776 :
まだ名無し ◆bQbsS3fKBU :
2005/10/11(火) 18:13:42 ID:Iv+OLgx4 【Online】 嘘の花咲く種をまいて 虚ろな春の訪れを待ってみようか 花壇に身を横たえ 鬱な蕾みが出来るのを待ってみようか 先の見えぬ世界で噂ばかりが飛び交う中 その花束を人にプレゼントしようか 目があるなら見開いて見よ 耳があるなら手を添え聞け 遠く聞こえる嵐の轟きが すぐ側に聞こえ始めたら あなたにも送ろう 事実よりも色鮮やかな嘘の花束を
777 :
名前はいらない :2005/10/11(火) 18:22:35 ID:l+H0xGQI
「夢の中」 放課後の掃除時間は普段と変わらない 開け放った窓からやわら風が入ってきた 薄日に焦げたカーテンを舞い上げる 折りたたむ はしゃぐ僕らの教室はステージに早変わりし 壇上からはやおら歌姫の声が流れだす 甘い旋律に身を任せて心持ちふんわりしたところ 踊ったのは衣の切れ端で歌ったのは風音で そんな記憶に水を差すのは不粋な機械のクラクション
778 :
ROMIO :2005/10/11(火) 18:33:24 ID:Crv1oOUS
779 :
名前はいらない :2005/10/11(火) 18:52:56 ID:l+H0xGQI
「夢の中」 体育館の裏で 陽光る頃 疾走感を埋葬した スピード 言語で 韓国を友とした アンダーカレントは 音楽にひたる日々 気付かない罠を 歌姫へ仕掛ける日々 あるとき致死量に達し 焼かれたのは幻想だった 覚醒し 涼しい風を感じる クラクションを鳴らせ
780 :
サイ :2005/10/11(火) 18:57:07 ID:6NnC3K1w
>>748 さん、評価ありがとうございます。
えっと、はい。元は雪です。
雪に限定しようかと思ったんですけど具体的過ぎかと思い「雪」の単語を削ったものです。
次は感情を織り込んでみます。
落ちてくるものの感情かぁ……。
詩板初投稿。お願いします 「ラジオ」 かわいいあの子をメチャクチャにしたい ノイズのせいでザラザラした感じにきこえるあの子の声 幸せそうだ 自分が分泌する生ぬるい粘性のものに阻まれて近寄ることもできない きっと今のあの子は誰が何を言っても笑ってすますだろう せめて挨拶くらいはしたかった 全員を置き去りにして歌い続ける彼女に いたたまれなくなって部屋の窓を開けた 窓の外には冷たいきれいな生気があって わたしはそこで一度消えた
782 :
名前はいらない :2005/10/11(火) 20:03:51 ID:ZX00Y3bo
「もの思い」 泣くほどのことではないと思った 彼に愛されないだけだ それでも彼には触れられる それで良いと思う 彼が笑っていられるよう 私は愛を伝えない 浮ついた気持ちの中で ただ堕ちていくだけ
783 :
名前はいらない :2005/10/11(火) 20:39:05 ID:aQS5nCAZ
囚われたのは思想だった 意味も無いことに意義を唱え 意味の有る存在をずっと無視し続ける だれも気付いてないところで何かが崩れていた どこまでもどこまで行っても 照らし続けてもらいずっと優越感に浸ってる 夢までも夢さえも 他人に照らされていくつもりだったらしい 僕の存在価値では輝けないなんて どうしてと思ったのはつい刹那の前 その時思ったことすら明日には忘れているのか あぁ、分かった 答えは僕が空の鈴だということ 音もならない 意味もない鈴
784 :
だめ人間 ◆K0.x1dfgiY :2005/10/11(火) 20:58:34 ID:GUL3gL+M
「土曜の昼下がり 13:36からの」 腹が出た 腹が出た ぷっくり腹が 寂しくって 食いまくって 腹が出たよ 肉がついた 肉がついた 三段腹さ お菓子食って 脂身食って 肉がついた 脂肪になった 脂肪になった 内臓についた いっぱい食べて 何でも食って 肝脂肪になった 堅くなった 堅くなった もうすぐ肝硬変 それでも僕は 食いまくるさ どんなになっても もうすぐ僕は おさらばだよね 逝かれてきたからね はやく僕を 迎えに来てよ あの娘の元へ
785 :
のま :2005/10/11(火) 21:57:59 ID:utGcKIuH
>>748 さん、
>>692 の評価ありがとうございました
これは、なんというか「半端な気持ちで夢を見るなよ」みたいなことを
書こうとしてた気がします 説明するのが恥ずかしいですが
786 :
かに :2005/10/11(火) 21:59:13 ID:utGcKIuH
なぜのまというハンドルネームに?w
787 :
りりぃ :2005/10/11(火) 22:30:20 ID:PmXkmpDB
あたしの人生は矛盾だらけ 綺麗事並べて自己満足 馬鹿みたい 何も解決しないでしょ? 向き合うのが怖くて 逃げてばかり ホントはもっと汚いくせに! ズルイくせに! 自分がした事解ってるの? 皆が聞いて引くような事 数知れずして来た ホントのあたしは 人様に癒しや力なんて与えられる人間じゃないんだよ ごめんね 偽善者なんだ こう在りたい こう成りたい ただのワガママ どうしようも無いよ
788 :
変頭痛 :2005/10/11(火) 22:49:15 ID:YbG48j5L
命乞いをする豚を尻の穴に詰め込んで 町中を走り回る。 目の前を一匹の蝶が飛び回りながら俺に講釈たれながら せせら笑う。 「何処へ行くんだ?」 昨日殺したババァが助手席で叫び暴れている 振り回す枯れ枝が左脳をかき回し俺の左目がずり落ちた。 嗚呼 頭が痛い 頭痛帽を深くかぶり直し親父の言葉を思い出す 「今か?その前か?先は無いぞ」
>>742 1連目「おかしくて」「恐れた」が矛盾して混乱します。2連目、ホース
に命が宿る瞬間が詩です。光っています。3連目なんでそうなったかよくわからない
です。DとCとD でD
>>744 意味がよく判りません。あと、詩では有効ですが、日本語がトリッキー
過ぎて読みづらいです。 E
>>745 「見る」詩ですね。レイアウトを工夫し、括弧や句読点をうまく使って
見ましょう。こっちの方が面白いです。 D+
>>746 闇のなか、閉じ込められた空気と音がどうなるのか、もっと突っ込んで、
具体的に、ここで想像を止めないで。 D
>>749 「君」と「芽」の正体が判りません。749さんは、具体的にイメージでき
ていますでしょうか。 D−
>>635 蒸しかえして申しわけません。エロスとして読むと、これはこれで
面白いと思うのですが。不本意だとは思いますが、あえて C
790 :
siro :2005/10/11(火) 23:08:38 ID:z8HXXxGu
勢いのまま飛び出した町を背に 外の風景はまだ夕暮れ 日が沈むまでには そこへ行きたくて どこかへ泊まるだけの資金も無くて 置いてきたものは今更取りには戻れない 汚れた方の靴を履いてきちゃったな 輝きを増す街の中で 取り残されないよう必死になるけれど 誰も目を止めて僕を可哀想とは思ってはくれないみたいだ そうやって過ごす毎日が 僕から希望を取り払っていく 結局何をしにきたのだろうか 意地を張っていた面もあるし 本気だったのもうそじゃないよ ただ現実はそう上手くは進んでくれなくて 弱音は誰かにぶつけたくはないから 一人で夜泣いているんだ いつかはその涙も 笑えるような気分のいい朝が来るって信じて いつかはその靴で ”ただいま”って大きな声で玄関を叩けるように 僕は今ここにいる。
評価人の方々,お疲れ様です(*_ _)ペコリ 評価をよろしくお願い致します。 『All』 ねぇ全部腐ってるんだ だから頂戴よ 器械(からだ) 入ってるモノ 全部吐き出すからさ どうすればいいのかな 曳き裂き 並べたけど 臭くて汚くて どれも遣えないんだ to be continued
792 :
名前はいらない :2005/10/11(火) 23:46:04 ID:qw4OYHx9
「崇拝」 仏陀やキリストは 人に勝手に神にされた 神を作らない限り 人は弱くもろい 人は誰かを勝手に崇拝する そいつを崇め 自分は救われるような気がする 自分の奥底に 神と崇めてるものに 悪魔がいるとも知らず 神は尊敬でもなく 尊敬は神でもない 神は常にいる でも今は神はいない なぜなら人が勝手に作ったから
この汚れは… ○○じゃなきゃ… この臭いは… ××じゃなきゃ… なんで泣いてるの? なんで逃げるんだよ 難しいことじゃないだろ? …くれよ,それを よこせよ,それも 嫌いなんだろ? みんな… なら 不要(いらない)じゃん …○○○! 以上です。よろしくお願い致します。
795 :
鋭利マン :2005/10/11(火) 23:47:12 ID:WZnkV7Gg
かめはめ波 手と手を合わせてさ ワニの口みたいにガッと開いて 深呼吸一つ二つしたあと ものすごく集中するんだよ 遠くのエンジン音とか ランドセルの金具とか 挿しっぱなしのゲームソフトとか いろいろ気になるんだけど しばらくすると 手が温まってきて むず痒くなってくる よし 今だ 思いっきり両手を突き出す でもさ なんもでないの やっぱりな なんて思いながら そこには妙な満足感が残るんだ 今思うとなんか出てたのかな?
