★冒険小説・ハードボイルド板できました★

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1舌切雀
う、ウソだよ〜、だ、だって、みんな愉しそうなんだもん
ごめんなさい、もうしません
2『53』:2000/02/20(日) 18:11
是非実現して頂きたいものでござる。
3007:2000/02/20(日) 18:32
「53」殿、お久しぶりです。
ここで会えたこと嬉しい限りです。
この板で、軍事諜報・スパイ系のスレッドを展開しましょう。
「ブラボーツーゼロ」捕虜になってからは、気が滅入りますのは、
私がまだ甘いのでしょうか・・・
4狼少年:2000/02/20(日) 20:01
志水辰夫や佐々木譲、谷甲州なんかはここでよいのかな
5『53』:2000/02/20(日) 22:56
007殿、
    貴公にご教示頂くまで、こちらの板は
    まったく存じておらなんだ。
    や、かたじけない。これからも良しなに頼み入る。

    ところで、フリーマントルのチャーリー・マフィン
    でござるが、間が抜けたまま刊行が進んでおる様子。
    とばして読むのは、それがし、どうも気が進まぬ。
    何方か、訳をお教え下さらんかの?
6名無しさん:2000/02/20(日) 22:57
今のシミタツはミステリの人じゃない、過去を懐かしむのであれば。
佐々木譲も冒険小説から距離を置き始めたような気がする。
谷甲州地味だなあ、いい作品書くけど。
船戸与一も惚けてきたし、福井晴敏は未知数だし、うーん人材不足だ
7(^‐^)V:2000/02/21(月) 02:12
>6
>佐々木譲も冒険小説から距離を置き始めたような気がする。

「屈折率」読んだんだけど、コケちゃいました(笑)
前半はよかったんだけどねー
8梅吉:2000/02/21(月) 03:03
『53』の旦那 仮の世のお姿はこの所御浪人?
最新作のハードカバー『プロファイリング?』は買いそびれておりますが
『狙撃』をお読みになってから『報復』を。
わたくしなどではいい加減に辻褄をぼやきつつあわせますが
でも見当違いのお答えになっていたらご容赦くださいませ。
お気に入りの男に好きな女性が出てくると心中穏やかならず読みまする。
主人公はいい男はみんなわたくしの恋人にして読んでおります。
なるべく靜にしておりますので本の情報楽しみにしております。
9『53』:2000/02/21(月) 10:42
梅吉どの、
    そなた、女子でござったか・・・。
    や、これは失礼を致した。

    されば、チャーリーでござるが、
    『狙撃』と『報復』の間に、もう一冊あるようでな。
    「お、ナターリヤ、久方ぶりじゃの、再会できて重畳。」
    と思うたら何時の間にか、子を成しておって驚いた。 
10007:2000/02/21(月) 12:15
「53」殿
いやいや、「ブラヴォーツー・・」読み終わりました。
このネタばかりで、申し訳無いです。
いままで、SASなるもの、あんまり関心なっかたのですが、
いやいや、世界最強の部隊ですね。
英国MI5,6が活躍する小説など、ご存知ですか?
11『53』:2000/02/21(月) 12:20
007殿、
    発見された直後の緊迫感が凄かったでござろう。
    あのような状況でテキパキと点検を始めるところが
    誠にプロフェッショナルでござったな。
12おいおい:2000/02/21(月) 12:26
「53」さん、ちょっと読みづらい、というか
「ござったな」とか「ござろう」とか変ですよ

あっ「かたじけない」って返事結構です
13『53』:2000/02/21(月) 12:27
連続カキコ御免。
  007殿、
   文学板にて貴公が立てられた「全国諜報員〜」スレッドにて、
   梅吉どのに宛てた文を御参照下され。
14007:2000/02/21(月) 16:30
>53
了解。
というか既に見てしまいました。

OUT・・・・
15名無しさん:2000/02/21(月) 21:30
「襲撃待機」著者クリス・ライアン
ブラボー・ツー・ゼロの一人でイラクを横断してシリアへ脱出してのけた
この人も作家となりました。やはりSASはすごい。物書きになる訓練も
するのか(笑)お勧めです。
ああ、「リモートコントロール」アンディ・マクナブもお勧めです。
アンディ・マクナブという名前はペンネームというか偽名だそうですが。
(そういや顔も出さない)
16007:2000/02/21(月) 23:09
>15
確かに、文章力もあるようですね。
ブラヴォー・・もSAS戦闘員も読みやすいし、
読み応えある。
しかし、荷物が90Kgもあるとは・・・・
17>15 をいをい・・:2000/02/21(月) 23:43
クリス・ライアン、文章力があるとは、
どういうこったい?
面白がってる人には申し訳ないが、「襲撃待機」は、
ひどすぎやしないかい?
18『53』:2000/02/22(火) 03:46
10の007殿、
  MI5(国内防諜)なら、やはり
  「ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ」ル・カレ
  「スマイリーと仲間達」
  が、それがしの知る限り最上かの。
  また、以前と重複するが(しつこくて相済まぬ)、
  「裏切りのノストラダムス」
  「ベルリン二つの貌」
  「沈黙の犬たち」
  「マエストロ」の四部作と
  「スパイの家系」     ガードナー
  が傑作ゆえ、是非是非読まれたい。 
19007:2000/02/22(火) 09:25
「53」殿、
「警察ミステリー小説・・・」のスレッドをご覧下さい。
20名無しさん:2000/02/24(木) 03:03
>15の名無しさん
本日 書店に行きましたらお薦めの「リモート・コントロール」が
あり、「ゼロ・アワー」ジョゼフ・ウインダーと入手。
このスッレドにてわたしはいっぱしのテロリストになるかも。
21通りすがり:2000/02/25(金) 02:19
「シャドー81」
22>21:2000/02/25(金) 12:17
だから面白いって、
なんどもいってるじゃん。
23『53』:2000/02/27(日) 01:36
シンデレラボーイ殿の御参加を願う次第。
24どすこい:2000/02/27(日) 12:44
>22なんどいったんじゃん?
25>24:2000/02/27(日) 17:03
三回くらいじゃん
26スパンコールのシンデレラボーイ:2000/02/28(月) 00:11
>23
文学板ってここのことすか?(笑)
探しちゃった・・
ここに載ってるやつ自分あんま知らないっす(皆さん博識っすね)
27(^‐^)V:2000/02/28(月) 02:28
皆さんは「亡国のイージス」はどう評価なさいます?
ボクはかなり好きですけど。
28>27:2000/02/28(月) 02:32
結構良かったと思うよ。
なんかホワイトアウト読んだときみたいな興奮を覚えた。
この作者、次回作が勝負になるだろうね。
29『53』:2000/02/28(月) 21:30
シンデレラボーイ殿!

39 名前:>38 投稿日:2000/02/28(月) 00:54

http://www.2ch.net/book/index2.html
でござる。<しまった、口調が移っちゃった・・・
30怪盗乱麻:2000/02/28(月) 22:01
>27
「女王陛下のユリシーズ号」を思い出すのは、我だけではあるまい
31『53』:2000/02/28(月) 22:04
怪盗乱麻殿、
     休まず一気に読み耽ってしまい、
     読後しばらくぼおっと致しておった記憶がござる。
32怪盗乱麻:2000/02/28(月) 22:09
53殿
我も同じ
33『53』:2000/02/28(月) 22:13
怪盗乱麻殿、
    貴公の御蔭を持って段々思い出して来申した。
    ヴァレリー艦長(で宜しかったか?)の艦内放送・・・(涙)。
34怪盗乱麻:2000/02/28(月) 22:28
53殿
うむ(涙)
若い御仁にもぜひ読んでほしいものよのお
35スパンコールのシンデレラボーイ:2000/02/29(火) 01:30
53殿!
申し訳ござらん
今行ってまいりました(苦笑)
36『53』:2000/02/29(火) 01:44
シンデレラボーイ殿
    それがしの度重なる厚かましい誘いに応じて頂き、
    誠にかたじけのうござる。
    それのみか、全レスを読まれたことを
    それとなくお知らせ下さる、そのお気遣い、
    流石に冒険小説を読まれる御仁と御見受け致した。
       
37007:2000/02/29(火) 19:39
>27
亡国のイージス、あんなの好きです。
どうもハリウッド映画の雰囲気を感じました。ダイハード系とか。

>怪盗乱麻さん or Mr.53
で、女王陛下のユリシーズ号ですか?本の詳細教えてください。
38回答乱麻:2000/02/29(火) 20:01
>37殿
「女王陛下のユリシーズ号」アリステア・マクリーン ハヤカワ文庫NV
「ナバロンの要塞」で有名な作家でもある
両作品とも是非ぜひご賞味下さるよう
39↑解凍乱麻:2000/03/01(水) 00:46
正確には「ナヴァロンの要塞」である、大変失礼申した
40『53』:2000/03/01(水) 00:57
「高い砦」デズモンド・バグリィ
「タイタニックを引き揚げろ」クライブ・カッスラー
なども宜しかろうと存ずる。
41『53』:2000/03/01(水) 01:02
007殿、
  以前、警察小説スレッドにてもお奨め致したが、
  「ゴーリキーパーク」マーティン・クルーズ・スミス
  貴公の好みに合うと思われるゆえ、是非に。
42(^‐^)V:2000/03/01(水) 01:04
やっぱり「女王陛下のユリシーズ号」ぽいですよね<「亡国のイージス」

あと「ホワイトアウト」を思い出したってのもわかるなぁー。
なんちうの、人知れず己の任務に命を賭ける男のかっこ良さ!!
そのストイックな生きざま!! 熱くなるよね。

「亡国のイージス」って海洋冒険小説であり、ハードボイルドであり、
ミステリーでもあり、あと「啓蒙型戦争小説(?)」でもあるような気が、、、。
麻生幾の「宣戦布告」みたいなヤツ。
43はじめまして:2000/03/01(水) 01:05
 日本の作家さんだと昔の森詠氏や田中光二氏の冒険小説を読んで
ました。
 森詠氏だと「冬の翼」「風の伝説」田中光二氏では「大いなる
逃亡」がよかったと思っています(但し田中光二氏の初期の冒険小説
はSF入ってますけど(^-^;))
44『53』:2000/03/01(水) 01:17
それがし、日本では鳴海章氏の
     「ナイトダンサー」や、
     「ゼロと呼ばれた男」、
     「スーパーゼロ」等のゼロシリーズ
も好きだったの。御賛同頂ける方はおられるか?
            
    
45スパンコールのシンデレラボーイ:2000/03/01(水) 02:07
>『53』殿
イカすレスありがとうであります!
それにしても皆さんの読書量はすごい
自分は時々話しについていけなくてさびしいっすよ(苦笑)
46名無しさん:2000/03/01(水) 02:10
「亡国のイージス」は面白かった。「如月 行」のキャラクター
をこれ1作でお終いにするのは惜しい。
47007:2000/03/01(水) 11:58
>亡国のイージスファン
ラストで思わず涙ぐんだのは、自分だけ?
48>46:2000/03/01(水) 12:23
たしかに惜しいキャラクターだ。
でも再登場するまでに少し性格を直しておかないと。
すぐ「ただ者じゃない」と見抜かれるようじゃ、
現地工作員は勤まらないぞ(笑)。<ネタバレぎりぎり?
49007:2000/03/01(水) 12:52
>48
>すぐ「ただ者じゃない」と見抜かれるようじゃ、
>現地工作員は勤まらないぞ(笑)。

鋭い洞察です。
50007:2000/03/01(水) 12:56
53殿、しかし、文学板の「全国諜報員に〜」はお蔭様で
成長しましたが、ここの板でないのが残念。そっくりここに移すのは
できないのでしょうか?
どなたかお知恵を拝借したいです。
51『53』:2000/03/01(水) 13:01
007殿、
   実はそれがしも同じ事を考えており申した。
   削除依頼板か批判要望板にてご依頼なされる
   のは如何でござろう? 
52007:2000/03/01(水) 18:06
>51
Mr53殿、早速、批判要望板にて、書いておきました。
移動作戦が成功する事を祈ります。

OUT
53怪盗乱麻:2000/03/01(水) 23:42
結城昌治の探偵・真木シリーズ、若い御仁はご存知ないのか?
「暗い落日」「公園には誰もいない」「炎の終わり」
特に「暗い・」講談社文庫版の原りょう先生の解説は必読であると思うが。
もし絶版になっていたら古本屋でぜひ探してほしい。
54007:2000/03/02(木) 17:28
>53どの
スレッド作りましたよ。遊びに来てください
55名無しさん:2000/03/16(木) 23:58
あげとくよ
56面白かった!:2000/03/19(日) 01:35
海洋軍事冒険小説「ステルス艦カニンガム出撃」
ジェイムス.H.コッブ著  文春文庫

「亡国のイージス」で最新の軍事ハード面に興味を持たれた方
には得にお勧めです。舞台は近未来の南極。著者は合衆国
海軍研究所のメンバー。
57名無しさん:2000/03/21(火) 03:55
内藤会長はお元気ですかね。
最近、深プラ、ご無沙汰してるんで。
58名無しさん:2000/03/24(金) 07:32
もしもし。
誰か、いませんか?
59はいはい:2000/03/24(金) 10:01
ところでシミタツの新作はどうですか。あいかわらず破綻してます?
60ここでいいのかな:2000/04/03(月) 21:10
今日、本屋に行ってみたら福井晴敏がターンAガンダムのノベライズ出してましたよ。
61名無しさん:2000/04/06(木) 03:14
age
62名無しさん:2000/04/06(木) 19:42
生島治郎「追いつめる」
63名無しさん:2000/04/08(土) 03:17
深プラと何か関係があるんですか?
舌切り雀さんどうなのかな?
64おいら、ロックン・ローラー:2000/04/22(土) 02:23
ちょっと気になるな。
深プラとのつながりはどうなんですか?
別スレッドでも何だかそれがありますね。
舌切り雀さん答えてください。
Ageにしない方がよいのかな?
65名無しさん:2000/04/29(土) 02:49
デズモンド・ハグリの「高い砦」はどうかな?
66舌切雀:2000/04/30(日) 12:24
皆様お久しぶりでございます。最近仕事が忙しくご無沙汰しておりました。
ところで私メ、「深プラ」とは特に関係ございませぬ、たんなるお客でございます。
ただし会長のご推挙の作品はほとんど読ませて頂いております。

このようなスレッドを快く受け止め、書き込んでくださった皆様方に深く御礼申し上げます。
最近この分野は停滞しておりますので、私メも何とか盛り上げて行きたく存じます。

ところで65さん、「高い砦」は陳会長のオールタイムベストでございます。

67プラチナビーズは:2000/05/02(火) 02:02
読みやすくてそこそこ面白いと思うけどいかがでしょ?
68名無しさん:2000/05/03(水) 01:59
深プラと特には関係ないと知り安心。
ホーム・ページを持ってる人は何となく嫌いだもん。
ではちょくちょく遊びに寄ろ〜っと。

ハードボイルドで「シカゴ・ブルース」哀愁のブルースの一冊。

69名無しさん:2000/05/04(木) 01:31
ハードボイルドなら、

 ・早川から出ているチャンドラー作品全部。
 ・サム・リーヴスの「クーパー・マクリーシュ」シリーズ。

サム・リーヴスは全然本が出ないけど、作家活動やめちゃったのかな?
70名無しさん:2000/05/10(水) 02:32
ぁぅ
あげ
71名無しさん:2000/05/10(水) 07:47
せめても此処は平仮名もありですか?
お願いですきに。
72名無しさん:2000/05/10(水) 08:40
「警察ミステリ」は何でああなっちゃったの?
73名無しさん:2000/05/10(水) 14:57
哀しき限り。愉しんでいたのに・・・

  ブラヴォー・ツー・ゼロ  入手せり。 うれしい。
74名無しさん:2000/05/10(水) 21:27
逢阪といい、シミタツといい、暗黒小説がはやってんなー。
俺、暗黒小説だめなんですけど、読んだ人感想教えて!
もうドロドロのグッチョングッチョンですか?
ちなみに馳星周がだめです。ていうか暗黒小説はこいつのしか読んでないけど。それも半分読んで挫折だけど。
75名無しさん:2000/05/11(木) 03:49
>4の方に便乗させていただきます。
日本の暗黒小説とはいかがなものであるのですか?
感想をどうぞ教えて下さいせ。
76名無しさん:2000/05/24(水) 22:12
あげちゃうもんね
77名無しさん:2000/05/25(木) 09:57
>75
馳星周はよくもわるくもエルロイ+歌舞伎町の中国マフィア・ルポの焼きなおし。
ヤン・ソギルはタクシー・ドライバー日記の頃から自身の「血と骨」となったコトバ
で書いているので悪くない。
高村薫「レディ・ジョーカー」は零細自営業者から企業経営者、在日、警察、政治家の
壮大な地獄絵図でよし。ヒェロニムス・ボッシュの小説版といったら、おすすめ。

筒井康隆「新日本探偵社控」(集英社)カナ書きで読みにくいが、
馳を読むなら、こちらのほうがお勧め。淡々とした小話の連続に
うかびあがるのは戦後日本社会にひそむ不気味な前近代性。いわゆる<サベツ>
これは暗黒小説の隠れた名作だと思う
78さる:2000/05/25(木) 16:25
冒険小説&ハードボイルドなのに、(昔の)ヒギンズの作品が出ないのは悲しい……。
『脱出航路』と『死ぬ行く者への祈り』は、押さえておいてあげたい。

>60
それ読んだ……けど、今いち。
逆にこのスレ読んで『亡国のイージス』を読みたくなった。
79名無しさん:2000/05/27(土) 03:20
77さん
情報をありがとうございます。
新宿鮫とやらで挫折して和製ハードボイルドは全然詳しくありませんので
上記の本を読むつもりでおります。
80名無しさん:2000/05/30(火) 21:11
和製は、北方謙三が好き。
風間一輝はもっと読みたかった。
81名無しさん:2000/05/30(火) 21:24
風間一輝は、
イラストレーターとして、ケンリックの諸作品のカバー絵を
書かれていたのですね。
知りませんでした。
82名無しさん:2000/06/07(水) 20:46
井上尚登の『C.H.E.』が、なんか面白かった。
軽めの船戸与一って感じ。
83名無しさん:2000/06/12(月) 20:34
さみしいので、あげあげ!
84名無しさん:2000/06/14(水) 23:25
かつてほど冒険小説(日本)が隆盛ではないけれど、
何が原因なのだろう?書き手の問題か?それとも時代なのか?
皆さんのお考えは?
暗黒小説の盛り上がりとも関係しているのかな?
85ねつてつ:2000/06/17(土) 04:21
日本のハードボイルドなら、打海文三を出さぬのはどういうわけかな。
いい。不器用な無頼。
86えりん:2000/06/17(土) 04:41
隆慶一郎なんか、結構ハードボイルドな気がする。反則かしら
87ねつてつ:2000/06/17(土) 04:49
時代小説には、結構、ハードボイルドの味がするものが多い。
ストイックが好きなのだな、日本人。
むしろ、日本のハードボイルドは、外国からの流入以前に、
下地があったと見てよいね。
88名無しさん:2000/06/17(土) 07:06
藤沢周平
89珍念:2000/06/17(土) 12:14
藤沢周平がありなら、大岡昇平なんか
はどうでしょう。
単独行で、思索家で、ストイックで、
文章は簡潔で、ふと漏れるリリシズム。
「野火」なんかは、すれたハードボイ
ルドファンから見てどうなんですか。
90ねつてつ:2000/06/17(土) 12:19
ああ、俺、ちょっとキたのがあったよ。
久生十蘭の、「紀ノ上一族」。ありゃハードボイルドだ。しびれた
91ねつてつ:2000/06/19(月) 00:08
時々読み返したくなる本、2冊。
トマス・ペリー「アイランド」
ポール・ギャリコ「ズー・ギャング」
92泣きうさぎ:2000/06/19(月) 01:45
山本周五郎の「樅の木は残った」は
ハードボイルドであるとこのスレッドで
以前どなたかが言ってましたね・・・。
新鮮な気持ちで改めて読みました。
ねつてつさんの挙げの本好きな人のが多いな。

93藤沢周平:2000/06/19(月) 03:43
翻訳物のミステリがお好きだったようだ。
日記に読んだ本が逐一書かれていて、うれしくなったなあ。
でも、二度と新作が読めないと思うと・・・・涙。
94泣きうさぎ:2000/06/19(月) 04:56
藤沢周平がどんな翻訳ミステリを読んでいたのか
興味があります。それ書店で入手できますか?

今更なんですが・・・「亡国のイージス」って
読んでないんですが読むべき?
どなたか教えて下さい。
95名無しさん:2000/06/19(月) 08:03
小林 多喜二
96ねつてつ:2000/06/19(月) 12:13
>泣きうさぎさん
確かに山本周五郎の武士道物とかは、ストイシズムにあふれた話多いな。
ちょっと説教臭いのが、たまに瑕(笑)
短編とかにミステリもあって、実はエンタテイメントで楽しい作家だよねえ。
97>94:2000/06/19(月) 14:33
読書日記は、月刊誌に連載されてたコラムです。
文字通り読んだ本名の羅列で、出版はされてないと思います。
(もしかすると、国内作家の作品だと差し障りがあるので、
翻訳ミステリばかりあげていたのかも。今更気がつく)
98泣きうさぎ:2000/06/19(月) 15:36
>97さん
そうなんですか・・・。
残念だな。
99名無しさん:2000/06/19(月) 17:07
>94
藤沢はロス・マクドナルドは好きみたいです。
3巨頭はきちんと読んでいる。

「亡国のイージス」は文庫が出てからでもいいと思う。

ただ、文庫とハードカバーの値段差って下手すると数百円だから、
読む余裕(お金じゃなくて時間)があるなら買ってもいいんじゃない。
100名無しさん:2000/06/19(月) 21:50
いや、イージスはぜし、借りて読んでください。
あんな本が売れるのはゆるせない。
101名無しさん:2000/06/21(水) 01:32
「目撃」ポールリンゼイ(だったと思うのですが・・・)
すごく良かった。
彼の他の作品について、どなたか教えていただけませんか?
102名無しさん@1周年:2000/06/27(火) 21:11
悪いけどあげるよ
103名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/06/29(木) 20:29
なんだなんだ、この低調振りは?
ヒギンズは? アリステア・マクリーンは? クライブ・カッスラーは?
わが愛するレン・デイトンは??

レン・デイトンの爆撃機なんて3冊ももってます。それが何になるといわれれば、
書棚のこやしといわれればそれまでだが
104名無しさん@墓場の雨:2000/07/01(土) 05:04
ヒギンズの鷲は舞い降りた・鷲は飛び立った。賛否両論だけどイカス。
家には4冊づつあります。やっぱり書棚のこやしですが。
105名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/01(土) 15:44
鷲が舞い降りた、は前の奴も完全版も好きだよ。
飛び立った、の方はちょっと……。でした。
106名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/01(土) 21:45
打海文三だよ。それ以外ないよ。
凄いよ。
SAS戦闘員 アンディ・マクナブが文庫で書店にありました。
国産にはないスケールと本物が書いているんだからリアルでしょう。
今から読むのが勿体無いと言おうかでも、、、読もう!
108名無しさん@1周年:2000/07/13(木) 10:15
>107さん
 sage ないで
109hiki:2000/07/13(木) 11:43
S.ハンターはどうですか?
「極大射程」は良かった。ただいま再読中。
「ダーティ・ホワイトボーイズ」
「ブラック・ライト」
は今一つで1勝2敗でした。
「狩りの時」はどうしようかなあ?
110名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/13(木) 17:10
>108さん  ごめん。

この板で大御所の方々のお奨め本を
文学板のころから楽しみに見ていたので
「SAS戦闘員」はずっと読みたくて文庫が出版されてラッキーです。

>109さん
「極太射程」を読み終えたところです。
「狩りのとき」は是非に。良かったですよ。
111>110:2000/07/13(木) 21:58
受けた>極太
112スワガー:2000/07/13(木) 23:21
>109 「狩りのとき」はどうしようかな?
読むしかないでしょう。
でも読む順番(刊行順)をどうにかして、といいたい。
113名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/14(金) 02:17
>111
ちょっと低レヴェルのネタ振りだったよ、、、すまんそ。
案外気ずかれんとひそかに思っていたりして。悔やんでるよん。
それにしても
ここの板の常連さんはどうしたんですか?

S・ハンター 刊行順がずれてしまいましたが
スワガーシリーズだし読むべし。と思う。
今のところはわたしは「ダーティ・ホワイトボーイズ」も
気に入ってます。絶版の本もあるらしいけど、、、。
S・ハンターは全て好きだな。

それにしても凄い男達が現実にいるんだね。
ランボーなんかSFだろうと思っていたけど
それに近いサバイバルな日々を生きる特殊部隊。
唸る以外に言葉もない。
114hiki:2000/07/14(金) 17:19
>113さん
「極太」ギャグ気付かなかったです>うかつなオレ
「カリの時」は読んでみようと決心しました。ありがとう。

日本にあるガンショップオーナーのページです(かの大薮春彦氏も購入したとか)。
http://www.fareast-gun.co.jp/
いろいろライフル射撃の蘊蓄が書いてあって面白いです。
戦場のスナイパーが700〜800mから射撃を行うのは
それが狙撃後、逃げるには必要な距離なんだそうです。
115名無しさん:2000/07/14(金) 21:39
船戸与一、直木賞受賞の模様です。オメデトウ
116名無しさん@1周年:2000/07/14(金) 22:51
マイケル・クライトン「タイムライン」
SF風味の冒険小説。
まあまあの面白さ。
本の帯にある史上空前の興奮度というのは
大袈裟すぎ。
117名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/15(土) 01:23
>hikiさん
ひとつ、スワガーが持っているような銃が欲しい!
想像の中で戦場のスナイパーになることであきらめよう、、、。
自分がもし持つとしたらどれだろう。
暫く楽しむことにしますよ。世界で一番の狙撃手ノ銃。

アメリカの刺客 新潮文庫 読むつもりですが
中々にスリルと緊迫感がありそうでよ。
118名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/15(土) 03:32
>ア、は、は、、、、雁が飛んでいた。
119名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/15(土) 12:58
>115
面白そうなのか?
120名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/23(日) 17:06
ギャビン・ライアル「もっとも危険なゲーム」
121名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 13:43
ロス・マクドナルドの「縞模様の霊柩車」、「ブルー・ハンマー」、
読んだ。早川ミステリー文庫のロスマク物は、全部読みたいのに
本屋に売ってない(涙)。
122名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/30(日) 01:55
故人作家にはどこも冷たい
ロストマ改訳復刊してほしい
123名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/30(日) 19:02
>hikiさん
見ました。
凄い!
サンクスでござんす。ありがとう。
124名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/30(日) 19:54
沢井鯨「P.I.P.」ってここのスレッドに書いてもいいのかなぁ。
かなり面白かったもので…。
(かなり胸クソ悪いので、1/2くらいまで読めれば…)
125名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/30(日) 21:05
>124さん
面白いのなら読みたいよ。
出版社はどこですか?
126「バトルロイヤル」の 1:2000/07/31(月) 02:53
だから、サミュエル・フラーの書いた「バトルロイヤル」って、面白いってば!
スレッドたてても、誰にも相手にされなかったけど。
それとも、筑摩書房とかから出てたら、誰も読まないのかなあ?
127名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/31(月) 03:52
>125さん
小学館です。P.I.Pは「プリズナー・イン・プノンペン」。
スレッドの守備範囲と違ったらごめんなさい。
128名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/31(月) 12:50
よぉ〜〜し!!! 読むぞ。
>126
>127。
129名無しさん@1周年:2000/07/31(月) 13:31
 内藤陳うざい。逝ってよし。深夜プラス1もつぶれろ。
オタクのくせに冒険小説好きなだけで自分達をかっこいい
ト思っている冒険小説マニアが多い。
130名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/31(月) 13:40
>129
わかるよ。わかる。
それにしてもここの常連はどこへ行ったんだ。
131名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/01(火) 04:00
あらたに新人で頑張って盛り返そうよ。
しかしスワガーものしかお奨めが今のところ見つからないので。
もう少し頑張ってAge。
132このスレでいいのかしら。:2000/08/01(火) 07:11
ドン・ウィンズロウの「ストリート・キッズ」を読みました。
すごく気に入ったので続編の「仏陀の鏡への道」も読もうかと思ったんですが
書評サイトでは評判がイマイチなんですよね。
第3作の「高く孤独な道を行け」の方は反対に絶賛してる人が多いんですが。
やはり仏陀を読んでから孤独へいった方がいいですか?
133>132:2000/08/01(火) 07:40
私も第2作はいまいち(ニールの行動がまぬけすぎ)で、第3作はかなり
持ち直したなという印象ですが、やはり2作目は押さえておいたほうがい
いんじゃないかと。
それか、誰もが認める傑作の「ストリート・キッズ」で止めとくかですね。
134132:2000/08/01(火) 15:43
アドヴァイスありがとうございます。
古本屋で巡り会うことがあれば、縁があったということで読むことにします。
135126:2000/08/01(火) 18:50
デヴィッド・グーディスの作品がひとつでも多く訳されること、希望。
136hiki:2000/08/02(水) 11:37
S.ハンター「狩りの時」読了。良かったです(極大射程よりいいかも)。
(下巻は徹夜してしまった...)
勧めて下さったみなさん、ありがとう。
ベトナムの戦闘は迫真だし、完結編をして、やっとスワガーが主人公になっている
と感じました。
というのも、それまでの2作はスワガーは動揺のない戦闘マシーンであり、
実質的な主人公は、感情的な葛藤を担っているスワガーの相棒であったように思いました。
それだけに、本書で愛妻にへこまされるスワガーは微笑ましかったですね。
頭脳戦の切り口で描いたスナイパーとの決闘も出色でしょう。
ただ、あのラストはちょっとなあ。いや、面白いんだけど。
「奥さんにあんだけいわれといてあんたちっとも変わってないやん」
とツッコミたくなってしまいました。
137133ではないですが:2000/08/04(金) 09:35
>132
古本屋で出会わなくても,購入して読むことをお勧めしますよ。
確かに「仏陀の鏡への道」はちょいとお間抜けですが,それを読まないと
「高く孤独な道を行け」に行けないですから。
ニールの成長ものですし時間的に繋がっている作品ですから,ニールケアリーシリーズは。
3巻目は実によい出来だと個人的に思っています,面白いですよ。
2巻目は3巻目への投資ということで,多少の荒さはあきらめるというのはどうでしょう。
138名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/05(土) 18:48
>>124
>沢井鯨「P.I.P.」ってここのスレッドに書いてもいいのかなぁ。

よいのじゃないか?
でもって、映画「ミッドナイトエキスプレス」を見た世代には
なんかなああ、って感じです。
まあ、違う物であることはわかるけどさ。

あ、ホワイトアウトの映画ですが、あれ小説読んだときも
「ダイハード」だあ、って思ったけど、それが映画になると
「なんだダイハードのぱくりかあ」ってなおさら思えるような気がします。
まあ、公開を待ちましょうか?
試写会を見た人、いたら感想くださいね。
139名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/09(水) 10:47
原作読んだけど、ホワイト・アウトは主人公が疲労で死にそうになると、
友人の面影がよみがえり、
「ファイトいっぱああつ」
と復活。それが何度もくり返されるのでしまいには失笑してしまった。
あと、ラストの主人公大ピーンチのところに雪崩が...ってのは
西村寿行の「化石の荒野」にありましたな。
140ねつてつ:2000/08/09(水) 21:22
>138
>139
「ダイハード」も入ってるが、プロローグと舞台など考えると、
「クリフハンガー」の要素も強いかな?
すごく気に入ってるのが、主人公の設定が、刑事や元工作員とかじゃなく、
ズブの素人だというところ。
あるのは地の利と体力。パニックを起こすとか、とりあえず逃げたりとか
といった行動様式が、とても新鮮^^
ズブの素人対テロリストだからこそ、なんとか気力を奮い起こさなければ
とても前には進めない。
ことあるごとに死んだ友を思い出すのは、当然でしょう^^
こういう七難八苦に、結構弱い。
小説の息も凍りそうな雰囲気が、映画でもちゃんと出ればよいなあと思ってます。
とりあえず、月マガの漫画は、イマイチ^^;
141名無し:2000/08/11(金) 01:56
あのー、ラドラムはなしですか?「暗殺者」昔読んで面白かったんですけど。ラドラム、あまり評価高くないのでしょうか。
国内だと、船戸与一(最近のものをのぞく)もいい線だと思うのですが、こちらもあまり盛り上がっていませんね。
大藪春彦も、「傭兵たちの挽歌」「黒豹の鎮魂歌」「ヘッドハンター」あたりはなかなかいい線だと思うのですが。
142名無し:2000/08/11(金) 02:08
西村寿行の「鷲シリーズ」とかどうでしょう。
後期の西村作品は、結構肩の力ぬいて読めませんか?「旅券のない犬」とか面白いと思いますよ。
ちなみに、大藪と西村って公の場で喧嘩してるんですよね、昔。
あ、最近面白かったものとしては、桑原譲太郎の「狼シリーズ」がありました。「復讐日本」もまあまあでしたが。
でも、なんかかなり無視されているんですよね、桑原。「狼シリーズ」最高に燃えるんだけどなあ。
(前の書き込み、「いい線」が続いて読みづらいですね、我ながら)。
143名無し:2000/08/17(木) 17:58
>140
「ホワイトアウト」いい出来ですよね,私も大好きなんです。
素人の弱さがしっかり描かれていて,それが悲壮感と責任感を
ひしひしと感じさせて,この等身大さが共感を生むのだ。
……まぁ,私は悪天候の中ラッセルを6時間とか出来ませんが
(つーか誰も出来んだろ)
ま,そこはたいていの読者は分からないので,上手な嘘,ということで。
その道のプロとかが,もう常人の域を逸脱してアクションやバトルを
するのはちょっとなー。もう勝手にやってろよ,という感想が先に
きちゃうことが多くて。
しかし,友人に話すと
「主人公が弱い方が良いなんていう感覚で,ハードボイルドや冒険小説を
 読んでいるのってオマエだけじゃないの? 主人公はかっこよくて
 強いプロのほうがカタルシスあるじゃん」
と,言うんだよなぁ。
144名無しさん:2000/08/19(土) 23:34
生島治郎の「黄土の奔流」。
初めて読んだ小説がこれ。
以来、生島治郎作品の虜になった。
145名無しさん@1周年:2000/08/19(土) 23:54
ホワイトアウト今日公開だっけ?
自分も度々のファイト一発には閉口した。
ピンチになるとすぐ幻影に叱咤されるもんなあ。
でも最後の仕掛けには泣いてしまった。
146ねつてつ:2000/08/20(日) 18:35
>142
お、鷲シリーズ。中郷と伊能ですね。俺も好き^^
「往きてまた還らず」とか読んでると、宮部みゆきが「火車」で使った
「犯人そのものを、最後の方まで登場させない」ってアイデア、
実はここから?
とか、思ったりもしちゃう^^
147WPX:2000/08/21(月) 00:32
>141
船戸良いですね。「山猫の夏」「猛き箱船」は、いまだに私にとって
国内冒険小説の双璧です。最近だと「海燕ホテル・ブルー」読んだ
けど、これは面白くなかったなあ。誰か直木賞とったやつ(タイトル
忘れた)読んだ人います?
148hiki:2000/08/21(月) 10:23
>141大藪春彦も、「傭兵たちの挽歌」「黒豹の鎮魂歌」「ヘッドハンター」あたりは
大薮春彦の「サラリーマンもの」も好きだなあ。
「蘇る金狼」は有名だけど、
「戦士の挽歌(バラード)」もいいよ〜。破綻してない頃で、後期の傑作。
149hiki:2000/08/21(月) 10:36
>ねつてつ お、鷲シリーズ。中郷と伊能ですね。俺も好き^^
「往きて...」では凄みのあった中郷なのに
「鷲の啼く北回帰線」
「頻闇に命まどいぬ」
でだんだんとコミックキャラクターになっていくのが面白かったなあ。好きだけど。
150名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/21(月) 12:20
ラドラムは「暗殺者」だけなんだよなあ
151せろっぽ:2000/08/23(水) 23:40
バグリイといえば、「高い砦」もよかったけれど
「ゴールデン・キール」「敵」「サハラの翼」あたりが好きだった。

そーいや「マッキントッシュの男」はポールニューマン主演で映画化されていたね。
152名無しさん@1周年:2000/08/23(水) 23:43
バグリイもほとんど絶版ですね
153名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/08/24(木) 00:32
まわりの評価は、いまいちだが
バグリイの「ハリケーン」が好きだ
154名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/24(木) 12:18
船戸のまえに船戸なく、
船戸のあとに船戸なし。
されど最近の船戸はすでに船戸ではない。
哀しいがそれでも、船戸の新作を望む我。
155ねつてつ:2000/08/24(木) 18:51
>149
なんか、西村寿行のシリーズ物って、鯱といい、無頼船といい、みんな
途中からコミック系な路線に走ってるなあ^^
「鷲の鳴く北回帰線」で、伊能が「中郷のバカ」と一人つぶやくシーンは、
爆笑^^
156野獣 :2000/08/30(水) 02:37
でも寿行ってネタの使いまわし多いですよね、アラムートとか五禽の戯とか。
マイナーなところで「荒涼山河風ありて」何かはおもしろかったです。
あと稲見一良さんが好きですね。
「ダブルオー・バック」「ダックコール」あたり何か最高です。
157hiki :2000/08/30(水) 11:01
>155
シリーズ終盤では伊能がだんだんと中郷化していたような...
僧都ってあれからどうなったのかなあ?

