ヘーゲル研究者のみなさま!

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1考える名無しさん
最近翻訳されたヘーゲルの『宗教哲学講義』って、岩波の全集版よりもいいんですか?
事情通の方、ぜひ、教えてください!
2考える名無しさん:02/02/16 16:35
3考える名無しさん:02/02/16 16:38
『宗教哲学講義』に限らず、
ヘーゲルの著作で一番いいと思われる訳を教えれ。
4考える名無しさん:02/02/16 16:38
結局のところ長谷川訳はどうなの?
あれはやっぱりダメなの?
5◇foer88qitt◇:02/02/16 20:45
私はヘーゲル研究者じゃないですが、
結局は用途じゃないですか?
例えば『精神現象学』だったら、
原書と突き合わせたりするなら樫山訳、
注が充実してるから論文作る時に便利な金子訳、
ある程度まとまった部分を概略的に(不正確に、という
意味ではないです)理解したいという時には長谷川訳を
参照しています。
6ふにゃらかほい:02/03/18 12:09
逆に、絶対いただけないのは、武市訳、特に歴史哲学。明治時代の岩波語の典型で、文章が、完全に窒息死。きちきちの直訳。
7考える名無しさん:02/03/18 12:42
『宗教哲学講義』の翻訳に関しては、結局、
どうなりましたか?
8考える名無しさん:02/03/18 15:22
いいんじゃネーノ(でも要約だよ)
9考える名無しさん:02/03/18 15:25
ヘーゲルって何から読んだら言い訳よ。笑論理学?精神現象学?
10考える名無しさん:02/03/18 16:52
>>9
大論理学
11俺にメールをくれ:02/03/18 17:14
12考える名無しさん:02/04/13 09:22
age
13ふにゃらかほい:02/04/14 12:30
>1
ていうか、岩波の宗教哲学はもう絶版
で入手できない。

>9
間違いなく「歴史哲学」
ていうか、それ以外から手をつけたら、
間違いなくヤケドするよ。
それも取り返しのつかないほどの。
14考える名無し:02/04/17 01:31
ヘーゲル法哲学  からは読んでもよい?
15考える名無しさん:02/04/20 19:09
>4
最近なんかの雑誌で、
長谷川訳のひどさをけちょんけちょんに
貶した論文がのってたって聞いたんだけど。

何の雑誌か知ってる人いない?
16考える名無しさん:02/04/20 22:19
『理想』だろ?
そのくらい自分で調べんかい。
17考える名無しさん:02/05/09 23:16
武市は?
18考える名無しさん:02/05/11 00:41
「理想」の長谷川叩き論文、なんか凄かった。

あれだけ書いて、彼らの準備している新訳がチンプンカンプンだったらアレだよなー。
〜oノハヽo〜 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( ^▽^) < 新スレおめでとうございまーす♪ 
= ⊂   )   \_______
= (__/"(__) トテテテ...

               
20板井孝一郎:02/05/11 08:03
俺に学べよ
21考える名無しさん:02/05/28 05:43
最近でた小論理学の新訳はどう
2221:02/05/29 06:33
おせーて
23考える名無しさん:02/05/29 07:26
下痢気味ヘーゲルってスレタイ気に入ってたんだけどな
24考える名無しさん:02/06/01 07:42
小論理学は岩波文庫の松村訳で決定
絶対長谷川訳で読まないように
25考える名無しさん:02/06/02 18:19
理由は?
26考える名無しさん:02/06/05 13:12
>>25
恐らく教授にキツク云われたんだろ。ワラ
27ふにゃぽん:02/06/06 11:59
>>26
アカデミズムの世界では、多分、長谷川さんは嫌われているなり。
28考える名無しさん:02/06/06 13:59
つうか長谷川がアカデミズムを嫌った
あと頑固目のポストモダン批判が在野での受けにも響く
29オッカム:02/06/06 14:43
長谷川さんをいじめる奴は小物。在野だからしがらみ無く叩けるってんで
「理想」で叩く。しかも3人で。日本の大学人の屁タレっぷりは醜い。
30考える名無しさん:02/06/06 15:21
でも超訳という事実が変わるわけでもなく
31考える名無しさん:02/06/06 15:33
翻訳というのは、自分なりの解釈の提示である異常、
原文を裏切ることになる危険があるのは当然だよ。

直訳というのは、そういう責任を逃れるいいわけだとしか思えないけれどね。
3221:02/06/06 15:37
長谷川氏の小論理学がとうなんでっか
よみくらべた人 かいてなんか
33ふにゃぽん:02/06/06 16:03
どうでもいいけど、私の立てた「長谷川 宏」スレは、立ててまもなく、
40レスくらいあったのに、なぜか落とされた。
34考える名無しさん:02/06/19 06:05
dd
35考える名無しさん:02/07/05 15:00
祝長谷川age
36考える名無しさん:02/07/23 11:58
長谷川訳・小論理学マンセー
やっとヘーゲルをまともに理解できた。
37考える名無しさん:02/07/23 19:35
研究者なら原書を読むべし
学部生や、哲学に興味がある程度であれば、
誰の訳でも、それが翻訳者の解釈と言う意味で、そう変りません。
読みやすさで長谷川age
38考える名無しさん:02/07/23 20:07
学部生も原書読んだ方がいいと思うが。
ドイツ語で読んだ方が、特有のニュアンス掴める。
39考える名無しさん:02/07/29 21:08
ヘーゲルは売国奴。
と罵ってみるテスト
40考える名無しさん:02/07/29 22:46
フランス革命マンセー
ミネルバの梟が飛び立ちますた。
41考える名無しさん:02/07/29 23:06
もう夕暮れか
42考える名無しさん:02/07/29 23:13

「 秋は夕暮れ。・・・(略) ・・・
  梟 の寝床へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど・・・ 」


「 烏 だろ ! 」
43考える名無しさん:02/07/29 23:17
翻訳は和文として普通に読んだ際に、意味が取れるかどうかの問題でしょう。
ドイツ語の原文に引きずり回されている奴の翻訳は原著者に欺かれています。
その意味で長谷川訳は大抵の場合、意味が普通に理解できるから翻訳としては
いい方だと思う。大体、翻訳ですべてを理解しようという態度そのものが問題で、
あんなのは電車の中とかで通学中にさらっと読むものでしょう。
それで机ではちゃんと辞書を片手に原書を精読する。

出来すぎた翻訳は原書を参照する意欲を失わせるからかえってよくない。
ちなみに長谷川訳の『経験と判断』(フッサール)は原書を読んだことのある
人は知っていると思いますが、恐ろしいくらいに原文の言葉を省いています。
その代り意味は通るのですが、原書で読まないと結局は理解できません。
やっぱり西洋人の思想は西洋文で読まないと「ものにならない」ということ
でしょうね。翻訳はあくまでさらっと読みましょう。

古典文学も、現代語訳では、おもむき がないよ。
45考える名無しさん:02/08/01 18:24
長谷川訳は原書と読み合わせないとたしかにあぶない。
わかりやすすぎる。
46ふにゃぽん:02/08/01 18:46
>>45
だから、最近発表の「論理学」には、膨大な「注」がついているんでしょう。

長谷川氏の真価が問われるのは、「大論理学」の翻訳においてでしょう。

はたして、あの書を、どう「解りやすく」かつ、」「原書の概念のレベル」
を落とさずに訳せるか・・・。

私ですら、あの書をドイツ語の原書と参照してみて、あの天下の「岩波語」武市訳
を、「まあ、しょうがねぇかぁ」みたいに思ったくらいですから。
4745:02/08/01 18:49
>>46
たしかに
48ほいでが:02/08/02 15:15
ていうかヘーゲルのには注いらねえよ。
49考える名無しさん:02/08/02 17:08
弁証法ってなに?
50考える名無しさん:02/08/24 13:46
でもね、半アカデミズムというだけで、妙にうけるのも事実。
特に新聞は以外にそういうのに弱い。
やっぱ、全共闘世代が実権をにぎっているからか。
51考える名無しさん:02/08/24 14:19
>>36
長谷川小論理学っていいのか。
漏れは岩波文庫の『小論理学』で満腹って感じになった。。

>>9
小論理学とっつき憎い、つうのであればレーニンの『哲学ノート』(岩波文庫)
なんかから読み始めるのはどーよ。

と遅レスしてみるテスト。
52考える名無しさん:02/09/06 11:01
『法哲学講義録1819/20』つー新訳が最近でたね(法律文化社)
これって『近代自然法批判』(世界書院)とどう違うの?
わかるひと教えて。
53考える名無しさん:02/09/09 16:49
ここはなんかしっとりしてて良いですね。
54考える名無しさん:02/09/10 07:24
 ヘーゲルは、自分の講義で、「私は神である」とか「私は、神の言葉を語っている」と言った、
という話を聞いたことがあるのだけど、それは、ホントなの?
 もしホントなら、二次文献でも良いから、出典を教えて。
55考える名無しさん:02/09/13 19:22
英訳で読むのと、日本語訳で読むのだったら、どっちが理解しやすいですか?
56This is 魂のwar ◆URG809QA :02/09/13 19:24
日本人なら日本語のニュアンスしか分からないけど、訳が下手なら痛い罠
57考える名無しさん:02/09/14 00:12
ところでさ、ヘーゲルスレってこれしか無いわけだね。
ヘーゲルは研究者多いんでしょ。
58考える名無しさん:02/09/14 03:05
>>57
ほんとかうそか知らんが、科哲という一分野の学会より、
ヘーゲルという一人の哲学者の学会の方が会員数が多いそうだ。
科哲の学会事情は知らないから鵜呑みにスンナ。
59ふにゃぽん:02/09/14 09:33
>>1
超亀レスでスマソ。

全集の「宗教哲学」はもう絶版で、在庫もないとよ。

んで、今、「宗教哲学講義」読んでいるけど、これは優れもんだと思うよ。
60 :02/09/17 20:39
保全aufheben
61考える名無しさん:02/09/17 23:30
>>60
保全とか言いながら捨てるなよ
62考える名無しさん:02/09/18 09:04
ヘーゲルは最初は『小論理学』あたりがいいですかね。
『精神現象学』は極端に難しいと聞いたものですから。
ところで、『小論理学』の原題ってなんなんですか?
63考える名無しさん:02/09/18 13:20
>>62
「エンチュクロペディー第一部論理学」
64考える名無しさん:02/09/18 19:13
>1
最近出た山崎訳は近年発見されたヘーゲルの講義ノートの訳です。
岩波のものはそれ以外の講義ノートを編集したものの訳です。
したがって、両者は全く異なるものです。
65考える名無しさん:02/09/18 20:10
>>63
レス感謝。それでは『エンチュクロペディー』という本を
入手すればいいのですね。
66ふにゃぽん:02/09/18 20:17
私は>>63氏じゃないけど、難易度でいうと、「樫山訳 エンチュクロペディー」
は、「長谷川訳 精神現象学」の比じゃなくムズイよ。

最初は、高校時代の世界史の教科書片手に、「歴史哲学」から入んなよ。
67ふにゃぽん:02/09/18 22:48
あっ、もちろん、岩波文庫から出ている「長谷川訳」ね。
68考える名無しさん:02/09/19 07:42
哲学板の設定を変更してもらって、フランス語のアクサンやドイツ語のウムラウト、
数学の記号などを使えるようにしてもらいたいと思うのですが、いかがでしょうか?
より正確な文献表、引用、議論の展開が可能になると思います。
                                     
賛同いただける方、意見のある方は、以下のスレッドにお書き込みください。
 
哲学板にウムラウトやアクサン、数学記号を!
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/philo/1032388691/l50
69ふにゃぽん:02/09/21 08:42
このスレの落ち着いた雰囲気は好きだけど、何故こうもレスが伸びないんだろう?

ヘーゲルスレはここだけのはずなのに・・・。
70考える名無しさん:02/09/21 08:50
西研のヘーゲル入門面白かった

やっぱヘーゲルが一番いいんすかね。
ちょっとまじめに勉強しようかどうかまよってるよ ほんと
スピノザかヘーゲルかハイデガーか迷ってんだけど、
なんかヘーゲルが一番実感できるような気がした。
時間かける価値あるんですか? スゲー迷う
71考える名無しさん:02/09/21 21:30
(昔のスレで『大論理学』の岩波版が売ってないと悪態
ついていたものです)
今日、町にでると、書店で『大論理学』(岩波)がワンサカ売って
ました。全集からのスピンアウトみたいです(金子訳)。
冬には全巻買いたいです。ありがと岩波。
ただ、今は関心がフレーゲに向かってます。タイムラグは僕の関心
をヘーゲルから逸らしてしまったようです。
72考える名無しさん:02/09/21 22:19
最近重版された、岩波版『大論理学』って、武市健人訳のものじゃないの?
金子訳は『精神現象学』。

ところで『大論理学』というと以文社から出ている、寺沢恒信訳の方がいい、
という話も聞きましたが、真相はどうなのでしょう?
やはり腐っても岩波?

大論理学 / ヘーゲル [著] ; 武市健人訳 ; 上巻の1 - 下巻. -- 改訳. -- 岩
73考える名無しさん:02/10/08 20:28
ヘーゲルの無とは
74くろしろ ◆Mi0a.9Ms2A :02/10/08 20:58
無限の長さと宇宙はどう折り合いをつけるの?
75考える名無しさん:02/10/08 21:16
ヘーゲルは原典で読もう。ドイツ語つけて。
76Kurihara:02/10/08 21:51
武市健人さんの訳はどうなのか
しりませんが、この人が書いた
哲学書はひどかったです。
翻訳だけしていろ、という学者の典型例
だと思いました。
77考える名無しさん:02/10/08 22:03
『精神現象学』を金子武蔵訳で読もうと思うのですが、
金子のちくま学芸文庫の『ヘーゲルの精神現象学』って参考になりますか?
78Kurihara:02/10/08 22:59
>>77
なりません。
加藤尚武さんの入門書がいいですよ。

79考える名無しさん:02/10/08 23:03
精神現象学 原書3000円くらい
カント純粋理性批判 原書3000円くらい
ハイデガー存在と時間 原書4000円くらい

よってドイツ語で読もう
80独語通読なら:02/10/08 23:08
一冊読むのに二年はかかるよ
 やめとけ
8271:02/10/08 23:31
>>71
訳者の部分は削除。
全集からのスピンアウトみたいです、の部分だけ生かす。
<そもそも本屋で見かけて買ってないのですまん>
83考える名無しさん:02/10/08 23:36
>>77
西谷修は、ヘーゲル入門として
金子武蔵『ヘーゲルの精神現象学』ちくま学芸文庫
を推薦していた。加藤尚武はジョークの哲学とボクシング専門
84考える名無しさん:02/10/09 02:57
西谷修のヘーゲルってコジェーヴじゃね?
8577:02/10/09 03:16
>>83
どうも、ありがとうございます。
金子武蔵『ヘーゲルの精神現象学』ちくま学芸文庫読んでみます。
8683:02/10/09 03:22
ちなみに情報のソースは、
夜の鼓動にふれる : 戦争論講義 / 西谷修著. -- 東京大学出版会, 1995
これも面白い本でイイヨ
8777:02/10/09 03:30
どうも色々感謝します。
「夜の鼓動にふれる : 戦争論講義」これも金子の本の後で読んでますね。
88他スレの91:02/10/09 05:25
れーにん読めーよ。
西谷は分かった気になっちゃってこえーよ。
89考える名無しさん:02/10/09 05:35
ヘーゲルをコジェーヴで読んじゃダメ?
90考える名無しさん:02/10/09 05:38
イポリットの『ヘーゲル精神現象学の生成と構造』がいいんでない?
91ぺん(ぺん):02/10/09 11:51
『ヘーゲル精神現象学の生成と構造』は漏れもお薦めします。
古本屋によく出回ってるようですよ。
漏れも古本屋でゲットしました。

コジェーブは、精神現象学の読解というより
ほとんどコジェーブ哲学の構築といった感がありますから
入門期に読むのはお薦めできません。
ただ、ある程度、精神現象学が理解できた上で読むならば
結構面白いですよ。
初期ラカンや、ひところ賑わせたF・フクヤマや
果ては、東氏の「動物化」などにも影響を与えてるくらいですし。

ところで、高山守氏の『ヘーゲル哲学と無の論理』はどうなんでしょうか。
誰か読んだ方がいれば、感想を教えて下さい。
92考える名無しさん:02/10/11 12:48
『ヘーゲルの精神現象学』
『ヘーゲル精神現象学の生成と構造』
『ヘーゲル「精神現象学」入門』加藤尚武
『ヘーゲル『精神現象学』入門』長谷川宏などで
『『精神現象学』金子武蔵訳を読もうと思います。
他の人の訳も参考にしつつ。
93考える名無しさん:02/10/21 22:18
岩波書店から、ヘーゲルの著作どんどん出版されるのは
大歓迎だが、なんで、実質全集の分売なのに、カバーを変えて
再発売するの??全集の古書としての価値維持のため???
94考える名無しさん:02/10/21 22:26
自分は岩波にヘーゲルをもっと文庫化してほしいよ。
カントの3大批判を文庫化してるんだから、主著の『精神現象学』
を文庫化してもいいと思うだけどね。
9593:02/10/21 22:45
岩波の広告冊子には、来月『精神現象学』上下でるけど
下巻10センチくらいのは、一万円超えるようだね。
96考える名無しさん:02/10/22 00:29
ヘーゲルなら池田晶子!
97考える名無しさん:02/10/22 01:03
>>96
メーテルの声をしてた声優さんだね。
98考える名無しさん:02/10/22 08:33
>>95
一万超えるのかあ。
『精神現象学』前から欲しかったから。買おうかな・・。
99考える名無しさん:02/10/22 08:39
古本屋では安くて10000なり
100考える名無しさん:02/10/22 08:39
無駄なことはやめとけ。
101考える名無しさん:02/10/22 09:13
>全集の古書としての価値維持のため???
>古本屋では安くて10000なり
維持のためのようです。
102考える名無しさん:02/10/22 18:06

所で、この中に絶対精神の域にまで達した者は居るのか?
103考える名無しさん:02/10/22 23:07
やっぱり価格維持のためだよな。でも、わたしは、買うぞ。
どうせ書き込みとかして汚くなるし。
104考える名無しさん:02/10/27 01:38
誰か3月頃の『理想』にのってた
長谷川訳『精神現象学』批判読んだ人いる?
かなり笑える。
105考える名無しさん:02/11/07 22:49
>>54
これ面白い
106考える名無しさん:02/11/11 01:41
>>94

今俺の手元にある精神現象学は平凡社ライブラリーのだが・・・文庫ではないの
かな、これは・・・。

まあ、いずれにせよ文庫は少ないな、確かに。
その割にヘーゲル研究本みたいなのは文庫になる。
福吉勝男の「ヘーゲルに還る」とかね。

もっと著作そのものを文庫化してくんねぇと、なかなか手が出せんっちゅうねん。
107考える名無しさん:02/11/16 09:19
ヘーゲルの家族論に興味があるのですが、第三部、第一章の「家族」に
出てくる「藻意」って、どういう意味なのですか?
ちなみに岩波書店の訳を読んでいます。
原文で「藻意」にどの単語が使われているのでしょうか?
来週先生に原典を貸してもらうのですが、
気になったので、教えてください。
108107:02/11/16 09:25
訂正 「志操」でした・・・。
すみません。
109apm:02/11/16 12:33
カン尚輝先生の”ヘーゲル大論理学精解(ミネルバ、1994、上)”p58に
「一般にヘーゲルの弁証法は、縦の系列弁証法であり、横の連関弁証法でない
といわれるが〜」とありますが、どういうことを指すのか、具体的にご教示
 戴ければ幸いです。表現から、他出の関連文献もあるようなのでこれも併せて
ご教示戴ければ幸いです。

110背後世界論者:02/11/16 19:23
哲学板でウムラウト使用は賛成です。
レスが少し遅れましたね。

あと、ヘーゲルについて、全く知りません。
良スレの予感がするので、これからも見ていきたいです。
頑張って下さい。
111考える名無しさん:02/11/16 21:14
「長谷川さんのヘーゲル訳を叩くやつは厨房!!」ってスレ立てようよ!
112考える名無しさん:02/11/17 23:20
長谷川さんのヘーゲル訳を叩くやつは糞!!
名前: 考える名無しさん
E-mail:
内容:
岩波文庫の訳注は小論書くのに便利なだけ。
明治期の糞研究者が日本語で哲学を語るのを難しくした。(「新しいヘーゲル」)

「多用なコノテーションを削ってるから解り易いんだ!ヘーゲルを
裏切ってるんだ!」みたいなこといってる奴は糞!!長谷川さんは革命家!
113考える名無しさん:02/11/17 23:45
「厨房」を叩きたがるのが厨房
114考える名無しさん:02/11/17 23:48
類友ですね
115考える名無しさん:02/11/18 00:02
ヘーゲルと言えば池田晶子だな
116考える名無しさん :02/11/29 16:49
保全アウフヘーベソ
117 :02/12/22 22:12
こんな訳書出てました

論理学存在論 1832 その1

著者:
G.W.F.ヘーゲル著
西村 左右光訳

本体価格: \2,000
出版:ウインかもがわ
サイズ:B6判 / 294p
ISBN:4-87699-697-0
発行年月:2002.12
118考える名無しさん:03/01/01 17:47
神学者ヘーゲル
119考える名無しさん:03/01/01 19:57
ヘーゲルは神学者
120考える名無しさん:03/01/03 02:44
これ読んだやついる?よさげだったら買いたいんだけど。


書  名 ヘーゲル現象学の理念
著訳編者 細川 亮一 著

本体価格 A5判/322頁  6,000円[新刊在庫]
刊行年月 2002年09月
ISBN 4-423-17136-8   c3010

http://www.sobunsha.co.jp/bookdates/ISBN4-423-17136-8.html
121考える名無しさん:03/01/03 03:18
>>120
個人的には面白かったけど、少なくとも入門者向けではない内容なので、
ヘーゲルの哲学についてある程度の知識が要求されると思われ。
122考える名無しさん:03/01/03 15:04
情報サンクス
123 :03/01/03 15:32
>>121

どうおもしろかったの?
124考える名無しさん:03/01/04 08:06
ワショーイ
125  :03/01/04 08:07
121は馬鹿だから答えられないよ
126121:03/01/04 13:24
>>125
なんかそのレスが胸に突き刺さる・・・。見事にあおられてるなぁ
じゃ、馬鹿だけど、一応お答えします。

内容としては、精神現象学はもともと構成そのものが混乱していると言う前提で、もともとの精神現象学の理念を明確にしようと試みている著作です。
具体的には、精神現象学を「体系の第一部」「体系の導入部」「歴史」としての現象学という3つの性格をもつものとしてとらえていて、その3つの性格の重なり合ったものが『精神現象学』の本来の姿だということを主張してます。
だから、あらかじめヘーゲルの著作をある程度は読んでおかないとダメなんじゃないかなという意味で入門者向けではないって言ったんだけど、学部生レベルでも主要な著作に目を通したことがあるなら問題なく読めると思う。つうかオレが学部生だし。
どこがどう面白かったのかというと大きく分けてふたつあって、個人的に最近精神現象学を読み始めて構成についての妙な違和感があったのでそれに対する一つの解釈を提示してくれたというのがまずひとつあって、
そしてそもそもヘーゲルの体系というものについても完全に理解したとは言い難い状態なのでその助けになったというのがもうひとつ。
個人的にはけっこう説得力がある内容になってると思うけれど、別にオレは研究者でもないしヘーゲルはほとんど独学で学んだのであんまり偉そうに語れませんが、どうなんでしょうか、この著作は?
ということで、ヘーゲル研究者の意見をキボンヌ。
127ふにゃぽん:03/01/04 16:38
>>126さん。
どうでもいいけど、あなたの文章は解りづらいね。
研究者志望なら、論文書くときは気をつけよう。
アタマの悪い教授は、読んでもくれないよ。

で、あなたの言ってることの内容だけど、だいたいは正しいと思うよ。
「精神現象学」は、ある意味、「『大論理学』入門編」とも言えるし、逆に「大論理学」は「『精神現象学』 完成版」とも言える。

そして、ヘーゲルの「体系」=「文字通り、ひとつの原理(=弁証法的観念論)により、世界全体を説明しきる」
は、現存する彼の著作、および講義録全てを読まなければ理解できず、その点において、
「精神現象学」は、その「体系」の荒削りなあり方での、見取り図である、と捉えるのが正解だ。

ちなみに、「精神現象学」を読む(=読める)ための必要文献(=個人が、ヘーゲル哲学を理解するための発展的読書法=ありていに言えば、「難易度」)
は、次の通りだ。

歴史哲学、哲学史講義、純粋理性批判(カント)、エンチュクロペディー。

そして、「精神現象学」を押さえたら、法哲学、美学講義、大論理学、宗教哲学(ヘーゲルの体系を把握するのに、これほど重要な講義録はない、とさえ言えるのに、どういうわけかいつも一番ないがしろにされている書物)
へと進めばいい。

128121:03/01/05 01:43
>>127
これだけの長文レスは2ちゃんねるに来て以来初めてです。なんかすごいうれしいです。
ありがとう、ふにゃぽんさん。
ちなみに、ふにゃぽんさんはヘーゲル研究者なのですか?
もしそうだとしたら、いろいろと質問してもよろしいでしょうか?
129社会人:03/01/06 03:20
研究者じゃないんですけど、
ヘーゲルに興味あります。
今は小論理学からはじめたんですが(岩波文庫)、
難しいですね。
最終的には大論理学をよもうと思うんですが、岩波から出ているやつは
あまりよくないみたいですね?(このスレッド参照)
他に訳は出ているのでしょうか?
130ふにゃぽん:03/01/06 10:56
>>128さん。
私は、アカデミズムとは無縁の人間だけど、ある事情からヘーゲルを個人的に研究しているだけだよ。

最近、忙しくてここにはあまり来れないけど、私に答えられることは、なんでも教えるよ。

>>129さん。
現在、日本で出版されている大論理学は、岩波版(武市 訳)と寺沢 訳のものだけです。

http://216.239.33.100/search?q=cache:5m3sEAG4-zkC:bookbigbox.com/cgi-local/db.cgi%3Fkeys14%3Dn134+%E5%A4%A7%E8%AB%96%E7%90%86%E5%AD%A6%E3%80%80%E5%AF%BA%E6%B2%A2&hl=ja&lr=lang_ja&ie=UTF-8

その寺沢訳も、私のみたところ武市訳より辛うじて、「岩波語=キチキチの翻訳語」でないと
いったところです。

いずれ、あの長谷川 宏氏が、着手すると思われますが、それとて完成まで10年は待たなければならないでしょう。

もし、お出来になるなら、ドイツ語の原典を入手して、訳文はあくまで参考のつもりで用いて、
ドイツ語で読むのがベストでしょう。
131山崎渉:03/01/08 19:07
(^^)
132考える名無しさん:03/01/11 19:23
屁ー蹴る
133切り絵:03/01/11 19:28
結論だけしか知りません。主観論的超越論者。自己完結しかし西洋近代的因縁の輪をも
完結させる事に貢献した。
134129:03/01/12 18:11
最近は小論理学を読んでいるんですが、すごいと感じています。
全然まだ本当に理解できているとは言えないと思いますが。
それからくだらない質問で恐縮なのですが、
揚棄は(ようき)、向自有は(こうじゆう)という読み方なのでしょうか?
少し気になったもので。
135戦略家志望@次はジョミニの戦争論がほすぃ。:03/01/13 09:47
もうすぐヘーゲルに突っ込むのであげ。
136ふにゃぽん:03/01/13 11:05
>>134
129さん。

その読みで結構ですよ。
137129:03/01/15 01:37
ふにゃぽんさんありがとうございます。
138山崎渉:03/01/18 09:38
(^^)
139129:03/01/18 22:08
ヘーゲル哲学の話題ってあまりないのですかね。
最近読み始めたのですが、すごいですね。
有論とか。早くみなさんに質問等できるようになりたいものです。
140ダーザイン:03/01/19 15:44
>>139

>ヘーゲル哲学の話題ってあまりないのですかね。

2chであまり話題にされない理由は、理解できている人が極めて限られているから
・・・ということに尽きる。
盛んに話題にされるニーチェなどと比べたら、まだまだ研究の余地もあるし、現代人に
寄与するものも導きだせるはずなのだが、壁の高さが半端じゃない。

特に、129さんが読まれている論理学などは学者殺しで、手を出すと失敗するとさ
え言われる。
事実、論理学研究で大成した人っていないんだよなぁ〜。
141129:03/01/20 00:06
そうなんですか。
僕自身確かに難しいとは思いますが、「これはすごい」と感じました。
くだらない質問なのですが、カントとヘーゲルってどっちが正しいのですかね?
ヘーゲルはカントを「認識しながら認識能力を吟味している」と批判している
みたいですね。
ヘーゲルは結局また観念論的に引き戻した気もします。カントは自分は観念論ではない
と言っていますが。
中途半端な話ですみません。
142129:03/01/20 00:15
ヘーゲルは「有が最初をなす」と言っていますが、
確かにわかりますが、「自我=自我」をスタート地点にした
時点でもう観念論的になるのが決まってしまっていたのでしゃ
ないでしょうか。などと思いました。
結局ヘーゲルの観念論的世界を越えたことを言っている哲学者って
いるのでしょうか。
大学の時に受けた哲学の授業でも(結構有名な先生)、ヘーゲル的
観念論、独我論の世界を越えた人はいないというようなことを言って
いた気がします。
143129:03/01/20 00:22
無理矢理話題づくりっぽくしたみたいですみません。。
ただヘーゲルの話がないのは寂しいので。
そういえばカントの話とかあまり哲学板では西洋哲学の話は
活発でないようですね。
僕自身「哲学=有名な哲学者の本を研究すること」とは思いませんが、
そうは言ってもヘーゲルのことを語る価値はあるのではないかと思っています。
というのはヘーゲルはかなり考えている人なので。
144考える名無しさん:03/01/20 00:41
金子武蔵→加藤尚武→長谷川宏→池田昌子と段々・・・。
145Gilles:03/01/20 03:52
>>142
横から失礼。

> ヘーゲルは「有が最初をなす」と言っていますが、
> 確かにわかりますが、「自我=自我」をスタート地点にした
> 時点でもう観念論的になるのが決まってしまっていたのでしゃ
> ないでしょうか。などと思いました。

ヘーゲル「論理学」の出発点が「有」というのは正しいと思うが、
「自我=自我」をスタート地点にしたというのは、少なくとも「論
理学」には当てはまらないのでは? ヘーゲル風に言えば、自我と
いうのは有の中でもやや上の段階の「向自有」にあたる。つまり、
単純で一切の規定を含まない「(純)有」に対して、すでに何らか
の(「向自的」という)規定を含んでいるのだから、ヘーゲルにとっ
て自我は「スタート地点」ではないことになる。
ヘーゲルの政治哲学について2週間ほど英語でグループプレゼンをします。
来週ぐらいからリサーチを始めるのですけれども、やりがいがあって、正直楽しみです。
何らかの成果が出ましたらまたここで報告させていただきます。
でわでわ。
147ダーザイン:03/01/20 12:25
政治哲学・・・という本はないですよねぇ〜。
となると、5つの政治論文のいずれかでも扱うのでしょうか?
それとも、法哲学などにおける政治的側面に焦点を当ててリサーチするのでしょうか?