796 :
練り物ハンター ◆CNzCJKVCcA :2005/10/11(火) 23:49:25 ID:34Nqkm/J
798 :
練り物ハンター ◆CNzCJKVCcA :2005/10/12(水) 00:04:44 ID:eiC2rBtf
>>797 そうか・・・・・。
でも愛だけはもらってくれw
『どこらへん、睡眠』 夢と机と紙とえんぴつ… えっとそれから何だろう 分からないことが分からない 僕はいつのまにか分からない もう、今日を終えたいと思うけど 明日を思うと出来ないね 気持ちに素直になれよ 脳は僕に素直じゃない 何処へ行くの? 何をするの? でももし 君に会えるなら 青いシャーペンと「こんな気持ち」を 交換してもいいと少し思った
>>753 詩の最初と最後を鏡のように並べたのは面白いです。ただ、
そのために重複した表現が多く、冗長になってます。 D+
>>755 ママ=娼婦だと思います。「死」という強い言葉を出した以上、
「僕」のママに対する感情をもう少し出してもいいのでは? D+
>>756 「君」を忘れていく痛み、空しさをもっと強く。これでは、まだまだ
足りません。 D
>>758 共感できるテーマです。詩の中に、光、風、空等、実態のある物
の比喩をもっと使ってください。 D
>>760 詩ですから、ひどい生活を、ダルな気分を更に誇張しても
いいかもしれません。読みやすいのは良いです。 C−
801 :
名前はいらない :2005/10/12(水) 00:45:06 ID:qzXT+Nyt
「スライドアウェイ」 別に君が嫌いなワケじゃないよ ただ人生を退屈に過ごしたくないだけ 君はそこら辺に座って 夕陽でも眺めていたいんだろうけど 僕は自転車で坂の上まで駆け上がったなら ハンドルから手を離してしまいたい 僕はもうおしまいだなんてどういうこと? 身体のどこも痛くないし 毎日何かを探してる 誰も信じてくれなくたって構わない 僕には真っ暗闇の中 立ちつくして 不安に耳を澄ませてる余裕なんてないから
「とび魚」 やっぱり泳いでいる人間の女か? いや このさい サメだ!シャチだ!アザラシだ! イソギンチァクでも何でも来い! できれば エイのそれがいいのだが!
>>800 >>753 の評価ありがとうございます。
やっぱりいまいちですよね。ちょっと格好にこだわりすぎました。
また評価おねがいします。
804 :
名前はいらない :2005/10/12(水) 01:40:29 ID:dK2QszhN
>>596 自分の拠り所に対する迷いが感じとれます。あと「助けろ」の繰り返しが結構クル。
・・・評 D
この程度の希求では誰もアナタを助けたりはしないでしょう。そもそも
僕は 俺は 誰に救済を求めているのか。
天動説を信じたい信じさせてくれ的な発想は急進的なキリスト教右派の神にか。
いや詩に対する評価の拠り所に疑問なのですね。
ひどく「盲目」に成りたい願望だけがある。
気付くと周りから取り残され
見知らぬ岸辺にただ居るアナタ。耳だけをたよりに自分を前進させる。
かなりの不安でしょう。不条理のただなかでしょう。
しかし信ずるべきはアナタですよ。わからないものはわからないで結構。
「盲目」な詩作に憧れるのも結構。何かへの信仰なくして評価なんかできますか。
頑固にひたすらであるべきでは。
わたしにも耳はあるが聞き取り方はわたし次第。
>>804 いやあ、未評価溜まってたから皮肉ってみただけなんだけどねw
俺は別に助けてほしいとかは思ってないよ
評価ありがとう
「白と黒の唄」 盲目とは、何と明るき物か 部屋の隅の映写機がカタカタと軒下の花揺らし 黄金虫は眩しい程に背を輝かせるが お前には全て見えぬ 盲目とは、何と暗き物か あの蓮華畑に舞散る娘の煩いや 空に群成す赤蜻蛉の羽に溶け込む夕焼空の美しき事 お前は全てその二対の眼球で塗潰す 初めから無知であったのだろう 空の果てを知る事程、皮肉な拘りは無い 雨に呑み込む我が幻よ
807 :
名前はいらない :2005/10/12(水) 05:17:24 ID:8zsLNxaY
『秋のプール』 秋のプールに呼び出した君 君はプールに浮かぶ枯葉を指す 「お前、もし死ぬとしたらプールで死にたいか?」 「え?」 「正直、こんな汚いプールでは死にたくないよな」 と笑う君 「でも俺たちが泳げない間はこいつらの棺おけになるわけだ」 「違うよ」 「うん?」 「落葉が水のなかで腐って、トンボが卵をうみつけるから棺おけじゃないよ」 「あー、ヤゴか・・・ならトンボにとっては羊水だな」 「うーん、それなら・・・」 「そういえばお前部活中ずっと潜水してたよな」 「え、あ、はい・・・」 「心地よかったか?」 「はい!」 「羊水から出てきたお前はなんか変わったかい?」 「え・・・」(こうやって君の顔を直視できるようになったなんて言えるわけない) 「棺おけにもなり羊水にもなるこのプールで君は何を得られた?」 「居心地のいい場所に長くいちゃいけないことがわかった・・・かも」 「上出来」 君は笑う でも私は また来年の夏を待っている
808 :
名前はいらない :2005/10/12(水) 08:05:07 ID:2sTlnqsD
そばにあるもの そばにあるものを眺めてる よくこんなに集めたなって量の化粧品に、やたらと凝って作ってたアルバムに。 代わり映えしない部屋 "出会えてよかった" 心からそう思える 君とね 過ごした日々は宝物さ ずっと ずっと そばにあったものを思ってる いつもつきっぱなしのテレビに、 君が 家とコンビニを往復する度何十冊と増える雑誌の束に。 そばにあるものを眺めてる 積み重なった雑誌に 埃かぶったテレビに 君がいなきゃ必要のないものばかりの 実は変わっていた部屋 扉を開けても 君の声がしなくなったあの日から 部屋は汚れてって 僕は笑えなくなった だけど "出会えてよかった" 心からそう思える 君とね 過ごした過去は宝箱さ 僕も この部屋も そばにあるものも変わってしまったけど この思いだけは変わらない ずっと ずっと
磁器の水差しがふいにたおれかかる。 それは美しい時代のある日、すきとおった 老人の手は磁器のうなじのくびれを つかみとめるとき握るだろう、おのれの過去 のどぼとけのないしわだらけの女性的な歴史を。 断崖のはずれで精神がかがやいている。 さいごのかまどでさいごの胡麻が油になる。 きのうが愛のくちびるをとじていったとき 不具の国家像は学ばれていた。 夏のデッキ・チェアよりもやさしい発見は きみたちわれわれみんなのため 努力たゆたう十年の計画のため。 白鳥は水の中心からうごかない。 少年少女のこえはいつもきれいだ。 べつな支配の音階を歌であいまいにしながら 生きてきたもののデモが過ぎていったあと はじめての休暇がきた。敵にも 教師にも、うつろなこころにも。 だれかの咳に耳をすませよう。 すべての国境は犬にとなりあっており すべてきみのあたまには権力の隣室がある。 狼がそこであえぎながら絞首されるのを聞け ドアのすきまをそっとしめろ 朝になったら亀を愛すと寓話作家に告げよ。
このスレって・・・ろくな詩がないな。 期待できるのは津軽氏、スプリング氏ぐらいか。 猫柳氏は少し実力の割りに評価がえらそうな希ガス。
>>810 じゃあそこそこ読める詩をお前が書いてくれ。
期待できるらしい人物がその二人なのは大変疑問だが、 猫柳に関してはその通りだと思うな。 彼は詩を書くより、他人の詩を評価する方が合ってるんでないの。
813 :
名前はいらない :2005/10/12(水) 20:01:29 ID:dK2QszhN
つまりは審美眼があると?詩作はつまらんと言いたい?
