分は自分へのフォローでもありネタでもある。作品を発表し続ける
うえで、おごる訳でもないが自分の作品を愛する事は大事だ。
そうでもしないと続けられないからだ。批評やら罵倒なり色んなものが
やってくるだろう。詩作とは人生と同じだと思います。
辛いこともあるでしょうそれを跳ね返すように頑張ってください。
愛の鞭という意味での評価です。
評価 E+
379 :
やさしいあくま:2005/10/22(土) 14:59:12 ID:jV7Ah/nR
>>374 えっ!?
正直どこをみていいかわからない・・・。E
望むなら再評価をどうぞ。
>>370夕暮れ
うーん。いい。子供なのか子供の頃を思い出した詩なのか、わからないけど、いいよこれは。B
>248
人生と書いてあるがやけに軽く感じる。
最後の『それなりに』という部分は『結構多い日本人』という
感じがする。けっこう当てはまる所だ。1番目から2番目に移行
するのが速いので合理的で良い。こういう人間が得をするのかもしれない。
『あっさり』しているので不安定で怖い。
評価D+
>>374 これこ無駄な贅肉をそぎ落した究極の詩だと感じる。
詩の本質をあなたは見つけたんではなかろうか。
評価A+
382 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 15:44:31 ID:etIDKyYa
憤怒の坂を有るけり、我へ説いかける憎悪の醜業は、この業を捨て去るが安し罪の様・・・。
秋の目覚めが全てを変えて冬の寛大さが全てを生まれ変せよう・・・
修羅はまだ来ず、修羅は未だ目覚めず。我、時空の制約を獲て存在する・・・。
>256
作品外のことなんだけれど
1行目・2行目が
『俺これを3分で作ったんだよ どうよ凄い?』
もしくは
『俺初めて作詩したんだよ 優しくして』
という意味なのか どのように反応するのか困る。
『初投稿です。よろしくお願いします』
ぐらいだったら分かるけれど
こりゃひどいぜ 釣りか?
暇つぶしだとか初だとか制作時間だとか
言い訳の伏線はいらん。大事なのは作品でどうやって勝負するか?
どうやってみせるか? そーいうもんだと思う。
作品に大事なものを書こうとか思っているなら堂々と書けばいい。
むしろ、堂々と書かなくちゃいけない。
まぁ作詞に対する意気込みだとか人それぞれだけど
厳しい言葉だけれど、評価するスレだし人に読ませるという作り手の心意気がもう少しほしい。
最初の2行を抜かして読むと、これを土台としてどうやって広げるか
とか、たのしんで書いた方がいいと思います。
作詞には詳しくないですがAメロだとかBメロだとかあるだろうし、ブロックを詰み重ねるようにもっと作品づくりを楽しんでほしいです。
評価E
>>370 いたって普通。つまらないが日本語になってるからD
385 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 16:02:59 ID:jV7Ah/nR
世界の終わり
ディープ・ブルー・インパクトが
俺の事引き裂くだろう
ディープ・ブルー・インパクトが
きっとお前を連れ去るだろう
老衰のサンタクロース
乾ききったコンクリート
意味の意味を頃忘れた頃に
やっと終幕は終わったらしい
静まった舞台は
補聴器の無い老人の
ちっぽけな箱庭
片付けられたレゴ・ブロック
>>369 Weezer/Weezer/Smile。盗作。
誤字がありました
○意味の意味を忘れた頃に
×意味の意味を頃忘れた頃に
389 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 16:22:08 ID:1bPemOGQ
>>236の評価はないのでしょうか?
391 :
ゲットーの被告人:2005/10/22(土) 16:38:54 ID:etIDKyYa
遥か彼方の宙宇も空転を止めた。何が俺達を不安にする?何が此処と其処の境界線となる?この現代に渦巻く問題の数々は遂に、この星の死者の数を上回った。だが誰も関心を示さない!
392 :
ゲットーの被告人:2005/10/22(土) 16:40:37 ID:etIDKyYa
興味と好奇心が偽善者の群を煽るがそれ以上に背徳感が俺達の背にのしかかる。深紅のスーカフを纏った少年が月を見上げる。砂漠の気候は少年に希望は与えず代りに世界で声高に叫ばれる「生命の平等」ってヤツの本音を聞かせる。少年は自分の寿命を予言する。
393 :
ゲットーの被告人:2005/10/22(土) 16:41:48 ID:etIDKyYa
この平穏な暮らしの向こう側ってヤツを覗かなきゃそこそこ楽しく遣れる。
だが俺は気づいた!俺は覗いた!だがどうする!結局は無力さに耐えかねて自らの命を断った方が得策だと思うだけ。
394 :
ゲットーの被告人:2005/10/22(土) 16:42:56 ID:etIDKyYa
俺は憎悪!そして憎しみ!俺は真理!そして戯言!この世界がどういうおわり方をしようと結局は明確な意志表示もされないまま多くの無関心な人達は消えていくのさ。
そして遥か彼方で存在するあの宙宇も空転を止めよう!!留まる事でしか俺達は結局、明確な意志表示も出来ないのだから!!
おい連投かよ
未評価(27)
>249>251
>297-304>312>313>314>316
>317>329>334>349-350
>354>356>357-358
>360>361>362>363>364>365
>366>371>373>386>391>392
>393>394
一言 「だるい」
396 :
やさしいあくま:2005/10/22(土) 17:03:46 ID:JrHkuFYQ
>>360 こういうのもしかして好きかもしれない。
4行目、意味はいいのだが単語の寄せ集めが適当でない気がする。今、昔をもう少し比較すると、最後の一行に広がりがでたかも。D+
>>361 言葉の整理がついていない。一行一行が突発的で次についていけてないので意味があやふや。
>>362臆病者
少々自分に酔っていることあり。願いという部分も他力本願で共感をえない。(関係ないか)
伝えられず、自分を見せられず、頼りにならない希望を願う。きっと続きがあったとしても彼は臆病なままなんだろう。題名どおり。彼について変化があまりみられないのが残念。D−
>>363 小学生の行動範囲にしては広すぎる気がするが。
しかも店をそれだけハシゴしてる間にもパピコは食べおわっていそうな疑問も。
最後の行に笑わせてくれるが、「君」は名も知らない子だったのか。知らない子のパピコを奪ったのか、という風にしかとらえられない。うむ‥。D−
>>364 はじめの2行いい。
ライトを浴びた舞台に立つと、観客席はまるっきり見えなくなる。そういう効果を狙って書いたんだとしたら、はじめの2行から、3、4行目飛ばして5、6行目へと移ったほうが、時間差なく読めていいかも。
そっくり入れ替えても読める。
情景は見事。D+かC−、D+かな。
>>365 暇人宇宙人
すごく個性的でおもしろいです。こういうあそび心が読者を楽しませる。C
>>366 いじ
中身に題名が触れていない気ガス。
3連と4連、それなりにいい。CかD+
自分で感じた評価なので、他の方と違うところも、甘いところもあるかと思います。
>>249 描かれてるのは、砂漠みたいだけど、「水平線」って??
全体的に、一人よがり感が否めない。D
>>297-304 後半部、もうちょっと絞れた方がよかったのでは。冗漫な感じがする。
それと、こういうことを延々と書いて、一体読者に何を感じて欲しいのか、さっぱりわからん。
「大変なんだ、がんばってね」程度の感想しか浮ばんよ、正直。D
>>312 作品のなかで一体どんなことが進行しているのか、わからない。
唯一無二って2回出てくるが、これは意味があってのこと?
単にうっかりしていただけにしか、受け取れない。D-
399 :
249だが:2005/10/22(土) 17:56:49 ID:EeA3+sbh
再評価希望。水平線は確かに地平線の誤りだが、砂漠のことを書いているのは明らか。
納得がいかない。
401 :
銀遊:2005/10/22(土) 18:05:53 ID:1ZIPYdug
〈 >>やさしいあくまさん、うちのボン達の評価ありがとうご゛ざいます。
∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(´o`;)ヾ (´◎`;)ヾ (´=`;)ヾ (´。`;)ヾ (´д`;)ヾ
∨) ∨) ∨) ∨) ∨)
(( (( (( (( ((
403 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 18:42:36 ID:SdGIu161
おいらはそれを綺麗な真珠と思った
でも真珠はひびはいっていた
おいらはそんな真珠があるってこと
いろんな名無しから聞いた
今日もみつけた
だからおいらのほっぺたに
真珠の涙がひとつおちた
ほしいな
無傷な真珠 珠玉
だから、きょうは、涙
404 :
イワンがG.Iジョーと出会う時:2005/10/22(土) 18:46:38 ID:etIDKyYa
フランスの領土を剥ぎ取ろう!退屈な革命家達を叩き起こして!あの空の純真さを受け入れられる、寛大で有意義な大人に憧れて、彼は自分の幸福の一部を他の持たぬ者達へ分け与えた。
405 :
イワンがG.Iジョーと出会う時:2005/10/22(土) 18:49:30 ID:etIDKyYa
彼はその行為の後に残されたのは、決意と情熱の焼け残った凄惨な虚脱感だけだった。裏切りと中傷は虹に隠れる。此処から始まる。謙虚さと狡猾さが彼、以外の人に刷り込まれる。彼は意地でも貫くつもだその姿勢を・・・。
406 :
イワンがG.Iジョーと出会う時:2005/10/22(土) 18:51:42 ID:etIDKyYa
フランスの領土に桜の木を連ねよう!この先で失うものが多いなんて認めたく無いからね!何が意志として宇宙を作ったかは解らない、けど他愛無い大いなる偶然の気紛れで終焉の鐘を叩き響かせ無い為にもね!!
407 :
イワンがG.Iジョーと出会う時:2005/10/22(土) 18:53:36 ID:etIDKyYa
あの海のこれからと俺達のこれからの為に彼は戦うよなぜなら、己を通した戦いに勝敗を得る事も救けを得る事も無く、ただ有るのは高潔な意志の許、実行する彼にとって何の意義も無い当たり前の戦いなのだから・・携帯なんで連投スマン
408 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 19:14:44 ID:JV7PherR
>>324 評価ありがとうございました。
「こわい」ということが伝わって何よりです。
[線路]
行き着く先はいつも同じ
どうせ未来は見えている
だったらどうあがいたって一緒
無抵抗な奴隷になりましょう
人は焼けば骨になる
人は焼けば骨になる
すべては同じこと
何をやったって変わらない
抵抗するのはやめましょう
どうせ繋がっていたいだけなんだから
410 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 19:57:15 ID:bem2VwfF
福沢さんは言いました.
天は人の上に人を作らず
そこでわたしは聞きました.
それ,誰かに聞いたの
それとも自分で考えたの
福沢さんは答えました.
本に書いてありました
更にわたしは聞きました.
それは誰が書いた本ですか
福沢さんは答えました.
昔の偉い人が書きました
最後にわたしは聞きました.
その人とあなた,どっちが偉いの
福沢さんはそれ以来わたしとは口を聞いてくれません.
いずれにせよ
>>249再評価希望。
>『全体的に一人よがり』
キザだ、とかなら分かりますが、
一人よがりでない詩などあるのか。理解に苦しみます。
413 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 20:07:01 ID:bnZFSkyZ
>>379 >>381 すごい評価に差がでましたねぇwwww
>>379おまえ、見る目ないなぁwwwww
>>381流石、といったところでしょうか。
やっぱり鑑定人もピンキリだなwwww
>>379お前、鑑定人やめろwwww正しい評価がつかないwwww
>>413 ちなみに、だけどな。
>>381(A+を付けた方)の評価人ID:j/aJkHRZだが、
>>369でWeezerの「Smile」って歌の詞をそのまま貼っている。いわゆるパクり。
見る目の有る奴に評価されて良かったねw
そうか?
たとえば北原白秋のだってEつけたくなるようなの、いっぱいあるぞ?
ジーンと来るようなあいまいな感じで、
筋道たてて書けぬことをごまかしてお涙頂戴でごりおす
こういうのは人間性の危機に際しては糞の役にも立たぬよ。
>>249-251 「叫び」であるなら、もっと激しい表現があるのでは、
砂漠の中であれ、駱駝にのってのんびりしている場合じゃありません。
難しい表現が多いかな、好みの問題かもしれませんが。 D
>>397 評価ありがとうございます
これは自分でも楽しんで作れたから
やはり詩はそのときの心情をとらえるのが大事なんですね
感謝です
418 :
248:2005/10/22(土) 20:31:41 ID:jpdIU1PC
>>380 ありがとうございます。もっと軽い表現に統一した方がよかった
ですね。「不安定で怖い」に気づけたら、詩を深くできたので残念です。
>>415 確かに人の好みも人それぞれだし
ピカソの絵なんて糞だという人もいる
けっきょくすばらしい作品というのは
みんなから素晴らしいと絶賛された作品のことをさすのか
たった一人でも深く感動させる作品をさすのか
どっちかはあいまいだということ
420 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 20:32:01 ID:bem2VwfF
妹が言いました.
あめゆじゅとてちてけんじゃ
ケンジが答えました.
冷蔵庫のでいいかい?
>>416 できれば客観的な評価が欲しかった。
砂漠だから早く進めばそれだけリスクは高くなるし、
駱駝だって走ろうと思えば早く走れる動物なんですよ。
できればあえてこんな説明はしたくなかった。
何一つとして語感や構成などの具体性についての言及がないのは遺憾です
422 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 20:35:48 ID:bem2VwfF
更に,妹は言いました.
冷凍庫にして
ケンジは答えました.
今,冷凍庫,壊れてるから
外で積もってるやつ取って来てやるよ
未評価(22)
>313>314>316
>317>329>334>349-350
>354>356>357-358
>371>373>386>391>392
>393>394>403>404-407
>409>410>420
424 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 20:40:32 ID:bem2VwfF
>>316 犬の気持ちが〜の表現は面白いし日常のいい雰囲気が出てきたのだが
スイカをすくい まるで違う温度の口へ
甘さと冷たさが口に広がる
がありきたりな表現、それがなんか萎えさせる。
胸に打つものがないなD+
426 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 21:13:27 ID:bem2VwfF
「隔絶された世界」
髪をわずかに乱すぐらいに吹く風に
飛行機が一つ入るぐらいの湖がさざ波を立てる
空を映した水面はザラザラとした青い砂漠のようである
対岸にはケヤキが等間隔に植えられ
うっそうと木々を生い茂らせている小高い丘と湖を隔てる
その上をハトやカラスが数匹 当ても無くふらつく
手前の岸には笹が地を埋め
左には3本の葉桜が離れて立ち
右には青々とした杉が林立する
すぐ前には胸の高さほどもある柵が
左右に向かって延々と続く
>>424では、削っときます。再投稿がんばってください。
未評価(20)
>313>314>317>329>334
>349-350>354>356>357-358>371
>373>386>391>392>393
>394>403>404-407>409>426
誤字脱字は一律マイナス1評価で
D+ならDになる
429 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 22:26:34 ID:zraj65qF
やっとこんないいとこまでたどり着いてしまった
はぁ お疲れさんだよ
でもひとりでに電車は走るよ
下車前途無効だそーだ 急ぐよ
怪しいね どこへ行くんだろう
誰も乗る奴がいねー 走るよ
どれくらい過ぎただろう
10年 いや5分 5秒
いつまでこうしているんだろう 一人で
今 僕には景色が
何もかもがキレイに 映るよ
とうとう見えるよ
汚れる程 汚れる程
愛しい眺めがおかげで ふえるよ
悪くはねーね
こんなもんか
終点まだか
ダラダラ線路はつづくよって しぶてー
まだ走るよ
生き延びるんよ
>>309 >>199「瞳に」を書いた者です。
書き直してみました。
整理できているでしょうか?(汗
評価よろしくお願いします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
+瞳に+
顔を上げたら
貴方が瞳に映った
無邪気な笑顔が眩しくて
澄んだ瞳がとても綺麗で
すぐに目を逸らした
でもまた顔を上げて
お気に入りの歌を唄ってみた
私に気付いてくれるように
貴方への想いを込めて
けれど
貴方の瞳に私は映らなかった
431 :
ち:2005/10/22(土) 22:27:53 ID:qKptVijD
「単なる結果」
もしもこの世に運命があるなら
こんな平凡が運命と言えるのでしょうか
やはり最後はあきらめていた
かなえる夢もないくせに
さほど美しくもない妻よ
それほどかわいくもないわが子よ
謝罪の言葉もない
本当の事を言えば君たちは
私の希望というよりも
単なる結果だ
>428
気付いたら指摘はするけれど校正チェックまではちょっとだるい。
プロでこれで飯食ってるますっていう人には
ガツガツいってみたいけれどさ まぁ大事な所はそこじゃないし
所詮、俺個人のABCDEなので、そんなに固執してほしくないですね
多少の間違いは評価に影響させないようにします。
こんな曖昧な評価人ですが再評価希望ならおっしゃってください。
>313
タイトルを調べると
オペレーション 作戦。軍事作戦行動。
リリック 歌詞
クライム 犯罪 犯罪者側が主役
というのがでてくる。色んな意味合いがでてくるのですが、たぶんこの組み合わせが自然だと思う。
中身を読んでみると歌詞という部分が非常に弱く感じる。
日本語に無理に訳すと分からないが英語ならではの語呂の良さがある。
『遊郭爆破』『感電地軸』の言葉の使い方が読んでいて想像をかきたてるが
最後の部分のクライム(犯罪)を出している『めった刺し』が飛んで気がする。
レム睡眠 レム睡眠 ヒトゲノム という間の取り方は好きだ。
『めった刺し』の補足が無いために
誰をめった刺し、何をめった刺しにしているのかが俺には分かりにくい。
もし、『あの子』また『あの子に思い』をめった刺しにしているなら
最後の手前なりレム睡眠中に入れるなり、最後の『めった刺し』付近に入れてもらえると親切だ。
評価C
>>249-251,
>>421 >痛みを堪える →痛みに耐える
>桃源郷 砂漠が舞台ならオアシスの方がいい気が・・・
>足並み 「複数の人や馬の足の運びのそろいぐあい。」大辞泉
>道則 →「道程」?
先ずは推敲から。評価への反駁はその後。
[砂漠の詩]
フラッシュバックする
脳裏から情報が引き出される
でもそれは周囲だけだったり
途中で引っかかってしまったり
戸棚の前に札が落ちている
拾い上げてはいけない
けれどこう書いてある
開けてはいけない
開きかけの戸棚から
真っ赤な手がのびてきた
ここには昔
大きな家があったのだ
家の中で老人はスタンディングスネークは族長はシャドーウルフは伊達男は牧場の娘さんは
保安官は葬式屋は悪党は正義は民族は国家は家庭は机は伝統は豆電球は想い人は忘れ形見は
レズビアンは銀縁眼鏡は黒いズボンはコーデュロイはブーツはゴッホの絵は蒼の時代は九つの物語はライ麦の中にぽとりと落ちて
泣き出すのだ
大きな家の中
たった一人の少女が!
>>314 勝手に推敲
発想が面白い。このタイトルが『夢の君』とかだったら全くつまらないが
タイトルの付け方でユーモアが分かる。言葉の組立が短いから
収まってるのかもしれない。
ネタも良いので形を崩さないように広げて楽しんでも良い。
評価C−
>>429 何かウルフルズみたいで結構いい感じだったけど
出だしの「いいとこ」っていうのが「ずいぶん遠いとこ」っていう意味だって
次読んでいかないと分らない。
「下車前途無効」ってとこ言葉がめんどくさい。
「一度降りたらもう乗れないのさ」とかでは駄目でしょうか?
あと「悪くはねーね」は方言?かな、「悪くはねえな」とかでもいいような。
「 どれくらい過ぎただろう 10年 いや5分 5秒」は、
絶対「 どれくらい過ぎただろう、5秒、5分、それとも10年」の方がいいと思う。
438 :
ち:2005/10/22(土) 22:51:30 ID:qKptVijD
>>435 後半の方が家がぶっ壊れて
同時に乱れた思念が放射されるみたいな感じで良かった。
でも「レズビアン」はちょっと浮いてる気が。
それと「ライ麦」はどうしても「でつかまえて」って連想しちゃうのでいやん。
あと題名は違うやつにしてほしい。全体にフォークナーみたいで好き。
439 :
429:2005/10/22(土) 22:52:56 ID:zraj65qF
なんだその低レベルな評価、評価ですらねー
ありきたりの感性しかない凡人なら審査しねーでくんねーかなあ
もうレスもしねーでくれ、俺がやった方がマシだ
>>434 ありがとう、そしてこのスレにさようなら、だ。
結局主観しか入ってないのな。
なんでこんなスレのために熱くなって締切までの時間を浪費したのか、
自分の愚かさに遣る瀬無くなってくる。
ただ語感と構成の感覚を試そうと思って来ただけなのに、
重箱の隅を突かれしかしなかった上に編集者気取りのバカに何かいわれるとは。
最低の気分だ。さっさと氏ね
>痛みを堪える →痛みに耐える
いたみをこらえるだ。ファッキン糞バカオアシスが
>桃源郷 砂漠が舞台ならオアシスの方がいい気が・・・
そんなの主観だろ。一般に桃源郷っていうんだよ。
>足並み 「複数の人や馬の足の運びのそろいぐあい。」大辞泉
だから駱駝と人間だよ。何を考えてるんだ
>先ずは推敲から。評価への反駁はその後。
主観の入った間違った指摘をしたところで偉ぶられても。何様だ?
一言。このスレから賞取る人間なんて永劫表れねえよ。間違いなく。
そんじゃさいなら。レス必要なし。付けても読まない。つか来ねえ。
>439 じゃあとはたのんだぞ!
442 :
429:2005/10/22(土) 23:03:09 ID:zraj65qF
443 :
247:2005/10/22(土) 23:10:37 ID:RTJYA0C8
>>377 ご評価ありがとうございます。
いい話だ、と伝わってくれてとても嬉しいです。
たしかにタイトルはもう少し考えた方が良かったですね。
良いのが思いつきませんでした。
>2005/10/21(金) 00:03:41 ID:KV1JnpnV とかでも面白いかもしれませんね。
それ取り入れてみようかな?
>2ちゃんねらーに読ませるのを意識して書くとか、ねらーとは別に意識しないで書くとか
誰に焦点を当てるかによって書き方が変わるだろうけど、
作品内に「2ちゃん」と堂々と書いてるので
元ネタになっているのをさらけだしてリアルに書いても良いと思う。
自分としては、すべての人が読んでも通用するように、できるだけ心がけて作ったんですよね。
あまりマニアックすぎると、正直ちゃんとした詩の形になるかどうか、自身がありませんし。
でも、最後にそのスレの板とスレタイの名前(思い切ってリンクも)を記述するという手法をとっても良かったかもしれません。
まぁ、かなり恥ずかしい板の恥ずかしいスレットですが・・・。
ご評価ありがとうございました。
444 :
やさしいあくま:2005/10/22(土) 23:16:54 ID:JrHkuFYQ
>あめゆじゅとてちてけんじゃ
ここだけ小学校か中学の頃教科書で読んだ記憶がある。なんだったかな。
あーどーするべ この流れ
417 名前: ◆YRCV0KCeYE [sage] 投稿日:2005/10/22(土) 20:30:39 ID:E20lwd5R
>>397 評価ありがとうございます
これは自分でも楽しんで作れたから
やはり詩はそのときの心情をとらえるのが大事なんですね
感謝です
ここでの評価は、プロもアマも関係ないのかな?
ときどきプロの人の詩、貼り付けてる人いるけど
DやCつける人もいるし・・・。
別に人それぞれだし良いと思うんだけど・・・。
450 :
名前はいらない:2005/10/22(土) 23:43:02 ID:iaMho4DO
高台からスリコギで町全部ゴリゴリ
どうどう?
>>450 きみには評価の才能があるとみた
がんばれ
僕の気分はねるねるねるね
水をポカリスエットで代用するのさ
味は変わらないが違うんだ聞いてくれ
例えるならば朝焼けの湖とカムチャッカの若者
おはよう 俺はトレーにこびりついた物を舐め回す
君のために
>>430 詩に膨らみが出てきました。3連目、「私」が想いをどう表現したか
でオリジナリティーが出てくるのだと、思います。情景的には少しシュール
ですが、詩ですからありだと思います。「歌」は思いつきませんでしたので C−
>>439 読者の多くは凡人です。名作は感性の鈍い人すら感動させる
ものだと思います。
>>449 プロと断っておけば、BやAになるかもしれません。ならんかな?
でも、プロのを貼って様子を見るなんてのは意地悪でしょう。
僕はいろんな人を裏切った
これから先
深い罪悪感に教われるだろう
もちろんいつか
仕返しが来るだろう
それが怖くて怖くて
弱い僕は怯えるしかないのです
>>450
A!
と言うのはもちろんウソ。
>>449 まぁ評価人の力を調べるために貼ってるんだろうけどね。
俺なんかプロだと気付かないでバリバリE・D・Cつけますね。
知っている作品の量=評価人の力
と思う人には悪いけれど
まぁ俺の他にも評価人いるし気に入らなかったら再評価を希望してください
もし、このスレでプロの作品があったら指摘してください。
文字書くの結構しんどいのでちょっとでも楽をしたいです。
【歌詞でも】プロの作品を評価してみよう【いいよ】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1126255329/ このスレッドを活用してもらえるいいですね。
アイラブユー
アイラブユー
ユーラブアイ
アイラブユー
アイラブユー
ユーラブアイ?
アイラブユー
アイラブユー
ドントユーラブアイ
458 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 00:04:45 ID:9IgrHe7p
風の歌を聞いている耳を澄ませば
心地よく遙か遠くに行っちゃいそう
気づけば遠くにきたもんだ
>>452 小学校頃に読んだ朝のリレー詩を思い出す。
たしか正確な商品名は『ねるねるねーるね』だったと思います。
実際に水とポカリを変えてやったのかは疑問が浮かびます。
『味は少し酸味が増す』と書いてあるのなら納得できる。
この僅かな酸味が朝のさわやか感と繋がるのは自然だ。
最後の『君のために』という部分はオチとしてはいい。
評価D−
461 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 00:11:36 ID:dKRD7fuV
>457
これはひどい
詞を書く僕
詩を読む君
死を告げる医師
463 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 00:19:41 ID:c/WW+8yI
ユメ
ユメ
ユメ
カケタ オモイデ
イツ オワル
コワレタ オモイデ
イツ ナオル
ユメ
ユメ
ユメ
464 :
やさしいあくま:2005/10/23(日) 00:22:08 ID:6oLVQJli
>>401 銀遊さんありがとう!AAまでついてると嬉しいね。
>>413 今日道路にバナナの皮が落ちているのを2度もみたよ。そんなところに捨てたら滑って転んじゃうだろ!!と思ったんだが、君はどうなんだ?
「しらねぇよ」と答えるだろう。
そしてアンカー間違いか、確認するだろうがそんな間違いはない。
>>317 1、2連目言葉のセンスがうまいです。ここまでは B
3連目とタイトルの意味が私にはわかりません。再評価求む。
>>329 「僕」とっての大切なものが何なのか、ですね。
表現は面白いです。個人的にですが、「想い」を守れたのが
能動的でなかったからぐっとこなかったのかな? C-
>>334 得たもの失ったものを描いてください。それは、人それぞれ
なのですが、334さんにとって特別な何かがであれば、愛しい気持ち
切ない気持ちをいっそう強く表現できるのでは。 D-
466 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 00:28:05 ID:Sim7sIwn
題名 臆病者
汚れた世界を壊してしまえと
自分自身に問いかける
汚れた世界から逃げ出してしまえと
自分自身に問いかける
「ファンファン舞踏会」
さぁ今日は楽しいファンファン舞踏会
楽しいダンス
三日月の下仮面かぶって
みんな知ってる人なのに
みんな違う人みたい
ファンファン舞踏会
なんとも思ってなかった彼女が
初めて魔女に見えた夜
ファンファン舞踏会
追いかけて
迷って
知らない町
はりついて取れない仮面
ファンファン舞踏会
夜は明けない
ファンファン舞踏会
星も回る
楽しいダンス
一人や二人
いつの間にか多くたって気にしない
秘密を知っても知らんぷり
さぁ今日は楽しいファンファン舞踏会
>>453 >>430「瞳に」を書いた者です。
評価ありがとうございました。
今回もらったアドバイスをしっかり覚えておき、
また書くときの参考にしたいと思います。
どんなに教養のない凡人にも分かりセンスのある名作。そんなのは絵空事
少なくともそんな高尚な理想を素面では口にできんよなあ。
そしてここは凡人が凡人らしく評価するスレ
じゃあ最初からスレタイにセンスとか書くなボケ
この惨状を顧みず凡人どもをスポイルする凡庸なる評価人たちは恥を知れ
ここは奈落へと緩やかに降りていく階段の途中だ
>>469 冗談ではなく、B。そして、硬い文章だが読みやすく、
誤解の余地がない。あなたも詩の評価をしてみませんか?
