933 :
吾輩は名無しである :04/12/14 23:05:15
プラトンを読んでから小林じゃねえ? ふつう… 小林を呼んでからプラトンじゃ ソープへ逝ってからプラトニックラブをするようなもんだ
>>930 自分が自分のまま社会で受け入れてもらえない場合、
自分を現していくしか生きていく道がない場合、
表わしていく他ないんじゃないの?
なんで狂人なの?狂ってると他人を決めつける心が
まさにヒトとして狂ってるのではないのかな?
どうもコバヤシってヒトはうさん臭いんだよね…
権威主義でしょ?このヒト?
そう言えば「小林先生は天皇制についてどう思われますか」という質問に 「僕はそういう浅薄なる質問には答えない」とかって冷淡に答えていたことも あったな。「ルノアールが好きですが、最近の絵は分かりません」って言った 学生さんは、「そりゃ君、ルノアールが好きだなんて言ってるけど、 ルノアールの目玉から見れば、君の目なんて赤ん坊みたいなもんなんだよ」って 結構厳しいこと言われてた。 でも、大体において、小林秀雄は質問には丁寧に答えてるよね。 いつの間にか全然違う方向に話が流れていくことも多いけど。 伝説の酒席での文学者たちへの「しごき」は多分あんなもんじゃなかっただろうな、 とは思うけど、根は優しい人だと思うし、やっぱり何より魅力のある人だよ。
このヒトって力はあるけど 謙虚さがないんだよ、傲慢 ザ文壇人って感じ
そうそううまく読書の順番を運ぶことはできないでしょ。 計画的な読書をするのはなかなか難しいよ。 ただの趣味人としてはね。 それに、プラトンを読んだ後に小林という方向もよく分からんよ。
>938 プラトンを読んでないな? w
テープで聞いたけど、声が高くないか?>小林 イメージ狂ったよ。
プラトンは、『パイドン』の 「プラトンは病気だと思います」に感涙した。 あれは文学だった。
>935 その箇所を少し紹介すると、こういう文脈での話です。 「批評とは無私を得んとする道だとおっしゃいましたが、これについて詳しく」という 学生さんの質問に対して「それはなかなか難しいなあ」といいながら、 「「何も「私」を加えないであなたが出てくるってことがあるんだよ。 あなたがね、自分を表そうなんて思っても現れやしないよ。 自分を表そうなんて思って自分を表している奴は、これは気違い。 だいたいね、自己を主張している人はみんな狂的ですよ。あれは昂じればすぐ、 ほんとに病院に行かなきゃなきゃいかんのです。大体はそうですよ、よく観察してご覧なさい。 自己を主張しようとしてる奴はみんな狂的です。 それでそういう人は自己のをするものが傷つけられると、人を傷つけます。 これは狂的なんです。だけども、僕を本当に分かってくれるときは、僕が無私になるときです。 僕が無私になったら、僕の言うことを聞いてくれます、人は」 (『文学の雑感』CD−2:7「無私を得る道」)
訂正(すまそ) 「それでそういう人は自己の主張するものが傷つけられると、人を傷つけます」
文学の雑感だけ持ってないんだよ。 欲しいなぁ。。
>>940 そうだね、声が疳高い。それに結構饒舌。
寡黙な賢人という感じはしないね。
>>942 私はいわゆる性同一性障害者ってやつなんですけど
(結局、理解してもらうために便宜的に障害者にされるのを甘んじてる)
自分なんか主張したくないですよ
それに主張する勇気があっても
自分を説明できないんですよ?