814 :
名前はいらない :2005/10/12(水) 20:26:17 ID:BI2I6WSz
心カラッポなの 私の心カラッポなのこの世界から解き放たれて 私はカラッポ 無色透明 私の肉体は空高く舞い上がった 草も木も揺れる この世界からの解放誰も知らない私の存在 いつになったら気づいてくれるの
「少年Cの独白(このスレって・・・ろくな詩がないな。)」 ――神々は「悪」について 人間が無限の想像力をもつことを発見して驚いていた。 さようならも言わないで雨雲は去ってしまいました ふるえる電線に邪魔されて 月明かりも少し微笑みづらそうですが 僕はぼんやり路地裏を歩いていきます 僕の素敵な短靴が 踏みしめてきた行路の上には 宇宙飛行も陳腐な愛憎劇も暗い日曜日もありました ビルディングの屋上から身を投げた紳士の遺体を いたずらに蹴飛ばしたこともありました 先月の選挙の頃には 総理大臣が応援演説に来た駅前ロータリーでは 装身具が淑女を身につけ歩いていきます 僕はDoo Wopを口ずさみ 羞恥の衣服を脱ぎ捨てて ネオンの波を泳ぎたいのです どうせここは島国だから どこへ行こうとも僕らの前には海が立ちはだかることでしょう そういえば昔 海岸沿いのジャズバーで 猿の髪を撫でて抱き寄せてみたら 夢みたいだねと なるほど猿も喋るのか ところで一体僕らが夢を見てるのか夢に僕らが見られているのか 結局これは判然としなくて苦笑いをこぼしたりしたものでした こんなことを思い出すなんて 僕は疲れているみたいです いいや僕だけじゃない みんながみんな疲れている タクシーが外国人を轢き殺しました ショーウィンドウのマネキンがそっと小さな欠伸をしました 新聞紙が手違いで明後日のニュースを流してしまいました どうやら美徳は裏切られてしまうものらしいのです それではみなさんさようなら 僕はハッピーエンドが好きなのです それではみなさんさようなら
>>809 これ、前も誰かパクって書き込んでた気がするけど
僕はこれ、傑作だと思う
なわけで、これ経由の>810はすこし劇的だ
818 :
穢穢居士 :2005/10/12(水) 21:00:21 ID:CfclGFbd
何を伝えたいか分からん。
ドンマイ
>>761 鳥が飛び、君と同じで、砂が解けて、いつもの事。
文節の関係が飛躍しすぎていて、わかりにくいです。 D-
>>763 「テーマ」がはっきりしているので、言葉に必然性があります。
乾いた痛みがあります。 C
>>766 刺されたのが、心か体かは野暮だから、問いません。
読み手の想像力が膨らむ余地のある詩です。 C
>>771 この詩で伝えたいものは何ですか?あからさまにする必要は
ありませんが、はっきりさせておかないと詩が、ただの言葉の羅列
になります。 E
>>772 4〜7連目で意図的でしょうが、脈絡を失っています。
でも、これで全体的に意味不明になっています。 E
822 :
名前はいらない :2005/10/12(水) 21:20:58 ID:dK2QszhN
現代詩は作者の意図するものが何かつたわりにくいね。 作者も説明はできるけど説明責任はないしねえ。 読み解くかそのまま感じるかしかないね。洩れ的にはあまり調子がうまくない感ある。 冗舌なのはわかったから何言いたいかハッキリせれれと思う。
ろくな詩がないと言う奴が何人か居るが、 詩と言う物は作者の想いが篭っている物。 それを批判すると言う事は作者を批判すると言う事だ どんな上手い詩も下手と言われる詩もその人の捉え方次第。 自分と価値観が同じ詩人に惹かれるのも当たり前。 初めて詩を書く人も有名な詩人も想いは其々。 詩も其々だと思って広い目で見て欲しいと思う 偉そうな事言ってすいません。
そしてあなたはオレンジレンジ(もしくはラルク 案 シエル その辺)
まったくもってそのとおりだと思うよ。 大体、ここは素人の集まりで、それに 匿名掲示板だしさ。気軽に書いて気軽に 評価できるのが良い所で、それらを否定するくらいなら、 もっとクオリティ高い場所を自分で見つけるか、 作るか。マジレスごめん。
826 :
名前はいらない :2005/10/12(水) 21:27:58 ID:dK2QszhN
>>772 大好きです。漂う虚無感が素敵。どんどんニヒルにどんどん時間を超越してください。
最後の決め台詞「とても楽しいです」がそのままの意味にも逆の意味にも受け取れてシビレました。
特に凡庸な語句しか使わないで日常のなかに異空間をうみだす作者に期待。
評 C+
827 :
名前はいらない :2005/10/12(水) 21:41:13 ID:dK2QszhN
>>771 大好きです。創作世界に漂う「自分にもあるある的空気感」が秀逸(嘘!)
どんどん魅き込まれてどんどんニヤケました。題名の「ごく内輪天気予報」からして楽しいしこれにぴったり。
最後の板橋区のヒトミちゃんの話の続きも読みたくなるくらいに楽しいです。
評 C
>>774 >>779 選ばれた言葉に脈絡が無さ過ぎて、意味不明です。 E
>.>777 これは、なかなか良いです。文中に「風」が、サブリミナルの
ように織り込まれ、陽炎のような心象となっています。 C+
>>775 風景が強くイメージされているので、詩に入り易いです。
あとは、775さんが詩をとおして伝えたいこと、または「秋」から感じた
ことをさりげなく入れてください。 D+
>>776 詩の整えるためか、テーマと離れた言葉があり、散漫です。
「嵐の轟き」です。あと2連目の必然性も疑問です。 D−
>>781 劣情を詠っているのなら、余計な言葉は要りません。もっと
勇気をもって大胆に、激しく、集中して表現してください。 D
>>782 相聞歌は、気持ちが強く出るので、昔から多いのだと思います。
ニヒルなだけでは、読み手の心は動きません。 D−
現代詩でも比較的分かりやすい人もいるよ
「黄昏時」 夕暮れの教室に立っていたら 僕はとても悲しくなって 窓の外の田園風景で 僕は余計に悲しくなった 街はいつもと変わらないようだけど ちょっと外れたところは色を失い もうすぐ悲しい冬が来ると思うと 寂しさがこみ上げてくる 今日もたった一人の帰り道 秋は寂しい ほら へなへなのコスモス 立っているのさえ難しいじゃないか
832 :
名前はいらない :2005/10/12(水) 21:57:01 ID:dK2QszhN
>>744 大好きです。詩に漂う気ダルさにくらくらします。
恋人との出会いも日常も傍観者として眺める作者の視線がすばらしい。
「二重に三重に意味をかさねた語句づかい」が秀逸。
どんどん読み込んでどんどん疲労しました。心地よい疲労感にて読了。
ただハードボイルドな世界観と冗長な語り口は馴れるとクセになりそうにヤバいね。
評 C-
833 :
名前はいらない :2005/10/12(水) 22:16:37 ID:dK2QszhN
>>828 ID:9QzMWoz5さん 評価ありがとう
>>774 >>777 >>779 を書きました。やはり言葉の羅列では伝わりませんよね・・。
ある日の夢にみた情景を詩に託してみようとしたんだけど評価を参考に
これからの表現方法を練ってみます。
『door』 輝く光に縁取られた明日が見えないなら ゆっくり瞼閉じてなにかを探すんだ 深い暗闇の中で探り続ける左手なら 僕が強く握るから 繋いでるから 記憶の奥底の 美しい 悲しい目の君 閉ざされた心のドアをゆっくり開いていく 不安な気持ちは僕がなんとかするから openin' on your door 涙の雫で溢れそうな潤んだ僕の眼 霞んだその先には君が笑ってる 今でも君が望んでる幼稚なたんなる憧れでも 僕は強く願うからきっと叶うように I don't wanna be fool man Stopping me,,,when I lost a hope 弱い僕らはひとりじゃ駄目で 繋いだ手と手を合わせながら今を生きるんだ かたくなな君の心ちょっと解れてきた 涙も笑顔もふたり分かち合えるから openin' on your door お願いします。
835 :
平月 ◆U5OeUIgV.6 :2005/10/12(水) 23:02:11 ID:sVZF0CIy
だから、 今俺をかたちづくっているのは、お前だっつってんだ なあ お前から見える俺ってのがいつの俺かっていやぁ、そりゃ、今だ 昨日の俺じゃねぇんだ だがまぁ、あれだ 昨日の俺がいなきゃ、今日の俺もいねぇってそこんとこは ああ、つまりお前がそうやってずっと見ているから昨日も今日も俺はいるわけだが お前がいなきゃそら、ぶちぶちに切れてなんだかわからんあれになっちまうだろう? ああ?だから、あれだっての まあ、俺のその、あれってヤツをだな繋げて読みとってくれるお前がいて欲しいとかおもうのは そら、エゴかってはなし てか、なんでもええけれども、俺もお前をずっと見ているんだわ なあ
836 :
平月 ◆U5OeUIgV.6 :2005/10/12(水) 23:04:24 ID:sVZF0CIy
>>835 題「見る」で。書き忘れました。評価お願いします。m(_ _)m
未評価(23) >736 >739 >740 >783 >784 >787 >788 >790 >791+>793 >792 >795 >799 >801 >802 >806 >807 >808 >809 >814 >815 >830 >834 >835(>836) --------------------------- 736-740は未評価になるのかな。
838 :
練り物ハンター ◆CNzCJKVCcA :2005/10/12(水) 23:12:57 ID:5FcYDVbh
>>830 B
言葉の選び方がすんばらすい。へなへなのコスモス何って言葉がイイ!
