1 :
考える名無しさん :
02/02/23 21:02 スレッドがいつのまにかなくなってたので立ててみた。
「イマージュ」って何?
さあ
5 :
考える名無しさん :02/02/24 03:19
1が率先して盛り立てろよ?
6 :
考える名無しさん :02/02/24 08:52
>>3 よくわからんが、その効果からいうと
「表象/実在」とか「身体/世界」とかいう
偽の対立を廃棄する為の装置かなあ?
7 :
考える名無しさん :02/02/24 08:56
「ベルクソン」で盛り上がらないなら、 勝手に「ベイトソン」スレにするぞ。
8 :
考える名無しさん :02/02/24 15:48
9 :
石川梨華 ◆RIKAwz.6 :02/02/24 21:59
10 :
考える名無しさん :02/02/25 00:19
蟹あげ
11 :
考える名無しさん :02/02/25 00:42
>>7 ワラタ。禿げ同。 ダブルバインドって世界共通なのかなあ。
12 :
考える名無しさん :02/02/25 01:52
ベルクソンはすごいっぜ。
13 :
考える名無しさん :02/02/25 02:10
14 :
考える名無しさん :02/02/25 03:13
んもーう、『試論』よんでみればわかるってば!
15 :
考える名無しさん :02/02/25 03:29
グじゃなくてク!
17 :
考える名無しさん :02/02/25 07:47
ベ
18 :
考える名無しさん :02/02/25 17:13
べじゃなくてヴェ!
19 :
考える名無しさん :02/02/25 19:36
べるぐぞん
20 :
考える名無しさん :02/02/25 20:03
21 :
考える名無しさん :02/02/25 21:52
ヴェイトソン?
文化人類学者をスパイ扱いするのはやめてほすぃ
23 :
考える名無しさん :02/02/25 22:07
ベイドゾン
24 :
考える名無しさん :02/03/11 05:11
確か、入門書スレで 「ベルクソン講義録」奨めてくれた人、ありがとう。
25 :
考える名無しさん :02/03/11 07:06
そりゃ俺の事だな。 どういたしまして。
26 :
考える名無しさん :02/03/11 12:17
『人質と記憶』を読破しました。 どつからでもかかってきなさい。
ジャンケレビッチの本は買うべきでせうか。
28 :
考える名無しさん :02/03/11 16:10
言語学と数学ばかりやってたから、ベルグソン読んでなんか分からんが 癒された。
30 :
考える名無しさん :02/03/11 18:15
ジャンケレヴィッチ硬質。面白いけどね。 講義録はさせらいの皮ジャン合田氏が訳してるけど、質的にはどうでせうかね。
31 :
考える名無しさん :02/03/11 18:28
32 :
考える名無しさん :02/03/12 11:10
>>31 はい。30の文章が不明瞭でした。スミマセン
ベルクソン講義録の表紙についてる 若かりし頃のベルクソンの写真をみて シブイなあ、と思ったが、 その後世界の名著についてる壮年期(?)のベルクソンの写真を見たら 冗談だろ?、と一瞬感じた。 哲学やるとどうなるか、が垣間見れてしまったのか?
ヴィトゲンシュタインも同様。
《イマージュ》を空腹と空腹感に絡めて論ぜよ
36 :
考える名無しさん :02/03/24 09:50
ベルクソンの「記憶」は西田幾多郎の「純粋経験」 と同じ事を言っているのではなかろうか?
37 :
考える名無しさん :02/04/06 00:33
ベルグソンの時間論ってマンガのコマ割りと同じ?
38 :
かんりか ◆RIKAwz.6 :02/04/06 02:19
ラッセルみたいなおじいさんは素敵。
39 :
考える名無しさん :02/04/06 09:20
ベルクソンの妹は本物のすごい魔法使いでした。 若いときの写真見たが、むちゃくちゃかわいい。 けど、魔法使いだと思ってみると、目がちょっと怖いかも。
40 :
考える名無しさん :02/04/06 09:47
>>37 それこそベルクソンが批判する「時間の空間化」だよ。
41 :
考える名無しさん :02/04/06 11:11
>>37 40のいう通り。
「時間の空間化」とは単純に図式化すると、
「コマ/コマ/コマ/コマ……」
言い換えると
「瞬間/瞬間/瞬間/瞬間……」
時間を点(瞬間)としてとらえるとツェノンの逆理に陥ってしまう、
それを回避したいというのがベルクソンの発想の端緒。
時間はそのような瞬間の継起ではないというのがベルクソンの
主張で、彼はそれを「純粋持続」と名づけた。
持続にはもともと含まれていない不純な「間」=隙間(ものが
なにもない「空間」)を挿入することが「時間の空間化」。
ただし、マンガのひとコマはひとコマは、瞬間の描写ではない。
でなければコマの中で会話はできない。言わずもがなですが……
42 :
考える名無しさん :02/04/06 23:47
ベルクソンの解説書でいいのあったら教えてちょ。
43 :
考える名無しさん :02/04/07 00:47
ドゥルーズの『ベルクソンの哲学』が良いね。
44 :
考える名無しさん :02/04/07 04:00
世界の名著ですね。あれの解説がいい。 他にもアンソロジー的に入っているのでかなりお買い得ですよ。
45 :
考える名無しさん :02/04/07 13:51
>43 ただし、翻訳はひどいよ。 翻訳のひどさで悪名高いアホうなみくんがやっとるからの。
46 :
考える名無しさん :02/04/07 13:52
?翻訳で読むバカなんていないでしょう?普通は。 ドゥルーズのフランス語はそんなにきつくないよ。
47 :
考える名無しさん :02/04/07 15:24
今年でたドゥルーズの『孤島 その他』L'ile deserte...に 載ってる "Bergson 1959-1941" ってのが短くて(15p)いいよ。 『ベルクソニスム』のエッセンスって感じ。 哲学者とは概念を創造するものであって、といういつもの話しから 「直観」「持続」「記憶」「エランヴィタル」を解説してゆく。 ベルクソンの試みは批判哲学(カント哲学)から離脱して 再び事物(les choses)に向うことであった。 フランスにおいては、それは新しい試みというわけでもなかったの だけれども、彼の「方法=直観」は根本的に新しいものだった。 という風にまとめてるね。
>>47 "Bergson 1859-1941"でした。すいません。
あと「根本的に新しい」は言い過ぎかな?
原文はprofondement nouvelle。
ついでにいうと、この本、
差異論文"La conception de la difference chez Bergson"も載ってる。
49 :
考える名無しさん :02/04/07 16:17
ドゥルーズの『シネマT,U』読みたい。 蓮實か松浦寿輝訳で(w しかしなんで訳されないのかね、この書物。 つーか、誰か分かりやすくベルクソンが映画を認めていなかった理由を説明してくれぃ。
>>49 ベルクソンの課題は「運動」そのものを捉えることであった。
ところが、ベルクソンは『創造的進化』で,
「映画」を「運動の幻想」を与えるものとして捉えた。
(l'illusion cinematographique)
彼が、映画を評価しない理由はこれ。
>>41 に書いた「純粋持続/空間化された時間」。
この対立を思い出してもらいたいのだけれど、
これが、『シネマ1』の冒頭で次のように展開される。
< mouvement reel → duree concrete >
< coupes immobile → temps abstrait >
< 実在の運動 → 具体的持続 >
< 不動の切断 → 抽象的時間 >
要するに、映画とは「コマ/コマ/コマ/……」なんだと。
編集が可能であることからわかるように、それぞれの
コマの隣接は外的なもので、「運動」などそこにはないのだということ。
コマとコマは「隣接」しているだけで、「連続」していないということ。
で、そのような映画観をドゥルーズは、ベルクソン自身の『物質と記憶』の
イマ〜ジュ論を用いて批判していく。これが『シネマ1』の第1章。
な〜んて書いたけど、『シネマ』、まともに読んだことなんてない。
てゆ〜か読めない。。。でも、翻訳ないから平気でこんなこと
書いちゃう。1983年の本なのに、ほんとに困ったもんですね。
51 :
考える名無しさん :02/04/07 18:36
某宇波のせい
>>42 ラッセル『西洋哲学史』のベルグソンの章は素晴らしい力作だYO!
ジャンケレヴィッチのアンリ・ベルグソンたけぇよぉ
>>49 それ多分、大学の講義で訳させられたヤツかも。
もしそうなら、財津訳になると思う。
もしそうなら、遅くとも来年にはでるハズ。 財津先生次第。
『シネマ1』宇波彰・四方田犬彦訳 『シネマ2』宇野邦一訳 法政大学出版局より刊行予定
>>56 そうなのか・・・
半端な情報ですみませんでした。
>>56 ソースくれ。いつかまでは決まってないの?
59 :
考える名無しさん :02/04/07 21:22
四方田犬彦が翻訳するの?? 宇野邦一は良いと思うけど……。
ソースは「現代思想」1996-1追悼特集号の著作目録
61 :
考える名無しさん :02/04/07 23:20
宇波もやっぱ訳すんだね。映画なんてさっぱり観てないくせに(藁 つーか、宇野邦一はいいですね。映画雑誌c-plusでフィリップ・ガレルとかを語ってたけど、彼は映画いっぱい観てますね。
62 :
考える名無しさん :02/04/08 01:14
いや、映画をたくさん見ているっていうのもあるけど、 宇野邦一は一応ドゥルーズの弟子だしね。 でも、彼の手による『襞』の翻訳はちょっといただけないな。
63 :
考える名無しさん :02/04/08 02:04
シネマには Kuriichi Uno(sic) が引用されているしね。 意外なところでは水林章。
64 :
考える名無しさん :02/04/08 02:42
ベルグソンは運動についてのテーゼをたった一つ提唱したのではなく、三つ 提唱した。一番目のものは最も有名であり、あいまいな他の二つのテーゼの 脅威となるものである。しかしながら、それはその他のテーゼへの導入部で あるにすぎない。初めのテーゼに関する限り、運動はespace parcouru (走破・踏破された空間?)とは全く異なる。espace parcouruは過去であ り、運動は現在であり、これは走破する動きなのだ。espace parcouruは分 割可能であり、実に無限に分割可能なのだが、一方、運動のほうは分割不可 能であり、あるいはまた、それが分割されるたびごとに、質的なものが変わ ることなく分割されることは出来ないのである。これはすでに、より複雑な 概念を前提としている。つまり、espace parcouru は全て単一であり、同 一であり、均質の空間に所属するのであるが、それに反して、運動のほうは 異質であり、それらの間を減らすことは不可能なのである。 (Gilles Deleuze,『CINEMAT』) 本棚の飾りとなって久しい『シネマT』の第一章の一段落目を訳してみた。 espace parcouruって何なのでしょう?「走破された空間」と訳してみたけ れども。
65 :
考える名無しさん :02/04/08 08:16
age
66 :
考える名無しさん :02/04/08 22:29
ドゥルーズによるベルグソン解釈は、たしかに魅力的だが、 ベルグソンは現象学方向で理解される面も持っている。 「シネマ」を引き合いに出すこと自体を否定する気はないが、 もっとベルグソンのテキスト自身に寄り添った方がよくはないか。
67 :
考える名無しさん :02/04/08 22:55
age
69 :
考える名無しさん :02/04/09 23:46
>68 ドゥルーズの「シネマ」を同語反復して、 というより縮小再生産して、 映画やイマージュという概念やベルグソンを理解したつもりになっているお馬鹿は、 5年ぐらい前、はびこっていた。 今更その繰り返ししても意味ないと思うし、 ここはベルグソンのスレなのだから、 66氏の言っていることは、けっこう的を得ていると思う。
70 :
考える名無しさん :02/04/09 23:56
うん。ベルクソンスレなら、テキスト読もうぜ。 ハイデガースレとか、スピノザスレとか、ライプニッツスレとか テキストの読解をやっているよ。そっちのほうが生産的と思われ。
71 :
考える名無しさん :02/04/10 00:01
>>69 それは、的を射ている意見で、ベルクソンスレをドゥルーズスレに
しても仕方ないのだけれど、考えなくてはならないのは、その5年前
のことなどまったく知らない人間の方が多数なのではないかと言うこと。
知らないことに関して不勉強と非難することは正当なことでは
あるけれども、後続世代の勉強を抑圧してはならない。ここは
ジャーナリスムの場でも、アカデミスムの場でもないのだから。
ある程度の繰り返しは我慢しなくてはならないのではないか?
とはいっても、縮小再生で終る可能性は大なので、
単なる繰返しに陥らないように導いていただきたいと思います。
72 :
考える名無しさん :02/04/10 00:10
Par la même raison il n'y en a aucune, par laquelle une substance simple puisse commencer naturellement, puisqu'elle ne saurait être formée par composition. Il n'y a pas moyen aussi d'expliquer, comment une Monade puisse être altérée ou changée dans son intérieur par quelque autre créature, puisqu'on n'y saurait rien transposer ni concevoir en elle aucun mouvement interne, qui puisse être excité, dirigé, augmenté ou diminué là-dedans, comme cela se peut dans les composés, où il y a du chan- gement entre les parties. Les Monades n'ont point de fenêtres, par lesquelles quelque chose y puisse entrer ou sortir. Les accidents ne sauraient se déta- cher, ni se promener hors des substances, comme faisaient autrefois les espèces sensibles des Scolasti- ques Ainsi ni substance ni accident peut entrer de dehors dans une Monade. Etres. Et si les substances simples ne différaient point par leurs qualités, il n'y aurait pas moyen de s'apercevoir d'aucun changement dans les choses, puisque ce qui est dans le composé ne peut venir que des ingrédients simples, et les Monades étant sans qualités seraient indistinguables l'une de l'autre, puisque aussi bien elles ne diffèrent point en quantité et par conséquent, le plein étant sup- posé, chaque lieu ne recevrait toujours dans le mouvement que l'équivalent de ce qu'il avait eu, et un état des choses serait [indiscernable] <indistin- guable> de l'autre.
73 :
考える名無しさん :02/04/10 00:20
74 :
考える名無しさん :02/04/10 00:21
すげぇな、5年前に『シネマ』が流行ってたなんてw
75 :
考える名無しさん :02/04/10 00:48
ベルグゾンって理解してるかどうかは、別として なんとなく読んでいて意志の力が強すぎる、という気がする。 しかしながら、それが本人の「生の躍動」なのだろうなぁ。 ベルグゾンって意志の力だけにしか感じられないなぁ。強いの。
76 :
考える名無しさん :02/04/10 00:50
いや正確にいうと、 おそらく7〜10年ぐらい前だと思うよ。 そういう空気は確かにあった。 でも、ベルグソンをドゥルーズ方向で理解するなら、 「シネマ」より、「ベルグソンの哲学」の方をおすすめしたい。 「シネマ1」は、運動をめぐってイマージュを分類したものでしかないから、 直観・エラン・ヴィタルなどいったベルグソンの重要概念に、 直接クロスする議論は書かれていないしね。 72はライプニッツのスレからのコピペ?
77 :
考える名無しさん :02/04/10 00:54
76さん、岩波文庫のさぁ、「時間と自由」とか読んだり したんだけどさぁ、ベルクソンの「時間と自由」って どんな感じ。ベルクソンって残んないんだよね。読んで。 翻訳がそうだからなのかなぁ、それとも、もともとベルクソンが そうなのかなぁ。ガタリとプラスされたドゥルーズとか好きなんだけどさ、 そこなへん、どうかなぁ。博識とみてお伺いしますが。
78 :
考える名無しさん :02/04/10 01:05
今、パソコンのぶ〜んという音を認識したよ!
79 :
考える名無しさん :02/04/10 01:07
あはは。
80 :
考える名無しさん :02/04/10 01:11
>77 ベルグソンの文章は、原文自体が流れるように美しく(私もそう思います)、 いわゆる名文と評されることが多いようです。 言い方を変えると、どうも引っ掛かりがなく、 「残んない」ということになるのかもしれませんね。 ドゥルーズがお好きなら、「ベルグソンの哲学」を精読してみてはいかがですか? 「時間と自由」の意義(心理学的色彩がまだ強い、とされていますが)についても、 述べられていたと思いますよ。
81 :
考える名無しさん :02/04/10 01:18
80さん、どうもありがとう。ドゥルーズの 「ベルグソンの哲学」ですね。やっぱり博識だ。
82 :
考える名無しさん :02/04/12 20:36
adsfsafd
kinesisu
84 :
考える名無しさん :02/04/13 10:31
berugsong
85 :
考える名無しさん :02/04/14 17:15
86 :
考える名無しさん :02/04/15 00:29
85は、ベルグソンから離れた存在です。ベルグソンから なんの恩恵も蒙ってはなりません。85はくるな。
87 :
考える名無しさん :02/04/15 01:35
88 :
考える名無しさん :02/04/15 10:22
>>86 プッ なんじゃそりゃ。さすが白痴!(藁
89 :
考える名無しさん :02/04/15 17:47
88 89 相手にしなくてよし
91 :
90 考える名無しさん :02/04/15 22:20
92 :
考える名無しさん :02/04/15 22:25
88 89はドゥルーズをばかにするな
93 :
考える名無しさん :02/04/15 22:26
考える6は考える名無しです。訂正。
96 :
考えても名無しさん :02/04/16 02:10
突然ですまんが。ベルクソンの形而上学ではなく彼のより人生哲学的面があらわに なってる著書ではどんなのがあるの?フランスの作家、サンデグジュべりの哲学 に大きな影響をあたえたベルクソンの{人間の本質とは全ての人類を通した係りそのもの にある}−みたいな考えだと思う−を読むための良い和訳もしくは英訳の本を知っている 方教えてください。
97 :
考える名無しさん :02/04/17 01:20
べるグソンの人生哲学なんてあるのかよ? ま、それはさておき、シュヴァリエの「ベルグソンとの対話」でも読んでみれば?
98 :
考えても名無しさん :02/04/17 01:56
>97 私自身もベルクソンがはっきりと人生哲学的側面を(もしくは人間の 本質的存在理由論のような考えを)記した著書が存在するのかどうかに 関してはしっかりとした情報を持っていないのですが少なくとも今までに私が 読んだ「思想と動くもの」、「時間と自由」、それに「創造的進化」いすれにも そこまで深く発展させた人間論のようなものは説かれていなかった。R.Mアルべレス によるサンデグジュべり論にはベルクソン哲学が頻繁に関係付けられていたが その中の説明でベルクソンはエランヴィタールからさらに発展させたエランダムール と言う思考において{人類をその個別性を超えた根源的統一性において愛する}と言う 本質に対する部分としての人類を説いていたと書かれていた。私がぜひ読みたいのは まさしくこの「エランダムール」の思想なのだが一体どの著書に書かれているの でしょうか?知っている方教えてください。
99 :
考える名無しさん :02/04/17 02:27
98は女性?
100 :
考える名無しさん :02/04/17 02:31
100ゲッ
101 :
考える名無しさん :02/04/17 03:24
トね。
102 :
考える名無しさん :02/04/17 03:43
>>98 ぱらぱら見た限りでは、この箇所しか見当たらなかった。
「彼ら(偉大な神秘家)が人類を神にまで高め、神的創造を可能に
にしていた愛の飛躍(エランダムール)は、神の助けをえなければ、
目的に達しえない、と彼らには見えていたのである。」
『道徳と宗教の二源泉』岩波文庫、289頁。
『ニ源泉』を讀むといいみたいよ。
103 :
考えても名無しさん :02/04/17 03:53
>102さんどうもありがとう御座います。探して読んでみます。まだ出版されていば 良いのですが・・。2001、4月発行の岩波文庫の「創造的進化」の裏の在庫リストに は載ってなかった。 >99 私は男ですが・・何か?そんなに文章女性ぽかったですか。まあどうでも 良いことか。
104 :
考える名無しさん :02/04/17 14:00
>103 世界の名著に入ってますよ >R.Mアルべレスによるサンデグジュべり論 どこで読めますか?
105 :
考えても名無しさん :02/04/17 17:26
>104 R.Mアルベレスによるサンデグジュべり論は彼の「サン=デグジュべり」と言う 著書で読めます。私の持っているのは水声社より出版されている中村三郎による和訳本です。 孤独に存在する瞑想的創造性より生み出された人類への理解と言う面白い観点からサンデグジュベリ の思想と文学を説いています。彼の指摘するサンデグジュベリとベルクソン哲学との関連性も実に 興味深いです。 他にもベルクソンに大きな影響を受けていた文学家が存在するのでしょうか?
>105 プルーストじゃないの?
107 :
考える名無しさん :02/04/18 06:00
ベルクソン自身が、 ベルエポック期に活躍した「文章家」であり、 ノーベル文学賞を取ってしまっている事実を見過ごしてはなるまい。
>105さん どうもです。 プルースト自身は ベルクソンとの影響関係を否定していませんでしたっけ? (記憶違いかも)
109 :
考える名無しさん :02/04/20 22:34
プルーストって遠い親戚にあたるんだっけ?
