ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part13
1 :
名無しのオプ :
2012/07/03(火) 06:46:59.49 ID:4Tf6fkgK
2 :
名無しのオプ :2012/07/03(火) 09:43:39.36 ID:Hs0/SDdh
3 :
名無しのオプ :2012/07/06(金) 20:33:04.15 ID:A7lZ/ZPw
保守
4 :
名無しのオプ :2012/07/14(土) 18:07:20.04 ID:KK5WFgSS
「白い僧院の殺人」読んだ。昔、読んでえらい退屈で、ストーリーも全く覚えて いなかったので、再度チャレンジ。今回も退屈で何度も挫折しかけたが、最後の 足跡密室トリックの解明で、感嘆した。なるほど、乱歩が絶賛したトリックだ。 現代ミステリーにおいてもこのトリックの派生、進化版が無数に使用されているし、 カー自身もこのメイントリック他作品(たとえば帽子収集狂)で繰り返し使用している。 にも関わらず、白い雪という魅力的な設定で、この作品が抜群に印象的だ。 ただ、トリックのみという作品であり、解明後もこれまた退屈であった。
5 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/15(日) 00:26:51.15 ID:FsUCSlmK
>>4 十八番のオカルティズム皆無ゆえ、エンタメ度ダウンという感あり。
西洋では雪女ネタは無いだろうけどね。
6 :
名無しのオプ :2012/07/17(火) 21:49:34.34 ID:iHd5bj6D
>>5 欧米なら『悪魔の足跡』を知らないのか?
国書刊行会の探偵小説全集にも『魔王の足跡』というタイトルがあるくらい有名なんだが。
7 :
名無しのオプ :2012/07/18(水) 00:18:45.55 ID:mr4cm7zF
じえんじょうずでちゅね〜。 すごいすご〜い。
8 :
名無しのオプ :2012/07/18(水) 10:44:02.75 ID:0cMN8YLZ
>>6 「雪怪談」というキーワードを入れないのは馬鹿だからだよねw
書斎を馬鹿にする書斎支持者も結構だけど相変わらず知能がひくいねぇw
9 :
名無しのオプ :2012/07/18(水) 11:34:59.59 ID:+b7sA+U0
>>8 一生懸命に書斎をばかにしていることにしたいらしいが、そんなことは全然ないよ(w
議論活性化のために、必要なレスをしているだけのこと。
10 :
名無しのオプ :2012/07/18(水) 12:08:39.83 ID:bcWsFamb
375 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2012/07/16(月) 08:21:41.32 ID:knPX1i6g [1/3] 議論を活性化させるためにやっているだけのこと。 見当違いの言い訳はするなや。 376 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/16(月) 08:26:32.63 ID:6nf7Mu2r 見当違いの言い訳はするなや。 書斎さん、みっともないよ。 377 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2012/07/16(月) 09:13:15.80 ID:knPX1i6g [2/3] 間違ったところに書かれた反論を移し変えるのは正当な行為だ。 見当違いの言い訳はアンチの方だ。 383 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/16(月) 17:37:10.83 ID:7O73omnv 緋文字を代作だと言ってバカにされたのが、メチャクチャ悔しかったのねwww 384 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2012/07/16(月) 17:38:40.81 ID:uGMt2IP5 [2/3] 馬鹿野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!! 385 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2012/07/16(月) 17:40:24.49 ID:uGMt2IP5 [3/3] 書斎が代作だと言ったら代作なんだ!!! 書斎は無誤謬の全能の神の権化だぞ!!!!!!!! 386 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2012/07/16(月) 22:58:28.78 ID:usnWqQ4r そうだね〜 よかったね〜
11 :
名無しのオプ :2012/07/18(水) 12:25:29.22 ID:0cMN8YLZ
>>9 ところが実際書斎はお前のレスに沈黙することで逃げまくっているじゃないかw
書斎の支持者の形をとると書斎は絶対に反論なんかしない、
それを見越したうえで書斎をバカにするという手並み、それ「だけ」は確かに素晴らしいよ。
12 :
名無しのオプ :2012/07/18(水) 12:29:29.24 ID:8i0KOu7I
>>9 自分の意見として書斎を罵倒しているんだからその言い訳は通用しないな
今さら取り繕うとするな
13 :
名無しのオプ :2012/07/18(水) 13:14:48.21 ID:28clYcFW
以降ここは、むかしむかし英国に憧れた米国人作家スレから、独居痴呆老人の醜態を無償で付き合う有閑ボランティアたちのスレとなります。
14 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/18(水) 21:29:36.91 ID:DBIdXVJ4
>>6 国書のその作品は読んでいる(読みましたスレに論考あり)。
実話ネタでしょ。昔、怪奇実話集で読んだ記憶あり。
しかし、あのネタは修道院殺人事件の状況では使い難いのではないか?
15 :
名無しのオプ :2012/07/18(水) 21:46:33.17 ID:+b7sA+U0
アンチの弱弱しい反論が一刀両断されたね。
16 :
名無しのオプ :2012/07/18(水) 22:20:25.87 ID:bcWsFamb
ボケ老人の健忘症がまた発症しましたww
>>6 がどういうツッコミなのかもう忘れたふりか?
730 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [] 投稿日:2012/07/14(土) 13:50:41.62 ID:/cJ18uH4
とうにこの点に気付いていて、何で御大作品と怪奇小説の関連という
この板らしい話題に繋がらなかったのか、これも不思議でならないものがある。
コテコテな西洋怪談(=怪奇小説)の古典「幽霊屋敷」「猿の手」「上段寝台」
「泣き叫ぶどくろ」「信号手」・・・
この辺は、横溝御大なら巧みで合理的な解決を考え得たかもと思える作品群だ。
745 自分:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/15(日) 00:46:33.73 ID:TF/I0ND2 [2/4]
雪の上の足跡トリックを扱った名作「白い僧院の殺人」について
書斎はこんなことを書いてるよ
↓
>十八番のオカルティズム皆無ゆえ、エンタメ度ダウンという感あり。
>西洋では雪女ネタは無いだろうけどね。
雪が舞台のオカルトと言って「雪女」しか出てこないんだww
書斎の頭の中の「西洋怪談」「欧米怪奇小説」っていうものがどれだけ
薄っぺらなものか、こういうところで簡単に馬脚を現すんだよなあw
746 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/15(日) 01:24:07.94 ID:wPGraMqu [1/2]
ほんと本読んでないよな
ハーディぐらいで発狂するだけのことはあるわw
ここでぐうの音も出なかった腹いせにクイーンスレで
「英米文学専攻でもない限り、ホーソーンやハーディ読む者は希少」
なんて負け惜しみを言って、途端に瞬殺されてたがwww
748 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/15(日) 06:10:29.99 ID:fUhmLM4H
横溝に限らずミステリ一般、文学一般、社会常識一般についての書斎の知識の浅さは
歴然としているな。スレ住人たちの足元にも及ばぬ低レベル。
ミステリマガジンに「論考」を投稿する、などと妄想を垂れ流すのが精一杯か。
17 :
名無しのオプ :2012/07/18(水) 23:49:17.03 ID:sRP+Tfgc
論考あり、ってただの感想じゃねーかwww
18 :
名無しのオプ :2012/07/19(木) 00:34:30.15 ID:LAFmFVip
東野圭吾パート71 49 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 15:57:57.85 ID:+b7sA+U0 ←←← ぶたくん、えさの時間だ。人糞尿をあげよう。 東野圭吾パート71 55 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 20:42:34.60 ID:+b7sA+U0 でつまつくんは生きている。 必ずリーダーとして復活するぞ。 ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part13 9 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 11:34:59.59 ID:+b7sA+U0 一生懸命に書斎をばかにしていることにしたいらしいが、そんなことは全然ないよ(w 議論活性化のために、必要なレスをしているだけのこと。 ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part13 15 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 21:46:33.17 ID:+b7sA+U0 アンチの弱弱しい反論が一刀両断されたね。 アガサ・クリスティ 23 971 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 18:33:42.47 ID:+b7sA+U0 ミステリのカテゴリもわからずアガサについて妄言を撒き散らすアンチ。 みっともないからもうやめろや。 甦った! 横溝正史スレその2 796 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 11:35:59.73 ID:+b7sA+U0 金田一のイメージと明智のイメージを比較すれば子供でもわかるはずだが。
19 :
名無しのオプ :2012/07/19(木) 08:48:53.62 ID:JsSIivnz
「雪の上の足跡」が実話 ネ タ だと思っているのかw
その手の怪談が昔からあるうえでの「実話」だということを知らないんだね。
>>16 書斎の弱弱しい反論が一刀両断されたね。
20 :
名無しのオプ :2012/07/19(木) 09:13:32.11 ID:1zv7VtGN
雪女だって何らかの実話が色々と変形してきた可能性も高いんだけどね 書斎はこの手の伝説がどうやって成立していくものなのか知らないということがよくわかった 足跡の件も新雪の上というのが最も有名だけど 雪ではなく雨上がりの泥の上だったりとバリエーションがたくさんあるし それにしても書斎の知識の元が実話系の本かよw
21 :
名無しのオプ :2012/07/19(木) 11:03:59.46 ID:LAFmFVip
これも保存しておこう
ttp://toro.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1334595136/ 652 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/18(水) 20:47:31.74 ID:fV4BJRIS
カチカチのフランスパンを凶器にする話があったけど
いくら固くてもパンでは質量に欠けるので、人を殺すほどの打撃は
与えられないと思う。
653 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [] 投稿日:2012/07/18(水) 21:14:48.19 ID:DBIdXVJ4
清張作品なら、それは「ブツ」が違う「和風もの」だね。
655 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/18(水) 22:08:40.44 ID:mjAuw5Z9
何言ってるんだ、両方あるだろがw
フランスパンが凶器の作品と和風のブツの作品は別(もちろん両方清張)
本当に、書斎は何も読んどらんね
もう、何も書き込まないで引っ込んでろよ
656 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/19(木) 08:53:36.64 ID:JsSIivnz
たとえ知らなかったにしても652がどうしてここに書きこまれたのかを考えれば
そういう作品を清張が書いているという見当くらいつけられると思うけどね。
語るに落ちた書斎くんw
657 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/19(木) 10:05:33.91 ID:aQ/59fSw
たぶん該博wなる書斎クンは、類似ネタの先達であるダールの作品と
652が勘違いしてると思ったんだろうな
勘違いは書斎の専売特許だっての
ダールを読んでれば間違うはずはないんだがねw
22 :
名無しのオプ :2012/07/19(木) 11:22:01.41 ID:JsSIivnz
>>20 日本人は西洋人に接するまで天狗を知らなかったとか
南方の大蛇を知るまで大型の蛇を想像できなかったとか
書斎の伝説に関する思考能力はその程度だから。
23 :
名無しのオプ :2012/07/20(金) 18:12:26.14 ID:LYr7D0Dw
24 :
名無しのオプ :2012/07/21(土) 09:30:57.73 ID:QMDol56x
25 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/21(土) 20:07:16.71 ID:4TRcipu7
外したレスが多いなと思うたが、 「魔王の足跡」未読者ばかりだからやろうな。 元ネタの実話は、フランク・エドワーズの著作だったかで読んで記憶あり。 長距離に渡り謎の足跡があるのがツボの話だから、修道院には使えないわな。
26 :
名無しのオプ :2012/07/21(土) 22:58:14.34 ID:a06uWrdq
書斎は何を嗤われているんだか理解していないというのがまた笑えるw
27 :
名無しのオプ :2012/07/21(土) 23:44:16.30 ID:uf3JgA2j
28 :
名無しのオプ :2012/07/21(土) 23:48:59.03 ID:a06uWrdq
29 :
名無しのオプ :2012/07/21(土) 23:52:59.16 ID:Kk9aGeT+
雪怪談の無知を笑われているのに >「魔王の足跡」未読者ばかりだからやろうな。 >修道院には使えないわな。 なんて「外したレス」をしているのは書斎自身が魔王の足跡や修道院を未読だからだろうな。 二日間書斎の名でレスしなかったのは必死になって >元ネタの実話は、フランク・エドワーズの著作だったか というのを調べていたのかい? >読んで記憶あり
30 :
名無しのオプ :2012/07/22(日) 01:36:24.35 ID:0Z2SJxVY
>>29 それが
>>6 で「雪怪談」というキーワードをわざわざ省いた理由でしょうなw
31 :
名無しのオプ :2012/07/22(日) 02:21:27.13 ID:e+IHSVtm
何を笑われたのかは全く理解できないししようともしないが 笑われたことだけはいつまでも逆恨みし続けて忘れない ほんとハタ迷惑な野良犬だよなあ
32 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/22(日) 19:44:27.83 ID:xYxc5Qy0
結局、「魔王の足跡」既読というレスは皆無。 本作のネタになった実話も不知のようだな。 了解すますた(w
33 :
名無しのオプ :2012/07/22(日) 20:16:19.71 ID:c7cHW7Ea
アンチは教養がないねえ。
あぼーん
35 :
名無しのオプ :2012/07/22(日) 21:50:57.90 ID:c7cHW7Ea
アンチは著作権がどうのコピペはだめだのとうるさいが、自分たちは平気でやるね。 このダブル・スタンダードは許せないな。
36 :
名無しのオプ :2012/07/22(日) 22:21:14.74 ID:e+IHSVtm
こないだ無断コピペを警告されたことに相当脅えていたんだなww 赦せないと思うのなら、ちゃんとした人たちと同様にしかるべき筋に しかるべき方法で筋を通せばいいだけのこと。 それが出来ない身の上だから泣いて吠えるだけww まあこんなクズはほっておいてシャーロックに専念しよう
37 :
名無しのオプ :2012/07/23(月) 11:04:04.93 ID:oma69fI6
我々が「魔王の足跡」を既読かどうかということが どうして書斎の雪怪談の無知にかかわってくるんだろうw 自分の無知を他に転化したくて関係のないことを言いだすといういつものパターンだなw ついでに言うと書斎自身「魔王〜」を読んだとは言っていないんだよなあw
38 :
名無しのオプ :2012/07/23(月) 11:07:40.08 ID:oma69fI6
>>36 2ちゃんねるのレスの著作権は2ちゃんねるに帰属しており
2ちゃんねる内におすてはコピペは可
というのが2ちゃんねるの見解なんだよね。
もちろんしたらばの場合は態度が異なる。
そんな基本的なことも知らない自称オピニオンリーダーことバカ書斎w
>>35 著作権著作権騒ぐなら、2ちゃんねるを直接訴えたらどうだ?
39 :
名無しのオプ :2012/07/23(月) 12:11:26.37 ID:9T2ER3d5
頭吊が読んだと言ってる実話wは、実は悪魔の痕跡噺のバリエーションの一つ。 それが更に発展して雪の上の痕跡やら雪の中に現れる謎の生き物等の噺が産まれていった。 それも知らんと「雪の上の足跡」噺が自分がようやっと見つけたものただ一つだと思い込んでいるとは… 哀れなり、無知頭吊。 もっともそのことには薄々感づいているらしく、別筋のものを勝手に重要視して「知らない」「読んでない」と 幼稚な言いがかりをつけて逃げ出そうとしているけどね。 まるでコロンボスレで与太郎のことを重大視したときのように。
40 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/24(火) 00:33:48.92 ID:cfe5EoNx
>あのネタは修道院殺人事件の状況では使い難いのではないか? 結局、本論であるこの話題からはずれまくりか(w 俺の備忘録には、ノーマン・ベロウ著「魔王の足跡」は2007年1月読了 とあり。 同時期にマックス・アフォード著「魔法人形」も読了している。 この2作(いずれも国書刊行会)は正規のジョンスレ住人にはお薦めの 怪奇探偵小説である。 前者の足跡トリックは、およそジョンでもやりそうでやらないアホらしさが 魅力か? 後者の作家には、もっと面白い作が存する可能性があるらしいが、 原書入手難とのこと。 俺の作品評を読みたい向きは、前記した時期に該当する読みましたスレ海外篇の過去ログを各自、勝手に検索・参照のこと。
41 :
名無しのオプ :2012/07/24(火) 00:56:26.56 ID:w0OwOPZx
林くん、えさの時間だ。人糞尿をあげよう。 ↑ どうだい、「知性とエンターテイナー」を感じさせる文句だろう? ↓ 東野圭吾パート71 49 :名無しのオプ[]:2012/07/18(水) 15:57:57.85 ID:+b7sA+U0 ぶたくん、えさの時間だ。人糞尿をあげよう。
42 :
名無しのオプ :2012/07/24(火) 00:58:58.44 ID:w0OwOPZx
林くん、餌は足りているか。 でつまつやオニイタンも糞尿ひりだして林くんに上げることを忘れるなよ。 107 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2012/07/22(日) 21:49:06.08 ID:c7cHW7Ea ぶたくん、餌は足りているか。 住人も糞尿ひりだしてぶたくんに上げることを忘れるなよ。
43 :
名無しのオプ :2012/07/24(火) 01:02:38.77 ID:w0OwOPZx
114 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2012/07/23(月) 06:27:53.85 ID:2nKV9+zA 家畜に餌をやるのは当然だ。 スレ住人もしっかりと留意しておくこと。 ただし、金を出すまでは必要ないので、おまいらのひりだした糞尿で十分だ。 豚はそれで満足する。 858 名前:横浜大納言様 ◆X1fU7v8HTk [] 投稿日:2012/07/23(月) 07:17:49.69 ID:WEnIA/aN [1/3] 今日が貴様らの命日と思え!!!!!!!!!!!! 862 名前:横浜大納言様 ◆X1fU7v8HTk [] 投稿日:2012/07/23(月) 09:17:01.40 ID:WEnIA/aN [3/3] 言っておくが、あの住所は俺の家ではないぞ。 もうとっくに引っ越している。今は空き家だ。
44 :
名無しのオプ :2012/07/24(火) 10:53:48.20 ID:xKnaTqUy
>>あのネタは修道院殺人事件の状況では使い難いのではないか? >結局、本論であるこの話題からはずれまくりか(w 勝手に本論設定して逃げるいつものパターンw
45 :
名無しのオプ :2012/07/24(火) 11:16:21.33 ID:w0OwOPZx
おじいちゃんには定期的にリハビリしないといけないねw 730 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [] 投稿日:2012/07/14(土) 13:50:41.62 ID:/cJ18uH4 とうにこの点に気付いていて、何で御大作品と怪奇小説の関連という この板らしい話題に繋がらなかったのか、これも不思議でならないものがある。 コテコテな西洋怪談(=怪奇小説)の古典「幽霊屋敷」「猿の手」「上段寝台」 「泣き叫ぶどくろ」「信号手」・・・ この辺は、横溝御大なら巧みで合理的な解決を考え得たかもと思える作品群だ。 745 自分:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/15(日) 00:46:33.73 ID:TF/I0ND2 [2/4] 雪の上の足跡トリックを扱った名作「白い僧院の殺人」について 書斎はこんなことを書いてるよ ↓ >十八番のオカルティズム皆無ゆえ、エンタメ度ダウンという感あり。 >西洋では雪女ネタは無いだろうけどね。 雪が舞台のオカルトと言って「雪女」しか出てこないんだww 書斎の頭の中の「西洋怪談」「欧米怪奇小説」っていうものがどれだけ 薄っぺらなものか、こういうところで簡単に馬脚を現すんだよなあw 746 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/15(日) 01:24:07.94 ID:wPGraMqu [1/2] ほんと本読んでないよな ハーディぐらいで発狂するだけのことはあるわw ここでぐうの音も出なかった腹いせにクイーンスレで 「英米文学専攻でもない限り、ホーソーンやハーディ読む者は希少」 なんて負け惜しみを言って、途端に瞬殺されてたがwww 748 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/07/15(日) 06:10:29.99 ID:fUhmLM4H 横溝に限らずミステリ一般、文学一般、社会常識一般についての書斎の知識の浅さは 歴然としているな。スレ住人たちの足元にも及ばぬ低レベル。 ミステリマガジンに「論考」を投稿する、などと妄想を垂れ流すのが精一杯か。
46 :
名無しのオプ :2012/07/24(火) 11:24:29.50 ID:vmH/+73S
西洋東洋日本外国 書斎が知ってる雪関連の怪談って雪女だけなんだろうな
47 :
名無しのオプ :2012/07/28(土) 09:26:31.06 ID:LSQ8Kw1j
書斎また逃げたのかw 結局雪怪談の無知さについてなにも有効な反論ができなかったんだなw
黒死荘の訳、イマイチ
49 :
名無しのオプ :2012/08/14(火) 14:51:11.34 ID:7+RqsDxi
早川版読んだのかなり前だけどもっとすらすら読めた気がした こんなものだろと思ってたけど、翻訳わるいのか
50 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/14(火) 20:33:24.59 ID:7zKqllka
平井版プレーグコートを持っている俺は完全勝ち組(w
51 :
名無しのオプ :2012/08/15(水) 11:21:35.76 ID:a55GnPBB
ただ持ってると嘘をつくだけだから簡単でいいなw
52 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/15(水) 21:19:40.86 ID:ff8dWPb/
>>51 自爆してしまったな(w
さて、第10章(事件の証言)冒頭において、
語り手はマスターズをどんな男と評しているか?
平井先生の翻訳どおり引用してみたまえ。
出来なければ正式に謝罪し、退場したまえ。
53 :
名無しのオプ :2012/08/15(水) 21:22:09.89 ID:iQJvvxDN
>>52 それをするのはお前のほうだろバカ。
持っていると言い張っているのはお前であって、
>>51 は自分が持っているとは一言も言っていない。
>>51 が所持していないとどうして謝罪しなければいけないんだ?
論理的思考ができないバカってこれだから困るよ。
54 :
名無しのオプ :2012/08/15(水) 21:38:24.06 ID:0wZIQj/e
>>53 いやたとえ書斎がそれをやったとしても
書斎が所持しているという証拠にはならないよ。
ネットから拾い上げたとか
図書館から借り出しているという可能性もあるんだからw
まあひとつ言えるのは
実際に所持しているんなら
>さて、第10章(事件の証言)冒頭において、
>語り手はマスターズをどんな男と評しているか?
>平井先生の翻訳どおり引用してみたまえ。
なんてアホなことは言い出さないもんだw
55 :
名無しのオプ :2012/08/16(木) 10:11:35.91 ID:U0F5SKtX
確かにねw まず自分が本当に持ってることを証明するか どう思われてもいいと悠然と構えるかのどちらかを普通とるよな 墓穴を掘った書斎、みじめみじめ
56 :
名無しのオプ :2012/08/16(木) 11:13:42.64 ID:gM2qzdWC
嘘か本当かの前に ミステリ翻訳本一冊を持ってることを「完全勝ち組」と 言ってしまうこと自体が、みじめだよなあ
57 :
名無しのオプ :2012/08/16(木) 11:20:53.27 ID:Osxq+9q+
横溝スレじゃ偉そうにこんなこと言ってたくせにねw > 34 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w 投稿日:2012/06/06(水) 20:54:53.30 ID:O1y2/a3x >まあ、当時、ゲット済みのもの多数だし(w >それに俺は、基本、「内容が面白いか否か」しか興味がない。 >ゆえに、低評価している「女王蜂」「不死蝶」「白と黒」「仮面舞踏会」等は、 >杉本画伯の初期カバーはそれなりに魅力的だとは思うものの、 >それだけのことなんだね。 >ビブリオマニアの心理ってのも、理解し難いものあり。 しかも横溝スレじゃ杉本カバー持ってるから勝ち組なんて言ってた人はいなかった。 どっちがビブリオマニアなんだかw
58 :
名無しのオプ :2012/08/16(木) 12:37:23.96 ID:gM2qzdWC
59 :
名無しのオプ :2012/08/16(木) 14:44:00.53 ID:r8BcGrJi
平井呈一の訳文を好むかどうかは、その人の趣味の問題だが、ミステリ の訳者としては、疑問が残る。 たとえば、『黒死荘殺人事件』(講談社文庫版)第13章のH・Mのセ リフ 「――普通じゃ痛みは止められないから、麻酔を打ったら、心臓が先に いかれちゃったんだ。ばかな奴さ。もっとも、自分で打ったんじゃなく て、誰かがやった仕業だがね。(以下略) は、訳者が原作のプロットを理解していないことを露呈する、誤訳。 創元推理文庫の新訳(南條竹則・高沢治)では、その部分は、こう。 「――覚悟の上とはいえ、痛みに耐えられなかったか。馬鹿な振る舞 いさね。まかり間違えば、その注射で心臓がやられるところだった。 もっとも、誰かさんが代わりに心臓を止めてくれたがね。(以下略)」 本格ミステリの訳文として、信頼性がもてるのは後者でしょう。
60 :
名無しのオプ :2012/08/16(木) 15:17:23.42 ID:Xw0wnpCJ
平井訳に意味がある(ただし、どうとは説明出来ない)はたしかに使いそうな言い訳だけど そこまで訳に拘ってることにするなら、そもそも普段から プレーグコートではなく黒死荘と書いていそうなものだしね
61 :
名無しのオプ :2012/08/16(木) 16:30:49.49 ID:Osxq+9q+
「翻訳は不可能」「意味が通じればいい」「I=私と機械的に訳すべし」というのが書斎の持論なんだから 誰が訳しているのかなんて意味のないことのはずなんだが。
62 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/16(木) 20:18:46.89 ID:a+jAoDG8
>>53-58 の開き直った迷走ぶりに失笑。
>>51 は私を虚言者と断じているのであるから、
平井版プレーグコートを入手していて当然というわけである。
「マスターズは○○○なんかには・・・」。なーんである(w
もう少し待ちまっしょ。
>>59 その台詞は13章ちゃうでぇ(w
63 :
名無しのオプ :2012/08/16(木) 20:21:36.00 ID:fOQCq49+
もうちょっとわかる日本語を書いてくれ
64 :
名無しのオプ :2012/08/16(木) 21:32:09.03 ID:bbEwlyuE
>
>>51 は私を虚言者と断じているのであるから、
>平井版プレーグコートを入手していて当然というわけである。
論理的な思考能力がまったくないことが、この一文で分るな。
嘘だと指摘した者自身がプレーグコートを持っている必要性は
どこにもない。持っていなくても指摘することは可能だから。
65 :
名無しのオプ :2012/08/16(木) 22:33:46.16 ID:bNnaLTSu
みんないつまで馬鹿の相手してるの? NG設定にしてるのでよくわからんけどなんか騒いでいるのだけわかる
66 :
名無しのオプ :2012/08/16(木) 22:44:25.39 ID:gnNmUr5P
だってここは、書斎を叩くと言いながら、奴が書き込まないとコメントがばったり途絶える、書斎をかまいたくてしかたがない奴が集うスレですからw
67 :
名無しのオプ :2012/08/16(木) 23:06:32.06 ID:xsw5ZhsF
>>59 のような真っ当な意見には全くまともな反論はできないのがみじめだが
1200円(値段の問題じゃないんだが)の本を持ってることを「完全勝ち組」と言っちゃうのが
一番みじめだということは、一生わからないんだろうな
68 :
59 :2012/08/17(金) 07:32:28.63 ID:QzCN4qK4
>>62 なるほど。平井呈一訳『黒死荘殺人事件』の訳文を、参照できる環境
にいることは、間違いないですな。
先のセリフの引用は、正確には第14章「死んだ猫と死んだ妻たち」
からのもの。
ご指摘感謝、と他の住人に言いたかったところだが・・・
実際に平井呈一訳を読んだうえでの評価であれば、価値観の違う人がい
る(訳者が本格ミステリに無理解で誤訳があっても、凝った文章が良い
から俺は好き、といったミーハーの声)ということで、まあしょうがな
いでしょ。
69 :
名無しのオプ :2012/08/17(金) 11:06:00.73 ID:qYDdLJp/
>>64 小説のひとつも書いたことのないくせに他人の書いた作品にケチつけるアホ書斎の分際でなにを言うんだか
という感じですねw
そして自分じゃ該当部分を抜書きできないという点をもって書斎は平井訳を不所持だということが確定されました。
>>68 書斎は貴方が比較として挙げた創元推理文庫の新訳のほうからたぐったんでしょう。
奴が平井訳を参照できる証拠にはなりませんよ。
70 :
名無しのオプ :2012/08/17(金) 11:28:00.05 ID:kMrIRW+T
たった5枚の写真から『竹内文書』を偽書と鑑定した狩野亨吉に対し、
信者は「本物も見ていないくせに偽書だと判断できるわけがない」と罵倒した。
こういう発言に対して狩野は
「生命を取るには一箇の致命傷にて足る」
と言った。
>
>>51 は私を虚言者と断じているのであるから、
>平井版プレーグコートを入手していて当然というわけである。
竹内文書信者を彷彿とさせる書斎の発言。
>もう少し待ちまっしょ。
近所の図書館に、国会図書館からの取り寄せでも依頼しているのかな?
71 :
名無しのオプ :2012/08/17(金) 12:36:44.58 ID:x0u3n9H2
たとえ持っていたとしても、何故勝ち組なのかの説明を全く出来ず クイズに使うしか能がないんじゃな… まさか「多数が持ってないものを所持してることに優越感をおぼえる」 とか馬鹿丸出しのはずはないしねえww
72 :
名無しのオプ :2012/08/17(金) 13:16:25.02 ID:FXv5iDc1
千円ちょっと出せばいつでも買えるものを持ってるのが「完全勝ち組」てのは 105円均一専門の日常を送ってないと、出てこない発想だよな
73 :
名無しのオプ :2012/08/17(金) 18:18:54.97 ID:5AI5DbDR
むしろそれしか持ってないから必死にそれを持ち上げて威張ってるだけでしょw くだらないはなしです
74 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/17(金) 20:12:21.87 ID:vyt+XebD
>>68 なんか悔し気だね(w
>>69 のような典型的アホよりは潔いものは感じられるが。
まあ、俺がミーハー(確かに平井版独自の江戸っ子みたいなヘンリーには
キャラ萌えではあるが)なら、指摘部分を参照する限り、
お前は重症のオタである(w
75 :
名無しのオプ :2012/08/17(金) 20:31:00.42 ID:6Dkknqe8
痛恨の一撃が出たね。
76 :
名無しのオプ :2012/08/17(金) 20:40:20.25 ID:x0u3n9H2
クイズに使うしか能がなく、HMの口調が自分の好みだというだけで 完全勝ち組とか口走っちゃったんだからたしかに痛恨だよね
77 :
名無しのオプ :2012/08/17(金) 22:41:12.63 ID:qlyWVVEI
平井呈一訳が好き、HMのべらんめえ調が面白い、そんなのは好き好きで文句は言わん ただ、持ってるだけなのを「完全勝ち組」と言っちゃう恥ずかしさ 聞いてる方が恥ずかしくなる恥ずかしさを、ご本人は全く理解できないのが、 まあ、救いようがないなんとやらだなあ
78 :
名無しのオプ :2012/08/18(土) 09:41:32.74 ID:VPPPtYsH
>>68 該当箇所の既訳を比べてみました。
岩田賛・別冊宝石
(抄訳につき該当部分ナシ)
西田政治・ポケミス
「ダワースはこれにやられたのだ。彼はそのために心臓がとまってしまったのだ。誰かのためにやられたのだろうが――。」
長谷川修二・創元カー作品集
「立派な理由のある時でも、痛みを感じるのは我慢できなかったのだな。馬鹿な奴だ。うっかりやり損じれば心臓が停まってしまう。もっとも、誰かが停めたけどね。」
仁賀克雄・HM文庫
「痛みが我慢できないものだから、心臓をやられる恐れがあるのに、ノヴォカインを射った。もっとも他のやつに心臓を停められてしまったがね。」
平井訳は、東都、講談社の大系版でも同一でした。
79 :
名無しのオプ :2012/08/18(土) 10:00:58.68 ID:gQb1I9XJ
平井の黒死荘は電子書籍になってるし 入手難易度は無茶苦茶低いだろ
80 :
名無しのオプ :2012/08/18(土) 11:16:24.30 ID:jmohGrS0
持ってから言え。 在庫はあっても手元にないなら自慢にはならんぞ。
81 :
名無しのオプ :2012/08/18(土) 11:18:05.68 ID:z4w6eX+l
だから、持ってるのを自慢してるのは書斎だけだってのw
82 :
名無しのオプ :2012/08/18(土) 11:27:43.25 ID:sV6jeGza
電子書籍でいつでも買える程度の本が手元にあっても「自慢」にはならんわな ましてや単に「持ってる」だけで中身を読んでないのではね
83 :
名無しのオプ :2012/08/18(土) 11:49:10.36 ID:5U1hU0uy
そして自分の出したクイズに自分で回答できないという情けなさ。
>>74 なんかただの罵倒だけだものなw
84 :
名無しのオプ :2012/08/18(土) 12:50:24.83 ID:gQb1I9XJ
>>80 は
>>79 のおれに向けてかな
なら、在庫はあっても手元にないなら自慢にはならんぞ。
というのが意味不明なんだが
85 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/18(土) 16:44:16.97 ID:EsR5MM4N
一応、本格ミステリなので、細部の訳文に拘泥するオタの心情も理解出来なくはない。 ただし、プレーグコートの犯人像って、結構、トンデモだからな(w 名探偵コナン好きとかにはウケそうな作。 ジョン作品を読んだある知識人が、「これは漫画だ!」と断じたと聞くが、 成程感大。 だが、ユダのような巧い小技、理路整然とした皇帝等の作より、 「三つの棺」「笑う後家」「墓場貨します」等のトンデモ系作品群の方にこそ、 ジョンの魅力はあるという感もある。
86 :
名無しのオプ :2012/08/18(土) 16:46:49.45 ID:Z3jjbjwo
荒すねえ
87 :
名無しのオプ :2012/08/18(土) 17:20:55.33 ID:z4w6eX+l
馬鹿かこいつは
>>85 他の人は好きなもん読めばいい、もしくはそれぞれ良い所を挙げている
>>50 だけだよ、特定の訳書を持ってる俺が「完全勝ち組」などとアホを言ってるのは
だから、わざわざこういう面もあるのだよと、
>>59 は教えてくれてるだけで
>>85 は御礼を言う立場なのに、「拘泥するオタ」と罵倒するとは、とんだ礼儀知らずだな
88 :
名無しのオプ :2012/08/18(土) 18:55:13.33 ID:jmohGrS0
書斎が正しいね。
89 :
名無しのオプ :2012/08/18(土) 20:35:45.30 ID:Ic7A6qAS
どんなレスにでも「書斎が正しい」w どこがどう正しいのか説明できない頭の悪さw
90 :
名無しのオプ :2012/08/18(土) 21:51:42.99 ID:ei+RLZiB
>ジョン作品を読んだある知識人が、「これは漫画だ!」と断じたと聞くが、 >成程感大。 知識人w 書斎の憧れの知識人ww 知識人の言うことだから盲従しますってかwww
91 :
名無しのオプ :2012/08/19(日) 03:49:37.67 ID:MNRB5qO9
お前ら荒らしにはスルーしろよ 他のスレでもそうだけど、スルーせずに相手にしてる奴は荒らしの仲間になってる事を自覚するべき
92 :
68 :2012/08/19(日) 07:28:09.23 ID:JhfSUCrs
>>78 訳文の比較データを有難う。レスが遅れてすまん。
岩田賛のと、西田政治、長谷川修二のは未見だったから、助かった。
こういう作業をしてくれる人がいるなら、まだこのスレも捨てたもんじゃない
と思ったよ。
当該個所に関しては、平井呈一と西田政治が完全にダメなことがよくわかる。
語学力以前の問題。ベテランであるとかキャリアがあるとかも関係ない。
そんな訳文では、ストーリーの整合性がまったくとれないことに気づかない、
疑問に思わない――時点で、ミステリ読みとして失格。
それなりの新訳が流通している現在では、率直に言って、こういう方々の
訳本を有難がる人こそ、オタw ではなからん。
おっと、これは独りごとということでwww
93 :
名無しのオプ :2012/08/19(日) 10:05:07.47 ID:J9DHSO3z
トンデモだのバカミスだのだからこそ、 押さえるべきところはきちんと正しく訳さないといけないはずなのにね。 しかもカーの場合、本人はそれを大真面目で書いているわけだし。
94 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/19(日) 20:21:08.27 ID:79zuRmeM
ファンなら既知のとおり、 多くのジョン作品がフェアなフーダニット志向であるなら、 訳文粗探しもわからぬでもないが、そうじゃないでしょ(w 代表作と言われるものでも、 「そんなのわからんばい」「そこまでトンデモやるか」という類が 大半。 具体的には先にあげたプレーグコートや墓場貸の トリックや犯人像(観察眼というものが無い人間ばかりの世界なのか?) 「三つの棺」「囁く影」なんかは、密室前に普通逝くやろという強引な力業展開等々、 ジョン作品が面白いエンタメという点は是認すれど、 本格ミスオタの執着の対象としては不適当という感あり。
95 :
名無しのオプ :2012/08/19(日) 20:24:45.93 ID:Fjao3Gdi
まともに反論ができないから訳なんかどうでもいいと言い張るわけかw お前ミステリーどころか文章と名のつくものがまともに読めないだろ?
96 :
名無しのオプ :2012/08/19(日) 20:25:54.04 ID:vmzjUTE9
97 :
名無しのオプ :2012/08/19(日) 20:32:13.89 ID:OcfE0Jk6
いつもの遠まわしな敗北宣言でたなw この後「しめたね」と続くんだろうけどw
98 :
名無しのオプ :2012/08/19(日) 20:42:12.98 ID:C9peCOWZ
『そして誰もいなくなった』の有名な誤訳のことを知らずにクリスティ罵倒をやらかして それを嘲笑われたら「誤訳なんて関係ない」と言い出した書斎さん。 いまだにそのトラウマから抜けられないんだね。 いまどきトリックだけで作品を評価しようなんて、低年齢の初学者wくらいしかやらないぞw
99 :
名無しのオプ :2012/08/19(日) 20:56:43.84 ID:lcwIQbY6
書斎の言うとおり。
100 :
名無しのオプ :2012/08/19(日) 21:04:50.53 ID:C9peCOWZ
またみっともない自画自賛ですか書斎クンw
101 :
名無しのオプ :2012/08/19(日) 21:49:53.68 ID:itdH+KuW
>>99 本人以外全員自演だと知っているのにまだやるの?
いい加減馬鹿にされてるのに気づけよ
102 :
名無しのオプ :2012/08/20(月) 07:16:46.82 ID:nAyycUWB
だから自演じゃないというのに。 アンチは本当にヴァカだね。
103 :
名無しのオプ :2012/08/20(月) 08:45:46.70 ID:YtYOLChy
なるほど 50:書斎魔神◆AhysOwpt/w 08/14(火) 20:33 7zKqllka AAS 平井版プレーグコートを持っている俺は完全勝ち組(w こんなこと書いていてもクイズを出すのにしか使えないわけだww
104 :
名無しのオプ :2012/08/20(月) 19:01:04.33 ID:rs1sDnjh
単発の擁護書き込みだけ異様にみえるなw 自演以外誰も擁護する者が現れないところが哀しいな そしてまた日が変わると自演擁護が書き込みされる もはやお約束
105 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/20(月) 21:47:13.16 ID:+jNAxhXs
「孔雀の羽根」だな。 手がかり呈示もあって本作はフェアなフーダニットと思いきや、 肝心要なところで、あのトリックだからなあ(w 全盛期の秋山かお・・・
106 :
名無しのオプ :2012/08/20(月) 22:30:32.80 ID:wlcf2qpu
嘘をついたことを見破られたのがよっぽど悔しかったらしく 幼稚な再放送ばっかりやってるよバカ書斎w
107 :
名無しのオプ :2012/08/20(月) 23:05:46.24 ID:ROFDB+MU
>>103 そのクイズもすぐに自分で回答を示せば「本当に持ってるんだ」と思わせることができたかもしれない。
そして同時に新しい出題をすれば相手をおちょくり続けることができたかもしれない。
まあ持っているというのが「嘘」なんだから書斎にはできない話なんだけどね。
108 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/21(火) 21:11:30.06 ID:qKuyXtWP
>「マスターズは○○○なんかには・・・」
>>62 で大ヒントまで出してやっているになあ、
夏ゆえ、アホ乱入多過ぎ(w
109 :
名無しのオプ :2012/08/21(火) 22:24:58.45 ID:YqRqrPXx
春夏秋冬乱入しているアホ書斎w ヒントヒントと言い張るだけできちんと回答できないというのが全てを語っているなw
110 :
名無しのオプ :2012/08/21(火) 23:02:30.74 ID:lNm6xs9e
さあそろそろまた自演が出るかなw
111 :
名無しのオプ :2012/08/22(水) 00:18:06.48 ID:CPJUMeAC
ヒント:ネット
112 :
名無しのオプ :2012/08/22(水) 17:23:08.08 ID:9tN0VnWI
書斎さん、お許しください・・・。 持ってると言ったのは嘘です。 謝罪のうえ、退場いたします。
113 :
名無しのオプ :2012/08/22(水) 19:02:57.18 ID:OJbCJdG4
今までは第三者の振りした自作自演w ↓ 今度は批判した者を貶める自作自演w 中学生レベルかよw
114 :
名無しのオプ :2012/08/22(水) 19:11:43.93 ID:xNKiwrOa
中学生でも書斎よりはマシだろ
115 :
名無しのオプ :2012/08/22(水) 19:29:16.72 ID:OJbCJdG4
すまん、確かに中学生に失礼なことを言った
116 :
名無しのオプ :2012/08/22(水) 21:00:40.27 ID:+sBGDWMj
これで還暦過ぎたジジイだってんだから幼稚さに呆れ果てるわな
117 :
名無しのオプ :2012/08/23(木) 11:05:43.02 ID:wg5e9N1H
本当に生きているだけで害毒だよな この季節、ゴミは焼却が一番だなあ
118 :
名無しのオプ :2012/08/23(木) 11:21:26.84 ID:f3ubbCPT
>持ってると言ったのは嘘です。 平井訳の「黒死荘」のことだったら、持っていると言ったのは書斎ただ一人だけ。 つまり書斎の発言が嘘だというわけなのか。 本人に無断で書斎の嘘をバラすから >書斎さん、お許しください・・・。 >謝罪のうえ、退場いたします。 と謝っているわけなんだな。
119 :
名無しのオプ :2012/08/23(木) 11:31:05.52 ID:AnIzuCDB
>持っていると言ったのは書斎ただ一人だけ。 「持っている」だけじゃなく 「持っている俺は完全勝ち組(w」ね 馬鹿丸出しだよねえw
120 :
名無しのオプ :2012/08/23(木) 12:36:12.17 ID:9/peNEkW
さあ書斎は自分を嘘つきよばわりした
>>112 に対してどう罵倒するだろう?
まさか何も言わないなんてことはないよな?
それとも「アンチが未所持を認めた」とトチ狂ったことを言い出して誤魔化すのかな?
121 :
名無しのオプ :2012/08/23(木) 18:22:51.07 ID:usupjU8Z
直接馬鹿さらすか、自演さしはさむ醜態さらすか二者択一か?
122 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/23(木) 21:29:25.14 ID:XtGqzE+4
今の荒らし(=ミステリに無知な乱入者)対象はこのスレっぽいな。 まあ、平井版プレーグコートに関する話題ならお受けしまっしょ(w 引用、作品論等々、何でもオールOK。
123 :
名無しのオプ :2012/08/23(木) 21:56:57.69 ID:TL4GtcOX
つまり「これしか持ってません」w
124 :
名無しのオプ :2012/08/24(金) 03:57:16.52 ID:iWxhbEWb
じゃあまず、平井訳の書名からうかがいましょうか。
125 :
名無しのオプ :2012/08/24(金) 10:55:50.78 ID:jOFZgeM2
pミス住が正しい、
126 :
名無しのオプ :2012/08/24(金) 13:25:28.06 ID:KIDyFZMz
120さん、かわいそう… 余りの無知さに書斎さんも愛想をつかしてスルーされちゃったよ…
127 :
名無しのオプ :2012/08/24(金) 14:33:30.90 ID:qhl8eo5q
結局まともに反論できず、
>>125-126 で無様な自演ですかw
しかし
>平井版プレーグコート
w
128 :
名無しのオプ :2012/08/24(金) 14:36:26.02 ID:qhl8eo5q
129 :
名無しのオプ :2012/08/24(金) 16:28:10.31 ID:+KX9am1i
真っ先に引用という名のクイズがくるのが頭吊クオリティww
130 :
名無しのオプ :2012/08/24(金) 20:20:58.79 ID:Cxi5u8PV
追い詰められるとただの罵倒なかったフリかのどちらかに走る書斎w
>>120 あの馬鹿結局なかったフリしていますねw
131 :
名無しのオプ :2012/08/24(金) 23:55:08.00 ID:+KX9am1i
罵倒かなあ 他の人は持ってないと踏んでとにかく「持ってからいえ」のみで荒らすんじゃね
132 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 09:22:27.93 ID:laRbrySa
少なくとも
>>59 は平井訳を容易に確認できるのは確かだ。
133 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 10:05:01.18 ID:ddz9VREk
>>78 もな
そのへんの、既訳をきちんと押さえてる住人は、くだらんクイズはガン無視
してる
59 とか78 あたりが、もっといろいろ書きこんでくれると有難いんだが、平井
訳持ってる自慢の馬鹿が発狂するから、自粛してるんだろうな
134 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 10:30:49.86 ID:1LAfk9oB
それこそ >平井版プレーグコートに関する話題 なのにねww 所詮クイズを出すか「トンデモだ」としかいえない作品論(w しかない馬鹿だからねえ
135 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 17:22:13.43 ID:qXAc0jLu
120さん落ち込まないで 誰でも最初は初学者 たくさん推理小説を読破すれば、きっと相手にされるようになるよ 頭が悪いのは生まれつきだから仕方ないよ
136 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 17:33:05.90 ID:H9ydTSGx
そんなに
>>120 の指摘が悔しかったのか騙り君w
でも君が恨むとしたら
>>118 のほうじゃないかい?
君のバカさ加減を明白にしたのは
>>120 のほうなんだから。
それともそういうことすら気づかないほど悔しさに目が眩んだのかな?
137 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 17:36:09.53 ID:14G2rXdi
138 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 17:42:43.22 ID:lBvrXzRA
お、こっちにも ID:14G2rXdi こと愛知ぷららが湧いてる
しかも
>>135 も別回線のぷらららしいw
複数回線使って「証拠もないのに同一人物扱いするとは」とほざいていたくせに
自分がするぶんにはいいのかw
139 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 17:45:04.73 ID:14G2rXdi
120はスレを荒らすの止めろよ
140 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 17:48:08.24 ID:lBvrXzRA
と、キチガイ荒らしことぷららが申しております
どうやら俺が
>>120 だと思っておられるようだw
141 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 17:49:02.79 ID:qXAc0jLu
確かに関係ない話でスレ埋めるのは荒らしだよね
142 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 17:51:28.32 ID:lBvrXzRA
つまりぷららは荒らし 板のルールを守らないから自明だけど
143 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 17:51:56.74 ID:14G2rXdi
140のような荒らしは出入り禁止 従わなければIP開示請求を出すか
144 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 17:53:57.77 ID:qXAc0jLu
僕は142が荒らしだと言ってるのに 頭悪いから読解力がないらしい
145 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 18:00:50.03 ID:14G2rXdi
140はスレを荒らした責任を取って車にひかれて自殺しろ カースレだけに
146 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 18:12:16.04 ID:qXAc0jLu
147 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 18:44:23.93 ID:1s4P6hHF
148 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/25(土) 20:10:52.75 ID:K/2EHvCQ
荒らされていて、スレが読み難いものあり。
>>124 「黒死荘殺人事件」
余談ながら、カバーデザインのK・B・Kとは?
149 :
名無しのオプ :2012/08/25(土) 21:32:19.79 ID:RZ2SUr0H
ん? 初訳の東都・大系版では『黒死荘の殺人』なんだが、 ひょっとして講談社文庫しか持ってないのか?
150 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/25(土) 23:42:02.91 ID:yz27ZxQ6
>>149 煽ったつもりなんだろうが(w
内容面で勝負で。
どうも本作の犯人は普通程度の観察力があれば、
「よく見ればわかるやろ」感を拭い切れないのだが、
この点は如何?