自分をどう理解してもらえばいいかわからない
それに別に社会にも何か特別なこと求めてるわけじゃない
ただ存在を認めてほしいだけ
でも認めてもらえない
だから主張するしかない、表にでていくしかない
ひっそりしていたいけど、そういうわけにもいかない
何も言わなければ、狂ったヒトだと思われてしまう
何もしなけれな、人間扱いされないまま死ぬしかない焦り
歳はどんどんとっていくし、、、、これまで同じような先天的苦しみを
抱えていたヒトは一定数いたにも関わらず、ほとんど皆
黙殺され死んでいき、遺書さえ書けなかった。
自殺の理由さえ推測されるのを恐れた
自殺の理由さえ理解してもらえないのだから
こんな人間の苦しみを
こんな苦しみをべつに理解しろなんて傲慢な気持ちはないです
でも社会的に義務を果たし、モラルを遵守して
つつましく生きているのだから、存在したいをあざ笑わないでほしい
ただそれだけ
947 :
吾輩は名無しである :04/12/15 00:39:33
小林の言う無私ってのは世間でいう無私と全然ちがうものだな
江藤淳『小林秀雄』はホントつまらない。
無知こそ差別だと思います ただありのままを知って、存在を正しく認識してくれるだけで救われるのに 性同一性障害は異性愛者。ゲイ、同性愛者とは全く別の存在なのに 同一視されたりもする。どんなに喉をつぶして声の限り説明しても こんなことでさえ誤解されたまま前に進まない… 人前で話すのも苦手で文章を書くのも苦手だけど 自分が前にでていかないと 自分もダメになるし、同じ苦しみを抱いているヒトたちも 前に進めない。 精神科で自分史を書かせられる 自分が女だと言う証明をしろと言われる あなたがたに自分が男だと自分が女だと肉体以外をつかって証明 できるヒトがいますか? 目に見えない心を精神を証明しろと言われるのですよ? 実験させられ、研究材料にされ 精神科医にたらい回しに弄ばれて、そこまでして行き着く先が あなたはめでたく精神障害者として認定されました。ですよ? でも便宜的にそれを受け入れるしか方法がないから 前に進むためにボロボロになっても行けるところまで 行かなくちゃならないのです。 現代にもまだこういう存在って残っているんですよ。
>>949 さん
真夜中で気持ちが高ぶっているのはわかりますが
あくまでここは小林秀雄について語る場なので
落ち着いてください
差別だの賠償だの、弱者をウリにして社会にたかってる 輩がいる現代社会において、我々のような存在は 益々存在を歪められ、誤解とレッテル貼りに遭い 偏見の檻に閉じこめられたままです。 歩み寄って同情の罠をしかけてくるのは、宗教団体、 在日、人権屋、共産党、公明党、、、 こいつら糞ですよ、我々の存在をメタファーとして利用したいだけ 保護され同情されて洗脳され、吸収された仲間も沢山います。 この人間扱いさえされない苦しみ 生まれてこのかた幽霊みたいな人生 自分がないんですよ、親にも認識されない 偽れば偽るほど、生きる力が四方八方吸い取られて、 からっぽになっていきます。 誰とも生(性)を共有できない苦しみ 社会にはまだ色々な人間がうごめいています 性別でさえ曖昧です 決めつけることの罪をわかってください
ヒトは一人では生きていけません だから他人を拒否したくないんです だから自分を説明しなくちゃならない 逃げられない 自分でも自分のことをうまくまだ説明できないけど 説明しなければ、自分を奪われてしまうんです 文字を使ってただ隠喩だの暗喩だの知能をひけらかし 社会をややこしくしてるだけの人間は軽蔑します 言葉って文学って本来そういうものじゃなかったはずです ここは、必死な人間の叫びを寒いだの恥ずかしいだの言って 目を背けるようなそんなヒトばかりじゃないですよね? 別に理解を求めてないです。存在を認めてください。 こういう存在もいるのだと、ただそう認識してくれるだけで ただそれだけで終わるんです。
必死だな(笑)
>>950 ごめんなさい。つい高ぶってしまいました。
来月、たった一人でタイでSRS(性転換手術)です。正直、不安なんです。
恐いですよ。なんでこんなことまでしないとって思いますよ。
性別変更やら法律勉強したり、なんでこんなことしないとって
思いますよ、仕事だって人一倍努力して受験だって頑張った
人付き合いだって上手だし、料理もうまい、本だって沢山読む
テレビは見ない、品行方正優等生なのに
ただ性自認と肉体がチグハグな、ただそれだけで
宇宙人ですよ?どこに叫んでも誰もふりむいてくれない
こんなスレ違いの場所で唐突に叫んでるなんてほんど馬鹿だと思う
笑ってスルーしてください
もう疲れ果ててぼろボロなんです。
スレ違ひ。
よく分からんが、がんがれ。
957 :
吾輩は名無しである :04/12/15 09:31:45
全作品版の「本居宣長」、注釈は地名、人物の説明などやはり助かる。
958 :
吾輩は名無しである :04/12/16 02:39:22
けっきょく908もトンデモか。 ライダー様といい真夜中で気持ちが高ぶった人といい、 小林スレは名コテの宝庫だな。
959 :
吾輩は名無しである :04/12/16 02:53:01
そろろろ次スレ?
