1 :
名無シネマさん :
2006/10/05(木) 19:02:34 ID:Uqf2wOiv
2 :
名無シネマさん :2006/10/06(金) 18:51:18 ID:Q4RiRPt1
2
3 :
名無シネマさん :2006/10/06(金) 23:56:04 ID:2hbEXGD1
三悪人
4 :
名無シネマさん :2006/10/07(土) 00:02:05 ID:pm2+gmeI
5 :
名無シネマさん :2006/10/07(土) 00:58:16 ID:BBahqzEy
五本の指
6 :
名無シネマさん :2006/10/07(土) 07:49:26 ID:cZAYVQJC
生き物の記六
7 :
名無シネマさん :2006/10/07(土) 07:55:28 ID:dkm0ANox
セブンス・センス
8 :
名無シネマさん :2006/10/07(土) 10:40:41 ID:VCAaAVRM
8 Mile
9 :
名無シネマさん :2006/10/07(土) 12:28:59 ID:zwK8GJKR
ナインハーフ
10 :
名無シネマさん :2006/10/08(日) 00:06:44 ID:U8y3uKj1
ten と 地と
11 :
名無シネマさん :2006/10/08(日) 00:22:50 ID:B2sZTDun
十一人の侍
12 :
名無シネマさん :2006/10/08(日) 12:27:25 ID:HTBrEoGI
12人の怒れる男
13 :
名無シネマさん :2006/10/08(日) 16:14:04 ID:6hYgZFQN
いまだ2get ズザ〜
14 :
名無シネマさん :2006/10/08(日) 21:46:43 ID:nbDtKWzY
サン十四(三銃士)
15 :
名無シネマさん :2006/10/11(水) 16:54:25 ID:D3qdJbzp
めぞん15く
16 :
名無シネマさん :2006/10/12(木) 00:12:05 ID:nFIfcHSA
少林寺三16房
17 :
名無シネマさん :2006/10/12(木) 01:05:59 ID:iGiEZ4uG
18 :
名無シネマさん :2006/10/12(木) 01:10:32 ID:iGiEZ4uG
998 :名無シネマさん :2006/10/11(水) 22:16:29 ID:EktXt0yB
物語がなかったら
映画にならんだろ。
物語がなかったら、それはただの映像。
999 :名無シネマさん :2006/10/11(水) 22:18:21 ID:EktXt0yB
>>975 結局は
>学者や批評家の分際をわきまえて欲しい。
これか。
ツマランやつだな。
1000 :名無シネマさん :2006/10/11(水) 22:19:58 ID:Pvvcsjm5
>>998 ドキュメンタリーはどうなるんだ
19 :
名無シネマさん :2006/10/12(木) 01:31:34 ID:NF2t9rS6
物語に当たる部分が映像哲学だというのが蓮見的というわけだ 死ね
20 :
名無シネマさん :2006/10/12(木) 01:49:26 ID:nFIfcHSA
そんなことは言ってません。 物語も含めて映画です。
21 :
名無シネマさん :2006/10/12(木) 02:00:44 ID:iGiEZ4uG
物語は演劇にもあるし、役者も演劇からのものだにゃあ。 小津安二郎はキャメラの前で、笠に「君の演技はどうでも いいんだよ、構図が問題なんだよ」と言ったように、 人の視線というものを信用しないというスタンス、語り口 が物語(物を語る)であって、東京という、あるようで無いもの、 連続するものと生じるズレから描いたものが東京物語。 それと、アマデウスや寅さんといった物語が同質でないのは、 アマデウスであれば、天才モーツアルトに嫉妬するサリエリ という人間ドラマの中で、人間の愚かさを語るといった具合で 、寅さんであれば寅のこっけいさ、笑いから人情への慈しみを いて、人間ドラマを描いて、人を騙して金を取る手法であろうが、 小津安二郎ももちろん、物語はある。しかし、それが何か不自然 で変であるのだにゃあ。それこそが演劇に無かった映画としての物語 であり、語り口、フォルムなのだにゃあ。 ただの映像とはNHKとかの海や町の映像だろうけど、彼らには、 ハイビジョンで、かつ予算を使い切るという物語があるし、 PVの監督だってモノを売るという物語があるわけで・・・ アマチュアの自主映画だってあわよくば、一攫千金を、なんて 物語があるんじゃにゃいかにゃあ。
22 :
名無シネマさん :2006/10/12(木) 11:51:24 ID:QfBgWXxw
ストローブ=ユイレのダニエル・ユイレがおととい亡くなったらしい。 70歳だから、ハスとはタメ。ダニエル・シュミットといい、現役バリバリ だと思ってた人が突然死んでしまうと、茫然としちゃうな。
23 :
名無シネマさん :2006/10/12(木) 17:24:19 ID:XxK0h6mo
ストローブはピンになっても仕事を続けられるかしら でも当然気落ちしちゃうでしょうね 合掌。
24 :
名無シネマさん :2006/10/13(金) 16:12:20 ID:fV/h/01F
作品作りにおいてユイレの影響力ってどのくらいあったんだろう 殆どの部分はストローブの仕事じゃないのか
25 :
名無シネマさん :2006/10/14(土) 09:00:43 ID:7uwCbqtj
日本の新聞に載ってましたか? きづかなっかたんですが...
26 :
名無シネマさん :2006/10/14(土) 09:43:58 ID:6uyD7kLL
最近のトークショーで例によって「田中登を観たこともない奴は非国民」「悲 情城市を観ていない奴は蹴り飛ばしてやりたい」だの言ったらしい。 無教養な奴への威嚇としてこういうことを言う芸も飽きたなあ。本当に教養の無い 奴はどんなにハスが煽動しても観ないし、そもそもハスの名前も知らないし、 引っ掛かるのはいつもハスの話を聞きに来るようなオタクたちだけ。 ハスは是非、ハスの名前など絶対に知らないような層を動員して大ヒットした「三丁目の夕日」 の監督とファンにも同じことを言ってやってくれよ。
27 :
名無シネマさん :2006/10/14(土) 11:45:14 ID:ENnNNXzE
パリ(AP)--フランスの映画監督ダニエルHuilletは、70年で癌の継続の火曜日
への月曜夜に死亡しました、一つは持っています、彼の分配者と学習します。
ヴェロニカCayla(映画(CNC)のナショナル・センターの一般的なセンター長)は、
クリエーターdに挨拶しました」'まれな重要性の作品。」
ダニエルHuilletはショーレ(メインとロアール)の病院センターに死亡し、神
聖なouen(セーヌ神聖な-デニス)のパリの墓地への16h00に金曜の午後埋めら
れるでしょう、グレイ・ロック・プロダクションを備えた一つを指定しまし
た。
それで、映画監督ジョン・マリーズ・シュトラウブに結婚されて、彼女はそ
の映画をすべて連署しました、また測定を実行する、ダニエルHuilletは最
後の次のMostraに彼の作品の身体に対して報酬を与えられました。
独立した映画のもつこと、また従事した、straub-huilletを連結する「アン
ナ-magdalenaバッハに慢性の」(1968)ものとして彼の存在の全体にわたって
非妥協的な作品を構築するが、多くの場合映画のおかげで機密で、その映画
(書いて、実現、増大、プロダクション)の既製の衣服の本体にそれ自体を彼
自身ロードした、「歴史レッスン」(1973)、「fortini/cani」(1976)、
「Amerika、クラス報告書。」(1984)「アンティゴネー」(1991)、あるいは再
び「労働者、農夫。」
AP
http://permanent.nouvelobs.com/culture/20061011.FAP7398.html?1403
28 :
名無シネマさん :2006/10/19(木) 06:59:41 ID:goMcQoJP
今度の日曜日アテネで講演があるね。この前死んだスイスの監督について。
29 :
名無シネマさん :2006/10/19(木) 09:34:12 ID:UfL+8GWV
イーストウッドの硫黄島からの手紙にどう反応するだろうか。
30 :
名無シネマさん :2006/10/19(木) 09:35:38 ID:UfL+8GWV
ソクーロフの昭和天皇を腐しつつ褒める、 っていうレトリックを使ったら心底がっかりするだろうな
31 :
名無シネマさん :2006/10/19(木) 12:19:07 ID:cooDrge5
>>28 ダニエル・シュミットか・・・。
「ラ・パロマ」はほんとに良かったな。
「ロスト・ハイウェイ」のバリー・ギフォードのシナリオ受けての新作、
どれぐらい進んでいたんだろうか。観たかったよ〜。
32 :
名無シネマさん :2006/10/19(木) 14:00:22 ID:NsXK6AeI
33 :
名無シネマさん :2006/10/19(木) 15:28:42 ID:UEpSGY5R
アテネって駐車場あるの?
34 :
名無シネマさん :2006/10/19(木) 23:33:43 ID:3a6f+u6/
総長の音楽の趣味は? 坂本龍一を誉めてたのを読んであまり良くないのかなあと思ったんだけど
35 :
名無シネマさん :2006/10/19(木) 23:49:57 ID:/sinZMpB
イーストウッドが二度目の来日を果たしたが、今回もインタビューなしか 70年代から監督としてのイーストウッドを評価してきたハスミ氏に色々聞いて欲しいんだがなあ
36 :
名無シネマさん :2006/10/19(木) 23:57:38 ID:UfL+8GWV
蓮實ってハリウッド人と話すことがほとんどないような
37 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 01:40:39 ID:vaHFpQoh
>>34 総長にとって、音楽はかなりの弱点
知識も趣味も、彼の水準からはかなり落ちる(つまり、他はスゴイのにって意味ね)
あと、俺はよう知らんのだが、美術についてもそれほどでないという意見もあった
うがった見方だが、総長の息子さんは音楽家をやっているのは
それが父を越えるのに賢明な方法だとしたら面白い
38 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 02:05:03 ID:yvKOYEfI
>>24 ユイレの役割はかなりでかい。
ストローブ=ユイレの映画はどっちが欠けても成り立たないだろう。
わずかの隙でも、全て台無しにしちゃうような作品だからな。
そういう意味では、ストローブの今後がかなり不安。
精神的にもきついだろうし…。
39 :
NYY 5 :2006/10/20(金) 02:16:57 ID:Rnc5J1nC
久々だが、こいつは死ぬ迄、娯楽文化の敵だなw 音楽にも美術にも脚本にも疎いヒヒ爺が、己の変態性欲を満たす為だけに 公開マス掻きで映画を穢すなよ!さっさと取巻き信者引き連れて産廃処理場へ消えてくれ! 口直しに、俺が2chで出逢って一番、心を動かされた文章を
40 :
NYY 5 :2006/10/20(金) 02:18:01 ID:Rnc5J1nC
1988年と89年は本当に凄かった。心から震えるものがあった。 有名な10・19やブライアント4連発のほかにも 崖ップチのオリックス戦で駄目外人リベラの奇跡のサヨナラ3ランとか 今でも鮮やかによみがえるな〜。俺の心の中で。 それまでダサいと思っていた近鉄のユニフォームが物凄くまぶしく見えた 文芸春秋社のもいいけど、俺はニュース・ステーションの年末特集をビデオに録った。 番組はかなり出来が良くて、特にジョー・コッカーの"You are so beautiful"をバックに 大石が帽子を目深にかぶって淡々と守備につくシーンは何度見ても涙が溢れる。 第一試合で鈴木が生還した時の中西コーチの全身で喜びを表す姿なんかも本当に良い 今でも大切な何かを思い出したいときに良く見ている。 プロ野球界、取り巻くマスコミの皆さん、特に読売の方、 野球の素晴らしさは、あの試合に凝縮されています。 ファンを増やし球界を盛り上げるには、金にまかせてスター選手を強奪したり、 権力でルールを捩曲げたり、球場を巨大なカラクリ仕掛けの密室にしたり、 変な謳い文句や絶叫実況、過剰な演出を凝らしたりする必要はありません。 場末の球場でも、無名の、一流半の選手でも、騒がしい実況が無くても良いんです。 一途な思い、叶わぬ夢、 それでも懸命に闘い抜いた男達の姿は、 何年たっても多くの人の心を豊かに潤し、熱く勇気づけてくれています。 あの頃のパ・リーグ、猛牛達、そして仰木監督、一生涯、忘れません。 本当に、ありがとう。 お疲れ様でした。
ハスミとその信者の自慰行為が日本の映画とプロ野球を絞殺した。 本質と向き合う事無く、絵面、上っ面だけを舐めた独善的な印象批評に終始、 テーマ主義の軽視とやらで、脚本への言及を巧妙に回避した為、 映画は、一部のヲタのオシャレな知的玩具と成り下がり、 映画〜ドラマの土台である脚本を読む力、描く力は壊滅状態。 やっと鑑賞本数が百本を超えた位の社会経験の少ない学生や 映画の好みで己のセンスを誇示したい〜黒澤なんて…小馬鹿にしたい! 高等遊民気取りには、その挑発的な視点やフレーズは魅力的だろうが、 実社会に出て、汗を流して、働く事のしんどさ、ほんの少しは世の中の事が分かり始めると その魅力も色褪せ、薄っぺらさ、お気楽さには嫌悪感さえ抱くだろう。 学者は、所詮、世間知らず。高所に韜晦し、愛するモノだけに囲まれて 衒学的に物事の好き嫌いを語って暮らせる身分は羨ましい限りだが、 もう、バカ殿様のお戯れには付き合ってられないんだよ! CMやPVがお似合いの先走りすぎたユダヤの映像作家や 大戦後、生まれながらの骨董品を量産し続けた世捨て人を必要以上に持ち上げ、 体育祭の予行演習で生徒を罵倒し変態性欲を発散する田舎教師みたいな助監督、 "退屈さこそ映画の本質"みたいな逆説を そのまま鵜呑みにした 徹底的につまんない愛弟子達を甘やかし、いたずらに長嶋茂雄を神格化した ハスミと その取巻き達こそ、日本の国民的娯楽を二つとも ただ己らのナルシズムを満たす為に、腐乱させ、抹殺した張本人だと言わざるをえない! さらに極論すれば、本意では無かったにしろ、日本のアカデミズムの最高権威に 登りつめる課程において、これらの行為が、成された事を考えれば、 血税を啜りながらの、その権威を振りかざしての悪行三昧、断じて許し難し! 同様に、長年に渡り血税を啜り続け、お気楽な公務員生活を満喫、 バブルにウハウハ、広告代理店への天下りを自慢気に語り、未だに映画界に たかり続ける元都庁職員・自称映画評論家長田いくお と同じ穴のムジナ。 ハスミの方が弁が立ち、影響力が大きかった為、更にタチが悪かったと言わざるをえない!
42 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 02:31:41 ID:GMtHlnKJ
>>36 欧州・イラン・台湾の監督はハスの映画論に同調してくれる。ただし現役のアメリカ映画
の人間とはそうした波長を合わせることは恐らくは難しいであろうとハスはよく知っているのだろう。
サミュエル・フラーなどと話せるのはああした元ハリウッド作家はむしろ実質的には欧州の映画人だからなんだよね。
欧州で評価され後年は欧州に住んでいるといったことが多い。
ハスがイーストウッドをどんなにリスペクトしても、いやリスペクトしているからこそ
イーストウッド本人には会わないんだ。宣伝部などに根回しすれば会うことは出来るだろうけどね。
43 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 03:20:24 ID:Rnc5J1nC
所詮は他人のフンドシで一人相撲、一人ヨガリの賎しい盗作穀潰し爺だw アメリカ映画礼参もハードボイルド・コンプレックスの強いヲ仏蘭西経由の受売りだろうw 蓮実重彦先生は、いつ頃、ロジャー・エンジェル(Roger Angell)を知ったのか? Roger Angell は、雑誌ニューヨーカーの編集者、作家、批評家として活躍、 特に、ベースボール・エッセイストとして名高く、 No one writes better about baseball ...anyone write better about anything! Were Roger Angell a pitcher, this would be his perfect game! Angell's Book is ... hitting 60 HR , Batting .350 , 120 RBI's , stealing 90 bases... と評された人物。1981年には著書も邦訳〜出版された。 1982年位から草野進名義で書かれた一連の野球評論 (女言葉で語られる、そのナルシスティックな文体は、彼の本質に絶妙にマッチ、 映画評等も全部、草野名義の平易な文体で書き直して頂きたいものだ) が、ロジャー・エンジェルにインスパイアされての産物なのは明白で、 様々なフレーズはおろか、エッセイ丸ごとパクリなんて事もされていた。 勿論、軽妙洒脱、時には壮大な叙事詩の様に、暖かく、時には辛辣に、 達意の文章で、ベースボールの素晴らしさを謳いあげたエンジェルに比べ、 ひとりよがりに単なる好き嫌いを小難しくネチネチとオカマの腐った様な 蓮実氏の文章は糞と言わざるをえない! ロジャー・エンジェル氏は、短編小説の名手、映画評論家としても高名だが、 ゴダールの『勝手にしやがれ』を最も早い時期にレビューし、 アメリカ映画界に紹介した人でもある。 さて、蓮実先生は、いつ頃、このロジャー・エンジェルを知ったのか? ここには、実際、蓮実先生と交流のある人もいそうなので、 ロジャー・エンジェルが蓮実重彦に与えた影響について論考を まとめてくれる人があれば、ぜひとも! 批評界で名をあげる絶好の機会!売り出すなら今だぜ! おっと!このネタふりの口利き料は、十両(利益の10%)だぜ!
44 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 05:20:17 ID:nBkVe2RG
美術に弱いってことは無いでしょ だって父親は美術史かなんだかの大学教授でしょ
45 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 06:22:44 ID:RCxobwC/
抽象について適当なこと言ってたよ
46 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 06:50:44 ID:jnjkYRoQ
>>42 敢えて会わないってのは眉唾だけどなぁ・・・
47 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 07:01:34 ID:RCxobwC/
当然、恥かくからだろ
48 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 08:52:59 ID:TvjGdou8
阿部和重と中原がイーストウッドの硫黄島2部作を褒めるのが目に見える。 作品自体はたぶんいいと思うけど、あいつらの褒め方ときたら、蓮實厨の典型だからある意味反面教師だよ。
49 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 15:45:25 ID:hc0iwr1e
>>48 そいつらのせいで俺蓮實まで嫌いになったよ。
50 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 15:58:01 ID:yvKOYEfI
>>41 うんうん。君の言うことはごもっとも。
だから、こんなところで無駄なエネルギー使ってないで、早く東大総長にでもなってくれよ。
君がそんだけバカにしてるハスミなんたらでさえなれたんだから、君なら楽勝だよ。
それで世界の映画界を変えちゃっておくれ。
51 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 16:00:16 ID:yvKOYEfI
>>48 中原はまだしも、たしかに阿部はきつい。
『映画覚書』は最後まで読んでいられなかった…。
52 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 18:01:45 ID:Rnc5J1nC
>>44 大学教授や弁護士など「先生」と呼ばれる人達の子供は、
世間では全く使えない馬鹿揃いと決まっている! 俺が保証する!
芸術家だって、黒澤明や手塚治虫の最凶の失敗作は何かを考えてみろ!
総ての職業評論家や人文/芸術系の学者、特に美術史〜美学者なんか、
自身には何の才能も創作能力も意欲も無く、
些末な知識だけを蓄え、嫌いなモノは侮蔑、嘲笑、無視し、
好きなモノだけ擦り寄りオベンチャラ並べて、公開マス掻きで独りヨガリ、
違いが解る私って偉いッ!と自惚れ自画自賛の勘違い危地外野郎w
最低最悪の自己中心、卑怯卑小、品性下劣なセンズリ蛆虫ばかりだろ!
53 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 18:08:10 ID:Rnc5J1nC
>>50 諌言、耳に痛い! が、もう春先には
「独りよがりで自己陶酔、ややこしい修飾ばかりで中身カラッポなマス掻き廃人ハスミ
がツバをつけ、取巻きがしゃぶりつき、信者たちが食い荒らした分野〜
日本文学〜文芸批評〜日本映画〜"軽薄"哲学〜プロ野球〜等々は、
周辺部/外野は悪ハシャギで賑わうが、中身はカラッポに空洞化、陳腐化
→腐食、「ハスミ化」する。 と結論が出たし、暇な時にテキト〜に嬲っているだけだ。
東大総長なんぞ、実績も才能も無い権威慾だけ旺盛な馬鹿が成りたがる只の御飾り、
世間的には何の実力/権力も無い。キャリア組では最も無能な文科省次官の1/100以下だw
世の中、変える為には、日銀総裁位にはならんとな〜。
で実際「日銀総裁に成る」「日銀総裁を顎で使う」には、どうしたら良いのか?
社会科学系の分野で燻っている方々、特に京都の某A.A.助教授、
そこじゃ頭が良くてもポストが無けりゃ教授にはなれないから、せめて、
こういう実社会で役立つ事を研究して、こそっと教えて下さいな!^o^)/
人文科学系のマス掻き穀潰しどもは、早く首でもククっちまいな!
54 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 18:42:25 ID:yvKOYEfI
>>53 うんうん。わかったわかった。
だから、その読みにくい文章を書いてる間に、日銀総裁になるための努力をしなさいよ。
「暇な時にテキト〜に嬲っているだけ」って、将来の日銀総裁が暇作ってちゃダメじゃん。
さっさと消えてお勉強でもしろよ。
55 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 19:21:48 ID:evH6gMKH
東大総長と違い、日銀総裁のイスはなかなか空かないんじゃ! インサイダーで私服を肥やしていたのが広く世間に露見してもなお 総裁の座を追われることのない安寧の日々。 あの白髪狸顔のジジイのふてぶてしさを見よ。 おのれにお鉢が回ってくる日は永遠にきやしねえ! ぬわぁにぃが「日銀総裁に成る」「日銀総裁を顎で使う」、だこのボケェ! 虚脱のなかで天下国家を語るよりも、シコシコと映画批評を書き飛ばしてるほうが なんぼもマシやろがボケぇ!!
56 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 20:04:56 ID:jnjkYRoQ
>>50 本気で構わないでくれる?
小馬鹿にしてるつもりだろうが同類なんで。
57 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 21:45:25 ID:UWdPyOf8
18 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:2006/10/15(日) 01:41:37 ID:Rc5FaHaU この前、ハスミ御大のトークショーに行ったら、この映画激賞してたよ。 あまりの素晴らしさにボロボロ泣いてしまって、 試写室から逃げるようにして帰ってきたそうだ。
58 :
ハスミ :2006/10/20(金) 23:21:02 ID:Ax/XUoSq
「この上映に来ない者は軽蔑する!!」 「○○監督の映画を見たことのない者は非国民である!!」
59 :
ハスミ :2006/10/20(金) 23:22:51 ID:Ax/XUoSq
「東大総長としてあえて権威的に振舞うことこそ最大の批判である!!」
60 :
名無シネマさん :2006/10/20(金) 23:36:06 ID:Sfb2VT7Y
ジョン・・・・・・フォード カーッツ!
61 :
名無シネマさん :2006/10/21(土) 00:26:01 ID:7iyO0yEm
>57 「この映画」って?
62 :
名無シネマさん :2006/10/21(土) 00:51:39 ID:dkBzWFbJ
58や59みたいな言い回し、若い学生に通じるの?
63 :
名無シネマさん :2006/10/21(土) 01:05:14 ID:QNZ+57C5
64 :
名無シネマさん :2006/10/21(土) 01:08:19 ID:VOFlAYej
総長絶賛のビッグバットママ GYAOで見れるぞい
65 :
名無シネマさん :2006/10/21(土) 02:34:03 ID:4YfEuWhR
>>64 スティーブ・カーヴァーといえば「超高層プロフェッショナル」
66 :
名無シネマさん :2006/10/21(土) 03:04:13 ID:ylUbNOSt
>>62 ブログを眺めているとたまに20代の人でもハスの講演を聴いたり追っかけして
いる人がいてビックリすることがあるよ。
もちろんその中でも真に受ける人と半分はネタとして受け止めている人に分かれますけどね。
ハスの啓蒙的な性格からして、わざと
>>58 みたいな脅迫を行って他人に映画を見
せたいのはよく理解できる。こうした抑圧こそが彼なりの親切なんだよね。
でも現実に引っ掛かるのはオタクだけ。
>>26 日本(とくに首都圏)の経済圏は巨大なので、デフレ不況に陥って久しいにも関わらず
いまだにどんな映画でも誰かが輸入できてしまうし、どんな上映でも誰かがやってくれる。ハス本人も仕掛けに加わることがある。
色んなソフトも出るしBS・CS・地上波でも何かがいつも放映されている。
ハスもまだまだ自分が生きている限りは「あれ観ろ」「これ観ろ」とハッタリを効かせられるようだ。
67 :
名無シネマさん :2006/10/21(土) 03:14:27 ID:r1nhJgdP
>>65 「テキサスSWAT」も忘れんなよ。
「ビッグ・バッド・ママ」……懐かすいなあ。浅草東京クラブで観たぜ。
68 :
名無シネマさん :2006/10/21(土) 16:48:16 ID:r1nhJgdP
蓮實は昔の本当に下らないウエスタンのパンフレットなんかも買って、持ってるらしい。 蓮實フォロワーにそういう面のある奴が、何人いることか……。
69 :
名無シネマさん :2006/10/21(土) 17:09:32 ID:PminmrmZ
書籍は世界中にアーカイブがあるから手元に置く必要ないが 映画パンフは保管している、とか言ってるもんな。
70 :
名無シネマさん :2006/10/21(土) 22:38:44 ID:QpvlkGiq
今日トークショー行ってきたよ。 途中で突然シュミットについての英語?本が1冊余っているのでと セリをやりだした。落札金はシュミット財団に寄付とのこと。 3、4千円で流れが止まったらすかさずハスミンが 実は財団なんてありません。あなたに無料で差し上げますと 最高入札額の人にプレゼント。 粋だな〜・・とちょっとハスミン萌えしてしまったよ。
71 :
名無シネマさん :2006/10/21(土) 22:57:37 ID:8CRluI6V
かけええええええルビッチみたい
72 :
名無シネマさん :2006/10/22(日) 00:55:19 ID:fPl2yK3y
いい話だ。
73 :
名無シネマさん :2006/10/22(日) 06:36:25 ID:Su7+BrNY
だてに総長やってたわけじゃないな
74 :
名無シネマさん :2006/10/23(月) 07:23:50 ID:PYUS/wI7
75 :
名無シネマさん :2006/10/23(月) 09:56:26 ID:YY9EYBwq
今朝の日経新聞、「蓮實門下生」が大々的に・・・・
76 :
名無シネマさん :2006/10/23(月) 15:17:13 ID:sW2Z3tTY
蓮實が無力だと思うのは、 50年代B級ハリウッド映画の紹介に、 結局成功していないところじゃなかろうか。 ハリウッドの映画人にインタビューできないのと同じで、 それができない限り、 カンヌの人の範疇に収まってしまう。
77 :
名無シネマさん :2006/10/23(月) 15:33:10 ID:IofqqTU+
どの程度を「成功」と言うか分からないけど、 都内在住のおれにしてみれば、 例えば三百人劇場でニコラス・レイ特集が組まれるようなことには、 蓮實の活動も大いに影響していたと思うし、 以前より、レイも、アンソニー・マンも、ジョゼフ・ロージーも…… その範疇に入る監督の知名度は上がってるとは思うけどなあ。
78 :
名無シネマさん :2006/10/23(月) 16:34:27 ID:sW2Z3tTY
バッド・ベティカーやハリウッド時代のラングが、 続々DVDリリースって事態になっていないでしょう。 77氏が挙げているのは、狭義の作家主義美学に収まるわけで、 いにしえのキネ旬趣味を揺さぶるに至らなかった所に彼の限界を感じます。
79 :
名無シネマさん :2006/10/23(月) 16:49:59 ID:WFLgwey7
>>78 >バッド・ベティカーやハリウッド時代のラングが、
>続々DVDリリースって事態になっていないでしょう。
そういうのは、権利関係とかあるからそう簡単ではないし
海外でもあまり出てないところが大きい
逆に海外でもあまり出てないシュミット、ストローブ&ユイレ、アンゲロプーロス、(ほとんど紀伊国屋だがw)なんかが出てるのはハスミンの力を無視しては語れない
80 :
名無シネマさん :2006/10/23(月) 17:01:59 ID:sW2Z3tTY
>>79 そっちの功績は認めた上での発言ですよ
初期の蓮實批評って、
B級西部劇を強調することで色々な趣味人を蹴散らす作戦だったのに、
それが成就していないというか。
81 :
名無シネマさん :2006/10/23(月) 17:11:40 ID:SB81FYrU
色々な趣味人って何? つか、またいつもの難癖つけるだけつけて消える人?
82 :
名無シネマさん :2006/10/23(月) 17:24:54 ID:IofqqTU+
「こいつのせいで○○が(世間に)認められない」と言う奴がいたり、 「こいつは無力で××を認めさせることさえできない」と言う奴がいたり、 大変だなあ。
83 :
名無シネマさん :2006/10/23(月) 17:44:28 ID:sW2Z3tTY
蓮實に難癖付けて消えるってのがどういう状態を指すのか、
わからないけど、
いずれにせよ、
ハリウッド映画についての仕事は、
ちゃんとやりきってないと思いますが。
>>81 初期の蓮實は、
キネ旬系、作家主義者、サブカル系、
これら全員を一刀両断するところから批評を始めているじゃないですか。
「バッド・ベティカーを見ろ」と何度書いていることか。
84 :
名無シネマさん :2006/10/23(月) 21:12:43 ID:SB81FYrU
>>83 ずっと以前から自分のいいたいことだけ書いたら消える
おかしなひとが居着いているから、そう思ったわけですが、
違うのなら失礼。
「ハリウッド映画についての仕事」をこの人が責任とって
ちゃんとやりきらなきゃいかんのは、なんでですかね?
一刀両断ってのも、元々鬼蓮なんてペンネームでモノ書いてた
性格悪いひとが、年取って丸くなっただけじゃないですか。
〜を見ろっていうのも、状況に応じて変わりますからね。
その時代に不遇な作家や、不当に貶められてる作家を持ち上げる
お得意の政治的な振る舞いの一環かと。
宣伝のためなら本人も平気で嘘つくと公言し、
それに関しては騙される方が悪いと書いてますからね。
だからそんなことイチイチ指摘してもキリないですね。
85 :
名無シネマさん :2006/10/24(火) 10:33:31 ID:VUkhMV7T
この人「たそがれ清兵衛」は評価してた? 「武士の一分」とかもう眼中にないと言う感じなのだろうか?