そうですよ 確かベルクソンの講義を聴講してたハズ
111 :
考える名無しさん :02/05/03 06:50
ゴダール『愛の世紀』あげ
ベルクソンの「物質と記憶」読んでいます。 95年の駿河台出版から出たやつなんですが、 解説に、すんごいことかいてますね。 しかも、95年だし。 私は神経精神医学の方にすすみたいのですが、 ベルクソンのような考え方の医学者って、いませんよね。 この仮説を元にすれば、相当おもしろい研究ができそうだな、と思ったもので。 哲板の叡智の意見求む。 や、むしろ医学板か?
113 :
考える名無しさん :02/05/04 17:46
97年に、ベルグソンと神経科学の関係を議論したコロックの本が出版されている 「物質と記憶」は確かに、神経科学との関連が深いから、無理もない企画だ
114 :
考える名無しさん :02/05/05 20:57
あげとこ
115 :
考える名無しさん :02/05/05 23:02
>>113 書誌情報きぼんぬ.せめて何語かだけでも.
116 :
考える名無しさん :02/05/06 17:43
ヘブライ語(←何語か? 答=1語)
117 :
考える名無しさん :02/05/15 11:57
ageteokuyo!
118 :
考える名無しさん :02/05/19 18:31
age
119 :
考える名無しさん :02/06/02 01:03
agege
120 :
考える名無しさん :02/06/02 12:58
「物質と記憶」、すごく楽しいよ! コーンがかわいい! 過去そのものの潜勢的なひろがり (精神の次元)と 現勢的な行動の次元とが、 瞬間としての現在という 一点で接するんだよ! ドゥルーズが「時間イメージ」の 「時間の結晶」って 話でぱくってることの原典がこれさ。 それにベルグソンってば、 「物質とは収縮した精神(記憶)であり、 精神(記憶)とは弛緩した物質である」 なんて言っちゃって! オモシロスギスゲェ みんなで読もうよ!
121 :
考える名無しさん :02/06/02 13:12
ひさしぶりにベルスレあがってんだから他スレはsageでよし! ベルスレ age!
122 :
考える名無しさん :02/06/02 13:35
他スレはsageろって言ってんだろゴルァ! ! ベルスレage!
123 :
考える名無しさん :02/06/05 01:55
ageage
124 :
頑張る貴方へのプレゼント :02/06/05 06:06
125 :
考える名無しさん :02/06/08 13:40
ベルスレage!
126 :
考える名無しさん :02/06/15 14:22
京極夏彦の「姑獲鳥の夏」(講談社文庫)、152ページあたりからの 記憶論が、もろ「物質と記憶」なんだけど、誰か読んだ人いる?
127 :
考える名無しさん :02/06/15 23:49
128 :
考える名無しさん :02/06/23 02:42
ベルクソンの新訳でたね 「意識に直接あたえられてものについての試論」合田+平井訳 初の仏語原題を採用 こっちの題よのが゛いいね しかし、ちょっと前に岩波から中村訳がでたばっかりだというのに これで、時間と自由の訳おれのもってんの5種類になっちった 合田は、これからもベルクソンの訳を出し続けるとかいってっけど やるなら徹底的にやってほしいね 白水社版全集を駆逐するくらいの まあ次は「物質と記憶」の決定訳を期待するよ
129 :
考える名無しさん :02/06/23 03:32
でも物質と記憶は仏語でも簡単に読めるよ。 1年がんばって仏語やればオッケーさ。
130 :
考える名無しさん :02/06/23 03:37
サンクス 時間と自由はどの訳が一番?
131 :
考える名無しさん :02/06/23 03:46
白水社の全集のは読みやすい。 岩波文庫の古い訳も悪くないけど、活字がいまいち。 中村訳って、まだ見てないからわからないけど、 新訳の方がわかりやすいはず。
132 :
考える名無しさん :02/06/23 04:12
またまた サンクス
133 :
考える名無しさん :02/06/24 20:52
岩波の新訳は俺には読みにくかったよ。 白水社のが一番いいと思う。 しかし、原文が一番。
またまたまた サンクス でも岩波のは出たばっかだってのに読みにくいってのは おもしろいですね。 たぶん、本人は、日本語の決定訳にしてやるぜって意気込みがあったと おもうんだけど。
135 :
考える名無しさん :02/06/24 21:49
岩波文庫は訳者のプロフィール出てないのがX
おー! まだベイトソンスレ残ってるぢゃないかッ!
137 :
考える名無しさん :02/06/28 22:27
ベルグソンだつーの。ついでにageとくよ。
138 :
考える名無しさん :02/07/03 13:32
記憶と生読んでも全然わからん これって荷入門書?
139 :
考える名無しさん :02/07/03 13:43
ベイトソンといえば、地理・人類学板かな?
グレゴリーといえばマンキューかな。 ベルグソン。ユダヤ人。死ぬ前にキリスト教に改宗。娘婿にマックレガー・メイザース(誰それ?)。 メイザースの弟子がクローリー。クローリーのpractical magickは、practical jokeの洒落。
141 :
考える名無しさん :02/07/03 15:25
142 :
考える名無しさん :02/07/25 15:09
ベルクソン初心者なのですが、質問があります。 彼は言葉についてはどのように考えていたのでしょうか。 例えば、持続の直観について、私が彼のテクストを読み理解することは 概念の操作や、言葉の定義の理解なのか言葉以外の領域における経験なのか どちらでしょうか。みなさんはどうですか、 ベルクソンを読むことにより、何か経験の変容のようなことがあったのでしょうか。 そもそも、言語とそれ以外の領域という区別をみなさんはどう考えますか。
>>142 彼は言語を、流れるものの固定化として忌み嫌っていたふしがありますね。
それは『時間と自由(試論)』他、さまざまな文脈で出てくるでしょう。
言語は常に一面性を孕む。
故に、彼の語った言語を体感しつつも、同時に語られていない、
言語の裏側、彼の経験を直観する。
ベルクソンが読者に期待している事は、そのような類の経験でしょう。
最後の行についてはちょっと考えてみます。
144 :
考える名無しさん :02/07/25 18:20
ベルクソンの「精神と物資」って白水社の他にも出てるよね。ペーパーバックのやつ。 どっちの訳がいいですか?
145 :
考える名無しさん :02/07/28 21:08
平井さん翻訳してたね。
146 :
考える名無しさん :02/07/28 21:42
147 :
考える名無しさん :02/07/29 13:52
148 :
考える名無しさん :02/07/31 18:47
前世紀の構造主義的言語記号論(ソシュールとか)を知ったあとでは、 ベルクソンの「言葉」に関する言説には さして特筆するべきこともないような気もする。 外延的なものの一例として挙げている程度にも思えるし。 いや檜垣氏はそれに回収し尽くせないものが書かれていると 言ってるんだけれども、どうも深読みしすぎな感無きにしも非ず、で。 適当なこと言ってスマソ。
149 :
考える名無しさん :02/07/31 19:55
>>148 いや、言語学が認知科学を取り入れている今では、
逆にベルクソンのような理論が興味深いかもしれないよ。
150 :
考える名無しさん :02/07/31 20:55
スピノザ→ベルクソン→ニーチェ→ドゥルーズ この流れの中でのベルクソンの思想的位置付けの意味は何なんでしょうか?
151 :
考える名無しさん :02/07/31 21:33
むろん年代的にはニー知恵がさきだが、それよりも、 ベルクソンとニーチェはむしろ並列でしょう。スピ ノザとトゥルーズをつなぐものとしての、無縁そうなふたり。
152 :
考える名無しさん :02/07/31 21:58
ヒュームもいれんかい.
ヒュームはドゥルーズが好きだったというだけで、ほかの方々とは異質では?
154 :
考える名無しさん :02/08/01 00:14
ヒュームとベルクソンって繋がりは…因果性について、くらいかな?
155 :
考える名無しさん :02/08/01 00:16
>>154 習慣の問題。
ってここはドゥルーズスレですか?
156 :
考える名無しさん :02/08/01 17:50
ドゥル〜ズからベルグソンを切り離して語ろうぜ! ドゥル〜ズきらいじゃないが、こいつを持ち出すヤシにはドキュ臭がする
157 :
考える名無しさん :02/08/01 18:12
158 :
考える名無しさん :02/08/01 18:27
>>156 ベルグソンの哲学では空間と延長は違うこと?
160 :
考える名無しさん :02/08/01 19:16
これ合ってんの? 382 :SZ :02/06/12 12:00 ベルグソンは「物質と記憶」でイメージ一元論を提起しており、それに したがえば、すべての物質はイメージであるとともに、物質によって構成された 客体を認識する主体はイメージを反射するイメージである。外界がイメージで あるのと同様に目はイメージであり、脳もまたイメージである。 この世界観はおおよそ次のような思考から導かれたものだ。外界は主観 (というよりもこの私)によって認識されることで外界なのであり、すべては とりあえず私の主観の対象(客体)である。しかし、バークリー的独我論が言う ように、対象が主観の構成物だと主張する根拠はどこにもないから、対象の 客観的な性質を否定することはできない。そこで対象の客観的性質をそのまま 認めた上で、なおかつそれらのすべてに、「認識されていること」という属性を 帰してしまえばよい。すると外界のすべての物質は客観的性質を備えたイメージ として位置づけられる。 つまり、ベルグソンのイメージとは、認識(観測)される可能性を備えた物質なの である。
161 :
考える名無しさん :02/08/02 00:35
メチャクチャですね。これ書いた人はたぶん『物質と記憶』を1ページたりとも読んでないよ。
162 :
考える名無しさん :02/08/02 00:46
163 :
考える名無しさん :02/08/02 00:59
>>162 ライプニッツスレだよ。
もういないけど。
165 :
考える名無しさん :02/08/02 10:58
>>160 『物質と記憶』の第1章の適切な要約。
ベルグソンは、物質と精神の二元論を展開する前提として、たしかに「イマージュ」
一元論の可能性を提起している。そしてイマージュを、外界の事物と、それらを
「反射」する主観とに分けている。「脳はイマージュである」、これも『物質と
記憶』の有名なテーゼ。
イマージュを言い出したのはアンリ・コルバンではないの?無知ごめん
167 :
考える名無しさん :02/08/02 11:13
(165の続き) 『物質と記憶』が最終的に提示する二元論は、「物質とは収縮した精神 であり、精神とは弛緩した物質である」という有名なテーゼに示されて いる通り、潜勢的なものとしての精神と、現勢化したものとしての物質を、 二つの極として持つものだ。このように特異な二元論と、デカルト的な 通俗物心二元論とを峻別するために、ベルグソンはまず存在論的かつ 認識論的な前提として、先のイマージュ一元論を取り上げる。はじめから 主体と客体、物質と精神、自己と他者という既成の観点に依存して思考する 罠を避けるために。いまあげたような既成の準拠対の無根拠さを示すために、 まずイマージュ一元論を提示し、そこからあらためて真の(とベルグソンが 考える)物質−精神間のかかわりを解明しようというわけ。
ヒューム→ベルグソン→ポンティ というところか。
169 :
考える名無しさん :02/08/02 13:04
ポンティはちゃうやろ.
170 :
考える名無しさん :02/08/02 15:33
>>169 おれのことは「メルロ=ポンティ」って書いてね。
ふ〜む
172 :
考える名無しさん :02/08/02 21:40
メルロ=パンティ
173 :
考える名無しさん :02/08/11 00:29
1000円くらいで買える、何かいい本ないかなぁと思っているのですが、 市川浩『ベルクソン』講談社学術文庫って、どうなんですか?
174 :
考える名無しさん :02/08/11 01:11
>>173 岩波文庫『時間と自由』訳者、中村文郎が訳者あとがきで、
「ベルクソンの哲学全体の概略については、」
市川浩『ベルクソン』とJ.L.ヴィエイヤール=バロン『ベルクソン』白水社クセジュ文庫
「を単なる解説的入門書の域を超えた好著として推奨したい。」と書いています。
すでにご存知かもしれないですが。
>>174 新訳がでるなどして、最近ちょっと興味が湧いてきたもので。
まだ『時間と自由』も、あとがきも読んでおりません。
『ベルクソン』の方は、さっそく読んでみることにします。
レス、ありがとうございました。
176 :
考える名無しさん :02/08/12 11:59
文学界で小林秀雄の感想を特集してるな
177 :
考える名無しさん :02/08/20 01:49
「知覚」と「純粋知覚」ってどう違うんでせう?
178 :
考える名無しさん :02/08/20 02:07
「威嚇」と「知覚」てどう違うんでせう?
「坂東英二」と 「足の親指」てどう違うんでせう?
181 :
考える名無しさん :02/08/20 02:28
市川浩さん チーン
182 :
大阪市民( ゚ペ)ノ ◆RAGE5ze. :02/08/20 02:56
「時間と自由」今読んでるけど面白いね
らげ?
184 :
考える名無しさん :02/08/21 22:00
iou8y
lihuioh
186 :
考える名無しさん :02/09/07 05:25
「直感」が分からない・・・というより、出来ません。 どうすればいいでしょうか?
187 :
考える名無しさん :02/09/07 18:52
生得観念
188 :
考える名無しさん :02/09/07 18:54
形而上学マンセー
>>186 あの、いちおー、言っとこう。
「直感」ではなく「直観」だよね。
190 :
考える名無しさん :02/09/17 07:40
合田+平井新訳『…試論』読了age
191 :
考える名無しさん :02/10/04 20:37
>>158 遅レスで、しかも私は156さんでもないですけど。
新訳『…試論』を読んだだけの素人です。
bergsonは「延長についての知覚」と「〔等質的な〕空間という概念の形成」とを区別するべきだと考えていたようです。
192 :
ニッケ・ロイヤル :02/10/20 22:49
うーむ、ベルクソンはいまいちマイナーな哲学者なのだろうか。 ドゥルーズスレは結構あるのに、根本のベルクソンは照明が当てられてないなあ。 上のほうで書かれてたけど、確かにベルクソンの著作って掴みどころがないですね。 直観なんてできない、といわれれば確かにそらそーや、としか言えないし。。。
193 :
ニッケ・ロイヤル :02/10/20 22:51
194 :
考える名無しさん :02/10/24 14:30
ベルクソン『記憶と生』増刷記念age やっぱりほそぼそと読まれてるのかね いいことだ でも入門には、『思想と動くもの』岩波文庫 『精神とエネルギー』レグルス文庫 中公クラシックスのベルクソン とかから、はいったほうがいいよな 『記憶と生』は誰かがスレ立てて一節づつレジュメ載せればおもろいと思うんだけど
195 :
考える名無しさん :02/10/24 16:33
>194 読まれているかどうかは、わからないよ。出版界では、ドゥルーズものは 売れるっていう評判あるからね。だから、秋によく翻訳がでる。 ベルグソンは、かったるいっていう人がおいいがどうよ?
196 :
考える名無しさん :02/11/10 20:16
イマージュage ここの板的にももっと注目されていい哲学者でしょ。
197 :
考える名無しさん :02/11/10 20:28
ベルグソン?ベルクソン? その魅力をズバっと一言でお願いします。 感動したら194の入門書を読みます。
198 :
考える名無しさん :02/11/10 20:30
ベルグ・・・はドイツ語 ベルク・・・はフランス語 かな?本来的にドイツ語ならベルグゾーンになるのかな・・・ この人の親、両方ともフランス系ではないという不思議さ。
固有名詞を読む際、自国の読み方かオリジナルを尊重するかは国によって違うの? 米国では普通に英語読みするとか。bergsonはバーグソンとか呼んでいるのかね。
200 :
考える名無しさん :02/11/30 23:47
ベルクソニスム 自称「火の玉教授」O教授が いかに低レベルなやり方をしているか?叩けませんか?
201 :
考える名無しさん :02/12/05 18:12
保全ageしときます。
202 :
考える名無しさん :02/12/06 02:23
ライプニッツ=ベルクソン=ドゥルーズ
ベルグソンはいいけどなにげにラムダ演算子なんすか?このスレのタイトル
204 :
考える名無しさん :02/12/24 00:11
bergsonの言う強度ってのは、量化されえない心的なものを量化してあらわすための尺度なんでしょうか? それとも、その量化されえないものそのものを表すためのもので、量化したり数値化したりして表すことはできないものなのでしょうか? 基礎的な質問すまん。保全ageをかねてっちゅーことで。暇で親切な方お願いします。
205 :
よーしパパあげちゃうぞー :02/12/29 13:26
>>204 「強度」はさしあたり、心的なものの強さを言い表わすための概念。
「痛い」と「とっても痛い」を比べる時、後者の痛みのほうが
「より大きい」と言いたくなるでしょ?
けれども、この二つの痛みはどちらも質的なものだから本当は比べることができない。
大きさを比べることができるのは空間のなかで重ね合わせできるものだけに限られているからさ。
で、なんで我々はどちらかの痛みをより強いものとして捉えることができるかというと
それは痛みに伴う身体反応の広がりから由来している。
小さな痛みには身体はちょびっとだけ
反応し、大きな痛みに対しては全身で逃げようとする。
この身体反応の大きさと痛みの感覚の質の折衷が「強度」ってわけです。
抽象的に言うと、純粋質と純粋量の混合体が強度でつ。
こんな感じでよいか?
『強度』=『痛みに対する身体反応の大きさ(純粋量)』+『痛みの感覚の質(純粋質)』 ってこと?
>>206 そうです。
本当の感覚(質)は強度なんかではないけど、
みんな常識にとらわれて強度と間違えてしまう。
そこでベルクソンは強度のなかに
「質」と「量」という異なったものを見出していく(差異化)ってわけでし。
ああっ、そうなのか。 差異化ってことでなにがいわれているのかやっとわかった感じっ巣。
>誰もがよく知っているように、この哲学者が目指していたことは、差異の >徹底した肯定である。追求されているのは、全き純粋な差異である。純粋 >な差異とは、同一的な単位を倍加したり分割したりすることで得られる >「程度の上での差異」ではなく、いかなる共通の基盤も間に見出しえない >ような「本性の上での差異」のことであり、さらに厳密に言えば「程度 >の上での差異」と「本性の上での差異」との間の差異のことである。 これは現代思想のドゥルーズの特集号に載ってた 大澤真幸「二つの自殺」からの文章なんですけど、大澤が言ってる、 >程度の上での差異」と「本性の上での差異」との間の差異 のことを言い換えれば『強度』と言っていると理解していいんすか? そう考えれば、よくわかるんすよね。繰り返し質問ばっかで寸間千。
>>209 ちがいまふ。
前のレスで「差異化」という言葉を使ったのは迂闊ですた。あれは忘れてください。
「程度の差異と本性の差異との間の差異」までは説明する余裕がちょっとないです。
とりあえず、「強度」とはあくまで質と量との混合体のことである、
と押さえておいておくれ。
「程度の差異」が意味するのは同じスケールに並べられるものの間に見出される差異のこと。
「本性の差異」が意味するのは同じスケールに並べられないもの同士の間に見出されるべき差異。
209が引用しているところを、感覚との絡みでいうとこうなる。
人々は感覚の中に質と量を混合して捉えており、これを「強度」として捉えている。
彼らは混合体としての強度のなかにある質と量とを「程度の差異」のもとにしか捉えないからだ。
ベルクソンはそうではなく、その混合体のなかに、質と量の間に「本性の差異」を見出す。
こういうこと。
余計ややこしくなったかな。。。
「本性の差異」と「程度の差異」の間の差異になると大分話がややこしくなる。
なので、ドゥルーズの『差異について』あたりを読まなくてはならない。
簡単にいうと、「本性の差異でパッキリ分けちまったら持続じゃないジャン」ってこと。
単に「強度」について知りたいだけならベルクソンの『試論』第一章を読むべし。
それとも現代思想で「強度」といわれているものについて知りたい場合は、
おそらく『差異と反復』にあたる必要があると思う。
あとは賢者の書き込みをマテ。
211 :
考える名無しさん :02/12/31 00:05
議論の途中で割り込んでしまいすみません。 大学院でベルクソンを研究しようと考えているのですが よい環境のところをご存知の方、 どなたか教えて頂けないでしょうか。
(^^)
(^^)
強度あげ
215 :
考える名無しさん :03/01/28 01:56
217 :
考える名無しさん :03/02/19 01:12
保守
卒論のテーマに選んだっけなぁ。 もうすっかり忘れちゃったよ。 懐かしい。 記念カキコ。
(^^)
220 :
考える名無しさん :03/03/13 19:34
ネタはつきたか
221 :
考える名無しさん :03/03/13 23:05
晩年は隣のおばちゃんと催眠術ゴッコに夢中。
222 :
考える名無しさん :03/03/14 01:23
エコル・ノルマルに於けるスピノザに関する講義は現在フラ語で、 あるいはあわよくば日本語で、読めるのですか? どっちもそこまで行って いないのでしょうか。 ↑ま、何事も経験してみないとわからんしね。けっく唯物的ではないので。
223 :
考える名無しさん :03/03/14 18:53
保守
224 :
考える名無しさん :03/04/08 21:04
新刊でますね、ねえ
225 :
考える名無しさん :03/04/08 21:30
なんの新刊ですか?