>156
やたら杖術が出て来たりして。
マイナーなところでは「白骨樹林」好きだったなー。
ラストが非情なのにそこはかとなく感傷的で。
158名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/08/31(木) 00:07
引きこもり作家のハードボイルド・冒険ものは、イタイ。パワーもない。
凝ってはいるが薄っぺらさを感じてしまう。


やはり船戸与一に限る。
159初心者 :2000/09/01(金) 00:03
S・ハンターのスワガーシリーズおもしろいですね。
最近、海外ものに手を出したので、幸いにも「極大射程」から
読みはじめました。いまは「狩りのとき」上巻です。

以後、このスレを参考に海外もの中心に読もうと思います。
お勧めがあったら教えてください。
160デヴタン :2000/09/02(土) 00:27
おしおし、いい子だ。
次はヒギンズ「鷲は舞い降りた」「脱出航路」
  ポロック「樹海戦線」 フォレット「針の眼」
  クイネル「燃える男」「血の絆」「メッカを撃て」
などは訳も読み易いのでお薦め。
161野獣 :2000/09/02(土) 01:14
>159
海外物でお勧めはクレイグ・トーマスですね。
「FIRE FOX」シリーズや「狼殺し」に始まるオーブリー物、
重厚でありながら飽きさせません。
ハンター以外のスナイパー物では「地上50mmの迎撃」は
下らなくておもしろかった。
あとジェラルド・シーモアの「一弾で倒せ!」
”射撃の名手というのは珍しい人種でね。生き延びるすべを心得てる。
 どこへ行こうが、どんな敵だろうが、必ず後悔することになる。”
う〜んカッコイイ!
162名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/02(土) 01:31
「鷲は飛び立った」について、
どう思われますか?
163名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 01:41
ぽつぽつと読んできましたが、何度も読み返してしまうのは
「死にゆく者への祈り」です

ラストがね、涙なしでは読めません。

>162さん
私は「鷲は舞い降りた」で物語は終わったと認識しております。
164やどかり :2000/09/02(土) 04:19
「双生の荒鷲」を購入したけど失敗かも?

「鷲は舞い降りた」の後では「鷲は飛び立った」は
 インパクトが弱いような気しましたもん。

クイネルの「メッカを撃て」モサドものということですが
どうでしょうかね。
クイネルは初めて読むので。
165せろっぽ :2000/09/02(土) 06:50
「死にゆくものへの祈り」はよかったけれど、「テロリストに薔薇を」のラストが鳥肌ものでした。
とはいえ、もう十二、三年前の事なんで今再読したらわからないけれど。
つーか、「死にゆく者への祈り」映画版てミッキーロークじゃなかった?ありゃひどかった。

>92泣きうさぎさん

それは「53」氏です。「寝ぼけ署長」を出さないところがヒネてる、ちがった、
ひねってますな。
166デヴタン :2000/09/02(土) 09:04
「メッカを撃て」のスケールはクイネルでは一番と思ふよ
確か小生、この作品でクイネルにはまったと記憶してる
167名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 16:04
クイネルなら「燃える男」が一番気に入っています。

「あの子は俺のために 太陽を触ってくれたんだよ」というクリーシー
の述懐にまた涙。
168名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/02(土) 18:39
クィネルなら、「イローナと四人の父親」がなにげに好き。
クリーシー・シリーズは、ストーリーを劇的にするために、かどうかしらないが、
いともかんたんに重要なキャラクターを殺すのがイヤ。
169やどかり :2000/09/02(土) 19:39
こらから教えてくださったクイネルを
順番に読んでみます。
170名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/02(土) 20:47
偶然にもクリーシーシリーズを遡行して読んだため、
別種の面白さを味わえた俺
171名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/02(土) 23:02
クイネルの「燃える男」が大好き。「イローナ...」は ちょっと...
168さんの 重要キャラクター...の意見に賛成。
172初心者(=159) :2000/09/02(土) 23:39
皆様ありがとうございます。早速図書館にいって予約しまくってきます。
海外ものは本当に初心者なので、どんな傑作があるかとても楽しみです。
17380氏に賛成 :2000/09/03(日) 03:54
風間一輝はもっと長生きして欲しかった‥。
「漂泊者(と書いてながれものと読む)」のハードボイルドと呼ぶに相応しい
キャラクターとストーリー展開は、本当に何度読んでも飽きが来ない。
ただ、この人の作品は廃版になってるやつが多いから図書館に頼らざるを
得ないのが痛い所。
後、「今夜も月は血の色」が途中で終わってるのが泣ける。

174名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/03(日) 05:43
>147
「虹の谷の五月」ですね。
ここ数年(「南米三部作」完結後)の中では、悪くないと思います。私は
純粋に楽しめました。とはいえ、「山猫の夏」や「夜のオデッセイア」に
は適わないよなあ、やっぱり。

どうでもいいけど、「虹の谷の五月」で一番よかったのは、オビに書かれ
た著者コメントかも!?
17592 :2000/09/04(月) 03:05
なきうさぎ>せろっぱさま

ご指摘ありがとうございます。
過去ログを読み返しました。「53」さんの本の造詣はレベルが高いですね。
これからもここでご教示の本を読んでいくつもりです。
176名無しのオプ :2000/09/06(水) 18:33
クリーシー・シリーズは「燃える男」だけ読めパーフェクト・キル以降は読むな、と薦めてる。
177名無しのオプ :2000/09/07(木) 01:25
「名無しさん」から「名無しのオプ」になった記念で、
あげましょう!
久しぶりにコンチネンタル・オプでもよもうかしらん?
ハメットは皆さん、いかがですか?
「血の収穫」はいまでも古びてないと思いますが?
178せろっぽ :2000/09/07(木) 09:44
クラムリーの新シリーズは一体どうなるんだろう。。

179名無しさん@1周年 :2000/09/07(木) 11:12
>177
同感。ハメットというとすぐに「マルタの鷹」がでてきますが、個人的には「血の収穫」の方が遙かに好きです。
中学の時「血の−」読んで、何じゃこりゃと思いましたが、チャンドラーのメロメロぶりにいい加減飽きたところで再読したところ、これが非常によかった。
チャンドラーよりもハメットを推している点でも、船戸はいいなと思います。
180名無しのオプ :2000/09/07(木) 16:02
コリン・フォーブスのツィードシリーズが好み。
181名無しのオプ :2000/09/07(木) 22:07
血の収穫→用心棒→荒野の用心棒→俺の血は他人の血→山猫の夏
って流れがあるような感じがしませんか?
182そういえば :2000/09/08(金) 20:16
生島治郎の『黄土の奔流』と『夢なきものの掟』は今年に入って
再版されてたなあ。
今が読み時?
しかし、『総統奪取』はまだ。

『追いつめる』は未読だが、面白い?
183名無しのミュウ :2000/09/13(水) 20:47
「追いつめる」、、、読みなはれ。
ハードボイルドファンなら避けて通れない作品どす。
184名無しさん@お腹空いた :2000/09/18(月) 11:13
 遅ればせながら、船戸与一「龍神町龍神十三番地」読了しました。
「海燕ホテル・ブルー」の印象が非常に悪かったので、なんだかいままで
手が出ずにいましたが、これがなかなかよかった。南米三部作や「猛き箱
船」のような冒険小説を期待すると外れますが、小さな共同体がある人間
の出現によって崩壊していくというストーリーはいかにも船戸らしいと思
います。
 まだまだいけるかもしれませんよ、船戸。「虹の谷の五月」を読むのが
楽しみになってきました。
185名無しにされた男 :2000/09/18(月) 11:32
初心者におすすめのハードボイルドってなんだと思いますか?
とりあえず『初秋』と、ちょっと違うけど『摩天楼の身代金』を
すすめてみたのですが。
186182 :2000/09/18(月) 19:20
>183
今日買って来たんで読み始めるなり。
感想は週末予定
187デヴタン :2000/09/19(火) 08:37
「摩天楼の身代金」は読みづらくて挫折しかけた記憶があるなあ
188『53』 :2000/09/19(火) 19:56
ローレンス・ブロックなど如何か?
189俵太郎 :2000/09/20(水) 00:53
昨日「燃える男」読んだんですが!
面白かったのでクリーシィシリーズ読もうかな?
ともったら、読まないで良い!の書きこみが・・
パーフェクトキルだけなら読んでも良い?
燃える男以外にクィネルベスト教えて!!
190『53』 :2000/09/20(水) 06:12
それがしは「スナップショット」をお奨め致そう。
191俵太郎 :2000/09/20(水) 10:27
53さん>ありがとうございます!早速買ってきます!

私はなぜか復讐劇が好きなもので・・
「燃える男」は大変気に入りました
(コマンドーみたやいけど笑)
冒険小説とは違うんですが、
「夏への扉」「100万ドルを取り返せ」「モンテクリスト伯」
などが大好きです、
冒険小説でなんか良い復讐劇ありましたらご指導下さい。
当然冒険小説も大好きです、
そう言えばディックフランシスの名前が出てきませんね・・・
「大穴」「利腕」大好きです!
192『53』 :2000/09/20(水) 16:03
J.C.ポロック。
復讐モノの佳作があったように存じておるの。
193"野良犬" :2000/09/20(水) 16:36
『53』殿
懐かしき。読むでござる。
194俵太郎 :2000/09/20(水) 21:03
ハヤカワの「冒険スパイ小説ハンドブック」
引っ張り出してきました!
J・Cポロック「復讐戦」ですな!
早速買うでござる!あっ移った・・・

大昔私はホテルに勤めており、
新入社員の時新人だけで、
お客とウエイターに分かれて会議室で、
シュミレーションをしました、
緊張した同期の男は、
「おっお待たせしましたコッコーヒーでござる」
と言って私にコーヒーを出しやがった・・

ござるの思い出・・・
すいません・・
195デヴタン :2000/09/20(水) 21:58
「三人のイカれる男」ケンリック
は復讐モノの快作です(残念ながら絶版)
196俵太郎 :2000/09/21(木) 01:09
デウタンさん>ありがとう!
探してみます!!

うーんここに毎日顔をだすと、
寝不足になりそうだ・・・
197名無し :2000/09/21(木) 20:14
週末になる前に「追いつめる」読了。
初めて生島作品読んだ時にも思った事だが、先が気になってどんどん
読み進めるのが苦にならなくて良い。
こういう感じのストーリー物には今迄手を出して無かったのに、はまり
そうだなぁ。
徳間から出てる続刊も買ってしまったし。
取りあえずミュウ氏に感謝感謝。
198なべ :2000/09/26(火) 20:04
「P・I・P」ポルポトの話はどこまでが真実なんだ。
ノンフィクションを読んでるような手応えを感じるね。
篠田節子「ゴサインタン」の横においてしまったよ。
巻き込まれサスペンスの秀作って感じですな。
199名無しのオプ :2000/09/27(水) 02:48
正気か、ラドラム。マタレーズの続編なんて。
幻滅するのはもうたくさんだしなあ・・・
200名無しのオプ :2000/09/27(水) 02:50
WEBで作品発表するってのはフォーサイスでしたっけ?
201名無しのオプ :2000/09/27(水) 03:11
あれは、昨年の11月・・・。
夕方小腹がすいたので吉野家へ。
客は学生2人と何と少年隊の東山さん。
私は気にせず席についた。
そして、並と卵を注文して食べていた。
前の席の学生が、辛そうな顔をして東山さんを見ている。
私は東山さんが嫌なだけと思っていた。
東山さんも並と玉子を食べていた。
白身が口からダラリ出ている。・・・何度も、白身を口から出してはごはんに掛けて・・・。
と思っていたが・・・いや、待て、玉子の器が無いではないか!!
しかも、東山さんからは時折、「カーッ」と聞こえる・・・。
そう、あれは紛れも無く、"痰"をメシに掛けながら食べていたのだった。
それを見て以来、吉野家には行けなくなった。
202名無しのオプ :2000/09/27(水) 17:03
今日、昔読んだ本を突っ込んでた段ボールを
ひっくり返したら、
矢作俊彦&司城志朗の
カドカワノベルズ版
『暗闇にノーサイド』
『ブロードウェイの戦車』
『海から来たサムライ』が出て来た。
これって文庫化されたんだろうか?

203名無しのオプ :2000/09/27(水) 20:03
>>202
もう10年以上前に文庫落ちしてるよ。
いまもあるかどうかしらんけど。
204名無しのオプ :2000/09/28(木) 20:55
S・ハンター「魔弾」が出やしたね、あげ
205名無しのオプ :2000/10/02(月) 11:37
J・ヒギンズ「大統領の娘」がでやしたね、あげ
206名無しのオプ :2000/10/07(土) 20:39
R・ゴダードは、ダメ?
207名無しのオプ :2000/10/07(土) 21:33
H.F.セイント、「透明人間の告白」
観てないけど、映画にもなったね(監督はカーペンターだっけ?)
208名無しさんの主婦 :2000/10/08(日) 20:05
>俵太郎さん
 復讐ものなら「天使の復讐」もおもしろいと思う(冒険小説ではないけど)
 南米のとある諸島の大富豪の娘が父親が死んだことから、愛した男に騙され、
財産を奪われ、妊娠した子供を流産し、男は彼女が嫌う女性と結婚してしまう。
 さらには育った島からも追放されてしまう。
 すべてを奪われた彼女が失意の底から立ち上がり、父親譲りの事業家として
の才能を発揮して、ついには復讐を果たすという話です。
209質問者 :2000/10/09(月) 13:22
最近では「海賊オッカムの至宝」

けっこうわくわくして読めたよ。
210俵太郎 :2000/10/11(水) 02:17
208>早速探しに行ってきます!
燃えそうです!!
ありがとうございます!
復讐劇スレッドでも作ろうかしら?
211名無しのオプ :2000/10/20(金) 00:50
「真夜中のデッドリミット」、面白かったな〜
212名無しのオプ :2000/10/20(金) 02:16
「真夜中のデッドリミット」ほんとうに面白かったな〜☆☆☆☆
213名無しのオプ :2000/10/20(金) 02:41
くそう、自慢かぁ.... 二度までも....
新潮の現在品切れって萎える。
『真夜中のデッドリミット』&『クルドの暗殺者』
はよ刷れ。
214名無しのオプ :2000/10/20(金) 05:30
香納涼一「炎の影」
出だしを読んだだけだけど、傑作の予感、、、
215名無しのオプ :2000/10/20(金) 11:32
「さらばカタロニア戦線」は扶桑社で再刊されるらしいね
216名無しのオプ :2000/10/20(金) 12:18
>213
ふるほん文庫やさんに注文してみたら以外にもすぐ入手できたよ。
217質問者 :2000/10/21(土) 11:45
コフィン・ダンサー

リンカーン・ライムシリーズの第2弾、
第2弾ってだいたいつまらんのだけど
これはおすすめ、最高の出来でした。

どんでん返しに次ぐどんでん返し
とにかくライムがかっこいい
まわりのキャラも最高
どきどきものの一冊。

218名無しのオプ :2000/10/22(日) 03:53
冒険小説ならやっぱり船戸与一でしょう。
「猛き箱舟」は俺の中ではBest1なのだが。
「カルナヴァル戦記」も短編とはいえ中々面白いと思うのだが?

ハードボイルドでは原 僚の
「私が殺した少女」
最後のどんでん返しには驚いた。
219名無しさん@お腹空いた :2000/10/23(月) 01:28
今となっては、このスレッドのお歴々には見向きもされない
かもしれませんが、昔の花村萬月は佳作をものにしていたよ
うに思います。
といっても、個人的には「ブルース」より(もちろんこれも
好きですが)「眠り猫」シリーズか「なで肩の狐」を推した
い。特に「猫」関連では、「私の鎖骨」所収の「新宿だぜ、
歌舞伎町だぜ」こそ、花萬の最高傑作だと思います。
西村寿行ファンっていないかなぁ。
221名無しさん@お腹空いた :2000/10/27(金) 02:23
あのー。。。。。。。。
ライトノベル板に、
横溝賞作家・井上尚登の「C.H.E.(チェッ)」(今年発売)は、
SQ文庫の「夜明けの歌を謳う天使」のパクリ
というスレがあったんですけど、本当なんですか?
222名無しさん@お腹空いた:2000/10/27(金) 09:55
>220
上の方に結構でてますよ、西村ネタ。
223>221:2000/10/27(金) 23:09
・・・そうなの?
224すみません!:2000/10/28(土) 18:05
>222
見落としてました。
225名無しのオプ :2000/10/28(土) 23:23
>223
////////YES/////////
226大河好き :2000/10/29(日) 01:38

おい、本当なのかよ!?
227名無しのオプ:2000/10/29(日) 16:58


船戸与一「かくも短き眠り」て、良くないですか?

「笑う山崎」はえぐかった。


228奥さまは名無しさん:2000/10/30(月) 01:25
ウィルバー・スミスが好きなんだけど、最近翻訳が出ていないよね。
アマゾンで調べたら、むこうではほとんど毎年新作が出ているみたい。
去年カンクーンへ行った時に、MONSOONを買って辞書を引き引き
やっとこさ読んだ。
だれか彼のファンいませんか?
229名無しさん@お腹空いた:2000/11/01(水) 00:35
>221
パクリに近いですが、どちらも、よくあるネタっぽい。
パクリでないにしても、SQのほうが二年ほども早く世に出ているので
「C.H.E.」は言い逃れ難しいですね。

230名無しのオプ:2000/11/01(水) 02:37
>>227
船戸与一は「夜のオデュッセイア」がフェイバリットだけど、「かくも短き眠り」
はマイナーな感じはするがけっこう面白かった記憶が。少なくとも「蝦夷地別件」
よりはいいんじゃないかな。

>>228
「虎の眼」と「熱砂の三人」しか読んでないけど、けっこう好きです。
「熱砂の三人」は、ラストがきまってて好きだなあ。これが男と男の友情というか。
231名無しさん@お腹空いた :2000/11/01(水) 04:55
「C.H.E.」か>229
長くてダルい。
232名無しのオプ:2000/11/07(火) 14:37
「魔弾」ってどうなんですか?
タイトルに惹かれて、次に読む小説に決定してるんですが。
233名無しのオプ:2000/11/13(月) 13:25
小鷹信光よいなぁ〜
234名無しのオプ:2000/11/13(月) 14:08
「魔弾」は読んでないけど、その同じシリーズの
「極大射程」は読んだよ。スカッとするよ。うん。
235名無しのオプ:2000/11/14(火) 05:35
花村萬月の本を久しぶりに買った。イグナチオ(あってる?)以来。
タイトル忘れた。指の2本無いギター演奏者の名前だった。
本当にゲロゲロって感じでタイトル忘れてしまった。

最近読書に目覚めてきた弟(高校生)に宅急便でおくりつけてやった。
トラウマを植え付けてやれたようで、なにより。
私は女だからかもしれないが、男が男に・・・って感じは男とは受ける衝撃が
違うとは思うけど、そんでもちょっと胃液がでてきちゃいそうな衝撃だった。
236ゆうじ:2000/11/18(土) 15:22
トム・クランシー「容赦なく」はどうですかね。
237名無しのオプ:2000/11/18(土) 21:01
花村萬月の「皆月」を文庫で読んだ。
面白いし、別に文句は無いんだけど、
この人に限らず、ハードボイルドの性描写というのは、
女性からみたらどう感じるんだろう?
男、30代の私からすると、非常に共感する部分はある。
前半の主人公のほうが思い入れは強い、
あの弱さはリアルだと思った。
238名無しのオプ:2000/11/19(日) 18:57
>>237
皆月ってどういう内容だったっけか・・・?
私は女なんだけど、一時期くるったように花村萬月の本を読んだ。
別にハードボイルドの性描写についての不満はないです。ただ毎度薄汚い
カタギじゃない男に 誰もが驚くような美しい女が惚れてしまう・・・み
たいな設定はどーなのかなーとは思うけど。体臭にこだわる(笑)花村萬
月の作品が妙に艶かしいのと、冷静な残酷さにハマったのかなぁ。


周りの友達に「よくわかんないし、面白くなかった」と言われてしまった
「永遠の島」が好きでした。
239名無しは無慈悲な夜の女王:2000/11/20(月) 15:49
洋モノです。
冒険モノでは ゴールディング「蝿の王」なんてどうでしょう。少年モノなのでちょっと違うか??
ハードボイルドではM・Cスミス「ゴーリキーパーク」あと、最近の「酸素男」なんてどうでしょ。

スパイ では、 フリーマントルのマフィン本とル・カレのスマイリー本が好きですが、
ル・カレの「鏡の国のスパイ」が役所同士の競争とそれに巻き込まれる誇りある男達の悲哀が
出ていて最近の自分の気に入り本。
マフィン、最近回想モノが多くなっちゃったし。
しかし、スマイリーもマフィンもくたびれ方に惹かれてしまうス。
240名無しのオプ:2000/11/20(月) 15:58
>>239
ル・カレといえばスマイリー三部作。
スマイリーとカーラの関係が三部作を通じてきちんと描かれている。
マフィンは第一作が面白すぎて冊を重ねるごとになんじゃこりゃ?て感じ。
フリー・マントルの「別れを告げに来た男」は良い。
241237:2000/11/21(火) 06:59
>>238
『皆月』
コンピュータおたくの40男が、
コツコツ貯めた1000万円とともに妻に失踪される。
全てを失った中年男を救うのは、ヤクザものの義理の弟と、ソープ嬢・・・
って感じの小説。
吉川英治文学新人賞受賞作。
242名無しのオプ:2000/11/28(火) 03:45
「山猫の夏」−用心棒
「伝説なき地」−七人の侍
両方ともとても素晴らしい。
「虹の谷の五月」さわやかな感動。
243名無しのオプ:2000/11/28(火) 23:17
虹の谷の五月は珍しく主人公死ななかったね。
15歳で死ぬのもあんまりか。ガブリエル爺いがちょっとウザイかんじ。
244名無しのオプ:2000/11/28(火) 23:47
原 僚の新作はいつでるんでしょうか?
245名無しのオプ:2000/12/01(金) 23:29
>>198
同感。あの作者がどこまで知っているのか、すこし興味があります。
246名無しのオプ:2000/12/02(土) 01:13
虹の谷の五月。船戸の一番の駄作だと思っていたら、あれだもん。
今後もあの路線なら、もう興味ないな。
しかし、初版第1刷帯付きなんで、ラップしてとっとこーっと。
船戸は、やっぱクロニクルでしょう。
247名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/02(土) 23:32
極大射程(スティーヴン・ハンター)ってハードボイルドですか?
こういう小説、初めて読みました。面白かったです。
初心者に「これは」って本ありませんか?
248名無しのオプ:2000/12/02(土) 23:46
>>246
「おいら」が駄目でした。なんか萎える。
249名無しのオプ:2000/12/03(日) 04:05
>>247
スワガーシリーズを全部読みましょう。
250名無しのオプ:2000/12/04(月) 04:58

船戸の本名は原田建司といい、山口県下関市生まれ、四人兄弟の次男。
他にも、豊浦志朗、外浦吾朗の名で執筆活動を行っている。

出版社から新たなペンネームを決めろと言われた時下関生まれなので海にち
なんだペンネーム(浦みたいに)をつけたいと本人は思っていたのだが、
良いのが思い浮かばなかったので、「講談社に向かう電車の中でスポ〜ツ紙
を読んでいたら船戸という野球選手と、与一というボクサーがいたので、
あ、これでいいやというふうに決めた(笑)(本人談)」志朗と言い吾
朗といい、この作家は一見名前に無頓着である様に感じられる。

だが、しかしこれは本当だろうか?いくらなんでもこんな安直に
ペンネームを決める作家がいるのだろうか?我々取材班はこの謎
を先入観抜きで徹底的に検証して見ることにした。
その結果、驚くべき事実が判明したのだ。
1)数字に置き換えてみると
豊浦志朗>>豊浦46(フリーのルポライター時代)2冊出してるらしい 
外浦吾朗>>外浦56(ゴルゴ13の原作)
船戸与一>>船戸41(作家になれた)

船戸は外浦名義でゴルゴ13の原作を書いている。41をひっくり返すと14、
13の次。<そうだったのか!
56−46=10、41−10=31(13の逆)<そういえば!
56+46+41=143、(ここでも1と3と4が出てくる)<ちょっとつらい
同じように船戸与一を 27ド41と考えて見る。
41−27=14(13の次)。<なにぃ!
2)さらに
船戸はゴルゴ13の原作を40本くらい書いたといっている。
41作目の原作だから  船戸41。<やられた!

これはもう疑う余地もない。
偶然にしてはでき過ぎている。つまりこのペンネームは計算さ
れ尽くされたものなのだ!!そしてそれを気づかせまいと奴は
適当な作り話をでっち上げて我々を欺いている!!!!
我々が彼のエピソードを読み、「船戸って本当にバカな奴だよなぁ」
と笑う時、奴は腹の底で我々に言っている。「オマエモナー」
おのれ、船戸ゆるせん!!粛清!!粛清!!粛清!!
251名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/12/04(月) 10:53
>250
おつかれさまでした。
252名無しのオプ:2000/12/04(月) 17:56
>>250
五島かよ(w
ひょっとして、涼水スレの獨尊氏と同一人物ですか?
253名無しのオプ:2000/12/06(水) 22:02
高嶋哲夫はどうですか?
俺的には良い。「ミッドナイト・イーグル」とか。
254250:2000/12/07(木) 12:12
>>252
一応言っとくけど、違う。
255252:2000/12/07(木) 12:28
そうか、スマン。

いや、俺こういうの大好きなんだよね(w
君も五島氏(脱力系暗号解読のまさに第一人者!)好きかい?
256名無しのオプ:2000/12/08(金) 00:18
最近、友人の勧めでヴァクスの「凶手」という本を読みました。
ハードボイルドは素人なのですが、
この流れでなんかいいのありますか?