86 :
名無シネマさん :2006/10/24(火) 15:45:23 ID:U677DQEE
山田洋次に関してはかなりボロクソだが、どこか気にしてる。
87 :
名無シネマさん :2006/10/24(火) 18:31:32 ID:2AseOcyh
>>86 山田については政治的に叩いている部分が大きいからな。山田の影響力の強さには
批判もあるだろうが、良くも悪くも60年代以降の松竹映画の裏表を支え続けたのが山田洋次なのにね。
森崎喜劇も企画的には山田喜劇の引いた路線の延長上にあったものだし、是非はあるだろうが、
寅さんのB面などの脚本作品まで山田の影響力は本当に大きい。
松竹喜劇の最後の末裔である「釣りバカ」なども実質的には山田が支えている。
山田が自分の脚本作品においては監督人事まで専横出来ることについては批判もあるのは事実だろうが・・・。
映画・TVの監督・脚本における山田の仕事量は本当に凄いよ。共作も含めてあんなに仕事している人ってそんなにいないんじゃないの?
88 :
名無シネマさん :2006/10/24(火) 18:40:11 ID:U677DQEE
>>87 いや、むしろ映像作家としてはボロクソで、
政治的な意味も含め、映画界での存在意義の点で、
気にしてるんだと思う。
89 :
名無シネマさん :2006/10/24(火) 19:29:39 ID:mVRuQiVT
渥美や武田鉄也の醜い顔をこれでもかと画面いっぱいに出すような ところがダメなんでしょ。 ショットの才能が無い。
90 :
名無シネマさん :2006/10/24(火) 19:58:08 ID:bgYHUKEm
・・・いま一つ視覚的なギャグに欠けるとはいえ、坊主になりすました渥美清が法事に 集った妹一家を戸あって惑わせるあたりはやっぱりおかしいし・・・前田吟の兄弟姉妹が父親の 遺産相続で反目しあうあたりの生真面目な下手くそさにドラマ演出にあたっての山田洋次の 限界が露呈してるとはいえ、・・・山田洋次の映画であろうと正当に評価さるべきなのだし、 ・・・とりわけ、これから十年もすれば、七〇年代の日本映画を語るにあたって現象としての 山田洋次を無視することが歴史を虚構化する抽象的な振舞いとなる時代が到来するであろうことは ほぼ確実なのだから、未来から批評的サボタージュと判断されないためにも、それをけなしたり 無視したりすることで安心感を獲得するのではなく、・・・映画が、変革ではなく自分自身の 再生産のみを目指した場合に何が失われ何を得るかといった視点から、・・・
91 :
名無シネマさん :2006/10/24(火) 21:01:33 ID:J2UZrkzi
そうかな初期はとても面白かったよ 『なつかしい風来坊』とか『吹けば飛ぶよな男だが』とか 『男はつらいよ』も初期は面白かったと思う
92 :
名無シネマさん :2006/10/24(火) 21:25:20 ID:nPEYGYk9
巨匠扱いされてる山田が贅沢な金遣いできて、 このご時世で時代劇が撮れるってだけで叩きたくなるわな。 単純にぐっとくるようなひきの絵が全く撮れないのが痛い。 男はつらいよと釣りだけ撮ってりゃいいんだよ。 別にいてもいなくても毒にも薬にもならん。
93 :
名無シネマさん :2006/10/24(火) 21:54:26 ID:U677DQEE
>>91 あなたが挙げてるのは全部森崎東がからんでて、
ハッキリ言っちゃうと、森崎自身が撮る方が面白い。
94 :
85 :2006/10/24(火) 22:52:04 ID:VUkhMV7T
おお、勉強になりました。 山田が巨匠で、吉永小百合が大女優扱いされる今の映画界が不満だったので。 このスレで言ってもしょうがないけど。
95 :
名無シネマさん :2006/10/24(火) 22:57:58 ID:3A3oan4y
>>91 初期のハナ肇との映画は見るべきものがあるな
寅さんシリーズがダメ映画なのは、渥美との相性もあるんジャマイカ
ずっと後でも「遙かなる山の呼び声」は、寅さんよりはよかった
それでもロングショットを撮る才能はひからびてたが
96 :
名無シネマさん :2006/10/25(水) 00:26:28 ID:JzK+KuNG
>>95 森崎が絡んだ「なつかしい風来坊」がイイのはもちろんだが、
それ以前の馬鹿シリーズでは、藤原審爾原作の一作目より、
有名な戦車のやつより、「いいかげん馬鹿」が秀逸なように思えるな。
山田洋次の好きな島なり漁村なりの魅力が、一番出ているんジャマイカ。
ロングショットにも、かなりイイのがあった記憶がある。
(女が男を追いかけるのを海側から横移動で撮ったやつ)
ああいう奔放さは、寅さんの時に、既に薄れてきちゃった気もするね。
97 :
名無シネマさん :2006/10/25(水) 02:48:38 ID:NtkboxJy
まあ、山田はシネフィルに向けて撮ってんじゃないし。
98 :
名無シネマさん :2006/10/25(水) 02:50:30 ID:xEwEHnAY
ジョン・フォードだって・・・というバカみたいな話になるw
99 :
名無シネマさん :2006/10/25(水) 04:26:20 ID:SYrX/7mU
なにが山田はショットの才能がないだよ。 山田の映画を成瀬や小津を観るのと同じ集中力で観てんのかよ。 どうせ蓮實が褒めてる、成瀬とか観るときは画に集中して、そんで美しいとかほざいてんだろ。 それもどうせプラセボ効果みたいなもんで、みんなが画が美しいっていってるから、美しいと思い込んでるだけだろ。 ショットが綺麗じゃないとか、よくそんな主観的寝言を決め付けられるもんだよ。
>>99 成瀬と小津には「ショットの才能」とやらがあるのは認めるんだw
99自身が山田のショットの良さを説明すれば終わる話なのに
おれは
>>96 だが、山田の映画でもちゃんと画面を観てますってニュアンスで
書いてるつもりだけどなあ。
>>99 の方が、よっぽど思い込みが……ク……クマー……
>>93 というか、時系列的には、山田が引いた松竹ドタバタ人情劇の路線上に森崎東がいることは明白
なんだが・・・。
映画マニアには、山田に比べて忘れられてしまった森崎・前田・瀬川の評価を上げるために、国民
監督となってしまった山田を反動で批判するみたいな構図があるんですよね。
>>99 そもそも、ハスが言う「ショット」の美しさって具体的にどういうことなのかね?
>>95-96 一作毎に検証すると、寅さんそのものは決して単純な人情劇ではないですよ。毎回、
色んなことを試みている。
勝手に世間が「涙と笑いの寅さん」と誤解してくれて国民映画になる→アンチが
そのイメージに向かって批判する
という捩れた構図があるんですよね。
蓮實重彦が作曲の時代から演奏の時代へということについて 書いた本を探しているんですが、知っている人いますか?
映画には作曲の時代は無かったんじゃね? 最初から、既に在った小説や戯曲の翻案が多く、 いかにも映画ならではのオリジナル脚本はポツポツとしか 出てこなかった。 蓄積とビデオ化などによるアクセスのし易さが実現して やっと作曲家の時代が来た
108 :
93 :2006/10/25(水) 17:07:47 ID:JzK+KuNG
>>104 自分は
>>91 の挙げた映画に対して言ってるだけで、
別に森崎が山田の影響下にあることは否定しない。
ただし、森崎が入る以前の山田の馬鹿シリーズ等と
森崎が入ってからの
>>91 の挙げた映画を比べると、
明らかにそれまでの山田映画よりアクが強く、
複雑さを増していて、
そ う い う モ ノ に 関 し て は
森崎が撮った方が面白い……と言ってるんだよ。
あと、余計なことつけ加えさせて貰うと、
おれは、あんたの言ってる構図とは無縁のつもり。
森崎は大変評価してるが、そのことと山田洋次がいいか悪いかは別。
>>96 に書いたように、ちゃんと観て言ってるつもり。
個人的には、前田も瀬川も森崎ほど評価しない。
公平のつもりで、色眼鏡で見てるのは、あんたじゃないかな。
もひとつ。
>>105 であんたが言ってることに近いことは、
>>90 (←これはおれじゃない)に引用されてる文で、
蓮實も言ってるよ。
あと、このスレで「寅さんは単純な人情劇だからダメ」
なんて言ってる奴はいないだろ。
架空の相手に反論する、そのあんたの姿勢が、
「なんかの構図にとらわれた映画ファン」より
よっぽど色眼鏡的なんだ。少なくとも、このスレではね。
ハァハァ……ク・クマーーー……
>>99 まあ、プラシーボ効果は認めるし、山田作品をそんなに見ていないことも認める。
その原因が蓮實なのも認めないでもない。
でも、『幸せの黄色いハンカチ』はやっぱりひどい作品だよ。
110 :
名無シネマさん :2006/10/25(水) 19:53:13 ID:O1lMHT5h
>>94 山田はともかく吉永小百合を大女優扱いする評論家なんていないでしょ。
あれは財界や放送界及び映画会社の社長なんかがサユリストなんで持ち上げているだけ。
出演作の貧弱さは一目瞭然だし。
名のある評論家で吉永小百合を高く評価する人なんているのか?
山田洋次も森崎も大した評価してないよ。 俺は田舎のプレスリーの方を分量的にはかなり割いて評価している。 森崎は、面白いとは言っているが、皮肉的というか、ビニールで蔽われた車 とか、かなり否定的。面白いなんて評価自体が投げやりのような感じ。 つまりフォードのように右翼ながら、いざというときに働いた人= 使われた車と考えるならば、口だけで何も使っていないじゃないかと いった反語的ニュアンスが含まれているんじゃないの?形だけというか。 森崎は分量的には少ない。山田洋次はボロクソ。
おまいら、針に自らかかるとは.......優しいなあ
>>106 それは柴田南雄だと思うが、映画には何も関係ないお
釣り人不在か・・・
114 :
名無シネマさん :2006/10/26(木) 11:25:16 ID:vad/YQsr
結局「たそがれ清兵衛」については、特に言及してないのかね? あれだけ話題だったのにスルーしたのか。
>>111 >森崎は、面白いとは言っているが、皮肉的というか、ビニールで蔽われた車
>とか、かなり否定的。面白いなんて評価自体が投げやりのような感じ。
かなり意味不明。ビニールで覆われた車が、なぜ否定的?
面白いという評価の、どこが投げやりなの?
そのあとの、フォード云々の文章も、良く意味が分からない。
「森崎は褒めているが、例えば澤井や相米ほど持ち上げていない」
ぐらいなら、意味は分かるが。実際、蓮實はそうだと思うし。
おれ自身は澤井や相米より森崎をずっと評価するけどね。
>>110 でも、評論家はともかく、マスコミの風潮としては
「山田が巨匠で、吉永小百合が大女優扱いされる今の映画界」
というのは、あると思うよ。間違いなく。
で、実績はともかく、イメージ的にそうなってるのは、事実。
あなたのいう財界とか社長とかのサユリストのせいもあって、ね。
ループしてる希ガス
竹中直人も好評価してる。
ハスミルク→ミルク→ミルヒー→シュトレーゼマン→竹中
121 :
名無シネマさん :2006/10/28(土) 01:21:56 ID:jHQZ6CqI
珈琲時光、レンタルしますた。蓮實も出てるというが 出演部分がカットされたとも聞く。 出てるとしたら、どのへん?
一青がたずねた浅野の古本屋に客で、買い物までしたらしいが、カットされた
123 :
名無シネマさん :2006/10/28(土) 06:21:59 ID:jHQZ6CqI
サンクス
四方田はドゥルーズの翻訳しないの?
珈琲時光TVでやるね
エリセバブル沸騰中・再発は?? ・フランスで出てるドゥルーズのDVD ・デリダDVD ・ゴーストダンス(監督ケン・マクマレン) ・リュック・ムレ6作品 ・ミシェール・ロジエ ・ボリスバルネット関係 ・フライシャー「絞殺魔」
蓮實アレルギー患者を象徴するようなレスを発見
被爆国の人間でありながら、こういうことを書けるのが蓮實アンチ・・
159 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:2006/10/29(日) 09:19:13 ID:Y3ozfaNI
>>156 うるさいね。蓮實は嫌いなんだよ。
また騙されて蓮實が書いてるパンフ買っちまったぜ。
映画館は見本を置くとか蓮實好きな人だけ買って下さいとか対策講じろよ。
火炎放射とか壕の中に手りゅう弾入れたりとか、そういう残虐な戦争は反対だが、
硫黄島に蓮實一人だけで、それを日米30万の軍隊が取り囲んで火炎放射して原爆落としても何とも思わない
129 :
名無シネマさん :2006/10/30(月) 10:14:35 ID:DQsZz4T+
「犬神家の一族」とか蓮實の言う「どこに向けて作っているのか分からない」映画ばかりだね。 最近の邦画はつまらん。
「犬神家〜は」客に向けて創っているんじゃないのか? いいかどうかは別にして
日本語が不自由でいらっしゃるw
132 :
名無シネマさん :2006/10/31(火) 01:25:17 ID:2bSK+qkq
市川コンの最近の映画は客に向けて作ってるとはどうしても思えない内容だから問題なんだよ。
あんな耄碌した爺さんに何を期待してる?
134 :
名無シネマさん :2006/10/31(火) 21:11:50 ID:fQGDH9Ts
>>132 それは北野武や黒沢清や青山真治のほうがあてはまるぞ
>>134 そんなことはない。
その3人はそれぞれのファンに向けて作られている。
つまり、彼らの映画を観る人がきちんと想定されている。
なぜ今金田一映画なのか? この質問には誰も答えられないが、 角川の親分の脳内でなにかがひらめいたのだから、どうしようもない。
鈴木清順の方がどこに向かってるのかわからないw
あんな耄碌した爺さんに何を期待してる?
>>136 「犬神家の一族」のリメイクを最初に提案したのはオズの一瀬氏だよ。角川映画
の黒井や歴彦はそこに乗っかって出資しただけ。一瀬氏がTBSやSMEまでまとめて、
東宝に配給させることで話をつけた。
一瀬氏は昔からコンコンや石坂浩二と親しく、何か恩返しが出来ないかとずっと考
えていて、コンコンとの雑談から「またやりたいですね」となったらしい。
コンコン本人が他人の映画や自作のリメイクに抵抗がない人。ただ、ここまでの
予算を掛けて大作にするとは思わなかったが。
ただ、既に観た人によると内容は前作とほとんど同じらしい。角川とTBSが大宣伝
するだろうから、これはまた大ヒットすると思う。
ハスミンの文章によく出てくる名前でストローブ=ユイレだけ TVでもやらないし、DVDやVHSも出てないから観た事がない
世界中でストローブ-ユイレの映画が最も多くソフト化されているのは日本なのだが 検索する能力も無い奴にストローブ-ユイレの映画は無理だ やめとけ と、いうかスクリーンで見たいという願望はハナっから無いのかよ それはともかく、ストローブは一人になっても映画作りを続けるのだろうか・・・
TVでストローブ-ユイレやったことある?
143 :
名無シネマさん :2006/11/01(水) 22:38:44 ID:kfxCGx5l
>>135 その三監督より『犬神家』のほうが客のニーズはあると思うよ
その連中の映画は想定外な広がりは滅多にみせないのが問題だと思う
身内連中が褒めあいするのも問題
>>127 このメモは何ですか?
これらのDVD邦版が発売される予定があるの?
だったら事件じゃないすか!
>>26 > 無教養な奴への威嚇としてこういうことを言う芸も飽きたなあ。
人はいつか死ぬものだから、
生きている間に、例えそれがマンネリ芸でも楽しんでおいてください。
146 :
名無シネマさん :2006/11/04(土) 13:36:02 ID:96u3vQHf
デリダのDVD、って『デリダ、異境から』というやつ? 見たいね。 フライシャーは、邦版のラインナップが偏っていて困ります。
148 :
名無シネマさん :2006/11/05(日) 12:39:36 ID:bKGbXtBo
評判の悪い「アシャンティー」なんかでも光る場面があるので困る。 黒沢清「カリスマ」のあいまいさは「マンディンゴ」か?
149 :
名無シネマさん :2006/11/05(日) 23:58:26 ID:9NszIVEj
頓挫した相米版「富士」の亡霊フィルム。
おrバーストーンの9.11
151 :
名無シネマさん :2006/11/06(月) 20:39:16 ID:uGtsoi4K
前スレはキチガイがいたから、書き込みが多かったのか
映画狂人タケシムケン
153 :
名無シネマさん :2006/11/08(水) 11:05:37 ID:MNyoogwi
>>146 知らない、あるいは解らないことに関しては
書かない・語らないのが蓮實。
それを書き・喋っちゃうのが福田。
ルビッチ見たことないくせにワイルダー最高!とか言ってるような奴。
表では蓮實の悪口言いふらしてるくせに、
陰でこそこそ蓮實の本読んでるよ、たぶん、全部。
小津嫌いを公言してたくせにDVD-BOXしっかり買ってるしなw
154 :
名無シネマさん :2006/11/08(水) 18:00:16 ID:k8YOUCzI
きょうwowowでワイズマンの『動物園』あるね。 その前に『世界』もある
どうせなら小川紳介の作品も放映して欲しいですね
ハスミさんはマイケル・ムーアをボロクソに言っていますが、 日本のドキュメンタリーでは原一男とか森達也はきっとダメなんでしょうね。
そういう理由じゃないし・・・
ブッシュを支持してたからじゃね?
酔っ払って『動物園』見逃したよ、チクショウ! 昔観たことあるが、カバの生首ぐらいしか覚えていない… ちなみに、ワイズマンについての講演で、蓮実はムーアを罵倒してるが、(映画の極道) その理屈でいくと原一夫はアウトになるだろう。 アウトでないにしても、土本・小川には遠く及ばないということになろう。
「動物園」を見てカバの生首しか覚えていない低脳が何言ってもダメだ
蓮実じゃなくても一般常識的にムーアって ただのアホと思われてるんじゃないの? チラッとしか観た事ないけどワイドショーみたいだった
ただのアホならまだしも、ああいうふうに映画を政治利用するのは 単なる利敵行為にしからない、という批判がインテリ系映画人から出ましたね。 カンヌで「華氏911」が受賞した時だったかな。
カンヌで賞はないよなあ。 審査員長がタラで身内びいきみたいで興醒めした。 映画祭とはそういうものだと分かっているけどさ。
164 :
名無シネマさん :2006/11/09(木) 22:27:04 ID:bDD3XMxR
でもムーアの根性というか勇気は認めてもいいと思うけれどね。 共和党右派の白人達の圧力はやっぱり怖いよ。 蓮実さんは安全地帯から出る事は無いんだから。
蓮實が共和党好きなのは理の当然だろう。
なんてアウトオブデイトな話題だ・・・ 共和党で思い出したが、爺さんは、 クリント・イーストウッドのインタビュー企画はなかったのか? できなかったのか? あるいは、あえてしなかったのか?
敢えてしない理由なんか無いだろ。 普通に考えられんのかね。
敢えてしない理由? 準備ができてないとか、 政治的な判断で、いまの時期にするべきじゃないとか、 べつ普通にいろいろあるがw
監督市川崑、脚本アラン・ロブ=グリエの企画はなんで実現しなかったの?
多分アメリカの映画作家にはインタヴューしてないよね? 俺が閉まりかけたエレベーターに乗ろうとしたら 中にいた蓮實さんが開けてくれた いい人だ
オレは閉まりかけたエレベータ開けてシャンタルと 一緒に乗せてあげた。乗るときも降りるときも当然の ように会釈もせずに。これが総長クオリティ?w 別に悪い印象ないですけど。
要するに閉まりかけたエレベーターを開けてあげるのは 当然の行為ということでしょうw
開きながら上に行くエレベーターとスピルバーグの共通点
>>169 永田や大映サイドが目を通したアラン・ロブ=グリエの脚本が晦渋なものだったので、
市川に「これでは撮れない」と却下。市川たちが興行的な観点から直しを要求
したらグリエが拒否した・・・んだったと思います。
>>170 もう何度もガイシュツだけど、アジアや欧州の映画人は自分に合わせてくれるけど、ハリ
ウッドの人はそういう配慮をしてくれそうにないので怖いのではないかと思う。
ジャームィッシュにもインタビューしてなかったっけ
>>175 そりゃ、アメリカ人でもインディーズ寄りの人は別でしょ。トニー・スコットやイーストウッドにせよ、
本当に会いたければどんな手でも使うだろう。
自分の威光が及びそうもない相手は怖いんでしょ? あの人もその程度には臆病な人なんだよ。
177 :
名無シネマさん :2006/11/11(土) 05:57:24 ID:7AasaVdr
知ったかぶりでいいかげんなこと書いてる連中が上のほうにいるけど イーストウッドは共和党じゃないよ。 市長選に出た時は無所属で、共和党が「推薦」しただけだ。 ブッシュ政権のイラク攻撃には反対の立場を表明し、 「ミリオンダラーベイビー」のときは共和党右派の攻撃と戦った。 無党派リバータリアンだと本人は言ってるよ。
んなこたぁわかってんですよ 誰もクリントが共和党なんて書いてないじゃないですかw 死ねばw
ティム・バートンやジョン・カーペンターとかもインタビューして欲しい。 微妙に話が噛み合わなさそうだ。
作品宣伝のためのインタビューはわざわざ御大がするような性質のものではない。 イーストウッドのような大物へ本格的なインタビューをしようと思ったら エージェントを通さないといけないので金銭的な問題が大きいはず。 ちなみに蓮實氏はイーストウッドの自宅の電話番号を知っているそうな
テレ朝で特番組めよ。 蓮實×東森 司会は田原 ゲストはサヨウヨ歴史学者で。
183 :
169 :2006/11/11(土) 11:49:54 ID:rnzjb2Pi
>>174 情報thx。 まぁ当たり前というか「そのまんま」の展開だったわけですね。
>>184 ああ、いいインタビューだね
ありがトン
>>184 おぉ〜 これは・・・
文面をワードにコピーして、紙面に印刷して、
カバンに忍ばせおきます
>>181 宣伝目的のインタビューの中でやるぐらいなら、初めからやらない方がいいと?
そうは言うがやはり「本気」ではないんだと思う。当のハス本人が昔「本気でやれば
どんなインタビューでも取れる」(自分は取ってきた)と自慢していたはず。
お金が掛かるなら
>>182 の言うように新聞社やTV局と組んでもいい。NHKや民放BS局
などは喜んで企画を上げてくれそう。文芸春秋なども紙面をくれるのではないか?
もっともハス本人はTV局や論壇誌の企画に合わせて動くのは好きではないかもしれないがね。
>>184 まだちゃんとは読んでいませんが、結構な分量ですね。活字に起こすと相当なページ数になりそう。
インタビュアーは弟子筋かな?
蓮實は携帯使うのかな あの大きな体に小さな携帯 ギャップに萌え〜(;´Д`)ハァハァ
ホウ・シャオシェンが日経で、若者に歴史を軽んじるなと
>>189 大きな手で打ちにくいのに、がむばって
「なければならない」とか「ほかならない」とか「ではなかったか」
とか、
一文字一文字、探しながら打ってるはすみん、
激萌え(;´Д`)ハァハァ
「蓮實」の「實」が出なくて、 「蓮み重彦」と打つハスミンも萌え〜(;´Д`)ハァハァ
ちゃ、着メロがジャニー・ギターの…… ああああ、萌え死にしそぉぉぉぉぉ!!!!(;´Д`)ハァハァ
歴史といえば『ハリウッド映画史講義』。 復刊してくれ!
携帯なんか使ってないよ。 メールは打つけど。
夢は画面のどこに映ってたんですか?
198 :
名無シネマさん :2006/11/16(木) 18:42:05 ID:P535kbqm
>>197 立教の講義の終盤はガラガラだったらしいね。もったいない。
199 :
名無シネマさん :2006/11/16(木) 21:30:48 ID:iMgYqC6p
蓮実は市川コンをあまり評価してないの?
知らないが、してたら驚く
蓮実は話したことのある監督の作品をあまり悪く言わない 例外的に伊丹ジュウゾウ 混とはロブグリエの通訳をした
>>199 コンは「億万長者」のみ。日本映画ベスト100以内
世間的にはウヨと思われてるんじゃなかた?
山田洋次も「馬鹿が戦車・・・」だけはベスト100に 入ってる。こちらは自称サヨらしいが・・・複雑だ。
>>184 続きが読みたいのですが、ウェブにあるのでしょうか?
見落としてたらすいません
205 :
名無シネマさん :2006/11/17(金) 10:24:32 ID:mRHZUKqV
>>184 >ただ、私は、セルジオ・レオーネの方が、パゾリーニとは
>比較しようもないほど重要な映画作家だと思っています。
また変なこと言い始めたよ・・・
>>206 横レスだけど、所詮はマカロニであるレオーネを持ち上げて、公のアカデミズム・ジャーナリズム
的には評価されているパゾリーニを落としてみせる手際が相変わらずうさんくさい
ということでしょ? レオーネは面白いけど、また表象厨が「レオーネレオーネ」と騒ぎ
始めればそれはそれでウザいわな。
ただ例えば、ハスミン・山根の口真似で「三丁目、三丁目」と言い立てるシネフィルはさすがに出てこなかった
あたりを見ると、最近は免疫も付いてきているのかもしれない。いいことだ。
蓮實は最近駄目になったのではなく、最初から駄目だったのではないか。
パゾもレオーネも全部同じトニーノ・デリコリが撮影してんじゃん。だから どっちもデリコリ作品。あいかわらず監督がすべての作家主義を 信奉する根拠はなんだよ?脳軟化かよ。70分+70分は何時間何分? それにふつうの社会で「私の長所は動体視力です」な〜んて言ったら、 カワイソウナヒト扱いされるだけだよ。
>>207 けどまあ、「公のアカデミズム・ジャーナリズム的な評価」の方が
もっとうさんくさいし、そいつは、一朝一夕には消えないからな。
あと、
>>209 はきっと、「宝来の長所は背が高いこと」ってのに対し、
「は? ふつうの社会じゃ女の背が高すぎるのはむしろ欠点だよ!」
と言い出すカワイソウナヒトなんだろうな(w
レオーネを持ち上げると必然的に黒澤が下がり、ボクダノビッチの頭を ゴツンと シーソーの原理
むかしからパゾリーニなんてダメって言ってんじゃん。 結局、最終的には趣味じゃないか、生理的にダメで 受け付けないってだけでいつもの話じゃんか。
そんなことより、ここ数年ヴェンダースに対してやけに冷たいな。 へんn態度を翻すとファスビンダーに呪い殺されますよ。 あと、動体視力がなんだかんだ言ってるけど、岡田斗司夫のオタク論みたいでかっこいいね!
世界の涯てまでも、の頃に、ヴェンダース終わっちゃったかなーって気もしないでも 無いですがあまりそういう事は言いたくない、とか言ってるから。 それ以後はいわゆる「見」の状態だと思う。 こういう生き延び方もあるんだな位は思ってるかもね、キューバがどうとかさ。
ヴェンダは批判するとぎっと睨むよ。 「どこが悪かった」って。 田山力哉が睨まれたそう。
動体視力=ヲタクみたいに運動神経鈍くないよと言いたいんでしょう。
217 :
名無シネマさん :2006/11/17(金) 21:02:59 ID:EaLtCHe3
「ドイツ語もわからないような奴がハイデカー論を書いている」と竹田を揶揄してたが 蓮実はいままで〜論を書いた監督の母国語が全て話せるのか? 批判するにしても他の論法があるだろうに
サリュ、ジュマンテレス、ア、リストワー、シネマ イッヒ ストールン ハイデカー ウヲーシーイーベンレン よろしゅうたのんまっせ
>>217 著述家の話と映画作家の話を一緒にするのはどうかと。
蓮實はジジェクに人種差別ネタでからかわれた怨みがあるからな 「ある日本人からフローベールの話を聞いちまった」とか何とか。
>>169 >>174 永田雅一、市川崑、アラン=ロブ・グリエの会談。
永田が猛烈にまくしたてると、「彼は何を言ってるんだ」と訊くロブ・グリエに対して、
「いま、ラッパが鳴っている」と伝えたんだっけ。
ジジェクが蓮実をからかったのは、 日本人がフローベールを語りだしたことより、 蓮実の持ち出し方にあると思われ。
しかしよ〜、 蓮實は、文学と映画の両方に長く関わってるけど 脚本書いたことあるの? それがドゥルーズが言うような(いい意味での)愚鈍さに 恵まれるということなのか? 日本で一番「字が書ければ映画なんか撮れる」と 言わなきゃいけない立場にある人じゃないのか? それをそうしない、というところが 彼の比類なき非凡さ(=いい意味での愚鈍さ)なのか?
その話題はループな気がする。 わざとか。
( ^ω^)ちょっと質問するお なんでこうなるの? ↓ ↓ 日本で一番「字が書ければ映画なんか撮れる」と 言わなきゃいけない立場にある人じゃないのか?
KYOKO撮ったころの村上龍との対談で、 橋龍の演説がダメなせいで株価が下がった、俺に演説原稿書かせりゃ 株価を上げて見せる(あるいは下がらないようにはできる)みたいなこと 言ってた。 言葉で経済を操作できるとまで言ってるお方が 言葉で映画ごときを統御できない、というのも変な話じゃね? それとも、 映画>経済 と思ってるのか? だとしたら俺と同じだwww
>>226 は
>>225 氏へ
つけくわえると、文学者、文芸評論家としては一級
映画批評でも有名、
批評だけじゃなく創作(小説)も発表したことあるし
元東大学長だから、「日本で一番頭がいいはずの人」と言っても
過言じゃない。
228 :
名無シネマさん :2006/11/18(土) 20:05:04 ID:PWJvG+Mm
「日本で一番頭がいいはずの人」が70分+70分を間違っちゃマズイよな。
数学はあんまり得意じゃない、とみた。 「表層批評宣言」巻末の年譜に、浪人して予備校の数学コースに通ったって 書いてなかった。苦手だから、補ったんじゃ?
書いてなかった → 書いてなかった?
他の教科に比べたら苦手だろうね。 ま、映画だの陸上だの野球だのやりたいことやってたんだろうけど。
70分+70分ネタはもう許してやれよw あの年なら、そのくらいの小ボケもあるだろw
>228 しょうもない揚げ足取りしかできんね。
>>717 ハイデガーは、「言葉は存在の棲家である」ととらえてる哲学者なんだから、
少なくとも解説書書く立場の人間が原語で読めてないってのは問題かも。
717答えてやれ
ハイデガーは「哲学はドイツ語でないとできない」とくだまいてた大権威なだけあって、 哲学史のなかでも、とりわけ「原著読解できねー奴は語んな!」みたいな空気が強い。 ただし、「原著=真の言葉」ないし、真の意味を前提視する思考はデリダが散々批判してることだから、 デリダに一家言持っているハスミンが、その手の批判を浴びせるのは何でやねんというか。
蓮實先生は「くまちゃん」はどう評価なさってるかな?