って、5つの政治論文はマニアックだから、実際問題やらないわな。
「ヴェルテンベルクの最近の内情について」とか「ドイツ憲法論」とか読んだことがな
いから、どんなカンジかなぁ〜と思ったんですが。
148ダーザイン:03/01/20 12:33
>>129

>結局ヘーゲルの観念論的世界を越えたことを言っている哲学者って
>いるのでしょうか。

何をもって比較するかということにもよるでしょうが、世界を説明しきった哲学者
は私はヘーゲルしか知りません。
たった一人であれほどの体系を完成させるとは・・・その是非は別にして(別に悪
いということではなく、純粋に労力と知力を評価して)ものすごいことだと思いま
す。天才ですねぇ〜、彼は。
ごいことです。

って、大論理学を最初の有論で断念した私が言っていいのか?^^;
現象学と法哲学は読みましたが・・・。
149考える名無しさん:03/01/20 13:18
>>145
ぶっちゃけた話、「有が最初をなす」というときの有というのは、『精神
現象学』ではそれ以外に規定をもたない純一な直接態だが、『大論理学』
では直接性と媒介性の統一として規定されているわけね。
150考える名無しさん:03/01/20 14:02
要するに絶対精神(あるいは絶対知)ということね。
だけどこの規定はドクサの構造にも当てはまるので、「有が最初をなす」
は絶対精精神とドクサの相関が最初をなすという併存性を含んでいると
いうことね。
151考える名無しさん:03/01/20 14:29
だから『大論理学』が「現象する精神としての意識」を対象とすると
いわれるのであり、『現象学』が務めを果たし退場することになるが、
「疎外」という生臭い概念は洗練され別の言葉で扱われるとのこと。
「疎外」→「成」→「変化」
152考える名無しさん:03/01/20 14:53
この辺でヘーゲル評価が分かれるよね。
153考える名無しさん:03/01/29 23:22
来年度の放送大学の授業で、高山守先生が「ヘーゲルを読む」と
題して入門的講義やるみたいですね。ホームページのシラバスを
見る限り面白そうです。とりあえずテキストが出たら買おうかと思ってます。
154ヘーゲリアン:03/02/06 08:30
下は精神現象学の Bildung における最初の文章です。
意味はそれまでの流れからある程度理解できるのですが、ここに出てく
る Substanz と Wesen がよくわかりません。

Substanz は普通は「実体」、長谷川は「共同体秩序」
Wesenは普通は「本質」、長谷川は「共同体」と訳していますが、
それぞれ前者だと意味不明、後者(長谷川訳)だとなぜその訳になるのかが不明です。

もし理解できている方がいらっしゃいましたら、どうぞご教授ください。

Die sittliche Substanz erhielt den Gegensatz in ihr einfaches
Bewußtsein eingeschlossen, und dieses in unmittelbarer Einheit
mit seinem Wesen.
155考える名無しさん:03/02/06 12:23
>>154
いままで出てきた「実体」「本質」はわかって、ここの「(人倫的)実体」「本質」で
突然「意味不明」になったとでも?
156考える名無しさん:03/02/06 16:32
で、ヘーゲルは神学者
157てs:03/02/06 16:36
ここも書ける
158考える名無しさん:03/02/06 16:43
で、ヘーゲルは神学者
159考える名無しさん:03/02/06 20:42
>>154のヘーゲリアンって人、一体何やってんの?
160考える名無しさん:03/02/06 21:21
ははは、ヘーゲリアンさんはね、ネタ作りをして劣等感を真摯に持っているんだよ。
161考える名無しさん:03/02/06 21:25
劣等感を真摯に持つのが流行っているのか?
162考える名無しさん:03/02/06 21:40
ワラタ
宮台のいう勘違い野郎のことか?
163ヘーゲリアン:03/02/07 05:52
>いままで出てきた「実体」「本質」はわかって、ここの「(人倫的)実体」
>「本質」で突然「意味不明」になったとでも?

いままで出てきた「実体」「本質」がわからないので、ここの「(人倫的)実
体」「本質」が必然的に「意味不明」になっているわけですな。

しっかし、ちゃんとした説明って見たことないんだよなぁ。
ヘーゲル関連の書籍や論文も色々あたったんだが・・・。
みんなよく分からないので、できる限り触れないようにしていると思うのだが、
どうなのだろう。
164考える名無しさん:03/02/07 12:46
>>163
君がいかがわしい馬鹿だってことみんなわかっているんじゃない?
165ヘーゲリアン:03/02/07 13:39
そうか、
そこまで厳しく中傷されることを言ったとは思わないんだが、
匿名とはりあっても仕方がない。

sageて消えるとしよう。
166考える名無しさん:03/02/07 14:36
>>165
アンタも匿名なんだが。
最期まで勘違い野郎じゃん(w
167考える名無しさん:03/02/09 16:15
あ〜、横から何だが、下らないことやりあってんじゃねぇよ。
どっちも勘違い野郎じゃん(w
168考える名無しさん:03/02/14 20:36
どもー、すこしヘーゲルの著作についてまとめさせてください。

1798: The Internal Affairs of Wuerttemburg (Political Essays) [???]
1801: Difference between Fichte's and Schelling's System of Philosophy [???]
1802: The Constitution of Germany (Political Essays) [???]
1803: Critical Journal of Philosophy [純粋理論批判??]
1805: History of Philosophy* (PP) [哲学史講義]
1807: Phenomenology of Spirit [精神現象学]
1816: Science of Logic (=Encyclopaedia Logic or Lesser Logic) [小論理学]
1818: Encyclopaedia of the Philosophical Sciences (Philosophy of Nature and Philosophy of Spirit from "Science of Logic") [大論理学??エンチュクロペディー??]
1818: Lecture on Aesthetics* (PP) [美学講義]
1821: (The Elements of) The Philosophy of Right (and Law, or Natural Law and Political Science Outlined)* [法哲学]
1822: Philosophy of History* (PP) [歴史哲学]
????: Philosophy of Religion* (PP) [宗教哲学]
????: Concerning the English Reform Bill (Political Essays) [???]

*=Based on Lecture
PP=Published posthumously

????で示してあるのは、不明であったところです。英訳と和訳の一致はこれで正しいんでしょうか?
純粋理論批判はカントでし〜〜た。無知晒しさげ。
170考える名無しさん:03/02/14 20:55
>>169
カントは『純粋理性批判』。無知はオマエのことだ (W
171ερημια:03/02/15 22:50
マジレス。
Critical Journal of Philosophy(英)
Kritisches Journal der Philosophie(独)
哲学批評雑誌(日)
だろ。
ヘーゲルとシェリングが1802年から翌年にかけて編集・出版したやつ。
各巻三冊、全二巻で、「哲学批評一般の本質」とか「懐疑主義論」とかが載ってますな。
とりあえず>>169は見てるだけで恥ずかしいので氏んでくれ。

>>168、へっぽこなオレでよければ、全部補完しようか?

172ερημια:03/02/15 23:45
1795: 『民族宗教とキリスト教』(草稿)
     『イエスの生涯』(草稿)
     『キリスト教の実定性』(草稿)
1798:『カル親書』(訳、注解)
     『ヴュルテンベルクの最近の内情について』(パンフレット)
     『キリスト教の運命とその精神』(草稿)
1799: 『経済学原理』(訳、注解)
     『ドイツ憲法論』緒論(草稿)
1800: 『一八〇〇年体系断片』(草稿)
1801: 『差異論文』
     『惑星軌道論』
1802: 『哲学批評雑誌』第一巻第一分冊(雑誌)
     『哲学批評雑誌』第一巻第二分冊(雑誌)
       (『懐疑主義論』など)
     『哲学批評雑誌』第一巻第三分冊(雑誌)
     『哲学批評雑誌』第二巻第一分冊(雑誌)
       (『信と知』など)
     『哲学批評雑誌』第二巻第二分冊(雑誌)
       (『自然法論文』前半部など)
     『ドイツ憲法論』(清書稿)
     『人倫の体系』(講義草稿)
1803: 『哲学批評雑誌』第二巻第三分冊(雑誌)
       (『自然法論文』後半部など)
     『イェーナ体系構想T』(講義草稿)
1804: 『イェーナ体系構想U』(講義草稿)
1805: 『イェーナ体系構想V』(講義草稿)
1807: 『精神現象学』
1804: 『大論理学』第一巻第一分冊(有論)
1813: 『大論理学』第一巻第二分冊(本質論)
1816: 『大論理学』第二巻(概念論)
1817: 『エンチュクロペディー』
1820: 『法哲学』
173考える名無しさん:03/02/15 23:45
一応、作ってみました。
『歴史哲学講義』『美学講義』『宗教学講義』『哲学史講義』は除いてあります。
批評とかも入れてません。無理ぽ。
どっか間違ってるところがあったらご指摘を。
174ερημια:03/02/15 23:46
名前入れ忘れた。↑はオレね。
175考える名無しさん:03/02/16 02:56
>>172
> 1804: 『大論理学』第一巻第一分冊(有論)

1812年では? ついでに言うと『大論理学(論理の学)』のうち、この
「有論(Die Lehre vom Sein)」だけは、第2版が出てる(1832年)。



176175:03/02/16 03:02
もうひとつついでに言うと『エンチュクロペディー』も第1版 1817、
第2版 1827、第3版 1830。たぶん煩雑なので ερημια 氏も省いたん
だと思いますが。
177考える名無しさん:03/02/16 03:15
経済学者ヘーゲルって本思い出した
178考える名無しさん:03/02/17 00:18
で、ヘーゲルは神学者
179考える名無しさん:03/02/17 19:27
神学者ヘーゲル
180考える名無しさん:03/02/17 20:07
結局、ヘーゲルの真意は何処にあったんだろうな。
181考える名無しさん:03/02/17 22:53
ヘーゲルは神学者
182考える名無しさん:03/02/17 23:04
ヘーゲルって人間が理解できるものなんですか?
183考える名無しさん:03/02/18 01:47
山師でしょ…あやつは…
酔っ払ってありもしない宝の地図を書いてさ、
それでも馬鹿を奉る大馬鹿者が宝を探すのさ…
で、詰まるところ…ヘーゲルの真意は何処なの?
184考える名無しさん:03/02/18 10:21
俺は良く用いられる皮肉な意味で神学者と言っているのではない。ヘーゲル哲学が神学と言えるからそう言っているだけだ。
185考える名無しさん:03/02/18 11:00
ヘーゲルが神の神学?
186考える名無しさん:03/02/18 12:04
は?
187考える名無しさん:03/02/18 12:06
まあ「法哲学」は神の概念を抜いた「神学」だがその他の著作は神学と言って差し支えない。
まあわかんなきゃ哲学やめな
188考える名無しさん:03/02/18 13:59
表象ってなんですか?あと
直感ってなんですか?
自体的って何ですか?
日常使っている意味とどのように違うのか知ってる人
おしえて
189考える名無しさん:03/02/18 21:25
>>188

× 直感
○ 直観

カント読めや。
190考える名無しさん:03/02/18 23:15
ヘーゲルに限らない話だが

「止揚」「揚棄」「措定」「悟性」なんて古い業界用語を使う連中も
「捏造」「神話」「特権化」「脱−**」なんて新しい業界用語を使う連中も

どっちもゴミにはちがいない
191考える名無しさん:03/02/18 23:35
>>190
バカ? おまえが哲学っぽい用語に無知で駆使できないだけなんだろ?
ていうか「捏造」「神話」「特権化」なんて、別に「業界用語」でもないだろ(W
それしきで「ゴミ」とかいっているやつこそ、「ゴミにちがいない」
192考える名無しさん:03/02/18 23:51
『ゴミ』最新業界用語に登録されました
193考える名無しさん:03/02/18 23:58
「捏造」「神話」「特権化」そのものは業界用語ではないが
これらを頻繁に使う人は狭い世界の業界人のそのまた一部分野の人だけ
194絶対知:03/02/19 00:41
>>185,186

「ヘーゲルが神学者」というのは現象学や論理学を読めばわかるが、
「初期神学論集」なんてのも出てるからそっちの方が直接的だぁな。

>>190

「止揚」「揚棄」「措定」「悟性」といった言葉はヘーゲルを学ぶ人たちの中では
共通理解として成り立っている。
ヘーゲルを知らない人達に話すときに、わざわざこういった言葉を使う人はイヤミで
しかないが、わかっている人達同士で使う分には何の差し支えもないだろう。
それを別の言葉で置き換えたら逆にわかりづらくなるんじゃないか?

「捏造」「神話」「特権化」「脱−**」については一般的に理解されている言葉。
一般に共通理解が得られている言葉を使うことには何も問題ないだろう。
それとも、自分がその共通理解の輪の中に入っていないことをネタんでいるのか?
195考える名無しさん:03/02/19 00:49
>>194
>「捏造」「神話」「特権化」「脱−**」については一般的に理解されている言葉。

「一般的に理解されている」の「一般的」の外延はどこまでなのでせうか?
いわゆるポストモダンとかカルスタの人たちですか。
「一般」というと、そういうものに無縁な人も含むように見えますが・・

そういうコンテクストで用いられる「捏造」は、たとえば「旧石器の遺跡捏造」と
ニュアンスは同じなのでしょうか?
「神話」は、たとえば「ギリシア神話」などとニュアンスは同じなのでしょうか?
196考える名無しさん:03/02/19 00:50
もうこれ以上研究しても
結果は出ないと思う。
197考える名無しさん:03/02/19 00:58
>>194
>「捏造」「神話」「特権化」「脱−**」については一般的に理解されている言葉。
>一般に共通理解が得られている言葉を使うことには何も問題ないだろう。

その通り
上のヘーゲルの例と違って、日常用語から採っているので、
ちょっと慣れて考えてみれば、「業界」外の人でも言わんとしていることは
当然わかるはず。
ただ、日常の文脈と違う陰影を背負わされてはいるけれど。

まあ、他の言葉で言い換えることも可能だろうけれど、それこそ
ドイツ観念論哲学のような完全に日常と隔絶させられた用語を
作ることになりかねない。そんなことは本末転倒であろう。
198考える名無しさん:03/02/19 01:05
で、結局 長谷川訳は「不正確な超訳」ってことなのか?
199考える名無しさん:03/02/19 02:33
で、最初に読むべきヘーゲルは
長谷川訳「歴史哲学」ってことで
決まりね?
200絶対知:03/02/19 02:41
>で、結局 長谷川訳は「不正確な超訳」ってことなのか?

ってことだ。
長谷川訳は、解説本と翻訳本を2で割ったようなものだから、わかりやすい分、翻訳としては
おかしなところもかなりある。
しかし、樫山訳なんかでは、わかりづらい上におかしな所もある。
結局、俺は長谷川訳肯定派だな。

ただ、長谷川訳は権威がないから、論文なんかでは金子訳を使うかいっそ自分で該当箇所
を訳出する方がいいんじゃないか。
そこらへんは大人の事情ってやつだ。
201考える名無しさん:03/02/19 05:00
1はいるか?
お前に惚れた馬鹿がいる。

それは俺だ。

最初に言っておくが、俺はホモではない。
そういうのには全く興味ないし、気持ち悪いと思う。
だが、お前の書き込みを見て以来、俺の中の(何か)が大きく膨らみはじめたんだ。
いつの間にかお前の書き込みを探していたり、オナニーの最中にお前の事を思い出したりするようになっていたんだ。
ああ、俺だって嫌だったさ。しかし、ある日をさかいに、俺の中の(何か)がはじけたんだ。
俺は最初からお前でオナニーするようになっていた。

21回・・・これは俺がお前で抜いた正確な数字だ。

おそらくお前は、俺のことを拒絶するだろうと思う。
だが、これだけは覚えておいてほしい。
俺は常にお前の近くにいるという事をだ。

満員電車で、首筋に熱い鼻息を感じたら、それは俺だ。
オフ会で、妙に熱い視線を感じたら、それは俺だ。
無言電話がかかってきたら、それは俺だ。
そして、もしこの先お前がレイプされるような事があれば・・・。

お前がこれを読んでいる時、俺はすでに行動を開始している。

202山崎渉:03/03/13 13:19
(^^)
203考える名無しさん:03/03/14 03:31
1はいるか?
お前に惚れた馬鹿がいる。

それは俺だ。

最初に言っておくが、俺はホモではない。
そういうのには全く興味ないし、気持ち悪いと思う。
だが、お前の書き込みを見て以来、俺の中の(何か)が大きく膨らみはじめたんだ。
いつの間にかお前の書き込みを探していたり、オナニーの最中にお前の事を思い出したりするようになっていたんだ。
ああ、俺だって嫌だったさ。しかし、ある日をさかいに、俺の中の(何か)がはじけたんだ。
俺は最初からお前でオナニーするようになっていた。

21回・・・これは俺がお前で抜いた正確な数字だ。

おそらくお前は、俺のことを拒絶するだろうと思う。
だが、これだけは覚えておいてほしい。
俺は常にお前の近くにいるという事をだ。

満員電車で、首筋に熱い鼻息を感じたら、それは俺だ。
オフ会で、妙に熱い視線を感じたら、それは俺だ。
無言電話がかかってきたら、それは俺だ。
そして、もしこの先お前がレイプされるような事があれば・・・。

お前がこれを読んでいる時、俺はすでに行動を開始している。
204考える名無しさん:03/03/15 05:00
揚棄age
205考える名無しさん:03/04/02 06:12
止揚age
206新訳:03/04/02 18:15
自然法および国家法:『法の哲学』第二回講義録

G.W.F.ヘーゲル著 尼寺義弘(にじ・よしひろ)訳 晃洋書房

本体4000円  20cm 206 26p (阪南大学翻訳叢書18 )
4-7710-1447-7 / 2003.03 
207考える名無しさん:03/04/14 00:04
今度の戦争について君たちヘーゲリアンが何も言わないの
は不自然だな。コジューブ−フクヤマの流れの通俗的ヘーゲル
主義では歴史は自由の理念が顕現するプロセスであるから
ブッシュ政権はいかにもナポレオン的だ。利権うんぬんの話
はスキじゃないので理念のみで語ると今度の戦争の是非では
ちょうど西欧と英米はカントVSヘーゲルのようだ(もっともアー
レントが批判した判断力批判でのカントの歴史哲学にはヘーゲ
ルに通じるものがあるのだが)。方や「永久平和論」。方や中東の
民主化に取り組む「時代精神」。
208考える名無しさん:03/04/14 00:39
西欧〜カント/アメリカ〜ヘ〜ゲル/?。・ネグり〜スピノザ ? 

?。は、どっちかつ〜とアメリアなんだろな。
209考える名無しさん:03/04/14 00:50
観念的なものが現実的
210 :03/04/14 01:56
>カントVSヘーゲル
この対比は不正確では。いいたいことはわかるが。
211山崎渉:03/04/17 09:39
(^^)
212考える名無しさん:03/04/17 12:36
質問です。

「ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつ」って話が
『法の哲学』にあるらしいんだけど、
どの部分にあるのか教えてください。
213考える名無しさん:03/04/17 14:26
>>212
序文
214考える名無しさん:03/04/20 01:17
>>213
わかりました。
215bloom:03/04/20 01:18
216山崎渉:03/04/20 04:32
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
217考える名無しさん:03/04/20 08:17
『ヘーゲル 否定的なものの不安』
著者:
ジャン=リュック・ナンシー著
大河内 泰樹訳
西山 雄二訳
村田 憲郎訳

本体価格: \2,400
出版:現代企画室
サイズ:四六判 / 216p
ISBN:4-7738-0213-8
発行年月:2003.4
218 :03/04/21 19:00
>>217 注目あげ
219考える名無しさん:03/04/23 22:23
ナンシーはようわからん
220考える名無しさん:03/05/10 23:00
保全
221考える名無しさん:03/05/13 02:09
ヘーゲルの入門書でお薦めのものはあるでしょうか?
入手が容易なものでお願いします・・・
222考える名無しさん:03/05/13 13:10
>>221
社会哲学者としてのヘーゲルではなく、哲学者としてのヘーゲルなら

テリー・ピンカード「ヘーゲル」 ケンブリッジ出版
ロバート・ピピン「ヘーゲルの観念論」 ケンブリッジ出版

英語だけどアマゾンで入手は容易だよ
223考える名無しさん:03/05/13 13:14
>>207
ヘーゲリアンに左派と右派があることくらい知っててね。
224222:03/05/13 13:35
x社会哲学者としてのヘーゲルではなく、哲学者としてのヘーゲル
○       〃          批判哲学者としてのヘーゲル
225印哲OB:03/05/13 18:04
どうしてショウペンハウェルはヘーゲルに論破されたんですか?
226考える名無しさん:03/05/13 18:26
逆だろ?
227221:03/05/13 23:27
222さん、ありがとうございます!

社会哲学者としてのヘーゲルについては、また違った入門書があるのでしょうか?
228考える名無しさん:03/05/14 14:24
>>227
チャールズ・テイラーの本「ヘーゲル」ケンブリッジ出版
は政治哲学の分野では有名。
共同体の特徴はよく解説されてるけど、それを支える核となる
思弁・観念論的な論証過程を形而上的だとして軽視することによって
経済・政治的な部分にヘーゲルの価値を見出そうとしてるのが特徴。
つまり、経済・政治的な文脈でしかヘーゲルを理解してない。
因みに、たまに誤解されるけどヘーゲルは共同体論者ではない。
彼の「法哲学」を理解したいなら
アレン・ウッドの「ヘーゲルの倫理思想」ケンブリッジ出版
がお勧め。
229考える名無しさん:03/05/14 14:54
>228
理解してないと、軽視するのは別のことでは?
230考える名無しさん:03/05/14 14:56
テイラーの本って、岩波から翻訳がでてるよね。
231考える名無しさん:03/05/15 21:30
相変わらず高慢なスレだな
232考える名無しさん:03/05/20 09:06
作品社から山口先生訳の大論理学が出るね
233考える名無しさん:03/05/20 12:08
そろそろ原書で読もうぜ。
234山崎渉:03/05/22 00:56
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
235考える名無しさん:03/05/24 16:51
もし原書で読むスレをつくってくれたら、
一生懸命ROMしまつ。ヨロシコ。
236考える名無しさん:03/05/26 09:45
ヘーゲルスレって、なんでこんなに盛り上がらんのだ。
本当にみんなわからんのか。
わかっている香具師がいたら、だれでもいいから何か書いてくれ。他力本願
で申しわけないと心底思うが。
237考える名無しさん:03/05/26 09:46
何か書けばいいのか!? じゃ、
正!
238考える名無しさん:03/05/26 13:20
この板、人がいない割にウンコ臭くってさ
239あぼーん:あぼーん
あぼーん
240考える名無しさん:03/05/28 22:14
ほす  
241考える名無しさん:03/05/30 06:12
q
242星野哲郎:03/06/01 23:42
>>236
看板がカントだから。
ヘーゲルのほうが大物なのに。あと絶対精神というのは、相対自由現代思想
の流行時に受けない。マルクスとともに萎えってな感じですね。
でもおれはヘーゲルには好意を持っています。
止揚の原理は素晴らしい。
243考える名無しさん:03/06/01 23:54
>>236
ヘーゲルは結論を先取りしてるから、何を
言っても、すでに言われているような構造を
持っている。そこが凄さでもあるが・・・
244考える名無しさん:03/06/02 00:09
>>243
竹田の本にそんな事書いてあったような気が・・・
245243:03/06/02 00:12
俺は竹田は陽水のやつを一冊読んだだけで
知らんけど、センスがいいね。
246236:03/06/02 13:57
モットー、モットー、モットー・・・(きのう、ウルトラマンタロウのビデオを見たので。
わからない方にはスマソ)
竹田は、あっちこっちでヘーゲルに言及しているようだが、
どこかでまとまったことを言ってたっけ?
247考える名無しさん:03/06/04 00:07
期待age

248あぼーん:あぼーん
あぼーん
249考える名無しさん:03/06/10 16:19
(V)o\o(V)ふぉふぉふぉ
古い奴だとお思いでしょうがっ・・・
250考える名無しさん:03/06/10 20:37
6月5日はヘーゲル政治哲学の研究者だった藤原保信早大政経学部教授(1994年没)のご命日でした。
ヘーゲル関連の著書としては、「ヘーゲル政治哲学講義」(お茶の水書房)
訳書としては、ペルチンスキー「ヘーゲルの政治哲学」(同上)を残されました。
251考える名無しさん:03/06/17 03:28
>>250
うっとおしいぞ早稲田政治学
あの大学はボスの腰巾着だらけで好かん
252考える名無しさん:03/06/19 21:58
世界構造デフレが遠からず発生する。
253考える名無しさん:03/06/20 05:31
今日から小論理学を読み始めます。
よろしく。
254考える名無しさん:03/06/23 21:25
>>253
その後いかがお過ごしですか。よい知らせをお待ちしています。かしこ
255考える名無しさん:03/06/23 21:26
age
256名無し募集中。。。:03/06/26 21:15
おまいら、今夜はこれがありますよ
 ttp://www.fujitv.co.jp/b_hp/oatsui/index.html
257名無し募集中。。。:03/06/27 00:04
あと30分ですよ
258考える名無しさん:03/06/27 01:03
絶対痴だ、ありゃあ
259考える名無しさん:03/06/27 01:12
ペットを弁証法の例にしたのは何か深いわけがありますか?
260名無し募集中。。。:03/06/27 01:17
ヘーゲルが靴屋さんだと知ったことが唯一の収穫ですた。。。
261考える名無しさん:03/06/27 04:05
「意識」が「意識」を理解しようとした最大の試みが
「精神現象学」(意識の経験の学)じゃないかい?

