1 :
名無シネマさん:
2 :
名無シネマさん:04/10/10 20:09:20 ID:sGbnt6Sn
3 :
名無シネマさん:04/10/10 20:12:06 ID:sGbnt6Sn
前スレに書いたけど、一応こっちにも。
>>990的な復興としたら、去年はどれぐらい復興したのかな?
15億相当ぐらいの興行収入作品。
『踊る2』『陰陽師2』『座頭市』『釣りバカ日誌』
『黄泉がえり』『バトルロワイアルU』『木更津キャッツアイ』
7本
10億弱。
『あずみ』『壬生義士伝』『呪怨2』『ゲロッパ!』『スパイ・ゾルゲ』
5本。
『ドラゴンヘッド』とか『ジョゼ虎』とか細かいのも入れたら、
ほぼ復興してるんじゃないの?
さて、1年じゃ、復興とはいえないから、今年も行けるかな?
『セカチュー』『着信アリ』『キャシャーン』『仮面ライダー』
『スウィングガールズ』『クイール』『釣りバカ日誌』
すでに7本。
10億相当
『海猿』『忍者ハットリ君』『下妻物語』
3本。
着実にビジネス的には復興してるんじゃないの?
4 :
名無シネマさん:04/10/10 21:01:32 ID:sGbnt6Sn
>>3 去年の邦画の10億以上の作品
『踊る2』『黄泉がえり』『座頭市』『ゴジラ×メカゴジラ』
『木更津キャッツアイ』 『バトルロワイアルU』『陰陽師U』
『仮面ライダー555』『T.R.Y.』『呪怨2』『ドラゴンヘッド』
11本
今年
『セカチュー』『着信アリ』『キャシャーン』『仮面ライダー』
『スウィングガールズ』『クイール』『海猿』『忍者ハットリくん』
『半落ち』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』
これまでの所10本
という事で、復興してます、邦画。
5 :
名無シネマさん:04/10/10 21:03:09 ID:sGbnt6Sn
>>2、
>>3は転載です。
ビジネス的には右上がりに復興中というのは、スレの共通認識でいいのかな?
もちろん、制作費との兼ね合いはあるにしろ。二次使用を考えれば、回収は出来ているかと。
だが、まだ邦画界の復興は出来て無いと思う。
一般への浸透度、娯楽作品の質はまだまだだと思う。
6 :
名無シネマさん:04/10/10 21:52:17 ID:UfkKZpE7
>>4 アメリカだと1億ドル以上がメガヒットの目安だと思うけど
日本だと10億円なの?
7 :
名無シネマさん:04/10/10 21:54:23 ID:MntxMpZ7
>>5 あとは中身だね。
一定レベルの作品がコンスタントに出せれば
ブレイク作品も出せれるようになるんじゃないかね。
後は市場の反応かなぁ。
個人的にはアクションと色彩しか見るものないやんと思うHERO
が全米でトップってのは理解できん世界だが、
そー言う客の入り方するアメがうらやましくもある。
日本じゃあんなキワモノがヒットするなんてありえねぇ。
8 :
名無シネマさん:04/10/10 22:01:16 ID:j5cXbAPC
9 :
名無シネマさん:04/10/10 22:11:31 ID:aC04gzc4
HEROもLOVERSもアジア映画の中で一歩抜け出た感じがする。
偽っぽくないCGを使ってるからだろう。
11 :
名無シネマさん:04/10/10 22:52:44 ID:QvZIP232
『HERO』興行収入30億円強で、中国映画最高額。
『LOVERS』じゃ半分ぐらいに落ち着きそう。
あのレベルの作品が『グリーンディスティニー』や『始皇帝暗殺』など、
いくつも出来ている。
ついに世界的ヒットを出したというところだろう。
これから、中国(&香港)はハリウッド並になりえる可能性があるわけだ。
自国内で製作予算回収が見込めるわけだし。
さて、中国は邦画でもTVでも何度も撮影しているロケ地なので、
邦画でも、商売の仕方次第では、中国人材と市場は利用できるはず。
あとは反日感情か…。
12 :
名無シネマさん:04/10/10 23:18:43 ID:QvZIP232
>>6 10億ぐらいの興行収入があれば、同じ額の製作予算が組めるはず。
年に10億の興行収入作品が12本あるということは、
最低でも12本の10億円作品が出来る。
(実際にはもっと出来るだろう)
これで、予算的な室はある程度確保できるようになると思う。
これが続けば、50億の作品なども年に一本ぐらいは製作されるようになるのでは?
何年先か知らんが、日本の保守的ビジネスを動かすには何年の好調がいるのかだろうか?
去年から、実写邦画で200億円以上興行収入がある。
映画人口も1億6000万人に安定しつつある。(アニメ、洋画も入ってる)
これが、2億人になれば、映画のビジネスの価値もだいぶ安定するはず。
13 :
名無シネマさん:04/10/11 00:20:42 ID:c4UDk05r
さっき栗山千明がトップランナーで「邦画の入場料1800円は外国に比べて高い。
だからその1800円の価値のある女優になりたい」と言ってた。
20歳の栗山にある意志が日本の映画製作者一般にあるのだろうか?
>>7 HERO日本でも大ヒットしたやん。中国映画で30億って
今までじゃ考えられないことだし。
>>6 劇場数にもよる。
少ない上映館数で10億こえたスウィングガールズは立派。
1800円の価値のある邦画をたくさん見たいです
16 :
名無シネマさん:04/10/11 00:52:07 ID:P5a6ZyOu
二番煎じでも、まず客を映画館に行く行為に慣れさせなければ。
客が増えれば、勝負の仕方として、入場料を下げるサービスも
一般化するはず。
(一定の額が稼げないから、入場料に頼っていた)
当然、この好調を右肩上がりにさせるためには、年一本のメガヒット(50億以上の興行収入)がいると思う。
一昨年は千と千尋、去年は踊る2、今年はセカチューあとハウルかな?
さて、来年は?
ヒットが増えれば、日本での収入を見込んで、海外で、日本のキャストの仕事が
増えるはず。
そうすれば、国内の映画現場にキャストからの新風が吹き込む。
(これは邦画歴史上でも初だろう)
現在で渡辺謙、真田広之、仲村トオル、反町、中井貴一、田中麗奈、
小雪、工藤ユキ、富田靖子、宮沢りえ、桃井カオリ、役所広司、
浅野忠信、木村拓哉…。
主役級が口出せば、意思のあるプロデューサーや監督も力を持てるのでは?
かのデビッド・フィンチャーも難しい企画を通す時には、まず主役を口説き、
そして、幹部にという手を使ってきたようだし。
(『セブン』『ファイトクラブ』のブラッド・ピットのコンビでは特に)
17 :
名無シネマさん:04/10/11 02:57:59 ID:AqkxUWDz
さっき「くたばれ!ハリウッド」って映画見たんだけど
パラマウントの伝説のPロバート・エヴァンスがいうには
「映画制作に必要なのはテーマと情熱、新しいものを作ろうとする意志」
とか言ってたんだけど、ヒット作を連発してた頃(70年代)は当然のごとく
「まずは良い脚本。スターなんてのは後からなんとでもなる」
みたいな事をいってた。
18 :
名無シネマさん:04/10/11 03:21:12 ID:52e65APe
19 :
名無シネマさん:04/10/11 03:29:59 ID:GjRFb8Z+
>>17 良い脚本も新しい作風や情熱も必要ですよね。
情熱が無いと、馴れ合いになって邦画が大変だ!って時にも
誰かがなんとかしてくれるだろー。になってしまうだけで。
デカい企画をぶちあげよう。となったとしても
誰もが認めるよなカリスマは不在で、似たレベルの才能ばかりが
横並び状態だと、俺が俺がで…そこから揉めると思うんですよ。
ホントは日本トップレベルの技術、役者、脚本…の結集。
みたいな作品も見たいんですが。映像業界全体の協力体制が
無いとそれは無理です。役者も集客力ある役者は少ないしなー。
そうすると人気者に頼らざるを得ないし、役者の魅力が薄いのも
問題だよ邦画は。映画スターって人が昔はいたんだがね。
そんなに技術レベルって日本は低いのかなあと疑問に思ってる
んですよ。感覚が噛み合って無いような気もするんで。
>>20 >映像業界全体の協力体制が無いとそれは無理です。
昔、あるプロデューサーが、「どこかが窓口になって、技師クラスのスタッフの大雑把なスケジュール
の一覧を把握できないのか? 今のPCソフトを使えばできるでしょ?」と言っていた。
そういうのがあればスタッフィングで手間取らずに済むって話。
>そんなに技術レベルって日本は低いのかなあ
海外の映画は、メジャーもマイナーも比較的マシなモノが日本に入ってくる。写っている
風景や人物も違う。だからよく見える。国産は不利。
観客(素人)には技術がよくわからないので、技術の巧拙の見分けがつかない、という不幸もある。
>>21 それは傲慢じゃないかな。
受け手の感覚がすべてでしょ。
前に、ゼブラーマン見たんだが、
面白かったからそこにはつっこまないんだが、
ぜんぜん実写の部分とマッチしてなくて
CGは酷いと思ったよ。
>>22 CG ひどかったのかアレ(見て無い)。全部良いもの揃うのは
難しいのかな。どの技術もランクつければいいのに。
ここはレベル高い。ここはレベル普通。ここはダメ。とかさ。
もうダメってのはダメって言ってやらないとイカンと
思うし要らないよ。今後の邦画にも悪影響だし良い作品の
足引っ張ることにしかならんよなあ。脚本もなー
つまんねーもんはつまんねーんだよ!と言ってやるべき。
>>23 そこで問題なのは、今の日本の映画ジャーナリズムで、技術や脚本が見切れている人
はまずいない。日本には体系的な批評/実作の学校は無い。もちろん現場経験も無い人が大半。
独学で本でも読むぐらいだろう。自主なんか何の勉強にもならないし。ワークショップの類は知らネ。
むろん、美的感覚的に「汚い」とか「荒っぽい」といったことなら、素人でも鑑賞力
を身に着ければわかるよ。木村大作を目の仇にするハスミとかそうでしょ?
プロはどうか? というと、素人にもわかるように解説できる人なんかまずいない
のではないかな? 自分も撮影やってるらしい技術評論家でも書いてるものはひどい、と
いうか素人にわからせようというのは難しいのだろう。
自分が知ってる範囲で具体名を出すと、水原文人(藤原敏史)や筒井武文(「オーバードライブ」
の監督でもある)といった人たちは、いちおうはわかっているのでは?
脚本の善し悪しが読める人はまずいないでしょ? 桂千穂・荒井晴彦といった面々は
いつも愚痴ってる(この人たち自身が、え? っという映画も誉めるけどなw)
まあこの人たちにしてもしょせんは業界内の有名人でしかない訳だからな。プロの眼で
シナリオが読めるようになりたければ、シナリオ学校にでも行けば? 習作を書けば
講師がバッサリどこが駄目か言ってくれるよ、オレはそこまではしないけどな。
26 :
名無シネマさん:04/10/11 09:27:07 ID:0Ms2N+FY
>>21 >観客(素人)には技術がよくわからないので、技術の巧拙の見分けがつかない、という不幸もある。
すべての分野において消費者は皆素人だよね。
この考え方はちょっと傲慢だよ。でなければ、言い訳っぽい。
技術的にチャチでも勢いや情熱や鋭いものがあって、おもしろい映画も
あると思うし。
27 :
名無シネマさん:04/10/11 09:59:03 ID:a6F8GSG9
デビルマン見てきました。
復興はこの先数百年ありません。
それに邦画自体元々大したことない作品ばっかだしね。
デビルマンのような作品を公開するから
「やっぱ邦画はだめ」という意識を観客に植え付けるんだよな。
邦画は良作が選択されて輸入される洋画に比べて
不利があるんだから、その辺よく考えてほしい。
変なマーケティングで大ヒットを狙うよりも
次につながる良作・佳作を作ることが大事なのに・・・。
29 :
名無シネマさん:04/10/11 11:42:06 ID:xxyccetE
話題作が一本駄目だと、みなまとめて駄目にされる傾向がある。
素人といっても素人の通ってのがあるはず。
それが鍛えられないと、文化の上昇は望めない。
結局経済の問題とか、政治の問題に地平続きだといえる。
アメリカ人て、ある種の層は、非常に分析好きだしね。
映画での野球とかアメフトの楽しみ方見ても、かなりうるさいでしょ。
子供もおっさんも。
凝ったら、歴史とかも視野に入れてくる。
日本の一般の観客は製作側になめられていると思う。
30 :
名無シネマさん:04/10/11 12:30:37 ID:amNhnlX+
>日本の一般の観客は製作側になめられていると思う。
同感です。
ところでなんで邦画には長まわし(っていうんだよね?カメラが
きりかわらず、ずっと回りっぱなしのヤツ)が多いの?
何のセンスもおもしろみもない退屈な画面を延々見せられるのは苦痛です。
撮る側が「俺って芸術的」と思っていそうなのが伝わってきて
うんざりする。観客におもしろく見せる努力を放棄して自己満足に
ひたってるとしか思えないんだけど。
31 :
名無シネマさん:04/10/11 12:57:20 ID:xxyccetE
長回しは一つの技法ですよ。
もちろん使うのには、実は高度な演出がいるけど。
アメリカでも、長回し自体は結構使われています。
ERやシャマラン(『シックスセンス』)は結構ワンシーンワンカット。
最近、ハリウッドでもカメラ機材やCGの発達のおかげで増えてきています。
緊張の持続や状況の感情の浸透に優れている方法です。
最近だとロシアの監督が全編ノーカットで撮ったり、タイのパン兄弟(『レイン』)の
一人がワンテイクオンリーというのを撮っています。
ただ、日本のいくつかの作品で使われる時、その良さが悪さに
変わっているのも事実ですが、日本人は個人個人の感情を見せるよりも
状況から受ける印象を大事にするところがあります。
これを見せるのに、長回しは有効な技法でもあるのです。
日本に多い理由として、ある種の長回しでは、お金がかからないので、
それを選択せざる得ない場面があることも挙げられます。
それと、もう一つ、日本人の特徴として、一点集中した時、力を発揮するというのがあります。
長回しで、ここを完璧にという撮影の方がいろいろ良くなる事が多いのです。
職人さんは手を抜くのが苦手で、全部に力を込める傾向があるのです。
あと、役者に芝居をさせるのに、長回しの方が良いということも
あるので、画家で言うなら筆遣いの問題。
長回しが悪いというよりは、悪い長回しがあると考えていただけると。
最高の長回し監督は、日本では相米監督、海外ではギリシャのアンゲロテオプスですか。
ハリウッドだと、ブライアン・デ・パルマもけっこう長回しで、スネークアイズの
冒頭は一見の価値アリです。
32 :
名無シネマさん:04/10/11 13:13:46 ID:xxyccetE
前のスレで書いてあった、評論の集計というかまとめサイトみたいのって無いの?
ロトゥントマトの日本版。
なんやかんや言っても観客は
邦画とハリウッドには
花やしきとディズニーランド
地方プロレスとK1
ぐらいの差を感じてる。
その差を我慢してる。
デ・パルマのそれとかはカメラも良く動かして工夫して撮る長回しは良い。
日本の一部の監督のはそれとは全く違うからな。
頑固なまでにカメラを動かさないで観客に忍耐を強いる貧乏臭い作り。
35 :
名無シネマさん:04/10/11 13:42:14 ID:xxyccetE
差があるのは分かるが、そこにある個性を見れない平面的な見方もどうかと思う。
ヨソ行きをずっと着てるのは息が詰まる。
自分の家では楽な部屋着に着替えたい。
ま、邦画でも、楽しすぎて、寝間着になるヤツも多いけどさ。
フレンチレストランと洋食屋の違いとも言えるか。
フルコースと一品メニューの違い。
食う方の舌と胃の具合ってのがあるでしょう。
娯楽と芸術が一緒くたになってる稀有なメディアだからなぁ。
映画って。
とにかく早く邦画の娯楽作品の復興が必要なんだよなぁ。
36 :
名無シネマさん:04/10/11 13:55:28 ID:NbLOoyrh
邦画にアクションはいらねぇんだよ!
洋食屋と立ち食い蕎麦屋くらいの違いはある。
ただし、値段はどちらも同じ。
おまけに、この立ち食い蕎麦屋の主人がえらく頑固で辟易させられる。
38 :
名無シネマさん:04/10/11 14:11:08 ID:xxyccetE
ギャンブルに理論を持ち込めないから、山師の頑固さが
ありがたがられるのもあるだろう。
洋食食うなら、さっと入って蕎麦を食うって方が好きなヤツは多いべ。
じゃ、その頑固さを変えるのに、一般的な口コミのレベルを上げられればと考える。
このネット時代不可能ではあるまい。
まずは、日本版ロトゥントマトの設立だろ。
39 :
名無シネマさん:04/10/11 14:57:53 ID:HePHVK4g
俺みたいな素人が邦画の為に出来る最善のこと。
それはお金を払って少しでも多くの邦画を観に行く事。
これしかない。
決して金券ショップで安い株主券を買ったりせず、
プレイガイドや劇場窓口で前売り券を買う or 劇場窓口で当日券を買う。
そして、作品が面白かったら回りの人に薦めて、退屈だったら
2ちゃんなどで誠心誠意(?)批判する。
俺が今、現実的に邦画の為に出来る事といったら、これしか思い浮かばない。
という訳でこれから「透光の樹」「血と骨」「海猫」「ニワトリはハダシだ」などを
金を払って観に行きたいと思う。人に薦められる邦画に沢山出逢えますように。
40 :
名無シネマさん:04/10/11 15:11:07 ID:xxyccetE
>>39 支えるってのは、そういう細かな行動を重ねることだと思うよ。
賛同。
あと、製作者のビジネスの食い物にされない方法も考えないとなぁ。
>>39 それらの映画のタイトル、
見に行く気にさせないなあ。
ゴールデンで映像CMバンバン流すならまだしも
そうじゃないんだから、
もっとタイトルだけで見る気にしないとまずいね。
文学作品きどってちゃ駄目だよ。
42 :
名無シネマさん :04/10/11 16:18:27 ID:Flg5xk3U
日本の映画が全盛のころは、出演者で客を呼んでたんじゃないか
裕次郎の映画を見に行こうとか、高倉健が出てるからとか
やっぱ、映画スターは必要だと思うがな
テレビでも見ることが出来るスターなら、わざわざ映画館にまで行って金払って見ないだろ
確かにスター不在ではある>現在の邦画
44 :
名無シネマさん:04/10/11 16:27:49 ID:xxyccetE
>>41 タイトルはハリウッドモノだって、十分、議論のタネになっている気が…。
それに、娯楽で無きゃ駄目だとは思うけどなぁ…。
じゃあ、どんなタイトルなら、心惹かれるの?
45 :
名無シネマさん :04/10/11 16:28:07 ID:Flg5xk3U
アメリカって、割とはっきり分かれてるんだろ
テレビに出る人、映画に出る人
同時に、映画もテレビも出る人って、あまり聞かないね
映画スターはCMにも出ないようだし
46 :
名無シネマさん:04/10/11 16:30:40 ID:xxyccetE
>>42 スターがいないのは、映画で食えないからでしょ。
貧乏なスターなんて…。
本業で食えずに、副業で食わせてるうちは、そりゃスターは無理でしょうに。
スターがいるから、儲かるではなく、儲かるからスターなのでは。
47 :
名無シネマさん:04/10/11 16:40:45 ID:7U91FNRi
>>45 あっちでも、本当に大物の人じゃない限り結構テレビに出てるよ。IMDbなんかで見てみな
マルホランド・ドライブなんか、もともとテレビドラマのパイロット版だったし。
>>44 本の世界も背表紙見て選ぶでしょ。
タイトルが売り上げを決めるってのは
なかば常識なんですよ。
それらのタイトルはどうみても引きが弱すぎるよ。
「どですかでん」「鬼流院花子の生涯」
目を引くようなインパクト、見なくても中身を暗示するもの
こういうのがいいタイトル。
洋画だと日本語タイトルに簡単に
題名に愛って入れれるのに、邦画はあまり入れないね
>>45>>47 向こうのTVシリーズ・TVムービーは、あくまでTVで流す「映画」というコンセプトで撮っ
ているものが大半。地上波でもケーブル・衛星でも、リピートで延々と繰り返し放送する。
(日本も再放送はあるし、最近でこそCS・DVDなどが出てきたが、基本的にリピートの概念は無い)
シットコムにしても、三谷も敗北を認めていたが、造り込みが違う。たしかにNHKの深夜など
で放送していたものを少し観ただけでもまるで違うね。
だいたいが日本(アジア)のようなスタジオドラマ・VTR制作のドラマも欧米では少ないはずだし。
そもそもが比較にならん。
アメリカ在住の人に聞くと、TVスターもけっこうクイズ番組とかも出るよ、という話。
映画スターはTVムービーでも意欲作や、ややグレードの高いトークショーには出る。
ちなみに、キー局・NHKのゴールデン枠だと放映権料が跳ね上がるので、アメドラ
がどんなにクオリティが高くても、日本人のマジョリティに認知されることは今後も有り得ないとか。
だからBS・CS・深夜枠・DVDなどでしか観れない。それに、日本人はアメリカのT
Vスターの顔を見慣れていない。タレントの顔が見たいからチャンネルを合わせる。
どうせ内容で観てるヤツなんかいない、ヨン様ブームにしろ、冬ソナなんか中身も技術レベ
ルもお粗末なものだし。日本のドラマのさらに劣化コピーだし。
日本のTV関係者はこうした障壁で守られている、良かったなw
52 :
名無シネマさん:04/10/11 17:10:58 ID:Z/ct4AuY
>>48 「透光の樹」「血と骨」「海猫」がすべて、本のタイトルままなのだが。
この原作はみな、背表紙で売れなかったのですね。
キーファー・サザーランドなんて普通に映画俳優だけどな
54 :
名無シネマさん:04/10/11 17:20:12 ID:Z/ct4AuY
『踊る2』『陰陽師2』『座頭市』『釣りバカ日誌』
『黄泉がえり』『バトルロワイアルU』『木更津キャッツアイ』
>>48 『あずみ』『壬生義士伝』『ドラゴンヘッド』『ジョゼと虎と魚たち』『世界の中心で愛をさけぶ』『下妻物語』
『キャシャーン』『仮面ライダー555』『クイール』『釣りバカ日誌』『海猿』『NINNIN忍者ハットリ君』
『バトル・ロワイアル』『ピンポン』『陰陽師』『黄泉がえり』『踊る大捜査線』
と10億円クラスの興行収入作品がほとんどが小説、漫画原作付でほぼ同じタイトル。
いいタイトルはいい原作の意味なのでしょうか?
この中では、どれがいい題名なの?
ホントにタイトルだけで見に来てくれないのに…。
55 :
名無シネマさん:04/10/11 17:21:08 ID:Z/ct4AuY
↑↑↑
変な書き方になっちまった失礼。
56 :
名無シネマさん:04/10/11 17:27:17 ID:Z/ct4AuY
>>51 でも、CSIもアンダーカバーもプライムタイムだし。
ERも前はぎりプライムだった。
昔で言うなら、アメドラの人気は以上に高かったはず。
(コロンボ、コンバット、ナイトライダー、Aチーム…)
群像劇が主流になりつつある現代のアメドラに日本人の主流が
ついていけないだけでは?
『アンダーカバー』のリーダーはバイオハザードUでいい役やってた。
ドラマはある意味日本人の大衆性の鏡。
韓国ドラマが受けるのは、そこら辺を反映してるのでは?
韓国人俳優を起用した邦画も増えるね。
すでにちらほらと…。ドラマはすでにいくつか…。
>>56 >韓国人俳優を起用した邦画も増えるね。
>すでにちらほらと…。ドラマはすでにいくつか…。
それはカンベンしてほしいよ。
ハリウッドだけでなく香港にまで日本の漫画の実写化されたり
してるのを、黙って見てるしかないってのはツラすぎる。
デビルマンなんか見る気しないし。
>>56 >でも、CSIもアンダーカバーもプライムタイムだし。
CSIもアンダーカバーもテレ東でしょ? 値段が違うと聞いた。キー局やNHKの
プライムタイムだと途端に高くなり、注文が多くなる(視聴率が××%以下に下がると売らない、
番宣に本編の映像を使う際にも許可を取れ、カネ払え)とか。つまりは採算が取れないらしい。
>ドラマはある意味日本人の大衆性の鏡。
>韓国ドラマが受けるのは、そこら辺を反映してるのでは?
今は韓ドラのレトロな作りがちょうどいいんだよね。内容で受けてるわけじゃない。
(もちろんここで言ってるのはドラマの話ね。韓国映画はまた別の話)
>韓国人俳優を起用した邦画も増えるね。
アジアの俳優は、日本にも意外と簡単に来るらしい。飛行機だと近いし、やはりギャラ
がいいんじゃない? まだまだ円高だし。
韓国ドラマは熱心なコアファンの活動と前代未聞の宣伝攻勢抜きには語れない。
作りがどうとかいうレベルを超えてる。
それなりの存在感を築けるかもしれないが、冬ソナをピークとして終わるでしょう。
60 :
名無シネマさん:04/10/11 18:26:12 ID:Z/ct4AuY
>>59 コアなファンを獲得したということは、システムだけでなく、
観客を動かしたってことでしょう。
日本の製作陣はそこを肝に銘じて欲しい。
ああ…デビルマン…。
どれだけ裏切れば、気がすむのか…。
>>59 韓ドラを批判すると自分も嫌韓厨みたいに思われてイヤなんだけどw あれは、メディア界
の連中が日韓交流ブームで一儲けしようという、それだけの話でしょ?
個人的には韓ドラブームは悪くないと思っている。中身はつまらないけど、「他のアジア
圏にも映像文化があり、映画やドラマが作られている」と一般日本人に認知させた功績は大きい。
というか、プラスはそこだけしかない。
62 :
名無シネマさん:04/10/11 18:31:50 ID:Z/ct4AuY
邦画でそれをやろうとするアイディアがここで必要としているモノではないだろうか?
自分は末端素人消費者ですが、
邦画は気楽なおバカビデオの延長線ぐらいにしか思えないなぁ・・
そういう意味でいくと「デビルマン」や「ハニー」なんかは
安心して楽しめるカンジ。
原作誰々、監督云々、鳴り物入りの映画で
ラストシーンの特撮(CGぢゃない!特撮!!!!)が
脱力するくらいガックシくると逆に頭くるし
(*゚д゚) 、ペッ て・・・。
>>63そうか君は「タスマニア物語」を見たのか・・・。
>>39-40 それだと製作側がみんないいから観にきてると勘違いして
なんら質の改善にはならないけど
66 :
名無シネマさん:04/10/11 19:35:28 ID:Z/ct4AuY
いまや医療もその流れが強くなりつつあるけど、
対症療法でなく、肉体の総合的な治癒力を上げていくのが必要だと思うよ。
>>65 バカでもいいから、とにかく映画人に金をやる。
そんで、映画界が儲かるという空気を作り、ビジネスの方の人間を入れさせる。
ハリウッドはそれで死んだとも言われているけど、そこから、映画人の戦いは
始まるとも思う。
SKGやスターの個人プロダクションがようやくそれを体現し始めた。
韓国はそこもまねて、不景気の韓国経済の中で、映画は投資に最適と投資家を
誘い入れて、大作をぶち上げている。
国が金を入れないなら、個人で入れてやるというある意味ファンの覚悟でもあると思う。
韓国コンテンツの海外収益の7割は日本からだろう。
アジアじゃ日本以外に旨味のある市場がない。
日本にとって旨味があるのは北米とヨーロッパ。
しかしドラマじゃ限界があるんで日本はアニメで勝負してる。
大体アニメの海外売上の7割以上は北米と欧州でアジアは1割くらい。
韓国ドラマのような商売は日本では構造的に無理。
おまけに非関税障壁だらけだし。
68 :
名無シネマさん:04/10/11 20:36:04 ID:HePHVK4g
このスレの人達は、VFX満載のエンタメ映画が好きそうな人が
多い気がするな。はっきり言えばヲタクっぽいというか。w
でも、一般人はその路線の邦画をさほど求めていない気がする。
最近で言えば「リターナー」や「ドラゴンヘッド」が余り盛り上がらなかった様に。
69 :
名無シネマさん:04/10/11 20:42:26 ID:HePHVK4g
(続き)
俺が思うに、今の段階ではVFXバリバリのエンタメ映画は
ハリウッドには到底かなわないのだから、それよりも
現在の日本映画界の身の丈に合った娯楽映画
(「下妻物語」「スウィングガール」みたいな)を量産する方がいいんじゃないかな。
ま、個人的に「スウィングガール」は駄目だと思うけど。w
>>68みたいなアホばかりだから邦画がダメなんだろうなw
下妻もスイングもセカチュー邦画ブームに一時的に乗っただけの若者向け凡作。
集客力もなくレンタルで十分な作品。こんな作品ばかりならば邦画はレンタルして観るものになってしまうよ。
下を見てたら、どんどん下がって行くだけだ。
>>69 同ジャンルの作品を過剰生産しつづければ、
いつものように尻すぼみになるだけ。
73 :
名無シネマさん:04/10/11 21:03:03 ID:HePHVK4g
>>71 いや、誤解して欲しくないど、
俺だって「下妻」や「スウィング」をいいと思っている訳ではないよ。
でも、劇場で観客の反応がとても良かった。ああ、世間の人は
こういう娯楽映画を観たいんだなあ、と実感した。
(俺個人は「ヴァイブレータ」などが好きなスレた映画ヲタなので
参考にならないw)
心の琴線に触れる大傑作などそうそうは作れないのだから、
先ずは安定した娯楽映画を量産して、邦画に対する不信感を
払拭するのが先決かと・・・まあ、そう思った訳です。
74 :
名無シネマさん:04/10/11 21:05:28 ID:c8Y1EC1D
しかし、日本では邦画の洋画でも、社会派やきちんとしたドラマが
ほとんどベスト10にランキングしなくなったねぇ。
映画館は遊園地になると90年代に言われたが、実際にそうなってしまった…。
てことは、日本人の特性から言って、それは加速し続けることだろう。
逆にヒットを生んで、映画は長生きするかもしれないが。
75 :
名無シネマさん:04/10/11 21:07:16 ID:HePHVK4g
>>72 >同ジャンルの作品を過剰生産しつづければ、
>いつものように尻すぼみになるだけ。
これは俺も危惧しています。
特に「スウィング」路線は既にヤバイと思う。
この手のパターンの映画(ウォーターボーイズ、ロボコン)は
そろそろ飽きられるだろうなあと。
>>74 現実の社会がどうしようもないくらい、行き詰って、息苦しいのに
わざわざ金はらって、つまらん事考えるより
一瞬でも、嫌な事忘れた方が体に良いのが分かり始めたんじゃないの
社会派が訴える以上の現実が、毎日起こってる
ニュースで十分満腹状態
77 :
名無シネマさん:04/10/11 21:24:14 ID:c8Y1EC1D
子供のために、いい作品(邦画実写の)は作って欲しいと思う。
アニメやヒーローものや洋画しか見にいけない子供を増やしているのは、
絶対、邦画ばかりか日本の将来にいいはずがないもの。
アニメや洋画が悪いという意味ではないよ。
78 :
名無シネマさん:04/10/11 21:30:33 ID:c8Y1EC1D
>>77 映画に来てるのが、そういう人ばっかなのは、不安だと思わないんだ。
韓国映画の娯楽作の半分はそういう作品でしょうに。
それはツマランことではない。
アメリカの娯楽作品にもいくつか、それは題材にされている。
向こうでは、十分商品になる。
では、なぜ日本では、ならなくなったのだろうか?
映画が流行って、それが習慣になるのが、まず目標。
でもそればっかしかないのは、危険でもある。
まあ、子供の客ってのは未来の客なんでね。
仮面ライダー見てた幼児がいい大人になっても仮面ライダーに
愛着あるのと一緒。アニメのファンはそういう感じですし
大人になってもアニメ見てる人も今は多いです。親になって
子供と見てたりします。
洋画ファンもそう。邦画は、今の30代あたりに「懐かしい」
と言わせるほど子供が見るものがなかったから。
今からそういう客を作っていってるとこじゃないかなあ。
邦画、数年前から比べると見てるけど…だから余計に
邦画はつまんないね。という作品を作って欲しくないんだよ。
ずっと疑問に思ってたんだけど、なんで邦画って暗くてジメジメした宣伝もしないような映画が
毎年何本も作られるの?あれは一体誰が見てるんだろう。
81 :
名無シネマさん:04/10/11 23:00:51 ID:c8Y1EC1D
>>80 お金出す人(最終決定を出す人)たちがお年寄りで、その暗くてじめじめした者が
彼らにとっての娯楽(文化)として理解出来る物だから、と言うのが一つあるだろうね。
日本は悲劇というか宿命性を喜ぶところがあるから、えてして、
主流(多く作られやすいもの)は暗めな物語になるというのがある。
童話やおとぎ話、歌舞伎などを思い浮かべていただけると分かりやすいかと。
日本の名作と言われる古典小説のほとんどがその傾向がある。
ビジネスであれば、また別の部分もあるのですが…。
映画でお金を儲けたい人の方ばかりではないのです。
地方自治体や、文化費の中から、出資されることが多い…。
なので、ビジネスを考えているものには、明るいモノも十分あります。
大宣伝のイメージに支配されているとこもあると思います。
ここを見ていただける、と。
http://www.eiren.org/
>>81 でもMINDGAMEとかは試写で年寄りも評価してたらしいが。
プレゼンが下手なんだろうな。監督も作りっぱなしで
売りに行く気なしだし。
83 :
名無シネマさん:04/10/11 23:21:07 ID:c8Y1EC1D
>>82 だいたい、MINDGAMEがビジネスになりうるアニメだし…
む、田口監督のサスペンスの方?
ビジネス狙いでしょ。タレント監督だし。
それに、実は、明るいのを作りたい監督自体、少ないのでは?
>>81 >ビジネスであれば、また別の部分もあるのですが…。
日本映画は製作者サイドの都合優先(企業や宗教の道楽、出資先・メーカーの都合と、
どんな資金を使ってでも映画を撮りたい監督のエゴが結びついたような)で作られたよう
な映画が多過ぎるんだよ。具体的なタイトルは出さないでおくけど・・・。
もちろん、結果的に中身さえ良ければいいわけだよ。だが、それにしたって製作の背景がよくわか
らない映画が多いなあ・・・。
たしかに日本だけじゃないだろう、世界的にもはや普通のビジネスとして成立しにくいから、
文化事業として国の補助金で作られたような映画、怪しげなスポンサーのカネで作られた
ような映画が多いのは仕方ないけどさ・・・。
85 :
名無シネマさん:04/10/11 23:25:25 ID:M2kPL62w
撮影所が映画を制作する時代は終わったんじゃないかなぁ。企画はプロダクションの方がおもしろいし経営や投資としてもいけてる気がする。撮影所に必要なのはスタジオの能力や配給できる力ではないかな。
>>85 つーか、今、メジャーの撮影所・制作部門(東宝映画・東映東京・東映京都・松竹京都映画・
角川大映・日活調布、こんなもの?)の現場から上がってきたような企画なんかどれだけある?
どこも貸しスタジオか、スタジオを持ってる下請けの制作プロだろ?
87 :
名無シネマさん:04/10/11 23:33:33 ID:M2kPL62w
経歴やコネばかり重要視されて情熱のある若い人を嘲笑う姿勢があるのが、よいカメラマンや監督を輩出できない温床になっているきもする。才能のある人は頭がいいからすぐばかばかしくて海外に逃げるか転職してしまうね
88 :
名無シネマさん:04/10/11 23:33:38 ID:UjktT8sY
で、現在、TV局に乗っ取られている最中です。
89 :
名無シネマさん:04/10/11 23:42:25 ID:M2kPL62w
そこなんですよね。つまり、伝統という枠を貸しスタジオということではずせるわけですよ。伝統は傷つかずに残り、テレビだからということで、知らない人でも作れてしまう。
90 :
名無シネマさん:04/10/11 23:48:00 ID:UjktT8sY
じゃ、TVの方の質を高めるために、局に投書、メール、電話でお願いでどうでしょうか?
91 :
名無シネマさん:04/10/11 23:53:19 ID:M2kPL62w
ドリームワークスの様に映像専門の会社があれば自由に企画や配給、監督にこだわらず制作し投資としてもよいのかなぁ。
>>88 TVがすべて悪いとは言わない。いまや世界的に、TV資本や巨大メディア資本のカネで
作られている(ようなものでしょ?) ただ少なくとも日本のキー局の連中は危険だよ。あい
つらがTV界で何をしてきたかを見よ。今度は映画まで壊すのか?
>>89 最近は出資だけでなく、TVのディレクターの監督作品も多いね。TV局はカネで撮影所(系の人間)
を買う、撮影所にくっついてるスタッフはそのカネで延命出来る(こういう延命の仕方
でいいのか? とは思うが) フジやTBSの映画はそうやって作られていく。
>>91 ドリームワークスには日本人も投資してるんでしょ?
93 :
名無シネマさん:04/10/11 23:58:33 ID:B9Lvy3Nn
まともな映画紹介番組がないから悪い。
記者会見ではゴシップばかりが取り上げられて、
それに答えないとTVから干されたりする。
アメリカみたく俳優の組合などを作って立場を強くすべし。
94 :
名無シネマさん:04/10/12 00:02:07 ID:oQLq3nbh
てかもう日本人のスターとかがいなくなったんだよな。
昔は老若男女が認めるスターがいた。
今はばらばら。
一種の過渡期だと思う。
経済や国勢の衰退とともにみんなで盛り上がる映画がでてくるんじゃない?
71 :名無シネマさん :04/09/16 18:49:53 ID:X/9/cIUe
>>70 ヒッチコックは落ち目ですかね? 最後まで現役を貫いたじゃない?
ヒッチコックが凄いと思うのは、TVのヒッチコック劇場で、映画の監督・
プロデューサーの本格的TV進出の走りになったこと。
落ち目監督の下請け仕事としてではなく、スター監督がTVをバカにしないで取り組んだ、
この先例がどれだけ、TV産業に対するソフト供給上の主導権を保つうえで、
アメリカの映画界にプラスになったことだろう?
日本映画界がダメになったのは、TV資本への戦略が薄く、
いつのまにか企画の主導権まで奪われてしまったせいだし。
96 :
名無シネマさん:04/10/12 00:15:33 ID:g1rNv2SB
プロ野球と似てるな。
映画好きな奴が作ってないんだよ。
97 :
名無シネマさん:04/10/12 00:23:14 ID:J5qH3yAo
では、救うアイディアもそろそろ…。
前スレから出ている、個人で出来るアイディアをまとめると、
1、駄作だろうが、なんだろうが、邦画を観にいくパトロンに。
2、良悪含めて、きちんと口コミしていく。
3、TVで邦画の紹介番組を。
4、邦画のフリーペーパーを発行。
5、ロトゥントマトのような評価の集計サイトを作る。
6、TVなどへ投書、メール、電話。
7、このスレに書き込む。
他の国でもクソ映画はいくらでも作られているが、
メジャーの映画会社が大きな予算をつけたプロジェクトで
ここまでクソな映画を作るのは日本だけかもしれない>デビルマン
企画の際のマーケティングが、原作ファン+主演アイドルファン+・・・と足し算で
計算されているのがまずおかしい
その要素の中には、興行に対して相殺するものが
混じっていることだってあるだろうに
(気付いていながら、知らぬ振りかも?)
99 :
名無シネマさん:04/10/12 00:25:01 ID:STHjFLVv
そういう意味では、山田洋二さんなんて頑張ってるんじゃない?ただ、冬ソナみたいなものを求めるといま日本にはいないかもね。岩井俊二カナー。
>>95 日本でも木下プロ、増村保造が深く関わった大映テレビ室(大映テレビ株式会社)、大島渚の
創造社グループ、旧大映京都スタッフの映像京都、頓挫したけど四騎の会(黒澤明・小林正樹・市川崑・木下)
のドラマシリーズ、勝プロ、石原プロ、、、TVに本腰を入れて取り組んだ映画人もけっこういるよ。
成功したのは市川崑だけじゃないかな? それぐらい手強かったみたいだよ、局・制作会社・
スポンサー・代理店・芸能プロ、いろんな人間が出入りし、正体の掴めない視聴者を相手にする
TVという怪物は・・・。
おまけに日本の制作サイクルは異様。常に新作を出す必要がある。アメリカのTVシ
リーズは新作は1年のうち半年(これを9ヶ月か10ヶ月で作る)、残りは再放送。
すいません。ロトゥントマトって何ですか?検索しても出てこない。
無知で恥ずかしい。
>>54 観客は映画館にふらっと入って糞映画見てしまうのを
すでにかなり恐れてる。
だから中身のわからん映画はなるだけ避けたい。
そこでメジャーな原作のタイトルのものが流行る。
そうじゃない場合はCMバンバン打って中身を教える。
中身もわからん引きも弱いタイトルの映画に
入るのは恐怖なんだよ。
103 :
名無シネマさん:04/10/12 01:40:37 ID:J5qH3yAo
全米の批評の集計をしているサイト(英語)です。
http://www.rottentomatoes.com/news/ 作品ごとにいろんな批評の集計をして、公平な評価を引き出してます。
自分の評価だと、ひいきの評論家とか出来たり、サイトがあったりすると
思うのですが、宣伝記事だけでないネットが発達した今なら、日本でも
意味があるかと。(実際の批評はそれだけではないですが)
平均的な賛否が分かるかと。
結局、日本で力を持つのは、多数決な気がするので、こういう基準サイトが
出来るのは、観客の声が届くかと。
私がHP立ち上げられたら、やるのですが、業界人なのでいろいろ問題があるかと
思っています。
どなたか、やりませんか?
個人の批評サイト、感想サイトを合計で20〜30ぐらいのデータで十分価値があると思うのです。
どうでしょうか?
本家のロトゥントマトはけっこう注目されてます。
104 :
名無シネマさん:04/10/12 01:41:52 ID:J5qH3yAo
105 :
名無シネマさん:04/10/12 02:29:57 ID:bfg8sxgc
まず制作費回収のためいろんな会社にチケット強制購入させるシステムが
できあがってるのが問題だよね。そのため、テレビドラマの劇場版とかテレビ
ドラマに毛がはえた程度のおとなしいものしか題材にできない。現場は
どうせ回収はできるのだからと適当につくるだけ。何の情熱もない作品が生まれる。
それによって邦画の収益があがっても、後に結びついていかない。
タダ券でないと誰も邦画を見に行く気が起きない。
それから、ハリウッドの映画は全体にミュージカルの伝統が形を変えて映画の
中に息づいていると思うんだよね。だから、よほどつまんないのでなければ
退屈でしょうがないということがない。密度が濃く、流れるような物語の展開が
見られる。邦画は伝統をうまく利用したものが少ない=製作者に芸能全般の
教養が足りない=うえに、小津流のぽわーんとした作り方がなまじ残って
しまったため、特に芸術的作品を気取っている作品ほど、意味もなく時間が
ブツ切れの、セリフとセリフの間が無駄に開いているだけの、物語の流れが
感じられない、ただスカスカな作品が量産されていく。
>>105 もちろんわかってらっしゃるでしょうが、小津は脚本やディテールを造り込むことで
ああいう映画に達したわけで、決して無駄に「静かな」映画だった訳ではない。
静かどころか、中身をよく見るとドラマチックなホームドラマ。こうやって細やかに
キャラクターやディテールを作る大船の伝統は山田洋次で終わった?(個人的には嫌いな監督だけど)
真の日本映画の危機とはこういうことでしょ? 普通のディテールの厚みが薄い。
結局は時間とカネかな? それと俳優の質か?
いっぺん、平田オリザにでも映画を撮らせてみたい。俳優への要求が厳しいらしいが、平田流
の細かい演出は映画に有効か? 第三舞台や大人計画のヤツに撮らせるよりは価値のある実験では?