151 :
名無しのオプ :2012/08/26(日) 03:17:18.26 ID:Qc5UzyoU
書斎の痛恨の一撃。
>>149 は返り討ちにあったね。
152 :
名無しのオプ :2012/08/26(日) 03:49:35.42 ID:UB8hM1vE
内容面なら平井訳に拘る必要は全然無いよねww それに自分の持っているのは別だとすればすむ話なのに なんで煽られたと思うんだろうwwwwww
153 :
名無しのオプ :2012/08/26(日) 03:51:33.94 ID:WHMlEkyo
書斎の痛恨の一撃、か…www
154 :
名無しのオプ :2012/08/26(日) 04:20:15.05 ID:Iuib1M55
>>152 きっと、平井訳だと犯人がバレバレだと言いたいんだよ。
>>153 「痛恨」の意味が調べられない環境にいるか、
「書斎」への皮肉のつもりで書いてるに違いないね。
155 :
名無しのオプ :2012/08/26(日) 04:29:47.72 ID:/Vhoy35v
>>149 への正しい返し方は「それで何が悪いんだ?」だと思うけどね。
まあ自分が勝ち組だとまで言い切っちゃったらそうもいかないのかも知れんがw
156 :
名無しのオプ :2012/08/26(日) 04:39:22.69 ID:Iuib1M55
>>155 おまけに、
>まあ、平井版プレーグコートに関する話題ならお受けしまっしょ(w
引用、作品論等々、何でもオールOK。←
>>122 とか言っちゃってるし。
157 :
名無しのオプ :2012/08/26(日) 12:30:59.30 ID:Eyk4GvrV
158 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/26(日) 20:31:34.76 ID:1zBFx/SP
今日は単に荒らされているだけに終始とは残念。 もうしばらく夏厨死滅を待ちまっしょ。 さすれば、もっとマイナーなジョン作品(俺が既に話題に出したところでは 孔雀、囁く等)の話もできるでしょう。
159 :
名無しのオプ :2012/08/26(日) 21:04:11.07 ID:O7TbMGHz
今日の自演はまだですか、自演魔神さんw
160 :
名無しのオプ :2012/08/26(日) 21:09:37.97 ID:nE8kiuar
「会心の一撃」というべきところを「痛恨の一撃」ってwww 意味が完全に逆じゃねーか
161 :
名無しのオプ :2012/08/26(日) 23:09:01.07 ID:FWQhOfoG
相変わらず孔雀や囁くみたいなミステリ好きにはどメジャーな作品を マイナーだと思い込んでる70年代の感覚でしかものが言えないんだな (「死が二人を分かつまで」の文庫版解説すら読んでいないんだな) 書斎はもう完全な痴呆老人で、自分がまだ多少は普通の人間扱い されていた70年代の思い出にはまって動けなくなってるみたいだなw 弓弦城だの髑髏城だのについて、普通の読者がどれだけ知っていて 自分が話に全く付いていけず恥をさらしたのはついこの間の事なのに、 そういうまともな人間の知識と感覚は、とうとう死ぬまでボケ老人には 分からなかったみたいだね、哀れなゴミだったし惜しくもない屑だったw
162 :
名無しのオプ :2012/08/26(日) 23:20:38.75 ID:BssKBYK9
肝心要の「平井訳『黒死荘』」の話をまったくしようとしない哀れな書斎w
163 :
名無しのオプ :2012/08/27(月) 05:59:24.61 ID:TOn91YAQ
原書はもちろん、他の訳本すら持ってないのだから、ひたすら平井訳身所持者からの質問待ち。 初読からのおすすめ質問自演と同じ構図だわな。 相手が0の状態でないとアドバンテージが保てないという自覚だけはあるようだ。 そのくせ、マイナー作家だ、今後読者が増えたりしないなどと平気で言う。 面白い、実に面白い。
164 :
名無しのオプ :2012/08/27(月) 16:54:35.97 ID:A3Df0FuS
コテハン叩きはやめろや。 ミス住は立派なコテハンだぞ。
165 :
名無しのオプ :2012/08/27(月) 17:04:48.06 ID:V3wbjAZc
ちなみに新保博久が最初に読んだ大人向けのミステリ(つまり子供向けに リライトされたものではない普通の単行本)は創元の「髑髏城」で、いわく 「(髑髏城を読んだのは)中一です。中学になってやっと文庫に行けたんです。 遅いんですよ、発育が」 「(あかね書房の「世界推理文学全集」を読んだのが) 小学六年生ですね、 僕は発育が遅かったから」 小学三年生の頃に偕成社の全集を読み始め、その新刊で「曲がった蝶番」を 読んだところ、解説で野田開作センセイが薦めていたカーの作品が、「絞首台」 「髑髏城」「弓弦城」などだったので、中学になって「師の教えに忠実に」と 髑髏城を読んだんだとかw
166 :
名無しのオプ :2012/08/27(月) 17:13:45.35 ID:V3wbjAZc
新保氏は「ミステリ好きは小学生のうちに早川や創元を読んでいて当然」 という認識のようで、まあミステリ好きはそんなものでしょう。 かたや自称ミステリ通()の書斎さんは、横溝スレで >同級生たちがマガジンの「八つ墓村」に熱中していたのも気付かず >角川文庫の怒涛の復刊本が若者の間で人気を呼んでいたのも知らず >角川映画の大ヒットがドリフのコントになってようやく横溝を知る >で、目についた春陽文庫や角川文庫を何冊か読んだだけ >完全なるニワカのくせに、なぜか自分が横溝に詳しいと勘違い >横溝に限らず清張、乱歩、クイーン、カー、クリスティもそうだが >よくこの程度のお粗末な知識でミス板で威張ろうと思ったもんだ と笑われているありさま。 「発育が遅かった」どころか、いまだに小学生レベルのまんまという 冷凍保存状態。 ミステリに関心がない人なら別にどうでもいい話だけど、いい年して ミステリ好きの間に割り込んで自分をマニアに見せかけようと嘘や デタラメを一日中書き込むだけの人生を送っているんだから、そりゃ クズ呼ばわりされるのも仕方ない。 なんで図書館に行って新訳の火刑、皇帝、黒死荘を読むっていう こぐ当たり前の読書人の態度がとれないのかね。 まあ読んだところで漢字を飛ばして、物理的トリックをおおざっぱに 理解したつもりになるだけで、伏線や仕掛けの妙なんかは全然 理解できずに終わるのは目に見えてるんだけどw
167 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/27(月) 21:18:38.90 ID:T2ZnrsG0
>>162 =100%プレーグコート未読者どころか、
ジョン作品に無知な単なる荒らし確定(w
168 :
名無しのオプ :2012/08/27(月) 21:24:31.34 ID:A3Df0FuS
一刀両断ですな(w
169 :
名無しのオプ :2012/08/27(月) 21:27:38.47 ID:gkjaVxbo
平井呈一訳なら「黒死荘殺人事件」なのに、なぜにプレーグコートと書くのかね? まさか「原題」のつもりじゃないよな? カタカナだしw
170 :
名無しのオプ :2012/08/27(月) 21:47:27.94 ID:HE8MUJ1V
171 :
名無しのオプ :2012/08/27(月) 22:44:45.96 ID:eDAO3HOf
>>162 の指摘がそんなに辛かったのかよバカ書斎クンw
172 :
名無しのオプ :2012/08/27(月) 23:06:00.17 ID:eDAO3HOf
自分が言われて悔しいことだから相手も嫌がるだろうという浅墓な考えなんだろうけど 何の根拠も挙げずに未読だとか無知だとか決め付けているんだからお話にならないんだよ書斎くん。 我々は「めくら頭吊」その他の根拠をきちんと挙げたうえでお前が無知であることを嗤っているんだからさ、少しは学習しろよw 幼稚園児にも劣るぜw
173 :
名無しのオプ :2012/08/28(火) 00:03:45.62 ID:HBp0W7wy
それにしても、やれ新訳新刊の話題に全く触れられないとか、 小学生のように物理的トリックを挙げるだけだとか、誰でも 読んでる作品を自分だけが知ってるマイナーな作品みたいに 思い込んでいる初心者ぶりとか、みんながさんざん突っ込んで 笑い物にしている自分の欠陥を、書斎は隠したり直したりしようと 努力する形跡が全くないんだよな。 自分が笑われている、バカにされている、何かヘマをやったらしい …ということだけはわかっても、自分の無知や欠陥がどこにあるか 何をやらかしたのかを直視しないまま遁走して、自分だけなにも なかったような顔でおんなじ話を蒸し返すから笑われているのに。
174 :
名無しのオプ :2012/08/28(火) 00:11:55.36 ID:HBp0W7wy
で、やれることといったら
>>172 さんが指摘しているように、自分が言われた
自分の欠陥や汚点を、ただ壊れた機械のように改竄して繰り返すだけ。
以前なんか自分の過去のバカ丸出しの恥ずかしい書き込みをコピペされて
「やめろやめろやめろ!」と発狂していたせいか、他人の書き込みを延々と
コピペしていた。
自分の下ネタや無知や誤読を暴露されたのがいくら恥ずかしくたって、他人が
書斎自身のバカを具体的に指摘した書き込みをコピペしてどうして「反撃」に
なると思えるのか、そのバカさ加減はほんとに人智を超越している。
で、火刑、蝋人形、皇帝、黒死荘とつるべ打ちされた新訳ラッシュの新刊の
内容についても、このまま死ぬまで黙りこくって笑われるのかね。
それともどっかのブログから、ミエミエの盗作コピペをして笑われるのか。
過去ログを見れば、「出版不況でカーなんか今どき新刊が出るわけない」
みたいな恥ずかしすぎることを延々書き込んでいたのがすぐ読めるんだが。
175 :
名無しのオプ :2012/08/28(火) 00:58:44.32 ID:OmlNfols
書斎は以前クイーンスレで 「翻訳なんかだいたい意味が通じればそれでいい」 とまで言い切った男。 そんな奴が平井呈一訳がどうとか語れるはずもないし、語る意味がない。 そして何より、語る資格がない。
176 :
名無しのオプ :2012/08/28(火) 01:14:47.71 ID:HBp0W7wy
そもそも >48 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [sage] 投稿日:2012/08/07(火) 00:08:25.84 ID:V11N90ij >黒死荘の訳、イマイチ >49 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/08/14(火) 14:51:11.34 ID:7+RqsDxi >早川版読んだのかなり前だけどもっとすらすら読めた気がした >こんなものだろと思ってたけど、翻訳わるいのか >50 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [] 投稿日:2012/08/14(火) 20:33:24.59 ID:7zKqllka >平井版プレーグコートを持っている俺は完全勝ち組(w と、新刊の南條高沢訳の文章について語ったリアルタイムの話に ボケ老人が藁にすがるような想い出話を持ち出して割り込んでる 最初の時点で、「語る資格がない」のは歴然。 小学生レベルの漢字すら読めず、「余裕世代」「痛恨の一撃」などと 毎日毎日、無知無学を垂れ流している汚物が翻訳を論じたって、 誰がそんなものに耳を傾けるのかねw
177 :
名無しのオプ :2012/08/28(火) 09:18:39.84 ID:iK9MJIoG
まあでもクイズも出したし、HMが江戸っ子口調だと論考wも書いたし 書斎に出来うる最大限の平井訳「黒死荘」の話はしたじゃないかww
178 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/28(火) 23:25:37.06 ID:+AANR6sK
>>175 お前の頭では理解し難かったのであろうが、
俺の主張は「翻訳不可能論」。
この線で考えれば、
エンタメとして読み易く、面白いものが良となる。
>>176 お前は荒らし目的だけのただのアホだな(w
まず「余裕」というワードを調べてみ。
「痛恨の一撃」→何だこれは?
179 :
名無しのオプ :2012/08/29(水) 10:24:22.89 ID:FZ8WMSlD
「余裕」を調べれば「余裕世代」が理解できるんだ、へえ〜www 以前「ポリティカル・コレルトレス」や「話し」というバカ丸出しをやらかして まともな人たちが笑っていたのに対して「辞書を引け!」と自信満々だった 恥さらしをまた披露してくれるわけだ。 「痛恨の一撃」については他スレでも笑われているのに発狂して、自分の 頭の中でだけ「無かったこと」にしたいみたいだねw どうしてこう現実に目をふさいで忘れたふりをしさえすれば、何もかも 無かったことに出来るという甘っちょろい夢を見るんだろう。 性犯罪者だった過去も引きこもり老人の現状も漢字も読めない現実も 赤の他人がこれだけ広く知るようになってしまっているというのに。
180 :
名無しのオプ :2012/08/29(水) 10:55:40.82 ID:0rET7O2I
名無しだから自分じゃないとか言い出すのだろうが それだと今までの名無しの書斎擁護レスは全然読んでなかったことになるしねww でなきゃその時に突っ込んでるはずだし 名無しの書斎擁護レスは書斎からスルーされていたわけだww
181 :
名無しのオプ :2012/08/29(水) 11:11:23.88 ID:E5xbY2E7
>>178 そりゃ狂ってるお前の言うことなんか理解できる奴はいないぞw
しかし翻訳不可能だから誤訳だらけでも面白きゃいいんだとは
無様な屁理屈をこねるねぇw
182 :
名無しのオプ :2012/08/29(水) 11:13:01.20 ID:0JFcNu4v
>>178 >「痛恨の一撃」→何だこれは?
>>151 で書斎の自演、もしくは書斎の支持者が、
書斎擁護のつもりで思い切り逆の意味を書いて馬鹿を晒してるだろが
何だこれは?と言うということは、要するにどう間違ってるか未だに理解できてないってこったw
183 :
名無しのオプ :2012/08/29(水) 11:43:51.07 ID:LZBXHNod
>>179 書斎は馬鹿だから「ゆとり世代」というのが一つの用語であり
意味が近いからって一部の言葉を言い換えたら用語として成り立たなくなる
という当たり前のことが理解できないんですよ。
論文どころか小学生が作文書くときでも常識なのに。
184 :
名無しのオプ :2012/08/29(水) 19:03:45.00 ID:aHTin4cW
>>178 自演魔神、自演の弾幕薄いぞ、何やってんの!
ゼロ対100で負けてるじゃないか、せめて自演でごまかせよw
185 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/29(水) 21:35:17.01 ID:mkc6rOQ6
スレタイに関係無そうなレスはスキップ基本。 >痛恨の一撃 何かと思ったら、荒らし連中のおなじみの妄想であったか(w ゆとり=余裕。当初は「ゆとり世代」というワードに対し「?」なことも あったので、漢字を当てて説明していたこと多し。 俺の愛機では、ゆとり世代=余裕世代でラクラク変換(登録済み)、 この点を心しておけ!!! スレに乱入している荒らし連中のキャラをジョン作品中で探すと誰かなあ・・・ 「魔女の隠れ家」の犯人のような静かな狂い方とは違うような。
186 :
名無しのオプ :2012/08/29(水) 21:44:24.35 ID:GI75voup
書斎の圧勝だね。
187 :
名無しのオプ :2012/08/29(水) 21:46:21.86 ID:EGZv7vUL
だな
188 :
名無しのオプ :2012/08/29(水) 21:57:33.77 ID:EGZv7vUL
書斎と手を携えて、荒らしを退治していこう!!
189 :
名無しのオプ :2012/08/29(水) 22:03:55.38 ID:aHTin4cW
ほんとに自演しまくるなよ、馬鹿だろ、あんたw
190 :
名無しのオプ :2012/08/29(水) 23:33:16.95 ID:FZ8WMSlD
>>184 のリクエストにi忠実に応じて、自演の弾幕をちょびっと濃くしてみましたということだねww
もちろん「ゼロ対100で負けてる」状態が、「5対100で負けてる」程度になっただけだけど。
しかし当初は何かもう少し意味のあることを言おうとしていたのかと思っていたのだけど、
無知蒙昧の書斎は本気の本気で「ゆとり世代」を「余裕世代」と言っていたつもりだったのか。
私も甘い、書斎を買いかぶりすぎていた。
書斎はこちらの想定をはるかに下回る小学生未満の脳無しだったんだな。
これからは心しないといけない。
乱歩スレでも恥をさらしていたように、最近の書斎は本気で一日前に自分が何を書き込んだか
記憶できなくなっているらしい。徘徊老人そのものの人生もいよいよ終焉の時を迎えているんだな。
191 :
名無しのオプ :2012/08/29(水) 23:38:50.17 ID:FZ8WMSlD
しかしいまやBBCのあのシリーズのおかげで、「ジョン」と言ったら あのキャラしか出てこないような状態が各地で華やかな有り様なのに、 いまだにカーのことをバカ丸出しの「ジョン」呼ばわりしている阿呆が この世にいたのを思い出させられて笑ってしまったわ。 ほんと時代に付いてこられない生きた化石だ。 「魔女の隠れ家」のドロシーのことについて無恥未読丸出しの書き込みを やらかして爆笑されたのはついこのあいだのことなのに、まだ馬鹿を 晒したいらしいなあ。 いいかげんさんざん突っ込まれている「帽子」「火刑」「蝋人形館」「皇帝」 そして「黒死荘」の新訳新版の話題に付いてくるそぶりくらい見せろよw
192 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/30(木) 00:57:49.56 ID:9ZCjkC2h
新訳オタ乱入中か(w
>>191 >「魔女の隠れ家」のドロシーのことについて
何でドロシーやねん(w
お前はアホか?
193 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 04:57:42.91 ID:qe4xyQ5h
しかし何でこう見え透いた嘘をつくかね。 「ゆとり教育」ってのは文科省が作った正式な用語で、 その時期に教育を受けた世代を、その言葉を使って「ゆとり世代」と呼んだんだよ。 それをわざわざ「余裕」と置き換えていただぁ!? 馬鹿も休み休み言え、としか言いようがない。
194 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 09:10:39.89 ID:oP5ff6y8
頭吊とか蛞蝓とか漢字には嫌な思い出があるからこういう時だけ 無駄に張り切っちゃうんだろうねえww しかし平井訳黒死荘については本当にあれで弾切れだったとはww
195 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 10:12:23.84 ID:gOLYZARZ
ゆとり世代=余裕世代を変換登録してるからってなんだよww それなら、俺だって「ばか」で書斎→頭吊→自演 と変換するように登録済みだぜ
196 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 11:26:19.61 ID:9j8AsZpF
年齢のせいで物覚えが悪くなってド忘れしやすくなって
「ゆとり世代」という言葉が出てこずについ「余裕世代」と打ち込んでしまった。
あまりにアホ杉だけどそれならまだ言い訳としては通用するんだが
「知っててわざとやったんだ!パソコンにもそう設定している!」なんて見苦しいにもほどがあるw
そんなことせんでも「yoyuusedai」なり「よゆうせだい」なり打って漢字変換すりゃいいだけの話なんだから。
どちらにせよ
>>183 で答えは出ているんだから
これ以上見苦しい言い逃れはやめておけよ無知書斎w
197 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 13:03:04.96 ID:8O/Ch66X
間違いじゃないから書斎が言い逃れをする必要は無し。
198 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 13:17:42.97 ID:xth+3ZmS
>>192 http://2chnull.info/r/mystery/1294328386/101-200 107:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/03/01(火) 21:09:04.58 ID:EEgV6l/F
>確かに犯行方法を推理する手がかりとしては関係ないが、
これは「三つの棺」にもそのまま該当するという簡単な事実がわからないDQN多過ぎ(w
それに女キャラを含めて、ジョンにきちんとキャラ書けとか方向違いなことを書いている
連中はマジで外れた議論をしているという感あり。
ジョンの歴史ミステリが数冊入手出来たので、今読んでいるが、キャラの平板ぶりは
超絶。
女キャラに関して言えば、ジョンが存在感を持って書けたキャラは、
ドロシー・スタバースぐらいではないのか?
(あれは嫁モデルだから)
116:名無しのオプ:2011/03/03(木) 12:37:43.50 ID:J/sIb/xv
それにしても存在感を持って書けた女性キャラがドロシーだけって…
ドロシーこそ典型的な「判で押したようなカーのヒロインキャラ」の
タイプそのものじゃないか。
本当にカーすら全く呼んでいなかったんじゃないかとしか思えない。
ブコフの世話にならないと本が読めない人間が何を言ってもなw
117:名無しのオプ:2011/03/03(木) 12:41:54.29 ID:SipsnZyk
いや百円均一本しか読まなくても図書館専門でもいいんだよ。
身の丈にあったことだけを言う分には。
某書斎は全く読んでもいない本について偉そうなことを言うからバカにされているわけでw
199 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 13:19:13.97 ID:EX+V5YKB
要するに書斎は世間の人間とまちもに会話したことがないんだよw 訂正?したくなければしなくてもいいよ別に。 ただ書斎はキチガイだという世の評価がより堅固になるだけの話だから。
200 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 13:24:05.78 ID:xth+3ZmS
201 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 13:36:03.33 ID:xth+3ZmS
■なつかしの、しかしついこのあいだの書斎の武勇伝 ・ポワロはハゲ (聞かれてもいないカースレでわざわざ発言) ・「そして誰も」はポワロ作品 (「スレ住人はポワロを読んでいない」という罵声の中でやらかす) ・「そして誰も」の英国版はポワロ作品 (笑いものにされてその場しのぎの言い訳をしてさらに墓穴を掘る) ・松本清張の木々高太郎評は存在しない (これも笑われてもなお自分が正しいと力説して墓穴掘りを続けた) ・めくら頭吊 (「ずきん」という読みを知らないままだったことが判明) ・石田金吉 (以前にも同じミスをやってテンプレ化されていたのに…) ・ポリティカル・コレルトレス (「こんな言葉も知らないのか、辞書を引け」と公言してこの言葉) ・文化の「枠」を知り尽くしている (「大名跡」の使い方がおかしいと言われて口走った言葉の中で) ・ジェントルマンズ (後に「ジェントルマンズ・クラブ」を見つけて「見ろ!あるぞ!」と恥の上塗り) ・「話」は間違い、「話し」が正しい (力説していたが辞書を引けと言われてわずか19分で態度を変える) ・「貴兄」は女性が男性を呼ぶ言葉 (勘違いして、以後男性に向かって「モナミ」と呼び続けまた恥をさらす) ・貴志スレ「秀一」とは自分のこと (自分の話題と勘違いして謝罪を要求する書き込みを延々と続けていた) ・パディントンは赤く見えるトリック ・マコーワン夫人 ・中村能美 ・「ホロコースト」とは収容所のこと ・前総理大臣の名前は「管」 ・セロの焦点 ・もろ刃の刃 他にも ・「ローマンハット」は「シルクハット」の古語 (そんな事実はない) ・『九尾の猫』のラストでクイーンは犯人と対決 (犯人どころかあらゆる意味で犯罪を犯していない相手) ・太宰治は直木賞を欲しがった (太宰が欲しがったのは芥川賞、しかも賞金目当てという説もあり。 書斎は当時の文学と大衆文藝の「身分差」や太宰の作家としての地位すら知らない)
202 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 14:05:55.26 ID:gOLYZARZ
森鴎外の「キタ・セクスアリス」も忘れないでやってください これなど変換ミスではありえず、簡単な旧仮名も読めないことを露呈したからなあ
203 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 14:47:02.68 ID:xth+3ZmS
≪書斎用語≫ ≪正≫ キタ・セクスアリス ヰタ・セクスアリス 芥川龍之介の犯罪 芥川龍之介の推理 暗黒予知 暗黒告知 マスクマンの人形 マクスンの人形 オランダ棺の秘密 オランダ靴の秘密 怪塔記 妖塔記 血蛞蝓 血蝙蝠 闇にきらめく 闇にひらめく 月は地獄や 月は地獄だ 読者を欺むかるるなかれ 読者よ欺かるるなかれ 仕掛人梅枝 仕掛人梅安 殺しのプレリュード 殺しの序曲 殺しのワイン 別れのワイン 野望の果実 野望の果て ゴジラ対メカニックゴジラ ゴジラ対メカゴジラ スターシップバトルトゥーズ スターシップトルーパーズ(「宇宙の戦士」映画化時の題名)
204 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 14:50:40.55 ID:xth+3ZmS
■正しい日本語と読み 書斎の誤読 その結果の書き間違い 頭巾 (ずきん) → 「あたまつり」 → 頭 吊 所以 (ゆえん) → 「しょい」 → 所 為 語弊 (ごへい) → 「ごぬさ」 → 語 幣 池沼 (ちしょう) → 「いけぬま」 → 逝け沼 宍戸 (ししど) → 「あなど」 → 穴 戸 睦五郎(むつごろう)→ 「りくごろう」 → 陸五郎 日下 (くさか) → 「ひした」 → 日 舌
205 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 14:56:25.56 ID:8O/Ch66X
こりゃあ、またミス住に鼻であしらわれるわ(w
206 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 17:01:05.40 ID:xth+3ZmS
そりゃあ林は、幼女に性犯罪を起こしたことすら「相手が誘ったんだ、 俺は悪くない」と鼻であしらったつもりになれる欠陥生物だからね。 御家族・親族はこんなのが世に発生したおかげで本当に気の毒だ。
207 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 17:20:36.70 ID:8O/Ch66X
はっきり言うけど、もう仮想人格を叩くのはやめたほうがいいよ。 気違いにしかみえないからね。 アンチ勢力そのもののあり方が問われるぞ。
208 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 18:19:11.47 ID:8O/Ch66X
>>206 鏡を見てご覧
君が書いた内容そのままの人間が鏡に映ってるから。
209 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 18:42:24.38 ID:pqXMObkY
210 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 22:43:32.46 ID:xth+3ZmS
世の中に幼女相手に性犯罪起こしたり、言うに事欠いて 「誘った相手が悪い」なんてことをネット上の掲示板に 公然と書いてしまうような人間が自分以外にゴロゴロ いるとでも思ってるんですかねw あたこちの自演もまたまた発狂状態で、ほんと人事ながら 親御さんや御親族が気の毒ですね。 人に鏡を見ろという前に自分の親ととっくり話し合うべきでしょう。 まあ話し合ったところで仕事をする気もないんでしょうから。 なにしろ「働かずに食べていける俺は勝ち組」と公言している 情けない有様なんだし。まったくどうしようもありませんね。
211 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/30(木) 22:53:00.26 ID:CPFX/Ru7
結局、コピペ荒らしで逃げに入ったか(w さて、 >ドロシーこそ典型的な「判で押したようなカーのヒロインキャラ」の >タイプそのものじゃないか。 根拠も記さず、「漏れはこう思う」とか。 このレスに何か意味があるのか?(w
212 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 23:01:16.53 ID:JdFyqpLH
コピペされるようなくだらない間違い書き散らかして知らん顔してるからだろ
213 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 23:03:23.68 ID:xth+3ZmS
ハイ確認ww 都筑道夫 925 :名無しのオプ[]:2012/08/30(木) 09:39:11.67 ID:8O/Ch66X 書斎は本当に都筑を愛しているよね。 どこかのアホを晒して消えたまんまの某などよりもはるかに。 江戸川乱歩4 511 :名無しのオプ[]:2012/08/30(木) 09:42:40.72 ID:8O/Ch66X 書斎が一生懸命スレの流れを修正しているんだけどなあ。 こういうまっとうな努力は評価しないといけない。 東野圭吾パート71 810 :名無しのオプ[]:2012/08/30(木) 11:20:32.14 ID:8O/Ch66X ほい、餌。人糞尿ね。 ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part13 197 :名無しのオプ[]:2012/08/30(木) 13:03:04.96 ID:8O/Ch66X 間違いじゃないから書斎が言い逃れをする必要は無し。 ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part13 205 :名無しのオプ[]:2012/08/30(木) 14:56:25.56 ID:8O/Ch66X こりゃあ、またミス住に鼻であしらわれるわ(w ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part13 207 :名無しのオプ[]:2012/08/30(木) 17:20:36.70 ID:8O/Ch66X はっきり言うけど、もう仮想人格を叩くのはやめたほうがいいよ。 気違いにしかみえないからね。アンチ勢力そのもののあり方が問われるぞ。 ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part13 208 :名無しのオプ[sage]:2012/08/30(木) 18:19:11.47 ID:8O/Ch66X 鏡を見てご覧 君が書いた内容そのままの人間が鏡に映ってるから。
214 :
名無しのオプ :2012/08/30(木) 23:13:27.60 ID:xth+3ZmS
しかもドロシー・スターバースについて ・今日深夜に何を自分が噛みついていたのか ・かつて自分が何を笑われたのか ・なぜそれが笑われているのか 未だに全く分かっていないのが凄いわww 上にある「クリスティの呼び方」「ジェントルマンズ」とおんなじで、 笑われたことはどうやら自覚できても、何を笑われているのか 辛い現実を直視し答えを出すことからは目をふさいで逃げ出す ものだから、歪んだ恨みだけは累積させても何を言えばまた笑われ 何を言わないで済ませなければならないかぜんっぜん理解できて いないものなあ。 「コピペ荒らし」以外の何にも言えない惨めな有様は「コテハン叩きは やめろや」しか言えないのと全くおんなじ。一事が万事w
215 :
名無しのオプ :2012/08/31(金) 08:53:57.33 ID:GcRG0veT
根拠を示されたら「コピペ荒らし」たとさw つまり相手の書いていることが全く理解できていないという証拠だな。 こんなバカなら確かに翻訳がどんなものであろうと変わりないよな、理解できないんだからw
216 :
名無しのオプ :2012/09/01(土) 16:36:10.49 ID:S8GCFaTb
新訳で『黒死荘の殺人』、読み返してみた。 横溝正史の[メル欄]のは、この作品が直近の元ネタだったんだな。
217 :
名無しのオプ :2012/09/01(土) 17:23:29.40 ID:ObhOlRhY
書斎が「そして」誰も」にポワロが登場するといった発言は捏造だろう? 本当なら引用してみ?
218 :
名無しのオプ :2012/09/01(土) 17:29:24.94 ID:+Dxp0ikG
アンチがまたやらかしたか。
219 :
名無しのオプ :2012/09/01(土) 18:10:55.61 ID:GJLGHeT4
>>216 それは俺も思った。
過剰演出が無いぶん、今回の新訳では、作者の意図したミステリ的企み
を吟味しやすくなったと思う。
クリスティの1938年のあの作とかも、『黒死荘』を意識してるんだな、
なんて考えたりした。
220 :
名無しのオプ :2012/09/01(土) 18:21:07.03 ID:AnfhEns3
221 :
名無しのオプ :2012/09/01(土) 19:00:38.92 ID:R0F/YUY7
222 :
名無しのオプ :2012/09/01(土) 19:11:05.27 ID:PfoIMloR
林書斎は本格的にボケが進行しているから、そして誰もが ポワロ作品だとしつこく言いはっていたのを本気の本気で 思い出せなくなっているのかw 普通のスレ住人はクリスティスレの過去ログくらい簡単に 読めるものな。 あのスレの書斎は皆が料理の話を楽しんでいたのに入れず 発狂したり、ジャップやジローという人物のネーミングは クリスティの日本人への嫌がらせだと言ったり恥さらしも いい所だったから、みんな忘れようったって忘れられない ものなのにw
223 :
名無しのオプ :2012/09/01(土) 19:16:42.74 ID:k26I9KEh
書斎魔神は夜店のバナナ かったかったとまけていく
224 :
名無しのオプ :2012/09/01(土) 21:03:26.90 ID:ObhOlRhY
>>221 前にも指摘していおいた事だが、英国版と米国版の違いについてここまで無知とは(w
225 :
名無しのオプ :2012/09/01(土) 21:14:04.41 ID:DZQEcnKQ
文章が書斎のそれになってますが、わざとですか?
226 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/01(土) 21:54:57.55 ID:C0k55GdU
プレーグコートで疑問に思うのは、当時の英国の検死のレベルは どの程度だったかということだ。 中世じゃああるまいし(事件そのものはそれっぽいが(w ) 細かく調べれば、密室殺人の謎は一目瞭然だったのではないか?
227 :
名無しのオプ :2012/09/01(土) 22:32:51.48 ID:Dc7nE+k9
>>224 米国版だとポアロが登場するとほざいた名無しの書斎は確かに無知だなw
228 :
名無しのオプ :2012/09/01(土) 22:49:56.73 ID:Jrq6abca
犯人と被害者の区別すらつかず、構ってほしくてわざわざ 過去の恥を持ち出す書斎は掛け値なしのクズだねw
229 :
名無しのオプ :2012/09/01(土) 23:06:17.38 ID:+Dxp0ikG
>>226 黄金時代のミステリー全般について言えることだろうに。
230 :
名無しのオプ :2012/09/01(土) 23:37:23.13 ID:rIyuBq0I
自称支持者にまで嗤われる哀れな書斎w
231 :
名無しのオプ :2012/09/01(土) 23:52:25.59 ID:DyXtHsP1
清張スレのように書斎からもレスが欲しいのでしょう 書斎擁護レスは書斎に黙殺されっ放しですからww
232 :
名無しのオプ :2012/09/02(日) 00:31:25.21 ID:zQDF2qhO
>>216 つー事は、密室トリックの類似も合わせて2つもパクってるのかw
「黄色い部屋」ならぬ「紅殻塗りの真っ赤な部屋」も合わせると3つだけど (^^;)
233 :
名無しのオプ :2012/09/02(日) 07:44:53.02 ID:Vu6DWYTQ
234 :
名無しのオプ :2012/09/02(日) 10:40:59.39 ID:b3yhJ/EU
プレーグ・コートより先に読んだあの作品なんて、メイントリックの応用だけで
10を超える横溝作品があるものね。
もともと先行作品の換骨奪胎や消化が巧い人だし、あの頃以前からミステリ自体
ワンアイデアで力押しするものじゃなく、細かい仕掛けのコラージュで構成する
ものになっているから。
たとえば
>>216 のアイデアも「本陣」の密室の仕掛けも、ともにドイルがホームズで
使っているし、三本指の男の存在などもある意味ポオの時代の
大トリックの応用といえるわけだし。
トリックに硬直した「オリジナリティ」を求めるのは創成期の発想だろう。
235 :
名無しのオプ :2012/09/02(日) 13:11:25.21 ID:wF7TVATn
換骨奪胎が巧いといえば、カー自身からして、そうだからね。 『黒死荘の殺人』のいちばん有名なトリックは、あきらかに某アメリカ女流 の未訳長編(1911年作)の改良版だし。 たまたまそちらも読んでるけど(長くて閉口した。ただ、トリックと別なある 一点に、強烈な印象を受けた)、本格ミステリの出来は比較にならない。 「オリジナリティ」のある先行作が消えて、『黒死荘』が読み継がれているのは 当然だと思う。
236 :
名無しのオプ :2012/09/02(日) 14:53:44.54 ID:lDwoxrMk
「皇帝のかぎ煙草入れ」にしても、シチュエーションから動機から解明まで そっくり頂いた元の作品より有名といえるくらいだものね。 クリスティが絶賛したのはトリックそのものじゃなくて、その生かし方、換骨 奪胎の仕方の手際に対してだったろうし。 あのクリスティに「ミスディレクションのキング」と讃えられるなんて本当に 凄い事だと思えるよ。
237 :
名無しのオプ :2012/09/02(日) 15:33:15.62 ID:AH8TIngf
>>236 『皇帝のかぎ煙草入れ』、新訳版は読んだ?
まったく改訳の必要を認めてなかったんだけど、一読して認識を改めた。
女性訳者の起用が、内容とピタッとはまって大成功だと思う。
『皇帝』の例の場面は、そのあざとさも含めて、カーのミスディレクション
の真骨頂じゃないかな。「茶色の手袋」の出しかたは、読み返すたびに感心
する。
238 :
名無しのオプ :2012/09/02(日) 20:29:29.69 ID:B1ddz1gS
>>237 236です。駒月版「皇帝」、まだざっと一読しただけで、現在「蝋人形館」を
読んでいるところですが、ここまで新訳されたものの中でやはり「皇帝」は
一二を争ういい新訳に仕上がってくれていると感じられますね。
井上訳は本当に大好きな作品で、今でも新刊として並んでいたりする店を
見つけたりすると嬉しくなってしまうのですが、駒月訳が井上版のテイストを
活かしてくれた形でかつ新味を加えてくれている出来で、これなら今後も
あらたに「皇帝」に手を伸ばしてくれた新規の読者を感心させてくれると
安心しました。
正直昨年からの新版作品の新訳が個人的にやや残念な方向性に感じられ、
今後の新訳はみんなこういうテイストになるのかと危惧していたものです。
「皇帝」でホッとして、いま「蝋人形館」を楽しめています。
「蝋人形館」は「皇帝」の10年前の作品ですが、やっぱりカーらしさが全開で
雀百までと言うか栴檀はなんとかと言うか、カーのいけしゃあしゃあとした
伏線の置き方・隠し方が感じられてとても楽しい。
「皇帝」で新世代のカー読者が育って行ってくれることを祈りたいものです。
239 :
237 :2012/09/02(日) 21:15:20.35 ID:AomecBkp
>>238 丁寧なレスを有難う。
『黒死荘の殺人』(南條竹則・高沢治訳)が合わなかったか。
個人的には、あれならまあ、推薦して大丈夫だろうと思ったんだけどね。
どのへんが「残念」だったか、聞かせてもらえると嬉しいな。
尻馬に乗って、困ったのがしゃしゃり出てくる心配はあるけど・・・
240 :
名無しのオプ :2012/09/02(日) 22:38:33.75 ID:+yNLYdFu
無視すればいいよ 反応するだけの内容はどうせない
241 :
238 :2012/09/02(日) 22:54:59.39 ID:UVjVh/9I
えー、実は「残念」だったのは「帽子」と「火刑法廷」でありました。 どちらも原語に忠実であろうとしすぎているのか、中学生の直訳みたいな 固い日本語のように見えてしまい、耐えられずに何度も旧訳の奔放な文章・ かなり個性的なセリフ回しを読み返しに移動してしまったものでした。 南條高沢版「黒死荘」はまだ通読していないのです。 ハヤカワ版を初めて読んだ時、期待とのズレのせいか大変に腹立たしく感じた 作品だったので新訳を心待ちにしていたものでした。とりあえず伏線部分をパラパラ見てみると、かつて 「インチキだろこんな書き方!」と思った箇所がなかなか巧く書かれていて 楽しみにしています。
あぼーん
243 :
名無しのオプ :2012/09/02(日) 23:06:30.36 ID:+yNLYdFu
自分より遥かに高いと、やっと実感したか、めでたし、めでたし
244 :
名無しのオプ :2012/09/02(日) 23:24:49.38 ID:ry5Da7wg
スレをみたって完全にレベルが違うのが分かるw
いまどき中島河太郎の解説レベルのメイントリックに
こだわるだけの幼稚な新刊未読者w
>>234 や
>>235 で書かれてることなんかなーんにも
理解できなかったんだなw
245 :
名無しのオプ :2012/09/03(月) 10:09:05.68 ID:+lym1Mk2
支持者にすら突っ込まれるような初歩的なことを 今さら偉そうに振り回されたってねぇw
246 :
名無しのオプ :2012/09/03(月) 18:59:21.54 ID:r5h4Joss
初歩は大事だ。 書斎は初歩を疎かにするスレ住人に警告しているだけのこと。
247 :
名無しのオプ :2012/09/03(月) 19:03:13.44 ID:vfFWPDPP
支持者にすら初歩的だと切り捨てられた哀れな書斎w
248 :
名無しのオプ :2012/09/03(月) 19:24:22.27 ID:4wz2WjHQ
>>246 「自演王に俺はなる!」と行間に書いているなw
249 :
名無しのオプ :2012/09/03(月) 21:02:28.54 ID:/0bwj3Y8
「初歩は大事だ」と言いながら初歩的な日本語や作品、作者に関して間違いや デタラメを繰り返し、初歩を大事にするスレ住人たちに指摘されても 「細かいことなこだわるな」 と基本を無視する無学非常識の書斎の泣き言でしたw
250 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/04(火) 00:32:25.07 ID:SQod3N7z
新訳を読む→俺はナウで偉い。 これって子供でしょ(w もっとジョン作品の「バカバカしいまでの面白さ」(この表現が言い得て妙)に 斬り込まないと意味無しかと思う。
251 :
名無しのオプ :2012/09/04(火) 01:44:09.70 ID:hVhSmQxD
この人、ほんとうに読解力ないんだね。
252 :
名無しのオプ :2012/09/04(火) 06:11:23.58 ID:fOAwz9Pr
小学生レベルの漢字が読めないのに、長編作品の伏線の妙や 翻訳の巧拙が把握できるはずがないw 子供の時代に性犯罪者に堕ち、以降数十年をウソと言い訳と 誤魔化しだけで過ごしてきた哀れな敗残者の言動の見本、 それが書斎
253 :
名無しのオプ :2012/09/04(火) 08:08:45.56 ID:pojBa/Ro
>>242 「メインの物理的トリックについて」
「ネタバレの形でしか」
作品の話しができないのが・・・。
一向にそれを改められないのが書斎。
254 :
名無しのオプ :2012/09/04(火) 08:51:32.40 ID:/stxqStF
255 :
名無しのオプ :2012/09/04(火) 08:57:15.66 ID:EqRTnj7V
うちのスレでは、コテハン叩きを演じて「活性化」に励んでるの?
都筑道夫
名無しのオプ :2012/09/04(火) 08:09:59.28 ID:pojBa/Ro
小さい書店じゃなく中規模店舗でも都筑は置いてないぞ。
江戸川乱歩4
名無しのオプ :2012/09/04(火) 08:15:08.18 ID:pojBa/Ro
和気藹々と活性化してきたね。
松本清張14
名無しのオプ :2012/09/04(火) 08:17:34.45 ID:pojBa/Ro
>>43 書斎は自演はしていないよ。
256 :
名無しのオプ :2012/09/04(火) 09:11:45.71 ID:GoMv5Do9
>新訳を読む→俺はナウで偉い。 >これって子供でしょ(w 同意、確かに幼稚な発想だな。 ただこのスレでそんなアホなこと言っている奴は一人もいないんだよ。 書斎は他人を罵倒するつもりで 普段自分が「○○を読んだ」と称しているその理由を語ってしまったことに気付いていない模様W
257 :
名無しのオプ :2012/09/04(火) 12:01:18.95 ID:2/w1nGva
新刊本を定価で購入できない(ないし購入する気がない)奴が、開き直ってる だけじゃん。コンプレックスの裏返し。 旧訳に思い入れがあるから、なじみのない新訳で読み返す気にならない、って 普通ならそれでいいのにさ。
258 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/05(水) 00:06:01.75 ID:raZN1bWW
>>257 そんな簡単な話じゃないだろ(w
オタ以外の読者も視野に入れたエンタメとしての出来って問題もある。
とにかく「三つの棺」の新訳を早くって声があるのはわかる気もするが。
259 :
名無しのオプ :2012/09/05(水) 09:05:22.39 ID:3xmCRKlA
江戸っ子口調に萌えとかアホな書き込みか、クイズを出すしか能がなかったのに ○○訳を持ってるから勝ち組とかほざいてたバカがいたようなww
260 :
名無しのオプ :2012/09/05(水) 09:51:12.69 ID:EEAE3WaJ
平井訳を読む→エンタメとして出来がいいっしょ 絶版なのに、もってる自分→勝ち組 とまあ、こんな短絡的な思考過程だもの その身勝手な思い込みこそ、半可通のオタでしかないのにね
261 :
名無しのオプ :2012/09/05(水) 10:59:11.24 ID:PVaK1UJc
「バンコランの新訳なんか出るわけない。 現在の出版不況を知らないスレ住人はどうしようもないな。 証拠は近所のスーパーに海外ミステリーがないこと。俺はナウで偉い」 こんな現実の全く見えてないバカ丸出しをずーっと公言してたんだものな。 そりゃ恥ずかしくて新刊の話題に触れられると泣き叫ぶはずw 語れるのは中学生時代に文庫で読んだメジャー作の話題だけ。 あとは安っぽい古本所持をなんか特別なことのように騒ぐ自己暗示と 他人の批評のまるパクり。 本を読めない無学者は哀れだなあ。
262 :
名無しのオプ :2012/09/05(水) 12:22:38.69 ID:v0kjcGWe
>新訳を読む→俺はナウで偉い。 好きだから、読みたいから読んでいるだけの俺にはこの発想はなかったわ。 それも自分が誰だか知られてもいない、相手が誰かもわからないような匿名掲示板で ただ自慢したい威張りたいというためだけに読書するなんて発想はできないぜ。 書斎君はよくこんなこと思いつくよねえw
263 :
名無しのオプ :2012/09/05(水) 12:55:24.69 ID:ZMcbwhvd
「読書メーター」で、新訳「黒死荘の殺人」の感想をザッと見てきた。 読みさすさが高評価だね。 「オタ以外の読者も視野に入れ」たら、やはり経年劣化した翻訳では 無理なことが実感できる。 あとは創元にしても早川にしても、訳者の選定を慎重に、ということかな。
264 :
名無しのオプ :2012/09/05(水) 14:31:04.93 ID:4mLR7Mk1
>>262 人間のクズの書斎には、スポーツ好きがいま行われている試合を見るのも
「俺はナウで偉いと思いたいから」に見えてるんだなw
だから書斎みたいな歪んだ思考回路の持ち主はそうそう居やしないんだってw
>>263 蝋人形館も「さすが和爾さんだ」と好評だね。
今後特にハヤカワは、訳者と解説の人選をしっかりしてほしいというのは同感。
265 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/05(水) 23:12:15.66 ID:YZfq6FMA
>バンコランの新訳なんか出るわけない 俺はこんな趣旨のレスを書いたことは無い。 そろそろ妄想はいい加減にしておけ(w 先に「三つの棺」の例をあげたが、 早川の翻訳陣に今ひとつ感があるのは、俺も認めるところである。 早川は80年代までジョンのマイナーな作をガンガンと文庫化していたのだが、 その後は品切れ作品(事実上は絶版状態)続出。 当時は未訳作品も相当数あったのだが、刊行することもなかった。 (他社による初訳作品の文庫化というのは有り) ある時点で、ジョンを見切ったのかな? という気がせぬでもない。
266 :
名無しのオプ :2012/09/06(木) 06:46:51.26 ID:W5Wa0fKa
過去ログ読むと、バカ書斎は前スレまで新刊なんか出ない!出ない!と 喚き続けて笑われるのを数年間ずっと繰り返してるのがよく分かる。 都筑スレなどで「オレの近所にないから」だけを「出版不況」の根拠にして 笑い者になってるのは現在進行形だし。 書斎は自分のバカさ加減についに絶望して、昨日までの発言をすべて 忘れたという脳内設定でも作ったのか?それともただの痴呆か? しかしいくら過去のバカ発言を否定しても、新たに書き込むことが 十年一日の進歩のないワンパターンだから笑えるんだがw 書店でハヤカワ文庫の総リニューアル態勢をちょっとでも見ていれば 文庫の新装新刊ラッシュが確定事項なのは子供でも分かる事だし、 当然若い世代によって新しく訳し直されるのも誰でも予想できる。 いつまでも70年代の脳内世界にすがり付いているだけで現実から 目をそむけ続けている引きこもりは過去の思い出だけ語っていれば いいのに、書斎は過去に誇れる思い出すら無いんだな。 横溝スレではブームに取り残されていた過去しか語れなかったし、 でつまつ名義では学友にいじめられていた怨みばかり語っていたしな。
267 :
名無しのオプ :2012/09/06(木) 08:53:42.43 ID:N3M2tY/d
東京創元社のメルマガによると、『黒死荘の殺人』に重版がかかったね。 創元推理文庫では、『夜歩く』も改訳するようだが・・・ 正直、あまり有難味を感じないw ただ、訳者を和爾女史にし、初期バンコラン・シリーズを個人訳で揃える、と いうような試みであるなら、諸手をあげて歓迎したい。 目玉は、『髑髏城』初の完訳版か。 ハヤカワは、カーをどう売るかのヴィジョンが見えてこないんだよね。 ここんとこ、『三つの棺』『ユダの窓』に重版をかけていないのは、当然、 新訳版を考えてのことだろうけど・・・ 『火刑法廷』の出しかたがアレじゃあなあ。
268 :
名無しのオプ :2012/09/06(木) 10:15:53.01 ID:l8BONB9r
新訳もいいけど品切絶版本の増刷復刊をして欲しいよ。
269 :
名無しのオプ :2012/09/06(木) 15:51:21.87 ID:Ex0JEsCY
和爾女史で統一されたバンコラン・シリーズ、いいなあ! そう言えば創元は既刊も「ギディオン・フェル博士シリーズ」 「ドルリー・レーン・シリーズ」などと目録などで分類していて、 探偵を前面に押し出した売り方も計算に入れているようだし、ぜひ 貪欲に商売に励んでいただきたい。 しかし黒死荘の重版はめでたいな。早川の版権をどんどん分取って ほしいものだけど。
西田政治とかいうゴミクズ訳者の関わったのは 全て新訳で出すべき
271 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/06(木) 23:56:08.23 ID:C0fyknyo
アガサのように作家名を冠した文庫全集とまでは言わぬが、 早川はエルやジョンに関しても、選集ぐらいは企画して欲しかったものである。 チョイスした作は最低限品切れ状態にしないで。 ある時を境に、早川は本格は世界的作家アガサオンリーで勝負(重点セールスしてゆく)と決めてしまったような。 >目玉は、『髑髏城』初の完訳版か。 正直言うて、これは厳しいぞ。 あえて完全版まで求めるニーズが存在するかどうか。
272 :
名無しのオプ :2012/09/06(木) 23:58:26.67 ID:CuGOCo97
50歳w
273 :
名無しのオプ :2012/09/07(金) 05:59:10.93 ID:/fA27Wvy
274 :
名無しのオプ :2012/09/07(金) 07:40:56.62 ID:WdiUkYa7
書斎の論考がピカリと光るね。
275 :
名無しのオプ :2012/09/07(金) 14:12:41.74 ID:3cje8r4o
書斎の禿頭がピカリと光るね
276 :
名無しのオプ :2012/09/07(金) 16:10:31.02 ID:3wS8W1+1
ほんとに世の中の事が何にも見えてないんだなwww これからも十年間、このひとり会話ごっこを毎日続けるしかない 哀れな人生なんだな。 親御さんは地獄だね…
あぼーん
278 :
名無しのオプ :2012/09/07(金) 18:50:19.39 ID:f5LqDwch
279 :
名無しのオプ :2012/09/08(土) 07:55:45.55 ID:OQqpUGOd
>>273 まさかバンコランが出てこない『髑髏城』が存在するとでも?