秋の物悲しさを語る上でこの美しさはなんとも言えん。
秋は寂しいのじゃ!切ないのじゃだから人肌恋しくなるのじゃ!
見るもの全てに寂しさを感じ取って。
それを風景として描写する!なかなかの巧み!
わしもよく学校のかいりの夕暮れに秋を感じ取って寂しくなったのを思い出した。
そして、この詩にはわしを引き込むだけの力がある!
練り物の事が混ざっていたらAじゃったw
839 :
平月 ◆U5OeUIgV.6 :2005/10/12(水) 23:24:07 ID:sVZF0CIy
「青空」 子供達の連中?って、そんな手を繋いでサークルなイメージ 実際にゃ繋いでなかったかもしれんが とにかく、馬鹿笑いが響き渡ってたな、あとケツが湿ってた 身体中、草くさいなか、飲み物もロクにねーが、地面がちょっと温い感じ 右からきたと思ったら左からかよ、上手くハメたらあ、とか語るに落ちる 赤っ恥もひととおりの人となりに済んだところで、仰向けに青 や、日を追う毎に、とても青いん 遠ざかる毎に、とても青いん
「一人の騎士」 たしかに居たのだ 僕のこころのなかに 端厳な性格の騎士が一人、 その信念を一本の槍にして たとえ厳しい寒夜でも 困難の待ちうける城におもむく そして その城が崩れゆくという困難のさなかでも けっして動じずに立ち向かってゆく 端厳な騎士が一人、 確かに居たのだ あらゆる人々に培われた その信念を 一本の鋼鉄の槍にして たとえ全てが崩れ去った後でも 瓦礫のなかだろうと けっして槍は手離さず 目は開けたまま 死にながらも 仁王立ちするであろう 騎士が一人、 ぼくの心のなかに 確かにかつて居たのだ
いま ぼくの心のなかには その騎士は居ない 去ってしまったのか それともぼくの心のなかに 溶け込んでいってしまったのか よしんば、溶け込んだとして 今のぼくに 彼が どれほどプラスに作用しているのか いま ぼくの心のなかには 陰鬱で 奇怪な生物たちが 人々をあざけり笑う蝙蝠や 堕落したナマケモノ そして 腐った信念に蛆虫やナメクジが這っている
ふわふわと ふわふわと ふわふわと 白い頭蓋のその中で とろりと浮かぶ 脳髄が 優しく壊れる ずるずると ずるずると ずるずると 薄い皮のその下で みっしりと詰まった 臓物が 静かに歪む ゆらゆらと ゆらゆらと ゆらゆらと 霞む視界のその向こうで あどけない 世界が 微笑んで狂う
843 :
842 :2005/10/12(水) 23:47:02 ID:ckhhU7Pv
↑ いや、風邪引いただけなんですけどね。
「デートの日」 待たされて 時計をみる 其の娘と デートしたくなったのです 髪を変えたんですね 綺麗になったあなたに 浮気していました
845 :
名前はいらない :2005/10/12(水) 23:50:45 ID:dK2QszhN
>>830 教室から見える田ンボの眺め、帰り道に見かけるコスモス。
黄昏の、この風景に、秋の感傷に、大変共感できます。幼きころから田舎育ちなもので。
ただ風景の描写が見たそのまんま、場面の移り変りも凡庸におもえる。
【感性】は素晴らしいものがあると思う。だって物悲しさが伝わってきたから。
立っているのさえやっとのコスモスさえ、淡い色を携えて精一杯に生きている姿が好きです。花のなかでいちばん。
評 D
>>760 ブランキー、イエモン、ロッソといったバンドの
歌詞からの影響を強く感じます。間違いなく好きなはず。
無意識に似ちゃったのかな。
評価とかじゃなくて指摘したかっただけです。ごめんね。
「隅で丸く」 かくれて夜を待っていました 何も忘れて眠っていました 窓を打つ雨つぶも 雲の隙間を逃げる光も もはや知らないように目を伏せました 歩くより振り返ることに親しみました 増やせずに亡くすことに怯えました 大いなる振り子 揺れて揺れる私の心 変わったようなのは絶えず振れるからで 変わったのでなく 私の一部に過ぎなかったのです 叫ぶのはやめにします また浮き上がる頃の私を想います 腕を広げて夜の橋を渡る 力強い私を夢見ます 祈って。 (^・ω・^)某所に貼ったのですがあまり読んで貰えなかったので、再評価お願いします。
848 :
名前はいらない :2005/10/13(木) 00:26:39 ID:5mnFN1U6
「ぼたん雪」 しんしん しんしん 「地面に落ちる音が聞こえてきそうだな、、 、、的なロマンティックなこととか言っちゃう俺どーよ?」 と、例の如くおどけて、ドアを抜け両手をかざしぐるぐると廻る 普段ならきっと、口元に笑みを少しだけ、そんな風にして歩き始めるのだけれど、 君がいるので、少しだけ無邪気なところをアピールしてやろうと考えたのだが、君は、 「綺麗・・・。」 と言って空を見上げてるだけ。 さて、そのポーズはどこまでが演技なのだろうと思ったけれども、 雪に隠れてわからない。
未評価(27) >736 >739 >740 >783 >784 >787 >788 >790 >791+>793 >792 >795 >799 >801 >802 >806 >807 >808 >814 >815 >834 >835(>836) >839 >840-841 >842(>843) >844 >847 >848 ------------------------ 809は既出だという。訂正。
>783 D-
テーマがありきたりすぎ。
自分がからっぽの存在だってことを、
ここまで大げさに飾り立てて書かなくてもいいです。
もっとシンプルに書きましょう。
>784 D
思いついて書いてはみたものの、
うまく結べなかったという印象。
オチもいまいちなので中身が薄いです。
アイディア勝負の作品は+αが必要。
>>849 毎度乙でっす
【En】 『貼紙禁止』の貼紙が風に吹かれてはためいてる どうして俺 ここに居るんだっけ? わからないまま立ち尽くす いつからここに居たのかとか どうやってここに来たのかとか 割れそうなこの頭が捉えた 白い吐息というリアル 誰か嘘だと言ってくれ 誰か嘘だと言ってくれ 見わたすばかりに風 風 誰かこの手を取ってくれ
852 :
猫葡 ◆CnOd8P.q26 :2005/10/13(木) 00:51:13 ID:AodJ0oYq
>>821 >>766 です。評価ありがとうございます。
縦読み入れて書いてみたんで不安でしたが、高い評価をありがとうございました。
マザーコンプレックス ヘイマザー そのピストルで僕を撃ち抜いてくれ もうあなたに依存するのはごめんなのさ あなた無しの人生を送ることは簡単だけど 惰性という名の泥沼は僕の足を捉えて放さない ヘイマザー そのピストルで僕を撃ち抜いてくれ もう恥の多い人生はごめんなのさ そんなことを言い出したらあなたはきっと ようやく僕の人生について真剣に考え出すだろう ヘイマザー 僕はあなたを愛してなんかはいないぜ 間違った愛情を抱いてるのさ両者とも だからあなたの手で僕をそのピストルで撃ち抜いてくれないか I love you please please please! I love you please please please! I love you please please please! I love you please please please! I love you please please please!