>>102 >>105の前売動員の問題とも関わるが、今の邦画界は、
宣伝が頑張る→TV・雑誌などで話題になっている→観に行く→ヒットする
の前半のパブリシティの側面がやたら大きくなってる。観客はイメージで誘導されてる
(実は内容は観ていない?) 媒体が押さえられる代理店・TV局の出資作品も多い。
某単館系のヒット作などは、実制作費よりも宣伝費の方が大きいと聞いた(よくあること?)
創り手もイヤだろうけど、不健全な状況だと思うよ。
たしかに、映画は昔から見世物小屋的な興行精神が原点だけど、現在の状況は似て
非なるものじゃない? ロトゥントマトで打開できるかな?
メジャーな原作の映画化という
駄作を怖がる客に対する保険も
デビルマンのおかげで消滅したようだ。
これからはさらに厳しい目が向けられることだろう。
デビルマソ見ちゃった人は邦画に目を向けなくなると思うよ。
110 :
名無シネマさん:04/10/12 03:53:23 ID:pLkNDeYa
デビルマンなんて例え出来が良くても大ヒットする題材じゃない。
そもそも、原作のデビルマンに思い入れがある奴なんて35歳以上の
ヲタオヤジだけだぞ。
キモヲタが必死になって2ちゃんで叩いてるだけで、世間じゃ元々
話題にすらなっていない。
111 :
名無シネマさん:04/10/12 03:53:53 ID:J5qH3yAo
悲観的な思考よりも、楽観的な行動の方がマシ。
楽観者はくんなボケ
楽観というより恍惚の人じゃね?
114 :
名無シネマさん:04/10/12 12:41:18 ID:KYEc9kRk
悲観的に考えるだけで、何もしないよりは、楽観的でも行動するやつのほうが社会的には役に立つと思うのだが…。
悲観的に考えるけど、行動するなら、また話は別だが。
何度も書くが、邦画は復興中。
ここを見れば良く分かる。
http://www.eiren.org/ ようやく娯楽映画の質の向上へ取り組める時期が来た。
結局、今やもう、製作人だけが凄くなるなんてことは無いわけで、
観客も比例していく必要があるはずだ。
で、ここに書いて、認識して、悲観して、待つだけなのか、と!?
俺は邦画をビデオでも映画館でも一本でも多く見てやる。
毎年邦画50本目標。(今年はあと5本で達成)
さぁ、キミは?
東映が力入れて宣伝してる「北の零年」の脚本、那須真知子じゃないですか。
こりゃ駄目だ…って思った奴はかなりいるかも。俺もそのひとり。
なんで悲観的に考えてここに書き込んで「行動してない」と考えるのかね。 不思議だね。
ばっかじゃない?
そのサイトのどこを見れば分かるのでしょうか。
「映画に行こう」キャンペーンを行ってるのが、焦ってる証拠。
ビジネス的に盛り上がってて、製作体制をどうにかしようとしても根っこができあがってない
状態でどうやって復興できるのだろうか。
>>106 そういうディテールの豊かさを支えていた撮影所のシステムが成り立たなくなったってことだね。
演出家一人が天才でも全てに目を通す事は難しい。
歴史の積み重ねの中で培ってきた知恵や工夫をゼロから組み上げていくような物。
プロダクションなりレーベルがジブリやピクサーのようにブランドとして確立して
観客との間に一定の信頼感を醸成していくことが必要だな。
アルタミラなんかもそうなりつつあると思うけど。
天才監督の作家性だけに寄りかかった作品だと、新境地とかいって作風を
ころころ変えてたりしてダメだね。宮崎駿がいくら天才演出家だからって
ジブリがホラーやったりエログロ路線と一貫性のないカラーを打ち出していたら
今の繁栄はない。
作家性の他に、一定の方向性やカラーの継続性などの相乗効果を得て
観客との間の信頼感を醸成しブランド化を可能にする。
もちろんマンネリ化の危険もあるけど、作風が飽きられるという現象は
作風がある程度浸透するという前提なしにはありえないからね。
継続性を取り戻すことによって経験を積み重ね豊かな映画のディテールを取り戻す。
118 :
名無シネマさん:04/10/12 15:08:46 ID:gYliOdO2
根本から内情聞けば聞くほど変だよな。
映画作りのプロが、身内で適当なもん作って儲けたいだけで
作品の質の向上なんて考えてない人ばかりなんじゃ?
そんなとこに才能ある人が目指す訳がないし。
公正な評価とか、なんで今更なことをファンが提案しなくちゃ
プロができてないのか、そっちのほうが問題だよ。
安易に演出家に創作的好奇心を満足させてしまうと、却って創作へのモチベーションを
下げてしまうという問題もあるな。
色々な制約があって、やりたいことが充分にやれなかったと言う事が次回作への
モチベーションに繋がる。
才能のある人間を上手く餌で釣りつついかにして高いハードルを越えさせるか。
また職人的な神技と言うのも退屈な反復作業の繰り返しの中からしか生まれない。
そういう環境を作りつつ上手くスタッフをコントロールする人間が必要だね。
製作者の自己満足で終ってしまっているのが原因かな。
人を楽しませることがビジネスに繋がる世界だからね・・・・
あと、資金調達が下手な人が多いのも原因の一つかも
>>114>>116 なんか本気でハラ立ってきたのでかなり長文を書きますが。チラシの裏に書けって?
今は映画など、BS・地上波でしか観なくなったが、僕はかつて、快楽亭ブラックの
真似をして(?)、劇場・TV・ビデオで、2、3年間、日本映画を100〜300本
程度は観ていた時期がある。
ただし封切は高いので、新作は1割程度しか観なかった。申し訳ないが、金券や各種
割引をよく使った。快楽亭に比べれば甘いもんだけど、それなりに元手を掛けた結果から
言わせてもらうと、70年代の作品まではマシだが、明らかに80年代から日本映画の
質は劣化を続けているし、とてもカネ払って「育てる」気にはなれないね。
勘違いしている人がいるけど。日本映画を見捨てたのは、観もしないで「日本映画は
つまらない」と刷り込まれた人だけじゃないのよ。以前は少しは観ていた人間もハラ立ててるの。
多少、賞を獲っただの、興収が上がってきているだの、だから何なのよ?
何度も指摘されている(自分も書いた)が、リアルタイムの日本映画には、なぜ創ら
れたかわからない映画がとにかく多い。
>>28>>81>>84>>105 なぜか映連のサイトを引いているが、もしも楽観派さんが業界の人なら、まずはそういう無駄で
曖昧な企画を消してくれませんか? スタッフは仕事があれば助かるかもしれないが。
独特な業界だけに、かえって妙なカネと企画が入り込む余地が生まれるのは分かる
んですがね。もちろん、諸外国もひどいとは思うけどね。
だいたい、1年に50本なんて気軽に言わないでくれる? バカ正直に窓口を払ったら、
1800×50=9万円です。9万円あったら、300円のレンタルビデオが300本も
借りれますし、古本屋で1冊100円の文庫本が900冊も買えます。
なぜ、1800円も払って、明らかに往年に比して退化したシロモノを観なきゃい
けないんですか? レンタルでもっと面白いのいくらでも借りれるのに?
それと観てもいないのに腐しますが、最近のヒット作など、大半がただのメディア仕掛けのイベントでしょ?
「泣ける」? 「感動する」? だから何? 感性なんか簡単に左右されるものだし。
映画でメシ喰ってる人は、ワシらみたいなスレた映画通気取りの人間を相手にしている
暇など無く、どんな手を打ってでも客を入れなきゃいけない、DVDを売らなきゃ
いけないので大変でしょうけどね。でも上げ底も大概にな、という話。
付記。最近だと、まだ未見だが劇場版「仮面ライダー」シリーズぐらいしか観たいの
ないぞ。もう3年前、TV版アギトを少し観たが、田崎竜太は才能ありそう。
でも、いくらヒットしてても明らかに駄目そうな××××や××××、昔の名前で出ています
Y田洋次にカネ払うのは勘弁なw Sさん・M田さん・N岸さんも800円ぐらいなら観てもいい。
(いや、N岸さんの映画は秋吉久美子のセクースが多ければ1300円かな?)
隠居もせず手弁当同然で撮ってるK木さん・M崎さんには1200円ぐらいはカン
パとして支払ってもいいw おおっと、こういう愚痴はチラシの裏だな、チラシの裏。
後でいいもの作ってやるから
まず客がくだらんものをたくさん買え
なんていう企業はありえね〜
映画なんて所詮メディア仕掛けのイベントですよ。
イベントにも出来ないようなプライベートムービだらけなのが問題だ。
見世物小屋にもなりきれず、橋の下の女郎以下の存在が跋扈してる。
127 :
名無シネマさん:04/10/12 19:39:11 ID:nRLS868b
もういいよ。
邦画がどうやったら復興するか、なんて話は20年以上も前から散々されてるし・・・。
で、結局、決定的な打開策なんてないんだよな。
今の日本映画に金を払ってまで観たくない人は、観なくて結構。
ただし、「今の日本映画は駄目だ」なんて知ったかぶりはやめてくれ。
黙っててくれ。
今だって面白い日本映画はそこそこあるよ。まあ、クズみたいな代物も少なくないが。
>>126 少なくとも近年のTV局主導の映画は
君の言うところのイベントレベルは維持してると思うよ。
大体TV局映画はこれだけ内容的には駄作を連発していても
内容によって極端に収益が減ったなんて話を聞かないという事は
商売として成立しているわけで。
底は打った。スクリーン数の増加とDVD売上の増加で今後とも上げ基調だろう。
どこが主導してるかなんてあんまり関係ない。
映画作りに金が集まるかどうかが問題。
大ヒットした世界の中心では東宝主導でデビルマンは東映主導。
活動屋メインでこれなんだから、もうテレビがどうとかいってる場合でもない。
駄作でも劇場に客が入ってそれを多くの人が楽しんでるんならそれで良いんだよ。
大衆娯楽なんだから。
>>130 君、ここに何度も書き込んでる?
なんか必ず他の投稿を強く否定しておいて、
結局同じ事言ってたり、文脈とあまり脈絡の無い解決法を
得意げに持ち出してる人がちょくちょく見受けられるんだけど。
ただのエゴの強い自慢したがり?
>>131 俺の意見を批判したいのならもう少し具体的にしてくれ。
誹謗中傷はカンベンな。
>>132 >どこが主導してるかなんてあんまり関係ない。
>活動屋メインでこれなんだから、もうテレビがどうとかいってる場合でもない。
と私の投稿の否定から始めといて
>駄作でも劇場に客が入ってそれを多くの人が楽しんでるんならそれで良いんだよ。
>大衆娯楽なんだから。
最終的に言ってる事がほとんど同じなんだが。
私からはただのしゃべりたがりにしか見えないんですが。
大体126、129、130と酷く矛盾してるぞ
>>133 ○テレビ主導→駄作連発< これに異議がある。
つまり映画会社主導でもたいした違いはないと言う事を『デビルマン』を例に出して
発言してる。
○テレビ主導の映画はイベントレベルを維持している< これにも異議がある。
テレビ主導でも仕掛けの失敗例は沢山あるし逆に東宝の『世界の中心で』の例を出して
イベント的な仕掛けが映画会社主導でも上手くいっていることを示した。
126、129、130は矛盾しない。
映画人は橋の下の女郎であれというのが持論。
見世物小屋としての活気があればどこが主導しようと関係ないという点で一貫している。
納得できたら中傷を撤回しなさい。
大体、2chにいる奴に向かってしゃべりたがりというのはナンセンス。
2chで無駄口叩いて何か問題でも?
お前に仕切られる筋合いはない。
駄作が頻発しても嫌だけどしょうがない側面もあるかなと思う。
でも良作を作る気概がもっと欲しい。持続的に。
製作側は各種人材を育てる施設やら学校を持ってるの?
もしかしてテレビ業界頼りなのかな。
なんか自ら進歩発展する雰囲気が感じられないのが残念。まぁお金の問題もあるだろうけども。
なんつうかアイドル映画とかじゃなくて、映画の魅力に基づいて市場開拓してもらいたい。
>>128 春樹時代の角川映画もいろいろ言われたけど、むしろ内容は良心的なものだったと
思うけどね。春樹もだんだんおかしくなったけど。
>>131 >>130が何者かは知らないが、こういう思考原理が業界の本音なんかな? だったら勝手にやってろ。
少なくとも、50本観ろだろ、カネ払って支援しろだの、他人に図々しい要求はしないで欲しい。
あの業界がいくらクソでも、どこかで「いいものを創りたい」という一抹の良心は
あるだろう、と思うから全否定はしなかったさ。
日本以上にキツそうなハリウッドやヨーロッパ、香港もその一片の良心で保っているようなものだろう。
でも
>>130みたいなことを言われると、さすがにアタマに来る。むろん、美辞麗句で飾ってる
業界の偽善者にもケッ、とは思うけどな。
>>134 とはいえ、まあ言いたいことはわからないでもない。別に映画屋が偉い訳でもない。
だが個人的な感想を言わせてもらうと、最近撮ってる鈴木雅之や本広克行や土井裕泰や
星護、、、今のTVドラマの悪しき側面(情緒過多、演出過剰、行間スカスカ)を体現す
る連中の仕切る見世物小屋などオレは勘弁だな。あいつらはクラッシャーだよ。
検索してあいつらが撮ってきたドラマの一覧でも見ればいい、どうせロクなことはしねー。
日本のTV屋が手を出すと何でもすべて根絶やしにされる。TV屋が通った後はペ
ンペン草も生えねー。すべてを掘り尽くし飽きたら放り出すのがTV屋さん。
>>134 言いたい事はよくわかりましたし、たいして変なことを言っているわけでもない事も理解しました、が
>つまり映画会社主導でもたいした違いはないと言う事を『デビルマン』を例に出して発言してる。
俺はそもそもそんな話はした覚えが無い。
わかりやすいからテレビ局製作の映画を例に使っただけ。
それに俺は神じゃないから
>>126からそこまで読み取れない。
しかし君中傷中傷って、ちょっと先走りが過ぎない?
以下は中傷と受け取って欲しくないんだけど、まとめないと理解できない程度の文章書いてるくらいなんだから、自分の文章があまり上手くないことくらい自覚しましょう。
変なこと書きゃどんな場所でも文句は言われるよ。
>>138 言われなくても自分の文章が上手くない事は自覚しとる。
だから、馬鹿でもわかるようにまとめて書いてやったんだ。
ありがたいと思え。
あなたの意見を全否定してるわけじゃないんだからあまり過剰に受け取るな。
部分的に異議があるからそれに繋げてレスを返してる。
>>131みたいな醜い文章を書く前に誠実に疑問をぶつけてくれれば
最初から馬鹿でもわかるように発言しとる。
自分が理解できないことをいきなり相手に責任を転嫁するやり方のほうが
よっぽどエゴの強い人間のやることだ。そんなもの言いをする前に
>>131の発言をもう一度自分で読んでもう少し別の口の利き方が無かったかを
ほんのちょっとでも考えろ。
>>139 悪いけど、本当に文章と選ぶ言葉がヘタだよ。
口だけじゃなく本当に気にしろ。
中傷中傷騒いでおいて、貴方がそれじゃあ駄目でしょう。
>>137 (情緒過多、演出過剰、行間スカスカ)これも一つのスタイルだと思うけどね。
まぁ、好き好きだからしょうがないけど。
本広なんかは明らかに興行的なパイを広げてるわけで
元々あった市場を荒らしてるという印象はないけどね。
>言われなくても自分の文章が上手くない事は自覚しとる。
>だから、馬鹿でもわかるようにまとめて書いてやったんだ。
>ありがたいと思え。
('A`)
143 :
名無シネマさん:04/10/13 00:16:30 ID:tHeb+aQH
>>123 すまないな、仕事してるから、年50本で。少ないよなぁ。
スピルバーグですら、年に200本は映画観てるとインタビューで答えてたしなぁ。
若い頃は邦画だけで300本は年に見たけど、さすがになぁ。
今でも洋画合わせて、300本ぐらいが限界だな。
仕事に出来たのもあの頃の積み重ねだし。
さすがに押井監督の様に年1000本は無理だったなぁ。
リュック・ベッソンも年1000本は見たよと言ってたな。
海外じゃ、学校でそれぐらい見ろと言われる話は聞いたけどな
もちろん、数じゃないでしょうけど。
で、金払えではなくて、邦画ファンを自認するなら、掃き溜めから鶴を救ってみせて、と。
年に9万円ぐらい趣味で使わないの?月に¥7500なんだが…。
悪いが、洋画も見るので、年に20万以上は軽く使ってますけど。
他の趣味よりはるかに安いホビーなのでは?
何度も書いてますが、状況は良くなっている。
10億近い予算の映画がこれほど、作られるのは、何年ぶりか。
これは層を厚くするのに絶対に意味がある。
そして、経済的に好調になれば、外部の手が入る。
復興がビジネスによってなされるのは、良し悪しありますが、
今の邦画にはいい薬かと思うので、通が支えて、商売にしてやれと言ってるのよ。
145 :
名無シネマさん:04/10/13 00:41:28 ID:gPoV8ds6
>>143 社会人で月4本劇場で映画観ていたら十分映画ファンだと思うが?
時間がある学生時代は大量にレンタルして観ることができるだろうが。
それも一時的なものだろうがな。
>>143 邦画ファンだけの力じゃ救済なんて無理ですよ〜。ファンに
そこまでしろというのは傲慢ですねW
客だよファンも。客には絶対に映画館で邦画を見なければ
いけないなんて義務感は無いし。
見たいものがたまたま邦画にあれば見てるだけで
邦画に見たい作品が無ければ洋画でもアニメでもいいわけだよ。
147 :
名無シネマさん:04/10/13 00:52:40 ID:tHeb+aQH
昔、淀川先生に
「映画好きなの?ご飯くらい好き?」と言われて、びびったなぁ。
で、もう少し数年後、
「好きなら、最近体力が無くて、一日一本ぐらいしか観れなくて、悲しい」
てな話をしてて、驚いた。
まぁ、生涯2万本以上観たそうだから、60年で割ると、1年333本か、うーむ。
これは特例か。
148 :
名無シネマさん:04/10/13 00:56:18 ID:tHeb+aQH
なんか、消し忘れ。失礼。
×「好きなら、最近体力が無くて、一日一本ぐらいしか観れなくて、悲しい」
○「最近体力が無くて、一日一本ぐらいしか観れなくて、悲しい」
149 :
名無シネマさん:04/10/13 01:04:24 ID:tHeb+aQH
>>146 復興のアイディアとして、通が支えたらって、話。
復興の時にアメリカと比べるけど、あっちでファンが観てる本数って、
月にどんぐらい?
4本ぐらい?
ビデオやTVで観るのも入れたら?
150 :
名無シネマさん:04/10/13 01:16:28 ID:gPoV8ds6
映画を職にする人の話か?
それとも普通の人から異常だと言われるくらいのヘビーなヲタクだけが
映画ファンなのか?そんなの学生・ヒッキーだけだろw
>>149 それくらいだよ、4、5本。
周囲で邦画見てる人は、小説原作のファンで映画化になったから
とか、出てる俳優のファンとか、監督のファンとかホラー好きで
邦画ファンって人は正直、会ったこと無いし。自分も映画ファンだが
邦画ファン限定には程遠いね。そういう人は意見言っては
いけないのか?
152 :
名無シネマさん:04/10/13 01:28:25 ID:qZDVh4dv
大体映画ファンとか邦画ファンって何?
>>143 業界の人なのか? それともライターか評論家か? 人のレスをよく読んでくれ。
>で、金払えではなくて、邦画ファンを自認するなら、掃き溜めから鶴を救ってみせて、と。
>>なぜか映連のサイトを引いているが、もしも楽観派さんが業界の人なら、まずはそういう無駄で
>>曖昧な企画を消してくれませんか?
>年に9万円ぐらい趣味で使わないの?
>>なぜ、1800円も払って、明らかに往年に比して退化したシロモノを観なきゃい
>>けないんですか? レンタルでもっと面白いのいくらでも借りれるのに?
>>
>>130が何者かは知らないが、こういう思考原理が業界の本音なんかな? だったら勝手にやってろ。
>>少なくとも、50本観ろだろ、カネ払って支援しろだの、他人に図々しい要求はしないで欲しい。
(
>>130はオタクとは別人だろうけどな)
言いたいことはわからないでもないけど、お願いだから業界の論理ばかり振り回さないで
くれる? そういう演説は湯布院・ヨコハマ・日プロのシンポでやれ。みんな拍手パチパチだろうよ。
154 :
名無シネマさん:04/10/13 01:30:54 ID:tHeb+aQH
邦画通なら、支えるのはどうかとアイディアを言ってるだけで、
「私は違うから無理」で済む話。
映画ファンの意見とか、すごく重要じゃないですか。
邦画ファン、通は少ないのは知ってますが、少ない彼らに頼っちゃ駄目?
自虐的なのかね?邦画ファンて。
映画ファンとは、ちと違うのかしら?
私は仕事なのも含めて、ファンだと自認しますけど。
職にしてる人間が素人より少なくしか観てなかったら、駄目だと思いますので。
>>152 洋画は子供時代からずっと見てきてるけど
邦画しか見ないってファンじゃないなってことだよ。
アニメも見るしさ。邦画ファンと、洋画ファンと
分けてるんだろ? ここ邦画復興スレだし。
>>146 ゆうべBSで「ザ・ホワイトハウス3」を観てたんだけど。面白いな、これ。ま、
これはアメリカのTVのエミー賞クラスの大作なので、面白いのは当然だな。
んで邦画だが、このクラスの作品なんか1本も撮れない訳じゃん? 今の邦画の「大作」
など、この1エピソードにも劣る。脚本もセットも俳優もショボくて観てられない。
カネだけじゃないだろ? 俳優から何からすべてが駄目になってる。
オレもいまだに情報だけはチェックしてるから、観てないけど万田とか塩田とか西川とか、
きっちり撮れそうな人が出てきたのは知ってるのよ。知ってるけど、そういう
絵面のショボさに耐えて監督の演出(らしきもの)に目を凝らすのもいい加減疲れたのよ。
イランやアジアの映画は風俗や風景を観ているだけで、多少駄作でも観ていられる
けどな。おまけにうざい日本人のタレントも出てないしw
157 :
名無シネマさん:04/10/13 01:38:48 ID:tHeb+aQH
>>130じゃないですよ。
映画ファンと邦画ファンは少し違うと思っているので、
通ならと特殊な人たちにあきらめないで支えてくれ、
何とか俺らが上がる時には業界少しでも変えるからさ、
って気持ちはありますけど。
私は制作担当。業界人さえ邦画を見てないですから。
アカデミー会員なら、年会費¥20000で映画館には入れるのに…。
私は敬意を込めて、自腹を心がけてますが。
158 :
名無シネマさん:04/10/13 01:49:26 ID:tHeb+aQH
>>156 『ホワイトハウス』で、1話1億円以上の制作費。(24話で30億ぐらいかかってます)
邦画の大作映画以上。
大作が多く作られて、機材などの充実がされていかないと、結局、経験が積めない。
10億がただ使われていくだけに。
米国は、経験のある10億で、倍以上の価値に変わってます。
すでにあるものを使えば、金がかからないのは分かりますよね。
そういうのがいくらでも向こうにはあります。
日本の消耗した機材でやるには、大作が入ったら、その予算で
機材を揃えたりする。
実際に予算として使われる以上にそういったお金が出て行きます。
10億の予算だったら、現場に来るのは8割以下ですし。
この10億を映画を作ることだけに使えたら、もっとまともなことが出来ます。
今の大作にかかっている予算は、今後の実験費に消えていくお金です。
これは確実に次の世代の糧になってます。
だから、せめて通は支えて欲しい。
質はこれからと書いてるんですけどね。
ウーン呑みながら書くと、文章が酷い。申し訳ない。
作品の良し悪しなのか、商売(市場)としてなのか。
片方は質を語り片方は業界のシステムを語り。
それぞれごっちゃになってりゃ話がかみ合うはずもない。
以前に海外作品は外国人が出演してるって時点で
見慣れた顔の日本人が出演する日本映画はハンデ背負ってるかもね。
それ以前にオーラ出てるような役者が不在なのも大きいけど。
日本映画通を自認するなら買い支えろとは自分も多少は思う。
が、少なくともデビルマンみたいなのを許すのは違うな。
「自分自身では金払って見て確かめるが、
周囲の奴が見ようとしてたら止める。もっとマシなの薦める」
ぐらいのアクションで。
今日もどこかでデビルマン〜
161 :
名無シネマさん:04/10/13 02:28:00 ID:0yzU/P+G
俺は邦画ファンなので(洋画も好きだけど)
微力ながら自腹を切って支えたいと思ってるよ。
特に単館で公開される様な映画は、俺みたいな映画ヲタが支えないと
ますます厳しい状況になるのではないかと勝手に危機感を抱いている。
森崎東の「ニワトリはハダシだ」なんて、俺みたいなヲタが観なきゃ誰が観るの。w
「踊る」や「ハットリくん」みたいなテレビ局絡みのメジャー作品もいいけど、
規模は小さくても丁寧に作られた日本映画をほんの微力ながら応援したい、
そんな邦画ファンて結構いるんじゃないかと思うんだけど。
162 :
名無シネマさん:04/10/13 02:34:40 ID:tHeb+aQH
そうなんですよ。
大作は邦画ファンでも映画ファンでもない人向けなんです。
逆に切り捨てるような話を聞かされて…。
支えて欲しい映画が埋もれてしまうのは忍びない。
義務じゃなくて、愛情で行ってしまうんですよ、自分も。
知り合いがやってたりと言うのもありますが。
中身はいい映画でも、邦画だからで観られないのは、変えたいんです。
良心的な映画は、宣伝費を削って、制作費に回すことも多いですから。
押し出しが弱くなるんですよ。
163 :
161:04/10/13 02:44:39 ID:0yzU/P+G
>>161 そう!愛情w まあ、勝手な片思いだけどねw
でも、やはり一般の人は東宝や東映の邦画系にかかる様な
メジャー作品にしか興味がいかないだろうから、
「デビルマン」を観て「やっぱり邦画は糞だな」と思ってしまうのも
仕方ないんだよねえ。
邦画はね、昔より洋画と差別はしてないと
思います一般は。クイールや半落ちは見た人の評判も
良かったから口コミもあるだろうが、そんなに宣伝してたかな
という印象ですし。ただ、そういうのもデカい映画館で
上映してる邦画です。単館に隔離されてる邦画は、ホントに
邦画通しか支えれないし、格差はデカくなる一方。
そもそも無い地域も多いので単館のは。
ホントはデカい映画館でそういう単館で上映してるよな映画を
上映する機会もあればいいなと。邦画通以外の映画好きな
客を取り込めるようになるほうが復興だと思うが、テレビでも
単館レベルなんて宣伝してません。どんな作品作ってる
のかすら知らない。良い作品で、一般にも受け取れるよな作品が
あるかもしれない。そういう実験をして欲しいとは思うが
無理なんだろうかね。 邦画通じゃないので、じゃあこれにて。
166 :
名無シネマさん:04/10/13 03:43:16 ID:tHeb+aQH
>>165 その傾向を復興しつつあると言いたいのよ。
邦画と洋画で少しでも隔たりがなくなれば、
興味いかんで埋もれがちな作品に来てくれる観客が増えると。
>>158>>162>>166 ただの楽観派ではなく、実はそこまで考えてらっしゃるのなら、僕にはもう何も言うことは
できません。98年の「ラブレター」は、スカスカな岩井俊二の似たタイトルの作品などよりも遥
かに素晴らしい映画だったのに、冷遇された公開しかされませんでしたね。森崎さんの
ような方がまだ撮ってらっしゃるのは私も感動しますよ。私も内心では、
>規模は小さくても丁寧に作られた日本映画をほんの微力ながら応援したい
とはまだ少しは思っていますけどね。だからこそ、業界の事情だけで撮られるような
「無駄で曖昧な企画」が撮られてはならないんです。
>>122 仮に見所があっても(とりあえず制作の背景等は不問に付すw)、どこか詰め不足というのは何
となくわかっちゃうものですよ。だから観ていて辛くなる。あるいはやはり初めから客は来ない。
また、業界の資本・技術の蓄積という都合はあるにせよ、イメージ先行、内容「?」の危ない映画
(具体名を出してしまうと、最近だと東宝の「いま、会いにゆきます」など)がヒット
してはいけないんじゃないでしょうか? 未見だがこういう映画には非常に危ない匂いがします。
>>137 80年代から90年代に掛けて、邦画がシャレにならないぐらい中身がスッポ抜けて
しまった時期があって(今はどうなのか?)、この時期にTVのVTR収録の連ドラの作りの方
が洗練されてしまった訳ですが。当時、「これではTV以下だ」と評論家が書くたびに、
「そりゃ仕方ない、TV屋さんは洗練とハッタリが命だから負けるのは当然」と思ったものだった。
でもやはりあれは「映画」にならないと思う。古典的なスタジオドラマでもTV映画でも
本編でもない、非常に奇妙な映像ジャンルが完成してしまった。
偽のハリウッド調・アート調というか、ああいうモノは持ち込んで欲しくないですね。
169 :
名無シネマさん:04/10/13 04:16:13 ID:tHeb+aQH
一本目のチャンスはあってもいいと思うのですけどね。
映画の養成が出来ない時、TVの土壌とはいえ、経験を
積んできたのは、信頼にはなるかと。
問題は、ヒットすると、質が問われないのは、恐ろしいです。
米国がすごいのは、NO.1ヒット出しても、実力が無いと、
次を取れない。
撮影の内容や準備の評価がビジネスとして、定着してるんです。
それがすべてイイとは思えないけど。
今の邦画界なら、それもいい薬だと。
しかし、ビジネスとビジネスで無い映画は比例して増えると思います。
170 :
名無シネマさん:04/10/13 10:34:46 ID:VB6E/9x3
>>143>>154 ID:tHeb+aQHは業界の人間だからそりゃたくさんとにかく観ろって
煽るだろうよ。だから説得力がない。
そんなに数観てるのは映画好きじゃなくて映画マニアだろ。
普通の映画好きが振り向かないと復興なんてものはありえない。
あと「ファン」って連呼してるけどさ、観に行く人は「お客様」だ、
勘違いするなよ。
数見れば支援になっていい、もっと前向きになどという意見もどうかと思うなぁ。
年50本の人も、やるべきことは見るだけだと言ってますが、それだけ?
ここでいろんなアイディアが出されてるのにあなたはそれだけ?
見た映画が面白かろうが面白くなかろうが声に出さず、成績として映画会社に計上されるだけ
なんでしょうか。
僕は、いいところ月1本か2本かな、邦画。 ビデオもそれくらい。 それでもキツキツ。
スケジュールがではなくて見たいものが。
正直「見たい邦画」がない。 見たい物は見るけど、見たいものがあらから終わると、今日は
映画見たいけど名にも無い状況になる。 そこで見たいランクをさげて無理やり見る中に
邦画が多い。
見た映画の感想がダイレクトに伝える。 概要を聞いただけで見たくなくなる映画の横行も考えてもらう。
それぐらいはできるでしょ。
50本も見るなんてすごい。 全部面白かったの? 僕が面白いと感じた邦画は50本だと約2年だから
いいとこ2本でしたね。 2度見たい映画、DVD買いたい映画は皆無。
>>168 ところが「いま、会いにゆきます」は評判は良いみたい。
良く泣けるらしい。
昔は僕も自分が感動できる映画を探すことが一番大事だと思ってたけど
今は映画を観に来た人達が笑顔で劇場を後にできる雰囲気があれば
それで良いんじゃないかと思うようになりました。
独り善がりな感動より幸福な空間がそこにあるということのほうが微笑ましく感じるんです。
173 :
名無シネマさん:04/10/13 13:14:19 ID:Pw0h40e5
個人でレベルdなら、現場で、それなりに書きづらいことを含めて、やってますけどね。
無償でも、有償でも。
ただ、提案として、娯楽だけを観ないなら、いい映画、面白い邦画はけっこうあります。
自分が邦画ファンだから、同じような人に支えて欲しいと呼びかけている。
観客としては、また別の視点があると思います。
この監督はまだ若いけど、このカメラマンの仕事は観ておきたい。
で、見るのはファンだからで、失敗も成長の途中の挑戦として、
観るという姿勢は観客とは違いませんか?
単純に作品の面白さで無く、自分で面白さを作り出す。
観たいのが無いのではなく、観たいを作り出す気概、通ってそういうものしょ。
いわば、サポーターになってほしいという話。
アメリカとか個人融資で球場とか作ってる。
駄目なとこ、駄目なとこいって育つのかと。
飴と鞭ではないけど、でも、俺は支えるぜって人募集なわけ。
サポーターがチームを作るのは無い話ではないでしょ。
甘えているというよりは、相互に関係を持って欲しいという気持ち。
174 :
名無シネマさん:04/10/13 15:58:53 ID:fonqBoPR
年50本て、映画ファンならその位観ている人は珍しくないと思うけど。
それに、こう言ったら悪いが、ここで議論されている程度の話は
映画好きが飲み屋に集まればいつも出る様な話ですよ。
で、今、現実的に個人が出来る事と言えば、やはり身銭を切って
少しでも多くの日本映画を観る。特に地味な単館系の作品は
映画ファンが中心になって支えないと壊滅的な事になってしまうのではないかと。
でも、観たい映画がないと言う人に無理に勧める気は全くありませんよ。
ただ、ろくに観もせずに「最近の邦画は駄目だ」などと知ったかぶりをして
欲しくありません。
面白い日本映画は今だってあります。
175 :
名無シネマさん:04/10/13 16:12:31 ID:fonqBoPR
>ただ、ろくに観もせずに「最近の邦画は駄目だ」などと知ったかぶりをして
>欲しくありません。
誤解がない様に描いておきますが、これは決して
>>171さんの
事を書いている訳ではありません。w
そんな事は一言も言っていないし。
ただ、そういう人が俺の回りには結構います。
ま、そのての人に限ってろくに映画など観ていない訳ですが。
176 :
名無シネマさん:04/10/13 16:24:17 ID:zbDnD6xO
>>174 その映画好きの話をリアルで聞いても俺には面白くないし、
結果邦画の現状を何も変えてないと思うんだが。
寧ろROMってて2chの癖にリアルよりまともな意見のあるスレだなと思ってた俺。
で、よろしければ面白い現代の邦画教えて下さいませ。
所謂人間劇みたいなのは小説や舞台で読めば充分なので、娯楽性の高いものがあればと。
仲間由紀恵主演の映画であなたもガッポリ稼ごう!?
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200410/gt2004101301.html 松竹によると、投資者は、同映画がヒットするかどうかをキャスト、ストーリー、
スタッフなどの情報をもとに予測を立てながら、一口10万円単位で投資金額を決定。
資金は、映画の製作費、宣伝費、配給費などに使われ、公開後、映画の興行収入や
ビデオの売り上げなどからリターンを得ることができるという仕組みだ。
映画がヒットすれば、高いリターンが望める。
リスクを抑えるため、融資と投資を組み合わせる方法で行われ、融資部分は、
みずほコーポレート銀行を通じて100%元本保証。投資部分が配当の対象となる。
現在、90%を融資、10%を投資とする安定コースと、60%を融資、40%を投資とする
チャレンジコースの2種類を考案中。たとえば10万円を安定コースに投資すると、
9万円は通常の銀行より若干高い利息がついて必ず戻り、1万円が映画の売り上げにより増減するわけだ。
178 :
名無シネマさん:04/10/13 16:50:18 ID:Pw0h40e5
>>171 >年50本の人も、やるべきことは見るだけだと言ってますが、それだけ?
エーと、言ってません。
観る。批評する。(私の場合は関係者にもあえれば言ってます)
宣伝する。ひいき監督を見つけて、応援する。
新作を人に勧めるなど、と書きましたけど。
>>176 横槍でなんですが、人間劇を映画で観ないなら、ハリウッド映画を楽しめばいいのでは?
別に邦画ファンがアンチハリウッドではないので。
でも、近年で一本なら、『花とアリス』などいかがでしょうか。岩井監督嫌いでなければ。
いわゆる娯楽作なら、『海猿』『助太刀屋助六』は傑作とは言いませんが、
満足度が高かった。
羽住監督の次回作『逆境ナイン』は期待です。
179 :
名無シネマさん:04/10/13 16:53:52 ID:Pw0h40e5
あと、岡本監督の次回作はSFだそうです。
2回目のSFは何を題材にするのか?
というよりオリンピック監督(4年に一度しか撮らないので)の
健康は平気なのか?
>>174-175 観る気もおこさせないような作品が多すぎる
>>177 がっぽり稼げるなら松竹が全額出資すればいい
それをしていないということは・・・・
>観る気もおこさせないような作品が多すぎる
多分、こういう人はどんな作品が出ても同じだと思う。
>>176 すでにあげられてるけど、海猿は割と楽しめた。
海猿のネックは役者だろうなぁ。もったいないと思う。
こういう時、韓国が少しうらやましいかも。
下妻物語なんかは娯楽として見れると思うがどーだろ。
182 :
名無シネマさん:04/10/13 17:39:47 ID:Pw0h40e5
>多分、こういう人はどんな作品が出ても同じだと思う。
本当にそうなら邦画復興は無理だよ。
邦画は観る気もおこさせないような作品ばかりと思ってる人は多いよ。
>>169 >しかし、ビジネスとビジネスで無い映画は比例して増えると思います。
儲かれば付随して、地味な良作にもカネが回ってくると?
>>172 「良く泣ける」とかいうのは危ないと思うわけ。
>>137>>168 まあ、興行なんだから
騙してでも泣かせても客を引っ張ってこい、というのはよくわかる。業界にとっちゃ死活問題だからな。
>>174 >面白い日本映画は今だってあります。
これは個人的な趣味だけど、その「面白い」とかいうのが、岩○俊二だったり矢○史靖
だったり堤○彦だったり、、、その他観なくてもわかるような連中だからハラが立つ。まあこれも、
>ま、そのての人に限ってろくに映画など観ていない訳ですが。
ってことになるんだろうがw
ここに来てる業界人らしき人の言いたいことはわからないでもない。ただ業界人さんよ、
業界の人の多くも邦画なんか観てないし好きでもないわけじゃん?
(個人的には忙しいから仕方がないとも思うけど。数じゃないとも言える。詳しくは言えないが、
昔、僕の知っていたある関係者さんも、そんなに観てないけど映画界には貢献していた)
貴方は相当に良心的だからわざわざ身銭を切るんだろうけど、身銭切る業界人(評論家や
ライター含)なんかどれだけいるんだ? 例えばオレも何年も前はフィルムセンターとかに行
ってたけど、よく顔を出すのはだいたい、山田宏一さん初め何人かに限られていた。
(マイナーな人や顔を知らない人は他にも若干いたらしいが)
デザイナーのヒロミチ・ナカノが来ていた時は「ホントに好きなんだ」と感動した。
某名画座で佐藤忠男さん、監督の根岸吉太郎さんをお見掛けしたときもやはり感動した。
いい加減ウンザリしてんのよ、貴方本人は観てるんだろうけど、試写のタダ観しかしない試写室族
(試写室ゴロみたいな役立たずも多数含む)と、たまに試写・サンプルビデオ・顔パスでしか観ないような
ヤツらが「いま、日本映画が面白い」とか吹いてるのはさ。
ある評論家さん(そんなに有名ではない、本業は別らしい)など、あるコメントで堂々と「映
画は高い、何とかなりませんかね? 僕もビデオと試写が大半です」とかシャアシャアと言ってたw
どこの業界でも「やってる当事者はそんなに好きでもない」というのはよくあること。
(「好き」に溺れて失敗する人も多いから、「好き」が絶対美徳だとは思わない)
それにしたって、業界人(創り手もその周囲も)も観ていないし好きでもない、やってる
自分たち自身が「高い」と思っている、こんなシロモノを他人に沢山買えなんて、こんな話が通るのかい?
>>181 下妻は自分にとってはまさに「役者がネック」で全然見る気にならなかった。
評判いいから面白いんだろうなとは思うけど、どーしても役者がダメ・・・
それとあの衣装。すっごい苦手なタイプ。
先入観ありすぎて作品のテーマがどうだろうと受けつけられない。
189 :
174:04/10/13 20:47:06 ID:fonqBoPR
>>176 去年面白かったのは「ヴァイブレータ」「座頭市」「赤目四十八瀧心中未遂」
「ドッペルゲンガー」あたりでしょうか。
「ヴァイブ」や「赤目」はあなたの言う娯楽性の高いものとは
違うかもしれないけれど、俺にとっては人間劇も立派な娯楽なので。
まあ、観る気がしないと言われれば、もう何も言えないです。
どうぞハリウッド映画でも御覧ください。
190 :
名無シネマさん:04/10/13 20:50:26 ID:Pw0h40e5
その先入観や回りの雑音に負けないのを続けていくしかないと。
通ってのはそういうもんでしょ。
嫌いな方は仕方ないけど、歌舞伎や舞台なんてもっと高いからね。
あちらは、全部同じ値段じゃないわけで。
ただ、映画が文化として、気楽に入れる安いものだというのは、実にその通りで、
下げる努力してるでしょ。それって、じわじわと声が届いたからでしょ。
月に5日の1000円の日、細かな割引サービスの数々、
前売りとかはけっこう下がってるし、松竹系の何本かは1000円作品もあるし、
二本立ても増えてる。
まぁ、行き届いてないけど、ビジネスが強まれば、声は届くと信じて支えてる。
キリスト教VSイスラム教みたいになってるけどさ。
変えるヤツが現れると信じて、自腹切って待ってんのよ。
能動的辛抱てとこか。
邦画ファンといっても、やれ岩井はだめだ、堤は邪道、テレビの人間は信用できない、
などといって邦画を狭いジャンルへ押しこむのはどうかなと思う。
むしろ、色々な多様性を受け入れる方向性を打ち出せないとジリ貧にならざるを得ない。
ナベツネのプロ野球と同じ道をたどりますよ。
本当に邦画を愛する者は新しく来る邦画の形が気に入らないものになったとしても
時代の流れとしてそれらを認めましょう。
認めた上でキチンと批評すれば良い。
192 :
名無シネマさん:04/10/13 21:01:10 ID:Pw0h40e5
>>191 その通り。
自分はちと苦手だが、ソレもあり。
と言える懐の深さは最近少なくなってきているものだ、と思う。
予告の作り方も重要だと思うな。
ハリウッド映画は予告が面白い!