226 :
考える名無しさん :03/04/08 21:32
スピノザに関する講義は、講義録の3巻で読めるでしょ。 法政からでてる翻訳があるよね。
(^^)
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
保全
230 :
考える名無しさん :03/05/18 20:12
法政からベルクソン読本でるらしいっすよ。 売れるんですかね。
あぼーん
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
あぼーん
あぼーん
235 :
考える名無しさん :03/07/02 15:08
あぼーん
237 :
考える名無しさん :03/07/20 13:41
「物質と記憶」は心脳問題を考えるうえで必読文献だよ。 ここでのベルグソンのテーゼ「記憶は脳に宿りはしない」と、 その論拠を、もう一度振り返ってみる必要があるよ。
238 :
考える名無しさん :03/07/27 03:24
age
ベルグソンすごいかも。
240 :
考える名無しさん :03/08/02 22:12
「イマージュ」てのが良くわからん・・・
241 :
考える名無しさん :03/08/02 22:53
純粋記憶=物質的痕跡だったかな? 柱の傷はおととしの・・・みたいな
/⌒ヽ / ´_ゝ`) すいません、 イマージュはフランス語読みです | / | /| | 通りますよ・・・ // | | U .U
244 :
バークソン :03/08/15 22:36
>>241 まったく逆です。純粋記憶はいかなる物質性にも依拠しない記憶。
持続そのものです。
>>240 イマージュはベルクソン自身が定義するように「ものと表象の中間」にあるヤツです。
とはいえイマージュそのものがなんであるかを考えるよりも、
それを、近代の認識論がはまり込んでしまった罠をすり抜けるための概念装置、と考えた方が
馴染みやすいかもしれません。イマージュそのものが扱われるのは
あの書物のなかのごく一部だけにおいてですから。
245 :
考える名無しさん :03/08/16 10:08
age
246 :
考える名無しさん :03/09/17 06:34
あげ
247 :
考える名無しさん :03/09/26 00:44
NHK出版の小冊子発売age
1981 超時間対談(集英社)和田誠・絵 架空対談「ベルグソン先生、ユダヤ人はジョークのホームラン王です! アンリ・ベルグソン×タモリ」 【構成・高平哲郎/初出・ギャラントメン1979年4月号】収録 #1985(集英社文庫)
イマージュ=イメージ と、とりあえず措いて考えるのが分かり易い。 イマージュなどと仏語読みで訳されたのが混乱のはじまりだ。
>>249 そうかな?イマージュとしたほうが色々想像を掻き立てられて楽しいのだが。
NHK出版のは、マアマアという感じでしたね。
同シリーズの他のんはもうちょっと冒険的なことしてんじゃなかったっけ?
251 :
考える名無しさん :03/10/08 02:24
画像=イマージュ と、とりあえず措いて考えてみるのがたのしい。 (゚Д゚)<田中真紀子のポロリイマージュください
(゚Д゚)<モロイマージュください
NHK出版のヤツ、金森さんが面白かったw イマージュの定義はおぼろげながら掴めたのですが どういう哲学的な意義や背景があったのでしょうか?
254 :
ヘンリー・バーグソン :03/10/13 00:58
桧垣氏の著書は、誤りはないと思いますが、要約しただけの本で研究書とは言いがたいと思った。 ベルクソンの講義禄を精読する方がいいんでないでしょうか。 98さん。「道徳と宗教の二源泉」です。
>>254 とはいえ、ドゥルーズ以後のベルクソン解説書というポジションは、遅れてきた
ベルクソン読者にとっては非常に魅力的なのではないでしょうか。
要約しただけということに関しては同意しますが。
256 :
考える名無しさん :03/10/20 10:31
257 :
考える名無しさん :03/11/05 22:23
ジャンケレヴィッチからベルクソンにハマりつつあります。 今、岩波文庫の『物質と記憶』『創造的進化』邦訳が品切(絶版?)状態なんですね。 『道徳と宗教の二源泉』は、中公・世界の名著でまだ手に入りますが。 安く復刊してくれないかしら。
258 :
考える名無しさん :03/11/06 07:30
age
259 :
考える名無しさん :03/11/06 16:44
ベルグソンは第一次大戦勃発時にやたら興奮して「ドイツを叩き潰せ」みたいなこと 言ってたって本当なの?
260 :
考える名無しさん :03/11/06 17:35
イマージュキボンヌ
261 :
考える名無しさん :03/11/06 17:46
直観とはとどのつまりは愛である、と考えてるが正しいか?
262 :
考える名無しさん :03/11/06 22:00
>>259 WWT中にアメリカに使節として赴いて、アメリカを参戦に傾けさせたのに一役買った。
263 :
考える名無しさん :03/11/06 22:13
あの時代のフランス人なら百パーセント「ドイツ潰せ」だろうね
264 :
考える名無しさん :03/11/12 05:19
今月、岩波文庫と中公クラシックスで『道徳と宗教の二源泉』が復刊とのこと。
265 :
考える名無しさん :03/11/13 11:43
>264 さっそく買ってきたよ
266 :
ベルグソン :03/11/13 14:48
創造的に進化したければ「努力」以外に道は無し!!
衆議院選挙で自民に入れた奴は狂っている! 小泉・自民は憲法9条をなし崩し的に改悪しようとしている!!!! 我が子を戦場に送り出したいのか!? 手足を吹き飛ばされ、不能にして帰らせたいのか!? 見殺しにしたいのか!!? 戦争は他人事では無い!!! 誰もが最初は他人事だと思っていた大平洋戦争は、最終的には あれほどの無駄死・犠牲を生んだ! 息子を戦争の犠牲者にさせたいのか!? 選挙に行かなかった人、次回は必ず選挙に行って下さい! そして何としてでも自民・公明の最悪の暴挙を阻止して下さい!
268 :
考える名無しさん :03/11/16 20:44
あげておく
269 :
考える名無しさん :03/11/20 21:25
ここいらで、ベルクソン読書会でもやってみるかね。 はじめは『時間と自由』から。
もしやるなら、心機一転、新スレでやってホスイ
271 :
考える名無しさん :03/11/20 21:36
なんでリーマンどもが働き蜂じゃねーんだよ!
ほしゅ
273 :
考える名無しさん :03/12/10 00:59
手塚治虫の『火の鳥 宇宙編』読んでたら、 記憶やら植物やらの描写が出てきて 「なんかベルクソンくさいなぁ」と思った。 んで、ちょっと調べてみたら、 手塚が大阪大学に通いだしたのが1945年なんだが、 この頃大阪大学の医学部では、ベルクソン研究で知られる澤瀉久敬氏が 1941年から医学概論の授業を受け持っていて、 そこでベルクソンを土台とした医学論・科学論・生命論を講義してたんだな。 授業中にも漫画を描きまくっていたと言う手塚だから どれだけ授業を聞いていたかは分からんが、もしかすると その授業から自作品のネタを仕入れていたのではないかという 可能性は考えられなくもないな。 …って、これって手塚とベルクソン知ってる人ならみんな知ってた…? (´・ω・`)
274 :
考える名無しさん :03/12/10 01:25
フランスがドイツに占領されたとき わざわざユダヤ人登録をしに行ったという 話を聞いてベルちゃんを人間的に尊敬した。
276 :
考える名無しさん :03/12/13 08:58
>>273 わしも初耳だ。どうかこの先も研究をすすめてくれたまえ。
>>273 ベルクソン論としてはどうかと思うが、
手塚研究(あるとして)にとっては画期的だろう。
278 :
考える名無しさん :03/12/14 03:48
279 :
考える名無しさん :03/12/14 06:29
ひょっとして哲板から、ベルグソンスレから、期待の研究者誕生ですか?
280 :
考える名無しさん :03/12/22 03:35
保守
281 :
考える名無しさん :03/12/26 19:02
282 :
考える名無しさん :04/01/06 12:39
今年もよろしく
284 :
考える名無しさん :04/01/13 06:26
うわあああああああああぁ
ほしゅ
286 :
考える名無しさん :04/01/22 17:54
ドゥルーズ『ベルクソニスム』を勝手に訳すスレ2 記念age
287 :
考える名無しさん :04/01/22 18:00
ベルクソン関連の本を読むたびに持続というわけのわからない 言葉に悩まされイラつくのは俺だけでないはず! そろそろ決着つけないか? 俺は市川浩の講談社文庫ベルクソンを持ってる。
288 :
考える名無しさん :04/01/22 18:08
入門書読んでもわからない。 時間は等質的媒体と考えるからだめということ言ってるんだと 思うが、それじゃ時計の無い未開人は持続を合成して生きているとでも?
等質的媒体としての時間は時間の空間化と言われると、なるほどと つられてうなずいてしまう。 しかし日常使い分けしている現在・過去・未来は空間化された時間 感覚だろうか? 「今2ちゃんねるやっている」「さっきまで2ちゃんねるをやっていた」 「飯食ったら2ちゃんねるやろうかな」 こういう区別は空間化では説明できないよね。
291 :
考える名無しさん :04/01/22 20:57
>>290 入門書で済まさずに、とりあえず『時間と自由』を全部読んだ方がいいのでは。
全くの余談なんだが、夢野久作『ドグラ・マグラ』に出てくる 「脳髄は物を考える所にあらず」っていうアイデアは、 ベルクソンの『物質と記憶』からなんらかの影響受けてるのかな。 ベルクソンの著作自体は、1914年には翻訳が出てたらしいし。 『ドグラ・マグラ』本編中にも、ベルクソンの名前が出てきてる。 (角川文庫版『ドグラ・マグラ』上巻, p.206, l4)
293 :
考える名無しさん :04/01/23 00:19
入門書でもいいじゃないか。
ちくま学芸文庫の合田・平井訳『試論』の訳者あとがきで、 「私としては、ベルクソンの他の諸著作についても、「ちくま学芸文庫」の一環として 今後も新訳を世に問うていきたいと考えている。」ってあるが、どうなんだろう。 『物質と記憶』『創造的進化』あたりは新訳出してくれたら嬉しいんだが。 別訳が出せるようになったってことは、 ベルクソン死後60年経って著作権切れたってことなのかな。
295 :
考える名無しさん :04/01/23 19:23
ベルグソンは「離散的」なものは嫌ったのだろう。
296 :
考える名無しさん :04/01/23 20:06
いわば、実在は「滲んで」いるのだ。
中公クラシックスの『道徳と宗教の二源泉』を買った。 解説、この人の文章にしては珍しく読みにくいという印象をもった。 読み直さなくては。 本の薄さを見て「これなら読めるかも」と思ったが、 後で二分冊になっていることに気付いた。 それなのに一冊1300円もするし、「世界の名著」よりも高いし、 ジャケットださいし、何考えてんだ。
>>297 岩波文庫なら1冊に全部入って800円だよ。
世界の名著版もまだかろうじて手に入るはず。
世界の名著版のオモダカさんの解説はおすすめ。
>>299 簡潔にまとまってるね。
それでいて、戦前に西田・九鬼らから学んだ京都学派の香りがほのかに漂ってる。
301 :
考える名無しさん :04/01/28 15:06
ほしゅ
303 :
考える名無しさん :04/02/15 22:04
hosyu
306 :
考える名無しさん :04/03/04 11:32
今週のモーニングの『うああ哲学事典』でベルクソンの「純粋持続」がとり上げられてた。 やはり馴染みにくい概念なのか、今までで一番説明に苦労している感じがした。
307 :
考える名無しさん :04/03/04 11:53
ベルクソンって時々忌み嫌われているようだけど、なぜですか?
308 :
ベルクソンの末裔 :04/03/04 12:16
>>307 哲学を言葉だけで考える人が多いからですよ。
この前学校の茶髪DQNが昼休み音楽室でエレキギターを引いていたんですよ。
首を前後にゆさゆささせたり首をキューとすぼめたり、無心で引いてるわけです。
僕はそのときただの茶髪DQNが神々しい純粋持続になっていると感じたのです。
純粋持続の生々しさいつでもどこにもある。
ただそれが、授業が始まり授業が終わり、昼休みが始まり昼休みが終わる時間割
によってスポイルされてるだけなのです。
309 :
考える名無しさん :04/03/04 13:13
>>308 なんかようやく純粋経験の本質が見えてきたような気がします。
「意識になんたらかんたら云々ちんぷんかんぷん」が最初に読むのに適しているの? それとも入門書読むべき?
311 :
考える名無しさん :04/03/04 14:16
>>310 『意識に直接与えられたものについての試論』(英題『時間と自由』)は
ベルクソンが純粋持続の考えを提唱した学位論文で
彼のその後の哲学の出発点となった書だから、これを読まずにその後の彼の主著
(『物質と記憶』『創造的進化』『道徳と宗教の二源泉』)にはあたれないと思う。
とはいうものの、そう簡単に理解できるような本ではないから
入門書は読んでおいたほうがいいと思うけど。
312 :
ベルクソンの末裔 :04/03/04 14:17
>>310 時間と自由ですね。
すぐ読むべきです。
この本が最終的にいいたいことは、痴呆老人になって見かけの記憶が
壊れても記憶自体は壊れないということです。
つまり痴呆老人になっても人間は価値があるということです。
この利益は、動物はおそらく少しか享受できないが、人間は間違いなく
大いに享受していると説ているわけです。
自分が社会的に何者であれ、人間に生まれたこと自体がすばらしいこと
だと教えてくれる名著です。
313 :
考える名無しさん :04/03/04 15:16
セックスしているときは純粋持続。 終わった後、「あれ、もうこんな時間かよ、そういえば腹減ったな」 というのは日常。
314 :
考える名無しさん :04/03/04 15:19
ってか、ゴキブリが出てびっくりするときは純粋持続で、 コイツは殺さねばというのが空間化だろ。
セクースでもあんまり持続しない
>>311 入門書というと何がいいのでしょう?
NHKの奴とかですか?
>>312 おぉやはりジャンケレはベルクソンの影響受けまくってるね。
>>312 価値とか、すばらしいとか、そういうレベルで語ってるの?ベルグソンって。
319 :
考える名無しさん :04/03/09 17:51
ベルグソンて知的な努力でなんでも克服出来ると言い切っちゃった人だけど、 それが絶対正しいんか?
>知的な努力でなんでも克服出来る そんなこと言ってたか?出典は?
ホーキングの宇宙論でベルクソンは論破されたので、今更という感じがする。
322 :
考える名無しさん :04/03/09 21:45
>>321 相対性理論でカントは論破(ry
みたいな電波飛ばすなよ
323 :
考える香具師 :04/03/09 21:54
>>321 ホーキングの宇宙論でベルクソンがどう論破されたの?
>>322 非ユークリッド幾何学の出現は、カントのある部分への反証にはなって
ない?
324 :
考える名無しさん :04/03/10 12:27
ベルクソンの哲学は如何に純粋持続を経験するかにかかっている。 すなわち日常的な迷妄を捨象しその即下に広がる大河の如き純粋持続 に抱かれる至高性の哲学である。 しかしその至高性はニーチェの如き超人性を求めるものではなく、誰 もが心を虚にして純粋持続の流れの音に耳を傾ければ手にすることが できる、そういう人類、否、宇宙の一体的一蓮托生性が希求されてい るのである。
325 :
Sophia :04/03/10 12:28
むむむ・・・
326 :
考える名無しさん :04/03/10 12:30
阿呆松の一生
327 :
考える名無しさん :04/03/10 12:32
>>324 浄土真宗の「南無阿弥陀仏」を「純粋経験」に置き換えて考えればいい
のかね?
>>327 そういうのやめれ
なら西田の「純粋経験」の方が近い
329 :
考える名無しさん :04/03/10 12:37
でも・・・純粋持続って、たぶん行動の否定だよね。。。
330 :
考える名無しさん :04/03/10 12:39
いや、何かを経験することが哲学なわけなのか、と?
331 :
考える名無しさん :04/03/10 12:41
読まずに煽るな ベルクソンはそのへんも考えている 物質と記憶を嫁
333 :
考える名無しさん :04/03/10 12:43
>>324 >ベルクソンの哲学は如何に純粋持続を経験するかにかかっている。
>すなわち日常的な迷妄を捨象しその即下に広がる大河の如き純粋持続
>に抱かれる至高性の哲学である。
>しかしその至高性はニーチェの如き超人性を求めるものではなく、誰
>もが心を虚にして純粋持続の流れの音に耳を傾ければ手にすることが
>できる、そういう人類、否、宇宙の一体的一蓮托生性が希求されてい
>るのである。
これこそベルクソンの真髄だと思いました。
僕たちは日常の喧騒に慣れきって純粋持続の恩恵から切り離されたままでした。
しかし純粋持続はいつも僕たちにぴったりとついていてくださる存在そのもの
なのです。
それは人類が味わいうる最高の至福だと思います。
334 :
考える名無しさん :04/03/10 12:44
『思想と動物』だったら読んだぞ。
335 :
考える名無しさん :04/03/10 12:45
336 :
考える名無しさん :04/03/10 12:45
レベル高けー
338 :
考える名無しさん :04/03/10 12:49
>>333 フーム。よくわからんな。まるで守護天使のような言われようだが。
私服。最高の私服は、どこの女子高か・・・?なんちて。
339 :
考える名無しさん :04/03/10 12:51
宇波訳の精神のエナジーは最高ですよ。 精神の未来の予知機能による未来への進入はまさに魂の永遠性なのです。
>>335 自演だろ
煽りを招くマンセーぶりは萎える
341 :
考える名無しさん :04/03/10 12:54
それ、どこの出版社? >>339
333だったら、俺の発言じゃないぞ。 誰かが俺を煽っているのかな?
343 :
考える名無しさん :04/03/10 12:54
FBIの霊能捜査官はベルクソ二ストである。
344 :
考える名無しさん :04/03/10 12:55
345 :
考える名無しさん :04/03/10 12:56
333と339は同一人の犯行と見た。
346 :
考える名無しさん :04/03/10 12:57
なんか、ライアル・ワトソンとか思い出しそうになった。 共時性、萌え〜とかさ。
347 :
考える名無しさん :04/03/10 12:58
レグルス文庫だとぉ!!!!!!!!!!!!!!!!
>>344 レグルスは全員が層化というわけではない
阿部良雄(カトリック)もあそこから本を出している
>>344 第三文明社はすばらしい本をかなり世に問うてますよね。
333消えてくれ
意味なく、興奮してすみません。 それ、普通の本屋さんにないでしょうね?
352 :
考える名無しさん :04/03/10 13:00
「阿弥陀仏」じゃなくて「妙法蓮華経」の方だったか?
353 :
考える名無しさん :04/03/10 13:00
>ベルクソンの哲学は如何に純粋持続を経験するかにかかっている。 >すなわち日常的な迷妄を捨象しその即下に広がる大河の如き純粋持続 >に抱かれる至高性の哲学である。 >しかしその至高性はニーチェの如き超人性を求めるものではなく、誰 >もが心を虚にして純粋持続の流れの音に耳を傾ければ手にすることが >できる、そういう人類、否、宇宙の一体的一蓮托生性が希求されてい >るのである。 これこそベルクソンの真髄だと思いました。 僕たちは日常の喧騒に慣れきって純粋持続の恩恵から切り離されたままでした。 しかし純粋持続はいつも僕たちにぴったりとついていてくださる存在そのもの なのです。 それは人類が味わいうる最高の至福だと思います。
だんだん思い出してきたが。まさかウナミが焼くしてるとはな・・・
355 :
考える名無しさん :04/03/10 13:04
法華経。国柱会系の話だったのか。石原莞爾とか、特に宮沢賢治とか のことを示唆したいのだろう・・・333は。
356 :
考える名無しさん :04/03/10 13:06
池田先生の本も出てます。
357 :
考える名無しさん :04/03/10 13:09
ベルクソンは論証が必要なところで詩を書いて済ませるから嫌だ、とラ ッセルが書いていたが、ちょっと共感するところがある。
358 :
考える名無しさん :04/03/10 13:12
うん。だけど、賢治の詩には説得力があることも否定できないな。
立正安国論における実乗の一善への回帰は即ち三界皆仏国也。 実乗の一善への回帰は即ち純粋持続への回帰を意味し、これにより 進化の終局点であるオメガ点で至高の集合体となることが即ち三界 皆仏国也。
360 :
考える名無しさん :04/03/10 13:18
いきなり、実乗の一善への回帰と言われても、よくわからないよね。 それぞれの言葉の意味を説明してくれないとね。
物質中心で空間思考に慣れきった衆生は、まさに悪縁に引きずりまわされて 物象化に魂を売ったのです。 ベルクソン哲学は、困難な仏道にさしこんだ光です。 これにより一切衆生の一条成仏が推進された。
あぼーん
363 :
考える名無しさん :04/03/10 13:25
ベルグソンは、カトリックに改宗したユダヤ人ですが、邪教の哲学が仏 道にさしこむ光になることもあるんですか?