471 :
450:2005/10/23(日) 01:17:19 ID:FEgcdRl3
「L」if e
僕は前に行けますか
ここでこのまま往けるなら
移ろう度に滲んでも
色を重ねて描きます
愛した花を埋けたなら
あなたと供に生けますか
貴方の側へ逝けますか
「君の隣」
ボクの隣で君は言う。
白いくもは、ふわふわ綿菓子。
高い青空は、ソーダアイス。
黒い道路は、ビターチョコ。
沈む夕日は、マーマレード。
君の隣でボクは思う。
君の仕草は、心を揺らす
君の歌声は、心を静める
君の泣顔は、心を諭す
君の笑顔は、心を癒す
全部全部、叶えたい。
全部全部、大事だから。
君の隣でボクは願う。
ボクの隣で君は言う。
全部全部、大切だよ。
全部全部、大好きだから。
473 :
314:2005/10/23(日) 01:36:00 ID:tWOIkV45
>>436 評価ありがとうございます。ただ白状しますとこれは
>>256を
ホントに推敲したものなんで、あまり誉められると面映いです。
474 :
やさしいあくま:2005/10/23(日) 01:37:48 ID:vj/tz1qL
家族が帰ってくるまでの間ちょっとだけ評価します。ちょっとだけ。
>>462 詞にはことばという読み方もあるけど、詞と詩にはなにか意図があって、書き分けたんでしょうか。
これは人物を置いただけのもの。これ以上もなければこれ以下もない。評価も同じ。D−
>>463 「しゃぼん玉」(童謡)を読んだときのような気持ちがしました。
果たせなかった夢のくすぶりを表したものなんでしょうか。感情なく並べられた文字には無機質な気持ちさえうかがえる。D
>>470 それをネタだと受け取りながら、君にいいこと教えてあげよう
俺はさっきまで叫んでいたもうここにはいないはずの男だよ
ここについて思うことがあるから書き殴っただけ
俺には帰るべき戦場がある、そして時間がない。沈む船には興味がない
そもそも分野が詩じゃない上に、ここで真似事やってる場合じゃないし
でも書き上がったら君の感性を思い出して、ささやかながら祝福しとくよ
それから429、アンタの詩が好きだったぜ。アンタにも幸運を
どこかでまた聴かせてくれよ。『汚れた車窓から見える情景』を
それじゃ今度こそさいならだ、タイタニック号
>>466臆病者
「自分自身に問い掛ける」の問いはこの場合適切だろうか。
見たままを言うが、臆病というより世界を都合よく解釈しているようにみえる。D-
>>467 ファンファン舞踏会
要所要所で盛り上がりのあるおもしろさを取り入れていて、飽きさせない。
ファンファンのファンはやっぱり楽しいという意味だろう。
どこも無駄がないし何より楽しい。C+
>>471 Life
「いける」という言葉の表現をみよう。
「埋けたなら」花なら「活ける」であろうが、やはり「埋める」という意味を兼ねた作者のしかけだろう。
それ以外を見ると、単なる言葉遊びにならないよう、読み手を意識した工夫が欲しいです。
477 :
サンディニスタ:2005/10/23(日) 02:17:41 ID:w64Nd2ZT
極寒の通りを駆け抜ける、一陣の風が俺を選んだ。
その理由を説き伏せる為に四季の彩りを僅かながら、貯える。稀に通りを埋め尽くす、天空の囁きは帰路へと進み足跡を残す主人の足取りを僅かながら早めた。
478 :
サンディニスタ:2005/10/23(日) 02:19:24 ID:w64Nd2ZT
極寒の通りを駆け抜ける
一陣の風が俺を選んだ この地から彼方まで運ぶ、雄大なロマンスはやがて色を変え、俺の下を尋ねたんだ!そう選択が環状を選んび暦るった事の様に。
今日一日で30近く投稿されてんだね。減らないわけだ。
ところで題名つけない詩がすごく多い。僕は題名付けて詩は完成すると思ってる。
今後は題名ついてない作品は、未完成と思って評価しないことにします。その方が楽。
眠くなってきた。評価人さん、3、4人いるかな。みんな乙!
未熟者ですがたまってるみたいなので評価いたします
なんだかどれが未評価だかよく分からない・・・
>>354 >明日の天気さえもわからないくせに
この表現が気に入りました。
不安定な感情がにじみ出てきていいかんじ。
ただ、くりかえしの部分がちょっと長く感じられました。D
>>356 夕日に染まる畳が頭に浮かんできました。
情景描写がすごくそれっぽくて好きです。空き地とか電線とか。D+
>>379 ありがとうございます。夕暮れ時ってなんか子供ん頃
想いだすんですよね。
>>384 評価ありがとうございます。
もっと勉強します。。
482 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 03:16:49 ID:hEalW0oi
>>429 ほのぼの。よくあるテーマ「人生はジェットコースター」の変形版。
"降りれない・景色のコマ送り再生・なすがまま"の三点セット。
人生を電車に見立てて速度ゆったり。伝聞口調が責任なさげで増々まったり。独特の詩世界ができとるね。
もっさい言葉遣いのつぶやき系から純朴な感性がみえてアホっぽいが好感がもてる。
「ダラダラ線路はつづくよって/しぶてー」←1人でネタ振り突っ込みは面白い読感があった。
「10年 いや5分 5秒/いつまでこうしているんだろう/一人で」←しかし銀河鉄道の夜かと。一瞬時間を永遠時間まで引き伸ばす物語の作り方がグッド。
わかりやすく親しみを持てるのは計算でなくて感性(センス)かしらん?言葉の選び方・言い方・組み立て方がバランス抜群。
文句なく評価B
これからもセンスで書きまくれば。
483 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 03:46:30 ID:aErMe53D
自作じゃないけど今の空気にぴったりだと思った詩
「闇夜のカラスの見つけ方」
白い白い銀世界
感動したのは小学生
見たまま移した銀世界
送られたのは叱咤と罵声
マジメにやれと猿が言う
白い白い銀世界
感動したのは偉い画家
見たまま移した銀世界
送られたのは賛美とお金
これは斬新、猿が言う
マゼルナキケン
マゼルナキケン
484 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 04:04:19 ID:5cEhpJhV
おながいします
「ハマキモマナオネ」
はしり
まろび
きしみ
もつれ
まどい
ながされ
おもい
ねがう
星が僕に言った
「魔法をかけられたのさ
『生きている』という呪文で」
485 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 04:21:54 ID:hEalW0oi
>>483 う。ぴったり。闇夜にカラスって有名な噺があるね。
雪景色のうさぎとか大海に涙とかの類型。
まったくの教訓だ。裸の王さまだ。肝に銘じながら、本当はどーでもいいとも思う。
こっちだって批評して遊んでるんだから。
「感動したのは〜」の繰り返しと対立概念が効果的だったけど。
対比した正直-不正直の構造が単純。また小学生は感動してから叱咤と罵声したのか?作り込みがあまい。
「マゼルナキケン」は単に取り扱い注意を呼びかける掛け声でしょう。少々、突飛な呪文。
だのに雰囲気はよいので評価はC
実際に白い白い銀世界な真っ白キャンバスなアートあるよ。今、展覧会やっとるw
486 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 04:26:07 ID:YmzmjlLN
『ヌケガラ』
私の中の君が自分勝手にばらまく欲望
君を抱きしめるのは安心したいという本能
がんらんどうの私につめこまれる異物が 優しい言葉を傷つけるから
私はヌケガラを脱いで新しい殻に閉じこもる
君が欲しいのはきっとヌケガラ
487 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 04:50:00 ID:hEalW0oi
>>484 舌ったらずな感じ。こういうの個人的に好きです。
題「ハマキモマナオネ」が意味不明だ。縦読みに据えるには語感がいまいち。
かけられた呪文と理解していい?
ひらがなで動詞羅列して軽やかさを演出したのと比べて終盤だけ文字が重なってアンバランス。
狙いだったら微妙。この辺りは感覚で計算する。
まあまあ感じはよいから評価はD+
星とは内なる光のことですね。だれもが胸にいだくたったひとつの星。
星は告げる「悪にまみれた世界をあなたは生きなければならない」と。呪いを解くには…。光を磨くのさ。
488 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 05:29:24 ID:hEalW0oi
>>486 "私"はがらんどうで更に殻を被ってるの?想像しにくかった。
読者の感覚(視線を内心へ殻へ向ける)を統一できてない。
意識させる感覚は作者側で多少なりともコントロールすべきでは。
〜ヌケガラを脱いで〜は「脱ぐ」の重複だね。重複は感覚を鈍磨させかねないよ。(逆に鈍くさせ強調にも使えるけど今回は適用できないみたい)
執着心あるのと自意識過剰なのは伝わったが。内容は最後の一行で済みそう。
評価D
恋愛の心理はドロドロが付きまとう。疑いおそれ、内に籠もる。"私"も、"私の中の君"も「ヌケガラ」にご執心のようですね。
489 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 06:03:21 ID:2UZJcxLG
「サラ」
サラ、さようなら
二度とは会えないよ
サラ、さようなら
それがぼくの「さよなら」なんだ
夏の午後
かげろうの背中
消えて行く
君の影
追いかけて
途切れたところで
立ち止まる
揺れている
サラ、さようなら
二度とは会えないよ
サラ、さようなら
それが僕の「さよなら」なんだ
思い出に
紛れ込んで
踊る君に
話しかけた
いつまでたっても
大人になれないよ
いつまでたっても
忘れられないよ
490 :
450:2005/10/23(日) 07:10:31 ID:Q815d0Z7
>>476 感想聞けるって嬉しいですね。
ありがとうございます!
491 :
:2005/10/23(日) 07:17:31 ID:ChRf/t1F
「愛しい人」
月が割れてしまった
さよならには 慣れていた
くだらない台詞並べて 意味もなく笑ってた
なにひとつ 手に入るものなどなくて
灰色の空の下 それでも生きている
大きなひびが走った
まっぷたつに割れた
つないだ手のひら 残る感触
あたしにはもう 見えない世界
なによりも 大切だった
始まりはいつも悲くて それはあまりにも滑稽で
まっさかさま 鏡の中の世界
追いかけた人影
捕まえた手首
振り向いたのは あたしだった
空は雨を含んだかのように 灰色に膨れあがって
あたしは 息もできぬまま 遠い日を思って空を仰ぐ
のばした両腕 宙をかく
もういらない
>>489 主観で感想。なぜなら俺も同じ想いを持つ人間だから。
また会える「さよなら」ではなく、二度と会えない「さよなら」
それは自分で決めたこと。そして呪縛。
ゆらめく陽炎の中で消えていった君の影。
思い出にもう一度浸り、その中の君に話しかけている自分に気付く。
いつまでたっても大人になれない。いつまでたっても忘れられない。
一度失われたものは永久に失われ続ける。そう、永久に。
技術は普通の人。でもリズム感、篭められた切ない感情が好きです。D+
>>484 こういうのに弱いんだよなぁ。目的地へ向かう意思を感じる詩。
タイトルは安直(縦読みしただけ? 違ってたら指摘して。気になる)
だけど、昔はよくこういう詩書いてたなあと個人的に思う。
そう、>『生きている』という呪文で ね。生きているんだよ。
〈生かされている〉と〈生きている〉の狭間でね。
理由もわからずに。知ることも叶わずに。
ラスト、星を見上げているところがいい。目線は上向き。
自分の上にある何かを見つめる視線は絵になる。さあ往け 主観だけどC
494 :
気まぐれ君3rd ◆lXZBPVO3GQ :2005/10/23(日) 07:57:01 ID:HZLiLcvL
[涙を流すほど]
涙を流すほど、悲しい物語ならば
蔑みさえ、僕らは忘れることが出来るだろう。
>>494 蔑み……誰が何に?
自分の読解力が足りなくて背景が分からん。教えてくれ。
>349-350>357-358>371>373
>386>391>392>393>394>403
>404-407>409>426>431>435
>454>458>472>477-478>491
未評価まとめてみた
訂正あったらお願いね
497 :
366:2005/10/23(日) 10:28:32 ID:fr7tL/E2
やっぱり題名って大事なんだな。
格好つけずにちゃんと「現状維持」とかにすればよかった。
ありがとう
「君色に染まった僕」
君の笑顔は僕の宝物だよ
君がくれたノートの切れ端も僕の大切な宝物だよ
放課後の長話は至福の時だったよ
君の存在は僕の生きる希望だよ
君は僕にたくさんの嬉しい気持ちを与えてくれたね
僕も君に嬉しい気持ちを感じてほしいよ
君は受け入れてくれるか分からないけど
勇気を出して言うよ
君のことが大好きです
評価してみると評価人さんのありがたみが本当に分かりますね
>369->371->373
一応繋がってるものとして評価します。
静かな部屋の雰囲気がすごく伝わってきました。
細かい表現がどれもかっこいいです。
ただ、
>>373の意味が良く分かりません。
勝敗というのは俺とオマエの?D
>391->392->393->394
>宙宇>スーカフ
わざとでしょうか?誤字ならば、ちゃんと推敲して確かめた方がいいですよ。
!が多すぎてちょっと変な感じです。もっと使うところを絞ったほうがいいのでは。
世界観は素敵です。砂漠で見上げる月というシチュエーションは綺麗。D
>404->405->406->407
>貫くつもだ
ちゃんと誤字脱字の確認をしてから投稿してください。
最初と最後の彼の変わりようが変な感じ。D−
もし繋がってる詩でしたら、今度からは表記したほうがいいと思います。
繋がってない詩でしたら、連投はほどほどにお願いします。
納得いかなかったら再評価希望をどうぞ
500 :
317:2005/10/23(日) 11:31:39 ID:uaE6eFQI
>>465 評価ありがとう
私事だけど、久々に詩板を覗いた記念に即興で書いたものなので
芯も捩くれてるし、意味も多分自分しか分からないです
あと、前に「行ったつもりで北海道」という詩(詞)を投稿してました
実は都合でその評価見られなかったんですが、評価してくれた方ありがとうございました
「雨の外」
雨の外はいい
雨音が気配を消してくれるから
車のドアをドンと開けるとき
そんな言葉を思い出した
冷たい今日に降る雨に
凍えてつらい人もきっといる
だからこんなことを思うのは
苦しさを知らない贅沢なんだろう けれど
輜重を運ぶ苦しみあれば
幅の違う轍の苦しみもまた
泣くことは 泣くこともまた権利であると
そんな言葉を思い出した
だから雨の外はいい
わたしの知らない誰かの代わりに
空が泣いてくれているのなら
雨の外はいい
雨音があなたの気配を消してくれるのなら
あなたの顔を洗う雨粒で 涙を
そんな言葉を思った
南の雲の切れ間に
虹が架かっているのを見た
寒空に夕日が近づいて住宅街を照らす
イチョウがもうすぐ色づく 雨だった外
>>429 これもTHEピーズだよ。ハルの名前を騙るな、ボケ。
お前、ちょっと前にも同じことやってたろ。
ピーズのスレもちゃんとこの板にあるんだから、そっちで語ってくれよもう。
>>349-351 それぞれの連のイメージがうまく連結しないので、作品のなかに入っていけない。
作者のなかでは世界観が出来上がってて了解可能なのだろうが、他人には通じない。
もしかして下敷きにしている映画なり、小説があって、それを知ってれば通じるのかも。
懸命に書いていることは伝わってくるので、それに敬意を表して、C−
>>357-358 いらない部分が多すぎると思う。「自然のなくなった〜」の連はいらない、これだと単なる説明。
2つ前の連ですでに言ってることを、さらにクドクド言ってるにすぎない。
「僕の異常な束縛」うんぬんもいらない、そんなありきたりな顛末を聞かされても寒いだけ。
それと、冒頭の「グラスを掲げたらシャンパンになった」なんて、洒落た表現のつもりだろうが、まったく洒落てねえw。
全体を通して、甘ったれた自己肯定しか伝わってこないんだよ。D
504 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 13:06:01 ID:JX5Fds4t
君がいて
僕がいて
君がいなくなって
僕が死んで
それでも
世界は
まわり続ける
幸福と不幸を背負って
まわり続ける
汚れた世界
バイトから帰ると、僕の部屋に僕がいた。僕はパソコンのモニタをじっと見つめていた。
僕は後ろを振り返って、僕に「おかえり」と言った。僕は「ただいま」と言った。
「君はいったい誰だい?」
「僕は僕だよ。僕以外の何者でも、何物でもない」
「君はいったいそこで何をしているの?」
「気になることがあってね、調べものをしていたんだ」」
「おかしいな。ここは僕の部屋だよ。君の部屋ではないんだ」
「そうかもしれないね。でもそうじゃないかもしれない」
「そうだよ。君が座っている椅子だって、君が見ているモニタだって、君の左手に持っているマグカップだって
僕のものなんだよ」
「そうなのかな。僕のものかもしれないよ」
僕は冷蔵庫からエビアンをとりだし、ボトルのままミネラルウォーターをごくごくと飲んだ。
「そのエビアンは僕のものだね。さっき、ここのマンションの一階のローソンで買ってきたものだよ」
「そうなのかな、僕のものかもしれないよ」
と僕はにやりとして言った。
506 :
遥人:2005/10/23(日) 13:35:58 ID:VDULPRh3
>480
456作者です。評価ありがとうございました。
拙い作ながらも、雰囲気を大事に書こうと努めていますので、誉めて頂けて嬉しかったです。
これからももっと勉強して参ります。
507 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 13:38:33 ID:VDULPRh3
506
すいません356作者の間違いです
508 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 13:39:36 ID:VDULPRh3
506
すいません356作者の間違いです。
509 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 14:30:19 ID:0D3r/gp9
生きている価値なんて
生きている意味なんて
誰にもわからないのに
なぜ 問い続けるのか
なぜ 欲するのか
その答えを
その温もりを
510 :
斎木藍告:2005/10/23(日) 16:48:17 ID:nnIhUfoZ
「山女」
――涼やかな遠き君の世界へ――
緑の木々の合間を抜けて
山女の干されたカーテンをくぐる
さらさらと流れる色の無い水の畔の
そしてその水よりも輝く君に
会いに来た
聴こえるは水
観えるは空
触れるは風
匂うは草
味わうは山女
愛するは君
511 :
斎木藍告:2005/10/23(日) 16:48:53 ID:nnIhUfoZ
だらだらと垂れ続ける釣り糸の
その先にはとうに餌などなく
種の存続に勤しむ山女の
無視の対象となるばかりで
けれども僕は
まだ上げない
声が聞こえずとも
姿が見えずとも
手に触れずとも
髪を匂えずとも
君を味わえずとも
愛だけはここにある
ここに あるよ
――涼やかな遠き君の世界へ――
もうすぐ曇るかも知れないよ
けれど けれどね
僕には関係ないんだよ
僕は君に
会いに来たんだ
>>500 名前:んなこたーない :2005/09/16(金) 02:02:42 ID:fTm8+2qJ
(前略)
>>569 B
これは面白い、しかも笑える面白さ
例えば北海道とコルトレーンという組み合わせを
ひとつとっても、容赦なく読み手のツボを突いてくる
なによりも「いつも願った言葉は ずっと北海道」
・・・この名状しがたい読後感はとても新鮮に思えた
ただ、そのかわりに肝心のルフランが機能してないというか
印象が弱い感じがした
ってか、そういうつもりで書いたんじゃないと言われそうだけど
僕はこれを個性的なウェットの詩として読ませてもらいました
多分これだな。というか過去ログ見られないのかよ・・
ぶっちゃけ2連続?のB評価が羨ましいw
513 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 17:21:23 ID:WtOkVrAR
なにもかも壊してしまえ
なにもかも傷つけてしまえ
なにもかも捨て去って
この世界から逃げ出して
この世界に別れを告げて
なにもかも壊してしまえ
なにもかも傷つけてしまえ
なにもかも捨て去って
この世界から連れ出して
この世界に別れを告げて
未評価(18)
>386>403>409>426>431
>435>454>458>472>477-478
>491>501>504>505>509
>510>511>513
515 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 18:05:13 ID:pA7K7y8O
354の「距離」を投稿したものです。
あれは歌詞を意識をして作ったので、繰り返しの部分があります。
そこを部分を抜きにしての再評価お願いします。
無神経と云うか、無粋だね。
518 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 18:33:58 ID:c/WW+8yI
評価人さん乙
519 :
ききか:2005/10/23(日) 18:35:32 ID:TkIq+6S0
評価ありがとうございますたm
520 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 18:40:53 ID:BxiTbDak
「鳥」
わたしという廃墟の中で 鳥は
ほんの小さな小さな窓から
雨ばかりの空を見る
ある日鳥は 飛びたいと言った
わたしは鳥に ごめんねとあやまる
鳥は淋しそうにほほえみ
いいよ と言った
星のない空を見て
少し笑って
少し泣いて
月のかわりの 小さなランプを
つけたり 消したりして
そうして 毎日は過ぎた
鳥がこの廃墟から 逃れることができないように
わたしは 自分という廃墟から
逃れることが できない
けれどわたしは
このかなしい日々を
大切に思った
鳥のことを大切に思った
鳥の住む廃墟を
大切に思った
521 :
ききか:2005/10/23(日) 18:42:06 ID:TkIq+6S0
咲き誇った後の屈辱
いつにも増して愛しい
恋焦がれて
繋いだ手を放そうとしない
あなたの指どおり
薄紅色の涙で濁り
すべてが皆底に沈んでいく
手探りで見つけられるほど
簡単明瞭じゃない
だから今も
足どりも重く歩き続け
目的さえも忘れかけているの
赤眼の眼差し
白い指の体温
どうして懐かしくて涙が出るの
冷たさを背に感じながら
皆底を眺め
恋焦がれたあの人の
姿だけを追いかけている
522 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 18:53:23 ID:hFx33uT7
「ほしかご」
鳥かごをね
夜に向かってかざしたら
間抜けな星がいくつかね
僕のかごに入ったよ
未評価まとめ(22)
>386 >403 >409 >426 >431
>435 >454 >458 >472 >477-478
>491 >498 >501 >504 >505
>509 >510 >511 >513 >520
>521 >522
まとめてなおしてみました。抜けてるのあったらごめんなさい
525 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 20:05:29 ID:O7YKVpV9
>>510 「山女」
>山女の干されたカーテンをくぐる
→ 後の方で,“愛だけはここにある”とか,“会いに来たんだ”という文がでてくるが,
それらの文と矛盾するような残酷さが読み取れてしまうので,省いて下さい.
>さらさらと流れる色の無い水の畔の そしてその水よりも輝く君に
→“水よりも輝く”と言うのであれば,前文に出てくる“水”も輝いているように表現
しなければならない.しかし,実際には,“色の無い水”となっている.両方とも,“色
の無い”方か,“輝く”の方に統一して,表現して下さい.
>声が聞こえずとも 姿が見えずとも 手に触れずとも 髪を匂えずとも 君を味わえず
とも 愛だけはここにある
→ 上5行に,感覚器官を通して外界から受け取る感覚(聴覚,視覚,触覚,嗅覚,味覚)
を表現する文が並んでいる.当然,それに続く文としては,同様に外界から受け取るも
のでなければならない.つまり,ここでふさわしい表現は,“愛だけは感じ取れる”にな
る.ただ,筆者がその意味でこの文を採用したのなら,そのままで構わない.しかし,
このように直すと,この一文は,前にでた,“無視の対象となるばかり”と矛盾すること
になるので,結局この一文,“愛だけはここにある”は省いた方が良いことになる.これ
より前に出てくる,“愛するは君”も同様の理由で省くべきだろう.あと,矛盾している
点としては,本当に“愛だけはここにある”のであれば,“釣り糸の”“先に”“餌”がな
くなったら,餌をもう一度付け直すと思うのだが,どうだろう.
>もうすぐ曇るかも知れないよ けれど けれどね 僕には関係ないんだよ
“僕には関係ないんだよ”という文を境にした,前後の文脈の因果関係がよく分からない.例えば,“僕はずっとここに居るよ”とすべきだ.
C-
526 :
450:2005/10/23(日) 20:06:41 ID:FEgcdRl3
「プライス レス」
手を叩こう
頭の上で リズムを取って
歓喜の声を 届けよう
僕らはまた忘れていくから
偶然集って 散っていくから
星の周期で 再び出会えるなら
その時は素直に
喜びの鐘打ち鳴らそうよ
抱えきれない 世界だから
過去は消えない 世界だから
527 :
やさしいあくま:2005/10/23(日) 20:56:17 ID:9WiG8AWW
>>503 評価ありがとうございました。
出なおしてきます。
528 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 20:58:08 ID:Aib+ja3P
「白樺」
白樺の木々を渡りながら振り向く君が
居なくなったらどうしようなんて
全くもって馬鹿げた不安に囚われて
全速力で追いかけた
思い切り切り株に足を引っ掛けて
見事に転んじゃったよ
ああ、何を心配してたんだろう
心配そうな顔をした君が覗き込んでた
>>386 難しくてよくわかりません。ことばが何かを暗示しているの
でしょうが、何の暗示かもよくわかりません。 D− 再評価求む
>>403 静かな感じのやりきれなさを感じます。涙と真珠を結びつけると
少し混乱します。 D+
>>409 言いたいことは、良く判ります。「抵抗しない」を「奴隷になる」
だけでなく、いろいろ研究してみましょう。あと、「無抵抗な奴隷」は
言葉としては意外性がないです。 D
>>426 詩を読むときは、おそらく心の中で声を出すものだと思います。
この詩は、整理されてないのでテンポが悪いです。 D−
>>431 少しユーモアもあります。人生への諦観と責任が感じられます。
判り易いですが、よく練られていると思います。苦くて怖い詩です。 B
>>435 読んでて面白いのですが、??です。
>>438を読んでなるほど
と思ったのですが。読むほうにもセンスがいるのかなあ。C?再評価求む
>>454 「深い罪悪感に教われるだろう 」ここは良いです。あとは、
「怖くて怖くて」を共感できるよう増幅してください。 D
>>458 短い詩は一発で心に届かないといけないと思います。
「聞いている耳を澄ませば 」とか、整理してください。つっかえては
いけないと思うのです。さわやかな感じをうまく出して。 D−
>>457 日本語で書いて推敲したら面白いかも? D−
531 :
名前はいらない:2005/10/23(日) 21:47:27 ID:4Kx7+KbE
さぁ、進め
君が見つけた光の方へ
さぁ、潰せ
君が見つけた人の闇を
さぁ、食め
君が見つけたその草を
さぁ、眠れ
諦めた君が見つけた
死という名のハンモックで
>>529 評価ありがとうございました。
言葉の研究をがんばります。
>>472 君の仕草〜を何かに例えたほうがイメージ膨らむかも?
なんとなく薄味な気がします。 D
>>477−478 ?よくわかりません?読むと混乱するのです。
不条理な感じ。 E 再評価求む
>>491 失った悲しみと喪失感を大きく描いています。このくらい
やっていいと思います。結びの言葉は結構難しいですが、
「もういらない 」いいですね。強がり、と、決別する意思、ですね。
あとは、スムーズに読めるよう、言葉を並べてください。 C−
>>498 ものすごくストレートです。気持ちは良く伝わります。 D+
ですが、これはこのままで取っておいて下さい。ここまで不恰好で
不器用な思いはそのままで。何かそういう気がするのです。
>>501 不特定の「誰か」を思った歌でなく、「あなた」を思っている
のでしたら、夾雑物は要りません。表現はうまいです。 C−
「夜明けの空」
先が見えぬ暗闇から
まだ見ぬ光によって
自分の世界が蒼紫色に染まる。
やがて 一筋の光が射し込み
今日の始まりを告げる。
昨日が終ってしまったこと
今日が始まってくれたこと
痛くなるほど感じる。
空を見上げると
光に照らされ 透き通るような水色の空
まだ微かに残る蒼紫色の暗闇の影。
昨日の影に名残惜しくさよならして
今日の空に期待で心を踊らせた。
「数字」
俺はソファーに横たわっている
眠気 悲しい脳髄
眼精疲労に肉体疲労
もう俺は数字にウンザリしている
俺の中には色々な数字がある
三十路までの残りの年数や
給料の額や 銀行の預金残高
残りの借金の額や
はたや、これまでの色事の相手の人数や
営業のノルマなど
もう数はコリゴリだ
いっそ動物になりたいと思っても
動物でさえいかに多くの数の子孫を
残すかというノルマに付き纏われてしまうのだから、
どうにもならない。
そして、地球外の天体にだって規則正しい
周期がある
万物にはみな数字が内在している
もちろん この俺にも
ああ、数字に支配された俺の脳髄は
自由なのか 混沌なのか
万物の数字が
分解された世界すら
想像できない。
誰か数字を分解してみてくれ
[よっぱらい]
お父さんが帰宅すると
はー、って
息を吹きかける
死ね
早く死んでしまえばいい
537 :
500:2005/10/23(日) 23:12:05 ID:dRvNQG7Q
>>512 おぉ、本当にありがとう 2chってこんなに暖かかったっけ
というかあの詞がB評価貰えてたことに驚きました
ウエットの意味はよく分かりませんが、確か暇つぶしに詞作をする楽しさ?
みたいなものを表現しようとしてた気が
んなこたーないさんも評価ありがとうございました
過去ログも見られる様に努力します
というか、過去ログに行く前に見ることが出来そうな時期に投稿しようと思います
538 :
hallu:2005/10/23(日) 23:16:58 ID:yZGq4Yw0
『幸せのループ』
いつ踏まれてもわからない花は自分から動く事はできない
その姿を見て悲しくなった 救ってあげたい 守ってあげたい
だからその花を安全な場所に移した 花は幸せと笑った
僕も幸せと笑った 花のために安全な場所に移したんじゃない
僕は花の幸せそうな姿がみたかっただけだ 幸せのループができたよ
夏の太陽の暑さは今日はなぜか心地よく感じた
>>504 「君」「僕」を他の人に代えても詩の大意はほぼ変わりません。
「君」「僕」を詩のなかで、かけがえのないものにして下さい。D-
>>505 何かの暗喩かも知れませんが、ドッペルゲンガーが出てきた
ものとして楽しく読みました。シュールですね。 B−
>>509 「なぜ」ですか?判らなくても考えるのです。考えて詩にして
下さい。その詩には価値や意味はありますよ。 D−
>>513 主旨は一貫してますが、ずっと同じこと言ってますね。
本当に逃げ出したい気になって想像して、もっといろいろ書いて。D−
540 :
203:2005/10/23(日) 23:21:12 ID:N0IseOPz
>>268 評価ありがとうございます
思い浮かべてもらえた通り、宇宙関係を思い書きました。
7.9kmは第一宇宙速度、16.7kmは第三宇宙速度です。
今度書くときは、もう少し自分の中の天体に対する思いを
詰め込んで書きたいと思います。
541 :
hallu:2005/10/23(日) 23:40:43 ID:yZGq4Yw0
『チくタく』
チクタクと刻む音がする 眼を閉じて世界を見上げた
スイッチを押す男をみた 悲鳴が上がり始めた
ミサイルが飛んできた 一人の子供が泣き叫んでる
パパママと… 燃える炎に向かい始め叫びは彼方へ
ちくたくと刻む音がする 眼を閉じて僕らを見上げた
自殺のニュース 遺書に「この世にあきたと…」
不況のニュース 夕食はハンバーグ
戦争のニュース 僕らはかわいそうとあざ笑う
後、もう少し 後、もう少し
世界が小さければ 僕らは何をしてるだろう
生まれた世界 生まれた人種
神のいたずらでここに生まれた
チくタくと音が聞こえるよ 助けてと呼んでるよ
未評価まとめ(11)
>520 >521 >522 >526 >528
>531 >534 >535 >536 >538
>541
>>520 自分は分かるのだろうけど
自分の中の鳥という状況がかなり曖昧なので
読者を置いてけぼりにしている
伝えたいことや世界観はよい
自分だけの表現に磨きをかけて下さい
D+
「ジテン」
何の苦もなく済ませた彩色は僕の目を惹かない
誰かが苦労して塗っているのを知っていても
知っているだけ
それでも黒く塗りつぶされる瞬間は悲しい
悲しいだけ
そしてまた何度目かの見事な彩色は僕の目を惹くことなく塗りつぶされる
545 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 01:23:26 ID:yH6f7CmH
小さな芽は踏みにじられた
幼い小さな芽は踏みにじられた
まだ芽が生え始め
根をしっかり下ろす前に
人の足跡だらけ
生息を阻む
546 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 01:27:20 ID:yH6f7CmH
それでもいつか大きな味が成るのだろう私という
それは悲しい花なんだろうか?
