1 :
Mercury ◆YXXD24Gj2U :
04/08/07 01:21 ID:MwRqCkv7
2 :
本当にあった怖い名無し :04/08/07 01:24 ID:OnbmM3F9
ハード・コアなUFO議論モトム
3 :
本当にあった怖い名無し :04/08/07 02:10 ID:tcLbWxap
5ゲットォ!
@ノノハ@パーン
.( ‘д‘)
⊂彡☆))Д´)
>>1
議論してないよ
6 :
本当にあった怖い名無し :04/08/07 04:02 ID:ZCrShymT
ウフォ、いいUFO
7 :
本当にあった怖い名無し :04/08/07 04:10 ID:IgJx22JF
小倉UFO
8 :
本当にあった怖い名無し :04/08/07 05:15 ID:DcV6YUBF
UFO=タイムマシンでファイナルアンサー
9 :
本当にあった怖い名無し :04/08/07 06:13 ID:ZCrShymT
ピンクレディって動きがハードだったらしいな
ヘ( ´Д)ノ 10 UFO
>>1 水銀オジサンは
スレを立てた事を忘れていそう
なんかガッカリしました。
13 :
本当にあった怖い名無し :04/08/08 08:39 ID:nd1LLH9w
( ´・∀・`)へー
14 :
本当にあった怖い名無し :04/08/10 22:01 ID:NKwZoVf1
あげよっと!
15 :
本当にあった怖い名無し :04/08/10 22:28 ID:OXmil9ZK
あらよっと!
18 :
本当にあった怖い名無し :04/08/12 11:10 ID:AOhsv2qu
Forbidden You don't have permission to access /cgi-bin/digitalcamera/imgboard/img-box/img20040810021825.jpg on this server
19 :
◆UFO.m6qS4I :04/08/12 12:41 ID:r4jb59sg
>>16 拡大してみたけど16×16ピクセルの完璧な正方形だね
それと物体のまわりを見たけど加工した後は見られなかった
黒い中にも回りに行くにつれてフェードアウトしていて
中に球体みたいなのが見えるから
まるで球体UFOのまわりにある四角いバリアみたい
黒い四角の周りに 縦長長方形のモヤみたいのかかってない?
21 :
本当にあった怖い名無し :04/08/12 15:46 ID:FGH5FRwp
それは写真とったら自然に写るものだから これが本物っていうの意味してるんじゃないのか?
23 :
本当にあった怖い名無し :04/08/13 00:28 ID:9IuZBsEO
ドット抜け、ええかげんにせえよ
25 :
本当にあった怖い名無し :04/08/13 17:04 ID:H5ZtX4B6
そのUFOは、ツングースカの謎の迎撃システムに やられたんだろ?
26 :
Mercury ◆YXXD24Gj2U :04/08/15 00:03 ID:3MD5b8s8
やぁー皆さん。皆さんにおかれましては情けない
>>1 に愛想をつかして
勝手にやっていることと思います。
ええ、それでいいんですよ。それでいっちゃってください。
いつかエンジェルパスさんが来ますから。
そんときこそ俺の出番。本には謝辞として
「水銀さんにはお世話になりました」
って載るつもり。え?文句ある?
27 :
本当にあった怖い名無し :04/08/15 00:44 ID:z2cfNUYn
UFO爆発したん?
>>27 続報待ちです。
今、民放各局が取材中
・・だと良いですね
>>26 おまえ、エンパスさんに相手にされてなかったじゃん(w
漏れの手元には、何日かしたらエンパスさんの同人本が届く予定だからすげえ楽しみだ。
漏れが行ったときは、委託のサークルじゃ売り切れだった。
残ってた見本本でいいから、その場で欲しかったけど、在庫対応してくれるっていうので頼んでしまった。
あの厚さで1200円は、随分良心的だ。送料は別途だけど..
夏コミで手に入れられなかったヤシは、このあと自費出版が出るらしいぞ。
エンパスさん本人はアテネに行ってるらしいんで会えなかったが、委託サークルの人にいろいろ話を聞いた。
もめた権利関係ってのは、マ○ヤーの件らしい。
さもありなんだよなあ。
30 :
本当にあった怖い名無し :04/08/15 04:02 ID:kCwfDpO4
同人ヲタ?
33 :
本当にあった怖い名無し :04/08/15 13:05 ID:ViD1q2+a
>32 ん?レタッチ 元画像は「夕日」でGoogleのイメージ検索した最初のページの下のほうにあった
34 :
Mercury ◆YXXD24Gj2U :04/08/15 13:53 ID:/sfvo3S9
>>29 うん。てか、召還されたからネタもないのに書き込んだだけ。。
同人本って?
夏コミってあのアニメの?
まあ、自費出版でたらここで是非ご報告を。。
あ、エンジェルパスさん、
>>26 は冗句なんであんまり怒らないでくださいまし。
UFO信者ってやっぱりアダムスキー信者なんかな?
38 :
@ :04/08/17 05:12 ID:lvSeLK+K
真の洗脳は、洗脳せずになされるものだ。 あるかないか、そういう「トグルスイッチ」を用意すればいい。 あくまでその「設定の枠組み」において、真偽を議論し、 洗脳から抜けようとする。抜けたところで、それもまた洗脳にすぎない。 つまり、逆洗脳もまた、洗脳にすぎない。 そのどちらからも、抜けなければならない。
39 :
@ :04/08/17 05:15 ID:lvSeLK+K
真実は、誤情報ほどにはドラマチックではないが、 やはり常識に比べれば、それをはるかに超えていることには変わりない。 事実、それだけの大きな「インパクト」があった。 その余波が、いまここに、たしかな「影」を落としている。
40 :
@ :04/08/17 05:21 ID:lvSeLK+K
UFO事象、その真実を正確に把握していくために、 まずはロズウェルから始めなければならない。 すべてはここから始まる。 まず我々がやらなければならないことは、 意図的に設定された枠組み、 そのトグルスイッチから脱することだ。 これまで撹乱されてきた、 知覚の呪縛を解除することだ。
1947年7月2日の夜、ニューメキシコ州ロズウェルで、自宅の外に出て いたカップルが、光り輝く物体が落雷のような音を発しながら、南東から 北西の方角へと夜空を横切るのを目撃した。ロズヴェル陸軍航空基地 に、その知らせが入ったのは、午後9時50分頃のことである。その夜は、 アメリカ内陸部独特の雨が伴わない雷が飛びかっていた。 翌朝、物体の飛び去った方角へ約120キロメートル離れた地点―― フォスター牧場――で、あるとんでもない物が発見されることになる。 牧場の管理人マック・ブレーゼルは、昨夜の激しい雷の中で、落雷とは 明らかに異なる異様な“爆発音”を聞いた気がした。その正体を確かめ ようと、ブレーゼルは自動車で放牧地へと出かけた。すると、母屋から 12キロメートルほど行った先で、多量の、しかも見なれない金属性の 破片が、100メートルにわたって散乱してた。前夜の爆発音と何か関係 があるのかも――彼はそう思ったが、別に気にもならなかったので、 そのままにしておいた。 5日目、ブレーゼルはもっと調べてみようと考え直し、今度は破片の幾 つかを拾い集め、隣家のプロクター夫妻の家に持ち込んだ。それは見 れば見るほど奇妙な物体だった。夫のフロイドが、アルミ箔のような薄 い破片を手にしてナイフで削ろうとしたが、またく刃が立たなかった。 ライターの火で炙っても燃えなかった。もっと奇妙だったのは、紙のよう な物質をクシャクシャに握りつぶしてもシワ一つ残さず、すぐに元の状態 に戻ったことだった。 6日目の晩、ブレーゼルはコロナの町に用事で出かけ、はじめて空飛ぶ 円盤騒動に気づいた。ひょっとして、自分が回収した物体は空飛ぶ円盤 の破片だったのか――
7日目、ことの重大さに気付いたブレーゼルはその日になって、残骸の 一部を持参し、郡保安事務所へ届け出た。今まで見たこともない奇妙な 金属片を目の前にした保安官、ジョージ・ウィルコックスは尋常ではない 何かを感じ、すぐにロズウェル陸軍航空基地に通報。 “コロナにある牧場で、妙な物体が墜落した”これを聞いた第509爆撃 大隊情報部のジェシー・A・マーセル少佐は、同隊の指揮官であるウィ リアム・ブランチャード大佐の指示により、CIC(対敵情報部隊)の将校 シェリダン・キャビットを伴って、現地へ赴いた。彼らは丸1日牧場に留 まって調査を行い、翌日、破片類を1つ残らず回収して基地に持ち帰る。 その後、現地に到着した陸軍航空隊と憲兵隊によって、牧場はたちまち 封鎖された……
翌日の7月8日、基地司令官ウィリアム・ブランチャード大佐の命令によ り、基地広報担当官ウォルター・G・ハウト中尉を通して、歴史的とも言 える重大発表を行った。 かねてより噂されていたUFOの存在が昨日、現実となった。ロズウェ ル陸軍航空基地第509爆撃大隊情報部が、ある地元牧場主とシャベ ス郡保安官事務所の協力を得て、UFOを回収した。この飛行物体は 先週ロズウェル近郊に降下した。電話設備がなかったために、保安官 と連絡が取れるまで、この牧場主がUFOを保管した。連絡を受けた保 安官が第509爆撃大隊情報部のジェシー・A・マーセル少佐に通報し たのである。陸軍はただちに行動を開始し、牧場主の自宅でUFOを 回収した。UFOはマーセル少佐によって点検を受けたあと、少佐から 上級指令部に移管された。 軍がUFOの存在を認め、さらには墜落したUFOの残骸を回収したと公 式に発表したのである。当然、全米は大騒ぎとなった。ワシントン・ポス トやニューヨーク・タイムズをはじめとする各地の有力新聞がこぞって取 り上げ、AP通信により広く海外に知れわたった。ところが、この発表か らわずか数時間後、軍は、UFOを回収したという報道は誤報であり、墜 落したのは単なる気象観測用気球に過ぎなかったと前の発言を撤回し た。誤報の責任は、報道官に過ぎないハウト中尉が負わされた。ハウト 中尉は、基地指令官ウィリアム・ブランチャード大佐の指示を忠実に実 行しただけだと反論した。
しかし、当のブランチャード大佐は、その日のうちに早々と休暇を取り、 記者団の前には姿を現わさなかった。一方で、第8航空隊指令官ロジ ャー・M・レイミー准将は記者団に気象観測用気球の残骸を披露し、 改めて訂正報道を行った。こうして、全米をあげての大フィーバーは1 日のうちに沈静化し、すべては気球の誤認ということで一見落着した― ―かに見えた。 ロズウェル事件には続報が多い。 同じく8日、牧場を閉鎖状態にする軍の態度に疑問を抱いた地元のラジ オ局“KGFL”の局長ウォルト・ホイットモアは牧場主のブレーゼルから 直接コメントを取ろうと、全米にインタビューを流す段取りを進めていた。 しかし、ワシントン連邦通信委員会(FCC)の会長スロウィから、同局の オーナーに直接電話が入り、国防上の問題から一切の報道を禁じると 通達。命令を無視すれば、FCCの免許を没収し、ラジオ業界から永久 追放すると脅される。やむなく、ホイットモアは放送中止に同意。 インタビューするはずだったブレーゼルは1週間近くも基地内に軟禁さ れ、帰宅してからは事件に関して一切口を噤んでしまった。 はたして、フォスター牧場で発見された残骸は、本当に軍が言うような 気象観測用気球だったのだろうか?誤認しようのない単なる気球の残 骸を、当局の専門家たちがどうして“UFO”だと早合点してしまったのだ ろうか? ロズウェル事件には多くの矛盾点が見出される。
1947年7月9日付のロズウェル・デイリー・レコード紙には、ブレーゼル のコメントも載せられている。そこには「過去に2度観測気球を見ている が、今回のものはそれとは違っている」とある。 さらに誤報の責任を負わされたウォルター・G・ハウト中尉は、マーセル 少佐がレイミー准将を通して記者団に公開した残骸は、自分の見た残 骸とは異なっていたと主張している。 ところで、フォスター牧場にばら撒かれた残骸は、どちらかといえば小さ な破片ばかりであり、大きな物でも長さ1メートル程度であった。もし、 残骸の正体が、軍の公表したような“UFO”なら、機体の主要部分が 発見されてもいいはずである。 これに関しては、興味深い情報が流れている。いわく、フォスター牧場 に落下した物体はUFOの一部に過ぎず、本隊は別の場所に墜落して いたというのだ。その場所は、ロズウェルから北西の方角――ちょうど 空飛ぶ円盤が飛び去った方向――ファスター牧場から西へ約200キロ メートル離れたサンアウグスティン平原である。 この話によれば、連邦政府の土壌管理部に雇われていた土木技師の バーニー・バーネットという男が、空から真赤に燃える物体が砂漠に墜 落したところを目撃。一夜明けて、墜落現場に車を走らせると、墜落し たUFOの機体が発見されたというのだ。
UFOは、直径約11メートルで、ステンレス製でできたような金属的な 外観をしていた。機体の一部を吹き飛ばされた状態で地面にめり込ん でおり、破損部分から内部が見えたという。ちょうどその時、付近で調 査をしていた考古学調査団の一行もやってきて、墜落したUFOと機体 の側に横たわる乗員の遺体を一緒に観察し始めた。遺体は4体あり、 どれも背丈が低く、頭髪のない丸い頭部と小さな目、そしてグレイ色の 肌を持っていた。外見からして、いわゆるUFO研究家たちの主張する 「EBE(イーバ)」もしくは「リトル・グレイ」と呼ばれる種族ではないか 思われる。 しばらくして、墜落現場に陸軍のジープが到着。彼らは駆けつけた将校 に厳重な事情聴取を受け、詳しい身元を聞かれたうえ、この事件を他 言しないよう威圧的な態度で命令された。事情を察したバーネットたち は足早にその場から立ち去ったという。 これが異星人の遺体回収で知られる“サンアウグスティン事件”であり、 先のUFOの破片事件と併せて“ロズウェル事件”と呼ばれることもある。 もっとも、この話が浮上してきたのは、破片回収事件から何十年も後の 1978年であり、UFO研究家のスタントン・フリードマンがミネソタ州で 講演を行ったさい、聴衆の中にいたバーネットの知人であるヴァーン・ マルティス夫妻がもたらした情報だった。 そのため、事件の信憑性を疑う研究家は多い。
ロズウェルに墜落したUFOから異星人の遺体が4体発見された。異星 人の特徴は小さな背丈、グレイ色の肌、毛髪のない巨大な頭部―― すなわち、多くのUFO研究家が悲惨な人体実験を行う悪魔的異星人と して評価する「EBE(グレイ)」と呼ばれる種族だった。 スタントン・フリードマンがもたらしたサンアウグスティン事件の特筆すべ き点は以上のようなものである。しかし、この情報をそのまま鵜呑みに してよいものだろうか? スタントン・フリードマンと同様な主張をするU FO研究家の中には、ウイリアム・ムーアやチャールズ・バーリッツらが いる。いずれの面々も、アメリカでは知らない人がいない有名なUFO 研究家たちである。当局が、墜落した物体の正体を気象観測用気球と 発表して一時は沈静化したロズウェル事件を再び公の舞台に引き出し たのは、彼ら三人の共同調査によるところが大きい。 彼らはまた、まったく別のルートからロズウェル事件と異星人に関する 自分たちの調査が正しかったことを確認したという。それが疑惑に満ち たUFO極秘文書“MJ−12”である。異星人とアメリカ政府が極秘裏に 交わしたという秘密協定、ロズウェルから回収された4体の異星人、そ して人類を欺く巨大な陰謀――現在では一般的となったこうしたUFO 観は、すべてMJ−12に始まるといっても過言ではない。
テレビ・プロデューサー兼地方議員、そしてムーアの友人であったジェイ ミー・H・シャンデラのもとへ、ある日1通の茶封筒が送られてきた。中に は未現像の35ミリフィルムが入っており、差出人は匿名。不審に思った シャンデラは友人のウイリアム・ムーアに相談する。 ムーアがフィルムを現像すると、写っていたのは8枚の文書――しかも “トップシークレット”のスタンプが押された、アメリカ政府の正式な報告 書だった。謎の人物から政府の極秘文書を託されるあたり、まるでX− ファイルのようだが、その内容も負けず劣らずドラマ仕立てですばらしい。 文書を書いたのは当時CIA長官を務めていたロスコー・ヒレンケッター 海軍少将。宛先は、次期アメリカ大統領ドワイト・アイゼンハワー。日付 は1952年11月18日となっており、アイゼンハワーが大統領に就任す る以前の出来事だ。 内容はと言えば、ケネス・アーノルド事件(史上初のUFO目撃事件)や ロズウェル事件についての簡単な報告書という形を取っている。 それによれば、遺体の主は地球上の生物ではなく、独自の進化プロセ スを辿った地球外生命体であったという。 問題の公文書の扉ページには“オペレーション・マジェスティック・12”と いうタイトルが掲げられている。“権威ある12人による作戦”という意味 だ。その名の通り、MJ−12は12人のメンバーからなる秘密機関であ るという。
第33代アメリカ大統領ハリー・S・トルーマンの秘密指令によって創設 され、1947年9月24日に活動を開始。メンバーはCIA長官や国防長 官、各軍の最高幹部らが名を連ねている。MJ−12はアメリカ大統領 直轄機関であり、トルーマン大統領以下、歴代の大統領は責任を持っ て統轄してきた。さらに、12人のメンバーに欠員が出れば、順次補充 されるという。 どうも、MJ−12は現在も存在すると言いたいらしい。 実際1987年、アメリカ国立公文書館から“MJ−12”という名称が記 された政府文書が発見され騒然となった。問題の文書は、アイゼンハワ ー大統領の特別補佐官ロバート・カトラーからMJ−12の1人トワイニ ング将軍に宛てられたミーティングの日時に関する通知。一般には“カ トラー文書”と呼ばれている。 MJ−12文書以外でMJ−12の名を冠した公文書が見つかったとすれ ば、ムーアらの主張の重要な裏づけとなる。やはり、アメリカ政府は異 星人と秘密協定を結んでいたのか、とトントン拍子に行きたいところだ がそうではなかった。 UFO研究家の詳細な分析の結果、カトラー文書は偽の公文書である ことが判明した。記録番号は不自然、用紙の透かしがない、大統領の サインは他の文書からのコピー…と次々とボロが出始め、結局、何者 かがアメリカ公文書館に隠しておいたフェイクであるということで決着し た。これによりMJ−12騒動も一挙に沈静化。 今では、UFO研究家でさえ、MJ−12の名を口にする者はほとんどい ない。
MJ−12はまったくの偽情報だった。 はたしてウイリアム・ムーア、スタントン・フリードマン、ジェイミー・シャン デラが仕掛けた茶番劇だったのか。それとも彼ら自身、詐欺師に振り回 されただけだったのか? 奇妙なことに、UFO研究家の中には違った方面からMJ−12を支持す る者もいる。元海軍軍曹、太平洋艦隊指令長官付情報ブリーフィングチ ームの主要メンバーだった男ミルトン・ウイリアム・クーパーその人だ。 クーパーは、現在ではムーアと並ぶバリバリの陰謀史観的UFO研究家 だ。彼は軍に所属していたとき、上官からアメリカ政府と異星人の間に 秘密協定が結ばれていることを聞かされたという。その作戦名は“マジョ リティー・12”。彼によれば、MJ−12とは、このマジョリティー・12の略 称であり、MJ−12は実態を隠すためのフェイクであるという。元米軍情 報員のウイリアム・イングリッシュも、彼の主張に呼応している。 しかし、我々の見解では、言ってることはどちらも似たようなものなのだ から、あまりフェイクの意味がないとなる。 クーパーはさらに、かつて存在した公式のUFO調査機関プロジェクト・ブ ルーブックの極秘資料なるものを持ち出して、アブダクションやら交配実 験やら、陰謀調たっぷりの、氏によればアメリカ政府の最高機密UFO 情報とやらを暴露している。 ここまで来るとみな引いてしまう。
こうして見てみると、怪しげな偽情報を流す人物には、元軍人、元情報 員といった体制側の人間が多いことが分かる。 だからこそ、彼らがもたらす情報には信頼が置けると主張することもで きるだろう。 しかし、逆に体制側が国民の心理操作をするためにお抱えの情報員を 通して偽情報を流し、UFO問題を混乱させていると考えることだってで きるだろう。 例えば、元軍人やら情報員がUFO研究家に近づき政府の極秘情報が あると囁く。そうすれば、彼らはコロッと騙されて、たとえ意識していなく ても偽情報を――それもマスコミや全国のUFOネットワークを通して― ―世界中に伝播させる役目を担わされることになるだろう。 体制側はほとんど手を汚さずにすむ。 これほど楽な情報操作あるいは攪乱はない。 そして、MJ−12をはじめ、偽情報は徹底的に追求されたすえ、最終的 には否定される運命にある。なぜか? それは国民、いや全世界中の 人間に対するマインド・コントロールのために他ならない。 怪しげな情報が出てきては、結局最後には否定される。その情報を信 じていた人間はバカを見る。これが何度も続けば、UFO問題全体が “胡散臭い”“怪しげだ”というレッテルを貼られることになる。 結果、科学的なUFO追求は放棄され、世界の領空を侵犯する未確認 飛行物体に関して誰も真剣に考えようとしなくなる。
1971年、国連の場でウガンダは「国際的にUFOを調査すべし」と演説 した。しかし、国連総会第一委員会は「ふさわしい議題ではない」という アメリカの意見を尊重してか、議題となることはなかった。 1978年には、第35回特別政治委員会の場で、ゲイリー元首相により UFOの実写フィルムの上映が行なわれ、著名な科学者がUFO証言を 提出した。その結果、“UFO現象に関心を持つ加盟国が、自発的に各 国でUFO情報を国連事務総長に報告し、宇宙平和利用委員会で審議 し、秋の総会に勧告する”という新決議案の承認にまでこぎつけた。 しかし、ゲイリー首相の努力にも拘らず、その後この決議案が実行の移 された気配はない。
はっきりいって科学的なUFO研究は愚かなのである。そういう風潮が すでに全世界に蔓延している。それもこれも現れては消えるクダラナイ 偽情報のためだ。 1997年6月24日、アメリカ空軍は、ロズウェル事件を否定する最終決 着報告書『ザ・ロズウェル・リポート』を発表した。全231ページの大型 サイズの報告書。その気になれば、書店で手に入れることもできる。 同日、空軍スポークスマンのヘイネス少佐は、多くの記者団の前で、ロ ズウェルで回収された物体はUFOでもなければ気象観測用気球でもな く、“モーグル気球”だったと公式に発表した。 モーグル気球とは“プロジェクト・モーグル”と呼ばれる、ソ連の核実験を 監視するための最高機密プロジェクトに使用された気球のこと。プロジェ クト・モーグルは極秘プロジャクトだったため、当時はその事実を公開で きず、代わりに気象用観測気球の残骸を提示してその場を言い逃れた のだという。 とりあえず、当局が嘘を付いていたことを認めたわけだ。 ちなみに、1950年代には高空からパイロットのダミー人形を落す非常 脱出装置の実験が行なわれており、そのプラスチック製人形を回収する 現場を見た人が、米軍による異星人の死体回収と誤解したのだと釈明 した。
しかし、軍側のこの説明、半世紀続いたロズウェル論争にピリオドを打 つには説得力に乏しく、不信な点も多々ある。 なぜ、わざわざロズウェル事件発生50周年記念の直前に、このような 報告書を出してきたのか?UFO研究家を煽っているとしか思えない。 また、空軍は墜落した物体がモーグル気球だったと公表しておきながら、 それを裏付ける証拠を一切提示していない。気球の残骸の証拠写真す ら公開していないのだ。 さらに、同陸軍航空基地における1945年から1949年12月までの記 録文書が、永久保存資料を含めて、紛失もしくは破棄されたことが分か っている。これでは証拠隠滅と言われてもしかたがない。
そして何よりも、もっともおかしなことは、異星人の遺体回収事件は、プ ラスチック製のダミー人形を回収したのを見て、誤解したのだと釈明して いることだ。 これは非常に不可解な説明である。そもそも、1947年に起こったロズ ウェル事件では、軍が異星人の遺体を回収した云々…というようなヨタ 話などまったく存在しなかった。 先述したサンアウグスティン事件が話題として浮上したきたのも、ロズ ウェル事件から数十年も後の1978年からである。しかもこの事件、バ ーネットが書いたとされる当時の日記が現代のインクを使用した偽造で あることが判明してからは、偽情報であるとされ、UFO研究家でさえ見 向きもしていないのだ。 何か米軍は答えなくていいことまで答えて、ロズウェル事件の疑惑をよ けい深くしてしまっている気がする。どうやら、軍はちまたに蔓延する政 府陰謀説の火に油を注いでしまったようだ。むろん、これはアメリカ政府 ――もっといえば、アメリカを陰で動かす存在――の失態ではない。体 制側にとって、偽情報は広まれば広まるほどいい。彼らはUFO研究家 にもっと騒いでほしいのである。
逆に言えば、ロズウェル事件には決して真実を知られてはならないトッ プシークレットがある。 ロズウェルに墜落した物体は気象観測用気球でも、モーグル気球でも、 異星人の宇宙船でもない。 しかし、情報操作にあえて異星人を持ち出す以上、飛行物体が墜落した のは確かだろう。 ただし、その搭乗員は異星人ではなかった。
アメリカの情報操作は非常に洗練された複雑な心理コントロールである。 ロズウェルに墜落した物体は確かにUFOだった。ただし、4体の異星人 の遺体が回収された云々は、まったくの偽情報である。 偽情報である以上、いずれ必ずボロが出る。というか、最初からボロが 出るように仕組まれている。そうすることで、UFO問題そのものを信頼 の置けない怪しげな分野に貶め、かつ真のUFO情報を偽の報告で覆 い隠しているのだ。 当局が偽のUFO情報を広める際には、必ず一部の真実を含ませる。 それは、人を騙すためでもあるが、知られたくない情報を偽の情報とも ども闇に葬るためでもある。
例えば、サンアウグスティン事件については、確かにフォスター牧場の 西方に機体の本体が墜落し、考古学調査団の一行に発見され、その 後陸軍のジープに回収されたというのは真実である。 ただし、4体の異星人に関しては、サンアウグスティン事件をヨタ話に 貶めるため、軍側から流された偽情報だ。 実際、ロズウェル事件の関係者であるマーセル少佐は1979年12月 のインタビューで、 「後日聞いたのだが、キャリゾゾのさらに西方へ行ったところでも似たよ うなものが発見されたそうだ。ちょうど同じころ起きたらしい」 とコメントしている。
では1947年、ロズウェルに墜落したUFOの本当の搭乗員はいったい いかなる存在だったのか? 実はここに、他の情報とは少し趣を異にする興味深い目撃証言がある。 それによれば、ニューメキシコで回収された“エイリアン”は軍によって 氷づめにされ、冷凍トラックに積みこまれてロズウェル陸軍飛行場へ移 送された。その際、“3体”の遺体がメルヴィン・E・ブラウン軍曹によって 目撃されたといわれている。 ブラウン軍曹の話によると、それらの遺体は“親しみやすい容貌と感じ のいい顔立ちをしていた”という。 特筆すべきは、彼が目撃したエイリアンの姿は、偽情報でしばしば顔を 出す「EBE」ではなかったということだ。
ブラウン軍曹の証言には、外見的な特徴から判断して、 “彼らはアジア系の人間で、つり上がった目に大きな頭、髪の毛がない などの特徴から、中国人ではないかと思われた” とある。確かにグレイの目玉はつり上がり気味で一見すると東洋系だが、 アジア人のような切れ長ではないし、むしろウルトラマンのような巨大な アーモンド型をしている。ウルトラマンを見て、アジア系の人間を思い浮 かべるだろうか? 近年、体制側から流される偽情報に登場するエイリアンも、それまでの グレイ・タイプを離れ、徐々に人間に近いタイプに漸近している。1995年 には、悪名高いエイリアン解剖フィルムが世界中に出まわったが、そこ に出てくるエイリアンも人類とほとんど大差ない姿だった。
グレイのもっとも大きな特徴であった“瞳のない真っ黒な目”も、検死医 がメスで黒い膜を剥がすと、我々人類のものとほとんど同じ眼球が露出 してくるという映像で一変してしまった。 フィルムの背景は、1947年、ロズウェル事件で回収されたエイリアンの 遺体を、同年6月にテキサス州ダラスにある軍の病院で解剖したという もの。 むろん、エイリアン解剖フィルムは偽物である。ビデオの撮り方も空軍 専属カメラマンというわりには非常にお粗末で、エイリアンの解剖シーン が検死医の背中で見えなくなったり、無意味にズームアップして映像を ピン・ボケにしたりしている。医師の動きも専門家によって不自然さが 指摘されている。 しかも、このフィルムを入手してプロデュースしたレイ・サンテリーは元C IA職員だったことが分かっており、MJ−12やブルーブック・リポートNo −13ら偽情報のご多分に漏れず、アメリカ政府が意図的に流したフェイ クであることは歴然としている。 どうもこの異星人解剖フィルム、1997年に公開されたザ・ロズウェル・ レポートの前座的役割を課せられていたようだ。体制側は真のエイリア ンを人間に近い偽のエイリアン情報を使うことで葬り去ろうとしているら しい。
真のエイリアンは、ブラウン軍曹の目撃にあるような、 人間(特にアジア系)とまったく同じ姿をした存在なのだ。 いや、彼らは間違いなく我々と同じ人類なのである。 アメリカを動かす陰の政府はそのことを絶対に知られたくない。 エイリアンはある場所で真の理想郷を実現した 完全な平和主義者だからである。
陰の政府は軍産複合体の一翼を担う軍事企業、 しかもロックフェラーやロスチャイルドをはじめとした 巨大財閥から成り立っている。 彼らが自らの地位と権力を護持できるのは、 この地球から決して戦争が絶えないからであり、 常に軍事兵器を量産し、政府に売りつけることができる 退廃した環境ができ上がっているからだ。 彼らは自分たちより高いレベルの文明と接触し、 この世界にまったく新しい価値観が生まれ、 完全なる平和が築かれることを恐れているのである。
しかし、エイリアンはまぎれもなく地球人だ。 いずれ隠しきれなくなる時が来る。 エイリアンには聖地に帰還する使命があるのだから。 その時は、目前に迫っている。
65 :
空飛ぶ円盤 :04/08/17 06:45 ID:IRO/l1/D
一般に、世界で初めてUFOを目撃したのは、ケネス・アーノルドである とされる。 彼は1947年、自家用飛行機で空の散歩を楽しんでいた折、当時では 考えられないスピードで飛ぶ、9機の謎の飛行物体を目撃した。 誤解している人が多いが、彼が見たUFOは、今日最もポピュラーな円 盤型ではない。後日彼が、友人に話したところによると、UFOの形状は 三角形型、もしくは丸みをおびたブーメラン型だった。 なぜ誤解が生まれたのかというと、彼が記者に語った証言に「あの物体 は、まるで皿を水切りさせたような飛び方だった」とあったからだ。“皿を 水切りさせたような飛び方”とは、UFO独特のジグザグ飛行を、最もわか りやすい表現で喩えた彼の気遣いだったのだが、人々には「皿」の方が 強く印象に残ったらしい。結果的に、UFO=皿型という認識が固定してし まい、「空飛ぶ円盤」という名称が一般的となった。
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空飛ぶ円盤 :04/08/17 06:46 ID:IRO/l1/D
しかし、非常に興味深いことだが、皿型UFOはケネス・アーノルドの意 志とは無関係に多くの人々に目撃され続けた。 これはUFOの正体は心理的なものに原因があるとか(例えばユング)、 一種の集団ヒステリーだと主張する学者たちの説を裏付けることになる。 しかし、今も世界中で目撃されているUFOが、全て心理的な原因で説 明がつくのかといえば、それははっきり言ってあり得ない。目撃者が一 人だけならそれもあり得よう。しかし、数ある事例の中には、数百・数千 の人々が同時に目撃した場合がそれこそ掃いて捨てるほどあるのだ。 また、軍・政府の公式資料に正式に記録された事例はどうか?レーダ ーに探知されたばかりか、迎撃目的で戦闘機が発進したことさえあるの だ。これでも嘘とか、幻とか、彼らは自信をもって言えるのだろうか? ここで、わたしの態度をはっきりとさせておこう。 UFOは間違いなく物理的に存在する物体――それも、機体内部で操 縦するエイリアンクラフト(宇宙船)なのである。
グルームレイクは平坦な湖底なので長大な滑走路が確保できる。さら には周囲を山に囲まれ、都市部からは離れているので、機密保持には 絶好の立地条件である。基地の周辺は4WDに乗り迷彩服を着た警備 員によって常時監視されており、基地に少しでも近づこうものなら、ただ ちに保安官が現れ、基地への立ち入りや写真撮影を禁止する。警備に はシコルスキーの攻撃ヘリコプター、ブラックホークも使われ、時には基 地に近づく者をあからさまに威嚇する。なぜ、これほど厳重に一般人の 立ち入りを禁止するのか?それは、そこには誰にも知られたくない秘密 があるからだ。 1995年4月、エリア51の絶好の観察ポイントであるホワイトサンズ山 とフリーダムリッジが空軍によって閉鎖された。特にホワイトサンズ山で は、グルームレイクのはるか彼方に、航空機を格納するハンガー、管制 塔、工場、燃料タンク、アンテナ群、さらには長さ8キロメートルに及ぶ世 界最長の滑走路などエリア51の全容を見渡せただけに、基地内の観 測は非常に難しくなったことになる。しかし、これには非常に重大な疑問 があるのだ。 ・秘密主義が徹底しているわりには、空軍の行動が遅すぎる点。 ・肝心の飛行物体のフライトがあまりにも目立つ点。 ・急停止、急発進、消滅、突然の出現、分裂、などなど…… 通常の機体では航空力学的にもまったくありえない飛び方をする点。 そして、 ・秘密主義が徹底しているわりには、極秘開発している飛行物体が すでに世界中に知られてしまったという矛盾点。 これは単に軍と政府が犯したミスなのか?それとも、アメリカ側が積極 的に秘密を漏らしているのか。
実は、エリア51上空に未確認飛行物体が出現するということが世界中 に知れ渡り、エリア51と異星人のテクノロジーの結びつきが取り沙汰さ れるようになったきっかけとも言える事件がある。 1989年、物理学者ロバート・ボブ・ラザーがラスベガスのテレビ局で行 った証言がそれだ。 ラザーの話を簡単に説明するとこうだ。彼は、1988年〜1989年にか けて、エリア51のS4という施設で地球製ではない飛行物体の調査をし た。S4の格納庫の中には回収された円盤が9機あり、ラザーはそのう ちの1基が実際に飛行するのを目撃した(ただし、夜空に飛び立ったの ではない)。円盤は下部からコロナのような光を放ち、わずかに揺れな がら、空中に静止していたという。ラザーはこれをスポーツモデルと呼ん でいる。 彼によると、動力源は半物質反応炉で、重力波を増幅し、推進力として いた。この反応炉の燃料が元素115で、一般的にはまだ未確認の物質 である。(この物質については『元素115の正体』として後述する)しかし、 ロバート・ラザー事件をここで深く掘り下げるわけにはいかない。詳細は 『ロバート・ラザー事件の真相』として後述する。 ここでは結論を先に言えば、ロバート・ラザーは情報操作に利用された のである。
まず、彼は円盤が直接夜空に飛び立つのを見たわけではない。彼が見 たのは、格納庫にあった9機の円盤であり、この円盤は地上30センチを 浮かんだだけである。 ただし、空中で急停止、急発進、分裂、膨張、する謎の発光体は目撃し ている。 問題は彼が見た“スポーツモデル”と、現在では世界中に知られた“エ リア51上空の謎の発光体”が本当に同じものなのかどうかである。 はっきり言っておこう、答えはNOである。 なぜか? ラザーが格納庫で見せられた“スポーツモデル”には実体が ある。だが、エリア51上空で目撃されるUFOには、とても実体があると は思えないからだ。 例えば、空中での分裂、合体、膨張、収縮、突然の出現や消滅などで ある。実体がないなら、それはなんなのか? それは航空機ではない。 航空機でないなら、かの謎の発光体はなんなのか? 答えは非常に単純である。
発光体の下には何が存在するか? アメリカ最高の秘密軍事施設であ る。ならば答えはおのずと明らかだ。発光体の正体は、アメリカが極秘 裏に開発したなんらかの秘密兵器である。発光体が物体ではない以上、 それは化学的、物理的な兵器による発光現象である。そして発光体の 特徴全てに当てはまるものが、この自然界には存在する。 それが大気プラズマである。 (UFOとプラズマ現象の共通点は『球電光の正体』として後述する) すなわちエリア51上空に出現する謎のUFOの正体は、 アメリカが極秘に開発したプラズマ兵器である。
プラズマは宇宙の99.9999%を占めるされる。すなわちプラズマ兵器 こそが、人類が最終的に辿り着くであろう究極の兵器体系となる可能 性を秘めているのだ。口からでまかせを言っているのではない。プラズ マにはそれだけの応用性があるということだ。 エリア51のプラズマはアメリカ最大の極秘計画レッドライト・プロジェクト が生み出した人類最終兵器である。 リーク情報では、レッドライトプロジェクトは地球製UFOの開発計画だと される。しかし、「レッドライト」に込められた真の意味は、真赤に発熱し て輝くプラズマ球体のことなのだ。 以下はプラズマの持つさまざまな特性と兵器としての応用性である。
・プラズマは家庭の電子レンジでも発生するが、持続的にプラズマを発 生させるためには電波や粒子線を交差させる方法をとる。電波は広 がる特性を持つのでので、広範囲を一挙に焼き尽くすためには最適 だ。一方、粒子線は直進性が高いので、プラズマを遠距離にピンポイ ントで発生させるためには重宝する。 ・プラズマは電磁波や磁力線の交点に発生するので、交点の位置をず らせばプラズマも移動する。プラズマは無実体なので、急停止、急発 進、急カーブができるのは当然である。交点移動は位相の移動であ るので、速度は光速を超える。すなわち瞬間移動も可能である。複数 のマイクロ・ウェーブを使えば、プラズマを分裂させることや逆に合体 させることもできる。 ・プラズマは供給されるエネルギー量によって全く違った性質を見せる。 高エネルギーのプラズマは目視できないほど明るく輝き、摂氏4000 〜5000度くらいは軽く達するが、低エネルギーのプラズマは無色透 明で光を放たず、温度も人間の体温くらいになる。 ・低温プラズマは目視こそできないが、レーダーにはキャッチされる。ゆ えに、敵のレーダーサイトを大混乱状態に陥らせることもできる。なざ なら、本物の戦略爆撃機とと組み合わせれば、敵はどの影がダミーで どの影が本物の戦闘機かの区別がつかなくなるからだ。 ・プラズマには、物理的に存在する物体を穴もあけずに貫通するという 理解しがたい特殊性がある。すなわち透過性だ! これは多くの国の 政府要人にとって、最大の脅威である。なぜなら、たとえ核シェルター や長深度潜水艦の中に隠れた人間がいたとしても、あらゆる物体を 透過するプラズマ兵器からは逃れることができないからだ。
プラズマの兵器としての応用性はこんな程度ではないが、それはここ までの話を読んでいれば、おのずとわかってきただろう……そして、理 解いただけたと思う。 誰でも一度は聞いたことがあるだろう――アメリカ政府は異星人と密約 を交わし、彼らから得たテクノロジーに基づいて地球製UFOのテストフ ライトをエリア51で行っている――これらの情報が世界中に広まり、多 くの人がそれを信じるに至る…… これこそがアメリカが行った情報操作の結果である。 読んでいる者の中にはおそらくこんな疑問を抱く方もいるだろう――偽 情報を世間に流すなら、なぜもっと人が信じるような嘘にしないのか? UFOや宇宙人など眉唾ものだと考えている人だっているじゃないか― ―そのとおりである。 しかし、ここでよく考えてほしい。この場合の嘘は、相手が信じても信じ なくても別にどちらでもいいのである。偽情報を信じれば、真実には辿 り着けない。そして、偽情報を眉唾物として無視すれば、同時にプラズ マ兵器の情報も闇に葬り去ることができる。 偽情報を流すことによって、大衆は“エリア51のUFO=胡散臭いもの” という固定観念を持つようになる。その結果、だれも真実の情報をそこ から探ろうとはしなくなるからだ。
理由はもう一つある。 それはエイリアン(ただし、「異星人」ではない)である。 彼らはエイリアンの正体を世間の人々から隠すため、積極的にあらゆる 偽情報を流しているのだ。 エリア51もそのような情報操作の一環として利用されている――これ が真相である。
アメリカ最大の秘密軍事施設『エリア51』は原爆実験が行われたネバ ダ・テスト・サイトとネリス空軍基地射爆場の中間に位置している。エリ ア51は確かに存在する。 しかし、公式には存在しない。現在刊行されている地図にはその名前 は載っていし、航空基地の存在を示す記号もない。それほどまでに徹 底した機密区域なのだ。 グルームレイクは周囲を山に囲まれ、都市部からも離れてる。機密保 持には絶好の立地条件だ。一方で、見渡す限りの平坦な湖底地帯は 長大な滑走路を築くのに最適である。テストフライトは通常夜間に行わ れるが、機体は真っ黒に塗りつぶされているので、スターライトスコープ でも持ち込まないと、ここで訓練飛行する航空機の姿を捉えるのは難 しい。ここで働く民間人はラスベガスのマッカラン空港からエリア51まで、 毎日ボーイング737で通勤しているが、当然基地内で何が行われてい るのかを語ることは禁止されている。 エリア51は現在もすべてが謎のベールで閉ざされている。空軍がこう までして秘密にしておきたい実験とはいったいどんなものなのか?多く の人が数々の仮説を立ててきた。なかでも飛びぬけて過激でかつトン デモ的な仮説を主張しているのがUFO研究家たちである。 彼らはわずかひらめいたベールの隙間から漏れてくる断片的な情報を 集め、そして統合する。いわく、ここでは、地球より遥かに進んだテクノ ロジーを利用した飛行物体が飛んでおり、かつアメリカ政府と異星人が 交わした秘密協定のもとに、地球製UFOの開発が行われているという。
なぜに……?と思われる方もいるだろうが、これには理由がある。 エリア51周辺では、特に夜間に謎の発光物体が多数目撃されている のだ。それもただの発光体ではない。この発光体の飛行パターンはU FOのそれと非常に似通っているのだ。すなわち、マッハを越える超ス ピードやジグザグ飛行に急加速、急停止etc... 現在の航空機がこんな動きをしようものなら、加速度Gによって機体は バラバラ、中に乗る人間は超スピードの段階で圧死、ともに花火のよう に砕け散って地上に落下、結果オダブツとなるだろう。 しかも、エリア51の発光体は急に出現したり、消滅したり、あるいは一 つの発光体が二つに分裂したり、逆に合体したりする。分裂・合体する 航空機っていったいどんなだ!?誰しも疑問に思う。 そこでUFO研究家は得意げに豪語する。これこそが、異星人の超テク ノロジーを利用した地球製UFOに他ならないと。 しかし、妙な先入観を排除すれば、動きから推測して、発光体の正体は 航空機ではないとも言える。すなわち、なんらかの物理的・科学的な 兵器による発光現象ではないかということである。 例えばプラズマのように。
まあ、この話は置いといて、エリア51の発光体=UFOと言いだしたの は、巷のUFO研究家でも軍事関係者でもない。 実際にエリア51でUFOの研究・開発に携わっていた科学者なのであ る。 それだけにエリア51に関する数少ない証言のなかでも特筆すべきもの となる。なにしろ、アメリカ最大の秘密軍事施設エリア51の研究機関に 属し、直接UFOの研究に携わっていた科学者が国家最高機密を暴露 したのである。これが本当なら、それこそ歴史に残る大事件だ。しかも、 アメリカ政府と異星人の秘密協定の暴露とは…… とりあえずここで事件のあらましを紹介しておこう。
78 :
ラザー事件 :04/08/17 07:26 ID:IRO/l1/D
ロバート・ラザー ―― 1959年、アメリカ・フロリダ州生まれ。カリフォ ルニア工科大学及び、マサチューセッツ工科大学で物理学と電子工学 を修め、修士号を得る。大学卒業後、国立ロスアラモス研究所に就職。 数年間、そこで陽子セクション加速装置の研究開発に携わる。 1982年、国立ロスアラモス研究所で開かれたパーティーの席上、物理 学者エドワード・テラーと出会う。ちなみに、エドワード・テラーとは国家 最高機密に属するマンハッタン・プロジェクトで核兵器の開発に携わり、 後に水爆をつくりあげた超一流の科学者である。ラザーの才能を買った テラーは、「新たにEG&G社と契約し、エリア51の極秘兵器開発のス タッフに加わらないか?」と薦める。もちろん、ラザーはふたつ返事で OK。EG&G社とは、アメリカ海軍の軍事兵器開発の研究・開発に携 わる兵器会社である。 ラザーはグルームレイクの『エリア51』に連れて行かれ、そこで配属先 を『S−4』と呼ばれる機密区域だと言い渡される。S−4はパプースレ ク乾湖に面したパプース山脈の山腹を掘削して造られた施設で、グル ームレイクの南24キロメートル地点に位置するアメリカ海軍の秘密研 究施設である。 ラザーはそこで22名の物理学者スタッフの一人として迎えられ、個室 の研究を与えられた。彼は上司から職員バッジを与えられたが、そこに は『MAJ』と記されていた。さらに、上司のバッチとラザーの身分証明書 には『MAJESTIC』という文字が刻まれていた。 まさかとは疑ったラザーであったが、配属されたわずか二日目に、上司 からUFOと異星人に関する極秘資料を見せられ、自らの任務が異星人 から委譲されたUFOの調査・研究にあることを知らされたため、信じな いわけにはいかなくなった。極秘資料には異星人についての詳細な情 報やUFOの構造と各種部分品の縮図、そして異星人リトル・グレイの 解剖写真などが添えられていたという。
ラザーはその後、S−4内部の円盤格納庫へと案内され、そこで9機の 回収されたUFOを見せられた。それは直系が10メートル、高さが5メー トルもの大きさであり、研究員からレティキュラム座のゼータ星から来た 『レティクル星人』により開発された宇宙船であると説明された。ちなみ に、ラザーは回覧されてきた書類にも『レティクル星人』についての記述 があったと証言している。 彼は直系が12メートルの『スポーツ・モデル』と呼ばれる円盤の調査 チームに加わった。動力源は反物質反応炉で、重力波を増幅し推進力 としていた。円盤の内部は三重構造になっており、一番下のフロアには 3機の重力増幅器と重力誘導装置があった。構造としては、いわゆる 『アダムスキー型UFO』とうりふたつである。 真中のフロアには反物質反応炉があり、この反応炉の燃料となるのが 元素115の物質で、ラザーの任務は元素115の特性を解明することで UFOの動力を掌握しようというプロジェクトのひとつだった。 ラザーによると重力波には重力波Aと重力波Bの二種類があり、自然 界のような大きなスケールで働くのは重力波Bである。一方、重力波A は原子核の内部で働く極めてミクロなスケールの重力波であり、円盤 はこの重力波Aによって推進するという。そして、重力波Aの発生源こそ が原子番号115の物質であるとされる。 ある日、施設の研究者たちに呼び出され、S−4内の格納庫に行って みたところ、円盤が下部からコロナのような光を放ちながら空中に浮か んでいた。円盤はわずかに揺れながら、地上30センチ程度を静止して おり、音もなく回転もしていなかった。これは毎週水曜日に行われてい た地球製UFOのテストフライトだったが、そのときはすぐに着地してし まったという。
しかし、別の夜には真赤に発光しながら、ジグザグ移動や急停止、 急発進、瞬間移動したりするUFOを観測している。 ここで不可解なことが一つある。 ラザーは地上から浮き上がり、そのまま夜空に飛び立つUFOをみたこ とは一度もないのだ。 ラザーはUFOの真中のフロアに入ったことがあるという。反応炉の周囲 には制御盤と3つの座席があったが、この座席は人間の大人が座るに は小さすぎた。壁の一部は円盤が動き始めると透明になり、窓のような 役割を果たした。円盤の表面はステンレスのような材質で、非常に滑ら かであり、さらには継ぎ目らしい個所はまったくなかったという。 彼は宇宙人そのものを見たことはなかった。しかし、S−4内に宇宙人 が住んでいることは間違いないと語っている。彼は宇宙人に関する報 告書を読んだことがあるし、一緒に働いていた研究者が宇宙人のことを 『子供たち』と呼んでいるのを聞いたことがあった。さらに、研究施設の 壁に「彼らはここにいる!」と書かれたポスターが貼ってあるのも見た という。 ラザーは日々元素115の研究に没頭していたが、作業は難航し、満足 な成果は得られなかった。一方で、上司からのプレッシャーは強く、研 究がはかどらないことを理由にラザーを執拗に責めたてた。ラザーは やや気弱で神経質な面があり、ストレスには元来強くなかったので、 これにより精神的に追い込まれる結果となった。 その一方で、正義感の強かったラザーは、異星人とアメリカ政府が密 約を交わし、科学技術提供の見返りに、人体実験を黙認しているという 理不尽さに我慢ができなかった。
いろいろ悩んだすえ、とうとうラザーは政府を裏切る決心をした。 ちょうどそのころ、UFO研究家ジョン・リアーがラザーと接触しており、 精神的に追い詰められていたラザーの相談相手となっていた。リアー はラザーの話に興味をもち、ぜひともエリア51のUFOを見せてもらい たいと言い寄ってきた。 そこでラザーはリアーをグルームレイク上空が見えるところに案内。そ の夜、ラザーが言った通りの時刻にUFOが出現し、テスト・フライトを 行った。 しかし、いつのまに現れたのか、突然現れた兵士の一団に取り囲まれ、 2人は拘束。リアーはすぐに釈放されたが、ラザーはそのままネリス空 軍基地に連行され、厳しい尋問と罵倒を受けた挙句、契約違反により 命の保障ができないことを通告されてしまう。
身の危険を知ったラザーは、翌日からS−4に通うことをやめた。しかし、 EG&G社からはなんの要請もない。次の仕事を探そうと自分の出生 証明書をリクエストしたところ、とんでもないことが判明した。彼が生まれ た病院の出生カルテをはじめ、学歴証明書や国立ロスアラモス研究所 における経歴のいっさいが抹消されていたのだ。 つまり、ロバート・ラザーという人間は最初からこの世には存在してい ない。存在しない以上、アメリカ合衆国憲法上の保護はまったく受けら れない。すなわち、誰がラザーを殺しても罪には問われないということ だ。 こうなればラザーの取るべき道は一つしかない。すなわち、マスコミに 逃げ込むことだ。知名度を高めれば、政府も手を出しにくくなる。なぜな ら、もしアメリカ政府がラザーに危害を加えた場合、世間の人々にラザ ーの証言は正しいと自ら証明することになるからだ。 1989年5月、ラザーはデニスという偽名を使い、ラスベガスのテレビ局 KLASのスペシャル番組『チャンネル8』に出演。政府の内情とその陰 謀を暴露した。 このテレビ放送の直後、グルームレイクには大勢の人々が殺到し、 強烈な光を放ちながら回転する謎の発光体を実際に目にした。
はたして、ロバート・ラザーの証言を真実として受け止めるべきなのだ ろうか? 残念ながら、彼が暴露したアメリカ政府と異星人の秘密協定は、実際 にはありそうもない。 まず、彼の証言にあるマジェスティック文書だ。前述のとおり、この文書 が偽物であることは、すでにUFO研究家でさえも認めている事実なの だ。 他にも以下の疑問点がある。 ・ラザーはUFOの実物と飛行するUFOを見たが、なぜか地上から高空 へと飛び立つUFOを見たことは一度もない。 すなわち、『地上で見たUFO』と『上空を舞う謎の発光体』が同一のも のだとは限らなくなる。 ・トップ・シークレットを暴露されたにしてはアメリカ政府の対応がショボイ。 確かに、ラザーは脅迫電話や車のタイヤの狙撃などの被害を受けてい るが、しょせんはイヤガラセに過ぎない。マスコミの保護などなきに等し い。本当に公表されては困る情報なら、是が非でもロバート・ラザーを 殺そうとするはずだ。
・“S−4では毎週水曜日にUFOのテスト・フライトを行っている”との 機密情報を暴露されたにも関わらず、どうして今でも一般人やマスコ ミの前で、堂々と実験を行っているのか? このことを裏読みすれば、発光体そのものは一般人に見られてもかま わないのではないか――すなわち、わざと公衆の面前で実験を行うこ とによって、一種の情報操作もしくは攪乱を狙っているないかと考えら れる。逆にいえば、S−4上空を飛行する謎の発光体は、現在マスコミ が広めている情報とは一線を画すもの、つまり地球製UFOなどでは ないことになる。 ・ラザーが規約を破り、UFO研究家のジョン・リアーにUFOのテスト・フ ライトを観測させたときの空軍の行動には不可解な点がある。 ナリス空軍基地はラザーを連行したが、なぜ「機密漏洩罪」を理由に彼 の身柄を拘束しなかったのか? 本来ならムショにぶち込まれのが当 然なほどの重大な罪である。
わたしは以上の疑問点を挙げることによって、ロバート・ラザーの証言 は信頼に値しないと考える。 こう言うと勘違いする者がいるかもしれないが、ラザーは詐欺師では ない。 あえて言えば、彼は被害者だった。 未来型兵器体系の隠蔽工作と大衆の情報操作を目的として、その 最高責任者であるエドワード・テラーと彼のスタッフが、時間をかけて 選んだ被害者だったのだ。 すなわち、ラザー自身は自分の情報が真実であると完全に信じこんで いた。その意味で彼は嘘をついていない。 しかし、真実も語っていない。
86 :
情報操作 :04/08/17 07:46 ID:TBDcVVJC