邦画は・・・「娘道成寺」が面白そうだな
>>118 確かに深田ってのはねぇ。アレだってのは分かる。
でも、その苦手って感覚があるなら我慢してまで見る事はないと思う。
どうしたって合う合わないはあるよ。
>>191 同意。バリエーションが広がるのは悪い事ではないね。
たとえその中にTV的手法のものがあっても。
邦画で世界に誇れるものがアニメとホラーだけじゃさびしい
197 :
名無シネマさん:04/10/13 21:41:27 ID:Pw0h40e5
コストパフォーマンスは威張ってよい。
198 :
名無シネマさん:04/10/13 22:48:48 ID:zbDnD6xO
>>178 >>181 ありがとございます。逆境ナインって島本和彦原作ですよね。
昔ファンだったんでちょっと楽しみです。海猿も観てないので観てみます。
人間劇と云うか、邦画でやたら文学性の強い物を昔見せられた記憶があるので、
ハリウッドでも仏でも伊でもヒューマン・ドラマでも面白いものは好きです。
唯、画面からして暗い重いドロドロをひきづっただけで終始してしまうものばかりだと
食傷するので。リアルの世界で人と深い話をする事が多いからかもしれませんが。
>>189 作品紹介ありがとうございます。唯、最後の二行は何が気に食わなくて
付けたしたのか分かりません。わたしは観る気がしないとは一言も書いていませんので。
大人の方でしたら被害妄想及びそこから派生した決め付けとなげやりは文章は不快感を
与えるので止めた方が良いと思われます。
あれは 誰だ デビルマーン デビールマーン!♪
久しぶりに観てしまった「邦画」がこれ。(もちろんタダ券で)
「復興」の文字が空しい。もう「終わり」って感じ。
アニメとゴジラがあればいいよ。あとはテレビでやってくれ。
1,800円も払って観てもらえる代物を造れないんじゃあっても無駄<邦画
プロ野球並みの老害暗黒業界なんですかね。
200 :
名無シネマさん:04/10/13 23:27:28 ID:KTjxpVHG
ごく一部で全部を見るのは、浅薄。
なら表に出しても恥ずかしくないものを表に出してください>邦画界
202 :
174:04/10/13 23:34:32 ID:fonqBoPR
>>198 確かに少々なげやりな態度でした。
不快にさせたら悪かった。ごめんなさい。
まあ、言い訳をさせてもらえば、正直、この手の話には
いい加減ウンザリしてるのよ。
(ま、俺がこのスレを無視すればいいだけの話だけど・・・)
「邦画が糞だ」と決め付ける輩は、そもそも自分から
面白い邦画をみつけようともしない人が多いからね。
年に1、2本「キャシャーン」や「デビルマン」しか
観ない輩に「邦画は糞だ」などと言われても
「わざわざ糞映画だけ選んで観てるだけだろ」としか言えないし。
でも、それはあなたに対する失礼な文章の言い訳にはならないな。
本当に悪かった。許してください。
203 :
名無シネマさん:04/10/13 23:37:15 ID:KTjxpVHG
出てても、見ないでしょ。見えるものしか。
すべて、金の論理。
そして、傘の下の君に捧ぐ。
君ら、そして、俺らがバカにされてるのに…。
204 :
名無シネマさん:04/10/13 23:38:05 ID:KTjxpVHG
205 :
名無シネマさん:04/10/13 23:50:27 ID:KTjxpVHG
自分の目で選び取る力が減り、他人がくれる美味しいものを待つだけ。
映画だけでなくてね。
こんだけ情報が多いから、麻痺してんだろうけどサ。
てことは、やっぱ情報選別ための情報の王道がいるんだろうなぁ。
TVに一本は邦画の情報番組はないとあかんのだろうな。
206 :
名無シネマさん:04/10/14 00:18:26 ID:Izp3x97r
>>202 レスありがとうございます。わたしは邦画が駄目とは思っていませんが、
ここで書き込みされている業界に携わっている方(一応このスレに限って信じますが)も含め、
活発な意見もある事ですし、色んなジャンルの作品を作って欲しいなと思っている、
通でもマニアでも無い、一映画ファンです。
まぁそう復興が簡単に行かないのは何故かと過去ログを色々読ませて頂いているのですが。
邦画で云うと、最近劇場で観たのは「下弦の月」、「半落ち」位と云う人間なので、貢献していなのは事実です。
まぁ全然ジャンルも違いますし、何か結局どっちも泣いちゃったんですがw
で、後は家で観たものも今年で10本程ですね。ほぼホラーですがw
後、これは未見も含むので偏見になってしまうのでしょうが、有名「タレント」として活動している人が俳優として
こなせるのかなと云う懸念があり、足を運ばせてくれない結果となってしまっています。
最近ではジブリの作品にキムタクの声が入るとか入らないとか。
洋画に関しては、白人の友達が少ないので、セリフに於ける巧い下手が解らないのも好評価となり、
対照的に邦画だとわかりやすいので素人から観ても演技が云々と脳内で酷評してしまう事が多いですね。
これから後に公開される映画は扨置き、取り敢えず紹介して頂いたものを、唯、流して観るのでは無く
消化したい、ってゆうか楽しみたいと思います。
多分上記の事も散々聞かされている事と思い、更に眠く乱筆であり、耳汚しになりましたら申し訳ございません。
207 :
名無シネマさん:04/10/14 00:20:13 ID:Izp3x97r
日付変わっちゃいましたが ID:zbDnD6xOです。どーでもいいっちゃいいですがw
スレ汚しすみません。皆様オヤスミなさいませ。
208 :
名無シネマさん:04/10/14 00:23:42 ID:/szoJLty
邦画が糞じゃなく、
邦画の名作と呼ばれる作品は比較的低予算で制作されるものがかなり多い。
金が無く大々的に宣伝出来ないからこそ、地に埋もれる。
コアな映画ファン以外の大衆層が
宣伝の少ない作品を観に行くか?と言うと、行かないだろう。
死んでは生き返るゴジラやデビルマン等は宣伝費に金の殆どを費やし、
肝心の作品には全くと言っていいほど力を入れていない。
大手とされる日本の映画会社自体が(特に東映や東宝)
宣伝を信じて映画館に入場する観客=網に掛かった魚としか考えちゃいない。
どう考えたって詐欺師的なマーケティング戦略だ。
ネット上でもフラッシュ職人が作ったフラッシュ、
新人監督の自主制作映画も無料で閲覧出来る環境に有る。
その中でも大衆の目に止まったクオリティーの高い作品は注目の的となり、
逆手を取れば、才能の無いクリエイターはスルーされる。
配給が無い宣伝も出来ない彼らは今も実力の世界で競争し合っている。
少しは見習えってことだ。
>>198 重い話が駄目なんね。
それじゃ上では出てないけど「誰も知らない」は避けた方いいかも。
評判はいいけど、暗い重いドロドロしてる。
>>199 よりによって何て物をえらぶんだ(ワラ
>>205 TVでのアピールに力を入れると変な方に向かうからなぁ。
ジャニとか。アイドルとか。上で出した海猿もそうだし。
そう言うのを吹っ飛ばせるほど集客力ある”正統派の役者”が欲しい。
210 :
名無シネマさん:04/10/14 00:36:48 ID:EZtRnmYJ
>>209 単純に ショービズトゥデイのように、
邦画で ランキングベスト10をやって、
注目作の紹介でも、最初はいいんじゃないかな?
有名スタッフ系をゲストにすれば、いけると思うのよ。
音楽担当とか、原作者とか、シンヤンら、十分可能だと思うのよ。
一般の人にあれ見てよって言える物が無いのは、きついよ。
>>210 ランク王国みたいなごちゃ混ぜのなら兎も角、スポンサー絡み考えても
日本の局でそういう(マイナーに光当てる)企画が通ると思えないんだよね。
そう言うのが可能なら現状にはならんと思う。
そう言う番組の企画が通るようなうまみがあるならあったで、
今度はそれが邦画界に(悪い意味で)跳ね返ってくるような気もするし。
って悲観的でごめん。
212 :
名無シネマさん:04/10/14 01:18:11 ID:EZtRnmYJ
だからこそ、ホントは、NHKなんだろうけどね。
BSマンガ夜話、アニメ夜話が出来るなら。
出演者を評論家でなく、サブカルで集めて、邦画夜話なんてのなら、
行けるのかな?
そういえば今朝だったか森田芳光がラジオに出ていて
「カット割を科学的に分析すればどの部分が面白いか、観客のアドレナリンの量とか
調べて、そういうのが多く出てるところをデジタル的に解析すれば、
面白い映画を作るヒントになる」
とか言ってた。
DJがずっと「この人大丈夫?」みたいな態度で聞いてるのにワラタ。
>>212 それは禿しく見たい。
けど、それはそれとしてマニア向けになりそうな悪寒。
>>212 自分もそういうの見たいと思ってたんだけど
考えてみたら小堺のシネパラがあったよな、と・・・
あれは邦画、洋画問わずで新作はやらないからちょっと違うけど。
なんとか列伝とかいうスタッフにスポットあてたコーナー面白かったな。
>>190 結局はカネ払え、身銭を切ったヤツだけが世界を変えられる、ということですか。でも、
どうしても
>>187のような疑問は残る。答えてくださらなくても結構ですが。
>>191 堤や岩井はまた特殊な人たちだけど、少なくともキー局系(共テレなども含む)のP・D
だけは直接立ち入って来ない方がいいのではないか? 映画屋さんも決して誉められたものじゃ
ないが、キー局の連中こそ、今のTVの惨状を作った張本人でしょ?
亀山氏が樋口真嗣に撮らせたりしているのは知ってる、でもあの人たちが映画界にとって
プラスになることなんか、トータルでは何も無いと思うよ? 作品内容については、
まあ、ああいう連ドラが好きな感性の人たちには、それもいいんじゃないの、としか言えないな。
217 :
名無シネマさん:04/10/14 03:58:25 ID:AKC7/X7E
>>212 漫画夜話が面白いのは、パネリストが実際に漫画を手に持って説明できるところなんだよなあ。
具体的に「p.35のこのコマがどうで…云々」で目に見えて解説できるから、ビジュアル的でとてもテレビに向いている。
映画の場合はビデオ再生するわけにもいかないからなあ。
>>217 昔(90年代初頭)はBSでもやってたよ。監督やカメラマン、脚本家まで呼び、
ゲスト(同業者や評論家)と繰り広げる、泉谷しげるの「ヤングシネマパラダイス」
の3時間・新作検証ぶっつづけトークとかな。
夜中なのでほとんど誰も見ていなかったみたいだが、公開前に平気で批判とか出てきて
凄かった覚えがある。「ゴジラVSキングギドラ」「死んでもいい」とかやってたね。
いちおう本編の映像も出てきたが、視聴者は誰もまだ観ていないわけで、トークの内容が
分かり辛かった。あれはあれで面白かったけどな。その気になれば不可能ではない。
TV屋の映画だけになってはまずいが、TV屋の映画があっても構わない。
問題なのは、それしかない、それもない、と言う自体になる事。
新規の客を呼ぶ為には作品の幅は広い方がいい。
TV屋だからといってわざわざ避けるものでもない。
(とはいえ、自分がTVでのアピールに後ろ向きなのは、
そのTV屋に主導権が渡るのが嫌だからなんだけどね)
まぁドラマも今はろくでもないってのには同意するが。
>175
わかってます。 僕も「最近の邦画は駄目だ」と全部を言えるほどは見てません。
ただ、見たいと思う映画が少なくて、見たいと思って見た映画もいいと思うのがあまりない状況
なのです。
>178
そうでしたか、じゃぁ他の人なのですねすいません。
>181
180じゃないですがそりゃ違うでしょう。
人の好みを否定するの? 見る気が起きないという意志は無視? 見る気が起きないのは本人の
せいなのでしょうか?
221 :
名無シネマさん:04/10/14 09:32:12 ID:HI0lErwf
うーん邦画ねぇ 嫌いじゃないし、そこそこ見てる方だけど
はっきり言ってレンタル落ちしてからビデオ見ても充分でしょ
おもしろいと思うものでも劇場で見たいとは特に思わないなぁ
それこそデートムービーとして国産ホラーぐらいしか
萌芽を劇場で見る必要性?意義を感じない
222 :
名無シネマさん:04/10/14 10:51:56 ID:DL0PtUXu
提案。簡単なディベートかな。
否定→邦画のいいと思えないとこ。
レンタル落ちしてからビデオ見ても充分な理由
肯定→邦画を劇場で見る必要性、意義。
をもう一度、検討する必要があるのではないか?
悪いけど、祭り上げられてる一部も含めて役者は質が低いと思うんだわ。
演じる役柄ではなく、演じる役者自身しか見えない。
いったい金がどこに消えるのか不思議な制作費とか(宣伝費?)
これはもっと仕様がないけど、娯楽として成立しない地味な内容とか
見てる途中で矛盾点が山盛りになる、そのくせインタビューでは自信満々な脚本とか
もう既に邦画の「欠点」というより、「特徴」になってるような気がする。
要するに、わざわざ金を払おうとか、大画面で見ようとか思わせるだけのカタルシスがない。
224 :
名無シネマさん:04/10/14 11:39:53 ID:DL0PtUXu
>>222だが、すまん、邦画界の体制でなく、邦画の作品内におけるものに絞りたい。
宣伝費や予算などとは、分けるべき、議論だと思います。
予算が無きゃ地味になるのは当然で、予算がかかってない映画は観ないのと
同じになりかねないし。
>>216 邦画の復興には、小屋に観客を多く呼ぶということが大切なのは言うまでもないが、
今いる少数の邦画ファンに、更に足繁く劇場に足を運んでもらう事よりも、
いかに邦画を見ないより沢山の層に劇場に足を運んでもらえるかが重要だ。
つまりハリウッド映画しか観ないような人やテレビドラマで満足しているような感性の人達を
相手に商売をしないと話が始まらないと言う事。
邦画ファンより濃いコアなアニメファンですら20万人程度。
恐らくコアな邦画ファンの実数はこれの4分の1以下じゃないだろうか?
興行としてみると5千万円強。焼け石に水だね。
客を選り好んでしまえばそこで終わってしまう。
今まで通り小さな商売でやっていくしかない。
226 :
名無シネマさん:04/10/14 14:35:52 ID:DL0PtUXu
>>225 経済評論と個人で出来るアイディアの二つが同等に語られていることで起きる錯誤なのでは?
邦画界を見てる人、聞きかじりの人で、世の中的な現状は、ほっといても語られる。
ゆえにじゃ、危惧する個人で何が出来るか?となった時に大半が、「何も出来ない」と
口にする。
集団で出来ることはいくつもあるし、なぜ出来ないのはこれからも語られるべきだ。
それと平行して、個人でも出来うる範囲のアイディアが必要。
そこで、「邦画ファンよ、腐るな!」と奮い起こしている。
いろいろ話していることのほとんどが、変えきれない金や日本のシステムのことばかり。
じゃ、「俺らじゃ何も出来ないね」ということになる。
日本の映画人口をまずは年間2億人にする。
そのためには、個人で何が出来るのか?というのも。
アイディア募集。
そのコアなアニメファンで支えられている世界があるから技術が残ってる面があるし。
227 :
名無シネマさん:04/10/14 14:42:45 ID:DL0PtUXu
そして、一度、邦画ファンで堂々と開き直って(アニメファンのように)、
邦画面白いじゃんな空気を醸し出したら、生まれるものもあるんじゃないかと
思っている。
ええじゃないか、のように。
そりゃ、能天気なことは分かってる。
でも、一般的な来ないファンが「邦画駄目」って言ってるのを
邦画ファンまで「その通り、俺らもそう思ってるよ」ってのは、
結局、マイナスのモノしか伝播しない気がするんです。
先ずは映画館に入る人の数を増やす事が先決だ。
いろいろ方法はあるが、一番に料金を上げとく。
ハリウッドとは制作費の桁が2つくらい違うのに同じ料金を徴収するのはいかがなものかと思う。
制作費が全てではないが、明らかに劣っている事は否めない邦画に千を超える金等払う訳がない。
邦画は潔く身の程をわきまえて、500円くらいにした方がいい。
そうすれば今よりは確実に客は増える筈だ。
客が増えれば邦画への感心が高まる。
映画人口が増えれば、低予算の邦画にも独特の評価が生まれるものだ。
活性化の一番の原動力は大勢の観客だ。
たまに出てくる巨大感想サイトってのはありだと思うんだよね。
映画好きな人ならかなりの割合で知ってるところ、集まる所。 沢山のいい悪い意見が書かれ、
映画関係者も覗きにくるようなのがあればなぁと思う。
昔だとさ、ニフティみたいなのがあったでしょ。 他の無料巨大BBSを根城にしてる人でさえ
ニフのIDは持ってるということが多い。 それくらい集まる場所ってのが今、インターネットの
せいでばらけてしまったと思う。
2chはそのなかで集まってると思うけど、2chを知らない人もいるし2chだからこそ来たくない
雰囲気もあると思う。
今だと、ヤフーの掲示板がそれっぽいのかなぁとか思うんだけど、人来てるのかな。
あんまり使いやすいとはいえない掲示板だからなぁ。
僕は2,3ヶ所の映画サイトで感想かいたりするけど、やはり人少ないね。
アニメもそうだが、映画プロダクションが一部の優しいマニア層と
理解のありすぎるスポンサーに甘えてなんとか映画を作れちゃう状況が問題。
大きなリスクを負わなくても、そこそこ好きにやれちゃう現状に充足している作り手がいる。
結果、玉石混交のまま飽きれるほど数くの映画が生産されるが、淘汰されずにいる。
極論を言うと、熱心なマニアの下支えが淘汰を阻み、
多様性はあるが成熟されない市場を形成させている。
ファンと作り手の甘えの体質が産み出した、人に優しい理想郷とも言えるが、
そのしわ寄せを映画の質が一手に引き受けることにはなる。
ちなみに今、隆盛を極めていると言われる韓国映画の公開本数でさえ
去年は65本程度でシェアは5割。映画全体の動員は一億一千万人。
邦画は287本もあるがシェアは3割。映画全体の動員数は一億六千万人。
231 :
名無シネマさん:04/10/14 16:46:01 ID:DL0PtUXu
ここで話してる復興っていうのは、
花やしき止まりの邦画をディズニーランドにしたい
ってことじゃないの?
100億バジェットの映画は
小粋な小作品の連発による好循環みたいな
理想論じゃ出てくるわけ無いよ。
そもそもシステムもマーケットも違うんだから。
233 :
名無シネマさん:04/10/14 17:06:09 ID:DL0PtUXu
>>232 邦画の歴史上はあったことは知らんのか?
>>233 知ったかぶりはいかんから言うけど、知らない。
しかし俺の念頭にあるフルCG映画は
ここ十年のもんだから歴史上という線にあるかな。
スクエアは論外。
235 :
名無シネマさん:04/10/14 18:08:28 ID:DL0PtUXu
50〜60年代の邦画は、100億近い予算(現在の貨幣価値に換算)は年に2,3本はあった。
70〜80年代頭でも30億〜70億(現在の貨幣価値に換算)も年2,3本はあった。
が、角川の失速などを経て、80年代末にメジャーが失墜し、予算はどんどん削減。
2000年代になって、10〜20億の大作が年に2,3本ペースになってきた。
とくに50年代は、邦画はハリウッドに迫っていた。
それがあるから、たぶん復興が今のハリウッドクラスでないという基準が
出てしまうのだと思う。たかが50年前の話。
でも、元に戻すには、倍の時間はかかるかもしれない。
236 :
名無シネマさん:04/10/14 18:15:51 ID:DL0PtUXu
今のシステムでさえ、ほんとを言えば、出来ないことはない。
日本の会社がどれだけアメリカのメジャー映画会社に金を出しているか…。
任天堂はメジャー球団を持ち、ソニーは2社も映画会社を持つ。
だが、商売とはできることをやるのではなく、先への可能性に
投資するもの。
だから、好循環を起こし、邦画には未来があるよって見せなければならない。
人々は観る前の映画と同じように、期待にまず金を払うのだ。
>>235 50年代が特別なんだと思う。
貧しく娯楽の少ない時代だから成立したわけで
あのレベルに戻すには日本経済が没落しない限り難しいでしょう。
スクリーン数は今の倍以上、動員数は10倍。
今の価格レベルで実現すると北米市場を越えちゃう。
238 :
名無シネマさん:04/10/14 19:12:30 ID:DL0PtUXu
>>237 さすがに特別だとは思うけど、せめて、動員数を2億人に出来たら、
いろいろ変わると思う。
現象にはある一線を超えると、加速が起こるというのがあるんだけど、
それを邦画ってそのマイナス方向の一線超えて、崩壊した気がするのよね。
なら、プラスの方向に一線超えないと。
私は今、邦画は、そのプラスの線に向かってる時期と見ている。
(実際、ハリウッドでも同じことが70年代に起こっている)
ココ10年が勝負だと思う。
エンターテイメント産業のお客は主に若い人。
お小遣いと安月給のなかから何に使うか。
80年代からは音楽、ゲームセンターだろうし
今は携帯とレンタルビデオ
市場環境が昔と違うんだからある意味しょうがない。
1800円でしょぼいとわかってる邦画を
ほいほい見に行くのはある意味オタ。
今上映してるスイングガールなんてめちゃくちゃ良質だけど、
やっぱり低予算。
金があれば
マトリックス張りのスピードモーション使いたかったんだろうなあ
あるいはパロってるのかなあという部分があった。
しかも張りぼて使って。
そういうところは客は我慢してるだけで
決して納得してるわけではない。
映画監督の小沢茂弘氏死去。
リンパ腫のため82歳。「博徒」「博徒対テキ屋」など東映のやくざ映画を多数手掛けた。
激突 殺人拳!!!!!!!
>>223 結局はカネの問題なんだろうか? 現在の邦画の場合、何もかも基本ができていないのでは?
という気がしてきている。だがそういう作品も場合によってはヒットしたり賞を獲ったりするわけで。
どこか狂ってきているよね(海外も中堅以下はひどいんだよ、とか、いろいろ言い分もあるでしょうが)
例えばハリウッドも、何かと物量主義と企画の歪み(スピルバーグ以降、見世物志向が強く
なり過ぎた)を指摘されるけど、「映画」になってる。
ヒット作なども、スケールの大きさで圧倒するだけでなく、それなりに細部もよくできているし。
242 :
名無シネマさん:04/10/14 20:51:32 ID:DL0PtUXu
>>239 我慢したんだ…。
笑わずに。
娯楽の楽しみ方も知らないんだね…。
他人の意見でなくて、自分の意見を言えるようになろうね。
>>228 構造的に無理だろうとは思うけど、自分もそれぐらいの値段でいいと思う。90年代に一部で
持てはやされていたVシネ系作品(シネパトスなどでロードショーしていたような)も、
劇場でもっと観られていたら(B級映画的に面白がられていたら)、もっと展開は違っていたと思うし。
>>230 これにも同意ですね。とにかくすべてがズレまくってると思う。
>>238 あと10年、買い支えてくれ、ということですか? まあ、それぐらいしか言えることは
無いかもしれませんね。マキノ雅弘も晩年、湯布院で「日本映画を観てください」と
涙ながらに語ったらしいし、そこしかないのかな?
>>220 194を見ての通りで好みまでは否定はしてないよ。
ただあらかじめ下方修正されてるものを引っ張るのは、
それがすでにハンデとしてでかいって事で。
それに洋画に対するコンプレックスで下方修正してる場合も0ではないでしょ?
>>242 ここがもっと良ければなぁって意見はあると思う。
出来がよければ尚更ね。
>>242 笑うってしょぼいんだから
学芸会レベルのギミックつかっちゃってしょうがねえなあっていう失笑だろ。
パロディーの。
最高の感激か?
そういうところに落とし込んであとは思考停止だから
甘いんだよ。
トホホみたいので良いってなら
そこまでで終わりだろ。
246 :
名無シネマさん:04/10/14 21:24:53 ID:DL0PtUXu
>>245 金で笑い取れるなら、ハリウッド系のコメディが
もっと日本公開してるだろ。
貧乏で笑いとるのは、正攻法中の正攻法だろうに。
学芸会でも笑わしたヤツが勝ちなのがコメディ。
ホラーも同じ。
予算関係なく、怖がらしたヤツの勝ち。
映画の出来自体はまた別の話。
>>230 一部のマニア層で支えきれるほど甘くはないよ。
問題なのは、マニア層ではなくライト層やファン一歩手前の
層を取り込めるかどうかで詰めが甘い事では?
中堅作で上向いた流れを金かけた大作で失敗して台無しにしてる。
スポンサーの問題はその通りと思うけど。
結局、金の使いどころは間違ってると思う。
ファンが支えるってのは全肯定ではないでしょ?
良いものを広めて(儲けさせて)、駄作を封殺する(儲けさせない)。
コア層がそう言う啓蒙活動をするって事じゃないかと。
もちろん、創り手がそれに応えようと心掛けてる事が前提になるけれど。
それに対して今の創り手がそれに出来てないって答えがあるのは理解するよ。
ただ、それはシステム(金と人と場)の問題で、買い支える側の問題じゃない。
って言うか、
スイングガールを金かけて大作にしてどーするって思うんだが?
249 :
名無シネマさん:04/10/14 21:40:40 ID:DL0PtUXu
>>247 そのために、制作側に意見が届かないと。
儲かれば勝ちと思ってるうちは、質は上がらんし。
提案してる感想集計サイトは、その意見を届ける方法だと思うんだけどなぁ。
一般客にも大多数の数字は届くでしょ。
わりと素朴に思うんだけど、邦画って脚本がムチャクチャだと思う。
テレビドラマとかはそうでもないのに。
なんか捻りすぎて客の方を向いてないと言うか。
>>248 しかし、あそこで張りぼて丸出しじゃなくて
多少でも疑問なく見れる映像にしてたら
映画のランクがひとつ上がってたぜ?
あそこだけしょぼいんだから。
252 :
名無シネマさん:04/10/14 22:00:43 ID:DL0PtUXu
>>251 人形で笑いを取るのは、矢口監督のデビュー作からの持ち味。
自転車で坂転がってるのもそうでしょ。
ハリウッドのコメディでもわざとやるネタの一つ。
あんまりコメディ見た事無いのかしら?
>>249 視聴者側に働きかけれる権威が必要ってのは同意。
サイトも一つの手だろうね。規模と信用性次第だけど。
個人的には異なるメディア間で連携できるシステムが欲しいなぁ。
>>251 そこは否定してないよ(
>>244)。問題はバランスって話で。
金掛けすぎても金なすぎてもよくない。
よーするに金の使い方間違ってると言うのは同意。
そこをチェック出来る機能が必要だよねぇ。
客を呼べるブランドが身につく為には下地からしっかりつくらんと。
>>252 コメディならレンタルの棚ほとんど全部見てるよ。
俺は認めたくないね。
スイングガールは一つ抜けてる上質の作品だから
それとわかるような低質なものは排除してほしい。
ストップモーションのパロディは良いけど、
イノシシは許せない。
坂転がってるのは気にならなかったが。
コア層主導だと盲目的な美しい愛に支えられた啓蒙活動に成りかねない。
つまり信者の勧誘活動じゃ不味いということ。
健全性を獲得する為にもより広くライトユーザーの意見が反映される形が望ましいね。
作り手は舞台挨拶や映画祭の観客に癒されてないで本当の観客と向き合う
場をもっと持つべき。
劇場でも2chでもどこでも良いから。公開前ならなお良い。
晒されないと空気は読めないよね。
>>255 アメリカでは、試写会の代わりに有料の先行上映(プレビュー)があるそうだ。
日本でも、いちおう、オールナイトで先行はあるが。
ただ、創り手だけでなく、観客の感性もだいぶズレてきているような気がする。
>>225に
あるように、今は大半がハリウッドと日本のキー局の連ドラで育ったような層だし。
(いわゆるハリウッドは否定しない。やはりあれはそれなりに造り込んでるから、よほどアホな映画
でない限り、誰が観ても安心して観られるようになってる。コケ威しで幼稚といった、ジャーナリズムの
ハリウッド批判の方がむしろ浅薄だと思う。
ただ何度でも言うけど、今の日本のキー局の連ドラはあらゆる意味でフェイクだと思う。
アメリカのTV作品のような作り方をしていれば話は別なんですが)
創り手も観客も双方がお互いにズレた次元でやっているような、そこがいちばん気
になっているのですよ。メジャーでもマイナーでも妙な映画がもてはやされてしまうのも、
このあたりに原因があるのではないかと思うのだが?
>252
メリーに首ったけ の犬虐待シーンのぬいぐるみは笑ったな。
予算のあるなしにかかわらず、ああいうことする監督っているよね。
俺の知り合いは、ほとんど邦画を観なかった人間なのだが、
「踊る大捜査線2」を観て、
「こういう邦画が観たかったんだよ」 と言っていた。
それ以来、ちょぼちょぼ邦画を観るようになったらしい。
「よく出来た洋画より、普通よりレベルが上なら
邦画の方が楽しめるんだよなぁ。なんせ日本人なんだから」とも言っていた。
(まあ、踊る大〜が”映画的”に高いレベルかどうかはあれだけど)
TVだって、海外の出来のいいTVドラマより、
日本じゃ普通の日本製ドラマの方が視聴率いいじゃない?(作品にもよるだろうが)
邦画復興には「踊る大〜」や「世界の中心〜」よりレベルの高い邦画を作れば良いだけだ!
これって、難しいこと?
(そういう映画がすでにあるとしても、誰も知らないことが問題か?)
つーか
>観客の感性もだいぶズレてきているような気がする。
って言うのは筋が違うと思うんだがどーだろ。
基本的に、どんなに正しかろうが、観客が求めてないならそれまででしょ。
1人が否定しても他の人が肯定して市場&文化が成り立てばさ。
その1人の方に自分が入ってしまう可能性は誰にだってあるわけで。
259 :
名無シネマさん:04/10/15 00:14:29 ID:TSHDaoWv
作家の戦いは、そのズレとの戦いというのは古今ずっとあるわけだし、
伝えたいことがズレてようと合わせることで伝えようとしていくしかない。
手塚先生、藤子先生ですら、そこで苦しんだ時期があったわけだし。
感想集計サイトは、その傾向が現れてくると思う。
ある特定のサイトの趣味に左右されないし。
実際、アメリカで力を持ちえている。
(まぁ、あちらは新聞評なども網羅して、250近い評の集計だが)
製作者が手を出したくても、集計だから力を及ぼしても弱い。
てことは、観客からも信頼を勝ち得るはず。
誰かやってくれ。
ここで言われている復興とは
・邦画の質の改善
・改善された邦画の数を増やしていくこと
・邦画に観客が集まるために環境をいかに変えていくべきか
ということを考えるということかな。
個人として何をしていくかを考えるなら、やはり一人一人ではなくて
邦画ファンとしての力を結集し結束を固めてなにかをした方が
いいんじゃないだろうか。そういう受け皿がどっかにできないか。
こっからは思いつきで話すけど、
たとえばその団体をNPOとして申請して邦画の復興活動をしたり
映画関係の他のNPOや関係団体・映画祭等と協働して活動を認知させていく。
一人一人というのは結構辛いものがあるし声も出しにくい。
でも継続して復興活動をしていくなら
団体として横のネットワークがあった方が何かといいんじゃないか。
一人ならできる事は、前のほうで誰かが言ったように「映画館に足繁く通う」
位のことしか出来ないと思う。(団体ならましか?と聞かれたら今の段階では
答えようがないけどね。)
>>231の提案も個人が運営するのは大変じゃないか?
>>260 それってようはオタの集まりじゃん。
絶対世間一般と感覚がズレるよ。
ありがちなのが下手に権力持ったら内部分裂するだろ。
工作員の入れないアンケートサイトのほうが良心的だな。
262 :
名無シネマさん:04/10/15 01:18:03 ID:TSHDaoWv
他のサイトの感想の集計だから、ごまかしようが無いはず。
多少偏るから、一個一個では信用がやはり無くなる。
ココに提案しつつ、手を上げてくれる人を待つ。
投票サイトもう一つ。
5つ目。ムービーウォーカー
http://www.walkerplus.com/ 失敗しても動いたヤツがいて、歴史が変わる。
ネガティブな意見に取られるとアレだが、日本のラジー賞とかできないもんかな。
「公的に恥をかく」機会を作らないと、いつまでも製作者としての責任を自覚できず
なあなあ体質の中でヌルく生きてゆくことになると思う。
264 :
名無シネマさん:04/10/15 11:11:58 ID:x6umMtUB
ラジー賞はお遊びだったときは面白かったのに、
(男装した女優に最悪男優賞とか
シャロン・ストーンの初お目見えのヘアーに新人女優賞あげてたあたり)
最近はただつまんない映画を晒しあげてるだけじゃん。
スタローンいじめたいだけじゃないの?って思う。
265 :
名無シネマさん:04/10/15 11:33:20 ID:Zj5bTNvv
ラジー賞取っても、出てこれるスターや監督がいるぐらいの
エンターテインメントの国だし。
でも、やりようによっては、ニッポンでも価値あるかもよ。
俺もラジー賞には賛成。
映画にしてもドラマにしても音楽にしても、日本はヨイショばっかし。
公共の場で戦犯を晒す勇気も必要だな。
ラジー賞に俺も一票。
問題はどうオーガナイズするかだな。
公平性をどう担保するかとか、お馬鹿映画みたいに変に持ち上げてもあれだし。。。
今年はデビルマンで満場一致だろうから問題はないけど。
268 :
名無シネマさん:04/10/15 14:17:26 ID:Zj5bTNvv
罪には罰を、の精神だと結局、澱むだけでしょ。
駄目映画も認めている懐の深さがラジー賞でもあるわけだし。
ラジー取ると、ビデオ屋に入るらしいからね。向こうだと。
興行的に逆に救いもするわけだ。
貶めたいのは1作ぐらいで、他は笑えないと。
最優秀動物賞、カメラの揺れ震度賞、最優秀エキストラ賞、
良くパクリましたで賞、ベストキスのフリで賞、寸止めパンチ賞、
エド・ウッド賞と言った感じはどうかね?
ラジーってラズベリーでしょ。
そういやなんで?ラズベリー?
日本なら、タコとかのそんな感じ?
269 :
名無シネマさん:04/10/15 16:56:11 ID:wG/i3ERq
デビルマンは、超駄作というのが世間一般の評価のようですね。
「なぜこんな酷い映画になってしまったのか」というコメントも多い。
ここに那須夫妻のインタビュー記事がありますが、私はちょっと驚き
ました。
ttp://www.avanti-web.com/thisweek2.html 駄作となった原因の大半を夫妻自ら語っているように思えます。
脚本家と演出家の関係において、このような分業かつ流れ作業で良い
作品ができるはずがないと考えるからです。
映画に限らず、集団でモノを創作する場合、製作を開始してから予想
していなかったことなど、いくらでも発生するでしょう。
脚本の矛盾が見つかることもあるでしょうし、監督と脚本家が一緒に
なって脚本を見直すことは不自然なことではないと思います。
この夫妻固有のやり方ですかね。
270 :
名無シネマさん:04/10/15 16:57:06 ID:wG/i3ERq
(続き)
とくに気になったのは、
> 本来、完成した脚本を渡したら脚本家の仕事はそこで終わり。
> だから那須が監督の場合は少しは話が聞けるので、とても楽しめる。
> 他の監督だったら、試写会まで自分の脚本がどうなったのかまった
> くわからない。
> さらに現場の空気も知らないので、試写会でも浮いていたりする。
洋画大作のメイキングビデオなどを見ますと、違っていますね。
洋画、邦画を問わず一律ではないでしょうが、これが邦画制作の通常
なのですか?
事情に詳しい人がいましたら教えてください。
通常だとしたら、まず映画制作のプロセス自体を改めないといけない
と思います。
改めさせるのは、プロデューサーと言われる役割の人ですか?
271 :
名無シネマさん:04/10/15 17:02:24 ID:zrEnnrdP
1
>>268 いや、むしろ現状が澱んでる。
秘宝系でやってもあいつらが勝手にやってるって話で終わるし
シネフィル系でやっても同じ事。
住み分けがうまくいきすぎて、かえって風通しが悪くて澱んでいる。
この空気を少し変えていく必要がある。
有無を言わせないくらいのディテールと公平性を確保して
淡々とワーストを決める方が良い。
失敗を業界の都合で隠蔽させない。内容的にも興行的にも。
で、ああはなりたくないなという部分で業界的に基準が出来てくれれば良い。
273 :
名無シネマさん:04/10/15 19:18:47 ID:X/UBrNRF
ラジー賞はスタローンだってケビン・コスナーだって
バーホーベンだってみんなネタだと思って楽しんでるけど
日本でやったら本当にしゃれにならんw
274 :
名無シネマさん:04/10/15 19:22:01 ID:28tqieIb
>>271 邦画の現場では、脚本家はだいぶ立場が悪いです。
実際、一回書いたら、現場にはせいぜい見学に来るぐらい。
ただ、同じ監督主導のシステムの、ヨーロッパもそう変わらないようです。
後は監督、脚本家、プロデューサーによるとしかいえません。
実際、いい面も悪い面もありますし。
275 :
名無シネマさん:04/10/15 20:59:28 ID:tJBl7RfT
>>273 どろっどろしそうだし
色々な圧力が・・・
276 :
名無シネマさん:04/10/15 22:00:26 ID:28tqieIb
このことだけでなく、その圧力に負けるとか、思うのがどうなのかと…。
何もしないで、結局、すべては負け犬の遠吠えということになるのか…。
無念だ。
>>274 だから上手い脚本家が邦画の仕事を目指さない…とか?
自分が脚本家目指すなら、評価してくれるとこ目指すだろうし。
監督や役者だけしか評価して貰えない職業なら、仕事するにも
やり甲斐がなさそう。技術屋も評価されるようなシステムに
しないと、才能ある技術屋は評価される方に流れてくのは
自然な流れだろうな。
278 :
名無シネマさん:04/10/15 23:05:06 ID:28tqieIb
>>257-259 映画のレベル(完成度)とは何か? とよく考えるんですが。ウエルメイドが全てではないが、
現在の邦画の場合、市場が「多様性はあるが成熟されない」
>>230せいで、たんに不出来なだけ
でも、批評・ファンに誉められれば「作家性だから」と守られてしまう。
あるいはヒットに恵まれれば、多少いい加減でも「エンタメだから」と許されてしまうような気がする。
さっき、TVで「電撃 DENGEKI」を観ていたが、セガールなので内容など徹頭徹尾、
エエ加減なものだがw カーチェイス・銃撃戦とセガール拳が観れればいい映画なので、
まあハラは立たない(いや、劇場で1800円払えばやはり怒るかな、これじゃw)
もしも邦画で「電撃」を撮ったら、例えば「SCORE」の頃に室○厚が過大評価されたように、
「すごい、日本でもここまでできる!」とジャーナリズムが誉めそやすんだろうな。
あるいは、ヒットもするかもしれない。そして持ち上げてハシゴを外して監督を潰してしまうでしょう。
281 :
名無シネマさん:04/10/16 00:05:55 ID:MH9/+n62
>>274さん(1さんかな?)、ありがとうございます。
269〜270です。
脚本家は立場が低い、重視されないということですか。
しかし、脚本家は自分の仕事の行く末が心配ではないのですかねえ。
現場からのフィードバックが勉強になるとか、次作に活かせることも
多々あると思うのですが。
監督主導それ自体は、その方が良いと思うんですね。
やはり強力なリーダーシップを発揮すべきでしょう。
脚本家にしろ、監督にしろ、エンターテイメントを提供する側の姿勢
として、人を喜ばせたい、感動させたいといった熱意や、プロとして
の目的意識みたいなものが欠けているように感じてしまいます。
282 :
名無シネマさん:04/10/16 00:11:37 ID:Ohyq42uO
邦画が面白くないのは面白いものを思いつける人がいないからです。
簡単です。
283 :
名無シネマさん:04/10/16 00:31:26 ID:QPK1ryN4
>>282 だからその面白いと云うのが各個人違うのが問題
同意っちゃ同意だが
284 :
名無シネマさん:04/10/16 00:34:54 ID:h5yUP4Ix
>>281 ちゃんとした人は、来ますけどね。
TVでは脚本家の地位の方が高いので、
そちらの仕事もしてる脚本家は多いです。
>>282 思いついても出来る予算と能力が無いのです。
出来る能力というのは、上の人間がそれをやらせられる
という意味も含みます。最近はそれでも少しずつ変わってきてます。
ホラーは唯一残された砦でしょう。
別冊宝島のシナリオ入門読んでたんだけど、脚本家インタビューのほとんどが
「テレビと映画のシナリオに違いはない」と言ってたな。 これだもんな。
286 :
名無シネマさん:04/10/16 14:16:34 ID:Pkmt6//c
イギリスにおけるいい映画はハリウッド的でないモノも多い。
でも、本国ではヒットしている。
フランスでも、そこそこには、フランス的映画が客を呼べてはいる。
インドもインドの映画を作っている。
韓国も実際ドラマや大作以外はその傾向がある。
中国は国が関与しているとはいえ、まさに中国の映画を多く排出。
邦画においては邦画的なモノは、地味とか湿っぽいと言われ、
おうおうにしてハリウッド的で無い、とコキ下ろされる。
この国の若者は、日本でなくて、51個目の州に住んでるヤツが多いのかもなぁ。
つか、こき下ろすのは娯楽として成り立っておらず、芸能と技能が稚拙だからだが。
288 :
名無シネマさん:04/10/16 14:46:46 ID:44qsca4N
>>286 こういう意見は具体的に数字を挙げない限り根拠としては薄弱じゃない?
「そこそこ」客を呼べるのなら邦画でもそれなりに客ははいってるよ。
邦画的なものがけなされるのではなく、質の低いものがけなされてるんだと
思うよ。
巨額の予算や企画が通る通らないは制作に関わる人が個人でどうにか
できるものではないけど、演技力だけは個人の力で進歩できるはずだよね。
しょぼいセットやCGよりもヘタな役者を映画の主要キャストに使うことが
一番情けない。
観てて眠るしかないような映画を「眠くなるのが日本らしい映画だから誉めろ」といわれても困る。
ちゃんと日本的な「エンターテインメント映画」はあった。
今はそれをやらない。 そんだけ。 わかったか286
291 :
名無シネマさん:04/10/16 15:11:08 ID:Pkmt6//c
イギリスの市井を軸にした映画。スウィート16など。
フランスの引きずる男と女の重い愛の映画。ピアニストなど。
中国、韓国の田舎の暮らしを描いた映画。春の惑い、八月のクリスマスなど。
インドの音楽映画。アルナーチャラムなど。
邦画の市井の人々の暮らしを描いた映画。父と暮らせば、萌の朱雀など。
フランスは特にハリウッド化を自国で問題化していて、若者のフランス映画離れを
深刻だと聞いているので、そこそことと描いたが、「憎しみ」と言った問題作のヒットが実は結構ある。
さて、上に並べたモノはその国では、ヒット作をいくつも生み出している。
では尋ねたい。
日本で、同じような作品(日本的な映画が日本国内で)ヒットすると思えるかい?
そこにある無関心にも似た意識(特に若者)を危惧する。
ハリウッド的娯楽作の出来やヒットさせられないのとは、また別の問題だと思う。
292 :
名無シネマさん:04/10/16 15:39:19 ID:Pkmt6//c
例えば、各国でその国の古典名作文学(アクションあまりないもの)を映画化してます。
(最近では、アメリカの「虚栄の市」)
日本でそれをやって、ヒットするかも、と思う方がどれぐらいいるの?
「哂う伊右衛門」は新作として、捉えて欲しい。
例えば、アニメでさえ、前にあった古典文学のアニメシリーズが
消えて久しいことなども、同じこと。
確かに「牡丹と薔薇」なんてのもありましたが、あれはいわゆる名作とは
また趣が違うでしょう。
時代劇ならば、老年の方も見るけれど、実際、80年代までは邦画にもありましたよ。
テレビでモー娘の「伊豆の踊り子」はやれても、映画館でやっても人は来ないでしょう。
とはいえ、若者は昔から、そういう意識の方が多い。
だから、大人がそれを薦めたモノ。
それに、古典の名作はたいてい当時のベストセラー。娯楽作品でもあったわけです。
中でも残したい作品が名作と言われて、残った。
そういったタイプの作品が、娯楽作としてはありえないといった認識になるのは、
やはり由々しき事態だと思うのです。
昔の名画をもっと映画館でかけてくれないかなあ
日本ってあんまり昔の映画のリメイクとかしないよね。国民性かなんか?
言ってる事が良くわからんね。
既にヒットした邦画は大体日本的要素を含んでる。
スィングガールズだって下妻物語だって日本の田舎の若者の話。
セカチュウだってコテコテな邦画の古いリメイクみたいな話。
千と千尋も言うまでもない。
去年は座頭市がヒットしてる。
どれもハリウッド映画的とは言われてない。
そもそも真似しようと思っても同じようには出来ない。
前提が間違ってる。
また、ハリウッド的映画が日本にあってもなんの問題もない。
無理に敵意をもって自由な創作を妨げてもしょうがない。
前提が間違っている。というよりも全く逆だ。本来は大衆の娯楽であったものが
その日本的要素というものに引きこもったがため現在の惨状となったのであって
ハリウッド的なものを目指したためではない。邦画の衰運は自業自得でしかない。
嘆く気持ちは分かるが、「観客の質が変わった」という責任転嫁は見当違いだろう。
金のない日本映画がハリウッドを目指してもしょうがない
>>292 >日本で、同じような作品(日本的な映画が日本国内で)ヒットすると思えるかい?