257250:2000/12/08(金) 00:41
>>252
今週号の週刊朝日に五島勉の記事
が載ってた。
なんか、いまだにノストラダムス
の予言は間違っていなかったとか
いってるらし。あはれなり。
258(^‐^)V:2000/12/08(金) 01:15
>256
「凶手」ほどロマンティックじゃないけどヴァクスだったら
「赤毛のストレーガ」とか「ブルー・ベル」のバークシリーズ
なんかはどうでしょう?
259256:2000/12/08(金) 01:39
>258
実はバークシリーズは一通り目を通したのですが、
「ブルー・ベル」以外はあまり好きじゃないです。
なんか軽い感じがしてしまって…
それをいったら「凶手」も作りすぎた感があるんですけどね。

普段、純文気取りの人間ですので
テキストで作ってストーリーで流すのが好みなのです。
申し訳ない。情報求む。
260(^‐^)V:2000/12/08(金) 02:10
>259
ボクはK・ピータースンのジョン・ウェルズ・シリーズが好き
なんだけど、これだともっと軽くなっちゃう(笑)
やっぱローレンス・ブロックのマッド・スカダー・シリーズがいいかも。
現代のハードボイルド作家の中では一番の大御所ですから。ただ、出来
不出来が激しい。
新進気鋭ということでは、ペレケーレスがオススメ。「俺たちの日」から
年代順に。あとエルロイのLA四部作は絶対のオススメ。
261名無しのオプ:2000/12/08(金) 10:10
ローレンス・ブロック(マット・スカダー)よいのー。
個人的には、酒やめる前(聖なる酒場あたり)までの方が
好きだったが・・・・・
262ねつてつ:2000/12/09(土) 22:55
>259
ヴァクスの流れということであれば、やはりゾクゾクするような色気のある、濃密な闇。
オススメするなら、ジェイムズ・エルロイですね。扶桑社から出ているホプキンスシリー
ズあたりから始めてはいかがと。そのほうがとっつきいいし。
エルロイを読んだら、次は誰だろう?デヴィッド・ウィルツあたりもそこそこよいかなー?
263名無しのオプ:2000/12/11(月) 08:23
>>244
文庫化した「さらば長き眠り」のあとがきがわりのオマケが
沢崎モノの新作ってことで。
次回作も書くつもりではいるみたいな感じだったし。
264256:2000/12/16(土) 19:26
>(^‐^)Vさん
>ねつてつさん

お返事遅くなって申しわけありません。
とりあえずエルロイのLA四部作を読破しました。
映画化されたことで逆に敬遠していたのですが、
「LAコンフィデンシャル」が一番のお気に入りです。
とはいうものの4作ともとてもおもしろかったです。
次はローレンス・ブロックにいってみます。
ありがとうございました。

また、スレの前半で見かけた、アリステア・マクリーンの「女王陛下の〜」と
「ナヴァロン〜」、そして船戸与一の「猛き箱舟」、「山猫の夏」も
合わせて読みました。
毛色は違えどいずれも秀作で、教授いただけて感謝しています。

冒険小説、ハードボイルド、そしてスレの再台頭を祈って。


265名無しのオプ:2000/12/21(木) 19:59
寒い・・・
266名無しのオプ:2000/12/21(木) 23:31
 特にハードボイルドというわけではないけど「池袋ウエストゲートパーク」
 主人公マコトの一人称だが、2巻に入って、池袋のキングことタカシとの
やりとりが、スペンサーシリーズのスペンサーとホークを激しく連想させる
ようになった。好きなのか、作者。
267スリムななし(仮)さん:2000/12/22(金) 16:03
スワガーシリーズにはまりました。
スナイパーものとか、ライフルが出てくる本って他にどんなものがありますか?
268名無しのオプ:2000/12/23(土) 09:49
ジョゼ ジョバンニは駄目?
269トム・クランシー:2000/12/23(土) 19:33
 ハーイ、日本ノミナサン、トムデース。日本デハ「軍事スリラー」マイナーラシイデスネ?デモ昨年ヒットシタ「某国ノ飯時酢」、ワタシカラ見ルト出来損ナイノ駄目軍事スリラーデス。ワタシ取材、資料調ベイツモ大変。間違ウト全世界ノ軍事オタカラ「ツッコミ」サレマース。
 デモ日本デハ「出来損ナイ軍事スリラー=優レタ冒険小説」ラシイデスネ。サイコーデス。必死でJDWトカ米軍関係者カラ情報シイレルヨリ、ゴールデン街デ飲ンダクレテイルダケデ、ベストセラーナルノデスネ。内藤陳ニ掘ラレルダケデ賞トレマスネ。スバラシイデース。ジャック
モ喜ンデロンドンカラ新宿ニ引ッ越スト言ッテマース。
270スリムななし(仮)さん:2000/12/26(火) 11:02
>>268さん
今日、本屋さんに行って探してきます。
その中でも1番のおすすめは?
271『53』:2000/12/27(水) 01:25
267殿、
スナイパーものを御所望との事、
「狙撃警官キーオウ」C・ストラウド 新潮文庫
など如何でござろう。

只、「狩りのとき」を超えるかと申せば、
いささか無理な判じものかの。
272『53』:2000/12/27(水) 01:30
>269クランシー殿
ここ数年の不調を何と申し開きなされるかな。
貴公もさすがに人の子、ということでござるかの。
273名無しのオプ:2000/12/27(水) 04:21
おおっ、『53』氏。久しぶりですね。
その口調はど〜〜〜しても受け付けませんが、この板には必要なお方。
もっと氏の書き込みを読みたいです。
274名無しのオプ:2000/12/27(水) 06:29
 素朴な質問ですが、ハードボイルド、冒険小説、軍事スリラーの境界線ってどこですか?
 左へいくほど内面描写っつーか情況重視、右へいくほど大状況(国際政治、軍事テクノロジ)描写重視ってこと。
 それで日本だとどうも左にいくほど偉いって感じなのはどうしてですか?いや自分はどれも好きだけど評論家とかが内面描写が甘いのを軍事スリラーよばわりして見下してる気がするんですが……。
275核戦争スリラーなら:2000/12/30(土) 04:33
ウィリアム・プロクノー「15時間の核戦争」(ハヤカワ文庫)は、
何度読んでも名作です。ハーマン・メルヴィルがガルシア・マルケスの技法で
第三次世界大戦を書いたら、こうなったという感じ。ええです。

おっと、これは軍事版にでもいったほうがいいですね。

・・・・あと、最近、「ゴーリキーパーク」「ポーラスター」「レッドスクエア」のレンコ刑事もの
3部作再読してちょっと、感涙。
とりわけ「ゴーリキー公園」でKGB大佐に<おれは人間だ>といわしめる幽閉個所には、
ちょっと感動を覚えましたね
276268:2000/12/30(土) 09:55
>270さん 返事遅れてごめんなさい。
個人的には "おとしまえをつけろ""基地ガイピエロ"
(共にハヤカワミステリ)"生き残った者の掟"(河出文庫)が
好きです。ただ彼の作品は絶版が多いので古本屋で探した方が
いいかも。ちなみに "生き残った者の掟"は映画"冒険者たち"
(アランドロン他)の原作です。


277トレヴァニヤン・・・だっけ?:2000/12/31(日) 01:40
SIBUMIをわすれちゃ困るぜ。NINJYA(忍者)やHARAKIRI(切腹)は
もう古い。これからの国際化の時代、やはり<渋み>をかねそなえたミカドのスパイこそ
流行かと・・・。

・・・なんて、じつはこの作品読んだことないの。どなたか、内容ご教示ください。
やはりミスター・モトみたいな欧米人による勘違い日本人像ですか?
ブラックレインですか?
「これ、でー、パンでも、買いなさい」
ですか
278268:2000/12/31(日) 06:32
>277さん
あまりよく覚えてないけど 出てくる日本人は主人公の育ての親(?)
くらいで それも主人公の回想シーンに出てくる程度。
古き良き日本人像といった感じであまり違和感はない。
ちなみに各章の名前も碁にちなんで付けているらしい。
読む価値は十分あると思います。 
279268:2000/12/31(日) 06:34
<続き>
主人公の職業は暗殺者だったと思うが 詳細は忘れました。
280『53』:2000/12/31(日) 23:44
お武家の旦那じゃあ受け付けねえってんなら、
よござんす、あっしが出てきやしょう。

277の旦那、
悪いこたあ言わねえから、
人に聞かねえで、是非ご自分でお読みなせえ。
「シブミ」、ぴしぃっと骨のある、
いい冒険小説でござんすよ。


281273:2001/01/01(月) 04:03
>『53』氏
・・・・。
もう何も言いません。『53』氏のレスが読めるならば。
今後、花魁調、軍人調、日本昔話調等レパートリーを増やしてください。
楽しみに待ってます。
282名無しのオプ:2001/01/01(月) 06:02
>280
「ござる」よりも読みやすい。
こっちの方が好きだ。
283名無しのオプ:2001/01/01(月) 17:41
>281
>もう何も言いません。『53』氏のレスが読めるならば。
同感。
284デビッド・イグネイシアス「神々の最後の聖戦」(文春文庫):2001/01/01(月) 23:43
分厚さに期待しないで読んだら、リアル過ぎるくらいリアルな、ほとんど米国公文書風の
スパイ小説でした。

内容は1979年、アフター・ウォーターゲート、アフター上院聴聞会後のCIAの長老と新人が
ソ連邦少数民族あいてに冒険をする話。

・・・1950年代、CIAの一番華やかなりし頃って、好きだなあ。
ほとんどジョゼフ・コンラッドやキプリングの英国冒険小説を地でいってる感じで。
WASPの当人たちもそのつもりで、イラクやらチェコやら中国で好き勝手やってたみたいだけど、
60年代、70年代、その後始末でみんな苦しむんだよね。

CIAの冒険もので、ついでに参考文献にノンフィクションを一冊。
クリストファー・ロビンスン『エア・アメリカ』(新潮文庫)

今でこそCIAてのは悪徳役所みたいにいわれているけど、アイゼンハワー時代、
ダレス兄弟時代の栄光の雰囲気ってのは好きだなあ
285名無しのオプ:2001/01/21(日) 08:31
外は銀世界あげ
286名無しのオプ:2001/01/22(月) 21:47
自分の中でNo1は船戸です.
最も好きなのは「猛き箱舟」.つい先日2回目読みました.
昨日読み終わった「流砂の塔」も良かった.
訳も分からず殺されていく登場人物たちがとても切ない...
287なんでこんな沈むんだ?:2001/01/26(金) 05:04
レン・デイトン「ヴィンター家の兄弟」(新潮文庫)

こりゃあぶない。ナチズム分析小説だけど、作者が冒頭いってるとおり、
擁護とうけとられかねない。
288非道いな:2001/01/29(月) 04:45
おいおい。べつに日本の小説が世界一ってこた、ないだろ
289名無しのオプ:2001/01/29(月) 07:16
>288
じゃあ、どの作品が世界一なの?
初心者なので教えてください。
290売上ナンバーワン<BIBLE>:2001/01/30(火) 00:13
母親が処女懐妊だという出生の怪しいユダヤの捨て子が、さまざまな謀略・プロパガンダを
駆使して権力を獲得するまでの冒険話。

超越的な悪魔(なにかの隠喩だろうな)と荒野で40日間、イデオロギー論争。
黙秘権を駆使してきりぬける。頭は悪くない。

しかしもうすぐ王になろうとしたところで、金融機関の利子率をめぐってユダヤ自治区内の
教会権力者と対立。
内部の裏切り者もあって総督府に密告され、磔刑となる。

続編の使徒行伝ではパウロに注目。やつは、ソビエト共産党におけるスターリンのような
実務派だ。やつの働きが無ければ、どっかの田舎の公園で、日曜ごとに辻説法している
キチガイ集団でおわったところだ。

・・・こんなところかな。
世界一を尋ねられたら、これで逃げるしかないので。すまん

BY 288
(次回世界のベストセラー。
傑作冒険小説<コーラン>。
スパイ小説<毛沢東語録>を講義の予定
291名無しのオプ:2001/01/30(火) 02:52
船戸与一「猛き箱船」高村薫「リヴィエラを撃て」
佐々木譲 太平洋戦争三部作あたり、十分世界最高レベルと思われ

最近の御三方のことはともかく
292名無しのオプ:2001/01/30(火) 19:33
北方謙三の挑戦シリーズを古本屋で買って来て、
家で一巻読み終わった後に値段確認してみたら
(古本屋の値札が定価の所に重なってたので
剥がした)
ハードカバーなのに980円だった。
やっぱり15年以上も前のヤツだからか‥?
物価って上がったよな。としみじみ思って
しまった。
あんまり意味なくて済まん。逝って来よう。
2930011:2001/02/02(金) 03:56
デビッド・マレル「石の結社」が出てこないのが寂しい...
ル・カレの「寒い国から帰ってきたスパイ」もソーマーの
「大統領を作る男たち」(タイトルの翻訳がヒド過ぎ)も出てこないのでしょうか。
これってスレ違い?
294ねつてつ:2001/02/06(火) 18:23
誰もまだ紹介しないみたいなんで、紹介しとこう。
ハード・タイム(早川)
サラ・パレツキーのヴィクシリーズ最新作だッ!!

今回、表紙をみて「をっ」とか思った人もいるでしょう。
ヴィク、刑務所行きになります^^;
元はと言えば瀕死の女を車で引きそうになったのがきっかけで、ヴィクに轢き逃げ
の容疑をかけようとする悪徳刑事が出てくるわ、映画女優のスキャンダル絡みでヴィ
クに汚い仕事をやらせようとする昔の同級生が出てくるわ、死体は消えるわ、盗ま
れたTシャツの謎やら、かなりややこしい筋書きの中で、孤軍奮闘する不惑を越え
た女探偵。罠にかかって刑務所行きの大ピーンチ!
特に、追い詰められていく主人公の焦り、怯え、怒りがひしひしと伝わってきました。

ただ、後半になってから展開を少し急いだ感アリ。
解説に作者のコメントが入ってたのですが、作者、ヴィクを刑務所に入れるのが辛
かったそうで、ギリギリまで刑務所行きを伸ばした模様。少々枚数増やしてもよかっ
たので、最後近くをもっと膨らまして欲しかったなあ。
とはいえ、この作品、ヴィクシリーズの中でもベスト級の出来。
この女、タフ過ぎる…

295クロード・ルベル警視:2001/02/06(火) 23:15
F・フォーサイスなんかはどうかな?
第四の核からこっち、健筆も劣って来たようだけど。
ジャッカルの日とかオデッサファイルとか読み応えが
あったな。あと短編で帝王やシェパードなんかも。
296名無しのオプ:2001/02/08(木) 19:29
あ、ハードボイルドってここに書き込んでいいんだ。

ハルキノベルズから出てる「敗れざる者」小川竜生。
個人的にはすごくいい出来だと思うのだが、ほとんど
話題に上らなかったようだ。ちょっと惜しい気がする。
297名無しのオプ:2001/02/09(金) 10:51
>296
ハルキノベルズにはなかなか面白いものもあると
思いますけど、なかなか話題に出ませんね。
僕も、桑原譲太郎は結構読ませる力量を持ってい
ると思うのですが。
小川や桑原、あるいは西村健といった中堅?にも
光が当たるといいですね。
まあ、躍起になって売り出そうとしている春樹
事務所の態度は少々鼻につくのも事実ですが。
298名無しのオプ:2001/02/16(金) 21:18
j.C.ポロックの「かくも冷たき心」イイナ!
この人の作品初めて読みましたよはっはっは
299名無しのオプ:2001/02/16(金) 23:48
>>290さん
旧約のほうが読者数多いのでは。
#自分で紹介書こうとしたけど、SFにしかならなさそうで挫折。
300名無しのオプ:2001/03/06(火) 11:55
……にしても、S・ハンターのスレッドってないんでしょうか?
あってもおかしくないと思うのになあ。
301祝300:2001/03/06(火) 18:38
>300
すぐ沈んじゃうよ
このスレみたいに、、、
302名無しのオプ:2001/03/06(火) 22:16
駄目ですかねえ。
303名無しのオプ:2001/03/10(土) 01:24
「真夜中のデッド・リミット」と「さらばカタロニア戦線」、「クルドの暗殺者」
304名無しのオプ:2001/03/10(土) 23:20
>>297
藤原海苔香には笑た。
桑原は「ダブル」がほのぼのしてて好き。
305名無しのオプ:2001/03/18(日) 05:36
今日、本屋に行ったらS.ハンターの新作がでてた。やったー。
早速図書館で予約しよ。

でも表紙裏の登場人物欄でボブがアールの弟となっていた。
変だよね。息子のはずだし。ボブの兄弟はあの人だし。
306名無しさん:2001/03/18(日) 17:43
五條瑛(ごじょう あきら)は、ミステリーに入れても良いのか悩んでます。
ハードボイルドスレなので書き込ませていただきました。
「ESCAPE」(大文字小文字は間違ってるかも。)が出てます。
ぜひ、他の作品も教えて下さい。
307306:2001/03/18(日) 17:45
現在、小説宝石で「スノウ・グッピー」、
小説推理で「紫嵐(Violet Storm)」を連載中です。
共に月刊誌。
308>306:2001/03/18(日) 23:49
ハードボイルドかどうかは分からないけど
ミステリーかというと確かに悩みますね。
にしても、他の作品教えてって?既刊を知りたいってこと?
連載まで知っていて発売済の既刊は知らないってこと?謎
ま、どーでもいいけど。

既刊はハードカバー
「プラチナビーズ」
「スリーアゲーツ」
「夢の中の魚」

文庫が何か出ていたと思うけど忘れた。
それと、来月新刊がでるらしいです。
309モアイ:2001/03/19(月) 02:33
『53』殿
復活キボンヌ!
310306>308:2001/03/19(月) 03:58
>>308 一般書籍板はどちらかというと、歴史小説よりだし、
ライトノベル板は完全に801系に寄っているので、
このスレ見つけて、誘蛾灯のようについ書き込んでしまった。
ここの板は、割とハードボイルドにも詳しい人が多いので。

私の父親が一所懸命ほめるんで、気になってしまいました。
ありがとうございました。>>308
311名無しのオプ:2001/03/19(月) 15:20
五條瑛さんはハードボイルド嫌いらしいけど…
ほんと彼女の作品はどこに分類して良いか迷います。
来月出る新刊って小説推理で連載してるやつみたいですね
スパイ物の続きが早く読みたいです。
312306>311:2001/03/19(月) 16:26
えっ、女性? びっくり仰天。>>311
検索して調べなきゃ!
313306>308,311:2001/03/21(水) 07:48
五條さんは女性だったんですね。 言われるまで分からなかった。
あと、306のところで「断鎖:escape〜」を間違ってごめん。
全部読むのは数ヶ月かかりそうだけど、何とか頑張ります。
>>308 >>311 ありがとうございました。
314名無しさん@1周年:2001/03/28(水) 01:44
ハードボイルドだどぉ〜
315『53』:2001/03/29(木) 03:07
みなさん方、お久しぶりでござんす。
近頃ぁ、時代小説ばっかり読んでやしたんで、面目ねえ。

ハンターの新作でござんすが、あっしにとっちゃあ
あの旦那「狩りのとき」がピークだったような気がしやすねえ。
クランシーが「合衆国崩壊」で燃えつきちまったみてえに。
316モアイ:2001/03/29(木) 12:11
『53』殿
これから「鼠たちの戦争」を読むところです。

うめの名を改めモアイといたいました。マーロウスレッドで
ニンニキのマロンJrとやらに命名されました。くやしいぃー!
317名無しのオプ:2001/03/30(金) 13:27
「カーラのゲーム」(新潮文庫)好きなんだけど、ゴードン・スティーブンズのもう1つの邦訳「テロルの嵐」は烏賊蛾でしょう
318317:2001/03/30(金) 17:33
新潮文庫―創元推理文庫の間違い。失礼。
319『53』:2001/03/30(金) 22:11
「赤い砂塵」買ってめいりやした。

320305:2001/03/31(土) 03:43
>『53』さん
おひさしぶりです。べらんめえ口調もいいですね。

「悪徳の都」はいまいちなんですか?
図書館で予約したので楽しみなんですが・・・。
321『53』:2001/04/03(火) 02:43
ご丁寧な挨拶くんなすって有り難え、久方ぶりでござんす。
「悪徳の都」、“いまいち”じゃあござんせんぜ。面白うござんす。
あっしが言いたかったなあ、
「狩りのとき」が特に良かったてえことなんで。

いまいちって言やあ、「赤い砂塵」でさあ。
「マンガ系」冒険小説(って呼んでやすがね)なら、
カッスラーのほうが上手だと思いやねえ。
322名無しのオプ:2001/04/03(火) 23:01
「悪徳の都」読了
オレは面白かったよ.ずいぶん前に買ったパトリシア・コーンウェルの「審問」
はまだ読み切っていないが,これは一気に読み切ってしまった
323名無しのプ:2001/04/07(土) 04:34
香納諒一の「夜の海に暝れ」、図書館で借りて読了。
ネットの本屋さんに注文してみたら、絶版になってた・・・。
初期の作品、王道で好きなのにな。
最近の短篇集はハードボイルドに入れるのは躊躇われます。

324305:2001/04/07(土) 04:37
>『53』さん、322さん
ありがとうございます。そうなんですか。
確かに「狩りのとき」はすごくおもしろかったです。
たのしみだな。早く戻ってこないかなぁ。>図書館
325名無しのオプ:2001/04/11(水) 02:51
アールは、おとうとの名前を息子につけたんだよね....。

326Dino:2001/04/11(水) 16:55
ジョージPペレケーノスのワシントンサーガ6部作を読んだ
これぞハードボイルド是非一読してみて
327名無しのオプ:2001/04/11(水) 18:07
328マーロウ:2001/04/11(水) 21:02
絶対外出だと思うが、トム・クランシーの「容赦なく」はいいと思うよ。
329Dino:2001/04/12(木) 17:05
だれか ジョンDマクドナルドの小説の手に入れ方教えて
 図書館でも「ディベロッパー」位しかなくて
 やっぱりマギーシリーズが読みたいんだけど
330名無しのオプ:2001/04/22(日) 03:59
「悪徳の都」
冒頭からジャップジャップジャップって・・・。
萎えた。
331名無しのオプ:2001/04/25(水) 06:29
「悪徳の都」読了。おもしろかったー。
最後にサクサクとパズルのピースが組み合わさっていく感じがいい。
でもメール欄だけがしっくりいかないなあ。
332名無しのオプ:2001/04/25(水) 06:59
>>331
そうか?
とってつけたようなカンジだったよ。フレンチ
ギャングを倒すことと、アールのオヤジの関わりもとってつけたような
感じ。構成自体が行き当たりばったり。
ボブシリーズは妙に評判いいけど。本当にいいのは極大だけ。
333名無しのオプ:2001/04/25(水) 17:40
 いやフレンチはいずれまた登場するような気がするんだが
スワガーサーガはまだ続くだろうから
334名無しさん@1周年:2001/04/25(水) 22:03
ダークピットの新作はいつでるのか?
335名無しさん@120分待ち:2001/04/25(水) 22:45
既出ですが、スワガーものからS・ハンターに入った皆様、是非とも
「真夜中のデッド・リミット」まで遡って下さいまし!これぞまさに
巻置く能わず。
336名無しは舞い降りた:2001/04/25(水) 22:50
クレイグ・トーマスはまだ健在だけど、オーブリーものはもう
打ち止めなんでしょうか?オーブリーやガントやハイドにはも
う会えないんでしょうか?しくしく。でも実は「モスクワを占
領せよ」と「ジェイド・タイガーの影」を未読な私。どっかで
復刻してくれ〜。この人の本はうざったいラブシーンが皆無な
のがヨイ。
337名無しのオプ:2001/04/25(水) 23:51
>>335
そうか?
核弾頭の発射を防ぐだけの単調なストーリーだったよ。
これだったら、クランシーの方が全然上だと思うな。
「真夜中のデットリミット」は手に入り難いし、わざわざ
探して読むほどのものじゃない。ハンターで良いのは極大だけ。
338名無しのオプ:2001/04/26(木) 12:59
「真夜中のデッド・リミット」断固支持。

現在、デイル・ブラウン全作品イッキ読み中!残りあと2冊。
感想はあとで報告します。
339名無しのオプ:2001/04/26(木) 13:03
>>337
確かにストーリーは一本道だけど、キャラクターの書き分けが上手い
と思ったなあ。みんなちゃんと何か背負ってるじゃないですか。クラ
ンシーはその辺がややのっぺらぼうな気がする。
340名無しのオプ:2001/04/27(金) 01:03
>>337
クランシーのどれ?
読んでみるから教えてよ。
341名無しのオプ:2001/04/27(金) 13:34
>>337オラにも教えてけろ。
342名無しのオプ:2001/04/27(金) 17:59
最近読んだ文春文庫の「アンダ−ドッグズ」は、「真夜中のデッドリミット」っぽい
感じがしたんですが。
343名無しのオプ:2001/05/02(水) 09:01
「鼠たちの戦争」はどうなん?
344名無しのオプ:2001/05/02(水) 11:42
「真夜中のデッドリミット」はさ、どっかみんな映画「ダイ・ハード」1・2のイメージを
だぶらせてるんじゃない? そんなふうに読むと面白いんだ。
特に徴用される民間人の男女の描写とか。
345名無しのオプ:2001/05/22(火) 23:57
「長いお別れ」借りてきたage
346INFIELDER:2001/05/23(水) 13:37
レインボー・シックスには頭が下がった。クランシイ、戦隊モノかよ!!
347名無しのオプ:2001/05/23(水) 22:53
「鼠たちの戦争」読むべし!後回しにして後悔している。映画が観たい!
348『53』 :2001/05/29(火) 03:17
武家言葉も江戸弁も飽きたのでしばらくお休み。

ハードボイルドと警察ミステリ、どちらのスレに書こうか
迷ったけど、一応ここに書いとく。

「頭蓋骨のマントラ」最近では出色。
・・・・・・・・・・・・・・・・・もしかして既出?
349『53』:2001/06/07(木) 03:44
クレイグ・トーマスのハイド&オーブリー物の新刊読んだ?
面白かったよ。
350モアイ:2001/06/07(木) 17:33
お忙しそうですね。わたくしのオススメはそちらにコンタクトを取るためですから
あまり気になさらぬようお願いします。そちらの書き込みを武家言葉にして読んでいる
へんてこりんなわたくし。えへへん〜またうましかなどといわれるかな〜
「頭蓋骨のマントラ」読了!ありがとうございました。良かった〜。

「極秘制裁」特殊部隊物を読みかけていますが面白そう。

>クレイグ・トーマスのハイド&オーブリー物の新刊読んだ?
題名を教えてください。
 時々こうしてレスをいただけるのが嬉しい。
351名無しのオプ:2001/06/08(金) 10:23
フィリップ・カーとかはハードボイルドには入らないのかな?
ベルリン三部作とか好きなんですけど。
352名無しは舞い降りた:2001/06/08(金) 13:34
クレイグ・トーマス最新作「影にとけこめ」只今前編読了。
前作「ディファラント・ウォー」もそうだったけど、もう原題に
動物名は入らないみたいだ。
あと、このシリーズでラブシーンが出てきたのってもしや初めて?
353『53』:2001/06/08(金) 21:25
>モアイ女史
「鼠たちの戦争」買いに行ったんだけど、
 あの映画の原作なのね。
 映画を先に観ちゃってるんで、少し寝かせてから読むことにします。

 ペレケーノスの「生への帰還」(これだけ読んでなかった)を先に読みます。

354『53』:2001/06/08(金) 21:26
>352
>このシリーズでラブシーン
そういえばそうだね。
ハイドも人当たりが柔らかくなった感じ。
355名無しのオプ:2001/06/08(金) 22:24
最近、翻訳ものの作品の面白さがわかってきたよ。
頑張ってよむよ〜
356名無しのオプ:2001/06/08(金) 22:30
それにしても、冒険小説の、ワクがわからん…。
357名無しのオプ:2001/06/08(金) 23:35
>>356
ワクなんか考える必要無し。
第一、決めることができる奴なんか一人もいない。
自分がそうだと思えばそうだし、違うと思えば違う。
358モアイ:2001/06/09(土) 01:49
>「極秘制裁」特殊部隊物を読了。
いつものことながら感想が面白かったとか良かった〜でスミマセヌ。
興奮しつつ緊迫のストーリーにページを読むのが勿体ないような。
ドキドキしながらも台詞にクスクス笑いながら一気読みでした。
またも魅力ある男性を発見!これならきっと本に洗練されされている
方にも必ずお気に召していただける筈です。

「影にとけこめ」探してみます。

ペレケーノスは現代のマーロウじゃと一押しですが
あまり話題にも上らず・・・お気に召されるとうれしいのですが・・・。

359モアイ:2001/06/09(土) 01:55
ジョン・ル・カレの新刊本を弐冊続けてハードカバーで
読みましたが途中でだれてしまった。絶賛している人も多いから
わたくしには向いてないのかな。
冷戦時代のル・カレには夢中だったけどな。
360>354:2001/06/09(土) 02:27
マリアンに敬語使ってたもんね。
このシリーズって、過去の登場人物がひょっこり出てくるので、その
度に前の作品をひっくり返すハメに(藁

でもこの作品から読み始めた人は、ロスの事を美貌のキャリアウーマン
と思っちゃうんじゃないかなあ。
ちなみに俺のイメージではナンシー関(爆
361モアイ:2001/06/13(水) 22:10
「影にとけこめ」が見つからないよ。
362『53』:2001/06/15(金) 18:12
「極秘制裁」読み始めました。
363『53』:2001/06/18(月) 05:23
「極秘制裁」、
読み始めは下らない冗談に若干引くものの、
上巻後半分からは熱中、一気に読みきってしまった。

モアイ女史にまた徹夜させられてしまった。
どうしてくれる。
364モアイ:2001/06/18(月) 17:12
金色、銀色、桃色、吐息

お気に召したとのことで安堵の溜め息・・・ほっ・・・。
365『53』:2001/06/18(月) 21:00
「デッドリミット」買ってきた。

モアイ女史のお陰で睡眠不足に・・・・。
どうしてくれる。
366名無しのオプ:2001/06/18(月) 22:08
藤田宜永萌え〜
でも人気ないみたいね
367名無しは舞い降りた:2001/06/19(火) 00:12
「影にとけこめ」読了。ふ〜。
今回も孤軍奮闘獅子奮迅のハイド。相変わらずの絶体絶命ぶりは今回も堪能
したけど、この「(第三世界諸国に)潜入→(同胞を)救出→(ギリギリの
ところで)脱出」って黄金のパターンはそろそろ限界かなあ、とも思う。

お次はガントの出番か?(彼もいい加減トシだが)
368名無しのオプ:2001/06/20(水) 22:44
ハギンズ「殺戮者カイン」(ハヤカワNV)読了。
何となく映像が浮かんでくるところは、いかにもハリウッド好みなるも、
主人公の内面描写(妻子の復讐〜世捨て人状態〜戦線復帰)や、悪魔と
教会の因縁など、全体に底が浅い印象。
主要人物像の描き込み不足や、後半になればなるほど弱くなる悪魔王など、
竜頭蛇尾といったところか。
あと、翻訳が稚拙で、深みがなかったのも一因では。
と、長々と書いてしまいましたが、これって冒険小説でいいのでしょうか?
369名無しは舞い降りた:2001/06/21(木) 03:29
ハギンズなら「極北のハンター」の方が面白かったっすよ。(既読だったらごめん)
はっきり言ってストーリー展開は同じだけど、こっちの敵は純粋に化学実験
の産物でオカルトがらみじゃないから、神と悪魔がどうちゃらこうちゃらっ
て西洋人特有の屁理屈がない。味方のキャラクターも多彩だし。特に背中に
日本刀背負った(!)隊長のタカクラ(!!)なんてステレオタイプのサムラ
イその物だけど、マンガになるギリギリのところでかっこよく描かれてる。
まあ、主人公とお姉ちゃんとの色模様は御愛敬ってコトで。
370368:2001/06/21(木) 11:15
>>369
「極北のハンター」未読です。「カイン」で期待はずれだったので、
どうしようか思案中でしたが、読んでみます。ありがとう。
冒険小説には、卓越した主人公の単独行タイプと、いろいろな技能
を持った集団の活躍タイプがあると思うのです。「カイン」は、軍
の特殊チームと教会の神父たちのタッグという点で、後者だと思い
ますが、今ひとつでした。個人的には、マロが好きだったので、も
っと描き込んで欲しかったですね。
371名無しは舞い降りた:2001/06/21(木) 12:31
>>370
あ、だったら「極北のハンター」はオススメです。
マロや神父をもっと濃くしたようなキャラが何人も出てくるから。
特殊部隊のメンバー、科学者、たまたま関わることになった保安官
や連邦捜査官、みんながそれぞれの信念のもとに敵を追い、それが
やがて一本の線に収斂されていくあたりはナカナカです。
372名無しのオプ:2001/06/26(火) 02:41
あげ
373名無しのオプ:2001/06/26(火) 17:45
伊号潜水艦の文庫
374『53』:2001/06/30(土) 04:21
「スパイが集う夜」読み始めた所。
375名無しのオプ:2001/07/01(日) 01:00
やっぱり「北壁の死闘」ですよ。
376『53』:2001/07/04(水) 12:57
「スパイが集う夜」読了。
つまらなくはないけど、特別素晴らしくも無かった。
潜入スパイが殺しまくる所は「針の眼」を思い出した。

ヒギンズ、マクリーン等に代表されるイギリスの冒険小説の、
「冒険のシチュエーションは気高い精神性を謳うことを表現する為の舞台」
という点に物足りなさを感じる。そういった意味ではハリウッド映画的。

と思ったら、執筆時30歳のアメリカ人とのこと。納得。
377モアイ:2001/07/04(水) 17:09
警察スレにレスしましたが
「スパイが集う夜」を入手。
>つまらなくはないけど、特別素晴らしくも無かった。
では焦らずゆっくり読もうと思います。

単行本の時は難しそうと思い敬遠した
フリーマントル「ユーロマフィア」が文庫になりましたので読んでみます。

■「絶海の訪問者」をこれから読むところです。当たりだといいな〜。
378『53』:2001/07/04(水) 18:11
>モアイ女史
375氏の言うとおり、
「北壁の死闘」ボブ・ラングレー
お奨めです。ジャック・ヒギンズ正当後継者って感じ。
379名無しは舞い降りた:2001/07/05(木) 01:14
ユーロポールサイコキラーシリーズに食傷していたので(だってアンマリ
な話ばっかりで)「おおっ!(上記シリーズ以外の)フリーマントル!」
と勇んで手に取ったらノンフィクションだった・・・
まあ、彼のノンフィクションライターとしての手腕は認めますけどね、あ
たしゃチャーリー・マフィンに会いたいのよ〜
380『53』:2001/07/05(木) 02:28
チャーリ−・マフィンシリーズ、
途中で抜けてる一作が出ないと読み進みたくないんですけど、
どうなってるのでしょうか・・・・。
381モアイ:2001/07/06(金) 12:54
>『53』殿
ご推奨本の「北壁の死闘」ボブ・ラングレー は入手困難のようです。
何とか探して読みたいと思っております。くやしい〜。
382『53』:2001/07/06(金) 23:43
モアイどの、そなたは何故ゆえsageで書かれるのか・・・。
手練れの読み手なれば、誇りを持ってageなされよ。
383モアイ:2001/07/07(土) 02:26
『53』殿 それは以前にも申しましたように
読後の感想が面白いだの良かっただのとしか言えぬからでございます。
お恥ずかしいほど貧弱で幼稚で恥じ入るばかりだからでございます。


■「絶海の訪問者」読了 息苦しい。ちらっと「地下水道」を思い出した。
■「ユーロマフィア」読了。ぱらぱら読みに終わる。
  フリーマントルに危険はないのかしらん。ミステリーの題材がゴロゴロ。
・・・・・・・・こんな調子でございますから恥ずかしいのでございますよ・・・・

それでも書き込みをしていますのは自分が気に入ったと思える本は
あなたさまにも認めていただけるという思い込みからです。

気が重いですけれどageで。よろしゅうございますか?
384名無しのオプ:2001/07/07(土) 02:37
「北壁の至当」は面白いよね。それまで冒険小説ってのは
臭い親父が読むものだと思ってたけど、あれで認識を一変させられた。
なんていうかエンタテイメントを徹底的に追求した結果、
エンタテイメントを越えてしまった、そんな印象を持った。

ちなみに冒険小説で他にお勧めってある?有名所でいいから。
385モアイ:2001/07/07(土) 02:50
リアルタイムなのでちょっとカキコ。
「北壁の死闘」を読まれているのですね、ああ・・・うらやましい。

『53』殿のお越しをお待ちください。必ず満足のあるお答えがあるでしょう。

わたくしは何と言っても「女王陛下のユリシーズ号」でした。
冒険小説の虜になってしまいました。
有名すぎてとっくにお読みになられていらっしゃるでしょうが。
386名無しのオプ:2001/07/07(土) 07:25
冒険小説ベスト10を決めない?最高作一作だと揉めて決まらないと思うから
10作ぐらいがちょうどいいでしょ。対象作品は内外を問わず。どうかな!?
初心者に勧めるとき便利だし。識者の意見求む。