軍や国防総省が、情報の攪乱を狙ってわざと偽の情報をリークするとい う考え方自身は別段珍しいものではない。 「エリア51上空にはUFOが飛んでいる。アメリカ政府と異星人は秘密の 協定を結んでいる」という荒唐無稽な情報を意図的に流すことで、その 背後にあるより大きな陰謀を隠蔽しているというのだ。 偽情報を流す際は必ず一部の真実を含ませる。この場合、エリア51 上空にUFOが出現することは疑いようのない事実である。真実の断片 を含ませる理由はいろいろあるが、一つは偽情報に信憑性をもたせる ためである。 全てが作り話では誰も信じない。 一部の真実が存在するからこそ、人は騙されるのである。 人を騙すのにUFOなどという荒唐無稽な存在を利用するはずがないと 思われるだろう。だが、荒唐無稽なものほど情報操作にはうってつけな のである。すなわち、エリア51の謎の発光体に『異星人のUFO』という 胡散臭さいレッテルを貼ることで、いわゆる知識人や軍事専門家たちの 注意をそらそうと考えているわけだ。 偽情報を信じこんで真実から遠ざかるもよし。あほらしいと考えてまった く無視するもよし。偽情報を否定して、エリア51の疑惑自体をうやむや にするもよしなのである。 ラザー事件にもいくつかの布石が置かれている。マジェスティックに関 する情報がいい例だ。後に偽物だとわかる情報を微妙に織り交ぜること で、最終的にはラザー事件そのものを否定する。こうすることにより、 二重三重の情報攪乱がねらえるのだ。
では、S−4上空を飛行する謎の発光体の正体はなんなのか?真下 に軍事基地が存在する以上、なんらかの次世代兵器体系に違いない。 その形態や特徴からして、プラズマを利用した兵器である可能性がもっ とも高い。 ではラザーが見た数々の証拠はいったい何だったのか?まず、UFO や異星人に関する膨大な資料、および墜落UFOや異星人の解剖写真 等のほとんどすべては、情報操作を目的として作られた偽資料及び偽 写真だったと考えられる。 次に、ラザーがS−4内の格納庫で見たという9機のUFOの正体は何 だったのか? 結論を言えば、全て本物のUFOである。ただし、異星人 から譲り受けたものでも、技術提供を受けて作ったものでもない。純粋 にアメリカ政府のみの科学力で作り上げた地球製UFOである。 といっても、これらは全て失敗作のポンコツで、1980年代のプラズマ 技術発展途上時期に実験的に作られたものに過ぎない。後の布石と して、外観をマイヤー型UFOにイメチェンしたようだ。 では、元素115についてはどうか? 常識的に考えて、たった一つの 元素から空間を曲げるほどのエネルギーが得られるとは考えられない。 とはいえ、仮にもロバート・ラザーは科学者である。偽物の元素に気付 かないほど馬鹿ではない。これを考慮すれば元素115は確かに実在 すると考えられる。詳しいことは『元素115の正体』として後述する。
UFO研究家ジョン・リアーについては、まったく別の問題が内在してい る。 結論を言えば、彼は軍の情報部と手を組んだエージェントの一人である。 UFO研究家を自称してはいるが、結局は軍の情報操作に荷担する犬 に過ぎない。 すなわち、リアーこそが、ラザーの心理状態を逐一軍の情報部に知らせ ていたスパイだったのだ。 こういった偽UFO研究家には、他にもウイリアム・ミルトン・クーパーや ジョージ・ナップ、ストリングフィールドなどがいる。 彼らはアメリカ中に配置され、一般のUFO研究家を扇動し偽情報に向 かわせることで、大衆の目を事件の核心からそらすことを役割とする。 もちろん、彼らがそれほど深い部分で隠蔽工作に関わっているとはあ まり考えられない。政府に二重に騙されていると考えた方がいいのか もしれない。 これがいわゆるマインドコントロールである。 このシナリオを作成した情報操作のプロフェッショナル集団は、いかに すればラザーがマスコミに駆け込むほど精神的に追い詰められかを 幾度となくシュミレーションした。すでにラザーの性格も完全に知り尽く していた。『神経質』で『気弱』、一方で『反骨精神』がありかつ『正義派』 でもある。シナリオ上、実に操りやすい性格だっただろう。いや、その ような性格だからこそ白羽の矢が立てられたと考えた方がいいのかも しれない。
1989年5月、KLAS放送の『チャンネル8』において、ある男がアメリカ の最高機密を暴露した。その男の名はロバート・ボブ・ラザー――ネバダ 州グルームレイクにある「エリア51」から脱出した原子物理学者である。 彼はこの時、エリア51内における自らの体験を語り、アメリカ軍がエイ リアンと密約を交わし、共同でアメリカ製UFOを製造しているという爆弾 発言を行ったのだ。放送直後、彼の言葉を信じた多くの人々がエリア51 に集まり、実際に不可思議な飛行をする謎の発光体を目撃した。 彼は核物理学者としての才能を見込まれ、ある科学者を仲介にして、 エリア51内のS−4で働くことになった。そして、彼の役割とは、地球製 UFOの推進力として使用する放射性物質『元素115』の分析と合成に あったのだ。 彼の話によれば、元素115は、反重力を生み出すための反物質反応 炉の燃料となり、ほんの230グラムで、UFOを20〜30年間は飛行で きるという。 ちなみに、元素115(周期律表で、原子番号115ということ)は未知の 物質には違いないが、まったく手が届かない物質というわけではない。 1997年8月に、スイスで行われた「IUPAC」の総会で、9つの新しい 元素が周期表に追加され、元素112までが確認されたからだ。さらに、 元素115の存在は科学者たちの予測の中ですでに登場している。それ によると、崩壊の早い108から112までの人工元素とは違い、115まで くると理論的にも比較的長い半減期を持ち、安定した状態を保てるはず だという。 ラザーによると、元素115に陽子を衝突させると元素116の物質がで きる。この物質は不安定ですぐに崩壊し、その際に反物質を生成する。 この反物質の反応を電気エネルギーに変換し、重力波Aを増幅すると いう。ちなみに、重力波Aの発生源も元素115である。
さて、元素115が本当に反物質を生成することができるのかといえば、 可能性は低いだろう。簡単に言えば、彼は情報攪乱のためのメッセン ジャーに仕立て上げられたのだ。 つまり、エリア51において開発されている、真の未来型兵器体系を世 間の目から隠すための情報操作の一環として利用されたのだ。 それでは、元素115も実在しないのかといえば、それは違う。 嘘には必ず真実が含まれているものだ。全てが嘘では人をだますこと はできない。特に、ラザーは物理学に造詣が深かった以上、偽物の 元素ならすぐに見破ったはずである。 彼の元素115の分析や合成はまったくはかどらなかった。 あたりまえだ、研究の方向そのものがまったく見当違いだからである。 すなわち、元素115の正体は、彼が上司に吹き込まれたような反物質 生成元素ではないということだ。
元素115は実在する。 それは間違いない、ロバート・ラザーのお墨付きだ。 では、アメリカ政府はどこからその物質を手に入れたのか。 入手源は二つある。 一つはアポロ計画において、月の海から持ち帰った岩石である。本来、 元素115のように重い物質は、天体形成の際、核付近まで沈んでしま うため、地表面で見つかることはない。なぜ、月の海にそんな物質が 存在するのかといえば、過去に月を襲った天体規模のカタストロフィー と深く関わっている。簡単に言えば、月の海を構成するかの黒い地質は、 月の地殻の一部が吹き飛び、核の構成物質が地表面に露出して誕生 したものなのだ。 二つ目の入手源は、ズバリエイリアン(ただし、「異星人」ではない)から である。ただし、アメリカ政府が彼らと密約を交わして手に入れたわけ ではない。そのような噂は、情報攪乱を目的として、軍側から流された 偽情報である。 1947年、ロズウェルに墜落したエイリアン側のUFOから回収したので ある。 元素115は反物質ではないが、莫大なエネルギーと重力場を生みだす 特殊な放射性物質である。「エイリアン製UFO」の飛行には、底部に据 えられた三つの磁力線照射装置を使用する。磁力線の3点交差によっ て炉心部にプラズマを発生させ、交差ポイントを移動させることで、機体 ごと交差先に移動させていくのである。元素115は、プラズマを発生さ せる際に要する、莫大なエネルギーの供給源なのだ。
球電ほど不気味で、謎に満ちた自然現象はない。その発生メカニズム と強烈なパワーは、多くの科学者たちを悩ませてきた。 1967年、ロシアのM・T・ドミトリエフが、球電光に関するかなり詳細な 観察報告を提出している。彼はロシア西部のオネガ河畔でキャンプを している最中に、球電光を目撃したという。彼によると、突然、凄まじい 稲光が走り、その中から火の玉のようなものが出現した。形は楕円形 で、中心が黄白色、その周りを暗い紫色と青い色の光が取り囲んでい たという。 火の玉は風の影響はまったく受けていない様子で、水面から30センチ の高さをゆっくりと移動したが、やがてパヒパチ、シューシューという音を 発しながら、彼の頭上を通過して土手の上まで達し、そこで30秒ほど 静止した。火の玉はその後、刺激臭のある青みがかった煙をたなびか せて、ビリヤードのボールのように木から木へぶつかりながら移動し、 そのたびに凄まじい火花を発した。そして、1分後、視界から消えてしま ったという。 1928年、激しい雷雨の最中に実に奇妙な球電光が出現した。ジョン・ ヘンリー・レーン師がペンシルベニア州ジムソープの自宅の浴室にいる と、防虫ネット張りの窓の外に、グレープフルーツ大の黄色い火の玉が 見えた。火の玉は音もなく網目をすり抜けて、師の足元をしばらく「転げ まわり」、ぽんと弾んで洗面台に飛び込み、栓のチェーンを溶かしてから、 排水溝に消えた。神父は数週間後、また同じ体験をした。この時は、 すでに溶かした洗面台のチェーンには目もくれず、浴槽に入り込んで、 例のごとく栓のチェーンを溶かした。
球電光に対する簡単な定義はこうだ。――黄色いバスケットボールの ような球がひとつ、「どこからともなく」現れ、建物の屋内や屋外、航空 機の機内や機外を最大10秒間、急速に浮動し、バンという衝撃音と 共に消滅する――もちろん、この特徴全部に合致する出現例はほとん どないし、細部が大きく異なる。そこで、いくつかの目撃報告を総合し、 球電の一般的な特徴をあげるなら以下のようになる。 ・球電光は普通は雷と共に生ずる。 ・出現時の形状はさまざまで、一般に球形か洋ナシのような形だが、 まれに、“いがぐり状”や“ダンベル状”、“棒状”なども報告されている。 (棒状の発光体が鍵穴から入り込んで、室内で球になったケースも ある) ・大きさも一定していない。たいがいは1センチ程度から1メートルほど の範囲に収まるが、1977年6月8日にはウェールズのダヴィッド上空 で、“バス大”の巨大な球電が沿岸警備隊員によって目撃されている。 ・明るさは家庭用の電球並み。色は10種類ほどあるが、赤やオレンジ、 黄色のものが多い。まれに、透明なものや、火炎を発するのではなく 煙を発するものも記録されている。 ・奇妙な音を発する場合が多い――ゴロゴロ、ガタガタ、ブーン、シュー シュー、ピュー、バリバリといった具合に。 ・オゾン臭や焼け焦げのにおいを伴うことが多い。 ・稲光などの通常の放電現象と違って、球電は避雷針や金属や水を 無視してかかる。 ・物理的に存在する物体を穴もあけずに貫通する。
球電光に関するまとまった報告が作成された19世紀初頭以来、多くの 議論が繰り広げられた。カナダの科学者エドワード・アーギルは、球電 光は単なる目の錯覚であると断言する。すなわち、雷が落ちるとまばゆ い閃光が生じる、それが目撃者の網膜に残像として残ったというのだ。 彼の説なら、物体貫通をはじめとした球電の異常な動きに説明がつく。 しかし、球電光が物理的な痕跡を残した場合はどうなのか?音を伴う 球電光も説明がつかない。複数の人が同じ状況で、同じ形と同じ経路 をたどった球電光を目撃した場合はどうか?球電光は残像などではな く、物理的な現象であることには疑う余地がない。そして、球電光の 正体はすでに科学的な理論によって解き明かされているのだ。それが 大槻義彦教授が提唱した「大気プラズマ説」である。 プラズマとは、大気に強い電界が発生して、大気中の原子や分子が原 子核と電子にバラバラになった状態のことをいう。バラバラになった電子 は可視光線を反射して発光する。また、原子核はプラス、電子はマイナ スの電気を帯びているため、いったん外へ出た電子は引き合う性質上、 もとの原子の中に入ろうとする。このとき電子は光を放出し、発光現象と なるのである。雷の際発生する球電は、雷雲から地上に流れる電流に よって生ずる。発生した電力が、空気をイオン化してプラズマ球を作り出 すわけだ。外部にエネルギー源があると考えれば、球電光の寿命が 長いわけは説明できるだろう。 しかし、10秒間持続する球電に当てはまる説明は、10分間の球電に は当てはまらない。10分間の球電が形成されるには、既知の方法では 作り出せないほどの高出力を要するからだ。
プラズマを作り出すのは雷だけではない。エネルギーが高い電磁波など を物質に浴びせると、電子が原子から飛び出してプラズマを作り出すこと がある。家庭にある電子レンジでさえ、条件がそろえばプラズマを発生さ せる。 10分以上持続するプラズマの場合、天から降り注ぐ宇宙線が偶然に 交差して生まれたとすれば、エネルギー上の問題も解決できる。 また、プラズマは重力に左右されない性質を持つため、場合によっては 非常に奇妙な動きをする。 穴もあけずに物体を貫通したという報告もプラズマの透過性で説明でき る。大槻教授のセラミック板実験で、プラズマの物体透過能力が確認さ れたからだ。
1988年1月、オーストラリア――国を挙げての200年祭の準備が進み、 世界の目がこの南の大陸で行われたあらゆる祝典に注がれていた。 ノールズ一家がパースにある自宅を出発したのは1月19日のこと。上 は24歳から下は18歳の息子たち(ウェイン、パトリック、ショーン)と、 二匹の愛犬を連れて、母親のフェイ・ノールズは南海岸沿いのエーア・ ハイウェイに自動車を走らせ、メルボルンに住む祖母の家に向かって いた。1月20日水曜日、午前4時過ぎ、一家はマンドラビアという小さ な町のすぐ近くまで来ていた。ショーンは、前方に一見ヘッドライトのよう な強烈な光があることに気付いたが、その光は猛烈な勢いで突進して くるや、飛び跳ねるように後方へと姿を消してしまった。 彼らが唖然とする間もなく、その光は急旋回し、再び猛烈なスピードで 車めがけて突っ込んできた。こうして恐怖の追いかけっこが始まった。 二人の息子は光をよくよく観察して、驚愕の声を上げた。「UFOだ!」。 ショーンはアクセルを踏み続け、なんとかUFOを振り切ろうとしたが、 真っ白に輝く不気味な発光体は執拗に車を追いかけてくる。Uターンを すれば、UFOも急激なターンをして乗用車を追跡してきた。こうして、 その光る物体は車を追ったり追い越したり、あるいは一瞬姿を現わした かと思うと、次の瞬間にはもう消え去ったりという具合に出没しつづけた。 しばらくすると、車内に凄まじい熱気が充満し始め、さらに屋根から眩い 光が透過して、昼間のように車内を照らし出したのである。
一家はパニックに陥った。UFOは既に彼らの頭上にいたのだ。ノール ズ婦人は気丈にも、窓から車の屋根に腕を伸ばしてみた。すると、何 やら海面状のグニャグニャした物体に手が触れ、驚いた婦人はすぐさ ま手を引っ込めてしまった。見れば、手はミミズ腫れのように真赤に腫 れ上がり、滑らかな“スス”のようなものが付着していた。 さまざまなことが一斉に起こった。自分たちの話し声が妙に不明瞭な 感じになり、意識が朦朧としてくるのが分かった。目がかすみ、耳鳴り までし始めた。道路全体を、ブーンという不気味な怪音が包み込み、 車内には目を射るような光に代わって、悪臭を伴った真っ黒な“霧”が 入りこんできた。その直後である。車が激しく左右に揺れだすや、突然 真っ黒な霧が消え失せ、彼らの車が何かに吸い上げられるように、 空中へと浮かび上がっていくのが分かった。 しかし、恐怖は突然終わりを告げる。ドシンと落されたような感じになっ たとたん、タイヤが1本パンク。ショーンが車を路肩に止めるなり、全員 が車内から飛び出して茂みに隠れた。遠くにまたあの光が現われ、 車の上空を20分ばかり旋廻していたが、やがて姿を消した。 もう現われないことを確認すると、一家は大急ぎでタイヤを交換し、全 速力で車を飛ばした。ショーンとパトリックがサウスオーストラリア州 セジュナの警察に通報に来たのは、ご前1時ごろだった。 二人によると、その光は「非常に明るく、中心部分が黄色くて周辺は 白かった」という。ノールズ一家は明らかに脅えていて、車の屋根には 数カ所のへこみがあり、車内には異臭を伴ったグレーの灰が散在して いた。
この事件は、数あるUFO接近遭遇事件の中でも、特に信憑性が高く、 UFO研究家たちの間でも評価が高い。 ノールズ一家の10キロメートルほど先を走っていたグラハム・ヘンリー もまた、トラックのバック・ミラーで「きらきらとした光」を見たと証言して いる。 UFO研究団体「UFORA」のサウスオーストラリア支部では、警察とは 別に目撃者全員からデータを収集し、調査を進めていくと、その夜の出 来事を裏付ける証拠が次々と出てきた。 雲一つない乾燥した夜だったのに、突如として異常気象が起こったと いう報告が数人のドライバーから出されていたのである。 ある車の同乗者は、突然台風並みの向かい風が吹きつけてきて、車 が左右に大きく揺れたと証言している。
この謎に満ちたUFO遭遇事件を科学的に解明した人物が、大槻義彦 教授、である。 大槻教授はUFOとプラズマの特性の間に多数の共通点を発見し、独自 の「UFO=大気プラズマ説」を展開する。大気プラズマとは固体、液体、 気体に次ぐ物質第四の状態で、実質、この宇宙の99.9%を構成して いる。現代物理学の行き着く先、それがプラズマだと言っても過言では ない。宇宙から降り注ぐ複数の電磁波が、ある1点で交差すると、そこ に膨大なエネルギーが集中する。そうすると、通常、規則的に原子核の 廻りを公転しいた電子が軌道を逸脱し、原子核と電子がバラバラになっ た特殊なソリトン状態に変異する。このプラズマは“キーン”や“ブーン” といった怪音を伴い、特有のオゾン臭を放ったりする。 プラズマの移動は電磁波の交差ポイントに依存するため、たいていの 物体を透過するが、電磁波の一部は自動車の金属面で反射し、そこに もプラズマが発生することになる。物質は通常、電気的に中性であるが、 プラズマ状態の場合、正の電荷を持つ原子核と負の電荷を持つ電子が バラバラになっているため、そうはいかない。プラズマは強烈な電磁場 を形成しているため、この状態で金属に接近した場合、金属表面には プラズマの持つ電気と正反対の電気が集中することになる。プラズマが プラスなら、マイナスの電気が集まる。当然ながら、プラスとマイナスは 互いに引かれ合うため、ちょうどプラズマと金属が相互に引っ張り合う 形になる。これを「電気的鏡像力」と呼ぶ。 ノールズ事件の場合、電気的鏡像力は、計算上10トン以上になる。 高温のプラズマには上昇力が働くため、結果、車はプラズマに引っ張ら れる形で、空中に吊り上げられることになるのだ。
また、一家の意識が朦朧となり、思考活動が鈍くなったのは、プラズマ 独特の“EM効果”が原因である。 逸脱した電子が元の原子に戻ったとき、電磁波という形でエネルギー が発散される。この電磁波によって自律神経が侵されたのである。 ノールズ事件の場合はそれほどでもなかったが、このEM効果がひどく なると、車の電子機器が焼き切れたり、X線やγ線によって、人体に放 射能障害が出たりする。そして、コア(原子核)と電子層の間に強い電 磁波が閉じ込められると、プラズマは非常に固くなり、安定した構造を 生み出す。表面がゴムのような固体状になり、何かにぶつかっても跳 ね返ってしまう。これを“プラズマ弾性体”という。 ノールズ婦人が触れた海面状の物質の正体は、このプラズマ弾性体 である可能性が高い。
アメリカはカリフォルニア州ロサンゼルス、高く聳えるサン・ガブリエル山 脈を越えると、四方を山並みに囲まれた盆地状の高地に行き着く。 そこはアメリカ最大の軍需企業が肩を並べる、 軍事機密施設の密集地帯でもある。 人は、ここをアンテロープバレーと呼ぶ。 「レイヨウの谷」という意味である。 のどかな名前とは裏腹に、レイヨウの谷は、10年ほど前から、地球製 UFO開発の中心施設ではないかという噂が流れていた。 事実、ランキャスター、ローサモント、パームデールでは、真赤に発光 する不気味な発光体や、デルタ型のUFOがたびたび目撃されており、 アンテロープバレーの北側には、アメリカでも最大規模の「エドワーズ 空軍基地」が存在するのだ。さらに、数年前までは、この巨大な軍事 施設を囲む形で、西側にはノースロプ社、南側にはマグダネル・ダグ ラス社、東側にはロッキード社が陣取っていた。 しかし、アメリカは1995年以降、産軍複合体の基盤強化を目的に、 軍事企業の合併・買収を押し進める方針を取ったため、ボーイング社 がマグダネル・ダグラス社を買収して超巨大化し、ロッキード社がノー スロップ・グラマン社を買収した。ゆえに、現在では、ロッキード社が 東西2箇所の軍事施設を持ち、南をボーイング社が所有、そして新た に参入したゼネラルダイナミックス社が加わる構図となっている。
いずれも軍需産業の最大手で、軍産複合体の一翼を担う大企業で あるが、不思議なことに、これらアメリカの軍事企業が一体いかなる 軍事兵器を開発しているのか、未だに判然としない。 というのは、アンテロープバレー上空にはほとんど戦闘機が飛来しない のである。 これは極めて奇妙なことで、同じ軍事施設であるライトパターソン基地 や、ネバダ州のエリヤ51とは対照的な特徴である。
アンテロープバレーでは航空機を扱ってはいないのだろうか? しかし、それにしては不可解なことが一つある。 アンテロープバレーの全ての軍事施設には、必ずV字状に分かれた 巨大な滑走路が存在しているのだ。もちろん、そこに降り立つ航空機 は1機も存在していない。滑走路に似てはいるが、用途がまったく異 なる構造物なのである。その証拠に、どの滑走路も、その先にはパイ ロンと呼ばれる奇妙な斜塔が立っており、仮に戦闘機が着陸しようと しても、それが邪魔で危険極まりない。 パイロンは高さが40メートルを越える先細りの尖塔であり、地上面に 対して約60度の傾斜を保っている。そして、その先端には巨大な鋼鉄 のフック(爪)が光り、通常、ここには奇妙な金属製物体が固定されて いる。その形状は主に球体で、まれに円盤型やデルタ型の物体も確認 されている。 高倍率の双眼鏡で確認する限り、金属物体はチタニウムなどのレアメ タル製金属である可能性が高く、ドアやコックピットの風防が確認でき ない以上、人間が乗るようには出来ていない。また、同じパイロンでも 軍事企業によって微妙にその形態が違い、地上への取り付け方も各社 異なっている。西側の施設は、巨大なリフトで設置する“地上取り付け 式”だが、南側の軍事施設のパイロンは、地下格納庫から地上に迫り 出す“エレベーター式”であり、さらに、東側の施設ではパイロンが固定 される代わりに、巨大なガントリークレーンがレールの上を移動して パイロンを覆い隠す“固定収納式”になっている。同じ兵器体系を共同 開発する中、何らかの使用目的の違いで、各社、パイロンの区別化を 図っていると思われる。 しかし、いずれの施設にしても、パイロンには取り外し可能な謎の金属 物体が、必ず乗せられており、それがこれら軍事施設の中心になって いると見て間違いない。
アンテロープバレーの軍事施設に共通している特徴は、V字型滑走路 とパイロンの他、更にもう一つ存在する。 それは複数以上の巨大なパラボナアンテナである。多数のパラボナ アンテナは、必ずV字滑走路の頂点付近に林立し、1本のパイロンには 少なくとも2機以上のパラボナアンテナが向けられている。一般人が アンテナと聞くと、すぐに電波の受信を思い浮かべてしまうが、それだけ ではない。アンテナは電波を照射するためにも用いられる。 アンテロープバレーも然りである。 ここにあるパラボナアンテナは、パイロン上の金属球に向けて、 強力な電磁波を照射しているのだ。 では、一体何のために、金属球に電波を照射しているのだろうか? 軍事専門家たちの共通した見解は以下のようなものである。
“これは物体の反射吸収の度合いを測定するための施設である。電波 を照射することによって、いかなる素材、もしくは形体が最も電磁波を 反射・吸収するのかを実験している――それはレーダーに探知されな いステルス機を開発するためには必要な、典型的な電波反射率(RC S)の実験システムに相違ない。事実、アンテロープバレーに施設を持 つロッキード社、ノースロップ社らは、“F−117ナイトホーク”をはじめ とした有名なステルス機開発の大手企業である” ――なるほど、明解である。 しかし、疑問がないわけではない。 たかがRCSの基礎実験に、 これほど大規模な軍事施設が4ヵ所も必要なのだろうか? さらに不可解なことに、各軍事施設には、必ず上空を向いたパラボナ アンテナが存在するのだ。このパラボナアンテナの照射対象は、間違い なく軍事静止衛星であり、そこへ向けて電磁波を照射、あるいは受信 しているのである。
軍事衛星とステルス機実験は、どう考えても結びつかない。 軍事専門家の間では、アンテロープバレーはステルス機開発のメッカ として有名で、各企業が航空ショーなどで配るパンフレットにも、その ことが堂々とアピールされているらしいが、これはやはり、エリア51と 同じく何らかの情報操作と大衆の心理操作が行われていると見るべき だろう。 アメリカ政府と軍産複合体は、レイヨウの谷の各軍事施設に対して、 表向きステルス機実験を装わせながら、その裏でまったく別な兵器 開発を行わせているのだ。 実際、UFO研究家の早川弼生氏が入手した情報の中に、ロッキード社 のパイロンが地下格納庫から上昇してきた後、先端に乗せてあった 金属物体が、一瞬して消えてしまう光景を目撃した人の報告がある。 金属球が、この世から消滅してしまったのではない。 あまりのスピードで飛んでいったために、人間の目では感知できなかっ たのだ。
これに呼応するかのように、アメリカ西海岸上空では、ロサンゼルスを 中心に、時折“空飛ぶ金属球”が目撃されている。 さらに、1991年、ロサンゼルス一帯に、凄まじい轟音が響き渡り、地元 の住人を驚愕させている。物体の速度が音速を超えたとき、相対的に 空気は固体となるため、それを切り裂くときに衝撃波(ソニックブーム)が 走る。 一時、軍事専門家の間で、この謎のソニックブームを引き起こしたのは、 アメリカが極秘開発している超高空偵察機「オーロラ」ではないかとされ たが、波形の分析から、物体がそれほど大きくないことが判明し、すぐに 否定された経緯を持つ。 これはやはり、アンテロープバレーから飛来した“空飛ぶ金属球”が超 高速で大気圏に突入したのが原因である見て間違いないだろう。
そこで注目すべきは、前述したパラボナアンテナと軍事静止衛星の 組み合わせである。 アンテロープバレーにあるパラボナアンテナは、いずれも強力な電磁波 を発生させ、パイロン上の金属球に照射している。しかも、このとき使用 されるパラボナアンテナは常に2機以上。すると、どうなるか?複数の 電磁波が交差すると、その空間には膨大なエネルギーが集中し、条件 さえそろえば、大槻教授の実験で証明されたように、灼熱の大気プラズ マが発生するのだ。 普通の金属なら4000度以上の高温に融解し、蒸発してしまうが、ここ で使用される金属は、ステルス機と同じ融点の高いレアメタルである。 この状態で、パイロンの先端で金属球を固定している鋼鉄の爪を外す とどうだろう?驚いたことに、金属球は落下せず、空中で静止したまま となるのだ。 原理は、先に述べたノールズ事件の概要と同じである。
原子核と電子がバラバラになったプラズマは、金属に接近した場合、 自身の持つ電気と反対の電気が金属表面に集結するため、互いに 引き合う電気が電気的鏡像力を引き起こし、プラズマと金属は完全に 密着状態になるのである。 そこで、パラボナアンテナを操作し、電磁波の交点を移動させれば、 金属球もそれに伴い、とてつもない速度で飛行する。超高速・急発進・ 急停止・鋭角ターン…スーパーコンピューターで精密な座標計算を行 えば、まさにUFOのように自由自在な飛行が可能となるのだ。 さらに、地上のパラボナアンテナを上空の軍事衛星と直結させれば、 金属球を一瞬にして宇宙に送り込むことだって可能となる。 その上で、アンテロープバレーの軍事衛星を他の軍事衛星、特にNO RAD(北米航空宇宙防衛司令部)の軍事衛星ネットワークと連動させ れば、そのままリレー電磁波に乗って、地球上いかなる場所にも瞬間 的に金属球を出現させることができるのだ。
この技術を応用すれば、恐るべき未来型兵器体系が完成するだろう。 単純に、金属球をピンポイントで、敵の中枢に激突させるだけでも、と てつもない打撃を与えることができる。しかし、これがもし、単なる金属 球ではなくミサイル――特に核兵器を搭載した大陸間弾道ミサイルだ った場合、実に恐ろしいことになる。 プラズマの移動は位相であるため、交差ポイントの移動は限りなく光速 に近い(理論的には光速突破も可能だが、ハードの技術的限界からも 現段階では実現不可能である)。 伝え聞くところによると、金属球が大西洋を横断するのにかかった時間 は、わずか20秒だという。まさに、打ち上げから、わずか数十秒以内で、 地球上のあらゆる地点にキノコ雲を立上らせることが可能なのだ。 パトリオットなど何の役にもたたない。核兵器が搭載された金属カプセ ルによる瞬間的な先制攻撃によって、敵の中枢や主要都市は完全に 破壊され、国土は焦土と化すだろう。
こうして、大陸間弾道弾の時代は幕を閉じ、21世紀に新たな暗雲を 投げかけることになる。 ただし、プラズマは非常に透過性が強いため、一歩間違えれば、核を 自国内で炸裂させてしまうことにもなりかねない。金属内部へのプラズ マの侵入を防ぐためには、高度な電磁波遮断技術を発展させるしか ないが、それが達成されれば、もはや世界はアメリカに占領され、その 支配下に置かれたと見ていいだろう。 そして皮肉なことに、電磁波を遮断する技術で世界のトップを走ってい るのは我が国日本で、間接的にではあれ、日本はアメリカの有体プラ ズマ兵器開発の最後のハードル越えに寄与していることになる。 近年は、ロシアや中国、そして日本の自衛隊も、プラズマ兵器の重要 性と未来性に気付き、アメリカに追従しようとしているらしいが、アメリカ とて、核兵器と同じ過ちは二度と繰り返さないだろう。
アメリカは1960年代後半から、既にプラズマ兵器開発に全力を注ぎ、 ポスト核兵器を全面に出しながら、その裏では核を越える未来型最終 兵器の基礎的実験を繰り返してきたのだ。 その情報量の差はそうやすやすと埋められるものではない。 アメリカは既に、21世紀を踏まえた段階的な世界支配構想案を完成 させているが、その前段階として、経済政策上の脅威になりつつある EUと、目の上のコブであるイスラム諸国とを衝突させ、手を汚さずして 両方の勢力を叩き潰そうと画策している。 さらに、そのドサクサの中で、アメリカの発言力が低下した役立たずの 国連を解体し、アメリカ一辺倒で全てが決議できる世界統一政府を 樹立しようとしているのだ。 この未来戦略はNSA(国家安全保障局=国防総省に部署を持つ情報 収集機関)が作成したものだが、世界のプラズマ技術がアメリカに追い つかない、ここ数十年のうちに実行されると見て間違いない。
1990年7月のほかならぬ13日の金曜日、イギリスのウィルトシャー州 ピューゼー渓谷のオールト・バーンズで、これまでで最も注目を集めたと 思われるミステリー・サークルが出現した。 この日は、世界中から物理学者と気象学者が参加してオックスフォード で学術会議が開かれた日でもある。その席上で、ミステリーサークルは 新種ではあるが理にかなった気象現象であると結論づけた直後だった。 世界中から注目をあびた理由は他にある。 その図柄が、円と六重の環と直線、それと先端が枝分かれしたアーム が組み合わさってできた、それまでのものとは比べものにならないほど 複雑な、いわゆる初のスーパー・ミステリー・サークルの出現事件だっ たからだ。
ミステリー・サークルの中には、上記の例のようにあきらかに高度な 知性体が関わっているとしか考えられないものがある。では、やはり ミステリーサークルはイタズラの産物に過ぎないのだろうか? 1991年9月9日付の『トゥデイ』紙に、「世界をだました男たち」という 記事が、一面トップで掲載された。紙によると、全てのミステリーサー クルは二人のイギリス人画家、ダグ・バウアーとデヴィッド・コーリーが 一夜にして作り出したという。 事実、紙は二人に偽のサークルを作らせて、何も知らない専門家に 調査を依頼したところ、あれらのサークルは「間違いなく本物」で、 「近年のサークルの中でも、きわめて不思議な事例だ」という答えが 返ってきたという。 しかし、イギリス全土で何千と現れたミステリーサークルが全て彼らの 手によるのか、といえば疑問である。科学者たちの間でも、「二人の イタズラ説は全ての例に当てはめることはできない」との意見が大勢を 占めている。 というのも、本物のミステリーサークルと偽物のミステリーサークルの 間には明らかな違いがあるのだ。 まず、偽物は茎が下部で折れてしまっている。あからさまに、人間の 踏み荒らし跡が残っている場合もある。 一方で、本物は小麦の茎が折れずに曲がっている。それゆえ、小麦 は倒れたままでも成長しつづけ、収穫することだってできる。
それだけではない、最近の研究では小麦の細胞レベルで著しい変化 が起きている事が確かめられている。本物のミステリーサークルでは 麦の内部組織が変化し、節が肥大していたり曲がったりしているのだ。 科学者たちの間では、瞬間的なマイクロウェーブの熱エネルギーが、 麦の茎に照射されて曲がったのだろうと推測されている。麦の節には 水分が溜まっているため、それが熱によって沸騰し、細胞レベルで 膨張したり、破裂したりするというのだ。 また、イギリス在住の研究家、ケレン・ダグラスが実証したレーベン グッド効果も、サークルの真偽を確かめるためのリトマス試験紙として 評価されている。 本物のミステリーサークルの場合、サークル内の麦を顕微鏡で観察 すると、麦の節の細胞壁が膨張し、細胞内は小さな穿孔で穴だらけに なっているのが分かるのだ。そして、似たような現象は電子レンジで 引き起こせることが判明している。 ミステリーサークル研究者たちの長年の調査により、近年ある一つの ことが実証されつつあるのだ。 すなわち、本物のミステリーサークルには、明かに高エネルギーの 電磁波が放出された痕跡が残っているということだ。
実は、ミステリーサークル生成の原理は科学的な理論として既に解き 明かされているのだ。それが、大槻義彦教授が提唱したプラズマ理論 である。 大槻教授は自ら開発したプラズマ発生装置を使い、小型とはいえ、 完全なミステリーサークルを作り出すことに成功したのだ。これは決定 的である。サイズはミニとはいえ、作り出されたミステリーサークルは、 単円、二重円、三重円……と、イギリスに現れる大型ミステリーサー クルの特徴を完全に備えていたからだ。 小麦に現れた細胞レベルでの変化も、プラズマが放つ電磁波の影響 を受けたと考えれば納得がいく。 また、大槻教授によると、プラズマは自らの静電気で大気中のダストを 付着させ、厚い集積層をつくりだす。それが、時には金属よりも固く、 時には水面のように柔らかな外装をつくりだす。これが、小麦畑のよう に地上でも柔らかな部分に舞い降りるとどうなるか?プラズマが微妙な 圧力となって、あのような不思議な円形痕を作り出すのである。しかも、 プラズマ自体がある一定の方向に回転しているため、小麦もプラズマの 回転方向に沿って倒れこむことになる。 しかし、ミステリーサークルには、なぜあのような同心円が生まれるの だろうか?
一説にはプラズマ自体が初めから持っている模様だという。すなわち、 雪の結晶が形成時の環境条件によってそれぞれ違った形をもつように、 プラズマもその誕生プロセスの違いによって独自の形態を取るのでは ないかという考え方である。 その場合、プラズマには断層構造があり、各層の境ごとにダストを集積 した層があることになる。また、プラズマ自体が持つ断層ではなく、その プラズマの周囲を公転する『子供プラズマ』の踏み分け道だと考えること もできる。 まあ、どちらにしろ大槻教授のプラズマ実験ですでにその存在が確認 されている以上、プラズマ自体が持つ特殊性に起因することは間違い ないだろう。 ところで、「子供プラズマ」とは「親プラズマ」の形成段階において、ある 一定の条件を満たすと発生する小さなプラズマのことである。「子供プラ ズマ」は「親プラズマ」の赤道付近を規則正しく公転するが、1個の場合 を除いて、必ず偶数個が出現する。ミステリー・サークルの写真で、 大きな円形痕の周囲に小さな円形痕があるのを見たことはないだろう か?子供プラズマが発生する時は、パワー・バランスの関係で必ず 一方が他方の対称位置にくる。ゆえに、1個の場合を除いて、必ず偶数 個しか出現しないのだ。 これでわかったと思う。ミステリー・サークルの謎は大槻教授のプラズマ 理論によって大部分が説明できる。このへんで断言してもいいだろう。 ミステリー・サークルの正体は自然界の大気プラズマ現象であると・・・。
しかし、すべてのミステリー・サークルが純粋な自然現象だとはどうし ても思えないという例が出てきている。 ここではっきり言っておく。イギリスで出現する元々のミステリー・サー クルは、自然界起源のプラズマ現象が原因である。詳細は不明だが、 イギリスは古代からプラズマが発生しやすい環境にあるのかもしれない。 しかし、なかには明らかに何らかの知性が明らかに関与したと思われる 人工的図形があるのも確かだ。最初に紹介した、オールト・バーンズで の事件もその一つである。 これらの図柄は非常に複雑で、ほとんどの場合、自然界のイタズラでは 形成不可能とされる直線模様が数多く見うけられるのだ。 では、そのスーパー・ミステリーサークルに限っては、すべて人間の手 によるイタズラなのか、といえばそうではない。 スーパー・ミステリーサークルの大部分は、むしろ自然界のプラズマが 作ったミステリーサークルのように、茎が折れずに曲がっているし、レー ベングッド効果の痕跡も検出されるからである。 とすれば、答えは一つしかない。
スーパー・ミステリーサークルがプラズマで作られた以上、作ったのは プラズマを自由自在に扱える人物・組織・国ということになる。 これは、イギリスの畑を利用した、何らかの実験である。 なぜ、スーパー・ミステリーサークルはイギリスだけに限定的に出現 するのか? ある国が他国の領土を借りて何らかの実験をしようとした 場合、敵の領土を使用することはない。必ず自国の、もしくは同盟国の 領土を使う(もちろん、戦時中は別だが)。 『エリア51の正体』を含め、これまでの内容を読んできた者には、 理解できることだろう。 スーパー・ミステリーサークルは、アメリカのプラズマ兵器によって 作り出されたのである。
アメリカは、同盟国イギリスの許可を受け、プラズマ兵器の精度を高める 実験の一環として、イギリスの小麦畑を利用しているのだ。 なぜ、イギリスを選んだのか? いくつか考えられるが、第1は同盟国であるため許可を受けやすいこと。 第2は、イギリスは地形的に自然界のプラズマが発生しやすいため、 一種のカムフラージュになること。 第3は、プラズマを発生させるための粒子線をミラー衛星で反射させる際、 アメリカとは地球の反対側に位置するイギリスを使えば、より、実験の 意義が高まるためである。 近年、ますますミステリーサークルは複雑化の一途をたどっている。 いうならば、ミステリーサークルの図形の変遷は、そのままアメリカが 開発しているプラズマ兵器の技術的発展を表しているといえるのだ。
1996年8月、イギリスのウィルトシャー地方オリバース・キャッスルの 穀物地帯で、ミステリーサークルができる瞬間の画期的な映像がビデオ で撮影された。 午前5時ごろのこと、ジョン・ウェイレンは低くうなるような音を耳にし、 周囲に目をやった。その瞬間、彼が見たのは穀物畑の上を移動する 光り輝くUFOだった。彼はチャンスとばかりにビデオカメラの撮影ボタン を押したが、なぜか作動しない。やっとテープが回りだしたと思ったら、 すでにUFOは姿を消していた。 落胆しつつも、UFOが移動していたあたりの畑に向かってカメラを回して いると、突然、2機の小型UFOが姿を現わした。2機の小型UFOは40 〜50センチくらいで、畑の上を弧を描くようにして飛び回った。 その直後である、信じられない出来事が起こった。小型UFOが飛行し ていた真下の畑が突然バタバタと自ら倒れはじめ、約10秒ほどで複雑 なミステリー・サークルが出来上がったのだ。 この時の図形は、ちょうど雪の結晶のようで、中心円痕から6方向に 直線が伸び、それぞれの直線には大・中・小と三つの小型サークルが 位置している。分類的にはスーパー・ミステリーサークルの範疇に入る 複雑さである。
現在までのところ、テープに人の手が加わったという形跡はない。つまり、 トリックでつくられたという証拠は、まだ何一つ発見されていないのだ。 もっとも、アニメーションの技術を使えば、同じような画像を作ることは 可能である。再現不可能とされた微妙な手ぶれもアニメをビデオカメラ で二重撮影することでクリアできた。 事実、撮影者のジョン・ウェイレン自身もいずこともなく失踪している… …しかし、あえて彼の肩をもつなら、彼は当局から何らかの圧力が加え られたとも考えられる。 実際、ミステリーサークルの出現現場には、イギリスの空軍ヘリコプター が確認にやってくることが多く、イギリス政府がミステリーサークルに 深い関心をもっているのは確かなようである。いや、サークルの出現 直後に現れることもあり、ミステリーサークルの出現地帯を事前に知っ ていた感さえある。 結論を言えば、これはアメリカのプラズマ兵器実験の一環である。 ただし、目的が違う。 アメリカがスーパー・ミステリーサークルをつくる際には、軍事偵察衛星 で周りに人がいないことを確認し、誰も気づかない一瞬のうちにつくり あげる。 ゆえに、今までビデオ撮影どころか、ミステリー・サークルができる瞬間 を見た人さえいなかった。
すなわち、アメリカはウェイレンを利用して、ミステリーサークル誕生の 瞬間を意図的に撮影させたのである。 事実、彼はUFOキャッチャーであり、常にビデオやカメラを携帯していた。 当地でも数日前からウロチョロしており、アメリカ側にとっては、絶好の カモだったに違いない。 しかし、そんなことをして何になるというのか? 時期が来たのである。 すでに先進各国の軍事専門家や一部の研究者たちは、プラズマの 兵器としての有用性に気づき始めている。 しかし、もはや手遅れである。アメリカの未来戦略は既に始まったから だ。アメリカはプラズマ兵器を利用して他国への威圧を行ったのだ。 未来を生き残るにはアメリカに従うしかない。
キャトルミューティレーション(ミュート)(日本語に訳せば動物虐殺)とは、 1960年代前半から、おもにアメリカを中心として報告されている家畜 虐殺事件の総称である。 といっても、単に動物が殺されるわけではない。いったい誰が、何の 目的で、そしていかなる手段を使って惨殺したのか、そのいっさいが まったくの謎に包まれているのだ。 虐殺される家畜の対象は、その大半が牛であるが、初期の頃には、 馬や鶏や羊などの報告も若干だが混じっている。 これら家畜の大量虐殺事件は1967年9月7日、アメリカのコロラド州 アラモサから始まった。被害者の第1号は生後三歳の乗用馬で、その 名を「スニピィ」と呼ぶ。当日、牧場主のハリー・キングが馬主のルイス 夫妻を伴って牧場に向かったとき、そこには変わり果てたスニピィの姿 があった。信じがたいことに、スニピィは肩から上の肉を見事にそぎ落 とされ、頭蓋骨と首の骨を残すばかりとなっていた。とても人間業とは 思えないシャープな切り口とは対照的に、遺体の周りおよび体内には、 一滴の血液も残されていない。 この異常な死亡原因を究明すべく、調査を依頼したところ、おもわぬ ことが判明した。現場近くから噴射炎の痕跡と見られる焼け焦げた窪み や緑色の液体を含んだ肉片が発見され、最新機器による測定では 放射能が検出された。 さらに、事件当日の前後、付近一帯でオレンジ色に光るUFOが目撃 されていたことが判明し、これ以降、キャトルミューティレーションは 異星人による生体実験ではないかという説が流布することとなった。
キャトルミューティレーションで殺された牛の総数は、判明しているだけ でも10000から12000という凄まじい数である。殺害された家畜の ほとんどは、事件直前までピンピンしていたことが分かっており、伝染病 の類とは考えられない。一方で、レーザーメスに匹敵する鋭利な切り口 や放射炎の痕跡など、明かに人為的な形跡も発見されており、一時 カルト教団の仕業ではないかと考えられ調査されたが、現在では否定 されている。キャトルミューティレーションはその態様が、別々の事件でも 酷似しており、個々の事件の共通点を挙げると以下のようになる。 ・前日まで元気だった牛が一夜にして死亡する。 ・目や舌、性器、乳房、腸などの体の一部が欠損している。 ・切り口は非常にシャープであり、たいていはきれいな円を描いている。 ・周囲に血痕の跡がなく、傷口から大量に出血した跡も見えない。 ・体内の血液がほとんど失われている。 ・臓器の一部がなくなっていることもある。 その手口があまりにも異常なことから、キャトルミューティレーションを UFOと関連させて考える者が多い。いわく、家畜虐殺の犯人は異星人 であり、家畜を生体実験の対象として利用しているのだという。 しかし一方で、キャトルミューティレーションは科学的な解明が可能だと 主張する者もいる。
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野獣説 :04/08/17 10:00 ID:jk850Opa
キャトルミューティレーションの件数は、1970年代に入ってから急激に 激増した。事態を重く見たFBIは本腰を入れて調査を開始する。 そして1980年、キャトルミューティレーションに関する非常に注目すべ き報告が行われた。報告を行ったのは、元FBI捜査官のケネス・M・ ロメル・ジュニアで、彼は1年をかけてある実験を行った。その実験とは、 牛の死体を現地にそのまま放置しておき観察するというごく簡単なもの である。 その結果、牛の血液は地面に吸い込まれてなくなってしまうこと、目や 性器などの柔らかい部分は鳥や野良犬によって食べられてしまうこと、 その食べ口は鋭利な刃物で切ったようになっており、ナイフで切った 場合と見た目には区別できないことなどが分かった。また、動物が死ぬ と血液が下部に溜まるため、数時間後に体の一部を食いちぎられても、 ほとんど出血しないことも判明した。 これらを受けて、ロンメルは全てのミューティレーションの犯人を野生 動物であると断定し、単なる自然界の捕食の結果であると報告した。
127 :
野獣説 :04/08/17 10:01 ID:jk850Opa
確かにロンメルの報告は一理ある。 牛の死骸が徐々にミューティレーションされていく過程を連続撮影に 残すことにも成功している以上、全米で発生した一連のミューティレー ション事件に野生動物が関わっていることは否定できない。 鋭利な切り口は必ず死体の表面側にしかなかったという報告も無視 できないものがある。牛が木に掛かっていたとか脚の骨が折れていた とかいう報告も、実際にはそんな事実はなかったことも判明している。 しかし、だからといって全ての事例が野獣の仕業であるとは限らない。 ここで注意してほしいのは、キャトルミューティレーションは70年代 以降急激に増加してきた、比較的最近の事件だということである。
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野獣説 :04/08/17 10:04 ID:jk850Opa
なにより家畜の自然死と異常な死を牧場主たちが見分けられなかった というのは、およそあり得ない話である(この時期、何千人もの牧場主 たちが、家畜虐殺者は誰なのか、いつになったら止むのか、政治家や 法執行間に直談判した)。ロメルの結論は、代々続く牧畜業の家系が 多い牧場主に対する侮辱以外のなにものでもない。 ミュートを多大な経済的損失をもたらす緊要の対処課題として、独自の 調査ネットーワークで追求していた上院議員ハリソン・シュミットは、 「明らかにロメルは調査を始める前に結論に達していた。」と、露骨な 懐疑主義と動機の客観性に対して疑義を呈した。 また、ミュート事件を捜査していたカナダ騎馬警官隊リン・ラウバー伍長 は、ある新聞記者に「われわれが確認した事件を捕食動物とみなせる かどうか、彼に調べてもらいたいものだ。」と語った。 実はこの時期、わざわざFBIを介してロメルの報告書が出された背景に は一つの秘めた事情がある。 当時、牧畜を生業とする地域社会はキャトルミューティレーションにより 病理的な混乱状態に陥り、自警団が民間ヘリコプターを未確認ヘリコ プター(後述)と誤認して銃撃し始めるという社会問題を引き起こした。 ロメルの役割はそもそも、ミュートとUFO等のオカルト的風説を断絶し、 家畜の虐殺に科学的合理的説明を提示することで、牧場主のパニック を沈静化することにあったのだ。
最初に紹介したスニピィの事例では、周囲に噴射炎の痕跡が見つかっ ている。また、数あるキャトルミューティレーションの報告の中には、 切り口に熱を帯びた形跡が見つかったり、焼け焦げの跡があったという ものもある。 当然ながら、これらを野獣説で説明することはできない。 また、事件前後に謎の発光体が目撃されることが多く、異星人説を 唱える人たちの理論的な根拠と成っている。 しかし、異星人が家畜をミューティレートするのを、実際に目撃した人は いない。いたとしても、たいていは眉唾物の証拠に欠ける目撃報告で ある。 一方で、早稲田大学理工学部の大槻義彦教授は、キャトルミューティ レーションは自然界で発生した大気プラズマが原因であると説く。
牛の体内で、宇宙線などの高周波の電磁波が交差し、そこに摂氏400 0度を越える灼熱のプラズマが発生する。当然ながら内臓はいっきに蒸発 し、牛は即死する。 氏によると、プラズマは電気を帯びており、伝導性の高い血液の中を 流れるため、瞬間的に血液を沸騰させ蒸発させてしまうのだという。 プラズマが体外へ出た場合、その熱によって組織に大きな穴があく。 謎の切り口の正体は、このプラズマが作りだした通り道なのだという。 実際、キャトルミューティレーションで犠牲となった動物は、レンズ体が 白濁していたり、瞳が青く変色していたりなど、目玉に異常を持つケー スが多々ある。これもマイクロウェーブによる急激な加熱によって説明 がつく。 だとすれば、事件前後に目撃された謎の発光体は、異星人の乗った UFOではなく、当然自然界の大気プラズマだということになる。
しかし、全米で10000件以上に達するキャトルミューティレーションを、 全て自然界のプラズマ現象の仕業だと断定してしまうことには無理が ある。 もしそうなら、同じ数だけヒューマンミューティレーション(人間虐殺)が 起きていてもいいはずだ。 しかし、プラズマが関わっているという説は興味深い。キャトルミューティ レーションが自然界の仕業ではなく、プラズマを自由に扱える人間の 仕業だとしたらどうだろうか? もしそうなら、これだけ大規模な事件である以上、個人ではなく何らか の組織、いやアメリカ合衆国政府およびアメリカ軍が直接関わっている 可能性も否定できない。 実際、キャトルミューティレーションは一時、ヨーロッパや日本にも飛び 火したが、その大多数はアメリカで発生している。 また、ミューティレーション現場で、UFO研究家たちがブラック・ヘリと 呼ぶ、謎のヘリコプターがしばしば目撃されることも注目に値する。
ブラック・ヘリとはその名のごとく、機体から風防までを真っ黒に塗りつぶ した謎のヘリコプターのことで、時に現場に近づこうとする人間を低空飛 行で脅したり、強烈なサーチライトを浴びせて脅したりする。 操縦しているのは間違いなくアメリカ軍なのだが、機体には何の表示も 認識マークもなく、まったくの謎に包まれたヘリコプターなのだ。 しかし、いくつかの現場写真から、未確認ヘリコプターは2機種あり、 一つはアメリカ陸軍用大型ヘリ『CH47型チヌーク』の改造型、もう1機 種は中型ヘリの『ヒューイUH−H』の改造型であることが判明している。 客観的に見て、アメリカ軍がキャトルミューティレーションに何らかの形 で関わっていることは疑いようがない。もっといえば、これは公を使った アメリカ軍の秘密兵器実験である可能性が高い。
キャトルミューティレーションの対象となる動物が、ほとんど牛に限られ ているという事実は、アメリカ独特の国民性が反映しているように思わ れる。 アメリカ人はとかく、牛の生命価値を軽視するのである。牛は食べる ために量産するものであり、殺されるために存在する動物であるとの 認識が強い。 アメリカ政府原子力委員会が、放射能が生命体に及ぼす影響を研究 した際も、実験の対象としてねずみを使うグループと牛を使うグループ に分かれた。 キャトルミューティレーションの場合、プラズマが生体に及ぼす影響を 把握するために、アメリカ軍が市民の財産を犠牲にして行っているプラ ズマ兵器実験である可能性が高い。 しかし、これはアメリカ政府が行った過去の人体実験と比較すれば、 ずいぶんとマシなものに見えてくる。
1995年10月、ビル・クリントン大統領は政府公認で行われた人体 実験を調査するため委員会を召集した。委員会がまとめた最終報告書 には、残忍極まりない放射能人体実験に関する内容がずらりと列記 されている。 例えば、賞に輝いたこともある優秀な医学者ヘラー博士は、1963年 から73年にかけて、放射能の生体に対する影響を見極めるため、 刑務所の囚人を対象にした一連の実験を行った。イリノイ州の囚人は、 ラジウム入りの水を飲まされ、ユタ州の囚人には、採決した血液に 放射能をあてたうえで、また体内に戻すという実験を行った。 アメリカ公衆衛生総局が行った人体実験も目を覆うばかりである。 アメリカ、カナダ、イギリスの至るところの病院で、患者は知らぬまに プルトニウムを注射され、放射能入りカクテルを飲まされ、あるいは 全身に放射能を浴びせられた。 放射能実験のほとんどが軍事力強化のためのものだが、兵士が実験 の対象外になるとは限らない。 1946年から1963年の間に、20万人以上のGIが、太平洋かネバダ 州のどちらかで実施される核爆弾実験を見学するよう命じられた。 マーシャル諸島に投下された核爆弾一発だけでも、広島型原爆の 1000倍以上もの威力があった。