ファザーミステリアス ヘイファザー 俺はあんたをよく知らないんだ だから今度、寒空の下コートを着込んで一緒に喋り歩こう ヘイファザー 俺はあんたのことをよく知らない でも実はあまり知りたいとも思っていないんだ ヘイファザー 俺があんたのことを知って、何かが変わると 思うかい いまさらさ 何か見たくもないものが明確になって しまうんじゃないかって思うよ ヘイファザー 怖いもの見たさであんたについていくさ どうせろくでもない人生だ あんたの空間に邪魔するぜ きっとあんたは心開くことは無いだろうが、それでも 俺は、見えない角度からあんたの意表をつくことができる そう俺は子供の振りした悪魔なのさ Oh yes dad , I will kill your heart Oh yes dad , I will kill your heart Oh yes dad , I will kill your heart Oh yes dad , I will kill your heart Oh yes dad , I will kill your heart
連投は控えめにな…
856 :
名前はいらない :2005/10/13(木) 01:15:59 ID:pOwX2n6c
2ch裏の歴史と噂話と真相 www.geociti es.jp/tokumei_tokumei70/top_index.html
857 :
名前はいらない :2005/10/13(木) 02:36:16 ID:+7V3AXzL
「悠長の世界」 濃淡なエメラルドとブルーブラックの水平線 僕を慕う畏友は空へ 僕を蔑む余人は水底へ 僕は今 恐らく孤独ですが 哀愁は先刻 有明へ 遠浅の灘には 残月が揺れていて 温厚な心持になりますが 何れそれも泡沫に変わると 北極へ向かう海豚に聞きました 極彩色の水鳥が クスクスと笑って飛び立つのを見送って 海辺にそって貝殻を集めながら 家路へと足を速めます 送別の御礼に貰った 不恰好な木の実を口へ投げ込むと 焼けたシナモンの香りが 鼻筋を通って風に溶けるのを感じました 君は どうしようもなく孤独なんだねと 水鳥は羽を散らせて言いました 今日も私は 幸せを抱いて眼を瞑ります 今宵の月は 淡月のようです
858 :
名前はいらない :2005/10/13(木) 03:03:42 ID:ofv3rsg4
[夢のおわり] 濁った空は 濁った瞳に 優しく笑いかける 澄んだ視界は 澄んだ心に ただ終わりを響かせる 季節はその 始まりと終わりのことを言う 太陽が爆ぜて 笑い声が途切れない ギターは今日も 沈黙を続けた 歌声は今日も 沈黙を続けた 空想の汽車を 待つ駅などないから 瞼を焼いて 現実の虜となる 振り返ってもそこに 影は居ない 聴け 音の裏側を
859 :
名前はいらない :2005/10/13(木) 08:45:23 ID:Ph8FpERt
おい なんなんだこれは おいおまえ言ってみろ なんなんだこれは 一体どうしたというんだ なんでこうなった おれがなにをした 誰かせつめいしろ おい 誰か おい もうやだ もうやだよ
860 :
名前はいらない :2005/10/13(木) 11:48:43 ID:xDJIDVKU
861 :
名前はいらない :2005/10/13(木) 14:36:04 ID:1GfflnIW
[オータム・ドリーム] 大仏の頭上天高く 修学旅行生を睨め回す さあ、立ち上がれ! 踏み潰せ! 一匹たりとも逃すなよ 鹿の交尾を邪魔すんな! ああ、夏は過ぎ 鹿どもの 産み落とせしコンコロリンに チョコボールが紛れてる確率は 金のエンゼルが当たる確立とちょうど見事に一致する!! この真理を証明すべく 僕はそれらを丹念に拾い上げては口へと ある雑念を振り払うために ある雑念を ぼんよぼんよぼんよぼんよぼんよぼんよ畜生 あの娘のたわわなぼよんぼよんが 目の前をちらついて 植物鑑賞もままならねぇや 「ジャブ!ジャブ!フック!!」「ジャブ!ジャブ!フック!!」 あの娘んち庭のあけびがさ いい頃合に熟してさ かぱっと開けば かぱっと開けば 僕のほっぺたはもみじまんじゅう 鹿も喰って戻すもみじまんじゅう せみの死骸がくるぶし辺りにまとわりつく 切ないざわざわ感に 心委ね 見上げてみれば なんて事だ!見渡す限りの盗撮魔!!! 怪物レンズが僕の心とあの娘の心を見透かす前に 僕とあの娘は手を取り合い 心を一つに この残忍な季節を乗り越えなきゃならないのに ならないとゆーのに・・・。
「カエレ」 このスレにはろくな奴がいない 特に猫柳 お前だよ お前 巣に カエレ お前の書き方は新人を潰す だいたい 津軽氏の初投稿に関してなんだよあれ あれじゃ才能潰してしまうぞ 二つ目はいい詩の片鱗を垣間見せただけに残念だった カエレ カエレ カエレ カエレ カエレ カエレ カエレ カエレ
863 :
名前はいらない :2005/10/13(木) 16:06:39 ID:21h8/tPo
「けんじ兄さん」 あめゆじゅとてちてけんじゃ 本当は 雨雪なんてどうでもよかった ただ兄さんにこれ以上見てほしくなかった 見る見るやせ細っていくこの無様な肉体を あめゆじゅとてちてけんじゃ せめて兄の居ぬ間に私は死にたい でも自ら命を絶つ力でさえ 今の私にはもう残されていない 自分の命でありながら 自分の思い通りにならない 死の瞬間を見られたくない一心で 私は何度も雨雪を取りに行かせた あめゆじゅとてちてけんじゃ あめゆじゅとてちてけんじゃ
864 :
罰 ◆LyEes.4Zrs :2005/10/13(木) 16:33:49 ID:DnBKVZNp
865 :
罰 ◆LyEes.4Zrs :2005/10/13(木) 16:36:29 ID:DnBKVZNp
>>862 忘れてた。E-
この手の批判詩を書くなら、最低限読む奴が面白がって喝采をあげる位のものに消化すべきだ。
866 :
名前はいらない :2005/10/13(木) 16:37:28 ID:21h8/tPo
紺色の水玉の入った 小さなワンピース 大きな麦わら帽子に 赤いリボン やわらかい秋の陽射しに 明るく笑いかけながら 白く幼い手が 軽やかに駆けてゆく
慣れてしまったポイ捨て 人混みの中じゃゴミ箱を探す 不戦無敗のベルト担いで その重みのせいか足並みは重く 時間は僕の気持ちを知らず進む 少しずつ崖の先端へと押されていく そして飛んだ 荒波が小爆発を起こした 溺れそうな 僕の事 微かな光が助けた 枯れてしまった花見て 必死になって水を与える 実像と虚像のせいで いつの間にかプライドだけ高く 世界は僕の気持ちを知らずに回る 少しずつ刑の執行が近づいてくる そして死んだ 心臓が小爆発を起こした 生まれ変わった 僕の胸 不思議と気持ちよかった さぁ行くんだ 真空に台風を起こしに 生まれ変わった 僕の胸 微かな光を連れて 行数の都合で一部カットしてます
「遠くまで」 なぜひとは ふいに空を見上げるのだろう 雲ひとつない休止符のような青い空 問いだけが止まずに降り注ぐ なぜ花は いつも空を見上げるのだろう 止まないぼくの涙を注いでみたら さよならの代わりの虹を咲かせた なぜ世界は 絵の具のように混ざり合わないのだろう 固く結んだ唇と 固く握りしめた手と手と手 固く閉じた瞳から こぼれ落ちてくるものがある あふれて流れるものがある ぼくらはそれを名付けられない 太陽を見つめ続けるようなことはできない なぜぼくは いまも空を見上げるのだろう なぜぼくは 言葉に裏切られてしまうのだろう 遠くまで過酷に続く青い空の下 なぜぼくは こうして無言のままなのだろう どうして無言のままなのだろう
>>838 >>845 評価ありがとうございます
個人的にはもう少し深読みしてほしかった気がします
最後の一連は途方にくれる人の姿の比ゆのつもりだったんですが
BとDありがたくいただきます
『片想い』 誰かが 泣きました 月を偲んで 泣きました 月を想って 泣きました 月を本気で愛していた誰かさんは 月を一度も見たことがありませんでした 盲目の誰かさんは 月に住むウサギだったのかもしれません 目の無いウサギは 月の中で 月を想って 泣いていました
愛死てる。 愛死てる。 愛のためなら、死さえ捧ぐ。 愛詩てる。 愛詩てる。 愛のためなら、唄さえ棄てよう。
くるくるが好き。 ふわふわが好き。 きらきらが好き。 ばいばいが嫌い。
873 :
ききか :2005/10/13(木) 21:57:52 ID:kLI1zWe6
宣伝中の大きなスクリーン 知らない人と私の2人 奪い合って泣き叫んで その繰り返し ネオンライトが瞬き 空に星が瞬いて 輝きを失った全てのものが 彼方から降り注いでくる 涙は玉となって転がり 幾つかの拾い物を集めながら 空へと還る スクリーンの大地に映された 本性と紛い物 いつだって何かに期待しないと 生きていけない人達 奪い合って泣き叫んで 時々愛して その繰り返し