参考スレ http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=book&key=993841911&ls=50
387名無しのオプ:2001/07/08(日) 07:56
age
388375:2001/07/09(月) 00:31
「北壁の死闘」age
でもボブ・ラングレーってこれ以外はちょっと落ちるん
ですよねー。あんまり読んでないけど。
「北壁の死闘」は奇跡の一冊って感じです。
389375:2001/07/09(月) 13:41
ベスト10
とりあえず冒険小説のジャンルで
「高い砦」デズモンド・バグリイ
「鷲は舞い降りた」ジャック・ヒギンズ
「北壁の死闘」ボブ・ラングレー
「興奮」ディック・フランシス
「A-10奪還チーム出動せよ」S・L・トンプスン
「死にゆく者への祈り」ジャック・ヒギンズ
「猛き箱舟」船戸与一
「ホワイトアウト」真保裕一
「飢えて狼」志水辰夫
「失われたものの伝説」田中光二
こんなところでどうでしょう。
ま、だいたい定番だと思いますけど。
田中光二のは埋もれた名作ということで。
390名無しのオプ:2001/07/11(水) 07:35
あげ
>>389
ユリシーズ号は?
391名無しのオプ:2001/07/11(水) 07:38
>>389
深夜+1は?
392名無しのオプ:2001/07/11(水) 11:57
やっぱりマクリーンは入れるべきですよね。
ライアルもですか。

「高い砦」デズモンド・バグリイ
「鷲は舞い降りた」ジャック・ヒギンズ
「北壁の死闘」ボブ・ラングレー
「興奮」ディック・フランシス
「A-10奪還チーム出動せよ」S・L・トンプスン
「女王陛下のユリシーズ号」アリステア・マクリーン
「深夜プラス1」ギャビン・ライアル
「猛き箱舟」船戸与一
「ホワイトアウト」真保裕一
「飢えて狼」志水辰夫

こんなところでどうでしょうか。
393あぼーん:あぼーん
あぼーん
394名無しのオプ:2001/07/11(水) 14:40
ハードボイルド小説ベスト10
も必要でしょう。
スパイ謀略小説ベスト10
もかな。
395名無しは舞い降りた:2001/07/12(木) 02:40
>ハードボイルド小説ベスト10

全部スペンサーになっちゃったりして(藁
396あぼーん:あぼーん
あぼーん
397ねつてつ:2001/07/12(木) 09:35
ナバロンの要塞関連で。
ミョーに気に入ってる話、アリ。
ポール・ギャリコの「ズー・ギャング」。
これはちょいB級なんだけど、忘れがたいです。
398名無しのオプ:2001/07/12(木) 13:52
>>397
ポール・ギャリコって「ポセイドンアドベンチャー」の?
「ズー・ギャング」ってどんな話なんですか?
教えてちょ!
399あぼーん:あぼーん
あぼーん
400あぼーん:あぼーん
あぼーん
401あぼーん:あぼーん
あぼーん
402ねつてつ:2001/07/12(木) 16:13
「ズー・ギャング」は、テレビシリーズにもなったそうです。
日本に入ってきたかどうかは、さだかではないですけど^^;

いわゆる、それぞれ違う特殊技能を持った人間がチームを組んで任
務を遂行するというパターンの物では、相当に古い作品なのです。

大戦時、レジスタンスグループとして恐れられたズー・ギャング、
今はそれぞれ一民間人として市井に暮らしていました。
隊長は「狐」。機略縦横のリーダーは時計屋さん。
サボタージュ・破壊工作の名人「象」は電気屋さん。
暗殺者「虎」もパイロット「狼」も皆、普通の暮らし。

ところが、象も虎も狼も昔を忘れていなかったのですね。

ある日、狐は「君の人脈で盗まれた絵画の行方を探ってくれないか?」
と、昔の知り合い、今は偉い人に頼まれる。
その絵画、戻らないと国際問題に発展しかねない。
で、狐、その強奪の手口を検討してみたら、思い当たるふし、多数。
「ひょっとして!?」
で、かっての部下のとこに行ってみたら、案の定。
昔取った杵塚で盗んではみたものの、非常線で封鎖されて、弱って
いる最中。
「隊長、なんとかしてください」

と、まあ、これが第1話。
早川からハードカバーで出てて、多分文庫化してなくて、おそらく
絶版の短編つーか中篇集。
犯罪計画を未然に防ぐために狐が仲間とディスカッションする話は、
すごく面白かった。
1冊だけで終わったみたいなのは、惜しいなー^^
403名無しのオプ:2001/07/12(木) 22:25
>>402
ねつてつさん、話の紹介ありがとう!
確かにナバロンの要塞というか、黄金のパターンですね。
なんか古本屋でも売ってなさそうだなぁ〜。
404夜更かしのオプ:2001/07/13(金) 00:28
ねつてつさん、わたしからもありがとう。
読みたい本は絶版ばかりというのが淋しいな〜。
何かの本で実は出版社の倉庫に眠っているのがあると聞きました。
コストを考えて無いことにするらしいとも。

上のスレで話題になっていた「北壁の死闘」古本屋さんにて入手。
405名無しのオプ:2001/07/13(金) 00:31
某WEB書店で注文してなかった本が、別のWEB書店で手に入った。
あるんだね、こーゆーこと。欲しい本があったらしつこく注文
してみよう。
406夜更かしのオプ:2001/07/13(金) 23:16
ビル・プロンジーニ「よそ者たちの荒野」
異形の主人公なるジョン・フェイス、切ない。オススメ。
407ねつてつ:2001/07/14(土) 13:38
お礼を言われて嬉しがっていたのもつかの間。
間違いに気付く^^;;

ズー・ギャング、メンバーは5人だったよ。
狐、虎、象、狼の他にもう一人、ル・レオパール(豹)が
いました。彼が電気系の工作が得意な電気屋さん。
もう一人、大戦時にはカモシカもいたんだけど、この話は
エピソードの一つに大きく関わります^^

で、補足的に。

氷室冴子の「少女小説家は死なない」(コバルト)で、主
人公が引っぱり回される少女小説家が懸賞に応募する小説
の設定が、なんか、すごくズー・ギャングに似てました。^^
「氷室冴子、ズー・ギャング読んだのか?」と驚いた記憶
アリ^^;
408名無しのオプ:2001/07/25(水) 01:14
あげ
409名無しのオプ:2001/07/25(水) 01:26
お!あがってる!
410名無しのオプ:2001/07/25(水) 02:05
まもなくマイクル・コナリーの新作が出ると耳にしましたが。
ボッシュものじゃないのかな・・・
411名無しのオプ:2001/07/25(水) 07:31
「バッドラック・ムーン(上・下)」M・コナリー,講談社文庫 8/10
412名無しのオプ:2001/07/25(水) 11:47
「Angels Flight」古沢嘉通訳(扶桑社刊)てのも。こちらは9月?
413名無しのオプ:2001/07/25(水) 18:33
島田一男の公安調査官シリーズにはまった。
読んでる人少ないのか?
414名無しのオプ:2001/07/26(木) 00:28
マイクル・コナリー
講談社文庫の方はノンシリーズ
扶桑社の方はハリー・ボッシュシリーズの模様
415名無しのオプ:2001/07/26(木) 17:52
「アムトラック66 列車強奪」 文春文庫 88年
 素人強盗団対テロリストグループ!
 3500万ドルを運ぶ列車上で展開される頭脳戦!そしてアクション!!
 ハイジャックされた列車の運命は?最後に笑うのは誰だ?!!
416名無しのオプ:2001/07/26(木) 18:12
「イローナの四人の父親」プロローグだけ傑作。
あのどんでん返しはちょっと悲しいっす。
417名無しのオプ:2001/07/27(金) 22:52
「高く危険な道」ジェームズ・クリアリーだっけ?
著者あとがきの最後の1行に泣けたよ。

ジャック・ヒギンズで意外といいのが「エグゾセを狙え」
もう、この物語、ダメだわ〜、と思ったあたりからグングン盛り上がっていく。
前半と後半が別の本みたい。

ねえ、ハモンド・イネスって面白いの?
何冊か読んだけど、全然面白くないよ。
418名無しのオプ:2001/07/29(日) 00:57
クィネルってそんなに面白いとは思わないのだけど
人気あるのかのう
419名無しのオプ:2001/07/30(月) 01:04
>417
ハモンド・イネスは「大氷原の嵐」はおもしろかったけど・・
>418
俺も「燃える男」を読んでいまいちだと思いました。
でも、クィネルは人気あるでしょうね。
420名無しのオプ:2001/07/30(月) 12:03
クィネル、このあいだミステリチャンネルでみた。
なんとなく、覆面作家でいたままのほうがよかったかと思ったり。
421名無しのオプ:2001/08/01(水) 01:43
クイネルってもうちょっとストイックだったらイイんだけどなあ。
肝心なトコで話が下世話に流れません?「メッカを撃て」しかり
「イローナ」「スナップ・ショット」しかり。少しクレイグ・ト
ーマスを見習いたまえ。あの人ァ石部金吉だぞ〜
422名無しのオプ:2001/08/03(金) 11:51
test
423名無しのオプ:2001/08/03(金) 17:54
ハヤカワ文庫から出ている「ナポレオンの勇者たち」ってどうですけ?
424名無しさん@HOME:2001/08/11(土) 19:03
「無間地獄」 新堂冬樹
425音速の名無しさん:2001/08/13(月) 01:15
ディック・フランシスのスレはないんでしょうか?
過去ログみても見つからなかったんですけど。
426名無しのオプ:2001/08/15(水) 01:15
&;hearts
427名無しのオプ:2001/08/21(火) 03:29
イローナ読んだよ。よかった。
あのプロローグは何度も読み返した。
428名無しのオプ:01/08/28 19:46 ID:Ys0dlLJs
このスレではイマイチマイナーなシミタツはどうよage
429名無しのオプ:01/09/03 21:07 ID:hsOQFvl.
カレル・シュッミタッツのこと?
430428:01/09/04 23:34 ID:xMKehAQ2
>>429
そいつのことを知らんから、ネタかどうかも判断できん!
431名無しのオプ:01/09/05 00:45 ID:vxonphvo
ディック・フランシスのスレッド、私もみたいー。無いの?
それより、菊池光 訳の本ってなんとなくハードボイルドっぽいイメージがあるけど
それは文章がブツブツ切れているからだろーか?
432読むのが怖い:01/09/05 19:11 ID:DXnRCnO.
このあいだ、書店で「ナヴァロンの風雲」という、生頼範義の“燃える”表紙絵の
文庫本を見たのですが、読まれた方、是非とも感想をお聞かせ下さい。

奇抜なアイデアと、それを支えるディティールと、スリルもサスペンスも平板で退屈で
大味な作品でないことを祈りたいですが…。
433歴史にIFは禁物だが:01/09/05 21:47 ID:Q3WQfG/Y
ぼくも432氏とおなじ質問と動機、そろそろ書こうと思ってました
434名無しのオプ:01/09/05 22:06 ID:f37mH26E
前から疑問だったのだけど、
1は何を謝ってるの?
435名無しのオプ:01/09/05 22:28 ID:695YakZA
>>434
ミステリー板を分割して新しい板を作って欲しかったのかな?
436レッド・ダイアモンド:01/09/06 09:58 ID:9G/j9sbg
「ズー・ギャング」スーパー源氏で検索したら、某所で10,000円で売っておりました。

「マチルダ」同様、「ハイラム氏の大冒険」「シャボン玉ピストル大騒動」も創元推理文庫で
復刊して欲しいです。
437『53』:01/09/11 07:24
久々にミステリー板に来た。
「スパイにされたスパイ」ジョゼフ・キャノン 文春文庫
良かったよ。父子の情愛系がお好きな方、どうぞ。
438名無しのオプ:01/09/15 00:01
ハードボイルドって、悩むよなあ…。
ヲトコのロマンってどうなんだろうか。
439あぼーん:あぼーん
あぼーん
440名無しのオプ:01/09/15 03:54
ハードボイルドね

じゃぁ、オンセンタマゴ小説ってないの?
441レッド・ダイアモンド:01/09/15 15:07
くどいようだが「ナヴァロンの風雲」どうよ?
442名無しのオプ:01/09/19 23:20
「ナヴァロンの風雲」今読んでる。
結構いける。
ッて言うか、マロリー、アンドレア、ミラーって名前が出てくる
だけでぞくぞくする。
443名無しのオプ:01/09/20 13:16
「スパイにされたスパイ」を読んでいる。

「神は銃弾」「心の砕ける音」良かった。
444あぼーん:あぼーん
あぼーん
445名無しのオプ:01/09/21 21:12
日本冒険小説協会は読者の集まりだと言うが、実際はミステリーの範疇に入れてもらえなかった冒険小説(とハードボイルドミステリー)作家と書評家、および担当編集者から成る出版社側との思惑もあって設立された。
当時は読者にも作家にも出版社にも、冒険小説というジャンルを認知させるという共通目的があったため、しばらく蜜月時代が続いた。
会長の内藤陳氏がある種、広告塔として冒険小説の書評などを連載ペースで数多く手がけ、テレビ番組にも精力的に出演されていたのはこの頃。
ところが後年、作家や書評家、編集者から成る書き手主体の冒険作家クラブが設立され、読者以外にとっての日本冒険小説協会の存在意義は急速に希薄化していく。
作家や書評家、出版社にとっては、北方謙三が直木賞を受賞したことで、冒険小説を認知させるという目的を達してしまったということもある。
その頃までには同会創設時からの古参会員もプロ、もしくはセミプロ化していたため、日本冒険小説協会と距離を置くようになっていた。
同会の会員出身の作家であり、事務局とも言える『深夜+1』という酒場でバーテンのアルバイトをしていた馳星周も、この時期あたりから足が遠のいている(現在は少し顔を出すようだが)。
さらに会長の内藤陳の長期入院(舞台で骨折)による不在や事務局長の交代(内紛)、アニメやゲーム厨房会員の急増などもあり、一部に熱心な会員は存在するものの、本読みとしての会員の質は著しい低下の一途をたどり、現在はほぼ内藤陳ファンクラブ状態となっているようだ。
来年、同会は創立20周年を迎えるが、それを節目に解散するのではないかという噂が作家の間で囁かれている。
446名無しのオプ:01/09/21 22:25
うん。だから、あたしゃ、あえて「アニメ漫画にもよい品が在る」という意見に
鬼のように反対してきたんだ。

ダメだよ。たとえ内心、アニメ好きでも、仮にも某研小説読みが公言しちゃ。
誰とは言わぬが
447:[::01/09/21 22:25
http://www5d.biglobe.ne.jp/~musume/
↑加護のバナーをクリックしたらスゴイことに!!
448名無しのオプ:01/09/23 23:36
>>445
>来年、同会は創立20周年を迎えるが、それを節目に解散するのではないかという噂が作家の間で囁かれている。
えー、ココって内藤陳が酒が飲めない状態になるか、
逝っちゃうまで細々と続くと思ってた。
449名無しのオプ:01/09/24 19:59
「燃える男」は敵の幹部を尻にぶち込んだ爆弾で爆殺する所はすげえ!と思った。
それから暫く傭兵物にはまったのを覚えてる。カスもかなり掴んだけど、
「ワイルド・ギース」は夢中になった。
450あぼーん:あぼーん
あぼーん
451名無しのオプ:01/09/25 14:55
>>448
さっぱり冒険小説を読まない会員、文壇における冒険小説というジャンルの認知といった事を考えれば、存在意義のない会は消滅するのみでしょう。
実際、昨年『深夜+1』に行った時、「20周年を期にヤメる」とか「会員数を30人ぐらいにしたい」と何度も内藤陳本人が言っておりました。
>>445はあながち嘘ではないようです。
会員だという人に聞きましたが、会報も月刊や隔月で出るペースの年もあれば、年に1回という年もあるそうですよ。内情はメチャクチャのようですね。
452名無しのオプ:01/09/25 19:45
>>451
オレが「深夜+1」行った時は、内藤さんに「店の貯金箱に小銭入れ
てけ」と言われた。
常連(?)とかも、その時に店にいる人間全員、強制的に金入れさせ
られてたみたい。
横で金も入れないでヘラヘラ、ニヤニヤ笑って「会長が言うとるんや、
はよゼニ入れぇや」とか命令してた常連客(?)も感じ悪かった。
内藤さんの「読まずに死ねるか」とか読んでたし、酒場だから暴力的
でもいいと思って行ったんだけど、「危ない」と言うより「人間的に
薄汚い」感じがした。たぶんもう二度と行かないし「読まずに死ねる
か」も捨てた。
453名無しのオプ:01/09/26 00:59
>>452

嘘だろ??
俺の知っている深プラの雰囲気とぜんぜん異なるよ。
といっても、ここ2年ほど足を運んでないが。
何か、起きたの?
454『53』:01/09/27 08:20
アンディ・マクナブの新作どうよ?
455ジョン・タルボ:01/09/27 17:00
マクリーンの「恐怖の関門」読んだ人いる?
456名無しのオプ:01/09/27 17:19
>>455
文庫で読んだがつまらん、やめとけや
この作品あたりからマクリーンは下降線
457レッド・ダイアモンド:01/09/29 11:10
>456
うーん、オレは一番好きなんだが…。やっぱり表紙とかで地味に受け取られちゃうのか…。
オレが言っても何なので、この作品に関しては、あの小林信彦・山田正紀・大沢在昌氏らが
ベストエンターテインメントに推しているだけのことはある傑作、とだけ言っておきます。

ちなみにハヤカワ文庫NV版(長らく絶版)の裏表紙と解説は読んではダメ、百科事典等で
海上石油掘削基地の大体の構造を知った上で、一気呵成に読むことをお薦めします。
458ねつてつ:01/09/29 11:42
マクリーンだと、「金門橋」なんてのも好きだなー
ちょいB級だけど、面白かったよ。
459ジョン・タルボ:01/09/29 23:28
私も大好きで、皆さんの感想を聞きたかったんですが…。

マクリーンの最高作だと思ってます。映画はイマイチでしたが。
読むたびに泣いてしまう私はAHO?

今「ナヴァロンの風雲」読んでますが、なかなかのものです。
460レッド・ダイアモンド:01/10/01 10:10
↑の名無しのオプさんと、今月号の「ミステリマガジン」の書評でも
好意的に取りあげられていましたね。私も一段落したら読んでみます。

ナチの秘密基地で建造された、大型新造潜水艦の出航を阻止せんとする
FORCE10のメンバーたち…。燃えるなぁ…!
461名無しのオプ:01/10/03 01:49
マクリーンってさあ、あらすじだけだとすんげえ面白いんだけど、
小説としてみると全然ダメなんだよなあ。
「金門橋」なんて「ダイハード」みたいなストーリーで、面白そうなんだけど、
B級なんだよね。
「八点鐘が鳴る時」だってあらすじはいいんだけどなあ。
「女王陛下」や「要塞」は別にすると「北極基地/潜行作戦」は素晴らしいぞ。
これはマジ面白かった。
462ジョン・タルボ:01/10/03 08:22
>>461
映画の出来が最悪なので評価低いけど、原作はいいっすよね!
クーンツの「アイスバウンド」は、これと「北海の墓場」にかなり影響受けてると思われる。
463名無しのオプ:01/10/03 11:06
質問です。
北方謙三のスレありますか?
464名無しのオプ:01/10/03 20:08
age
465名無しのオプ:01/10/05 14:57
karaage
466名無しのオプ:01/10/05 15:01
>463
ない。盛り上げる自信があったら立ててくれ。
467_:01/10/05 17:56
>>452

タチの悪い客、多いよ。人のことを平気で突き飛ばした
りする客とか。全員が全員じゃないでしょうけど。
 事務局長の内紛の問題があったとはここを見て初めて
知った。やはり趣味の集まりとはいえ色々あるのね。
 もう悪いけど「深プラ」へは足を運ばんだろう。
 内藤朕に頼らずとも面白い本の情報はネット上で得られ
るし。ただ冒険小説って面白いってことを教えてくれた
お礼は素直に言わねばならんでしょう。
468名無しのオプ:01/10/05 20:07
>>467
10年ほど前に行った時は満員でしたけど、常連と思われる方に「あ、
どうぞ」と言って席を譲ってもらったりして、楽しく本の話をさせて
いただきました。
が、5年ほど前に行った時には、ドアを開けた途端に先客から「帰れ」
と言わんがばかりの白い目を向けられましたし、長居されるのが嫌そ
うな感じの態度をとられました。お店で嫌われるような事をした覚え
はないのですが…。
そう言えば本の話もできず、マンガの話につきあわされましたっけ。
いったいどうなってしまったんでしょうね? 田舎者にはわかりませ
んが。
469名無しのオプ:01/10/05 21:13
>>468
マ・マ・マンガの話!?
470名無しのオプ :01/10/05 21:14
 >>468

俺も行ったのが10年ぐらい前。そんなに気合も
入れていかなかったけど、確かに白い目で見られた
ね〜。
 一人で行ったから誰とも話す相手がいなくて、し
ばらく黙り込んでいたらな内党珍に「お前は自閉症
か?」と言われる始末だ(w
 別に行かなくてもどうってことはない場所。地
方会員は歓迎っていうけど、正直期待して逝ったら
肩透かしって人の方が多いかもよ。
 ちなみに、今は逝ってない。逝くんだったら、つ
ぼ八(w
471名無しのオプ:01/10/06 00:55
名古屋「深プラ」、楽しかったよ。
マスターも高飛車じゃないしね。
472名無しのオプ:01/10/11 14:45
>>471
ほへ? 全国チェーン店なの? 
473名無しのオプ:01/10/11 14:54
本屋の話かと思ったよ(w
474名無しのオプ:01/10/12 21:04
>>473
そういえば東京に同名の本屋もあったね。
今は書評家の茶木則雄氏が店長だったっけ?
ミステリー&ハードボイルド専門店だった
はず。一度行きたかった。
475名無しのオプ:01/10/13 04:43
>>474 まったく普通の本屋。
探して行ってみたら驚いた。
その本屋、オレ、過去に何度も行ったことがあった。
そのときは、ミステリ専門店だと気付かなかった。
新宿紀乃国屋の方が充実してるよ。
476レッド・ダイアモンド:01/10/13 14:47
6年前、上京したおりにちょっと覗いてみました。
「なんだ、普通の本屋と変わらないじゃないか」と思ってよく書棚を見てみると、
数日前に買った「冒険小説ベスト100」(本の雑誌社)の著者、北上次郎先生の
サイン本が平積みにされていて、非常にクヤシイ思いをしたことがあります。
477名無しのオプ:01/11/03 03:28
age
478小泉純一郎:01/11/03 09:22
今野敏はどうよ?
479ねつてつ:01/11/03 10:08
「危険のP」をこの前読んだ。
ラストは報告書形式にして欲しかったなあ…
やっぱり、若竹七海の最新刊は、グラフトンを意識しているように
思えてならない。
480会員より:01/11/03 11:37
 冒険小説協会は、「払った金ぶんの楽しみを自分で開発する会」です。せっかく深プラに来ておいて、
誰かが話しかけてくれるのをぽつねんと待っているだけでは楽しめません。読んだ本や観た映画の話を
自分の言葉で、自分の表現で語れば熱く語り返してくる会員は多くいます。貯金箱は、「駄洒落を言って
自分に罰を与える」という意味の冗談で、べつに1円玉だって構いません。私はそうしています。
マンガの話ばかりでがっかりした方、当会は話題のレパートリーが異常に広いので、
もしも朝までいれば小説の話、映画の話といくらでもできたでしょう。1回や2回で
「自分の好きな話をしない」とあきらめてしまうにはあまりにも面白すぎます。閉鎖的な
印象を与えるかもしれませんが、ある程度会員相互で通じる記号が確立している所に入って
くるのに、最初から親密さを期待するのがおかしくはありませんか。イギリスのパブだって
相当通わなきゃ口をきいてもらえないというじゃないですか。繰り返しますが、当会では
楽しみは投げ与えられるものでなく自分の手で獲得するものです。もしあなたが非常に特徴ある
容姿容貌や話しかたのクセ、ネタにされやすい出身地や出自(馳先生の共産党の親とかね)を
持っていればおそらく執拗にからかわれるでしょうが、そこでいじけて引きこもってしまう
ような人の相手まではしていられません。忌まわしい宿命をギャグとして逆手に取る知性とタフさが
要求されます。あと当会は、冗談で神と呼んではおりますが内藤会長マンセー集団というわけでは
ありません。個人崇拝もしてないし会長の好みに自分を合わせることもありません。あくまで自分
個人の楽しみかたを知っている大人のための遊び場です。ドアを開いた瞬間うさん臭げな目で見るのは、
ただ単に人相の悪いのが多いだけです。これからも深プラでみなさんのお越しをお待ちしております
(あたしゃ週1回くらいしか行かんけど)。
481名無しのオプ:01/11/03 13:12
「金門橋がテロの標的に」って書いてあったけど、もろマクリーンじゃないか・・
482新宿平目:01/11/05 13:55
書店のほうの「深夜プラスワン」。茶木さんが店長ってのは本当でしょうか?
飯田橋にある本屋ですよね。茶木さんは、衛星放送の「ミステリーチャネル」
で、ときどき観かけますが、けっこう面白いおっさんです。
483名無しのオプ:01/11/10 08:59
>>480

その言い訳がましく、余裕のある態度があの酒場に来た
連中に嫌われてるんよ(w
484名無しのオプ:01/11/10 13:40
よくわからんが、別に通わんでもよさそうなレヴューで一安心「深夜プラス湾」

いい加減、アンディ・マクナブだか、今回のテロ関連の冒険・スパイ小説レビューないのですか?
いつまでも国内ミステリ同人作家親睦会の現状なかげめても始まるまい。
ぼくらは小説家になるわけじゃないんだ。
圧倒的に、洋モノ小説のほうが面白いし、一般的に知名度あると思うのだが
485マンガの話ばかりでがっかりした方 より:01/11/10 16:53
>>480 会員 様
朝までやってるのは知りませんでした。営業は深夜2時までと伺い
ましたが?「朝まで」とは会員さん、常連さんタイムなのでしょう
か?私は内藤(あえて呼び捨てます)の書いた『読まず死ねるか』
等の本の内容を信じて出張で上京の折りにお邪魔しただけですが、
まったく正反対でしたね。

貯金箱の件ですが、別段、お店で駄洒落など言っておりませんが?
私は「冒険小説協会で宴会をやるんだから、ここに金を入れて行け。
カニを買うんだ」と伺いました。駄洒落がどうこういう話などまっ
たくありません。それこそ洒落にも何もなっていない。相手の善意
を期待するというより強制でしたね。それこそ、自分たちに都合の
良い時にだけ親密さを期待しているように思えましたよ。
一緒に行って結構な金額を入れさせられた同僚は「サービス料みた
いなものか?だったら先に言って欲しいよ」とぼやいていました。
どう見ても「自分個人の楽しみかたを知っている大人」がいたように
は思えませんでしたね。マンガやヤクザ組織の話ばかりでは、会員さ
んには失礼ながら、あなたがたの言う「大人」も底が知れているなと
感じた次第。

内藤の個人崇拝についても、私が見た限りでは、別にいらっしゃった
お客さん(常連さんのようでしたが)に対し、ヤクザかぶれのお客さ
んが音頭をとり、内藤も含めて一人対多数で繰り返された陰湿なイジ
メのごとき行為は、はたから見ているだけでも気分が悪くなるような
ものでしたね。内藤が著書で繰り返していた「騎士道精神」なんても
ののカケラすらない。はっきり言って幻滅しました。
仕事の折り、イギリスのパブ(アーモリィ)なるものも何度か行きま
したが、その閉鎖性は、基本的には常連客しか来ない、日本の地方都
市のスナック程度のものです。仮に一見の旅行者であっても、互いに
人間としての敬意は払いますよ。ぼったくりの如き行為もありません
しね。

結局、「実際に行くまで、いい夢を見せてくれてありがとう。信じた
私がバカでした。幻滅したので二度と行きません。せいぜい、あなた
がたなりの『大人』をやっていて下さい」ということですね。
長文御免。
486名無しのオプ:01/11/10 18:27
どーでもいーことだが
>当会では楽しみは投げ与えられるものでなく自分の手で獲得するものです。
深夜プラス1て冒険小説協会関係者じゃないといっちゃいけないのかね?
こんな態度で接客やってる店には誰だって行きたくないと思うが。
487結論:01/11/10 18:42
うん。だから別に逝きたくない人は逝かぬでいいと。
いうまでもなく、おれも興味無いし。

ギャビン・ライアルは大好きだけどさ。ここでも語れるのに、
さらに「語る場所を語る」いうのは爛熟がすぎる。

文春からドイツ占領下のフランス警察ミステリシリーズも出たしさ。
エルロイも文庫化されたしさ。
いい加減、話をもどそう
488名無しのオプ:01/11/10 22:46
480>最初から親密さを期待するのがおかしくはありませんか

 最初から>>485さんの言うとおり、一見さんに「宴会に出す
蟹のカンパを求める」のもそ〜と〜おかしいと思うがね(藁
489名無しのオプ:01/11/10 23:18
小説ではないが、>>485さんの陥ったのは、著者の性格と著作の内容に大きなギャップがあったという好例だろう(藁
490名無しのオプ:01/11/10 23:30
まあファンレターはださない。直接会わない。
作家本人に近づいていいことないと思う。作品を愛そう
491名無しのオプ:01/11/11 15:04
そんな会なら解散した方が正しいかもな。
連中以外の冒険小説&ハードボイルド小説ファンに迷惑。
小説読まないくせにファンを名乗ってでかい面するのは迷惑だが、ぼったくりの実害与えた点で害悪か?
492名無しのオプ:01/11/11 16:24
つか、単にバーとしてそんな態度で経営してるのが信じ難い。
客商売だという自覚がないんだろーな。
480見る限り、客のほうにも「客だという自覚」がないらしいけど。

ところで、ジョン・ダニングの『深夜特別放送』って、
オレ的にはすげーおもしろかったんだけど、
まったく話題にのぼらないねえ。
やっぱ、古本に比べるとラジオじゃキャッチーさに欠けるのかな?
493名無しのオプ:01/11/11 17:44
すまん。まだ買ってない(泣)
買わなきゃなあ・・・。

早川の例のナポレオン囚人部隊(望月ミキヤだ・・・)も読んでないし。
494新宿平目:01/11/12 17:24
NHK放映の「プロジェクトX」のナレーションって、けっこうハードボイルドしてない?
観てない人、にはごめん。
495名無しのオプ:01/11/12 22:21
常に「〜だった」ってヤツ?
496名無しのオプ:01/11/12 22:45
 トゥモロー「彼が著した著書と違って、内藤は
実は冷酷な男だった・・・」(w
497名無しのオプ:01/11/12 22:52
ニュアンス的に「冷酷」ではなく「卑しい」だろう。
498名無しのオプ:01/11/12 22:57
「来る日も来る日も貯金箱に金を入れさせた。
 蟹のためだった。
 客はそんな内藤に愛想が尽きていた。
 時間の問題だった。
 そして、ふと気付くと、内藤のまわりには誰もいなかった。
 それでも内藤は貯金箱を眺め続けていた」
499名無しのオプ:01/11/12 23:21
↑うまい!(w
でも、そろそろスレ本題に戻ろーぜ。
500名無しのオプ:01/11/25 20:35
>398
お探しの「ズー・ギャング」沖縄の古本屋のサイトで見つけました。
表紙が多少痛んでいて1200円だそうです。
ネット初心者なんでリンクの貼り方わからないんですが、「古書さりい」で
一発でヒットします。ひょっとしたら入手されてるかもしれませんが、一応
ご参考までに。
501名無しのオプ:01/11/25 20:41
>398
お探しの「ズー・ギャング」沖縄の「古書さりい」のサイトで見つけました。
ひょっとしたら、もう入手されてるかもしれませんが・・・
502名無しのオプ:01/11/25 20:44
すいません。最初に書いたのが駄目になったと思ってまた書き込んだら
二重カキコになってしまいました。
503あぼーん:あぼーん
あぼーん
504名無しのオプ:01/12/20 21:50
>503
あーあ
505あぼーん:あぼーん
あぼーん
506名無しのオプ:02/01/11 09:28
age
507名無しのオプ:02/01/11 10:46
船戸与一「緋色の時代」読了。
結末など、不満が残る点も多いものの、ぐいぐい読ませる力量はさすが。
南米三部作、「猛き箱船」「砂のクロニクル」には遠く及ばぬものの、
「非合法員」等、初期作品のレベルくらいには達しているのではないか。
船戸の復活、今後の活躍に期待。
508名無しのオプ:02/01/19 06:47
落ちそうなのでageる
509名無しのオプ:02/01/29 15:18

    ,.、,、,..,、、.,、,、、..,_       /i      (´⌒(´
   ;'`;、、:、. .:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.
   '、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙
    `"゙' ''`゙ `´゙`´´     ズサーーーーッ age
510B37:02/01/31 16:50
もう2月になるので稲見一良「男は旗」の事を書いておこう。
今までたくさん本を読んできたが、読んだ日付をはっきり憶えてるのはこの作品だけだ。
1994年2月24日
その日、本屋で出て間も無いこの作品を購入、現代版宝島というべきお話は
とても素敵で一気に読んでしまった。
とりわけラスト近く稲見さん本人をモデルにしたらしきブックさんの
「わたしは体の中にいたガダラの豚を海へ追い払ったようだ。癌が直るということもあるのだ」
という台詞は稲見さんの夢なんだろうな、と思い感慨した。
(稲見一良は癌と闘病しつつ執筆していた)
511B37:02/01/31 17:08
>>510の続き
すぐ後、新聞で稲見さんの亡くなった事をしった。
1994年2月24日に・・・
なんとおれが「男は旗」を読んでたときではないか!
あの時夢を叶えるために文字通り癌と命がけの戦いをしていたとは・・・

もう新作は望めないが「男は旗」その他の作品に与えてもらった冒険心は大きい。
2月24日にはまた「男は旗」を読み直そう。

長文に慣れてないので・・・駄文申し分けない。

512B37:02/01/31 22:21
↑しばらくたって読み直すとこれ、気合入れ過ぎだったわなー。スマン。
513名無しのオプ:02/02/01 11:20
B37さん、そんなことないです。読みたくなったもの。
>、読んだ日付をはっきり憶えてるのはこの作品だけだ。
そんな本に出会ってみたいよう。
514B37:02/02/01 18:00
>>513
ほっとしました、ありがとう。「男は旗」は新潮社から単行本、文庫で出ているので
よろしければ読んで下さいませ。
早川文庫の「ダック・コール」(絶品!)以外は新刊書店で手に入れるのは難しいかと・・・
そんな淋しさもあって文章がビキビキになってしまいました。

でも忘れられてしまうのは、あまりに惜しい作家なので・・・
515ななし:02/02/12 22:53
何で 「ブラック サンデー」が入ってないんだ?
516名無しのオプ:02/02/12 22:58
>514
俺にとっての稲見は「ソー ザップ!」なんだけどね。稲見もだけど、
風間一輝も死ぬの早すぎだ・・・もっと読みたかったのに。
517名無しのオプ:02/02/17 15:29
さるぺーじ
518山犬。:02/02/18 01:20
「谷恒生」の初期作品て,ハードボイルドに分類して良いのかな。
ここ数ヶ月で読み始めているのだけれど,誰か読んでいる人はいますか?

