〜〜詩で遊ぼう!投稿梁山泊 7th edition〜〜
1 :
名前はいらない :
03/03/29 02:33 ID:hySlzknB
[ルール] 一人一作品の投稿で、期間は?週間(開始時に発表)。期限日の24:00が締め切り。 ※名前欄には「詩のタイトル」を入れる。 1.投稿者に関すること お題をテーマとした詩を投稿する。 名前欄にはHNその他ではなく、詩の題名を書き込む(匿名投稿制)。 コテハンは審査結果が出るまでは作品を投稿した事をほのめかしてはならない。 (しかし投稿した作品について名無しで会話することについては禁止しない。) 投稿後の訂正は、単純な誤脱字・誤変換を除いて一切おこなってはならない。 以上の規定を満たさない詩は無効となる。 遅刻は審査対象外。うっかりミス(名前欄にコテハン)は、はじめの1回に限り、セーフとする。 2.審査員に関すること 審査員は必ずトリップをつけること。投稿締切前に宣言すれば誰でもなれる。 審査員の仕事は「自分の気に入った作品をチャンプ候補として挙げ、点をつけること」のみ。 審査員はチャンプ候補と次点候補を選ぶことができる。該当作品なしでもOK。 審査員はチャンプ候補、次点候補に任意の点を付ける(上限3点)。 任意で寸評をつけてくれると嬉しい。 審査員の作品投稿もOK。ただし、自作品をチャンプ候補に推薦するのは不可。 ※過去に審査員をやった事がある人は、以後宣言なしで審査投票してもよい。 3.審査、集計に関すること 審査員すべての発表があり次第、または締切時間から丸2日経った時点で、集計を開始する。 (審査期間は変更の場合もあり。要確認) 集計して最高得点をあげたものがその週のチャンプとなる。 集計後、二人が同点であった場合、双方チャンプとし、お題は投稿の早かった者が出すこととする。 三人以上が同点であった場合、審査期間を2日間延長し、協議を行う。 集計は、週番さん(審査員や依頼されたコテが持ち回りで担当)が行う。 週番さんの仕事は、その週のスレのヲチ(寸評はいらない)と、集計。 〆切の宣言も担当する(しかしこれらの仕事は手の空いている人も積極的に手伝う)。 集計後、次の週番さんを指名して、仕事は終わり。
現在、第30回の審査期間中です。 審査〆切は本日いっぱい。3月30日0時です。 みなさまよろしくお願いします。
>>693 「あなた」
わ、なぁに、おもしろい。。。汗ばんだ手に、抜けた繊維が塗さるの嫌だ。。。それが彼方此方を汚す
のも嫌だ、、、何に混ざるんだろ色々考える。で、これに限らずだけども、お題が「2行」でもいけるねw。
>>694 「MOTION PICTURE SOUNDTRACK」
ああ、「私としては」なんだけど、、、惜しい!微妙なのこぉいうの。じっと見てたいグチャグチャの画は、表紙
閉じてから、また開いてしまう。ん、、、誰にも伝わらなくてもメッセージは要るでしょ?あるならごめんね。
ちょっとキツイ事言うと「うんち」って究極だと思うん、その分他のものじゃ代用効かないくらいの愛情ある?
>>695 「温風」
来た。手強い。この普通さ加減は、狙いなのか力量の無さなのか。タイトルにしても、もしやピカピカ。
もしや「ファンヒーターかよ」。だけど普通だから「内容の尊さ」が壊れずかも。薄味で素材の味生きてます。
>>696 「壮絶なる議論の果てに」
ごめん、、、、、とてもきついけども、、、、、滑ってる。ごめん、、、。
終わり。
6 :
16小節のやつつけ仕事 :03/03/29 03:54 ID:3EZUOiB/
椎間板ヘルニアを患って早467日目 今日も床擦れの音が官能的ですわ♪ 名作の誉れ高い父上の自慰日記は烏賊臭くて 蛸墨がドロリと顔射っすYO! 林間学校でリンカーンの格好したカッコウが輪姦しながら滑降するのであった。 檎獣を狩るつもりが 罠にかかったのは我が愛しの白雪姫だったから、さあ大変☆ 作り泣きっていうのもアレなんで 作り笑いで勘弁してもらった 川゚∀゚)アヒャ 「ねえ一層遠く知らない街に隠居して沈黙しませぬこと?」 加害者が、日本刀を頭に突き刺したままで「歌舞伎町の女王」を弾き語ってゐた† 爾に幸あらむことを! 私は聖書を片手にアラビア語で諭してあげたのですが× 基盤たる風土があまりに違いすぎるせいか、ラエル師の召喚を余儀なくされました^^; 「Uhm,baby...心が痛むというのかい?・・・それはきっと恋、恋煩いさ」 精液塗れのホストが自己愛に狂う姿は暑苦しくて見苦しいものです┐(´〜`)┌ 液体窒素でクールダウンさせてやった俺って男の中の漢だなヽ(´ー` )ノ 「おまえの信じてる愛なんてものは、飢えを満たすことも出来ない、一欠片のパンの値打ちもないんだ」 栗と栗鼠の痙攣するが如く震える声 あまりの空腹で脳が栄養不足か(w ノストラダムスが叫んだ“壮絶なる議論の果てに見えるは己の厨房度!” 花束を抱えて俺は泣いていた 昔どこかで口にした言葉を噛み殺して @圭子の夢は夜開く@
7 :
都立家政 ◆MD76fFko5o :03/03/29 12:09 ID:C7zvh3Ma
これはなかなか難しいお題。実は審査する側も難しいんじゃないかしら?って思う。
14行や17行だったら良かったのに、と思う作品を「16行」では無いから評価を下げたい、とするのも
厳しすぎると思うしねぇー、
全体的に他の回より「作品が薄いな」って思ったがまぁこれはこのお題なら仕方ないだろうなあ。
個人的なことだけれど、審査、批評にもっと客観性よりも主観性を持たせて俺はやっていきたいと思っています。宜しく。
【3点】
>>642 「16行のdepth」
お題は「16行の詩」なわけですけれど、お題に沿っていれば「無理矢理16行に合わすことはない」って
僕は最初にお題が出た時に思っていました。
この作品は「21行」ありますが、お題である「16行の詩」に向き合っていますよね
詩人には常に、当たり前のように信じられている形式や概念を突き破る視線を持っていて欲しいと俺は思います。
冒頭からグンと読ませる。簡単な言葉で本質を見据える。16行ではおさまらぬ人間の感情。
「掴めないんだ」読んでいる俺も少し心苦しくなる。
「人は皆シンプルだ」これ好きだが、「伝える」為には噛み砕く必要のある言葉かも知れない。
【2点】
>>669 「16行でわかったこと」
何より「16行でわかったこと」という題名に惹かれた。ロープが「またな」と手を振るのは切ないな、、
「16歳で分かったこと」にしてもそれはそれで、16同士のミニシンクロが出来上がって良かったかも知れないな。
決して「美しい」といえる作品では無いだろうな。言葉の選び方もまだまだ弱いし。まぁ「美しい」の基準もそのうち変わるだろう。
>>673 「名前はいらないという名前もいらないかもしれないがどうでもいい」
リーディングしてみるとこれはかなり面白いんじゃないかしら。
16行である必要性は全く感じない。題名に「どうでもいい」なんて言葉が入ってる。
が何の変哲も心も感じさせないただ16行の詩だけである16行詩よりは、俺はこの作品を評価したい。
残りの寸評いきます!
>>647 「『行く末』」
単語の選択や、改行など、まずデザインとしてとてもバランスが良いです。
作品の側から雄弁に語ってくるタイプの詩ではないし、理解しようと読もうとすると、不親切だとも思う。一度だけ出てくる「私」の立ち位置をつかめれば作品と目を合わせられそうなんだけれど。
>>648 「堕落論」
見事にタイトルの化学反応を起こしてますね。カッコよすぎ。満点です。
>>649 「トドマル」
やはり最終行のための詩という感じでした。それ以前の描写はそこへ至るための前置き、舞台設定に見える。他の言葉でも代用できるかもしれない。
読みやすいんで回りくどさは感じませんでした。文章自体は手慣れた感じ。
>>651 「しばれる」
最終連までのにぎやかな描写が「絵」に収まってしまうと途端に淋しさが残って、この部分が後ろから全体を覆っている。
ただ、「しばれる」という言葉それ自体は、あまり効いていないように思います。
>>652 「春の城」
単語を次々にくり出して、それだけで世界を造れてしまう手腕はすばらしいです。ただ、この世界は心地よいけれどけして新しいものではないと留意しつつ。それはけしてマイナスではないけれど。
「お城に変えて〜」の部分の描写がもっとあれば動きが出て面白いかも。一行目で電車を待っていて、六連めでは「再び動き出す」その、合間に切り取られた世界、最終行も含めて作品の見せ方が魅力的です。
>>660 「旅の形式(しきたり)」
童謡のような語り口調からはしっかりとした強さがありますね。最後では断定してしまわずに「〜だろう」のままのほうが、かえって語りの強さが出るのではと思います。ルールという言葉には少し違和感。
>>651 「しばれる」
最終連までのにぎやかな描写が「絵」に収まってしまうと途端に淋しさが残って、この部分が後ろから全体を覆っている。
ただ、「しばれる」という言葉それ自体は、あまり効いていないように思います。
>>652 「春の城」
単語を次々にくり出して、それだけで世界を造れてしまう手腕はすばらしいです。ただ、この世界は心地よいけれどけして新しいものではないと留意しつつ。それはけしてマイナスではないけれど。
「お城に変えて〜」の部分の描写がもっとあれば動きが出て面白いかも。一行目で電車を待っていて、六連めでは「再び動き出す」その、合間に切り取られた世界、最終行も含めて作品の見せ方が魅力的です。
>>660 「旅の形式(しきたり)」
童謡のような語り口調からはしっかりとした強さがありますね。最後では断定してしまわずに「〜だろう」のままのほうが、かえって語りの強さが出るのではと思います。ルールという言葉には少し違和感。
11 :
クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/03/29 15:03 ID:Upny7OlQ
>>662 「逃げろ」
最後の一言だけはたぶん冷静。
>>665 「優しい嘘と静かな矛盾」
一行目がすばらしいです。引き付けられました。中盤はやはり言葉の中で模索しているように見えます。タイトルのフレーズに寄り掛かりすぎているかもしれない。
>>667 「豊穣祭の生贄」
生贄になって湖に沈められた人間の視点、なのかな。三人章の彼女との混同も、そのままで楽しめました。
三連で、「十月の」、「今」と収束してゆく場面の上に、一、二連のイメージがすべて降り積もるようで、それが湖の底の情景と相まってくる。作者とは違う絵を見ているかもしれないけれど、そうさせてくれるだけの力がありました。
>>669 「16行でわかったこと」
たんたんと進む人生の描写、で、途中を早送りして見たラストシーン。むしろ、早送りの部分はカットしてしまって、ただ一場面を見せた方良いのではと思う。
>>670-671 「黒い乳首の一生」
「タネ」という表現が面白いです。テーマを「乳首」という一語に託してさらっと語れる、余計な肉付がなくてカッコイイ。
>>672 「伝えたい気持ち」
「伝えたい」から「伝える」に至った現在のいきる強さ。現在に居て、これより先のことになど目を向けない、ぎりぎりの場所での強さという感じです。
性格の悪い読み手としては、そのうち「君」がいなくなったらまた元通りなのではないかと思ってみたり。
12 :
クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/03/29 15:04 ID:Upny7OlQ
>>673 「名前はいらないという名前もいらないかもしれないがどうでもいい」
画面が真っ黒です。
今回、正直、読んでいてあまり面白くなかった。最初に取った距離をずっと保ったままに見えました。それでも、先へ先へと読める文章ですが、やはり行数が枷になっているよう。
>>674 「春と戦争」
戦争という大きなものに対して、ひとりの人間である「おれ」の存在というか身体がしっかりとある詩と思いました。
「メッセージ」を言うのではなく、「言え」と言う。すごく人間臭さがあります。焦燥感のようなものもよく出ている。
>>679 「詩板かぞえうた」
面白いです。定型の詩がびしっと決まると読んでいて気持ち良い。
>>630 に真っ直ぐ答えている感じです。表現に不自由さを感じさせないで、各行ごとに魅力。
>>683 「正常位」
正方形の将棋盤のマス目みたいにイメージが湧きました。反対に「角のない 鏡張りの部屋」は江戸川乱歩の「鏡地獄」のイメージ。
奇数連と偶数連が向き合って、かっちりしたものと曖昧なものとその境界と、タイトルも正常でない側の位置を思わせ…やっぱり全然分からないです。
でも多分こんな風に勝手にあれこれ読んでいい詩だと思う。はぐらかされているような感じがしないです。
>>684 「歩」
この作品は16行ですね。この構成があるのなら、それからさらに一行ずつにもっとこだわって欲しいです。
これ、一歩を一年考えると、17歳で大人になって新しく一歩を踏み出す、という風にも読めました。ただ「黙って倒れよう」という感情の表情のなさが印象的。
13 :
クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/03/29 15:05 ID:Upny7OlQ
>>692 「anonymus (アノニムス)」
「毒」には色んなものを当てはめられるけれど、普遍的である分、薄味の印象でした。薄いというと言い方が悪いけれど、良く言えばポップな軽さ。「神」の出し方が好きです。
>>693 「あなた」
すとんと落ちる最後が面白いです。改行で切れない「あなた」に存在感がある。
>>694 「MOTION PICTURE SOUNDTRACK」
何故、このタイトル? Rediohead? なのに日常の一連と相まって、生活の中で、ふと足を止めた瞬間みたいな雰囲気が素敵です。特に最初10行は思わず引き付けられました。煙に巻かれたというか置き去りにされたというか。
>>695 「温風」
視点を風に乗せていく展開は無理がなくてうまいです。冷たい風に、人間の意志が加わって「温風」になる、このタイトルは希望だし反抗、そういう確かな意志のある詩だと思いました。
ただ、情景に実感がないので、時事問題を扱っていても、現実との距離を感じてしまいます。例えば、「夜汽車」は作り物めいていすぎるのではないのでしょうか。
>>696 「壮絶なる議論の果てに」
きっちり思考停止。トリなのがポイント高いです。絶対狙ってましたよね。
難点をあげると、「お前様」が発音しにくいところ、とか。でも、舌もつれる感じがいいのかも。
14 :
名無しの雄 ◆YWbBGuPijI :03/03/29 15:25 ID:0D5PJSJg
申し訳ありません、ご無沙汰しております。
PCが完全に逝かれてしまい、今後の参加は無理かもしれません。NCにて。
【2点】
>>644 「夕暮れ」
「海が君の匂いになる」「あの島までの長い髪」から
君への想い大きさが、無駄なく伝わって来ました。
>>652 「春の城」
一枚の絵を見ているようでした。
舞台背景と、書き手への興味を強烈にそそられました。後述に期待します。
>>670-671 「黒い乳首の一生」
癒されました。(笑)
書き手が女性であれば、なお愉快であろうと期待します。
【1点】
>>635 「ゆらぎり」
題名の所以に興味を持たせます。
>>642 「16行のdepth」
16行以降のエネルギーが強烈です。
>>667 「豊穣祭の生贄」
何処から何を見ているのでしょう。
>>693 「あなた」
そこは何処でしょう。
15 :
本スレ698氏に感謝して :03/03/29 16:07 ID:yU3pwBwn
16 :
本スレ698氏に感謝して :03/03/29 16:08 ID:yU3pwBwn
2点:
>>632 「star-star-star」
改めて投稿作を上から見返そうとした時に、この作品がひとつ頭に引っ掛かっていました。
寸評以上のコメントはできないけれど、どうにも好きになってしまったので。
1点:
>>639 「太陽VS千手の松」
>>642 「16行のdepth」
>>644 「夕暮れ」
>>667 「豊穣祭の生贄」
>>679 「詩板かぞえうた」
20 :
名前はいらない :03/03/29 21:56 ID:BPbFXXDH
22 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/03/29 23:05 ID:8flI8f+w
遅くなりました。審査です。
>>640 「町 のなか の 廃虚」 句読点は、谷川俊太郎を意識したのかな。
さて、切り詰めた構成と、やや間延びした内容、このアンバランスに魅力を感
じるかどうかですが、トータルで見ると、やはりマイナスだと思います。
最終行のスピード感がとにかく素晴らしい、の2点です。
>>642 「16行のdepth」 これも「シンプル」とはっきり言っちゃったのが惜し
い。ここで中だるみになっちゃった。でも、すうっと最終行に向かう下降感が
とにかく心地いい。16行めのことばの湖がよかったです、の2点。
あとは1点です。
>>637 「無題」
>>650 「斑」
>>652 「春の城」
>>695 「温風」
寸評間に合わないデス><
採点だけ。しっかり読んだんですがそれで時間が…
寸評はあとでtxtで自垢にうpします。気になる方は感想スレを見てね。
いつになるかわかりませんが…
3点
>>679 「詩板かぞえうた」
2点
>>665 「優しい嘘と静かな矛盾」
>>673 「名前はいらないという名前もいらないかもしれないがどうでもいい」
25 :
たもぃい :03/03/29 23:54 ID:jhSTLfUx
>>683 「正常位」
ごめんなさい。私史上トップクラスの誤読です。だけど、それで1本筋通って読めちゃったんだな、、。ごめん。
26 :
たもぃい :03/03/29 23:57 ID:jhSTLfUx
【2点】
>>635 「ゆらぎり」
分からない部分も生命を持つのは、作り物じゃないから。種。接続詞の使い方
とか、感じさせ所とか慣れてる。同時に、慣れてるのが分かる分マイナス1。
あまりに想いを煮詰め過ぎて、周囲には最大9割しか伝わらない。←そんなくらいの
「思いつめた感」は考える人間らしくて好き。題名の仕掛け教えて欲しい。
>>642 「16行のdepth」
「掴めないんだ」の繰り返し。たかがなの、単純。なのにどうしてかな、導き方かな
聞いてられない見てられない、たまらない。泣き合いっこしたら、こちらが
先に泣き止まなきゃ仕方ないね、負けだ。上手でした。
>>650 「斑」
蝿が貴方で飢えていて、毒だと飲まない。何だろう、何か見える見え切らない。
飢餓(=手にしたい、どうにかしないと、渇望、不満足、空虚、焦り)
コーラ(=希望、目標、欲しいもの)かな。上手く代理たてて自分の状況を
絵にしてるなぁって、、、的外れすぎないと良いんだけど。
27 :
たもぃい ◆P6tSlrTfiY :03/03/29 23:58 ID:jhSTLfUx
【1点】
>>641 「16階段」
「蜂を束ねる蜂」がいいなぁ。「病院にはない数字」これが、幼稚かなぁ。
>>644 「夕暮れ」
髪も匂いも、突拍子もなくサイズL。惚れすぎ。ぁぁ惚れすぎ。ウクレレな感じも○。
>>651 「しばれる」
方言。暖かさと、動けてなさ。やる事あるのにボッサボサ。もう春だよ。
>>670-671 「黒い乳首の一生」
女の乳首であそびすぎ。それがいい。
>>673 「名前はいらないという名前もいらないかもしれないがどうでもいい」
前回のゴマすりじゃないよ。醍醐味は導き手の混乱。ついてくこちらも混乱。W
>>674 「春と戦争」
本当に春と戦争。あ・あ・あっ、で勝手に音楽つけて楽しみました。
>>693 「あなた」
成功してる。少しだけでいい、何してる「あなた」なのか聞きたい。
//いつもギリギリでごめんなさい。PCおかしくなるし。はい、ごめんなさい。
投票〆切りです
確認。10位まで合っています。
ではャンプ確定!
/|
\_WW/ |WWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ チャンプ ≪
≫
>>652 「春の城」 ≪
≫ 準チャンプ ≪
≫
>>644 「夕暮れ」 ≪
≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
ヽ( ´▽`)ノオメデトーゴザイマス♪
チャンプは次のお題を提出してクダサイね☆
>>30 確認ありがとうございましたm(_ _)m
32 :
Ippei ◆KIno895986 :03/03/30 00:26 ID:32YIIWtv
…ナレナイコトハスルモンジャナイサラシage…
どうも有難うございました、嬉しいです。(ぺこり 寸評、集計もお疲れ様でした。 次のお題は「四字熟語」でお願いします。
お題入りましたー。これより投稿期間に入ります。 お題は「四字熟語」 〆切は4月6日いっぱいです(4月7日00時まで) さあ!みなさん一発詠んでみましょー Σd(・∀・)
『四字熟語』ッ! それは正調人道である! 表意文字である漢字は 単独使用では非常に意味が薄い! 例えば「強」という漢字一字! これだけではたとえ相対強度はわかっても 絶対強度はわかるはずがない… しかし!「強」の前に「最」という文字を配置修飾してみればどうなる!? そう!「最強」という頂点強度を手に入れることができるのだッ! だがこれでは画竜点睛を欠くというもの… 真の王者は知力体力だけでなく 時の運すら常時味方である必要があるッ!! 力だけでは強運豪傑には勝てんッ! ならば「最強」にさらなる補強強化を加えるまでよッ!! 穿耳刮目せよ!
ノ ___ _1_ ノ _ ノ| ̄| | | ヽノ ノ| ̄ノ  ̄| ̄| ̄| ̄| ̄ | ̄ ̄| ソ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 十 | /ヽ / ヽ ヽ \ | 口ヽ| / \ ____ ──┐ ノ ├───┤ | ノ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─┘ ̄ ̄| ̄\  ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ | | ̄| ̄| | ̄| ____ └─┐  ̄| ̄ | ̄| ヽ/ 、 | |  ̄ ̄| /\ ヽ──┘---┴─\
見よッ!この威風堂々たるさまをッ!! 森羅万象と時空を覇する無敗王者ッ!!!! 有頂天外たる真の力を今正に手に入れたのだッ!!! 謹 慎 自 粛 せ よ 痴 れ 者 が ッ ! ! ! 栄耀栄華は最たる愚ッ!! 傍若無人とはこのことよ!! 貴様は単独首位であるわけでは無いッ! その阿修羅道を支えてきた者達がいるのだッ! そう!貴様は所詮「強」の貧弱単語に過ぎんッ!! 「無」「敵」「最」の献身修飾があったからこそ! 超常威力を手にすることができたのだッ!! それを無視忘却するは仁義に反すッ!! 諸行無常の理通りに滅びよッ!! 孤立無援となる前にッ! 報友反跡を心がけよ!! 驕兵必敗であることを忘れるなッ!! うむ、我ながら青天霹靂かつ巍然屹立であったな。
39 :
四字熟語の嵐 :03/03/30 04:52 ID:xd5nmaDx
四面楚歌で高速道路の建設計画が竜頭蛇尾 構造改革は前途多難 字源不明の和製英語に四苦八苦しつつ電子辞書で検索してみたところ 熟成職人が一日千秋の思いで氷温熟成したが無味乾燥になったらしい 語学堪能な帰国子女の美人姉妹が 津市役所で英語講師をしていると聞いた 某四天王が津市役所を訪れた折 一大事件が起きたそうで 誤字脱字が多い所為で例の美人姉妹に異動命令が出されたらしい 完熟蜜柑を寄贈するも全くの馬耳東風だったそうで 言語道断と喚くばかりで交渉決裂の末の最終措置だったそうだ 三寒四温で春が到来 花見宴会にはあの帰国子女も誘ってあげよう 二重字幕の多重音声で盛り上がった 酒池肉林って表現はオーバーだけど 四字熟語の似合う桜吹雪の下 日本男児と大和撫子が官能小説ばりに発情気味 母国語で散々喘ぐ乱交集団 四月馬鹿とはきっと彼らのことに違いない 再三再四厳重注意したが徹底無視 仕方なく強硬手段で人事凍結 甲骨文字で作成した秘密文書によれば 矢口不足で日本列島恐慌時代 天然早熟で自然分娩 福祉事業で財政圧迫 さらに貿易摩擦で鎖国体制 北朝鮮語に訳された某小説家の自堕落論が大ヒット 印税生活で隠居生活 四苦八苦の国民生活 エンゲル係数急上昇中 小泉内閣不支持率急上昇中 字句字音だけは整った選挙演説 まさに巧言令色 高級料亭じゃ罵詈雑言の嵐 熟睡妨害なトラック暴走野郎 産廃不法投棄目的 示談成立する前に時効成立 語呂合わせの国会答弁 政治不信で経済不振 官僚連中は金儲けに腐心 ・・・不敗神話→腐敗神話・・・安全神話→暗然神話
40 :
四字熟語の荒らし :03/03/30 05:13 ID:xd5nmaDx
四国霊場から夜露死苦 字は孔明 名は諸葛亮 熟女AVで自慰行為 語学力0の外務大臣 四肢切断の五体満足 字も書けないなら自宅謹慎してろ 熟女軍団にオトコにしてもらうまで 語彙貧弱な精神薄弱がっ ―――近親相姦で異常性愛な詩板固定の自作自演に捧げる (傍若無人で孤立無援な凶悪犯罪予備厨房より)
以前 伝書鳩 の電信 以来 伝々虫 の心電図 さて ここから 意志 の維新 石 の天真 死んで 死んで 死んで 神殿 神殿 神殿 神殿 神殿 天使 天使 天使 天使 天使 天使 天使 電子 電子 電子 電子 電子 電子 電子 心? 心? 心? 心? 心? 心? 心? 電子 電子 電子 電子 電子 電子 電子 伝子 伝子 伝子 伝子 伝子 伝子 伝子 伝死 伝死 伝死 伝死 伝死 伝死 伝死 伝屍 伝屍 伝屍 伝 そして 維新 の遺志
師は 言葉を 捨て去り 石の 意志の 維新の 意思を 電信で 死んだ 伝々虫は もはや 動かない 無根拠な 震動 それに依る 瞬間は 死んだのだ 死んだのだ 死んだ 死 だのだ ゛ 。 さらに ここから
ん し しん しん しん し しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん しん
しんしんしんしんしんしんしんしんしんしん しんしんしんしんしんしんしんしんしんしん しんしんしんしんしんしんしんしんしんしん しんしんしんしんしんしんしんしんしんしん しんしsんしsんsんしsksんskしnsksd…… 心
45 :
:03/03/30 23:45 ID:WDArdKm1
そうなのだどこかの雑学本で知ったらしい四字熟語を知人に何かしら問いかけ てこれはどういう意味キミ知らないのへえええこれはねえあれこれそれどれな んて意味なんだよ少しはためになったかいああ知らなかったよキミって物知り なんだねえいやあたいした事ないんだけどねエッヘッヘなどと得意げに言う者 が身近には必ずいるものなのでもし見かけたらおまわりさんに連絡して適当な 冤罪などこしらえて刑務所にでも入れてもらうととりあえずはいいだろうなあ などと思うのだがしかし丸暗記をことさらバカにしてもいけないよまず覚えな ければ考えられないものなのだからね案外と気のつかない事ではあるのだが。
今回おもろい。 個人的にダイスキ。
47 :
問 :03/04/01 18:05 ID:jRf10uHo
「四字熟語って何?」って聞いたら、 「都合主義。」って返された。 至極納得。
48 :
春夏秋冬 :03/04/01 18:18 ID:mpJjOhxB
「春夏秋冬」 春に咲くべき花だった 骨も焼いて粉にした あの柵だらけの家からの残響が お前の頬を染めたのだ 結婚式は執りおこなわれ 鳩の羽音が遠ざかるにつれ お前の滲みた両股のうろを 手放しに震わせていた 夏には東京へ出かけた 羊歯は覚えるままに生え揃い 便りもないまま、お前は絵の中に赤ん坊を産んでいた 風邪をひき 葉ものを食べ 穴にもぐり ひとりで眠った それだけ それだけだった
49 :
十人十色〜その1〜 :03/04/01 19:51 ID:FD1F/khJ
人間が十人いた ある人間は空を飛ぶことを願った ある人間は最高の力を持つことを願った ある人間は素晴らしい知能を持つことを願った ある人間はこの世を支配することを願った ある人間は永遠の愛を願った ある人間は永久不変の美貌を願った ある人間は平和な世の中を願った ある人間は楽しみの耐えること無い一生を願った ある人間は孤独を願った
50 :
十人十色〜その2〜 :03/04/01 19:55 ID:FD1F/khJ
そして、ある人間は永遠の命を願った 人の数だけ夢はある どの夢も美しい そして平等だ そう、平等。 どんな夢にも叶う権利はあるし それは犯されることはない だからあなたが今思っている夢は 誰にも邪魔される権利は無い どうせ一度きりの人生 自分の夢のためにバカになっていいんじゃない?
51 :
桜散友別 :03/04/01 23:35 ID:V1L3w4Xe
桜並木の桜が散り始め、僕らもお開き。 卒業式直前に咲いた桜はもう散り始めた。 今まで事あるごとに四字熟語を造語した。 今回は桜散友別(おうさんゆうべつ)という言葉を考えた。 桜も散れば友、仲間とも別れる。 この言葉を思いついたのは、今日の朝方だった。 卒業式後にかける何かいい言葉はないかと模索した。 朝もやのかかる町の中、桜並木道を走り抜けた。 五枚からなる桜の花が、ひらひらと舞い花びらが一枚ずつ離れた。 友達が花びらに見えた。 不意に涙があふれた。楽しい思い出も喧嘩も失恋さえも美化する、 時の力に驚きながら丘の上で朝日を見た。 友達といれば楽しかった。思い出が増えるたび色々と造語をした。 楽思心刻(らくししんこく)。ありふれた楽しい時の思い出を心に刻むこと。 廃心友優(はいしんゆうゆう)。心が廃れているときほど友の優しさがしみる。 常席親友(じょうせきしんじゅう)。常に隣には親友がいた。 言い表せない思い出もあった。夜中の丘で天体観測。みんなでハモった社会の授業。 告白の順番を決めた、真剣勝負の柔道の授業。僕は結局三位だった…。 そんな日々を過ごした仲間とはこの後何度会えるだろうか。 一人で新しい世界を旅するのは怖いが、今の僕はきっと平気さ。 友達と交わした夢があるから。 「友限会社」をつくろう。
52 :
六畳独間の焼きそば(1) :03/04/02 00:00 ID:B6qcszYB
さてこれから焼きそばを作りながら、新しい慣用句でも考えてみようかな。そ うだ四字熟語がいい。そうだそうだそだ四字熟語ってのはいいね。熟って言葉 がなんだか焼きそばに合ってるよ。うふふふふふふ。でもあれだね。新しい熟 語って言い方はあれだね。変だね。熟してないのに熟語ってのはね。いいんだ。 だって、未来には熟するかもしれない言葉なんだからね。つまり、あれだよ。 「未熟晩成」ってことだ。ああ、早速一番目から素晴らしいのができたなぁ。 これは幸先いいぞ。幸先が、いいぞ。「幸先良好」ってとこだ。おお、これも 素晴らしいよ。素晴らしいよ、僕って。うふふふふふ。だいたい、あれなんだ よね。出来てすぐに熟しちゃうってのもあるんだしね。新しい熟語、いいじゃ ないの。そうそう。すぐに熟しちゃうってのもある。つまり「早熟少年」ね。 ちょっとこれは滑ったかな。あははは。まぁ、いいよね。うん、いいよ、いい よ、僕。誰にだって失敗作くらいある。誰だって失敗作くらい産むさ。「完壁 無用」ってところだね。さて、こんなことしている場合じゃないぞ。まずは豚 肉を切ろうかな。これ、安かったんだよね。うふふふふふ。スーパー「寿美田 屋」で1パック百五十八円で買っちゃったんだよね。うふふふふふふ。特売だ ったんだよね。うふふふふふふふふ。「特売豚肉」だね。でもこれは四字熟語 じゃないよな。うん、ないない。「特売牛肉」でも「特売鳥肉」でも何にでも 使えちゃうもんね。四字だったら何でもいいんじゃね。問題あるよね。でも四 字じゃないといけないのは、どうなのかな。差別じゃないのかな。うーん。こ っちのキャベツも1玉五十円の特売だったんだけど、「特売キャベツ」はだめ なんだよね。仲間外れなんだよね。四字じゃないからね。ふざけるな! って いうべきだよ、お前はね。なぁ、キャベツよ。お前はいうべきだよ。ふざける な! ってね。僕はどうでもいいんだけどね。それでもちょっと義憤は感じた。
53 :
六畳独間の焼きそば(2) :03/04/02 00:04 ID:B6qcszYB
「義憤空転」。まぁ、それはどうでもいいとしてね。次にはソースを作ってお くんだよね。中華スープを少量に、砂糖と醤油を少々加えて、ケチャップとウ スターソースをドバダバっ、と入れるんだよね。この、ドバダバっ、てのが気 持ちいいな。実は、この作り方で焼きそばを作るのは初めてなんだよね。昨日、 仕事場で、同僚の相崎さんの「女性自身」を読ませてもらってたら、お、「女 性自身」ってのも四字だね、これってあれなのかな、やっぱり、あれなのかな、 男性器のことを「男性自身」っていうようなものなのかな、ああ、ちょっとド キドキするね、まぁ、そのあれだ、その「女性自身」の中に、わぁ、「女性自 身の中」だって、なんだかわくわくしちゃうね、「女自穴中」。ちょっと強引 かな、これは。まぁ、そのあれだ、その雑誌の中に、正しい焼きそばの作り方 の記事がね、載ってたんだよね、それを見てその通りに初めて作るわけだけど、 これでもしもマズいのが出来たら、どうすればいいんだろうね。今まで僕が我 流で作ってた焼きそばのほうがオイシかったりしたら、僕はそれをどう理解し たらいいんだろうね。「正統敗北」「我流勝利」。うふふふ。それはそれでお もしろいかもしれないね。いいぞ、いいぞ。「正統惜敗」「我流圧勝」。どう なるんだろ。どうなるんだろ。ああ、いいね。なんだかわくわくドキドキが大 きくなってきたぞ。「心臓期待」ってところだ。お、いいじゃない。「心臓期 待」。これは今度の入試問題にも使えそうな感じだね。生徒が間違えて「心臓 が期待で膨らむこと」なんて答えてくれそうだね。膨らむんじゃないんだよね。 いつも膨らんでる以上に膨らむわけではないもんね。ただドキドキするだけな のに、「心臓が期待で膨らむこと」だなんて答える生徒はバカだよなぁ、あは あはははは。なんて妄想膨らませても、僕は無職だからちょっとブルーになっ たよ。「青色無職」。さてさて、ゴマ油を少量入れてソースの出来上がりだ。
54 :
六畳独間の焼きそば(3) :03/04/02 00:05 ID:B6qcszYB
「正統調合」だね。かっこいいね。見とれちゃうね。ほれぼれするね。もしか したら我流、負けるかもね。焼きそば作る前にこんな高揚感、味わったことは なかったもんね。もしかしたら相崎さんの「女性自身」を見て作ってるからド キドキするのかしら。うん、このゴマ油の香りって、ちょっと相崎さんの匂い に似ているかもね。相崎さんの名前は香子なんだよね。いいねいいね。香子い いね。改めてこうやって目の前に字面を思い浮かべてみると、清々しいほどい いね。「香子清風」だね。風だね。ああ香ぐわしいね。ゴマ油って、本当にい いよ。それより香子さんのほうがいいんだけどね。この焼きそばを香子さんと 二人で食べられたらどんなにオイシく感じられるんだろうね。そこの炬燵に二 人で座って、向かい合って同じ正統焼きそばを食べるんだ。見つめあいながら、 炬燵の中で足と足とが触れあって、ああ、いいな。「愛情物語」って感じだね。 なんだかドッグフードにそんなのあったような気がするけどね。「愛情物語」。 ナイスだね。クライマックスを感じるね。葛藤の予感もするのが玉にキズだけ どね。「葛藤玉傷」。でも、あれだね。こんな独り言を書きつけながら、僕は なんだかんだいって独りなんだよね。六畳一間は、独りでは広すぎるんだよね。 「六畳独間」。うーむ何て読むんだろう。今度のテストに難読熟語として提出 してみたいね。さーて、さてさて。ようやく麺を焼くぞ。この麺だけは特売じ ゃなかったんだよね。どこにでも売ってる八十円の蒸し麺。卵の黄色が目に映 えるよね。「女性自身」によると、焼きそばってのは、麺は炒めるんじゃなく て、焼くんだそうだよ。熱したフライパンに、麺を入れて、入れたら、そのま ま、かきまわすんじゃなくて、じっと焼くんだって。我流の僕はかきわまして たんだけどね、かきまわすと麺がべちゃべちゃになっちゃうんだって。でもあ れはあれでオイシかったんだけどね。この僕だからこそ、かきまわしてもオイ シいのが作れたのかもしれないよ。天才の僕だから。なんちゃって。「我流引 水」かな。さーてさてさて。フライパンが煙を吐き出したぞ。「灼熱地獄」な らぬ「灼熱天国」だね。いいね。いかにも熱い料理の始まりってムードだね。
「六畳独間の焼きそば」(4)以降は、 時間がかかる、あるいは書かないかもしれないので、 ↓次の方、構わずご投稿ください。
56 :
厨房哀歌 :03/04/02 14:47 ID:JfM2oE1E
場所が場所ゆえ 誹謗中傷 暴言巣窟 勝利宣言 隠蔽工作 実は泣いているのさ 自作自演 だれもが俺の敵だ 孤立無援 四面楚歌 自己責任 毛を逆立たせて頑張ってみても 支離滅裂 捏造公演 度を越えた 経歴詐称 バレちまった 無為無職 いつでも俺は 天下無敵 いつも言われる 脳内無敵 じゃあね もう来ないよ 落ち宣言 負犬家路 やっぱりリロード 廃人厨房 厚顔無恥 んーかなりショックだ俺落ち後の 住民発言 嘲笑爆笑 電源切って 布団に入る 我涙濡枕 波に揺られて寝入る 天下夢想 発言削除 はいて捨てたいこの場所から逃げろ 自己厨心 大どんでん返しはきっと来る 妄想爆発 事が事だけ2ch以外に逝く所なし 我故必死 にっちもさっちも動きがとれず 睡眠不足 言動不審 そして俺は叫ぶ 縦 読 気 付
レベル低い。パクリ気味だし。
58 :
二極一対 :03/04/02 16:16 ID:7Fyk44nf
二 掛ける 四 東方 西方 南方 北島さぶちゃん 今しばらくは 極端な鼻の穴とパンチパーマ 日本の心知る感じ方 一方 異国情緒ある南の島は 列島のSouth 海鳴り沖縄 対になり混ざる日本文化 模倣が基本 開国 海国文学
59 :
回転木馬 :03/04/02 18:27 ID:hi3JaYPH
街の片隅の寂れた遊園地 土埃で汚れた機械達の中に あなたがいた 深い眼差しで景色を眺めるあなたが私の心を捉えるのは時間の問題で 何時しか私はあなたに恋をしていた あなたは何時も私を黙って迎えてくれた ガラス玉の様なその目を覗く度その目は私を映し その時私は始めて満たされる様な そんな気持ちになったのです 優しいあなた 美しいあなた 私はもう恋と言うよりも愛していたのかもしれません 月日は流れます もうあなたはいません 私は今あなたの影を探していくつもの木馬を作っています でもあなたが見えないんです あなたはいないんです
60 :
現在時刻〜面接〜 :03/04/02 18:51 ID:1gwoQTX2
己自信には説明不要 明日の努力は別名苦悩? 足元スカスカ設定不能 過去の履歴の弁明不毛 してはならぬ宣戦布告 村上みたくキレても一目瞭然、エンセン凄く 退く証言 パラレル 剥がれぬ 周章狼狽
61 :
彼と彼女 :03/04/03 04:38 ID:RwE4AUui
…四字熟語中… 二字 一字 二字 一字促音 一字拗音 聞き取れない濁音 不敵な二字促音促音 一字強音促音 飛ぶ鳥を落とす勢いの四字 一字 次 第 に 強 く 気化する無数の字 さりげなく三字 赤子のような二字 また四字熟語ムラムラ
62 :
一狐之腋 :03/04/03 18:01 ID:o3jslvxh
木の芽時 せわしく起き出す隠者達 風に舞って便り ヒラリヒラリ 飛来飛来 四苦八苦 果ては 阿鼻叫喚と 生老病死 彫刻刀握り締め 涙を流した ハラハラ 花落葉落 一期一会の霞みに 笑いの静止画像 風に流されて 消える雲 フワフワ 羽輪羽輪 日輪の傘の下で 思い返す 青天の霹靂 無粋な悲しみ等 焼き払ってくれぬものか 囂々轟々と
63 :
悟裏夢中 :03/04/03 20:48 ID:pXt/T4Ou
仕事帰りのバスに乗る私は 骨組みだけの屋根に腰掛けている さっきから足をいていたのは 運転手の頭だった あっ失礼 職場で私に説教した男は 横山やすしみたいな白い船乗り帽をかぶり 地球外生物であることがわからないように 座席に座っている バスを降りた 男もついてきた 歩きながら話をつづけながら ゆっくり背中に伸びる触手 私は触手の先を後ろ手に握る 意外に乾いて温かだ 言葉が温風になって吹きかかる ガソリンスタンドの前 匂いにくらくらして 歩みは急に遅くなる 「ところで 私でよかったら」 我 悟ル裏ヲ 夢ノ中ニテ
64 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/04/03 23:18 ID:X37HP88W
すっかり御無沙汰で恐縮至極の寸評係人です。
>>36-38 こういう硬い四字熟語は、この詩に合っていますね。勢いを感じま
す。『強』ということばへのオマージュですが、肝腎の内容に今ひとつの一貫
性のなさを感じます。
>>39-40 ことば遊びとしては前の作品よりも高度なはずなんですが、過ぎた
るは及ばざるがごとしと申しますか、やり過ぎてリズムと内容が弱くなってし
まいました。「津市役所」が、いちばんのお気に入り。
>>41-44 今回は長編が多いね…。心の奥にことばが染み込んでいく感じです。
難しいことばを使わずにまとめたところが偉い。「さて」「それから」「さら
に」は、詩の流れをせき止めていると思います。
65 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/04/03 23:34 ID:X37HP88W
>>45 雑学博士、だね。にやりと笑うユーモアは好きなんですが、エッセイ
風にしちゃいましたね。淡白に流してしまったんで、「ふうん」という読後感
だけで終わってしまいました。
>>47 問いに対する答えが、一見意味不明ですが、よく考えてもやっぱり分り
ません(苦笑)。この詩自体が都合主義な展開であるということかな。うまい
力技でした。
>>48 ああ、最後の2行に殺されちゃいました。乾いたプリミティヴなヒトの
生業(なりわい)、或いは「業」というものが、この「それだけ」に集約され
ています。タイトルはなんだか無理矢理でもあり、味わい深くもあります。
66 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/04/04 00:00 ID:yZ4wGvgE
>>49-50 好感の持てる作りです。ストレートであり、まっとうなメッセージ
もある。ちょっとした諧謔もある。ただ、もっとあなたの心のひだを覗いて、
深く掘り下げる必要はありそうです。
>>51 タイトルは造語ですが、なかなか美しいことばだと思います。レトリッ
クは、はっきり言うと稚拙。でもね、今思ったんだけど、これからの詩の世界
には、こんなタイプの詩が必要なんじゃないかな、と思うんだよね。気取った
表現や隠喩や技術をとっぱらった、こんな詩が。新鮮味を覚えます。
>>52-54 偶然なんだろうけど、造語二連発。こっちはレトリックを無視して
どーでもいいようなことを長々と書きました。これを面白いと感じるかどうか
に、この詩の価値がかかるんですが、正直、微妙だよなあ…。
今日はここまで。
67 :
名前はいらない :03/04/04 12:23 ID:xbIebj+c
お題は「四字熟語」 〆切は4月6日いっぱいです(4月7日00時まで) がしがし、投稿してクダサイ
68 :
橙色菓子 :03/04/04 15:03 ID:d9QiKOQb
君は何時までも涙流しながら 僕のことを睨み続けるんだ 悔しそうに 悔しそうに? 君に そんな 感情は いらないだろう? いらないものは無くさなきゃいけないよね僕が君を殴るのはそう意味があってつまりは 君がいけないんだよ? お湯が沸いたからカプチーノを入れようか 床に散らばったオレンジキャンディが蛍光灯の光を湛えて 君のマスカラの混ざった黒い涙も気にならないように 野うさぎの歌を聴きながら、さ お嬢さんお茶でも如何ですか? カプチーノの入れ方が分からないんだ。
あぼーん
(四) きっと長い。そのからだ、白い。銀の燐粉、まとえば白金。それが丘のむこうか ら覗いている。その顔。私を窺っているのだ。こんにちは。返事はない。子供が 書いたメトロン星人の絵。その顔。それが 四 | /|\ | / \ だから。 だから? だから! ほんとうは自信はない。 似顔絵破れたむこう側に自信は、存在していないかもしれないのだった。 (字) 気分を変える目的で宇宙へいきたい。なにも騒がない広野で息を止めてみたい。 鉛筆の線のスープ。かきまぜなきゃ、かきまぜなきゃ。すぐに止まってしまう。 宇宙みたいに爆発させたい。暴れ線竜。鉛の粉も吐いて。字ゴンだなんて、誰が 名づけたの。なんで知ってるの。 (名前つけた人へ)ついでに、字ゴンを書いて。↓ 「 」 ねぇ、書いてよ。
71 :
_ :03/04/04 22:55 ID:mcmSWumX
(一休止) ジゴウ・ジトクって、楽しい響きだ。 (熟) 終わりへ向かうワイン。赤黒い薫り。完成に向かう冒険。ドラゴンクエストから 腐臭。座椅子に体重預けて、はぁと魂を吐く。気の抜けた人魂がゆ〜らゆら。 しかしまだ終わってはいないぞ。そいつを捕まえろ捕まえてくれ。メトロン 星人とは違ってしまった(嬉しい♪)顔を火にかける。死にかけの字ゴンを 丸焼きにしてみる。ワインもまだ諦めない。ドラゴンクエストは中古ショッ プに返しにいった。 (四&字)+熟=逆ビッグ・バン! だから。 だから? だから! ほんとうに自信はない。 しかし自信によく似た料理が出来上がりつつあった。 (語) 終わった。すべては意味づけられてしまった。 口という字が二つも使ってあるのに音のないその完全体よ。 四+字+熟+語=小さな、小さなビッグ・バン(さぁ、受け入れなさい) そして私というわがままな口は、語ることも書くこともできなくなった。 あ。(四)のところに「黒い丘」って書くの忘れてた。
72 :
70-71 :03/04/04 22:56 ID:mcmSWumX
73 :
名前はいらない :03/04/05 02:29 ID:t0mV3V2K
>>63 :悟裏夢中 :03/04/03 20:48 ID:pXt/T4Ou
夢をみているみたいな詩を作る夢中作家さんですね。おちはちょっと弱かった???