364 :
考える名無しさん :04/03/10 13:26
365 :
考える名無しさん :04/03/10 13:27
うん。だけど物質文明には説得力があったわけさ。黒船とか来てさ。 どんな剣の達人でも、蒸気機関や大砲の力の前には、手も足も出な かったわけさ・・・。(ラスト・サムライの世界だね。こりゃ。
366 :
考える名無しさん :04/03/10 13:28
367 :
考える名無しさん :04/03/10 13:29
立正安国論における実乗の一善への回帰は即ち三界皆仏国也。 実乗の一善への回帰は即ち純粋持続への回帰を意味し、これにより 進化の終局点であるオメガ点で至高の集合体となることが即ち三界 皆仏国也。
368 :
考える名無しさん :04/03/10 13:30
日本の精神主義も八紘一宇も、アメリカの物質主義を打ち負かすことは 出来なかったのさ。
369 :
考える名無しさん :04/03/10 13:31
「衆生を救う方便」としてベルクソンを読む人のためのスレッドと、哲 学としてベルクソンを読む人のためのスレッドは、分けたほうがいいな。
370 :
考える名無しさん :04/03/10 13:34
371 :
考える名無しさん :04/03/10 13:38
しかし、ベルクソンが見事に法華経と調和しているように見えるけど。 個人的にもっと知りたいな。 ベルクソン哲学だって最終目的は救いにあるんじゃない?
372 :
考える名無しさん :04/03/10 13:42
>ベルクソンの哲学は如何に純粋持続を経験するかにかかっている。 >すなわち日常的な迷妄を捨象しその即下に広がる大河の如き純粋持続 >に抱かれる至高性の哲学である。 >しかしその至高性はニーチェの如き超人性を求めるものではなく、誰 >もが心を虚にして純粋持続の流れの音に耳を傾ければ手にすることが >できる、そういう人類、否、宇宙の一体的一蓮托生性が希求されてい >るのである。 ベルクソン哲学はmニーチェの超人主義と違って、なにか人類の救済という ような究極面がある哲学なのだと確信しました。
373 :
考える名無しさん :04/03/10 13:45
亜細亜的な情緒の世界だとは思うが・・・それだけで果たして 足りるか・・・
374 :
考える名無しさん :04/03/10 13:46
>>366 宗教はすべて方便だから、仏教とキリスト教に優劣はない、ということ
かね?
375 :
考える名無しさん :04/03/10 13:50
現実に学会は与党として自民党とともに権力の中枢にありますが、なにか?
376 :
考える名無しさん :04/03/10 13:52
つまりですよ、学会はいまやアメリカの親日共和党とともにあるわけです。 日米がこういう深い絆で結ばれたのですから、この連合は史上最強なのです。
377 :
考える名無しさん :04/03/10 13:54
天皇制と日蓮宗は相性が良い、みたいなことを昔、吉本が語っていたな。
378 :
考える名無しさん :04/03/10 13:55
確かに層化はリアルポリティクスに長けている。 そのへんの情緒的な宗教ごっことはレベルが違うよね。
379 :
素朴なギモン :04/03/10 14:14
しかし、カリスマ池田先生ももうお歳だ・・・。池田先生が染むだら 層化もオシマイなのでは?
380 :
考える名無しさん :04/03/10 14:17
真のカリスマというのは死して一層カリスマとなる存在のことである。
381 :
考える名無しさん :04/03/10 14:19
ほう・・・・
382 :
☆キキ+キ゚Д゚♪ ◆ooOooooopo :04/03/10 16:30
(´゚∀゚`)
383 :
考える名無しさん :04/03/10 16:50
380=333=324=層化と思っていたが、333≠324らしいな。 333=層化は正しそうだが。とすると、324は誰だ?
384 :
考える名無しさん :04/03/10 17:24
層化だろ
385 :
考える名無しさん :04/03/10 17:30
層化層化
386 :
考える名無しさん :04/03/10 18:10
ベルクソンの理論からすれば肉体の死後、霊魂は永遠に残ることに なるけど、一般的に報告されてる霊魂の振る舞いとか言説はレベル 低いよな。 どう見ても生前より比べようもないほどバカになってるだろ。 まともな霊魂はないのだろうか?
387 :
考える名無しさん :04/03/10 18:24
>>386 まともな霊魂は生身の人間とずれることなく協同しているので、生身の
人間は霊魂を感じることができません。
しかし程度の低い霊魂がバグのように存在し、これがずれた働きをする
のでおかしなことをするように見えるのです。
とりあえず「精神のエナジー」を一読されるようお願いします。
388 :
考える名無しさん :04/03/12 11:08
>>386 エエーーーッ! それ、嘘だろ。具体的に説明しろよな。
389 :
考える名無しさん :04/03/12 11:51
ベルクソンは降霊会のメンバーだよ。
390 :
考える名無しさん :04/03/12 12:13
いろいろ誤解を生むようなことが言われてるけど、はっきり言うね。 ベルクソンはキリスト教神秘主義だよ。 「完全な神秘主義は、偉大なキリスト教神秘家の神秘主義である」 と『二源泉』で言ってる。 それに比べれば行動と愛と創造が伴わない仏教を評価しない。 神はあくまで創造する神でなくてはならず、宇宙を満たす愛は触れる ものでなくてなならいとベルクソンは力説する。
ベルクソンって電波入ってるね。
むしろここに粘着している奴の方が電波
394 :
考える名無しさん :04/03/17 10:10
純粋持続とは、なんであろうか?
あぼーん
換気したから、もうどっか逝ってくれ
397 :
考える名無しさん :04/03/18 03:05
純粋持続って、何?
398 :
考える名無しさん :04/03/18 22:18
純粋な持続のこと
399 :
考える名無しさん :04/03/19 13:00
ベルグソンて努力主義なの?
400 :
考える名無しさん :04/03/19 13:04
いいえ。努力しても死にます。
401 :
考える名無しさん :04/03/20 09:08
努力しても、死ぬのか・・・(純粋脱力
402 :
考える名無しさん :04/03/24 01:50
今フランスでベルクソン研究するならどの大学のなんて教授がいいのか、分かる人います?
パリ大学とか知りもしないのにいってみる。
>>402 こんなとこで聞くより大学の先生に直接聞いたほうがいいと思うが(w
405 :
考える名無しさん :04/04/03 14:28
>>397 純粋持続って、言わば職人さんがものづくりに没頭してる時とか、作家が
熱心に執筆してる時とか、時間も我も忘れてひたすら対象と自分が一緒に
なる瞬間の事です。
406 :
考える名無しさん :04/04/03 14:30
407 :
考える名無しさん :04/04/03 14:42
つまり、ある程度創造的な仕事についている人は経験できる わけだ。純粋持続を経験する可能性がほとんどないような仕事 は「疎外された労働」といえるわけか・・・。
俺だって一生懸命頭下げてるよ? 創造的な仕事じゃないけど、純粋持続じゃね?
一生懸命頭を下げて、面を上げたときには目の前に誰も居なかった。 そんなことがあったら純粋持続。
410 :
考える名無しさん :04/04/05 12:36
ベルクソンによれば、否定は別の存在を考える精神の運動である限り肯定的意味を持つ。 そかしそれが存在全体に適応されると、何の意味もなくなるという。 「無」は「錯覚」である。ここまではよい。 しかしその先がヘタレであった。 ベルクソンのこのような「無」の批判が目指すものは、存在者の必然性 の証明であったのだ。 それはベルクソンがハイデガーを越える哲学者でないことの証明に他な らなかった。
411 :
考える名無しさん :04/04/05 12:55
しかしそのハイデガーにしても、ハイデガー流の脱構築は フランス現代思想の脱構築の餌になって、脱構築されて しまったわけだがw
412 :
考える名無しさん :04/04/05 21:12
ところで、シェリング・スレってないの?
>>412 ないね。
立てたいんなら立ててもいいんじゃない?
脱構築ってなんなんだろう。
脱構築嫌い。戯れる価値のあるテクストがなければ無意味。 大概は戯れる価値のないテクストと戯れるだけ。
417 :
考える名無しさん :04/04/21 14:33
乙カレ〜 笑いってなんでしょうね ていうスレが面白かったよ さんくす
419 :
考える名無しさん :04/04/25 10:48
ll
ベルクソン面白い
421 :
考える名無しさん :04/05/08 07:36
ベルグソンて論旨がはっきりしてるから解説本でも十分に解るね。
ベルクソンの文章は名文なので、フランス語の勉強にもなる。
423 :
考える名無しさん :04/05/08 23:52
フランス哲学とドイツ哲学ってどう違うの?
424 :
考える名無しさん :04/05/09 00:31
便糞ン?
425 :
考える名無しさん :04/05/14 02:38
大杉栄
プラトン・アリストテレス ▲ プロティノス ‖ | アウグスティヌス デカルト _ 心身問題の___ 自己の思想を形成する上で . | | マルブランシュ 批判的継承 | 多大な影響を受けつつも、 神秘主義の 意識時間の先駆 . | 「不動の哲学」として批判 影響 (晩年のカトリシズムへの帰依) カント←───仮想敵────┐ | (cf.学位論文の副論文は | | | | 『アリストテレスの場所論』) | | コント ─実証主義の影響 ─┐ │ | ‖ | ┌──────┘ スペンサー─社会進化論 ─┐ | | | ‖ | │ ↓ ↓ | ↓. ▼ ↓ ↓
.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ジェイムズ←―盟友―→ ┃ ベ ル ク ソ ン ┃(←同世代→フッサール) ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ↑ | | │ | | ┌────────┘ | | │ | └意識・時間のモチーフを小説に→プルースト 時間の考え方に一定の評価 | 自己の思想を形成する上で | | | | 多大な影響(+批判的継承) | └─相対性理論を批判(失敗)─→アインシュタイン ハイデガー 精神的継承者 | | ↓ ↓ 新しい読解で ジャンケレヴィッチ サルトル 新局面を拓く レヴィナス | メルロ=ポンティ ↓ ドゥルーズ
>>416 シェリングじゃないけど、ベルクソンはアンリIV世校で授業をしていた当時、
フィヒテについての講義もしていたそうだ。
あ、もとい、エコール・ノルマルでの授業らしい。
>>429 平井靖史氏のサイトで、その講義の試訳が読めますね。
432 :
考える名無しさん :04/05/26 13:12
ドゥルーズの『ベルクソニズム』を読むスレ、dat落ちしてしまったか…
w
ほしゅ
何でベルクソンは時間と空間をくっつけちゃったんだろう。
p
今日の5時までに今から3000字のレポート書かないといけない… まるでわけワカメ、何書きゃいいんだよ。何だよ愛の跳躍って! 宗教哲学なんて小難しいのとるんじゃなかった…orz
441 :
考える名無しさん :04/07/19 00:13
>>440 簡単だと思って本を読んだけど
結構難しいんで俺も苦労してる。
道徳と宗教の二源泉だけど。
442 :
考える名無しさん :04/07/19 01:04
時間と空間は不可分ですが・・・
レヴィナスとベルグソンって関係あったのかyp どーりでこう、なんというか「直観への絶え間ぬ反省の努力」っぽいのが見え隠れしてるとオモタ。
>>441 道徳と宗教の二源泉は、日本で内容をまともに理解している人は
いまだにほとんどいないと思う。
解説書読んでても、紋切型の解説でお茶を濁してるだけのものが多い。
>>444 WWII前後の時期にフランスで現象学を広めた世代の間では
たいていフッサールを読む前にベルクソンが読まれてたってのがあるな。
もちろんレヴィナスもその世代の一人。
フランス現象学が成立していったのも、そういう土壌があったからなんだろう。
447 :
考える名無しさん :04/08/07 21:03
意識に直接与えられたものへの試論(時間と自由)の邦訳ってどれが一番いいですか? 手に入れ安いものとして、岩波文庫のとちくま学芸文庫のがあります
448 :
考える名無しさん :04/08/07 23:18
白水社から出てる奴が一番いいと思うけどね。 二千円ちょっとするんで買う気しないかもしれんけど。 岩波やちくまのは読んでてぜんぜん意味不明な気がした。 こなれた訳にしようとして逆にわかりにくい。
449 :
考える名無しさん :04/08/08 01:41
>>447 普通に日本語としての読みやすさから言ったら、岩波文庫のがいいように思うけど。
それで疑問に思う個所は、原文にあたるしかないべ。
まあ、原文はオンラインでも見れるし。
ベルグソンの哲学自体が平易だから、訳本は選ばないと思うんだけどな。 俺は岩波しか読んだこと無いけど、もう付箋と書き込みでボロボロになっちまったよw
451 :
考える名無しさん :04/08/12 04:42
おれ
453 :
考える名無しさん :04/08/12 18:39
ベルクソンが専門の人は、そう多くはないよね。
>>453 でも卒論とか修論なんかの基礎訓練の時期にベルクソンやってる人は多いでしょ。
戦後の一時期は、フランス哲学といえばまずデカルトかベルクソンかってほどだったらしい。
>>426-427 の模式図のように、ベルクソンの哲学ってのは
過去の哲学を振り返るのにも現代思想へと橋渡しするのにも
都合がいい位置にあるといえるし。
>>454 というか、フランス語が読みやすいのと、
著作がそう多くないっていう理由の方が大きいのでは。
ベルクソンの一冊全集持ってるよ 持続と同時性は入ってない
457 :
考える名無しさん :04/08/30 15:37
なるほど
どっかにベルクソンのテクストが手に入るサイトあったと思ったけど。
全集は三巻目(書簡集)がでてるね。
>>456 持続と同時性は二巻目のmelangesに入ってます。二ヶ月前の返信を読んで貰えるとは思えないが。
>>460 著作集だけじゃなく補遺集みたいなのがあったんだね
著作集に入ってないのはベルクソンによって外されたのかと思ってた
ちなみにどこからかダウンロードしたPDFなら持ってますよ
>>461 ベルクソンのテキストがダウンロードできたのですか。
わたしも探してみます。
ベルクソンの主著を電子化したCDロムをみかけたことがありますが、
ネットにそれが流れたのかな?
著作集に入っていないのは「遺言」により禁止されたものでしたね。
補遺集(1972年刊)で禁止は事実上解除されたようです。
463 :
考える名無しさん :04/10/21 14:48:56
最近、『意識に直接与えられたものについての試論』を 原書でちびちび読書中。。。
464 :
考える名無しさん :04/10/23 15:35:28
試論の岩波文庫新訳はところどころあれれと思う意訳がある。 もちろん、翻訳である以上、どうしたってそうなるからいいんだけど、 翻訳と原書両方引き比べつつ読むのがいいみたい。当たり前のことでスマソ
保守
466 :
考える名無しさん :04/11/11 23:18:20
467 :
考える名無しさん :04/11/12 12:20:10
ちくま学芸の訳はどう?>試論
468 :
考える名無しさん :04/11/12 15:53:26
このアカイブ結構(・∀・)イイよ
470 :
考える名無しさん :04/11/13 01:58:42
>>469 Meine de Biranなんかあるじゃあないですか!
ドゥルーズがシネマで取り上げたジャン・エプスタンもある
472 :
考える名無しさん :04/11/14 01:15:50
『時間と自由』読んだけど、純粋持続の概念が全然分からん…。 それで、NHK出版から出ている哲学のエッセンスシリーズの解説書読んでも良く分からん…。 だって著者自身よく分からんて言ってるんだもん(泣)…。どうも我々は日常的な空間化した時間に 馴らされすぎて持続としての時間を実感しにくいとあったけど、結局純粋持続って何なんだ。 一生のお願いです、誰か馬鹿な俺にも分かるように持続概念を教えてクレーーーーー。 過去レス読んでもサッパリ分からんし…。 OTZ
473 :
考える名無しさん :04/11/14 01:23:16
>>472 主観(主体)の感じる内的流れと言いたいところだが、
必ずしもそれに限定されないところが味噌。
>>472 言葉で直接には教えられないもの。それが持続。
475 :
考える名無しさん :04/11/14 01:33:13
>>472 ベートーヴェン「運命」の冒頭、ジャジャジャジャーンをイメージしてみよう。
楽譜の再現としての音響をイメージしては駄目。
最後のジャーン中にも最初のジャが溶け込んで、音楽が成立しているとしなければ
ならない。
そういう持続。
ゼノンのパラドックス、音楽、微積分、翻訳。 ベルクソン哲学の基本的な発想はこの辺にあると思われ。
478 :
考える名無しさん :04/11/14 07:39:42
>>472 純粋なつまり空間の観念になぞらえずに把握された持続のこと。
ようするに、ベルクソンにしたら自分が分析するまで持続の概念は
間違った形で定義されているものだから自分の定義を「純粋」と形容した。
それだけのことです。
なので、試論は持続の概念を突き詰めて分析する作業なのだと考えて読めば
普通に読めるはず。終章を普通に読めば、カントにおいて一応の完成を見た
近代哲学の分析手法に対する抵抗だということがあからさまに書かれてるでしょ。
479 :
考える名無しさん :04/11/14 08:22:45
純粋持続なんてもん、わからないほうが見込みあるかもね。 わかった気になることに抵抗するのに一票。
要するに時間でしょ timeではなくdurationのほうの時間
なんというか、言葉による要約を拒むようなところがあるよな、ベルクソンのいう「持続」って。 「いったい時間とは何でしょうか。誰も私にたずねないとき、私は知っています。 たずねられて説明しようと思うと、知らないのです。」(アウグスティヌス)みたいな。 そんな、言葉で説明困難な持続(時間)を、 それでもなおなんとか説明しようと言葉をつむぎ続けたのが 『試論』という本そのものなんだろうけど。
482 :
考える名無しさん :04/11/14 17:22:55
ベルクソンを直接読むと言葉が軽い軽い。
483 :
考える名無しさん :04/11/14 22:35:01
>>472 NHKのその本は読まない方がいい。って読んでしまったんですね。
市川浩の「ベルクソン」読むといい。あれ縮訳だから。時間と自由の
エッセンスを短時間に読める。そのあと『時間と自由』にとりかかるとよい。
484 :
考える名無しさん :04/11/14 23:01:40
『時間と自由』岩波新訳は白水社版全集の訳と何が違うんでしょう。 オリジナリティが見えないのですが・・・
たった一日でこんなに大量且つ真剣なレスが付くとは思いませんでした。 流石は2chでもレベルの高い哲学板ですね…。皆様方には本当に感謝いたします。 483さんが教えてくださった本を今度の仕事の休みにでも借りに行ってきます。 それにしても、ベルクソンは面白いですね…。 知覚や記憶が生産作用よりも寧ろ除去作用を持つとか、 発達した神経系が意識を生み出したのではなく、逆に意識が脳を生み出したと読めるところもあって、 そのパラドキシカルな議論は下手なSFよりもぶっ飛んでいる気がします…。
>>487 そうです、済みません…。番号付け忘れた…。
OTZ
>>484 岩波文庫版は白水社版を書き写しているとしか思えない箇所がある。
日本語に訳しにくい部分をみると、岩波文庫の訳は白水社の訳文ほとんどそのまま。
多義性をはらむところも、訳は全く同じ。新訳で分かりやすくなっているか
というと、ほとんどそれは期待できない。
490 :
考える名無しさん :04/11/21 17:14:31
持続age
491 :
考える名無しさん :04/11/21 17:26:38
俺今から本屋行くけどこいつ関係のいい本教えてかってくるからさー
492 :
sage :04/11/21 17:40:19
PUFのOEUVRES。 『持続と同時性』以外の主要な著作はすべてこれ一冊で読めますよ。
『道徳と宗教の二源泉』岩波文庫 『 物質と記憶』 白水社
494 :
考える名無しさん :04/11/21 17:53:23
ソーイエバ ココントコ ホン ヨンデナイ…コレカラモ ヨマナイ ダロナ ^^;
496 :
考える名無しさん :04/11/21 23:48:12
創価から出ている「精神のエネルギー」「思考と運動」から読むのもよいのでは。
後者は岩波文庫になってるよ「思考と動くもの」
>>496 でもそれ訳してるの、ドゥルーズの邦訳で悪名高い宇波だからなぁ…
そもそも『思考と運動』って題名からして誤訳だし。
499 :
考える名無しさん :04/11/22 08:10:03
ベルグソン テ ナニ?