個人的には「喜望峰」「フンボルト海流」は,なかなかに良い出来のように
思ったのだけれど。
519B37:02/02/18 20:35
>>518
ハードボイルドというより冒険小説。もし読んでなかったら「ホーン岬」「マラッカ海峡」もよろし。
あと、嵐の海に沈んでゆく船をひたすら描く長編「北の怒涛」は絶品!
520B37:02/02/18 20:48
なんだ?agaらんぞ。
521山犬。:02/02/19 02:29
>519-520
そうか,「海洋冒険もの」ですものね。
キャラクター造形的には,そこそこ良さげな気もするのだけど……残念。

「ホーン岬」は手に入れているので,読んでみます。
「北の怒涛」が気になるなぁ。
522B37:02/02/19 20:10
 >521
ちなみに「北の怒涛」は集英社文庫で出てたので古本屋で探して下さいな。
523名無しのオプ:02/03/02 15:11
最近の(いわゆる)日本のハードボイルドがつまらないと感じるのは、
こういう現代人の深層にある切実な問題を救いあげておらず、
やれ「はみだし刑事」の登場だの「幼児虐待」の真実だの、「街で暴れるクソガキ」たちの実態だの、
お約束で表面をなぞった形式的な話しか書かれてないせいではないだろうか。
身に迫る物語、「自分のことがそこに描かれている」とだれもが思う内容ではないからだ。
 
吉野仁 談
524名無しのオプ:02/03/02 19:27
ごく素朴な質問ですが今年になってからこれはいい!という作品があったら教えて下さい。
525名無しのオプ:02/03/06 15:25
重複age
526名無しのオプ:02/03/06 15:43
景山民夫の「虎口からの脱出」が和製では一番すきですが…でませんね、この人
あと冒険だと思うけど佐藤亜紀の「1809」もよかったですが…ダメかな…?

ミリオタなので2次大戦ネタに燃えるのですが…ヴァルハラ最終指令、鷲は
舞い降りた、脱出航路、なんか涙腺決壊ボロボロです…って、ヒギンズだけ
じゃん! …逝ってきまふ
527名無しのオプ:02/03/06 15:58
B級はこちら
「マック・ボランとかのスレッド」
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1001329971/l50
「矢月秀作・横溝美晶・松岡弘一・その他B級活劇総合」
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1010196828/l50
528B37:02/03/06 19:39
>526
ミリオタでないけど2次大戦ものは好き。佐々木譲とか伴野朗なんかはどう?
529526:02/03/06 21:26
あ、ありがとうございます。>>528さま
佐々木はベルリン、ストックホルム、エトロフ、鷲と鷹など読みましたが、
どーしてもあと一歩食い足りなかった印象が… エトロフがその中では
一番いいとは思いました。でも、景山民夫のほうが、文章がハイカラで
(曖昧な表現で…(^^;)、好みの問題ですが自分は佐々木4本より
景山のこの1本をとりますね。佐々木ファンのかた、すみません。結局、2次大戦を舞台にしたものだと、粘着でありながら視野のひろい
外人、特にイギリス人の独壇場になってしまうのですかねぇ…
海物では、脱出航路についで、だれも上げていないようですが
ホーンブロワーのフォレスターが戦時中に書いた「巡洋艦アルテミス」が、
雰囲気バリバリで好きです。

日本人を冒険小説世界で生かせるのに一番面白いのはやはり戦前〜昭和20年
だと思うのは…視野狭窄でしょうか?…
530B37:02/03/06 21:58
>529
垢抜けていてフットワークの良い作品が好きなのかな?
「虎口・・」は全盛期の田中光二を思わせる作品でイイすっね。(田中光二が好きなのです)
「遥かなる虎跡」ともう一作ぐらい読みたかった(野鼠戦線もあったな・・)
フォレスターは徳間文庫「たった一人の海戦」が渋い、渋すぎる。
あとちょうど佐藤亜紀は「バルタザールの遍歴」を買ったのでよんでいこう思っていたところ。
「1809」は新刊?よろしかったら発行所とハードカバーか文庫かどうか
教えて下さいませ。
531B37:02/03/06 22:12
もし伴野作品を読んだ事なかったら「33時間」集英社文庫 「九頭の龍」徳間文庫あたり
おすすめ。どちらも第2次ものの海洋活劇でどちらも推理小説的興味も有り。
わりと作品をコンパクトに仕上げる作家なのでお口に合えばよろしかと。
532名無しのオプ:02/03/06 22:38
>531 伴野朗だったら中国を舞台にした歴史活劇も面白いね。
   義和団に妻を殺された日本軍の元諜報部員が復讐戦を挑む
   「謀略回廊」(映画のワン・チャイが好きならサイド・ストーリー
    としても面白い)
   大塩平八郎の乱で生き残った同心が中国に落ち延びて、林則徐の
   護衛になり、腐敗高官と闘う「陰の刺客」とか
   他にもあるけど、長くなりそうなんでここら辺で・・・

533名無しのオプ:02/03/06 23:41
いま生島治郎の「黄土の奔流」を読んでます。
生島さんの作品は、前に、わりと近作の「兇人」「女首領」というのを読んで、
ふーんこんなもんか、と思っていました。おれの勉強不足でした。
全盛期の作品は今のよりずっとおもしろかったんですね。
まず「大沢在昌に似てるな」と感じ、すぐ「あっ逆だよ、おれ馬鹿か」と気づきました。
534B37:02/03/06 23:58
「黄土の奔流」は続編「夢なきものの掟」もいい。すばらしい2部作。
3作目は「総統奪取」でも読まない方がいいかも・・・
4作目が最近でたが読みたいような読みたくないような。
とはいえ紅真吾はおれにとって永遠のヒーローだわさ。
535526で529:02/03/07 00:46
B37さま。
「1809」は文春文庫さ-32-1です。佐藤亜紀は作風に漂う「とろみ」が
気に入れば、ハマる人だと思います。日本人がここまで書けるとは、正直
感動しました。1809年、ナポレオン・ボナパルトがウィーン侵攻を果たした
フランス軍とオーストリア宮廷を舞台にした一大陰謀劇です。
ご紹介いただいた伴野作品も是非読んでみようと思います。
ありがとうございました!
536533:02/03/07 11:50
>>534
レスポンスどーも。
そうか、西村寿行ばりに、シリーズものの鮮度が落ちていく作家なのですね。心しておきます。
537ハードボイルド初心者:02/03/07 17:53
暗い落日の講談社文庫版をブクオフで買ったんですが、
「講談社文庫版は大幅に加筆されているが改悪と見る向きが強く角川文庫版を捜した方がいい」
というのを読んだことがあるので読もうか迷っています。
ここの人の意見聞きたいです。
538B37:02/03/07 19:26
>535
こちらもありがとうです。「1809」バルタザールの次に読もう。
>537
残念ながら読んだことないのですが評論家池上冬樹氏の、お話は発表当時のままなのに
固有名詞や用語のみを現代風に改めたためかえって作品のテーマが伝わりにくくなっている

と、いうような趣旨の文章を読んだ事はあります。
539B37:02/03/07 19:44
>536
生島作品で 冒険小説 殺しの前に口笛を(チームの道中行)
           地獄からの脱走(軽快!)
           死ぬときは独り(ハリマオです、伴野朗の「ハリマオ」と合わせて読むのも面白い)
以上とりあえずオススメ。ハードボイルドはまた書きますんで。
総じてこの作家は「戦後」をメインテーマにすえてるとかなりいい、私見ですが・・・
540B37:02/03/07 19:46
age忘れだ・・・
541B37:02/03/07 23:29
生島治郎のハードボイルドでは・・・
 
 傷痕の街(処女長編 本が手元にないので紹介しにくい・・・)
 追いつめる(直木賞受賞作 志田司朗初登場 完成度高し)
 男たちのブルース(生島版カサブランカというべきか?大沢のダブル・トラップはこれのオマージュ)
 悪人専用(クライムノベルの先駆け。見てないが赤井英和主演でVシネになっている)

このあたりでどーでしょ?なんか現在入手しにくいのばっかだな・・・すまぬ。
542537:02/03/08 11:28
レスありがとうございます。
543女王陛下のB37:02/03/08 21:02
538の補足
 池上氏の文は「本の雑誌」の連載によります。バックナンバーを探しましたが見付からないので
 記憶で書きコ・・・
 ちなみに「ヒーローたちの荒野」のタイトルで現在も連載中。ハードボイルドに興味ある方は立ち読みの値打ちあり。
 新作から旧作まで(時には新作と旧作の比較など)独自の視点でなかなか面白い。

544名無しのオプ:02/03/10 23:58
すみません、厨房な質問ですが、自分も>>526さんと同じように2次大戦が
舞台の冒険小説がたまらなく好きです。
…で、この方面の“新人賞”でオススメって、ありますか? いま1本書く
下準備をしているのですが…
545B37:02/03/11 01:04
>544
新潮ミステリー倶楽部賞あたり・・・かな。前身の推理サスペンス大賞のとき
「エノラゲイ撃墜指令」が91年度(だったと思う)に2次大戦もので佳作とってたし。
あと乱歩賞からも冒険小説で福井晴敏が出てる。横溝賞もありかも。
サントリーミステリー大賞はだいぶ賞の値打ちが下がったからのう。

頑張ってください。
546B37:02/03/12 19:15
>535
「1809」おかげ様で入手。なるほどバルタザールの前に文庫になってたのか。
「指輪物語」を読んでるのでちと後回しになるな。

ところで「鷲は舞い降りた」もっと女性に読まれてもいいと思うんだけど。
読みようによっては「タイタニック」みたいにロマンチックな話ではないかと。
もともとヒギンズはロマンス小説的なところがあって
「鷲・・」の映画版はその辺すっぽり抜けて小粒になってしまった。
だれかリメイクしてくれんかな。
(とはいえ原作をしらない時に見てわりといい映画と思っていた)
547名無しのオプ:02/03/12 20:05
なんだ佐藤亜紀とかでもいいの?
じゃあ佐藤つながりで(w 佐藤賢一とかどーよ?
『傭兵ピエール』とか非常に燃える冒険小説だと思うが。
548名無しのオプ:02/03/12 20:37
>547
十分OKじゃないの。それにあの人日本冒険小説協会出らしいし
549名無しのオプ:02/03/19 01:17
ハードボイルドにぅageeeee!
550流しのオプ:02/03/19 12:30
>>546
それにしてもヒギンズは出来不出来の差が激しいな…
昔からだが。
551名無しのオプ:02/03/19 16:47
佐藤亜紀「戦争の法」ってまだ手に入るんだろうか?
552B37:02/03/19 22:34
>550
最近のディロンものあたりから読んでないけどあのシリーズどんな感じなんだろう?
体力がない時でも読める冒険作家ではあるな。
マクリーンやバグリイは重厚な分へとへとになるもんね。
553名無しのオプ:02/03/19 22:39
>552 よく言えば肩は凝らないけど、読後感が物足りないってのもある
    かも。最近、コリン・フォーブスとか、ダンカン・カイルとか
    昔ながらの冒険小説をまた読み出したんで、実際そう思う。
554B37:02/03/19 22:48
実は軟派な作家といえばヒギンズはそうだもんね。
そういえばソニーマガジンズの文庫からハモンド・イネスの埋もれてた作品が
出たけど(タイトル失念)なんだあの装丁は。
冒険ものじゃなくてロマンス小説に見えるぞ。
555名無しのオプ:02/03/19 22:50
佐藤賢一『カエサルを撃て』(C-Novels)読了。
ガリア人から見た『ガリア戦記』といった構成で
若者/中年男の世代間の抗争の物語をきっちり書いている。
めちゃめちゃカッコ悪いカエサルが巻末に至って
めちゃめちゃカッコよくなってるのが熱い。
どうでもいいけど今月のこの新書すでに文庫になってる本が多いけど、
新書で出し直す意味あるのか?
556名無しのオプ:02/03/19 22:57
創元って最近、冒険小説出してくんないな・・・ ホラーと推理物で充分
やってけるみたいだから、どうでもいいのかな・・・
557B37:02/03/20 00:19
>556
創元は渋いとこ狙ってくるからなー。あせらずイイのが一発来るのを待とうではないか。

558名無しのオプ:02/03/20 01:06
「カエサルを撃て」って砂糖賢一では一段落ちると思う。
ピエール、デクランと来てこれかいと思たよ。

佐藤亜紀の「戦争の法」は新潮のイジワルでほったらかし?
559名無しのオプ:02/03/20 02:41
俺は結構好きだ、「カエサル」
延々と駄目カエサルが続き
やっと見せ場がキタと思ったら
ヴェルチンジェトリクスの方がもっとカコヨカッタ
この落差がタマラン
「カエサルを撃て」のところな
560名無しのオプ:02/03/20 07:22
佐藤賢一ってなんか、女にキビシイね(w

最近、国内モノ全然読んでないなー
高村薫なにしてんだろ。馳は死んで2,3回。




561B37 ◆lPJpzlnU :02/03/24 01:22
稲見一良「花見川のハック」が角川より文庫化されました。嬉しいな。
タイトルに遺作集とか入ってるのはどうかな?ですがとても素敵な短編集です。
稲見氏が残した最後の小説集なので思い入れがあるのですが
なかでも「オクラホマ・キッド」「不良の旅立ち」表題作、が好きでして・・・
最近疲れ気味だなーと思っている方は一読どうぞ、元気がでるかと。

今回は冷静に書けたか気になるなー。
562名無しのオプ:02/03/25 21:44
みんな寄ってたかってサイコホラー系の本しか出してないんだよなー、最近。
海洋冒険小説の流れを汲む、いわゆる冒険談的な冒険小説って売れないのかねー。
ここんとこ旧作しか読んでねーや。
563名無しのオプ:02/03/25 21:49
>>562
激しく同意。
俺もサイコ系飽きたよ。
かと言って冒険談的なのって、子供の夢物語以下の架空戦記しか無いし。
中間が欲しいよね。
でも、最近はまともな作家いない感じだしね。
読んでて疲れるベテランか、勘違いしてる新人ちゃんしかいないんだよね。
564:02/03/26 00:47
>562 冒険談的な冒険小説
国内では少なくなったなあ。海洋ものでも「亡国のイージス」より「北の怒涛」の方が好きだもんな。
サイコ系でなくてもハリウッド型エンターテイメントになってしまうし・・・
悪い意味で浸透してしまって冒険小説の核にこだわる作家がいなくなったということか。
565名無しのオプ:02/03/27 15:30
「花見川のハック」書店に行きましたが無かった。残念。
稲見良一の他の作品も入手出来ず。図書館に行って見ます。
566B37 ◆lPJpzlnU :02/03/27 20:35
>565
えっ、なかった?出たばっかりなのに・・・
あと良一ではなく一良、イツラと読むのでご注意。
567名無しのオプ:02/03/28 16:48
B37さん、名前は書き間違えました。でもかずよしと思ってました。
恥ずかしいな・・。結構大きな書店でしたが。是非読むつもりです。
568B37 ◆lPJpzlnU :02/03/28 19:30
>567
エッセイ「帖の紐」の中で看護婦にイナミ ヒトラさんですね、と呼ばれ
とうとうぼくはヒトラーになってしまった、と愚痴ってたのが面白かった。

揚げ足取ったような言い方でごめんよー、そんなつもりではなかったんで。
569B37 ◆lPJpzlnU :02/03/29 20:25
興味を持ってくれた人のため稲見一良作品のリストを書いとこっと。
小説作品
1ダブルオー・バック(大陸書房、新潮文庫)連作集
2ソー・ザップ(大陸書房、新潮文庫)長編
3ダック・コール(早川書房、ハヤカワ文庫)連作集
4セント・メリーのリボン(新潮社、新潮文庫)短編集
5男は旗(新潮社、新潮文庫)長編
6猟犬探偵(新潮社、新潮文庫)連作集
7花見川のハック(角川書店、角川文庫)短編集
エッセイ集
8ガン・ロッカーのある書斎(角川書店、未文庫化)
9帖の紐(中央公論社、未文庫化)     以上で全部だね。
570B37 ◆lPJpzlnU :02/03/29 21:13
>569に簡単に解説を・・・・・

1、一丁の猟銃が4つの別々の人生を遍歴するオムニバス。
2、壮絶なマンハント小説。贅肉を削ぎ落とした描写が素晴らしい。
3、山本賞受賞作。鳥がテーマのオムニバス。メルヘン調あり、ハードなマンハントありでバラエティ豊か。
  描写もユーモラスになりテーマも滅びの歌から生命賛歌に変わっていくあたり感動的。
4、成熟したウィスキーとも言うべきか?とりわけ「花見川の要塞」が素敵。
5、宝島のオマージュ。稲見氏が「ワンピース」を読んだらなんと言うだろうと思う。
  (ちょっとティストが通じるような気が・・・)
  ラストのひねりもミステリーとして面白い。
6、ハードボイルド探偵ものが 好きな方にお勧め。犬を探す、というのも面白い。
7、遺作集(悲しい・・)粗書きのような作品もあるが逆に凄絶な迫力を感じてしまう。
8、冒険、ハードボイルド小説の銃描写について語っている。分かり易く入門書としてもグッド。
9、産経新聞に連載されたもの。当時リアルタイムに読んでいて楽しみにしていた。
  何回か作者が病院にかつぎ込まれたりするので載っているとホッとした・・・


はー、疲れたわ・・・読みにくいかもしれんが堪忍して。
571名無しのオプ:02/03/29 21:17
572名無しのオプ:02/03/29 21:22
大藪春彦はだめですか?
573B37 ◆lPJpzlnU :02/03/29 21:27
>571
上智さんがスレ立ててたんだなあ・・・・感無量。
574名無しのオプ:02/03/29 21:55
>>572
ありだと思われ
575名無しのオプ:02/03/31 01:43
風間一輝の「されど卑しき道を」見当たらんな〜と思ってたら、「不器用な愛」
って改題されて新刊で出てたが、そんな恥ずかしいタイトルに変えんじゃねー!!
レジに持ってくの迷っただろ−が!!
576名無しのオプ:02/03/31 04:25
翻訳モノもノワールはもういいと想う....駄目?

「鼠たちの戦争」と「カーラのゲーム」以来、いいのナイ。
577名無しのオプ:02/04/04 23:25
ageとこ
578B37 ◆lPJpzlnU :02/04/06 22:38
日本冒険小説大賞は大沢在昌「闇先案内人」に決定だそうだ。持ってるのに読んどらんわ。
海外部門がわからないから質問スレで問い合わせ中。
579名無しのオプ:02/04/08 00:05
海外部門大賞はボストン・テラン「神は銃弾」だった。これも持っているのに読んで・・・
ってよく考えたらおれ2ヶ月程ろくに読書しとらんぞ!?
580B37 ◆lPJpzlnU :02/04/08 00:08
>579
名前入れ忘れた
581B37 ◆lPJpzlnU :02/04/08 00:29
映画賞「千と千尋の神隠し」特別賞 故半村良氏  
582名無しのオプ:02/04/08 18:49
大袈裟な陰謀もので、最後のほうでバチカンかどっかで昔からの
指導者の懺悔録を調べてなんかどうにかするっていう話が出てくるのを
読んだ記憶があるのだが、何か思い出せない。
明石散人でも北上秋彦でもなかったよ。
教えてくだちい。すれ違いだったらスマソ...
583B37 ◆lPJpzlnU :02/04/09 22:05
>582
それ面白そうだな。おれもタイトルが知りたい。
584名無しのオプ:02/04/09 23:40
>>582
もしかして服部真澄だったりするかも
585名無しのオプ:02/04/10 15:36
>B37さん、「花見川のハック」「ダック・コール」買いました。
夜になってからじっくり読むつもりです。情報ありがとうございました。
586582:02/04/10 18:04
>584
情報サンクス。
服部真澄読んだことないはずなんだけどな。本棚チェックする。
587B37 ◆lPJpzlnU :02/04/10 18:07
>585
いえいえ、どーも。楽しんでちょ。おれも今夜は何か読むとするか。
588名無しのオプ:02/04/11 00:59
『獅子の湖』シブい。
589B37 ◆lPJpzlnU :02/04/12 21:44
5月下旬に扶桑社ミステリー文庫でS・ハンター「ペイルホース(仮)」上下2巻が出るそうな。
スワガーシリーズなのか単発ものかわからんが楽しみだ。
590名無しのオプ:02/04/13 06:09
ジェイムズ・クラムリーが好きなのですが、
他にああいう感じの作家をご存知ありませんか?
591B37 ◆lPJpzlnU :02/04/13 15:33
>590
風間一輝の初期「男たちは北へ」「地図のない街」なんかはちょっと似たティストを感じたけど・・・
なかなかいないもんだな。
「地図のない街」はかなりいびつな仕上がりだったが胸に残るのよ。
592名無しのオプ:02/04/13 23:23
>591
ありがとうございます。
アマゾンで調べたところ、「男たちは北へ」は絶版みたいなので
「地図のない街」を読んでみます。
593名無しのオプ:02/04/15 00:00
>589
アールスワガー物みいたいだよ。
594B37 ◆lPJpzlnU :02/04/15 01:00
>593
ありがとー。「クルドの暗殺者」の復刊はまだでないみたいね・・・
旧版をちょっと前に入手したのでおちついたらよむぞぇ。
595名無しのオプ:02/04/23 23:17
age
596名無しのオプ:02/04/24 16:04
東直己
「フリージア」
「残光」
なんかどうでしょう?
597名無しのオプ:02/04/24 22:33
>>596
面白いの?
598名無しのオプ:02/04/26 02:43
「アラビアの夜の種族」、読んだひと居る?
一応、冒険小説っぽいはず。 評判イイけどなんかどーも
高いし、長いし。いい評判も出版サイドからのが多い?気が。

K.ネビル「8」くらい、楽しめるなら買いなんだけど。
599名無しのオプ:02/04/26 12:24
>>597
バッチシ!!
ハードだよ。
ただし、本を見つけるのに一苦労します。
600名無しのオプ:02/04/26 12:38
600ゲットー!
いやっほぉ〜い!

いい事あるage
601B37 ◆lPJpzlnU :02/04/27 00:59
>598
それ読みたいんだけど本屋で見かけないんだよね。
602名無しのオプ:02/04/28 04:36
>592 「男たちは北へ」はハヤカワ文庫で出てるよ。「片雲流れて」はなぜか
    幻冬社から文庫が出てるけど。
603名無しのオプ:02/04/28 10:03
>>602
そのハヤカワ文庫のやつも絶版になってしまっているみたいなのですが、
「地図のない街」と「漂泊者」を読んでとても面白かったので、
ブックオフなどで探してみようと思います。
風間一輝のものは全部読みたいです。
604B37 ◆lPJpzlnU :02/04/29 01:20
>603
気に入ってくれたみたいでよかった、気になってたのよ・・・・
残念なことに風間一輝は故人でおれが読んだ最後の本は「今夜も木枯し」だった。
こんなことになるんだったらちゃんと新作を追いかけとくんだったなあ。
605名無しのオプ:02/04/29 01:45
>603
桜井一名義の作品も忘れるな!
他にも坂口風太郎、十久尾零児といったペンネームでの作品もあるらしい。
坂口風太郎はデザイナーやイラストレーター。
十久尾零児は……知らない。
606B37 ◆lPJpzlnU :02/04/29 11:10
>605
角川文庫のトニー・ケンリック作品のカバーイラストを書いてたんだよね。
濃い絵を描く人だった。

607B37 ◆lPJpzlnU :02/04/29 12:45
昨夜べろべろに酔っぱらって帰ってきて記憶がとんでたんだけど
そんな状態でよく>>604をうてたもんだ。

さっきカバンを見たら逢坂剛「アリゾナ無宿」が入ってたんだけど
どこで買ったか思い出せない(しかも出たばっかりなのに古本で買っている!)
608名無しのオプ:02/04/29 17:03
矢作俊彦「マイク・ハマーへ伝言」

昔、仕事の仲間が読んでいたが、
よくある日本版ハードボイルドと思って、読まなかった。
つい4年前、読んでみて、ラストで毛が逆立ってしまった。
もう今はないヨコハマを思い浮かべて。

「どこで飯を食おう。まだ開いている店があるといいんだが」
60912:02/05/03 20:11
男は旗 読んだよ。
出てくるやつがみんなかっこよすぎ!
610B37 ◆lPJpzlnU :02/05/04 13:35
稲見ファンが増えつつあるな・・・・♪
611マンハント:02/05/04 17:48
都筑道夫さんの贋作版カート・キャノンを今読んでます。
めちゃめちゃ出来がいいです。
エヴァン・ハンター本人による本物のうちの、初期の
絶好調作品にはおよばずとも、ちょっとだれてきた
中期以降の作品よりは、あきらかに出来がいいです。
さすが都筑道夫さんです。
ハヤカワ文庫のカート・キャノン物のなかにこっそり
混ぜても、多分誰も贋作だとは気づかないと思います。
612B37 ◆lPJpzlnU :02/05/05 00:22
>611
なつかしー。「なめくじに聞いてみろ」最近復刊されたけど似た路線で「暗殺教程」のほうがあまり話題にならない。
読んだ人いる?007ばりのスパイアクションで一冊にぶちこまれたアイデアが凄くて面白いぞ。
集英社文庫版(解説も都築道夫本人)をたまに古本で見かける。相当楽しめると思う。
613613の謎:02/05/05 13:55
「飛べ!フェニックス」エルンスト・トレヴァー著/酣燈社
「日本核武装計画」エドウィン・コーリィ著/角川書店

いくら探しても見つからない冒険/謀略小説の筆頭です。
持っている人、います?
614B37 ◆lPJpzlnU :02/05/05 14:12
飛べ!フェニックスのほうは持ってるよ。変なカバーイラストで
この出版社、航空関係みたいだけど。
だいぶ前見つけたけど嬉しくてまだ読んでない・・・・
615B37 ◆lPJpzlnU :02/05/06 23:27
今日の作品は「アリゾナ無宿」西部劇ですね。賞金稼ぎと、日本のサムライ、ガンマン志願の小娘、
この三人が賞金首を追って大西部をどんどんどんどん、どんどん行くんですねぇ。
日本の冒険作家で西部劇風のものは船戸与一「山猫の夏」佐々木譲「五稜郭残党伝」
がありますねぇ。はい、写真ありがとうございました(なんの写真だ?)
でもこの作品本物の西部を舞台にしました、珍しいですねぇ。
作者は逢坂剛、直木賞とりました。壮大な現代史、トリッキーな物語を今回は抑え
大らかな活劇の魅力を前に押し出しましたねぇ。個々の場面の盛り上げがうまいですねぇ。
ベテラン、遊び心満載の作品ここに作り上げました。
もう時間きました次週ををお楽しみに、サヨナラサヨナラ、サヨナラ。
616B37 ◆lPJpzlnU :02/05/06 23:31
一応・・・・次週はないです。
617名無しのオプ:02/05/06 23:52
ないない。
618B37 ◆lPJpzlnU :02/05/07 20:33
昔懐かしいタイプの西部劇だよー、というのを表現したくて洋画劇場の淀川先生ぽく
やってみたのだが中途半端なパロディになってしまった。
こりゃすべったなあ。勢いで書きこむとあとで寒い思いをするわ・・・・

この作品長編だけど連作に近いので、映画というよりTVシリーズな感じだしな。
619名無しのオプ:02/05/10 12:10
桑原譲太郎なんてどうですか?
一時期、わりといいかな、と思ったこともあったけど、
ハルキ文庫の新刊読んだら、失調気味のような気がして。
テロリストと警察側のどちらにもシンパシーをおいてい
るのが原因かな。この人がうまくいくのは、圧倒的に共
感できる主人公と、問答無用の敵役の書き分けが成功し
た場合だと思うので。
まあ、それ以前に、桑原なんぞ、と眼中にない見方もあ
るかもしれませんが。
620名無しのオプ:02/05/10 13:56
>619 「群狼」と「復讐の帝王」シリーズは好きだったけどね。
621B37 ◆lPJpzlnU :02/05/10 17:36
>619
「復讐の帝王」燃えに燃えまくったな。1,2巻と出て3巻が出るのに間があいたので
待ちどおしくてたまらんかった。
ハルキの「我が標的は日本」もいいんだけど世直し小説になってしまったのが勿体無い。
アクションでつっぱしって欲しかった、惜しい。

桑原譲太郎こっちでも人気だったよ。
 http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/101096828/
622B37 ◆lPJpzlnU :02/05/10 17:45
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/101096828/150

失敗したのでやり直し。B級活劇スレだよー。
623名無しのオプ:02/05/10 17:46
「復讐の帝王」も確かによかった。ただ、桑原の作品の中では、シリ
アス一本で通し切って成功した、むしろ例外的な成功作では?
桑原は、「新宿純愛物語」からして、もともとシリアスに書こうとし
ても、どうしてもネアカな素地が出てしまうんだよな。
「我が標的は日本」も、悪くいえば、重厚さに欠けるきらいがある。
アクションと爽快感が結合してうまくいった、という意味で、桑原の
代表作としては、むしろ「群狼」シリーズを推したいんだけど、どう?
624B37 ◆lPJpzlnU :02/05/10 17:48
また失敗したのでもうやめときます。ごめんなさい・・・
625B37 ◆lPJpzlnU :02/05/10 18:02
重厚さにかけると言われるとこの作家の短所でもあり長所だったりするんだけど、
だから桑原譲太郎は冒険小説というよりアクション小説と呼ぶほうがぴったりくるな。

そう言われてみたらぶっとんだ人物のネーミングと言い「群狼」の方が
桑原らしいかも。凄絶なアクションを書いているのにうきうきするような
気分が漂っているのも魅力だけど「復讐」にそれないしなあ。
(あのお話では無理なんだけど)
626名無しのオプ:02/05/10 19:11
桑原は確かにB級臭い。
ハルキが、「大藪晴彦を凌ぐ」とかふざけた
キャンペーン張ってたけど、あれは見当外れ。
だけど、「群狼」は、正直読んで燃えまくった。
マックイーンみたいにイカす主人公は、稀有で
は(まあ、これはこちらの読書歴が浅いせいか
もしれないが)?
個人的は、「群狼」は、近年の収穫だと思って
いる。
627B37 ◆lPJpzlnU :02/05/10 19:25
だいたいハルキ文庫で改めたタイトルひどすぎやせんか?
628B37 ◆lPJpzlnU :02/05/15 20:13
「行かないで代五郎」のカバースチール凄かった。桑原本人がランボーばりに
上半身裸でライフル構え女の子をはべらせている写真が表紙にでかでかと。
またそれがガタイがいいし顔は高嶋正宏似ですげー様になってんのよ。
いまでもあの体型保ってて、自作の映画化またあったら本人主演だとオモロイな。
劇団やってたから演技もできるだろーし。
629B37 ◆lPJpzlnU :02/05/28 23:58
>>582
思いきり遅レスだけどそれ新潮文庫のA・フォルサム「告解の日」とちがうか?
今日古本で買ってまだ読んでないけどヴァチカン、陰謀もの、タイトルの「告解」といい
それらしいんだがねー。
630B37 ◆lPJpzlnU :02/05/29 00:00
あげるつもりで忘れてた。
631名無しのオプ:02/05/30 13:47
S・ハンターの新作購入あげ
632B37 ◆lPJpzlnU :02/05/30 21:05
うわー、うらやましい。まだ近所の本屋にないのよね・・・・。
633B37 ◆lPJpzlnU :02/06/03 00:32
樋口明雄「俺たちの疾走」ソノラマノベルズを読了。高校生2人が富士演習場から戦車を乗っ取って海を目指すロードもの。
主人公達がアブナイ奴らではなく社会的共感を得て壮快な方にドラマが展開するあたり、いかにも冒険小説風。

有名な巨大掲示板サイトにも戦車事件に関するスレッドが立ちあがり

などという文があって2chのことか?と思ってたら、

「もっと要求だせや、ゴルァ!」「戦車ジャック犯マンセー中継きぼーん」「珍走団逝ってよし」

とか出てきてびっくりした。しかもわりと話のなかでいい役回りしてるでないか。
しかし2chの出てくる冒険小説ってこれが初めてなんではなかろーか!?
634名無しのオプ:02/06/08 12:11
教えてくんで申し訳ないですが、先日の4駆自爆男が『自殺マニュアル』の
他に読んでいた夢枕獏の小説は何ですか?新書のようです。
ニュース映像にチラッと映ってて、「夢枕獏」は読めたんですけど…
635名無しのオプ:02/06/12 22:17
その映像みてりゃわかるんだが
636名無しのオプ:02/06/13 08:39
角川書店は即刻「暗闇にノーサイド」「ブロードウエイの戦車」「海から来たサムライ」を復刻汁!
637名無しのオプ:02/06/14 18:10
>>634
いろいろ聞いてみたけど徳間のノベルスだったみたいね。
日本テレビ系のニュース映像だけで、一瞬しか映らなかったらしいよ。
見たという奴も、夢枕獏は確かだけどタイトルの方が読めなかったと…。
あの自爆男は『自殺マニュアル』ばかりが取り上げられてるおかげで自殺
説もあるけど、やっぱり銀行強盗か何かやろうとしての誤爆臭いな。
スレ違いスマソ>ALL

638名無しのオプ:02/06/14 18:22
>いろいろ聞いてみたけど徳間のノベルスだったみたいね。
つーことは『闇狩り師』かいな?
639名無しのオプ:02/06/17 18:01
>>637
激しくスレ違いを覚悟で…
やっぱ自殺じゃないらしい。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020616k0000m040115000c.html
640B37 ◆lPJpzlnU :02/06/20 00:52
「イベリアの雷鳴」逢坂剛いまさら読んだ(最近文庫になったけどね・・・)
わりとまったりした展開でいつものスペインものと較べると薄味。
というか大河小説の第一部なのでこんなもんか。
単行本の帯には「構想10年 新たなる代表作」とあるだけでシリーズと書いてないんだけど
これ一作だけで代表作と言われてもちょっとなー。
続編「遠ざかる祖国」を買ってきたので話がどう膨らむか?に期待というところ。
641名無しのオプ:02/06/29 23:02
age
642B37 ◆lPJpzlnU :02/07/04 00:58
「ダルタニャン物語」全11巻 A・デュマ 講談社文庫
おお!なんと10年近くかかったが全巻そろってしまったぞ。
お盆にでも一気読みできたらいいなー。

643B37 ◆lPJpzlnU :02/07/11 23:05
なんかデズモンド・バグリイの本、かなり本屋から姿を消しているな。
「サハラの翼」をもう一度読みたいのに・・・
644名無しのオプ:02/07/12 04:05
645名無しのオプ:02/07/12 04:13
西村 健の新作ってまだ?