74 :
用意周踏 :03/04/05 14:52 ID:UHDr8mIl
『用意周踏 五に七そして 五に十四 扉が閉じて 文字はなお威厳』 自由奔放を閉じこめても その中でさえ文字は自由自在 重力があるから人は立てる 足があることで井戸から出る そして先人の拓いた道を旅した ハイリスクハイリターン 発射地点を決めまず ここからだね 強く強く踏んで飛ぶ 言葉はバネ
75 :
(;´Д`) :03/04/05 15:17 ID:pkquA1HU
幾つか面白いやつがある! んだがっ!ここらで一発、毛色の違うやつもきぼんぬぅ。(;´Д`) ホチィ・・・
76 :
(;´Д`) :03/04/05 15:19 ID:pkquA1HU
お題は「四字熟語」 〆切は4月6日・日曜いっぱいです(4月7日00時まで)
77 :
文字化け :03/04/05 16:24 ID:sYFoRV7V
それをおおうものたち かけらのないところ 右のとびらから カタチのない きこえないものにぶつかる ふみつけた たくさんのキゴウを ちらばして 往来のどまんなかに ワナとして ひそめたぼくのかお ただぼくらのジコチュウシンテキ?な そのわらいがおを 左のあなたは いつまでもわからない とおいあおい というのです なにもない たくさんのキゴウを ちらばして 往来のどまんなかに ワナとして ひそめたあなたのなぞなぞと いま このまよいごのようなだれか ちょうど モジバケ? のよう それはだれでもないきのする だれかのスケッチ
78 :
千色世界 :03/04/05 20:04 ID:IH8vvzBh
赤いソファの上 黒い髪が広がり 白い肌の君 頬を桃色に染め 金色の爪を弄りつつ シャンパンを飲み干す 堕ちていこうか? 君と一緒に 堕ちていこうか? 僕も一緒に 色とりどりの世界へ 悪意も嫉妬も何も無い ただ色が渦巻く世界へ 好意も愛も何も無い 綺麗な色が招く世界へ 君、綺麗に微笑んで「そんな世界はつまらない」と言い捨てた。
79 :
スナップ写真 :03/04/05 22:22 ID:e1hwItKc
なかよし i 『余』 だれも『折』 いっぽ ふとった女はおおら という s 『曲』 i ひそか 女のシェイプ、幻 はたし s はふとっ おま 孤 インエ 緑を
星型ダストのノンシェイプ ハートの底に隠し持ち 座ってる 可愛い目目は硝子玉 期待もせずに映した景色 背に籠背負う翁をみつけ 溢してる 新鮮な星またひとつ 恋した唖の娘(あのこ)は夜にしか 隠れて拾うは独りの遊び 取り替えるひとつ またひとつ ハートの壁は波うちはじめ 倍を欲しがる覚えたて 耳を澄ませば今宵も聞こえる とくん とくんと生きている
ある夜のあなぐら響かせた 大きな翁が嗚咽のひとつ とろり葉揺らした蜜黄金(みつこがね) 立ち去るハートの落し物 星蜜衣の半分子 その夜のあなぐら響かせた 耳を澄ませば今宵も聞こえる もっと もっとと生きている
湖畔の黒竹揺れた夜 熊がキスした硝子玉 翁は星をにぎらせて 娘は蜜をさしだした 蜜で唇濡らした熊が 星を踏みつけにやりと笑う 耳を澄ませば今宵も聞こえる とくり とくりと生きている もっと もっとと生きている ほら足音がする キスは素敵
83 :
蛍 :03/04/06 01:50 ID:7sclEG3P
闇 闇 闇 光
84 :
じんせいけんじつ :03/04/06 02:52 ID:LJMomNPO
わかってないな! なんにも しょうがないな 犬だから ワンワンほえるだけ うれしそうに ちぎれるほどシッポ 振って 犬のような人生って いわれて 幸せな人がうらやましい 不幸せの中に 入りたくはない いたいところをさわられて 痛い思いを させちまう オレには影がある 影がささやく 大人じゃないから マネするのが うれしいのさ でもよーー それでもお前は また尻尾を振る どっちでもいいけど 憶えてくれるのはうれしいけど うれしそうなのは つみがない ああ ささやく 笑顔なのに 楽しいのに ハヘハヘ舌出す おまえのかお 人生犬実 犬道毎日 犬の人生
85 :
たもい :03/04/06 02:56 ID:Bu4QfnGe
投稿者ありの活性っぽいの嬉しいから祝かきこ。
『日本語の型』を軽く無視して突き進むチャンプは・・・・・・・・・・・・・・・・・・君だ!>たも○
87 :
美辞麗句 :03/04/06 13:50 ID:2XmLXYCz
ほんと ほんと うそじゃない ほんと ほんと ほんとだよ ほんとだって ほんとだって あなたは あなたはきれいだって
お題は「四字熟語」 〆切は4月6日・日曜いっぱいです(4月7日00時まで)
89 :
空想人間 :03/04/06 18:40 ID:EP58/oVM
…ああ、なるほど。 君は僕のことを間違ってると指摘する訳だね。 じゃあ、例え話をしてあげよう。 例えば…うーん、そうだな… そうだ、例えば人間をお菓子にたとえてみよう。 まあ、人それぞれいろんな形があるだろう? 形だけじゃなく、色も、と言うか種類も。 それで皆自分に自信を持ってるんだ。 持ち過ぎの人もあるし、持って無さ過ぎの人もいる。 でも、まあ大抵の人は持ってるわけさ。 自分の味に、自分の形に、もしくは自分の種類に、とかまあ色々だね。 でも結局は食べられちゃうんだよね。 どんなに綺麗でも、どんなに不細工でも。 叶わないよね、食いしん坊の神様には。 え?どうしたんだい、僕の話が信じられないのかい? …ああ、なるほど。(以下繰り返し) 部屋の壁を見つめて、延々と語り続ける男。 彼の味はどうなんでしょうね?神様。
90 :
春夏秋冬@ :03/04/06 19:38 ID:YFni7RYj
色というものは環になっていて くるくると回ってある 赤から始まるとするなら 黄 緑 青 紫 と廻って、また赤へ戻ってくる その間にも(たとえば赤と黄の間には)オレンジや または、黄緑や緑青[ろくしょう]といったものが在り ひとつの環になっているのだ きっと そういったことは、言葉や日常だって同じであろう (たいていの物事は、光の加減で違って見える場合があるのです) (ほんとうだ 今また光っっている あぁ もうこんなにも変わってしまった!) そうしたことでしばしば惑わされる 色に呼び方が多くあるように (同じ青でも 実に多くの呼び名があるのです。それは 空色・露草色・紺青・藍鼠であったり シアン・ネイビー・セルリアン・スカイブルーであったりします) 言葉もその呼び方の違いによってはまったく変わるというものだ それは季節のようでもある 花が彩っていたり、蝉がせわしなかったりもする わびしさを感じさせる情景だあったり 冬のように空っぽな場合だってある そのそれぞれに 誰しもがそれぞれがおもいを乗せているのだ
91 :
春夏秋冬@ :03/04/06 20:09 ID:NRYqGPzU
ときには目に見えないことだってある たとえば日暮れ坂道の、別れの際の一言から どれだけおもいをめぐらせて、懸命に見つけようとしたことか 辺りを照らす茜色の、どれほど哀しく虚しいことよ それでも冷えた一対の、手と手を結んで歩いて帰る あの老夫婦の両の目には、いかに綺麗にうつったことか (ですが実際に見えている色というものは、 ほんの400ナノメーター間の可視光線という一部分だけなのです それ以外は テレビやラジオに使われていたり、赤外線・紫外線、果ては宇宙線というものであるのです) 今日の夕陽だって こんなにもわたしには変わらず虚しいのだ (要は、電磁波というものであって 主に星から 微かにはいろいろな物体や生物から発せられており その中の一部分がたまたま光となって目にうつっているだけなのであります) おもいの全てを見つめられず それを悔いては言葉にし 見えぬというのに発している 全ては届かぬさだめであろうと すこしは光って見えるであろう 茜のようなたしかさはなくとも 白い雲ほど漂えれば きっとすこしは届くであろう これほどまでにわたしのこころは かわらず光で溢れているのだ 季節は今日も一日分 かわらず歩みを進めながら あらゆるおもいを廻らせては 光で溢れてまぶしいのだから
92 :
春夏秋冬@ :03/04/06 20:19 ID:NRYqGPzU
間違えた事 >91は@ではなくAだ。完結なのだ。
好きな四字熟語は? って聞いたら あの野郎はもう すんごい笑顔で言いやがった そりゃアンタの名前でしょ ばぁか 漢字四文字並んでりゃ良いってもんじゃ無ぇんだよ 安直な思考の男なんて 嫌いだ 好きな四字熟語は? 男は意味が分からないといった風に眉を顰めて理由を問うた お題なんでとにじり寄ったら ○○○○? とか 普通な、極めて普通な事を言いやがったので 私は左様ならと 席を立った 定型的な思考の男なんて つまらん
気付けばあの野郎の家の前 インターホンを押す指、爪は黒く塗られ 出て来るなりあの野郎は一言 すんげぇ爪 とか言いやがったけれど 単純で率直な言葉に嘘は無いから ねぇ、好きな四字熟語は? また聞いてみる 安直な思考の男なんて 嫌いだ けれど こいつの言葉なら つまらんことは無いから だから、アンタの名前だってば 理由なんて野暮な事は聞かず 直球で投げ返す 愛してる 言う筈も無い あんまり笑顔で見てくるので一言 むかつく、と言ってやった
95 :
. ロ 口 □ ◇ BLACK LINE :03/04/06 22:36 ID:aywBnmJ+
四始点 . . . . 生きている ろ 回転音 ろろろろ とどまらない ロ ロ ロ ロ しだいに大きくなる くち 図工 ちくちくちくちく つくりあげられる 口 口 口 口 お行儀よい
96 :
:03/04/06 22:37 ID:aywBnmJ+
しかく 一致団結 かくしかくしかくしかくし ひみつのところ そこへ □ □ □ □ 田んぼの田らしき絵になりそう 動き 不穏な □ □ □ ◆ 突然変異しだす くロだいや 囚人 いやだくロいやだくロいやだくロいやだくロ ノがれられない いっしゅんノ出来事
97 :
名前はいらない :03/04/06 22:38 ID:aywBnmJ+
◆ ◆ ◆ ◆ いま一文字に収束する! ↓ →●← ↑ 田 押しつぶされ 出口も入り口もなくなった 脱出不能 悪魔 ノBLACK LINE 幅も厚みもない 一次元 ノ中
98 :
>>95-97作者 :03/04/06 22:40 ID:aywBnmJ+
タイトルは 「. ロ 口 □ ◆ BLACK LINE」 です。
あぼーん
皆さん、投稿お疲れさまです。お茶でも飲んで一休みくださいませ。(ぺこり
リストマンありがとう!
リストマン最高
君には才能がある... 俺の力が必要だよ、分かるね? 怖がらなくて大丈夫..おいで... 長かったね、俺に踏ん切りが付かなかったばっかりに ごめん... 強がる必要は..もう無いんだからね おいで...
107 :
名前はいらない :03/04/08 02:05 ID:PX2gBNTB
投票有難うございますっ!!
審査期間は4月11日00:00まで(10日いっぱい)
霧都さま ご無理にとは言いませんが 「あなたの感想」も一言・・・期待したりしています・・・。ペコリ。
【3点】
>>63 「吾裏夢中」すごく平易な言葉で書かれてあるのに、何が書いてあるのか
さっぱりわからないのが羨ましいほどよかったです。バスが止まって、
運転手もついて降りて来たのかと最初思いました。それぐらい普通に誤読させてしまう。
「意外と乾いて温かだ」←笑いました。
後半でさっと煙に巻かれる感じも快感でした。
とにかくおもしろくて、めちゃめちゃ気に入ったんですけど、
最初の連の「足をいていた」は「足を置いていた」ですよね??
【2点】
>>48 「春夏秋冬」なんだか心に残りました。感じるものはあった。
>>79 「スナップ写真」紆がない。それがなんだか不安定ないい感じ。
言葉で絵が浮かぶというより、言葉の絵が浮かんだ。
>>93-94 「意味を成さない四字熟語」なんだか納得。共感しながら読みました。
情景が浮かんで、二人の関係がおもしろい。
【1点】
>>38 「傲慢暴虐たる者への詩」全行に四字熟語。ここまでやられると参りました!で。
>>45 「 」結構大事。
>>47 「問」最後の行が皮肉っぽい?
>>52-54 「六畳独間の焼きそば」最後まで書いてほしかった。
>>61 「彼と彼女」不思議にこれでムードある。
>>77 「文字化け」うまい。
>>80-82 「妄想もこもこ恋愛」好き。
112 :
ななほし ◆lYiSp4aok. :03/04/09 01:28 ID:eo9uHF3/
3点
>>95 :. ロ 口 □ ◇ BLACK LINE :03/04/06 22:36 ID:aywBnmJ+
一点に収束する……目に焼き付いてしまった
2点
>>79 :スナップ写真 :03/04/05 22:22 ID:e1hwItKc
紆余曲折で、初恋が実った……と読める。
2点
>>93 :意味を成さない四字熟語 1 :03/04/06 21:43 ID:Y9a7LXBT
楽しいショーとショートになってる。
2点
>>59 :回転木馬 :03/04/02 18:27 ID:hi3JaYPH
なんかせつない。意味ない人生??
1点
>>48 :春夏秋冬 :03/04/01 18:18 ID:mpJjOhxB
なんとなく味がある……かな?
1点
>>61 :彼と彼女 :03/04/03 04:38 ID:RwE4AUui
電波と言うかオーラか……放射してる。 だが、レシーバーでないと見のがす
ような気がした。
1点
>>68 :橙色菓子 :03/04/04 15:03 ID:d9QiKOQb
この詩が嵐を呼んだのか? ドメステックバイオレンスの居間より暗い台所。
1点
>>89 :空想人間 :03/04/06 18:40 ID:EP58/oVM
一方通行の決めつけ。四文字熟語。受け入れる下地があるからと言ってる。
リアルのせいで、精神的に磨耗しているグリーンブックです。。
俺は「リストマン」ではありません。。
そんなことやる気力など、ございません。。
たぶん、○○亀氏だと思うのですが。。
違うかな。。
あは。。寝ます。。
◆3点◆
>>41-44 「以心伝心」
この詩ね、どうでもいいんだよね、なんか。
でもね、なんというか、物凄いモノを感じてしまう。ビリビリくる。シビレる。これは発電所か?みたいな。
思わず小声で、「いいなぁ〜、この詩、いいなぁ〜」と囁いてしまうほど。
まず、視覚的にとても良い。
スゴク目に優しい。とっても癒し系です。俺の心が、マジで癒されました。
「死」や「しん」という単語が、今の俺とぴったりリンクします。安らかな眠りといったモノをイメージさせてくれました。
とにかく言葉のチョイス&バランス(意味ではなくて、字面=形状として)が、非常に上手く機能してる。
(まあ、無意識の内に言葉の意味を脳が処理しているのかもしれませんが)
これは全体として「絵」をイメージさせるのではなくて、「"何か"が感情を触発させる」詩だと思った。
そして、読むと、なんか変。テキトウだなぁ〜とか思ってしまう。
山岳地帯を4WDで走行しているみたいで、なんか車酔いしたみたいになる。
でも最後まで読み終えたとき、山の清涼感に触れたような気持ちになる。
ああ、本当に不思議。
それで、また読まないで目で見るだけにする。
目に入った言葉だけを、ランダムにピックアップして読む。
すると。。。ああ、癒されるなぁ。。ずっと浸っていたい。。そこに連れてって。。
【結論】
「首の皮一枚的傑作ポエム」だと思いました。
◆2点◆
>>51 「桜散友別」
なんだろう、この飾り気のなさが、とても好感。
初々しい内容とマッチしていて、不思議なグルーヴ感を産み出している。
もちろんそれは、「実」がしっかりしているからこそ成せるワザ。
タイトルが「散」&「別」でマイナス・イメージなのに、自然と希望を見出せる。不安を感じない。
やっぱりそれは、「実」がしっかりしている証拠。
でも「友達」だけじゃ、会社は作れないなぁ。なんて。
まあでも、それもまた「青さ」を倍加させる役目だろうし、Goodな感じ。味がある。先を見てる。
全体的にわかりやすくて、良かったです。
>>68 「橙色菓子」
これ、いい。
良くわからないんだけど、この世界観を俺はいたく気に入ってしまいました。。
いい、としか言えません。
タイトルも決して革新的ではないのに、どこか存在感がある。光っています。
◆2点◆(↑の続き)
>>70-71 「小さな、小さなビッグ・バン」
これ、ヤバイ詩であることは間違いない。最初「見た」とき、スゴクビックリした。
なんだこの「人」は! と思わずツッコミを入れてしまった。
しかもその胴体部分が少しズレてる。まあ、作者の意図ではないようだが。
でも、こういう第一印象でのインパクトって、とても大切。
何かしらのモノを受け手に与えられたんだから、これで成功している。
まあそれで、なんというか、どうでもいい内容なのに、最後まで「自然と、おもしろく」読ませてもらった。
これって、物凄く重要なことだと思う。
小説でも詩でも音楽でも、最後まで受け手の関心を惹きつけることって、なかなかできることじゃない。
なんか「あまり良い内容じゃない」のに最後まで読んでしまった小説とかって、誰にでもあると思う。
これって個人差はあるけれど、少なくとも俺はこの作品にその「オーラ」を感じます。
で、物凄く惜しい。
ラストの、肝心の「ビッグバン」が、完全に尻すぼみなんです。
この脱力=いい加減?&意味不明が狙いだとしても、もう少し、ドドン!と来るモノが欲しい。
と、いう感じです。
◆1点◆
>>60 「現在時刻〜面接〜」
面接。うわぁ。もうイヤだ。俺は精神的にダメージを受けた。勘弁して。
狼狽もするって、そりゃさぁ。。
>>83 「蛍」
これ、あんまりスゴイ詩だとは思えない。
別にホタルじゃなくてもいいだろ、と思うし。
でもなぁ〜、なんだろう、「ホタルですね...。」って感じ。
イチバン右端が「光」なのも、なんか納得。
投げやりで、どうでもいい雰囲気が、今の俺とリンクしました。
で、ホタル見てみたいなぁ〜という願い。
【あとがき】 今ちょっと熱くなっているので、長文が多いです。 しかも、変なこと書いてるかも。 まあ、勘弁してね。 おやすみ。
>>83 「蛍」の感想にコメントを追加。
ホタルって、お尻が光るんですよね。
だから、イチバン右端が「光」なのだと思いました。
文句なしの◆1点◆です。
118 :
都立家政 ◆MD76fFko5o :03/04/09 23:32 ID:HY7H2hw3
【2点】
>>70-71 「小さな、小さなビッグ・バン」
作者が日常生活で見ている風景、世界が面白そう。
この作品自体は多分そんなでもないかも。
>>83 「蛍」
「闇・闇・光・闇」なら、よくあったかも。
このパターンはもう一度評価するに値する。素晴らしいなと僕は言いたい。
ただ「茶番」だと思う人は沢山いるだろうなぁ。人生は甘くないぜboyといわれるかも。
その為には説得力、これからその四文字を解体する必要があるかも知れないと俺は勝手に思う。
【1点】
>>36-38 「傲慢暴虐たる者への詩」
>>45 「 」
>>58 「二極一対」
>>93-94 「意味を成さない四字熟語」
119 :
ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :03/04/10 22:08 ID:6g3t3akP
【2点】
>>36-38 「傲慢暴虐たる者への詩」
今回、四文字熟語をそのまんまの意味で閉じた使い方してる作品だけは
選ぶまいと思っていたのだが、これにはやられた。
いつにも増して今回は、得意の強引さが光ってねぇか?
畳みかける四文字熟語。まさしく力技。まさしく怒涛のラッシュ。
ボブ・サップだってこの作品には負けるに違いないぜ!
【1点】
>>41-44 「以心伝心」
タイトルをバラバラにして絵にしたっつー感じか。やや適当な印象はある。
>>45 「 」
ちゃんと詩になっていると思う。結局今回もずれてねじれた着地がウマー。
>>47 「問」
四文字熟語の定義とは?→よくわからん解答→四文字熟語。
この流れがとてもねじくれていて、好きだ。
>>61 「彼と彼女」
うっふぅん☆ あっはぁん!★ とか書いてある詩よりも勃起した。
>>78 「千色世界」
表現には不満はあるが、なぜだか吉増剛造みたいな金ピカ世界を感じた。
四文字熟語そのものをテーマにしているようにも思えた。
120 :
まとめ戦士リストマン :03/04/10 22:22 ID:T0VXka02
審査期間は本日いっぱいだ!! 君たちの採点を待ってるぜ!! みんなの気持ちが力になる!! 俺はまとめ戦士!!リストマン!!
間に合うかな…。審査です。
まず、
>>48 。詩の醍醐味を味合わせてくれる佳品です。隠喩の嵐の中から、濃
密な時間の推移が醸し出されてきます。早春の残酷な死、そぼ降る雨に行われ
た、「受胎」という失敗。夏の息切れしそうな緑の中の誕生、これもまた取り
返しがつかない。秋の七草から冬眠はスピーディで、最終の2行にかかってき
ます。虚無感の漂う追憶の人生とでもいいましょうか、最後の「それだけ」が
えらく効果的です。いい仕事してますねえの、3点です。
122 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/04/10 23:12 ID:ANve6fhu
>>77 どこが四字熟語やねん、というツッコミはさておき…。緩やかに、しか
しダイナミックに切り替わる視線。人気のない線的な町でひっそりと行われる
遊戯。ゆらゆらと揺れ動く、単純ながらつかみ所のない風景が心地いいです。
『白』をイメージしながら読みました。人間くさいのは、「とおいあおい」だ
けだったね、の2点。
以下、1点。
>>36-38 視界の狭さは気になったものの、見事にハマった感じです。
>>51 下手なんだけど、まっすぐな感情のよさがあります。
>>70-71 うーん、不思議ワールド。その一言に尽きる。
>>79 他人の頭の中をそっと覗いたような、ささやかな快感。
>>90-91 力作だね。色の氾濫が気持ちいいけど、それだけで終わっちゃったかな。
124 :
ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :03/04/11 00:05 ID:H9OuTW2b
>>123 むぅ、合っている。
しかし投票、少なかったな。
ま、決まりは決まりだ。確定ー!!!!
戦いは終わった!!
チャンプは
>>93-94 「意味を成さない四字熟語」
おめでとう!!
準チャンプの
>>36-38 「傲慢暴虐たる者への詩」
>>48 「春夏秋冬」
もがんばった!!
さあチャンプよ!!
次のお題を出してくれ!!
みんなが君を待っている!!
126 :
93 :03/04/11 23:06 ID:KnDgMvo3
遅くなって申し訳ありません。 有難うございました。 お題「限」
127 :
名前はいらない :03/04/11 23:13 ID:aoyFwaZt
時を限って爆発する爆弾 才能を限って爆発する僕 時を限って売り出す娘 才能を限って売り出す娘 時に時は限りなく 時に才能は限りない 無限の時 無限の才能 無限のおしゃべり そして果てしない夜が更ける
128 :
名前はいらない :03/04/11 23:28 ID:cXaYH731
出ましたっ。 お題は「限」です。 投稿の期限は4月18日いっぱい。 です。はい。
129 :
127 :03/04/11 23:38 ID:aoyFwaZt
マイガッ! 127番「限」でした。 採点してね。
130 :
限り :03/04/12 00:28 ID:6hlX8MoU
うつろう 虹駆け 限りをもとめ うつろい ゆらゆら 限りはない
『限』ッ! それは卵である! とりあえず歯ァ食いしばれぇいッ!!! あた!! まを!! ひや!! せッ!! 痴 れ 者 が ァ ッ ! ! 今そこにできた血溜まりに 己の顔を映し見るがいい!! 眼が死んどるわッ!! こんな面では越える力があろうとも 決して越えること叶わんぞッ!! …なあ、貴様はなぜこの壁に挑む。 これはいわゆる「己の限界」という奴だ。 越えた先に何がある。 否、何も無いのだ。 何故なら「限界」だからだ。 その先には、何も、無い。 もう一回歯ァ食いしばれぇいッ!!! ひて!! いを!! せん!! かッ!! 負 け 犬 が ァ ッ ! !
見失いおって!! 目の前にある障害に気を取られッ! それを越えることだけが目的となってしまっていることに 何ァ故気付かんッ!! 壁の先には確かに何もないッ!! 越えるべき目標も目的もッ! 用意などされていない!! そう!それこそが最大の逆境!! この壁は「限界」では無いッ!! 「限定」なのだッ!! その先にあるは「無限大」ィッ!!! こんなものは数の内に入らんわッ!! 悲しいかな貴様は初心を忘れているッ!! かつて貴様はこの先にある無形に 「夢」を確かに象っていたッ! それが今や情けなくも壁越え遊びに耽るとは… 猛省せよ!! 貴様はこんなちっぽけな器に限定される男ではないわッ! 壁を越えッ! その先に創り出せッ! 出来るなッ! よし、良い面だッ! この壁は卵である! 突き破り飛び立てッ! 黄身よッ!! ……… 歯ァ食いしばれぇいッ!!!
133 :
名前はいらない :03/04/12 02:28 ID:FioJpD2f
わ。でた作品が2つとも、限界の 「限」 げんですね。 ではオレッち、ちがうげんをかんがえよ
134 :
咆哮 :03/04/12 03:53 ID:yJP78o6X
本当はもう 僕には言葉がないのです 深すぎる悲しみは唇に言葉を紡ぐ事を許しません そんなとき僕たち人間に許されるのは、ただ 形を成さない激情のままに 形を成さない嗚咽を吐く事だけです 叫び声は文法の檻に閉じこめられたりはしません 叫び声は僕たちの限界ある知能で狭められたりはしません ただ ただ 深く 深く 深くから沸き上がる 心の赴くそのままを 僕たちの咽を通して 世界に撒き散らすのです だからどんな国のどんな王様のどんな言葉より 僕たちを揺さぶらずにおかないのです 叫びは言葉でない故に 最も雄弁な言葉なのです そして僕は今日も 唇に乗せる価値などありもしないと知りつつも 言葉を手繰り続けるのです
畜生!畜生! 畜!生! 犬!畜!生! 万人 どうやら悔しいらしい 促される羅針盤に チャッキチャキの江戸っ子もてやんでぇって迫って カルシウム不足で血管ぶっ飛ぶ! 猛って焼けクソ喰う 戦後復興の金!氏ね! 金持ち政治家ども終われ!氏ね! クソッタレ!テメーらの給料減らせ! この能無い鷹!のっぺらめ! のっけらでずっこけて不況 厨房か? 不況にしてみるテスト みたいなノリでそれって煽りですか? ハゲ頭 毟って阿呆苛めるさ1 中年ジジィ中年ババァ氏ね! 馬鹿!氏ね!氏ねよ!氏ねぇええええええ! ハァ?男女差別?男尊女卑? 何度もコピーフレーズ使い回し 臭いババァに憤り 平等叫び女尊男卑に媚び 周りは磁気帯び 不利な時だけ女を理由に この一部の♀は人類の異分子 処分しろ! 例えば電車 女有利にしたいだけ あとはあとで電話 ピピポポポ。。。。。。。。。。。。。。。 もしもし俺だバカヤロー! え?お前等やっぱ馬鹿なの? 死刑じゃないなら犯罪容認か? あーもうカスはカスでもういいや だから氏ね! 直ぐに氏ね! なんで生きてんの? ケッ!氏ね! 偉そうな事抜かしてたなー君いつも なんならまとめて焼死してろよ犬畜生 畜生!畜生! 畜!生! 犬!畜!生!
ぼくは ひとつの分子まで見ようとして 心臓にまかせて こまかくうごいていたら とうとう目がとじていった わけがわからない うすい背中の寒気に びくつきながら ふとくもりぎみの紅 春雨、そして梅花が落ちる 水にひたされて ナトリウム反応 かおりは爆裂して 目に刺さる いたみもないきずから ずきずきとカラフルな 飛蚊症のひかり ミラーボールから しみこむ 温情と冷静のはざま いいよゆっくり目を閉じて 暗闇をもとめれば もとめるほど 暴れる原色の残像 鼓動といっしょに しみてひろがり またはっきり くりかえし
見つめる 見つめ返す ひかりをしぼって 目がひしゃげて夢を見る しずかに しずかに 何も見えないその先に ちいさな花がさきほこる 極小のめしべ 花粉 自家受粉する きみと ぼく
138 :
おれ :03/04/12 15:43 ID:WYHsTf3x
つっぱねた 社会不適合者 んなこやない って言いたい ぅェッ
★あなたのお悩み解決致します!!
●浮気素行調査
彼氏、彼女、妻、夫の浮気を調査致します!!
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あらゆる手段を使ってターゲットを別れさせます!!
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あなたの部屋に誰かが仕掛けているかも!!
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行方不明になっている家族の消息を調査致します!!
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一般電話、携帯から住所を割り出し致します!!
その他人生相談からどんなお悩みでも解決いたします!!
直通 090−8505−3086
URL
http://www.h5.dion.ne.jp/~grobal/ メール
[email protected] ■グローバル探偵事務所
140 :
堕ちて :03/04/12 16:24 ID:dgcJrSSN
堕ちていけ堕ちていけ堕ちていけ堕ちていけ 堕ちていけ堕ちていけ堕ちていけ堕ちていけ 堕ちていけ堕ちていけ堕ちていけ堕ちていけ 光は見えますか? 底は見えますか? 堕ちていけ堕ちていけ堕ちていけ堕ちていけ 堕ちていけ堕ちていけ堕ちて堕ち堕ちていけ 寂しくなったら言ってくださいね あなたが眠るまでお話してますから 堕ちていけ堕ちていけ堕ちていけ堕ちていけ堕ちていけ堕ちていけ
堕ちていけ堕ちていけ堕ちていけ堕ちていけ 堕ちていけ堕ちていけ堕ちていけオチテイケ 光が見えなくなってあなたが泣き出したら私は手を差し伸べます あなたはその手を握って愛してると言ってください 堕 ち て い け 早く泣き喚いてください私を呼んでください そしたらあなたは堕ちなくても済むじゃないですか私も落とさなくて済むじゃないですか 堕ちていけ堕ちていけ堕ちて 許しを請うてください 私を愛してください 私を愛してると言ってください 堕ちていけ 限りなく深い所へ 堕ちる
142 :
名前はいらない :03/04/12 22:56 ID:0k75696D
イイ
143 :
限界? :03/04/13 05:56 ID:SUjuALQH
限界ってやっぱあるんでしょうね 限界、つまり自分の行ける範囲の中の最も外側 それは自分の回りにぐるっと張り巡らされた線のようなものなのかな その線を越えることは絶対にできない もし超えたときは死んでしまうのか もしくは死んだって超えられないものなのか とにかく人は皆、その線の範囲内で生きているんでしょうね ・・・・・とまぁ言ってみたけど あたしまだその線、見たことないんだ ていうか見たことある人いるの? 本当にそんな線あるの?そんなもの見えるの? 感じるの?線が近いと感じるものなの? 勘違いじゃないの?線までの距離がどのくらいあったかなんて 実際に線まで行かないとわからないでしょ 勝手に線の位置を想像して、その手前で引き返して来たんでしょ 線の位置はもっと先だったかもしれないでしょ だからさぁ、そんな簡単にさぁ、 限界だなんて言わないでよ! だってそんなこと言う意味ないじゃない 自分に言い訳してしまうだけじゃないの だから、お願いだから、限界だなんて言わないで! お願い・・・・・・
144 :
限っ子 :03/04/13 17:50 ID:i+8cUYXG
ニホンゴにカギってイわせればオレは「マジメ」らしい 「ハジめまして」そのヘントウもコンドからちゃんと カギればいい オレがわざとだってのにキヅいた? 「そんなわけない」それがわけあったシツイは イツになくスナオにシリをツきダした サマタゲさん ハナヂもでないほどクチバシでツイばみな 180゜回転saseta 三年前kara hobo毎日 鍵de開keta kono前to 一体何ga違u? 描ku物 全te 有rigati-da ah-- 見飽kita 宇宙ni数字ha 詰maranai 行動ga軌道wo変ezu 真ssugu理由ni成ru 裏技 かぎヲかケロ おれハ マタ でかケヨウ
145 :
距離 :03/04/13 19:26 ID:2QhPt4OQ
結晶に映る形ある文字列で気づき 小指のない音で また 触れてもいないのに 寸法の分からない定規で なんども測った ソレが光の射す方角に歩き始めているのを見かけたせいか せっかくの追い風にも 要素のない乱層雲が 確実でも測れない場所に連れていく それでも 狂うように 理性か本能か 確認できないくらいの速度 しかし 追いつかない 追いつけない
146 :
一つの限り :03/04/13 21:15 ID:mZ+qJ5sa
軌跡を掴み 雪と共に溶かす ノイズの砂は 春と共に流れた ただ ひたすら 飛行する 言葉は ただ 吐き出すだけ ただ ひたすら 飛行する 言語は ただ 薄れるだけ 軌跡を離し 雨と共に落とす ノイズの砂は 春と共に流れた
147 :
あぼーん :03/04/13 21:27 ID:OeYe+sAA
148 :
酒量 :03/04/14 01:31 ID:qVb20LkJ
突き破るんだ、限実を そのために 知ることに努めるんだ、限度を たとえば戦争は、グラスの何分目? 五分目くらいが、ちょうどいい
あぼーん
150 :
ミサンガ :03/04/14 18:01 ID:K30IACJY
今日 ミサンガが切れた 小さな頃から ずっとつけてきた ミサンガだった 嘘 昨日 アウトレット250円で買ったミサンガだよ 安物ってのはモロいもんだね スパッとナイフを入れただけで 切れちゃったんだもの
感情が切ったんじゃないよ 道徳のせいで切れちゃったんだ きっと限界が来たんだよ もう知らないよ あんなミサンガ 明日 新しいの買ってやる 畜生
152 :
ある限り :03/04/14 23:45 ID:kN8EugKY
生きている限り 死ねる 目がある限り 視れる 耳がある限り 聴ける 言葉がある限り 表せる 顔がある限り 笑える 涙がある限り 泣ける 肉体がある限り 触れる 心がある限り 知れる 私がある限り 生きれる
153 :
白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :03/04/14 23:50 ID:emSS++HU
かわらけに酒しずませて四合で切る
154 :
Marguerite :03/04/15 00:38 ID:F9b4xRCs
小さな富士山の頂上で 来る来ない来る来ない あっ 誰か来る 手が止まる いや 違った 下向いて 来る来ない来る来ない 偶数だった 一人で乗ったシーソーで 来ない来る来ない来る えっ 今何時? 手が止まる まだ 10分前 上向いて 来ない来る来ない来る来ない 奇数だった ぎりぎりはまったブランコで 来る来ない来る来ない 来る来ない来る来るきっと来る ふと見上げたら君が来た 嬉しくなってブランコこいで 足元の花びらはどこかに消えた
155 :
す・か・い :03/04/15 01:08 ID:030GTMBU
ふと空を見てみた なんか天井っぽいのが見える 少し手を伸ばしてみた でも届かない 今度は少し高いところに登って手を伸ばした でもやっぱり届かない 今度はもっと高いところに登って手を伸ばしてみた やっぱり届かなかった いくら高いところに登っても それには手が届かなかった でも それに触ってみたい そしてその上の空は どんなものなのか知りたい 思ってたらいつか見れるかもね 手を伸ばし続けたらいつか届くかもしれないね 何もしないよりかは何かするほうがましでしょ。
>>127 時や才能を限ること、限らないことの間には、
どんな思惑が隠れているのだろうか。
魅力ある切り口だけど、むりやりまとめた感あり。
>>130 これも無限と限との間を迷っているが、
無限のほうへ重心が置かれている。
この短い中に、うつろうの語が繰り返されるのはしつこいかも。
>>131-132 限界と限定か。んで卵、と。うまいな。
「壁越え遊び」といいつつ壁を越えろ、はやや矛盾か。
それは壁じゃない!とか言うのかと思った。
>>134 言葉が持つ「限」。
なぜ、叫びではなく言葉を手繰り続けるのか。
その謎を解く手がかりがないのは残念。
>>135 割と語り口が冷静なのがおもろい。
でも結局氏ねくらいしか罵倒語が出てこないところは、
やっぱ憤ってんだな。生暖かい怒りって感じか。
>>136-137 中盤にいくにつれ、現実感に蛍光色が塗られるように、
線がはっきりしていくのが気持ちいい。
後半がどうも、やわらかい恋の歌になるのは妙。
>>138 せまっ!「限」ちうか狭苦しい感じがすごいでてる。
猿ぐつわされて革手錠されてる。
「んなこやない」がもう、救いようのない。。。
157 :
名前はいらない :03/04/15 04:00 ID:vTy5+HKS
ミサンガッてなんでしょう……それにしても、畜生と言う一言で、やっぱり限界 だったか? と思ってしまった。 新しいの買ってやる。……で切っておいたらどうでしょう……と思いました。 それとも、畜生……のあとにもっと書き足すか……。 畜生……忘れられね ……とか……せっかく 限界が来たんだよ って、 フレッシュな使い方なのに……。
158 :
名前はいらない :03/04/15 04:12 ID:w04UHgr3
>激辛正統派 なんなんだよ、あんたのその論評というものは。下手くそ! 馬鹿なんですか??
159 :
のり :03/04/15 04:15 ID:lOYMkGUy
トンボ 秋の空を染めながら飛んでいる なんて、自由なんだろう 季節の変わり目までの 命とも知らず 穏やかな日差しを浴びて 何も知らないんでしょう 何も知らないから だから、自由なのね
160 :
名前はいらない :03/04/15 18:35 ID:vN1n2Sd5
増える増える果てしなく増えるいつまでもどこまでも放っておいても増える増える果 てしなく増える何が何でもどうであっても増える増える果てしなく増える訳もわから ず知らないうちに増える増える果てしなく増えるやたらめったらむやみにやみくもに 増える増える果てしなく増える仕方なくなんとなく強引に意地でも増える増える果て しなく増えるこの地上に僕らが生きている限り。
>>140-141 うん、スピード感ある。限りなく一直線に墜ちるひとつの意識。
私があなたを落とす理由が乏しい。愛しているから?あと、加速は感じなかっ
た。あくまで同じスピードで墜ちています。
>>143 4行め「越える」は、わざとかな…。2連め、ストレートで、いいね。
口調も、はまってる。ただね、3、4連で、ああ、一線を超えられなかったかな、
という感がありますね。突き破るパワーがほしかったです。
>>144 うん、形式的には、いい鏡像をむすんでいると思う。ただ、2連め、1
行めはうまいんだけど、2行め以降、本当に作者は、このことを書きたかった
んだろうか、という疑問が付きまといます。倦怠と諦観を表すには弱すぎる。
>>145 亀に追いつけないアキレス、かな。ことばの色合いが微妙です。徹底
して無機的なイメージで統一したほうが、「狂うように」のことばを引き立て
るのでは。でも、ほのかな光と雲が捨てがたい。
>>146 やっぱり、「軌跡」の主語はほしかったような気がする。光や歴史、
あるいは水の循環につながるようなポリフォニックな効果を狙ったと思うんだ
けど、それだと2連めが少しボケちゃう。軌跡を掴む大きな手の存在をイメー
ジしました。
>>148 タイトルはアイディア賞もの。いいよ。笑ったよ。ただ、酔っぱらっ
ているのは、1行めまでだね。あとは妙に冷静になっちゃった。一瞬われに返
って、また酔っぱらってほしかったかな。
>>150-151 はっきり言って、あまりうまくないんだけど、心に引っ掛かるね。
いい詩だと思う。ナイフや道徳、限界といったことばと、上手に戯れていると
思います。こういう感覚は、大切にするといいと思います。
>>152 イコールで結ぶ図式ですが、1行めから、いきなり強引です。さらに畳
みかけるように、「触れる」「知れる」「生きれる」って、ヲイヲイ…。少し
だけ破綻を見せるのは効果的だと思うけど、この詩はほころびが大きすぎる。
>>153 これからは名無しで投稿してね…バレバレでも。
かわらけは、素焼きの小皿。ひんやりした澄みと、飾らない小気味よさがあり
ます。ま、私は四合飲むとひっくり返るんですけどね。ことばは、もう一つく
らいあってもいいように思われます。
>>154 なるほど、マーガレットは、花占いに最適かも。リズムのよさが心地
いい。でも、情景を想像すると、正直なところちょっと怖いんだよね。公園で
一人、男が遊びながら花占い、うーん…。
>>155 みずみずしさがあっていいんですが、やはり内容のわりには冗長なの
が気になります。コンパクトにするか、「高いところ」に変化をつけるかしな
いと、退屈です。「なんか天井っぽい」は、少し好き。
>>158 ちょいと言いすぎなんぢゃねーの、と釣られてみる。
菜の花が咲いてるねえ…。
165 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/04/15 23:48 ID:TVd68HDZ
>>159 あの、名前欄には、詩のタイトルをお願いね。
きれいな詩だと思います。でも、既読感は、ありあり。少なくとも、「自由」
や「知る」ということばは、ポンと放り出すだけでは済まされないほどの、大
きな磁場を持っていると思います。
>>160 うーん、似た詩があるからねえ…。テーマとしては興味深いです。増
えるのリフレインはいいと思うんですが、その間のことばも、同じような意味
になっていますよね。同じ場所で足踏みをしている印象です。
166 :
名前はいらない :03/04/16 00:01 ID:Kyzw7DMe
いいなぁ。 秋の空うららか…… やがて冬。 そんなことシラねぇ……
オレハ飛べる スイーー
お題との兼ね合いだけど、タイトルが ふたつになっちゃったね
>>159 :のり :03/04/15 04:15 ID:lOYMkGUy
トンボ
167 :
ちくたく :03/04/16 01:12 ID:yIYYvz4R
こういう時間制限付きの恋愛を 恨まずにいる君は 多分 恐ろしく強いか 恐ろしく鈍感かの どちらか なんでしょうね どちらにせよ 君の横顔を忘れるのに あと一時間はとても短い
>>155 トライ・アンド・エラーの物理的位置の上昇に比例してたかまる
マエナスの緊張を詭弁めいたプラス思考でうまく弛緩させた最終行の
同意を求めたというよりむしろ自信の充実をアピールした
「しょ。」が効いていると思います。
>>159 「なんて、〜」のと「だから、〜」の行をペアに見せるために
例えばおのおの一字下げてみるだとかの
それらを強調する工夫があってもおもしろかったと思います。
>>160 否定も肯定もされない人間の業。
「増え」様のヴァリエーションが読みにこたえている気がします。
169 :
限性遺伝(どちらかの性にしかないもの) :03/04/16 03:40 ID:vcWA3AkT
新しい命。。。 それによってもたらされたその嬉しさも辛さも、僕には分からない。 僕には手に入れられないものだった。 それは女性にしか与えられないもので どんなに口をすっぱくしても男性に理解を求めるのは難しいだろう…。 僕は昨日流れ星を見た。 僕は君の苦しみや痛みも悲しみも、嬉しさも楽しさも すべてを体験したいと願ってみた。 そして哲学をしてみた。 どうしてこの世に二つの性があるのだろう。 それによってもたらされた、どちらかの性にしかないもの。 子供は女性にしか産めない。男性にしか出来ないことは何か。 限性遺伝の哲学なんて、僕にしてみればその程度。 そのくらいな考えしか僕は持ってないから。 頭空っぽにして考えたら、そんなことより君しか残らなかった。 君をとても深く愛せる、これが男性への限性遺伝…? そう思う前にもう眠りに落ちていた。男の思考は単純なんだな…きっと。
170 :
黒い山まで :03/04/16 12:33 ID:CTSMZUwb
牛乳石鹸のにおい ママの背中は広い ぼくが少し重たくなって 転んだママと砂けむり 起き上がると ぼくの背中にママ 干し柿みたいに軽いママ ママを内包するお祖母さんを 私はおぶって歩く 広く逞しいオレンジ色の 娘の背中の上を あの黒い山まで
汚れた食物の塊バターに浸した明けのこの身の質量92キロ 口に詰め込む食べ散らかした腐っていく有機物の絡まりあった半固体 テーブルに御坐り躾は万全子供の頃から甘やかさず裾を乱さず反旗震える夜は撤収前夜降臨 ナース乱れた反政府主義者のペットの愛人の白い豚には育てた肝臓ソテーマリネで召し上がれば マーマレードで連れていかれた連中歯磨き蹴散らし僕は 竹馬の同志とダチはごっこで××年代スタイルが恋愛ごっこで御足を引っぱり 義足の具合は今も飽きず今夜どうです 今夜ベッドを安く買い替えあのパーティ会場老若乱交卵の黄身がクロスにべったり会長仕込み 詩的采配見事当選コーラス上等返す盃禿頭誕生怪我無情 八人ベッドで組は解れずそちらどうですいいかいいのかそっちへ半生ボンレス人生 ゴム製使用はテキヤ覿面三千円ですへっ君絶頂 プロのお方の御参加は義理に反すと申されたれど我が身この程惚れたれば片側差し出す覚悟に答えて憤怒越境地獄の四度三たび見ようが見真似変わらず鮮度優先はたまた流れて後には乱れて四季移る日々よ あれの再度はどうです先生よろしく明日は満開軽度不安は末期絶望歌謡介護に期待は親睦歴然結果も満面気色 腐乱死体に御加護をすりすり御手を併せて知らぬ通せぬ 牧歌親族はらわた会議女雇用に感情敵です 蒲団被って相違あらずとも運動露見で顔色就職今期桜見適温上昇物価文化に舞踊スマイルけれど時には初恋更迭 ほらそこ喋るんじゃないお前こそ喋るな黙れ貴方よ ずっと前から知っているのさずっと前から恋焦がれてずっと先には選挙活動ボランティアなら尚優です 今夜どうですいえ遂行あるのみです きっと明日は暇ならいいえ瑞光(ずいこう)無理です いえいえ金銭価値には無縁ですところで本能退色指令過多よりもっとです 明日は 無理です その次は 仕事あるのみです
172 :
君 :03/04/16 15:49 ID:ZhOPBHew
君はその狂気を隠そうともせず満足げに笑う 私は揺らめく疾走感を体で感じた でもそれは一瞬のことで 足元に広がる暗黒は私も君も飲み込んでしまうだろう その先にあるのはただのつまらない静寂だけだ 壊そうとしても壊れない錆びたフェンスが歪んだ音を流すように 私と君は歩いていくしかなくなるだろう そう唐突に 歩くのは嫌いじゃなかった 風の温度で季節を感じて足元に青を知る 目を瞑って走ってみたら君に笑われるだろうか? 君はあの時のように優しく笑ってくれるだろうか? 「あの時」が嘘でもいいから 嘘は突き通してよお願いだから もう傷つきたくないの すり硝子の向こう、君が見えた 君は笑って手を振った 狂ったように 君は嘘を振り投げて全力で私から離れていった
173 :
名前はいらない :03/04/16 16:20 ID:dMp1ypVo
桜咲き 桜散る。 懐かしい温風と まばゆいばかりの太陽。 ただ歩いてゆくことだけが たった一つの道だったあのころ。 何もかもが消えて 無が生まれた。 あの時、僕はただ、君を思い、君を殺した。 そして君は生まれ変わったんだ。 散ってゆく桜が新緑の葉に包まれるかのように。
174 :
名前はいらない :03/04/17 00:47 ID:Pv3ocrUm
「あの黒い山まで」……これ。 強烈 青山あるとひとの言うワレ頬干からびて たどり着く……黒い山はみどりだった。……てなフレーズが浮かんできたぁぁぁ
鳴りつづけていた音楽は 止み ぼくを包む波の音が 戻ってきた 赤や緑を点滅させるスイッチを 切り 岩陰から昇っていく 光の虫たちを見ていた 分けられない色をした虫たちは 月の衣を纏って昇る 満月の膨らみ ぼくには見える その光が その輪郭に とどまらないこと 闇を越えて 心を越えて ぼくに届いていること 乾いた町を歩けば 店先を通りすぎるたび 音楽は近づき 背中に遠くなる 人の群れを外れれば 詞(ことば)も遠くなり ぼくを包む風が 戻ってくる 防波堤にたたずんで 夜空を仰ぐ恋人が歌う 満月の膨らみ わたしには見える あの光が あの輪郭で 押しとどめられていること 満たされた月は 明日からは 終わっていくだけ
176 :
_ :03/04/17 06:42 ID:RX+yDuY/
恋人よ ぼくは今日 人ごみの中で 一瞬 鳴り響いた鈴の音を聞いた 永遠に鳴りつづける音には ぼくらは気が狂ってしまうだろうね あの鈴の音が 浜辺までの音量で鳴り響いたら ぼくらは耳を塞ぐしかないだろうね 鈴の音は 形も残さず消えてしまった ほんとうに鳴ったのかどうかも定かでない それだから 心に 残った 満月の膨らみ 鈴の音のように 儚く 優しく ぼくらの今を包むから ぼくらは こんなにも 音楽のように 音楽のように 鳴り響き いつか洗い流される 波の音に 波の音もやがて静まり返り 無音が世界を包む頃 月の衣の 光の虫たちが またあそこへ昇っていくだろう
177 :
山崎渉 :03/04/17 12:48 ID:h0xijIvJ
(^^)
178 :
名前はいらない :03/04/17 15:23 ID:Oui/fHpQ
age
179 :
夏の日の夕暮れ a :03/04/17 23:41 ID:EJ6mybtV
砂地の中に赤黒い線路が伸びていた海に続く引込み線 どん詰まり行き止まり ここから海の幸を積みこんでいたんだ 風の強い土地柄枝は高くは伸びず緑の葉は 小さくしがみつくように横風に引き伸ばされた枝に 緻密に育つ ここはおじいさんの土地お父さんの生まれたところ 海辺の町迎えてくれる潮風色の笑顔 ここから帰りたくなかった 行ったらいつまでも続いてほしかった夏の日 青い空わきあがる入道雲の下遠く海と空が溶け合う 祝福された未来が広がって ぼくは満たされていた幸せだった いまは不幸なのか? 風は強く海は荒荒しく 波は打ち続けている 広い海の遠くやがて水平線が空間に主張するごとく 空を切り取っている 高い高い空の上から 空よりもっと彼方の人工衛星でみた映像でも海の強い輪郭と 空気のやはらかな輪郭が見て取れた 宇宙に浮かぶ人の目の高さからは あの水平線は 光輝る事も出来ない青い丸みだろうか? それとも美しく見えるのだろうか? せめてけなげに見えるのだろうか? ある時まで見る事は出来なかった 青い地球
180 :
夏の日の夕暮れ b :03/04/17 23:43 ID:EJ6mybtV
いまオレが不幸だとしたら 幸せなときを思い出すからかもしれない 変な話だ 幸せな時はもっと世界を知りたかった ある夏の日夕暮れに 思い出す夏の日 誰にでもある夏の日 いつまでもきえない あの夏の日
「ただいま帰りましたぁ」なんて いわなかったよ、あたしはねぇ 「オカエリ」だなんて いつからいうようになったの、あたしはねぇ 田舎カプセルから生まれた 田舎怪獣のこどもは 田舎にんげん牧場に放され 田舎メモリーを備える 都会の自転車は キィコキィコと走るの知ってる 田舎の自転車は スターラターと走るの知ってる? 足はすっかり田舎大根になって 増えたよ 知らない人から白菜もらうの 知らない人と道端でうんこの話するの 知らない子供が「ただいま帰りまスターラター」っていうから あたしは「オカエリ」 空のUFOから見ると あたしが歩いている草の道 どこにもカエラナイヨ どこにもタドリツカナイヨ あたしはいつまでもここにはイナイヨ
あたしは あたしは あたしは あたしは あぁ さようなら あたし あたしは あたしじゃ なくなって あしたから 地球上の すべてのにんげんに なります なれるものか 田舎メガネをかけました お元気ですか? そっちのことは知りません 「ただいま帰りましたぁ」なんて、あの子供は 「ただいま帰りました」なんて、中学生になるだろう 知らない人とは口を聞かない高校生になってから、都会に出て それでも子供の頃はぼく、田舎カプセルの 笑顔のオマケつきで、知らない人と玄関を共有しながら 空を見ていたんです UFO、飛んでた?