>>497 >>498 岩波文庫は河野与一訳でこれのほうがよさそうですね。
岩波文庫の『創造的進化』は絶版のようですが改訳中?
501 :
考える名無しさん :04/11/26 18:38:36
合田訳「意識に直接与えられたもの」は日本語が読みにくく、岩波文庫や 白水社のほうがいいと思う。合田訳は解釈に新機軸があるというわけでもなさそう。 なぜ出したか不明。ゼミかなんかで取り上げたのをそのまま出版に持ち込んだ感じ。 合田訳の何が良いかわかる方がいたら教えてください。
503 :
考える名無しさん :04/11/26 20:33:54
「時間と自由」読み始めましたぁ!
感想よろしくぅ!
一章は心理学が出てくるけど、ヴントだのの心理学史がわかる本ってないですか? 英語でもよい。新書などでないかと思ったら意外とないんですよ。クセジュの 心理学の歴史は読んだけど・・・
『時間と自由』の一章のことです。
507 :
考える名無しさん :04/12/02 06:07:51
ベルグソンの「純粋持続」とかの概念、鈴木大拙の禅エッセイの 影響あるのか知らないが、全体的には第一次大戦前の楽観的進歩 思想の系譜なんだよね。人類こそが進化の最終目的だ、だとか、 今じゃまともに聞いてられない素朴な言説で。仏教的な無常観の ようなものは、そこにはない。敗戦と同時に起きた崩壊体験を絡 めながら、若かりし頃のベルグソンへの愛着から何かを引き戻そ うとしながら、「無知を乗り越えられなかった」と敗北宣言をし て未完に終わったその心境は推して知るべし、かな。
なんだこのステレオタイプで凝り固まったコピペは。 どっから持ってきた?
509 :
考える名無しさん :04/12/02 12:37:08
偏見に凝り固まった人が読んでも無駄ということかな
m9(^Д^)プギャーーーッ
フッサール「心」のスレッドって無いの? m9(・ё・)オイコラ
513 :
考える名無しさん :04/12/02 15:45:42
禅の影響があるから直感主義的なんだけど、自己限定がないから ショービニズムに陥りやすいかな、ベルグソン哲学。で、ナチが イデオロギーに利用したり。
514 :
考える名無しさん :04/12/02 18:30:00
ナチが利用した? 初耳だけどなあ
ナチが利用したのはニーチェとか俗流進化論だろ。 ベルクソンも生前は、講義とかで大衆的人気を獲得しつつも 自分の哲学がさっぱり理解されてないことをしきりに嘆いてたな。
ナチがユダヤ人の思想を取り込んだりしたのかねえ? ソースがほしいな。
517 :
考える名無しさん :04/12/03 00:58:00
あー、確かに西洋哲学史、読み返して 見ると反合理主義批判はしてるけど、ナチが直接採用したと は書いてないな。ソースは他だった可能性もあるから、最終 判断は留保しとくけど、反合理主義のバイタリズムだから、 どっちにしろ取り扱い注意だな。今時分の非・理性的な政治 情勢の言い訳にはピッタリだろうが。 米軍のファルージャでの虐殺、嗚呼、あれこそは エラン・ヴィタールである! ・・・とかさ。
518 :
考える名無しさん :04/12/03 00:59:15
旗印は何でも、ともかく「エラン・ヴィタールだ!」って 叫べば、それで何でも通るって寸法なわけだろ。 福田の阿呆が中心になって、小泉体制下で『感想』、解禁にした 狙いも、そこら辺にあったんだろうがなw
519 :
考える名無しさん :04/12/03 01:06:13
芸術家は精神に流れる血潮と現在ある世界の鼓動との一致をみてインスピレーションが湧くのだろうと思う。そしてそのふたつが接しているひとつの内部で生産されたものあるいは昇華されたものは永遠には続かない。
520 :
考える名無しさん :04/12/03 01:12:36
西洋哲学史?もしかしてラッセルじゃないだろうな? あれでベルクソンを判断するなんて愚の骨頂。 SoulezとWorms読め。
原典もってるし、大体、言わんとしてることは 分かる。
俺、キレの悪い文章って駄目w
つか、ラッセルに限らず、西洋哲学史に書いてあることなんて鵜呑みにするほうがバカ。 「ベルクソン=反合理主義批判」なんて一面的でステロタイプな見方をする前に まず自分でベルクソンの文章を読め、と。
反合理主義批判、って言い方変だな。反合理主義、ないしは合理主義批判、か。
ベルグソンの死んだのは1941年、正に彼の思想の具現の如き 時節だったわけだな・・・。
526 :
考える名無しさん :04/12/03 06:07:15
大森荘蔵も若い頃はベルクソンを読んでいた時期があったらしい。 彼の「ヨウカンの切り口にヨウカンはあるか?」って論法はその時の影響なのかな。
若い頃はカブレられても、あの楽観主義は、老成してからでは薄っぺらく 感じられるかもな。
>>524 西洋における「合理性」の観念の歴史的背景について考えて
見ると、まずアリストテレスの著作を基盤にしたスコラ神学
と、そこから神学だけを除去した、スネッサンスに端を発す
る「ホモ・サピエンス」的人間観、という問題がまず最初に
アタマに上るわけだが。
中世カトリシズム・スコラ神学の弱体化後も、大陸における スコラ主義の影響は止むことはなかった。ドイツ観念論は、 スコラ主義的な理性崇拝のゲルマン版だ。 理性崇拝がなぜ、観念論になるのか? それは、普遍論争に おける唯名論を考えて見れば分かることだが、唯名論におい ては対象化(客体化)領域に普遍のあるものを認められない。 というのは、普遍的なものは実は主体の側にあるからだが、 対象化領域に普遍を求めると、実体を欠いた抽象観念が観念 実在論的に一人歩きを始める。それで、ヘーゲル哲学のよう な巨大な観念論体系が構築されたりする。 「反合理主義」というものを、どのような射程で理解するか、 という問題だな。ニーチェのやったような情念的な反発は、 意外に素朴なニーチェ自身の無意識な理性信仰の裏返しであっ たり。
531 :
よんさま〜&hearts :04/12/03 13:46:14
>>530 おおかた、同意できるけど、
>>「反合理主義」というものを、どのような射程で理解するか
どう理解するわけ?
>普遍のあるものを認められない。 曖昧なので、「普遍的なものの存在を認められない」に訂正しよう。 「普遍的なもの」とは実は「超越的なもの」のことであり、これこ そ「主体的なもの」の本質であり、つまり「対象化(客体化)領域 に主体的なものの存在を認められない」という同語反復になる、と いうわけ。
>>531 このスレで問題になるのは、ベルグソンの思想が「反合理主義」である
と見なされる原因であると思われる「生命主義(ヴァイタリズム)」の
具体的な内容についてかな? イメージ先行の空論だったり。
ベルグソンの眼差しは、禅的直感から、つま先に、つまり個 人としての生の現実に落ちることなしに、いきなり夢想的な 進化論のビジョンに、文字通り飛躍する。ここに、彼の哲学 がショービニズムに陥り易い欠陥があると思うんだが。
ひとしきり壮麗極まるベルグソンの進化のビジョンに溺れて、 ふと我に返ると、 そ こ は 猿 の 惑 星 ! チンパンジーがイラク油田目当てにファルージャ住民に毒ガスやナパーム弾を 「エラン・ヴィタール」させている。この国は相乗りで自衛隊派遣をきっか けにして憲法第九条を「エラン・ヴィタール」させるつもりでいる。 嗚 呼 、 エ ラ ン ・ ヴ ィ タ ー ル ! ・・・いい加減にしろって。
■■■■■ ■■■■ ■ ■■■ ■ ■■■ ■■ ■■ ■■ ■■ ■ ■■■■■ ■ ■■■■■■■ ■■■ ■■ ■■■■ ■■■ ■ ■■■ ■■ ■■ ■ ■ ■■ ■■■■ ■■■ ■■■ ■■ ■■■ ■■■ ■■■■■ ■■■■ ■ ■ ■■■ ■■ ■ ■■■■■ ■■■ ■■ ■ ■■■■■ ■■■ ■■■ ■■■ ■■■■ ■■■■ ■ ■■ ■ ■■■■ ■ ■■ ■ ■■■ ■■ ■■■■■ ■■■ ■ ■■■■ ■■■ ■■ ■ ■ ■ ■■ ■■■■■■■ ■ ■ ■ ■■■■■■ ■■■■■ ■■ ■ ■ ■■■■■■■ ■■■ ■ ■■ ■ ■■ ■■■■■■■ ■ ■■ ■ ■ ■■■■ ■ ■■ ■■■■■■■ ■■■■ ■■■■■ ■■■■■■■■■ ■■ ■■■■■ ■■ ■■■■■ ■■ ■■■■■ ■■■■■■■ ■■■■■ ■■■■■
538 :
考える名無しさん :04/12/03 18:21:39
>>535 >>507 >>513 >>517 >>518 とかもおまえか?
アメリカのイラク攻撃も改憲もベルグソン?
お前真剣に狂ってるな..
ナチが利用ってのもお前だけの妄想w
お前が「俺が盗聴されてるのはベルグソンが…」
などと言いだす日も遠くないなw
とりあえず、真面目にベルクソン自身の文章を読んでないってことだけは分かる。>処刑ライダー たとえ原典を持っているにせよ、 世間で誤解された俗流ベルクソンの先入観で頭が凝り固まりすぎていて、 テクストに即して読もうって気持ちがこれっぽっちもないってのが文章読んだだけですぐ分かるわな。
540 :
考える名無しさん :04/12/03 18:32:59
> チンパンジーがイラク油田目当てにファルージャ住民に毒ガスやナパーム弾を > 「エラン・ヴィタール」させている。 ブシュは「正義」を旗印に「非理性的なイスラム信」を否定してるんだから どうみても「半合理主義」とは関連づけられないだろ。
541 :
考える名無しさん :04/12/03 19:02:38
>>539 > 521 :処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :04/12/03 01:14:03
> 原典もってるし、大体、言わんとしてることは分かる。
↑これだろ?「大体、言わんとしてることは分かる」だってw
原典持ってるかどうかもあやしいしそれ以前に語学ができるかどうか自体あやしいよコイツw
おそらく翻訳もちゃんと読んでないだろこの馬鹿w
必死になって哲学解説書の抜書きみたいな書き込みしてるけどさw
542 :
考える名無しさん :04/12/03 19:29:41
>>539 は馬鹿で嘘つき 笑
ベルグソンスレでなんでわざわざラッセルの哲学史持ちだしてくる必要あるんだよ 笑
543 :
542 :04/12/03 19:32:38
テスツ
お、アク禁解除したな♪ いくぞ、猿どもw
>>546 じゃあ訊くが、
>>534 がベルクソン自身のテクストのどの部分にそう言える根拠があるのか、
その部分をはっきりと提示してくれ。
『道徳と宗教の二つの源泉』・「神的人間の招き」より抜粋。 どの時代にも、この完全で道徳の化身とも言うべき例外者が現れた。キリスト教の 聖徒たちの以前にも、人類は、ギリシャの賢人やイスラエルの予言者(翻訳ママ)、 また仏教の阿羅漢や、さらに他にもこれに類した人たちに見(まみ)えたのであった。 絶対道徳と呼んで良いこの完全な道徳を求めて、人々がいつも赴いたのは、彼らの 許だった。 ・・・良いこと言うね。
・・・一方で、こんな無責任なことも言う。 そこで、生命の際立った特徴のうちの若干のものへもう一度戻り、「エラン・ヴィター ル」という考えは純然たる経験的性格のものだ、ということを明瞭としておこう。 同・「エラン・ヴィタール」の意味
・・・いや、俺はベルグソンなんて興味ないんだけど、 小林秀雄の『感想』の禁を破って出版されたことの 意味、というか評価が気になるからねw
・・・聖者は聖者として、「エラン・ヴィタール」やってんのは エテ公の方だ、ということでFA?
552 :
考える名無しさん :04/12/03 20:45:51
関連不明な引用で煙に巻き話をそらす処刑ライダーw
>>540 に反論してみろよw
非武装の一般市民に毒ガスやナパーム弾浴びせて正義も糞もあるかって。
そもそも語るべき正義なんかないから力押しで決着付けようって んだろ。やっぱエテ公だ。
555 :
よんさま〜♥ :04/12/03 20:57:17
進化論の還元主義者が、全体主義になりやすく、逆の立場の人が個人主義に なりやすいと言う分析は聞いたことがあるが・・・。 ベルグソンは、果たしてどちらの立場になるのか(笑
556 :
考える名無しさん :04/12/03 21:02:21
ブッシュが正義かどうかじゃなくて、 「米のイラク攻撃=エラン・ヴィタール=ベルグソンの反合理主義」 というアンタの主張wを問題にしてんだろ?w ちゃんと日本語よめるか?
557 :
よんさま〜&hearts :04/12/03 21:03:03
>>534 は面白い分析だと思うよ。
正しいかどうかは分からないけど、とても興味深い。
558 :
556 :04/12/03 21:03:24
559 :
よんさま〜♥ :04/12/03 21:05:57
>>556 話をつまらない方に持っていくね(笑
それは、処刑のエラン・ヴィタールだろう。
ほっといて、
>>534 の感想が聞きたいよ。
560 :
考える名無しさん :04/12/03 21:10:10
>>556 まったくだ。もはやベルクソンとは完全に離れた話になっとる。
>>556 ベルグソン復権(?)の政治的背景や時代風潮、というのは事実として
あるわけだがな。そして、そこを問い詰めて見れば、ある側面において、
現状をよく反映している、ということだ。
>>555 ベルグソンの進化論には淘汰や競争の概念がないんじゃないかな? 何
となくのイメージの寄せ集めで。だから普通の進化論的還元主義とは違
うように思う。
563 :
よんさま〜♥ :04/12/03 21:17:41
>>562 なるほど。
処刑、俺、落ちるね。
後、頑張って(笑
乙〜。 ・・・逆に言えば、ダーウィンに端を発する一般的な進化論から すれば、ベルグソンの言説なんて、おとぎ話みたいなもんだっ てことだな。
>>ライダー様 ( ´Д`) <はぁー 名コテにもほどがあるよ
勢いに任せて、思い付いたことは何でも言ってるって風で、「だから何だ」って印象 しか残らないんだよね。・・・いや、良いんだけどw 「社会の圧力(プレッション・ソシアール)」と「愛の躍動(エラン・ダムール)」とは生の 補い合う二つの発言にすぎず、このもとの生は、その発生以来人類種を特徴づけて いる社会形態の大綱の保存に専念するのが普通だが、例外的には個人の力に頼っ て社会形態を転形もしうりからである。そしてこの個人とは、その一人一人が、あた かも新しい種の出現さながら、実に創造的進化の力(エッフォール)を体現した人た ちなのである。 『道徳と宗教の二つの源泉』・「エラン・ヴィタール」より。
これはヘーゲルの体系哲学に対する、『哲学的断片』でのキルケゴールの お馴染みの嫌味。 適当なところで手を打とうとする思想、つまりひとりの人間が他の人間にたいして ある程度まではなにかの負い目があり、しかしまたある程度まではなんの負い目も ないと考えているような、値切りや駆引き、主張や譲歩。そして、その「ある程度」と はどの程度なのかをぼかしたまま一切を説明してみせる、ふやけた言葉。
(・∀・)ココハ ゴジャースナ スレッド ダヨ
569 :
考える名無しさん :04/12/03 22:00:59
>566 > 勢いに任せて、思い付いたことは何でも言ってるって風で じぶんのことか?w
sageると釣れるなw
>>569 俺の言うことは、概ね一貫してるけど?w
572 :
考える名無しさん :04/12/03 22:10:09
>>562 > ベルグソン復権(?)の政治的背景や時代風潮、というのは事実としてある
だから時代風潮の話じゃない
「米のイラク攻撃=エラン・ヴィタール=ベルグソンの反合理主義」
というアンタの主張を問題にしてんだろ?
政治家の答弁みたいにのらりくらり逃げ回るアンタのレスに粘着しても仕方ないかもしれんが、
まあ散々吹きまくって結局答えれなかったわけだ。
> そして、そこを問い詰めて見れば、ある側面において、
> 現状をよく反映している、ということだ。
なに回りくどい書き方してんだよ。ベルグソンが「現状をよく反映している」?
「ある側面において」?それがどうした?それが哲学を「読む」ことか?
な事言ったらデカルトもマルクスもニーチェもデリダもジジェクもローティーその他大勢
全員「ある側面において」「現状を反映」してるわな。
おまえがやってんのは「反合理主義」のイメージをこねまわしてるだけでベルグソン自身とは
あんまカンケーない。
中世哲学についてゴチャゴチャ書いとんのも解説書の抜き書きだろ。
現在のアメリカの戦略を思想や哲学と関連づけるなら、それこそ「合理」主義→
「理性」の陥穽(もちろんアメリカが「合理的」だと言いたい訳ではない)、
キリスト教的布教精神、ウイリアム・ジェームスとかのプラグマティズムあたりに端を発する
「世界を『開拓』する」精神、てなところがフツーに相場だろが。アホが。
何を勘違いしたのか愚者が尊大に振舞うのは見苦しいことこのうえない。
馬鹿は馬鹿なりに謙虚にふるまっとけ。
ベルクソンのテクストから自分の主張に都合のいい部分だけ切り取って持ってきてるだけじゃん。 こんなの哲学のテクストを読解する態度としては最低だよ。論じるにも値しない。
>アメリカの戦略を 「戦略」(嘲笑
とりあえず言っておきたいんだが、 ベル 「ク」 ソン な。
つまり、ベルグソンの哲学とは、非行為者的、無責任的客体として、 したがって治療しうる存在として規定される、いわば自動伸縮式自在ペニスだ。 必要なのは秘密めかすこと、心的諸疾患の原因を安全網もなしに、 一種の力動性をもたせたまま、その過程を疎外の一形式として理解すること。 こういことですね、ライダー様?
577 :
考える名無しさん :04/12/03 22:12:47
ライダーカワイイヨライダー
ま、過酷な現実から逃避して夢想に浸っていたい連中が 多いのも理解出来るが。
579 :
572 :04/12/03 22:15:32
>>574 >アメリカの戦略を
ここへんだね。
○→アメリカの「言動」を
に訂正します。指摘ありがとう。
>>578 過酷な現実とかそういうことを問題にしてるんじゃないの。
あなたのテクストの読解の仕方に問題があるって言ってるの。
話題をそらすな。
581 :
考える名無しさん :04/12/03 22:17:48
582 :
考える名無しさん :04/12/03 22:19:01
ライダーカワイイヨー
583 :
考える名無しさん :04/12/03 22:20:30
テクスト論者キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!
584 :
考える名無しさん :04/12/03 22:22:46
r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/ >::::::::::ヽ
. 〃 ヽル1'´ ∠:::::::::::::::::i
i′ ___, - ,. = -一  ̄l:::::::::::::::l
. ! , -==、´r' l::::::/,ニ.ヽ
l _,, -‐''二ゝ l::::l f゙ヽ |、
>>578 、ここはお前の日記帳じゃねえんだ。
レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_ !:::l ) } ト
ヾ¨'7"ry、` ー゙='ニ,,,` }::ヽ(ノ 2ちゃん、しかも自スレで自作自演する暇があるのなら
:ーゝヽ、 !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、 ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{ __)`ニゝ、 ,,iリ::::::::ミ ちゃんと敬語のお勉強でもしとけ!
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ ,
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
もし
>>548 の話が本当だったら、それはさぞ素晴らしいことであろうw
586 :
考える名無しさん :04/12/03 22:25:33
先生!ウルシマミレの
>>570 が釣りだったことを主張しはじめました。
587 :
考える名無しさん :04/12/03 22:31:19
( ´Д`) <ライダー様… ハァハァ
588 :
考える名無しさん :04/12/03 22:36:57
>>585 オイ、小林スレでもイロイロいわれてるから見てきたほうがイイゾ?
589 :
考える名無しさん :04/12/03 22:53:24
☆ チン マチクタビレタ〜 マチクタビレタ〜 ☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ ___\(\・∀・) < ライダーまだー?早くレス汁! \_/⊂ ⊂_ ) \___________________ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | 愛媛みかん |/
つっかかって来るのは、どうせ名無しの雑魚ばっかりさ。
591 :
考える名無しさん :04/12/03 22:56:09
592 :
考える名無しさん :04/12/03 22:58:50
俺はさんざ書き散らして、自分自身の思考の整理にも なったし、無駄ではなかったぞ。
594 :
考える名無しさん :04/12/03 23:01:27
先生!