樋口明雄って過去どんなモノを書いていたの
646B37 ◆lPJpzlnU :02/07/12 18:37
>>645
樋口明雄あまり読んでないんだけど・・・
87年「ルパン三世 戦場はフリーウェイ」が小説化デビューだそうで、その後ライトノベルをけっこう書いてるな。
ソノラマ文庫ネクストの「爆風警察」はわりと良かった。シリーズ二作目「バトル・インフェルノ」は
あまりにもマトリックスを意識してるのがナンだったが・・・
本格冒険小説系では 
 「頭弾」「狼叫」(どちらも講談社)中国が舞台の馬賊小説だそうでそのうち読むつもり。
 「狼は瞑らない」(春樹ノベルズ)は山岳冒険小説。これは単行本で読んでまずまず楽しめた。

あとホラーも書くみたいね。
647B37 ◆lPJpzlnU :02/07/12 18:40
>>644
どうもありがとう。
648名無しのオプ:02/07/18 04:27
>>646
ドモドモ
649名無しのオプ:02/07/21 21:01
>>646 「スケアクロウコマンド」シリーズもなかなか面白かったよ。
    3作で終わるのは惜しいと思った。
650名無しのオプ:02/07/21 21:51
デズモンド・バグリイてーと何かっちゅーと「高い砦」だけんども(もちりん大名作ぢゃ)
「マッキントッシュの男(パソコンの話じゃねーつーの!わーん)」「原生林の
追撃」たらもでえ好きでありますのだ。ああ。男のヤセガマンと騎士道精神よ………
651名無しのオプ:02/07/22 02:30
バグリィかー 懐かしいな・・・ 最初に読んだのが「砂漠の略奪者」だったんで
そこから傭兵物にはまったのを覚えてる。「敵」とか「タイトロープマン」みたい
なのも好きだけど、やっぱり、「高い砦」「爆走大陸」みたいな豪快なのがいいな。
652名無しのオプ:02/07/22 02:36
西村健の「脱出」 やっぱり面白い!!
日本映画界が総力結集したらそこそこの物が作れそうな気もするんだが・・・
銀次役はいまいちピンと来る役者がいないが、敵の傭兵部隊隊長は隆大介に
やって欲しいな・・・
653B37 ◆lPJpzlnU :02/07/22 21:08
バグリイ好きな人けっこういるみたいだね。おれは「マッキントッシュの男」から入ったんだけど
ハヤカワ文庫のカバー裏がネタバレ(メール欄)であれはヒドイ。
ポール・ニューマン主演の映画もテレビで見たけど冒険小説をハードボイルド風に仕上げた、という感じ。
(J・ヒューストン監督、W・ヒル脚本だったけ?後半の展開が原作とかなりちがう)

幻の処女作「南海の迷路」もたいしたことないだろー、と思ってたらかなり面白かったな。

>>652
「脱出」ノベルズ版を当時買ってそのままなので読まんとなあ。

654名無しのオプ:02/07/22 21:53
ロバート・B・パーカー『笑う未亡人』を読まれた方はいませんか?
登場人物は年をとらないが(一部を除く)、飼い犬だけは確実に年を取るという作品の
第30作目です。長編でこれだけ続くというのも凄いものですね。

当方の感想はメール欄。
655名無しのオプ:02/07/22 21:58
中学の頃、背伸びしてヒギンズとか読んだけど勿体無い事したなあ・・・
今読んだらもっと面白いと思えるのに・・
656名無しのオプ:02/07/22 22:46
今日本屋で「ナヴァロンの雷鳴」を見つけ買ってしまった。
マロリー、アンドレア、ミラーか、今回は何をするのか楽しみだ。
657名無しのオプ:02/07/22 23:03
私は「敵」から入りました > バグリイ
658名無しのオプ:02/07/22 23:04
最近元気ないけど、一昔前はイギリスの冒険小説作家ってけっこう頑張って
たよね。コリン・フォーブス、ダンカン・カイル、ブライアン・キャリスン
・・・マクリーンやヒギンズが凄かったからあんまり目立たなかったけど。
659名無しのオプ:02/07/22 23:24
風間一輝の「されど卑しき道を」 文庫化したヤツやっと読めたけど、
「不器用な愛」ってタイトルやだ・・・ 改題する必要ないじゃん・・
 
660名無しのオプ:02/07/22 23:33
自慢じゃないがディック・フランシスを「煙幕」から入った奴も珍しいだろう(漏れだが)。
661名無しのオプ:02/07/22 23:45
「魔女の海域」からマクリーンに入るのも凄いと思う。 よりによって・・・
662名無しのオプ:02/07/23 12:04
>>661 俺は「地獄の綱渡り」から入りましたが、何か?
663B37 ◆lPJpzlnU :02/07/23 20:21
「ウィンザー公掠奪」からヒギンズに入ったなあ(ハリー・パタースン名義だが)。

そういえばおれが冒険小説に入ったのは田中光二「失われたものの伝説」からだった。
(山田正紀の火神を盗め、を先に読んでるかもしれんが)
当時なんという爽快な話を書く作家だ、と思ったもんだ(今や・・・)。

その後「ナヴァロンの要塞」から冒険小説にとっぷり浸かったもんだなあ。
664660:02/07/23 23:51
 マクリーンは「北極戦線」からだったなあ………
665B37 ◆lPJpzlnU :02/07/24 21:52
暑くてたまらん・・・そういえば「高い砦」も真夏に読んだけど、雪山の描写に寒気がしたもんだ。
本棚漁って寒そうな冒険もの捜してみるか。
666名無しのオプ:02/07/24 22:13
ジョー・ポイヤーの「ノールカプ岬」も結構寒かった気がする。
寒い中、ずっと歩き回ってました・・・って印象しかない。
667B37 ◆lPJpzlnU :02/07/24 22:20
ポイヤー、徳間文庫の「ナチ金塊を奪え」むかし読んだな。
ほとんどノベライズばっかりになってしまったけどちょっと前の
徳間の海外シリーズ、冒険ものでイイ掘りだし物あったのよ。
668名無しのオプ:02/07/24 22:40
徳間だったら「飢餓大陸」「第八のラッパが鳴る時」とかあったなあ・・・
スケールでかいわ、派手だわで面白かったのに、最近そんなのが出ない。
最近は新潮・講談社・早川ばかり読んでるけど、東京創元社にもっと
頑張ってほしい。ホラーと推理物だけで充分やってけそうだから他の
ジャンルは軽視してるのか?
669B37 ◆lPJpzlnU :02/07/24 23:16
>668
J・ランドだな。新潮の「オメガ・コマンド」のシリーズも良かったのに続刊が出んかった。

創元ノヴェルズって「カーラーのゲーム」以降出る様子ないけど終わっちゃたのか?
670名無しのオプ:02/07/25 21:35
創元ノヴェルズって云えば、マーティン・ケイディン「メサイアの宝石」は
期待しただけに裏切られた・・・ってのがでかかった。
「悪魔の分け前」は面白かったのに・・・
大風呂敷広げるのはいいけど、たたみ方間違えるとこうなるよ・・・その見本
みたいな出来だった。
671B37 ◆lPJpzlnU :02/07/28 20:56
冒険小説は伝奇ロマン(半村良とか夢枕獏あたり)と違ってきっちり話が閉じてくれないと納得できんよな。
富樫倫太郎「陰陽寮」シリーズかなり大風呂敷で続巻を楽しみにしてるんだけど
(妖星伝をリアルタイムで読んでたらこんな感じなのかな)
ああいうのは盛り上げるだけ盛り上げてくれれば終わり方がヘタレでもいいけどね。
672名無しのオプ:02/07/28 21:18
<671
小林信彦がその辺を蚊取り線香の渦巻きにたとえて「ミステリ→外側から内側
SF→内側から外側/ストーリー展開のベクトルが完全に逆向き」と指摘して
いましたが、確かに半村良とか夢枕獏あたりのSF作家のそれは風呂敷を広げる
だけ広げるタイプのものが多く(ゆえに作品が長大化・シリーズ化していって
時には未完のままになることもある)ミステリ作家(角田喜久雄・山田風太郎etc)
の場合だと、広げた大風呂敷を畳み込むのに秀でているテクニシャン揃いだという
気がしますね。
673B37 ◆lPJpzlnU :02/07/28 22:07
山田風太郎でいえば「魔界転生」前半の風呂敷の広げようも凄いがきっちり完結してるもんな。
絶対勝てないような魔人たちを柳生十兵衛ただ一人でどうやって倒せばいいのか?
という難問に作者がちゃんと答を出してるあたりミステリ作家魂を感じる。
(答を出さんとこの話終わらせることが出来ない)

こんなこと書いてたらまた「十兵衛三部作」読みたくなってきたよ。
674B37 ◆lPJpzlnU :02/08/02 01:10
時代劇ついでに柴田錬三郎とジャック・ヒギンズはなんとなく作風に通じるものがあるような。
たとえば主人公の造型なんか・・・
675B37 ◆lPJpzlnU :02/08/06 22:00
「天空の狩人」前編 ハルキノベルズ 桑原譲太郎
不意打ちのように新刊が出たな。とりあえず読んでみよう。
676B37 ◆lPJpzlnU :02/08/11 17:54
「天空・・」ある種の超能力者の受難、というS・キングや宮部みゆきなんかが
よく書くタイプの話だったけどいつもと違って作者の気合が面白さに繋がってこないのよなー。
この手の話は芸で読ませる作家向きなのかも。

スケールの大きい敵が出てきて活劇になるのか?というあたりで前編終了。
さてどう風呂敷を畳んでくるのか。
677名無しのオプ:02/08/18 00:15
あげ
678名無しのオプ:02/08/18 14:06
これまで翻訳物はあまり読んでなかったんですが、たまたまブクオフで100円だったので、リューイン・グリーンリーフ・エルロイあたりをしこたま買い込んでしまいました。
どんな順序で読んだらよいでしょうか?
679B37 ◆lPJpzlnU :02/08/18 15:20
エルロイは文体に癖があるし内容もどきつい部分もあるので
翻訳物初心者なら後回しにした方がいいと思う。
680678:02/08/18 17:40
>>679
ご親切にどうも。
まあ、翻訳物も年5〜6冊は読んでいるのでまったくの翻訳初心者というわけではないのですが、翻訳のハードボイルドはこれまで食わず嫌いで、この3人も未読ということで。
国産ではシミタツや船戸、大沢あたりが好きなのですが・・・
681f:02/08/18 17:42
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682名無しのオプ:02/08/18 18:33
>>681
藤沢周平の彫師シリーズなどは時代小説版ハードボイルドといってもよいと思います。
ジャンルにとらわれすぎて作品の本質を見失ってしまうというのも考えものだと思うのですが・・・。
683名無しのオプ:02/08/18 20:28
「ひまわりの祝祭」みたいな感じのハードボイルドは
どう思いますか?
684B37 ◆lPJpzlnU :02/08/18 21:43
>>680
あまりにも今更な気もするが
ギャビン・ライアル「深夜プラス1」「もっとも危険なゲーム」どちらもハヤカワ文庫
「深夜・・」は絵に描いたようにきまったハードボイルドアクションで
簡潔で苦味走った文体が大沢在昌に近いものがある。志水辰夫「深夜ふたたび」はこの作品を
下敷きにして書いているので両作比べて読むと面白い。
「もっとも危険なゲーム」はクライマックスでの1対1の決闘場面が凄く
読んでいて鳥肌がたったことを思い出す。

しかし船戸与一みたいな作家海外にあまりいないよなー。

>>683
藤原伊織は読んでないんで・・・(本は持ってるんだけど)
685名無しのオプ:02/08/21 21:25
ブックオフで香納諒一がズラーと並んでたが迷った末「梟の拳」だけ購入。
つまらなかったら香納諒一は二度と読まないぞ・・・
686名無しのオプ:02/08/25 16:08
>>685
「春になれば君は」あった。
無いんだけど・・誰か読んだ人いますか?
687B37 ◆lPJpzlnU :02/08/25 16:23
>686
もってるからちょっと落着いたら読んでみるか。
688名無しのオプ:02/08/25 16:29
>>687
おお!実にうらやましい!
読みてぇええ!!
689名無しのオプ:02/08/25 17:11
ジェフリー・ハウスホールドの「追われる男」(創元推理文庫)って
みすべすでベタ誉めなんですけど信用しても大丈夫? 
690B37 ◆lPJpzlnU :02/09/17 01:24
朝松健「旋風伝 レラ=シウ」朝日ソノラマ
ソノラマノベルズから出てたノーザン・トレイルシリーズ2巻分(未完)を改稿し完結させたもの。
五稜郭陥落を背景に脱走兵の逃走劇を描いていて
そこは佐々木譲「五稜郭残党伝」と同じネタだけど
(ノベルズ版の1巻と「五稜郭・・」の発売はほぼ同時期だったみたい)
ホラー作家らしく主人公は怨霊や怪奇に襲われる。

この作品もウェスタンを意識していてとにかくガン・アクション描写が濃くてイイ。
この作家変に凝りすぎて読みにくかったりするけど
(夜の果ての街、は文章で難儀した・・)
今回は読みやすかったしロマンがあるので久々に冒険小説らしい本よんだ気がした。
まあ、かなり自分好みの話だったのもあるが・・・

追う側の仙頭左馬之介がコテコテの悪役ぶりでかなりツボだったよ。
しかし2300円のハードカバーだったので、ほっとした・・
691夏 ◆natu//Ck :02/09/17 09:42
やっぱりご存知でしたね。
いつか一冊ぐらいは鼻高々にB37さんに「どうだ!」って
言える本を見つける日はくるかしら?と思いますが。

情報が今回もたくさん。ありがとうございます。
ブックオフ、きっと近いうちにチャレンジして見せます!
「リンドバーグ・デッドライン」は良かったですよね。
692名無しのオプ:02/09/20 23:26
「深夜+1」再読通算5回目age
田中光二に追いついたぞって、何年前の話だ (藁
693名無しのオプ:02/09/21 00:10
原寮の最新作「ビーグルオータムストーリー」
感動の涙でラストが読めなかったよ。
694名無しのオプ:02/09/21 01:11
>>693
それはどこに載ってるんですか?
695名無しのオプ:02/09/24 00:02
佐賀日報に不定期連載してました。
696B37 ◆lPJpzlnU :02/09/25 22:51
>693
それ沢崎シリーズ?
697名無しのオプ:02/10/21 02:03
かも
698名無しのオプ:02/10/23 19:44
あの〜突然すいません。
彼氏に男の中の男、格好いい!絶対読め!と言われスペンサー・シリーズの『虚空』を
読んだのですが、いまいち面白さが伝わらなくて。
何だか前編通して「なぁ、おれってかっこいいだろ?惚れるだろ?」
みたいなナルシストっぷりと、ご飯食べてるシーンばかりが目に付いてしまいました。
私はこれだったら、ヒギンズやペレケーノスの方が面白いかと…。
スペンサー・シリーズの面白さが分からない私は駄目人間ですか?
どうかこのシリーズの面白さを、ハードボイルドに造詣の深い皆様にご教授いただけると
嬉しいのですが。
よろしくお願いいたしますm(__)m
699B37 ◆WslPJpzlnU :02/10/23 20:54
スペンサーって自分の行動に意味付けや言い訳喋りすぎんのよな・・・
おれも「初秋」読んでいいかな?と思って他の作品読んでうんざりしてしまった。

ちなみに参考スレ
探偵スペンサー・シリーズ
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/980439585/l50
700名無しのオプ:02/10/24 16:55
桑原譲太郎「さらば日本<完結編>」読了。
桑原の作品中、個人的にはかなりの高評価。
ただ1点の疑問はメイル欄。
それによって、薫子との会話、小山田との
会話、および結末のに関する解釈が変わっ
てくるのでは?
701みゃーるす:02/10/24 20:31
>>700
桑原の譲ちゃんの名前を初めてこの板で見た・・・
でも、随分前に読んだから肝心なとこは覚えていないです。スマソ
近々読み直してみます。
702名無しのオプ:02/10/25 21:01
>699
ご意見どうもありがとうございます!
本当にそんな感じですよね。
やはり私には、ハードボイルドでも日本の作品の方が合っているみたいです。
こちらのスレで勉強させていただきますね。
703名無しのオプ:02/10/27 18:38
馳さんがなんと言おうとチャンドラースタイルのハードボイルドが面白いと思ってしまう私です。

結城昌治、河野典生、原リョー、初期の香納、などなど。
704B37 ◆WslPJpzlnU :02/10/27 21:16
>703
その辺の作家が好きだったらローレンス・ブロックのマット・スカダ―ものなんかが良いんじゃないかと。
ハヤカワ文庫「暗闇に一突き」「八百万の死にざま」あたり。現在二見文庫でシリーズ継続中。
(近作は追いかけてないのでその内まとめて読もうと思ってる)

あとキース・ピータースン「暗闇の終わり」「幻の終わり」「夏の稲妻」「裁きの街」創元推理文庫の
ジョン・ウェルズもの。これは良いシリーズだったけど四作で終わってしまった。

どちらの主人公も声高に男らしさを主張することないし弱さも持っているけれども事件に立ち向かっていく。
またしっとりした文章で酔わせてくれる。

最近読んでないけど志水辰夫もいい文章かくよなあ。


705名無しのオプ:02/10/28 01:13
チャンドラー好きなら、矢作俊彦を読むべきでは?
「マイクハマーに伝言」(光文社文庫)or
「リンゴオ・キッドの休日」(ハヤカワ文庫/
角川文庫?)は出色の出来。
706B37 ◆WslPJpzlnU :02/10/28 01:50
「マイク・ハマーに伝言」は角川文庫が入手しやすい。
「リンゴォ・キッド」はハヤカワと新潮の文庫で出ていた。
          あとマンハッタン・オプシリーズも短いのにまとまっててよかったな。
矢作のハードボイルドものは絶版が多いので復刊して欲しいよな・・・。                 (携帯から初書き込み、うまくいくか?)
707名無しのオプ:02/10/28 03:21
チャンドラー一通り読んだ後に、矢作の
「あじゃぱん」
読むとおもしろいよ。

708人形川:02/10/28 06:33
バリイ・イングランドの『脱走の谷』(早川)
緊張感みちみちで、切なくて、忘れがたいシーンがたくさんあるんですけど、
知ってる人に会ったことない。
早川の営業さんも
「あーありましたねー、赤い背景にヘリコプターのやつ。読んでないけど」って復刊せい!
誰かアンセルとマッコナッチを憶えている人はいないの!?
709名無しのオプ:02/10/28 06:35
703です。
皆さん、教えていただいてありがとうございます。

このスレの人たちは皆さんお優しい。ほっとします。
710B37 ◆WslPJpzlnU :02/10/28 23:59
>706 多少ズレたがなんとかなるもんだ。

時代伝奇活劇を続けて2作読んだ。どちらも風太郎忍法帖の影響が濃かったな。
朝松健「一休暗夜行」カッパノベルズ
室町時代を背景に異国からやってきた魔から禅僧・一休が五代将軍を守る話で
力作なんだけど描写に凝りすぎてわかりにくくのれなかった。
うーん「旋風伝」はよかったのになー。

嵐山徹「魔岩伝説」祥伝社
徳川幕府と「朝鮮通信使」をめぐる陰謀を探るため朝鮮に渡った侍の冒険行。
ややこしい背景をてきぱきと説明してテンポよく進むので
危機また危機、という展開が生きてくる。
また同行する朝鮮の女忍者、春香がかわいくていいね。文章も簡潔で読みやすい。
妖術を使う朝鮮忍者VS日本の剣法の対決も面白い。



711名無しのオプ:02/10/29 03:41
>>710
参考にしづらいな・・・

712通りすがり:02/10/29 13:34
>706
矢作俊彦の二村永爾シリーズは「グッドバイ」が角川の別冊で、続編の「SoLong」が二玄社の「Navi」で連載されてました。
いずれも書籍化されてませんが傑作でした。
二村モノでは光文社の「真夜中へもう一歩」も秀作です。
でも、私の一番は「暗闇にノーサイド」。冒険小説の傑作ですが、今手に入るかわかりません。
713B37 ◆WslPJpzlnU :02/10/29 19:21
>711
ひとりよがりな書きようをしてしまった、スマン。気をつける。

>712
「暗闇にノーサイド」ブックオフの100円コーナーでたまに見かけるよ。
「海から来たサムライ」を見つけるのが大変だったけど。
角川の別冊は久間十義との対談も刺激的だったね。
続編があるとは知らなんだ・・・・

矢作俊彦
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1005664896/l50
一般書籍板のスレ
ここの199で知ったんだけどBOOKアサヒコム 作家に聞こう に矢作登場
http://book.asahi.com/authors/index.html?key=9

光文社文庫の「コルテスの収穫」完結はもはや無さそうです。

714名無しのオプ:02/11/11 03:19
今更「脱出航路」を友人に薦めた。
冒険小説で他にお薦めのってある?
715名無しのオプ:02/11/12 23:39
戦前戦中の中国大陸を舞台にした冒険小説って、景山民生の「虎口からの脱出」以外に
お勧めはありますか?あ、ちなみに伴野朗は嫌いです。
716B37 ◆WslPJpzlnU :02/11/13 20:04
>715
山田正紀「崑崙遊撃隊」春樹文庫、生島治郎「黄土の奔流」「夢なきものの掟」双葉文庫
あと読んでないけど檀一雄「夕日と拳銃」河出文庫、「頭弾」「狼叫」講談社
などはそうだと思う。まだあると思うけど今思い出したのはこんなとこ。
717B37 ◆WslPJpzlnU :02/11/13 22:01
>716
「頭弾」「狼叫」は樋口明雄の作品です。書き忘れた。
718715:02/11/14 22:34
>B37さん
ありがとうございます。個人的に清末から日中戦争期までの中国に興味があって、
いろいろ調べてるんですが(特に軍閥、秘密結社、匪賊、武術家など)日本語の
資料があまりにもすくないんですよね。それが当時の中国を舞台にした小説の
少なさにもつながってるのかなあ……
春秋戦国時代についで、一番面白い時代だと思うんですけどねえ。日本で言えば
明治維新期にあたるわけですから。
719B37 ◆WslPJpzlnU :02/11/14 23:47
>718
今日買ってきたんだけど「上海禁書」島村匠(ノン・ノベル最新刊)は日中戦争中の上海を舞台にした冒険小説だよ。
面白いかどうか?はまだ読んでないからなんとも言えんが。
また巻末に主要参考文献が載ってるけど調べたい内容にモロぴったりな
(中国の秘密宗教と秘密結社 左久梓著 心交社、とか)
文献が並んでるようなのでこれに目を通しておくのもいいかもしんない。
720名無しのオプ:02/11/15 01:50
>>715
伴野朗だったら何本かあるよ。(当然チェックしてるかも知れないけど)
日本軍の諜報部員が義和団に復讐する「謀略回廊」
林則徐を護衛する宦官(大塩の乱に参加後、中国に逃れた同心)が大活躍する
「陰の刺客」
日英同盟を阻止すべく放たれた刺客の話「霧の密約」とか・・・
ほかにも色々あるけど、読んで損はないよ。
721名無しのオプ:02/11/15 01:51
伴野朗が嫌いっての見落としてた・・・
722B37 ◆WslPJpzlnU :02/11/15 02:04
おれ「霧の密約」まだだから読んでみるわ。
723名無しのオプ:02/11/16 21:38
国産で、女性が主人公の冒険小説ってありますか?
724B37 ◆WslPJpzlnU :02/11/16 23:22
>723
田中光二が一時期意識的に女性を主人公にしてたな。「血と黄金」角川・徳間文庫、「地の涯 幻の湖」徳間文庫とか。
最近の田中光二はナンだがこの2作はどちらもオーソドックスな秘境冒険小説で面白い。
個人的には初めて買ったハードカバーが「地の涯・・」だったので思い入れがある。
あと、大沢在昌「相続人TOMOKO」、未読だけど「撃つ薔薇」
逢坂剛が書いたウエスタン「アリゾナ無宿」も女性が主人公だった(もっともこれは女性が語り手、という部分が大きいかな)
725723:02/11/20 00:45
>724さん
「相続人TOMOKO」「撃つ薔薇」は以前読みました。細かいことは忘れましたが、
面白く読めたように覚えています。
「アリゾナ無宿」は最近読了しました。いいトリオですね。シリーズ化して欲しいです。
「血と黄金」「地の涯 幻の湖」は未読なので、図書館で探して見ます。
ありがとうございました。
726名無しのオプ:02/11/20 08:31
竹島将「ファントム強奪」って、途中から女性が主人公じゃなかったっけ?
って、漏れ、一冊も読んだこと無いんだが>竹島
どう、この人、おもしろい?
727名無しのオプ:02/11/20 13:00
>>726 シリーズ途中から「鬼道組」とか出てきて無茶苦茶な殺戮小説になってた
   けど、つまらなくはなかったなあ・・(出版社も替わって殆ど別物) 
   
728名無しのオプ:02/11/20 18:07
オルツイの「紅はこべ」も冒険小説か?
NHKでドラマあってたよね。
729名無しのオプ:02/11/21 11:34
史上最強の冒険小説は、なだいなだの『夢をみた海賊』だ!!!
と思っているのは俺だけ?
730B37 ◆WslPJpzlnU :02/11/24 00:30
>729
それ興味あるからよかったら詳しく教えてくれんかな?
731名無しのオプ:02/11/24 20:22
732名無しのオプ:02/12/01 02:43
>>727
> シリーズ途中から「鬼道組」とか・・・
・・・それって野獣舞踏会?
違いは、主人公が、元々はパイロットかサラリーマンかの違いだけ・・・・
733名無しのオプ:02/12/01 02:57
このスレ使い切ったら、冒険小説とハードボイルドは分けないか?

734B37 ◆WslPJpzlnU :02/12/06 23:40
>733
それもアリと思うけどかなり先になりそう・・・そういや、このスレもうちょっとで三周年になるな。

桑原譲太郎「日本壊滅」ハルキノベルズが出てたので購入。
「さらば日本」の続編(?)で、〈ゴースト〉再登場の新シリーズ開幕だってよ。
ひえー・・・・
735名無しのオプ:02/12/07 00:11
桑原譲太郎のは少し待てばブックオフで手に入るからな・・・  待とう
736名無しのオプ:02/12/13 14:08
「遠き雪嶺」谷甲州 読了。
前半は登場人物の性格描写など一切なく、ひたすら
立教大山岳部の活動履歴が事細かに記されていくのみ。
ほぼノンフィクション。
後半ヒマラヤへの登頂場面になってからは、ようやく
それぞれのキャラクターも見え始め(たぶんこのあたりが
脚色を加えている部分)小説らしくはなってくる。

「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(原作のほうね)
を思い出した。

737名無しのオプ:02/12/19 00:23
738729:02/12/19 06:35
>>730
うわ、しばらく来てなかったんで、長遅レススマソ。
「人を売り買いしていながら、なにが信仰じゃ!」つって教会をおん出た元神父を中心とした海賊が
奴隷船を襲っては奴隷たちを解放し、スペイン、ポルトガルに目の敵にされつつ
マダガスカル北岸に「上下のない独立国」を創ろうとした世にも奇妙な海賊たちの物語。
なだいなだは、こいつらにベタ惚れで、「その時代の日本人が噂に衝撃を受けて、
隠れキリシタンを連れマダガスカルに向かう」という設定で書かれている。
ワクワクです!
739729:02/12/19 06:36
文章がヘンだ。鬱・・・・。
740名無しのオプ:02/12/21 14:45
「終戦のローレライ」福井晴敏 を読んだ人、面白かったですか?
上巻1700円、下巻1900円ですので、図書館で待つか、購入しようか
迷っています。
ネタばれなしの感想をお聞きしたいのですが、どなたかいらっしゃいますか?
741名無しのオプ:02/12/21 15:32
>>740
俺的には凄く面白かった。
ただ、少々冗長という感じもする。
福井晴敏の作品が好きな人、冒険小説が好きな人
なら買って損はない。
742名無しのオプ:02/12/21 15:40
よし、じゃあ「亡国のイージス」を読んでみるよ
743B37 ◆WslPJpzlnU :02/12/21 23:07
>738
おお、ツボにきてる内容っぽいなあ。読んでみたい。

>740
福井晴敏ってお気に入りなんですが・・・
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/968636459/l50
こっちでもローレライ今のとこ評判いいね。おれも買ってきたので読むのが楽しみだ。
744名無しのオプ:02/12/30 11:25
>741さん
遅くなってすいませんでした。
面白そうですね。
買おうかなって気になりました。
どうもありがとうございました。
745B37 ◆WslPJpzlnU :03/01/04 11:54
ローレライ今読み終わったばっかりなので冷静に感想が書けんけど
新年早々物凄いのを読んだ・・・クライマックスの盛り上がりにはノックダウン状態にされたよ。
間違いなく「亡国のイージス」は超えてるし、上下で約4000円出したことを後悔しない出来だった。
746山崎渉:03/01/23 18:32
(^^)
747名無しのオプ:03/01/24 00:19
ageたろ
748名無しのオプ:03/01/27 20:08
俺的には福井晴敏そのものがダメだった。
俺には向いてないや。
749舌切雀:03/01/28 21:34
ギャビン・ライアル氏(英冒険小説作家)
早川書房に入った連絡によると、18日、ロンドンで死去。70歳。
空軍パイロット、新聞記者などを経て作家に。
1965年の代表作「深夜プラス1」は英冒険小説の傑作として日本作家にも大きな影響を与えた。
その他の作品に「もっとも危険なゲーム」「ちがった空」など。
(1月28日)
http://www.yomiuri.co.jp/zz/20030128zz03.htm

合掌
750名無しのオプ:03/01/28 21:49
>>749
マジですか。
ご冥福を祈ります。

ル・カレは生きてるよね?
751名無しのオプ:03/01/28 22:09
ギャビンライアル 追悼 age

冥福を祈って「死者を鞭打て」を再読するか
752名無しのオプ:03/01/28 22:13
ライアル死んだかあ・・ 残るはヒギンズ位か・・・
まだディロンで飯食ってんのかなあ。
753名無しのオプ:03/01/28 22:35
ルカレは元気に米国批判してますた。
754名無しのオプ:03/01/28 22:37
>>751
鮎川追悼スレの時もそんなレスあったな
755B37 ◆WslPJpzlnU :03/01/28 23:04
早川書房のページのもライアル死去の知らせが・・・

ライアルの作品
『深夜プラス1』
『もっとも危険なゲーム』
『ちがった空』
『影の護衛』
『クロッカスの反乱』
『砂漠の標的』
(以上ハヤカワ・ミステリ文庫刊)

『スパイの誇り』
『誇りへの決別』
『誇り高き男たち』
『誇りは永遠に』
(以上ハヤカワ・ノヴェルズ刊)
ハヤカワ文庫の「本番台本」「死者を鞭打て」「拳銃を持つヴィーナス」
「裏切りの国」「マクシム大佐の指揮」
が抜けてたが絶版なのか?