280 :
名無しのオプ :2012/09/09(日) 03:34:40.47 ID:fnAYtKCz
>>270 西田訳の後期は、福島正実が訳し直してるんだよ。
281 :
名無しのオプ :2012/09/09(日) 08:44:36.11 ID:/9tGi3vy
>>280 編集部の福島氏が、訳稿に朱を入れてた、っていう話ね。
それでも、あの始末だからなあ・・・
平井呈一訳の『黒死荘』なんかも、東都の編集部である程度チェックしてあげれば
よかったんだろうけど。
編集部に海外ミステリに強い人間がいなかったのが、いろいろ残念な結果につながったんだろうなあ。
282 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/10(月) 00:05:46.87 ID:MrexRNLi
まあ、福島先生はSF、平井先生は怪奇小説が専門だから、
(それぞれに各ジャンルにおける翻訳・紹介の大家である)
ねらー風情がどうこう言える筋合いではないかも(w
そんなことより、
>>281 、ちょっと聞いてくれよ、
早川のジョン&カーター作品の刊行状況、悲惨過ぎるやろ・・・
ファンのひとりとして、ねらーと名乗ったうえで、何とか言ってやってくれよ。
283 :
名無しのオプ :2012/09/10(月) 00:12:30.82 ID:/bQ1l6Qe
大家だから2ちゃんねらーは何もいえない これって知名度という権威に盲従するこの俗物の基本的な思考回路だよね 大家だろうが新人だろうが、良いところは良い、悪いところは悪いと なんのしがらみもなく発言できるのが匿名掲示板の長所なのに こいつはまったく逆
284 :
名無しのオプ :2012/09/10(月) 09:13:12.28 ID:z/n3XwOi
創元の出版状況に対する度しがたいほどの無知を晒して泣き寝入りの バカ書斎、逃げたつもりで今度はハヤカワの出版状況に関する無知と 非常識を見せてくれるつもりらしいw ハヤカワがカーの旧訳に増刷をかけない理由は上でも指摘されてるが 「近所のスーパー」でしか本を見ないボケ老人書斎は何を言い出すつもりなのかとくと拝見w
285 :
名無しのオプ :2012/09/10(月) 10:37:49.09 ID:6kFMkWrm
自分が言えない(=何もわからない)からって批判するなってか ミス板の古参でリーダーと嘯くお前は今までどれだけ論考wを垂れ流してきたんだww しかも >ファンのひとりとして、ねらーと名乗ったうえで、何とか言ってやってくれよ。 頭吊自身がこう思っていて、尚且つ自分で言わないということは 頭吊はカーファンではないと自ら認めたということだww
286 :
名無しのオプ :2012/09/10(月) 10:52:46.63 ID:GfmFXj0l
>>283 というよりも
俺たちが「大家」を褒めれば「権威に盲従するだけのアホ」といい
「大家を」悪いと言えば「大家の言うことに逆らうアホ」というだけ。
書斎は未読で無定見だから
俺たちの発言を頭ごなしに否定するためだけに反対のことをいっているだけなんだよw
287 :
名無しのオプ :2012/09/10(月) 13:15:31.82 ID:35lADT3G
松本清張スレで書斎がいかに矛盾したことばかり書いているか晒されてるな 書斎は基本目立ちたい、威張りたい、粋がりたいだけの幼稚な俗物だから その場しのぎで適当な事を何が変かとか全く考えずに書き込んで恥を晒す 思考が小学生レベルから少しも進化してない
288 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/13(木) 00:31:48.80 ID:rujxbUD0
荒らしのみの目的でジョンスレに乱入している連中には興味無しの問題だが、 本邦では不人気と言われながらも、折角、全作翻訳されたジョンの 歴史ミステリが、ほぼ壊滅状態なのが、寂しいものはある。 「死の館の謎」の出版社(創元)在庫有りと原書房「ヴードゥーの悪魔」の 在庫が確認出来るのみだ。 つまり、ニュー・オーリンズもの以外の歴史ミステリは全て新刊市場からは 姿を消してしまった。 ねらー=ネットの与太という社会認識は、過去事例を鑑みれば致し方ないものがあるが、不必要に意気がる暇があれば、ファンとしては歴史ミステリを 支える努力怠るべきではなかったのである。
289 :
名無しのオプ :2012/09/13(木) 04:35:51.76 ID:3DRMwVrG
一人で何冊も買え、とでも言いたいのかこの馬鹿は 「不必要に意気が」って「ネットの与太」飛ばしているキチガイの言うことは違いますなあw なら由利先生ものが品切れ状態なのを嘆く前に「支える努力怠」ってきた自分を責めろよアホw
290 :
名無しのオプ :2012/09/13(木) 06:37:00.68 ID:dI75t0PG
ブコフ専門の書斎がカーや都筑の新館なんか出ない出ないと騒いだら この新刊ラッシュだからね。 常に現実の真逆を行く「逆神」書斎がこう言うんだから、こりゃあ ハヤカワあたりが歴史ものを新訳でガンガン発行してくれるのかな。
291 :
名無しのオプ :2012/09/13(木) 07:12:13.40 ID:waRzihJK
>>290 早川の場合、ミステリ文庫の担当者に、クラシック・ミステリを売るための
戦略、ないしその前提となるセンスが感じられないけど・・・
個人的には、前からずっと、女子受け可能なバンコランものと、ヤングア
ダルト層(いまならラノベ読者?)にアピールできる時代ものは、カー復権の
カギだと思ってきた。
そのためには、マニアが買えばいい式の、旧訳の出し直しではダメで、若い才能
ある訳者と絵師(カバー・イラスト)の起用が必須だとも。
バンコラン・シリーズに関しては、創元が名乗りをあげてくれたから、早川には
是非、『ニューゲイトの花嫁』や『ビロードの悪魔』あたりで口火を切って欲しい
んだけどねえ・・・
ひさしぶりに、「響きと怒り」に投稿しようかしらんw
リニューアル後の『ミステリマガジン』には何を言う気にもならなかったけど、
10月号は手ごたえがあったしね。
292 :
名無しのオプ :2012/09/13(木) 09:30:49.74 ID:fcTDJh2o
今度はファンなら支えろかww ねらーと名乗った上で出版社に何か言ってやれば? もちろん書斎が自身をカーファンだと思っているのなら、だけどwwww
293 :
名無しのオプ :2012/09/13(木) 13:00:14.55 ID:K/wP1prv
>>291 「戦略」としてはマンガ化を主導するのもありかと。
いまのミステリマガジンなら、名作をマンガで読もう! も全然OKじゃないですか。
高橋葉介にカーをやらせてもいいし、場合によっては吾妻ひでおでもwww
自分が読んでみたいのは実は歴史ものじゃなくて、おまけにハヤカワのでもなくて、
「帽子収集狂」とか「連続殺人事件」だというのは内緒です。
294 :
名無しのオプ :2012/09/13(木) 14:13:33.63 ID:XuepzpWz
一角獣買ってきたけど面白いね まだ城に到達した所までしか読んでないけれど
295 :
名無しのオプ :2012/09/13(木) 16:03:27.48 ID:SFtAHFOI
固いマニアには不評もあったようだけど、蝋人形館の表紙は 確実に新参のファンに対して敷居を下げる功績があったと思う。 提起されているようなラノベ調の体裁で読んでもらえれば、 歴史ミステリや帽子連続一角獣ばかりか、テニスコート青銅ランプ 盲目剣八パンチとジュディといったところも、また違った目で 見てもらう機会に恵まれるはず、だと思えたりするw いまや創元もポケミスも、平積み棚に並んだのを見てもそれとは 分からないくらい表紙画も装丁も新しいセンスに染め上がっているんだし。
296 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/13(木) 21:21:17.28 ID:sKBSssT+
ジョンの歴史ミステリの独自コテコテな面白さは、ニューオーリンズ3部作や 「引き潮の魔女」とかでは、やや弱い。 これらの作は時代設定が異なれば、ヘンリーやギディオンが出て来ても 違和感が無い程度のテーストだ。 ジョン歴史ミステリの破天荒な面白さを前面に出しての売り方としては 「喉切り隊長」あたりを筆頭に推すべきだったかもしれぬ。 「ビロードの悪魔」(時空を超えた西洋チャンバラ劇。 設定や展開がはじけ過ぎのため、読む者を選ぶ風がある作だ)が、 この路線の最高傑作・代表作という評が流布されたのは、 かえってマイナスだったやに思う。 しかし、日本人にとって、フーシェと言われても「誰それ?」 ニューゲイト監獄と言われても「何それ?」状態が普通だし、 (この辺の知識は早慶世界史入試問題のレベルさえ超えていると思われ) 常にセールスの困難さは付き纏うけどね。
297 :
名無しのオプ :2012/09/13(木) 21:39:36.03 ID:zkquQY/L
また出た、無学書斎の世間知らずwww 今どきの歴女の戦国史の知識や新参シャーロックファンの 英国知識なんかが学校の受験レベルのうっすいお勉強で 身に付けられるとでも思ってるのかねw さすが義務教育で挫折した書斎、たかが大学に過大な夢を 見ちゃってるんだな 他スレで論文について信じられないほどの無知と非常識を晒して 笑われてるけど、現代のミステリ読書が普通に持ってる 知性と常識、教養ってものが根本的に欠落してるんだな
298 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/14(金) 19:55:11.94 ID:Tv8cNKHZ
完全オタ基準な
>>297 。
まあ、正常な神経ではないのであろうな(w
>「戦略」としてはマンガ化を主導するのもありかと。
確かに漫画ちっくな要素が多いジョン作品ではあるが、
この安易な手をやったらお終いでしょ。
「ビロードの悪魔」なんかは、漫画読んでエンドという結果が
目に見えるようだ。
活字ぎっしり、馴染が薄い西洋歴史ネタ、
うーん、歴史ミステリのセールスは困難至極。
299 :
名無しのオプ :2012/09/14(金) 20:48:50.31 ID:Cw4QIlkY
と、「英国はカトリックの国だ!」と叫んだレベルの物知らずが 歴史ミステリを語るという茶番劇でした。 まあ、正常な神経ではないのだろうな。
300 :
名無しのオプ :2012/09/14(金) 22:58:21.62 ID:7tsFbCEf
>活字ぎっしり、馴染が薄い西洋歴史ネタ、 なるほど書斎が本を読まない理由はこれか。
301 :
名無しのオプ :2012/09/14(金) 23:34:04.41 ID:HocnJpDB
本当に世の中のことに信じられないほど無知なんだな。 本は読めない、ニュースは見ない、センスは戦前、感度も鈍い。 これじゃ言うことがことごとく現実の真逆を行くわけだわ。 逆神・書斎の御託が出たからには、歴史ミステリの販売はまさに 前途揚々だね!
302 :
名無しのオプ :2012/09/15(土) 06:09:32.92 ID:aZQ599DN
>活字ぎっしり、馴染みが薄い西洋歴史ネタ まともな読書好きの思考形態じゃないなw 「ファンタジー」の舞台にワクワクしながら入っていく感覚がわからんのね。 もともとくどいカーの説明文が、この手の時代ものだと、逆にお約束の背景説明 に活かされて効果的なんだけど。 たとえば、普通の本好きに、「プレーグ・コートの殺人」(「黒死荘の殺人」) と「ニューゲイトの花嫁」を読ませて、どっちが読みやすかったか聞いてごらん。 答えは見えてるでしょ。
303 :
名無しのオプ :2012/09/15(土) 06:43:49.81 ID:aZQ599DN
口直しの話題を。 文春の「東西ミステリーベスト100」の新版が、11月に出るそうな(藤原 編集室と綾辻行人のTwitterによる)。 前回、カーは「火刑法廷」「三つの棺」「ユダの窓」「皇帝のかぎ煙草入れ」 がランクインしてたはず。 今回も、まあ最初の三つは残るんじゃないかな。そしてハヤカワが「三つの棺」 と「ユダの窓」の新訳を出すとwww ま、順位とか別にいーからw 個別のアンケート回答をたくさん載せてくれると嬉しいんだが。
304 :
名無しのオプ :2012/09/15(土) 07:13:38.56 ID:A5aXhT67
おお、これは嬉しいなあ! 順位というかランクインする作品は この二十年評判になった色んな新作が入ってくるだろうから カーもハヤカワの作品が二三、他社が一くらいが限界になって しまうのだろうけど、できれば「ビロード」辺りも入れて、 あの「一読巻おく能わざる」みたいな名寸評を見せてほしい。 綾辻さんが悩んで寸評なしにしようかとつぶやいて間髪入れず ダメです!と言われていて笑えたw
305 :
名無しのオプ :2012/09/15(土) 11:31:31.37 ID:TYqM7sow
>>303 おお、「東西ミステリーべスト100」の新版か!
情報サンクス。
新訳もそうだけど、初心者向けガイドの更新も必要だよね。
以前、作品評価のコメントで、あれに入ってないから駄作、
とかw よそでほざいてたお人もいましたが・・・
お祭りだから楽しまないと。
>>304 個別回答なら、「ビロード」「貴婦人」「緑のカプセル」あたりは
確実に支持者がいそう。俺なら「囁く影」。寸評が楽しみだね。
306 :
名無しのオプ :2012/09/15(土) 11:37:57.04 ID:pnhsBMIF
「ベスト・・・」は読み物として楽しい。
307 :
名無しのオプ :2012/09/15(土) 18:53:12.47 ID:9GgIxFZJ
あの本で、「弁護側の証人」のネタバレを食ったなぁ。
308 :
名無しのオプ :2012/09/18(火) 16:55:55.57 ID:nSG70sIU
>307 俺も…(−_−;)
309 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/18(火) 22:45:10.02 ID:ul/R0thT
>おお、「東西ミステリーべスト100」の新版か! >情報サンクス。 リゾートから帰還したら・・・ ジョンスレにはこんなんばっかとは(w まあ、まとも(ねらーには最も不適切な評ではあるが(w )であれば、 結果を「座して待ち」まっしょ!
310 :
名無しのオプ :2012/09/18(火) 23:30:47.94 ID:XoPBjHxf
>リゾートから帰還したら・・・ 林さん、いい年して自分の惨めさが自覚できてる? 構ってほしいだけでここまで堕ちるなんて…
311 :
名無しのオプ :2012/09/19(水) 07:37:51.04 ID:5k4HvYV0
ミス住はさすがにお大尽さまだね。
312 :
名無しのオプ :2012/09/19(水) 07:51:46.54 ID:FDfmqRVn
アク禁が解除されただけだと笑われてるねw 引きこもりで書店にも行けず、新刊の話題に全く付いてこられないものな ルパンの新刊が平積みになってるなんて知りもしないんだろう、 哀れな「汚駄夷人」だw
313 :
名無しのオプ :2012/09/19(水) 09:22:03.59 ID:oNOYWWOs
リゾートするとお大尽さまだという発想そのものが貧乏臭いのは当然として 盆暮れ正月GWと一日も欠かさず2ちゃんにやってくる書斎がたまに来ないとリゾートだと言い張るところも笑い種
314 :
名無しのオプ :2012/09/19(水) 10:33:49.52 ID:XmXnedQJ
和田辞めろ! 引き際をわきまえろや!
315 :
名無しのオプ :2012/09/19(水) 11:45:57.79 ID:15Alb4nZ
台風があるから沖縄にリゾートは無いとして海外か でも、台風だから欠航が多いので、あまりリゾートに行けるような状況じゃないか
316 :
名無しのオプ :2012/09/21(金) 16:14:42.69 ID:DFv48wk8
書斎はロング・バケーションの事後処理に忙しいみたいだね。 まあ彼の身分であれば当然そうなるんだよね。
317 :
名無しのオプ :2012/09/21(金) 18:38:59.59 ID:N3txhZnx
ロング・バケーションて警察の留置所のこと?
318 :
名無しのオプ :2012/09/21(金) 18:41:52.36 ID:303lMCZ3
なんだ、書斎は警察に事情聴取で留置されていたのか 性犯罪者の身分では無理もない話だ
319 :
名無しのオプ :2012/09/21(金) 19:01:43.17 ID:m286zyLn
いやここんとこの運営の状況から言えば単純に「規制をくらった」だけだろ
320 :
名無しのオプ :2012/09/21(金) 20:15:49.99 ID:Cd8grA1z
確か書斎は ・神奈川OCNアッカADSL ・横浜ケーブルビジョン(上位回線はイッツ・コム) の2回線が確認されているはず
321 :
名無しのオプ :2012/09/22(土) 03:11:40.90 ID:KRrEfbu9
>>317 「ちょっと別荘へ行ってきた」ってやつねw
322 :
名無しのオプ :2012/09/27(木) 18:36:06.06 ID:mZJhC2qX
>>303 おお!私の人生を狂わせた一冊だw
情報どうもサンクスです!
あれはちょうど四半世紀前の87年(綾辻氏デビューの年)に
出たんだけど、「綾辻さんが寸評云々」ということは
あらたに日本推理作家協会メンバーにアンケートとって
ランキングをやり直したってことでしょうか?
323 :
303 :2012/09/28(金) 07:05:57.36 ID:ze/Ngs0t
>>322 「別冊文藝春秋」編集部の石井一成氏によると、「ものすごくたくさんの方か
らアンケートのご協力をいただきました」とのこと。
旧版もそうだったように、推理作家協会員に限定することなく、幅広い層のミ
ステリ・ファンに声をかけて新規のベスト100を作成しようとしているのでしょう。
プロ、アマ(昨今の風潮だと、書店員枠とかもアリ?)入り乱れてのw 楽しいお祭り
ですね。
個人的には、国書刊行会の例の「全集」以降の、新しいクラシック・ミステリ・ファン
の声がどの程度反映されるのか、海外部門に注目しています。
ディクスン・カーの評価ひとつとっても、乱歩、瀬戸川猛資、松田道弘ら先人の呪縛から
自由な世代が、確実に育っているはずなので。
でも、集計結果だけみると、相も変わらず「火刑法廷」「三つの棺」強し、でしょうがwww
324 :
名無しのオプ :2012/09/28(金) 12:34:27.90 ID:77dlOh2L
加賀山卓朗訳の『火刑法廷〔新訳版〕』を読んでる。 翻訳が拙い。 「わかるだろう」という台詞が出てくる度に 「わかんねえよ、こんな悪文!」と言いたくなる。 新訳でこのざまなんだから旧訳はもっと酷かったのか知らん。 内容は面白いのでどうにか読み通せそうだけど。 早川書房の翻訳権独占はいつまで続くんだろ。 何だかなあ。
325 :
名無しのオプ :2012/09/28(金) 19:57:07.10 ID:Nlv8qLAQ
>>324 自分の読解力のなさを棚にあげて何を言ってるんだ?
326 :
名無しのオプ :2012/09/28(金) 22:49:03.77 ID:9WgeeC+0
>>323 「火刑法廷」、「三つの棺」そして「ユダの窓」が入選とみた。この手のオールタイムは、
やはり手堅い投票になるでしょう。
327 :
名無しのオプ :2012/09/29(土) 07:38:52.01 ID:mgAAw5WR
>>326 まあそのへんは、クリスティだと「そして誰も」「アクロイド」「オリエント
急行」みたいなものだからね。
でも投票の分母が大きくなって、逆に本格ミステリに思い入れのない層の参加
が増えると、「ユダの窓」あたりから微妙になってくるかな。
ちなみに、本格好きの多い、泣く子も黙るw ファン集団「SRの会」の<海外
ミステリBEST100>(1998)だと、カーは9作*ランクインしてたっけ。
頑張れ「SRの会」www
*発表年代順
「黒死荘の殺人」「三つの棺」「火刑法廷」「ユダの窓」「曲った蝶番」
「緑のカプセルの謎」「皇帝のかぎ煙草入れ」「ビロードの悪魔」「火よ燃えろ!」
328 :
326 :2012/09/29(土) 08:15:59.27 ID:6J+YD7wd
クリスティ、クィーンとどちらが多く入選するか興味あるな。 5作品いければ、残りの2作品は「皇帝」と「ビロード」か。 案外カーが最多入選かも。
329 :
324 :2012/09/29(土) 10:15:52.92 ID:pqXetyzA
>>325 あなたこそ何が言いたいの?
まさか
「読解力があれば加賀山卓朗の翻訳は悪文に見えない」
とでも言いたいの?
『火刑法廷』は面白い作品であるだけに尚更ちゃんとした翻訳で読みたい。
何となく早川書房は昔から翻訳権独占に胡座をかいているようなところが
あるよなあ。
330 :
名無しのオプ :2012/09/29(土) 12:33:08.59 ID:nZLURlxd
俺は小倉多加志訳の「火刑法廷」(松田道弘の好解説付き)に何の不満も ないから、わざわざ新訳版は買ってない。 もともと小倉訳はポケミスの西田政治訳の改訳だったわけだし、それをわ ざわざ、はやりの“新訳”にする必要があったのかどうか疑問。 仁賀克雄、平井呈一、妹尾韶夫あたりの問題ありありのかたがたの場合は 別として、それなりの翻訳があるのにビジネス上の理由から“新訳”するん だったら、編集部は訳者の人選に慎重にならないと。 早川は、一度ミステリ・ファンむけのアンケートでも実施して、ニーズを把握 したほうがいいと思う。
331 :
名無しのオプ :2012/09/30(日) 12:04:41.67 ID:7AKGTtkK
新訳を出すより品切本を増刷して欲しいよ
332 :
名無しのオプ :2012/10/01(月) 10:25:31.12 ID:s/Qm2Efl
>>329 こういう馬鹿って何でも人のせいにして逃げて生きてきたんだろうな。
333 :
名無しのオプ :2012/10/01(月) 15:09:37.30 ID:CaMufQeY
334 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/01(月) 20:40:16.49 ID:gXlAL9Km
いい加減、歴史ミステリの代表作=「ビロードの悪魔」という固定観念は 脱して欲しいものである。 文庫現役だし、「死の館の謎」あたりが予想外のランクインとかしたら、 面白いのだが。 ミステリとしては、こちらの方が普通にジョンらしさも楽しめる。
335 :
名無しのオプ :2012/10/01(月) 20:54:23.26 ID:FpSGIaSp
と、ベスト○○を絶対的な作品評価だという固定観念の持ち主がほざいておりますw
336 :
名無しのオプ :2012/10/02(火) 09:17:53.12 ID:T8KQpAjw
新版「東西ミステリーベスト100」、国内部門で上位にランクインした某巨匠 が、喜びのあまりフライングして、Twitter で一部、情報公開してた。まだ駄目 だろ、おいw 当然、海外部門の結果はハヤカワあたりにはもう流れてるわけで・・・ 12月あたりに、「三つの棺」や「ユダの窓」あたりの復刊(新訳?)があるかな。 「ビロードの悪魔」なんかも含めて、小規模なフェアを打てるくらいの作品数を、一度に まとめて出してほしいんだけどね。
337 :
名無しのオプ :2012/10/02(火) 23:06:51.73 ID:CZlPLHO/
「死の館の謎」って全ジャンルでもケツから数えた方がはやい凡作だろ それに作品の舞台はバンコランもの第1作「夜歩く」と同じ1927年! 歴史ミステリの代表作にこれを選ぶ馬鹿なんて世界中探しても一人しかいないな(笑) カーの歴史ミステリと言ったらやっぱり「ビロード」「ニューゲイト」「喉切り」辺りかな
338 :
名無しのオプ :2012/10/03(水) 19:42:18.45 ID:9bdAQnok
書斎に逆らうな!!!!!!!!!!!
339 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/03(水) 20:45:11.70 ID:zVlF7C64
>それに作品の舞台はバンコランもの第1作「夜歩く」と同じ1927年! >歴史ミステリの代表作にこれを選ぶ馬鹿なんて世界中探しても一人しか >いないな(笑) 世界史の授業じゃあるまいし、 舞台設定のみで、内容を見ない典型的アホ降臨という感あり(w 作品の主眼を見れば、ジョン流の論理的推理物語、 過ぎし日のニュー・オーリンズ情緒満載な物語の違いぐらいはわかりそうな ものだが(w まあ、ニュー・ゲイトはともかく、いまだに悪魔君登場なビロードを絶賛して いる時点で、完全に終わってますな(w
340 :
名無しのオプ :2012/10/03(水) 21:40:18.47 ID:B+JZkkE6
「舞台が現在から見てある程度昔なら時代小説」を唱えるヤツに言われてもなー(w
341 :
名無しのオプ :2012/10/03(水) 22:21:40.99 ID:7usb+zKY
刑事コロンボだったっけね。 書斎が歴史ミステリーだと断言したのはw
342 :
名無しのオプ :2012/10/03(水) 23:10:17.11 ID:KuGWRbl8
「歴史ミステリ」としても「代表作」としても全く説明が出来ていない書斎の駄弁は救いようがないな。 ノスタルジーと歴史物とは全く別物だということがわかっていないのは明白だな。 主眼がどうであろうとそれが「代表作」の条件なんかではないことも理解できていない。 世界史の授業を受けたことがないからこその幼稚な罵倒も嗤えるね。
343 :
名無しのオプ :2012/10/04(木) 07:12:28.45 ID:5HJL2G07
マル公よ、そろそろ名前を出せや。
カーは1905年生まれ。 作者が若き日を送った「時代」を背景にしてノスタルジーが感じられるにしても、 回顧的だから歴史ミステリとは短絡的にすぎる。 発表年が1971年で、とりあえず40年以上まえが舞台だから、まあ時代もの扱いに しとけ、くらいの、継子的扱いの凡作が正札。 「死の館の謎」に思い入れのある奇特なカー・ファンが、これ実は好きなんです (ペニー・リン萌え〜)とか言ってるぶんには微笑ましいが、本気で「ビロードの 悪魔」より出来が良いとか思ってるんなら・・・完全に終わってますな(w
345 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/04(木) 20:08:48.43 ID:kTCT7W8e
ランキングの結果は、結局、美人投票の理論ちゅーか、
ありきたりな結果に終るかと思う。
>>337 なんかは正にこの理論にどんぴしゃ当てはまる
「歴史ミステリは定評があるものをあげておけば間違いない」という
ドキュソ(w
ビロードがジョン歴史ミステリの代表作のように言われてしまったため、
「ジョンの歴史ミステリはつまらない」という固定観念が生じてしまった
かと思う。
時空超え勧善懲悪西洋チャンバラ小説に過ぎぬ。
346 :
名無しのオプ :2012/10/04(木) 20:24:26.15 ID:WBDfFCgM
舞台設定のみで、内容を見ない典型的アホ降臨(w なんで二日に渡って同じレスに返してるんだww
347 :
名無しのオプ :2012/10/04(木) 21:35:14.45 ID:qMNrrcpc
よっぽど悔しかったんでしょう(笑)
348 :
名無しのオプ :2012/10/04(木) 22:39:36.05 ID:5HJL2G07
DQSに対しては徹底的に叩いておかないとな。 それが厳しい論考の世界だ。
349 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/04(木) 22:39:36.44 ID:Q0Nsp/Y3
>美人投票の理論 うーん、このレベルの話題を振ると対応不可か、という感あり(w 少々残念です。
350 :
名無しのオプ :2012/10/04(木) 22:50:01.70 ID:J0Rlhohb
東西ミステリー100の中にカーの作品のどれが入るかという 話題で進んでたのに、なぜか歴史ミステリのベストを選んでると 解釈してる書斎に難あり
351 :
名無しのオプ :2012/10/04(木) 23:05:43.42 ID:8MtsgKsT
書斎には東西ミステリー100に入らない作品は何の価値もないゴミだという狂信がありますからw
352 :
名無しのオプ :2012/10/04(木) 23:28:26.49 ID:WBDfFCgM
なるほど、書斎にとっては振られた話題に触れない=対応不可なんだ 自分の逃走っぷりがわからないのかな あ、残念じゃないよwいつもの事だしww
353 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/05(金) 20:43:56.25 ID:cFJxAwXn
>>350 のとち狂いぶりに失笑。
>なぜか歴史ミステリのベストを選んでると
>解釈してる書斎に難あり
俺のレスのどこを読めば、こんな頓珍漢な解釈になるのか(w
ジョン作品中には歴史ミステリも多くあり、このジャンルからベスト100へ
セレクトされるとすればちゅー話。
このジャンルの代表作は従来から「ビロードの悪魔」というのが定番だが、
本作のセレクトに関しては、俺は完全NGってことである。
354 :
名無しのオプ :2012/10/06(土) 08:20:10.69 ID:Ydf9bYca
はやっww
355 :
名無しのオプ :2012/10/06(土) 10:52:35.82 ID:16AeOZA6
自分がなにを書いているのか理解できていないんだな書斎w
356 :
名無しのオプ :2012/10/06(土) 21:19:57.56 ID:iIMZ4QVV
「喉きり隊長」は殆ど話題にならないが、ラストであまりの犯人の衝撃度は、 カーでも屈指だと思うのだけど。。フーシェもよかった。
357 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/06(土) 21:45:45.59 ID:3yXnUkfL
>>356 歴史ミステリでは、ビロードの過大評価に対して、喉切りはもっと評価
されるべき作かとは思う。ストーリーの意外性は十分だし、死角ネタも面白い。
現代ものでは、バーニングコートに対する過大評価が目に余るものが
あるという感あり。逆に緑のカプセルや囁く影は過小評価気味のような。
読んでる連中自体が少ないのか?
358 :
名無しのオプ :2012/10/06(土) 22:53:10.75 ID:dsv40ZLQ
>>356 カーは意外な犯人にという事に関してははほとんど無頓着というか関心が無かった作家のように思います。
それが逆に犯人を当てづらく意外にしている、「喉きり隊長」が初めから意外な犯人を考えてたとしたら珍しい作品ですね。
359 :
名無しのオプ :2012/10/06(土) 23:12:22.08 ID:iIMZ4QVV
>>358 あまりに意外すぎて、ぽかんとしてしまいました。一時期は入手困難でしたが、
今は文庫で気軽に手に入るから、評価があがるかも。
360 :
名無しのオプ :2012/10/07(日) 06:50:24.84 ID:L2ffE7yK
>>358 age てる時点で、正直、スルーするのが無難なんだろうけど・・・
ま、釣られてみるか。
カーは、「意外な犯人と言うことに関しては」とことんこだわった作家
だと俺は思うし、おそらくおおかたのカー・ファンの見解もそうだと思う。
それだけに、「無頓着というか関心が無かった作家のように思う」という
意見は、もしそれが真面目なものであれば、ちと興味深い。
あなたがそう思う理由を、もしよければ聞かせて欲しいな。こちらはどの
作品を引き合いにだしてもらっても結構だけど、未読の住人に差しさわりがある
文脈の場合は、メ欄を使ってもらえると有難い。
361 :
名無しのオプ :2012/10/07(日) 09:03:58.81 ID:6KObBJNH
>>360 私は代表的な作品しか読んでないのですが意外な犯人を狙って作った作品はほとんど無かったように思えたのです。
だからといって犯人が意外で無いとか判りやすいという事ではありません。
カーはプロットと不可能な状況そして意外な結末と読者を常に驚かせる事、そんな所にこだわった作家に思います。
362 :
名無しのオプ :2012/10/07(日) 10:09:34.69 ID:L2ffE7yK
>>361 レスを有難う。ただ以後、できれば sage 進行で頼む。
理由は、スレの流れを見て察してもらいたい。
「代表的な作品」を読んでいるということだけど、たとえば最近、創元推理文庫
から新訳が出た、『黒死荘の殺人』や『皇帝のかぎ煙草入れ』はどうだろう?
犯人の意外性を「狙って」、その隠蔽と誤導にテクニックを駆使してはいないだろうか?
「読者を常に驚かせる事」にこだわった作家(その点に異議はないよ)が、プロットを仕組む
うえで、その点に「無頓着」とはちょっと考えにくいんだよね。
たとえば、初期のバンコランものを別にすれば、カーは三人称形式のナレーションをもっぱらに
したけど、フェル博士ものにもH・M卿ものにも、例外的に一人称形式の長編がある。
なぜか? どう考えても、それは「意外な犯人」からの逆算なんだよね。その書き方が、いちばん
効果的だというカーの計算。
そういう意味では、アガサ・クリスティと双璧の騙し屋(失敗も多いのが玉にキズw)と思うんだけど、
どうかな?
長文失礼。
363 :
名無しのオプ :2012/10/07(日) 10:35:06.28 ID:ft7kdJud
アゲサゲはじゆうだよ。気にしないでいきましょう。
364 :
名無しのオプ :2012/10/07(日) 11:04:09.36 ID:dIL/Pftb
たとえばアゲてるのは、どういう類いかの見本。 実例 レス番363 ID:ft7kdJud の場合 都筑道夫PartU 266 :名無しのオプ:2012/10/07(日) 06:02:19.52 ID:ft7kdJud 見る目がないね。 冴え渡った論考なのにね。 どういう流れでの書き込みかは、そちらを参照のこと。 残念なことに、この手の無責任なのが大半 というのが実情。
365 :
名無しのオプ :2012/10/07(日) 11:10:12.27 ID:ft7kdJud
一面的な見方だね。 アゲサゲは自由。これは揺るぎないこと。
366 :
名無しのオプ :2012/10/07(日) 12:35:10.19 ID:KHspVop7
>>363 >>365 こいつのおかげで指摘する理由がよく実感されただろうなww
にしても個々の作品で何に重点をおくかで違ってたんじゃないの
構成か犯人か、トリックかで
367 :
名無しのオプ :2012/10/07(日) 19:58:27.73 ID:+e8o9RYH
>>362 極端に意外な犯人でという意味では「喉きり隊長」と「五つの箱の死」が
双璧ではなかろうか。後者は極端すぎて、着地に失敗した作品になって
しまったけど。
368 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/08(月) 00:03:16.20 ID:L3C4SAPR
わざとひねくれた見方をする連中が多いのが不思議でならぬ(w ジョンはフーダニットにもトリックにも執心した作家というのが定評でしょ。 エルやアガサは完全に前者重視。 執心し過ぎて、双方でトンデモを犯すことも多かったが。 成功例をあげれば、ユダは小技の類に属する密室トリックそのものが 話題になることが多いが、実はこのトリック使用に必然性が感じられる 犯人の意外性も申し分ないのだ。
369 :
名無しのオプ :2012/10/08(月) 06:56:06.21 ID:X1P3zJWr
ひねくれた見方をする「連中」が「多い」? この話題でフーダニットに定評? そういや数百%までは「誤差」なんだっけww
370 :
名無しのオプ :2012/10/08(月) 07:46:41.06 ID:qy5YIggk
そもそも馬は、358の文意をまったく組みとれていない。 犯人の意外性に関して、無作為が結果、ミスリードになっているという感想 を360あたりは面白がってる(ただしもちろん同意はしてない)わけ。 「犯人の意外性も申し分ない」とか、何を言ってんのw まして、「ユダの窓」あたりこそ、358が例示したいタイプの「意外な犯人」 じゃないかと思うけどなあ。
371 :
名無しのオプ :2012/10/08(月) 14:31:12.90 ID:j16IUWmt
>>370 レス有難うございます、はいそんな事を言いたかったのです。
たとえば「曲った蝶番」は自分にはすごく意外な犯人でした、
でも全く意外でないと思う人もたくさんいるでしょう。
あとこの作品は一人称形式ですが語り手の役目には感心しました、
この作品の意外な結末への重要な伏線というか騙し役になってるんですね、
こんなに変わった役目をした語り手の作品は初めてではないでしょうか。
372 :
名無しのオプ :2012/10/08(月) 15:41:19.28 ID:Ezes/Bi6
マル公よ、本気で論争がしたいなら名乗れや。
373 :
名無しのオプ :2012/10/08(月) 18:08:22.86 ID:NF+B1SLL
>>371 「曲がった蝶番」はいいね。カーの作品は普通「怪奇」から「現実」と「進むのだけど、
この作品と「火刑法廷」は「現実」から「怪奇/悪夢」に向かうところがたまらない。
Who done itも兼ね備えた超A級作品だ。
374 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/08(月) 23:12:46.98 ID:4L21wqcc
思えば、プレーグコート、三つの棺、蝶番、孔雀・・・
ジョンの代表作と言われるものは、トリックも犯人キャラもトンデモ度が高い
ものが多い。
よく見ろよ、偶然過ぎるし超人過ぎるやろ、その足場で伸び縮みかよ、
鉄砲肩にも程がある・・・
しかし、このテーストこそ、ジョンならではの魅力か。
オカルティズム色も無いし、ユダや皇帝のように綺麗に決められると、
「らしくない」ちゅーか、何か物足りないものを感じてまう。
オカルティズム色は無いものの、カプセルは適度なトンデモ度が良しかな。
>>373 はとち狂いか?
バーニングはともかく、蝶番は、
>「現実」から「怪奇/悪夢」に向かう
「?」としか言いようがない。
この2作を同列で語ること自体不可思議なり。
375 :
名無しのオプ :2012/10/09(火) 01:37:26.56 ID:GoutezPh
本当に何が話されていたか理解出来ないまま恥晒してたのか… 話を「逸らし」にかかるわけだ
376 :
名無しのオプ :2012/10/09(火) 07:40:08.15 ID:4KW45brE
そもそも馬は、373の文意をまったく組みとれていないw 二階堂黎人のコメントに引きづられすぎかな、という面はあるけど、 「怪奇/悪夢」のように、カッコ内にスラッシュをおき両者を分けている のは、きちんと表現に気を配っている証拠。 「悪夢」が、怪奇の果てに現出する極端なグロテスクの暗示であることは、 「曲った蝶番」を既読の、普通程度の読解力のある人間には、自明だろう。 余談ながら、江戸川乱歩の「芋虫」は、発表時、「悪夢」と改題されてたんだよね。
377 :
名無しのオプ :2012/10/09(火) 08:35:36.46 ID:gRJHOO3f
頭吊は未読だろうから少し当該部分を 引用してみる。頭吊はぐぅーの音もでるまい。 二階堂「他の作品は怪奇から始まって現実で終わるんですよ。ところがこの作品に 限っては現実から始まって怪奇に終わるんですね。」 有栖川--前略--「怪奇さがさかさまに立ち上がる感じなんだよね。夢からさめると終わり じゃなくて、また夢がはじまるみたいな。」 「本格ミステリーを語ろう」より。
378 :
名無しのオプ :2012/10/09(火) 10:09:25.64 ID:ZaJ75U/y
バカ書斎のいつものパターンからすると「二階堂の言うことに無批判で従うアフォ」と言ってきそうだな。
379 :
俺もまぜろw :2012/10/09(火) 10:59:03.96 ID:TeJJckJF
「曲った蝶番」の魅力は、まず何より、「本物はどっちだ?」という興味 で動き出した「現実」的なストーリーが、じょじょに自動人形や黒魔術に浸食 され「怪奇」へと傾斜していく、スリリングさにある。 不可能犯罪の状況自体、曖昧模糊とした薄気味悪さがあり、一応の謎解きのあとに 待ち受けるのは、異形の真相。 トリックだけ見て「トンデモ」と言うのは、小学生レベルの感想。そのトリックを物語に組み込む うまさ(タイタニックの悲劇との関連付け)にこそ、カーの真骨頂を見るべきなのである。 作者の怪奇趣味が頂点に達した傑作であること、そしてカーとしても類を見ない異色の幕切れ であること――この2点を勘案するなら、「曲った蝶番」を「火刑法廷」と同列に語ることに 何の不思議もない。
380 :
名無しのオプ :2012/10/09(火) 11:11:51.62 ID:IOcHhfCo
マル公よ、おまいは本当に卑劣漢だな。 名無しで潜伏するのはもうやめておけや。
381 :
名無しのオプ :2012/10/09(火) 11:39:18.93 ID:GoutezPh
「火刑法廷」と並べたから「373は「怪奇/悪夢」をメ欄の意味で使ってる」と勘違いしてそう まあ勘違いというか、レスを読み理解したつもりでアレなんだろうけど
382 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/10(水) 00:32:35.40 ID:f1x8xf5J
アリスたちの駄弁りが元ネタやったんか(w
蝶番はミステリとしては普通に怪奇性→合理性という基本的な流れに沿ったものであり、
この点で多くのジョン作品との相異は認められない。
ヘンリーものであれば、もっとスラプスティックな度合いは増し、
作品全体を覆う暗さをカバーする効果はあったやもしれぬが。
>>381 であわてて逃げを打って来たようだが、基本リドル・ストーリー狙いのバーニングとの
同列は有り得ないわな。
383 :
名無しのオプ :2012/10/10(水) 00:42:07.16 ID:kEA8dWZA
話の流れがまったく読めていないのに大威張りとはね 改めて馬鹿なんだなという感を強くした
384 :
名無しのオプ :2012/10/10(水) 03:47:25.36 ID:6A3HNqpQ
いつもの「とりあえず目の前のレスに噛みつく病」でしょう
大体
>>381 が何に対しての逃げだというのかw
あれは書斎がやりそうな反論(というか罵倒)を予想したに過ぎないんだが、
あれが逃げに見えるって
>>373 >>376-379 がそうだと「読み取っ」てないと出てこない寝言だなww
そもそも「現実→怪奇/悪夢」じゃなく逆だと主張するなら
「怪奇性→合理性」と単語を変える必要がない、これこそ逃げを打つってやつだww
385 :
名無しのオプ :2012/10/10(水) 07:29:23.17 ID:Mh/K70dS
「ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part12」スレにおける、 馬語録 396:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/11/26(土) 23:13:50.93 ID:xhJA+VKW 何か・・・もう・・ジョン作品に関して・・・合理性とか現実性とか・・・(w そういう御仁が、姑息な言いわけで「合理性」を持ち出す定見の無さ。 僕は感性が鈍いから、皆と違って「曲った蝶番」の結末が怪奇にも悪夢にも思えないんだ、 トンデモだから他の作品と一緒だい! でいいものをwww
386 :
名無しのオプ :2012/10/10(水) 07:40:13.83 ID:Mh/K70dS
あ、そもそも馬は、381の文意をまったく組みとれていない。 「怪奇=超自然だと思いこんでるんだぜ、書斎って馬鹿だから」、と言われてる のに、読解力がないから、笑われていることすらわからない。 哀れと言うも愚かなり。
387 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/10(水) 23:55:17.65 ID:A1LZk3vA
まず、バーニングの方はリドル・ストーリーである点をしっかりと 押えておいてから論じるべきであるにもかかわらず、 (怪奇云々は直接には関係無し)、肝心要なこの点は完全スルー、 おなじみの風景ちゅーか、 罵倒のみで逃げ切りを図っているのが見え見えやな(w 蝶番未読の荒らし目的オンリーの連中も乱入して来ているようだし、 内容完全公開基準で、蝶番とバーニングに関して語るしかあるまい。 各人、心して来い!!!
388 :
名無しのオプ :2012/10/11(木) 00:03:34.26 ID:S6upR8nQ
リドルストーリーw
389 :
名無しのオプ :2012/10/11(木) 05:34:51.85 ID:GEsGwcfP
レスの解説までされてやっと気付いたので罵倒逃げきりモードかw
>怪奇云々は直接には関係無し
そもそも
>>373 が論じていたのはそこなのに、更に書斎自身も怪奇性→合理性だと
言葉を換え逃げを打ちつつも参加したのに関係無しってwwww
で、
>>381 はどのレスに対してのどんな逃げなのか答えろよww
390 :
名無しのオプ :2012/10/11(木) 06:41:41.19 ID:O1pgufO4
馬の、苦しまぎれの話題そらし。
誰も「バーニング」(芸能事務所かwww)なんか論じてない。
「火刑法廷」のことだとしても、然り。
契機となった
>>373 のレスを、もう一度「虚心坦懐」にw 読み返せば、小学生
でもわかること。
「火刑法廷」と「曲った蝶番」(373の表記では「曲がった蝶番」は、「現実」
から「怪奇/悪夢」に向かうところがたまらない、という、きわめて一般的な
カー・ファンの嗜好の表明にすぎない(それだけに、もう少し自分の言葉で語れたら
良かったとは思うが、それは別な話)。カーの長編のなかでも、この2作の幕切れ
が特異であることは、379が指摘ずみ。
「リドル・ストーリー」の馬語録は、先スレでもう充分タンノーしたから結構。
例の作品の「第三の真相」について考えたければ、トーマ・ナルスジャックやダグラス・
G・グリーンの文章があるから、馬は必要ない。
かりに、最後に暗示されているのがサイコな世界であったとしても、それは極端なグロ
同様、充分に「怪奇/悪夢」の範疇であることは言うまでもない。
391 :
390 :2012/10/11(木) 06:54:43.22 ID:O1pgufO4
あ、レス番390の、本文6行目。 (373の表記では「曲がった蝶番」 のあとを丸括弧で閉じ忘れてた。読みにくくてスマン。 (373の表記では「曲がった蝶番」)と訂正しておく。
392 :
名無しのオプ :2012/10/11(木) 13:31:48.24 ID:aXMg2Tnk
ここまでのスレの流れを見てくれば、“逃げ切り”を図ってるのが誰なのかは明白 あとはどうせ、壊れたテープレコーダーみたいに、 バーニングはリドル・ストーリーの代表例 怪奇云々は関係なしに解釈次第で合理的な回答はあるのであ〜る でもマジで読むと「おい、おい・・・」の出来で過大評価と言わざるを得ないのだ みたいなことを勝手にグダグダ言って終了でしょ
393 :
名無しのオプ :2012/10/11(木) 18:12:43.47 ID:zH0l8swa
「火刑」と「蝶番」を対にして語るのは、確かにカー・ファンには珍しくないな。 怪奇の演出自体、笛太鼓で盛り上げる感じのいかにもヤンキー的な「三つの棺」 や「黒死荘」とは一線を画して、薄気味悪さの中にマジでゾクリとする場面がある。 ああいう怖さはカーとしても別格で、「頂点に達した」という>> 379の評価ももっともだ。
394 :
名無しのオプ :2012/10/11(木) 19:01:15.85 ID:3fy7Y1dr
>>393 「笛太鼓」(和)と「ヤンキー的」はしっくりこないぞw
でも言いたいことはよくわかる。
「火刑法廷」と「曲った蝶番」は、カーには珍しくw 怖い。
「その女の首はぴったり躯にくっついていなかった気がするんです」(小倉多加志訳がいいね)
「――『ドアの窓ガラスから、なにかがわたしのほうをうかがって・・・』あなたは『なにか』と
言っておられる。なぜ『誰か』と言わなかったんですか」
395 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/12(金) 00:02:31.94 ID:OOdL7Llh
リドル・ストーリーの件からは逃げまくりの連中に思わず失笑。 バーニングと蝶番は、趣向が全く異なる作品であり、同列に論じるのに これほど不適当な例は無いと言い得る。 まあ、前者がジョン作品中では異色作ということになろう。 >薄気味悪さの中にマジでゾクリとする場面がある。 結局、個人的感想文かお(w
396 :
名無しのオプ :2012/10/12(金) 00:21:01.26 ID:KeL+BdPx
いつもの事だから失笑は出ないが
>>381 はどのレスに対してのどんな逃げなのか答えろよww
>バーニングと蝶番は、趣向が全く異なる作品であり、同列に論じるのに
>これほど不適当な例は無いと言い得る。
なのに自分も、逃げを打ちながら、怪奇性→合理性だと参加しちゃったのをもう忘れたのか
大体「読者がそう思ったらリドルストーリー」なんてバカと何を論じろとww
397 :
名無しのオプ :2012/10/12(金) 00:24:13.19 ID:w2L1ENSc
>結局、個人的感想文かお(w それ、お前の自称論考全てに対して言えることじゃないかよw
398 :
名無しのオプ :2012/10/12(金) 00:53:33.74 ID:YmTeUH2c
全ての小説(全ての文章かも)は書斎にとってリドルストーリーなのである
399 :
名無しのオプ :2012/10/12(金) 07:52:41.12 ID:uyEXJeff
議論(?)の原点は
>>373 のレス。
373が「火刑法廷」と「曲った蝶番」を好む理由は、“「現実」から「怪奇/悪夢」にむかうところがたまらない”から。
「曲った蝶番」の終盤の、「怪奇/悪夢」の意味については、
>>376 で記した。
「火刑法廷」の終盤が、あるいは「第三の真相」をとったところで「怪奇/悪夢」であることに変わりが無いことも、
>>390 で指摘してある。
つまり、373が「火刑法廷」と「曲った蝶番」を好む理由に、なんの矛盾もないというだけの話なのだよ。
馬がまたぞろリドル・ストーリーについて一席ぶつのは、公共の掲示板だから勝手だが・・・
俺個人は先スレで食傷したし、住人の多くも、「火刑法廷」をめぐる興味津津の「名無し」2人のやりとりに、茶々しか
入れられなかった馬の醜態を鮮明にに記憶しているだろうから、笑いたければ過去ログで充分だよ、と思っているのではないかな。
400 :
名無しのオプ :2012/10/12(金) 12:07:18.91 ID:5bBEfbFE
書斎の完敗だね
401 :
名無しのオプ :2012/10/12(金) 17:32:41.69 ID:KeL+BdPx
そもそも書斎は
>>373 に対して珍しく嘘もハッタリもなく
>「?」としか言いようがない。
と書いている。実際わかってなかったのは明白だし
そして
>>376-379 のレスを読み、取り敢えずいわれている主張をひっくり返して『反論』
もちろん単語を変えて逃げを打つのは忘れない
>>381 はやっぱり理解出来ず、取り敢えず直前に自分がとった行動で罵倒、
それも解説されると次は「語れない」として罵倒逃げきりモード
もう何もなかったかのように作品の「かんそうぶん」をでっち上げるか
都筑スレのように遁走するしかないなww
402 :
名無しのオプ :2012/10/12(金) 23:24:52.05 ID:VfaY20MC
頭吊のこれだけ明確な敗北も久しぶりかね。
403 :
名無しのオプ :2012/10/12(金) 23:38:15.60 ID:KeL+BdPx
いや、日常的な光景だよ
404 :
名無しのオプ :2012/10/13(土) 18:03:03.42 ID:7dTDiQsM
馬は「曲った蝶番」未読か全く覚えていないんだろ。だからラストの手紙もなにも 知らずに「合理的」だどと知ったかぶりしているんだな。 馬もそろそろ、読み終わったころか「蝶番」w
405 :
名無しのオプ :2012/10/14(日) 08:05:03.64 ID:ADifoRCs
読み残していた「死の館の謎」を読んだ。 登場キャラに魅力がないしストーリーもタルく、読み進むのが苦痛だった。 トリックもがっかり。 どこに取り柄があるのという感じ。 カーが老醜をさらしただけといった作である。
406 :
名無しのオプ :2012/10/14(日) 08:36:19.65 ID:bbWBHUFj
カー初心者ですがオススメは何ですか? じゃないだけマシなのか
407 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/14(日) 12:03:46.64 ID:rFb61vNY
「否、蝶番もリドル・ストーリー的な理解も可能やろ」 ひとりぐらい、この線に投げて来るかと思うたが、 やはり住人のレベルがなあ・・・ 作家の駄弁りをネタに感想文を垂れ流すだけとは(w
408 :
名無しのオプ :2012/10/14(日) 12:51:14.38 ID:X4p4BBEM
論考したんんだからかまってくれよw
409 :
名無しのオプ :2012/10/14(日) 13:57:39.20 ID:PeKvfvif
レス番号407番を読む。 四行にわたって個人的感想を垂れ流しているだけであった。 ひとりよがりの (w 表記で何が誤魔化せせると思っているのか。 ・「死の館の謎」が「ビロードの悪魔」より出来が良いと信じている。 ・「ユダの窓」のトリック使用を、そのシチュエーションの無理を度外視して 必然性があるといって褒める。 ・過去に識者がネタにしてきた「火刑法廷」の深読みを曲解して、リドル・ストーリー の代表例とハッタリをかます。 感性、読解力、文章表現、おのずと明らかになる人間性、いずれをとっても「レベル」 の低さを笑われているのは自分なのにね。
410 :
名無しのオプ :2012/10/14(日) 18:29:42.70 ID:hTgNe5vi
>>407 が独りよがりの文章で罵倒するのは、実質上の敗北宣言だから。
ある架空のコメントをカギカッコでくくって、そのあとに
“ひとりぐらい、この線に投げてくるかと思うたが”
と続けているが・・・
まず“この線”がヘンだろw その線で話を進める、といった用法の“線”なら、
一定の方針や筋道のこと。
ある方針や筋道“に”何を投げるの?