「胸をはれ」
駅を歩いていると
女の子の横に
気障な格好の男
たぶん男は「プロ」だ
なんかやなものみたなあ
男は覗き込み
話しかける
ニセノカオ
ニセノコトバ
女の子は
恥ずかしそうに悔しそうに
下を向き足早に歩いていく
だめだぜ彼女
男をふるときは
胸をはれ
548 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 01:28:45 ID:yH6f7CmH
味→実
「風塵抄」
一太刀二太刀
浴びせてひらり
何所でも憑いて回ってた
死人の羽衣今何処
三太刀で切れて
何処かへ消えた
一断ち二断ち
ちょんばらり
悩んだことが阿呆らしや
はらりと解けた蜘蛛の糸
三断ちで切れて
何処かへ飛んだ
一発ち二発ち
立ちては往かん
あれほど憎まれし鳥籠も
いつしか忘れ去られんや
三発ちで我が往くのなら
由を知る者在らざるや
海に沈みて
土に朽ちて
風に舞え
語る者は在らざれど
始末と供養は施さん
550 :
458:2005/10/24(月) 01:52:30 ID:yH6f7CmH
551 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 02:13:33 ID:yH6f7CmH
それでもあなたを振り向かせる努力はしたい
たとえダメになってもそのことは無にならないから
私は私の幸せを掴みたい
どんなに罵られても一途で
そのためにはどんなことでも諦めません手に入れるまで
552 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 02:15:23 ID:yH6f7CmH
この世が悪魔でも
真っ暗でも
いつかあなたに会えるよう祈ります
あなたもそれに応えてくれることを祈ります
それが私のハピネス私は信じます
誰よりも信じます
いつかこの思いが報われる時がきますように
553 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 02:18:29 ID:yH6f7CmH
一歩ずつでもいいからあなたに近づきたいです
あなたが守ってくれるから
554 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 02:22:51 ID:yH6f7CmH
一歩ずつでもいいからあなたに近づきたいです
あなたが守ってくれるから
555 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 02:31:06 ID:FN3fdPeX
おれの名前はなくて君には名前がある
名前なんてあってもなくても
俺なんかここに生きてる実感なんてない
狂ってるって言われようが
そんなの君にも誰にも関係ない
ブルー色の空に白い雲が漂っていて
どうでもよさが一瞬和らぐが
夜に☆星がないと
あの世で地獄行きの列の中で
孤独を感じてるようで
なんともいえなく不安が首をもたげてしまう
時計が疎ましくて仕方ないのさ
どうせなら俺と一緒に壊れてしまわないか
556 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 02:43:13 ID:yH6f7CmH
神が私に授けてくれたもの
神はきっと数千個の命に私という存在
恐ろしさも含め
人一倍不気味な存在どのように生まれてきたのだろう
なにをしたら満足なのだろう
557 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 02:46:51 ID:yH6f7CmH
不安と孤独
夜の闇に覆われ
孤独と闘う私がいた見たくないもの見てしまうもの
夜の闇が打ち消してくれる
暗い闇よ月が照らしてくれる
558 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 02:47:56 ID:yH6f7CmH
魔術師
怖い人形を操り
毎日は同じことのくり返し
本当の自分予測できない
心の内が読めない
559 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 02:55:22 ID:yH6f7CmH
恨み
恨みは数千年を越えやってくるものだろう
時は刻みカチコチ
音は聞こえ全ての存在が消え失せるまで時間の感覚
歩いてるタイム
560 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 03:02:25 ID:FN3fdPeX
どうでもいいんだぜ
ダッチワイフに突っ込んだまま
抱きかかえ街中を歩けば
どうでもよくなる
死んじまえばいいなんていわないけど
警察がやってきて俺に法律を教えてくれるのは
とても嫌な気分だぜ
とりあえず中指をおったてるのはお前のハニーの
甘い甘いプッシーだけにしとくべきさ
そうでなきゃあとあと首を括るはめになるさ
さもなければ空中分解でミツバチに花粉とともに運んでもらうのさ
561 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 03:04:35 ID:yH6f7CmH
地球
明くる朝いつものように鳥が飛び交う
今日も餌を食べにきたのだろう
自然の空気を吸い新鮮だと感じる
草も木も生い茂り
秋の風草木は黄に染まるカサカサで軽くなる
ざわざわした風で
仲間達の草が鳴る
いつか実を付け
同じ光景を見ることとなるだろう
いつになっても感動する自然を見せてくれるのだ
562 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 03:17:13 ID:yH6f7CmH
知的障害者
知的障害者の叫びを知っている
うまく言葉に出せないもどかしさ苦しみつらい
偏見の目きっと
わかってくれないんだ
きっとイライラした目で見るだろう
お願いそんな目で見ないで
私の居場所をなくさないで
といいたい
小さな愛情は身近にあるのだろう
私はその反応に応えよう
探そう
人は損得で考える
生き物だし
私は私でやればいいそしたら結果が出る
563 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 03:28:44 ID:iyt7B40I
ID:yH6f7CmH
1行空けてタイトルと分かりやすくすること
「」をつけるとか読む人の事を意識しないと駄目です。
思いついたから書いたという感じで薄っぺらくも見られる。
あと、連投はやめとけ
564 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 03:32:30 ID:FN3fdPeX
ハンガーで吊るしたYシャツはお前の未来さ
きっと未来は良くなる悪魔が言ってたぜ
天使は楽園を好み見て見ぬ振りする
人間は自らが神にも悪魔にもならなきゃいけない
疲れる課業だぜまったく
流れる川に見をまかせ岩にぶつかり傷だらけになりながら
探し続けるんだ宝のありかを
きっとすばらしい何かが宝石のような未来なら
幸せになるか精神病で自殺するかのどっちかだね
>564
おい、小学校の頃の通信簿に
「落ち着きが無く人のことを聞かない集中力が散漫な事があります」
とか先生に書かれなかったか?
566 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 03:39:26 ID:FN3fdPeX
ありまする
確かに
初投稿&泥酔で理解不足だっよ
>>566 素直でよろしい。簡単な評価だがいくぞ
ハンガーに掛かっているYシャツの見立て方が良い。
少しくたびれたYシャツが十字架に張り付けされたキリストのようで
月曜日の朝という感じが伝わってくる。
個人的な意見だが課業より家業の方がしっくりする。
評価D+
568 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 03:50:46 ID:FN3fdPeX
あら、もろ誤字でした
今夜はお疲れ様です
おやすみなさい
568 おやすみ 逆に変な時間に目覚めてしまったので評価続けます。
ちょっとした寸評なので再評価希望だったら素直に言ってください。
>544
3行目の部分が『知っていても 知っているだけ』 とダブっているので
なんとなく違和感があります。
ただ 知ってる それだけ
だとか、なんか少し変えた方がいい。最後の部分
最後の部分 『そしてまた何度目かの見事な彩色』これでまとめてしまってるのでサボってる感じがする。見事ならそこを強く書く方がいい。
評価 D+
>545
>546
これは酷い。何が酷いかというとさっきも書いたけどタイトルをつける事。
あと、間違って投稿ボタンを押しちゃった感がプンプンする。
それはさておき、これは繋がっている作品として読みます。
546の部分『私という』が難しい。今まで『実=私』というのにふれてなかった
というのもあるし、スペース改行が無いため読みにくい。
ちゃんと読ますなら少し工夫が必要。この後にすぐ締めるから
なんか、少し悲劇のヒロイン『私ってかわいそうでしょ』というのがストレートに
出過ぎてるのでなんか『力強い花であってほしい』とかそういう方向の方が
俺は共感ができる。
評価E+
>547
最初、5行まで読んだときに『痴漢・スリ』など怪しい空気を
感じさせ13行まで読んだら痴漢と確信していた。
最後まで読むと駅によくある一つの光景となる訳だ。
意識して引っ張ったのなら見事だと思う。
評価C
『風塵抄』
たぶん、美味いのだろうけど
ちょっと俺の苦手ジャンル誰か頼む。
>551
なんとなく戦時中の 『ほしがりません勝つまでは』というイメージがする
女性のハングリー精神みたいなもの。なんとなく男性側として見たくない部分ですね。
もっと、見せるなら とびっきり醜くするなり、魅せるサービス精神がないと
読みにくい。そういうためにもくどいが『タイトル』をつけるべきだと思う。
評価E+
>552
4行目の言葉の使いまわしがくどく感じる。551読んだすぐ後だから
というのもあるけれど『押しつけ』を感じさせられる。
こういうのが女性の視点と男性の視点の違いかもしれない。
ちなみに俺は男
今の状態が祈るくらいしか出来ないというのは伝わってくる。
なんとなくABCで評価はしづらい
でもスレがスレなので罪悪感があるが
評価E+
>553>554
作品外のことだが
いや、まずはおちつきなさい。まずはそこからだと思う。
たしかに思いは伝わってくる。
評価 E
>555
この板の『名前はいらない』にシンクロしているので3行目までの流れが入りやすい。
他の文章が真剣に感じるので☆が『つのだひろ』をイメージさせられて笑える。
作品内の事じゃないので評価とは違うけど
『時計の時間が疎ましくて』という部分が書き込んだ時間にピッタリなので共感しやすい。
時間をずらして読むと分からないだろうな。星が見えるというだけじゃなく、もっと深い夜
というのが作品内に出してあるといいと思う。
評価D
>556
3行目の部分が何処に繋がるのかが難しい。
単独の言葉として活かすなら言葉を選んだ方がいい。
普通に上から順番に読んでいくので4行目を読んで違和感がでてくる。
評価E+
>557
3行目の部分
『見たくない〜』を改行した方がいい。
携帯からだと分かりにくいかもしれないけれど
改行というのも
・読みやすくする・形を整える・いいたいことを強く出す・間を作る
一つの武器だと思う。
4・5の流れの陰陽の使い方が綺麗だ。
評価 D−
>558
魔術師というのを使うなら怖い人形というアイテムだけじゃなくもっと
トランプなり鳩なりあるので色々使った方がいい。鳩だとなんか明るくなるのが
嫌だなと思うのなら黒のタキシードなどトランプのジョーカーなど怪しいアイテム
は沢山ある。 最後の『心の内が読めない』と魔術師の繋がりは分かりやすくて良い。
評価 D−
>559
2行目の恨みは数千年の(時)を越えて
とかくと親切に感じる。
一定の歩幅と時間で歩み寄る音が分かりやすい。
怨念転生という時間のループを想像させられる。
もっといじれる作品で勿体ないし作者自身が楽しんだ方がいい。
俺には恨みの重さの表現が薄く感じる。
評価D−
>560
4行目読んだところで笑える。確かに説得力がある。
6行目で『やっぱり、捕まるんだそーだよな』となる。
ハニーとミツバチなんて単純すぎる。中学校で習った虫媒花など
思い出しながら浸れる作品だ。
10行目の『あとあと』のダブりが分かりにくい
笑わせてもらいましたありがとうございます。
評価C−
>561
さわやかな朝
鳩が飛び回る日テレのオープニングのようなのを感じさせられる。
朝の光・秋特有の葉の色がいい。
暗闇から朝日で照らし出す。色の鮮やかさというのが想像できます。
もう少しそういうヒントを書いたら誰にでも読みやすくなるかもしれません。
評価C−
ちょっと準備があるので失礼します。
再評価必要なら言ってくださいな
未評価まとめ(12)
>521 >522 >526 >528 >531
>534 >535 >536 >538 >541
>549 >562
>>521 自分の内面をなぞることに終始していては、他人には何も伝わらないよ。
それでも自分自身への慰めにはなるし、それで満足しているならいいけど。 D
>>522 「ほしかご」というタイトルは面白い、と思いました。
ただ、内容自体は、もうふたひねりほど欲しい。これでは、「ちょっと雰囲気のありそうな
イメージを思いついたので書いてみました」といった程度。 D+
>>526 なんともわからない。断片的すぎて。本人の想いは、いろいろとつまってるのだろけど。。
他に再評価できる人がいれば御願いする。個人的には、E
575 :
467:2005/10/24(月) 11:42:42 ID:MyGho7Fb
>>528 短い内容だけど、二人の関係、主人公の気持ちもよくわかる。
文章はしっかりしていると思う。けれど、詩作品としては物足りない気が。
せっかく白樺の林という良い舞台があるのだから、それを上手く活かしたい。
林の中の風景と、自分の気持ちをリンクさせて描写するとか。D+
>>531 タイトルくらいつけようよ。
意味ありげなことを言って、本人は悦に入ってるかもしれないけど、こちらには何も伝わってこないよ。D-
>>534 単純に、夜明けの情景をスケッチしました、というのであれば、まとまっていると思う。
ただ、最終部の、昨日=名残惜しい 今日=期待で心を踊らせる は、ちょっと小学生の日記みたいな着地の仕方。
ほんとはもっとあるでしょ、きっと。 D+
<廃街のメロディメイカー>
調子っぱずれの
あの音が
降りっぱなしの
この雨と
鳴きながら来る
鳴きながら来る
穴あきギターはしとしとと
何を宿した
その中に
夜を背に
雨と遊び
流れぬ涙を確かめる
↑
改行がうまくいかなかったけど、
ま、いっかー
579 :
534:2005/10/24(月) 13:40:33 ID:UwHkREC4
>>576 評価ありがとうございました。
小学生ですか……orz
表現の勉強精進します。
580 :
雫:2005/10/24(月) 13:53:57 ID:eQBZUKK7
581 :
雫:2005/10/24(月) 13:55:58 ID:eQBZUKK7
534へ
気に障ったのなら、ごめん。言い方がよくなかったですね。
朝の空のなかに、昨日と今日が混じり合っている、というとらえ方は、的確だし良いと思いました。
だからこそ、最終部がちょっと残念だったんです。
583 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 14:16:06 ID:C3ACXmp7
「負け惜しみ」
年をとるのが怖い時もあったっけ
でも、今は違う
10年前には訳が分からなかった小説、今では泣ける
10年前には平気で言ってた言葉、今では自分の胸が痛くなる
うん、あの頃のみずみずしさを忘れなければ、年をとるのも なかなか 捨てたもんじゃないかも
「バームクーヘンは笑う」
輝く月を見上げて ふっとため息をつく
とっても喉が渇いて 何か飲みたくなって
冷蔵庫を漁ると 残り少ないオレンジジュースがひとつ
コップに注いで 飲もうとした その前に
おやつも欲しくなって また冷蔵庫を漁る
昨日コンビニで買った
まあるいバームクーヘンを見つけた
それを果物ナイフで綺麗に三等分して
皿の上で 適当に並べて遊んでいたら
バームクーヘンは笑っていた
僕を見つめてくる 一瞬 目が合って 僕は目を逸らした
バームクーヘンが笑っていた
そしてバームクーヘンに笑う ぎこちなく
「過ぎ去りし子供時代」
海の遠くに島が……。雨に椿の花が堕ちた。
鳥籠に春が、春が鳥のいない鳥籠に。
約束はみんな壊れたね
海には雲が、ね、雲には地球が、映っているね。
空には階段があるね。
今日の記憶の旗が落ちて、大きな川のように、私は人と別れよう。
床に私の足跡が、足跡に微かな塵が……
ああ哀れな私よ。
僕は、さあ僕よ、僕は遠い旅に出ようね。
585は三好達治の作品。スレを汚してはいけません。図書館でそのままお勉強してなさい。
>>586 盗作するカスは氏んでいいと思うが、
585の詩を読ませてくれた事には感謝だ。
なんつーかプロはスゲー。
指摘が無かったらA付けそうな出来だし。
対比されて俺のはEだな、間違いない
589 :
505:2005/10/24(月) 16:01:53 ID:k4aJVeho
590 :
雫:2005/10/24(月) 16:36:52 ID:eQBZUKK7
みなさん私の詩はどうでしたか?
591 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 16:44:39 ID:0ueIoJfZ
>>590 HPの宣伝は、此処ではとても嫌われる行為です。
詩の内容以前に、状況の判断力を養って下さい。
そして、このスレッドは「投稿された詩」を評価する場所です。
評価を求めるなら、HPでは無く、詩を書き込んで下さい。
「鳥籠」
あなたは何一つ変わらない
僕は不安になるばかり
思い通りにならない あなたの視線は
遠くの風を見ているのかな
like this like that
逃げ場は見つからないけど逃げたい
薔薇でも百合でもあなたの望むものに形を変える
だから俺と私と波に乗って
……
吐きだして 吐きだして
吐きだしても 届かなくて
僕はひざから打ち砕かれるだけ
いちどまっしろになって
僕とあなたを遠くから眺めてみたい
出会った頃にもどって
今度はうまくやってのけたい
>>535 2連目、言葉が長いので、切れがありません。スパッと
読ませてほしいです。題材は面白いです。 D+
>>536 嫌がる子供のようすが、一発で目に浮かびます。無駄をうまく
削ぎ落としてます。 C+
>>538 「花は幸せと笑った」が光ってます。全体的に、連想を上手く
使えば もっと詰められます。例えば、「花」はもともと動けないもの。
とかですね。 D
>>541 >>366とテーマは似てますが、違う人が書けば全然別の詩に
なるのは面白いですね。リズムの作り方が上手いです。2連目の比喩
も効いてます。ストレートに言わないのも面白いです。 C
>>549 言葉の使い方、リズムは、テンプレにあるとおり言葉の狩人です。
すごいです。 B ただ、意味がわかりません。再評価もとむ。
>>562 「私」のもどかしさも判りました。いろいろと省ける言葉が多いです。
省いたら、もっとまっすぐ読者に届きます。 D
>>577 メモ帳で推敲してから投稿すると良いでしょう。雰囲気が侘しくて
良いですね。タイトルに「廃街」をもってくるのは、ずるいですよ。 C
>>583 本当の負け惜しみか、明るく開き直っているか、決めてきて下さい。
いいこと言ってますけどね。詩なので言葉の並び方、工夫して下さい。 D−
>>584 面白いです。あの、アーチが笑った目ですか。1連目整理したら、
一息でもってこれます。 C−
>>594 「いちどまっしろになって 僕とあなたを遠くから眺めてみたい 」
ここで、やられました。こういう表現があるのかと思いました。ここまでは、
漠然と不安を描いてますが。 C
597 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 18:38:04 ID:3w9btYZW
[桔梗の咲く丘]
仄かな秋の月……
更けゆく空
桔梗は染められ
消えゆく影をみていた
重なり合う
虫の音色が
寂しくて止むことを祈った
この場所が
苦しいのは何故?
あの日貴方を失ったからでしょう……
仄かな秋の月
降るように溢れる光
見付けてくれたのは
貴方でした……
満月よ、もし1つ
1つだけ
願いが叶うと言うのなら
「会いたい……」
もう1度だけ
刹那の燈で良い
呼び覚まして…
雁が去りゆく………
『秋空』
誰かの面影重ねてあなたを見ていた
あの日の私はもう向こう側
たった一人の帰り道。
ふしぎな位、寂しくはない
あの空の色、覚えてますか?
涙こぼさぬようにと見つめた
照れた空の紅を…
━━━━━━
評価、よろしくお願いします。
599 :
577:2005/10/24(月) 19:04:05 ID:YUCQvWh3
>>596 評価して下さってありがとうございます。
「ずるい」っスか・・・
厳しいなぁ、それが出来る表現力が欲しいw
「現代いろは」
帰路、夢堕ちぬ
栄誉こそなくし
マントほつれ、さけても
火、胸へ
闇を笑う二人
明日は風に乗る
601 :
カルマがテロ・イズムに出会う時:2005/10/24(月) 19:32:20 ID:irqeCnee
ガッ・!?やっ・・と・・ザー・?・繋がっ・ーたー・%・・か?・ザー・ガッ・・・!・ー・キーーン?OK?やっと繋がったか?
今この瞬間に感謝して事を始める・・。案ずるな、俺の暗示は記号の系譜が示す疑問を明確に表した戯言だとでも思ってくれ・・・。
602 :
カルマがテロ・イズムに出会う時:2005/10/24(月) 19:34:05 ID:irqeCnee
今からおまえ達に伝げる証言の数々の大部分は、多くの一般な主観的立場から見て有意義と定義とされる空想の産物とは、その存在意義の在り方がまったく、違うベクトルで示されている事を、此処までの文字の配列の中から感じ取ってくれ・・・。
603 :
カルマがテロ・イズムに出会う時:2005/10/24(月) 19:35:43 ID:irqeCnee
そう今!時は今!彼は電波を使い主張する事を選んだのだ。そう光では無く、はっきりとした意志が宿る周波のリズムに。己の主張の結論の結果で世界規模に広がった不協和音を己の心と感覚で調律を与える事を彼は望む。
604 :
カルマがテロ・イズムに出会う時:2005/10/24(月) 19:36:54 ID:irqeCnee
その志しの実現を信じて彼は手元に在る小型の放送局を駆使して愚行とも受け取れる孤独な戦いを挑み開始した。俺の言葉は空間と時間の制約は受けず、映し出される混沌を好み、共存を望む。
605 :
カルマがテロ・イズムに出会う時:2005/10/24(月) 19:39:02 ID:irqeCnee
この時代に似合った意味の無い空っぽな綺麗事や人生の奥義を語るのは止めてくれ。もうウンザリしたんだ。不浄と不平等が足並みを揃え今朝の新聞の一面を行進するが、肝心なおまえ達はその真意を、理解する事無く一方的に通過する。
606 :
535:2005/10/24(月) 19:56:48 ID:NYZnVXdQ
>>595 評価ありがとうございます。
題材を面白いと言ってくれて、とても嬉しいです。
正直理解してくれるかが不安だったので2連目が長くなってしまいました。
607 :
547:2005/10/24(月) 20:07:27 ID:Nfr7Lqzd
>>570 評価ありがとうございます。読者がいて、詩が完成するという事
を感じています。構成にも気を配るというのは、大切なんですね。
608 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 20:36:37 ID:so70eOJd
独り身に
いちごみるくが
しみてゆく
609 :
hallu:2005/10/24(月) 20:49:41 ID:0ueIoJfZ
『unrequited LOVE -失望という希望-』
部屋中を黒いペンキで塗りつぶしたんだ 扉はあるはずなのに彼方へ消えてしまった
僕はどこに立てばいいのかわからなくなって 黒い絨毯に座り込んで途方に暮れ泣き出した
暗闇は嫌いはずなのに模様替えが下手になって 時間が経つと闇もなくなるって信じるのいやで
"誰かの愛に包まれたいなら部屋を少しでも明るくして そこに失望が待ってたとしても…"と僕に誰か囁いてる
部屋中を白いペンキで塗り直したんだ でも扉はどこにあるのかもわからずのまま
今ある世界を写真に撮り始めたんだ 僕はその写真に写る事は出来ないや
誰よりも幸せになろうって誓ったばっかなのに 「僕」と言う存在を忘れかけ始めてるよ 助けて
" 幸せのループを作りたいならあなた自身をもっと愛して 待ってる人はかならずいるよ"と僕を誰か囁いてる
目に入り込む君のいない現実 耳に入り込む君の幸せな現実
しぼんでいく心 全て大切な誰かに会う現実であって欲しい
"扉がわからなくなったなら壁をぶっ壊して始めてよ 眩し過ぎる世界が待ってるよ"と僕を動かしさせた
幸せになるための壁の重さに押しつぶされそうになった でも暑く燃え上がるハートによって溶けていった
僕は幸せになるんだ 大切な誰かを守るために
610 :
気まぐれ君3rd ◆lXZBPVO3GQ :2005/10/24(月) 21:15:12 ID:dSVUYBqW
>>608 この詩は短いようでいて実に深遠精微な言語感覚によって支えられている。
まず「独り身」という単語から連想される、現実の重圧とそれに押しつぶされた魂
例えるならばそう休日をジャージで過ごす中年男性の物悲しい背中と、
若さ溌剌さを感じさせる「いちごみるく」という単語、これが対比されている部分だが、
これが実に面白い。多分作者は幼き日の夢を思い返せばそれは今の自分には
あまりにも眩しい(しみる)のだ、ということを表現したかったのだろう。
さらに技術面で是非とも参考にさせていただきたい点がもうひとつある。
下の三行を見て欲しい。
>Hi × Ri Mi Ni
>I Ti × Mi × × ×
>Si Mi × × ×
このように五七五文字全体の中で、イの母音がかなり高い割合を占めている。
これによって作品に引き締まった印象が与えられており、さらにア、エの母音を
極力省くことで実質イ、ウ、オ、の区別しやすい3音だけが選択されている。
読者の視点に立った実に思いやりのある配慮が感じられた。
さて久しぶりに他人の詩を評価するのに先ずは短いものを選ぼうと思ったのだが
運が悪かったようだ。ここまで苦戦させられるとは夢にも思わず心地よいほど作者の罠に
まんまと嵌められたと思うと同時に、詩板の水準に似つかわしくない程高いその技術力には
誠に平身低頭させられるばかりである。
611 :
501:2005/10/24(月) 21:41:44 ID:utWkjheW
>>533 評価していただきながらこう書くのは恐縮なのですが、二つ質問いたします。
1 「幅の違う轍」と「輜重を運ぶ」 そして「苦しみ」と
>>501で書きました。この部分を
どう解釈されますか。
ちなみにイチョウと輜重(シチョウ)をかけたのは、どちらかといえば事のついでです。
2 『不特定の「誰か」を思った歌でなく、「あなた」を思っているのでしたら、夾雑物は要りません』
ここでいう「夾雑物」とは何でしょうか。
後学のためにも よろしければご教示ください。
ともあれ、評価ありがとうございます。お疲れさま。
「苦情」
スーパーの
要望苦情の掲示板
見れば
「フライの衣が厚すぎる」
おお
少しせこくていじらしい
嬉しくて
こみあげる笑い
自分と同じ
滑稽な人がいた
>>611 お答えします
1 幅の違う轍ができるというのは、路面が荒れているか、車(輜重)
が傾いているということでしょう。ですから、この場合は、「輜重を運ぶ」と
いうのはなにか辛いことがあったという暗示で、「幅の違う轍」というのは
感情(車が傾く)または、状況(路面が荒れる)が原因で辛いことが上手く
解決に向かわないことの暗示だと思われます。
かなり考えました。
見当違いを言っていましたら申しわけありません。
2 「凍えてつらい人もきっといる」「わたしの知らない誰かの代わりに」
という句があります。読んでいると、ここに焦点が当たるのが先なので
そういう不特定な誰かを思っているのかなと、まず感じたわけです。
それを「夾雑物」と表現しました。
自分は未熟もの故、他の方も、クロスレビューお願いします。
最後に。
>>612はこの書き込みとは関係ないです。誤解されませぬよう
お願いします。リロードしてから投稿するべきでした。
寒い朝は僕には温かくて 温かい昼に僕は凍えていた
誰も・・・誰も・・・誰も・・・
僕をみてないのに
僕はずっと顔を隠してた
君は僕を見てた ずっと見てた
僕が泣いてたのを知ってた
泣きたいときに泣けるっていいね 君は笑顔でぼくに微笑んだ
僕はもう 泣かない。
あぁ・・あぁ・・・
誰も僕を知らないのに 君は僕の事をたくさん知ってる
誰も僕を見ようとしないのに 僕の顔を見て話してくれる
一人だけ・・・一人だけ・・・そう。
君は僕を見ててくれたのに 僕は顔をあげられなかった
泣きたい時になければいいの?
そんなこと僕には もうできないよ
君が傍に居るよ
ずっと居るんだよ
僕は泣けない 泣かない 絶対に
君が・・・好きだから・・・
>>529 だいぶ前ですが
>>431の詩の評価頂きました。高い評価光栄です。
また書いたらよろしくです。
評価自体も客観的で分りやすかったです。
616 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 23:09:49 ID:5ohwIQmm
「たちつてともだち」
たん たん たん たん 階段のぼって
ちん ちん ちん ちん 呼び鈴ならすと
つん つん つん つん 犬の鼻
てん てん てん てん あわてて逃げると
とん とん とん とん 付いてくる
617 :
とん:2005/10/24(月) 23:29:36 ID:HmEA1+Cl
殴られいじめられ
それでも何にも感じず
現実に何の思いもない
非現実に逃げて
うその自分作って
何事もなく一日を過ごす
何にもない一日を
綺麗事でなんてすまない
奇麗事
飛んで生きたい
この空じゃない空へ
この町じゃない町へ
そう思ってたら行けないことぐらい分かってる
わかってるんだよ
けど
生きたいんだよ
618 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 23:32:15 ID:pm69eaRf
女
その華
嗜める
鈍
鈍
鈍
鈍
鈍の味
619 :
名前はいらない:2005/10/24(月) 23:41:09 ID:pm69eaRf
ぬぱぬぱ
あすこ
ぺちょぺちょ
あすこ
ずちずち
あすこ
ちゃくちゃく
あすこ
ねらねら
あすこ
ちゅぴちゅぴ
あすこ
にがして
にがして
あすこ
つかまえて
なんども
なんども
つかまえて
+キスをしたくて+
走るたび 風になびく髪
笑うたび 細くなる瞳
照れるたび 赤く染まる頬
君の全てが可愛くて 愛しくて
手をのばし 触れたくて
顔を近付け 唇をよせたくて
何もかも 全て
僕のものにしたくて 仕方なかった
お願いします。
621 :
名前はいらない:2005/10/25(火) 00:07:11 ID:VEK/tq1w
すこしありきたりな感じもしますが、
いいじゃないでしょうか。
個人的に共感できる気分です。ぐす…
622 :
名前はいらない:2005/10/25(火) 00:08:03 ID:/ZYRQ2cp
(喧嘩の後は)
あなたと話すと疲れる。
同じ国で育ったとは思えない。
あなたは、私の望んでる答えを言ってくれない。
知ってるくせに。
あなたはね、私のモヤモヤしてる姿を見て面白がってるの。
だから、私だってイジワルするわよ。
わざと、知らんプリ。
ほらね、平気そうな顔してても、たばこの本数増えてるよ。
無言の後に笑った方が負け。
だから、顔見て、笑いを誘うの。
ねっ、引き分けでしょ
623 :
名前はいらない:2005/10/25(火) 00:20:27 ID:lTG/lAkq
624 :
名前はいらない:2005/10/25(火) 00:24:17 ID:lTG/lAkq
625 :
名前はいらない:2005/10/25(火) 00:38:15 ID:eKY2HQLX
「懺悔」
ともかく僕はワインをこぼした
それが白ワインだったのは
まだしも幸運だったと言える
赤ワインだったとしたなら
僕は生きてはいなかった
不敬 不敬! 不敬!!
