☆☆ 古本屋総合情報&雑談スレ ☆☆

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261考える名無しさん
久々に行った神保町で金子武蔵訳の『精神の現象学』が上下合わせて7800円で売ってた。
買いたかったけど、手が出なかった_| ̄|○
262考える名無しさん:05/02/01 08:05:27
そんな馬鹿げた本にバカな投資するくらいだったら原書で読めよ
<精神現象学
263考える名無しさん:05/02/01 11:23:08
>>261
『精神の現象学』の邦訳なら平凡社ライブラリー版で十分。
264考える名無しさん:05/02/01 11:28:57
つーか長谷川宏訳で十分だろう
265考える名無しさん:05/02/01 11:32:23
>長谷川宏訳
はDQN向け
266考える名無しさん:05/02/01 11:59:23
長谷川訳は確かに評判は悪いが、読み易いという点からいえば、あれが
一冊手元にあれば実際には十分使える。
要するに本当に読み込みたい内容があるのなら、そこで原書を直接
あたればいいだけの話だから。
平凡社は樫山だったかと思うが、あんな酷い昔の日本の哲学文体も
またない。あんなのは人間の読み物にはまずならない。
こうして相対的に見たときは長谷川訳が結果的に一番なのだな。
267考える名無しさん:05/02/01 12:06:24
>>266
長谷川訳の是非はともかくとして、
樫山訳について一言っておくと、平凡社版では補訂を経ているので
元の訳よりマシになっています。
私は平凡社版を常用していますが、特に問題なしです。
あの程度の生硬さに耐えられないようであれば
哲学翻訳書のほとんどの和訳が読めなくなるでしょう。
268考える名無しさん:05/02/01 12:20:59
それは君が元からちゃんと哲学書を理解しながら読み進めるタイプ
じゃないからなんじゃないの?
哲オタ達のナルシスティックで半ば形骸化した評判を除けば
長谷川訳>>>樫山訳 であると思う。
長谷川訳はその簡易さえゆえにいい加減だと思われてるのだろう。
しかしヘーゲルの全体的な考えを把握するのであれば、本当は元から
そんなわかりにくいストーリーなど組み立ててもいないはずだろうな。
要するに今の翻訳で言えば、ジジェクの翻訳がこの精神現象学の
翻訳の状態に似ているのだろう。本来わかりやすいはずのものを
無理にわかりずらくしてしまっている。これはまさに樫山的な伝統的な日本哲オタのわかりにくさ
=中味不毛性である。
真に理解したいと思えば原著と原語に当たればいいだけの話だな。
269考える名無しさん:05/02/01 12:39:15
翻訳は読みやすければいいってものではないですよ。

日本の哲学翻訳の歴史は、正確に訳すために様々な工夫や技術を
凝らして進歩してきたわけなので、そういう先人の成果を無視した
ところで我流の翻訳をして悦に入っている方が、ナルシスティック
なんじゃないですか。

言語も時代も地域も違うヘーゲルに、いささかとっつきにくいところ
があったとしてもそれは当たり前のことだし、
それを理解しようとして、日本でも膨大なヘーゲル研究がなされてきたわけだし。

この板で長谷川訳を推す人は、ヘーゲルに付き合う根気を払う気が
ないくせにヘーゲルを読んだことにしたい言い訳として持ち出す
場合が多いので、やや辛口に書いてますけど。

それから、原語読めばいいっていう開き直りができるなら、
正確な翻訳なんてもう一切しなくていいわけでね。

思想の要点をざっとつかみたいのなら解説本読んでればいいだけの話で。

ちなみにジジェクの訳に悪いものが多いのは単に訳者が駄目なだけ
でしょう。少し読んだことがあるだけで、よくは知りませんが。
270考える名無しさん:05/02/01 12:57:07
だから樫山キン四郎というのがダメダメ哲オタ代表みたいな
どうしようもない過去の早稲田の遺物(汚物?)なんだという話なんだよw
言ってしまえばw

一個の書き手として考えたとき、それでもまだまともな理性と脳味噌の
持ち主として、長谷川宏と樫山と金子武蔵を比べてみて、どれが
一番見られるのか?という話なんだよ。

君はその自説で突っ走りたいのなら、樫山キンというのが、どんなに
ダメな人なのかという歴史的な事実を、まず図書館にでもいって
調べてみればよいだけの話だよ。もう長谷川がなんだとかいってる場合の
度合いではないなw
271考える名無しさん:05/02/01 13:09:50
「このサクラ吹雪が目に入らんか?」みたいな名前の人だなあ。
272考える名無しさん:05/02/01 13:09:57
訳業が優れていても訳者の著作物がどうしようもなく凡庸だ
といったことはむしろよくあることで、
単に分けて考えるべきだと思いますよ。(無論逆の場合もある)

私は、樫山氏個人がどんな人物でどんなことを考えていたか
ということついては殆ど全く興味が持てません。

訳業は訳業として評価するのみです。
273考える名無しさん:05/02/01 13:18:10
まして、名前が町奉行を連想させるなんて、どうでもいいってことだな。
274考える名無しさん:05/02/01 13:25:27
だから樫山のあの翻訳文は間違っているでしょう。
読んでいてそれに気がつけない人には、もう何を言ってもしょうがないでしょう。
とにかく基本的な事実の認識が入ってこないんだから。
基本的に間違っている翻訳の文章というのは必ず読み難いもんですね。
ジジェクの例がわかりやすいかもしれないが。あとベンヤミンの訳、
ドゥルーズの訳、デリダの訳、・・・。

しかし読みやすいからといって、やはり長谷川も間違っているかもしれない。
同じ読みにくいでも、樫山が前提にしてる金子も間違ってるのだろう。

だから原書を横に置けといってるまでだよ。
抜粋と要約による解説書よりは、それでもまだ一応全部訳した翻訳書の
ほうが使う価値がある。
275考える名無しさん:05/02/01 13:41:14
>>274
>樫山のあの翻訳文は間違っている

そこまでいうなら具体的に指摘して下さい。
どんな翻訳も少しは誤訳がある、程度の話なのであれば
聴く耳はもちませんけれど。
276考える名無しさん:05/02/01 13:43:11
何か、専門家の卵っぽい香具師がいるようだけど、原書を読むかどうか
で専門家/非専門家を分けようっていう考えは強いね。一方で、「原書
で読まなきゃダメだ」って言っている大先生の主要な業績が翻訳だった
りするから、その矛盾を止揚するためにも、この区別が必要なんだろう
なぁ。w
277考える名無しさん:05/02/01 14:42:11
だから哲学は哲学をやっていないと言われるんだよ。
他人の書いたものの解釈に半生をかけて、
世の中の疑問の解明には無関心。
アホかバカかと
278考える名無しさん:05/02/01 15:05:46
>>262-277
どうでもいいけど、スレ違いだ。
以降は下のスレでやってくれ。

ヘーゲル 『精神現象学』を読む
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1069557892/
ヘーゲル研究者のみなさま!
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1013844825/