続・古き「名作」「いい映画」観たい時は俺に聞け

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1
古い映画=暗い、鬱陶しい、難しい、と思っているあなた、それは
間違っていますよ、こんなに面白い映画が、すぐそばに無数にあるのに
もったいない、トホホ・・・・・・
可哀想なあなた、一度、まぁこのおっさんに騙されたと思って、
付き合ってちょ〜〜だい!!・・・・でも、ハマっても知りませんよ

サスペンス、ギャング、コメディ、戦争、ミュージカル、恋愛、ホラー
邦画、SF、ウエスタン、ホームドラマ、アミメ、お涙頂戴、ETC
何でも来いです。(俺は何でも来いじゃないが、凄い人が・・・・・・)

さぁ、寄ってらっしゃい、観てらっしゃい!!!

過去の書き込みは、この下です。

http://choco.2ch.net/test/read.cgi/movie/1001838422/
2名無シネマさん:01/11/08 15:39 ID:/ZLPEu8s
ショ−シャンクの空みたいな、結末が
エッ−で、スカッとする映画ないですか?
3名無シネマさん:01/11/08 15:52 ID:6ANtn6KS
>1
なんかめちゃくちゃウマイですなw
昔弁士やってたとか?
4リーサラウェポン:01/11/08 15:54 ID:P3uvgVMl
「北国の帝王」はどうよ?
あれ最初に見たときはイカれたオヤジがニワトリ
ふりまわしてて面白れえと思っただけだけど、今
改めて見てみるとあいかわらずオヤジ二人のイカ
れっぷりが素敵。。。
じゃなくて、男の執念というかなんというか、そ
ういう物のパゥワァを感じれて良かったぞ。

レンタルが極めて困難な事が問題ではあるが。。。
5シネマ三四郎:01/11/08 16:01 ID:daF4fLI0
>>1さんへ。
スレッドの「続編」封切り、おめでとうございます。
続編にもあつかましくお邪魔させていただきます。

>>2
ラストがスカッとする映画、「古い映画」では、私は
「歴史は夜作られる」をおすすめいたします。

それと、比較的新しいところ(といっても30年近く前)では、
ロバート・レッドフォード主演「ホット・ロック」
バート・レイノルズ主演「ロンゲスト・ヤード」

などはどうでしょうか。
6名無シネマさん:01/11/08 16:03 ID:m/3wz/I3
灰とダインヤモンド
7:01/11/08 16:06 ID:a905Tfdr
>2さん
恥ずかしいねんけど「ショーシャンクの空」観てないねんけど、
俺の思うエッーで、スカッとする映画でいいですか?、ええかっこ言った割に
いきなり頼りなくてすみません。
「テキサスの五人の仲間」(フィルダー・クック)
主演は、ジェーン&ピーターのお父ちゃんヘンリー・フォンダと
ポール・ニューマンの嫁さんのジョアン・ウッドワード、あんまりごちゃごちゃ
言うと、ネタバレになってしまうので、一度観てやって下さい。
もう少し待って下さいね、強力な助っ人が続々登場しますので・・・・・・
俺も思い出したら、直ぐに書き込みます。なんせ「ショーシャンク・・」観てな
いのは、辛いものがあります、イメージがなかんか・・・・
8:01/11/08 17:00 ID:QabRo6pd
>3さん
30年間、しがない服屋さんでおます。

>リーサラウェポンさん
「北国の帝王」(ロバート・アルドリッチ)面白いね、おっさん二人、そんな必死にならん
でも、ホーボー(リー・マーヴィン)、車掌(アーネスト・ボークナイン)どちらも
大好きな俳優なんですよ、ビデオは結構置いてる店多いと思うよ。

>シネマ三四郎さん
ありがとうございます、ドンドンよろしくお願いします。

「歴史は夜作られる」(フランク・ボセージ)いいですね、俺はシャルル・ボワイエも
ジーン・アーサーも好きやから、コックのおじちゃんも可愛いかったし、でも
ちょっとコミカルすぎるかなぁとも、思いましたが・・・・・・
俺はジーン・アーサーの役がアイリーン・ダンでも良かったなぁ、と観た時に
思っていました。どうしても大好きな「邂逅」(レオ・マッケリー)のイメージが強くて
シネマ三四郎さん「邂逅」みはりましたか??

>6さん
「灰とダイヤモンド」(アンジェイ・ワイダ)は好きな映画やけど、スカッとした??
別に、けちつけてる訳やないんやで、気悪したら、ゴメンやで

>2さん
エッで、スカッと、ちょっと違うか解らんけど
「フロントページ」(ビリー・ワイルダー)この映画は前に「ヒズ・ガール・フライデー」
(ハワード・ホークス)、その前に「犯罪都市」(リュイス・マイルストン)がある、リメイク作です
が、主演はジャック・レモンにウォルター。マッソー、それにレモンの恋人役に
若いスーザン・サランドンも出ています、最後にエッがあって、ニタッですが・・
9クルーゾー:01/11/08 17:38 ID:eDACQkHD
>1さん
祝!新スレ!!
それにしてもすごい口上ですね。
アミメって・・・そりゃ、網目のタイツは好きですけどね。

「大砂塵」って、ジョニ〜〜ギタ〜〜〜の歌のでいいんですか?
映画は録画してあると思うんですけど、まだ見てないんです。
この歌、うちのオヤジが好きでして・・・

さっき、タロウを見てたら、ジャック・ホーキンスのことが出てたんです。
あの人、66年の喉頭ガンの手術してから声が出なくなってたんですってね。
その後の出演作は、他の人が声をあててたと書いてありました。
こういう事ってあるんですね。知りませんでした。
他の俳優でもあるんですか?
思いつくのは、エノケンが足を切断してから、
義足で演技していたというのを聞いたことがあります。

アラン・ドロンは好きなんですけど、「ロミーの青春を返せ!!」と言いたい。

>新参者さん
前スレの最後でアヌーク・エーメの話が出たので、
彼女の父方の姓はドレフュスなんですって。

>2さん
「ショーシャンクの空に」
どんでん返しの映画は結構あるけど、
あの映画みたいに清清しく終わるのは少ないような気がします。
だから、好きな人が多いんでしょうね。
「テキサスの五人の仲間」が出たので「スティング」も良いですよね。
でもこれは見たことあるかも。
「ニュー・シネマ・パラダイス」の最後も良いかも。これも有名か。
ケイパーものもこの範疇かな。何かを盗み出そうとする話。
「泥棒成金」「おしゃれ泥棒」みたいな。
「勝利への脱出」もいいかも。脱出物も成功するものなら良いんじゃないかな。
10116:01/11/08 18:10 ID:/QkW6D+P
>1さん
いつもありがとうございます。
続篇の開始ですね。前篇のスレッドを立ててから一ヶ月ちょっと。
感慨深いです。

モーリン・オハラが出演している「静かなる男」は子供の頃観たけど
覚えていなくて、「三十四丁目の奇蹟」は未見です。でも、録画して
あるので近いうちに観てみます。「男の敵」に関しては書きたいことが
あるのですが、これは明日にします。

この前の書き込んだ後、「マダムと泥棒」のケイティ・ジョンソン
婆さまのことを書かなかったことを後悔しました。いい感じでしたね。
観終わってから気になって彼女の出演作を調べてみると、初めて
映画に登場したのは50歳台半ばとのこと。ほかの経歴は知らない
けど、だからあの味が出せたんだと一人勝手に納得しています。

「大いなる遺産」は見てないのですが、凄く若くて頼りない
アレック・ギネスの姿、とても気になります。この題名が出て、
ちょっと後に撮られた、監督(D・リーン)、原作者
(C・ディケンズ)とも同じの「オリヴァ・ツイスト」にも
彼が出演してたのを思い出しました。ここでも思いっきり
悪役メイクで子供たちにスリをさせて上がりをかすめる
こすいおやじ役でした。「マダムと泥棒」だけじゃなかった。

僕が住む区の公立図書館には邦画・洋画合わせて約1,000本の
ビデオが所蔵されています。話題にのぼった「ニュールンベルグ
裁判」などのビデオを先日から借りて録画しています。只なので
早いうちに撮りだめしておいて、あとで観ようと思います。
11:01/11/08 18:42 ID:9f4QL0TJ
>クルーゾさん
そんなスゴかったですか、口上、昨日寝る時考えていて、寝れなくなって、
仕事中に寝て、俺はアホか・・・・・・
俺も網目のタイツ大好き〜〜、凄いそそるもんね、何の事かとフッと見たら、
ぎゃ〜〜〜、黙っていたら解りません、新しいジャンルの映画と思ってくれる

「大砂塵」ごめんなさい、俺、この映画ジェーン・クロフォードとスターリング・
ヘイドン小林 旭風ギター担ぎ以外、何にも思い出せないです。

ジャック・ホーキンスの事は全然知らなかった、ちょっと違うけど俺は
「赤い風車」の名前出てこん男優が、どうしてロートレック役演じたんかが
不思議で、不思議で、足は一体何処にいってしもたんですかね

俺にも言わせて下さい。
「やいドロン、ええ思いして良かったね」
「やい、T・カーティス、俺のJ・リーとK・カウフマン可愛がりやがって」
「やい、トランティニアン、別嬪の女優ばっかりとおいしい事しやがって」
12:01/11/08 19:15 ID:lNvv30yv
>10 116さん
116さん、1ヶ月ですか、本当に早いですね、でも116さん達とは、何か
随分と昔からの知り合いのような気分になってしまいます。

「男の敵」の事、楽しみにしています。かなり前に観た映画なもんで、記憶が
薄れていますが、話を聞いてるとボツボツと思い出してくるのですよ
「マダムと泥棒」のケイティ・ジョンソン婆さんはこの映画の印象が強烈すぎて
難しいでしょうね、他の性格を演じるのは、観る方がどうしても先入観持って
観てしまうようで、「イヴの総て」のアン・バクスターも、そういう事言われてい
たと読んだ事があります。

「大いなる遺産」のアレック・ギネス勘違いしてるのかなぁ、何か凄く若く思った
のは、ジョン・ミルズだけだったのかな?、俺勘違い多いからなぁ・・・・・

洋画、邦画あわせて1000本、どえらい違いじゃ、近所の図書館では古い映画
10本位しか、それも超有名作ばっか、そういやえらい地域に住んでるもんな
13シネマ三四郎:01/11/08 19:23 ID:daF4fLI0
>>2
2さんへ。スカッとする映画の追加です。