874 :
ききか :2005/10/13(木) 21:59:10 ID:kLI1zWe6
評価、よろしくおねがいしますm
>>787 自己欺瞞と向き合うのであれば、 「皆が引くようなこと」をきっちり
書いて下さい。逃げないのならば。暗示するような書き方でいいです。 D
>>788 これをこのまま読んでも、不条理な光景しか浮かんで来ません。
何かの暗示であれば、言葉に統一性を。 E
>>790 テーマは判ります。泣くのは、悔しいからですか、悲しいからですか
寂しいからですか。あと言葉が重複して説明的です。 D
>>791 新しい自分を探しているけど、どれも気に入らない、自己嫌悪
から逃れられない、ですか?これが、あなたの本当の言葉なら、
自分を見つめ、もっと生々しい言葉を見つけ、再構成してください C
>>792 良いこといってます。が、詩であれば人の信仰を横から語るより、
自分の信仰するもので悩んで下さい。 D+
>>793 すいません。よくわかりません。なにかの暗示でしょうけど。 E
>>795 心の動きと情景が、短いなかに丁寧に描かれています。惜しむ
らくは、かめはめ波。本当に出ていた方が夢があっていいかな。 C+
>>799 もっと伝えたいことを強く。そのための言葉を選んで。
最後の締めも唐突で意味不明です。 D−
>>801 退屈でない人生を過ごすため、801さんは何をしたいですか、
何をしていますか。それを書いて下さい。 D−
>>802 意味がわかりません。解釈を読者に委ねるだけでなく、
もっと主張があっていいと思います。 E
>>806 盲目であることに対して、806さんは何を感じましたか。
見当ちがいを言ってるかも知れません。でも、もっと誤解を恐れて
下さい。 D−
新しい未来 新しい世界 そこに、自分を見つけることができるなら 覗いてみよう、ずっと、ずっと 僕が無くしていた未来への一歩は、きっと近くにあるはず だから、ずっと、ずっと僕が君をリードして 君がどんなにくじけそうになっても・・・・・ 僕は、君の未来が開けるまで いつまでも、いつまでも、 待っていよう
>>875 評価をありがとうございました。ただ
>>791 と
>>793 は一つの詩です。書くのが遅かったので他の方の詩が間に入ってしまいました(>_<。)
879 :
マダム・リサ :2005/10/13(木) 22:50:57 ID:S8GTrLD9
「カモメ散る」 ゼンマイ仕掛けのカモメ散る 海と空の間で 音も無く 剥がれた 雲の無い日に・・・
880 :
やさしいあくま :2005/10/13(木) 22:58:52 ID:LW8RRxpq
すいません書きなおしの再投稿ものなので、すごーーく暇だったら評価してください。 「 観覧車 」 くるくる回る観覧車 デートの最後の醍醐味と 君が言うからいつも乗る 夜景が遠く光ってた 頂上は隣にゴンドラ重ならないから キスするのが定番みたいな なんだか今日は雰囲気違う 久しぶりのデートは 付き合いはじめた頃のようで嬉しいのに 君の目線がなんとなく僕から外れてる うやむやにされる前に もう少し もう少し 後回しにしたかった 地面が遠くなっていく 胸が緊張で騒つく 決定的な瞬間に上り詰めていくようで どの瞬間を失えばいんだろう ゴンドラのように中途半端に吊されて 必死で捕まる僕がいる 最後の最後に観覧車 夜景見ながら最後だと 悟った瞬間止まればいいのに
No one helps me 誰でもいいから CALL ME CALL ME 終わらない人の闇 それでも僕らは 光に神頼み
882 :
名前はいらない :2005/10/13(木) 23:23:43 ID:Leryq5th
>>736 Cー
色まで匂いまで灰にしてしまうアイデア大好きです。
「苺が燃えたら赤くて甘酸っぱい香りの灰が残ると良い」これこれ。
観念さえも結晶してしまう考えに惚れた。あなたは特別だ。もっと長く読みたかったよ。
>>739 D
白黒の世界にいきる哀しみと心臓の鼓動とでリアルな情景が浮かびました。
あなたはさみしいひと。縫い付けてまで恋人を手放したくないと…。
リストカットの詩は核心をずばり突いてほしい。もう少しあと少し情念が足りない。哀しいだけの詩。
読ませる何かがありそうだったので次に期待。
>>740 D+
好きな世界観。惜しいのは説明に終始してて伝えたいところが縮小してる事。
「温室の中で君は一度死んで生まれ変わる/薄い膜の向こう/チューブを突き抜けて/暖かな雨に打たれよう」再生の喜びを雨としたかったのでしょう?
ポップまで少し。
>>799 C
胸にきゅんときた。学生時代のまどろみ感があじわえる希有な詩。
「分からないことが分からない」「もう、今日を終えたいと思うけど/明日を思うと出来ないね」にモヤッときてよかった。
今日を終える=今を捨てる事かな。
青いシャーペンをきれいと思う事、些細なことを引きかえに生きてみようと思う事に共感する。
説明不足感があったが今回の世界観では限界ね。
>>806 Cー
視覚にとらわれない豊饒の世界を垣間見せてくれた。感謝。
しかし結局残酷なラストにするんだ。
二連目の「お前は全てその二対の眼球で塗潰す」は盲目をけなしたの?ちがうでしょう。ここ説明不足感があった。
雨にて救済されないところがにくかったね。
>>875-876 なんか、この人の評価って詩が云々ていうより
作者の人格を評価してるようなのが多い気しないすか?
弱さや負の感情を表現してる詩に「現実から目を背けるな!」とか、
「自分を見つめろ」とか「何かを成し遂げろ」とか、まあ正論なんでしょうけど
別にここに詩を書いてる人は人生相談しに来てるわけではないんじゃないですか?
ここで評価してる側の人ってどういう人なんですか、細木かず子みたいなもんですか?
今未評価って溜まってる、、よな
>>791 >>793 これを友だちにでも読ませてみて、その反応を見てみるのも
ひとつの手だよ。
たぶん、友だちは汚いものを見るのと同じ目でキミの事を見るはず。
言いっ放しは楽チン。
チラシの裏では勿体無いから砂浜にでも書いて下さい。
馬鹿としか思えなかった。
今度は日本語で書いて下さい。 E
未評価(31) >807 >808 >814 >815 >834 >835(>836) >839 >840-841 >842(>843) >844 >847 >848 >851 >853 >854 >857 >858 >859 >861 >863 >866 >867 >868 >870 >871 >872 >873 >877 >879 >880 >881 ------------------------------------- 791と793は飛び地だが一つの詩だということを'+'記号で表したつもりだったが、 前衛的に過ぎたかも知れない。これからは()括弧にします。
>>883 作者さんに本当の言葉を出してもらいたいのです。
個人的な意見ですが、例えば、心の苦しみを語っても、
「詩中の架空の人物」のものでは意味がないと思うのです。
抽象的な詩は苦手なので、
>>882 さんの詩の読み方は勉強
になります。
>>885 評価をありがとうございました。この詩は生に執着する人に,ほんの少しいろんな不満を持っている人が愚痴をこぼした結果…殺されてしまう
人は言葉,一つで世界が変わる…と表現したつもりだったのですが,未熟で申し訳ありませんでした。更に精進します。評価,お疲れ様でした(*_ _)ペコリ
【最大公約数〜インスタント・フリーサイズ・リリック】 君があの時ああだったのは 僕があの夕焼けをああいう風に感じたからかい そうさ、君はいつでもあんなふうに座って言ってたね アナタハ ソレヲ ドウシタイノ って 僕は今 君がこうなったのを 心の中であんなふうに 考えたのだと思う ワタシモ アナタモ 何モ思ッテイナカッタ 空がこんなふうに見えるのはいつからだったろう そんなの知らんとばかりに 君が結局 こうすることを望んだ それが僕にはカナシイ ツマルトコロ アナタハ 何モ 言イタクナイノネ 殻の中で 殻の中で 君ヲ愛シテヰル あんなふうに こんなふうに たくさん たくさん 朝日がすごくまぶしく見えた
891 :
ボトルネック ◆P350za861k :2005/10/14(金) 01:08:04 ID:WQfbT5pt
>>887 なんか当たり障りのない言葉で苦悩やら喜びを表現しようとする矛盾した感じの人が多いもんね。
無意識に自分を守っちゃってるような。
自分は濁して語らないけど理解してくれ、みたいなのがやたら多い。
つか議論スレあるのに何で本スレで語るかなあ?