日本的な映画っていうものがよく分かんないけど
スレタイの復興から分かるように邦画には全盛期があったわけだし
その頃はヒット作もあったでしょ。
>>294 原作モノは何度も映画化されてるけどリメイクは少ないかもね。
ハリウッドはたいしたことがないとか、タレントに映画が取れるのかとか
あいつの作品は映画じゃないとか、井筒みたいな人間が上から下まで
ごまんといるからダメなんだろう。
左翼運動崩れの巣窟みたいになって、気に入らない事があればすぐサボタージュをおこし、
出来る奴の足をことごとく引っ張り、役に立たない映画論をにふけって延々と議論してる。
そんなイメージだな。
300 :
名無シネマさん:04/10/16 17:48:38 ID:919nI7ej
ハリウッド的なものを非難はしてもいない。
日本的なモノをハリウッド的でないと非難する愚を非難している。
世界で認識されているスタンダードな日本映画の多くは小津、成瀬に代表される
市井の生活を描いたモノであり、数々の名匠はそこに物語を生み出してきた。
黒澤にもそういった作品はいくつもある。
「下妻」も、現代風俗を下妻に移しただけで、生活や暮し、社会のモラルを感じたでしょうか?
「スウィングガールズ」もしかり。
(あれも生活だろうが、若者の生活でしかない)
「茶の味」「セカチュー」には描かれていたのは救いだと思う。
日本的映画ってのが、良く分からない若者が多くなっているのは、
>>298のレスなど、
まさにそれを表していると思う。(その当時の若者は今は若者ではない)
(
>>298の年は知らないし、急ぎのレスで間違えたかもしれないので、例にして失礼)
−続く−
301 :
名無シネマさん:04/10/16 17:52:51 ID:919nI7ej
−続き−
知り合いの学生の話。
彼はシナリオライターを目指していたので、質問をしてみた。
「世界で最も映画化された作品を持つ作家は?」
答えはシェークスピア。彼は答えられなかった。
彼もシェークスピアは知っていた。しかし、映画で見たことはあっても、読んだことは無かった。
では、日本では誰がシェークスピアに匹敵するのか?
誰か答えられるだろうか?そして、それを読んだことがあるのか?若者に聞いてみればいい。
確かに古典の映画には駄目なものもあるが、オリジナルは、やはり傑作である。
が、それに敬意を持てない若者(だけではないのだろうが)の増加は問題である。
敬意があれば、その映像化、リメイクに興味持てるはず。
その敬意は、自分たちの暮らしについて描かれた映画(自分たちの根っこについて描かれたもの)を
観ようと思えないのは遠く意識だろう。
自分たちの暮しと言うオリジナルに目を向けられないわけなのだから。
さて、物語と言っても、文化で、そのスタイルが変わる。
南米におけるマジックリアリズムや、北欧における悲劇化、韓国におけるメロドラマ化などは、その例だろう。
ハリウッド作品にも、アメリカ的なものが十分出ている。
では、日本では?
さて、答えられる者がどれぐらいいるのだろうか?(答えは、古典や暮しの中にある)
知らないわけではなかろう。事実、若者も日本人なのだから。
だが、言葉に出来ない。そして、それを深めようとはしないのだ。
(深める楽しみを教わらなかったのかもしれない)
もちろん、邦画界にもその怠惰を責められるべきことは多くあると思う。
しかし、こういった者が観客として増えるのと、創作者側の層が薄くなるのは、同じ地平にある。
302 :
名無シネマさん:04/10/16 18:06:09 ID:919nI7ej
補足:
本当はそれを作品の出来や宣伝、役者たちによって広めていこうと
する姿勢が健全なのだと思う。
米国欧州でもそういう姿勢があるのは、ハリウッドのスターでも
そういった作品に関わろうしている事実で知っているだろう。
ゲーリー・オールドマンの「ニルバイマウス」、メル・ギブソンの「パッション」、
ジョニー・デップの「ブレイブ」、レッドフォード「普通の人々」、
リーアム・ニーソン「レ・ミゼラブル」などなど。
それは伝えたいと言う情熱だし、分かってもらえると言う信頼だろう。
日本にだって、当然いないわけではないが、リーダーたちには、
ほとんどはその意識はない。
「デビルマン」にも、その影響はあるはずだ。
原作や観客に敬意があれば、ああいったことは恥ずかしいと誰かが言うはずなんだ。
そろそろ、日本の若者は、バカにされているのに気づいて、反旗を翻す時じゃないのか?
>>300 観客は面白いかどうかで作品を判断している。それ以上でも以下でもない。
文化的背景を最優先して映画を観客は観ていないというのが今の日本の現状。
何が日本的でハリウッド的とは何か?この議論をすると堂々巡りになるだけだし。
また、日本の生活に西洋のような古典が浸透してないことを嘆く必要もないし、
西洋的な教養主義に陥る必要もない。やりたくなる気持ちも理解できないではないが。
結局エリートが大衆を教化しようという試み自体、大衆娯楽の映画にとっては不毛な試みだと思う。
映画は教養を植え付けるためのプロパガンダか?それで映画が面白くなるのか?
やりたきゃやればいいが、つまらん映画の言訳には使われてるのが現状だろう。
「馬鹿は観るな」って感じでさ。
映画はもっと自由で良いよ。
304 :
名無シネマさん:04/10/16 22:55:06 ID:/TpmVadk
>>292 「虚栄の市」の原作者はイギリス人。
まだ公開されてないので未見だけど、リース・ウェザースプーンがラブコメ女優だけ
じゃないことを証明しようとして似合わない文芸ものに挑戦してイマイチ、という
感じだなあ。
各国それぞれにその国なりの料理があるように
日本にも日本料理と呼ばれるものがある。
懐石、精進、そば、すし、てんぷら、すきやき・・・。
だが、日ごろ純日本的な食事をとっている人はどれだけいるか。
音楽も衣装も住居しかり。
ならば映画が純和風でなければならない謂れがありましょうか?
日本人の料理人だって、洋食を作る人もいるし、和食を作る人もいる。
そういうスタンスでいいんだと思う。
ただ、西洋料理でも日本人が作るからには、日本人の口に合うように
アレンジされるよね。食べ物は旨くて何ぼだから、映画よりシビアだよね。
(映画関係者もそれくらいシビアに作ってほしいが)
娯楽産業というサービス業で、サービスする対象である
客の姿勢を嘆き、あまつさえ改善を望むというのは傲慢、以上に失格だ。
307 :
名無シネマさん:04/10/16 23:50:56 ID:919nI7ej
ここにいるのは、子供ばっかなんだなぁ、と改めて実感。
映画や表現が自由であるのは、当然。
だから、何を子供に見せたいのかを選ぶのかも自由であり、何を見せるのかの責任は大人にある。
見たいモノはほっといても見るだろう。
バラエティに富んでいる方が人生は楽しい。
そのバラエティに少し難しいものを入れる柔軟性の無さはないのろうか?
各国で、子供に向けた映画が多く作られている。ディズニーやジブリもそうだろう。
教養主義だけでなく、道徳を日本の言葉で教える時に何を用いるのか?アニメだけ?
料理でも、日本料理として伝え続けているモノが存在する。
日本風にされた西洋料理に、たいていその国の人間は辟易している。
(海外で日本料理屋で日本風料理を食わされた時の切なさたるや…)
残っているモノは、何かしら良い処があるからなのだ。
自分がツマランと思うモノが面白いと言われたとき、
そこに何がしかの面白さがあるかもと、他人の考えに
思いを巡らせることが出来ない人のなんと増えたことか。
若者だけに限らず。
客を考えない邦画の製作者も近い思考なのだろう。
お互いに自分のことしか考えない状況は結局、層は薄くなる一方だろう。
さて、誰も私の問いには答えない。
無知の知ならともかく、無知を誇らしげに言えば、恥をかくものだ。
まぁ、もう恥の意識自体変わってしまっているのかもしれない。
>そのバラエティに少し難しいものを入れる柔軟性の無さはないのろうか?
この部分を上手く混ぜて観客に提供するのが作り手側の義務であり責任である。
>307の言説はそれを疎かにし続けてきた挙句、責任を観客の側に転嫁しているとしか思えない。
金という対価を払い、娯楽を提供する義務と責任を負う誰が、観客に「考えろ」と命令できるのか。
そうしない者を「子供」と切り捨てて省みない姿勢は、観客本位の娯楽とは相反するものでさえある。
観客が自分のことしか考えないのは当然であり、作り手の事情を慮り「面白がってやる」ことも有り得ない。
その大前提さえ理解できず、するつもりもないのなら、結局は邦画の衰勢を言説で裏付けただけのことだ。
金だよ、金。
儲からないことは続けられないんだから。
いかに儲かり次につながるか。
これがいい映画の尺度だ。
それ以外は抽象論で不毛。
310 :
名無シネマさん:04/10/17 00:38:26 ID:H81r56Ix
>>308 観客の基準をどこに置くのかという論を必要とする。
子供に向けた映画を大人が観るのと、大人に向けた映画を子供が観るのでは、
作り方が違うのは当然。
だから、娯楽作における邦画の怠惰は許しがたいものがある。
しかし、大人向けの作品は怠惰よりは精勤であったと言えると思うのだ。
それが実際に邦画好きと言うある種の層から観たら、ただの偏執と思える人々を
生んでいるのも事実なのだ。
何度も書いているが、邦画は観客を疎かにしてきたと思う。
しかし、現在において、本当に作り手だけがそうなのかとも問いたいのだ。
ハリウッドのある種の映画は思考停止に陥らせると批判したのは、
何も今に始まったことでなく、60年代から、言われ続けている。
フランスにおけるカイエ・デュ・シネマ勢が顕著。
けれど、私はそれらが悪い映画とは思えない。実際、面白く観ている。
だが、それを好む層に得てして、思考停止に陥らせない映画を
拒否する風潮があることは、私の視野の狭さが導き出している極論だろうか?
同様に思考誘発映画を好む層に、思考停止映画を拒否する者がいるのも。
311 :
名無シネマさん:04/10/17 00:45:37 ID:H81r56Ix
>>309 ゴッホの絵は、死後に稼いだのと同じように、公開当時にヒットしないで、
後々に認められ、長い間金を稼いで、公開時だけヒットした映画より儲かった映画は?
それに作品の評価次第では、金は儲けなくても作家は次の仕事につながり、
続けていくのだから、それもいい映画だね。
>>309 そんな屁理屈こねるから駄目。
絵画は所有物。
それと
長期で金稼ぐのは別にかまわんでしょ。
評価だけ良くて儲からんもの?武みたいな?
あれ自費でやってるでしょ。
ぜんぜん儲からないのにずっと続けられるなんてことは
ビジネスとしてはありえ無い。
趣味。
>>309じゃない。>>311の間違い。
314 :
名無シネマさん:04/10/17 02:30:18 ID:H81r56Ix
>>313 武の映画は評価が上がってから、各国での上映されているので、儲かっている。
絵画が所有物と言うけど、映画も権利を所有しているところが稼ぐ。
先日のMGM買収でも、所有映画の権利問題が発生していたでしょ。
売る前から一度、ワーナーに売られていて、すさまじい額を発生している。
今回の買収でも、そのライブラリーがあったら、今回の買収額に
数百億は足されていた。
映画は興行でのビジネス半分、その権利でのビジネス半分。
武の映画は自分の会社でプロデュースしているから権利を持っている。
だから、最終的にビジネスになったのだ。
言っている通り、趣味では続けられないわけだ。
それをどこで君は判断するの?
大人が楽しめる娯楽作が欲しいよ。
>>314 難しい理屈を言わんでいいよ。
興行で儲からん映画は駄目な映画。
制作費<<<興行収入
これ。
作品は一つで完結してて、所有は映画会社なら
興行で儲かったかどうかが
所有権の価値にも掛かってるわけだから。
もしかして興行よりTV放映権やレンタルで儲かる映画もあるかもしれんが、
それは映画の本質じゃないから。
319 :
名無シネマさん:04/10/17 03:10:17 ID:H81r56Ix
>>316 それだと、ほとんどの中ヒット映画が当てはまらないのは分かるかな?
興行収入と配給収入って知ってるの?
ハリウッドでさえ、興行上では10本中2,3本のヒットでやりくりすんのに。
まぁ、いい映画なのは、ビジネスから見たら、そうだろうね。
それにシャマランや、ニューヨークインディーズ系監督作品とか、
たくさん入るよね、予算節約作品は。
じゃ、世界最高の作品は「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」になるね。
記録上、最もコストパフォーマンスが高かった映画。
あと「ビッグ・ファット・ウェディング」と「オープン・ウォーター」とかも
入るね。
>>319 そんな下らん揚げ足取ってるうちは駄目だろ。
そんなもんレアな客以外は求めてない。
わかってんだろ?
最高のスペクタクルと感動が映画エンターテイメントの頂点にあるって。
それなら儲かるに決まってるしな。
あれこれ多様性も欲しいとこだが、
映画は観てみなきゃわからんという欠点があるから
そこはあえて儲かったかどうかでしか見ない。
良い映画なのに客が入らんのは客のせいじゃない。
>>318 オースティンパワーズは見たことないからわかんないんだけど
俺が思う大人が楽しめる娯楽作は漫画の「あずみ」だな。
スペクタクルと感動とエロがある。
>>302 向こうの俳優にとっては、出世したら自分でプロデュースしたり撮ったりするのがス
テイタスなんでしょ? 劇場用は撮れない人でも、TVムービーを撮ったりとか。
イーストウッドのような成功者の影響も濃いのだろうね。恐らく、大学やアクターズ・スクールでそういう薫陶
(成功を収めたら自分で演出してみろ、古典や伝統も臆せず使え)を受けて育ってるんじゃない?
日本も自分で撮る人は皆無じゃないけど、日本の俳優に同じことを求めても難しいと思うよ。
日本の俳優・演出家は良くも悪くもゴッタ煮だからね。
>>307 言いたいことはわからないでもないけど、70年代以降、日本は良くも悪くもポップカルチャー・
サブカルチャーの国になってるからな。日本製のアニメ・ゲーム・マンガといったポップ
アートが世界を席巻してハリウッドにまで影響を与えているけど、失ったものも大きかったのかもしれないね。
>>314 出資しているメーカーはビデオ・DVDで儲かってると聞くけど、基本的にオフィス北野なんか持ち出しだろ?
海外でソフト化・上映といっても、回収できているかは怪しいと思うよ。
FILMEXとかいろいろやってくれるから、武プロジェクト全体は否定しないけどな。
>>320 >良い映画なのに客が入らんのは客のせいじゃない。
日本の映画会社に非があるとすれば、お客の啓蒙が不足。98年に並木坐が無くなるとき、
業界の知人に「五社でああいうコヤを確保して、古いソフトの価値を啓蒙していくべ
きでは?」と聞いたら、「駄目だね、みんなまるで関心が無い」と言っていた。
去年、松竹が小津100年とかやった程度じゃないの? BS・CSの邦画放映も
名画座もフィルムセンターも映画祭も、実際は担当者の趣味でやってるだけだし。
「たまたま」熱心な人がいれば良くなる、いなければ駄目なまま。
本気でお客を啓蒙して育てたい、という人は業界には少ないでしょ? だって日本映画界だものw
>>323 俺も「生きる」とか観て感動した口だけどさ、
はっきり言って、一般的には古いソフトに価値があるとは思えないな。
今から観れば画質も音も悪くて見辛い代物でしょ。
中身に価値があるってならリメイクして
さらにいいもの作ればいいんだよ。
スターウォーズでもリメイクではないが、リマスターして
見易くしてるでしょ。
やることはやらないと客は反応しないんだよ。
>>324 >今から観れば画質も音も悪くて見辛い代物でしょ。
それは認識不足。大映京都の映画とか観たことないでしょ? 日本映画の技術レベル
は60年代が頂点だったことは明白だよ。
>リメイクしてさらにいいもの作ればいいんだよ。
邦画にはその力が不足している。せいぜい北野武のなんちゃって座頭市とかw
>やることはやらないと客は反応しないんだよ。
だからやることやってないの、邦画界はw 何度でも言うけど、客に「カネ払え、買い支
えろ」とか言える立場じゃないの。業界のトップ層が悪いんだろうけどね。
没落して長い期間経ってるせいか、
いろんな言い訳が常態化してるけどさ、
客はそんなん関係ないからね。
儲けられない、あれこれで納得いく物が作れないんなら
作るな。映画界から消えろ。
どうしてもやりたきゃ自分の金でやれ。
こんな当たり前のことを
お互いに言い合ったらどうなんですかね。
>>325 フィルムは傷が入りまくりで音はモノクロ?ってのはあるわけでしょ。
「生きる」だけど、音はバチバチ雑音入って、絵なんてもう消えかかってたよ。
328 :
名無シネマさん:04/10/17 04:33:25 ID:O22+uBOC
>>325 技術レベルが60年代で止まっているってこと?
それとも、以降下がってきているってこと?
もう60年代と同じものが作ろうと思っても不可能ってこと?
>>326 やはり日本映画界は地理的(島国)障壁に守られ過ぎてきた。日本語の言語的障壁もある。
それと、まだまだ経済全体が大きいから、なんとなく映画界にカネが流れ込んできて、誰が観る
かもわからない映画が濫作されてしまう。
、
香港の娯楽映画がビデオや単館で膨大に流れ込んできた80・90年代は意識革命のチャンスだ
ったけどね。これも、メジャーではほとんど公開されなかったこともあって、大半の日本人
はジャッキーとキョンシーしか知らないままに終わってしまった。
このスレでは「邦画にも今こそ波は来ている!」と力説されてるけど・・・騙されていいんだな?
>>327 それは状態が悪いネガ・プリントじゃ? 辛い作品も多いけど、旧作もニュープリ
すればまだまだ綺麗だよ。「音が聞き取りにくい」のは、当時の日本人と今の日本人の
話し方が違うせいもあるだろうし。
旧作もそう捨てたものじゃない、ただ邦画界が不幸なのは、肝心の業界の意欲にムラがあることだな。
(だいたい、このスレでも、「業界人も邦画を観ない人が多いんですよ」とかバラ
されてるようでは。。。)
>>328 自分もしょせんは素人なので専門的なことはわからない。一目瞭然、貴方も邦画の
当時の旧作を何十本もまとめて観ればいい。観ればわかる。
>>330 いや、私も60年代には今より良質な作品が多かったと思いますよ。
ただ、そう思うのは、ある種の錯覚、懐古趣味的なものが多分に
含まれているのではないかと考えてもみる訳です。
60年代がピークだったとして、それ以降を凋落と言うとしたら、
その要因は何かということに興味があるのです。
>306と>308でだいたい分かった。
333 :
名無シネマさん:04/10/17 10:28:34 ID:3KNCwOmR
映画ファンド反応ビシビシ
松竹が日本初の個人向け公募「映画ファンド」を発表したのが12日。
みずほコーポレート銀行、みずほ証券と共同で個人から映画製作費を
集める新システムだが、その後の反応は?
窓口の松竹映像企画部には3日間で100本を超す電話があったという。
7対3の割合で男性が圧倒的。中には「手元に3000万円あるので
すぐにでも投資したい」
「もっと具体的な投資法を教えて」と、銀行に預けてもメリットの
少ない時代だけに反応は悪くないよう。
映画資金はこれまで映画会社や多数の企業が出し合う製作委員会方式が
大半。今回の試みは映画ファン、個人投資家を対象にしたもので、
1口10万円から可能な「手軽さ」がウリ。来秋公開の仲間由紀恵と
オダギリジョーが主演する時代劇「忍 SHINOBI」が第1弾で
11月から2か月間募集の予定だ。
(スポーツ報知) - 10月17日8時0分更新
>>333 反応が全然なかったんだろう。
この前発表されたばかりなのにまた同じネタが出てくるのは。
映画会社が金融商品を売ると映画の宣伝と同じやりかたでやるんだな。
335 :
名無シネマさん:04/10/17 11:05:23 ID:3KNCwOmR
>>331 一つの結論として、ご存知かもしれないが、60年代の集落はハリウッドも食らってる。
それはTVの発展で、ハリウッドでもすさまじい集落を経験して、70年代にニューシネマと
言う流れが生まれた。それらのTVではやれないハードな作品やシネラマなどの巨大スクリーンで
何とかお客を呼びこもうと必死になった。
それがようやく実を結び、80年台に徐々に回復。
(映画館のオーナーが欠けたい映画をかけるられる権利の獲得などで興行資金の増資というのも確かあったはず)
しかし、大作で資金を回収しきれない製作会社の倒産が相次ぎ、ビジネスに長けた幹部、CEOなどを大手が雇用し、ビジネスより、マーケティング重視の
映画作りに着手、90年代を乗り切り、90年代後半から、再度の入場料値上げなどで、50年代並の経済状態に。
日本では、TVの振興をそれほどまでに危惧せずに、対抗策も芳しくなく、徐々に衰退。
撮影所の維持が出来ず、切り売り、自社製作を減らし、興行でない制作収入などを求め、ブロックブッキングなどの制度も崩壊したが、90年代の海外資金の流入でシネコンの
増加で、観客が増加。
増加に伴い、ヒットする確率が上がり、徐々に復興を開始、現在に至る。
336 :
名無シネマさん:04/10/17 11:05:54 ID:3KNCwOmR
米国では、冒険覚悟での大資金投入などがあり、維持されてきた面もある。
(おかげで会社はつぶれまくった、メジャーさえ、老舗とかも売られまくって
名前だけというのが多い。ワーナーはTV局の子会社だったりするし、
ターミネーター2などのヒット作連発したカロルコはその大資金を支えられず、
倒産。現在、復活し、C2になったりしている)
日本では、延命を考え、削減をし、会社を守ってきた。
実は、向こうの映画は経済の循環の中で痛みで作品を作り続けている。
が、日本では冒険はしないし、資金は必要以下しか出さない。
企画で最低10億必要なら、内容を削って、5億で製作し、2億を宣伝するなどの方法で儲けを出してきた。
「どうせ中身じゃなくて、宣伝で来るんでしょ、客は」と思われているのだ。
それは実は今も。
(いわゆる製作資金の流れが不明なのも、マイナスにならない資金が投入されるため)
日本が変わらないと経済は変わらない。
だが、会社は客のせいにして、客は会社のせいにして、結局、どちらも責任を負わず、
ジリ貧になるまで行動しない。この一つのパターンが邦画を駄目にしている。
337 :
名無シネマさん:04/10/17 11:06:35 ID:3KNCwOmR
で、このスレで会社動け、システムが悪いと言って何も代わる訳が無い。
ココで届くのはせいぜい、映画ファンぐらいなもの。
じゃ、何が届くのか、そのアイディアは提示した。
中にいても変えられないことばかり。権力者が死ぬ気で動かないと、無理。
個人では小さなことは変えられるが、大きなことは本当に変わらない。
変えられないとは思う、だからこそ、能動的な意識で現状に抗い続ける。
いつか、変える人物、事件の登場まで。
338 :
名無シネマさん:04/10/17 11:27:22 ID:3KNCwOmR
とはいえ、自分で動くために制作の仕事に就いた。
会社員でないなら、これがプロデューサーへの近道だし。
珍しく長い休みで、2chなんて久しぶりに覗いたので、いい勉強になりましたよ。
要は金と思考停止を求めている客が大部分で、良心作をとりあえずは、
一握りのファンのために作るしかないんだな。
名を上げて、金が使えるようになったら、娯楽に挑んでみるよ。
感謝。
物量投入してディティールを大事にする映画=良作
金が無いと初めから作れんな。
昔からかかわって安定求めてる奴はだめだ。
ウィンドウズが出てもコマンドライン(キーボード操作)がいいとか
ゲームじゃドット絵でゲーム性さえあればいいとか
マーケットじゃ駆逐されてきた。
>>338 はっきりいってそういう思考回路じゃ無理だな。
他人は思考停止していると考えてるなら
他人が求めてるものがわからんだろ。
まさに自分の欲求で自分自身が思考停止している。
他人をリサーチし続けてと他人の欲求と自分の欲求が
合致してる部分が大半だと確認できないなら
メジャーマーケットで成功しようなんて思わないほうがいい。
人が見たいのは話題になってるものとか
金が掛かってそうなのだもんな。
大体が。
商業ベースとして成り立った上で、文化云々の作品を作る余裕も生まれる。
キツキツの業界で、人も来ない、来ない人の程度が低い、と偉ぶった映画を作っても
制作者の自己満足以上の結果は得られない。映画は客寄せしてナンボの業界だ。
344 :
名無シネマさん:04/10/17 13:38:46 ID:kt/QSygy
>>323 >日本の映画会社に非があるとすれば、お客の啓蒙が不足。
これ、どれだけ傲慢な言葉かわかってる?
啓蒙って無知な状態を啓発して教えを導くって意味だよ。
むしろその啓蒙を製作者興行側にやってほしいと、観客のほとんどは
思ってるよ。
>>338 自分の理想とする「良心作」なんて物は
圧倒的沢山の人に喜んでもらえる「話題作」の前では屁みたいなものだ。
肥大化させた自己愛を作品に投影するなんてアマチュアでもやってることだから。
邦画ファンにしか見てもらえない物を作ったって小さなパイの奪い合いになるだけ。
学生以外は暇じゃない。忙しい中、たまの休みに劇場に足を運んでくれる人は
映画に純粋な娯楽を求めてる。現実の生活が厳しいんだから切実な欲望なんだよ。
それを思考停止などと蔑んで呼んではいけない。
それが当たり前だと考えるべき。「面白かった」の一言で充分じゃないか?
338にきつい言葉でくさしちゃったけど、
観れば観るほどに邦画にかかわってる人間が
338以上に傲慢かつ客を舐めきってるんじゃないかと思うよ。ほんと
作り手が
自信満々
凡作に
凡作ならまだいいんだけどね。
良心作より話題作を重視した結果、
中身ではなく広報宣伝に力を入れた結果が現状と思う。
話題作が良心作、良心作が話題作になるように邦画界が育つにはどうしたら?という話で。
良心作が自己中作になるかどうかはまた別の話だし。
少なくとも338のような人間が増える事は前向きに考えていいんでは。
良心作を作ろうという意気込みが客を舐めてると結びつくとは限らないしさ。
こんなんじゃ駄目だ→俺が創りたい
こんな作品がいい→俺も創りたい
創り手側にそう言う流れが出来なければいかんと思う。
まあ邦画で一番駄目なのは作り手の
無自覚な無能さと、無根拠な慢心と、ぬるい覚悟だからなあ。
>344じゃないけど、啓蒙すべきは作り手側の方だ。
>>338を断固支持するわ。
「圧倒的沢山の人に喜んでもらえる話題作」を狙った結果が
「ハットリくん」や「デビルマン」じゃあ仕方ないしな。
先ずは個々の監督や製作者がいい作品を作ろうとするしかないと
思うね。日本映画界の構造的な問題点なんてのは一朝一夕にはどうにもならない。
俺も邦画ファンの端くれとして、細やかながら応援したいです。
>>351 構造的に仕方ないって、そこがどうにかならないと
何も動かないだろ? なんでそこを追求しないで諦めてるんだ?
踊る大捜査線もハットリ君も自分は否定しないよ。客が喜んでる
なら。デビルマンは否定するが。客が怒ってるんだからな。
なんだこの映画はと。そっちのほうが恥ずかしいさ。
それに、そういう作品に負けてない邦画も実際にあるので
別にテレビ屋を目の敵にする必要なんてないだろ?
それより良いものを作ってることを結果で示してくれれば
いいんだから。それに実際に中ヒットレベルは増えてるんだし。
>>352 >一朝一夕には
の一文を抜かして捉えちゃ351が気の毒だがな。
実はライトノベル板でも書いたんだけど、
何でキャシャーンとかデビルマンとか、あえて映画化が難しい題材を選ぶのはなぜだろう。
俺はデビルマンを見てないので言及はしないけど、キャシャーンの方は
「オリジナルは知らないけど、きっとストーリーを組むの、大変だったんだろうな」としみじみ思った。
これを映画化するくらいなら攻殻機動隊(TV版)の方がずっと簡単だと思うわけだ。
まずベースが凄く単純、基本は事件ものなんだよね。
捜査力と武力行使力を持つ特殊警察が、重大事件を暴くために活躍するって話だ。
違うのは電脳とかアンドロイドとかサイボーグが出てくることだけど、
この程度だったらハリウッドのSF映画なんかに慣れていればなじめるだろうしね。
押井はしまっておこう。無駄に難解にするから。
上記は自分の希望に過ぎないんだけど、それでもっと映画にしやすい題材はあると思うが。
355 :
名無シネマさん:04/10/18 00:27:18 ID:Oq6ZBaxY
>>351 諦めるなんて書いた覚えはないが。
しかし、今すぐどうこうなる問題じゃないだろ。
それに俺は別にテレビ屋を目の敵にしてる訳じゃないぞ。
単にその2作がしょーもない出来だったからタイトルを挙げただけで。
ま、とにかく、
>>338には小さくてもいい作品を作って貰う。
俺は細やかながら、そういった日本映画を支える為に小まめに映画館に
足を運ぶ。これが俺の出来る最善の事だ。
356 :
名無シネマさん:04/10/18 00:28:17 ID:Oq6ZBaxY
357 :
名無シネマさん:04/10/18 00:42:55 ID:cK1ge+KP
>>354 ハリウッドではまずほんの数行であらわせるような梗概から企画を
立ち上げ、資金を出す人に納得してもらい、話を具体化していくのだそうだ。
前に読んだ本のうろ覚えなんで詳細を語れなくて申し訳ないが。
そう考えると、実力も実績もないのに、いきなりキャシャーンだデビルマンだと
映像化に困難が伴うような作品を映画化できてしまう現状というのも
わけわからんなあ。
マトリックスの監督も、スタローンの作品に脚本書いたりして、腕が認められて
初めてあれを映画化する
ゴーサインもらえたのに。
358 :
名無シネマさん:04/10/18 01:34:04 ID:T9iMx2F4
じゃあ、脚本作って誰彼に見せてから制作すりゃいいじゃん。
金があるなら絵コンテまでつけて。
そこまで作ってGOするかどうが決めれば
なんなんだふざけんなこの映画はってことには
少なくともならないだろ。
デビルマン作った監督って邦画20年以上作ってる人だから。
来年も映画作るんだよね。ベテランには甘い業界だよな。
…OTL
ああ、金が捨てられていく
>>337 >じゃ、何が届くのか、そのアイディアは提示した。
>中にいても変えられないことばかり。権力者が死ぬ気で動かないと、無理。
「アイディア」としては買い支えろ、という話しかないじゃない? 実際、それしか
できることも無いものな。貢がされてウンザリしてるんだけどw
日本映画界の不幸は権力者(メジャーの幹部)がどうしようもないことだな。あの人たちはしょせ
んは自分たちの在任中さえ逃げ切れればいいから、本気で構造改革する気なんか無い。
上に人を得ずの究極が映画界なんだよな。まあ、自分は貴方のように業界人になることも
無かったし、「まあ映画界だからなw」と醒めて見守るしか無いのだろうか・・・。
>>344 「啓蒙」という言葉尻を捉えて噛みつかれても困るのですが。要するに、手持ちソフトの
価値を高める意識が業界には希薄なんです。だから一般人も無理解だったりする
>>324 そういう仕事は「たまたま」意欲のある人がいれば為される
>>323 なぜか「業界人も邦画を観ない」世界で、狭い中でグルグル同じ人が頑張っているのが
ああいう世界だしな。外野としては隔靴掻痒でもどかしいが、ま、しょせんは自分は業界人じゃないからなw
>>345 「面白い」というとき、その「面白さ」とは何か? ハリウッド的・TVドラマ的な
「面白さ」だけでは淋しい。その「面白さ」のバリエーションを興行的にいかにして「啓蒙」
(と言ったら怒られるが)するかを考えないといけない。
はっきり言えば、もっと本格的に料金を下げろ、客が映画館に行く習慣を作れ、ってこった。
(料金が安くなければ、お目当ての映画が混んでいた、代わりに隣のコヤの予定外の映画に入ったら面白かった、
こういう鑑賞行動も生まれにくい。今のままでは宣伝費を掛けて話題を作った方が
圧倒的に有利でそこで止まってしまう)
現実は、客が来ようが来まいが、駄作佳作問わず、業界の事情だけで延々と濫作が
続いていくのが日本映画なわけで・・・。
何度でも書くが、日本の映像産業は、行政の保護が薄い代わりに、様々な障壁・事情のお陰で、
なんとなく保ってきた。
>>329 今後もそうなんだろうな。
ヒット作を除き「客は来ない」「映画では食えない」のに異様な光景ではある。恵
まれているとも言えるし、不幸とも言えるな、こうした状況は・・・。
365 :
名無シネマさん:04/10/18 09:46:36 ID:9Mkbk6u/
>>363 だからあなたの云う「啓蒙」って何?
面白いってのも人それぞれってのは充分語られてるでしょ?
ハリウッド的って一括りも訳分からないし、長文書いてる割に圧縮したら情報量は少ない。
まともな意見も書いてるんだから逃げの文章じゃなく確信を持って書けば説得力があるんじゃないかと。
後シェークスピアが何たら言ってる人がいたが、日本で近代から評価されてたのは所謂ジュンブンガクw
堅苦しくなく娯楽的なものが映画化されずらい土壌を作ったのはそこにもあるんじゃないかと。エノケンとか面白いものあるが。
で、その映画を邦画らしさとしてしまってる邦画ファンが駄目にしてんじゃないのかね。
文壇でもミステリー・SF・ファンタジーは評価されにくかったし。今でもそうだが。
宮崎さんが「千と千尋」を柏葉幸子の作品からインスパイアされたと言っていたが、できたものは全然別のもの。
ちなみに前述の作家の「霧の向こうの不思議な町」は1975年の作品で、当時ではありえない程
児童文学(この言い方も嫌だが)にありがちな説教臭さも無い独自の世界観を持ったもの。
シェークスピアの作品の骨子はギリシャ時代の舞台からそのまま受け継いだ基本の悲喜劇が一体となったもの。
それを踏まえて考えないと日本独自がどうたらこうたらって意見は、唯の国粋主義的意見にしか見えないのが事実。
映画作ってる様々なジャンルの小説って読んでるのかな?
わたしの思う「啓蒙」、若しくは「教化」ってのはそこから始まると思います。
366 :
名無シネマさん:04/10/18 09:48:38 ID:9Mkbk6u/
>>365 結局俺も長文じゃんw
映画作ってる様々なジャンルの小説って読んでるのかな?
↓
映画作ってる人って様々なジャンルの小説って読んでるのかな?
いっぱい読んで何も書けない評論家は多いな。
日本的となるとすぐ禅のような話になっちゃう。
箱庭的で求道的な感じ。
野球で言えばイチローのようなのが代表的だけど
松井もいれば新庄もいるのが日本の野球なわけで、
たいした歴史もない娯楽に無理に日本人の根っこの部分を求めなくてもという感じはある。
映画というおもちゃを「映画道」にしたがるから「啓蒙」なんて話になる。
「啓蒙」ってどうしても正しい教えを与えるというイメージを拭えないし、
ここに根本的な邦画の間違いがあると思うから言葉として違和感があるね。
369 :
名無シネマさん:04/10/18 18:27:29 ID:IUACol5Q
邦画って芥川があっても漱石がないよね。
自分でも何いってるかわかんないけど、娯楽に走ると低俗になる。
大宰はいっぱいある。
371 :
名無シネマさん:04/10/18 19:24:33 ID:IUACol5Q
すごくわかる。
じゃ、邦画としては認めれない娯楽の部分は
娯楽産業として発展したテレビやアニメやゲーム業界に任せれば
いいじゃないの。実際そうなってる気もするし。
デビルマンでもそうだけど、
30代後半の奴が見てたもんだろ?
だったら50代とか60代の親父が作るのは間違ってる。
年功序列の会社じゃ無理。
そうね、おやじくさい映画が多いよね。
一方で妙なサブカルっぽい(?)映画も多いけど
これが今時の邦画らしさなのかな?
確かに今の日本を反映しているのかもしれないね。
375 :
名無シネマさん:04/10/19 03:16:33 ID:uOVdwYma
太宰作品の有名どころしか読んでない人間は彼の自虐的なジョーク、ペーソスのユーモアを理解できてないよな。
376 :
名無シネマさん:04/10/19 03:34:08 ID:M3nOkWzR
「恋の門」の監督、「この映画が受けたら次の作品はもっとつくりやすい
状況になると思うのでよろしくお願いします」と言ってた。
なんか正直そうというか人がよさそうなので応援してあげたくなるのだが
TVで紹介された映画を見ると、鬱になる〜。
痛いとか寒いという表現が一番あいそうだ。
なぜデビルマンのようなウンコ映画ができてしまうのか?
というテーマでドキュメンタリー映画作ったら面白そう。
378 :
名無シネマさん:04/10/19 03:45:53 ID:u7T1w/xp
例えデビルマソが出来のいい作品だったとしても、
ヒットするかどうかは疑問。
ヲタ兄さんしか喜ばないよ。
>>377 マイケルムーア監督が東映本社とか
茄子夫妻邸に乗り込んでインタビュー?
>>365>>368 >まともな意見も書いてるんだから逃げの文章じゃなく確信を持って書けば説得力があるんじゃないかと。
「啓蒙」と書くだけで、なぜこんなに反発されるのか不明だが。外から見ていて邦画界
(というよりも、日本の映画産業全体)が問題だなあ、と思うのは、次の2点。
(とりあえず、質・企画については問わないでおく。キリが無いので)
@
自国(自社)ソフトの価値を高める事業の不足。
>>323>>363 A
洋画・邦画含めて、単純に劇場全体に客が来ていない。シネコンバブルの効果も怪しいもの。
都内でも渋谷などはミニシアターが乱立しているが大丈夫なんだろうか?
(例証)
スクリーン数 入場者数(単位:千人) 一館あたりの入場者数(単純計算)
1993 1,734 130,720 ⇒ 7万5千人
2003 2,681 162,347 ⇒ 6万人
(
ttp://www.eiren.org/toueki/kakodata.htm を元に計算)
383 :
名無シネマさん:04/10/19 09:19:47 ID:uBOMPIXb
邦画を再生させるために観客としてできることは
やはり部門別評価を普及させることだと思う。
資金が回収できれば良しとする風潮を変えることが
重要だ。商業的に映画が成功しても、俳優はやはり
演技で評価される。同じようにプロデュースワークや
ディレクションが実名を上げて批判されるようになれば
目先の金銭以外で仕事をせざるを得なくなる。
そういうサイトを誰か作ってみたらどうか?
俺は詳しくないので出来ません!
スタッフの評価は
誉める方向でなら協力してくれるかもしれんが、
批判は大人数でやることなら
誰がやったかは隠れてるし、
協力してくれなきゃ調べられないだろうから
物理的に不可能じゃないの?
アマゾンのデビルマン評が、不利になったら連投荒らしにあったみたいになるから
ネットの上でその手の批判の動きを作ろうとしても、かなり難しいだろうな。
そもそもこの板だってその一つなのに何の影響力も持ってないわけだし。
会社側がネットで賞を作ったら作ったで太鼓持ちになるのは必定。
何か決定的な事件か破滅でもないと、誰も真剣にはならんでしょ。
386 :
名無シネマさん:04/10/19 16:27:10 ID:g8MPUEvI
あのですね。
私、今海外から帰って来たからさ、やっと書き込めるんだけどさ(2chは海外からは観覧はできるけど書き込めない)、
誰かがレスしてたけど、「邦画をなんとかすべしなんてことは、20年前から言われてる」。
これホントそのとおりよ。
そしてさ、これも誰かがレスしてたけど、「この20年邦画は確実に劣化している」
これもホントそのとおりよ。
でさ、次が重要なんだけど、
ああだこうだ邦画がどうのって言っていた私がさ、全く見なくなった訳よ。
見たいと思わせるものが全然ない訳よ。何?「茶の味」って?サブカル?
何「下妻」って?ポルノ? 何だかサッパリ分かんなくなりました。
こうなりゃもうおしまいよ。私の生活に全く関係ないのよ。
今、邦画を見る客ってハッキリ言って馬鹿でしょ?
「踊る」なんてそうでしょ? 私も馬鹿だからあれだけは見た訳よ。
それだけの話でしょ。
387 :
名無シネマさん:04/10/19 16:36:39 ID:Pmi0UDDS
>>300さんの価値観は良い映画の一般的基準とはかなりズレている。
日本的であろうがなかろうが、おもしろければ無問題。
今の邦画はつまらんでしょ。ハリウッドよりはるかに。
馬鹿にされてるキルビルやラストサムライの方が普通の人には
邦画よりずっと面白いのでね。
それと話を作れないだけの事を「文学」とすりかえている隙間産業のダニに
投資しないようにした方がいい。
>>299に同意。
ま、邦画なんて、低予算ものなんか存在できないような商魂オンリーに
なった方がいいんじゃね?それでも出てくるアングラ映画ならそれなりの質も
持ってるだろうよ。
すごく分かりやすい正論やね。
いくら作ってる側に「邦画の退屈さ暗さ湿っぽさが日本的」とか言われても
観客の側が、その「自称・日本的なもの」が好いてやる義理はないわけよ。
むしろ嫌いだろ。観客は2時間を楽しむために映画館に足運んでるんだから。
誰が金払って薄暗くて辛気臭い気分になりに行くんだ。
389 :
名無シネマさん:04/10/19 16:56:46 ID:g8MPUEvI
何?「恋の門」って?
知りませんこんなの。
390 :
名無シネマさん:04/10/19 17:06:26 ID:g8MPUEvI
「恋の門」の予告編見たけど、
映画館に行くなんてとんでもない。DVDも無料だって借りません。
タダで貰ったって見ないと思う。別にけなしてる訳ではありません。
そう思ってしまったんでしょうがないでしょう。
例え評判が良くっても見ないでしょう。「下妻」がそうだもん。
今の若い人ってこういうのが見たいって思うのかしら?
だったら、私が住んでいる世界と違う世界に住んでるってことだわ。
>べつに映画に限らず、
>何事に対しても「半ばどうでもいい」「馬鹿馬鹿しい」といった気分です。
なんて発言してる人が何を言ってもねぇ・・・
>>384 良いスタッフの評価をするというのは最低限の礼儀です。
有能な才能ほど従う相手も属する場所も選びますから…それができない場というのは
有能なスタッフが去っていっても仕方がない訳ですよ。
良い作品を産むには、無能なスタッフは正直言って存在してるだけで邪魔。邪魔だけど
良いスタッフを確保するほうが遥かに重要。
若い人材に来て欲しいなら、環境の改善をしてないと今は情報も氾濫してるので
…今いる人達が変えていける身近なとこから変えていかないと未来も暗いですよ。
393 :
2005年は邦画大作目白押し:04/10/19 18:42:14 ID:NEtpL6hb
男たちの大和は製作費30億円なのか。
激しく無駄使いの予感が
大和は沈むもんだ
大和やるなら占守島防衛戦やれよ、勝ち戦なんだし。
北の零年って脚本がデビルマンの人だ・・・・・・
この人の脚本で良い作品って何?
見事に偏ったラインナップですな。
バラエティのバラぐらいしか種類がないらしいな、邦画関係者は。
持ち回りと徒弟制度となあなあ体質で構成され
御用聞きとご機嫌取りの出来る人間だけが映画を撮れるのが邦画界。
400 :
名無シネマさん:04/10/19 20:14:08 ID:O+A4wRHT
まずハリウッド映画と比較するのはやめたら?