「ショーシャンクの空に」は、私も大好きな映画です。
原作(「刑務所のリタ・ヘイワース」スティーヴン・キング作)
を先に読んで、映画をあとで見ると期待はずれなことが多いんですが、
この映画は例外でした。

そこで、似た雰囲気の映画を考えたのですが、

「愛のメモリー」という、いまをときめくブライアン・デパルマ監督の
初期の作品があります。ミステリーものです。

それと、SFで「フィラデルフィア・エクスペリメント」。
「ストリート・オブ・ファイアー」のマイケル・パレ主演です。

それと、スポーツもので3本ほど。
(比較的新しいのでもう見ておられるかも・・・)

「がんばれ!ベアーズ」(主演:テータム・オニール)
「スラップ・ショット」( 〃 ポール・ニューマン)
「ナチュラル」    ( 〃 ロバート・レッドフォード)

以上です。ご覧になって、お気に召さなかったらすみません。 
14ホリヰ:01/11/08 19:40 ID:4LIglhHS
>>13
>「スラップ・ショット」( 〃 ポール・ニューマン)

あの映画でポール・ニューマンが「あっそれ、ハンラハンの女房はレズビアン!!」
とからかわれていた人ですが、「遊星からの物体X」で頭が蜘蛛になってしまった
マイケル・ハラハンじゃなかったですか?
だとしたら俳優名がそのまま役名だったんですね。
15アルフレド・ガルシアの首を漏れんとこに持って来い:01/11/08 20:31 ID:L9KAGx8A
新スレ、まずはめでたい。

「ナチュラル」は感動しました。

「ショーシャンク」は漏れも好きです。
店主にも見てほしい。
エーって感じはないけど
同じ脱獄物で「パピヨン」なんかどうよ。
音楽が有名です。
16名無シネマさん:01/11/08 20:52 ID:R7U3XqTN
アゲ
17メイヤー(前スレの220):01/11/08 21:53 ID:UcHoAWGx
>>8
「邂逅」は私も観たことがあります。3回映画化されたうちでは最高の出来映えと言われていますね。アイリーン・ダンはミュージカル出身なのですが、「邂逅」でも2曲ほど歌っていました。
あと、ダンはニューヨークのメトロポリタン歌劇場のテストに失敗してミュージカルの世界に入ったと言います。
彼女は「ロバータ」「ショウボート」などミュージカル映画でも代表作を残しました。
1さんは「めぐり逢い」(ケーリー・グラントとデボラ・カー)はご覧になったことありますか?
この時のカーの歌はマーニ・ニクソン(「王様と私」「ウェスト・サイド物語」「マイ・フェア・レディ」に声の出演)の吹き替えです。
18エミリーの薔薇:01/11/09 00:55 ID:0fkCVYmI
>1さん、レス有り難うございます。以下、雑感を。
アヌーク・エーメなら、大人の色香たっぷりの「男と女」しかありません。
冒頭の、埠頭で子供に童話を語る(?)場面。
浜風になびく栗色の髪を、何度も掻き上げるその仕草からして
世の男性諸君は前後不覚になるってものでしょう(w

「モンパルナスの灯」での美しさも特筆物なんですけど、
どうしてもジェラール・フィリップの凄絶さに、損しちゃってる気がします。
「夜ごとの美女」のような軽快なジェラールもイイですね。早逝が惜しまれます。

私の好きな女優さんは、数が多すぎて訳が判りません。
「ギルダ」のリタ・ヘイワース、「虹を掴む男」のヴァージニア・メイヨ、
「シンシナティ・キッド」のアン=マーグレットといった妖艶な面々も、
「恋愛専科」のスザンヌ・プレシェット、「赤と青のブルース」のマリー・ラフォレ、
「情婦マノン」のセシル・オーブリー、「太陽はひとりぼっち」のモニカ・ヴィッティ、
それこそ枚挙に暇がありません。映画好きの悲しい性って奴でしょうか(w

しかし敢えて一人となると、「恋愛時代」のマリナ・ヴラディに尽きます。
「洪水の前」での小悪魔的な印象も忘れ難いのですが、マルチェロ・マストロヤンニと
共演した「恋愛〜」での、豊満な肉体とあどけない表情を備えた天使よ!

この2作以降、美貌も存在感も「ただの人」と化していくだけに、尚更思いが募ります。
趣味の良い1さんならば、お判り頂けると思うのですが如何でしょうか。

最後にイマイチ馴染めない女優を。その筆頭がイングリッド・バーグマンです。
「汚名」でのケーリー・グラントとの濃厚なキスシーンが、凄く汚く感じられて以来
何を観てもトラウマです。

カトリーヌ・ドヌーブも、完全無欠の美女だと思いますけど私はダメ。
アリダ・ヴァリやグレース・ケリーの方が断然好き。困ったものです(w
19潮風のウォーケン:01/11/09 01:45 ID:lS1C3i1F
すごいー。ちょっと間来なかったら新スレ突入ですか!
なんて早い回転。読むの大変だったが読んだぞ!
>1さん、スレ立てご苦労様です。ガルシアさんもご苦労様です。(^-^)
時たまキツめの一行レスがある程度で荒しも無いし、奇跡のようなスレですねー。
>1さんと常連さんの努力の賜物ですね。

11月18日にBSで「道」放映しますね♪
いつかイタリアへ行って、
でかいマカロニをでかい鉢ででかいフォークで食べたい…。
この映画のワンシーンのように…。て、また食べ物の話だ。
ループしてごめんなさい。(^-^)
ジュリエッタ・マシーナ続きで「ジンジャーとフレッド」も放映して欲しいなぁ。

「カサノバ」も放映されるんでうれすいな。すごいマニアックだNHK。

>2さん
結末がエッ!て感じではないですが、スカッとするなら
「アンタッチャブル」ですね。もう、映画館出たときは晴れ晴れでした。
飲めないくせに、ネスにあやかって一杯やりたくなっちゃいました。
ポピュラーすぎて参考になりませんか。(^-^)

>13のシネマ三四郎さん
『刑務所のリタ・ヘイワース』とっても良かったですよねえ。
表題の『ゴールデン・ボーイ』が霞んで見えるのは私だけかしら。(^-^)

>15のガルシアさん
「パピヨン」でえ好き。音楽もピッタリ。好きな余り原作も読んだ。
良かったですよ。チョト長いけど。
20名無シネマさん:01/11/09 02:28 ID:HHk186A2
ポーランド映画「夜行列車」はどう?
21クルーゾー:01/11/09 09:27 ID:ecLSJsyS
>1さん
「ショーシャンクの空に」
原作の題名「刑務所ノリタ・ヘイワース」と聞いて、
見たくなってきたんじゃありませんか。

「赤い風車」
ほんと、ほんと、ホセ・ファーラーのは特撮なんですかね。
でもあの時代に・・・

新スレを記念して、
ここ独自の話題で盛り上がってみてはどーでしょうか?
豊満女優・子悪魔女優・世紀の美女などで。
22名無シネマさん:01/11/09 10:00 ID:Nif4uyEJ
これは見てないと損だ、というようなかなりいい映画を教えてください。
なん作品でもいいです。
23名無シネマさん:01/11/09 12:30 ID:yRBEUSzF
age
24シネマ三四郎:01/11/09 12:39 ID:uULuMKPP
>>22 さんへ。
「見てないと損」な映画は、たくさんありますので、
できれば、ジャンルかどういう雰囲気の映画か、
好みを挙げて頂ければありがたいのですが。
25クルーゾー:01/11/09 12:51 ID:yfWgIvQn
「見てないと損だ」と思える映画

「情婦」ビリー・ワイルダー監督
「街の灯」チャップリン
「キッド」 同上
26さりん:01/11/09 14:03 ID:F8bihxOO
映画に於いて観てないと損とか得とか無いです。駄作にも一つ位 学ぶ事はあります。他人に勧められた物より、自分で見つけた時の感動の方が大きい筈です。気になる作品は、取り合えず観る事を勧めます。
27さりん:01/11/09 14:07 ID:TOWU6eS7
ところで私の好きな女優は、マルト・ケラーとシャーリー・マクレーンです。賛成の方お待ちしてます。
28:01/11/09 14:59 ID:jUo90wbP
>ガルシアの首さん
色々ありがとね、すっかり面倒かけちゃって、教えて貰ったようにリンク「全部」
したんだけど、俺、ヘマしたんと違うかな、リンクのところクリックしたら、
810くらいしか出てこんかった、それは「全部」をコピーする前に、「全部」
の更新すべきやったと、今頃になって気が付いた次第です。ごめんなさ〜〜い

>17 メイヤーさん
「めぐり逢い」観てますとも、俺は後で「邂逅」を観たんだけど、監督が同じ
レオ・マッケリーで当然かも知れませんが、出だしから殆ど一緒、ちょっと
びっくりいました。でもどちらも好きですね、でも男優の方はシャルル・ボワイエ
の方が、女優はアイリーン・ダン、デボラ・カーとも上品すぎてクラブ歌手には
見えず、海千山千をこなすバーバラ・スタンウイックが良かったように思ったん
だけど・・・・吹き替えの事は全然知らず、俺はどの映画でも、皆な歌もさすが
に上手いと思っていました。

>エミリーの薔薇さん
俺は確かに髪を掻き揚げる仕草に、前後不覚に陥りかけるのですが、美人スレン
ダー女優宿命の年を老う事の<険>を感じてしまうのですよ、もし頂けるのであれ
ば「男と女」のA・エーメより、迷わず「モンパルナスの灯」のA・エーメ頂きます。

俺はジェラール・フィリップは「肉体の悪魔」が好きですね、軽妙なJ・フィリッ
プより、真面目なフィリップの方が・・・あれだけ趣味があったエミリーの薔薇
さんとここで、小さな亀裂が・・・・