キャトルミューティレーションは牛を対象としたアメリカ軍の秘密兵器 実験の一環である。 それは大気プラズマを兵器として応用したもので、ネバダ州グルーム レイクのエリヤ51上空に出現する謎の発光体も、その正体は人工的 に造られた巨大な大気プラズマである。 エリア51には、レーダー・ドーム型をした巨大なマイクロ・ウェーブ発生 装置が、数カ所に設置されており、それらをスーパーコンピューターで ピン・ポイント照射し、すばやく稼動することによって、大気プラズマを まるでUFOのように操作できる。 ドームにはレダードーム・タイプとトーチカ・タイプの2種類があり、レー ダードーム・タイプは内部にマイクロウェーブを照射するパラボナ・アン テナが設置され、一方のトーチカ・タイプの内部には、より収束性の高い 中性粒子ビームを発生する装置が設置されている。これらのドームは 1994年に4機(全て中性子タイプ)増設され、現在グルームレイクには 合計12個のドームが設置されているという。 プラズマを生み出す巨大なエネルギー源は原子力であり、地下に埋設 された原子力発電所から膨大な電力が供給されている。 こうしたエリア51における大型プラズナー開発と並行して、プラズマ兵器 の小型化がはかられた。
1958年から60年代初期、コンピューター技術の発展を受けて、プラ ズマ兵器開発の実質的責任者エドワード・テラーは、家畜をターゲット に定めた生体試射実験に乗り出した。 当初は大型トラックの一団が牧場に入り込み、そこからケーブルを延長 することによって、プラズマ兵器実験を実行していた。しかし、現在では 軽量化が進み、兵士が一人で持ち運びできるレベルにまで小型化した。 携帯型プラズナーはマイクロウェーブの二点照射型であり、ちょうど全 自動シャッターのように、目標物に焦点を合わせるだけで、マイクロウェ ーブの交点が定まるようになっている。 そのまま引き金を引けば、マイクロウェーブの交点にプラズマが発生し、 牛は血液が沸騰して卒倒する。そのとき、プラズマが体外へと飛び出し てしまうため、牛の体には丸い穴が開いてしまう。ちょっと想像すれば 分かるが、プラズマが飛び出す方向は、牛が倒れる方向と反対側、 すなわち穴は必ず死体の表面側にしか開かないことになる。 また、軍は生体細胞への影響を分析するために、周囲をメスで切り取る こともあり、見た目にはシャープなエッジが出来あがることになる。 プラズナー兵士は『プラズマ・コマンド』と呼ばれ、現在ではもっぱらヘリ コプターによって移動している。ミューティレーション現場にしばしば現れ る、謎の『ブラック・ヘリ』がそれである。
ミューティレーション前に、わざと牧場主にプラズマを見せる場合もあり、 巷に蔓延する偽情報とあいまって、一般の人々が家畜虐殺が異星人の 仕業だと誤信する結果を生む。 いや、それが一種の情報操作であり、マインド・コントロールなのだ。 牛を対象としたプラズマ兵器実験は、当初、プラズマが生体に及ぼす 影響を把握するための、すなわち生体実験として利用されていたが、 プラズマ・コマンドが編成されてからは、むしろ演習という意味合いが 強くなってきている。 携帯型プラズナーの外見は、ちょうどスティンガー・ミサイルやバズーカ 砲と酷似しており、近年は、消費電力を最小限にとどめるための「パルス アタック・システム」が導入されている。 パルスとは一瞬だけ生じる波のことで、瞬間的なプラズマ生成によって、 より効率的な敵の瞬殺を可能とするものである。
1991年、ローパー社が約6000人のアメリカ人の成人男女を対象に ある調査を行った。 それはエイリアン・アブダクションの被害者たちに共通して見られる 『UFO誘拐症候群』の世論調査であり、被害者特有の5つの兆候に よって、アブダクションに遭い、記憶を消された人々を特定できると された。 調査を主導したホプキンズとジェイコブズによると、誰かがこのような 兆候を示したなら、たとえ本人にその自覚がなくても、その人はUFO に誘拐された可能性があると主張している。 彼らは調査結果をまとめて「ローパー調査報告」と名づけて発表した。 これを見ると、調査対象となった成人男女の2%が、5種類の兆候の うち4つまたは5つを経験していたことになる。 ここから彼らは「アメリカ人の大人の50人に1人は宇宙人に誘拐され たことがあるかもしれない」という結論を引き出している。
・麻痺状態で目覚めると部屋に奇妙な人、存在などの気配を感じた。 ・1時間かそれ以上の長さの時間が明らかに失われているが、それが なぜか、あるいはその間自分がどこにいたか思い出せない。 ・方法も理由もわからないが、自分が空中を飛んでいるという感じが した。 ・何が原因かも、どこから来たかもわからない異常な光、もしくは光球 が部屋にあるのが見えた。 ・自分の身体に不可解な傷を見つけたが、自分も周りの人もどうして ついたのか、あるいはどこでついたのかわからない。 彼らは、「これらの兆候はUFO誘拐事件が原因だと考えなければ決 して説明できない」と本気で主張する。しかしそれは誤りである。 幻覚と睡眠障害に関する論文に少しでも目を通せば、UFO誘拐事件 の被害者に特有の症状とされるものの多くはまったく異常でも不可思 議でもないことがわかるだろう。 そもそも、この調査結果は数字的にまったくナンセンスである。この 統計を世界中に広げて考えると、全世界の大都市上空にUFOが大挙 して待機していて、地球でも最大規模の産業を地域住民にまったく 知られることなく活動していることになるからだ。
睡眠麻痺は異常な状態ではあるが、決して珍しいものではない。この 症状は古くから知られ、西洋ではインキュブスまたはサキュブスが (それぞれ男と女の夢魔)眠っている人を襲うのだと考えられていた。 この麻痺は睡眠と覚醒の交代期に起こり、眠りに陥るときに起こるもの を“入眠時マヒ”、目覚めるときに起きるものを“出眠時マヒ”と呼ぶ。 特徴を以下に述べよう。 ・いずれの場合も、本人は自分の状態を明確に認識している。ただし、 自分の意思で体を動かすことはできず、しゃべることもできない。 ・麻痺状態は数秒から数分間続き、体のどこかの筋肉を動かすか、 他人に体を触れられるかをキッカケとして突然にこの麻痺は消える。 ・睡眠麻痺はしばしば不安や恐れの感情を引き起こし、頻脈(心臓の 鼓動が速くなる)や呼吸困難、胸の圧迫感などの肉体的症状を伴う。 ・足音や重い物体を引きずる音、ブンブンとかビーという音、何かが 鳴る音や声といった幻聴を伴ったり、幽霊や人間や悪魔などのリアル な幻覚を見ることも少なくない。 興味深いのは、これらの幻聴や幻覚は現実の室内の状況にオーバー ラップして起こることだ。そのため、当人は幻覚と現実を混同し、すべて を実際に起こったことだと認識する。 睡眠麻痺や幻覚が起こる原因は、よくわかっていない。ただ、睡眠と 覚醒のサイクルが乱されたときや、過度のストレス、酒の飲みすぎ などと密接な関係があることがわかっている。
人はある種の身体的、心理的条件が重なると、精神作用がつくりだす 虚偽の知覚を事実のように感じ、現実の知覚と判別できなくなる。夢や 思考、空想などの精神的体験と純粋な幻覚の精神的メカニズムは互い によく似ている。ゆえに簡単に一方から他方へと変わり得る。こうした 精神作用が作り出す虚偽の知覚が現実の知覚とよく似た特徴をもつ 場合、人間はそれが実体験なのか幻想なのかほとんど区別ができなく なるのだ。出眠時幻覚が起こるメカニズムは以下のようなものと考えら れている。 目覚めかけたときの脳は、夢見の状態から覚醒状態へとすぐには切り 変わることができない。頭の中ではまだ夢が続いている。その夢が送 り出す信号は大脳皮質の前頭葉(思考をつかさどる脳の部位)に送ら れ、前頭葉はその信号が脳の内部ではなく外の世界から入ってきたと 解釈する。目覚めながら見る夢は覚醒夢と呼ばれ、このとき人は、自分 の周りの現実の刺激を同時に脳に送りこむ。それは夢の刺激と交じり 合い、脳はそれらの情報を総合して「自分は目覚めている」と判断する。 さらに、睡眠麻痺状態での目覚めは呼吸亢進や胸部の圧迫感・重圧感 を引き起こす。呼吸亢進によって、脳に送られる酸素量が減り、脳は 酸素不足となって聴覚が過敏となる。ゆえに、現実のかすかな物音で さえ奇妙な足音や息づかいや声などの幻聴となって聞こえるのだ。 酸素不足の状態が続くと、脳の性感中枢が刺激されて性器が興奮状態 になる。UFO誘拐事件の体験談に、宇宙人のレイプや交配実験などの 性的なエピソードが多いのは、この性的興奮と関係があると考えられる。 また、レム睡眠期には自律神経が変化して皮膚の温暖や電気抵抗が 変わるため、寒気やぞくぞくする感覚、恐怖やパニックといった強い感情 が生じる。こうした感情の高まりが覚醒後まで尾を引くと、些細な刺激に も過敏に反応し、恐怖感が瞳孔を開かせて、なんのへんてつもないもの が恐ろしい怪物や幽霊や宇宙人に見えてしまうのである。
人間は出眠時だけではなく入眠時にもさまざまな異常を経験しやすい。 眠りが深まると、脳波の振幅と周波数が小さくなり、覚醒時の主要な 脳波であるアルファ波が減少して、ゆっくりしたシータ波に変わる。こう して肉体的な感覚が失われた結果、人は自分が宙に浮いているように 感じたり、肉体から魂が離脱したように感じる。すなわち、『体外離脱 (OOBE)』を味わうのだ。 しかし、体外離脱に関しては、これだけでは説明できない点が多々ある。 誘拐体験を告白する人の多くが、ベッドから体が浮き上がりUFOの中 に吸い込まれた、と報告するのはこの浮遊感覚と関係がある。さらに、 眠りが深くなり夢見の段階に入ると、さまざまな異常な映像を見るよう になる。それはしばしば光の明滅や光球から始まり、大きさや明るさを 増しながら眠っている人に接近してくる。このような夢見の特徴は多く の人に共通しており、その医学的分析を最初に行った心理学者の名を 取って、「イサコワー現象」と呼ばれている。
UFO誘拐事件の根拠となるものの一つに、逆行催眠によって失われた 記憶を思い出すというものがある。 だが、催眠によって回復する記憶のうち真実はごく一部で、大部分は セラピストや自己暗示によって作り出された偽の記憶である。催眠は 人に暗示をかけるテクニックであるため、催眠状態の人間は夢見や 幻覚状態と同じように、現実と想像を非常に混同しやすくなるのだ。 上記のように幻覚が重なった睡眠麻痺の産物でも、UFO信者のセラ ピストにかかると、まぎれもないUFO誘拐体験と断定されてしまう。 そうすると誘導次第でいくらでもセラピストの意に沿う偽の記憶を作り 出すことができるのだ。 仮にセラピストが自分の考えを患者に吹き込まなくても、宇宙人による 誘拐事件はマスコミを通じて誰の耳にも入っており、それらの情報の 影響から完全に逃れることは事実上不可能である。 それにアブダクティーの大部分はもともとUFO信者だった場合が多い。 彼らは“失われた時間”があると、なんらかの不愉快なことが自分の身 に降りかかったらしい、という漠然とした気持ちでセラピストに助けを 求める。そこに、人口2億6000万人の半数がUFOの存在を信じている というアメリカの国民性が反映する。 結果、催眠に入る前に、両者の間で誘拐は現実だという合意がなされ、 セラピストと彼に協力的な患者との共同作業によって、よくできた誘拐 事件が作り上げられるわけだ。
UFO誘拐事件では物的証拠が非常に少ない。だがごくまれにそのよ うな証拠が提出されることがある。すなわち、宇宙人によって体内に 埋め込まれた物体や本人が覚えていない傷跡である。 アブダクティーの多くは、下肢まれには上半身に身に覚えのない傷を 見つけたと主張する。これらは宇宙人が何らかの医学検査を行った跡 であり、“くぼみまたは直線的な切り傷”という特徴的形状をもつ。 UFO信者は単純に異星人の仕業だと決めつける。しかし、誰であれ 本人が原因をまったく覚えていない切り傷や引っかき傷、あざなどを 1つや2つは見つけるものだ。特に背中や尻など、自分では見にくい ところに覚えのない傷跡を見つけるのはたやすい。彼らの主張する “謎の傷跡”がどんな種類の道具でつけられたかを判断できるのは 皮膚科医や法医学者だけである。しかし、このような専門家の手に よって調べられたという報告は1つもない。
インプラント(埋め込み)も同じだ。皮膚の下に異物を発見したという アブダクティーは多いが、分析のため提供され、エイリアンのインプラ ントだと確認されたケースは1つもない。 1955年9月、リチャード・プライスというUFO狂が、2人の人間型エイ リアンに遭遇し、宇宙船に連れ込まれてペニスに何か入れられたと 主張した。1989年、物体は摘出され、プライスはその一部をマサチュ ーセッツ工科大学の科学者、デヴィッド・プリチャードのところに持ち 込んだ。プリチャードの分析で、石灰化した組織に包まれた綿の組織 だと判明した。彼によると、プライスの下着から体内に取り込まれた ものだという。 謎の物体らしきものが人の体から飛び出したからといって、自然現象 の副産物ではないということにはならないということだ。MRIやCAT スキャンで小さな白点が出たとか、ある女性の鼻の中に非常に複雑な 物体が入っているのをX線で確認したとかいう報告もある。しかし、 『インプラント』ということでUFOサークルで出回っているMRIなどの スキャン画像だが、画像処理のプロセスそのものの人為的産物と考え ることだってできる。 説明できない傷や追跡装置を埋め込まれたと主張するアブダクティー は多い。だが、X線や医学検査で決定的証拠が出たことは一度もない のだ。
月には人工建造物があるらしいということが多くの研究家によって、 指摘されている。 例えばアメリカの作家ジョージ・H・レオナードは、1960年代初期の 無人探査機ルナオービーターが撮影した数千枚もの写真の中には、 人工的としか考えられない非常に規則的な物体が写っていると主張。 ブリアルダス・クレーターの近くの山脈には、直系8キロの巨大な歯車 と、同じ大きさの発電機が見えるという。また、中央丘のあるティコ・ クレーターの中には、人工的な覆いのある八角形の部分があり、その 上には巨大な文字でPAFと書かれている。 さらに、彼は、象形文字でマークされたあるクレーターの中には、6機 のUFOが着陸しているのが見えたという。これらのUFOは直径45〜 60メートルの楕円形で、それぞれには古代セム語のZか、もしくは生命 の木の形に似たY字形のマークがついていたという。 レオナードは、エイリアンの掘削機と思われる物体も多数発見している。 掘削機の中でも最も多いのがZ字型無人機で、これらはX字型に交差 した二本のチューブで構成されており、最大のものは全長が5キロにも 及ぶそうだ。 レオナードが発見した構造物が本当にエイリアンのものかどうかは別に して、天文学者たちも月で起こる謎の現象には注目している。 その一つがTLPである。
TLPとは何世紀も前から目撃されている月面に見られる不思議な光や、 クレーターの底部を覆う砂塵の雲のような一時的な月面現象のことで ある。 もっとも初期のものの一つは、1787年、当時のイギリスを代表する 天文学者ウィリアム・ハーシェルによって観察された。 彼は月の影の部分で赤い光が輝くのを観察したのだ。興味深いことに、 TLPの多くは月の海の周辺部、特にアリスタルコスなど、特定のクレー ター内に集中している。それとは別に、アルフォンスやプラトーなどの 大きなクレーターの底を覆う砂塵の雲を見たという報告もある。 理にかなった説明としては、月の外殻深部にあるガスだまりからガスが 吹き出し、砂塵を噴き上げたいうものがある。濃い雲ならば日光を反射 して輝いて見えるだろう。しかし、TLPを起こさせるには最低でも1トン くらいの砂塵を噴き上げる必要がある。その際、激しい月震が起こるは ずだが、アポロ宇宙船が月面に残してきた月震計は震動をまったく感知 していない。 とすれば、月には何らかの生命体がいて、レオナードがいうように大規 模な採掘を行っているのだろうか。 発光体は彼らエイリアンの巨大母船であるとも考えられる。 では、なぜ月の海を採掘しなければならないのか? そこには重要な鉱物が大量に存在しているからに他ならない。
月の海には、天体最深部でしか手に入らない金属核物質が豊富に存在 する。そのような重金属をレアメタルと呼び、チタニウム、ジルコニウム、 ベリリウム、イットニウム等が有名である。 エイリアンは、月の海でこれらの重金属や 貴重な放射性物質である「元素115」を大規模に採掘しているのだ。 ゆえに、数あるクレーターのなかは、エイリアンの掘削痕が実際含まれ ているかもしれない。また、鉱物の移送の際には、小型UFOだけでは なく、キロメートル単位の大型母船も多数利用されている。 彼らはアポロ計画の際に多くの宇宙飛行士に目撃されたが、実況で 放送されたような場合を除き、口外を禁止された人も大勢いるだろう。 宇宙飛行士の多くは軍側から輩出するため、上からの命令には逆らえ ないのだ。 エイリアンは支族ごとに分かれて、各地域で巨大な基地を作り採掘を 行っているが、なかには地殻を掘り進んで月の内部空間に居住地を 広げている支族もある。なぜなら月の内部は空洞に近く、内部から 掘削した方がより多くの鉱物が手に入るし、作業上の効率もよくなる からだ。
これまでの内容や、この現実の世界を見てみれば、NASAは隠蔽する と言われても、陰謀論だと容易に笑って済ませるわけにはいかないこと は、いい加減少しは分かってきただろう。 要は、NASAも含めた世界の有数機関というのは、人々の発展のため ではなく、一部の支配者の為に存在している。国民に本当のことを教え るつもりは最初からまったく持っていないのだ。 また、スタッフ自体も支配者の意向は知らず、特に末端となれば、最新 の研究だと思って研究しているつもりになっているだけなのは、これま で見てきたとおりである。 つまり、そんな人が「NASAは予算も少なく、隠蔽していない」と語ったと して、なんら意味はない。 なぜなら、NASAが隠蔽するのではなく、NASAを支配する機関が隠蔽 の指令を出し、実際に工作を行うのはNASAではなく、別の機関という わけだからだ。 NASAのスタッフは基本的に理系なわけで、「世の中の仕組み」を知ら ない人々である。
最近になって、「アポロ計画で月には行っていない」という報道がなされ たが、そこにはとほうもない秘密が隠れている。 現状を述べると、月着陸当時に公開された映像や写真は捏造である事 が確定している。 「ソ連との競争に勝ちたいために捏造した」という思考に注目するので はなく、NASAが何かを捏造・隠蔽する体質である事に注目すべきだ。 当時公開した資料が偽物であるか(別途資料がある)、そもそも月に 着陸していないか(月に行った事にしたくて嘘をついた)のどちらに転ん でもNASAが情報を隠蔽している事は確実なので、いずれにせよ、 少なくとも「NASAは真の情報のみを出す」という前提は完全に崩れて いることはわかるだろう。 公開された資料が嘘である事は、科学的に証明されている。 しかし、それは月へ行っていない事を意味するのではなく、偽の資料を 公開した事を意味する。 当時公開された資料とは別途、映像や写真が存在するが、とても公開 できる様相ではなかったと見ている。 具体的には、エイリアンが既に活動していたから、あわてて地球で用意 した偽映像を使ったわけだ。
アポロ計画に対しては、あるかないか、ではなく、 実は3つの考え方がある。 1.NASAを信じる → 月には行った、資料も本物 2.ソ連を圧倒するために、月に行ったという嘘をつきたかった → 月には行ってない、資料は偽物 3.公開された情報は偽物であり、本物を隠蔽している → 月には行った、資料は偽物 1を支持し、メディアに流されたままの「一部の勘違い」をあげつらって、 「公開情報が偽物だと疑うなんてアホな奴だ」とか叫んでいる反オカ ルト主義者はあまりに底が浅過ぎる。 「公開された情報は偽物であり、本物を隠蔽している」ことが重要なの であって、月に行っていないと疑っている2の陰謀論は的外れである。 2が常識となっているわけだが、それはNASAは嘘つきだと認めるに 等しい。しかし、実は支配者にとっては、1よりも2の方がマシなのだ。
なぜなら、30年以上も前に月に行く技術を持ちながら、今は全く進歩 していない。情報も増えていない。そろそろ月の全面写真集ができたり、 月への旅行ができても良いくらいだ。 つまり、30年前に月に行っていない事にすれば、現在なぜ行っていな いかの弁明になる。 NASAが嘘つきなのがばれても、「技術や情報に進歩がないのに対し 不自然に思われる」よりはマシとなる。 ちなみに、アポロ計画を進めていたのは、暗殺されたケネディ大統領だ。 暗殺された途端に、月の情報が途絶えたというわけで、月には、それ ほど隠したい大きな秘密があることが、示唆されるわけだ。
SETIプロジェクトとは、宇宙に電波を送り地球外生命体(ETI)を探知する プロジェクトで、一見、未知に前向きな科学といえ、夢やロマンを湧き立 てるのだが、実はこのプロジェクト自体がダミーである。 なぜなら、すでにエイリアンと接触した証拠がいくつもあるのに、それを 隠蔽しながら、あたかも地球の外、極めて遠くに、地球外生命体がいる ように錯覚させているからだ。 そもそも、地球外の生命を見つけるためのプロジェクトではなく、「現在 は見つかっていない」という宇宙観を仕立て上げるためのプロジェクトだ。 つまり、支配者にとっては、未知に前向きではなく、未知などやはり存在 しないという証明にしたいわけで、実は逆のスタンスなのだ。
おそらく研究者達はそんな事は知らず、あたかも現代の科学レベルに 対し、最適な方法で行っているつもりになっているだろう。 そして、発見されるはずもない地球外生命体の情報をコンピュータで 解析している。ある程度データの解析は進んでおり、この近辺には 反応が無いという公表がなされている。 つまり、「この近辺には地球外生命体はいないという宇宙観」を国民に 信じさせたいわけだ。夢やロマンを持つ研究者や一般の人を、まさに 裏切るのがSETIといえる。 そんなことをする理由だが、「エイリアン(人類)は今までに一切地球人 には一切接触しておらず、いまだエイリアンには誰も遭遇していない」 という常識を作りあげたいからだ。 なお、NASAは1993年に一度SETIを打ち切っている。 理由として「火星のプロジェクト」に予算を回すと称している。 アポロ計画から月もろくに調べてないのに、月を飛ばして、わさわざ遠い 火星にばかり注目していること自体がすでにおかしい。 地球外生命体を発見したいなら、月の裏側を丹念に調べた方が早い。 電波で何もない空間を調べている振りをしているのに付き合わされて いるのが、関係者を含めた、一般人一同といえる。
NASAは、偽の宇宙観を仕立て上げるだけの為に存在し、所属している スタッフは何も知らず研究に没頭している。 「NASAは隠蔽していない」とか言うNASAのスタッフもいるが、元々組織 の意向は知らされていないのだから、自分が何をやっているかも知らず、 隠蔽しているかどうかも知る術はない。 NASAは軍隊の下部組織として組み込まれたが、 「上の命令は絶対、上からの命令が無ければ何もできない」 という体質の組織であることを意味する。
月は地球にさまざまな影響を与えている。潮の満ち引きを起こす潮汐力 がよく知られているが、他にも地球で発生する地震や火山噴火との関係 も指摘されている。 月が地球にさまざまな影響を与えていると考えるのには一つの根拠が ある。 それは地球の衛星としては不釣合いなほどの大きさである。実際の大 きさではない。惑星と衛星の関係として考えた場合のバランス比のこと だ。 太陽系最大の衛星である木星の衛星ガニメデは直径5280キロ、直径 3476キロの月よりもかなり大きい。しかし、母惑星との質量比では、 ガニメデが1万3000分の1であるのに対して月は81分の1である。 同じく、木星の衛星カリストは1万7000分の1、土星の衛星タイタンは 4000分の1――と、いずれも母惑星に対して数千から数万分の1の 質量しかない。 太陽と惑星の関係にしても同じだ。太陽系最大の惑星である木星でも 質量は太陽の1000分の1しかない。単なる大きさとは考えないでほし い。子天体の質量が母天体の数千分の1以下しかないという事実は、 そのまま惑星形成時の宇宙法則に関係がある以上、月の起源が他の 衛星とはまったく異なっていることを示唆しているのだ。 ただし、冥王星の衛星カロンだけは、月と同じく母惑星に対する子惑星 の質量比が異様に大きい。(「冥王星」にはある秘密がある)
158 :
月の起源 :04/08/17 12:53 ID:RtnYtUgl
月の起源に関する仮説としては1975年に発表された衝突説(ジャイ アント・インパクト説)が、現在最も有力である。 これは、40億年以上前、火星ほどの大きさの惑星が地球に衝突し、 その際地球の軌道上にはね飛ばされた破片が凝集して月になったと いう説で、月の石の調査後に発表された。 しかし、衝突説でもすべてが説明できるわけではなく、決定打とはなっ ていない。 わたしが支持しているのは捕獲説である。 これは、かつて月は完全に独立した惑星だったが、地球の重力場に 入ってきて補足されたとするものである。 口で言うのは簡単だが、天文学的な確立である。それでもなお、わたし がこの説を支持するには理由がある。しかし、話題が外れるのでここで は詳細を避ける。 あえて結論だけを言うならば、月は本来衛星ではなく、れっきとした 惑星だったということだ。
159 :
月震の謎 :04/08/17 12:58 ID:RtnYtUgl
アポロ12号が行った初めての人工月震の実験で思いがけないことが 起こった。 月には地震が起こらない。しかし、月の内部構造を知るためにはどうし ても月に地震(正確には月震)を起こす必要がある。そのため、アポロ 12号では、着陸船に乗りこんだ宇宙飛行士が司令船に帰還した後、 月着陸船を月面に衝突させて人工的な月震を引き起こした。 そのとき信じられないことが起こった。震動は月面に設置した月震計で 計測したが、なんとこのとき月面は1時間近くも震動し続けたのだ。 この事実にNASAは驚いた。何かの間違いではないかと思い、アポロ 13号と14号でも第3段ロケットや月着陸船を月面に衝突させる実験を 行った。しかし、どの場合も月は3時間以上震動が続いたのだ。 研究者たちは、地殻の裂け目の影響や、月の岩石は歪みが少ないた めといった仮説を提示しているが、月の内部構造と月震の関係を無理 なく説明できる説はいまだにない。 しかし、これも単純に考えればよいのだ。月震の震動パターンは、初期 微動から次第に振動が大きくなってピークを迎え、波動を維持しながら ゆっくりと消えていくという形を取る。 これはちょうど中空の釣鐘が示す震動パターンと同じである。それなら、 月の内部構造も釣鐘のようになっているのではないか?すなわち、 月の内部は空洞になっているのである。
月には『海』と呼ばれる、見た目に黒っぽい模様の部分がある。広いと ころで5000万平方キロ。レアメタルを大量に含んだ溶岩性物質で覆わ れている。 ちなみに、レアメタルとはUFO(エイリアンクラフト)や超音速偵察機の 材料に使用されるほど融点の高い金属物質で、耐熱性に優れた非常 に堅い金属のことである。こうした溶岩性物質をつくりだすには4000 度もの高熱が必要である。 しかし、月面の火山活動や隕石衝突時の熱エネルギーだけでは、「海」 そのものの生成起源について、明確な説明をつけることができないのだ。 そもそも、レアメタルは非常に重い物質であるため、惑星形成時代に 核付近にまで沈んでしまうはずである。星の内部を構成するような比重 の重い金属物質が、地表に大量に存在しているなど本来なら絶対あり 得ないことなのだ。 ここにルナー・オービーター5号が観測した興味深い調査報告がある。 それによると、月の周回飛行を行った際、月の海の部分にさしかかると 必ず下から引っ張られるという現象が起きたというのだ。 これは、非常に重い金属物質が月の海を形成している証拠である。 月の海は質量集中地帯(マスコン)であり、そのため重力異常が起きて いるのだ。
高温の金属核をもつ天体の大多数には、必ず磁場が存在する。 一方、月にはまったく磁場が存在しない。 では、月には核が存在しなのかといえば、それは違う。アカデミズムに よると、金属核はあるが、非常に小さなものなので磁場をつくりだすこと ができないのだという。 しかし、奇妙なことがある。 月の岩石には、地球に匹敵するような強い磁場の痕跡が見られるのだ。 地球の磁場は液状の鉄の地核の中を流れる電流によって生じる。 しかし、先ほど言ったように、アカデミズムの推測によると月にはごく小 さな金属核しかないという。それならば、月の内部は鉄が溶けるほど 高い温度だったことはないはずだ。 天文学者による説明は二つある。一つは、月はもともと寿命の短い放 射性元素を含んでいて、それが最初の100万年ほどの間に強い熱を 放射していたというもの。その熱が月を溶かし、中心部に沈み込んだ 溶けた鉄の小さな核を作り出しそれが磁場をつくったと説明する。もう 一つの仮説は、当時、月が生まれたあたりには強い磁場が存在してい て、月はその磁場にさらされていたというものだ。 しかし、これももっと単純に考えてよい。 すなわち、かつて月には磁場を生みだすほどの高温で巨大な金属核 が存在した。しかし、あるとき失われた。 月になんらかのカタストロフィーが襲いかかり、月の構造をまったく変え てしまったのだ。
月には数多くのクレーターがある。クレーターとは隕石の衝突や火山 爆発によって、天体の地表にできた穴のことである。 月の場合、火山活動がないので、クレーターはすべて隕石によってで きたと考えられている。しかし、隕石性のクレーターのわりにはおかしな 点が多々あるのだ。 隕石性のクレーターは衝突時の爆発エネルギーによって形成されるた め、クレーターの直径と深さは比例関係にある。しかし、月のクレーター は直径の巨大さのわりに深さが非常に浅いのだ。月面において一番 標準的なクレーターの深さは約6キロである。いや、どんなに巨大な クレーターでも深さ約6キロで統一されていると言った方が正しいだろう。 例えば、直径298キロのガガーリンクレーターは深さ約6キロ、直系13 00キロもあるマーレ・オリエンターレクレーターでも、深さは約6キロな のだ。 こんなことは普通の天体では絶対にあり得ないことである。そう、普通 の天体なら。 実は、月とまったく同じ特徴を有する天体が存在している。それが木星 の衛星であるガニメデやエウロパだ。
1996年、木星の衛星エウロパの地殻が氷で形成され、内部に膨大な 量の熱水が詰まっていること、同じく木星の衛星ガニメデも同じ構造の 天体であることをNASAが認めた。 あまり知られていないが、こんなことは数多く飛ばした木星探査機によ って、とくの昔に判明していた。その手に詳しい天文学者たちなら何を いまさら、という感じで公式発表を聞いていただろう。 エウロパやガニメデのような氷衛星に隕石が衝突するとどうなるか? もちろん、とてつもない爆発が起きて、クレーターが形成されるだろう。 しかし、すぐに消えてしまう。なぜか? 衝突時の大爆発で溶けた氷がクレーターに流れ込み、再び凍ってクレ ーターを埋めてしまうからだ。 だとすれば、月も氷衛星だと考えることができる。
ただし、月の場合は深さ約6キロの表層が月の外殻である氷の層を 覆っている。ゆえに、クレーターの大きさにも関わらず、深さが約6キロ どまりとなるのだ。 人工月震による月内部構造調査の結果、地震波の速度が地下24キロ 地点から異様に加速されることが分かった。 このことは、表層が別の物質で二層に分かれており、さらに表層深部 (地下24〜70キロ)の基本構造が、分厚い氷層によって形成されて いることを示唆している。 おそらく、6キロまでが宇宙塵や隕石によって形成された月の表層で あり、それより深部が砂と氷が入り混じった混合層で形成されている のだろう。
月は太陽系創世時代のきわめて初期に、木星の大赤斑から誕生した。 本来なら木星の衛星になるはずであったが、噴出時の爆発エネルギー が大きかったため、木星の巨大重力を振り切り、そのまま太陽系の内部 にまで達してしまったのだ。 その後、月は何らかの理由で原始地球の重力場に捕獲され、現在の 軌道に落ちつき地球の衛星となった。 当時は太陽系全体が暗黒星雲に覆われており、大量に存在したダスト や星間物質が月の引力で降り積もり現在の表層を形成した。これが、 月の石の中に地球よりも遥かに古いものが見つかる理由である。しか し、月の岩石の大部分は衝突した隕石の破片や、太古に破壊された 「惑星フェイトン」の破片であると考えられる。 また、その時代の月の軌道は現在とは比較にならないほど地球に近か ったため、原始地球から噴き上げられた膨大な噴煙や火山灰の一部も、 氷層の上に堆積していった。アポロが持ち帰った岩石の中に、地球起源 と目されるものが見つかるのはこれが原因であろう。 月面で隣り合う岩石の測定年代に何億年ものズレが生じるのは、実際、 月の石にはさまざまな起源があるからに他ならない。
月の数ある謎の中に“海が月の表側に集中しているのはなぜか?” “クレーターが月の裏側に集中しているのはなぜか?”“裏側が表側 よりも6〜9キロも出っぱているのはなぜか?”というものがある。 これらの謎は太古、月を襲ったカタストロフィーと密接な関係がある。 約4500年前、月に巨大惑星が接近したのだ。 巨大惑星は凄まじい潮汐作用で月を歪め、結果的に月の裏側を出っ 張らせた。さらには、引き連れてきた小惑星の破片をマシンガンのよう に月に激突させ、月の裏側に異常な数の隕石群をつくりだしたのだ。 クレーターが裏側に集中しているということは、月が一回転する前、 すなわち極めて短時間のうちに隕石の集中砲火を浴びたことを示唆 している。
月の海が表側に集中しているということは、地球の潮汐作用により月の 地殻の一部が破壊されたことを示している。 つまり、月は巨大惑星と地球の間にはさまれ、両惑星の潮汐作用を一 挙に被ったということだ。 このとき、地球の潮汐作用は月の地殻の一部を吹き飛ばし、氷天体で あった月は圧力の関係で、内部の水を地球に向けて一気に放出した。 宇宙に放たれた超熱水は絶対温度で冷やされ、そのまま地球にスプラ ッシュした。 このとき、箱舟(エイリアンクラフト)に乗りこんだノアとその家族、選ばれ た動物以外は全て滅びさることになる。 一方、月は内部の水をすべて放出し、地殻の裂け目を溶融状態の金属 核がふさぐ形となった。
これが、天体最深部でしか見つからないレアメタルが月の海に豊富に 存在している理由、月の海が質量集中地帯(マスコン)となっている 理由である。 また、「月が表側しか見せないのはなぜか」という謎もこれで説明でき る。空洞の月の内側にへばりついた核物質が、「おきあがりこぼし」の ような状態を生み出し、月の海が集中している表側部分を常に地球に 向けて公転するようになるからだ。 ただし、衛星が片面を向けて公転するのは、月に限ったことではない。 潮汐作用と重力の関係で、この太陽系のほとんどの衛星は母惑星に 対して、片面だけを向けて公転している。 月の場合、表側に月の海という巨大な質量が集中しているため、その 作用が加速されいるのであろう。
今からおよそ4500年前、四大文明と呼ばれる世界古代文明が一挙に 開花した。むろん、四大文明とは歴史の教科書で学ぶところの「エジプト 文明」「メソポタミア文明」「インダス文明」「中国文明」のことである。 もっとも、世界最古の文明である“シュメール文明”は、すでに5000年 以上前に王を戴く高度な都市国家を築き上げ、文字を発明し、農耕を 営んでいたとされる。 インダス文明はさらに謎に満ちた文明で、技術の漸進的な進歩をまっ たく垣間見せない完成された都市“モヘンジョダロ”を有し、驚いたこと に下水施設まで最初から完備していた。モヘンジョダロを建てた民族が 何処から来たのか、彼らはそれほど高度な文明をどこで発達させたの か、全てが判然としない。分かっていることは高度な技術と文字を有し た文明人が突如インドを訪れ、当初から計画してあった都市開発によっ て苦もなく四大文明の一つを興してしまったということだけだ。 同様なことは多数の巨石建造物を建設し壮大なピラミッドを築いたエジ プト文明そして古代中国文明についてもいえる。エジプトのピラミッドに 関して言えば、逆に技術が衰退していることがわかる。 四大文明はある時期を境として急激に技術を発達させ、その後の歴史 時代に繋がる高度な文明を開化させている。 そしてそれ以前の歴史形態については多くが闇に包まれている。 ある人は次のように主張する。
四大文明成立以前にその全ての源流となる古代文明が存在した。 しかし、高度な文明はなんらかの原因によって断絶し、それまで築き 上げた文明を失った人々は世界中に散った。 すべてはやり直し――彼らは新たな文明を最初から起こさざる得なかっ た。しかし、たとえ遺跡や遺物は失われても、身体で覚えた知識や技術、 そして文明を築くノウハウはそう簡単に風化するものではない。彼らは 先祖の知恵を受け継ぎ、再び高度な文明を起こした。それは漸進的な 発達ではなく急激な開化であった―― では、文明を断絶させた原因とは具体的に何だったのか? 考えられるのは巨大な天災――それまで人類が築いた文明をあとかた もなく洗い流してしまうほどの未曾有の天変地異である。 それほどの天災なら有史の人類の古記録にも何らかの記述が存在す るはずだ。 人類が文字として歴史を記した最古の粘土版はシュメールに存在する。 有名なギルガメシュ叙事詩のネタ元“ジウスドラ王の洪水物語”である。 同様な物語は古来よりヘブライ人の間で“ノアの大洪水”として語り継が れている。 さらに世界中あらゆる民族は少なからず大洪水の伝承を持っている。 超古代文明を滅ぼした天災とはまさしく“地球規模の大洪水”だったのだ。
1966年、南米ペルーのアンデス地方を数十年ぶりの大豪雨が襲った 際、平年ほとんど干上がっているイカ川が氾濫し、突如の大奔流がオク カヘ砂漠の砂を海へと押し流した。 それとともに、剥き出しとなった深い地層から奇妙な文様が彫りこまれ た大小様々な石が発掘された。その後、砂漠の地下やペルーの古代 遺跡の中から同様な石が続々と発見された。 ICA(イカ)の石と名付けられたその石は現在発見されただけでも総計 1万個以上に及ぶ。奇妙なことに石の文様の特徴はマヤや、インカ、 アステカといったインディオが築いた古代アメリカ文明とはまったく共通 点がない異質なものであった。 それなら、ICAの石はいまだ知られざる未知の文明の遺物なのかとい えば、ことはそう単純ではない。なぜなら、そこに刻まれた絵には、 南米で生息するはずのない動植物――しかも人類が誕生するはるか 以前に栄えていた古代生物が含まれていたからだ。
1966年、カブレラ博士はボランティアで治療をしてあげた農民から小さ な石を贈られた。それが博士が手にした最初のICAの石だった。 ある日、石に彫りこまれた奇妙な動物の正体が気になった博士は、さ まざまな資料と照合してその正体を探ってみた。謎の絵と寸分違わず 似ている動物が見つかったとき、博士は困惑した。 それは一億4000年以上前に生息していた翼竜の復元図だったから である。 その後、石の魅力にとりつかれたカブレラ博士は診療室を私設博物館 に改造し、ICAの石の大々的な収集を始めた。現在まで集まった石の 数はすでに一万一千個に達しているという。 にわかには信じ難いことではあるが、これらICAの石の中には、翼竜に 限らず人類が登場するはるか以前に絶滅したはずの数多くの恐竜の絵 が施されていた。 明らかにステゴサウルスと思われる動物、ティラノサウルス、ブロント サウルス、ランベオサウルス、そしてトリケラトプスなど、恐竜を描いた 石が続々と発掘されたのだ。
恐竜だけではない。 3億年前に生息した古代魚アグナトスを描いた石や、5本の蹄を持つ馬 やラマ、ナマケモノの祖先のメガテリウム、頭と首はキリンで体はラクダ のようなアルティカメルス、巨大な鹿のようなメガセロス、マンモス、 巨大な肉食走禽ディアトリマスなどの絶滅哺乳類が描かれた石も確認 されている。 さらに驚愕すべきことは、人類と恐竜が同時に出てくる――すなわち、 人類と恐竜が共存していたことを示すICAの石が多数発見されている ということだ。 ある石には腰帯を巻いた二人の人間が望遠鏡のようなものでステゴ サウルスの成長過程を観察している絵が彫りこまれている。 また別の石には人類が恐竜の上に乗り、手に持った鋭い武器で恐竜の 腰付近を突き刺している姿が見える。しかも、最近の研究によって、 武器は恐竜の運動をコントロールする“第2の脳”のある場所に正確に 突き刺されていることがわかった。 さらにある石にはティラノサウルスと思われる巨大な肉食恐竜が人間 の頭に食いついている様子が描かれている。 定説によれば、ティラノサウルス・レックスは約6500万年前に絶滅した はずだ。一方のホモサピエンスが登場したのはたかだか数百万年前の 出来事である。 両者が同時期に出会うことは絶対にあり得ない。
あり得るとすれば可能性は二つ、 超古代文明が存在した大洪水以前の世界に恐竜の生き残りが生息し、 同じ大地の上で人類と共存していたという事実を認めるか、 あるいはICAの石を後世の人間が作った偽造品であるとし、古代の遺 物であることそのものを否定するかだ。 多くの良識ある人々は後者を選ぶであろう。 事実、イギリスBBC放送がICAの石の一部を持ち帰り調べた結果、 古代の遺物にしては切り口がシャープで磨耗の跡が少ないこと、さら には調査中にパジリオなる職人がICAの石はすべて自分が偽造しカブ レラ博士に売り付けたと名乗り出たことから、ICAの石は現代の偽造品 であると断定している。 まず言えることは、すべてのICAの石が本物である可能性は限りなく ゼロであるということだ。
石の中には現代の4輪自動車を模したような明らかに悪質なものも見 つかっている。事実、ペルーにはワッケーロと呼ばれる考古学的遺物 の盗掘者が存在し、出土品を好事家に売り飛ばすことで生計の足しに している。現在でも無数の貴重な遺物が研究者の目に触れることなく、 外国人や裕福なペルー人に売りさばかれている。食うや食わずの生活 をしている彼らにとって、古代遺物の人類にもたらす考古学的・学術的 価値などどうでもよいことなのだ。 また、貧しいインディオ農民が自らの生活の糧とするために偽造品を 作り上げ、古代の遺物と偽って、何も知らない観光客にまがいものを 売りつけることもしばしばある。ICAの石もまたそうした偽造品の一つ に過ぎないと言えばそれまでだ。 しかし、逆に言えば、偽物が存在することは、 本物のICAの石が存在する可能性を否定するものではない。 古代遺物の偽物を売り飛ばすには、当然ながら相手方がそれを本物 の遺物である信じるようなものでなければならない。恐竜と人類が共 存していることを示す古代遺物など誰が好き好んで作るだろうか? しかも1万個以上。 勘違いしている人が多いが、ICAの石を発掘しているのはなにも貧しい 農民だけではない。それにICAの石を収集しているのはカブレラ博士 だけではない。
1966年12月11日、リマの日刊紙『ディアリオ・エル・コメルシオ』に 「オクカヘ砂漠の謎の石」と題する記事が掲載された。記事を書いたの は、ペルー工科大学学長だったサンチアゴ・アウグスト・カルボとペル ー国立考古学研究所のアレハンドロ・ペシアの二人。 彼らはプレインカ時代の墓から副葬品として納められた同種の石を発 見したという。このことはインカ人がICAの石の存在を知っていて、何ら かの宗教的・儀式的な目的に使用していたことを示唆している。 記事によれば、石が発見されたのはオクカヘ砂漠南部の歴史的遺物 保護地域(マックス・トゥーレの丘)で、石には“未知の種類の”鳥と植物 と星の絵が刻まれていた。特に星の絵はプレインカの絵画には見られ ない独特のモチーフであった。 謎の石は考古学者ペシア・アセレタによって「先コロンブス文明の魔法 の石」と名付けられ、イカ考古学博物館目録に正式に登録されている。 ICAの石に関する最初の記事が載せられてまもなく、考古学者アルトゥ ーロ・カルボがマックス・トゥーレの丘でさらに100個ほどの同種の石を 発見した。カルボは石の分析をペルー工科大学工業研究所に依頼して いるが、その結果は驚くべきものだった。
同研究所に在籍するフェルナンド・デ・ラス・カサス博士とセサル・ソティ ーヨ博士が責任者となって作成された鑑定書によれば、石表面と線刻 部分を覆っている酸化層を分析した結果、絵が刻まれたのは一万二千 年以上前であることが判明したとある。 これは科学者が示した正式な鑑定結果である。鑑定書のオリジナルは、 ペルー工科大学へ行けばいつでも閲覧することができる。 先述したカブレラ博士も、1967年6月、マウリシオ・ホッホシルト鉱業 会社に石の分析を依頼している。同社副社長のルイス・ホッホシルトが 自ら責任者となり、地質学者エリック・ウルフ博士に分析を依頼した結果、 鑑定結果はにわかには信じ難いものとなった。ウルフ博士自身、分析 が間違っているのではないかと疑い、ICAの石数点をボン大学鉱物学・ 岩石学研究所のヨーゼフ・フレッヒェン教授に送った。 その鑑定結果はウルフ博士のそれを全面的に裏付けるもので、線刻 表面を覆っている酸化層を分析した結果、絵が刻まれたのは少なくとも 1万2000年以上前のものと思われるというものだった。
貧しい農民が売りつけたICAの石には確かに多くの偽造品が存在する 可能性がある。カブレラ博士自身、1972年にICAの石の存在が大々的 に報じられて以降、多くの人がこぞって偽物を作り始めたと主張する。 しかし、正式な考古学者が発掘した石やきわめて古い鑑定結果がでた 石を、一部の偽造品によって完全否定してよいものだろうか? ICAの石の素材は安山岩であるが、ペルー地方の安山岩は中生代に 成立したと考えられており、奇妙にも石に描かれた多くの古代生物が 生息していた年代と一致する。 当時40歳の無学なインディオ農民がそこまで計算して偽造品を作った とは考え難い。パジリオは警察に尋問を受けているが、その調書の中で 彼は1万5千個の石をたった一人で作ったと供述している。面白いこと に、うっかり“石を取ってきた”と口を滑らせ、取り調べ官に“取って来た のか自分で彫ったのかどっちだ”と突っ込まれている。 カブレラ博士に石を売りつけたパジリオとしても、出土品を私人に売った と公の場で認めるわけにはいかない。ペルーでは出土品の国外持ち出 しや違法売買が、麻薬取引と同程度の厳しさで取り締まられており、現 在では罰金刑と禁固刑が科せられているからだ。ゆえに、貧しい農民は 必ず出土品を自らの偽造品であると主張する。 取り締まる警察側としても、農民を処罰するためには、まずICAの石が 本物の出土品だと証明しなければならない。ICAの石は考古学界で正 式に承認されていない遺物である以上、パジリオが偽造品だと主張す れば、警察としてもそれ以上介入する動機はなく、余計な手間が省け 両者とも丸く収まるというわけだ。
それでもICAの石を本物の古代遺物であると認めるにはいくつかの問 題点がある。 鑑定結果はきわめて古い年代が算出されにも拘らず、ICAの石に磨耗 の跡が少ないのはなぜなのか? 一つの可能性としては、ICAの石は多くの古代遺跡や遺物のように、 膨大な年月の流れのなかで自然に地面に埋もれていったのではなく、 なんらかの原因――特に大規模な洪水などの天変地異によって一挙 に押し流され地下深く隠されてしまったのではいかという推測が挙げら れる。 石に絵が彫られてそれほど年月が経たないうちに、土砂に埋もれ現代 まで保存されてきたのだとすれば、磨耗のあとが少ないのは不思議な ことではない。
ICAの石の中には鳥の形をした飛行機械に乗り恐竜を狩っている様子 や、望遠鏡と思われるもので天体を観察している様子、人間の体を原始 的な医療器具によって切開し手術を施している絵も刻まれている。 このような高度な文明が古代アメリカに存在したのだとすれば、なぜ インカ文明やマヤ文明に知識や技術が伝わらなかったのだろうか? そこには人の繋がりと情報の伝播を断つ何らかの原因――具体的に 文明を断絶させた巨大なカタストロフィ(大天変地異)が介在した可能性 が高い。 ICAの石は比較的短期間のうちに膨大な土石流と大洪水によって地下 深く埋もれてしまった。ICAの石の作製者たちもこのときの天災により 滅びてしまい、その叡智は朽ちることのない石の文様だけを残して歴史 の闇に埋もれてしまったのだ。 むろん、その天災とは史上最大のカタストロフィ――ノアの大洪水である。
オリエント世界に限らず、こうした大洪水神話は南北アメリカ大陸全域 に存在する。 たとえば、ホピ族はかつて大陸を水没させた大洪水が起こったとき、 自分たちの始祖を除いてすべてが滅び、その後新たな世界が始まった と伝えている。 中南米アステカでも勇者コフコフが巨大な糸杉の筏に乗って大洪水を 生き残り、その後ルワカン山に漂着したと伝えている。 さらにギリシャ神話ではデューカリオンが巨大な船を建造し、ゼウスが 起こした未曾有の大洪水を家族とすべての動物とともに乗りきったあと パルナッソス山に漂着したとあり、 古代インドのブラーフマナ散文の中にも始祖マヌが七人の天神とともに 巨船に乗り込み、地を覆う大洪水を生き延びたすえヒマヴェット山に漂 着した次第が記されている。 同様な洪水神話は北欧や、中国、アフリカでも採集されている。 世界中あらゆる民族に共通する大洪水神話は、ノアの大洪水が史実で あったことを示す証左であり、過去に存在した超古代文明が恐竜を含む 多くの古代生物とともに洗い流されてしまったことを暗示している。
恐竜はノアの大洪水が起こった約4500年前まで生きていた。 恐竜はノアの大洪水によって最終的に地上から滅びてしまったのである。 しかし、通説では6500万年前に滅びたとされる恐竜が、わずか4500 年前まで地上で生息していたというならば、なぜその間、化石として残 らなかったのかという疑問が残る。 そこで、まず知ってほしいのは、ある特定の環境と条件がそろわなけれ ば生物は決して化石にはならないということである。通常、空気中に放 置された生物の遺骸は即座に腐敗し、最終的にはバクテリアなどによっ て完全に分解される。そこに化石となる余地はない。化石形成に望まし い場所とは冷たい海や湖の底、それも酸素が遮断される泥の中なので ある。 遺骸が腐りきる前に砂や泥などが積もって埋没すると、分解者が酸素 を吸収できなくなり、腐敗の進行がストップする。そのあとは純粋に化学 変化のなせる業である。まず荷重の圧力と脱水作用によって、堆積物 中の膠着成分が軟弱な土砂を硬い岩石の地層へと変化させる。続いて 骨や殻などの微小な隙間に鉱物分を含んだ水分が浸透する。すると その水分から折出した鉱物の結晶がやがて隙間全体を埋めていき、 生物の遺骸を恒久的な化石成分へと変化させるのだ。 大量の化石が発掘されるという事実自体、過去に起こった何らかの 巨大なカタストロフィによって多種にわたる生物が極めて短期間に絶滅 したことを暗示している。こと皮膚の印象や羽毛の痕跡が残った化石に 至っては、化石の主がまだ生きているうちに瞬間的に土砂に埋没し、 酸素が遮断されたとしか考えられない。
こうした生物大量絶滅は6500万年前の恐竜大絶滅に限らず、地球の 歴史が始まって以来ある一定の間隔で、すなわち周期的に起こってい たとされている。 有名どころでは、4億4千万年前のオルドビス紀末、2億4千8百万年前 の二畳紀後期、1千百万年前の新生代第三紀などなど…そしてその度 に海洋生物、陸上生物、さらには昆虫や植物にいたる多種多様な生物 が一斉に地上から姿を消しているのだ。 こうした結論は化石から導き出されたものである以上、大量に発掘され る化石自体の中に過去に起きた激変と天変地異を暗示する何らかの データが含まれていることを意味する。 化石を形成するにはそうした大激変が必要不可欠なのであり、化石が 存在しないこと、それ自体は生物が存在しなったことを示すものではな い。
もちろん、多くの科学者はすべての恐竜化石が激変によって瞬間的に 作られたなどとは考えていない。 層序学からすれば、より古い時代を生きていた生物ほどより深い地層 から発見される。 恐竜大絶滅の原因がカタストロフであることは確かだろうが、恐竜の 生息年代は三畳紀、ジュラ紀、白亜紀とわたり、その間1億6千万年の 時を埋める地層から偏りなく恐竜化石は発掘されている。 ゆえに、全ての恐竜化石が一度の大激変で形成されたとは考えられな いという。 しかし、厚い地層は本当に悠久の歳月を経なければ形成することがで きないものなのか? 過去に起こった地球規模の大激変によって、 膨大な土砂が恐竜の遺骸を巻き込んで堆積し、一挙に分厚い地層が 作られたとは考えられないだろうか?
実際、地層が長い年月をかけて徐々に形成されたにしては不可解な ことが多々ある。 あらゆる恐竜および生物の絶滅は一般に6500万年前に同時に起こっ たと認識されている。しかし、それは誤りだ。 魚竜は8500万年前に姿を消したし、翼竜のプテラノドンは7500万年 前に絶滅した。アンモナイトが絶滅したのは7000万年前である。 二足歩行していたカンプトサウルスの絶滅に至っては、なんと恐竜大 絶滅を乗り越えて6000万年前だ。 さらに数万年というごく短い間に絶滅した種もあれば、100万年以上 かかってゆっくりと死滅していった種もある。 現代科学の理論では、白亜紀後期に多くの種が段階的に絶滅してい った原因はほとんど説明できない。 これは化石の年代を地層との対応により探ることからくる大きな矛盾 であり、古生物学の基盤ともなる層序学に誤りがあることを示唆して いる。一般に、地層は膨大な時の経過のなかで自然に堆積していった ものとされている。しかし、もし過去に地球全体を水底に沈めるような 未曾有の大洪水が発生したならば、急激な土砂の堆積によってきわ めて短期間のうちに分厚い地層が形成された可能性がある。
現代の斉一論はこうした激変の存在をまったく想定していない。 1時間で1センチの土砂が堆積する河底があったとして、もし3センチの 土砂が堆積していれば、斉一論では単純に3時間経過したと考える。 しかし、大雨が降り、河が氾濫して大量の土砂が流れ込んでいたとする なら、この推測は成り立たないことになる。 基本的に地層の形成に関しては、アカデミズムはこうした激変の可能性 を除外している。激変によって短期間で地層が形成されたとする理論は、 必然的にある重大な法則と抵触することになってしまう。進化論である。 地層累重の法則からすれば、下位の地層になるほど年代が古くなり、 それにともない出土する化石の種類も異なってくる。下位の地層には 原始的な生物が多く、上位の地層には進化した複雑な生物が多くなる。 地層が短期間で形成されたとすれば、すべての生物が上位下位に係り なく均等に出土するはずではないのか?