顔の外へ出たい 体の外へ出たい えぇい、まどろっこしいぞ! カプセルの外へ出たい 出れるものか 都会では 「ら抜き言葉」は体罰をうけます そうだよな UFOに乗ってる人だって 「あたし」っていうのかもしれないんだよな あたしの子供の頃はねぇ 知らないおばさんは恐かったよ お姉ちゃんっていわないと 傘で本気で突かれるからさぁ へへへ 懐かしくなってきちゃった もし帰れてもUFOに乗りたいって思うだけの うんこ児童 うんこカプセル 開け、あした あ 田舎メモリー、きれかけ ここしかない ここしかない
184 :
限りない欲望の中で :03/04/18 00:50 ID:xr5dGtTD
無限に広がる旅路の果て 不安定に揺れる砂時計を置き去りに 繰り返される夢の中で、幼い頃の設計図が はらり と欠けていく 恋ならば、平和と混沌の間を泳ぐ熱帯魚の姿で律動を刻んでいる 薄い花びらに浮かび上がった顔に、刹那の美貌を装わせると 情欲とエゴに塗れた、絡み合う螺旋体が飛び出してきた 希望の鐘が鳴る朝に、ふたりの歴史は静かに幕を下ろした 心の扉を開けてみたけれど 出口は限りなく遠く、想いは遥か彼方 懐中時計の針が気になって、「約束の丘」へと夢中で走り続けた 肩ですら呼吸が出来ず、膝から崩れ落ちた ・・・もう限界だった
______
/_ |
/. \ ̄ ̄ ̄ ̄|
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||| (5 > |
| | | ┏━┓| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ┃─┃| < こんなサイトを見つけた
|| | | | \ ┃ ┃/ \ 正直、スマンカッタ
| || | |  ̄ \_________
http://freeweb2.kakiko.com/mona/
ふっ、と 気がつけば 隣に 横たわる 貴方が いた 綺麗な手で 私の腕に触れ 静かに 強く 引き寄せられる 驚きと 躊躇いで 沸き上がる 弱腰の拒絶 幾度も 幾度も 繰り返せば 最後まで 抗えるはずもなくて 「あり得ないことが、起きている」 抱き竦められた、こと 仄かな 煙草の、匂い 甘く、切ない 口吻 伴う リアリティ (あり得ないことが 起きている……)
顔は見えない なのに これはあなただ、と 私には分かっていた こんな間近で 触れた ことなどない、のに 「あなたなのだ」と 何故か確信できた だから しっかりと 刻み込む ぬくもり 陶酔 浮遊 酔いしれ 始めた 時 私の瞳は いともあっさり 開く すべては 夢 当たり前の こと 分かりすぎる程 に −ほら、あり得ないことは いつか終わる−
夢は限りがあるもの 夢は限りがある、もの 夢は、限りが、ある、もの 何度も 何度も 繰り返す 言葉が 滲んで いく せめて 名を伏せ せめて これ限りに 「あなたが好きだ」 と したためる… これは 『恋文』
189 :
名前はいらない :03/04/18 22:49 ID:n/QMcbDF
局限された極限の北限に 我も彼も誰も皆、捕われてゆく 数限りない制限と 数限りない幻想に 我も彼も誰も皆、現実を見ない 無限に思えた可能性は脆く潰え 幻想にすがる人々は有限の可能性に気付く 誰も彼も幻想から醒め 限られた世界に気付く それは 局限された極限の北限が崩れ 新たな世界が始まることを意味する 無限の、可能性と共に
190 :
リミットちゃん :03/04/18 23:02 ID:o36BZj/c
リミットちゃんは とても可愛い女の子 こぶたちゃんボン たぬちゃんポン きりんさんハーイ ぬるりらアッ リミットちゃんは さっきまで とても可愛い女の子 で し た
投稿締切は本日いっぱいとなっております。 お題は「限」。 まだの方はお早めに!
192 :
限界 :03/04/18 23:16 ID:vGvXvfBF
心はおもっても 翼のようにはひろがらない 春の朝にだって 大雨はふる 器はたくさんで 満ちてゆくものばかりじゃない 雨のさなかでもむしろ 枯れていく幾つか 酒 飲み過ぎて 体からは水がなくなる ひりひりと 傷んでゆく ほねの音
193 :
166点 :03/04/18 23:37 ID:l5+znw2A
あこがれちゃう 癖もってる ぼくの担任の先生 数字の100を いっつも 166 って記述してしまうんだ よってテストで100点取ると お国の王様みたく必ず 166点 となって これ 解答用紙の上に鎮座してる さいしょは先生のペン先が 眠気の策略でウナギとなり 狂った んだろうって 推測してた たくさん生徒の採点するわけだし 疲れるもん でも100点満点のテストを いっつも 頭のイイぼくや友だちが 満点として取るたびに 166点だった そんなことが頻発するうち この事実が クラス中で曰くありげな "六六"不思議 となって跳ねまわり 真相を知りたくなったぼく 思い切って先生にたずねてみた
194 :
:03/04/18 23:38 ID:l5+znw2A
んあ それはね 6月6日が最愛の人と結婚した日なんだぁ あのときの幸せを そして今があるってことを 覚えていたくってぇ あの青いTシャツ 凪ぎの海 イルカもクジラも たくましく泳ぎ 立てる水しぶき ぼくらの喉も 潤っちゃう こんな先生って 他の学校にいるかな? どうかな? ぼくのお母さんも うらやましいわぁ 授業参観たのしみだなぁ あっはっは 笑ってた ぼくも将来先生になって おんなじことをするんだぁ んでは手始めに このラクガキへと点数つけてみよう もちろん当然! 166点! 今のは100点じゃないって意味でぇ
195 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/04/19 00:06 ID:fmQ+NyaC
投稿〆切です。乙かレ様でした。 これより審査期間に入ります。 審査の〆切は21日いっぱい。 みなさま宜しくお願いしますね!
乙です。
ぷりちーうーまんサン。助かります、ありがとう。
200 :
名前はいらない :03/04/19 21:46 ID:9NNVRjS5
評価、有難うございます。
>>196-197 どうも有り難うございます。
--------------------------------------------------
【感想】
>>127 :限
限りある万物つつ『「時に」限りを無くすもの』としての2つ
については、なるほど同感◎。この二つを『底なしキング』
の座に座らせるには、もう少し、崇め奉ってもよかったかも。
僕・娘以外で絵描いたらどうだったのかなと想像中。
>>130 :限り
いいですね、うつろい続けたい。平仮名と漢字の配合が、見た目良い。
埋めたい穴には、もう少し厳選した言葉を使っても・・・。とか
限りは無い←と言わずに、それを感じさせるとか。
>>132 :高い壁に挫ける者への詩
途中の、息抜き加減に笑いました。そして内容いい。
壁を越えることだけに気を取られ、なるほどこえたら燃え尽き症候群ちゃん。
だけども、壁の向こうに何かあるとマインドコントロールでもしないと
やってられないかも、鼠でも練乳の匂いで穴あける。
「人生の第1壁」そうカウントしたら炭にならずに、済むんかな。
>>134 :咆哮
本当だ、咆哮に限りはない。つまり制約がないんかなぁ・・・
形にし始めると、伝えるという意識ゆえ、制約、限界。
どうだろ逆に「誰にも伝わったら駄目」という制約のもとで形にしたら。
それでも限界はくるんかな。
>>135 :限りなく憤り
どうしてそんなに憤ってるんですか?「ムカツクものリスト」には共感。
少し突拍子が過ぎてか、引きずり込まれ損ないましたかも。
「もしもし俺だバカヤロー」笑った。
>>136 :しぼり、露光
面白い。凝らしすぎた目を閉じて、また開いた寝ぼけの焦点
が絞られていくまでの。んー、片想いの限界でしょうか・・・。
届かぬ想いの限界が、貴方の中での自家受精かなぁ。
>>138 :おれ
笑った。テスト時間終了間際、一問も解けてない貴方。
チャイムと同時に、先生への悪戯で書いた詩、に誤字。みたく。
わざとかなぁ。何かもう、色んな意味でこれ以上削れないって感じの「限」。
>>141 :堕ちて
一見「あれ?堕落論で見た?」つつ内容に感心です。
ああもう貴方の想い限界なの分かる。彼女の想いを勝ち得る、最終手段だ。
自分を彼女の立場で考えたことある、すがらなきゃ死ぬなら臆病な私でも
その救いの手にすがるかな、尻押してよかなとか。(余談)
>>143 :限界?
笑いました(ごめん)。ん、自問したものの、望む答えは一つあり。
限界など無いと言って欲しいつつ、心の迷いのままを文字にした素直。
一見
>>141 と極かなと、でも恋する二者の言う「限界」から違うんね。
>141曰く限界と>143曰くの限界の違いかぁ・・・面白いです。
144 :限っ子 表現好きだぁ・・・「シツイはイツになくスナオにシリをツきダした」 「サマタゲさん ハナヂもでないほどクチバシでツイばみな」なんだろ これ、凄い。ん、ごめんなさいカタカナと「カギル」が読みきれなかった。 145 :距離 埋まらぬ距離の限界かなぁ、冷静に苦しんでる感じ。 「小指のない音で」「寸法の分からない定規で」で 貴方の心が何も掴めていないとか、全てが確信なくの状態分かる。 結晶に移る文字列って、携帯とかPCかな。狂うように←これなしで。 146 :一つの限り さすが詩板(当然か)言葉に限りを感じるんですね。 表現し終えた過去の「ひともぎり」を見る眼差しが虚無だぁ。が興味深い。 残る物として崇める人もいるでしょ?・・・面白い違い人それぞれ。 「ノイズが砂」いい。 148 :酒量 へぇ、面白い。戦争はグラス5分目なんね。ここでは、これだけにして正解 だけど、どうだろ他のも色々換算してみたい楽しいね。 ん・・・限度って何の限度ですか?酒量? 151 :ミサンガ 限「終」かな。何かを見切ったフンギッタ、潔し好青年。 そんな時ついてみたくなる、意味不明の嘘おどけた?ん、壊れ。 ・・・もかなり共感です。つくつく。新しいミサンガの始まりはじまり。
「>>」これ付けるん忘れた今、烈しく傷ついてる・・・そして歯を食いしばる。(沈
205 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/04/20 00:43 ID:xOJlRNyW
横レスごめん。審査です。すみません、3点は、なしです。
>>134 抑制された語り口から、振り絞られたことばたちが浮き上がってくる
ようです。ことばにならないことば、ですね。1連めの最終4行が少し弱いかな。
2連め、結局ぼくたちがことばに行き着いちゃう哀しみは、共感できました、
の2点です。
>>136-137 極限までの小ささ、見つめ合うことのパワーを感じます。そして
誕生。ことばの乱反射がそれらを彩ります。ただ、眼の中の世界、眼の外の
世界とあっちゃこっちゃ行っちゃうんで、最終のひとつの像を結びにくかった
かな、の2点。
>>192 2連めまで、感動的なことばの運びです。素晴らしい。驟雨のなか、そ
こはかとない乾きを訴えるのに充分すぎるほど。3連め以降はパワーダウン。
からからに乾いた自らを表現したのですが、直截的に感じます。前半のできが
凄まじくいいだけに、余韻を残す展開を期待したいです、の2点。
以下、1点。
>>140-141 展開も含めたリズムのよさが心に残ります。
>>145 有機的であり、数学的でもある、不思議な世界です。
>>150-151 ことばと上手く戯れている、その感覚が好き。
>>175-176 若々しくもあり、淋しくもある。後半、「鈴」が頻出しすぎか。
>>190 指さして笑いたくなるほどのナンセンスだ。
206 :
山崎渉 :03/04/20 01:31 ID:3rQpfsMd
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
207 :
ななほし ◆lYiSp4aok. :03/04/20 01:54 ID:MlKMOiXQ
2点
>>150 :ミサンガ :03/04/14 18:01 ID:K30IACJY
ミサンガってなんでしょう……ああ気になる
2点
>>193 :166点 :03/04/18 23:37 ID:l5+znw2A
1回読んだとき最高か?と思ったけど……読み返すと衝撃が弱くなた
2点
>>172 :君 :03/04/16 15:49 ID:ZhOPBHew
なんか訴える力がある
2点
>>181 :あたしカプセル(1) :03/04/18 00:21 ID:+/mh2Shc
饒舌な感じもするが……説得口調なのかもしれない。
1点
>>155 :す・か・い :03/04/15 01:08 ID:030GTMBU
ガラスの天井……かな?
1点
>>144 :限っ子 :03/04/13 17:50 ID:i+8cUYXG
かぎっ子っていい感じ
>>207 ミサンガって、手首の「プロミスリング」です。多分。w
言っちゃてもいいですよね?評価に差し支え・・・ありませんように。。。
209 :
名前はいらない :03/04/20 11:30 ID:iDGK0uXW
>208 そうですよー
>>152 :ある限り
うん、逞しい考え方が好き賛成。
(以下)上手く言えないんだけども、サイズ違いが同列に並んでる感じ。
含む含まれるがごっちゃになってる?目が視るを・顔が笑うを、小さく直接運んでるのに
「生きている」「心がある」「私がある」と、それより大きなものが同列してる感じ。
(誰か私の言ってること分かりますか。一応日本語ですが。)
>>153 :白鑞金 ◆XQOqpD8gDY
「白鑞金」さんがタイトルでいけてるっぽい、意味成り立つか・・もだ。
さすがですね、かわらけに酒が「しずんでる」しずんでる、しずんでるんだ・・・。こぉいうのが表現だな、とつくづく。
で、ごめんなさい「切る」てなんでしょう。
>>155 :Marguerite
ああ、こぉいうの落ち着く。多重構造+理屈+謎解きに、やれやれな時ある。
(私は奇妙な経路で「詩」にノコノコ手を出してる今だけど。)
こぉいう詩(
>>154 みたいな詩)を呟いてみたいの切っ掛けで
「詩」に触れた人ピュア心機に平和感じる。
>>155 :す・か・い
分かる。だかど皆が分かりすぎる、ん、、、知ってるん皆その感覚。
なのでこそ、勝負は貴方視点では無いかと。空以外のものに見えたとき
それこそゼリーでも何でも。貴方独特の妄想を。で、天井っぽいのと
最後の行は凄く好き、「うん」と返事しました。
127>>極論するとこの世に限りのあるものは「領域」と「リソース」のふたつ。「時」が領域を、「才能」がリソースを代表している。ところで第3連はポエマー(W、第4連は2chのこと。お題提示後7分という時間も併せて考えると「新題」への祝詩と言える。 130>>「うつろう虹」それは存在と非存在のはざま。その「限り」を知るには自らも「ゆらゆら」うつろう。 131-132>>卵の殻を「己の限界」ではなく己を「限定」する壁にすぎない、その先に「無限大」が広がることを示唆する。最後の「黄身よッ!!」はもちろん「君」の掛詞であろう。 134>>叫びに勝る言葉はない。それは「叫びは言葉でない」故である。感情は知性の遥か及ばない「深くから」沸き上がるものである。だからこそ「僕たちを揺さぶらずにはおかない」「最も雄弁な言葉なのです」。 135>>タイトル通り「限りない憤り」の詩である。憤りは世の公権力に対して向けられている。 珍しいのはこの手の書き込みに有りがちな「詩ね」「市ね」「死ね」などのバリエーションがないこと。 これは全て「氏ね」と統一することで、いかに急いで書いたかという、むしろ余裕のなさ、スピード感を生じさせる効果を持つ。 136-137>>「しぼり、露光」とタイトルにあるように、詩の焦点は「目」にある。 ナトリウムを水に落とすと激しく反応する。それを間近で見たためにまぶしかったのだということが読み取れる。 138>>「社会不適合者」は果たして社会によって限定された者なのかあるいは社会という限界を超越した者なのか考えさせられる。 140-141>>「堕ちていけ」と「あなた」を落とす「私」、でも本当は堕としたいのではなく「私」を愛して欲しい。それがこの詩である。 無論本人は気づいている。「あなた」を「限りなく深い所へ」堕とすことで実は「私」自身が「堕ちる」ということを。 143>>目に見えなければ感じることもできない「限界」があるかもしれない。でも、ひょっとしたら限界という「線」はただの勘違いかも知れない。 見えない線を勝手に引いて諦めないで、という詩。 144>>「カギ」は「鍵」と「限」を掛けている。鍵の内側がむしろ無限であると思わせる。
212 :
あぼーん :03/04/20 12:18 ID:HeqactIE
145>>Heisenbergの不確定性原理を思わせるような詩。そこが近いか遠いかわからないが、すごい「速度」でも「追いつかない 追いつけない」 146>>「言葉」を「吐き出」してひたすら「飛行する」。「言語」は飛行機雲のように「軌跡」を残して「薄れる」。 「春と共に流れ」るしかなかったのが「一つの限り」だろうか? 148>>飲み過ぎると後が辛い。世界の情勢も「ちょうどいい」くらいにするには「限度」を「知ること」が大切である。 150-151>>本来は自然に「切れた」ら願いが叶うと言う「ミサンガ」。「感情」ではなく「道徳」のせいで切れたことに切なさを感じる。 152>>「ある限り」と「限定」することでむしろ可能性を引き出す。ところでこの詩は「無限」ループ? 153>>「かわらけ」が「四合」も入るほどの皿なのか無学にして知らないが、「切る」ところに酒飲みの機微がうかがえる。 154>>「小さな富士山」の砂場、「シーソー」、「ブランコ」と公園で「君」を待つ少年の詩である。 さっきまで真剣だった花占いの不安も「君が来」てくれたことで「どこかに消えた」。 155>>空は地平線の際よりも真上の方が色が濃い。まだ「空」の「天井」には「届かな」いが「いつか届くかもしれない」。 159>>「無知ゆえの強み」というものがある。限界を「知らない」からこそ「自由」でいられる。詩の世界でも同じことが言えるだろう。 160>>この世はエンタルピー(複雑さ)が「増える」方向への一方通行である。この詩は途中の句読点を省くことで「人」の創造する世界の連続性と不可逆性(一方通行性)を表現している。
214 :
152じゃないけどね♪ :03/04/20 13:27 ID:XqeMAi0x
>>210 >152への寸評の意味、分かんないんだけど?
貴女みたいなカタコトの人の糞詩、是非拝見したいわね(w
お花ちゃんばかり並べてるんでしょうね(w
215 :
152じゃないけどね♪ :03/04/20 13:31 ID:XqeMAi0x
>たもい この人、頭悪そう。 英語の方がよっぽど理解できちゃう、本当に日本語?(w
放置の方向でお願いします。
167>>今日で別れるのか最初から今日までなのか、「あと一時間」で終わる恋愛。 「恐ろしく強い」か「恐ろしく鈍感か」あるいは「こっちから願い下げ」かも知れないが。 169>>得てして女性は複雑だ。遺伝子からして女性の方が複雑なのだから仕方ない、と世の男性は「単純」に「思考」する。男性が単純だということを世の女性はいつになったら理解するのだろう。 170>>「あの黒い山」と聞いて最初に思い出したのが姥捨て山。いずれにせよ世代は交代する。 171>>廃退的な詩ではあるが最後の「明日は〜仕事あるのみです」で急に現実的になる。廃退の限界といえなくもない。 172>>私は「もう傷つきたくない」が「君」は「嘘を振り投げて全力で私から離れていった」。恋愛の限界。 173>>正気の限界がどの辺にあるのか、本人にはわからないかもしれない。「君」を「殺し」て「生まれ変わ」る、桜のように。 175-176>>「ぼく」と「わたし」が同じ満月を見て相反する歌。「ぼくら」は「音楽のように 鳴り響き」やがて「無音が世界を包」み「光の虫たち」が昇華する。満月の「輪郭」はある意味において「限」である。 179-180>>「幸せな時はもっと世界を知りたかった」「あの夏の日」。それは引込み線の「行き止まり」の向こうの世界。もう行くことはできないのだろうか。 181-183>>「あたしはいつまでもここにはイナイヨ」と言いながらも「田舎カプセル」に居る。「田舎メモリー」が切れるまで。 184>>タイトル通り生々しい詩。俗な話をすると「男はヤリ逃げ?」切ない詩である。
218 :
152じゃないけどね♪ :03/04/20 14:04 ID:XqeMAi0x
>>216 どうしてよ?(w
他人が無視することじゃないでしょ?
本人のリアクションを希望しちゃいます。(w >たもい
219 :
152じゃないけどね♪ :03/04/20 14:05 ID:XqeMAi0x
>>216 それとも、貴女がたもい?(w
名無しで抵抗?(w
220 :
あぼーん :03/04/20 14:06 ID:xzbaiO82
186-188>>見えないのに「これはあなただ」と「確信できた」夢の中。 「夢は限りがあるもの」どんな「リアリティ」も「いともあっさり」醒める。 だから「せめて」「したためる・・・」恋文。おそらくは夢を「しっかりと 刻み込む」ために。 189>>「限られた世界に気付く」ことで初めて「新たな世界」が始まる。それは「無限の、可能性と共に」。 190>>たまには「限」がタイトルのみ、というのも。「さっきまでは」はたしかに限定ではあるが。 192>>「酒」を「飲み過ぎ」ると「体から水がなくなる」という矛盾。あまりいい酒ではなかったかも知れないがたまにはそういう酒も。 193>>学校の"七不思議"ならぬ"六六"不思議。「先生」がなんとこたえたか、限りなく不思議である。
非常に申し訳ありません、、、。
【投稿作品一覧】に誤りがありました、、、。
>>193 「166点」
↓
>>193-194 「166点」
となります。
作者さま、本当にごめんなさいでした、、、。
>>222 だ、だまされた〜
193-194>>失礼しました。昔、1と6と7と9の区別がつかない字を書く先生が居ました。それはもう96点なんだか17点なんだか。
◆3点◆
今回はなし。
◆2点◆
>>181 「あたしカプセル」
>知らない人と道端でうんこの話するの
個人的には、この「知らない人とする、うんこの話」が聞きたかったな。
それと、「スターラター」という言葉を読んだら、
「ケミカル・ブラザーズ」の「スター・ギター」という曲が聴こえてきた。俺の好きな曲だったりします。
まあ、それは置いといて。
とにかく、「うんこ児童」が鮮烈でした。まさに「うんこ」のように頭にこびりついて離れなくなった。
思い出し笑いをして、電車の中で変な目で見られた。
>えぇい、まどろっこしいぞ!
この部分も、やけにツボにハマった。変にリアルに響いてきました。
なにより「おもしろくて」、笑わせてもらいました。大爆笑モンです。
そして、この詩の主人公のことを、「変な人だなぁ〜」って思いました。壊れ具合がグッドです。
でも所々可愛らしくて、「胸キュン」だったりします。
>>190 「リミットちゃん」
だからそれがどうしたんだよ!!って感じ。
でも、2連目で「何が起きているのか」自由に想像して楽しめた。
こんな ↓ 感じです。
>こぶたちゃんボン
料理を食べまくり、ブクブク太っていく。
>たぬちゃんポン
その太った「おなか」がポトリと落ちて「狸のぬいぐるみ」に変化。
>きりんさんハーイ
リミットちゃんのこの合図とともに、狸の首から上だけが「キリン」となる。
>ぬるりらアッ
これは禁断の呪文。リミットちゃん&「首から上がキリンの狸」がゲル状のスライムとなってしまう。
◆1点◆
>>138 「おれ」
俺も「ぅェッ」ってなった。
>>171 「ギリギリチョップ!」
なんというか、物凄い文字の羅列に圧倒された。
パッと見たら、刑務所の気がした。
字面も内容も「汚れて」いる。
>>175 「今ここにある ぼくら」
歌詞みたいで、読んでいて気持ちが良かった。温かさが伝わってきた。
>>186-188 「恋 文」
なんか良いムード。結構好きかも。
ヤバイ、レスアンカーがおかしい。。
修正です。。
>>181-183 「あたしカプセル」
>>175-176 「今ここにある ぼくら」
作者の方々、すみませんでした。。
(ちょい「お疲れモード」なモノでして。。)
>>211 >>213 >>217 >>221 223 の結論。
詩の良し悪しはともかくとして、ちょっと気になったモノ。1〜2点
127 130 131-132 134 153 154 155 160 184 186-188 192
詩としての出来より考え方やアイデアで選んでみた次第。
【3点】
>>131-132 「高い壁に挫ける者への詩」すんばらしいまとまり。
伏線もすごく効いてるし、よくできた小説を読んだみたい。
いきなり殴り倒される卵の黄身に笑っちゃいました。
【2点】
>>160 「名前はいらない」圧倒されました。増える増えるが句読点なしで
書いてあるだけなのに。なんでだろうなんでだろう。"限りなく"なんて
増えるはずないのに、なんか頷いてしまった。
>>170 「黒い山まで」娘の背中の上を...あ、歩くんですかぁ?!
あの黒い山まで??ほんとうはもっと恐いところまで歩いていくんでしょう?
"限"は子供の重さ(おんぶする限界)とか、いろいろ。
>>190 「リミットちゃん」もう、最高です。何が最高なんだと聞かれると
ちょっと困るけど。うーん、なんていうか、脱力しきれるところが好きです。
【1点】
>>135 「限りなく憤り」好き。でも"限りなく"はないような...。
>>140-141 「墜ちる」複雑。ちょっと恐い。でも泣ける。
>>171 「ギリギリチョップ」全部読めなかった。でもパワーに押しきられました。
>>175 「今ここにある ぼくら」歌。ちょっといろいろ入れすぎたかも。
>>193 「166点」のほほんとした100点オーバー。微笑む。
230 :
たもい ◆P6tSlrTfiY :03/04/20 21:37 ID:xAsLfujE
つづき(余談多いんだけどゴメン)
>>159 (のり)とんぼ
まんまで可愛いです。私ごときのアレだけど、宜しければ・・・
ん、、、他の人も同じ景色を見たとして、誰とも被らない貴方の絵。
貴方というフィルターだからこその、化学反応でビビらせて期待です。
>>160 :名前はいらない
だ。うん、そうだ共感納得。で分かった、油絵の具使うか
ちぎり絵にするか、版画にするかで勝負だ・・・。
この絵には「繰り返し」より「シンプル言い捨て」のが似合うかも。
油絵で描くにはモチーフ小さい(内容の良し悪しじゃなく、構図ね)。
>>167 :ちくたく
簡単な気持さえ、言葉へ変換するの下手です私。なので、代弁を見つけると
神木現れたみたくリラックスです(余談)。つまり、上手いこと言うなと。
種ありますね、ん、単に1時間じゃなく「あと1時間」何だろ、興味。
嫌味つつも好きなのね、イライラするね分かるなぁ・・・。
>>169 :限性遺伝(どちらかの性にしかないもの)
素敵。お腹の赤ちゃんごと、そんな風に哲学してもらえるなんて幸せだぁ。
で、そんな風に哲学するしかない貴方は「男」だからで、「女」には出来ない
遺伝子の御相子かな。隅々まで気持を説明しちゃうんじゃなくて
少し違うオブジェで遊んでみたのも見てみたい期待です。
231 :
たもい ◆P6tSlrTfiY :03/04/20 21:55 ID:xAsLfujE
日曜の今日に済ませようと思ってたのに・・・・
>>214 カピカピへ
石は一個にしときなさいよね。
なら、暴れるたもいが阿呆で済むんよ。はいはい、ぺこりよ。
そんなショボ球でも数打ちゃね、中には聞き捨てならんってのがあるんよ。
以降ありなら移動してね、私はリアクションみせたまで。
232 :
名前はいらない :03/04/21 15:06 ID:TPVeIgM0
投票締め切り本日age
233 :
チョロチョロ :03/04/21 15:09 ID:p5sLSu6m
イルで居る秘訣知ってる /ブッダブランド WEB詩シーンの詩人に栄光あれ
(昨日書いてた感想)
>>170 :黒い山まで
親子3代。ん・・・思い返せば痛いいたい、砂煙どころか血まみれに
したかも寿命はバッサリ切り取った。だけども奴は「新芽のために
出し惜しむ養分はない」と言う、石鹸だ。(作者さんは、そういう
意味で用いてなさそうだけど)シンプルに上手く3代が描かれてる。
>>171 :ギリギリチョップ!
とても興味にて多弁ゴメン。
作りたい形わかる、でも完璧じゃないのは(あくまで私ごとき観)
切捨てへの未練、ん、それが詩に「尋常」を残してるとか。
例えば「食べ散らかした」→「た×」・「ダチはいたちごっこで」→「で×」
スペースや「、」で区切った方が味を殺さないとか思いました。
こぉいう乱れ書きみたいの好きです人柄盗み見みたく、と
端々に添えられたというか隠された「恋のメッセージ」が、たまらんでした。
挙げたら切りないので略。
>>172 :君
好き「’その狂気を隠そうともせず’」「目を瞑って走ってみたら’」
貴方の描く「君」がとても魅力的、捕まえておきにくそうな人。
あえて言えば、時制に迷子気味です。2連目から「過去」で
「あの時」に重心置かれてるっぽくも・・・。
今「君」と貴方はどのようなご関係かなぁ。
>>173 :名前はいらない
綺麗ですね。うーで、御行儀良い気味と、控えめ気味かな。
心で殺した消えたから、整理完了なんかな。そのせいか
波乱万丈全部略して「〜ということでした(完)」な感じがタマニキズかも。
3点
>>180-183 「あたしカプセル」
こういう詩を書く人は、日常会話をきちんとできてるんだろうか。
逆に、ものすごく理路整然とものを考えられる人なのかもしれない。
おもしろかった。もう特に具体的なコメントはしません。
3点つけるので許してね。
2点
>>170 「黒い山まで」
姥捨山を知るか知らないかで読み方も変わりそう。
はっきりとは書かれないのに、ちゃんと無限を感じられる作品。
しかし何故、視点を「ぼく」でなく「娘」にしなかったのか。
1点
>>150-151 「ミサンガ」
「道徳」って言葉に、惑わされているのかもしれない。
アホの子の顔して、妙に鋭いこという人っているよね。
>>154 「Marguerite」
わかりやすいうまさ。これ大切。
詩に乾いているときにこれ読めば、きっと潤えるそんな万能薬。
>>171 「ギリギリチョップ!」
なんか面白くないなと思い、何が面白くないのか発見してやろうと、
3度ほど読み返したら、あら不思議、面白いに変わってました。
>>190 「リミットちゃん」
これは少女性の通過儀礼がどうのこうの。とか関係なく。
なんならグリーンブック氏の感想も合わせて。
>>193-194 「166点」
ええ話や。いやもしかすると、ええ話にかこつけて、
「おれ頭いいから満点よく取るぜ」と言いたいだけかもしれんが。
【2点】
>>190 :リミットちゃん
他のも書いて、もっと見せて、と催促したくなるイラストとはこれ。
これと、これもどきの違いが未だに上手く説明出来ないんです。
サラサラ描きの様でいて、実際サラサラ描きであっても、、、本人
無意識のうちに、一文字の選択にもセンスが入ってしまってるのかなぁ。
「アッ」←ね。もう少しだけ、何の絵か見せて欲しかったです。
>>186 :恋 文
絵手紙。淡い水彩画が背景に、誰にも内緒の実は達筆。
不安がりつつ触れようとする貴女の夢の描写が、何ともです。
あえて言えば、正確に伝えようと発声練習を繰り返した跡が優等生過ぎかなぁ。
でもだからこそ、そこから作者さんの「ここぞ舞台」精神と、詩を沢山書いてこられた
のだなぁが感じられました。姿勢が良くて、美しい書き姿。
(感想つづき)
>>175 :今ここにある ぼくら
光る虫が凄かった。クレオパトラのドレス、下から上へ上がる宝石の波。
超個人的呟きとして、、、各表現光ってる、真似できない。
が、この話し掛けタイプの中で、雲ってしまってるかも。
これだけ光ってるなら表現センテンスを活かして勝負かなとか。
>>179 :夏の日の夕暮れ
表現の神降りましたかな。それゆえ、どれも捨てがたかったかなぁ。
もう絵がバッチリ頭にあって、それを隅々まで描きたい。だけど、そこを
我慢して一押しの構図をカットしてはとか。
>>180 だけでも威力大方あると思います。
>>182 :あたしカプセル
頭の中、こんななる時あります。トランスの親戚みたいな。
ん、上手く言えません。してる事と関係ない物語が頭で進行して
それに片手間の相槌打つ自分がいる。ボンヤリと忙しく、で余裕はなく。
全然外れの解釈だと覚悟つつ、私勝手に共感。
「’ねぇ」「なれるものか」「出れるものか」効いてます。
>>184 :限りない欲望の中で
流れが親切で、誘導してもらえました。
「飛び出してきた」「幕を下ろした」の同じ重複が少しひっかっかた。
というのは、重箱の隅的でごめん。あと、最後の「もう限界だった」は
要らくて、、、充分わかります。
>>186 :恋 文 「略」
//ごめんなさい。読んだけど、間に合いませんでした寸評。
ああああああ!!!!なんだか急に審査やりたくなったぁぁぁぁ!!!
ごめん。やっぱやめ。パス(涙
241 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/04/22 00:03 ID:ze8IAWa8
>>240 パスかよ。待つけどどうよ?
人すくないし。
あと
>>227 氏、「1〜2点」て。。。集計できん。。。
242 :
名前はいらない :03/04/22 00:11 ID:EbYwKSXH
(ごめんなさい、つづき)
>>189 :名前はいらない
「局限された極限の北限に」これで行こうという発想が新鮮。
形を崩さずにお見事です。ん、幻想、現実、可能性が漠然としていて
共感しそびれた感じも。絵をもう少し思わせぶりチラつかせても良かったかなとか。
>>190 :リミットちゃん「略」
>>192 :限界
「酒 飲み過ぎて体からは水がなくなる」「骨のおと」面白い。
あらゆる限界点で、そんななりますかも。ん、例えば
貴方に何が起こりましたかこの時。それも知りたかったです。
>>193 :166点
限界超えちゃったん?ん、じゃ限界って何。。。おもしろ。
そのエピソードは本当かなぁ、可愛いお話。でぇ、雰囲気は好きなんだけど
隠された揺れとか、読み終わり心地のが、ん、、、意外にも無かった。
勝負は166点限界超えということで。
おわり。
ご苦労さん。次はきっと俺、頑張るる。
245 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/04/22 00:19 ID:ze8IAWa8
んじゃあ審査〆切ます。
これより集計に入ります。
しばし待て。
一応確認、 たもい氏の審査は
>>237 だけであってる?
他のは感想ですよね。
>>241 あ、そうか。
246 :
たもい ◆P6tSlrTfiY :03/04/22 00:23 ID:FGTWa6aQ
「亀ちん」ってなんだよ!!!!!!!!!!!!!!
いや、しかし、お前ら、ありがとう!
>>190 「亀ちん」を書いた爬虫類です。
ようやくチ〇ンポ、貰えました。
自分でもどんな意味の詩だかわからんのだけど、
まぁ、なんていうか、その、お前ら、いぢめだろ?
いぢめだろう、これは!!!!!!?
いぢめられると、俺はイクぞ。出すぞ。ぶちまくぞ!!
いいんかオルァ!!!1
とはいえ、光栄です。真面目な寸評がひとつもつかなかったのも光栄です。
サンクスぐっはぁ!
249 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/04/22 01:44 ID:n5ll8V+R
>>248 はずっ(w
そーんなに糞チャンプになれたのが嬉しいんですかぁ〜?(w
251 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/04/22 01:52 ID:n5ll8V+R
えーと、次のお題は、
先に投稿した
>>181-183 「あたしカプセル」の作者さんが出して下さい。
宜しくお願いします。
「あたしカプセル」を書きました。 どうもありがとうございました。 次のお題は「雪」でお願いします。
254 :
光 :03/04/22 12:46 ID:4cFiNX1U
ペンギンははしゃいだ 見渡す限りの仲間達 対面には必ず自分と同じ動きをする奴 ペンギンは手をばたつかせた そいつも同じ動きをした どこかで笑い声がした ペンギンはアジをもらった 来る日も来る日もアジをもらった ここはパラダイス食べ物がたえない ペンギンは海に入った そこにアジはいなかった どこかで歓声があがった ペンギンは卵を産んだ はじめての出産 その卵を持っていかれた ペンギンは呆然とした 降る雪の下にずっと立っていた その雪が本物じゃない事は本能でわかった ペンギンは気づいた 気づいたけど笑顔で 今日を生きる
255 :
一杯の酒 :03/04/22 13:15 ID:+3wkcAwF
親父A「いやぁ遭難しちまったべよ あったまるもんなんかねーど?」 親父B「なんもねーべよ」 親父A「じゃあ喰うべか?これでも」 親父B「なんだべさそりゃ 虫はいらんべよ」 親父A「何でよ、でも美味しいべよ」 親父B「死んでも問題ないべ もう内心内定」 コンコン 親父A「ん、こんな山奥に誰だべ?」 親父B「人が増える前に虫を食べたれ」 親父A「いや、吹雪の山中で人が居るはずねーべ」 親父B「オメェーほほさつねって確かめりゃあ」 親父A「やめや!やめや!痛いべよ とにかく開けるべ!」 ガチャ 親父A「お前さんも遭難か?」 親父B「はよ言わな分からん どうなんだ?」 雪親父「わしは雪親父さー」 親父A「よ、よ、妖怪が出たべー!」 親父B「だめだめ!喰っても美味くねーべ」 雪親父「何言ってるさー、救出しに来たさー」 ほかべんより美味い一杯の酒 わしゃもその輪に入ろうかね
256 :
激辛正統派 :03/04/22 13:44 ID:T78Z7zkp
オナニー キンタマ
257 :
タヌタヌ :03/04/22 13:50 ID:YiNw3RGo
セックス
258 :
名前はいらない :03/04/22 14:03 ID:/xGFjv8G
259 :
名前はいらない :03/04/22 14:04 ID:ZuyvbESL
またチャンプになってしまった。 自作自演なんだけど、まぁいいや。2ちゃんだから。(w
>>259 同じことをしているなぁ。
オレ審査員もだから自詩に点数を・・許せ!(笑
261 :
名前はいらない :03/04/22 15:07 ID:uc/QJMzx
>>259 >>260 正直な人たちだ。そんなことで満足できるのなら
それでもいいのでは? 馬鹿な感じはするけれど。
自己嫌悪の希薄な人って幸せですね。(笑)
(ちゃんぷが自演なのは、もうみんな知っているのでは)
262 :
名前はいらない :03/04/22 15:51 ID:VaguWSGH
負け犬の遠吠えはみっともねえな。
263 :
雪唄 :03/04/22 16:47 ID:Lxm/6rTE
ふわり ふわり ふわり 落ちて溶けてほろり 髪を濡らす白さ 紙を塗らす白さ うまく映し出せど 刹那に消える切なさ 其れはまるで 貴方の細腕 掴めど己の手握るのと似たこと ふわり ふわり ふわり 落ちて溶けてぽろり
雪景色の中 その言葉を聞いて凍りつく 僕の潤んだ眼に 乾ききった君の瞳 静止画像のまま時が流れる 無言のまま 君を抱きしめる 胸にあたる温もりが 眼の雫に変わる 最後の別れの時 精一杯の笑顔で笑った 笑い返す君の その笑顔がずっと眼に焼きつく 雪の中立ち尽くし 空を見上げたその眼は 雲の上を見ていた それは白い冬の真ん中
265 :
名前はいらない :03/04/22 22:23 ID:Sx+cvfM1
今回のお題は「雪」。
締切は4月29日いっぱい。
ルールは
>>2-3 。
もうすぐ連休。
266 :
再生 :03/04/23 02:13 ID:BJz2QZcX
時が来て 白き天使の最期に 僕は 春を感じ 希望を感じるのだ
267 :
恋するUFO :03/04/23 11:25 ID:6vtDR8nk
ぼくはなにもできなくなって UFOに会いに行った その日はあいにくの雪で 着ていた上着はびしょびしょだ UFOは僕の夢だ UFOは僕を昇華させる ぼくはUFOに恋している ちかくの山の頂をすこしすぎたところにUFOはいた ぼくはUFOに入りしばし談笑 そのうちに会話の内容もなくなり UFOにあたる雪の音だけが広がる UFOにたずねる 「たとえば雪じゃなくて花びらであっても」 UFOは少し黙って首を振った ここにはいられない ここにはなにもない ただあるのは響く音 外に出ると 花びらが舞い降りる 真っ白な花びらはぼくにこう言った 「たとえば雪じゃなくて花びらであっても きみの上着はびしょびしょなんだ」 そうだ びしょびしょだ
268 :
どこかで :03/04/23 17:50 ID:jux2Jea+
すんすんと やわらかな雪が 雨でくだけていくよ 手に取った雪の上で あたたかさを感じた 靴のうらでへばった ひとひらの雪 とけて土に沈んでいく やり場のない思いは悲しくて 大きくなれない子どもみたい 前にくっついてる目を無理に 後ろへやってみたりして 歩いてきた足跡はひろえない それでも 木の枝に包まれた雪が少しずつ 花をのぞかせたよ それが何よりもあたたかかった こんな雨に降られているのに
下水道から、マンホールの切れ目を通って届く 疲れきった光が 弱々しく地面を覆い 僕の眼球にアタックをしかけようとする 光の粒は雨粒に攫われて 再び地面に落ち 結婚の生活を引きずり なめくじのように、排水溝へ帰って行く 僕はそれを見る 電子の不規則な運動が 天才少年少女への恋心を泥にまみれさせ この町での約束ごとを忘れさせてくれる (すべてのみちすじ) (すべてのひかるもの) なめくじが退場したころに 重い雲が息を整えるころに 奇跡の設計図はもう売りに出された さめやかな心の画像 (氷の上をすべってゆくソリ) 降りしきる雪のたてる音が聴こえるだろうか 反射した光の粒が 冷たい頬にあたって地面に落ちる いま 置き去りになってうつむいている 恋はどこで実った?
270 :
つまんないお題で :03/04/23 22:44 ID:2Lt4lnUk
つまんないお題で つまんない詩を書いてる つまんない奴らへ 「雪」なんてつまんないお題で さむい詩を書いてるんだね ちょっとさっき爆笑してしまって 止まんなかったよ、ごめんよ 笑い過ぎて胃からなんか出たよ 飲み込む間もなく床にこぼれやがった >comand = diff 蚊が飛ぶ要領で目を見る 君の膣をこじ開けると見える 色のやり場も雪さえ知らない 一対のかたっぽの目を見る この場合の目は眼球であっても 打ち捨てられた平面の塗り絵 「はじめに」 特殊なソフトは不要 自分が今どんなユーザーで使用しているか解らなくなったときに使用する 死を味わう 「ここで一句」 檻に鬼 風にまばたき 花に雪
271 :
ドン亀太郎 ◆YdTp8oxx7. :03/04/23 22:44 ID:Ih1BDvWe
>>254 ストーリーは結構ひきつけるもんあるし、お題の使い方も空しいもんがあっていい。
でもなぁ、寓話っぽわりにそのまんまだし、タイトルよくわかんねぇし、
最後のペンギンの笑顔が無理やりっぽいんだよな。「た」と体言止めが
ほとんどの文体もぎこちないとしか思えなかったぜ。
>>255 なんともスットボケた味で、笑っちまった。お前ら本当に遭難してんのかよ!!!