リタ・ヘイワース「上海から来た女」も観てやって下さいませ
「虹を掴む男」のヴァージニア・メイヨはめちゃめちゃ可愛いかったね、ここで
亀裂完全に埋まる、ダニー・ケイとの共演はいつも可愛いね、でも他の映画との
落差も大きいけど、アン・マーグレットは「ポケット一杯の幸福」が可愛いかった
俺、前から思っていたけど、スザンヌ・プレシェットって、作品に恵まれんかった
ね、「恋愛専科」の甘い青春映画専門みたいになって、トロイ・ドナヒューと結婚
したのもまずかったと思うね、第二のモンローかと言われていたのに、本当に
残念な女優さんやね。マリー・ラフォレはあんまり好きじゃないけど、ちょっと
パーちくりんみたいやし、ここで亀裂復活、セシル・オープリも「情婦マノン」
だけやったね。モニカ・ヴィッティはいいじゃないですか、あのアンニュイさは
「夜」「太陽はひとりぼっち」も良かったじゃないですか、これで亀裂完全修復
マリナ・ブラディはじぇったいに「洪水の前」やね、俺はこの映画ずっと観れずに
最近に観たんやけど、やっぱり予想を違わぬ魅力があったね
俺はイングリット・バーグマンは「カサブランカ」やね「君の瞳に、乾杯」いい
じゃんか、それとやはりR・ロッセリーニの「イタリア旅行」、それとベルイマン
の「秋のソナタ」全部観た訳やないけど、各時代のこの3本が好きですね
アリダ・ヴァリは俺も好き、それにここではあんまり話題にならんのやけど
フランソワーズ・ロゼエ、アンナ・マニャーニ、シモーヌ・シニョレが大好きなんよ
勿論、美人路線も好きな人多いけど・・・・・・
29名無シネマさん:01/11/09 15:25 ID:c5tMd/1I
>1さん
スザンヌ・プレシェットは第二のリズ・テイラーと呼ばれたと思います。
第二のモンローと呼ばれたのは何人かいるでしょうが、同じ会社という事で
シェリー・ノース「スカートをはいた中尉さん」(56)etc.を挙げたいですね。
30:01/11/09 17:21 ID:q13rKttT
>潮風のウォーケンさん
俺も、時たま読み返すけど、スレ読むんだけでも結構な時間かかるね
真面目なスレになっているのは、ただただ皆さんの御蔭です。

イタリアには、色々の物を始末してでも近い将来必ず、行って下さい。イタリアの
地を踏むだけで満足出来る事と思います。お節介ですが、もしも行く時は、ホテル
場所には気をつけて下さい。絶対にメインの場所で、ミラノだったらドゥオモ界隈
ヴェネチアだったら、サンマルコ広場界隈というように、でないと夜危なくて、
うろうろ出来ません。

>20さん
「夜行列車」イエジー・カワレロウイッチ監督ですね、この列車に乗り合わせた
人々の人生模様ですね、監督夫人のなんとかニッカが主演しています、ポーランド
のジェームス・ディーンと呼ばれた、なんとかチブルスキーも出演しています。

>21 クルーゾさん
「赤い風車」(ジョン・ヒューストン)ホセ・ファーラーでしたね、特撮ですか?でも
やっぱり不思議!!

豊満女優は直ぐに思い出すのが、超巨乳アニタ・エクバーグ、
中巨乳ジェーン・ラッセル、可愛い巨乳ジーナ・ロロブリジータ
世紀の美女は「うたかたの恋」のダニエル・ダリュウ「トロイのヘレン」の
ロッサナ・ポデスタ、「ローマの休日」のA・ヘップバーン、「花嫁の父」の
E・テーラー、「拳銃無宿」ゲイル・ラッセル
小悪魔女優、グロリア・グレアム

>22さん むちゃくちゃ多くなりますが、抜粋して
「素晴らしき哉、人生!」(フランク・キャプラ)「自転車泥棒」(ヴィットリオ・デ・シーカ)
「アパートの鍵貸します」(ビリー・ワイルダー)「道」(フェデリコ・フェリーニ)
「忘れられた人々」(ルイス・ブニュエル)「現金に体を張れ」(スタンリー・キューブリック)
「赤い風船」(アルベール・ラモリス)「逢びき」(デヴィット・リーン)
「レディ・イヴ」(プレストン・スタージェス)「殺人狂時代」(チャップリン)
「恐怖の報酬」(アンリ・ジョルジョ・クルーゾ)「太陽がいっぱい」(ルネ・クレマン)
「ウエストサイド物語」(ロバート・ワイズ)「戦火のかなた」(ロベルト・ロッセリーニ)
「裁きは終わりぬ」(アンドレ・カイヤット)「舞踏会の手帖」(ジュリアン・デュヴィヴィエ)
ちょっと多すぎたけど、後200〜300本位は最低観て欲しいです。
31:01/11/09 17:42 ID:oUEGpGeF
>29さん
S・プレシェット、ぎゃぁ〜〜〜、第二モンローになってますね、ごめんなさい。

俺は第二のモンローはいないように思うのです。
32116:01/11/09 18:00 ID:vIBA6/Sb
>1さん
ジョン・フォードの「男の敵」を観たのはかれこれ7年ほど前。むかっ腹立てて
観終わった覚えが。この間、ビデオを整理した時にこの作品を見つけ、もう一度
観ようか観まいか迷っていたのですが、ここで名前が挙がった以上観ないわけには
いきません。その日の晩はサッカー日本代表対イタリア代表戦を観てひとしきり
盛りあがった後、すぐ寝て早起きしこの作品を再度観ました。筋はわかっているので
この前観た時のような興奮はなく、冷静に観ることができ、フォードの出身地で
あるアイルランドのひとつの時代を背景としたドラマでキリストの教えのひとつを
テーマとしていること、ヴィクター・マクマレンの演技の素晴らしいことを
確認しました(最初に観た時もいくぶん感じていたと思いますが。言い訳です。)
マクマレンが忘れていた重要なことを思い出したことを周囲に示すための、
左の掌を右手のこぶしでたたく仕草ほか、彼の演じる役の人柄を表現するシーン
なんかもうまく作られていて。きっちり作られた良い作品だと思います。でも、結局
好きになれなかったです、この作品。設定と展開が自分に合わなかったです。

そうそう、子供心に殴り合いのシーンが印象的でものすごく気になっていた
作品の題名は「静かなる男」だったことにやっと気がつきました。西部劇だと
ばっかり思っていました。舞台はアイルランドだったのですね。これもビデオを
整理した時見つけました。やっと胸のつかえがとれそう。
33:01/11/09 18:36 ID:Dp0JLNYI
>116さん
「男の敵」そうでしたか、感じ方、好みは人それぞれですね。

「静かなる男」題名気付いて良かったですね、気付かないと、いつも頭の隅っこ
にあって、鬱陶しいものです。116さんはビデオきっちりと整理してるみたい
ですね、俺は性格がちゃらんぽらんやから、ビデオもめちゃくちゃ、何処に何が
あるのやらで、観たい時に、観れない状態です。
34シネマ三四郎:01/11/09 18:38 ID:uULuMKPP
>>21
クルーゾーさんへ。
「豊満女優」で、私が思い浮かぶのは、みなさんご存知の

マリリン・モンロー、ジェーン・マンスフィールド、
シモーヌ・シニョレ、アン=マーグレット・スミス

などですが、超B級ですが「女豹ビクセン」という映画
ご存知ですか?この映画に主演した女優さんには本当に
度肝を抜かれました。

「子悪魔女優」では、
ブリジット・バルドー、ゴールディー・ホーンなどが挙げられますね。
邦画では、もちろん加賀まりこが筆頭だと思います。

「子悪魔」でまた超B級映画を思い出してしまいました。
70年前半に公開され、「青少年に悪影響を及ぼす映画」と、
話題になった、

「小さな悪の華」という映画です。
ふたりの少女がまきおこす、不道徳で異常なできごとの数々・・・
ラストがショックでした。
もう見るチャンスは二度とないと思いますが。

「美人女優」ですが、これは、もう個人の好みの問題になってくると
思います。
私にとっての永遠の美人女優は、やはり、
オードリー・ヘプバーンしか存在しません。

20数年前に買った「LIFE GOES TO THE MOVIES」
(写真雑誌「LIFE」の映画俳優等の写真を集めたもの)
に、「米国の映画記者が選んだ3大女優」が発表されています。
それによると、

 マレーネ・ディートリヒ
 ベット・デイヴィス
 キャサリン・ヘプバーン

とのことです。
35メイヤー:01/11/09 18:46 ID:uTwrfRHj
第二のモンローというか、「モンローのイミテーション」といわれたブロンド・巨乳女優には、イギリス出身のダイアナ・ドース、ジェーン・マンスフィールドがいました。
世紀の美女なら、やはりグレタ・ガルボは外せないでしょう。

>>34
シネマ三四郎さんへ。
「LIFE GOES TO THE MOVIES」は図書館で見たことがあります。
1943年にLIFE誌のために撮影されたMGMスター勢揃い写真が載っていました。
(ルイス・B・メイヤーを中心に、グリア・ガースン、キャサリン・ヘプバーンが両隣、アイリーン・ダン、スペンサー・トレイシー、ロバート・テイラー他)
36ホリヰ:01/11/09 19:03 ID:SRernv8x
>>28
>俺、ヘマしたんと違うかな、リンクのところクリックしたら、
>810くらいしか出てこんかった

大丈夫、ちゃんと1から938まで全部出てますよ。

スザンヌ・プレシェットは「底抜け慰問団いったりきたり」と「鳥」しか
知りません。
37アルフレド・ガルシアの首を漏れんとこに持って来い:01/11/09 19:32 ID:EUkl+VZc
前にリタ・ヘイワースとヴェロニカ・レイクが好きだと言ったので
ここはあえて新らし目の女優を挙げたい。
漏れはオパーイ星人ではないので巨乳はわかりません。
子悪魔…アンジェリーナ・ジョリー
世紀の美女…うーん、やっぱりヴェロニカ・レ・イ・ク♥
38:01/11/09 19:42 ID:FLGAYbsY
>シネマ三四郎さん
「LIFE GOES TO THE MOVIES」いいですねその本、羨ましい

M・デートリッヒ、B・ディヴィス、K・ヘップバーンが3大美人女優かと思って
びっくりしました。良かった3大女優で・・・・・

>35 メイヤーさん
ダイアナ・ドースって、どっかで聞いた事ある名前だけど、思い出せないよ

>36 ホリヰさん
ちゃんと全部出てましたか、良かった、ありがとうございます。
39クルーゾー:01/11/09 19:47 ID:EW3ybg+r
みなさん、レスありがとうございます。
グラマー女優だと
  ロロブリジーダ
  C・C
  ソフィア・ローレン
  シルヴァーナ・マンガーノ
新しいとこで
  ファラ・フォーセット
なんて、どーでしょう。