意見? 書き込み? なんにしても、 それらは“投げる”と表現すべきものなの?
他人を笑っているつもりで、己が稚拙な文章が嗤われるという、毎度おなじみの一席。
411 :
名無しのオプ :2012/10/14(日) 19:54:39.79 ID:woSwCNdS
蝶番はリドル・ストーリーではないが驚愕すべきは読後に浮かび上がる心理的な犯人です。 火刑も蝶番も最後の一行一章を書きたいために全力をあげた所にいちばんの同一性があると思う。
412 :
名無しのオプ :2012/10/14(日) 20:09:55.56 ID:bbWBHUFj
何だかわからず「?」と書いてしまったり 取り敢えず反対の事を主張しただけだったり 何だかわからず逃げを打ったと書いてしまったり 自分も参加していたのに同列に語れないと書いてしまったり なんでそんなにばかなの?
413 :
名無しのオプ :2012/10/14(日) 20:15:13.09 ID:6nw9Yf6J
>>411 もしよければ、
>心理的な犯人
の部分を、敷衍してもらえないかな。犯人の心理、じゃないんだよね。
悪いけど、そこがちょっと、のみ込めなくて・・・
414 :
名無しのオプ :2012/10/14(日) 20:56:11.05 ID:woSwCNdS
あまり例のない作品ですし自分には敷衍出来ないのですが犯人と同一の精神を持った人物という事です。
415 :
名無しのオプ :2012/10/14(日) 21:50:48.65 ID:A9QKymc0
>>414 その特異な犯人像により、まさにラストで「怪奇/悪夢」の様相を帯びてくる。
カーの作品でも、この読後感は飛びぬけてるね。
416 :
名無しのオプ :2012/10/14(日) 23:06:52.24 ID:8mvJ7+/+
417 :
413 :2012/10/15(月) 06:56:30.71 ID:XN+PSRn6
>>414 レスが遅れてスマン。言いたいことは了解した。
そっちのほうね。最後でホントのキャラが立ち現われギクリとなるわけだ。
「火刑」のアレと、確かに似てるか。
418 :
名無しのオプ :2012/10/15(月) 08:44:35.21 ID:4QEciVWj
>>415 本当に読後感は飛びぬけてます、動物園の檻の外から見ていたのが中に入れられた様な気がしました。
>>417 心理的な犯人とは言い過ぎだったかもしれません。
「火刑」のアレではないのですが異形な真相と意外な結末についそんな事を考えてしまったんです。
419 :
名無しのオプ :2012/10/15(月) 19:51:38.32 ID:PfdEMyHT
マル公の面が割れたね。徹底的にヲチしよう。
420 :
名無しのオプ :2012/10/15(月) 20:58:02.89 ID:FnPavcAb
ヲチする前に逃げ回ってる質問に答えろよww
421 :
名無しのオプ :2012/10/15(月) 21:32:53.08 ID:JFiPSFKC
「蝶番」はカーのおどろおどろしさ、オカルティズムが一番濃厚にでて、 格好よく決まった作品だと思う。そこが、「緑色のカプセルの謎」などとは違うね。
422 :
名無しのオプ :2012/10/15(月) 22:25:46.29 ID:ivralCg7
ミドカプは、昔から地味という評価だったよ しかしカーの、読者に次の展開を読ませないテクの凄さが解る作品
423 :
名無しのオプ :2012/10/15(月) 23:11:24.32 ID:PfdEMyHT
マル公の香具師、相変わらずモテてないな(w
424 :
名無しのオプ :2012/10/16(火) 00:24:19.00 ID:JOCXOVFV
>東京創元社メールマガジン(2012年10月15日発行) ○CONTENTS○ 1.近刊案内(2012年12月以降の刊行予定分) ◇『曲がった蝶番』 ジョン・ディクスン・カー著/三角和代訳 底知れぬ不可能犯罪の謎。名探偵フェル博士シリーズ、新訳で登場。
425 :
名無しのオプ :2012/10/16(火) 02:22:12.34 ID:WqRifs+N
>>424 曲った、から、曲がった、へ。ここがまず新訳なんだな
426 :
名無しのオプ :2012/10/16(火) 08:29:31.45 ID:6U2j9RdQ
創元のメルマガのことを書こうと思ったら、先を越されてたw それにしても、前々から改訳作業はしてたんだろうけど、予告を出してなかった 『曲がった蝶番』をこのタイミングで刊行するとは・・・ もしかして、文春の例の『ベスト100』にランクインしたのか??? 三角和代訳というのが不安材料ではあるけど、ともあれ新訳での再読が楽しみだ。
427 :
名無しのオプ :2012/10/16(火) 23:11:50.67 ID:7gJgnpWk
>>422 確かに。少しファースがはいっているけど、第二の事件のトリックは秀逸。
怪奇さはおさえているけど、傑作に違いない。
428 :
名無しのオプ :2012/10/18(木) 23:38:49.91 ID:6H0hYncY
「死の時計」読んだ。 バンコランってやっぱりあのバンコランなんかね。 あと冒頭のフェル博士のセリフは不味くない?
429 :
名無しのオプ :2012/10/19(金) 06:58:41.13 ID:ILUEPMfV
>>428 「あのバンコラン」だと夢想するのは楽しいね。
カーは次の長編でバンコランを復活させるつもりでいたから(挫折してフェル
博士ものに書きなおされたのが『三つの棺』)、あの時点で無意識に同じ名前を
使いまわしたとは思えない。
例のセリフは、ふたつの訳書がほぼ同じ表現をとっているから、原文自体の問題
だろうけど・・・事件解決後のやりとりであることを考えれば、アウトだろうなあ。
430 :
名無しのオプ :2012/10/19(金) 20:49:00.38 ID:xb0MZ6YL
マル公のあれこれを暴こうかな。
431 :
名無しのオプ :2012/10/19(金) 20:52:42.28 ID:QW2MRztw
>>430 そんなにずーっと意識してたんだw
みっともない書斎さん。
432 :
名無しのオプ :2012/10/19(金) 21:00:50.93 ID:UFSCxIP7
マルクス氏と馬は嫌い氏に対してはコテンパンにされたという 恨みがよほど深いらしく、ことあるごとに名前を持ち出しては ネチネチネチネチと当てこすりを書き込んでるね ホントにみっともないw
433 :
名無しのオプ :2012/10/20(土) 08:44:02.53 ID:/oQwtsZe
>>429 それでも、吉田誠一訳の『死時計』(創元推理文庫)は、まだ訳しかたに苦心
しているほうだと思う。
ただかりにそれがセーフだとしたところで、全体の出来がねえ。
意識してたはずの、フィリップ・マクドナルドのアレには及ばない。
『猫と鼠の殺人』や『緑のカプセルの謎』の前哨戦と見れば、カーの作品史的には
意義があるけど、やっぱり失敗作の部類だよね。
434 :
名無しのオプ :2012/10/20(土) 09:19:41.81 ID:pfV43iwh
曲った蝶番新訳キター!
435 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/20(土) 09:35:34.62 ID:U8g+J/io
普通に読めば、蝶番は怪奇性溢れる事件の合理的解決という線では、 多くのジョン作品と何ら変るものではない。 マル公と蝶番と言えば、ギディオンの推理は物理的に有り得ない (傷のつき方)とか言うていたな。 理科系音痴のジョンがそこまで考えて書くかと指摘されて沈黙 してしまったが(w
436 :
名無しのオプ :2012/10/20(土) 10:25:03.15 ID:/ichf/KR
>>429 ありがとう
そういや誤訳の可能性は考えてなかった。まあ、原文がそうならアウトだよなあ。
バンコランは共演させられたら楽しいのにな。
437 :
名無しのオプ :2012/10/20(土) 10:30:39.82 ID:/ichf/KR
おや、おや(w
>「否、蝶番もリドル・ストーリー的な理解も可能やろ」
>ひとりぐらい、この線に投げて来るかと思うたが、
自分で振った「この線w」に投げて来るかと思うたが
やはり書斎のレベルがなあ・・・
そして相変わらず逃げを打って、言葉を変えるアホ
>>381 はどのレスのどんな逃げか、自分で書いといてまだわからないのww
438 :
名無しのオプ :2012/10/20(土) 12:13:47.79 ID:F4PEAZYB
「めくら頭巾」を「普通に読め」てなかったどこぞの馬が何か言ってるw 「曲がった蝶番」(創元の新訳版の訳題に合わせる)を、まともな感性の カー・ファンがどう受け止めてるか、まったく理解できてない。 たとえば同書を<創元推理文庫ベスト5>に選んだ際の、有栖川有栖の コメントは以下の通り。 理知が探り当てた真相はあまりにも悪夢的で眩暈を誘う カー作品のなかでも、きわだってグルーミーなエンディングの悪夢性は、 さんざん本スレで語られてるのに、いまだに何も理解できてないwww
439 :
名無しのオプ :2012/10/20(土) 12:28:02.80 ID:/ichf/KR
いつもの 「何が何やらさっぱりわからんが、他者も同意してるから噛みついておこう」 でしょうw だから反論もただひっくり返しただけ、でもアホなりに分が悪い事を悟り >蝶番は怪奇性溢れる事件の合理的解決という線では、 と勝手に条件を付けて逃げを打つww
440 :
名無しのオプ :2012/10/20(土) 12:39:33.51 ID:F4PEAZYB
>>433 >『猫と鼠の殺人』や『緑のカプセルの謎』の前哨戦と見れば
そこに、ディクスン名義の「ユダの窓」を加えてもいいと思うな。
「死時計」は、アイデアてんこ盛りと言えなくはないけど、ただぶちこんだ
だけで、カオスになっちゃってるんだよね。
ひとつひとつのアイデアを練り直して効果をあげたのが、指摘してくれた「猫と
鼠」であり「緑のカプセル」(ミドカプってなんじゃらほい?)であると言えそうだ。
441 :
名無しのオプ :2012/10/20(土) 12:44:33.49 ID:YP2oRBpI
>>438 まぁ、このスレでは「頭吊」があるかぎり、馬は何を言っても説得力ゼロ。
永遠に馬鹿にされる。
442 :
名無しのオプ :2012/10/20(土) 21:47:42.38 ID:0IAp8cdb
書斎のマル公評が実に的確。誰にも反論の余地なしだね。
443 :
名無しのオプ :2012/10/20(土) 21:59:35.00 ID:CqU4dXVV
反論の余地がないのは、「頭巾」や「ヰタ・セクスアリス」が読めない奴の 「論」だの「評」だのに、鼻糞ほどの価値もないってこと
444 :
名無しのオプ :2012/10/21(日) 09:26:46.67 ID:qEJ/r5ME
マルクス氏の名前が引き合いに出されているので、ひさびさに2004年の「カー 論議(ネタバレあり)」スレに目を通してみた。 聞く耳もたない下品な馬(ただし、いまと違って馬力だけはある)に正論 を説く、氏の奮闘ぶりが目立つ。 ま、それはもとより承知のことだったが・・・ たまたま馬の笑えるレスを発見したので、晒しておきましょう。 386 名前:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/10/29 20:40:55 火刑法廷=本格ミステリないしはリドルストーリーと考えるオナニストは、 D・G・グリーンが、第三の真相における付言(最後の4行)で示唆したか った事を良く考えてみることである。 「良く考えてみる」必要があるのは誰でしょうwww
445 :
名無しのオプ :2012/10/21(日) 09:54:49.91 ID:T57r0iDT
>>444 へぇ。そのときは書斎は「火刑法廷」はリドルストーリじゃないと断言しているのか。
単なる二枚舌の馬鹿ということか。
446 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/21(日) 11:27:35.92 ID:2sLbM61R
結局、レスを読んでいると、バーニングも蝶番も未読な荒らし目的な連中の 乱入が多いってのがよくわかる(w ジョンがリドル・ストーリーを狙って書いたであろう前者は、 実は「そうでない解釈」=読みが可能だし、普通に合理的解決を意図している のであろう後者は、逆にリドル・ストーリー的読みが可能なんである。 俺はどう読んでいるかって? まあ、気分次第ですな、たかがミステリだし(w
447 :
名無しのオプ :2012/10/21(日) 12:16:14.06 ID:HwMBwDW+
え?それが期待してた「この線」なの?
「ボクチンがそう思ったらリドルストーリー」な書斎魔神らしいといえばらしいがww
結局
>>373 が何を言ってるかもわからずにただ噛みつき
自分で書いたレスについてすら問われても答えられない、とww
448 :
名無しのオプ :2012/10/21(日) 12:19:35.13 ID:JrKI1QqJ
たかがミステリ。 この言葉に集約されますな。 この分野でプロを気取っている火舌などの惨めさも際立つというものだ。
449 :
名無しのオプ :2012/10/21(日) 12:33:03.73 ID:HwMBwDW+
うん、その「たかがミステリ」すら満足に読めないどころか 2ちゃんのレスすら文意を汲み取れない書斎の惨めさが際立ってますなww
450 :
名無しのオプ :2012/10/21(日) 13:39:36.04 ID:JrKI1QqJ
マル公よ、いい加減に名乗って出て来い。 名無しで叩くのは卑劣にも程があるぞ。
451 :
名無しのオプ :2012/10/21(日) 15:06:15.92 ID:LgjDlVt5
ここは匿名掲示板なんだってw 「バーニング」という、カーが「リドル・ストーリーを狙って書いたであろう」 ヘンな本を読んでいる住人は、ここには誰もいない。 「火刑法廷」という、「リドル・ストーリー的読みが可能」な怪奇/本格ミステリ をカーが書いたということであれば、何を今さら(とっくにナルスジャックもグリーン もネタにしてるるじゃん)というだけの話。馬の出る幕はどこにもない。 「犯人」の告白は嘘じゃね、ホントは誰かを庇ってたんじゃね〜の、と勘ぐって「真相」 を「妄想」するのは、ミステリ・ファンにはよくあることだが、誰も対象作品(この場合は 「曲がった蝶番」)をリドル・ストーリーとは言わない。 余談ながら、クリスティの「アクロイド殺し」にも、ドイルの「バスカヴィル家の犬」 にも、あるいは横溝正史の「本陣殺人事件」にも「悪魔の手毬唄」にも、そうそう高木彬光の 「刺青殺人事件」にも、マニアの遊びとしての“もうひとつの真相”は存在する。 それは馬レベルの「妄言」とはレベルが違う内容だが、当該作品をリドル・ストーリー扱い する根拠にならないことは言うまでもない。
452 :
名無しのオプ :2012/10/21(日) 15:10:45.69 ID:JrKI1QqJ
論考にもならない駄文を長文で書くなや。
453 :
名無しのオプ :2012/10/21(日) 15:54:27.28 ID:EKVqLyHT
>>451 なるほど、馬の「この線」の意味がわかった。サンクス。
ダミー解のほうが真相だったらどうする、ってか?
逆にみんなで庇ってた、と。
くだらね〜www
それってさ、「金田一耕助さん あなたの推理は間違いだらけ!」以下じゃん。
ただのヲタのひとりよがりが「リドル・ストーリー的読み」のオチかよ。
454 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/21(日) 22:37:08.26 ID:faMxwZp1
「リドル・ストーリー」でなく、あえて「リドル・ストーリー的」と書いた トリックに諸に嵌っているアホがいるな(w まあ、楽しく読めればそれでオールOKなんやが(w ジョンはアガサやエルと比較しても、特にこの傾向が強く出ている作家かと 思う。 エンタメ>論理の作家なんだよね・・・ 本格ミステリの作家としては批判も出るところかとは思うが。
455 :
名無しのオプ :2012/10/21(日) 22:39:45.44 ID:4nMUZbKm
書斎って、みっともないねw
456 :
名無しのオプ :2012/10/21(日) 22:43:19.94 ID:XjUugzpt
あえて書いたって言いながら一度もどう違うか説明しないだろうし、 今後も説明はしない。 「リドル・ストーリ」と断言してないからちがうもーん以上のことは絶対言わない そしてその言わないことで「勝った勝った」と狂ったように叫びながら 逃げ回るわけさ
457 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/21(日) 23:03:22.47 ID:faMxwZp1
まあ、普通に読んでいれば自明なことなんやけどね(w 俺以外のこのスレ住人のレベル(正直言うてローである)も考慮して、 基本的な講義をしておきましょう。 (1)リドル・ストーリー=作者が明らかに真相に「ボカシ」をかけている作。 (2)リドル・ストーリー的=作者の意図は真相を明示。 しかし、別な読解が可能となってしまっている作。 ジョンは可愛いは正義、じゃなくて、面白いは正義なミステリ作家なんで、 (1)を狙って「ボカシ」が不十分(AVで喩えれば陰毛が薄っすらと見えてしまっている状態)、(2)を意図してコントロールミス(論理の詰めが弱い) ってのがある。 バーニングと蝶番は(1)、(2)の良い見本なんだよね。
458 :
名無しのオプ :2012/10/21(日) 23:05:04.00 ID:S+iZw72a
あーあ、またこのパターンw
459 :
名無しのオプ :2012/10/21(日) 23:15:13.12 ID:HwMBwDW+
>>373 が何を述べたかわからず「?」としか返せず
その後の住人のレスを読み、わからないながらも逃げを打ちつつ
言葉を変えてただひっくり返して「反論」
>>381 でバカにされたら、やはり何もわからず「逃げを打って」と書くも当然説明出来ず
そして罵倒逃げきりモードに入りいつもの敗走状態
自分も語っていた問題に「語れない」とした後でまた語りだし
全く関係ない切り口にして、自分が勝てると思った「この線w」じゃなきゃやだと駄々をこねるww
460 :
名無しのオプ :2012/10/21(日) 23:39:53.84 ID:x3hkKs+W
>>451 を読んで、真っ青になりました、ってレスだな>457 ww
461 :
名無しのオプ :2012/10/22(月) 06:58:27.60 ID:9NqdQ9b4
アンチがギャアギャアと騒いでいるが、書斎の圧勝には間違いないんだがな。
462 :
名無しのオプ :2012/10/22(月) 07:05:26.70 ID:N0hKZNxj
>>374 >この2作を同列で語ること自体不可思議なり
>>457 >バーニングと蝶番は(1)、(2)の良い見本なんだよね。
お分かりいただけるだろうか。天然であるw
ま、「バーニング」というヘンな作品はともかく、「曲がった蝶番」は、幸い
12月に創元推理文庫から新訳版が刊行されるので、果たしてリドル・ストーリー
「的」w 作品かどうか、存分に笑いたい住人はこの機に各自、再読してみるという
ことでいいんじゃないかな。
三角女史も、「帽子収集狂事件」の訳文がカー・ファンに好意的に迎えられなかったこと
は承知していると思う。「曲がった蝶番」の静かな恐怖、エンディングの「怪奇/悪夢」
をどう表現するか? 先達(中村能三)の壁は大きいが、この仕事で真価を見せてほしい
と心から願っている。あ、馬を笑っている場合じゃないな。
463 :
名無しのオプ :2012/10/22(月) 07:57:16.95 ID:UZxEBG01
「曲がった蝶番」のエンディングがなんで「怪奇/悪夢」なのかさっぱり解らない。
464 :
名無しのオプ :2012/10/22(月) 08:39:22.21 ID:9NqdQ9b4
マル公よ、そろそろ名無しで卑劣な書き込みをするのはやめとけや。 人間のクズと呼ばれたくなければな。
ぼくは「曲った蝶番」のエンディングがなんで「リドル・ストーリー的」なのかさっぱり解らないや。
最後の「告白」なら小説の辻褄が合うけど、その前の「推理」じゃ駄目じゃない。
「天然」のお馬さんが、わざわざ
>>435 で書いてくれてる「傷のつき方」の問題だよ。
ぼくはマルクスさんの文章は読んでないけど、それでも何を指摘したかはわかるよ。
ちゃんと「蝶番」を読めば子供でもわかる。
カーおじさんは、わざわざ、前もって傷の説明で「二つは交差しています」なんて
書いてるじゃない。なんでそんな細かいことを書いたんだろ。
最初の「推理」の、あの単純な操作じゃ無理だよ〜んっていう伏線、でしょ。
ダミー解がそのまま正解じゃ困るから、ちゃんと「真相」と差別化をはかってるあたり、
やっぱりこのおじさん、芸が細かいよ。
でもお馬さんは「別な読解」ができるらしいから、きっと「第三の真相」を教えてくれるんだね。
新訳が出るタイミングに合わせて、「ミステリマガジン」に投稿して欲しいな。
新説だから、今度は載るかもしれないよ。
466 :
名無しのオプ :2012/10/22(月) 13:00:08.34 ID:EUiMAhH4
ぐぐったら8年前の出来事と今更ながら知ってゾッとした。 当時から嘲笑の的だったその頃の書き込みを拾い読んでみると、どこかで読んだようなフレーズの繰り返し。 だが逆に現在に近づくにつれて劣化コピーになっていることに気がつく。 そうか奴は、キーワードに対して蓄積した言葉の羅列をコピペする人工無能プログラム。 それが奴の正体だったんだ・・・。
467 :
名無しのオプ :2012/10/23(火) 13:32:07.07 ID:efgonxCv
>>444 みたいに過去ログと比較対象すれば、確実に脳機能が低下しているのがわかる。
攻撃性も孤独からくる不安の裏返しだろうから、笑うのは逆効果で、いちばんいいケアは、
理解して付き合ってあげることなんだろうな。
誰か「みすてりぃ板介護スレ」でも立てますか?
対応例:
>>457 なるほど、作者は真相を明示したつもりでも、論理の詰めが甘いから
別な読解ができる――そう判断した作品を、あなたは「リドル・ストーリー的」
作品と表現しているわけか。勉強になるなあ。
じゃあ、同様に別な読解で知られる「モルグ街の殺人」も「まだらの紐」も
「バスカヴィル家の犬」も、「アクロイド殺し」も「Yの悲劇」も、み〜んな
「リドル・ストーリー(2)」の良い見本だ。
素晴らしい着眼ですね。「ミステリマガジン」の投稿採用も夢ではありませんよ。
あと、お薬、2週間ぶん出しておきますね。
468 :
名無しのオプ :2012/10/23(火) 13:53:26.63 ID:UeORrmQc
ワロタ 甘やかすと「ボクがミステリ板のリーダーでつね」とか言い出す 人格が顕現してくるかもしらんので、あまりおすすめはできないが
469 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/25(木) 23:01:41.93 ID://A5YTg7
普通の読めば、
>>400 が正にどストライクでしょ。
>ぼくは「曲った蝶番」のエンディングがなんで「リドル・ストーリー的」
>なのかさっぱり解らないや。
エンディング?
アホかこいつ(w
バーニングと違って、そこだけ読んでわかるはずないやろ。
>ぼくはマルクスさんの文章は読んでないけど
議論への参加資格さえ無し。退場したまえ。
これは「命令」である。
470 :
名無しのオプ :2012/10/25(木) 23:11:16.20 ID:nocONmK7
相変わらず自分の何が笑われているのかさっぱり理解できていない書斎君でしたw
471 :
名無しのオプ :2012/10/25(木) 23:19:53.19 ID:j7/+ptRt
まあ普通 に 読めば確かに
>>400 だわな
そこは書斎の仰る通りだwww
472 :
名無しのオプ :2012/10/25(木) 23:22:52.24 ID:nocONmK7
>ちゃんと「蝶番」を読めば子供でもわかる。 >カーおじさんは、わざわざ、前もって傷の説明で「二つは交差しています」なんて >書いてるじゃない。なんでそんな細かいことを書いたんだろ。 書斎は分数の計算も出来なければ基礎的な漢字も読めないっていう、 掛け値なし小学生未満レベルのゴミですよw 「なんでそんな細かいことを書いたんだろ」なんて本質的なことを聞いたって 答えられるはずないじゃないですか! たとえそれが色んなサイトなどで話題に上がっていて、ちょっとカーを読んだ ミステリ好きなら誰でも知っているような常識であったとしてもw 書斎さんの言う「リドル・ストーリー」っていうのは、ポワロが出てくる「そして 誰もいなくなった」とか、被害者と犯人が入れ替わっている「囁く影」とか 物凄い傑作として定評を得ている「死の館」とか、誰にも読んでもらえない 「ビロードの悪魔」とか、「めくら頭吊」とか「オランダ棺の謎」とか「血蛞蝓」とか 「九十五羽の烏」とか「マスクマンの人形」とか「月は地獄や」とか… 我々が知っているのとは違う読み方のできる、この世の人間で、書斎だけが 読んだことのある作品のことなんでしょう。 そりゃあ我々とは違う「エンディング」になるはずですw
473 :
名無しのオプ :2012/10/25(木) 23:58:14.76 ID:j7/+ptRt
そりゃ「読者が別の解釈を思い付いたらリドルストーリー」 とか言い出す馬鹿だしな 社会派も時代小説も風俗小説もそうだが その場しのぎで適当な定義をしては(定義出来ないというのが殆どだが) 行き詰まって「化」「的」をつけて誤魔化せたつもりになってるだけだから
474 :
名無しのオプ :2012/10/25(木) 23:58:16.00 ID:JyMgnD7h
「マスクマンの人形」w ミル・マスカラスかよ 書斎の年齢だと、デストロイヤーか
475 :
名無しのオプ :2012/10/26(金) 00:37:40.21 ID:xAea2kPd
『眠れるスフィンクス』読了 カーっぽくないっていう評判だったけど、どう考えてもこの作品の持つ独特の雰囲気はカーの世界観だった 『皇帝のかぎ煙草入れ』の方がよっぽどカーらしくないと思う トリックは小粒だったけど、なかなか驚かされる真相があったりと面白い作品だった
476 :
名無しのオプ :2012/10/26(金) 07:02:10.33 ID:r3hsqziN
>>475 中後期のアガサ・クリスティーを思わせる、地味な佳作といった印象かな。
例の納骨堂のトリックはさておきw 前年の「囁く影」や、さかのぼれば30年代
の「火刑法廷」にも通じるストーリーラインに、カーらしさを感じるよね。
トリック小説ではなく、ミスディレクション小説として見れば、技術点は高い
かも。
477 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/27(土) 18:24:58.01 ID:mtopbGMO
ジョン作品中で、大庭忠男さんが訳を担当したのはスフィンクスのみなのが 残念。 作品を出来栄え以上に見せているのは、リーダビリティが高い訳文の 貢献度も大かと思う。 宇野(以下「うの」と略す)訳の名調子とは、また異なる読み易さなんだよね。
478 :
名無しのオプ :2012/10/27(土) 18:37:00.40 ID:LsgdMWvQ
出たね、書斎十八番のギャグ。 これがないと始まらないよ。
479 :
名無しのオプ :2012/10/27(土) 18:40:37.01 ID:WxzzbSyz
名人の名調子だね。
480 :
名無しのオプ :2012/10/27(土) 21:57:44.04 ID:Am8QFHz0
林さん、いい年して本っ…当に、みっともないよ
481 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/28(日) 00:46:33.30 ID:UIB6tZlc
このスレには、
>>478 以後は「アホ」しか来ていないのが残念至極(w
C・D作品で翻訳家としての名声を確立した大庭氏が、本格御三家の翻訳を
担当してくれればなあ・・・というのは海外ミステリ好きなら誰しも思う
ことなのである。
一応、ジョンもエルもあるが、1作ぐらいはアガサもやって欲しかった・・・
482 :
名無しのオプ :2012/10/28(日) 06:56:50.53 ID:X6vFXskg
483 :
名無しのオプ :2012/10/28(日) 08:24:00.52 ID:cGKo+dtG
484 :
名無しのオプ :2012/10/28(日) 14:34:56.31 ID:NFhCjNPv
書斎を相手に律儀にレス書いている連中も含めて、書斎の「自演」だったという驚愕の真実。
485 :
名無しのオプ :2012/10/28(日) 15:17:59.09 ID:BryqNtwQ
驚愕かな? ヘンな人にはありがちな行動パターンだと思うけど。 ま、「自演」と断定はできないが、少なくとも、そういう読解が可能になっている という意味で、「自演的」ということは出来るw
486 :
名無しのオプ :2012/10/28(日) 16:01:14.15 ID:NFhCjNPv
「書斎」というカリカチュアライズしたキャラクターで書き込んだものに対して、本人格は副垢で「否定」する本人格の立場で書き込む。 「書斎」は元より「否定」される為に用意した人格なので、それに便乗攻撃されても痛くも痒くもない。 逆に、この独り遊びに自分以外参加者が加われば加わるほど「書斎」の「本人格」にとっては楽しいものとなる。 以上、「驚愕の真実」と大上段を振りかぶった糞駄文の補足。 思いつきで放った「皮肉」に注釈を付けるほど「皮肉」なものはないのです。スマソ。
487 :
名無しのオプ :2012/10/28(日) 21:35:30.82 ID:X6vFXskg
結局何が話されていたかはわからずただ反対の主張を、逃げを打ちつつ、喚いていただけ 諸に引っ掛けたはずの話題からも早々に逃げ出し 話題を変えようと足掻くしかないいつものパターンww
488 :
名無しのオプ :2012/10/30(火) 09:45:17.37 ID:8cN5QBeS
間違いばかり。 書斎が自演をしていないというごく当たり前の事実を受け入れれば何の問題も生じないんだけどね。
489 :
名無しのオプ :2012/10/30(火) 13:51:10.43 ID:hgHDXWfI
書斎が自演をしていないと断言できるのは書斎自身だけという ごく当たり前の事実を受け入れれば、書斎の自演はあきらかなんだけどね
490 :
名無しのオプ :2012/10/30(火) 17:56:23.82 ID:8cN5QBeS
していないものはしていないんだよ。
491 :
名無しのオプ :2012/10/30(火) 18:20:55.31 ID:KnSB0Gwg
書斎も他人にあれこれ言われてよく我慢してるね。 それだけ我慢できるなら、一般の人の書き込みにも同じように対処してほしいなw
492 :
名無しのオプ :2012/10/30(火) 18:26:54.54 ID:CLgEU0ZY
まあウザいと思ってるんだろうね
で、つい
>>481 で本音がww
493 :
名無しのオプ :2012/10/30(火) 20:59:12.55 ID:8cN5QBeS
>>491 書斎は独立独歩の人だからね。
大した御仁だよ。
494 :
名無しのオプ :2012/10/30(火) 21:04:59.37 ID:nqoU+jwc
書斎さん、
>>493 の言葉を噛みしめてね。
何でもかんでも噛みつくような真似はしないよね。
文句があるなら当人にw
495 :
名無しのオプ :2012/10/30(火) 21:16:40.76 ID:8cN5QBeS
普通に会話しているだけで噛み付いているわけではないよ。
496 :
名無しのオプ :2012/10/30(火) 21:23:13.75 ID:0J8aIJX3
書斎さんの行動を狭めていくバカw
497 :
名無しのオプ :2012/10/30(火) 21:44:45.74 ID:8cN5QBeS
書斎は自由闊達に言論活動を続けるよ。 何の問題もない。
498 :
名無しのオプ :2012/10/30(火) 21:47:30.72 ID:KnSB0Gwg
独立独歩の人なのに、名無しに弄ばれちゃってw
499 :
名無しのオプ :2012/10/30(火) 22:23:11.47 ID:ypAXGf20
相変わらず意味もわからずにズレた四字熟語の濫発ww ほんとに小学校からやり直して来いよバカwww
500 :
名無しのオプ :2012/10/30(火) 22:42:29.51 ID:8cN5QBeS
書斎の2ちゃんでの執筆は彼の活動の一部でしかないんだけどね。
501 :
名無しのオプ :2012/10/30(火) 23:39:45.78 ID:36xVmxNX
みんなそうだよw 一日中回線切り替えながら2ちゃんにへばりついてるなんて間抜けは稀有な存在
502 :
名無しのオプ :2012/10/31(水) 10:21:25.12 ID:KAEWteAU
アンチのことか。
503 :
名無しのオプ :2012/10/31(水) 10:29:26.37 ID:iCxsDDMg
書斎のことだよ
504 :
名無しのオプ :2012/10/31(水) 11:08:06.70 ID:KAEWteAU
書斎はそんなこちはしてないよ。
505 :
名無しのオプ :2012/10/31(水) 11:43:09.06 ID:iCxsDDMg
506 :
名無しのオプ :2012/10/31(水) 15:44:14.02 ID:KAEWteAU
507 :
名無しのオプ :2012/10/31(水) 16:25:26.90 ID:iCxsDDMg
ファンが何万人いようと、本人は一人しかいない 書斎が自演をしていないと断言できるのは書斎自身だけという ごく当たり前の事実を受け入れれば、書斎の自演はあきらかなんだけどね
508 :
名無しのオプ :2012/10/31(水) 16:32:48.62 ID:qLGSXWsq
そもそもファンなんか居ないよね。あれだけ自分勝手で不快な奴に。 どのスレでも嫌がる書き込みの方が圧倒的に多い。 こう指摘すると、サイレントマジョリティは書斎支持! と喚き出すけど そういう矛盾したことしか言えない時点でファンなど居ないと分かる。
509 :
名無しのオプ :2012/10/31(水) 17:53:04.36 ID:KAEWteAU
書斎のプログの訪問者数を見たら腰を抜かすだろうね。
510 :
名無しのオプ :2012/10/31(水) 18:16:30.06 ID:eKSPQzRW
ゼロw 「プログ」って何の略よ。
511 :
名無しのオプ :2012/10/31(水) 23:33:35.11 ID:tn+gZYBn
で、ブログってどこよ?と聞くと 荒らされるから教えられない、という答えなんだよなw そんな人気のブログがあるなら、そっちに専念して、2ちゃんに書き込むのはもうやめなよ そうすれば、ここの住人も、幻のブログのファンも万々歳だろ
512 :
名無しのオプ :2012/11/02(金) 10:12:10.13 ID:HFim+mrb
まあ最近は忙しいのかあまり書き込んでいないよね。 書斎がリアルで充実した真人間である証拠。
513 :
名無しのオプ :2012/11/02(金) 11:31:28.87 ID:uIbfl2bs
で、ブログってどこよ?
514 :
名無しのオプ :2012/11/02(金) 12:20:20.50 ID:uIbfl2bs
もしかして、
>>511 を実践してるのか?
だとしたらめでたいことだ
このまま、二度と出て来ませんように
515 :
名無しのオプ :2012/11/02(金) 12:54:58.53 ID:HFim+mrb
書斎は引退はしないよ。
516 :
名無しのオプ :2012/11/02(金) 22:50:09.25 ID:cohacwiH
引退?2ちゃんの書き込みをやめるだけのことを何をおおげさな やっぱり、書斎にとって2ちゃんは仕事とか生きがいとかに匹敵するのかよw
517 :
名無しのオプ :2012/11/03(土) 09:25:37.88 ID:MfJmNAfg
書斎ほどの大物コテとあらば2ちゃんに書き込まなくなれば引退とするのが正しいわな。
518 :
書斎麻疹 :2012/11/03(土) 13:23:26.48 ID:oqoBPqdm
2ちゃん以外に俺でも書き込めて 無理にでも人に読ませられるのは他にないから仕方ないだろ 撤退なんかできるかよ
519 :
名無しのオプ :2012/11/07(水) 05:55:02.43 ID:O8MEAOt2
カーの短編の最高傑作っていわれている「妖魔の森の家」を、今さらながら読んだんだが、 なんじゃこりゃ、肩透かしもいいとこ。 トリックは、重さや臭いでバレるだろと思ったが、まあそこは目をつぶるにしても、 トリックの実現性以前に、そもそもあそこから、HMと一緒にアレを持って帰る必然性がないだろ 一旦、森に埋めて、あとで戻ってこっそり処分すりゃいい。(メル欄)にする必要もない。 その時間的余裕もあったし、他人がうろついていて、それが出来ないってわけでもない。 これって要するに、HMにアレを運ばせたことによって、最後のゾッとするセリフを 言わせたいだけだよな。 ホラーとしてはいいのかもしれないが、ミステリーとしてはダメだろこれ。
520 :
名無しのオプ :2012/11/07(水) 06:43:16.28 ID:9hwo4kXN
犯行の不合理性を言い始めたら、多くの作家のかなりの傑作が 駄作になってしまうと思うけどねえ。 「妖魔の森の家」は、冒頭の会話とか、水の音とか、ミスディレクションと手がかりが そこらじゅうにばらまいてあるところがミソ。 カーの騙しのテクニックとフェアプレイ精神を楽しむべし。と思うけど。
521 :
名無しのオプ :2012/11/07(水) 15:25:09.56 ID:O8MEAOt2
>>520 巻末の解説にもあったが、ばら撒かれた伏線の妙と、ミスディレクションの上手さは認める。
男女どっちかが(メル欄)だと思ったら、まさか(メル欄)とは思わなくて、
気持ちよく騙された
だったら、小屋の外に、ハンターとか、ハイキングの客でもなんでもいいから、
誰かがいて、外にはアレを隠せなかったとか、ほんのちょっとだけ付け加えればよかった。
こんなの、誰もが思いつきそうな単純な必然性作りなのに、カーがそれを
思いつかなかったのが不思議
無人の鬱蒼とした森の雰囲気を壊したくなかったがために、トリックの必然性を潰したのかな?
522 :
名無しのオプ :2012/11/07(水) 20:17:25.23 ID:67fZm8PH
妖魔の森はなあ… 絶賛されてるし上手いとは思うけど
523 :
名無しのオプ :2012/11/07(水) 20:20:39.36 ID:67fZm8PH
すまん途中送信した
>>522 のメル欄の疑問が残ったんだよな
本文を読む限りメリヴェール自身も何か引っかかってたらしいけれど
524 :
名無しのオプ :2012/11/07(水) 22:24:11.56 ID:O8MEAOt2
最初に書いたけど、俺は必然性の無さがダメであって、むしろそれは許せるなあ 行きは重い食器を入れていたとか、言い訳も出来そうだし。 むしろロジックの帝王であるクイーンが、トリックの必然性が無いのにも関わらず、 絶賛しているって事が驚いた
525 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/11/07(水) 22:27:42.11 ID:9hagi/zf
ジョン作品の場合「妖魔の森の家」だけ、マジで叩きしても仕方ないわな。 叩けば(たくさん)埃が出る作品多し。 以前にプレーグコートにおける検視のいい加減さを指摘したが、 細かい疑問点や無理やりな展開はジョン作品名物とも言い得る。
526 :
名無しのオプ :2012/11/08(木) 06:55:35.91 ID:B26JPWr2
>>524 「不可能」を演出した理由は、超自然現象に偽装するため。
カー自身が『孔雀の羽根』のなかで言及した事例のひとつだね。
そんなのは「昨日の本格」だ、受け入れがたい、という立場は当然あると
思うけど(トリックを見抜かれたら、たちまち〔メ欄〕はアウトだから)、あるいは
一連の行為を、〔メ欄〕は楽しみながら実行してたんじゃないか、と考えると怖くなる。
クリスティーだと、1941年の長編みたいにね。
527 :
526 :2012/11/08(木) 07:13:37.47 ID:B26JPWr2
>>524 すまん、貴方の最初の書き込み(
>>519 )を読み返して、誤解に気づいた。
貴方が問題にしているのは、「密室の必然性」じゃなく、そのあとの行為の
必然性なんだね。
ただ、貴方が示唆する、より合理的な行為のほうなんだけど・・・現場周辺
を調べて(捜し)まわられたら、あきらかに最近手が加えられた痕跡がわか
ってしまうんではないだろうか?
528 :
名無しのオプ :2012/11/09(金) 04:10:52.44 ID:snvvuIlN
>>521 犯人は予めいろいろ準備してるんだから、[メル欄]は最初からの予定だったわけで。
万が一の目撃者を恐れて[メル欄]だけで処理する計画をたてた、では駄目?
529 :
名無しのオプ :2012/11/09(金) 05:44:43.85 ID:0JiGbjvQ
>>526 そもそも超常現象に見せる偽装って必要なのかな
絶対外に出れなかったの消えた!っていう不可能性を強調すると、
より警察の疑念を招くような・・・
超常現象なんて信じない、絶対仕掛けがあるって刑事がいるかもしれない。
単なる失踪者にしておいた方がいいんじゃないかな。
彼女は世間でも、そういう事しそうな、不思議ちゃんみたいな扱いみたいだし。
もちろん警察に事情聴取されるだろうけど、死体さえ出てこなければ、
知らぬ存ぜぬで通せると思う。
>>527 あらかじめ森に、死体の隠し場所を簡易でいいから作っておくとか。
後で痕跡が残らない類の。
>>528 ミもフタもないけど、外部の目撃者よりも、HMにアレを持たせる方が
よっぽど危険な橋のような・・・
あと帰りの車の中にもバスケットを積んでるけど、臭ってこないのかと
でもまあ確かにそういうアラ言い出したらキリがないねw
うーむ、皆さんのいろんな意見が聞けて面白い
530 :
名無しのオプ :2012/11/10(土) 11:42:36.62 ID:bueprcpa
「眠れるスフィンクス」読んだ。 先ず思ったのは緑のカプセルのあの台詞ってやっぱりブラウンの詩なのかな。 原文じゃ読めないからわからないけど。
531 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/11/10(土) 19:06:33.52 ID:FGBfD/3P
ブラウン?ブラウニングやろ?(w 848 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/11/10(土) 19:04:16.68 ID:FGBfD/3P J・D・カー「眠れるスフィンクス」を読む。 初読時には、タイトルからエジプト怪談ネタを期待して大外れ、 この点は大いに失望したものの、 大庭忠男先生(C・D作品もこの人のリーダビリティ大な名訳無くして、 ヒットしたかどうか)のこなれた訳文で、サクサクと読め、まあ、そこそこ は楽しめた感はあった。 しかしながら、幽霊話は「ねえちゃん、それはねーえよ・・・」展開だし、 著名な実話ねた「動きまわる棺」ネタも、あっさりとおまけの如く解決、 ジョン=怪奇探偵小説の大家と思い、それを期待する俺としては、 まあ、「なんだかなあ・・・」という気もするのだ。 この頃、既にジョンは怪奇を書くのに飽いてでもいたのであろうか。 本作の主人公(ちゅーか、ヒーロー)は、諜報部員のため、 本来はギディオン譚よりは、ヘンリー譚にフィットするネタのようには 思われ、その線でゆけばユーモア度も増したであろうが、 ジョン十八番のひとつであるラブコメ、ドタバタが抑制気味な分、 シリアスな心理サスペンスの盛り上げに成功しているので、 この辺はジョンの「狙い」やもしれぬ。
532 :
名無しのオプ :2012/11/10(土) 19:39:02.46 ID:XJT99UdZ
>>530 『緑のカプセルの謎』の第19章に出てくる
「虫の好かないフェル博士、べつに理由もないけれど」
いう詩の事かな?
533 :
名無しのオプ :2012/11/10(土) 21:55:53.12 ID:4nPPhViz
534 :
名無しのオプ :2012/11/10(土) 22:10:42.50 ID:4nPPhViz
あちこちの他のシュミに浮気をしていましたが、ようやく積ン読だったカー作品に 戻ることができ、「蝋人形館」に続き、「黒死荘の殺人」などを読み終えられました。 気がつくと黒死荘の新装版は、既に二版が最寄駅前の書店にも並んでいました。 嬉しいなあ。 以下の突発感想はまたダラダラ無意味に長くなりますので、お気に触られたら 透明あぼーんなどでスルーしていただければ幸いです。 まず、南條・高沢コンビの翻訳が実に読みやすくて嬉しくなりました。 かねてより「ラノベ調のカー」を望んでいたアホウとしては、ヘンリ卿が登場する 「ホワイトホールの思い出」の章の冒頭4ページなどはある意味理想に近い文章で、 一見淡々とつづられる地の文が、染みいるようにおかしさを感じさせてくれて至福。 ハヤカワ文庫版のこなれた小倉訳でも何を言いたいのかさっぱり理解できなかった 「フェザートン少佐がビールの新聞広告に激怒する」くだりも今回は実に楽しい。
535 :
名無しのオプ :2012/11/10(土) 22:11:36.10 ID:4nPPhViz
やや余談ですが、カーお得意の、女性がブツブツ言う独り言じみたセリフはまだ 翻訳のみなさんも苦闘されているようですね。 (とんでもない悲鳴を上げたマリオンが、脅えた影が婚約者だったと気づき) 「 じゃあ――あなたなの、ディーン? 本当にあなたなの? そうね。 もちろん、そうだわ…でも、どうしてここへ?――どうして… あなたはここへ来てはいけなかったのよ。危険なの。今夜は―― 」 こういった辺りはこなれた小倉訳が読みやすいですね。しかしハヤカワ文庫版も 新訳と比べると「大丈夫なのかな?」という部分は目につきますが。 ○新訳版 「 お前さん、知っておるぞ。もちろん親父さんもな。グロスビーク御大だったな。 わしが議会に打って出た時、対抗馬になった御仁でな。おかけで見事 落選したよ。ほかの家族もみんな知っておるぞ。」 ●ハヤカワ文庫版 「 君のことは聞いていた。君の親父さんとは旧知の間柄だ。グロスビークと いったな。わしが代議士に立候補した時の競争相手でな、わしは勝ったが。 わしの知らない人間はまずないな。」
536 :
名無しのオプ :2012/11/10(土) 22:12:50.10 ID:4nPPhViz
○新訳版 (H・Mが警官に電話番号を指示して「ホースフェイス」を呼び出せと言う) 「 幸いホースフェイスが誰のことか思い出したので、私はマスターズに ついてホールの裏手へ行く際、ひと言マクドネルに注意してやった。 卿に悪気はないのだ。ただ、H・Mには、御大自らであろうがマクドネルに 代理でやらせようが、ハーレー街で骨の権威として有名なロナルド・ メルドラム=キース医師の自宅に電話をかけ、 『馬面』 はいるか、と 訊くことがどんなに失礼か、てんで思い浮かばないのだ。」 ●ハヤカワ文庫版 「 幸いにも私はホースフェイスのことを思い出したので、マスターズが 奥へ行くのを追いながら、マクドネルに話してやった。H・Mの指示で 間違ったことはない。ハーレー・ストリートの有名な骨格学者ロナルド・ メルドラム=キース博士の自宅へ電話して、ホースフェイスのことを 聞いたところで、何もおかしいところはないはずだった。」 やっぱり旧訳の日本語だけでは、読んだ人はどんな事を言っているのか よく分からなかったんじゃないかと思ってしまいますね。
537 :
名無しのオプ :2012/11/10(土) 22:37:52.11 ID:7oL7ba7u
書斎の論考を読んで、よく勉強すること。
538 :
名無しのオプ :2012/11/10(土) 22:49:51.55 ID:ZVhfkDVF
ただし、新訳に関しては購入する資金がないので、 できるだけ話題にしてくれるな。
539 :
名無しのオプ :2012/11/10(土) 23:12:23.81 ID:bueprcpa
>>532-533 そうそう、それ
スフィンクス読んだら何か見覚えがあってさ
しかし緑のカプセルすら、か…
本当に何が楽しくてミス板にきてるんだろうww
540 :
名無しのオプ :2012/11/11(日) 00:23:49.73 ID:sqNUehwe
ただいま必死にググって気付き言い訳を考え中です 今しばらくお待ちください ブラウニングすら知らないのかと草生やして逃げるか ただただ逃げるか、さて
541 :
名無しのオプ :2012/11/11(日) 02:33:25.12 ID:jQ+OnZcO
あらら、またまたまたまた・・・知ったかぶりで大恥ですか。 本当に懲りない人ですね。 前にも忠告したけど、お腹を膨らませては「どうだデカイだろう」と 威張りたがるカエルのような性格、直したほうがいいですよ。 (いまさら無駄だろうけど)
542 :
名無しのオプ :2012/11/11(日) 05:37:56.45 ID:sqNUehwe
ただただ逃げましたとさらww ああブラウニングなんですか(w
543 :
名無しのオプ :2012/11/11(日) 08:38:43.96 ID:1VOBDwNN
>>534 お久しぶりですね。
「長文」はあなたの芸風みたいなものだと思っていますから(ちゃんと読み手
を考えて、行あけもしてますし)、そのままで構いませんよ。
中味の薄い「短文」より、ずっとカー・ファンに裨益します。
>ハヤカワ文庫版のこなれた小倉訳
これは仁賀克雄訳の誤まりですね。貴方は仁賀訳にかなり好意的ですが、私は
ちょっと・・・ 正直言って、この方(ひところは、海外ミステリの権威では
ありました)の翻訳はまったく信用できません。一度「仁賀克雄 誤訳」で検索
されてみることをお勧めします。
あと、訳文の比較引用は参考になりますが、それをされるのなら、テキストの
ページ数まで具体的に書いてもらえると、有難いですね。
個人的には、新訳「曲った蝶番」も、南條・高沢コンビに担当してもらいたかったな、と
思っています。
544 :
名無しのオプ :2012/11/11(日) 09:13:16.33 ID:5IX8ZA/y
「頭吊」に続くホームランだな。 さて、どの面下げてこのスレにくるやら。
545 :
名無しのオプ :2012/11/11(日) 09:39:54.45 ID:yhRwQFIC
プレーグコート(黒死館) 訳文としてはハヤカワのほうはイマイチなのに小説としてはハヤカワ版のほうが読みやすいと思うのは何故なんだろうね
546 :
名無しのオプ :2012/11/11(日) 10:36:55.92 ID:mjF8ykc9
>>545 物凄く好意的に考えればw 仁賀さんは、正確さより読みやすさを重視して訳文を
つくった、ということかな。(俺個人は、仁賀訳の「プレーグ・コート」が読みや
すかったという印象はナシ)
でも、アカデミー出版のかつての「超訳」と同じことで、それは翻訳をはき違えて
いると思う。訳者がヘンに凝って悦に入ってる平井呈一訳の『黒死荘殺人事件』
も然り。
平井さんの場合、一種の「名人芸」ではあるだろうけど、その「芸」が通用した
時代は、もう過去のものだから。
547 :
名無しのオプ :2012/11/11(日) 21:57:52.91 ID:GNno4lOx
>>543 ああああああ!