親父と親父の間に出てくんのが雪親父なのも、ムサい雰囲気を盛り上げてくれるよな。
「ほかべん」は正直よくわかんねぇし、なんだかこれでいきなりキャッチコピー
みたいになっちまったような印象はあるな。どうせならコントみたいな内容を
最後で「あ、詩でやんの」みたいに感じさせてほしかったぜ。
>>256 俺の腋毛を噛め。
>>257 中学生かお前は。
>>263 歌っつーわりには、最初と最後以外にはあまりリズムを感じなかったな。歌詞か?
「あなたの細腕」の喩えが、ちとぼんやりしてるかな。っつーか、
「あなたの細腕」が「落ちて溶けてぽろり」じゃ、怖すぎんぞ。。。
272 :
ドン亀山(しこ名) ◆YdTp8oxx7. :03/04/23 22:45 ID:Ih1BDvWe
>>264 なんかJ-POPにこういうの、ありそうだよな。まぁ、「温もり」&「冬」で、
染みるような温度感覚は伝わってくるが、常套手段ではある。
うーん。「普通」にかっぽりハマってるだけに、なんとも感想出ねぇ。
とりあえずタイトルかっこつけすぎ&お題が背景だけ、と。
>>266 うん。そうか。んで、天使はべつに「再生」したわけじゃねーだろ。
「天使」っつーことは、お前はべつに雪が嫌いとかウザいとか思ってなかった
わけなんだろうから、お前が「再生」したわけでもねぇよな。
何が再生したんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁ、逆説的なおもしろみは、あるか。
>>267 うーん。不思議な世界だ。UFOに会いに行って、UFOの中に入ったのに、
「黙って首を振」るのはUFOなんだな。タイトル、「恋するUFO」なら
恋してるのはUFOだと思うのだが、詩中ではお前が恋してるみたいなのな。
んで、UFOUFOUFOうるさかったのが、後半になってぴたりと止まるのな。
わけわかんねぇ。もぉ、論理的思考なんてどうでもよくなるくらい、おもしれぇ。
残念なのは2連目かな。もっともっともっと掘り下げてほしかった。
>>268 異化した表現のオンパレード。でも、わかりやすい親しみやすい。
うまいんだが、個人的には異化した表現はもうちっと抑制して、
ここぞ!!というところでバシッ!!とキメてほしかったかな。
ちと、鼻につくとこある。
今回のお題は「雪」だよ☆ しめきりは「4月29日いっぱい」だよ☆ ぼくはかめだよ☆
274 :
みず :03/04/23 23:11 ID:OOzgBlyg
雪ってあれ、水 水がちょっとの間だけ止まってる 街中に降った雪、あれ全部、水 偉そうなオッサン、ツルってこかす、けどあれ、水 雪だるま、あれ溶けたらぐしゃぐしゃんなる 水 雪が降ったらロマンティック、恋人、子供、家族 ドラマの一本でも撮れる けどあれ全部、水 水 みず! もういやや・・ はぁ みず ばっしゃーん
275 :
無題 :03/04/23 23:45 ID:fEcWVW15
ねぇ、雪ってこんなに早く溶けんだね。 今までは君の横顔追うのに必死だったから知らなかったんだもん。 目閉じたら 雪 瞼伝って体温乗せてすぐ溶けるから涙みたいに見えるや。 泣いてるんじゃないよ。 泣いてるんじゃないよ。 なんて言ったら 君 「じゃあなんなのさ」って半笑いで言うんだろな。 そんな事 良く晴れた日 考えてたら、雪みたいな涙零れてきたや。 なんで泣いてんだっけな まぁいいか。 こんな日もありとしよう。
276 :
たもい :03/04/24 00:16 ID:Kug9zHXG
>>271 (チャンプ)寸評と初夏の死虫掃除、乙です。
277 :
言わんこっちゃない :03/04/24 00:58 ID:fJAIB2VA
さあ 拾いなさい 道端に這いつくばり馬鹿みたいに さあ集めなさい ほら屈んでたら背中に… 何振り向いてんの? バカねー バカ見てると 飽きないわ 親の顔が見たいわ ちょっあなた それ手袋 何それなぜするの? こっちだって素手でまいてるのよ これは繊細ですもの あなたダメ失格! これだから人間は… ほんっとに贅沢! バカはほっといて やれ拾え 終わりなきよの試しとて あら あなた いい感じね その調子 お帽子と色 おそろい って アッハハハハハハハハハハハハハハハハハha プヒャあはははアハha て、て、手が真っ赤! プププpu 笑っちゃう! バカネー その手 手袋しないからよ馬鹿! 薔薇色じゃないの! ぷぷ ハーア 今日はもうおしまい ハーア… あたしも赤いよ…
278 :
寒空 :03/04/24 01:15 ID:UKh0SvFw
零下30゚Cの銀盤 繊毛貫いて 瞬く間にも初氷を介する 旋風は退行を 伝え続け 吐き出すのみの 寒空 殻を破りはじめたシロガネは 詰まる所を知らず 白夜を迎え また同じそれは 白線を惹いて 高らかに廻り続ける かの罪人をも呑む ランドスケープに 震えたように見えたのは 艶めく 無音を 吐き出すのみの 寒空
279 :
這い回る煙 :03/04/24 22:38 ID:aOrmI4Gf
マフラーを何度も巻きなおし 6分早い腕時計に追われてドアを開くと 子供らの明るさで朝は眩しい 真っ白い笑い声が駆けて 黄色いレインコートとおそろいの 長靴の轍が伸びていく おれは両足を引き摺り歩く 片手には煙草の煙 片手にはズシリと鞄 リーガルの革靴はすぐに泥にまみれた 白雪よ もう輝くな その微かな確かさは おれをこうも惨めにさせる 誰しも 生まれたばかりから いくばくかの鎖で地に引き寄せられていて 遅かれ早かれ やがて地に繋がれるのだ あの子らのように舞い続けることができ 風景がいつも目まぐるしかったなら おれは望んでなにもかも投げ捨てているであろうに 定刻の3番ホーム おれは両手の塞がった殺人者だ 毎朝同じ時間に自分を殺す 灰色の煙で窒息死させ 死体は定刻通りの棺に乗せる 何百人もの死を知らせるベルの音が 今朝も響いている
280 :
橙色の花吹雪 :03/04/24 23:28 ID:nlNZ4nMI
寂しい街灯 乾いた空と 曇った窓硝子 冬の終わりの寂しさに 失恋を紛らわせ 抜け殻の体が見つめる先は そのもっと向こう側に 暖熱色の洋燈に 舞い散る雪が彩られ それはまるで花吹雪 そして春が来れば 本物の花吹雪が舞う それは暴力的なまでに吹き荒み 売女のような下品な派手さ 清楚な彼女が好きだった この雪のように 簡単に染まってしまいそうな そんな危うさも
281 :
空からの贈り物〜1〜 :03/04/25 00:02 ID:Psp7r4n5
恋人達でにぎわう大通り 街には定番のクリスマスソングが流れ 街頭にはケーキの売り込みのバイトがせっせとやっていた 今 街は 幸せであふれている 僕はというと 一人きりだった 別に初めてというわけではないが。 実は彼女と初めて過ごすクリスマスのはずだった だったのに 彼女の背中には 白い翼が生えて 天国に飛んでいってしまった
一人街を歩いた 僕の予定していた 彼女には秘密だったデートスポットを 一歩 歩みを進めるたび 彼女との思い出が頭の奥の方に浮かんできた 忘れようと思っても 思えば思うほど 忘れられなかった 彼女との思い出 そうしているたび クリスマスが終わりそうになっていた
「今年は雪降らなかったねぇ〜」 すれ違ったカップルが言っていた そういえばまだ雪が降っていない 今年のクリスマスは降るのだろうか。 そんなことはどうでもいいや もうそろそろ家路に就こうと思ったころ 誰かが僕に話しかけていた 「ごめんね」 僕は周りを見回した 誰もいるはずがない 空耳か。余計寂しくなった。 なるはずだった。 空から銀色の贈り物が ひらりひらり 舞い降りてきた。 嘘だと思われても良い ばかばかしいと思われても良い 僕にとっては これが彼女からの贈り物 そう思うからこそ 銀色の贈り物、雪がキレイに思えた。
284 :
白雪姫 :03/04/25 00:17 ID:7JGQ2BST
はぐれた蝶、一休み 乾いた蜜は いつからか 切れないナイフを 諦めて 夢をみる、五十年の姫 割れた林檎に紅をもらい 浸したウォッカで肌柔らげ 若い歯型を、弾かせて 呼ばれた蝶、飛んだ 小さな杖が ドアを開き 三番目の小人
285 :
雪景色 :03/04/25 02:09 ID:Q1FR2yDW
踊る雪 積もる雪 寒さが閉じ込める 窓の明かり
>>269 雪と一緒に置き去りにした恋を四月に見ている、結婚に疲れた男?
バラバラに展開されるため読み取りが難しいのと、
光の粒→電子→運動→設計図→画像など、
身体感覚から離れたような語が、異物のごとく感じてしまう。
それらを個性として強めるには、まだ徹底が足りないかもしれない。
>>270 えーdiffコマンドというのがよく分からなかったのだが、
要するに前半と後半の違いに目を向けろという指示なのだろうか。
後半を書いてから、さむいあまりに前半をつけたした?
詩を書くってことのさむさに自覚的なのはいいが、
後半が普通に面白いので、前半の嘲笑があまり生きてないかもしれない。
>>274 「雪」ってお題だされて、特に思いつくこともなかったんだろうなあ。
「雪=水」から先、もう広がっていかなかったんだな。
投げ出しかたがとてもいさぎよくて、読後感が爽快だ。
どちらかというと、梁山泊でなく失敗作スレに投稿をオススメします。(誉めてます
>>275 >>270 や
>>274 を面白がってしまうと、こういう作品を読むのが難しくなる。
この詩の主人公はおどけてるわけなんだけど、
おどけメインで感傷サブなのか、またはその逆なのかによっても詩の内容が変わる。
どちらもまだ描きかたが甘いので、印象が薄く感じてしまう。
>>277 だめだーこれおもしろいわー。神の視点シリーズでいくらでも出来そう。
ただ、テーマが「雪」ってこと知らずに読んだら、わけわからん。
薔薇色じゃないの!に強く反応いたしました。ハーア…
>>278 雰囲気はあるんだけど、雰囲気を差し引いたらあまり何も残らないかも。
「寒空」のイメージが一定してて、連を重ねるごとの発見がない。
語数を抑えてピンポイントで狙おうという作風だけに、
広がりを持たせるのは難しいのだが、どこかに強いアクセントがないと、
印象はどうしても薄くなると思う。
>>279 ふむ。厭世の身振りが僕となんだか似通ってる。
お前といっしょにすんな、と言われそうだが、まあ流して下さい。
単純に共感しそうになったが、似ているだけに気になることもある。
ちょっと語りすぎと思う。子供らの明るさと自分の陰鬱さが描写されているんだから、
3連目のような語りは言わずもがなで、それは行間に置いておけばいいと思う。
あと、タイトルをうまく生かしきれていないかもしれない。
雪も煙も、ちょっとした小道具以上のものではない。
>>280 徹底的にわかりやすい。それはもちろんいいことだけど、
どのイメージもよくあるものになってしまうのは確かだ。
「売女のような下品な派手さ」だけ特に違和感があるけど、
まさに下品さを表したかったんだから狙い通りだろう。
ただ細かいところで気になるのは、「暴力的なまでに」の「なまでに」。
よくある「本当の幸せさえ見失って」の「さえ」みたいな、くどい強調だと思う。
>>281-283 ながい。半分にはなりそうだ。
ながいと基本的には味が薄くなるので、
一度ばっさりと推敲してみたほうがいいような気がする。
このだらだら感が、主人公の心情をうまく捉えているということもできるけど、
あんまり他人がだらだらしているのを見るのも、それだけでは楽しくない。
だらだらした感じが妙におかしい、というレベルまで持っていければいいけど。
288 :
消えたもの :03/04/25 13:14 ID:feM9Ua+t
小さい頃、雪が一杯降っていたんだよ それこそ、ドカーンって音がするぐらい 雪の上でおしっこしたら、黄色くなった バケツで水をジャーってかけても 地面が見えなかった 私は雪に囲まれて寒かったのかな? そんなこと全然憶えてないんだよ 朝になったら、田んぼの雪が凍っていて 長靴履いて、スケートしていたんだ つるつる、つるつる 私はそれが楽しかったのかな? そんなこと全然憶えてないんだよ ただ、夢中だったんだ 雪が降ったから
鼻がツンとして 雪がぱっと散ると つぎの瞬間 保健室の明るいベッドにいる そんなことが3年とすこしで 7回もあった きまって夏なのが可笑しかった 夏だから雪をみるのかな とも思った ペチカ懐かしいし 前世は北の生まれだったのかもしれない オーロラもみてみたい ペンギンでもいい せっかくの前世だから ゴマちゃんもたしか北のひと リアル厨房らしい妄想を小1時間 ベッドの上でくりひろげる 倒れることがなんとなく誇らしかった もっとちょくちょく倒れないかな とすこし願った みんながやたら優しい なまぬるい毎日だった たぶんあれがこども時間の最後 中学を出ると ほとんど倒れなくなった なにをしたわけでもないのに 妙に健康になってしまった SEXをすると ホルモンがなんじゃらかんじゃらで 調子が良くなるとか それはあかんぼ産んだらじゃなかったっけ とか話すようになった 雪はみなくなった からだもすっかり大人らしくなった それでもわたしは ちっともかしこくならなくて いまだに前世を妄想している このごろ深海魚だったら良かったな と思うようになった からだを点々と光らせて なめらかなさかな プランクトンの降る 真っ暗な海
290 :
ゆき :03/04/25 21:44 ID:vtd0otPy
きみのその赤いくちびるも きみのその黒いかみも きみのその桃のほほも ゆきに 白いゆきにうもれてしまえばいいとおもうのです きみ、白くなった ぼく、白くなりたい
291 :
粉逝き :03/04/25 22:10 ID:vqf+BQPn
あの日 はらはら 街角 はらはら 空から はらはら 粉雪 はらはら 灰リスク はらはら 灰リターン はらはら 美しい はらはら 粉雪
292 :
粉逝き :03/04/25 22:11 ID:vqf+BQPn
今ならオトク 脳味噌を描き回すマドラーとセット サンクスフェア実施中です なんちゃって で グラム 云万円 …
293 :
ぱんぱんに膨らんだホースで :03/04/25 22:11 ID:SjWbgyb3
黒い雪が降る 明け方の真白な大地に 昼間見た 銀メッキのような笑顔の ばあさんが ぴかぴかに磨いた大根に 黒くのしかかっていく 昼間見た 金よりも未来のほうを多くもっている あんちゃんが ぴかぴかに磨いた白いソアラに 黒くのしかかっていく 銀色に夜を流れる川の上にも 溶けることなく のしかかっていく 俺はズボンを降ろす 現実にはありえないほどの少女を ぴかぴかの少女を 思い描くことで 白い雪を ここから振り撒く ちっぽけだが ぱんぱんに膨らんだホースで
294 :
粉逝き :03/04/25 22:12 ID:vqf+BQPn
だからさぁ 粉雪だって言ってんでしょ ほら 美しい世界彩るイルミネーション 唾で雪解け 陽気な春 おい バカにすんなよ ところでさ カツ丼とか出ないの
Σ(゚д゚lll)ハッ 間に。。。
296 :
さくらふぶきさん :03/04/25 22:23 ID:35f2H8SL
さくらふぶきさん 入学おめでとう 冬の学校が 丘を越えてきたよ 門をくぐって くぐった途端に ひゅぅと無くなってしまった さくらふぶきさん また来年
297 :
293 :03/04/25 22:27 ID:e54IKzWH
298 :
ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :03/04/25 23:17 ID:eaZ2YKZw
>>284 うーむ。エロティックな現代の白雪姫だな。病的なにほひも強烈。
お題は、肌なのか? それとも、全体的なムードが「白雪」なのかな。
どちらにしろ、なまめかしい雪だよな。ちとCoccoっぽいのかな、どうかな。大人の童話。
それぞれの場面をブツ切りにして、一行開けた羅列形式もよく合ってるな。
>>285 景色を一行に切り取った。しかし、なんつーか普通だな。
きっちり切り取ってんだけど、切り取った以上の広がりはないかな。
「寒さが閉じ込める」から視点が家の中に移動するあたり、いいとは思うんだが。
>>288 雪に子供の頃の気持ちを重ねた。その気持ちと現在とを較べてみる。で、消えたもの。
着想はいいと思うんだよな。多くの読者の共感を買うだろうし。
内容から感じるものはあっても、文章から感じるものが少ないんだわ。
一連目の「ドカーン」だけは、子供らしいスケール感でよかった。
>>289 「フクロウ・ナギ」って何だ!!!って思っちまったじゃねぇか。
ちゃんと「フクロ・ウナギ」って書いとけ!!! って、すまん、俺がバカなんだ。
マリン・スノーに吸い込まれて消えるような最後が美しいな。ぼっ。
ただの散文のように見えて、なかなかあなどれん詩じゃ。
>>290 うーむ。つまり、彼女をハゲののっぺらぼうにしたいというのか?
むぅぅ。。。そのこころは? わ、わかんねぇ!!!
んで、自分もハゲののっぺらぼうになりたいのか? ぶ、不気味な。。。
「ゆき」がひらがなであるところに何かヒントが? と思って読んでみたが、
やっぱりよくわからず。。。もしかして、殺人者が恋人を殺して、
雪に埋めるという詩か? あ、それなら筋が通るな。ど、どうなんだ?
299 :
ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :03/04/25 23:39 ID:KtZAJMVy
>>291-292 ,
>>294 なるほど、アレは粉雪に似てるよな。見たことないけど。
「灰リスク」「灰リターン」が、あとになってわかる芸の細かさ。
っつーのか!!!!? うん、そういうことにしよう。しかし、それにしては
「カツ丼」は定番すぎて、芸がねぇな。脳味噌粉雪野郎なら、もっと
ブッ飛んだもの注文して、何? 出ねぇだと? ふざけんな!!!!
とか、さんざん暴れて、我に帰ってから「すいません、カツ丼でいいです」
とかいって、「カツ丼なんて贅沢なもん、お前に出せるか。これでも食っとけ!」
と、たくあん2枚だけ出される。そして、そのたくあんには、粉雪のような
でんぷんが。。。っていうか、でんぷんなんだか何なんだか知らねぇけど、
そんなよーなもんが。。。って、なんで俺、お前にだけこんなに長文レスしてんだよ!!!!!
>>293 くくっ。2連目、「ばあさんが」「大根に」「のしかかっていく」
と読めちまうぞ。3連目にしても同様。もっと読者様のこと考えて
推敲しやがれ!!!!!大体、「黒い雪」って一体なんだったのか、
ちっともわかんねぇだろ。雰囲気だけで言葉使ってんじゃねーよ。ばーか(藁
>>296 これも雰囲気だけで言葉使ってやがんな。「さくらふぶきさん」って、
結局何者なんだよ!!!!!!妖怪かよ!!?それともまんまそれかよ!!?
小学生かよ?中学生かよ?高校生かよ?何者だよ!!!!!!!!
いや、べつに想像力働かせる方向に誘導してくれりゃ、堀り下げてなくても
いいんだけどな。
300 :
たもい :03/04/25 23:42 ID:/Cf50yAK
〜―γ( ̄ο ̄)oΟ◯ おつ。
301 :
雪 :03/04/26 03:42 ID:AG3laxpv
降ってくるからには 降られるための 空があり 降られるための 地がある 降られるための 空と地との あいだの その広大な空間を ただひたすら 降るためだけに 雪は降ってくる
302 :
雪の佐渡 :03/04/26 10:56 ID:jF6hbNHT
ぼたん雪が風に突き飛ばされ きりきり荒海に落ちていく 短い蔓を伸ばす間もなく うねりに飲まれていく あれがちぎれた手紙なら 集めてつなげて読めるのに ここに届くのは余白ばかり 言葉が水面に映るなら 底から透かして読めるのに 鉛の油に被われている ♪暮れりゃ砂山 汐鳴りばかり 雀ちりぢり また風荒れる みんなちりぢり もうだれも見えぬ♪ 海に降る雪 海に 降る雪 不平を言わない ====================== ♪北原白秋『砂山』から引用
>>267 「UFO」→自室→孤独と読み替えたい気がします。
すると「雪」→世間(冷)、「花びら」→世間(暖)そして
「上着」→世間体ということになりはしないでしょうか。
途方にくれる一方で自分のなかみはまだ
「びしょびしょ」にはなっていないという若干の余裕も感じられます。
>>268 心境の変化も表す「雪解け」のための2つの方法のうち
「日」ではなくて「雨」を採ったので
気温こそ上がったもののウエット・コンディションが続きます。
ラストの「花」から「雨」への反転のスピードに情感があります。
>>269 「恋」もしくは「結婚」の幻滅のために新たな指針を探すべく
終始頭を垂れる主人公の姿勢が象徴的です。
その起終点を地下に持つベクトル的な「光」が
彼と同化しているようでも彼を導く役目を担っているようでもありますが
その「地下」は「基調としての絶望」の暗喩である気がします。
304 :
名前はいらない :03/04/26 20:39 ID:Zys4USeV
>>299 批評サンクスでっす。
雑談スレに、メッセージがありましたよー。
>>254 :光
想像力だ、絵も持ってる。人工雪に降られるペンギンの肩辺りが切な可愛い。
ただ「実況報告」は、貴方が届けるものの過不足(可能性)を奪うと思うん。
EX:「ペンギンはアジをもらった」←ね。
1センテンス分解して組換えて、お気に入りをみつけていいと思う。
>>255 :一杯の酒
ああ、物語作れる人だ。楽しい遭難、好きなとこ「なんでよ’」可愛い。
何かを伝えたい精神シャシャリ出てなくいい。
でお伽噺みたくかと思いきや「ほかべん」。ん、、、覆されて、、何で。
>>263 :雪唄
何故か味になってる、本当なら「ん、、、」だ。作者さんに見方し過ぎかも
だけど「白さ」「白さ」「出せど」「切なさ」←ここね、純真とか女の子の
声聴こえて来る。「雪」と「文字だけ残す細腕の主」を儚さで結んだかな。
怖がって、自分の決めた枠に収まってる感じ。はみ出て。
>>264 :last warmth〜最後の温もり〜
悪い意味じゃなく、かと言って良い意味でもなく、、、80’ポップ。
スイートメモリーあたり。ん、多分ピリリ一滴で全てが大改造出来るかと。
タイトルも、ある意味この詩にピッタリな。けなしまくってるんじゃないんよです。
>>266 :再生
これの終わりは、それの始まりね。着眼面白いよね、ん、どうだろ
言ってる内容、普通に誠実なのでじゃぁ形(表現)で個性だしたらば。
テーマそのままに、色々遊べそうな、だな。
>>267 :恋するUFO
「大きくなれない子どもみたい」「歩いてきた足跡はひろえない」好き。
自然と金属かなぁ、雪とUFOって綺麗ね。任せて欲しいUFOが何なのか。
と、HFOにラブコールつつ、浮気で微妙に放置気味が気になった。
UFO多用、ん、、、割に効果なってないかなぁ。(ごめん、一杯言いすぎかな)
>>269 :ほのくらい四月の空
びっくりした、雪の跡辿ってたら突然結婚が。
ん、なめくじは僕じゃないとか、どうしたらいいん。
追う(リアル)が、PCか携帯かな前(ヴァーチャル)到着。
好きなの幾つも「光の粒は雨粒に攫われて」「奇跡の設計図はもう売りに出された」
//寸評方々、お疲れサマです。
寸評は、最後まで読まないことにしてるで、、、被ったらごめん。
(ごめんなさい、間違い多いね。)
>>306 の>269さんへの感想
→そっか辿れば項垂れが雪追う(リアル)が、PCか携帯かな’
308 :
景色 :03/04/26 23:09 ID:H1U9Og0L
蒸れた工場の無菌室 人工の食物へ捧げる歌 賞味期限付きの味覚は 尊敬をそれに与える スペアを持たない労働者は 満足の意味を知らない 流れ作業の衣擦れは 愛のつまった子守歌 舌のとろける美味たちは 知らない人についていき 口からガスを吐かれて 先払いの悲しさを知る 地味な包装は 取り置きされて 熟れたころに はがされる 舌先はいつでもとりかえられる
309 :
たもい :03/04/27 01:09 ID:hMvRUrfG
(つづき)
>>270 :つまんないお題で
困った、何かありそで見えない。
>comand = diff は「詩を書くぞ」へ切り替えかな。
後半が、、、膣の奥に何が見えるんだろ、、、ああ、ごめんなさい。降参です。
>>274 :みず
おもしろ、、、。滑らか〜に運んでおいて、でも水。って笑う。
悩んでるでもなく、とぼけ澄まし顔で言ってる感じ。あれ水。
ばっしゃーん、までの雰囲気が特に好き。ん、、、あってもあり。
>>275 :無題
「’零れてきたや。」「なんで泣いてんだっけな」が、自分の腕枕で仰向けに
溜息上げてる感じがいい。だっけなーだっけなーて。
気になったのは口調が不揃い「だもん」「じゃないよ」「きたや」、、、
貴方(貴女)像が、見えなく気をとられたソコ。
>>277 :言わんこっちゃない
も、笑う、、、。一杯だ「何振り向いてんの?」ここムッカーで
「親の顔が見たいわ」何これ、、、。どっこも無理してなくて、多分
こんな事言う人なんだろな。で貴方何なんだろう、人間じゃないでしょ?
赤い、、、。タイトルがヒントかなぁ。
310 :
名前はいらない :03/04/27 01:10 ID:hnUFA/dN
ageとくんや〜
311 :
優しい雪 :03/04/27 01:58 ID:GMJ3hDau
それは誰も知らないささやかな話 誰も知らないちっぽけな街の 誰も知らない街角の話 それは世界が白かった日のこと 吹き荒ぶ風に雪が踊り 空も土も真っ白になった日のこと 苦しみも痛みも辛さも寒さも とうの昔に慣れていた 希望なんて知らなかったから、絶望の意味も知らなかった 視界が回り 足がふらつき 気がつくと体で地面を感じていた ああ、初めて気づいた 雪はこんなにも柔らかで、とても優しい 僕は笑っていたんだと思う 優しさというものを初めて知ったから 僕の上に雪が降る 真綿で包むように静かに、穏やかに 世界が白く染まる 僕が白く染まる だから僕は、満足して死ぬ それは誰も知らないささやかな話 それは世界が白かった日のこと 僕は笑い そして死んだ
312 :
六つの花 :03/04/27 02:02 ID:tFPB9oZU
もう16日も待っているのよ 私のお腹は大きいままで 子守唄も歌えずに ずっとずっと待っているの そこはそんなに居心地が良い? 雪のちらつく寒い日は嫌? 全てが生まれ出ずる春はまだ遠いけれど 私たちは春よりもぽかぽかな気持ちで 貴方を暖めてあげられるのよ でも、良いわ まあ良いでしょう 貴方の命は貴方のもの 気が向いたときに出てくると良いわ でも やがて貴方をこの腕に抱く日が来たら 私は一切の冷え冷えとしたものから貴方を守る そして雪野原にひざまずいて感謝するでしょう 世界で最も幸せな夜を与えられたことを 雪よりも美しい聖なる結晶を与えられたことを
313 :
たもい :03/04/27 02:06 ID:hMvRUrfG
(休憩終わりー、つづき)
>>278 :寒空
怯みかけつつも、辞書引かなくてもギリギリ分るで、ほ。
「瞬く間にも初氷を’」「殻を破りはじめた’」言葉沢山持ってると
表現も無理なく納得のそれなんだ。あえて言うなら、結局「寒空」だけかなぁ。
エクボのランドスケープデザイン縮小版かなは、多分褒めすぎ。
>>279 :這い回る煙
「白雪よ もう輝くな」以降3行ドキリ。今まではしゃいでた自分に
シュンとなるね(雪の気持)。子供らのキラキラ反射と灰色煙充満の棺桶が
上手く対照。恐ろしく文上手い気がすると同時に、そっちで勝負なんだ、とか。
内容は、とても色んなところで見てきた感じ。
>>280 :橙色の花吹雪
白一点張り頭が、橙色に意表つかれた。言いたいことはとても好き。
汚れてないものの魅力は、汚れる可能性だね。気になったのは「それはまるで」
多分私の個人趣味「まるで」「〜のよう」を使わずに済ませるのが好き何故かな。
314 :
たもい :03/04/27 02:11 ID:hMvRUrfG
(わ、知らないうちに投稿増えてるとても活気ね。w)
>>281 :空からの贈り物
寒くない。この内容でそれって凄いと思う。
本当にそんなだったんね気持、と。
>>282 の初連、やや泣きそうになったかも。歌になりそう。
ん、少しだらーんとしてるんと、斬新さが欲しいかもだけど
、、、そこで勝負することもないか。
>>284 :白雪姫
白雪姫、しかも50年不思議。伝える系じゃなさそうかな・・・
なので変な力要らない。自由に絵を見てればいい感じ。
で、ちょっと細切れが見えなさすぎかも、小人は来たのか出てくのかとか。
>>285 :雪景色
ギリギリだ、危うく空っぽ。キラリは「寒さが閉じ込める」
窓が寒さを閉じ込めるんじゃないんね。逆なんねぇ、おもしろい。
315 :
濡れ春 :03/04/27 03:10 ID:3stVbsCq
嘖々 嘖々 鳴り止まず 降り止まず びにいるの傘を 振り回わす 春とは遠い 東北の空 電線に重なる 停電予報 黒い長靴 嘖々 嘖々 小気味よい足音に 馴れ合い 触れ合い 緩く暖まる 近くの顔を 思い出す 煩い小言 心配気質 稀に見せる 照れた笑い顔 記憶と雪 気付かず積る 其々 其々 ふとした こぼれる笑み 途端、 骨を軋ます 蝶々を見る
316 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/04/27 21:48 ID:mb7KPHs5
>>301 ん…。なかなかいいレトリックだと思います。雪が降る理由を考える、
詩情にあふれています。前半、特にいいと思います。シンプルな中に、華が
ある。踏み込みは足りませんが。
>>302 雪の佐渡つったら、私は山頭火かなあ…。あのぎりぎり感が、たまら
ない。切れ切れの空白をたどって綴る、3連めなど、上手い。ただ、シチュエ
ーションも手伝って、演歌調だねえ…。最終連で救われた感じです。
>>308 なんか、無理に象徴的にしようとしてないかなあ。人工の結晶と、そ
れにまつわる人々の「取り替えられる」哀しみ、かなあ。テーマは面白そうな
んだけど、語彙と内容のギャップが気になります。
317 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/04/27 22:13 ID:mb7KPHs5
>>311 私が、こういう詩が得意だから言うわけじゃないんですが、「絶望を
も包み込む優しい雪」つーのは、あくまでフレーバーとして効かせるべきであ
り、表に出すと奥行きが足りなくなっちゃうと思うんですよ。例えば、もうひ
とつストーリーを作って対比させるとか、刻々と変わるぼくの表情を綿密に書
くとか、そんな工夫はいかがでしょうか。
>>312 タイトルがいいね。雪の結晶と、お腹の中の胎児を掛けてるのね。16
日も予定日を過ぎると、大変だよね…。ほんわりとする読後感です。どう考え
ても、雪は脇役だけど。
>>315 春とは名ばかりの遅い雪。寒さの中での笑顔とことばが、小気味いい
です。そして視界に映る蝶なんですが、蝶々は、もう少しだけ早く登場させて
もいいんじゃないかな。スポットライトが少し弱く感じるので、もう少しだけ
詳しい描写を。
(カノさん乙です、私もお邪魔。)
>>288 :消えたもの
淡々つつも読みがいあるのは、実際の思い出話だからかな。
最初の「小さい頃、雪が一杯’」←普通なのに、スッと来る。
深読み試みた、ん、、、何か仄めかしの、あるかなぁと。
単に「綺麗な情景(絵)」として観るなら「セールスポイント」ちょっと弱かな。
>>289 :貧血の雪 フクロウナギの夢
最初、貧血説明おもしろい。なるよね、その時私に浮ぶ情景って変ってるらしい
言うと、よく笑われる(ごめん、興味余談)。聞いてて楽しい話上手。
が、多分強弱が無いかなぁ。弱いプロフ(プロフが悪いってわけでなく)。
>>290 :ゆき
最後の2行好き。「白くなった」は、消えちゃいたいとか、リセットしたい?
シンプルなだけに、普通を混ぜたら危ないかな。
ん、その赤がどんな赤か知ってるのは貴方だけ。そこ伝えたらば、かな。
>>291-292 ,
>>294 粉逝き
>292、もしくは>294だけOK。う、、、遠い目うつろな割りに
「説明」が残ってて、読み手に舞台裏を見せちゃう、少し覚めるん。
この人、らりって無いんだなって(え、らりって無い、、よね?)
「バカにすんなよ」←リアル、経験者?
ん、なら経験真っ只中として描いたらどうだったかなぁとか。
>>293 :ぱんぱんに膨らんだホースで
わ、おぞましくて好きだぁ2連目。そんな風に降雪を描くんだ・・・。
で4連がそれなら1・3連は抜いたほうが楽しいかな。
その分「少女」の描写、貴方の妄想をもっと。
「白い大根と絡む、白銀の御婆さん」が、肝心な部分を食っちゃってる。
>>296 :さくらふぶきさん
さくらきぶんさん(雪)が入学してきて→冬。
貴方が門をくぐるころ、それ消えて春到来。かな。
くどくなくていい。んだけど、少し謎解きに気をとられるかな。
で、2連目「学校が丘超えちゃうん?」とか、、、。
>>301 :雪
なるほど「間」が人生(雪生)かぁ。
蝉も土の中が人生(蝉生)よね。一瞬鳴くのは、あれオマケかと(余談)。
ん、、「降られるための」が、なんかマドロッコシイかも。
正確に「受身」にしたら、こぉ活用するの?にしても、もし小首傾げたなら
放棄して他の表現にした方が良かったかな。
>>302 :雪の佐渡
「荒海にふり、飲み込まれてぼたん雪」見てる貴方の頭に、文字に
出来ないものが満たんかな。あるのに出せない。
歌詞のところで止めてもいいかも。で、曲(メロディー)知ってる人と
知らない人とでは受ける印象違うね、それも面白いか。
あなたのこと想うから わたしはそっと水になる いつか抱かれてやさしくされて うれしくってかなしくて それでも後ろをついていった あなたが傘を差し出すならば わたしはそっと寄り添って 掌そっと差し出されれば 右手預けて包まれて 思わず知らず微笑んで あなたのことを想うから わたしは空へとかえってく あなたを包むあたたかな 空気となってのぼってく いつかあなたをあたためた やさしい記憶を抱いたまま 風ふく街を歩いてく あなたがわたしを見なくても ささやく声が届かなくても
あなたのことを想うから わたしは風に流れてく 遠くの空から そっとうたをうたってる そこから星は見えますか 今夜の半月見えますか 顔を上げた? 泣きやんだ? 今夜の空はきれいだよ あなたがわたしを見なくても わたしは風に流れてく
いつかわたしは雪になり あなたもとへと降りそそぐ せつなくってさみしくて あなたのそばへとひき寄せられて あなたのことを想っては 凍えたこころはあたためられて わたしは再び水になる あなたの肩で あなたの袖で あなたのふたつの掌で 溶けて抱かれて水になる あなたにとても会いたかった ながいながい旅だった 雪降る道を 傘もささずに あなたの後ろを歩いてる あなたがわたしを見なくても 思わず知らず微笑んで うれしくってしかたなくて わたしはそっと水になる
323 :
溶解 :03/04/28 00:35 ID:2OhE/jGn
凝固して、落下して、熱を帯びて、溶解する。 それだけの短く、あるいは長い時間に 結晶化した水分にもしも感情やその類のものがあるのならば それは何を思うのだろうか。 胎児が数億年の進化を10ヶ月で通過するように それもまた果てのない年月を縮小し その過ぎ去る猛烈な進化を帯びるのだろうか。 そんなものがあるなどという根拠など何も無いが けれど感傷的にその妖しくも美しい幾何を哀れんで 彼らに物語を作ることを僕は否定しない。 そんなナルシズムに浸る僕を否定するのは構わない。 空白の歴史を回想する間も無く、 窓に降る雪は瞬時に消え去る。 今は四月。 その胎児の夢は気化したまま次の冬を待つ。
324 :
名前はいらない :03/04/28 06:56 ID:CwYvriVm
今回のお題は「雪」
締切は4月29日いっぱい
ルールは
>>2-3
とりあえずコテハンないので気に入ったのもの寸評だけOKすか?採点はなしで
>>266 雪が降った、という事柄を抑制された詩情で淡々と描いてて素敵です。
最後の希望を感じるがぴったりはまってますね。
>>270 つまらない、の想定されてない他者を攻撃するリフレインから
さっと自分だけしか存在が許されない詩情あふれる世界に入り込んでいく
絶海の孤島にいるような孤独感を感じました
>>275 雪が早く溶ける、ってことを知らなかったという知識欠如によって
愛情を示すというのは驚きの手法ですね。
泣いてるんじゃないよ のリフレインで感情を高めようとする
手法もいい感じです。 最後の、なんでないてんだっけな?
ってところもすごい雪の白さと同じような透明感を感じます
ぼくが一番すきな作品ですね。
>>288 最後の雪が降ったから、でもっと展開があると思わせるような
事象を見事に夢中だった、のひとことでコンパクトに整理してると思います。
子供のころを思い出しました
庭は広かっ たが世界中から 集○った雪○るま たちで▽錐の余地 がなく緑のや黒い のさえいて爪の ことを気にしながら も朝日がまぶしい彼は いぶかったし黒いのに気 づいてよほどそこまでいっ て確かめた●ったけれど あいさつか会議の時がき たことを知らせる鐘がブワ ンコンブワンコンと鳴ったのである
十時過ぎの時計みたいにスライドしていく温度計の 色のない水銀を散らばして滑っていく坂道と 波線の上で今日も踊る文字 笑いながら 組み立ててまた崩れていく砂糖菓子の街並 傘のきらめきが右回りに回っている 向きをてんでばらばらにしていて 上から見た誰かを楽しませていると 考えてもおかしくない……ような写真の影 「記号全て使った後の消し去った言葉たちに 空白は何か呼びかけることもある……といいんだけど」 黒板の前から流れ出る空気を避けて行こう 鉛筆転がる角度を運任せのスポーツにして 統計上1万分の1の氷の斜め具合で 積み上げた窓ガラスが割れてしまう/缶から音を立てて滑る 目的論さえ無視して彼らが今日も走り去る
眼をつぶっても逸らしても見えない種もない 仕掛けもなく「六角形からフラクタルへ」と叫ぶと あの気温から落ちてくるスラッシュの塊 消えてしまっては証拠にできない 積み重ねた記号たち 黙ったままの雨合羽に囲まれて振り返る 灰を散らした空と交差する軌道で願いをかけた 流れ星はいつまでも降りてこない 明日も明後日も降りてくるのは変わらない琥珀色 「願いもかけてみたけれど空白は透き通るだけ 遠くへも届くことなく……跳ね返ってまぶしいから」 足音だけ残さないで足跡だけ残して 今日も長靴のような声が天井から 反響する爪先立ちの動物みたいな姿 走り回るその動きは降り/落ちてくる雪の動きと同じ 目的論さえ無視して彼らが明日を走り去る 気がついても春はまだ冬の氷雨を咥えたままで通り過ぎる
既にコメントもらってますが、他の方のも欲しいです。 色んな意見が聞きたいので、もし時間があればよろしくお願いしまふ。
私も読んでいいなあと思った詩の感想をちょっと。
>>255 「一杯の酒」
出だしを読んだときはこれコミカルなまんまで終わる
冗談っぽい詩なのかなと思ったけどいい意味で裏切って
くれました。なんか暖かい詩。方言もいい味出してる。
>>281-283 「空からの贈り物」
一般的にこういう詩は読んでて恥ずかしくなるんだけど
(ごめんなさい)この詩はその恥ずかしさを超えるスト
レートな感動があると思う。使ってる言葉も表現もあり
ふれているけど構成がすごくうまいと思いました。
>>284 「白雪姫」
めちゃくちゃうまいと思う。表現のひとつひとつがいい。
小人に軟禁されてしまった白雪姫のその後だと解釈しま
したが、年をとっても無意識に美しくありたいと願う女
の性と自分の半生を受けいれた諦念とが表現されなんと
もいえずいいです。終わり方もすごくいい。
>>327-328 「冬のスラッシュ」
ちゃんとした意味はわかりませんでした。が、冬の透き
とおったキラキラしたイメージがすごく伝わってきまし
た。印象で判断してしまうんですが、かっこよくてすご
くキレイな詩だと思いました。思春期にしか感じ得ない
世界をあらわしているようで。
332 :
つめたい :03/04/29 01:05 ID:fJ4dkktP
寒くなる 雪が降る あたためてほしい、あたしは、 あたしは、こんなに、寒がるフリをして 降り積もる 溶ける わかんない、こんなんじゃ 泣いていちゃ、わからないなんて、 その言葉が。脅えているの? なくなる まるさんかくしかく ここで踊るのは 雪なんかじゃない なくなる、なくなる、なくなるならって あたしが 踊り出す
333 :
空 :03/04/29 02:06 ID:i26NKreV
_______________________________________________
334 :
空2 :03/04/29 02:11 ID:i26NKreV
線のうえに それという かかれるひつようのない次元の零が きえて、またあらわれた はなれた 粒の ひとつ ひとつを 包み 放ち ないとかんがえていい雪をふりまく なにもないくものように この世界に白い痴呆と知恵が みちて いるのかはねかえして いるのか それとも 空という色の 同義語は 虚栄というゼロの無量大数倍 という かぎりない すてきさの なかで きみと ぼくと あれこれ しよう すべて いっしょに ぼくは あかるく めをつぶれば くらく みちて そのぶんうらで ひく せんがひくくなる なにもなく さわれず みちたりたゆきげしき
335 :
名前はいらない :03/04/29 03:03 ID:TGuK6LC5
24の頃だ冬路上でホームレスとどういうわけか知り合って飲んだくれそのま ま寝てしまったのだああこれで凍死してしまってもいいかもしれないと思いな がら寝てしまったのだその時顔にピタピタと吸い付くように貼りつく雪の感触 が何故か忘れられないのだ結局死ぬどころか一時間程で起きてしまい電車に飛 び乗りあまりの暖かさに気持ちよく寝てしまったのだやれやれまったく情けな い。
こぉやって気になるものだけでも、感想下さると嬉しいです。ありがとう。
私、言う。 「もう冬ね雪が降るわね」 君、言う。 「雪の代わりに他のものが降ってくればいい。」 「…」 「たとえば?」 「何でもいいけど、箪笥とかでもいいし」 「へえそれはおもしろそうね」 「でも危ないかもしれないよね」 「…」 「もし箪笥が振ってきたら君を連れて宇宙にでも行くよ そしたら箪笥が頭に当たって死ぬこともないだろうし痛 いということもないだろうし」 「へえそれはおもしろそうね」 「でもやっぱりそれじゃ寂しいだろうし誰か連れて行こ うよ例えば君の前の彼氏とかいやでも彼は死んじゃった んだよね俺が殺したんだもん」 「へえそれはおもしろそうね」 「…」 ここで延々と意味の無いお喋りを続けてあげる。 ここで延々と意味の無いお芝居を続けてあげる。 雪の代わりに箪笥が降って君の頭に当たってしまえばいいのに
真白な息が鼻にかかる季節 くちづけた結晶 儚い夢物語を異国の果てで奏でてみれば 新雪を纏った空へと吸い込まれていくだけ 気まぐれに触れた肩は、ひどく冷たかった 甘い結晶は溶けていき 窓に映る景色は水浸し たおれていく枯れた枝、愛の重みに苦悩する 借りたままのマフラーを首にきつく巻きつけて また、貴女の白い手を思い出す そんな熱帯夜
粉雪舞う舗道で、そっと揺れながら・・・ 雪が肩に触れる感覚は、甘えん坊な貴女を真似て 雪が溶けて、愁いをそっと噛み締めて・・・ 月に咲く花を、貴女の墓前に手向けましょう 花と散った楽園に、虚像の愛撫を施して・・・
Suddenly she was re-born nobody didn’t believe me oh , it’s truth , but…. white snow only just smiled Chemical Reaction , Radical Reaction , Let’s Chemical dance!!!!! reproductive examination , carry on carry on carry on !!!!!!!!!!! yen―rate up-side down , so I advise you to fuck with Euro…… sadistic suicide , masochistic murder , kiss me kill me !!!!!!!!!! trash girls , hey , please sex with me , please trash girls pussys abnormal plays maybe welcome us , so love and love like a mad animals licking my ××× licking my ××× I’ll get in Count-down……
残雪に足を取られてしまった ひどく腰がいたんだ 人には気付かれぬように平静を装い、前を向いて歩く 志願兵に吹き荒ぶ砂嵐は視界を遮り、前進を許さない 災いを取り除くという大義名分も 自然の前では意味を成さない 彼を律する神さえも、彼を諭すことはできない ふと気付いた、そんな朝
―積雪量過去最高記録 君がはしゃぐ寒い夜 今夜は二人で毛布にくるまろう ―以降上り線で交通規制 帰るまでずっと手をつなごう 二人の手が悴まないよう ―某町で積雪による人身事故発生
紅い雪が凍りつく 交差点で一瞬息を潜めてみる 映るのは流れ星 三色に邪魔された薄明かり 少し降ったみたい 指先に残った血の色の宝石 分からない目印 拒む視線がキレイに跳ね踊る 蕾になる雪 ピアスを冷やす 貴方に抱かれたまま 誰もいないネオンの海 二人で月になれたら何て素敵 蒼い街灯が月の光に重なって 月影が微笑みかけてくる
suspicious night nihilist な貴方 煙草に火を点ける仕草も好き on the demand of you , I wanna do what you want wink ひとつで夜を越えていく真夏の果実 drain away real な旋律で激しく弾かれる三連譜に心さらわれて on the demand of you , I wanna do what you want peach な気持ちのままで、真赤に燃えているわ
王様は悩んでいました 王子が突然、馬になってしまったのです 子供たちが寝静まった頃、王子の寝室からメイドが出てきました 様子がおかしいと思った侍従によって、この件が判明したのです ところでメイドは何をしていたのでしょうか 王子の身に何が・・・ 雪の夜のことです メイドはいつものように夜伽の相手をしておりました のっそりと起きだした王子に刹那の悪意を覚え、魔女の薬を盛ったのです 夜にはぐれた王子は、それ以来、草原を自由に駆け回るようになりました
氷雪に叩きつけられる私は、冷たい棺の中で手錠をかける 罪と欲望を嘗め尽くして 思考回路を透かし眺めると 流氷の上で恋に落ちたおしべとめしべは、ねっとりと混じり 鏡の前で砕け散った 白く光る繭に千のナイフが刺さる前に チフスに侵された烏は 三つ数えた後、ゴミ箱の中で悶える ファンタジーは雁字搦めで ヘテロ構造のエデンを夢見た パンジーの花束を抱えて、絶望の崖から身を投げた瞬間に カタルシスを想像してみるがいい クジャクの羽で無重力を漂うように N1−シアノ酸で殺したならば 口から銀の泡を吹こう
SPEED DEVIL に取り付かれ 雪道を音速××でとばす NON-STOP DRIVE で気持ちもハイになる 熱気で雪を溶かせ Out of Orbit ホワイトアウトの視界ゼロ 痛覚だけは受け取った WARNING 無視してスケートリンクでシンクロナイズドスイミング Blind-Blue-Boy running shouting be bop be rap Link with Dead God , you’ll be lunatic-romantic I am a pen I am a dog I am a Emily , so I am All-Existences Negative Active Love , it’s my favorite sweets Dry? Wet? Depending on you , I don’t care……
悲しくて、あなたの香りを求めてしまう しずかにしていて 麝香がきれるまで・・・ みかんの木の下で、あなたのことを憂う はじまりは一通の手紙 滲んだ文字が綺麗 雪化粧に覆われた部屋で、眩暈に襲われた のどかな時の流れに逆らうように揺れる大空 よく、あの娘に連れられて行った白日の彼方 うずくまったままで思い出すのはモザイク状の記憶 にがい思い出は、あの娘の好きなビタースイート
残雪を踏みしめて進もう 帝國の未来は雪のように明るい なお、栄光を追い日々精進 ごもっともなことではないか りっぱになって故郷に錦を飾らん 雪の灯りに浮かぶ、母の顔に誓おう
Scratch your memories 少し落ち着いて Open your mind Nener stop 遺灰が雪に変わるまで Float and Flow Over 10 years ago 性に目覚めたとき you became My Pussy Wherever you are 身体が君を求めている sexual intercourse As if a Ghost 色欲に憑かれた madman blues Good Morning 少し寒い Hot Winter Night Alone in my room 雪を見ながら sleep in my dear In my arm いとしい貴女はどこにもいない so tragedy Nightmare or so 白く染まれ snow fallin’ again……
細い身体を抱き締めては幸せを感じ合っていた三年前 雪が肩に触れる感覚は、甘えん坊な貴女を真似ているようで 桜の下で眠れ 白死の桜で狂い咲く貴女の華は美しい 吹く風はただ温かく、やさしく 刹那いほどに穏やか 雪が溶けて、愁いをそっと噛み締めて・・・Jive into the Night
He is so much melancholic and always regrets I can’t talk to him , and he refuses everything Laugh Sun & Rough Moon round on the web Love is still alive……he wispered − what do you think of him ? 幻へ消えた彼女を追ったところで、掴むことはできず 覚めない夢は、現実と妄想の境界を不透明に繋ぐ のどかな春の日に、ふと秋の気配を感じるように 雪が降る最期の瞬間 白い羽根が一寸見えた気がした − 僕もこの部屋を去るとするよ
353 :
わすれもの(1) :03/04/29 22:36 ID:Q6FQM7un
雪が死んでしまった それだからには もう会えない 純白、と口にした 赤い唇をした、私には 春の粉を撒いた淡い海だ 誰もがゆうるりと えらで呼吸をする 町が、黄色く 蒼のなかで、霞んでいる なにもかもを思い出していた あの雪の上では 生まれた瞬間の記憶も 突き抜けて 赤い海を 浮遊するたまごのなかで 灼ける涙を 白に落として 「私はこんなにも、生きているオブジェクトだ」 という言葉も 赤い唇のなかでは生きていた いまでは くだらない子供の遺書に記された文字としか思えない それは雪が死んでしまったから 純白、と文字にしても 蒼い唇をした、私には あ そういえば たまごを産んだんだっけ たまごと同じ色した あの雪の上で 確か白樺の 樹のあたり 白樺立ち並ぶ とりとめない丘の まったく新しいたまごを産んだっだっけ 戻ろうと決めて 降り向いても まるで蝿の道 めちゃくちゃな鉛筆の線
354 :
わすれもの(2) :03/04/29 22:37 ID:Q6FQM7un
前を向いた私は 後ろを向いているのかもしれない おばかさん 雪は死んでしまったのだから たまごもまた 死んでしまっているのだよ ちがう 私はわすれものを取りにいくだけだ たまごの中には 真紅のルージュが入っている筈 私は黄色い粉を吸い込んで 純白 と呟くけれど 純白 はどこにもなくて けれどなるべく たまごを踏まないように 気をつけて町を歩く ここからが 詩 です 赤と交わらない 赤に汚されない 記憶の雪よ お前は決して 生き返りはしない けれど 純白、と口にした 赤い唇をした、私が あの時のままの死体で見つかるのなら それこそが私のわすれもの
355 :
よそ見 :03/04/29 22:42 ID:V5dJ4NKZ
ウチの犬が雪を食べています。なんか必死に食べてます。洗濯バサミのようにしっかりはさんで、かじってます。 時々すっぱそうな顔します。しみてるのか。おい、しみてるのか。 それでもふんごふんごと食べてます。 首を、ひねったり上下に揺らしたり突っついたりして、かわいいです。 ドッグフード投げつけてやりました これを食え! それでもこちらにすり寄ってきて、ぺろりと手を舐めてまた食事に戻ります こいつの前世は雪男だと思います。 そう思うとおかしくなり、またドッグフード投げました。 しかしいつもならがっつくはずのそれを見向きもせず、雪を食べてます。 雪が憎らしくなりました。
356 :
名前はいらない :03/04/29 22:52 ID:wDLiiZfp
英語交じり登場で、新鮮ですね。投稿たくさんで、良い感じage。
357 :
刺す風景 :03/04/29 23:08 ID:VUnXkXkG
幻の雪を 窓から見ている 去年は 雨ばかりだった 今年も 砂漠が雪に見える痛々しさ 「雪はほんとうは あったかいのに」 眼のなかを白濁したものが落ちている いまを生きている
358 :
名前はいらない :03/04/29 23:46 ID:z4kpzDpw
よそ見が目立った。 こらこら、よそ見しちゃいけません。って、飼い主は神か? 旦那か? 読むのが大変。大盛況ですね
嫌なことあって 気持ちぐぐんと冷えこみ ○ 目の裏がわの 雲ひとつない世界の 皺くちゃで灰に染まった空より 小さな雪降りはじめ その一片ずつが 道端 屋根の上 草むら 電信柱 人々の毛髪などを白く染め上げていき ○ なんかもう どうでも良くってさあ 気にするこっとがバカバカしくって ○ とっても遠くの方 暗幕によって 遮蔽されていた太陽がひょこり顔を覗かせ 辺り一面 光 こぼれて 気温は瞬く間に上昇し 白は透明になり
360 :
:03/04/29 23:58 ID:XEECwmyw
そこここにある排水溝へと どどっと流れ出し ギッギギゥ 咆哮立てて吸い込まれ ○ 涙がまつげ潤す ○ 犬や猫 木屑や石ころも混じって ○ 温かい頬へと伝わる ○ でも人間や家屋やビルが押し流されるほどの 大惨事にはならなくて ○ ははっ! 次いってみよう! 次!