子悪魔だと
  マリー・ラフォレ
かな。
彼女と一緒になれるなら、モーリス・ロネの一人や二人殺しましょう。
でも、殺しが終わったら離れていってしまいそう。だから子悪魔。
子供の時のジョディ・フォスターもそうかな。
子供の悪魔だとパティ・マコーマックは悪い種子だった。

世紀の美女となると、
あくまでも私見ですが、
  グレイス・ケリー
  A・ヘップバーン
かな。
ほんとは、ロミー・シュナイダー、デボラ・カー、バーグマン、
ジュリー・クリスティー、ピア・アンジェリも入れたい。
スザンヌ・プレシェット、ジェニファー・ジョーンズも入れますか。

>1さん
ファンファンの映画は、
ダリュー贔屓の1さんは「赤と黒」を選ぶかと思いました。

>シネマ三四郎さん
「女豹ビクセン」
初めて聞きました。まさかバスト1メートルの人とかが出たり?
40名無シネマさん:01/11/09 20:14 ID:bUlz4KlJ
そうだ、グレース・ケリーは世紀の美女DA!
ヒロコ・グレースも夜露死苦!
41シネマ三四郎:01/11/09 20:20 ID:uULuMKPP
>>39
クルーゾーさんへ。
「女豹ビクセン」の女優さん、まさしくその通りです。
「豊満女優」といえば、「フェリーニのアマルコルド」にも、
スゴイ女優さんが出ていましたね。
フェリーニのグラマー好きは有名ですが。

>>38
1さんへ。 >>34 でご紹介した、
写真集「LIFE GOES TO THE MOVIES」は、当時、
1万円のところ特別価格8千円!の誘惑に負けて、
思い切って買ったのですが、今では私の宝物です。
特別プレゼントで、R・テーラー、O・ヘプバーン、M・モンロー、
S・ローレン、B・バルドーのコースターが付いていました。

「美人女優」といえば、この本の中に当時「世界一の美女」とも
言われていた、エリザベス・テーラーの、化粧を全くしていない、
素顔の写真が、1頁アップで載っています。
撮影したのは、あの、ロディー・マクドウォール。

これが、見て、びっくり!

なんと、スクリーンの顔とほとんど変わらないんです。
私は、「本当の美人って、化粧を落としてもやっぱり美人なんだ。」
と、感心してしまった記憶があります。
42名無シネマさん:01/11/09 21:19 ID:223MFZmL
アミメ映画のオススメ教えて!
43名無シネマさん:01/11/09 22:09 ID:c5tMd/1I
巨乳女優としてエリカ・ギャヴィンを挙げている方がいますが、当時では、イザベル・サルリの方が
巨乳としては、有名ですね。女優としてもギャヴィンより上でしょう。
美人女優というのは、人それぞれの好みや、主観の違いがあるのでここでは、挙げませんが
世界一のスターは、ガルボ以外にいません。男女両性を含めてね。ヴァレンティノやJ・ディーン
マリリン・モンローなどは死して伝説となりましたが、ガルボの場合は、現役時代から既に
伝説であり、アメリカではGODDESS 、日本では、「神聖ガルボ帝国」と呼ばれ現役時代に
既に神格化されていました。

「LEFE GOES TO THE MOVIES」は、豪華な割りに資料としての価値は乏しいですね。
ケチをつけるつもりは有りませんので気分を害した方がいたら、謝ります。
私は D・blum の A Pictorial History of the SILENT SCREEN 及び A New Pictorial
History of the TALKIES を所有していますが、写真資料としてはこちらの方が有益です。
尤も、インター・ネットが普及した現在そのネット上で色々な写真を見れるのでもはや
その類の書物は必要無くなりつつあるかもしれません。
44スパーク:01/11/09 23:03 ID:kDEnk2nP
スザンヌ・プレシェットの「恋愛専科」はデルマー・デービス監督にしては
楽しい作品ですね。
まぁイタリアの景色にだいぶ助けられてますけど。
(デルマーデービスはロケが得意な監督でしたね)
それとトロイ・ドナヒューのファッションに憧れました。
確かボトムはLeeのウェスターナでそれに赤いVネックセーターでしたね。
結局マネをしたけど・・・・・・・・あまりカッコよくなかったかな?
10年前の話ですが。
45エミリーの薔薇:01/11/09 23:21 ID:oKcdomby
>1さん
いやいや。亀裂があってこそ、映画談義に花が咲くってものでしょう。
他者の嗜好性に敬意を払いつつも、ポリシーを崩さぬ1さんのスタンスは
正しく真っ当な映画青年のそれですね。大いに参考にさせて頂きます(w

白状しますと私が名画に目覚めた契機は、藤子不二雄さんの「まんが道」なのです。
三度の飯より映画が大好きな主役の二人(若き日の藤本&安孫子両先生)が、
「ジーナ・ロロブリジダとクラウディア・カルデナーレのどちらが美人か?」と
広角泡を飛ばす場面が、小学生の私には非常に新鮮でして。

それから程なくして底なし沼へズブズブ、って訳でもないのですが、
最新作を観る時間があるならば、断然録画したままの名画を選択するクチです。
とりわけ、多感であった20代前半までに出会った作品群には、
己の人生観を幾度となくしばきあげられました。
オヤジになった今でも、漸く体験できた名画には唸らせられる事しきりです。

ああ、何だか2ちゃんにそぐわないマジレスで申し訳ありません(w
女優に話を戻します。「上海から来た女」、未見ですが録画ビデオあります!
リタ・ヘイワースは美貌だけでなく、華麗なダンスにも強烈に惹かれますよね。
今のハリウッドは、どうしてこういうゴージャスな女優さんを育てないのかなあ。
世界的な傾向なのでしょうけど。

>フランソワーズ・ロゼー
「舞踏会の手帖」しか知らず、おまけにチョイ役のルイ・ジューヴェの渋さの方に
目が眩んじゃいまして。お薦めがあれば是非教えて下さい。

>アンナ・マニャーニ
「無防備都市」が常時マイ・ベスト10入りしているのは彼女の存在あればこそ。
バーグマンはこれを観て、ロッセリーニの元へ馳せ参じたのでしたっけ?

>シモーヌ・シニョレ
うーん、どうしても演技者として観てしまいます。すみません(w

てな訳で、私の発言は毎回長いのでこの辺にしておきます。
ところで、こちらではマーロン・ブランドの話題が余り出なくて残念です。
1さん、来週は是非語って下さい。私は20世紀最高の男優だと思っています!
46名無シネマさん:01/11/09 23:26 ID:HHk186A2
>>30
RES、ありがとうございます。またポーランド映画なんですが、題名を教えてく
ださい。ジャズをやっている医学生が主人公なんですが、灰とダイヤモンドの主
人公も出演していたような記憶が・・・。
47メイヤー:01/11/10 01:24 ID:ghOQyF0I
>>46
その映画はワイダ監督の「夜の終りに」ではないでしょうか?
48名無シネマさん:01/11/10 01:45 ID:OLb1bkOU
>>47
そうそう、そうでした。あの頃のポーランドは共産主義政権
下だったと思うのですが、わりと自由な雰囲気で驚きました。
医学生の乗っていたスクーターが渋かったなぁ。
49名無シネマさん :01/11/10 01:52 ID:M7iTAVjS
>1 お前暇だな(藁
5022:01/11/10 03:53 ID:vkza0tz5
>>24
色々な謎があって徐々に一つ謎が解っていくようなそんな映画が個人的に好きです。
そのような映画があったら教えてください。
好きなジャンルは、サスペンス、コメディ、ウエスタン、ホームドラマ、お涙頂戴みたいやつかな。ホラー、戦争、アクション、ミュージカル、恋愛系は少し苦手です。

>>25
見てみます。

>>26
はい。そうするように心がけてみます。

>>30
取り敢えずは挙げられた16作品は見てみます。

皆さんレスどうもありがとうございます。
また何かいい作品を思い出したりしたらレスください。
51名無シネマさん:01/11/10 10:39 ID:TAsgizFy
age
52シネマ三四郎:01/11/10 11:24 ID:orecwKHg
>>50
22さんへ。
「色々な謎があって徐々に一つ謎が解っていくようなそんな映画」では、
「市民ケーン」と「第三の男」をおすすめいたします。
どちらもオーソン・ウェルズ主演。映画史に残る名画中の名画です。

あと、オードリー・ヘプバーンの「シャレード」もいいですね。
サスペンスものは、ヒチコック作品は傑作ぞろいです。

日本映画では、黒沢明「天国と地獄」がおすすめです。

最後に、「ステイング」は見ておられますか?
見ておられたら、このスレッドのみなさんがよく話題にしておられる、
「テキサスの五人の仲間」をぜひ見て下さい。
ヘンリー・フォンダ夫妻主演の、見ないと絶対損する映画です。
53シネマ三四郎:01/11/10 11:31 ID:orecwKHg
>>52
22さんへ。
すみません。誤解をまねく表現でした。
「テキサスの五人の仲間」のヘンリー・フォンダとジョアン・ウッドワードは、
映画の中での夫婦役であって、本当の夫婦ではありません。
J・ウッドワードの実生活での夫は、ポ−ル・ニューマンです。
54:01/11/10 14:05 ID:WESVU6pq
>39 クルーゾさん
俺はJ・フィリップではやはり「モンパルナスの灯」が最高に好き、繊細で、自暴
自棄、森 雅之ばりの知的さ、それでいてジェームス・ディーンとは又違った、
母性本能をくすぐる仕草、「肉体の悪魔」はそれに幼さ、一途さが窺え、まぁ
相手役のA・エーメ、M・プレールが凄く良かった事もあると思うのですが、
D・ダリュウは「赤と黒」では、個人的にはあんまりと言う感じなんですよ。

>41 シネマ三四郎さん
特別プレゼントのコースター、いいっすね、一杯飲む時に美女に囲まれていい
じゃないですか
「花嫁の父」や「陽の当たる場所」の頃のテーラーであれば、ノーメイクで
あっても、その美しさは想像できますね。