>>593 が話をウヤムヤにして逃げようとしています!
595 :
考える名無しさん :04/12/03 23:02:29
高度な哲学ジョークが満載のスレだな
ま、まともな判断力のある人間なら、分かるからなw
597 :
考える名無しさん :04/12/03 23:04:46
598 :
考える名無しさん :04/12/03 23:07:35
つまらん 実につまらん
599 :
考える名無しさん :04/12/03 23:10:49
名前付けて勝負してる分 ライダーさんの勝ち。 堂々と。
601 :
考える名無しさん :04/12/03 23:19:09
ライダーが勝ちました。
602 :
考える名無しさん :04/12/03 23:22:05
「処刑ライダー」「三ツ矢サイダー」なにげに韻を踏んでてお洒落。
603 :
考える名無しさん :04/12/03 23:34:43
処刑ライダーって池田晶子ファンなんだよね。
・・・信心のないヤツは、基本的に論外って風かな? 型にはまった信仰で ある必要は必ずしもないだけだが、「宗教なんていらない」とか、乱暴な言説 を振り回して偉そうなツラするようなのは相手にするつもりはない。
606 :
考える名無しさん :04/12/03 23:55:25
逃げようとしたが「勝った」という言葉を見て再び戻ってきた
>>604
607 :
考える名無しさん :04/12/03 23:58:03
>605
で、キミとちがって潔く誤りを認めた
>>572 になんか反論ないの?
608 :
考える名無しさん :04/12/03 23:59:27
ここでアリストテレスは関係ないだろ。ベルクソンのアリストテレス論でも論じろ。 ファシズムとベルクソンをくっつけたいなら、まずSoulezのBergson politiqueを読むべきである。
609 :
考える名無しさん :04/12/04 00:02:02
>>608 原典持ってるらしいからなw
大体理解してるらしいからぜひ処刑に論じてもらおうw
610 :
考える名無しさん :04/12/04 00:03:30
611 :
考える名無しさん :04/12/04 00:09:00
Soulezはベルクソンとナチズムも論じているから、まあそれは処刑は踏まえているんだろうな。 でなきゃあ・・・ただの でしょ。
612 :
考える名無しさん :04/12/04 00:14:50
_____ /::::::::::::::::::::::::::\〜プーン /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\〜プーン |:::::::::::::;;;;;;|_|_|_|_|〜プーン |;;;;;;;;;;ノ∪ \,) ,,/ ヽ〜 |::( 6∪ ー─◎─◎ )〜 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |ノ (∵∴ ( o o)∴)〜 < バ、バ、バカどもがっ! | ∪< ∵∵ 3 ∵> ムッキー! \_____________ \ ⌒ ノ_____ \_____/ | | ̄ ̄\ \ ___/ \ | | | ̄ ̄| |:::::::/ \___ | \| | |__| |:::::::| \____|つ⊂|__|__/ / |:::::/ | ̄ ̄ ̄ ̄| 〔 ̄ ̄〕 処刑ライダー
何とでも言え。名無し野郎。 アリストテレスの形而上学って、どっちかつうと無神論的だよな。 唯物主義ではないけど。
614 :
処刑ライダー :04/12/04 00:16:06
:.:.:ノ:.i:.:l:.:.:l::.:.:.:ノ:.:.:.:/:.:./:.:.:..:../:.:./:ノヾ ヽ:.l: |:.:lヾ|:i .:..::丿:.:i.:.:.:.l:.:/:.:.:.:.:./:/:.:.:.:/:.:.:./:.l:/./ ヽ !:|: /:ノ :.l:.ハ:.:l:.:,−-、i/.:/.l:.:.:/:.:.:.i:.:ノ゛:. ヽ, :l:.i:.|:.:.l´/ゝ-//:.:.i:.:.i:.:./:.. ,,;:;;:;,,.. ,.,.:; :i:.:.:i:.:.:| ( ⌒1 ヽ:.|:.i:." __、.:"' _ニィ ヽ:|:.:i:l.ヽ、ヾ〈: .:l:|:.:l:.  ̄`‐""ノ.:' ( "´ノ .:ヾ:i:.:.l:. ヽ_ " :. '"´´,' ヽ"l <みんなボクをキモいキモい ゝヾヾ ::.. :.. , ' 〉ノ 言いやがって・・・! /:l:." :. /` - 、_ノ ::::ヽ、 :.. /:,_=--"-/ ::::::::\ ::.. /:.(エl┼┼"´ ::::::::::::::ヽ " ヽニ二) :::::::::::::::::::\:... ´":j ::::::::::::::::::::::::::\ ..::::.....:.. ` .:..、_:ノ:.ヽ ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、""´/ー'"::::::::::::::::::::::\
マルキシズムの「弁証法的自己運動」云々ってのに似てて。
616 :
考える名無しさん :04/12/04 00:17:32
>>613 アリストテレスの形而上学が無神論的だったら、トマスは火刑だね。
どこが無神論的? 現実態の重視だから?
617 :
考える名無しさん :04/12/04 00:18:32
>>615 弁証法的は無神論的とは直接つながらない
ヘブライ的一神教の世界とは似ても似つかないのは確かだろ。
619 :
考える名無しさん :04/12/04 00:24:02
アリストテレスが? 一神教でないとはいえても無神とはいえないだろう
620 :
考える名無しさん :04/12/04 00:24:13
「名無し野郎!」
>>600 の尻馬にのって毒づく
>>613 。
しかし自分では「名前付けて勝負してるから勝ち」という理屈を思いつけなかった
>>613 これから
>>613 はさんざん「名前付けてるから勝ち」論法使う悪感。
> 600 :三ツ矢サイダー ◆2jkUgfv8aY :04/12/03 23:15:06
> 名前付けて勝負してる分
> ライダーさんの勝ち。
> 堂々と。
しかし「堂々」とはしてない罠w
621 :
考える名無しさん :04/12/04 00:30:43
一神教ではないから無神?w
悪口はあれども正面きっての批判はない。 処刑ライダーの一人勝ちだよ、これでは。 少しは小林秀雄スレを見習えよ。 あそこじゃ、彼、さんざん論破されて、もう来なくなったよw
仏教は有神論的か?
624 :
考える名無しさん :04/12/04 00:32:41
アヴェロエスもブラバンのシゲルスもトマスもよく知らないやつが アリストテレスの神学なんて語ってどうすんのさ ちなみに「時間と自由」と一緒に出された副論文はアリストテレス論だったな。
ま、仏教の解釈もいろいろあるからな。アリストテレスは 主知主義的、かな。余り興味が湧かない理由さ。
「アリストテレスの神学」と来たかw
627 :
考える名無しさん :04/12/04 00:36:52
628 :
考える名無しさん :04/12/04 00:36:57
(^▽^)ゲラゲラゲラゲラ
んーとね、神学は理性に属するものか、信仰に属するものか、 って言う議論はあるね。俺はどっちかっつうと後者の立場。 神学って何だろうってことだが。
630 :
考える名無しさん :04/12/04 00:39:26
君、君、ベルクソンと関係ないなあ。
631 :
考える名無しさん :04/12/04 00:40:17
たしかに堂々とはしてないよな。
「アリストテレスは無神論的」と適当なこと書いて突っ込まれたら話をそらす。
上にあった「イラク攻撃はベルグソン」の時と全く同じパターン。
>>626 で、アリストテレスは無神論的なの?そうじゃないの?
ここで言われる「理性」と「信仰」の二元的対立も、 結局はヘブライズムとヘレニズムの混交によって キリスト教が発達してきたことの歴史的背景抜きに は語れないわけだが。
>>631 前にも言ったけど、カントの物自体みたいな、知的把握の
限界みたいなものへの自覚はあったようだな。ここで俺に
ギャーギャー言ってるヤツの中で、哲学に興味あるヤツ、いる
のか?w
634 :
考える名無しさん :04/12/04 00:47:25
おいおい、アリストテレスは十分に一神教的だろ。 形而上学 第12巻7章でも読んどけ>ライダー
アリストテレスの「不可知論」の出典は、ニコラウス・クザーヌスの 『学識ある無知について』の冒頭付近ね。
637 :
考える名無しさん :04/12/04 00:51:18
>>622 彼は、やる気がない時は、俺でも論破できるから。
あれで、結構優しいんだよ。(笑
638 :
考える名無しさん :04/12/04 00:54:07
>>636 掲示板でアリストテレスを語るお前のことだから
文庫になってる「形而上学」くらい当然もってるだろ?
どう解釈する?
↓
「この自体的な思惟はそれ自体でもっとも善なるものをその対象としており, もっとも
すぐれたものを対象とするのはもっともすぐれた思惟である。この知 性は思惟対象を
分け持つことによって自分自身を思惟する。というのは知性は 思惟対象に触れ,思惟
することによって思惟対象になり,その結果,知性と思惟対象は同じものとなる。という
のは思惟対象,つまり実体を受け入れ得るも のは知性であるが,知性は現実態として
それを所有しているからである。従っ て,知性が神的な状態であると思われるのは受
け入れ得る状態よりも所有して いる状態の方である。そしてこの観照は 最も快いもの,
最も善いものである。それゆえもし神が,我々はほんの僅かし か与れぬこのような善い
状態に常にあるのだとしたら驚くべきことである。も し神がよりいっそう善い状態にある
のだとしたら,さらに驚くべきことである。 しかし実際神はそのような状態にあるのだ。
しかも彼には生命さえも属してい る。というのは彼の持っている知性の現実態は生命
であり,彼こそ現実態だか らである。彼の自体的な現実態は最善にして永遠の生命
である。かくて我々は 神こそ永遠にして最善の生命であり,従って絶えることなく永遠
な生命と永劫 を持っていると主張する。というのはこれこそ神だからである。」
639 :
考える名無しさん :04/12/04 00:56:08
まだ、やってる。 もう寝ようぜ(笑
禿しくヘーゲルな文体だなw
641 :
考える名無しさん :04/12/04 01:00:46
wじゃねくてよ、お前がアリストテレスをどう解釈するか聞いてんだよ。 アリストテレスがどのように無神論的なんだ?あ?
いや、読めばそれなりに面白い文章だね。生き方に興味が 湧かないけどw
643 :
考える名無しさん :04/12/04 01:05:51
だからよ、「形而上学」の文脈からでも、ラテン・アヴェロエストの議論に乗っかってでも いいから、アリストテレスの議論を踏まえた上で、その無神論性を論証してみろや。
644 :
考える名無しさん :04/12/04 01:05:53
修辞を排除した状態(つまりはこのような事を言っているがたいした事ではない) 思惟はそれ自体で善なるものを対象としており,すぐれたものを対象とするの はすぐれた思惟である。この知性は対象を分け持つことによって自分自身を思 惟する。知性は対象に触れ,思惟することによって対象になり,その結果,知 性と対象は同じものとなる。というのは思惟対象,つまり実体を受け入れ得る ものは知性であるが,知性は現実態として所有しているからである。従っ て, 知性は受け入れ得る状態よりも所有している状態である。そしてこの観照は 最 も快いもの,最も善いものである。それ故,我々はのような善い状態に常にあ るのだとしたら驚くべきことである。もし神が善い状態にあるのだとしたら, 驚くべきことである。 しかし、神はそのような状態にあるのだ。しかも、彼に は生命さえも属している。というのは、彼の持っている知性の現実態は生命であ り,彼こそ現実態だからである。彼の現実態は永遠の生命である。かくて、我々 は神は生命であり,絶えることなく永遠な生命と永劫 を持っていると主張する。 というのはこれこそ神だからである。
646 :
考える名無しさん :04/12/04 01:10:23
>>645 つまり、お前はアリストテレスの原典はおろか、解説書さえよんでないわけだ。
消えてくれ
647 :
考える名無しさん :04/12/04 01:10:39
「優れた」が度であるのか、延長であるのかが知り得ないので分からない。 恐らく程度と範囲を兼ね備えるの意と推測するが、受容性の高い広がりで、 広くエネルギーの高い対象について考える事が最高であるという観照につい ての意見と思われる。
>>646 いや、ラッセルの哲学史くらいしか読んでないから。そうそう、
何でも読んでるってもんでもない。
649 :
考える名無しさん :04/12/04 01:13:37
掲示板に思いつきの結論書く前に、原典読め
650 :
考える名無しさん :04/12/04 01:15:09
反骨の哲学者バートランド・ラッセルの『西洋哲学史』は、 結構、面白いぞ。反合理主義的生命主義者には面白くない だろうがw
最近の大学教授も大変だろうなw
ライダーの発言は荒唐無稽な意味をなさぬものだとしても、 その言葉の淀みなき流れには才能を感じるよ
時々、職人芸見せるよね。時々だけど。
>>3 心象化された思い込みのこと。
なぜか、ここで代々木公園の噴水の景色が蘇る・・・。
消えろっつってんだよ
ベルグソン一本で食ってるヤツなんていねえだろ?w
このスレ見たらベルクソン読む気も失せるわ
ラッセルもホモ
( ´Д`) <はぁー 名コテにもほどがあるよ
661 :
考える名無しさん :04/12/04 03:39:11
>>640 ライダー君の一連のご意見の中、これだけは同意した。
無神論の件は放棄したわけだな。ちゃんと撤回しとけ。
ヘーゲルを無神論とか言うなよ。それは一部の強引な解釈なのだからな。
また、ラッセル読んだだけでベルクソンを語るのは金輪際止したほうがいい。
ラッセルのあの批判は物質と記憶が全く読めてない。
ラッセルの哲学史は「哲学史」としては失格、ってのが一般的評価だな。 自説にそぐわない哲学者に対するこじ付け的な批判は偏執狂に近い。 とりあえず、あれを読んだ程度で批判しているライダーは論ずるに値しない。 顔洗って出直してこい。
663 :
考える名無しさん :04/12/04 06:27:38
どうせ翻訳で読んでるんだろ、おめでたいな。
664 :
うんこー :04/12/04 06:34:52
出ました 原典 大臣。
>ラッセルの哲学史 養老孟司の愛読書だと
sageちゃうの?
667 :
考える名無しさん :04/12/04 07:17:04
>>661 >また、ラッセル読んだだけでベルクソンを語るのは金輪際止したほうがいい。
>ラッセルのあの批判は物質と記憶が全く読めてない。
なぜそうなのかを説明してよ。論理的説明もなしに断言しているだけじゃ、
ライダー様にも劣るよ。
みんな、あれはダメ、これはダメ、というけれど、なぜダメなのかは教えてくれないね。
やっぱりライダー様のほうが偉いんじゃないの?
>>669 だからさぁ〜、それがなにを説明しているというの?
ラッセルが物質と記憶を読んでいないのは、
自説にそぐわない哲学者に対するこじつけ的な偏執狂に近い批判からも明らかだ。
はぁ?
そんな説明でよいのなら、
>661が物質と記憶を読んでいないのは、
自説にそぐわないライダーに対するこじつけ的な偏執狂に近い批判からも明らかだ。
これでもよいんでしょ?
672 :
考える名無しさん :04/12/04 13:11:33
ベル糞ンは何の役にもたたない それを忘れなければよい
バートランド・ラッセルは、ある日プラトンのイデアのまったく唯物論的なかれの 解釈をわたしが口頭で論駁したことを、けっして許そうとはしなかった。私に復讐 してかれは次のように言ったものだ。「ベルグソンにとっては、進化とは、一方では 知性でその最高頂に達するが、これは数学者において完全な発展に到達し、 もう一方の本能では、その最高段階は蜜蜂と蟻とそれからベルグソンに見られる。」
675 :
考える名無しさん :04/12/04 19:08:11
私怨まる出しだな、ラッセル。
あ、アリストテレス、もうちょっと続けるけど、形而上学が一神教的に 見えるとしても、啓示宗教的であるとは限らないよね。ソクラテスがダ イモンの囁きに促されていたような、神的な世界との生きた関係みたい なものがあるかって話。
アリストテレスの「倫理学」での「度量の大きな人間」って、 いかにも世俗的な概念についてのラッセルの論評が面白かった。
ライダーさんの邪魔するな。 ライダーさんの10分の1も賢くないオマエラばかりでは話にならない。
>>673 ソースは『ベルクソンとの対話』(みすず書房)な。
哲板のみなさんには悪いけどライダーは哲板で引き取ってくださいね。♥ o(^-^)o ♥
685 :
考える名無しさん :04/12/04 23:21:30
ライダーとそのシンパ(本人かも)は氏ね。 なんでおまえらに一々ラッセルのベルクソン批判を解説してやらなきゃいかんのだ。 馬鹿に説明しても理解できるとは思えないし、馬鹿に説明するのは楽しくない。 ライダーは毒男板へ去れ。
説明したところで考えを改める気すらないだろうしな。
と説明もできない人間が申しております。 できるけどやらない? できないだけだろ。
じゃあ、説明してやるよ。 と、乗ってやるほど俺はサービス精神ないわ。 勉強しな。馬鹿ならもっと謙虚に聞けよ
あのさ〜、俺はただ単にライダーのシンパであってさ、 ベルグソンなんて正直、どうでもいいのよ。 だからさ、俺の為にではなく、あんた自身の名誉のために、 説明してみな、と言っているんだよ。 ここで俺のことを馬鹿呼ばわりしていれば、あんたの体面も保てるもんだろうが、 あんたの知性を欺いている、あんたの欺瞞までは、あんた自身に隠しきれないだろ。 必死に勉強しなきゃならんのは、あんただな。
文体がライダーそのものですよ
( ´Д`) <はぁー 名コテにもほどがあるよ。ライダー様。。
各自NGワードに「ライダー」と登録するなどして 以降はライダーを放置するよう徹底しませう。>all
694 :
考える名無しさん :04/12/05 12:03:54
ライダーは放置、無視。 ベルクソンに影響された日本人は、西田幾多郎、三木清、夏目漱石(斜め読みしたのみ?) 小林秀雄とあとだれがいます?
高橋里美
699 :
考える名無しさん :04/12/05 20:43:51
「…じっと 手をみる」 啄木 ^^;
700 :
考える名無しさん :04/12/05 20:52:21
吉田健一
701 :
考える名無しさん :04/12/05 20:59:32
「…の 夢の跡」 芭蕉 ^^; ^^;
703 :
考える名無しさん :04/12/06 01:57:23
松浦寿輝『物質と記憶』冒頭(の2編、だったかな?)が吉田健一論だったよ
704 :
考える名無しさん :04/12/06 08:10:12
「ポチャン…?」 一茶 ^^; ^^; ^^;
705 :
考える名無しさん :04/12/06 15:48:14
>>689 >自説にそぐわない哲学者に対するこじ付け的な批判は偏執狂に近い。
だから
>ラッセル読んだだけでベルクソンを語るのは金輪際止したほうがいい。
のどこがおかしいんだ?それよりおまえがわざわざ
>自説にそぐわない哲学者に対するこじ付け的な批判は偏執狂に近い。
だから
>ラッセルのあの批判は物質と記憶が全く読めてない。
と結びつけた理由を知りたいな。説明しろやw。お前の名誉のためにw
「ライダーのシンパ」ということだがあの馬鹿のどこが一体擁護できるんだ?
擁護してみろや。お前とライダーの名誉のためにもなw
706 :
哲子 :04/12/06 15:50:16
エランヴィタァルなどつぶやいてみる。
707 :
考える名無しさん :04/12/06 16:36:29
(*゚▽゚)。< 批判は禁止
708 :
考える名無しさん :04/12/06 16:36:54
(*゚▽゚)。< 議論は禁止
709 :
考える名無しさん :04/12/06 16:37:31
(*゚▽゚)。< みんな仲良く
っていうか、荒らしライダーに関するレスでスレが埋まるのはもう勘弁。
711 :
考える名無しさん :04/12/06 16:51:47
終 了 し ま し た  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」 ―――――――――――――‐┬┘ | ____.____ | | | | | | | ∧_∧ | | | |( ´∀`)つ ミ | | |/ ⊃ ノ | |  ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄ | >>処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2
712 :
考える名無しさん :04/12/06 20:19:11
哲学板は不要だな ってか文系はすべていらん 理系はなかなかいいんだが 文系は低い低すぎる
713 :
考える名無しさん :04/12/06 20:33:46
>>712 理系の奴は無駄が嫌いだからな。お前こそ世の中で一番無駄な存在なんだけどな。
>>705 いや、和訳原典、最初の数ページで割れちゃって(汗
・・・いや、幸せな人っているよね(滝汗
716 :
処刑ライダー ◇.EDMOUBKE2 :04/12/07 00:00:09
,|||||||||||,.,゛゛ ,.. ,.,|||||゛,.゜,., ,゛ ゛,.,.∧,.,.゛ ,゛ , /∧\,゛,. ,., ,,//.υ\\゛,. , ゛,,./,/ * ,,\\,.゛ .,゛,.,.(,.(゛/λヽ,.,),,)゛,.,.゛,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ゛,\\νノ,/゜/,.,゜,.< 上げたわよ! さあ いらっしゃい! ゛゛,..\\./,./ ,.゜ \__________/ ゜, ,.\.゛,/,.゛ ,. ,ν ,. ,.,. ゛,.*゛,. ゜゛ ゛,.,.,.../ ´,/\ ゛,/ _`゛,.゜,.,.,/ ヽ,.,.,._゛..,..`゛,.,/
717 :
考える名無しさん :04/12/07 06:30:58
キレーニ ソリアゲテカラ コイ !!