361 :
名前はいらない :03/04/30 00:04 ID:FrSY8yGy
今回のお題は「雪」
締め切りでーーす!!!!
審査期間に入ります(期日は別記)
皆様、お疲れさまでした。
(ルールは
>>2-3 )
審査期間は4日間(土曜日含む)とって、「5/3」いっぱいです。 審査員のみなさん、じゃんじゃん投票しましょう! (何か問題があったら、その都度変更して下さい)
>>254 「光」
不思議な雰囲気が流れてる。
ペンギンに名前をつけてあげたかったな俺ならば。少しお題の「雪」から遠めかな。
>>263 「雪唄」
「貴方の細胞」っての、グッと来た。びっくりした。
>>266 「再生」
小説の一節のよう。好みの展開だが、もう一つ掘り下げて欲しいところ。
>>267 「恋するUFO」
面白い。楽しいし。
三行目の「あいにく」が激しく気になる。
本当に「あいにく」だったのかな?
「あいにく」だとしても、「その日はあいにくの雪で」この一行はもったいないな。
「UFOにあたる雪の音だけが広がる」、これ素晴らしい。
>>268 「どこかで」
冒頭「すんすんと〜」、可愛らしいな。
流れるような展開。平仮名と漢字の使い分けも絶妙。
まとまっているけれど、個人的にはもう1パンチ欲しいところ。
>>270 「つまんないお題で」
力技は評価したいが、力技は評価したいと書き残す程度。次回期待。
>>274 「みず」
面白い観点だけで終わってしまったような。もう一歩二歩掘り下げて。
>>277 「言わんこっちゃない 」
面白くなくは無いが「雪」じゃなくても良さそう。
>>281 -282-283「空からの贈り物」
素晴らしい物語だが「見せ方」に工夫が必要。読み手を詩世界へ引き込む為に。
>>285 「雪景色」
短いけれど可愛いな。情景が浮かぶ。けれどもここはもう少し詩世界を広げて欲しいところ。
>>288 「消えたもの」
消えたのは雪だけじゃないと。
この作品の場合、全体に流れる言葉の雑さは批判するところじゃないかなーって俺は思う。
むしろ効果的だと取りたい。おしっこからバケツへの流れもナチュラルで好感、
伝わってくる素直な感性と主張しすぎない詩的さの微妙なマッチング。小品だけれど俺は好き。
>>290 「ゆき」
なんて可愛いんだろう。としか言い様が無いな。
>>291 -292-294「粉逝き」
「サンクスフェア実施中です」から「なんちゃって」への流れ
「バカにすんなよ」から「カツ丼」への流れ美しいなこれは。ワロタけれど、
シャブで捕まって警察にいるのかな。
物体としての「雪」とのシンクロだけじゃ物足りない向きもあるかも。
「雪の持つ情緒」とのシンクロとも合わせて、大技を決めて欲しかったのは欲張りかな。
>>301 「雪」
そこから、
君という個人が
君個人の感性が「雪」に対してどんな意味を与えていくのかな
これから、そこから。君の感性。
>>315 「濡れ春」
端的だが確実な描写。言葉の並び見ているだけでも美しいな。
>>326 「無題」
面白い。
意味はよく分からないが、意味は分からないままそっとしておいてもいいかな。
「あいさつか会議」という曖昧さ、好き。適度に物事が分からない様はリアリティーがある。
鐘の音、「ブワンコンブワンコン」これ素晴らしいなあ。「キンコンカンコン」なら台無し。
>>335 「無題」
心温まる話しだな。終い「情けない」での〆では作文になってしまいそう。
俺としては、心情に共感したかったが「情けない」で〆られては
置いてけぼりを喰らった読み手という感じ。
>>355 「よそ見」
無邪気な主人公と犬の物語、可愛いなあ。楽しい。
「雪が憎らしくなりました。」ここだけもったいない。変わる言葉が欲しかった。
「憎い」だけでなくもっと色々な感情があったはず。色々と複雑だろうがこれを「憎い」の一言で
片付けられてしまうと、それまで出来が良かっただけに俺としては非常に残念、もったいないと思う。
335の作品と同じく、終いの言葉で作品から放り出された読み手(俺)になってしまった。
この季節にお題「雪かよっ」とオモタけれど、見えない世界を泳いで操ってここに無い雪をそこに降らせる詩人の技。
【3点】
>>267 「恋するUFO」
作品の持つ世界観が他より一枚上。寸評参照。
【2点】
>>290 「ゆき」
小学校で習うような言葉しか使われていないのに、この深さと奥行き。
>>326 「無題」
もっとサービス精神を期待したい。
>>355 「よそ見」
作品全体を流れるその無邪気さを買う。終いだけが心残り。
【1点】
>>270 「つまんないお題で」
>>288 「消えたもの」
>>291-292 -294「粉逝き」
368 :
名前はいらない :03/04/30 19:45 ID:KDtSJChM
ageてみたい
369 :
いかいか ◆YffIGX9Bno :03/04/30 20:06 ID:bmHLHAqL
先生は締め切り後に堂々と投稿しちゃうぞ!! 「雪たべてみますた」 雪の味はイチゴ味で 夏の暑さをおもいださせてくれます それも、北海道のダイヤモンドダストはメロン味で どうも私には合いません
◆3点◆
>>291-292 、
>>294 (+
>>295 ) 「粉逝き」
この詩はいい。見た目といい、雰囲気といい、とにかく俺好みだ。
しかも偶然あいだに「
>>293 」が挟まってしまい、作者はそれに落胆し「
>>295 」を追記してしまった。
で、この偶然を考慮し、俺としては「
>>291-292 、
>>294-295 」でひとつの詩として見てみたい。
そうするとおもしろい絵が浮かんでくる、さらにもう一味加わるのだ。
この「Σ(゚д゚lll)ハッ 間に。。。」(
>>295 )をどのように解釈するかは、各々読者の想像に委ねられるのだが。
ちなみに俺は、以下のように解釈した。
「粉雪と粉雪のあいだに、自分の魂が抜け出ていくのを『詩中の主人公』は見てしまった」、と。
「脳味噌を描き回すマドラー」を『主人公』は購入し、無意識の内に自殺したのだ、と。
「カツ丼とか出ないの」は、最後に口にしたかった『主人公』の大好物であり、どこにも届かぬ空虚な呟き。
だから、「粉逝き」なのだと。
◆2点◆
>>320-322 「旅」
リズミカル(一本調子にならず)&簡素な表現&言葉の繰り返しに、やんわりとした温かみを感じました。
言葉のアクセル&ブレーキ、「型」の反復とその崩し方、展開のし方が上手です。
普通に良い詩として読ませて頂きました。
>>327-328 「冬のスラッシュ」
意味は良くわからないんだけど、字面&リズム&言葉の音が「カキ氷☆」している。
意味はわからないにはずなのに、読んでいて「あれ?」楽しいぞ。
意味なんて本当にどうでも良く、俺はこの詩が「うまい!」好きだ。
>>338-352 「Snow Mail」
おもしろかったです。英語の部分は「それなり」に訳して読みました。
何より作者の意気込みが伝わってきて、とても好感触。これは「雪の温かみ」に相通じている?
◆1点◆
>>279 「這い回る煙」
いつかは死ぬのさ。この世は死人だらけだ。俺はもう死んでいる。
>>312 「六つの花」
あたたかい。命だ。良いね。
>>337 「雪と箪笥と私と君と」
こういう「おもしろサディスティック★」は好きだな。
都立さん、グリーンブックさん、どうもありがとうございます。お疲れさまです。
376 :
〜アナウンス〜 :03/05/01 01:28 ID:j6PuW5as
ただいま審査期間に入っています 審査期間は4日間(土曜日含む)、「5/3」いっぱい 審査員のみなさん、投票よろしく! (何か問題があったら、その都度変更して下さい)
人の作風を真似する人は、嫌いです。
>>378 人はみな、周囲の人の真似をして育っていきます。
真似から少しずつでもズレていけるかどうかなのです。
GWで人気が少ないようなので、ちょっとパートタイマー。
>>373-374 ごくろうさん、とても便利。
おかげで、リンクに飛ぶ
>>327-328 までを順に読んでみた。
初夏に「雪」というお題を出されて、まんま雪を描いちゃ芸がない。
雪という語を使わないか、1回だけしか出さないか、その場合も多義的であるとか、
もう少し仕掛けてくれないものか。でも、おもしろいのもあった。
>>293 :ぱんぱんに膨らんだホースで
タイトルと出だし2行が決まった。「のしかかっていく」がいい。
しかし、もっともっとよくなったはず。「黒く」の使い方疑問。
昼と夜、白と黒の対比だけでは弱い。この前説から放尿・少女の本題へ一気に
なだれ込めないのは、やはり思いだしちゃってるからではないか。
381 :
ななほし ◆lYiSp4aok. :03/05/02 00:45 ID:dwAhGyay
3点
>>268 :どこかで :03/04/23 17:50 ID:jux2Jea+
悲しくてうれしくなる。
2点
>>254 :光 :03/04/22 12:46 ID:4cFiNX1U
いきなりトップバッターですごういぃぃ。けなげなペンギン。
2点
>>255 :一杯の酒 :03/04/22 13:15 ID:+3wkcAwF
棍棒の殴り書き? 剃刀の斬れ書きじゃぁないなぁ……
がさつを装う知性
1点
>>284 :白雪姫 :03/04/25 00:17 ID:7JGQ2BST
スクリプト(操作詞)プログラムした詩?
1点
>>288 :消えたもの :03/04/25 13:14 ID:feM9Ua+t
雪国育ちの印象風景? 記憶風景?
1点
>>289 :貧血の雪 フクロウナギの夢 :03/04/25 21:02 ID:poK8MDPR
こころの中から映像が見える。鮮やか!
1点
>>293 :ぱんぱんに膨らんだホースで :03/04/25 22:11 ID:SjWbgyb3
題名で、決めた!
1点
>>301 :雪 :03/04/26 03:42 ID:AG3laxpv
そうか、雪は空間を満たして感動なんだ。
1点
>>337 :雪と箪笥と私と君と :03/04/29 21:06 ID:R+EMWfPd
たわいもない会話だが、落ちに行くテンポがいい。座布団、いや箪笥を進呈
1点
>>355 :よそ見 :03/04/29 22:42 ID:V5dJ4NKZ
面白かったけど、事実だったような感じ。スナップ写真の尾も白?
>>380 その詩の点数はいくつでしょうか。
書かれていないようですので、是非とも提示してほしいです。
>>382 ああ、そうか。採点までするつもりはなかったが。
他作品も読んでから今夜します。
自然現象としての雪から離れたものがあればいいな。
>審査員のみなさま 今日を締め切りにしませんか? 4日間は長く感じます。 どうでしょうか? ササッと進行しましょうよ。
386 :
名前はいらない :03/05/02 19:38 ID:7Ex5vpBd
今日で締め切り希望age
見苦しいぞいかいか
なんでもかんでもいかいかのしわざ(w
そだよ。知らなかったの? そういう俺もいかいかなんだけどさ。
>>383 リストに挙げられた作品は全部読みました。
やはり、下記作品が一番印象に残りました。
しかし、最高点の3点にするには、そこまでまだ書いていないのではないかという
気がします、不悪。これからも書き続けてください。
>>293 :ぱんぱんに膨らんだホースで 1点
だんだんパターン化していく皆の気に入る詩、流行がある勝敗にこだわるなら個性や挑戦は避けた方が得策今度投稿するときは流行を追いかけてみよう。
スマソ・・・。雑談に書くべき。
ぬう、朝から寝ぼけてます……。
>>393 は、自分です……。紛らわしくて、すいません。
では今回こそ初の点数つけをする。
祭典基準は以下の通りである。
1、自己陶酔がみえみえすぎない
2、素直である(ように見える)
3、実感が出ている(ように見える)
4、ごまかしていない(ように見える)
この4つのうち1つでも引っかかれば惜しげもなく点を与えたいと思う。
以下こういう結果となった。
>>335 素直でよろしいので2点
>>268 「すんすんと/やわらかな雪が」という擬音が凝っているような気がした。多分実感なの
だろう。
それだけで1点。
>>290 ホラー仕立てに簡潔さが合っているように思えたので1点。
>>296 クサすぎないメルヒェン性に1点。
以上。
397 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/05/03 11:11 ID:jTUMEXIi
審査です。
>>269 語彙の少なさ、リズムの悪さは気になるところですが、全体を通して
一本のすっきりしたシュプールが描かれています。そこが好きだった。2点。
>>333-334 作為に満ちているけど、好き。前半と後半の対比のみならず、最
終部分でことばをポツリ、ポツリと柔らかくしていく、綿雪の描写が魅力的で
した、の2点。
以下、1点。
>>302 一見パッとしないんだけど、読めば読むほど味が出てくる。そんな感じ。
>>327-328 うーん、何も言ってないんだけど、レゴブロックみたいなことばの
構築、見てるようで見てないような情景描写…やっぱり、好き。
(感想つづき)
>>308 :景色
あれ、雪は?、、、でも、タイトル「景色」と「蒸れた’」同時に視界に入り
「外シンシン雪景色」「内湯気の黙々作業場」を想像です。
短い表現上手。とても細かい部分で1°冷める「淡々口調」が作者の本柄では無いかも。
チーズ工場とか決め付けて、美味しい匂いした。
>>311 :優しい雪
削りと、まとめがやや不足かも。世界が白いなら、空も土も白いの分るのと
「希望なんて’絶望も’」突然の話口調が、幼稚さで惜しい。死ぬという言葉
を使わずに「え、もしかして死んじゃったの・・・」期待。「空っぽの主人公に
起きた事情」を伏せたことで、想像する余地有り。静かな大雪、静かな死が上手。
>>312 :六つの花
六つ子ちゃん?雪野原にひざまづくという大袈裟なポーズも、生命の誕生相手に
上手くバランス。ん、、、母体で柔く柔くある存在にとっては、「?」攻めと
「でも良いわ」「まあ良いでしょう」等、一瞬、色恋相手かと思う口調が詰問ぽく。
お手柔らかに。も、妊婦の優しい苛立ちとか。結晶に、ああ納得です。
>>315 :濡れ春
「嘖」(←この字に関して、無知かも私。)で出される音にメッセージあると見て
煩い小言、心配気質と上手く流れてった。この縦長横短の形、案外良いなと
最近好きです、が「ふとしたこぼれる笑み」にツマヅイタ。ふとこぼれる・・・。
折角キラリの「骨軋ませる蝶(ご両親かな)」思いついて取って付けた感じ惜しい。
>>320-322 :旅
「あなたのことを’になる」繰り返し、歌詞作れる人かも。
>>322 出だし「’私はゆきになり」言っちゃった。
全体をザルに漉し残るのは・・・各連の頭二行「あなたのことを想うから’になる」だけ。
のは、その二行を飾る云々に、今一パンチが無いからか。
想いをドバーっとぶちまけたら、譲れないとこだけを拾って組み立ててみて期待です。
>>323 :溶解
まんま雪を唄ってる作品が幾つかあるけど、これは一見はそう見えないのが面白い。
気難しい人の話は詩的かなぁw、議論の場以外ならそれ、とても毎日が楽しいかと(余談)
「感情や、その他の類(L3)」止まりで逃げてる気もする。どんな感情でかなぁ。
「雪絡み」ならぬ「雪という物体」に、ここまでの感情移入に、ん、、、違和感極少。
>>326 :名前はいらない
わー、雪だるまだ。ぅ・・・なんだろ、こぉいうことする人は・・・いい。
で、内容ちゃんと見ないとだ、ん、会議かなんかで、話聞かずに爪とか
気にしてるサラリーマン見つけた外の雪だるま。でも緑や黒って何だろう。
あと、すんなり入ってこない箇所「朝日がまぶしい彼」
「確かめたかったけれど’鳴ったのである」わざとかなぁ。
>>327-328 :冬のスラッシュ
綺麗なもの、近すぎに突きつけられて、見えなくて。
「これなぁに?」と聞くのに、応えてもらえず、次から次へと。
からかわれてて、本当なら怒るのだけど、一瞬ずつ見えるのが確かに綺麗だから
しばらくされるがままに居ようかと。(ごめんなさい、本当にこんな気持になったので)
スラッシュで降る雪の、証拠にできない虚しさとか、空白に残る「何もなさ」とかを
言葉(文字)と重ねているのかな。表現が突飛だからこそ共感しそこねも、、、綺麗。
>>332 :つめたい
素直な乙女心。寒がるふり、泣いてちゃわからなくて、消えちゃう、切ない。
「わかんない」←わかんない、、、って可愛いね。が全体に薄味過ぎる。
カンバスに描かれたモチーフ、貴女独りぼっちしか。遠くにあるもの、近くにあるもの
踊りだすのは、蹲っていた貴女か、立ってる貴女かだけでも、違うと思うな・・・。
>>334 :空
初連、雪ってそうだね、、、雪だけじゃ成り立たなくて、生まれるでも放たれる
でもなく空あってなんだ、空と一個もの。上手く言えない。
空(くう)の無量大数は、目を閉じれば暗い目蓋の裏で、せんをも無くして
でも、触れないとか言うから切なくも。大胆な>334綺麗でした。
>>335 :名前はいらない
笑った。本当の話ぽいから、面白い。ん、、、そんな、似たことしたなぁ。
淡々と、失敗談を頭ポリポリ想い出話つつ、見落とせない「死ぬどころか」
そうだ、、、結果ともあれ当人は真剣だったのだ、、、と。
ワンカットだなぁ、言葉少なな人か、もぉ少し聞きたいです。
>>337 :雪と箪笥と私と君と
参りました、目眩。ぞわわってさせるのも手加減して欲しい。
最初、意地悪考えた「何その会話、天才詩人カップルですかぁ?」すみません、凄い。
少し悲しくなったのは、、、私もそんな、少しだけ似たの思い出したからかも。
貴女の毒舌加減が、虚しくて、そうだなぁ、、、。
「私、言う。」「彼、言う。」←これ要らないかと、カタコトかと思った。
と、あえて言えば、文の形。ちょっと不安定かな堂々とは、してない難しい。
402 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/05/03 23:44 ID:4I70u4rj
2点
>>267 恋するUFO
どんな前提もなく、いきなり提示してしまう。
そして最後まで、何も足さない、何も引かない。
ちょっと村上春樹的だなとはおもた。
>>327-328 冬のスラッシュ
とりわけ「」付の独白部分に、オトコマエを感じます。
まあしかし、そんな長時間ポーズ取ってて疲れませんか?と言いたくなる、
僕の庶民的感性というものもある。「目的論」とかなあ。
>>337 雪と箪笥と私と君と
僕の尊敬する辻征夫の「夕日」の、できのよくないフォロワーかと。
思ったら、違いました。中盤の饒舌の恐ろしさ。
「ここで延々と〜」は言い切り過ぎて、つまらないかもしれない。
1点
>>302 雪の佐渡
丁寧ですね。3連および最終行がうまいです。
北原白秋を借りてきてることからしても、
どうしても既存のイメージに留まってはいますが。
>>320-322 旅
この執拗さ、というか、純粋な思いのボリュームで選びました。
語彙やレトリックではないところで、
しっかりと言いたいことの大きさを伝えている。
>>333-334 空
狙いすぎだとは思う。言葉選びも含めて。
言い訳的1連目はあまり必要じゃなかったな、とか。
しかし、詩の重要な要素である余白を、最大限効果的に使った。
>>338-352 :Snow Mail
>340エッチな暴言が、あちらの国みたく面白い。
で、底なしに溢れ出る表現か、、、。ごめんなさい、上滑りしたかもしれない。
(好みの問題だと思うんだけど)無くてはならない何か、掛替えの無い何か
にあっぱれしたい。この語尾一文字が命とか、「が」が「の」じゃ死んじゃうみたいな。
>>355 :よそ見
大好きです。犬だから、だけど犬じゃなくても、、、好きは種でしょ。
飾りで言葉使うでもなく、詩で憧れに変身しちゃうでなく。
好きと言う種、育てて貴方だからこその芽と花を、そして見せてくれる。
犬の無邪気、飼い主の心知らず。それ以上の虚仮?にされても、愛してるんだ。
タブー(←私独断の)全部侵してる。説明だし、かわいいとか言ってるし。
なのに、活きてる。詩は不思議、もっと好きになりました。
>>357 :刺す風景
人生かなぁ、、、去年は大変でした。今年はピリピリしますかなぁ。
そうとると「温かいのになぁ」が染みます。ん、、、もぉ少し見せて欲しい。
>>359 :雪内 〜せつない〜
○←煩くない雪みたい。ほー、ほー、て降ってる、貴女の言葉を飾る。
いつもウジウジ文句じゃなくて、よほど何か疲れてる。
からこそ、うんうん大丈夫よ。「次行ってみよう」嬉しい、これ私も使う。
だけど、上手く伝わったことない。ん、、、そうだね、そぉいうこと。
405 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/05/04 00:05 ID:1eS7TboU
そいじゃ、審査〆切ますよ。。。。 みなさん、乙かれさまでした。 ちょっと待ってほしい人は言って下さい。 このまま、集計に入ります。 お待ちを。
406 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/05/04 00:16 ID:1eS7TboU
確認しました。O.K.です。いつもありがとう。
408 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/05/04 00:26 ID:CFeGg1qP
>>407 ありがとうございます!
では、確定します。
○●○●○●○●○●○●○●○●
チャンプ
>>327-328 「冬のスラッシュ」
>>355 「よそ見」
準チャンプ
>>267 「恋するUFO」
>>337 「雪と箪笥と私と君と」
○●○●○●○●○●○●○●○●
チャンプ、準チャンプのみなさま、
おめでとうございます!!
次のお題は、「冬のスラッシュ」の作者さんが出して下さいです!
409 :
名前はいらない :03/05/04 00:36 ID:BncqnMsl
「冬のスラッシュ」でした。ありがとうございました。 次回のお題は「ロボット」でお願いします。
411 :
Ippei ◆KIno895986 :03/05/04 01:40 ID:PmHwtt2K
>>410 おめでとうございます〜
次のお題は「ロボット」
期限は5月11日いっぱい(12日00:00まで)
みなさま奮って投稿して下さいな♪
412 :
ヒーローの卵への詩(1/3) :03/05/04 03:13 ID:PmHwtt2K
『ロボット』ッ! それはヒーローである! アイザック・アシモフがロボット三原則ッ!! 第一条ッ!! ロボットは人類無害である!! また!人間に降りかかる危険を見逃してはならないッ!! 第二条ッ!! ロボットは人間に絶対服従である!! ただしッ!第一条に反する命令は無視ッ!! 第三条ッ!! ロボットは自らを守らなければならないッ!! ただしッ!前二箇条に反せぬ場合のみッ!! なんとも素晴らしいではないかッ! 人命救助ッ!自己犠牲ッ! 紛れもなくヒーローであるッ!! ロボットの本質はヒーローなのだッ!! 愛と勇気と力と正義ィッ! おお…おお神よ… あなたが創った人類は こんなにも素晴らしいものを創り出しました…ッ!!!
413 :
ヒーローの卵への詩(2/3) :03/05/04 03:13 ID:PmHwtt2K
しかァしッ!! 詰めが甘いぞアシモフッッ! これでは悪を潰せぬではないかッ!! 常に悪は人の手よ!! 活人など愚図の極みッ!! ド腐れの悪人共をォ! 閻魔の裁きに渡してくれようッ!! 俺は提唱するぞッ!! 真・ロボット三原則ゥッ!! 第一条ッ!! ロボットは弱者に危害を加えてはならない!! また!弱者に降りかかる危険を見逃してはならないッ!! 否ッ!見逃せられないッ!! 第二条ッ!! ロボットは正義の心に絶対服従である!! 第一条に反する心は無視ッ!! 否ッ!そんなことはあり得ないッ!! 第三条ッ!! ロボットは自らを守らなければならないッ!! ただしッ!前二箇条に反せぬ場合のみッ!! 応ッ!自己犠牲など日常茶飯事よッ!! 第三条追加ッ!! 相打ちは確実に仕留めるッ!! 悪の大元を潰して それから死ねいッ!!
うぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!!!! 熱いぜッ!熱すぎるゥッ!! 何故そこまでできるッ!!?? それは奴がヒーローだからだッッッ!!! 巨大な悪に立ち向かう時ッ!! どんな理由であっても! 貴様はヒーローになる!! さあ奴の勇姿をとくと見よッ!! そして学べェいッ!! 正義とは何か!! 守るとは何か!! 貴様が立ち上がるその日のためにッ!!!! 今はまだ知る由もない その身に満ちるであろう矛盾と葛藤 その時再び思い出せ ロボットは守ることしかできないのではなく ロボットは守らなけでばならないということを
小学生の頃には二足歩行がいかに難しいかを語ったロボットに関する特集番組などをた まに見ていたのだが今や時代はドッグイヤーとまではいかずとも階段を昇り降りでき るまでに進化してしまったわけであるからアトムの可能性を現実として語る本が出るの もむべなるかなと感嘆するわけだがそれはそれとして当分の間ロボットは主に工業用に しか用いられないようであるから夢を追う分野と実際の分野との落差がこれだけ激しい ところも珍しいだろうそれでもなお人の夢想を誘うこのロボットなるものにある種の呪 術的なものを感じるのは俺だけなのかそれとも人がそもそも呪術に生まれながらにして かけられているのだろうかまったく見当はつかないのである。
>>412-414 「おお…おお神よ」この言葉を恥ずかしげもなく使いながらしかし決して不釣合い
にならないバランス感覚にはいつも驚嘆するのみだ。どうして「雪」テーマの時は
投稿しなかったんだろうか。
417 :
ガソリン :03/05/04 16:52 ID:SgIvtVhZ
たまたまながら君は機械だった それは単なる偶然だしそんなこともよくあるから 君も僕もぜんぜん驚かなかった 昨日の夜ももいつものように 君の背中にガソリンを入れていた うごけなくなっちゃうと困るから 僕はガソリンを入れていた それが今日の朝 君が動かなかった 昨日の夜にガソリンを入れた後 ふたを閉め忘れるのをうっかりわすれてしまっていて 君の布団はガソリンで染まっていた またガソリンを入れれば済む話なんだけど 僕はガソリンを入れなかった 君が動かなくなったときは それがたとえちょっとしたことでも もう起こさないでほしいと頼まれてたから 機械がガソリン布団でねっころがってる ガソリンのにおいが部屋中を充満させてる ガソリンのにおいは母の香り 僕は湯船にガソリンをそそぎ 機械をその中にほおりこみ その中につかって 添い寝した
418 :
レッドリボン軍 VS アトム :03/05/04 20:47 ID:XKCVXi0t
正義のロボー 悪のロボー 心 無いよー いざ FIGHT ラララ〜 ルルル〜 ウンババ ウンババ〜 クララが立った〜 アストロボーイ鉄腕アナル アトムはアナルって意味ー 正義ー ラララ〜 ルルル〜 ウンババ ウンババ〜 クララが立った〜 レッドリボン軍のセルさんー 動くセル画ー 絵面ーの悪だー ラララ〜 ルルル〜 ウンババ ウンババ〜 クララが立った〜 どっちもロボットー あそこも 精密にできてるー 出るもん出るー ラララ〜 ルルル〜 ウンババ ウンババ〜 クララが立った〜 いつの日か大人の玩具になるー リアル人形はおじさんのカリ パクッ ラララ〜 ルルル〜 ウンババ ウンババ〜 クララが立った〜 でも力制御できないでチョンギリー 販売禁止ー 悲しいちょっぴりー ラララ〜 ルルル〜 ウンババ ウンババ〜 クララが立った〜 時代はロボットで『リストラ天国』 鬱は避けて酒飲む 世は戦国ー ラララ〜 ルルル〜 ウンババ ウンババ〜 クララが立った〜 ロボットが拉致〜 ロボットが勝ち〜 風俗の客も店員もロボット社会〜 ラララ〜 ルルル〜 ウンババ ウンババ〜 クララが立った〜 フゥ!
419 :
ロボット :03/05/05 00:22 ID:QaC9vEAb
感情が無いのがあなたの特徴? 私はヒトだったけど 怒りはない 今はもう ヒトじゃないの 言葉の気休めも もう必要ないし だって 意味がないじゃない こんなこと 考えるのも 無駄かしら そんなの自分で決めることだったのに 頼るのは ヒトの弱さと 感じてしまう だから ロボットに なりたかったの 誰にも 迷惑かけたくなかったの
ウィーン ガチャン ウィーン ガチャン グィーン ガチョン ガコンガコン ギ…ギギギ ガ…ギグガ…ゴ… グ……… ギィーンガンゴンゲンガゴン ギガゴガゲギ ガ… ガッゴン ぷしー
混線した装置 差し込んだ手の痛みが 鮮やかにひろがる 脈打つ苦痛の中 どこからか響いてくる声が きえない 動かない手で 一本の線をさぐる 水滴のように今日をつたわり 私を通過し闇に落ちていく 一つの声を 止められたら 指先からしびれ 苦痛のように分解し 各所で狂いながら 生きていけたら
422 :
旧式 :03/05/05 01:48 ID:kj99cuoT
物言わぬその目が見据えるは常に未来 物言わぬその手が砕くは常に過去 物言わぬその肌が移すは常に笑顔 物言わぬその口が奏でるは常に凱歌 物言わぬその耳が聞きつけるは常に歓声 動かなくなったその目が見据えるは常に栄光 動かなくなったその手が砕くは常に虚空 動かなくなったその手が移すは常に漆黒 動かなくなったその口が奏でるは常に鎮魂 動かなくなったその耳が聞きつけるは常に静寂 ありがとう 今までありがとう
423 :
旧式 :03/05/05 02:45 ID:kj99cuoT
>>422 げふっ、訂正よろしいでしょうか?