ハリウッド映画が強いのはどこの国でも一緒でしょ。
(インドなどの例外を除けば)
スペイン映画だってペドロ・アルモドヴァルとカルロス・サウラだけ
観てればレベルが高い様な気がするが、実際はクズみたいな映画も
いっぱいあるはず。そういうクズはわざわざ日本に入ってこないだけで。
数年前、モントリオールの映画館で日本映画が立て続けに上映されていた。
上映作品は北野武、大島渚、今村昌平や岩井俊二の「ラブレター」などで、
それだけを観れば日本映画ってなかなかのレベルだと思うだろうね。
メキシコなんか年間に20本くらいしか自国で映画が作られないらしいよ。
世界的に見れば、日本映画って実は結構頑張ってるんじゃないかと思うのだが。
来年は「ローレライ」があるから安心だ。
スケールがでかいだけのあいかわらず辛気臭そうな映画ばっかりだな。
そんなのは80年代に文部省推薦とかいう説教臭い大作連発で沈んだ教訓が
無いのだろうか。
客は映画に文学なんか求めてないよ。
作ってる側はそれを気取りたくて、そう評価されたくてたまらんのだがな
若くて有能な人材は他の業界に流れ、芸術家気取りのええかっこしい映画制作者ばかりなのが現実。
サブカル映画の乱立を見れば一目瞭然。
適当な素材を観客に放り投げて意味深長にして終わり。
一言で表すと「思わせぶり」。
中身がない。
408 :
名無シネマさん:04/10/19 21:51:36 ID:uBOMPIXb
>384
そうですね。批判するのは難しい、なら褒める。
「人は褒められて育つ」
つまらない映画から、いいところをわざわざ見つけてあげるなんてことを観客がやってあげる義理
なんてないんですが。
一人一人が評価されてるという空気が、無責任なもしくはことなかれ主義的な集団作業を改善させると
思ったものですから。
評価はプラスとは限らない。それを理解してもらわないと話が出来ない。
映画監督=偉いみたいな無根拠な前提があるから人の言葉に耳を貸さないし
自分が間違ってるとも思わなくなる。
>>380 スクリーンあたりの動員は別に少なくても良いんだよ。
それで採算が取れてるなら。
シネコン化でスクリーンあたりのコストが減ってきて
低い動員でも採算が取れるんなら喜ばしいことだよ。
むしろ、これまで効率の悪い劇場の競争を妨げてきた事のほうが問題だった。
劇場が増えて、全体の観客動員も上がれば当然一人あたりの
年間鑑賞回数も増える。
今は非常に好ましい循環に入りつつある。
だから来年から大作志向の作品が増えている。
>>409 評価ってのは周囲がするわけで本人がするわけじゃないし
ダイコンが自己評価で1000点出すような世の中だ
413 :
名無シネマさん:04/10/19 23:29:48 ID:O+A4wRHT
じゃあいいじゃん。ゲームとアニメと漫画だけ楽しんでりゃ。
誰も君達に「日本映画を観てください。救ってください。」なんて
頼んでないんだから。
>>413 あぁ、もう見ないよ
散々裏切ってくれたからな
>414
おまいナンゾに観てもらわんでも構わん!
こちとら完璧なマーケティングと企画で
人気漫画を原作にアイドルや話題のタレントを使って、
さらにお抱えのベテラン監督に撮らせて、成功の方程式完成じゃい!
普段映画に来ない客もわんさか劇場に呼び込むんじゃい!
もう観るな、観るな!
by 党影
普通に娯楽映画撮れば良いだけでしょ。
なに難しがってるの?
難しいこと考えずにアクションSFファンタジーホラーサスペンス撮ればいい。
どっかんどっかん爆発させてバンバン銃撃てばいい。
日本じゃそんなの不自然っていうなら映画の舞台自体を変えればいい。
はっきり言って今の邦画はアニメにすら満たない。
例えばマトリックスは本来日本で作られるべきだった。
なぜなら漫画やアニメやゲームで散々似たようなものが作られていたのだから。
実写で取れる娯楽作はヤクザものか事件ものくらいだがな。
比較的金かからん。下手にでかいことに手を出すとデビルみたいな羽目になる。
日本は、政府が映画業界に干渉してくることを嫌う傾向が長年あるね。
でも、米国や韓国を見ていると、「それでいいのかな?」と思う。
というか、利権の匂いを嗅ぎつけ、甘い汁をすすることに長けた政府が
旨みを感じないのが映画業界だという現実なのでは?
419 :
名無シネマさん:04/10/20 01:22:49 ID:Vw7zMtZA
>>416 「予言」「感染」「キャシャーン」「デビルマン」etc
娯楽映画ならいっぱいあるが・・・面白いかどうかは別にしてw
小難しい映画なんて大してありゃしないよ。
このスレの人達は「圧倒的多数が楽しめる娯楽映画」なんて言う割に
正直、趣味が偏ってるわ。はっきり言ってオタク趣味。
いかにもオタク率の高い2ちゃんらしいが。
しかし、世の中には「隠し剣 鬼の爪」を観たい人達もいる訳だ。
全ての映画が自分に向けられて作られていると思ったら大間違いだよ。
>>419 まあ、邦画ファンはいわゆるインテリだもんなあ…
>>419 圧倒的多数が楽しめる娯楽映画だなんて誰も言って無いですぞ。
邦画のジャンルを増やしたらどうだ? ジャンルが偏ってるし
似たよな作品ばかり作ってるね。という話をしてるわけです。
>419でヤクザものと事件ものを挙げてるわけだが
>417だった
面白くない娯楽映画は娯楽映画じゃない、単なるゴミだ。
ゴミが大量にあるのを「いっぱいある」って、ひねくれているよ。
例えばレストランに入ってカップメンを出されて2000円請求されたら納得できる?
2000円のカップメンを食べるためにレストランに入ったわけじゃないだろう。
せめてエビフライ定食くらい出してくれなければ納得できないだろう。
あるいは、そこはカップメンを2000円で出すのがポリシーのレストランなのかもしれない。
でも、何も知らずに入った客は二度と来ないだろうね。
デビルマンなんて、客の前に残飯をポイと出して「娯楽映画でござい」って、
客にゴミを引き取らせるのに金を取るのかよ、今じゃ粗大ゴミだって有料だってのに。
安物ハリウッドになってもいいから気持ちよくてスカッとするのを作れよ。
金が足りない分は役者の演技とシナリオを練りこんでカバーしろよ。
お願いだから客に損したと思わせるなよ。
客に損をさせたら二度と戻ってこないってのはどの業界でも常識だぞ。
常識すらないのか?邦画界は。
>>419 その発言は本物のヲタクに失礼だと思うw
このスレには邦画ヲタクはいないってことか
2ちゃんのこのスレにいる時点でヲタクだと思うんだが
それじゃ復興は無理ですね。私はテレビも漫画もアニメも映画も好きな
映像ヲタクだと思ってるんだが…。邦画は昔の角川映画くらいのが
見たいんだがねえ。低予算でも良作作れると思うんだけどなあ。
ヤクザものでもコメディの面白いシリーズとかビデオであったしさ。
「こういうのが邦画なんだ」という定義でもあるんなら面倒な世界だな。
で、サブカル板でサブカルという言葉の意味を初めて知ったよW
味音痴のシェフのレストランに味の改善要求してもしょうがないよね。
427 :
名無シネマさん:04/10/20 04:22:30 ID:8tvnYRu8
今の邦画って、2時間ドラマって嘘ついてテレビで流しても、一般視聴者は疑問抱かないよ
それぐらい低レベルで下劣
もしかして黒澤明になりたいのかもな。辛気臭い大作作る奴
429 :
名無シネマさん:04/10/20 07:41:03 ID:4VCdLkun
>>428 黒澤作品も邦画もろくに観たことないでしょ?
このスレの住人の大部分は叩き易い対象を叩いて言葉遊びがしたいだけなんでしょ?
現代の邦画を観もしないでイメージだけで語ってんの丸わかりだもん。
芸術家きどりの監督、左翼思想の集まり、予算の無駄遣い、あたりはいったい何時の感覚よ?
まあ駄作を作ること自体が予算の無駄使いではあるけどね。
低予算の良作があったところで観ないわけだし、印象悪い噺は鵜呑みにするんだよね?
2chだからそれもまたよしだけど、少なくとも別のスレタイでやれば。
>>429 その最初の決め付けがまったく間違ってるから
そっから先の言葉をぜんぶ訂正してもらおうか。
ま、黒澤ということで例えば時代劇としようか。
最近なら
雨あがるでもたそがれ清兵衛でも座頭市でもラストサムライでも
赤影でもちゃんと劇場で見たよ。
きちんと金払ったんだからなんでも言う権利はある。
雨あがるもたそがれも結構中身は良かった。だけど
ラストサムライよりスケールが小さい、辛気臭いってのは
素直に感じたことだ。
どうだ?なんかおかしいか?
だいたい、映画一般板の邦画復興なんて臭そうなスレに
ぜんぜん映画見ないOR関心無い奴が
あれこれと書き込みするわけないだろが。
マーケティングセンスがゼロだな。
もし業界人ならとっとと業界から消えてくれねえかな。
そんな無能は復興の邪魔だろ。
>芸術家きどりの監督、左翼思想の集まり、予算の無駄遣い、あたりはいったい何時の感覚よ?
雨あがるはモロにこれだったんだがな。どれくらい金使ってこんなもの作ったのかを思って笑った。
脚本が破綻してて雰囲気は辛気臭くて画面は暗くて役者の顔も鬱陶しいだけ、というのが感想だ。
あんなものは娯楽じゃない。
少なくとも、ハリウッド的な(というらしい)ラストサムライは金払って損したとは思わせなかった。
客を楽しませる技能を磨き続けるハリウッドを馬鹿にしてる時点で、ものを言う資格なんかないよ。
ああ、ただくさすのが目的じゃないから言っておくが
たそがれはテレビで見るなら時間を消費してもいいし
座頭市は時代劇的娯楽性に富んでると評価している。
赤影は映画館で見なくて本当に良かったレベルだが。
大抵の客は低予算の良作なんて観たくねえんだよ。
それより莫大な制作費の良作が観てえの。
わかれよ。そんな単純なことぐらい。
雨あがるは黒澤明の遺稿で黒澤組がなんたらというから
観に行ったのに、黒沢明らしいスケール感は皆無だったな。
白黒のほうがスケールがでかいってどういうことよっての。
>>410 もしもそれが業界の本音なら、商売としては正しいにせよ、観客無視にも程がある。
こういう引用をするとハスミ信者みたいに思われるだろうが、この一節を貴方はどう読む?
ttp://www.mube.jp/pages/milkhall_6.html >ちなみに、わたくしは今日、土曜日の午後、『ターミネーター3』をガラガラの小屋で見て
>寂しい思いをいたしました。全国一斉公開のため劇場数が多すぎるせいか、『マトリックス・リローデッド』を見た
>ときも、客席はガラガラでした。高校時代にひとりでこっそりと見に行った『アダム氏とマダム』を上映中の劇場
>が週日なのに立錐の余地もない満員だったことを思うと、現在の日本におけるアメリカ映画の「大作」の興行形
>態は、確実に観客から幸福を奪っていると判断せざるをえません。
>>436 カネが無いから。今の日本映画界で、往年と同じことをしようとすると膨大な時間とカネが掛かる。
それはともかく、観る方はそこまで考慮して観ている訳じゃないからな。
まあ、スケールの小さい映像を
わざわざ足運んで1800円も払って劇場大画面で見る必要ないしな。
それが話題でも無ければなおさら
何ヶ月か経ってから数百円でレンタルして
流行の薄型大画面テレビでもって家で見りゃ十分なわけで。
当然、ほとんどの人間はそうするだろう。
というわけで、低予算の興行映画なんてものは
その存在意義がはじめから無い。
映画は映画館で、という常識はもう通じないんだよ。
>439の言うように、微妙なラインは全部レンタルでいい。
大画面で観る意義は、大迫力の映像を堪能するため。
または流行に乗り遅れまいとする話題性そのもの。
誰だって貧相な画面の発表会に付き合うほど暇じゃない。
映画=自己の表現や発表の場、という考えが古いと言える。
したきゃサイトでも開いてそこにアップすればいい。
話題のばら撒き方が上手ければ、それで十分見てはもらえる。
「ハリウッド的なもの」じゃないんだから、それで十分だろう?
そういうとこから考えると
10億円以上の規模の映画ファンドってのは
有効かもしれん。
監督、キャスト、脚本ぐらいまでは固めて公開すれば
好き物が投資するだろう。
>>438 長時間行列を作ってやっと入った小屋が立ち見なのと、すぐに入れて余裕を持って
座れるのとじゃどっちが観客無視だろうね。
劇場主はいつも小屋が満員になっているほうがよいだろうけど。
大勢の観客と一緒に観る楽しみを否定するわけじゃないけど、
そういうのがしたい人は行列ができてるところを探してその一番後ろに並べば良い。
ハスミの言ってることはどうでもいいことだね。一見、気の利いた風に聞こえるが、
役にも立たない贅沢な悩みだ。
>>381 亀レスだが、そのデータに突っ込み。
1館あたり減ってるのは確かだが、そもそも日本は1館辺りの入場者数が外国よりずっと多かった。
アメリカだと3万数千スクリーンで入場者数が日本の10倍ちょっとだから、日本より少ない事がわかる。
興行収入だと入場料が他国の2倍以上だからもっと差が開くな。
シネコン化というのがまさに重要で、単館だった頃では利益にならなくても、
多数のスクリーンを持つ事で1スクリーンあたりの入場者数は減っても全体としては利益になるんだな。
だから、1館当たりの入場者数が減って苦しいのは既存の映画館で
シネコンにとってはそうでもないんだな。
>419
キャシャーンのどこが娯楽作だったのかね。
展開自体が娯楽作的だけど、映像は見るに堪えない。 合間合間に小難しい御託をならべる。
アクション下手すぎ。 力のある主人公はまるで弱い。
映像作家でしかない監督はただの娯楽作なんか作りたくなくて、いかに自分にセンスがあるか
表現しようと四苦八苦。 いらねーよ、そんなプライド。
人を楽しませるプライド持った監督って何人いる?
観客の評価がダイレクトに製作者に伝わらない業界はだめだなと思うな。
各会社ごとでいいからアンケート募集でもBBSでも募集しろってんだ。 東映は俺何故か
入れないんだよな。
そもそも二、三度ガラすきの映画観たくらいで「観客から幸福を奪ってる」言われてもな。
快適な環境で観ることも観客の幸福の内だ。そもそも昔はレンタルビデオもなかったから
他に選択の余地もなく映画館に行くしかなかったんだろ。上で誰か言ってる通りだ。
自分の主張にとって都合のいい所だけ取り出して「昔は良かった」探しするなっての。
>419
オタク趣味?
何言ってんのかねこの人は。
「スターウォーズ」はSF見ない人も見るし「マトリックス」はネットもやってない人も見る。
「エイリアン」を子供だましの怪獣映画だと誰が言ったろう。 「りんぐ」(日本のね)は
ホラーマニアじゃない人も好きだよ。
漫画アニメを見ろ。 小説もなんだが、そこには「面白いものならなんでもやれる」という
空気がある。 「スターウォーズ」「マトリックス」を見て「映画は何でもあり」ということを
思った邦画人はいないの?
> しかし、世の中には「隠し剣 鬼の爪」を観たい人達もいる訳だ。
オタクだけど見に行くよ。 面白そうなタイトルだもの。
だからなんで例に出すものはみんなそんなものなの。 見にいかねーなんて言ってないじゃん。
バラエティに富んでないと言ってるんだよ。
ハリウッドが西部劇とホラーと青春モノと文学モノと戦争物だけで回ってたら、廃れてただろうね。
447 :
名無シネマさん:04/10/20 18:11:33 ID:7VjluAoy
そお? ここで邦画叩いてる奴って何かヲタク臭いじゃん。
東京ファンタとかにいそうなすっぱそうな小汚い兄ちゃんみたいな。w
448 :
名無シネマさん:04/10/20 18:14:05 ID:7VjluAoy
あいつら漫画買う金あったら小奇麗な洋服買った方がいいと思うわ、マジで。
>447は辛気臭くて自分が認められないことに年中イライラして
掲示板で釣りすることしか楽しみがない芸術家なのか?
450 :
名無シネマさん:04/10/20 18:20:14 ID:7VjluAoy
当たりか。
黙って俺のオナニー見て褒めたたえろっていう基地外が多いね。
ハリウッドもTVが普及したせいで一時興行が落ち込んでいたらしいが、
スターウォーズで盛り返したと聞いたことがあるが、
そんなものなのかね?
本当だとしたら、答えはそこにあるんじゃないの?
大画面で迫力のある映像&音響と
古典的でもいいから楽しめる血涌き肉踊るストーリーで
家で観るのは物足りない感が満載(役者はちょっとしょぼくても可)。
スペースオペラでサムライ出して(衣装は本格時代劇風で)、
斬鉄剣ばりの日本刀でばっさばっさと
モンスターも宇宙船も斬りまくり。
鎧兜で戦闘機にも乗っちゃう。
重力による空間の歪みを利用した鵯越えの坂落とし、
アステロイドベルトを利用した一夜城もやっちゃえ。
忍者も出るでよ。
これで邦画復興間違いなし。
出演は、フレイムとかボブ・サップとかでよろしく!
>>443 これからじゃんじゃんシネコンが出来てくるからスクリーンあたりの
入場者数は減っていくだろうね。
どこまでシネコンは増えるんだろう。
供給過剰になるまでとりあえずの邦画景気は続くだろうけどなぁ。
邦画メジャーの運営は大丈夫なんだろうか?
>>453 そういう映画って日本は弱いよな。今でも日本の娯楽映画の
感覚はスターウォーズ以前の雰囲気がする。
「戦国自衛隊」とか「亡国のイージス」あたりが
ブラッカイマーばりの画にこだわりまくった奴ならいいんだが
こだわるくせに間の抜けた映像ばかりで泣けてくる。
>447
オタク臭いのとオタクなのとは一緒かね。 それとオタク臭いのが悪なのかね。
そりゃスッパイ臭いで劇場にいたら迷惑だろうが?
それと、じゃぁオタクじゃないやつはみんな邦画はもう復興したというのかね。
ちなみに邦画を叩いてるのではなくつまらない映画を輩出してばっかりの邦画業界を
叩いてるのだが。 邦画を叩いてると全部の邦画が悪いと言われてると思ってるのは、
擁護派の方じゃんか。
まあ自分たちが全否定されるのは、誰だって嫌だろうさ。
458 :
名無シネマさん:04/10/20 21:51:50 ID:+G3DN9HW
>>453 そういうのをつくってくれたらいいね。
リターナーはがんばってたと思うんだよね。あれで、鈴木杏の動きがもう少し
良くて、英語のセリフがなくて、宇宙人のデザインにオリジナリティがあったら。
スレの内容とずれて申し訳ないが、あそこで変なETもどきの宇宙人をつくって
しまったことが邦画の自信のなさに思えてしょうがない。
ウルトラマンや仮面ライダーで何十年も鍛えてきた日本人のセンスを打ち出して
ほしかったよ。
459 :
名無シネマさん:04/10/20 21:55:19 ID:afIiMtbS
海外ドラマの一話45分にすら内容で負けてるんだから諦めろ。
そもそもセンス無いんだって。
漫画やアニメ、ゲームに小説でも「これは面白い」という話を作れるのに、
何で映画のシナリオになるとダメダメになるんだろう。
これらを原作にした作品でも、映画のシナリオに転写する際に必ず劣化するのはなぜ?
映像で見せればいいところを金が無いから
セリフ説明でごまかそうとするからだろ。
ま、邦画なんか見るより伝記や童話の方が遥かに面白いし。
1800円分ゲーセンでゲームした方がましです
映画の脚本化の養成ってのはどうやってるんだろう。
そこに致命的な何かがありそうな気がするんだが。
やっぱなんやらスクールがあるのか?
アメリカはTVドラマで成功して映画に行くスタッフも多いけど
日本はどうなんだろう。
465 :
名無シネマさん:04/10/20 22:54:41 ID:613xeGFe
>>463 養成所もあるけど基本的にはこの4つの道から。
1.3K労働のADに長年耐えて昇り詰める。
2.映画会社に入り脚本部に配属される。
3.脚本コンクールで優勝する。
4.歌手になってCDをヒットさせる。
なるほど。つか4・・・
467 :
名無シネマさん:04/10/20 23:35:39 ID:JSEQ4Y9h
詳しい人に聞きたいのですが、
邦画を作るというシステムはもう崩壊しているのではないですか?
単に「撮影所システムが崩壊している」といったこと以上に・・。
今、作られている邦画はイベントのシステムでしょ?もしくは自主映画でしょ?
それらがたまたま(もしくはイベントの仕込みのように)当たったとか(作品が)良かったとか、そんな話でしょ?
この認識でよろしいのでしょうかね?
少なくともこのスレ(レベルが高いのか低いのか分からんが)での状況の認識を共通にしないと、
無知に基づく愚痴や根拠のない擁護だけの話になる。
「製作トップの感性が古い(年寄りのため)」などとの発言があるけど、
それって現状を把握した上で言ってるの?
私は「製作トップ」などというものは存在しないと思っているのだけど・・。
いい加減な想像でさも分かったようなことを言うのは止めて欲しい。
468 :
名無シネマさん:04/10/20 23:47:58 ID:eGjmrlsC
>>467 東宝なんて本当に自社製作少ないしね。
映画は映画会社が作ってると思ったら大間違いだよね。
469 :
名無シネマさん:04/10/20 23:56:03 ID:JSEQ4Y9h
少なくとも「撮影所システムは90年代で崩壊している」ことぐらいは認識して発言して欲しい。
単に「邦画は暗い」とか中学生みたいな発言は馬鹿みたい。
470 :
名無シネマさん:04/10/21 00:03:04 ID:LVn73oRV
撮影所システムが崩壊したのはずーーーっと昔ですよ。w
まあ、80年代までは「にっかつ」だけがロマンポルノを作っていたので
辛うじて残っていたという感じで。
>>467 じゃあなんで東映と東映アニメーションの権力争いで
無能監督にオファーなんて話が出てくるんだよ。
もしそんな話が本当なら関係者は切腹もんだよ。
邦画の製作に関わっている人間が皆才能もセンスもないってだけでしょ。
そうでなければデビルマンとか北京原人みたいな勘違いを堂々と公開するわけがない。
少しでもセンスがあればお蔵入りにするでしょ。悪評にしかならないんだから。
もう有能な人材が流れてこないんじゃないの。
だって素人目には映画界って
徒弟制度の下積みウン十年してやっと一人前、
好きなものを撮るにはそこからさらにウン十年、
ってイメージだし。博打にしてもオッズ悪杉。
475 :
名無シネマさん:04/10/21 00:29:31 ID:b0Rv7W8X
>>474 >徒弟制度の下積みウン十年してやっと一人前、
>好きなものを撮るにはそこからさらにウン十年、
今、そうなのですか? 逆のような気がするんだけど・・。
だからさ、知らないくせに知ったようなこと言うなってのよ!
大体、メインユーザーが10代20代なのに、
50代60代が中心で作ってたら外すわな。
477 :
名無シネマさん:04/10/21 00:31:50 ID:b0Rv7W8X
>>471 >じゃあなんで東映と東映アニメーションの権力争いで
>無能監督にオファーなんて話が出てくるんだよ。
なんでですか?
私は知りませんよ。
478 :
名無シネマさん:04/10/21 00:32:51 ID:LVn73oRV
>徒弟制度の下積みウン十年してやっと一人前、
>好きなものを撮るにはそこからさらにウン十年、
あんた古杉。そんな人ほとんどいないわ。
今はむしろ逆。 異業種やPV、自主映画の出身者が、
自分達の今までのやり方がそのまま商業映画の現場でも通用すると
勘違いして結局失敗するというパターン。
好き嫌いは別にして、たけしなんか良くやったと思うわ。
>>477 私は知らないってあんた誰だよ。
東映役員かよ。
切腹しろよ。
480 :
名無シネマさん:04/10/21 00:34:20 ID:b0Rv7W8X
>>473 >少しでもセンスがあればお蔵入りにするでしょ。
金かけて作ったもんをお蔵入りですか?
いい加減そういう馬鹿みたいな発言は止めなさい。
481 :
名無シネマさん:04/10/21 00:35:32 ID:b0Rv7W8X
>>476 >大体、メインユーザーが10代20代なのに
誰がそんなこと決めたのです?
>>481 視聴者の統計取りゃそうなるだろが。
馬鹿か?
>480
じゃあ金かけて作るな。
せめて作ってる間に疑問を感じろよ。
試写会やった後にこりゃヤバイって思ったらバッサバサに切りまくればいいのに。
ハリウッドはそうしてるでしょ。
484 :
名無シネマさん:04/10/21 00:41:25 ID:b0Rv7W8X
>>482 意味が分かりません。
「視聴者の統計」?何ですかそりゃ?
何の話をしてる訳?
485 :
名無シネマさん:04/10/21 00:43:12 ID:b0Rv7W8X
>>483 稚拙な発言ね。
もういいです。
「知ったか」は疲れるわ。
ID:b0Rv7W8Xは何も有用なレスをつけられないのでスルーで
487 :
名無シネマさん:04/10/21 00:47:02 ID:b0Rv7W8X
しっかしさ、
なーーーんで、知りもしないで、知ったようなこと言うかねーーーー?
軽蔑します。
作ってる人の方がぜーーんぜんマシ。
488 :
名無シネマさん:04/10/21 00:47:41 ID:LVn73oRV
俺も教えて欲しいわ。視聴者の統計って、テレビじゃないだろ?w
489 :
名無シネマさん:04/10/21 00:48:10 ID:b0Rv7W8X
しっかしさ、
知りもしないで、知ったようなこと言ってさ、
面白いのかね?
b0Rv7W8Xってなりきりか?
本職だったらサブいが。
>なーーーんで、知りもしないで、知ったようなこと言うかねーーーー?
邦画がツマランから。
面白かったらマンセーしてる。
>>488 じゃあよ、一日シネコンの前にでも立って、
出てくる奴の顔を見て数えろよ。
ID:b0Rv7W8Xはよーく語存知の様子で。
それなら無知蒙昧な我々に邦画界の現状をレクチャしてくれませんかね。
はっきり言ってクソを作るってのは作らないより罪が重いんだよ。
クソを見た観客は邦画はやっぱり駄目だとより強固に思い込むだろう。
邦画なんて見るに値しないというイメージを溶かすのは容易ではないぞ。
494 :
名無シネマさん:04/10/21 00:54:47 ID:b0Rv7W8X
>>490 >b0Rv7W8Xってなりきりか?
>本職だったらサブいが。
「なりきり」って何です?
本職ではありませんよ。
私は知らないことは知らないって言ってるの。
>>467だって「詳しい人に聞いてる」のっ!
間違ったことをイケシャーシャーと言ってる馬鹿とは違いますから。
495 :
名無シネマさん:04/10/21 00:56:01 ID:b0Rv7W8X
>>492 馬鹿みたいな発言。
何がしたいのかしら?
497 :
名無シネマさん:04/10/21 00:58:45 ID:b0Rv7W8X
>>493 知らないものは知りませんよ。
ただし、知らないのに知ったようなことは私は言いませんよ。
このスレの大半は知らないのに知ったようなことを言ってるでしょ?
そういう人は愚劣な人だということですよ。
498 :
名無シネマさん:04/10/21 00:59:43 ID:LVn73oRV
>>492 10代、20代がメインというソースを示さないと。
悪いけど
>>492は下手な言い訳にしか聞こえないわ。
話は変わるが、今、映画界が観客を掘り起こそうと必死になってるのは
中高年なんだけどね。だから「50割引き」なんて始めたし。
若い奴は小遣いが携帯料金の回ってるから、あまり期待できないんだとよ。
知らなければ知らないでいい。目を瞑り耳を塞ぎ口を閉じてろ。
500 :
名無シネマさん:04/10/21 01:04:24 ID:b0Rv7W8X
ID:LVn73oRVさんの発言はしっかりしてますよ。
>>497 今期邦画超話題作、デビルマン
監督那須52歳、日活助監督から叩き上げ
製作会社東映は東宝、松竹とビッグ3の一角
連結売り上げ1200億超。
ヤフーでみりゃわかる事実。
こっからとてつもなくでかいウンコが出てくる製造過程に
思いをはせてるわけよ。
502 :
名無シネマさん:04/10/21 01:08:41 ID:b0Rv7W8X
>>501 古い邦画ファンに言わせれば、
そんな稚拙な情報で何を分かったようなことを言っているのやら・・。
ですね。それだけ。
>>498 だからお前自身が映画館の前に立って調べてみて
ここで報告しろよ。
映画産業のメインユーザー層はキッズなのかヤングなのかミドルなのかシニアなのか
アホでもヤングだってわかるけどな。
>502
それは逃げだぞ。分かってるな?
稚拙な情報というなら、必要な情報は何か示すべきだ。
何が稚拙かも説明せずに言いっぱなししているだけだろう。
言いっぱなすのは楽でいいからな。
>>502 おまえが言ってた丁稚奉公制度だの上層部が古いだのは嘘だっていうの
に対する事実の反証だが。
506 :
名無シネマさん:04/10/21 01:13:11 ID:b0Rv7W8X
>>501 それにさ、
「製作会社東映は」・・どこにそんなこと書いてあんのさ?
東映は「配給」でしょ?
製作と配給の区別も付きませんか?
恥を知れ!
507 :
名無シネマさん:04/10/21 01:15:35 ID:b0Rv7W8X
とにかくさ、
「知ったか」相手に無駄な会話は疲れるの。
どうせ学生でしょ?
話にならないの。
>>506 東映が金出して作らせてんだから
製作は東映でいいだろ。違うか?
東映がデビルマンを世に出して金稼いでるんだろ?
違うか?
なんか面白いのが来てるな。
知らないことは喋りません。
知らないことは喋るな。
気に食わんスレを潰しに来たか単なる釣りか。
意味のあるレス全然つけてないしな。
510 :
名無シネマさん:04/10/21 01:17:36 ID:b0Rv7W8X
>>504 >それは逃げだぞ。分かってるな?
「馬鹿との会話から逃げてる」と言えばそのとおりですね。
馬鹿からは逃げるが一番です。疲れますので。
糞見せて金稼ごうとしたら
世間の批判浴びて当然だよな。違うか?
512 :
名無シネマさん:04/10/21 01:20:32 ID:b0Rv7W8X
キチンとした会話をしてる人も
若干1名は居ることだけは付け加えておきましょう(私は除く)。
少なくともそのくらいの発言はしなさいよ。
糞は見せるし金も稼ぎたい。
でも世間の批判は浴びたくない。
コレが本音。
b0Rv7W8Xは批判する奴を知ったかとか馬鹿とか
言って萎えさせようとしてるだけだからな。
この手の奴は2chで鍛えられたから
なんとも思わんけどね。
ま、身分を明かせばおもろいんだけどな。
515 :
名無シネマさん:04/10/21 01:23:35 ID:b0Rv7W8X
>>509 >東映が金出して作らせてんだから
東映は「金を出して作らせている」んじゃなくて、
「金を貰って参加してる」んじゃないでしょうか?
私は知りませんが、配給ってのはそういうもんだと思っておりましたが・・。
まあ、いいですよ、知らない人と知らない話をしたって無駄です。
516 :
名無シネマさん:04/10/21 01:25:55 ID:b0Rv7W8X
とにかくさ、
「東映」と書いてあっただけで、
「東映が製作している!」と嬉々としてしゃべってる人は馬鹿みたいってことですわ。
>>515 じゃ、デビルマンの制作費は誰が出してると思ってんの?
おれは東映がメインで出してると思ってんだけど。
違うんだ?
事実が好きらしいから事実で語ってよ。
518 :
名無シネマさん:04/10/21 01:28:14 ID:LVn73oRV
>>503 俺が言った訳じゃないのに、何で報告しなきゃならないんだよ、アホか。
自分の適当な見当だけでものを言うな。
519 :
名無シネマさん:04/10/21 01:28:22 ID:b0Rv7W8X
>>514 >萎えさせようとしてるだけだからな。
いいえ。萎えさせるのではなく
愚劣な行為だと批判している訳です。
>>518 そんなに正確な情報が欲しいなら金出せよ。
おれが調べてやるよ。
521 :
名無シネマさん:04/10/21 01:32:03 ID:GWVg2lkI
次は血と骨あたりを見ようかな。
これは、面白そうだ。
崔洋一の代表作になるかも知れん。
>>467 >作られている邦画はイベントのシステムでしょ?もしくは自主映画でしょ?
意味分からん。
何ですか、イベントのシステムっていうのは。
宣伝のやり方として、イベント化するのはフジが絡んでる映画ではよく
やられるけど。
映画を作るときに、キャンペーンをこうしようとかはあるんじゃない?
自主映画っていうのも良く分からん。
できた物が自主映画レベルっていうのは理解できるけど。
とり合えず、今すぐに改善できることだと、もうちょっと作る本数を
絞ってもいいとは思う。
三池もizoなんて、しょぼい映画つくってる場合じゃないですよ。
522 :
名無シネマさん:04/10/21 01:32:09 ID:b0Rv7W8X
>>517 >東映がメインで出してると思ってんだけど
ああそうですか。
それならそれでけっこうですが、それ妄想でしょ?
あなたは妄想を元に、いかにも事実であるかのような発言をしましたよね。
それは愚劣なことですよ。分かりましたか?
そのような行為は愚劣なのです。
肝に銘じなさい。
523 :
名無シネマさん:04/10/21 01:32:11 ID:LVn73oRV
それからt+JCdcLN、そもそも映画の観客は「視聴者」とは普通言わないから。
そりゃテレビだぞw
524 :
名無シネマさん:04/10/21 01:32:29 ID:WrlY7pNx
ここにいる人は邦画の中でどんなのが好きなの?
>>519 だから事実が好きなんだろ?
それ以外じゃ語れないんだろ
デビルマン制作費の出所の事実は?
それなしに人の意見が愚劣も何もないよな。
てめえが事実を知らないならな。
事実を示して反証しない奴に知ったか呼ばわりされても
なんとも思わん。
なんせこっちは出てきたウンコの製造過程に
思いをはせてるだけだからさ。
さっきから都合の悪いことには答えてないから、無視して話し続けない?
529 :
名無シネマさん:04/10/21 01:39:26 ID:b0Rv7W8X
>>521 「イベントのシステム」
製作会社の体制を成していないところが、
ある企画者により、あたかも製作自体が一種のイベント企画を行うようにその時だけのシステムで作られること。
「なんとか製作委員会」というのがその体制を現している。
「自主映画」
同じく映画製作のシステムを持っておらず、ある企画者により臨時で製作し、
それを配給に買って貰うといったやり方。
こんなこと分かりそうなもんだけど・・・。
レベルが低い会話!
530 :
名無シネマさん:04/10/21 01:45:13 ID:b0Rv7W8X
>>525 >デビルマン制作費の出所の事実は?
私は知りません。
だから発言はしません。
しかし、あなたは知らないのに知ったようなことを言いましたよね。
愚劣でしょ? 軽蔑しますね。
私の言いたいのはそういうことです。
あなたは軽蔑されるべき人。
そう発言するの止めなさいよ。意味無いですよ。
531 :
名無シネマさん:04/10/21 01:56:57 ID:GWVg2lkI
>>527 製作委員会とかは、リスク分散を目的にやってることですが。
そもそも、映画製作のシステムって何ですか?
その時だけのシステムって何ですか?
具体的に言ってくれないと分かりません。
どの映画がそれに当たるんですか?
臨時ってなんですか。
東映、東宝はブロックブッキングでかなり前から公開時期は決まってるし
ほとんどの作品は製作発表の段階で、配給は決まってますが。
532 :
名無シネマさん:04/10/21 01:57:25 ID:LVn73oRV
b0Rv7W8Xじゃないけど、俺が答えるわ。
「デビルマン」の制作費は「デビルマン製作委員会」に
名を連ねている企業から出ている。
(最近はリスク分散の為に○○製作委員会というのを作って、
多くの企業から出資を募る)
「デビルマン」に関しては東映アニメーションが主体になって作られた
と聞いている。だから、これに関しては東映に責任があると言えるわな。
一方、松竹の「キャシャーン」は紀里谷サイドが松竹に話を持っていった。
松竹は共同出資と配給のみで、企画自体を立ち上げた訳ではない。
ま、つまりケースバイケースなのだが、最近は映画会社が自社製作する
ケースが減ってきているのは事実。
>>530 ほんと、頭がおかしいのか?
映画は基本的には配給会社の出資で作ってんだろ?
テレビとか広告からもあるが。
デビルマンに東映の出資が入ってなけりゃ
東映の名前は出てこないだろよ。
534 :
531:04/10/21 01:59:12 ID:GWVg2lkI
535 :
名無シネマさん:04/10/21 02:01:33 ID:LVn73oRV
>映画は基本的には配給会社の出資で作ってんだろ?
そんな事はない。むしろ今は少ない。
>>532 説明してくれてありがたい。
製作委員会はいいんだけど、
東映のデビルマンへの出資はどうなってるの?
もし東映の出資がゼロなら
そこは謝ります。
537 :
名無シネマさん:04/10/21 02:02:15 ID:b0Rv7W8X
>>531 >東映、東宝はブロックブッキングでかなり前から公開時期は決まってるし
この意味が分かりません。
あとうるさい人がいるから
映画のメインユーザーに関するソースを探してるが
見つからんね。もうすこしググってみるか。
539 :
名無シネマさん:04/10/21 02:05:45 ID:LVn73oRV
>>536 正確な比率というのは関係者以外には分からない。
デビルマンくらいの大作になると、多くの企業が出資してるから
東映だけが特別多いとは思わないけど、出資はしてるはず。
(チラシやパンフでも持ってる人は確認してみて)
しかし東映も東映アニメーションも上場会社だから、
デビルマンに関しては
株主総会で質問が出そうだから
出資云々に関しては後でわかりそうだが。
541 :
名無シネマさん:04/10/21 02:07:14 ID:b0Rv7W8X
>>538 ああ、べつにいいわよ、あなたレベルが低いから無駄よ。
>>539 おれも想像と言われりゃそうだが、常識的に
配給会社が何がしか出資してるもんだと思ってるが
b0Rv7W8Xが知ったかで愚劣とか
強い調子で言うんでゼロかと心配したが
そんなこたあ無いでしょうな。
543 :
名無シネマさん:04/10/21 02:10:42 ID:b0Rv7W8X
>>531 答えが無いわね。
私の言ってることはフツーに考えれば分かるだろうよ。
それよりもさ
>東映、東宝はブロックブッキングでかなり前から公開時期は決まってるし
この意味が分かりません。
「ブロックブッキング」ってこういうときに使う言葉なの?
なんかさ、学生が使い慣れてない言葉を無理して使ってるみたいよ。
どう?図星でしょ?
あーーーー疲れる。
もう止めようかな? 馬鹿馬鹿しい。
>>541 はいはい。
中身の無いご意見ありがとうございます。
んで事実についてはどうなったの?
さっきからなんも出てこないね。
事実を語らなきゃ、知ったかで愚劣なんでしょ。
レベルの高いb0Rv7W8Xさん
545 :
名無シネマさん:04/10/21 02:14:58 ID:LVn73oRV
>>542 東宝なんか配給オンリーで出資してない方が多いくらいでしょ。
でも、デビルマンは東映からも出資してるはずだけどな。
(今、手元に資料がないので断定はできない)
>544
もう無視しようぜ
547 :
名無シネマさん:04/10/21 02:17:12 ID:b0Rv7W8X
>>542 だからさ、
あなたさ、配給って書いてあるモノを製作って言ったじゃない?
金の流れは分かりませんよ。金を出してるかもしれないし出してないかもしれないし・・。
そんなことはいいのよ。
ところがさ、那須が視聴者のなんとかとか、東映が決めた云々とか・・、何よそれ?
いけしゃーしゃーとよく言うよ。人間性がダメよね。
中高生ならまあ許してやるわ。
それにしても馬鹿馬鹿しい。それだけは分かって欲しいわね。
548 :
名無シネマさん:04/10/21 02:19:15 ID:b0Rv7W8X
もう寝るわ。
バカバカしくって頭が煮えそうだもの。
549 :
531:04/10/21 02:19:30 ID:GWVg2lkI
>>543 例えば東映配給の映画だったら、一年に複数本公開され
るんですが、もう公開時期ががっちり決まってるってことです。
ヒットしていても、してなくてもその公開期限は決まってるって
こと。
製作会社には、ありがたいことかも知れない。
だって、ヒットしなくてもすぐ打ち切りはないから。
大手以外では、例えばシネカノンの代表は、脚本を読んでから
配給するかしないかを決めるそうです。
つまり、決して行き当たりばったりというわけではない。
松竹は、フリーブッキングなので、例えば今年公開された
キャシャーンは一週延びた。
さあ、答えましたよ。
ぼくの質問にも答えて下さいよ。
もう来なくていいよ、つか要らんレス数使い過ぎ。
>>547 そりゃ俺が言ったことというより
サイゾーに書いてあったことだからさ。
b0Rv7W8Xってなんかカマっぽいけど、
那須の関係者か?
なにを擁護しようとして
おれをけなしてんだかね。
ほとんど事実で論破されたくせに。
今の映画界に徒弟制度や年功は無い>嘘
デビルマン製作に東映上層部は関係ない>嘘
映画のメインユーザーはヤングじゃない>嘘
あと文句があるならサイゾーにどうぞ。
ハリウッドのスタッフ、業界にはなんとなく憧れるが、
邦画関連には関わりたくもない。飲んだらウザそう。
エンターテインメントを一から勉強して欲しい。
邦画は勉強しないで、できることだけで作ってる。
b0Rv7W8Xみたいにまったく不合理なこと言って
批判をやり込めようとする奴が関係者なら
そらユーザーを舐め腐ってるんだろうし、
そういう奴から晒し殺さないと
邦画も復興しないだろうからな。
明日も出てきてほしいね。
556 :
sage:04/10/21 03:51:46 ID:sZdKxIUQ
>>555 はあ?
関係者のはずなかろうよ、どう見たってなんも知らないバカじゃん。
製作者側が世の中舐めてるのは事実。
一円の金も落とさずもっと低迷させるべき。
>>556 関係者じゃないなら
俺が言った
映画のメインユーザーは10代20代のヤングなんだから
製作のトップが50代60代じゃ駄目だって意見に
ここまで嘘ついて反論してくる動機がわからん。
>>558 ・・・そう考える理屈がわからんわ。
制作、配給の区別もつかん視聴者なんて言葉を使う関係者がいるわけないじゃん。
それとも邦画関係者は一般常識さえない程バカだと言いたいのかい?
560 :
名無シネマさん:04/10/21 04:19:56 ID:b0Rv7W8X
>>558 あったま悪いのはホントどーしょーもないってのはこの事。
反論なんてひっとつもしてませんよ。私はあなたを愚弄しているだけ。そりゃ事実だからね。
相手してたら「関係者」かい? まー単純ねー。
まったく子供はしょーがないよね。まあそんな子供を相手して馬鹿馬鹿しくなってる私も私だが。
まあいちいち言うのも何だが、私のレスを読めば分かるだろうよ。
それにさ、
>映画のメインユーザーは10代20代のヤングなんだから
>製作のトップが50代60代じゃ駄目だって意見に
>ここまで嘘ついて反論してくる動機がわからん。
これ私? 私そんな話した覚えありませんよ。別の人ですよ。興奮して訳分からなくなってんのかしら?
全く、開いた口が塞がらない。もう寝れば? 何やってんの? 馬鹿みたい・・。
あなた17歳でしょ? どうほぼ当たりでしょ?