僕から軽薄さと 浅慮と横暴と
ほんのわずかな素直さとを
取り除いてしまったなら
あとには何にも残りません
悲しい程の空虚です
そしてその空虚を
今 僕は生きています
いえ それはむしろ
生きていないと言った方が
まだよいかと思われます
626 :
名前はいらない:2005/10/25(火) 01:32:05 ID:VuBSok6p
(雨のせい)
雨の日は無性にアナタに逢いたくて
あぁあ、明日も雨なら良いのに
できれば、明後日も
だって、もう、天気くらいしか、理由 思いつかないんだもん
「translator25時part1」
階段の最も高い敷石の上に立ちなさい――
――庭の壷に凭れなさい
織りなさい、日光をあなたの髪で織りなさい――
――傷ついた驚きに花束を抱きしめなさい
それらを地面に投げつけたなら――
――つかの間の恨みを目に浮かべ、立ち去りなさい
でも織りなさい、日光をあなたの髪で織りなさい――。
僕が彼を去らせたように
僕が彼女を立たせ悲しませたように
彼は去っただろう
魂が裂かれ傷つけられた肉体から去るように
心が使い古した身体から去るように。
僕は比較ないほど軽やかで巧妙なやり方を見つけるべきだ
僕ら二人にも理解が出来て
笑顔や握手のように単純で不誠実なやり方を。
彼女は去ったが、秋の天候に
いく日も僕の想像力は突き動かされた。
いく日もいく時間も・・・
彼女の髪は腕にまでかかり、そして彼女の両腕には花束がいっぱい。
僕にはどうしてそれらが一緒になるべきなのかが分からない!
僕は身振り手ぶりを捨てるべきだった
時々、そんな考えが
苦悩の真夜中や昼間の憩いに訪れてきては未だに僕を驚かすのだ。
628 :
名前はいらない:2005/10/25(火) 02:19:04 ID:fbyPL01f
風を切っ裂いた
壊れた空はカラカラカ
音までたてて落ちてくる
みんな必死でヒヲトモス
遠くで鐘が二つ鳴り
煙の中から夜がでる
夜がでる
630 :
名前はいらない:2005/10/25(火) 04:05:47 ID:lTG/lAkq
「秋夜」
秋の夜風に
撫でられて
さらさらゆれる
すすきの穂
あなたと逢った
帰り道
やっぱりあなたを
想います
ぼくの呆けた
かおをみて
月がやさしく
微笑ってる
632 :
名前はいらない:2005/10/25(火) 10:43:16 ID:lLUoOYhP
モルヒネ
また空に帰ると知りつつ
やまないこの雨のように
消えてゆく潤いを求めて
僕は、今夜も眠る。
教育と称した
モルヒネを接種
いつのまにか途切れたドビュッシーの音色と、
鳥たちの嘆きが
僕を別のものとしてここに隔離しているんだ。
微かに意識は生きているのに…
>>597 自分の感傷に自分で酔ってしまっているのが分かるので、読み手はそれにあてられて、逆に冷めてしまう。
かなり時代がかってはいるけれど、文章自体にはおかしなところはない。
自分をいかに抑制して書けるかが、今後のキーでは。D+
>>598 あなたと、誰かの面影の関係の説明がないまま進むので、読み手は混乱します。
「最初は誰かの面影をあなたに見ていたのだけど、いつしか『あなた』を好きになっていた。」という筋で良いのかな?
主人公の心情みたいなものが、伝わってこないんですよ。D
>>600 タイトルが謎だなあ。元ネタとかあるんかな、もしかして。ちょっと江戸川乱歩風。
作品として成り立ってはいるけど、言葉自体の緊張感は物足りない。D+
>>600「現代いろは」
ひとつひとつ追うのが、すごくおもしろかったし
最後も笑わせていただきました
天才かもw
苦労のあとがヒシヒシと伝わってきて、もうぅぅぅ(泣いている
ネタだから評価はできないけど、GJ! ♥
「運命」
自分が今 歩いている
それは何故
自分が今 眠っている
それは何故
さっき自分の脳が判断したからか
今自分の理性を制御しているからか
昨日という日も 今という瞬間も
この世はすべて 運命に動かされている
運命という得体の知れないものによって
神が定めたものによって動かされている
>>601-605 何かの演説でしょうか?それとも無線マニアの方でしょうか?
もってまわった前置きだけで、終わってしまっていますが。評価不能です。すまん。
>>609 燃え上がるハートで壁が溶けた・・・、そうですか。
なんか、そんな簡単に解決するなら、最初から悩む必要があったのかいな。
まあ、悩むために悩みたい時期って、みんなあるからな・・・と、やさしい気分にさせられました。D
>>612 少しせこくていじらしい、とまで書いてしまうと、ちょっと説明しすぎだと思った。
「フライの衣が薄すぎる」なら、逆にあった方がよいのだけど。
そっちの方が、いじましい、よねw。日常の切り取り方としては良いと思います。C−
あと、ネタは評価人を混乱させるだけなので、別のとこでやってね。
>>596 最近ssっぽくなっちゃうんだよね……
だからEじゃないかと思ったんだけど、Cは予想外だた
評価ありがとう!
639 :
津軽 ◆.CTyK0zw2k :2005/10/25(火) 14:18:24 ID:pXHrrfj3
「時計台」
カチカチ カチカチ
チクタク チクタク
この音を止めてみたい 時計台にのぼって
カチカチ カチカチ
チクタク チクタク
この音を止めてみた 時計台にのぼって
時計台からおりてみた 外の世界は止まっていた
ピクリとも動かなかった 音の無い世界だった
僕は慌てて 時計を動かした
641 :
@:2005/10/25(火) 15:59:37 ID:oHPHHZaj
空が人を見下している
見上げてやっと空と目が合った
いつまで見てんだよって
空を殴ったらまるで闘志に燃えてる様な姿になってた。
無駄に広くて
開けっ広げな空
いつだって 見てるだけ
なんだって 知ってるだけ
常に傍観者。
やりたいことあるけれど
客は舞台に上がれない。
あやふやな雲も
大きすぎる星々も
幻みたいな昼の月も
全部羨ましかった。
同じ舞台に立ちたいと願ってた。
でも僕は
自分で作った枠の中から
眺めていた。
まるでカメラ撮るジェスチャーみたいな。
642 :
A:2005/10/25(火) 16:01:03 ID:oHPHHZaj
笑っちゃうよね
傍観者だと決め付けて
足下には既に舞台は広がってたんだから。
水溜まりにうつる空
見下したら目が合った。
狭い世界で窮屈かい?
笑った後にばしゃと踏んだ。
天と地がひっくり返った気がした。
643 :
ニャンチュゥ:2005/10/25(火) 16:20:36 ID:0VjDN5Qz
判定おねがいします!!
真っ暗な心にあなたとゆぅ桜が咲いた
その一つ一つの小さな花が・ヮタシに色をつけ・春をもたらした
だけど桜の時は短過ぎて…
春の終りを待たずに散って逝った
>>643 なぜあなたが桜なのかとか
そういう理由が分からないので
感情移入が難しいです
比喩は大事ですが独りよがりにならないように
D-
>>614 「君」を自我の延長としてではなく、他者としてきちんと認識している点は評価したい。
自分の内面にずぶずぶと溺れているだけの作品が多い中で、自分自身を客観視できている。
表現の仕方は幼いけれど、作者がほんとうにまだ若いのだろうから(たぶんね)しょうがないんだろう。
でも、「ああ・・・」とか、「誰も・・・誰も・・・」、のくり返しとか、
こういうのは作品をじめじめさせるだけで、何の効果もないことがほとんど。
一度、そういう手法は絶対使わん!と決めて作ってみたらどうか。風通しがよくなると思う。
あと、最後の「君が好きだから」は、作者としては書かずにいられない部分だろうが、これこそ蛇足。
日記やラブレターならいいけど、他人に読ませる作品ならば、別のしめ方があると思う。C−
>>616 これは童謡として考えていいのかな?
呼び鈴が犬の鼻だった、というのは面白い。けど、オチがあんまり練れてない、意外性がない、というのかな。
子供が「わあっ」と笑い出すようなオチ・・・。難しいけどね。D+
>>617 詩作品というより、つぶやき、のような。
でも、こういうモノの評価って難しい。それぞれが抱えこんでいる切実さには、評価はつけられないし。
殴られても何にも感じない、という境地になるしかなかった日々を思うと暗澹とする。
割り切って言葉のみで評価するなら、D+ 前半部に比して、後半部が弱い。
うその自分、作った自分ではない、もう一人の自分が詩を書かせるのなら、
もっと強烈な何かがこちらに伝わってもよいはず。
647 :
名前はいらない:2005/10/25(火) 17:40:53 ID:Oi7Dxmaa
初投稿です。判定よろしくお願いします!
朽ちた木の枝で彼女は砂浜にイニシャルを刻む
振り向いて何かを求めるその手を僕はそっと握る
彼女はほほえむと
まるでおまじないのように
ゆるやかに指を踊らせて
愛の軌道を描いてた
彼女の肩越しに広がる
青くて広い海から
もう聞こえない波の音が
聞こえた気がした
648 :
名前はいらない:2005/10/25(火) 20:07:20 ID:gOPxPUka
「耳を傾ければ」
表皮に揺れるやわらかな流露
白い腕が捕える感触には 血が滲んでいた
視線の水脈のその先に消える浮雲は
紅く摩り減ってしまう
巌の声でも聞いたように
どの人も 何か を感じた
生活のある瞬間に
紛れ込んでいる 無音
手にとるように分るのは
ある というだけ
ただ耳を傾けて
どうすることもできない
怨嗟の的となり 苦しむものは
側溝で花咲く
暗闇の 蝿の 唸り
口腔に発音された叫喚
その折節に表れるコトバとは
濡れた黒目の剽窃だろうか
この沈黙の許すのは
ただ耳を傾けて
孕まれた人間の鼓動
これを聞く
日暮れてしまったこの町の
焦げてしまったこの家の
開け放たれた夜の窓
街路樹の間を縫って消えてゆく男
手に星屑を握っていた
649 :
海と犬と太陽:2005/10/25(火) 21:01:57 ID:l6VW/KdO
story i never know
If you said so
I would walk toward you
If you said so
I could smile well at you
But you won't say though
I hear you sing songs
Well why don't you gimme a story
Why don't you tell me so
Say nobody sees the story I never know
They've known since I felt you last...
Say I can go forward even though I can't see you then
Let me go forward even though you don't gimme the story
It's not the history of glory, but the meaning of life
I hope so
I wanted to believe so
Even though you were not...
650 :
名前はいらない:2005/10/25(火) 22:29:48 ID:XF4gp9be
カーテン
炭酸の抜ける音を聴きながらチェックのカーテン見つめると
何かゆれた気がして
何かうかんだ気がして
まちがいだ 足のつけねはまちがいだ
今はどうでもいいからだ
651 :
ちこ:2005/10/25(火) 22:57:15 ID:uU8FawsP
<蝶>
羽を失った蝶はどうやって飛べようか
後ろは明るく懐かしい。だけど戻ることは不可能だ。
前は暗く、何も見えない
羽を失った蝶は進むことも戻ることさえもできない
ただただじっと、自分の力が果てるのをまつだけ
羽が戻ってきて再び前に進む
そんな叶うことのない夢をみながら。
「あさきゆめむ」
ところもしらぬやまざとに
ひまもなくさくらのはなのちりいそぐを
いろあわきさくらのはなのひまもなくななめにちるを
あさはゆめむ
さくらのはなのただはらはらとちりいそぐを
はらはらとはなはひそかにいきつきてかせにみたれてなかるるを
やみてまたそのはなのわづかにちるを
さくらのはなのかくもあはれにちるをゆめみしあさのゆめ
めにさやか
2回目の投稿です。判定・批評よろしくお願いします。
おちば
さあさあさあ
かれはは風に乗り 地へ川へと落ちてゆく
さあさあさあ
かれはとともに辺りは冷え込む
さあさあさあ
ああ なんで悲しいのだろう
人もこうやってどんどんちってゆくのかな
さあさあさあ
まっかになったからすうり
夕焼け空を見渡すと
親子カラスが鳴いている
やがて秋もこの風と共に終わってゆくんだな
「心 音」
カンカンカンと叩いたら 音が跳ねると知っていた
好きだ好きだと伝えたら 音がかえると思ってた
踵を返したあの子のなかに
隠されている 鈴の音
摘んで無理遣り鳴らすより
風に吹かせて聞いてみたい
無音で歩く石畳 色付く落葉か流れゆく
僕は想いを隠さない 何度目かの返事を待った
聞きたい聞きたい 鈴の音
僕の鐘が聞こえるかい
君には違う音が鳴るんだよ
肩に落ちた銀杏の葉
とってくれと願ったら
そうっと摘んで 笑ってくれた
落葉がサララと舞う頃に
赤い敷き布 お茶菓子の
抹茶に紅葉 邪魔もせず
さっきの銀杏を足したのは
君のこころが溶けたから?
風が吹いて混ざりあう ふたつの音がこだまする
子供のようにいたずらな 君のもってる鈴の音
「そこにあったもの」
カサカサビニール袋
消えかけてる外灯
闇夜を流れる雲
妙に明るい月
オリオン座
長い階段
それに
ひとりぼっちの僕…
656 :
612:2005/10/26(水) 01:24:55 ID:dPyo1nXF
>>636 評価ありがとうございます。仰る通り、カットするか、「衣が薄すぎる」
の方がずっと良いです。新しい発見がありました。
657 :
名前はいらない:2005/10/26(水) 01:41:52 ID:rdTHlH4E
「犬 vs 猫」
犬は絶対飼い主を裏切らない
だから好きだって
猫の勝利宣言が聞こえた
何でもお互い様ですが
利用されながら利用しているんです
などと女性を見ていて気が付きました
ニャーゴ
658 :
☆ДуμД☆:2005/10/26(水) 03:28:39 ID:gEBcpav+
あのとき私が死んでれば
今とは違う現在(イマ)があった
あれは突然の出来事で
衝撃が身体走って
何を失くして何が在るのか解らずに
ただただ辺りを見渡し
散らばる現実 拾い集めては溶け
あのとき私が死んでれば
あなたの肩はもっと軽く
お薬をどうか与えてよ
永い眠りにつくため
決して羽ばたけない翼を背中に付けて
私は逝くんだから
天国と地獄 死ねばどちらも同じ
あのとき私が死んでたら
あなたは今も微笑っていて
あのとき私が生まれずに
世界が回ればよかったのに
あのとき私が死んでれば
少しは未来に期待できたのに
659 :
believe@:2005/10/26(水) 09:30:11 ID:HZl0euUk
批評お願いします。
悪口が聞こえてきそうで
不安になって耳を塞いだ
好きな音楽だけ聴いて
あなたの声も聞こえない
汚れた部分が見えそうで
厭になって目を瞑った
何も見えない暗闇で
光るものまで見えなくなった
誰にも心を開けないんだ
微笑んでくれるあなたにだって
何一つとして信じられないよ
果てなく続く世界のことも
660 :
believeA:2005/10/26(水) 09:30:45 ID:HZl0euUk
なにかにつまづき転びそうで
恐くなって内に隠った
あなたの声も輝く欠片も
聞こえなくなった見えなくなった
ああ 何かを信じてみたいよ
あなたの声を聞きたいよ
でも 何一つとして信じられないよ
僕に明日があるのかどうかも
さあ
その目を開けて 受け止めて
信じなければ始まらない
やっとわかった
だから もう
傷ついたとして逃げはしない
この目で見据えて この耳で聞いて
輝きも黒色も受け止める
この拳で砕いて この足で立って
ただいつまでも進んで行くさ
>>618-619 作者が同じようなのでまとめとく。擬音を使うのなら、誰もが使うありふれたヤツじゃなく、
もっとオリジナルなものでドキッとさせないと意味ないね。タイトルもないし。
つか、つけるほどのものでもないか。本人もわかってるんでない。E
>>622 どうもごちそうさまでした。それ以外の言葉がみつからんw。
一つ忠告めいたことを言うと、「同じ国で育ったように思えない」という言い方は、
取りようによっては差別的に響きます。たとえ本人にそのつもりがなくても、です。D+
>>625 二連目以降、ワインが消えてしまうので、読み手は置いてけぼりをくわされる。
ワインを比喩に持ち出す必然性があったのか疑問。あと、なぜ「軽薄などなど」が取り除かれたのかも、
ちゃんとわからせてくれないと。読み手が自分の姿も、自然と作品中に見出してしまうように書かないと、
結局、自己満足とかオナニーとか言われてしまうよ。D
>>626 晴れの日は会いたくならないんですか?そんなことないでしょう、きっと。
とすれば、天気は理由になっていないですね。作品としては、根本的なとこで成立してないですよ。
まあ、恋する心には関係ないのかも知れませんがw。D−
>>627 自分なりにがんばってみたのですが、1行も解読できません。よって評価も不能です。
ごめんなさい。別の方、よろしく御願いします。
>>629 風を切っ裂いた、はタイトルでしょうか?それとも1行目?
七五のリズムでもって雰囲気で書き流した、という印象。
カラカラカ、とか、あんまり考えて書いたとは思えない。
作者の立ち位置もよくわかりません。D−
「胎動」
目覚めると、太鼓の音が聞こえていた
温かな黄色の室内を
張りのある鼓動が振るわせた
古い写真をつかもうとしたって
届くわけがないんだよ
埃の匂いがする
白黒の画像が積み重なる
両耳の中をぐるぐると
韻律が巡ってゆく
暗い玄関のそと
高速道路の左右には
四角い部屋ばかり集まるのか
ちょうどいい窪みはどこにもないのか
淡い色の光に捕らえられて僕は動けない
窓のむこうに色が塗りつけられる
基調の青、灰のうえに緑、どんどん、どんどん
街が塗りあがっても僕は丸まったまま、目を伏せたまま
それでも
ひと吹きの風に世界がにおう
音が巡る
そんなにはやくしないで
664 :
☆ДуμД☆:2005/10/26(水) 15:16:49 ID:gEBcpav+
>>658の最後は
あのとき私が死んでれば
少しは未来に期待できるのに
と現在形にしてください。
665 :
名前はいらない:2005/10/26(水) 15:51:15 ID:XbU0aKTY
金をくれ あぁ金をくれ 金送れ え?オレオレ
666 :
666:2005/10/26(水) 16:11:26 ID:WqYVQGeN
赤みを帯びた あなたの姿に 胸躍る
ふとももの辺りだろうか 柔らかな感触
あなたが熱を帯びて黒くなってゆく姿に
僕は必死に口を閉じていた
目を輝かせ僕はあなたをじっと見つめる
あなたには赤のワインがお似合いだ
あなたの中心までぬくもりが伝わったら
僕はあなたに手を伸ばす
そう、あなたはステーキだ
667 :
名前はいらない:2005/10/26(水) 16:22:10 ID:lhQhziJM
まぁ,なんて ステキ な詩なんでしょう♪
668 :
練り物ハンター ◆CNzCJKVCcA :2005/10/26(水) 16:52:43 ID:I8JkpXgv
[衝動]
帰宅中の車の列におはじきを乱射する
開放の最中のアクシデントに
狂乱の人だかり 群れ群れ群れ
俺の五体を引き千切りミートミンサーに詰め
俺をフランクフルトに送り込む
ビアくれ ビアよこせ ナイター見せろ
ダム 城門 結界 その様な物が
ギシミシ 音を蟻の様に這わす
リポーターは俺の言を遮り
聞きてえのか 黙らせてえのか
100万匹のマグロの群れが時速500kmで
一億三千万の群れへ突撃した
丑の刻の雑談はテロリズムに似ていた
>>631 あなたと逢った帰り道/やっぱりあなたを想います、だけでいいんじゃない?
風に揺れるススキだとか、やさしい月だとか、あまりに表現が類型的。いっそないほうがすっきりしていい。
「呆けた」と自分で言ってしまえる感性は好きだけど。D
>>632 中学2年生的というのが、第一印象。
なんだかんだ言いながら、1年後にはきちんと受験勉強とかやってそうw。
空に帰ることを知っている雨とか、教育と称したモルヒネとか、表現がいちいち自己完結気味で、小さくしぼんでいる。
せめて詩のなかでは、ぱあっとやってみたらいいじゃん。D−
>>635 だからなんやねん!と全力でつっこみたい衝動が。
なぜ「すべては運命」と言い切れるのか。その根拠を書いてくれん事には、ポカーンだよ。E+
空などの立つ舞台というものが
いったい何なのか想像しづらいため
置いてけぼりを食らった感じです
立ったら何なのさ?
でも最後は良かった
D
671 :
影:2005/10/26(水) 18:46:37 ID:qzJwUO9y
いつこの幸せが消えるのだろう
最愛の人を目の前に
ふと思うは不安と恐怖
何気ない仕草が胸に痛んだ
ふわり優しい笑顔の影で
思うのは期待と劣等感
大言壮語と偽り
ガラスの靴履き綱渡り
それほど危うく 怖く
心を締め付ける鎖が重く戒める
いつだろう
ガラスの靴が壊れ地に堕ちるのは
いつだろう
重い鎖で心が壊れてしまうのは
消えてしまいそうな程美しい笑顔の前で
心が悲鳴を上げていた
好きだからこそ別れるのが怖くて 不安で
君を幻になんてしたくないんだ
いつこの幸せが消えるのだろう
そう思うのは今がとても幸せだから
673 :
名前はいらない:2005/10/26(水) 19:40:55 ID:ZtSjfTzb
シャッター
走るトラックの荷台に乗って
僕は夢中でシャッターを切る
写る景色はぼんやりと
横に流れた涙だけ
あんなに必死で撮ったのに
なにもきれいに写らなかった
674 :
名前はいらない:2005/10/26(水) 20:31:47 ID:L8Ij3Q+g
669
632です
批評ご苦労さまです。
精神世界で生きる事への憧れと現実社会(共同体)の中で生きる自分。
感性と理性。直感と論理。それが現実社会への恐怖をうんでいる。
つまり、あなたの言ったとうりの状況を表現しようとした。
でも現実社会への不満を書こうなんておもっちゃいない。
なんか流れ的に不満といなされたような、偏見もって批評されたようなきがする。
>608,610
あなたたちは凄い人だ。
未評価(20)
>620 >627 >647 >648 >649
>650 >651 >652 >653 >654
>655 >657 >658 >659-660 >663
>665 >666 >668 >671 >673
>608は評価済み?
「メダリオン」
街が夕暮れに影絵のようになり始める時、
遠くから見える海は、水色の宝石のように澄んでいる
丘の上に聳え立つ
電信塔の威げんある影絵
一つの家の低い石垣に 誰かが置いていった
一つの錆びきったメダルがあった
それは何日もそこに置かれてあった
おれは そのメダルを なんとなく見たくはなかった
ある日、その錆びたメダルは 夕陽の赤い光をうけて
赤々と燃え立っていた 錆びながらも赤々と燃え立っていた
まるで暖炉のように 魂のように それが俺の心にはひどく美しかった
メダルはおれに語りかけた このおれに、もう一度!もう一度!と、
海は変わらず 宝石のように水色に澄んでいた
電信塔は あい変わらず 威厳のある影絵のようだった
>>670 評価ありがとうございます。
既に舞台に立っていたのに自分で作った枠組みから世界を見ていて客のつもりでいたって感じなんですが、わかりにくいですね・・・。
言葉を磨いてきます。
こんばんは。僕でよければ評価します。
>>620 キスをしたくて
単純に理解すると、君に想いを綴ったというものではなくて、自分の欲求を吐き捨てたものになっています。
最後を、仕方ないじゃなく「仕方なかった」で終わるのは、「なにかあった」という余韻を残したかったからだろうか。
だとしたら、物足りない。結果というのは予感を感じさせながらあらわれるものだ。これにはそれが足りないと思われます。
構成もそうだが、この詩はとてもシンプルだ。D
>>625 懺悔 は一連目から説明的にみえます。英文を和訳したときのような不自然な読後感が残る。赤ワイン白ワインというアイテムが後半に関連していると生かしきれたのでは。
いいアイテムはその特性等を混ぜこんで生かせるといい。D−
>>639 童話のような面白さがある。作りに不慣れな感じを受けるので、「読ませる」ための展開の工夫を心がけて。次回に期待。DとD+の中間。
>>679 >>620「キスをしたくて」を書いた者です。
評価ありがとうございます。
「仕方なかった」で終わったのに特に理由はありません。
言われるまでそんなこと考えもしませんでした。
ほんの少しの違いで全然変わってくるんですね。
なんか凄いあー…なるほど…って思いました。
もし良ければもっと具体的なアドバイスを頂けないでしょうか?
>>650 カーテン
カーテンは題名ですよね。かっこでくぐったほうが間違いがなくて助かります。
カーテンの隙間からセクシーな足がのぞいた、と想像したのは僕だけでしょうか。
シュールな「あしのつけね」にエロスを抱きつつも、「つけね」が適切でないかもしれません。書きたかったことがシュールなだけだとやはり意味を捕らえきれない。
たとえば、性欲厳禁な受験生の見た錯覚であるとか。まぁちょっと飛んでますけど。
最後の行が不要にも思えます。D
別の捕らえ方をした人が要れば再評価どうぞー。
>>651 蝶
どうしようもなく希望のない話にできています。前に進むどころか終を待つアンニュイなもの。
一行目と4行目、4行目と2行目は重複しています。むしろ2連目を思い切って省いても内容はあまり変わらず読める。
途中で終わってしまってるような詩はたくさんあります。読んだ跡に何か残るような、もしくは考えさせられるような、展開を望むなら評価はもっと上をいけると思う。D
>>655 そこにあったもの
目線が地面から外灯、雲、月、オリオン座とだんだん見上げていく目線で描かれている。
広い風景に目が止まったところで、僕に戻り、その小ささをより一層孤独に描いているところはカメラを意識しているようでうまい。
「長い階段」何かの暗喩だと思うが、想像を掻き立てるような言葉は見当らない。D+
>>680 具体的かぁ。うーん、1〜3行は目で見た相手の外観的なもの。4〜6、7、8行は自分の欲求(+想いの深さを自己中心的にしたもの)となってますよね。自己中でも己れの汚い部分を書き出そうというのは(共感をえないだろうが)間違っていない。
「思い」だけでできてる詩は中途半端になりがちです。そこにまったくオリジナルな発想でもないかぎり、胸を打つもの、面白みは生まれない。
物語の背景、人物の関係、時間や流れ。完成された詩には修辞だけではなくいろいろなものが物語として成り立ってる。
と、僕が語るのもいまひとつ未熟ですが、作品に目を戻して、起承転結でみても、起だけで終わってます。だからありきたりに見える。
ひとつの作品を最後まで書き通すこと。どうなってどう終わるのか。中途半端なものをたくさんかいても、足踏みしたままで進歩が望めない。
また評価するときも、アドバイスのしようがない。完成させたものからは、いいところ悪いところも評価しやすい。そしてそれは次回作を書く上で参考になります。
>>657 犬vs猫
短くてもなるほどな、と思わせる詩はいい。
はじめの2行を斬って捨てるような3行目がいい。後から2行目のこれを伝えるのに遠回しでもないいいスパイスを与えながらユーモアを感じて読ませる。
最後のニャーゴも隠されたブラックな部分をうまく中和している。B
684 :
501:2005/10/27(木) 00:57:28 ID:U5gvXszI
>>613 どうもありがとうございます。
たしかに輜重を運ぶという言葉で軍の輸卒また苦力を表したものです。
幅の違う轍。これは異国に征服されたことを示唆するものです。
南の 季節は冷たい今日(京) 泣くこと(古都)
虹(日人)がさしかかり 雲の切れ間青天に日照は近づく
それは住宅街を雨照らす 苦しみの異兆(イチョウ)…
「ある種の考えは 護送される途中で心に浮かぶ」
というポーランドの詩人の言い回しがあるそうですが、これは理不尽な恐怖が己に直面して初めて、
事の正体をつかむことができるという意味もあるのでしょう。
それまでの他者はこの時ついに己となり、「あなた」ともなり得るのだが、ことを伝える可能性はもはや
その手から離れ落ちている。
そのような声無き声を他人事としてしいた話者が、その認識を改める過程を表現してみようと思い、
「夾雑物」となった次第です。
685 :
655:2005/10/27(木) 00:58:26 ID:n3RMZ8xt
>>681 評価ありがとうございます
もっと想像力を刺激できるように
単語を選ぶことにします
11日で680って事は一日で60レス以上伸びている訳か、しっかしお前ら暇だな
なんだか
>>684がアホに見えてきた<`∀´>
まぁアレだ、どっちもどっちのレベル どんぐりの背比べだ。無駄な時間使っちゃったゎネヨ
688 :
名前はいらない:2005/10/27(木) 02:22:36 ID:t6VB2lAw
689 :
名前はいらない:2005/10/27(木) 02:27:24 ID:KcRJffOm
>>627 D
「日光をあなたの髪で織りなさい」のフレーズに惚れたよ。発明もんだね!個人的な出来事の詩的描写かな。
しかしやはり、漫画「きまぐれオレンジロード」が浮かぶ。
そんなに苦悩しなくてもいいのに。所詮はライトな読み味と(他人の)物語なのにね。
詩世界に移入はできなかったよ。あなたの文を読む楽しみは多いに感じるが!