262 :03/06/27 23:28
age
263ザハトホ実存主義者:03/06/30 01:20
 ヘーゲルとは、壮大な人間的ロマンの存在論的な近代の背理の萎縮であるが、その現存在の意識の最大限の肥大を論理付ける試みは、
個別的人間存在の、究極的な目的意識性の限界と範囲を示す理想的道徳であった。


264ザハトホ実存主義者:03/06/30 01:24

 しかし、それは、絶えざる自己言及性によって、自らを常に出発点に戻さざるを得ない、
不完全性が、完全性を疎外する確固たる地盤を形成できない、未完の循環そのものであった。


265考える名無しさん:03/06/30 01:24
俺はね、「思弁」って悪いレッテルになってるようだが、哲学に
不可欠なもんだと思ってる。
アインシュタインだって「思弁」を重ねたんだと思う。
(だけじゃないが)
266考える名無しさん:03/06/30 01:26
>>264
ハイデガーにしても循環的な面はある。
267ザハトホ実存主義者:03/06/30 02:31
>>266 
   ハイデガーにおける循環は、ロゴスへの還元を意味しない。自然と再び合一する
  実存の濤声に覚悟することによってこそ、無への超越を現前せしめられるが故に、
  完全も疎外も主体も目的も全てを静謐の彼方へ、言わば秩序付けられ根拠付けられ
  る有り様そのものなのだ。
268あぼーん:あぼーん
あぼーん
269考える名無しさん:03/07/15 13:10
>>267
いるんだよな、こういう白痴的ヒキコモリがさ。
270考える名無しさん:03/07/15 13:25
ああ、哲学板の白痴オヤジな。
いよいよ近い将来刑務所逝きになるらしい。
271考える名無しさん:03/07/16 21:54
>>269>>270 自演中。哲学的見解まだ〜?


272考える名無しさん:03/07/16 21:55
ヘーゲルどこいった?
273考える名無しさん:03/07/17 22:04
ヘーゲリアンから見てプラグマティズムってどう思っているの?
かつてソ連邦においてマルクス主義は主知主義から主意主義に置き換えられて
修正マルクス主義になったように、修正ヘーゲル主義というべきものではないか
と思うのだが。
274考える名無しさん:03/07/17 22:54
ヘーゲルとアンティゴネーの関係って何だよー
何で理系の大学でそんな小論文が出るんだよー
ヅアッフェ!
275考える名無しさん:03/07/17 22:57
近頃はレポート手伝って厨が多いな
276あぼーん:あぼーん
あぼーん
277 :03/08/02 16:50
ヘーゲル法哲学講義おもしろい
278考える名無しさん:03/08/02 17:28
ヘーゲルは
「あなたの体系には現実と合わないところがあるようですが」
と問われて
「それは現実の方が間違っているのだ」
と答えたという逸話の持ち主。
こんな誇大妄想狂患者の言うことなんか信じられないよ。
279考える名無しさん:03/08/02 18:10
イロニー だよ
280考える名無しさん:03/08/02 18:59
ヘーゲル研究者から見て、C・テイラーのヘーゲル論はどうなんですか?
ヘーゲル読んだことない人間がテイラーのを読むのはヤヴァイですかね?
281考える名無しさん:03/08/08 23:14
>>280
よしとけ
しょせんはアメリカの現実政治に連なる言説へと
我田引水

もちろんフランシス・フクヤマよりは学問的良心はあるが

まだ長谷川宏の超訳読んだ方がいいから
岩波の「歴史哲学講義」をじかに読め
282考える名無しさん:03/08/24 18:24
アウフヘーベン!
283 :03/08/25 15:16
ラカン派のジジェクってどうでしょうか。
ちゃんとヘーゲル理解できてる?
284考える名無しさん:03/08/25 16:20
ジジェクは
ヘーゲル入門
にはならない
ラカン入門
ならかろうじてOK
285考える名無しさん:03/08/25 17:32
>>280
Cテイラーってマーク・C・テイラー?
彼はもともとキルケゴールの研究家でそこからヘーゲルいったはず。
しかもかれ、ポストモダン神学者だよ。
著作の帯にはデリダの絶賛の言葉があったけどw
286考える名無しさん:03/08/25 17:44
イロニーと思わせつつ、実は本気だったりする、、。
287あぼーん:あぼーん
あぼーん
288考える名無しさん:03/08/26 11:02
>>285
280はチャールズ・テイラーだよ
ポスコロにさんざん叩かれた「多文化主義」
ネオコンよりはずっといいけどな
289考える名無しさん:03/09/19 23:50
ポスコロか
290考える名無しさん:03/09/21 22:31
ヘーゲル研究って今何やってるの?
291考える名無しさん:03/10/21 07:35
age
292考える名無しさん:03/10/21 07:47
「今」は朝食をとっていらっしゃるのではないでしょうか。
293考える名無しさん:03/10/21 07:59
屁ーゲル止めとけ!わかるはずがない。でたらめなんだからとラッセル
が言っております。
294考える名無しさん:03/10/24 13:03
理解できないものはでたらめだと思う人もいます。
2951002:03/10/25 00:50
ヘーゲルは「生成する」あるいは「展開する」知や精神を考察しているので、ラッセルとは全く違う地点にいるでしょう。
ただ、ヘーゲル的には形式論理や記号論理は論理のうちで「認識が固定された」相においてのみ形式操作可能な側面を
扱っているとかんがえられるでしょう。
2961002:03/10/25 01:18
付け加えると、ヘーゲルは「体系的」な思想家であり、全存在、歴史、文明
知などを始原から完成まで全てまとめあげようとしたのであって、
ラッセルはそんな大それた事は考えず、多分真理は個別に妥当性を考察されるべきもの
だと考えていたのだと思う。
297考える名無しさん:03/11/05 00:29
弁証法なんて詭弁以外の何者でもないじゃん
真面目に研究してる人って相当頭が悪いよ
298marginal:03/11/23 09:35

「素人が精神現象学を読む」スレにしていいですか?
地方?流私大卒。非哲学科文系。独検3級。レジュメの作り方は良くわかりません。
文献は平凡社ライブラリー『精神現象学(上)(下)』、原文を参照したいときは↓の7 bit versionを使います。

PROJECT GUTENBERG OFFICIAL HOME SITE - Catalog Search
ttp://www.ibiblio.org/gutenberg/cgi-bin/sdb/t9.cgi?entry=6698&full=yes&ftpsite=http://www.ibiblio.org/gutenberg/

無茶は承知してます。とりあえず序論は完読するつもりです。
299marginal:03/11/23 10:59

■■■ 序論 ■■■

●第1節(p.16)
哲学的真理とはどのように述べられるべきか。

■本来、哲学的著作に序文は不必要である
・事柄(Sache)の性質(Natur)から言って適当ではない。

■哲学が成立する地平
・特殊なもの(Besondere)がその内に包まれる、普遍性(Allgemeinheit)という境位(Elemente)
 において哲学は本質的に存在する。
・事柄そのもの(Sache selbst)は、そこ(普遍性=最終的な帰結=目的)で完全な本質となって表現される。
 
■哲学における真理の把握の仕方についての一般的理解への批判
・主張や断言のつなぎ合わせ、知見の寄せ集め、事実の列記などの方法では真理を把握することはできない
 (解剖学→死んだ体の身体各部の知見)。
・結果だけでなく、事柄そのものの実現の過程も本質的である。

※(自分の考え、感想、メモ等を書きます)事柄とは何だろう?
300marginal:03/11/23 11:50
●第2節(p.17)
哲学的真理とはどのようなものか

■全体という生命を認識しなければならない
・例えば.....→つぼみ→花→果実→.....というサイクル全体が、有機的統一(全体という生命)。
・(つぼみ他という)形式=定在(Dasein)。
・それぞれの形式はそれぞれ相容れないものとして斥け合う(矛盾)。
・それら形式(契機)は、前の形式に否定され、また自らも次の形式に否定される、というように流動的な性質を持つ。
・有機的統一においては、争いあう形式も、全体を構成する契機という必然性を持つ。

■真理の認識を曇らせるもの
・思い込み(Meinung)が、対立を固定化させ、現存の哲学体系に賛否のいずれかしか見させない。
・補捉的意識(das auffassende Bewusstsein)は一面的な見方なので、争う契機に必然性を見ないし、矛盾を開放することができない。
・現存の哲学体系の違いは、真理が前進する展開過程の契機である。


※定在とはもやもやした存在が凝固したもの?ハイデガーの用語とは違うようだ。
  早速、矛盾という言葉が登場した。形式論理学的な意味で、矛盾という言葉を使っているようではないようだ。
  全体という生命という言葉で一気に核心を差し出された気がした。

(第2節要約終わり)
301考える名無しさん:03/11/23 12:00
>marginal

読書スレは別スレ立てた方がいいよ。
頑張って!
302marginal:03/11/23 12:26
立ててしまいました。

ヘーゲル 『精神現象学』を読む
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1069557892/
303みゃでーしんじ:03/11/24 20:06
直接的なものはいかなる意味で抽象的か、という問いがヘーゲル哲学の真髄。
これがわからなければなにやってもだめですな。
素人受けしやすいニーチェでも読んで勘違いな全能感を満たして篭ってなさい
てこった。
304考える名無しさん:03/11/27 15:14
ヘーゲリアンの勘違い全能感の方がイタイと思う
305考える名無しさん:03/11/27 17:17
>>303
真髄か?
単なる入り口にしか思えんが
306考える名無しさん:03/11/27 21:56
バッカスの酩酊ってどういうことなの?
何の比喩なのかも分からん
307marginal:03/11/27 22:18
>>306
精神(ガイスト)には、酒精(アルコール)という意味もあります。
あらゆる固定的な形式を流動化させ(酔わせ)、運動にするという
意味があると思います。
308考えるサル:03/11/28 20:48
すいません、かなり前に訳の話が出てたんですが、
牧野紀之さんの訳はどうなんですか?
今、松村さんと牧野さんの訳で「小論理学」読んでるんですが・・。
309考える名無しさん:03/12/01 04:12
>>308
牧野訳は自分の見解を訳文にゴチャゴチャとくっつけて
あるよね?
精神現象学、いま読んでるとこだけど、金子訳よりわかり
やすくて読了できそう。
小論理学は知らんけど、現象学はいちばんいいと思う。
310考える名無しさん:03/12/01 11:33
311考えるサル:03/12/01 15:15
>>309
確かに、いっぱい付いてます。
松村訳への意見付きで。
今度、精神現象学を読もうと思っているので、
そのときは、牧野訳も買おうと思います。
ありがとうございます。
312marginal:03/12/02 20:07
どなたか↓を読まれたことがある方は、感想と、
ハイデガーがどういう視点で語っているかを教えてくださいませんか?

ハイデッガー全集 第32巻 ヘーゲル『精神現象学』 創文社
藤田正勝/アルフレド・グッツオーニ訳

313考える名無しさん:03/12/02 20:38

勝手な想像だが

ヘーゲル は、 小室直樹 と 風貌は よく似ていると思う

たぶん
314考える名無しさん:03/12/02 21:00
ヘーゲルって、たしか下宿の女主人に子供生ませてるんだよ。
蔵書にエロ画を隠してたり。なんの自己実現?(笑)。
315考える名無しさん:03/12/03 13:42
>>313
加藤 周一の方が似てると思われ。
316考える名無しさん:03/12/07 23:28
ヘーゲルの家族論を勉強するのに必読文献を教えてください
317考える名無しさん:03/12/07 23:32
>>316
法哲学 第三部倫理 第一章家族
318考える名無しさん:03/12/08 00:44
法哲学の訳はどれが一番いいんでしょう?
319317:03/12/08 12:42
>>318
俺は分からない。
320考える名無しさん:03/12/08 16:21
>>317
俺は中公クラシック読んでるけど,読みにくくはないよ。
藤野,赤沢訳
321考える名無しさん:03/12/08 20:43
原書と突き合わせて読むときは中公のがいいのかな?
長谷川訳は研究者から見てどうなんでしょう?
322考える名無しさん:03/12/08 21:02
>>321
このスレを長谷川で検索してみたら?
323考える名無しさん:03/12/10 03:17
三浦訳はむずかしい。高峰訳はよみずらい。上妻訳はしらん。
で、藤野ほか訳推薦。
324考える名無しさん:03/12/10 04:05
>>321
以前ここで散々議論されていた。
http://academy.2ch.net/philo/kako/1037/10375/1037575410.html
325考える名無しさん:03/12/20 09:34
>>303 それについて、彼が、著書中で言及している箇所があれば教えての君。
326考える名無しさん:03/12/20 09:36
>>303 325だけどリンクの操作ミス,ごめん。
327考える名無しさん:03/12/26 21:30

すいません質問です。

「いかなる犯罪であれ、その要素を自分自身に見出さないものはない」と語ったのはヘーゲルでしょうか?
もしそうならソースもお願いします。

ちなみに散々ググりましたが、見つかっていません。
ひょっとしてゲーテかシェイクスピアかも知れません(これもググったが不明)
よろしくお願いします。

328考える名無しさん:04/01/01 12:06
とうとう読解スレは本論に突入しますた。
marginal さんありがとう。
329考える名無しさん:04/01/01 12:13
ヘーゲルがピピピッとわかることがあると自分を天才のように感じる
ことがあります。
330考える名無しさん:04/01/01 13:02
ヘーゲル論理学を解説してくれってさ。

>http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1038386875/
331あぼーん:あぼーん
あぼーん
332考える名無しさん:04/01/11 03:00
>>327
精神現象学の「悪と赦し」のところっぽい。
ソースと言われると厳しいが、「ヘーゲル事典」
なんか見てみるといんでないかい。
333考える名無しさん:04/01/11 19:56
大論理学で印象に残っている言葉
純粋な光は純粋な闇である
矛盾は解消される(ほんまかよ)
本質とは現象である
絶対的必然性は偶然性である(どないやねん)
普遍は普遍である

ニュートンとカントのアンチノミーに対する反駁
334考える名無しさん:04/01/19 08:02
335考える名無しさん:04/01/21 00:36
厨な質問ですみません。
悟性による社会認識、とはなんですか?
336考える名無しさん:04/01/21 00:38
>>335
大人の事情を知ること。
337考える名無しさん:04/01/21 00:53
☆キキ+キ゚Д゚♪の天才哲学しか必要無い!
天才に触れたかったらこのホムペに来い!

http://jbbs.shitaraba.com/computer/9746

みんな言い訳するのに必死になるからな (´゚c_,゚` )
天才が2ちゃにいるってケースは初めてだからな (´゚c_,゚` )

そろそろ考えるという戦いをしたらどうだ? (´゚c_,゚` )プッ
338考える名無しさん:04/01/21 00:53
☆キキ+キ゚Д゚♪の天才哲学しか必要無い!
天才に触れたかったらこのホムペに来い!

http://jbbs.shitaraba.com/computer/9746

みんな言い訳するのに必死になるからな (´゚c_,゚` )
天才が2ちゃにいるってケースは初めてだからな (´゚c_,゚` )

そろそろ考えるという戦いをしたらどうだ? (´゚c_,゚` )プッ
339考える名無しさん:04/01/21 01:02
誰か>>335に答えてやってくれ
漏れには無理だ。なぜなら漏れもわからんから
340考える名無しさん:04/01/21 01:05
☆キキ+キ゚Д゚♪の天才哲学しか必要無い!
天才に触れたかったらこのホムペに来い!

http://jbbs.shitaraba.com/computer/9746

みんな言い訳するのに必死になるからな (´゚c_,゚` )
天才が2ちゃにいるってケースは初めてだからな (´゚c_,゚` )

そろそろ考えるという戦いをしたらどうだ? (´゚c_,゚` )プッ
341考える名無しさん:04/01/21 02:04
age
342考える名無しさん:04/01/21 05:03
age
343考える名無しさん:04/01/21 22:44
静寂から逃れられない
私は、この部屋を出て
いくのか、それは苦痛
なのか、ああ、あああ
どうしよう、神経症か
、ぬぬ、あけまして、
おめでとうございます
、今年もよろしく!?
「あんた誰?」・・・
344考える名無しさん:04/01/22 22:46
岩波のヘーゲル全集。自然哲学と法哲学の4冊だけが
抜け落ちてるんだよな。これは買うべきか。
ところで全巻そろってないと買取の値段も落ちるの?
345考える名無しさん:04/01/26 15:40
弁証法って結局どういう事をいうんでしょう?
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=philo&key=979828579
346考える名無しさん:04/01/26 17:19
347考える名無しさん:04/01/26 19:49
ヘーゲルの歴史観って今でもありですか?
348考える名無しさん:04/01/26 23:15
>>347
フランシス・福山なんかそう。
349考える名無しさん:04/01/27 00:10
へぇ。
でも、人間の感情として、
なんとなく進歩して逝ってほすぃって気持ちはあるよなぁ。
350あぼーん:あぼーん
あぼーん
351考える名無しさん:04/02/05 03:47
>>347
近代的西洋的人間を理解するための批判的対象として、あり。
352考える名無しさん:04/02/17 15:29
最近はどんな研究が盛んですかね?
デリダのグラが翻訳されればまた盛り上がりそうですね。
353考える名無しさん:04/02/17 15:45
ハーマッヒャーの『プレロマ』翻訳きぼん
354考える名無しさん:04/02/17 15:56
>>353
私は私のうちで自分を読むものを読む、だったっけ?
355考える名無しさん:04/02/17 20:33
牧野紀之氏のスレってあります?
356考える名無しさん:04/02/17 22:59
>>355
見たことないです。
357考える名無しさん:04/02/18 00:07
牧野氏の自然生活運動って知ってる人いますか?
358考える名無しさん:04/02/18 00:14
>>357
私は著書二冊、訳書一冊持ってます。
運動をしていることは、それらとサイトで知りうる限り知ってますが、詳しくはわかりません。
359考える名無しさん:04/02/19 09:57
私も氏の著作はほとんど読みましたし、熱狂的支持者だったのですが、その理由は彼の哲学的自然生活に対する支持でした。牧野氏は今は自然生活運動がどうなっているかご存知の方いらっしゃったら、現状を教えてもらえませんか?
360考える名無しさん:04/02/21 01:01
<ほんもの>という倫理
−近代とその不安−

チャールズ・テイラー/著
田中智彦/訳

第1章 三つの不安
第2章 かみ合わない論争
第3章 ほんものという理想の源泉
第4章 逃げられない地平
第5章 承認のニード
第6章 主観主義へのすべり坂
第7章 闘争は続く
第8章 もっと微妙な言語
第9章 鉄の檻?
第10章 断片化に抗して

本体価格: ¥2,500
出版:産業図書
サイズ:四六判 / 190p
ISBN:4-7828-0140-8
発行年月:2004.2

361考える名無しさん:04/03/05 12:46

講談社選書メチェ 295『知の教科書 ヘーゲル』
今村仁司、座小田 豊編
1600
46
3月10日
ISBN4-06-258295-3

西洋哲学を完成させたヘーゲルへの道案内。難解と言われる壮大な体系の見取り図を示す。
362考える名無しさん:04/03/05 23:36
ふむふむ
363考える名無しさん:04/03/05 23:37
屁ー下痢
364彗星:04/03/13 12:19
こんなんあったよ。

米「新帝国主義」と文明の衝突の帰趨
http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/bei-sinteikokusyugi-bunmeinosyoutotu-kisuu.htm
36575:04/03/25 19:50
現在海外にいるため、日本語訳を参照できません。
下記の文に該当する、正しい日本語を教えてください。
「精神が自足するところの安易さは、失われた規模に対峙する、、、」
これは不完全な仏語から直訳しました。
出典は恐らく「精神の現象学」序文と思われます。
よろしくお願いします。
75
366考える名無しさん:04/03/25 19:53
>>75
邦訳はもってるが、どうやって該当箇所を見つけたら良いのか分からない。
367考える名無しさん:04/03/25 23:11
>>365
Vorredeの10段落目のこれなのかなあ?

Die Kraft des Geistes ist nur so gross als ihre Aeusserung,
seine Tiefe nur so tief, als er in seiner Auslegung sich auszubreiten und
sich zu verlieren getraut.
368考える名無しさん:04/03/26 16:11
>>361
買った。山積みだった。
36975:04/03/27 08:17
>>367
ご教示有難うございます。
ドイツ語が分からないながら、これでないかと思うのですが、
AEUSSERUNGの意味が不明です、再度ご教示ください、句全体の訳と一緒に。
よろしくお願いします。
75
370考える名無しさん:04/03/27 08:22
>>369
外化。オイサルンク。
37175:04/03/27 08:33
>>370
なるほど。
これですね、仏語ではETENDUE、延長、規模、結果とかの意味で外化と一致します。
このフレーズは、仏人に合っているらしく、しばしば引用されるようです。
句全体の日本語訳お願いします。なにしろ、ここまでご教示いただいているのに、彼が何を言いたいのか分からないのです。
よろしく。
75
372考える名無しさん:04/04/07 10:01
373考える名無しさん:04/04/07 14:53
ヘーゲルって大して中身があること言ってないよな。
ドイツ人らしい論理専横の電波だ。
374Sophia ◆ttglp67jyg :04/04/07 14:57
>>373
ぴかぁ〜
375考える名無しさん:04/04/07 15:24
ドイツ人って実証をすっ飛ばして電波を書きなぐる癖があるから
困るよね。ヘーゲル、フロイト、マルクス、巨大電波はみんな
ドイツ産だ。
37675:04/04/11 07:07
がっかりしました。
ペダンティック(これで既に侮蔑)を気取る(侮蔑2度目)、オタク族(3度目)の集会場なのですね。
それでは。
75
377にーちぇ ◆bfYCBT6bFU :04/04/11 07:16
相手にする価値もなし
つーかるさんちまんだぜ。

378考える名無しさん:04/04/11 11:46
>>376
まあ駄々をこねなさんな。著作権の問題もあるし、
複数の訳がある以上、「正しい」日本語でと言われると
躊躇するでしょうな。『精神現象学』の仏訳を見れば
済みませんかね(みてから言ってるのかな?)。
379考える名無しさん:04/04/11 12:19
>>75>>376 は自分の参照した仏訳について何の説明もしないで
一方的に教えてクレクレなんだから、誰にも
相手にされるはずがないよ。
2ch はお前の調べる手間を省く道具じゃねえぜ。
380考える名無しさん:04/05/06 17:27
法哲学&法社会学掲示板
http://ex.lv3.net/philosoc/
381考える名無しさん:04/05/08 13:42
お前らはポパーの爪の垢でも煎じて飲め。
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1017967653/
382考える名無しさん:04/05/16 12:43
質問。
岩波から出ているヘーゲル全集の『哲学史』中巻の二は、
どうして最近新しいのが出てのですか?

少し前までは、『哲学史』は中巻の二だけ入手不可能でした。
これも理由が分かりません。
『哲学史』中巻の二(真下信一訳)は、何らかの不備があって、
長年出版されていなかったが、最近別の人間による新訳でもって
あらたに出版された、ということでしょうか?
383考える名無しさん:04/05/20 13:26
 
384考える名無しさん:04/05/20 13:31
>>381
はぁ?お前だけだよ手に入れてないの。本屋いけよ
385考える名無しさん:04/05/23 02:15
>>384

誰に言ってるの?
386考える名無しさん:04/05/25 00:43
ヘーゲル エンツュクロペディー〈第1篇〉論理科学

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4835544374/ref=sr_aps_b_/249-9496266-8433110

誰か、これ買った人いない? あるいは本屋で見たとか。
情報求む。
387考える名無しさん:04/05/25 00:58
「論理科学」か。電波ユンユン
388考える名無しさん:04/05/25 02:02
訳者の大北恭宏ってだれ?
389峰流婆:04/05/25 19:45
>>386
武道科学者、南郷 継正氏が主催する学術団体、
「日本論理学研究会」の外会員の人が書いた本。

http://sports7.2ch.net/test/read.cgi/budou/1082542247/l50

内容は、「論理哲学」、「自然哲学」、「精神哲学」の三部構成からなる
ヘーゲルからなる著作、「エンチュクロペディー」の第一部、
「論理哲学」=いわゆる「小論理学」の翻訳本。

悪いことは言わないから、2chで訊いてるヒマがあったら、
回線切って、今すぐに本屋さんへ行って注文するがよろしい。

数あるヘーゲルの翻訳本の中でも、原書の概念レベルを落とさず、
かつ平易に著された希少な本。
ある意味で、長谷川 宏訳「歴史哲学」より優れもの。
同じ「小論理学」の訳で比べたら、長谷川ものよりこっちの方が上。
値段も手頃で、膨大な付録がついていて、
そのくせ売れそうにない(笑)ので、絶版になる前に入手すること。
390考える名無しさん:04/05/26 01:02
>>389

なんかこの訳、読点が不自然に多くない?
句点の使い方もちょっと変な気がするし。

それにどうせなら、哲学史と歴史哲学の訳を試みてほしかった。
この二つから学ぶようにいっているのだから。
391考える名無しさん:04/05/30 12:03
>>381
ポパーがヘーゲルを批判するのに依拠する文献と文章は恣意的に見え公平ではない。
初期ヘーゲルの研究を丸ごと無視しているし、引用元が学生用に編まれた選集からだったりする。
そしてヘーゲルにおいては特に重要な、文脈を考慮していない。
彼は信用できないつぎはぎの引用で構築したイメージを攻撃している。
初めに意図ありきで全く学問的でない批判の仕方だ。誠実さはない。
全体主義を攻撃するポパーのその手法が、ある面で逆にそれに似て見えるのは錯覚だろうか?
392あぼーん:あぼーん
あぼーん
393考える名無しさん:04/05/30 16:18
まあ、ポパー自身がヘーゲルの負の部分を敢えて強調したって
言ってるからね。>>381みたいにヘーゲルもポパーも碌に読まずに
騒いでる奴が一番馬鹿。
394考える名無しさん:04/05/30 20:41
そうかな?
395考える名無しさん:04/05/31 17:00
理性的なのは現実的であるってどういう意味?
396考える名無しさん:04/05/31 18:08
ヘーゲルの「現実性」の概念は、非実在-実在よりは
デュナミス‐エネルゲイアで考えたほうがいいと思います。
さらに本質-現象、必然性-偶然性がからんできます。
自分には手に余るので、例えば岩波文庫『小論理学(上)』
69-71頁などを読んでみてください。
397ばかぁ〜 ◆vPfc5O9SRw :04/06/01 02:29
>>395
「理性的なものは現実的である」というのは、「理性」という言葉を単に「感情、感覚の対義語」
または「悟性」として読むと、全く意味不明な言明です。もしくは現存している国家や法こそが
理想なのだというコンサバティブな言明と読むこともできなくはない。しかし、やはりこれはヘ
ーゲルの使う「理性」という言葉の定義宣言と読んでしまってもいい。そのへんは「理性」とい
う言葉を哲学辞典で調べればすぐ解ると思います。
398考える名無しさん:04/06/01 19:24
「理性的なものは現実的である」は深く考える必要は無い。
単にプロイセン絶対王政を肯定するためのイデオロギーに過ぎない。
399考える名無しさん:04/06/01 19:37
ヘーゲルなんてでたらめもいい所だろ。理系の人間は誰も相手にしていない。
誰か「王様は裸」だって指摘してやれよ。
400考える名無しさん:04/06/01 20:05
プロイセンは奴隷制を基礎とする国家よりは理性的だが、国家の理念が完全に実現されてはいない。
『法哲学』については、イルティングによる講義録の編集作業で明らかになったことがあるようだ。
『法哲学』のなかではどちらかといえば復古的、実際の講義ではリベラルというヘーゲル像。
当局に目を付けられていた厳しい政治的状況があった。検閲もあった。改作もなされたようだ。
詳しくは、福吉勝男『ヘーゲルに還る』(中公新書)参照。
401考える名無しさん:04/06/01 20:32
国家が現実に否定されることもありますね 例えば大日本帝国とか
これはかの国家が非理性的な存在であったことの証明と見てとっていいですか?
402考える名無しさん:04/06/01 20:34
ちなみに僕は昨日失恋したのですがそれは否定の否定で(客観的には)善い事であったと解釈していいですか?
403考える名無しさん:04/06/01 21:00
いま399がいいこと言った
404考える名無しさん:04/06/01 21:04
>>401
非理性的ということは当然ないでしょ。ヘーゲル隆にいえば、東洋よりも
西洋のほうがより理性的だったということでないのかな?