あなたは人間が出来てないの。それだけは認識しなさいよ。ガキね。2ちゃんで書いてても、いいこと何もないですよ。
561 :
名無シネマさん:04/10/21 04:23:00 ID:b0Rv7W8X
>>559 >視聴者なんて言葉を使う
それ使ってた人は ID:t+JCdcLN ですよ。
私はそれを馬鹿にしたわけよ。
あなたもよく分かって無いわね。まあいいけど。
562 :
名無シネマさん:04/10/21 04:26:48 ID:o9mojqiI
ああ、サタンだからな。
制作者側が世の中嘗めてるのは勝手だけど
見た人達が「ふーん、日本の邦画はこの程度のものしか作れないのか」
とバカにされる作品を、作り手としてのプライドも無く作ってるってことだし。
それがベテランってのが……初監督とか経験浅い若手とかではないってのが呆れる。
他に真面目に作ってる連中がいても、一番上の目立つとこにそういう連中がいると
やる気もなくなる。目立つ場所には普通はその産業、その業界の一番レベル高いもの
作ってる模範になるよな人がいるはずなんですどの業界も。それが歪んでると
全体が濁ってきてその産業全体に影響してしまう。
ジャンルが沢山あると漫画の世界みたいに「そのジャンルの中での有名な人」
という形で色んな人が出てこれる。小説もあります。邦画がジャンル少ないというのは
そういうマイナスな面もあるので……ジャンル増やせば?と前に言ってたのは
そういう事でもある。恋愛モン、ホラー、時代モノ…という分類だけじゃなく
シニア向け、中年向け、子供向けってのもあっていいし自分の感覚が合うジャンルで
評価してもらえると、色んな感性持つ人達が評価もされるし全体も華やかになる。
ジャンルが狭いと表に出てこれる人が少なくなり、似た傾向の作品が多くなるので
合わない人には徹底的に合わない、つまんない。って風にもなる。邦画はそんな感じ。
自由じゃないよね、邦画って。
バカやるにも、ひねくれたものばかり。
565 :
名無シネマさん:04/10/21 04:45:57 ID:b0Rv7W8X
>>563 もうそういう(邦画の)全体像を考える立場の人が居ないんだと思いますよ。
考えられないんじゃなくて、「システム上、考えるべき立場の人が居られるようなシステムが無い」と言えばよいかな?
逆に、じゃあ、そういう全体像を考える立場の人がどこに所属すべきなのか? 産業として、文化として・・。
何処の誰がやるべきなのか?
東映のトップ? 違うでしょう? もうそういうシステムでは無いのでは?・・・。
だから私は知っている人に答えてもらいたいのです。
知らない人がいい加減な中傷をしてる発言はうんざり!
>>565 自分も邦画関係者ではないのですが……大概、大きな世界というのは
一番力持ってるようなとこが変わってくれないと変われないんですよね。
今なら東宝あたりが最初に変わってくれればいいのか?どこだろう?
とにかくすごく当たり前の正論なことを、色々言える人がいないと
ダメでしょうね。力が無い連中がいくら思案してもきっと変われません。
でも日本の大事な産業なので、考えて欲しいんですよ。だから心配もしてるし。
これからこういう世界目指す人達もいるので……。
>>565 あったま悪いのはおまえだと思うが。
那須がどうこうはサイゾーの記事。
那須の経歴年齢はヤフーみりゃわかる。
視聴者(入場者って書けばわかるのか馬鹿)の人口構成は資料示した。
んで東映がデビルマンに出資したかどうかはわからんと。
お前こそ何を根拠におれに向かって語ってるんだっての。
知らないならおまえこそくだ巻いてないで黙ってればいいじゃん。
568 :
名無シネマさん:04/10/21 05:10:10 ID:b0Rv7W8X
私はもう昔の映画会社が撮影所システムを放棄した時点で、
「’まっとうな’邦画製作システムは崩れた」と思っています。
だからID:LVn73oRVさん(この人は話が通じる)が
>>478で言っているような現象が起きる。
>>478のような現象だからこそ、全体をどうする筋合いのある人も居ないということ。
邦画製作システムが崩れている上に、邦画産業をどうこうするシステムも人も居ないし無い。
私は「邦画が復興」などというものは、作品や産業が復興しているのでは無く、
単に「一部のイベントが当たったのが続いただけ」と認識しています。
だからさ、私関係者じゃないから、説得力無いわけよ。
知ってる人が裏付けてくれるなりしてくれればいいんだけどさ、
このスレは「知ったか」が興奮してくるだけで・・。
>>568 結局、おまえ何にも根拠も中身のあることも書いてないな
おまえの文章読み直してみろよ。
オナニーマン
おれのほうが客観的な事実を少々でも調べて書いただけマシだろ。
570 :
名無シネマさん:04/10/21 05:13:55 ID:b0Rv7W8X
>>567 これよ、これ。
(このスレは「知ったか」が興奮してくるだけで・・)
あなた、少しは自分の頭で考えなさいよ。
サイゾーが言ってたもんっ!とか言ってないでさっ。
>>568 なら、その撮影所システムを復活させてもいいんですよ。
業界の連中の危機感の問題で、金をどこに使うのかというのも考えてさ。
それは全体で話し合う場みたいなのすら無いのかな邦画業界は。
これがないとアレが作れない、これが出来ない……色々あるなら見直しても
いいんですよ。何もないってのはイタいですよね。わかってても
まとまれないってのはなあ。
>>570 だからおまえがデビルマンに那須が選ばれた理由について
何某でも事実を書いてれば、サイゾーより価値があるんだけどな。
そうじゃないだろ?
だから無価値なんだよ
しかもおまえが文句いうから調べてきた数字。
感謝の言葉がねえな。
役にたたねえことばっか書いてる能無し。
>大体、メインユーザーが10代20代なのに
誰がそんなこと決めたのです?
574 :
名無シネマさん:04/10/21 05:21:43 ID:b0Rv7W8X
>>ID:t+JCdcLN
あなたはもう相手にされてないの。それ、気が付いてる?
私がめんどくさそうに子供をあやしてるだけ。
>>509 >東映が金出して作らせてんだから
東映は「金を出して作らせている」んじゃなくて、
「金を貰って参加してる」んじゃないでしょうか?
私は知りませんが、配給ってのはそういうもんだと思っておりましたが・・。
まあ、いいですよ、知らない人と知らない話をしたって無駄です。
577 :
名無シネマさん:04/10/21 05:27:17 ID:b0Rv7W8X
>>ID:t+JCdcLN
あなた17歳でしょ?
それが当たってるかどうかぐらいは知りたいわ。
わたしは何も知らないけど、
あなたの意見は知ったかって
まったく意味がわかんないからさ。
知らない奴が嘘もくそもないでしょ。
>>577 まあ、少なくとも俺がリンクしたところの資料にちらっと目を通して
その客観的な事実に基づいて御託やら意見やら述べろや。
おまえは脳内資料でめちゃくちゃ言ってるだけだからさ。
話はそれからだな。
反論あるならおまえも客観的な資料を見せろ。
580 :
名無シネマさん:04/10/21 05:33:03 ID:b0Rv7W8X
>>ID:t+JCdcLN
なんか相手されて嬉しそうね。若いからかしら?
私は面倒でしょうがないのよ。
でさ、あなた17歳?そうなの?違うの?どっちよ?
>>580 俺の個人情報についてやりとりしたきゃ他に行きな。
おまえはまるで役に立たない嘘つきだからここに必要無いだろ。
583 :
名無シネマさん:04/10/21 05:46:13 ID:b0Rv7W8X
>>ID:t+JCdcLN
今TVでやってるけど、
卓球・愛ちゃんが一日署長に任命されたそうよ。
ちょっと詳しく調べてくれないかしら?
役に立つわよ、きっと。
584 :
名無シネマさん:04/10/21 05:53:46 ID:GWVg2lkI
イベント映画って具体的にどの映画のことなの?
具体例を上げてもらわないと、分からん。
大手が直接製作してない映画のことなの?
585 :
名無シネマさん:04/10/21 05:59:42 ID:b0Rv7W8X
>>584 >具体例を上げてもらわないと、分からん。
最近の邦画はほとんどそうでしょう。
>大手が直接製作してない映画のことなの?
そのように認識してよろしいのではないかと思いますが、
あなたの言う「大手」ってのがよく分かりません。
今現在「大手」の映画製作会社とは何処のことを言うのでしょう?
フジテレビやTBSは映画会社とは言わないし、電通や博報堂は広告代理店とかイベント屋というのが通常と思います。
「大手」の映画会社とは何処のことを言っているのですか?
東宝は今や配給会社でしょう?
586 :
名無シネマさん:04/10/21 06:11:04 ID:b0Rv7W8X
それとさ、ID:GWVg2lkIさん、
あなたが
>>549で言っている、
「東映配給の映画だったら、一年に複数本公開されるんですが、もう公開時期ががっちり決まってるってことです。ヒットしていても、してなくてもその公開期限は決まってるってこと。」
これを「ブロックブッキング」と言うのですか?
私の認識している「ブロックブッキング」とは違うのでね。
いや、私は専門家ではありませんから、確認したいだけです。
いい加減な脳内資料で
人のこと愚劣だの知ったかだの
批判してんだから
17歳じゃなきゃなんか一言あるよな。
手前の知りたいことだけは
クレクレ教えて君だもんなあ。
笑えるぜ。
590 :
名無シネマさん:04/10/21 06:26:54 ID:GWVg2lkI
591 :
名無シネマさん:04/10/21 06:30:41 ID:b0Rv7W8X
犬がキャンキャン騒いでるわね。
馬鹿馬鹿しいとは思わないのかしら?
ちょっと異常よね。
だから便所の落書きとか言われるのよ。
それよりもID:GWVg2lkIさんは何をしてるのよ?
私待ってるんだけど・・。
592 :
名無シネマさん:04/10/21 06:38:12 ID:b0Rv7W8X
>>590 ああ、答えてたのね。
>大手というのは、東宝、東映、松竹のこと。
私はこれらの会社はもう映画製作会社とは認識していません。
>あなたの言うイベント映画っていけない事なの?
私の言うイベント映画をID:GWVg2lkIさんが把握しているという前提で答えると、
「いけないこと」ではありません。しかし、これらイベント映画の状況を基に、
邦画産業を論じるのは間違っていると思います。
このスレには、過去の邦画全盛期の邦画産業システムと今の邦画産業システム(実際にはシステムになっていない)とを混同して述べている人が多い。
少なくとも、今の邦画産業システム(実際にはシステムになっていない)を認識してから述べるべき。
ID:GWVg2lkIさん、あなたは分かって言っているのですか?
私にはそうは思えないのですが・・。
ブロックブッキングについてはご指摘のサイトを見てからにします。
593 :
名無シネマさん:04/10/21 06:51:04 ID:b0Rv7W8X
595 :
名無シネマさん:04/10/21 07:07:23 ID:b0Rv7W8X
それとちなみに・・、
http://kyoto.cool.ne.jp/ushiyan/thesis2.html は、
私の記憶が正しければ、
この論文は大学生の卒業論文か何かだったような・・。
少なくとも現場のものじゃありませんよ。
そりゃ、過去のものを調べて構成してるんだから、情報が古いのが当然。
私さ、現場の人間(邦画関係者)じゃ無いけどさ、
最低限の状況は把握してるつもりよ。
それでも知らないものは知らないって言ってるわ。
なんでさ、いい加減な情報、ネットで持ってきて分かったようなこと言うかね?
呆れるわ! 恥を知れ!
現場の人さ、何とか言ってやってよ!
596 :
名無シネマさん:04/10/21 07:11:02 ID:b0Rv7W8X
597 :
名無シネマさん:04/10/21 07:23:21 ID:GWVg2lkI
>>593 東映、東宝に関しては
自社「配給」作品に関しては、基本的にはブロックブッキングを
してると思うけど。
>>596 別にそのサイトじゃなくてもいいけど、一番分かりやすいし
俺の認識と一致してるから紹介しただけ。
b0Rv7W8Xさんの認識しているブロックブッキングを
教えてほいなあ。
598 :
名無シネマさん:04/10/21 07:36:38 ID:b0Rv7W8X
>>597 >b0Rv7W8Xさんの認識しているブロックブッキングを教えてほいなあ。
だから、私が
>>593で書いたように
私が今まで認識していたブロックブッキングとは、
東映、東宝など過去に製作会社であった会社が自社で作った映画を「自社の興業チェーンで」劇場公開することを言っているのではないかと思いますが、
これをやっている会社は今あるのですか?
つまり、自社が製作、もしくは配給した映画を自社の興業チェーンでコンスタントに公開しているのですか?
私はこの10年、もっぱらシネコンでしか見ていませんので、
「ブロック」で「ブッキング」されているという感覚が全く無いのですが・・。
それとも公開期限が決まっている公開形式を今は「ブロックブッキング」と言っているのですか?
私は興行関係者でもないので知りません。
599 :
名無シネマさん:04/10/21 07:46:02 ID:b0Rv7W8X
知らない人が居るようだから、
ちなみに言いますけど、
私の記憶が正しければ、私の認識するブロックブッキングという興業形態は、
90年代中頃までは、東宝、東映、松竹はやっていたと思う。
つまり、東宝の製作もしくは配給の映画を東宝の映画館で隙間無く上映していた。
東宝の映画を松竹の映画館で上映することなど有り得ない。
さらに言えば、毎月必ず東宝の製作か配給の新作が数本存在した。
今、そんなことがあるのですか? 無いのでは?
今、東宝の製作する作品なんてあるの? 無いのでは?
今、東宝の配給する邦画が年に何本あるの? 数本では? そんな状況でブロックブッキングなんてできるの?
私の認識するブロックブッキングでは不可能。
>>598 知らないんだったら知ったかかどうかもわからんよな。
単純な言葉の問題だよ。
おまえの嘘発言集について答えろよ。
メインユーザーは10代20代だろ?
東映はデビルマンに金出してんだろ?
事実について答えろよ?
知らないなら知ったかとか抜かしたことについて謝れよ。
大人なら当然それぐらいわかるよな。
自分が脳内ソースで知ったかしてんのに
他人の発言に知ったかもくそも無いよな。
そんな当たり前のことがわからん奴が議論すんな。
>>595 おもしろいねあなた。
あなたが認識していようがいまいが邦画で大手といったら東宝、東映、松竹だけ。
自分とこで作って自分とこの劇場で全国公開できるシステムを持っているのはその三社だけだからね。
ただ東宝はゴジラ以外ほとんど作らんし、東映、松竹も数は少ないね。
それと大手が直接作る作品も100%自社の金でってのは今ないでしょ。
これはいわばリスク回避ってやつかな、製作委員会って名前でタイトルに名を連ねていたりする。
例えばTV局や新聞社を入れとけば仮に出資して貰わなくても莫大な宣伝費の削減が期待できますね。
各作品の出資額や利益の分配方法までは自分は知る由もないけど。
三社以外に頻繁に話題作を製作して実力のある会社もあるけど、一般的にはそれを大手とはいわないでしょ。
どんな会社があるのかは邦画を観てればよく出てくる名前があるからわかることだわな。
603 :
名無シネマさん:04/10/21 08:13:49 ID:GWVg2lkI
>>598 丸の内東映や日劇2で公開される邦画は、正にブロックブッキングでしょう。
シネコンでも、例えば東宝系のTOHOシネマズと松竹系のMOVIXでは、地理的に
重なるところは互いの配給してる邦画は上映されませんよ。
それともシネコン以外の東宝系の劇場で、松竹や東映配給の邦画がかかる
ことなんてあるのかなあ。
もちろん、シネコンが増えて従来の劇場が潰れていく内に、ブロックブッキング
という制度は、否応なく消えていくと思います。
604 :
602:04/10/21 08:17:23 ID:sZdKxIUQ
あ、だから本来の意味でのブロックブッキングはとっくに崩壊しているけど、
今もその形骸だけは残ってるというわけです。
605 :
名無シネマさん:04/10/21 08:25:02 ID:b0Rv7W8X
誰かこの人(ID:t+JCdcLN)相手してあげれば?
寂しそうよ。
どーでもいいがt+JCdcLNとb0Rv7W8Xはレスを細かく区切るのやめて欲しい。
おめーらのチャットしてんじゃねえんだから、主張をちゃんとまとめてくれや。
>>605 もういいよネカマ野郎
おれも出かけなきゃなんないからな。
議論は客観的な事実に基づく意見で頼むよ。ほんと
>>606 おれの持ちかけてる議論は
サイゾーの記事(東映と東映アニメーションの確執で那須が選ばれた)
は事実か。
東映はデビルマンに出資したのか。
日本の映画市場のメインユーザーは10代20代が中心か。
これだけ。
b0Rv7W8Xはうるせーよな。
自分は「知らないものは知らない」と言っておいて、それを「間違ってる」という指摘は
すでに間違ってるだろ。 よく知らないものが間違ってると知ってるな。
事実を出せ、と言いながら「自分で考えろ」だってよ。
>>454 >>442>>445みたいな行間が読めないバカは論外だけど、興行の論理としては、
>>443のような理
屈(1館に複数スクリーンを抱えることで、座席を分散してリスク回避)になるのだろうか?
ただ、
>>443はあくまで公式見解で、日本の現実は相当に危ない所に来ているのでは?
ウチの近場の街の例だが、最近は、
シネコン(地元資本X社+メジャーA社の共同出資)(10スクリーン)+地元X社の映画館ビル(5)
+メジャーB社系(3)+メジャーC社系(3)=21
で、計21スクリーンで上映している。内情を少し聞いたが、シネコンも既存館も客を食い合って
苦しいのが現実だそうだよ。ソロバン上はシネコン化でトータルで採算は合う理屈だけどな。
メジャーのB社・C社の支配人も数字が下がって青醒めてるらしい。当然だが、シネコンに
同じ映画が掛かると露骨に数字が下がるそうで、「ウチと同じ映画をシネコンに出す
な」と本社の編成や配給に文句を言いたいが、立場上言えないのが苦しそうだね。
シネコン化は、このまま古い設備で取り残される恐怖感から、希望的観測だけで退くに退
けずに推している側面が大きいのではないか? 普通に考えても稼働率が低い状況はやはり危険だと思うが?
故淀川さんなども、「なぜもっともっと値下げして座席を埋めないのかね? とにかくやりなさい」と仰っていた。
(というか、なぜ、こんな単純な原理で業界が動かないのか? がいつも不思議だ。
「割引してもストレートに収益は向上しない、そんなに簡単ではない」などという記事も
読んだ記憶があるが、結局のところ、様々な商慣習で動けないのが実状なのだろう)
>>521 >>467の言う、イベント・自主映画というのはあくまで比喩だと思う。最近だと、
(イベント) 「スウィングガールズ」(フジ+電通+東宝)
(自主映画) 「誰も知らない」(テレビマンユニオン+シネカノン)
これぐらいの感覚じゃないですか? それと、
>もうちょっと作る本数を絞ってもいいとは思う。
は自分も痛感する。このあいだ新聞で読んだが、山崎まさよし主演で「八月のクリスマス」の
リメイクを長崎俊一が撮っているらしい。長崎さんは悪い監督ではないが、こんな映画を作るこ
とに何の意味がある?(富山ロケらしいが、行政からカネでも出ているのか?)
メジャーのイベントはいちおう、カネ儲けが目的。「自主」映画も制作意図ははっきりしているものはある。
(例えば「誰も知らない」はユニオンが海外映画祭狙いで抱え込んでいる映画。「ニワトリはハダシだ」
などは森崎さんに映画を撮らせたいプロデューサーが手弁当で頑張った映画)
邦画には上記2つ以外の、企画内容も出資元も回収も「?」な映画が多過ぎて眩暈がする・・・。
つうかさ、もうb0Rv7W8Xは放っておいてやれよ。
「寝る」っつって寝てないみたいだしw
徹夜はお肌の天敵ですわよ?w
さっさと消えろ。うざいから。
>>611 今の値下げサービスを主導してきたのもシネコンだし
そういう傾向はますます強くなっていくのは間違いない。
結局、アメリカと同じように過当競争に巻き込まれて潰れるシネコンも出てくるでしょうね。
で、じりじりと入場料も下げざるを得なくなる。
日本はあまりに劇場数が少なすぎたんでまだ増える余地はあると思うけど。
ただ、日本のメジャーの劇場経営が過当競争に巻き込まれたときに
安定した独占的な邦画配給というものが、どれだけ特色ある劇場造りの武器になるか。
東映は既に重荷になってるみたいだが、そこにしか企業としての強みは無いように思える。
サービスってことに関しては普通の小売業にも劣るでしょう。
日本のスクリーン数は2600。アメリカは36000。桁が全然違う。
単純に比較は出来ないけど、この辺が今の強気なシネコン建設ラッシュの背景だろうね。
既存の映画館はよっぽど努力しないとダメでしょう。特に地方は。
地元密着型の映画ファンの為のサロンみたいな役割で細々とやってく以外は
昔の弁士のように時代とともにゆっくりとその役割を終えると。
b0Rv7W8Xの言うように、
知っている人(関係者のことか)だけが邦画について語るのが
このスレの目的ではないだろう。
知らない人(一観客)でも何か言わずにいられないのが邦画の現状だ。
もしかしたら何か画期的な意見が出る可能性もある。出ないかもしれない。
それでも自由な発言を許すのが2ちゃんねるの良さではないのか。
b0Rv7W8Xは知っている人から意見を聞きたいなら、
【大人の】教えて!知っている人【ネカマ】というスレでも立てろ。
なんかスレが伸びてると思ったら・・・・
もう一段落したみたいだけど
ちなみに、デビルマン製作委員会は
東映・東映アニメーション・東映ビデオ・テレビ朝日・バンダイで
配給は、東映。
東映がごっそり金出して製作しているし、配給もしている。
日経なんかにもある程度の大作映画の場合、
出資関係の記事も出るし、
株買って、アニュアルレポートとか取り寄せれば、もっと詳しくわかるよ。
そうそう、個人で出来ることと言えば、株買って株主総会に出て、
意見を言うという手があったな(言ってもそれほど効果ないんだけどさ)。
ここにいる奴らが株買って、総会に押し寄せるって手もあるけど。
俺は今は東宝の株を持っているが、今度行こうかな。
618 :
名無シネマさん:04/10/22 00:51:25 ID:/WM9QmtC
スレがアホみたいに伸びてるかと思ったらキチガイb0Rv7W8Xがきてたのか
一週間ぶりに覗いたら変な感じ。
原因はb0Rv7W8Xだけじゃないけどさ・・・。
記念叩き
b0Rv7W8Xのヴァーカ!!
>>617 バンダイ以外は皆東映グループみたいなもんだな。
>>614-615 実は以前、自分は某上映スペースに少しだけ関わっていた。しつこく延々とこだわって
申し訳ないけど、その時の実感から言って、単純に客入りが悪いのは恐怖ですよ。恐ろしいことです。
論理上は成り立つ(?)とはいえ、
>>410のように「スクリーンあたりの動員は別に少なくても良い」
とかいう発言が出てくるのは恐ろしいことだと思う。
ただでさえ前売保証や興行保証の類を積めば空虚な「大作」や中途半端な企画が上映できてしまう
のが日本映画界な訳でしょ? さらにメジャーも単館も波に乗れた話題作しか当たらないのが常態になっている。
(それこそイベント
>>467にしてしまった方が勝ちになっちゃう)
こうした現状がシネコン化の論理で正当化されているとすればとんでもないことです。
海の向こうのアメリカも、「大作」化とシネコン化(興行のスーパーマーケット化)で、
一握りのヒット作で全体をカバーする構造になっているそうですが。
すっかり作品の中身がショボくなった邦画界が「大作」化に一点突破の望みを託すのは分かりますが・・・。
すでにトワーニは解散した。「デビルマン」は笑い者になった。「北の零年」のように、興行力
の無い吉永小百合に「大作」の主演を張らせる、というデタラメが通っている。
(前売動員に釣られて窓口でも入ったらホンモノですが・・・)
「レディ・ジョーカー」のような空虚な作品(観なくてもわかるよ、徳重だからw)が
石原プロのゴリ押し(?)で東映の正月映画になってしまう。
「鉄人28号」なども作品的には良作という声もあるが、05年の公開規模はシネマミラノ系。興
行的にはメジャー公開できない、と判断された模様(ゴリ押しをしないだけまだ良心的!?)
シネコンバブル・大作バブルの影で、こうした企画・興行が通り、目の前のコヤのガラ空
きが放置されているのは異様な光景としか言い様がない。ハリウッドの制作内情もけ
っこうデタラメだったりするらしいが、とりあえず構えが大きいから観ていられますがね・・・。
ニモのピクサーって元は一流物理学者の集まりだったんだろ。
ジョブズが儲けの出ないピクサーに毎年100億円も出してくれてさ。
自分たちでCGソフトやレンダリングコンピューターを作って
そんで映画作ってんだからなあ。
金と人材だよなあ。金と人材。
寡占状態の上にあぐらをかいていた既存の劇場がシネコンの登場で
客入りが悪くなるのは当然。
それとは別にシネコンが供給過剰になって互いに競争を激化させるのは
消費者にとっては良いこと。
より良い作品をより良いサービスで提供するという当たり前の競争が起ころうとしている。
その過程の中でスクリーンあたりの動員数が少なくなることもありうるでしょう。
それこそ空虚な大作で中途半端な番組編成をしていれば。
Tジョイでデビルマンばかり劇場でかければ東映が潰れるだけなんだし。
そんな余裕もじきになくなるでしょう。
シネコン化の流れは諸々の古い商習慣を崩壊させていく副産物を産み出している。
今でも下妻物語やピンポンみたいな作品がミニシアター+シネコンという形で
既存のチェーンに囚われずに全国展開を成功させている例も出てきてる。
さらにシネコンの数が増えれば今10億前後を稼ぐミニシアター系のヒット作も
20億、30億とさらなる可能性が広がってくる。
既存のチェーンに頼らずにやっていけるんなら、作り手の選択の幅も広がる。
非効率的な流通部門の犠牲にいつまでも観客や作り手がなる必要はない。
とにかくシネコンに対する認識の違いはちょっと驚いた。
国際ミステリー映画祭やってる岩手の盛岡に住んでるけど、
少し離れた北上にマイカルが出来てからは
旧来の映画館ばかりがそろってる映画館通りは寂れる一方。
去年あたりに一館潰れて、もう持たないだろうって話をしてる。
で、イオンが進出してきた時、シネコン作るって話もあったんだが、
その映画館通りの連中の反対で立ち消えになった。
創り手だけじゃなく、上映場の意識もかわらんと駄目だろうね。
627 :
名無シネマさん:04/10/23 06:49:06 ID:8h4HWClg
シネコンは田舎でこそ生きると思う。
やっぱ最新の撮影技術と音響で
ドッカンドッカン爆発させて ハラハラドキドキさせて
やっぱ映画は映画館で見るもんだぜつうのを作ってくれないと
デートムービーをガンガン作ればいいんだよ 本気でな
629 :
名無シネマさん:04/10/23 11:20:06 ID:pU8yl08a
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=84347 インターワイヤード、「映画に関するアンケート」の調査結果を発表
ネットリサーチのDIMSDRIVE(インターワイヤード株式会社)では、
2004年10月7日(木)〜2004年10月14日(木)にかけて「映画に関するアンケート」を行い、
映画館で映画を観る頻度、DVDなどのAV機器の所有、レンタルビデオ店利用頻度、などを調べた。
回答者は全国の10代から60代以上の男女6512人(男性:3066人、女性:3446人)。
「ここ1年間で、どれくらいの頻度で映画館で映画を観ましたか」と尋ねたところ、
30%は"映画館で映画は観なかった"と回答しているが、
70%は少なくとも映画を観ており、中でも"3〜4ヶ月に1回程度"が16%で最も多かった。
男女別でみると、男性が68.7%、女性が73.5%となり、女性の方がやや高い結果となった。
630 :
名無シネマさん:04/10/23 11:20:43 ID:pU8yl08a
【 1年以内に映画館で映画を観た人ベース N=4639 】
1年以内に映画館で映画を観た人に「最近いつ頃映画館で映画を観ましたか」と尋ねたところ、
"1ヶ月以内"が22%で最も多く、次いで"3ヶ月以内"18.5%、"2ヶ月以内"18.2%であった。
また、53.3%の人は2ヶ月以内に映画館で映画を観ている。
9月上映開始映画のタイトル11作品を提示し、「映画館で観たかどうか」尋ねたところ、72%は「観た映画はない」と回答したが、
提示した11作品を見た人ベースでは、
"アイ,ロボット"40%、"ヴァン・ヘルシング"30%、"バイオハザード2 アポカリプス"22%であった。
「次に挙げるAV機器のうち、どれを持っていますか」と尋ねたところ、
"VHSビデオ(プレーヤー、またはレコーダー)"82%で最も多く、"DVDプレーヤー"49%であった。
提示したAV機器を持っていない人に「購入予定」について尋ねたところ、
1年以内の購入予定で最も高かったのが"HDDレコーダー"19.2%、次いで"DVDレコーダー"18.5%であった。
【全体ベース N=6521】
「映画のDVDソフトをどれくらい所有しているか」尋ねたところ、"持っていない"38%で、
約62%は何タイトルかソフトを所有しており、"5タイトル未満"31%、"10タイトル未満"13%であった。
また、
【DVDソフト所有者ベース N=4030】
「ここ1年以内にどれくらいの映画のDVDソフトを購入しましたか」と尋ねたところ、
"5タイトル未満"79%で圧倒的に多く、次いで"10タイトル未満"14%であった。
【全体ベース N=6521】
「どれくらいの頻度でレンタルビデオ店を利用しますか」と尋ねたところ、28.5%は"レンタルビデオ店は利用しない"と回答しているが、
約70%はレンタルビデオ店を利用しており、"1ヶ月に1回程度"以上利用している人は43.9%であった。
*添付資料あり。
631 :
名無シネマさん:04/10/23 11:57:01 ID:8h4HWClg
3割も映画に関心が無いというのはあれだな。
もう少し市場は伸びるかもな。
セカチューの存在が大きかったのか?今、邦画に追い風?ブーム?なってるよね。
邦画が眼中に無かった人も選択肢のひとつになりつつある。
それを確実なものにするためにも良作を量産し、若者向け青春映画に収まることなく
多ジャンルで良いものをどんどん作って盛り上げていってほしいよ。
そうすれば、新たな客も呼べるさ。
でも映画全体の話だもんな。 邦画の伸びる可能性はさらに低いよな。
634 :
名無シネマさん:04/10/23 15:40:03 ID:xYHs70PQ
>>632 理想論だけど現状ではメジャー三社が意識改革してくれればてっとり早いんだけどね。
一般的な邦画に対する悪い印象は、全国展開した駄作によるものが大きいでしょ。
単館や小規模公開の作品は大都市部在住かレンタルで観たりする一部マニアでないと知りようもないのが多いし。
少なくともメジャー三社が「平均点」くらいの作品でも常時供給してくれたら印象はだいぶ変わると思う。
中にはスカがあっても当りも混じってりゃどうということもないでしょ。
一番金と劇場持ってる東宝にとりあえず何とかしてほしいが・・・。
>>625 業界の方ですか? 内情にお詳しい方とお見受けしますが、そうした展開が見えつつあるという認識なんでしょうか。
私も、小資本には申し訳ないですが、シネコンという映画のスーパーマーケットが市場改革した方が、
市場競争に任せるべき作品 VS 市場競争するにあたり支援が必要な作品
VS 市場の外で守られるべき作品
の対立構造がはっきりしてくるし、そこで行政が具体的に何をするべきか? も見えてくるとは思いますが・・・。
>シネコンが供給過剰になって互いに競争を激化させる
これはフランスのケース(00年レポート)ですが。ここまで来ると映画のダンピングという
気がしますが、日本もスクリーンが増える(増やす)ことで今後、こうした競争が起こる可能性はある?
日本では、劇場が多い大都市圏でもまだまだのようですが・・・。
ttp://channel.slowtrain.org/bn_column/bn_paris/paris_04.html >>634 そもそも質・企画以前に、単純にまだまだ客が劇場に来ていないのでは? メディアはヒット作
ばかり持ち上げて楽観論を作るけどね。とりあえず洋画でも邦画でもいいから客を戻すことが先決。そのう
えでやっと
>>625 のような議論ができるし、映画の多様な「面白さ」とは何か? という話にもなる。
現状は、邦洋メジャーのお陰で(?)まだ大胆な価格破壊が行われないために、そこまでもいか
ないのでは? 皮肉な話だが市場競争が中途半端だと、市場原理への対抗軸も形成しにくい。
客が戻った上で、邦画の質・興行について、一握りのヒット作を除き「今後は保護して
伝統芸能・文化事業的にやっていきましょう」となったとしても、それはそれで仕方が無い。
こういう映画祭や「良心的」なコヤ・チェーン、行政の補助で支えてもらう。
ttp://www.riff.jp/top.html そして個人的には嫌いだけど、その際もしも、市場で生き残る邦画がキー局仕込みの作品だった
としても、それもやむを得ない。アメリカにはハリウッドがあったが、日本にはキー局しか
無かった、となれば、まあそれも日本文化の命運として受け容れよう。淋しい話だが・・・。
そこまでキー局を目の敵にする必要もないと思われ。
>>636 × やっと
>>625 のような議論ができる
→○ やっと
>>635 のような議論ができる
付記。ただ、邦画メジャー三社(東宝・松竹・東映)も自らシネコンに乗り出してきた現在、
これまでの彼らを考えると楽観的になっていいのだろうか? とも思うのですが?
それとシネコンに反対しているのは既得権益層的な興行資本だけでなく、ミニシアター
(あるいはそれに準ずる劇場・オフシアター)の人たちも含まれている。
ミニシアター的作品もブッキングされてはいますが、営利優先のシネコンにそんなに期
待していいのか? という話だよね。
>>635>>637 のように、市場原理下で不利な
作品をどう守るか? にも手を打っていく必要はあるでしょうね。業界の方はとりあえず、
観客がどう扱っていいかわからない企画意図不明な作品をまずは潰してくださいw
>>612 >>638 あの人たちは危険だよ。彼らがTVで何をしてきたかを考えてみ? 映画界の人間
も決して誉められたものじゃないのが悲しいところだが・・・。
局にやられる程度の業界ならそれまでの事。
少なくとも踊るレベルの客入り、映画を作れないなら
局に代わられた方が業界の為なんだろう、と自分は思ってる。
抵抗力がない業界が悪いのであって、局に文句言うのはお門違いだろう。
641 :
名無シネマさん:04/10/23 18:40:40 ID:MQFFPXxt
なんで、そんなにシネコンを敵視するのか分からない。
スクリーン数を増やせば、客は増加するのははっきりした事実だから。
ミニシアター系作品を擁護してるみたいだけど、スクリーン数が増えれば
当然そういう作品がかかる機会が増えるからいいじゃん。
俺の近くのシネコンは、大手系列だけど「誰も知らない」
をロングランしてるよ。
なぜなら、客が入ってるから。
反対に、大手配給でも客がいらなかったら、容赦なく小部屋に移されたり
上映回数減らされる。
非常に健全なことですが。
そもそも俺は、ミニシアター系の邦画がそんなに優れてるとは
思わんから。
本当に優れた作品だったら、海外に売ればいいことでしょ。
茶の味とかは、20ヵ国以上に売れてるらしいですよ。
あるいは、海外の映画祭に出品して賞をとるのもいい。
日本でかかる外国のミニシアター系作品の予告をみれば分かるけど、
とにかく受賞数を事細かに告知してる。
あと、なんでミニシアターの人たちがシネコンの増加に反対してるんですか。
意味分からん。
少なくとも東映や東宝その他系列の殿様上映が
成立しにくくなるって点だけでもシネコンによる包囲は十分利点あるしね。
料金の高さを疑問視するなら尚更そう言う競争は歓迎な筈。
643 :
名無シネマさん:04/10/23 19:57:05 ID:OhoGO//u
ただ単に『脚本』に力を入れたらすべてが解決すると思うんですけど。
制作者側がそういう意識を持ってくれたら・・・。
644 :
名無シネマさん:04/10/23 20:05:19 ID:ySwIdlDt
アイドル禁止にしてくれ
645 :
名無シネマさん:04/10/23 20:14:38 ID:BfoPHB0g
「脚本」と、それから役者の「演技力」。
大金がなくてもできるはずだよね?
それから、役にあわせて体つくってくれると見てて違和感ないのだけど。
>>641 海外に売ってほしいね、邦画。
文化事業とか何とかじゃなく、日本製の商品として海外に売りこみを
はかってほしい。いいものは売れるとかいう殿様商売じゃなくて、
オスカーにノミネートされて喜んでるんじゃなくて、積極的にビジネス
してまわってほしい。
売れれば間口は広がるし、売れなければ、それなりの課題や問題点も
浮かび上がってくると思う。
デビルマンみたいなのを売られても困るわけで・・・。
647 :
名無シネマさん:04/10/24 00:16:45 ID:tCIkw1BB
日本でもラズベリー賞を作るべき!
だからゴールデンエッグプラント賞を作れといっているのだ
649 :
名無シネマさん:04/10/24 10:16:07 ID:Ya0ek7sN
650 :
名無シネマさん:04/10/24 10:26:44 ID:Ya0ek7sN
10月22日(金)の興行収入
トップは「The Grudge(呪怨)」1500万ドル。
3位にはしっかり「SHALL WE DANCE」がつけてます。
★1 THE GRUDGE 3,245 $15,000,000 -- / $4,622
$15,000,000 / 1
2 SHARK TALE 3,656 $3,600,000 239.2% / $985
$126,274,000 / 22
★3 SHALL WE DANCE 2,419 $2,650,000 164.7% / $1,095
$18,478,000 / 8
4 FRIDAY NIGHT LIGHTS 2,969 $2,550,000 301.1% / $859
$42,872,000 / 15
5 TEAM AMERICA: WORLD POLICE 2,620 $2,200,000
142.1% / $840 $17,927,000 / 8
http://www.boxofficemojo.com/daily/chart/?sortdate=2004-10-22&p=.htm
651 :
名無シネマさん:04/10/24 10:35:21 ID:09uhMMEP
昔の良作のドラマをもっと放送すべき。
今のTV視聴者はジャニタレしか興味を示さないので駄目
653 :
名無シネマさん:04/10/24 12:49:56 ID:TTY5KfzL
ここに現場の人いるの?
654 :
名無シネマさん :04/10/24 12:52:42 ID:bpG0PvK6
単純な逆の発想なんだが海外で売れた映画のリメイクを邦画でやればいいじゃん。
オール日本人キャストのキルビルとかw
ドラマだけど日本版逃亡者の悪夢が蘇る
656 :
名無シネマさん:04/10/24 13:18:20 ID:b7riLY61
>>649 原作、監督料は幾らで契約したんだ?
全興行収入の5%とかぐらいは当然だとは思うが
657 :
名無シネマさん:04/10/24 13:32:10 ID:Nqt0wm5e
だから
>>612みたいな意味不明なリメイクやるんじゃないの。あきれた。
周防も清水も数億円単位で収入が入るんだろうな。
これでDVDが売れたら更に凄い事に。
日本の映画人もアメリカンドリームをつかめる時代になったんだな。
感染/予言で一瀬が余裕かましてるのも無理はない。
アメリカでのビジネスに比べたら国内の興行なんてアホらしい罠。
>>656 そんなにもらえるわけない。
実績のあるハリウッド映画人やアメリカの有名小説じゃないんだよ。
映画化権を数十万ドルで買い取って、監督料も100万ドルはいってないだろう。
興収の5%とか10%を歩合でもらえるのは一流の人だよ。
続編が作られれば跳ね上るかもしれないけど。
>>660 それでも二次利用なしで数億円の報酬になるんじゃない?
このまま順調に行けばの話しだけど。
>>641 >なんで、そんなにシネコンを敵視するのか分からない。
シネコンを敵視している訳ではありません。功罪両面を見るべき、という話ですよ。
>スクリーン数を増やせば、客は増加するのははっきりした事実だから。
少なくともデータ的には劇的に増えたとはまだ言えないのでは? シネコン効果に期待する向きとしては、
まだまだ建て足りない、キャパ不足だからという話になるのでしょうけれど。
>スクリーン数が増えれば当然そういう作品がかかる機会が増えるからいいじゃん。
スクリーン数が増えたのでシャシンが足りず、話題の「ミニシアター系」作品をとりあえずブッキング
しているのが現実じゃないですか? それでも観られないよりはいいでしょうが、営
利優先ということは、裏を返せば儲からなければ飽きて投げ出す、ということでもありますよ。
>非常に健全なことですが。
そうした市場競争をすべて否定する訳ではないのです。ただ誤解してはいけないのは、
ミニシアター+シネコン的展開の成功例とされる「下妻物語」「ピンポン」「誰も知らない」
>>625>>641なども、ミニメジャー的にそれなりの宣伝費は使っているということですよ。
そうした構えの薄い作品は、最初から市場競争に入れてもらえない、あるいは封切っても
集客に苦労する現実はさほど変わっていないのではないですか?
>そもそも俺は、ミニシアター系の邦画がそんなに優れてるとは
>思わんから。
私も現在の邦画は大半は必要の無い作品だと思っていますよ。その点は同じです。
>>612 海外展開についてはよく知りませんが・・・。
>あと、なんでミニシアターの人たちがシネコンの増加に反対してるんですか。
地方のミニシアター・オフシアターの方々としては、上記の「客が入らない→飽きて
投げ出す」という展開、自分たちが細々と開拓してきた市場を荒らされて壊されることを
非常に恐れているようですね。
さらに、私自身は映画の価格破壊には賛成という立場ですが、
>>636 そうしたダンピング
で真っ先に潰される可能性があるのはこうした弱小資本ですね(あの世界も見掛けほど「良心的」
でもないのでw 美化はしませんが、草の根でそれなりに頑張ってきたことは事実でしょう)
都内のユ○ロスペースやシ○マライズといった老舗の人も、「最近は一部の単館系作品の市場が
中途半端に大きくなり、宣伝費などの配給経費が高額になっている。かつてのような、地味な
作品を掘り出して単館で観客の目利きに任せる、という興行が徐々に難しくなっている」と
言っていると聞きます。パブリシティの側面ばかりが肥大しつつある訳ですね。
市場が大きくなるのはいいことばかりではないようです。
>>642 手許に映画年鑑が無く、ネット上でも上手く検索できなかったのですが、今の興行界の
シェアはどうなっているのですかね? それ次第ですね。
>>639
666 :
名無シネマさん:04/10/24 19:11:09 ID:TTY5KfzL
あのう・・根本的に客の入らない映画ばかり作ってるからじゃないですか?
自己満足だけの作品で客の立場に立ってない映画。
客を楽しませようって心意気がない。客観的に見て、これで楽しんで
もらえるかな〜って視点がないものだったら、どんなにシステムを
弄ろうがどうにもならないと思う。
面白い作品が出来たら、嫌でも客は来るし、そこから有効なシステムが
出てくるんじゃないですかね。
映像やイメージ表現ばっかり気にして土台となるストーリーや構成に
努力のあとが全然無かったり、台詞もどこかで聞いたようなもので
済ましてたり、なのに作り手はそれすら気が付いてないんじゃないかと。
映画は映像さえ良けりゃいい なんて言ってる関係者多そう。
映像すら良くない、というのが邦画では?
安物ハリウッドとはいえ、韓国映画程度の派手さも用意できないのが邦画ですから。
一般人からすれば、わざわざ金を払って貧乏くさい画面を見なきゃならないの?ですよ。
世界の中心で〜もそうですけど、「感動しました、泣けました」しか売りがないんだよねえ。
画として面白い、気持ち良い、すっきりするのが見たいものです。
ここ下げ進行ですか?