2,3日前に「スパイの誇り」が安く売ってたので買ってきたらこんな事になるとは・・・
初期4作が最盛期だったというのが定説だが
「死者・・」「拳銃・・」「裏切り・・」の三作はどれも十分おもろかった。
マクシムのシリーズだけ読んどらんのよな。

最近出た「誇りは永遠に」が遺作だそうだ。
756B37 ◆WslPJpzlnU :03/01/28 23:21
>755
ページのも→ページにも
マクシムのシリーズだけ→マクシムのシリーズから
757名無しのオプ:03/01/29 00:19
若い頃の写真しか見た事無いから
70歳とは思わなかったぞ。
「誇り」シリーズ読んでみるかな。
758名無しのオプ:03/01/29 00:22
そういえば早川のページって古いページしか表示されないのは俺だけか?
「接続は切断されてます」ってでるんだけど。
759名無しのオプ:03/01/29 15:20
今知った。ちょっと勘弁してください。現役で書いてる作家だと
ショックでかいなぁ。

>>758
referかcookieでアクセス制御してる。proxyを切れ
http://www.hayakawa-online.co.jp/newsbody.asp?newsid=000377
760名無しのオプ:03/01/29 16:15
今朝の朝刊の小さい記事で知った。
そんなに好きな作家じゃなかったけど、ちょっとショックだ。
761名無しのオプ:03/01/29 19:19
マクシム少佐シリーズは、面白いですよ。三人称の嫌味ったらしさがよく出ています(?)
場面をカットして語らずに済ますのも上手で、特に戦闘シーンは切捨てすぎです。
戦闘場面(カット部分)へ入る一文と、出る一文とが、よく練られていると感じます。
762名無しのオプ:03/01/29 20:14
今日はなんだか、オイラのモーゼル・ミリタリーも、心なしかしょんぼり気味です。
763名無しのオプ:03/01/29 22:19
日暮れまでに町を出ろと言っといたろう…
764名無しのオプ:03/01/29 22:57
とりあえず西日暮里の街に出ました(要予約
765名無しのオプ:03/01/29 23:07
>759
ありがとうございます。要クッキーなんすね。

ライアルは若いガンマンが指の骨折られるシーンが好きでした。
766名無しのオプ:03/01/30 02:06
俺、「誇り」シリーズは好きだなあ
昔に比べて派手な冒険はないけど。内容じゃなくてイメージ的に、後期のアンブラーっぽい気がする(のは俺だけかも、スマン)
もちろん初期の作品も大好きだったんだが・・・
767名無しのオプ:03/01/30 05:42
ちがった空が好きでした。海の底は静かだろう…

歩兵の考え方の薀蓄が良かったな、マクシムシリーズ。
半時計回りに建物の外周を回る。もっとも、相手は左利きかもしれない。
『影の護衛』にでてきた、長距離砂漠挺身隊のタイラー教授の手記『墓所の門』の元ネタって
なにかあるのかな
768ZZZ:03/01/31 05:40
B37さま
おくればせながら、稲見一良ファンです。
僕は、「ダブル・オーバック」が一番好きで
その中でも、バーのマスターと後輩のバイク乗りの話
(現在、本が手元にないので記憶でかいてます。)
が特に好きです。中にでてくるバイクの表現に「黒雲のようなチョッパー」
とゆうのがあって、それにあこがれてハーレーを手に入れました。
さらに現在仕事として、ショットバーを経営しているのですが、あの短編の
影響も多少はあるとおもいます。
もちろんカウンターの中には、ねずみ退治用のエアガンも装備してあります。
このスレをはじめから読んでいたら、なうかしい名前がでてきて、
自分の原点う思い出させてくれたような気がして、おもわず書きこんで
しまいました。
769名無しのオプ:03/01/31 05:50
このスレ3年前からあったなりね・・・
770名無しのオプ:03/01/31 07:49
http://www.kenmon.net/

これってアリ?





771名無しのオプ:03/01/31 12:18
ライアルの主人公のパイロットたちは、いつもガソリン代の
支払いを気にして飛んでたなぁ

砂漠の標的で、文句をブーたれながら戦車のエアフィルターをガンガン叩いて
掃除してる場面がなぜか記憶に残ってる。
772名無しのオプ:03/01/31 14:08
ライアルは「もっとも危険なゲーム」と「深夜プラス1」しか読んでないけど、
どっちもアル中が出てくるのね。
773B37 ◆WslPJpzlnU :03/01/31 22:10
>76
「ダブル・オー・バック」の第三話「アーリィタイムス・ドリーム」だねー。
この連作の中ではユーモラスな味付けの強い話で印象に残ってる。
エアガンで武装とはカッコイイ酒場だ。

「いつまでも心に残るのは、その狩猟や銃器に対するセンスのよさ、だった。
ライアルは狩りや銃のスピリットを知っている、ぼくはと賛嘆した」
「ソー・ザップ!」稲見一良 あとがきより

「もっとも危険なゲーム」ラストの決闘には鳥肌が立ちまくった。とくにメール欄のとこ。
稲見ー良の「ソー・ザップ!」は「もっとも・・」を意識したマンハント小説で
オマージュといえる決闘場面があった。

>ライアルの主人公のパイロットたちは、いつもガソリン代の
支払いを気にして飛んでたなぁ

なんか他の冒険作家の主人公より妙にセコイところがあったりして
そこがなんか渋く感じたもんだ。
774B37 ◆WslPJpzlnU :03/01/31 22:22
>773は>768へのレスです・・
775名無しのオプ:03/02/01 22:33
稲見一良の本って、いま軒並み入手困難になってるね。
「花見川のハック」は出て間もないからいいけど。
776名無しのオプ:03/02/08 18:13
age
777名無しのオプ:03/02/09 00:12
福井晴敏の「亡国のイージス」、五條瑛の「スノウ・グッピー」を最近読みました。
とても面白く読めました。
謀略小説って言うのでしょうか、この手の本にはまってしまいました。
日本もので、この手の面白い作品があれば、紹介して頂きたいのですが。
よろしくお願いします。

778名無しのオプ:03/02/09 10:25
>>777 西村健の「脱出」 緻密さはあまり無いけど、豪快なアクションの
    連続で飽きさせない。分厚いけど一気に読めるよ。
    後、樋口明雄の「狼は瞑らない」「墓標の森」とか。
779B37 ◆WslPJpzlnU :03/02/09 12:48
>777
いまさらながら真保裕一「ホワイトアウト」新潮文庫(映画化は凡作)
逢坂剛のスペインもの「カディスの赤い星」「斜陽はるかな国」「幻の祭典」「燃える地の果てに」
なども謀略の要素が多くよろしいかと。

西出健は「ビンゴ」講談社文庫もぶっとんでて面白かった。

樋口明雄って最近の作家では冒険小説を書こう、という意志の感じられる作家だなあ。
デビュー作のルパンV世ゲームブックを見つけたのでちょっと嬉しい。
780B37 ◆WslPJpzlnU :03/02/09 12:49
訂正
西出健→西村健
781B37 ◆WslPJpzlnU :03/02/09 13:42
>777
あと山田正紀の「火神を盗め」「謀殺のチェスゲーム」(どちらもハルキ文庫)を推しておこう。
山田正紀は何を書いても上手いが、冒険ものはアイデアが炸裂する「頭のいい」作品が多い。
またこんなの出してくれんかな。
782778:03/02/09 18:02
>>777 後、少し毛色が違うけど、南原幹雄の時代小説版007
   日本支配を企む豪商と幕府の隠密が戦ったり、薩摩藩の秘密要塞を破壊
   したり、東北六藩の謀反を防いだり、密貿易で儲ける豪商が出てきたり・・
   何かのついでで良いから読んでみて。
   
783名無しのオプ:03/02/09 19:09
>>779
真保でそのジャンルなら「震源」では?
佐々木譲「エトロフ発緊急電」(←3部作で一番好き)や志水辰夫の
初期作品も勧めたい。
784777:03/02/09 22:35
>778〜783
皆さん、多くの作品をご紹介くださって、ありがとうございます。
とても一度には読みきれませんので、時間をかけて、ゆっくりと
一つずつ読んでいきたいと思います。
ありがとうございました。
785名無しのオプ:03/02/09 23:14
こういう作品を今から楽しめる 777 羨ましい!
楽しんでね。

# ライアルの初期作品再読中。
786B37 ◆WslPJpzlnU :03/02/09 23:30
>782
「灼熱の要塞」とかその辺か?南原幹雄では「神々の賭け」が凄かったな。
本が手元にないんで細かい設定とかは思いだせんが、
たしか何処かの城からお姫様を奪取して逃げるという
「潜入・奪う・脱出行」というシンプルな筋書きを一気に読ませる話で
C・トーマス「ファイアフォックス」を連想したよ。

志水辰夫「飢えて狼」「裂けて海峡」の2作も出会った時のインパクトが忘れられん。
しかしこの人の旧作も本屋で見なくなったな・・・
787778:03/02/10 00:11
>>782 そう、そこら辺。「北の黙示録」「闇と影の百年戦争」とかね。
    正統派の時代小説は敬遠しがちなんだけど、こういった
    冒険・伝奇風の味付けしてるヤツは好きだな。他にも
    「蝦夷地別件」「風雲将棋谷」とか読みてーのが色々あって
    大変。
    
788名無しのオプ:03/02/10 01:30
ロス・トーマスの「大博打」たらいう本は何処で入手できるか教えてください・・・・
789B37 ◆WslPJpzlnU :03/02/11 23:01
>788
立風書房から出てるけどいっぺんも古本屋で見たことがない。
というかあったらおれが欲しい・・・
ロス・トーマスの本は立風からけっこう出ていて
「恐喝」「クラシックな殺し屋たち」「強盗心理学」「ポークチョッパー」
「可愛い娘」「悪魔の麦」「大博打」など
(邦題のセンスがたまりませんなー)

この中で「悪魔の麦」しか手に入れてない(まだ読んでない)けど
これもタイトルの訳し方がヘンな気がする。
原題は「The money harvest」

790名無しのオプ:03/02/12 22:14
ロス トーマスはほんとに見ませんねえ。
私はリアルタイムで読んでたので全部持ってるんだけど
当時からあまり売れてなかったし、持ってる人は
手放さないだろうから、見つけるのは大変かもしれないね。

でも、たま〜〜に見掛けるので気長に探すと良いと思います。
791788:03/02/14 21:56
>>789>>790
thx。気長に探しますわ。とほほ。
あの妙な、訳文にも滲み出る、密度の高いゴムみたいな文章が好きなんですわ。
792名無しのオプ:03/02/15 22:18
楡周平は?何で名前出てこないのか不思議
793名無しのオプ:03/02/16 14:17
ライアルの誇りシリーズは遺作の「誇りは永遠に」でタイトルでは
完結したようにも思えるけどどうなんでしょうか?
794名無しのオプ:03/02/16 22:18
朝日ソノラマから出てる久保田弥代の『アーバン・ヘラクレス』シリーズはどうですか?
795名無しのオプ:03/02/16 22:39
>793
?????????????????????????
796名無しのオプ:03/02/16 22:49
>795
?????????????????????????
797名無しのオプ:03/02/17 01:12
そんなくらだらん疑義をていするひまがあるなら、
おれのモーゼルをいっしょにひっぱってくれよ。

798名無しのオプ:03/02/17 05:41
すいません、説明不足でした。
このシリーズ未読で読んでみようかと思ったんですけど続き物だったらちょっと・・と思ったんですけど
タイトルだけ見たら完結したようにもその時は思えたんでどうなのか質問しました
では逝ってきます・・・・
799名無しのオプ:03/02/17 19:05
ハードボイルドってどの辺まで入るんですか?
あと、ノワールとの違いってナニですか?

800793:03/02/17 22:21
>798
こちらこそすみません。単に書き込みに失敗しただけです。
ライアルはこのあと何も書いてないですから完結というべきでしょうか?
それぞれ独立した作品ですが、やはり第1作から読むほうが楽しめると思います
801795:03/02/17 22:22
上の名前も間違えた。俺こそ逝ってきます・・・
802名無しのオプ:03/02/18 00:19
良スレだねえ。
803名無しのオプ:03/02/18 18:48
勝目梓はハードボイルドでつか?
804B37 ◆WslPJpzlnU :03/02/18 21:28
>799
どの辺といってもなあ・・・バイオレンス・アクション小説でもハードボイルドと銘打たれてたりするからな。
バイオレンス小説が駄目という意味ではないので念のため。大藪や寿行は大好きだ。

ノワールとの違いは私見だけどハードボイルドは人間の崇高な部分を描き出そうとするけど
ノワールは醜かったり歪んでたり邪な嫌らしいモノを見せつけられたりする、といった感じか。

あと冒険小説だと闘いの末、広い意味でハッピーエンドを迎える。
(宝を得る、自分の生き方を見つける、主人公が死ぬとしても天命をまっとうする)
ハードボイルドだとどちらかというともっと苦いラストを迎える場合が多い。

まあ、必ずしもこうじゃないけどね。イメージとして捉えてもらえればいいかなと。

勝目梓もなんか微妙だな・・・「かませ犬」というボクシング小説がとても良かった。

805名無しのオプ:03/02/18 21:31
スペンサーはハードボイルドじゃないよね。
806B37 ◆WslPJpzlnU :03/02/18 21:38
>805
じゃない、ってことはないと思うけど冒険小説よりな気がする。
807B37 ◆WslPJpzlnU :03/02/18 21:58
ちょっと早いけどこのスレ、三周年おめでとー!
808名無しのオプ:03/02/22 13:20
スペンサーは薀蓄小説、ディロンは2hサスペンス小説でよかですか。

ヒギンズ新作書いてんのかあ・・・
809名無しのオプ:03/02/23 22:55
映画『ボーン・アイデンティティ』ようやく観てきますた。
やっぱ原作のが100倍オモロかったよ(・∀・)
810ねぇよ。:03/02/28 01:20
ジャック・フィニィ Jack Finney (1911-1995)

「完全脱獄」THE HOUSE OF NUMBERS
「クイーン・メリー号襲撃」 Assault On a Queen
「五人対賭博場」Five Against the House

おもしろいですか?そうですか。ふぅ...。

811名無しのオプ:03/02/28 13:51
>>810
どこかで戸梶圭太が名前を挙げてたね。
812名無しのオプ:03/02/28 17:11
>>810
売ってないってこと?
813名無しのオプ:03/03/01 22:16
稲見さんは最高だ。
何年か前に放送された「セントメリーのリボン」のドラマ
結構よかったように思ったけれど
再放送しないかなー
814名無しのオプ:03/03/03 02:58
age
815名無しのオプ:03/03/03 15:43
ホーンブロワーの話題はここでいいでつか?
816名無しのオプ:03/03/03 15:45
生島治郎死去
ハードボイルド小説で人気を集めた作家生島治郎(いくしま・じろう・本名小泉太郎=こいずみ・たろう)氏が、
2日深夜、東京都内の病院で死去した。
70歳。中国・上海生まれ。自宅は東京都大田区千鳥2の4の11。葬儀・告別式の日取りは未定。

http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003mar/03/K20030303MKI1Z100000056.html
817B37 ◆WslPJpzlnU :03/03/03 19:41
>816
なにぃいいいいい!いかんマジにショックを受けている・・・・
なんと言えばいいのか判らん、冷静になったらまた来る。
818名無しのオプ:03/03/03 23:15
今はただ合掌…
819名無しのオプ:03/03/04 01:11
ごめんなさい奔流積読になってました・・・・・・・
820名無しのオプ:03/03/04 06:47
「地獄からの脱走」 えらくベタなタイトルなんで馬鹿にしてたけど、読んだら
滅茶苦茶面白かった・・・ 
821名無しのオプ:03/03/09 13:34
いまさらだが、冒険小説に代わる呼称ないものかな。
なんか、恥ずかしい気がするのは俺だけではないはず。
ハードボイルド小説とか暗黒小説って呼称はOKです。
822冒険小説マンセー:03/03/09 14:34
冒険小説だと、アクションやスリラーサスペンスを含むけど、
ハードボイルドだと、少し範囲が狭い気がするのですが。
823冒険小説マンセー:03/03/09 14:35
>>820
ベタベタなタイトルって多いんだよね。
特にハヤカワ。
824名無しのオプ:03/03/10 01:56
ハヤカワの裏表紙に載ってる「〜冒険アクション」ってフレーズは好きだな。
今から読むぞ!って気になって来る。
825B37 ◆WslPJpzlnU :03/03/10 21:43
ハヤカワのタイトルは冒険ものお好きな方、どうぞ。てな感じだな。
最近は少なくなったけど内容そのまんまやんけー!なタイトルも困るが・・
たとえばダーク・ピットシリーズ「古代ローマ船の航跡をたどれ」みたいなの。
新潮とか二見にこんなタイトル多かった。「熱砂に聖都を探せ」とか。

今まで一番ド派手だなーと思ったタイトルが徳間文庫の
「KGB対SAS スーパーミサイル争奪作戦」これは中身もごった煮でなかなか楽しかったけど。


826名無しのオプ:03/03/10 21:52
同じ徳間の「第八のラッパがなる時」は随分マヌケなタイトルだと思った・・
827名無しのオプ:03/03/11 16:38
>>826
何だかルパンでありそうなタイトルですねw
828名無しのオプ:03/03/11 22:32
「スリーパーにシグナルを送れ」の原題は"The sisters"
829名無しのオプ:03/03/19 12:17
風神の門&梟の城
830名無しのオプ:03/03/23 23:31
最近どうですか?
831名無しのオプ:03/03/24 10:37
>>815
軍事板の帆船スレに行ってみれ
832名無しのオプ:03/03/26 00:20
最近、ハドリー・チェイスに興味を持ったんですけど色々あるんでお薦めを教えていただけないでしょうか
ピカレスクは嫌なのでそれ以外かあんまりきつくないのでおながいします
833名無しのオプ:03/03/26 01:48
>>832
あなたのために、近日中(1年以内)に積ん読中の「ミス ブランディッシの蘭」
を読みます。
834B37 ◆WslPJpzlnU :03/03/26 22:59
チェイスの場合ほとんどピカレスク作家みたいなもんだからな。ただ描写はそんなにキツくはない。
作風が重厚なわけでもなく展開がスピーディで一気に読める。
B級だけど手堅い職人作家というイメージか。

大掛かりな犯罪もので「ダイヤを抱いて地獄へ行け」、
状況煮つまり型のサスペンス「ある晴れた朝、突然に」なんか良かった。
「ブランディッシ」の続編「蘭の肉体」がかなり面白いらしいが未読。
835無名草子さん:03/03/27 09:53
>>833
(・∀・)?ドウモ

>>834
>>B級だけど手堅い職人作家
漏れもいくらか読んだけど確かにそんなイメージですね。
描写自体はそんなにきつくないかもしれないけど、あらすじとか見ただけで見てゲソーリします
特に「ミス・ブランディッシの蘭」なんか読めない

「ダイヤを抱いて地獄へ行け」「ある晴れた朝、突然に」チェックしときまつ。

ちなみに漏れが読んだのは「射撃の報酬五万ドル」「殺人は血であがなえ」「とむらいは俺がする」
「プレイボーイスパイ」とか、ある程度主人公が強くなきゃ食指が動かない厨なので(;´Д`)
こんな感じのありますかね?
836老人:03/03/27 14:33
ブランディッシが苦手となると J.H.チェイス ファンとしては
おすすめできるものは少ないなあ。「蘭の肉体」も薦めにくいし。

一応まだ挙がってないものでは

「悪女イブ」
チェイスの作品群は大まかに言うと悪女かギャングの話。
そうでない作品はどっか襲ってる。これは悪女ものの代表作。
悪女ものは基本的にサスペンスタッチなので希望には合わないですね。
ジャンヌ モロー(若い人は知らないか?)が演じたことでも有名。

個人的にはチェイスはスピード感が好き。どの作品もある程度
満足させてくれる。(っていっても30作くらいしか読んでないけど)
現在はとにかく入手しにくくなってるから手に入りやすいものから
読むってのもありかも。

またチェイスは映画化された作品が多い。
ゴダールが撮った「ソフト・センター」やシャーロット ランプリングの
「蘭の肉体」とかはお気に入り。

# かなり読みやすいので原書でというのもいいです。
837名無しのオプ:03/03/27 21:05
>>836
ありがとうございます。確かに漏れの希望のはごく一部で大抵一攫千金を求めてどっか襲ってますね
「悪女イブ」代表作だから当たり前だけどとても評判良いですね。
悪女物に興味がでたら読んでみることにしまつ、にてもイクナイ女は赤毛が多い罠
映画化作品はかなり多いようだけど見たいことないナー
所謂レプスキシリーズはレプスキ刑事が色々に作品に登場してるから主役にされたのかな
てっきりパラダイスシティシリーズはレプスキが主役と思ってしまった(´・ω・`)

漏れもチェイスのスピード感が好きでつ。
かなり失礼な言い方だけど正直、大傑作を期待せずによくあるストーリーで水準以上の面白さをもとめて読んでます
「射撃の報酬五万ドル」なんかは色々詰めこみつつ二転三転するストーリーでウマーと思ったけど
話が好みでないんで面白いけどいまいちですた、まあ漏れが厨なだけですが
結構読まれてるようなのでお聞きしたいですけど、「あぶく銭は身につかない」と「クッキーの崩れるとき」
あとレイモンド・マーシャル名義の作品はどんなもんでしょう?もしお読みになられてたら教えてください

838B37 ◆WslPJpzlnU :03/03/27 23:55
>大傑作を期待せずによくあるストーリーで水準以上の面白さ
それにさくっと読めるので重厚な小説の後の息抜きにもぴったりなんだな。
作風は違うけどチェイスと赤川次郎はそんな感じでやたら読んでた時期があった。

「あぶく銭」はだいぶ前に読んだし他の作品とごっちゃになってるので
はっきり思い出せないけど十分面白かったと思う。

復刊で出たのときに読んだ「世界をおれのポケットに」
ギャングたちが難攻不落の現金輸送車を狙う話でこれまたよくあるパターンなんだけど
最後まできっちり読ませる芸に感心させられてしまうし、
セコくて自己中心的な登場人物の心理がやけにリアルだったりする。

レイモンド・マーシャル名義の作品ってポケミスで出てた
「ヴェニスを見て死ね!」だっけ?読んでないけど・・



839名無しのオプ:03/03/28 19:20
>>838
>>「あぶく銭」はだいぶ前に読んだし他の作品とごっちゃになってるので
>>はっきり思い出せないけど十分面白かったと思う。
タイトルからするとこれもどっか襲うのかな?反対にヒーローが骨折り損のくたびれもうけとかともとれるけど
これに限らずB級っぽいタイトルが(・∀・)イイ!、ありがとうございました
レイモンド・マーシャル名義は「ヴェニスを見て死ね」と「フィナーレは念入りに」というのが出てたようでつ
この名義でも結構書いてるけど訳されたのはこれだけみたいですね

「世界をおれのポケットに」は漏れも復刊で出たのを買いますた
これでチェイスを知ったんですが漏れは評判が良いと中々読む気になれないので積んでます
他に「この手に孤独」(貧乏くじは君が引く)ってのも出てますね
840名無しのオプ:03/04/06 22:27
コソーリ ダグラス・リーマンの評判を聞いてみたいんだけど・・・・?
841名無しのオプ:03/04/07 20:45
age敵意鱈銅貨
842名無しのオプ:03/04/08 19:24
このスレ、協会の人も書き込んだりしてんだろうな。最近、すっかりご無沙汰してますが、
会長(神さま)のご機嫌は如何でしょうか?

スレ違いスマソ。

あと、遅ればせながらだが、ライアルが死んだことを聞いたとき、胸の中の何かがパチンと
割れたような気分になったよ。憧れの友達がいなくなったような気持ちだた。
843山崎渉:03/04/17 15:38
(^^)
844名無しのオプ:03/04/18 19:38
永瀬俊介の「アッシュロード」はどう?
845山崎渉:03/04/20 02:39
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
846山崎渉:03/04/20 06:46
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
847名無しのオプ:03/05/02 06:19
アンディ・マクナブ読んでる?
ファイアウォール面白いよー
独特の乾いたユーモアがナイス(・∀・)イイ!!
ファイアウォールのラストの民主党員は笑うところ?うんざりするところ?
とにかく面白い!
848英知恵:03/05/04 22:27
「熱砂の絆」
某名作によく似た部分が気になるものも、
展開の速さと異常さに驚きながら読み進んだところ、
1冊を3分の2ほど読み終えたところで気づいてしまいました。
「あ!下巻から読んでるじゃん!」
そのまま読み終え、今は上巻を読むか悩み中です。

>>847
ノンフィクションは2冊(4冊?)読みました。
フィクションも面白いですか。ふむふむ。
849名無しのオプ:03/05/08 19:42
イアン・フレミングの「ジェームズ・ボンド」シリーズは冒険小説のジャンルですよね。
全部映画化されてバカにする人がいるみたいだけど、フレミングはいいですよ。文章もいいし、趣味(特に女性の趣味)もいい。
850名無しのオプ:03/05/09 19:36
うれしさのあまり、興奮カキコ。
C・トーマス「ジェイド・タイガーの影」ゲトしました。ヤター
あー、これで「レパードを取り戻せ」以降、
ずーっと読むのを我慢してた、
溜まりにたまったトーマス本が読めるぞお!
851名無しのオプ:03/05/14 15:02
852bloom:03/05/14 15:26
853おっ!!こんなの発見!!:03/05/14 21:01
854:03/05/14 21:07
NEWS  【Team 2ch】今UDが危機【トップ剥奪】    (´・ω・`)コピペスマソ

おまいら、これを知ってるか?
          「 UD Agent 」
CPUの余剰処理能力をかりて、抗がん剤開発のために必要な解析を行うっていうあれだ。
Intel、AMD、Microsoft等強豪チームを押さえ、
Team 2chが他の追随を許さないチーム「だった」。

しかし、今、Team 2chはその世界一の座を奪われようとしている。
「Easynews」(違法コピーサイト)欧米のサーバー運用企業が、UD 参加ユーザーにデータ転送無償ってオマケで、
Team 2chを猛追してきてるのだ。

このままでは、七月中には追い抜かれてしまう計算だ。 残り2ヶ月まで迫ってきているんだ。
Team 2chは、そんなことで世界一の座を明け渡してしまうのか。企業の身勝手な戦略に負けてしまうのか。

それは、おまいらが協力してくれれば変わる。おまいらが協力してれればTeam 2chはトップを維持できる。
世界を変えられるのはおまいらだけだ。

link
[Team 2chの告知ページ]http://www.2ch.net/ud.html
【ラウンジ】http://ex.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1052691728/
【ダウソ板】http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/download/1052066151/
855山崎渉:03/05/22 04:38
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
856名無しのオプ:03/05/22 16:55
もう誰も冒険小説読んでないんだなあ (´・ω・`) ショボーン
今はみんなバカみたいなミステリ読んでるのかなあ・・・。
(´・ω・`) (´・ω・`) (´・ω・`) (´・ω・`) (´・ω・`)
857名無しのオプ:03/05/22 17:31
最近バグリィ読んだよ
858名無しのオプ:03/05/22 18:02
バグリー!
「高い砦」は面白かったですね。
でも、あと、「ゴールデン・キール」「黄金の手紙」ぐらいしか読んでないなあ。
>>857さんは何読まれたんだろう?

そういえば、バグリーも本屋さんで見かけなくなりましたね (´・ω・`) ショボーン
最近古本屋さんでも見かけないなあ・・・。
859名無しのオプ:03/05/22 20:02
「敵」「タイトロープ・マン」の辺りは結構見かけるんだけどね。
そう云えば、バグリイって戦争物は書いてないような気がするな。

860名無しのオプ:03/05/23 17:11
そうでつね。
戦争ものに興味なかったんでしょうか。
活躍されていた同時期に、ヒギンズなんてバンバン書いてたのにね。
861名無しのオプ:03/05/24 02:28
糞と分かっていても、ディロンものの新作が読みたいぞ。
862無名草子さん:03/05/26 20:57
「怒りの日」と「非情の日」の主人公ヴォーンは
裏表紙には同一人物ぽく書いてるけど経歴は似てるが性格も生まれも違う罠
「怒りの日」が好きだったので続編読むような感じで期待してたのに(´・ω・`)
その他、別の作品に名前だけ出てたりしたけどヒギンズ気に入ってのたのかな
863名無しのオプ:03/05/26 22:33
>>862
ヒギンズは同名別人だのコソーリシリーズだの多いですもんねw
それ"サイモン・ヴォーン"ですね。
僕は、非情の日が面白かったので、後から書かれた前日譚の、
裁きの日も読んでみたら、なんかとほほだったというw

むう、なんか久々読みたくなってきちゃった。

しかし、ずうっと気になてるんですが・・・・
映画『鷲は舞い降りた』の
"リーアム・デヴリン"=ドナルド<好きだけど、でか!>サザーランドって、どうなんでしょ?
・・・スレ違いスマソ。
864名無しのオプ:03/05/26 23:12
コリン・フォーブス面白いのにあんまり評価されないな・・・
「氷雪のゼルヴォス」「パレルモ潜行作戦」の辺りは戦争活劇の佳作って
感じで好きだが。
865名無しのオプ:03/05/26 23:33
>>863
サイモン・ヴォーンでつ。
スマソ「怒りの日」じゃなくて「裁きの日」ですた(´・ω・`)ヘンキキハシテタケド スデ カンチガイシテタ
漏れは読後に「非情の日」も続けて読んだのでハァ?の連続だったけど、結構面白かった
皮肉や冗談かましまくるヴォーンもいいけど、ハード・シリアスな裁きのヴォーンの方が好み。
他にヴォーンに借りがあるキ印のパイロットも好きでした。
ヒギンズて同名別人も多いけど主人公がヒロインに初めて会った時、
「どこにでもいる顔〜」って描写されるのに他の連中は美人と言うのも結構あって、よくワカンネ。

映画は未見だけどマイケル・ケインが主演のですよね
サザーランドは「戦略大作戦」のポジティブ軍曹が好きだった
デヴリンは全然イメージ違うけど、ちょっと見てみたい
866名無しのオプ:03/05/27 06:09

ギャビン・ライアルってここでいいんですか?
「本番台本」が大好き。
ひねっているというか、ある意味思いっきり中盤の大ネタの
ネタばれしてる原題も洒落てて好き(shooting script)。
867名無しのオプ:03/05/27 14:07
>>866
ここでいいでつよ。
人少ないからバンバン語ってちょ。
868B37 ◆WslPJpzlnU :03/05/27 20:49
「鷲は舞い降りた」、「大脱走」「荒野の七人」のジョン・スタージェスが監督だったな。
マイケル・ケインはなかなかシュタイナー中佐の雰囲気が出てて良かったよ。
映画自体は小粒な佳作どまりといった感じ。ヒギンズ独特のメロドラマ性をあんまり出してなくて
活劇としてみると小さな村の小競合いをしてるだけになってるしなあ。
デヴリンもなんか豪快なキャラに見えるし、モリイ・プライアもっと美人使えよ!と思った。
869名無しのオプ:03/05/27 22:23
忝い
870名無しのオプ:03/05/28 00:59
>>866
漏れもあれ好きでつ。

 【↓ ネ タ バ レ 開 始!】
爆撃とかくいっくどろーとか、
ライアルタソマジすか?という愉しさが(・∀・)イイ。
 【↑ ネ タ バ レ 終 了!】

>>868
すべてにおいて禿同。
871山崎渉:03/05/28 11:54
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
872名無しのオプ:03/05/28 13:23
「最後の国境線」読みまくりーん。
873名無しのオプ:03/05/28 15:01
「本番台本」は面白いけど正直、タイトルがちょっと(´Д`;)
「拳銃を持つヴィーナス」とか「死者を鞭打て」ってどうでしょ?
874名無しのオプ:03/05/28 16:01
読んだことはないけど、誰かの追悼スレがたつたびに
「死者を鞭打て」でも読むか・・・
というレスが付くので、タイトルだけ知ってました。
875名無しのオプ:03/05/31 04:36
>>870

日本でもハードボイルドやら冒険小説やらはたくさんあるけれども、
あんなまじめに男の渋みやら哀しさやらを滲ませながらも
思わず口あけちゃうような「そんなんアリ?!」みたいな大ネタを
平然とぶちかますところが大好き>本番台本。

個人的には深夜プラス1よりも好きかも。
876名無しのオプ:03/06/01 19:37
ビンボーでケチなので誇りシリーズ早いとこ文庫化キボンヌ
877名無しのオプ:03/06/02 17:35
>>876

マクシム少佐シリーズって全部文庫化されてましたっけ?
こっちが文庫になってからじゃないのかなぁ。
878名無しのオプ:03/06/02 23:08
>>877
砂漠の標的 が出てるから、全部でてるんじゃないかな?
ってか全然読めてねーよ!ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン
879名無しのオプ:03/06/14 01:24
曜日のついてるスレを簡単に消すな!