/ ● ● | /⌒\ ∪ ミ /⌒\ / ノつ\__ Д _ミ /⊂ \ o0○ノ / 3 \ (::::⌒ヽ / とノ\ ヽ○0o ( /、_ノ\ Y `(_、_) / \´ )゚ \_) `ヽ : : : * : : : | (_ノ 人___ノ、___ノ
719 :
考える名無しさん :04/12/08 02:53:48
>>714 >>715 原典どころか結局なにも読んでないってことかキチガイが。
もう誰もキミを相手にしないよ。
720 :
考える名無しさん :04/12/08 02:57:17
キチガイでないなら原点か何かしらを読んでる理由はこれ如何に。 論証の正しさや直観の類似より権威の裏づけを信用する人ではありませんよね?
721 :
考える名無しさん :04/12/08 03:01:56
↑意味不明。キチガイですか?w
やけに伸びてて喜び勇んで見に来たらコレかよ_| ̄|○
723 :
考える名無しさん :04/12/14 01:54:01
処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 哲学板のヤスパーススレに登場中
724 :
考える名無しさん :04/12/16 23:05:16
アメリカ人はやっぱりヘンリー・バーグソンって言うの?
イギリス人はそういってたよ
北京原人もそういってたよ
くだらねえオチ
ヘーゲルは仏蘭西ではエーゲル?
悪スレですね
・・・
偽物乙
732 :
考える名無しさん :04/12/17 09:10:16
本物処刑ライダーはヤスパーススレで発狂中。
絶望的なサボり癖のせいであと二日で6000字書かないと卒業できない。 ばかりか、恐らく自分の抱いた論ってか印象が恐らく誤ってると 確信を抱きつつ筆を進めてる。もう良いから俺を罵ってくれ!
734 :
考える名無しさん :04/12/18 12:29:43
6000字なら一日でかけるよ
6000字なんて余裕でしょ。 どうしても困ったら、註でも入れて、ごまかせ。
必死になってやれば終わる。 満足いくわけないけどね。 でも一年間の留年の学費大変だと思うから やったほうがいいよ 終わり
そこでエラン・ヴィタールですよ
あと2000字。 口頭審問中に首括るしかないようなものが出来上がりつつあります。
がんがれー。出しとけばなんとかなる
カントどうするよ・・・泣きそう
そこで屋上からエランですよ
本論でカント哲学の内容を批判する意図は無く、また本人にその能力も知悉も無いという事をご理解頂きたい。 ∧||∧ ( ⌒ ヽ これを注釈としてつけたぜ!!ばっちり!! ∪ ノ ∪∪ ミ←エラン □
きみきみ、それエランファタールやがな 自分も似たような境遇だが言ってみた
|| ⊂⊃ || ∧ ∧ || ( ⌒ ヽ←ヴィタル ∧||∧ ∪ ノ ( ⌒ ヽ 彡 V ∪ ノ フワーリ ∪∪ ミ←エラン □
1万6千字で終了。イマージュを主に扱うのに記憶に触れないってどーよ。
卒論、1万6千字でOKなの? そんなヌルイもん、ちゃっちゃと書きなさい! 情けないぞ。
747 :
この時期の恒例だが :04/12/19 22:31:33
ああっ、もうダメッ! ぁあ…卒論出るっ、卒論出しますうっ!! だ、駄目ッ、受け取り不可ぁぁーーーッッッ!!! いやああああっっっ!!総ページ数見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!! 全部で8ページッ!本文はーーッ…5ページぃぃぃッッ!! ぺらぺらァァァアアアッッッッ!!!! いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいコピペしてるゥゥッ! 検索ッ!右クリックッ!!丸写しッッ!!! あぁっ!グッ!!グ、ググッ、グーグルッッ!!! いやああああっっっ!!Windows落ちないで、お願いぃぃぃっっっ!!! ジャンッ!ポポポポピピピピーーーーーッッッ…ピポッ! 改行改行ッ!フォント拡大ッ!!グラフで1ページッッッ!!!! いやぁぁっ!指導教官、こんなにいっぱい赤ペン走らせてるゥゥッ! 提出期限切れぇぇぇっっっっ!!!単位不認定ィィィッッ!!!
そうです、この卒論の入り口の上の辺りです。そう、丁度かぎ状になっている所ですね。 そこを中心を動かさずに、論証を反復させてください。そうそう、素早く論証です。 ここが論証スポットです。
749 :
考える名無しさん :04/12/28 15:28:13
p
いいかげんにしろ! せっかくのスレをむだにしおって。ヴぁかどもが!
751 :
考える名無しさん :05/01/07 08:32:45
保守
752 :
考える名無しさん :05/01/09 10:55:47
書簡集誰か訳して
m
俺んちに原書送れ 話はそれからだ
756 :
考える名無しさん :05/01/17 11:20:01
送ったらほんとに全部訳してくれるの?すごい量なんだけど
757 :
考える名無しさん :05/01/17 11:36:01
19世紀後半から20世紀松にかけて、芸術研究における中心的対象は、作者から作品、鑑賞者へと推移したのであるが、その背景を、リップス・インガルデン・ガタマーなどと関係づけて説明せよ どなたか 答えてください(><) もしくはいい掲示板を教えでください。
758 :
考える名無しさん :05/01/17 11:40:16
>>757 そういうドイツ美学系の話題はこのスレ的には思いっきりスレ違いなんだが、
おなじみイーグルトンの『文学とは何か』でインガルテンとガダマーについて取り扱われてるので
その辺を読んでみてはどうだろうか。
あと、『西洋美学のエッセンス』(ぺりかん社)にはリップスとインガルテンの美学の要点が、 渡辺二郎『芸術の哲学』『構造と解釈』(ちくま学芸文庫)にはガダマーの美学の要点が載ってる。
とりあえず答えてあげるおまいらは優しいと思いました。
ベルグソンを好むような人って、度し難いお人良しやヤバイラインに到達しつつある楽観主義者が多い気がする。
>>762 そういうレス、当然自分でベルクソンの主な著作を読んだ上で書き込んでるんだろうな?
>>763 読んでは居るが、俺の知る俺を含めた周りの人たちには、って語が抜けてたな。
あとネガティブな意味じゃないよ。
Age
767 :
考える名無しさん :05/02/01 05:17:20
純粋持続ってどういうときに実感できますか?
768 :
考える名無しさん :05/02/01 14:17:23
セクースの時だろ。または、ぼんぼん時計の音が鳴って、はっと気づく時。
769 :
考える名無しさん :05/02/01 15:12:36
うーん、例えば昏々と眠っているときでしょうか。
770 :
考える名無しさん :05/02/01 16:46:16
771 :
考える名無しさん :05/02/02 00:44:32
ばれたか ばかたれ
たかれば かたれば
774 :
考える名無しさん :05/02/02 16:59:36
篠原とおる
775 :
考える名無しさん :05/02/10 17:28:45
デリダの「信仰と知」のベルクソン論はどうですか。面白い?
776 :
考える名無しさん :05/02/12 01:01:44
「持続と同時性」age! 数学できないから相対論批判やめ! これって元祖ポモ(自己)批判?
777 :
考える名無しさん :05/02/12 01:11:18
>>776 まあな。当時は素直だったんだよ。哲学者は。
778 :
考える名無しさん :05/02/12 16:10:15
ベルクソンは相対論批判といっても完全否定じゃないよ。
巷じゃほりえもんとやらがエランしそうだねえ
780 :
考える名無しさん :05/02/13 22:05:13
ほりえもんエラーしそう ELAN DEHORS
今日卒論口頭審問なんだが、自分で書いた筈なのに難しすぎて理解出来ねぇyp!
782 :
考える名無しさん :05/02/16 12:06:01
すいません、有名な「ゼノンのパラドックス」に「闘技場のパラドックス」 というのがあって、ベルクソンがそれについて論じているらしいのですが、 何という本にあるのか、教えていただけますでしょうか。 よろしくお願いします。
784 :
考える名無しさん :05/02/16 13:11:20
『思想と動くもの』じゃね?
>>784 どうもありがとうございました。探してみます。
B
787 :
考える名無しさん :05/03/05 01:11:43
E
788 :
考える名無しさん :05/03/06 21:31:11
R
G
S
O
792 :
考える名無しさん :05/03/17 11:24:15
⊂⌒ヽ (⌒⊃ \ \ /⌒ヽ / / m9二二二( ^Д^)ニニ二9m \ \_∩_/ / ( (::)(::) ) ヽ_,○、_ノ プギャーーッ /// ///
B
794 :
考える名無しさん :2005/03/23(水) 00:15:22
E
R
796 :
考える名無しさん :2005/03/25(金) 00:14:30
G
797 :
考える名無しさん :2005/03/25(金) 14:32:01
S
798 :
考える名無しさん :2005/03/25(金) 14:46:50
ちんちーん
799 :
考える名無しさん :2005/03/26(土) 00:51:50
B
800 :
考える名無しさん :2005/03/27(日) 11:41:34
4月25日発売 定価2100円(本体2000円+税)四六判 マリー・カリウ著/永野 拓也 訳 《叢書ウニベルシタス818》 ベルクソンとバシュラール ISBN4-588-00818-
802 :
考える名無しさん :2005/03/28(月) 12:26:30
ベルクソン哲学の喜び 生の二重性をめぐって 0785057 講師: 立教大教授 前田 英樹 講座の内容: ベルクソンの哲学は、 しばしば生の哲学と呼ばれ、 非合理な神秘主義に加担するもののごとく誤解されています。 彼の哲学の神髄ともいえる「物質と記憶」からその思索に迫ります。 期間・曜日・時間: 6/2、 30、 7/7、 21 8/4、 18 木 19:00〜20:30 受講料(税込み): 6回 会員 16,380円 一般 19,530円
前田氏かあ・・・・
剣道家の人ね
805 :
ローカルルール審議中 :2005/04/17(日) 09:05:46
ほしゅ
でもベルグソンってSPRに所属してましたよね? ベルグソンがそれとどういう関係にあったのか知りたいのですが。
807 :
ローカルルール審議中 :2005/04/20(水) 18:37:17
SPRってなに?
心霊研究協会
809 :
ローカルルール審議中 :2005/04/23(土) 20:15:48
>>800 の「ベルクソンとバシュラール」でたけど、だれかよんでない?
810 :
ローカルルール審議中 :2005/04/23(土) 20:23:32
ほしゅ
長寿スレですね
もし次スレを立てる場合には、スレタイはベルグソンじゃなくて 「ベルクソン」でおながいします。
質問。 私に与えられてるのって、純粋な持続だけですよね。 でも、悟性は持続を都合よく解釈して、「空間」という抽象を作り出す。 それで、「空間」の概念は判りやすいから、人間はいろんな所に応用する。 いろいろ混乱が起こる。 それじゃあ、「悟性」っていうのは、持続を対象にした「別の物」なんでしょうか。
815 :
814 :2005/05/30(月) 20:15:45
明らかな言葉足らず。 私に与えられているのは「持続」のみである←この解釈。 ・自我/世界全体は「持続」から構成されている? ・私に与えられる全ての客体は持続である? ↑ 悟性や内的な表象は持続でない?
816 :
考える名無しさん :2005/06/14(火) 20:35:57
817 :
考える名無しさん :2005/06/27(月) 23:22:17
そうです、次スレはベルクソンでお願いします。
値段が高いし新しいからという理由でちくま訳を選んだ俺は負け犬。 バカの典型。なきたい。
俺は白水社訳がスキ。
820 :
考える名無しさん :2005/07/27(水) 22:44:45
気になる。手塚とベルクソン
「澤瀉久敬」氏ってなんて読むの?
824 :
考える名無しさん :2005/08/07(日) 08:12:41
今、ベルクソン! なんか渋いね。
825 :
考える名無しさん :2005/08/07(日) 12:13:28
[sage] ある場所で毎月行なわれてる古本セールで創造的進化 岩波文庫版 が売られていて金がないので次の日行ったらない! と思ってたらまさに何冊かの本と一緒に手にしている30代風男がいるじゃないか!いかにも絶版て知っていてお宝発見、てみてとれる感じ。…痛すぎた。 その後、図書館で借りて読んでたが、文庫じゃないが2冊手に入った。3大著の中で一番おもしろいね。
文庫じゃないが二冊の詳細は? 全集版?
828 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 00:43:15
>>826 遅くなってすまない。反応が無かったので放置されてるかと思った。詳細は明日また書くが、まず図書館で借りてたのと同じもの。旧漢字でちょっと読みづらい。
もひとつはやはり全集版。ノーベル文学賞全集の一冊の中に収録されている。両方古書。
なんせ紀伊國屋の検索全滅で古本まわりだったから。白水社ででないかなって思ったし。興味持ってくれてうれしっす(^_^)/~。詳細は明日追って。
>>828 ノーベル文学賞のはオイケンか何かと一緒のやつだったかな?
旧漢字の『創造的進化』というと高橋里美の大正時代の? 詳細マツ
830 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 22:46:08
>>829 [sage]
ただ今MBにて書き込み中。しばしお待ちを。
831 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 23:14:05
>>829 [sage]
(@_@;)まさに。前スレ見れないんで常識なんですかね。(;^_^A
全集版はそれです。
モアインフォ:発行所/株式会社 主婦の友社 ノーベル賞文学全集 21
モムゼン オイケン ベル(グ)ソン 創造的進化/松浪 信三郎・高橋 允昭 訳
編集顧問・川端 康成
表紙装画・パブロ ピカソ
赤のハードカバー 旧漢字のものは探したがないので実家に送った模様。新宿区立中央図書館で検索し、唯一閉架書庫にあったものでグレーのカバー。
図書館カードを紛失し、只今検索できないです。なんか頸みたいな漢字の出版社だったような。
全集に付いてた古書屋のアド、接続できましたがPC用ですね。再度書きますがここで大丈夫ですか?他の板に書いたりした方がいいでしょうか?
832 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 23:17:50
>>831 何が言いたいかわからん。
もっと簡潔に要点だけをまとめて書いてくれ。
833 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 23:43:19
834 :
考える名無しさん :2005/08/09(火) 23:48:13
826=829ですが、831は別人
836 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 01:04:08
[sage]
>>825 で初めて書いた者です。以降のレスどーも迷惑かけたようでm(__)m
過去1-から読んでますんで改めて参加させて下さいな。ベルク支持者が多くて面白いです。
ラマルクの獲得形質による種の発展…、ビリヤードの玉が拡散するエネルギーの運動…。夢に陥る前とあと。
テクスト復習どぅわ〜!
837 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 01:30:32
838 :
考える名無しさん :2005/08/10(水) 01:56:04
>>837 [sage]
(〜部屋の本棚から)コトバ足らず。お騒がせ、申し訳。以後しばし沈黙。(応答無い限り…)
ベルクソンとバシュラールって本読んだ方、感触どうですか?
>>818 ちくま訳はpriorityどこにあるの? あまりないような・・
841 :
考える名無しさん :2005/08/11(木) 01:35:34
↑タイトルが原題どおりになった。
842 :
考える名無しさん :2005/08/19(金) 14:16:43
我看了伯格森的時間与自由、創造的進化。
843 :
考える名無しさん :2005/08/25(木) 10:48:37
>>839 けっこう面白い。
でもバシュラールを読んでないとつまらんかも。
844 :
考える名無しさん :2005/08/31(水) 00:36:39
>>839 843だが、補足。
まだ全部読んでないから何とも言えないけど…。
ベルクソンとバシュラールを、対立の側面というよりは
むしろその類似性/共通点を主張している感があって、
けっこう面白いよ。
845 :
めししげ :2005/09/02(金) 21:45:40
創造的進化よんでいます。本筋自体はわかりやすいんですけど、生物学が絡んだところがやたらむずかしいです。生物の知識がゼロだからだとおもいます。量的には生物の話のほうが多いとおもうので、けっこうまじめによんでいるのですが、みなさんはどうでしたか。
846 :
考える名無しさん :2005/09/03(土) 01:58:47
スカラベルクソンは持続をころがします
めししげさん、お初です。
>>828 のものです。創造的進化読んでる同士あえてうれしいです。
生物学的な言及部分がわかりづらいそうですね。
僕は進化論とか神経系のことが結構好きでのめり込み。 でも、哲学のテクストを汲み取れてないのでは?と自信がな…。
特にエランヴィタルは後半でよく出てきて、前のページに遡ったり。
「言いたいこと」が解れば十分良しじゃないですか? めししげさんがもし「哲学的」初心者さんてあれば哲学スレの人たちが示す良い道程がありますよ。
848 :
めししげ :2005/09/04(日) 00:02:47
>でも、哲学のテクストを汲み取れてないのでは?と自信がな…。 ↑かなり意味不明なんですが、。。。。(苦笑 他にも単文羅列したような文章がやたら多いし・・・・(苦笑 おまえまともな文章書けるようになってから哲学書よめよ・・・ あとおまえに初心者呼ばわりされるいわれもねえよ(笑 岩波文庫青だけで100冊以上読書経験あるわ。
>>848 で、岩波文庫青だけで100冊以上読んでるあんたが「みなさんどうでしたか?」って何ですか?
論題にも成ってないでしょうが(・・?)。
生物学が知識ないのはわかったよ。
というよりもあんたの文章こそ小学生の感想文並みなんだけど。
可哀相だから書いてやったの。
あんたその前に「哲学のテクストを汲み取れてない」がまともな文章か意味不明かどうかどのスレでもいいから問うてみなよ。
単文の羅列って…。
あんたこそ一人苦笑で終わってな。長文避けようとしている人の気持ちも汲み取れない(-_-)zz。
ぴかぁ〜さんに倣ってわざと改行してんの解んないかなぁ〜?誰とも知れず相手に。
100冊以上読んでるあんたならニーチェも当然読んでんでしょ。
「ニーチェ」スレに参加してみなよ。
もうすぐハンドル無しじゃ書けなくなるそうだから。
とりあえず二度とそのハンドル名使えなくする。 あんた何読んでも分かんないままだということまず自覚した方が先決。
あー、時間もったいない。
850 :
考える名無しさん :2005/09/04(日) 07:27:15
とりあえず
>>828 はもう来るな。
文章の美しさでは定評のあるベルクソン読んでるはずなのに、
なんでこんなまともに読めない日本語しかかけないんだお前は。
精神病院でも行っとけ。
>>858 あ、書き忘れた。858はもう二度と書かないでください。平穏スレに突然やってきて相手にされないので一人キレてる奴。
今度も哲学スレとは思えない文章ですね。ベルクソンはきれいな文章で定評ある?また他人の意見にすがるか?
しかも原文よんでんのかい?あんた?じゃなきゃ翻訳者によりけりでしょ。結局あんたは分かりやすい文章云々なんだね。
哲学書読んで他の哲学者の作品も読もうと思ったりもしないでただ多く読破したいだけじゃないのかい?何が「結構まじめに読んでるんですが」だ。
『ここって廃人しかいないんですか?』スレに住んで戦ってなさい。
わたしもある程度は読んできて、ある程度哲学スレで論じてきたよ。でも反論のないレスなんてほとんどないからね。
以上、哲学についてあんたが何も書いてないのでお伝えしました。低レベルの論争と勘違いされたら困るからね。
あんたマジレスでここに「ていうか」って入れた時点でおかしいの気付けよ。キレかたも小学生から脱してないよ〜。
お薦め『理性の破壊』ルカーチ。
書きたいなら「ソフィスト」について自分の見解を述べて下さい。じゃなきゃずっと沈黙してて下さい。サゲて下さい。
852 :
考える名無しさん :2005/09/04(日) 14:35:26
「ていうか」じゃなくて 「とりあえず」のようだったね。わたしには同等にとれたので。居酒屋逝ってなさい。
853 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 01:31:03
哲学板は喧嘩多いなあ。しかも、論議のレベルではないただの喧嘩が・・・
854 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 01:34:39
伊藤淑子がドゥルーズはベルクソンを理解していないと著書で言っているのをみつけて、 その著書は結局読むのをやめたので、どう理解していないか先を読まなかった。 読んでおけばよかったと思った。
855 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 01:35:18
ルサンチマンスレかよ。
856 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 01:44:22
>>853 でも、それこそが歴史上唯一、哲学と呼ばれていたものなんだろ?