久しぶりに訪れた瞬間に大バカをやらかしてしまいました。
>>534 です。
誠に申し訳ありません!もちろんハヤカワ文庫版「プレーグ・コートの殺人」は
仁賀克雄さんです。目の前に本があるのに何をやっていたんだか…
たて続けに「時計の中の骸骨」を読んでいたせいか、なんていうのは言い訳にも
なりません。重ねて申し訳ありませんでした。
仁賀克雄さんの訳についてのアドバイスありがとうございました。確かに
学生の頃から誤訳をテーマにした本で名が挙がっていたのを見たような気が
しますが、まずはしっかり勉強してみます。重ねて感謝いたします。
548 :
名無しのオプ :2012/11/11(日) 22:02:20.15 ID:GNno4lOx
念のため、
>>534-535 で挙げた部分についてデータを添えさせていただきます。
ハヤカワ・ミステリ文庫版「プレーグ・コートの殺人」は、昭和55年発行の
二版に拠っています。
・「フェザートン少佐がビールの新聞広告に激怒する」くだりまでを描いた部分
創元新訳版… P209-212 ハヤカワ文庫…P164-165
・悲鳴を上げたマリオンの、しどろもどろのをセリフがある部分
創元新訳版… P44-45 ハヤカワ文庫…P28-29
・ヘンリ卿がグロスビーク氏との議会選挙について語った部分
創元新訳版… P270 ハヤカワ文庫…P213
・「馬面」に関するケンのつぶやきを記した部分
創元新訳版… P277 ハヤカワ文庫…P219
いや、昨夜は寝落ちして「黒死荘」の感想を書くに至らなかったのですが
神の配剤だったかもしれません。下書き推敲もしていない有り様でもありますし
明日にでもまた出直してまいります。重ねて失礼いたしました。
549 :
名無しのオプ :2012/11/11(日) 22:10:21.86 ID:GNno4lOx
すみません、また訂正させていただきます。 ・「フェザートン少佐がビールの新聞広告に激怒する」くだりまでを描いた部分 創元新訳版… P209-212 ハヤカワ文庫…P164-×165 → 166 ・悲鳴を上げたマリオンの、しどろもどろ「の」セリフがある部分 創元新訳版… P44-45 ハヤカワ文庫…P28-29 失礼しました!
550 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/11/11(日) 22:18:13.75 ID:OtD082th
ブラウニングへの食い付き、予想どおりかと(w 罵倒とスレタイに無関係な事しか書かない一部荒らしを除き、 ジョンスレが引用しまくりちよこなオタの巣窟化しているのが面白い。 昔から本邦では海外本格ミステリ御三家の一角とはいえ、 人気度ではアガサに遠く及ばず、エルにも劣るという時代が継続していた。 まあ、新訳出版効果なんやろうね。 古くからの愛読者としては、この傾向が続くことを祈りたいのだが、 それにしても、早川も創元も品切れ多過ぎ・・・
551 :
名無しのオプ :2012/11/11(日) 22:20:46.66 ID:IrbAxn5v
こういう言い訳するガキってよくいるよね。
552 :
名無しのオプ :2012/11/11(日) 23:05:49.70 ID:4Njl3Tes
予想通りってなんだよw 間違えただけだろ、お前
553 :
名無しのオプ :2012/11/12(月) 00:07:13.20 ID:nnAjCEzs
ブラウニングの名前がが出てくる余地なんかないだろうがw
詩と聞いてブラウニングしか詩人を知らない馬鹿が勝手に
>>530 のブラウンは
ブラウニングの間違いだと決めつけ、いつものように知ったかぶりをして
みんなに笑われましたとさ
554 :
名無しのオプ :2012/11/12(月) 07:44:13.72 ID:rwoGBjRu
ミス住の論考が正しい。
555 :
名無しのオプ :2012/11/12(月) 09:01:14.53 ID:qr6Mm7xm
後釣り宣言とはまた、一番みっともない手を選んだものだww 特にスフィンクスなんて読んだばかりの設定なのにねえ 今度はどんな自爆をするんだろうw
556 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/11/16(金) 00:04:52.23 ID:dfEe+MQr
ミステリ板なのに、 >著名な実話「動きまわる棺」ネタ 肝心要な「ここ」を突いて来られない喪前らって一体(w
557 :
名無しのオプ :2012/11/16(金) 08:56:24.03 ID:jdN3RkGP
話を逸らしたくて必死ですねブラウニング魔神さんww
558 :
名無しのオプ :2012/11/16(金) 09:54:50.58 ID:6vJ2DhSo
559 :
名無しのオプ :2012/11/16(金) 10:20:35.24 ID:+ZlRovLo
激務のあと、深夜にしかカキコできないにもかかわらず、我々の愚かさをやさしく戒めてくれる書斎。 みんな有難いと思わないか?
560 :
名無しのオプ :2012/11/16(金) 11:12:24.15 ID:D/nLYFqh
書斎は間違っていないよ。いつだって正しい。
561 :
名無しのオプ :2012/11/16(金) 12:41:48.57 ID:n8RMFx8F
>>548 の、「黒死荘」の感想の続きが早く読みたい。
562 :
名無しのオプ :2012/11/18(日) 09:00:46.18 ID:cFPwRGKz
これからは「ブラ頭」で決定だな。
563 :
名無しのオプ :2012/11/23(金) 19:44:40.59 ID:GID80LK4
ブラウニング魔神は敗走中か また何事もなかったかのように馬鹿晒しに来るんだろうけど
564 :
名無しのオプ :2012/11/24(土) 01:23:13.47 ID:+lBStu+3
『白い僧院の殺人』をいまさら購入してきた。 この連休中に読もうと思う。 楽しみ。
565 :
名無しのオプ :2012/11/24(土) 01:36:48.06 ID:QPxg54mm
雪が降った時の楽しみにしとけば? あと短編で雪上足跡トリック作品もあった気がする
566 :
名無しのオプ :2012/11/24(土) 11:44:44.82 ID:OvSwMlOx
>>564 前に「白い僧院」について書き込んだものだけど、読み物としては
とにかく忍耐が必要。何度も挫折したけど、最後のカーの十八番のトリック
ですべて救われる。
567 :
564 :2012/11/25(日) 12:40:09.42 ID:VqmAjsKn
『白い僧院の殺人』読了した。
古典だと思って正直舐めていたわ。
トリックそのものもだが、プロットが素晴らしい。
本当の王道作品を読んだという気がする。
>>565 その短編の雪上足跡トリック作品を教えてくれるとありがたい。
>>566 『僧正殺人事件』よりは読みやすかったぜ!
しかしこれ、たった一日の出来事なんだね。
568 :
名無しのオプ :2012/11/25(日) 14:38:50.57 ID:8GQUvkXU
>>567 『不可能犯罪捜査課』に収録されてる「空中の足跡」。
569 :
名無しのオプ :2012/11/25(日) 19:25:16.67 ID:Q0CfDdiY
ていうか読むの早いね 自分なら一週間くらいかかりそう ところで「白い僧院」って雪の中の僧院だから白なんだったけ それとも本当に外壁が白色なんだっけ?
570 :
名無しのオプ :2012/11/26(月) 21:03:35.47 ID:81CLMXVZ
>>568 ありがとう、買ってくる。
>>569 元々の名称が白い僧院だったかな。
読み進めていくうちに、これじゃ(目欄)じゃないか!
と突っ込みたくなったけど、最後で納得したw
571 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/11/27(火) 22:38:50.06 ID:zI0GmxYc
俺的には「修道院殺人事件」なんだよね・・・ 現在手持ちは「白い僧院・・・」だけど。 十八番のオカルト要素を入れれば、エンタメ的にはもっと面白くなった作かとは思う。 まあ、中島先生の説にもうなずけないこともないが。
572 :
名無しのオプ :2012/11/28(水) 00:29:37.63 ID:+a4wMHLE
一年ぶりに来たんだがおまえらまだやってんの?この一年で書斎にどんだけ時間割いたの?基地外を指差して笑うとスカッとするの?
573 :
名無しのオプ :2012/11/28(水) 05:36:03.05 ID:3rS6UUXq
白い僧院はマジ名作 最初に読んだカーだから思い入れもある
574 :
名無しのオプ :2012/11/28(水) 10:13:59.63 ID:n5Mqc0lL
>>572 それはあるな
たまにNGワードを外して自分より馬鹿がいることを確認して、またNG登録して日常にもどる
575 :
名無しのオプ :2012/11/29(木) 20:17:34.57 ID:0oUDtl9w
『不可能犯罪捜査課』購入してきた。 帰りの電車で「空中の足跡」だけ読んだけど、 これが短編で安心したw それでも基本的な伏線を張ってあるのは心憎いね。
576 :
名無しのオプ :2012/11/30(金) 20:04:05.15 ID:FCeM5s36
「帽子収集狂事件」に載ってる中島河太郎の解説で、 未読だった「パリから来た紳士」のネタバレくらった人って俺以外にいる?
577 :
名無しのオプ :2012/12/03(月) 04:03:29.37 ID:UcXVpTey
解説でネタバレはほんとやめてほしいよな
578 :
名無しのオプ :2012/12/03(月) 10:08:36.40 ID:/HuhvfKP
『他作品のネタバレあります』って注意書きが書かれてるのもあるけど 無いのもいっぱいあるからなぁ マジ勘弁
579 :
名無しのオプ :2012/12/03(月) 22:08:52.08 ID:Fv847l9W
「震えない男」読んだ。馬鹿馬鹿しいといえばそれまでの物理トリックであるが カーの場合はその稚気、そここそが楽しい。いつもの因縁話のオカルトも有りの ファンにとっては楽しめる作品にしあがっている。 あまり、取り上げられることのない作品だが、水準以上の作品でした。
580 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/03(月) 22:39:07.55 ID:NWG2TEpt
>>579 文庫化して欲しいよな・・・
ジョンらしいトンデモな面白さがある作ではある。
まあ、当時としては科学ネタだったんだろうが。
581 :
名無しのオプ :2012/12/04(火) 11:31:00.84 ID:aBJxTb+7
少なくとも読んで間もないはずのに「スフィンクス本編と関係ないだろ」 の一言もないんだよな まさに未読魔神の面目躍如といったところかww
582 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/05(水) 00:15:58.36 ID:8YHP8vAJ
震えるに限らず、アガサやエルと比較してジョンには早川に 未文庫化作品が多過ぎ。 もうちょい、頑張って欲しいものあり。 「毒のたわむれ」とかも、初期ジョンらしい怪奇な楽しさは全開なんだが。
583 :
名無しのオプ :2012/12/05(水) 16:40:12.84 ID:NQ7uoGxG
ネタバレといえば作者自ら過去の作品をネタバレするやつも止めてほしいな カーだと一角獣でプレーグコートのネタバレがあった
584 :
名無しのオプ :2012/12/06(木) 20:56:55.34 ID:aNzViia2
「黒死荘の殺人」に注文をつけようとすると、どうしても小ネタのネタバレになってしまい 書くに書けぬまま時間を浪費してきた者です。 書きたいことはあるので何とか絞りだそうと思っていたら… ここでも以前から話題になっていた「文春東西ミステリーベスト100」いつの間にか 書店に並んでいるじゃありませんか!ここのところ忙しくて世間の波にすっかり 取り残されていたのか!とおもって駆け付けてきたのですが、 …まだ話題になっておりませんでしたか。ちょっと控えさせていただきます。 また改めて。
585 :
名無しのオプ :2012/12/06(木) 22:59:29.29 ID:TcZvHNjZ
どうしてもネタバレしないと書けない場合は核心部分はメール欄に書いてください くれぐれもまだ未読の人の楽しみを奪わないようにお願いします
586 :
名無しのオプ :2012/12/07(金) 21:10:23.63 ID:tn3z0QhG
曲がった蝶番の新訳版の表紙見たけれど 自動人形の全身像だと、あれちょっと露骨すぎやせんかね
587 :
名無しのオプ :2012/12/08(土) 22:29:15.35 ID:BdMZTXjT
未だに何が書かれてるかわからないので未読魔神は 大好きな黒死荘の名が出たにも関わらず絡みに来れませんでしたとさ
588 :
名無しのオプ :2012/12/09(日) 00:02:10.62 ID:ZCiyCqDe
>>586 いやあれくらいでいいんじゃないかな
そういえば新訳かぎ煙草入れの表紙も「アレ」がしっかり書き込んであったね
大丈夫大丈夫、たぶん
あんまり関係ないけど最近出た綾辻行人の時計館の殺人の新装改訂版の表紙なんかも、
ネタを知ってる人にだけほんのりと香るアイロニーが嬉しかった
589 :
名無しのオプ :2012/12/09(日) 00:41:43.45 ID:Rj+LCI3Y
「帽子収集狂事件」を読んでいるのだが、 三分の一ほどの時点でけっこうきつい 物語の進行が遅すぎやしないかこれ? 頑張って最後まで読破してみるけれども
590 :
名無しのオプ :2012/12/09(日) 01:18:48.44 ID:BFLXbAyJ
>>589 状況説明とか各自のアリバイ部分の描写とかがあまり上手くない上に
事件自体もあまり動かないからのう
ラストの謎解きシーンで「動かない」と言う印象は一変するのだが
591 :
名無しのオプ :2012/12/09(日) 08:20:06.45 ID:59iUYwDu
自分も昔読んで、なんだかタルイ展開だな〜って思った しかもカーの代表作みたいに言われてるし 今度新訳で読み直してみようと思う
592 :
名無しのオプ :2012/12/09(日) 09:48:30.41 ID:FvcNyKN+
こんにちわ。 「帽子」はカー二作目で、出だしのフェル博士たちの軽口が楽しかったものの 事件としては雲をつかむような話で、読み進めるのに苦労した覚えがあります。 子供心に「選択間違ったかなー」と思っていたのが、皆さんの言葉通り、解決篇で 世界が崩れ落ちるように一気に視界が変わる。 ある意味で「奇妙な人々が作りだしている完結した論理の世界」っていうカーの 持ち味の完成形のような話で、これもある意味でカーの持ち味が十分に出ている カーらしい話だと断言できます。 …ただ、創元の新訳は、ちょっと「違う」んですよねえ… 「火刑」と「帽子」が、作品のベクトルがなんかあちゃこちゃに行ってるように見える 日本語でこれから何年も読まれるのは、すごくつらいなあという気がしています。
593 :
名無しのオプ :2012/12/09(日) 20:25:48.89 ID:Rj+LCI3Y
今日いっぱい使いようやく「帽子収集狂事件」読み終えた 帽子収集犯は誰か、から、一気に面白くなったよ 二転三転する事件のあちこちに皮肉なスパイスが散りばめられた良作だったが、やっぱりみんなが言うように、前半のかったるさが残念 後半の怒涛の展開への助走と考えればまあ仕方ないかな?
594 :
名無しのオプ :2012/12/09(日) 21:36:10.52 ID:vYJ4/hX0
>>593 「帽子」はカー十八番の○○○○トリックがばっちり決まっている。
ただ、おっしゃるとおり前半から中盤のタルさは、いかんともしがたい。
595 :
名無しのオプ :2012/12/09(日) 22:05:54.07 ID:oUkPGRmt
596 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/09(日) 22:52:30.74 ID:htz0j26C
マッドハッターは、ロンドン塔の雰囲気に浸りながら、 じっくり、ゆっくり読むと楽しめる。 俺が手にしたのは、語りの巧さでは定評がある宇野(以下「うの」と略す)訳 だったのが良かったかも。 舞台の不気味さのわりにはオカルト色は無く、 トリックにもジョンらしい派手なものではないが、 ぱっとしない椰子が多いねらーには、 本作の犯人はジョン作品犯人中では、最もシンパシーを感じるのでは?(w ラストのギディオンたちの措置にもマンセー!でしょ。
597 :
名無しのオプ :2012/12/09(日) 22:58:09.12 ID:ZCiyCqDe
かなりそのまんまだなあ まあこれでも大丈夫だとは思うけど 角川といえば最近出た横溝正史の期間限定復刻カバー、 犬神家のあれはなんなんだろうとか思う 早川は新訳の続き出さねえなあ ユダの窓とか三つの棺とか需要あると思うのに あるいは数年前やったみたいに古い訳でポケミスにしかないのを新訳とか
598 :
名無しのオプ :2012/12/10(月) 19:56:40.92 ID:P334ENvz
>>583 確かに
ほかにも「パンチとジュディ」にある「ユダの窓」の
ネタバレとかな
599 :
名無しのオプ :2012/12/10(月) 23:13:16.51 ID:6u5SLkdq
>>594 そのトリックを持ってくるとは読中、まったく思わなかったw
解明編で「こうきたか!」と、思わず声が出たのは内緒
次は「皇帝のかぎ煙草〜」か「夜歩く」のどちらかを読もう
古典の名作をまだ読んでいなかったのは幸せだ
600 :
名無しのオプ :2012/12/11(火) 21:38:01.95 ID:IIt4pZ8R
>>599 「白い僧院」といい「帽子」といい○○○○トリックはカーの最も得意
とするとこだよね。「皇帝」は伸訳でてるのでいいかも。
601 :
名無しのオプ :2012/12/11(火) 21:38:43.83 ID:IIt4pZ8R
ごめん。当然新訳です。
あぼーん
603 :
名無しのオプ :2012/12/11(火) 23:13:02.52 ID:PrfvJncm
>この辺を未読で、ジョンスレ乱入とか・・・ 未読の分際でミス板に居座る書斎というバカがいたっけな
604 :
名無しのオプ :2012/12/11(火) 23:23:45.28 ID:JsRQ8liH
>>600 先週に両方とも創元推理文庫、訳者井上一夫のものを購入してきた
「帽子」が読めたから大丈夫だと思うけど、翻訳物は、時々おかしな日本語になるところが気になるね
605 :
名無しのオプ :2012/12/12(水) 19:54:53.56 ID:E2rbGnOi
>>604 なるほど。俺、今みてみたらハヤカワの斉藤数衛訳だった。
今の新訳のほうがこなれて読みやすいのかな。
特に「皇帝」は、訳の良し悪しが評価に直結する可能性がありだね。
606 :
名無しのオプ :2012/12/12(水) 21:09:14.22 ID:zw3qYGH1
基本的に新訳のほうがこなれていて誤訳も修正されてるから読みやすい …はずなのだが、昔のほうが妙に味があってテンポがいい場合もあるから油断ができない
607 :
名無しのオプ :2012/12/13(木) 17:23:19.52 ID:0hBFZDlr
昔読んだハヤカワのブレイグコート、話の内容がさっぱり頭に入って来なかったんだけど、 創元で新訳出てたんだね 怪奇風味のカー作品は大好きなのに、ブレイグコートは全然楽しめなくて未練が残ってたから新訳買ってみようかな 曲がった蝶番(こっちは旧訳でも面白かった)も新訳出るらしいから、正月休みの楽しみが出来る
608 :
名無しのオプ :2012/12/13(木) 17:26:04.74 ID:0hBFZDlr
>>607 ハヤカワの「プレーグ・コートの殺人」だった
自分アホス…
609 :
名無しのオプ :2012/12/14(金) 12:43:25.12 ID:mvxjIzVX
手に入れって読めれば訳なんてどうでもいいと思ってたが 最近はそうではないのか
610 :
名無しのオプ :2012/12/14(金) 13:36:27.36 ID:KkiOlRhk
昔もそうでもなかったと思うけど
611 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/15(土) 21:49:17.78 ID:rFPKkXP1
プレーグコートを読解できないというレスには、思わずワロタ。 この人はエル作品とかはお手上げ状態ではないのか? いまだに品切れ・絶版も多く、文庫化されていない作も相当数存在するぐらい だから、ジョンは読めればOK(訳のことまで拘泥できない)という時代はあった。 創元は旧訳を含めて良翻訳陣かとは思う。
612 :
名無しのオプ :2012/12/16(日) 18:53:20.26 ID:DqNdLT9B
980 :奥さまは名無しさん :2007/12/15(土) 22:52:23 ID:???
↓だってこういう信じられないことを書く人ですから。
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/tv2/1062077725/l50 300 名前:ミステリ板住人 ◆C2eJJPwS7M :03/09/02 20:05 ID:vwmXxA07
とにかく、コロンボ本だけ読んで、良スレにしようというのは無理ぽ。
最低限、下記の資料には目を通しておくこと。
・エラリー・クイーン「オランダ棺の秘密」
国名シリーズでは、これ1冊だけでも読んでおけ。
まさに本格ミステリの教科書と言える。
367 名前:奥さまは名無しさん :03/09/03 07:50 ID:???
>・エラリー・クイーン「オランダ棺の秘密」
>国名シリーズでは、これ1冊だけでも読んでおけ。
クイーンにそんな作品があったなんて初耳。
423 名前:奥さまは名無しさん :03/09/05 00:12 ID:???
私も基本書読んで出直して来たいんですが、300の
>エラリー・クイーン「オランダ棺の秘密」
って、どこに行けば目にすることができるんですか?
613 :
名無しのオプ :2012/12/16(日) 18:54:03.19 ID:DqNdLT9B
27 :奥さまは名無しさん :2007/12/16(日) 23:26:44 ID:??? 偉そうにレビンソン&リンクとクイーンの関係を語るなら、 逃げないで、今晩中にクイーン作品を全部答えてみろよ。 *「溶ける糸」のラスト *「愛情の計算」のラスト *「白鳥の歌」の犯行 *「二枚のドガの絵」のラスト お前さあ、自分が知ってる「断たれた音」のクイーン元ネタについては、 得意げに何度も何度も書いて、知らないのは許されない「基本」だって言って、 住民を馬鹿にしてたじゃん。 答えられないなら、 クイーンをろくに読んでないって、正直に認めろよな。 30 :奥さまは名無しさん :2007/12/17(月) 00:01:28 ID:??? もう既に何日も経過しているわけだしさ いまさら奴が回答したところでもう手遅れだよな 奴がクイーンもコロンボもろくに読んだり見たりしていないということは とっくに決定的なことになってる
614 :
名無しのオプ :2012/12/16(日) 18:54:36.80 ID:DqNdLT9B
56 :奥さまは名無しさん :2007/12/17(月) 23:26:02 ID:??? いや、しかしマジで、 あれしきのクイーン作品を1つも答えられないとはなあ。 ただ漫然と読んていたオレでも三つは分かったのにw 130 :奥さまは名無しさん :2007/12/19(水) 12:55:37 ID:??? 全然エルwの話が出来なくなったミス住 131 :奥さまは名無しさん :2007/12/19(水) 13:06:54 ID:??? エルw アガサw レイモンドw フィリップw…… あ〜恥ずかし。 149 :奥さまは名無しさん :2007/12/19(水) 21:58:25 ID:??? さんざんエルエル言ってた奴が、詳しい人が来たらエルに関する話題にはちっとも触れないんでやんのwww なさけねーw 150 :奥さまは名無しさん :2007/12/19(水) 22:03:38 ID:??? ついにエルのエの字もなしw ミス住の完敗w
615 :
名無しのオプ :2012/12/17(月) 20:13:33.84 ID:0Q6ztFFC
なんで書斎とミス住が一緒くたにされているの。
616 :
名無しのオプ :2012/12/17(月) 20:56:48.09 ID:Mo7PnbYA
同一人物の別ハンドルだから ミス住が自分のレスとして書斎の書き込みをコピペしたこともあるし 名前がミス住でトリップは書斎と同じ書き込みもあった 別人だとしたら起り得ない現象
617 :
名無しのオプ :2012/12/17(月) 22:33:54.77 ID:YR8td16b
2012年12月17日 0Q6ztFFC 東野圭吾パート73 926 :名無しのオプ[sage]:2012/12/17(月) 05:51:49.60 ID:0Q6ztFFC でつまつくん、来て、お願い。 東野圭吾パート73 930 :名無しのオプ[]:2012/12/17(月) 17:40:26.70 ID:0Q6ztFFC 誰でもいいからでつまつくんになって、お願いだから。 東野圭吾パート73 933 :名無しのオプ[]:2012/12/17(月) 19:43:12.34 ID:0Q6ztFFC ですと言う時にでつ、ますと言う時にまつと言えば、それっぽくなるよ。 おいおい指導するからでつまつくんをやってください。 ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part13 615 :名無しのオプ[]:2012/12/17(月) 20:13:33.84 ID:0Q6ztFFC なんで書斎とミス住が一緒くたにされているの。 東野圭吾パート73 935 :名無しのオプ[]:2012/12/17(月) 20:51:12.52 ID:0Q6ztFFC そうそう、その調子。 とてもでつまつくんになっているよ。
618 :
名無しのオプ :2012/12/18(火) 22:02:51.86 ID:ylMhLpjc
文春のベスト100に触発され、久しぶり「火刑法廷」読んだ。 初読時は、なんかラストのみで、全体の印象はあまりよくなかったけど 本格作品としてみれば、作中の人間消失トリックなんかは、「困難は分割せよ」という 奇術のセオリーを使った、奇術師カーの面目躍如たるトリックだし、 屈指のものではなかろうか。 再読後、やっぱりカーのベストの作品と推したくなってきた。
619 :
名無しのオプ :2012/12/19(水) 09:12:34.81 ID:VzOteuZL
ミス住がマル公に完勝した議論スレを読めばより深い理解が得られるよ。
620 :
名無しのオプ :2012/12/19(水) 19:31:34.65 ID:gkAk+/h7
「夜歩く」読み始めた 事件が起きるまで相変わらず早いなw シンプルな殺人現場で、これがどんな展開をみせるか楽しみだ
621 :
名無しのオプ :2012/12/19(水) 23:50:48.18 ID:gkAk+/h7
「夜歩く」読み終えた カーの処女作と聞いて楽しみにしていたんだが、 詩的な文章表現は読みづらいわ登場人物は少ないわ広いんだか狭いんだかよくわからん舞台設定だわバンコランは気障野郎だわトリックはシンプルだわ意外な犯人だわ 面白かった
622 :
名無しのオプ :2012/12/20(木) 18:36:31.36 ID:aVb2B5Iv
わあっ、気がついたらもう曲「が」った蝶番が書店に平積みされているうぅ! 本当に息継ぐ間もない新訳ラッシュで旧作をめくる暇がない嬉しい悲鳴。 さて新訳は… 個人的に「十角館」より遥かに衝撃的だった例の一行はどうなっておるのかと 読み進めてみると… う、うーん、こう来ましたかあ! いやまあ、そうあって然るべきなのでしょうけれど、うむむむむむむむむむ。 も一度読み返してみます。 これもまた楽し。
623 :
名無しのオプ :2012/12/21(金) 22:32:53.29 ID:mXOyH+XS
>>621 バンコランものは俺思うにすごく面白いんだけど評価低いんだよね。とても残念。
初期の訳が悪かったせいか。
創元の短編全集5で再評価されると思ったのだがそれほどでもなかった。
個人的ベストは『絞首台の謎』なのだが(バンコランの冷徹さが最高)同意する人は少ないだろうな。
test
625 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/23(日) 09:54:44.13 ID:bkiulCZj
俺は東西ミステリーベスト100にバーニングがジョン作品中の最高位 という点には異議あり。 オカルティズム、不可能犯罪、奇術趣味はあれど、 ユーモア皆無の完全シリアス志向は、やはり彼の作品の魅力を十分に伝える 最高傑作とは言い得ないかと思う。 初学者にとって、本作が最初のジョン作品となると、その作風に関して誤解 をしてしまうであろう。 ヘンリーものならプレーグコート、ギディオンものなら蝶番あたりを推したい。 上記作品は、決してトリック等もバーニングに劣るものとは思えぬ。 俺もアンリ・シリーズは好きだが、ミステリとして見た場合の出来がなあ・・・ 濃厚なパリの夜、不気味な髑髏城等々、雰囲気で読ませる魅力は十分なのだが。
626 :
名無しのオプ :2012/12/23(日) 10:53:54.03 ID:SQxyPIQb
である馬鹿さあ、他人が決めたベストに異議があるって言っても意味ないだろ だいたい、初学者とやらに作者の作風を伝えることができる作品ベスト100じゃないだからw ボクチンはそんなベストと違う作品知ってるんだい!っていいたいだけだろ
627 :
名無しのオプ :2012/12/23(日) 12:16:37.04 ID:6s5cyhCa
誉めるにしても貶すにしてもランキングだけが唯一の頼みの綱 自分の絶対評価は決して語れない受け売り野郎は、もう相手にすることないよ こいつ、好きな小説について語り合いたいからミス板にいるんじゃなくて 鋭い論考を書き込む俺様カッコイーというその場限りの自己満足が得たくて 居座っているだけ ミステリー好きの仲間じゃなくてミス板の寄生虫だよ
628 :
名無しのオプ :2012/12/23(日) 16:27:34.31 ID:ksr0wymI
初学者はランキングをあてにする。 書斎の論考は正しいね。
629 :
名無しのオプ :2012/12/23(日) 16:44:32.09 ID:JpCJbyyq
蝶番読了 正直最近の創元のクラシックものの新訳ってカーと言いクイーンと言いイマイチと思っていたけれど、 これは悪くないんじゃないだろうか 事件の描写や博士、容疑者、犯人の心情などは旧作より格段に良かったと思う 最後の章の手紙はやけに馴れ馴れしい感じではあったがw
630 :
名無しのオプ :2012/12/23(日) 18:35:07.42 ID:3/vsP12h
>>629 一人称の「おれ」には違和感ありありだったけどね。
631 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/24(月) 07:09:19.41 ID:0RYSh7Wr
>一人称の「おれ」 これでガクーリ、旧訳の「ぼく」であってこそ、 逆にあの告白に不気味な迫力が出るというのに。 能三マンセー!!!、新訳逝ってよし!!! だな。
632 :
名無しのオプ :2012/12/24(月) 08:04:11.17 ID:7FxDhg2+
同感「ぼく」が一番いい、いっきに読む気なくした。 なんで「おれ」なんだチンピラでないんだぞ、訳者は勘違いしてるのか。
633 :
名無しのオプ :2012/12/24(月) 08:24:22.47 ID:3CROC/uI
「おれ」を「ぼく」に書き換えてから読めばいい
634 :
名無しのオプ :2012/12/24(月) 09:27:32.04 ID:754MtGSd
メール欄変えれば別人だという幼稚な設定のアホ麻珍w
635 :
名無しのオプ :2012/12/24(月) 11:34:44.72 ID:hjFKb2Lq
なんでも自演認定するネットリテラシーの欠片もないアホアンチ。
636 :
名無しのオプ :2012/12/24(月) 12:46:32.71 ID:/+iClbim
自演はみっともないぞw
637 :
名無しのオプ :2012/12/24(月) 12:56:41.53 ID:q05nrhML
「なんでも自演認定」なんて誰がしてるのかねえ? 不自然な養護、自賛の書き込みが自演とバレているだけのこと
638 :
名無しのオプ :2012/12/24(月) 13:02:17.42 ID:/+iClbim
ついでにいうとねたばれぷららとでつまつは書斎の別人格だから それらの駄投稿も書斎の自演として扱われているし
639 :
名無しのオプ :2012/12/24(月) 14:51:28.81 ID:hjFKb2Lq
マル公よ、名無しでウジウジ書いてないでコテハンで来いや。
640 :
名無しのオプ :2012/12/24(月) 17:34:03.97 ID:o10U2kO3
また発狂ww 林さん、いい年して本っっっ…当にみっともないよ。 年賀状を親に見せたくないからポストの前で待ち受けるとか バカ丸出しなことをネットで公言するのもやめなさいね、お爺ちゃん。
641 :
名無しのオプ :2012/12/24(月) 17:36:42.40 ID:o10U2kO3
642 :
名無しのオプ :2012/12/25(火) 15:13:22.85 ID:T38C2Xx4
依光隆が亡くなったそうだよ
643 :
名無しのオプ :2012/12/26(水) 11:50:48.05 ID:8cvU3jZP
ずいぶん前にローダンの挿絵も降りてたからね。
644 :
名無しのオプ :2013/01/01(火) 02:18:00.29 ID:UZ737R/+
明けましておめでとうございます。 フェル博士御生誕80年の今年もカーファンの皆様にとって良い年でありますように。 まだまだ新訳・新刊でカーを読める幸運が続くことを期待して、もう少し頑張って 未読の作品を読みこんでいきたいと思います。 まずは宿題の「黒死荘」の感想をささやかながら上げる努力をしたいものです。
645 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/01(火) 19:53:59.96 ID:vql3T3YU
>>644 あけおめ!(w
今年もよろしくな☆
プレーグコートに関する論考は期待している。
646 :
名無しのオプ :2013/01/01(火) 19:55:07.94 ID:nccQdOpJ
アホ書斎にとっては感想が論考なのかw
647 :
名無しのオプ :2013/01/02(水) 07:54:05.19 ID:RYD1oWfR
648 :
名無しのオプ :2013/01/02(水) 10:20:49.48 ID:VJrHznNZ
649 :
名無しのオプ :2013/01/02(水) 14:00:40.10 ID:iIsqRBYT
書斎はそんな狭量な人間ではない!!!!!!!!
650 :
名無しのオプ :2013/01/02(水) 18:59:18.87 ID:ohFrL+8T
新年最初のミステリーは「皇帝のかぎ煙草入れ」でした 変化球といえば変化球だけど、 これ、古典ミステリーの数あるお手本のうちの一冊だね シンプルな展開なのに最初と最後で景色が一変したよ しかし、タイトルが毎度毎度秀逸すぎる 読者のこともすごく意識してつけたのかな? カーのトリックに対する熱意には頭が下がる
651 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/03(木) 16:03:28.31 ID:Z1p+eu+l
今頃、皇帝初読とか・・・ それにアガサのアレを読んでいないのだろうか?
652 :
名無しのオプ :2013/01/03(木) 17:24:45.67 ID:3bMcwRb4
その人の年齢、読書歴もわからずに今頃とかww そもそもブラウニング魔神に言われてもな
653 :
名無しのオプ :2013/01/03(木) 17:28:17.83 ID:cQrThkGF
渾身の論考を嗤っちゃあいけません 本人必死なんだから
654 :
名無しのオプ :2013/01/04(金) 09:03:21.15 ID:0Awci/IG
>>648 の言うとおり、書斎は狭量な人間でしたねw
655 :
名無しのオプ :2013/01/04(金) 10:44:46.80 ID:AjkbYrMm
>>650 が、どの版で「かぎ煙草入れ」を読んだかはわからないけど、新訳が出
れば新規読者が増えるのは当然のことで、俺個人としては、そうした人の新鮮
な感想を聞けるのは、とても嬉しい。
もし創元推理文庫の新訳版で読了したのであれば、当然、戸川氏の解説には目を
通しているだろうから、トリックに先例があるのに的な、半可通ないちゃもんは、
笑ってスルーできるだろうしね。
656 :
名無しのオプ :2013/01/04(金) 18:05:43.82 ID:89XtQgud
今どきトリックに先行例があるというだけで評価を下げるバカがいるのかw
657 :
名無しのオプ :2013/01/04(金) 21:52:51.13 ID:gB/bb/om
そりゃトンデモとかビビッドとか呟いてりゃ何か論じた気になれる御方ですからww
658 :
名無しのオプ :2013/01/04(金) 22:21:49.12 ID:/o0QARw9
まあまあ、そういじめてやるなよ。 書斎だってオケラだってアメンボだって みんなみんな、生きているけど虫ケラなんだからさ。 あれ?
659 :
名無しのオプ :2013/01/05(土) 09:19:12.21 ID:wRLRxCgV
書斎は器量が大きいよ。 これだけ叩かれても平然とフェアだ。
660 :
名無しのオプ :2013/01/05(土) 20:15:24.91 ID:chFla4dA
ズルいことばかりしているアンフェアな人間だから嫌われて叩かれるんだよ
661 :
名無しのオプ :2013/01/05(土) 23:05:31.05 ID:PTU97PyL
まあ器の大きい人なら「今頃…」なんて他人を見下すようなことは言わないしね。
662 :
名無しのオプ :2013/01/06(日) 19:12:47.46 ID:7yXAgxBC
>>655 確かに。俺がもってる旧版の解説は箇条書きだからなぁ。
なので、改めて新訳かってみた。断然新訳版がいい。
読みやすさと、例の描写も神経がとどいていた。
「蝋人形館」といい、新訳されると本当に、面白さが倍増する。
まぁ、ブラウニング頭吊は新訳未読で解説も読んでないから、
でたらめな、難癖つけて、まぬけさが際立つわな。
663 :
名無しのオプ :2013/01/06(日) 23:42:15.57 ID:ms9N36yD
新訳によって新規読者に門戸が広がるのはいいよね 読みにくさが作品の本当の面白さを損ねているものがあるし 中高生にもっと古典を読んでもらいたいものだ
664 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/07(月) 22:24:34.61 ID:PIK4otRn
いまだに新しいものを有り難がるというおつむの軽い輩がいるようだな(w 平井(注 堅ではない(w )訳、 宇野(注 元ドラゴンズの外野手ではなく、いわんや、 助平な元総理ではない(w )訳、 井上訳(注 マイティではない(w )訳、 等々、旧訳はどれも翻訳者ごとに「味」があるんだよね。 謎解きしか興味が無い連中はクイズ本でも読んでいろや。
665 :
名無しのオプ :2013/01/07(月) 22:55:59.63 ID:8a5EP4Rb
カーに限らずクラシック作品を若い読者に読ませてるのは 新本格の作家がお薦めしていることが大きいんじゃないかな ちなみに自分は松田道弘さん、泡坂妻夫さんの影響が大きいけど
666 :
名無しのオプ :2013/01/07(月) 23:06:00.31 ID:vEye/mH6
新しいから有り難がってるんじゃなく、入手しやすくなった点とか 読み比べて新訳を推したりしているのに いまだに古いから有り難がってるブラウニング魔神にいわれてもなww 新訳を読んでなければ批判も出来ない筈だし、読んだ設定にしても 出てきたのは「味がある」のみwwww
667 :
名無しのオプ :2013/01/08(火) 00:11:50.57 ID:7Cm/LAjN
>>664 お前は馬鹿か。俺のもっている「皇帝は」斉藤数衛訳だ。
まさか、そんな新しい訳でしかもってないのかw
668 :
名無しのオプ :2013/01/08(火) 10:51:53.49 ID:MxjxTNko
>>667 まともなカー・ファンなら、あなたの
>>662 の書き込みの「解説は箇条書き」
でニヤリとするんだけどねw (アレで読まれて、ご愁傷さまでした)
そりゃあ、駒月訳の「味」のほうが断然いいですわ。
駒月、和爾、南條/高沢諸氏の新訳の「味」がわからぬ人にはなりたくないなあw
669 :
名無しのオプ :2013/01/08(火) 12:13:18.71 ID:CboRiOwK
曲がった蝶番は小学校の図書室で読んだジュブナイルが強烈な印象に残ってるな。 確かタイトルが変わってたと思うけど… 古書でもなかなか見つからないや。
670 :
名無しのオプ :2013/01/08(火) 12:32:06.57 ID:MKgCQE5x
>>669 偕成社の「踊る人形の謎」かな?
俺が古書で探してるのは、講談社の江戸川乱歩訳(笑)「動く人形のなぞ」
だけど。
671 :
名無しのオプ :2013/01/08(火) 13:23:48.81 ID:RHDNPBqo
書斎魔神は永遠のニワカです
672 :
名無しのオプ :2013/01/08(火) 19:40:01.31 ID:os1HtUv0
新訳はクソ。書斎が正しいね。
673 :
名無しのオプ :2013/01/08(火) 19:47:19.24 ID:7yg3nhqZ
377 名無しのオプ 2013/01/08(火) 19:37:31.58 ID:os1HtUv0 グダグダ言わずにでつまつくんをチヤホヤしろや。
674 :
名無しのオプ :2013/01/08(火) 20:54:30.50 ID:KNIN036C
原書読めりゃ一番いいんだけどな
675 :
名無しのオプ :2013/01/09(水) 01:07:38.89 ID:B4zCLwTn
>>667 俺の「皇帝のかぎ煙草入れ」なんか守屋陽一訳だぞ。角川文庫だぞ。
676 :
名無しのオプ :2013/01/09(水) 12:19:52.34 ID:orVdbLyS
>>670 乙です。
たぶん「動く人形のなぞ」だと思います。
怖かったな…
677 :
名無しのオプ :2013/01/09(水) 21:20:02.83 ID:KCcFQ5LP
>>675 おお。それは貴重品だね。
ますます、ブラウニング頭吊の底の浅さ浮かび上がるなぁ。
678 :
名無しのオプ :2013/01/10(木) 07:02:09.82 ID:wWUSor8k
マル公よ、名乗って出て来いや、クソが。
679 :
名無しのオプ :2013/01/10(木) 09:00:52.09 ID:nTin9KSI
>>675 守屋訳の角川版「かぎ煙草入れ」か。
創元で、その昔「毒殺魔」を訳したのもこの人だけど・・・
訳文の「味」wがどうこう以前に、ミステリ・センスが無いから、勝手
な意訳をして、その訳文が作品の整合性をそこねていることに気づいてない
んだよなあ。その意味じゃあ、平井呈一のミステリ翻訳に通じるものがある。
「黒死荘」なんはまあ、原作自体、ちとアンフェアに流れた表現があるわけだけど、
「かぎ煙草入れ」みたいに、デリケートな表現でフェア、アンフェアぎりぎりの所
を狙った作品の場合、その作者の狙いを読みとれていない翻訳は、致命的だと思う。
680 :
名無しのオプ :2013/01/10(木) 09:06:30.85 ID:0S0ZJ63D
相手の状況がわからないまま「今頃〜」とやって恥を晒し トリックの先行例にしか触れてなかったのに「謎解きにしか〜」と恥を晒し 新訳を新しいから有り難がってると読解力の欠片も無いことを晒し 古い訳本を味があるとしかいえず、自らが古いから有り難がってるだけだと恥を晒し 更にもっと古い訳本を所持してる人がいた為にそれも無意味に ある意味すごいなww
681 :
名無しのオプ :2013/01/10(木) 12:03:16.37 ID:9OcvZJgO
>>670 「踊る人形の謎」です。私も展開の凄さ挿絵の怖さに強烈な印象を持ちました。
これには告白文のあとにフェル博士の感想が加えられていましたがそれはそのまま訳者の感想ようだった。
私は訳者の考えに同感する者ですが全く反対の人もいるでしょう。これは本当にもう一度読んでみたいです。
682 :
名無しのオプ :2013/01/10(木) 12:22:51.73 ID:9OcvZJgO
683 :
名無しのオプ :2013/01/10(木) 19:26:56.30 ID:wWUSor8k
書斎は正しい。 虚心坦懐にレスを読めばわかること。
684 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/10(木) 22:13:11.92 ID:I2SZ7HwG
>「踊る人形の謎」 俺もこれを読んだクチ、一瞬、ホームズ譚とか思うてしまった(w 海外探偵小説シリーズの1冊でミルンの赤い館とかも 同じシリーズで読んだ記憶あり。 真相は原作どおり、やはり最初のギディオンの解決の方が面白いと思ったのは 後に能三訳を読んだ時にも同様であった。
685 :
名無しのオプ :2013/01/10(木) 22:17:14.97 ID:lrUe/d5X
「蝋人形館」なんか抄訳だったせいもあるけど、断然新訳が面白く、 作品自体の価値をあげたと思う。 読み比べさえすれば、その差が歴然なのは明白なんだけどな。
686 :
名無しのオプ :2013/01/10(木) 23:17:20.04 ID:0S0ZJ63D
恥を晒してから逃走までがえらく早かったなww
687 :
名無しのオプ :2013/01/10(木) 23:26:17.56 ID:emlc6XDP
よし、今度は「テニスコートの謎」を読もう 創元の厚木淳氏訳だが、各章のタイトルが統一されていていいなw
688 :
名無しのオプ :2013/01/12(土) 00:07:05.17 ID:CHAX0kAf
テニスコートの謎はかなりの壁本だがとても面白いぞw
689 :
名無しのオプ :2013/01/12(土) 00:10:01.05 ID:CLNUYtGT
面白い壁本ってなんか理解しがたいものがあるなw
690 :
名無しのオプ :2013/01/12(土) 10:03:39.48 ID:gEtRLINZ
「テニスコート」のトリックなんか、いまだに理解できていない。 でも、そこまでして不可解な状況をつくりだそうとしている、 カーの執着が見所の作品かな。面白いよ。
691 :
名無しのオプ :2013/01/12(土) 10:40:56.51 ID:/QunfSiX
連続殺人事件は厨房のとき読んだけど あの密室トリックは子供だましだなってバカにした記憶があるな
692 :
名無しのオプ :2013/01/12(土) 12:19:31.69 ID:tKSg3Jvy
「テニスコート」はトリックは二つとも屈指のバカトリックだけれども、主人公と ヒロインのバカっぷりや、解決編の直前の登場人物のやり取りや情景、 なによりラストの章の素晴らしさのおかげで、初読の時にすっかり個人的な お気に入りになったものでした。いま読むとどうだろうなあ。 「連続殺人事件」は、一つ目のトリック自体は以前から聞いていたものなので、 逆にその使われ方にびっくりし、初読の際に読んだ中盤の謎解きには、かなり 驚かされたものでした。そしてラストでは犯人にまた仰天。 最近もたびたび読み直す作品ですが、昔はあまりピンとこなかったアランと キャサリンのドタバタが今は何度読んでも楽しく、変わらぬお気に入りです。 冒頭の歴史論争でフェル博士が果たしたという役割(というか悪ふざけ)も 笑えますが、「それはこよなき考え」とか「ポムピリア、おぬしはわしを… さしょうというのか?」といったセリフは、新訳される際も大時代な言葉で 描いてほしいものです。
693 :
名無しのオプ :2013/01/12(土) 13:18:35.42 ID:tKSg3Jvy
>>681 >これには告白文のあとにフェル博士の感想が加えられていましたが
恥ずかしながら偕成社の全集は未読なのですが、これは訳者の野田「改作」
開作先生が原作にない顛末を創作して書き加えたというバージョンでしょうか。
新保博久氏が「書き足してあるので有名な版」という事を書いておりましたが、
それを初めて見た時は「教育的配慮」で結末を変えてしまうのか、とびっくりした
ものでしたが、やはりその方が読後感は良かったのかもしれませんね。
694 :
名無しのオプ :2013/01/12(土) 18:22:20.40 ID:iR8zE2Ix
>>693 「改作」ではありません、原作に忠実に書かれた少年版でした。
45年以上前の小学生の時に読んでので記憶が薄れているのですが
告白文を受け取った博士が誰かと感想を話してたと思います。
私はこの本読んで法律には厳しく道徳に甘い人間になりましたから
「教育的配慮」とかではなく、話を分りやすくするため加えられたものだと思います。
695 :
名無しのオプ :2013/01/12(土) 18:25:43.10 ID:fK7Mhvs5
>>694 「sage」が「sag」になってますよ
696 :
名無しのオプ :2013/01/12(土) 19:38:38.24 ID:iR8zE2Ix
697 :
名無しのオプ :2013/01/12(土) 21:25:56.41 ID:3VADqNub
ageでもいいんだよ。
698 :
名無しのオプ :2013/01/12(土) 21:34:16.17 ID:1n/kxAMa
452 :名無しのオプ[]:2013/01/12(土) 21:25:03.83 ID:3VADqNub でつまつくんの圧勝だね。
699 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/13(日) 01:01:18.55 ID:hJYeYJUq
ジョン作品はジュブナイル版が結構出ていた。 夜歩く、盲目の理髪師(この2作で1冊)、蝶番、魔女隠れは面白く読んだが、 髑髏城はNGものだった記憶あり。 後に創元で読んだ時には、個人的お気に入りの1作になったのだが、 この作品の濃い雰囲気はジュブナイルでは表現し難かったかも。
700 :
名無しのオプ :2013/01/13(日) 10:22:58.62 ID:FCzcrdX3
「テニスコート」もう一度、私も読み直してみる。 トリックを今度は、理解できるように読んでみよう。 テキストは同じく、厚木淳訳で。これはさすがに新訳はでないだろうなぁ。
701 :
名無しのオプ :2013/01/13(日) 11:22:52.51 ID:X90TYgoK
東京創元社が、厚木淳訳を改訳するのは抵抗あるかな? でも早川だって、田村隆一の没後には英断を下してるから、可能性が無くはないと思う。 俺個人としては、「テニスコート」より何より、「黒死荘」つながりで「白い僧院の殺人」 をリニューアルして欲しいんだが・・・
702 :
名無しのオプ :2013/01/13(日) 12:12:01.92 ID:FCzcrdX3
>>701 うーん。やっぱ創元社からみれば厚木淳は、特別なのかな。
「白い僧院」の新訳は大賛成。
703 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/13(日) 19:41:45.43 ID:5Z/94Cot
同じ厚木訳マイナー作品なら、テニスコートより猫と鼠の殺人を復刊(でもよい) して欲しい。ゾンビーかお(w な展開もあれど、 オカルティズム完全脱色で読ませる地味な佳作である。 ラストでジョン十八番の超法規モードも発動。
704 :
687 :2013/01/14(月) 00:35:37.71 ID:r9LT2/0a
「テニスコートの謎」読了
足跡のないトリック系では好き嫌いが出るものかもしれない
自分は好き・・・というか、
>>692 さんの言うように、
解決編直前からの盛り上がりが半端ないおかげで、
作者の物語を読ませる技巧に力ずくでねじ伏せられた感じだw
劇場での鞭の(ぴしっ!)のくだり、フェル博士がヒントを出すシーンもすごく良い
なんか、面白悔しくて、ニヤニヤしたw
705 :
名無しのオプ :2013/01/14(月) 12:09:50.02 ID:v2CtA9rz
>>704 早いね。こちらは、まだ読み出したばかりだけど、殆ど覚えていない。
トリックはうっすら記憶にあるんだけどな。
最初に、殺人現場のテニスコートの見取り図があるのが
なんとも雰囲気があって嬉しい。
706 :
名無しのオプ :2013/01/15(火) 22:01:28.53 ID:DXlguve4
>>705 見取り図はやっぱり基本中の基本だよねw
どんな作品でも最初に見取り図をざっと眺めて、
軽く推理した後で読み進めるのが楽しい
707 :
名無しのオプ :2013/01/15(火) 22:48:09.00 ID:iE+xcLYS
カーの作品で見取り図があるのはないんだよね。 力をいれた作品というのが、よくわかる。
708 :
名無しのオプ :2013/01/16(水) 09:37:12.78 ID:Xf1huVi3
いま「仮面劇場の殺人」読んでますけど、被害者のいたボックス席やら、 関係者のいた桟敷席、二階通路、楽屋出口なんかの位置関係がどうにも イメージしづらい。勝手なイメージで想像することは簡単だけど、犯人の 特定に関わることだからどうしても正確に読みとりたいと思うものなので、 図解がほしいなあと感じてしまいます。 思えばカーの重要作品で見取り図が付いていたものは、やっぱりそこで 図解されていた状況が、かなり真相に関わっていたものばかりでした。 若竹さんの解説にあったように、正直カーの描写はどういう建物、どういう 部屋、どういう窓なのか「たいそうわかりづらい」ものだし、登場人物は その辺を説明しようとする人をすぐ関係ない話で遮る方たちなので(笑)、 原典には付いていない作品、一見不要と思われるものであっても、編集の 判断で見取り図を付けてしまってほしいのですけどね。
709 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/17(木) 22:20:14.29 ID:lm1VSX0W
>編集の判断で見取り図を付けてしまってほしいのですけどね。 原典重視という観点に立てば、出版社サイドとしてはこれは出来ないわな。 そもそも見取図が無いとわかり難いミステリというのは、いかがなものか? ジョンの場合も、ユダ、プレーグコート、赤後家等々、シンプルな舞台設定の ものに代表作・傑作多し。 ユダのトリック確認のためドアを壊してしまったアホなカーマニアならぬオタも多いはず(w
710 :
名無しのオプ :2013/01/17(木) 22:55:36.30 ID:bE789pLN
なんだ、これも未読か
711 :
名無しのオプ :2013/01/17(木) 23:52:01.73 ID:8UY29ao8
>>708 そういう思いがあったかどうかはわからないけど、
「有栖川有栖の密室大図鑑」はいい企画だった
磯田和一さんが名作の密室イラストを描くというもの
カーの作品は「三つの棺」が掲載されている
712 :
名無しのオプ :2013/01/18(金) 06:53:20.99 ID:TocZY+eb
全部読んでいるからこその論考だろ。
713 :
名無しのオプ :2013/01/18(金) 08:23:44.94 ID:8h2L8kFH
>>708 初期のころから、ストーリーを転がすテクニックに、描写力が追いつかない気味
があるのがカーだからなあ。
詳細な「説明」が、必ずしも視覚的なイメージにつながらない。
新規読者へのアピールには、「新訳」だけでなく、作品によってはあなたが指摘
されたような配慮も必要だと思う。
創元推理文庫の「帽子収集狂事件」の現行版で、ロンドン塔の見取り図が完全リニュ
ーアルされているのは、その意味で評価できるね(でもあの作なら、もっと踏み込んで、
観光名所としてのロンドン塔案内・・・みたいな、写真入り――逆賊門、見てみたい――
の解説があってもよかった)。
妄言多謝。
714 :
名無しのオプ :2013/01/18(金) 08:47:35.31 ID:Uxm64toQ
頭吊が「テニスコート」の話題に全く絡めず、ユダ、赤後家なぞ メジャーな話しかできないのが、なんとも。。 読んでなきゃ無理に絡まなきゃいいんだが。
715 :
名無しのオプ :2013/01/18(金) 23:07:23.13 ID:fiEgK3Hf
>>713 「盲目の理髪師」を読み始めたところだけれど、
あなたの指摘のように、
まだ序盤なのに文章が映像としてイメージしづらい
後半一気に加速するのがカーだと信じて頑張ってみる
716 :
名無しのオプ :2013/01/19(土) 08:15:59.43 ID:0YupA2Rb
>そもそも見取図が無いとわかり難いミステリというのは、いかがなものか? >ジョンの場合も、ユダ、プレーグコート、赤後家等々、シンプルな舞台設定の >ものに代表作・傑作多し。 あえて誰もツッコまないんだろうけど、ユダは図解が付いてるじゃんw なにしろ犯人が致命的なミスをやらかして、そのせいでサー・ヘンリに真相を 見抜かれた手がかり(アレとかアレとかアレとか)が、見取り図を見てはっきり わかるように作られてる。だから「(ユダすら)未読か」とバカにされてるのに 「全部読んでいるからこその論考だ」だとさ。もうひたすらバカwww
717 :
名無しのオプ :2013/01/19(土) 08:41:51.09 ID:ZyTDOIDl
「テニスコートの謎」読み終わりました。
このトンデモトリックを馬鹿にするか、さすがこれぞカーと思うかで
嗜好がわかれるんだろうな。私はもちろん後者。
あと、読み返してみてわかったけど前半、中盤はみんな嘘をつているので
状況が錯綜している。(ファースの色も強い)従って、見取り図があって本作品は
正解でした。ただし、第二の殺人のトリックはさすがにしょぼかった。
>>716 確かに。今みたら、「ユダ」最初に見取り図ついてるよ。
718 :
名無しのオプ :2013/01/19(土) 13:47:17.16 ID:gIeTmt0A
「テニスコートの謎」について。 文庫版が出たとき一読したきりで、細部の印象はボヤけてるけど・・・ 最初の殺人のアレ、個人的には“トンデモトリック”とは思わなかった。 既発表作のヴァリエーションとはいえ、テニスコートという現場設定ならではの応用だなあ、と。 ただ、それがドラマ全体のトーンとは乖離していたような。 より「ファース」に傾斜したH・Mものに落とし込んだほうが、違和感はなかったかもしれない。
719 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/19(土) 21:49:31.11 ID:1Tbjsduk
ポイントは、 >そもそも見取図が無いとわかり難いミステリ という点にもかかわらず、単に見取図が添付されているか否かという点のみ で騒ぎ立てている連中=アホには、まあ、何をか況やという感あり(w ユダ、マッドハッター等は見取図スルーで十分に楽しめる作品群なんである。 「テニスコート読んだじょお〜〜」と自慢気な連中にも失笑を禁じ得ない ものあり。 カーマニアならぬオタを気取るのであれば、 ジョンには、同じ謎解き設定のネタ(早川でヘンリーもの)で、 もうひとつ語るべき作があるでしょって感あり。 両作品比較論考を掲載する予定だが、その場合、未読者への配慮は 一切行わない予定であるので、各人、心しておけ!!!