これに対し創造論者と呼ばれる人々は次のような理論を立てる。 大洪水で地上が水没した際、水の振るい分け作用によって細かいもの は下に沈澱し、大きなものはその上に堆積したはずだ。土壌細菌等の 微生物は最下層に沈澱し、藻類や貝類などの海底生物や海生無脊椎 動物などの遺骸がその上に重なり、次いで十分な泳ぎが出来なかった 原始的な古代魚が堆積し、ある程度濁流に逆らって泳げた魚類や両生 類がそれに続いたというのだ。 また、洪水が発生する降雨の段階で、愚鈍な爬虫類よりも高度な移動 性を有していた恐竜が、そして恐竜よりも高い知性を有していた哺乳類 がより後になって水没したため、あたかも原始的な生物から高等な生物 へと漸進的に進化したように見えるのだという。 人類に関しては、文明を築いていた以上、徐々に増し加わる水から逃 れる術を有していたはずであり、高い山に登ったり、船に乗ったりする ことで、他の動物のように初期の段階で溺れ死に、膨大な堆積物に潰 されることが少なかった。 先述したように化石が形成されるにはそれなりの条件が必要であり、 膨大な土砂の圧力を受けることがなかった人類の遺骸は、化石になる 余地もなくその多くが水中で腐敗し跡形もなく消失してしまったと考えら れるのだ。
もっとも化石化した人間がまったくいなかったというわけではない。 1971年4月、コロンビアで体長10メートルのイグアノドンの骨格化石 が、人間の頭蓋骨と一緒に発見された。頭蓋骨は石化作用が進んで いて、ほとんど完全に石灰に変っていた。ご存知イグアノドンは、通説 では白亜紀末期の6500万年前に滅んだとされている。 発掘に当たったコロンビア・デル・キンディオ大学のエナオ・マルティン 教授は、合衆国の複数の大学宛てにこの驚くべき発見を個人的に通 知した。しかし、大した反響もなく、考古学界はマルティン教授の発見を 完全に無視した。 証拠品はマルティン教授が教鞭をとっているデル・キンディオ大学に今 も保存されており、調査したいと思えば誰でも見ることができる。 一般人からすれば、これだけセンセーショナルな発見がなぜ学界で取 り上げられないのか不思議に思うだろう。 しかし、アカデミズムには“定説”というものが存在し、その定説とあまり にもかけ離れた発見は、弁解の余地なく発掘過程に誤認があったか、 あるいは調査する価値もない“キワモノ”として扱われるのが普通なの だ。発掘に当たった考古学者からすれば、こうした学界の対応には当 然納得がいかないだろう。しかし、あまり自分の発見に固執すれば他の 学者たちから異端視されることは目に見えている。こうして定説にそぐ わない人類の化石は“あってはならないもの=オーパーツ”として扱わ れ、その多くが日の目を見ずに埃をかぶる。
同様な事件はアフリカでも起こっている。 1974年12月26日、タンザニアのオルドヴァイから40キロほど離れた レトリ川の河床で人類の化石が発見された。これらの化石の年代は、 放射性元素年代測定法で測定された結果、7500万年から6300万年 前と判明した。 発見者のメアリー・リーキーによれば、これらはアウストラロピテクスの 骨ではなくサピエンス属の骨だという。まさしく人類と恐竜は白亜紀に 共存していたことになってしまう。 もっとも、これらの人類化石は人類が“数千万年前”に生きていたという ことではなく、恐竜が“数千年前”まで生きており人類と共存していた― ―すなわち現在の層序学と年代測定法に何らかの欠陥があることを 示唆している。 先ほど言ったように、下位の地層ほど年代が古いとする地層累重の 法則を担保する理論が進化論である。
下位の地層から原始的な生物が出土すること自体、進化論が正しい ことを示している。 大洪水により一度に地層が形成され、水が生物を振るい分けたとして もそれだけで全ての謎が解けるわけではない。 だが、ここで理解してもらいたいのは、地層累重の法則と進化論は 必ずしもリンクしているわけではないということだ。 一つの化石発掘現場からオルドビス紀の原始生物が発見され、その 上位地層から白亜紀の恐竜が出土するかといえばそうではないのだ。 そもそも生物には生息環境というものがあり、膨大な時の流れの中で 海底が隆起し陸地にならない限りは、オルドビスの海洋生物が生きて いた場所に陸上の肉食竜が繁栄するということはそう多くない。
必然的に化石発掘現場は各時代によって大きく相違し、進化の過程が 地層の重なりの中にまさしく目に見える形で確認できるわけではないの だ。 地層累重の法則が適用できない――地層の上下位が不明な場合には、 出土する化石によって地層の新旧を決定する。これを“化石による地層 同定の法則”と呼ぶ。 とはいえ地層同定の法則をダイレクトに適用するには、その化石が“示 準化石”と呼ばれるある一定の種類の化石でなければならない。示準 化石となり得る条件は、その生物が比較的短期間に繁栄し、しかも地球 的な規模で広範囲に分布していたことである。 例えば、アンモナイトの最終形態であるニッポニテスが出土したなら、 その地層は白亜紀後期であると推定される。では、ニッポニテスがなぜ 白亜紀に生きていたと分かるのかと言えば、その化石が過去に白亜紀 相当の年代であると確定した地層から出土したから、あるいは放射性 同位元素を用いた年代測定法で白亜紀相当の絶対年代がはじき出さ れたからに他ならない。 ちなみに、白亜紀やジュラ紀といった大まかな時代区分を「地質年代」、 具体的な数値として6500万年前などと言う場合は絶対年代と呼ぶ。 それでは年代測定の方法を具体的に説明しよう。
絶対年代は放射性元素の半減期によって測定する。動物であろうと 植物であろうと、生存中は生体に放射性元素が一定の割合で微量に 取り込まれる。しかし、生物が死亡すると元素の供給が断たれる。 放射性元素は崩壊しやすい性質を持つため、放射線を出しながらいず れ別の物質に変化する。そのため生体に取り込まれた放射性元素は 生物の死後徐々に減少し、一定の期間で半減していく。これが半減期 である。 理屈的には放射性元素の崩壊プロセスがどこまで進んでいるかを測定 すれば、生物が生きていた年代を算出することができるのだ。 有機体に微量に含まれる炭素14(C14)も、こうした放射性元素の一 種である。もっともC14の半減期は約5730年と比較的短く、4万年 よりも古い化石の年代測定には不向きである。残留元素が微量過ぎて 正確に年代を測定することができないのだ。 ちなみに、C14法のように化石を直接調べる方法は年代測定法として は稀なタイプで、カリウム−アルゴン法、ウラン−鉛法、ルビジウム− ストロンチウム法、アルゴン−アルゴン法などはすべて岩石の年齢を 測る方法である。
恐竜化石の年代測定に際しては主に、化石を含んだ地層の上下位の “溶岩層”の年代を測定するという方法がとられている。 溶岩層の年代測定には13億1千万年という非常に長い半減期を持つ 放射性元素カリウム40が用いられる。放射性元素カリウム40は13億 年で半分がアルゴン40に変異する。溶岩に閉じ込められた二つの元素 の割合を現代のそれと比較することで、溶岩が固まった時の年代を特定 できるわけだ。 この方法を用いれば、恐竜を含む古代生物が生きていた年代をかなり 正確にはじき出すことができる。 ただし、過去の地球が現在とまったく同じ環境だったなら、という条件 付である・・・。 具体的に言えば、過去の地球においても、大気中に含まれる放射性 元素の割合が現在のそれとまったく同じならば、放射性元素を用いた 年代測定法は信頼できる。 しかし、もし何らかの原因で大気中に占める放射性元素が現在よりも 少なかったならば、数千年前の化石が数千万年前、数億年前のもの と誤って算出される可能性がある。 実際、空気中に占める放射性同位体の割合はどれも著しく少ない。 C14に至っては普通の状態で大気中に1兆分の1しか含まれていない。 このことは過去の地球におけるわずかな大気成分の違いによって、 放射性同位体による年代測定の誤差が著しく拡大されることを意味し ている。
また、放射性同位体の長大な崩壊速度(半減期:カリウム40=13億年、 ウラン238=45億年、トリウム232=140億年、ルテチウム176=24 0億年、ルビジウム87=470億年、レニウム187=620億年、ランタン 138=700億年)、を前提として、雀の涙のような減少値から年代を算 出することがきわめて困難であるという点もあげられる。 これは隠し事でも何でもなく、科学者自身、こうした放射性同位体を用い た年代測定法が決して完全なものではなく、ときに真の年代とはまったく 関係のない年代を与えることを認めている。 「注意しなければならないのは、絶対年代という言葉から受ける印象の ように、この測定値が絶対的に正しいというのではないことである。 鉱物の性質や、採集条件、測定方法、誤差などたくさんの問題点が 含まれているのであって、その値が正確であるというよりは、計算に より数値として求められたものという意味の方が強いのである。実際 に、同じ鉱物について別の方法で測定された値が、大きく喰い違うこ とは稀ではないし、層序学的に前後関係のはっきりしている二つの試 料を測定したところ、数値では逆順になる結果が得られたこともあって、 まだ将来検討されなければならない点も多いのである。」 (『原色化石図鑑』より)
1968年10月11日号の科学雑誌『サイエンス』は、200年に満たない と分かっている火山岩をカリウム−アルゴン法で測定した結果、1200 万〜2100万年を示したと報告している。 有名なリチャード・リーキー博士が発掘したアウストラロピテクスも、 カリウム−アルゴン法で最初に調べられたときは2億2000万年前と 算出されたこともあまり知られていない。 当然、こんなぶっとんだ数値が認められるわけもなく、何らかの測定ミス として拒絶され、別の岩石標本が調べられた。すると、260万年前という もっとも受け入れやすい数値を出したので、この年代が採用された。 異なる試料により算出年代が大きく異なった場合、もっとも“定説”に 近い数値を採用する――都合がよいといえば都合がよい。
大洪水以前の地球環境――ことに大気の組成――が現在と大きく異 なった場合、放射性同位体による年代測定法はまったく信用できない 代物となる。 具体的に、大洪水以前の世界と現在の世界で異なる点は何か?当時 の世界を知る手掛かりとなる旧約聖書の中には、次のような記述が発 見される。 神は言われた。「水の中に大空あれ。水と水とを分けよ」。神は大空を 造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。 神は大空を天と呼ばれた。(創1:6−8) ご存知、旧約聖書の中でもっとも重要な位置を占めるバイオジェネシス の一場面である。大空の下の水とは地球表面を覆う海水であると考え ていい。一方の大空の上の水とは雨を降らす雲のことである。 ただし、現在われわれが普通に見る雲ではなく、大洪水以前の世界に おける巨大な“天蓋”――地球全体を厚く包んでいた高層雲を意味して いる。 古代オリエントやギリシャの世界観では、大空の上には壁のような天蓋 があり、あたかも東京ドームのように陸地全体をカバーしているとされた。 もっともそれは雲の天蓋ではなく、丸天井のような固い天蓋だった。 多くの学者は、ただ単純に創世記の記述は当時オリエント世界一帯に 普及していたこうした天蓋概念の反映であると解釈する。しかし、そうし た世界観を生み出した哲学、あるいは宗教思想の底流には、実際、大 洪水以前に地球全体を覆う厚い雲が存在し、祖先から伝承として伝え られた当時の世界の記憶があったとは考えられないか。
旧約聖書の中には、ノアの大洪水の際、“天の窓”が開き、そこから膨 大な量の水が落ちてきたと記されている。天の窓とは天蓋に開いた大 穴のことであり、かつて宇宙から降ってきた大量の水分が地球の雲層 を破壊したことを示している。 すなわち、大洪水以前の世界に存在した巨大な“天蓋”は、ノアの大洪 水で失われたのだ。 地球全体が雲で覆われていたとするとそれだけ日射量も少なく、さぞか し寒かっただろうと思うかもしれない。しかし、雲の天蓋は地球を暖める 赤外線は通過したが、熱に転換した段階で、今度はその熱を逃さない ビニールハウスの役割を果たしたため、逆に地球全体が温暖だった。 化石からも当時の地球は緯度の高低にかかわらず一様に温暖で湿潤 な気候下にあったことが分かっている。
さらに、南極圏や北極圏からも植物の死骸で形成された大量の石灰層 が発見されている。今は極寒の両極地方もかつては植物が生い茂る 温暖の地であり、氷床も存在しなかったのだ。 現在、両極地方を覆っている氷床をすべて溶かすと、全世界の海水面 は約65メートル上昇し、陸地の8割以上は海の下になってしまうという。 これはとりもなおさず、かつて地球を水没させた膨大な水が、天蓋が破 壊されたことによる大洪水後の急激な放射冷却現象によって両極に集 められ、そのまま豪雪となって降り注ぎ、巨大な氷床を形成したことを 示唆している。
また、雲の天蓋は温室効果により地球全体を暖めたが、同時に宇宙か ら来る有害な放射線の多くを地上に到達する前にシャットアウトした。 旧約聖書を読むと、大洪水以前の人々は異常なほど寿命が長かった ことが分かる。アダムが930歳、セトが912歳、エノシュが905歳、 ケナンが910歳、マハラルエルが830歳...という具合に。 ところが、大洪水以後の世界を生きたノアの子孫は次第に寿命が短く なって行き、ノアの嫡男セムの時代には600年前後、アブラハムの代 に至ると200年前後にまで落ちている。 寿命の激変をもたらした原因の一つは、やはり天蓋の喪失にある。 雲の天蓋は有害な宇宙線、特に細胞分裂を促し、老化の一因となる 紫外線の大部分を反射した。 むろん、900歳から100歳への急激なダウンはあまりにもケタ違いで あり、単純に紫外線だけで説明できるわけではない。 現在、日本人の平均寿命は80歳そこそこ。同じ生物でも猫は10年前 後、オウムは種類によるが30年前後、ガラパゴスのゾウガメは300年 は生きる。ちなみに恐竜に関しては化石からも300年以上生きた種が いたことが判明している。生物の寿命を司るのはひとえに遺伝子である。 理論的には遺伝子を操作すれば老化を鈍化させたり、あるいは寿命 そのものを延ばすことができる。大洪水以前の異常な長寿にも、多分 に遺伝的な要因が絡んでいる。
旧約聖書によれば原初の人類アダムの末裔は大洪水で滅び去り、ただ ノアとその家族だけが残された。現在の人間はすべてノアの子孫であり、 遺伝的にも彼らの情報を受け継いでいることになる。ノアの三人の息子 (セム、ヤフェト、ハム)はそれぞれ別の種族の嫁を娶っており、人種が 3種に分かれたのもそこに原因がある。 だとすれば、必然的に三人の嫁の遺伝子に生物の寿命を縮小するなん らかの要因があったことになる。あるいは近親相関を繰り返す過程で、 潜在的な劣性遺伝子が顕在化した可能性もあるが、生物の平均寿命を 設定する“時の遺伝子”がまだ発見されていない現段階においては、 やはりすべて推論に過ぎない。寿命の謎に関しては将来のヒトゲノムの 解読を待った方がよいだろう。 ちなみに大洪水以前の世界は、有害な紫外線に限らず、地上に到達す る宇宙線そのものが雲の天蓋に遮られたため現在よりも少なく、このこ とが年代測定の誤差を生み出す一因となっていると考えられる。 C14のような放射性同位体の生成には宇宙線によってつくられる速度 の速い中性子との衝突が不可欠だからだ。
旧約聖書の冒頭「創世記」には、原初の古代大陸に関する記述がある。 「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ」(10:25) ご存知、神の天地創造において、海と陸地が形成された様子である。 しかし、この記述にはおかしなところが一つある。球体の地球において 水を一つに集めると、海が網目状にならない限りは、陸地も一つになる はずだ。しかし、現在、地球には6つの大陸が存在する。 この矛盾を解くに関して興味深い事実が存在する。過去の地球には、 確かに旧約聖書に登場するような一つの巨大大陸が存在した。それが 超大陸“パンゲア”である。 現在ある6つの大陸は、このパンゲア大陸がプレートテクトニクスによっ て分裂して誕生したものなのだ。
ある人はこう主張する。旧約聖書に記された超大陸はまさしくパンゲア であり、ひとつ所に集められた水は超大洋パンサラサであると。 実は、オクカヘ砂漠で見つかったICAの石の中には、大洪水以前の 古代大陸を描いたと思われるものが存在している。そこには丸い地球 に刻まれた超大陸が四つに分離し、その境目が大河として描かれて いる。 これを裏付ける事実として、旧約聖書には次のような記述が見られる。 「エデンから一つの川が流れ出ていた。園を潤し、そこで分かれて、 四つの川となっていた。第一の川の名はピションで、金を産出する ハビラ地方全域を巡っていた。…略…第二の川の名はギホンで、 クシュ地方全域を巡っていた。第三の川の名はチグリスで、アシュル の東の方を流れており、第四の川はユーフラテスであった。」 (創2:10−14) いくつかは現在も流れている川の名前だが、大洪水以前の源大河を 指すため、現存する川と同じものだとは限らない。重要なのはエデンの 園から四つの大河が流れていたという記述だ。 さらに、ICAの石には古代大陸が毛布のようなもので覆われている 様子が描かれてあり、当時、地球を取り巻いていた厚い水蒸気層を 示唆しているとも考えられる。
大洪水以前にパンゲアが存在した(あるいは分裂途上)とすれば、 大洪水の後、現在の移動速度とは比較にならないほど急激に大陸が 分裂したことになる。 むろん、このことは超大陸パンゲアが存在したのは2億5千万年前で あるとの科学的定説とは相容れない。 ちなみに、パンゲアは1億8千万年前に北のローラシア大陸と南のゴン ドワナ大陸に分裂し、その後6大陸に分かれたとされる。
ここで少し大陸移動の原動力となるプレートテクトニクスにも触れておこ う。 プレートテクトニクス理論によると、地球の表層部は、リソスフェアと呼ば れる硬い板状プレート10〜20個程度によってモザイク状に覆われてい るという。 プレートは海底の大山脈「海嶺」で生まれ、マントル対流にのって少しず つ移動し、海溝で沈みこむ。つまり、プレートは一種のベルトコンベアで あり、そこに乗った荷物としての大陸性地殻が、プレートの移動とともに 運ばれる。これが大陸移動だ。 プレートとプレートが作用し合う境界部では、地震や火山などの地殻変 動が起こると説明され、逆にそうした活動が活発に発生する変動帯は プレートの境界と推定することができる。
プレートとプレートの境界は発散境界、収斂境界、並進境界の三つの タイプに大別される。 発散境界はプレートが両側へと分かれて進む場所であり、地球を取り 巻く中央海嶺や地溝(リフト)がそれである。ここではプレートが移動し たあとに生じる隙間をマントル深部から上昇してきたマグマが充填する ことによって、新しい海洋プレートが形成されている。プレートが拡大し ていることは、海洋プレートに刻まれた地磁気の縞模様からも証明され ている。発散境界が海洋底ではなく大陸プレートの下で形成されたとき には、地溝(リフト)と呼ばれる細長い凹地ができ、ついには大陸が分 裂しはじめる。地溝は次第に拡大して海水が流れ込み、海ができる。 二番めの収斂境界は、二つのプレートが衝突する場所であり、これに はプレートの一方が他方のプレートの下に沈み込む“サブダクション帯” とプレートどうしが押し合う“衝突帯”とがある。両者とも地震や火山活 動など活発な地殻変動が起こっている地域である。大陸プレートと海洋 プレートが出会ったときには必ず海洋プレートが沈みこみ、サブダクショ ン帯となる。これは海洋地殻は玄武岩質で比重が大きいのに対し、大 陸地殻は花崗岩質で比重が小さく、相対的に軽いためである。また、 海洋プレートどうしが出会ったときには、どちらが沈み込むかはそのとき の条件によって異なるが、やはりサブダクション帯となる。サブダクショ ン帯では、プレートの沈み込み作用によって巨大地震が頻発する。 他方、大陸プレートどうしが出会ったときには、双方とも比重が小さいた め、どちらも沈み込むことができない。境界部は必然的に盛り上がって 高い山脈を形成する。これが衝突帯である。
第三の並進境界だが、プレートどうしがすれ違う境界のことで、“トラン スフォーム断層”と呼ばれる横ずれ断層が該当する。このようにプレー トテクトニクス理論では、海洋プレートは海嶺で次々と生産され、他方、 海溝で地球深部のマントルに沈み込むことによって消費される。大陸 は半永久的に存在するのに対し、海洋底は次々に更新されて、古い ものは残らない。有限な地球表面において、生産されるプレートと消費 されるプレートの面積は基本的に釣り合うはずである。 しかし、きわめて奇妙なことだが現実にはそうではない。 プレートテクトニクス理論には多くの欠陥があるが、プレートの収支が かみ合わないということもその一つである。 プレートが生産される場所、すなわち海嶺の長さの合計は約6万5千 キロ。それに対してプレートが消費されるサブダクション帯の合計は 4万5千キロしかないのだ。これでは収支が合わない。 J・スタイナーが計算したところによると、中生代から現在まで約1億 キロの面積が過剰になってしまうはずだという。 プレートが増加したということは地球の表面積が拡大したことを示唆す る。表面積が拡大すれば、必然的に体積も増大する。 すなわち、地球は膨張していたのである。
プレートテクトニクス理論には解決されない多くの謎があり、観測が進 んだ現在では、旧来の考え方はほころびはじめているといえる。 地球の表面積が拡大した証拠として支持できるものの一つに南極プレ ートの存在があげられる。 なんと南極プレートには収斂境界が存在しない。周辺を発散境界のみ で囲まれているのだ。四方八方から生産されたプレートが押し寄せて くるというのになぜ余剰のプレートができないのか? ほかでもない、地球の表面積が拡大し続けている――地球が膨張して いる――からだ。 それは同時に古代大陸が存在した太古の地球おいて、地球の体積は 現在よりも小さかったことになる。
超大陸パンゲアの復元図を見ると北のローラシア大陸と南のゴンドワナ 大陸が、ともに“くの字”のように曲がった形になっていることがわかる。 古代の海岸線は明らかに両大陸が陸続きであったことを示している。 プレートの位置関係や古代の地質からもこの考え方は支持できるので あるが、一般に2つの大陸を接合しない理由は他にある。地球の表面 積が足りないのだ。 現在の地球表面の曲率を前提としてローラシア大陸とゴンドワナ大陸の 海岸線をくっつけると、地球の表面自体が歪んでしまう。この場合、地球 の表面積を小さくすれば、その分、地球の曲率が大きくなり、超大陸 パンゲアの歪みは見事に解消する。 地球膨張論において、パンゲアはくの字型ではなく、丸い一塊の大陸 であって、テーチス海は地球膨張によって生まれたと考える。 地球膨張理論による大陸移動は収支ゼロの一般の大陸移動とは区別 され、特別に“大陸放散”と呼んでいる。
地球膨張論はメカニズムがはっきりと分かっていないため、一般には 異端科学扱いをされている。 しかし、プレートテクトニクスが行き詰まっている現在、異端科学が保守 的な学問を凌駕し、一転して定説に変ずることもあり得ないわけでは ない。そもそもヴェゲナーの大陸移動説も当初は異端科学として批判 されていた。 地球膨張論者の中には、地球が膨張したのは地球内部物質の相転移 が原因であるとする者もいる。地球創世期において、高圧化で金属化 していた核が相転移を起こし、マントル物質になるとき、体積が膨張した のだという。 しかし、これが起こるためには、前提として地球内部圧力の低下が必須 となる。
圧力低下の原因は過去に起こった何らかのカタストロフ――たとえば 地球外天体の接近による凄まじい潮汐力などが考えられる。 むろん、潮汐力は未曾有の世界中の大地震や火山噴火を引き起こす 原因となり、生物を膨大な堆積物で覆い世界中の地層を形成した過去 の大洪水(パンゲア以前に存在した超大陸ゴンドワナ、ロディニア、ロー レンシアの各時代にも起こった可能性がある)とも関係する。 あるいはその大洪水の一つはノアの大洪水とも十分考えられる。 だからこそ、超古代文明人の遺産であるICAの石には丸いパンゲアが 刻まれているのである。
ところで、地球膨張が現在も続いているのかどうかだが、海嶺と海溝の 収支が合わない以上、可能性は否定できない。もちろん、感知できない ほどわずかずつではあるが。 しかし、無限に膨張しつづけるわけもなく、いずれ地球の体積は定量に 定まることになる。そのとき、プレートテクトニクスはどうなるのだろうか? 表面積を拡大する余分な海嶺は必要がなくなる。海嶺によるプレートの 生産は徐々に鈍化していくはずだ。実はその徴候はすでに表れている。 南北アメリカ、ユーラシア、およびアフリカの間に存在する中央海嶺の下 には、高温のマントル物質が見つかっていない。 最近明らかにされた表面波トモグラフィーの結果によれば、海嶺の下で は高温物質が50キロメートル程度までしか続いておらず、マントル深部 から上昇しているはずのホット・プルームはかけらも見当たらない。 現在、海嶺から生産されているプレートは惰性に過ぎず、中央海嶺は すでに死に絶えているといえる。 科学的理論として実証されたわけではないが、プレートの生産が止まっ た海嶺は徐々に沈む込み、やがて海溝に身を変えることになるだろう。
日本近海にあるフィリピン海プレートは太平洋プレートとアジアプレート に囲まれた位置にあるが、奇妙なことにどこにも発散境界がない。す なわち、プレートを生産する場所がなく、呑み込まれる一方だというの に存在するという不可解なプレートである。 同じようなものにカリブプレートが挙げられるが、このことについて納得 のいく説明はいまだない(にもかかわらず、さまざまな役割を負わされて いる)。 役割を終えた海嶺は海溝に変じ、やがて消滅することになる。いずれ、 地球はかつての姿に戻る(すなわち、収縮する)が、それはもっと後の ことになるだろう。
この地球上に存在した最大の動物は恐竜である。 アパトサウルス、サイズモサウルス、ブラキオサウルス……体長30〜 40メートルはざらにいた。 中でも、ウルトラサウルスは特筆に価する。その体長から、研究者に よっては136トン、あるいは180トンと推定されているのだ。小錦のお よそ600倍である。 しかも、これはあくまで、現在までに発見された恐竜に限っている。未 発見の恐竜化石の中に、さらに巨大な成体が存在する可能性は否定 できない。いや、化石になる動物がほんの一部であることを考慮しても、 むしろ当然のことであると言えるだろう。 4000万年ほど前には、推定体重20トン以上というサイに似た巨大な 哺乳類が存在した。ずっと後にも、メガテリウム、マンモス、マストドン などの大型哺乳類が登場した。しかし、いずれにせよ、中性代の大型 恐竜のサイズには遠く及ばない。 現在もそうである。比較的大型の哺乳類であるゾウやキリンにしても、 たかだか数メートル、体重も数トン程度。なぜ、ゾウやキリンは体高10 メートル、体重40トンになっていないのか? しかし、この問いは現生哺乳類に向けられるべきものではない。むしろ、 中生代の巨大恐竜の方が謎なのだ。なぜなら、巨大恐竜の生態を検討 してみると、彼らは現在の地球上ではどのようにしても生存できず、 まして1億数千万年にもわたって繁栄することなど絶対にあり得ない という結論が導かれるからだ。
さきほどの体重は化石からの推定に過ぎず、彼らの体重は本来もっと 少なかったかも知れないと主張する研究者もいる。 ではここで、大型恐竜の中では比較的小型のカミナリ竜(体重数十トン) を想定して、われわれ人間が立ちあがる場合と比較してみよう。 比較対照のための人間としては、1970年代〜80年代の重量挙げの 王者ロバート・カズマイアーに登場してもらう。重量挙げの選手は毎日 筋肉増強物質を取り入れ、何時間もバーベルに挑むという生活をして いる。その筋肉の断面積あたりの強度は、おそらくすべての運動選手 の中で最強であろうとされる。体重154キログラムのカズマイアーは、 最良のコンディションで450〜500キログラムのバーベルを持ち上げる ことができた。右手に小錦、左手に曙をぶら下げたようなものである。 ではここで、カズマイアーと、体重がかなり正確に推定できるアパトサ ウルス(約32トン)を比較してみよう。カズマイアーが巨大化して、アパ トサウルスと同じ32トンになったら、一体何が起こるのか? 体が大きくなると、体重はサイズの増加の3乗に比例して増大する。一 方、四肢の強さは筋肉の断面積に比例し、かつ長さの増加の2乗に比 例して増大する。これを『2乗―3乗問題』という。 正常なときのカズマイアーが、立ち上がるために発揮する最大の力は、 自分の体重154キログラムとバーベル450キログラムの合計の約600 キログラム以上である。 では、巨大化したカズマイアーにこの2乗―3乗問題を当てはめてみよう。
体重32トンのカズマイアーが持ち上げられる重さは、計算上、最大21 トンとなる。だが、彼は自己の体重がすでに32トンなので、物を持ち上 げるどころか、地面から立ち上がることさえできないのだ。 しかも、比較として用いたカズマイアーのデータは、人間の標準的な筋 力データにすることはできない。これは地上最強の筋力を持つ人間が、 最良のコンディションで限界の力をほんの一瞬だけ発揮したときの話し である。どんな生物であれ、限界の力を出して日常生活を営むことなど できない。 しかし、恐竜が生きていた中生代、われわれの常識を超えた異常な 現象が起こっていたことは認めざるをえないのだ。 アパトサウルスが生きていたのは事実だからである。
ちょっとでも知識のある人なら、必ず次のような異論反論を挙げるだろ う。 第1に、恐竜の筋肉組織は人間のものよりずっと優れている。いかに カズマイアーといえども比較の対照にはならないというものだ。しかし、 この反論はすぐに却下される。筋肉が生み出す張力は、基本的に動物 の大きさとは関係がないからだ。筋組織の強度と収縮力は、長さと断 面積を単位として比較すると、ハツカネズミでもゾウでも同じなのだ。 いや、それどころかむしろ、体が大きくなるにつれて筋肉の機能効率 は低下する。大型動物になるほど四肢の厚い筋肉層が幾重にも重な って、筋肉どうしが互いに束縛し合うためだ。 第2の批判としては、カミナリ竜は水中生活者だったというものが考え られる。シロナガスクジラは体長30メートル、体重は100トンにも及ぶ が、何ら支障もなく日々の生活を送っている。水中では水の生み出す 浮力が体重をキャンセルするため、たとえ地上での体重が何十トンで あろうと、シロナガスクジラをほぼ無重力状態にするのだ。だが、カミ ナリ竜が水中生活者だとする説はとっくの昔に捨て去られたカビのは えた仮説である。何よりも、地上には彼らの足跡が大量に残され、化 石となっている。明らかな観察データがある以上、カミナリ竜が地上を 自由に歩きまわっていたことは疑いようのない事実なのだ。
第3の批判として、カミナリ竜は4本足で立って歩いたのであり、2本足 のカズマイアーとは条件が違うという指摘があるだろう。しかし、この 反論も意味を成さない。32トンのカズマイアーが両手両足を使って立ち 上がる場合を検討してみよう。彼がスクワットをするときは全身のすべ ての筋肉をほぼ限界まで使う。また彼のベンチプレスの記録は約270 キログラム。これらを合計したとしても、カズマイアーが四足で立ち上が れるのは最大870キログラムまでである。これに前述の計算方法を当 てはめると、32トンのカズマイアーが持ち上げられる重さは、全身の筋 肉を全て使いきっても31トンあまりとなる。何と、たとえ4本足でも、彼 は地上から起き上がることさえできないのだ。
218 :
血圧問題 :04/08/17 17:50 ID:vsPFtJvu
カミナリ竜は皆、恐ろしく首が長い。とりわけ首長のバロサウルスという カミナリ竜は、体長27メートルのうち、9メートルが首によって占められ ていた。実に、三分の一に達する。そして、ここに一つの深刻な問題が あるのだ。このような首は、地球の重力に抗して動かすことが、実際上 不可能なのである。それゆえ、恐竜学者たちは次のように推測した― ―彼らはいつも首を水平に伸ばし、頭を低く保っていた。もし頭を高く立 てていたなら脳に血液を送ることができなかったからだ――と。 ところで、現生の首長動物と言えば、皆さんはすぐにキリンを思い浮か べるだろう。彼らの頭部は地上約6メートル。当然ながら、頭部まで血 液を送り出すために、200〜300ミリHgという他のどんな動物よりも高 い血圧を持っている。この恐ろしく高い血圧は、厚い動脈壁とジェット パイロットの圧力服なみに丈夫な皮膚を発達させることによって、はじ めて可能となった。ゆえに、たとえ他の動物がこの血圧になったとして も、血管系とリンパ系が破裂して死亡してしまうだろう。 一方で、カミナリ竜の体高は15〜18メートル。長身のキリンの実に3 倍である。実際上、この高さまで血液を押し上げる心臓や、そこで生じ る血圧にも破壊されない血管系、リンパ管系を進化の過程で作り出す ことは、限りなく不可能に近い。 ペンシルバニア大学のピータードットソンも同じ問題を検討し、次のよう な結論を出している。
219 :
血圧問題 :04/08/17 17:52 ID:vsPFtJvu
カミナリ竜のなかでもブラキオサウルス類は後足より前足の方がはるか に長く、姿勢がキリンのようであるため、食事の仕方もキリンに似ていた かもしれない。 しかし、地上10メートル以上の高さにある脳に血液を圧送するには、 心臓はとほうもない血圧を生み出さねばならず、彼らは常に心臓発作 や動脈瘤などの深刻な循環器系の障害にさらされていたはずだ―― なんともカミナリ竜とは悲惨な動物だったようである。そもそも、これほ ど過酷な肉体的条件を満たしながら、一億年にもわたって繁栄させる 進化の必然があったとも思えない。 ドットソンは、カミナリ竜が妥当な範囲の血圧を保って生きるには、首 を心臓の位置よりやや高い、地上5メートル程度に伸ばしている以外 になかったはずだと述べている。
キリンでさえ頭部の高さが地上6メートルに達するのに、カミナリ竜は 5メートル……一体あれほどまでに長い首を持つことに、どんな必然性 があったのだろうか? それに、彼らが主食にした中世代の樹木の葉 は地上6メートル以上にあったのだ。常に頭を低く垂れていて6メートル 以上には持ち上げられなかったとしたら、カミナリ竜の大部分はきっと 飢えて死んでしまっただろう。 カミナリ竜の悲惨な生態は血圧問題だけではない。実は、陸上で9〜 11メートルにも達する首を振り回すことのできる動物は、力学的にも 存在し得ないのだ。いい例がウルトラサウルスである。 体重180トンに達するウルトラサウルスの縮尺模型を水に沈めて排水 量を出し、それをもとに計算したところ、首の重さは約13トン(およそア フリカゾウ2頭分)、首の重心位置は肩から約5メートル上、首の長さは 約11メートルとなった。そして、この首を動かすには約43万ワットとい うとてつもない回転力を必要とすることも分かった。もし、ウルトラサウ ルスが強力な筋肉を用いて自由に頭を持ち上げたり首を回そうとする なら、計算上、彼らの首は断面直径5.2メートルの筋肉を必要とする。 それほど強力な筋肉ではなく、動物として普通の筋肉を持っているとし たら、首は直径6メートルでなくてはならない。しかし、縮尺模型をもと に計算すると、首の直径はもっとも幅の広いところでも3メートル×2.1 メートル程度であり、上の方の直系は1.8〜2.1メートルにしかならな いことが分かった。
ここまで明確な矛盾が出ては、恐竜学者たちもポカンと傍観している わけにはいかない。そこで、一部の恐竜学者は、カミナリ竜の頭部と 首は筋肉によってではなく、靭帯によって支えられていたと主張して いる。 しかし、靭帯は椎骨どうしを固定化する繊維組織であるため、筋肉の ように自ら力を生み出すことはできない。 この説を採用するなら、カミナリ竜は首を高く持ち上げたままろくに曲げ ることもできず、首を地面に下げて水を飲むことも、満足に横を向くこと もできないますます悲惨な動物だったことになる。
現生の最大の飛翔動物は何かと言えば、それはアホウドリや大型の コンドル、狩猟用に改良されたタカなどである。しかし、彼らの体重は 最大14キログラム程度。 中性代には「翼竜」と呼ばれるもっともっと巨大な飛翔動物が存在した。 しかし、彼らを飛翔動物として分類するには大きな疑問が残る。今の地 球環境から考えると、彼らが自由に大空を飛び回ったというのは、とて もありそうにない話だからだ。 例えば、現生のアホウドリがなぜ阿呆などと不名誉な呼ばれ方をする のかご存知だろうか? それは彼らの重すぎる体重ゆえに離陸・着陸 が容易ではなく、着地するときの様子がまるで飛行機の墜落のようだ からだ。 アホウドリやコンドルの体重はほとんど鳥としての限界に近い。 しかし、中世代、彼らより遥かに巨大な飛翔動物が繁栄していたことは、 まぎれもない事実である。
ところで、翼竜と聞いて、普通の人がすぐに思い浮かべるのは、おそらく プテラノドンではないだろうか? プテラノドンはとほうもなく大きいにもかかわらず、体重が18〜22キロ グラムしかなかったとされる。そこで『温血の恐竜』という著書を書いた エードリアン・デズモンドは、このひ弱な体の翼竜について、次のような 疑問を呈している。 長さ3.6メートルもの翼を紙のように薄い中空の骨が支えていたことか ら、プテラノドンが自由に着地・離陸していたとは考えられない。地上に 降り立つとき骨格を砕く可能性が高く、彼らの着地は危険性に満ちてい た。また、ストローのような骨に巨大な翼を張って、それを羽ばたかせる ことが不可能であることは明白である。大型の鳥の多くは離陸する前に 翼をバタバタさせながら助走して、一定の速度に達しなければならない。 もし、プテラノドンが翼長7メートルにもなる翼を振って空中に浮かぼうと すれば、翼を動かす筋肉は約100キログラムの力を生み出さねばなら ない。だが、彼らの筋肉系の力は計算上3.6キログラムにしかならず、 自力で離陸できたとは考えられない。 結局、プテラノドンはグライダーのように空を滑空する動物だったという のがデズモンドの結論である。 しかし、いずれにしろ、どのように離陸・着陸したのかという問題は解決 されないのだ。研究者によっては、高い崖から飛び降りたとか、向かい 風が来るのを待って浮き上がったと推測する人もいる。しかし、そうする と翼竜のイメージが著しくダウンしやしまいか。彼らは崖を求めてチョコ チョコと地上を走り回り、風がないときは捕食動物の格好の餌食になっ ていたのだ。 恐竜ファンにはもうしわけないが、まさしく中生代は、われわれの想像を 絶する世界だったと言えよう。
飛翔動物は体が大きくなるにつれ、当然ながら翼を支えたり羽ばたか せたりするための筋肉を強力にしていかなければならない。この力は もっぱら筋肉によって生み出されるので、力を増強すると、比例的に 体の構造も大きく頑丈で重いものになってしまう。体が大きくなると体 重は不均衡に増大していき、ある値以上ではもはや空を飛ぶことがで きなくなる。計算上、脊椎動物が空を飛べる最大の体重は22.7キロ グラムだという。 しかし、ここで深刻かつ重大な問題が浮上してくる。古生物学者たちが 化石をもとに推測したところ、中世代には135キログラムもの飛翔動物 が存在したのだ。 1970年代はじめに、テキサス州ビックベンド国立公園で発掘された ケツアルコアトラス・ノースロピである。 貴乃花に匹敵する体重の動物が両手を広げて空を飛びまわっていた というのだから、驚きを通り越して笑ってしまう。 巨大化したのは恐竜だけではない。昆虫や植物、あるいはアンモナイト にしても同様である。 こうして見るとき、恐竜の時代と現在では、地球の自然条件の中の何 かが異なっていたのではないかと考えたくなる。特に、太古の飛翔動物 が繁栄するには、生息環境に今とは根本的に異なる何らかの要素が なくてはならない。 それは彼らが飛行するときに感じる地球重力、すなわち有感効果で あると考えられる。 恐竜時代には地球の重力が今よりずっと小さかったのである。
ただし、現在の物理学の世界では重力は定数であって、一般的には 不変かつ普遍とされている。 地球の重力が増大するには何らかの激変、特に質量の増加が不可欠 である。たとえば、隕石や小惑星が大量に降り注げば、地球の質量は 増加し、比例的に万有引力も増大する。 ただし、それほどの地球外物質が降ってきたなら、地表は月のような あばた面になっているはずだし、地球上の生物にしても生き残れる 余地はない。 質量の増加というと、普通、隕石や小惑星などの固体物質を思い浮か べてしまうだろう。しかし、地表面の70%が海で占められているという ことを忘れてはならない。 質量増加の原因は、未曾有の大豪雨、地球外から降り注いだ膨大な 水なのである。
かつて地球全土を水没させた史上最大の大洪水――これは旧約聖書 において“ノアの大洪水”として知られている。 しかし、大洪水神話はヘブライ人特有のものではない。世界を水没させ たという未曾有の大洪水はあらゆる神話伝承・宗教体系の中で見受け られる人類共通のモチーフなのだ。 その中には、シュメールで発掘された最古の粘土板“ギルガメシュ叙事 詩”も含まれる。 一般にはシュメールの大洪水伝説をヘブライ人が自己の神話体系に 取り入れたとされているが、それは逆である。かつてウルの町にいた エベルの子孫が語り伝えていた伝説をシュメールの側が導入したので ある。なぜ、そう断言できるかというと、ギルガメシュ叙事詩の内容より も旧約聖書に収められた物語の方がより真実を言い当てていたからだ。 シュメールの粘土板は、大洪水の後、ニシル山(イラン高原西方の山 ピル・オマル・グドルンとの説が有力)に箱舟が止まったとある。しかし、 箱舟化石の存在が実証されたのは、旧約聖書が伝えるアララト山だっ たのだ(詳しく言えば、アララト山系に含まれるアキャイラ連山)。 箱舟化石はノアの大洪水を証明する物的証拠であり、現代アカデミズ ムを完全に転覆させる可能性を秘めた最大のオーパーツだが、ただ この場で言えることは、アキャイラ連山には間違いなく石化したノアの 箱舟が眠っており、地下探査レーダーによってそのことが立証された ということである。
ノアの大洪水のメカニズムについてはすでに述べたので、ここでは概略 を紹介するにとどめる。ノアの大洪水の原因は地球外から降ってきた 膨大な量の水だが、そのためには近傍の天体からの質量の移動がなく てはならない。それは地球の最も近くを公転する月以外には考えられ ない。 約4500年前(聖書学的な逆算では4344年前)、月は“とある原因”に より地球へと超接近を開始した。月は地球からの凄まじい潮汐作用を 受け、天体規模の巨大地震が発生する。やがてはロッシュの限界を 超え(天体が破壊される臨界点)、月の地殻の一部が轟音とともに吹き 飛んだ。これは現在溶岩性物質で覆われた月の海と呼ばれる部分で ある。月はかつて、内部に膨大な量の水を抱えており、地殻の破壊と ともに高圧で閉じ込められていた超熱水が噴出した。 月の地殻に走った亀裂は、核を構成する金属核や溶岩で塞がれたが、 宇宙へスプラッシュした熱水は絶対温度で冷やされ、地球の周囲を 公転しながらやがて膨大な量の雨となって地球全土に降り注いだ。 月は内部に抱えていた水を失ったため、大規模な空隙が広がり、月震 が釣鐘のように長時間続く原因となった。 また、金属核の回転運動が停止したため磁場も消失し、死せる星となっ た・・・。
一方、天変地異を預言していたノアは、黄金比率で造られた巨大な箱 舟に乗り込み、未曾有の大洪水を乗り切った。 彼らはやがて全土に散らばり、人類の祖となるのだ。 ちなみに、たった8人で現在60億の人間が生まれるわけがないと反論 する人もいるが、1920年代半ばまでは20億だったということを忘れて はならない。 つまり、100年も経たないうちに人口は3倍、40億の人間が付け加わ ったのである。
恐竜とは英語でDinosaur、そのまま日本語に翻訳すれば「恐ろしいトカ ゲ」である。トカゲとは爬虫類の一種。ゆえに、恐竜=爬虫類はすでに 暗黙の了解となっている。そもそも、恐竜の定義は『直立する爬虫類』。 爬虫類でなければ恐竜ではない。これが一般的な常識である。 しかし、恐竜は6500万年前もの太古の昔に地球上から姿を消した。 巨大隕石の落下や全地球規模での火山噴火それに無酸素海水の 上昇などなど、恐竜大絶滅の原因についてはさまざまな説が唱えられ ている。ここでは恐竜の実像に迫ろうと思う。 現在、わたしたちが見ることができるのは、化石化した骨だけである。 ということは、爬虫類の特徴は骨にあるのだろうか。そのとおりである。 爬虫類かどうかは骨の特徴で判別できる。恐竜の骨も爬虫類の特徴 を兼ね備えていた。爬虫類の骨の形状は、大きく四つに分類される。 「無弓亜綱」、「単弓亜綱」、「双弓亜綱」、「広弓亜綱」である。 問題の恐竜は「双弓亜綱」に含まれる。もっと詳しく言えば、「双弓亜 綱主竜上目」に分類され、顎の骨がソケットのように収まっている「槽 歯」という独特の歯の形状を特徴にもつ。 ちなみに、首長竜や魚竜は「広弓亜綱」に含まれるので、恐竜とは区 別されている。
ほんの20年ほど前まで、恐竜は非常に愚鈍でノロマな動物だと考えら れていた。理由はほかでもない、恐竜が爬虫類だからだ。爬虫類はみ な冷血動物である。すなわち、体温が外気温に左右されるため、人間 のように恒常的に高い体温を保つことはできない。 亀を飼った経験があるだろうか?夏は非常に活発に活動し、食欲も 旺盛である。一方冬になると、急に元気がなくなる。食欲もなくなり、 岩陰にでも隠れてしまう。いわゆる冬眠だ。生体のあらゆる機能を低 下させ、一種の仮死状態となることで冬を生き延びるのである。爬虫 類は外から熱が与えられない限り、恒常的に機敏な動きはできない。 それは恐竜でも同じだろう――と単純に学者たちは考えたわけである。 しかし、1970年代ならともかく、いまさら恐竜が愚鈍だと主張する恐竜 学者、古生物学者は一人も存在しない。 骨格の力学的な検証の結果、われわれの予想以上に恐竜とは俊敏で、 かつ活発な行動をしていたことがわかってきたからだ。典型がティラノ サウルスなどの獣竜や、アパトサウルスなどの雷竜である。 初期の復元図では、ティラノサウルスは背筋を垂直に伸ばし、役に立た ない尻尾をズルズルと引きずりながら歩いていた。まさしくゴジラである。 アパトサウルスも巨大な図体をもてあまして、生涯の大半をカバのよう に水中で暮らしていたと考えられていた。 しかし、これらの恐竜像は現在では全て否定されている。
例えばティラノサウルス。コンピューターで最も理想的な姿勢を解析した 結果、頭部および上半身は下がり、引きずっていた尻尾はまっすぐ後方 に伸びていたことがわかった。 この場合、ちょうどダチョウのように非常に敏捷な活動が可能となる。 エネルギーを浪費するだけだと考えられていた巨大な尻尾が、バランス 上、非常に重要な役割を果たしていたわけだ。 一方のアパトサウルスも長い首と尻尾をピンと伸ばし、陸上を悠々と闊 歩していたことが判明した。アパトサウルスが水中生活者だとされてい たのは、その巨大すぎる体重にある。巨大な体重を有する生物はエネ ルギーを無駄に消費するため、陸上生活よりも水中生活に適応する場 合が多いのだ。 例えば、カバは体重2〜3トンに達するが、水中ではたいへん敏捷に 動きまわる。水の生みだす浮力が体重をキャンセルしているためだ。 それと同じように、恐竜も1日の大半を水中で暮らしていたと考えられた のだ。 しかし、もし雷竜が水中生活者であったなら、彼らは柔らかい水生植物 を食べていたはずである。ところが彼らの歯は摩滅し、あるいはひび割 れている。これは硬い繊維質の陸上植物を常食としていたことを示唆し ているのだ。 地上に彼らの足跡が大量に残され、化石となっていることからも、雷竜 が地上を自由に歩き回っていたことは疑いようもない。
恐竜が活発で敏捷な動物であることが判明した以上、愚鈍な恐竜像の 根拠となった冷血動物という概念はすでに過去のものである。事実、 温血と認められた恐竜はすでに存在する。 1969年、シカゴで開かれた「第1回北米古生物学会」の席上において、 エール大学の古生物学者ジョン・オスローム博士は、当時発掘された ばかりの小型肉食恐竜「ディノニクス」は温血動物であると発表した。 骨格からも、ディノニクスが俊敏に走り回っていたことは間違いない。 激しい運動を常とするディノニクスが、直立した頭部に血液を送り込む ためには高い代謝機能――とくに強力なニ心房ニ心室が不可欠である。 これはすなわち、ディノニクスが温血動物であったことを意味する。 恐竜=温血説をさらに推し進めたのは、オスローム博士の研究室にも いた恐竜学者、ロバート・バッカーである。 バッカーは白亜紀の生態系における肉食恐竜の体重比を割り出し、 恐竜と爬虫類は生態的にも異なることを主張。恐竜はサバンナの肉食 哺乳類と同じような生態であることを立証した。さらにバッカーは、全て の恐竜は温血動物であると主張している。 一方の学会は慎重な態度を崩さない。いわゆる、小型肉食恐竜は温血 動物であるが、竜脚類などの巨大な体をもつ恐竜は冷血動物であると いう。 彼らが主張するに、大型恐竜は生理的にも温血動物ではあり得ない。 なぜなら運動による体温の上昇は、熱が発生する体積――すなわち 体の大きさ――が大きくなればなるほど当然ながら大きくなる。
恐竜の場合、少し運動しただけで体温が異常に上昇し、その熱で自ら が倒れてしまうという。ただし、冷血動物ではない。恐竜は変温動物に は違いないが、『慣性恒温性』によって体温を一定に保つことができる のだという。 慣性恒温性の原理とは、簡単に言えば冷めにくいお風呂である。表面 積が一定の場合、体積の増加に反比例して、外気温の変化による体 温への影響が少なくなるというわけだ。 もっとも、大型恐竜の多くは、その異常に長い首と尻尾を見てもわかる ように、体の表面積が非常に大きい。体積に相当する表面積を持って いれば、熱を十分に発散させることができるのだから、温血動物であっ ても、まったく問題はないことになる。
実は、恐竜=温血動物説におけるもっと決定的な証拠があるのだ。 それが雷竜の血圧問題である。 現在の首の長い動物といえばキリンだ。キリンの血圧は200〜300ミリ Hgで、他の動物がこの血圧になったら血管系とリンパ系が破裂してし まうほどだとされている。頭部の高さが地上6メートルというキリンは、 厚い動脈壁と血液を頭部にまで圧送する超強力な心臓によってはじめ て動物としての生存が可能になった。対する雷竜の体高は15〜18メ ートル、長身のキリンの実に3倍である。 フロリダ大学の動物学者ハーヴェイ・リリーホワイトの計算によると、例 えば首の長さが9メートルのバロサウルスが頭を高く持ち上げて生活 するには、その心臓は少なくともキリンの3〜4倍、人間の6倍の血圧 を生み出さねばならなかったという。 貧弱な冷血動物の心臓ではこんな芸当は不可能である。 強力なニ心房ニ心室の心臓をもつ温血動物でなくてはならない。いや、 温血動物の心臓であったとしても、この高さまで重力に抗して血液を 押し上げるポンプとしての心臓が可能であったかは非常に疑問なのだ。 このことは、先に述べたとおり、当時、地球重力が違っていたためだ。 とりあえず、恐竜が温血動物であったことはもはや疑いようがない。 アカデミズムにおいても、1990年代以来、徐々にではあるが恐竜= 温血動物説の趨勢は増してきている。かの大ヒット映画ジュラシック・ パークやロストワールドにおいても、恐竜は温血動物として描かれて いる。
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恐竜と鳥 :04/08/17 19:06 ID:vsPFtJvu
恐竜は分類上では爬虫類に属する。しかし、爬虫類以上に、恐竜との 密接な関係を指摘されている生物が存在するのだ。 それが鳥類である。 この両者の間に何らかの系統関係があることは、もはや疑いようのな い事実である。そもそも、現在の鳥は小型肉食恐竜が進化した生物だ とされていたのだ。 その根拠の一つが、『始祖鳥』と呼ばれる謎めいた生き物の存在であ る。ドイツのババリアで発見された始祖鳥の化石は、全身に明確な羽 毛の痕跡をもち、一見すると鳥そのものである。しかし、この生物の翼 には三本の指があり、くちばしには鋭い歯が生え、長い尻尾の骨もあ った。骨格だけを見るなら、小型肉食恐竜コンプトグナトゥスとうりふた つである。 当時はダーウィンの『種の起源』が刊行されたわずか2年後であり、 進化論の支持者たちは「恐竜が鳥に進化する途上の、中間段階に あった生物に違いない!」と色めきたった。 しかし、現在では、始祖鳥が鳥の祖先だとする説は完全に否定されて いる。理由はほかでもない、始祖鳥以前の時代に進化途上ではない 「完全な鳥」が存在したことが確認されたからだ。 例えば、1990年代初頭から中国東北部の遼寧省朝陽県において大 量に発見され始めた一群の鳥の化石などがそれである。
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恐竜と鳥 :04/08/17 19:16 ID:vsPFtJvu
この地域では、5種類の新しい鳥の化石が発見されているが、そのひ とつ『コンフーシウソルニス・サンクトゥス』は完全に鳥である。 この鳥は、短く圧縮された尻尾と現生の鳥のように角質化したくちばし を持ち、雄にはゴクラクチョウのような二本の長い飾り羽根まで生えて いる。コンフーシウソウニスは始祖鳥よりも遥かに進化した鳥であり、 高い飛翔能力があったと考えられているのだが、年代的には1億45 00万年前、すなわち始祖鳥と同時代のジュラ紀末から白亜紀初頭に かけて生きていたのだ。 さらに驚くべきは、1985年にテキサスの地層から発見された『プロト エイビス』。この種類も完全に鳥なのだが、生息年代は2億2500万年 前の三畳紀。これは最初の恐竜が出現した時代である。 現在では、鳥と恐竜は共通の祖先である『ダイノバード』から枝分かれ したと考えられている。 三畳紀中期の終わり頃、地球環境の悪化によって地上生態系に隙間 ができ、たまたま樹上から降りてきたダイノバードの一部が恐竜へと 進化し、樹上に残ったダイノバードは樹上生活に適応した形態へと変異 し、からだのウロコを羽毛に変えて飛翔能力を高め、最終的には鳥へ と進化したのだという。 では始祖鳥はなんなのかというと、近年の研究では、現生の鳥とは無 縁なもうひとつの鳥のグループ『エナンティオルニテス亜綱』と呼ばれる 系統の根元あたりに位置する生物とみなされている。 エナンティオルテニスは、最も原始的な特徴を持つ『古鳥亜綱(始祖鳥 はこれに含まれる)』と、白亜紀に栄えた歯のある鳥『歯鳥亜綱』の中 間レベルから派生したグループである。
イギリス大英博物館の古生物学者ハリー・ゴヴァー・シーリーによると、 恐竜はおおきく『竜盤目』と『鳥盤目』に分類されるという。骨盤の形― ―恥骨と腸骨の位置関係――の相違に過ぎないのだが、竜盤目には 獣竜や雷竜、鳥盤目には鳥竜や角竜、剣竜、鎧竜、石頭竜などがそれ ぞれ属している。 これがいわゆる『ニ系統説』である。言葉のとおり、恐竜の系統には 竜盤目と鳥盤目の二種類があり、両者は異なる二つの祖先から進化 した爬虫類であるとする説だ。 しかし近年の研究によって、鳥盤目は竜盤目から分化してきたらしい ことがわかってきた。続々と発見される、新種の恐竜化石によっても このことは証明されつつある。 1997年には、骨はおろか、皮膚や筋肉組織までがそっくりと残った 恐竜の胎児化石が発見された。問題の主は、今から約7500万年前、 白亜紀後期と呼ばれる時代に、中国北部を中心として生息していた 恐竜で、『テリジノサウルス』と名付けられた。体格は、有名なティラノ サウルスやヴェロキラプトルといった獣脚類と酷似しているため、肉食 恐竜であると想像されがちだが、ことはそう単純ではない。なぜなら、 恐竜の分類上最も重要視される骨盤が独特で、しいていえばイグアノ ドンやパラサウロロフスなどの鳥盤類に近かったからだ。しかも、頬の 部分には食物を一時ため込む隙間があり、草食恐竜の特徴を備えて る。一方で、三本指の前脚には20センチ以上におよぶ異常に長い爪 が生えており、草食恐竜としてはまったく似つかわしくない。
結局、草食か肉食なのかはもちろん、恐竜のニ大分類のどちらに属す るのかも判然としない。こうなると、新たに第3の分類を想定するか、 もしくは恐竜の分類そのものを根本から見直なおす必要がある。 かのロバート・バッカーはブリッジポート大学のピーター・ガルトンととも に、魚綱、両性綱、爬虫綱、鳥綱、哺乳綱の五つの脊椎動物の綱と肩 を並べる、『恐竜綱』を提唱している。 この主張からすれば、恐竜はもはや爬虫類ではない。事実、温血動物 の爬虫類など世界のどこにも存在していない。むしろ恐竜は鳥類や哺 乳類のような恒温動物に似通った生態や習性を有しているのだ。 例えば、恐竜の骨組織。現存する爬虫類は骨がゆっくり成長するため、 年輪のような層状構造を形成する。これを学術的には『層板骨』と呼ぶ。 一方、哺乳類や鳥類の骨は急激に成長するため、結合繊維(コラーゲ ン)が粗くなり、網目のような模様『網目骨構造』をつくる。恐竜は爬虫 類だから『層板骨』かと思いきや、それが違う。恐竜の骨には網目骨構 造が存在するのだ。さらに、温血動物の骨には、血管や神経繊維が通 る細い管『ハーバス管』が存在する。同様に、恐竜の骨にも『ハーバス 管』の存在が確認されているのだ。 とはいえ、このことは恐竜が爬虫類であるとする説を完全に否定するも のではない。最近の報告では、現生のトカゲやカメのなかにもハーバス 管をもつ種類がいることが確認され、逆に、哺乳類のなかにも『層板骨』 をもつものが発見されているからだ。
しかし、総合的に見れば恐竜が爬虫類よりも、むしろ鳥類や哺乳類に 近い生物であったことには変わりがない。 先述のバッカーは、巨竜ブロントサウルスは胎生ではなかったかと主 張している。というのも、バッカー自身、ブロントサウルスの骨盤付近 から胎児の化石を発見しているからだ。 それを裏付けるように、雷竜の巣が発見されたことは一度もなく、成長 した雷竜の骨盤は4分の1サイズの胎児が入るほどの大きさで、発見 された最小の雷竜も親の4分の1ほどである。 爬虫類が赤ちゃんを産むなどあり得ないと考える人もいるだろうが、 同じ爬虫類である魚竜はすでに胎生であることが判明しているのだ。 逆に、哺乳類のなかにも、胎児ではなく卵を生む種類が存在するのだ。 それがカモノハシである。 自然は人間の考えた法則などには縛られない――このことを頭に入れ ておいてほしい。
となると、爬虫類という枠に縛られない恐竜には、鳥や哺乳類のように 全身毛が生えていた可能性も出てくる。 事実、アビミムスやオルトミムスのような小型恐竜に毛が生えていたこ とはほぼ定説となっている。 また、爬虫類である『翼竜』に毛が生えていたことも、すでに確認されて いる(後述する)。 とすると、もっと突っ込んで、すべての恐竜には毛が生えていたのでは ないかと考えたくなる。恐竜は翼竜よりもさらに鳥に近いのだから、別 段ムチャな発想ではないだろう。 なによりも、体毛の生えた恐竜化石はすでに発見されているのだ。
1997年、中国遼寧省北票市において、体毛の痕跡がみられる恐竜の 全身化石が見つかった。 発見したのは、アメリカ、フィラディルフィアの学会が組織した調査団で、 全身化石は『シノサウロプテリクス』と呼ばれる体長約40センチほどの 超小型恐竜である。 体毛の痕跡は背骨に沿う状態で、頭から尻尾の先まで無数の黒い線 として確認される。学者たちは鳥類が恐竜から進化した証拠だと色めき 立ったが、前述のように、鳥類が恐竜から進化したとする説はとっくに 崩壊寸前である。 化石をよく見ればわかるが、これは羽毛ではなくあくまでも「体毛」であ る。もっと言えば、これは馬のような「たてがみ」である。 このように、恐竜には全身カラフルな体毛が生えていた可能性は非常 に高い。 もちろん、すべてとは言わない。うぶ毛程度のものから長毛まで、恐竜 も種類によってさまざまなバリエーションの体毛があったと考えられる。
1948年1月、イリノイ州グレンデールに住む12歳の少年ジェイムズ・ トレアーズは家に飛び込んでくるなり「B-29みたいに大きな鳥がいる!」 と興奮気味に母親に知らせた。 同じ怪鳥は、元陸軍大佐ウェルター・ジグムンドによって、同年4月4日 に目測1200メートルの高空を飛んでいたのを目撃されている。彼は 軍隊での経験から、その怪鳥は「とてつもなく大きな鳥であることにまず 間違いない」という。 目撃例は他にも多くあり、中にはミズーリー州セント・ルイスで目撃され たものもある。 目撃証言で一致しているのは「最初、自分たちは飛行機を見ているの だと思ったが、翼を羽ばたかせた飛ぶのが分かって、鳥だと気づいた」 ということだ。 目撃者の中には警官や飛行教官も含まれており、信頼性の点では問 題はない。
1977年7月25日、イリノイ州ローンデールで、隠れんぼをして遊んで いた10歳の少年マーロン・ロウに2羽の巨鳥が襲いかかった。 2羽の鳥のうち1羽がつかみかかり、吊り上げて飛び去ろうとしたのだ。 しかし、横にいた母親が大声を上げたため、鳥は少年をあわてて落して いった。 わずか3メートルの至近距離から怪鳥を目撃したロウ婦人の報告では、 この鳥は、長さ45センチの首の周りにある白い輪を除き、全身「真っ黒」 だったという。鉤状に曲がったくちばしは長さ15センチ、翼長はすくなく とも2.5メートル、地上に降り立ったときの身の丈は1.3メートルはあっ ただろう、と彼女は語っている。 イリノイ州での怪鳥目撃報告は、はるか昔から存在する。ネイティブ・ アメリカンのイリニ族には、『ピアサ』と呼ばれる、ウロコが生え、長い 尾と角がある、赤い目をした巨大な鳥の伝説が伝わっている。ピアサ はイリニ族を脅かしていたが、あるとき、20人の戦士を近くに隠してお き、大酋長オウアトゴが自らおとりになってピアサをおびき出した。ピア サは矢で射落とされたが、オウアトゴは無傷だったという。 目撃報告を総合すると、怪鳥は人を食うらしい。しかし、ハゲワシやコン ドルの類ではないだろう。
イリノイ大学のある生態学者の話では、これらの鳥はそんな重いもの は持ち上げられないし、餌にするのは死んだ動物で、生きている動物 は食べないはずだという。 しかし一方で、怪鳥の襲撃に会い、無残にも殺された犠牲者がたくさん いるのだ。
1878年、ミズーリー州ティパー群でとうてい想像もつかない悲劇が起 こった。大きなワシが舞い降りてきて、校舎で遊んでいたジェミー・ケニ ーをわしずかみにしいったのだ。子供たちが騒ぐ声に、教師があわてて 校舎の外に出てきたときには、ワシはすでに空高く舞い上がった後だっ た。ワシにつかまれた少年が、空中で泣き叫んで暴れたためか、ワシ はジェミーを放して飛び去った。空中で放り出されたジェミーは、はるか 上空から落下して地面に激しく叩きつけられため死んでしまった。 1895年2月にウェスト・バージニア州ウェブスター郡で10歳になるラン ディ・ジャンキンズが姿を消した。ランディ捜索隊は、道をそれて畑の中 に1メートルほど踏み込んだ場所で、何かから逃げるようにぐるぐる走り 回る、ランディの乱れた足跡を発見した。しかし、ついに彼女を見つける ことはできなった……おそらく、ランディは巨鳥に襲われたのだろう。と いうのも、その数日後、クマ撃ちハンターのピーター・スワドリーが大き な鳥に襲われているからだ。巨鳥は彼の背中に爪を食い込ませたが、 連れていた犬が飛びかかったお陰で、間一髪、彼は命拾いをした。し かし、鳥は鋭い爪で犬の腹を引き裂くと、哀れな獲物をぶら下げて飛び 去っていった。
目撃者の大多数は、巨鳥の色を黒か灰色がかった色だとしている。 また、とがったくちばしの中に歯が並んでいるのを見たというものや、 羽毛というよりも皮のようなもので全身が覆われていた、という報告も 多い。ゆえに、目撃者の中には、それが鳥ではなく翼竜のようだった と証言する者が多くいる。確かに、巨鳥が人間を持ち上げたという報 告や、歯が生えていたという報告から推測すれば、謎の巨鳥がただ の鳥とは考えられない。ここで断言しておくが―― 謎の巨鳥の正体は、間違いなく「翼竜」の生き残りである。 では、巨鳥に毛が生えていたという報告はどうなのか? 実は、翼竜に毛が生えていたことは、すでに確認された事実なのだ。 1970年、旧ソ連の古生物学者シャロフ博士が、中央アジアのカザフ スタンで、ジュラ紀後期の湖の堆積物から、非常に保存状態の良い 翼竜化石を発見した。その翼竜化石の皮膜部分には細かなボツボツ がついており、調査の結果、それが毛穴だということが判明したのだ。 すなわち、翼竜には毛があったのある。 翼竜はジュラ紀の末から白亜紀に生息していた生物である。それが、 1億5000万年後の今日まで生き残ったなど誰が信じるだろう。翼竜 が生き残っているということは、一般人がふつうに考えるほど単純な ことではない。 地質学や古生物学をはじめとした現代アカデミズムを根底から揺るが すほどの大問題に発展するのである・・・。
ドラゴン伝説は世界中でみられる。 しかし、ドラゴンを実在の生物だと考える人は、ほとんどいないだろう。 ドラゴンは、人間の豊かな想像力が創りだした架空の生物にすぎない ――それが常識だ。 しかし、本当にドラゴンは存在しなかったのだろうか? ひょっとすると、 過去にわたしたちの先祖は、ドラゴン伝説の元ネタとなるような生物を 目撃したのではないだろうか? ドラゴンはヨーロッパだけのものではない。日本や中国にもいる。日本 や中国のドラゴンといえば「龍」に他ならないが、龍は欧米のドラゴン とは違い、鹿の角、らくだの頭、ウサギの目、蛇の首、牛の耳、鯉の ウロコ、鷹の爪、虎の手をもつ怪獣である。 また、西洋のドラゴンとは違い、中国や日本の龍には翼がない。しかし、 飛翔する能力はもっているという。日本最古の龍といえば『ヤマタノオロ チ』があげられるだろう。ヤマタノオロチとは「古事記」に記さた八つ首の 大蛇である。オロチは無数の村々に多大な被害をもたらしたが、最後は スサノオノミコトによって切り殺されたという。 また、日本の書物ではないが、日本に龍がいたことを示唆する書物が ある。「魏志倭人伝」がそれだ。この書には、倭人が海に住むとされる 蛟(みずち)や海竜を避けるため、体に入墨を彫ったという記述がある。 さて、ドラゴンや龍の正体とはいったいなんなのか? まったくの空想上の生物なのか?