238 :
名無シネマさん :2006/11/19(日) 06:55:23 ID:8nP9U0NP
♪映画評論家としての蓮実(蓮實)重彦 ♪七人目。スレが落ちてるのでここで。 蓮實さんの映画狂人日記のどれかに年代やジャンル別にベスト映画を列挙してたのがあり、 その映画から観ようとコピーしてたんですが、なくしてしまいました。 その本お持ちの方いましたら、そのベスト映画を書いてもらえないでしょうか? 手打ちで面倒でしょうが、かといって、お礼に何もしてあげることもできず、 言葉だけでの感謝の念くらいしかできませんが、 どなたか優しい方、いましたら、お願いいたします。
>238 天井桟敷の人々 2001年宇宙の旅 第三の男 市民ケーン 大いなる幻影 ウエストサイド物語 駅馬車 望郷 モダンタイムス 甘い生活 勝手にしやがれ アラビアのロレンス 黄金狂時代 スターウォーズ 戦艦ポチョムキン 灰とダイヤモンド 81/2
240 :
名無シネマさん :2006/11/19(日) 08:52:24 ID:8nP9U0NP
>>239 冗談ですよねえ・・・?
うーん、一般的な名作ベスト100の類じゃそのようなものなんですが、
蓮實さんのは、コメディで赤ちゃん教育や、年代別?でヴェンダースのさすらいや
ラングの死刑執行人もまた死す、ゴダールなら女は女であるが入ってたのですが・・・
ジャームッシュのストレンジャー〜などもあったと記憶しています。
フォードなら捜索者で、まあ、フォード好きな方なので駅馬車はありえますが・・・
241 :
名無シネマさん :2006/11/19(日) 12:45:56 ID:mp+81byH
蓮實重彦が岩井俊二を否定してたらしいけど、どんな理屈だったのかなあ。 知りたい。
ま、あんまり質のいい冗談じゃねえな。 手間がかかってる割に、 「蓮實はこういうの褒めないの知ってるボクちゃんと同じ人なら、笑える」 ぐらいの、つまらーん自負しか見えない。
ニコラス・レイ ジョセフ・ロージー フランソワ・トリュフォー マルコ・ベロッキオ ストローブ=ユイレ エルマンノ・オルミ ビクトル・エリセ ジム・ジャームッシュ ジャン・ユシュターシュ ヴィム・ヴェンダース ダニエル・シュミット エットーレ・スコラ フェデリコ・フェリーニ エリック・ロメール テオ・アンゲロプロス ロバート・アルドリッチ ロバート・ロッセン ロバート・アルトマン バッド・ベティカー サミュエル・フラー アラン・ドワン キング・ヴィダー アレクサンドル・ドヴジェンコ ヴィットリオ・デ=シーカ ルイ・フイヤード
ジャン・ルノワール 「ゲームの規則」(39) 「のらくら兵」(28) 「十字路の夜」(32) ジョン・フォード 「駅馬車」(39) 「香りも高きケンタッキー」(25) 「周遊する蒸気船」(35) 小津安二郎 「晩春」(49) 「非常線の女」(33) 「父ありき」(42) ジャン・ルノワール 「素晴らしき放浪者」(32) 1.ロベール・ブレッソン「金銭(ラルジャン)」(83) 2.ジョン・フォード「捜索者」(56) 3.ルイス・ブニュエル「エル」(52) 4.ロベルト・ロッセリーニ「ヴァニナ・ヴァニニ」(61) 5.ジャン・ルノワール「黄金の馬車」(53) 6.セルゲイ・ミハイロヴィチ・エイゼンシュテイン「イワン雷亭」(44〜46) 7.小津安二郎「東京物語」(53) 8.フリッツ・ラング「飾窓の女」(44) 9.アルフレッド・ヒッチコック「めまい」(58) 10.溝口健二「西鶴一代女」(52)
1.オーソン・ウェルズ「偉大なるアンバーンソン家の人々」(43) 2.ハワード・ホークス「赤ちゃん教育」(38) 3.マックス・オフュルス「忘れじの面影」(48) 4.レオ・マッケリー「我が輩はカモである」(33) 5.アルフレッド・ヒッチコック「第3逃亡者」(37) 6.山中貞雄「丹下左膳・百万両の壺」(35) 7.マーク・サンドリッチ「踊らん哉」(37) 8.ジョージ・キューカー「女性たち」(39) 9.フリッツ・ラング「暗黒街の弾痕」(37) 10.溝口健二「祇園の姉妹」(36) 1.ジャン・ルノワール「河」(51) 2.ルキノ・ヴィスコンティ「夏の嵐」(54) 3.アンソニー・マン「裸の拍車」(53) 4.アレクサンドル・アストリュック「女の一生」(58) 5.イングマール・ベルイマン「この女たちのすべてを語らないために」(64) 6.ヴィンセント・ミネリ「バンドワゴン」(53) 7.ジャン・リュック・ゴダール「女は女である」(61) 8.ベルナルド・ベルトルッチ「暗殺のオペラ」(70) 9.スタンリー・ドーネン「パジャマ・ゲーム」(57) 10.ジャック・ドゥミー「シェブールの雨傘」(64)
>>241 岩井俊二は、ルルーシュとかと同じで、同時代的感性に向けて映画を撮ってる。
映画に向けて映画を撮って人じゃない。
だから、その作品は驚くほど早く古びたものになってしまう、とか。
撮って人じゃない → 撮ってる人じゃない
>>246 ハスはそういう理屈でしたね。ハス以外にも、岩井は映像やディテールだけは
労力を掛けて凝るが(だから美術監督や撮影監督は大喜び)、その他の部分に何もな
いのは当時から指摘されていたと思う。
ただ、妙に業界の内外で持ち上げられてしまったので、「岩井はつまんない」
と言いにくい空気のようなものはあったと思う。いまだに信者はいるしね。
それだけ当時の日本の映画界の閉塞がひどくて、何かやってくれそうに見えたわけですよ。
本人はどうも劇場用映画のような儲からない仕事は避けているようで(CMやPVを
撮ったりタレント業をしている方が足が出ない)、岩井に期待していた人たちは
裏切られた。邦画業界もいつのまにか「活況」になってきて相対的な期待値も下がっていたが。
249 :
名無シネマさん :2006/11/19(日) 15:22:45 ID:5nWjQWMe
溝口の作品をベスト10に入れてるんだ・・・ 溝口映画は嫌いじゃなかったのか?
250 :
↑ :2006/11/19(日) 15:58:19 ID:1uArBqqd
これほどの厨が何故ここにいるのだ?
251 :
>>238>>240 :2006/11/19(日) 16:31:32 ID:8nP9U0NP
>>243-245 ID:db6JM5Ll氏、感謝。
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/4309264069/ref=cm_lm_fullview_prod_3/503-1189188-3553531 自分の言ってたものは、おそらく↑だと思います、その感想を書いてる人↓(引用)もストレンジャー〜など明記してるので。
蓮実ベストがいっぱい載ってます。評論は初期の「映像の詩学」(ちくま学芸文庫)「映画魅惑のエクリチュール」(ちくま文庫)に比べると格段に落ちます。
そもそも蓮実の映画評論は80年初期までがピークでその後は文章のキレが落ちますから評論を読みたいのなら初期の評論がいいと思います。
ただしこの本は蓮実ベストが載ってるんで即買いです!評論は読まなくてもいいから買ってください!
ベストに入ってる映画は「ラルジャン」「ミツバチのささやき」「ストレンジャーザンパラダイス」「大人は判ってくれない」などの有名作品から
「アンナマクダレーナバッハの年代記」「ママと娼婦」「ヴァニナヴァニーニ」などマイナー作品まで幅広い!
とにかく、上記の本のものでなくても、蓮實さんベストを知りたかっただけなので、
わざわざ手間をかけてまで教えて下さり、大変、感謝しております。
どうも、本当にありがとうございました。
252 :
名無シネマさん :2006/11/19(日) 17:20:28 ID:7ETeW2Jj
>>184 見て、『マンマローマ』はちゃんと好きでいてくれた
ことにほっとする俺。
253 :
名無シネマさん :2006/11/19(日) 22:13:26 ID:5nWjQWMe
『ブラックレイン』を久しぶりに見たんだけど、蓮実はこの映画をどう評価してたの? リドリー・スコットは評価してないんでだいたい予想はつくけど 松田優作についてもどう評価してたか知りたい
アンディ・ガルシアが優作に殺されるシーンなんかは、 良いと言いそうだな。>ブラックレイン 優作は、「陽炎座」のときの清順との対談とかでの感じだと 被写体としてそれなりに評価してそうだけどね。 遊戯シリーズなんかもある作品は誉めたり他のは貶したりしてたから 優作映画に注目してたのは間違いない。 家族ゲームも誉めてたしね。 優作もインタビューで伊丹映画を貶してたな。
そういや、岩井のリリィ・シュシュ〜で、いじめられるほうの主役が ハスミ(字は違うけど、蓮見だから)っていう名前なのは まさか・・・・ オナニーさせたり、ヒドイ仕打ちだった
映画板を以前に覗いた時は、言い争い(2chでいうアンチ対信者の叩き擁護合戦)ばかりで嫌になり、
それから何年も覗いたことなかったのですが、このスレを読んで知らない情報が多く勉強になり、
興味でたので質問させてください。
ここは蓮實重彦スレの本スレなのでしょうか?
>>17 のテンプレでスレタイからして↓が本スレと思ったのですが、↓のスレはもう続いてないのでしょうか?
♪映画評論家としての蓮実(蓮實)重彦 ♪
257 :
名無シネマさん :2006/11/20(月) 03:41:22 ID:0VDhoLog
>>256 もう、とっくの昔に本スレなど消滅してしまい、今やどこにも存在しないんだよ。
消滅したというより、させれられたが適切だな。
原因を教えてやろう。
2ちゃんがまだマイナーだった頃の蓮實スレは、映画以外の哲学や文学の知識も豊富で、
もちろん、その博識のうえシネフィルであった。そのため、十二分に価値のあるスレだった。
だが、2ちゃんがメジャーになって、今、このスレにいる無知で低能な新参住人どもが、
大量に押し寄せてきて、一気にレベルが低下し、俺たち古参は、その低レベルに絶えられなくなり、
当時の古参連中は撤退して、今の幼児レベルのなんちゃって評論家気取りの新参どもに、
乗っ取られてしまった。蓮實スレは乱立し、低能ばかりの新参だけが残り、
恥ずかしい、なんちゃって無知議論の場になったわけだ。
映画の観方も分からず、ただのミーハー無知新参だけが残り、のさばってるわけだ。
そいつらが、何の価値もない勘違いレスを繰り返し、お笑いスレに堕落させらてしまったわけ。
まあ、当時の古参もたまには読んでるかもな。
ただ、それは、コントやお笑いと思って爆笑してることだろう。
蓮實スレの歴史はこんなとこだ。今や爆笑のためにしか読む価値はないよ。
今や、映画関連板のスレで読む価値スレなどないぞ。
博識でシネフィルの古参が消え、無知で低能な新参だらけになったせいでな。
トニー・スコットの方が断然良い
259 :
名無シネマさん :2006/11/20(月) 04:17:15 ID:0VDhoLog
蓮實はトニー・スコットは昔から絶賛してるしな。 リドリー・スコットは評価してないどころか、とことん批判し続けてるからな。
>> ID:0VDhoLog
>>257 何様のつもりか知らんが、偉そうに他人を見下すようなスレをする時は
そのスレ自体の文面に多少は知性を感じさせないと、ネット弁慶による笑えないギャグにしか見えず
実に痛々しいものとなる。
>>257 は、その典型だな。 イタイ、実にイタイ・・・
で、 ID:0VDhoLog は、自分を「古参」 今、このスレにいる自分以外の者を「無知で低能な新参住人ども」と
呼ぶわけだが・・・ さて、現実に、無知で低脳な新参者はどっちかな?
>>259 >>蓮實はトニー・スコットは昔から絶賛してるしな。
どれだけ私の記憶を探っても、蓮實氏が「ハンガー」や「トップガン」を絶賛している文章が思い出せないぞ
おい、自称「古参」さんよ、 この2本を蓮實氏がどのように絶賛していたか教えてくれよw
>>リドリー・スコットは評価してないどころか、とことん批判し続けてるからな。
蓮實氏はその年のベストテンに「誰かに見られてる」を入れてたけどな。
それでも自称「古参」に言わせると、「評価してないどころか、とことん批判し続けてる」かww
結論
バカが必死に利口ぶる様子は悲しくて笑えない・・・
しょっぱいカキコだw
ボリス・バルネット祭ヤラナイノ?
あれっ? ID:0VDhoLog と ID:5B8vUGgY の 分かり易〜〜い馴れ合いが始まるのを期待したのになww
「映画史家」としての蓮實重彦の価値と意味合いは衆目が認めざるを得ない事実であると言えよう。
266 :
名無シネマさん :2006/11/20(月) 15:31:39 ID:5QCXc8ld
ハスミのエピゴーネンのせいで映画批評が映画史的知識に基づかない レトリックだけの感想文だらけになったことの責任はどうすんだ? 日本の映画批評は英米仏に比べてまったく実証性がないことになっちまったんだぞ。
評論におけるボグダノヴィッチとか、 ああいう志向を持った奴が出てくる芽を潰しまくった
>>265 三丁目信者ときたら、少しでも批判している掲示板やブログに現れては「こん
なにいい映画が分からないとは許せない」という情宣が凄かった。やっと信者の乱暴狼
藉が収まってきたと思ったのに、今度は地上波放映(12月1日)と続編か。いい加減にして欲しい。
>>266 ハス本人は映画史的な側面をなおざりにしていないのに
>>264 、フォロワー
はレトリックと偏狭な映画観だけを真似た。
ただ欧米と比べて云々というのはどうでしょう? 日本じゃ映画に関する
アカデミズムやジャーナリズムでは食えないから、身も蓋もないが「実証」もヘッタクレもない面はある。
蓮實はアカデミズムに関与してるんじゃないの? 表象文化論って映画史がやれる場所だろうし。
今更で申し訳ないが 蓮實重彦が「三丁目〜」 を褒めた文章はどこに載ってるの?
>>266 映画史的知識ってなに?
その感想文だらけって誰?
「だらけ」ってくらいいるんだからさぞたくさんエピゴーネンさんが
いらっしゃるんでしょ?
いくらでも例挙げられるだろうから、教えてくれよ。
で、その結末に、どうして日本の映画批評が英米仏に
比べると実証性がないことになるのか。
抽象的すぎて何言ってるか全くわかんない。
明治学院大学の人なんじゃなかろうか
274 :
名無シネマさん :2006/11/21(火) 02:22:55 ID:iP1NYU5F
ハスミが提唱した表層批評、およびテキスト論が、映画の表面だけを観ることによって、 その背景や、製作過程を調べない、たんなる感想文ばかりを生み出した。 海外の映画批評で表層批評なんてもう存在しない。 例も何も、BFIとかケンブリッジやミシシッピ大学が出してる研究所をアマゾンで検索してみてごらん。 すべて、監督のインタビューや脚本のバージョンの推移、原作との違い、製作当時の出資者側の意向、俳優のインタビューで検証した、どこまでが誰のアイデアで、どこまでがアドリブで、どこまでが周囲の状況によるものなのかの検証などを踏まえた論だけだ。 もちろんハスミ自身は資料に基づいて論を展開してるけど、 エピゴーネンは、表層って言葉に甘えて調査もせず、原作や脚本すら読まずに感想だけ書いてる連中や、 ただカイエが誉める作家を追認する権威主義者ばかりだ。
>>274 エピゴーネンでも「表層」って言葉を意識してる奴は少ないと思うが。
「表層」って言いたがるのは、むしろアンチだろう。
あと、「ただカイエが誉める作家を追認する」というけど、
カイエを意識するってのは、ある意味(部分的にでも)映画史を意識することで、
蓮實以前にはそのレベルに達している連中さえ、いなかったんじゃないのぉ?
なんか、その前に、もっと豊穣な映画批評の風土が日本にあったなら、別だけど。
ただし、権威主義とモノマネ文章への反感は、おれも確かに抱いちゃうけどな。
ハスミ虫に会うと、つい「第三の男」や「真昼の決闘」を褒めたくなるオレガイルよw
だがそれは、そういった虫連中の器の小ささゆえで、その小ささの責任まで蓮實に
押しつけるのはどうかと……いつの時代も、つまらんやつはいるわけでw
276 :
名無シネマさん :2006/11/21(火) 02:42:09 ID:w7ReIuIq
つまらないスレだ。ちっとも笑えない。
笑えたのは
>>263 だけだ。
つまんないなら見なきゃいいだけ。 確かにID:q3Shng6Bの馬鹿さには笑ったが・・・
278 :
名無シネマさん :2006/11/21(火) 03:34:36 ID:w7ReIuIq
ははっはっ、やっぱりジエンだったな。 ID:iP1NYU5F=ID:G+7OJh93=ID:jqVwLjNO 俺はID:q3Shng6Bじゃないよ。 昼も夜もネットやってるのはジエン馬鹿だけw
>>274-275 諸外国は知らないが、日本じゃ映画研究なんかやっても食えないしな。
もちろん本気でやれば語学力だのその他圧倒的な教養が必要になるし、文系の院で修行する
必要もあるけど(場合によっては海外にも留学しないといけない)、そこま
で身を入れても見返りもポストもほとんど無いんだよね。
日本に映画研究が存在しないとすれば、こういう形而下の事情の方が大きいと思う。
これだけのコンテンツ輸入大国なのに「研究」は貧弱。インタビュー本とメイキングの
ムックだけはやたらと出るわけですよ。
芸術芸能の研究っていうのは いかがわしいと思われてるだろう。 日本だけじゃないかもしれないけど。
市場も海外マーケットなんて無視してるしな。 日本の事情だけで、邦画の数だけはバカみたいに増えてるが、 ほとんどろくな映画がない。
で、バカさ加減を暴露された
>>257 はダンマリを決め込んだのか
かろうじて涙目レス
>>277 で恥の上塗りをしただけで終わりかw
>>281 まあ、しかし、日米と並ぶ映画大国のインドも、
最近はともかく元々は海外市場はそんなには意識してなかったろう。
今でこそ踊るマハラジャなんて地方のビデオ屋でも簡単に借りられるけど
インド映画なんて20年前くらいの昔は
東京都内でもカレー屋のアジャンタくらいでしか
見れなかったんじゃね?日テレの近くによく食いにいった。
アメリカも、別に世界中飛び回って、
国際的ニーズをリサーチしてるわけじゃなく
移民(他民族)国家だから国内外の区別が無いから、
国内で儲かるように作れば自然と世界でも売れるってだけのことだろ?
他の国だって国内向けの糞映画がたくさんある。 日本に輸入されるのは、それなりに選りすぐりの作品だし。
アメリカの場合、自国の市場がデカいし、 世界戦略をとらなくても食っていける。 もちろん英語ってだけで強い。 他の言語は、それだけで市場が狭いんだからウリがなきゃ買い手がつかんだろ。 インドの場合、国内のコードもあるが、 バカみたいなエキストラの人数とミュージカルがウリになってる。 韓国でさえ、ほとんど見る気を起こさせないハリウッドや 日本のホラーのパチもんばっかだけど、 他国にもわかりやすいスペクタクル&アクションで 言語のハンデを乗り越えようとする姿勢くらいは買える。 女子供をターゲットにした出来事が起こらないウジウジしてる病的な恋愛ものとか、 老人を狙った時代錯誤な戦争に関するクソ映画とか、 死滅しろ、マジで。
アメリカ映画が世界映画の王様って感じになったのは 実はビデオ普及あたりじゃないの? まあ、その頃まで、そんなに映画見てなかったけど それ以前は、そこまでアメリカ一極集中って感じじゃなかったような。 マスコミとかの扱いもね。
ほとんどスレ違いの話題
映画学=真理って見解述べている奴は、 その実例を見せてもらいたいものだ
映画学=蓮實=真理なんだから
映画一般の話題は=蓮實の話題なのさ
>>287 グドングド〜ン!、ボンヨ〜!!
映画学といっても、実証にこだわっている粘着じゃないか? 蓮實にはテーマ批評家という面があって、 これもただのレトリックとは違うんだけど、そこがわかってない
>260 >>蓮實氏はその年のベストテンに「誰かに見られてる」を入れてたけどな。 これ確認できるものってありますか?どの文献でのベストテンに入れてたんでしょうか? 個人的に非常に興味深いので返答よろしくです。
>>285 市場と言っても日本の2倍程度の話。GDPも2倍、人口も2倍。
国土はでかいがな。
グリフィスで2100万人の動員数。日本のニートの7倍。
10人に1人が見たのか。
もともと蓮實ヒゲを生やして、 講義に通うほどの蓮實オタクだったというじゃない。 柄谷との「闘争のエチカ」でかなり辛辣な四方田批判というか強烈なイヤミ、 「四方田の良さは素人っぽさですね」みたいなこと言われて 可愛さ余って憎さ100倍、キィーッ!許せないざまスって感じになったのか?
しかし四方田は伊丹親子をそれなりに評価してる以外は 好みもだいたい蓮實と同じなんじゃないか? どうやって差異化をはかるのか? その伊丹も、「お葬式」を蓮實に「最低です」と言われて以来 「マルサの女2」で三国に「インテリ?あいつら世間知らんから」 なんて言わせるとか あざといまでにエンターテインメント路線狙ったり、脚本重視発言したり 蓮實的なものと違うことやろう、というのが原動力になって いったようにみえる。 やっぱり、そういう反発者を生むほどの力があるってことかいな
確かに、蓮実に誉められる映画より 貶められるパゾリーニやリンチのほうが 「む?!」と気になり出しちゃうな。
ロイ・ヒルとかミロシュ・フォアマンとかwww
四方田は80年代当時、やや先駆的にカルスタやポスコロを映画批評に取り入れて、 それほどガチガチじゃない文化左翼路線を取り出したところとか、 蓮實チルドレンの中では珍しい部類に属すると思う(これは00年代以降の失速の原因でもあるけどね)。
300get? 犬彦ってペンネームも 「僕は重彦の犬です(;´Д`)ハァハァ 」っていう感じか?
301 :
名無シネマさん :2006/11/22(水) 03:42:28 ID:zqnJiTKr
四方田はそれほど批評理論的にハスミに対立してたわけじゃない。 突出し、乗り越えようとしただけ。 ハスミは一見、人あたりはいいけど、きわめて政治的(派閥的という意味で)な人間で、 自分におべっかを使う人間だけを可愛がるし、可愛がると決めたらどんなにヒドイものを作っても擁護する。 (これは批評でも同じで、ハスミはいったんこの監督を叩くと決めると、どんな作品を作っても無意味に叩く。 たとえばスコセッシやデパルマはそれで叩かれ続けている) それでハスミの元に彼の威光を利用しようという犬どもが集まるけど、そんな関係に四方田は反発してしまった。 そこでハスミ犬たちは主人のご機嫌をとるために四方田を村八分にしている。 そのため、学界で四方田はものすごく生きにくくて、大学の教授の仕事を得るのも苦労している。 そういう事情だよ。
>>301 >ハスミはいったんこの監督を叩くと決めると、どんな作品を作っても無意味に叩く。
うそん、ウディ・アレンは「単なる馬鹿」から、ころっと評価、変えたじゃん。
逆にたずねるけど、スコセッシやデ・パルマで、普通なら蓮實が褒めて当然な映画なのに、
無意味に貶した例ってあるの? 具体的に教えてくれるかな。
303 :
名無シネマさん :2006/11/22(水) 04:14:32 ID:2FG15Vk6
ウディ・アレン褒めてるっけ?
ゴダールも叩きながら涙してる
305 :
名無シネマさん :2006/11/22(水) 05:40:09 ID:UNkw3mJh
★がん死の原因、男性たばこ4割 厚労省
・がんで死亡した男性の約4割、女性の5%が、たばこが原因と考えられるとする推計を
厚生労働省の研究班(主任研究者=祖父江友孝・国立がんセンターがん情報・統計部長)
がまとめた。年間約8万人がたばこでがん死したことになる。
研究班は、国内で83年から03年に実施された三つの10万人規模の調査データに
ついて詳しく調べた。対象は調査開始時40〜79歳の男性13万9974人、女性15万
6796人の計29万6770人。
調査開始時の喫煙経験率(たばこを吸っている人と過去に吸っていたがやめた人の
割合)は、男性79.5%、女性10.5%。平均9.6年追跡した結果、がんで死亡したのは
男性6503人(うち喫煙経験者5668人)、女性3474人(同499人)。年齢を調整して
解析した結果、喫煙経験がある人は、ない人に比べ、男性で1.79倍、女性で1.57倍、
死亡率が高かった。
食事や運動など喫煙以外のリスクが同じと仮定すると、がんで死亡した男性の38.6%、
女性の5.2%がたばこが原因となった。人口動態統計にあてはめると、年間に男性
約7万4000人、女性約7000人がたばこが原因でがん死した計算になる。
男性では、吸ったことがない人に比べ、調査開始時に喫煙していた人の死亡率は1.97倍、
過去に吸っていたがやめた人は1.5倍で、禁煙の効果もうかがえた。
http://www.asahi.com/life/update/1114/007.html
自分のことを『古参』と称し、他の住人のことを『無知で低能な新参住人』と言い放った厨が
毎日、午前2〜3時台に現れて、「厨」特有の脳内妄想でデタラメを書き散らすことが
日課となっているようでw
で、この「午前3時台の厨」による
「蓮實はトニー・スコットは昔から絶賛してるしな。
リドリー・スコットは評価してないどころか、とことん批判し続けてるからな。」
に続く、第二段脳内妄想は
>>301 「ハスミはいったんこの監督を叩くと決めると、どんな作品を作っても無意味に叩く。
たとえばスコセッシやデパルマはそれで叩かれ続けている」
つくづくバカは何をやってもダメ、自分を賢く見せようとしても嘲笑を買うだけだ。
ま、こういう奴は身の程知らずにしつこく粘着しつづける体質だろうから
今後も「午前3時台の厨」の脳内妄想をあざ笑って楽しむことにしようかのww
ま、それだけでは何なので・・・
元総長がスコセッシに対する評価を変えたことは確か。
しかし「午前3時台の厨」が言うように、どんな作品を作っても無意味に叩く、というのは
もちろん真っ赤なウソ
元総長の書くものを本当に読み続けてきた者ならば、
元総長がスコセッシを叩き続けてきたなどという妄想を抱くことなど不可能であろう。
例えば・・・「キング・オブ・コメディ」と「アフター・アワーズ」は評価していたと記憶する。
「映画巡礼」には「マーチン・スコセッシさえ、アブラム・M・ロームの前では色褪せて見えた」という
一節があった。 叩きつづけているのなら、こういう形では引き合いに出すまい。
それに、リュミエールの序文で「最後の誘惑」への期待を語っていたはずだ
明日に処刑をなんておもれーんだけどな。 スコセッシに関しては、ポジション的に、 過去の偉大な巨匠として並び称させれ 扱われるような監督じゃねぇってだけっぽいがな。 評価を変えたっつか、ドンドンダメになってついに見放したって流れだったよ。 新作出る度引き合いにだして、 期待が高かっただけに失望したってニュアンスだったがな。 そういやアルトマン死んだんだよな・・・
スコセッシは最近の作品の駄目さ加減からいっても、蓮實の言ってた事は間違ってなかったと思った。 アルトマン亡くなったね。 このスレには関係ないかね。
アルトマンが死んだって? 記念に「三人の女」あたりDVD化されないかな? 蓮實はアルトマンもスコセッシと同じように切り捨てたね 最後の方は
アルトマンは評価が二転したね。 初期はダメ、「ウェディング」「ポパイ」の頃に支持、「ショートカッツ」の頃から(かな?)ダメ ……という風に。 ただ、うまくいえないけど、スコセッシの切り捨て方とは少し違うような気がするな。 スコセッシはもう、監督としての技量の面で見放したって感じだけど。 アルトマンに関しては、興味の対象外になっていったというか……うーん、うまく言えん。
初期はダメ、ということはないよ 「ギャンブラー」を好きな映画と明言しているしね。 そういえば、アルトマンの演出の巧妙さを絶賛する文章の中でスコセッシを引き合いに出していたはず。 あれはテレビムービーの「ケイン号の叛乱」に関する文章だったかな
ロンゲスト・ヤードを少し褒めてなかったっけ?
アルしかあってない
>>311 そっか。最初の「M★A★S★H」がダメだったぐらいかな。
>>313 いやいや、ロバート・アルまで合ってるぞ。
蓮實って、特定の主題を忌み嫌ってる。 戦争を皮肉る映画は例外なく評価が低いと思う。 一方で戦争野郎のバカ映画は賞賛。 あと、俗っぽい社会派的な見かけも駄目。 市民派左翼風の趣味が嫌いって事だな。 その意味で、否定的に主題に縛られていると言える。
「風刺」が、基本的に「慎み」のない行為だからか。 イギリスのお家芸みたいなもんだしな。 おフランスかぶれの蓮實なら嫌いそうだ。
ゴダールは戦争を皮肉るがな 左翼でもドジでつかまるような奴は嫌いなんでしょ ベタ右翼もだめだろうし。 好きなのは、 右翼の皮をにかぶって権力を握り、いざというときにその権力でひっくり返す とか、共産国家にいても西側に亡命せずとも豊かな映画を作り続ける 人、たとえ国を追い出されたとしても、異国に行って豊かな映画を作る人や 映画から選ばれてしまった人とかじゃないの? ループしてるな
フランスがどうとかっていうよりも 「風刺的」とかいわれる作風の監督って線の細い人が 多い気がする(あくまで傾向としてね)。 カラビニエなんて風刺的であるけどそれを越えていくような力強さがあるし、 そういう力がないと駄目ってことでは。
ケン・ローチとか話題にすらしてないっけ? 映画を政治や思想を主張するための手段にしている人だし。
ほら、蓮實って構造主義の洗礼をオンタイムで受けた世代じゃん。 そんで構造主義って立場的に、ハイブロウカルチャー>ローブロウカルチャーという図式に対して、 「いんや、言語単位に還元してしまえば、作品の構造の複雑さはローブローカルチャーも負けず劣らず複雑だ。 むしろハイブロウカルチャーには抽象的なだけで多層性に欠けるモノがザクザクある (東浩紀が言うところの「ベタにメタ」みたいな)」 的な批判をすることが多いじゃない。 そんで、高みから文法崩しばっかやって最先端を自負している連中よりも、 基礎文法をコツコツ積み上げてきた職人を復権させるのに、必然的に加担することになって。 そういう馬鹿正直な権力構図の引っくり返しが政治的足りうる世代であることに自覚的だったんじゃないかな。 蓮實は。
321 :
名無シネマさん :2006/11/23(木) 00:24:46 ID:vcXahfH3
好きなのは、 右翼の皮をにかぶって権力を握り、いざというときにその権力でひっくり返す とか、共産国家にいても西側に亡命せずとも豊かな映画を作り続ける 人、たとえ国を追い出されたとしても、異国に行って豊かな映画を作る人や 映画から選ばれてしまった人とかじゃないの? って、ゴダールそんな人間じゃないじゃん。 革命に加担しない人を攻撃するスターリニストだったよ。 五月革命では。
だからみんなが言ってるように、 ゴダールは蓮實の趣味の真逆なんですよ 蓮實が嫌いなエイゼンシュテイン直系のモンタージュ路線だし。
ゴダールは例外的に誰とも似てない。
324 :
名無シネマさん :2006/11/23(木) 02:32:04 ID:ivWyzqSh
蓮實はデビット・リンチを、どう批評しているのか誰か教えて下さい。評価は低そうな気がするけど。
ロンゲストヤードは大好きだろう。
>>325 そんなに悪くは無いだろう
浅田のとの対談でも、おちょくりながらも、
けっこう好きだと二人で言ってた。
阿部和重との対談でも、別に否定的なことは言ってなかった
ツインピークスには否定的だったけど、あれは実際つまらんからね
リンチが全部演出してるわけじゃないし
アンカーミス↑
>>324 へ
浅田の対談はワイルドアットハートについて
けっこう好き、じゃなくて、ちょっと好き、だったかな?