>>402
否定の否定ってどういう意味?
405考える名無しさん:04/06/01 21:08
ヘーゲルたかし
406考える名無しさん:04/06/01 21:54
ラッセルやポパーが批判してるところからするとやっぱりデタラメなんだろう。
407401:04/06/01 22:03
ここで敢えて東洋対西洋と言う図式を持ち出してくる必要は無いわけで(*大日本帝国はソクラテス殺しをやってのけて「絶対精神」に否定された典型的な例か。
アテナイ型。まソクラテスらしきものも居なかったわけだがしかし見識のある人間は例えば天皇始め対米戦反対論者ではあった。)


否定の否定に関しても絶対精神=神である事を念頭に入れて置かないと行けません

これを踏まえて否定的なものとは神から見て否定的なもので、否定的なものは否定されると言うのがこの世の鉄則だと言うことです。
大日本帝国にしても然りローマ帝国にしても然り

ところで「客観精神」の持ち主であったソクラテスは否定的な社会を否定した肯定的な存在であったのにもかかわらず
民主裁判によって否定されましたがそれは彼の行為(否定的な判決を肯定した)が否定的なものであったからに他なら無いでしょう
鎌倉時代の武士階級が日蓮殺しをやってのけ目先の安楽をむさぼっていたら元コウによって否定されていたでしょうし
江戸末期もええじゃないかと踊っていたら欧米の植民地になって居たでしょう。つまり民主制でなかったのが幸いした。
かくして我が国の場合少数のエリートが目覚めその都度国難を救って来ましたが平成日本まさに滅亡の予感

408考える名無しさん:04/06/01 22:04
ラッセルやポパーは文献操作がけっこういい加減。
理系哲学者の悪い癖だな。
自分理論の論理はがっしりしているが、
他の学説を曲解する傾向が強い。
409警告:04/06/01 22:38
ちなみに対米戦は結果であって適切な国内改革をやってれば、つまり自己の否定的な要素を直視して置けば国内の不満を外にそらすと言う否定的な行動に出て否定されると言う悲惨な目に合わなくて済んだわけです
(戦争しなけりゃ、つまりは満州を取らなきゃ革命が起きてた 天皇談今は北朝鮮がその瀬戸際。但し核爆弾の矛先は割りと日本に向かうでしょう)
現在の内閣が断行している国内改革も特定の階級に奉仕するネガティブなものであれば
、戦争するわけにも行かないですから、したとしてもイラクの先例を見ればわかるように国連軍総力を上げて叩き潰されますから
(ヨーロッパは無関心でしょうから米中主軸の連合になるが)結局神様の期待にかなうポジティブな改革をせざるを得ないのです
これを怠れば2ちゃんねらーの皆さん貴方方も早晩世界史の流れから消し去られ、生き残ったとしても地獄の苦しみを味わう事に成るでしょう
410考える名無しさん:04/06/01 22:49
ワケワカメ
411考える名無しさん:04/06/02 00:06
>>399

まあ、いわゆる「理系の人間」には理解できない、というだけだ。
理系の人間は相手にしない=でたらめ、と考えること自体が間違っている。
412考える名無しさん:04/06/02 00:10
>>412

それはたとえでたらめであったとしても言える言い訳ですね。
だからデタラメだと言いたいわけではないが。
413考える名無しさん:04/06/02 00:10
理系の定義に使えるよね
「ヘーゲルを理解できたら理系っぽくない」
414考える名無しさん:04/06/02 00:16


    412は永劫回帰を主張されていますね。
    感動しました。

415考える名無しさん:04/06/02 00:18
いや、ヘーゲルなら悪無限と呼ぶだろう
416考える名無しさん:04/06/02 00:21
382にも書いたけど再度。誰か知りません?

質問。
岩波から出ているヘーゲル全集の『哲学史』中巻の二は、
どうして最近新しいのが出てのですか?

少し前までは、『哲学史』は中巻の二だけ入手不可能でした。
これも理由が分かりません。


『哲学史』中巻の二(真下信一訳)は、何らかの不備があって、
長年出版されていなかったが、最近別の人間による新訳でもって
あらたに出版された、ということでしょうか?
417考える名無しさん:04/06/02 00:32
岩波は再販制とは別ルートの独自卸しだから、
品切れになるタイミングが独特。
山陽堂のような専門古書店を使って回収している。
そういうおかしな品切れはよくあることだよ
418考える名無しさん:04/06/02 00:35
このスレにはへーゲルオタは居てもヘーゲリアンは居ませんね
419考える名無しさん:04/06/02 00:36
書き込みで面が割れるからな
研究者は慎重だろうよ
420考える名無しさん:04/06/02 00:41
>>418
その違いは? いや、純粋に知りたいだけ。
個人レベルで、クソスレが目に付かないようにする方法があります。
スレッドあぼ〜ん機能(スレッドを見えなくする機能)を持つ、2ch専用ブラウザを使います。

具体的には、2ch専用ブラウザの、スレッド一覧の上位にあるクソスレを、ある程度あぼ〜んします。
その後は、上にあがってきたり、新しくクソスレが立った時に、適当にあぼ〜んします。
これで、よいスレだけが上位にくるようになります。

複数のスレを一気にあぼ〜んするには、CTRLキーを押しながら、スレをクリックしますと、
選択状態になるので、その操作を繰り返します。CTRLキーを押して一つスレを選択状態にした後に、
SHIFTキーを押しながら、矢印キーで選択することもできます。

スレッドあぼ〜んを、各自徹底すれば、クソスレが完全に放置されるようになります。
削除依頼は、必要を感じた人や、ひまな人が、あぼ〜ん前に、削除依頼・報告スレ
(現在は、http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1086065936/)に、出しておけば、良いでしょう。

動作が軽く、レス・画像をポップアップする機能や、ツリー構造でレス番号を表示する機能するなどもあって
便利な、OpneJaneDoe Viewのページはこちらです → http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/7474/

※インストールフォルダの、サブフォルダ Logs\2ch\学問・文系\哲学 にある、board.abn が、
 あぼ〜んしたスレッドを記録するファイルです。十分にスレッドが登録された、board.abn を、
 何らかの方法で配布できれば、各自がクソスレを登録する手間を、少し省けます。
422考える名無しさん:04/06/05 01:29
ヘーゲルは大法螺吹きあげ
こんなデタラメが20世紀を風靡し、未だに真面目に研究している人がいるのは驚き
としかいいようがない。
権威ならデタラメな文章をでっち上げても、周囲の人間が一生懸命そこに意味
を見出してくれるんだよな(w
またポストモダンで同じような問題が起きてるし、人間の知性は大した事ないということ、
権威主義は人間が避けられない悪癖であることがよくわかる。
やっぱ形式論理学を必修にするしかないな。

423考える名無しさん:04/06/05 03:54
最近はparaconsistent logicみたいなものもあるけどな。矛盾律を否定する形式論理学ね。
424考える名無しさん:04/06/05 08:22
どの思想家相手にするにしろ、いまは基礎的な形式論理学はみんなやってると思うけどな。
425考える名無しさん:04/06/05 08:26
どの思想家相手にするにしろ、いまは基礎的な形式論理学は一通りやってると思うけどな。
教養課程の必修でやったし。
426考える名無しさん:04/06/05 08:27
二重スマソ
427考える名無しさん:04/06/05 09:25
だからやっぱり
理系タイプの人間=ヘーゲルを理解したくないだろう。
428考える名無しさん:04/06/05 14:13
戦後数世代の物理学者はヘーゲリアンが多かったのよねえ
429考える名無しさん:04/06/05 19:52
>>428
そりゃ三流物理学者でしょ。一流の人間はヘーゲルなんぞ相手にせん。
430考える名無しさん:04/06/05 20:57
「理系タイプ」から「一流」に大きく後退したな。
431考える名無しさん:04/06/05 21:13
三流御用学者の言説を有り難がってる馬鹿のいるスレはここですか?
432考える名無しさん:04/06/05 21:24
>>429
素粒子の武谷三男さんは普通は一流に入れると思いますわよ
433考える名無しさん:04/06/05 21:26
三流と思うなら放っておけばいいのに。
ヘーゲルに何か強迫観念のようなものを抱いてるんだろうか。
434考える名無しさん:04/06/05 21:37
自分から
> 一流の人間はヘーゲルなんぞ相手にせん。
と認めている通り、ヘーゲルを相手にせずにいられない>>429は正真正銘の三流。
435考える名無しさん:04/06/05 22:18
ヘーゲルもニーチェみたいに、妹と近親相姦の関係にあったのでしょうか?
436考える名無しさん:04/06/06 00:29
そもそもヘーゲルを普通に読めばヘーゲルを理解できると思っている時点で大きな間違いだ。
一般教養の全くない理系の人間に、ヘーゲルが理解できるわけがない。

どーせ、あんちょこを読んで理解したつもりになっているのだろうが、そのあんちょこを書いた「哲学者」でさえ、
ヘーゲルを理解できていないのだから、そのあんちょこを読んでヘーゲルを理解できるはずもない。

因みに武谷三男は超一流だ、現在の理系の中に一流がいるとすれば。
アインシュタインを超えるレベルの学者でないかぎり、ヘーゲルなんて無用だから、無視しておけばいい。
歴史に名を残す偉大なる学者を目指すのであれば、ヘーゲルは避けることができない。
437考える名無しさん:04/06/06 00:43
>>436
何がどう凄いのか説明しないんなら。そういう書き方はやめてほしい。
変なの寄ってくるから。
438考える名無しさん:04/06/06 01:01
>>437

寄ってきてもいいよ、別に。
そもそも教養のない理系に、どんなに説明しても、分かるはずがない。
もう自分の頭が出来上がってるんだから。

でも、ちょっとだけ言ってみようか。

ヘーゲルを理解するためには、ヘーゲルが行った研鑽=修行過程を辿らなければならない。
これは宮本武蔵『五輪書』を理解するためには、武蔵の行った修行過程を辿らなければならないのと同じ。

で、どういう研鑽=修行をすればいいかというと、『エンチュクロペディー』を自らの実力で書き下ろすべく修行するということだ。
ヘーゲルはデタラメとか無用とかいっておいて、『エンチュクロペディー』の内容も知らないような人はいないよね。
あれくらいのものが書けるくらいに、世界全体の論理構造を把握するべく研鑽しなければならない。
物理とか化学とか、そういった個別科学レベルではなくてね。
439考える名無しさん:04/06/06 01:46
>>438
ローカル言語であるドイツ語のアンとフュアの働きで膨らました妄想の体系にすぎないといわれたらどうする?
>どんなに説明しても、分かるはずがない。
ヘーゲルはこんなことを言うだろうか。少なくとも努力はするだろう。初めから理解を拒む人には別かもしれないが。
440考える名無しさん:04/06/06 01:54
ヘーゲルの本をノイズを取り去ってわかりやすい言葉で要約したバージョンを出してくれる人いない?
441考える名無しさん:04/06/06 01:58
>>439
>ローカル言語であるドイツ語のアンとフュアの働きで膨らました妄想の体系にすぎないといわれたらどうする?

ほっとく。そう思うやつは、そう思うだけの理解力しかないというだけ。

「吾人は、己が能力の範囲内でしか事物を理解できない」

>ヘーゲルはこんなことを言うだろうか。

言わないだろう。

「さしあたり私が諸君に要求しうることは、ただ諸君が学問に対する信頼、理性に対する信念、
自分自身に対する信頼と信念を持つということだけである。真理の勇気、精神の力に対する信
頼こそ哲学的研究の第一の条件であり、人間は自己をうやまい、自己が最高のものに価する
という自信を持たなければならない。精神の偉大さと力は、それをどれほど大きく考えても、考
えすぎるということはない。宇宙のとざされた本質は、認識の勇気に抵抗しうるほどの力を持っ
ていない。それは認識の勇気のまえに自己をひらき、その富と深みを眼前にあらわし、その享
受をほしいままにさせざるをえないのである。」(聴講者に対するヘーゲルの挨拶、ヘーゲル著
『小論理学(上)』松村一人訳、岩波文庫所収)
442考える名無しさん:04/06/06 16:03
美学講義もでたらめ?
443考える名無しさん:04/06/06 16:07
基本的には教養軽視の理系厨が蔑視しているだけ
あの当時あれだけ学問を総合したという偉業は、
ちゃんと再検討されるべきだし、
美学や宗教哲学などについての洞察はもちろん無視できない。

「論理」という言葉を
「事柄の論理」として使うことに抵抗がある人間が多いのでしょう。

そもそもヘーゲル自身の「形式論理」蔑視が
反感を生んでいるのでそのへんは自業自得だけどね。
444考える名無しさん:04/06/06 16:10
そもそも2ちゃんには理系の方が多いから、
「文系は糞」という言説の勢いが強くなる。
このことはアマゾンでの本の売り上げなどを見ても明らか。
445考える名無しさん:04/06/07 07:45
>そもそも2ちゃんには理系の方が多い

このソースは?
446考える名無しさん:04/06/07 11:19
>>445
一般社会より理系の人間が多いのは自明。
2ちゃんの母体を考えてくれ。
そして文系には、
時々院生でもおそるべき機械音痴が未だに実在するが、
理系だと数学科の天才でもない限りそれはありえない。
447考える名無しさん:04/06/07 13:06
まあその程度の説得力ということさ
448オレオレ詐欺:04/06/09 13:42
私はよく知っているが、あの本全体がこの調子です。
私もこれにはだいぶ暇をつぶしましたよ。
というのは、およそ完全に矛盾したことは、
愚者にも賢者にも等しく神秘的に聞こえますからね。
あなた、学芸の道は、昔も今もおんなじだ。
三つが一つだの、一つが三つだのといって、
真理の代わりに迷妄を流布することは、
いつの時代でも変りがないんです。
こういう愚かなことを喋ったり説いたりしても邪魔されない。
実際こんな馬鹿な連中を相手にする人間もいませんからね。
通例人間というものは、何でも言葉さえ聞けば、
そこに何か考えるべき内容があるかのように思うんですね。
449考える名無しさん:04/06/09 13:58
>>444の意見にはむぁったく説得力ないと思いまぁす
なぜなら理系文系の別がつくのは、一部の高偏差値高か
大学からでありぃ、2ちゃんの利用母集団が、それらの
層で占められているわけがぁないからでぇす
450考える名無しさん:04/06/12 06:32
a
451考える名無しさん:04/06/12 07:45
ヘーゲルの『歴史哲学』は、その知識の該博さに驚くばかりだが、
プロイセン国家擁護の記述に差し掛かってくると、さすがに胡散臭さ、
いかがわしさが、増してくるなあ。
452考える名無しさん:04/06/13 05:36
                 
453考える名無しさん:04/06/13 20:09
438氏は「南郷学派」の人だね。
454考える名無しさん:04/06/14 00:55
>>453

「南郷学派」の人というより、その学派のファンだろ。
455考える名無しさん:04/06/14 04:52
哲学の門外漢なのですが、ヘーゲルの研究者にとって、
現象学やハイデガーとはどういった位置付けが主流なんですか?
ヘーゲル的な全体を包み込むようなスタイルの哲学だと、
それらについての積極的な解釈が研究者に求められるわけですよね。
456考える名無しさん:04/06/23 22:49
芸文社から『エンチュクロペディ』第一巻(小論理学)が出版されたらしい。
読んだ方いらっしゃたら感想お願いします。
当方、貧乏学生で、きほんは学校図書館フル利用。
図書館にない本だけ買うスタンスなんで、
情報お願いいたします
457考える名無しさん:04/06/23 22:57
ヘーゲルって名前で損してね?専攻ヘーゲルですっていいたくね
458考える名無しさん:04/06/24 00:15
>>456さん。
>>386-390を読みんしゃい。
459THE グル:04/06/24 00:43
                \ │ /
                 / ̄\  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ─( ゚ ∀ ゚ )< ていせつていせつ!
                 \_/  \_________
                / │ \
                    ∩ ∧ ∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ∩∧ ∧∩\( ゚∀゚)<  定説!定説!定説!
ていせつ〜〜〜〜! >( ゚∀゚ )/ |    / \__________
________/ |    〈 |   |
              / /\_」 / /\」
               ̄     / /
                    ̄
460考える名無しさん:04/06/24 11:13
ヘーゲルだけに埋没せずに、デカルト、ヒューム、カント、ヘーゲル、フッサール、、
の大体の流れの本質をつかんだ上での「ヘーゲル」でなかろうか?
461考える名無しさん:04/06/24 11:15
当然か!
462考える名無しさん:04/06/24 11:16
特にカント!
463456:04/06/24 17:55
>>458
ありがとうございます
700ページの分厚さで2600円
というのはびっくり
でも安かろう悪かろうの危惧もないではないが、
いちおう買います
464考える名無しさん:04/06/25 00:03
火星と木星の間には惑星など無い!
と証明した翌週に小惑星帯が発見されたんだっけ?
465考える名無しさん:04/06/25 00:10
哲学者の自然科学理解が怪しいのは昔からだからあんまり突っついてもしょうがない。
カントのアンチノミーだって今の観点からすれば変だし。
ただ、自信満々に太陽系7番面目の惑星など存在しない!と言い切れるのはやっぱり
イッてるとしか思えないな。
466考える名無しさん:04/06/25 01:18
>哲学者の自然科学理解が怪しい

そんなこといったら、昔の自然科学者の自然理解だって相当あやしい。
すべて時代性に規定されているだよ。

とはいえ、アリストテレスも、カントも、ヘーゲルも、自然をしっかりと研鑽したからこそ、
大哲学者になれたんだと思う。
467考える名無しさん:04/06/25 15:35
カントの方が、科学的で,認知科学の先取りと思えるような内観の秀逸な箇所が多々ある。その点、ヘーゲルは、主観的に過ぎるように思う、その動的把握は別にして。
468考える名無しさん:04/06/25 16:38
ご免マジな話ヘーゲル小説みたいで大好きなんだけど、専攻には
したくない。「ヘーゲル」って名前が・・・・。ゲオルグですとかいいたい
469考える名無しさん:04/06/25 16:44
>>465
ラプラス・カント星雲説は当時の最先端理論
470考える名無しさん:04/06/25 16:51
あれ、カント・ラプラス星雲説だっけ?
471考える名無しさん:04/06/25 17:23
ヘーゲルの惑星軌道論を語ろうぜ
472考える名無しさん:04/06/25 17:49
カント・ラプラス、だろ。

ヘーゲルの惑星軌道論って、どんな内容だっけ?
473考える名無しさん:04/06/25 23:03
ヘーゲルを原典で読んでる。
翻訳のフィルターはうざいから。
474考える名無しさん:04/06/26 00:00
最近後藤真希はヘーゲルを読み始めたらしい。
475考える名無しさん:04/06/26 15:23
>>473,
ドイツ語に相当年季が入っているならそうだけど、もし若い人なら、独独辞典、独語源辞典、ギリシャ語辞典、ラテン語辞典の4冊は座右とおもう。
カント、ヘーゲルは、当時、哲学的思考において、独逸語の深い使いこなし(生得的な意味)を試みて、独逸語を復権させたのでなかろうか。
476考える名無しさん:04/06/26 15:27
訂正、独語源辞典→独語語源辞典
477考える名無しさん:04/06/26 15:31
勿論、keyとなるそんなに多くない語についてだけだけど。
478考える名無しさん:04/07/04 16:11
ヘーゲル哲学の主導権は失われた。
479考える名無しさん:04/07/04 22:22
>>474
まじか
480考える名無しさん:04/07/06 17:33
75 名前:aoi ◆KGAAOIwHqc [sage] 投稿日:04/06/06(日) 19:59 ID:???
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::::::::::::::::::::r'        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ヘーゲル
481考える名無しさん:04/07/17 08:50
↑ ゲーテにも似てないかい?
482考える名無しさん:04/07/18 11:22
ヘーゲルにおける哲学と思弁の関係を原稿用紙5枚で考察
せよという課題があるんですが参考にできるサイトのアドレスとかを
教えていただけないでしょうか?ちなみに哲学を勉強しているわけではなく
一般教養科目でです。ヘーゲルを研究している人ならこんな
課題さらりとできるものなのでしょうか?
483考える名無しさん:04/07/18 11:29
>>482
ネットじゃなくて図書館で調べろ。哲学辞典とかヘーゲル事典とか引いてな。
484考える名無しさん:04/07/18 11:30
>>482
思弁Spekulationだけ調べればいいと思うよ。
定義を書けばそれだけで枚数が埋まる。
最後の一枚で考察汁。

それからウェブじゃなくて図書館で哲学事典でも引けよ。
哲学関係のサイトにはあまりいいのがない。
485482:04/07/18 11:42
レスありがとうございます。
さっそく図書館にいってきます。
ところでこの課題は哲学という授業の課題なのですが
ここでいうと大変失礼だと思いますが一回も授業に出てないので考察も何も出来ない気がします。
哲学辞典とかヘーゲル事典で調べたのを丸写しでもいいでしょうか?
(単位が取れればいいです)。
486考える名無しさん:04/07/18 11:49
間違ったら単位がもらえないだろうから丸写しでいいよ
とっとと図書館に逝け
487考える名無しさん:04/07/18 11:54
そもそも知りもしない内容なのに
1回も講義に出ないで単位を取ろうという根性がw
488考える名無しさん:04/07/18 12:10
>>485
まともな大学なら、それで単位をとるのは無理だから、他の科目でも
勉強しろ。それで単位が取れる大学だったら、卒業しても無意味だか
ら中退しろ。(w
489考える名無しさん:04/07/18 12:19
488 は放置で
490考える名無しさん:04/07/18 12:24
>>485
・一回も授業に出てない
・考察も何も出来ない
・丸写しでもいい
・単位が取れればいい
・さらりと教えて

 苦笑
491488:04/07/18 13:07
492488:04/07/18 13:08
>>489
失礼な奴だな。まともな答えじゃないか。
493考える名無しさん:04/07/18 13:11
>>488
もうちょっと親切に書けば?
w とか書いてんじゃねえ。ボケ
494488:04/07/18 13:14
>>493
質問にふさわしい答えだろ。
ボケとか書いてんじゃねえ。(w
495考える名無しさん:04/07/18 13:15
488は嘘だしな。
東大や京大でも丸写しで単位もらえる。
496488:04/07/18 13:19
嘘じゃないだろ。もしそうなら東大や京大は、卒業する価値のあるまと
もな大学じゃないってだけのことだよ。
497考える名無しさん:04/07/18 13:21
488氏は思弁が不十分なようです。
ヘーゲルと違い、人倫がわかっていません。
498488:04/07/18 13:23
丸写しで単位をとる方法を教えるのが、お前の考える「人倫」か。
底なしの馬鹿だな。
499485:04/07/18 14:28
すいません、変なことになってしまって。
僕は物理学科の生徒なんですが自分の中では専門科目である物理の
科目はきちんと勉強して一般教養としての哲学はどうでもいい感じです。
別に全然勉強をしないダメな学生というわけではありません。
哲学を専門にしてる友人にきいたところ
城塚 登という人がかいてる講談社学術文庫のヘーゲルという本がいいと薦められました。
皆さんのおすすめもお聞きしたいです。
500488:04/07/18 14:31
>>499
まあ、現実にはそういうことはあるな。それは分かっている。とりあえ
ず、その本を読んで、あとは自分で考えて書けばいいんじゃないか?
501考える名無しさん:04/07/18 17:26
482さん。まだいるんだったら、

ヘーゲル伝 アルトハウス著 法政大学出版局

を大学図書館で借りて読むといいよ。

みんなの言うとおり、サイトはアテにならないし、
さりとて適切な啓蒙書がある訳でもない。

上記の本は、ヘーゲルの伝記の体裁を取っていて、めちゃくちゃ分厚いが、
索引を上手に活用することで、あなたの課題だけおいしいとこ取りでこなせるはずだ。

ヘーゲルその人の研究においても、ヘーゲル哲学の入門書としても最高の一冊。
502考える名無しさん:04/07/18 17:30
>>501
一回も授業に出ないで、できれば辞典類を丸写しで済ませたいという人間が
本一冊ちゃんと読むと思うかね?
503考える名無しさん:04/07/18 17:36
>>499
>科目はきちんと勉強して一般教養としての哲学はどうでもいい感じです。

 この「どうでもいい」
 
 という一言が余計だなw
504考える名無しさん:04/07/18 17:40
どうでもいいんだったら、潔く単位を放棄したらいいと思うよね。まあ
実際には、そのテーマなら、ともかく何か書いて出せば「可」にはなり
そうだけど。
505考える名無しさん:04/07/18 17:46
「どうでもいい」に過剰に反応するのも馬鹿らしいが、
「どうでもいい」と言いつつお得な情報だけ頂こうという根性もなんだかなぁ。
506考える名無しさん:04/07/18 17:48
私は教養科目の12のうち、一回も授業にでていないのが50%を超え
ていたような気がする。
507485:04/07/18 17:54
一回も授業に出ないで、できれば辞典類を丸写しで済ませたいのは本当ですが
本を何も読まないことはありません。というか一般教養科目などに時間を費やすくらいなら
専門科目のほうをもっと深く勉強したいんです。
ただ読むとしても科学史などばっかりで小説や哲学とかの文系のはよみません。
今図書館から帰ってきたのですが
ヘーゲル辞典の思弁の項目らへんを中心に書いてみようと思います。
508考える名無しさん:04/07/18 17:59
>>507
要するに、一回も授業に出ないで、できれば辞典類を丸写しで済ませるんだろ?
関連本を一冊も読まない気なんだろ?