確かにこれらの生物が全て実在するとは思えない。 ケンタウルスやユニコーンのように、さまざまな生物の特徴を複合させ ただけものもあるだろう。 しかし、ドラゴンは世界中で共通したモチーフである。それに、神話や 伝説の物語は、何らかの事実をもとにして創られるのがふつうだ。 それなら、無数の物語に登場するドラゴンは実在の動物か、あるいは それをモデルにして創られたものではないだろうか。 実は、竜のような生物は現在でも目撃されている、と言ったら驚かれる だろうか。事実である。 中国東北部、延辺朝鮮族自治州の朝鮮民主主義人民共和国との国境 にそびえる白頭山山頂の湖「天池(チョンジ)」で牛に似た角をもつ謎の 動物が目撃されたのだ。
1994年8月27日の同自治州延吉市の夕刊紙「延吉晩報」によると、 事件は同月20日に起こった。韓国の光州からの観光グループと旅行 会社のガイドらが、天池の景色を眺めていると、突然、湖上に黒っぽい 生物が現れ、そのまま2分間ほど泳ぎまわった後、水中に消えたという。 旅行会社のカメラマンが、ビデオカメラでその模様を撮影。映っている 怪物の姿は小さいが、確かに、水面上に牛の角のようなものが突き 出ているのがわかるそうだ。 この動物は、地元では「天池の怪獣」として知られているが、同地方の 古文書にも登場する伝説の動物で、牛ぐらいの大きさといわれる。
ドラゴンは実在する、というと必ず多くの疑問・反論が出てくる。 ドラゴン(竜)の正体とは何か?もし本当に、ドラゴンのような生物がか つてこの地上に存在していたのなら、その化石がまったく発見されて いないのはなぜなのか? これらに対して答えはある。化石も腐るほど発掘されている。 答えは一つしかない。 ドラゴンは古生物型UMA、なかでもドラゴンの特徴に合致するのは、 恐竜だ。ドラゴンは恐竜の生き残りである。 ヨーロッパの絵画などで描かれるドラゴンには、体に毛が生えたものが たくさんある。また、中国や日本の竜は、たてがみをもった姿として描 かれている。実は、恐竜にも毛があった可能性がでてきたのは、これ まで書いてきたとおりだ。 今まで、恐竜は単なる巨大爬虫類だと考えられてきた。しかし、恐竜が 温血動物である可能性が高くなってくると、むしろ鳥類に近い生物であ ることがわかってきた。事実、たてがみのある恐竜はすでに発掘されて いる。 また、翼を持ったドラゴンは、古代人が翼竜の生き残りを目撃したもの と考えれば納得がいく。ちなみに、翼竜らしきものは現在でも目撃され ているのは、先に書いたとおりだ。
1985年8月1日、長崎の対馬で奇怪な事件が起こった。釣りを日課と する城崎竜作氏(当時71歳)は、夕釣りを終え、自転車に乗って自宅 への帰り道を急いでいた。角を曲がれば自宅が見えるというとき、彼は 前方およそ30メートルほどの地点に動く物体を目撃した。身長は1メー トルくらいだろうか。ほっそりとした手足で、ザンバラ髪をした子供が素 っ裸で歩いている。裸の子供は右手の茂みから出てきたかと思うと、 左手の草むらへ駆け込み、そのまま久田川の中へ飛びこんだ。対馬 では夜釣りは珍しくない。その子も釣りの手伝いでもしているのだろう と考えた城崎氏は、たいして気にも止めず家路についた。 翌朝5時頃目覚めた城崎氏は、いつものように日課の朝釣りに出かけ た。家の前の角を曲がり、例の現場に差し掛かったとき、城崎氏は奇妙 なことに気がついた。濡れた足跡のような黒っぽい染みが点々とつい ているのだ。その数、約50個。お船江という入り江の淵から、昨晩子供 が茂みに隠れたあたりまで、20メートルにわたって足跡が見える。 城崎氏は変だと思ったものの、そのときは先を急いだ。ところが、朝釣 りを終えて戻って来た城崎氏は、その現実に唖然とした。足跡がまだ 残っていたのである。真夏の炎天下の中、ただの足跡が朝見たときと まったく変わっていないということはあり得ない。城崎氏は自転車を止 め、その足跡に触ってみた。 すると、乾いてはいるもののヌメっとするような茶褐色の液体が指につ いた。明かに水ではない。足跡は、長さ20センチ前後、幅10センチ前 後、どれもみな三角形、もしくはオタマジャクシのような形をしていた。 自分の足を見て比較してほしいが、長さと幅が2:1の足跡など明かに 人間のそれではない。城崎氏はふと気がついた。ひょっとして、この足 跡は、昨夜の子供がつけたものではないのか?しかし、濡れた足で アスファルトを歩いても、こんなに多くの足跡が残るはずはない。真夏 の太陽に照らされて、湿気を保っているというのも変である。このとき、 城崎氏の頭の中に浮かんだのは、この地方の伝説に登場する有名な 妖怪であった。
その名は「ガッパ」。一般には「河童」と呼ばれている。事の重大さを 悟った城崎氏は、町役場に勤める息子に一部始終を報告。河童出現 の噂は人から人へと伝わり、厳原の町は騒然となった。役場と警察の 人間が現場を検証した結果、同じ足跡が久田川の対岸の道にもある ことが判明した。どうも、ガッパは城崎氏に目撃された後、川を泳ぎ対 岸に渡ったらしい。この事件はマスコミが大々的に報道するに及び、 全国的に知られる河童騒動となった。ちなみに、警察は分泌物のサン プルの最終を行ったが、結局分析はされず、そのまま廃棄処分とされ てしまう。あれ以来、対馬で再び河童が現れることはなかった・・・。
対馬事件から7年ほど経った1991年6月30日、今度は宮崎県で再び 河童騒動が起こった。その日、西都市三財に住む松本貢氏(当時56歳) は買い物から戻り、玄関の扉を開けた。そのとたん、魚が腐ったような えもゆわれぬ生臭い臭気が、彼の鼻をついた。松本氏は家の中へ駆け 上がり、そこで信じがたい光景を目にする。彼が見たのは、床一面に広 がる泥のような茶褐色をした足跡だったのだ。最初、松本氏は空き巣が 土足で侵入したのだと考えた。 しかし、よくよく調べてみると、どうもそうではないらしい。何も盗まれて はいないのだ。そもそも、部屋は完全に戸締りしてあり、泥棒が侵入す る余地はない(このことが後に重要になってくる)。足跡を観察しても、 とても人間のそれとは思えない。長さはわずか12センチ、幅は10セン チたらずなのである。それでいて歩幅が60センチ、大人並みなのだ。 足跡の形は、ちょうど三角形をしており、三本の指と水掻きがあるよう にも見える。 そこで松本氏は、何らかの動物が自宅に侵入してきたのではないかと 考えた。彼は動物を特定するために、足跡の粘液を採集。宮崎日南保 健所に持ち込み、検査を依頼した。その結果、足跡の粘液には大量の 鉄分が含まれていることが分かった。こうした鉄分は、自然界では一般 に涌き水や小川の底などに沈殿している。このことから、謎の生物は 家の周囲を流れる農業用水路もしくは裏山から流れる小川を通ってき たと考えられるのだ。その後、松本氏は床に残った足跡を消そうと奮闘 したが、どうしても消えず、今でも黒ずんだ足跡が当時のまま残されて いるという。
河童は一般には妖怪であると考えられている。妖怪とはあくまでも伝説 や神話上の存在であり、実在の生物ではない。 一方で、先述の二つの河童騒動を見る限り、河童は地上に物理的な 証拠、すなわち粘液上の足跡を残している。このことは河童が単なる 妖怪ではなく、肉体を持った生物であることを示唆しているのではない だろうか。 河童が生物である限り、「魚類」「両生類」「爬虫類」「鳥類」「哺乳類」の いずれかに属するはずである。地上を歩きまわる以上、「魚類」ではな いし、翼がないのだから「鳥類」でもない。 しかし、これ以上の推理は、河童の実像を徹底的に検証してみない限 り、不確かで曖昧なものになってしまうだろう。とりあえず、伝承として 伝えられる河童の特徴や性質を以下に列挙してみた。
・川や沼、湖といった水場に生息している。 ・指は4本もしくは5本で、第二関節付近まで水掻きがついている。 ・背中に亀のような大きな甲羅を背負っている。 ・身体は鱗かヌメヌメした肌をしている。 ・口は尖っており、クチバシを伴うこともある。 ・目玉は大きい。 ・頭のてっぺんにお皿があって、いつも湿っている。お皿が乾くと死んでしまう。 ・尻の穴が三つあり、屁で空を飛ぶという。 ・体型は華奢で、関節が逆に動く。 ・キュウリが好物。 ・人間の尻から生き肝を抜いたり、血を吸うこともあるという。 とまあ、河童の特徴は少なくてもこれだけはある。しかし、このような 異形の生物が実在するはずもない。現在伝わる河童像の大半は、 後の伝説の中で想像たくましく付加されていったものであろう。
ここでは虚飾された部分を削り、伝説の基となった本当の河童像を知 る必要がある。 そこで有効な手段となるのが、全国各地に伝わる河童の形態を比較 し、その共通部分だけを見つけ出すことである。 河童の呼称は地理的に見ると、いくつかに分類することができる。 東北北部では「ミズチ類」。東北から関東周辺では「カワワラワ類(河童 もこれに含まれる)」。紀伊半島一体では「カワタロー類」。東九州一帯 では「ヒョースベ類」。北陸から東北地方にかけては「ドチ類」。あとは、 鹿児島県の「ケンムン」、沖縄の「キジムナー」、北海道の「コロボックル」 など、「その他の類」に区分けされる。名前が違えば、姿形も微妙に変化 してくる。お皿のないものや甲羅のないものも存在する。 いや、現在一般に伝わる河童像は、江戸時代の妖怪ブームに便乗して 脚色されたものであり、古代に遡れば遡るほど各地の河童像の共通点 はより明確なものとなってくるのだ。 それらを統合し、整理していくと、オリジナルの河童像は次のようなもの に収斂する。
修正河童像 ・水辺に住む。 ・身長は約1メートル前後。 ・手足は華奢。 ・手の指は4本。足の指は三本。ともに水掻きを持つ。 ・頭部は大きい。わずかながらの毛も確認される。 ・目が大きく、鼻や耳は小さい。口元は出っ張っている。 ・普通は直立2足歩行。ときに、直立4足歩行。 どうも、河童というには程遠い存在に思われるが、これが原初の河童 像なのである。お気づきの通り、これは対馬で目撃された河童や宮崎 に侵入してきた河童に近い。この修正河童像に完璧なほどマッチする のが、沖縄地方の『キジムナー』、もしくは『ブナガヤ』という名の妖怪 である。キジムナーは身長1メートル前後で、5歳くらいの人間に近い 体型をしている。全身裸で、赤っぽい肌をしており、頭や目が大きく、 指は4本、海辺や河口近くに住んでいる。どうだろう、まさしく河童では ないか。 河童は日本だけに生息する希少な生物なのだろうか?いや、それは 違う。河童は世界中で目撃されているのだ。
ただし、当然のことながら、国が違えば呼び名も違う。 河童は中国では『河伯(カハク)』と呼ばれ、丸坊主で素っ裸、身長が 低い形態的特徴は上記の河童像と一致する。ベルギーにおいては 『リトル・グリーンマン』。人間の子供のような姿に、異様に大きな頭と 目、そして緑色の肌はまさしく河童のそれである。こうした目撃例は かなり昔に遡ることができるが、ヨーロッパでは慣習上それが妖精に なったり、森の小人になってしまったりするケースが多い。 欧米においても、オハイオ州ラブランド近くのリトルマイアミ川付近で、 日本の河童に瓜ふたつの生物が目撃されている。人間の子供くらい の身長で、全身が灰色がかっており、ヌメヌメとした皮膚で覆われてい たことから、地元の住人に「カエル男」と名付けられた。 また、マサチューセッツ州に突如出現して人々を震撼させた、『ドーバ ーデーモン』も忘れてはならない。目撃者の証言によると、怪物は頭部 が異様に大きく、素っ裸、手足が華奢で、指が4本、4歩足で歩くが 2足歩行もできるという。これはまさしくアメリカ版の河童である。
「キジムナー」「リトル・グリーンマン」「ドーバーデーモン」――これら 未知動物以上に、河童との密接な関係が窺われる生物像が存在する。 それが世に異星人として知られる異形の怪物、『グレイ』だ。 1947年7月2日、アメリカ、ニューメキシコ州ロズウェルに、地球のい かなる国籍にも属さないスペースクラフトが墜落した。 軍はサンアグステン平原から墜落円盤を回収し、円盤の破片が散乱 したフォスター牧場を封鎖。さらに、軍は円盤墜落説を否定、墜落物体 を軍事用気球の残骸部品であるとして、真実を隠蔽した。伝わるところ によると、軍はこのとき異星人の死体4体を回収し、ワシントンのアンド リュース基地に移送したという。 真相については、最初のほうで書いてきたとおりである。 1978年、アメリカのオハイオ州在住の代表的UFO研究家レオナード ・ストリングフィールドはロズウェル事件における異星人の死体回収を 再調査。著書『UFO墜落/回収シンドローム』の中で、元陸軍情報部 にいたJ・Aという名の男からリークされた機密情報を暴露した。彼は、 『ストリングフィールドからの第二論文/匿名医師からの異星人の検死 解剖報告より』において、回収された異星人の解剖所見を公表したのだ。 そこに記された異星人グレイの形態的特徴を要約すると以下のように なる。
・身長は1.4メートルで、体重は18キロ前後。 ・頭部は非常に大きい。 ・手足は華奢で、腕は長く、足は短い。 ・指は4本で親指がない。指の間に水掻きがある。 ・つり目風の大きく丸い眼球がある。ただし、瞳孔はない。 ・耳はあるが、耳たぶはない。 ・口と鼻は小さくほとんど目立たない。口はスリット状で唇がない。 ・皮膚は灰色で、ほとんど無毛。筋肉は活動性に富む。 ・生殖器はない。 グレイと河童の共通点は明白だ。両者は同一の生物に違いない。 ロズウェル事件以来、グレイは世界中で目撃されている。最近、世間を 騒がせた「チュパカブラ」にしても、その形態や性質は基本的にグレイと 一致する。さらに、グレイは人間や家畜の血を吸い、ときには臓物を食 すとされる。多くのUFO研究家の主張によれば、全米各地で続発して いる牛の怪死事件、いわゆるキャトルミューティレーションの一部は グレイの仕業であるという。 一方の河童も伝説では人間の尻子玉(=臓物)を抜いたり、牛の肛門 から手を差し込んで生き肝を食べるとされる。また、江戸時代に著され た『和漢三才図絵』によると、「河童は牛馬を水湾に引き入れ、尻から 血を吸い尽くす」とあり、河童が吸血行為を行うことを記録している。
チュパカブラ、河童、キジムナー、ドーバーデーモン、リトル・グリーンマン、 半漁人、コロポックル、ドワーフ、ノーム……現在、世界中で目撃され、 伝説に残された未知生物とは、まさしく異星人グレイだったのではない だろうか? 河童とグレイが同一の生物であることはもはや間違いない。 ここで問題となるのは、グレイは本当に地球外生命体、すなわち異星人 なのかということだ。 まず問題となるのは、グレイの指が4本であるという点である。すなわち、 親指に相当する指が存在しないのだ。物をつかむためには対向する 指が不可欠。逆にいえば、親指がないということは、細かい作業ができ ないということだ。 つまり、精密機械の製作が不可能である以上、高度な技術文明が築け るはずはない。ましてや、UFOのように高度な科学技術を要するマシー ンなど製作できるわけがないのだ。 また、水掻きがある点も問題だ。この状態では指の動きが連動してしま い、手先を使う精密作業は事実上不可能となってしまう。 そして一番の疑問点は、なぜグレイは呼吸マスクをしていないのか、 ということだ。生体維持の観点から考えても、宇宙船の乗務員は、外 に出るとき、宇宙服を着用するのが当然だ。地球以外の天体では、 当然ながら、大気の組成が異なるからである。
しかしほとんどの場合、目撃されたグレイは一糸まとわぬ素っ裸、まるで 獣か変態である。百歩譲って――である、グレイの故郷の天体が、地球 とまったく同じ大気組成であるとしよう(天文学的確率だ・・・)。しかし、 それでも無理である。地球の大気にはウィルスや細菌が無数に存在する からだ。それらに感染すれば、免疫のない異星人は、まず間違いなく死に 至る。 たとえ、持ち前の高度な科学技術を活かし、地球のあらゆるウィルスや 細菌の予防接種を事前に受けていたとしても――やはり、異星人の生存 は不可能である。インフルエンザで知られるように、ウィルスや細菌は 定期的に変異するからだ。 グレイは異星人ではない。 これほどまでに地球環境に適応している以上、むしろ地球で生まれ育っ た地球産生物であると考える方が自然である。 しかし、ここに一つ疑問が残る。 なぜグレイが異星人と混同されるようになったのだろうか? ある情報によれば、1940年代、アメリカ軍と政府はミシガン湖からドー バーデーモンを捕獲し、ロズウェル事件で墜落したUFOの乗員に仕立 て上げたという。 すなわち、アメリカ軍は組織的にUFO事件を演出しているというのだ。 もう十分おわかりのとおり、エイリアンを異形の怪物にすりかえた理由 はただ一つ、「本物のエイリアン」は異星人ではなく「人類」だったからだ。
河童の正体を特定するにあたって、有力な物的証拠がある。 それは、先述した宮崎の河童家宅侵入事件で床一面に残された粘液 状の河童の足跡である。それは現在でも消えずに、松本氏宅に残され ている。 1995年、フジテレビのスタッフは、この粘液を宮崎工業試験場に持ち 込み、精密な分析を依頼した。当試験場は、これを電子線マイクロアナ ライザーという最新機器で精密分析。結果、鉄と塩素が大量に検出され た。つまり、粘液の主成分は「塩化鉄」であることが判明したのだ。黒茶 色をしていたのは、塩化鉄Uが塩化鉄Vへと変化したのが原因だった。 一般に、塩化鉄は生物にとって毒である。河童はドクガエルのように、 体表面から粘膜と一緒に毒液を分泌することで、敵の攻撃を回避して いたことになる。 しかし、現存する生物の中で塩化鉄を分泌するものは存在しない。一方 で、松本氏は家に入ったとき、生臭い異臭がしたと証言している。こうした 揮発性の物質を放出することで、他の生物に不快感を与えることは、 生物学的に見て、天敵を遠ざけることを意味する。 ここで少し奇妙に思われないだろうか? 高度に進化した知的生命体 は必ず食物連鎖の頂点にいる。外敵を遠ざける必要性などまったくない。 しかし、この物証を考慮すれば、河童は決して生態系の頂点にいる生物 ではなくなるのである。河童は全身が粘膜で覆われている。地球上に おいて、粘膜により体を保護している生物は一つしかない。
両生類である。 両生類は乾燥を極端に嫌う。粘膜を分泌するのも乾燥から肌を守るた めである。また、水中生活に適応するため、指に水掻きを持っている。 しかも、前足の指が4本である場合が多い。 これは河童=グレイの特徴と完全に一致する。 しかし、相違点もある。グレイや河童は指の先に爪を持っている。爪は 母体における胎児の変異過程を見ても分かる様に、進化の後期の産物 であると考えられてる。もっとも、これにより河童=両生類説を完全に 否定できるわけではない。両生類の中にはアフリカツメガエルのように 鋭い爪をもっているものも確認されているからだ。 河童の頭に毛が生えていたという目撃証言にしても、たまたま水草や 藻が頭に絡まっただけだと考えれば、それほどおかしなことではない。 鶏を4本足で描く人さえ存在するのだ。 瞬間的、それも精神が高揚した状態での目撃にいろいろなイメージが 付加されてしまうのはしかたのないことでろう。以上、河童は直立歩行 する未知なる両生類と断定するのがもっとも合理的であると考えられる。 あと一つ言い忘れていたことがあったが、河童は非常に長い冬眠期間 を持っている。そのスパンは少なく見積もっても数10年単位であり、 人生の大半を土中で過ごしている。冬眠から目覚めた河童は非常に 獰猛であるため、人間や家畜の生き血を吸い、時には肝臓を食らうとさ れる。
何か冷たくて、固い、死んだような状態を表現するのに、しばしば“化石 の世界”という言葉が用いられる。確かに、化石という言葉には、どこと なく陰気な響きがあるように思われている。 過去、地球上に繁栄した生物の数は極めて膨大であった。その種類の 豊富さは現生動物の比ではない。 例えば、いま生きている長鼻類には、インド象とアフリカ象のたった2種 類しかいない。しかし、かつてもそうであったか? 否、第四紀という時代 の地球には、よく知られたマンモスをはじめ、実に多種の象たちが生息 していた。進化系列の上から見れば、今日の象は、まさに絶滅に瀕した 長鼻類の最後の姿なのである。 そのことを承知するなら、我々はもっと貴重なまなざしで、象を観察すべ きであろう。 永遠の繁栄なるものは存在しないということを、象の最後を見守ること で、人類は悟ることができるからだ。
生きている化石(Living Fossil)――といっても、化石化した生物が 生きているわけではない。地質時代に大繁栄をとげたものの、次第に 衰えて現在ではその子孫がほそぼそと生き続けているような系統の 生物を、俗にそう呼んでいるのだ。種類も少なく分布もごく限られてし まった、まさに絶滅一歩手前と考えられる残存生物なのである。 ふつう化石では、骨格や貝殻などの比較的保存され易い部分だけが 発見され、その軟体部が研究されることは皆無といってよいほど少ない。 それだけに生きている化石は、古生物学の研究にとって大変大きな 意義をもっている。 1938年12月22日、アフリカ大陸の東、コモロ諸島で沖で奇妙な魚が 網にかかった。体長1.5メートルという大柄な魚で、全体に青みがかっ た色をしている。実物を手に入れた博物館職員マジョリー・コートニー・ ラティマー女史は、事の重大さを悟り、ローズ大学の魚類学者J・L・B・ スミス教授に調査を依頼。年が明け、博士の調査結果がラティマー女史 に送られた。確かに、謎の魚の正体は判明した。 しかし、現在の魚類図鑑を見ても、その魚の正体は載っていない。新種 でもない。なぜなら、古生物図鑑には載っているからだ。驚いたことに、 その魚は新生代に絶滅したはずの『シーラカンス』だったのだ。 シーラカンスと一まとめにいっても、時代時代によってその形体は微妙 に変異する。具体的に、デボン紀のDiplocercides、石炭紀のRhabd oderma、二畳紀のCoelacanthus、三畳紀のDiplurus、ジュラ紀の Undina、白亜紀のMacropoma、新生代のLatimeriaである。
スミス教授らの並々ならぬ努力によって、南半球のインド洋や大西洋 から、シーラカンス類に極めて近似した魚であるLatimeria(ラティマリ ア)が発見された。 その後、別の新しい属のMalania(マラニア)も発見され、進化学上の 貴重な資料となっている。 現在の生物は、全てその起源を地質時代に求められるのであるから、 極端にいえば皆生きている化石となる。しかしながら、進化速度の速い ものは、昔と今とでその形体がすっかり変わってしまい、分類学的にも 異なった特徴を持つようになっている。 ところが、本当の生きている化石はほとんどの場合、同属のうちでも 最も原始的な体制を持っているのである。手短に言えば、その生物系 統の進化の流れの中でも、最も取り残された類であると考えていよい。 逆に言えば、長い地質時代をかけても、極めて僅かしか進化しなかっ たものということになるのである。 シーラカンスよりも遥かに後に登場した哺乳類が、ネズミのような生物 から、高い知能と技能を持ち、文明社会を築き上げた現在のホモ・サピ エンス・サピエンスにまで進化したことを考えると、生きた化石の存在は 極めて奇妙なことだと言わざるを得ないだろう。
生きた化石は何もシーラカンスだけではない。 よく知られたカブトガニやセコイア、そして我が国ではあまりにも見なれ たイチョウさえも、生きた化石に分類されている。 イチョウは三畳紀に出現し、ジュラ紀で最も栄え、世界中に分布してい たが、第三紀の終わりにはヨーロッパや北アメリカでも滅びてしまい、 現在は中国と日本だけに、神社仏閣の保護を受けて生き延びている。 それゆえ、日本を訪れた欧米の自然科学者の多くが、イチョウの並木 を見て「オオ、ワンダフル!」と驚きの声を上げる。 ちなみに、スギやイヌマキも、アジア東部だけにひっそりと生き残って いる「生きた化石」であることは案外知られていない。 その他、避けて通れないのが“メタセコイア”の存在である。 1946年、中国四川省の森林調査をしていた林務官の王戦氏は、重慶 近くの揚子江南岸にかかる磨刀渓で、高さ35m、直系2.3mにも達す る1本の針葉樹の大木を発見した。 見慣れたイヌスギと違っていることに気付いた彼は、早速茎葉と毬果を 採集し、南京大学の鄭教授に見せた。鄭教授は未知のものに違いない と鑑定し、北京大学の胡教授に意見を求めた。鄭教授から送られてきた 標本を見たとき、彼は大いに驚いた。彼には王氏の採集した植物が、 後第三紀に絶滅したと考えられていたメタセコイアであることがすぐに 分かったからである。 現在、メタセコイアは日本各地に移植され、すでにかなりの大きさとなっ ているものが多い。 その他、有名な「生きた化石」には、以下のものが挙げられる。
『シャミセンガイ』――無関節類に含まれ、腕足類のうちで最も原始的 な体制を持っている。古生代の初め、カンブリア紀に出現して以来およ そ6億年、ほとんど変化もなく過ごしている。 『オウムガイ』――貝と呼ばれるが、実はタコやイカに近い頭足類。古 生代のオルドビス紀以後、中生代に大いに栄えたのであるが、現在 ではフィリピンからオースオラリア周辺にかけての西太平洋を中心に、 僅かに6種類が知られているだけである。
現生の生物は、その種だけが独立に存在し、存続しているわけではな く、先祖代々の遺伝によってその形質が決まり、将来もわずかずつ変化 しながら子孫を残していくとされる。これが進化論である。 しかし、定説とされる進化論も、実験で実証されたわけではない。実験 で確かめられる進化の段階は非常に小さく、ほとんど生物体の外形に 現われてこない場合が多いからだ。 人によっては、環境の適応による形質変異をもって、進化論は実証さ れたと豪語する者もいるが、おもいっきり勘違いしている。実験生物学 の範囲内での進化を『小進化』といい、地史の中で見られる進化を『大 進化』という。 確かに、大進化は小進化の積み重ねであるとされるが、それだけでは 解決できない大変化も起こっていて、大進化のメカニズムには、まだ 分かっていないこともたくさん残されているのだ。すなわち、小進化を もって、大進化を実証することは現段階では不可能なのである。 進化だけでは説明できない謎の一つが、今から6億年前に起こったと される『カンブリア爆発』である。
その前時代、『先カンブリア代』には、ちょっとした藻類や分裂菌類、 微小な放散虫、そして腔腸動物のクラゲ類などの原始的生物しか存在 していなかった。 しかし、古生代の始まりである『カンブリア紀』に進んだ途端、化石として 見出される古生物が爆発的に増加する。 カンブリア紀と言えば、三葉虫時代と呼ばれるほど生物界の中心を三葉 虫が占めていた時代だが、実際の生物界はそれ以外の動物も非常に 豊富だった。この時代、原生、海綿、腔腸、棘皮、腕足、軟体、環形、 節足各動物など、大きい分類単位の代表はすでに出揃っており、脊椎 動物と陸上動物が知られていないだけである。 この爆発的発生を説明するためには、先カンブリア代に、すでにかなり 著しい生物の分化と進化が行われていなければならないが、両時代を 埋める膨大な数のミッシングリンクはいまだに見つかっていない。
カンブリア紀に出現した生物の中で、特筆すべきはやはり三葉虫の存 在である。 三葉虫は普通の節足動物と同じように、脱皮を繰り返して成長する。 実際、三葉虫は五体満足の標本が少なく、頭や胴、尾などがバラバラ に出てくるのが多いのも、脱皮した殻が化石となったからであろうと考 えられている。また、完全な標本でも、たいていはキチン質の堅い外殻 だけが残って、付属部が見出されることは極めて少ないが、ごく稀に、 非常に保存度の高い化石が発掘される。それを見ると、頭部には多く の節からなる触覚が発達し、腹の裏側には各体節に応じて一対ずつの 脚がついていることが分かる。さらに、三葉虫の化石の中には、丸まっ た形で出土するものがあり、現生のフナムシやワラジムシと同じ、外敵 から身を守るときの防御姿勢であろうと考えられている。 ここにおいて、三葉虫は決して進化途上の原始的生物などではなく、 現生生物にも劣らない完成された生態と高度な形態を持っていた生命 体であると言えるのだ。
生物は単細胞生物から始まって、無脊椎動物→魚類→両生類→爬虫 類→鳥類や哺乳類→人類というように、下等なものから高等なものへと 数億年もの長い年月をかけて漸進的に進化してきたとされる。 しかし、これらの種と種を結びつける“中間型”はいまだ未発掘である。 注意してほしいのは、ここでいう種とは本質的な種であるということだ。 ウマとロバは交配して、雑種の子ラバを生む。これが可能なのは、ウマ とロバは同一の本質的種に属するからだ。 生物は、自分の本質的種の範囲内で様々に変異することが可能だが、 その範囲を飛び越えて、新しい本質的種を形成することはできない。 進化論の提唱者ダーウィンは、この本質的種の概念を否定し、種は 変動的であると主張した。しかし、その後の生物学の進歩は、逆に 本質的種の明確な区別と、その不変性を明らかにした。 ペルシャネコとシャムネコは、同一の祖先から分かれた別種だが、 いくら品種改良を繰り返したところで、ネコからイヌが分かれることは ない。
生物の形態が環境に適応することで徐々に変化し、時間が経つと新し いグループが生まれることは確かにある。 しかし、これはあくまでも「小進化」であり、本質的種から別の本質的種 への「大進化」となるとまったく別次元の問題なのだ。 実際、大進化の原動力はいまだに解明されていないし、それを裏付け る中間型は一つも見つかっていない。 小進化と大進化の区別がつかない自称知識人は、各時代を生きたシ ーラカンスの微小な形態変異をもって進化は実証されたと豪語するが、 何をかいわんやである。 小型恐竜に毛が生えたものを持ち出して、これは恐竜から鳥類が分か れた証拠だと主張する人は非常におめでたい。毛が生えたくらいで空 を飛べるなら、苦労しないのだ。 毛が生えた恐竜としては、1996年に中国東北部の遼寧省で発見され た恐竜化石が有名だが、あの羽毛は保温が目的であることが判明して おり、別段、鳥と結び付けねばならないような特徴ではない。羽毛という よりも体毛と言った方が正確な気がするが、なぜか目に入る文献は全 て羽毛になっている。
産出地層はジュラ紀後期から白亜紀前期にかけてであり、骨格は肉食 恐竜コンプトグナトスとそっくりである。羽毛構造は頭頂部から尾端まで と尾の下側に確認できるが、体側部のものは腐敗消失したらしい。 ちなみに、恐竜は恒温性ではないかと囁かれており、近年では哺乳類 と同じニ心房ニ心室であることが判明するなど、新たな分類の模索が 検討されている。 ところで進化を語る際に、避けて通れないのが『馬の進化図』である。 進化論者が、進化の証拠を提示する際に、決まってこの系統樹を持ち 出す。ヒラコセリウム→プロトロヒパス→メソヒパス→プロトヒパス→エク ウスと、馬の祖先が次第に大型化して、現在の馬に近づく過程が段階 的に並べられている。 ぱっと見、漸進的な進化の過程の明確な証拠のようにも感じるが、ここ には大きな穴がある。 これらの古代馬は決して同じ地層上から出土したものではなく、地理的 に遥かに離れて発掘された化石同士を、「この種からこの種が進化した」 という暗黙の了解の下で並べたにすぎないのである。
これは数多い進化の法則の一つ、(移動の法則)による。移動の法則 ――1つの類族の進化は、同一の地域で起こることはほとんどなく、 互いにへだたった地域で起こる――大陸レベルで離れた化石を、1つ の仮定の下で並べるのだから、当然ながらそこには間違いが起こるこ ともある。 爬虫類と鳥類の中間型であるとされた始祖鳥、原人と新人を結びつけ るとされたネアンデルタール人などが良い例である。 これらは新しい化石の発掘や古生物学の進歩によって、あっさりと否定 された幻の中間型である。 ようは、生息環境が互いに遠く離れた何の繋がりもない別種同志を、 簡単に結びつけることができるのが移動の法則なのだ。 1928年、デボン紀後期の地層から四足獣らしい動物の骨格が発見 された。尾は魚のひれ状になっていて、歯の構造も原始的であり、 世界最初の陸上動物として一躍脚光を浴びた。これがイクチオステガ と呼ばれる、地球上で最初の両生類である。
しばしば勘違いされるのであるが、イクチオステガは魚類と両生類を 結びつける中間型ではない。 イクチオステガはあくまでも“地球上で最初の両生類”であり、何ら中間 型としての原始的な特徴を兼ね備えているわけでもない。 尾がヒレ状になっていたとあるが、魚類と結びつけるほどの特徴では ないし、現生のサンショウウオとさほど大きな相違はない。 イクチオステガは両生類として、すでに完成した生態と形態を有してお り、決して中間型とはなり得ないのだ。 水中生活者である魚類は、内臓が助骨の片側にしかなく、助骨自体も 身体を支える目的しかなかったが、重力の下で生きる陸上生物は、 助骨が湾曲して内臓を取り囲むような構造をしている。 中間型と認定されるためには、魚の持つ平坦な助骨が、両生類の湾曲 した助骨へと移行する中間的生物であることが最低限の条件となる。 しかし現在に至っても、そうした構造を示すミッシングリンクは発見され ていない。
化石とは何か?その定義は非常にあいまいである。化石という字だけ からは、生物の遺骸が石のように固くなりさえすれば、本物の化石で あるような印象を受け易いけれども、学問的には必ずしもそうではない。 例えば、温泉水から沈澱する石灰華(炭酸カルシウム)や珪華(珪酸) などで葉が固められて、あたかも地層中の植物化石のように見えたり、 熱帯の海岸で現生貝の貝殻が集まって石灰岩のように固くなっている ことがある。が、それらは現生の動植物遺骸が石化したもの過ぎず、 はるか地質時代のものではないため、厳密には“化石”とは呼ばない。 “半化石”あるいは“擬化石”と呼んで、地質時代の化石とは区別して いる。 石化という現象は本当の化石であるために必ずしも必要な条件では ないということだ。 実際、化石の中には“石化”していないものが、ときどき見つかる。
1982年、フランスとイタリアの合同専門調査隊により、アフリカのニジェ ールで発見された恐竜の全身化石『ウーラノスルス・ニゲリエンシス』は、 “骨のままで発見されて”学者たちを驚かせた。 標本はUCLA、UCバークレー、アリゾナ大学、アメリカ地質調査所、 ロサンゼルス博物館、ページ博物館、そして日本の東京大学で徹底的 に分析され、本物であることが確認されている。 また、シベリアの永久凍土の中で発見されるマンモスにしても、たとえ 毛や皮、皮下脂肪、血液などが残っており、探検隊の連れていた犬が その肉を貪り食ったとしても、マンモスは現在、地球上のどこにも生存 していない絶滅動物であるし、数万年も前の土砂に埋没していたので あるから、やはり“化石”と呼ばれるのだ。 このように、化石と半化石の境目は非常に曖昧なのである。
それに化石の定義となる“過去の生物”という意味をどの程度過去―― 例えば100年とか1000年とかいう時間――で区切れるかというと、 それは厳密な区別がなされていないのだ。 むしろ時間よりも、遺骸が地層としての堆積物、つまりその上にさらに 別種の堆積物が覆っているようなものの中に含まれている場合には、 それを化石と呼んでよいのである。 実際には、このような条件は沖積世以前のものであることが多い。 しかし、数千年〜数万年程度の最近では、ある種の生物が死滅して しまっていることは極めて少なく、同種の生物が現在も生きていること が普通であるため、現在では、絶滅種であるということもまた、真の 化石であるための条件ではないとされている。 化石と半化石の間に存在する大きな相違点として、地中から発掘され る本当の化石には、その成分がすっかり変わってしまっているものが 多い、というものが挙げられるだろう。
例えば、石炭に代表されるように、植物質はほとんどが炭水化物の形 で残る。貝殻などの場合、元の炭酸カルシウムのままであっても構造 が変化していたり、他の物質によって完全に置換されていることも多い。 黄鉄鉱で置き換えられたアンモナイトとか、オパール状の珪酸分に置 換された巻貝などが知られている。 しかしこれらの化石にしても、条件さえそろえば、何千年、何億年もの 時間は必要ない。それは恐竜のウンチ化石を例に挙げただけでも十分 であろう。有機的な排泄物が、それほど長期間の間、分解もされずに 保存されているということはあり得ない。 同じことは稀に発見される軟体動物の化石にも言える。体の99.9パ ーセントが水であるクラゲの化石などが、実際に数多く発掘されるから だ。 それは体が分解される以前のわずかな時間に、大量の土砂によって 押しつぶされ、高温高圧化の下で化学変化が起こったことを示唆して いる。
その意味で、化石形成に望ましい場所というのは、冷たい海や湖の底、 それも泥の中ということになる。 遺骸が全て腐りきる前に、泥などが積もって埋没すると、バクテリアが 酸素を吸収できなくなり、腐敗がストップする。その後、次々と砂や泥が 積み重なり、その荷重の増加と脱水に加えて、堆積物中の膠着成分が、 分厚く軟弱な砂や泥の層を硬い岩石の地層へと変化させ、化石が出来 上がっていくのだ。 遺体が溶けて、印象だけが岩石に残されたり(印象化石)、その内部を 鉱物が埋めてしまうこともある(置換化石)。これらは全て純然たる化学 変化の成せる業である以上、高温度と高圧力の特殊な条件さえ揃えば、 化石化の進行は速くなり、非常に短時間で形成することが可能となる のだ。 さらに、岩石自体の形成も、決して何億年もの時間を必要としない。岩 石を作り出す重要な条件は圧力である。堆積物、沈澱物などが安定し た高圧力下に置かれると、それは数ヶ月以内という短期間に岩石化 するのだ。
実際、アメリカのICR(創造調査研究所)には、自動車のキーを閉じ込め た岩石が展示されている。 他にも掛け時計や、ハンマーを閉じ込めた状態で形成されていた岩石 や、鉄パイプの中でわずか3ヶ月で形成された岩石の例なども報告され ている。 ここで何よりも重要なのは、地質時代の多くの化石は、過去に巨大な カタストロフィーがあったこと暗示しているということである。 通常では考えられない恐竜の皮膚つき化石や、卵を抱いた状態で見 つかった恐竜の化石、恐竜同志が闘っている状態で化石化したもの など、そういった例は枚挙に暇がない。 さらにデータを集積すると、ほぼ2600万年を周期として、必ず生物の 大量絶滅が起こっているという結果が導き出されるという事実もそれを 裏付けている。例えば、オルドビス紀末、二畳紀後期、白亜紀後期、 新生代第三紀などなどである。 本当にそれだけ多くの大絶滅があったのかどうかは別にして、要は 激変を仮定しなければ古生物の大絶滅を説明しきれないということだ。
ここに掲載するのは、アレクシス・ド・トックビルの名著「アメリカの民主 政治」からの名言の抜粋です。 何と言っても、本書はアメリカという国の真の姿を知るための最高の 古典的バイブルであると共に、この中には社会学において人類が 今までに到達した最高のものが集約されており、読者が社会学という ものを把握するための最短のルートが提供されているからです。 それゆえ読者は、以下をプリントアウトして本と突き合わせ、書かれて いる場所を照合して抜粋部分の前後の文脈に目を通す作業を行ない さえすれば、もうそれだけで他のたくさんの本を読んだり大学へ行った りせずとも、社会学の最高到達点のエッセンスを吸収できるのだと、 私は敢えて断言してはばかりません。 そこまで確信をもって推す理由はまず第一に、ただでさえ本書の内容 それ自体が驚異的に高いレベルにあり、現代の大衆社会の病理の 構造を示した本として本書以上のものが現代でも他にほとんど見当ら ないことです。
そして第二のもっと大きな理由は、本書が書かれたのが驚くべきことに 実に160年以上も昔だったということです。そしてそれにもかかわらず ここまで正確に現代を洞察できたということは、要するに本書の基本的 な分析が如何に正しかったかの何よりも動かしがたい証拠なのです。 一般に科学においては、ある理論が信用できるかどうかは「予言に成功 したか」ということが大きな判断基準の一つとなります。その点からする と、現在大学などの中にあるどんな「最先端の社会学の論文」といえども、 せいぜい10年程度の予言によってしか信頼性を実証しておらず、本書 が160年前に正しく現代を予測し、1世紀半を生き延びてきたというその 驚嘆すべき実績の重みの前では、本当ならそれらはまだ対等の立場で 本書に向かうことを許されていないはずなのです。 ともあれそれらを合わせて考えると、本書と肩を並べうる社会学の著作 はこの地上にまずほとんど1冊も存在しないと言えるでしょう。 その割には本書は、一般の知名度という点では必ずしもトップではあり ませんが、しかしむしろその理由は、むしろどうもこの本の洞察が余りに も突出して凄すぎたため、最近になって現代的な大衆社会の病が現実 となってくるまで、その真価がどれほどのものかが十分理解されなかった ことにあるようです。(何しろマルクスの「資本論」が出版されたのが 本書の32年後であり、その後百年間、世の中はそれにうつつを抜かし ていたのですから。) そして知名度でトップでないところへもってきて、かなり分厚い本である ため、とかく敬遠されがちで真価がなかなか世の中に浸透しないという のが実情です。そのためここでは、現代的観点からみて最も重要と 思われる部分を厳選して抜粋し、とにかくこれだけを読めばその最高の エッセンスを修得できるよう、工夫されています。
なおテキストは講談社学術文庫「アメリカの民主政治(上・中・下)」で、 ページの指定もこの文庫版のページを指します。(もっとも以下の抜粋は もっぱら中および下巻に集中していますが。) そして作用マトリックスとハーモニック・コスモス信仰についてご存じなら ば、トックビルが指摘する多くの現象の背後にそれが横たわっていた ことをどこかでお感じになることでしょう。実際その多くは、その気になれ ばそれを用いた数学的再解釈も十分可能であり、われわれが本書に あらためて現代的な数学的基礎を与えていくことも、あるいは可能かと 思われます。 ただ、やはり何と言っても抜粋の文章だけでは内容の深さが表現しきれ ないため、できれば文庫版と突き合わせて前後との関係を眺めると、 さらにその恐るべき洞察の深さがわかることでしょう。 とにかく以下のほんの10ページほどの内容についてそれを実行する ことは、下手な本十余冊をだらだら読むことを優に上回る効果があり ますので、是非試みてください。
「アメリカは世界中で最も少ししかデカルトが読まれていない国であるが、 しかしデカルトの教訓が世界中で最もよく遵法されている国である。」 (下巻・22頁。これは、アメリカ文明の根幹にハーモニック・コスモス信仰 が侵入しているということを、すでにトックビルが認識していたことを はっきりと示した語句として重要である。) 「今日、地上には異なる地点から出発して同一目的に向かって進んで いるように見える、二大民族がいる。それは、ロシア人とアメリカ人と である。・・・これら量民族は共に誰にも気づかれずに大きく成長した ・・・・両民族の出発点は異なっているし、道程もまちまちである。 それにもかかわらずこれら両民族は、神の秘められた意志によって、 いつか世界の半分ずつの運命を自らの手に掌握するように定められ ているように思われる。(中巻・498頁) (しかしこれが何と1835年に行われた予言であったことには、誰しも 驚嘆のほかないであろう。それが実現するのは110年後であるが、 逆にそのことからわれわれは、例えばソ連の超大国化に関しては 共産主義革命は最大の原因ではなく、背後にさらに大きな構造的 要因があったことなどをはっきり知ることができる。予言の力とは そこまで大きいのである。なお、これは中巻の最後の文章であり、 米国が唯一の超大国化した後のことはむしろ5年後に出版された 下巻の方に多く記されている。)
「多数者の道徳的支配は、ただ一人の卓越した個人においてよりも 多数の人々において、より大なる知識経験と英知があるという観念 に一部基づいている(中巻・164頁)」 (なお「多数者の専制」とは、われわれの言葉で言えば「多数者の短期 的願望が多数者自身の長期的願望を駆逐している状態」のことである。 また、文庫版では下巻37頁の訳註にルソーの「一般意志」の説明が あるので、こちらも参照されたい。「一般意志」と「すべての者の意志 (全般意志)」のどこがどう違うのかは、政治学の中で最も難解な概念 とされているが、要するに前者が多数者の長期的願望、後者が短期 的願望のことを意味しており、これは作用マトリックスと縮退の概念を 知る者にとっては一目瞭然のことである。) 「一般に、アメリカにおけるほどに精神の独立と真の言論の自由の少な い国は他にはないのである。(中巻・179頁「アメリカで多数者が思想 に対して行使する権力について」)」 「民主的民族では、大衆の恩顧は、人々が呼吸している空気と同じよう に必要なもののように思われる。そしてそこでは、大衆と不一致であ ることは、いわば生きていかないということである。大衆は、大衆と同 じように考えない人々を屈服させるために法律を用いる必要はない。 大衆にとっては、そのような人々を否認するだけで十分である。その 人々の孤立感と無力感は、彼らを押し潰し絶望させる。(下巻・463 頁)」 「民主国では、圧制は肉体を放任したままにしておいて、魂に直進する。 ・・・そしてアメリカには精神の自由というものはないのである。(中巻 ・181頁)」
「民主的社会という場所は、理念や事物など様々なものが常に変化し 続ける、不断の変動の時代であると、一般には信じられている。しかし それは本当なのだろうか。(下巻・446頁「大革命はなぜ稀になるの か」。以下いくつかは、この問いの結論)」 「商業は、人々の自由を促進するが、人々を革命から遠ざける。・・・ 不動産は革命によっては一時的に危機にさらされるのみだが、動産 は完全に消滅してしまう恐れがある。・・・それゆえある民族で動産が 多くなっており、動産所有者の数が多くなっているほど、その民族は 革命に反対する気分を多くもっている。(下巻・451頁)」 「民主的民族の欲望と自然的本能とを、よく注意して吟味すればする ほど、この世界に平等が一般的に恒久的に確立されるならば、知的 並びに政治的大革命は、想像されているよりも遥かに難しく、そして 稀になっていくことがわかるだろう。・・・・・・そのときには人々はあら ゆる革新を、煩わしい厄介な革命の第一歩として見なすようになり、 それに引き入られることを恐れて、身動きすることを拒むようになる かもしれない。そのようになることを、私は恐れずにはいられない。 ・・・・・そして人々は、ついには現在の享楽に臆病にも耽るだけの ものが持てれば良いと思うようになり、自分たちの将来の利益と自分 たちの子孫の利益は、無視され消滅することになるかもしれない。 ・・・・・そしてまた人々は、自分たちの境遇を改善するため精力的に 努力するよりも、自分たちの運命の流れに無気力に屈従することを 好むようになるかもしれない。そのことを思うと、私はぞっと身震いが する。(下巻・466頁)」
「新社会は、日に日に変貌していると信じられているが、私は新社会は ついには同一制度、同一偏見、同一風習にあまりに不変に固着して しまって、動かなくなってしまいはしないかを恐れている。その場合 には人類は停止し、ゆきづまり、精神は新しい理念を生み出すことなく、 永続的に自らの限界にとじこもり、その屈従を続けるのである。また その場合には、人間は孤独な不毛な小さな運動に力を消耗してしまう し、そして人類は、絶えず動いていながらも、少しも前進しないので ある。(下巻・468頁)」 (これらは、コラプサーとは如何なる状態かについてその本質を述べて いると考えられる部分である。病に例えれば、これは絶対回復不能 な痴呆状態に陥ったまま死ぬこともかなわず永久に生き続けるよう なものであり、それに比べれば一時的な騒乱や戦争などは、いわば 活力や回復力が残っていることの裏返しであって、さして戦慄すべき ものではないというのが、トックビルの認識のようである。また、それ が不可逆過程である可能性が高いということが早くも示唆されている のも注目すべき点であろう。いずれにせよ、これは本全体の中で 人類の未来にとっての最大の脅威として位置付けられており、その 予言能力からみてこの優先順位は信頼すべきものと考えられる。)
「民主的時代の著しい特徴の一つは、すべての人々が容易な成功と、 目前の享楽に憧れていることである。・・・彼らは直ちに大成功をかち えたがってはいるが、大きな努力を払わないですましたいと思ってい る。(下巻・45頁)」 「民主的民族は、自由に対してよりも平等に対して、より一層熱烈な、 そして一層執拗な愛情を示しているようである。(下巻・179頁「民主 的民族は何故に自由に対してよりも平等に対して、より一層熱烈な そしてより一層持続的な愛情をあらわすのであろうか」)」
「多様性は、人類のうちでは消滅するであろう。同一の行動様式、同一 の思考様式、同一の感情様式は世界のどこの隅にも同じように見出さ れ、すべての民族が同一のことをますます実行するようになっていく。 ・・・・すべての民族は、特に互いに模倣しあったわけではなくても、 自然に似通ったものになっていく。・・・彼らは知らず知らずのうちに 互いに接近しあうのであり、そして彼らはついにはいつの間にか同一 の場所に集結しているのを見出して、びっくりすることであろう。(下巻 ・405頁)」 「私が平等社会について非難しているのは、平等が人々を禁止的享楽 に誘い込むことになっている点ではない。そうではなく、それは平等が 人々を許容的享楽の追求ばかりに、全く耽溺させる点である。(下巻・ 242頁「民主主義時代に物質的享楽欲が作り出している特殊な諸効 果について」)」 「そういうわけで、やがてこの世には、魂を腐敗堕落させることはないで あろうが、これを軟弱にして、魂のすべての原動力を弛緩させてしまう、 一種の誠実な唯物論が確立されるだろう。」 (下巻・242頁。現実を見ても、彼が言うこの「誠実な唯物論」は世界を 覆いつつあり、そしてそれは短期的には無害だが長期的には文明に とって麻薬よりもさらに危険で致命的なものになりかねないということ になる。)
「「個人主義」は民主主義時代の特徴であるが、これは次の点で利己 主義と異なる。利己主義は人間の本能に根ざすもので極めて古くから 存在する悪徳だが、個人主義は新しい民主主主義的起源のもので、 地位の平等化に伴って発展してきた。・・・・利己主義は過度に偏重 された盲目的な自己愛から来る積極的な感情である。一方個人主義 は消極的で平和的な感情であり、各自を大衆の中から自発的に孤立 させて周囲の小さな社会に引きこもらせようとするものである。・・・・ 利己主義は即座にすべての美徳を枯らしてしまうが、個人主義は 初めに公徳の源泉だけを枯らす。けれどもしまいには、個人主義は 他のすべてのものを攻撃し、破壊し、そして最後に利己主義の中に 呑み込まれることになる。(下巻・187頁「民主国における個人主義 について)」
「民主的民族が将来襲われるかもしれない種類の圧政とは何かを想像 するとき、それは過去の圧政とは全く似ていないと私は考えている。 ・・・・そもそも独裁制と圧政という古い言葉も、今やそれを表現する 適切な用語ではない。・・・・まずそこでは、無数の類似した平等な人々 の群れが、小さな卑俗な快楽を手に入れようとしてあくせくめいめいに 活動している。・・・そして彼らにとってはほんの身近な周囲が世界の すべてであり、その外の世界には無関心である。そういった意味では、 彼らはもはや祖国をもっていないと言える。・・・・そしてこのような人々 から成る世界の上に、これらの人々の享楽を保証し、そしてこれらの 人々の運命を監視する、巨大な後見的な唯一の権力がそびえ立って いる。・・・・この権力は、人々を決定的に幼時期に釘づけすることだけ を求めている。そして日に日に市民たちの自由意志を無用なものにし、 成立し難いものとしている。・・・そしてそれが推進する平等化によって、 どんな独創的な精神も、どんな強力な魂も、群衆を超えて真に頭角を あらわすことはできなくされてしまう。・・・そしてこの「主権者」は、市民 たちに何かを強制する圧政は行わないが、それを無気力にし、麻痺 させる。またそれは、積極的に何かを破壊することは行わないが、ただ 何か真に新しいものが生まれてくることを困難にし、不可能とさせる。 ・・・そして「主権者」はついに各国民を臆病なよく働く動物の一群の ようなものにしてしまって、それぞれの政府にこれを指導させるので ある。(下巻・558頁「民主的民族が恐れなければならない独裁制は、 どのような種類のものであろうか」)」
(これは、未来において生まれるであろう一種の仮想的専制権力につ いてのトックビルのスケッチである。われわれの仮想地球儀上では、 社会を縮退させてコラプサー化させる、非人格化された仮想的・抽象 的権力の存在を想定しており、それがいわば最大の脅威と規定され ているが、実はその具体的イメージは以上のスケッチに準拠している。 なおここで彼が「主権者」と呼んでいるものは明らかに政府や人格を もつ独裁者のことではなく、むしろその仮想的な抽象的権力に近い ものだと思われる。なお現代ではマスメディアがその「主権者」の少 なくとも一部を構成していることは疑いない。)
「地位が平等になればなるほど、人々は個人的に一層弱くなり、そして 新聞は、人々が個人的に一層弱くなればなるほど、たやすく人々を 誘いこむようになる。・・・それゆえに新聞の天下は、人々が平等化 するにしたがって、拡大するに違いない。(下巻・213頁。なお、「ニュ ーヨーク・タイムズ」紙の創刊はこの予言の11年後、「ワシントン・ ポスト」紙の創刊が37年後であり、本書が書かれた時点では両紙 ともまだこの世に存在していない。)」 「アメリカではジャーナリストの精神は、人々にぶしつけに無謀に拙劣 に襲いかかり、人々をとらえるのに諸原則だけをぶちまけ、人々の 私生活に入り込み、人々の弱点と悪徳を丸裸にすることである。 このような思想の濫用は慨嘆すべきことである。(中巻・38頁)」
「アメリカでは、ヨーロッパではほとんど見られないほど激しい過激な 精神主義を特徴とする宗教の熱狂的な信者が、少数ながらむしろ 一部に見られる。・・・それはアメリカでは大多数の人々の精神が 物質的福利の追求に向かっているため、若干の人々の心の中では 大きな反動が起こって、その物質主義の外へ出ようとするためである。 ところが彼らが一旦その線を越えると、もう彼らを押し留めるものが ないため、常識の限界を超えてどこまでも行こうとするのである。 ・・・逆に社会全体がこれほど物質主義的でないとすれば、人々は 宗教や信仰においてももっと節度的・社会常識的に振る舞うだろう。 (下巻・243頁「若干のアメリカ人は何故に非常に熱狂的な精神 主義をあらわしているのだろうか」)」 「(平等がもたらす)不信仰の時代に恐れるべきことは、人々があまり にも日常的で短期的な願望を求めるため、永続的で偉大なものを 全く作り出そうとしなくなることである。・・・・一方常にあの世のことを 考えている宗教的民族は、将来を目指して永続的に行動する習性を もつため、結果的にしばしばこの世でも偉大な物事を完成させている。 ・・・これは宗教の偉大な政治的側面である。(下巻・274頁。)」 「唯物論者たちは、自分たちが動物でしかないことを証明することで、 自分が神になったと信じ込んでいる。・・・・唯物論は本来どんな社会 にとっても人間精神の危険な病だが、ことに民主社会にとってそれは 最も危険である。なぜならそれは民主社会特有の病と非常によく結び ついてそれを強化するからである。・・・・民主主義はそこに生きる 人々を物質的享楽に誘い込みがちであるが、唯物論はさらにそれを 思想的にも促進させる効果があり、相乗効果の悪循環を作り出しがち である。(下巻・266頁)」
「ソクラテスとその学派がはっきりともっていた唯一の信仰は、霊魂が 肉体と共通なものを全くもっていないということ、そして霊魂が肉体の 死滅後にも不滅なものとして生き残るということである。この信仰は、 プラトン的哲学に崇高な飛躍を与えることになった。・・・霊魂不滅の 信条は、むしろ民主主義の時代においてこそ何より重要となっている。 ・・・・・宗教の多くは、霊魂不滅を人々に教えるための最も標準的な 手段に過ぎない。(下巻・268頁)」 「人間は、もし肉体の死と共に自分のすべてが消滅すると考えるように なると、次第に将来のことを考えようとする習慣そのものを失っていき、 そしてその習慣を失うや否や、自分たちの小さな願望を、忍耐なしに 直ちに実現しようとする。・・・・つまり彼らは永遠に生きることを断念 した途端に、今度はわずか一日しか生きられないかのように行動する ようである。(下巻・274頁)」
(実のところ未来を構想するに際して、これらほど頭の痛い問題はない と言える。人類は19世紀の諸革命以来、それまで人間精神が住んで いた来世的世界の部分を引きはらって、そこの全部を現世の物質的 世界に移住させ、霊魂不滅の教義は滅亡するに任せた。しかしその 代償を提供するため、文明世界は人々に不断に拡大していく物質的 繁栄と人間の無限の進歩を約束せねばならず、そしてそれでも埋め られない精神部分の空白はしばしば国家主義という擬似宗教で補わ れた。だが今やそれは限界に達し、世界はそれらの大半を捨てること を余儀なくされている。 そうなるとわれわれは、宗教や身分制度の力によらずに「社会的秩序 という奇跡」を実現する、これまで全く知られていなかった新しい社会 運営技術を発明するか、 それとも唯物論が科学的に誤りだったことを証明して何らかの形で 健全な宗教を復活させるか、 という、いずれも前代未聞という点では甲乙つけがたい二つの手段の、 少なくとも一方を実行せねばならない事態に結局は追い込まれる 可能性が高い。 どちらをとるにせよ、全く大変なことになったものである。)
「アメリカではどこへ行っても「団体」というもの(政治団体のみならず 宗教、思想、その他こまごましたことを目的とするものに至るまで)が 見られる。・・・一般に平等が進むと各市民が個人的に弱くなり、相互 の糸が失われて皆が孤立するため、団体はそれを補うために不可欠 なものである。・・・イギリスのような貴族社会では大領主が担って いた役割を、アメリカでは団体が担っている。(下巻・200頁「アメリカ 人が市民生活で行っている団体の使用について」)」 「イギリスで貴族たちが団体を作ろうとするとき、構成員一人一人の力 が強いため、その団員数は少なくて良い。だが民主的国民の場合、 一人一人の力が弱いため、団体の人数は極めて多いことが常に必要 である。(下巻・203頁)」 「もし政府があらゆる場合(つまり道徳的・知的・商工業の活動などの いろいろな面で)について、これらの多数の自発的団体の役割にとっ てかわろうとすると、民主社会は大変な危機に遭遇するだろう。・・・・ なぜならそれは市民の自発的団結力を衰弱させ、その結果無力化 した市民は次第に政府に助けてもらおうとする欲望をもつようになり、 政府はさらに多くの団体にとってかわらねばならない悪循環を生む からである。(下巻・204頁。なおこの部分は、現代の社会状態では 「政府」という単語をむしろ「マスメディア」と読み換えて解釈することが 必要のように思われる。)」 「次の法則は、人間社会を管理する諸法則の一つとして極めて明瞭 かつ重要なものである。すなわちそれは、人間が文明人であり続け るためには、社会内部で平等化が増大するのに正比例して、人々の 団結の術が発展し、そして完成することが必要だということである。 (下巻・208頁。なおこの部分も、その「団結の術」という部分に 「マスメディアの支配力に依らない形での」という但し書きがついて いないと、現代ではあまり意味がない。)」
「私はアメリカで、世界中で最も自由で豊かな境遇に恵まれている人々 に会ったが、ところがおしなべて彼らの表情は常に暗雲のような不安 に包まれており、中にはほとんど悲痛なおももちを見せていることさえ あった。・・・一方私は旧世界で、極めて貧困で無知で不自由な境遇 に置かれた民族に会ったが、ところが多くの場合、むしろ彼らの容貌の 方が晴れ晴れとしており、陽気な気分に満ちていた。・・・・アメリカ人 たちは、この世の幸福の中にあるにもかかわらず、それを味わうこと ができずになお新しい幸福を求め、それを生きているうちに捉え損ね るのではないかとの不安に苛まれている。・・・・彼らは、老後のため に立派な家を建てようとするが、棟上げが行われている最中に彼は それを人に売るのである。また彼は庭に果樹を植えるが、果実が味わ えそうになった時にはこの果樹園を他人に貸してしまうのである。・・・ 彼はこのようにして、その不安な幸福をまぎらわすために次から次へ と場所を変え、何百マイルもの旅に出かけていく。」 (下巻・246頁「何故アメリカ人はその福祉のさなかで、非常な不安を あらわしているのであろうか」。この現象を指摘したのは、恐らく近代 西欧においてはトックビルが最初ではあるまいかと思われる。なお われわれの場合、これに関しては碁石理論による再解釈や説明が 可能であろう。)
「アメリカでは、人々は献身的であることは稀であるが、すべての人々 は奉仕的である。(下巻・317頁)」 「分業の原理が一層完全に適用されるにしたがって、労働者は一層 弱くなり、一層制限され、一層隷属的になる。・・・今日の製造業的 貴族は、自らの使用人たちを貧乏にし愚かにしたのちに、恐慌の時 に彼らを養ってもらうために、公共的慈善に引き渡すのである。 (下巻・289頁)」
「民主的国民の間では、人々が互いに一層類似したものになっていく にしたがって、誰か特定の一人の人が、他のすべての人々よりも知的 な優越をもつことができるという通念も、まもなく消滅していくのである。 ・・・・その場合には革新者がどのような者であろうと、民衆の精神に 対して偉大な影響力を及ぼすことはますます難しくなっていく。それ ゆえにそのような社会では、突然な知的革命は稀である。(下巻・ 460頁)」 「貴族的社会では、何か説得を行うに際しては数人の精神に働きかけ るだけで十分であって、あとの人々はこれらの数人についていく。 ところが民主的社会では、人々は互いにどんな紐帯によっても結び 付けられていないので、説得するとなると一人一人を全部説得しな ければならないことになる。・・・かつてルターは領主たちを説得する ことで宗教改革を実現したが、彼が平等の時代に生まれていたなら、 ヨーロッパを変貌させるのに遥かに大きな困難を感じたことだろう。 (下巻・461頁)」 「知性の大革命に適した社会状態がどのようなものかを考えると、それ は絶対的平等社会と絶対的階級社会の間のどこかの状態のうちに 存在する。・・・絶対的平等社会と絶対的階級社会は、完全に両極端 な社会状態であるが、ただそこでは人間精神の大革命は起こりにくい という一点においては共通する。・・・・けれども民族史上のこれらの 両極端の間には、中間的な時代、光輝ある苦悩の時代が見出される。 ・・・強力な改革者たちが出現し、新しい理念が世界の表面を一挙に 変えるのは、そのときである。(下巻・468頁の註。)」
305 :
あとがき :04/08/17 21:59 ID:vsPFtJvu
なお、この468頁の註の抜粋でこの名言集を締めくくった理由を、 「編者あとがき」というわけではありませんが、私見を交えて述べて おきましょう。ひょっとするとお読みになって思いもかけない光景に 気づかれる場合もあるかもしれません。 トックビルはその全般的な論調において、社会と大衆の均質化が進み 過ぎると、社会が「多数者の短期的願望の極大化」によってコラプサー 化するのみならず、そこから脱出するための変革や知的革命さえも不 可能になってしまうことを懸念しています。 そして現在の社会(ただしイスラム世界を除く)を見ると、トックビルが 言うように確かに人々や大衆が完全に均質化して液状化してしまって おり、彼のいう如く、回復のための大きな知的革命は不可能であること がほとんど明白という、憂うべき状況となっています。 そうだとすれば、逆に言えばどこかにその均質化を免れた小集団が 存在しない限り、脱出のための如何なる戦略も最初から立てようが ないことになり、まずそれを何とかして探し出すことが死活的な鍵だと いうことになります。
306 :
あとがき :04/08/17 22:00 ID:vsPFtJvu
ところがその中にあって理系専門家の集団というものを見るとき、それ はいささか盲目的なギルドと化しつつも、それでも大衆とは異質な知的 小集団を維持しており、なおかつ名目的にはまだ敬意を払われている という点で、今やこの大衆社会の中に僅かに残された最後の独立集団 となりつつあるように私には思われます。 ただし、トックビルのこの註の内容に照らして見る限り、今のままでは それは全く力にはならないことがわかります。それというのも、現在の 知的状況というものは、まず大衆同士の相互関係について見てみると、 そこでは平均化が進んで、先ほど引用した部分の「絶対的平等社会」 に近い状況が見られます。 しかし一方、大衆と専門家(特に理系の)の関係についてみると、そこ には大衆が越えられないとされる知的な壁が存在して、専門家たちは その中に守られて安住しており、その点に関する限りでは一種の「絶対 的階級社会」に近い状態が見られます。つまり双方が別個に安定状態 を作っていて、その外には出ようとしないからです。
307 :
あとがき :04/08/17 22:02 ID:vsPFtJvu
ところがこれまでこの理系小集団は、ハーモニック・コスモス信仰(唯物 論的世界観)というものをその共通信仰としてもっており、それが少なか らずこの安定状態に寄与していました。 (そしてそれにいまだにしがみついていることが、もはや社会の中で真の 尊敬を得られなくなっていることの最大の理由です。) しかしもしそれが単なる信仰に過ぎなかったことが数学的に証明された 場合、恐らくその信仰が揺らぐことで一時的にせよ、その内部と周囲に 何かが起こる可能性が高いと言えます。 つまり、ごく短い間ではありますが、トックビルの言うその「光輝ある苦悩 の時代」が、この世界に生じる可能性があるわけです。
308 :
あとがき :04/08/17 22:03 ID:vsPFtJvu
一般に歴史的に見ても、社会の中に存在していたある階級や集団が 壊れたり揺らいだりするとき、その集団の中と外の双方に力が生まれて、 しばしばそれが壊れる瞬間に(原子核が壊れる場合に似て)大きな光と エネルギーを放つものです。 (さしずめ明治維新などは、武士階級そのものが壊れて消滅する際の エネルギーが最大限に輝かしく燃焼させられた例でしょう。) しかしそのエネルギーはただ無駄に燃やされてしまう場合もあります。 われわれの場合も、それが無自覚にただ専門家の権威を失墜させる ことのみを目的に、大衆社会に雑文を売るぐらいのことに終始した場合、 ただハーモニック・コスモス信仰を自然消滅させて、この社会に残って いた最後の独立集団を抜け殻のようなギルドに変えるだけのつまらない 結果に終わるでしょう。 そしてそれが魂を失って単なる職人として大衆社会の中に最終的に 埋没した後は、例えば日本のような国で何か一つでもトックビルの言う 特殊な小集団が残るかははなはだ疑問と言わざるを得ません。 かと言って、ハーモニック・コスモス信仰の滅亡それ自体はもはや予定 された避けがたい運命で、遅かれ早かれ必ずやってくることです。
309 :
あとがき :04/08/17 22:05 ID:vsPFtJvu
そうなると、この人類社会に最後に残った貴重な閉鎖的小集団の存在 を最大限に利用し、その精神的コアの一部が壊れる瞬間を捉えて如何 に大きなエネルギーに変換させるかは、今や余りにも重要なこととなって しまっています。 そして同時に、われわれが文明社会のどれほど死活的で重要な最後の 一線付近に立たされているのか、そしてもしそれを逸すれば、後に広がる 不気味な底なし沼が如何ほどのものかを、トックビルを読むたびに自覚 させられていささか目眩いを覚えるのです。 ところがそうは言うもののいざ現実に周囲を眺めてみると、大衆社会も 専門家社会の中もこの光景自体を見ようともしない大勢の人々で満ち ており、そのため行く手に何があるかを見てしまった一握りの人間は、 必ずその面でも苦悩を強いられることになるでしょう。 しかしそんな時、実は自分たちが今見ているものこそが、まさしくトック ビルの言う「光輝ある苦悩の時代」の光景そのものなのであり、これは 皮肉にもその真っ只中にいるが故の苦悩なのではあるまいかと気づか されて、かえってある種の確信をもつこともしばしばあるのです。
310 :
Mercury ◆YXXD24Gj2U :04/08/17 22:06 ID:737wJdik
>>308 終わったの?お疲れ。
17時間にわたってお疲れさま。
あの、僭越ですが、目的とか反省点とか言ってもらえるといいと思うんですが。
広く超常現象研究の起源は,中世ヨーロッパのルネサンスにさかのぼ れる。16世紀から17世紀にかけて,魔術やオカルト,錬金術の類がさ かんに研究された。この時代は同時に,今日の科学のルーツでもある。 ガリレオやニュートンやボイルが自然科学への道筋をつけたのもこの 時代である(ニュートンとボイルは錬金術にも手を出していたが)。今日 では哲学者として知られる,デカルト,ホッブズ,スピノザ,ライプニッツ らも,こうした時代において,「自然哲学」から「自然科学」が生まれる のに貢献した。いわば,「科学」と「擬似科学」を区別する「境界設定」 がなされ始めたということだろう。その境界によって,超常現象研究の ほとんどは科学から排除されるという歴史をたどる。 超心理学のルーツは18世紀のメスメリズムである。ウィーンの医師ア ントン・メスメルは,「動物磁気」という一種の生体エネルギーによって 我々の健康が支配されるという理論に基づき,磁石や手かざしによっ て治療を行なった。そうした治療の過程でトランス状態になる患者が 現れ,たとえば無痛手術にも応用されたという。これはまさに今日の 催眠の起源でもある。 一方,超心理学上の興味は,このトランス状態の患者がしばしば高度 のESP現象を起こした,と報告されている点にある。なおメスメルは, 自らの行為を「医学」であると終始主張した。
312 :
心霊研究 :04/08/17 22:11 ID:vsPFtJvu
超心理学の基本的方法論は,19世紀の心霊主義(スピリチュアリズム) のなかで培われた。心霊主義は,人間は死後にもその魂が引き続き 存在し(これ自体は古くからの伝統的考えである),ときには生者がそ の魂と交信できるとする考え方である。交信の可能性を初めて主張し たのは,18世紀のスウェーデンの予言者,スウェーデンボルグである。 彼は,歴史上の人物の魂と交わったとして,教義を広めた。19世紀には, 誰でもが交霊会を通して魂と交信できるという考え方が一般的となった。 交霊会では,通常「霊媒」と呼ばれる「特異能力者」が鍵となり,死者の 魂からの交信を受けたり,テーブル浮遊や物資化現象を起こしたりした という。交霊会において,かなり大掛かりで奇妙なPK現象が報告され たために,多くの科学者を巻き込んだ心霊研究へと展開していくので ある。 1882年には,最初の学術団体である心霊研究協会(SPR)がロンドン に設立された。会長はオックスフォード大学の倫理学の教授,シジウィ ックであったが,評議員には,著名な科学者が多数,名を連ねた。テレ ビ表示装置の原理を発見した物理学者のクルックス,ダーウィンと平行 して進化論を唱えた博物学者のウォーレス,ノーベル物理学賞を受賞 したアルゴンガスの発見者レイリー卿,同じくノーベル物理学賞を受賞 した電子の発見者トムソンらである。続いて,ニューヨークに米国心霊 研究協会(ASPR)が,パリに国際心霊研究会が設立された。アメリカ では,ウィリアム・ジェームズやガードナー・マーフィなどの著名な心理 学者が,フランスではノーベル生理学賞を受賞したシャルル・リシェらが 研究を推進した。リシェは実験に初めて統計的分析を導入した。 1882年からの40年間ほどが,この種の研究の社会的認知が歴史上 もっとも高まった時期であった。しかし心霊研究は,交霊会の事例を積 み上げるものの,さしたる発展が得られず(ときにはインチキが指摘さ れ),世代交代とともに著名な科学者の参加も次第に減っていってしま ったのである。
1920年代からの停滞期を救ったのがJ・B・ラインであった。 1920年代からおよそ30年間,アメリカの心理学界はワトソンの提唱する 行動主義心理学に席巻される。行動主義心理学とは,刺激と行動の対 応関係を探れば,人間の心的活動の究明には十分であり,心の中の 状態などは一切問題としない心理学であった。これにより心理学は, 旧来の人間の内観報告による研究から,ネズミを使った行動の条件づ け学習の研究へと,大きく方向転換した。同時に統計学の手法が導入 され,実験心理学の方法論も広く普及した時期でもあった。こうした時 代背景から見ると,ラインが超心理学の実験研究方法をこの時期に確 立したのもうなずける。 ラインは植物学の研究者としてウエスト・バージニア大学にいたが,19 28年,心理学者のマクドゥーガルの招きで,デューク大学に赴任した。 マクドゥーガル自身も心霊研究に力を入れようと,前年にハーバード大 学からデューク大学へ転勤してきたばかりであった。ラインは交霊会に 参加してはみたものの,その研究方法には疑問を抱いていた。そこで, カード当てを繰返してその結果を統計的に分析する方法で,新たな研 究路線を模索した。トランプ当て実験などはそれ以前にもあったが, ラインは5種類の図柄を印刷したESPカードを開発して,おもに一般人 を対象に実験を行なった(図柄は同僚のゼナーによってデザインされた)。 分析の結果,ESPの存在が有意に示されたのである。ラインは1934年, 文字通り『ESP』という著書でその結果を発表し,世界の注目を集めた。 「超心理学(parapsychology)」という言葉もこの頃から使われ始めた。 1937年には,マクドゥーガルとラインによって,超心理学誌(JP)という 論文誌の発行が開始され,デューク大学が世界の超心理研究の中心 地となっていくのである。なお,ラインの研究資料や書簡など25万点は, 約700箱に収められてデューク大学パーキンス図書館特別収集部門に 保管されている。
1965年にラインはデューク大学を退官し,自ら設立していたFRNM(The Foundation for Research into the Nature of Man)という財団で研究を 続ける。 また,1957年に設立されていた超心理学協会(PA)は,1969年,ガー ドナー・マーフィーらの尽力で全米科学振興協会(AAAS)に登録され, 学術団体として認知される。 そのころには,超心理学の研究拠点は全米各地に拡大していた。それ に伴って,ライン流の画一的な実験方法から脱皮し,新たな方法論を 模索する動きが現れた。マイモニデス医療センターで行なわれたドリー ムテレパシー実験,スタンフォード研究所などで行なわれたリモートビュ ーイング実験,プリンストンの精神物理学研究所(PRL)などで行なわ れたガンツフェルト実験などは,どれも被験者に自由に内観報告させる ものである。 心理学の分野では1950年代に「認知革命」が起きており,それまでの 行動主義心理学から,認知心理学へと方法論の転換がなされていた。 行動を引き起こす心の内的状態(あるいは脳状態)を想定し,コンピュ ータモデルでもって人間の心的働きを機能的に解明しようという方法で ある。超心理学の分野にもそうした影響が及ぼされたと見ることができ よう。 またこの時期には,変性意識状態との関連性など,PSIの特性に関する 多くの研究がなされた。そうしたデータが集まるなかで,PSIの機構を説 明しようとする理論構築の試みがされ始めた。一方では,懐疑論者たち の批判も最高潮に達し,CSICOPという懐疑論者の団体も設立された。
1990年代に入ると,コンピュータ技術の発展により,超心理学実験も コンピュータシステムによる自動化がなされてきた。生理学指標の測 定技術や乱数発生器の技術も一般化し,PSIが存在するという有力な 証拠を提示する実験手法が確立されてきた。統計学の「メタ分析」が 超心理学に導入され,統計学的な証明も強固なものになってきた。 さらには,新たなシステム論的理論も提案され始め,理論的な進展の 兆しが見えてきた。 超心理学の研究コミュニティーは,最近のアメリカではやや縮小ぎみ であるが,ヨーロッパではやや拡大している。これは実用を重んじる アメリカで,超心理学の応用はまだ遠いとして研究費がとりにくくなっ ているためと思われる。ただ,代替医療などの周辺領域では研究費 が増えているという指摘もある。 周辺領域の科学の発展により,超心理学が周辺領域の科学と融合 する動きも感じられる。
316 :
意識科学 :04/08/17 22:23 ID:vsPFtJvu
認知に関する実験心理学に,脳神経生理学と,コンピュータによる認知 機能のモデル化研究とを加えた研究領域を,認知科学と言う。だが最近 では,心を研究対象とする分野を,学際領域まで含めてもっと広く「心の 科学(マインドサイエンス)」と呼ぶ傾向も現われてきている。 それに対して,「意識科学」を標榜する動きも出てきている。アリゾナ州 ツーソンで1994年から隔年で開催されている「意識科学に向けて」とい う国際会議である。この国際会議には,心理学者はもとより,生理学者, 生物学者,物理学者,コンピュータ科学者から,社会学者,哲学者, 宗教学者までが数百人規模で集まり,意識に関するさまざまな話題を 議論する場である。研究領域は「心の科学」と大部分重なっているが, 「意識科学」というだけに,哲学的な研究が多く含まれている。国際会議 の主催は,アリゾナ大学の意識研究センターであるが,そこでは意識 研究誌(JCS)と言う論文誌も発行しており,そちらの内容はかなり哲学 に重点が置かれている。 さらに1997年からは,意識の科学的研究学会が結成された。こちらも 哲学者が中心になっているようである。 意識や心の科学というのは,まだはっきりとした「科学」になっていない ために,研究コミュニティや研究アプローチが混沌とした状態である。
現在模索されている「意識科学」の営みには,科学と非科学の境界を 再設定しようとする狙いが含まれている。そうでなければ,意識は科学 の対象にはならない。この境界再設定に伴って,超心理学が科学と 扱われる可能性があるかもしれない。 実際,「意識科学に向けて」の国際会議では,超心理学のセッションが 設けられ,数人の超心理学者が研究報告している(2002年の会議では, マリリン・シュリッツを座長にした5件の発表と,チャールズ・タートらによ るワークショップが開催された)。このように超心理学は,意識科学とい う大きな傘の下に居場所を見つけようとしている。 けれども他方では,意識研究と超心理学の結びつきに疑問を呈するこ ともできる。PSIの能力発揮は無意識に行なわれる傾向が強く,意識が むしろ邪魔になるようでもある。 ホーンティング事例のように,人間を介在しないような現象もみられ, 物理学や工学出身の超心理学者には,物質的な説明体系の内に 超心理現象を収めようとする者もいる。
超心理学者チャールズ・タートの試みを紹介しよう。 彼は1972年に,意識状態に特異的な諸科学が形成可能であると指摘 した。科学の合理性は我々の認識によって正当化されるのであるから, 我々の認識形態に多様性がある場合,それら各々に対応した科学が それぞれ存在すると言うのだ。 その指摘のうえで彼は,現在の本流科学は通常の「覚醒した」意識状 態に対応する科学に過ぎず,変性意識状態には別な固有の科学が存 在すると主張する。最先端の物理学の理解は,特別な学問体系を6,7 年かけて学んだ一部の人間にのみ可能であるが,同じようにPSIが可 能な世界を理解できる意識状態に至るのに,6,7年の訓練が必要であ っても何も不思議ではない,と言う。 こうしてタートは,変性意識状態を探究する学問として,トランスパーソ ナル心理学を推進したのである。トランスパーソナル心理学とは,個の 垣根を超えて全体論的な世界観に至ることを目指す,実践的な心理学 であり,PSIの理解を実現する研究に当たるのだろう。 彼のアプローチでは,実証主義の科学的方法論をそのまま残したうえ で,観察・理論化・検証の各段階で適用される我々の認識のほうを, PSIに適うよう変更すべきであるとした。 状態特異科学は,超心理学を推進する1つの方向性を示していると言 えよう。
ジョセフソン講演(1998年、日本) 正統派科学が支持する世界観が不適当であり、様々な道に拡張する必要 があるという証拠は次第に集積されつつある。これが長年私が自身の中で 関心を持ち続けていた問題なのである。 私は個人的にそれらの実験をするよりも、これらの現象を理解しようとする 知的挑戦に関わってきている。しかしながら、私がその現象に全く関わって いないというわけではない。もし分別ある結論に達しようとするならば、私は その現象というのは重要だと考えている。 1974年、ジョージ・オーウェン教授のお招きで、サイコキネシスに関する トロント会議に出席した。彼はトロント大学に移る前はケンブリッジ大学トリ ニティカレッジでの私の同僚であった。この会議で前からヒーラーだった 超能力者マシュー・マニングは、金属曲げや磁石の針を離れて動かす能力 を見せたのであった。 時に私は、超能力者の一撃を体験し、全く驚くべき結果を得た。偶然の一致 でないといった可能性は閉め出せなかったけれども。一つの面白い体験は 訪れた講演者がケンブリッジの学生物理協会で話したことに関わっている。 彼はテレパシー実験の非公式な実証をした。まさに重要な瞬間に私は送り手 の「心」に接触しようと試してみたのだ。すると一瞬ピカッと光る光景を見た ような体験をした。私のちょっとした「心」のイメージが後になって評価のため 見せられた絵の一つと一致するばかりか、驚いたことには、対角線が反対に なっているのが実は講演者がOHPの透明シートを左右逆向きに置いてしま ったことで説明が付いてしまったのだ。
320 :
本当にあった怖い名無し :04/08/17 22:32 ID:4ukSO3zt
新手の荒らしなの?