>42さん
ごめんなさい、俺はアニメ苦手で、直ぐに強力な人が登場しますので、しばし
お待ちのほどを

>43さん
グレタ・ガルボは日本で言うたら、原 節子やね

>44 スパークさん
「恋愛専科」は楽しい映画だったのですが、S・プレシェットにしても、
T・ドナヒューにしても、イメージが固定してしまって、T・ドナヒューがシリアス
はどうしても無理があるように思うのですよ。俺が小学生の時テレビで「サーフ
サイド6」や「ハワイアン・アイ」に出ていたと思うけど、そっから脱皮が出来な
かったみたいやね。

>45 エミリーの薔薇さん
ごめんなさい、俺てっきり女性だとばっかり思っていました。
余談ですが、俺はジーナ・ロロブリジーダを選びます。

フランソワーズ・ロゼエはジャック・フェデー監督の嫁さんなので・・・・
「外人部隊」(J・フェデー)この映画では主演ではなく宿屋の女将、旦那にシャルル
・ヴァネル、主演は「舞踏会の手帖」のマリー・ベルです。この映画でもあの独特の
ヘアースタイルしてます。
「ミモザ館」(J・フェデー)一番好きですね、この映画では主演です、
ホテル「ミモザ館」のまたもや女将です、凄く地味な映画と思うのですが、
フランス映画の香を感じましたね
「女だけ都」(J・フェデー)この映画は他の2本と違って楽しい映画ですね、
この映画にはルイ・ジューヴェも河童頭で出てきますよ、(あぁ俺以前の書き込み
で何か間違ったぞ、R・ジューヴェ河童頭はこの映画や)
「旅愁」(ウイリアム・ディターレ)かなり年老いて、ブタになっています。主演の
ジョン・フォンテーンのピアノの先生の役だったと思います。

アンナ・マニャーニ、そうですね「無防備都市」を観てですね、バ−グマンが
夫子供を捨て、ロッセリーニの元に行きましたですね。マニャーニでは、やはり
イタリアで撮った「ベリッシマ」「アモーレ」がマニャーニの迫力が堪能出来る
と思っています。でも「無防備都市」は凄い映画ですね
ルイ・ジューヴェ好きなんですが、あんまり反応がありません。エミリーの薔薇
さんの好きな映画聞かせて下さい。
マーロン・ブロンドいいですね、来週楽しみです。

>47 メイヤーさん
ありがとうございます、俺全然解らんかったです。

>49さん
暇そうに見えるでしょう、それは君がパソコンいじる時は、暇な時だからです。
一度、自分の忙しい時や何かを犠牲にして掲示板覗いてご覧、その時に始めて
自分のしたい事や興味のある事がわかるよ、暇や退屈しのぎでは、
何も生まれないよ。
55:01/11/10 15:13 ID:5SgFlN6T
>50 22さん
謎が徐々に解って行く映画では、どうしてもサスペンスと呼ばれる映画が多く
なると、思います。
「殺人者たち」(ドン・シーゲル)
「殺しの分け前」(ジョン・プアマン)
「第三の男」(キャロル・リード)
「いぬ」(ジャン・ピエール・メルヴィル)
「裸のキッス」(サミュエル・フラー)、今思い出したのは、これくらいです。

他の事に悪影響を与えない程度に、徐々に観てくださいね

>52 シネマ三四郎さん
「天国と地獄」いいですね、山崎 務良かったですね、俺はそれと刑事役の
はげ坊主頭の石山健二郎がセリフを言う時、一瞬どもるような、間があくんですよ
俺だけかな?そんな感じがしてるのは、あぁそうだ、それだったら
「飢餓海峡」(内田吐夢)
「砂の器」(野村芳太郎)もいいじゃないですか・・・・・・
56名無シネマさん:01/11/10 15:27 ID:pLLe48VP
>49
(別にいやみでも何でもなくて)私もそう思ってました
57ハチノムサシ:01/11/10 15:50 ID:dtFoOWr+
20年くらい前に初めてレンタルで見たのが
フレンチ・コップというやつだったのですが
1のおっちゃんはこの映画ご存知ですか?
あれは有名な映画だったのかなーと思いまして。
小学生だった私にはすごくおもしろかったのですが。
ちなみにその頃ってレンタルビデオ屋めずらしくて
2泊3日で1500円取られました。
5858:01/11/10 16:17 ID:TT6CAHJV
「恐怖の報酬」、「ポンペイ最後の日」
子供の頃見て、本当に怖かった。
59:01/11/10 16:33 ID:YFJveQgW
>56さん
そう見えるやろな、でも見えているほど、暇ではないんよ
まぁ俺の職場は、特殊やからな、ちょっと想像出来んやろな、この状況は

>57 ハチノムサシさん
ごめんなさい、1のおっちゃん、観てません。俺は殆ど最近映画は知らんから、
でもいいじゃないですか、自分が面白いのが一番ですよ、人それぞれですよ。
ただ、何を観ていいのか解らない時に、古い映画だったら、また聞いて下さい。
俺の思っている古い映画は、大体ですが1930〜1965年くらいです。
60クルツ男爵:01/11/10 17:52 ID:9si4NWU6
欧米じゃ、ケーブルTVに「CNNクラシックムービー」チャンネルが
あって毎日24時間、30年代から70年前半くらいまでの映画を
やっていて、ヨーロッパに行くとよく観ていました。
ああいうチャンネル日本にも上陸してくれないですかねえ。
もっとも、そうなったら、1さんは、この掲示板に書き込む
時間もなくなるでしょうが。
61クルツ男爵:01/11/10 18:01 ID:9si4NWU6
なんか、ちょっと空けている間に巨乳女優で盛り上がっていた
ようですね。 僕にとって印象的な巨乳女優といえば、ジェーン・
マンスフィールドです。「巨乳はオツムが弱い」というジンクスを
くつがえして彼女はIQが170近くもあり天才グラマーなどと
言われていましたね。 亡くなり方も衝撃的で、自分の運転する
乗用車のボンネットにちぎれた首がのっていた話はタブロイド紙の
格好の記事になりました。
62クルツ男爵:01/11/10 18:04 ID:9si4NWU6
>>58
「ポンペイ最後の日」は「地球最後の日」と
ならんで、子供の頃見ていまだに忘れられない映画です。
ああいう終末的な映画って昨今の「アルマゲドン」にはない、
ストーリー展開自体の恐ろしさがありますね。
63クルツ男爵:01/11/10 18:15 ID:9si4NWU6
>>55 1さん
サスペンス映画としてキャロル・リードの「第三の男」を
挙げておられます。たしかにいずれかのカテゴリーに入れよと
言われればサスペンスに入れざるを得ませんが、僕はあの映画を
11回観ています。あれはサスペンス映画というジャンルを完全に
超えています。ネタばれになるので、あまり言いませんが、ジョゼフ・
コットンとオーソン・ウェルズの関係、アリダ・バリとウェルズ、
バリとコットン、トレバー・ハワードとコットンとの関係、これは
サスペンスを超えた人間関係、友情関係の恐ろしい映画です。
カメラワークも斬新的でモノクロなのに美術的センスがあふれています。
これに、あの終戦直後のウィーンの市民のうちひしがれた表情の群。
格好の舞台設定に格好のプロット、そして素晴らしいカメラ構図が
織り成した最高傑作でしょう。「サスペンス映画のひとつ」とだけ
見なされてしまうには、あまりにも勿体無い映画です。
64クルツ男爵:01/11/10 18:20 ID:9si4NWU6
1さんは2ch初心者の方の様なので、ご忠告させて頂きますが
この書き込みには、いろんなヤカラが来ます。なかにはあなたの
知識をねたんでイヤミを言ったり嫌がらせを言う、くだらない奴も
います。そういうヤカラに返事をしてはいけません。
アリの一穴のごとく、このスレが荒れてしまいますから。
まともなスレとしてここは貴重なので、あえてご忠告させて
頂きました。
65闖入者:01/11/10 18:21 ID:r4ha1X10
巨乳といえば小池栄子でしょう。
66ハチノムサシ:01/11/10 18:51 ID:dtFoOWr+
>59
おっちゃん、レスありがとな!
67名無シネマさん:01/11/10 19:06 ID:ZuKTLRmj
わぁ、スザンヌ・プレシェットの話題が!
「恋愛専科」いいですね。深夜TVで見て、すっかりスザンヌのファンになりました。
アルディラっていったかな? あの曲も最高。
ヒッチコックの「鳥」見たら、ティッピ・ヘドレンが主役でスザンヌは脇役だった。
納得できなかったなぁ。どう見ても、スザンヌの方がキレイなのに!
68:01/11/10 19:47 ID:RskqrdTM
>58さん
「恐怖の報酬」は小さい時に観たら、恐いと言うかドキドキするやろね、でも
今一度観てみて下さい、結末は解っていても、その時以上にハラハラ、ドキドキ
すると思うのですよ、それだけ作り方が上手いと思うのです。
「ポンペイ最後の日」はごめんなさい、観てないんで

>60 クルツ男爵さん
欧米には、「CNNクラシックムービー」そんなんあるんですか、いいっすね、
俺やったら完璧に寝不足になりますね、無かって良かったと喜ぶべきか

ジェーン・マンスフィールドの事は何かで読みましたが、人を外見で判断は非常
にマズイとは解っているつもりなのですが・・・・・

「第三の男」そう言えば勿体無いですね、俺はこの映画はどう言ったらいいか
映画の教科書のように思っているんです。

>64 クルツ男爵さん
ありがとうございます。そういうもんなんですか、俺は書き込みには、返信の
義務があるように思っていたもんですから・・・・・
以後はよく考えて返信します。
69名無シネマさん:01/11/11 02:18 ID:HQYup6Y6
30年代のブロンド・グラマー代表として、ジーン・ハーローとメイ・ウェストを挙げておきます。
70メイヤー:01/11/11 02:22 ID:HQYup6Y6
>>69は私です。
71名無シネマさん:01/11/11 02:28 ID:B7oRtp5i
「哀愁」ビビアン・リー

悲恋ものです。
72通りすがり:01/11/11 05:46 ID:ZRx2SOex
ベット・デイヴィスかベティ・デイヴィスか、表記の仕方で原音主義、もしくはファンの年齢が分かる。
ちなみに「デュエット」ちゅう映画でグウネス・パルトロウが意外にもめちゃくちゃうまい美声を聞かせて
くれた「ベティ・ベイヴィスの瞳」を懐かしいと感じた人も年が分かる。
73シネマ三四郎:01/11/11 11:03 ID:JAncEY3m
>>27
さりんさんへ。

ちょっと、遅くなりましたが、私もシャーリー・マクレーンとマルト・ケラーの
ファンです。
S・マクレーンの主演では、いい映画がたくさんありますけど、なんと言っても
ビリー・ワイルダー監督の「アパートの鍵貸します」ですね。
彼女は大の親日家で、娘の名前を「サチコ」とつけたそうですね。

M・ケラーは、おなじワイルダーの「悲愁」に出ていますね。
この映画、往年の伝説の女優(モデルはグレタ・ガルボ?)へのオマージュという
つくりで、当時オールド・ファンには賛否両論でしたが、
私は結構面白かったです。

それと、アル・パチーノと共演した「ボビー・ディアフィールド」も
よかったですね。
レーサー姿のパチーノが、かっこいい!