720 :
名無しのオプ :2013/01/19(土) 21:51:13.82 ID:SSEQbPwV
得意顔でネタバレ恫喝きました
721 :
名無しのオプ :2013/01/19(土) 21:55:58.90 ID:SKrxKiz/
いったい誰が「テニスコートの謎」を読んだと自慢しているんだろう? みんなのレスがそう読めるんだとしたら被害妄想もはなはだしいな。
722 :
名無しのオプ :2013/01/19(土) 21:59:45.90 ID:SvVaQzyZ
723 :
名無しのオプ :2013/01/19(土) 22:19:33.52 ID:FDCgh5Q6
>>717-718 感想ありがたい
>>717 みんな嘘つきという点がかなり良いスパイスになっている
登場人物へ感情移入させ、かつ探偵と読者を騙し混乱させることが目的と思った
724 :
名無しのオプ :2013/01/19(土) 22:43:28.79 ID:L/tRhR0Q
>>721 アレは持っている事が自慢になる生き物だから、読んだなんてのは
アレにとっては最高級の自慢になるのだろう
725 :
名無しのオプ :2013/01/20(日) 01:28:02.83 ID:zOVUhWv9
>ユダ、マッドハッター等は見取図スルーで十分に楽しめる作品群なんである。 「アクロイド」の時間推移が分からん!分からん!と何年も騒ぎ続けている 読解力皆無のアホウが何か泣き叫んでるなww こいつ絶対「あの図解で何が分かるのか」すら理解できてないだろw 中島河太郎解説のメイントリック以外何も読み取れてないこと確実
726 :
名無しのオプ :2013/01/20(日) 01:31:09.93 ID:zOVUhWv9
そういやアレは、「アクロイド」のメイントリックの先行作品についても、 中島河太郎が初心者向けにクドクド書き散らしていた一作品しか 知らなかったよなw ミステリファンならそれに先行する有名作を知ってて当然なのに、 そういう事を語ってた人たちに対しても、「もうひとつ語るべき作が あるでしょって感あり」みたいな恥さらしをして、追いつめられるまで 自分が負けてることすら自覚できなくて笑われてた。 必死になって持ち出した「猫と鼠」にしても、やっぱりメインの仕掛けしか 目に入ってないのが実は笑われてることも理解できてないだろww
727 :
名無しのオプ :2013/01/20(日) 04:01:42.61 ID:PGiVCb05
絡む割には仮面劇場を自分はどう思うか書かない時点で未読確定だしな 誰が読んでも見取り図がないと解りにくいのか、自分はなくてもわかるがお前は、なのか 文脈からすれば普通前者だけど一字一句合ってなければ 主張すらしていなかったことにする書斎だしなあ どっちかで突っ込まれたら「オレはそんなことは言うてない」と逃げる気満々ww
728 :
名無しのオプ :2013/01/20(日) 07:53:47.29 ID:e8/9cuEL
頭吊は「テニスコート」も読んでない読んでない。全く、内容に触れられないんだから。 「同じ謎解き設定」とか、検索でひっかかる内容紹介程度しかいえてない。 またボロ負けして、ほんと懲りない。
729 :
名無しのオプ :2013/01/20(日) 08:13:41.00 ID:hMDsiphQ
語るべき作って言ったところで、どうせ表層的な足跡テーマで「白い僧院」、 かたや物理的アプローチ、かたや心理的アプローチ、程度の比較「論考」 がせいぜいでしょ。カー読者にとって、あまりに自明のことなのにw
730 :
名無しのオプ :2013/01/20(日) 08:28:22.65 ID:N37+uda2
あらら、某有名作品のネタバレかましつつ、それが小説で描かれている真相ではなく 藤原某の子供向けネタバレ本の(仮の)トリックということに気づかない人が またかましていますね。 指摘するとネタバレかつ知恵をつけることになるので、黙っているだけなのに 依然意気揚々と語っている姿は、滑稽以外の何物でもありませぬ。
731 :
名無しのオプ :2013/01/20(日) 09:33:23.64 ID:zOVUhWv9
住人「テニスコートは壁本だが面白いぞ」
↓
書斎
>>699 「ジョンはジュビナイルも書いてる、髑髏城がいい」
住人「テニスコート読みなおそう。白い僧院の新訳も希望」
↓
書斎
>>703 「猫と鼠の復刊を。ジョン18番の(ry」
住人「テニスコートは図解があってよかった。他にもつけてほしい」
↓
書斎
>>709 「見取り図がないと分かりづらいなんていかがなものか。
ユダのようにシンプルなものにものに代表作・傑作多し」
住人「テニスコート読了。やっぱり図解があってよかった」
↓
書斎
>>719 「オタを気取るのなら同じ設定の語るべき作が (ry」
とにかく話をそらせようと見苦しくあがくことしかできないんだなww
ちょっと前に自分から振った「髑髏城」「弓弦城」の議論で、住人の
詳細な知識と読み込みに全く付いていけず、それぞれ実質一日で
スレから逃走したのはみんな覚えてるのに…
今日はもう相手するのやめるわ
732 :
名無しのオプ :2013/01/20(日) 09:47:30.82 ID:aOLKZFzP
書斎は語る値打ちのあるものを論考する。 ただそれだけのこと。
733 :
名無しのオプ :2013/01/20(日) 14:33:02.63 ID:irYVHTog
734 :
名無しのオプ :2013/01/20(日) 18:47:49.83 ID:11Tc2UxO
>>723 うーん。ちょっと感情移入には抵抗のある登場人物たちでしたね。
登場人物が少ないのに、全員嘘をついているので、謎がシンプルな割には
右往左往という感じ。しかし、佳作であることは間違いなし。
もうひとつだけ。本筋とは関係無いのですが、
最後のローランド老の駄洒落(創元文庫でp342)は、意味不明だ(笑)
735 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/20(日) 23:16:31.24 ID:V9eouVtc
>同じ謎解き設定のネタ(早川でヘンリーもの) 修道院殺人事件とか書いているレスにワロタ。 もっとテニスコートの比較対照にストライクな作があるでっしょ(w これがパッと出ないのが、このスレのジョンオタの限界かと思う。
736 :
名無しのオプ :2013/01/20(日) 23:20:08.33 ID:yUr4huHi
このスレを「修道院」で検索すると頭吊の駄文ばっかり引っかかるんだがw
737 :
名無しのオプ :2013/01/21(月) 06:42:00.92 ID:4bPd1Fjh
得意げにアゲてるお人は、
>>730 の書き込みが理解できなかったのね
物理トリックしか頭に無いから、「テニスコート」との比較でわざわざ
あの小道具の1943年作を持ち出そうとする
ホントにうわっつらしか読めないんだな
“足跡のない殺人”の料理法をロンコーするなら、
>>729 みたく「白い僧院」
を持ち出したほうが、よほど普遍性があるのに
738 :
名無しのオプ :2013/01/21(月) 12:30:36.55 ID:kPPF9KDi
なにせ有名作品の犯人と被害者を取り違えた「ロンコー」を 自信満々書いちゃうバカ書斎のことだから、たぶんテニスコートの トリックについても根本的な記憶違いをしてることは想像に難くないw 自分でも不安だから、何とかして作品の名前を挙げなくて済む 言い訳を維持するのに必死なざまがひたすら笑えるw
739 :
名無しのオプ :2013/01/21(月) 13:42:16.48 ID:ipEQhHlf
>>738 書斎が記憶違いなんてしてるわけないだろ!!!
最初から読んでないものを記憶違いなんて出来ないよw
740 :
名無しのオプ :2013/01/21(月) 19:33:52.08 ID:CsDcHr4a
頭吊は「テニスコート」全く読んでないから、醜態をさらす。 読んでるといいはるのなら、得意のテキストの確認をしてみろや。 馬鹿が。
741 :
名無しのオプ :2013/01/21(月) 20:07:52.34 ID:KS2b95n9
書斎が正しい。 マル公よ、いい加減名無しで叩くのはやめたらどうだ。卑劣にも程があるぞ。
742 :
名無しのオプ :2013/01/21(月) 20:25:40.09 ID:OYnTEitT
期待通りまったく何も答えることが出来ずお得意の発狂ww 普通のスレ住人の方たちは一人残らず、<小学生以下の無知のくせに狂った 説教をかまそうとしては滑る性犯罪者の基地外>のことを嫌っているんだから 名無しの住人達の書くことがみんな 1 無用の書斎を無視 2 汚物書斎を毛嫌い 3 ゴミ書斎を嘲笑 した内容になるのは、ごく当たり前の自然の摂理だろ 最近はやっと、自分を嫌っているのは一人や二人じゃないと認識したよう だったのに、無理に特定の架空キャラを設定しようとするな、アホウw で、テニスコートの伏線や新本格を先取りしたような構造や、印象深い キャラたちがどんなふうに絡んでミスディレクションを形作っていたか 少しは記憶しているのか? 機械的なメイントリックしか記憶できない 隙間だらけの脳味噌の未読頭吊さん?
743 :
名無しのオプ :2013/01/21(月) 23:41:23.61 ID:Bt5j73XJ
二階堂のカー作品評価ってあてになるものなの?
744 :
名無しのオプ :2013/01/22(火) 00:12:23.77 ID:CokWjWKK
745 :
名無しのオプ :2013/01/22(火) 21:16:04.82 ID:G4POPYm8
>>744 喜ばしいことですね。
新訳でどんどん新たな読者が加われば嬉しい。
「テニスコート」、「死時計」、「死者はよみがえる」なんかも続いてほしいな。
746 :
名無しのオプ :2013/01/23(水) 08:16:12.52 ID:CiS2TDd1
新訳版「夜歩く」の訳者は、和爾女史かな? やはり同一シリーズは、訳者を揃えて欲しいんだよね。 で、三角訳の「曲がった蝶番」を読了。 旧訳の刷り込みがあるので、ロートル読者としては表記に違和感があるのは否 めない。でも丁寧に訳しているのはよくわかる。 読みさすさ、コンパクトな解説の良さ(旧版には解説自体なかったからなあ)、 カバー・イラストの魅力・・・今後のことを考えれば、「蝶番」のためには これで良かったと思う。
747 :
名無しのオプ :2013/01/23(水) 10:57:46.16 ID:BOvbSJXV
同意 いい仕事してるよね!
748 :
名無しのオプ :2013/01/23(水) 19:30:10.30 ID:689J+5fo
一人称さえ「ぼく」のままだったら、なお良かった。
749 :
名無しのオプ :2013/01/23(水) 20:09:00.33 ID:lgaT2750
どんな小説でも旧訳を読んでいる→新訳を読む→ナカナカ良いじゃんって話しはよく聞くけど 新訳から入った人が、旧訳の方が良いって、あんまり聞かないな
750 :
名無しのオプ :2013/01/24(木) 00:26:00.95 ID://Og1q5G
>>749 そもそも新訳を読んでから旧訳を読む人が少ないのでは?
とっつきやすさと言えばやはり新しい方に分があるのだし
751 :
名無しのオプ :2013/01/24(木) 08:45:36.05 ID:Nkpp6KGs
旧訳→新訳、ないし新訳→旧訳と、翻訳を読みくらべようとするのは、よほど その作品に惚れ込んだ読者か、研究者的スタンスの人間だろうからなあ。 複数訳がある場合、それぞれの訳文の長所・短所を具体的にコメントした案内 があると、便利なんだけどね。 「黒死荘」でいえば、誤訳等のマイナス面をきちんと指摘したうえで、文語体 の「厄災記」による、原作の雰囲気の移植という点で、平井呈一訳を評価する とか。 あるいは、現在流布している宇野利泰訳にくらべ、原作のキーワードをきちん と理解して訳すことで、怖さを伝えている阿部主計訳「めくら頭巾」(別冊宝石) にスポットを当てるとか。
752 :
名無しのオプ :2013/01/24(木) 20:59:26.37 ID:FgW/V5CN
頭吊は何も読めてない。「貴婦人」を物理足跡トリックとしか読めていないのが アホ丸出し。 この作品こそ、ある理由で読者がしらずしらずの内に犯人を容疑者の中から、 閉め出してしまうという、強烈な騙しの手口ももった叙述のものの佳作。 「テニスコート」と「白い僧院」を比較するのが正解。 大体、ブラウニングは「テニスコート」読んでないのだから話にならない。
753 :
名無しのオプ :2013/01/25(金) 00:07:45.84 ID:zY0ZU3xN
>>751 翻訳者(あるいは出版社か)のレベルがよほど高くなければ出来ないよね
カーを楽しんでもらいたい強い信念がある方々はいないものか
>>744 の新訳にはなんだかんだ期待している
754 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/25(金) 21:54:38.74 ID:8fMrveP4
>「テニスコート」、「死時計」、「死者はよみがえる」なんかも続いてほしいな。 「死人を起す」に僅かな可能性を感じるが、他2作は無理ぽ・・・ とにかくマイナー過ぎるし、正直言うて、たいした作ではないのだ。 話題のテニスコートなんかは、肝心要なメーントリックが 仕事人勇次を想起させるレベル。 >この作品こそ、ある理由で読者がしらずしらずの内に犯人を容疑者の中から、 >閉め出してしまうという、強烈な騙しの手口ももった叙述のものの佳作。 オタモード全開で逃げ切れるかも、と思うたのだろうが、 まあ、完全NGでしょ。 >ある理由で そもそも、これ自体「アンフェア」気味のうえ、 このスレにおける修道院との比較論考に関しては、 本格ミステリの肝であるメーントリックにおける方向性(物理的OR心理的) の違いという観点が全く欠落した暴論と言い得る。 まあ、テニスの訳者あとがきに影響されたのだろうが、論考は自身の「考え」と「言葉」 で書かなければ、それは「糞そのもの」なんである(w
755 :
名無しのオプ :2013/01/25(金) 22:43:40.98 ID:ZcTmNXG8
「テニスコート」について皆が言及している部分に全く反論することができないんだね。 だから罵倒とハッタリだけで逃げようとしているわけか。 確かにお前にふさわしいレベルの低い「糞そのもの」な「考え」と「言葉」だよw
756 :
名無しのオプ :2013/01/25(金) 22:51:46.22 ID:GjGEGskn
死時計はあのワントリックのために長編書き上げたのが凄い。 読み終わったらまた最初から読み返す率高いよねあれ。
757 :
名無しのオプ :2013/01/25(金) 22:58:40.59 ID:aEoP0NRP
書斎の論考が光り輝いているね。 アンチの嫉妬が見苦しいこと(w
758 :
名無しのオプ :2013/01/25(金) 23:01:15.81 ID:ZcTmNXG8
書斎の敗北宣言出ましたw
759 :
名無しのオプ :2013/01/25(金) 23:25:54.45 ID:zY0ZU3xN
「盲目の理髪師」が読みづらくてなかなか苦戦している ようやく途中のフェル博士の所見まで来た 前半は頭のネジが外れた連中がドタバタやっているだけで読んでいてかなり疲れた 訳者(井上一夫氏)のせいじゃない・・・よね?
760 :
名無しのオプ :2013/01/25(金) 23:59:33.93 ID:kEXSZdy5
自分の頭で考えると読んだばかりのはずなのにブラウンが何を指すか 全くわからずブラウニングとかほざいちゃうのかww
761 :
名無しのオプ :2013/01/26(土) 00:16:49.03 ID:3n62Hwm1
自身の「考え」と「言葉」 で書くと 「めくら頭吊」 になるんだそうだw
762 :
名無しのオプ :2013/01/26(土) 04:01:13.51 ID:VKX42duw
字面を読めば分かること。 いちいち噛み付きなさんな。
763 :
名無しのオプ :2013/01/26(土) 04:32:46.01 ID:Y+LL8CHh
字面だけで読んだ気になっている書斎w
764 :
名無しのオプ :2013/01/26(土) 04:45:32.05 ID:VKX42duw
中身のある論考が書けているのだからそれでよし。 言いがかりはもうやめておけや。
765 :
名無しのオプ :2013/01/26(土) 04:50:31.22 ID:Y+LL8CHh
中も外もスッカラカンのゴミ=書斎の論考w 敗北宣言はいいから死んでろバカ書斎w
766 :
名無しのオプ :2013/01/26(土) 06:37:59.94 ID:DBqmxWCQ
>>759 やっぱり「盲目の理髪師」はシンドイかw
アームチェア・ディテクティヴの長編化というのは、もともと小説難度が高い
からなあ。
そこを引っ張るための、スラップスティック仕立てなんだけど・・・
これまた翻訳が難しいときてる。
「アメリカほら話」の編訳者でもあった井上氏に、けっしてユーモア・センス
がなかったとは思わないけど、カーの泥臭いファースとは相性が悪かった。
個人的には、小倉多加志訳あたりで読んでみたかった作品。
ところで、どの版の創元推理文庫で読んでる?
井上氏の没後に出た、2007年版(新たに戸川安宣氏の「好事家のためのノート」
付き)からは、編集部の手で訳文の細部に手が入れられ、旧版にくらべて読みやすく
なってはいるんだけど・・・
767 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/26(土) 20:42:28.12 ID:UjGDFl0j
「死時計」読み直すとか(w ジョン流ドタバタは楽しい盲目以上にNG作品(十八番の不可能犯罪の 魅力も希薄)。 だけんど、テニスコートに至っては、 テニスロボねた(これはある意味で決め手)読んだ途端、 俺がジョンの担当編集者だったなら、生原稿を叩き返すレベル。 「甘ったれるな!、喪前はヘボSF作家かと」。
768 :
名無しのオプ :2013/01/26(土) 20:50:53.68 ID:ZDRFWYQV
>>767 アマゾンでやっと「テニスコート」を手にいれたかw
769 :
名無しのオプ :2013/01/26(土) 21:27:18.54 ID:wupxempg
ブラウニング魔神さんはそろそろスフィンクスを読んだ頃であろうか(w 死の時計についてもただNGというのみだし未読なんだろうなww
770 :
名無しのオプ :2013/01/26(土) 21:49:09.45 ID:YwCvBw2Z
>>766 奥付みたら1973年15版だったw
表紙が銀色で松田正久氏画のもの
半日つかってなんとか読み終わったよ
本当にラスト直前までドタバタ劇しているんだね
なんだか三谷幸喜の映画を思い出した
にしても、あの内容で各キャラの証言からロジックを重ねていくとは思わなかったw
ただのバカミス、あるいは失敗作だとばかり
急転直下のラストとはこのことだ
最後はまったく雰囲気が変わっているんだものなw
771 :
名無しのオプ :2013/01/26(土) 22:54:00.02 ID:gkNd7grO
>>767 いやあれ読み返すだろー?
本当に読んだの?
772 :
名無しのオプ :2013/01/26(土) 23:15:20.27 ID:lu0TzZEx
というかまた編集者妄想かよw
773 :
名無しのオプ :2013/01/26(土) 23:30:37.95 ID:VA9Ybo1G
>字面を読めば分かること。 >いちいち噛み付きなさんな。 「めくら頭吊」という字面をみて「めくら頭巾」と書きたかったんだな と分るのは「頭巾」をちゃんと読める人だよね。 小学生でも読める「頭巾」を「頭吊」と書いた人は正確な読み方が分らず 「似た字面の別の漢字」として認識してたわけだ。 知識人だ論考だといってる奴が小学生でも読める漢字が読めないというのが どれほど恥ずかしいことが分っているのか??? 「読んだ」と称する本の内容をよく理解できていないらしいことが多いのも 固有名詞の間違いが異様なまでに多いのも、漢字が読めないからなんだろ。 本を読んだとしても、読めない字を「似た字面の別の漢字」に変換して勝手に 解釈しているから、内容を正しく読み取れないんだよ。 ぜんぶひらがなの絵本からやり直した方がいいぞ。
774 :
名無しのオプ :2013/01/26(土) 23:33:30.06 ID:tNs7pIH0
誰か「書斎魔神は漢字が読めない」というラノベを書いてくれwww
775 :
名無しのオプ :2013/01/26(土) 23:33:48.96 ID:G7BXPwy+
>>768-769 >>771 書斎さんを見くびるな!
書斎さんが本を読んだり、ましてや買ったりなんかするわけないだろ!
最近になってやっと詳しい粗筋が書かれたサイトを発見したんだよ。
決まってるだろ。
776 :
名無しのオプ :2013/01/27(日) 00:21:12.52 ID:s8m6IKcl
777 :
名無しのオプ :2013/01/27(日) 00:21:38.98 ID:s8m6IKcl
778 :
名無しのオプ :2013/01/27(日) 08:03:31.16 ID:ioGuWHlY
ストーカーだね。
779 :
名無しのオプ :2013/01/27(日) 08:45:30.16 ID:o/45knrH
>>770 最後まで読んで全体を俯瞰すると、「盲目の理髪師」は、カーのミステリ作法
を理解するうえで、教材として使えそうな内容なんだよねw(その意味で、後年
の作だと、「九つの答」なんかに近い感じ)。
ただ、テクニックとしてのスラップスティックという発想はわかるけど、それを
活字で成功させるには、カーとはまた別な才能がいるような・・・
俺個人は、カーの適性は、本人が好きだった泥臭いファースより、ラブコメ方面にあった
と思う。同じ井上一夫訳でも、「連続殺人事件」が遥かに生彩に富んでいる(と思う)のは、
結局、そういうことじゃないかな?
780 :
名無しのオプ :2013/01/27(日) 10:28:22.09 ID:TaxN43wP
>>754 全くだめ。話にならない。お前は馬鹿か。
>オタモード全開で逃げ切れるかも、と思うたのだろうが、
>まあ、完全NGでしょ。
なにがNGなのか。具体的根拠まるでなし。
いってみろよ頭吊。いきるなよ、わからないんないんだろw
781 :
名無しのオプ :2013/01/27(日) 12:42:43.05 ID:CemwpxDV
漢字が読めない奴と小説の内容について議論しても意味ないでしょwww
782 :
名無しのオプ :2013/01/27(日) 13:10:56.39 ID:32RGtNUA
>>771 例の人は、文意を読みとることができないのよ。
>>756 の書き込みを読んで――「死時計」はすぐにも再読したくなるような面白本
だ、と書いてあるように思っちゃったわけ。メーントリック(笑)しか頭に無いから。
読解力の無さ、まるわかりでしょ。憐れむべし。
783 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/27(日) 21:37:54.26 ID:KTDlqFI/
「死時計」の論考は前に書いたやんけ(w
正直言うて、ジョン作品中でも相当につまらん。
後期の「わらう後家」「墓場貸します」「騎士の盃」等のような
思わず笑えるバカバカしさも無く、正攻法に書いているだけに強い偶然性に
頼ったつまらなさが目立つ感あり。
へイスティングズのネーミングは狙ったのかな?
とは思うが(w
さて、
>>769 >>771 ヘンリーが「驚くべき偶然の一致とはいえぬ」(作者の弁解に思えるが)
と評した事柄は何か?
記してみたまえ。
類似謎設定、大分類同一傾向トリックな2作を比較すると、
僅差ながら、貴婦人>テニスコートやな。
ストーリー中でメーントリックの展開に無理を感じさせない方に
軍配をあげてみた。
しかしながら、両作品に共通する欠陥として、
(1)フーダニットとして見た場合の犯人隠しの手法が、前者は叙述面、
後者はキャラ設定面でアンフェア気味であること。
(2)アホなミス(水着、拳銃、不当たり小切手等)がしょうもないこと。
(3)前者の第二の殺人における調べれば丸わかりな見え見えB神父ネタは
マイナス評価がふさわしく、後者の場合はメーントリックが前記したとおり
アホそのものなこと。
共にジョン作品中ではC級と言わぬまでも、B級クラスの作かと思うが、
やはりこのレベルだと欠陥が目につくものあり。
784 :
名無しのオプ :2013/01/27(日) 22:04:58.64 ID:o+IUx8B5
>>783 笑止千万。
お前の貴婦人には、第二の殺人で神父ネタがあるのか?
お前のテニスコートには、水着(w)がでてくるのか?
珍品だなぁ。
いそいで「テニスコート」を手に入れて、付け焼刃で読むとこうなるわな。
785 :
名無しのオプ :2013/01/27(日) 22:52:20.47 ID:ROM+J9Jx
>(2)アホなミス(水着、拳銃、不当たり小切手等)がしょうもないこと。 翻訳ミステリをある程度読んでいる人間ならこんな「アホなミス」はしない。 ホントに漢字が読めない/言葉を知らないんだねえ
786 :
名無しのオプ :2013/01/27(日) 22:54:10.33 ID:9CCyhSLx
>>779 なるほど、面白いね
読者を混乱させる、あるいはトリックから目をそらせるための「笑い」ならともかく、
それを目的としてみると、カーは確かに成功しているとは言い難いかも
いつもHMやフェル博士などのちょっとした描写は面白いけれど、
今回の「盲目の理髪師」はお腹いっぱいで正直胸焼けがする感じだった
「テニスコート」のラブコメ(ロマンス?)は良かったのになぁ
でも惜しい作品ではあるんだよね
読者を煙に巻く混乱が最終節で一気に収束していくさまはさすがカー
良くも悪くも印象に残る作品だった
「連続殺人事件」はまだ読んでいないので今度購入してみる
787 :
名無しのオプ :2013/01/28(月) 01:51:30.04 ID:c5MYNh+m
>>784 >お前の貴婦人には、第二の殺人で神父ネタがあるのか?
あの馬鹿が「B神父ネタ」と書いてることから推察して
ブラウン神父シリーズで使われたトリックと同種のものだと言いたいんだろうけど
いったいどこからそういう妄想が浮かぶのかが、ね。
788 :
名無しのオプ :2013/01/28(月) 09:42:08.76 ID:qWAuvlYZ
>>785 >(2)アホなミス(水着、拳銃、不当たり小切手等)がしょうもないこと。
この部分のことを指摘していると思うんだけど
(どの「ミスw」がどの作品のものかも示せない頭の悪い自分は正しいが)
どれがどの作品の「ミスw」かも判断できないアホ
と鼻水垂らしながらアホ書斎が言い訳してきそうな気がする。
書斎はもとから文章が下手糞なうえに泣きながら打ち込んでいたんだろうけど
ほんとあのバカの言ってることを推察するのは苦労するわw
789 :
名無しのオプ :2013/01/28(月) 11:11:17.98 ID:N3s9W9Q7
それにしても、この中身スカスカの短文からでも、このバカは メイントリックと犯人の外面的なキャラ造形しか読めてないっていう 恥ずかしい実態が露骨に分かるなw 作者の仕掛けや趣向みたいな味わいを全く認識もできずに、ズレた 比較やバカ丸出しの「アンフェア」難癖なんて、今どき小学生だって やらない戯言を必死に書いちゃうアホさ加減w 漢字が読めないから作品の3分の1しか知覚できてないっていうのが正しいとしか思えんわ
790 :
名無しのオプ :2013/01/28(月) 11:36:52.14 ID:N3s9W9Q7
>>787 コロンボスレで倒叙ものだっていうだけで、読んでもいないフリーマンの
名前を振りかざして、詳しい住人に「全然共通点がないじゃないか」と
突っ込まれて逃げ出した時とおんなじで、無学未読のあのバカは、
知ってるトリックもごく僅かしかないし、同系列の作品もほんの
ちょっとしかストックがない。
だから見栄を張ろうとすると、ささやかな手持ちの駒を無理やり
持ち出して、なにか関連があるように繋がりをでっち上げるしか
ないんだろうねw
カエルがいくら腹を膨らましても、牛だと言い張るのは無理なのにw
791 :
名無しのオプ :2013/01/28(月) 12:05:40.65 ID:eUgZGnFS
>>789 買いかぶりすぎ。
書斎は作品に触れたうえで“メイントリックと犯人の外面的なキャラ造形しか読めてない”わけじゃない。
実際に読んでいるのは感想サイトに書かれた感想文だから
“メイントリックと犯人の外面的なキャラ造形”くらいしか言えることがないんだよ。
792 :
名無しのオプ :2013/01/28(月) 13:19:56.62 ID:sUpx91Ue
実際に読んだうえで、「テニスコートの謎」と「貴婦人として死す」 の出来が“僅差”で、ともに“B級クラスの作”だと思ってるんだと したら、終わってる。 僅差じゃないだろ、そのふたつw 誰でも書き込める掲示板だから、どんな感想を披露して笑いものになる のも、自己責任で、まあいいけどさ。 犯人の「アホなミス」が、にもかかわらず・・・という、「貴婦人」の 面白みのひとつだと分かってもらえなければ(そういう鑑識眼の無い読者 に読まれてロンコーされては)、カーも可哀そうだ。
793 :
名無しのオプ :2013/01/28(月) 14:18:13.71 ID:W51/k9dN
>>792 きちんと読めばカーの目論見は理解出来るよ。
今いちゃもんつけてる奴は読んでない知ったか論考の奴だからw
794 :
名無しのオプ :2013/01/28(月) 20:17:58.93 ID:1qOyyjdL
ミス住が正しい。
795 :
名無しのオプ :2013/01/28(月) 21:42:57.09 ID:Z3Ongmmz
頭吊、早くテニスコートで水着がでてくるページを指定してみろや。
796 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/28(月) 23:00:49.87 ID:9N/7iDgW
幼稚な奴が多いせいか、つまらんところに拘泥して来ているな(w
>(2)アホなミス(水着、拳銃、不当たり小切手等)がしょうもないこと。
両作品既読であれば、どのアイテムがどちらの作品に該当するかは自明。
特定させて削除依頼へという「トリック」なら、それなりに面白いが、
その手は食わなの・・・れす(w
>(3)前者の第二の殺人における調べれば丸わかりな見え見えB神父ネタは
>マイナス評価がふさわしく、後者の場合はメーントリックが前記したとおり
>アホそのものなこと。
これは「前者」と「後者」が逆ですな。
お詫びしておく。
だが、あのB神父ネタが思い浮かばない
>>787 は完璧に駄目やな。
ああ、こ奴は貴婦人のみ既読、もしくは両作品共に未読の可能性大か(w
意図せずして、良い仕掛けになったようである。
797 :
名無しのオプ :2013/01/28(月) 23:36:20.09 ID:fquQdcrf
確かに意図せず良い仕掛けになったなあ 一応その日に読みましたスレに投下までしていたのに 全くわからずブラウニングとかww
798 :
名無しのオプ :2013/01/29(火) 06:49:15.30 ID:KGk5YyTt
>>796 うわあ、このバカ本当に自分の何が笑われてるのか本気の本気で
理解できてないんだ! バカもここまで来ると本当に底なしだな
無知だから全然繋がりがなくて比較対照の例として思いきり不適切な
作品しか挙げることができてないって言われてることすら未だに
理解できてないんだな、全く知性ある常識人には想像もつかない
真性純粋混じりけ無しのアホウだ
799 :
名無しのオプ :2013/01/29(火) 06:51:18.41 ID:VnSAWR8P
…しかし世の中に自分みたいな「片方の作品しか読んでないのに 知ったかぶりして恥をかくバカ」が他にもたくさんいると本気で 信じこんでるのかね? 何で自分がこれだけゴミ扱いされて笑われてるのか素直に受け入れる 当たり前の行為が遂に出来ないまま一生を終えるんだなw 哀れな豚だw
800 :
名無しのオプ :2013/01/29(火) 11:23:58.47 ID:BPHzGm5Q
しかも自分が分類できないことを人が判断できないせいにしている。 そしてブラウン神父の件については完全にハッタリであることが証明されたw
801 :
名無しのオプ :2013/01/29(火) 13:50:55.03 ID:NWuPoZmK
「不当たり小切手」というアイテムが、どの作に出てくると言うんだろうw というか翻訳ミステリ読んでてこの間違いは有り得ないでしょ。スーパーな阿呆だわ! 「ふあたり」じゃ変換すらできない。どうやって打ち込んだんだ? 馬鹿過ぎる。
802 :
名無しのオプ :2013/01/29(火) 21:21:37.58 ID:msurDh6M
マル公、いい加減に名無しでストーカーするのはやめろや。
803 :
名無しのオプ :2013/01/29(火) 22:17:58.91 ID:6QYuJnmg
741 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2013/01/21(月) 20:07:52.34 ID:KS2b95n9 書斎が正しい。 マル公よ、いい加減名無しで叩くのはやめたらどうだ。卑劣にも程があるぞ。 742 自分:名無しのオプ[sage] 投稿日:2013/01/21(月) 20:25:40.09 ID:OYnTEitT 期待通りまったく何も答えることが出来ずお得意の発狂ww 普通のスレ住人の方たちは一人残らず、<小学生以下の無知のくせに狂った 説教をかまそうとしては滑る性犯罪者の基地外>のことを嫌っているんだから 名無しの住人達の書くことがみんな 1 無用の書斎を無視 2 汚物書斎を毛嫌い 3 ゴミ書斎を嘲笑 した内容になるのは、ごく当たり前の自然の摂理だろ 最近はやっと、自分を嫌っているのは一人や二人じゃないと認識したよう だったのに、無理に特定の架空キャラを設定しようとするな、アホウw で、テニスコートの伏線や新本格を先取りしたような構造や、印象深い キャラたちがどんなふうに絡んでミスディレクションを形作っていたか 少しは記憶しているのか? 機械的なメイントリックしか記憶できない 隙間だらけの脳味噌の未読頭吊さん?
804 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/29(火) 23:34:14.73 ID:aN6cdvNT
単なる煽りかと思うたが、 いまだにB神父ネタや小切手ネタ(一覧払証券のため「不渡り」のワードは 使用できず、ストーリー展開から表現)がわからないとか、 テニスコート未読な荒らし多過ぎやろ(w 俺がジョンB級作品群中で推すのは爬虫類館。 貴婦人では単なる時代背景になっている戦争(空襲下ロンドン)が見事にトリックに関連して来るのが良で、犯人の意外性も申し分ないものあり。 貴婦人やテニスには無い怪奇な装飾(本作ではスーパーナチュラルねたでは なく表題にあるリアルな爬虫類ねた)もジョンらしく個人的にはお気に入りだ。
805 :
名無しのオプ :2013/01/29(火) 23:50:42.86 ID:vHH6QJ4+
未だにわからないってのは眠れるスフィンクスは所持すらしていないからか
806 :
名無しのオプ :2013/01/30(水) 07:21:10.17 ID:j2/zHG53
ともかくカーの話題で進行してるのは、スレの活性化(苦笑)なのかな。
まあ、「爬虫類館」を推してるぶんにはスレも荒れないだろうから、いいか。
そうそう、「連続殺人事件」を試してみてくれるという
>>786 、もし同作が
気に入って、なお「爬虫類館の殺人」が未読のようなら、こちらも是非どうぞ。
楽しめると思うよ。
と書いておいて何だけど、じつは「連続」も「爬虫類館」も、現行の訳題が良くない
んだよなあ。
もし将来、改訳されることがあれば、原題に即した「連続自殺事件」と、旧訳題に戻した
「彼が蛇を殺すはずがない」で出して欲しい。これは切に思う。
807 :
名無しのオプ :2013/01/30(水) 10:49:00.67 ID:KJB9/TWp
「爬虫類館」は瀬戸口さんのイチ推しでもあったね
808 :
名無しのオプ :2013/01/30(水) 13:26:46.45 ID:Ocknd0cn
>>807 「イチ推し」は昔から『火刑法廷』で動かなかったけどね。
座談会では、「もっともシンプルでアッと言わせる傑作」として、『緑のカプセルの謎』
を推したりもしてる。
ただエッセイ「異次元の夢想」で、『爬虫類館の殺人』を題材にカーの本格ミステリ魂
を熱く語った、アレは本当に凄かった。
ポケミス版「爬虫館殺人事件」を改訳してHM文庫に編入し、瀬戸川氏に解説を書かせなかっ
た早川の編集者は、怠慢のきわみだよ。
809 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/30(水) 20:59:49.93 ID:PQw1cW/5
俺は爬虫類館と緑カプセルは今回の文春のランキング入りしてもおかしくは ないと思うているのだが・・・ 出版的にはこの両作品は冷遇されている感あり。
810 :
名無しのオプ :2013/01/31(木) 08:07:19.88 ID:0wY7fwmp
>>808 松田道弘さんと瀬戸川猛資さんのおかげで、70年代から80年代にかけて、
マニア層のカー観は刷新されたわけですど、そのあとの世代から、それを受けて
若いカー・ファンに向けて発信する、新しいオピニオン・リーダーが育ってない
のは痛いですね。
二階堂黎人さんは、30年代のカーのコテコテな路線を評価することで、かえって
間口を狭くしてしまっているような。
「テニスコートの謎」(自体の出来はアレですけど)あたりを転機にして、カーの
総合力がピークを迎える40年代の作の版権を、早川と交渉して、東京創元社が
積極的にとりにいってくれればいいのに、と思います。
創元推理文庫が、新訳路線のしょっぱなに「帽子収集狂」をもってきたときには、
いまだに乱歩の「カー問答」の評価(読物としての面白さはともかく、内容面
では歴史的価値しかない)に引きずられているのかと、ガッカリでした……
長文失礼しました。
811 :
名無しのオプ :2013/01/31(木) 11:01:34.37 ID:tGcFghrm
なるほど
812 :
名無しのオプ :2013/01/31(木) 19:23:43.27 ID:Zh5K9CPr
長々しい駄文だなあ。 もっと書斎を見習えや。
813 :
名無しのオプ :2013/01/31(木) 19:39:53.21 ID:ZuU6JLN2
まともに反論できない名無しの書斎の断末魔であった
814 :
名無しのオプ :2013/01/31(木) 19:57:53.73 ID:5Yve7axW
正確に事実関係を踏まえたうえで自分自身の意見を開陳している
>>810 氏
解説に書いてあること、読めば誰にでも分ることをダラダラと並べた挙句、
「であろうか」「やに思う」などと曖昧極まりない文章しか書けない書斎
どちらが駄文か比べるまでもないなw
815 :
名無しのオプ :2013/01/31(木) 22:06:31.04 ID:4K5Ae/dh
>>810 二階堂さんのカー全作品評は、松田道弘さんの解説の丸写しだったりで
本当に原典を読んでるのか疑わしいような物が少なくなく、後で新訳で
再版された際に「読み直してみたが、そんなことは全然なかった」などと
前言をコロッと翻していたりで、読んでいて脱力する評が多かったものでした。
ご指摘のように、かなり読者を選ぶ30年代作品を、「明瞭な面白さを持った
正統な傑作」と持ち上げる一方で、現代の読者なら理解しやすそうな異境的
フィクション世界を面白おかしく小説にした40年代的な作風を、「チェスタトンの
不条理な味」「直観的・感覚的で納得できない」「変則的な作品」と、かなりに
曲解した貶め方をしていたりと、ご本人は乱歩史観を否定した新しい見方を
提示されているつもりだったのでしょうが、むしろ松田史観よりも後退してしまった
感は、昨今のカーの受け入れられ方を見ると否定できませんね。
ただ「帽子収集狂」については、個人的には「テニスコート」や「連続殺人事件」
的な、カラッとした異世界のドタバタとして見ることも可能な40年代的な味わいを
兼ね備えた作品だと思っているので、決して新時代のカーのカーテンレザーとして
不適当だったとは思っていないのですが…
ただ、今回の新訳がそれに相応しかったとは私も言えませんでした。
「蝋人形館」などの新風と比べるとかなり残念なことだと思えてしまいます。
816 :
名無しのオプ :2013/01/31(木) 22:24:05.25 ID:4K5Ae/dh
すっかりご無沙汰してしまいましたが、「仮面劇場の殺人」と「九人と死で十人だ」 楽しんでいて、以前話題になっていた「見取り図」の件が思い出されまして。 …やっぱり両作品ともに、無いよりは絶対にあった方がいいなあと思えました(笑)。 横溝正史のある作品について、何で見取り図がないのかという読者の疑問に、 「あの作品の場合、現場周辺の見取り図を作ると犯人が歴然としてしまうので、 作るに作れなかったんだ」と言っていた方がありましたが、この二作品の場合は そこまでの心配もいらないし、むしろカーお得意の「犯行時のビジュアルの鮮やかさ」 をより鮮明にできる効果があったのではないかと思えるほどです。 ああ、「異次元の夢想」も久しく実物に触れていません。「爬虫類館」は厨房の頃に 読んだものなので、ある人物がサー・ヘンリーに悲鳴のような糾弾を行うラストが こういう終わり方をするドラマってものがあるのかと(当時は)とても新鮮だった ものでした。その鮮やかなラストの一言が、ポケミス版の村崎大先生の訳では ああなって(笑)いたのには、初めて接した時に心底驚いたのもいい思い出です。 「仮面劇場」などで、ヒロインがよくわからない食ってかかり方をし、それに対して 主人公がさらに明後日の方向にすっ飛んで行く言い訳を返したりしているのを 「ああ、カーだなあ」と思って見ていたもので、爬虫類館の二人のやりとりが懐かしく 感じられます。新訳はいつ頃になるのか楽しみですね。いまや近所の書店では 創元のカーはほとんど新訳版で占められ、早川文庫も背丈の高い新装版の方が 多くなっているのを見ていると、ついそんな気分になってしまいます。
817 :
名無しのオプ :2013/01/31(木) 22:28:22.68 ID:DSfzeBB1
やっぱ、最初が「アラビアンナイト」や「死者はよみがえる」だと かなりきつい気がするのだけど。。 ヴァン・ダインの最初が「ドラゴン」くらい辛い気がするなぁ。
818 :
名無しのオプ :2013/01/31(木) 22:47:25.70 ID:3Hg2OiJB
819 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/31(木) 23:06:17.65 ID:j/aVDzQx
ユダ、バーニングコート、マッドハッターや修道院にしても旧来から ジョン作品定番の代表作とされているものは、過大評価気味というのが実感。 例えば、ユダのトリックは短編使用なら傑作という評に同意かな。 逆に爬虫類館、緑カプ、猫と鼠、孔雀、囁く影・・・この辺のいわゆる2列目の傑作群がもっと注目されてもよいかと思う。
820 :
名無しのオプ :2013/02/01(金) 14:10:44.62 ID:Jo80+GIR
『曲がった蝶番』に続く創元推理文庫の 新訳版って何になるだろう?(もう終了?)