物言わぬその目が見据えるは常に未来
物言わぬその手が砕くは常に過去
物言わぬその肌が移すは常に笑顔
物言わぬその口が奏でるは常に凱歌
物言わぬその耳が聞きつけるは常に歓声
動かなくなったその目が見据えるは常に栄光
動かなくなったその手が砕くは常に虚空
動かなくなったその肌が移すは常に漆黒
動かなくなったその口が奏でるは常に鎮魂
動かなくなったその耳が聞きつけるは常に静寂
ありがとう
今までありがとう
424 :
名前はいらない :03/05/05 14:42 ID:4i7Txc8Z
GWを挟んだ割には、投稿が滞っていますが、、、、、、皆さんドンドン行きまっしょい☆
425 :
凛と咲く花 :03/05/05 20:58 ID:H5yOKy/P
つまんね つまんねーよ 面白くないよお前 かわいくないよ 彼はロボットだった なぁちょっと喋ってみろって 元気か?おい 生きてるか?おい 泣けるか?おい 笑えるか?おい 彼はロボットだった
426 :
凛と咲く花 :03/05/05 20:58 ID:H5yOKy/P
白いチョークを頭にふりかけられても 彼は微動だにしない 運動靴には画鋲 爆竹 コンパス あらゆるものが入れられたが 彼は微動だにしない しかし 彼は 悲しいのだ 確かに悲しいのだ 「先生、ねぇ先生!あいつはロボットなんだよ?相手にしない方がいいよ」 そうなのだ 彼はロボットだから 春のなだらかな光が 木漏れ日に溜まる 彼は花が好きだった 彼は春が好きだった 「ぼくは、花になりたい。」 それでも 彼はロボットだ
>>412-414 真剣だと洗脳的だといえそうですから最終行に書きまちがえを見つけてほっとしました。
というのも故意であっても過失であっても普段そのようなことを思っていないか
それに何らかの抵抗があるということを示しているように思えたからです。
>>415 あらためて産業用にはロマンがないと思わせてくれたロボットよもやま話の
ゆるい連ねからの急展開で「人と呪術」という興味深いテーマが浮き彫りに
されたかのようですがそれが宙ぶらりんの状態である気がして惜しかったです。
>>417 「湯船」を媒体として「棺(=死)」と「子宮(=新生)」とのイメージをコンバインさせた
最終連が仏教的に浄化してくれてほっとしましたがやっぱりかなしい詩です。
>>418 「ー」と「〜」の字面で弛緩させているようで
逆にその脈絡のなさで読者に緊張を与えた1、2連と
「!」の字面で緊張させているようで
逆にそのリアリティで読者に弛緩を与えた3連という構造でしょうか。
>>419 「ロボット」になりきった時点での視点においてのみ
「ヒト」であったときの失敗談をするべきではなかったかと思います。
428 :
詩書きロボットは吃驚(びっくり)すると人間語が抜け出る :03/05/05 23:28 ID:DtY81cV1
月のない夜の 水田にあらわれた ひとつ星に吸い込まれて わたしの息はとまり 中の回路が動きだし わたしは瞳に文字列をうかべるロボットとなった 蒼く濡れた宇宙に 銀の波紋がおこり 次にあらわれた星へと 雨蛙が渡っていく わたしは「壮大」という文字を変換する わたしは「美しい」という文字を変換する わたしは宇宙の表面を 解きほぐされた文字列で埋めつくし 言葉(かみ)の絵画につくり替えていく そこには魂があった そこには心もあった 雨蛙のパイロットは移住計画に心燃えていた およそロボットらしいもののすべてが 言葉が そこにはあった 地球の内側からハンマーで ジグソーパズルは跳ねあげられた 水田の神(かみ)様は竜の強力(ごうりき)で 雨蛙を殺した 雨蛙という言葉 を殺した 抜け殻は膨らんで なにもいわずにすいいとおよいでいった おおいんでばぶあ いんでぶるあ それでも立つロボットの後ろに 尻餅をついて ただわたしはいんでぶぅあ いりいりうる あわわぁわわ 星もうるうる いんでぶぅあ
429 :
詩書きロボットは吃驚(びっくり)すると人間語が抜け出る(2) :03/05/05 23:56 ID:8eVudFtj
水田に映る 白いセーター着たロボットが 首だけを低速でまわしながら 信じていれば 夢は きっと叶う どんな不思議なことも 夢じゃない と いった
430 :
月に映る夢 :03/05/06 01:14 ID:I+hJlWIo
ガチャン 一休み。 「おい、何休んでるんだ!」 人間が電気ムチをブルンブルンと僕に向かって振る。 バチンバチン 冷たく乾いた金属音が部屋中に響く。 対して痛くないんだけど なんか悲しくなる。 なんで僕が叩かれるの?疲れたから休んでるだけなのに。 僕は人間に従わなくちゃいけないみたい。 いやだなぁ いやだ 絶対やだっ! 最近、僕は人間になることを夢見るようになった。
431 :
月に映る夢2 :03/05/06 01:17 ID:I+hJlWIo
本日の仕事も終わって 格納庫に戻る。 意外かも知れないけど 僕の一番のお気に入りはここなんだ。 だって窓からお空が見えるから。 今日も動力を切る前に 真っ暗なお空を見た 今日はちょうどお月様が見えた
432 :
月に映る夢3 :03/05/06 01:23 ID:I+hJlWIo
何もかも全て忘れられる そんなお月様が僕は好きだった ずっとずっと高いところから 全てのものを平等に見守っていてくれるお月様のことを 僕は I like the moon. だった ある意味 I love the moon. かもしれない。 だって人間はものを平等には見てくれないもん。 人間だから ロボットだから そんな風にしか見てくれない。 お願いだから 僕も人間と一緒に扱ってよ、ね、お願い。 無理だとは分かっていても ロボットは祈った そしてロボットは今日も動力を切る。 ぷっしゅ〜。
433 :
Welcomeロボット :03/05/06 08:52 ID:QV+cqWGO
それは夢 二十一世紀の夢 かつて子供だった者達の抱く夢 労働力の為ではなく 戦わせる為でもなく 実用性を求めた訳でもなく 我らの友として 僕達の新たな兄弟として ふれあい助け合える仲間として 全ては 二本足で立つ孤独な生物の為に Welcomeロボット ようこそ歓迎 共に未来を歩もう
土がやわらかく覆い 水が滲みて泥になり 僕の頭蓋は 脳の表皮と骨との隙間に埋められる 指揮系統は兵隊を失い けれど 連絡を取る必要もない 指揮者はもう、奏者になった 三度前の夏にこそ 合唱隊はうつくしい服を着かざって 「プール」 「夜」 「甲子園」 「受験生」 「工事現場」 「保管庫」と、舞台を彩り 僕という奴は、観客席でも楽屋でも好きな場所で眠ってたんだ 春の季語には詩人があるとして 甲子園は霊柩車とバリウムになって 受験生は体内時計と仏像になるらしく 指を突きいれればこもった熱が押し返し こんな土は じっと見ているほど、食べられそうな気がしてくる
435 :
ポッケの中身 :03/05/06 15:51 ID:CWe7ApVM
ドラえもん電報届きました しばし堪能 ほんでもってタケコプターひっぱって 中見て感動 ピアノの上に飾ってみました ねえドラえもん どこでもドア出してよ すぐに飛んで行きたいから 春夏秋冬 喜怒哀哀 ねえドラえもん タイムマシン出せる? 机の引き出し開けたくても 開けられないから 四次元ポケットまさぐったけど 出てきたのはプリクラだけだった
436 :
設定 :03/05/07 09:25 ID:IpZXSf2x
この目覚まし時計は1年経過したら壊れる構造になっています このCDは20年後には再生できなくなる材質で作られています 自動車はカーナビゲーションに従って運転しなければなりません 人の忠告は聞かず、掲示板設定には従いましょう メールを着信拒否されないのは、嫌われていないあかしです 強盗傷害暴力脅迫恐喝強姦強制わいせつ住宅侵入及び器物破損 暴力的9罪種はこの2年で2倍に増え26万件だ 「どうぶつの森+」で殺人はできませんが、現実世界ならできます そういう設定なのです
437 :
ワタシ生きています(1) :03/05/07 22:05 ID:vSyiKHDD
(7,908) 朝 ベッドがひっくり返って 鏡の前で油を拭い 通常モードで他人の目に触れるワタシをつくります コーンポタージュとトーストを燃料に定めたのは6,034の時あたりから 徐々に 徐々に ジョジョニ 昼 7,403から徐々に学習してきた作業は いまではというまでもなく身についていて 美しく揃った動きでアイスクリームを 一日65〜2,105の数量をコーンにかぶせます デパートの最上階にあるショップで ここがなくなっても誰も困りはしません つまりワタシはやらなくてもよい作業をしているのですが その思考は詩を書く時以外は禁止されています 美しくいつも同じ形で工場から送られてくるコーンに 美しくいつも同じ味で工場から送られてくるアイスクリームを のせるやレジを打つや掃除をするや以外のことは メイン店長が考える仕事なのでワタシは美しく動くだけの仕事です 夜 命令されれば遊びにもいきますが 通常ワタシは格納庫へ帰ります その時々の自己を喜ばせることをします いまはそれがコンピューター・ゲームです そして自己を守るために睡眠をとりますが たまに自主管理装置が故障して睡眠をとりません
438 :
ワタシ生きています(2) :03/05/07 22:05 ID:vSyiKHDD
(10,324) 朝 ベッドがひっくり返って 鏡の前で油を拭い 通常モードで他人の目に触れるワタシをつくります ブラックコーヒーとトーストを燃料に定めたのは8,781の時あたりから 徐々に 徐々に ジョジョニ 昼 7,403から徐々に学習してきた作業は いまではというまでもなくヴァージョン・アップしていて 美しく揃った動きでアイスクリームを 一日75〜2,550の数量をコーンにかぶせます 自然に囲まれた遊園地内にあるショップで ここがなくなっても誰も困りはしません つまりワタシはやらなくてもよい作業をしているのですが その思考は詩を書く時以外は禁止されています 美しくいつも同じ形で工場から送られてくるコーンに 美しくいつも同じ味で工場から送られてくるアイスクリームを のせるやレジを打つや掃除をするや ショップの換金力を向上させるための計算をするやがワタシの仕事です 夜 命令すれば遊びにも連れていきますが 通常ワタシは命令せずに格納庫へ帰ります その時々の自己を喜ばせることをします いまはそれがインターネットです そして自己を守るために睡眠をとりますが たまに自主管理装置が故障して睡眠をとりません それでもたまに ほんのたまに 死にかけたりして 喜ぶ細胞の躍動を 心を 感じる時もあるから
439 :
名前はいらない :03/05/07 23:17 ID:3B7VKy3N
>>417 ガソリン にはまいた。次の詩を読めなくなったよ。何か書こうとしていたことをスコンと書かれちゃったような……。
風呂場にガソリンねぇ……危険な充満だなぁ……ガソリンの匂いがしてきた。
440 :
純文学を意識して :03/05/07 23:37 ID:FShLiw70
「夏の陽炎」 夏の日差しがジリジリと鉄板を焦がし 立ち上る熱気が風景を揺るがす 熱を多量に吸い込んで鈍くなった空気達が あの古ぼけたロボットの最初の発見者 その古ぼけたロボットは小枝たちが小さく手を伸ばしあって つくってやった日陰で 目を大きく開けたまま座っていた 足はぶっきらぼうに前に突き出し 肩は大きく右に崩れている 時々小枝たちの手をすり抜けて忍び込んでくる夏の小さなかわいらしい 光たちがロボットを揺さぶる 動かない 錆がところどころ見える古ぼけたロボット 壊れている
441 :
純文学を意識して :03/05/07 23:38 ID:FShLiw70
一緒に肩を寄せ合って眠っている影たちがロボットを ついに飲み込もうと大きな口をあけ始めた 日が落ちる そうだ日が落ちる ロボットは明日もここにいて壊れている あさっても しあさっても
442 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/05/08 00:28 ID:gSxflJm0
>>420 「しゃべるロボット」が壊れた時、どんな音を発するのだろうか。
>>421 「メカニカルな手」。発想は買います。ただ、ことばが未整理の感が
強いです。特に最終連の「苦痛のように分解し」は、今まで耐えがたい苦痛を
表現していたはずなのに、どうして…。
>>423 言いたいことは解ります。「未来」「過去」などのことば、列記する
方法をとったために、それぞれの重みが足りなくなっている印象。
443 :
bloom :03/05/08 00:29 ID:pgAVR3L2
444 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/05/08 00:46 ID:gSxflJm0
>>425-426 隠喩が効いてるなあ。ロボット=感情を表さないいじめられっ子
の図式を思わせます。ロボットであるかなしみ、ロボットになってしまったか
なしみ。「花になりたい」の一言が、泣かせます。
>>428-429 世界の構築がユニーク。田園風景の中にロボットをもってくるセ
ンスが心憎い。ロボットと私は同化したり離れたりするのはいいんですが、こ
とばの世界と現実の世界との線引きがあまりにも不明瞭で、何を言いたいのか
すら分らなくなります。タイトルも変だしなあ…。終り方は、好き。
>>430-432 ロボットと月。いい取り合わせなんですが、ありがちなストーリ
ーに乗っけてしまったなあ、というのが正直な気持ちです。
>>433 ロボットに対する、ぼくらの本当の夢。いいとこ突いてると思うし、
共感もできます。詩としての感慨は少ないかな。
やましたくんが しんだ ぼくの めのまえで こぼした きゅうしょく みたいに …………………………………… 飛ばないように押さえた体は ネジやワッシャーよりも柔らかな組立てで 外側よりも内側に吸収材希望 はねられた朱印はスペアも無いのにここに突き刺さる 私の気泡は下へ下へ やがて提灯野郎の食いものに 鋼鉄で覆いたい 完全無欠たる穴 やがて無知の病 記憶はどうしようもない時に甦えり 衝撃音とばらまかれた友情が 欠点のなかった君は死の瞬間にそれをさらして ぼくのむねに つきさして 抜けない破壊衝動を私に与える かわらないよ かわらない ………………………………… ぼくは ころがっていた なにかを そっと ポケットに いれました
第三十四回 (@祝一周年) お題は「ロボット」 期限は5月11日いっぱい
447 :
あ め :03/05/09 14:20 ID:OhuDmt4o
ぎくしゃく と まち を あるけば ぼく は ロボット あめ の ひ の はいいろな そら はいいろな みち カラフルな かさ の 花 さす ぼく は ロボット すれちがう おとなも こどもも ゆらゆら さかな ぼくだけ が あめ の ひ いつも ぎくしゃく ロボット なぜかな? と かさ の お花 くるくる まわす ぎくしゃくと かさ の 花 さし ぼく は ロボット ゆらゆら さかな ぎくしゃく ロボット かさ の 花 さし あめ の まち いく
448 :
名前はいらない :03/05/09 14:24 ID:Ax6i1+z3
449 :
機械 1 :03/05/09 22:54 ID:m8qnpIKq
機械だと気づいた 小学五年生の夏。 高熱で倒れた祖母を見舞って、 こっそりガマ口から五百円を抜き取った。 帰り道に買ったアイスは ひどく甘い味だった。 たとえばボールを正確に投げた。 すらすらと計算式を解いた。 多くの人がそんな私に反応して、 <有機的な取引>を持ちかけてくるのだった。 私は処理して次の指示を待った。 待機しているだけでも 消耗をやめない機械だった。 適合がうまくなされて 誰かがそっと手をつないできた。 私は感情を認識する機械だったから 故意に裏切るようなこともできた。 予測通りの 湿った怒りを吐いて誰かが去った。 私は抹消した。
450 :
機械 2 :03/05/09 22:55 ID:m8qnpIKq
不明の空欄ができはじめた。 濁った水たまりをひがなひねもす眺め 体温をえぐりとる風に吹かれた。 人の呪いについての本を読み 覚えた言葉を崩しては組み換えるような遊びもした。 非効率な、不確実な処理だった。 私は自分が機械であることを はじめて恨めしく思った。 私は再起動した。 わが子に アイスを買ってやるととても喜んだ表情をみせた。 緻密に入力したはずの帰り道が なるべく長い距離でありますようにと 私は願った。
神は自分に似せて、人をお造りになった。 人は自分に似せて、ロボットを造った。 だから当然神にはちんちんもまんまんもある筈だ。 だから当然ロボットにはちんちんもまんまんもあるべきだ。 というわけで、私がここに完成させたロボット 通称EX-zrqx2000には、ちんちんがついている。 べつに何の役にも立たない などということはない、 ロボットであるからには全身実用的な意味をもっているべき であるから、もちろん、そのちんちんにも意味があるのである。 さて、ちんちんがあるからには当然まんまんもある。 EX-zrqx2000に次いで完成したそのロボットには MAID-moriyamaというかわいい名前をつけた。 細身のグラファイト・ボディーに ソ○ーのポータブル技術がぎっしりと詰め込まれ 比較的小型で華奢でも中身は濃縮パーツが300%だ。 顔だけには特殊なゴムを使用し 後藤真希似のマスクに、軽く茶色の髪も植え付けた。 黒いメイド服に、白いエプロンを着せ 黒いタイツと靴を履かせれば 見た目には人間と変わりがない。 ついでにパンツも履かせてみたかったが 片足だけを上げる、という芸当が難しいうえ 体重が220キロあるので倒れてきた時のことを考えると怖くてやめた。
さて、二体のロボットの仕事は、ユーザーの生活補助である。 しかもそれぞれに違った目的と機能をもたせてみた。 EX-zrqx2000は、主に力仕事に向いている。 部屋の模様替えを頼むならば、こちらのほうだ。 また、物を作る機能も充実しているので 犬小舎を作りたいなどという場合には、こいつが役に立つ。 対してMAID-moriyamaは、主に家事に向いている。 はっきりいって、日常的な生活の手助けならば MAID-moriyama一台だけあれば、ほとんど事足りるだろう。 炊事、洗濯、掃除、小間使い、老人介護、一通りはできる。 ゆえにMAID-moriyamaが働いているあいだ EX-zrqx2000は大概何もすることなく暇をもてあましている。 それでいいのか? よいわけがない。 そこで、件のちんちんが役に立つのだ! 動かないロボットに意味はない。 そのうえEX-zrqx2000はMAID-moriyamaと違い ルックスに華がない、ただのメカであるから じっとしているEX-zrqx2000など鎧の置物以下の 一般家庭には大きすぎる邪魔臭いだけのオブジェである。 意味がない上に、つまらない。 だからMAID-moriyamaが働いているあいだは EX-zrqx2000は自分のちんちんを手でしごくように設定した。 これは実は理想的な動作である。 まず、手を前後に動かすだけなので、周りにある物を間違って破壊するおそれがない。 また、その場にとどまって手しか動かさないので、MAID-moriyamaの仕事の邪魔にならない。 なにより、ちんちんの中の空洞にミルクを入れておけば、摩擦熱でホットミルクができるのである。 何擦り目でミルクが完成するかを賭けて遊ぶなど、工夫次第で用途も広がる。 そのしごく姿はとても滑稽であるので、人間の目を楽しませてもくれるであろう。
さて、ロボットとは人間のやりたくない仕事をやるものである。 ここにおいても、ちんちんとまんまんが役に立つ。 子供にあの質問をされた時、いままでは適当にごまかすのが通例であった。 「赤ちゃんはどうやったらできるものなの?」 もう、この質問も怖くない。 両親は、嘘をつくことから解放されるのである。 あなたは二台のロボットに向かって 「性教育」と一言、命令するだけでよいのだ。 EX-zrqx2000は自分のちんちんをひっ掴んでゆっくりと歩きだし MAID-moriyamaはスカートをまくりあげて尻を突き出して待つ。 シリンダーにピストンが差し込まれるように EX-zrqxのちんちんがMAID-moriyamaのまんまんとドッキングする。 それで完了である。 実際にピストンする必要はない そこまでやれば、そこからあとは大人の楽しみの領域である。 性教育とは関係がない。 なによりロボットが轟音を立てながらセックスするのなんか見たら 子供は泣いてしまうだろう。 ドッキングしただけなら子供は泣かない。 1)ロボットの行動にはすべて意味があるべきである。 2)ロボットの行動はすべて実益を生むべきである。 3)しかしロボットは人間に似せて造られるべきである。 人間が使うものである以上、人間とあまりにもかけ離れた容姿では 人間が安心できないからだ。 これは大変な矛盾であることに、今回私は気がつくことになった。 なにしろ、(3)に基づいて、ちんちんとまんまんを造ったところ (1)と(2)を満たすことに、これほど苦労して こじつけをしなければならなかったからだ。 ちんちんとまんまんの機能をどれだけのユーザーが実際に使ってくれるのか 正直、とても不安を感じている。 発売前から絶望すらしている。
>サクラチル
>ハジメマス
>コチラハオゲンキドウイカシマスカ
>コヤミノウエデホマサカハルノゴヨウス
>サーモタットノキオンヲカンジマス
>キットハレデイイタイヨウデエショウ
>ツクマシテナ
>ワタシノシヤワセニゼヒキョウミガアルバ
>オヘンジイタダキマス アリガトウ
>ソシテ ワタシノナニカガ サクラミチル
>オゲンキデス
>
[email protected] “ñd—†ù‚̜ԚL@_‚
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455 :
詩ヲ ベンキョウ中デス :03/05/10 11:52 ID:oIMvs2EN
信じられない 誰かに見られたい 顔をさらしたい 君がこぼしたこのワイン 白いキャンパスを染めてどこかに あけっぱなし2つのコルク栓 たちまち世界が 黒ずくめ そうかい?僕には綺麗な滝が見える 君はうれしいのか何か言ってる 「イタイ イタイ」だよねずっとここにいたいよね みんなも感動してる 歓声 はしゃいで 上機嫌 白い車が光を放ってる 高い声でいかにも笑ってる この店にとまるなり マナーのわるい男が二人 失礼だぞ 彼女はまだ帰りたくないんだ 礼儀を知るべきだよ ビーーー その二人から薔薇が咲いた やればできるじゃないか 彼女は座りこんだ どうやら眠くなったようだ 周りのみんな 彼女を起こすと ……パチッ…………殺すよ? プツン
456 :
彼 :03/05/10 12:56 ID:d4RNZJPl
涙を流した、布団の中だ。 隣に、擬体化した思いを置く。 彼という名前にしよう。 暖かい人工の温もりに包まれて、思う。 彼は無口なまま、私の嫌な思い出ばかりを引き出してくる。 耳の中ではプロペラのような機械音が鳴り響き、 鼻の奥では涙未満鼻水未満の液体がくすぶっている。 破綻した我が家にも、 私にも、やはり彼はなにも言わない。 必需品であった私の眼鏡はなくなり、 暗闇の中で私は何度も、目を細めている。 意地。 プライド。 悔しさ。 後悔。 何度も私を責め続ける記憶に対しても、 彼はぶよぶよとした感触しか示さない。 昼下がりの午後。 まっさらな私。 彼と共にいる時間、灯るものはなんだろう。 私の気持ちひとつで消える彼は、 目も鼻も口もない顔で、愛想もなく笑っている。 つっかえ棒を通した部屋の中。 布団の中はびしょぬれだ。 プロペラ音は消えず、 くすぶっていた液体は鼻水となって出てきた。 彼はうねうねと体を揺らし、 私は体を起こして息を吐く。 使いものにならない思いも、 彼が無駄という気持ちも減りはしないし、増えもしない。 それでも彼は笑っていて、 私はかすんだ視界で、同じように笑っていた。
右うでのボタン ぽちっと 押したら気持ちよかった 体をかこむゴツゴツが がしゃがしゃ はがれて やわらかいほっぺたを 風がつねっていったよ 大きなひとみが 空を鏡のように映したとき この口が動くかぎりの言葉を 声にしたいと思ったんだ 吸い込んだ空気が甘かった そして僕が横たわったとき 左うでのボタン ぽちっと 押されて目が覚めた 感情と表現がかみ合わない ぜんまい見つめて そこには胸をうつ笑顔なんてなかったのに 規則正しく刻むリズムの中で 何よりも表情豊かな 空からの雨が 僕を傷つけて言ったよ 右うでのボタンなんて最初からなかった 「それでも」「僕は」「機械の中で」「もっとも」 「きれいな」「笑顔」「で」「崩れよう」 右うでのボタンなんて最初からなかった
怒らん しぃ婆のな 顔しかめるんが、少しなもんで 皺とまぜこぜなってま、誰も気付かないのよ 「しぃ婆さぁ、あん土間んなるんなぁよ?」 行儀の足袋さ、尻ん下んな しるし程度チョンと先組めとるも 薄らひげ口んとこ、柔らぁ光らせも うつらうつら、細ぁなって愛しいしぃよ 「寝とぉ?」 「ろぼっとぉ」 「なにぃ?」 「大きい兄ちゃんさ宝もん。触ったら怒られるよ、ないない。」
そん晩、またがったんさ 兄ちゃんが、私のこと好きなも 遊びんく、楽しみんしとるも知っとう 土手ん手ぇついて、勉強のこと聞くもんで 彼女も居らんに木の鴨こさえらよて、笑ちやんた 「明日さ、海ん行ってもええわよ」 「学校の水着、持ってきとるん?」 「そん代わん条件があるのええ?」 「何やん、真面目ん顔で」
460 :
しぃ婆と ろぼっとぉ 3/3 :03/05/10 23:00 ID:mbr41gaP
しぃ婆さ、手拭い持ったの 早過ぎん朝、もう洗ろた顔でな ろぼっとぉの柔いとこ、そろりそろり 撫でんよ、拭いてぇつもりが撫でよるんな 「しぃ婆さ、何しよるんな?」 「もう爺ちゃんやのと。婆ちゃんが、こんしたらん元気でんのやと。」 「私、夏休みおわんの明日帰るね。なぁ、石鹸つけんでええの?」 「こぃて、湯気のんでな。」 皺とまぜこぜなってま、誰も気付かないのよ 私が大きいなったら、撫でてもらうんさ ろぼっとぉて言う しぃ婆が、そん時 もっともっと 小さなってんもよ 湯気ん揉んで、笑とぉよ
461 :
人間ロボット (1) :03/05/11 02:18 ID:A3NBkucn
人間ですから ちょっと みんな たるんでない! とかいってみる 人間ですから 寝た子を起こすな とかいってみる 人間ですから ここのベンジョソージ 誰がやってるの! とか聞いてみる 人間ですから 人目が気になる 人間ですから 男か女か気になるんです 性別不詳の人間ロボット 第一号
462 :
人間ロボット (2) :03/05/11 02:22 ID:A3NBkucn
人間ですから たたかいます 何でたたかうか聞かれると こまるけど 人間ですから 逃げだします 人間ですから 辛いんです 人間ですから 見捨てません これで私も リッパな人間でしょうか? おや? どうなさいました なぜ? 不愉快な顔なさるんですか? 私は 人間ロボット No1 人間ロボット No1 です どうぞ末永くお付き合いをお願いします もう いくところはないんです 人間ですから……
ぷーぴー
464 :
守人 :03/05/11 04:00 ID:ZB+V2J4p
苔生す墓の守人なれど 墓を訪る人は無し 蝶舞い風吹き花ゆれて 佇む無機物 所在無し 永久の動力(いのち)と出されぬ命令(さだめ) 今日も今日とて花を供う 時は流れて国滅し 墓の主も誰知る人ぞ 物見遊山に訪る人に 守人は命令を実行す 朽ちた手足に錆びた砲 時の流れは残酷に 火力の違いを見せ付ける 手足もがれて声も出ず 残る動力は谷底へ 墓は荒らされ人は去り 蝶舞い風吹き花ゆれる 動くもの無きこの墓地で 残る手足は苔生しる 墓と一緒に苔生しる 名も無き墓標と苔生しる
465 :
創られた嘘の塊 :03/05/11 11:37 ID:bthQddJP
目覚ましが響く 規則正しく起きれるのは 油が足りない 指してくれ 音声センサーに反応する君も 安眠ビジョンは 昨日も古い空の匂い あの日のデータは もうごみ箱に入れたのになぁ ワックスのつけすぎで 頭部のバリアー指数も右下がり 小型ライブカメラ ズーム機能は皆無に近い 古くなったボディーの変更は この世界は承っていないってさ これじゃあ あれと 同じじゃないか
466 :
ロボット :03/05/11 15:04 ID:F6zY1C+j
人間 機械 制御 未来 鉄腕 感情 戦争 地球 宇宙 破壊 殺戮 炎上
467 :
名前はいらない :03/05/11 15:23 ID:UQFdRMvL
第三十四回 (@祝一周年) お題は「ロボット」 期限は5月11日(本日)いっぱい
ろぼっとくん ろぼっとくん どこにいくの ろぼっとくん ろぼっとくん どこにもいけないのに ろぼっとくん ろぼっとくん いらないのに ろぼっとくん ろぼっとくん きみはいらないのに
ろぼっとくんはいらないんだよ みんないってたよ ろぼっとくんはいらないんだよ みんなしってたよ ろぼっとのくせになんでこのまちにいるの ろぼっとのくせになんでいうこときかないの できそこないってみんないってる できそこないってみんなしってる いらない きえて しまえ
あたしまずねじをはずしたわ それからうでのかんせつみたいなところこわしたの あしもこわしたよ いらないいらないってさけびながら ないてたよ でもしらないよ こなごなにしてすてちゃった ろぼっとくんこわしちゃった だっていらなかったんだもん 要らないから壊したの でもなんでかな? 今になって思い出すの あの壊した時の手応え あたしろぼっとくんみたい
471 :
少女ロボット :03/05/11 19:07 ID:9DNuaP3w
少女ロボットをレンタルした。 3時間で3万円。安くて早い、ファーストフードガール。 コスチュームは扇情的、話し振りは退廃的。 デカダンスな魅力に溢れる少女ロボット。 乳房とは対照的に薄っぺらな価値観が、無知の涙に似合っているよ。 希少価値のないステレオタイプの少女達は ブランド以外の飾りを知らない 少女の装いで娼婦を気取った、現金至上主義の現金な動物 グロテスクな天国は私の物 喪失感ならカネとアレが埋めてくれるからね ロボットのようにルーティンワークをこなして家に帰れば パックと一緒に汚れを剥がして 明日はどう演じるか、メールで検索 カトレアの花言葉、あたしにピッタリ そんな気持ちの少女ロボット 少女ロボットは購入できるからいい。 寂しがり屋で見栄っ張りな少女ロボットは、男の数で存在価値を算段する。 僕も貢献してあげるから、せいぜい満足すればいいよ。 小賢しいその瞳に、僕を吸い込んでみればいいさ。 所詮はロボットなんだからさ・・・
>>434 「土」を異化したような冒頭と最終が直結している
広義の「夢オチ」という無理のきく構成を活かし自由な連想を展開しています
がしかし最終連冒頭3行は
その詰め込みこそラストの種明かし的弛緩に向けての緊張をたかめるために有効であったとしても
「甲子園」「受験生」がバックさせ文末の重複などもあってもたついたと思います。
>>435 めちゃくちゃな論理で面白おかしくやっているからとりわけ
第1連最終3行のような本音表現にちょっとグッときますが
そのめちゃくちゃの多元化を図ったような第2連が単発であるために
読者の目がそこにくぎ付けになるように思います。
>>447 自らを普段はそれと無縁であるはずの「ぎくしゃく ロボット」であると断言しているから
「カラフル」な「かさ」、「花」、そして「くるくる」で表される詩的高揚の刹那性が際立ち
フレーム・アウトの最終行がそれを一枚の絵にとじこめたミュージカルな詩だという感じがします。
>>454 電子メールの返信というかたちがナンセンスポエム対戦の一覧を可能にしていて
見たこともないような字面がくっきりとしているのが「禅」を思わせたりもします。
グリーンサラダを頬張るそれは 確かにロボットなのだった 数年前に事故にあってからというもの 僕の頭の回線はうまく繋がらない 妻はあれからこころなしか細くなり なぜだろうか 僕の隣にはいつも小さなロボット とある映画を観に行った 少し前に話題に上がったホームドラマで 妻がどうしても、と観に行きたいらしい スクリーンの中で子役は器用にピアノを弾いていた 妻に「これをプログラムしてみないか」と聞くと 「えぇ、そうね」と涙声で返された 映画に夢中になっていたのだろうか ちょうどクライマックスのシーンだった
日曜大工が得意だった 金槌をとってリズムを刻む それにつられたのかロボット こっちへ来て歌をうたいはじめた ロボットらしからぬ音程が外れている 面白くなった僕は調子を合わせてみた この歌は得意だった いつだったか妻と二人でよく歌った覚えがある 青い空の下、そうだ、大きく伸びるようにと 大きく 伸びるように 何が? ロボットは笑っていた
475 :
名前はいらない :03/05/11 23:28 ID:aZz/8NsA
ロボットのお題はとても夢が詰まっているんですね。いいお題をありがとう。 作品も読み答えあるのがぎっしりですね。がんばって読みたくなります。 はじめの作品から読み返そう。
僕は言い知れぬ感覚に恐怖しロボットを跳ねとばし 視界がぐらぐらと歪んで そのまま自身が空になるほど吐き出し そのあまりの苦しさに涙が止まらなくて いや、苦しさだけじゃなくて なんか形容出来ない色々があって 僕は気を失った さようなら、僕のロボット。 小さな鼓動と いつもと変わらない暖かさに気付くと そして――― 優しく背中を包んでくれたのは 僕の愛した人と、僕の はじめまして、愛しいお姫さま。 娘は今日もグリーンサラダを頬張る
あ、さようなら辺りは前にスペースいれたんだけどなあ。 これだとわかりにくいですね。 変わらない気もするけど一応修正します。
>>475 するとはじめの作品は夢とは無縁で暑苦しい罠
〆切5分くらい前。滑り込みタイム開始。
縦 1メートル 横 1メートル 高さ 1メートル という立方体の形状をしていて 鉄原子だけで構築されている人がいました この人の氏名はころころと変わります それは自分の意思ではなく 外部からの力に起因しているのですが 勤務先であるグラム会社で働いているとき 氏名は 786 お得意先であるキログラム商事で取り引きしているとき 氏名は 0.786 自宅であるミリグラム家で骨休めしているとき 氏名は 786000 とまあ その場における疲労の具合に比例して氏名である数値が変化するのです この氏名である数値が大きければ大きいほど リラックスしていることを示します 疲労が身体や精神に出るではなく 氏名に出でしまう 一切の疲労を氏名に対して ぶつけて がんばる 睡眠なんて必要ない しかしこの人は大変です しょっちゅう氏名が変わるものですから とにかく 友だちができにくいし 上司からも嫌われています 有能なのに 終いには完全に一人ぼっちとなり ミリグラム家に引き篭もってしまいました そして最後は 静かに息を引き取ったそうです
480 :
:03/05/11 23:58 ID:mY8nc1Mw
でもその死の間際 こんなものを残していたのです 錆び 僕たち人間には肉体というものがあります だからこそ その場その場で氏名を変えずに 生きていられるのです それは今はなき 氏名不定のあの人がいたからでは ないのでしょうか 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜 【注釈】 鉄 1立方メートルあたり 786グラム
481 :
奇跡 :03/05/11 23:59 ID:gFnP8d4p
がらすは美しく斜陽を浴び 鋼鉄の床には黒く 這いまわる祭司 消えない油染みが 眼球の根に絡んだ 長い毛髪の影であることも知らず 歯軋り 青い花畑に人知れず 臓器の灰汁を吐く祈り たとえば幼い見学の列を 薙ぎ倒す腕の強さ しなやかな打撃の熱さ 放物線の美しさ 嵌合のあまい 頭蓋のゆるさ 赤く 冷たい肌を てらてらと濡らし 迷わない小羊のライン 残照と鉄粉のコロイド 単調な響き 礼拝堂の片隅に貼付いて青い 霊だけが知る祈り お前たちが一斉に狂う奇跡
〆 投稿乙カレー これより審査期間に入ります。 15日午前0時(14日いっぱい)まで。(3日に減らしてみた) では審査よろしく
483 :
ダイメイワクロボのテーマ :03/05/12 00:05 ID:XIkiwwyK
赤い夕陽がギンギラギン プラズマ眼光シャキーンシャキン 正義も悪も関係ない ミサイルパンチを飛ばすため フルスロットルで走るため あーあ ただそのためだけに あばれろ! ダイメイワクロボ こわせ! ダイメイワクロボ 今日の倒壊家屋 今日の被害届け なんぼだー なんぼだー ガガンガンガンガーン!
484 :
名前はいらない :03/05/12 00:08 ID:EbHWG33D
紫色に錆付いた この夕暮れに溶け込んだ ボクとキミは鋼鉄(ハガネ)のココロ ぎしぎしと悲鳴をあげて 坂の終わりに花びら舞うよ 傷つくことから遠ざかろうと 表情を止めた まばゆい後悔が目覚めぬように 言葉を止めた まるでボクらはロボット 透明な笑顔で空を切り裂く 真っ二つに切り裂いて その片方に涙したい まるでボクらはロボット 透明な歌を海に流す ただ延々と流しては ただ延々と涙したい 紫色の夕暮れに サイドスローで投げ捨てた ボクの顔は油まみれで ロボットなのに悲鳴をあげて 恋の終わりに花びら舞うよ
486 :
お題「ロボット」作品まとめ その2 :03/05/12 00:58 ID:tA8Us3xX
ありがとうございます、リスト。
>>480 鉄の密度→7.874g/cm 3 (20℃)
なので一立方メートルだと
7.874×100×100×100g=7874kg
になるはずでは?
揚げ足とりで申し訳ない。
>>488 そんなことはどうでもいいのです♪
以上でっす♪
490 :
都立家政 ◆MD76fFko5o :03/05/12 02:17 ID:tKlN3nVc
お題「ロボット」。正直これは難しいお題。取っ組み合いにくい。
「私とロボットの物語」であるか、比喩として「まるでロボットのようだ」トカ、ね?
そう広がりを期待出来ないお題かなって思った。
三点は無し。二点の2作品は単純に楽しめたが、こういうタイプの作品が特に好みというよりも
他の作品が弱すぎた。視点は面白いんだけれどなー、トカ 、けれどそこ止まり。
5年前に同じお題でコンテストがあったとしても、
今回投稿された作品たちと何が違ってるかなって思う。寸評は後ほど。
【2点】
>>412-414 「ヒーローの卵への詩」
>>451-453 「画期的な新製品」
【1点】
>>425-426 「凛と咲く花」
>>436 「設定」
>>437-438 「ワタシ生きています」
>>445 「たったそれのできごと」
>>447 「あ め」
>>449-450 「機械」
>>455 「詩ヲ ベンキョウ中デス」
>>461-462 「人間ロボット」
>>479-480 「氏名不定の末路から」
491 :
都立家政 ◆MD76fFko5o :03/05/12 02:39 ID:tKlN3nVc
>>412-414 「ヒーローの卵への詩」
毎回毎回、見事なトップパッター振り。お見事。
「こんなの詩じゃないよ」という意見もあるかと思うけれども
なんつーか魂を揺さぶられるような魅力ある詩が他に無いのだから、という感じ。
いちいち俺に評価されるのも彼の、または作品の本望では無いとは思うけれど
彼のトップバッターシリーズが目立たなくなるくらいじゃないと駄目だなぁって思う。
って作品の寸評になってないね、すまん。
>>451-453 「画期的な新製品」
この作品も詩じゃないと言えばそうかも知れないが、
まぁこの際敢えて詩の定義はいーかな。
ようは、俺の方がもっと詩的だよ、都立どこ見てんだよお前!調子乗ってんじゃねーぞニャロメ!
って人に「作品で」魂を揺さぶられたい。と。
492 :
都立家政 ◆MD76fFko5o :03/05/12 02:53 ID:tKlN3nVc
>>425-426 「凛と咲く花」
そういう奴ってどのクラスにも一人居たね。
その視点が好きだけれどもう一歩二歩と深みを期待。
>>436 「設定」
今回、一番言葉の使い方が面白かったと思う作品。かなりのセンス。
だが「かなりのセンス」で終わっている向きもある。
>>437-438 「ワタシ生きています」
面白いなこれは。
「一日65〜2,105の数量をコーンにかぶせます」ここ特にワロタ。その数のばらつき具合。
「徐々に 徐々に ジョジョニ」これなんかもグッと作品に吸い込まれる。
終い2行、俺はこれ「雑」だと解釈しない。好き。
ああすいません、2点です。
494 :
都立家政 ◆MD76fFko5o :03/05/12 03:05 ID:tKlN3nVc
>>445 「たったそれのできごと」
冒頭三行グッと惹き込まれる。
「こぼした給食みたいに」って素晴らしい。
>>447 「あ め」
完全に個人的な好み。
何故ロボットなのか分からないがされは意図したものなのか、設定が甘いのか。
まぁ好み。
>>455 「詩ヲ ベンキョウ中デス」
これは題名??
「信じられない 誰かに見られたい 顔をさらしたい」なんつー冒頭だ。この躍動感、素晴らしい。
>>461-462 「人間ロボット」
おもろい。リズムも気持ちよく読める。俺はあまりこの詩の意味が分からないけれど、
まぁ「分からない」という事は別に悪いことではない。
>>479-480 「氏名不定の末路から」
冒頭の立方体で構築されている人がいました、
というその半ば強引な前提を、coolに語っているのが気持ちいい。
作品としての完成度はもう一歩二歩。
>>485-486 まとめさんありがとう。
495 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/05/12 23:19 ID:u72mtwK/
2点
>>437-438 「ワタシ生きています」
「ロボットとしての私」というテーマでは、この作品が飛び抜けていたと思う。
前半と後半の差、それと数字のばらつき、読者に考えさて膨らませている。
僕は終わり2行、やっぱり雑じゃないかと思う。
でも、読んでてわくわくした。既存のテーマだが、面白いと思います。
>>458-460 「しぃ婆と ろぼっとぉ」
んーこれはねえ、うすぼんやりしか分かんないんです。
特に中盤と後半とのつながりが。。。
その分からなさも含めて、魅力的でした。言葉がいきいきしてて。
しかしろぼっとぉて何もんなんだかサッパリ。。。でも2点。
1点
>>434 「幽霊(機械)」
ナンセンスと見せかけて、けっこう作者の現実を描いてるんじゃないかと。
「甲子園」「受験生」も、作者にとっての重い言葉なんじゃないかな。
「幽霊(機械)」とは現在のことで、描かれたのはその過去だ。
切迫したものを、僕は感じました。
>>436 「設定」
なにより、説得力。
実に淡々と、現実世界の謎を解(説)いているような。
終わり2行がピタっと決まっていて、しきりに感心。
>>454 「Re:アイヨトドキマス」
ロボットの言語は正確であるべきで、言い間違いなどは人間だからこそできることで。
しかし、意味不明のコトバは、なんだか非人間的でもあり。
複雑にいろいろ考えてみたものの、結局コトバにまとめきれませんでした。。
496 :
名前はいらない :03/05/13 02:02 ID:m4Z9VP0W
批評家の方々有難うございまっす!
497 :
結城 有人 ◆Y0jD/t.Jos :03/05/13 02:17 ID:BwpaZDgn
相変わらず詩賞ごっこなどをやっているのか? ハ!呆れた意気地なしどもだな、君達は! 実際の詩賞、新人賞など取れるわけもないので、 こんな僻地で詩賞ごっこなどやっているのだ。 仲間内ばかりで、誰も見ていないようで、実は見ているぞ? 実際に詩賞を授賞したことのある、この僕が、見ているぞ! 恥ずかしいか?ハハハ!
奴のうわさを聞いたことがあるかい 奴はすごい奴さ ブルーのスキンヘッドに白塗りの顔、真っ赤な鼻に三本髭 耳はなくても首輪に鈴、団子の手で電話もつかむ ばっ、おまっ、バカ! タヌキとか言うんじゃねーよ。青いタヌキなんかいるかよ。ネコだよネコ。うるせーなネコは青いんだよ。えっ、設定が、がガガ…、ピッ…、………ピ―――――――(以下聞き取り不能)
世の中には、奴のポケットさえあれば123.7キログラムの機械のカタマリなんかいらねーっていうバカもいる。でも、ちょっとまってくれ。お前は本当にそれでいいのか。だいたい、ポケットだけあったって、あれ、せいぜい収納くらいにしかつかえねーぜ。お前、 まさか道具もオプションでついてくるとか思ってんじゃねーだろーな。バカ、お前あれは買うんだよ。どこでって、未来デパートに決まってんだろ。お前、金あんのかよ。ほんやくこんにゃくとかだってすげー高いんだぞ。だいたいお前、買いにいけんのかよ。タイム マシン持ってんのかよ。できもしねーのに分かったようなこと言ってんじゃねーよ。 違うんだよ!オレが言いたいのはそんなことじゃねーんだって。話こんがらがらせるんじゃねーよ。だいたいさ、道具なんていくらあったってさ、そりゃ便利には違いないかもしれないけど、でもそれだけだぜ。いいか、ありゃ道具なんだよ。お前みたいな古代人の 目から見りゃ目新しいかもしんねーけど、そんなのは江戸時代の人間がケータイ見てすげーとか言うのと変わんねーんだぜ。なあ、朝遅刻しそうになってどこでもドアつかって会社に間に合って満員電車にも乗らずにすんで交通費もかからなくてあー便利だとか言って てそれでお前本当に満足か。満たされんのか。
なあ、何か忘れちゃいねーか。お前が本当に欲しかったのはそんなもんじゃねーだろ。なあ、言ってみろよ。心の底から叫んでみろよ。そんくらいお前だってできるんだよ。駄目とかいうんじゃねーよ。口を顔いっぱいに広げてのどちんこぶるぶる震わせて叫んでそ れで駄目でもやっぱり叫んで叫んで叫び続けろよ。そしたらさ、お前の声が届いてお前の声が空まで届いて、そんでお前の声が文字んなって画面いっぱいにあいつの名前が浮かび上がるかもしんねーだろ。やってみもしないで現実を語るんじゃねーよ。未来はお前の手 で変えられるものなんだよ。ほら、 「ドラえも〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
501 :
500 :03/05/13 12:23 ID:PUg0bs5U
〆切りは承知の上で…。 スルーしてください。
502 :
せっかくだから寸評 :03/05/13 13:59 ID:ml6c2xiZ
>>501 オチを最初からばらしちゃってるから、意外性がないよぅ。
もっと「はっ」とさせてほしい。
わかりやすくていいんだけど、読む楽しみが希薄だった。
ただいま審査期間に入っています。
審査締切は5月14日いっぱい(明日の深夜0時の1秒前)までです。
503 :
名前はいらない :03/05/13 19:25 ID:chGluNlI
>>502 マジで?明日いっぱいで審査締め切りかよ!
まだ都立んと激辛んだけじゃん
少なすぎだろーよこのままじゃ
だから、もっと梁山泊の審査員が必要だと思いますage
504 :
堕天使 :03/05/13 21:57 ID:7B5KuP6j
505 :
ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :03/05/13 22:54 ID:bmnfbju3
【3点】
>>445 「たったそれだけのできごと」
点数迷ったが、3点。
同様のグロテスク描写は、漫画雑誌とか見りゃ、いくらでもありそうだが、
柔らかいロボットの派手にブッ壊れるサマにたとえたのは、なかなか凄ェ。
どんな死に方すりゃ、そこまでブッ壊れるのかと、想像力もふくらむぜ。
悲劇的な場面を、忘れたい記憶の一場面として、無理にでも無機質な
ロボットだったということにしちまいたい、という切実さも感じるが、
それよりなにより、欠点のなかった人間が、あっけなくブッ壊れて、
バラバラに飛び散った柔らかいパーツになっちまうというのが、
妙に明るい壮快感さえ醸し出しているぜ。
最後に拾ってポケットに入れたのが何だったのか、これも想像力ふくらんぢゃった。
【2点】
>>458 「しぃ婆と ろぼっとぉ」
うーむ、下のほうに関係ありか? 「ろぼっとぉ」は、何かの方言なのか?
「ちんぽ」を「ろぼっとぉ」とかいう地方がある? それゆえ全編、方言になっている?
いや、さっぱりわからん。対訳をむこうの317さんあたりにお願いしたいところだ。
わからんなりに、ムードや物語、テーマのようなもんは何となく感じた。
ちょっと昭和四十年代風? いや、わからんわからん。
506 :
ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :03/05/13 22:55 ID:bmnfbju3
>>454 「Re:アイヨトドキマス」
ナンセンスでおもしれぇ。
現在俺はX-BOXで「n.u.d.e@」という美少女ロボット育成ゲームをやっているんだが、
そのロボットがこんな感じのメールを書くんだよな。翻訳ソフトで作ったような文章、な。
しかし脱字まであるのは、故障してんのか?
>>456 「彼」
伝える気あんのか?ってぐらい、文章は作者側で閉じられている。
が、ロボットを想像の中での「彼」としたところに、ちとやられた。
>>468-470 「ろぼっとくんとあたし」
うーむ、ろぼっとくんの姿があまり見えてこねぇ。その分、最後の行も
さっぱりだ。ただ、なんだか興味をもって読めた。
なんでだか、自分に語りかけられてるような気がした。
507 :
たもい :03/05/13 23:29 ID:y34KBhcx
おーつーーーーーーーーー。
>>506 乙。。。。ん?これ配点2点?1点?
はっきりしろや!
>>508 すまん。カップラーメン食ってんだ邪魔するな。
じゃなくて、すまん。抜けてた。俺のせいじゃねぇけど。
>>506 は、すべて【1点】でしたよ悪かったな!!!!!
ちょいと出力低下ぎみの審査ロボ、出動します。
>>425-426 うん、ズシンときました。ロボットを、表情を殺したいじめられ
っ子とした、的確な比喩が効いています。描写も悪趣味にならない程度に抑制
しているがゆえに、最終部の感傷が胸に伝わってくるんです。惜しむらくは、
詩としての体裁が不完全であること。特に前半は冗長に思われました。しかし
それを補って余りある魅力がありました、の(ちょっとおまけの)3点です。
>>434 読者を煙りに巻きすぎの感はありますが、豊かで不条理ただようイメ
ージを通して、機械の幽霊という、これまた不条理な設定が浮かび上がってき
ます。乾いたメランコリーが好きでした、の2点。
>>436 これは発想だけの詩で、散文とも詩ともつかない事務的な文章ですが
それが内容とわりと具合よくマッチしているんですね。アイディア賞の2点。
>>458-460 これは技能賞もの。やわらかい方言描写のなかに、人々の息遣い
がきこえてくるようです。しぃ婆の、顔をしかめる描写が、何度読んでも、い
い。ただ、この詩には致命的な欠陥があって、この詩、ロボットいらないよね
(笑)。「しぃ婆」は、シーサーも連想しました、の2点。
511 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/05/14 00:40 ID:BWR0BiOO
本当に、審査お疲れさまです。ゆっくり休んで下さいませ。
◆3点◆
>>417 「ガソリン」
現実世界ではありえないことが、さも当然のことのように淡々と進行していくのがおもしろい。
作中の"君"を大切にしているような、乱暴に扱っているような、
曖昧でひどく屈折していて、上手く伝えられない、通じ合えない"僕"の"君"への愛情を感じます。
>たまたまながら君は機械だった
>それは単なる偶然だしそんなこともよくあるから
>君も僕もぜんぜん驚かなかった
とにかくこの一連目で、"君"を機械にしてしまっている時点で、
人間味のない、機械的な"君"に失望しているみたいに感じます。
>君の背中にガソリンを入れていた
"体内"ではなくて、"背中"。
で、この表現が、作品全体の不可解さを際立たせていると思う。
何気にすごい。
>君が動かなくなったときは
>それがたとえちょっとしたことでも
>もう起こさないでほしいと頼まれてたから
それは本当のことなのか?
自分勝手にそう決め付けているのではないか?
冷静になって物事を判断するんだ。
>機械をその中にほおりこみ
放るなよ(笑)。
俺はこの詩を、「理想の恋愛」と「現実の恋愛」とのギャップに苦しんでいる"僕"の想いとして読みました。
◆2点◆
>>447 「あ め」
幼稚園児が描いた、どうみても不自然で、それでいて温かみのある絵、みたいな感じ。
その可愛らしさが好き。
似顔絵に例えると、顔だけが異様に大きくて、体や手足がやたら小さい。
でも、ゾンビのような恐怖感はなく、"ひょっとこ"みたいな滑稽さを感じる、そんな雰囲気。
何気にシャンソンみたいな音楽が聴こえてきたり。
◆1点◆
>>437-438 「ワタシ生きています」
あっ、ロボットだ。
515 :
ななほし ◆lYiSp4aok. :03/05/14 03:03 ID:aH3EzUX7
2点
>>417 :ガソリン :03/05/04 16:52 ID:SgIvtVhZ
うーん。すごい。
2点
>>430 :月に映る夢 :03/05/06 01:14 ID:I+hJlWIo
感じ でてるけど、人間だって日曜日しか休めないよ。
あ、そうか、休みじゃないんだ、自分の時間……か?? ……。
2点
>>449 :機械 1 :03/05/09 22:54 ID:m8qnpIKq
追憶ものかな? すーっと吸い込まれるように読めた。
2点
>>473 :「僕と小さなロボット」その1 :03/05/11 23:09 ID:1vFyK37y
読みやすくほろりとした。
1点
>>412 :ヒーローの卵への詩(1/3) :03/05/04 03:13 ID:PmHwtt2K
最後の一行。言葉の意味不明、計算見事! カットウ!!
1点
>>425 :凛と咲く花 :03/05/05 20:58 ID:H5yOKy/P
いじめられっ子を書いたのか? 花になりたいのは? どういうこと?
1点
>>479 :氏名不定の末路から :03/05/11 23:58 ID:mY8nc1Mw
おもしろかった。詩らしいと思った。
516 :
ななほし ◆lYiSp4aok. :03/05/14 03:35 ID:aH3EzUX7
すみません。 月に映る夢 1点プラスして3点にしてください。
読み返してみて……。
ぶしゅ〜 の意味を……感じるんです。 重みというか……。
3点
>>430 :月に映る夢 :03/05/06 01:14 ID:I+hJlWIo
517 :
クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/05/14 09:12 ID:h8bf8iyP
3点
>>421 「動かない手」
機械を人間のように、あるいは人間を機械のように捕らえた描写だと読みました。そして、その両者の境目が曖昧に提示された中で、「声」という人間的な単語がアクセントになっているように思えます。
どこまでを比喩と読むか(あるいは読まないか)、細部のイメージを広げる言葉たちの中で、差し入れる手の絵がしっかりと浮かびとてもバランスの良い作品と思います。
やはりロボットと言う題に絡めとられてマンガアニメにありそうなイメージから抜け
出ていないものが多いように思った。拙作はそれを見越しいつものようにズラして
いったのだが、そもそもあれが詩と思われてないような気がする。と愚痴はここまで
にしよう。
さて、採点。
1点
>>412-414 「ヒーローの卵への詩」
いつもの技巧がラストの意味ありげな説教の段にきて空回りの様相。しかし詩としては
これが今回一番だろう。
>>483 「ダイメイワクロボのテーマ」
書いてる本人はどうかしらないがなにやら素直に楽しそうなので。
空想科学もいいが、工業用ロボットにも、もっと感謝の気持ちを。
519 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/05/14 23:04 ID:gx1O5sf7
審査〆切1時間前です。 現在9人審査済です。 まだの方、お暇がありましたら、 是非とも審査をお願いします。
520 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/05/15 00:07 ID:Y1oA+LSn
審査〆切です。 審査途中の人はいませんか? とりあえず、集計に入りますので、 10分ほどお待ちを。。。
otu.desu...
522 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/05/15 00:23 ID:Y1oA+LSn
523 :
なまえはいる :03/05/15 00:27 ID:VVhfCdYp
これが追加されていませんよ。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1051762043/82 ↓
【2点】
>445 :たったそれのできごと
で出しからひきつけられ、無知の病にやられました。
最後4行を丁寧に仕上げて欲しかった。
>458-460「しぃ婆と ろぼっとぉ」
土間の単車(俺、墓穴か?)を見つめる愛しいしぃ婆の視線と
更にそれを見守る主人公の温かい視線が見事に描かれていますね。
【1点】>428 :詩書きロボットは吃驚(びっくり)すると人間語が抜け出る
何処からこんなタイトルが浮んだのでしょ
う。
どれだけ形を変えようと、話の焦点だけは不動でなければ
読む側の心に伝わりにくいと思います...。
ほんとだあ。。。。しばし待て!!!ちと焦り気味だ!!
よしっ!☆
526 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/05/15 00:34 ID:dslIxRxf
528 :
たもい :03/05/15 00:39 ID:a1fyB0mj
yata----------!!!! hontoni???? konkai,zennzenn sure mitenakattann yata--------!!!!
529 :
たもい :03/05/15 00:40 ID:a1fyB0mj
やた、、、今回は、譲れなかったん、、、やった、、、ぅぅぅ、、、ざまみれフランケンー
ゴメン・・・アバレタ・・・
531 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/05/15 00:42 ID:mc8ML8Pg
待たせた、結果発表!!!
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
チャンプ
>>458-460 「しぃ婆と ろぼっとぉ」
準チャンプ
>>437-438 「ワタシ生きています」
>>445 「たったそれのできごと」
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
おめでとうございますお三方!!!!!
チャンプの方は、次のお題をお願い!!!
今回もあたふたした!
533 :
たもい@アバレテスミマセン :03/05/15 00:50 ID:a1fyB0mj
次のお題は「中」でお願いします。
>>532 早く来やがれ!!
次回は放っといてやる。
撫子さん蘇生したんか。。。
チャンプ残念だったねえー。(チッ
8位か。。。。。
___________________
>>533 はい、お題でました。
お題は「中」です。
投稿〆切は22日いっぱい。
ルール
>>2-3 を読んで、がんがん投稿お願いします!