蓮実が不自然に話題を避けるおすぎ 淀川の紹介で知り合ってしまったのか?
画家崩れで映画で芸術を描こうとするリンチみたいなのは、否定的だったと思う。 蓮實は「武士の一分」を批評して欲しいな。 アンチを許さない映画の気がするから。
おすぎは映画館で行われたトークショーで 蓮實氏と北野武をボロクソに貶して楽しんでたよ つくづく品性の卑しいババァだ
なんでマイアミバイスを今撮ることが反動的なんだ?
褒めそやすときの基本タームなんだがな。 あのインタビュー読むと反動的ってのは反時代的ってだけじゃなく、 凡百とくらべれば単独にして代わりがいないって意味じゃね? ああいう形で、自分でやったドラマを映画化して反復したりとか、 「MTV」コップスなんて過去の遺物 なんで今って、ちょっとくらいは驚いたかもしらんけど。 ホントは、普通に「漢」を描いた骨のあるアメリカ映画撮れるヤツが 他にいねぇってことを言いたいだけだ。 ガスなんか正反対のオカマ野郎だしな。
そんな単純なものかなあ。 最近は活躍しなくなった監督で申し訳ないんだけど、 蓮實、ウォルター・ヒルとかはどうなの? 批判的だと思うんだけど。つまらないから。
ウォルター・ヒルのことは「ザ・ドライバー」の時点ではっきり否定していたような・・・ 「ストリート・オブ・ファイヤー」がちょいと面白かっただけだもんなぁ〜 擁護する気になれないし、そもそもこの人、今どうしてるんだろ? ピーター・ハイアムズなんてのは、今だに映画を撮ってるけど
>>332 マイケル・マンは何となく好きそうだね。
>>334 imdbを見ると、近年のウォルター・ヒルは監督としてはTV作品やビデオスルー作品を撮ったりしている。
executive producerとして関わったAlien vs. Predator: AVP2 が撮影中。
ウォルター・ヒルは監督作を重ねるにつれどんどん冗長で退屈になっていった。
336 :
名無シネマさん :2006/11/23(木) 20:30:14 ID:cyvIh9HH
蓮実が最も好きな日本人女優はたしか山田五十鈴だったと思うけど、 一番好きな日本人男優って誰ですか? 阪妻とか三船あたり?
>>336 あっ、私もそれ知りたい。高倉健は好きじゃない気がする。 立ち姿が女々しいと批判してたし。
笠智衆?
シネフィル相手に「一番」を聞くのは不毛かと。
>>326-327 ども、ありがと。蓮實がリンチの映画嫌いじゃない、ってのは意外。
>>336 淀川の「三船は大根」みたいな意見に、賛同してたような気がする
マイケル・マンのヒートは北野映画「その男、凶暴につき」「ソナチネ」に
影響受けてるような気がするけど、どう?
パチーノが帰宅すると間男がいて、とか、
敵のボスが下っ端より先にあっけなく死ぬとか、
暗闇の中で銃の発射光がきらめくとか、
>>336 好きな邦画男優は、加東大介?wwwwwwwwww
>>341 関係ないでしょ。マイケル・マンのアクション志向やドラマ志向はマンが映画や
TVの仕事をする中で独自に身に着けたもの。
殺陣が一番上手いのは近衛十四郎だと絶賛してたね 『座頭市 血煙り街道』(三隅研次)参照
トム・クルーズの口を少し開けてるところが好きだそう
346 :
名無シネマさん :2006/11/24(金) 21:30:42 ID:ZKQq8TgT
オリバー・ストーンについては評価していますか? 淀川さんとの対談でプラトーンは貶していた気がしますが。 最近はワールドトレードセンターなど撮って訳分からなくなったけど。
加東大介いいよな!あのせこさ、いじましさ。
サラバンドはどう評価しているのだろう
オリバー・ストーンは「単なるバカ」呼ばわりだったけれど 「ナチュラル・ボーン・キラーズ」の時、 ここまで映画を壊すのならば「認める」と発言していたはず。 ただ、それは蓮實氏が映画の原理主義者というものに懐疑的になっていた時期なので その後も評価しているとは到底考えられない・・・ それよりも、ヴェンダースに対する評価が気になって仕方が無い。 「都市とモードのビデオノート」を評価していたのは記憶しているが その後はどうなのだろう? 近作の「ランド・オブ・プレンティ」や「アメリカ、家族のいる風景」に対する 批評は発表していないだろうか? 共に大好きな映画なので知りたい・・・
オリバーストーンは見直しつつあると(阿部和重『映画覚書VOl.1』P442)。 「みんなが物語を語っていたときに、彼は一人ビジュアルをやっていたんです あんなアメリカ人は他にはいない」と。
352 :
名無シネマさん :2006/11/25(土) 12:39:25 ID:AMws6Qs0
蓮実は長谷川和彦の作品を評価してましたか?
「青春の殺人者」をその年のワーストの1本に挙げていましたな
親を大切にしない奴はダメだと。
355 :
名無シネマさん :2006/11/25(土) 21:50:28 ID:Sewt+6UH
蓮實は単なるムッシュ愚鈍(←ドゥルーズ的な意味における)
つまりそれは褒めすぎ
ってことはムッシュ凡庸!?
358 :
名無シネマさん :2006/11/26(日) 08:41:33 ID:dSZHzzp8
蓮實なんて20世紀の内に遺棄されるべきだったんだよな 映画にとって悪でしかない いわゆる蓮實チルドレンなんて総じてクズだろ ペドロ・コスタやジャ・ジャンクーはなかなか優れた映画作家だけど 蓮實に褒められてヘラヘラしてるようじゃまだまだ駄目 「良かったですよ」と言って近づいてくる蓮實を 「黙れ糞じじい!」といってぶん殴るような作家が出てこないと映画の21世紀は始まらない
んならお前が代わりにやれ
上にも挙がってたインタビューはとても良くできている 蓮實の映画批評の意義と限界が全部わかる
361 :
名無シネマさん :2006/11/26(日) 15:42:54 ID:0yi097vo
もうそろそろ超えていく時期だろ。 尊敬するのはいいけど、ご機嫌とってハスミの威光を利用しようとするな、 青山真治、阿部和重、松浦寿輝、梅本洋一、中原昌也。 一番有望だったのに、あえて叛乱して辛い道を歩んでる四方田の度胸を見習え。
四方田のパッチギ!対談篇読んだよ
蓮實の批評ではフィルム体験が重要と言われているけど、 結局重要なのは、 細部を見る動体視力と、 映画という分野に仕える忠誠心なのだとすると、 個別の作品の完成度はあまり重要じゃなさそうにみえる。
上4行がどうして5行目につながるのか意味不明。
個々別の作品を超えて網状的に組織される主題論的体系を見ていかなければならない場合と ひとつひとつの作品にあくまでも固執しなけらばならない場合とがあるはずだから 一言では言い切れないだろう。 前者は小津、ホークス、後者はヒッチコック、ゴダール。 例えばの話だが。
“完成度とは何か”って話になるよね。
動体視力論が本当に重要なら、 作品の一つ一つにこだわっては駄目だろうよ。 もし違うというなら、あまり一貫した批評基準ではないということだ。 蓮實が依拠しているテーマ批評もそういうところがある。 作家主義に徹することで見えてくるものを重視するんだから。
文学と映画だけで東大学長に上り詰めただけで尊敬する。 新しい本もう出た?
動体視力論と個々の作品を論じる態度とは無関係じゃね?
動体視力云々は世代的なものであるけど、 その世代に属する自分としてはどうしても軽視できないって、 感情論が混じっているのを自覚的に捉えたうえでの話じゃないのか? 上のリンク先の話は。
おまえら頭いいなああ >366から後は何のこといってるんだが、皮肉じゃなくて、理解できないよ ホークスとかストローブ&ユイレとかラングとか清とか好きで見てるだけなんだが、 とてもじゃないが、理解できない 頭がいいのは正直うらやましいよ
いや俺も366は何言ってるかわからん、特に1行目が そしてそれが小津、ホークスに当てはまり、ヒッチ、ゴダールには当てはまらないらしい ますますわからん
なんとなくわかるけど、なぜ「しなければならない」のかわからん。
俺も難しいこと分からんけど 確かに作品全てに付き合う必要のある作家っているよね 小津 ストローブ=ユイレ フレデリック・ワイズマン・・・ ゴダールもある意味ではそうなんじゃない?
>>375 >確かに作品全てに付き合う必要のある作家っているよね
これはどうして?それで、ヒッチコックはそれには当てはまらないの?
バカな俺に教えてくだされ
372だが、ちょっと安心したよ みんなよく分かってるような流れだったんで、俺だけがわからないと思ってた たとえば>366だが、つまり個々の作品を超えて同じ主題(映ってるもの)を見るべき作家とそうでない作家に分かれるって言ってるんだよね? 小津はそうかなって思うけど、ホークスにそんなに共通する主題ってあったっけ 逆にヒッチコックは共通する主題(逃走、墜落)があるように思うんだが。 >368だが、失礼だが、やっぱり文章のつながりがまるで分からん。 >371は、世代によって見えるものが違うっていう理解でおk?
366で言うところの前者は、作品全て追いかけた方がより個々の作品も楽しますよー ってこと?簡単にいえば
>>366 があまりにもデタラメでアホすぎる内容なので
逆に皆、その不可解さ故に踊らされちゃってるわけだ
原因と結果を履き違えてるでしょ。 当然ながらフィルムあってのシネマであり、その逆ではない。 作家主義あっての動体視力で、作家主義あってのシネマだが、 それはつまり、フィルムあっての作家主義なわけで、そもそも作家主義は作家あってのフィルムなわけだ。 完成度の問題は「完璧な作品・完璧な状態の作品が存在する」という前提に立つものであることを、自覚すべきだな。
俺も366はデタラメっつーか、気まぐれで発言してると思うな。 前者が「主題論的体系」と狭義なのに対し、後者が「一つの作品に固執」と、えらく広義だもんな。 「固執の仕方」って色々あるよ? ところで、今更ながら上のインタビュー読んだが、 確か青山も阿倍もマイケル・マンを貶してて、ガス・ヴァン・サントに熱狂してなかったっけ?
382 :
名無シネマさん :2006/11/28(火) 09:24:29 ID:jfo2Sg4c
青山と阿部と中原の鼎談は、お互いに褒めあってて気持ち悪かった。
>>381 別に蓮實と全部同じ主張じゃなくてもいいだろうに。
動体視力とは野球用語だ。動いて来る球を捉える力。 つまりヲタクには関係無い世界
いや、それこそオタクですから
『監督小津安二郎』みたいなテマティック分析は、「ひとつひとつの作品に固執」 していたのでは到底出来ないものではあるでしょう。 小津という映画作家について論じる場合、観られる限りの小津映画を網羅的に捉えて ちょっとした演出が映画に波及する効果をテーマ別に細かく見ていく批評。 一方、『映画に目が眩んで』あたりに収録されているコラムでは、事細かな分析は試みられず、 なんだか妙なやり方で粗暴に対象を誉めそやす。 で、実際にその映画を見てみると、かなりチグハグな構成で面白いのかどうかよくわからん、 しかし確かに蓮實が書いたとおりの部分もあるにはあるが… というふうに思ってしまうことも多いわけ。 「完成度」についての問題はこのへんにからんでいるんじゃない?
ちなみに「 なんだか妙なやり方で粗暴に対象を誉めそやす」擁護の姿勢は 負の遺産としてシネコントリオなどに受け継がれているように思う。 別に彼らは悪い奴らだとは思わないが… 映画を肯定するのはいいのだが、肯定の仕方に胡散臭さが付き纏う。
対談や鼎談だと馴れ合いが全面に出てしまうが 中原の「ソドムの映画市」は名著だと思うんだよなぁ。 リュミエール系とも映画秘宝系とも異なる映画の見方をしてると思って はじめて読んだときは興奮したよ。 黒沢清の映画批評に通じる部分もあるかな?
黒沢清も初期だけだね 最近復刻された映像のカリスマとかあのあたり
清とハスミンて、フランソワとアンドレみたいなもんかな
391 :
名無シネマさん :2006/11/29(水) 04:53:39 ID:Qp+iAwo3
オスカルとアンドレだよ。(;´Д`)ハァハァ
392 :
参考 :2006/11/29(水) 10:12:16 ID:A4pzIce7
393 :
名無シネマさん :2006/11/29(水) 20:48:47 ID:l5JDBdBv
つい最近カルト作『0課の女 赤い手錠』を初めて見たんだが非常に面白かった 蓮実はこの映画を評価してますか?
こういうのなんとかならんの?
395 :
名無シネマさん :2006/11/29(水) 22:55:19 ID:Qp+iAwo3
「くまちゃん」を蓮實はどう評価してるか聞いてるの! 「俺は田舎のプレスリー」より上?下?
小池栄子は好きみたいだけど、ゆうこりんについては何か言ってますか?
つい最近ジョン・フォードの映画を初めて見たんだが非常に面白かった 蓮実はこの監督を評価してますか?
おそらくこのスレの人たちは、つい最近フォードを見たような映画初心者を相手にしたくないと思うけど それはともかく、蓮實氏にとって、いや映画史にとってジョン・フォードはルノワールと並んで 映画史上最大の監督のひとりですぜ
>>398 ネタにまじれすカコワルイ
しかも小津を抜かしてるし
それとも俺が釣られたのか?
「映画史にとって」みたいな擬人化をやると頭が悪くなりがち
だ・か・ら……ゆうこりんは!!!!
402 :
名無シネマさん :2006/12/02(土) 17:31:55 ID:L5VzS/bp
映画史がゆうこりんとやってる(;´Д`)ハァハァ
403 :
名無シネマさん :2006/12/02(土) 17:34:20 ID:L5VzS/bp
しかし、「映画史にとって」という表現って 擬人化というほどのもんでもないだろう。 for〜の硬い訳だと思えばいい 擬人化というなら上のレスくらいじゃないと
しかし蓮実は『荒野の決闘』をあまり評価していないからな。 「ありゃザナックの映画だ、フォードじゃねえ」みたいな理由でよ。 あんなに良い映画なのに、許せん。
そんな言い方してないにょ
フォンダが柱に足をかけてるシーンを誉めたのは蓮実じゃなくて小津か?
そこはいろんな人が誉めてるっつーか足が長くてカッコイイーと思ったみたいよ。
蓮實はヘンリー・フォンダは嫌いで「荒野の決闘」もフォード映画の中では ベストに挙げたくないようだけど(それでもフィルムセンターのフォード特集本では 「荒野の決闘」の美点について、けっこういいこと書いてる)、 そんな蓮實は、ゆうこりんについて何か言ってますか?
>>404 >>「ありゃザナックの映画だ、フォードじゃねえ」みたいな理由でよ。
そんな理由ではないと思う。
「荒野の決闘」は明らかにフォードの作品群の中で異質ではないだろうか。
あれをフォードの最高作にあげる人は、実はフォードをまるで分かっていないと思うのだが…
例えば、ルノワールの最高作として平気で「大いなる幻影」を挙げられる人間を
全く信用できないのと同様に・・・
じゃ、なにがフォードらしい作品? モガンボ?
>>410 基本的に職人監督だから、決めにくいよね。
テンプルちゃんの「軍使」みたいなアイドル映画もあるぐらいだし!
だからきっと、ゆうこりんの映画を撮れと言われても、
撮ったんだろうな。少なくとも、戦前ぐらいのフォードは。
わたしはゆうこりんという名前が大好きです。
蓮實って必ずしも職人監督の職人性を好きなわけじゃないんだよな… フォード評価においても、審美性が先立ってる
ゆうこりんは美しい。リリアン・ギッシュが美しいように美しい。
でも、物凄くIQが低いことで知られるチンケなチビのお笑い芸人にヤラれちっゃてるぞ
そういえば蓮實先生も好きな谷崎の映画をリメイクするならって懐かし邦画板 のスレで、ナオミ=ゆうこりんっていうのがけっこうあったな 万田監督との対談で細川踏み絵のことをフーミンなんて言ってたぞ あのムッシュ愚鈍野郎
ドラマ版では、田辺誠一が演じた 蓮實シゲヒト 面白すぎwwwwwwwwwwwwwwww 東大出身183cmだってよ
「おおいなる幻影」って、蓮實的にはダメなの?
>>409
76年のベスト10で「素晴らしき放浪者」を1位 「大いなる幻影」をワースト1位にしてました。 「大いなる幻影」ばかりを持ち上げて、他のルノワール的な真の傑作群を 正当に評価できない愚鈍な日本の映画ジャーナリズムに対する挑発として実にに痛快。 こういう蓮實先生が大好きだ
そういえば黒沢清の大いなる幻影も学生が作ったようなものなので、 だから大いなる幻影ってことなのかな
420は逆の意味で頭悪いよな 今考えれば普通に大いなる幻影褒めればいいじゃん、と思う 糞評論家とは別の基準で褒めればいいのに、 蓮實はそういう正攻法を避けるから、ハスミ虫が生まれるのだと思う。
>>422 オマエ、「素晴らしき放浪者」も「大いなる幻影」も見てないだろ
自分が知らないことで知ったかぶりをするのは単なる無知以上に恥ずかしいことだぞ
「大いなる幻影」はルノワールの映画の中で極めて異質な作品。
「素晴らしき放浪者」と同時に同質の賛辞を送ることは、映画が分かる人間には不可能。
映画ファンとしての信念があれば決してできないことだ
それにハスミ虫という蔑称で呼ぶべき存在は、実際のところ
蓮實氏を批判することで何かを語ったと思っている、ある種の連中のほうだと思う
映画的教養を勝手に測って傲慢な語り口になるのって、 ハスミ虫の典型じゃねーか。 >こういう蓮實先生が大好きだ こんな言い回しが一変するあたり、なんとも。 『大いなる幻影』の異質さって何よ? 作家主義を取る限り、 最悪のルノワール作品にもなにがしかの作家性が見出されるのは、原則だろうに。 「映画が分かる人間」かどうかというのは、 なにも蓮實式の「Aは大傑作、Bは糞」といった判定者であることとは一致しない。
尊敬する批評家の威光に浸って気分が良いところを、 ちょっと水差されて激怒、ってだけにしか見えないよ。
>>映画的教養を勝手に測って傲慢な語り口になるのって、 >>ハスミ虫の典型じゃねーか。 おいおい、手前勝手な解釈は迷惑だぞ 私はこのスレに相応しくないオツムの持ち主が出てきたから それを優しく分からせてやっただけだよ >>『大いなる幻影』の異質さって何よ? まず自分で見ろ。 それでも分からなきゃ恥じるがよろしい >>作家主義を取る限り、 >>最悪のルノワール作品にもなにがしかの作家性が見出されるのは、原則だろうに。 おいおい、手前勝手な解釈は迷惑だぞ 誰が「大いなる幻影」を最悪のルノワール作品だと言ったんだ? >>なにも蓮實式の「Aは大傑作、Bは糞」といった判定者であることとは一致しない。 オマエ、蓮實流のレトリックを根本的に分かってないわww
「大いなる幻影」をわざわざワーストに選ぶなんて、ちょっと子供っぽいね。 蓮実のこういうとこは渋谷陽一とそっくりw
オイオイ、渋谷陽一なんか引き合いに出すなよ、 あいつのバカっぷりと気持ち悪さは群を抜いてるぞ。 あ、あと最悪のルノワール作品ワロス。 バカはケチつけないで黙ってればいいんですよ、ホント。
ちゃんとピエール・フレネーの笛は指摘してるけどね。 「大いなる幻影」はよそ行きのルノワールって感じだよね。
430 :
名無シネマさん :2006/12/08(金) 04:51:45 ID:pN9v1Pe/
誰それの最悪の映画でも誰それの最高作より素晴らしい、という言い回しもあることだしね 世間一般では、いつまで経っても「大いなる幻影」が代表作、最高作とされていることに対する 異議申し立ての意味を当然含んでいることでしょう
批評する者は批評される
>>427 ワーストを、本当に“一番ダメな映画”と素朴に信じるとしたら、
その方が子供っぽい。
そしてまた、最悪のゆうこりんは最高のほしのあきより素晴らしい。
ワーストという言葉は”最低最悪なもの”という意味だよ 勝手にわけのわからん深読みするのもいいが、中学英語くらいは学んでおきたまへ
435 :
↑ :2006/12/08(金) 20:59:01 ID:o0kOqfNX
中卒
まあ、
>>434 程度の頭じゃ、ゆうこりんの良さはもちろん、
蓮實の文章もわからんだろうな。
表象の奈落って面白いの?
文学界の対談で言ってたけど御大の中でいつ間にかカサヴェテスが 結構な作家になってるんだなw
>>438 御大ってのはハスミン?
何時の間にかって
前からカサヴェテスは良いって言ってたはずだが?
440 :
名無シネマさん :2006/12/09(土) 15:34:09 ID:yZEyeavq
息子のニックのほうじゃね? 息子のニック坊や、息子の肉棒や・・・・(;´Д`)ハァハァ
>>440 このスレでハァハァするのは勝手だが、ゆうこりんに変なことは言うなよ!
442 :
名無シネマさん :2006/12/09(土) 20:59:11 ID:yZEyeavq
蓮實は成瀬映画では何を一番高く評価してるの? まさか「浮雲」は最悪の成瀬映画とか言ってないだろうな
鶴八鶴次郎 あらくれ
「成瀬は出来の良し悪しの差が激しい」というのは偏見だという事は書いていた。
「スランプなど無かった」って意味のこと言ってたっけ?
446 :
名無シネマさん :2006/12/11(月) 08:05:38 ID:+GBAOXF7
なんで評論家ごときがこんなに偉そうにしているの? 見てるだけやつが、努力して生み出してるやつより偉そうにしちゃ駄目だろ。
日本では、優れた映画人も多く、良い観客もいるのに 映画の社会的地位が低かった。 なぜかというと、東大アカデミズムが映画を軽蔑してるから。 だからその中にいる蓮実が映画の地位を上げるためには いかにもインテリ風に偉そうにふるまって、 その偉い人が「トム・クルーズ最高!」とか 「変態家族兄貴の嫁さん、萌え〜!」とか言えば 映画全体の地位もあがる。
きっとゴダールも本当はそんなに好きじゃないんだよ。 だけどインテリが喜びそうな映画だから誉めとけば、 その口で、トム・クルーズ、(;´Д`)ハァハァ って言っても 何か深い含意があってそういうミーハーな発言をあえてしてるんだろう 「倒錯者の戦略」だろう、と思われるから、ジャンリュックもイヤイヤ誉めてるんだよ 最近は、文化的には「フランス>アメリカ」っていうイメージも 薄れてきたから アメリカ映画大好き!っていうのをストレートに言うようになってきたね
450 :
名無シネマさん :2006/12/11(月) 13:43:43 ID:y4rhzona
蓮實は「評論家なんて偉くない」と自分で言っているけどね。
蓮實が、「本当はボク、ゴダールぜんぜん分かんないんです。 好きなフリしてただけ」とか、言い出したら、激震走ってワロスwwww
>>ID:87Pm97pI 極度に頭の悪い惨めな自分を基準にものを考えたら 生きるのが少しは楽になるのかい? www
でもたしかに蓮實の趣味の中では、ゴダールだけが整合性取れないよな
>>447 まあ、映画アカデミズムなんかビデオ(DVD)さえあれば誰でも出来る
仕事だけどな。概論的なことは本を読めば誰でも知ったかぶりできる。
語学が出来れば日本語では読めないものを読んでもいいわけだし。
映画学と言っても純粋な映画史・映画理論の人から、他のジャンルの人
が自分の関心領域と映画を結びつけてネチネチと細かいことを書いているだけのものまで様々だしね。
映画関係の学会なんか知ったかぶり・茶坊主・ネチネチ細かいことをつっついている
だけの奴ばかりでひどいもんよ。ハスは映画オタクだから純粋に映画ファンを増やしたか
ったのだろうが、いざ映画学が世間に少し認められてみると実態はロクなもんじゃなかった。
映画学関係の連中は翻訳・資料発掘・アーカイブキュレーターのマシーンとして勝手
に働いてくれるので有り難いことは有り難いんだけどな。
>>453 フランスのヌーベルバーグについては、アメリカのアクション映画を観て育った
人間が撮っている映画だからでしょ?
>>455 蓮實がアート志向のシネアストを叩く言葉の大半が、
ゴダにあてはまるのに、そのへん深く突っ込んでないように思う
>>456 日本のゴダール論者は結局はレトリックで誤魔化しちゃうからなあ。批評家がそれ
を行うだけならともかく研究者もそうなんだよね。あんなのアカデミズムじゃないでしょ。
>>456 それは全然、違う。ゴダールにとって映画は映画以外ではあり得ないものでしょ。
そういうあり方が、まさにアメリカB級映画から学ばれたものなわけでしょ。
……なーんて言っても、
>>456 みたいなこと書いてる時点で分かりそうもないなあ。
>>458 それってトートロジーじゃないですか。
そこで言われている「映画」をゴダールはさして重視していないですよ
そこでって、どこで?
某スレに半年以上粘着し、ひたすら忌み嫌われているキチガイのレスをコピペする。 キチガイが何かの間違いで蓮實氏の文章に接してしまうとこうなってしまうという、 最も悲惨な例だな、こりゃ ↓ 687 名前:名無シネマさん[sage] 投稿日:2006/12/11(月) 01:02:25 ID:OWJGSwno 朝っぱらからの低脳ID:i9oATXI1の必死な書き込みを尻目に リヴェットの「北の橋」を鑑賞し 冒頭のミニバイクに乗ったパスカル・オジェを機軸とした 延々と続く主観ショットにいきなり呆気に取られ後半に進むに従いますます あからさまになるへっぽこ「カラテ」の組手を初めとした そのあまりの破綻ぶりに爆笑 続けてペキンパーの「荒野のガンマン」を鑑賞し脈絡もなく単に細かく ショットをつなぐだけの下手糞なカット割りに苦笑しつつも冒頭の首吊り台を 筆頭にいくつかのシーンの画面の強度に巨匠の片鱗を垣間見る 続いてフィルセンで三度目の「残菊物語」を鑑賞し横移動やパンを頻繁に駆使した カメラワーク、多数の人物が動き回るにもかかわらず一糸 乱れぬ構図の美しさに改めて驚嘆 帰宅して「ルナシー」の鑑賞に備えてシュヴァンクマイエルの短編 「家での静かな一週間」「対話の可能性」を再見 やはり緻密なコマ撮りを基調としたシュヴァンクマイエルの映像の 爆発力は長編では持続せず短編でこそその真価を発揮するという 確信を抱く よって「ルナシー」に過度の期待は抱くまい 最後にルノワールの「ピクニック」を観て至福の時を過ごし本日の鑑賞を締めくくる いやそれにしても低脳が2ちゃんで一日中吼えまくってるのに 比して実に有意義な一日であった 明日も朝っぱらから例のごとく低脳が真っ赤になって喚き ブザマな姿を露にして笑わせてくれることであろう
まあしかし、
>>461 みたくコピペして喜んでる奴よか、
充実してるっつうか、幸せな生活だと思うな。
>>463 アンタがそう思うのは勝手だけど、私が
>>461 でコピペしたレスの主は
2チャンの映画板で、他人を批判し続ける事にだけ歓びを見出している奴で
実際のところ、大して映画を見ていないどころか、映画を好きでもないのに
蓮實氏の言い回しを真似れば通ぶって他人を見下せると勘違いしている奴なんだけどね
ま、それを「充実してる」「幸せな生活」と思えるのは、何か通じるところがあるのかもしれない
老婆心ながら自戒した方がいいかもしれないよ
465 :
463 :2006/12/12(火) 18:23:10 ID:WhbPnmeL
>>464 そういう事情はしらんかった。
ま、他にもっと本領発揮?の書き込みがあるんだろうね。
ここから伝わるのは、映画マニアになり始めた学生かなんかが、
2ちゃんの煽り合いに加わりながらも、
とにかくたくさん映画観るのが、今は嬉しいって感じが一番だった。
いや、もちろん、シネフィル気取りは鼻につきまくるけど、
その程度のことより、ここにはいない他人のレスをコピペして
晒したつもりで喜んでいる人間の品性の方が、おれは大嫌いだったものでね。
そういうことに鈍感になってるのはかなりヤバイよ。自戒されたし。
「カラテ」が「ヘカテ」に見えたわw てか別にそれほどハスミっぽさは感じないし、映画に言及してる部分はそんなに鼻につかんけどな。 それよりシュヴァンクマイエルなんて糞を、アングラ好きのアホならともかく、 ある程度映画に良識を持ってるはずのシネフィルが喜んで観るのが不思議。
俺も466を見るまでヘカテだと思って疑わなかったw
印象論なんだけど、所謂「シネフィル」って人種って、シュヴァンクマイエルおよび、 例えばスタン・ブラッケージであれ、ミシェル・ゴンドリーのPV作品であれ、 明らかに映画史的な思考回路なんざ持ち合わせずに映像を作っている人たちに対し、 彼らの領野からモノを見ようという知的誠実さのカケラも無しに、 「映画的にはダメ」といった判断を下すとこがない? そういうのって、渡辺淳一がどの文学作品にも「人間模様が描けてないんだよなあ」 と文句を言うぐらい死ぬほどどうでもいいとこだと思うんだけど。個人的には。
そんな事言ったら、世の中どうでもいい事ばかりですよ。
>>468 それって「映画的」という言葉を外せば、シネフィルよりも2ちゃんねらーの方が
ずぅーーーーーーっと当てはまるよ。
んでもう、2ちゃんねるの意見の方が、生き返ってまた死ぬほどどうでもいい。
シネフィルには準拠枠があるだけいい。 テキトーに言い悪い言うだけなら子どもにも出来る。
うんこと比べりゃどんな食べ物も美食です。
473 :
名無シネマさん :2006/12/13(水) 15:55:54 ID:nDCzSlns
野沢商って書いたんじゃないからいいんでねw
校注のミスじゃねえの?