821 :
名無しのオプ :2013/02/01(金) 14:35:32.00 ID:vG/rG9Rv
>>817 私のヴァン・ダイン初体験は、子供向きにリライトされた「ドラゴン」でした(笑)
同様に、「死者はよみがえる」も児童書で読んでます。でもこちらは、「魔女の隠れ家」
とカップリングで、「魔女」が面白かったので、助かりました。
続けてカーを読みたいと思いましたから。
>>815 私の場合、最初に読んだ大人向けの(笑)カーが「帽子収集狂」だったんですよ。
正直、当時の私の理解力では、途中のお話をきちんと把握できなかった。
>>779 さんが、「盲目の理髪師」を「最後まで読んで全体を俯瞰すると」よくわかる
と書かれていましたが、そうなんですよね。「帽子」も、キャラクター真の立場が
わかって、そこからストーリーを振り返ると面白いんだけど・・・
道行き自体が楽しい、「連続殺人事件」あたりにくらべると、まだカーの話術が発展途上
だったのかな、と思います。
でも、ご指摘の「異世界のドタバタ」という観点は興味深いので(考えてみれば、
カーは原題でそれを暗示してるわけですよね)、ひさびさ同書を読み返してみる
つもりです。旧訳の再読でいいのかな?
822 :
名無しのオプ :2013/02/01(金) 14:39:00.75 ID:vG/rG9Rv
823 :
名無しのオプ :2013/02/01(金) 15:39:30.07 ID:73JncNlD
>>821 あかね書房の推理探偵傑作シリーズですね?
824 :
名無しのオプ :2013/02/01(金) 17:34:33.87 ID:t0QROiMp
>>821 それは、ご愁傷さまでした。
「魔女の隠れ家」は面白いと思う。その後の傑作に通じるトリックが
すでに使われているし。
825 :
名無しのオプ :2013/02/01(金) 19:07:39.13 ID:bwe+eM8c
名無しの長文が本当に邪魔だ。 マル公なんだろうがな。卑劣にも程があるぞ。
826 :
名無しのオプ :2013/02/01(金) 22:14:20.81 ID:WUTnPzFd
>>821 初心者は何から読むか、という話はカーファンにはついて回るテーマでしょうね。
「魔女の隠れ家」は良い出逢いでしたね。確かにこれはお勧めできる逸品。
シンプルでカーらしいひねりも少しあって、というと、やっぱりこの「魔女」に加えて
「連続殺人事件」「皇帝のかぎ煙草入れ」「白い僧院の殺人」などになるでしょうか。
時代的には結構バラバラですが…。ごく最近になって「白い僧院」を読んだ方がたが、
気持ちよくだまされた、古典だからと甘く見ていたけど驚いた、といった感想を記して
くれているのを見るとつい嬉しくなります。
私は子供向けのカーとの出会いを経験できなかったクチなので、創元推理文庫の
定番ラインナップをちびちびフォローしていたのが結果的に良かったかもしれません。
「帽子」も田中さんの旧訳を読みましたが、まだ「道行き自体が楽しい」とは思えない
長い作品でも、大人の小説ってこういうものなのかと手探りで読んでいた時期なので
悪い印象を持たなくて済んだ面もあったかも。
>>815 ではちょっと言い過ぎた部分があったかなあと思っていますが、「帽子収集狂」は
ドタバタ喜劇というよりは、ズレたヘンな人たちの、(本人たちにしてみれば)シリアスな
人間模様という感じで受け取っていたものでした。以前よく高橋留美子の世界に例えて
いたものでしたけれど、当の本人たちはタワケた行動をしているつもりはなくても、どこか
音階がズレている人たちの行動律に共感出来ればどっぷりその悲喜劇に浸れるし、
波長が合わなければ「不条理で変則的」になってしまうのじゃないか、などと思っています。
827 :
名無しのオプ :2013/02/01(金) 22:51:17.85 ID:WUTnPzFd
ですが確かにご指摘のような「まだカーの話術が発展途上だった」という側面は 間違いなくあるでしょうね。 横溝正史の「本陣殺人事件」についてさる方が、メインのトリックもさることながら 三本指の男はなぜ一柳家への道を聞いたのか、なぜ血染めの指紋は発見されにくい 位置に付いていたのか、なぜ犯行の時に琴が弾かれるのか、といった謎が合理的に 解明されるところが印象深く、作品の感銘はそういうことから生まれるのじゃないかと おっしゃっていたものですが、カーの作品の印象深さというのも、そういう面がかなり 大きいのじゃないかと思えるのですね。 「ユダの窓」の「消えたスタンプパッド」の思わせぶりな扱いには感心したものですし、 「白い僧院」は犬の吠え声や犯人の血の付いた手、ブラインド越しに見える部屋の 光などの扱いに心底驚かされました。「爬虫類館」の犯人の動機は、初読の時に 「何でこんな事が分からなかったんだ!」と自分の頭を殴りたくなったものでした。 そういう要素がキラキラ輝いて大きなミラーボールを作ってくれるのがカーの世界だと 思っているので、たとえば「黒死荘の殺人」などは、伏線の弱さについてかなり不満が 残ったものでした。40年代作品のいけ図々しい伏線の置き方に比べて何ともシャイで 「若いなあ」などと偉そうなことを感じてしまったりしたのですね。 そういったもろもろがあるにせよ、「帽子」をはじめとする諸作品を楽しんでいただけたら 私にとっても幸福です。こちらも「悪魔のひじの家」「第三の銃弾」に手をつけたいと思います。 個人的に楽しみにとってある「パンチとジュディ」は、とうすれば一番いい形で読み始め られるか、いろいろ思案を巡らせたいところです…。 駄文失礼しました。
828 :
名無しのオプ :2013/02/01(金) 23:04:16.15 ID:bwe+eM8c
マル公、いい加減にしろ、ヴォケが。
829 :
名無しのオプ :2013/02/02(土) 00:02:36.82 ID:5CFBwWKS
やっとスレが面白くなった こういうのが読みたかったんだよ おいらは「連続殺人事件」が好き カーのメロドラマ要素と喜劇要素の塩梅がほどよい
830 :
名無しのオプ :2013/02/02(土) 01:48:59.04 ID:2Q3fgJOY
最初の内に読んで面白かったのは 「連続殺人事件」「緑のカプセルの謎」「火刑法廷」 あまりピンとこなかったのが 「帽子蒐集狂事件」「五つの箱の死」かな。 「火刑法廷」は初読でも明らかに別格と分る面白さだった。 「帽子」は新訳で読み返したらスッキリ分りやすくてビックリ。
831 :
821 :2013/02/02(土) 09:02:52.69 ID:OFMSgvaN
>>823 学校図書館で、あかね書房<少年少女世界推理文学全集>の「魔女の
かくれ家/二つの腕輪」を読みました。(長編2作のカップリングで、
あとのが「死者はよみがえる」です)
その後、ご指摘の<推理探偵傑作シリーズ>を本屋で見つけ、「ドラゴン
プールの怪事件」はこちらで読みました。
832 :
名無しのオプ :2013/02/02(土) 09:25:53.40 ID:+qpF1bvF
書斎が先頭を走っていっるね。
833 :
821 :2013/02/02(土) 09:44:27.91 ID:OFMSgvaN
>>827 「黒死荘の殺人」は、怪奇趣味をミスディレクションに使う手際が光る、
でもやはり若書きの傑作だと思うんですよ。
キャラクターの色分けだとか、現場状況の描写だとかは、読み物として
まだまだ弱い。
途中からアクの強いヘンなオヤジが登場して(笑)事件の様相をガラリ
と変えてみせる、13章と14章が、個人的にはこの作の最高の部分
です。
南條竹則/高沢治の新訳は、そのへんの良さをきちんと伝えていました。
834 :
786 :2013/02/02(土) 12:00:02.40 ID:7LjnkE6G
「連続殺人事件」読了 おいなんだこれ、すげー面白いぞ 列車での二人の邂逅から素晴らしい掴みだと思っていたが、 登場するキャラが個性的なのに全然くどくない メインの事件三つの進展も秀逸な流れなのに、 読者を飽きさせないし、なによりその性格が事件の伏線にもなっている エルスパットばあちゃんが個人的にツボったw (序盤でヒロインに馬鹿呼ばわりされて逆に機嫌が良くなるくだりとか) メインのトリックについては自分は普通に驚いた というより、ヒントを随所に出しつつ(犬のケースなど)読者を煙に巻き、 あくまでトリックは最初の被害者の真意を覆い隠す二重の罠なんだよね そういった意味で、第二、第三の事件の謎をさらに助長している 前回の「盲目の理髪師」とは違って一気に読めたなぁ この作品を薦めてくれたみなさんにありがとうとお礼を言いたい
835 :
名無しのオプ :2013/02/02(土) 13:57:45.40 ID:CWUsInbQ
>>834 ああ、「連続殺人事件」を楽しんでもらえたのは本当に嬉しい!
私は乗り遅れていて「この作品を薦めたみなさん」に含まれるわけでは
ないのだけれど、バカの一つ覚えで「ラノベ調の装丁挿画で若い世代に
読ませたいカーの筆頭」としてよく挙げていた作品なので、読み物として
楽しんでいただける方の感想に触れると舞い上がってしまいます。
何度読んでも、邂逅の時に「5フィート2インチ(157センチ程度)の背丈を
精一杯伸ばし、威厳をつくろうと貝細工の付いたメガネをかけたけれど、
彼女の可愛らしさを引き立てるだけだった」というキャスリンや、酔って
「スコッツの肩掛け」を翻しスコットランド教会の牧師の名を片っぱしから
挙げ、丁寧なあいさつをしてぶっ倒れるアランや、キャスリンがその同じ
部屋から脱出しようとドアの下に紙を差し入れたりしている様子は楽しいし、
昔のアルバムを見てたまげるスワンの最期の顛末など、完璧なまでの
筋の運びだと思えて、ある方に「それにしても主人公が本当に何もして
いないなあ」と言われるまで全然そんなことに気付かなかったものでした。
カーの登場人物の会話って、あさっての方向に飛んで行っているようで
実はとても面白く繋がっていく漫談のようなものが多いんですけど、その
ニュアンスを汲み取った日本語訳になっていない物が少なくありません。
そんな中で井上さんの訳は実に素晴らしい。この作品もいずれ新訳に
なってしまうのでしょうけれど、この味わいを生かしていてほしいものです。
836 :
名無しのオプ :2013/02/02(土) 16:14:56.43 ID:2Q3fgJOY
厳密にいうと「連続殺人事件」のトリックは化学的に間違っているんだけど そんなミスはどうでもいいと思えるほど面白いよな。
837 :
名無しのオプ :2013/02/02(土) 17:01:18.97 ID:vhvLtzM2
トリックが間違っている、というか、カーがアレとソレを勘違いしている のが痛い、ということだよね。 だけど、「連続殺人事件」の場合、結果オーライでプロットは成立するから、 笑って許せるレヴェルだと思う。
838 :
名無しのオプ :2013/02/02(土) 18:20:28.36 ID:IVa+WB3d
すまん、俺は「連続」はいかんかった。あまりにも有名なトリックで、先にネタばれ くっていたのと、最初の列車二人のの会話が、二流メロドラマみたいで、 ちょっと合わなかったな。 大分前に読んだので、今読み返すと違うかもしれないけど。
839 :
名無しのオプ :2013/02/02(土) 21:17:26.08 ID:IZVzhoWT
わかるよ二流メロドラマってやつ でも「パンチとジョディ」のコメディチックなラブストーリも照れるよ まだ昼メロ風の方がカーの作風に合ってる気がする
840 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/03(日) 00:19:11.40 ID:UGR4+2IV
ミステリとしての評価は別としても、 メロドラマ、ラブコメを書かすと、くどくなるのがジョンの欠点。 この部分が、さらっと流されていて良しで思い浮かぶのは、 魔女隠れ、爬虫類館だな。 ミステリとして意外に面白い連続はこの部分で損をし、 評価を下げているかと思う。
841 :
名無しのオプ :2013/02/03(日) 09:43:26.82 ID:Q5F90elG
論考の決定版だね。
842 :
名無しのオプ :2013/02/03(日) 10:01:47.69 ID:N7vUZrWM
「パンチとジュディ」、「一角獣殺事件」「盲目の理髪師」がファース一辺倒の強い 作品群ですかね。さすがにこの3つは厳しかった。 「魔女が笑う夜」は、ファースも強いがちゃんと本格していた。
843 :
名無しのオプ :2013/02/03(日) 11:32:19.81 ID:8aReDpC6
>>835 >主人公が本当に何もしていない
確かにw
「キャンベル家の宿命」で弾けたぐらいかなw
>>836-837 そうだよね
「いかにして殺されたか」はすごく重要なのだけれど、
それをさらに巧妙に扱っている
「the case of the constant suicides」原題は素晴らしい
844 :
名無しのオプ :2013/02/03(日) 12:42:05.42 ID:X2Mx0UGM
ただ「連続自殺事件」だと原題には忠実かも知れないが ミステリ読者の興味はあまり惹かないな。痛し痒しか。
845 :
名無しのオプ :2013/02/03(日) 13:05:06.14 ID:7sTTj0xp
846 :
名無しのオプ :2013/02/03(日) 13:26:40.81 ID:IcGwTqe9
File Not Found
847 :
名無しのオプ :2013/02/03(日) 18:05:54.04 ID:8ugQ5opR
「一角獣」はボリュームたっぷりの大ご馳走という感じだったがなあ。 犯人の二段構えの意外さもメイントリックとファースの両方で 生きてると取れたし。 まあムダと思える人物が多いこと、読者に底が読めない展開が続くこと、 犯人との対決が急過ぎるように見えることなど、エンタメとしても スキがありすぎなのは事実だけど、それも我等の愛するカーそのものだ、 という気がしてしまうしw
848 :
名無しのオプ :2013/02/03(日) 18:48:34.82 ID:N7vUZrWM
>>847 なるほど。確かに「一角獣」は大人数の書き分けが悪いところが、目に付くが
ファース一辺倒ではないかも。
「メロドラマ」と「ファース」このあたりが強い作品を最初に引き当てると苦しくなる。
あと後期スパイものとか。最初を乗り越えると、10冊はいけると思うけど、12-3冊目から
苦しくなり、カーから離れるヤマになりそう。(俺がそうだった)
そこ超えれば、もうなんでも楽しめる。
ほとんど翻訳されているからこその悩みでもあるけど。
849 :
名無しのオプ :2013/02/03(日) 19:26:02.41 ID:BJ6b2seD
>>848 >あと後期スパイものとか
ちょっと作品をイメージできなかった。具体的にどのへんかな?
「喉切り隊長」あたりであれば、まあ入門書として妥当かどうかはともかく、
楽しんでもらえると思うけど。
850 :
名無しのオプ :2013/02/03(日) 19:48:54.89 ID:N7vUZrWM
>>849 「赤い鎧戸」かな。あれは、ドタバタオンリーだったような。。
「喉きり隊長」はいいね。デュマにあこがれたカーのチャンバラと、
本格がいいバランス。犯人の意外性も申し分なし。
このあたりは、自信をもって進められる安全圏。
851 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/03(日) 20:05:32.49 ID:F5IT7OKL
ファース色が濃い作品で、早期に文庫化されながら、 意外に読まれていないのが「時計の中の骸骨」。 終盤は、ふと、燃えよドラゴンのクライマックスを想起(w 俺もジョン歴史ミステリの代表作にして最高傑作は、 喉きりなら納得。 フーシェねた、視覚トリック等、 歴史ネタとミステリが巧くミキシングされている感あり。 本作を読めば、 「ビロードの悪魔」のようなトンデモを推す椰子がドキュソだとわかる(w
852 :
827 :2013/02/03(日) 21:33:04.66 ID:PoD4gEmw
>>833 「黒死荘」は本当に新訳が心地よかった。ご指摘の通り13章はバーバルギャグに近い
カーの持ち味がよく出ている日本語で最高でした。
で、その良い訳に恵まれて読み返して目ると、やはり何というか、ものすごく偉そうな
言い方になってしまうのですけれど、やっぱりカーがまだ「若い」という言葉がぴったり
する印象を受けてしまったのですね。「こなれていない」というか…。
これもご指摘の通り、キャラクターの配置はあれでいいのかな、という感もありましたし
プロットに絡むキャラクターはもう少し整理出来たのじゃないかと思いますし、重要な
動きをするある人物の心理っていうのもちょっとわかりづらい。犯人の隠し方も、二重
三重どころではない手の込み方が、かえって 「ハァ、さようでございましたか」と感心を
通り越して新種の薬物の講義を聞くみたいな感覚に陥ってしまうし、またこのスレでも
何度か指摘されているように、露骨にアンフェアとしか思えない記述も多いですし。
853 :
827 :2013/02/03(日) 21:35:24.20 ID:PoD4gEmw
しかし個人的に本っ当に惜しい!と思えるのは、犯人に関することも含めて「伏線」が 弱すぎることですね。後期のカーだったら「マスターズ、貴様あれを見たことはあるか。 いやそりゃもう見事なものでな、こうさっと身かまえるとだな、こちらが瞬きする間に…」 などと印象に残る会話や無理やりなシーン(笑)などで、記憶にとどめてくれたであろう 重要な要素が、それこそカーの言葉じゃありませんが「誰も覚えないよそんなこと!」と いうようなおっかなびっくりの筆致でしか書きとどめられていないと感じられてなりません。 実を言うと、「黒死荘」の犯行の瞬間、犯人が一定時間のあいだに犯行を成立させる プロセスの「絵」というのは、「三つの棺」のカリオストロ街の事件、「曲がった蝶番」の 犯行の瞬間をも越える、カー作品の中でも最高のビジュアルだと思うので、解決を提示 された読者がアッと驚くその手がかりを、もっともっと印象深くこちらの記憶の隅の隅に 焼きつけてくれることは可能だったと考えると本当に惜しい!と思えてならないのですね。 こちらは話題に出ている「一角獣」の犯行の瞬間どころか、「青銅ランプ」の人間消失の 瞬間のビジュアルですら想像して陶酔できる人間なので、犯人の思惑、人物像、過去、 そして犯行現場の道具立てなどをもっと強烈に押し出すことは、後年のカーならば 出来たのじゃないかと思えてなりません。 そもそもこの「黒死荘」、事件の不気味さの象徴であるロジャー・ダーワースをやはり 一度は主人公の目でじかに描写して然るべきだったと思うし、詰め込み過ぎの部分と もっとドロドロにしてもいい部分が何か水と油になっている気がします。 ああ、具体的なことは何を書いてもネタバレになってしまうので口惜しいのですが、 しかしそれでも新訳で軽快にカーを読めるのは至福。 「夜歩く」がどんな変貌を遂げているか楽しみです。
854 :
名無しのオプ :2013/02/03(日) 21:54:57.46 ID:PoD4gEmw
>>848 自分のカーの読書歴を振り返ると、傑作佳作を掘り当てると
病みつきになってカーなら何でもいい!とばかりに読みあさり、
珍作怪作を続けて読んで意気消沈、時期を置いてたまたま別の
作品にまた手を出して以下繰り返し、というサイクルがハッキリ
見えます(笑)。「そこを超えれば」若竹七海さんも仰っているように、
「ふつうだったら金返せものの愚策怪作珍作で大盛り上がりに
盛り上がれる」
「うれしくてゾクゾクしてしまい、もっと駄作を!とばかりに記憶を
たどってひどい作品を選り、読み直してしまう」
という「カーの手の内に取り込まれてしまう」人間になってしまうので
しょうね。なにせ若竹さんのイチ推しは「盲目の理髪師」です。
私は幸か不幸か、カーの歴史ミステリをほとんど手をつけていない
人間で、もちろん定評のある「火よ燃えろ!」「ビロードの悪魔」
「ニューゲイトの花嫁」などは手元において臨戦態勢いく星霜(笑)
という有様なので、今後まだ未読のカー作品が、仮にいくらスカな
珍作だったとしても、ちゃんと読み応えのあるストックがあとに備蓄
されているぞというヘンな安心感があります。17世紀から19世紀の
イギリスの歴史をきっちり勉強して、真摯に臨みたいところです。
855 :
名無しのオプ :2013/02/04(月) 11:04:31.99 ID:m8aB3HMi
>>822 『夜歩く』(たしかデビュー作でしたよね?)でしたか。サンクス。
三大傑作『火刑』『ユダ』『三柩』は独占させてあげる代わりに
その他のカーの翻訳出版権(特に村崎敏郎訳作品)を古典に愛着と理解のある
東京創元社さんに安くゆずってあげればいいのに…。
(コンディション良好の『貴婦人として死す』をヤフオクの入札で負けた
八つ当たりも入ってますがw)
856 :
名無しのオプ :2013/02/04(月) 19:54:24.73 ID:ulEIUfVt
醜い長文が多いな。 書斎のような論考が書けないものかな。
857 :
名無しのオプ :2013/02/04(月) 20:38:24.32 ID:rRzV6noo
ここではあまりでてこないけど、「アラビアンナイトの殺人」はどうだろう。 俺は、これもきついものがあった。塀でハンプティダンプティが踊っている シーンは強烈なのだが、その後の展開がぬるく無駄に冗長で、大苦戦した 記憶がある。これも、ある意味ドタバタなんだな。再読しようという気には なれない作品群のひとつだ。
858 :
名無しのオプ :2013/02/04(月) 23:03:43.71 ID:KMQtMV2T
アラビアンナイトはよく憶えてないけど その無駄に冗長な展開が 小説内では2泊3日しかたってないことがよくある なんか自分の時間感覚とズレてる
859 :
名無しのオプ :2013/02/05(火) 01:33:50.74 ID:ZwwZD/Sn
860 :
名無しのオプ :2013/02/05(火) 08:41:57.85 ID:oxoGautp
>>857 「アラビアンナイトの殺人」は、「盲目の理髪師」と同様の意味で、翻訳
が難しい作品だと思う。第二部あたりで、作者の思惑どおり大笑いできないと、
単に冗漫な作品になってしまう。
それだけに、「新訳」で面目を一新する可能性はあるのかもしれない。
ポケミス版のように、見取り図付きで出して欲しいな。
竜頭蛇尾という評もあるようだけど、大長編を一気に引っ繰り返す
「不必要なアリバイ」の謎解きは、素晴らしいと思う。
861 :
名無しのオプ :2013/02/06(水) 13:21:38.02 ID:53xuz5tX
>>860 なぜソレを必要としたのか? というホワイに対する必然性だね
カーに対しては辛口評価だった都筑道夫の、「アラビアンナイト」評を是非
聞いてみたかった
862 :
名無しのオプ :2013/02/06(水) 20:17:12.15 ID:uQglYVct
>>860 なるほど。新訳で化ける可能性は有るか。
読み返したくなってきたな。
863 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/06(水) 23:46:54.77 ID:iyEa87dh
歴史ミステリに関しては、いわゆる世評に惑わされると、 >定評のある「火よ燃えろ!」「ビロードの悪魔」 >「ニューゲイトの花嫁」などは手元において臨戦態勢いく星霜(笑) こうなっちゃうわな(w ジョンの現代ミステリから入って抵抗感が無く読め、出来もまずまずで 推しなのは「引き潮の魔女」「亡霊たちの真昼」あたりか。 歴史小説ちゅーより、時代小説的面白さ(稗史)も溢れる喉切りが気に 入った向きには、ニューゲイトは推せる。 アラビアンナイトは、タイトルどおり、あの夜語りの雰囲気を楽しむ作。 確かに、ギディオンが語ったあの真相でOKなんか? という気はするが。
864 :
名無しのオプ :2013/02/07(木) 06:27:26.58 ID:/gGOgeJn
書斎の論考でビシッと引き締まったね。
865 :
名無しのオプ :2013/02/07(木) 07:20:32.68 ID:/uTNvdFD
/ ̄ ̄ ̄\ ミミミ 丶 ミミ /一◎-◎-) (9 U (_ _) ) | ∴) 3 ) <書斎の論考でビシッと引き締まったね。 / \_____/ / | | / |
866 :
名無しのオプ :2013/02/07(木) 09:03:26.02 ID:owqvXPtu
>>861 ややマニア寄りの話になっちゃうけど・・・
「黄色い部屋はいかに改装されたか?」収録のエッセイをHMMに連載
してたとき、都筑さんの仮想敵は、べつだん黄金時代パズラーではなく、
国内の同時代のエセ本格(森村某、斎藤某エトセトラ)だったんだよね。
それを否定するダシに、論旨に都合のいい作だけ持ち出すことで、いい
ようにカーが利用された(逆に言えば、それだけカーの名前がミステリ・
ファンにとって大きさがあった)と俺は思ってる。
都筑さんは同書のなかで、横溝正史について「モダーン・ディテクティヴ・
ストーリイ」と「昨日の本格」をわけて論じているけど、ならばカーについて
も、きちんと個々の作品を見ていけば同じことが言えるはずなんだ。
人間心理の、普遍的な合理性にもとづくWHYが謎解きのカナメになる
「アラビアンナイト」は、そういう意味で、「モダーン・ディテクティヴ・
ストーリイ」以外のなにものでもない。
867 :
名無しのオプ :2013/02/07(木) 13:20:13.86 ID:HJrS+peW
創元推理文庫の新訳「曲がった蝶番」、重版が決まったよ! (ソースは、5日付けの、東京創元社のメルマガ)
868 :
名無しのオプ :2013/02/07(木) 13:28:36.36 ID:HJrS+peW
>>866 なるほどねえ。
三者三様の語りの、訳し分けをきちんとして原作の笑いをいかし、作品
理解に必須の見取図を添付し、読みどころを的確に指摘した解説をつければ
――結構ハードル高いけどw――再評価されるんだろうなあ。
頑張れ創元推理文庫!
869 :
名無しのオプ :2013/02/07(木) 21:02:20.36 ID:q/4JL6k4
「爬虫類館の殺人」「一角獣の殺人」「猫と鼠の殺人」 「亡霊たちの真昼」「深夜の密使」 手当たり次第に購入してきた 今度の連休の楽しみが出来たw
870 :
名無しのオプ :2013/02/07(木) 23:25:24.71 ID:f06BRjDO
>>869 それはうらやましい、是非レポートを。俺はその中では「爬虫類館」押し。
871 :
名無しのオプ :2013/02/08(金) 00:03:27.15 ID:Ea4BL0T4
都筑ねえ。 あんな似非が、ねえ。
872 :
名無しのオプ :2013/02/08(金) 06:16:15.99 ID:3DIS+H/3
>>866 「アラビアンナイトの殺人」をそんなふうに考えたこと、なかったです。
要再読、かなあ。
でもどうせなら、新訳で読みたいですね。
>>867 嬉しいニュースです。今後の展開にも期待できそうですね。
873 :
名無しのオプ :2013/02/08(金) 06:34:26.41 ID:3DIS+H/3
>>869 読まれたら、私も感想を聞かせていただきたいです。
最近、このスレでいろいろなかたの――ごく一部をのぞく――新鮮な
カー観を知り、刺激を受けまくっています。
あまり話題にされることのない「深夜の密使」(謎解きの要素は弱い
ですが、純粋に恋と冒険に狙いをしぼっているぶん、奔放なストーリー
が楽しめて、私は好き)の感想なんか、楽しみにしておりますので、
是非是非。
874 :
名無しのオプ :2013/02/08(金) 07:34:44.87 ID:xrffwke/
>>867 「黒死荘の殺人」に続く初刷即完売、めでたい
直接関係ない話題だが町田・大倉氏らの手になる刑事コロンボの
別冊宝島改訂新版も快調な売れ行きで大慶至極
875 :
名無しのオプ :2013/02/08(金) 14:06:36.51 ID:GJcnuvgE
ひさしぶりに覗いたら、充実して面白くなってるじゃないか。 ごく一部をのぞいてw 「深夜の密使」は若書きのリメイクだけど、そのまえの時代もの三つ (「ハイチムニー」「引き潮」「ロンドン橋」)が生彩に欠けてたから、 比較して単純に面白さだけなら……佳作として推せると思う。 「ビロードの悪魔」を経て「喉切り隊長」「火よ燃えろ!」あたりまでの、 時代ものであることとミステリであることが不可分のプロット、あれを望 まなければ楽しめるはず。
876 :
名無しのオプ :2013/02/08(金) 21:33:50.55 ID:giyNUo+1
>>875 ハイチムニーは手に入らないんだよなぁ。
俺まだ未読で、一番ほしい本だ。
877 :
名無しのオプ :2013/02/08(金) 22:02:54.18 ID:Ea4BL0T4
都筑の話しは荒れるからやめとこうや。
878 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/08(金) 22:57:03.78 ID:68MMJT5c
>>875 みたいなとち狂った外したのが乱入することがあるから
要注意なんだよな(w
真っ当な本格ミステリファンならビロードや火よにはシビアであって
当然。この辺をマンセーする神経が不可思議と言い得る。
>>869 一押しは
>>870 に完全同意。
次いで猫と鼠も良し、ニューオーリンズもの亡霊も良し。
一角獣のジョンらしいトンデモ(特に凶器(w )ぶりも楽しくはある。
うーん、深夜はミステリという物差しで計るべき作ではないような・・・
サー・アーサーのジェラールものとか好きならお薦めか。
ジョンの狙いもこの辺でしょ。
まあ、全体的にグッドチョイスと言い得るかと思う。
879 :
名無しのオプ :2013/02/08(金) 23:32:33.63 ID:fHlZIHYa
694 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/05/06(日) 00:47:36.97 ID:M6Wy6zAd [1/1回発言] 論旨が読み取れない自身を恥じたまえ。 ジョンはエドマンドゴドフリーにおける正攻法な考証スタイルを1作で 捨て去り、謎解き&チャンバラ路線へと転換してゆくのは、見たとおりである。 ここでジョンの歴史ミステリの現況を見てみましょう。 HM文庫は過去に6作を刊行したが、現役は「ビロードの悪魔」のみ。 創元は5作を刊行したが、現役は「死の館の謎」「亡霊たちの真昼」 エドマンドゴドフリーの3作が資料上は現役だが、後2作は在庫僅少であり、多くの書店店頭では入手難である。 原書房のハードカバー「ブードゥーの悪魔」は現役、 「恐怖は同じ」「ロンドン橋が落ちる」は文庫化されておらず、 ポケミスは絶版。 つまり、現時点でまともに入手出来るジョンの歴史ミステリは、 全14作中わずか3冊に過ぎないのである。 その不人気ぶりがわかろう。 政令指定都市レベルのライブラリーでないと、ジョンの歴史ミステリを多数 ストックしている可能性は低いし、やはり、手を尽くしてこの辺を読み耽っているのは、重症なオタだけやろうね(w 何か不気味な感さえある。
880 :
875 :2013/02/09(土) 06:45:02.85 ID:N+qzxRNS
>>876 幸運を祈る。
俺自身は「ハイチムニー」をさほど買わないけど(それでも、老醜無残
な晩年のニューオーリンズものに比べれば、まだ話術は冴えてると思う)、
公平を期して、二階堂黎人が「傑作」認定してることは書いとく(笑)
いつか読んだら、あなたの感想も書きこんでくれると嬉しい。たまに覗き
に来るから。
あ、あと「ハイチムニー」は、実話のコンスタント・ケント事件の知識が
あると、より楽しめるよ。もしよかったら、早川から出てるノンフィクション、
ケイト・サマースケルの「最初の刑事」を一読してみては如何かな。
881 :
名無しのオプ :2013/02/09(土) 10:43:51.11 ID:yau4sj4H
>>880 Thanks. 確かに二階堂はフーダニットものの佳作と評しているね。
そこに惹かれたものもあったので。。
カーのcompleteには、残り10数冊からがきつい。。。
882 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/09(土) 15:29:25.37 ID:PF/GrL2q
力作であることを認めるにやぶさかではないが、 エドマンド・ゴドフリーも、果たしてノーマルな日本のミステリファンが 読んで本当に面白いかどうか? と問われれば、「NO」という答えも十分に有り得よう。
883 :
名無しのオプ :2013/02/09(土) 20:09:19.34 ID:CNRRgdDD
「グランギニョール」って「夜歩く」の原型らしいけど ラストは「夜歩く」の方がシンプルでいい こりゃやりすぎだ カーも一応削っていたんだと感心した
884 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/10(日) 05:08:22.73 ID:XqClwvoe
ギディオンやヘンリーものからジョン作品に入った椰子は、 アンリものを読むと、そのダークさに驚くかもな。
885 :
名無しのオプ :2013/02/10(日) 08:08:53.53 ID:ZKJv5K9T
>>854 やっぱり「ビロードの悪魔」が筆頭の傑作。
世評の読み手にも評価高い。ちっと引用。
芦辺
「ただ一度だけの趣向であるんですが、『ビロードの悪魔』の趣向は
もう本当に悔しいというか、膝をうつ着想です。初めてのタイムスリップ
もので、まさに一度きりという離れ業をやってのけたという点では、
もう拍手喝采ものですね。」
どこぞの馬鹿と違い芦辺はご存知、本格ミステリー作家でありカーの熱烈なファン。
この作品の素晴らしさは、この発言につきると思います。
886 :
名無しのオプ :2013/02/10(日) 08:29:59.68 ID:/kyHUbnA
書斎がスレに溶け込んでいるね。
887 :
869 :2013/02/10(日) 11:30:20.75 ID:UK1j0S/I
>>870 お薦めの「爬虫類館の殺人」から読んでみた
ケアリとマッジのコンビに何度突っ込みたくなったことかw
それとルイズさんが可愛らしい
相変わらず伏線の張り方がうまいなあ
メイントリックのアレの描写は勿論だけれど、
限定的な時代背景でさえその中に盛り込むのがもうね・・・
マッジのあの奇術の原理を語った台詞がすべてだね
犯人を追い詰めるシーンは緊迫感がありながら「?」と首を傾げたが、
エピローグで腑に落ちて笑ったw
読んでいるこっちも見事に引っかかったわw
>>873 >>875 「深夜の密使」は「一角獣」の次に読んでみる
カーの歴史ものは初めてなので少し不安だが期待してみる
888 :
名無しのオプ :2013/02/10(日) 12:24:59.80 ID:/vVDV0Hs
>>883 「夜歩く」はこのスレの方の言葉を借りれば「若書き」の代表格みたいな作品だと
個人的に思っています。ある方が自身のサイトで仰っていた
「20代の未熟な小僧が、こういう退廃的なムードを描いてみたいと思うのはとても
よくわかる。読者としては、こんなものばかり続けて読まされてはたまらんが」
という言葉がミもフタもなくて素敵でした(笑)。
これを「リアルな大人の世界」と断言してしまう二階堂先生もナニであります。
センスのない人間が書いたらただの中二病的な絵空事に終わってしまいかねない
ところなのに、そこはそれカーは早熟の天才。
「蝋人形館」でも、謎のクラブオーナーの正体なんか、ラノベやアニメみたいな
まさに絵に描いたようなホラ話なのですが、その描写はとてつもなく魅力的で、
読んでいて主人公と一体化してゾクゾクしてしまったものでした。犯人と被害者の
関係と対になるもうひと組の人間関係の扱いなんか、ホントうまいよなあと。
「グラン・ギニョール」で印象的だったのは「夜歩く」と扱いが違う、ラストシーンを
飾るあの人の描写。犯人のあの人との絡みとかを読むと、若書きの「夜歩く」より
さらに若造の感性で書いてるはずなのに一回転してなんだかこちらはホントに
リアルな大人の世界みたいで、そこまでのまさに「やりすぎ」の流れと別の意味で
最後の最後にちょっと驚かされたものでした。
889 :
名無しのオプ :2013/02/10(日) 12:56:03.26 ID:/vVDV0Hs
>>887 「爬虫類館の殺人」が、「よぉーしパパ、カーの家に爆弾落ちしちゃうぞー、
三回も落としちゃうぞー」 という時代に書かれたというのは、解説などでも
良く触れられていた話だったし、マッジの語った奇術の原理はマジックの
世界では基本の原則なのですが…
いやあ、初めて読んだときに、それがメインの殺人トリックとは「別のところ」に
意味をもつとは気付かなかったんですよ! 子供心にカーってすげえや!と
うならされたものでした。
ご指摘の犯人との対決の「?」が解決するラストも唖然とさせられてしまって、
ラストの一言には、ヘンリ卿ってすげえや!とも思わされたものでした。
(この時はまさに大人の威厳というものを感じて憧れてしまう存在だったの
ですがねえ…まさかその後雪玉を顔面に食らったりローマの皇帝みたいな
水着姿でうろつくお姿を拝見するとは…いやいや。)
「爬虫類館」も久しく読んでいないと実感します。皆さまの書き込みを見ていると
どの作品も魅力的に感じられ、作品をどんどん読みたくて仕方なくなるのですが、
体力の衰えか手元の本を片づけるのに精いっぱい。今もカーを含めて明日までに
図書館に返さなければならない本を読まねばならず、一気に本を読了されている
皆さんの体力に感心しつつ頑張ります。
890 :
854 :2013/02/10(日) 13:42:49.47 ID:/vVDV0Hs
>>885 ありがとうございます。寝かせっぱなしというくらい寝かせてある本たちですが(笑)、
満を持して開くときを楽しみにしています。
これら定評のある歴史ミステリには、
>>875 さんも仰っている
「時代ものであることとミステリであることが不可分のプロット」
という絶賛がいつも付いて回っていて、しかも一作ごとにそのアイデアの利用の
仕方が違っているとも聞こえているので、こちらもどうしても当時のイギリスの
歴史などをよく勉強して読みたいなあなどと背伸びをしてしまっているのですね。
最近は漫画の世界でも、過去の時代の社会背景や生活習慣・常識などを生かした
タイムスリップ物が当たり前になってきて、ますますカーが受け入れられる時代に
なってきたなあと勝手なことを喜んでいたりします。そういえば歴史小説も、現代人の
勝手なロマンを過去に押し付けるタイプよりも、その時代の生活ぶりを事細かに
再現し検証する「生活マニア」タイプが増えてきて、どうしても過去の言葉や習俗を
再現するのに血道をあげていたカーを思わずにいられません。
偉大な先達に敬意をこめてこれらの傑作を楽しみたいと思います。
891 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/10(日) 18:51:34.82 ID:0qSgDS5Q
>芦辺はご存知、本格ミステリー作家でありカーの熱烈なファン。 一般的知名度は無い作家で、単にカーマニアなのだが(w まあ、俺は好きだはOKでしょ。 このスレの連中を見ていて思うのは、自分の言葉で書いていない者が 多いということ。 自身の考えがないため、どうしても世評や定評に流されがちになっているん だよね。 たまに、それらしきもの(自身の見解)を書くと、 >最近は漫画の世界でも、過去の時代の社会背景や生活習慣・常識などを生か>した タイムスリップ物が当たり前になってきて、ますますカーが受け入れら>れる時代になってきたなあと勝手なことを喜んでいたりします。 ジョン作品に漫画的な要素があることは認めるが、 この活字文化大衰退期において、 漫画→ジョン作品へとダイレクトにつながるという根拠は無い。 そもそも、ジョンはタイムスリップものばかり書いてないだろ(w
892 :
名無しのオプ :2013/02/10(日) 21:11:06.19 ID:UK1j0S/I
>>889 あの着想は本当にどこから出発したのか興味がありますよね
現実の状況から逆算したのかメイントリックありきで利用したのか
家に三度も爆弾を落とされた意趣返しなのかな?
作品が完成するまでのカーの思考過程が本当に知りたいw
893 :
名無しのオプ :2013/02/10(日) 22:12:22.77 ID:/vVDV0Hs
>>892 カーはあれだけ色々解説するのが好きなのに自作についての手の内明かしは
それほど見ませんね。たぶん身内の友人作家同士で侃々諤々とやっているので
人目に触れる形の文章にはしなくて済んでしまったのでしょうけれど。
爬虫類館の犯人の犯行動機は多分この頃実体験したことなどから思いついた
ものと思われますが、根本の着想の「逆算」の過程は本当に聞きたいですね。
この調子で30年代の複雑怪奇な作品群の構造を整然と体系だててくれる解説が
あったら、本当に知りたいものです。
次にお読みになる予定の「一角獣」なども複雑怪奇時代の作品ですね。当時
はやりのジャンルを意識したものを作ろうとしたとも言われている作品ですが、
それがどう作ったらああいう舞台設定になってしまうのか(笑)という…。
(まあ出版社から「もう少し読者の日常に近い平凡な主人公の出てくる、リアルな
タッチの作品を書いてくれ」と言われて、「火刑法廷」を書いてしまう人ですが…)
「あるトリックを使いたいがためにこの作品世界とキャラクターシフトが作られた」
などとよく言われていて、それも理解できるつもりなのですが、それを生かすために
主人公と犯人の絡みなどにちょっとした大技というか仕掛けを持ってきているとか、
カーの思考回路はやはりかなり謎な作品でもあります。
私は最初に読んだとき、奔流に流されるごとくずいぶん振り回された作品なのですが
しかし個人的には読んで気に入っていただけるといいなあと期待しています。
楽しい時間を過ごされますように。
894 :
名無しのオプ :2013/02/11(月) 00:15:09.50 ID:uGA4p029
自分の言葉で語ると「眠れるスフィンクス」と「緑のカプセルの謎」と 作品名を挙げられてるにも関わらずブラウニングと口走っちゃうわけかww
895 :
名無しのオプ :2013/02/11(月) 08:54:41.14 ID:jbibuGq0
住人は、書斎の苦言をよーく噛み締めること。いいね?
896 :
名無しのオプ :2013/02/11(月) 10:43:53.86 ID:Pbq/0Z9Z
>>867 何ともめでたいね。
この作品は、前にもでてたけど怪奇趣味が一番格好よく決まった傑作。
現実から、どんどんストーリーが進むにつれ、最後に怪奇/悪夢に引き戻され、
唖然としてしまう。
「過剰」という言葉でよく表される、カーのオカルティズムがもっとも充溢していると思う。
897 :
873 :2013/02/11(月) 14:38:00.01 ID:yeQPNTkW
>>887 >「深夜の密使」は「一角獣」の次に読んでみる
>カーの歴史ものは初めてなので少し不安だが期待してみる
うわあ、初めての時代ものなんですか。
「深夜の密使」、好きなお話なんですけど・・・作品としての評価は私の場合、
あくまで相対的なものです。
「ハイチムニー荘」以降の、力の落ちた(過去を舞台にしただけの)フーダニット
よりかは、純粋に冒険ものとして楽しく読める、という意味で。
カーの時代もの入門なら、本当は
>>885 さんが言うような「ビロードの悪魔」か、
「喉切り隊長」がベストだと思うんですけどね。あ、もちろん「火よ燃えろ!」でも。
「深夜の密使」のご感想、少しこわいけど楽しみにしてしています。
898 :
名無しのオプ :2013/02/11(月) 18:33:29.71 ID:Pbq/0Z9Z
>>897 確かに、最後のニューオリンズ3部作はさすがに辛いものがあるよね。
「死の館の謎」あたりの力の落ちかたは、目を覆うざるをえない。
まぁ、でもそこまでいきついたファンなら何でもありかな。
899 :
名無しのオプ :2013/02/11(月) 20:49:16.40 ID:Yuu25aDi
「死の館の謎」は力が落ちたというより やる気があったのか?って感じで悲しかったよ カーの伝記とか読んでないけど、晩年になんかあったのかな? 売り上げが落ちてたとか クイーンの「間違いの喜劇」を読むと 成功してるかどうかは別にして まだまだチェレンジ精神あるな〜と思った
900 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/11(月) 22:09:01.93 ID:9iOoRHsy
爬虫類館イイ!!!のレスには同意なのだが、 連続は再読すると、過大評価レスに乗せられてしまったかなという感あり。 (テニスコートではこの手に乗らなかった俺だが) 007の井上先生の読み易い名訳(この点は首肯する)もあって、 厨房時代の俺が楽しく読んだ事実は認めるにやぶさかではないが、 クールに評価すると、フーダニットとして見た場合の手がかりの呈示不足、 凶器のトンデモ傾向、犯罪発覚(目撃者ねた)のつまらなさ等々・・・ ジョン作品中のB級どころかC級レベルではないかと思う。
901 :
名無しのオプ :2013/02/11(月) 22:36:28.05 ID:Pbq/0Z9Z
>>899 「死の館の謎」はやっぱC級、ひょっとしたらワーストに近いかも。
902 :
887 :2013/02/11(月) 22:46:36.63 ID:b5HwZ3zE
>>897 「深夜の密使」ますます不安になってきた・・・w
少々遅くなるかもしれませんが、感想は必ずお知らせします
にしても、カーは奇妙な魅力がある作家だなぁとつくづく思う
まだ数えるほどしか読んでいないのにも関わらず、
ついつい他の作品はどうなのかと興味が湧いてくる
今日も「一角獣」を序盤しか読んでいないのに、
ハヤカワの新訳「火刑法廷」を購入してしまった・・・
あらすじに釣られすぎてほんと困るw
903 :
名無しのオプ :2013/02/12(火) 07:54:21.55 ID:K1yZimNL
>>899 >ひょっとしたらワーストに近いかも
カーのワーストは何か? というのも、ファンのあいだでは楽しめる
話題だと思う。
参考まで、1996年に内外のカー・ファンが参加したファンジン The Grandest
Game in the Worldのアンケート回答から、、期せずして一致した2人
の意見を紹介してみる。
904 :
903 :2013/02/12(火) 08:02:23.32 ID:K1yZimNL
(続き) Douglas G. Green 「カーの最後の三作品(「亡霊たちの真昼」「死の館の謎」「血に飢えた 悪鬼」)は、並はずれて出来が悪い。これは、たぶん彼の体調が芳しくない ときに書かれたためでしょう。(略)これらの作品全てに共通して言えること は、性に対する子供じみた感覚と、不満の残るプロットを有していることです」
905 :
903 :2013/02/12(火) 08:06:57.43 ID:K1yZimNL
(続き) Robert Adey 「死の館の謎」「ヴードゥーの悪魔」「亡霊たちの真昼」他、晩年の 諸作では肝心の登場人物たちの性格よりも言葉が勝ってしまっており、 また機械仕掛けのトリックに頼りすぎているように思われます」
906 :
903 :2013/02/12(火) 08:35:20.02 ID:K1yZimNL
(オチ) あまりに「死の館の謎」が可哀そうなのでw ホメている人がいないか、 同誌のアンケート回答を読み返していたら・・・ 好きな女性キャラクター部門で、同作を推しているかたがいました。 ペニー・リン(「死の館の謎) 理由:いつもみじめな目に遭うから 二階堂黎人(作家)
907 :
名無しのオプ :2013/02/12(火) 11:02:43.04 ID:rvHlS4hU
その二階堂センセイですら、死の館の謎そのものについては 「機械仕掛けの密室トリックを使うとは、カーも衰えたりと言える」 と一刀両断ですからねえ。「亡霊たちの真昼」「血に飢えた悪鬼」ですら 「ここまできてもまだ不可能犯罪に挑戦している作者に拍手を送りたい」 「最後までカーは我々ファンを裏切ることなく密室殺人を見せてくれる」 などとフォローしているというのに。まあ死の館についても 「相変わらず恋人たちの行き違いの物語が可笑しい」 と言ってくれてはいましたが、ペニーさんが好きな理由はそういうことでしたか… それにしても、40年代作品で初心者にカーの魅力を教えてくれた創元文庫が 横溝ブームのただ中で新刊として出してくるのが「死の館」「血に飢えた悪鬼」 ですからねえ… (私の中学時代の友人も「死の館」を読んでましたけど、今も カーを読んでくれてるのかなあ。) 版権獲得の問題だったんでしょうけど。 「白い僧院」「魔女の隠れ家」が立て続けに刊行されて本当に良かった(笑)。
908 :
名無しのオプ :2013/02/12(火) 12:24:45.08 ID:rvHlS4hU
…と、思いつきでものを書いてはいけませんね。 「血に飢えた悪鬼」「魔女の隠れ家」はずっと後の刊行でした。 創元推理文庫が60年代にスタートした後から追加されたラインナップは こんなところのようです。 1972年05月 死者はよみがえる 1975年08月 死の館の謎 1976年07月 夜歩く 1976年11月 絞首台の謎 1977年10月 白い僧院の殺人 1979年04月 魔女の隠れ家 1980年07月 血に飢えた悪鬼 1980年12月 孔雀の羽根 1981年04月 猫と鼠の殺人 1981年08月 仮面荘の怪事件 1982年04月 テニスコートの謎 1982年12月 死時計 1983年01月 亡霊たちの真昼 1983年12月 青銅ランプの呪
909 :
名無しのオプ :2013/02/12(火) 13:33:37.94 ID:VJw1OxDv
>>908 創元推理文庫のデータ紹介、サンクス。
いろいろ懐かしかった。
いま振り返ると・・・戸川安宣さんの、カー愛の所産だったんだなあ。
「夜歩く」「絞首台の謎」あたりはまだ、<ディクスン・カー作品集>の翻訳
の文庫落ちだけど、それでも「夜歩く」の解説とか、ハヤカワに負けるまじの
気迫を感じた。
営業的には苦戦したのは・・・版権までとって出した新作w の出来が悪すぎた
のも一因だろうね。
「死の館」は、完全に解説負けしてた。あの戸川解説(だけ)は素晴らしい出来
だったのに。残念。
910 :
名無しのオプ :2013/02/12(火) 14:16:43.58 ID:Wt2Hdlru
二階堂先生を初めて読むならどれがいいんですか!? 教えて下しあ><
911 :
名無しのオプ :2013/02/12(火) 14:32:14.47 ID:VJw1OxDv
>>911 念のため、マジレスしとく。
試しにひとつだけ、だったら短篇「ロシア館の謎」(「ユリ迷宮」収録)。
家屋消失テーマだけど、昔、アンソロジー「奇想の復活」の巻頭でこれから
受けた衝撃は、いまも鮮明。
カー・ファンなら、作者が「テニスコートの謎」に挑戦した「吸血の家」も
必読。トリック面に関して言えば、勝っている。途中の殺人をカットして、
過去・現在の“足跡のない殺人”だけでコンパクトにまとめていたら、傑作
だった。
あとは自己責任でw
912 :
911 :2013/02/12(火) 14:35:18.46 ID:VJw1OxDv
自分にレス付けてどうするw
前レスのアンカは
>>910 ね。失礼。
913 :
名無しのオプ :2013/02/12(火) 15:37:02.79 ID:rvHlS4hU
>>909 恐れ入ります。
>いま振り返ると・・・戸川安宣さんの、カー愛の所産だったんだなあ。
決して若いとはいえない自分の過去に大きな影響を残して下さった方の
恩の大きさ有難さを実感しますね…。
その同じ方がいまもなお一線で頑張っておられ(「皇帝のかぎ煙草入れ」の
解説の熱気たるや!)現在のカーやミステリをとりまく状況を見てくれている
この現状には、数年前の島崎博さんなど思い出してしまってちょっと感慨です。
新訳新装版がこれからも出続けて、やっとカーのセンスに追いついてきたと
言いたくなる今のこの時代に生きる、若い世代を魅了し続けてほしいものです。
>>910 不謹慎といわれるかもしれませんがせっかくこのスレでの御質問なので
講談社ミステリーランドの一冊「カーの復讐」を(笑)。
いろいろアレな作品かもしれませんが、カーと言っておいて全然カーじゃなく、
でもやっぱりカーだったという、個人的には愉快な作品でした。私はルパンに
あまり思い入れがないから喜んでいられるのかもしれませんので、ご注意を
いただきたいものですが(笑)。
914 :
名無しのオプ :2013/02/12(火) 18:32:54.70 ID:Wt2Hdlru
ありがとうございます!早速探してみます、 ここだと二階堂先生は文章が酷いとか色々言われているので 敬遠していたんですが、やっぱり有名な作家さんですからね 一作くらいは読んでおかないともったいない
915 :
名無しのオプ :2013/02/12(火) 19:34:50.51 ID:gU3pw3Ri
そうね。ぜひ体験するといいかと。 但しあまり長くない作品がいい。
916 :
名無しのオプ :2013/02/12(火) 21:38:40.93 ID:bOEl/BbU
>>903 紹介ありがとう。やっぱニューオリンズものはかばいきれない。
歴史ものでは「ビロード」、「ニューゲイト」等より数段落ちるね。。。
作品のできとしては、同じ晩年であれば「仮面劇場」が抜けていると思う。
917 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/12(火) 23:33:09.22 ID:S9FNNv7t
結局、受け売りでニュー・オーリンズものを叩いていたわけか(w このスレのレベルを考えれば、ある意味で納得。 そもそも機械的トリックや濃いロマンスはジョンの十八番のひとつ、 この点を取り上げての批判からして外していると言い得る。 シリーズ中では第1作ブードゥーの出来は決して良くないが、 エンタメとして見た場合、ニュー・オーリンズ情緒溢れる楽しい読物 となっている。 この点を評価不能であれば、まあ、手品でも見て喜んでろや(w という感を抱いた。
918 :
名無しのオプ :2013/02/12(火) 23:53:14.31 ID:RhoALgAD
>結局、受け売りでニュー・オーリンズものを叩いていたわけか(w >このスレのレベルを考えれば、ある意味で納得。 >そもそも機械的トリックや濃いロマンスはジョンの十八番のひとつ、 >この点を取り上げての批判からして外していると言い得る。 さすがバカ書斎、期待通りの誤読ぶりw 本気で漢字が読めないんだな! データからの読み取りを「受け売り」とカン違い しているのもバカだけど住人や禿人が「濃いロマンス」 を批判してるっていう幻覚が見えてるらしいやw 機械的トリックは十八番とかばってるその口で 手品でも見て喜んでろやと言う支離滅裂さも期待通りw 確実にボケが進行してるぞ!