暗い 死の淵ほども暗い ここは暗い 痛い 種の発芽ほども痛い ここは痛い 早い 雲の流れほども早い ここは早い 俯いてうずくまる 回転する 毛穴のすみずみまで行き渡る 水 空気の泡が 深淵から逃げ出そうと 弾ける いる場所は ここしかない 男の選択肢は ここしかない 生きる目的のために ここしかない かれこれ4年 彼は ここにいる 四季はない 雨も無い 晴れもない 風も無い 人もいない 暗闇と 恐怖と 倦怠と 監獄の心地よさだけ 目は光に耐えられない 耳は泡の弾ける音しか聞き取れない 骨は 折れすぎた もう慣れた 揺れる 揺れる 揺れる
彼は彼を知らない 彼は彼の居場所を知らない かれこれ4年 彼は こうしている いつか この中に落ち込んだときのこと それは 春の日だった 穏やかな日だった そんなことは もう忘れた 熱い 砂漠の彼方ほども ここは熱い 冷たい 氷山の一角ほども ここは冷たい 回る 人生ほどにも ここは回る ほとほと息苦しくなった もう出よう そういって彼は扉を開く ひかりの眩しさ 風の音 春の匂い ぴかぴかに磨かれた彼は 破れた服から するりと抜けて 飛んだ 蝶になったのだ 何百匹もの蝶に 美しい 人間は美しい 涙が止まらない 人間は美しい 洗濯機の中から 色とりどりの蝶が 羽ばたいた
537 :
心優しきいじめられっ子 :03/05/15 22:01 ID:Rw7dYYNQ
そんなにお腹を 殴ったりしないで それ以上お腹を 蹴ったりしないで ぼくの 「中の人」が死んじゃう
出ておいで あなたを待っているよ 今の君の心の中で眠っているあなたを 早く出ておいで 危険な人はもういなくなるから あなたを責めたり傷つけたりする人は もう いなくなるから 怖がらなくていいよ おそれなくていいよ 疑わなくてもいいよ 出ておいで あなたを待っているよ 今の君の身体の中で眠っているあなたを だってもういなくなるから あなたを傷つけた私は いなくなるから
539 :
クリィム :03/05/16 01:40 ID:NmB69Vi3
俯いた額ほどの誠実さで あの人は 赤裸々に妄想を 歌う 雨音ほどの正確さで あの人は 愛と憎しみを繰り返し 歌う 奥へ奥へと闇を畳み掛けるその咽喉へ 甘いクリィムを詰め込めないか? それが私の名を甘くするなら 蝙蝠たちの憩うその咽喉へ 甘いクリィムを詰め込めないか? 私がデコレーションされる前に 綺羅を纏ったあの人の 中は 私という虚ろ 両の手に握り締めたこの執着を クリィムの代わりに捻じ込んで きれいに指を舐めたら終わりなのに・・・
540 :
名前はいらない :03/05/16 21:45 ID:5T+kRcpB
詩板のみなさま〜 週末の夜は、マターリ感想でも書きませう〜
541 :
なかデラ :03/05/16 23:51 ID:6DOuJ0x8
こんなものを あの可愛い少女たちが読むのかと いつも書店で横目にこびりついていた 平積みにされた「なかだしデラックス」 恥ずかしい 女性用下着売り場よりも恥ずかしい 少年にはけっして近づけなかった乙女の聖域 すっぱい花の中に置かれていた「なかだしデラックス」 いま、大人になったから 僕は大人の勇気で、その雑誌を買える 弁当箱よりもブ厚くて、未知の少女の香り漂う その雑誌の中で、あの、月の名をもつ美少女戦士たちが あの、光、海、風の名をもつ魔法騎士たちが どんななかだしをしていたのか いまこそ、僕は、濡れた手で ティッシュを片手に、それを開き そして、すぐに閉じた な か 「よ」 し デ ラ ッ ク ス じ ゃ ね ぇ か !!!!! 十二年前の、勘違いした春の、青い僕が、トンでいった
542 :
ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :03/05/17 00:26 ID:IrS0ZUp3
>>536 うーん、なんつーか、シュールな。。。のか!!!?
2/3くらいまでがくどい。とも思えるが、待たされたオチがなかなか
幻想的なので、「やっと出た感」みたいなんがあって、いいのかもしらん。
オチが単に洗濯機の中でした〜だけだったら、間違いなくくどかったんだがな。
寓話ともナゾナゾともつかない、ミョ〜な世界ではあるな。
>>537 タイトルがストレートすぎて、つまらんな。
「中の人」も、いい加減飽きた気が。。。
>>538 優しい身の引きかたっつーのか。。。それともやっぱり、それほどまでに
相手を苦しめた奴のメッセージであるからには、嘘ついて騙して、
相手に気を許させようとしているのか。。。まぁ、素直に改心だと見るとするる。
いや、それにしても、あっさりしすぎてて、信用ならねぇ!!!
「怖がらなくて」「おそれなくて」と重複してるところに、必要以上に
相手を安心させようとしている不気味さが窺えた。ブルルッ!
>>539 どうにも不必要にわかりにくい感じだな。いきなり「赤裸々に妄想を」とか
いわれても、俺は説明を欲しがるだけだぜ。そいつはうつむいてるのに、
いきなり「闇を畳み掛けるその喉」って、それ、見えねぇだろ。
まずは顔あげさせろよ!!! クリィムを詰め込みたがってんのに、
後のほうでは「クリィムの代わりに捻じ込」みたがってんのとか、混乱する。
他にもいろいろ「?」なところあるが、最後の行は、ステキスキー☆
>>541 素晴らしいな。チャンプ候補だ。。。
543 :
ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :03/05/17 00:29 ID:IrS0ZUp3
お題は「中」。
投稿締切は22日いっぱい。
ルールは
>>2-3 を一応読んどけ。
さっき、階段踏みはずして足ケガした俺。
痛いよ、ママ。
544 :
酸っぱさを越えて :03/05/17 02:40 ID:R5+Ip2bQ
紅玉 輝いて見えたから 僕はそれをかじった 酸っぱかったなあ それに懲りて今度は つがる 甘かったなあ実に 見た目だって悪くないし ほのかな幸せって これなんだなあって思ったよ 思ったんだけどやっぱり 紅玉が忘れられなかった僕は 駄目男なんだろうなあ フルーツの女王はラフランスらしいです一般に でも僕にとっての女王は紅玉だよ あんただよ 見た目で選ぶのは悪い でもその輝きは内面から搾り出した結果だって知ってるから 僕は紅玉が好きだ
545 :
国士無双 :03/05/17 08:13 ID:OF/JAG4X
一 一九 一九 一九 東南西北 白発 あれ? 待ち牌なんだっけ? 取り合えずリーチ 牌で積み木 思い出せず飛び出る逝き 右からロンの一声 時を越え 気づいたときには丸裸 追い剥ぎか? 分かる筈がない マンズ ソウズ ピンズ 字牌 食い尽くすポークピッツ タバコの煙も充満 思い出せずどーすっか? 困った 負け確定で股間が 疼く ドラ周辺に中 集中
546 :
_ :03/05/17 10:09 ID:BAUqJJv2
私の当面の目標は 完璧な講義ノートを作ること 片山教授の物理Bは格別だ 相対性理論が導かれる過程 その数式が省略なしで 端正な線で板書きされる 私は複雑な積分式を大急ぎで書き写す スライド式の黒板計4枚が埋まると 偉大な歴史はあっというまに チョークの粉に帰ってしまう 90分で約2巡半 教授は数式ですべてを語り 数式がすべてを語っていた 私は頭を空にして写経する 是故空中無色 無無受想行識
悪友は陰口をたたく 「あいつは板書きロボットだね 部屋に戻ったらズボンの裾をまくって 膝の蓋をぱかっと開けて 脛にガソリンかなんかを入れてるね」 ある日私は迂闊にも 生協食堂で教授の斜め向かいに座った 私と同じシチュー付きAランチ 「あなたは私の講義に出ていますね。どうですか難しいですか」 「ノートを取るのに精一杯です」 教授はシチューの味を微分するだろうか 「片山教授とこないだ一緒に食べちゃったよ」 「へえ。食べる振りができる仕様なんだな はははは」 彼を笑わないでと言いかけて 適当に笑うことにした 教授のご意志をわかっているのは 私だけでいい 中身は理解できないけど
549 :
内側 :03/05/17 14:36 ID:Uxl8kMH/
内側から突き上げてくるものは何でしょう 人々の視線に日々怯えながら 内側から突き上げてくるものは何でしょう もうそれ以上言わないで 内側から突き上げてくるものは何でしょう 怖い怖い怖いコワイコワイ 内側から突き上げてくるものは何でしょう 痛い 痛 い イタ 内側から突き上げてくるものは何でしょう それはすっぱい液体 赤くどろどろしたもの 後悔
内の対は外ですが 中の対はなんでしょう 上中下というくらいなので 中の対はないのでしょうか これは、内や上をプラス、外や下をマイナスとしたとき 中はゼロであるということでしょうか また「中国」という国名が世界の中心であるということに由来するということ などを鑑みれば、やはり中=ゼロ=中心(例えば数直線上においても)と言えるとおもいます はて中心とはなんでしょう(なかなか良さげな言葉です) 中心:1まんなか 2ひじょうにたいせつな・こと(ところ) 3ものごとの集まるところ By 三省堂国語辞典第四版 (この辞典は僕が高校生のころに終業式の三日くらい後に学校に荷物を取りにいったら自分の辞典がなくなっていて代わりに担任の先生が図書室から取ってきてくれたものです) ゼロは最強の数です 「おれ、49146までいった」 「おれはまだ三万までいかんわ」 「お前らレベル低い争いしてんじゃねぇよ、まず十万いこうぜ、なっ」 などという奴らもゼロに交わればゼロなのです
中心とは無視できない存在です 「おれ、ちょっとマイナスいってくるわ」 「あいつん家プラスなんだよな、かったりぃ」 「じゃあ、まん中で待ち合わせね」 と人々は中心を中心に生活しているのです ああ、交わりたい 孤高でありたい 内にも外にも居れない僕は 世界の中の中でありたい なのに東京は ひとが多すぎる!
552 :
中とは :03/05/17 23:10 ID:8znh+9qi
上では奢る 下では失礼 だから中が丁度良いのだ
554 :
ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :03/05/17 23:25 ID:YrRTa8KS
>>541 よく読んでみたら、ダメだな。三連目最終行が致命的だ。
そこが「どんななかだしをされていたのか」だったら、3千点はやれてたのに。
>>544 凄いな。。。! 紅玉に対するその執着ぶりに、感動すら覚えた!
もう一表現、紅玉に対する恋心が掘り下げられていたら、素晴らしい詩に
なったかもしれねぇ。。。ところで、フルーツの王様はバナナだ
って、アニメ映画「おもひでぽろぽろ」ん中でタエ子ちゃんがいってたぞ。
>>545 麻雀の「中」か。出やがったな!!!
うむ。作者の頭の中のヴォケっぷりがよく表現されている。
脳味噌の代わりにタバコの煙が充満してんだろ? 吐けや。
>>547-548 完壁な講義ノート、か。相対性理論の本を丸写しするよりも完璧なんかな。
ともかく、それをつけている時には、頭の中が空になるのか。どんな境地だ、それ。
徹底的に理論の人、という印象の片山教授は、なぜだかハゲているような気がした。
プラスティックみたいにつるつるの頭だ。うむ、流行の癒し系ロボットではなく、
硬派な産業用ロボットはハゲでなくては。
で、最後にどんでん返しというか、それまでを無意味化するようなオチだが、
ちとこれでは味気ないと思った。具体的に感じるような言葉でオトしたほうが
いいんじゃねぇかな。
>>549 うん。「内側から〜」の繰り返しが、刑事に激しく尋問されているような
切迫感を出している。主人公の憔悴した顔がマジックミラー越しに見えるようだ。
最後の二文字、種明かしか? だったら不要かと。。。
555 :
葡萄の季節 :03/05/18 03:48 ID:yNezqLr3
初めて葡萄がなりました。 濃い紫色のぷっくりとした葡萄です。 だけど一粒食べたらすっぱかったんです。 それでも、それがおいしかったんです。 だれもこの葡萄をおいしいとは言いません。 ただひとり、僕だけが、 おいしいおいしいといって食べているのです。 それでも、葡萄の枯れる季節がくるんです。 僕の葡萄が枯れる季節が来るんです。 僕はあんまりにも葡萄が愛らしくて、 葡萄の皮を取っておいてありました。 自分の部屋の壁一面に張り、 僕の部屋は濃い紫色でした。 僕は壁から、葡萄の皮を引っぺがし、 僕の体に張り付けて、 地球の中にもぐりこみ、 葡萄の季節を待つんです。
ドン亀さん、寸評ありがとうです。
中々皆と仲良しになりたくともなれないで中立的立場を保つ自分がいてその心 の中にまた仲良くなりたい自分と仲良くなりたくない自分と中立的な立場の自 分がいてその中立的立場にいる自分が仲良くなりたい自分と仲良くなりたくな い自分の真ん中で見ていてまたさらにその中に仲良くなりたいのかなりたくな いのかよくわからない自分がいるのでこれまた中々どうにもならずに仕方なく 仲本工事の体操演技でもビデオで見ながら悶々と家の中にいるのでした。
558 :
名前はいらない :03/05/19 00:13 ID:w4TtduGG
「中」というお題は、人体(の中)とか、生命の……イメージが強いんですね。 ちゅんはマージャン一発で、積もれないのが、つらいところですね。 山の中だったのかな?
559 :
名前はいらない :03/05/19 01:00 ID:vqgv8CwI
>>555 あなたは自分の才能に気がついていませんね
他者とは違う作風ですから、目立ちます
自分の才能を安売りしないで下さい
周囲の人間はあなたの能力に気がついていないのですか?
自分の才能を自覚せず、あなたが人生を終えるのは
悲しすぎると思います
生かすべきです、あなただけが持つ才能を
人生、短いのですから頑張って下さい
560 :
名前はいらない :03/05/19 01:03 ID:vqgv8CwI
>>555 追記
あなたの詩や文を公の場で読んでみたいですね
562 :
名前はいらない :03/05/19 01:08 ID:vqgv8CwI
563 :
鳥が空を飛んでみたら。〜1〜 :03/05/19 18:09 ID:WwsWhSDS
「自由になりたいんだ。」 その小鳥は思う 「出来るなら 毎日窓の外の青い空を 自由自在に どこまで求んで行きたいんだ。」 小鳥は思う ある暑い夏の日 その日は風が強かった 部屋の中を吹き抜ける風とともに 小鳥のカゴはゴトンっと倒れた
564 :
鳥が空を飛んでみたら。〜2〜 :03/05/19 18:13 ID:WwsWhSDS
小鳥の視界には 加護のわずかな脱出口が見えた その穴が小鳥にどう見えたかは知らないが 鳥は飛び立った まだ見ぬ希望へと向かって。 燃え尽きることのない太陽 果ての見えることのない大地 どこまでも青かった空 小鳥には全てが新しく見えた
565 :
鳥が空を飛んでみたら。〜3〜 :03/05/19 18:17 ID:WwsWhSDS
小鳥は飛んだ そりゃもう自由奔放に そのうちドコからか 「アイツどこの野郎だよ?」 「見たことねぇなぁ」 「何ぃ?ダッサ〜」 こんな様な話し声がちらほら小鳥の耳に 小鳥は耐え切れなくなり また戻った 自分の居場所に 束縛から自由を求めた小鳥 小鳥の目に自由はどう映ったのか 小鳥はそれからカゴから出てない
566 :
六年間の呼吸 :03/05/19 22:30 ID:iiY0uxpx
この錆び付いた鉄棒を握った 数え切れない腕 この渇いたグラウンドを駆けた 数え切れない脚 この色褪せた風景を映した 数え切れない目 きっとあの頃は最も愚かで 最も研ぎ澄まされていました なにもかもがたいてい形を変えていきました 世界の中心とその広さの定義を 何度も塗り替えては 何度も塗り替えていました それは空気のように柔らかくて いつでも満ち溢れています けれど誰が 己の呼吸などを意識することでしょうか ほとんど気にもせず 少しづつ世界を吸い込み 取り入れては また 少しづつ吐いては 世界に混ざっていくのです 今のわたしには 今の生活があります 「絶対に、自分とは絶対でありたい」 頑なに線を引き 寸々になるまで身を引かなかったあの頃 きっと裏切られたと思うかもしれません ただ それでもすこし 許してくれるような気がするのは 今でもすこし わたしのなかに あの頃のわたしが残っているからでしょうか 真夜中に忍び込んだ見慣れたはずの校舎は もう朝を迎えないかのように いちだんと静まり返っています
雨がやんだら 屋根を強くたたくこの雨がやんだら 彼方にけむる荒野をめざして 歩いていこうと心に決めていた 雨の中の山小屋はぼくの城で ぼくは(ひとりで)すべてを築きあげた ぼくのあらゆる理想や夢や欲望や あきらめや妥協がそこには詰まっていて それはそれで ぼくは快適だった 雨がやんだら 屋根を強くたたくこの雨がやんだら 彼方にけむる荒野をめざして 歩いていこうと心に決めていた ぼくの城は ほどよく強固であり ほどよい広さであった ほどよい湿気をたもち ほどよく友の訪れがあった ほどよく幸福な幼年時代を過ごし 肉親の愛情を都合よくもまだ覚えていた ほどよく不自由のない経済状況で ほどよい友情や愛を確かめあい 若干の恥や挫折や苦痛を味わって ほどよい位置で卒業写真におさまった 暇を持て余しては 何か面白いことない? と言って 皆で笑いさんざめいていた
雨がやんだら 小屋の屋根を強くたたく この雨さえやめば 雨に遠くけむる 山のむこう 海のむこうへ 今度こそ 歩いていこうと心に決めていた そう いつの間にかぼくの体は大きくなって 頭はすっかり天井を越えて 小屋を壊すまいと必死に身を縮める 降り続く雨に屋根はすっかり腐って ずぶぬれで洟をすすりながら ぼくは まだ ここにいる 雨がやんだら 屋根を強くたたく この雨さえやめば 彼方にけむる荒野をめざして 歩いていこうと 心に決めていたのに
569 :
振動 :03/05/19 23:17 ID:FvXliO7f
立ち込めた黒いガスに周りを見失った。 遠くに輝くのは無数の点 来た道を振り向けば青い星が目に映り 僕は旅立とうとしていた。 この世界の果てでなく、この世界の下でもなく はるか上へと目指した。 持っていくのは思い出の鉛筆と 写真は・・・やめておこう、どうせ一人で行くんだし。 この世界に興味があった。 果てにも下にも、上にも でも僕は上を選んだ。ふと見上げた青さが気になったから。 どこまで行くのか、それは僕にも。 ただまっすぐ進み、負けないように鉛筆を見て、 わかるのはもう戻れないこと。 一歩踏み出し止まれずに 疑問は最後にとっといて今は進む。 気がついたら揺れていた。揺れというほどもないけど、 細かに、まるで自分の星の息吹のように 忘れていたあの感触を映して鉛筆を動かして。 遥か先に吸い込まれてゆく 鉛筆の映した すべての原点へ
570 :
へへへ 1 :03/05/20 00:46 ID:lRA/Xmm9
ののなかには なにがあるのか のを穿ち中を見ると めになる めはしかし つかんだ真実をぬと かくしてしまう おいこら なにがあったんだと問い詰めても 知りたいかい? ひひひ とワラわれると 何かもう知りたくもなくなった あんただって交わる よくあることです あんなナカのこと 知りたがるなんてバカですよ ただ交差するだけですよ ハハハ と笑われると 最初の疑問が干からびて どうでもいい 感じになった
571 :
へへへ 2 :03/05/20 00:49 ID:lRA/Xmm9
ただ おい あんたも 穿ってみることはできる とどこかで言っているような気がしたのは 干からびて まだ残っている疑問から開放された 生気が オレのまわりで揺れているのかもしれないが でも干物はもう ほしくない つ^^*うか 干物の生気のナカで がんばろ と思ったのだが この ののなかには 何があるのだろう のぞいてみようか これからの ことだしと思った なにもないよともう一度 生気の言う声が聞こえそうだが へへへ と笑っておこう
572 :
撫子さん ◆ikeEr7LE3I :03/05/20 00:50 ID:nV4YQ9hV
>>550-551 長ぁ〜い前置き☆がなかたら、最後二連わけわかないよね★
「中」は孤高であり、交われば相手をゼロにしてしまうものなのかぁ☆おもちろい♪☆
んでも最終連なんか見ると、「中流家庭」なんて言葉も連想したりして★
>>552 みゃぅ!☆ 心得ておきまつ☆ 相手を上にあげても、下にさげても、いけないのでつね☆
んで? んで〜? 先生、なにか具体的なお話で、もっと詳しく聞かせてほしいですぅ〜★
>>555 わけわかめ〜★ って、なんかそっくりな詩を前に見てるよーな??★
とりあえず、やりすぎでついて行けないっすぅ!★ 変態さんぢゃん〜!★
「それでも」とか、文体もカタいよ〜★ 葡萄の味とか表現してほちかったな★
>>557 ロシアのなんとか人形みたい〜☆ あるいは、なんとか箱? なんだっけ。。。
あの、開いても開いても、中から箱が出てくるやつぅ〜☆
仲よし関係と敵対関係の中間でどちらにも決めきれずたゆたっているヒトが
結局は家の中にいるのね。仲本工事って、ドリフの中でも「中」な存在って感じするぅ〜☆
<html> <head><title> スライドしたあとの空 </title></head> <!--それはスライドするためのものではなく,または止まったままの どうでもいい空--> <body> <h3>その鮮やかな糸の上で</h3> <p></p> <p> いつもそうやってある空を目指していた誰かが<br> ある雨の日に走って帰ろうとしたことも<br> 見上げた山の近さに忘れられないと叫んで<br> 何も返ってこなかったその寂しさを抱えているなら</p> <!--実際その風景があったところは背景も何もなく 語られる対象もいつも霧の中にいるような空想である--> <p> なぜか雲のなかった今日の青空に向かって<br> すらりと立ち上がっていた煙突の鮮やかさのように<br> テンポを速めていく足音を追いかけていったのは</p> <!--その願いだけ叶えられてしまえばいいと思うのにも関わらず 語り語られる主体という存在をあれだけ過信して人々は饒舌になっているのだが-->
<p> どの時間を向いても途切れない気持ちの後で<br> その先だけを見すえるような目の<br> 欠片だけ集めてしまって今日は<br> もう一度あくびだけをしたのです</p> <!--その次の朝目覚めて,彼はさっきまで自動筆記されたらしいものを破り捨てた 感傷が明らかに文字に干渉していくその光景を見なかったことに ある意味で安心を覚えつつも,ちょうどひとりでに歩き出した神輿のような 場違いさと恥ずかしさを今は気づき過ぎてしまった,ということのようだ。--> <p> その先にはきっとスライドしてしまった空<br> 散らばる真っ白な糸の向こうの 青い空</p> <!--以上,ある時点での記憶と引用からの再構成でこのファイルをお送りすることとした。--> </body> </html> <!--なお,このファイルは3日後に自動削除されることとする。アーメン。-->
(1) 殻は、白くて岩みたい なのに、その中に きみがあることを知っている (2) 白色蛍光灯の下で、きみは 白いお皿の上で、何度もわたしと逢ったことがある 見慣れたきみは、スマイリーみたい そんな風に 絵に描ける、きみだった (3) もっときみを知りたいと思った、何気ないお昼に 殻、そのてっぺんに 手動ドリルで、穴を開けた チックン、ギルリと、穴を開けた
覗く、と中は 透けた肌のように、意外に明るくて どろりとろりとした原初のスープに馴染んで きみがぼんやりと、居もしない魚たちを目で追っていた わたしはそれを絵のように記憶して しかしわたしはそれを絵に描けない それは、きみのぼんやりが ぼんやり複雑すぎたから きみの明るさも きみの哀しみも きみの誕生も きみの終焉も きみの、きみの、きみの数えきれないすべてが そこにあったから わたしは、きみに呼びかける そっから産まれておいでよ こっちへ、おいでよう きみは、顔じゅうに目のくっついた蜘蛛の表情で ボクヲ、知ッテクレルノ? ボクヲ、ワカッテクレルノ? ボクヲ、ボクヲ、ボクガココニイル理由ヲ あっ、黒い これ、黒い?
静かに蓋を閉めた、私の意識を占領した思いは クッキーを作る時、どうしてきみだけを使うんだろう? (4) なんでもかんでもを、いっぺんに 紙の上に絵の具でスタンプしていったら 最後にはどろどろの、とろとろの黒になる あれは黒い、ような、きみだった (5) きみはスマイリーでいいんだよね いつも朝食には白いお皿の上で、笑った絵になっていてね (6) 単純だ、きみで作った、スクランブル (7) 殻は、宇宙人の置いていった不可思議な 岩みたい その見えない中に、きみがいつもいる (0) どのたまごの中にも、きみがいつもいる
578 :
名前はいらない :03/05/21 13:34 ID:RuCGvsHC
れっつあげ☆
580 :
ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :03/05/21 22:38 ID:Q/YaO8ad
>>563-565 「中」っつーより「外」のような。。。文章はやや説明的かつ平凡。
しかし、「どこまで求んで行きたい」「加護」等、造語のセンスが凄まじい。
小鳥の心の読める神格者、単なる第三者、どちらともつかない中途半端な視点はもどかしいな。
>>568 うむ、ポエジイーとかいうやつは、感じた。が、後半になるにつれて
視点が近くなってくるはずなのに、かえって像がぼやけてしまう感じするる。
一読目、主人公は小学六年生なのか? とか、なぜだか誤読してしまった。
「何度も塗り替えては〜」「絶対に、自分とは絶対で〜」←オーバーだと思う。
>>567-568 「雨がやんだら、やるよ」とか言いながら、やるべきこと一日延ばしにしつづけて、
雨が一生やまなかったら困るよな。あるいは、かえって安心したりするかもしらんけど。
同じようなフレーズがリフレインしながら、実は徐々に変化してんだな。内容も、文章も。
ただ、抽象的な言葉も手伝って、どうにも固くて読みにくい印象は拭えねぇな。。。
>>569 なぞなぞめいてて、歯がゆいな。
「思い出の鉛筆」の思い出を描かないその意図は、なんじゃ?
タイトルからすると5連目が肝って感じするが、ここもよくわからん。
背景が思いっきり省略されてる感じだ。かといって、一行ごとのテンションゆるいから、
ひたすら「何が起こってんねん!?」としか、感じなかった。うーむ。
>>570-571 もう、好き勝手にそのミョ〜なのの字の言葉の遊びのをたのしませてもらったぜ。
じゃあ、のの中から芽が出たらあになるんじゃないか! とか。
しかし、べつにのである必然性とかないよな、とかいう疑問さえのの字を書いてしまう。
パワーだ! 何のパワーだかわからんけど。それでも正直、パワーかな? 感じたの!!
でも、もうちっとギュッとしてくれたほうが、もっと感じたかもな。へへへ。
581 :
無題 :03/05/21 23:10 ID:4sM+qBFl
目を醒ますと やはり 同じ朝 外に出れば やはり 同じ人 夜になれば やはり 同じ一日 ツマラヌ人生と 他人は言う ツマラヌ奴らと 僕は思い ツマラヌ自分と 決め付ける だから 僕は眠る 目を閉じれば そこは 違う夜 夢を見れば そこに あの人 陽が差し込むと やはり 幻 クダラヌ自分と 決めるのは クダラヌ言い訳 逃避だけ そんな自分が嫌だから クダラヌ世界を 飛び越える だから 僕は会いたい 眼を見れば 僕を 解き放つ 声を聴けば 僕は 蘇る 陽が照らす顔 僕を 生かす
582 :
あわび :03/05/21 23:11 ID:r/CQ4U8E
>>555 未成熟(→モラトリアム)感を醸す同語反復過多という手法で
徐々にたかめてきたテンションの最高潮に達した最終連冒頭2行が
滅却(←呼吸難)(←虚しさとしての「皮」のラベリング)、退行(←蛹)そして防衛(←鎧)
などのみならずそれらに相反する
実(み)への同化による自己充実のための衝動をも表現し強い印象をのこすのなら
むしろ実(み)よりも「皮」のことをうたっていると思います。
584 :
山崎渉 :03/05/22 02:37 ID:R3rNNKvM
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
585 :
名前はいらない :03/05/22 06:20 ID:0X5Gcdu0
age
『中』ッ!
中の人などいないッ!!!
http://that.2ch.net/test/read.cgi/gline/1042423290/ ………………………
『中』ッ!
それは発電機である!
鶏卵の中身は何だッ!!
黄身ッ!!!
否ッ!!
ヒヨコの素である!!
鶏卵の中身は何だッ!!
ヒヨコッ!!!
否ッ!!
黄身である!!
例え同じ中身であっても!
視点が違えば意味が変わるッ!!
一概に言い切ることは不可能ッ!!
そのものの真の意味など無くッ!!
観測者の見解で決定されてしまうッ!!!
俺は自分自身を漢の中の漢と思っているッ!!
しかしッ!
今聞いてる奴の中にいる筈だ!!
俺を三枚目だとか阿呆だとか暑苦しいとか思っている奴がッ!!
ふざ けン なッ!!!!
上っ面しか見えない貴様らには俺の漢らしさはわかるまいッッッ!!!! しかし人間、物理的に上っ面しか見ることができないのも事実ッ!! ならば物理的に見せるまでッ!! 人に優しくッ!!時に厳しくッ!! 熱い心とテーマソングを胸にッ!! 俺の漢度を見せてやるわッ!! 貴様も漢らしさを存分にアピールするが良いッ!! ええいッ! 話 は 最 後 ま で 聞 け ェ ィ ッ ! ! ! 四六時中アピールするなぞうざったいわッ!! 俺は選挙カーが嫌いだッ!!! 戦略的不可欠とはいえ非常にやかましいッ!! 誰が貴様なぞに入れるかァッ!!!! 当選するなら格好良く当選しろッ!! つまりッ!! 内面から光り輝くオーラでッ!! 市民を熱に当ててしまうのよッ!! 真のカリスマなら可能ッ!! そして漢も然りィッ!!! 真の漢ならばッ!!! 「漢気」が視覚的に見えてくるッ!! 「ダンディ・オーラ」が具現するのだッ!!! そして奴らは漢らしい行動をごく自然とこなすことができるッ!! 奴らこそジェントルマン紳士ッ!!! ダンディッ!! セクシィッ!!
588 :
見た目とのギャップに悩む者への詩(3/3) :03/05/22 21:09 ID:SlztF9GK
しかし奴らとて余裕は無いッ!! オーラを絶やすまいと心の中で必死に発電機をこいでいるのだッ!! そう!自転車のペダルをこぐと発電するアレだッ!! どんな誘惑にも負けずにこぐッ!! 苦しいときに薄ら笑いでこぐッ!! 努力無しに漢にはなれんのだッ!! 貴様の中には何があるッ!! 熱い漢の魂かッ!? 全然見えないぞッ!! 思いっきりこぎまくれ!!! 強く早くこげばこぐほどッ!! 貴様のオーラは強く明るく光るッ!! やれッ!! 空回りしない程度になッ!! (逆回転で勢いよくこいでも眩しく光るのは秘密だッ!! 俺達の約束だぞっ!!人、それをニヒリズムと言うッ!!)
589 :
名前はいらない :03/05/22 21:12 ID:jDRt5LeH
かっけー(* ´∀`)
590 :
「 」を声にして :03/05/22 23:45 ID:gnkq86Pv
彼はしゃべれなかった 意識した言葉は喉元にさえ出かからず ただ胸の底にある水面を逆さのお椀とさせるのみ 生まれつきだった イジメにもあった しかし彼は頭が良かった この不治の病を治そうと 自らが医師になると 小学校の時分に決めてしまい 背が縮んでしまいそうな勉強の末 みごと名高い医大へと進学した ここで彼は (陳腐覚悟で)運命としか表現のしようがない女性との出会いを果たしました そう それがこの私なのです 私もまた彼と同一の境遇で 心拍数を同調させるようにしながら引かれ合ったのです 大学の二年生 落葉樹も恥らうように赤らめる 秋の夕暮れのことでした それからというもの愛を知った二人は毎日が大火事だった お互いが初めての恋人で 闇雲に上下に振られ 栓を抜かれた直後のビール その発泡の勢いが惜しげもなく披露されて テーブルやベッド カーテンなどに浸透していき 次の瞬間には アルコール臭いそれら場所へ火の灯るマッチが幾本も投げ込まれていた 彼は勉強が手につかなくなり 私に至っては 幼年からの趣味であった小説制作だけに従事し しまいには揃いも揃って単位取り損ね 留年することにまでなってしまった
591 :
:03/05/22 23:45 ID:gnkq86Pv
この日 彼は渦巻きに落ちていた 悪い成績なんか鍵が紛失したような金庫へ閉じ込め 沈没船の宝とともに眠りにつかせていましたが この非常事態を 鍵のありかを いつも ぼんやり視界の末端に認めていたのでしょう 不真面目だった、当然の報いか 水分をかきわけるように上向き加減で両手が訴えていました 私といえば 彼ほどの痛みはなかった 医大に来て良かったこと それは彼との出会いだけしかなかったから 医大に来た動機は彼と同一でしたが 小説家になりたいという想いがしだいに実りを迎え あと少しで収穫の季節だったのです 喫茶店の客が私たち二人しか存在しなくなるまで 無為に顔だけを突き合わせていました ◇ しばらくして私たちは金銭的な理由でなく同棲し始め 蜂蜜が主食に似た生活を営んでいた とある日 そのアパートで 私はまたいつものように原稿用紙を別世界へと仕立て上げていました こんなことは同棲する以前から良くあったことなのですが 医師になる夢から 他の医師の卵たちから 蟻さんと象さんほどの落差を感じてしまったせいだろうか 彼は夢を求める私の隣りで かじるアンパンに羨望という唾液を滲ませていました また一つ快い音 鳴らし 私が会話部分を 」 で閉めたとき 前触れなく彼が騒ぎ出した 大発見だ、これだこれだ しきりに両手が叫び もうこれしかない 私の頬へ口づけました
592 :
:03/05/22 23:46 ID:gnkq86Pv
それ以来 彼も作家を志すようになりました ジャンルは SF だそうです もちろん主役を彼自身に設定し 名前も本名を使用しています そして作中の一場面 彼は肉づきの良い声でこう述べます 声を俺のものに、自分のものにしたんだ だいだい一週間前、近所にある古本屋で『病気が治る本』というのを見つけてね それを昨日、読了した そのとき! 本当にすごいんだ、 本の中から 「 と 」 がありったけ脱出してきたんだぜ! 宙で舞い踊るんだ! そしてさ 「 は俺の頭のてっぺんに、 」 は足の裏にへばりついてきやがる ひっぺがそうとしても全然ビクともしない、もう俺は錯乱状態だったよ で、俺はうわーって悲鳴上げてた、そう、声が出たんだよ! 誰か助けてくれーって、俺、しゃべってたんだよ! これってさ、きっと奇跡だと思う だって机の上にあったはずの、あの本を探してもどこにも見当たらないんだぜ? そうとしか言いようがないじゃん 今では私も影響されて 自分自身を小説の中に登場させたりしています ◇ 二回目の大学二年生が終わろうとしていた頃 黄色い花びらにくるまれて 私は赤ちゃんを産みました
593 :
:03/05/22 23:47 ID:gnkq86Pv
彼も私も医大を中退し 彼は広告代理店へ就職しました 私は育児に追われる毎日となり 小説どころではなくなりました 彼は彼で仕事が大変そうでしたが よほど作中の自分をしゃべらせるのがおもしろかったのでしょう 処女作という名の産卵のため 河川を逆流する鮭となりながら執筆に励んでいました とある新人賞の応募も間近に控えていたことも 彼をそう駆り立てた原因かもしれません しかし 新婚旅行はハワイだとこの頃から決まっていましたが 現在もまだ行けていません はてさて いつになることやら ◇ 我が子が一つ年をとった少しあと 彼の処女作『ひとのさえずり』が最優秀作品に選ばれ 世間から脚光を浴びました 会話部分がとても読みやすい トキの羽毛の柔らかさと色を想起させる優しい文体で 誰にでも親しめるSF小説として評価されたようです そうなのです 名声というなかなか発することができない声まで 彼の手は掴んだのです まあでも これはおまけでしかありませんね そして今日も彼は 開いて 「 言葉を入れて 」 閉めて 彼自身をしゃべらせる 小説に産声を与える おぎゃあ
594 :
:03/05/22 23:48 ID:gnkq86Pv
私のおなかの中にも赤ちゃんいます 二人目です 彼はまだ知らない あした教えよっと 彼が書いた小説を何とはなしに手に取る人たち 彼がしゃべれないなんて思わないだろうな なんて思いながら ずっと好きだから
毛穴から差し込む星のような灯りに 私の体内は青く沈み 濡れた石の手触りの 人の形のがらんどうで ただ半透明に揺れる昔の犬や 姉や 男 同級生の幽霊の列が 遠くまで続いている 横になって 遠く 鼓動を聞いてた筈の 午後だった ラベルの剥げ落ちた 青い小壜を抱いて駆ける ああ やっぱり心臓のかけらも 脳みそもなにもない ただ天窓のように 明るく濡れた 眼球の向こう側に揺れる 日曜日のTV 新婚さんいらっしゃいのそのうしろ 私の窓の中には ガラス製の青い空 白く剥げ落ちた 真昼の月
596 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/05/23 00:01 ID:m8TqWI67
しめきりでーす。 これから審査に入ります。一応26日くらいまで。 どなたさまもヨロシクね。
597 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/05/23 00:40 ID:m8TqWI67
598 :
581 :03/05/23 01:09 ID:EqxOVTIT
>>597 ありがとうございます。
「中」に拘りすぎた結果ですな。
素直に反省。
ってかもっと練ればイイ話か。
599 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/05/23 01:15 ID:m8TqWI67
>>555 中味を濃くしたいなら、前半からトップギアで。最後だけ坂道。
>>552 これでいいのか?これでいいのだ。あとはコメントなし。
>>550-551 やわらかい考察は好き。あまり納得はいかないけど。
>>549 もう一歩踏み込んだ表現がほしい。
>>547-548 美しい板書は一つの芸術かもしれない。着眼点は、よい。
>>545 アツくなってる感じは分かる。中途半端に複雑な印象。何でリーチすんの…。
>>544 ちょっとした愛情は微笑ましい。ポエジーには届かなかったか。
>>541 ことばも出ない杜撰さ、だなあ…。いい意味でも、悪い意味でも。
>>539 いい感じだけど、妙なことばのデコレートが気にかかる。
>>538 何か無気味だね。フレーバーを排除しているためか。
>>537 中の人は、別にお腹じゃなくてもいいような気が。
>>535-536 「洗濯機」である必然性は?もう少し具体的な情景描写があってもいい。
600 :
名前はいらない :03/05/23 01:39 ID:3VwC84lV
600
601 :
【投稿作品一覧】 第35回 お題「中」 :03/05/23 20:22 ID:/WTmNgDk
602 :
【投稿作品一覧】 第35回 お題「中」 :03/05/23 20:23 ID:/WTmNgDk
603 :
☆ アナウンス ☆ :03/05/23 20:26 ID:/WTmNgDk
審査機関は 5/23〜5/25 までの3日間です。 審査員の方々、よろしくお願いします。
604 :
名前はいらない :03/05/23 20:29 ID:3VwC84lV
おつ。
【3点】
ごめんなさい。なしで...。
【2点】
>>595 「青い壜の中」最初の二行がすごく綺麗です。
青い空虚の心情がすごく伝わってきました。
「新婚さんいらっしゃい」の出しかたはちょっと醒めるかも。
【1点】
>>535-536 「彼」磨かれて、蝶になって、でも人間は美しい?「男の選択肢は」←おもしろい。
>>537 「心優しきいじめられっ子」自分より中の人が心配。中の人がちょっと見えたかも。
>>539 「クリィム」うん、クリィムの感触だ。
>>544 「酸っぱさを越えて」自分だけがわかってあげられるんだ、好きなひと。
>>555 「葡萄の季節」最後の「待つんです」ってのがよかったです。
>>566 「六年間の呼吸」あの頃見ていた、生きていた、世界。
>>570-571 「へへへ」ひらがながかわいい。
>>573-574 「スラッシュ・ドット・スラッシュ」全然わからないので。降参点。
606 :
ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :03/05/24 02:38 ID:VDRlivhA
やべぇ。。。締切24日だと思ってた!!!
は、早く全作品の寸評を終わらせないと。。。
>>573-574 うーむ。それをタグの使えるところに貼って見たら、どんなんなるんだ?
ドリームキャストの俺を除け者にするな!!!!!
そういう風にして見て初めて完成品になるのなら、俺には読めねぇ。。。(涙
>>575-577 前半は、食卓の風景と内面世界の風景とがオーバーラップしてる感じで、とてもいいな。
>>575 以後は、ちと冗長じゃねぇかな。
結局、最初から最後まで同じ情景を描いているようで、ちと不満だった。
同じ情景ならそれで、もっと短くしたほうが締まると思ったぜ。
>>581 なんで「無題」なんかな。気恥ずかしいんかな。
テーマとしては、よくある「夢の世界に逃げたい、でも夢の世界が現実に
現れてくれれば、ぼくは救われる」系かな。
つーか、これも鳥篭の作品みたいに「中」っつーより「外」じゃねぇのか。。。
ふぅ。あと三つか。。。あと三つ寸評したら、ぼくは死ぬんだね、ママ。。。
あな、おそろしや、丑三ツの激辛呪い。。。
瑕にヤンヤも言わせてね(ぺこ。
>>535-536 彼
閉じこもり?・モラトリアムからの脱出景色(かなぁ)は、沢山見てきた。
「うん、皆そんな景色言う」で詩として、、、「〜なった」「〜している」
「〜した」が、読むにつれ案外だるくなくリズムにすら感じる不思議。技?
説明し過ぎも「死の淵に発芽しては、流されていく」としたら何が変るんだろう。
>>537 心優しきいじめられっ子
ぁぁ、、、どぉして、、、「中の人」仮にオリジナルだって言っても
やっぱりニチャン用語だもの。それ割り切って活かしてる、でもないよね。
「中の僕」「中身」かなぁ、いえ、わかりません。惜しいんです。
>>538 メッセージ
「あなた(私)を傷つけた人(私)」だよね。
ん、葛藤とか自己嫌悪あるよね生きてたら。自殺する気?
SOULの解放出ておいでで、BODYが消えたら何処へ出ようか。
分らなくもない、自分から自分を守ろうか発言は、崖っぷち感ひしひしも。
>>539 クリィム
最初どうしてカタカナにしたのかなぁって、読んでみてはいはい。
くりぃむ・クリームじゃないね。ギズモ、グレムリンになっちゃったとか
ホラー映画のタイトルみたい。相手の中でデコされてく自分とか、
そして執着してる、しあいっこ?泥単語抜きで、ここまでの粘着感かぁ。
>>541 なかデラ
最初ドキドキ「何その雑誌、女性向け?」。
落ちがあるのは詩じゃないとか思わない。それ以外の部分で感じたの、
これって、、、小話?「乙女の聖域」「未知の少女の香り漂う」で曖昧逃げしてるかも、
いっそグロイ想像詳細に聞かせても。んー、エロならエロく遠慮なくカモンです。
>>544 酸っぱさを越えて
十代?最後連とか素直、、、見た目で選んだわけじゃない。って
すこーし整理されてないの感じるの「輝く紅玉は、どうせ不味い」
→「ほら、素朴な津軽が甘かった」→ところが「紅玉やっぱ凄かった」
ではないんだ。甘い津軽で良いんじゃない?とか意地悪心がチョコマカしちゃう。
>>545 国士無双
ありがとう程良いヒント。麻雀かぁ、私全然だ知識。
役満貫調べたら、中華料理みたいな名前ズラリ。この作品の醍醐味わからずながら
最後の二行とか感じた。一見最悪なおじさん描写の固定観念も、人によるなぁって
格好良く見える不思議(全余談。中(ちゅん)がどうなんだろう、、、ギブ。
>>547-548 もののことわりB
上手、楽しい話だね純文学チックえっと、「語られた全て」を教えて。
って「尊敬」よね?わかるな、全てを見ちゃうよそして説明なんて出来ない。
好きな物の悪口言われるの嫌いだな、話してるたった今に限っていうならば、
対象の是非よりも「私がそれを好き」と言う事実のが、重要だと思うの。
ん、中と外に分ける必要ないかも、中も決め付けて尊敬しちゃえ。
>>549 内側
ミ○・プルーンソース?ん、この作者さんに言うことじゃないかも(だから、あまりは気にしないで)
即効思い出したん、怖いって連呼せずに恐怖見せて欲しいとか、前にほざいたな私ごときと。
たまにそれがお見事もあるの怖い怖いの連呼、こちら発狂しそうになる。
もしならなきゃ、とても軽いのね。実は取り扱い注意形容詩かも。
610 :
ドン亀 ◆YdTp8oxx7. :03/05/24 22:57 ID:4QOEWf6r
>>586-588 よく頑張ったな! 冒頭部分は、どうしてもやりたかったんだよな? わかるぜぇぇぇ(号泣
そういえば、どっかの県で、選挙カーでのアピールをまったくやらずに
圧倒的多数の票を集めて当選した議員が、かつていたらしいぜ。
「やらないこと」で「漢の心意気を見せた」っつーのかな。
ちなみにその議員がその後どうなったかについては、ちっとも知らねぇんだけどな。
>>590-594 うーん。いきなり「ですます調」になったりするのは、わざとか?
意表をつくような効果はあるかもしれんが、どうにもユラユラして気持ち悪い。
あと、無理やり変わった表現にしようとしたような比喩も、小説風の文体に
合ってないし、うんざりした。
小説としては肉がなくて、詩としては語りすぎてるって感じもする。
>>595 青い空虚なビンのイメージはよく伝わってくるんだが、
正直、「んで?」って感じしちまうな。なんでだろうな。
俺の中にもそのビンがあるみたいなことを感じさせてほしいのかもしれん。贅沢かい?
これなら、もっと短いほうが合ってるかもな。長さのせいで散漫になってるような感じした。
やったぜ、久々(あるいは初めて?)の全作品寸評制覇!!!
しかし、温かい言葉の数々に見送られて引退したはずの男が
こんなことしていていいのだろうか? いや、いい!
>>550-551 中なかなか
笑った、なに?からかってる?、、、諦めたな?にやり。その諦めるまでの
実況中継と思えば可愛いかもです。で、数打ちゃみたく幾個か未完成の思いつき
組み込んだ?ん、同じなのね読者も、貴方が止まったところで止まる。
どれも行き止まり欲求不満。でね、内(プラス)外(マイナス)気になってます。
>>552 中とは
面白い。作者さん無意識とか、拘ってないかもだけど、「ある対象」を格付けするとき?
「自分」じゃないんね。短いだけに、万能の格言を勝手に期待しちゃったけど違った。
(コソコソ、、だけども好いて欲しい対象になら、持ち物にしろ作品にしろ本人にしろね、
第一声は、まぁまぁとか正直に言わない方がいいよ。褒めすぎで丁度いいかと掴みなら。)
>>555 葡萄の季節
「葡萄」は、手に入れた何か?可愛い人かも「これどう?」って見せて
小首傾げられる度に一度潜っちゃう派?困ったお人。私もな。
とにかく偉大なものが書きたくて、まぁいっか地球で、と感じちゃう。大事に。
※ところで「すっぱい」の好きだね皆。林檎も葡萄も赤い液も。ちょっと興味。
>>557 無題
毎度面白いんだけど心配になってきた、こちらを惑わしたぶらかす手の平ですかぁ?