潔くそれで行けばいいじゃん。多分最低限の単位は出るよ。
509501:04/07/18 18:48
>>501で言ったように、

ヘーゲル伝 アルトハウス著 法政大学出版局

は、丸一冊読まなくてもいいんだよ。
たしか本の末尾に「索引」があったから、「思弁」という項目を引いて、
適当に拾い読みして、該当箇所を自分の言葉に翻訳すればいい。
510考える名無しさん:04/07/18 19:02
大漁だな
511485:04/07/18 19:33
地元の図書館のサイトで検索したら509さんのいってる本があったので
明日借りてこようと思います。ちなみにレポートのしめきりは21日の午後5時で
月曜もか火曜も学校の授業はないのでがんばってレポート書きます。
512考える名無しさん:04/07/20 12:46
↑オーイ、511君、頑張ってレポかきとばしてるか?
と呼びかけても、忙しくって返事の余裕はないか。
513考える名無しさん:04/07/21 16:46
で、レポートは?
514考える名無しさん:04/07/21 16:50
キキキだなw
515511:04/07/22 08:57
オナニーして寝てしまいましたヤバイ!
516485:04/07/23 14:11
放置しててすいません。ちゃんと書き終わりました。
結局ヘーゲル伝を丸一冊読んで自分なりに書いてみました。
ちなみに515は僕ではありません。(オナニーは寝る前にしましたが、、)
517501:04/07/23 21:37
>>516
>結局ヘーゲル伝を丸一冊読んで自分なりに書いてみました。

それはご立派。(決して皮肉じゃないよ。)

正直、きみを見直した。

その経験は、たとえ将来きみが直接「哲学」に関わることがなくても、
なんらかの形で、きっと役に立つと思うよ。
518考える名無しさん:04/07/29 20:12
今日一日、神保町と早稲田を回ったが、ヘーゲル全集って安くなってない
んだぜ。分冊ものでも安くねーよな。早稲田の古本屋のヤジに言わせると、
最近は一見リーマン風の若い連中が手当たりしだいにヘーゲルを買ってくら
しいんだ。ったく、うらやましいよなそいつら。ヘーゲルも買いたいし、
アイツとホテルにも行きたいしよ。
ホテルに行ってヘーゲルを当てよう! ってなことはないよな。
若者以上、中年以下のボヤキでした。
519考える名無しさん:04/07/29 23:21
>>518
岩波ならば
「大論理学」\8,000〜\13,000
「哲学史」 \12,000〜\18,000
「美学」  \16,000〜\24,000
ってとこが神保町の相場でしょうか。
520考える名無しさん:04/07/30 12:31
519さん、感謝であります。
普通のホテルのシングル〜ツインの料金帯ですね。
ヘーゲルはいつでも俺を待ってるけど、アイツは待っちゃ-くれない。
てんで、今日現在の心境はアイツをマスタ−してから、ヘーゲルにとりかかろう
かなというところであります。
さて、いつのことやら。

521考える名無しさん:04/08/05 08:31
>>520
>今日現在の心境はアイツをマスタ−してから、ヘーゲルにとりかかろう
 かなというところであります

 まず、ヘーゲルをマスターしなさい。
522考える名無しさん:04/08/05 12:33
518と520です。
俺は会社の独身寮、アイツは出身県が東京に持っているの学生寮で暮らしている。
てなわけで、ラブホ以外ではアイツとの楽しいxxxができません。
恋をえらぶかそれ以外の大切なモノをえらぶか。昔からあった極めて一般的
な悩みだが、いざそいつを俺が解決するとなると、そいつは即個人的な悩みにな
って、「まず、ヘーゲルをマスターしなさい。」「へい、合点承知」ってな具合
にはまいりませんのであります。
ああ、ヘーゲル読みてえー。
523考える名無しさん:04/08/05 13:29
岩波文庫だったら簡単に買えるじゃん
524考える名無しさん:04/08/05 17:50
だめだんだって!
あの高級感がすきなん
ヘーゲル全集
525考える名無しさん:04/08/05 21:57
↑おお、チミ、判ってるじゃん。俗物趣味だが、まあ、ヘーゲルもそこそこ
俗物だったって話だから、類は何とかを呼ぶってか。
526考える名無しさん:04/08/05 21:57
そこそこどころじゃない。プロイセンお抱えの超俗物。
527考える名無しさん:04/08/05 22:19
図書館で読めよ・・
528考える名無しさん:04/08/05 23:24
Gesammelte Werke 買えよ・・
529考える名無しさん:04/08/05 23:36
>>528

どちらにしても金かかるだろ!
530考える名無しさん:04/08/07 08:58
今年のボ-ナスで長谷川訳を買うか、樫山訳を買うかを思案ちゅう。
僕の周辺の既読者では意見がわかれてる。
今日から書店でどっちが自分には合うのか立ち読み比較を開始する。
531考える名無しさん:04/08/07 11:47
両方買え
532考える名無しさん:04/08/07 11:56
むしろ両方駄目
533考える名無しさん:04/08/07 13:12
↑たった1名の少数派でしたが両方ダメっていう先輩がおられました。

518=520氏には申し訳ありませんが、胸算用だけですと、今年の
ボーナスのおかげで、僕にとってはかなりと思える金額が自由にできる
財政状態なので、両方を買ってもいいのかな、と考え始めています。
趣味レベルですので、精査な比較など出来ようもありませんが、トンチ
ンカンな僕でどこまでやれるか試したくなっています。

531さん、532さんありがとうございました。

した。




534考える名無しさん:04/08/07 13:18
その金額をドイツ語学習に振り向けては?
535考える名無しさん:04/08/07 20:41
534さん、去年学校を卒業するとき、原書講読というか、ドイツ語で
ヘーゲルを読めればな、といった気持を持ちましたが、大変な時間と努
力が必要だろうと考えて、そういった危険思想は振り払ってしまいまし
た。それでは。
あ、こちらは533でした。
あとさきになりましたが、僕の第二外国語は西語でした。
536考える名無しさん:04/08/08 09:11
長谷川訳なんかを買ってる方がよっぽど危険だと思うが。
537考える名無しさん:04/08/08 09:13
結局岩波版が無難なんだよね?
原書を買って、訳書は図書館で借りるのがいいんじゃないの?
大きい公立図書館にはあるでしょう。
538考える名無しさん:04/08/08 11:35
おはようございます。535です。
536さん、537さん、アドバイスありがとうございます。

536さん、長谷川宏氏の訳は間違っていたり、不正確だったするので危
険だということでしょうか?
537さん、やはり僕には原書にトライするまでのガッツがありません。
情けない奴ですいません。

539考える名無しさん:04/08/08 12:30
金あるなら岩波のを買えって。マジで。
540考える名無しさん:04/08/08 13:08
長谷川訳は今までの訳語と違うからヘーゲルを一回勉強したことのある人には逆にわかりにくい。
541考える名無しさん:04/08/08 15:55
長谷川訳は、思いっきり本人の解釈が訳文に反映している。
だから危険。
542長谷川平蔵:04/08/08 16:10

私を呼んだのは誰ですか?
http://jbbs.livedoor.com/study/3876/
543考える名無しさん:04/08/08 16:34
一例を挙げると、
美学講義で「崇高」という定訳をわざわざやめているから、
芸術に興味がある香具師にとっては萎えまくり。
544考える名無しさん:04/08/09 15:54
538です。
539さん、549さん、そして541さん、皆さんのご進言には本当にすごい圧
力をかんじます。決して悪い意味ではありません。
正直に申しますと、感謝の気持ちと皆さんにお尋ねしかければよかった、との相反
する気持ちでゆれております。
でも決めました。岩波を買います。
なんだか、僕のなかでは揺れにゆれたせいか、アドレナリンがどんどん流れていく
かんじで、今はすごく高揚しております。
有り難うございました。






僕にヘーゲルを読もうとさせた会社の先輩に今日会いますので、
545考える名無しさん:04/08/10 06:49

も前は会社の先輩にヘーゲルよ魔されるのか?
どんな会社だ?
今日びヘーゲルを進めるってどんな奴だ?
546考える名無しさん:04/08/10 07:08
547考える名無しさん:04/08/10 16:02
ヘーゲルの入門書というか研究書は船山信一のがいいぞ。
548考える名無しさん:04/08/12 16:00
544です。
545さん、同先輩は僕の2年入社先輩で部署も出身校も違います。
彼は、僕と同じ部署にいる彼の同期と吉本隆明氏の講演会に行った折に僕を見か
けたとのことで後日声をかけられてからのお付き合いです。
また偶然ですが、僕の年長の姉貴と同じゼミ生だったことも判り、僕のほうは親密
さが深まったと思っております。
僕のカキコが不明瞭で545さんに誤解をさせてしまったようですが、ヘーゲルを
読むことを強制された訳ではなく、同先輩との交遊のなかで、朝10時から夕方5
時まで働きながらでも、残りの時間を使ってヘーゲルを読むことは可能なんだと僕
に思わせてくれた、といえば今の僕の感じにピッタリだとおもいます。

<どんな会社だ>
国連と日本を含めた複数の国からの合同出資により設立された非営利機関の職員
です。
<どんな奴だ>
僕より2年先輩の成人男子です。

547さん、明日より夏期休暇ということもあり、今日は神保町に寄って帰宅する
予定ですので、船山さんの本も探してみます。
ありがとうございました。

549考える名無しさん:04/08/12 18:21
だから
今日び吉本隆明て

君少し変やろ

ベビーブーマーのおっさんが読んだもんと違うのか?バナナの父ちゃん
550考える名無しさん:04/08/12 19:46
>>548
神保町の古書店にはヘーゲルの入門書、研究書が安価でごろごろしてますね。
1960年代から1970年代に出たものはよいものが多いと思います。
最近のヘーゲル物のように読者に媚びてないし、情報量も圧縮されて書かれて
いる気がします。船山、樫山、金子、武市、見田、松村、イポリットなど。
551考える名無しさん:04/08/13 10:50
550さん、ありがとうございます。
購入する本はきめておりましたが、中学生の頃からのクセでページの余白に色々
なことを書き込むので、既に同様の書き込みが見られる古本はさけて出来るだけ
美本を選んだことと、ヘーゲル関係の書籍が置いてある古本屋さんを前もって知
らなかったことなぞで、結構な時間を費やしました。
でも数年ぶりの神保町でしたので、なんか懐かしい思いでむかし食事をしたこと
のある洋食屋さんで遅い夕食をとったりして、本当に楽しい時間でした。

549さん、吉本氏の講演会には足が不自由な父の付き添いで参りました。
おっしゃる通り、父は団塊の世代に属しており、学生時代から関心を持って
書籍を読んできた吉本氏のおそらく最後の講演だろうということで、是非行
きたいと申しますので僕と妹が付き添いました。

おくれましたが548です。

552549:04/08/13 12:17
>>551((´Д⊂グスン
ええ話しや。。。
553考える名無しさん:04/08/13 16:20
スーパー源氏(日本最大古書、古本、新古本、リサイクルメディアサーチエンジン)
ttp://www.murasakishikibu.co.jp/oldbook/sgenji.html
日本の古本屋
ttp://www.kosho.or.jp/
554考える名無しさん:04/08/23 13:02
「ヘーゲルを学ぶ人のために」 加藤尚武 編
を読んだ。
特に引用部分が難しく感じ、ちょっと自信を
無くしかけてたが、あとがきに
「引用部分は原書の前後を読めば解るはず」
って書かれてた。
あとがきじゃなくて、前書きに書いてくれよorz

個人的には精神現象学のパートを担当した
座小田さんの文章が一番わかりやすかったです。
555考える名無しさん:04/08/23 13:06
日本ではあとがきを先に読むという習慣があるからだろう
前書きにはたいてい無意味なことしか書いていない。
これは非ヘーゲル的な習慣だと思う。
556考える名無しさん:04/08/23 13:43
>あとがきを先に読むという習慣

厨房の読書感想文じゃねえんだからさ・・・
557考える名無しさん:04/09/01 18:46
>>13の言うとおり、歴史哲学講義から入りました。
その次は何を読めばいいんだろう?
558考える名無しさん:04/09/01 18:59
>>557
間違いなく、「哲学史講義」。
559考える名無しさん:04/09/01 19:35
>>558
そうですか。幸い近所の本屋で長谷川訳のが全巻
売っているので、そうしてみます。サンクス!
560考える名無しさん:04/09/02 00:22
長谷川訳だけはやめとけ。
561考える名無しさん:04/09/02 12:42
>>560
なんで?
教授にそう言われてるの?
562考える名無しさん:04/09/02 12:54
>>561
不正確だから。誤訳も多いと聞く。
563考える名無しさん:04/09/02 13:49
長谷川訳は、訳語に一貫性がないから混乱するよ
「あらすじ本」として図書館で借りるのがいいかもね
564考える名無しさん:04/09/02 13:53
要するに長谷川訳は、本人の解釈が訳出に反映しているんだよ。
だから、ヘーゲルの論理というより、長谷川が解釈したヘーゲルの論理になっている。

長谷川訳を読んでも、ヘーゲルを読んでいるというより長谷川を読んでいるといったことになる。
565考える名無しさん:04/09/02 17:04
つーか長谷川訳でもワケワカやが
つか長谷川訳だかんかなあ?注ついてないし
う”ー
つか精神現象学からだけど
明日死ぬから
じゃ!
566考える名無しさん:04/09/02 20:28
長谷川訳はそんなに読み易いんか?
567考える名無しさん:04/09/02 21:24
原文が読みにくいんだから
邦訳で読みやすくなってたら
逆におかしいだろ?
568考える名無しさん:04/09/03 12:44
そこはそれ、名にしおう長谷川マジックだろが。
「キミにもボクにも読める長谷川ヘーゲル」ってか。
569考える名無しさん:04/09/06 01:53
おいら研究とかじゃなくて趣味でヘーゲル
やってるんだけど、それでも長谷川訳は
まずいのかな?
570考える名無しさん:04/09/06 02:17
>>569
長谷川訳が好きならそれでいいんじゃん
571考える名無しさん:04/09/06 02:27
俺も趣味でヘーゲル読んでるが、岩波の武市建人訳や藤田健治訳の旧字体のほうが
気合入れて読める(気がするw)。好みの問題だあね。
572考える名無しさん:04/09/07 08:04
カントとかヘーゲルって
神学者だろ
なんて、哲学者として扱われるのかわからん
573訂正:04/09/07 08:05
なんて→なんで
574考える名無しさん:04/09/11 02:47:30
>>572
それって分析哲学以外は認めない立場?
575考える名無しさん:04/09/27 00:00:33
しばらく書き込みがないな。
ageちゃおう。
576考える名無しさん:04/09/27 00:04:21
イポリットの本って良いですか?
577考える名無しさん:04/09/27 09:41:15
576さんへの回答にはならんですが、
どっかの(orここの?)ヘーゲルスレで、フーコーもヘーゲルに関しては
イポリットのお世話になった旨のカキコがありましたな。
578考える名無しさん:04/09/27 11:30:15
イポリットは「論理と実存」(邦訳・朝日出版社)が重要だよ。
579考える名無しさん:04/10/03 13:19:27
577さん、ヘーゲルじゃのーて、メル・ポンスレとちゃうかな?
580考える名無しさん:04/10/06 20:50:53
そうでちた。
ご迷惑をおかけ申しまちた。
581考える名無しさん:04/10/17 10:18:07
世界の筋肉には宇宙があるんだ!
いいかよく聞け!
マッチョって何だ?それは世界だ!
机の中にエロホンいれててオカンにみつかったやつ!
超兄貴からそっちの道にはまったやつ!
サブ バラ族 やらないかのやつ!
おまいら 全員こころに宇宙を持っている いいか何度もいうから聞いてくれ!
プロテインやトレーニングも大事だけど 一番大事なのは 「こころのよりどころ」だ!
こころを正常にせよ 平穏なれ!
ガッシェエェェェェェェェェl!!!ダアアアアアアアアアアアアア!
バンバンさあ 警笛を鳴らせ みんなスタートだ! 行くぞ 行くぞ!
いやまだ待てない イケイケイケ イクナイクナイクナ!!
筋肉レベル25 ダーマの神殿で転職しろよ ダシェッェエェェ!
バラバララーーヴーメラン!!!
行くぜ ケミカルウォッシュなんて買うな!
めがねにも意識がある さあ来い!
582考える名無しさん:04/10/18 09:54:41
おーい、動物園から間抜ザルが逃げ出したぞ。
583考える名無しさん:04/10/19 21:57:56
ご迷惑をおかけしております。
でも、ほっといてください。
そのうち自滅しますから。
それから、エサだけはやらないように願います。
584考える名無しさん:04/10/28 20:35:36
あげー
585考える名無しさん:04/10/31 22:02:06
先生に勧められ
牧野紀之訳の
「小論理学」「精神現象学」
を買おうかどうか悩んでます。
当方、ドイツ語ぜんぜんできない
んで訳にたよるしかないのです
586考える名無しさん:04/10/31 22:16:31
じゃあ英語かフランス語で嫁
587考える名無しさん:04/11/01 14:24:02
 
588考える名無しさん:04/11/01 22:36:31
>>561
おまえ、正気でいってるとしたら、知障だな。
日本よりも英米のヘーゲル研究のレベルは、英訳を
みればかなり低いのがわかる(こんなとこでぐだぐた
いってもしょうがないが)
フランスはもともとヘーゲルとは肌合いが違い、
ヘーゲルを受け入れ難い知的風土。
つうかフランス語はヘーゲル哲学になじまない
とこがある。

といゆうわけで、
560は、牧野訳換え!
牧野はヤマギシ会マンセーの過去をもつアフォだが、
訳はいいぞ。「現象学」の従来の誤訳をただした
最初の訳者だ
589考える名無しさん:04/11/02 00:34:19
>>588

お前、言ってる相手間違ってない?
590考える名無しさん:04/11/02 00:37:17
>>588
>フランスはもともとヘーゲルとは肌合いが違い、
>ヘーゲルを受け入れ難い知的風土。
>つうかフランス語はヘーゲル哲学になじまない
>とこがある。

にわかに同意できないなあ。ヘーゲルはフランスに輸入されて
また違った顔を見せたのだが。端的には死、否定性の思想家ととして。
英米はよくしらないが、むしろこっちのほうがフランスよりも受け
入れがたい土壌なんじゃないの?一般的に経験的な哲学が好まれるでしょ。

牧野訳がいいというのは同意。いままでの訳し方と異なっていても
その理由を述べ、読者に判断を任せようとする姿勢に好感を持てる。
分らないところも分らないといってるし。解説も助かる。
ただ本人も言ってるとうり金子武蔵の訳業から学ぶことも大だし、
注は読んどいたほうがいい。
591考える名無しさん:04/11/02 01:08:01
コジェーヴってどうよ?
592考える名無しさん:04/11/03 00:17:30
フランスのヘーゲルを簡単に知りたいならとりあえずこれ。すぐ読める。

加藤尚武編『ヘーゲルを学ぶ人のために』(世界思想社)の「現代のヘーゲル」
今村仁司・座小田豊編『ヘーゲル』(講談社選書メチエ)の「ヘーゲルとフランス現代思想」
593考える名無しさん:04/11/05 20:26:30
あと、なかなか見つけられないかもしれないが、例えばこれは
ヘーゲルと精神分析学との関係について簡単な手がかりを示してくれる。

イポリット著・渡辺義雄監訳『現代の思想(上)』(朝日出版社)の中の
「ヘーゲルの『精神現象学』と精神分析」
594考える名無しさん:04/11/07 23:17:58
ヘーゲル研究者の人はフィヒテやシェリングは読まないのですか?
595考える名無しさん:04/11/07 23:22:38
最近は読むだろう。
発展史観が崩れたから。特にシェリング研究の進展はめざましい。
596考える名無しさん:04/11/08 03:43:27
そのとおり。
597593:04/11/08 04:12:51
>>593
あ、ごめん。これ『現代思想臨時増刊 総特集=ヘーゲル』
にも別訳で所収されてました。
598考える名無しさん:04/11/15 23:09:12
ヘーゲルを本格的に読む前に基本的なこと知りたいんだけど、
「弁証法」「絶対精神」って要はスピノザ的な汎神論なの?
599考える名無しさん:04/11/15 23:17:11
>>598
スピノザ的な神は「実体としてのみの絶対者」で、
ヘーゲル的な神は「実体かつ主体である絶対者」なんだねー。
600598:04/11/15 23:29:33
>>599
レスありがとう。
つまりスピノザの神と比較すると能動的であるということですね。
しかし両者とも(広義の)一元論という点で一致しているわけですか?
601考える名無しさん:04/11/20 21:08:47
そうかな?
602考える名無しさん:04/11/21 15:17:55
ヘーゲルって一元論?

そもそも汎神論 = 一元論なのか?
603考える名無しさん:04/11/29 10:12:19
>>602
それはスピノザ。
604考える名無しさん:04/12/02 00:29:39
今度ヘーゲルの歴史観についてのテストがあるのですが、
講義している教授がおじいちゃんなので、一体何を言っているのか
さっぱりわかりません(言葉も内容も)
ヘーゲルの歴史哲学について少々教えていただけませんでしょうか?
また、初心者にも分かりやすい内容の本がありましたら
紹介していただけませんでしょうか。
605考える名無しさん:04/12/02 00:38:28
Dare?
606考える名無しさん:04/12/02 04:04:51
>>602
ヘーゲルは汎論理主義ではあるのではないかなあ
>>604
「ヘーゲルの歴史観」でググった方が早いよ
607考える名無しさん:04/12/07 06:01:13
精神現象学の英訳についてはどれがいいですか?
Phenomenology of Spirit (Galaxy Books)
by G. W. F. Hegel, A.V. Miller
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/0198245971/
USアマゾンだとこれが安くて一番売れてるみたいですが。

また論理学はどの英訳がいいでしょうか?
608考える名無しさん:04/12/14 01:04:22
すみません、質問なんですけど。
ヘーゲル論理学の量論で、「比のモメントとして表される定量表現」の順序は、
分数→巾比例→微分係数であって、それが定量の中の質的なものが明らかになる過程だと
いうことですが、何故、分数よりも巾比例、巾比例よりも微分係数のほうが
「質的」なのですか?
609考える名無しさん:04/12/16 13:11:15
あげ。
610平下流:04/12/25 05:53:19
>>607
英訳なんか訊いてどうするんだ?
ついでに和訳も訊いといたら。
どうせ読むなら原語で読んでくれ。
611考える名無しさん:04/12/25 19:28:43
うん、そいつは言えてぞよ。
612考える名無しさん:05/01/02 08:54:50
おい、ヘーゲリアンども、腐れスレになっちまうぞ。
613考える名無しさん:05/01/02 11:38:27
腐れっつーより、もう既に朽ちてるよ。
614考える名無しさん:05/01/02 12:09:06
既に死臭か?
615考える名無しさん:05/01/05 14:12:39
臭せーと思ったら、やっぱくたばってたか。
616考える名無しさん:05/01/07 23:32:13
おまいらヘーゲルの哲学入門が復活しますよ
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/0/3362950.html
617考える名無しさん:05/01/07 23:38:42
いいかげん旧字体を改めて欲しい。
618考える名無しさん:05/01/13 14:55:12
未だ死んでないっす、ここ。
若干のガス漏れで異臭がしますが。
619考える名無しさん:05/01/13 15:32:00
中学生ですが、岩波文庫の旧字はマジで腹が立つ。
全然読めない。ケチケチすんなよ!
620考える名無しさん:05/01/13 16:29:02
しばらく我慢して読んでると、気にならなくなるよ。
621考える名無しさん:05/01/14 14:38:59
そいつは、いつの間にか寝ちまってるからだろ。
622考える名無しさん:05/01/15 12:40:18
ついでに、小論理学も復刊ですよ。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/8/336291+.html
623考える名無しさん:05/01/15 21:33:55
4月15日か、またまた指がなるな。
大きめのコートも用意してと。
624考える名無しさん:05/01/18 03:14:16
小論理学>最近古本屋で買おうかと迷ってたとこなんだよ。
買わなくてよかったな。
625考える名無しさん:05/01/18 21:50:31
>622
をみろ!
626考える名無しさん:05/01/22 17:48:10
http://www.i-nexus.org/gazette/law/tls010.html
他の多くの分野では、「外国のエライ先生の研究を紹介する」っていうだけ
ではもう通用していない。自然科学では、論文は英語で書いてアタリマエだ
ね。

外国の研究はもちろん参考にするけれども、自分の研究の成果は英語で発表
する。外国の大学で教えている研究者もいる。

こういうアタリマエのことが、法哲学の世界では行なわれていない。
日本人の法哲学研究者が論文を外国語で書くことはほとんどない。
だから、外国の研究者にはまったく知られていない。個人的な知り
合いは別として。日本人が日本語で書く論文は、外国の研究者の名前
であふれかえっているけれど、海外の論文に日本人の名前は全く出て
こない。外国の大学で教授をしている日本人はひとりもいない。

発展途上国型の輸入学問。日本の法哲学の現状はそう言いきっていい。

外国の話の単なる受け売りなら、恥ずかしくって外国語で書けないよね。
ロサンゼルスの観光案内を英語で書いて、ロサンゼルスで売ってみるかい?
外国で問題にされる価値のあるものが書けないなら研究者としては二流だ。
627とど:05/01/23 12:54:10
初歩的な質問で申し訳ないのですが、ヘーゲルの国家論とはなんですか?
628考える名無しさん:05/01/23 12:56:16
ヘーゲルの法哲学のことだよ
629とど:05/01/23 13:31:53
質問の仕方間違えました。
ヘーゲルが国家論の中で考える理想の国家の形とはどんなものなんですか?
ヘーゲルの国家論を理解するための、お勧めのサイト教えてください。
630考える名無しさん:05/01/23 14:07:21
ようするに「とど」はレポート課題を
ネットだけで済まそうとしている教えて君

詩ね
631考える名無しさん:05/01/23 14:35:26
>>629
ヘーゲルの国家論のことが書いてあるサイトなんか知らん。
氏ね
632考える名無しさん:05/01/23 15:03:08
とどはデリダのGlasを原書で嫁
史ね
633考える名無しさん:05/01/23 15:04:32
自分でろくに調べもせずに安易に質問する香具師はスルーします。
634考える名無しさん:05/01/23 16:38:23
まあ期末レポートの季節だからな。こういう輩がいろいろこれから来るんだろう。
レポートなんざそんな高級なこと聞いてるわけじゃないんだから、適当な概説書でも読んどけ。
635考える名無しさん:05/01/23 16:50:39
図書館で調べず概説書を読まずネットで検索しさえもせず
単発質問してくる香具師は救いようが無ーい
636考える名無しさん:05/01/24 00:45:28
おまいら・・・
せめて>>634くらいの優しさを持ってもいいんじゃねえか?
とりあえず「氏ね」はかわいそうだよ。