技術とか予算の問題もあるのでしょうが・・・
例えば俯瞰で取るにはクレーンが必要になったり
横から淡々と撮るにはカメラが一台あれば住むけど
上から下から斜めから動かしながら流れるような絵を撮るには
どうたらこうたら・・・。
でもこれも、いかに客に喜んでもらうか、いかにこの画面を面白いものに
したいかという心意気があればいくらでも工夫が出来ると思うんですけどね。
そういうプロの熱意が無いような気がします。
プロっていうのは「客のために」精一杯頑張る人のことですが・・・。
自分のための作品、自分の金儲けのための作品 じゃなく
客のための作品(媚びた作品のことじゃないです)を第一に考える
精神と才能さえあればいくらでも売れる作品が出来るという気がしますが。
そして脚本に嫌でも力を要れずにはいられなくなるはず。
それがないと言うことは・・・自分のことしか考えてないからじゃないかなぁ。
ぶっちゃけ邦画は格好よく見えないし、見せてもくれない。
結局、質が悪いから客を呼べるブランドになってないんだよね。
洋画(特にハリウッド)はどんなにアレでもブランドになってるから客は呼べるし、
そのアレな出来のフォローが出来る作品が他に出る。
けど邦画はたまーに力入れて撮る映画がアレな出来で、フォローできるものも少ない。
(マイナーなものばかりで、少なくとも客の目に止まる露出の多い作品にはない)
邦画でもつまらなくないって言うイメージを付けされるには質を上げるしかないんだが、
現状じゃ難しいね。まずは閑古鳥鳴いても配給元が痛くないシステムを変えないと。
それには系列を焦らすためにもシネコンの存在は大事だよ。
金、人、物、全部駄目な業界なんだから、いきなり全部変わるのを期待してもむり。
金、人、物、全部駄目な業界なんですかぁ?
システム的に才能のある人をすくい上げられないのか、
はたまた、才能ある人が全くいないのか・・・。
今、怒りの荒らしが吹き荒れてるあの作品やこの作品も
膨大な制作費を貰っておいて、なんでそんな質のものしか
作れないのだろうとびっくりしたり。
また、何でそんな作品しか作れない人に、監督をやらすんだろう・・・。
不思議で仕方がない。
大手の映画会社が力いれて(予算かけて)作ると
「じゃあ、おかかえ監督に撮らせよう」ということになって、
結局その企画に適正も情熱もない監督がやることになるので
つまらない上に観客を馬鹿にしているような作品が出来上がるのでは
ないかと思っているのだが、どうなのだろう。
大作ほどつまらないという傾向があるように思う(私見でしかないが)。
>>671 駄目な人が才能のある人を見抜けるわけないでしょ
才能を見抜けたとしてもすくいあげようとはしない
すくいあげたらその駄目な人が用無しになっちゃうでしょ
それから徒弟制度が濃い業界だからぱっと出の者
なんて嫌がるし認めたくないでしょ
おまえも苦労して下積みしろってね
ところでこのスレの最初のほうで言ってた提案を誰か実行したの?
675 :
670:04/10/25 01:11:54 ID:QvMMil/N
>>671 人について
まず役者不足。演技で人を呼べる役者がいない。
いないから(それだけが理由じゃないが)ジャニやアイドルを使う。
育成するシステムもない。育成は時間が必要だからそう言う場がすぐにでも欲しい。
あと監督、脚本についても同じだよね。
金については東映等、系列の上映場での前売りばら撒きが
あるからコケても作る方はあんまり痛くない。
それに加えて制作費も作品の中身じゃなく広告やギャラへ行くし。
物は場所や機材等。撮影所だけでなく映画観も含めてね。
ね?全部駄目でしょ?
観客に文句言う前に変えなきゃならない部分が多い。
コア層含めた観客側から変えれるとしたら、人と金の面かな。
役者のへボさって結構でかいよ。
踊るとかによくみられる舞台演技(署長とその取り巻き。爆弾処理班の馬鹿演技)をよしとする邦画業界。
ドラマに良くみられるくだらないものをそのまま邦画に持ってきてる。
演技ではなくキャラで売ってる役者ばっかだし。
竹中直人なんかがそのタイプだ。
終わってるよ。
ここで言われてるようなことが原因ならどうしようもないですねぇ・・・。
車のメーカー・・・日産でしたっけ?車に何の情熱もない経営陣が
会社を駄目にしちゃたって事ありましたよね。アレを思い出しました。
それを変えるにはあの日産のフランス人社長みたいな人が登場してくれ
るのを待つしかないのかな。
そういや角川社長みたいな人がいましたが・・・ワンマンじゃないほうが
良いな、他の才能ある人が伸びないから。
今の邦画界が徒弟制度などで凝り固まって身動き取れない状態なら
まったく違う土台を作るしかないですよね。
実現不可能な感じがしますが。
>>677 役者は監督の言うとおりにやっているんじゃないかと思って
いましたが。監督がああいう大仰な演技を要求していると。
怒りの嵐が吹き荒れてる某作品みたいに酷い演技は別として、
監督と脚本がしっかりしていれば、今のある程度の役者さんは案外いい
演技をしてくれるんじゃないかと思うんですけどね。
そう思ってしまうほど脚本が酷すぎる。こんな脚本でいい演技なんか
出来ないよなって。
一つ一つの言葉に深い思いが宿り、ストーリーの展開に意味を持ち
重要な伏線となり、優れたテーマの表現の一つとして凝縮された台詞
と分かるなら嫌でも力は入るし やる気も出るのではと。
>>670 >それには系列を焦らすためにもシネコンの存在は大事だよ。
個人的には、シネコンはそんなに希望を与えてくれるのか? となると、やはり若干は
懐疑的なのですが・・・。
>>662-664 とにかく日本の業界が良くない(良くなかった)のは、
客離れに対して有効な手を打ててこなかったこと。
ハリウッドVS邦画、メジャーVSマイナー・インディーズ、大資本VS小資本という
構図以前に、こう客が来ていないのではお話にならない。
>>636-637 個々の配給やコヤ、宣伝マンは頑張っているのでしょうが、ヒット作が出ていても、いまだ
年間鑑賞回数はフランス・イギリスの2回強、アメリカの4回強に届いていない、
2回に満たないのが現実ですね。
>>676>>678 たしかに俳優のレベルは良くない。学生演劇・小劇場・俳優学校の類も実態はフリーター養成所。今
出ている舞台系の人などは、いちおう、そこから勝ちあがってきた連中のはずなのだが・・・。
脚本家も、残念ながらもういない。ただ単館系にマシな人が少しいる可能性はある
(このスレの一部の住人が観たいらしい「エンタテインメント」ではないかもしれないが)
邦画アクション作は皆無ではないが、もしもこのスレの住人がジョエル・シルバーやブラッカイマー
みたいな映画が観たいなら、率直に言って現在の邦画では難しいだろう。そこはまず前提に
しておくべき。そのうえでドラマ映画の水準がどうなのか、だが・・・。
いまさらだが、語る人によって少しずつ前提が違うような気がする。興味のある向きで
首都圏・関西圏に住んでいる方は、とりあえずメジャー・単館で現在ロードショー中の新作
邦画を10本は観てはどうだろう?(当然、ヒット作「以外」も含めて)
その上で何を望むのか・・・もっとも、当のオレ自身はすでに新作チェックを投げ出して久しいのだがw
とりあえずメジャーもマイナーもよくわからん企画をもう通すな、としか言えないね。
>>612
あ・・・脚本が酷すぎると書きましたが、全てではないです。
メジャーどころの娯楽作品で脚本に力を入れたらいくらでも
面白くなるはずの映画を指していました。
地味?なものでは結構いいなと思うものもありました。
>>676 演技で客は呼べないよ。客は技術を観に劇場に足を運ばない。
キャラだよね。勝新なら勝新キャラ。松田優作ならジーパン刑事と工藤ちゃん。
いくらデニーロが芝居が上手いといったって動員力はたかが知れてる。
上手い芝居を見せられるのはかえってウンザリする客も少なくない。
白塗りの若侍を演じた勝新じゃなく座頭市以降のあのキャラ。
文芸作品で小芝居を演じる松田優作じゃなくてジャーパン刑事や探偵物語のあのキャラ。
キャラは作り手と役者が一丸となって作り出す物。作劇上のシチェーションが作り出す
創作物。
早い話、笠智衆みたいに演技がヘタ糞でも役が嵌まればそれで良い。
寅さんやゴジラも同じ。だからこれを当てるとデカイ。
ストーリーが良い作品も大切だが、その作品で効率良く儲けて長く愛されるには
良いキャラ作りが不可欠。
>>680 ところで東京にお住まいの方なら、いま、これだけの映画が観れます。
ttp://movie.goo.ne.jp/showtimes/13/p0.html このうち現在上映中の日本映画の今年の「新作」は25本以上はあった(封切館だけでなく、名画
座などでの上映も含む) ピンクや「ホラー番長」などの類の作品までいちいちカウントして
いたら、恐らく30本〜40本はあるだろう。
いちおう、これだけのバラエティはある訳で、どのあたりに基準を置くかによって話は違ってきてしまう。
もっとも当のオレ自身は、もうどのレベルにも余り期待はしていないしチェックも投げ出している。延
々とこのあいだから料金を下げろ、と言い続けているのは、映画ファンを続けているとだんだん内容の見当が
つくようになり、TV画面で観て大体の感じをつかめばいいや、と不精になってきたせいでもあるw
もちろん、これが映画をナメきった態度なのはよくわかっている。ただ、やはりお金はバカにならないし、
とくに新作邦画の場合、損した感は強くなる(元々、ハリウッドなんかよりも遥かに邦画が好きだった俺なのに)
もちっと安けりゃ気軽に観て気軽に文句も言えるのだがなあ・・・。
>>682 仰りたいことはわからないでもないし、昔からスターは大根と言われるが、なまじそうい
うことを言うとキムタクみたいな雰囲気役者がツケ上がるムードを作ってしまう。
上の例でも、優作もカツシンも渥美清も相当に芝居を造り込んでいた(優作などは
造り過ぎ、考え過ぎの悪い例とも言えるが・・・)
大根の笠も戦前からの蒲田・大船の空気に育てられてのもの。素人っぽいけどやはり素人じゃない。
アメリカの映画やTVシリーズを観るといつも思うのだが、やはりプロの俳優は必要だよ。
ここで、いちおうは訓練しているはずの日本の俳優がショボい(ショボく見える)ので悲しくなって
しまうわけだが(あの世界も甘くないからね) いったい、何がいけないのだろう?
製作現場が「こいつらヘボい」と世間から見られていることに気付いてないことが一番悪いと思う。
俳優、映画監督という、肩書きを持っただけで「自分は特別な存在になった」と思い込んでいる。
裕次郎って今見ると演技下手だよな。若い頃とか。
で、結構あの素人演技が当時はやりだったらしく
若手俳優の口調がなんとなく皆似てるのは驚き。
キムタクのおれ様演技のルーツかなと思った。
間に松田優作とか色んな系譜を挟むんだろうけど。
主役は「華」がないといくら演技がうまくても駄目だと思う。
『華』があれば少々演技が下手でも客が呼べるよ。
実際、松竹は寅さんシリーズがなくなって数年でブロックブッキングが崩壊してる。
東映はドラゴンボールやセーラームーンがなくなって迷走を始めてる。
逆に東宝はドラえもんシリーズの成功が今に続く隆盛の礎。
ドラえもんもゴジラも終わりでしょ。
>>686 裕次郎は酒でやる気を無くしたのが良くなかったのでは? それと、いくらなんでも
優作をキムタクと一緒にしちゃ失礼だと思うw 優作は自分で監督や企画の優劣は見抜けていた。
キムタクにそんな能力は無いでしょ? ほとんどTVのディレクターとしか仕事を
したことが無いし。「2046」も「アジアスター競演」をウリにしたい製作サイドが
ジャニーズを騙して連れていったようなもので、実際は軽く扱われたみたいだし。
>>689 東映はライダーとアニメフェアがまだ入ってるらしい。東宝はもうドラえもんをやめるみ
たいだが、あそこは興行網が強いので強力な作品がどんどん入ってくるので無問題。
>>688 語弊があったかもしれない・・・。
縁起がうまいと思わせるものがあれば、それは『華』があるということだ。
ただまあまあの縁起でもその他の魅力があれば補うことが出来ると思う。
キャラクターは本当に大事だと思う。これは実在感、存在感、リアリティ
に繋がる。そしてキャラクターがしっかりしていれば脚本も変わってくる。
ただ、脚本家がへぼだとキャラクターを潰してしまうけど。
キャラクターは重要だとは思うが、一定のリピーターを確保する
以上のものではないのでは?
ゴジラ=一定のリピーターを確保する為の物?
文化として認めてやれ。
確かに作り続けることによって文化にもなり得ると思うし、観に来る世代も
変わって行くだろうから、リピーターだけとは言えないかも知れないが。
キャラクターの個性が強ければ強いほど、ファンは固定化されるんじゃないかな。
それに、いずれは飽きてしまうというのもあるだろうし。
ゴジラも今年で終わりだね。日本の貴重な文化であることに異論はありません。
とりあえずシリーズがあれば興行的には安泰だし、監督も俳優も定番商品があるので助かる。
釣りバカとかね。もちろん質を落とさない配慮で大変だけれども。
新シリーズはつまらない作品が大半なのにダラダラ続いてしまっている某怪獣映画とか
もあるけどね。まあ今年の作品は監督も気合い入ってますけどね。
もっとも東大卒の無能女優が製作発表で同席したベテラン俳優に「宝田さん、ゴジラに出てらっし
ゃったのですか?」とか抜かしたと聞いた時点で・・・w
ま、日本じゃアニメだな。安定した脚本と制作スタジオで固めれば、実写よりもクオリティ・コントロールは
行き届くし客も来る。後はTVドラマの映画化。洋画と比べると彼我の差にいつもながら涙・・・。
ttp://www.eiga.com/buzz/040203/11.shtml
ゴジラなんてハム太郎のおまけじゃん
もう作らなくていいよ
デビルマン見てきたけど・・ああなるほどこりゃひどいねぇ。
脚本もひどいし演技もひどい演技指導もたぶんカスライティングもひどいし3Dもひどかった。
なんじゃろか、これ。 数々の俳優を一瞬だけ使う意味はなに?
悪魔のくせに格闘の型で戦ってんじゃねぇよ。
なんか製作者えらく勘違い野郎ですな。
700 :
名無シネマさん :04/10/31 14:30:02 ID:LmZiQ1NH
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041030-00000411-yom-bus_all 経産省が世界一流の映像プロデューサー育成へ
経済産業省は30日、世界に通用する映像プロデューサーの育成を目指し、
実践的な研修事業を始めることを明らかにした。
テレビ局などから現役プロデューサーらを集め、海外で通用する法務知識や資金調達などを伝授、
外国企業との共同制作・配給を実現させて、日本の作品を世界に発信できるようにする。
研修は、映画製作会社やテレビ局に勤務する現役の映像プロデューサーが対象となる。
30歳代を中心とした15人が11月から来年3月まで、
主に週末を活用し、弁護士などから法務や企画書の書き方などを学んだうえ、
実際に映画の原作や原案を海外に売り込むプログラムを通して実践的な知識も習得する。
こうした過程で、海外に人脈を広げるのも狙いだ。
また、現在、開催中の東京国際映画祭とも連携し、
来日する米ハリウッドで活躍するプロデューサーらとの交流も予定している。
(読売新聞) - 10月30日21時41分更新
おもしろいねこのスレ。
邦画は駄目だとかもっともらしいこと書いてるつもりでも、
徒弟制度とか監督の自己満足とか今時ありもしない幻想(妄想?)抱いてる人が多すぎ。
もうちょっと冷静に現実を見つめる感性を養おうよ・・・。
>テレビ局などから現役プロデューサーらを集め
一流の映像プロデューサーはテレビ局からですか。そうですか。
>>700>>702 たしか東大も行うとか言ってましたが。こういうプログラムにどれだけ意味があるのですかね?
いつも疑問なんですが?
ところでハリウッドや海外に、日本人はどれだけ投資しているのだろう? ソニーが
国内のメジャー・撮影所を買収しなかった事実自体が、日本からのコンテンツ発信
の困難さを物語っているように思うのだが・・・。
>>701 そこでぜひ、冷静に現実を見つめたご意見をおひとつ・・・。
自分は何も言わない人がまた来たよ。
>>701 でも、末端の労働者への待遇は徒弟制度以下。
一流映像プロデューサーとかいうからあらぬ誤解を生むんで、
国際映像コンテンツ営業マン育成といえば理解しやすいもな。
>>704 でも改善策ろくに提案せず不満しか書かない人よりは何ぼかマシな希ガス
709 :
701:04/10/31 23:13:20 ID:PO8ylaig
>>704 いや漏れも以前までのスレでは名無しでときどき書いてたんだが・・・。
結局個人の好みで邦画は駄目って頭ごなしに言うだけの人や、
勝手なイメージで決めつける人とかが蒸し返すだけなんで、書くの止めたの。
で久々に2Ch覗いたらこのスレまだあったんで、なんかちょっと嫌味を書きたくなった。
気に障ったのならすまなかった。
>>705 現状はその人達の犠牲的精神に支えられて邦画は成立しているんだが、
商売にならんもんを自分から進んでやろうってんだからしかたがないわな。
そこらへんはなんかの郷土芸能とか伝統工芸と感覚は一緒だよ。
需要と供給のバランスがちょっと日本はおかしいよね。
金もないのに無理してでも作りたい人、産業として成り立たない世界に入りたい人。
邦画観る人に対して何故か作り手に側になりたい人がいっぱいいる。
710 :
670:04/11/01 00:21:29 ID:Z4ocl/jO
>>709 >結局個人の好みで邦画は駄目って頭ごなしに言うだけの人や、
>勝手なイメージで決めつける人とかが蒸し返すだけなんで、書くの止めたの。
>で久々に2Ch覗いたらこのスレまだあったんで、なんかちょっと嫌味を書きたくなった。
禿同。俺も同じ印象受けてたよ。
色々、ここをあーすればとか、これはいい材料だとか言っても
片っ端からネガティブ意見言われるとね。
悔しかったら、文句言われないだけの映画作ってみろや。
無理だろうけどなーw
作り手の意識が変わらんことにはどうにもならん。
何でもいいから邦画の料金安くしてみ(700円以下な)、半年も経たずに好転してるからよ。
まず、そこから始めようってなもんだw
今年は邦画も結構調子いいみたいね
デビルマンが公開になったときには
もう駄目だと思ったけど・・・・
未見だけど、笑の大学は、
笑って泣けるという評もよく目にする
今までもそういう作品はあったけど、
そういう作品はあまり若い人を動員できなかった
これは、結構若い女性も足を運んでいるらしい
よい傾向だよね
>>706 つーか、
>>700 みたいなことはとっくに、キー局・代理店・金融・商社・ソニーあたり
のエリートさんたちはやってるのではないの? そうでもないの?
内容以前に円高の壁がある限り、日本からのコンテンツ発信は厳しいのでは? 例えば、海外で
日本のアニメ大人気、とか言うけど、そんなに言うほど利益が挙がっているのかなあ?
台湾や韓国の連中は日本やヨーロッパに売りつけるのが切実な課題みたいだけどね。
たしかハリウッドで 北米:海外=1:1 でしょ? 向こうも北米市場を凄く大切にしている。
海外海外、というのは映画祭好きのプロデューサーや経産省の暴走じゃないの?
結局、まずは日本も国産映画の国内市場を何とかするのが先、という平凡な結論に落ち着くわけだな。
今年は興行的には中ヒットが増えたみたいだね。
明るい映画も恋愛モノ、ホラーや時代モノとバランスがいいのかな?
オヤジ層は、隠し剣とか好きそうだし。やっぱり口コミが最強じゃ?
つまらんのは確実に客の入りは2週目以降で低下してるが、評判良い映画は逆に
客が宣伝してる。ま、何はどうあれ…見て「よかった」なら
また映画館に足を運んで見てみようって気になるものみたいだな。
うーん。もう崩壊期を超えて賛否両論ありつつ試行錯誤しながら
再生期に入ってる気もするんで(会社で違うかもしれんが)、しばらくは様子見だな。
一般人が観てそれなり楽しめる作品が
増えてきた感じはあるね
ある程度の水準の作品が続けば、
客も安心して足を運ぶようになるものね
やっぱ日本人だから
よい作品なら、洋画より邦画の方が伝わるものが多いしね
>>719-720 はっきり言ってオレは悲観論者なんだがw 正直、このスレでも、現場にいるらしい人が
しきりに楽観論をブッていた理由がよく分からなかった。
お決まりの現場に余裕が無い話、駄目企画が通ってしまう話などばかりを聞いていたもので。
ただ、あそこまで煽るには、それなりの材料も無くは無いらしい。なんでもここ2、3年、
少しヒット作が出た期待値のせいか、本編系のスタッフの仕事が増えている一面もあるらしく、
恐らく、業界の人としてはそうした現実を背景に煽っていたと思われる。
ひどい状況の中でも、「大作」ブーム・フィルムコミッションブームで撮影条件が良
くなっているケースもあるらしい。そういう所に望みを託したい、ということなのでしょうね。
現在進行中の東宝スタジオのリニューアル、というのもあるなあ。あのケチな東宝が!
と思うが、東宝の出資作品、東宝映画が請けている作品は増えてるそうです。
個人的には、上のフジのURLにあるような、
>映画興行の主流となりつつある「シネコン」は、観客のニーズにあわせて柔軟な上映
>スケジュールを組むために「ヒット作品」と「それ以外」が二極分化する傾向が強まっています。
という箇所が気になっている。ハリウッド映画に対抗するための日本映画の産みの苦しみな
のかもしれないが、ヒット作が出る一方で、今後は勝ち組負け組がはっきりしてくるのかなあ。
とりあえず勝ち組になるにもカネが必要だからなあ。
blogで見た映画の感想とか書く人が増えたのは、新しい形態の口コミかもね
某映画はそのせいでGoogle「糞映画」トップになってたし、
2chはどうしても名無しなんで偏るけど、blogならある程度知ってる人の言葉だからね
「笑い」という多少特殊な映画が客入り出すというのはいい兆候かもね
「スウィング」は今まで邦画見なかった層がリピーター化してるし
正直、演出力でもテレビマン出身の方が力があると感じるし、
映像面に限って言えばCMやPV出身の人のほうが良質な感じがする。
映画界の人間はそういう他業種の人間の才能を上手く組み合わして
行く才能が求められていくと思う。
ネットの口コミの力は年々大きくなっているね
まだまだ宣伝の影響力は強いけど、
最後は作品の質がものを言うようになってきたのかも
TV出身の監督はやっぱり場数を踏んでいるから
(映画的かどうかの疑問はあるだろうが)
演出力があるかもね
TV出身の監督が増えて、興行成績も上がっているのは、
一般の観客がその方が安心して観られるからだろうなぁ
功罪はあるけど、とりあえず今はそれでもよいのだと思う
メジャー資本が、小説原作の「泣き」「感動」大作に走る状況はどうかなと思う
「セカチュウ」の二匹目のドジョウ狙いなんだろうけど...
奇をてらわない、まっとうな娯楽で勝負して欲しいな
マンネリ化した娯楽は、それはそれで需要があるからな
マンネリ化した感動なんて...
『笑える』『泣ける』『怖い』というのは、劇場ではっきりとしたリアクションを確認できるんで
演出力の評価としてはわかり易い基準にもなるね。
期待したリアクションが得られないとしたら、それは演出的にミスがあるってことで
演出家を評価する判断基準にもなる。
だからいま、泣ける恋愛映画を創るために演出家たちが腕を競いあっているとしたら
それはとても良い事だと思う。
日本のホラー映画で起きたような良い競争がおきると良いね。
笑いは演技によるところが大きいよなぁ。
笑の大学ってどうなんだろう。 予告見ただけで俺は寒けがしたのだが。
他のスレでも聞いてみたのだが。邦画製作に積極性が出てきたには背景はあるらしい。
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/movie/1022676089/940 >1.ハリウッド映画の買付け料の高騰---
>米国でメジャーが配給する大作になると数十億の金がかかる。しかし洋画はアタリハズレの格差が
>大きい。複数の企業で買い付けてリスク分散してきたが、それも限界に近く各社は息切れ。
>ヘラルド、アミューズはそれぞれ角川、東芝の傘下に入り、ギャガも買収された。
>で、各社は邦画製作にも力を入れてる。
>2.シネコンの普及とDVD市場の拡大---
>流通チャネルの多様化と、二次使用の収益が計算できる。
>3.メディアミックス戦略の定着と放送のデジタル化---
>ビジネス機会の増大と、映像コンテンツ確保の必要性が高まる。テレビ局はデジタル化でコスト増大が
>進行しているから広告料以外の収入が欲しい。
>
>これからも邦画製作は増える。で、強い興行網を持つ東宝の一人勝ちは続くと。
まあどっちに転んでも、コネとカネを持ってるヤツが勝つのだろう。こう考えてくると、
我々一般人とは違う次元で何かが進行しているようで雲をつかむような話だが・・・。
監督は「演技の出来る役者」を起用して欲しい
話題性や有名、なんかわからんけれど柵の所為で仕方なく使ってるとしか
思えん人多過ぎ
中途半端な妥協もいらない
演技、役作りにも時間をかけて欲しい
なんやかんやで役者のデフォルトで挑ませるのもヤメレ
観客の脳内補完に頼る脚本・映像もヤメ
邦画、期待して行っても見事に裏切られるのが分かっている位に
駄目作品ばかり
TVドラマ、しかもヘタレを映画館にもってきてどうしたいのか不思議でならん
>>732 >TVドラマ、しかもヘタレを映画館にもってきてどうしたいのか不思議でならん
「どうしたい」? どうやらコンテンツ・ビジネスの環境が変わってきた状況があるようで、
>>722>>730-731 その中でつまりはカネ儲けがしたいのでしょう? とくに今年はTV系出身監督の活躍
が目立ったし(羽住英一郎、鈴木雅之、落合正幸、星護、土井裕泰、毛色は違うが是枝裕和も)
いずれもヒットしたので、来年以降もTV系出身の人の作品は増えると思うよ。現場的にも
観客的にも、TVメインで育った人への抵抗は無くなってきているようだし。
現場は現場で、純粋な意味での本編育ちの人も今は少ないだろうし、観客もこれらのディレ
クターの演出作品を観て育った世代に入れ替わってるから、何の抵抗も無いでしょ?
(むしろ、星や土井の「作家性」が積極的に支持されている側面もあるね)
カネ儲けしたいならすりゃーいいさ
タイアップでもなんでもやってな
んなことばかりやっていれば、必然と駄作映画しか出来ないのは明白
そんあ作品にお客はついてこないよ
映画の質、楽しさ、訴えたいこと <<< 売り込み、知名度、利益
救いようがない┐(´ー`)┌
>>735 >そんあ作品にお客はついてこないよ
でも、けっこう入ってるらしいよ?
>映画の質、楽しさ、訴えたいこと <<< 売り込み、知名度、利益
どうせ、海外のプロデューサー・監督もカネにガメツイのは変わらない(日本よりも
っとひどい?)とは思うけどね。三大映画祭も社交と根回しの世界らしいし。
まあ、ピーター・ジャクソンもサム・ライミも昔はバカ映画を撮ってたんだし、日本でも
心ある人たちはやるだけのことはやっている・・・んだよな?
737 :
名無シネマさん:04/11/09 09:05:58 ID:QjQAA76T
>>732 例えば、月9でキムタクが出ているだけで無条件に見てしまうような
視聴者が増えているような気がする。
要するに、「演じられている役」を見に行くのではなく、
「中の人そのもの」を見に行く感じ。
キムタクは月9にかなり出ているが、何のドラマで何の役をやったかまでは
なかなか思い出せない人もいる。
つまり、「キムタクが演技しているところ」を見ているのだ。
こういった傾向を邦画に当てはめて考えると、
「演技云々」よりも「役者の知名度」の方が重視されるのも
当然なのかも知れない・・・でも、個人的にそういう傾向はいやだ。
そういう見方を洗脳に近い形で強制するマスコミ。
ドラマツルギーに訴えるのではなく、
ひたすら「○○が出ています」的なアピールの繰り返し。
個人的には害悪だと思う。
738 :
名無シネマさん:04/11/09 14:08:56 ID:pMKipvEY
1 2 今、会いにゆきます 東宝 10/30 2
2 1 コラテラル UIP 10/30 2
3 3 隠し剣 鬼の爪 松竹 10/30 2
4 New 血と骨 松竹/ザナドゥー 11/6 1
5 5 笑の 大学 東宝 10/30 2
6 New キャットウーマン ワーナー・ブラザース 11/3 1
7 4 シークレット・ウィンドウ SPE 10/23 3
8 6 2046 ブエナビスタ 10/23 3
9 New 80デイズ 日本ヘラルド 11/6 1
10 New オールド・ボーイ 東芝エンタテインメント 11/6 1
邦画のが売れてるな
>>736 俺は清水崇が日本のピーター・ジャクソンになってくれると信じている。
洋画のNEWと比べないと参考にならんだろ。 ハリウッドの「全米興業No.1」ぐらいうさんくさい。
まぁ、「今あい」は客入りそうだけど。
俺も見たいけど、どうせ泣かせを期待した女性で満杯だろうかうざったくて行く気にならない。
行くならもう少し人が減ったらだなぁ。
>>739 ならないと思う。
ただ、映画のリメイク権と一緒に監督自身を売りこむやり方はありだと思う。
邦画でもアイデアが良ければ、ハリウッドに買ってもらえる現状で、
日本の低予算映画は、リメイクを作る上では完璧なストーリーボードとして機能するはず。
言葉で伝わりづらい演出上のニュアンスを伝えるには最高の素材になる。
だから、言葉の壁がある日本人監督でもハリウッドで通用しやすくなる。
清水監督の成功例は今後の日本人進出の良いモデルケースとなるかも。
逆にリング2の中田監督は厳しいかもしれない。
良い下準備ができなかっただろうから。
742 :
名無シネマさん:04/11/09 16:35:09 ID:e3JEo309
ポール・バーホーベン目指しちゃえ!
日本にはスクリーンクォーターが無いけど、邦画製作と配給のパイプが太いとかで、事実上そういう機能をはたしているのかな?
もしそうだとしたら、それで邦画上映率がどれくらい上がっているだろう?
>>743 弊害も大きいよ。東映みたいな糞映画が一定の劇場を占有しちゃえば
動員力のない作品が延々と垂れ流されていくかわりに
質の良い映画は全然劇場数を確保できずにひっそりと公開される。
せっかく作品がヒットしても次ぎの作品のスケジュールが決まってるから
公開規模を縮小しなければならない。
745 :
名無シネマさん:04/11/10 00:51:09 ID:IkjgHaH+
>>730 ハリウッド映画の買付料の高騰・・・・そういう理由もあったのですか。
去年から質はともかくとして興業的には邦画復興と言ってよい状況ですね。
この理由の一つとして、長期不況による収入減からTV局がドラマ制作費
削減を余儀なくされ、映画制作に力を入れ出したというのも考えられない
ですか。
ハリウッド系よりは邦画、それも地味めな良作なんかも好きだったんだが
ここ10年やっぱりぬるーいよ。イマイチ感はじんわり残る。
人気大作系はなんでこれだけ時間かけてこんな仕上がりだよ?って位クソ。
それでもメディアじゃ絶賛の嵐、これの繰り返し。
邦画復興を煽ってもレベルは落ちてるから一時の夢でまた廃れそうだ。
純粋に見に行くほうとしては
小レジャーとしては邦画のほうが見たいです。
ハリウッド系、飽きた。見て疲れるのも多いし
>>745 TV局としては、もはや通常の番組制作では頭打ちなので、より踏み込んだソフト
ビジネスがやりたいのでしょ?
>>722 >>746 興行的な復興とは別に、万事、とにかくぬるいんだよね、邦画は・・・。邦画はロマン
ポルノが最後の輝きだったのかな?(にっかつも80年代中盤となるとだいぶ悪くなっていたが)
まあ、自国映画の新作の水準にこだわらなければ、新旧の内外映画に佳作などいく
らでもあるわけだし。幸い、日本は世界屈指の映画輸入大国、自国映画に不毛に愚痴を
垂れることさえ辞めれば、いくらでも楽しみはあるわけではあるが・・・w
ところで、アメリカ映画ってどれぐらいめぼしい監督がいるのだろう?
クエンティン・タランティーノ、スティーブン・スピルバーグ、サム・ライミ、クリント・イーストウッド、
ティム・バートン、マーティン・スコセッシ、デビッド・フィンチャー、ジョン・カーペンター、
ピーター・ジャクソン、ジョナサン・デミ、フランシス・コッポラ、スティーブン・ソダーバーグ、
バリー・レビンソン、ロバート・ベントン、ロバート・ゼメキス、ロン・ハワード、
デビッド・クローネンバーグ、ジョー・ジョンストン、トニー・スコット、リドリー・スコットetc
こうして書き出してみるとキリが無い(当初のリストアップはこの倍はあった)アメリカの
映像産業は大作も小品も、ハリウッド内外でつくづく層が厚いよ。清水崇や中田秀夫も仲間入りした。
こいつらが映画・TVでどれだけの質量の仕事をしているか、想像しただけで眩暈がする。
裾野が広大で、世界トップのアメリカ映画と比べちゃいかんのはわかっているのだが・・・
この他にアジア・ヨーロッパの監督たちもいることを考えると・・・なんだか寂しいぜ・・・orz
一般市民とすれば地味な映画は見ない。
「デビルマン」などの題材を本当に面白く作ってくれたらいい。
>>749 スコセッシとかコッポラとか最近どうかなって奴も紛れてるけどな。
デビッド・フィンチャーやジョナサン・デミなんかも一発屋に近いような印象が。。。
ジョン・カーペンターもどうかな。 いや好きなんだが、どうもなぁ。
総じては邦画が面白くないのはどうしてだろう?
漏れは構造的な問題とかではなくて、もっと単純に面白いことを考えれる製作人が映画界(日本に?)に少ないからだろうと思うけど。
人材さえ居れば今の環境でも、もっとどうにかなっているはずだ。
人の問題は構造問題より重症かと思う。
アニメみたいに天才が一人居りゃいいってもんではなかろう。
754 :
名無シネマさん:04/11/10 16:01:52 ID:7intrD+b
総じては邦画が面白くないのはどうしてだろう?
1.プロデューサー
2.脚本家
3.監督
4.カメラ
5.編集
6.役者
7.その他スタッフ
の順番かな?
プロデューサーが安易に、原作漁り過ぎで、
基本的には、オリジナル脚本書ける人がいないのが問題か?
面白いか、面白くないかは、主観的な問題なので客観的に語る事が難しい。
アニメは子供には面白くても大人には面白くない。
韓国映画は韓国人には面白くても、必ずしも日本人に同じようには受け入れられない。
客観的な基準がないんで面白さを目標にしてもそれが達成されたかどうかもわからない。
結局、劇場数と観客動員から推し量る以外にないというのが結論だな。
そうやって価値を相対化して逃げを打つから
頭の悪い芸術家ばかりがのさばるんだよ。
>>756 だから数字で評価しろといってるの。
映画情報を紹介する人とアナリストだけで充分。
評論家や批評家が多すぎ。
このスレにいる意味ないじゃん。
興行収入スレ行けば?
>>758 『復興』なんだから経済的な問題のほうに力点を
置いて語られても問題ないよ。
数字上げろと言われても困るだけなんだけど。
まあ実行力の無いヨタ話だから別にいいのか。
761 :
名無シネマさん:04/11/10 17:50:31 ID:ACJxBTXZ
デビルマンを見てどうしても我慢が出来ないのですが、
いわゆる商品に対する苦情・意見を述べることが出来る
「消費生活センターのような機構は映画には存在するのでしょうか?
もしあるとしたら、どこにその怒りをぶつければいいのでしょうか?
762 :
名無シネマさん:04/11/10 18:19:06 ID:fA2fwhzU
堅調でしょうね。
興行伸びてますしね。
763 :
名無シネマさん:04/11/10 19:33:37 ID:RAHPHrbu
最近の邦画は面白いからね。
東映なくなれば、かなりいけるんじゃない。
>>762 堅調といわれてる東宝でも今のところは前年比を割ってるよ。
アニメも入れた興行全体の数字だけどね。
踊る2の影響だとは思うけど。
>>761 直接メーカーに問い合わせれば良いんじゃないの?
東映でしょ。
>>753-754 もちろん、世界映画の上澄みが日本にやって来るので、隣の芝生が青く見えるのは承知している。
とりあえず上と同じく、日本の映画監督についても書き出してみようか?
北野武、三池崇史、今村昌平、黒沢清、新藤兼人、井筒和幸、金子修介、大森一樹、
山田洋次、岩井俊二、手塚昌明、市川準、宮崎駿、高畑勲、青山真治、塩田明彦、犬童一心、
押井守、落合正幸、神山征二郎、中原俊、鈴木清順、塚本晋也、河瀬直美、篠原哲雄、
北村龍平、林海象、是枝裕和、阪本順治、森田芳光、中田秀夫、滝田洋二郎、堤幸彦、
若松孝二、矢口史靖、竹中直人、原田眞人、万田邦敏、本広克行、森崎東、行定勲、吉田喜重etc
こうして見ると、つくづく「いい」とも「悪い」とも言い難い、微妙な顔触れですね・・・。
>>762>>764 質の議論とは関わりなく、興行的に復調する単純な方法はひとつある。ズバリ値下げだよ。
(レンタル市場のように価格競争で荒廃する危険性もあるけどね・・・)
邦画でも洋画でも何でもいい、とにかく、まだまだ劇場に客が来ていないこと自体が問題なのだから
・・・もっとも、諸事情から日本ではなかなか値下げができないわけだが・・・。
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/movie/1079534572/l50 日本のコンテンツ産業というのは、現場の人間はみな「儲からない」「労働がきつい」
と愚痴っているのに、「コンテンツ市場の規模はそれなりに大きい」「国産ソフトの生産量もシェアも高い」
「輸出に頼る意義も余りない(コンテンツ輸出など、財界・官僚・学者の妄想でしょ?)」
「にも関わらず、TVソフトはともかく、国産の劇場用映画は観客には見捨てられてきた(最近復調?)」
という奇妙な業界なんだよなあ。今、ビジネス的にはいろいろ動いてるけど・・・。
>>733-734
Aランク 宮崎駿、本広克行、芝山務、湯山邦彦
Bランク 行定勲、北野武、森田芳光、矢口史靖、山田洋次、中田秀夫、滝田洋二郎、
Cランク 堤幸彦、三池崇史、高畑勲、中田秀夫、塩田明彦、手塚昌明
Dランク 金子修介、原田眞人、岩井俊二
Fランク その他
興行的にはこんな感じかね。公開規模を考慮するともう少し違う評価もあるけど。
>>768 芝山努(ドラえもん)、湯山邦彦(ポケモン)ですか? そういえば、この人たちが
大々的に評価・批判されたことなどないのでは? みんなクレしんには飛びついたのに。
日本はソフト生産量的には悪くないし(「質」は別)、
>>767 映画全体の輸入・流
通量も多い。
>>748 ただ流通量に比してどれだけ一般に観られているのだろう?
地方はともかく、少なくとも首都圏の上映本数は90年代以降、異常の一言だよ。国民の平
均鑑賞回数が2回以下の国で、これだけ映画が溢れているのも奇妙な光景だ。
最大の問題は国産映画の「質」よりもむしろ、単純に「劇場で」映画が観られていない、この一
点に尽きるのではないか?(僕自身がここ数年は余り行かなくなっちゃったが・・・)
劇場には行かないが、ビデオ・BS・地上波等でなら観ている層は多いだろう。ビデオによる映画鑑賞
人口は「8億1900万人」(03年)というデータがあるそうだ(下のURLの末尾参照)
ttp://www.eiren.org/toueki/happyou2003.htm
ところで、そのすぐ上のデータを見ると、劇場入場者数・興行収入は01年に顕著な伸びを
示しているが、02年・03年は微減・微増となっている。
そしてそれぞれ、01年(千と千尋の神隠し)02年(ハリーポッター二部作)、03年(踊る2・
ハリポタ3)と、牽引する上位作品あっての数字であることも、おおかた察しはつく。
ttp://www.eiren.org/toueki/ranking.htm とにかく業界の人が、普段は劇場に来ない層の呼び込み及び、ヒット作以外のアベレージを
いかに挙げていくかについて、もっと本気にならなくちゃ駄目だな。
ヒット作頼みばかりしていると(もちろんヒットするに越したことは無いが)、大
作バブル・シネコンバブルが弾けたら潰れてしまうよ。
>>770 スクリーン数の伸びが鈍化したんだよ。
大店法の改正で2000年にシネコンの駆け込み建設ラッシュになった。
d
773 :
名無シネマさん:04/11/13 11:53:32 ID:v1JltQzl
やっぱり日本版トマトが欲しいなぁ。
血と骨、今会い、隠し剣、
気にはなるんだけどどうも踏ん切りつかない。
単独スレはネタバレ怖いしな。
アタック・ザ・キラートマト?
>>771 データを見るとまったく仰る通りですね。そうした、シネコン化(スクリーン数の伸び)と、ヒット作に
ばかり依存した構造そのものが危険だと思うのだが・・・。
ttp://www.eiren.org/toueki/kakodata.htm >>773 日本版ロトゥントマト、、、そりゃあるに越したことは無いし、誰かがやってくれれば
助かるよ。でも、グーグル検索でも別に支障は無いけどなあ。
(定評のあるまとめサイトが出来れば、そこを参考に観客も増えるだろう、ということか?)
それにアメの事情はよく分からないが、個人的に、業界事情で平気で批評を操作する
日本人のプロの新作批評にスクラップする意義を見出せないということもある。
みな、活字ではけっこうウソもつくし平気で情実で擁護するよ。「どうせ公平ではない誘導
の塊だが、それを了解した上であの人には騙されてもいい」という批評家はそんなにいないなあ・・・。
ブロックブッキングの現状がどうなっているのか、知っている人いますか?
邦画が衰退したのは、日本経済が衰退したのと
同じコストがかかりすぎるという理由。
あのデビルマンでも10億かかってんだよ。
マジで制作の収支明細が知りたいわ。
779 :
名無シネマさん:04/11/19 15:33:01 ID:7MpBdQ2X
ハリウッドで10億だったらBクラス映画だよな。
ところで最近、新聞の地方面を見ていたらこんな衝撃的なデータがあった。我が地元近くの某市映画街
の以前の週平均動員を100%とすると、近くにシネコンができて以降が、地区全体で130%。
なんと旧映画街は60%にまで落ち込んだ! という。
スクリーンは単純計算で2倍になったのに、全体ではたった30%しか観客が増えていない。
記事では、「旧映画街ではシネコンでは観れない作品を組んでいくなど、独自色に努力している
(例えば東宝は「いま会い」も「ハウル」もシネコンに渡していない。直営と拡大の地元館には出している)
その結果、ミニシアター系作品にもヒット作は出ている。レイト割引も行っている」と、
興行街の努力を強調しているが、微妙に気を使ってまとめている感じ。
シネコンはシネコンで、アテが外れた、という感触もあるらしい(シネコン肯定者は、スクリ
ーンが多いのでヒット作で穴埋めできるからいいのですよ。と言うが、本当にそうなのだろうか?)
業界はスクリーン増による観客の自然増とヒット作に依存してきたが
>>775、内情はこんなも
のらしい(ここ2、3年、ヒット作続出で映画に行く人が増えているような錯覚があるが、そのぶん、
行かなくなった人も多いのでしょう。何分、高いからね。家でレンタルやBS・CSを観れば安く済むし)
業界の人に真面目に質問したいのだが、なぜ、
>>767 のスレにあるような、大胆な稼働率引き
上げ対策を行わないのだろうか? 宿泊業やカラオケボックスを見習わないのか?
(もちろん、値下げしたらしたで、弊害もあるであろうことは想像できるのだが・・・)
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/movie/1079534572/916 いつも同じことばかり書いて申し訳ないが、このままでは、洋画か? 邦画か? とか呑
気なことを言っている場合では無くなってしまうよ。
明日から「ハウルの動く城」が始まる。大ヒットは確実だから、これで興行界も一息つけるだろうが・・・。
まあ、T宝自体は儲かっているらしいので(今年は強かった)、業界に本気で意識改革気
運が起こることなんざ、まず有り得ないとは思うけどな・・・。
782 :
670:04/11/19 17:38:07 ID:LUDAqng5
ホントに同じ事しかいわんよね。
他人の意見は却下で、自分の「値下げしろ」の一点張り。
だから住人消えるんだよ。
2004年は、邦画復活があるかも?!を感じさせてくれた年であった。
来年度にはもっと期待しる!