句点読点に違和感あり。意図してください。
題「translator25時part1」をトランスレーションとしたらいかが。装置にこだわる意味がわからない。
最後まで花束がなにを暗示してるのかわからなかった。憧れの彼女の結婚かな?
疑問ばかりがうまれる希有な読み味だ。
>>647 Dー
障害者同士の恋人かと。耳の不自由な僕と、目の不自由な彼女。とりたてて感動のない詩でした。
舞台は浜辺で登場人物は恋人ふたり。僕のモノローグは続く・・。
言葉使いも描く風景もおさない。劇的を仕掛けるとロマンチックな雰囲気が出せるかも。
過去形と現在形が混じりあってます。統一して下さい。よく精査してからの投稿を望む。
>>648 D+
助詞をきちんと精査してみて。あなたのセンテンスの冗長さは、あまりうまくないから。
これはヤバい詩ですかそうですか。こちらまでじわじわと病的になりそうで怖い。
そんな怖さを含んでいるこの詩に罪の独白と罪の状況描写以外はなんにもない。空白さえ感じるくらいになんにもない。
使っている語句に感性あると思う。けど意味背景を多分にもつ語句をもっと生かしてあげて。
針の切っ先を感じさせるような鋭い詩、であなたの想いを結晶できたら高得点あげます。
ぴぃ ぴぃ
私は何度も乞うてみる
早く 早く と乞うてみる
何を言っているの?外に出れるじゃない
危険な外には出たくはない
餌を貰う毎日も楽しくない訳じゃないからね
ぴぃ ぴぃ
私は何度も乞うてみる
早く 自由を と乞うてみる
>>649 D
物語のわりに言葉が堅いと思った。わざと言い回し堅くしたのなら失敗かも。
もしもとか過去の時制ばっか。今は希望ばっか述べて。
「信じたい、だのにあなたときたら・・」って悲しいね。未練たらたら。
過去にばかりこだわってないで立ち直ってね。詮索ばかりしてないで想いを断ち切れば。
なぜ英語?
韻はたいへん意識できてます。嫉妬に狂う内面の独白形式も安易。もっと内容を深めてはいかが。作詞ならそこそこよいよ。
読み違えてたらすまそ・・。
>>652 D
なぜにひらがな?たいへんに風情があり詩情ゆたかだが・・なにか引っ掛かる。
「ゆめむ」という用法があるのか疑問だ。〜みる、から作り出した造語かな。らりるれ抜きはありがちかも。
さくらさくらさくらちりちるはらはらはら、らりるれの繰り返しが嫌味。
描きだした風景が、はなの緩急つけて散る風情ある様子で、さらに夢落ちで、よいけどねぇ。
もっと日常生活しているまわりの物事を詩世界の背景に織り込んでみては?
古文の有名な詩だったらすまそ。
>>653 D
秋の訪れと、短い秋を惜しむ詩ですね。
漢字がすぐおもいつく言葉までひらがなにしてある。言葉を読んで漢字に変換したあとひらがなに変換したので相当負荷かかるよ。
そして「さあさあさあ」の頻度がうざい。
ある程度の適度さでもって配分してください。
素朴感あるが味わい薄かった。まんま情景描写そして感想の定番パターン。
たとえばだけど感想を入れないで情景のみで気持ち伝えられないかな?
[いらずやま]
不規則な歩幅
手足が寒くて
帰れない玄関
夜空が黒くて
出せない感情
傍に居たくて
起きれない朝
太陽が明るい
693 :
名前はいらない:2005/10/27(木) 03:58:19 ID:KcRJffOm
>>608 Dー
しみる・・て切実さが出ている。いちごみるくは意味をたくさん含めたものだね。
(感覚:甘さ、赤と白の色彩や意味の対比、飴玉で舌を切るおもいで、女の子etc.)
みじかいだけに深読みできるが、本人は「ああ、まんまの意味だよ」とか言いそう。実際そうであろう。
独り身の切実さを三行に凝縮しただけ。ただそれだけの三行。
>>665 Dー
カネがほしい、から連想して綴った言葉では。
をくれ→送れ オレオレ これで本当によかったのか?
遅れや後れでも作れたはず。連想にただ甘えている。
もっと書き込む前にじっくりネタ練ってください。
詩はネタにしろ技術にしろセンスにしろ職人業だと・・思うよ。
>>662>>689 評価ありがとう実はこれ、題にもある通り
TSエリオットの「La Figlia che Piange」って詩を単に僕が適当に翻訳しただけの作品で
エズラパウンドが若い詩人に翻訳を薦めてるって話を読んで早速やってみた
んで、書き終わった後にプロの翻訳と見比べて答え合わせをしてみたら、いくつか深刻な誤訳があって
その他僕の技術の未熟さもあり、こうも読みづらい文になってしまったんじゃないかと思います
ちなみに原文は↓
STAND on the highest pavement of the stair--
Lean on a garden urn--
Weave, weave the sunlight in your hair--
Clasp your flowers to you with a pained surprise--
Fling them to the ground and turn
With a fugitive resentment in your eyes:
But weave, weave the sunlight in your hair.
So I would have had him leave,
So I would have had her stand and grieve,
So he would have left
As the soul leaves the body torn and bruised,
As the mind deserts the body it has used.
I should find
Some way incomparably light and deft,
Some way we both should understand,
Simple and faithless as a smile and shake of the hand.
She turned away, but with the autumn weather
Compelled my imagination many days,
Many days and many hours
Her hair over her arms and her arms full of flowers.
And I wonder how they should have been together!
I should have lost a gesture and a pose.
Sometimes these cogitations still amaze
The troubled midnight and the noon's repose.
695 :
1/2:2005/10/27(木) 08:36:42 ID:KcRJffOm
>>694 >>627のリライト
「 階段 」
上階の踊り場に立ち
花瓶へとつかみかかる
彼女の髪が陽をうけて
はらりはらりと
光を織りなした
ひきつった癇癪に
花を抱き
いちべつくれて颯爽と
地面をたたく
彼女の髪が陽をうけて
はらりはらりと
光を織りなした
それからの僕は
父を遠ざけ
母を悲しませたままだった
そして父は出ていった
それは
魂が傷ついた肉体から去るように
心が使い古した身体から去るように
696 :
2/2:2005/10/27(木) 08:37:28 ID:KcRJffOm
探せばよかった
もっと正しくうまく
共に分かりあえる方法を
どうにかして
素直で気のおけない
笑顔や握手できるように
彼女は逝ったんだ
秋の天候に
いく日も
僕の回想はくり返される
いく日もいく時間でも
彼女の髪が腕にかかり
はらりはらりと
抱いた花にまで・・
僕にはどうしてそれらが
一緒になるべきなのか
分からない
僕はポーズを捨てるべきだった
時々、そんな考えが
苦悩の真夜中や昼間の憩いに
訪れてきては未だに僕を驚かす
697 :
名前が欲しい1:2005/10/27(木) 10:31:11 ID:zf2qxg3i
『夏祭り』
下駄の鳴る音 仲間の笑い
響く囃子に 君の横顔
他愛もない話で盛り上がり
下ネタを連呼し顰蹙を買う
ヘリウム声で笑い転げて
花火を見ずに君に見とれる
ずっと続くと思えた時間
いつもいて当然だったヤツらでも
一人一人と輪からはなれて
約束ばかり増えていく
二人で君に憧れて
固い約束一つ交わして
アイツもまた去って行く
またやって来た夏祭り
きっとみんなも来るはずと
一人の川原に日が落ちる
見上げた星にこぼれた涙
遠くで聞こえる祭りの囃子
草を枕に星を眺める
ふと対岸を歩く一人の浴衣
あっやっぱりと叫んだ君が
橋を渡って駆け寄って来た
698 :
名前が欲しい2:2005/10/27(木) 10:33:28 ID:zf2qxg3i
いつも通りの夏祭り
二人のことを除いては
何も変わらなかったから
何も言わないことにした
テキ屋の声に 屋台の匂い
揺れるヨーヨー 君の横顔
擦れた肩はすぐまた離れ
触れた指もすぐまた離れ
馬鹿囃子が終わりをつげる
君との最後の夏休み
祭りの帰りの川の土手
残っていた線香花火
ふと思い出すアイツの約束
忘れていたい固い約束
出かかる言葉をすぐ飲み込んだ
君の横顔 線香花火
水面の月に 流れるライト
火種が落ちて静まりかえる
交わした約束
抑えた心
699 :
名前が欲しい3:2005/10/27(木) 10:34:03 ID:zf2qxg3i
君の笑顔に揺れるてる心
赤い金魚 飛び交う蛍
アイツの約束 君の横顔
ずっと続くと思えた時間
二人の川原に
また星が降る
守った約束
抑えた心
ある夏の日の物語
700 :
名前はいらない:2005/10/27(木) 10:59:32 ID:6Cns0E2o
「空模様」
空が黒く染まると 早く帰りたくなる
街が白く染まると すごく寂しさ募る
公園を通り過ぎ 向かったその先には
誰もいない家があり 僕は鍵を開ける
「ただいま」を言う相手もいない そんな暮らしの中では
誰かの声を安らぎに変えたい それだけのこと
人が恋しくなるような空模様 すぐに街を変えていくんだろう
誰かに会いたくて仕方ないけど 外に出るのはやめた
空が黒く染まって 外に出たくなくなる
街が白く染まれば すぐに寝ちゃうんだろう
そんな時届いた電話に 心揺さぶられ始めた
「今から会おうよ」というその声で 家を飛び出す
人に会いたくなるような空模様 すぐに街を染めてしまうのだろう
でも誰かに会いたくて仕方ない 寒さは我慢できる
笑い声響いてる暖かな部屋 誰かと触れ合う喜びが分かる場所
人に会いたくなるような空模様 すぐに街を染めてしまうのだろう
誰かに会いたくて仕方ないから 寒さは我慢できる
「ぼくは かみだ」
やまおり たにおり
じゅんばん どおりに
じぶんを おって きたはずなのに
どこで
まちがえて しまったんだろう
さいしょから やりなおすにも
のりが かわいて
やぶれそうに
いたい
きょうも
ガサゴソと ごわつく
からだを さすり
おかの うえで
ゆうひを ながめる
きれいに おりあがった
つるたちが かぜと
そらを よこぎって ゆく
めを おろすと
だれもいない まっしろな まちに
ぼくの いえの あかりだけが
とおくに きいろく みえている
702 :
:2005/10/27(木) 16:31:11 ID:WaFywScM
「愛しい人」
この気持ちを見せてあげたい
はぐらかすのが 得意なあなたの
そんな言葉が 泣きそうなほど嬉しくて
出来ることなら その胸にナイフを突き立てて
切り裂いて その想いを見たい
あなたは 笑って応えるから
切り裂いてよって
その腕の中で 眠りについて
あたしは あまりにもやすらかで
大きな大きな魚に
海の底で 食べられる夢を見ました
さよなら 愛しい人
さよなら 愛しい人
目が覚めたら キスをしよう
その心 あたしには 永遠に見えないから
703 :
MMMM田中:2005/10/27(木) 17:14:27 ID:ECLIRas1
夢追いかけて何も見えなかったあの頃
回りの優しさに、暖かさに気付けなかった
でも捨てれなかった諦められなかった
そして何度も傷つけたいつも守ってくれたあなたでさえも・・・・・・・・。
叶うと信じて走り続けた夢のレールはもう見る事は出来ないのかな?
もう一度走りたくて立ち上がる
またみんなに迷惑かけるかな?
でもやっぱ捨てらんないあきらめられない
そしてまた誰かを傷つける。いつも守ってくれるあなたでさえも・・・・・・・・
もう今はあの時見た夢のレールは見る事が出来ないのかな?
もう立ち止まろうかな? 自分に問い掛けてみる
なんど聞いても答えは変わることなく同じ返事
まだこんなもんじゃないだろ? 叶うと信じて走り続けよう 夢のレールのゴールを目指して
「夏の証人」
あぁ僕は見た!
空が夏を食べてしまうのを!
彼という存在と私という存在が
手と手を取り合ったとしても
その時だけしか存在出来ない
手を離したその瞬間から
私は霧の中で彷徨うでしょう
ただ、神のみが存在を知り
私を太陽の下へと引きずり出して
真実の存在を知らせてくれるのです
耳元でそっと
>>669 評価ありがとうございます。
「表現が類型的」との指摘、実に的確だと思います。
自分だけの言葉をさがす(創造する)のは難しいことですね。
これからも精進します。
「散華」
狂い咲いて
咲き乱れ
あとは散華を
まつばかり
わたしのこころは
ふたひら、みひら
桜の様に
散るのです
>>682 >>620「キスをしたくて」を書いた者です。
読み返してみたら確かに中途半端な感じがしました;
書き直してみたいと思います。
ありがとうございました。
冬空をなにをするわけでもなく歩いている
全てが虚しい 生きる理由も 死ぬ理由もない
全ての人は寒空の下ふらふらとさまよい歩く
虐げられたノラが身を寄せるように人は愛求め人を愛する
だが人はたしかな愛しかたさえしらない
未評価(21)
>654 >658 >659-660 >663 >666
>668 >671 >673 >677 >690
>692 >695-696 >697-699 >700 >701
>702 >703 >704 >705 >707
>709
711 :
hallu:2005/10/27(木) 23:29:50 ID:ulqNTF4c
『何十年後かの星』
''今日、君が生まれた日だよ'' ''今日、君が宝物になった日だよ''
笑いながら僕にささやきながら顔を隠すように枕を抱いた
近くに居る時間が長過ぎてあなたの僕に対する激動の日々を
ガラスボールみたいにキャッチ出来なくて 傷つけてごめんよ
''今日、パパになった日だよ'' ''今日、あなたの背中を感じた日だよ''
1枚の写真に語りかけて あなたという生き方に泣いたよ
いつしか手もふにゃふにゃになり宝物を抱く事が出来なくなっても
触れ合う事じゃなく感じ合う事で手になればいいな あなたのように
世界で一番輝く星は幸せな時を奏でる
教えられたように星の探し方を教えて
父親という重さを感じる今日この頃で
あの星は何十年経っても輝いていて
712 :
お願いします:2005/10/28(金) 00:19:08 ID:NTcAfhAC
綿毛がフワリと道路に落ちた
すぐに車がやってきて
おそらくそれに気づくことなく
踏んづけて遠くへ消えていく
君は誰にもわかってもらえないまま
今頃嘆いているのだろうか
風のメロディに乗って彷徨って
やっとたどり着いたこの道の上
君が初めて地上に着いて
そして夢見た希望の光
その像は今どこにある?
たった今消えてしまったの?
きっと僕は今日を忘れてしまう
この小さな命の儚さを夢だと錯覚するように
今まで繰り返されてきた単純な毎日と
何も変わらない木曜日の出来事
流れゆくものに
そっと小石を一つ投げていれてみる
ポチャン
小さな音とともに広がる波紋 生まれる泡ぶく
ああ愉快だ
時が経ち 波紋が消えて小石の存在も消えてゆく
失望感が身を包み 収縮する心
投げなきゃ もう一度
何かを投げなきゃ
変わらぬものに
そっと小石を投げいれる
石を変え 飽きずに
何度も何度も
同じ事を繰り返す
それを無駄だと笑う人がいるのだろうか?
>>697-699 D+ 「ふと対岸を歩く一人の浴衣 あっやっぱりと叫んだ君が」 糞UZEEEEE!! うぜーうぜー
「草を枕に星を眺める」つーか虫が服の中に入んね?んで都合の良い君の登場、監督気分に浸ってますせんか〜?
最後の夏休みってなんで最後とわかるの?学生?そんなんで数匹ずつ輪から離れてくのぉ?嫌われてるんだネ
「揺れるてる心」新語ですか?常に時代を先取りですね(^^) つかこの作品エロゲのシナリオにでてきそうな作品で(ry
誰も居ない川健康な男女二匹でなにやってんのよ雄らしくないわね、一人で祭りにきた君ってのもなんか悲しいなw
二人の川原に また星が降る マジウゼ……。つーかこれは詩か?そーなんだな?オリジナルティないからCあげません
>>700 D+「街が白く染まると すごく寂しさ募る」俺の場合は逆ですがなにか? 誰かの声?ヒント、TV
冷え性の人は大変ネ 父親からの電話でそこまではしゃぐなんて非常に温かみのある家族ですね(^^)
「公園を通り過ぎ、誰も居ない部屋」なんて何時も通りなれた道ではない様な言い方ですネ 意味深。
「でも誰かに会いたくて仕方ない」どんな生活だよwwwニートかよww駅のホームレスでもいいのネ
「笑い声響いてる暖かな部屋」ぁぁ老人ホームか。高齢にもなってポエム板で作品投稿とは珍しいですね
つーか寒けりゃジャケットでもちゃんちゃんこでも着ればいいだけの話だろーがYO ああやっぱ高齢(ry
>>701 良作 他の評価人の意見も見たいから放置 俺ならCランク。お前は詩作に自信を持っていい
>>702 D 応えるのか、まぁどっちでもいいが。 あとこのスレは夢診断やってんじゃねーんだよボケ
いいわぁこの主張溢れる表現力!ポエムってのはこーでなきゃネ センスねーけど(´Д`)ハァハァ
心が見えないからさよなら、胸を引き裂き殺害しといてさよなら、その想いがウンコだったからさよなら
まぁ見ようによっちゃなんとでも言える内容だなw なんだか内容がないようだ そんな事ないよう
都合の良い"彼方"が居なきゃ作品作れないってのもな、つーか胸にあるもんなのか、頭割れよ頭をよ
魚の胃袋の中でわざわざ「目が覚めたら彼にキスするニダ」とは訳の分らん夢だw やっぱ芯でいいよ
>>703 D 何も見えないのならなにもできんなぁ 「何も」で省略する技術力、もぅウリは悲しいゎ
お前さぁ母親を何度も暴行してまで夢を追いかけるなんてここで発表されても俺達正直困るんだけど??
そのレールは山手線みたく一周してるんですけどね。。レールうんぬんミスチルの影響かしらね
つーかレールなんだから走らんでも台車作って乗ってけばイイジャン?走る?少年漫画の読みすぎw
そこまでしてエロゲをインストしてプレイする夢なんて見んでええよ、俺のパソなんて家族用だぜ?
>>704 E いや、その日は雨でしたよ
>>705 E+ 霧の中彷徨っててどうやって彼を見つけて握手すんだよww都合よすぎwwっうえwww
あーくだらないくだらない 自分の力量で作品が作れない凡人はすぐに「君、彼方」 あーうざい
んで神ってなに?アラー?ユダヤ?作品を公表するに辺り作者は説明義務責任がある 質問に答えろ
「実は、、彷徨っていた霧の中は室内でしたー!!」といわれても面白くもなんともないな、なにコレ?
「耳元でそっと」だのお前の自由だが都合よく日本語が通じるって事はアレフかw 仏教はタイだしな。
お前の言う彼って駅のホームレスと解釈してもOK? まずお前は作品を投稿する必要がない 邪魔 市ね
>>707 D- 「狂い咲いて、咲き乱れるのよ。終わり」貴様の心情くらいお前の言葉で示せカス
よく見る「狂い咲く」って単語どぅ狂っているのかね、ググるとヒットしまくる腐りきった表現
どうして凡人は疑問に思わぬかね、桜のように散ろうが貴様の勝手だが冒頭で狂ってたのはなによ?
冒頭の狂って咲いてるのはお前の心情なのか公園にでもある桜なのかどちらとでも取れる、技術力0
「こころ」の一言で省略、桜がどーので自分の力で勝負も出来ない 才能なし ゴミ
>>709 E+ そうか、お前はアリクイが屁をこきながら白蟻を食べてるのも悲しいのか、重傷だな
ブッブー!!地球の裏側は夏だから全ての人ってーのは間違いでーす!! やーぃ!! <`∀´>バーカ ボケ
ノラって猫?亀?お前の母親はお前を愛していなかったのか?ん?売春婦の母親を持つと苦労するんだなpu
なにが「だが」だよw 冬だからなんだっての?夏なら愛し方知ってるとでも言うのかw さっさと市ね豚
>654 >658 >659-660 >663 >666
>668 >671 >673 >677 >690
>692 >695-696 >701 >711 >712
>713
ハイ 未評価16
717 :
名前はいらない:2005/10/28(金) 00:43:14 ID:ca53Gzya BE:278428875-#
a
「歩道」
アベックだ
ちぇ
やけるねえ
またアベックだ
う
がんばれよ
白い流星群
勢いを前にして
理性は紙切れのように舞うしかなく
熱は加速して 脳は常夏と化す
踊り狂って 手の動きに翻弄される夜
あらゆる感覚が消えて
初めての僕は単純作業を繰り返すだけだった
それでも泉は湧いてきて 下らない感想を呟く
互いの言葉に酔いつぶれて 前後不覚に陥る
やがてただのリズムへと変わっていく
最後の最後 僕は動きを止めて 力尽きた
白い流星群が未来を襲う
白い流星群が未来を襲う
でも 透明の盾が防いで ハッピーエンド
だが 何の意味も無くなってしまった
「青い魂」
星星からよだれのように垂れる甘酒が
おれの疲れたる 瞳のうるみを包みこんで溶解させた
魂は肉体よりも ずっと高い所に伸びていた
その星星に向かって
俺の夢の翼は ひどく痛みきっていた
その場所で おれは甘酒を飲んで
いっそ溶けてしまいたかった
意識を肉体にとりもどすと
青く燃えたつ魂のように
無数のひなげしが おだやかな風に揺れていた
そして、野原も揺れていた
やがて、疲れは、心地よい疲れとなって
おれは、生の故を取り戻した
721 :
名前はいらない:2005/10/28(金) 00:57:40 ID:NTcAfhAC
◆UnderDv67M
以外の、まともな評価人いないのか?
『モラトリアム』
街がオレンジ色に変わる頃
堤防を歩く二つの学生服
染めた髪が更に染められて
痛々しいほどに赤く光っていた
その瞳が写す
雲はゆっくり流れて行って
波は絶えず寄せては返す
自然の流れに従って
二つの鼓動も時を刻む
このまま鼓動の数が増えていって
いつかは止まってしまうんだろう
だけど今だけは
妙な焦燥感も倦怠感もなくなって
静かに燃える世界を焦がれていた
>>721 アンダーがまともでないと言いたいのか、
アンダー以外の評価人がまともでないと言いたいのか、
微妙なレスですね
724 :
ボトルネック( ・ω・) ◆P350za861k :2005/10/28(金) 06:20:42 ID:tiaBodD0
>>723 「〜以外の、」
…と読点をわざわざ打っているところが前者くさいな。
後者なら「〜以外"に"」と書くだろうしな。
>>721 頼めば再評価もできますよ
コテ指定はできませんが
726 :
721:2005/10/28(金) 07:31:37 ID:NTcAfhAC
>>704 すみません
再評価希望します
Eでも受け止めますが
もう少しどこが悪いのか知りたいです
728 :
707:2005/10/28(金) 08:51:10 ID:PDoXfIy5
>>715 評価ありがとうございます。
口は汚いけど、評価は的を得ているんだなー・・・
729 :
701:2005/10/28(金) 11:28:49 ID:d026Wvpg
>>714 評価をありがとう。同じ作品を別のとこに貼り付けたら、100点満点の8点だったよw。
まあ、よい評価もわるい評価も、それぞれ的を得ている部分があると思う。
なので、以下の評価も同じように考えてねん。
>>654 ちょっと金子みすずっぽい、というか元ネタにひっぱられすぎ、と思った。
人がそれぞれ持つ自分だけの「鈴の音」、二人の恋の行方、この二つの要素がうまくからみ合っていないので、
曖昧模糊とした印象だけが読後に残ってしまう。七五のリズムも中途半端。やるなら徹底して欲しかった。D+
>>658 素直に読めば、「事故か何かで重大な障害を負ってしまった主人公が、家族の負担になるのを嫌い、死を望む」という内容。
作者が本当にこのような状態にあるのか、それとも完全な創作なのか、ここでは詮索しない。じゃないと評価なんて出来んわ。
4連目まではよく書けていると思った(特に2連目と3連目)が、5連目「お薬を〜」で途端に感傷過多の文体に。
特に、「決して羽ばたけない翼をつけて私は逝く」はちょっともう勘弁して!という感じ。
同じ内容でも、それまでのような抑制の聞いた書き方が出来ていれば、その後の「天国も地獄も死ねばどちらも同じ」という決めが、
もっと強く響いていたと思う。C−
>>659-660 延々と悩んでた割には、読み手を放置したまま、何の説明もなく最後に急に立ち直るんだなw。
構成の仕方について、提案をひとつ。
最初に、一番最後の連を持ってきて、次に過去のどうしようもなかった自分を語る、というのはどう?
サビから始まる歌をイメージしてもらってもいい。唐突さは、かなり減ると思う。
ただし、「信じることの強さ」の意味と大切さを、ちゃんとキミだけの言葉で表現できてないとダメだよ。
今の内容では、厳しく言うと中学生の戯言にしか聞こえないから。D−
>>704再評価
空が/夏を/食べる、という言葉の並びに、作者は意外性や面白みを感じているのかもしれないが、
そんな新鮮な表現じゃない。「夏が/空を/食べる」の方がいいくらい。
あと、作者の頭の中では、その瞬間の空の情景がありありと浮んでいるのだろうけど、読み手には映像も感覚も何も伝わってこない。
「空が夏を食べてしまう」としか書かれていないのだから、それは無理というもの。
「とうとう見つけたよ/・・・何を?/永遠/没陽(いりひ)と一緒に行ってしまった/海のことだ」という一節を、参考に挙げておく。D−
>>701 再評価ありがとうございます
確かに想像しづらいですね
夏の終わりを上手く表現したかったのですが…
推敲します
732 :
ラフレス ◆sH5oy/3qJM :2005/10/28(金) 15:49:40 ID:lRO15UNA
愛だ恋だなどという曖昧な感情が束になって
真実面する現状を理解出来ない僕
蜘蛛が一本一本巣を張り巡らせるように
君は僕を追い詰める
完成した君の住みかは
夜空に落ちそうになる僕を受けとめる
いっそ委ねてみようか
全てを
>>729 >同じ作品を別のとこに貼り付けたら、100点満点の8点だったよw。
あんまり気にしなくでも良いと思うよ。ぼくも良作だと思うし。Cプラスはあると思う。
あそこのスレの採点者に合う作風の人と、合わない作風の人がいると思う。
「明日は黄金時代」
例えば雨上がりのさようなら
僕らはオレンジを投げ合った
例えば踏み切り越しのさようなら
くぐり抜けると僕はどこにもいない
ありふれた話
偶然とSpit on a stranger
滑走路の上 花びらが散って
傘もささない投げやりな僕ら
彼女の本に君のことが書いてあった
排水管の写真だった
曲線を支える指先から
虹を見失う完璧な午後は始まっていた
高く高く
光より速く
銃口とSpit on a stranger
滑走路の上 花びらが散って
ずぶ濡れで笑う投げやりな僕ら
投げやりな僕と投げやりな僕ら
笑え 笑え 笑い飛ばせ!
振り返れば
非常口の蛍光灯 弱々しくも点滅していた
735 :
名前はいらない:2005/10/28(金) 16:38:17 ID:3OVOSg3l
「コスモス」
もし石を空に投げて 星一個に当たったら
ハレツしちゃったらどうしよう? やっぱり僕のせいなのか
それともUFOにぶつかって 短気な宇宙人どもが
怒って僕のことをさ 捕まえになんか来たりして
頭のはしっこの やらかいところが いつまでも夢を見続けるために
あぁ 科学者よ今すぐに 宇宙の研究をやめて
どうせ 全部の解明なんて ヒトにはできっこない
けど 仮にもし すべてが 見えてしまったら
この行き場のない 夢と期待をどうすればいいのさ
もし手を空に振って 宇宙人が気づいてくれたなら
友達になれるといいな それとも撃ち殺されるかな
どう転ぶかなんて僕には さっぱりわかりません
でも 研究室で思案しても さらにわかるハズないよ
人々が悩んで 考えてそれ以上の 可能性を秘めた宇宙なんだから
あぁ 科学者よ 今すぐに 宇宙の研究をやめて
どうせ この宇宙の姿など 図にかきあらわすことはできない
けど 仮にもし描けるようなモノであれば
この 行き場のない 苛立ち悔しさを どうすればいいのさ
すべてを知った人々は 宇宙に標識を立てるだろう
そして信号 立てるだろう
なんてことすんだ!