>>とど
今さらだが、少しはググれや。
637考える名無しさん:05/01/24 00:55:19
>>636
そうも思ったが、一回2ちゃんで答えちゃうと、また2ちゃんできくでしょ。
それが積み重なるとレポート以外も人に頼ってしまうダメな人間になってしまうかもしれないんだ。
「氏ね」は2ちゃんねらーなりの優しさなんだよ。
638外野:05/01/24 00:58:35
>>673 はいいこと言った!
639外野:05/01/24 00:59:18
>>637でしたねスマソ
640考える名無しさん:05/01/24 01:03:30
というわけで、改めて単発質問厨は
詩ね
641考える名無しさん:05/01/24 01:24:07
最近出た「ヘーゲル政治論文集」収録の金子武蔵の訳者あとがきを立ち読みして、
あとは「人倫国家」というキーワードの多用でごまかせw
642考える名無しさん:05/01/24 09:33:13
絶対者というのはスピノザでいうところの何に相当するんですか?
それともスピノザの形而上学には絶対者という概念は含まれていないのでしょうか?
643642:05/01/24 09:52:53
すいません。ここ読んでたらなんとなく分りました。
http://homepage1.nifty.com/kurubushi/card43406.html
644考える名無しさん:05/01/24 12:34:56
精神が現象するってことだよ。
歴史は経験を重ねるにあたってどんどん良い方に現象する。
歴史の完成に至るということだよ。
歴史的精神が現象するのだよ。
そして絶対知に到達する。そういうこと
645考える名無しさん:05/01/24 13:05:27
そうそう。
カントも純粋に理性を批判したしな。
646考える名無しさん:05/01/24 13:07:07
悲劇も誕生しちゃうしな。
647考える名無しさん:05/01/24 14:05:09
存在も時間だったりするし
648考える名無しさん:05/01/24 21:04:22
病も死に至るって事か
649考える名無しさん:05/01/27 02:32:38
放送大学のお知らせです。(放送大学からのお知らせではありません)
みんなで見よう、放送大学。

ヘーゲルを読む('03)
H17/2/14(月)〜2/21(月) Am7:30〜9:00 全15回
講師:山守(東京大学)

平成16年度第2学期テレビ番組表(集中放送授業期間)
http://www.u-air.ac.jp/hp/program/nenkan/bangumi_2/0207.htm
650考える名無しさん:05/01/29 22:11:01
漏れ東京なのに放送大学入らないんだよなー。
だから見れないんだよ。哀しいよ。
651考える名無しさん:05/02/03 16:50:54
622 名前:考える名無しさん 投稿日:05/01/15 12:40:18
ついでに、小論理学も復刊ですよ。
ttp://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/8/336291+.html
652考える名無しさん:05/02/13 22:53:02
ヘーゲル揚げ!
653考える名無しさん:05/02/13 22:53:34
アガってなかった。。。
654考える名無しさん:05/02/14 00:11:54
存在する理性…つまり自然
意識された理性つまり…精神
???????????????????????????????????????????????????
655考える名無しさん:05/02/14 00:17:24
とゆうか君ら
精神減少学
症論理学
堅_理学
どこの誰の役よめばいいかてゆうか
まとめてくれや
古書でしか手に入らないのもあり
もう疲れたから
656考える名無しさん:05/02/14 00:19:40
美学講義?
yara歴史哲学?yarasonnなんあきらかに主著じゃないやろ
たのむわホント
657考える名無しさん:05/03/01 21:24:19
長谷川訳の「自然哲学」買ったべ。
658考える名無しさん:05/03/01 21:56:35
関連スレ:

【復刊】哲学入門:ヘーゲル著[3/16]
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/ticketplus/1109637460/
659考える名無しさん:05/03/13 12:05:41
さげ。
660考える名無しさん:05/03/16 03:11:02
>>656
主著とかいってるのはヲタだけ。マニア好みではあるだろうがw
661ローカルルール審議中:2005/04/05(火) 19:02:08
哲学入門購入age
662ローカルルール審議中:2005/04/05(火) 19:51:12
いいなー、スパーって買いたい本を買えるひとって。
こちとら今月の給料日が早く来ないか、早く来ないか
って状態よ。
663ローカルルール審議中:2005/04/05(火) 20:22:05
>>662
なんか大変ですね
664ローカルルール審議中:2005/04/06(水) 08:35:09
>>662
頑張って生きてね
665ローカルルール審議中:2005/04/10(日) 14:58:42
自由意志と宿命の問題についてここ数年考え続けて来た。結論は出なかった。
やはりこの問題も弁証法的に捉えるべきか。つまり自由意志と宿命の対角線上に結果がある。
自由意志論は正しいともいえるし、正しくないともいえる。
666ローカルルール審議中:2005/04/21(木) 23:32:52
岩波の小論理学の訳はどうですか?
667ローカルルール審議中:2005/04/27(水) 11:57:46
旧版と変更箇所なんぞねーって話だがね。
668考える名無しさん:2005/04/27(水) 22:42:52
「イエーナ精神哲学」って本がブッコフで売ってた
1200円だけど買いかな?
669考える名無しさん:2005/04/27(水) 22:52:01
何それ、わかんねーな。
ヘーゲル本を収集してるの?
自分の興味や今の問題意識に従えば答えは直ぐソコに。
670考える名無しさん:2005/04/27(水) 23:50:39
絶対精神というのがどうしてもSFにしか思えなくて
勉強をはじめました。
哲学史講義が、ようやっと下巻半ばまで来ました。

翻訳がよくて、つい最近の著作のように思えてきて、
え? シェリングでおわり?
ハイデガとかメルロポンはないの?
とついついおもってしまいまつ。
671考える名無しさん:2005/04/28(木) 10:02:11
そんな風に勝手に、それも、ついつい思わないこと。
672考える名無しさん:2005/05/07(土) 19:17:45
「形式(即自)」と「内容(対自)」のペアについて質問なのですが。このペアは、大論理では反省論の中の本質論で扱われていて、「根拠」に止揚されます。小論理では反省論の中の現象論で扱われていて、
「相関」へ止揚されます。この違いは何なのでしょうか?
673考える名無しさん:2005/05/07(土) 20:15:01
おい、OFWさんよ、あんた向きの質問だぜ、って言っても
彼はもういないと。
674考える名無しさん:2005/05/07(土) 20:39:12
>>608,
その順に、曲線の波形の違い(質)に対する表現力が大きくなるのでは?
675考える名無しさん:2005/05/07(土) 20:43:52
「形式(即自)」と「内容(対自)」ってそもそもなんだ?
たまにでてくるよな。
676考える名無しさん:2005/05/07(土) 22:40:24
ゴメン、単に「形式」と「内容」です。ただ、ヘーゲルは、前者を「即自」、後者を「対自」と摂って(認識)いることを補足的に言いたかっただけです。
677考える名無しさん:2005/05/14(土) 22:48:50
哲学入門購入記念age
678考える名無しさん:2005/05/15(日) 00:15:17
ほんじゃ、オイラは小論理学(上・下)無断永久借入成功記念だ。
679考える名無しさん:2005/05/15(日) 00:21:47
>>678
IP抜きますた。通報します。
680考える名無しさん:2005/05/16(月) 16:27:36
>>672,>>676だけど、僕的には、小論理学でのように、現象論で扱われるのがbetterと思う。
専門家で何か定説があるかと思っての質問。
 なお、「形式・内容」は、反省論では、単独の一個の関係として扱い、即自、対自には分けてないが、
>>676は、理解のため、反省論から存在論へ降した表現。
681考える名無しさん:2005/05/26(木) 21:35:30
反照規定を再読しろ。
682考える名無しさん:2005/05/27(金) 10:55:21
ありがと、やってみる。
683考える名無しさん:2005/06/05(日) 21:59:39
長谷川訳の自然哲学購入age
中京の10レース3連単に感謝!!
684考える名無しさん:2005/06/16(木) 19:18:03
ハードゲイ最高フゥーーーーーーッ!
685考える名無しさん:2005/06/16(木) 19:19:14
すみません思いっきり誤爆しました
686考える名無しさん:2005/06/20(月) 01:47:25
大丈夫、ヘーゲルも晩婚だったんだから俺だって・・・・・
687考える名無しさん:2005/06/20(月) 19:36:21
>>686
子供はいたけどな。
688考える名無しさん:2005/06/23(木) 00:15:56
あともうちょいで歴史哲学講義読了だ
頑張れ俺!!!!そして次は哲学入門だ!!!111!!
689考える名無しさん:2005/06/23(木) 09:02:54
好みだろうが、次は哲学史を薦めるよ。
690考える名無しさん:2005/06/23(木) 23:15:43
ああ、歴史哲学のお次は哲学史がいいと思うよ。
691考える名無しさん:2005/06/24(金) 07:01:43
ヘーゲルの歴史哲学のあとは法哲学がいいよ。
692考える名無しさん:2005/06/24(金) 10:48:17
で、そん次が精神現象論ってこと?
693考える名無しさん:2005/06/24(金) 12:19:42
哲学入門は読まなくてよし、
ということで万人は一致すると思う
というか、アレはかなり後回しでいい。
694考える名無しさん:2005/06/24(金) 16:14:24
僕は歴史哲学のあとは、哲学史でいいと思いますけど。
695考える名無しさん:2005/06/24(金) 17:12:56
バートランドラッセルは、ヘーゲルの哲学は、でたらめだと言って
います。西洋哲学史にて。
696考える名無しさん:2005/06/24(金) 19:01:37
うはwwwww哲学史がいいのかwwww
でも手元にないwっうぇえww
図書館で借りてくるぞwっうぇえwwwwwww

あと30ページで終わる
697考える名無しさん:2005/06/24(金) 20:39:34
歴史が哲学になる訳ないだろう!
698考える名無しさん:2005/06/25(土) 07:54:09
>>695
あの書物では、見事なまでに自分のアタマの悪さを露呈し、
証明してみせてたね。

>ラッセル
699考える名無しさん:2005/06/26(日) 00:42:15
私も次は哲学史がいいと思う。
700考える名無しさん:2005/06/26(日) 23:43:30
700get
701考える名無しさん:2005/06/30(木) 23:06:46
ブックオフで長谷川訳の精神現象学を105円で手に入れたやつがいるらしい
702考える名無しさん:2005/07/01(金) 09:30:58
そいつぁガセだぜ、おそらくな。
703考える名無しさん:2005/07/01(金) 22:04:01
私の場合、世界の大思想版『精神現象学』を100円で手に入れました。
地方の赤線にある古本屋で、エロ本のなかにまぎれていました。
あまりにもかわいそうだったので、買ってあげました。
704考える名無しさん:2005/07/02(土) 08:28:22
優しいね、キミ。
705考える名無しさん:2005/07/03(日) 07:51:18
あの、ヘーゲルの「哲学史」って文庫本では出版されてないんですか?
706考える名無しさん:2005/07/03(日) 12:45:56
「哲学史序論?」は岩波文庫で出てたよね?
707考える名無しさん:2005/07/17(日) 04:00:13

708考える名無しさん:2005/07/18(月) 18:29:24
>>707
なるほどな
709考える名無しさん:2005/07/19(火) 10:00:31
岩波の小論理学って訳どうなんですか?
710考える名無しさん:2005/08/01(月) 15:56:07
>>355
ほう
711考える名無しさん:2005/08/01(月) 18:08:11
反発覚悟でお尋ねしますが、ヘーゲル哲学って何か意味があるのですか?
今日的な意味の「ヘーゲル学派」というのが存在するのでしょうか。
ラッセルでなくても「無意味だ」と断定する人も多いと思いますが。
712考える名無しさん:2005/08/01(月) 18:56:55
釣り臭すぎ
やっぱりラッセルの哲学史真に受けたとしか思えん問い方だ
もっと工夫しろ
713考える名無しさん:2005/08/02(火) 01:28:52
ヘーゲルを勉強したい!

その前に、フィヒテ、シェリングを勉強したほうがいいかな?

いや、さらにはカントを勉強したらいいのかな?

いや、デカルトやスピノザ(ry



とうとうソクラテス以前にまで興味を持ち出した俺ガイル
714考える名無しさん:2005/08/02(火) 11:45:25
1
715考える名無しさん:2005/08/02(火) 11:45:58
1
716考える名無しさん:2005/08/05(金) 23:59:05
大陸の哲学はくそったれ
日本も明治期にドイツに学ばなければ暴走することはなかった
717考える名無しさん:2005/08/06(土) 00:02:25
大陸はユートピア主義。
718考える名無しさん:2005/08/06(土) 17:00:50
まあ、せせこましい島国根性だけは無いわな。
719考える名無しさん:2005/08/06(土) 21:20:20
ヒュームは島国根性だったのか(w
まあそう言えなくもないが。
720考える名無しさん:2005/08/09(火) 12:36:27
ヘーゲルって推定IQ150らしい。高く評価しすぎだろ。
721考える名無しさん:2005/08/09(火) 13:02:19
>>720
これですね

80 考える名無しさん 2005/07/20(水) 14:36:10
1986年にアメリカで試算された有名人のIQ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087202070/この本に掲載

ライプニッツ  185
パスカル    180
ヘーゲル    150
モーツァルト  150
メンデルスゾーン150
カント     135
ベートーヴェン 135
ロック     120
ハイドン    115

もっとも、IQが高いことや計算・パターン認識力に秀でていること自体は、
秀才であるとはいえるが、天才の十分条件ではない、
という断り書きが付いているが。
722考える名無しさん:2005/08/09(火) 18:45:44
ほんじゃ、前世紀まであれほど多くの人を惑わした
マルクス先生はどのくらいよ?
723考える名無しさん:2005/08/09(火) 18:50:54
俺はハイドンと同格かい
724考える名無しさん:2005/08/09(火) 19:42:17
>>722
マルクスは84。
725考える名無しさん:2005/08/10(水) 08:50:14
84って平均的な数値って考えていいのですか?
それとも、かなり低いんでしょうか?
726考える名無しさん:2005/08/11(木) 12:39:17
>>724
10歳(小4)なのに8歳(小2)の事までしか理解できないレベル
クラスに1人くらいいたあいつと同じレベルだよ
727考える名無しさん:2005/08/11(木) 22:58:47
>>724
嘘だろw
728考える名無しさん:2005/08/11(木) 23:11:13
従者と主人のようにそれぞれの在り方をしている
こんな教科書の仕方を知っていて、それに従っている。
この教科書の知識はどうやって働くのか。
729考える名無しさん:2005/08/12(金) 12:45:43
ジョン・sチュワート・ミルが最高って聞いたけど
730考える名無しさん:2005/08/12(金) 12:49:15
>>729
そうそう、>>721の本ではライプニッツよりも上だったと思う
731考える名無しさん:2005/08/13(土) 07:32:37
ヘーゲルを語れ
732考える名無しさん:2005/08/21(日) 23:51:06
ヘーゲルってかなり評価高いみたいだし凄いように思えてきた。一方で妄想とか言われまくって阿呆の人かと思ってたが
733考える名無しさん:2005/08/22(月) 00:09:12
分析とポモのプロパガンダが凄まじいから、著作を読んでない人はそう思っちゃうのかも。
734考える名無しさん:2005/08/22(月) 00:12:35
ポモはヘーゲルの批判的継承だろう。
あと、ヘーゲルをまともに扱えないということは、
英米の連中があらゆる学問において優れているわけではないことの証左。
735考える名無しさん:2005/08/22(月) 00:16:28
>>734
ポモはヘーゲルに対してスピノザの優位やヘーゲルによるカント、スピノザの
誤読、ニーチェによるヘーゲル哲学の破産、などを声高に言いすぎるんじゃないか。
批判的継承とはとてもいえないんじゃないだろうか。
736考える名無しさん:2005/08/22(月) 00:42:55
英米がヘーゲルをまともに扱っていないつうの言いすぎ。
737考える名無しさん:2005/08/22(月) 01:10:16
言い過ぎじゃないだろ
そもそも「大陸哲学」っていう呼称が笑止
738考える名無しさん:2005/08/22(月) 01:53:34
大陸哲学という呼称って英米系が付けたの?
へえ〜ソウダッタンダー。
739考える名無しさん:2005/08/22(月) 01:56:09
そうだよ、しかも無根拠な蔑称として。
740考える名無しさん:2005/08/22(月) 02:00:18
誰が最初にそうよんだんですか?
741考える名無しさん:2005/08/22(月) 02:41:09
ペンギンの哲学辞典には、
「「大陸哲学」continental philosophyって、
「分析哲学」analytic philosophyに対置される用語なんだけど、
「大陸」って地理の用語だけど、「分析」のほうは方法論の話なんで、
この対比ってちょっと変だよね」って書いてある。
742考える名無しさん:2005/08/22(月) 02:46:14
むこんきょなべっしょうはえいべいけいのだれがはじめにいったのですか?
743考える名無しさん:2005/08/22(月) 10:54:50
>>733-735
すいません。
調べてもわからなかったので、
教えてください。

「ボモ」ってなんですか?
744考える名無しさん:2005/08/22(月) 14:18:55
>>743
「ポストモダン」を馬鹿にした言い方。
狭い意味ではリオタールやボードリヤール、
広くはデリダやドゥルーズを指す。

俺は前者は馬鹿にされても仕方がないと思うけど、
デリダやドゥルーズはまともな哲学者だと思うから、
全員一緒くたにするのは反対。
745考える名無しさん:2005/08/22(月) 18:57:54
> 英米がヘーゲルをまともに扱っていない

ってそんな無根拠な偏見まだ残ってるんだ・・・
746考える名無しさん:2005/08/22(月) 19:24:59
ヘーゲルって認める派とアンチ派が両方多いのはなぜ?
747考える名無しさん:2005/08/22(月) 19:29:57
全体主義国家への道を拓いたから認めないという人とが
いるのでは?

(* これまであったいろいろな説をまとめて一つのモデルにするとともに問題提起もした)
748考える名無しさん:2005/08/22(月) 19:52:01
それって単なる馬鹿じゃん
カテゴリーとしての「全体性」を政治体制と勘違い
749名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 20:22:30
オックスフォードにおいて、
学生が学ぶべき哲学の古典と見なされているのは、
スピノザ、ロック、ライプニッツ、バークリ、ヒューム、カント、フレーゲ・・・

あ れ ? ヘ ー ゲ ル は ? (笑)

嘘だと思うなら調べてみな。

別に英米偏重でないことは、上の名前見ればわかると思う。
英国でもヘーゲルは「流行思想」としてもてはやされた過去があるし、
読まずに頭から駄目と決め付けているわけでもない。
ただ、いまだに「ヘーゲルは近代最重要の哲学者」と言ってる奴は、
ローカル・ドイツの商売人に乗せられている権威主義者だけなんですよ(笑)
750考える名無しさん:2005/08/22(月) 20:37:49
>>749
プラトン、デカルト、フッサール、ウィトゲンシュタインがない時点でだめ。
751考える名無しさん:2005/08/22(月) 21:15:52
>>749
アリストテレスがない時点で、致命的。
752考える名無しさん:2005/08/22(月) 21:19:14
>>749
ライプニッツって岩波文庫とかで無いのは何故?日本じゃ評価低いの?
753考える名無しさん:2005/08/22(月) 21:30:02
ヒュームも少ないし、何なんだ日本
754考える名無しさん:2005/08/22(月) 21:45:23
たしかにヒュームは全部翻訳出して欲しいよな。
755考える名無しさん:2005/08/22(月) 22:38:54
ところで、古典って著作権切れてるのかな?

ライプニッツあたりなら勝手に翻訳して出版していいんじゃないかな?
ダメかな?
756考える名無しさん:2005/08/23(火) 10:07:21
>>750>>751
古代哲学、特にアリストテレス関連は、別格・別枠的存在。
オックスフォードでの、古代哲学と分析哲学者との密接な交流は有名。
(東大京大の古代哲学研究にもその影響が及んだ)
>>752
ライプニッツは未だ、テキスト整理などの基礎的作業すら終わっていない遅れた状態。
だから研究対象としては狙い目。

それはともかく、
ヘーゲルは「近代最高の」ではなく「近代最大の哲学者」と言う人が、一部にいるね。
まあ、広げた風呂敷が最大、ってことなんだけど(笑)
757考える名無しさん:2005/08/23(火) 20:17:25
ニーチェはさすがに必読に入ってないんだなw
758考える名無しさん:2005/08/23(火) 20:22:22
イギリス人を煽りまくったからな
ニーチェはアメリカでの方が受けがいいと思う
759考える名無しさん:2005/08/24(水) 01:32:08
ヘーゲルは難解な文章(思想ではない)を作って、批判者を煙にまいてるぼが見え見え。
ちゃんと扱って欲しいなら、まともな言葉を使って書けという他ない。
760考える名無しさん:2005/08/24(水) 08:41:33
これだから、ヘーゲル脱落者は
困るんだよな、テメーの無能力
を棚にあげてさ。
761考える名無しさん:2005/08/24(水) 08:51:19
能力も使い道なんじゃないのか?椅子取りゲームの都合はあるんだろうが、
この先発展性のない分野に力を注いでも無駄になる可能性が高いのでは?
762考える名無しさん:2005/08/24(水) 09:35:17
>>759
出版事情を考えよ。
精神現象学は借金に追われながら3ヶ月で書き終え、Rechtの哲学は講義ノートの寄せ集め。
文章を校正する暇もない。
763考える名無しさん:2005/08/24(水) 12:46:16
ヘーゲルにとって、国家は最高の意思決定の枠組みだ。
それより上位のものはない。
各国はそれぞれ独立した主権を持った独立国。

しかし、こんな発想は現代では全く通用しない。
国連の存在ですでにヘーゲルはお払い箱。
さらに追い討ちをかけるように、グローバリズムで国家間の垣根は
急速に低くなった。
ダメ押しでユーロができて、経済面で国家の主権は放棄された。

もう「独立した国家主権」の時代ではないとする最先端がアメリカ。
そのアメリカでヘーゲルが消えたのは当然のこと。
764考える名無しさん:2005/08/24(水) 13:08:49
誤読の最たるもの。
765考える名無しさん:2005/08/24(水) 13:22:18
ヘーゲルにはIMFや世界銀行やFTAなんて理解できないのでしょう。
ヘーゲル哲学は所詮フランス革命の産物。
アメリカ革命の革命性から最初から落ちこぼれていると思います。
766考える名無しさん:2005/08/24(水) 13:29:56
ヘーゲルの言う国家というのはIMFや世界銀行、FTAも含まれると思われ。
共産主義も最初は世界共産化を目指したので、これらアメリカ金融資本家の中には
共産主義を支援する人も多かったなりよ。
767考える名無しさん:2005/08/24(水) 18:32:29
国際主義者は碌でもない奴ばっかり
768考える名無しさん:2005/08/24(水) 20:10:12
ポストモダニストがヘーゲル嫌いのアメリカ好きなのは偶然ではない。
769考える名無しさん:2005/08/24(水) 22:05:28
ポストモダニストってヘーゲル嫌いなの?
770考える名無しさん:2005/08/24(水) 22:20:51
768はえらく狭い人々のことを思い描いたようです
ポストモダンはヘーゲルの「捉え直し」というのが常識。
コジェーブとか読めよ
771考える名無しさん:2005/08/24(水) 22:54:26
>>770
俺は>768氏ではないが、俺から見たら、
君の方が「狭い人々」しか考えてないような・・・。
「ポスト・モダン」を広く、「近代以後=現代」の哲学とするならば、
ヘーゲルをその源流とするマルクス主義などは、
たしかに「『ヘーゲル哲学』の唯物論的見地による再構築」
というのがお題目だったが、その他の思想、
新カント派、分析哲学、現象学、プラグマティズム、構造主義、ポスト構造主義などは、
全て、ある意味でカント哲学の亜流、あるいは換骨奪胎のイデオロギーでしかないぞ。

さらに「現代」において、強い学問上の流れとなりえた「実存主義」などは、
ショーペンハウエル、キエルケゴールやニーチェなどの時代から、
はっきりと「反ヘーゲル」を唱えているぞ・・・。
772考える名無しさん:2005/08/24(水) 22:59:49
>>771
それはポストモダンを拡げすぎ。
ヘーゲルでモダンを終わらせればそうなるけど。
「〜のイデオロギーでしかない」
と言っている諸流派内部に相当の違いがあるし。

まるで東大倫理学科卒か早稲田セクト文化の洗礼を受けたかのようなヘーゲリアンだな、しかし。
773771:2005/08/24(水) 23:39:42
>>772
それは、どうかな。
では、「現代」を「20世紀」に限定して捉えた場合、
ここでやはり主流となるのは「マルクス主義」、「実存主義」、「分析・科学哲学」
という三つの潮流でしょう。

ここで英米の思想は、まず一つのジャンルの中のカテゴリーであり、
それらは相関し、お互いに影響を与え合い形成、発達したものといえるし、
そしてそれらは全て「カント派」、「新カント派」の教義を父としながらも、
「父」=「カント哲学」を超えるには至らなかった、という点で、上記の「プラグマティズム」
「分析哲学」、「科学哲学」は、一括りに扱うことが出来るでしょう。

さらに「現象学」のスタンスは、「新カント派」のそれと同じく、
「認識」を「生身の人間の脳内」から引きずり出し、それを「客観的真理である『本質』を導出する学」
という立場を採っているし、「構造主義」、「ポスト構造主義」、「記号論」等の
原理と方法論的見地は、完全に「カントのそれの現代版の焼き直し」でありながら、
「現代という時代性ゆえの特殊性」以外に、カント以上に後世に残り得る「偉大性」を
持っていないことは、ほぼ明白になりつつあるから、これらもやはり「カント哲学の亜流以上のものではない」
と呼ばれても仕方ないでしょう。
 
「実存主義」に至っては、私が>>771で述べたこと以外、
何も言うことはありますまい。

774考える名無しさん:2005/08/24(水) 23:47:14
それちょっと古すぎるよ
「実存主義」にデリダとドゥルーズも入れちまうんだ?

あと、分析哲学の源流のフレーゲを無視しすぎ。
775考える名無しさん:2005/09/19(月) 13:22:34
フレーゲは哲学者の数学者の合いの子みたいな人だから。
776考える名無しさん:2005/09/19(月) 14:14:28
分析哲学は今、バブルで、いずれ数学の一分野として吸収されていくでしょう。
また数学、物理学、経済学を中心とするアプローチは、人間が数を共通言語の第一に
する見込みが当分得られないため、個の価値を追求する実存主義や、集団の価値を
追求するマルクス主義などに比べ、重要度は低いままでしょう。また、マルクス主義
が権力の横暴を招いた反省から、実存主義を哲学の本流とし、そこからマルクス主義
などの限界を語るというのが正しいアプローチであるとおもわれます。仮に分析哲学が
数学や物理学、経済学を取り込んで巨大化しても、それがマルクス主義と同じ過ちを
犯す可能性はその内部からは取り除けず、外部から、つまり実存主義からの批判によって
しか、その可能性は明らかにならないでしょう。

つまり、実存主義>マルクス主義>分析哲学(や経済学、物理学、数学)








しかし、批判するに足る巨人としてヘーゲルに魅力を感じないというのもどうかとおもうがさ。
777考える名無しさん:2005/09/19(月) 14:50:43
学問がアメリカ流に一元化されているから、
分析哲学の時代は当分続くだろ
778天才高卒:2005/09/20(火) 05:23:39
俺が老ヘーゲル学派を復興してやるよ。
779考える名無しさん:2005/09/20(火) 06:48:30
実存主義>ニーチェ>マルクス>ヘーゲル>カント>>>>分析哲学
780考える名無しさん:2005/09/20(火) 07:20:29
>>779

ぷっ
正気じゃないなw
781考える名無しさん:2005/09/20(火) 07:30:22
>>780
分析は、道具でしかない論理に振り回されて個と集団の対立と言う哲学史上最大のテーマを見落とした、二流哲学。
782考える名無しさん:2005/09/20(火) 07:47:34
>>781
似非学問の内ゲバみっともな
783考える名無しさん:2005/09/20(火) 07:57:07
分析が科学に媚びるから>>782のような連中がはびこる。
社会学の会話分析なんて、アホの会話を延々分析する。
そこまでしてアホを理解しなければならないのか!!!
否、集団の権威に対する抵抗こそ哲学の本質。理解ではない!