これらの体験はこの問題の文献(後述)と同じで懐疑論者の注釈であまり うまく論駁されていないわけで、私にはどうにかしてその現象を科学に 適合させるよう試みることはやってみるだけの価値があると悟ったので ある。 私が関わってきた限りの重要なことというのは、その現象を正統科学に ぶつけ結びつけることである。 科学が実際は真実であることを真実ではないと見なしている状況という のは、不満足であると私は考えるのである。 西洋ではとにかく科学者たちはこれらの事柄にとても混乱しており、非 科学的とか間違っているのだとか、同じものとして科学に統合されるも のとして必ずしもみなしていない傾向があるのである。 そのようなわけで、普通ではないこれらの現象を科学に統合することは 重要な課題となる。
おちがたのしみだな
科学への統合の一つは、実験といった科学的アプローチを適用すること である。多様な超常現象(例えばESPとかサイコキネシス)や、水の記 憶といった興味をそそる現象で、かなり実験が成功してきている。 あまり馴染みがないようなので、後者に立ち入ることにしよう。 ホメオパシー医学、何回も薄めた溶液を使う医学分野での研究から、 水の記憶といった話題がのぼっている。使用する溶液は残存する分子 が恐らくはないぐらい十分に処理されている。これでは生物学的効果な どないはずだと不適当に考えられてきたが、水の中でも確かに電磁場 は存在しうるのだから、その基準では電磁場に依存するラジオ、テレビ、 ほとんどの電子機器を除外してしまうだろう。ベンヴェニスト、シリル・ス ミス他の研究が示すのは、水が電磁信号を記憶することができるという ことである。つまり生物学的に活動的な分子から信号を取り出して、水 に伝え、様々な生物学的試験で活性化する水にすることができるので ある。 どう理解して良いものなのか? ありえる答えは、水が複雑系であり、 複雑系は単純系で理解されているのとは異なる行動ができると分かり 始めているといった事実に関係する(このことについては後ほど詳しく 触れよう)。 事実、ある種の液体(液晶、超流動)は流れているという事実にも関わら ず、記憶を保持できる秩序化された構造を持つと知られているのである。
不幸なことだが、科学実験を行うことで受容を保証するに十分だという ことにはならない。我々はここで情報操作と検閲の現象に立ち向かっ ているのだ。 ネイチャー誌はある時期、ベンヴェニストに対し、そしてごく最近では本 に対して、情報操作と検閲のキャンペーンを展開中である。 ディーン・ラディン「意識する宇宙(The Conscious Universe)」は、超常 現象の証明を考察し、肯定的結論に至っている。 ネイチャー誌は、敵対する評論家に書評するように命じ、自分に都合の よい誤解に基づいて、「その本には決定的な間違いがある」といった結 論を印刷してしまった。その当時は訂正するのを拒み、数ヶ月が経ち、 ようやく検閲結果として印刷されるべき連絡をインターネットにて流した のであった。それから、この訂正と評論家の非科学的攻撃を組み合わ せて、偏見に満ちた本の紹介をし続け、攻撃についてのコメントは印刷 拒否したのであった。 現在、広範な人々に、これらの全ての活動を暴露する一つの記事が 準備されているのである。
ぜnコピペだから
科学に話を戻すと、科学は現在、革命とまではいかなくとも進化を遂げ つつある。私はいくつか立ち入ってみたいと思う。量子の非局所性と情 報、複雑系と創出について。 量子の非局所性---我々は離れた部分に分断された系を持っており、 我々は部分を観察している。もし一つの部分を観察することが他の部分 に遠隔効果がないと仮定するならば、我々がそう選択するかもしれな い多様でありえる観察結果が矛盾することが分かる。 推論はこうである、非局所的作用(遠隔作用)があるに違いないという ことである。 不幸にも(標準理論では)我々はメッセージを送るのにこれを使うことが できないでいる。これができないということを介入している宇宙のランダ ムな影響に帰するいくつもの理論はある。もしこれがある十分強力に 連結した系に押し込めることができれば、信号の伝達は可能であろう。 しかし、これをするやり方が実際には分からないのである。 実験室内でうまく実験できる量子の非局所性の一応用がある。それが いわゆる量子テレポーテーションだ。これでは、適当な系が二つの部分 に分かれていて、AとBが各自一つの部分を成す。Aは自分の部分の 系をテレポートしたい系に連結させ、ある観察をすることでBにテレポー トできる(実際にはBにAと同じ系を供給するのだ)。量子情報はすぐに Bの系に伝達され、これは複製されるために使われ、より多量の情報が 過程を完結させる他の方法で送らねばならないということなのだ。この 種の過程はかなり難しく、その十分な意味合いがまだ実際には理解 されていないのである。
バークレーのヘンリースタップは違う方法で量子論の論理を検証してい る。彼の考えではこうだ。観察時に起こるとされる波動崩壊過程は「心」 が物理に入るその点である。我々は「心」が作用するとき変化する知識 を波動機能と同定することができる。彼にとっては、知識とは自然の基 本的側面であり、我々が行っている科学の方法では隠されてしまう。
複雑系と創出は、通常の(非量子的)系でさえ起こる事柄である。 何が起こっているのかを論及することは、通常の言葉で物理系を表現する 問題に関わってくる。 一般的な通念では、物理系の振る舞いを表すのに方程式を書き下ろし、 それを使って計算してゆく。初期状態に微妙な関わり(カオス、バタフライ 効果)があるような時、問題が生じる。というのも我々は正確な予言がで きるほど十分には初期状態を知ることができないからである。複雑系で は状況が悪く、我々が使うのに必要な描写を決定する一般系の現象が 微妙に初期状態に依存しているのである。 結果は一つの系の部分が予言できず、予期すらできない方法で自己 組織化するのだ。 そして系が自己組織する仕方に依存しつつ、我々は全く違う現象に 直面させられるのである。 複雑系に関しては、主に組織化と関係性に基づいてとても異なる理解 が使われるべきだと結論することができる。 複雑系は、物理では馴染みのない方法で、系の微妙なところに影響を 与えることだろう。 生体系と社会系の文脈では馴染みやすいのであるが。
この主題の適当な実例を挙げてみよう。 (1)ガイア---正統派になりつつあるが、生体システムと生態システムが 統一した全体を形作っているというわけだ。生体システムは環境を制 御できるまでに進化しうる。 (2)クレアヴォイヤント・リアリティ(透視的現実)---ルシャンは神秘家や 超能力者に自分たちの現実を述べるようお願いし、それが科学者の 現実と異なる原理で働いていることを見出した。全体への組織化は 時空さえ超越し、基本的に分離しているが相互作用するサブシステム の概念よりも、もっと重要である。
心の一般理論。私は心と認知の一般理論について目下研究している。 科学ではまだ理解されていない組織の可能な形態を含み入れる、自然 における組織化の一般理解を与えることができればと思うのだ。 「心」とは相互支持を提供する真に特殊な過程の集合として特徴付けられ ると主張する。これらのいくつかは、科学では普通考慮されていない能 力に対応しているのだろう。 結局、私はいわゆるプラトン世界に注意を向けるのである。これはロジ ャー・ペンローズによって数学的直観に関連して大いに論じられている。 私も可能な音楽の応用に関して、音楽学者と共同研究してきている。
ペンローズはいかにして我々が数学概念を理解し、どのようにして数学 的真理に到達するかに関わってきている。 一つの見方は、我々の心はプラトン世界に接触しており、そこから知識を 取り出すことができるといったものである。ペンローズはゲーデルの定理 から次のことを示そうとしている。数学的能力の原因であると通常理解 されるような手続きはありえないが、論理が間違っている(例えばいかに して我々の心が働いているのかといったことについての悪いモデル)と いった一般的な意見はあるのだと。 デイヴィスとハーシュは異なる見解を持ち、それによって新しい概念が 生まれる難しい経験の性質や過程の固有の誤謬性を強調している。 彼らは数学を一つの経験科学のようであり、再現性は我々の思考過程 に同期する可能性から生じるのだと考えているのである。 しかし、私は違う理由でペンローズは正しいかもしれないと考えている。 直観の源泉は私たちには接触することの難しいある特殊な過程(いわば プラトン過程)に違いないだろう。数学的真理との接触は日中に金星を 探すようなものに違いない。これを成し遂げることは微妙な過程であり、 接触した者には結果は明白なのである。
プラトン主義と数学の問題に関して、音楽学者テシス・カーペンターと 私は音楽に関連した問題を検討した。 我々が気づくのは、ややこしくさせる二つの異なる問題があるということ だ。一つの音の構造が全体として音楽として知覚されるのか、あるいは 審美的に有効および力強い音楽として体験させられるのかという問題 だ。音楽についての心理学理論のほとんどは前者を特徴づけることに 専心しているように思われ、ある種の音楽の文法を生み出している。 もう一方の問題は、音楽の効果および意味により関わるようにみえるの だ。この問題をこなす方法は、音楽をある種のコードとして取り扱い、 心理学者が処理する構造(まるで言語の意味が意味とは全く関係のな い統語論的構造を通して効果があるように)を通して効果が組織化され てゆくとすることに思える。 我々が示唆したいことは、音楽は心の過程に密接に繋がっており、 それらを再構成することができるということである。 これらの関連性は宇宙的側面があり(特殊なテーマはそれらの可能性 において特に力強いか多産である)、プラトン領域に帰するという新しい 音楽に対する我々の反応に基づいて、いくつかの論争がある。 それではもし存在するならばプラトン領域とは何か? 宇宙的なもの、 心のような側面を持ち合わせるものとは、現在語りうる全てであるが、 心のような過程の一般理論は、これを推敲するのに役立つであろう。
結論: 科学は恐らく新しい段階に突入している。 「万物の理論」といった考えは奇妙にも廃れてしまうことだろう。 もっと人工的でない状況下で取り扱うべき組織化の複雑性が無視され ているところで、非常に選択された一連の現象だけが理論化されてい たのが伝統であったのだ。 私たちに向き合っている挑戦とは、「超常現象とプラトン世界」という、 新しい状況にアプローチする方法を見いだすことである。 ※この「超常現象とプラトン世界」は、1998年11月に早稲田大学で 開催された「第二回意識・新医療・新エネルギー国際シンポジウム」 のオープニングレクチャーのために用意された、ジョセフソンの論文 である。 ブライアン・ジョセフソン (Brian D. Josephson) ケンブリッジ大学物理学科教授。同キャベンディッシュ研究所 濃縮物質理論グループ・精神-物質統合プロジェクト所長。 「ジョセフソン効果」で30代にしてノーベル物理学賞を受賞。 その後、デヴィッド・ボーム(ロンドン大学教授)らと共に、 意識と科学の問題を研究。 著書: 「量子力学と意識の役割」(1984) ジョセフソン,カプラ,ボールギャール,マトック,ボーム 「科学は心霊現象をいかにとらえるか」(1997) ジョセフソン、茂木健一郎訳 「意識が拓く時空の科学」(2000) ジョセフソン,ロリマー,リュービック他
「脳は1000億のニューロン(神経細胞)でできているが、ほとんどの人は、 1本のニューロンや1つのシナプスの相互作用が情報の基礎単位だと 考えている。だが、たとえばゾウリムシのような単細胞生物を見てほしい。 ゾウリムシも泳いだり、食べ物を探したり、仲間を見つけたり、生殖を 行なったりとさまざまなことをする。それでも、標準的なパラダイムに よれば、ゾウリムシの個体は1つのスイッチにすぎないということになる」 1995年以来、ハメロフ氏とオックスフォード大学の数学者、ロジャー・ ペンローズ氏は、人間や動物の意識の本質は、ニューロンの奥深く―― つまりゾウリムシの個体内部――の量子過程の中にあるとする一連の 論文を発表してきた。 両氏の主張にはなお議論の余地があるものの、この理論が現実の成果に つながるとすれば、人間の知性、人間の経験というものを理解するうえでの 次の大きな「量子飛躍」の踏み台は、脳のニューロンのごく小さな構造 である「微小管」にあるのかもしれない。
「全身麻酔ガスは、非常に微妙な量子力学によって完全に、そして可逆 的に意識を消す」と、アリゾナ大学で麻酔学と心理学の教鞭もとっている ハメロフ氏は語った。 「化学結合、イオン結合といったことは一切起こさない。ただ、とても弱い 量子力学的力によって麻酔は作用するのだ。つまり、つきつめて言えば、 脳は量子力学的な力で機能しているということだ」 ハメロフ氏の微小管理論は、量子薬理学の道をひらき、アルツハイマー といった神経障害の治療などにも応用できるかもしれない。しかし、 ハメロフ−ペンローズ理論は意識そのものの謎に迫るものだと言われる と、医療的応用の可能性すらも色あせて見えてしまう。 「夢、陶酔状態、幻覚、それにたぶん精神分裂状態も、われわれが量子 的に重なった状態――情報が濃密になっている状態――にあるときに 生じる。その量子の重なりが壊れると、それがわれわれの現実、知覚、 感覚を決める。これが1秒に40回起こるとしたら、意識とはそれらがつ ながったものと言える」
1998年の10月3日と4日、千葉県稲毛市と東京都の新宿区で、アメリ カから来日したスチュアート・R・ハメロフ博士の特別講演会が開催され た。その後、名古屋、大阪の各地で同様の講演が開かれた。 その目的は、来年国連大学国際会議場で開催される予定の「脳と意識 に関するtokyo'99」のプレコンファレンスであり、演題は「量子脳理論と 意識(Quantum Brain Theory and Consciousness)」であった。 麻酔科医で心理学科教授でもあるハメロフ博士は、アリゾナ大学のヘ ルス・サイエンス・センターで半分は手術室での治療と講義に充て、 その半分は「意識のメカニズム」について研究を行ってきた。 千葉では科学技術庁放射線医学研究所の重粒子治療推進棟2階の 大会議室が講演会場にあてられた。翌日の東京講演は、新宿の工学 院大学の高層煉で行われた。講師陣には、玉川大学の学術研究所 量子通信研究部門の大崎正雄博士が加わった。演題は「量子情報 通信研究と意識コンピューターの展望」であり、生命科学、数理科学、 情報科学の接点を目指してという副題がついていた。
ところで、脳量子理論は、一体どんな理論だろう。その話をする前に、 心と意識の問題に物理的アプローチを行った一人の科学者に触れて おきたい。 それは1995年に『心への階梯(Starway to the Mind)』を記した非線 形力学の先駆者であるアルウィン・スコット博士である。彼はアリゾナ 大学数学科、デンマーク・リングビ−工科大学数理モデル研究所教授 で、「ソリトン」という非線形現象研究の第一人者でもある。彼は脳細 胞のニューロンは、単体で動くのではなく、集合体として働くと考えた。 そして、その集合体は非線形として働くため、心や意識が階層構造を 持つという認識を持っている。人工知能の研究からスタートした機能 主義的な考え方から導かれた結論は、脳の活動は、あるアルゴリズム によって置き変える事が可能であり、原理的にはコンピュータで再現 することが可能であると考えた。 しかし、ペンローズはその考え方に真っ向から反論をした。ベスト・セラ ーになった『皇帝の新しい心(The Emperor's New Mind)』(裸の王様 のパロディで、王様とは機能主義者達を指す)の中で、これらの機能 主義を徹底的に批判している。
全部読むから、がんばって書いてくれ!!
ペンローズによれば「意識」はアルゴリズミックでない。したがってアル ゴリズミックなマシンであるコンピュータが、意識をもつことはあり得ない というのが、この本の主題となっている。 彼は、その例として、数学上のアイデアを思いつく際の経験について 述べる。たとえば数学の定理というのは『発明されるのではなく、発見 されるものである』という。発見されたばかりの数学概念は、まず漠然 としたイメージで語られるのであり、厳密な形式的記述が与えられるの は、その後だというのだ。 1989年、「意識は量子の波動から生まれる」、つまり「量子力学が人間 の意識を生み出す」という大胆な仮説を世界に広めたのは、ペンローズ 博士が最初だった。 彼の論文や著書「皇帝の新しい心」、「心の影(Shadows of the mind)」 に記された共通の主張は、心の動きには非計算的な部分があるに違い ない。そして、人工知能の実現性はなく、脳についての現在の理解は、 不完全であるという考え方であった。そして新たなパラメーター(量子 重力論)を用いて量子論と一般相対性理論の統合を唱える。 ペンローズの主張や理論を数学や論理学に精通していない一般人が、 その理論を理解し、素直に受け入れることは容易なことではない。なぜ なら彼のバックグランドとなった数学や理論物理学の歴史的背景を熟知 した上で、彼のいわんとしている事を、解釈しなければならないからだ。 実際にペンローズは「心の投影」に事あるごとに反論してきた科学者達 にでですら、議論の論点がずれていると指摘する。
またペンローズは「数学的理解力は非計算的だと」いう彼の主張が、 しばしば数学世界だけの話であるという風に解釈され誤解されている という。 彼の議論のポイントは、「もし数学において、我々が行う計算に収まら ないことが存在するならば、それは計算外の事柄が実際に起こってい るからだ」と、理論展開を行う。 そして、心や意識にある種の非アルゴリズム(計算手順)的な物理作用 が含まれている事を、彼独特の数学的解釈や新しいルールに従って、 まるでボクシングのジャブのように説明を繰り返す。 彼は、我々が棲むこの世界が、計算によって捉えられない様々な事象 が存在すると考える。それは認識力であり、質感であり、感情である。 これらは非計算の作用であると力説するのである。 その思考仮定の源には「ゲーテルの不完全性定理」と「チューリング・ マシン(Turing machine)」の問題があった。 この二つの定理は等価であり。ペンローズのいう「機械にできる事と」と 「人間にしかできない事」の理由の原点である。
ゲーテルの不完全性定理とは、1930年に数学者のクルト・ゲーテル が数学界に大波紋を投じた定理である。それは自分が無矛盾である 限り、自分が無矛盾であることを知らないだけでなく、その論理体系の 中には、真であるか否かを決定できない命題(定理)があるという数学 上の言明であった。 その定理のアナロジーとして、「エピメニデスのパラドックス(嘘つきの パラドックス)」がある。ある時クレタ人の古代ギリシア人である哲学者 エピメニデスが、「クレタ人は嘘つきだ」と言ったとする。もしこの「言葉」 が真実であれば、自分自身が嘘つきであることになり、その言葉も信用 できない。一方これが嘘だとすれば、クレタ人は正直という事になり、 嘘をついたエピメニデス自身が、クレタ人であることに反してしまう。 つまり、エピネデスの言葉が、正しくても、嘘でも、自分自身の真偽を 確かめようとするとき問題が生じてくるという考え方なのだ。これは一般 に「自己言及のパラドックス」といわれている。 これらの定理は、数学 とは完全に論理的で、矛盾がまったくないと信じていた当時の数学界に 大きなインパクトを与えた。 またチューリング‐マシンとは、イギリス、オックスフォード大学の数学者 アラン・チューリングが、1936年に提案した普遍的計算機の数学モデ ルで、有限記憶媒体とその外部記憶媒体として、一次元無限長のデー ター記憶テープで構成されているものである。 この装置はテープの長さに制限がなく、仮にある解法が存在するならば、 マシンによってすべて解けるはずだと考えを基に仮想の装置である。 しかし、任意のチューリングマシンに空白のテープを与えた場合、その マシンが結果的に停止するか、つまり解が与えられるかどうかについては、 それを決定できるマシンは存在しないこともチューリング自身が証明して いる。
つまり、ペンローズは「数学によってのみ、<意識活動の一部分は計算 できないことを証明できる>可能性がある」と、言葉は控えめであるが、 強く確信しているのである。 そして人間の意識はこれらの問題を超越している。従ってコンピューター に意識は生まれないと考えるのである。 もちろん彼は夢想家ではなく、神秘主義者でもない。 彼の議論は数学的基盤に基づいて、人間はただの機械ではないことを 証明し、さらに「量子重力理論」を中心に、医学、心理学、哲学、生物学、 天体物理学等、あらゆる分野の科学者達を巻き込んで、脳と意識の問 題について、量子力学の分野から革命を起こそうとしているのである。 ペンローズは始め脳細胞(ニューロン)内部で、何らかの量子力学的 作用が生じる結果、意識が生まれると推測した。脳細胞どうしは電気的 なインパルス(信号)を交換することによって情報処理を行う。そして これらの信号は、無数の異なったパターンが量子力学的干渉によって 生じると考えたのだった。だかこの仮定には大きな問題があった。生体 の1個の細胞には、活動的な分子と原子が満ちあふれており、それらが 出す熱的なノイズ(背景雑音)により、量子力学的作用は、簡単にかき 消されてしまうはずである。ペンローズは、すぐにジレンマに落ちいって いたしまったのだ。 そこに登場したのが、ハメロフのニューロンの微小管の研究である。
微小管は8ナノミクロンと4ナノミクロンのチューブリンという二種類の立 体構造を持つ蛋白質からできている。チューブリンは変形した空豆状の 格好をしていて、αとβという二つの部分から成り立つ。それが管の円 周部分に13列並び、積み重なって微小管が形成されているのである。 微小管の内部では、チューブリンが2つの状態を行ったり来たりしており、 これがセル・オートマトンのように振る舞い、微小管に沿って複雑な信 号を走らせることになる。この仮説に従うと、その配座の状態は質量運 動を生じる。つまり、これがペンローズが指摘する量子系の干渉に相当 するのである。 一般の科学者や人工知能の研究者達は、脳は100億個のニューロン というスイッチが繋がったものであると考えている。 ところがハメロフに言わせると、シナプスを調整したり実際の情報処理 を行うためには100億台のコンピューターが必要だという。 ではそのコンピューター部分はニューロンのどこにあるのか。その答え が微小管なのである。 また微小管で量子干渉が起こっているという仮説はは検証が可能であ るという。
その理由の一つは1981年にフランスの物理学者アラン・アスペが偏光 させた2個の光子使って、「非局所的な量子干渉」が起こることを実証し ていることであり、この種の実験を微小管(チューブリン)で、ある条件を 設定して行うことを博士は提言している。 そして、ギャップ結合で繋がった、数千数百という異なるニューロン群の チューブリンで、光子を観測することが、マクロスケールでも量子干渉が 起こっているという仮説の検証となるというのである。 実際の量子干渉は3.5ナノメートルという長さのギャップ結合で起こっ ているらしいとの予測をハメロフは立てている。つまり、電気的なギャッ プ結合と同時発火する皮質ニューロン・ネットワークとの関連性が証明 できれば、意識の事象に関与していると説明できるというのだ。 一方、日本でもノートルダム清心女子大学情報理学研究所講師の治 部眞里女史がギャップ結合で繋がった40ヘルツの神経ネットの存在を 予言している。 これらの実験は、ペンローズの主張(重力量子論)や他の科学者のまっ たく異なる研究から得られたデーター(特に脳内における40ヘルツの 振動の話)と一致するらしい。 それ以外にもハメロフは、PETを使った実験も計画中とのことである。 また、前述の治部女史は同研究所所長の保江教授と共著「脳と心の 量子論」を書いているが、脳細胞の水の電気双極子の凝集場が、電磁 場の波動運動とシンクロしてダイナミカルな秩序を生み出すという仮説 を立てている。
も り あ が っ て ま い り ま し た
こりゃ保存しとくか・・・ 頑張って!!
347 :
本当にあった怖い名無し :04/08/17 23:34 ID:4ukSO3zt
オチが期待されますな
348 :
本当にあった怖い名無し :04/08/17 23:41 ID:IQbsuyh8
以上。飛鳥昭雄でした。
349 :
宇宙からの観光客 :04/08/17 23:53 ID:j2VOayr0
意識を持つコンピュータか? 考えたな。確かに他の惑星では、ヒューマノイドタイプや 知的センスを持つロボットが無数に存在している。外見上、人間と遜色ないロボットもな。 ま、今後、君達に必要な知識は、すべての知識の両親を知る事。 知識の、目的と、真意。例えば、童話の目的は、人類を奴隷のままのしておくこと。 憲法の目的は、時の支配者階級の存在を、正当化して、末永く利権を貪る事に有る。
>>344 を最後に、このトリップでしか、一切書かない。
ここから「宗教案内」のようなダミーが流れて撹乱されるかもしれないが、
あくまでここまでがすべてである。
すごいな。全部読み飛ばしたけど。
352 :
Mercury ◆YXXD24Gj2U :04/08/18 00:09 ID:iqIqfEVi
>>350 駄目だよ。止めちゃ。
是非挑戦していただきたい。24時間ノンストップ書き込みに。
俺、そんなの見たことないぞ!
まだ18時間だよ。頑張れ、応援してる。
@氏の博学は、オカ板では結構有名かと。
内容がハードすぎる
飛鳥氏はどこからネタもらってるんだろう、一部真実が含まれている気がする。 これ全部が飛鳥氏なのか? 後半は違うような雰囲気だけど。
>>355 なんだぁ↑の長文って355のコピベじゃん。
358 :
本当にあった怖い名無し :04/08/18 11:05 ID:sTPCqn1p
>>356 飛鳥昭雄の情報源は、
ある宗教団体(科学的 爆藁 をうたっている)の情報ですよ。
あとは、昔のトンデモさん多数。
ひとまず
テレンス・ハインズ 超科学をきる の原著(参考文献がすごい)
と
ガードナー の 奇妙な論理 あたりで、結構な内容を拾える。
>>358 宗教団体というと原理主義のところか、あれも怪しい集団だけど・・・他にはないのかな?。
まあ、トンデモ部分は多いけど今の科学が万全とはいえないし(特に宇宙関係は)、
月の現状を一応のところ説明できてはいるしね。
太陽系の生成もまともな理論ないし、飛鳥論のもとになってる
ベリコフスキーの理論も一理はあるわな。
なんせ、境界領域の理論はなかなか楽しいね。
ところで350氏は上のサイトの主催者? 飛鳥氏ベッタリのサイトだね。
360 :
Mercury ◆YXXD24Gj2U :04/08/18 21:04 ID:R6j78Lb1
361 :
本当にあった怖い名無し :04/08/18 21:26 ID:XTN9pNEu
UFOは在る。それでいいじゃないか。ハッハッハ。
362 :
:04/08/19 00:47 ID:9OdZoqNl
飛鳥さんの説で面白いのは、プテラノドンは重いから現在では飛べない。 昔は重力が軽かった・・・・といいながら、19世紀の翼竜目撃談を平気で 紹介するところ・・・・。
363 :
本当にあった怖い名無し :04/08/19 03:16 ID:z5RRB4cg
ジャイアント・インパクトで月が出来る前の地球は重力が軽かった だから巨大トンボや恐竜のような巨大生物が繁栄できたんだと思う。 半分マジで。
モンモン教(;´Д`)モンモン
365 :
:04/08/19 04:51 ID:lbkPY6Qr
あ、オレも昔は重力が軽かった説だな。月が4つくらいあったのでは?デニケンっぽいけど。
366 :
本当にあった怖い名無し :04/08/19 10:51 ID:GvYLvQTg
ってか、月のどこが謎なわけ?? でかいところぐらいじゃない?不思議なのって。
367 :
本当にあった怖い名無し :04/08/19 11:47 ID:OFdViSex
月の裏側には空気があって草木が生え四本足の動物もいるそうだ。 そう言っているヤツに是非とも月に行って欲しかったな。 もちろん宇宙服無しで。
それで、「異星人じゃない、楽園からきた東洋人のようなエイリアン」って つまり何なの? 楽園からきた東洋人・・・そうか! UFOは、北 朝 鮮 から来た物だったんだね!!
>>367 呼吸が出来ても大気があっても放射能があるから人間は生活できんだろ
まさか裏側だけ地球並になってるとは言わんだろうしあくまで植物があって動物がいて空気があるだけって言って終わり
>>368 >つまり何なの?
どうしても説明がつかない
飛行物体が墜落したのは事実ということだ
それを茶化すのは不誠実だということだ
>>366 >ってか、月のどこが謎なわけ??
>でかいところぐらいじゃない?不思議なのって。
別に大衆は騙されたままでもいい
謎を安易に葬る人もいえば、
これまであった謎は事実なのだから、
謎を追求する人もいるということだ
>>366 >ってか、月のどこが謎なわけ??
>でかいところぐらいじゃない?不思議なのって。
つまり「でかいところ」以外を注目したくないわけだ。
「どこが不思議なの?」ととぼける背景には、
「不思議と思いたくない」「解決の難しい謎すぎて
ヒューズが飛ぶから何らかのエラーと思って目を背けたい」
という意思がある。興味を持続できないわけだ。
多くは「常識」で取捨選択をし、判断しているだけだ。
その常識の枠組みで価値判断を決めているだけだ。
そこからはみ出るものがあると、どうしても軽視してしまう。
だが、解釈はどうあれ、それだけ解釈に苦しむ、あまりにも難しいが、
エラーなわけではない、そういう事実はたくさんあるのだ。
その一部を否定できたように思っているだけでしかない。
多くの人は解明できていると思い込んでいるだけだ。 少なくとも解明できないものもいずれその枠組み内にはあると思っている。 だが、どこもかしこも、知れば知るほど合わなくなってくる。 そういう限界にぶち当たった人はたしかにいる。 だがそれも勘違い扱いされる。 すぐに短絡的にエラーであると片付けないことだ。 自分の価値の認めることには重視しても、 その枠組みで説明できないと簡単にエラーとみないし 軽視できる人間が多い。 現時点では整合的な説明はやはり難しいかもしれないが、 やはり、説明できないものは沢山あるのだ。それはエラーじゃない。 それに接触できる人間は非常に少ない。 多くの人は常識、思い込みですぐに早とちりして、葬ってしまう。 あきらめないことだ。
どうしても合わないから、事実ではないのではなく、 どうしても合わなくても、たしかなのだ。 私はUFOを見ている。 それはたしかに物理的に上空に存在していたものだ。 それが何かはどうあれ、地球上の概念ではない。 だからどうしてもちまたの見解で思い込んでほしくないわけだ。 あきらめてほしくないわけだ。 議論する前に、君たちは見なければいけない。
見た者や、それが真実であると知っている者としては、 その解釈に間違っているところはあっても、 物理的に、冷めた精神状態で、 明らかに異様な物体を見たものはごまかせないのだから、 それを真剣に受け取ってほしいわけだ。 見た本人にとっては、もうパーセントは意味をなさない。 少なくとも、解決できないものがあること、 そして、それは情報が足りないから解決できないにすぎない、 というわけではなく、本当に解決できない、 ということを知ってほしいわけだ。
宗教は関係ない。そうとしか受け取れないかもしれないが、 やはり、君たちのそういう態度には、どうしてもいらだつものがある。 それだけの情報処理能力があるのなら、もっと真剣に資料を集めて、 ライフワークにしてもいいはずだ。 本物はあるんだから。 言っておくが、解釈がいくら間違っていようと、謎自体は葬れない。 ある解釈が間違っていても、ないことにはならない。 見ている者としては、「ない」、というのはありえない。
超常現象はどれもこれも全体まるごと否定されたためしはない。 それは「人間の思いこみの特性」ではない。「事実ありき」でそうなっている。 やはりそれだけの数が蓄積されたからなのだ。だから葬れない。 メディアなんて一部にすぎない。
379 :
本当にあった怖い名無し :04/08/20 13:56 ID:8etzdhTa
>>373 で、結局どこが不思議かは、思いつかないわけだ w
君たちがこの問題を真剣に受け取れないのは、 きっと一度も確定的、決定的なものを見ていないからだろう。 べつにそれで優越感を持っているわけではないが、 ここまできておいて、寸前であきらめるのはあまりにももったいない。 単なる「謎好き=エンターテインメント」としか受け取れないのは、 それはもう進歩もなにもない。見る努力をすれば見れるんだから。 どの人も、なにかを見た。それを必死に理解するために調べている。 それを理解しなければいけない。解釈が多少間違っていようが、 それはどうでもいい。恐れるのは真剣に考えなくなることだ。
妄想や幻覚や思い込みではない。
UFOは、すごく醒めた精神状態で見える本当に大気中の物体なのだ。
>>379 君が思いつかないだけ。
アポロで月に行った人はみんな守秘義務でいえてないが、
UFOを見て、その後は激変している。
脳内現象ではない。
というか何が不思議という言葉がおかしい。 不思議というのは「何」に注目してもわからない。 「何」と「何」の間、その不整合だろう。
はっきり言って、UFOは普通の人が手におえるようなものじゃない。 あまりにも複雑すぎるし、やはり、解きほぐせるものではない。 やはり、地球上の常識の枠は超えてるのは間違いないのだ。
どうしてこういう人は、自分だけは知っていると思うんだろうね
別に、思想や宗教の正当化のために UFOの目撃を主張しているわけではないということだ
>>384 いや、見ていないのは、本当には知らないということだ。
見ていたら、ちゃんとここで真剣になるはずだ。
知識なんていくら積んでも、あるかないかは判断できない。
>>384 あなたの場合、謙虚さというよりは欺瞞だろう
・「自分は知らない」という謙虚さをアピールするものの、
未知の範囲、その枠組みは疑わないくらいには謙虚ではない
・自分の枠組みを干渉されたくないから、
その人の人格に何らかの問題があるのだと疑って、
「分かっていないからといってくつがえるわけではない」
というふうに枠組みを温存するためにも、
未知のところを声高に叫んでほしくない
という現状維持な作法の要求だろう
私が言いたいのは、「専門知識不足の誤認」ではすまないほど、 決定的に異様な飛行物体というのは、やはり見る人はいるということだ。 それは何なのかは、推測するしかないが、物質には間違いない。 私のようにせっかくそういう主張をする人がいて、このスレッドにくる ほどにはあるかないかに興味をもっているのならば、仮にあると仮定 して、エンターテインメントやオカルトモノ、一種の誤認が拡大していっ ただけとするサブカルチャーとみなすのではなく、調べてもいいのでは ないかということだ。最初から茶化したり否定するつもりでいても、 それでは議論もなにもないのではないかということだ。 だったら、こういうスレッドというのは形だけの予定調和でしかない。
390 :
本当にあった怖い名無し :04/08/20 15:09 ID:8etzdhTa
アンチ反オカルト もって来る時点で何も分かってないな。コイツ。 大体、反証可能性も立証責任もダブルスタンダードもわかんないヤツが えらそうに語るなと。 で、月の不思議は見つかったの?具体的に書いてみろよ。
馬鹿はスルー これが基本
UFOが見える見えないの話を個人の信念とか理解力と混同されてもねえ。 なんかオレらが俗物だから何でもかんでも疑って「妄想」を理解できない みたいな言い方じゃないか。 それにこのスレの住人はみんな多かれ少なかれ「空中に浮かぶ変な物体」 見たことあると思うよ。オレもプレステみたいな飛行物体(変なたとえでスマン) が緑色に輝きながら乱舞するの見たコとあるもん。
それで、Gyiu7M1N は どんなUFOを見たのかな? そのUFOについての詳細な目撃情報を知りたいね。
Gyiu7M1Nって、事実や現象より理論が先に立っちゃって 持論のための自論を展開してるだけじゃん。 大槻教授とかと同じタイプ。 反論があるなら、言い訳ばっかりしてないで、 巨大すぎる以外の月の不思議を言ってみろって。 「月で人工地震を起こしたら30分以上振動が続いた」 とかいうレベルだったら、とりあえず天文板で揉まれてから出直せ。
>>362 そういうときは普通当時の大気の重さ、成分の方が理屈として妥当な気が・・・
今では重い→重力を少なくすればイイ ってのはどうも・・・
396 :
本当にあった怖い名無し :04/08/21 02:50 ID:2sEeCcgR
ていうか上みたけど長すぎ オレ頭弱いから簡単に説明してくれ↓
Gyiu7M1Nって要するに 漏れはUFO見たんだあ 誰が居ないって言おうが信じてないほうが馬鹿だね!! 馬鹿馬鹿ばーか!!! 理屈はいいんだ。見たんだ。ほらアポロの中の人は守秘義務だから。 文句言うなら見てから言え。バーカ。 って言うのをえんえん面白おかしく語ってるの? 違うの? よっくわかんねえなあ。もっとまとめてよね
399 :
本当にあった怖い名無し :04/08/21 21:36 ID:d7eAINgw
ロズウェル事件ってUFO墜落説が本当なの? 宇宙人の死体が回収されたってのは真実なのかい? UFO墜落じゃないなら、なんで軍は真実を隠し続けるんでしょうか? 詳しい人教えてください。
お断りだ
>>399 まず軍隊ってのは軍事機密があるから、UFOだとかに関わらず
何でも隠したがる組織だって事を理解してくれ。
で、ロズウェルだけど、1947年という年はソビエトの対立が深まりはじめ、
アメリカではソ連からの爆撃機やミサイルでも突然の攻撃を本気で警戒していた。
それを早期に発見するために気球を使った早期警戒システムが「プロジェクトモガール」。
現場に落ちていた残存物の素材との比較で、ロズウェルに落ちた物体は
このモガール気球であったことはほぼ間違いない。
今でいう偵察衛星のような役割のプロジェクトモガールは超軍事機密だった。
だからロズウェルに落ちた物体の正体を当時は明らかにしなかった。
州空軍は気球は気球でも「観測気球」と発表して事実を隠した。
1947年の時点でこの事件はこれで一旦決着する。
ちなみにこの時点で「異星人の死体」という話はまったくでていない。
「異星人の遺体回収」という話は、後にフリードマンとムーアという人が
MJ12の話に絡めて創作したもの。
47年当時にはいなかった「遺体を見たという人」が次々出てきて、
しかも遺体の数が目撃者によって一致しなかったり、目撃場所がいつの間にか
農場の北から西に変わっていたりと、信ぴょう性はゼロに等しい。
402 :
本当にあった怖い名無し :04/08/21 22:18 ID:d7eAINgw
>>401 すごい納得しました。
あなたはスゴイ!まじ感謝します。
>>402 どういたしましてw
上の方にいるトンデモさんが噛み付いてくれないかなー、とか思ってたんだけどなー。
UFOみたことありますよ〜。 仮に、それに宇宙人が乗ってたとして、 どうしてアクロバティックな飛行をする 必要があるのか疑問。
ロズウェル事件の謎が解けてしまうと UFOに宇宙人が乗ってるなんていう説はありえないと感じてしまうな。
407 :
本当にあった怖い名無し :04/08/22 12:35 ID:76kFzGwv
ところで、水銀は過去ログから、 エンジェルパス氏への質問をまとめておきなさい。 せっかくエンパス氏が来たときに質問がまとまってないと、 また何にも聞けないでしょ。 たしか オタクなんたら っていうのが質問を書いてたはずだ。
408 :
本当にあった怖い名無し :04/08/22 21:15 ID:oHhLt13U
なんか図書館行ってUFOの本読んできたら 宇宙人が地球にやって来たのは、過去一度もないって! 生命がいるだろうとする星から 地球に来るだけの時間とスピードが無理だって。 もし来るなら、その宇宙船の中で何回も世代交代が行われてるはずだと。 それか寿命が1億年とかじゃないと無理だと書いてあったよ。
409 :
本当にあった怖い名無し :04/08/22 22:44 ID:0PlgmThS
うわっ!物凄〜い長文!! 我が家のキンキン(金魚)の、長〜いウンチも歯が立ちましぇ〜ん
410 :
本当にあった怖い名無し :04/08/22 22:45 ID:nZUa/yAw
UFO求ムん?
411 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 01:56 ID:lyI2nT/L
他の惑星を探査する際バレバレな姿では現われないはず 自転車や車なら同じような大きさの異星人だろうし ビンや缶みたいなものだったら気付くだろうか
412 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 11:39 ID:PT8zA7XQ
>>401 プロジェクトモガールだとすると
ロズウェル事件の年とは矛盾が出るらしい。
その年代にモーガルをやってはいないらしい。
って本に書いてあったYO!
しかも1997年?だったかに軍がロズウェル事件の報告書?を発表しただろ?
回収されたのは宇宙人の死体ではなくて、ダミー人形だと。
当時、遺体の話がなかったのに、なんで1997年になってダミー人形だなんて
言うんだろうか?人形なんて最初からなかったって言えばいいのに。
と、疑問に思ってしまうんだが・・・どういうこと?
413 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 11:46 ID:PT8zA7XQ
414 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 13:27 ID:TzMTzHL1
>>412 墜落されたと思われるプロジェクトモーガル No.4 は
1947/06/04 に打ち上げられています。
年代に矛盾は生じません。
415 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 13:28 ID:PvjcbnwH
>>412-413 その2点はよくトンデモさんが反論の根拠にしてるやつだね。
たしかに空軍のロズウェル事件の公式報告書は、1994年と1997年に出ている。
(1997年のは「The Roswell Report: Case Closed」 という本になってるので、
読んでみるといいよ!)
プロジェクトモガールは1947年の5月から9月の間に15回打ち上げられてる。
ロズウェルに落ちたのはこのうち6月4日に打ち上げられた4回目のもの。
年代は全く矛盾してないよ。
なぜ年代が違うという説があるのかは不明。
(もしかして下のダミー人形の件と混同があるのかな)
エイリアンの遺体の件は、
>>413 のページにも載っている
いわゆる「トマトマン」という遺体写真についてのこと。
この写真に写ってる異星人らしきものの正体は、ダミー人形だと言っているだけ。
ダミーは宇宙開発の実験用の人形で、1953~1959年まで使われていた。
この遺体写真がロズウエルの事件のものだと言っているのは軍ではなく、
一部のロズウェル事件信者のひとたち。
年代の違いを考えても、ダミーがロズウェル事件のものだとは空軍は考えてない。
反論ありがとう。スレタイらしくなってきたねw
416 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 13:30 ID:PvjcbnwH
417 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 13:30 ID:TzMTzHL1
>>412 ロズウェルレポートを読んでいないのでしょう。
後年、“目撃者の記憶も曖昧になってから”
突然遺体の話が出てきた理由として・・・
・ダミー人形の落下実験を偶然見た人が勘違いしたのでは?
・B29の空中給油訓練中に墜落したB29の残骸・死体を勘違いしたのでは?
という“推測”を行っているだけです。
418 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 14:30 ID:TzMTzHL1
尚、1947/07/09付けのロズウェル・デイリーレコード誌の インタビューからも分かるように、 残骸が最初に発見された日付は 1947/06/14 です。 ビリーバー本に書いてあるような 7月頭ではありません。
420 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 16:45 ID:PvjcbnwH
>>418 なんでビリーバーの間では7月4日が墜落日ってことになったんだろうね。
6月24日のケネスアーノルド事件のUFOが墜落したUFOと同じって説もあるから、
6月14日じゃ困るからかなw
7/4は、農場主のブラーゼルが「墜落物の残骸を拾った日」
「発見した日」は6/14ってちゃんとロズウェル・デイリーレコードに書いてあるのに
トンデモさんたちはこの部分を引用しないんだよな。
421 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 16:59 ID:PT8zA7XQ
>>417 >ロズウェルレポートを読んでいないのでしょう。
読んでないYO!
オイラは図書館でUFOの本を読んだ程度だYO!
んで、ロズウェル事件に関しては元から関心があった程度だYO!
ここのみなさんはすごいと思うYO!
質問すると、納得の答えが返ってくるからNE!
422 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 17:04 ID:PT8zA7XQ
オイラのよく行く図書館には UFOは宇宙人の乗り物、ロズウェル事件の矛盾を書いた本と 宇宙人が地球に来るわけない、アブダクションも思いこみっていう本の 2タイプの本が置いてあるから、両方読むと疑問が生じるんだYO!
423 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 18:02 ID:wIptQ944
そういや小3だったか小4の頃 体育のプールの時間にUFO突っついたことあるわ
424 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 18:36 ID:PT8zA7XQ
(巛ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡ミ彡)ミ彡)
_l\ ,,从.ノ巛ミ 彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)''"
_/ ;vヽ 人ノ゙ ⌒ヽ 彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)'
\ /・ ・l ,,..、;;:〜''"゙゙ ) 从 ミ彡ミ彡)ミ彡,,)
√(^ ∀ ) ,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙
>>423 彡 ,, ⌒ヽ ミ彡"
| (:::..、===m==<|::::::゙:゙ '"゙ ミ彡)彡''"
|_=|:::. |::. | ' ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_ ) 彡,,ノ彡〜''"
(__)_) ゙⌒`゙"''〜-、,, ,,彡⌒''〜''"
"⌒''〜"
425 :
432 :04/08/23 19:00 ID:wIptQ944
>>424 ひどいな焼くなよw
でもこれマジよ多分30〜40人は同時に見てる
426 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 19:24 ID:9ySOrh+l
homepage3.nifty.com/hirorin/ufofakes.htm
427 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 20:30 ID:PT8zA7XQ
. r- 、
l ``''‐ .、,_
>>423 ト 、.,,_ r‐‐、 `'‐ .、, ↓
. l /.'┤ | ``''‐ 、,
l // │ │`>ァ 、 ``' - 、,
. l .// | .|/ .// ``i‐ァ-,.、i´ `i ``'‐、
l, !/ l _| ',二,‐.、 ,'/ レ | |‐,.、,_ |
.l ヽ. ;r 、,、-.'´ .ヾ,..(::)ヽ` ′r,ニ,'┤ |ノ! ! |
l/! l r'´_,,.............,」 .l~ '.(::)'i:| |´ .| | <もうしないから許して!!
. l ノ y' l/ ヽ ` .| | │ |
. l' /l ー――-.v′ " ノ .| | │ |
l/ / __ ノ ,r==.ァ ./| | │ |
ゝ、l_ `7 `ニ′ 入」 | │ |
``' ー- ..、ノ,,_ / | | │ |
``'' ー-´- .、.,_│ | │ |
`` ''''ー- ⊥.,,,」
428 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 21:01 ID:TzMTzHL1
>>420 多分ビリーバー本でも7/2に設定しているものが多いと思います。
1947/07/08 の ロズウェル・デイリー・レコード紙に、
ダン・ウィルモット夫妻がUFOを目撃したという話があるからです。
429 :
本当にあった怖い名無し :04/08/23 21:04 ID:TzMTzHL1
参考資料も追加しとくか。 ここに注意!「円盤は六角形で、気球からケーブルで吊り下げられている」 -------------------------------- FBIテレックス(当時の機密文書) -------------------------------- 空飛ぶ円盤に関する情報 第8航空団司令部からの電話連絡によると、 本日、ニューメキシコ州ロズウェル近郊で、 空飛ぶ円盤と見られる物質が回収された模様。 円盤は六角形で、気球からケーブルで吊り下げられている。 気球の直径は20feet(6m)。 さらなる情報によれば、発見された物体はレーダー反射板のついた 高高度気象観測用気球に似ているが、 現地司令部とライト・フィールドのあいだの電話ではこのことを確認できなかった。 円盤と気球は調査のために特別機でライト・フィールドへ輸送された。 それ以上の調査は行われていない。
ロズウェル事件を信じ込むヤシはニセ情報のいいカモだ。 ロズウェル事件でUFO否定派になったヤシは超政府のいいカモだw
431 :
本当にあった怖い名無し :04/08/24 11:20 ID:S97b7v5b
出た。何ひとつ根拠を出せない陰謀論者。妄想。
432 :
本当にあった怖い名無し :04/08/24 13:35 ID:CqyNWrYx
ペヤング
433 :
本当にあった怖い名無し :04/08/24 20:55 ID:9aoZY+26
まあ結局 UFOは「未確認飛行物体」ではあるけれど、宇宙人の乗り物ではない罠。 宇宙人も地球にやってきてもいないし、宇宙人に誘拐されたとかいう話は妄想。
434 :
本当にあった怖い名無し :04/08/24 21:12 ID:qsNQyK3+
ここいらで水銀がそろそろマニアックな反論を
>>433 に
ないスか?
436 :
Mercury ◆YXXD24Gj2U :04/08/24 21:30 ID:AxWGwlt9
>>407 え?私めですが???
オタクなんたらってそういうコテ半のこと?あー。もうったら。
>>435 しないしない。俺、最初っからUFO=宇宙人の乗り物説には否定だもの。
437 :
本当にあった怖い名無し :04/08/24 21:32 ID:S97b7v5b
んじゃ、マニアックな反論。 アブダクションが妄想だというのは正確な表現ではない。 多くの場合、アブダクティはその証言をする前に、 これから自分のする証言の種となるような情報を 他のアブダクティの手記などによって知っているのは事実である。 しかし、アブダクション体験を自分の記憶として「思い出す」のは、 アブダクション専門のカウンセラーへかかってからである。 つまり、事前に条件付けはされているものの、 アブダクティの妄想が原因でアブダクション体験が作られるのではなく、 カウンセラーから偽の記憶を植えつけられることによって、 アブダクション体験が現実の体験として記憶されるのだ。 偽記憶症候群を参照のこと。
438 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 07:41 ID:FHmqPr5R
>>401 >「異星人の遺体回収」という話は、後にフリードマンとムーアという人が
MJ12の話に絡めて創作したもの。
創作の根拠が無いですね。 フリードマンとムーアという人が文章に
する前に現地の人の目撃証言があります。
稀な体験を、否定的見解の方たちは「そんなのホントだったら怖いよ〜」と
おびえていますね。
>しかも遺体の数が目撃者によって一致しなかったり、目撃場所が
いつの間にか農場の北から西に変わっていたりと、信ぴょう性はゼロに等しい。
目撃者の人たちが実名で登場する映像や番組をいくつも見たことありますが
上のような矛盾があったら数十年前に指摘されています。
上の分の信憑性の高さの理由を示していただきたいですね。
439 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 07:42 ID:FHmqPr5R
>>408 あなたの意見は、相対性理論や、ビッグバン理論とかいう
大昔の話を基にした空想です。
人はまだ、重力の秘密を解明した、4つの力を統合した統一理論を
まだ知らないということをお忘れなきように。
1.2.次元の世界しか認識できない生物と3次元を認識する
生物(人&鳥)の移動&認識距離が飛躍的に広がるという身近な例からも、
重力を克服したかのようなUFOの目撃情報に、整合性を感じることはあっても、
矛盾はありませんよ。
>>414 その情報源がもし軍の資料とか言うのでしたら、
それを信用する根拠は何ですか?