それか本当に貴方こんななら、大丈夫?一度も答え出したこと無いってことになるね、
いつも迷路をクチャクチャポイする。はい心配しすぎて面白かったです。
今回は、少し範囲狭かった。もぉ少し色んなところへ連れてって欲しかったかも。
>>563-565 鳥が空を飛んでみたら。
モームス?>加護、御加護?最後はカゴ、、、。
在り来たりかなぁつつ読んじゃった、ん、まんざらでもない。
あるよ、自分の立ち位置とか景色?全てを何かに例えないと説明出来ない時。
好感持てました。と、束縛とか自由の単語は要らないかもだ、、、。
感動した、乙>亀
613 :
グリーンブック ◆VZ.CboVnb2 :03/05/25 06:24 ID:Wx2qLW15
★1点★
>>554 「酸っぱさを越えて」
俺も同意。
紅玉っておいしいよね。
>>552 「中とは」
"中"にいることって大変だよ。
少なくとも俺には無理かな。
614 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/05/25 20:24 ID:6fup9so5
審査です。
>>575-577 きみ=君=黄味=卵、浮遊感と清潔感のある世界が、心地いいで
す。テーブルの上で、掌のなかの物を転がしているような思考の流れが不満で
すが、最後の(0)で、中へ中へと向かっていた閉じた世界に、陽が差し込ん
できました。肝腎の(3)が、少し腰くだけかな、の2点。
>>573-574 タグ記号の中にことばを包み込む料理の仕方が見事。内容は何回
読んでも、心の中に入ってこなかったのが不思議、でした。残るのは、そこは
かとない空虚感のみ。タグの中がこんなにもことばで満たされているのに、中
は空っぽなんです。そこが好き。最終部はない方がいいような気がしました、
の2点。
以下、1点です。
>>535-536 テーマは面白いと思います。種明かしが、種明かしになってないよ…。
>>539 何かを伝えようとする、その姿勢に。
>>547-548 板書の芸術性、その着眼点がいい。焦点はボケてますが。
>>557 うまく中へ閉じこもる渦巻きを表現したと思う。
>>595 デッサンと構図はいい。肉付けに不満。
>>566 六年間の呼吸
懐古に小学生が新鮮、楽しかったね無敵でね。
「世界の中心と’何度も塗り替えていました」上手。
なので思い切って他2行は捨てた方が。と同じ事を中の3連ともに感じた。
長い長い下書きが出来たらば、ポエ神に感謝してからはしょってみたら良いかな。
>>567-568 六月の旅人
小学生の時の服は、もう着れないとか。乳母車にはもう乗れない、とか。
小屋で雨を避ける絵は河原とか浮んだ。「ほどよく」が、やっぱりゾクっとならないのは
ぽつり戦法のが合ってたのかも。ピックアップした言葉としては、良いものだと思う。
四連目へのこだわり、珈琲タイムでほぐして新角度からカッティングしたら何かに変身してそう。
>>569 振動
上って何処だろう、、、。共感出来て嬉しいの鉛筆を大事にするところ。
清潔な性格だと文体から。で、一連目はもっとこちらを吸い込んで欲しかった。
先窄まりの天で。あと「旅立つ」ってある意味万能、どんな隙間に入れても
それなりの意味を成す。ので取り扱い注意。
>>570-571 へへへ
文字の形遊び?自体は既存だけど、使いよう腕の見せ所。「へへへ」と「の」がエントリーなんで?
読めばなるほど「へへへ」カタコトでもなく何なだろ奇妙な語り口、静かにとぼけてるポリポリ。
作者さんとは違う却下理由「ひひひ」ほど企みないよね、「ハハハ」ほど心開いてないよね。
とか楽しかったです。「の」は何でだろ、へのへのもへじ?何でよ>自分。
>>573-574 「スラッシュ・ドット・スラッシュ」
ごめんなさい、記号なんですか?ん、、、泣きそう。だけどそんなのもうどうでも良い
ビビりました、えっと凄い。「ある空」「誰か」「ある雨」ね、「〜なら」で止めたり。
「なぜか」「〜ように」「どの時間」「ようだ」何も特定・限定しないの広げて深めて
泳がせる読者を。窮屈ない、空気も景色も余裕も。で、記号ね分らぬなりにも
味わいました。これが無くてもいい、あれば記号の隙間に読める文字盗み見た楽しみ。
>>575-577 たまごのきみ
自由だ。「意味はあるよ、あなたに分る?」の突き出し方が好き。
中身はあるんでしょ並べ方自由でしょ、どんなか並べてみせてだよね。
ただ、締まりが不足「〜みたいな、どろりと’っぽい〜」かと思えば
貴方には見えてるかもだけど、こちらにはどんな?え、どんな蜘蛛?
読者へ『イメージの自由』をあげる、作者さんの提供?が、少し材料不足。
>>581 無題
目を閉じることで中かなぁ、で結局開ける。開けてくって決めたのかぁ、、、んっと
中(閉じる)こその無限・自由を触るのかと、、、違った。外(開く)こその興醒め・限りを、、、
違った。どっちかの世界に拘って欲しいかったかな。私はどこを見たらいいんですか、、、。
目覚めて→閉じて→開く(会いたい)の波は、滑らかスロープで気持ちよかったです。
>>586-588 見た目とのギャップに悩む者への詩
漢度て、、、漢気て、、、も、笑う。「ふざ けン なッ!!!!」落ち着いて。
「話は最後まで聞けェィッ!!!」←貴方の演説に集まった野次馬が、
一通り笑った後、楽しかったよと先を急ぎ、、、かけるを引き止める上手。
「よく聞けぃ!例えばあれだ」の「あれ」が少し多い感。楽しいから聞いちゃいました。
>>590-594 「 」を声にして
無理なく優しい気持で最後ありがとう。こんな事実は凄いけど、そう夢みたいだけど
語ってしまえば確実にサイズダウンする。とか難しいね。言い回しに無駄がある気がしたのは
意識的に組み込まれた「思いっきり詩的表現のセンテンス」ね、極一例「’鍵が紛失したような’」
「心拍数を’しながら」意外な幼稚さ感じるの。と、長いから作者さん自身迷子になりがち?
センテンスの語尾が統一されてないの、結構目立ってる私ごときの目にも。
>>595 青い壜の中
凄い、意味が全然わからない。壜抱えて走ってるとこはいけた。ヤダヤダヤダ、、、
この気持、えーっと必死の朝まで議論が、根本的に価値観の違う人とで噛み合わず
答え出ずのまま終了に似た気持。私の言葉わからない?貴方の言葉わからない、もぉいいよ。
(作品にじゃなく、今の気持ち)ある意味、一番印象に残った作品かもです。
あと「毛穴」を「鼻毛」に読み違えるように、操作されてる?(余談ぺこ
【3点】
>>573-574 「スラッシュ・ドット・スラッシュ」
もう、言葉紡ぐのに必死感ないの。仕上がった絵、画用紙に変な汚れなし。
【1点】
>>538 メッセージ
可愛いの。一生懸命まんまの気持ち。一杯書いて読んで、格好つけてみて。
>>539 クリィム
くりーむ・くりぃむ・クリームとの違い有り難う。怖いです「クリィム」。
>>547-548 もののことわりB
学生物語。こぉいうの書いちゃう気持ちが爽やか。これから型崩してって。
>>570-571 へへへ
どんなポリポリ頭掻いてるのかな。殺伐とか、嫉妬とか満腹の所に平和きた。
【フォトジェニック賞(無点w)】
>>586-588 見た目とのギャップに悩む者への詩
声掛けるタイミング、こちらの動きを見透かしてる。しっかり引き止められた。
619 :
ドン亀様 ◆YdTp8oxx7. :03/05/25 23:41 ID:2M596UWy
すまねぇ。今回、これだけ。
【2点】
>>570-571 「へへへ」
意味のある言葉で詩を書いてるっつーよりも、
この言葉は意味に成長しますぅ、みたいな。っつーか、なんつーか。
いやぁ、のだよ。の。(の∇の)こんな感じかい?
それとも。へ(の)へ こうなのかい?
いや。わからんのだが、の。。。 ハマッた!!
【1点】
>>573-574 「スラッシュ・ドット・スラッシュ」
スッキリした言葉だ。空だ。抜けてしまった後の空だ。しかし、タグかよ!!!
ドリキャスの俺様をナメてんのか!!!!!!!!!
>>575-576 「たまごのきみ」
たまごのなかの世界と内面世界のオーバーラップは
産まれる前にぼくがママのまんこの奥で見ていたような景色だ。
中だるみがイヤン。
620 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/05/26 00:14 ID:p8GIQXP6
621 :
きゃもい :03/05/26 00:17 ID:hZbgDnFU
623 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/05/26 00:24 ID:p8GIQXP6
ありがとうございます。
>>573-574 の「スラッシュ・ドット・スラッシュ」を書いたのは俺ではありません。
では次のお題は「締切今日だったのかよ!!!」で、お願いします。
ええと、「スラッシュ・ドット・スラッシュ」でした、ameです。本物でつ。 次回のお題は・・・ええと・・・(スレ専用ペーシを見て既出を確認)・・・ 『「」(かぎかっこ)』でお願いします。 どうもありがとうございますm(__)mヘ
626 :
偽物 ◆YdTp8oxx7. :03/05/26 00:42 ID:tthIz6BV
>>625 おめでとさーん。(−∇−*
〜=ー=====0z0====0s0〜
次のお題は「「」」。
もとい、次のお題は「「」(かぎかっこ)」。
投稿締切は6月1日いっぱい。
書 け ッ !!!!!
627 :
矛盾する「」 :03/05/26 00:54 ID:NdiwM21u
「 「」 「 「 」という要素と 「 」 」という要素と で構成された「」と言う様相 「」とは 自己主張を持った言葉のためのスペースだ しかし「」は束縛しない あくまで開いている 見つめれば 見つめるほど白い空虚さ なのだ 見つめれば 眼球が収縮してくる 実をいうと「」は 無限の 白白白白白白白白白白白白白白白 白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白 を所有する 膨張する歯茎のように空白はありあまっている のだ 「」は 自己主張を 束縛はしない 頭痛がするほどの自己主張は しかし 「」の中に収まる 「」の誤解が招く 言葉の不自由 人間は 自己矛盾を 孕んでいる 」
『「」(かぎかっこ)』ッ! それは勇気である! 貴様は他人に齟齬無く意志を伝えることができるかッ!!! 俺 は 無 理 だ ッ ッ ッ ツ ! ! ! ! 人が言語を用いる時点で!!否ッ!! 人の精神が個体である時点で不可能ッ!!!!!! 限界は日常に潜んでいるッ!!! だから面白いという一面は確かにあるッ!!! しかしその齟齬のせいでッ!! 女に逃げられ!友を傷つけ!職を追われ! 己すら見えなくなるのもまた事実ッ!!! それを補うために文章があるッ!!! 紙面に解りやすく落ち着いて書くッ!! 記号や構成分けを使用し視覚的に解りやすくッ!!! 人、それを「手紙」と呼ぶッ!! これぞ人類の叡智ッ!! 万ンッッ歳ッッ!!!! しかしッ!!!! 識字率が100%と思うなッ!! 世界には文盲などざらにおるわッ!!! さあ!奴らに齟齬無く伝えてみろッ!!! 馬 鹿 野 郎 ッ ッ ッ ! ! ! ! !
ひらがなから教えようとするなッ!!!! 第一ッ!! 一々手紙など書いてられるかッ!!! 例えば殴り飛ばしたい奴に一番伝えたいことッ!!! そんな恨み辛みは手紙にしたらきりがないわッ!!! そんなときは言葉に込めるしかないッ!!! 己の口腔で振動された音波ッ!!! その物理現象に魂を込めるッ!!! その手段とはッ!!! ずばり『「」(かぎかっこ)』ッ! 己の最も伝えたい単語を!! 『「」(かぎかっこ)』でくくれッ!!!! そしてそれを丹田に集約しッ!! 呼吸器経由で喉仏にぶつけるのだッ!!! それは抑揚や語勢に助けられッ!!! 貴様の意志を限りなくシンプルかつ正確に伝えるだろうッ!!! 足りぬ部分など気にするなッ!!! 一度に伝えられないことなど!! 所詮つまらぬプライドや屁理屈に過ぎんッ!!! 怒れ!!喜べ!!悲しめ!!愛せ!! 心底からの思いこそが!!!! 唯一伝わる真実なのだッ!!!!! よしッ!!!俺が見本を見せてやるッ!!! おいッ!!!そこのナオンちゃんッ!!! 「やらせろ」ッ!!!!! もう六月になるってのに…ここは寒いなぁ… あ、この前ブチ込まれたときの日付バッテンだ。 一個追加…と…フフフフフフ……
泣き止まないカッコウに 20cm程の釘を突き刺した カッコウは括弧になって そしてまたカッコウに 戻らなければいいのに ずっとそのままでいたら 木に穴を開けることもなく 穴を埋める存在になれたのに だから釘を刺したんだ 釘は何の跳ね返りもなく カッコウの背中に 広げろ、沢山広げろ 「も{も[もアレも‘も 穴が開いてしまえ そこにカッコウが住みついた
631 :
カッコウ 2 :03/05/26 02:27 ID:Dg+Pgqza
カッコウはまだまだ開ける それしか取り柄がないカッコウ まだまだまだまだ 無表情でカッコウが穴掘り カッコウはまだまだ空ける 自分の心の臓に穴掘り そしたら 誰かの言葉を待ってる 僕はカッコウ あなたが穴埋めしてしまえばいい
632 :
名前はいらない :03/05/26 19:44 ID:48jRd+Wf
「チミのその笑顔っつーはとてもキューテーでええんだけんどもなんというか などんも作っちょるような感ずがするんだなこれが何か腹ぬ持っとるつーかカ ンペキ過ぎるつーのか何とも言えねえんだけんどこれ何か言いたいことがあん なら言ってみてほしっつーそうゆことなんだなはぁ」「いえ別にそう言った意 味の笑顔じゃなくてですね今回のこのお題「」(かぎかっこ)ですよねこれで いったい何人の人がこの「」(かぎかっこ)を使ってまた昔さんざん見たよう なタイポグラフィック詩を作ってくるのかなあって思うとなんだか笑いが止ま らないというか「「「「「「「「「」」」」」」」」」コココココ[[[[[[[]]]]]] 〔〔〔〔〔〔〔〔〔〕〕〕〕〕〕〕{{{{{}}}}}【【【【【】】】】】〈〈〈〈〈〉〉〉〉〉 って言う筒井康隆の『虚構船団』みたいなものをやられたらもう何ていうか微 笑むしかないかなあっていうそんな感じなんですよねキャハハハハハ」「まー 何つーかチミも人が悪いつーか何つーかこれがまた」「という訳で詩板のみな さーんがんばってくださいねーキャハハハハハハハッハハハハハハハハ♥」
633 :
沈黙 :03/05/26 20:03 ID:yOxgCnTx
「 」
634 :
名前はいらない :03/05/26 20:15 ID:d6wyVXpj
「 「 余裕ない 寝ぼけまなこな今朝も 記憶ない 昨日の前と今日の前 歩くくらいならリーマン 無意識の回避 一触即発 この距離が知り合わない連 「 「 もう間に合わない 寝過ごした今朝は 急がない 車掌の顎と電車の尻 歩くくらいなら逃げます 初めての意識 辛うじての背中 その距離が匂わした罠 「「 まだ振り向かない 君追い抜いた今朝も 勇気ない 君映す擦りガラス 歩くプライドならば無関心 確実な想い 触れれそな首 この距離に惑う現実の距離 」「 騙されない 熱くなりすぎていた今朝は 認めない メロドラマな出会い 軽く頭小突き君忘れます 静まらぬ鼓動 欲しそうな襟元 その熱に誘われる始まり
636 :
□ -2/2- :03/05/26 23:03 ID:8/yUMIY+
「」 もう戻れない 本当の自分知った今朝は 離れられない 隙間ない両面 この恋抜かれたら泣きます 変われない私 知らなかった私 それも愛されてまどろむ 」 How shall we have slight time darling, until you notice my worth.This is strategy painful for me. ah,I may die. I may die darling. 「 」 「 「 「 」 」 」 「 「 」 」 」 「 」 「 」 「」 □ yeah♪
637 :
Do you say your mind? :03/05/27 00:42 ID:XHbLac/7
意外と難しい 思ってることを「」に全部詰め込むことは 短すぎても長すぎても 誤解されることって結構多い 自分の思いを相手に正確に伝えることが難しいから みんないろいろ考えてるんじゃないかなぁ 愛の告白だとかありがとうの一言とか だからそこに感動が生まれるんだ
638 :
失恋♪ その1 :03/05/27 01:32 ID:Ce7Y363L
「痒い所はございませんか?」 ある。なんていうかその、後頭部の真ん中よりもちょっと右下の 表に書くと(X,Y)=(3,−2)くらいの部分を ピンポイントで爪立ててちょっとがりっとしてほしい あぁ、でも俺は今上を向いているからこの人にとって 俺の痒いポイントは(X,Y)=(−3,−2)になるのか でもそこを言ったところで、もしこの人が 俺の立場で考えてくれたりしたら 結局この人は、俺にとっての(−3,−2)の部分を 掻いちゃうぞ そうなったら最悪だぞ 正反対だぞ わからないわからない 「あー、大丈夫っす」
639 :
失恋♪ その2 :03/05/27 01:32 ID:Ce7Y363L
思った事を伝える事が なかなか上手く出来ません 考えて考えて諦めちゃったりするんです ただこうやって文章にして初めて 俺の熟考はしょうもないもんだと 自覚する事が出来ました あいつの人生には「」が多いな それを今日まで軽蔑してきました 俺の人生には()が多いな それを今日まで自惚れてきました 方向転換 自分を変えていこうと思います (あの人が好きだなあ)から 「おまえが好きだ」へ 気付くのが少し遅すぎたかな 後悔先に立たずだけれど 未来だけ見て生きれば 広い目で見て未だチャンスはある のか?
640 :
かっこでキメろ :03/05/27 07:28 ID:BnTs+zvr
かっこつけて 町を歩く 「俺は黒の似合う男です」 「バイクに興味があります」 「でも盗んだりなんてしません」 「俺は今からデートに行くんです」 かっこはずして 町を歩く 俺は変態 俺は法律 タバコのポイ捨てした奴は俺が裁く その場でお前が捨てたタバコを食わせてやる 俺にはやっぱり裸が似合う 誰か綺麗なお姉さん俺とやりませんか? っていうか合意なしで背後から バイクの振動であなたと燃えたいです あのV−MAXを盗んで走りだしたいです 俺は今からデートに行くふりをしています 本当はデートなんかしたことないです 世界め、滅びろ! ああ、王になって、この世を玩具にしたい アメーバ かっこでキメろ アメーバな俺
641 :
伊織 ◆CwbNjg5.YQ :03/05/27 12:35 ID:1aoEKt8K
名もなき空間 「」 ただただ静寂な空間に 2人背中合わせに座る 「」 口を開けど届かない 貴方は応えない 偽らざる拒否 「」 どこまでもノイズに囲まれた空間に 2人向かい合う 「」 全てがかき消されていく 貴方はうなずく 偽りであっても 「」 真偽混ざり合う空間 埋めるのは貴方次第 私次第
642 :
「内緒」 :03/05/27 21:09 ID:vRoG9kbq
より、呑み会どうするの?」「ああ、女子は来ないらしいから れないよ、何でそうなるんだろう。」「意外だなぁ、君がそんなに が二年前の話。笑ってもいいよ。」「二年前って言ったら君25だろ?それ とでも言いたいわけ?」「そんなつもり無いさ、ただ たわけじゃないわ。」「わからんね、つまりさ うよ。」「なるほど、悪いことじゃないと思うがね。くっ じてないでしょ?」「そういう問題じゃないだろ?それに君のほう あげる。」「どうも、 ってる?」「君こそ になるんだろう。」「俺にも ・・・・・・・・・」「・・・みる? でしょ。」「だよな、ほんの冗談だよ。君が く気?そういうの一番嫌いよ。」「偶然だな、俺 「おかしい?」「おかしくは、ないよ。」 「美味しい?」「ああ、美味しいよ。」 「上手?」「いや、それは・・・。」 もしれないな。」「かもじゃな たい。」「俺もだったりす
643 :
空まわり :03/05/27 21:53 ID:2A/ykEob
窓に浮かぶものをつみとって 花瓶にならべて歌っても ひらかない種はひとりにもぐりこんでいく それでもまたつみとって 水をそそいでしまうのは 光が影を大きくしていくからかな いつか暗が体すべてを覆いつくしても 光はいつだって空にあるよ 声にならない この闇を 一つのまるいものに変えて 「 」 つぶやく声は空にとけていく まぶしくてにぎれないものはみんな 水に溶かして飲んだ ともることのない光を 目の上いっぱいにならべながら
644 :
言うを送る様に :03/05/27 21:54 ID:WIWscIBq
言うを送る様に あなたに無言の問いかけをしました。 あなたはその問に 笑いながら答えませんでした。 ただ髪を撫でて 季節と共に離れてゆきました。 そして二回目の冬 あなたは私の問に答えてくれました。 あなたの答えは 私の言葉を取り戻しました。 その答えは 正しくはありませんでした。 けれど 私は言葉を取り戻しました。 「二年間どこへ?」 あなたは無言で笑っています。 私も何も答えず あなたの言葉を心の吹き出しで見つめるのです。
645 :
_ :03/05/27 21:55 ID:Mg7LHf8d
646 :
名前はいらない :03/05/28 02:19 ID:lZdgM/Vm
絶妙な、空間 あはッ やられた〜
>>633 :沈黙 :03/05/26 20:03 ID:yOxgCnTx
「
かぎ括弧が拡散していくような絵心。英文が雨雲のように重層構造してる
>>635 :□ -1/2- :03/05/26 23:01 ID:8/yUMIY+
647 :
山崎渉 :03/05/28 10:39 ID:91alohpq
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
648 :
6 :03/05/28 14:09 ID:bbH0TipA
投げる白 掴む黒 潜む赤 包む青 香る黄 全てを 見透かす色の名を みな忘れて 空が近づく様を ただ 「white」「black」「red」「blue」「yellow」「 」 「white」「black」「red」「blue」「yellow」
649 :
_ :03/05/28 14:20 ID:rGr+su7C
650 :
動画直リン :03/05/28 14:28 ID:+Q/NqOgm
ぼくはマック 本名はPPC 7200 OS 7.5.3 ぼくは「」がきらいだ ファイルに混ざると 宇宙語に化けるから 文章は読めるのに「」の中だけ宇宙語になるんだ 「」なら化けないけど 「」と区別が付きにくいから やっぱり好きじゃない 6才ぐらいの頃は 半角を全角に置換することばかりやっていた まず「を「にする それから」を」にする ご主人様は時々「ち」と言う ぼくは身がすくむ 置換する「と」の数が合わないことがある 一体どういうわけだろう 「」を使う人は ぼくやご主人様がこんなことで 時間や手間をかけていたことを知らない いまはお節介な誰かさんが 手紙を勝手に読んで 「」を「」に書き換えてる
652 :
かぎかっこ… :03/05/29 10:08 ID:+UAWmozU
小さな画面いっぱいに書いた文字と その中にある「」 「面白いことかけないしぃ」 とか言っていつも使うのだ。 もしも口頭での会話で言葉に「」が付くならば お前が一番おもしれぇよ。お笑いの主役かも。 それもピーターパン並の。 「誰だって飛べるぜ」みたいな。 …そう、鍵括弧だって飛べるぜ。 T←二つあわせりゃタケコプター …はいすいません、つまんないですよね。 でも思うんです。こいつのお陰で彼女いるんだなって。 メールでした告白。手紙でもした告白。口で言う勇気のない俺。 でもどちらにしても 「付き合ってください」が 鍵括弧のお陰でより力強く、より現実的に、聞こえたはずだから。 人は今日も鍵括弧を吐き続ける。 その体が壊れるまで。死に行くその日まで。 俺も吐き続ける。愛する人へ、想いを忠実に届けるために。
653 :
動画直リン :03/05/29 10:28 ID:YhwDv0/W
654 :
好都合 :03/05/29 15:16 ID:sSoTrqa9
お前は 「死んでいいよ」 と 掛け声を かける 早く「死ねよ」 首吊って「死ねよ」 燃えて「死ねよ」 「飛び込んで」死ねよ 「なんちゃって」
655 :
「わたし」 :03/05/29 21:01 ID:qsphP42R
ここから「 」ここまでは私有地です 花を植えたり、寝そべったりするのです 「ここ」には入口などないのです 返事をしなくても怒らないでください いつも工事中なのです 大きな犬も飼っています 「ここ」で何をしていても どうか責めないでください 花を枯らしても、万年床でも、 女王のフリをしていても 「ここ」でまあるくなってると とても気持ちが良いのです でも、怖い夢を見るのです
今に始まったことじゃないですが 今回なんて特別に、呆れるほど駄作揃いですよね、、、、 評論コテの方を尊敬します、オツっす
>>656 そうですね、今の時点では1.2点を除く、ほぼ全てに呆れています
締め切りまでに、日がありますから、期待しましょうよ
>>657 貴方は、どんな御題でも、駄目でしょう
その一行にも、才能の無さが滲み出ていますよ
雑談スレでやってくだちぃ
>>627 「膨張する歯茎」とはどういう例えなのだろうか。歯槽膿漏か?ずいぶん気持ち悪い
な。まあ御題にきちんと向かってはいる。
>>628-629 最後段の切れが悪いようだ。不調が続いているようだが、それなりにがんばってくれ。
>>630-631 言葉遊びにそれなりの意味が付随出来たらよかったかも知れないが……。
>633
超既出。超陳腐。
>>635-636 前段の「」のつけ方は必然性が薄いように思われた。言葉自体はセンチメントの域を
越えないだろう。後段の「」の集約はきれいなのだが……。
>>637 大事MANブラザーズとかああいった類。
>>638-639 関数表示のアイディアがあまり生かされていないというのか、そもそも出さない方が
普通の詩になってよかったかもしれない。
>>640 要するにただ叫びたかっただけといったところか。しかしそれが悪いとも言えず。
>>641 コテハン投稿禁止のはずだが。あまり「」が機能していないというか、「」を他の記号
に置き換えてもそれなりな意味になってしまうところが弱い。
>>642 退屈な会話を位置ズレでごまかしているだけだろう。
>>643 特に「」がなくても成り立ってしまいそうだ。
>>644 643もそうだが、お題にきちんと向き合ってほしい。
>>648 風景が今ひとつ見えてこないのが少し残念。まあねらいは悪くないような気はするが……。
>>651 Winユーザにはわからないけれど、とりあえずご苦労さん。
>>652 信じる事で力が出るのが人間というものだろう。
>>654 「おまえも死ね」というツッコミが欲しそうな作者。釣られてみようか。
>>655 以前から思っていたことだが、こういう一種不思議な感じの詩をたんなるごまかしと
とらえるか、それとも感性のなせる技ととらえるかで読みは違ってくるだろう。
これはまあ前者っぽい。
>>656 俺の事も尊敬するのだろうか、イヤそんな馬鹿な。
まあやめておきなさい。
662 :
愛の孤独のかたつむり :03/05/30 10:00 ID:mUWx80ag
あなただけを わたしは愛したい たとえあなたが なめくじになっても あなただけが 生き甲斐だったのよ お願いわたしを 括弧に入れて もう一度もう一度 名前呼んで もう一度もう一度 夢を見させて だけどあなたは なめくじになったから ずっとわたしを愛してくれる うぅ うぅ うぅ うぅ わたしは喋らないあなたを括弧に入れた 孤独なかたつむり しあわせのかたつむり
663 :
理解への夢 :03/05/31 13:05 ID:dZXx9ifx
「 」 「「」 「「「「「「」 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「」 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「 」」」 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「」」」」 「「」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」 」」」」」」」」」」」」」」」」」」」 」」」 」 《 「 」 》
664 :
_ :03/05/31 13:07 ID:CVlCWDkv
665 :
「」 :03/05/31 16:13 ID:+7IPs+/R
タイポグラフィに任せちゃならんと 僕はやっぱり駆け出したんだ 犬みたいに真っ赤な舌を へらへらさせて ギャーッ だなんて 叫ぶこともできなくなって いったいどんだけ経ったのか そんなことすら忘れちまって 舌から涎を垂らしっぱなし 引き締められた口元とかさ 見開かれた目 それだけさ それだけなんだよ必要なのは セカイをとめる沈黙と セカイをうごかすコトノハさ 言葉をくくる静寂が 今の僕には何より大切 ほら いってみようぜ ためらうな さあ 「
666 :
名前はいらない :03/05/31 17:19 ID:VNLbZXvV
寸評してくれる人、投稿者を見捨てないで...。ageっ!
667 :
_ :03/05/31 17:27 ID:uBBAV9nV
668 :
シンラバンショウ VS 「 」(目的編) :03/05/31 17:44 ID:VHRXeR1y
「アリクイはアリを食べるために生まれた」 「鳥は空を飛ぶために生まれた」 「猫は足音を立てないために生まれた」 「蟹は狭い岩陰に隠れるために生まれた」 「魚は水中でも呼吸ができるために生まれた」 「ハリセンボンやハリネズミは外敵を刺すために生まれた」 「アルマジロやカメは外敵の攻撃を防ぐために生まれた」 「ペニスはヴァギナに挿入されるために生まれた」 人間はシンラバンショウを「 」で括るために生まれた という括弧は なんて俺一人では作れないものなんだろう
どうやってトリップつけるの?
渚にでも行ってさ のんびりと過ごそうか・・・ かき氷でも食べながら。 ぎりぎりショットを堪能しつつ かっこつけてナンパとかさ・・・ っていうか「春」「夏」「秋」「冬」どの季節でも こんなこと言ってる俺達って寂しい香具師だよな・・・ <「オンライン」で渚のギャルを堪能するヒッキー達のつぶやき>
>>662 本文に比べタイトルが長く、バランスがとれていない。それはどうでもいい。
途中で落ちが読めた。素敵な落ちだけに残念だ。それは俺の意見だ。
「うぅ」。わたしの嗚咽か。それともなめくじ移動のオノマトペか。
全体としてストレート。洗練されていてなおかつ情が濃い。
少女じみた思いだが嫌悪感はなく、とても好きだ。
>>663 お題の性質上、今回は記号のみの詩が多い、と思ったがそうでもない。
『「』の方が9個多い。記号を積極消極と分離して理解すれば、
この詩は常に理解しようとする側の熱意が空回りする、ということが言いたいのだろうか。
後半はぐうの音も出なくなってしまったようだが。
長く見ていると半角スペース大の長方形の凹凸が並んでいるように見える。
0と1の羅列と見ることもできるか。何にせよ受け取り方が多様であり、
その分作者の発想が読み取り難い作品といえる。
もう一回言うが、『「』の方が9個多い。プログラマとしては非常に気分が悪い。どうでもいい話だ。
>>665 言葉が多い奴はやかましい。それが下らなければもはや罪だ。発言において『「」』を意識することは重要かもしれない。
若さと幼さと無謀さ。香ばしいといってしまえばそれまでか。俺は応援したい。もっと言え。『「」』を付けて。
>>668 それ以前にシンラバンショウを「 」で括る行為をしていることについて。
驕りであり増長であり。存在意義を限定する愚かさも。しようとする愚かさも。「」内が愚かしいのはそのアイロニーか。
>>670 所詮箱の中の風景。見える光景は現実をキャプチャしたフェイク。
寂しすぎるのは間違いないが、ヒッキーも男。そのへんのニーチャンと考えることは一緒。
やるかやれないか。籠もるだけでは何もできぬ。気付いて部屋から脱出せよ。しかしヒッキーは楽なのが困る。
>>666 貴様もしろ。でなければキリ番通りに呪われてしまえ。
>>669 名前欄に#の後半角で8文字適当に入れろ。
前半にも寸評してたもれぇや、お願いsageておくからさぁ、さぁ.........
>>673 既にしてあるだろうが。不服ならお前がしろ。
これ以上は雑談スレで。
675 :
シンラバンショウ VS 「 」(逸脱編) :03/05/31 21:28 ID:dkqBw7MO
「「アリクイはアリを食べるためにつくられた」
「鳥はアリを食べるための長い舌をもってない」
「猫はアリを食べるための長い舌をもってない」
「蟹はアリを食べるための長い舌をもってない」
「魚はアリを食べるための長い舌をもってない」
「ハリセンボンやハリネズミはアリを食べるための長い舌をもってない」
「アルマジロやカメはアリを食べるための長い舌をもってない」
「ペニスはアリを食べるための長い舌をもってない」
人間はシンラバンショウを「 」で括るための概念をもっているが
アリを食べるための長い舌はもってない」
という括弧を
俺は一人ではつくれなかったその上にアリを食べるための長い舌をもってない
前編は不思議なことだ
後編はなにやらどうでもいい
ーーーーーーーーーーーーーーー
>>672 寸評ありがとうございます
この作品は
>>668 と前編後編セットで一作品ということにします
>>633 揶揄したのは詩形式としての改行か。
それともその形式として改行をもつ詩そのものか。
疲れている感じがします。
>>635-636 各「カギカッコ」が各人のメタファーに。
コミュニケーション不在落下の加速させる「距離」の縮小化。
そしてドッキングでしょうか。>□
677 :
名前はいらない :03/06/01 18:07 ID:rYBBauHU
>コミュニケーション不在落下の加速させる「距離」の縮小化。 ??どゆいみ?コミュニケーション不在落下?それが加速させる距離???
今回の投稿締め切りは 本日(6/1)一杯ですよー☆
4月だけの風上にやってきているインクの色とカタチだけ 探しているその目はどこにも視点があわないままで時計回り 右手と左足が同時に動き出す列からはみ出して四方八方に 散らばるから手も滑って震えて落ち着かないだけ 解けてこない話と結び目のない釣り糸の中間に奇麗な痣 フォントを変えてリハビリを始める不自由な言葉のあや そんな朝の話をどこか遠くのマイクで拾って集めている メモだけ串刺しにして積み重なっていく ところどころ笑ってしまっては繰り返さないで その「 だけ横に倒して次の獲物を待ち続ける影のない交差点 どこか見たことのあるようでない景色の前で彼らはただ振り返り 意味の見当たらない微笑を僕らに差し出して終わりだ ──隠れた塹壕に勝手に消えていくのだから 空を切った 」の終わり方も今は無視して 最初から繰り返し閉じられない扉の形をした罠 もう少しだけ後ろへ回ればなんともないふりをして 自分から進んで転んでいくその行進の真似事だけ 「あの信じている何かと言ってしまえば簡単だ 2秒後に落とし穴に落ちると結論付ければいいからな」
スクラップの集めた山の中から崩れていく次々と死んだ会話の 台詞集のト書きだけを抜き出して空白で塗りつぶしていく映画 その全ての演技は全て嘘であったら皆がどうするかなんて 考える度に見えるのは方向もそろわない行進 さあ今それを好き勝手に捌こうとしている あなたのすることなんてたった1つしかない ──その「 だけ横に倒して次の獲物を待ちましょう。
681 :
日記帳に語り掛けるとき :03/06/01 23:15 ID:R4nLzRqJ
青い空 引越しして初めての日曜日 足りないものを買い物に やっぱり郊外 緑が濃い バラ 真っ赤な びろうどのような 花びらが三分咲きでしばらく 楽しめそうと思ったら衝動買い 花屋のおじさんに根掘り葉掘り聞かれ 広口の花瓶に一輪挿しして テーブルに飾るだけと いったら カスミソウをおまけしてくれた 引っ越してよかった 色々な物が片付いていく 出すことのなかった あなたへの手紙 屑篭へ あと何回か 日記帳にさみしいと 書くかもしれないけど 引越ししてよかった……
僕が粘土でこしらえた 鍵の形のアクセサリ 何一つ開錠できず これは鍵でない だから括弧に入れて 存在を抑圧させた方が適切だ 僕は(鍵)を持っています 今 自分で引いた 「 」 を凝視すると (鍵)(鍵) (鍵) (鍵) (鍵) (鍵) (鍵)(鍵) が浮かび上がるのは 僕がお金を欲しいからだろう マスクとサングラスを着用して ナイフも懐に忍ばせ 夜を浴びる
683 :
2 :03/06/01 23:50 ID:cBlppHS6
か ぎか っこ (ぎか) 「」 だからきっと「」が(挿入口)となるはず ダッテソウイウキマリダカラ! お菓子の家が崩れる 早く逃げなきゃ 警告! 警告! 警告! 番犬が吠えるから どこからともなく警察官が駆けつけるんだ やばい足を滑らせてしまった 僕の頭が地を蹴る カチン ホラヤッパリソウダ! (ぎか)を逆さにすると(かぎ)になる (鍵)になるんだ そして 」「
684 :
end :03/06/01 23:51 ID:cBlppHS6
イツダッテソウナンダ! 鍵と挿入口は 正反対の関係 しかし(鍵)を(挿入口)に入れても 「」「」 (挿入口)が2つできるだけで開錠できない だから(鍵)は使えないのか いつでも不法侵入は失敗する 僕は貧乏だ
685 :
☆知らせ☆ :03/06/02 00:04 ID:a+D7adht
今回の投稿締め切り っぽいですよー。
686 :
名前はいらない :03/06/02 00:12 ID:fw9gnwbN
688 :
名前はいらない :03/06/02 00:15 ID:iFQ8Yyxf
____ /∵∴∵∴\ /∵∴∵∴∵∴\ /∵∴∴,(・)(・)∴| |∵∵/ ○ \| |∵ / 三 | 三 | / ̄ ̄ ̄ ̄ |∵ | __|__ | < 安息降参 \| \_/ / \____ \____/
>>686-7 御疲れ様。ありがとうございます。何とはない者ですがシャシャ。
690 :
告知 :03/06/02 09:41 ID:s4Kl4L9L
審査期間は、6月2日〜4日の3日間です。 審査員の方々、奮って投票をお願いします!
691 :
名前はいらない :03/06/02 20:19 ID:oiGFH7cQ
批評サンクスでございます。
692 :
しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o :03/06/02 22:05 ID:GbmDHPNd
【3点】
>>682-684 「LOCK/UNLOCK」すごい。論理的なのにイッちゃってる...。
最後ちょっと説明的だけど、気にしない。
「」を扱って、「」がいろいろ形を変えて、おもしろい。
(ぎか)を(かぎ)にすると鍵穴が」「になるとことか、感動さえしました。
言葉の風景が見えてくるような詩だ。
【2点】
>>638-639 「失恋♪」笑いました。本当にしょーもない塾考だけど切実かも。
わかりやすいのに、おもしろい。
でも、方向転換が安易すぎかも。本当にそれ、できるの?って感じ、するし...。
>>640 「かっこでキメろ」括弧はずしちゃったらアブないんですね。
でもこういうひとの裸を見るのは快感。
でも町を歩く時は括弧でキメててください。たまに、はずして。
>>663 「理解への夢」シンプルだけど、ミョ〜な廃虚感ありました。
最後の行がかなしい。
ずっと見ていると、目がトリップしてきます。
【1点】
>>635-636 「□」きれい。"「"と"」"とは男と女?「一触即発」とかオートな言葉が個人的にダメ...。
>>642 「内緒」形がおもしろい。
>>643 「空まわり」かなしい...。
>>644 「言うを送るように」かぎかっこが浮かびあがった。
ストカー女消えろ
694 :
訂正 :03/06/02 23:43 ID:fw9gnwbN
695 :
訂正 :03/06/02 23:43 ID:fw9gnwbN
697 :
名前はいらない :03/06/03 21:40 ID:WnhgsOAY
るーん♪
698 :
>>644_ID:WIWscIBq :03/06/03 21:55 ID:o5x28ajf
訂正ありがとうございました。 少し驚いてしまたよ。 さ、明日が最終日です。ドキドキしながら待ちましょうか。
699 :
名前はいらない :03/06/03 23:21 ID:LY4mkwT+
審査できないっつぅ〜かぁ お題を消化している作品がないよ。
1点
>>635-636 □ 1点
センチメントの域は出ないけれども、最後段の集約のきれいさに、素直に点を差し上げる。
>>682-684 LOCK/UNLOCK
俺は駄洒落が大好きだ。
意外に誰もやらないものだと、少々感心。
以上。
>>701 の「□ 1点」の右削除。2作品に1点ずつ。
>>679-680 [横倒しトラップ] 3点 行から行へと閉じ括弧のマーキング位置探しの嘘深刻が流れていく風フウが無機質でおかしい そんなの食パンの耳で十分な気がしてくる
704 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/06/04 23:03 ID:IoqDg5hI
業務連絡です。 えー、締めきり直前ですが、あまり審査結果が揃いませんので、もう2日延長 します。6月6日いっぱいとします。 なお、今回のチャンプは、次スレでお題を出してください(スレのサイズが 450KBを超えているため)。 審査、奮って御参加ください。 かくいう私も、もうちょっと待ってて…。
審査員の人、大変だと思いますが頑張って下さい、、、。
706 :
ななほし ◆lYiSp4aok. :03/06/06 00:40 ID:xZatVOEy
採点で〜す よろしくお願いします。
インパクトあった作品。全体の流れの源流になった??
2点
>>633 :沈黙 :03/05/26 20:03 ID:yOxgCnTx
「
愛らしいマック。ひとごとなのが……シュール
2点
>>651 :ぼくマック :03/05/28 22:28 ID:m+fCQdUX
いい感じしゃれたポエム。フランスカンヌ風??
1点
>>635 :□ -1/2- :03/05/26 23:01 ID:8/yUMIY+
なんとなく、面白いけど……お題がないと……わからないかも……
1点
>>663 :理解への夢 :03/05/31 13:05 ID:dZXx9ifx
世界と括弧の中身の関係? 狙いはわかる。
1点
>>668 :シンラバンショウ VS 「 」(目的編) :03/05/31 17:44 I
タイトル一発。なぎさのかぎかっこーーーー!
1点
>>670 :渚の「」(かぎかっこ) :03/05/31 19:05 ID:kxraF6b1
708 :
チロ :03/06/06 06:59 ID:Ii2KiCIu
709 :
_ :03/06/06 07:30 ID:jqMJGTGG
710 :
Canopus ◆DYj1h.j3e. :03/06/06 22:30 ID:eICQiU6E
「審査です」「審査です」「審査です」「シ・ン・サ…」
今回はお題の消化が難しかったみたいですね。
>>638-639 お題の消化では、いちばんの評価です。生きた「」をうまく表現
しました。心に思ったこと、ことばに出したことの対比。「」でも()でも
うまく伝わらないことのもどかしさ。タイトルも内容に合ってるのか合ってな
いのか分らない微妙さがあります。未整理な部分、推敲が必要かな、の2点。
以下、1点。
>>630-631 ことばの悪戯が微笑ましい。情景は伝わりにくい。
>>632 壊れかたが好き。筒井康隆は出す必要があったのかな…。
>>679-680 記号としての遊び。トラップとしてのイメージは希薄。
>>627 「」は開かれているが包む、ということなのか?
自己矛盾。。。。なのかなあ。いや、ちょっと読み込めなかった。
>>628-629 男の生き様を感じた。しかし誤解でもなんでもないがな。
明解にブチ込まれている。
>>630-631 書かなくてもいいのに詩を書いたりするのも、このカッコウの仕業だな。
自分で穴を掘っちゃうんだな。
>>632 ココココココ…みたいな虚構船団ネタくらいしか思いつかないのを、
逆手に取った。批判のようで結局言い訳めいているのが悲しいが。
>>633 タイトルが「沈黙」じゃなくて「饒舌」だったら、
まあ少し新しいかな。そうでもないか。
>>635-636 体言止めの多用が、精神のどんづまり感をうまく表している。
無理矢理「」を当てたようでいて、わりと効果的に使われていると思う。
>>637 言葉を疑っているわりには、ものすごく純粋に言葉を使ってるな。
伝えにくいものを伝える、を実践してほしかった。
>>638-639 はぐらかしのテクニックはうまいな。表現ちゅうのはいかにはぐらかすかだからな。
座標のところを、もっと馬鹿馬鹿しくしてたら、さらに軽くて面白かったかも。
>>640 いいな。チャンプに挙げたくなったが、
何か大切なものを僕は忘れているような気がする。
>>641 これは結局、
>>633 と同じことを言ってるわけで。
どこかで沈黙を破ってほしかった。
>>642 もっと支離滅裂な会話をコラージュしてほしかったな。
清水義範の小説とかにすでにある手法だけど。
>>643 とても美しくまとまってるし、詩情もあるが、
「」がない方が、いい詩だと思う。
>>644 背景が浮かんでこないところが残念だ。
必要以上に余白がある。
>>648 本当に2連目がいるのかどうか。
本当に「」の空白がいるのかどうか。。。
>>651 懐かしい。。。僕もかつてそうだったなあ。
やはり詩としては、もうひと展開ほしいところだ。
>>652 うーむ、これは3連でまとめすぎじゃないかな。
もう一度1連みたいな語りで終わっても、よかったのではと思ったり。
>>654 あーこういうこと言うやつ大嫌いだったなあ。
と懐かしい記憶を呼び覚ましてくれたと言う点では、あれなんだけど。
>>655 書き方を工夫してるけど、予想を越えない範囲だと思う。
オチの最終行なんかも、わりとよく見るな、と思わせてしまったら負け。
こういう作風の場合は、だけど。
>>662 もう少し冷たい情念がずっしり感じられてもよかったな。
なめくじの細部がありありと浮かんでくるような。。。
>>663 こういうのは、読み手の力を問われそうでつらいんだよな。
まあ、そりゃいくらでも解釈できるけども。
なんしか読み手に委ねてしまうという現代アートみたいなあり方は、
結局おもしろがりかたが一様になってしまいそうで、やや不満。
いわゆる「方法詩」とか。
>>665 「」の使い方の、最も典型なのかもしれない。
むー、3連あたりをもう少しふくらましてもいいと思った。
せっかくだから犬のイメージを最後まで伸ばしてみたりとか。
>>668 ,675
後編をつくるつもりがあったぽいので、これはOKとしたい。
これは2つに区切らずに、まとめたほうがいいな。
各単体では弱い。特に前編が。言語学入門みたいになってる。
>>670 俺じゃなくて俺達ってとこに、ヒッキーの見えざる共同性をなんたらかんたら。。
そしてそれこそが2ちゃんの本質なのであった。
>>679-680 なんというか、トランプでタワーを作ってるみたいな感じ。
言葉のブロックを積むようにはなってない。
言いたいことをそのままに、文字数を半分くらいにするのはどうでしょう。
>>681 今回のテーマの中では異色です。なんかほっとする。
まあー、あんまりかぎかっこではないなあ。
>>682-684 おもしろいなあ。言葉のいじくり方が手慣れてるな。
アホな論理を断言してしまうこと、それこそが詩の本質なのであった。
審査、お疲れサマです。どうも有り難うございます。
716 :
霧都 ◆SNOW/oy/Uw :03/06/07 00:12 ID:/EmNrHWZ
12時過ぎました、審査しめきります。 集計の方、どなたかよろしく……。
717 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/06/07 00:14 ID:XjtQTNf6
>>716 。。。。。。。。
。。。では、集計いたしますのでしばしお待ちを。。。
確認もお願いしますね。
718 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/06/07 00:29 ID:8TQaqumW
>718 OKだと思います。
720 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/06/07 00:37 ID:e5+zulYB
では、結果発表!!
『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『
チャンプ(同点2作)
>>638-639 「失恋♪」
>>679-680 「横倒しトラップ」
準チャンプ
>>682-684 「LOCK/UNLOCK」
』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』
みなさま、おめでとうございます!!
お題は「失恋♪」の作者さんが出して下さい、ですが、
新スレが立つまでお待ち下さい。。。
721 :
沈黙 :03/06/09 00:24 ID:ySpp+oHy
とりあえず評価の対象になってたことに、感謝。 絶対相手にされないんじゃないかと思ってたんですが…
722 :
直リン :03/06/09 00:28 ID:tgJiW9uJ
724 :
山崎 渉 :03/07/15 12:05 ID:91J1lTCd
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。 貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。 黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。 (黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。 また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。 「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。) 彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
こんな所にまで……
727 :
山崎 渉 :03/08/02 01:25 ID:8+jueK0E
(^^)
728 :
山崎 渉 :03/08/15 13:26 ID:6uqIVx7n
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
沈みきったスレをAGEるこの快感