784考える名無しさん:2005/09/20(火) 07:58:18
まあそうあおすじたてなさんな
785考える名無しさん:2005/09/20(火) 12:51:20
裏筋ならいいんかな?
786考える名無しさん:2005/09/20(火) 15:49:27
道具は道具として利便性の極限を追求するというアメリカ型のアプローチは
評価できる点があるのかも知らん。それにアホの論理を知らないと、アホを
説得する事はできんしな。なんかアホの論理に取り込まれて自分までアホに
なっていく気もするが、しかし批判するだけじゃいかんな。という事で分析も
良し。ちょっと反省した。
787考える名無しさん:2005/09/21(水) 03:00:19
>>773 に気を使いすぎた。やはりマルクスはダメだ。あれは経済学者であって哲学者ではない。

実存主義>ニーチェ>ヘーゲル>カント>>>>分析哲学

ただし、分析哲学も良し!
788考える名無しさん:2005/09/25(日) 14:33:01
バカにも自由に語らせる(実存主義)と、賢い人がバカも含めて研究する(分析哲学)とは、
実際、どっちが優れたアプローチなんでしょう?
789考える名無しさん:2005/09/25(日) 14:43:22
分析哲学は体系を作らせないから、
良くも悪くもヘーゲルタイプの知性を潰す哲学でしょう。
790考える名無しさん:2005/09/25(日) 14:56:21
分析哲学は非体系的なポモ哲学にすぎない
791考える名無しさん:2005/09/25(日) 15:15:24
カントはともかく、ヘーゲルは知的に言えばバカであり、
しかしバカが表現手段を得る事に意味があるとしてのみ
ヘーゲル(やその後継者である実存主義・ポストモダン)が
評価されていると言う事に、ヘーゲル研究者は自覚がある
のでしょうか???
792考える名無しさん:2005/09/25(日) 15:27:46
いや、ヘーゲルは体系への知的挑戦をしたでしょ。
内容は正しくないが、絵画のように見れば美しい。知の芸術。(ただし芸術どまりなので、学問ではない)

カント爺さんほど馬鹿じゃないとおもうけどね。
793考える名無しさん:2005/09/25(日) 16:08:51
体系化そのものは妄想が体系化するという精神分裂症の症状であろう。
知的挑戦というほどのものではない。
794考える名無しさん:2005/09/25(日) 16:16:33
体系的でないものは学問ではない。
795考える名無しさん:2005/09/25(日) 16:23:39
個人の中で体系化すればそれは妄想であり、
人から人へ体系的に伝えられればそれは学問であるでしょう。
796考える名無しさん:2005/10/14(金) 00:18:15
あげてみよう
797考える名無しさん:2005/10/14(金) 09:34:04
で、体系化された個人妄想を体系的に伝えれば、
これまた不思議なことに、学問に転化しちまう、
ってな理解でOK?
798考える名無しさん:2005/10/14(金) 12:01:14
哲学とは体系妄想学なり、ね。了解。
799考える名無しさん:2005/10/20(木) 01:18:44
コジェーヴの「ヘーゲル読解入門」読み始めました。

人間的意識は動物的意識と違い、他者の欲望を充足した後に得られる。
他人の欲望の充足とは他人の承認であり、人間的意識の生成とは生死を賭した
闘争により、相手の意欲をくじき、自身を認めさせ、主である自分に対する奴として
否定することによって「人間的意識」は得られる。

と、序文の途中まで読んで、そうかなぁ、と既に疑問が。
相手に自分を認めさせるために命がけで闘争してきたと言うのが
人間の歴史の総括なんですか?ホントかよ、って気がします。
そこには愛がない。

どうなんでしょうか?
800考える名無しさん:2005/10/20(木) 01:43:35
犬猫も他者の承認を求める。
相手をくじき自分を認めさせる例として「ゴネ得」などが
上げられる。
801考える名無しさん:2005/10/20(木) 02:38:01
結局、長谷川訳でよんでもいいんですか?
802考える名無しさん:2005/10/20(木) 03:33:34
二度手間だけどね。
入門書よりはいいんじゃないか?
ただ、そのあとで別の訳も読むこと。
803考える名無しさん:2005/10/20(木) 05:03:09
>>801
日本語としてすらすら読める、通読できるということが大きな売りの一つだが、概念の動きによほど注意しないと
素通りして何も残らないということになってしまいかねない。他の訳が日本語として成り立っていないというのは
個人的には当たってないと思う。直訳に近いほうがよりヘーゲルに近いともいえる。
804考える名無しさん:2005/10/20(木) 05:08:55
>>799
総括というよりはコジェーヴがとりだした核心と自分は言いたい。愛については
ヘーゲルは総合ことだと思う。具体的な愛の概念は家族の分析、初期論考にあったと思う。
社会における現実的な場面では承認を求める闘争が愛より大きな作用因なんじゃないか。
805799:2005/10/21(金) 23:01:32
>804
即レスありがとうございました。

動物→群れ→生産力の向上と「奴隷」の使役の可能性→奴と主の成立
というふうに進む人間への発展の過程を、人間的意識の生成としてとらえると
>799でまとめたような感じになるのですかね?
806考える名無しさん:2005/10/21(金) 23:55:44
>>805
主と奴の弁証法においては、むしろ奴が人間的意識を得るという反転が示される。
奴は主、死の恐怖によって抑圧され、主のために物をこねくり回して、物の消費、満足を
遅延させることで、内面が生成する。

>動物→群れ→生産力の向上と「奴隷」の使役の可能性→奴と主の成立
ヘーゲルはなんというか歴史的真実?としては語ってないので、想像しかできないけど
抽象性が高いので色んな場面を考えうる。階級闘争、フェミニズムとか、精神分析とか。
807806:2005/10/22(土) 00:06:45
>>805
>動物→群れ→生産力の向上と「奴隷」の使役の可能性→奴と主の成立
もちろんこれもも考えられうると思う。
808平下流:2005/10/22(土) 03:21:40
誰か呼んだか?w
809考える名無しさん:2005/10/22(土) 18:52:00
屁ー出るとぐれーてる
810考える名無しさん:2005/10/27(木) 00:19:42
ヘーゲルの未来 可塑性・時間性・弁証法
カトリーヌ・マラブー 著/西山雄二 訳
未來社 発行日: 2005年7月5日

これどんな感じ?
811考える名無しさん:2005/11/23(水) 23:58:27
いいかんじ
812考える名無しさん:2005/11/24(木) 00:03:58
絶対精神とか聞くと、宗教かと思う……。
813marginal:2005/12/07(水) 07:50:09
スレが落ちてしまい残念です。試しにはてなでやってみたいと思いますので
よろしければどうぞ参加してください。宣伝スレ失礼しました。

ヘーゲル『精神現象学』を読む
ttp://d.hatena.ne.jp/mindest/20051207
814考える名無しさん:2005/12/07(水) 09:50:56
>>813
乙でつ。
ものすごい荒らしでしたね……。
815考える名無しさん:2005/12/07(水) 11:01:33
>>813
乙!
荒らしは運営に報告されたようなので、
改善を祈ることにしましょう。
816marginal:2005/12/08(木) 07:01:35
ヘーゲルは、名づけること自体が否定であるといった意味のことを書いていたと思いますが
どこだったか思い出せません。どなたかご存じないでしょうか。
817考える名無しさん:2005/12/13(火) 09:34:08
818考える名無しさん:2006/01/03(火) 08:49:15
あけましておめでとう
819考える名無しさん:2006/01/04(水) 00:43:02
超遅レスだけど精神現象学の知覚のあたり。>>816
820考える名無しさん:2006/01/06(金) 23:46:52
コジェーヴの「ヘーゲル読解入門」、絶版で手に入らないって
どういうことだ!
821考える名無しさん:2006/01/06(金) 23:59:19
>>820
でもあれ抄訳なんだよな
822Meta:2006/01/07(土) 10:56:55
カール・ポッパーは、ヘーゲル哲学には、メタフォーの多用と否定性への逃避が一貫していると指摘した。
要するに詐術の源泉を、この二つの「悪癖」に見極めたと言いたいのだろう。
これは思弁と弁証法という、相互に規定された二つの方法論のことだろう。
ヘーゲル研究家は、ポッパー的な批判にちゃんと応えて欲しい。
この二つは、ヘーゲルの欠陥と言うよりも、むしろヘーゲルを、彼以前の哲学者と大胆に分けるメルクマー
ルとも言えるのだから。私ならば、ポッパーに逆に問う:「では、メタフォーを含まない言葉はどのような
ものでしょうか?」。結局、言葉はそうである限り、メタファーであることを逃れられないのでないか?
弁証法に関しては、敢えて強弁させていただけば、「生命」と言い換えたい(不満のある研究家もいるだろ
うが)。人間の思考も、自然も、歴史もすべて弁証的にしか展開できない、すべては弁証法に従っている、
とヘーゲルは言いたかったのではないだろうか?
ポッパーは、術語の定義について生真面目過ぎるのでは? 確かに、「歴史に法則などない」と言えるが、果
して、それはどの地平で言えるのか? 少なくとも、「歴史は、始まりと終わりを持っている」(分析命題)
ならば正しいのでは? そこから、何も拡張されない判断(自明な前提)だが。ヘーゲルが目指したことは、
この当り前が、その内部に否定性を含みつつ、いかに当り前であるのかの解明ではなかったか?
823考える名無しさん:2006/01/08(日) 01:12:21
>>821
そうですか。
なら、更に全訳なんて出そうにないですね。
図書館で借りてきます
824考える名無しさん:2006/01/08(日) 01:55:46
ヘーゲル論理学がキルケゴールに与えた影響について知りたいんですけど、
そういうことについて書かれた本か論文ありますか?
825marginal:2006/01/08(日) 11:44:42
>>819
ありがとうございます。ちょっと言葉が足りませんでしたが、自己解決しました。
   ヘーゲルは『イェーナ体系構想T』(一八〇三/〇四年)と呼ばれている著作のなかで、こう書いている。
  「アダムが動物たちの主人となった行為、そんな最初の行為は、動物たちにひとつの名を与えることであった。
  つまりアダムはそれら動物たちを、彼らの実存においては無化したのだった」(GW.6-288)
                              今村仁司、座小田豊編『ヘーゲル』講談社選書メチエ、177頁
826考える名無しさん:2006/01/09(月) 21:08:33
今日から精神現象学読みます
みなさんよろしくです
827考える名無しさん:2006/01/11(水) 14:20:09
小論理学、予備概念読み終わったけど、有論からいきなり難しくなったよ(;´Д`)
828考える名無しさん:2006/01/17(火) 21:45:35
初めて本格的な哲学書を読むんだけど、精神現象学に手をつけても大丈夫ですか?
829考える名無しさん:2006/01/17(火) 23:02:40
>>828
やめといた方がいい。
単に「本の字面を追う」というレベルではなく、
「そこに書かれていることを、正確に理解する」
ということを目指すのであれば、それまでの予備学習として、
ヘーゲル『歴史哲学』、『哲学史講義』、できたら『エンチュクロペディー』、
カント『純粋理性批判』の学習が必要。

それ以前に、みっちりと歴史・思想史の基礎教養を押さえておかねばならない。
830考える名無しさん:2006/01/18(水) 22:59:59
>>828
読んでもさっぱりわかりません、ということを前提に読むなら
いいんじゃない?
解説書を何冊か読んどくと見通しは良いけどね。
やらないよりはやった方がましだよ、きっと。
831考える名無しさん:2006/01/23(月) 00:31:00
初期ヘーゲル哲学の軌跡
断片・講義・書評
寄川条路 編訳

2006年1月発行
税込定価 2730円
A5判 184頁
ISBN4-88848-986-6

<内 容>
フランクフルト期からハイデルベルク期までのヘーゲルの萌芽的作品群を収録。
ドイツ古典哲学がどのようなものであったかを解き明かし,ドイツ観念論の
新たな地平を切り開く。本邦初訳を含む。

<編訳者紹介>
寄川条路(よりかわ・じょうじ)
ドイツ・ボーフム大学大学院修了,文学博士。現在,愛知大学教授。

http://www.nakanishiya.co.jp/modules/myalbum/photo.php?lid=172
832考える名無しさん:2006/02/01(水) 14:29:13
ヘーゲルって後期こそいいんじゃないん?
833考える名無しさん:2006/02/03(金) 14:01:04
いま小論理学よみはじめた。序文は退屈だったけど、その後は結構
面白くなってきた。
834考える名無しさん:2006/02/17(金) 23:31:45
ヘーゲルの論理学の諸規定は、「主語」なのではなく、絶対的精神の「述語」なのだ、ということに注意してお読みあれ。
でないと、何がなんだかわからなくなるぞ。
835考える名無しさん:2006/03/14(火) 00:46:44
長谷川訳の精神哲学age
836考える名無しさん:2006/03/14(火) 13:30:40
えっ、あの糞厄を?
837考える名無しさん:2006/03/26(日) 19:52:16
「駄法螺屋フィヒテとイカサマ師ヘーゲル」 ポパー
「ヘーゲルを読めば読むほど知性が廃れる」 ミル
「知性の半獣人」             ショーペンハウアー
838考える名無しさん:2006/03/26(日) 19:54:11
いいかげん長谷川さんたたくのやめなよ
哲学科入学して先生たちからなにが問題なのか
よく聞くからそんな叩かなくても大丈夫だよ
839考える名無しさん:2006/03/26(日) 21:58:47
寄川っていうの酷いよw。レジュメ書いてるだけw。
840考える名無しさん:2006/03/31(金) 22:48:23
西洋哲学は門外漢なので、つまらない質問で申し訳ないです。
ヘーゲルが「中国は歴史の国だが、ただ事実を記録してただけに過ぎない」
なんてことを言ってたと思うのですが、
それって何の本でしょうか???

また、(原文を)論文で引用する際、底本として定評ある版本は何になるのでしょうか。

841考える名無しさん:2006/03/31(金) 22:55:47
岩波文庫にはいってる哲学史
842考える名無しさん:2006/03/31(金) 22:57:08
ズーアカンプ


つーか普通に新書とかにも書いてあんだけど
843考える名無しさん:2006/03/32(土) 00:30:44
拝啓 フリードリッヒ・ヘーゲルへ

こんにちは。天国で元気にしていますか。あなたが死んでから、あなたの
哲学がもとで世界がめちゃくちゃになりましたよ。マルクスって言う人が
あなたの歴史の弁証法真に受けちゃってね、変な政治思想でっちあげて
しまいまして。そのせいで億単位の人が無残にも死にましたよ。
あなたが机の上で書いたあのでたらめ。まさか人の命を奪うとは思って
みなかったでしょう? 
あなたなんて、生まれてこなかったらよかったのにね。
もう一度死ね。

                     ネラーの一人より 不尽
844考える名無しさん:2006/03/32(土) 00:51:27
>>843
その文句をヘーゲルに言うのは無理
845考える名無しさん:2006/03/32(土) 13:25:55
>>843
マルクス主義って確かヘーゲル哲学だけじゃなくて
全部で三つの根っこをもってたはずだろ。巷の定義では。
ドイツ観念論、イギリス古典経済学、空想的社会主義。
マルクス主義の結果責任をヘーゲルだけに押し付けることは出来ない。
そんな事いったらカント、フィヒテ、シェリング、アダム・スミス、
リカード、オーエン、サン=シモン、フーリエも同罪になる。
846考える名無しさん:2006/03/32(土) 14:43:11
マルクスが馬鹿
847考える名無しさん:2006/03/32(土) 15:18:42
ヘーゲルに罪があるとしたら、歴史とは簡単なものなんだと
バカに思わせてしまったことだな。くだらない因果関係を
でっちあげて悦に浸ってる池沼が多すぎる。
848考える名無しさん:2006/03/32(土) 17:49:20
>>846
マルクスを馬鹿というのは簡単だが、当時のヨーロッパの革命運動は全然マルクスの指導下などには
なかったし、その中でマルクス主義が形成されたのもマルクスの責任ではない。
ロシア革命をマルクス主義者が指導していたことでマルクス主義は国際共産主義運動の主導的な
思想になったのだが、その責任をマルクスが負うというのも無理がある。
849考える名無しさん:2006/03/32(土) 18:38:02
世界にヘーゲルほど馬鹿な哲学者がいるのかよ。
でたらめだけじゃねえか。
850考える名無しさん:2006/03/32(土) 20:23:43
給料日なので、昨日哲学史講義上巻を買いました。

ところで、まだ3月は終わらないの?
851考える名無しさん:2006/03/32(土) 20:38:42
>>849
でたらめだけで「精神現象学」や「エンチクロペディー」のような浩瀚な書物
が書けるか? 試しにやってみたことあるのか??
この板にも「わざとでたらめなことばかりを書き込むスレ」というのがあるが、
デタラメばかり書こうとしても書物1ページ分も書けば、もうデタラメのネタ
が尽きてくる。
ヘーゲルがデタラメばかり書いていたかどうか知らないが、少なくともただの
馬鹿でないことだけは確かだ。
852考える名無しさん:2006/03/32(土) 21:27:35
>>851
>少なくともただの馬鹿でないことだけは確かだ。

ただのバカでなく、大バカだったりするかも。
853考える名無しさん:2006/03/32(土) 22:09:19
 
>>851
ヘーゲルには弁証法というデタラメの理屈があるのだよ。
それじたいでは、あんたの言うとおりでたらめのネタも尽きる
だろうが、それをもともと浩瀚な歴史なんかに当てはめるから
沢山かけるのである。
まあなんていうか、岩崎武雄氏の行ったように、ドイツの哲学者は
まず原理ありきで、そこから全てを当てはめていこうとするから、
最初が間違っているとDQNな結果になるわけだ。
854考える名無しさん:2006/04/02(日) 02:27:37
>>853
ところでなぜヘーゲルがでたらめだと思うの?
855考える名無しさん:2006/04/02(日) 16:01:20
>>853
ちゃんとヘーゲルを読んででたらめだと思われたのなら
どこがどうでたらめなのか具体的に教えてください
勉強になると思うのでよろしく
856考える名無しさん:2006/04/02(日) 16:56:37
>>855

どこがデタラメか知るために、今日『大論理学』を買ってきたよ。
読みつつこのスレに感想書いていきますのでよろしく。
岩波全集で4冊1000円は安かったで。
857考える名無しさん:2006/04/02(日) 18:41:30
>>856
それは破格の安さですね。なんか羨ましい限りです。
オレなんて10年以上前に神保町でその20倍の値段で
岩波版『大論理学』4冊を買ってしまいましたよ。でも
他の店ではさらに高価だった(確か4,5万)だったんで
思い切って払いました。冒頭の有名な一節「論理学は…
神の叙述である」とか「本質は自己自身の反省」とか
小論理学では読めない部分に接して結構な知的興奮を
覚えたけど、種々の解説書以上の意を汲むことには失敗
しました。その一方で同じ頃買った河出書房版『精神
現象学』はたったの200円でした。これはトクしました。
858考える名無しさん:2006/04/02(日) 19:00:28
どうして長谷川訳がそんなにダメなの?
読みやすくていい訳だとおもうけれど……。
859考える名無しさん:2006/04/02(日) 19:27:05
>>857

やっぱり普通はそのぐらいの値段するものなんですね。
実は今日買ったのも、その神保町なんです。なんかフェスティバル?
をやっていて、道端のワゴンに放り込んであったので驚いて買いました。
ただ少し書き込みがありますが……
帰りの電車で読んでみたところ、意外に面白くて、挫折しないで
読み切れそうな感じが。『小論理学』で挫折し、それがもとで
ヘーゲル嫌いになったので、今度は腰を据えてじっくり読んでみます。

>>858

岩波文庫の『歴史哲学』は読みやすかったんですが、いろいろ聞いた話
だと分かりやすくするためか、原文の語彙をかなり省略しているようです。
詳しくは知りませんが……
860考える名無しさん:2006/04/02(日) 23:23:58
>>856
安いですねー!
そして感想には期待しておりまつる
861考える名無しさん:2006/04/08(土) 14:09:13
862考える名無しさん:2006/04/08(土) 14:12:37
牧野訳がわりと黙殺されている件について
読まずに批判するな 批判するためには読むことが必要
863>>856 :2006/04/08(土) 16:48:27
とりあえず序論は読み終わりました。
うーんなんていうか……まあとりあえずヘーゲルが言いたい前書きみたいな
ものはなんとなく分かった。要は自然哲学とか精神哲学みたいな、内容を
もたない純粋な形式が、論理学なわけだろ?
まあ特別異論は無い……けど特別関心もしないってところか。
まあここからが本番だから、じっくり読もう。
864考える名無しさん:2006/04/08(土) 17:10:02
ヘーゲルはいつも前置きが長いからね。
(ドイツ人の特性か)

続き漏れも期待してるので
865考える名無しさん:2006/04/08(土) 20:16:25
>>863
既出ですが、ヘーゲル論理学の諸規定は、主語なのではなく、絶対精神(神)
の述語です。
「存在は→無である」ではなく、「神は存在である→神は無である」です。
SeinだのDaseinだのは、あくまで絶対者の述語であることに注意してお読みあれ。
866考える名無しさん:2006/04/09(日) 01:25:57
「規定」っつーのだから
述語なのは当り前じゃん?ともおもうが

カテゴリーっていうと何か主語的なものだと思ってしまうんだな、たぶん
867考える名無しさん:2006/04/09(日) 12:30:32
>>865
おー!これは分かりやすい解説ですね。
有‐無‐成や有‐本質‐概念の三段階は
全部「神」の述語だと考えればヘーゲルのいう
「神の叙述」としての論理学も非常に筋が
通ってることになりますね。でも後世で起こった
「ヘーゲル=絶対精神=神」ではないかとの
非難轟々も同じくらい論理的だったんですね。
これはすごく納得できました。ところで失礼ですが
それはオリジナルの説ですか。誰かの受け売りですか。
できれば是非教えてください。
868考える名無しさん:2006/04/09(日) 15:24:07
論理学の諸規定=諸範疇。範疇=カテゴリー=述語の最高類概念。
アリストテレス以来あたりまえのことじゃん。
869考える名無しさん:2006/04/09(日) 15:31:56
これがわかってて、つい、存在論、認識論に重点を置いて読んでいくので、この忘れがちの点の指摘は有用とおもう。
870865:2006/04/09(日) 17:57:51
>>867
故・廣松渉の「弁証法の論理」の受け売りです。
871考える名無しさん:2006/04/11(火) 05:16:31
865,870さん

>ヘーゲル論理学の諸規定は、主語なのではなく、絶対精神(神)の述語です。

ヘーゲルにおいて、論理学のその諸規定が絶対精神の述語であることは分かります。
しかしそこでの絶対精神は、「神」と同定できるのでしょうか。
あるいはヘーゲルにおいて「神」とは如何なる存在なのでしょうか。
キリスト教の伝統的な(三一論的な)神概念とは異質なもののように思えます。
むしろヘーゲルにおいて論理学の諸規定は、
絶対精神の弁証法的な自己展開の、
存在論的また認識論的な諸相(述語)であると言うべきではないでしょうか。
872考える名無しさん:2006/04/11(火) 11:09:24
神はおひきとり願ってですね。
873考える名無しさん:2006/04/11(火) 13:13:57
というより、Hegel的な神=絶対精神?
874考える名無しさん:2006/04/11(火) 17:25:45
神は絶対精神の一歩手前だよ
875考える名無しさん:2006/04/11(火) 20:07:27
>>871さん。
>キリスト教の伝統的な(三一論的な)神概念とは異質なもののように思えます。
 
これは間違え。ヘーゲルは「三位一体」の概念を、
神学上のもっとも重要なテーマととらえています。

くわしくは、下記書物にてご確認ください。

http://www.bk1.co.jp/product/2111345

>存在論的また認識論的な諸相(述語)であると言うべきではないでしょうか。

これも違う。ヘーゲルにおいては、
「絶対精神」とは言うなれば、
「自己展開する絶対的普遍者」
それがさまざまな特殊なものと交わることとなり、
世界や自然、精神などの中に個物的なものを産み落とす・
というのがヘーゲルの論理学。

>対精神の弁証法的な自己展開の、
>存在論的また認識論的な諸相(述語)であると言うべきではないでしょうか。

そうしたものは、むしろその絶対精神の自己展開の結果、
現実の中に産み落とされた・「自然」・「精神」・「社会」等になる。
それはちょうど、最近あの長谷川氏が訳出を完成させた・
『エンチュクロペディー』などの中で扱われている対象を指す。
876考える名無しさん:2006/04/11(火) 21:29:51
>>875
お前どんだけ原文読んでねーんだよ。訳語ヤバスギ
877考える名無しさん:2006/04/12(水) 05:01:02
875さん

871です。お答えありがとうございます。

「ヘーゲルが「三位一体」の概念を、
神学上のもっとも重要なテーマととらえている」ということと、
その神概念がキリスト教の伝統的な(三一論的な)神概念とは異質なもののように思えることは、
全く別の事柄です。

いづれにしても、一度山崎純氏の著作を読んでみます。

後半部分に関しては、表現の相違はありますが、
私が申したかったことと実はほぼ同じことのようです。
私の文章をご理解頂けなかったことが残念です。
878考える名無しさん:2006/04/12(水) 08:58:27

>>874

「啓示宗教」は、「芸術」、「哲学」とともに「絶対精神」の3部構成に属しているからか?
879考える名無しさん:2006/04/12(水) 21:36:39
ヘーゲルにとって神は絶対的価値ではないのって周知の事実だと思ってたけどな〜
880考える名無しさん:2006/04/12(水) 23:22:26
>>875
>現実の中に産み落とされた・「自然」・「精神」・「社会」等になる。
 
 「自然」−「精神」−「社会?????」 ∵「論理学」−「自然」−「精神」
881考える名無しさん:2006/04/19(水) 23:12:22
結局、ヘーゲルの精神現象学の訳は誰が一番良いのですか?
882考える名無しさん:2006/04/19(水) 23:26:33
「宗教哲学」においてはキリスト教は単に啓示宗教として扱われています。
それは、聖霊‐子‐父と段階をへて、「精神現象学」における自己意識の発展
とおなじように「神」へと発展するものととらえられています。

伝統的なキリスト教のうちでは、父、子、聖霊の三形態は異なっているにもかかわらず
みな同格であり、よく図像として三角形で表現されますが
ヘーゲルにおいては上記のように伝統的な三位一体論のかたちを取りません。
883考える名無しさん:2006/04/19(水) 23:30:18
哲学科で専門的に読むなら樫山訳か金子訳だろう。
またいずれより良いとされているのが牧野訳。
べつに翻訳なんてどれでもいいと思うんだけどね
884考える名無しさん:2006/04/19(水) 23:32:23
汎神論者であることをお忘れなく。
885考える名無しさん:2006/04/19(水) 23:34:39
ヘーゲルってなに?
886考える名無しさん:2006/04/19(水) 23:35:05
以前ヤフオクで長谷川訳の美学や哲学史を安くそろえたけど
金に困って売ってしまった・・・・。とっておけばよかった
887考える名無しさん:2006/04/20(木) 07:36:31
>>882