秘密作戦だから最初は内緒にしてたけど、後から出てきた資料は
「アメリカ軍うそつかない」と思い込むのも
思考が幸せすぎるように思います。
ロズウェル当時こんな実験会ったよという日付を操作することなど
意味無いくらいたやすいことなのですが。
>>417 どこの世界にマネキンと、生物の死骸を間違える人がいるのでしょう。冷静に考えてくださいね。
>>433 私はこれからUFOを呼びますといわれ、たくさんのUFOがやってきて、ビデオに何度も収録されているという経験があるので、もうしわけありませんが、経験者の勝ちです。
440 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 08:31 ID:FHmqPr5R
>>428 そのとうり7月2日です。
映画「インディペンデンスデイ」の冒頭も、いきなり意味ありげにズーンと
「7月2日」とテロップが登場し、物語は始まります。
重要な日ということです。
441 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 12:14 ID:Lplx6SoD
>>438 > 創作の根拠が無いですね。 フリードマンとムーアという人が文章に
する前に現地の人の目撃証言があります。
目撃者の名前と証言内容は?
> 矛盾があったら数十年前に指摘されています。
1994年
墜落肯定派の間で、大きく2つの勢力ができる。
ランドル,シュミット(決定的証人:ラグスディル)
VS
フリードマン,バーリナー(決定的証人:ジェラルド・アンダーソン,グレンデニス)
両者の間で、大いに矛盾がありますが何か?
442 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 12:20 ID:Lplx6SoD
>>439 愚鈍な陰謀論者は、陰謀があるという根拠を示しなさい。
立証責任はそっちにあるんだから。
海外では、肯定派でも一部の過激派以外は巨大陰謀説なんていう、
なんでもありの都合いい話は出さないよ。情けない。
特に、情報公開法で無理やり開示させられた文書まで、
陰謀・情報操作の結果だというようなのは、
肯定派の間でもキチガイ扱いされるしね。情けない。
443 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 12:57 ID:9L8ygdu/
444 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 13:04 ID:Lplx6SoD
別にNASAは隠蔽体質じゃないし。 世界中でもっとも開かれた機関だよ。
445 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 13:22 ID:9L8ygdu/
NASAはUFO等の問題は大衆に対して情報操作することが重要であると ブルッキングス・レポートですでに示していますが。
446 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 13:42 ID:YRAVClxw
447 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 13:53 ID:nYb2V4dC
448 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 14:01 ID:YZxo2dU7
高尚なお話の途中で悪いけど。 10年位前?もっと前? 日本発ロス行きの日航の貨物機の乗務員(機長、副操縦士、機関士?)三人くらいが飛行中に 「巨大な飛行物体を目撃、しばらく追尾した」って話し覚えてる人いない? ごく至近距離で長さは目測100メートルくらい 「お釜を伏せたような異様な形」で、ロスの町の明かり(何かのサーチライト?) にお釜形そのものが照らし出されて見えたというもの。 いきなり機を追い越して消えたって。 ロスの管制塔に報告して騒ぎになり、NASAの調査を受けて結論が 「人工衛星か流れ星」… 帰国後、機長が「名誉にかけてそんなものではなく、はっきりと見た」と週刊誌やなんかの インタビューに答えたら 日航側が「妙な発言ばかりすると機長としての資格を剥奪することになる」とお怒りになり 結局職を解かれ、馬鹿扱いされて彼は沈黙した。 すごく気になった事件なんですが…
449 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 14:06 ID:9L8ygdu/
>>446 その様な主旨と言う事です。
215、216ページあたりですかね。
450 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 14:27 ID:YRAVClxw
>>449 あ、なるほど。いや、多分そこの当たりの話だとは思った。
でもBrooks Reportの主旨って
「もし異星人の存在が確認されたら、社会や宗教的混乱があったら大変なんで、
リスクマネジメントをどうするか」というレポートだと思うんだけど・・・
これを「UFO等の問題は大衆に対して情報操作することが重要である」と解釈するのは
さすがに行き過ぎじゃない?
451 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 14:30 ID:YRAVClxw
あ、一応いっておくと、自分としては、 NASAてのは研究機関としては世界一開かれた機関ってのは異論ないけど、 お役所としてはやっぱり隠ぺい体質だと思ってるよ。
452 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 14:57 ID:YRAVClxw
453 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 15:16 ID:Lplx6SoD
>>439 > どこの世界にマネキンと、生物の死骸を間違える人がいるのでしょう。冷静に考えてくださいね。
肯定派が引き合いに出す目撃者の証言ってのが、ほとんど根拠の無い逸話だってところから、
軍の調査委員は目撃者の証言なんか重視してなかったんだよ。
でも、「軍は目撃者の証言を軽視しすぎだ」って非難きたからね。
たぶん、軍の調査員は
「どうせ後から作った話だろ?ロズウェルの話にのっかって。根拠もねーし。」
って考えてたんだけど、無理して考えられる説明を書いたってとこじゃないかな。
ちなみに、B29の空中給油訓練中の事故は無視ですか?
454 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 15:37 ID:Lplx6SoD
455 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 16:47 ID:VD3pmG0Y
452,453さんサンクス!それですね! かなり記憶違いがありました。アラスカでしたね。 思いがけずいい資料に出会えました。 他の機も実は目撃していて、レーダーにも映っていたのに 口を閉ざされたり、アメリカ側がありえない仮説で収めようとしたのは やはり、しられてはありがたくない「何か」が飛行してはいたんでしょうか… しかし、お釜型って・・・ とにかく興味深い話です。 他の乗組員二人のお話も聞きたかったけど、わが身大事で沈黙したんでしょうね。
456 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 17:50 ID:Lplx6SoD
なぜこんなにも日本では陰謀史観がはびこってるのか。 過激派ばっかなのかなぁ。
457 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 19:04 ID:o4Iyu4F3
国内の飛び物伝承って、どのくらいあるんですかね? 日光・男体、女峰山の「鬼の飛び銚子」。 和歌山・日高川上流、果無山系の「猿盃」。 新潟県内にもありましたよねえ?
458 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 19:05 ID:wUpvG7mx
459 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 19:06 ID:2mNy7vva
>>457 興味深いテーマですな
詳しい人降臨希望
460 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 22:03 ID:YRAVClxw
>>457 それは面白そうな話題だねー。
でも自分はロズウェルとかの洋物中心なんで詳しくないw
常陸の国のうつろ船伝説くらいか。
461 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 22:06 ID:2s6azuBE
462 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 22:17 ID:DSwnfkZx
飛び銚子は鉄製の様な銚子型の物が、一列になり、フラフラと 山影から出てくる物で、日光山域の山伏が見たと言います。 山に棲む鬼の玩具だと言っていたようです。 昔は2〜3年に一度現れましたが、戦後は見なくなったそうです。 猿盃は、宙空を飛ぶサルノコシカケ型の物で、果無の入らず山で 見ると言い、見た者には不幸が生来するといいます。 さあ、お前らもネタ出しやがれ!
463 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 22:21 ID:YRAVClxw
464 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 22:24 ID:DSwnfkZx
もっとマイナーな民間伝承のネタはないのか! つまらんぞ、貴様ら!
465 :
Mercury ◆YXXD24Gj2U :04/08/25 22:36 ID:yRqVx6+N
>>464 ほな龍口寺でググてみ?自分で説明するの面倒。
間違えた
468 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 22:47 ID:DSwnfkZx
あれは日蓮の捏造だろ。 オレ大嫌いなんだよ、日蓮とか日蓮宗。 現世にいたら暗殺してるわ。 そうじゃなくて、特定地域の人たちに日常生活の中で認知されてる伝承だ。 飛び者、光り物、龍灯などで、形状からUFOと認定できる伝承はないのか!
469 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 22:52 ID:HsHCNwbW
>>455 相手がお釜だけに、後ろから追突されなかっただけ良かったと(w
時期や米軍の不自然な対応を見る限り、
どうも米軍の秘密兵器っぽい印象だな。
でも、宇宙人が乗ってたとしても米軍は同じような対応をしそうだが。
470 :
Mercury ◆YXXD24Gj2U :04/08/25 23:04 ID:yRqVx6+N
>>468 そうかごめん。
でも日蓮を嫌うことはないと思うけど。相加なら嫌うのも分かるけどね。
じゃあ、こういうのは。
10年以上前だったけど秋葉原にUFOがやってきたよね。結構な人が目撃してて。
大学時代の友人がやっぱ目撃したって言っていたよ。だから何?と言われてもあれだけど。
471 :
Mercury ◆YXXD24Gj2U :04/08/25 23:06 ID:yRqVx6+N
472 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 23:10 ID:DSwnfkZx
どこがハードだ!
ナスカの地上絵って不思議だよな。 あんなにでかいもんを作って、何が目的なのか誰も知らんし、見つかったのもついさいきんだし。 作り方は解明できたみたいだが、あんなところに石ころであんな模様を描く目的がわからん。 しかも見れるのが大気圏外だというから驚きだよな。 遺跡と言うのは、だいたいでかい建造物を作るものだが周囲にそのような遺跡はないし。 図案にしてもおかしい。普通は神を象徴とした、空想、または神に由来する動物などがモチーフなのだが ナスカの場合、ほ乳類、は虫類、昆虫など、モチーフとしては意味が見つからない。 まぁだからといって、異星人と結び付けるのも強引だが、やはり目印なのかな。 「あそこの星にはこんな生物がいる」とか。そうだったらいいなぁ。 謎だな。どっちにしろ。
474 :
Mercury ◆YXXD24Gj2U :04/08/25 23:16 ID:yRqVx6+N
>>473 いや、普通に飛行機から見えるって。ナスカの地上絵。
>>472 ごめんちゃい。たまにはいいんじゃない。
>>457 半村良氏の「妖星伝」とかは参考になりませんか?
小説の中で出てくる話なので、風聞程度かもしれません。
書店に無いかもしれませんので、図書館などで尋ねて下さい。
>>474 え?飛行機から見れんの?
たしか数点は大気圏外からじゃないと見れないと、そう記憶していたんだけどな。
477 :
Mercury ◆YXXD24Gj2U :04/08/25 23:21 ID:yRqVx6+N
>>476 数点は?そういうのもあったかも知れないけど。。。
有名どころは全て普通の飛行機から撮ったのだよ。
しかもジャンボジェット機じゃなく。
478 :
もう独り事でも話すか :04/08/25 23:24 ID:DSwnfkZx
早川孝太郎の三州横山話に「通り悪魔」と称し、葉巻き型の話が出ているが、 葉巻き型に関してはアレくらいか。 テンコロコロバシは岩手だったかな…
479 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 23:24 ID:0akMVXLd
コダイにも熱気球があって空から確認できたって 特命リサーチでゆってたよん。
480 :
本当にあった怖い名無し :04/08/25 23:34 ID:YRAVClxw
>>473 地上絵を描いた古代人自体の記録が全くないからねー。
謎と言えばほんとに謎。
昔はハチドリやクモの地上絵に直線が多いものだから、
「UFOの滑走路だ」とか言われてたよね。
UFOが滑走ってあんた・・・w
ああ・・・このレスもあんまりハードじゃないなぁw
一説には熱気球を使って、古代ナスカ人が天空に上り、上空から眺めたのではないかとも
言われるが、ナスカの地上絵はあくまでも巨大な幾何学図形が主役であり、人間の目を楽
しませるような具象図形は、極めてマイナーな存在である。地上絵作成の過程で、何らかの
必要性から熱気球が用いられた可能性は否定できないが、少なくとも一万三千本の直線
は、上空から見る目的を前提として、人間の創作衝動をくすぐるような図形ではないだろ
う。一方で、宇宙考古学の先駆けであるエーリッヒ・フォン・デニケンは、ナスカの地上絵は古
代の宇宙飛行士のために描かれた“滑走路”だったと主張する。
検索したらこんなん出てきた。興味あったらどうぞ。↓
ttp://www.fitweb.or.jp/~entity/kodaibunmei/nasuka.html
って、
>>481 を見おわったんだけど
結局宇宙人関係説は簡単に否定されて新説が語られてるね。
まぁ古代マヤと関連があり、双方宇宙を意識して作られたというのがまたまた不思議なところか。
うーん。 当時の人々が死んで何千年経っても、生きた痕跡が残ってるなんて。 連続レススマン。
484 :
╂┴┳┘ :04/08/26 08:15 ID:b/CidhzP
485 :
本当にあった怖い名無し :04/08/26 11:21 ID:hXOLA0eR
次のトリビアです。 ナスカの地上絵はジャンボジェットの高さになると・・・ 薄くて見えない。
486 :
本当にあった怖い名無し :04/08/26 21:21 ID:x9ts7Qyq
さっきアンビリバボーで カブレラストーンとナスカの地上絵をやってたが やっぱ大気圏外からの絵もあるらしいよ しかし あの石に刻まれた絵はスゴイよな これから解明されるのか?
>>486 なんかあからさまに怪しくて良いねえアノ石
捏造する方がむしろ簡単かもしれないけど
やりすぎ感がたまりませんな
あー言うのが実は物凄い発見だったり...するのか?
どうなの?水銀さん
昔にもオーパーツとされていた恐竜の土偶が研究の結果、捏造だったって話もあったしな。 あれだって簡単な表面の年代判別でさ。 あの石自体がそんくらい古いものだっただけで、後で絵を描いただけの偽ものだったり。 とりあえず絵を掘った溝の年代を研究していただきたい。
ハードな話じゃないがここで相談。 漏れがリア厨かリア工の頃 その時夏で暑かったんで窓開けて なんとなく空を眺めてた。 そしたら神社のある山の上くらいに「∴」みたいな光の点が三つ 急に現れた。∴は上下逆だったかもしれない。曖昧でスマソ、昔のことなんで。 急に現れたと言っても、驚くようなものではなく、ホントにスゥっと現れた感じ。 で、少なくともそれがただの星じゃないことはすぐに分かった。 その点が動いてたから、形としては「∞」みたいな軌道を一周くらいしてた。 その軌道は絶対に飛行機では無理だし、速度が半端じゃなかった。 大体1秒くらいで軌道を回りまたスッっと消えた。 しかもそのあいだ∴の位置関係が全然変わらない、つまりその三つの点は明らかに一つの 大きな物体のものだと思った。 突然のことなんで驚きはなく、ただキョトンとしてるだけだった。 少しして、あれは人間が知ってるものじゃないと思い、怖くなって窓を閉めて寝た。 スマソ、これだけです。でも実話です。 結局俺が見たのは何だったんでしょうか、ご教授お願いします。
真夏の夜の夢
ちょっとお尋ねしたいのですが・・・ 10年以上前のUFO番組だと思うのですが、四国か中国地方で撮影されたUFOと言われる写真が紹介されました。 山間部の遊歩道から空を撮影した写真で、黒い三角形(一部がギザギザ)が写っている写真です。 当然、番組内でその写真の検証をしていたのですが、『こんな形の飛行機なんて有り得ない。』 『本物のUFO写真です。』と鑑定されていました。 もう一度見てみたいので、その写真をお持ちの方がおられましたらUPしてください。 今にして思えば米空軍のB−2だと思います。 極秘で日本国内を試験飛行していたのでしょうか?
493 :
本当にあった怖い名無し :04/08/28 23:41 ID:qBwR0xSY
俺もちょっと質問 昔、TVのUFO特番で、NASAか何かの宇宙空間の映像で、 人工衛星?シャトル?からUFOらしき動く物体に発砲?レーザー攻撃?してる のがあったのだが、あれって合成画像だったのかな?詳細わかる? 当時あの映像見てスッゲェ〜と思ったのだが・・・
494 :
本当にあった怖い名無し :04/08/29 00:18 ID:/PaGsref
492は知らんが493はなんとなく覚えてる。 確か攻撃されたUFOが鋭角で方向転換して、 スピードを上げて視野の外に出る、って奴だったかな。 これはどこかのスレで合理的な説明がなされていて、 UFOでは無いという見方にも納得できたな。 だからと言って俺はUFOを否定論者じゃないよ。 実際見た事あるし。
>>493 ネプリーグだったと思う。
録画してあったと思うから探してみまする。
496 :
本当にあった怖い名無し :04/08/29 00:52 ID:R9rsORAE
>>494 ソレソレ 鋭角に移動してたよ
あと似たような映像がいくつか紹介されてたと思う
>>493 ??ネプリーグ??
でそんなのやってたのか??
497 :
:04/08/29 03:00 ID:WPg6qB+9
>>492 僕はB2だったと思いますね。日本に内緒でテスト飛行のようなことをしてたんじゃないでしょうか。
20年くらいまでさかのぼると結構黒い3角形UFOはありますね。しかもライトを点けたりしてます。
ふつうの目撃談って銀色だったりオレンジだったりなのに、これってつや消しの黒なんですよね。
>>490 もう一つのUFOの真実
ttp://newtxr.hp.infoseek.co.jp/rc-build/ufo/ufo3.htm 「それは、突然鋭角に曲がり飛んでいった。とても飛行機とは思えない」
おい、あんた、飛行機のこと知ってんの!? ぜんぜん、全く飛行機のことを知らない人が
「飛行機とは思えない」なんていわれても説得力 0 です。確かに飛行機は円を描くように
して旋回します。しかし、円に見えるのは真下にいるときだけです。斜めから見れば鋭角に
なるのは当然です。先にも書いたように、空を飛んでいるものは距離や大きさを認識することが
非常に困難です。それが夜で、飛行機のライトしか見えないようならなおさらです。
ただの飛行機の旋回をUFOが、未知の飛行技術で飛んでいるかのように錯覚するのです。
499 :
本当にあった怖い名無し :04/08/29 13:09 ID:mWbWQurh
飛行機の旋回を真横から見ると、確かに鋭角ターンに見える。 しかし、この場合は速度の変化が必ず起きる。 動いていた光点がだんだん減速し、やがて一点に静止する。 その後ゆっくりと逆方向に動き始め、加速しながら飛び去る。 飛行機が円形に旋回する以上、この速度変化は避けようがない。 つまり、動いていた光点が速度を維持したまま突然方向を変えるという動きは、 飛行機では説明できない。
500げとー _/ ̄ ̄\_ └-○--○-┘≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
「速度を維持したまま」というのが錯覚だという可能性は?
502 :
本当にあった怖い名無し :04/08/29 22:05 ID:5lQs/ixK
基本的な記憶が曖昧な割には やたら詳細に「動き方」だけ覚えているのは不自然だなぁ。 UFOや心霊現象より遥かに身近である犯罪の目撃証言なども、 実は記憶の中に「誤情報」が多すぎて使いものにならないことが多い。 驚いた、恐かった、などという断りがつく証言が 一体どれほど信用できると言えるのか? ついでに言うと「証言者」というのは 面白おかしく しようと脚色をすることが多く厄介。 テレビ番組などでペラペラ喋ってるような奴の話は・・・
>>496 スマン見つからなかった。
多分ネプチューンが出てる番組でアキバさんが野外女子プロ会場に出没したSPの後半だったはずだ
504 :
本当にあった怖い名無し :04/08/29 22:33 ID:hsrFCDe3
宇宙の誕生は平等なので例え宇宙人いたとしても進化論的に人類と同程度の文明しかないらしい。 だからUFOは地球の乗り物らしいぞ。 そんなもんの開発に大金出す電波な国はアメリカか北朝鮮しかないが
505 :
本当にあった怖い名無し :04/08/29 23:10 ID:4BCS4Zsx
>>494 有名な映像。
シャトルの外に漂う氷の粒が、
シャトルのスラスター噴射にフッ飛ばされて方向転換しただけ。
506 :
本当にあった怖い名無し :04/08/30 00:38 ID:oe+kG4ut
だからさー、UFOは固有名詞じゃないんだって。 ここのスレの住人は頭悪いんですか? 定義付けしてから話しようよ。
>>506 オカ板に来て煽ってる時点でおまえも頭悪いよ、十分。
>>499 飛行機の定常円旋回だって、見る角度によれば
速度を維持したまま突然方向を変える、ように見えるんじゃネーノ?
>508 それは絶対に無い。 真下から見た円と真横から見た直線、その間の楕円。 速度を抜きにしても突然方向を変える様な 機動が有る訳が無い。
真横から見た直線(に近い軌道)の場合は 鋭角で曲がるように見えると思うんだけど。 速度を抜きにするならなおさら。
>510 それは正しい。 しかしそれは「方向を変える」と言った曖昧なことではなく、 元来た方向に180度(±何度か有るだろうが)ターンする場合のみ当てはまる。 したがって直角に曲がったとか汎用性が無いので、有り得ないと書いたのよ。
>>504 俺は進化論とか全然分からんけどさ
人類が最善の進化でここまで辿り着いたとは言い切れないわけだろ?
だったらもっと文明が進んだ星も無いとは言い切れないんじゃないかと
513 :
本当にあった怖い名無し :04/08/30 13:35 ID:JjUQXk+w
>>512 正しい。
ただ、宇宙人が地球に来ているという説には全く根拠がない。
俺もUFO見たことある。 夜に車で走っていた時、前方上空を真っ白に光る物体が凄い勢いで横切った。 同乗していた母親と兄も見ていて、「なんだ今の?」としばらく盛り上がった。 ただし、それが宇宙人の乗った宇宙船だったとは1%も思わないね。
515 :
496 :04/08/30 15:02 ID:MzkdkABn
>>505 そうかー 当時はそういう風には見えなかった
当たる前に方向変えてたように思ったんだが
516 :
本当にあった怖い名無し :04/08/30 15:29 ID:JjUQXk+w
> 人工衛星?シャトル?からUFOらしき動く物体に発砲?レーザー攻撃? これものすごくSF入ってますよ。
517 :
本当にあった怖い名無し :04/08/30 18:47 ID:FAQ5K6px
518 :
本当にあった怖い名無し :04/08/30 18:52 ID:JjUQXk+w
レーザーのようなものって、どれよ? レーザーは光速で進むってことを忘れてない?
519 :
本当にあった怖い名無し :04/08/30 18:57 ID:FAQ5K6px
別にレーザーと思っていないが。 直線の軌跡なのでその様な表現をした。
520 おつかれちゃん
>>513 宇宙人が地球に来てるというのは何の話だ?
漏れが言及してるのは星の存在まで
522 :
本当にあった怖い名無し :04/08/30 20:52 ID:JjUQXk+w
>>521 君は正しい。
けど、便乗して妄想膨らませる低脳への牽制はしとくべきだと思ってね。
ご期待に応えようかな。 宇 宙 人 は 遥 か 以 前 か ら 地 球 に 来 て い る ! そして人類が増えたら人間を収穫に来ます。だって人間は食料なんだもん
524 :
本当にあった怖い名無し :04/08/30 21:17 ID:VpqjnvJS
まあUFO=異星人の乗り物 説の一番おかしなところは、1947年のケネス・アーノルド事件 以前にいわゆる「空飛ぶ円盤」と呼ばれる物の目撃情報が皆無なのに、この事件の後には アメリカを中心に「空飛ぶ円盤」の目撃情報が多数ある事なんだよね。 なぜおかしいかと言うと、ケネス・アーノルドは記者に話した目撃報告として、未確認飛行物体 を見たけれど、その形は遠くて良く解らなかったが、「飛び方」はまるでソーサーのようだった と言っていて、彼はその未確認飛行物体の形状を言ったのでは無く、その飛び方がコーヒー カップとかの受け皿の”ソーサー”をフリスビーのように水平に飛ばしたような飛び方だった と言っているだけで、フライング・ソーサーってのは記者が勝手につけたネーミングなんだよね。 つまり、空飛ぶ円盤の根拠がただの記者の誇張でしかないのに、なぜそれ以降の未確認 飛行物体の目撃報告は皆「円盤」なのか、普通に考えたら先入観でそう見えている、としか 思えないし。
人間は見たいものを見る
526 :
本当にあった怖い名無し :04/08/30 21:33 ID:zqEPJ9nc
円盤じゃないのを見たかった人がいなかったってのか?
527 :
496 :04/08/30 21:35 ID:MzkdkABn
>>517 アリガト
そうそうこの映像だよ なつかしー
これって吹き飛ばされてるようには見えないがな
あと2パターンくらい別の映像があったと思うが
528 :
本当にあった怖い名無し :04/08/30 22:26 ID:VpqjnvJS
>>526 世界初の空飛ぶ円盤目撃報告と言われている事例がケネス・アーノルド事件なのだ
し、当時それは多数の新聞記事にもなって大反響を呼んだ、それが先入観の基盤
となったとは思えない?あの事件の「円盤」をベースとして様々な異星人物のドラマや映画
が当事から作られ始めたし。
それに、人は知りたい情報は記憶に残るけど、興味の無い情報はすぐに忘れられる
ってのもある、未確認飛行物体=UFO説がメディアによって広められた後で、それ以外の
形の未確認飛行物体が目撃されても、異星人の乗り物としてのUFOと認識されて記憶されて
いたとは思えない。
529 :
526 :04/08/30 22:38 ID:zqEPJ9nc
>528 あれは、525の人にむけたつもりだったんだけど・・・・ それに俺が言いたかったのは、UFOの形状の事じゃなくて、 その、円盤を他の対象で表した人がいなかったかってことです
530 :
本当にあった怖い名無し :04/08/30 23:59 ID:X7sWN+Ts
>>524 それまでは、変なものを見ても馬鹿にされるのが怖くて黙っていたが、
アーノルド氏が馬鹿にされるどころかさんざんマスコミに取り上げられて
時の人になっているのを見て、それなら、自分も堂々と話してみようと
思い始めた、と考えれば、一応説明はできると思う。
それに、実際には円盤とは言い難い形状の目撃報告も少なくない。
では円盤状のUFO目撃談は すべて誤認もしくはでっちあげと判断してよろしいか。
>>517 距離感がないからそう思うだけじゃないの?
>>527 君にとっての「吹き飛ばされる」を説明してくれ。
当然だけれどシャトルの軌道上では地上の常識は通用しないが。
「吹き飛ばされてるようには思わない」と主張するのなら、
これくらいのことは提示しなきゃならんと思うよ。
NASA側はそれなりに意味の通った主張をしているのだから、
(ともすれば妄想となりかねない)「違うと思う」では話にならない。
「アポロは月に行ってなかったろう論」的な愚かさと同じレベルに落ちていては、
まともにUFOについて論じられないだろう。
533 :
本当にあった怖い名無し :04/08/31 10:51 ID:ff+DnIHS
円盤型の目撃例はアーノルド以前も以後もあるよ。 たしかに円盤型が劇的に増えたのはアーノルド以後だけど。 でもね、あの当時 Flying Saucerとか Flying Diskとか言っても、 別に円盤型の物体を表しているわけじゃなかった っていう歴史的背景も忘れちゃいけない。 例えば、ロケットみたいなものも SaucerとかDiskとか言われてた。 マスコミは、報告にSaucerとかDiskとかの表現がなくても、 勝手にSaucerとかDiskとか報道してたしね。
534 :
本当にあった怖い名無し :04/08/31 12:20 ID:7UEA3tM2
535 :
本当にあった怖い名無し :04/08/31 17:19 ID:dW27umKG
>>517 の映像だけではただの氷かUFOの判断かは難しい。
しかし狙ったかのように何かが下から高速で物体に接近するが
これに関してのNASAの見解が無いのは腑に落ちない。
やはりただNASAの見解を鵜呑みにする訳にはいかないだろうね。
536 :
本当にあった怖い名無し :04/08/31 18:05 ID:+USzDyiR
>>535 いや、だからなんで「下から」とか「高速で」とか思うの?
君にはそんな風に見えるわけ?
>>535 下から何かが高速に接近してるのではなくて、
ただ流星が写ってるだけにしか見えないよ・・・
都合よく編集された映像と、
都合よく挿入されたナレーション(もしくは事前に聞いていた情報)
が組み合わされば宇宙戦争にしか見えないのかもしれないけどね・・・
538 :
本当にあった怖い名無し :04/08/31 18:16 ID:dW27umKG
>>536 グレーの部分は地球だから下からで問題ないと思うが?
君には高速には見えないかな?まっそれは別にどうでも良いので置いとこう。
問題はこれに関してのNASAの見解が無いのが腑に落ちないのだよ。
539 :
本当にあった怖い名無し :04/08/31 18:33 ID:dW27umKG
>>537 この映像で別のパターンの物も見た事があるのだよ。
>>517 より視野が広いものをね。
その映像ではさらに右下に同じく物体があってそれもVターンした後物体がいた場所に
下から
>>517 と同じものが飛んでくるのだよ。
時間はぞれぞれほぼ同じだ。流星ではどうも腑に落ちなくてね。
あたかも狙ったかの様に思えたのだよ。最も流星は重力に引かれ
地球と反対方向へ上昇しないけどね。
>>538 今初めてこの動画見たんだけど、あとから来る流星のようなものは
カメラからどれくらいの位置にあるのかによって
「高速で」「物体に接近していく」のかどうかは変わると思うのだがどうか。
>>540 いくら指摘しても無駄。
>>532 で同じ指摘をされてるけれど、
何も考えずに
>>535 ,538,539の発言をしている。
シャトルから見て全てが下(地球側)で起こっていたとしても、
「下から高速で物体に接近」しているかどうかは解らない。
しかし、「彼にはそれが見えている」からそう書き込む。
全て別の位置で発生している現象がカメラに写っていると考えれば特に難しく考える必要など全くないのだけれど、
「彼にはそれが見えている」から「狙ったように思える」とさらに複雑な条件付けが出てくる。
つーか、軌道上から地球側を撮影していて
「地球と反対方向へ上昇」していく物体がどのような写りかたをするか解ってんのかな?
彼にはそう見えるらしいが。
542 :
本当にあった怖い名無し :04/08/31 23:11 ID:dW27umKG
ttp://tokyo.cool.ne.jp/dateiwao/sts48.mpg 別パターンの映像見をつけてきた。尚、記憶が混同していた様で
右下にVターンする物体は無くさらに離れた位置の物体と混同していたようだ、
すまん。これを見るとビームの様な物は地球の表面から出現している様に
みえる。流星ならば何故地球とあさっての方向へ向かうのか
良ければ納得のいく説明をいただきたいのだが。
>>541 「狙ったように思える」はただの感想である。この映像を見たら狙ったように見えると言う人も
多数いるのでは?
543 :
本当にあった怖い名無し :04/08/31 23:18 ID:ff+DnIHS
ってか宇宙にデブリなんか死ぬほど転がってるんだけど・・・
544 :
本当にあった怖い名無し :04/08/31 23:24 ID:Q25mDZwu
開店花火は潰れろ開店花火は潰れろ開店花火は潰れろ開店花火は潰れろ 開店花火は潰れろ開店花火は潰れろ開店花火は潰れろ開店花火は潰れろ 開店花火は潰れろ開店花火は潰れろ開店花火は潰れろ開店花火は潰れろ 開店花火は潰れろ開店花火は潰れろ開店花火は潰れろ開店花火は潰れろ
>>542 流星のような物体は、画面中の表現で言えばの地球がある方から宇宙の方へ飛んでいるが、
「地球から宇宙に向かって飛び出している」わけではないんでないの?
>「狙ったように思える」はただの感想である。この映像を見たら狙ったように見えると言う人も
多数いるのでは?
宇宙には奥行きがある事を知っているならば、狙っているように思う人は少ないと思うな。
546 :
本当にあった怖い名無し :04/08/31 23:43 ID:dW27umKG
流星の類ならばあさっての方向に行くのがどうも腑に落ちない。 映像を見た印象でなら狙った様にも見えて別に不思議では無い。 まあ、多かろうが少なかろうが別にそんなことはどうでも良いので置いておこう。
>>542 もう少しクールに物を見るようにするべきだと思われ。
遠近感が喪失していることをスッカリ忘れ、
なおかつ「宇宙戦争フィルム」という擦り込みがあるから
狙ったように思える
という感想を抱くのだと思う。
普通の人が事前の知識なく見たら
「狙ったように思える」
という感想を持つ人は少ないだろう。
2つの事象に因果関係があるとすら思わないだろう。
そもそも因果関係があるとすら思わないので、
NASAがなんの見解も示さないのはある種必然ではないかとすら思われ。
「地球の表面から出現しているようにみえる」と無根拠に言われても困る。
シャトルから見た台風の映像などを見るとどのくらい感覚が狂ってるかよく判ると思われ。
>>546 は「消防署の方から来ました」詐欺に騙される人のような気がする
「アポロは月に着陸してなかった」と主張してた連中より 少しはマシな気がする。
550 :
本当にあった怖い名無し :04/09/01 01:36 ID:Nf4iV05j
みんなそう必死になるなよ
「下から〜」っていうのは「画面の下から〜」ってことだろ?
地球から飛んで来たようには見えないよ
>>542 いや、確かに画面の右下に映った映像も見たことあるぞ
>>533 >たしかに円盤型が劇的に増えたのはアーノルド以後だけど。
これが問題なのでは?
アーノルド氏は「飛び方」を指してソーサーのようだと言っただけなのに、当事の
マスコミが円盤型の物体を見たと取れる記事を書いた途端に円盤型の未確認
飛行物体の目撃報告が増えたってのが。
アーノルド氏が「円盤型」の物体を目撃したのならいくらでも説明のしようがある
だろうけど、円盤型の物体というものそのものが事実誤認もいいところだし。
この事件が話題になった後期には、すでにアーノルド氏は円盤型の物体を見た
事に完全に誤認されていたらしいし。
そもそも彼は、あれをソ連の新型戦闘機では無いかと言っていたわけで。
実際には一列に繋げた観測気球だったという説が有力らしいが。
>円盤型の目撃例はアーノルド以前も以後もあるよ。
未確認飛行物体としての円盤型の報告が?
知っている限りでは幽霊飛行船とか空飛ぶ船とか、形を限定していない、或いは
形容する表現の無い「なんだかわからない物」とかの報告はあるけど、明確に
円盤型とされている物は無いはずだけれど、記憶違いかな?
そーいや俺も記憶にない>アーノルド以前の円盤型UFO目撃例 ソースがあるなら教えてほしいね。
553 :
本当にあった怖い名無し :04/09/01 12:15 ID:+60NQ8LI
554 :
本当にあった怖い名無し :04/09/01 12:18 ID:+60NQ8LI
それから、アーノルド以後に円盤型が増えた理由のひとつに >でもね、あの当時 Flying Saucerとか Flying Diskとか言っても、 > 別に円盤型の物体を表しているわけじゃなかった > っていう歴史的背景も忘れちゃいけない。 ってのも無視できないところだよ。 Flying Saucer とか Flying Disk とかは、 目撃したのがどんなものだったかに関わらず、 (円盤型でなくても) マスコミはSaucerとかDiskとか報道してたわけだし。
555 :
本当にあった怖い名無し :04/09/01 12:22 ID:+60NQ8LI
また、気球が色々な用途に使われだしたってのも、 大きな理由に挙げられる。 気球は球形だけど、遥かに遠いところにある球形は、 見ようによっては、球形にも円盤型にも見える。 円盤型って報告され始めると円盤型の報告が増えた →肯定派の妄想 っていう論は成り立たないんじゃないかな。 誤解されると困るので言っておくけど、 俺は未確認飛行物体が未知のテクノロジーの産物だとは思っていない。 見間違い・妄想・気象現象・などなどで説明がつくと考えてるよ。
556 :
本当にあった怖い名無し :04/09/01 19:24 ID:/6yajJu6
>>547 別に擦り込みがある訳ではありませんが。ただ、映像や画像をよく検証して見ると
変だなぁ不思議だなぁと思う事が結構あるものです。
ところで映像をよく見るとNASAの見解ではスラスター噴射により
画面が一瞬明るくなった後、いくつかの光点も動きますね?
何故でしょうか?スラスター噴射でなら同じ方向へ向かうと思いますが。
てんでバラバラですし不自然な方向へ向かうものもありますね?
それから物体が移動した後流星の様なものが現れますね。
これは流星でしょうか?しかしそれなら何故重力に引かれずに地球とあさっての
方向へ行くのか合点がいかないのですが。
もしよろしければ以上についての納得のいく見解を示していただければ
ありがたいのですが。なにせ自分で調べましても中々合点がいかないもので。
(ちょっとしたお話) 私の庭には奇麗な花が咲いていますが、なんと言う花か解りません。 友人や知人もその花を別の場所で以前見た事があるそうです。 多分知らない何処かの人も何処かで見た事があるかもしれません。 綺麗と言う以外興味が無いので調べる気もありません。 この間TVを観ていたら「新種の花を発見しました!」と 植物博士が発表していました。 その新種の花は私の庭に咲いている花と全く同じでした。 友人達が以前見た花とも同じだったそうです。 私はこの時初めてこの花の希少価値を知りました。 そして私の庭にも同じ花が有ると各メディアとご近所さんにも教えてあげました。 それからこの花は有名になり、各地で「この花は珍しく価値があるんだ!?」と認識され 花の情報が各地から寄せられたそうです。 -------------------------------------------------------------------------------------- 円盤が有名になったのは誰かが命名して発表し話題になったから。 それ以前のは情報も無く観ても大して興味が無かったから。
558 :
本当にあった怖い名無し :04/09/01 20:25 ID:+60NQ8LI
・スラスター噴射は一方向にのみ行われたのか? ・真空中の推進剤の挙動はどうなるか? ・全く無関係なデブリが横切っただけと言う可能性はないか? ・方向を2次元平面に投影した軌跡で判断していないか?
559 :
本当にあった怖い名無し :04/09/01 20:28 ID:+60NQ8LI
>>557 はっきり言うと・・・
報告が検証に値するぐらいの情報を持つもので、
実際に検証されたものは殆ど原因が判明しているんだけどね。
560 :
本当にあった怖い名無し :04/09/01 20:30 ID:+60NQ8LI
円盤が不思議なものだという明確な根拠が、 いつになっても出てこないってのが現実。 円盤不思議説を否定する側も、 そういう歴史的事情から、 円盤不思議説が蓋然性の低い説だってことを認識すべきだと思う。
561 :
本当にあった怖い名無し :04/09/01 21:08 ID:POt9Qyc4
>>559-
>>560 現代の落とし穴に落ちてますよ。
563 :
本当にあった怖い名無し :04/09/01 21:56 ID:px4mvdIY
>>556 何度も書かれてるんじゃないの?
カメラに写っている見た目の動きはカメラとの位置関係による、と。
>>557 で、そのネタの出所は?
あまりテレビで「新種の花を発見しました!」と植物博士が発表している様子というのは見たことがないが・・・
新種と言っても「知られているが全くの別種かどうかが未確定」という例が多いと思うのだが。
「新種=珍しくて貴重」というわけでもないとも思うが、
各地でそこらじゅうにあるなら「珍しくて貴重」でもないし、
概ね似てる別の何かで新種でもなんでもないと思うがな。
作り話でないと主張するならば花の名前を記してくれ。
検索すればどのような事件であったか皆が確認できる。
564 :
本当にあった怖い名無し :04/09/01 22:04 ID:+60NQ8LI
>>564 探さなきゃ、現代の落とし穴を。
その中に「円盤が不思議なものだという明確な根拠」が落ちてるんだよ。
>>562 には現代の落とし穴がある地方だけでも教えてもらいたい。
あとはダウジングでなんとか捜し当てるから(w
566 :
本当にあった怖い名無し :04/09/01 23:23 ID:8+9stzH0
567 :
本当にあった怖い名無し :04/09/01 23:28 ID:ZAooXfAw
>>566 もう人間が作ってることは明らかで単なるお祭りと化しているけれど、
犯人が捕まえられず地主とかはいきなり畑を荒らされて怒ってるのだと思う。
568 :
本当にあった怖い名無し :04/09/01 23:33 ID:+FfcafhB
>>566 人間が作った物は、収穫減で農民怒る!
UFOが作った物は、収穫アップで農民怒れない!
569 :
本当にあった怖い名無し :04/09/01 23:39 ID:AvGmahp7
>>568 収穫がアップしたという確実な情報ある?
倒されるとそれだけで十分迷惑なんだけどね。
たとえ収穫可能でも、収穫の手間を考えると多少の収量アップではペイできない。
570 :
本当にあった怖い名無し :04/09/02 00:31 ID:rS2YEX59
ここに、ミステリーサークルが100個あったとする。 「人間以外の存在がつくったサークルが存在する」ということを証明するには、 100個のサークル中いくつが人間以外の手で作られたことを証明すればいいのか? 100個すべてか?過半数の51個以上か? いや、正解はたった1個。 つまり、たとえ100個のうち99個までが人間の手で作られたと証明されても、 未証明だった最後の1個が人間以外の手で作られたことが証明され、 「人間以外の存在がつくったサークルが存在する」ことの証明が完成する可能性が 残っているわけで、たった1個でも未証明のものが残っている限り、 「サークルが全て人間によって作られた」とは断言できない。 ひとつが証明されたのを見て全てが証明されたと思い込むのは日本人の悪いクセだな。
571 :
本当にあった怖い名無し :04/09/02 00:37 ID:xn+SjLXZ
ある少年グループがサークルを作ったことがバレたケースでは、農地所有者が訴訟をチラつかせたが謝罪を 受け入れて取り下げた例があったと記憶してる。 最初に名乗り出たダグ&デイブの二人組も、やはり訴訟を起こされそうになって一部のサークルは作ってないと 前言を翻したことがあった。 一方で、広告代理店やマスコミがわざわざサークルメーカー(サークル偽造者集団)を連れてきて、広告や TV番組のネタとしてクロップサークルの作成を依頼する例もある。 もちろん、超常現象説信者はすぐに「こんなのは人間に作れない」と断言するものだから、サークルメーカーも わざとふざけた模様(有名人の顔とか)を作ったり、ますます難しいものにチャレンジしちゃったりするわけだが。
573 :
本当にあった怖い名無し :04/09/02 00:59 ID:jBR6IwkP
>>570 ナイス詭弁。
問題は「未解明=人間以外が作った」ではないことだ。
残りの全てが人間が作ったものであるならば、
残りの一つも人間が作ったと考えるのが妥当である。
人間以外が作ったとするためには
「確実に人間以外が作ったという証拠」
を提示しない限り
「人間以外が作ったサークルがある」
とは断言できない。
ようするに
「ガタガタ言わずに1個でいいから人間以外が作ったサークル見せろや!」
という話。
人間以外が作ったサークルを1つ見つけるだけでいいのだから簡単なはずだ(w
未解明のサークルがあるから人間以外が作ったサークルがあるなんて思うのは、
まともな考える教育を受けさせてもらえない日本人の悪い癖だな。
前スレでミステリーサークルについては結論が出ていただろ。 密輸されたワオキツネザルが故郷の仲間に連絡するための手段が ミステリーサークルだったということは1980年代から知られていた、と。 それを人間が真似するようになって複雑な模様などを持つようになっていった。 これが本当の猿真似だ、とな。
あれ?ここの前スレじゃなかったかな? 宇宙人は地球にやってきているか?スレだったかも。
576 :
本当にあった怖い名無し :04/09/02 01:38 ID:FpK0BuiH
>>570 そんなわかりきったことを数学の証明みたいに言うなカス
577 :
本当にあった怖い名無し :04/09/02 01:43 ID:Oi4y9h0i
>>576 わかりきったことですらないよ。
たとえ既存の全てのミステリーサークルが人間の手で作られたことが証明されても、
彼らは「未発見のサークルがあるに違いない」と主張するだけだ。
犯人が自供して人間の手で作られたことが判明しても、
「彼は嘘をついて有名になろうとしている」などと言うこともできる。
妄想は垂れ流したものの勝ち。
全ての妄想を遮断することなんてできないのさ。
妄想を垂れ流す奴は声がデカイからね。
>>570 もしかして「スカイフィッシュ」も未知のUMAだと思ってますかぁ?
579 :
本当にあった怖い名無し :04/09/02 03:28 ID:GbvGWPy7
俺が小学生だったころ、今から15年以上も前か・・・ 毎日新聞に太陽軌道上に地球外の人工物が発見されたとの記事が載っていた。 隕石や衛星では考えられない反射光ガ確認された・・みたいな記事だったと思う。 数日中に地球に最接近するので、世界中の天文台がその観察に力を入れているみ たいなことも書いてあった。 数日後、最接近時撮影や観測は失敗したみたいな、小さな記事が載っていた。 「ああ、世の中っていろんな事を隠しているんだな」と子供ながらに思ったのを 覚えてる・・・ プラネテス見てたらなぜか思い出しマスタ
>>579 記事の内容をどこか間違えて記憶しているんじゃないか?
「地球外の人工物」などと大手新聞に載るほどのニュースならば、日本中どころが世界中の
コメットハンター連中が黙っちゃいないだろう。世界中で一斉に望遠鏡が夜空に向けられたはずだ。
天体の追跡は、名のある天文台や学術機関だけでなく、市井の個人の力に頼る部分が多いんだから。
しかし、相互に連携した何千人もの民間ハンターの口まで塞げる存在などあり得ない。
何なら天文気象板で聞いてみればよい。十何年か前、そんな記事を目にしたか、そんな天体を観測
したという話を聞いたことがあるかどうか。
581 :
579 :04/09/02 04:50 ID:GbvGWPy7
ん〜、そうかも 俺の記憶の中では、姉貴と大騒ぎして、ワクワクしてた覚えがあるんだけどな〜 毎日新聞の三面記事の横のペーじ(四コマ乗ってる横のページね)に四角く囲っ てあるのまで覚えてるんだけど・・・ 誰かその記事の本当の内容覚えてる人います? 最近人の記憶ほど不確かなものはないということ痛感している579でした
>>581 記事の内容はそれであってる。
問題は、その記事自体に真実性がなかったこと。
確かタス通信かどこかが、エープリルフール記事で流したのを、日本の新聞社は馬鹿だから信じ切って記事にしちゃったんだよ。
最近では、ロシアの地下室で40年間暮らしてた男、ってのを朝日新聞が流してる。
こいつは、プラウダのエープリルフール記事だった。
ただ、「観測できなかった」というのは漏れの記憶にないなあ。 「あれは間違い記事でした」という訂正じゃなかったっけ。
585 :
570 :04/09/02 23:49 ID:3NRdEULM
>>573 >残りの全てが人間が作ったものであるならば、
>残りの一つも人間が作ったと考えるのが妥当である。
否定派の意見はたいていこの理論に基づいているわけだが、
俺がどうしても理解できないのもこの部分だ。
なぜ、ゼロではない可能性を平気で切り捨ててしまうのか?
ここに、宝くじが100枚あったとする。99枚まではハズレだったが、最後の1枚はまだ確かめていない。
その最後の1枚が1億円くらいに当選している可能性はゼロではないわけだが、
このとき
>>573 なら「残りの全てがハズレならば、これもハズレと考えるのが妥当である」と言って、
番号を確かめもせずに平気で捨ててしまうわけか?
念のために確認しておくが、俺は「人間以外が作ったサークルがある」 と主張しているわけではない。
「人間以外が作ったサークルがある 可 能 性 が ま だ ゼ ロ で は な い 」と言っているだけ。
もちろん結局はすべて人間がつくったのかもしれないし、はたまた我々の想像を越えた何者かが・・・。
そのはっきりしない曖昧さが、オカルトの醍醐味というものだろう?
>>576 確かにその通り。
>>570 はごく当然のわかりきった理屈に過ぎない。
なのに、否定派や日本のマスコミはこの理屈を平気で無視するので、いちいち確認する必要がある。
わかりきったことと思ってくれる
>>576 のような人ばかりなら、こっちも楽なんだけど。
>>578 未知のUMAだとは思っていない。未知のUMAだという可能性がゼロではないとは思っている。
>>570 証明できないであれば無理に「人間以外が作ったものを考える必要はない」というだけだろうが。
別にシャブ中ライクに「アイツは俺を殺そうとしているに違いない」的な不必要な妄想を抱く必要はないだろうというだけのことだ。
基本的に「世界中のどこでも同じように割り切って考えている」のだが、
君こそが意図的にその部分を無視して否定派や日本のマスコミを攻撃しているような気がしてならない。
日本以外のマスコミで違う対応をする国があったら教えて欲しい。
北朝鮮とか旧ソ連の話は勘弁だ。
ちなみに日本のマスコミでも無根拠に妄想を垂れ流す番組もあることを忘れてはいけないが、これはバラエティ番組という奴だ。
オカルト盲信派がやっかいなのは
「可能性が0ではない」という部分を意図的に無視し、
ことさら「人間以外が作っているのだ」と強調しようとするきらいがあることだ。
これこそ「オカルトの醍醐味」を消し去る最悪のやり方。
587 :
本当にあった怖い名無し :04/09/03 00:05 ID:MQkZsYXe
>>585 オッカムの剃刀ってやつだな。
「現象を同程度うまく説明する仮説があるなら、よりシンプルな方を選ぶべきである」
というルール。科学の基本的な姿勢がこれ。
人間以外が作ったという証明がないかぎり、人間が作ったという説明の方がシンプルである。
ゆえに、人間が作ったと考えておけばよい。
最初は「人間では作れない」という前提があったから、「人間以外」という説明がシンプルだった。
人間でも作れることがわかった以上、「人間以外」を観念する意味はない。
588 :
本当にあった怖い名無し :04/09/03 01:16 ID:0aHBVjjs
>>585 お前の論は詭弁を弄してるだけ。
宝くじの例は、残り一枚が当選かどうかは簡単に客観的証明ができる。
だから捨てない。
一応言っておくと、例え話で本題から目を逸らさせるのは典型的詭弁。
「可能性がゼロではない」という2重否定はただの言葉遊び。
目が80個ある犬がいる「可能性もゼロではない」し、
>>585 が人工無能である「可能性もゼロではない」し、
このレスが
>>585 の自作自演である「可能性もゼロではない」。
詭弁を弄している暇があったら、ひとつでもいいから
「人間が作ったとはまだ証明されていないサークル」をピックアップして
研究するなり調査するなりしてほしい。
それが本当のオカルトマインドであり、ロマンだよ。
そもそも、**がない、という証明は「悪魔の証明」と呼ばれるもので、 理論物理等ならともかく、現実社会では意味のないものなんだよな。
590 :
本当にあった怖い名無し :04/09/03 10:18 ID:MQkZsYXe
591 :
本当にあった怖い名無し :04/09/03 10:22 ID:MQkZsYXe
>>590 のって
>>553 の
1878.1.25 アメリカ
〈デイリー・ニューズ〉紙、ジョン・マーティンのテキサス州でのUFO目撃を報じる。
マーティンが目撃したのは黒い物体で、北の空に出現し、彼の頭上を通過して、
南の空に飛び去った。目撃時間は数分間であった。
(ロレンゼンとロレンゼン1975:1-3)
と同じかなあ?
593 :
本当にあった怖い名無し :04/09/03 12:26 ID:0aHBVjjs
>>590 残念だけど、そのジョン・マーティン事件も意図的な誤訳だと思われ。
原文は「When it passed overhead, he saw that it was the size of a 'large saucer'.」
「その物体が頭の上を通り過ぎたとき、大きな台皿の大きさに見えた」
つまり、台皿の「形」ではなく、「大きさ」を対比して言っている。
アーノルド事件と同じ誤解だね。
595 :
本当にあった怖い名無し :04/09/03 12:54 ID:MQkZsYXe
>>593 サンクス。勉強になりました。
ということはこの事件の意義は「ソーサー」という言葉を初めて使用したということぐらいかな?
誤訳ということは日本限定ですか?
あるいはこのサイト限定だったりして。
アーノルド事件は全米で誤報道されたわけで、そうするとこれはずいぶんスケールの小さい誤解ですよね(笑)
596 :
本当にあった怖い名無し :04/09/03 12:59 ID:XK45Fc+8
ちょっと待て。 FlyingSaucer と FlyingDisk は別物だ。 FlyingDiscがアーノルドよりも前にあった呼び方。
★宇宙人の電波?うお座とおうし座の間から3回観測
・地球外の知的生命体からの信号を探している米カリフォルニア大などの
天文学者チームは2日、プエルトリコのアレシボ電波天文台の観測で、
うお座とおうし座の間の方角から、これまで知られた天文現象とは違う謎の
電波信号を受信したことを明らかにした。
英科学誌ニューサイエンティスト電子版が報じた。
未知の天文現象や電波望遠鏡自体からの雑音の可能性が高いが、観測を
進めている同大などの地球外知的生命体探査の天文学者らは万が一の
可能性に強い期待を寄せている。
電波は昨年2月までに計3回観測され、次第に強くなる傾向があった。
世界中のボランティアのパソコンをインターネットで結んだ解析作業によって、
電波の受信が確認された。現在、電波は消えているという。
電波の周波数は1420メガ・ヘルツで水素が放つ周波数と同じ。水素は宇宙で
最も基本的な元素で、この周波数は宇宙で最も雑音の少ない帯域のため、
知的生命体が交信に使う可能性が最も高いとされている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040903-00000504-yom-int
うお座とおうし座の間ってことは、おひつじ座の方からか。 ・・・何か間違ってる?
600 :
本当にあった怖い名無し :04/09/03 19:14 ID:0aHBVjjs
>>595 海外の本やサイトでは誤解しているところはないと思う。
たぶん日本だけじゃないかなー。
スケールはめちゃちっちゃいよなw
>>596 Flying Diskは見た目がまん丸い飛行物体をさしている。
「like the shape of the Sun」などというから、
Flying Saucer(お皿形)とは違うね。
>>597 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
602 :
570 :04/09/04 00:12 ID:AlUq0W9Q
>>586 証明できないからこそ、残ったわずかな可能性をつついて、「もしかしたら・・・」と想像を膨らませる
のがオカルトの醍醐味だと俺は理解しているわけだが。みんなは違うのか?
証明できないものを切り捨ててしまうのは、オカルトではなくただの科学だろう?
俺は科学が扱いきれなくなって切り捨てたものを拾い集めて楽しむのがオカルトだと考えている。
何度も書くが、俺は「人間以外が作っているのだ」と強調するつもりは毛頭ない。
あくまでも「可能性が0ではない」と言っているだけで、それが高いか低いかは問題にしていない。
「人間が作った可能性99.999パーセント、人間以外が作った可能性0.001パーセント」でもいい。
「もしかしたら・・・」と想像を膨らませるには、ごくわずかな可能性でも十分なのだから。
>>587 それも、確かに科学論としては正しいと思うが、オカルト論ではないよな。
自分は一応理系人間なので科学的な考え方も理解できるが、オカルトは科学とは全く別の、
個人的に楽しむ趣味と割り切っている。もちろん日常の行動にオカルトを持ち込むつもりもない。
>>588 一般常識を否定しようというわけだから、一般的な感覚でいう詭弁や言葉遊びになるのは
どうしても避けられないわけだが、それもオカルトの一側面だと思う。
科学論としては問題があるが、オカルト論としてはそれで十分だと思う。
財力と時間があれば調査に行きたいが、今の俺にできるのは「もしかしたら・・・」と
想像を膨らませて楽しむことだけ。
それこそ宝くじで1億円当たれば考えるよ(w
軍事機密の気球の誤認か、あるいは、 本物のエイリアンクラフト目撃を誤魔化す為の米政府の隠蔽工作か。 折れの様な下々の人間には、本当の真実を知る由も無し。
>>602 > 証明できないものを切り捨ててしまうのは、オカルトではなくただの科学だろう?
他人や世間に対してエイリアンクラフトだの異星人だのといったものの可能性を云々する場合は、
想像や妄想、自分の趣味嗜好など意味がないことはわきまえておくべきだろう。科学的な指標や
思考法だけが唯一公平な基準として機能するんだから。
もちろん、心のうちで貴公の言う「楽しみ」を追求するだけなら誰も文句は言わない。
しかし、こうした誰もが反論できる場所で自分の思考法や趣味を公にすれば、こうした反論が
ぶつけられるのは当然だし、貴公の「楽しみ」に付き合うかどうかはまったく別の話になる。
そこで、自分の趣味を正当化するためだけのそんな言葉遊びに興味はない、ただの詭弁だという
反論がなされているわけだ。世の中には真相を追求することが第一の人もたくさんいるんだから。
>>604 オカ板なんか妄想が常だろう。それに熱くなるなんて・・・
『自分はお前らより賢いんだぞ』って言いたいだけだろ。
ところで、貴方は自分で何かを研究したうえで否定しているの?全部受け売りだろ。
ちなみに俺は肯定も否定もしないよ。どっちの材料も持ち合わせていないから。
606 :
本当にあった怖い名無し :04/09/05 00:33 ID:n4cCtvkX
>>605 オカ板的には妄想でもいいけど、ここ「ハードな議論モトム」なんだよ。
研究材料も持ち合わせていないことを自慢されてもね。
607 :
602 :04/09/05 01:34 ID:ebDMEmJg
>>604 もちろん、意味がないことはわかっている。
仕事と違って、意味がないことを楽しむのが趣味なわけだからな。
別に、付き合ってほしいとも思っていない。
趣味というのは、もともと自分の思い通りにやればいいことであって、
他人の意見にいちいち振り回される必要のないものだからな。
自分の考えを他人にと押し付け、無理に賛同を要求するつもりはないし、
逆に他人の反論を読んで自分の考えを変えるつもりもない。
ただ、そういう考え方も世の中には存在することを認めて欲しいとは思うけどな。
それから、俺は、自分の意見を否定されるとキレてわめき散らすような人間ではないよ(w
むしろ、反論してほしい。今まで自分が考えもしなかったような理論に出会えたりして、
反論を読むのはなかなか楽しいし、勉強になる。
そうやって出てきた意見にたいして、どう切り返していくかを考えるのもおもしろい。
自分が考えたこともない理論への反論だから、その場で即興で組み立てるしかないわけで、
俺はそういうのにはパズルを解くような楽しさを感じる。
そうやって議論を楽しみたいというのが、自分が2chを覗いている理由のひとつ。
そこで相談なんだが、
>>604 氏は「オカルト」をどう定義しているのか、教えてもらえないか?
自分は、
「科学が扱いきれなくなって切り捨てたものを拾い集めて楽しむ学問」
「日常生活では無視されるようなわずかな可能性をつついて楽しむ学問」
「分野によっては科学と相性がいいこともあるが、基本的には科学とは別物」
なわけだが。
>>607 ここはUFOについてハードに議論しますが
他の事でスレを消費するのは勘弁してくださいね
609 :
本当にあった怖い名無し :04/09/05 02:17 ID:n4cCtvkX
>>607 604じゃないけど。
だからね、誰もあなたの思考法や趣味についてとやかく言っているんじゃないの。
あなたが自分の妄想的主張を垂れ流すばかりで、
肝心の「わずかな可能性からの想像」の具体的意見を全然書いてくれないから、
「ぐだぐだ言ってねーで、具体的な例のひとつでもあげろやゴルア!!」って言ってんの。
そうしたらみんなも普通に議論できるわけよ。
なにも他人にオカルトの定義なんて聞く必要もない。
例えば、本でもググってでもいいから、詳細不明なミステリーサークルを取り上げて、
「これって人間が作ったとはいえないんじゃない、どうよ?」
と書けばいいだけ。簡単でしょ?
あなたのオナニーを見せつけるだけのためにスレを消費するのはもうやめてね。
610 :
本当にあった怖い名無し :04/09/05 11:32 ID:vhJYQpnA
UFO趣味なん?
>>607 「科学が扱いきれなくなって切り捨てたもの」ってどんなものですか?
「日常生活では無視されるようなわずかな可能性」って具体的にどういう事例から
どんな可能性が出てきているのですか?