>>887 誠実なレスありがとうございます。
>883ではなんかけんか腰になっててすみません…
俺も個人的な意見ですけど、
「詩中の架空の人物」に作者の感情を投影させた詞の中にも、
というかだからこそのリアルな表現ていうのも、詞というジャンルには確実にあると思うし、
俺もそういう詩に感動することはよくあります。
あと887さんが「これは本当の苦しみじゃない」とか感情面?の事を言ってしまうと、
結局一面的な解釈に収束していってしまうという感じがしたんですね。
確かにあんまり客観的な評価もつまんないとは思いますけど、
なんつーか「本音を聞かせろ」みたいな評価ではなく
詩としての技術を評価することが前提じゃないかなーと思うんですが、どうなんでしょう。
>>885 の評価とか、あんまり読んでていい気分はしないし、
ミミンさんという人も何故にそんなに下手に出ないといけないのかはよく分からないけど、
このくらいのドライさが必要なんじゃないかなーとは思いましたよ。
こんな長々と書いて迷惑なんだろうけど書き込むよ。悪いね。
>>876 評価ありがとうございます
>>799 です
内容説明すると、
眠いけど寝たら明日のテストがヤバい!けどウトウト。
でも「君」が出てくる夢を見られるのなら寝てもいいよ、って詩でした。
[感情] 兎が死んだのは寂しかったからじゃない ご機嫌な少女の自転車のかごから 間違えて 落っこちた たったひとりの友達を亡くした少女は 寂しくて 首吊った
895 :
愚行 :2005/10/14(金) 06:06:42 ID:/RK5GrvM
俺のせいだ 眠れないのは俺の 寝ているうちに氷が溶けて白くまが沈んでしまうのが恐いのだ それにもまして泣く涙も無いかつれ子のような渇き 水をあおったところで動じない愚行のふり積もった沙漠 動じぬことにかけては重すぎてどけられぬ漬物石 現実が恐れに染みて中で漬かっているようで たとえ中を覗けようとも確かめる勇気はないだろう 漬けていたはずだった明るい何か 俺だけ いや俺だけでなく 俺だけでないからこそ この渇きを潤すことはできない 失いそうな未来 眠れないまま 明るくなる暗い俺の部屋 ほろびゆく松茸が恐い ほろびゆく松茸が恐くて眠れなかったのだ
896 :
吟遊 ◆dcTR..a8a. :2005/10/14(金) 06:49:55 ID:CoNr8HC+
「喫茶店で飲む紅茶」 あのさ、、、実はね、働いてもらわないと困るんだよ。 そうだなぁ〜でも、あと2年くらい篭っていてくれ その間、いろいろと勉強しておくんだぞ〜いいかい? そしたら、また働かせてあげるから 血を吐くまで! 血尿でるまで! そして過労死! どうだい?とても素敵な人生だろ? 俺?働いてるよ ワルサをね あは♪あははは♪ シナモンティーでもどうだい?そこのお兄さん
秋はどうして寂しく感じるんだろう 空気が私の体温を奪い 木の葉は命を断つ 夕焼けがやけに濃いから 暗い私の顔さえもオレンジ色に染めた 帰り道のコンクリートには 空き缶が減った 緑いっぱいだったいちめんの田んぼは 色を失った 聞こえる同級生の声に はしゃぎ声が聞こえない 誰もが感じてるんだ 冬の訪れを クリスマスにお正月 イベントだらけ なのに秋は寂しく感じるのはどうしてだろう …… ふと 心の隙間に冷気がふわり ただ あの人に会いたくなった。 愛しさを求めてしまう 秋は そんな季節なのかもしれない
初めての接吻 眠れない夜半 貴公のせいでござる 先刻 別れもうした矢先だというのに 耳朶から貴公へ 燃えているから貴公へ やりもうした! やり遂げもうした! 感無量でござる! 初めての接吻 貴公と接吻 〜拙者の全身全霊の愛を貴公へ差し上げよう〜 何故でござろう 心中に優しさが溢れておる次第 初めての接吻 貴公と接吻 〜拙者の全身全霊の愛を貴公へ差し上げよう〜 涙が眼窩から零れ落ちる 嗚呼 男子にあるまじき振る舞い 貴公に惚れもうした―― −弧露助−
>>898 はじめてのチュウお江戸版。
TOKIOに対するOEDOみたいなネタ詞ですね。それ以上でも以下でもないけどプッときました。
それにしてもいかついコロ助ですね。低音で「奇天烈〜」と呼びかけられるのはとても嫌ですw
やっぱり氏神一番に歌ってほしいところです。
ただ残念なのは、音節の数が合わないので、歌うのは苦しいかと。
C-
900 :
名前はいらない :2005/10/14(金) 17:19:20 ID:OizrKBcA
最初に、鼠江戸版。 それは東京へのお江戸のように物質的な詩です。 以下のノーではなく、それですが、それは仏蘭西と共に来ました。 しかしながら、厳しい古都野郎は交際します。 結局…かなりの不愉快持っていますw。 それは第1代バスによって呼ばれる守護聖人、 歌って欲しい「テルネット?」のポイントです。 音節の数が適当でないので、歌うのが苦痛であるか、 しかしながら、残念なことになりました。
901 :
名前はいらない :2005/10/14(金) 17:38:24 ID:rSmBIDsx
>>842 C
大好きです。からだが別の生物のようなファンタスティークな情景ですね。
「あどけない/世界が/微笑んで狂う」あはは、世界が笑うんだと思った。
手放しに楽しいし創作世界にあそべたよ。まだまだ読みたい気がした。
>>848 D+
情景がはっきり描かれてる。非常階段的なところで外出する途中ですね。
雪にたいする男と女の感受性の違い。対比させて違いを気づかせる。
ラスト、雪で表情はわからないんだけどモンタージュなんて・・にくいねぇ。
読んで目が醒める詩。ついには暖かくなる詩かな。
>>851 D
失恋の痛みとかショックで感覚をなくしちゃってる。場面状況の説明なく心情で成立した詩かな。
タイトルがいいね。
貼り紙禁止のメモを見て、なんでぇと感受する。拒否された感とその不条理さを掛けてあってそこが肝なのかと思った。
白っぽい霧が全体にかかっててもやもやした。もう少し視界がほしいなと思う。
>>861 Cー
大好きです。題名からしていい。当たればいいね。
ポコポコと物語がたくさんうまれている。まるで夢にあそぶ明晰夢。
めまぐるしく視点がめためた移り変わる。そして感覚に訴える描写が秀逸。
爽やかなうちに読了。まだ「せみの死骸がくるぶし辺りにまとわりつく」みたいな感じがあります。
>>863 D+
しゅんとする。祖父におなじこと言われた。痩せる腿とスジ張る胸。そんなに悲観しないで・・。
これ宮沢賢治ぽくて読んだ事あるのかも。
雪をとってこいとせがむ妹に感情移入するなんて。パロディ?オマージュ?伝わる何かがあるので次回もっと長編で臨まれたし。
評価お願いします treasure 探さなくても見つかるけど 決して触れられない それは百も承知さ そこまで馬鹿じゃない それでも 今まで 今日だって いつだって 頭の片隅には誰か居る 抑えていた想いのつぼみは今にも花を咲かす まさに君は遠い島 遠くでずっと見てるから その緑を輝かせていて この詩は応援してた芸能人を本当に好きになりそうだった時に書いたものです。 ノート整理してたら目に飛び込んで来ました。 恥ずかしい…
903 :
名前はいらない :2005/10/14(金) 18:29:41 ID:Q8giMHX+
深夜都市狂景 黒と桃色その他の色 塗られて高層建築 都会一時半 見えるのは狂喜の虚像 泥のような期待を脱ぎ捨てた素肌の少女 似た顔同士の群れをなす そんな少女達を恐れながら大人達は 酔っ払う果てに群れをなす 学生服の真犯人はあっちのほうへ逃げました ヤられた男は何か叫んでそのまま死にました 無気力症候群の我々 ふらつく 行き着く先に住み着いた群像 混乱ぶちまける殺傷行為が 今また十メーター先で行なわれた 繋がった情報を垂れ流す 無関心無関係で生きてたい 無関心無関係で生きてたい
>>894 全体的に、特にラストが素っ気ないです それを狙ったのかもしれませんが、
あまり感じることもなく読み終わってしまいました D
>>895 白くま、砂漠、松茸 情景が飛びすぎな気がします どうせなら未来も暗喩してほしかった D
>>810 >>862 あの、褒めてくださるのはうれしいんですが、別に猫柳さんは悪くないかと…
たしかに初投稿の詩には最低の評価がつきましたが、それも仕方が無いことだと思います。
猫柳さんの評価を見てあぁ、そうだなと自分でも思いましたので。
それに、このスレを見る限り猫柳さんのほうが良い評価をもらっているので、それはしかたがないな。と思います。
906 :
名前はいらない :2005/10/14(金) 20:21:09 ID:spOGEp+t
「痛み」 人生の痛みを経験した人ほど強くなれる 痛みを知らぬ人間なんていない 痛みを知りそしていかしていくのも人生 乗り越えるために作られた運命の「痛み」を君は乗り越えられただろうか?
>>906 詩というかお説教?
みつをとかみつるが好きな人にはいいのかもしれないが、
ただの(←あえてこう言うが)正論に詩としての面白さがあるかといえば否と言わざるを得ない。
D-
>>900 翻訳ソフトにかけただけ。
詩ですらない
評価:なし
909 :
名前はいらない :2005/10/14(金) 20:34:45 ID:rSmBIDsx
>>807 D
ふたりの夏を待ちながら過ごすのは青春ですね。場面をもっと読みたいと思った。いっそ小説にしたら。
プールの胎内に見立ては良いし組み立てもうまい。微妙に人物設定がよわいかも。
>>808 D
あるある。けど部屋も心も掃除してください。リフレッシュ!