882さん。ご教示ありがとうございます。

871、877です。

>ヘーゲルにおいては上記のように伝統的な三位一体論のかたちを取りません。

ですから私には、ヘーゲルの神概念が、
キリスト教の伝統的な(三一論的な)神概念とは異質なもののように思えるのです。

884さんのご指摘の通り、
ヘーゲルの汎神論的な神概念と、
キリスト教の伝統的な(三一論的な)神概念の相違なのでしょう。

ではヘーゲルにおける、この汎神論的な「神」とは如何なる存在なのでしょうか。
888考える名無しさん:2006/04/20(木) 23:59:00
「ヘーゲルかスピノザか」という研究書を読んでください



独学で読もうとするとやっぱり困難なことがどんどん出てきますので
やはりどんなにバカにしていても哲学科には行くべきです
授業中リアルタイムでいろいろな情報を知ることができますからね
こうした研究書があってもリアルタイムの授業本旨より逸れた雑談や
余談のなかにも興味のあることがたくさんある可能性は十分ありますからね


ところでスピノザがドイツにはいってくるのは、ゲーテやレッシングなどのロマン主義作家が
「疾風怒涛運動」において作品の理念のうちに取り込みました。
哲学者ではなく作家・詩人たちによりスピノザ哲学がドイツへ持込まれました。
岩波文庫「ドイツ文学案内」で十分にそのいきさつを知ることができます。
上の研究書ならもっと詳細に書かれているでしょう。
889考える名無しさん:2006/05/07(日) 22:51:17
>>888
888オメ!
890考える名無しさん:2006/05/10(水) 13:08:43

 論理規定(カテゴリー)の進行のあり方に3種あって、存在論では「移行」、本質論では「反照」、概念論では「発展」と言われています。そこで、素人質問で恐縮ですが、存在論から本質論、本質論から概念論への進行の、それぞれのあり方はどう考えたらよいのでしょうか。

よろしくお願いします。
891考える名無しさん:2006/05/10(水) 13:27:30
というか、それぞれを、否定(移行から反照)、止揚(移行・反照から発展)とするのでしょうか?
否定、止揚の進行が論理学としては単純過ぎて、これでよいのかなと思うのです。よろしくお願いします。
892考える名無しさん:2006/05/10(水) 15:53:09
『精神の現象学』の訳注「精神の家」って、上妻精が書いたんだよ
893考える名無しさん:2006/05/11(木) 08:55:15
えッ、精神科?
894平下流:2006/05/17(水) 03:05:09
呼んだ?
何か?
895考える名無しさん:2006/05/17(水) 10:38:43
>>890の問題、>>891でなんとなく納得。
896考える名無しさん:2006/05/20(土) 11:14:10
ヘーゲルって、西洋哲学のなかで一番難解で、カントより難しいって聞いてたんだけど
岩波文庫の長谷川訳「歴史哲学講義」(上下巻)読んだけどとても分かりやすくて
面白かったよ!
同じ長谷川訳「精神現象学」も分かりやすい文章でした。
これのどこが西洋哲学書中、最難解の哲学書なんだろう・・・?
岩波文庫の篠田訳カント「純粋理性批判」の方がずーと、ずーと難しかったけど!
897考える名無しさん:2006/05/20(土) 19:49:43
>>896
それは長谷川訳だからだな
898考える名無しさん:2006/05/20(土) 20:14:49
>>896
原文(ドイツ語)でよんでみな。
カントとヘーゲルと、どっちが難しいか、一発でわかるよ。
899考える名無しさん:2006/05/22(月) 08:31:02
>>896
それは篠田訳だからだな
900考える名無しさん:2006/05/24(水) 07:43:06
しかし訳だけでそんなに全体のわかりやすさも一変するもんかねー?
わかりにくい哲学はどんなに工夫して成功した訳でもわかりにくいと思うが。
901考える名無しさん:2006/05/24(水) 08:19:40
まさに。
902考える名無しさん:2006/05/24(水) 12:39:36
原著を読める人が羨ましい。原著から解読できる人はもっと裏山。
903考える名無しさん:2006/05/24(水) 20:28:41
ヘーゲルは卒論のテーマだったから原文で読んだけど、カントは原語で読んだことないな。
カントのドイツ語って、難しいの?
ちなみにヘーゲルは、下手な翻訳を読むくらいなら、原語で読む方が明晰でわかりやすいことが多かった。
904考える名無しさん:2006/05/25(木) 10:37:21
そうですか?>903
『精神現象学』などは、含みこまれているコンテキストが多すぎて、本文読んだだけでわかる
文章にはなっていないと思いますけど。
金子訳の注のような背景説明は、理解に必須ですね。
まあ、903は哲学専攻だったようだから、哲学史の知識があることを前提しての発言だと思うが。
905904:2006/05/25(木) 10:41:44
ちなみに、自分の意見では、長谷川訳は「講義」類についてはよい訳だと思うが、「著作」に
ついてはダメダメ。これはヘーゲルという人が「文章」と「語り」に大きな乖離が会った人だ
ったからだと考えている。『精神現象学』の文章などは、省略が多すぎて、わかりにくいがゆ
えに、妙に想像力(妄想とも言う)を刺激する文章になっている。それが、のちに古今東西の
思想家の想像力(妄想とも言う)をインスパイアしてきた所以だろう。
長谷川訳を読むと、「長谷川解釈」しか頭に浮かばない。それがダメダメな訳である理由。
自分なりの解釈(妄想とも言う)を邪魔するような翻訳で哲学書を読むのは、自分はいやだ。
その点では、樫山訳の方がまだ優秀。何を言っているのかわけわからないところもあるが、
それは原文で読んでも同じ、ということに気付く。
906考える名無しさん:2006/05/25(木) 15:42:50
樫山訳ってけっこう誤訳が多くない?
意味が正反対になっていたり、構文を把握しきれていなかったりとか。
長谷川訳には少なくともそういった類の間違いはほとんどなかったよ。

初心者は牧野訳にしとけばいいんじゃないの。(高いけど)
牧野さんは哲学的センスはゼロだけど、翻訳はなかなか良いよ。
907考える名無しさん:2006/05/25(木) 20:53:28
俺は学生時代、ヘーゲルを勉強していた。
精神現象学は金子訳で十分だったけど、牧野も名前ぐらいは知っていた。

その牧野が、俺の母の中学校時代の級友だと知ったときには、ひっくり返るほど驚いた。
いやー、世間は狭いものだ。
908考える名無しさん:2006/05/26(金) 10:14:51
やっぱヘーゲルは長谷川訳だも・・・。
ほかのはあまりよくわからないのだも・・・。
樫山訳チンプンカンプンで魔法の呪文みたいだも。
よくあんな、わけわかんない文章書くもんだも・・・。
909考える名無しさん:2006/05/26(金) 11:00:41
17 名前: 考える名無しさん 02/11/18 23:04
長谷川訳を持ち上げるやつの特徴(以下、思いついた点を思いつくままに記す)。

・過去に他の訳(金子訳、樫山訳など)で読めずにコンプレックスをもっている
・専門的に確立した訳語であっても、自分が知らない特殊な言葉遣いは即「難解」と信じ込む。
・ドイツ語が読めないし、読もうともしないから、分かりやすければそれいいと思ってしまう。
・日本語のヘーゲル研究の歴史は知らないから、どうでもよいと思っている。
・要するに素人だが、長谷川訳を盾にヘーゲルのしったかぶりをしたい。
・長谷川訳がどういうものか知らずに頑張って定価で買い、熱心に読み始めてしまったので、
そのことを否定されたくないため、いまさら後にひけず、必死で弁護している。

私自身は(初心者への導入という役割もあるので)長谷川訳を頭ごなしに否定する気はないが、
だからといって「革命家」などと言って持ち上げているやつの気がしれない。
読みたいひとは読めばいいが、自分の論文で援用しようとはゆめゆめ思わない。
要するに、そういう類の訳。

http://makimo.to/2ch/academy_philo/1037/1037575410.html
910ウォッシュバーン ◆8mrFGHUA2A :2006/05/26(金) 16:34:21
しかしいくら専門的に確立した訳語とはいえ、
Dasein を定在とか定有とか訳すのはいかがなものか。
「定在する自己」なんて出てくるけど、もう日本語じゃないし。
(ちなみにサルトルはこれをréalité humaine と解釈してハイデガーに怒られている)

まあしかし、Verstand を科学的思考と訳した長谷川先生には負けるか。
でもここまでくるとさすがにネタかな、とわかるからいいと思うけど。
911考える名無しさん:2006/05/26(金) 20:57:17
そんな事いったって、
分かりやすい訳文=良い文章=あたまも良い
わけわからん訳文=悪文=あたま悪いだも・・・。
だから、
長谷川訳=良文=長谷川先生はあたま良いだも
樫山訳=悪文=樫山先生はあたま悪いだも・・・。
912考える名無しさん:2006/05/26(金) 21:10:06
要は一長一短だから使い分けろ、でいいじゃん、もう('A`)
913考える名無しさん:2006/05/27(土) 00:24:12
つか中公バックスに入ってるじゃん。
914考える名無しさん:2006/05/27(土) 00:26:36
平凡社ライブラリーにもあるし。あとは…英訳を買いなさい。
915ウォッシュバーン ◆8mrFGHUA2A :2006/05/27(土) 00:49:17
英訳はMiller のを持ってるけど、すこし古いのと
結構曖昧に訳しているところがあって(指示代名詞とか)
あまり使い勝手はよくない気がする。

意外と仏語圏のほうがわかやすいのかもしれない。
イポリットのとか、ほかに新しい翻訳も出ているようだし。(未確認)
916考える名無しさん:2006/05/27(土) 04:13:50
原文で曖昧にしてあるところは
曖昧にしといてもらわんと困ると思うんだけど
917ウォッシュバーン ◆8mrFGHUA2A :2006/05/27(土) 05:12:43
そうでもないでしょ。
ヘーゲルにしてもわざと曖昧に書いたというのではないだろうし、
ある程度そこに訳者の解釈というのを入れてもらわんとあかんやろ。
と、牧野さんが訳者前書きで言ってた。
918考える名無しさん:2006/05/27(土) 05:22:47
そう?
それは「使い勝手」は悪いと思うよ
訳者の解釈を知るために原著片手に読むなら別だけどさ
919考える名無しさん:2006/05/27(土) 05:25:01
ドイツ語の性と格で明らかに1つにきまるところは「it」にされると困る
と言いたいならもちろん同意するけどね
「原文で曖昧」というのは、ほんとに曖昧というつもり
920ウォッシュバーン ◆8mrFGHUA2A :2006/05/27(土) 05:27:03
原著の語句をそのまま母語と一対一対応させた翻訳なんてものはあまり意味がないと思うが・・・
921考える名無しさん:2006/05/27(土) 05:38:43
なんでそう極端にいくのかよくわからんけど
922ウォッシュバーン ◆8mrFGHUA2A :2006/05/27(土) 06:26:27
英訳はそれ(一対一対応)に近い形になっているし、
樫山訳も文脈ごとに訳し分けをせず、機械的にDasein =定在と訳しているから意味不明。
「ほんとうに曖昧」というのが何を基準にして言っているのかよくわからんが。
とくにヘーゲルの場合、解釈を入れずに訳すって不可能だと思うんだけど。
923考える名無しさん:2006/05/27(土) 07:27:10
むこうのアマゾンの書評

It is a very difficult book to work with, because it is written in a very daunting manner,
which means it is not realistic to imagine reading it outside of a university course in which
someone can lead you into the reading of Hegel's phenomenology.

This translation by Miller is also imperfect. This translation was meant as an improvement to
the older Baillie translation but, while this one is marginally more "literal,"
it does not do as good a job as Baillie at communicating the sense of what's being said.
If you can only have one translation, this is probably the better choice, but if you are
studying the book seriously, I highly recommend hunting down a copy of Baillie's translation as well.
924考える名無しさん:2006/05/27(土) 12:02:38
それは要するに原文を一人で読む頭がないってこったろ
原文は文脈ごとに言葉の使い分けをせず常にDaseinは
Daseinと書いてあるんだから
925考える名無しさん:2006/05/27(土) 12:09:10
なるほど、やっとなんとなくわかってきた
「使い勝手」というのは、誰にもつかずドイツ語の勉強もせず
一人でヘーゲルを読むために使う、ということか
それなら解釈が必要だという意見に同意できるよ
ここは研究者スレだから研究者にとっての使い勝手のことだと
勝手に思い込んでいた
926考える名無しさん:2006/05/27(土) 12:09:12
なんでそう極端にいくのかよくわからんけど
927考える名無しさん:2006/05/27(土) 12:14:36
でも解釈入ってる翻訳だけ読んでると
研究者相手には
「この人○○訳でしか読んだことないんだなあ
 ○○さんの誤読そのまま真に受けてる」
ってばれるよ
ていうか俺が昔それで教授にたしなめられた
それでもいいならどうぞ
もちろん研究者はそれではいかんが
928考える名無しさん:2006/05/27(土) 12:16:34
>>927
英訳の話をしてるんですけど。。
929考える名無しさん:2006/05/27(土) 12:19:52
ん?
俺何か日本語訳にしかあてはまらない話をしたっけ?
930考える名無しさん:2006/05/27(土) 12:22:36
ちょっと何を言ってるのかわからんよ。
君はあの英訳を読んだことあるの?
931考える名無しさん:2006/05/27(土) 12:27:34
これでわからんのでは話すのやめときたい
Miller訳の精神現象学は一応手元にある
932考える名無しさん:2006/05/27(土) 12:32:06
それなら923の書評についてどう思うわけ?
Miller訳はそれなりに使えると思ってるの?
933考える名無しさん:2006/05/27(土) 12:34:59
あと「ほんとうに曖昧」というのは何を基準にして言っているの?
934考える名無しさん:2006/05/27(土) 12:42:11
>>932
それは何を「使い勝手」というかによる
>>925の「使い勝手」ならMillerではちょっときついかもしれないが
しかしその書評とやらがいみじくも

> it is not realistic to imagine reading it outside of a university course in which
> someone can lead you into the reading of Hegel's phenomenology.

と言っているように、そもそもヘーゲルを一人で読むこと自体とても難しい
大学の授業でならMillerはじゅうぶん使える
英米では大学院の授業でMillerを指定している先生はいるよ

>>933
研究者の間でも解釈のわかれるケースを念頭においてた
> ドイツ語の性と格で明らかに1つにきまる
ように簡単に解決できる曖昧さではなくて、ということ
935考える名無しさん:2006/05/27(土) 12:46:46
大体わかりました。
ちょっと食い違いがあったようですね。
936ウォッシュバーン ◆8mrFGHUA2A :2006/05/27(土) 13:27:17
937考える名無しさん:2006/05/27(土) 13:52:56
正解です
938考える名無しさん:2006/05/29(月) 10:19:08
>>936
>>927
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1102664061/333
おなじ人かな。

333 :考える名無しさん :2006/04/05(水) 01:50:06
俺は学部時代に教授から「きみ、○○さんの訳で読んだでしょ?」
「これこれこういう誤解をしてるから○○訳だとすぐわかったよ」
と言い当てられて以後なるべく原語で読むようにしてる


・・・原書で読む意義がちょっとズレてるような・・・。
939考える名無しさん:2006/05/29(月) 11:40:33
それが意義だとは誰も言ってないんじゃないかな
940考える名無しさん:2006/05/29(月) 17:01:27
現在のドイツじゃヘーゲルは忘れられた哲学者?どうなの?
941考える名無しさん:2006/05/31(水) 22:58:02
ドイツにもヘーゲル研究者ってたくさんいるけど
942考える名無しさん:2006/06/01(木) 20:57:25
俺は最近ドイツに留学したわけではないから、正直確実なことは言えないけど、
ハーバーマスが現代ドイツ哲学界の顔であること等から推測すると、「日本で
西田幾多郎が生きている程度には生きている」と言えるんじゃないかな。

ちなみに、哲学の老教授の講義を受講するなら、「善の研究」は必読だよ。
老教授たちの世代は「主観と客観の分離、彼岸と此岸の区別、等は、西田が
克服済みだ」という前提で話をすすめるから。
943考える名無しさん:2006/06/29(木) 22:26:54
その西田の話ってドイツでのこと?日本のこと?
944942:2006/06/30(金) 21:26:19
もちろん日本での話。
945考える名無しさん:2006/07/01(土) 20:20:45
西田は訳分からん、波多野精一や和辻哲郎のほうが文章も名文で
思想も高尚深遠で理解できる。
キタロウは、ある意味ヘーゲル以上に難解晦渋だ。
原典は日本語なのに・・・!
946考える名無しさん:2006/07/18(火) 17:02:06
ヘーゲルにおいて観察されるのは
ものごとを明解に表現する努力の完全な放棄
精神病者によく見られる類の独特のことば使い
伝達力が死にかけているこれらのことばを理解するには
ほとんど精神科医の忍耐と洞察力をもってヘーゲルを読まねばならない

この分野で、わけのわからんことを書いて
平然としているアホが多いのは、ヘーゲルの功績に負うところが大きい
947考える名無しさん:2006/07/24(月) 11:08:57
はだかの王様ヘーゲル様
948考える名無しさん:2006/07/24(月) 21:45:04
ヘーゲルの時代のドイツ人たちは、ヘーゲルのあの極悪非道の文章でも、一通り
読むと、「分かった気になる」ことができた(本当に「分かった」わけではない)
のではないか。それなりに。あの時代のあの国ではあんな文体が流行ってたんだろ。

ちょっと昔に流行ったパフィーの「アジアの純真」の歌詞は、全文これすなわち
無意味だ。それでもあの頃は、それなりに流行った。カラオケでも歌われた。

そういうことって、あるもんだ。
で、その大昔に流行った「ヘーゲル語」を現代語に翻訳するのが、これが大仕事
なわけで(多分、半分ぐらいは無意味なフィーリング語だろう)、世界各国のヘーゲル
研究家はこの翻訳作業で飯を食っているんだな。
949考える名無しさん:2006/07/25(火) 18:26:28
で、どうなんだろ、日本語だと200年も昔の書物を
読むのは一苦労も二苦労もするが、現代の現地人にとって
ヘーゲル時代のドイツ語って簡単に理解できるん?
950考える名無しさん:2006/07/25(火) 19:36:55
ヘーゲルを読むようなドイツ人は存在しない。マジです
951考える名無しさん:2006/07/25(火) 21:26:52
>>949
前世紀の本で恐縮だが、城塚登 著「現代の知的遺産 46 ヘーゲル」1980年 講談社刊
によると、「私が西ドイツで会った大学生も、ヘーゲルの『精神現象学』を読み始め
たが、最初の10ページで挫折したと語り、肩をすくめていた。」(p6)とのことだ。

21世紀のドイツ人にとっては、ますます難解になっていると思われる。
952考える名無しさん:2006/07/26(水) 03:30:00
それは単に中身が難しいからの可能性があるから、>>949の疑問に
答えていないと思う
953考える名無しさん:2006/07/26(水) 14:12:16
本論より序文のほうが面白い。
954考える名無しさん:2006/07/26(水) 14:21:07
ドイツのアカデミズム内部でのヘーゲル評価は>>946と一緒だよ。
955考える名無しさん:2006/07/26(水) 14:21:31
本論は理解できないが、
序文は理解出来たと勘違いしてるからさ。
956考える名無しさん:2006/07/26(水) 17:44:23
あの時代の書物ってたいてい序文は重要なんだよ。
中身をひろく知らしめるために序文で説明つけるのは慣習になってたし
957ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/07/26(水) 19:33:06
しかしぶっちゃけるとヘーゲルを超えた哲学者はいるのかという気もする・・・
958考える名無しさん:2006/07/26(水) 19:48:27
ぴかぁ〜が最近まともだな。何か掴んだっぽい。
959考える名無しさん:2006/07/27(木) 01:45:36
哲学は科学ではなく、その本質を純粋思弁に置くものであるからして、ヘーゲルを最高峰としても
何の不思議も無いのであるが、いかなる思弁も感性世界、生活世界に基盤を求めざるを得ずとして
展開されたる哲学がマルクスであり、ハイデガーでもあったわけである。
960ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/07/27(木) 22:33:32
>しかしぶっちゃけるとヘーゲルを超えた哲学者はいるのかという気もする・・・

考えたら越えたと言えないが、ハイデガーとフロイトかなと・・・
三者を見事に融合したラカンは最強だなと・・・
でもヘーゲルを越えたわけではないが・・・
961考える名無しさん:2006/07/27(木) 22:47:41
ヘーゲル哲学の凄まじいところは、あれだけ思弁的、歴史的でありながら、
生活世界に基盤が置かれてたところでしょう。
962考える名無しさん:2006/07/30(日) 21:45:49
後進国ドイツの生活世界に、だけどね。
963考える名無しさん:2006/08/07(月) 14:59:23
『宗教哲学講義』に限らず、ヘーゲルの著作で一番いいと思われる訳を教えれ
964ユダの告白:2006/08/07(月) 16:06:16
長谷川宏訳「精神現象学」、同訳「歴史哲学講義」。
とくに後者は、素人でも分かるよ。
965考える名無しさん:2006/08/07(月) 16:19:01
966考える名無しさん:2006/08/07(月) 16:28:00
結局のところ長谷川訳はどうなの?
967考える名無しさん:2006/08/25(金) 01:37:08
カントとかスピノザとか読んだ経験ないのにヘーゲルから入るのは
無謀ですか?いけるとしたらヘーゲルの著作で、最初は何を読むのが
いいと思いますか?
968考える名無しさん:2006/08/25(金) 03:49:48
>>967
哲学史講義
歴史哲学講義
純粋理性批判

このあたり読んで精神現象学へというのが、このスレで何度も繰り返されてきた応答だと
思うけれど、別に研究者やるわけじゃないんだから長谷川の解説本とか読んで
わからないながらに精神現象学の序文くらい読んで、
手当たり次第興味あるの読んで、
それでもヘーゲルが気になるならじっくり外堀生めながら、できれば英訳も読めるようにしながら
読み進めたほうが、楽しいし無理せず読めるんじゃないの。
そもそもカントも読んだことないのにどうしてヘーゲルが読みたいのかよくわからないけれど。
969考える名無しさん:2006/09/16(土) 00:37:11
別にカントとヘーゲルが後先違ってもいいじゃん。
長谷川センセもヘーゲル読んでカントを遅まきながらって
ことだよ。
970考える名無しさん:2006/09/16(土) 11:14:11
970
971考える名無しさん:2006/09/16(土) 21:05:31
重要文化財スレに認定
972考える名無しさん:2006/09/17(日) 15:47:12
ヘーゲルの文体は
明らかに精神的疾患が原因で
歪み、ねじくれ、濁っている。
濁って底が見えないのを
「深い」と思い込む阿呆が世間には多い。


他人に理解しづらい特異な言葉使い(新作言語)で
妙な考えを長々と陳述するのは
ある種の精神病によく見られる症状である。
ヘーゲルの書き残したものは
典型的で雄大とさえいえる精神病の一症例として歴史に残るだろうが、
結局のところ寝言以上のものではない。

973考える名無しさん:2006/09/17(日) 18:43:18
おい、そこまで百年も昔の独語を理解できるとは
本当だとしたらスッゲーじゃん。
まぁ、おそらくはヘーゲル脱落者の繰言だろがな。
974考える名無しさん:2006/10/06(金) 13:14:20
age
975考える名無しさん:2006/10/06(金) 15:06:41
中国語(漢文)の文献を恐る恐る扱った日本国の2千年の伝統がある。中国から伝来したありがたい世界思想の類も、
どうせ分からないまま、分かった振りをした、それぞれの時代の、留学僧たちが、国家枢要の人材として、登用されて、
それで、「五山(ござん)文学」(鎌倉と、京都の両方)の僧侶たちのような者たちがいた。彼らは、仏僧のくせに、
儒教の文献を読んで解読するということをやらされた学者たちだ。彼らは、今で言えば、フランス語も自由には
出来ない癖に日本のフランス文学者を名乗った連中で結局、消えてしまいました。
(中略)
ですから、ここで、「・これはね、だからね・・・という訳(わけ)なのよ」の「訳なのよ」の「訳(わけ、やく)」
という日本語が極めて重要だ。すべて、日本人は、今も、「それはね、こういう意味であって、そういう訳なの。
分かったかい?」なのである。朝から晩まで、「そういう訳なの」で、日本語の意味論的な翻訳(トランスレート)を
やりながら生きているのだ。違うのですか。
私は、これらの二言語通過、翻訳、真実読み破り訳文、体や肌触りで分かるような浪花節(なめらかな)日本語訳への問題を、
これからも追究する。そのために、急いで、弟子たちに、『政治思想の本の真実読み破りと、なめらか訳の技術の伝授』を
やってしまいたい。そうすれば、以後は、私の弟子たちが、すぐれた翻訳をやって、むずかしいがしかし定評のある外国書
を日本人知識層が、嘘つきではなく、知ったかぶりではなく、いいかっこしいではない、西欧の最先端思想を自分だけ知って
いる、分かっている風の、だましの思想の嘘輸入がなくなる。これを、なんとしても、はやく実現しなければ、いけない。
976考える名無しさん:2006/10/06(金) 16:45:26
【mixi】アタック25で不正をして優勝賞金をゲット?
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/quiz/1159715625/
977考える名無しさん:2006/10/06(金) 18:50:20


自然は精神がめとる花嫁である by G・W・F・ヘーゲル

978考える名無しさん:2006/10/07(土) 05:44:55
979考える名無しさん:2006/10/09(月) 05:36:24
アダルトチルドレン(AC)について
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1035617398/
980考える名無しさん:2006/10/09(月) 20:51:01
980
981考える名無しさん:2006/10/10(火) 01:32:09
980いったら保守しても自動的に落ちるので、誰か新スレ頼む

その間はこちらにどうぞ
ドイツ観念論総合
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1117819841/
982考える名無しさん:2006/10/10(火) 02:30:12
立てました。

ヘーゲル研究者のみなさま! part2
ttp://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1160414968/
983考える名無しさん:2006/10/10(火) 04:24:29
パネンベルク
984考える名無しさん:2006/10/11(水) 04:10:52
ヘーゲル
985考える名無しさん:2006/10/11(水) 04:11:26
研究者
986考える名無しさん:2006/10/11(水) 05:41:00
祝 中日ドラゴンズ優勝記念セール情報!!
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/sale/1096638511/
987考える名無しさん:2006/10/11(水) 12:23:18
へぇー出る
988考える名無しさん :2006/10/11(水) 13:01:59

「日本ヘーゲル学会」って確かあったな?
989考える名無しさん:2006/10/12(木) 06:29:01
h
990考える名無しさん:2006/10/12(木) 06:29:31
e
991考える名無しさん:2006/10/12(木) 06:30:01
g
992考える名無しさん:2006/10/12(木) 06:31:06
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993考える名無しさん:2006/10/12(木) 06:31:38
l
994考える名無しさん:2006/10/12(木) 07:06:08
gwfh
995考える名無しさん:2006/10/12(木) 07:06:38
gwfh
996考える名無しさん:2006/10/12(木) 07:21:38
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997考える名無しさん:2006/10/12(木) 07:22:08
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998考える名無しさん:2006/10/12(木) 07:22:39
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999考える名無しさん:2006/10/12(木) 07:23:09
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1000小倉優子 ◆en0rG2J.f6 :2006/10/12(木) 07:23:39
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