フジの大多も野沢ナオって言ってたよ
ナオなら読めるけど サトシって読みは無いんじゃ?
山田さんと共著の映画事典みたいなの、どっかで手に入らんかな。
犬神家、大コケの模様で大変めでたい。
480 :
名無シネマさん :2006/12/18(月) 09:12:35 ID:S786S4Gn
なぜ、あんなことを・・・
481 :
名無シネマさん :2006/12/20(水) 16:37:27 ID:y5/5QUWX
岸田さんが亡くなったね 蓮實は長生きして欲しいね
482 :
名無シネマさん :2006/12/20(水) 17:52:02 ID:49GTaYHZ
岸田さんって誰?今日子?
一日4時間しか寝てないんだろ。それであの仕事量なんだから、長生きしたら本当に超人だな。
さすがにく國士や重康の子供は違う。
>>478 蓮實執筆部分は映画強靭シリーズに収録されてると思うよ。
イラネヨ國士
489 :
ムッシュ愚鈍教 :2006/12/23(土) 21:52:48 ID:fXDC44i8
愚鈍化するぞ〜愚鈍化するぞ〜徹底的にハードに愚鈍化するぞ〜 愚鈍になれて、うれしいな!
____ /∴∵∴∵ ヽ ________ |∵ ∧ ∧ | / |.∴. ・ヘ・ | < めりい くりすます! (61 └┘ | \ || ー |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │\___ノ
491 :
名無シネマさん :2006/12/24(日) 01:47:25 ID:y+8qe1Jn
もうイブか イブ雅刀
____ /∴∵∴∵ ヽ ________ |∵ ∧ ∧ | / |.∴. ・ヘ・ | < めりい くりすます! みすたーろーっれんす (61 └┘ | \ || ー |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │\___ノ
>>492 せめてこのスレではミスターシゲヒコぐらい言えや
494 :
名無シネマさん :2006/12/27(水) 19:34:51 ID:JX+g920d
フランス風に、ムッシュー・シゲイコ
ドイツ風に、ヘア・シュゲルトヒコ
>>495 なぜ、お金(ゲルト)を追加する?
ところで感覚的にゲルトとラルジャンて同じなのかな
497 :
名無シネマさん :2006/12/28(木) 04:31:03 ID:Y5D6o7ix
資本論のG−WのGってこれか
498 :
名無シネマさん :2006/12/29(金) 07:46:53 ID:GcGzMi4r
スコセッシの新作は観たかな? 結構評判良いみたいだけど。
スコセッシとニコルソン初顔合わせ これで、警察側のボスにデ・ニーロが揃えば最高なのに
蓮は、デ・ニーロもニコルソンも別に好きじゃないようだね マー論ブランドよりジョンウェインが好きらしいから 長塚京三との対談で言ってた
>>500 蓮實にとって誰かと比べるまでもなく、ジョン・ウェインは最高でしょ。
たしか、記号としてのジョンウェインなんて書いてたような ようするにデ・ニーロとかニコルソンとかブランド、パチーノみたいな 自己主張っぽい俳優はお好きじゃない?
というかアクターズスタジオ系の作りこむ「役作り」が苦手なんでしょ ジョン・ウェインみたいに ただ立ってるだけで画面が決まるような 役者がいいわけで
ところで、硫黄島の評はもう出ましたか?
ウェブインタビューで、 例によって内容には触れずに、 脇役が生きてないと批判していた マディソン郡の橋と同じ駄目さとか云々
渡辺謙については、心配してたけどまあまあだった、だっけ?
ミリオンダラーベイベーはたとえイーストウッドといえどもダメだと言ってたな
>>503 そうそう。やっぱ、蓮は、
映画って映像の芸術で、演劇とは違う、と捉えてるんだろうな〜
510 :
名無シネマさん :2007/01/01(月) 10:49:28 ID:ulZp/o5T
しかし、その一方で、ジョセフ・ロージーとの対談では、ブレヒトとの関係を 冒頭から尋ねたりして、演劇と劇映画の関係に全く無関心というわけでも ないのだろう。
つーか50年代ハリウッドってハスミンにとって逆説的なレーゾンデートル みたいなもんだし当然でしょ。
演劇で駄目な奴は映画でも駄目
藤原竜也のことか?
寺・宮
>>514 意味無く持って回った書き方するなよ
寺山修司と宮本亜門のことか?
山・藤
517 :
名無シネマさん :2007/01/05(金) 01:17:32 ID:CKeI9+Ld
章二?_
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519 :
名無シネマさん :2007/01/07(日) 19:28:39 ID:/r9BtuLH
キネ旬で山根さんは「武士の一分」を役者はいいけど、映画としては良くないと書いてた。 蓮実は何か言ってた?
幼児はもちろんだがキム拓を褒めるとは思えない
521 :
名無シネマさん :2007/01/09(火) 17:16:23 ID:u3tgjeBI
522 :
名無シネマさん :2007/01/09(火) 18:18:41 ID:V3WLC/+n
佐藤藍子?
523 :
名無シネマさん :2007/01/09(火) 18:49:14 ID:+W0a3HkJ
524 :
名無シネマさん :2007/01/09(火) 20:27:36 ID:V3WLC/+n
蜘蛛巣城は傑作だと言っている 重厚な映像感覚はたしかに凄いな
>>521 キターも何も、黒澤が死んだとき、朝日になかなか感動的な、
そしていかにも蓮實らしい、追悼文を寄せているよ。おっちょこちょいだなあ。
生前にも、松本清張の「乱」批判に対し、
いくらなんでも清張より黒澤の方が偉いと、怒っているし。
つうか、いまだ世間では“超一流の作家ではない”と言うだけで、
批判派に回されると思うんだけどね。
>>525 痛みサーティーンとの対談で黒澤を「上はひらひら、下はどろどろ」と規定してのも痛快だったね
527 :
名無シネマさん :2007/01/09(火) 21:38:25 ID:j5W7cjnl
>>525 批判派ってのは井筒みたいな奴のことを言うのでは?
528 :
名無シネマさん :2007/01/09(火) 22:19:33 ID:KfRlitme
NHKで周防監督が授業でのエピソード語ってた
>>521 が、このスレに参加する資格の無い低脳ってことが結論ですな
クイズのネタになっていたな、ハスミン クイズ:映画は見るもの。○○するものじゃない。
四苦八苦しながらゴダールの表層を擁護する蓮實よりも、 トニー・スコットを面白いという蓮實が好きだな。 リドリー・スコットは馬鹿にしそうだけどね。
むしろ内田吐夢に想像以上に思い入れがありそうなのが新鮮。 三隅研次の作品論も読みたいなぁ。 ハスミンは煽り=呼び込み系より作品を丁寧に論じた文章の方が 文学も含めて断然面白い。
黒澤明や内田吐夢や三隅研次に関しては 昔から言ってることに変化は無いんで何とも思わないが、 最近のハスミンの事はトニー・スコットは知っていたが、 マイケル・マンは知らなかったので新鮮というか意外だった。 昔は、映画史に三人の「マン」が居まして、とかいってアンソニー・マンにしか言及してなかったのに。 デルバート・マン(か?)は貶してたが、マイケル・マンには触れなかった。
文章はかつてのキレ味、毒っ気もなく、一件仕上げる度に相当消耗してそうだが トークはまだまだ面白いな。 デリダの講演形式じゃないけど、インタビュー形式を批評活動の中心にしたら まだまだやれそうだ
田中徳三というと、後のビスコンティを先取りしたw やたらロングからず〜んとズームインする映像が気になる あれは溝口の影響かw?
537 :
名無シネマさん :2007/01/10(水) 21:54:10 ID:z3J4x4Lv
田中徳三はハンサムで性格良かったらしいね だから何だって話だけど
蓮實と同じ芸でいいから誰か若手でド天才がでてきたら楽でいい。 海外の作品掘るのってめんどくさいしなぁ。 中原とかヌルすぎる。
539 :
名無シネマさん :2007/01/10(水) 23:32:29 ID:aR1zVqYE
海外の作品はいいから 俺を掘ってくれ キャーッ!(≧▽≦)言っちゃった!
同じ芸なら天才とはいえんだろ。 天才つーと淀長さんしか浮かばないなあ。
>>533 自分はマイケル・マンは「刑事グラハム/凍りついた欲望」
(レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙)
の頃から注目してたので、褒めても当然な感じがする。
むしろトニー・スコットやサム・ライミを褒めたときの方が、
意外感が大きかった。
トニーとか、CM的なチャカチャカした画面処理の印象も強いし……。
まあ、褒めている理由も分かるんですけど。
サム・ライミは昔から褒めているね。 黒澤の影響もあるかもしれないが。 北野武との対談の席の自己紹介で、 「『北野武にサム・ライミの映画を見せる会』の 会長をしております蓮實です」 とか言ってったw
ダークマンから前って何か言ってたことあったけか? ギフトとスパイダーマンに関しては読んだことある気がするが、 別に「昔から褒めて」た感はないけど・・・
>>543 その後で武が観たのは「死霊のはらわた」。
北野のエッセイで確認済。
公言して誉めているのがダークマンだとしても、
90年だから相当古い。
いや、そういう後付じゃなくて、 そもそもホラー一般を持ち上げる文章を 見てない気がしたから違和感あっただけ。 その辺が相当古いって言われると、 この人の時代も役割もとうに終わってんだよな。
546 :
名無シネマさん :2007/01/12(金) 00:55:56 ID:bLNGO5zl
>>545 じゃあ、最初から書けよ。
それこそ後付けだろう。
お前、サム・ライミと書いているだろうに。
こういう奴がいるんだよな。
シラっと話変える奴なw 「当然そのつもりで話してるんだと思ってた」なんちゃってさwww
たけしは「バカヤロー」+「エクスタミネーター」+「フォーリング・ダウン」みたいな映画で爆発してほしい。
>>546 何を怒ってるのか全くわかんないし。
つかおまえみたいな知ったかブリは死ねばいいんだよ
>何を怒ってるのか全くわかんないし。 これは悪ふざけの煽りか本気なのかどっちだ。
551 :
名無シネマさん :2007/01/12(金) 22:28:56 ID:KKoOgMpZ
蓮実氏は笠原和夫の「昭和の劇」について書いたことあります?
澤井監督の言葉は感動的だ。 蓮実さんはよく「人を映画を撮る方向に走らせる作品」について語っているけど、 ご本人の言葉が「人を映画を撮る方向に走らせる言葉」だったのだなと。
553 :
名無シネマさん :2007/01/18(木) 00:10:20 ID:Pnyqw2iL
NHKBSのクイズ番組のゲストが周防監督で、映画監督になったきっかけを聞かれて 蓮ミンのことをしゃべってた さすがに本人は出てこなかったが、けっこう以前の写真の大きなパネルがドンと出た
554 :
名無シネマさん :2007/01/19(金) 01:09:04 ID:lmYr2JQK
実はお呼びしてます!なんて司会者が言って 登場したのがジャイアント馬場だったら笑えるな
日本思想界の巨人、ジャイアント蓮實
>>554 ス、スマン
どこが笑えるのかサッパリ分からない
解説してくれ
557 :
名無シネマさん :2007/01/19(金) 22:25:21 ID:3QQDjtko
>ジャイアント馬場 古すぎ。
558 :
名無シネマさん :2007/01/19(金) 22:51:16 ID:Ghk5c59Q
82年出版のとある映画雑誌を最近入手して、 当時の蓮實の写真を見たんだけど、いやあ昔は結構インチキ東洋人顔してたんだね。
ゴダールとかフォードとか観てなかった俄かだから慌てて観れる限り観てて、 その合間にちょっとトニー・スコットの『ドミノ』観てみたら、凄い映画だ、と思ってしまった。
ドミノよりマイ・ボディーガードのほうがすげかった希ガス
>558 香港映画に出ればいいとかねがね思っていた。
カリフォルニアドールズ30分以上カットされてたらしいね
563 :
名無シネマさん :2007/01/20(土) 07:02:39 ID:CgDl1lrT
海外でエスキモー(イヌイットと言わないと駄目らしいが)と間違われた事がある。 それもエスキモーの人に。
馬場と蓮実の共通点 「皆が格闘技に走るのでプロレスを独占させてもらいます」 「皆が政治、芸術に走るので映画独占させてもらいます」 か?
566 :
名無シネマさん :2007/01/22(月) 23:17:32 ID:DuGrSZpb
ジャイアント馬場ってやっぱり古いかな。 何年か前に、道行く人に、有名人の物まね、やってください と言って、誰の真似が一番多いか、というランキングのクイズやってたとき 絶対、馬場の「アッポー」が一位になると思ったら ランク入りすらしてなかった。 一位は、北野武のバカヤロ、このヤロだった
音楽、演劇、美術の分野でハスミンみたいな批評家はいないの?
音楽では強いていえば、吉田秀和かなあ 強いていえば、ってのは全然似てないかもしれないけど他にはいないという意味
美術だとアメリカのフォーマリズムあたりだろうな
演劇は渡辺保が共通項が多いと言えば多い。 1.お公家さん風の馬面 2.影響力が強い 3.嫌う人には徹底的に嫌われてる 4.表現が大げさで面白い 5.尊大さと人当たりの柔らかさが同居している
572 :
名無シネマさん :2007/01/24(水) 12:41:08 ID:skxLF67K
音楽なら渋谷陽一 知ってる名前あげただけwwwwwwwww
渡辺保は、変に攻撃的な信者がついてないから違うと思う。
>>573 共通項が多いと言えば多いと言ってるだけ。
>>574 でも蓮實の本質って、本人が攻撃的な信者を生み出していることだからさ。
それが本質じゃないだろw でも、あなたが「そこが一緒じゃなきゃ似てることにならない」 と思うなら、ご自由に。こんなの強弁するのも馬鹿みたいだしw
美術批評のグリーンバーグとかが近いと思う
579 :
名無シネマさん :2007/01/25(木) 13:44:11 ID:lBKajf5t
劇評家はどうよ? いまは演劇自体がマイナー文化だから その批評はもっとマイナーで、名前も誰も知らん つか、日本に劇評家っているのか?
>>579 扇田昭彦ぐらいしかいないだろ。劇評なんか、大学の演劇研究者・新聞の学芸部(文化部)
の演劇担当記者・劇評誌のライターぐらいしか書いてないでしょ。
後はコラムニストや文筆家が他の仕事のついでに書いているぐらいじゃないの?
都内に限ればアマチュアからセミプロ・商業演劇まで芝居の数だけは恐ろしく多
いんだよ。でも批評はない状況がずっと続いている。
映画も似たようなものだけど、書いても食えないし(劇評紙のライターも普段は一般のバイトか何か
しているような奴しかいない)、批評自体にほとんどニーズが無いんだよね。
小さなスタジオの芝居でも大劇場の興行芝居でも、ファンは批評なんか読まずに劇団(ユニット)・俳優・
演出家の名前と口コミしか信用していない。
ニューヨークやロンドンなどは劇評家が恐ろしく影響力を持つらしいけどね。
(それはそれで有名批評家の権力だけが大きくなる弊害も多いが)
>>579 匿名だからってあんまり恥ずかしいこと書くなよ。
演劇評論家でググれ。
じゃなくても、ちょっと上に出ている渡辺保とか扇田昭彦とか
一般常識として名前ぐらい知っていてもバチは当たらんぞ。
>>579 強いて言えば、ハスの駒場における後ろ盾だったとも言われる渡邊守章の
ような存在(批評・研究を行いつつ自らも演出家として活動)が、学術的にも論壇
ジャーナリズム的な意味でも劇評家と呼ぶに相応しいのかもしれない。
周防監督の新作に対する評価が各所のレビューを見る限り すごく高いわけだが、御大はこの弟子の11年に及ぶ沈黙と 作品についてどう思ってるのだろう。
黒沢青山周防のデビュー作には批評家として教え子に力を貸したが その後沈黙することが多くなった理由は前に言ってたな なんでも監督
塩田明彦の「どろろ」も気になる。 文化果てるオーストラリアで撮影したみたいだが。
じっさい良くないのかもしれないが原作が有名だとその手のスレはお約束だから。 ただ塩田さんも大作の監督になっちゃって動きづらくなってきてるような。 周防さんの沈黙も身を軽くしたいって気持ちがあったんじゃないかな。
588 :
名無シネマさん :2007/01/27(土) 16:16:48 ID:mBXeaD8i
『父親たちの星条旗』を見て満足したがパンフレットが売り切れだったので買えなかった 友達がパンフレットを購入していたので見せてもらったら、冒頭が蓮実の文章だった 「コーマン」を連発する文章に笑った、あんなに連発するなよw
>>588 東大出版局の雑誌にも書いていた。>コーマン
狙ってるね、ありゃ。
590 :
名無シネマさん :2007/01/27(土) 17:34:40 ID:L/YQO79x
蓮實はチンカスだよ
この人のおかげで北野武が賞を取れたってのはほんと?
そんなの嘘に決まってるじゃん 蓮實本の海外での評価の低さ知らないのかな
キチガイの自演かよw
594 :
名無シネマさん :2007/01/27(土) 18:46:01 ID:r7dn+3nU
>>593 \ U /
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ', / _/\/\/\/|_
\ ノ//, {0} /¨`ヽ {0} ,ミヽ / \ /
\ / く l ヽ._.ノ ', ゝ \ < バーカ! >
/ /⌒ リ `ー'′ ' ⌒\ \ / \
(  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)  ̄|/\/\/\/ ̄
` ̄ ̄`ヽ /´ ̄
| |
−−− ‐ ノ |
/ ノ −−−−
/ ∠_
−− | f\ ノ  ̄`丶.
蓮實の小津本は、分厚いのが失敗だったと思う。そのせいでボードウェルと比較されてしまう。
596 :
名無シネマさん :2007/01/28(日) 11:47:21 ID:Qs89QPcN
ボードウェルの本は、作品の意味を取り違えている箇所があるよね。 そんなストーリーの映画だっけと読んでいて思った。 澤井さんの「蒼き狼」も観るのかな。
597 :
名無シネマさん :2007/01/28(日) 16:29:13 ID:St9PtpSd
どろろは週刊文春のクロスレビューでは、まずまずだったよ。 料金の価値はあり、ってのが最低でそれ以上の評価もあった。 周防は「ファンシィダンス」より後「シコ」「ダンス」は評価してないと 言ってた。 実際、両方とも笑いの感覚が古すぎるというか ハゲとかデブみたいなことで笑いを狙いすぎ。 「ダンス」が海外で評価され、リメイクまでされたというのが 不思議や
>>597 >周防は「ファンシィダンス」より後「シコ」「ダンス」は評価してないと
>言ってた。
誰が、どこで?
600 :
名無シネマさん :2007/01/28(日) 20:33:00 ID:St9PtpSd
>>598 蓮實自身が言ってたよ。どこでかは忘れた。
「一作目以外は評価してません」という言い方で。
一作目って「変態家族」のことかとも思ったけど
ファンシィを評価した文は観たことあるから
一般映画の一作目っていう意味なんだろう
601 :
名無シネマさん :2007/01/28(日) 20:34:21 ID:St9PtpSd
観たこと → 見たこと
>>599 >1) 映画の中で一度も「片輪」とも「びっこ」とも「めくら」とも「つんぼ」とも言わない。
>8) 子供が殺される場面がない。
こんなの当たり前だろ。地上波で放送出来なくなる。キー局が製作委員会の幹事社を取った
映画はキー局から出てくるプロデューサーの権限が大きくなるので、監督には出来ることと出来ないことがある。し
かもメジャー作品。同じプロデューサーで「害虫」(02)も作ったけど、あれは単館だしな。
柳下も分かっている癖にスタンドプレーで大袈裟に騒ぎ過ぎ。
キイチロは純粋に秘宝系でもないし 蓮實さんの講義を受けてたとはいえそれ系の人達とは距離置いてるし 映画批評家としての立ち位置的がイマイチはっきりしない男だな。
>>603 柳下の趣味はハッキリしすぎるくらいハッキリしてるのに、
おまえが中身を読んでないか全く知らんだけじゃね。
ただしフォローするとすれば本人の興味ない
最近の一般作に関してはかなりテキトー。
百鬼丸のあかんぼ時代は「イレイザーヘッド」の畸形児みたいで オモロかったよ
606 :
名無シネマさん :2007/01/29(月) 20:22:18 ID:+PgKPf16
>>604 映画の好み=批評家としての立ち位置
じゃないだろ。40年代以前の映画批評じゃあるまいし。
608 :
野坂VS大島 :2007/01/29(月) 20:57:51 ID:g7I9yct0
イラネヨ秘宝系
>>607 スタンスなんて本読みゃわかんじゃねーの?
立ち位置なんておそらく本人気にしてモノ書いてねーよ。
得意分野で先人がいないとこを狙ってたってくらいだろ。
大体つっかかってくるポイントがわかんねーよ。
だったら何だよ、バカw
610 :
野坂VS大島 :2007/01/29(月) 21:36:48 ID:g7I9yct0
自スレでどうぞ
つか、純粋に秘宝系でもなく、
蓮實系とも距離を置いているのが、立ち位置だろ。
自分で書いて、自分ではっきりしないと言ってる
>>603 は、
摩訶不思議なヒトあるネ。
「興行師たちの映画史」だっけ あれはよかったな
>>606 いったよ。写真で見ると確かに爺だが、実物は
まだ背もしゃんとしていて声もいつもの響く低音
だったから年寄りイメージはまったくなかった。
マリマリは座席に座っているときとトイレにいった
ときはオーラを消して完全に一般人だったが、
紹介された瞬間から大女優のオーラが漂ってきて
すごかった。
>>612 ただ、カンヌを興行の一種と言ったあと、
単にその行為が偶像破壊に終わっているのが情けなかった。
結局「お芸術の実態の暴露」止まりなんだよね
その先に行けば蓮實も撃てるのに…
鼻から下のヌルっとした感じがキモいお。80年代前半のイヤミっぽい髭面に戻して欲しい
あの頃は顔だけでなく文章もイヤミっぽくてイイ ちょうど「映画狂人万事快調」を読んでるんだが、むちゃくちゃな罵倒と 言い掛かりに近い文句の連続で、「なんだよそれ」ってゲラゲラ声をたてて笑いっぱなし
>612 ものすごく薄っぺらい内容でつまらなかった。
最近知ったひとだけど 金井美恵子のエッセーって ハスミンより毒舌でユーモアがあっておもしろいね 中田も村上龍もボロクソ
>619 本紹介して。
621 :
名無シネマさん :2007/02/01(木) 20:44:20 ID:rTCeEcG7
立ち読みした映画芸術で木全って奴が「蓮實は『ALWAYS 三丁目の夕日』に落涙したそうだが」と 書いてたがこれって本当なのか?
>>622 orの中に「なぜか本当にいいと思った」というのが無いのに、お前の人間性を垣間見た。
624 :
名無シネマさん :2007/02/01(木) 22:29:47 ID:Wbzz4xiU
山根さんは「どろろ」も朝日新聞の映画評で褒めてた。
626 :
名無シネマさん :2007/02/02(金) 10:06:17 ID:qcLl6Tj4
>>622 小林信彦の長澤まさみを賛美する気持ち悪い文章に比べればマシだと思う
弟子筋が、時に蓮実に反論すりゃあもっと面白い蓮実が読めたのになぁ・・・。
青山黒沢蓮實の対談で青山が禁断のNGワード(痛みサーティーン)を繰り出したのが限界か しかしあの対談ではハスミンもあいもかわらずとっぴょうしもない発言の連発でワロス
チンカス蓮實
>>621 木全って、蓮実が昔叩いていた「映画読本 成瀬巳喜男」の編者だろ。
>>627 四方田がいたじゃん
あの不毛さを見て反論するのやめた弟子が多数
四方田は政治基準を持ち出しての批判だから、 弟子といっても「別物」になっちゃってるんだよな。
634 :
名無シネマさん :2007/02/02(金) 20:31:07 ID:3mDtsoNg
>>622 泣いたけど、良い作品とは言ってないね。
別に褒めてはない。
蓮實と同世代のうちの母ちゃんも泣いたってよ。 でもこないだのテレビ放送で二回目に観たときは、 「私らの世代は風景を見て泣かされるけど、話としては面白くない」 なんて冷めたこと言ってた。
犬彦のはもはや父親殺しじゃなくてただの怨念になってる
パゾリーニとかリンチを、テーマや美的趣味に還元するのでなく、 表層でかたるやつとかいてもいいのにね。
>>637 だな
ホントに何があったのやら
ところで犬彦と氏ねカノンのリポンウとの対談本をパラパラめくったら
犬彦が兄貴分の尊大な口調で、リが「ごもっともで」的な口調なのにワロス
>>638 だったら、ジョン・ウォーターズを表層で語る奴がいた方が面白いぞ。
641 :
名無シネマさん :2007/02/03(土) 12:01:45 ID:Sp/GEt1d
蓮實は俳優イーストウッドについて「顔は決して好みではないが、映画の顔であることは認める」 こんな意味のことを書いてたけど俳優としてはそんなに好きじゃないのか。
陰鬱な顔だからいやなんでしょう。
本当は好きなのに敢えてそういう言い方をしているだけだよ
縦長の顔より正方形に近い顔の方が好みだよね。 縦長のヘンリー・フォンダはハッキリ嫌い、 正方形のジョン・ウェイン、トム・クルーズは好き。
>>552 澤井監督と同じようなこと誰かが言っていたな。
映画芸術の座談会で。
>>621 溝口のシンポに監督を呼んでた。
その時、三浦友和のシーンで落涙したと。
646 :
名無シネマさん :2007/02/03(土) 14:13:19 ID:9DkazRbc
蓮實ってそもそも観賞力がないから 評論家には不向き
80年代に、ヨモタが企画した韓国映画特集に、何度も来てくれと誘ったが一度も来てくれなかった。 韓国留学を決めたときにハスミに報告に行ったら、「あなたもほかの人たちと同じようにパリに行くものだと思ってましたよ。」と言われた。
韓国を卑下する訳じゃないけど、どうして韓国なのかと思う。 先人がいない分野の方を狙ったのかな。
>>647 あの頃は、韓国に仕事で行った映画人も「日本映画や香港映画のパクリばかりで構成力も
ないし話にならん」という態度。アジア映画そのものが日本ではそんなに観られていなかった。色々
と言われているヨモタンだが、その頃からアジア映画についてバカにせずに触れていたのは素直に偉い。
>>649 誰もいないところに行きたい人なんでしょうね。ヨモタンの博覧強記と生産量は凄いけど、客観的にはこの人
もアカデミック寄りの面白エッセイスト・教養ジャーナリストでしかないのが辛いな。
かと言って象牙の塔の中だけで書いている人にさほどの発展性があるわけでもないし、教養的な何かを弄んで
いるだけの駒場的な人文系アカデミズムが学問として自立するのはやはり不可能なのかとも思う。
映画の運動性ってなんですか?
>>650 よく言われるように東大に就職しなかった(できなかった)のがケチのつき始めなのかね
韓国はもともと興味があったところに、教師をやらないかという話が来たので、のったみたいなことを本人が書いていた記憶がある
ヨモタは東大の教授になりたいなんて思ってないんじゃないの。なりたかったらハスミに逆らって韓国に行かなかっただろうし。 自分は権力者になりたくないと言っているしね。
654 :
名無シネマさん :2007/02/04(日) 02:12:34 ID:bfE3ecL8
松本人志は武を軽く越えるね
NHK教育で韓国を紹介する地味な番組で四方田が一人しゃべりしてたけど 内容ヒドスw 「韓国はこのように自由な発想で楽しく云々、一方日本の場合は〜」 みたいな言い方の繰り返し。
韓国好きの人は逆差別っぽくなるよね 公平な眼で見られない。
親蓮實だろうが反蓮實だろうが、面白い文章書けば文句は言わん。
イロニーも分からないバカがなんで蓮實スレにいるの?