宇宙に マニュアルは要らない
「世界」
「ねぇ黒いタイルの上で 何を思って身体焦がすの?」
「私達の夢みた冗談の世界はここでしょう?」
So you gotta, another world, 未来まで借りて
Go alone, where I live, いつもより痛いよ
みんなonly lonely 気づいてた
Come back to me 同じこと
誰より 君がいて
僕は僕を映せてた
[あぁなんて甘い世界か それとも哲学のunreasonableか]
例え話 いつだったっけな
君を蛇にして死にたいと言ったのは
たぶんeasy crazy 海辺には
たくさん warning 建っていて
Come back to there 追い戻す
"let it be(アルガママ)"な人々を
例え話 誰だったっけな
世界を巨大なケーキと言ったのは
どこもBlack & Clock つまらない
いつだろうと同じこと
誰かのために今
命を捨てて 祈るまで
>>733 サンクス。
>>704 推敲のためのアドバイスとして追記。
いまのままだと「空が夏を食べてしまう」の夏を、春や秋や冬に入れ替えても成立してしまう。
「夏」の終わりを感じさせたいのなら、それではイカンよね。短詩において、その種の表現の曖昧さは命取り。
それと、「ああ 僕はみた!」なんて時代がかった前置きもやめたほうがいい。
わざわざ断らなくても、作者が見た光景を表してるのは、誰がどうみても明らかなんだから。
「supernova」
熱が出たりすると気づくんだ 僕には身体があるって事
鼻が詰まったりすると分かるんだ 今まで呼吸をしていたこと
君の存在だって 何度も確かめはするけど
本当の大事さは 居なくなってから知るんだ
伸べられた手を拒んだそのときに 大きな地震が起こるかもしれない
撫でられた手を守ったそのときに 守りたかったのは自分かもしれない
君の存在だってもうずっと抱きしめてきたけど
本当に怖いから離れられないだけなんだ
人が話したりすると気づくんだ 伝えたい言葉が無いってこと
適当に合わせたりするとわかるんだ 伝えたい気持ちが負けってこと
君の存在だってこうして伝え続けるけど
本当の有難うは有難うじゃ足りないんだ
僕らの時計の中一つだけでもいいから
本当つかみたくて本当届けたくて
星を数えてみると気づくんだ 些細でも歴史を持っていたこと
それとほぼ同時にわかるんだ それにも終わりが来るって事
君の存在だっていつでも思い出せるけど
本当に欲しいのは思い出じゃない今なんだ
君を忘れた後で思い出すんだ
君との歴史を持っていたこと
君をなくした後で見つけ出すんだ
君との出会いがあったこと
誰の存在だって世界では取るに足らないけど
誰かの世界はそれがあって作られる
君の存在だって何度も確かめはするけど
本当の存在は居なくなってもここに居る
僕らの時計は止まらないで動くんだ
>>738 バンプの新曲ですよね。
そういうのはよくないと思いますよ。
740 :
名前はいらない:2005/10/28(金) 21:05:29 ID:NTcAfhAC
バンプ糞
「マツノキが枯れた」
いつか大きな花が咲く 誤った確信を抱いたまま
毎日マツノキを眺めていた 飽きなかった
でもマツノキ枯れてしまった 大きな花も咲かなかった
いつしか僕もマツノキになっていた 大きな花を夢見ている
咲かない花 僕も君と一緒に枯れてしまった かなわない願い
それはマツノキの 僕の夢 枯れた時に忘れてしまった
お願いします
まわりに世界があるのはいい
そして隣にあなたがいたら何よりもいい
「模索」
あの雨雲の向こう側に 探し物があるんだ
ずぶ濡れになりながら その大切なものを探している
いつ見つかるかはわからなくても 水滴と共に涙が流れても 探したい 大切なものだから
>663 >666 >668 >671 >673
>677 >690 >692 >695-696 >701
>711 >712 >713 >718 >719
>720 >722 >734 >735 >736
>741 >742 >743
>738バンプの新曲
未評価23
kjfgん;あんgなlfgなldgml
あsdjsldfんmslkgmldkg
あんsjんg;んdg;lkmglkfmsd
あsldf;lsdflkmfmlkfまd
あ;sdんg;lsdん;glksmgksdg
ふぁえdんがjsんdgんど;いfmんごじm;fcg
746 :
やさしいあくま:2005/10/28(金) 23:28:20 ID:4znAxIRL
>>729さん
>>654書きました。評価ありがとうございました。7、5調、そういえば書いててあまり意識してませんでした。
アドバイス参考にして書きなおしましたが、評価たまってるので、控えておきます。
747 :
名前はいらない:2005/10/28(金) 23:33:19 ID:mDr6b5Yq
月は
いつもより
大きく見えた
月を
自分のものにした
海
自慢しているのか
ゆっくりと
揺れた
あたりは暗くて
心細かった
おおきな月と
おだやかな海と
にんげんの皮膚
もう勝てないだろうと
思った
きれいな体温は
ゆらゆらした月へと
流れた
目から何かこぼれても
何も変わることなんて
なかった
748 :
名前はいらない:2005/10/28(金) 23:44:09 ID:ZJIACJLK
>>737 なるほど夏の終わりを自分らしく暗示して
最後にその言葉を持ってくる構成にしようと思います
重ね重ねありがとうございます
ぼちぼち評価します。
>>735 コスモス
最初の1、2行から文の整理が必要と思いました。不粋なことを言うが、科学者は君の夢のために研Qしてるんでないと言(略)
宇宙は宇宙という不思議なもののままがいいという子供心が少しわがままにかかれている。
詩を見る前に内容にツッコミどころが満載で正直困ったので、他の人の評価も聞いてみましょう。
僕はD
>>741 マツノキ
松の木を選んだ理由がわからないが3行目まではいい。4行目以降は、文のバラツキや流れの悪さが目立つ。
特に4行目からの「僕もマツノキになっていた」「君」「僕の夢」が唐突で、その前の段階を踏まないと自然に流れに移れない。
たとえば、枯れた松の木が自分でどう思っていたのか。(見ていた僕)じゃなく、君が花咲くイメージを夢見ていた、としたら、(僕)にもつながると思う。
ここで出てくる、「夢」「願い」を象徴した「大きな花」は何を意味しているのか、そういうところまで掘り下げたテーマにするとよかった。D
750 :
ラフレス ◆sH5oy/3qJM :2005/10/28(金) 23:51:25 ID:lRO15UNA
>>743 模索
うーん。意味ありげに「捜し物」とあるけど、作者は捜し物について何であるのかまでを練ってつくっいるのだろうか。文中にヒントらしきものはなにもない。
作者は意図的に隠しているのかもしれないが、結局のところ、何か大切なものを必死で探してはいるんだけど、何かわからない。
この(何かわからない)というのが曲者で、「(本人さえわからない)という捜し物をしている」なのかさえもわからない。
読む側には伝わらないだろう。D
此処ってレス順通りには採点されないんですか?
「2ちゃんねる」
俺の心のオアシス!
木の机の上の ディスプレイの前で
白い熱いコーヒーカップの置かれていた
おれのカフェテラスは
やがて、ビールやソーセージの匂いのひろがる
にぎやかな酒場となる!
おれは そこでお気に入りのギネスを注文する
懐かしい少年時代の遊びやテレビゲームの話題で
さかんに盛りあがる掲示板を眺めながら 最高の気分に浸る!
気分よく酔って 楽しい歌をうたう!
ああ、ここは冒険者たちの集う にぎやかな酒場だ!
ギルガメッシュの酒場だ!
そして、おれはいつの間にか 眠りにつきそうになる
――おっと、キャンドルを消さなくては!
754 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 00:06:54 ID:g/Q2Ql/K BE:509126988-#
たくさんの人間がいて
俺はその中の一人
定まらぬ視線の中で
みんなお互い窒息寸前
ええ加減にせんと気狂って死ぬよ
簡単にものがあって
簡単に手に入らない
手に入ったところで
お前のものにはなりえない
ええ加減にせんと気狂って死ぬよ
なんとなく感じてたことが
はっきりとわかってきた
饅頭屋のおっさんも
さすがに今日は憂鬱げ
ええ加減にせんと気狂って死ぬよ
「ゆけ!パンダ号」
僕の名前は誰も知らない 遊園地にあるパンダ号
100エン入れれば動くけれど そんなに早くは走れない
すこーし体が汚れてきたが まだまだ僕は稼げるさ
仲間のクマ号人気があるから 壊れて業者が引き取った
少しの間と言うけれど 前の仲間も帰らなかった
必ず帰れよ クマ3号
僕も子供も 待ってるからな
クマの野郎泣いてたな
僕は絶対泣かないさ
帰ってくると信じてる
あいつはなかなか来ないけれど 僕の仕事は続いてく
今じゃここのナンバー1さ 仲間のクマ号思い出す
そのうち僕も壊れてしまって 同じところに行くのかな
遊園地の外に出たいけれど 燃費が悪くて出られない
僕はクマを探しにいくよ
500エンあればどこでもいけると
前に子供が言っていた
(つづく)
756 :
☆ДуμД☆:2005/10/29(土) 00:14:32 ID:HF1I1/44
>>729 評価ありがとうございました。
指摘された、5連目を改良してみました。どうですか??
こんなにも高いビルの屋上(うえ)
それでも空は遠くて
だけどここから堕ちたのなら
私はきっと空に辿り着くでしょう
お願いしますっ!
757 :
hallu:2005/10/29(土) 00:17:24 ID:4fiNts9p
『スクランブル交差点』
何気ないしぐさがかわいいって笑って 顔見るだけで幸せになって笑って
そんな青二才の恋は一瞬にして消え去った
会いたくても会えないって泣いて 届けたのに返されてしまって泣いて
どちらの泣き顔も今となってはステキだね
MY LOVE IS TRUE
ただ二人はスクランブル交差点で出会い別れて
次の交差点で迷わないようにグッドラックと告げるんだ
そうさ 二人は別々の幸せ街道に行くんだ
758 :
やさしいあくま:2005/10/29(土) 00:18:43 ID:sjt48zyw
(755続き)
ゆけ!ゆけ!パンダ号
走れ?歩け!クマ号のところへ
出口が狭くてはさまった
その時僕は負傷した 壊れて業者が引き取った
クマ号はいない 僕もスクラップ
いや 違う 修理のようだ
あちこち点検時間もかかる
最後はボディーもピカピカに
久しぶりに戻った遊園地に
君はいた!クマ3号との再会だ!
「必ず会えると信じてた!」
僕たちは泣いた
泣いて泣いて立ち上がった(エッ!?)
759 :
やさしいあくま:2005/10/29(土) 00:21:28 ID:sjt48zyw
あ〜やっぱり飛んだ。
760 :
756につけたし☆ДуμД☆:2005/10/29(土) 00:21:31 ID:HF1I1/44
>>729 評価ありがとうございました。
指摘された、
>>658の5連目を改良してみました。どうですか??
こんなにも高いビルの屋上(うえ)
それでも空は遠くて
だけどここから堕ちたのなら
私はきっと空に辿り着くでしょう
クマとパンダが交尾するとどんな色のクマが生まれるんだろうか<`∀´>
>>721 能力のない雄が何をホザクか シネや腐れグズ
762 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 00:27:51 ID:2/ag6Tpu
763 :
hallu:2005/10/29(土) 00:29:07 ID:4fiNts9p
『アジアのニュース』
友は言いました 正しいための人殺しは正しいって
命が芽生えました 芽生えたと思ったら死にました
アジアのこんな国にいるとニュースもろくに聞こえなくなってしまうよ
泣いてるよ 気づいてるよ あなたという人はただ生きてるんじゃない
心臓の鼓動の重さを知ってよ ブランカンの中で止まりかけてる心臓と同じだよ
[ラプンツェル作戦]
ラプンツェルは姿を変える
紳士や軍人
女王やメイド
それは何時も王に会う為
王子と逢瀬を交わす為
ある日男装したラプンツェルは
通路でばったり王子にあった
ふいに抱きとめられて
がまんできなくなったラプンツェルは
付け髭をとってしまった
途端に唇を塞がれるもんだから
なにがなんだかなんなのか
いつも月が丸い夜に
幻影が訪れます
ラプンツェルがやってきて
翌日の夜去っていきます
>>762 再評価を希望するならそれ相応の態度で臨めや、なに寝ぼけてんのよ
評価人の該当レス&貴様の所見くらい乗せとけよ。なに甘えてんの?ん?
>>752 見て分らないの?バカだね
>663 >666 >668 >671 >673
>677 >690 >692 >695-696 >701
>711 >712 >713 >718 >719
>720 >722 >732 >734 >736
>742 >747 >753 >754 >755&758
>757 >763 >764 (28)
減らないわねぇ
766 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 01:26:30 ID:+nsr7lOv
答えを知ってて問いかけた
どうして私を捨てるのと うんこは小さく呟いた
うんこは最後に口づける 意地悪に身をからませて
肛門の『さよなら』と動いた唇に 『ありがとう』と微笑んだ
うんこは水面へ捨てられた 飛沫も届かぬその場所へ
うんこは崩れて沈みゆく
うんこの流した涙すら 深い底へと消えてゆく
遠く見上げた肛門に 叶わぬ願いを押し殺し
これでいいのと微笑んだ
肛門は最後の別れの口づけをためらいがちに拭いさり
その香りも温もりも忘れる様にと言い聞かす
白い紙にうんこの残した紅の跡 それは水面に投げられた
朽ち果てたうんこを覆い隠す様に
そんな悲しい結末を ちんこは静かに見つめてた
ふぐりの影から人知れず うなだれながら見守った
こんな別れを見るたびに ちんこは涙を流すのだ
やがて扉が閉ざされて 無情にうんこを連れさった
濁流にその身は脆くも崩れさり
うんこは別れを呟いた 届かないと知りながら
肛門は振り返らずに立ち去った 二度と会えぬと知りながら
うんこは闇へと消え去った 光の届かぬ世界へと
767 :
カタルシス:2005/10/29(土) 01:31:08 ID:tXBQBYbV
光沢は陰り季節は遷ろう。忘却は輪廻の鎖から歴史と記憶を解放した・・・。
彼女は男に問いた出す。
「なぜ?生きる事と拘束される時間が同義なのかと」男は口を開くと「それ」は
「自己表明」の一種だと告げた。
768 :
カタルシスに:2005/10/29(土) 01:32:14 ID:tXBQBYbV
時は彼女に理解を与え
彼には苦痛と薄っぺらな満足感を与える。
何が彼の痕跡と成ったのかは解らないが、時は彼女に理解を与えた。 何が彼女と彼の正と娯を分け隔てたは解らない。
だけどこうして我々の日常は現存のカタルシスの崩壊を辿るのだ・・・。
769 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 01:35:51 ID:Dq/wJqDL
784 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/10/22(土) 15:25:22 ID:PewdJk560
浅倉がパーソナリティーしているラジオFM79.5に元浅倉ファンのLEMON(過去にHPを持ち
浅倉のラジオの書き起こしを載せていた)の父親が勤務しておりその泥沼を詳しく知っている。
なんでも98年に進学校の女子高生に一目惚れして当時TMRが売れており人気があったものだから
いい気になって勝手に婚約していると吹聴し、車で相手の学校まで乗りつけ学校(職員会議沙汰)
と周辺の地域で大騒ぎになったそうだ。風評で既成事実を作り追い込んで落とそうとしていたよう
でもある。
一方、相手の女子高生は進学予定で芸能界に進む気は全く無く浅倉に興味もなかった為、突然の
ストーカーと婚約宣言に驚愕して「そんな人知りません。」と困って周りに泣きついており
卒業後逃げるように地方に引っ越したそうだ。
浅倉のストーカーを受けた後ノイローゼ気味で周りの学生も同情していたとか。
同窓会にも出れない状態らしい。
大人しい子だからここ8年間人生が台無しにされた事を黙って耐えていて、週刊誌にも
掲載されてはいないが友達として表沙汰にして浅倉に制裁を加えてやりたいとは思ってる。
ちなみに浅倉は彼女の事をマスコミには婚約者として公表してるとか。
771 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 01:38:01 ID:Dq/wJqDL
919 名前: 名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日: 2005/10/28(金) 22:42:11 [ Y7G0PEfg ]
>>904 ご意見ありがとうございます。
本人より掲載の承諾は取っております。
彼女は「証拠が残りづらい(言い出しづらいと言う意味もあります)性犯罪」をし
さらに出来る限り証拠が残らないように細心の注意を払い脅迫をしてくる浅倉を憎んでおり
インディーズを含めて音楽業界から完全に追放したいと言っていました。
自分の欲望の為に社会的に無知な17歳の女子高生を利用しようと相手が嫌がるのを
無視して執拗にストーカーをして人生を潰されたのに、表向きは何事も無かったかのように
綺麗事を言って夢を売っていることが許し難いようです。
将来への希望に満ち溢れた時期(理系の学部に進学したかったようです)にストーカーを
されて「歌手になれ結婚してくれ」と好みのタイプでもないのに押し付けられ、当時浅倉
はTMRが売れており人気がありましたから浅倉と事務所の用意周到な隠匿と相乗して
周りの人間にすら状況を理解されず妬まれて、また歌手になると勘違いされてプライバシー
を根掘り葉掘り探られ誹謗中傷もされて精神的にズタズタになって学校内で何度も倒れたこと
があったそうです。
しかも浅倉は未だに人生を狂わせた事に対して何の謝罪もせずに出産しろとヤクザを使い
性的に辱めて脅迫をしています。
それに事務所が倒産したら盗撮画像をばら撒くぞとも脅しています。
示談の話は進んでいますが悪質極まりない対応をしている為、世間の方に知っていただき
少しでも彼女が優位な状態になれば思い私共は書き込みました。
最悪の場合彼女が殺害されても身元不明の死体が見つかり通報があれば警察が動きますから。
具体的な示談の話ですが99年、2002年にこの件に巻き添えになって警察沙汰の事件があった為
業界でも結構騒ぎになっていますので戸籍さえ売れば慰謝料と海外の大学への費用
は出すし数年すれば離婚もしてよく自由にさせてあげると言っているそうです。
一方で「オマエなんか出産すりゃあ用済みなんだよ」とも暴言を吐いてもいますが。
彼女は浅倉が今後指一本でも触れたら週刊誌やネットで全部暴露すると言っていますので
その方法がいいのかもしれません。
長文失礼しました。
772 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 01:40:14 ID:Dq/wJqDL
920 名前: 名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日: 2005/10/28(金) 23:01:43
続き
具体的な示談の件はまだ本決まりではなくもめている状態です。
一例としてお考えください。あまりにも彼女が置かれている状況と嫌がらせ
が悪質で酷いので早めに解決させたいとは思うのですが浅倉と安部が異常に
出産に拘っており殺しかねない勢いです。
引き続き嫌がらせが悪化してきたりし彼女に相談を受けたらまた報告をしますね。
雲ひとつ無い
いい天気で
オレが日光浴を
しているとき
どこかで誰かは
日照りに
苦しんでいるのだろう
たまの休日に
家族と遊園地にでかけたとき
TVの向こうでは
家族を亡くして
泣いている人がいた
太陽は誰の上にも昇るけど
それがいいとは限らない
平等とは
いったいなんなのだろう
↑「太陽」で
776 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 02:01:30 ID:2VsiJb18
>>663「胎動」D+
モチーフ良。意味不明な文章のつらなりが無ければ・・。
出産時の赤子からの主観?感覚をフルに開花していく様が秀逸。
ラスト「そんなにはやくしないで」で物語がどっか行っちゃった。残念。
太鼓の音とリンクしてるかもだけど・・。
>>666D
ネタバレ「ステーキ」と判って再読して理解できた。当初はエロ詩かと思った。
肉の感動そのまんま。ひねりがない。
>>668「衝動」C
楽しげ。最初はテリブルな御子様かと思った・・。電車でしょ?
なぜ丑の刻が出てきたのか、宙に投げられ不愉快。どうせ投げるなら巴投げくらいして貰わないと。
>>671「影」D
恋愛の不安。想いがみっちり詰まってますね。タイトルがまずい。
>>673「シャッター」D
カメラ、好きなモチーフ、良。
途中、「涙」と言う言葉が出てきて不自然。
人生を移動体からながめる、切り取る仕掛けは良。もっと説得力を増しましょう。
>>677「メダリオン」D+
物語りですなあ。燃えるメダルの発明が良。すげぇ。希望の隠喩かな。
最後の二連が意味不明。なぜ繰り返す必要があった?繰り返し重い。
>>690D
内容は薄い。繰り返しは気持ちいい。内容増やして長くしては?
自由を白痴的に希求。哀れさに詩情を感じた。ひきこもりと掛けてるかな。
>>692「いらずやま」Dー
意味不明。姨捨山?やはり理解不能。簡素な言い回ししか使ってないし・・。
サラリーマンの憂欝?やはり理解不能。
伝わる詩を書いて。
>>701「ぼくは かみだ」Cー
神かと思った。折り紙なのね。やり直しのきかない人生がよく描けていて良。山折り谷折りして・・言い回しイイ!
視線が夕陽から空の群れから家の灯りへ。必然性があったのか疑問。たぶん、人生の黄昏からエリートから家族への隠された意味かな。
むりやりの視線移動に作者の意図が出てて少々げんなり。
777 :
練り物ハンター ◆CNzCJKVCcA :2005/10/29(土) 02:12:16 ID:aiOeryPA
>>776 夜中の二時ごろの不良少年たちの雑談を衝動として表現しますた。
だから、丑の刻なんです。
電車におはじきを乱射しても、乗客は降りてきて暴力を振るわないので。
車でいいんです。
わしは今、自分の詩を解説して痛々しい人になっています。
助けてください。
いろんな人の評価も拝見したいのでもう少しお願いします。
778 :
677:2005/10/29(土) 02:18:26 ID:81fzUYWP
>>766 評価サンクス!
>燃えるメダルの発明が良。すげぇ。希望の隠喩かな。
正直ここまで言ってくれるとは、思っても見なかったです。
最後の2連も隠喩のつもりで書いたんですが、あとソネットを意識して。
とりあえず、隠喩は成功したようなので、とても嬉しいです。
779 :
練り物ハンター ◆CNzCJKVCcA :2005/10/29(土) 02:21:49 ID:aiOeryPA
>>776 かき忘れてた。評価ありがとん♪
まあ、伝わらなかったのはわしの表現不足じゃ。
気にせんで。
780 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 02:41:51 ID:2VsiJb18
>>711「何十年後かの星」C
父から子へ、不変の星。モチーフ良。言っていることも伝わり感動あり。ちょっと素朴すぎかも。
>>712Cー
哀しい出来事。個人的にはネコに意識とばしてきもちわるい・・。
日常に起きた些細なエピソードが感動を呼ぶ詩に昇華されててほほえましく良。
>>713D+
無駄(笑)。投入しても投入しても呑み込まれてく、あなたのレスポンス。
しかし詩的な趣きをかもしてて良。2ちゃん讃歌?人生讃歌とも読み取れて良。
>>718「歩道」Dー
短か。なぜ、こころ変わりした?アベックのくり返しで寛容がうまれた?ほほえましい読了感あり。
>>719「白い流星群」D+
ノリに乗ってリズムをなすのは心地よいよね。ブラクラ踏んだ?フィーバーから醒めた感じでてるし良。
「白い流星群」の発明だけで良。全体的にはちょっと意味不明感もあり。
>>720「青い魂」Cー
星空をみて意識を拡張していく様が現せてて良。星からひなげし野原への視線の持っていき方もドラマチック。
読点が邪魔。漢字とひらがなの分量をもっと精査して。まずいよ。
疲れから生き生きへも実感できて読み味爽やかでした。
>>722「モラトリアム」D+
青春ですね。妙なしずけさを醸している。
終盤は宙に浮く感じがして・・。「いつかは止まってしまうだろう」は必要?不要ぽい。
>>732D
蜘蛛のモチーフ良。恋人関係をよく捕らえている。描き方も秀逸。
いっそ束ねちゃいなよ?しかし全体的にもやもやしすぎ。
引き締めた文体にすればスッキリするかも。推敲もとむ。
>>736「世界」Dー
歌詞ですか。中途半端なバカ詩。
主観で言うと、きらいな世界観。どうみてもDー
黒いタイルで身体焦がす〜ってどうやって?フレーズ的には良。
>>742E
意味不明。ほんわか感あり。ラブ詩なのに説明不足。
「世界があるのはいい」の、あるのは?と・・。助詞すらわからん。推敲して。
個人的評価なのであまりお気になさらずに
では
>>757 英語を現在形にしたのは余り良くないと、もう終わった恋なんだし、女々しい
一緒〜と会いたくても〜のフレーズからスクランブル交差点とかけたのかな
だとしたら上手いかけだと思う
ただ全体的にすっきりし過ぎてる。もっと毒が欲しかった。折角、題名が交差点なんだしすれ違いの描写をもっと入れてみては?
D+
>>763 個人的にこういう詩は好きただ「正しい人殺し」と言うフレーズはちょっと
二回も繰り返すのはやっぱりしつこい
「正義の」「神の名の下の」という言葉に変えてみては?ただ、なんというかちょっと在り来りな詩という印象を受けました
台詞なんか入れてみたらどうでしょうか?
友人というのはアメリカの事ですかね?
C‐
>>734753>754>755
>>758773>766>767
>>768 未採点
(なんかごちゃごちゃになってたんで…間違ってなければ良いのですが)
784 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 04:30:06 ID:2VsiJb18
>>747Cー
海が擬人化されてて良。ゆったり感あり。やさしい詩で残酷さもある。
「きれいな体温は」涙かな。体温には何かがあるよね。
変わらない事は伝わったよ。ひらがなの触感がよい分量。
>>753「2ちゃんねる」Dー
まずデスクトップで2ちゃんするのが分からない。携帯しかないから。
ほほえましい世界観をもっていて良。カフェテラスの賑わいが出てて楽しい詩。
作者には気分よくする力量があるかも。作風はそのままでよいと思う。
注文するなら違うモチーフでの詩が読みたい。
>>754D+
「ええ加減にせんと気狂って死ぬよ」の繰り返しが精神的にきく。
バランス良。饅頭屋が出てきてニンマリできた。
人との関わりとは気まずいもんだ。少々意図している物がわかりづらい。
よい語り部なので次回も期待。
>>755「ゆけ!パンダ号」Dー
パンダおもちゃの擬人化。ラスト立ち上がる熊に説得力なかった。
すこーし〜、少しの間〜、近接する文の中にあるし。文の乱雑さも心地わるい。
不要な語も多い。削って下さい。
>>757「スクランブル交差点」E
稚拙な詩世界。雑然とした交差点を出会いとしたのは良。
別々になるのをもっと暗示させてないとラストの別れは説得力なし。
全体的に文字へらし引き締めるか文字ふやすかして読める物語りして。
>>763「アジアのニュース」Cー
テーマ良。目のつけ処が良。文字を組み立てるセンスあると思う。
CRTをブランカンと表したのも感触よい。ベタ誉めします。次回も期待。
>>764「ラプンツェル作戦」D+
こういうの個人的に好きな作風。この微妙な稚拙感は持ち味として良。
難癖つけるなら意外性がない事かな。
しかし表現がいい。満月とせず、月が丸い夜とするセンスに脱帽。世界観は幼いけどね。
785 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 04:30:49 ID:2VsiJb18
>>766D+
うんこの擬人化。肛門との永遠のわかれ。
うーん、物語り平和で良いね。うんこには罪がないからね。
ネタとして最高。話も流れスムーズで良。
>>767-768「カタルシス」E+
問いた出す→正す、娯→誤、かな。投稿前に直して。
自分の哲学なりをお持ちのようで。言い回しは堅く好感がもてるが文章力に疑問あり。
カタルシスはそれだけで内面吐露や悲劇といった属性をもつ。生かしきれてない。
>>773「太陽」D
テーマや問題の投げ掛けは良。しかし読者に丸投げ、ポカーンだよ。
読了は「いったいなんなのだろう」となった。
オレが〜は不要では。自分ーどこかの誰か、の対比は良。
786 :
666:2005/10/29(土) 04:40:31 ID:ppbritaB
>>776 評価ありがとうございます(・∀・)
ステーキの肉の感じをを生々しく書いたので、エロ詩に間違われたのは仕方ないですねw
生々しく書いて、最後にステーキかよ!みたいなオチにしたつもりです><
だから、最後のオチに至るまでにステーキとばれないように書いたつもりです。
なので、最後を見てまた再読していただけたのは、嬉しいことでした><
でも、肉の感動がそのままストレートにするとダメだったようですね><
あと、ひねりについてもこれから勉強です><
評価ありがとうございましたm(__)mペコ
787 :
理解:2005/10/29(土) 04:40:57 ID:YpHdfsyV
理解は救いとならなかった。進歩的発展は時の計画の一部で有り、人類の進化の歴史とは時間の経過によって捏造された偽りだとなぜ気が付かない?こんなに多くの軍隊も誰も救えなかった。
788 :
理解に:2005/10/29(土) 04:42:47 ID:YpHdfsyV
ただ混迷の色を濃くするこの現実をなぜ無視して我々は前進する?
今日のニュースが俺を欺き俺達の現実の腐敗を希薄にする。この発展が与えし理解力は絶対的な一部の利己的な視野の持ち主達には成果を得たが、依然として多くの者達を苦しめる。
789 :
理解さん:2005/10/29(土) 04:45:45 ID:YpHdfsyV
相対性の定義は彼らの肯定となったが依然として一部の利己的な者達による、独裁主義は続いて行く。
結局、俺の理解は救いとならなかった。
そしてそれが世界中で今日ものさばる。理解は救いとは成らず孤立を生んだ。
故に多く人が今晩、孤独な空にを見上げ望む。たったヒトツの理解を・・・。
790 :
790:2005/10/29(土) 05:45:56 ID:ppbritaB
《光の自画像》
一人野道を歩いても 不思議と僕は寂しくない
木漏れ日が僕を照らすから ずっと君はそばにいた
君は光とお友達
一人夜道を歩いても 僕は不思議と寂しくない
月明かりの影が射す
だから 君はそばにいた
君は僕に似ているね
そら そうか
君は僕の写し絵だから
791 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 05:57:33 ID:2VsiJb18
>>700(
>>762)D
共感はできた。ラストの爽やかさもわかる。ただそれだけ。力量不足感あり。
ドラマはあるはずのに重量がない。魅せ方が不十分。だが意図したであろうモノローグ形式は成功かも。
ダメだしすると、寒いと暖かいは小出しにして効果的に使うべき。あまりに言いすぎ。黒と白の対比も無意味。唐突で説得力なし。
全体的に引き締めでシャープさを出したら?寒さが表現できるかもよ。
>>734「明日は黄金時代」D
タイトルからして意味不明。難解さが読者に置いてけぼり喰らわす。悪夢のような白昼夢のような世界で、もがきました。
しかし、作者の持ち味でよい所でもある。
「虹を見失う完璧な午後は始まっていた」とかフレーズが秀逸。
レス・ザン・ゼロやストレンジャー・ザン・パラダイスが思い浮かんだよ。
>>738(
>>739)「supernova」D
タイトル意味なし。テーマは至極まともで好感もてる。
言い回しが冗長。君は居ないのに、本当の存在はなくなってもここに居る?やはり意味不明。
だらだらと書かずに言いたい事まとめて書くとよい。
792 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 06:11:36 ID:2VsiJb18
>>745E
意味不明。あんがとの視覚効果を狙っていたのだったらスマソ・・。
>>658(
>>756)D
メンヘラーな詩世界。げんなり。
個人的には、もしもの話は嫌いです。現在(イマ)があるのを受け入れる派です。
改変してもあまり差がないと思われる。「お薬を〜」の負のインパクトの方が強烈だったかも。
感傷的すぎて鼻につく。共感はしません。
詩的な文章は練れて力量もあるはずだから違うモチーフでの作品も見たい。
わるい所:あれは〜あのとき〜指示代名詞が多くダレた感じがする。
良い所:韻のとり方は良。文章や語感も良。
>>787-789「理解」D
こういう詩もあるね。タイトル付けは妥当。しかし独特な文。オリジナリティは無いけどね。
無理解に憤るのは伝わった。しかしそれを受け入れるのも何がしかの強さでは?