「小林秀雄をこえて」も痛かった あそこで柄谷が持ち出した『交通』ってのは一体なんなのか 誰かわかりやすく説明してくれよ
まだまだ色々な人間がいるものですな、興味深い
小林秀雄全集の編輯はクソ。
963 :
吾輩は名無しである :04/12/24 01:56:39
小林秀雄全作品は買いですか?
964 :
吾輩は名無しである :04/12/24 10:12:39
小林秀雄はソシュール知らなかったらしいよ
>>965 脚注のある6次全集はビギナーには魅力。
ただ、対談・座談が戦後のものしかないのは、編集方針としてはおかしい。
戦争協力者とか言われたくないから逃げたんだろ
968 :
吾輩は名無しである :04/12/25 12:53:57
>>966 脚註のあるのは「全作品」であって「全集」ではない。
編輯方針がをかしいのは、對談・座談だけでない。問題だらけ。
全集未收録集を出したら賣れるかもね。著作權者が許すまいから裏本でさ。
單行本や全集でだいぶ自分に都合好く改稿してゐるから、初出によった校本でもいい。
970 :
吾輩は名無しである :04/12/25 18:07:25
恆存ヲタか。
>>969 >脚註のあるのは「全作品」であって「全集」ではない。
『全作品』は別名『第6次 小林秀雄全集』ですよ。
974 :
吾輩は名無しである :04/12/26 18:14:40
975 :
吾輩は名無しである :04/12/26 19:16:55
CDを聞いていたら天皇についての質疑応答の中で「アンティミティ」という言葉が出てきました。 話の内容でなんとなく理解できるのですが、いざ辞書を引いてみたが見つかりません。 というか綴りがよくわからずantimityとかuntimityとかやって英語の辞書を引いたのですが、 ありませんでした。 どなたか、「アンティミティ」の綴りわかる方、教えてください。 フランス語はからっきしなんで、もしかしたらフランス語なのかしら。
すみません。 「intimité」 どういう文脈で使われているかわからないのですが 内奥・内面という意味かもしれません。 英語ではintimacyよりprivacyに近いかな?
980 :
吾輩は名無しである :04/12/28 11:14:26
アンティミテは「親密さ」でよいのでは。 日本人は天皇に普通に親近感をおぼえるという意味ではないかと。
981 :
975です :
04/12/28 23:42:58 >>976 >>977 >>980 みなさんどうもありがとうございます
言葉的には英語intimacyに対応する仏語なんですね。
ちなみに手元のロングマンによるとintimacyはこう説明されています
a state of having a close personal relationship with someone
もやもやが解消できてうれしいです
ちなみにCDとは「小林秀雄講演第一巻」です。「ある親しみ、親近を感じる」とも言ってますが、
これを「アンティミティ」と言ってるんですね
ありがとうございました