660 :
名無シネマさん :2007/02/04(日) 19:25:35 ID:VsvpvzBF
>>657 韓国映画は良いのも当然あるけど、周辺に政治的な色が付きすぎてると思う。
日本でも今まで注目されたアジア諸国の映画はあるけど、こんなことは無かったから
異様な光景だと思う。
四方田はかつて映画芸術で、韓国人レスラー金一を持ち上げるために 対戦相手のジャイアント馬場の身体的特徴あげつらって 悪口書いていた。 プロレス好きなら馬場の異形にほれ込むものだが、 やっぱり四方田は評価基準が、映画やプロレスというジャンルの基準でなく、 政治の基準で審判してしまうのかね。
四方田が政治的な批評に傾倒していったのは、個人的には評価したいんだよな。 蓮實が「外部化する批評」(政治的な批評含む)はダサい みたいなトレンドを作っちゃった。 でも、日本で蓮實が大流行起こしている中、欧米では70年代以降、カルチュラルレフトが 台頭しはじめ、フェミ、カルスタ、ポスコロなどなど(当時にしてみれば)新鮮味溢れる形で 「外部化する批評」が誕生している。60年代のニューレフトとは明らかに違う形で。 「どうにかして蓮實的な流れに反発できないかなあ」 「誰も手ぇつけてない新しいネタ転がってないかなあ」 という二つをずっと考えていた四方田としては、それらを一手に引き受けて、 ピエロに振舞うのも辞さないぐらい美味しいネタだったんだと思うよ。 まあ表層主義が「政治的なのってダサい」的価値観を醸成したことと、 80年代から十年以上もの間、欧米での文化批評の現在形をチェックしていなかった (もしくは意図的な無視をしていた?)ことに関しては、いくらでも批判してよいと思う。
それとこれとは別の問題って感じ。四方田のやり方はマジメじゃない。
うろ覚えだけど四方田が昔どっかに「大学時代、共に映画を語り合った仲間達は みんな文化官僚になってしまった。」とか書いてたの読んだ。 自分を世俗に抗う芸術家みたいに掲示するやり方が好きじゃない。 月島あたりで「先生」と呼ばれてみたりオースターのモロッコとも通ずるんだろうけど、 この人のやっている事は「中心と周縁」とか「貴種流離」といったものに回収される気がする。 中上論のタイトルも「貴種と転生」だしね。結局、中心(蓮実)があって良かった、という人 なわけで、だから常に蓮実を攻撃する必要があるんだと思う。
普通に犬ってバカじゃん。 文章によむべきところが全く見当たらない
>>662 >フェミ、カルスタ、ポスコロ
最近はこのあたりの欺瞞性も批判されているけどな。ただ、表象厨ももう少し
外部性に気を使った方がいいとは思う。
映像関係の学会とか見てても、表象的なレトリック⇔外部性 という感じで両極端なものが多い。あ
るいは融合しようとして巧くいってないというか・・・
ああいう世界は映画音痴な奴でもDVDを観て資料を漁れば論文なんかいくらでも書けてしまうからなあ。
色々と翻訳とか企画とかしてくれるので有り難いことは有り難いけど・・・。
>>664 でもヨモタンも明学を連絡先にして学会やシンポをやったり、本人もプチ大家然としてきたよ。
博覧強記と世界のあちこちに出向く行動力・執筆量は凄いとは思うけど・・・。
667 :
名無シネマさん :2007/02/05(月) 17:57:14 ID:MF41NatD
映画芸術ベスト10 1.やわらかい生活 2.雪に願うこと 3.ストロベリーショートケイクス 4.時をかける少女 5.嫌われ松子の一生 6.フラガール 7.紀子の食卓 8.LOFT ロフト 9.ゲルマニウムの夜 10.間宮兄弟 ワースト10 1.ゲド戦記 2.ゆれる 3.THE 有頂天ホテル 4.UDON 5.日本沈没 6.LIMIT OF LOVE 海猿 7.男たちの大和 8.武士の一分 9.バッシング 10.寝ずの番 ハスミンの2006年のベストは何だろう?
>>647 その話がホントならヨモタンに同情するw
>>664 それは同感。
どこかでパレスチナとイスラエルの関係を、韓国と日本の関係に置き換えてたけど、それは違うと思う。
いや、日本の戦争犯罪がなかったとか言うんじゃなくて、何でも「中心と周縁」図式で捉えるのはどうかと思うんだよなあ。
まあ、今のところ映画批評には四方田のような人が必要だとも思うけれど。
>>662 http://www.flowerwild.net/2007/01/2007-01-08_021607.php 蓮實:私自身は十分やらなかったんですけれど、映画といわゆる「社会」との
あるべき関係の分析も、若い方に是非やってほしい。(略)
──先生ご自身は『ハリウッド映画史講義』を書いておられます。
蓮實:あれは本当にB級映画的に書きました。さっと上映時間70分で読めるよ
うに書いたというところがあって、それ自体が、ある意味で社会的なエクリチュー
ルだったといえます。要約すれば、映画はたえず国民国家に敗北しつづけてい
るという内容ですが、そんな敗北によって、映画は初めて「社会」に触れるの
です。誰かあれを長編にしてくれればいいと思っていましたが、幸い、上島春
彦さんの『レッドパージ・ハリウッド』のような書物が書かれてほっとしています。
>>647 > 80年代に、ヨモタが企画した韓国映画特集に、
> 何度も来てくれと誘ったが一度も来てくれなかった。
>
> 韓国留学を決めたときにハスミに報告に行ったら、
> 「あなたもほかの人たちと同じようにパリに行くものだと思ってましたよ。」と言われた。
おまけに蓮實は「韓国映画にはまともな映画はただの一本もない」と、
例の調子で暴言吐いてましたw
舌の根も乾かぬうちにこんな調子ですが。映画は全然誉めてませんがw
http://mube.jp/pages/milkhall_11.html
>>670 >おまけに蓮實は「韓国映画にはまともな映画はただの一本もない」と、
>例の調子で暴言吐いてましたw
本当に?
ここ数年のブーム以降の韓国映画に関しては褒めてないみたいだけれど
80年代後半ごろによく上映された韓国映画特にパク・チャンホに関しては褒めてたり言及してたりするよ。
「風吹く良き日」は褒めてたと思ったがなぁ。
>>669 >映画といわゆる「社会」とのあるべき関係の分析
これはこれで最近は妙にお手軽になってきているよ・・・学会なんか自分の専門分野に
映画をくっつけて些末な部分を掘り下げたような発表ばっかし・・・もちろん
労力そのものは相当に掛かってるんだろうけど・・・。まあ「学問」として象牙の塔の中で
やる以上、仕方が無いのかな・・・。映画研究はプチブームなのか、明らかに本気で好きじゃない人までが入ってきているのが・・・。
>>670 >>おまけに蓮實は「韓国映画にはまともな映画はただの一本もない」と、
>>例の調子で暴言吐いてましたw
どこからこういう脳内妄想が沸いて出るんだろ?
80年代に誰よりもイ・チャンホを称賛していたのは他ならぬ蓮實氏だけどな。
パク・クァンスを蓮實氏以上に評価している日本人批評家を他に知らないぞ。
「子猫を御願い」の檄文に関しては言う迄もなし
個別に良い作家がいたとしても全般的に韓国映画なんかクソですよ。 そんなの邦画だろうと、洋画だろうと同じですけど。
邦画って言うな。日本映画って言え。
676 :
名無シネマさん :2007/02/06(火) 15:26:46 ID:jmbmh3Vt
いま、レンタルビデオ屋にいくと 韓国の映画やテレビドラマのソフトがどう考えても実際の人気以上に 数多く並べてあるのは、なんか政治的な意図があるのかね。 べつに韓国に嫌悪も持ってなかったし 韓国映画も流行り始めの頃はけっこう支持してたけど あれを見ると引くな。
>>676 「政治的な意図」とはネウヨでもあるまいし・・・ソフトメーカーが何も考えずにま
とめ買いして出しまくっただけ。ああいう業界はもう無茶苦茶だからな。
ちょっと売れそうというだけで何でも出す。ちなみに離職率も高い。
ブームが去ったとされる韓ドラも地方局では番組の穴埋めにまだ結構流れていますよ。
「冬ソナ」も民放に解禁されてあちこちで放送している。
視聴者は同じアジアものということで、台湾ドラマも中国ドラマも韓国ドラマも
区別がついていない感じだけど。
向こうの番組の作りは日本のドラマに食傷している層にとっては新鮮だったからな。
678 :
676 :2007/02/06(火) 16:42:56 ID:jmbmh3Vt
いや、俺が思ったのは、 レンタルビデオみたいな、娯楽的な流通業には、 わりと在日が多く関わってるんじゃないかと。 パチンコや焼肉屋とかと同様に。 だから、ヨン様ブームに便乗してここぞとばかりに 韓国のソフトを・・・って感じかな、と思ったのさ。 カラオケ屋の歌詞本にも、カナダの英仏語併記のごとくハングル文字が 使用されてるだろ。 台湾と言えば、蓮實先生も好きな台湾映画は最近どうよ。 エドワード・ヤンなんかもっと観たいけど、本人は撮る気なくしちゃってると どこかで聞いた
>いや、俺が思ったのは、 >レンタルビデオみたいな、娯楽的な流通業には、 >わりと在日が多く関わってるんじゃないかと。 >パチンコや焼肉屋とかと同様に。 >だから、ヨン様ブームに便乗してここぞとばかりに >韓国のソフトを・・・って感じかな、と思ったのさ。 >カラオケ屋の歌詞本にも、カナダの英仏語併記のごとくハングル文字が >使用されてるだろ。 結局は「ネウヨでもあるまいし・・・」レベルの発言
知的レベルが低い層は陰謀が大好きだけど、そういう人は蓮實なんか必要ないんじゃないの?
>>680 スレ違いだが”韓流”については、日本の決まりきったコンテンツに飽きた消費者が変わりモノに飛びついたということで
簡単に説明できるのでは? 業界も大騒ぎしたが、実際には冬ソナ以外は期待したほどは売れなかった。
ただここで、日本のマスコミ人・TV人が、なぜ韓国程度の発達途上の資本主義国の放送文化に過剰に思
い入れるのか、ある種のオリエンタリズムの問題として考えてもいいかもしれんね。
NHK(NHKエンタープライズ)のベテランPとかにもマジで商売っ気抜きで肩入れして韓ドラの番
組を作っている人がいるし(ネウヨに言わせればNHK=半島の手先になるわけだけど)
要するに先進国の”行き詰まり”感の解決を途上国や第三世界に見出して称揚してみせるという
例のパターンに過ぎないように思うのだが・・・。
コンテンツとして定着して「面白い」ものもあれば「駄目」なものもあるという普通
の見方をされるにはもう少し時間が掛かるのかもしれない(もっとも頭デッカチな研究者やギョーカイ人
と違い、地上波や衛星で見ている一般の視聴者やファンはそういう点は良くも悪くも正直だが)
もちろんその前に、輸入される段階で日本人に売れそうなものしか入っていないわけだけどね。
日本の放送枠に合わせるために再編集したりもしているし・・・。
682 :
名無シネマさん :2007/02/06(火) 21:40:19 ID:fkt9hGQ8
>>662 ポーリン・ケイルは『ダーティハリー』を「ファシストのファンタジー」と強く批判し
アメリカでは同じような批判が多かったのを蓮實はどう思っていたんだろう。
野暮天どもめ、とか思っていたんだろうか?
韓流流行らせようとしたのは、 ヤクザな日本の版権ブローカーが暗躍したからだな。 およそコンテンツの問題じゃない。 それにのっかったアフォ面さらすバカな婆さんどもが一番質悪いってとこだ。
684 :
名無シネマさん :2007/02/06(火) 22:08:30 ID:+0wR8B+n
蓮實の話じゃなくなっている
>>682 やむを得ないという描き方になっているとはいえ、ハリーのやっていることが
推定無罪原則の否定であることは事実だからな。
日本でそういう議論を起こすと、タカ派VS進歩的知識人(人権派)の泥仕合に
なる。外部性批評は簡単に誰でも参入できるのでバカも入ってくるので避けたのではないですか?
そういえば、ハスがかつて誉めた周防が「推定無罪原則の確立」というスローガンの為だけに映画を作った
のが皮肉。日弁連の言い分通りに「有罪率99・9%」だけを強調し、欧米の高い逮捕率・起訴率を無視する
周防には刑事政策研究者からの批判も出ているようだが。映画の中だけ見ていても
賛否や出来の良し悪しを決められない作品には表象厨は手も足も出ないか、的外れな
批判や肯定を繰り返すしかない弱さがあるな。
周防は、「やってない」のパブリシティで出演したテレビやラジオで 蓮実から受けた影響についてけっこう話しているが、 その淡々とした語り口が、現在における蓮実からの距離感を物語っていてなかなか面白い。 長らく沈黙していた周防が現行の裁判制度に対して義憤に駆られ、それをモチベーションとして フジテレビと組んで一本仕上げてしまうというのは意味深長な出来事だ。 どろろ塩田といい、蓮実コネクションが大きく変貌しつつあるらしい。
塩田にしろ、周防にしろ、作風が変わってきてるというよりむしろ 本人たちの資質から、大衆化wに向かうのは必然だったといえる。 ・・・なんてな。
四方田は元祖「ハスミ虫」であったことを自己批判してから何か言え
>>686-687 周防は現場的には高橋伴明や磯村一路に習ったことが全てなのでは? テレビマンユニオン
制作(プロデューサーは浦谷年良)の「マルサの女をマルサする」の演出で身に着け
たいい意味でTV番組的な情報の詰め込み方がかなり参考になっていると思う。
黒沢清はいまだに表象厨の好きそうな外部性を排除した映画しか撮らないのに
(もっとも黒沢さんの観念論もいくらでも外部性的に深読み出来るのに、表象厨はそれはやらない)、
周防はアメリカ映画のように取材して情報や視点を詰め込んだ外部性を取り込んだ映画こそを撮りたい。
確かに表象厨には周防の映画は扱いに困ることだろう。
塩田は昔から恋愛とかアクションとかジャンル映画が撮りたい人だったみたいですよ。黒沢などはそうした映画の形だけ
真似るけど(TV公開した「降霊」だけはやや違った・・・その気になれば出来るじゃんw)
塩田は普通に生きた人間の出てくる商業映画として撮りたいわけですよ。メジャーを撮るようになってから色々と言われてはいるけどね。
外部性って何
>>600 俺も読んだことある。でも俺の読んだやつは「私は『変態家族』しか公に評価してません」
っていってたから、そっちが読んだのとは微妙に違うのかも。
「シャル・ウィ・ダンスみたいな映画があってもいいけど、彼にはもっと実験的な映画をとってほしい」
って言ってた。んで青山の『Helpless』を「あれは凄い映画です」って最後に褒めてたな。
カイエ・デュ・シネマ・ジャポンの「シネフィル」特集でのインタビューと記憶している。
インタビュアーの阿部がシネフィル一般に対してやたら攻撃的だった。
>>689 長いだけで内容がスカスカで、しかも相当に見当違いなレスだな
ある種の才能を感じるよw
表層厨とか外部性とか意味がわからんのだけど
694 :
名無シネマさん :2007/02/07(水) 09:29:10 ID:dC1jW4cF
文学だったら、作家の年譜とかじゃなく、作品に書かれたことだけ読む のが表層厨 テキスト外の情報が、外部性ってこと? 映画をそれにあてはめてみれば・・・
作品に書かれたことだけ読むのがなぜ表層的なの?
表層厨じゃなくて表象厨でしょ。 こういう蔑視的なレッテル張りもどうかと思うが。
周防さんは蓮実さんの影響もごく普通にさらりと喋るよね、当たり前だけど。 社会に出てからどんな映画を撮ろうが勝手だろう。 それは蓮実さん自身の映画の基準とは別に、彼の授業の幅の広さの証明でもあると思う。 あと「表象」という言葉を連呼される方がおられますが、 個人的な不幸が背後に感じられてお気の毒様です。
極めて単純化して、しかも好意的に解釈してやると、「外部性」ってのは、 「他者性」と変換してみる。 すると海外の人間にもわかるよう、外に向けて撮ってるかってことになるかもね。 全然違うかもしらんけど。 周防の映画は変態家族以降、蓮實のいう正しい映画の画面とは ほど遠いもんばっか撮ってるのは確かだよ。 蓮實が良いと教えてやった画面や美しさがないってとこか。 塩田に関しては、黄泉がえり撮っても、害虫とかカナリア撮るから、 全否定しないだろうけど、どろろはないだろってとこじゃねーか。 周防にしても塩田にしても、映画を撮り続けられるだけの処世術は 持ってたわけでそれは蓮實とは無関係に素晴らしいことだしね。 結局蓮實に縛られてる青山みたいなのもハタから見たら結構悲惨だしな。 それと、蓮實の価値基準と彼らの作品の質なんかそもそも無関係ですよね。
今の表象にはハスミ虫はいないんじゃないかな むしろ外部性の人が多そうだ
ついでに「それでもボクはやってない」は 方法論的には伊丹を踏襲してるみたいだし、爺さんの好みな訳ないよな。 蓮實が何を言ったか読んだことないが、言いそうなことを想像すると、 周防が言うように、テーマは一見「普遍的」だから 案外アメリカあたりではオリエンタリズムとして「変化球」的にウケそうだけれども それは映画の問題ではなくて、日本の問題であるのだから 映画を映画以外のことを言うために利用してるのはよろしくないってとこだろう。
周防が社会的テーマで撮ったから違う方向に行ってるみたいな物言いは、 おかしいんじゃないのか。そんな簡単なものじゃないだろ。 蓮實が評価するラングやサミュエル・フラーは社会派だぞ。
あと、小川紳介も大絶賛だろ。蓮實は。
いや、そんなこと書いてませんがw
>>703 >方法論的には伊丹を踏襲
>映画を映画以外のことを言うために利用
このあたりで、「社会派」的なアプローチを意味してると思ったが、
違うのかい?
あと、あんたじゃないが、
>>689 の言う「外部」とは「社会」のことじゃないかと思った。
すみません、脊髄反射しちゃいました。 ちょっと外出するので手短に書くとですね。 観客を啓蒙する意味のあるような映画が作られ、 それが受け入れられることは別に良くも悪くもないですし、 この件とは無関係なわけです。 主題論的に「社会的なテーマ」を扱う作品の評価に ことさら荷担しないという姿勢は、この人は一貫してると思うわけですよ。 簡単に言えば、創作上の「ある困難」を回避することで、 いくらでもそういう作品は成立しうるわけで、 そういう安易さを否定するんじゃないですかね、想像ですけど。 さらにいうと、ラングとかフラーとか「社会派」なんて乱暴にくくられても 残念ながら全く違うとしかお答えのしようがありませんよね。
外出されたようだからちょっと空しいんだけど…
>>705 >主題論的に「社会的なテーマ」を扱う作品の評価に
>ことさら荷担しないという姿勢は、この人は一貫してると思うわけですよ。
いえ。自分はそう思いません。
だから、続く「簡単に言えば…」以降も、あまり納得できません。
“「社会的なテーマ」を扱う作品を、その点に於いて評価することに荷担しない”
だったら、分かりますよ。ここはかなり重要な点だと思います。
>さらにいうと、ラングとかフラーとか「社会派」なんて乱暴にくくられても
>残念ながら全く違うとしかお答えのしようがありませんよね。
「よね」とか言われてもw文意が分かりません。
「全く違う」のは「ラングとフラー」なのか、「ラングとフラーが社会派である」ということなのか。
前者なら、同意。そして、自分はどちらも「社会派」だから同じような作家なんて、言いませんよw
後者なら、いや、やっぱり彼らは(娯楽本位で撮った作品もあるが)、どちらかといえば
「社会的なテーマ」を扱う作品作りに主体を置く傾向のある「社会派」ですよ、と、言わざるを得ません。
表層と表象は正反対じゃないのか?
708 :
名無シネマさん :2007/02/07(水) 21:23:43 ID:rb++asyX
>>685 蓮實は『許されざる者』以前のイーストウッド評価がイマイチなのを怒っている文章を
いくつか読んだことがあるけど、ファシストやマッチョ主義という批判が根強かったのが
作品評価に反映してたと思うけど蓮實はその点はあんまり触れてないね。
映画とは関係ないからね。
710 :
名無シネマさん :2007/02/07(水) 23:16:21 ID:RHfkVx36
黒澤明を「農民差別」や「強者からの視点」とか批判する左翼と同じかね。
左翼? バカかお前。
現在「左翼」は安易な叩き文句にしか使われていない。
左翼も右翼も同様。
表象厨はその手の議論には全く手も足も出ないということでFA
>>701 >>706 ラングやフラーの映画としての面白さを誉めるのはある意味では簡単なわけですよ。観れば分かるからね。
だが劇中で取り上げられている社会的なテーマなりを深読みしだすと、キリが
ないので避けると。またそうした分析は図式的になって外しやすいのも事実なんですよね。
>>702 小川周辺の人々については、ハスや山根の専制が余りに行き届いているというか、
当時の日本社会における彼らの立ち位置やイデオロギー的にどうなんだという部分を外
して批評する構図が出来てしまっていて、ちょっとズルいように感じますよ。
ドキュメンタリー論は、NHK的・ニュース映画的な「公正・中立」神話を批判し、
制作過程における演出の存在を示唆し、演出はある程度は存在するものとして
作家はもっと主体的たるべしと主張するのはいいのですが、ではドキュメンタリーやニュース映像の記録映
画としての客観的な情報の厳密性と演出(主観)のバランスはどこにあるのか、報道・TV番組とドキュメンタリーは違う
ものなのか、といった面を全く考えずに来てしまっているんですよね。
TVや商業ドキュメンタリーでは「主観」丸出しの作りが常態化する一方、被写体を通じた自分探しドキ
ュメンタリーみたいなことを地味なところでやる人もいて、二極分化している。
いまだに日本の(だけではなく、世界の)ドキュメンタリストやTVディレクターの大半は自覚の有無は
別として視点は「左翼」-可哀想な民衆がいて、それを抑圧する企業や政府がいて-なんですよ。
それだけでいいのか? という議論をもっと見たいんですけどね。NHKあたりの
ベテランで”良心的”な人などもビックリするほど社会を見る図式は古いです。
>客観的な情報の厳密性と演出(主観)のバランスはどこにあるのか、報道・TV番組とドキュメンタリーは違うものなのか その批判みたいに、最終的に「映画とは何か」と、問題を大きくしたら焦点がボヤけ、中途半端で胡散臭いものになる。 ハスみたいに政治的・美学的束縛を逃れてエクリチュールがある表層批評を積み重ねるか、 もしくは問題を小さく絞って、美学的に、もしくは政治的に徹底的にそれを論じるか。これが最善の手段だよ。 このスレで表象厨とか意味不明のレッテルを貼ってるやつは、 美学的な研究の中にジェンダーの問題が無視されてる!もしくは政治的研究の中で表象の問題が無視されてる! って言ってるんだろ。これも問題が大きくしようとして、まったくアホらしい。
小川紳介は、あれがドキュメンタリーなのかどうなのか微妙だけど、 映画としてはマアマア面白かった。小川のトーク入りの奴は。
っていうか蓮實がどうして変態以降、周防の作品は駄目なのかって話じゃないの?
質問なんですけど、「淀川さんは溝口とシュトロハイムと○○がいればすむ人」 という発言があったと思うのですが、最後が誰だか分かる方いますか?
普通にチャプリンなんでねーの?
>>721 いや、確か違ったんです(チャップリンは蓮實的に無しだから外したと思われる)
ルノワールだったような気がするんだけどどうもはっきりしない
>>722 そうか。
死んだ後だが、
ルビッチ評価してなかったらお前氏ねですよとか書いてたっけか。
千夜一夜でも読んだ記憶があるが、曖昧やな。
誰か詳しい人に聞くとよろし。
フォードちゃうのん?
725 :
名無シネマさん :2007/02/10(土) 15:31:22 ID:RMOMEs4B
ハスミ奴隷の青山真治が日記コラムで 臆面もなくトニー・スコット新作を礼賛
726 :
名無シネマさん :2007/02/10(土) 15:47:36 ID:mykOAdqV
ニコラスレイの大砂塵、見ますた。 プログラムピクチャーの型の外し方が、清順っぽい
淀川さんってハスミンとの対談でリンゼイ・アンダーソン、グリーナウェイを褒めてたし 最近の映画の話になってくると、その価値判断にアレッと思うことも多かった。
>727 誉めてるってほどじゃないでしょ。 ハスミンほどは貶さない、悪くはないって程度で、ハスミンが貶す気持ちも わかるって感じ。
淀長さんは誰に「お前死ね」って言ったんだ。
730 :
名無シネマさん :2007/02/10(土) 20:47:08 ID:DSCiyt+y
ハスミンが淀川さんを評して言った。
>>731 やっぱりそうですかね。チャップリンじゃなかったというのは記憶違いかもしれない。
721さん、大変失礼いたしました。
しょうがねえなあ いい文章だから書き写してやるよ 映画評論家淀川長治が心から愛していた映画作家は、溝口健二とエリッヒ・フォン・シュトロハイム、 そしてチャップリン。ミゾグチもシュトロハイムも知らずに映画を語る人間を、淀川さんはたやすく許そうとはしなかった。 それでいながら、先生は、「チャップリン知っとるなら、許したげるわ」というかのように微笑みかけることのできる人でした。
>733 ルノワールも最高に好きだと言ってたけどその3人には落つるのかな? 溝口なんかは嫌いな作品もたくさんあるのにね。
>>733 ああ、わざわざありがとうございます。おかげで胸のつかえが取れました。
蓮實=反チャップリンという固定観念が強すぎて、つい脳内で排除してしまったようです。
721さんには重ね重ね申し訳ないです。
>>733 SPA!の連載。ただし3〜4週に1回だったかな。
つうか、蓮實は「キッド」あたりは褒めてるけどね。
739 :
あげ :2007/02/11(日) 13:42:14 ID:DCpTqAKI
>>733 チャップリンは嫌いではないが、チャップリンに過剰に人間愛を見出す奴は嫌いだ。
寅さんは好きだが、寅さんに過剰に(ry
チラシの裏だがこういう人も世間には多いのではないか?
740 :
名無シネマさん :2007/02/11(日) 14:03:09 ID:msqZTul0
チャップリンもキートンも好きだけど 戦略的にキートン持ち上げるみたいに言ってなかった? 溝口より小津を強調するのと同様に すでに、溝口、黒澤、チャップリンは、評価が定着してるから あえて言うこともないだろう、というような。
単にキートンの方が凄いと言いたいだけ。 小津、溝口はどっちも凄いけど、どちらかといえば小津に愛着がありますというだけ。 そんなに戦略、戦略考えてないよ。
戦略って、そんな大げさな意味で言ったんじゃなくて まだじゅうぶんに定着してないもののほうを やや声高にいうっていうようなことさ
>>737 SPA!に青山真治の連載なかったよ
中原のエーガ界ならあった
746 :
名無シネマさん :2007/02/12(月) 01:51:06 ID:jkMjk527
蓮實が高校時代に影響受けた先輩かクラスメートの話が載ってる本てなんだっけ? ひょっとしてHPかな。
748 :
721 :2007/02/12(月) 03:11:38 ID:ZKiEDOHb
>>736 いいよ、いいよ、そんなん気にせんといてw
全然気にしてないからね。
ここの人って蓮實と評価ズレたりしないの? 俺は正直、「アマデウス」とか「スティング」とか嫌いじゃないんだけど
でも、なぜハスミンが嫌ってるかは分かるでしょ それで十分 別に評価がズレても当然っしょ そのふたつの映画は個人的にもどうかと思うがね
751 :
名無シネマさん :2007/02/14(水) 09:30:45 ID:6+SQacq5
不当におしとめられている対象をとりあげて見せるのがかつて書き手の文「芸」とみなされていたけれど、 その後読者の存在に眼を向けられたときにその文の「読み方」に依存する「批評」という言い方をされるようになった。 「批評家」とはプロの読者という含みがある。 多分この混乱が蓮實重彦が読まれる時に忘れられているのでは? だから蓮實がある映画作家を取り上げたから取り上げなかった人より評価しているとは単純にはいえないと思う。 これは書き手の「芸」の部分でもあるから。 しかしこのような対象の取り上げ方を「批評的」であるといえるのはそういったコンテクストを「読むこと」が できる意識的な読み手であり、まず蓮實自身である。 つまり批評とは蓮實自身を数ある作家たちの中のひとりの「作家」とみなす視点によってのみ可能なので 彼がどの映画を持ち上げたとか貶して見せたと切り取って追随するハスミストは「批評」はあっても「芸」がない。
頭悪
勝手にしやがれのラズロコバックスって 実際にラズロコバックスという撮影監督がいるけど偶然?
ハンガリー人だっけ>コバックス スタローンが 組合活動家ホッファをモデルにした映画フィストに出てたけど ホッファらしき人物の名がコバックスじゃなかったか 氷の微笑の脚本家とスタローンが共同で書いたやつで 意外にもマメット&ニコルソンのやつより 面白かったな
・スタローンを褒める山田洋次なんぞは ・代々木は大丈夫か
>>749 「ベルリン天使の詩」つまらねーとか当然あるよ。
757 :
名無シネマさん :2007/02/16(金) 10:24:30 ID:Ks5MPNPo
>>751 無責任な選択(=芸)に対する
責任ある誤認(=批評)
あたまおかしい奴にレスつけないほうがいいよ
暗殺のオペラで主人公がアリダヴァリのベランダで眠るときの音楽は?
伊丹との対談では、キートンよりチャップリンを持ち上げてたこともあったよ。 『新聞ではキートンのほうが優れてるらしい。しかしチャップリンは「ニューヨークの王様」など、 すごく暗い人でそこを見過ごされてる』みたいな。伊丹が「キートンのほうがわかりやすいんですね」とか。 チャップリンのペシミストの側面を強調していたな。 ロメールが「キートンのほうが好きだけど、だからってチャップリンを貶す必要はない。だってチャップリンも凄いから」 と言ったり、ゴダールもチャップリン褒めてるんだから、無理に叩く必要はねーわな。 あとラズロコバックスといえば万田の「四つ数えろ」に答えがあるw
ウディ・アレンも昔はキートンにくらべればチャプリンはつまらんと公言してたが 最近ではチャップリンを賞賛してる アレンもカイエは読んでたんだろうな
『ドリーマーズ』でも、キートンかチャップリンか、ってやりとりがあったな
「成功の甘き香り」って大傑作だと思うんだけど 映画狂人ではアレキサンダー・マッケンドリックが大した監督ではないってことになってるのはなぜ?
たいした監督ではないことは分かっているが、これだけには一票を投じておきたい映画ベストテンに 「成功の甘き香り」を選んでますがな
ナウシカがいつぞやの年間ベストテンに入ってるのが意外だった どこを評価したんだろ
他にもあるかも知れないが、飛んでるところは評価するだろう。 今は他の宮崎アニメとかで見慣れたが、 当時あの雲の表現やアングル、動きは斬新だった。
767 :
名無シネマさん :2007/02/20(火) 20:35:10 ID:WJSORFWJ
そういえば、東大の女子トイレ盗撮事件が話題になったとき アサ芸みたいな雑誌に、その記事が出て 蓮實の顔写真が載ってたw 学長が誰かなんて、あんまり関係ないだろうww あんな風に写真使われるなんてトホホだね。 鈴木清順の映画観て、サラサーテって作曲家の名前が出たとき 生理用品の商品名としてのほうを先に知ってて、 どうしてもそっちに引きずられてしまうのに似てるw あの記事で蓮實をはじめて知った人は 女子トイレ盗撮=蓮實ってイメージが抜けなくならね?
「盗撮ではありません、盗撮ではありません」
>>768 そんなメディアリテラシーのないアホは一生蓮實と関わることもないだろうし、別にいいんじゃね?
>>764 その理由を知りたい
なぜたいした監督ではない?
カワレロウィッチについて
マッケンドリックに触れてる文章はあまりないの?