>>55
1さんへ。
「謎が徐々に解って行く映画」といえば、
黒澤明の、「羅生門」もそうですね。
それと、「生きる」もある意味ではそう言えるのでは。

「飢餓海峡」は、邦画のなかで、私の最も好きな映画のひとつです。
左幸子の演技も素晴らしいけれど、私が眼を見張ったのは、
刑事役の伴淳三郎です。
「駅前シリーズ」などの喜劇でしか知らなかった彼が、
シリアスな役を、こんなに見事にこなすとは本当に驚きました。
74メイヤー:01/11/11 11:09 ID:LJYysKow
75名無シネマさん:01/11/11 11:36 ID:yLE3jbS2
>66 ハチノムサシさん
どういたしまして、古い映画観たくなった時は、何時でも言ってね

>67さん
スザンヌ・プレシェット、納得いかないでしょう、あれだけの美人で、いい雰囲気
なのに、やはり「恋愛専科」の印象が強すぎたと思うのですよ。
「若大将」の加山雄三みたいに、印象が強いというのも、良し悪しで・・・・

>69 メイヤーさん
メイ・ウエストは映画は観た事ないのですが、写真で見た記憶が、あまり上品と
いえない、めちゃ派手な顔立ちだったと・・・
ジーン・ハローは今思い出したら、2本の映画観た記憶があります
「民衆の敵」ジェームス・キャグニーの情婦か何かで、でも殆ど印象は薄いです。
「プラチナ・ブロンド」(フランク・キャプラ)
ジーン・ハローは主人公の男優と結婚する大金持ちの令嬢役だったと記憶して
いますが、どう見ても令嬢には見えなかったですね、共演したロレッタ・ヤングが
やけに上品で清楚に見えたものです。でも濃厚なお色気だけは、ブンブンと
そこら中に、撒き散らしていましたね

>71さん
「哀愁」(マーヴィン・ルロイ)この映画のヴィヴィアン・リーは可憐で綺麗だったですね
俺はこの映画を思い出した時、時たまロッセリーニの「戦火のかなた」第三話
で良く似た状況設定だったマリア・ミキを思い出します。

>72さん
ベット・デイヴィスかベティ・ディヴィスか、どっちやねんと思っていました。まぁ
どっちでも、いいんやろうけど
761:01/11/11 13:05 ID:Jk2B02Dh
>73 シネマ三四郎さん
「アパートの鍵貸します」シャーリー・マクレーン、ばんざ〜〜い!!

「羅生門」俺はとにかく難しい映画は苦手ですが、「羅生門」は面白かったです
ね、冒頭の土砂降りの雨、雨宿りの中、どもり口調の上田吉二郎の顔を見て嬉しか
った、時代劇で見る志村 喬は「七人の侍」の印象が強いのか、何か頼りなげで、
千秋 実は相変わらずのいい味だしてるし、それと特に憶えているのが、多襄丸
でしたか、三船敏郎が褌一丁のような格好で木に上でいた時に、木々の間から
差し込む光が、顔全体の汗に反射してキラキラと輝いていた光景が、今でもはっ
きりと浮かんできます。でも謎は結局・・・・・・・・・・・・・・藪の中

「生きる」謎といえますかな・・・・・・でもいい映画ですね、志村 喬、絶品
ですね「七人の侍」勘兵衛と好対照で、藤原釜足、中村伸郎、左ト全、宮口精二
加東大介ETC、良かったですね、息子は若い金子信雄でしたね、下らん事を思い出
しました、小田切みきの娘は四方晴美でしたね、旦那は誰でした?、顔が浮かぶ
けど、名前が出てこない。

「飢餓海峡」の伴淳三郎は良かったですね、お笑い系の人がシリアスは結構
難しいと思うのですが、伴淳にしろ、F・堺にしろ、いいじゃないですか
それと俺は、山茶花 究なんかもいいじゃないですか

>74 メイヤーさん
左幸子さんの死は、昨日の夕刊で知りました。古い映画しか知らない俺にとって
は、知っている俳優さんが次々と亡くなっていきます、寂しく悲しい事です。
77シネマ三四郎:01/11/11 13:55 ID:JAncEY3m
>>76
1さんへ。
小田切みきの夫で、四方晴美(チャコちゃん)のお父さんは、
安井昌二です。「ビルマの竪琴」(市川昆監督の旧作)に主演していました。

「飢餓海峡」の三國連太郎で、もうひとつ思い出したんですが、
小林正樹監督の、「切腹」も謎解き映画に入るのかも。
この映画、海外での評価がすごく高いんだそうです。

あと、謎解きといえば、なんといっても、ヒチコックの「サイコ」。
「サイコ2」の方が謎だらけなんですが、「2」の、あの結末はちょっと反則かも。

もひとつ、「シーラ号の謎」という映画を見た方はおられますか?
この謎解きには、驚きました。
主演は、「さよならコロンバス」「キャッチ22」などのリチャード・ベンジャミン。
現在は監督になっているそうですね。

左幸子さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
78名無シネマさん:01/11/11 14:07 ID:FOzDYvTN
54の1さん、自信に満ちてていいね。
私もあなたみたいな大人の映画ファンになりたいな。
ところで左さんはとても残念でした。
また『飢餓海峡』観たいな。
古き良き邦画をやってくれる映画館の復活を切に願います。
79シネマ三四郎:01/11/11 14:15 ID:JAncEY3m
>>76
1さんへ追伸。
山茶花 究、なつかしいですね。
そういえば、八波むとしという人もいましたね。
80フーマンチュー:01/11/11 14:52 ID:HM1Busfn
巨乳女優の話ですが・・
あのオードリー・ヘップバーンが実は巨乳だったと何かで読みました。
清純イメージ作りのために、わざと締め付けていたんだとか・・・
巨乳のオードリー、ちょっとイメージわきませんね。
81116:01/11/11 14:59 ID:7FtRlZzw
>1さん、シネマ三四郎さん
「飢餓海峡」は録画したのですが、まだ観てません。参加できず、残念です。

WOWOWのレオ・マッケリー特集でメイ・ウェストが主演した「罪ぢゃないもの」
を観ました。貫禄あるクラブ歌手という役どころで自らの歌も披露したり、まさに
彼女のための作品でした。大姉御って感じでしたね。彼女の出演作品としては
まだ若い時のものとはいえ既に40歳ぐらいだったので、伝えられるイメージとは
ギャップがありました。

「QB7]、この間観終えました。観始めた時はアンソニー・ホプキンスは善良な
医者役なのに目つき悪いなあ、ベン・ギャザラのイチャイチャなんてかったるい
なあと思っていたのですが(すみません)、第二部の後半の裁判が始まった場面
からの緊迫感あるやり取り、面白かったです。いろいろ考えさせられましたねえ。
ありがとうございました。
ベン・ギャザラはジョン・カサベテス、ピーター・フォークとは仲良しみたいで、
よく一緒に仕事してますね。TVシリーズ「刑事コロンボ」では出演こそなかった
ものの、二作品に監督として参加したそうです。

「シーラ号の謎」にはジェームズ・コバーンも出演していて、何人かが一同に
集まって、・・・というような話でしたね、確か。紹介は呼んだことは
あるのですが、まだ観てません。
82フーマンチュー:01/11/11 15:03 ID:HM1Busfn
すみません
オードリーの巨乳はもう1さんから出てましたね。
ここにいらっしゃる方はそれくらいの知識はお持ちなんですね。
すみませんでした。
83メイヤー:01/11/11 15:09 ID:pVCL1M9j
>>80 フーマンチューさん
オードリー・ヘプバーンは、戦時中の栄養失調の後遺症で太らない体質となったとも言われてますが、どちらが正しいのでしょう?

>>81 116さん
メイ・ウェストはパラマウントと契約して映画初出演した当時すでに40近かったのですが、「罪ぢゃないわよ」他の数作品では脚本も手がけてパラマウントのナンバー1スターとして君臨していました。何と彼女も「風と共に去りぬ」
のスカーレット候補の一人でした。(「風と共に去りぬ 幻のメイキング」より)
84シネマ三四郎:01/11/11 15:48 ID:JAncEY3m
>>81
116さんへ。

前スレッドの592でご紹介した、TVムービー「QBセブン」ご覧になったそうですね。
しかし、この作品の録画ビデオをお持ちとはうらやましい。
当時、私はまだビデオ・デッキを持っていなかったので、
録画できず、くやしい思いをしたものです。

ところでこの作品、当時は素直に感動したんですが、
今なら、「ユダヤのプロパガンダ映画」と批判されるのかもしれませんね。
私は、この作品に出演している、リー・レミックのファンなんですよ。
「オーメン」の彼女もよかったですね。

それと、「シーラ号の謎」のジェームズ・コバーン。
実に意外な扮装で登場します。
コバーン・ファンの方は必見です。
851:01/11/11 16:10 ID:tSLC0Wxp
>77 シネマ三四郎さん
小田切みきさんの旦那、安井昌二でしたね、ありがとうございます。スッとしま
した。でも長い間安井昌二さんって見た事ないです、小田切みきさんも・・・

>78さん
俺なんか、好き嫌いが激しくて、映画ファンと言えるかどうか
左幸子さん、残念ですね、俺も「飢餓海峡」観たくなるじゃありませんか
邦画も洋画も古い良き映画の上映館があればと思いますが、商売となると難しい
でしょうね