胸躍る小説のスレを簡単に消すな!
880名無しのオプ:03/06/14 01:55
ガイシュツだったらごめん。
北方謙三の挑戦シリーズ、画期的な冒険小説だと思うが。
881名無しのオプ:03/06/20 07:45
念のために保守。

たとえ見てくれる人がいなくても保守。それが男の美学。
882名無しのオプ:03/06/20 14:26
★冒険小説・ハードボイルド板でぬきました★
883名無しのオプ:03/06/23 03:28
上に出てる生島治郎の「地獄からの脱走」面白かったでつ。
生島作品で他にこの作品みたく元工作員とかが主人公のお薦めないでしょうか

884B37 ◆WslPJpzlnU :03/06/23 21:35
>883
「死ぬときは独り」が第2次大戦時の日本軍諜報員が主人公。
これは「地獄・・」とノリが同じなので楽しんでもらえると思う。
(徳間文庫版が一番新しいと思うんだが)
「殺しの前に口笛を」もイイぞ。

あと「オペレーション・O」というのもあったが
これはやたら急ぎ足な書きようでツマランかった。
885名無しのオプ:03/06/24 19:25
「追いつめる」、つまんなかったんすけど
886名無しのオプ:03/06/25 07:53
>>884
どうもありがとうございまつ。
まず「死ぬときは独り」から読んでみます。
887B37♯katana:03/07/11 07:44
谷恒生が亡くなられました。
888B37:03/07/11 07:57
わあ携帯から書き込んだらパス晒しちゃった。今後トリップ変えます。
889名無しのオプ:03/07/11 13:55
ご冥福を心からお祈りいたします
890_:03/07/11 13:56
891B37 ◆P3udnAZtt. :03/07/11 19:10
トリップ変えて、と。

谷恒生氏死去 作家

 谷 恒生氏(たに・こうせい=作家、本名つねお)9日午後1時25分、食道がんのため東京都文京区の病院で死去、57歳。東京都出身
 航海士を務めながら創作を始め77年に「喜望峰」でデビュー。「マラッカ海峡」「ホーン岬」などを次々に発表し、海洋冒険小説の旗手として注目された。
「魍魎伝説」「髑髏伝」などSF伝奇小説分野にも進出した。
 さらに「慶長水滸伝」など時代小説や「警視ムラマサ」シリーズなど犯罪バイオレンス、「超大本営・戦艦大和」シリーズなど仮想戦記ものと幅広い作品を残した。ttp://www.kahoku.co.jp/news/2003/07/2003071001000295.htm

最近は仮想戦記作家のイメージが強かったけど、初期の海洋冒険小説は熱い。「北の怒涛」は傑作だった。


892山崎 渉:03/07/15 10:21

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
893山崎 渉:03/07/15 13:41

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
894名無しのオプ:03/07/17 12:45
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b39858846

説明文、ハードボイルドの古典「丸太の鷹」だそうです。
ツイン・ピークスのおばさんのことでしょうか(藁
895B37 ◆P3udnAZtt. :03/07/17 21:11
>894
火浦功の連作短編集でほんとに「丸太の鷹」って本があるんだよ(角川文庫)
896894:03/07/19 22:58
>>895

ありがとうございます。
そうだったんですか、知らずに出品者をバカにして、ごめんなさい。


897B37 ◆P3udnAZtt. :03/07/20 00:05
いやその・・火浦功の本はコメディもので「ハードボイルドの古典」というわけではないから
出品者は本当にタイプミスしてると思う。
実際に「丸太の鷹」という本があるというのがおもろいと思って書き込んだけど
ちょっとそっけなさすぎた、スマン。

ついでに火浦功の「死に急ぐ奴らの街」はシリアスなハードボイルド連作集でとても良い。
徳間デュアル文庫で復刊してるのでお薦めだ。
898名無しのオプ:03/07/20 00:41
人気サイト
http://pocket.muvc.net/
899αランド:03/07/20 11:10
900名無しのオプ:03/07/20 14:52
広告ウザイ
901山崎 渉:03/08/02 02:07
(^^)
902山崎 渉:03/08/15 16:05
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
903名無しのオプ:03/08/15 16:06
美形スレンダーギャルの本物援交シーン!
これは見逃せません。騎上位での腰フリに注目してください。
無料ムービーはこちら!
http://www.cappuchinko.com/
904名無しのオプ:03/09/20 00:01
元特殊部隊、って肩書きがついた
小説家おおいけどさ、

ぶっちゃけ、些細なことばかりむやみにリアルで、お話として
面白いものがすくない。

なじぇ?

正直、アンディ・マクナブはノンフィクションだけにしといたほうがよかったな、と思うし
JCポロックも、面白いのは「トロイの馬」までだな。

クリス・ライアンは・・・面白いものもあるが、ねぇ


他の作家は・・・語りたくもない。
ぶっちゃけ、カタログ読んで喜んでる厨房向けの小説ばっかりだとおもう。
905名無しのオプ:03/09/20 00:07
>元特殊部隊、って肩書きがついた
>小説家おおいけどさ、
多くはない。
906名無しのオプ:03/09/20 23:38
皆さん好きな主人公は誰ですか?
907名無しのオプ:03/09/20 23:44
ハツカシクて言えない!
908名無しのオプ:03/09/21 00:27
山猫
909名無しのオプ:03/09/21 01:15
最近のクリス・ライアンの方向性はちょっと?だけど
アメリカで本売るんだったらセックスはやっぱり必要なんでしょうね。
とりあえず「孤立突破」はとても感動したので一押し作家のひとりです。
マクナブもストーリーはともかく語り口がノンフィクションの延長のような感じで読ませてくれるので好きです。
がんばれ!英国組。
910名無しのオプ:03/09/21 05:36
最近のSASものは読んでないけど、ジャーナリストの視点で眺めたアイルランド紛争もので、ジェラルド・シーモアなんか
好きだったなあ。

ま、あれは80年代後期までしかカバーしてないけど
911名無しのオプ:03/09/22 00:41
脱出物でいいのありますか?
912名無しのオプ:03/09/22 01:57
復讐と恋愛が冒険小説の2大要素だと思うのですが、
いいのあります?
913名無しのオプ:03/09/22 04:43
>>911
バグリイの「高い砦」とか
オーソドックスすぎて読んでそうだけど。
914名無しのオプ:03/09/22 10:04
昔の高村薫よかったな〜
915名無しのオプ:03/09/22 14:48
デヴィッド・メイスン、断筆宣言でもしたのか?
「バビロンの影」「暗殺阻止」以来音沙汰なしだけど・・・
ひょっとしたら、2作で才能枯渇したのかも。
916名無しのオプ:03/09/22 21:18
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.casinoglamour.com/~14ts/japanese/

917英知恵:03/09/23 01:59
>>912
恋愛って必要ですかねぇ・・・。
918名無しのオプ:03/09/23 12:28
百歩譲って恋愛はあってもいいが、取って付けた様なラブシーンはいらない。
そーゆーのがテンポ壊してるとしか思えない箔品もあるし。
919名無しのオプ:03/09/23 18:28
恋愛とゆうと「地獄島の要塞」かなぁ。センチメンタルです。
「スクールボーイ閣下」も入れていいかな。
920名無しのオプ:03/09/23 18:58
オナラブル・スクールボイは、元々、ジョゼフ・コンラッド風の
東南アジア冒険もの書きたくて書いたからなあ。

ル・カレはその後も「ロードジム」とか「闇の奥」とか意識した
コンラッド風何作か書いてるけど、おならプーの小学生を超えるものは
ない、と断言しよう
921B37 ◆P3udnAZtt. :03/09/23 23:52
>919
ヒギンズはかなりロマンス色が強いね。

ボブ・ラングレーの「北壁の死闘」「オータム・タイガー」も恋愛の絡ませかたが良かった。
特に「オータム・タイガー」はまるで「マディソン群の橋」みたいな恋愛話だけどこっちの方が好きだな。
ガ−ヴ「諜報作戦/D13峰登頂」山岳冒険小説で生死を共に乗り越えて行くうちに愛が深まるのがいい。
こうなると気障な台詞もいらない硬派さすら感じてしまう。
922名無しのオプ:03/09/24 02:43
「フェイス!」は災害パニックものなんですが、恋愛を搦めてうまく人物を動かせてた
印象があるなぁ(うろ覚え)
「砂漠のサバイバルゲーム」(タイトルがちょっとダサイ?)も広い砂漠なのに閉ざされている
という空間の中で、男女間、友人などの人間関係が生存の優先順位に絡んできて
ちょっと面白い。

とはいえ、冒険小説に恋愛はなくてもいいかな。
923名無しのオプ:03/09/24 11:41
ルシアン・ネイハムはシャドー81だけなんでしょうか。
昔読んで無茶苦茶おもしろっかたんですけど、これ一作でやめたのですか?
924名無しのオプ:03/09/24 15:43
396 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:03/09/22 00:49 ID:uPRv9L6V
ヤバイ。メルランヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
メルランヤバイ。
まず弁護士。もう弁護士なんてもんじゃない。超売れっ子弁護士。
弁護士とかっても
「仮面ライダー?」
とかもうそういうレベルじゃない。
何しろパリジャン。スゲェ! なんかカフェで待ち合わせとかすんの。ドトールとかスターバックスとかを超越してる。パリジャンだし超生粋のセーヌの左岸。
しかも裏切ってるらしい。ヤバイよ、裏切ってるんだよ。
だって普通は雇い主が裏切ったりしないじゃん。だってわざわざ雇っといて裏切るなんてしないじゃん。
だからジョージとか裏切らない。話のわかる上司だ。
けどメルランはヤバイ。職業倫理とか気にしない。速攻裏切りまくり。最も接近してステンガンとか使ってた男も気付く前に射殺してる。
ヤバすぎ。
裏切りって言ったけど、もしかしたら裏切ってないかもしれない。でも裏切ってないってことにすると、
「じゃあ、誰にも予想できないはずの山間部のラットラインで待ち伏せされたのってナゼよ?」
ってことになるし、それはゲシュタポにもわからない。ヤバイ。ハイドリヒにもわからないなんて凄すぎる。
あと超行動早い。約1フレ。秒で言うと1/60sec。早杉。株のすり替えも電話での密談も平然と処理。怖い。
それに超冷血。フランツとか超殺す気でいた。殺す気て。小学生でも言わねえ脅し文句だよ、最近。
なんつってもメルランは演技力が凄い。刑事と刺し違えて死ぬ勢いとか平気だし。
俺らなんてたかだか電話かけるだけでも必死で握り締めたり、飛行機の電装部分油だらけにしたり、砂漠で頬切られて死に損ねたりするのに、
メルランは全然平気。演技を演技のまま扱ってる。凄い。ヤバイ。
とにかくお前ら、メルランのヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイメルランを即殺したマガンハルトとか超怒ってた。もっと落ち着け。超落ち着け。
925B37 ◆P3udnAZtt. :03/09/24 19:22
>923
「シャドー81」しか作品が無いし、ネイハムは故人なので新作もあり得ない。
面白い冒険小説の話になると必ず名前が出てくる作品だし
ハヤカワ文庫の「冒険・スパイ小説ハンドブック」では冒険小説部門三位、総合九位だったから凄いと思う。
(26年くらい前に出た本なのに未だ現役だ)
ちなみに解説欄で「冒険小説界最高の一発屋」と評されている(w
最初の意図の判らんエピソードがつながって後半のあれよあれよな展開がものすごかった。
これとブロックの「超音速漂流」が航空パニックものの双璧だと思っている。

だいぶ前の「新潮文庫の100冊」冊子でネイハムの顔写真見たことあるけど
ロイ・シャイダーみたいな雰囲気で渋かった。
926923:03/09/24 20:58
打率10割の一発屋ですね。そうか、もう亡くなったのか。
偶然ですけど、ブロックとデミルの超音速漂流もこの間読みました。
旅先に持っていったのですが、ビーチで寝ころびながら夢中になって
読んだです。
927B37 ◆P3udnAZtt. :03/09/24 21:27
「超音速漂流」も読み出したら止まらんかったなあ。乗客が酸欠で狂暴化するとこもトラウマになるほど怖かった。
まるでゾンビみたいになるし描写がやけにリアルで・・・

「シャドー81」のカバーイラストかっこいいんだけどほとんどネタバレで
このイラストレーター(赤勘兵衛という変わった名前の人)その辺無頓着らしく
A・J・クィネル「サン・カルロの対決」新潮文庫でも後半明かされる「奇抜な大使救出作戦」を
カバーイラストで絵にしてしまっている!
絶対ミステリー板に来て欲しくない・・・
928名無しのオプ:03/09/24 21:28
わしも、ブロックすっごく好きなんだけど、
新刊でなくて哀しいっす。
929923:03/09/24 22:53
シャドー81の装幀はかっこいいですねー。あの表紙で買った人もいるんじゃないでしょうか。
930名無しのオプ:03/09/24 23:14
カッスラーの某作品も、表紙と邦題が思いっきりネタばれですw
931名無しのオプ:03/09/24 23:18
ネタバレ以前に内容そのまんまだもんなあ。
932名無しのオプ:03/09/25 00:20
表紙と邦題を探れ!
933名無しのオプ:03/09/27 08:56
っていうか1001行く前に名前が挙がっている作品の集計お願いします。
934名無しのオプ:03/09/28 13:32
「暴虐のネタバレ表紙を探れ」
「ネタバレ邦題を阻止せよ」
935名無しのオプ:03/09/29 00:42
泣けた冒険小説教えてください オレは海外物なら北壁の死闘が一番かな 国産なら夢枕漠の神々の山嶺 なんか登山がらみだけど
936名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/02 11:15
名作どころ・有名どころをあらかた読んでしまったのでお尋ねします。
古い本格作家F・W・クロフツの「列車の死」「ヴォスパー号の遭難」を
これから探そうとしているのですが、読まれた方の感想希望します。
(たとえモノクロ・スタンダードサイズの旧作といえど、ヒッチコック映画
のように、時代を超えたサスペンス横溢の作品だといいのですが)
何とぞぜひ、お願いします!!!

937名無しのオプ:03/10/02 12:55
>>936
SF板の人?
クロフツはスレ違いだと思うけど、とりあえず。
「列車の死」は戦意高揚小説なので、それなりに盛り上がりますが
「女王陛下のユリシーズ号」あたりの凄絶さには及びません。
<戦火にも負けず働く鉄道員>魂が格好いいっちゃ、格好いいんだけどさ。
「ヴォスパー号の遭難」も宝捜し趣味と海上バトルがあるといえばあるけど
裁判ものやら、本格推理の要素もあるので、純正冒険小説を期待して
よむと、「のどか」に過ぎるかも。
どっちも嫌いじゃないけどね。

数少ないクロフツファンはここに集まってるよ↓
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1035442789/l50
938名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/02 18:08
<937
ハンドルネームがSF板専用のそれのままでしたね。失礼いたしました。

地味&スローテンポという先入観が強くて食わず嫌いでいたクロフツでしたが、これで
読んでみようという意欲に弾みがつきました(純正冒険小説も好きですが、何よりも
“サスペンス&スリラー”のファンですので)
大いに参考になりました。さっそくご丁寧な回答をいただき、ありがとうございました。
939名無しのオプ:03/10/02 18:19
『大洞窟』クリストファー・ハイド
読み始めますた。
まだなんにも起きてませんが

ザイル
と聞いただけで。
(;´Д`)ハァハァ
940名無しのオプ:03/10/02 19:46
ウィルバースミスは?
ロマンスありアクションあり泣かせもありの古典派冒険小説
「虎の眼」「飢えた海」「熱砂の三人」…
941名無しのオプ:03/10/02 22:57
とりあえず200番までに出てきた作品をリストアップしました。
書き込んだ人の賛否は無視して、出てきたもの全部です。
題名と著者名の間違いは直したつもりですが、ミスがあったらごめんね。

連投規制にひっかかりませんように。

「ブラヴォー・ツー・ゼロ」アンディ・マクナブ
・フリーマントルの「チャーリー・マフィン」シリーズ
「屈折率」佐々木譲
「狙撃」フリーマントル
「報復」フリーマントル
「襲撃待機」クリス・ライアン
「リモート・コントロール」アンディ・マクナブ
「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ 」ジョン・ル・カレ
「スマイリーと仲間たち」ジョン・ル・カレ
「裏切りのノストラダムス」ジョン・ガードナー
「ベルリン二つの貌」ジョン・ガードナー
「沈黙の犬たち」ジョン・ガードナー
「マエストロ」ジョン・ガードナー
「スパイの家系」ジョン・ガードナー
「ゼロ・アワー」ジョゼフ・フィンダー
「シャドー81」ルシアン・ネイハム
「亡国のイージス」福井晴敏
942名無しのオプ:03/10/02 22:58
「ホワイトアウト」真保裕一
「女王陛下のユリシーズ号」アリステア・マクリーン
「ナヴァロンの要塞」アリステア・マクリーン
「高い砦」デズモンド・バグリイ
「タイタニックを引き揚げろ」クライブ・カッスラー
「ゴーリキー・パーク」マーティン・クルーズ・スミス
「宣戦布告」麻生幾
「冬の翼」森詠
「風の伝説」森詠
「大いなる逃亡」田中光二
「ナイト・ダンサー」鳴海章
「ゼロと呼ばれた男」鳴海章
「スーパー・ゼロ」鳴海章
「暗い落日」結城昌治
「公園には誰もいない」結城昌治
「炎の終り」結城昌治
「ステルス艦カニンガム出撃」ジェイムズ・H・コッブ
「深夜プラス1」 ギャビン・ライアル
「追いつめる」生島治郎
「シカゴ・ブルース」フレドリック・ブラウン
・早川から出ているレイモンド・チャンドラー作品全部
・サム・リーヴズの「クーパー・マクリーシュ」シリーズ
「レディ・ジョーカー」高村薫
「新日本探偵社報告書控」筒井康隆
943名無しのオプ:03/10/02 22:59
「脱出航路」ジャック・ヒギンズ
「死にゆく者への祈り」ジャック・ヒギンズ
「C.H.E.」井上尚登
「野火」大岡昇平
「紀ノ上一族」久生十蘭
「アイランド」トマス・ペリー
「ズー・ギャング」ポール・ギャリコ
「樅の木は残った」山本周五郎
「目撃」P.リンゼイ
「爆撃機」レン・デイトン
「鷲は舞い降りた」ジャック・ヒギンズ
「鷲は飛び立った」ジャック・ヒギンズ
「SAS戦闘員」アンディ・マクナブ
「極大射程」スティーヴン・ハンター
「ダーティホワイトボーイズ」スティーヴン・ハンター
「ブラックライト」スティーヴン・ハンター
「狩りのとき」スティーヴン・ハンター
「タイムライン」マイケル・クライトン
「もっとも危険なゲーム」ギャビン・ライアル
「縞模様の霊柩車」ロス・マクドナルド
「ブルー・ハンマー」ロス・マクドナルド
「P.I.P.」沢井鯨
「バトルロイヤル」サミュエル・フラー
「ストリート・キッズ」ドン・ウィンズロウ
944名無しのオプ:03/10/02 23:00
「仏陀の鏡への道」ドン・ウィンズロウ
「高く孤独な道を行け」ドン・ウィンズロウ
「化石の荒野」西村寿行
「暗殺者」ロバート・ラドラム
「傭兵たちの挽歌」大薮春彦
「黒豹の鎮魂歌」大薮春彦
「ヘッド・ハンター」大薮春彦
・西村寿行の「鷲」シリーズ
・桑原譲太郎の「狼」シリーズ
「復讐日本」桑原譲太郎
「黄土の奔流」生島治郎
「往きてまた還らず」西村寿行
「山猫の夏」船戸与一
「猛き箱舟」船戸与一
「海燕ホテル・ブルー」船戸与一
「蘇る金狼」大薮春彦
「戦士の挽歌」大薮春彦
「頻闇にいのち惑ひぬ」西村寿行
「ゴールデン・キール」デズモンド・バグリイ
「敵」デズモンド・バグリイ
「サハラの翼」デズモンド・バグリイ
「マッキントッシュの男」デズモンド・バグリイ
「ハリケーン」デズモンド・バグリイ
「荒涼山河風ありて」西村寿行
945名無しのオプ:03/10/02 23:01
「ダブルオー・バック」稲見一良
「ダック・コール」稲見一良
「白骨樹林」西村寿行
「樹海戦線」J・C・ポロック
「針の眼」ケン・フォレット
「燃える男」A.J.クィネル
「血の絆」A.J.クィネル
「メッカを撃て」A.J.クィネル
・クレイグ・トーマスの「ファイアフォックス」シリーズ
「地上50m/mの迎撃」ジェイムズ・セイヤー
「一弾で倒せ!」ジェラルド・シーモア
「双生の荒鷲」ジャック・ヒギンズ
「テロリストに薔薇を」ジャック・ヒギンズ
「寝ぼけ署長」山本周五郎
「イローナの四人の父親」A.J.クィネル
「漂泊者(ながれもの)」風間一輝
「今夜も月は血の色」風間一輝
「虹の谷の五月」船戸与一
「夜のオデッセイア」船戸与一
「血の収穫」ダシール・ハメット
「マルタの鷹」ダシール・ハメット
・コリン・フォーブスの「ツィード」シリーズ
「夢なきものの掟」生島治郎
946名無しのオプ:03/10/02 23:04
「総統奪取」生島治郎
「追いつめる」生島治郎
「龍神町龍神十三番地」船戸与一
「初秋」ロバート・B・パーカー
「摩天楼の身代金」リチャード・ジェサップ
「スナップ・ショット」A.J.クィネル
「夏への扉」ロバート・A.ハインライン
「百万ドルをとり返せ!」ジェフリー・アーチャー
「モンテ・クリスト伯」C.ボームル
「大穴」ディック・フランシス
「利腕」ディック・フランシス
「復讐戦」J・C・ポロック
「三人のイカれる男」トニー・ケンリック

おしまい。age
947名無しのオプ:03/10/02 23:08
オプ-
948名無しのオプ:03/10/03 02:02
冒険小説とハードボイルド、スレ分けしたほうがよさそうね。
949名無しのオプ:03/10/03 03:28
時期的にはちょうどいいとは思う
950名無しのオプ:03/10/03 22:56
>>941

正直、酷いのも入ってるけど名作揃い
951名無しのオプ:03/10/04 04:04
400番まで。玉石混交です。

「暗闇にノーサイド」矢作俊彦&司城志朗
「ブロードウェイの戦車」矢作俊彦&司城志朗
「海から来たサムライ」矢作俊彦&司城志朗
「魔弾」スティーヴン・ハンター
「大統領の娘」ジャック・ヒギンズ
「透明人間の告白」H・F・セイント
「天使の復讐」フィリップ・シェルビー
「海賊オッカムの至宝」ダグラス・プレストン
「真夜中のデッド・リミット」スティーヴン・ハンター
「クルドの暗殺者」スティーヴン・ハンター
「炎の影 」香納諒一
「さらば、カタロニア戦線」スティーヴン・ハンター
「コフィン・ダンサー」ジェフリー・ディーヴァー
「カルナヴァル戦記」船戸与一
「私が殺した少女」原ォ
「ブルース」花村萬月
「眠り猫」花村萬月
「なで肩の狐」花村萬月
「わたしの鎖骨」花村萬月
「夜明けの歌を謳う天使」蕪木統文
「かくも短き眠り」船戸与一
「笑う山崎」花村萬月
952名無しのオプ:03/10/04 04:06
「蝦夷地別件」船戸与一
「虎の眼」ウィルバー・スミス
「熱砂の三人」ウィルバー・スミス
「容赦なく」トム・クランシー
「皆月」花村萬月
「永遠の島」花村萬月
「蝿の王」ウィリアム・ゴールディング
「酸素男」スティーヴ・ヤーブロウ
「鏡の国の戦争」ジョン・ル・カレ
「別れを告げに来た男」フリーマント
「伝説なき地」船戸与一
「ミッドナイトイーグル」高嶋哲夫
「凶手」アンドリュー・ヴァクス
「赤毛のストレーガ」アンドリュー・ヴァクス
「ブルー・ベル」アンドリュー・ヴァクス
・キース・ピータースンの「ジョン・ウェルズ」シリーズ
・ローレンス・ブロックの「マッド・スカダー」シリーズ
「俺たちの日」ジョージ・P・ペレケーノス
・ジェイムズ・エルロイのLA四部作
・ジェイムズ・エルロイの「ホプキンス」シリーズ
「さらば長き眠り」原ォ
「池袋ウエストゲートパーク」石田衣良
「狙撃警官キーオウ」カーステン・ストラウ
「十五時間の核戦争」ウィリアム・プロクノー
「ポーラー・スター」マーティン・クルーズ・スミス
953名無しのオプ:03/10/04 04:07
「レッド・スクエア」マーティン・クルーズ・スミス
「おとしまえをつけろ」ジョゼ・ジョバンニ
「気ちがいピエロ」ジョゼ・ジョバンニ
「生き残った者の掟」ジョゼ・ジョバンニ
「シブミ」トレヴェニアン
「神々の最後の聖戦」デイヴィッド・イグネイシアス
「エア・アメリカ」クリストファー・ロビンズ
「流沙の塔」船戸与一
「ヴィンター家の兄弟」レン・デイトン
「リヴィエラを撃て」高村薫
・佐々木譲の太平洋戦争三部作
・北方謙三の挑戦シリーズ
「石の結社」デイヴィッド・マレル
「寒い国から帰ってきたスパイ」ジョン・ル・カレ
「大統領を作る男たち」スティーヴ・ソーマー
「ハード・タイム」サラ・パレツキー
「第四の核」フレデリック・フォーサイス
「ジャッカルの日」フレデリック・フォーサイス
「オデッサ・ファイル」フレデリック・フォーサイス
「帝王」フレデリック・フォーサイス
「シェパード」フレデリック・フォーサイス
「敗れざる者」小川竜生
「かくも冷たき心」J・C・ポロック
「ダブル」桑原譲太郎
954名無しのオプ:03/10/04 04:08
「断鎖 Escape」五條瑛
「紫嵐 Violet storm」五條瑛
「プラチナ・ビーズ」五條瑛
「スリー・アゲーツ 三つの瑪瑙」五條瑛
「夢の中の魚」五條瑛
「合衆国崩壊」トム・クランシー
「鼠たちの戦争」デイヴィッド・L.ロビンズ
「カーラのゲーム」ゴードン・スティーヴンズ
「テロルの嵐」ゴードン・スティーヴンズ
「赤い砂塵」デイヴィッド・マレル
「悪徳の都」スティーヴン・ハンター
「審問」パトリシア・コーンウェル
「時よ夜の海に瞑れ」香納諒一
・ジョージ・P.ペレケーノスのワシントンサーガ6部作
「ディベロッパー」ジョン・D・マクドナルド
「モスクワを占領せよ」クレイグ・トーマス
「ジェイド・タイガーの影」クレイグ・トーマス
「アンダードッグス」ロブ・ライアン
「長いお別れ」レイモンド・チャンドラー
「頭蓋骨のマントラ」エリオット・パティスン
「極秘制裁」ブライアン・ヘイグ
・フィリップ・カーのベルリン三部作
「闇にとけこめ」クレイグ・トーマス
「ディファレント・ウォー」クレイグ・トーマス
955[名無し]さん(bin+cue).rar:03/10/04 04:16
「生への帰還」ジョージ・P.ペレケーノス
「殺戮者カイン」ジェイムズ・バイロン・ハギンズ
「極北のハンター」ジェイムズ・バイロン・ハギンズ
「伊号潜水艦」井上淳
「スパイが集う夜」ジョン・オールトマン
「北壁の死闘」ボブ・ラングレー
「ユーロマフィア」フリーマントル
「絶海の訪問者」チャールズ・ウィリアムズ
「興奮」ディック・フランシス
「A-10奪還チーム出動せよ」S・L・トンプスン
「飢えて狼」志水辰夫
「失われたものの伝説」田中光二
「ポセイドン・アドベンチャー」ポール・ギャリコ

おしまい。age
「長いお別れ」が345で初出なのが面白かった。
956名無しのオプ:03/10/04 06:27
>>948
本来、分かれてて当然のものでしょう。
確かにこの2ジャンルは共通項も多いが、
基本的にハードボイルドが冒険小説である必要は無いし、
その逆も然り。
957名無しのオプ:03/10/04 07:48
1スレ使い切るのに3年半もかかるなら、分ける必要なし
958名無しのオプ:03/10/04 09:00
正直、海外物と日本ものは一緒に語りたくないあな
959名無しのオプ:03/10/04 23:02
>>958
そうだ穴
960名無しのオプ:03/10/05 20:49
このスレが3年半も掛かったのは、
スレタイのせいもある穴
961名無しのオプ:03/10/06 14:28
でもまあ、分けると人が減るんじゃないか穴?
962名無しのオプ:03/10/07 14:12
クロフツに限らず、英国産の冒険小説(いわゆるサスペンスタイプの「スリラー」含む)
には未訳のものにまだまだ掘り出し物がありそうなのでじっくり選んで出し続けて欲しい
です。「捕虜収容所の死」「サハラに舞う羽」あと最近になって読んだ「日時計」
(いずれも創元推理文庫)三冊とも旧作も旧作ですが実に面白かった。オススメです。

冒険(・伝奇活劇)小説ファンで同好の士はいませんか?
963名無しのオプ:03/10/07 16:00
今年に出版された冒険・ハードボイルド小説でベスト教えて オレはいい歳こいて「終戦のローレライ」がいけた
964名無しのオプ:03/10/07 16:25
そう言われて考えてみると、
今のところ当たりなしですなあ。
チャンドラーとかマクリーンを読み直したりしてる。
ボストン・テランの新作は楽しみにとってあるんだけど、誰か読んだ?
965名無しのオプ:03/10/08 19:57
BSでやってたホーンブロワー・シリーズ重版だそうですが
お勧めでしょうか?
TVはおもしろかったけど活字であの世界を読むのは辛そうだなぁ。
966名無しのオプ:03/10/08 22:55
むしろTVを知らなんだので、面白かったとは驚
文庫は一冊ごとにまとまってる上に何冊もあるんで、かなりいいよ。
一巻読んで面白かった時の掘り当てた感が懐かしい…秋の夜長にコタツで読みまくった
967名無しのオプ:03/10/08 23:07
>>965
最近はあまり動いてないみたいですが
【ホーンブロワー】海は男のロマン【ボライソー】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1046878745/

こう言うのもあります。
「もう見ました」とか言われそうですけど、念のため。
968名無しのオプ:03/10/09 20:00
>967
TV放送のとき見たことありましたが忘れてました。
近くの本屋には置いてないんですが中身を見てみたいですね。
活字が今のサイズになってたら読みやすそうですね。
969名無しのオプ:03/10/09 21:15
ホンブロワは、チャーチルも愛読・・・だっけ?
出版年度忘れたけど、たしかCSフォレスター「鬼将軍」は、
WW2開戦前、チェコ陸軍参謀部の軍事教練副読本として使われ、
ヒトラーも絶賛してたんじゃなかったっけ
970名無しのオプ:03/10/09 23:52
「三十九階段」て女っ気ゼロだったけど、
「緑のマント」もそんな感じ?
971名無しのオプ:03/10/10 03:47
暫くご無沙汰だったコリン・フォーブスをまた読み始めたが、やっぱ面白い。
マクリーン、ヒギンズ、バグリィと比較してパッとしないってのは否めんが
再評価されてもいいと思うなぁ。
972名無しのオプ:03/10/10 04:40
>951
「夜明けの歌を謳う天使」ってブクオフで大量買いした時にゲトした一冊ですた。
怪物VS少女の「ダイ・ハード」で極端に悪くなかった。むしろ楽しめたり。
設定にはツッコミまくれるけど、ライトノベルだし
まあここの住人(何人?)に薦めるようなものではないのだけど
973名無しのオプ:03/10/20 23:45
保守
974名無しのオプ:03/10/26 18:27
バーナード・コーンウェルは?海洋冒険小説は、アリステア・マクリーンだけじゃない。
「ロセンデール家の嵐」などはいかが?
975B37 ◆P3udnAZtt. :03/10/29 23:38
>972
いま考えてみたら映画の「バイオ・ハザード」みたいだったな、あれ。
蕪木統文は「魔剣X」ファミ通文庫 もなかなかいける。
ノベライズだけど元のゲームしらんでも楽しめた。
ただこれ山風の「魔界転生」を現代風にしただけじゃん、というのも頭をよぎるのだが・・・

しかしスレ終盤でもこのゆったりしたペースがなんともいえんな。
976名無しのオプ:03/10/29 23:45
次スレはあるのだろうか・・・
977B37 ◆P3udnAZtt. :03/10/30 00:04
前スレ
★冒険小説・ハードボイルド板できました★
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/950959549/l50

関連スレ
【ホーンブロワー】海は男のロマン【ボライソー】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1046878745/l50
矢月秀作・横溝美晶・松岡弘一・その他B級活劇総合
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1010196828/l50
警察ミステリー小説を称えよ!
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/949998277/l50
過去スレ
ベスト冒険小説(国内版)
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/mystery/967678107/l50
テンプレつくってみた、こんなんでいいのかな?スレタイどーする。

978B37 ◆P3udnAZtt. :03/11/03 18:54
次スレ
★冒険小説・ハードボイルド総合スレッド★
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1067853107/l50

ということで立てました。
979名無しのオプ:03/12/04 22:02
埋めろってさ
980名無しのオプ:03/12/05 00:42
ぅめ
981名無しのオプ:03/12/05 05:55
zfdgw
982名無しのオプ:03/12/05 16:47
チンコ出てきた、マジで
983名無しのオプ:03/12/05 20:27
埋め
984名無しのオプ:03/12/05 20:27
985名無しのオプ:03/12/05 20:28
うめうめ
986名無しのオプ:03/12/05 20:28
987名無しのオプ:03/12/05 20:29
988名無しのオプ:03/12/05 20:29
989名無しのオプ:03/12/05 22:08
はい
990名無しのオプ:03/12/05 22:08
それ
991名無しのオプ:03/12/05 22:10
ほい
992名無しのオプ:03/12/05 22:15
やあっ
993名無しのオプ:03/12/05 22:17
とうっ
994名無しのオプ:03/12/05 22:17
よいしょ!
995名無しのオプ:03/12/05 22:18
ありゃさっ
996名無しのオプ:03/12/05 22:20
もう一息!
997名無しのオプ:03/12/05 22:21
うほっ
998名無しのオプ:03/12/05 22:22
長い間お疲れ様、このスレ。
999名無しのオプ:03/12/05 22:23
さらば
1000名無しのオプ:03/12/05 22:26
1 :舌切雀 :2000/02/19(土) 20:25
う、ウソだよ〜、だ、だって、みんな愉しそうなんだもん
ごめんなさい、もうしません

3年10ヶ月ごくろうさま・・・

  終了です。
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