857 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 01:56:30
>>853 人間というものの性質を教えてくれるから、いい反面教師だと思う
858 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 22:19:21
859 :
考える名無しさん :2005/09/07(水) 22:20:04
論議のレベルではないただの喧嘩と哲学を一緒にするなよ。と、ソクラテス
おお!書こうとしたらソクラテスの名がすでに出ている!
お騒がせしました
>>851 の者です。
長寿スレで、ベルクソンとは無縁の喧嘩を承知でやってしまいました。しかしついゴルギアスや饗宴などでのソクラテスの問答を想起してしまいました。
批評は考えるものもあるが、私が先レスで述べているとおり「哲学について」の論議ではなく、「哲学」の論議には踏み込んでいません。
でもベルクソンでは何故か論議が弾まないと感じるのは私だけ?
約1ヵ月ぶりに書き込みが続いたのもシュルレアリストのパラドクスのようでもあるように感じます。 (゚_゚)(。_。)…。
まあ、以前の「ニーチェ3」スレほどの情報量まではいかなくても、淡々と議論が続けばいいなと思っています。ではまた書きます!
861 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 07:57:19
>>860 あんたがいなくなればもっとカキコが増えるんだけどなw
その辺の自覚のないヤツは痛いねぇ。
>>861 まあ、お前はいてもいなくても同じなわけだが。
↑賛同。だから、だったら私がいない空白のときあんたが既に書いてるでょ。 「遡行はできない。時間は空間なのだから」。 普通の一見叩きと同じの自覚できますよね?あー、すっかり雑魚レス退治役。住人さん、論議しましょ。
864 :
考える名無しさん :2005/09/08(木) 18:38:53
851去るよ。盛り上がってね!
866 :
考える名無しさん :2005/09/09(金) 12:45:25
試論の新訳が二つも出ているのに、創造的進化は新訳が出ないなあ。 物質と記憶の駿河台の訳の悪口聞くけど、どっか訳文が変なの? 終わりの解説が変なのはわかるけど、原文と全部対応させてみたわけではないけど、 不正確極まりないと言うことはなかったよ。 4章とそれ以前の章をやたらうまくつなごうとしている作為がいかんとは思ったが。
867 :
考える名無しさん :2005/09/09(金) 20:18:01
>>866 駿河台のやつは、点の打ち方が変で文章が読みづらいです。
また値段も高い(4000円ぐらい)です。訳の精度については
よく知りません。
868 :
考える名無しさん :2005/09/09(金) 23:27:59
哲学板は2ちゃん初心者が多すぎる。 情けないのであげておく。
869 :
考える名無しさん :2005/09/10(土) 13:55:29
>>867 >>866 「物質と記憶」は二つの訳文を
原文と照らし合わせて、全部読んだけど、
誤訳(というより訳し忘れ)が多いのは旧訳の方。
意図的な誤訳という説もあるけど。
駿河台の新訳の方が訳文は多少よかったと思う。
日本語として通じやすくするために、多少いじっているけど、
それはむしろいいことだからね。
ただ訳者が、哲学系のひとではないのかな? どこか科学書を
読むような雰囲気。違和感を感じる人が多いみたい。
しかし20世紀最大の哲学書のひとつなんだから、文庫サイズの
読みやすい新訳がほしいな、と思う。「時間と自由」は近年
2冊も訳本がでたからね。
>>869 たしかに「違和感」のある訳・・文庫の新訳出るといいが。
岩波文庫のはかなり古い訳だからね。
871 :
考える名無しさん :2005/09/14(水) 16:44:14
「精神のエネルギー」も廉価でいい訳文がほしいね。
872 :
考える名無しさん :2005/09/14(水) 18:43:15
白水社全集と創価の訳は駄目かい?
873 :
考える名無しさん :2005/09/14(水) 19:50:09
>>872 白水社は昔読んだよ。誰の訳だったっけ?
レグルスのは・・・訳はどう???
宇波彰 ・・・
874 :
考える名無しさん :2005/09/14(水) 20:09:20
岩波の「時間と自由」も意外と誤訳はあるな。 好きな訳だけど。
875 :
考える名無しさん :2005/09/14(水) 23:47:23
876 :
考える名無しさん :2005/09/15(木) 01:23:51
>>875 中村文郎さんの訳。名訳だと思う。
服部、平井、中村雄、中村文、それにちくまのやつ、
5つも訳本があるのか。筑摩以外は全部読んだ。
877 :
考える名無しさん :2005/09/18(日) 12:04:19
アンリ・ルイ・ベルグソンと書いてある本あるけど、これほんと?
878 :
考える名無しさん :2005/09/21(水) 09:03:51
ベルクソン好きです。 。。。。人は単に記憶が増えたと考えるが、自分が変わったのだ。 ハードボイルドだぜ。
879 :
考える名無しさん :2005/09/30(金) 22:58:35
>>876 中村さんの訳は確かに日本語で読んである種の手応えを感じる訳だと思う。
ただ、中村訳の意訳的なフレーズをとって「ベルクソンはこう言っている!」というには(あくまで逐語的な意味だが)危険が多い。
例
中村訳「空間だと白状することを口封じされている空間」(岩波文庫、p.15)
原文「l'image....d'un espace comprime.」(PUF,p.3)
参考
合田、平井訳「圧縮された空間のイメージ」(ちくま学芸文庫、p.15)
オイは最初この言い方が気になって赤線引いた。
でも原文はこう。
うーん。
いろいろ考えさせられました。
880 :
考える名無しさん :2005/10/25(火) 17:33:47
>>880 とりあえず、めでたい。
私はもう持ってるけど。
882 :
考える名無しさん :2005/10/31(月) 18:01:11
Si je veux me preparer un verre d'eau sucrée, j'ai beau faire, je dois attendre que le sucre fonde.
ベルクソンでお薦めは何ですか?
884 :
考える名無しさん :2005/11/02(水) 10:40:09
何だー!
ベルクソンよりドゥルーズ嫁
886 :
考える名無しさん :2005/11/02(水) 13:00:05
「思想と動くもの」の哲学入門?だけ読めばいんでない?
バシュラールは結局何を批判してるの? よくわからない。 始まりってなぁに?
888 :
考える名無しさん :2005/11/02(水) 14:59:03
889 :
考える名無しさん :2005/11/02(水) 20:41:19
>>886 九鬼周造(と、その弟子の澤瀉久幸)は、「ベルクソン哲学入門にもってこい」と言ってる。
河野与一は、「あれは絶対最初に読んじゃいけない」と言ってる。
どうなんだろうねw
890 :
考える名無しさん :2005/11/12(土) 19:44:30
「哲学入門」には「物質と記憶」での問題系が抜けているからね。
891 :
考える名無しさん :2005/11/13(日) 15:56:22
892 :
考える名無しさん :2005/11/14(月) 13:42:30
主著四冊を読むのが一番だろう。時間がなければ(勧めないが)市川浩の主著四冊の超縮約を読む手もある。
893 :
考える名無しさん :2005/11/14(月) 13:43:26
書き方がまずかった。市川浩「ベルクソン」にあるベルクソン主著の縮訳。
894 :
トーシロー :2005/11/15(火) 23:12:40
石原都知事が披露宴で黒田氏の上司としてスピーチしたが、ベルグソンはどこでああいう こと言ってんですか?
895 :
考える名無しさん :2005/11/15(火) 23:57:51
あれ、ベルクソンなのかな?パスカルっぽい気もしたが。
897 :
考える名無しさん :2005/11/16(水) 14:58:22
昨晩は性の跳躍だったわけだが
898 :
考える名無しさん :2005/11/16(水) 19:42:58
なんとなく、今、引用する名前で一番かっこいいのはベルグソンだと思う。 一時期のドゥールーズとかデリダとかは旬が短かった上に、20年後とかも復活しない気がす。 やっぱりベルグソンとかフッサールとかは残るよね。
899 :
考える名無しさん :2005/11/16(水) 20:05:29
おまえら、ヒマだったら物理学をやれ
900 :
考える名無しさん :2005/11/17(木) 20:54:47
せっかく都知事が取り上げても上がらんねー
901 :
考える名無しさん :2005/11/17(木) 23:50:30
石原都知事は、たぶんパスカルとベルクソンとり違えてると思う。 あんなところで間違いを言って、全国に放送されたらみっともないな。
902 :
考える名無しさん :2005/11/18(金) 00:03:45
ていうかもし仮にベルクソンが本当にどこかでそう言っていたとしても、 それはパスカルの真似をしてそう言ってみた、ってだけだよね、 ベルクソンがパスカルよんでないわけはないから。 もしベルクソンを引用するのなら、もっとベルクソンらしい言葉を引用すべきでしょう。 パスカルっぽい言葉はやはりちゃんとパスカルから引用すべきでしょう、 哲学に親しみのある人なら。 国賓を金閣寺みたいなただの観光地に連れて行ってしまう小泉タンといい、 文化的といわれる政治家でも文化には疎いんだな、と思う。 まあ政治家は政治をちゃんとやってればいいので、文句は言わんけど。
九鬼周造なら言うかも知れん。>「結婚とは賭けである」 「<いき>は恋の束縛に超越した自由な浮気心でなければならぬ」( いきの構造 p28 いきの内包構造)
904 :
考える名無しさん :2005/11/18(金) 08:03:32
つか、仮にも小説家なら、他人の引用じゃなく「自分の言葉」で話せよ。 結婚式でゲーテの言葉とか、司馬遼太郎の言葉とか、企業の部長さんとかと変らないじゃん 山本直樹の「あさってダンス」で、灯台守をしているお父さんが結婚式のスピーチで 「結婚とは男女とは何でありましょうか?私見によれば」とか言って延々と 語りだすシーンがあったな。
905 :
:2005/11/18(金) 09:01:11
今朝は四方山部長が落ち込むはるかを励ましてました。 「一杯の砂糖水をつくるにはとにもかくにも待たねばならない。 フランスの哲学者のベルクソンがゆうとった。」
906 :
考える名無しさん :2005/11/18(金) 18:58:25
陰鬱なパスカルは結婚式の引用にはそぐわない。ポジティヴ・シンキングの ベルクソンなら良いと思ったのだろう。
石原は文学者じゃないもんな。文壇政治家。
908 :
トーシロー :2005/11/19(土) 00:22:45
皆様、ありがとうございました。 けっきょくベルグソンらしからぬことばで、 ここで、言っているって言う有名なものではないんですね。
909 :
考える名無しさん :2005/11/19(土) 00:39:10
しかし慎太郎恥ずかしいな〜。ICPO本部で、警視庁の優秀な人たちが、衒学男の部下として白眼視されるわけだから。
910 :
考える名無しさん :2005/11/19(土) 01:38:17
慎太郎のハッタリも研究者には通じなかったということだな。
こういうとき珍太郎に騙されずに小馬鹿にできる程度には 哲学って役に立ってるよな。
そうか、それが本業か。
913 :
考える名無しさん :2005/11/19(土) 10:25:25
慎太郎の配下にある大学の研究者は指摘しづらいだろうな。 「閣下は裸です」とは。
石原都知事の乾杯あいさつに波紋
ttp://www.nikkansports.com/ns/general/p-so-tp0-051118-0003.html 「ベルクソンとカントの社会論」(近代文芸社)の著者、筒井文隆東京学芸大名誉教授
(西洋近現代哲学=65)は「私の記憶の限りではそのような言葉はありません。
ベルグソンに人間同士の問題である結婚と、信仰とを同列に見るという考えはなかったと
思います。『信仰とは賭けである』とはパスカルの言葉だと思うのですが…」。
ベルグソンの著作「物質と記憶」の訳者・田島節夫(さだお)氏(80)も「そのような
ベルグソンの言葉は聞いたことがない」と話している。
しかし、パスカルも信仰は賭けだとは(パンセの有名な一節で)言っているが、
結婚は賭けだ、とは言ってないような。パスカルは生涯独身の新興宗教キティだしね。
もしパスカルも言っていないとしたら、どこから拾ってきたんだシンタロさんは・・・
まあいいや。この話はこれ以上つっついても何も出てこなさそうだしつまらん。
つか「信仰とは賭けである」なんて有名な言葉の出自も曖昧だったのかwwwwww これは哲学の素養云々以前の、基本的教養の問題だろwww
916 :
考える名無しさん :2005/11/20(日) 22:38:09
もういいから ベルクソンの話にもどれよ。 自分に基本的教養があると言いたいなら、つまんない話で盛り上がるなよ。
ヴァイタリズムを訳して「生命主義」というのは誤訳で 「活力主義」にすべきだといつも思うんだが・・・。
カントの『活力測定考』を思わせるな
919 :
考える名無しさん :2005/11/21(月) 14:50:48
ヴァイタリズムは元気主義でよい
920 :
考える名無しさん :2005/11/21(月) 21:48:34
>>917 誤訳というよりは、「生命主義」と訳した場合には
「生命」の語が「活力」的な意味をもつことになる、ということでは?
921 :
考える名無しさん :2005/11/25(金) 11:16:47
法政大学出版局の『ベルクソン読本』はまだ出ないのですか?
922 :
考える名無しさん :2005/12/17(土) 04:21:32
ちくま学芸文庫の訳はシリーズ化されないのかな? 文庫新訳の『物質と記憶』出してほしいです・・・わかりやすい訳で・・・。
>>922 『物質と記憶』の新訳はどこかで着々と進行中という話を聞いた覚えがあるぞ
925 :
考える名無しさん :2005/12/17(土) 12:23:51
それより、Ecrits et Parolesの完訳が欲しいな。
927 :
考える名無しさん :2005/12/17(土) 16:04:39
「イマージュ」と「表象」(representation)はどう違うんでしょうか?? どちらも同じことのようで区別がわかりません。 どなたか哲学専門の方教えてくれませんか?
928 :
考える名無しさん :2005/12/22(木) 17:03:49
それぞれ使う場所が違う。
お前ら、ベルクソンの訳に違和感があるとか聞いたら、 フーコーオタ辺りがキレるぞ、マジで。
930 :
考える名無しさん :2005/12/24(土) 13:02:05
お前ら、ベルクソンの訳に違和感があるとか聞いたら、 レヴィナスオタ辺りがキレるぞ、マジで。
931 :
考える名無しさん :2005/12/25(日) 01:25:10
ベルクソンといえば医学概論三冊セットがなかなか古書店でも見つからん
933 :
考える名無しさん :2005/12/28(水) 16:18:00
岩波文庫 高橋里美訳『物質と記憶』1936年 が名訳らしいぞ! 図書館でゲットするニダ!
934 :
考える名無しさん :2005/12/31(土) 00:22:51
今の岩波文庫も高橋里美訳のままだよ。高橋里美はドイツ語から訳していたはず。
935 :
考える名無しさん :2005/12/31(土) 09:27:53
936 :
考える名無しさん :2006/01/05(木) 13:13:27
>>927 イマージュは記憶が関わる。表象は関わらない。
もっとも、表象を痕跡と見た場合は、記憶と無縁ではない。
表象はいろんな人が使っているから一口にいえないよ
937 :
考える名無しさん :2006/01/05(木) 15:15:17
アンリ・ルイ・ベルクソンのルイってなに? 本名?
938 :
考える名無しさん :2006/01/05(木) 15:22:06
ふつうにミドルネームだろ
939 :
考える名無しさん :2006/01/07(土) 00:30:12
他の掲示板にも書いたのですが教えてください…。 ベルクソンの著書、時間と自由についてなのですが、 ベルクソンは以下の問いをどのように解釈したのか、 お詳しい方、お願いしたいのですが…。 1,感覚や感情はどうやって計ることが出来るのか。 2,量を持たないもの(痛みなど)について、なぜ私たちは量を持っているように語るのか。 3,時間はどのようなあり方をしているのか。 4、計れないはずの時間をどうやって我々は計っているのか。 わかるところだけでもいいので、どなたか、どうかお願いします;
>>939 マルチポストうざい。
レポート課題はちゃんと自分で調べろ。
941 :
ペルグソン :2006/01/07(土) 11:12:30
>>939 1、計れない
2、計量化するたとえを本物だと思ってはいけない
3、内潜してみたまえ
4、時計で
1000が近くなってきたので、再度お願い。 もし次スレを立てる場合には、スレタイはベルグソンじゃなくて 「ベルクソン」でおながいします。
943 :
考える名無しさん :2006/01/07(土) 13:24:03
1000が近くなってきたので、再度お願い。 もし次スレを立てる場合には、スレタイはベルグソンじゃなくて 「ヘンリー・バーグソン」でおながいします。
944 :
考える名無しさん :2006/01/09(月) 22:08:37
>>940 ごめんなさい…一応ネットでも調べたのですがなかなかなかったです…。
>>941 どうもありがとうございます。
自分でモノを読んで調べろや 時間と自由1〜2章を5回嫁
おもがた氏の『アンリ・ベルグソン』でも読んだら。世界の名著の解説とか。 ベルクソン読むのしんどいのなら、解説書に当たればよい。たかだかレポートだし。
947 :
考える名無しさん :2006/01/11(水) 18:02:04
澤瀉久敬『アンリ・ベルクソン』中公文庫 おもだか・ひさゆき
948 :
考える名無しさん :2006/01/24(火) 18:28:39
記憶と生購入Age
949 :
新刊 :2006/01/30(月) 19:09:54
↑ほしいが高い
4年で950か・・・ 感慨深いもんがあんなw
4年間スレ住人達が頑張って純粋持続してきた成果だな。
953 :
考える名無しさん :2006/02/10(金) 16:52:48
純粋持続ってただの持続とどう違うの?
954 :
考える名無しさん :2006/02/11(土) 18:22:29
守永の本、なんか良さそうじゃねぇ?
ピンクの装丁がキモイ
956 :
考える名無しさん :2006/02/13(月) 00:52:24
957 :
考える名無しさん :2006/02/13(月) 13:46:37
『物質と記憶』購入しましたage。 小林秀雄曰く、ベルグソンの著作で一番重要で一番読まれていない本。
>>956 ええ〜〜〜。あのピンクの装丁がサイコーじゃん。
本人の気合いが感じられてよいよ。相当、ホンキだもの。
960 :
考える名無しさん :2006/02/13(月) 18:03:40
>>958 本当は岩波文庫の高橋訳を買おうと思ったけど、重訳らしいし、古い文庫
わざわざ買わなくてもいいかと思って全集をバラで買った。
今は読まれているの?
ベルグソン大好き。
962 :
考える名無しさん :2006/02/22(水) 04:31:30
時間と自由 岩波書店 意識に直接与えられたものについての試論 ちくま学芸文庫 ↑これってどちらも同じ内容らしいけど、どっちがいいと思う? 安いけど両方買うほどお金は余ってないw
>>962 このスレ見ればわかるが、岩波の方が評判はよい
さらに言えば白水社の方がもっと評判はよい
白水社さいきん新書判で哲学書出し始めたね
ついでにベルグソン全集も新書にして欲しい。
966 :
考える名無しさん :2006/02/23(木) 23:45:11
ベルクソン講義録って面白いかな
一度「ベルクソン」でスレ検索して入ってこれなかった自分にとっては正確な表記はありがたいのだが、ベルグソンで検索する人間のほうが多いかも。 ヤフオクに出品してる業者のように「ベルクソン・ベルグソン」とかしてはどうだらう・・・
Bergsonにすればいいんジャマイカ?
Merci!
ベルクソン研究の紀要論文でおすすめのある?
972 :
考える名無しさん :2006/02/28(火) 03:06:21
次スレはなぜかベルクソンか!
ベル「ク」ソンの方が普通
974 :
考える名無しさん :2006/02/28(火) 11:23:43
おもだか氏が、ベルグソンではなくベル「ク」ソンなんだと書いてるよ。語源を理由に。
某出版社のサイトで「ベルクリン」となってるのには涙が出た
976 :
考える名無しさん :2006/02/28(火) 22:25:57
977 :
考える名無しさん :2006/02/28(火) 22:27:55
次スレはいっそのこと、英語読みにして 「パーグスン」で。
ツベルクリンは?
979 :
考える名無しさん :2006/03/01(水) 13:22:16
ヘンリー・バーグソンって実在する有名人なんだよね
980 :
考える名無しさん :2006/03/01(水) 16:08:33
>>975 金沢市の某書店の書棚では「ベルクマン」となってる。
「バークマン」もあったな。
「A.ベルグソン」もあった。
「A.ベルグソン」うけるwwwwwwwwwwww