>79 シネマ三四郎さん
八波むとし、懐かしい名前ですね、かなり長い間聞いた事がなかったです。息子
さんの方も、「テレホンショッピング」以外では、見ないですね、今、急に
千葉信夫なんか浮かんできました。昔NHKでやっていた「お笑い三人組」って
ご存知ですか、小金馬(今の金馬)と江戸屋猫八、一龍斎貞鳳やったと思うけど
それに千葉信夫も絡んで、八波むとしから、えらいもん思い出しました。又急に
「日真名氏、飛び出す」、何かこんな題でした、久松保夫と高原駿なんとかが出
演していたテレビ初期の探偵物、「やりくりアパート」ホントえらいもん思い出
してしまいました。

>80 フーマンチューさん
えっ、ほんまですか、A・ヘップバーンが巨乳、想像できませんね
86シネマ三四郎:01/11/11 16:27 ID:JAncEY3m
>>85
1さんへ。

“八波(はっぱ)むとし”は、たしか「マイ・フェア・レディ」の日本版舞台劇で、
主人公の父親役を演じていなかったでしょうか。
「運がよけりゃ」を唄っていたような記憶があるんですが。

人気絶頂期に突然亡くなったのは、当時私はまだ子供でしたがショックでした。
87名無シネマさん :01/11/11 16:56 ID:OfiTOL34
教えてください。
最近、「シベールの日曜日」がTVで放送されたらしいのですが、
見逃しました。
ビデオやDVDでも見つかりません。
なんでも良いので情報ください。
88116:01/11/11 17:09 ID:7FtRlZzw
>>83 メイヤーさん
メイ・ウェストもスカーレット候補でしたか。知りませんでした。
選考がそうとう難航したことは聞いていましたが。もし彼女が
選ばれてたら、劇中メイドがスカーレットのドレスの着付けを
手伝うシーンはさぞかし濃いものになったことでしょうね。
われながら、下らない思い付きです。

>>84 シネマ三四郎さん
結構、むやみやたらに録画しているのでいろいろと残ってます。
この間のビデオ整理で見つけた「フィラデルフィア・エクスプレス」も
今日観ました。吹替えだったし、マイケル・パレ、ナンシー・アレンには
思い入れが無かったので、別のことやりながらの、”ながら観”です。
メル・ギブソン主演の「フォーエヴァー・ヤング」とヴァン・ダム主演の
「ユニバーサル・ソルジャー」を混ぜたような作品、ってゆうか、
こちらの方がずっと前に製作されてたんでしたね。パクリではないに
しても、意識はしてたんでしょうね、少なくとも。後に作られた
二作品は。
89孫 梧空:01/11/11 17:30 ID:grHDmLT6
お久し振りです。
先週教えて頂いた「ロングウェイホーム」を観たのですが、ジム・キャリー主演の
物でした。愉しみにしていたのにガックリです。
東京・練馬在住の私に借りることの出来るビデオショップをおしえて頂けませんか?
宜しくお願いします。
901:01/11/11 18:05 ID:advKTb4p
>81 116さん
「飢餓海峡」楽しみが、増えたじゃないですか
「罪じゃないのよ」そうでしたか、俺の見た写真はケバイ豊満おばさんのような
写真でした、それとも記憶違いかもしれません。

>82 フーマンチューさん
A・ヘップバーンは世紀の美女とは言ったけど・・・・・・

>83 メイヤーさん
ぎや〜〜〜、メイ・ウエストが「風と共に去りぬ」の候補の一人、パナマウント
のNO1、違います違います、それだったら、116さん、ごめんなさい、俺の
勘違いです。俺の見た写真、どっから見てもそんな感じじゃなかったです、間違
いました。

>86 シネマ三四郎さん
ごめんなさい、俺、舞台の事は全然知らないです。

>87
「シベールの日曜日」フランス映画です。監督は結構ややこしい名前で、
何とかプールギニヨンとかだったと思うんですが、俺は確かレンタルビデオで
観たと思います。記憶を失った男と少女の・・・・・・そんな映画でした。
91アルフレド・ガルシアの首を漏れんとこに持って来い:01/11/11 18:29 ID:9HyRBeFg
>87
先週の日曜深夜にフジテレビで放映したようですな。
監督 セルジュ・ブールギニョン
出演 ハーディ・クリューガー
   パトリシア・コッジ
アカデミー外国語映画賞を受賞したそうです。
ビデオは廃盤らしいですがレンタル店探せば見つかるかもしれません。
92スパーク:01/11/11 18:32 ID:Fvsc1M6o
スザンヌ・プレシェットは刑事コロンボの犯人で出演していましたね。
最初に見た時、何だか落ちぶれたようで悲しかったです。
最近でも女優業をまっとうしているのでしょうか?

「テキサスの五人の仲間」は評判がいいですね。
脚本が優れているので何回見ても面白いです。
同じ系統としては「彼女は二挺拳銃」をお薦めします。
西部劇なんですが本格的なものではなく、あくまでもパロディに徹している作品です。
何せ主人公が死ぬか生きるかの瀬戸際でも洋服をクリーニングに出し、糊があまいの
どうのと言って文句を言うほどノンビリしている所が好きです。
また無名時代のマリリン・モンローが出ているのもお楽しみの一つですかね。
とにかく脚本が面白いので、皆さん一度機会があったら必ず観て下さい。
931949生男:01/11/11 19:57 ID:c6GrMQuL
>1さん
また、書きこませてもらいます。
「日真名氏、飛び出す」「やりくりアパート」「お笑い三人組」見てました。
この頃は家にテレビが有りませんでしたので近所の家で見せてもらってました。
確かテレビを買ったのは「月光仮面」の最終回くらいだったと思います。

トロイ・ドナヒューかっこよかったですね、
ちょっとふっくらしてましたがサンドラ・ディ スザンナ・プレシェット
コニー・スチーブンス懐かしい・・・・

ジェラール・フィリプスの映画では
「愛人ジュリエット」「危険な関係」が出てませんね。

「ポンペイ最後の日」はクリスチーネ・カフマンが出演してませんでしたか?
94メイヤー:01/11/11 21:23 ID:8JhiIXJp
「マイ・フェア・レディ」日本版で初めてイライザを演じたのは江利チエミ、ヒギンズ教授を演じたのは高島忠夫だったと思います。
1962(昭和37)年の事でした。
95名無シネマさん:01/11/11 23:17 ID:qhnfW5ax
ナチスのスパイをしていた男が、自分の国に捕まりそうになって、
逃げ切ったのはいいんだけど、ナチスからもらっていた金が全て
ニセ札だということが判ってEND、というシリアスものなんですが、
ご存知ないでしょうか?
96メイヤー:01/11/12 01:56 ID:ASbehdOs
「風と共に去りぬ」のスカーレット候補ですが、当時はシャーリー・テンプル、ガルボ、ディートリッヒを除くほとんど全ての女優が候補に上ったといわれます。
メイ・ウェストはスカーレットよりもベル役に向いていたと思われます。なお、映画から遠ざかっていたリリアン・ギッシュはベル役候補の一人でした。(リリアン・ギッシュ自伝より)
97メイヤー:01/11/12 02:05 ID:ASbehdOs
>>90 1さん
メイ・ウェストが「ケバイ豊満おばさん」というのは結構当たってます。
98名無シネマさん:01/11/12 08:47 ID:FTbRiAuO
>>68
「恐怖の報酬」は、ロイ・シャイダーの方だよね。
2作あるのは、断ってあるのかな?
99クルーゾー:01/11/12 09:19 ID:gDkJUQfb
>>98
おそらく、と言うより絶対に
1さんはイヴ・モンタンの方に対してコメントしていると思います。

>1さん
「羅生門」
でも謎は結局・・・・藪の中
上手くまとめましたね。
あの映画の光のあて方はすごいですね。
モノクロ映画であんなに眩しい光を映せるなんて。
山茶花究さんは、子供の頃は「ヤマチャカ キュウ」と読んでいました。
親から「ヴァカ!」と言われた覚えあり。
安井昌二さんは確か舞台の方で活躍されていると思います。

>スパークさん
確か「コロンボ」でのスザンヌ・プレシェットは犯人役ではなく、
第一発見者で、その時の犯人がエディ・アルバートだったと思います。
「ホリスター将軍のコレクション」。

「コロンボ」の話は書こうかどうしようか迷ってたんです。
映画ではないし、有名な俳優は出てますが、
皆さんお年を召している状態での出演ですので・・・
116さんのお書きになられた、ベン・ギャザラの監督作もありますし、
ジョン・カサベテス、ジャネット・リー、キム・ハンター、
ドン・アメチ、レイ・ミランド、ローレンス・ハーヴェイ等々。
犯人役に限らず、スペシャルゲストスターとして出てきます。
やはり、このスレ向きではアン・バクスターの出演作があるということでしょうか。
彼女の役は元大女優、なんか「サンセット」でのベティ・デイヴィスみたい。
この時のゲストはメル・ファーラー。A・ヘップバーンの旦那だったか?
「偶像のレクイエム」。
100シネマ三四郎:01/11/12 09:44 ID:kLoq07MJ
>>34 でご紹介した「LIFE GOES TO THE MOVIE」の「3大女優」ですが、
昨日、同書を久しぶりに取り出して確かめてみたら、「4大女優」のまちがいでした。
おわびして、訂正いたします。

M・ディートリヒ、B・デイヴィス、K・ヘプバーンの3人に、
グレタ・ガルボ を加えて下さい。
私の記憶違いで、申し訳ありません。

また、男優の方は以下の3名が、別格扱いとなっています。
クラーク・ゲーブル
スペンサー・トレーシー
ゲーリー・クーパー

いずれも、LIFE誌の歴代の編集者が選んだ俳優とのことです。
101ホリヰ:01/11/12 11:31 ID:vr8hM+Kz
>>42
>アミメ映画のオススメ教えて!