あなたの感傷が伝わるまであと少しドラマが足りない。
>>814 D
空っぽのはずなのに空虚さも切実さもなんにも感じない。ずしりと重みのある語句が必要かも。
たぶん空っぽは存在感ですよ。
>>815 D
ななしになりきりですかそうですか。伝わるものがないし読み心地も・・。ちょっとは実体験で真実味を足してほしい。
>>834 D
場面の展開もなく単調。歌詞にしてはドラマもありきたり。
想像力をかきたててほしかった。〜ingの用法でフレーズを弱くしている。
>>835 D
裏テーマは心理学だね。みられたあなたもあなただけど自己存在を省みて。
みるみる芳ばしくなるような思考の罠をください。
>>839 D
青春の回想かな。ちょっぴり懐かしく遠く遠くを思う。
少し破廉恥かな。そろりと封をして日常にかえる。
>>840-841 D
騎士がいなくなって虚しいね。失った正義感はそこらに埋めてくれ。
墓を掘りおこせば残骸くらいはあるかもよ。
>>844 D
行動の微妙な捻れと考えのチープさに哀しくなる。相手ではなく自己にだけ向かう関心。
一途ではない浮気心に共感させたいのかな。なんとも宙ぶらり。
>>847 D
ストーカー?揺れる体と気持ちを、振り子になぞらえるのは
よいアイデアですね。タイトルみて卑屈な主人公を思いましたよ。映画ポンヌフの恋人みたいな。
「変わったようなのは絶えず振れるからで/変わったのでなく/私の一部に過ぎなかったのです」恋をしたのは一部なのですね?
新たな出発を主張するには過去のドラマに囚われすぎでは。
910 :
名前はいらない :2005/10/14(金) 20:40:47 ID:Y80tlX4b
ただ夢の中をさまようだけならば。 いま本当の世の中をさまようほうがいい それが、自分のための明日になるから。 それが、人のための明日になるから。 でもたまには夢を見ていたい。 その夢も現実と照らしあわせてみたい。 人と人とのかかわりを知るために・・・・・
911 :
快速電車男 :2005/10/14(金) 20:44:36 ID:/p2UbAM2
俺、レス多いから、ここにキター(^_^;)
名無しで評価している人って 先日からずっと同じ人なの?
913 :
名前はいらない :2005/10/14(金) 21:18:12 ID:rSmBIDsx
>>853 D
母と仲直りしてください。ピストルで打ち抜かれてもいいくらい依存しきっています。幼稚な言い訳で逃げてないで。
プリーズ。
>>854 D
父はミステリアスですか。寒空で目一杯話し合ってください。悪魔であってもよいではないか。
イエス。
>>857 D
けして孤独ではない。色に恵まれた物語。
あなたを訪問するイルカや水鳥、ささやかな贈り物、シナモンの香ばしい匂い。豊穣の世界があなたからあふれているはず。
文節をつなぐ際の「が」のくりかえし重複が気になった。
>>858 D
「太陽が爆ぜて」 はぜるんだ、すげぇと思った。
「聴け/音の裏側を」聴けるのか、すげぇと思った。
タイトルの「夢のおわり」て安易だと思う。もっと語句も言いたいことも凝縮して投げつけたらどうよ。
>>859 D
心のなかの声?掲示板に書いてなにをしたいの。
書かなきゃわからんけど言い回しが詩的じゃないね。
>>866 D
白いちいさな手がひらひらする様子が目に浮かんだ。
幸せのただなかの情景。
>>876 >>882 >>806 です。評価有難うございました。
初めて自分の詩を真正面から見直す事が出来ました
これからは自己満足で終わる詩ではなく、
第三者に自分の想いがしっかり伝わる様な詩を書ける様に
この評価を大切に生かして行きたいと思います。
>>912 ちがいますよ。今日の人は詩の解釈も評価も、より文学的で
詩情があります。
[ドーピングフィッシュ] ただそこにいる そんな事実は無力で 実存主義は嘘だったのだ もしカミュが生きてたら 目の前でそう言ってやりたい はてさて私は何を言っているのか 魂の抜けた肉体は それすら理解を拒む いつまでも立っていることに 意味を見いだすなんて無理難題 叶えようと 叶えよう それはないもので 確かにあるのに 寂しくて 受け止めてくれるかな ベッドの上でステップ 万華鏡の中の夢 ぐるぐる回る ぐるぐる回る
>>915 しかし今までの評価が全てDってどうよ
狙ってんじゃないのか?
>>840-841 まずは内容が事実であるかどうかが気になった
それはともかく全体の流れは特筆するような面白いものではないようである
『昔僕は強かったけど、今はどうだか分からない、むしろ堕落してしまったくらいさ』
そんな風に言ってるように思える、うん一行で著わせるのでは?
あと、堕落に対するイメージが甘いと思うな
堕落したナマケモノってなんだよwナメクジは必ずや堕落の象徴になるワケでもなし
うんD
初めて評価します。
>>840-841 の再評価
槍のイメージはかっこいいです。
最初の方はなんとなくおもしろいなあと思ったのですが、
つづきの方はつけたしのような感じがしてグダグダな気がしました。
最後の二連はカットしても良かったような気がします。
D
>>919 >>840評価ありがとう。自分ではイマイチかな思ったものがCを取ったりする。 難しいですね
>>920 >>840二人に評価してもらった 確かにグダグダかなとは感じてました。
「北海道」 静かに 気付かれないように 僕は忍び寄る 悲しみの欠片も見せないように気を使ってる 広いと感じたのは 多分 僕の眼が 焼き尽けて離れない あなたの香り 夏が終わっても 僕は生きていけそう ここは夏でも すごく涼しいから
「Mr.ブラック・ジャック」 当たりのないサイコロを振ってる気分 僕らはまだ抜け出せない 亡霊は顔を隠して僕らに囁きかける 偽者の標識は首を振る 夏の眩しさに永遠に目を灼かれ 心臓を掴まれ脈を打つふたつのDice ところで夜に見ない夢は夢というのか 考えようとしたら心臓を握りつぶされた(サイとサイはゾロ目1・1) 場面転換のあと 主人公と言ってジョーカー・キング・クイーン・ブラックジャック 素敵に優雅な装飾で 彼らの食卓にはいつも黄金の樹海が広がり 暗殺の手口で蠢いている 手筈通りにキングは葡萄酒を溢し、ジョーカーは札ごと燃え盛る 山盛りのブラック・ジャック いつのまにか夜になっていたような そんな気がしたときにクイーンの心臓は音も立てずに握りつぶされた(才と才は4・6) いつも通り何一つ変わってはいない この世界ではないどこかで偽者――――真のブラック・ジャックは欠伸をした
925 :
旬 ◆/2qAba9tJk :2005/10/14(金) 22:38:39 ID:nY5TDai4
「灰」(推敲) 燃えてしまったら全て同じ物になるらしい 灰は灰だと そう言って一つのシャベルで掬われるらしい でも私はそれじゃ嫌だ 苺が燃えたら赤くて甘酸っぱい香りの灰が残ると良い 納豆は燃えた跡も臭いままで良いよ いっしょくたに扱わないで欲しい 苺は苺だと納豆は納豆だと 一粒一粒を箸でつまんで欲しい
926 :
名前はいらない :2005/10/14(金) 23:34:50 ID:hHjyStVq
好きだ…。とにかく好きなんだ。 どうしてこんなに好きなんだ。 君が放つ言葉のひとつひとつが忘れられないんだ 細いまつ毛の1本1本から愛しているんだ 君のまわりのすべての人間を嫌いになってしまいそう 君が毎日美しい横顔で いかにも集中してじっと見つめる先生たちも 君がほほえんでシャープペンシルの芯を買った コンビニの店員でさえも そして君と一番仲が良いあの君の友達も みんなみんな僕が願ってやまない幸せを手にするんだ 君が僕から遠すぎるからなんだ 僕がいる事にも いない事にも気づかない君に それでも死ぬほど愛してる
>>918 っていうか、こいつの如何にも上から見下ろした様な傲慢な視点がいや。
よくいる人種だよ
929 :
名前はいらない :2005/10/14(金) 23:40:24 ID:WQfbT5pt
>>927 あなたのその「こいつ」呼ばわりは上から見下ろした傲慢な視点ではないとでも?
930 :
名前はいらない :
2005/10/14(金) 23:46:13 ID:nl2jVSMX [落陽] 「ねぇ、」 「ん。」 「最後に少しだけぎゅっ、てさして。」 「、、ん。」 「・・・。」 「煙草臭くねぇか?」 「・・・。」 「なんか、ちょっと寒ぃな。」 「そろそろ、行くね。」 「やっぱ、お前チチ無いな。」 「なにそれ。」 「わろたな。」 「ふふ。」 「電車乗る前に顔洗え。」 「うん。」 「そんじゃあな。」 「うん。」 「・・・・ごめんな。」 「・・・馬鹿。」 ドアの内側で暗くなった天井を仰ぐ ひとり