784 :
名無シネマさん:04/11/20 20:31:26 ID:7hJpGMXv
先週の日本映画興行収入ランキングじゃ、
ベスト10までに実写邦画が5本。(一位は「いまあい」)
しかも、その5本も「コラテラル」の2位以外のベスト6を占めてる。
今週は「ハウル」がある。
年末までに「ゴジラ」と「レディジョーカー」がある。
アニメで「ハム太郎」「犬夜叉」。
来年2月までには、「北の零年」「東京タワー」「着信アリ2」がある。
あと4ヶ月間、興行収入ベスト10での邦画シェアは4割は固い。
来年の期待の実写大作がすでに
「ローレライ」「亡国のイージス」「28号」「交渉人真下」「あずみ2」
「逆境ナイン」「オペレッタ狸御殿」「姑獲鳥の夏」「忍」「阿修羅城の瞳」
「四日間の奇跡」「戦国自衛隊」「妖怪大作戦」「Jホラーシアター」シリーズと
何本もある。お望みのアクションも月一は公開される。
まだ発表されてない作品もあるし、化けそうな原作モノ、続編もいくつもある。
よほどの災害とかない限り、2000〜2005で5年連続邦画順調。
低調?バカ言っちゃいかんよ。
21世紀を迎えて邦画は復興しました。さらばアンチ。
来年は、このスレタイは意味なくなるな。
あとは、ただ邦画的問題があるだけになりつつある。
復興の次はこれらの改善もされていかねばな。
見たいのは4本しかないな。
それとジャンルがあまりないようだが。 ここに書かれてない本格ミステリーは楽しみだ。
姑獲鳥はだめなような気がするな。
真夜中の弥次さん喜多さんと魁クロマティ高校が見たい。
魁クロマティ高校やるんだ。 それは見たいような。
弥次喜多は予告で見たけど、しりあがりかぁ。 俺嫌いなので微妙。
逆境ナインはなんかもろ少林サッカーのパクリになりそうな予感がする。 それよりアストロ球団
やってほしいな。
788 :
名無シネマさん:04/11/21 23:59:37 ID:k8fulh3o
静かにこのスレは消えていくんだろうなぁ。
雨宿りの街角 . 見知らぬ同士の女と男 .
欧米人わ軽口を叩き合う事も . そして二人のドラマが始まる .
日本の街角 . 無理に喋らせても胡散臭いだけ . 突破口わある .
790 :
名無シネマさん:04/11/22 01:27:48 ID:PWYWPoyX
みんなほんとに復興したと思ってる?
>>784の映画みたい?
>>784の中に作品性がいいと思えるものがどれだけあるかな?
いいものが配給に乗るとは限らないのが日本映画。
配給に乗れば数だけはいきやすい。シェアだけで復興宣言はできない。
作品性のいいのが多量に売れないといつまでも日本映画は認知してもらえないのだ。
今世紀始めから2004年までは間違いなく復興”気配”ではあるが、まだ分からない。
つーか作品性の良い映画って、どういう映画の事を言うんだ?
今の邦画なんて俳優が8割方糞だからなぁ
794 :
名無シネマさん:04/11/22 12:07:29 ID:dJ9LW/A2
売れてくれば、映画の質も俳優の質も下がると言うよりは上がると見ていいっしょ。
ハリウッドリメイクが増えていること、カンヌなどの映画祭招待、受賞数の増加、
公開国の増加から考えても、ある程度の質は認められてると考えていいんじゃないの?
だいたい、3年連続でうまくいったら、実力として、一般論的には文句ないっしょ。
来年で5年連続なら、認めていいと思う。
てことで、オレは復興したに1票。
795 :
名無シネマさん:04/11/22 13:26:24 ID:RfxPxVrR
なんで邦画には映画俳優が出ないのですか?
なんで邦画には全部原作ありきなんですか?
なんで邦画は2時間ドラマに見えるのですか?
なんで邦画の俳優はくさい演劇喋りなんですか?
なんで邦画は制作費に見合った絵にならないのですか?
なんで邦画のテレビCMは劇中では使われない歌手の歌が流れるんですか?
なんでメジャー映画会社が本腰いれて金かけた映画は糞になるんですか?
>>794 そういう邦画をとりまく外部状況を判断材料にするってもの説得力ありだね。
でも、ヲイラは自分で観た感じ、まだって思う。
邦画の底上げが来てるが、ダントツものがひとつふたつ欲しいなと。
797 :
名無シネマさん:04/11/22 18:12:49 ID:cfkZwxb9
何度か、話題になっているが、では何をもってして復興と定義するかじゃね?
ジャンルの多様性、平均制作費、年間興行収入、娯楽作品の製作本数においては、
確実に復興したといっていいかと。
あとは、ハリウッド映画との比較としての娯楽性、映画的な質の高さ、観客人口、
映画というジャンルの国内における文化的認知度、日本発信映画としての世界的競争力などの
問題が残っているとは思うが、それもいくつかはハリウッドリメイクや世界公開などで
徐々に増加しつつあると思う。
言うなれば、専門的に言えば、復興といって差し支えないレベルだろう。
だが、一般的には
>>796がいうような、記念碑的な作品がいるのだろう。
「踊る2」(180億)や「セカチュー」(80億)がそれを担えなかったのかもしれないのは、
それが純粋に映画的な出自を持ってないからかもな。
「ラストサムライ」とは言わぬが、これに近い主柱になる作品が邦画界から、
産まれたら、一般的にも邦画復興は受けいれらるのかもね。
邦画だけじゃなくて、アメリカ以外、ほとんど苦しいのでは?
ニモなんて、上映後、1週間以内で制作費を回収してる。
技術があって、英語が喋れれば、もう日本でしこしこやるのは馬鹿らしいと
思ってる人もいるのでは。
ハワイでCGの学校があって、日本人も行っているって松本零士が言っていた
と思う。
799 :
名無シネマさん:04/11/22 18:42:31 ID:wnX3Eeev
アメリカの凄いところはハリウッド以外の層も厚いことだよな。
かつてはカサヴェテスなどのニューヨークアングラの作家達。
今はPTAとか。リンチもそうなのかな?
本当、相手がアメリカなら勝ち目ないと思うよ。
日本映画界の問題点なんて何も解決されてないよね。
悪しき前売り券制度があるから駄作を作っても損をするのは前売り券を
押しつけられた所だけ。
製作会社が映画を作っても興行収入のほとんどは配給会社や興行会社が
持っていくから大金をかけて映画を作るのにリスクがあり過ぎる。
大金をかけて映画を作っても回収できる会社なんてテレビ局みたいに
限られた所しかない。
映画を作るのに理想的な環境とは程遠い、そんな状況でヒット作が
少し出たくらいで邦画の復興も何もあったもんじゃない。
801 :
名無シネマさん:04/11/22 18:57:04 ID:eho4AskB
興行収入の分配はどの国も大体同じでしょ。
日本だけで回収できないんだったら海外に売り込めば
いい。
世界市場における日本市場の占める割合は10%にも
満たないんだから。
802 :
名無シネマさん:04/11/22 19:48:41 ID:AbB5AD/O
外国映画を規制して、政府金貸しえて映画を作る
しかも、外国映画は宣伝させないし、いいアイディアがあったらパクる
そして、日本映画マンセー報道
これなら日本映画のシェア回復だね
803 :
名無シネマさん:04/11/22 19:56:11 ID:Hw9guHXq
805 :
名無シネマさん:04/11/22 20:09:43 ID:B9hfAmpZ
あと、俳優のデモ、アメリカ映画を追いだせ!って
806 :
名無シネマさん:04/11/22 20:25:10 ID:wnX3Eeev
質に関して言えば、これからは今年の水準を維持できればもう万々歳なんじゃないの?
今、会いにいきますは映画全体で言えばあともう少しの印象が強いけど
ちょっと前だったら考えられないぐらいシナリオの構成力が高いものだったと思う。
まあ、お金の流れを変えていかないとその程度の維持すら厳しいと思うけど。
邦画がやばくなったのは昨日今日の話じゃなくて2、30年前から言われてきたことなんだから期待過剰は禁物。
807 :
名無シネマさん:04/11/22 20:35:56 ID:B9hfAmpZ
実力主義にしないとどうにもならないな
才能ある人を伸ばしていかないと
先週やっていたゴジラ2000の酷さは凄かった。
もうゴジラは作らなくてもいいよ
もうすぐファイナル公開
810 :
名無シネマさん:04/11/22 21:10:07 ID:9dJFXyPm
実力というが、世界的には、初の邦人ハリウッド監督が二人も出てる。
俳優もどんどん世界進出中。(ハリウッドだけでなく)
これからもオファーは続くさ。
これを国、企業、国民が後押し出来るかが、鍵だろ。
だいたい、期待して裏切られる方が、期待しないよりは楽しめるがな。
811 :
名無シネマさん:04/11/22 21:15:50 ID:9dJFXyPm
補足。
正確には、邦人ハリウッド監督自体は二人だけではない。
成功したという意味で。
812 :
名無シネマさん:04/11/22 22:04:01 ID:Vu/4clb7
ハウルの興行がケタはずれだが、これはこれでやばいと思う。
というのは、稼ぎすぎると代理店やらなんやらがどんどん食い物に
していくから。
ハヤオも内心ヤバイと思ってんじゃないの
813 :
名無シネマさん:04/11/22 22:53:24 ID:9dJFXyPm
引退宣言を覆してから、本人にいろんな意味で覚悟は出来てると思うぞ。
確かに、今年は面白い邦画が多かったって声が多いな
東映は相変わらずだけど、東宝と博報堂の組み合わせが良い感じだ。
電通はだめなの?
818 :
教授:04/11/23 07:12:38 ID:Hx2RF9N+
*教授です。
初めまして。このスレッドは2ちゃんねるの中でも、屈指の好スレだと思い
ます。映画ファンの一人として、本日より書き込みさせていただきます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
819 :
教授:04/11/23 07:16:31 ID:Hx2RF9N+
【教授に聞く その1】
Q まず、このスレッドですが、教授はどんな印象をもたれましたか?
A 【低調?】邦画復興どう考えるその5【堅調?】というスレタイに
ひかれて、まずは読んでみたわけ。直近の50レスくらいを。そしたら
長文レスだし、まじレスだし、本腰を入れて最初から読み直したわ
けだね。
ほかの人も指摘しているけど、現段階となっては「低調?」って
いう言い方はもうおかしいと思うけどね。まあ、長年の流れがある
んだろうから、それは目をつぶりましょう。
820 :
教授:04/11/23 07:20:23 ID:Hx2RF9N+
【教授に聞く その2】
Q ほかには何か、感じたことはありますか?
A 映画に限らず2ちゃんねるの書き込みは、ほとん床屋談義で、ちょ
っとその世界に詳しい人が読むと呆れてしまうような、低レベルの
スレが多いけど、このスレは業界人や、ものすごく内情に詳しい人、
そして映画を愛している人が多いなあという、とても良い印象を覚え
たね。
もっとも、たまに批判されているように、内部にいるからと言って
素人を見下すような書き方はやめたほうがいいと思うけど。
821 :
教授:04/11/23 07:25:05 ID:Hx2RF9N+
【教授に聞く その3】
Q このスレッドでは、スレタイもレスもすべてが「邦画」で統一さ
れていますね?
A 僕は「日本映画」と必ず呼ぶので、以降のレスは一貫して「日本
映画」とします。訳はいろいろあるんですが、「日本で作られた
映画」だから「日本映画」なんです。「邦画」というのはあくまで
「洋画」の対極にあるものなんですね。
1980年代に日本映画が壊滅状態になって、「洋高邦低」という言
葉が言われたけど、この言葉が象徴するように、「邦画」はある種
蔑称的な意味合いを感じるんだよ。だから、「日本映画」。
822 :
教授:04/11/23 07:29:51 ID:Hx2RF9N+
【教授に聞く その4】
Q ここまで800レス、しかも長文ばかりを読んでいかが思われました?
A まずつまらない指摘をすると、「デビルマン」を全員がけなしてい
るのは賛成。演技以前の問題だし、ほとんど指摘がないけど、監督に
1980年代にピークがあった那須を呼んだのがそもそもの誤り。
これはいい。ところが返す刀で、「下妻物語」「スウィンガールズ」
までけなしている。いやはや。一体どんな映画を今まで見てきたの
やら。いかにレンタルビデオ屋に日参しても、CSで映画をたくさん
見ても、良い映画と悪い映画を見抜けないようでは、映画ファンの
名が泣くね。
823 :
教授:04/11/23 07:36:55 ID:Hx2RF9N+
【教授に聞く その5】
Q 教授は、評論家や一部コアな映画ファンにも評判の良くない「世界の
中心で、愛をさけぶ」をほめてますね。そして、上記の2本も。
A 「セカチュー」を素人の一部がけなすのはわかる。彼ら(彼女ら)は
映画の基準がないんだから。「市民ケーン」だってけなすでしょうね。
でも、このスレの住人のように映画を愛し、職業にまでしている
人が「下妻」や「セカチュー」をけなすのは、いかがなものでしょうね。
好みは否定しないよ。でも、この両者は作家性と娯楽性が見事に
融合している点で、日本映画史を変える力があったと思う。
行定は「ひまわり」の頃は、師匠の岩井俊二の影響を脱してなかった
けど、「GO」でふっきれ(興行的にはこけたが)「セカチュー」で
爆発した。
「下妻」は初日にシネクイントの熱気だけで、もう歴史が変わった
と思ったね。あれをけなしてどうすんの、と言いたい。
824 :
教授:04/11/23 07:43:41 ID:Hx2RF9N+
【教授に聞く その6】
Q 「スウィングガールズ」はいかがです。けなしている人がこのスレ
にいますが。
A 単館をメインにして20億円、今年の実写映画の第4位だよ。「ウォ
ーターボーイズ」の監督の新作だから…そんな安直な理由で、この
大ヒットを説明しては困る。
僕も4回見たが、いろんなBBSを読んでも、いかにこの映画にリピ
ーターがついたかわかる。つまり、愛されたんだよ。それは日本映画
としては本当に画期的なできごとだと思う。
「タイタニック」のメガヒットもリピーターの存在が大きい。つま
り、レンタルやDVDなどを待たず、劇場で複数回見たい映画を作る、
っていう教訓を映画人に与えた功績を否定してはいけないよ。
825 :
教授:04/11/23 07:49:42 ID:Hx2RF9N+
【教授に聞く その7】
Q 現在、大ヒット中の「いま、会いにゆきます」はいかがですか?
A 2度見たが、2度目のほうが感動したね。最初はTVの演出家が初
めて映画を撮るというので、バカにしていた。僕は映画を「本編」
と考える古い人間なので。
ところが、本当に新鮮な驚きを得た。かつて日本映画が衰退の
一途だった頃は、「北京原人」の佐藤純爾やら、昔の名前で出て
います、の監督しか映画を撮れなかった。そしてみなこけた。
やっと日本映画が復調し、新しい才能が映画に帰って(とあえて
言いたい)きたのだと思う。
「いまあい」のような映画がコンスタントに撮れるようになれば、
もうハリウッド映画など見る必要はないと思う。
826 :
教授:04/11/23 07:56:06 ID:Hx2RF9N+
【教授に聞く その8】
Q 日本映画にスター俳優がいなくなったのが、衰退の大きな理由と
書いている人が多いですね。いかが思います?
A 石原某などくずでしょう。あの当時の日活映画を見るのは簡単で
随分見たけど、設定がみな同じ、役者は大根。小林旭がまあまあ。
日本映画最大のヒーローは市川雷蔵だろうね。今、回顧上映を
しているが。オーラが違う。それに歌舞伎出身だから声はいいし、
端正でうっとりする美形。現代劇でも時代劇でも器用にこなす、
天性の才能。でも、いまどきあんな俳優がいても、誰もみないよ。
妻夫木聡を筆頭にした若手俳優、鈴木杏・蒼井優の「花とアリス」
コンビなど、本当に優れた才能が続々結集している。
松田優作のような大根が出てきて、映画界をだめにしないでほしい。
827 :
教授:04/11/23 08:04:35 ID:Hx2RF9N+
【教授に聞く その9】
Q 教授は、ずばり言って、日本映画は復興していると思いますか?
A 結論から言えば、「しています」。
僕は1973年から映画を見始めて、リアルタイムで日本映画の衰退を
体験してるんだけどね。70年代に「八甲田山」などの超大作が出て、
80年代に薬師丸ひろ子・原田知世の角川映画が出て、そういう単発
的なヒットはあったけど、現在の日本映画は明らかに違う。
一箇所からヒットが出るのなら、その人が有能で済むけれども、
現在は、病気ものの「解夏」「半落ち」「セカチュー」は当たる、
イヌの映画は当たる、女子高生はバンドを組む、ヤンキーがロリー
タに助けられる…もう、何でもあり状態でしょ。
役者も揃い、監督初めスタッフも揃い、企画も良くて、これ以上
何を望むのと私は言いたい。まじに来年は日本映画しか見ません。
828 :
教授:04/11/23 08:11:04 ID:Hx2RF9N+
【教授に聞く その10】
Q 最近はめっきりハリウッド映画の影が薄くなって、日本映画と韓国
映画ばかり目立ちますね。
A 韓国映画も、今年の「ラブストーリー」とか「猟奇的な彼女」とか
好きな映画はあるけど、くだらない映画も多いよね。「子猫をお願い」
なんて蓮実がほめているから「やばそうだなあ」とか思いつつ、
見てみたんだけど、くだらないのなんの。韓流ブームに乗って昔の
映画を輸入したんでしょ。
「オールド・ボーイ」を見て、すごいなあ、と感心したんだけど、
「シルミド」「ブラザー・フッド」とか、もういいよって感じ。
韓流おばさんも見たくないんじゃない。
韓国で一番ヒットした日本映画は、岩井俊二の「Love Letter」
だけど本当に影響が見えるね。この映画は傑作としか言えません。
829 :
教授:04/11/23 08:16:21 ID:Hx2RF9N+
【教授に聞く その11】
Q 教授の話には、見事なまでにアニメが排除されてますね。嫌いなん
ですか?
A はい、嫌いです(笑)。
僕は全国公開された日本映画、また都内で見るチャンスのあった単
館映画は、原則的にすべて見ようとしているんだけど、いかんせん
時間と体力がなくて。池袋のレイトショー、21:30からとか、そん
な映画までつきあえないよ。
で、アニメとか、仮面ライダー系の実写映画もパス。別に評論を
書いているわけじゃないんだから、義務で見る必要もないでしょう。
830 :
教授:04/11/23 08:24:42 ID:Hx2RF9N+
【教授に聞く その12】
Q 長年、リアルタイムで映画を見てきた教授から見て、現在の日本
映画の問題点とは何でしょう。
A このスレはレベルが高いし業界人もいるみたいだから、怖くて言
いにくいんだけど。
1.前売り券を廃そう…諸悪の根源と言われて幾星霜。
2.メンズデーを作ろう…レディースデーが映画復活の切り札にな
ったことでわかるように、値段を下げれば客は来る。
3. 映画俳優はTVドラマに出ないでほしい…生活を考えれば無理な
相談だろうが、竹内結子クラスまでTVに出るのはいかがなものか。
4.映画のサイトはまず日本映画を紹介しよう…Yahoo!でヒットする
サイトの9割方は、いまだに「キャット・ウーマン」だの
「80デイズ」だのをトップにして、記事のほとんどがハリウッ
ドネタ。古い! いい加減にその舶来万歳志向を変えよ。
831 :
教授:04/11/23 08:32:43 ID:Hx2RF9N+
【教授に聞く その13】
Q 教授、長時間に渡りありがとうございました。この項を終えるにあた
り、当スレッドの住人の方々に一言お願い致します。
A こんなレベルの高いスレッドを維持されてこられたみなさんに、ま
ずは敬意を払いたいと思います。まもなくこのスレも1000で、新スレ
が立つのでしょうが、少なくとも 【低調?】はやめませんか。
時代錯誤で、タイムスリップした思いがします。「洋高邦低下」と
言われた80年代に戻った気分になり、げんなりしますので。
先ほども言いましたが、チケットがはずみで手に入らない限り、
もうハリウッド映画は見ません「SW」も。来年は日本映画で締めます。
まずは100本が目標。映画は10本に1本当たればいいんです。若い人
は駄作に当たってもくじけないように。必ずあなたの名作に出会えま
すから。(この項・終わり)
つまんないやつが来たな。
そうね。
まるで、90年代の邦画を彷彿させられますた。
これで、せっかくの復興気分が...
834 :
名無シネマさん:04/11/23 08:46:51 ID:oWA5M3R6
来年はローレライ、イージス、戦国自衛隊 これが、キャシャーン、ハニー、デビルマン
こうならならないようにと
835 :
教授:04/11/23 08:56:59 ID:Hx2RF9N+
>>832 >つまんないやつが来たな。
それは君の判断だから、いいんじゃない。
それぞれの感性は重要だと思う。が、それを超えた良し悪しというものはある。
836 :
教授:04/11/23 08:59:34 ID:Hx2RF9N+
>>833 >まるで、90年代の邦画を彷彿させられますた。せっかくの復興気分が・
そもそも僕は、2ちゃん語が嫌いだ。「ますた」とか、気色悪いと
思う。
また、そのレス内容だが、意味不明。90年代の日本映画って、たと
えば何よ。
「櫻の園」「スワロウテイル」「うなぎ」??
837 :
教授:04/11/23 09:03:05 ID:Hx2RF9N+
>>834 >来年はローレライ、イージス、戦国自衛隊 これが、キャシャーン、
ハニー、デビルマン こうならならないようにと。
意味不明のレスだね。そもそも後者はすべて、漫画の実写化でしょ。
前者は、最初の2本がエンタ系のベストセラーの映画化で、役者も
きちんとしている。「戦国自衛隊」は昔の角川映画とほとんど関係な
い、全くのオリジナル映画でしょ。
それを比較してどうなるの? なお、「デビルマン」以外は語るに
足ると思う。意見の相違はあろうが。
838 :
教授:04/11/23 09:21:10 ID:Hx2RF9N+
portal 11/23更新
1 ハウルの動く城
2 いま、会いにゆきます
3 コラテラル
4 海猫
5 隠し剣 鬼の爪
6 笑の大学
7 血と骨
【教授の感想】すごいよね。上位7本中、日本映画が6本。もう、復興も何も
ないでしょう。数字がすべてとは思わないが、これで低調だと言ったら、笑
われるよ。東宝と松竹だけってのがおかしいけど。
839 :
名無シネマさん:04/11/23 10:16:41 ID:iOqLc3Je
教授はホラーに関して触れてないけど、今、Jホラーってすごいでしょ?
ハリウッドリメイクされたり、
亜流の作品が韓国、香港、東南アジアでばんばんつくられてたり、
世界の映画に対して結構な影響力あることをどういうふうに考えてる?
いまの時期、興行成績ベストテンに邦画が多いのは、別に特筆すべきことでもないと思うよ。
毎年11月は正月映画が公開されるまでの“谷間”“閑散期”みたいなもので、洋画の
配給会社は大作の公開を抑えてしまうもの。
ただ正月興行の“本命”が12月第一週にブッキングされると、“二番手三番手”の作品を
本命公開前に稼いでしまえとばかり11月の第三週第四週に封切ることは結構あった。
延期になった『ハウル』をこの時期に編成したのは、興行側の要請かもしれないけど、
「かき入れ時が早く来た」「バッティングが避けられた」と興行側も他の配給会社も
喜んでいるでしょうね。
教授、今度は自分が書き込むスレ削除されたと言ってブチ切れて、荒さないように。頼むね。
842 :
名無シネマさん:04/11/23 10:45:58 ID:xEwHjmCd
教授に一言
自作自演はほどほどに。
カキコの気持ちは理解できるが。
121−124とか教授みたいに痛い奴ほどコテハンにしたがるのは何故なんだ。
844 :
名無シネマさん:04/11/23 12:44:47 ID:T8pLR35b
その洋画が抑えてる時期に邦画が勝利できる状況を復興だといっている。
復興は自分の国の映画に対する誇りがあるから、嬉しいけど、
別に洋画を排除するほど排他的にはなれん。
スクリーンクォーター制は、日本の多文化取り込みの良さに反しているし。
845 :
教授:04/11/23 12:49:42 ID:Hx2RF9N+
>>839 >教授は、Jホラーどういうふうに考えてる?
アニメと並んで、既に世界に認知された分野だね。始まりは言うまでもなく
「リング」。劇場での終映後のどよめきは、本当に印象的。
あれと匹敵するのは、「マトリックス」の第一作くらいかも。
先日公開された「感染」「予言」は好きな映画だけど、国内では今一つだった。
あれは何でだろうね。この後、4作あるし、やや心配だ。
846 :
教授:04/11/23 12:52:34 ID:Hx2RF9N+
>>840 >いまの時期、興行成績ベストテンに邦画が多いのは、別に特筆すべき
ことでもないと思うよ。
過去の実績などを出して証明してもらわないと、信じられないね。
実写の日本映画が上位に5本も入っているなど、時期を別に、記憶にな
いけど。
847 :
教授:04/11/23 12:55:51 ID:Hx2RF9N+
>>841 >ゴジラひどいらしいねぇ
あまり語られていないけど、実は2004年は、ゴジラ作品が2本封切られる
年になるわけ。
つまり、東宝の本音とすれば、「ゴジラ」には早々にお引取り願って、
ほかの実写映画に傾倒したいわけだよ。そんなことは誰も言わないけど
ゴジラの成績はどんどん下がっていて、どっかで見切りをつけたかった
わけだよね。
いいタイミングじゃないの。なお、長澤まさみも出ています。
848 :
教授:04/11/23 12:58:35 ID:Hx2RF9N+
>>842 >教授に一言。自作自演はほどほどに。カキコの気持ちは理解できるが。
「自作自演」じゃなく、「自問自答」、「自画自賛」「自縄自縄」です。
気持ちを理解していただいて、ありがとうございます。
849 :
教授:04/11/23 13:00:25 ID:Hx2RF9N+
>>843 >教授みたいに痛い奴ほどコテハンにしたがるのは何故なんだ。
【理由】
1.名前を売りたいから。
2.「痛い」のが好きだから。
3.ハンドルネームがないと、書いた気になれないから。
850 :
教授:04/11/23 13:04:14 ID:Hx2RF9N+
>>844 >復興は自分の国の映画に対する誇りがあるから嬉しいけど、洋画を排
除するほど排他的にはなれん。
→外国映画はそれ相応の位置にいればよろしい。今まではそうじゃない
でしょ。「ロードショー」「スクリーン」みたいに、外国賛美の雑誌
が象徴するみたいな、舶来志向が嫌なだけ。
>スクリーンクォーター制は、日本の多文化取り込みの良さに反している。
→韓国映画はそれで成功したけど、現段階での日本映画を見る限り、
必要ないと思う。それより、映画のおしまいに「文化庁」と書かれた
映画が多いのは何でだろう。知ってますか?
851 :
名無シネマさん:04/11/23 13:09:01 ID:T8pLR35b
ゴジラはすでに2回やめるというか休むといっているので、
作品を生かすために空気を換える為のものだと読める。
引退作、復帰作は興行強いし。日本人の気持ちに訴えるものがあるのだろう。
長期展望が出来る東宝ならでは。
休んでる間のピンチヒッターの宣伝もしやすい。(モスラのヒットもある)
あと、自縄自縛な。
自縄自縄って何だよ。
インテリぶってるけどカキコをすればするほど無知を晒してるな。
853 :
名無シネマさん:04/11/23 13:20:47 ID:T8pLR35b
文化庁の審査通ると、助成金が出る。
文化庁の推薦があると、その関係の広報に乗る。
文化庁の推薦があると学校関係などの上映が増える。
日本人が権威に弱いから。
日本は資本主義が根付いて、50年程度だから、国家主導がまだ抜けきれないとこがあり、
企業先導でもその方向が出てしまいがち。だから、政治家、官僚が強くなる。
補足:中国なら、9割近くの作品が国家認定映画。
854 :
教授:04/11/23 13:21:56 ID:Hx2RF9N+
>>851 すみません。「自縄自縛」…一発変換できないんだもの。
「ゴジラ」全作品の興行一覧を先日見たが、ここ数年の東宝の勢いを考えたとき、
全く不要のシリーズだと思った。
末期の「男はつらいよ」は、10億円以上の興行収入を上げて、細々松竹を支えて
いたが、破竹の勢いの東宝の中では、あの手の映画は意味がないと思う。
でも、名シリーズだし、いろいろしがらみもあるんだろうから、華々しく引退さ
せようってことでしょう。監督はいかがなものか、と思うけどね。
自縄自縛は「じじょうじばく」と入力すれば一発変換は出来るけどな。
856 :
教授:04/11/23 13:25:47 ID:Hx2RF9N+
>>853 ありがとう。注目したのは以下の2点。
1.文化庁の審査通ると、助成金が出る。
→「海猫」にも文化庁の文字があったはず。あれのどこがよかったのか
な? 映画のできじゃなくて、存在意義として。
2.日本人が権威に弱いから。
→これはどうかな? 「文部省特選」「文部省推薦」という映画がある
ね。大体がくだらないし、ほとんどヒットしないと思う。権威など
ないし、興行的にも貢献していないように思うけど。
857 :
教授:04/11/23 13:28:04 ID:Hx2RF9N+
>>852 >>855 いや、変換できない。言い訳じゃなく。
>インテリぶってるけどカキコをすればするほど無知を晒してるな。
たとえば? 博覧強記だの、博識だの、映画通だの、シネフィルだの
とは縁遠いが、言われるほど「無知」とは思わないけど。
普通に知識はあると思う。
858 :
名無シネマさん:04/11/23 13:32:11 ID:T8pLR35b
せっかくだ、堂々とインテリぶってくれ。
859 :
名無シネマさん:04/11/23 13:42:08 ID:T8pLR35b
興行的なヒットだけじゃないんだって、スポンサーというお客を
納得させるためにも、必要だし、興行成績に出ないヒットもあるのよ。
そこら辺は勉強してください。
ヒットしないけど国家的な良質さを保障しなければならないの。
権威に弱いのは、例えば、学校とかに薦めた時に担当者が、
推薦がついてるのとついてないの、どちらを喜ぶか想像してくれ。
教授に教えてるのって、可笑しいな。
860 :
教授:04/11/23 13:42:31 ID:Hx2RF9N+
>>858 ご期待に添えるかどうか。
そもそも「勝手に生きる」を座右の銘にしているもので。
さっきのJ-ホラーの話、中途半端だったので続けます。
J-ホラーってそんなに見ないんだけど、「着信アリ」なんかはうまいなあ
って思う。気にしだしたのは、中田秀夫の「女優霊」から。あれは怖いね。
その後に「リング」を撮るわけだが。「呪怨2」は好きな酒井法子が出て
いるので見たいんだけど、評判を聞いただけで怖そうで見られない。「1」
「2」の同時上映が都内の名画座でやられていたけど、まじだめです。
861 :
教授:04/11/23 13:47:24 ID:Hx2RF9N+
>>859 2レスに分けます。
>興行的なヒットだけじゃないんだって、スポンサーというお客を納得
させるためにも、必要だし、興行成績に出ないヒットもあるのよ。
よくわからない。
ヒット=興行成績でしょ。もちろん、二次使用以降や公民館なんかで
の上映も含めての話として。
作品の良し悪しとは全く次元の違う問題として、ヒットというものが
あるわけでしょう。
862 :
教授:04/11/23 13:50:21 ID:Hx2RF9N+
>>859 >ヒットしないけど国家的な良質さを保障しなければならないの。
誤字をさかんに指摘された仕返しじゃないが、「保証」です、はい。
で、それはわかるよ。それは「良心的な映画」、たとえば耳が聞こえ
ないけどボランティアに参加した少女の話とかを撮るわけでしょう。
そういう映画はいくらでも過去にあった。これからもある。
でも、それで商売が成り立つのかを問題にしているわけ。
863 :
教授:04/11/23 13:55:04 ID:Hx2RF9N+
>>859 3レスになっちゃった。
>権威に弱いのは、例えば、学校とかに薦めた時に担当者が、推薦がつ
いてるのとついてないの、どちらを喜ぶか想像してくれ。
冗談で「教授」と名乗っているけど、学校の状況はよく知っているつも
り。で、そんな推薦に何かの権威を見出す人なんかいないって。
教師にせよ、父母にせよ、生徒にせよ。
それより、山形県の全学校で「スウィングガールズ」の割引券を配布し
たことこそ、注目すべきでしょう。
文部省特選の「ホタルの星」と、どっちがヒットし、どっちが県民に
誇りを持たせたか言うまでもないんじゃない。(「ホタルの星」の劇中
歌は、大好きな相田翔子さんが歌っています!)
864 :
名無シネマさん :04/11/23 15:33:18 ID:n0tWrjI8
いきなり伸びたと思ったら、こういうわけか。
スレタイの「低調」というのは適当につけただけでしょう。
過去スレにも興収に関しては低調ではないといのはさんざ言われてきたことだし。
でも気になるなら何かいいアイデアありませんか?教授!
865 :
教授:04/11/23 15:42:54 ID:Hx2RF9N+
>>864 >スレタイの「低調」というのは適当につけただけでしょう。
→そんなことはないでしょう。だって、前スレを初め、ここまでのスレタイ
を見れば一目瞭然では? 時代錯誤って感じ。
>気になるなら何かいいアイデアありませんか?教授!
→ありますよ。「日本映画、絶好調!」「日本映画、ついに復興」とか。
とにかく前向き、ポジティブなスレタイでしょう。
だって、ほとんどの人がその事実を容認しているわけで、スレタイだけが
1990年代で止まっているんだもの。ああ、しつこいけど、ネットの映画関
連サイトもそうだね。硬直したおばかサイトばかり、何が「ポーラ・エク
スプレス」だよと言いたい。
866 :
教授:04/11/23 16:18:17 ID:Hx2RF9N+
>>806 >質に関して言えば、これからは今年の水準を維持できればもう万々歳なんじ
ゃないの?
→同感だね。質もさることながら、内容の幅広さも特筆に値する。青春コメディ・
闘病物・時代劇・漫画の実写化・ファンタジー。壮観だね。
>今、会いにゆきますは映画全体で言えばあともう少しの印象が強いけど
ちょっと前だったら考えられないぐらいシナリオの構成力が高いものだった。
→これまた同感。けなすなと言いたい。その芽を摘まないで育てないと。
こうしたファンタジーをけなせば、またわけわからん「ゲイジュツ」映画
ばかりになるに決まっている。
867 :
教授:04/11/23 16:40:30 ID:Hx2RF9N+
>>807 >実力主義にしないとどうにもならないな。才能ある人を伸ばしていかないと。
この点はだいぶ改善されていると思う。
監督で言うなら、若手の台頭が著しいでしょ。すでに大家の雰囲気のある
行定勲なんか、まだ30代だよ。一時の日本映画なんて、50歳以下は映画を
撮っちゃいけないような雰囲気だったでしょ。
俳優も、緒方拳みたいなタイプばかりが前面に出て、若手はTVドラマに逃
げていた。典型的TVドラマ俳優の江口洋介が、「戦国自衛隊」で映画に
本格主演するのは象徴的(「スワロウテイル」などにも出ているけど)。
868 :
教授:04/11/23 16:46:10 ID:Hx2RF9N+
>>810 >初の邦人ハリウッド監督が二人も出てる。俳優もどんどん世界進出中。
これからもオファーは続く。国、企業、国民が後押し出来るかが鍵だろ。
浅野忠信・高倉健!・渡辺謙・栗山千明…ほんとすごいよね。「ヒマラヤ杉
の雪」で鈴木杏なんかが出ていて、信じられないと思っていた時期が懐かし
い。もう特別なことじゃないんだね。
監督はさらに言語の壁が薄いから(通訳がいればいいんだから)、どんどん
出ていってほしいね。そして、「邦画」じゃなく「日本映画」と呼ばれるに
ふさわしい映画を作ってほしい。
>>866 ゲイジュツ映画?そこまでなんで飛ぶのさ。
肩肘を張らない、気軽で親しみやすいTVドラマ的な映画は大賛成だよ。
だが、お金を払って観るのだから
明らかに安っぽい、質は低いものはどうかと。。。
ハリウッドとも興行収入を分け合える若者向けの作品などは
最近、勢いを感じるが、ブームで終わらないように上を見てがんばってほしいけどな。
宮崎アニメの位置付けをめざせ。
これからが大事、期待してる。
870 :
教授:04/11/23 17:03:59 ID:Hx2RF9N+
>>869 レス全体としては、賛同する。が、部分的にはちょっと気になる。
>肩肘を張らない、気軽で親しみやすいTVドラマ的な映画は大賛成だよ。
だが、お金を払って観るのだから明らかに安っぽい、質は低いものはどうか。
僕はTVを見ない。嫌いと言い換えてもよい。TVドラマは馬鹿にしている。そ
の点では多くの映画人と同じく、映画の優位性を認めている。だから、「踊る」
「踊る2」辺りは、心情的になかなか応援できない。2など、おもしろい映画
だとは思うが、TVが出自だと思うと、安っぽい感じがして。
「いまあい」はTVドラマ的ではないと思う。あんな連続ドラマはありえない。
871 :
名無シネマさん:04/11/23 17:17:31 ID:bSoEvybI
>>870 踊るはドラマとして人気がある。再放送もしている。
予算をかけ、質をあげ劇場で公開するのは歓迎するものだ。
観客が求めていないのならば、客は入らんだけだ。
セカチュー前にいまあいと、踊る2をぶつけていたら
結果は散々たるものだと思うよ。
>>870 TVを見ていない奴が、偉そうに語るなよw
NHKはダークなイメージがあるかもしれんが、
いい番組もやってるぞ?料金払っているだけのことはあるなと思う。
873 :
教授:04/11/23 17:39:04 ID:Hx2RF9N+
>>871 >踊るはドラマとして人気がある。劇場で公開するのは歓迎するものだ。
観客が求めていないのならば、客は入らんだけだ。
確かに。だからこそ、複雑な思いを覚えるのだ。「踊る」は駄作だったが、
「踊る2」はおもしろかった。そして、爆発的にヒットもした。僕ですら
2回見た。
でも、同じ監督の「スペース・トラベラーズ」を見て、なんじゃこりゃ。
つまりは、それなりの題材とめぐり合えただけの、凡才だと判明。
まあ、「踊る」に関しては多数のスレもあったことだし、僕ごときが付け
加えることもなかろう。
874 :
教授:04/11/23 17:43:41 ID:Hx2RF9N+
>>871 >セカチュー前にいまあいと、踊る2をぶつけていたら結果は散々たる
ものだと思うよ。
全部、東宝作品だね(笑)。
それはないでしょ。「踊る」と「セカチュー」は、まるで異質な作品だ
し、そもそも東宝がそんな愚をおかすわけがない。
「いまあい」は、明らかに「セカチュー」のヒットを受けてヒットした
と思う。作風は違うが泣けるという点では同一だから。
よくこの2作のどちらが良いか述べているが、僕は断然「セカチュー」
派だね。行定勲の前に一体誰がいるのと問いたい。
875 :
教授:04/11/23 17:46:19 ID:Hx2RF9N+
>>872 >TVを見ていない奴が、偉そうに語るなよ。
じゃあ、そう言う君は「宇多田ヒカルってへたくそだよな」って言う
時、彼女の「じゃあ、歌ってごらんよ」と言われ、歌うのかな?
野球の選手に「へぼ! 落としてんじゃねえ」と叫ぶ君は、プロ野球
で通用するのかな?
評論とは、その中にいなくても言えるものなのだよ。そんな基本的な
こともわからないの。あきれるね。
>>873 人の話か?
いまあいは
最高の追い風の中、素晴らしい食材を腕のない料理人達が創った作品だね。
脚本は構成上の粗もあるが、出来は良いとは思う。
877 :
教授:04/11/23 17:49:14 ID:Hx2RF9N+
>>872 >NHKはダークなイメージがあるかもしれんが、いい番組もやってる
ぞ?料金払っているだけのことはあるなと思う。
君はNHKの回し者か? 僕は自慢じゃないが、この20年くらい、受信料
なるものを払ったことがない。
論拠はさまざまあるが、まずは「TV番組そのものを見ない」に尽きる。
相田翔子さんが出る番組すら見ない。TVとはDVDを見るために存在して
いる。それが何か?
>>875 アフォか・・・お前はTVは見ていないのだろ?
何言ってんだか・・・
>>877 アフォだな。。。説明しようか?
映画で例えると、邦画をずっと観ていない人が
邦画そのものを馬鹿にしてるというわけさ。
作品版で観てもいないのに批判しているバカはお前か?
早く病院に行ったほうがいいよw
880 :
879:04/11/23 17:58:39 ID:9Y5B/2Zh
訂正な。
作品板のスレで観てもいないのにその映画を批判しているバカがいるが、お前か?
業界が、何故、北村龍平を重宝するのかわからん時がある。
長渕の桜島のライブDVDも監督するらしいが。
>>876 お前人が言ってるのと反対のこといってるだけじゃんw
>>881 オヤジキラーなんじゃない?あいつ。
自信満々で大口叩くところが気に入られちゃうんだよ、きっと。
マネーの虎とかで馬鹿な社長から大金せしめるタイプだ。
>>873 「サトラレ」も見てやれ。それなりに佳作だゾ。
凡才としてもそれなりの題材にめぐり合えればなんとかなるんなら
そうすればよいだけのこと。
せっかくの素材を台無しにしてしまう脳無しよりはよっぽどまし。
本広を誉めるのは流行じゃないみたいだけどそれなりに力はあるよ。
886 :
教授:04/11/23 20:24:18 ID:Hx2RF9N+
>>878 >アフォか・・・お前はTVは見ていないのだろ?
だ・か・ら、そういう君は、東京ドームのステージで歌ってるの?
歌ってなくても批判可能でしょうが。
887 :
教授:04/11/23 20:27:52 ID:Hx2RF9N+
>>879 >映画で例えると、日本映画をずっと観ていない人が日本映画そのもの
を馬鹿にしてるというわけさ。
そういう行為は好ましいとは思わないが、単純には批判できないな。
イラクの戦争を批判する人が、どの程度、イラクの内情に詳しいのか
な? イラクに行ったことはあるの、ないでしょ。それでも批判も
賛美もありうるでしょう。そういうこと。
>早く病院に行ったほうがいいよ。
もう通ってるよ。素人があれこれ言うな。
888 :
教授:04/11/23 20:29:36 ID:Hx2RF9N+
>>880 >作品板のスレで観てもいないのにその映画を批判しているバカがいる
が、お前か?
違う。
ちなみに最近のがっかりは「海猫」。今年の最低は「carmen.」。
889 :
教授:04/11/23 20:33:53 ID:Hx2RF9N+
>>880 >業界が、何故、北村龍平を重宝するのかわからん時がある。
でしょ。そうだよね。
「あずみ」「スカイハイ 劇場版」などを見たが、特に後者はひどい。
あまりにひどい。劇場で公開するなど論外だと思う。しかも全国!
890 :
教授:04/11/23 20:36:30 ID:Hx2RF9N+
>>876 >いまあいは、最高の追い風の中、素晴らしい食材を腕のない料理人達が創
った作品だね。
まあ、当たらずとも遠からずかな。あの監督が映画の二作目を撮れるとは
思えないね。
891 :
教授:04/11/23 20:38:23 ID:Hx2RF9N+
>>883 >(北村龍平は)オヤジキラーなんじゃない?
ハリウッド進出などと聞くと、そういう部分はあるかもしれない。
とにかく才能はない。これだけは言える。
892 :
教授:
>>884 >本広を誉めるのは流行じゃないみたいだけどそれなりに力はあるよ。
流行で物を言っているわけではなく、自分は「たまたま運が良かった
だけ」と思う。彼は来年新作が公開されるそうだから、それを待って
判断してもいいとは思う。
でも、「踊る」がらみじゃわからないけどね。