あなたに映画を愛しているとは言わせない
そういえば「ジョン・ヒューストンは大した監督ではないけど」 と前置きした上で、「勇者の赤いバッヂ」を西部劇ベスト10(?)にいれてたな。
ジョン・ヒューストンに関しては、なんだかんだ言っても 「ファット・シティ」「ザ・デッド」を傑作と称しているし 「アニー」にも熱い一文を書いてましたな。
778 :
名無シネマさん :2007/02/24(土) 19:47:11 ID:2O9xn522
トリュフォーは「ヒューストンの最高はホークスの最低にも劣る」なんて書いていやがったけどね 話は変わるが、柳下は昔イーストウッドの『目撃』について 「アメリカ人が大統領の顔知らないわけないだろwイーストウッドはアルツかw」と書いてた 空港のバーでイーストウッドが大統領の涙ながらのスピーチを見て怒るシーンでの指摘だったが あれをそういう解釈をするなんてあまりにも突飛で驚いた記憶がある 蓮實はそんな解釈してないよね?
秘法スレ違い
映画狂人の西部劇ベストテンで 惜しくも10位から漏れた作品名とその監督が知りたいんですけど
>>778 「目撃」を普通の知性の持ち主が普通に見ていれば
主人公は序盤のあの場面の時点で大統領だとはっきり気付いていると分かるはずだけどね。
関西のABCラジオの「アシッド映画館」という番組で似非・映画評論家の平野っていう奴も
同じバカ指摘をしていた。
恥ずかしいね
安藤忠雄もヴェンダースと仲良いんだね
>>778 >>781 勘違いは誰にでもあることで、2ちゃんねるなんて勘違いのすくつ。
映画を観るプロを自称してる評論家でも、あることだろう。
しかし、映画評論家は、観たとき「これ、あんまりじゃないか」と思ったら、
恥を承知で他の人に「あそこのシーンはああいう意味だよね」と尋ねるぐらいのこと、
するべきじゃないかな。
ヴェンダースは用事も無いのに日本に来て 尾道をぶらついてたりするのね。 とことん小津が好きなんだなぁ。
785 :
名無シネマさん :2007/02/25(日) 17:32:46 ID:bDUyP7ZQ
>>778 ローレン・バコールの撮り方が全然違うよな>ヒューストンとホークス
786 :
名無シネマさん :2007/02/25(日) 21:16:03 ID:kb5XWTQR
相対的に見て劣ってるとか、少しばかり過剰評価されているとかいった 程度で特定監督を貶すのは、蓮実自身が持つ影響力を考えても、 映画史をいくらか歪めかねないはずなのに、そういう破廉恥なことを 推し進めた罪は重い。 そして真似しかできないエピゴーネンがその言葉を真に受けて、 「ヒューストンは駄目」とか、三池の話題には一切触れないとか、反動的な ことをやってる。
んなこと言うと影響力のある評論家は批評的発言を出来なくなる。あほらし。
789 :
名無シネマさん :2007/02/25(日) 21:42:57 ID:ac+3Kz3n
歪めるも何も、批評なんてそのジャンルについて 自分なりの歴史を構築することだろ。 エピゴーネンは滑稽だが、蓮実のせいにしてちゃ可愛そう。 確かにカイエ系やテル・ケルのパクリが多いのは確かだけど、 それだって勉強家ってことだしな。 むしろパゾリーニやヘルツォーク、リンチの擁護者が、 強引に映画史でっち上げるべきだった。
791 :
名無シネマさん :2007/02/25(日) 23:31:25 ID:kb5XWTQR
>>790 現実はそんなに理想通りには行かないよ。
有形無形の蓮実一派は文学界、映画評論界などに
点在し、それぞれ決して小さくない影響力を持っている。
しかも、独自に活動してりゃいいものを、ちょくちょく内輪で
対談を催して、コミュニティの結束を強固なものとしている。
そんな中、新参やはぐれ評論家がリンチだとか
ヘルツォークだとかを真剣に擁護したらどういう目にあうかは
想像に難くないだろう。
お前らに、そういう勇気ある行為を素直に賞賛できるだけの
器量があれば事態はまた違ってくるだろうが、蓮実読者は
それをただの蛮勇と蔑むか、徹底的に無視するかだけだと
歴史が証明している。
ヘルツヲークを擁護=リンチされる?
蓮実の中では 北野>黒沢>青山なの?
>>791 蓮實の影響下にある連中も、
お前が想像してるよりみんなもっと自由にやってるよ。
確かに蓮實追従以外は出来ない奴もいるが、
そういうのは馬鹿にされている。
それに誰とは言わないが、蓮實と全く違うスタンスで、
しかも結構馬鹿でも、熱心ささえあれば
日本の映画批評界なんてすぐ発言の場は与えられる。
「キネマ旬報」「映画芸術」「映画秘宝」……
これらのどこに、蓮實派以外は語れない空気がある?
その中で蓮實同様の影響力を持つ人がいなかったのは、
正に「いなかったから」としか言いようがない。
そして、「他にいなくて、あんたは影響力強いんだから、
言葉を慎め」だなんて無い物ねだりもいいとこ。
甘ったれるなよ。
黒沢はヘルツォーク褒めてるしね。
蓮實の書いてることについては抵抗があるけど、 蓮實が「映画を発見する」ことの愉しさを布教した功績は認めるよ。 異論があるみたいだけど、クリント・イーストウッドを「発見」したこととか、 スター・ウォーズをこき下ろすためとはいえ、最も危険な遊戯の映画的運動をアジテーションしたこととか。 リュミエールの頃だって、80年代当時にジョージ・A・ロメロとか松林宗惠とか意外な人物がスポットを浴びてるし。 蓮實だってスタートの時点では、映画的環境の貧しさを嘆いてもっと自由にたくさんの映画を見たいって いうことから批評を始めてるんでしょ。その映画を語ることの自由さを蓮實自身が摘み取っているとも思えないが。
797 :
名無シネマさん :2007/02/26(月) 09:35:33 ID:vlFBQaEQ
イーストウッドを評価してたのは蓮實だけじゃないし、ましてや「発見」なんて過大評価しすぎだろ
マディソン郡の橋はボロクソだったわけだが
791みたいなのは脳内でとどめとけって話やな。
>>791 確かに蓮実中心に学閥めいたものが構成されているのは認める。
その問題点もあったと思う。
海外の映画作家たちがパゾリーニやリンチに刺激を受けていたのに、
蓮実系の批評家が「映画外」としてそうした部分を無視してきたのは事実と思う。
でもな〜、ぶっちゃけそういう偏差を含まない、目配りの効いた批評って
面白いのかね?(エピゴーネンはもちろんつまらないの多いが)
たとえばアングラ支持者の佐藤重臣なんかは、蓮実以上の偏りで
映画史の中にアンガーやリンチの系譜見ようとしていたわけで、
惜しくも若くして亡くなられたけど、
それを継いでいくものが出なかったのまで蓮実のせいになるだろうか?
>>800 蓮實のカウンターになるような偏差が生まれる余地を狭めたのは事実じゃね?
結局、秘宝みたいなアンチインテリ的論法になりがちだし。
802 :
名無シネマさん :2007/02/26(月) 17:46:42 ID:4TUiNqBz
蓮實本人は自分のせいではないと言うのだろうけどね
「我が谷は緑なりき」を「恥ずかしい映画」と言うぐらいだからな もう特異体質としか思えない
804 :
名無シネマさん :2007/02/26(月) 18:53:54 ID:zonuvS9W
スコセッシが受賞したね 「ディパーテッド」なんかで受賞していいのかね 本人が納得してなさそう
>>801 蓮実当人による抑圧は当然あるだろうし、
蓮実の影響下にあるものが編集者などにいて、彼らが書き手を
選んでいくと言う形での偏差も起ったとは思う。
ただ、やはり80年代にきちんと蓮実に反論して
批評のベースになるような映画史の切り取り方を示す試みが
なされていたかと言うと存在しなかったわけで、
それを「抑圧のせいだ」と語るのは批評的にも生産性がないと思う。
パゾリーニは作品そのものよりも政治性、宗教性に引き付けて
語られていたし、
リンチも、アンガーも美的趣味性の範囲内に
留まるような言葉しか日本では出てきてなかった。
ヘルツォークにいたっては山口昌男の論理の「説明に便利だから」と
引きだされていた始末だし。
それよりもむしろ蓮実の批判のほうが「映画」として語っていたと思う。
権威というものは、別にそいつ自身が権威になろうと意図しまいが、 時勢に押されて成ってしまうことだって珍しくない。 蓮實だって、70年代当時、蓮實なりに大嫌いな権威があって(それはニューレフトの映画批評で)、 その権威と死闘を繰り広げて、いざ闘いがひと段落ついたら、自分が権威になってた程度のもんだろう。 自分の味方や部下的な存在を大歓迎したのだって、そうでもしなくちゃいけないぐらい、 当時のニューレフトはでっかい権威だったわけで。 ただ、ニューレフトだって昔は蓮實と同じく何らかの権威に立て付いた時期があったわけで、 でも、こうやって遡及を繰り返すとキリがなくって。 まあ、蓮實が悪だったかどうかは判断できずとも、うだうだ言ってないで、 ひとまず蓮實にはアンチしておけよ。そうしなくちゃ物事は動きださんし、 何だかんだでそれが一番健全だし。
あと「映画について語るんだから、徹頭徹尾、映画として語れ」っつう、 蓮實の大いなるレトリックを、いまのご時世も真に受けてる奴はアホ。
>>806 いろいろ書いて、結局理由も述べずに
「ひとまず」「何だかんだで」アンチが健全と……。
そんなんだからこのスレのアンチはあほに見えるんだよな。
阿部とのアメリカ映画の知性を〜で、 黒沢・フォードは頭が良い、スコセッシは頭が悪い、と言ったあと、 阿部が「その点、日本の映画作家は頭がよい人増えてるんじゃないですか?」と言ったら、 ハスミが「でも、ちょっとよすぎるという感じもあるでしょう。 黒沢さんはよすぎるも何も、単に頭がいい」って言ってるけど、 この「よすぎる頭のよさ」って青山のこと指してるのかねぇ。
なんか今は立て付くという時世ではないな…。 このスレの人がまじめに取り合うような対象じゃないかも知れないけど、 内田樹っていう人も、常識層の共感に訴えているという感じで、 いまの時代、批評による生産、なんて態度そのものが急速に価値剥奪されていってる気がする。
蓮実への「アンチ」を今やってると、正直「後だしじゃんけん」に 思えるんだよな。 「徹底徹尾映画として語る」やっているやつもどこにもいないんで、 むしろ一人ぐらいいてもいいんじゃ、と思うし、 「映画の人なのか、芸術の人なのか」という分類法なんか 弟子筋ですら相手してない。 ただ蓮実の、弟子たちの映画に対しての、緊張感の無い レトリックばかりの言葉の羅列は真剣にどうかと思う。
>>810 批評家ではなく、作り手からの実践の言葉だけど、
「映画の魔」の高橋洋の批評は
批評が作品に届いて(含む誤配だけど)、なにがしかの生産性を
生み出してると思う。
スコセッシ、やっと撮ったと思ったらこれかい
高橋洋は的確だし迫力あるけど、 いかんせん電波過ぎて批評って感じじゃないよ 創作だな そっちの方が楽しいけど
>>815 生産的な批評ってのは、なんかしら感染力もったものだけど、
高橋洋の文章も高橋洋だけで完結せずに
妄想の転移めいたもの生み出しているんじゃなかろうか。
転移して、突然変異も時としておこす。
そういう関係性が、それこそヌーベルバーグやソビエト映画初期にあった
批評なのでは。
こういう言葉遊びなんとかなんねーか
本物の電波が言葉遊びやらないと駄目なんだよ テンプレっぽくなる
真に蓮實に「アンチ」している人というのがいるとすれば、それは、 ふつうの人以上に映画的情報を持っているにもかかわらず、 それをベタナかたちで、あるいは少しばかり味付けをするだけで コミュニケーションに持っていってしまうような人のことだと思う。 映画を小難しく語るのはよくない、とか言って。 映画を殺して、聴衆を集めているような人。 たとえばクリント・イーストウッドの硫黄島2部作なんかは、 ほめ殺しにあってるというか、真っ先に肯定してみせてることで、 批評的な受容とか言説なんかの入り込む余地を奪う人というのがいて、 そういう人の作り出す閉塞に見えない閉塞のようなものが、 個人的にすごく気になってる。 「生産的」というとき、蓮實に対してどうこう、なんて問題設定は、 いまの時世で「映画」を考えたり、さらには擁護していくといったときに、 あまりに悠長という感じが個人的にはする。
>>819 オマエって、映画館に行って、入場料を払って映画を見て 感動した経験って
一度でもあるのか?
>>830 こういう長文をこんなとこで書くやつってのは
脳内でろくにまとまってないことをただ垂れ流したり、
他人に無関係な事柄を何でも「問題」にしたがるから鬱陶しい。
>>816 そういう文化伝播の試みへの期待自体が、今の時世では価値剥奪の対象になっちゃうのだと思う。
>>820 そういう怒り方をする
>>820 は真剣な人。
自分は、真っ先に感動して見せておいて、内容を真に受けることをバカにしているような人の、
他人に対する(感受抜きの)操作的志向みたいのが気になっている。
淀川さんを引き込んだのも「操作的志向」だったんだろうなぁ・・・
>>822 スタジオが崩壊し
製作の実践の場で掴まれたものが言語化しないと伝わらない状況下で、
批評の役割はどんどん増していると思う。
映画をめぐる状況論もそれはそれで興味深いのだけど、
やはり「面白く撮るにはどうすればいいか?」という実践論、技術論が
批評問我続ける真ん中にあるべきことだと思う。
蓮実の批評が失効しつつあるのは、たとえばゴダールの「中国女」の
毛語録を赤色の鮮やかさから使われただけ、と切り取ってしまう見方が、
映画をつまらなくしてしまうものに思えた人多かったからだろうし、
パゾリーニやリンチの映画が「映画の人か芸術の人か」という区分けなど
関係なく面白く、批評によって問われるべきなにかを
持っているからだと思う。
「蓮実にたいしてどうこう、なんて問題設定は悠長」というのは納得です。
そうは思うんだけど、ここは一応蓮実スレなので。
蓮實が絵画について語るとボロが出るんだよね
絵画は分からんが、音楽はかなりアヤシイね だからといってそのことが批評のキズになってるとは全然思わないが (本人が注意深く音楽の話題は避けてるってこともあるし)
ループ
>>824 >>たとえばゴダールの「中国女」の毛語録を赤色の鮮やかさから使われただけ、と
>>切り取ってしまう見方が、映画をつまらなくしてしまうものに思えた人多かったからだろうし、
蓮實流レトリックが理解できない、それほどのバカが「多かった」ってww
オマエにこれからの人生で有用な教訓を授ける。
自分を基準にものを考えるな
批評の話をしてるのに、なんで824はいちいち論、論、論とつけてるのかね? 819の「映画的情報」というよくわからない用語もそうだが、 変に知的ぶらなくていいよ。821が言ってる通り、ほんと論旨がまとまってないな。
flowerwildのインタヴューで、 例えばガスヴァンサントかマイケルマンかどちらか選ぶのが大事、 みたいなこと言ってて・・・えーといま見直してみると、 「両方いいといったんじゃ批評にならないし、無理に選択することの批評性というものがあるのです。」 とあるんだけど そういう不等号ってつけなきゃいけないもんなのかと最近では疑問に思うんだよね。 2chとかで不等号厨を見過ぎたってのもあるのかなあ。 そもそも、「あいつ馬鹿」とか「死ね」とか、この人意外に2chの言葉遣いと親和性が高かったりw 大げさに敵と味方に分けるとか党派性とか、昔のヌーヴェルヴァーグからしてそうだったけど・・・ 逆に、山田宏一は嫌いな映画のことは貶すどころか一切口にしなかった。 品の良い人だったなあと今思う。 だからこそなのか、政治的な影響力って何も持てなかったけどね。なんか孤独で。 その山田宏一の非=党派的な孤独っぷりに映画を感じる今日このごろ
そこは前からダブルスタンダードだな。 自分が一映画好きとしたらどっちでも可なんだけど、 同業に対しては、プロとしては曖昧にできない批評の基準があるって ことの示威行為が必要になってくんだろ。 多様性やマイノリティへの擁護というスタンスからくる必然だが、 当人の思惑とは逆に、読者にはドグマティックに受け取られる。
まあ、いい年して、 「タベルニエは映画を撮る前から知っていて、 あんないやな奴にいい映画が撮れるわけがない」 って言っちゃう人ですからw
>>832 いい年して、山田宏一と蓮實重彦の区別がつかないオマエが言うかww
>>830 そういう不等号つけた批評の方が絶対に受けるしね。
「ゴダールを超えた!」とか蓮實が言えば、シネフィルは見に行くっしょ?
でも、問題は蓮實の言うことを何でも真に受けちゃうバカが多すぎたってことだな。
蓮實もそのことは反省してると思うよ。
勝手に人の心を決めるな、クズ
「なんでも見るぞ、寛容だぞ」 と云うノンジャンル志向の自己顕示欲の旺盛なやつなんて辟易するけけどな。 2ちゃんでもよく「人それぞれだろ」とか言うやつがいるが、 そいつは個人主義を唱えてるんじゃなくて、 何らかしらの権威や優越を否定したい幼稚な人間にしか見えない。
>>836 あぁ、ここの「人それぞれ」ってのは全く欺瞞というか逃げだしな。
痛いとこ突かれたから放っておいてくれ、くらいの意味しかない。
同質性を前提に「価値観の違い」なんてほざいてる奴は、単にバカだし、
他者性が完璧に欠落しとるわ。
個々に意見が違って当然なんだから、議論するなら異なる見解から
キチンとやりあうか、無視するか、どっちかしかない。
つか個人主義を取り違えてるバカが多すぎる。
で、蓮實とは関係ない話題で独り炎上する一番のバカがオレか。
よっぽどなんかたまってるな。
自分の想像力が足りないのを人のせいにするな。
誰にいってんだ、おまえw
>>830 >逆に、山田宏一は嫌いな映画のことは貶すどころか一切口にしなかった。
>品の良い人だったなあと今思う。
山田氏が亡くなったのか??
841 :
838 :2007/03/01(木) 00:03:01 ID:lnuE1OmW
山田宏一ってジャカルタ人なの?
さんざ長文垂れ流して最後に「一番のバカがオレか」とか言い訳するパターン最近多い
>>842 そういえば文末を「……というわけジャカルタ」って書くこと、多いよね。
845 :
名無シネマさん :2007/03/01(木) 03:07:00 ID:21h7zDMj
最初は蓮實が刺激的に見えたけど、 加藤幹郎とか上島春彦とか出ちゃったからもう蓮實の時代も終わったような気がする。 蓮實がさんざんレトリックを凝らした文章全部を合わせても、 加藤幹郎の『ローズ家の戦争』を賞賛した短い文章の美しさにはかなわないし。
まあ、そこらへんの人たちは文体が映画的でないというか、魅力に欠けるので 波及効果は学会までというか、日本の映画界全体に及ぼす影響力は殆ど無いでしょう
847 :
NYY 5 :2007/03/01(木) 05:07:58 ID:Es9Csqpm
ハスミとその信者の自慰行為が日本の映画とプロ野球を絞殺した。 本質と向き合う事無く、絵面、上っ面だけを舐めた独善的な印象批評に終始、 テーマ主義の軽視とやらで、脚本への言及を巧妙に回避した為、 映画は、一部のヲタのオシャレな知的玩具と成り下がり、 映画〜ドラマの土台である脚本を読む力、描く力は壊滅状態。 やっと鑑賞本数が百本を超えた位の社会経験の少ない学生や 映画の好みで己のセンスを誇示したい〜黒澤なんて…小馬鹿にしたい! 高等遊民気取りには、その挑発的な視点やフレーズは魅力的だろうが、 実社会に出て、汗を流して、働く事のしんどさ、ほんの少しは世の中の事が分かり始めると その魅力も色褪せ、薄っぺらさ、お気楽さには嫌悪感さえ抱くだろう。 学者は、所詮、世間知らず。高所に韜晦し、愛するモノだけに囲まれて 衒学的に物事の好き嫌いを語って暮らせる身分は羨ましい限りだが、 もう、バカ殿様のお戯れには付き合ってられないんだよ! CMやPVがお似合いの先走りすぎたユダヤの映像作家や 大戦後、生まれながらの骨董品を量産し続けた世捨て人を必要以上に持ち上げ、 体育祭の予行演習で生徒を罵倒し変態性欲を発散する田舎教師みたいな助監督、 "退屈さこそ映画の本質"みたいな逆説を そのまま鵜呑みにした 徹底的につまんない愛弟子達を甘やかし、いたずらに長嶋茂雄を神格化した ハスミと その取巻き達こそ、日本の国民的娯楽を二つとも ただ己らのナルシズムを満たす為に、腐乱させ、抹殺した張本人だと言わざるをえない! さらに極論すれば、本意では無かったにしろ、日本のアカデミズムの最高権威に 登りつめる課程において、これらの行為が、成された事を考えれば、 血税を啜りながらの、その権威を振りかざしての悪行三昧、断じて許し難し! 同様に、長年に渡り血税を啜り続け、お気楽な公務員生活を満喫、 バブルにウハウハ、広告代理店への天下りを自慢気に語り、未だに映画界に たかり続ける元都庁職員・自称映画評論家長田いくお と同じ穴のムジナ。 ハスミの方が弁が立ち、影響力が大きかった為、更にタチが悪かったと言わざるをえない!
もっと簡潔にお願いします
849 :
名無シネマさん :2007/03/01(木) 05:11:07 ID:Es9Csqpm
蓮実重彦先生は、いつ頃、ロジャー・エンジェル(Roger Angell)を知ったのか? Roger Angell は、雑誌ニューヨーカーの編集者、作家、批評家として活躍、 特に、ベースボール・エッセイストとして名高く、 ・No one writes better about baseball ...Hard to imagine Anyone write better about Anything! ・Were Roger Angell a pitcher, this would be his perfect game! ・Angell's Book is ... hitting 60 HR , Batting .350 , 120 RBI's , stealing 90 bases... と評された人物。1981年には著書も邦訳〜出版された。 1982年位から草野進名義で書かれた一連の野球評論 (女言葉で語られる、そのナルシスティックな文体は、彼の本質に絶妙にマッチ、 映画評等も全部、草野名義の平易な文体で書き直して頂きたいものだ) が、ロジャー・エンジェルにインスパイアされての産物なのは明白で、 様々なフレーズはおろか、エッセイ丸ごとパクリなんて事もされていた。 勿論、軽妙洒脱、時には壮大な叙事詩の様に、暖かく、時には辛辣に、 達意の文章で、ベースボールの素晴らしさを謳いあげたエンジェルに比べ、 ひとりよがりに単なる好き嫌いを小難しくネチネチとオカマの腐った様な 蓮実氏の文章は糞と言わざるをえない!(ま〜暇つぶしには面白いけど) ロジャー・エンジェル氏は、短編小説の名手、映画評論家としても高名だが、 ゴダールの『勝手にしやがれ』を最も早い時期にレビューし、 アメリカ映画界に紹介した人でもある。 さて、蓮実先生は、いつ頃、このロジャー・エンジェルを知ったのか? ここには、実際、蓮実先生と交流のある人もいそうなので、 ロジャー・エンジェルが蓮実重彦に与えた影響について論考を まとめてくれる人があれば、ぜひとも! 批評界で名をあげる絶好の機会!売り出すなら今だぜ! おっと!このネタふりの口利き料は、十両(利益の10%)だぜ!
850 :
ゆさゆさ :2007/03/01(木) 05:18:51 ID:Es9Csqpm
皇紀二六六六年、霙降る二・二六、帝都の片隅で、私は、幼い微熱を下げられないまま♪ 七分の本気と壱分の侠気と狂気、九厘の憂国の念に駆られて決起した。 生温い現代日本で、凛烈の気を呼吸できると恃む場所で、上記の檄文を投下した。 以来、壱年…。 未だ真正面からの反論は出ず。 文庫版で「憧れの大リーガー」として復刻されていたロジャー・エンジェル氏に関する情報提供も皆無。 あいも変わらずハスミ的価値観への絶対的服従〜隷属ぶりを自慢しあうヲタのキモイおべんちゃらと 些末な知識の羅列、不毛な揚げ足取りの無限ループ… もう春先には 「独りよがりで自己陶酔、ややこしい修飾ばかりで中身カラッポな マス掻き廃人=ハスミ先生がツバをつけ、取巻きがしゃぶりつき、信者たちが食い荒らした分野〜 日本文学〜文芸批評〜日本映画〜"軽薄"哲学〜プロ野球〜等々は、 周辺部/外野は悪ハシャギで賑わうが、中身はカラッポに空洞化、陳腐化 →腐食、「ハスミ化」する。 と結論が出ていたもんな〜。
どこからコピペしてるのかだけ書けや
853 :
名無シネマさん :2007/03/01(木) 18:07:53 ID:Es9Csqpm
>>851 御相手頂き感謝、テキストエディットに書き留めた中からコピペしているが何か?
>>852 もう、とっくの昔に終わった事も知らず老醜を晒し続ける
蓮實センセも「動体視力」なるフレーズで偉ぶり独りヨガっているが、全く長嶋終身名誉監督的誤用〜
だいたいプロの巧打者は動体視力低下から30代末には引退する。新庄選手の早い引退もその為だ。
F1ドライバーなんて超絶的動体視力の特権者だし、殆どのアスリートには必須の能力だ。
温室育ちで世間知らずの視野狭窄、車の運転も出来ない鈍重な耄碌爺がクチにするなど笑止千万w
ハスミの目など、重箱の隅をつついて嫁の粗探しする姑の様な姑息なモノ。焦点さえボヤケてるし,,,,
ちょうど一周年だし、何かカキコしとこうかと思ってたが、仕事がドタバタ忙しいうえに、
2月26日には、アカデミー賞授賞式生中継、27日夜には字幕ステレオ版再放送、他にも衛星各局で受賞作放映、
とてもじゃないが傲慢マス掻き爺なぞ相手にしている暇は無い。
854 :
Yankee Clipper :2007/03/01(木) 18:13:26 ID:Es9Csqpm
で、79回アカデミー賞授賞式、 ピーター・オトゥールからデカプリオまで何度も受賞を逸した人々が口々に愚痴るオープニング・フィルムから波乱の予感…。 客席のイーストウッドとの2ショットを近くのスピルバーグに携帯カメラを手渡し撮影を強要する女性司会者… 「不都合な真実」で長編記録映画賞受賞のアル・ゴア元副大統領のノリ〜人の良さ〜オ間抜けさ…で笑いを取りつつ、 なごやかに進行、「日本映画を元にした」とアナウンスされたデパーテッドの脚色賞など各賞とも、ま〜予想通りに。 個人的には助演女優賞受賞のジェニファー・ハドソンの「最後にジェニファー・ホリディへ最大の感謝を!」が嬉しかった。 さて、最大の山場は歌曲賞に三曲候補の「ドリームガールス」のパフォーマンス。 極め付けのあの曲は何故か対象外だが、ジェニファー・ハドソンが途轍も無く恵まれた歌唱力とソウルで大熱唱♪ 若さと途方もない美貌とナイスバディ、歌と踊りの才能、オーラに恵まれた当代随一の歌姫ビヨンセも負けじと大熱唱! あんなにガムシャラ、必死、自分以上の何者かになろうと格闘するビヨンセの姿は初めて見た!震える位、感動した! こんな凄みのある一瞬に出逢えるから、毎年、スーパーボウルとグラミーとアカデミーの日は代休取ってんだよな〜 が、候補5曲の内3曲で票が分散したのか、歌曲賞は「不都合な事実」...........orz ここからもうグダグダ、 「クイーン」のヘレン・ミレンは順当だが、同じ英国老貴族ロレンス卿が、ウガンダの食人大統領に破れ、 リメイク作を恥じていたスコセッシも、コッポラ/ルーカス/スピルバーグから受賞を告げられると、ただ感激。 ついでに作品賞まで「無限道」リメイクが受賞。 史上初のリメイク作受賞… 何だかな〜何でやねん!な幕切れだった。 今までも、その年度のベスト!その監督のベスト作品が受賞してきた訳では無いけれど......... と言う訳で、俺のスコセッシ最高傑作は「ラストワルツ」に決定! 映像/構成の造り込み、音楽の素晴らしさは完璧! 脚本/構成には無関心、美術、音楽には疎く、画面構成にも独善的勘違いのハスミ爺には理解不能だろうがw
>> ID:Es9Csqpm 自分のブログにでも書けや オマエ、邪魔だ 気づけよ
856 :
J0lting J0e :2007/03/01(木) 18:44:17 ID:Es9Csqpm
>>↑支援感謝、邪魔は承知の事、以降はチミ程度には世間で邪魔にならない存在する意味も無い様、心掛けますw 年間数万人が自ら命を絶ち続け、陰惨自虐いじめヘタレ国粋者が横行する、この素晴らしき格差社会を生み出した張本人達、 宮内"規制改革でウハウハ自社へ利益誘導"オリックス会長は合併併合球団の改称を宣言、遂に四つ目のプロ球団潰し、 JRA会長がディープに賭けるより手堅い蓄財法で私腹を肥やした福井日銀総裁は、ぬけぬけと国民に投資を推奨、 私利私欲の為だけに経済を停滞させた,さもしい草履屋・竹中平蔵が次期総裁の座とノーパンしゃぶしゃぶを虎視眈々と狙い 賞与支給後に裏金発覚〜形式的な処分でオ茶を濁し、将にゴッツァン体質・太田知事を筆頭に懲りず裏金に励む穀潰し腐食員、 あれほど国民生活の安全性を考慮しPSE法を施行した経産省は、ガス湯沸かし殺人器で大わらわw "産む機械"や"労働時間だけが売物"やら官僚は国民を税金巻上げる統計上の数字としてのみ勘定する事を曝し続ける厚労相、 奴らと同じ見下しのヘラヘラ笑いを浮かべ独善/自己愛だけは旺盛、日本文化を退屈のドン底に貶めたヒヒ爺ハスミも同罪! こ奴ら邪魔者全員、一家心中でもして、クズの血筋を根絶し、スッキリと朗らかな日本を返して頂きたいもんだ!