919 :
名無しのオプ :2013/02/13(水) 00:05:55.51 ID:72l29IGl
>>917 「受け売り」などと言える精神が卑しい
ちゃんとして文章の中にデータとしてプロの見解が参照されているだけだろう
920 :
名無しのオプ :2013/02/13(水) 00:07:04.24 ID:9tCLq4bK
書斎さん、いい年してみっともないよ
921 :
名無しのオプ :2013/02/13(水) 00:19:12.47 ID:3Z3S9wX5
>>919 書斎はふだんから他人の受け売り丸パクりだけだからな
自分で語ると
出来は良くないが
エンタメとして見た場合
情緒溢れる
楽しい読み物
だってよおwww
中身完璧にカラッポの駄文未満じゃんw
まさに評価不能!
922 :
名無しのオプ :2013/02/13(水) 07:33:43.01 ID:OO9iDPrk
藤原編集室の Twitter 情報。 「蝋人形館の殺人」三刷決定! 固定ファンの買い支えだけではないね。確実に新しい読者が付いている。 創元も、本に読者カードを差し込むとかして、もっと積極的に情報収集して 今後につなげていけばいいのに。 でも、まずはメデタイ。
923 :
名無しのオプ :2013/02/13(水) 09:47:13.45 ID:Uwef2D0m
>>922 嬉しいニュースだね。<バンコラン・シリーズ>が展開しやすくなったはず。
先日、ある集まりで、論創海外ミステリの担当者と話す機会があったけど、
ファンのニーズを物凄く知りたがってた。
東京創元社にしても、よそから出てていま読めないカーのアレ、推理文庫で
なんとかなりませんか、という声が(まして複数)あれば、まったく考慮しない
わけはないと思う。
手紙なりメールなり、読者側からリクエストしておくのも悪くいんじゃないか。
924 :
名無しのオプ :2013/02/13(水) 10:00:52.54 ID:OLU6NBK4
うはあ、1年で3刷ですかあ! 2刷なら初版の刷り数の見込み違いや、うっかり増刷したけど初動型で 後がさっぱりだった、なんて事態もあり得たけど、これは本物ですね。 新表紙を見た時に、いける!この路線はいける!と喜んだものですが、 こうも綺麗に開花してくれるとは。 和爾女史の手に統一された「アンリ・バンコランシリーズ」(創元の案内) の実現がいよいよ信憑性を増してきました。 ああ、もともと「蝋人形館」の表紙にでかでかと「アンリ・バンコランシリーズ」 と銘打たれていたんですものね! あと数年すれば、和爾女史の文庫版 「毒の戯れ」を電車の中で読める日が来るのかも! 重ねがさね、本当にいい時代になってくれたものです。
925 :
名無しのオプ :2013/02/13(水) 11:12:30.91 ID:oKGcSNmQ
パタリロの恩恵も少なくないんじゃないかな
926 :
名無しのオプ :2013/02/13(水) 11:56:54.96 ID:9tK/i7Rw
927 :
名無しのオプ :2013/02/13(水) 15:48:23.23 ID:SH6rdqXI
「緑のカプセルの謎」や「皇帝のかぎ煙草入れ」を擁する創元推理文庫 には、できれば「貴婦人として死す」を編入してほしんだけどねえ ミステリ面のモダンさはいまさら云々するまでもないけど、小説面の味わい が、たとえば駒月訳ではどう印象が変わるかとか、興味がある まあ早川からの委譲が難しいとすれば(でも担当者に熱意があれば……とは 思うけど)、次善の希望で、「かくして殺人へ」。 新訳で読み返して、とても楽しめた佳品。創元の40年代ラインナップに加える にふさわしいと思う
928 :
名無しのオプ :2013/02/13(水) 19:01:18.02 ID:og0gZBgE
>>922 それはめでたいね。「蝋人形館」は新訳で読んで、評価が急上昇した。
ポケミス版は抄訳だったし、訳でこんなにもかわるものかと思った。
新訳大歓迎。
929 :
名無しのオプ :2013/02/13(水) 19:59:55.32 ID:6owVfXBN
コテハン叩きは禁止だぞ。 ルールくらい守れや。
930 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/13(水) 22:19:23.69 ID:hD9Y+Kn0
荒れて来たね(w
いつもガクーリするのは、何でこうも簡単に「トリック」にかかってしまう
のかということ。
一応、自称カーマニアの集まりなんでっしょ?
ヘンリーの口真似で粋に返すぐらいは出来んかな?
>>924 「毒のたわむれ」はアンリは出てない。ジェフのみ登場。
しっかりしろ!
探偵役のパットが正にジョン版金田一みたいで面白い作でもある。
不思議にも未文庫化作品なので、新訳で文庫でという点には同意。
931 :
名無しのオプ :2013/02/13(水) 22:47:29.15 ID:iPvx0lrz
>>922 本当に良いニュースだ!
自分のような初心者でも、着々とカー仲間が増えていると思うと嬉しくなる
932 :
名無しのオプ :2013/02/13(水) 23:29:58.04 ID:gKUjDnq2
>>924 「毒の戯れ」バンコランの名のみ出てくるというシリーズ最後の作品ですな
これは未読なので、文庫化されるとすれば、こんなうれしいことはない
終戦直後の1947年に刊行された乱歩の随筆探偵小説中の「カー覚書」を読むと
このとき乱歩が既読のカーは20冊、ほとんど翻訳もされていないようで、
Poison in Jestは20冊の中では評価の低い第四群にランクされてました。
一位は「帽子収集狂事件」。
933 :
名無しのオプ :2013/02/14(木) 07:25:25.62 ID:RGYvgnA6
>>932 >「毒の戯れ」バンコランの名のみ出てくるというシリーズ最後の作品ですな
シリーズ最後の作品といえるのは、「四つの兇器」だね。
創元推理文庫の<アンリ・バンコランシリーズ>は、じつは社外の藤原さんの
持ち込み企画のようだから、本が売れさえすれば、外伝としての「毒のたわむれ」
や、悼尾を飾る「四つの兇器」の創元編入にまで動くと思う。
「毒のたわむれ」は、探偵役のパット・ロシターが役割的に中途半端な印象はあるけど、
作品自体は、俺は楽しめた。薄気味悪い雰囲気とヘンなユーモアのカクテル。密室
とかなくても、ああやっぱりカーだよね、という感じ。
934 :
名無しのオプ :2013/02/14(木) 10:00:42.14 ID:P9zkj7O1
>>933 そうか、最後になるのはそっちですか
ご教示ありがとうございました
カーははまっては飽き、また読みたくなって何冊か読みというのを繰り返して
いて外伝的なものまでは読んでないので、もしその辺まで出るのであれば楽しみ
帽子収集狂は乱歩の表記では帽子蒐集狂でした
こっちの字の方がなんとなく時代を感じてイイ
935 :
名無しのオプ :2013/02/14(木) 12:14:33.86 ID:riOH6qRS
字面に惹かれるのは、俺も「蒐集狂」のほうだな。 だけどこの作品、原題の Mad Hatter を「帽子収(蒐)集狂」とやってしまうと、 ニュアンスが伝わらないウラミがあるよね。 ディズニーキャラクターとして、現在ならそこそこ知名度もあるだろうから、 マッドハッターをそのまま活かすか、「いかれ帽子屋事件」みたいにしてしまう テキストがあってもいいのに、と思う。
936 :
名無しのオプ :2013/02/14(木) 12:19:58.65 ID:P9zkj7O1
「いかれ帽子屋」いいね 乱歩の時代なら「気違い帽子屋」もあったかもw
937 :
名無しのオプ :2013/02/14(木) 12:24:54.34 ID:qmw6NZY4
ついでに三月ウサギも出してやれ
938 :
名無しのオプ :2013/02/14(木) 18:45:04.75 ID:c6bWYiZ9
『曲った蝶番』読了 ストーリーも面白かったし、ミステリーとしても大変楽しめるものだった あの真相は、ホラーだな ただ、主人公(狂言回し)の影が薄いくせに、取ってつけたようなロマンスがあったり (メール欄)には不満
939 :
名無しのオプ :2013/02/14(木) 20:47:26.86 ID:41TY67Sk
>>938 そうなんだよね。割り切れない読後感。これが「蝶番」の魅力
940 :
924 :2013/02/14(木) 21:48:24.39 ID:Ndbi3sTK
>>932 >>933 過分な解説をいただく形になり、誠にありがとうございます。
「毒のたわむれ」は、「九つの答え」「バトラー弁護に立つ」と並ぶ
「なんとなく立ち位置の決まらない、でもどこか気になる作品」で、
改訳してもらったら色々面白いのではないかと思っていました。
この三作が本当に文庫になるようならカーの新時代も確立だ!みたいな
軽い気分であんな事を口走ったものでしたが、本当に和爾さんが訳された
「四つの兇器」まで編入されたらどんなに嬉しいか。
「毒の戯れ」と書いたのも、「一角獣殺人事件」が「一角獣の殺人」に、
「曲った蝶番」が「曲がった蝶番」にタイトルを修正した流れに乗った形を
夢想してしまったからですが、ハムレット以来の伝統にのっとった表記が
今どうなっているのか考えてみたことがありませんでしたね。
なんとなく「戯れ」と漢字にしても現代ミステリの香りが漂うように感じるのは
こちらの感覚が古いせいかもしれませんが(笑)。
駒月版「貴婦人」、南條版「アラビアンナイト」なども夢見れば胸躍るし、
個人的には「剣の八」をもうちょっといい訳で創元文庫にも追加しては
もらえないか、などと見果てぬ夢を (しつこい)。
941 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/14(木) 22:57:41.89 ID:rWfLLnn0
必死にフォローし合っているようだが、 >「毒の戯れ」バンコランの名のみ出てくるというシリーズ最後の作品ですな 苦しいね(w、正確にはノンシリーズキャラ作品です。 バカバカし過ぎて大乱歩が低評価したのもわからぬではないが、 この「バカバカしさ」もジョン作品の魅力と理解すれば、一度は文庫化ぐらい はして欲しいものである。 まあ、でも実現性は低いような・・・ アンリシリーズ最終作(ジェフは名前のみ登場)の「四つの凶器」も未文庫化作品だが、こちらは出来が芳しくなくやはり厳しいな。 このスレのカーマニアを見ていると、リアルな出版事情に疎い世間知らずと 感じざるを得ないものあり。
942 :
名無しのオプ :2013/02/14(木) 23:33:24.27 ID:2tcfkCGD
>>940 前述の乱歩「カー覚書」の紹介をもう少ししますと
挙げられた作品のうち「一角獣殺人事件」「剣の第八」が、
「毒のたわむれ」と同じ第四群扱いでした。
二群にプレイグコート、三群に夜歩くや読者欺かるる勿れ、三つの棺等
別群として道化探偵小説「盲目の理髪師」、怪奇もの「蝋人形館の死骸」と挙げてます。
乱歩の当時のカー観が感じられるような気がします。
私も南條版「アラビアンナイト」に一票。
943 :
名無しのオプ :2013/02/15(金) 00:11:11.79 ID:X+i7kliG
貴婦人として死すも新訳で読みたいな 最近カーのファンになった人にもぜひ読んで欲しい あと緑のカプセルの謎もカー導入には手頃でいいんじゃないかな
944 :
名無しのオプ :2013/02/15(金) 02:47:20.42 ID:zzrZ3brw
書斎の論考が長いだけの駄文の中で光るね。
945 :
名無しのオプ :2013/02/15(金) 07:45:15.78 ID:5tPrJIZn
>>943 「貴婦人として死す」と「緑のカプセルの謎」は、クリスティーやクイーン
は好きだけど、カーはちょっとね・・・と敬遠してるようなミステリ・ファン
には格好のステップワンだと思う。
ただ、このへんに感心してもらっても、そのまま他のカー作品が好きになってもらえる
かどうか(笑)
手っ取り早く作風を知ってもらうなら、「連続殺人事件」と「爬虫類館の殺人」でどうか。
いま創元が、文庫の復刊リクエストをTwitterで募ってるから、未来のカー・ファンのために
つぶやいてみようかな。
国内の新本格以降のファンに向けてなら、逆に画一的なカー観を払い去るために、「火よ燃えろ!」
か大仕掛けの「ビロードの悪魔」を薦めてみたい気もする。物語作家カーの、いわば原風景
を体験させて酔わせ、さらには仕掛けの妙で唸らせてやりたい(笑)
946 :
名無しのオプ :2013/02/15(金) 14:52:24.00 ID:4U68aQOL
>>940 >「九つの答え」「バトラー弁護に立つ」と並ぶ
>「なんとなく立ち位置の決まらない、でもどこか気になる作品」
「九つの答」も「バトラー弁護に立つ」も好きな少数派(?)です。
50年代のこのへんの作は、どうしても時代ものの傑作群のかげに隠れてしまう
わけですが……
ことストーリーテリングに関しては、カーの完成形といっていいほど駆動力があります。
「バトラー」と、たとえば似たタイプの「死者はよみがえる」を比較してみれば、話芸
の洗練は格段の差があると思うのです。
でもミステリとして取り柄があるの? という声には、「九つの答」の“叙述”を吟味
してみて、と答えます。「黒死荘の殺人」や「三つの棺」といった初期傑作で、こと叙述
面ではフェアプレイの方法論を確立しきれず、描写が厳密に言えばアンフェアに流れていた
カーが、本格ミステリにおける“真実”の伝達を突きつめ、よくぞこの方法論にいたった
という感動すら覚えます。
以上、少数派の意見だけに、逆に興味をもっていただけることもあるかと、ついつい
書き込んでしまいました。
スレ終盤の、住人交流の良い流れが嬉しくてたまりません。
947 :
名無しのオプ :2013/02/15(金) 21:00:33.91 ID:VjZYGgFn
>>945 いわゆるアクが強くない作品が、カーを初めて読む人にはおすすめかな。
・「貴婦人として死す」
・「緑のカプセルの謎」
・「魔女の隠れ家」
そして忘れてはならない
・「不可能犯罪捜査課」
これでどうだろう。
948 :
名無しのオプ :2013/02/16(土) 08:22:21.03 ID:QVqo+YKt
どういうバックボーンの相手かで変わってくるけど、ライト層を想定するなら、 「貴婦人」や「緑のカプセル」のような完成度重視のセレクトより、破天荒な面白さで 「曲った蝶番」なんかのほうが、あとを引くような気がする。翻訳がアップツーデート されて、敷居も低くなったことだし。 そのあと、同様に新訳された「皇帝のかぎ煙草入れ」あたりを奨めてみたい。作風の幅 がわかってもらえると思う。 トリック大行進の「不可能犯罪捜査課」は、逆にカーが軽く見られちゃいそうな気が して心配。「めくら頭巾」は大丈夫だけど、メインのマーチ大佐ものがね。
949 :
名無しのオプ :2013/02/16(土) 08:44:32.56 ID:zol9OZTL
なるほどなあ、東西ミステリーベスト見て皇帝の〜読んで面白かったから 今度みんなのお薦め読んでみよっと
950 :
名無しのオプ :2013/02/16(土) 08:47:22.08 ID:PIZ4ncxg
>>948 「曲った蝶番」「皇帝のかぎ煙草入れ」ってのは、昔の創元の大系の組み合わせだね。
951 :
名無しのオプ :2013/02/16(土) 08:57:18.23 ID:L/U/0wqe
>>948 なるほど。別パターンとして
・「皇帝の嗅ぎ煙草いれ」
・「曲った蝶番」
・「火刑法廷」
の組み合わせも容易に組めるね。
952 :
名無しのオプ :2013/02/16(土) 09:39:00.36 ID:CmExk1+Q
「夜歩く」も入れてください、処女作で王道的作品ですがカーの趣味もよく出ていて好きです。
953 :
名無しのオプ :2013/02/16(土) 13:19:08.74 ID:HE46ViiT
みんなもう知ってるかな? カーの孫娘、シェリ・ディクスン・カーがミステリを書いたよ タイトルは Ripped 19世紀のロンドンにタイムスリップした現代っ娘が、切り裂きジャックに挑むお話 ソースは戸川安宣さんのブログだからマジだよ どこでもいいから訳してくれ!
954 :
名無しのオプ :2013/02/16(土) 14:33:30.95 ID:/gkLys44
「一角獣の殺人」読了
田中潤司氏訳で読みやすかったのになんか疲れた・・・
以前
>>847 さんが指摘されていたが、確かに大ご馳走
で、自分は物語のペースが掴めず途中おなか一杯になりかけた
しかしケンが窮地に陥ってからは俄然面白くなった
アレン警部(予定)との問答の盛り上がりは最高
「我々フランス人はイギリス人に、
フェア・プレイとは如何なるものかを見せてやるのさ」
この台詞、かっこよすぎだろ・・・
最後のHMの種明かしも良いのだけれど、
全体的にみるとクオリティは高いのにもったいない印象
ところどころ名シーンはあるのになぁ・・・
955 :
名無しのオプ :2013/02/16(土) 17:33:26.57 ID:L/U/0wqe
>>954 私の読後感もでは、ゴチャゴチャ感がありもったいないなぁという感大でした。
ファースが強すぎると、カーの場合こうなっちゃうんだよな。
「九人と死人で」とか「魔女が笑う夜」も微妙にバランスが、崩れて惜しい作品
956 :
名無しのオプ :2013/02/16(土) 20:17:24.71 ID:b6+1zrNe
「帽子収集狂事件」や「連続殺人事件」なども昔、カーの定番みたいに 言われてた事もあった気がしたけど、このあたりはいかがかな?
957 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/17(日) 00:20:07.44 ID:WH/rT+Gb
虚言と断定されても仕方ないような完全なミスジャッジがあるので、 指摘しておきましょう。 >いわゆるアクが強くない作品が、カーを初めて読む人にはおすすめかな。 >・「貴婦人として死す」 >・「緑のカプセルの謎」 >・「魔女の隠れ家」 貴婦人やみどカプと並列にして、 ギディオンデビュー作にしてコテコテな怪奇探偵小説である魔女隠れを 「アクが強くない作」などと書く神経がわからぬ。 アンリシリーズにあったオカルティズム色を継承のうえ、 キャラ変更に伴うユーモアをまぶした、むしろ初期ジョンらしいアクの強さが が発揮された作である。 俺としては、ゆえに初学者に推すけんどね。
958 :
名無しのオプ :2013/02/17(日) 00:26:15.24 ID:k7ZkSOla
>>954 確かに一角獣はゴチャゴチャして読んでて疲れる作品
もっと解決編がスマートだったら評価も違ってたかも
959 :
名無しのオプ :2013/02/17(日) 00:48:03.62 ID:CsWwxDx6
960 :
名無しのオプ :2013/02/17(日) 03:17:41.73 ID:k7ZkSOla
961 :
名無しのオプ :2013/02/17(日) 03:19:40.43 ID:k7ZkSOla
個人的に初心者には「囁く影」とかみたいなストーリー中心の作品もいいんじゃないだろうか カーが書いた物語の中では「囁く影」が一番好きだ
962 :
954 :2013/02/17(日) 08:05:28.74 ID:4QXTiPqG
>>955 >>958 プロットを考えると、序盤の城に辿りつくまで、
中盤の誰がガスケかフラマンドか、
これらの場面が必要不可欠なのはわかるのだけどね
ちょっとゴチャゴチャ感が強くなってしまって、
種明かしの衝撃がぼやけたというのはある
963 :
名無しのオプ :2013/02/17(日) 08:53:10.84 ID:Ek7GkLQt
>>961 「囁く影」はいいなぁ。本格とロマンスのバランスが絶妙。
確かに、カー入門には最適かも。
>>962 人物か書き分けがこなれていないかなと。
翻訳ものは、登場人物が把握できないとちょっと苦しい。
964 :
名無しのオプ :2013/02/17(日) 14:44:42.87 ID:EdPdC2UT
書斎のチョイスはいいね。
965 :
名無しのオプ :2013/02/17(日) 14:57:21.26 ID:CsZLoYFH
「囁く影」は、カーの怪奇&ロマンの理想的な融合ですね。 入門書として申し分ありませんし、さらに真相を知って読み返すと、技術面 の見事さに脱帽させられます。 塔上の不可能殺人のエピソードを、リゴー教授とフェイ・シートン、二人に 別々に語らせていることのミステリ的意味が再読してわかったときの・・・あの 興奮が忘れられません。
966 :
940 :2013/02/17(日) 21:12:35.96 ID:2xm5ZCx9
>>946 カーの新たなブームが勃興してきた頃に発表された、芦辺拓・二階堂黎人両氏の
対談で語られていたことで面白かった事が色々あったのですが、その中で芦辺氏が
都筑道夫の言う
「モダン・ディテクティブ・ストーリーの先駆け」
としてカーを評価していた部分が個人的にツボでした。つまり
@ 「犯人の計画的犯行が予定通りに実施されて事件になり、探偵が犯人の
意図を暴くという型」だけに収まっていないような事件の構造
A 「記述者の故意」という単純な形ではない、作者が仕掛ける叙述トリック
が既にカー作品には多数満ちている、という指摘ですね。
@は個人的にカー世界最大の魅力として認識していたものでした。なにせ
カー作品の場合、「作品世界で一番何も考えてないのは犯人だった」なんて
作品がゴロゴロしていますからね。犯人よりも主人公や探偵・被害者たちの
方がよっぽどとんでもない奴らだったという作品世界が当たり前という。
そして個人的には新本格を読むのが遅かったもので、へえと納得させられたのが
Aでした。日本の作家の使うような叙述トリックというのは、思えばカー作品でも
すでに十分愉しませてもらっていた領域だったのですね。
967 :
940 :2013/02/17(日) 21:13:18.62 ID:2xm5ZCx9
カーで叙述トリックを仕掛けてある作品というのはたぶん二桁を数えるはずですが、
それらが際立って印象に残らないくらい、自然に作品の諸要素の中に盛り込まれて
いますね。カーにとっては
「叙述で読者を騙す作品!」
と大上段に振りかぶるのではなく、「謎と論理のミステリ」というエンタメ分野で、読者を
楽しませるテクニックの一つとして駆使していたというだけのことなのでしょう。
これは叙述トリックというのは違うのでしょうけれど、個人的に悪い印象を持てない
「雷鳴の中でも」なども、メインの毒殺トリックは何回読んでも、読んでしばらくすると
「あれ?どうやったんだっけ?」と忘れてしまうものなのですが(笑)、作品全体として
「ああ、こういう事をもうやっていたのか!」という意図というか「企み」にはなかなか
感心させられた口でした。(僭越ながら、「バトラー弁護に立つ」について、
>>946 で
賞賛していただいている「話芸」も、よい翻訳でよりハッキリすると思えます。)
968 :
名無しのオプ :2013/02/17(日) 21:15:01.60 ID:2xm5ZCx9
長々すみません。もうしばらく続きます。 芦辺・二階堂対談でうんうんと頷いてしまった事の一つに、カーが不評だった背景として @ 乱歩や正史が絶賛したことで「乱歩のような怪奇の味」「横溝作品のような日本的な 伝奇と論理の結合」という勝手な先入観を抱いた読者が、「イメージと違う」と失望した A 当時カーは、特に歴史ミステリなどの後期作品が訳されておらず、物語作家としての 全体像を把握してもらえなかった B そもそも当時の日本人は、カーの志向した洋風の冒険活劇の世界というものに 馴染みがない(三銃士や巌窟王程度しか知らない!)ので、カーがやろうとしていた 世界が理解できなかった ということがあったのではないか、という意見ですね。 私流に付け加えると、当時はクイーンやヴァン・ダインのような型にはまったコチコチの 作品だけが「本格ミステリ」だと思われていて、カーも「それをベースにした上で、そこに オカルトやユーモアやらがトッピングされたもの」というかなり斜めな見方をされたのでは、 ということだと思っています。 サッカーが野球に何かをトッピングしたものではないように、カーもクイーンに怪奇味を ただ上塗りしたものではなかったはずなのですけれどね。
969 :
名無しのオプ :2013/02/17(日) 21:16:49.27 ID:2xm5ZCx9
むかし小林信彦を小野二郎さんが評した際に、小林信彦はミステリという単独の ジャンルに耽溺したのではなく、 「黄金時代のイギリス文学は、読者を楽しませるためには何でもアリだった」 ということの一事実としてミステリも習得していたのだ、と分析して当の小林氏を 愕然とさせたということですが、カーも同じようなものだったのではないかと。 カーにとっての謎の殺人、姿の見えぬ犯人、奇怪な伝説、仕掛けられたトリック、 若者たちのロマンス、悪漢との戦い、ハッピーエンド、そして叙述トリック等々も、 すべては「面白いエンタメ」を構成するための、極めて正統的でトラディショナルな 「使って当然の素材」であって、決して奇をてらってミステリに乗っけたものなのでは なかったのじゃないかというのは、無理な意見とは思えないのですね。 それが、今では海外でクイーンやヴァン・ダインは忘れられているのに、カーや セイヤーズ、マーシュが普通に読まれていることの根幹だとも思えますし。 例えば対談ではタイムスリップミステリを「A Connecticut Yankee in King Arthur's Court 」 を手本にしたのでは、なんていう話が出ていましたけれど、もともと映画やラジオの世界にも 深入りしていたカーが、多くの歴史ミステリを書いていた1950年代という時代は、同時に 「月世界征服」「宇宙戦争」「タイム・マシン」「海底二万哩」「遊星よりの物体X」「ゴジラ」などの、 SF映画の黄金時代でもあったのです。カーが影響を受けていないはずはありません。 「恐怖は同じ」「火よ燃えろ!」と同じ年の映画が「禁断の惑星」「空の大怪獣ラドン」「地球防衛軍」 というのは、ちょっと日本人のミステリ好きにはピンとこない部分もあるのじゃないかと思います。
970 :
名無しのオプ :2013/02/17(日) 21:21:24.59 ID:2xm5ZCx9
で、現代の若者はラノベなどで、「この世と異なる常識を持った異世界で」「若い男女の 主人公が」「健全な色恋沙汰をからめつつ」「この世ならぬものがもたらす怪異を」 「知恵と工夫で切り抜けながら」「隠されていた秘密や世界観を解き明かし」「最後は 肉弾戦を駆使して戦いつつ」「ついに勝利を勝ち取る波乱万丈の物語」…というものに 子供のころからもう慣れ親しんでいます。 異世界を舞台にしたラノベミステリも、とっくに当たり前のジャンルになっていて、今や 逆に作中の登場人物たちが恋愛を進展させるのをめんどくさがるという(笑)、ある種 クイーン時代への回帰現象みたいな小説世界が定着しつつある有様です。 だからこそ、今の読者がカーを読んだときに「推理小説としてはオカルト色が濃いなあ」 という60年代的な見方はすっ飛ばして、いつも読んでる恋あり活劇ありの異世界物として スッと読むことができる素地ができているのじゃないかと思えるのですね。 「蝋人形館の殺人」なんて、クイーンなどよりラノベ好きの若い子たちがふだん読んでいる 作品世界に近いとさえ思えますし。日本がやっとカーに追いついたというと過言でしょうか。 前にも書きましたが、近年は歴史もの・異世界物・戦国ものなどでも、現代とはまったく 異なる荒ぶる世界で派手な活劇が行われるというファンタジーではなく、その時代の 中で生きる人がどんなふうに食事や就寝をしているかを細かく描写し、彼らが自分の 生きる環境をどう工夫して毎日を過ごしているか、というリアリスティックな視点で地に 足のついた描写で描くものが当たり前になっています。 そういう目で見た時、カーの世界は少しも突飛なものではなく、ハラハラドキドキさせて 笑わせ面白がらせる普通のエンタメ小説なのじゃないかと思っています。 駄文長々(本当に…)失礼しました。
971 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/17(日) 21:38:09.81 ID:9pr5sJBq
>>961 ひとつの考え方として悪くないかモナー、
囁くはコンパクトだし、初期を思わせる怪奇性もあるし。
でも、あの爺、タフ過ぎ(w
まあ、ジョンらしいトンデモ展開のひとつではあろうが。
972 :
名無しのオプ :2013/02/17(日) 21:59:57.86 ID:Ek7GkLQt
>>966 よく、カーの事掘り下げていらっしゃる。
> @ 「犯人の計画的犯行が予定通りに実施されて事件になり、探偵が犯人の
> 意図を暴くという型」だけに収まっていないような事件の構造
そうそう、これがカーを読むにあたっての楽しみの一つ。
「仮面荘」や「帽子収集狂」、「三つの棺」もそうかな。
芦辺と二階堂の対談は今は、「名探偵の肖像」で読めるよね。
973 :
名無しのオプ :2013/02/17(日) 22:06:11.08 ID:Nq2FVJ/Y
長いよ! もっと短くまとめろ! と思ったけど書いてあることには概ね同意だな
974 :
名無しのオプ :2013/02/17(日) 22:55:20.50 ID:d9iriv2M
カーの好きな面はロマンティックなところ! 騎士道とか好きですよね。 後はミステリに対する愛情の深さ、常に挑戦的なところなんかも魅力に感じる。 もっと読者が増えてほしいなと心から思う作家です。
975 :
名無しのオプ :2013/02/17(日) 23:02:00.87 ID:4QXTiPqG
>>966-970 なかなか興味深いですね
既存のジャンルを解体し自分の好みに再構築する手法は、
昨今の日本の若手作家などでは当たり前のように行なわれている
(例えば乙一、舞城王太郎、西尾維新などなど)
カーもそこまであからさまに意識はしなかったにしても、
ただ一点「読者を驚かせ楽しませる」ことを一番の目的に、
感性のまま多彩なジャンルを自己に取り込んだ気がしてならない
976 :
名無しのオプ :2013/02/17(日) 23:48:53.03 ID:Pj5qwIiL
>>968 不評以前に、@の先入観のせいで手に取りすらしない読者も少なくないだろうね。
同時に、ミステリに怪奇趣味必須と考えている「古い」ミステリ通にもてはやされている、
という先入観も生むし。
977 :
名無しのオプ :2013/02/18(月) 00:59:10.53 ID:2jBILG/j
>>968 、
>>976 @Aの傍証と言ったらなんですが、何度か引用した乱歩「カー覚書」から乱歩の紹介しているカーの20作です。(乱歩の表記のまま)
なんとなく、その後の日本のカー読者のイメージを表してるような気がします。
「帽子蒐集狂事件」「To Wake the the Dead.」「プレィグコート殺人事件」「夜歩く」「ユダの窓」
「准偶院の殺人」「讀者欺かるゝ勿れ」「三つの棺」「レッド・ウイドウ殺人事件」「弓絃城殺人事件」
「死の時計」「孔雀殺人事件」「一角獣殺人事件」「パンチ・ジュディ殺人事件」「青銅ランプの呪」
「剣の第八」「ポイズン・インジエスト」「盲目の理髪師」「蝋人形館の死體」「警視庁怪奇事件課」
978 :
名無しのオプ :2013/02/18(月) 01:05:17.21 ID:2jBILG/j
乱歩が上記でカーを紹介した頃は「ビロードの悪魔」等はまだ発表されてません。 乱歩の紹介の仕方はまずトリック(特に密室)、ついでに怪奇趣味とファース。 相当読者のカーイメージの固定化に寄与しただろうことは想像がつきます。
979 :
名無しのオプ :2013/02/18(月) 02:09:53.48 ID:BONfbePs
カーはほんと自由でパターンが豊富だよなあ キャラクターに関してはワンパターンだと思う事が多々あるけど
980 :
名無しのオプ :2013/02/18(月) 18:28:51.00 ID:7Cl4TlxK
981 :
名無しのオプ :2013/02/18(月) 22:29:38.07 ID:vWMyi3jA
>>972-978 いつも過分なお言葉ありがとうございます。
カーの怪奇趣味っていうのはある時期までとんでもない扱われ方を
していたもので、各務三郎さんの入門書には見開きで吸血鬼やら
狼男やらが乱舞している冗談みたいなイラストが「カーの世界」として
掲げられていたものでした。
そりゃガチ本格志向の人は尻込みさせられますよね(笑)。
個人的な話で恐縮ですが、私の場合、横溝も大人向けの乱歩もまだ
知らないうちにカーに接して、それも創元文庫で、皇帝、帽子、連続、
僧院、カプセル、爬虫類館といった俗に言う「オカルト色」のない形で
カーを楽しめたのが大きかったと今にして思います。
子供心に「皇帝」で殺人現場のすぐ隣で締め出されたイブの運命には
心底ドキドキさせられましたし、どうなることかと息をのまされた男女の
愁嘆場にぬっと現われるキンロス博士にはしびれました。
ビットン嬢のおしゃべりに引き込まれ、取材能力のない記者や謎の女の
怪しい行動に唖然とし、「オカルト色」などなくてもカーの世界はどれも
とてつもない魅力に満ちていました。それは他の大家の作品を読んだ時に
逆に「カーにしかない魅力」として印象付けられたものでもありました。
982 :
名無しのオプ :2013/02/18(月) 22:30:30.47 ID:vWMyi3jA
後に「読者よ欺かるるなかれ」「青銅ランプの謎」における「オカルト」の 扱いを読んだりしてしまうと、「火刑法廷」「三つの棺」「赤後家」などの色も あくまで素材と方向性が選んだいち作品としての独自カラーであり、カーの 豊富な「面白がらせ方」のバリエーションを示すものではあっても、これが カーの魅力の根幹だ!というものには感じられなくなってしまったのですね。 たとえば「黒死荘」はいま読んでも、事件から一夜明けた途端にスカッと 空気が変わってしまうあの感じは、「曲った蝶番」の怖さとは全然質の異なる ものとしか思えませんし、同じように過去の因縁話が怖いはずの「魔女の 隠れ家」のあのぬけぬけとしたウフフアハハな雰囲気(←まさしく「ラノベカー」 の典型とすら思えます)は、「黒死荘」前半とは別ジャンルとすら感じられるし 「囁く影」に浮き上がってくる人間の怖さとも全く違う種類のものでしょう。 個人的に「囁く影」は、もっともっと堂々と吸血鬼伝説を押し出してしまって 良かったと思うのですけれどね。過去の農村における伝聞やらの真相は そうした方がもっと驚けたと思うし、魔物ならぬ人の怖さ哀しさが染みわたる 作品の味わいも、決してそれで軽くなってしまうことはなかったと思います。 (さらに個人的に言えば、特に第二の事件のトリックなどについて、もっと 露骨な伏線を張っても良かったんじゃないかとか、いつものような感想が 湧くのですがそれは機会を改めて…) とにかくカーの懐の広さはすごいものです。 ヘンな締めですみません。
983 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/18(月) 23:26:32.86 ID:4hgrNSd+
オタおおいに語るは2ちゃんらしくて良いとは思うが(w 新刊書店ではジョン歴史ミステリは遂に壊滅、 文庫は近年も創元が頑張ってくれてはいるが(昔もそうだけんど)、 早川で現役はバーニング(新訳)、剣八、死が二人を、3作のみという 厳しい現実。 書店チェックをすればわかるが、中小規模になるとバーニングのみ在庫なら 良しとしなければならないのが実状と言い得る。 70〜80年代にあれだけジョン作品をキープし続けた早川は何処へ・・・ という感あり。当時は書棚にジョン単独の区分さえ存在したのである。 日曜に都心の某大型書店のHM文庫コーナー前に呆然と立ち竦んでいた 顔色が悪い貧相な椰子、どう見ても、このスレのカーマニアと思われだ(w
984 :
名無しのオプ :2013/02/18(月) 23:42:42.83 ID:8JS70Mma
>>982 >「面白がらせ方」
この一言がカーに対するイメージだなぁ
いかに読者を楽しませるか、ニヤニヤしながら執筆しているようなw
985 :
名無しのオプ :2013/02/19(火) 00:14:02.42 ID:eAArSKvG
火刑法廷が割りと目立つ所に平積みされてたが何があった
986 :
名無しのオプ :2013/02/19(火) 01:22:43.89 ID:hwJejLuX
「囁く影」は第二次大戦後の荒廃化したイギリスでの雰囲気がなんともいえなくて良い 対して同じ第二次大戦後のイギリスでもクリスティの作品はだいぶノンビリしてるよなw
987 :
946 :2013/02/19(火) 10:46:46.08 ID:c3M1O56s
>>966-970 密度の濃い考察を堪能しました。
このスレは、終了後いつも通り保存しますが、上記のレス番は、そこだけ
おりにふれ参照したく、プリントアウトさせていただきました。
私は、どちらかというと本格ミステリを技法で分析しがちの読者なので、
あなたのような、カーの物語性に真正面から対峙した“読み”には、逆に
教えられることが多いです。
以下はマジな提言です。
もしお考えを、掲示板ではなく、なんらかの形で発表される機会(なり、場)
があるのであれば、「カー問答」スタイルの、問答形式の評論を試されてみては
いかがでしょう。古いタイプのカー読者とあなたの、あるいはラノベ世代の
ミステリ初心者とあなたの、架空対談です。
僭越ながら、あなたの論は、もっと多くの人の目に触れるようトライアルされる
価値があるものですよ。
もし、カーのスレが続くようであれば、そこでまたやり取りさせていただけることを楽しみ
にしております。
988 :
名無しのオプ :2013/02/19(火) 19:23:07.92 ID:65pOBtdc
>>982 おっと遂に「青銅ランプの呪」がでましたか。
これのオカルトの扱いってミスダイレクションになっていたっけ。
最後のタネ明かしで、さすがにこれは。。。と脱力してしまったなぁ。
「絞首台の謎」もそうだった気が。。
989 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/19(火) 22:32:29.22 ID:Z1mhDLG6
>>985 あれは喪前だったのか(w
文春のベスト100に便乗して在庫している作品を前面に出して売りに出てる書店もあるみたいな。
バーニングに限らず、この例は他店でも見た。
>ミスダイレクション
これは笑いました。
990 :
名無しのオプ :2013/02/19(火) 22:48:54.02 ID:RZK45l6G
>>987 有難すぎてなんとお返事してよいか茫然としてしまうお言葉をいただき、望外の光栄です。
勝手なことを書き散らしてスレの流れの邪魔をしてしまっているという思いがあって、
浮かれてはいけないと自分を戒めつつも、素直に涙が出る思いです。
ありがとうございます。
とはいえ、お褒めいただいているような物語作家としてのカーの姿勢に「真正面から
対峙」している立派な読み方が自分に出来ているとはとても思えません。
それこそ「ミステリ全般を把握した上でのトリックや技法の分類」といった立派な仕事が
読書量の不足でできないと自覚しているために、抽象的すぎる一般論に逃げている、
と言われても仕方ない「弱者の論法」だと思っています。
小野二郎さんの言葉を借りればイギリス文学の伝統である「未分化の豊饒さ」が、カーの
作品にいかなる形で生きているか、具体的に指摘できるストックも私にはありません。
例えばカーの歴史ミステリの時代である1950年代を「SF映画の黄金時代」と規定したのも
あくまで一つの切り口を提示してみたということでしかなく、きちんとカーの系譜をフォロー
できている方なら、40年代終わりから60年代にかけてのカーが、どんなジャンルに関心を
持ち、どのような作品を愛好していたか、具体的にきちんと追跡されていると思います。
(SF小説一つとっても、タイムトラベルものやヒロイック・ファンタジーは20世紀初頭から
膾炙していましたし、カーの全盛期である30〜40年代には、歴史イフものや架空戦記物の
小説が大衆雑誌を中心に流行していました。映画以外にもカーに影響を与えたものは多々
あったでしょうし、ラジオの仕事はじめそうした面を研究している方はいると思います。)
991 :
名無しのオプ :2013/02/19(火) 22:50:14.57 ID:RZK45l6G
しかしそんな私のような素人でも、カーの読み物としての面白さは印象づけられました。 たとえばカーの作品によくある、解決編以前に少しずつ少しずつ謎を明かしていく展開、 個人的にカー二作目だった「帽子収集狂事件」において、帽子泥棒の正体を途中で 割ってしまったり、「赤後家の殺人」で密室の謎を部分的に明らかにしつつ、ますます スリリングな読書に引き込んでいくあの手管というものが、そもそも「読み始めたら やめられないエンタメ読書の楽しみ」というものだったと今にして思います。 そうした先人からのプレゼントを、少しでも自分なりにその美点をかみ砕いて伝える形で 若い世代の方たちに訴えられたらこんな嬉しいことはないと思っています。 怠け者でブログやHPも立てたがらず、ミクシィやピクシブに批評を上げるのも恥ずかしい、 という人間ですが、お言葉を力に、何らかの場を作ってみようと思います。 変則「カー問答」スタイル、素敵ですね! ラノベ世代の素直なツッコミなんて考えるだけで 楽しくなります。旧世代の方の設定は、乱歩や中島河太郎氏、松田道弘氏など、海外情報の 乏しい中で多大な貢献を成して下さったた方たちに失礼のないものにできたらいいですね。 いつかチャレンジしてみたいと思います。 貴重な提言、心より感謝致します。 カースレが続くようであれば、こちらこそよろしくお願い致します。 重ねて、ありがとうございました。
992 :
名無しのオプ :2013/02/19(火) 23:00:56.61 ID:RZK45l6G
>>988 あたたたた、「青銅ランプの謎」なんて書いていました。すみません。
>>950 の方も体系の話をされていたので、ちょっと創元のスタート時のカーを
振り返ってみました。
■1959年 カー作品集全十二巻刊行
夜歩く 井上一夫訳 [1959-08-05] 再刊
絞首台の謎 井上一夫訳 [1959-05-05]
黒死荘 長谷川修二訳 [1959-03-05] 再刊
修道院の殺人 宮西豊逸訳 [1959-09-05] 再刊
一角獣の怪 長谷川修二訳 [1958-09-25]
曲った蝶番 中村能三訳 [1959-04-05] 再刊
足跡のない殺人 長谷川修二訳 [1959-01-15]
緑のカプセル 宇野利泰訳 [1958-12-05]
連続殺人事件 井上一夫訳 [1959-06-30]
皇帝のかぎ煙草入れ 井上一夫訳 [1958-11-05] 再刊
彼が蛇を殺すはずはない 中村能三訳 [1958-08-15] 再刊
青銅ランプの呪 長谷川修二訳 [1958-07-25]
■1959年 創元推理文庫刊行
1959年 07月 髑髏城
1960年 01月 赤後家の殺人 03月 毒殺魔
09月 帽子収集狂事件 10月 爬虫類館の殺人
1961年 03月 緑のカプセルの謎 06月 アラビアンナイトの殺人
07月 連続殺人事件 08月 皇帝のかぎ煙草入れ
1962年 03月 盲目の理髪師
1966年 04月 曲った蝶番
993 :
名無しのオプ :2013/02/19(火) 23:07:40.59 ID:RZK45l6G
90年代末、「エドマンド・ゴドフリー卿殺害事件」を皮切りにしたカー新評価・ 新刊ラッシュを経て、現在の文庫新装ラッシュになるわけですが、昨年の 年4冊というのは戸川さん執念の80年代を越える歴史的ハイペースで あったのですね。 今年もより一層のカーラッシュを期待したいところです。 ■創元推理文庫追加ラインナップ 1972年 05月 死者はよみがえる 1975年 08月 死の館の謎 1976年 07月 夜歩く 11月 絞首台の謎 1977年 10月 白い僧院の殺人 1979年 04月 魔女の隠れ家 1980年 07月 血に飢えた悪鬼 12月 孔雀の羽根 1981年 04月 猫と鼠の殺人 08月 仮面荘の怪事件 1982年 04月 テニスコートの謎 12月 死時計 1983年 01月 亡霊たちの真昼 12月 青銅ランプの呪 ■現在の文庫新装ラインナップ 2009年 12月 一角獣の殺人 2010年 05月 51番目の密室(ポケミス) 2011年 03月 帽子収集狂事件 08月 火刑法廷 2012年 03月 蝋人形館の殺人 05月 皇帝のかぎ煙草入れ 07月 黒死荘の殺人 12月 曲がった蝶番 2013年 04月以降? 夜歩く
994 :
名無しのオプ :2013/02/19(火) 23:10:19.36 ID:RZK45l6G
このスレでの私の書き込みも多分これで終わりかと思いますが、 新スレ立て、テンプレなどどなたかお願いできればと思います。 皆さんのご意見書き込み、とても楽しく読ませていただきました。 ありがとうございました。
995 :
名無しのオプ :2013/02/19(火) 23:13:50.64 ID:u9GJ9LUN
996 :
名無しのオプ :2013/02/20(水) 03:56:46.97 ID:6HUEqg+C
今はそんなに荒れてないからここでいいんじゃない? 荒れてから避難所の方使えばいいと思う
997 :
名無しのオプ :2013/02/20(水) 06:51:59.15 ID:Csj5PFnN
誘導荒らしウザイ。
998 :
名無しのオプ :2013/02/20(水) 09:04:01.77 ID:dO3+ZCT4
>>995 嫌気がさして、向こうに行ったかたがたの気持はよくわかる。
ただ、まがりなりにもカーの名を冠した本スレが、「隔離戦線」と化すのは
忍びないのよ。
だからときどき覗きに来て、軌道修正できるものならそうしたいと思うし、
結果、ファン同士で思わぬ意見交換ができると、まだまだ捨てたもんじゃない
と希望をつなげる。
そちらは、そういう意味では安定しているぶん、わざわざお邪魔しなくても大丈夫、
とつい思ってしまうのが本当のところ。
でも、住人(とりあえずね)の一人として、ご好意にはお礼申し上げる。
999 :
名無しのオプ :2013/02/20(水) 09:07:48.67 ID:2mOu52Hq
1000 :
名無しのオプ :2013/02/20(水) 09:09:21.45 ID:2mOu52Hq
では終了。
1001 :
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