何でもわかってちゃん、になるのはどうかと思う。
まずは推敲した方がいい。緻密に精査した文章を書いて。分からせるのも技量。磨こう。
>>790「光の自画像」D+
モチーフ鏡の詩かと思った。深読みするところでした。
ネタバレ「影」ですね。そばに居て写し絵で。
ネタ的には単純。魅せ方も舞台ができていて良。読んでいて少々スムーズでなかったが。たぶん状況の説明不十分から来るのかな。
光が友達は説得力なし。敵かもよ?
欲を言えば、夜道を舞台に反抗させたりするとドラマが増すかと思う。
>>780サマ
評価ありがとうございました。
参考にさせていただきますね。
794 :
巨大アナル ◆xvTC4Y/Rz6 :2005/10/29(土) 09:06:44 ID:7OkcDoOn
勇気
勇気はただ何となく 湧き上がって来るものじゃなく
勇気は自分の意思で奮い立たせるものなんだ
熱い思いを抱いたまま眠ってるわけに行かないから
立て!歩け!そして走れ!
明日を信じ 勇気 今日を生きろ 勇気
男は夢に生きるもの
振り返るな 勇気 目をそらすな 勇気
失うものは何も無い
生まれた時に人は 運命を背負っているけれど
自分の心一つで 変えることだって出来るんだ
夢に向かって歩くなら どんな道だっていとわない
行け!そうだ!今だ今だ
自分だけの信じた道 女は夢を追いかける
まだ間に合う 勇気 今すぐ行け 勇気
後悔なんかしたくない
体一つ何も無い それでもリングに上がるんだ
行け!そうだ!今だ今だ
もっと自分に 勇気 自信を持て 勇気
流した涙の数だけ
立ち止まるな 勇気 あと一歩だ 勇気
人は強くなれるもの
誰にもある 勇気 何は無くとも 勇気
人はみんな夢を見る
諦めるな 勇気 時を惜しめ 勇気
必ず夢を掴むため
『ベル』
"生きる事は悲しいよ" 僕の顔した蝋人形
"生きる意味が欲しいよ" 僕の顔した鉄人形
時代に巻き込まれて
動く事すら出来ない
誰かハートを下さい
"目に写る喜びと悲劇" 見たくもない映像が目立つ
"なぜそんなに愛するの" こんな僕でいいんですか
至福な時を求めすぎて
話す事すら出来ない
苦しみの愛しさを教えて
結ばれる事はないとわかってて人は出会うの
悲しみだけが残る映画を好んで見るの
全て"人"として生まれてきたのが悪いのかなベルを鳴らしてよ
796 :
へたれポエマー:2005/10/29(土) 09:40:18 ID:rzQS8Ah6
このままでいいのか
振り上げた手を下ろし
外にでようとする声を手で塞ぎ
このままでいいのか
新たな世界の扉を前にして
新たな世界を恐れ
不変という闇に消える
このままでいいのか
今この時にも流れ過ぎ行く時を
自分は流されずに立っていると
思い込んだまま
なにもせずに流されている
このままでいいのか
振り絞れ勇気を
振り上げろ拳を
今流れている
時代の波に打ち付けろ
その力を
797 :
マツノキ:2005/10/29(土) 10:03:42 ID:TagbbW3z
798 :
他スレにも投稿した物:2005/10/29(土) 10:06:14 ID:04KHNvbG
「消えゆく青」
蝉の抜け殻が残る季節 僕は部屋の中で神様といたよ
骨の真までキンキンになっていた 心地よい日々過ぎてゆく
だけど神様がこぼす見えない毒が 僕らの盾を壊してしまった
いつもと変わりない無防備な季節
宇宙の侵略始まる 光の光線飛んでくる
もう空は見えない そんな未来を夢で見た
799 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 11:53:31 ID:HNaTvGnk
>>732です。
>>780評価ありがとう。
蜘蛛の件はよしとして、全体的にすっきりしていないため少し重くなってしまったかもしれません。
頑張ります。
800 :
我儘学生:2005/10/29(土) 11:55:22 ID:sjfkqkey
[幸せな]
光が瞬いた時から
願っていた事はきっと1つだけ
小さな手を握って
微笑み音が響き
色付いた世界
空高く広がり染み入る心
光の声が
どこまでも遠く輝き
ほら、星だよ
きっといつか皆
目を覚まして
望みは広がっていて小さな掌は
いつか力を宿した
音は意味をもって
色は夢を増やし
空に全てを賭けるけどもう心は届かない?
光の声が
大きくどこまでも輝き
これが星だよ
僕らの描いた…
僕が望んだ
煌めく星達の夢見た場所は
ほら自分の中に
嘘も現実も……
●評価お願いします。
801 :
ラフレス ◆sH5oy/3qJM :2005/10/29(土) 11:55:39 ID:HNaTvGnk
↑名前入れるの忘れた。
うっかり失礼。
>701です。
>>776 評価をどうも。着地の仕方は、自分でも苦し紛れ感あり。再考します。
>>760 「天国も地獄も死ねば同じ」は、天国と地獄、どちらも生者の思考の産物で、死ねば無があるだけ、という風に読んだ。
なので、「どこかに辿りつく」という表現では矛盾があるし、感傷の度合いもかえって増している。
なぜ作者がこの作品を書かなければならなかったのか、ちょっと疑問に感じてしまった。
803 :
hallu:2005/10/29(土) 12:32:57 ID:4fiNts9p
『誰かが泣いてるよ』
誰かを愛するという事は同時に失うっていう事
運命を選んだ僕はただ牙を向けて歩いてくしかない
時には誰かの不幸をサラダにメインを食べてやる
そうやって人は汚くもあなたとの理想を築こうとする
おとぎ話 暗闇でみんなとわめき泣いて
一人助かればなんらかの理由で正当化しようとする
CRY "誰も泣かずに理想の城は築けないの"
口では言ってみるけどギリギリになると逃げ出すでしょ
CRY けど人は大切な一人の為なら犠牲に出来る
それは真実 そうやって人は幸せになろうとするんだ
一人の女の子がいる
愛が欲しくて 求めたけど 求める人がいなくて
明日に迷って いつしか霧の中へ
見えそうな先がどうしても見えない
自分は何処にいるの?問いかけても自分だけ
何もかも失って 今更周りは誰もいなかったって気付いたけど
気付きたくなかった 不安は形ない物なのに私を悲しくさせるでしょう
女の子は叫んだ 走った 声が枯れるまで言葉じゃない言葉を
泣いた 泣いた それでもまだ流れるこの涙は 寂しさに蝕まれる最後の抵抗
空を見てボーっとして空き缶蹴って恋をして
霧の色がどんどん濃くなって真っ白から色が付き始めた
振り出しへの近道はもうない ラジオから出る誰かへの「頑張れ」の励ましは無意味すぎて笑えた
全部消えてしまえ 囁くように でものしかけるように女の子はつぶやいた
霧はついにグレイさえも通り越し始めて 自分の手が見えなくなってきた
これから女の子は どこへ行くのだろう……
ぼやけた世界に落ちてく笑みと 夕日の影を失った女の子はまた愛を探してる。
805 :
663:2005/10/29(土) 14:10:08 ID:4NRYwety
>>776 評価どうも。
仰るとおり力不足で意味不明になってますね……。精進しますー。
「走り方」
神のみぞ知るってね
つまりは誰も知らないんでしょ
考える葦の人間
だったらその分愚かなわけさ
生きる意味の先に意味の意味なんか見出だそうとしてる
余計にこんがらがって目の前の食にさえ歯止めをかける
しかしまあそれがお望みのようだから仕方ないのさ
人類が思考によって手にしたものってなんだろうね
ああ、なんでこんなにも苛々してるんだろう
ああ、僕も役に立たない思考を繰り返してるから?
したくないことをしなくちゃいけない時代はもう終わった
とはいえ今日も黒板を前に睡魔と格闘してる
ミュージシャンは「後ろを振り返るな」と繰り返す
だけどさ、どっちが前なのかは教えてくれないよね
ああ、明日に明日の風なんか吹くはずないんだよ
ああ、汚れた服もよく見りゃなかなか芸術的じゃん
今だって届かない君のこと考えてるし
仕方なく夢と名付けた映像にしがみつくけど
そんな痛みや不安なんかとも戯れながら行けってさ
右足が着く前に左足を蹴り出せばいいんだよ
こういった処世術を身に纏えって言い聞かすのさ
影も纏わぬ
闇夜の森に
刹那、巨きな音がする
なんと立派なふくろうだ
千年樹の枝のうえ
大翼広げたふくろうだ
809 :
808:2005/10/29(土) 14:44:40 ID:9NRKk0vw
↑808途中で書き込みしてしまいました。
スルーでお願いしますorz
810 :
>>790:2005/10/29(土) 14:45:59 ID:ppbritaB
>>792 評価ありがとうございます><
光が敵になる場合の一例として
真っ暗闇を作るためには光は敵だと思います。
自分の影を作る場合。この場合
光がないとできないので、光は友達だと書きました><
ネタバレするように書いてるんですが、ネタバレってダメですか??
そこだけ
>>792さんに是非、もう少し意見頂けたらと思います><
ダメなら次からは隠すようにしますので><是非お返事ヨロシクお願いします。
811 :
810修正:2005/10/29(土) 14:55:57 ID:ppbritaB
>>792 評価ありがとうございます><
光が敵になる場合の一例として
真っ暗闇を作るためには光は敵だと思います。
自分の影を作る場合。この場合、光と自分の影の関係については
光がないと自分の影ができないので、光は友達だと書きました><
ネタバレするように書いてるんですが、ネタバレってダメですか??
そこだけ
>>792さんに是非、もう少し意見頂けたらと思います><
ダメなら次からは隠すようにしますので><是非お返事ヨロシクお願いします。
812 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 15:04:22 ID:lGPWo/eG
ひかり
ひかりがみえる。
ひかりが見えた。
キラリ、キラリと。
きれいにひかってる。
そのひかりは少しさびしそうで。
そのひかりは少しかがやいてて。
そのひかりはきっと地球をすくってて。
そのひかりは、きっと、闇にあったことがなくて。
だから、にごりがなくてきれいなんだと思う。
そのひかりがやみに出会ったとき。
きっとその闇の大きさに絶望するであろう。
でも、それに負けなかった光がホントのひかりになれる。
そう、信じているから。
813 :
671:2005/10/29(土) 15:32:21 ID:6xJeqUmo
>>776 評価ありがとうございます!
タイトルまずかったですか^^;
タイトル考えるの苦手なんですよね…。
もう一つお願いします!
【空】
そっと手を伸ばすと
あの青い空を掴んで捨てる
空はどこまでも青く 広く
僕はどこまで小さく 弱いのだろう
赤く照りつける夕日
映し出されたのは僕の心
嫌なほど赤く光るあの太陽は
明日も僕を照らすのだろう
どこを歩いても途切れる事を知らぬ空は
気の遠くなるほどの時代を超えて 進む
ちっぽけな僕はその中で必死に もがいて
明日もこの地を歩くのだろう
叫び声で目が覚めたら
橋を渡っていたはずなのに
いつのまにかぎりぎりの綱渡りをしていた
揺れる炎が 風で吹き消されるように 落ちていく
川は僕の頭を充分に冷やしてくれた
滲んだ夕陽と河原をさまよって
対岸に石を投げてみた
どうなったっていいのさ
ありふれた言葉に 大した感情は無いと気付いたから
僕はひとつ
積乱雲を吐き出して 夕暮れを駆けていく
>794 勇気
書いてあることがもっともで応援ソングのかな 違ったらすいません。
気になるところは3行目の『行かないから』は俺だったら平仮名。
5行目が『明日を信じ 勇気 今日を生きろ 勇気』に対して
13行目が『自分だけの信じた道 女は夢を追いかける』だから
どちらかに語呂を合わせた方がバランスがいい。俺だったら『勇気』というのが後半にまとまってあるので13行目のほうを活かす。
評価C+
>795 ベル
文字のバランスとか1行目から10行目まで綺麗だと思います。
あえて『目に写る』とかくとあーなんかしら物体的に感じさせられた。
5行目から一転して7行目の部分で結局なんだ誰かしら愛されてるじゃんという
がっくり感がありました。 タイトルのベルの効果が薄く感じる。
ベルを出会いの象徴として使っているならすぐピンとはこなかった。
最後の部分を(『誰か』ベルを鳴らしてよ)と入れて改行すると親切。
俺だったら、さらに自分が蝋人形・鉄人形だから動かせないというのも補足を入れる。
評価D+
>796
整えて書いてますね。もっとも元気ソングです。タイトルをふることが大事。
あと、俺には最後の部分が尻切れに感じます。
それまでが
>新たな世界を恐れ
>不変という闇に消える
〜〜〜〜〜〜
>思い込んだまま
>なにもせずに流されている
という感じで一つ前の連動してるので
最後の部分が
>時代の波に打ち付けろ
>その力を
打ち付けろ(ここで切れてから)その力を
という感じで最後の『その力を』という部分が単独で目立つ分
なんかもっと重たい言葉を持ってこないと変に浮いて感じる。
なんか説明が下手ですみません。
評価C
>798 消えゆく青
こういう、ゆるい電波系というのはどちらかというと得意分野なので個人的に好きです。
骨の真までキンキンというのが難しいです。想像するとクーラーの温度を下げすぎ、
そして地球の温暖化・酸性雨・オゾン層破壊・紫外線という流れが見える。
全然、深く読めばゆるくもなく電波でもないですね。
非常に重たいテーマで二面性がある作品。
評価C
>810
俺は792さんじゃないがネタモノを評価するときネタバレと書くのは、
すこし気を使って『ネタバレだからまだ読んでない人は気をつけてね ごめんね』
という意味合いがある。 ネタがばれるのが駄目という事じゃないと思うぞ。
俺の場合は伏線を張って最後にストンとばらす。とか さっき俺が評価した>798 消えゆく青 の作りのように深く読めばわかるとか、
どのようにネタを活かすのかが重要なのです。
818 :
やさしいあくま:2005/10/29(土) 16:54:17 ID:Xj0yxpKT
「睡魔」
無駄な文字列を飲み込む もはや脳は字を認識しない
手にした鉛筆もただ形を書き写すだけの作業
ふと気付くと寝ている
5分とたたないうちに 寝る起きるを繰り返す
いっそこのまま眠ってしまおうか 理性が明日を予言する
前の敗因はこれだった 惨劇を避けるために 今を使わなくては
コーヒーを飲み頭を起こす
机を見ると紙や本やゴミが座禅を組んでて
動いたら坊主が叩きにくるぞ と脅しているすでに幻覚少々始まっているようだ
前の前の敗因はこれだったな
集中力が紙から剥がれ机 部屋全体に感染する
片付け途中の懐かしいマンガを 捨てるかどうかで悩み
あげく読みあさり 朝日に危機を知らされる
ご愁傷さまですと友人が言う ライバルを蹴散らすのに必死
でもおまえが言うと腹立たないのな
南無みょーホーホケキョ ウグイスの声が聞こえる
そんなはずない まずい また夢のなかか?
いやまだ入り口辺り 脳はトロトロに溶けてはいるが
鉛筆を握っている感触がある
目をあけたら鉛筆じゃなくて煙突だったらどうしよう
こんな時にオヤジギャグって生まれるんだな
サラリーマン乙!乙!乙カレー!
それは辛いのかと本気で聞いたことがある
ヒロシです ヒロシねたも最近ないな
前の前の前の敗因は ヒロシです
思考がやばいことになってる でもこれをやめるときっと…
あぁ眠い 眠いなー
>818 睡魔
文章の勢いなどはいい認める。ただ、何で寝ちゃいけないのか?
動機が弱く感じる。この動機が強ければ読んでいて
『眠いけど寝ちゃいけない!』という感じで波のある物に仕上がる。
俺だったら最後は文字化けさせて『あー結局ねたんかいw』
と読み手に思わせて終わらせる。
評価D
>800 幸せな
>微笑み音が響き
>色付いた世界
という感じで読み手に任せて感じてもらおうとするなら
先に『夜』というのを教えてもらえるとイメージが広がりやすいので親切丁寧。
>きっといつか皆
ここの『皆』が何処をさしているのか俺にはわかりにくい。
>空に全てを賭けるけどもう心は届かない?
ちょっと何で賭けるのか?何処に届けるか?
光と星がごっちゃになりやすいので位置関係が読みとりにくい。
メルヘンの雰囲気作りは良いと思う。
評価 D+
821 :
やさしいあくま:2005/10/29(土) 17:17:12 ID:Xj0yxpKT
>>784さん 評価ありがとうございました。D−か〜!人の評価してる場合じゃないな。D-の奴に評価されてたのかっていう・・。
推敲しても推敲しても粗が見つかる。でもパンダはかいてて楽しかった。あほみたいで。
これを自己満足と言うw。
文の整理、詰めの甘さに無駄を削る。。
Dゾーンから脱出しないと。
822 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 17:36:33 ID:2VsiJb18
>>811(
>>790)
ID:ppbritaBさん、どうも
>>792です。いいと思うよ。あなたの作風は好き、ユーモアを感じれる。
普通はこのユーモアてのがなかなか出せないんだ。ちょっとした驚きを混ぜこんでると魅力ある詩になる。
たとえば見慣れた通学路やらコップやらを違った観点から眺められたり感じられたり、を提案できる力。
そのサジェスチョンをあなたは持っているはず。読者側にもっと独善的に分からせていいと思う。
洩れのは批判でなく評価BCDを与えて感想述べてるだから参考程度にして。または聞き逃して結構と思うよ。実際、適当かも・・。
>>817 フォローありがとう。
>>821 洩れはDばかりですが評価しますよ。作品には自信なくしちゅう!詩作と評価は別モノとしてるOTL。がんばろー。
評価はおもに週末にしてます。スレにきて3週間目ですがよろしく・・。
800以前のヤツがなかったらこんな感じです
未評価
>803 >804 >806 >812 >813 >814
再評価きぼんの方はこのタイミングだと思いますよ
俺はいったん出かけます ええ無責任です。
824 :
我儘学生:2005/10/29(土) 17:42:52 ID:sjfkqkey
820〉評価ありがとうございました!
あの詩は『人間が初めて産まれた時から現代へと進んでいく中で、幸せな世界とは何か。望んだ世界はどんなものか』と言うのをテーマにしたんですが、力不足で伝わりづらい事が分かりましたι
もっと精進してDクラスから抜け出すよう頑張りたいです。
825 :
718:2005/10/29(土) 17:50:09 ID:fyrCvF4N
>>780 評価ありがとうございます。「う」だけだとわからんですよね。
削りすぎてしまいました。
いや、なんていうの このスレで評価してる人がいうのもあれだが
ぶっちゃけ あんまABCの記号にこだわるのはよくないぞ
ええ俺、無責任ですから
827 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 17:52:59 ID:2VsiJb18
詩のとらえ方は人それぞれと思う。自分にも好みがある。
評価もこういう見方をするひとが居るんだあ、くらいのとらえ方で深刻になる必要はないのでは?
広く評価をもとめてみるのも手だよ。
読み手も書き手と同様に個性なんだから・・。作品も多面的にみれるから・・。
ひっきょう、自分の詩作の糧となればよし。評価側もあそびなんだし。楽しくあそぼう!
828 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 17:56:01 ID:GJj6a2bQ
私はなんて臆病なんだ。
そんな私がじれったくて、
憎くて憎くてたまらない。
一人殺すことも出来ないなんて情けない。
明日こそは殺そう。
また「明日こそ」にならないように、
ちゃんと殺そう。
殺したら私は多くの迷惑をかけるだろう。
やはり家族に迷惑をかけるのは気が咎めるが、
そういうことを考えるのは止めよう。
それを考えていては実行できない。
あれを殺すんだ。
殺すのは特別じゃない。
殺すことだけを考えろ。
殺すのに理由はいらない。
虫を殺すように、
当たり前のこととして殺せ。
私とあれは同じ人でも、
私とあれは全く異なった人間だ。
いや、人間を辞めてしまえ。
私は人間以外の存在となれ。
思考を停止しろ。
自己を消せ。
別人になれ。
人は壊れやすいが死に難い。
出来る限り壊せ。
命を壊せ。
明日殺れ。
もう会えないかもしれませんね(^^
829 :
他スレにも投稿した物:消えゆく青:2005/10/29(土) 18:35:23 ID:ibsuyMJG
>>816 評価どうもです
テーマを綺麗に読み取ってもらえたので嬉しいです
ありがとうございました
やさしいあくまさん、評価ありがとうございます。
実は、あの詩は私が6年前に初めて書いた詩なんです。
つっこみ所や文法がおかしい等、あえて直さず投稿してみました。
頂いた評価は、今後の参考にします。
…それにしても確かに科学者は私の為に研究してるのではないw
でも、個人的にはとても思い入れのある詩なので、いつかは世に出してあげたいです。
長文すいません。
831 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 18:48:07 ID:F7TYZruu
目覚ませ
犬のお腹の奥から 悪魔の音がする
憎たらしい時計さ 針が運動会してる
ゴールしてしまう前に目を覚まさなきゃ
リンリン リンリン リンリン
リンリン リンリン リンリン
長い音の後 僕はまた寝た
だけど今日は平日 明日も
「童貞のうた」
ひし形を思い浮かべていた
人前では立てなくなるけど 立派に立っていたよ
小さな丸のことなんかどうでもよかった ただ穴に入ってみたかった
だけど 転がるよ小さな舌のうえで小さな丸が
湿った温度が丁度いい
僕は未経験者 全ては都市伝説
833 :
810(790):2005/10/29(土) 19:39:06 ID:ppbritaB
>>817さんどうもありがとうございます><ネタバレの意味について理解できました><
それと、後は活かしかたなんですね。わざわざありがとうございました><
そして
>>792さん(
>>822)さん
ちゃんと評価して頂いてるのはわかっています。
直感で感想して頂くのもありがたいことです^^
決してレスについて批判と思ってないので大丈夫です^^
評価については以降の作品に参考にさせて頂きます><
評価に忙しい中わざわざありがとうございました><
>>803 「愛」のかたちですね。奇麗事でないというのが、その思いを
強くしています。2、3連目でそれを強調する比喩、4連目で締めですね。
「人」をすべて「僕」にすると、もっと強くなるかも。「不幸をサラダに」
が良いです。 C−
>>804 女の子があがいているうちに、少しずつ、霧が濃くなっていきます。
しっかり書かれています。改行を、と最初思いましたが、この詩にはこの
密度が必要かなと思いました。言い回しは易しいですが、緊張感があります。
何故かな?再評価もとむ。 C+
>>806 >>632とテーマは似てますかな。若人のさまよう姿といいますか。
若人ならずともさまよってますが。「どっちが前なのかは教えてくれない」
これいいですね。現実がしっかり見えているから苛立つのかな。 C
>>812 やまとことばで統一したほうが、繊細な雰囲気が増したと思います。
2連目、闇〜は締めまで取っておきましょう。3連目、締めですから
仕方ないですが、説明的です。 D+
>>813 1連目は「空」を、3連目は「僕」を唄うようにしたら、メリハリが
つくと思います。1、3連目は内容が一緒なので。「青い空を掴んで捨てる 」
等、入りかたは良かったです。 D
>>776 「いらずやま」は
「はいると出られなくなるといい、行くことを忌む山。四国地方に多い。」
って引けば出てきますよー。
「ヨダカ」
星があんまり綺麗なんで
このまま星にでもなっちまうか
あのヨダカみたいに
そうしたら見下ろしてやるよ
ちっぽけな世界をさ
でも子供が手を伸ばしたら
食べられそうで
昼はまぶしくて僕は見えないだろう
あぁ星があんまり綺麗だから
一人で笑ってしまったよ
星があんまり綺麗なんで
帰るのが遅くなっちまったよ
>>791 評価ありがとう、意味不明に難解かぁ
もともとVelvet Undergroundの歌詞に
You're written in her bookってのがあって
この1センテンスだけを元に、あとは鬼の速さで思いつくまま書いたので
今自分で読み返しても、実はよく意味が分からない・・・
大きい意味での主題は僕の場合、常に同じ動機に基づいてるからあれだけど
なので今度は死ぬほど分かりやすい詩を作ってみた
あとレス・ザン・ゼロやストレンジャー・ザン・パラダイスはよくわかんないので
チェキってみます
>>814 「滲んだ夕陽と河原」「積乱雲を吐き出して」等、絵になってます。
さて、これは何の絵なのか。何か物事がうまくいかない様子を、黄昏に
託しているのかな?再評価もとむ。 C
>>828 「理由はいらない」殺人衝動に読者を引き込むには、表現が
弱いかな。個人的には、もっともっとグロテスクなものがあっても良い
かと思います。このテーマなら。最後の締めは好きです。 D
>>831 2連目、擬音だけですが、上手に「時間」を表現してると思います。
「寝た」と言うのが、本当に寝ているのか、無気力な生活の表現か、
あるいは別のなにかかもしれませんが、目覚めなかったら、怖いですね。 C
>>832 感動はそんなものですか。いや、がっかりしたとしてもね、もっと
こう訴えるものがあってもいいのではないかと。ハッキリ書かなくても
いいのです。でも描写が弱い。個人的な意見ですが D−
「14の瀑布のための練習曲」
玄関に
脱ぎ捨てられたスニーカー
ほどけたままの靴紐は
いたずらに交わした指切りのよう
息を切らして走ったけれど
羽根は生えてこなかった
そうして今年もまた僕ら
カレンダーに追い抜かれた
忘れ物に気がついて
急ぎ足で戻ってきては
知らん顔して去っていく
そんないつかの僕らのように
夏は最後に雨を降らせた
さよならの代わりの雨を降らせた
840 :
hallu:2005/10/29(土) 20:58:05 ID:HGdx6y4b
『liebe macht blind』
もう恋は終わった 幸せにする事が出来なかった それだけさ
思い出はどこへ 君との写真を笑って見えるまで 僕は歌うよ
帰ろう 思いは全て伝えたんだ 家路が今日は遠く感じた
外は雨が降りそうだ 天気予報は晴れと言ったのに 今日は許そう
つまらない街だ そう思ってけど今はとても僕を幸せにしてくれる
変えよう 服の汚れ洗い流して 新しい唄口ずさもうよ
''今日、最高に愛そうと思った
思えば思うほどつながると思って
けど、思いはつながらなかった
綺麗 輝かしい 美しい
僕はそれらにはなれなかった''
愛しさもやさしさも受け入れられず
残った燃えカスの処理に困るよ
どのくらい届いたのかな 僕の気持ちは
【11歳】
「列車」
列車って なんだい?
なんで そんなに速くいかなくちゃいけないんだい?
遅れた人は 取り残されなきゃいけないのかい?
線路ってなんだい?
誰かが決めた線路を誰かが決めたとおり走っている
僕は線路の上を歩みたくない あの山に自分の足で登りたいんだ
僕は誰とも競争したくない 僕は僕の道を歩みたいんだ
「世界」
勉強して 経験して 大人になった人たちが世界を作っている
でも世界は幸せになったか? 憎しみあって 殺しあってばかりじゃないか
人は人の心をもっているかい?
「僕」
僕はなぜか いつも 不安の中にいる
幼い時からそうだった 11歳の今もそうだ
闇の中で誰かに襲われそうになっているかんじ
僕は一人じゃ生きられない
でも僕を理解できる人はあまりいない
842 :
海と犬と太陽:2005/10/29(土) 21:33:56 ID:wFpIuwc1
843 :
名前はいらない:2005/10/29(土) 21:40:50 ID:BYdU4fAu
「人生」
どうして産まれてきたの?
どうして貴方に逢ったの?
たとえ今はそれが分からなくても、私は生きて行く
「週末に」
遠回りにそれだけの価値はあるかな
ふるえる口元は何も吐き出してない
気付けば私の海には秋が来ていた
波音はアンノウン
" You're My space. lik'a melissa. / If you smile,I can smile."
ひとりの詩人が土に描いた詩に 何も共感することは無いけれど
私はまだ 失くしたものを探してしまう
紅葉の強烈な色鮮やかさを
波間の窓から走り出して
845 :
オカマ人:2005/10/29(土) 22:06:40 ID:zhALcPKo
どっちつかずのオカマ人
狭間の住人 可愛い男
世間は不気味と手を払うけど
愛する人のため今宵も召しませ
筋肉質な大サービス
ジャガイモの目も見ない
ただ俺だけを見る人に
今宵も召しませ
汗の香り漂う熱烈キッスを
846 :
言い伝え:2005/10/29(土) 22:07:23 ID:exExiP6I
言い伝えはいう
「父祖たちは天の塔から散らされた民であった」
月も見えぬ秋の夜は昔語りにもってこいだ
「暖かい土地を追い出されたわれらは
一年の半分が昼で半分が夜でできた 寒い寒い土地へ逃げた」
火を囲む顔また顔 子どもらの目に焚き火は踊っている
数が少なかった民人の 流浪の遍歴をなぞりながら
昔語りの白いひげの話は続く
ただでさえ寒い土地でのこと なぜか年を追うごとに増す寒さと 白くて大きな獣の話 そして
「大きなカラスが我らを大地に導いた」という昔語りをする民のこと
年下の女の子が声を上げる
「だからウチは『黒い鳥の』っていうんだね」 うなずく白いひげ
伝説が自分とつながるトキメキ 小さな英雄に周りの男の子は羨望を傾ける
「お前の血筋に 大きな黒い鳥の語りをした あの民がいるのだ
然り、然り。 おまえは二つの民に祝福された家の子だ」
踊る炎は祝福された寄り合いを照らしている 北の果ての星がひときわ輝く新月の夜
言い伝えはいう
「われらは天の塔から散らされたとき以来の『覚える民』である
追い散らされたことを正しく伝える 数の少ない民である」
「この言葉を一つ残らず代々に伝えよ 子どもたちに聞かせよ
彼らが我が民の知恵と理解を覚え そして我が民が賢く行動できるように
彼らがそれを検分し 愚かなことと賢いことを区別するように
―我はかく語りき」と
未評価 (8)
>836 >839 >840 >841 >843
>844 >845 >846 >
848 :
へたれポエマー:2005/10/29(土) 23:25:23 ID:rzQS8Ah6
796です
指摘された最後の文をちょっと
変えてみたのですがどうでしょうか
このままでいいのか
振り上げた手を下ろし
外にでようとする声を手で塞ぎ
このままでいいのか
新たな世界の扉を前にして
新たな世界を恐れ
不変という闇に消える
このままでいいのか
今この時にも流れ過ぎ行く時を
自分は流されずに立っていると
思い込んだまま
なにもせずに流されている
このままでいいのか
振り絞れ勇気を
振り上げろ拳を
今流れている
時代の波に
見せ付けろ
今時のながれに抗う姿を
俺は生きているという
証を
「二次元の女」
時祷書の挿絵のような女!