>>855 ある言葉をキーワードにするとこいつはあぼーんできてたんだが、
違うこと書いてるから久しぶりに見えちまった。
随分前からいついてるキチガイだ。
構うとつけあがるから、放置を徹底しよう。
858 :
名無シネマさん :2007/03/01(木) 21:45:44 ID:PJyVB4DR
>>830 政治的云々は置いといて、(自分を含めてもだが)映画好きは了見が狭い。
自分が好きな作品・作家が貶されると腹が立ち、自分が嫌いな作品・作家が褒められると腹が立つ。
山田さんはかなり特異な人だと思う、悪口を言う快感を禁じたのは強い人だからかも。
>ハスミの目など、重箱の隅をつついて嫁の粗探しする姑の様な姑息なモノ。 それアンタでしょw
次レス以降、こいつの相手をする奴も同等と見なします。
了見が狭くなるのは、趣味の世界じゃどこも同じじゃないか? ただこのスレを見てもそうだが、映画好きに政治的なヤツが多いというのは強く感じる。
862 :
J@lting じ ょ〜 :2007/03/02(金) 00:44:41 ID:tSEP7TJ5
>>859-860 失敬な!F1ドライバーは無理だが、週末は、最高速250km超えの英国絶版名車で都心を駆け巡るバリバリの現役だ!
動体視力も運動神経や心身の基礎体力/消化力/リズム感も音楽鑑賞力も耄碌ハスミ爺など相手にならんぞ!
おまけに絵だって、そこらの芸大生より上手いしw
こそこそ陰口もらすしか能の無いヲタクら生来の日陰者とは、モノが違うので嫉妬しても無駄な事だ。
ま〜ヲタクらは、耄碌独り善がりのハスミ爺に諂ってジメジメしっけたハスミ映画でヒ弱なマス掻いてなw
863 :
名無シネマさん :2007/03/02(金) 02:40:28 ID:tNINi/U5
などと意味不明な供述を繰り返し、詳しい犯行の動機は分かっていない。
嫉妬でしょ
865 :
名無シネマさん :2007/03/02(金) 21:00:20 ID:Mc3YNC0q
山田さんは、FOXの古澤さんに憎しみを剥き出しにしていた記憶が。
866 :
名無シネマさん :2007/03/02(金) 21:10:03 ID:CPStSgA1
今の批評家は蓮實重彦の壁を乗り越えようと必死なんだろうけど 文章がつまらないんだよなぁ
ていうかハスミの文章もつまらないけどね。
今、レンタルビデオ屋ってDVDへの買い替え時期だから ここの住人好みのビデオが200円とかで売ってるね
青山を持ち上げる時の無理矢理なレトリックの連発が、 ハスミの文章全体から緊張感を奪ってしまった。
870 :
名無シネマさん :2007/03/02(金) 23:14:17 ID:CPStSgA1
今の屑評論家が束になっても蓮實さんには勝てないでしょ いぬひこにしろアンチ蓮實にしろ何吼えても言ってることに芸が無くてつまらないんで世間に何も届かない 厨房のときに親父からロッセリーニ映画特集のチラシを見せられて蓮實さんの刺激的な文章に興奮したよ
蓮實って世間に届いてるの?
たかじんの委員会に出てくれないかな。
874 :
名無シネマさん :2007/03/03(土) 00:31:12 ID:wcHZL28+
朝生に出て 大島と西部と乱闘
>874 それ10年前の話。
野坂VS大島の乱闘が面白い
>>868 ただ中古ビデオは今さら買い集めてもゴミにしかならんからな〜。ビデオデッキが
まだあるうちにタダ同然の値段で観たかった映画が観れるってだけ。
今のデッキが故障したら今さら修理に出したり買い換えたりはせんだろ。
>>870 >厨房のときに親父からロッセリーニ映画特集のチラシを見せられて蓮實さんの刺激的な文章に興奮したよ
そんで人生の道を踏み外しましたってかwww 映画を観るのもいいが生活はカタギでなくてはな〜。
映画ブロガーで自分の生活は一応はちゃんとしている人ってそれだけで尊敬する。
>>872 その答えは「世間」をどこまで広げるかで違ってくる。ただ散々外出だが日本国内の
映画祭・特集上映の多くにハス氏の直接間接の影響があったのは事実。
NHK-BSの小津や溝口などの特集もフィルムセンターなどのリアルでの特集上映
に呼応したもの(小津シンポの模様もBSで放送していた)
ビデオメーカーやBSやCS(CATV)の映画チャンネルの担当者も何を
発売(放送)していいか分からないのでネタ探しに映画本や映画雑誌はよく見ているみたいだしな。
「分からないので」というより、 商売なので流行っているものを売る。 売る側としては、あれはいい、これは悪いとはやりづらいから、 当然の役割分担。
>878 BSはアカデミー賞映画ばっかになっちゃってホントに本読んでんのかしらと思う。 >879 流行の映画だけをやるならあんなCS放送はいらない。
蓮實の批評文は嫌いだけど、 パンフなどでの紹介の功績は大きかったと思う。 ヘルツォーク受容などを阻害したのは害毒だったけど。 惜しむらくは、DVD時代になってから勢いが落ちていたことだな VHS時代には、 リュミエールの影響下にあったかのようなリリースが結構あった
>>877 >そんで人生の道を踏み外しましたってかwww 映画を観るのもいいが生活はカタギでなくてはな〜。
>映画ブロガーで自分の生活は一応はちゃんとしている人ってそれだけで尊敬する。
23時に書き込んだら人生踏み外してることになるって
そりゃ21:00〜6:00に工場で夜勤してる人からすればそうなんだろうけどさ
そんなことだから駄目なことしか言えないんだよお前は
ミミという名の猫を飼っている(た?)
884 :
ゆさゆさっ :2007/03/03(土) 22:16:24 ID:CPeBtQAU
>>882 ID:/uyemOOH
通りすがりの者だが、何を過剰反応してるの?w よっぽど疚しい理由でもあるのか?
どこまで自意識過剰な自己陶酔者なんだ? そんなことだからハスミ及びハスミ厨は気持ち悪くて、嫌われるんだよw
週末だし何時に何を書こうが勝手だろうが? お前は、そんなに知的で生産的な仕事をしているのか?
中学生の頃から蓮實先生の文章を読みこなす知的で繊細、感性豊かなワタシ!
蓮實さんの刺激的な文章に興奮!早熟!モーニング・グローリーの蕾の様にイノセントなペニスが思わず暴発しちゃったの!
ナルシスティックでペダンティック、恍惚と不安に打ち震える選ばれし者だけが感応出来るハ・ス・ミw
蓮實本を小脇に愚鈍な大衆を見下しながら、うっとりと典雅なワ・タ・シに酔いながらマス掻くの!
これはワ・タ・シ達だけに許された美しい聖なる儀式なのw
って、どこまでステレオタイプで陳腐なハスミヲタなんだw
立派に人生踏み外してるやんけw
狭い世界で満足しウジウジ卑小なマス掻いてないで、もっと見聞を広げろよ!
知りたくはないだろうし、知る能力も無いだろうが、世の中はもっと刺激に満ちあふれてるぜ!
「過剰反応」「疚しい理由でもあるのか」「自意識過剰」「自己陶酔者」 「何時に何を書こうが勝手だろうが」「ステレオタイプで陳腐」 「人生踏み外してる」 全て自爆です。
精神を病んでる者に対し、ネット上で無責任に発言してはなりません。 専門家に任せましょう。
自作自演
>>884 なに、屑評論家って言われてそんな悔しかったのか?
ID変えて12行も使って発狂することもないだろうに
889 :
揺さぶり丈 :2007/03/04(日) 04:44:11 ID:KQb+Xasc
>>888 ID:/uyemOOH
評論なんてゲスな事はしないし、IDも変えてないしw
ただ、ID:CZCO4LWQ氏の同好どうし相憐れむ的穏やかな発言に過敏にイキリたち、
勘違い、狭量、傲慢不遜、自己中心、ハスミ厨丸出しの暴言を嗜めただけの事だ。
本業では、時おり一行数十万円なのにw、手間暇掛け12行も親切に指導してやったので有難く思え!
総ての職業的評論家は太鼓持ち、依頼主の要望と折合いをつけ、原稿を書き、代償を得る。
歯切れが悪くなるのは当然だ。 少しでも社会経験が有れば自明の理だろ。
890 :
揺さぶり丈 :2007/03/04(日) 04:47:04 ID:KQb+Xasc
蓮實などは、本業が血税を啜っての御気楽な先生稼業だったので、好き勝手に戯れ言垂れ流せただけの事、 ただ、そう謂う立場だからこそ、単なる知識のひけらかしや、独善的な趣味の押付けで悦に入るのではなく、 娯楽・文化の発展に寄与すべく真摯に努力すべきだったのだ、 ハスミは、その努力を怠った。 昨年の霙降る二・二六、戯れに一人決起し、上記の檄文等を投下し罵詈雑言の数々を連ねたのも、 微熱続きでムシャクシャしていた事もあったが、溝口や小津の名は得意げに挙げるのに、 黒澤明監督作品は一本も観た事が無い旧帝〜早慶上智の女子大生/院生に立て続けに遭遇したからだ。 イビツすぎる! ある程度の人生経験があってこそ深く味わえる溝口/小津/成瀬とは違い、 白黒時代の黒澤映画は中学生にも充分理解できる〜届く映画だろ! 信者に囲まれオサレ衒学趣味に浸り閉じた余生を送る前に、 もう一度、基礎の基礎から映画〜娯楽文化と向き合う力の育成に心血を注いで頂きたい! 貴方がやらねば誰がやる!
891 :
名無シネマさん :2007/03/04(日) 10:27:11 ID:psdWO52w
>>850 黒澤の映画くらい人に紹介されなきゃ観ない程度の奴らなんて
そもそも映画なんて大して興味ねーんだからほっとけ
>>889 まあ、こんなところで下らないケンカしてる時点で、あなたがレベルの低い人間であることはわかりますけどね。
>>892 レベルが低いのはおめーもだよ!
その物言い自体が、ケンカを売ってんのと同じじゃねーかよ!
おれは絶対、こんなとこでケンカしねーぞ!
クソマヌケめ! くやしかったら、かかってこい!
894 :
名無シネマさん :2007/03/04(日) 22:55:44 ID:51wwCu3J
ストレートに映画を観る青年が少なくなってしまったのではないだろうか。
>>894 一時期ほどじゃないよ。蓮實先生が現れてからは、
画面をありのままに、ストレートに観る青年が増えたし。
そもそもハスミがストレートに見てるとは思えん。
いや、蓮實先生が映画に関して、 作家の評価より作品の評価より何よりも優先するのは、 「ストレートに見ろ」ってことですよ。 先生以前に、このことを言う人がいなかった。
「ストレートの見る」こと自体ひとつの特殊な見方にすぎないんだけどね
899 :
898 :2007/03/05(月) 18:59:00 ID:oAUPAxs8
うわ、ごめん、ストレート「に」見る、ね
じゃあこれからは、素直にひねった見方をするようにするよ。
ストレートに見たらこう見えちゃいましたって結果は人によって千差万別というのが大前提。 蓮實は公言している通り、ストレートに映画を見ているだろうし、 ストレートに感じた感動を、 どう言葉で再現できるかってのを ちゃんと突き詰めてる批評家だろうと思う。 ただ蓮實のなかのストレートは、他の人からしたら多分に捩れていて、 迂闊にも蓮實と同じようなストレートさ加減を求めてしまった凡百の人々が、 最終的にはストレートじゃない見方を採択せざるえなくなるというジレンマがある。
キネ旬の採点表の寺脇研が相変わらずの電波飛ばしてた。 ポスト蓮実にはなれないだろうけど。
所詮言葉遊びやね。
語られる内容ではなくて、語り方を問題にするってことだろ。 文芸映画かヤクザ映画かで観る前に優劣をつけない。 お話自体とその語り方は別の問題で、どんなくだらない話でもうまく語られていれば面白いんだと。 多くの人が言うように、そういう態度ってほんと明快でわかりやすかったんだよ。
蓮實は明快だけど、
>>906 が言うようなことを「説話論的経済性」なんて言葉使うので、
アレルギー起こした人がいたのも事実だね。
でも、それはそれで、そんな言葉を使っても本質は明快であることを分かれよ…ってことかもね。
「説話論的経済性」という言い回しに対して、 巧いこと言うなぁ〜とニンマリできない奴には本来、蓮實氏は必要無いはずなんだけど 勝手にアレルギーを起こして勝手にイラだってるから痛々しいw わざわざ杉の木の近くに行って深呼吸して、鼻水たらしながら 杉の木に対して怒ってるバカ、ってなところですかな
学術的文体を嫌う人間って、具体的な回答を求めている人に対して、 「面白ければいいんだよ!」とか「言わなきゃわかんない?」とか 自信満々に答えるような「ダメ上司」的イメージがある。
ハスミとは何の関係もない
新潮3月号 四方田犬彦『先生とわたし』P154 (70年代末、、オックスフォードへの留学を取り止め、韓国の 建国大学校で客員教授を務めることになったのを、三人の師の うちの1人に、報告したときについて) 「わたしに最初にフランス語の手解きをしてくれたある教師の反応は 冷淡なものだった。「不愉快ですね。きみはてっきりM君やS君などと いっしょにパリに行くものだと思っていました。韓国にも映画は あるんですか」この言葉はわたしを深く失望させた。もし先生で あるならば、弟子が最初の海外渡航を、それも当時の日本で蛇蝎の ように嫌われていた国への渡航を決意したときに、何らかの励ましの 言葉をかけるのが本筋ではないだろうか。この教師は東大の仏文で 大江健三郎の1年下の学年だった。だが当時、金芝河の救援活動に 関わっていた大江とは対照的に、とにかく身近で韓国なりアジアという 言葉が口にされるのを嫌がっている様子がありありと感じられた。 ああ、もう子の人は自分の先生でも何でもないなということが、 わたしにははっきりとわかった。」
映画のセンスはともかく 文才は犬彦のほうが上だな
犬なんて文章書けないからあの程度なんだw
>>911 それほんとに四方田? でそこに描かれてるのは蓮實なの?
四方田のエッセイたいがい好きだけど、なんか感情的に歪むときあるね。
「何らかの励ましの言葉をかけるのが本筋ではないだろうか」って、
教師としての本筋というなら、韓国渡航はまあ勧めないんじゃないか。
人生経験としてなら学ぶこともあるだろうけど、学問として得るものがあるかというと。
あそこにどんな指導教授や図書館があるんだと。それに修業中のもんがいきなり教授になってどうすると。
四方田の側にどんな事情や野心があったのか知らないけど・・
蓮実の韓国人差別は四方田の誤解だと信じたい 四方田はたまに蓮実批判するね これがエディプスコンプレックスってやつですか?
>もし先生であるならば、弟子が最初の海外渡航を、それも当時の日本で蛇蝎の >ように嫌われていた国への渡航を決意したときに、何らかの励ましの言葉をかけるのが本筋ではないだろうか。 何甘えたこと言ってるの、こいつww そんなんだから被差別とかのしょうもないことを前提とした低次元の発想しか出来ないんだよ 実際韓国にはろくな映画がないのが事実だろうに
>>911 「星とともに走る」に実名が載っている。
蓮実はそろそろまともにヨモタに応答すべきだろう。
>>911 の文章は多分にバイアスがかかっていて、微妙に脚色されてはいるのだろうが。
M君は松浦ヒサキでS君は誰? それにしても同じ蓮実が教えても東大と立教じゃ随分差があるんだね
920 :
911 :2007/03/08(木) 21:32:40 ID:UJcrJD8i
この長編評伝読むと、尚更確信を抱くことだけど、蓮實と四方田のあいだに それほど密な師弟関係はなかったと思うよ。 四方田はあらゆるエッセイで何回も触れているけど、大学在学中は (現思寄りの)文学理論や宗教学、そして何よりも語学に骨を削る 思いで学習していたのであって、映画についての勉強は大学(=蓮實) からは、それほど多く学んではいない。ゼミ活動だって、本命の由良 君美ゼミで濃密且つ怒涛の勉強量を課せられていたみたいだし、 それを思うと蓮實ゼミに精魂入れ込んでいたとは考えづらい。 生涯の生業となる映画研究は、ある日を境に、これまで他分野で得た 理論を応用する形でパッと切り替わったタイプだし、映画の観た本数だって 大学卒業後に世界中を飛び回りだした頃から爆発的に増えているらしい。 四方田の蓮實に対する苛立ちは、カイエのスタンスを80年代にまだ 続けている連中の能天気さに対するものを、蓮實個人に集約させて 語ることがあるだけで、蓮實個人の人格に対する怨嗟は(あるだろうけど) 傍目が思うほど強くはなさそう。
>>915 差別じゃないだろ
オックスフォード止めて、韓国に行く人がいたら普通忠告するだろ
それが期待していた弟子なら尚更
四方田犬彦の『ハイスクール1968』(新潮社)が送られてきた。高校時代の 回想録である。とくにバリケード封鎖の前後のことが克明に書かれている。彼 と私は中学高校ずっといっしょだから、当然ながら私も登場する。 あまり愉快な本ではない。四方田が大法螺吹きであることは、業界では知らぬ者 はない。私も慣れている。 彼と私はともに由良君美門下生であるが、学生時代に、あるとき四方田から「相談ごと がある」と言って呼び出された。何かと思ったら、「由良先生に、おれが鈴木に剣道を 教えてやった、と言ってしまったので、そういうことにしておいてくれ。頼む」という のだ。別にかまわないよ、と答えた。私は剣道部の部長だった。彼もたしかに一時剣道部 に所属していたのだが、運動神経ゼロなので、ぼかすか打たれているばかりだったため、 一ヶ月くらいでやめてしまった。 万事がそういう調子。 「私は生まれる前から映画をみていた」とか書いているけど、中学1年のときに映画に 連れていってやったのは、この私である。 同級生に取材して書いたにもかかわらず、その同級生たちのことをわるく書き、自分だけ は憂いを帯びた哲学的な高校生として描いているのだから、まったく呆れる。本人を知って いる人なら、「また始まった」で済むのだが、知らない読者は信じてしまうのだろうなあ。 昨年、文芸誌「新潮」に掲載されたが、その後、2年先輩の矢作俊彦から新潮社に「でたらめ を書くな」と抗議があり、彼に関する部分は全部削除したそうだ。同級生だった金子勝も 怒っているらしい。 小説なら許せるが、あたかも実録のように書いているから、たちがわるい。ほとんど 嘘なのに。しかし、もし小説家だったら、自分がいかにカッコイイ高校生だったかを 世間にアピールしたくて、こんなものを書いたりはしない。そんな小説家は見たことが ない。こういうものを書く神経が、私には理解できない。
>>911 > オックスフォードへの留学を取り止め、韓国の建国大学校で
> いっしょにパリに行くものだと思っていました。
パリなんかオックスフォードなんかはっきりしてくれ。
別に指導教官でもないから、オックスフォードのことも知らなかった。
ただ、それだけの話なんと違うのか?
世間話で「ああパリに行くんだと思っていたよ、へー。(棒読み)」
それだけの話と違うのかと。
仏文専攻と言っていい教授の根っこを無視したってことだしな。 蓮實だっていままで教えてやったことは何だったのかと思っただろうよ。 ましてや映画関係で目をかけてきたのに、 韓国の教員になるなんてどう考えてもありえんだろ。 つかこんな糞古い話なんでいまさら・・・
こんなくだらないことを根に持ってあちこちに書いてるようだから駄目なんだよ いぬひこは
ああ見えてもハスミンはけっこう業界(立教とか東大の関係者のこと)で信望があり ちょっといい話(誰それのために世話をやいた)とか聞くけど ヨモタンはそういう話をきいたことがないどころか、たいていネガティブな話ばかり 関係者っていっても俺はアカデミズムの人間じゃないから、たまたまハスミンに 好意的な人間に会うことが多かっただけかもしれないが そういや、どっかのブログで、「「ヨモタンももうちょっとアカデミックな研究をやっていれば、15年ほど前に東大に呼べたんだが」ということを聞いた」と書いてあったのを読んだ覚えがある ヨモタンが東大につとめたかったのかどうかはもちろん分からないが、15年ほど前の ヨモタンといえば、『叙事詩の権能』とか『月島物語』の頃だが、あれじゃ東大には「足りなかった」のかね
>>920 高校大学にかけて年間500本は見ていたと書いてあったよ。出典:パッチギ・口語編(ちなみにこの本にはハスに対する別の悪口も書いてある。)
蓮實は80年代以前には韓国映画を発見しなかった/できなかったということか。 総長時代には東大の卒業式に韓国の大学から学長を招いたらしいが、 このことには何かしら精神分析的な意味があるかもしれん。 冗談だけど。
ゲーノー粘着噂話スレとなんら違わないなw
ヨモタは日本におけるパゾリーニのオーソリティなんじゃないの?
ハスミンはヨモタの本評価してるじゃん。
933 :
名無シネマさん :2007/03/09(金) 05:53:55 ID:JnRIXJPF
小津安二郎全集にやんわりとした蓮實批判があったね。 「小津さんが生きていたら、俺はそんな難しいこと考えて撮ってねえよ、と言う」とか何とか言って。
935 :
名無シネマさん :2007/03/09(金) 17:02:42 ID:psWh3KK6
思うに、よくわかんない変な国に 留学したがるやつってその国 の女がタイプだとかいうやつが 多い気がする。日本に留学してる欧米人男って だいたい日本人の彼女つくる。 日本の女は白人好きだし、彼らも日本の 女好きだから天国みたいなんだろ 日本人でタイとか韓国に留学すると 経済面とか、日本人ってブランドでもてるらしい。 四方田は女癖悪いってよく聞くし、 初恋の女の子が在日だったて1968でも書いてたし・・
蓮實や四方田読者における韓国の認識って、こんなレベルなんだな・・。
少なくとも韓国を語るスレではないしな
まあ、いいじゃん。四方田が、蓮實に対する恨みから「あいつとは違う路線でやってやるぞ!」となれば、映画批評も豊かになるわけだし。
939 :
名無シネマさん :2007/03/10(土) 03:53:04 ID:ZkqTQDZ7
単なる反動形成だろ。 結局は蓮実の影響下にあるわけで、豊かさとは程遠いな。
>>932 蓮實重彦の偏愛する映画の本104冊(『映画狂人最後に笑う』、河出書房新社、P184)
・『人はそれを映画と呼ぶ』四方田犬彦(フィルムアート社)
・『映画の招喚』四方田犬彦(青土社)
サンキュー。
ヨモタが在日系から援助受けて本出してるのが推測できる記述だな
スレ違いな話題を続ければ 80年代を通して、犬彦は、ベルギー人の妻を持つフランス語教師に好意的 離反のきっかけは『闘争のエチカ』で後の総長が ・「『カサブランカ』は国策反ナチ映画」という通念を受け売りしてはいけない ・『貴種と転生』は中上健次の読解としてはどうか 少なくとも中上のためにならない の二点について、犬彦を批判したことではないかな (ただ、優秀な犬彦をしてこの間違い、という感じで、その苦言には愛情がこもっていたが) 以後、犬彦は、自らの英文学科的出自を強調していくようになって 由良先生に言及することが増え、ついにはこの間の『新潮』に至る それと、95年に「死んだ」はずの宗教学者への嫉妬もあるのかもしれない 東大招請騒動の時、擁護演説をぶったのが目立つけど 一貫して、文章家として評価していたから しかし、元総長に喧嘩を売って、そのことでジャーナリズムで名をあげるという手では パンク右翼ことデブのほうが、ずっとうまくやっているあたり なにか犬彦が惨めに感じられる 師ならば、あの子を伸ばすには誉めてあげたほうがよかったのでは、とも思うが あるいは、対等な文筆家として接していたつもりかもしれない
80年代の後半には、ハスミンが既に犬タソに辟易していることをうかがわせる文章があったような パンク右翼って誰 チンシウャチのこと?
油で揚げた共食いが好きなあいつね。
>>パンク右翼ことデブ いくら何でもひどいw 「デブ」が本名かよw
パンク右翼がハイデゲリアン名乗ってるのはどうにかして欲しい。
「突然かかってきた電話の向うから、 『四方田犬彦についてどう思うか?』というような質問がふいに投げ掛けられ、 四方田犬彦については、〜とか、お前にはハリウッド通史は書けないだろうとか、 思うところがないわけではないが、言いたいことがあれば直接本人に言うから〜」 って文章を読んだ記憶がある。文がつながっていたから「話の特集」連載? 「〜とか」の部分はなかったかもw いずれにしても「思うところはある」ということがビシビシ伝わる文章でした。
949 :
名無シネマさん :2007/03/12(月) 02:40:37 ID:4O4Q72xn
パンク右翼若者にも分かるよう教えてくださいよぉ
950 :
名無シネマさん :2007/03/12(月) 02:54:51 ID:QlawKolz
豚だ和也さんです。
で、まだスレ違いの話題を続ければ 今やKOの教授には、元総長の占めていた日本現代思想的・言論的地位を襲おうという目論見だけでなく あの韜晦に満ちた口ぶりが仮構している「余裕」が あたかも第一次大戦後も生き残ってしまった第三共和制的・プチブル的欺瞞であり、それはそのまま 昭和の終焉と時期を同じくした冷戦終結に対する戦後的感性の鈍感さとパラレルに思えた という苛立ちがあったのかもしれない ことにパンクで右翼として売り出した基盤は、フランス人の嫌がり封印したがっている 第三共和制末期からヴィシー政権に至るフランス純粋右翼思想の研究なのだし とはいえ、前世紀末、堅気の衆の読むような雑誌のいわゆるワイド特集で 「どうしてこいつは偉そうにしてるのか」という雑文を集めた中で 共食い的健啖家は、当時学部長を取り上げて 「現代思想」なるものについて御託を並べる「仏文学者」であるだけでなく 映画にも造詣が深いところを見せて、批評界を仕切っているが 「こちとらはヤクザ映画くらいしか見てない」自分には、そのエラさが分からん などと噛み付いているのを見た時には なるほど言論でヘゲモニーを獲得するためには、論じ立てるよりむしろ 「ゲージュツ好きのおフランスかぶれの曲学阿世の徒」と善男善女をイメージ操作するのが はるかに有効なんだなとつくづく思った次第 とはいえ、とある対談で、当のモデル=ライバルを「さん」付けしてしまったのを見た時は 食べすぎでへそが見えたようでちょっと…
>>948 >〜とか、お前にはハリウッド通史は書けないだろうとか、
うん、そこあなた創作してるw
それ「シネマの扇動装置」だけど、特に否定的なニュアンスはなかったよ
ところでタイトル確認するためにググったんだが
>シネマの扇動装置 の検索結果 約 8 件中 1 - 6 件目 (0.49 秒)
だって・・そんなマイナーな本だったのか
>>952 >特に否定的なニュアンスはなかったよ
いやそこは
>>948 の言うとおり
>「思うところはある」ということがビシビシ伝わる文章でした。
だって、じゃなきゃわざわざ固有名詞挙げる必要ないもんねw
956 :
952 :2007/03/12(月) 15:03:42 ID:4zYMgW1g
>>955 ヒイイイイイイイイ
× シネマの扇動装置 の検索結果 約 8 件中 1 - 6 件目 (0.49 秒)
○ シネマの煽動装置 の検索結果 約 782 件中 1 - 10 件目 (0.48 秒)
ですた。蓮實先生ご免なさい
みずから積極的に加担しているわけではない社会現象をめぐって、いったい何故、 事態はそのような進展ぶりを示しているのかと尋ねられたりすると、この種の質問と いう奴はきまって権力的な機能を演じるものなのだなとつくづく思い知らされたりも するが、それは質問者が、あらかじめ回答を予測していて、その予測にうまく同調 しない答えを答えとは納得しないからであって、たとえば、某社の某々誌の編集部員 だと名乗る男が、ニュー・メディアの流行をどう思いますかと電話をかけてきたり、 某社の某々誌の編集部員を名乗る女性が、映画評論家としての四方田犬彦さんをどう 思いますかと電話してきたりすると、確かに四方田犬彦とはフランス語の初級を教えて 以来の長いつきあいがあり、その人格や文章について思うことがまったくないわけでは ないし、ニュー・メディアとやらについてだって何も考えがないわけではないのだが、 だからといって、見も知らぬ男女に電話口でそれを説明したり意見を述べねばならぬ 理由などまるで見当たらぬ上に、四方田に何かいいたいことがあれば直接電話すると いうのがもっとも手っとり早い方法だから、未知の女性の仲介を頼む必要などどこにも なく、
佐藤忠雄
959 :
名無シネマさん :2007/03/14(水) 15:44:56 ID:IHruqufq
そういやハスミン オットー・プレミンジャーについてなんか言ってたっけ?
「蓮實と四方田のゴシップ」 「この映画について蓮實はどう言ってるの?」 の二つで回るスレ。
このような指摘をする人を様々なスレで見かけるが、 自分からは別の方向性へ導くスレをポストすることはあまりない。 という指摘を・・・(ry
962 :
961 :2007/03/14(水) 23:25:13 ID:jVsVVlvT
レスざんした。
蓮實さんはキム・ギドクについて発言したことありますか?
964 :
名無シネマさん :2007/03/16(金) 18:54:06 ID:HcMmuZhQ
そういえばフランシス・コッポラが久しぶりに新作を撮るね 蓮實はコッポラのことそれなりに評価してるみたいだけど
イラネヨ儀ドク
966 :
名無シネマさん :2007/03/17(土) 09:02:52 ID:NnsCDfoA
今日スコセッシが今村昌平を語る番組やるね 微妙な取り合わせだ 蓮實もNHKに出てくれないかね
「蒼き狼」評、どこかに出てない? 壮大な浪費、としか言いようの無い映画であるし、 あまりにも大味なダイジェスト風な展開も大きな難点なのだが そうした致命的な欠陥を差し置いて、いや、そうした欠点が露骨だからこそ 澤井信一郎ならではの、映画の香りがする演出を純粋に堪能できる映画になっていた。 ただし、戦闘シーンやモブシーンは除いて、だが。 これを蓮實氏が正当に評価しないとは到底思えない。 山根貞男は間違いなく評価するだろうが、蓮實氏の批評を読みたい
犬NKもスコセッシを呼ぶんならゴジラを語らせろ
みんなもっとアフォリズムにしてけれ。
971 :
名無シネマさん :2007/03/19(月) 00:25:08 ID:LdsfU5cr
教育テレビで放映された「ニューメディアについての国際シンポジウム」みたいなのに蓮實出てた。 ゴダールの真似してた。
>>971 土曜フォーラムか? 検索したけど番組の公式サイトがないのでよく分からなかった。
ハスミンがあまり好きじゃない役者である柴田恭兵、武田鉄矢も 年齢を重ねて中々いい佇まいになってきたな
久々に尋ねさせて貰おう。 蓮實はゆうこりんについて何か言ってますか?
スピルバーグは失墜すると言っておきながら、今だにこの世の春を謳歌しているよな。
スピルバーグは失墜するなんて言ってないだろ むしろ、映画に愛された存在だと書いていたぞ
sage