「基本的には科学とは別物」なら扱いきれないんじゃなくて、
単に科学と矛盾してるだけじゃないんですか?
r‐、_ /,、 r‐、ヽ__ 〈 ヘヽゝ,`´-‐-`、ヽ、 〉 / _,〉 l / / _, ‐ '´ _ l { { / _, ‐ '´ l ! ヽ‘ / /´`!ヽ `、 ヽヽ r‐、 / / ヽ ヽ、 } } ヽ `' / \\ │ | } ヽ、 \\ │ } l ,、 \__ ヽ、ヽ、 ││ l / \__,ノ_, ‐ ''"´ ̄_ `ヽ、 j j ヽ-' ,. ‐ ''´ _,. ‐ '"´ ̄ `ヽ、`ヽ、 ,! j , ‐''´,. ‐ ''´ __,. -‐ '"´ ̄ ``ヽ / シ' , ‐ '´ _,. ‐ '"´ _,. -‐ァ / ̄``) 丿 / / ,. ‐ '´ _, -‐ '´_, ‐ '´ ,. '´ / / / / / __ `ヾ_,. -‐' , ‐ '´ ,.r'´ / / / / r'´ `ヽ _,. -‐'´ _,.r'´,.r''´ / シ' ,ィ { } } __, ‐ ''´_, ‐ '´ { (´_ヽ ヽ _ノ  ̄ _, ‐ '´ `ヽ、、___,、  ̄ ,r'´ ̄ `` ‐ '´
613 :
607 :04/09/05 14:38 ID:bBwqWHHs
>>609 わずかな可能性からの想像の具体例をあげはじめたら、
それこそ俺の勝手な妄想的主張の垂れ流しになるのでは?
そう思ったので、あえて一般論にとどめたわけだが。
>>611 「科学が扱いきれなくなって切り捨てたもの」
UFOとか、幽霊とか、超能力とか、そういう類のもの。
これらは、現代の科学では、証明するどころかどこから議論するべきかすら
想像もつかない状態。だから科学ではあえて見ないふりをしている。
「日常生活では無視されるようなわずかな可能性」
例えばミステリーサークル。日常生活ならだれかの悪戯だろうと考えれば十分なわけだが、
宇宙人や異次元人が作った可能性もわずかとはえ存在する。
例えばスカイフィッシュ。日常生活なら虫のモーションブラー現象だろうと考えれば十分なわけだが、
あんな動物が本当にどこかに実在する可能性もわずかとはえ存在する。
確かに、分野によっては完全に科学と矛盾していることも多い。
でも、超科学や生物の進化論なんかにも、オカルトの入り込む余地が残っている。
そして、これらは科学とはある程度の整合性がとれる場合もある。
それから、上の
>>604 氏のように、オカルトを科学に組み込もうと努力している人々もいる。
確かに本文からどんどん離れて行きそうなので、これで終わりにしておくよ。
614 :
本当にあった怖い名無し :04/09/05 15:39 ID:n4cCtvkX
>>613 「具体的にどういう事例から」って聞かれてるのに、
結局まともに答える気がないんですね・・・
あのさ、もしかして具体例知らないんじゃない?
なんとなくわかった。あなたのオカルト知識って、
テレビのバラエティとトンデモ本レベルでしかない。
おまけに科学知識も常識以下だし・・・
無知だから一般論と称する妄想に逃げているだけ。
おまけに他人の文章を理解できていないし、
誰も否定していないことを「否定されてる」と思い込んでるし・・・
悪いこと言わないからROMるだけにしておきなさいって。
書き込むならちゃんと勉強してからね。
616 :
本当にあった怖い名無し :04/09/05 16:32 ID:W0eAyOq3
ミスター詭弁はこんなことを書いていました。 否定派や日本のマスコミはこの理屈を平気で無視するので、いちいち確認する必要がある。 単に妄想を楽しみたいだけなはずなのに 随分と偉そうな物言いで(w 彼の望む世界はマスコミが妄想を垂れ流すヤバイ世界らしい。 実際は「日本のマスコミ」はオカルトバラエティで妄想を垂れ流しているわけだが。 彼の想像する「日本以外のマスコミ」ってどんなものなんだろう? 「今回の学校占拠事件はレティキュランの仕業と思われます」などと報道してたりするんだろうか?
>>616 彼の妄想世界では、
「UFOとか、幽霊とか、超能力とか、そういう類のもの。
これらは、現代の科学では、証明するどころかどこから議論するべきかすら
想像もつかない状態。だから科学ではあえて見ないふりをしている。」
くらいに科学者が愚からしいからねw
肯定派ではFortean、否定派ではSkepticsやScicopなんかで
大勢の科学者がオカルティックな題材を研究しているというのに。
オカルティックな事例を扱う科学者のホームページだって、
ちょっとググっても10万件単位でHitするのに。
無知だから妄想するしかないんだろうねぇ。
いっそ妄想君がロシアの学校事件とゼータレティクル人との関係を
妄想して書いてくれれば、このスレ的には盛り上がるんだが。
9.11だってUFOと宇宙人がらみの事件にされちゃったくらいだから、
不可能はないぞw
618 :
611 :04/09/05 18:10 ID:URCLvOIu
>>613 >>614 でも突込みが入ってますが、私が聞きたいのはもっと具体的なことです。
>例えばミステリーサークル。日常生活ならだれかの悪戯だろうと考えれば十分なわけだが、
>宇宙人や異次元人が作った可能性もわずかとはえ存在する。
これには全く根拠も具体例も含まれておりません。
「隣のオッサンがサマージャンボで1等を当てたのは宇宙人の仕業の可能性もある」
と言ってるのとどこが違うでしょうか?
ミステリーサークルを例に出すならば、稀有な化学物質が検出されたとか、
それこそ一瞬でサークルが出現したとか、疑わしい何がしかの事象を一緒に出してください。
>だから科学ではあえて見ないふりをしている。
UFO、幽霊、超能力などに対して科学的な考察は散々なされてますよ。
その上でほとんどはトリックだったり、別の事で説明できたり、誤認だったりしてるわけで。
先頃観測された宇宙からの電波の記事を見ても分かるとおり、
科学者はあなたが考えているよりもっと好奇心旺盛です。
あなたの知っている「科学が議論の糸口すらつかめない、見ない振りをするしかない」
という事例を出していただけると、ここももっと活気が出そうなのですが?
最近この手のものは追ってないので分からんのだが、 人が作ったサークルは、麦の茎が折れてるから、以後枯れるだけ。 それに対して、麦の茎が曲がって模様を作り出してるものは、 以後も麦が育つ。こちらは本物ではないか・・・ という事があったのだが、これって:決着したのか?
>>619 まともなネタ振りキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
この流れではあなたが天使に見えるよw
麦については、決着以前に誤解に基づいた説だと思われ。
麦の穂は踏んだり倒したりしたくらいじゃ
簡単には折れない。曲がるだけ。
むしろ曲がることによって茎がたくさん分かれ、
根も強くなり麦の生育がよくなる。
日本でも麦を育てるときは
「麦踏み」なんてしてるくらいだから。
だから、サークルの倒れた麦がよく育つのは
未知のエネルギーでの何でもなく自然なこと。
・・・未知のエネルギーである「可能性はゼロじゃない」
とか言わんといてねw
>620 なるほど、麦踏か。確かにそうだわ。でも麦ってすごいね。 自分では踏んだ事無いけど、結構念入りに踏んでるでしょ。 それでも茎が折れないのか。 いやいや未知のエネルギーなんて言いません。 あれはレイラインのエネルギーで育ってるんですw で、もう一個ネタ振り。 光球が飛びながらサークルを作ってく映像が有ったと 思うけど、こちらの決着は? サークルで引っ張るのはスレ違いだけど、 こちらは光球(UFO)がらみだから良いよね。
>>617 >肯定派ではFortean、否定派ではSkepticsやScicopなんかで
>大勢の科学者がオカルティックな題材を研究しているというのに。
どうせ物理教の枠内で、つまらん議論してるんだろなぁ…。
624 :
607 :04/09/05 21:51 ID:41NkBkFf
もう終わりにするつもりだったが、ひとつだけ忘れていた。 マスコミへの批判については、確かに言い過ぎだった。 その部分については取り下げ、マスコミ関係者に謝罪する。 以前、ネッシーの写真がおもちゃの潜水艦を使ったトリックだとわかった時、 膨大な写真の中の数枚が否定されただけで、ニュース番組の多くで いかにもネッシーの存在そのものが嘘と決まったような取り上げられ方をした。 オカルト肯定派だった俺は、それが原因で学校で嘘つき扱いされ、 かなり激しいいじめを受けた。 それがトラウマになって、ちょっと感情的になっていた。 後は、何とでも言ってくれ。 反論したいことはあるが、根本的に世界観が違う人間になんと言っても、 どうせ詭弁で片づけられて、議論がかみ合うわけがないからな。 まずオカルトの定義を確認しあって、議論がかみ合いそうなポイントを探ろうとしたが、 それすらも拒否されてしまったのではもうどうしようもない。
625 :
本当にあった怖い名無し :04/09/05 22:10 ID:geDaxcsB
>>624 おいおい、自分が議論を拒否しておいて
「みんなが僕を拒否した」かよ。
サイテーな香具師だなお前。
単に前から嫌われてただけだろ。 詭弁を弄するような奴が他人から好かれるわけねぇじゃん。
>622 お〜。さんきゅです。これはUFO関与の決定版かと思っていたのですが残念ですね。 んじゃぁ。もう一個ネタ。この話をすると、俺の年齢がバレルのだがw 今から30年ほど前、つのだじろう氏が週刊誌で描いていた 「恐怖新聞」か「後ろの百太郎」のUFO編の時。 「×月×日の○時○分と△時△分にUFOが出ます」と欄外告知が有った。 当時中学生だった俺は授業中のその時間、窓の外を見てたら、出た。 最初の指定時間には、民家の屋根から現れてこちらに向かって一直線に 頭上(窓の上枠)へと抜け。2回目もほぼ同じ軌道で、ただし細かい蛇行をしていた。 現れた時は仰角10度位で、消えたときは仰角70度位。時間はどちらも2秒ほど。 両方とも同じ物体で色は濃緑色でやや金属光沢。 大きさはなんとも言えないが、1メートルよりは小さいと感じた。 一番大きいときで視野角は1度以下。つまり、太陽や月の2倍よりは小さかった。 残念ながら個人的にその後のフォローがまったく無いのだが、 当時同じく告知で体験をした奴はいるだろうか?
>>627 たしかに議論の糸口すらないかもしれない。
ただし、見て見ぬ振りをするからではなく、
まともな報告がこちら側に情報として与えられていないからだが。
それは
>>628 だって同じことだけどね。
最悪の場合、その告知によって幻視をみたのかもしれないのだから。
クラスメートなど誰か他人が一緒に目撃していればまだしも・・・
でも、実際のところどうなんだろう?
週刊誌で告知ということは全国レベルで宣伝したかったわけだろうから、
つのだ☆じろう師はそんなローカルなことを予言してたのだろうか?
地域限定なら地域まで指定してしかるべきだし。
「書いておけばひっかかる奴も出てくる」という下心がなかったと言い切れるだろうか?
ところで、彼はなぜ「ハードなUFO議論」で「オカルトの定義」を語りたかったのだろう?
「オカルトの定義について語りませんか」みたいなスレたてて勝手にやってほしい。
>>629 >まともな報告がこちら側に情報として与えられていないからだが。
「与えられていない」じゃなくて、否定派自らが積極的に動いて、
そのシビアな目で調べてもらって、白黒つけて欲しいんだが。
現地調査とか、情報公開法を駆使するとかで。
以前からずっと気になってるカキコなんで。
こういった事例をきちんとした手順で否定できない否定派の意見なんて、
聞くに値しないと思うんだけどなぁ。
>>630 自衛隊板のネタをもとに情報公開請求か?
ようするに、
妄想垂れ流しておいたから否定派はその尻を拭け、
と言ってるだけじゃん。
やりたい放題だな(w
聞くに値しない、なんて偉そうに言える状況じゃねぇだろ。
じゃあ肯定派は肯定に値する情報を情報公開請求で引っ張ってこいよ、
という話になって終了だな。
UFO現象という正直妄想に近い論を振りかざすのなら、
まず肯定的な証拠を出してくるのが筋ってもんなんだがな。
俺は自動車のエンジンのシリンダーの中で緑の妖精さんが働いてるのを見たんだ!
否定したけりゃ否定する証拠を持ってこい!
それはお前の自動車のエンジンにいないだけなんだ!!
などと叫んでる頭の弱い奴と変わらん。
>>627 ああ・・・いい事例だ。ありがとう。
まるで日本版マンテル大尉事件だねぇ。
この事件は不覚にも寡聞にして知らないし、
ググっても2ちゃんねる関係しか出てこないので、
何とも言えないけど・・・
やっぱり証言者が特定されてないし、傍証も出されてないと
調査研究はできないからねぇ。
間違えないでほしいのは、情報を出す義務は
この事件を肯定する側にあるんであって、
否定する側にはないこと。
また否定するために情報を集めるのではなく、
まずは肯定的な情報が欲しいこと。
そしてそういう情報がない以上、手順も踏めない。
で、ここにいるビリーバーな人、詳しいこと知りません?
>>627 =630氏のためにも情報求む!
>>628 それ「恐怖新聞」ですねw
自分でUFO見たことある人はうらやましい。
大きさが1度以下くらいに見えたってことは相当大きかったはず。
同様な目撃例が出てくれば面白いんだけど・・・
>>628 個人的にその状況を推測してみる。
全国発行の週刊誌に掲載されたUFO出現予告。
それを読んで興味を引かれた人たちはその時刻、UFO出現を「待っていた」事でしょう。
幽霊の心霊スポットと同様、この状況では普段はそう思わないものでも
UFOと「思ってしまう」可能性があると思われます。
時刻まで指定してあるとはいえ、読む人は全国に多数いてしかも多くは子供。
きっと「目撃者」が出るだろうと計算されていたと思われます。
その物体については完全に想像で述べますが、
大きさが1m以下と小さい事、2回同じ軌道という事で、
つむじ風に巻き上げられた緑の袋や何かの物体ではないでしょうか?
635 :
本当にあった怖い名無し :04/09/05 23:37 ID:41NkBkFf
>>625 議論するのと個人バッシングの標的に志願するのはまた別。
636 :
607 :04/09/05 23:41 ID:41NkBkFf
あ、途中で送信してしまった。 うん、あなたの言いたいことはわかってるよ。 「反論できなくなって逃げるのを隠すための詭弁」だろ(w
>>636 …
あんた個人攻撃のレスにだけ反応して、議論する気が無いんなら
9時間前に自分で宣言したように終りにしておいてくれ。
>>627 や
>>628 がネタ持ってきてくれてるんだし。
こういう香具師って「モウコネーヨ!!」と言っておきながら、
絶対またくるんだよねw
おまけに
>>627 氏が代わりに具体的事例を出してくれてるのに
さっくりスルーだし。
>>627 氏に対しても失礼だろ。
スルーでは駄目ですか? 地震ですね
640 :
本当にあった怖い名無し :04/09/06 00:09 ID:M5wh8wha
>>636 だからオカルトの定義を話し合いたいなら手前ぇでスレたてろ。
わざわざ「ハードなUFO議論」スレを荒らしてるくせに、
個人バッシングの標的もなにもない。
荒らしは叩き出されて当然だ。
641 :
本当にあった怖い名無し :04/09/06 00:35 ID:Iq6Y+35C
以前フジテレビで放映されたメキシコシティ上空を白昼飛行する物体は? 超鮮明な映像だったが?
628です。 >633 そうなのよ。誰か居ないかと思って書き込んだわけだけど・・・ 週刊誌の告知ですが、当時の趨勢としてコンタクティという者が居りまして、 そのコンタクティからの情報で、日本のどこか分からないけども、出現する、 と言う事でした。つのだ氏は告知自体に関係ありません。 また2回の時間間隔は、1時間は離れていたと記憶している。 自分でも色々考えましたが、無風だったので634さんの言うような つむじ風に巻き上げられた物体とは思えません。 なにしろ、先に書いたものを読んでいただければ分かりますが、 2度目は、中心軌道は1度目と同じだけど蛇行しておりました。 一番考えられる事は幻覚でしょうけど、そうすると疑問も浮かびます。 幻覚とすると見たいものを脳内で作り出して見せた、と云う事になると思うけど、 そうすると色や形状が既存の物、つまり知っている物と同じになるのが普通かと思います。 しかし俺の場合形状はともかく、色が濃緑色という初めての物になるのが解せない。 また幻覚で有ればこれ以外別の機会に見ても良いはずだけど、見ていないのも解せない。
>>641 あれはすごかったよねー。
懐疑派な自分も半分以上信じかけてたよw
でも、MUFONのジェフリー・セイニオって人が
ビデオの手ぶれとUFOの軌跡が微妙に同期してないことを指摘して、
解析したら、別撮りした模型のUFOをMacintoshで合成した映像と
判明したそうで・・・
ちなみにMUFONってビリーバーの団体。
ビリーバーに否定されてしまってるあたり、哀しいですねぇ。
>>644 でも、吊るした模型の回転軸がセンターに通っていなかったのか、微妙にふよんふよんと
揺れながら回っていたんですよね、アレ。
しかし矢追氏の現地取材では「髪の毛が抜けた」ほどの放射線(?)を食らったはずの
お姉ちゃんがとっても元気そうに話していたのにはワラタ。
>>643 幻覚だから知っている物と同じ物を見るのが普通、
とどうして言えるのか疑問だな。
そういった固定観念に凝り固まった発想が考え方をねじ曲げさせる。
ヤク中なんかわけわかんないもんを見るのが普通。
647 :
本当にあった怖い名無し :04/09/06 11:25 ID:vf/LuFo3
> 「科学が扱いきれなくなって切り捨てたもの」 扱いきれなくてか・・・ たしかに、個人の妄想は扱いきれないな。 相手にしないだけだが
>>643 幻覚といっても、望むものそのままを見るという事例ばかりではありませんよ。
わけの分からないものを見て、それをUFO(とか幽霊とかお化けとか)だと思い込む。
ここまで含めて幻覚とも言えます。特にUFOは形が一つしかないわけではないですし。
全く何もないところに物体を見ることもあれば、
何か物があってそれを誇張、もしくは全く別種のものとして知覚してしまう事もあります。
個人的には幻覚というより錯覚の類だと思いますが…。
649 :
ターゴ :04/09/06 16:01 ID:jBfxFm4/
>>648 この「つのだじろうUFO]について、「事前に情報の刷り込みがあった」のだから、
その目撃情報が錯覚、幻覚の類ではないか、と推論されるのは仕方が無いことと思う。
ただ、他の目撃者、証拠(写真、動画等)が無い目撃報告に対して「錯覚、幻覚」の
結論をすぐに出すべきではないと思う。 その結論は「現実性と矛盾しない」という
一点を除いて何の論証も示せてはいないのだから。 もともと「常識的に在りえない
物体の空中での目撃報告」なのだから、幻覚では結論たり得ないだろう。
その最も高い可能性は感じつつも、それ以外の可能性について議論するべきと思います。
目撃報告も、議論の土台になるように、なるだけ多くの情報を提示して欲しいです。
650 :
本当にあった怖い名無し :04/09/06 16:51 ID:vf/LuFo3
>>649 目撃報告は「正確性」という面では基本的に信用できないのが普通だからね。
警察でも事件の目撃者の証言をどこまで参考にするか?
とかかなりの問題。これは目撃者の利害関係に関係なく。
UFOなんかだと、飛行船効果や興奮効果などがあるし、
戦闘機のパイロットの実験でも、
目標物の状態・移動速度などを全く把握できないことが明らかになった。
そもそも「錯覚・幻覚」に対する知識が絶望的に低すぎるのも、
問題だと思わないか?
651 :
本当にあった怖い名無し :04/09/06 19:37 ID:50xiJDB+
目撃情報の場合は、目撃者がひとりなら信ぴょう性はかなり低いだろうね。 他の目撃者か、物理的な証拠で補強しないかぎり、無視されても仕方がない。
652 :
本当にあった怖い名無し :04/09/06 21:36 ID:bOKQMzi+
幻視という現象がポピュラーな現象であることは意外と知られていない。
ついさっき(21:30頃)、見かけた光はUFO? 雲の下をもの凄い速度で移動して消えましたが 青白いってか、緑白っぽい光でした。 間違いなく飛行機ではありません。
錯覚・幻覚って論は下手をすると、トンデモさんの「陰謀論」と同じくらいの
万能論だから、安易に持ち出すのは注意が必要だよね。
つのだUFOについては傍証や他の証言が欲しいところ。
>>627 の松島基地自衛隊機事件が、昨夜から気になってしょうがないw
手垢のついてない事件を調べるのは楽しいよ。
実は身内(いとこの旦那)が空自で管制官をやっているので、
さっき電話して聞いてみたら、「軍事機密だ」って笑ってた。
空自内のうわさ話としては有名らしいのだが、
果たして冗談なのか、冗談に見せかけた事実なのかw
ただ「未確認」な「飛行物体」は目撃されるし報告もされるそうだ。
未確認でも領空侵犯されてることには変わりないから、とか。
うーん、気になる。なにか隠してるのか、自衛隊w
せっかくネタ発掘したんだから、誰か何かコメントくれw
特に否定派とか懐疑派は、
こういう事例(
>>642 )はどう思うよ?
>>655 すいませんすいません、昨夜はこのスレいろんなことがあったんで、
さっくり見逃していたよw
今読んでみたけど、第1種から3種までの遭遇パターンがきっちり揃ってる、
なかなか興味深い事件だねぇ。
アラン・ハイネックなんか大喜びしそうw
では懐疑派のひとりとしてコメントを。
まず、30人はいるという目撃者の証言が欲しい。
証言を摺り合わせることで、客観的事実が浮かび上がってくる。
単独証言だと、上のつのだUFOといっしょで、
客観性を補強できないから、難しい。
また、花火大会と言うロケーションから、写真を撮った人も多いと思う。
その写真が出てくるとありがたい。
着陸痕があったのなら、せめて写真を撮っていて欲しかった。
できれば土壌採取、倒れた草の採取、残留放射能の有無・・・
のようなデータがあるのが理想なんだが・・・
女性のアブダクション未遂は、日本では珍しいので実に興味深い。
できたらI氏の伝聞でなく、本人の証言が欲しい。
客観的な証拠や傍証や証言が無さすぎて、否定も肯定も無理だと思うけど、
一応懐疑派的結論を出しておくね。
こうやって公共の場所で報告されているにもかかわらず、
しかも地元であるというのに、他の目撃者報告が出てきてない。
故にI氏の「30人の目撃者」という証言には疑問が残る。
女性に関しては、救急車での搬送記録が残ってるはず。
それがあるかないかが、証言に真偽の鍵になると思う。
657 :
本当にあった怖い名無し :04/09/06 22:26 ID:50xiJDB+
>>655 ソースが信頼のおけるメディアであるという前提で考察する。
光を見ている人数が多いというのは好感触。
しかしながら、花火大会という特殊事情もあるし、そのような光が同時間にその位置に目撃されることの不自然さについては調査が行われていないようだ。
なんら裏付け調査が行われていない以上、「原因不明の光が目撃された」とまでは断定できない。
ここから得られる事実は「花火大会の夜に、不特定多数によって、不自然な光が目撃された」ということだろう。
単に花火がそれただけという仮説も考えられる。
エイリアンの目撃者が一人であるのも残念。
「渦巻き状に草が倒れている」という物的証拠もあり、厳密な調査が欲しいところであった。
ということでまず前段の「光の目撃」。これは特に着目するに値しない。
確かに不特定多数によって目撃されているが、現象の特異性に関する立証がない。
つぎに後段。これは注目に値する。目撃者こそ一人があるが、物証を伴う。
女性が本当に警察を呼んだのであれば、その確信も深い。
しかしながら、裏付け調査は一切行われていないので、それが残念。
採点
前段 採点対象外(特異な現象と認めるに値せず)
後段 ☆☆(虚偽であるとは断定できず)
UFOの形状や宇宙人の容姿の情報も欲しいところなんだが…。
660 :
本当にあった怖い名無し :04/09/07 05:39 ID:IetLG+U6
UFOの中の人いる?
三菱迷言集Var1.8 「そんなことをすれば金がかかるだろう」 「クラッチね、知らない」 「僕はもう社長じゃないから」 「さらに勘」 「うるしゃい!」 「同じ日にすれば扱いが小さくなることもある」 「経営者が変わったんだからもうあれこれ言われる筋合いはない!」 「見せもんじゃねえんだよ!」 「罪を憎んで人を憎まず」 「車のことは、よくわからない」 「築城三年,落城一日」 「世間がこんなに反発するとは思わなかった」 「私たちも皆さんと同じ被害者です」 「三菱ばかりが燃えてません」 「事故は整備不良」 「社員の皆さんは堂々と胸を張っていればいいんです!」 「遺族の方はお気の毒ですが、三菱は法的に無罪を主張します」
662 :
本当にあった怖い名無し :04/09/07 11:18 ID:PMZZAkDI
>>655 証拠が証言だけというのはとても弱い。
I氏が夢で見たとしても、デッチ上げたとしても全く矛盾なく説明がつくから。
「ビューン、ビューン、ヒュヒューン」
という音がデッチ上げのUFO事件で語られたものと同じ。
「エイリアンが自分を連れ去ろうとしたこと」
偽記憶症候群が原因と言われるアブダクション事例の影響を受けている。
「草むらの中に渦巻き状に草が倒れている箇所を発見した」
ミステリーサークルじゃないか。ミステリーサークルはイタズラが原因なのに。
他の証言者の調査をしないと、デッチ上げまたは夢とは断定できないが、
様々な“典型的”アナロジーが頻出していることから、
今までのUFO伝説から創造されたものと考えるのが妥当。
意図的なものか、明晰夢やその他の記憶の混乱かはわからない。
663 :
本当にあった怖い名無し :04/09/07 11:22 ID:y19L7ZB6
UFOが宇宙から来てるとすると相当な金かけて来てるだろうから相応な見返りなり成果なりを上げないとくびだな。UFOの中の人も大変そうだ。
664 :
本当にあった怖い名無し :04/09/07 11:23 ID:9j/nqQuD
// / 人 / (__) パカ /∩ (____) あ、ぽこたんUFOできたお! / |( ・∀・)_ // Y ヽ/ " ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"∪
>>665 あれ、dat落ちしたのか。良スレだったのに。
667 :
本当にあった怖い名無し :04/09/07 15:44 ID:PMZZAkDI
668 :
本当にあった怖い名無し :04/09/07 16:11 ID:0V8YD4Oc
>>665 ,666
落ちるもなにも、最初からそんなスレがないのだが。
666は過去ログにも存在しないスレの番号を見ただけで、
よく良スレだと判断できたものだね。
>>667-668 UFOは 「宇宙人の珍走団」 だった!!
スレ。鯖移転後のオカ板のアドレスをつけてるからログが内容に見えるだけだな。
専用ブラウザを使ってればよく起きること。
>>665-666 これだねw
150 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/01/19 22:13
宇宙人がいると米が公表しない理由。
1おやくそくの「人類がパニックになってしまう」
2協力して兵器を作っている
3宇宙珍走を隠したいから。「UFO作れんのにそんなことしてる奴がいるのかよw」
と笑いものにされたくない。
だから毎年「いつもいつもうちの馬鹿どもがすみません、つまらない物ですが、、、」
と言っているに違いない。
171 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/03/04 12:24
●UFO珍走団説を裏付ける数々の証拠!!!●
--------------------------------------------------------------------------------------
・無意味に車体をピカピカ光らせる(もちろん特注パーツ)
・壁や畑に落書きを残していく ・捕まるとおとなしい
・たまに人をさらう ・趣味の悪いグラサンを愛用
・ジグザグ走行が好き ・地球で大事件が起こるとそばを野次馬飛行する
・よく墜落する ・ピアスを埋め込みたがる
・活動が主に夜間が多い ・レイプ事件を起こす
・実はひ弱な体型 ・たまに大編隊で現れる
・何言ってるかわからん独自の言語で話す ・甲高い声で喋る
・あきらかにラリッてる ・タイマンでは弱い
・機体はステルス仕様(珍走車がナンバープレートを隠すのと同じ)
・写真が大好き
--------------------------------------------------------------------------------------
671 :
本当にあった怖い名無し :04/09/08 01:12 ID:rbw7I5pp
お皿形のUFOの最初の目撃事件って結局どの事件になるんでしょうか? いろいろ人によって意見が分かれそうな問題ですけど、どうですか?
もうすぐ9月11日か・・・ 同時多発テロのUFO問題がまた活発になるだろうな。
>>662 肯定派・否定派を問わず、自分で裏付け調査もしないで為された見解は、
あまり価値が無い。
結局、何の根拠の無い、こじつけに近い主観的見解を
並べるだけになってしまっている。
>>673 つまり裏付け調査されないように入念に話を丁稚上げれば
やりたい放題やっていい、ということっすネ!
>>674 いやいや。
こういった問題の真偽を本当に見極めたいと望む人間なら、
キミの様にろくに調べもせず丁稚上げとか決め付けて茶化したりしないで、
肯定派・否定派を問わず、電話一本入れるなり、足を運ぶなりして、
少しは自分で調べるだろうということ。
こんばんば〜。 久々に来てみましたが、すごく真面目なスレッドになってますね。 面白いです。 ちょっと、自衛隊の松島基地のUFOについてだけ。 これはかなり前から都市伝説となっているもので、そういった事実はつかめませんでしたよ。 各年代の松島基地在籍者などに実際に調査した結果です。 いつの頃からか、松島基地の蛍光管UFOという噂は流れていたそうですが、それを裏付ける 事実は、全くないそうです。 記録にないのはもちろんのこと、松島基地で実際に目撃した人、もしくはそれらを知ってる 人は、一人として見つけることはできませんでした。 松島基地は、1000人を越える規模の基地なんですがね。 そういったことから、これは単なる都市伝説と位置づけていいものと思われます。 これはもちろん、自衛隊でのUFO目撃を全部否定するものではありません。 ただ、巷で囁かれる自衛隊でのUFO目撃は、そのほとんどがネガティブであることは確かです。 北朝鮮から放たれた気球の気流による奇妙な動き、ロシアの変わった兵器、気象現象の誤認、 ひよっこパイロット、ひよっこレーダー員の誤認などなど。 いっぱい原因はある見たいですね。 もちろん40万人を越える自衛隊員の中には、精神病者や妄想癖、陰謀論者もかなりの数が いますからね。 よく、新入自衛隊員をからかったりするのにも、UFOは最適なんだそうです。
それと、これは噂で囁かれる松島基地UFOの出所なんですが。 松島基地は、ブルーインパルスのベースです。 で、ブルーインパルスの隊員には、かなり茶目っ気の多い人が代々いるんだそうな。 自衛隊機の墜落がUFOのせいだとまことしやかに囁かれたこともありますが、 実際に調べてみると、そんな墜落機はなかったりとかまだまだ確証はありませんねえ。
>>677 あの次いでの質問です。
私、HPでエンジェルパスさんの過去ログの発言をまとめてる者ですが。
いや、実際は全然まとまってないのですが、いつかそのようにしようと思ってるのです。
で、著作権上の問題ですが、どのようにお考えでしょうか?
私としては、「ちょっと控えて欲しい」とか少しでも
問題があれば、撤回します。いや、実は撤回したいのです。
私には荷が重すぎるので。
一応、問題のHPをあげときます。ご覧のように現在は
内容は全然ありません。
ttp://www.geocities.jp/mercury2h/index.html
う〜ん、工房のころの話、その頃は目立ちたくてさ UFOをアンアイデンティファイドフライングオブジェクトとかゆってたんだ。 そしたら、それを聞いたキモオタ君が 私は何たらとか、訳してくれちゃったことあるよ キモオタ君にとっては、An I do'ntなんとかって聞こえたんだろうね 俺、このスレ初めてなんだけどハード?
>>678 こんにちは。久しぶり、ですね。
ええと、著作権云々はあんまり考えてませんが、私の発言をまとめて公開するのは
ちょっと遠慮してほしいかも、(^^;です。
こんなところで答えになってますかねえ。
681 :
本当にあった怖い名無し :04/09/09 08:38 ID:5Jk1WIBL
86 :名無しさん@恐縮です :04/09/08 14:36 ID:mBr1oA+R
あの元日本テレビUFOディレクターの人気再燃!?
矢追純一が制作した「木曜スペシャル」の再現コミックが9月10日に
全国コンビニで一斉発売するという。テレビ出演も続くなどにわかに”矢追ブーム”の声も。
http://www02.so-net.ne.jp/~earthian/
682 :
本当にあった怖い名無し :04/09/09 10:36 ID:oJgn4MBa
エンパスさんのファンで、ずっと待ってました。
683 :
662 :04/09/09 10:45 ID:oJgn4MBa
>>673 674は俺じゃないよ。
俺もあんまり自分の見解が価値あるものとは思っていない。
と、同時にたいした調査もできない逸話も、
あまり価値あるものとは思えない。
今回の話なんか、典型的UFOエピソードを思いつくまま絡めた話に見えるし、
逸話しか根拠がないものに対しての扱いとしては、
正当な扱いだと思う(説得力が弱くてもね)。
正直花火大会の会場で、目撃者が30人ってのも少なすぎると思うしね。
長さ40〜50mでしょ?
UFOの飛んでた辺りに行った…なのに、
女性の話では着陸してエイリアンが出てきたってことになってるし。
ミステリーサークルがUFOの着陸痕だって考え方も、
あんまりUFO事情を知らない人っぽい。
エンパスきてた!!!!!
ニュース番組を見ていたら空中で異様な飛び方をする飛行物体が映し出されていた。 よくよく内容を聞いたらNASAの回収用カプセルだったけどね・・・ 映像だけ抜き出して適当なコメントつけたらUFO映像の出来上がり!になるのは確実だな。 元UFO-Dの某氏のように、映像の編集でとんでもないことをする奴はいくらでもいる。 なんにも考えずにそれに引っかかる奴もいくらでもいる。
686 :
本当にあった怖い名無し :04/09/09 19:21 ID:oJgn4MBa
>>685 矢追氏はその映像編集→UFOだ!の典型的な例だったんだけど、
なんで懐疑派とか否定派でもバラエティとして支持する人がいるんだろ?
あまりにもお粗末だったからかな?
確かにお粗末だったけど、あれが元でUFO信じるようになった日本人って、
とっても多いと思うんだよね。実際。
俺は、放送倫理ってものはないのか!と憤りを感じたりするんだけど。
マジで。
>>686 私がまさにそれw <バラエティとして支持する
ある年代の人には「UFO=矢追氏」なんだよね。
今は立派な懐疑派な自分でも、あのCMに入るときの
ジングルはトラウマだよw
矢追氏の番組でUFOに目覚めて、矢追氏のアレさ故に
懐疑派になってしまった私のような人も
結構いるんじゃないですか?
688 :
本当にあった怖い名無し :04/09/09 20:09 ID:oJgn4MBa
>>687 なるほど。
つまり687氏にとっては、懐疑派に目覚めるきっかけでもあったわけだよね。
そういう面では、確かにマイナス面だけじゃないね。
でも、それってオウム事件が、信仰宗教に強烈な胡散臭さを与えたって話よりも、
もっと下のレベルでのプラス面だと思うんだ。
完全にマイナス面の方が大きいって感じね。
689 :
本当にあった怖い名無し :04/09/09 20:53 ID:vUKaz+j4
ビリーバー全体にそういうところがあるよね。 科学とオカルトを分けて楽しむとかいってる香具師も同じ。 ハードな議論スレ的には著名なUFO事件を順繰りに取り上げてその詳細をうんぬんするのが面白いんじゃないかな。 ジョン・マーティン、ケネス・アーノルドとロズウェルについては上の方でやったから、次はマンテル事件あたりどうかな? あれも「プロジェクトモガール」の気球が原因ということでいいわけ? だとすると、ずいぶんとUFO事件を生み出したプロジェクトだよね。
>>688 矢追氏の番組の功罪は「罪」のほうが大きいかもね。
ただ、問題は、矢追番組とは違うまじめな番組が
日本ではとうとう作られなかったことが一番の「罪」かも。
アメリカでは、ヒル夫妻事件のまじめなドキュメンタリ番組なんか
作られてるというのに・・・
>>689 マンテル大尉事件は、プロジェクト・サインの調査では「金星」という
結論になっていますよ。
気球だと、F-51との相対速度が説明できないから。
もっともサイン内では「本もの」論も強かったとか・・・
691 :
690 :04/09/09 21:13 ID:2oSWIrCX
あ、プロジェクト・グラッジの調査では 「スカイフック気球」ということになってるね。 事件同日早朝にリプリー基地から打ち上げれたやつだそうです。
>>680 了解しました。その気持ちすごくよくわかります。
「エンジェルパス氏」
というコテハンもHP上には載せないようにしますね。
後一つだけ。過去ログ貼る程度なら問題はないでしょうか?
あの、他の皆さん失礼しました。
>>692 >後一つだけ。過去ログ貼る程度なら問題はないでしょうか?
それくらいは、全然かまわないですよ。
矢追氏の最大の功績は、UFOという概念を日本人の常識としたことだと思います。
日本人からは信じられませんが、UFOという考えが全くない国も多いんですよ。
矢追氏の最大の罪は、日本のUFO研究家に互助会的つながりをつくってしまったことだと思います。
海外もののUFOの版権を獲得したUFO研究家は多いです。
そして、あきらかにガセとわかっても、その事件を紹介するだけで、版権を持つUFO研究家に
お金が入ったりするんですね。
そういったつながりができてしまうと、他人が版権を持つUFO事件を批判することはなかなか
できなくなりますね。
結果として、なんでもかんでも肯定的に紹介し、批判には目をつぶることになってしまいます。
ここからは、噂、確証のない話と聞いてください。
たとえば、マイヤー事件の写真の日本での版権は、確か矢追さん自身が持っていたはずです。
つまり、他の人がマイヤーを紹介し、写真を紹介すれば、矢追さんにいくばくとお金が入ります。
ですから、矢追さんはマイヤーを否定的にはいいませんし、多少なりとも矢追さんとつながりの
ある人たちは、マイヤー事件の追求には矛先が鈍ったり、とかね。
(マイヤーが完全にインチキなのは、みんな知ってるんですが。)
もちろん、マイヤー事件を批判的にみて、写真を紹介しても、矢追さんにお金は入ります。
けれども、次からは写真を貸してもらえなくなったりね。
>>693 それはどうも。
それとその版権の話、ひどいね。版権のことはよくわからないけど。
>>690 にあがってるような海外の真面目な番組を日本に紹介したとしても
そこにマイヤーの写真が載っていたらやっぱりY氏のとこに金が入るのかな?
なんだかあまりに日本人らしくて嫌になっちゃった。
まぁお金の話しはある程度社会に出ればついて回る話しだろうし、もうちょっと クールにみてUFO事件を眺めて見て楽しめば良いんじゃないのかな。 ソース元が日本ならば版権の云々の話しも無かったかもしれないが、UFO資料を 書籍として販売している所もあるわけだし、資料を身近に入手可能になった事 の方が良いと思う事もあるよ。 それより俺的にはプレアデスの話題とか興味あるんだが、最近コンタクトとか どうなっているのだい? 日本人はグレイとかに誘拐とかはされていないんかい? もしグレイとか誘拐されている人がいたならば、影の日本政府と何等かの コンタクトがあるはずだがどうなのだろう? (都内の俺の家の近所でも探すとスミテリーサークルとか宇宙人のUFOに乗った という証言の現場があるもんだから、スゲー興味津々。)
矢追は引っ張るだけ引っ張って、オチが無い番組作りばっかりだった。 ヤシの功罪のうち、罪としてあげるならば、視聴者を煙に巻くのがうまかったこと。
>>695 >クールにみてUFO事件を眺めて見て楽しめば良いんじゃないのかな。
クールに見れば見る程楽しめないよ。
日本では完全にUFOはエンターテイメントの様相を呈してるでしょう?
それって非常にまずいよ。
UFO現象として確かにエンターテイメント的側面があるし、それ自体は
否定しないけど、きちんと学術的な探求もできると思うんだよね。
それをしていたのがエンジェルパス氏だし、それ以外もいると思うんだ。
そういう人たちが今は出る幕ない状態でしょう?
そういうのは不健全だと思う。だからこそこのスレが健全に育って来たんだし。
だからってのはそういう不健全な状況に不満を持っている人が多いからって意味ね。
まあ、俺なんかこのスレに貢献などしてないし、読んでも分からんことバカリだけど、
それなりに面白かったよ。その面白さってのは真実を知る面白さであって、
決してY氏の番組をみる面白さとは違うんだ。
あ、批判めいたこと書いたけど、別に
>>695 のこと批判してるわけじゃないんだ。
世の中にはいろんな楽しみ方があっていいからね。
それに普段不満におもっていることを言葉に表すのが下手だからこういう表現になっちゃたけど。
698 :
本当にあった怖い名無し :04/09/10 07:52 ID:N+BlRTLS
>>690 気球に追いつけなかったのは、気球がジェット気流に乗っていたからだと説明されているようですよ。
699 :
本当にあった怖い名無し :04/09/10 11:29 ID:Uao3xiPj
マンテル プロジェクト・サインのときは空軍と海軍の間で、 情報のやり取りがあんまり行われなかったみたい。 スカイフック気球は、機密度の高い実験だったし。 スカイフック気球はかなりでかかったから、 気球までの距離を見誤ったマンテル大尉が 「追いつけない」と感じたって話。 マンテル事件でも一部の人は、 明らかに金星を見間違えたって言えるらしい。 プロジェクト・グラッジの頃になると、 プロジェクトと海軍の間にも情報流通があったし、 スカイフック気球自体も知られるものとなったからね。
700 :
本当にあった怖い名無し :04/09/10 11:34 ID:Uao3xiPj
なんか、物体に対する双眼鏡でも目撃記録なんかもあったんだけど、 今資料が手元にないからわからないや。 その目撃記録では灯火のついた気球で問題なかったはず。
701 :
695 :04/09/10 14:39:08 ID:Vx2qrZMC
>きちんと学術的な探求もできると思うんだよね。 これだと一版向けではない気がする。学術的な情報をそのまま普通の人に提供 しても受け入れられないだろう。そういう意味ではエンターテイメント性を 意識した前述のUFO関係者達にも一理あると思う。 もしそのような学術的調査を目的とするなら、UFO学会などのような組織が適切 ではないだろうか。(日本に存在するのかは分からないが) 情報元を当たって見て分かった事だが、UFO事件の報告や写真などの多くは誤認や偽物など 情報価値の少ないものが多いと感じる。にチャンネルでもそうだが、そういった情報を フィルタしてくれると言う意味でも、素人的にはエンターテイメント的なUFO関係者の 存在は意味あると思う。 >それをしていたのがエンジェルパス氏だし、それ以外もいると思うんだ。 >そういう人たちが今は出る幕ない状態でしょう? 出る幕が無いと言うか、本人が出たらマズイと言っていたような・・・・・。 補助金もらってUFO事件の調査なんかやってましたって事はいえない、等々。 真実を知る面白さ、とは言いますが、どちらにしてもUFO事件の真実なんて この先数十年経っても分からないのではないかな、と思いますよ。
702 :
本当にあった怖い名無し :04/09/10 21:17:17 ID:N+BlRTLS
703 :
本当にあった怖い名無し :04/09/10 21:48:48 ID:1n3dDrqH
おまいらUFO見たけりゃ埼玉県入間に住めよ。 UFOなんてまじでしょっちゅう飛んでるぜ。
>>701 さん
>出る幕が無いと言うか、本人が出たらマズイと言っていたような・・・・・。
>補助金もらってUFO事件の調査なんかやってましたって事はいえない、等々。
別に出たらマズイことはないんです。
いろいろ出版社との交渉は、素でやってるわけですし。
UFO調査も補助金もらってたのは財団で、私たちはそこまでコミットしてませんでしたから。
でも、(財団は今でもあるから)そういったことを表沙汰にしてくれるな、というのはありますね。
まあ、そのへんはなんとかなるでしょう(汗
>>702 さん
モガールではなく、モーガルが正しい発音だとされていますね。
「モーガル」というのは、「小型・軽量・高性能・低コスト」の意味です。
ソ連の原爆実験を関知するために、現地のスパイや西ドイツの飛行機を使った、
「大型・多予算型・重コスト」の原爆探知プロジェクトに比べて、こっちの方が
低予算ですむぞという意味でつけられた名前です。
モーガル気球の方は機密解除されましたが、当時のヨーロッパやソ連での諜報活動
は、未だにかなりの部分が機密です(存命の方がいますし)。
米軍の関係者に聞くと、諜報活動に比べるとUFO関係のことなんて、ほんとは対した
機密じゃないらしいんですねえ。
>>701 それは「一般人」を過小評価しすぎてないかな?
端的に表現すると「馬鹿にしてんのか?」になっちゃって穏便でなくなるけれど。
科学的と呼ばれる情報を丸投げに近い形で放り投げているNスペなどは、
一般人からもかなり評価が高い。
エンターテイメント性というものを考えるのも構わないけれど、
日本の場合エンターテイメント=バーリトゥードだと思っている関係者は多い。
ガセネタだと知っていながら垂れ流すチンケ番組のなんと多いことか!
しかもそれを利用してさらに一儲け企む悪徳オカルト業界関係者も多い。
こんな状況で「エンタテイメント性」の押し出しは全く利点にはならない。
歪んだオカルト文化の押し付けは日本社会のオカルトに対する考え方を駄目にした。
「どうせネタだろ?でっち上げじゃん」「すげーよ、すげーよ、マジだって!アポロは月に行ってねーって!!!」
なんていう2極化(後者は特に酷い)を生み出してしまった。
真面目に考えたり、本気で研究したりする気を失わせるほどに
マスコミに登場する日本のオカルト関係者のやり口は酷かった。
>>705 でもチンケな番組や悪徳業者が多いって事は、
それがウケたり金になるって事でもあると思うんだよね…。
>>701 日本人は(日本人に限らないと思うけど)結構学術的な番組好きだと思うよ。
その証拠にNHKの科学番組なんか受けてるし。あーいうのを学術的というかは
また問題だけど。
そうか学術的って言葉がいけなかったね。偏りのない科学番組って言えば良かったね。
>出る幕が無いと言うか、本人が出たらマズイと言っていたような・・・・・。
補助金もらってUFO事件の調査なんかやってましたって事はいえない、等々。
それはエンジェルパスさん本人が答えているんで。
>真実を知る面白さ、とは言いますが、どちらにしてもUFO事件の真実なんて
この先数十年経っても分からないのではないかな、と思いますよ。
そんなことありませんよ。結構分かって来たことは多いです。このスレでも
語られてるし、詳しくはそれなりの書籍に当たってみることをお勧めしますよ。
後過去ログも。
>>705 でしょう?ねえ。結局本当のこと知りたいんだよね。みんな(と言ったらまた語弊があるかな?)。
708 :
本当にあった怖い名無し :04/09/10 23:51:15 ID:uB9Fhusv
>>702 Yahoo常連のtenkama氏のページだな。
オルタネイティブ行けば常駐してるっぽい。
709 :
695 :04/09/11 12:41:05 ID:TQkaIq8W
私はここの住人ではないので詳しい事情とかは分からないですが、、、、 >歪んだオカルト文化の押し付けは日本社会のオカルトに対する考え方を駄目にした。 押し付けとかそういうものではなくて、日本の文化の問題ではないかなぁ。 社下位文化の根底にある北朝鮮のような全体主義が関係しているんじゃないかな。 オカルトだとしても宗教だとしても科学だったとしても、真剣に取り組もうとする 姿勢がみられない。例としては日本では無宗教の人が多いし、科学だって一般の人 の関心は低いし、希薄だ。政治にも無関心だ。 UFO問題についても希薄であってもおかしくはない。 >端的に表現すると「馬鹿にしてんのか?」になっちゃって穏便 SOHOの画像に写った太陽フレアによる荷電粒子ノイズを宇宙人からの攻撃、などと主張してる 野を見て「馬鹿?」と感じるのは正しい認識であると思う。ビリーバ君を一般化してしまうのは 適切ではないかもしれないが、UFO関連の情報に比較的近いポジションにおり、 宇宙人問題に感心のある一般人という立場である人がこれではネタとして 受け止める以外に他ない。カールセーガンみたいな人がいたら良かったが、、、 >丸投げに近い形で放り投げているNスペ 全然丸投げじゃないって。その証拠に数式なんて一つも出てこない。 >日本人は(日本人に限らないと思うけど)結構学術的な番組好きだと思うよ。 そうかな。今書店に行っても科学雑誌見掛けないよ。科学雑誌が90年代に相次いで 休刊したのは発行部数が低下して経営として成り立たなくなったからだろうし、 それを示すように昨今の若者の理系離れというニュースも見られる。 そもそも基本的に自然科学や未知の現象に対する関心が少なくなった事が、 一般向けのUFO問題を科学的に取り扱う事を難しくしているのではないのかな。
710 :
695 :04/09/11 13:11:48 ID:TQkaIq8W
>そんなことありませんよ。結構分かって来たことは多いです。このスレでも そうかな。UFO問題って、そんなに浅いものだと思う? 僕の調査した範囲ではもっと深い(深刻)。であるが故に真実なんて分からない、と 感じるな。もしかして>707はUFO問題に関係する身近な単語にアセンションとか 自由、愛、フォトンベルトとか多すぎない? >ガセネタだと知っていながら垂れ流すチンケ番組のなんと多いことか! それがUFO問題の本質だと思うよ。 よくよく考えてみるとプレアデスの哲学なんて殆どの人にとっては役に立つような 代物でもないし、ナチスの政治宣伝に用いられた人間性の開放だとか、ドイツ民族 云々だとか、一般の人々の生活には殆ど役に立たないような政治宣伝と似ている。 グレイの人体実験などは極端に言えば北朝鮮の拉致と同じだし、宇宙人が人込みに 紛れている、などというのは不法入国とも考えられる。 数々のガセネタ、例としてはロシアのUFO墜落映像や南米のCGのUFOがあるけど、 あれを素人が作れる訳ない。かなりの資金があって組織的に行動している何者か がいると分かるだろ。ガセネタは目的不明だが明確な情報操作だろうし、 これってビリーバが興味本位で調べている内はまだマシだが、 まともにやったらマジ死ぬんじゃない?って予感とか無いの?
711 :
本当にあった怖い名無し :04/09/11 14:35:24 ID:dREs8+p7
>>695 あんたは何を目指してるわけ?
> そうかな。UFO問題って、そんなに浅いものだと思う?
たとえばさ、UFO問題ってひと括りにしてもさ、
人類学的なアプローチもあるだろうし、
社会科学的なアプローチもあるだろうね。
他にも精神学的アプローチとかさ。
でも、ここら辺のアプローチって、
はっきり言えば答えなんか出ないもんじゃん。
恣意的解釈ばっかりがはびこってて。
で、あんたの言うUFO問題って何なの?
個別UFO目撃事例の妥当な解釈が示されてるUFO事件なんか、
かなりの数になるわけだし、
「分かって来たことも多い」っていうのは真実なわけだよ。
713 :
695 :04/09/11 21:12:43 ID:TQkaIq8W
>711 >はっきり言えば答えなんか出ないもんじゃん。 御自身で分かってるじゃないんですか。 私はUFO事件とはまったく関係ない問題を追求していて、その結果の一つ としてUFO事件に行き着いただけ。 内容は書かないけど、刑事事件にも関わる ような性格の問題だ、と言うと大体のイメージは伝わるかな。 もっとはっきりと言うと、直接的にUFOがどうとか言うのではなくて、UFO問題の 周囲に現われる諜報組織の匂いの事だよ。似ていたんだね。私の件と。 そういえば、今晩911の話題がTV番組で取上げられていたね。 911事件のVTRにも、急旋回するUFOや南米で良く見られる数多くの発光体型の UFOが記録されているね。(カゼもあったけど) 人それぞれのUFO問題、と言うものがあるんだよ。
714 :
本当にあった怖い名無し :04/09/11 21:24:42 ID:/aojURQg
>>713 だからなんだ?としか言い様がない。
自分に都合良くないことはどうでもいい、と言っているだけじゃん。
人それぞれのUFO問題があるのならば、
なおさら水銀の方向性も認めなければならないのは自明。
ロシアの墜落映像や、南米のビル街を飛ぶUFO映像に巨大組織の陰謀を見出してしまうような奴に何を言っても無駄か・・・
銭を渋ったから簡単にバレちゃったのにな。
(゚∀゚)OCMのパラドックス @よく言われる”10パーセク1文明”の語感からは近く感ずる が、実際は文明を有する惑星を持つ恒星間の距離があまりにも 大きすぎ、(よく知られたレチクル座ゼータ星まででも32光 年。)いくら進んだ科学技術力を以ってしても航行不可能と思 われる。 Aしかし現実には多数の宇宙人が地球近辺を頻繁に訪れている。 ⇒いったいどのような手段で彼らは地球にまでやってきたのだろ うか? 金星が ジグザグ運転 急旋回 土星のように 輪(゚∀゚)までついてる 台所 ゴキ(゚∀゚)ブリなんて 未確認 ぞろぞろいるのは コオロギだ 3ザルで 銀河のトップは 地球人 ナンバー2は おサルさん
716 :
本当にあった怖い名無し :04/09/11 22:56:21 ID:dREs8+p7
なんだ、陰謀論者か。妄想じゃないUFO研究家の間では、 最も愚鈍なビリーバーって言われてるやつね。
717 :
本当にあった怖い名無し :04/09/11 23:11:26 ID:TaaYFkWD
718 :
本当にあった怖い名無し :04/09/12 01:24:24 ID:w7FbZt+1
ネタニマジレスそれこそが漢の心意気!! >しかし現実には多数の宇宙人が地球近辺を頻繁に訪れている。 まず、これを立証することが大事なんじゃね。そのためのスレなんじゃないの?
719 :
本当にあった怖い名無し :04/09/12 01:26:17 ID:a60P0ON/
朝からufoの話ししてる人種はしねしんしねんしん4え もうろくしてもしねしねしねしねという
やっぱ、いるけど普通に地球に来れないってのが一番可能性高そうだよなぁ
721 :
名古屋OCM(オー・シー・エム)会 :04/09/12 11:58:29 ID:DG5/VS2e
(゚∀゚)
722 :
本当にあった怖い名無し :04/09/13 00:20:14 ID:ajKqWgzA
>>693 >(マイヤーが完全にインチキなのは、みんな知ってるんですが。)
マイヤーって、インチキなの?
プレアデスの本やHP見たけど、あれだけ鮮明な写真や体験談があるので
てっきり宇宙人と接触してると思ってたけど、、、
宇宙人はマイヤーに偽情報をばかり教えているとは思ってるけどね
723 :
本当にあった怖い名無し :04/09/13 00:39:46 ID:ajKqWgzA
>>715 >(よく知られたレチクル座ゼータ星まででも32光
年。)いくら進んだ科学技術力を以ってしても航行不可能と思
われる。
今の人間の科学力ではむずかしいかもしれないけど、
例えば、寿命が延びて500歳くらいまでになれば、高速の10分の1でも
生きて地球に着くことはできるよね? あるいは、世代間の宇宙旅行ね。
それに今の遺伝子工学でも寿命を延ばす技術開発が行われてるんだしね。
遥かに進んだ科学力があれば、超寿命も可能だし、光速近く(あるいは
超高速でも)なら、十分地球に来れると思うよ。
それに、物理学だって、まだ新たな発見があり、4次元、5次元航行ができるように
なれば一瞬で航行ができると思うよ。
まあ、これらは、よく言われてることだし、そういう可能性もあると思うんだよね。
724 :
本当にあった怖い名無し :04/09/13 00:48:42 ID:ajKqWgzA
よく、宇宙文明が出会う確率うんぬんってあるけど、 確率はあくまで確率であって、われわれ地球人だって 今ここにいるんだし、どこかに遥かに文明が進んだ知性体が いれば、宇宙を回って地球に来てるかもしれないじゃない? まあ、NASAは米軍の一機関だから、相当な情報隠蔽や操作をしてるからね。 あくまでアメリカの世界戦略のための機関のひとつでしょ。
725 :
本当にあった怖い名無し :04/09/13 00:50:41 ID:moH2X37G
恐らく1000年後くらいにこっちが行く側になるんだよ
>>722 インチキかどうかは情報を追跡していけば分かるものだと思うけど・・・
728 :
本当にあった怖い名無し :04/09/13 13:49:57 ID:ib9jKf4F
>>723-724 距離が決定的な問題だ。なんて今更言ってるのは、
UFO研究なんてしてない人だと思うけど?
問題は、説得力のある根拠が皆無なこと。
裏庭でドラえもんを見た!って言ったって、
根拠がなきゃ誰も信じないでしょ?
根拠はともかく、一応全部の現象を説明できる 筋道だった理論が欲しいところ。
730 :
本当にあった怖い名無し :04/09/13 15:40:23 ID:ajKqWgzA
説得力のある根拠って、、、、 おれはマイヤーのプレアデス星人やウンモの本読んだり、 最近ではメキシコのUFO事件やいろいろな証言や写真、ビデオを見たり して事実だと思ってるけど、こういうのじゃじゃダメなの?
731 :
本当にあった怖い名無し :04/09/13 15:44:21 ID:ib9jKf4F
>>730 にとってはそれでいいんだよ。
ただ、社会的にはかなり詳細なツッコミが入れられてるマイヤーはもうとるに足りんと。
730の知ってる個別事例だって、ビリーバー本以外の本を調べれば、結構判明しているものも多いと思うよ。
732 :
本当にあった怖い名無し :04/09/13 15:44:45 ID:ajKqWgzA
あと、マイヤーがUFOの模型で写真撮ったことが あるとしても、他の多くの写真や証言者もいて、 これらすべてを否定できればマイヤーは信用できないと思うよ。 嘘・でっちあげ99でも事実が一つでもあればね。
733 :
本当にあった怖い名無し :04/09/13 15:47:25 ID:ajKqWgzA
732の続き 事実が一つでもあれば、いいんだよね。 マイヤーの人格なんて、関係ないと思うよ
734 :
本当にあった怖い名無し :04/09/13 15:58:10 ID:ib9jKf4F
>>732 「事実がひとつでもあればいい」ってのは、その通り。
注意しなければいけないのは、「解明できないこと」が沢山あったとしても、
それは「宇宙人コンタクトの証拠」ではないということだ。
>>733 事実に対して、マイヤーの人格なんてのは全く関係ないだろうけど、
マイヤーの証言に対してマイヤーの人格は関係ある。
ところで、世界中の航空会社も隠蔽してるのか? 光が発生してるなら人工衛星でキャッチできるはず。 ステルスなのか?人工衛星より高度高いのか?目撃できるのか?
736 :
本当にあった怖い名無し :04/09/13 16:18:50 ID:ajKqWgzA
どういう証拠があれば、UFOを認めるのかな? 例えば、国会議事堂あたりに飛来して、NHKや民放テレビ局が報道するとか? アメリカ大統領がUFO存在宣言するとか(笑) どうでもいいんだけど、信じるに足る根拠を知りたいね
ツングースカ大爆発は墜落した宇宙船が原因だったらしいな。 最近になってロシアの科学者達が宇宙船の残骸を発見したそうだ。
738 :
本当にあった怖い名無し :04/09/13 16:34:18 ID:ajKqWgzA
739 :
本当にあった怖い名無し :04/09/13 16:36:00 ID:ib9jKf4F
>>738 「またお前は騙されたわけだが」になると思ったら・・・
740 :
本当にあった怖い名無し :04/09/13 17:45:53 ID:ajKqWgzA
>>724 NASAを米軍の一機関などと大嘘ぶっこく度胸は大したものだ。
ぜひ、NASAが米軍に属するという主張を補強する資料を提示して頂きたい。
742 :
本当にあった怖い名無し :04/09/13 23:33:50 ID:ajKqWgzA
743 :
本当にあった怖い名無し :04/09/14 00:37:55 ID:Y2vNdukK
>>742 質問したいのだが・・・
1. すぐ調べれば分かることを、思いこみで主張したのはどういうことなの?
2. そのURLにある情報を信じて、NASAが米軍非所属だと考えを改めたわけ?
3. 元々、NASAが米軍所属だと考えた根拠はなかったの?
744 :
本当にあった怖い名無し :04/09/14 19:14:41 ID:Gvbx+jo5
745 :
本当にあった怖い名無し :04/09/15 11:34:19 ID:0GltkDpO
>>724 はげ同
俺は、3年前旅行で、ラスベガスで同級生と会ったんだ。
知らないだけで、偶然、意外と近くにいるかもな。