貞潔で、雪のようにつつしみ深く
何よりも 相手のことを第一に考える女!
神さまに祝福されたロマンス!
背後にみえるアクアマリンの冬の海よりも
濃く澄みきった青い瞳!
天使のように組み合わされた 白い手と手!
おれの心は 甘く敬虔に
麻薬のようにとろけてしまう
――すばらしい悪夢だ!
850 :
hallu:2005/10/29(土) 23:42:55 ID:HGdx6y4b
『結局、僕は君の歌を歌っているんだ』
人は大人になるもの 何百年前から伝えられてきた
でも僕は子供のまま だって君を忘れられないでいる
幸せになるって誓った夜から数週間が経ったんだ
けど僕は幸せになるどころか君の後ろ姿を追っている
忘れられないでいるのは良薬がないからなのかな
いつの日か君に僕の一番大切な人を教えてあげる
いつの日か君の前で最高な笑顔を見せてあげる
でも結局 君が頭の中から離れられないんでいるんだ
恋はいつか果てるもの そんなありきたりの言葉
今、僕に言い聞かせ あわれに男に同情したりして
止まらないほど涙が溢れ出した夜からゼロに戻ったのに
けど僕はその出発点を逆に引き返そうとしている
忘れられないのは時間が足りないだけなのかな
いつの日か君に僕の一番大切な人を教えてあげる
いつの日か君の前で最高な笑顔を見せてあげる
でも結局 君が頭の中から離れられないんでいるんだ
凍りつきそうな寒さの中
歩き出す僕はスノーマン
舞い落ちる雪は昨日の余韻
さぁ行こう 太陽に見つかる前に
凍りついた残雪踏みしめながら
歩いていく僕は旅人
昨日の雪も一昨日の雨も
この身に受けて 来たんだぜ
いつしか寒さに凍えて
うずくまり膝を抱える僕は誰だっけ?
昨日も明日もわかんない
今はただ じっと耐えるだけ
寒さに凍えて倒れる僕に
語りかける小さな鼓動
大丈夫 ほらまだ立ち上がれるだろう?
凍える様な寒さだって悪くない
僕の中の暖かさに気付くことが出来るから
昨日の事なんて忘れてしまえ
今はこの 小さな火を守るだけ
凍える様な寒さに
僕の足は動かなくなった
明日の事なんて考えなくていい
それでも今は 進むんだ
動かない足と 美しくも残酷な世界に
今はただ 想いだけで
852 :
ppbritaB:2005/10/30(日) 00:05:59 ID:pvb9B0JQ
《鏡》
目の前に写っているのは自分。
確かにこいつは僕だけど
何かが違う。
鏡の向こうにいる君が見る僕と
僕が鏡を通して見る自分。
そう、左右が反対。
写っているのは確かに自分。本当の自分。
見える姿は左右が反対。偽りの幻影。
僕は鏡の自分に問いかけた。
「ねぇ、君は本当に僕なの?
それとも、偽りの僕なの?」
鏡の向こうにいる君は全く同じ質問を僕に投げかけていた。
853 :
hallu:2005/10/30(日) 00:08:32 ID:4exsGEZF
『幸せのループ』
>>538 …振られて幸せについて考えた詩
『チくタく』
>>541 …振られて悲しかったけど世界からすれば僕の悲しみは小さいなと思った時の詩
『unrequited LOVE -失望という希望-』
>>609 …振られてへこみ具合がひどかった時、自分への応援ソングとして書いた詩
『何十年後かの星』
>>711 …振られて俺は結婚出来るのかな〜って思った時に書いた詩
『スクランブル交差点』
>>757 …好きだった子とは人生の中で交差点のようにスレ違うだけの人だったんだって思わせようとした詩
『アジアのニュース』
>>763 …Dが何回も出るので高評価が出るように書いた詩。
『ベル』
>>795 … タイトル適当=最後らへんは適当。『無題』でも正直良かった。恋愛恐怖症になりかけの気持ちを書きました。
『誰かが泣いてるよ』
>>803 …好きだった子には彼氏がいるという事で君は幸せでも僕は悲しいよって歌っている詩
『liebe macht blind』
>>840 …好きだった子はもう忘れよって歌っている詩です。
『結局、僕は君の歌を歌っているんだ』
>>850 …これまでの詩の結論のような詩です。結局、君の事ばかり考えてるよって詩です。
※誰かに新しい出発点が迎えられるような詩を書いてもらいたいです。マジで辛いです。
俺ってほとんど幸せになりたいって歌っている詩か、
先週、振られて自分を慰めているばっかりの詩ばっかりじゃん。
ってか見たくもない曲解説を書いてごめんなさい。
854 :
名前はいらない:2005/10/30(日) 00:10:05 ID:s1tGgS0d
>>843 D−
人生なんてたいそうなタイトルなわりに内容はあまりにおそまつ。
もう少しありきたりじゃない詩にしてください。
>>819さん、具体的な評価ありがとうございます。
また大事な動機がすっぽぬけてました。アドバイス、なるほどな〜と思って読ませていただきました。
あと大量評価乙。
>>822 ありがとー!そういえば僕も来て1、2ヵ月くらいか。
プラスチックのケースの中で ただ回る時を待ってた
輪っかの中に収められた音
私の知らないところで私は作り変えられた
だけどそれは無意味じゃなく より良い変身 第二の音楽
そして今も回る回る かき鳴らす音が耳に入ってゆく
脳内に響いてゆく それは生まれ変わった私の分身
タイトル「カヴァー」
>>836 宮沢賢治「ヨダカの星」知ってないと、1連目成立しません。
折角ですけど、「ヨダカ」省きませんか?夜空の様子があった方が
良いですね。星に見とれる程の綺麗さとは?読者をもっと引き込めます。 D
>>839 14歳の思い出?でしょうか?言葉が入って来ますが、
具体的なイメージが湧かないです。なぜそうなるのか、かなり考えないと判りません。
1連目、二人の出会いでしょう。嬉しくて、うかれてます。
2連目、歳相応の恋愛が成就なかった?ことの暗示でしょうか?
3連目、お互いの感情がすれちがっているのか?
4連目、ここはわかります。お別れですね。ここから逆算して、2連目、
3連目の解釈となったわけです。再評価希望します。 D
>>840 ドイツ語?「愛は盲目」まあ、盲目ですね。「僕」の思いは
一方的で、彼女の感情はわかりません。否定してるわけではありません。
そういうこともあります。雨が洗い流してくれるのでしたら、そこを
まっすぐ書かないと引っかかります。唄が途中で入るのは面白いです。 D+
>>841 いいこと言ってます。が一寸まってください。言い回しが、ありがちです。
言い回しだけでなく、連想もありがちです。ありがちな言葉を上手く使うのは
難しいですよ。 D−
>>844 これは、読む人にセンスを要求する詩ですね。すべての行が
違う書き方をしてあります。凝っています。失恋の詩でしょう。
自分はセンス足りないので、再評価求む。 C
「輪廻」
みろく、きた?
まだきてない!
あんまりノロノロ
しちゃだめさ
五十六億余万年
これ以上は、待てません
綺麗な紫
蓮の御座
きっと僕のは
無いけれど
産まれてきたのが
運のつき
生きてるかぎりの
悪あがき
君が見上げた空
きっと澄みきっているはず
君の目のように澄みきっているはず
わたしの見上げる空・・・・・・
わたしの汚れた心に
汚れない君の青空がしみて
苦しい
わたしはあなたみたいにはなれない
あたしはそんなにきれいにはなれない
汚れた心をきれいにすることなんてできない
あたしなんて どうでもいい
〜〜〜〜〜〜〜
ネガティブ時代の詩です。評価おねがいします
>>845 面白いものを書こう、いいです。奇天烈になりすぎず、読みやすいです。
「世間は不気味と手を払うけど」疎外されてる、とか書くよりぜんぜんいいです。
どうしましょう。こういうの好きなんですが。
>>666、
>>766とか。 C
>>846 体言止めをいれて、文章の切れを上手くつくっています。
自分の世界とは、完全に別の世界を書くのは難しいですが、
成功しています。 C+
>>848 最後の文、ここはものすごく強く自分の意志が出るところ
です。それを象徴するようなものをもって来ましょう。「波」から連想
するとか。ラスト、これでしたら「俺は生きている」で切って、その
姿勢で結ぶにしたほうがいいかな。 C
>>849 いいですね。「すばらしい悪夢」のフレーズがいいです。
ある宗教に殉じるような言葉で統一し、狂気を高めています。
この詩をよりよくしようとしたら、さらなる狂気を!というところでしょう。 C
>>850 言葉を切りましょう。全体的にもっと詰められます。表現は
平易ですが気持ちは良く伝わります。「僕の一番大切な人を教えてあげる」
良いです。 D
糸車をまわして まわして
眠り姫を起こさぬように
からからと
白雪姫の棺は火葬
シンデレラは靴を落とさず
人魚姫は人を恐れて
親指姫にツバメは来ない
染み込ませたインクは元に戻らない
羊皮紙に滲んだ物語は止まらない
過ちが怖いのなら 犯す前に終わらせればいいの
ベルはバラを欲しがらないで
ジャスミンは外を知りたがらない
ウェンディは星を見上げずに
アリスはウサギが大嫌い
茨をまきつけて まきつけて
眠り姫が起こされぬように
ひしひしと
863 :
貴公子X:2005/10/30(日) 02:01:45 ID:KzLVcsWU
「唇」
そっと唇の中を 覗き込むと
今までにない 世界が見えた
種を蒔けば 貴方ができて
その世界から こちらへ来る
消えるために 生まれてくるんだね
来なくてもよかったのに
>>858 ありゃ、そうでしたか。ご指摘ありがとうございます。
勉強になりました。
>>851 同じ言葉を2連ずつもってきてます。「僕」そのたびごとに
自分を励ましたり、挫けたりしてます。少しずつ弱っていくのが、
描かれていて、怖さを出してます。 C+
>>852 着想はいいのですが、読み応えのあるものにするには、
まだ、想像力と膨らませ方が足りません。 D−
>>856 タイトルぬきでも、意味が通じると良いです。少し、わかり
辛いです。テーマは「より良い変身」ですが、この一言だけだと
もの足りないです。 D
>>859 弥勒如来がおわすタイミングで生まれられなかった、という
わけですか。タイトルからすると、何回生まれ変わればいいんだ!
という感じにした方がよかったかも。 D
>>860 いいと思います。本当の気持ちがこもっていますから。
本当の気持ちを込めようとすると、言葉が歪んでしまい、詩に
成るのだと思います。あえていうなら、「わたし」「あたし」を統一した
ほうが良いでしょう。「苦しい」浮くように置いて、印象付けてます。 C
『紅い虹』
人のまるで通らない
落ち葉の積もった道を歩く
世界にただ一人取り残された気分
教会の脇のベンチで
風景の一部のように
書き物をする老婆の目が
街灯に照らされて白く光る
降りてくる夜
不安定な時間
全ては真実で 全ては幻想で
真夜中に虹がかかればもう消えまい
枯木に火をつける
虚空に舞う火の粉は鳥のように自由
美しく燃えていく森を
窓から眺めて暮らす毎日
暖炉に薪をくべながら
クッキーを焼きながら
幾つものメロディを奏でるピアノを弾きながら
虹がかかるのを待ってる
でもここには紅しかない
また置いてきぼり
箱
君との想いでも過ごした時間ももう全部箱にしまった
無邪気な笑顔ふとしたそぶり全てもう無い
ただ脳裏に焼き付いた映像は箱の中から薄れゆく
「あの時」君と初めて会った文化祭今もわすれない心のトキメキ
だけど「あの時」から距離を感じトキメキを無くした
「あの時」の言葉理解するのに時間がかかり君が去ったあと大きな雨が心にふった
君のいない帰り道右手に寒さを感じながら大きな雨が僕の目を濁らせる
箱から君は薄れていくのに
君を思い出してしまう
ただ一緒にいれればいいとおもった
でも叶わなかったよ
感情と裏腹に時はながれだし
箱の中身はうすれゆく
心に晴天がくることはなく今もなお大雨が降り注ぐ
ただ虚しさだけが箱を開けようとする
「憂愁のノクターン」
開店前の
誰もいないダンスフロアから
ふいにトゥルバドゥールの熱烈な
愛の歌が聞こえてきた
気がつくと
ダンスフロアでは大航海時代の亡霊たちが
ひしめきながら苦い葡萄酒を酌み交わしていた――
その時のことを君に語りたい
なるたけ詳しく
目もくらむほどの修辞法と
的確で簡潔でそれでいて主題に重層的なリズムを与える
あまたの引用区を駆使しながら
でもその代わりに
ウェストバージニア州コールウッド
炭坑と勾配の町外れにある
ささやかな雑木林のことを語りたい
雨のように冷たい木漏れ日を
赤い実のなる木のことそして
ため息のように曲がりくねった小径のこと
あるいは
昨日読んだ推理小説の
つたない伏線の張りかたを語りたい
男やもめの探偵と依頼人である未亡人
またはこの不愉快な事件の真犯人
彼らがいかにして出会うのかを
そしてわずか6ページ半で
彼らがいかにしてベッドを共にしたのかを
もしくは
愛とは常に手を前に差し出すことであることを
愛とは常に脱け出すことであることを
君に君だけに語りたい
それからぼくが窓から射しこむ探照灯に
眠れぬ夜をどうやってやり過ごしてきたかということを
それでも時々は
君のことも語りたい
君の生を君の死を
あるがままに語りたい
何気ない挨拶やお別れの言葉のような
いかがわしい調子じゃなくて
株式欄や法定調書のように魅力的な文体で――
それでもぼくは
何一つ上手く語れない
君の生も君の死も
いま書き連ねているこの文字列のことだって!
「生き方」
とりあえず片手鍋 水道水を火にかけ
とりあえず料理の本を開くも
カロリーだの材料費だの無関係な記号
様々に着飾った見本写真の森を探索するも
遠くでぐつぐつと騒ぐ片手鍋に
煮物か煮込み料理でなければと教えられた
ふと止めた目線の先
いつからか買い置いていたカレーのルーを目にすれば
おいしそうにカレーを食べるCMの子
「カレーにしよう」
とりあえず 指輪をはずし
とりあえず冷蔵庫を覗く
人参 じゃが芋 玉ねぎ 豚肉
ある物は姿なく ある物は老い滅びている
とりあえず駆け出したスーパー
駆け上がった玄関の先
飛び込んだ台所
暖めるべき相手を失った焦げ付いた片手鍋と
ひどく熱くなったコンロ脇の指輪に
やはり 涙がこぼれた
(べたな題材で恐縮ですが、評価お願いいたします)
>>857-858 そうそう14ってのは一応ソネットのつもりで
だから「瀑布のための14の練習曲」の方が良かったかな
一応、読んだままっていうか
例えば靴紐と指切りは「結ぶ」って動詞からの連想だし
そこからスニーカーと「いたずらに交わした」から
「ほどけたまま」で「脱ぎ捨てられてる」指切りを
重ねたつもりっていうか、まぁ後の行もそんな感じで
というわけで再評価を待ってみます
872 :
804です:2005/10/30(日) 03:30:26 ID:z2+Kt6Gx
>>834さん、評価ありがとうございます。
初めてのC+評価です。これからも精進します。
873 :
「夢の中で」:2005/10/30(日) 03:42:50 ID:JAoru8CF
夢の中で
とてもアンハッピーな映画を見ていた
それなのに その映画には心地よい手ごたえがあった
主人公の金髪の男の子たちは
正義の意志をもって皆で団結し
万全をもって戦いに挑んだ
しかし、全てのものは 巨大な悪の力に
皆殺しにされた
広大なデパートの最上階で神になっている
髭を生やした怪僧に――
その最上階にふいに入ってしまった
金髪の少年は
勇気を出せずに
永らくそこで服従していた
大人たちを
肉体労働者たちや
医者や弁護士のインテリたちを
純粋な心と夢と勇気で説得し
正義の意思でひとつに団結させた
874 :
「夢の中で」:2005/10/30(日) 03:43:49 ID:JAoru8CF
(873つづき)
しかし、全てのものは 巨大な悪の力よって
皆殺しにされた
怪僧ラスプーチンのような出で立ちをした
白い法衣をまとった男に。
法力でつねに宙に浮き、法力で攻撃する男に
皆はやぶれ
少年たちの死体が
なかば崩壊したデパートの最上階で
血を出して ガラスとコンクリートの破片にまみれて
無残にも横たわった
精一杯たたかって、
いい所まで追い詰めたのに、だ
だが、それでも少年たちの力が及ばなかった
すべて者たちはその怪僧にみな殺しにされた
上映時間4時間30分
途中で15分の休憩時間
敗れた金髪の少年や大人たちの
血まみれの無残な死体を背景に
スッタフロールと「愛はあなたを成長させるでしょう」
のエンディングテーマ
寂しいが幸福に満ちたBGM
なつかしい古いメロディーだった
(かれらは、よくやったよ)
という 手ごたえのある充実感 納得感
そして悲しみ――それは、まるで母親に焦がれるような
どこか懐かしく
神々しい原初の感覚
それは 映像に古くささを感じさせる昔の名作映画だった
875 :
859:2005/10/30(日) 03:57:51 ID:Lf7fjPoc
>>864 評価ありがとうございます。
そうかー、あとから取ってつけたようなタイトルが
仇になりましたな…。
876 :
名前はいらない:2005/10/30(日) 04:23:34 ID:cf8oOlGC
可哀想こんな自分可哀想
いつになったら雨は止むの
心の中で止まらない嵐
時は残酷に過ぎ
春はいつ訪れるのかや
877 :
狂ったドック:2005/10/30(日) 04:37:46 ID:uIabcuA2
「淫売女」
シェービングした後
プッシートイレットの彼女は
アンダーヘアークレイジースタイル昨夜のままだ
今朝はチョコレートケーキ キュートなデコレーション
すぐにでも階下を歩くジャンキーにぶつけよう
すべておまかせあなたに 私の唇からこぼれる
見え透いた淫売の言葉に 髭剃り後なでてる
病気なんか持ってないの 今すぐ私を奪ってキスして
その大きなシガーペニスで 奪って火をつけてちょうだい
メルセデスは高速を抜けてトンネルに入っていった
入っていった 入っていった 入っていった
55年式の イカシタ奴
あ、ごめんなさい。
>>874 >スッタフロールは
スタッフロールです。
879 :
ppbritaB:2005/10/30(日) 08:22:20 ID:pvb9B0JQ
《見えない未来》
僕は君を失った。僕は目を失った。君は僕の目だったから。
暗くて前が見えない。これからどっちに進めばいいんだろう。
未来の光がうつらない。僕は君を失ったから。
未来を失った僕は過去に立ち尽くすだけ・・・。
時間が僕の記憶を消してゆく。
過去の君さえ薄れてゆくのに
無くした記憶を探してみても 光を失った僕が手探りで
何かを見つけることはなかった。
僕は君とゆう 光を 目を失ったから
僕はきっと2度と君に会えない。
>>864 評価ありがとうございました。参考にします。
881 :
806:2005/10/30(日) 10:31:48 ID:XdTj15gK
「詩を書こう」
詩が欲しいなら
恋をしよう
精一杯背伸びした
片思いがいい
もっといい詩が欲しいなら
失恋しよう
思いのたけをブツケテ
傷つくといい
883 :
851:2005/10/30(日) 12:15:31 ID:TNMR2kmb
>>864 評価ありがとうございます。
実は人様に作品を見せるのは初めてだったりしますが
いい評価が貰えてホッとしています
>>838 評価ありがとう
再評価はいらないです
Cで充分です
評価します。未評価残ってたら言ってください。
>>882 D
「詩が欲しいなら恋をしよう」と言い切ってしまう潔さがいい。
本来逆であるはずだけど、どこか説得力がある。恋=詩という方程式には疑問だけど、勢いを感じさせる。
ただタイトルが平凡なのと、片想い<失恋というのは人に寄りけりで説得力が弱い。
>>879 E
言わんとすることはよくわかるが、説明臭い。「僕は〜〜。〜〜〜から」という言い回しが回りくどい。もっと説明を削ったらいい。
例えば一連なんて、極端に言えば「君がいない。僕は過去に立ちつくす。」これだけで伝わるわけです。
詩に説明なんていらない。確かに自分の意図が伝わらないことは不本意だが、詩っちゅうのは少ない言葉にたくさんの思いをこめるもんだと思う。
ある種の潔さも必要なのかも。あと、「君とゆう」→「君という」です。「いう」を「ゆう」と表記するほど幼稚さを売りにする作品でもありませんね。
>>877 D-
主語がころころ変わって読みにくいね。こういう作品って、どちらかの視点で主観的に描いたほうがすっと入ってくるもんだと思う。
カタカナ言葉も雰囲気は出てるがリズムが悪くて読みにくいと感じた。
>>876 D-
最後の「かや」という中途半端な古語(?)が雰囲気を殺してる。どうせなら全部文語体にすればいいんじゃないか。
「いづれの時にか春は訪れん」。何ともいえんなぁ。「自分」のキャラ作りも大切にしてほしいものです。
>>873-874 D-
4行目から7行目と9行目から13行目って全く同じことを言ってるでしょ。どうして同じことを二度言うのでしょう。
映画の説明としてはいいが、詩としてはよくない。
>>870 C+
シンプルでとてもよい。この主人公は二人暮らしから一人暮らしになったクチでしょうか。「指輪をはずして」というところで感傷的にさせられますね。
この「指輪をはずす」という行為は、ここでは料理を作るためにはずすんだけど、それだけじゃないんですね。
料理を作るということは独り身のつらさを実感させられる瞬間なわけで、そこで指輪をはずすということはやはりここでも独り身になったんだということを強調させているわけです。
さらに、「暖めるべき相手を失った」のは片手鍋だけでなく自分もですね。そして熱くなった指輪。涙にはきっといろんな思いがこめられているのでしょう。
大切な人がいない寂しさ、料理も満足にできないふがいなさ、作ってくれる人がいれば、という後悔・・・などなど。
僕が妻と別れ、一人になったときにこれを読んだら、きっと涙を流すだろう。シンプルイズベスト。
気になるのはちょっと言葉が多すぎるかなということ。もっと言葉を選んで厳選できれば、僕はこの詩にAやBをつけたい。
887 :
名前はいらない:2005/10/30(日) 12:42:37 ID:ZL+5UkX5
『雨』
寂しいですか?
雨は答えません。
私には聞こえます。
しとしと…
貴方の寂しさが
888 :
hallu:2005/10/30(日) 13:30:11 ID:4exsGEZF
『季節の音色』
また君の好きな飲み物を買ってしまった これで何度目だろう
まだ君のステキな写真が飾ってあるんだ それを見て笑う
秋 葉は紅く色づき やっと美しいと思えるようになってきた
冬 寒いのかな… 愛しさと切なさは誰と過ごしているのかな
そうだ季節は変わるんだ
ほら ダサいと思ってた音色の暖かさを知れるようになったら
きっとそれは新しい出会いへの始まり
いくら自分を慰めても 結局、今は一人でもがくしか出来ないんだ
889 :
無名:2005/10/30(日) 13:57:25 ID:qFD4pKRC
>887
D...よくわからん。
>888
D...んー読みにくい。
890 :
名前はいらない:2005/10/30(日) 14:15:25 ID:FEiwB5vs
MSN Messenger
891 :
名前はいらない:2005/10/30(日) 14:51:25 ID:5mDveFI7
ぼちぼちいけばいいよ
あんまりいそいでも
君つかれるでしょ
ぼくといっしょに
マイペースマイペース
892 :
名前はいらない:2005/10/30(日) 15:21:51 ID:ZL+5UkX5
『貴方と』
歩む度に変わる遠近
貴方が少しずつ大きくなる
貴方の胸を鼻で感じた
高さの違う肩並べて
雲を見ながら歩きたいな
そびえ建つ現実は忘れて
今 享楽に酔い痴れていたい
永遠に
>>886アルファさん
>>873です。ご評価ありがとうございます。
>どうして同じことを二度言うのでしょう。
たしかに、その通りですね。初の試みだったので、
分かってくれるかどうか、不安だったのでついくどくなってしまいました。
今の作風に限界を感じて、新しい作風にチャレンジしてみたのですが、
やはり難しいですね。
895 :
名前はいらない:2005/10/30(日) 16:47:03 ID:rdnlzNYV
つながらない風
僕の目にふきつけて
君を連れていけばいいのに
夢みたい
夢見たい
いまだけそばにいてくれるなら
僕は死ねる
うかびあがらせて
つながらない風
いまだけそばにいて
信じて つながるまで
つながらない風 信じて
896 :
882:2005/10/30(日) 16:47:54 ID:K5ufFQ9x
>>885 自分の書いたものを客観的に見ていれば、2連目を変えられ
ました。仰るとおりでした。タイトルも工夫します。
897 :
882:2005/10/30(日) 16:49:09 ID:K5ufFQ9x
898 :
名前はいらない:2005/10/30(日) 16:55:56 ID:quXSUl0s
なんか 最近の NHKって全体主義 国家社会主義的番組ばっかり作っている
このような全体主義 イデオロギーのNHK番組は、以下のような特徴がある
1
思想・文化等すべてをイデオロギー一色で塗りつぶしてしまうので、それらは自然的な発展が許されず、文化はイデオロギー化のための手段として利用される。
2
イデオロギーに染まった人々が主導権を握るために、正当な主張を持っていたり、あるいは学術・芸術などに優秀な能力を有していても、体制に従わない者は抹殺されていく。
3
個人の頭で自由に判断する能力を奪われてしまう。
こういうことを やってる今のNHKの連中に 受信料を 払うというのは
北朝鮮のキム ジョんイルに金を貢いでいるようなもので
個人的にはきわめて遺憾である
『雑魚』
失くした時を嘆きながら
まだ見ぬ未来を恐れながら
それでも進める強さが欲しい
僕はここから動けない
僕はここから動かない
こんな冷たい世界の中で
何を為せばいいんだろう
今日も一人座り込み
ゆっくりと確実に時は流れる
900 :
名前はいらない:2005/10/30(日) 18:21:59 ID:at8+tEfh
〜素直な貴方へ〜
愛せば愛す程応えてくれる貴方
愛せねば愛せぬ程遠ざかっていく貴方
私にできるのは一生懸命貴方を愛すことだけ
大切な大切な貴方
貴方は嘘の無いキラキラとした目をして
ねぇちゃんねぇちゃんと言いながらやって来る
どこに行くにもついてきて
鬱陶しい時もあるくらい
そんな貴方が愛おしくて愛おしくて
嬉しい時は喜び
楽しい時は笑う
辛い時は苦しみ
悲しい時は泣く
嬉しい事は嬉しい
嫌な事は嫌
貴方には裏表が無くて
拍子抜けするくらい素直で
我侭で
そんな風に居られる貴方が羨ましくて
嫉妬してしまうこともある
喧嘩もするし
貴方なんか嫌いだと思う時さえもある
貴方をちゃんと愛せてるか自信が無くなる時だってある
〜続く〜
901 :
名前はいらない:2005/10/30(日) 18:22:51 ID:at8+tEfh
〜続き〜
でもやっぱり私は貴方が好きで
貴方も私のことが好きだよね?
素直で綺麗な貴方が
私は大好きで
いとおしくて
小さくて弱い貴方を
守ってあげたいと思うよ
愛せば愛す程応えてくれる貴方
もしも貴方が醜き人として生まれていたならば
こんな貴方じゃなかったかもしれない
貴方が裏表無く居られるのは
貴方が人じゃないからかもしれない
私は醜き人だから、貴方のようにはなれないけれど
貴方と居ると私まで綺麗になれる気がしてしまう
そんな風に思われても迷惑だよね
でも貴方は私について来る
私にできるのは
貴方を愛すことだけ
〜続く〜
902 :
名前はいらない:2005/10/30(日) 18:24:12 ID:at8+tEfh
〜続き〜
人は大人になったら
自然と自分の心を隠さなきゃいけなくなる
貴方はそんな事
しなくていいからね
私は貴方が人として生まれなくて良かったと思う
一生素直で綺麗で
子供のような自由な心を持っていて欲しいから
醜くならないで欲しいから
貴方は私よりも少しだけ早く居なくなってしまうけど
その時は泣くしかないし
その時はまだまだ来させない
貴方は幸せ?
素直な貴方
いとおしいよ
大好きだよ…
ずっとずっと一緒に居てね
大切な弟…フィガロへ♪
「現実(いま)」
立っているだけでくらむような
現実社会に背を向けて
たまにはため息ついてみて
ほしいものはなにもないけれど
排除したい物は山ほどあるんだ
はたしてそれはワガママだろうか?
叫べ 喚け 泣け 響け
それは僕らの生きた証
耐えて 黙り 眠り 忘れ
どこまで都合がいいんだ
「ハサミ」
自分で切れない物を 口から出るハサミで断ち切った
気持ちいいくらいに綺麗に切れた でも胸は痛かった
一緒にいたくない雌を僕のハサミで断ち切った
彼女は透明の血を流した
彼女もハサミを持っていた 僕は胸を刻まれた
もう口からハサミは出なかった 僕も透明の血を流した
塩分の味がした