ネタニマジレスになるかもしれないけど。このスレ立てたミスタービッグ“1”さんの心意気を
尊重してレスします。

先ず前スレで1さんが推薦していた「王様と鳥」なんてどうでしょう。
もともとは「やぶにらみの暴君」というタイトルでしたがのちに監督自身がリメイクして
「王様と鳥」となりました。
このアニメ見るとわかりますが。「ルパン三世カリオストロの城」はこの映画から多くイン
スパイアーされているようですね。
「囚われの少女」とか「エキセントリックな城主」、「迷路のような要塞城」、「気の遠くな
るような長い階段」そして「おとしあな」などのモチーフが「ルパン三世カリオストロの
城」を彷彿とさせます。「未来少年コナン」の三角塔のイメージもダブります。
原作がアンデルセンなのですが、しまいには頭に人が乗る巨大ロボットまでもが登場しま
す。
私は「王様と鳥」の方しか見ていませんが、よくできたファンタジーアニメと思います。

あと私はディズニーは殆ど見ていないというか、それほど好きではありません。
ですからディズニーの同時代のライバルといわれたフライシャー兄弟の「バッタ君町へい
く」なんていうのはどうでしょう。
こっれってひょっとしてフライシャー兄弟唯一の長編アニメじゃなかったですか?
二次コンのわたしにとっては蜂の美少女“ハニーちゃん”は古きよき時代の“萌えキャラ”
です。ティンカーベルなんか目じゃない!(ディズニーファンの方ごめんなさい)
102ホリヰ:01/11/12 11:45 ID:vr8hM+Kz
>>95
これってジェームス・メースンが“シセロ”とかいうコードネームのスパイで出てくる映
画でしたよね。
たしか実話がもとの。
「二つの世界にすむ男」だったかな?
実は、オフクロがジェームス・メースン大好きで…(でも本命はモンゴメリー・クリフト)。
私が「ジェームス・スチュワートが好きなの?」と間違えていったら。
「好きじゃないわよあんな変な顔!」だって。1さんごめんね。
でも「素晴らしき哉!人生」をビデオに録って見せたら「いい映画だったわね」と喜んで
いました。
1031:01/11/12 11:59 ID:+8wmdFpb
>89 孫 悟空さん
「ロングウェイホーム」残念でしたね、俺の考えでは、電話帳で一番近所の
「TSUTAYA」を調べ〜TEL〜ビデオの在庫確認が一番手っ取り早いかと・・・
親方の世話、大変みたいですね????

>92 スパークさん
過去に脚光を浴びれば浴びるほど、落ちぶれた姿は見るに忍びないですね、
俺も後年のジェニファー・ジェーンズを見て、凄く感じました。美人女優が年
老いて、老醜になるのは宿命としても、落ちぶれたと感じるのは、辛いですね。

「彼女は二挺拳銃」すご〜く、観たくなるじゃありませんか、ビデオは出ている
か、ご存知ないですか。

>93 1949生男さん
うれしいなぁ、「日真名氏・・」「やるくり・・」「お笑い・・」こんな番組
知っているのは、1949生男さんしかいないだろうと、思っていました。
ついでに、いいですか、NHKで徳川夢声が司会していて、杉 葉子さんしか思い出
せないのですが、4〜6名の解答者のような人がいた、そんな番組があったと、
思うのですが、番組名画出てきません。多分小学校の低学年でしたが、
当時テレビが珍しかったせいか、よく憶えているんですよ

「サーフサイド6」のトロイ・ドナフューめちゃめちゃ格好よかったですよ、
日本人の俳優とは月とすっぽん、細身のジーンズにちょと派手なボタンダウンの
シャツ、頭はリーゼント、カッコいいアメ車、ブロンドの綺麗なおねーちゃん
観る度にヨダレ垂らしてました。タイプは違いますが
「ララミー牧場」のロバート・フラー、「ライフルマン」のチャック・コナーズ、
「コンバット」ビック・モロー、「ローハイド」クリント・イーストウッド、
毎週わくわくしてました、何も無かったですがいい時代でしたね。

「愛人ジュリエット」忘れてましたね、マルセル・カルネですね、J・フィリップ
お金盗んで・・・・・・・何か幻想的な映画でしたね
「危険な関係」はロジェ・ヴァデム監督でしたね、多分観てないと思います。
俺、ロジェ・ヴァデムあんまり好きじゃないから、「素直な悪女」以外は多分
観てないと思います。

「ポンペイ最後の日」観てないです。カウフマン好きだったのに、出ている事
も知らなかったです。

>95さん
「五本の指」(ジョセフ・L・マンキウイッツ)
と思うのですが、主演はジェームス・メイスン、共演はダリエル・ダリューです。
1041:01/11/12 12:51 ID:GCIreute
>96 メイヤーさん
「風と共に去りぬ」のスカーレット候補にシャーリー・テンプルですか、結構
凄いですね、前にも言ったんですが、アカデミー70周年かの時に、シャーリー・
テンプルが出ていました、とても幸福そうな可愛いおばさんになっていました、
その姿を見て、凄く楽しい気分になりました。

メイ・ウエスト、ケバイ豊満おばさん、結構当たってますか、良かった。

>98さん
「恐怖の報酬」はクルーゾ監督の方です、子供の頃=古いと直ぐに思ってしまう
もんで、2作あるのは断ってなかったです。

>99 クルーゾさん
俺は「やまちゃばな きゅう」でした。小さい頃、えらい名前の人もおるなぁと
思ったもんです。人事募集で若干名は、若い人を1000人雇う事だと、
長い間思っていました。

「コロンボ」にS・プレシェット出ていたやつ観てないんですが、
エディ・アルバートも出ていたのですか、題名解ったら教えて頂けませんか
余談ですが、E・アルバートが卑怯な上官になる戦争映画「攻撃」(R・アルドリッチ)
面白かったです。他にJ・パランス、リー・マーヴィンが出演しています。
「コロンボ」って、そんなにたくさんの人が出ていたのですか、全然知らな
かった。「コロンボ」観たり、観なかったり、途中から観たりで、えらい事
しました。

>100 シネマ三四郎さん
三大男優 ゲーリー・クーパー、スペンサー・トレーシーも外せないし、クラーク
・ゲーブル、妥当なところですか、やはり十大俳優くらいに、してもらわないと
さぞかし、編集者の皆さんも悩んだ事でしょうね。

>101 ホリヰさん
よろしくお願いします<アミメ映画>

「二つの世界の男」は以前、題名思い出せなくて、ここで教えてもらったんです。
又忘れてしまった、綺麗な、なんとかクネフの名前も教えて貰ったのに・・・・
この映画には偽札の件は出てこなかったと、記憶しているのですが・・・・

ジェームス・メイスン好きな人に、J・スチャワートは仕方ないでしょう
「素晴らしき哉、人生!」喜んでもらって、俺も大喜びです。
105クルーゾー:01/11/12 12:55 ID:tr4HQiuQ
「コロンボ」の話でのは、「サンセット」ではなくて「イヴの総て」です。
アン・バクスターですから。
それと、このシリーズにはジーナ・ローランズもゲストで出てます。

>アミメ映画のお薦め
アニメに関してはホリヰさんが書かれていらっしゃるので、
私はアミメ(網目)のほうを。
マレーネ・ディートリッヒはどうでしょう。
「地獄に堕ちた勇者ども」のヘルムート・バーガーも網目タイツをはいていたか?
106メイヤー:01/11/12 13:03 ID:OosjqSOo
>>104 1さん
さすがにテンプルは候補からはずされていたと思います。(笑)
107クルーゾー:01/11/12 13:20 ID:tr4HQiuQ
>1さん
若干名の話・・・ごめんなさい、それは読めました。
読めなかったのは「小児科」、コジカと読んだ!
「月極駐車場」、ゲッキョク駐車場。
題名は「ホルスター将軍のコレクション」です。
もちろんアルバートは将軍役です。
「攻撃」
この映画と「戦争のはらわた」はギラギラしすぎですね。
でも、両方とも好きです。
「二つの世界の男」
キャロル・リード監督ですね。なんかこれって、「落ちた偶像」に似てません?
子供が勝手に理想の大人像を作ってしまう・・・悪人なのに。

忘れた名前は、ヒルデガード・クネフ(またはネフ)では?
前にどなたかが薦めていらしたマルト・ケラーといい、
「悲愁」見たいなぁ。
108シネマ三四郎:01/11/12 14:17 ID:kLoq07MJ
>>88
116さんへ。
「フィラデルフィア・エクスペリメント」は、「古い映画」とは言えませんが、
類似映画ができるほどですから、かなりいい線いってる映画だと私は感じました。

ちなみに、このストーリーは、戦艦を電磁波で覆って、レーダーに映りにくくするという
第二次大戦中に実際あった「フィラデルフィア実験」が元になっていて、
もちろんお話はただの作り話ではありますが、演出と俳優の魅力で、キワモノにならず、
記憶に残る魅力あるSF映画になっていると私は思います。

それと、「刑事コロンボ」が話題になっておりますが、(>>81 >>92 >>99
不勉強にもベン・ギャザラが、監督をやってるとは知りませんでした。

そういえば「コロンボ」は、初期にスティーヴン・スピルバーグ作品もありますね。
タイトルは忘れましたが、別の監督の作品の中で、コンピュータを扱う天才少年が出てきて、
名前を訊かれて、「ぼく、スティーヴン・スピルバーグ」と応える楽屋オチがありました。
20代の若さで監督になったスピルバーグと天才少年を引っかけたんでしょうね。

それともうひとつ、エディー・アルバート(「ローマの休日」のG・ペックの相棒)で
思いだしたんですが、前スレッドで名前が出てこなかった、
「バタフライはフリー」のG・ホーンの相手役は、この人の息子でした。
息子の名前は、エドワード・アルバートですので、父親と同じ名前のジュニアなのかも。
109クルーゾー:01/11/12 14:20 ID:QZY/8jLJ
>103 1さん
>NHKで徳川夢声が司会していて、杉 葉子さんしか思い出
せないのですが、4〜6名の解答者のような人がいた、そんな番組があったと、
思うのですが、番組名画出てきません

「私だけが知っている」

ではないでしょうか?
前半犯人当てドラマがあり、後半出演者が犯人を推理する、というものだったと記憶しています
出演者は他に、有吉佐和子、池田弥三郎等が出ていたと思います。
火の玉(?)が乱れ飛ぶタイトルバックと音楽が怖かったです。
1101:01/11/12 16:49 ID:1pD0CqC7
>105 クルーゾさん
<アミメ映画>「嘆きの天使」のデートリッヒは網目でしたか?
昔ヘルムート・バーガーに逢った事がある友人が、「かなり不気味やった」と言っ
ていました。

>106 メイヤーさん
シャーリー・テンプル、候補から外されましたか、ホッとしました。

>107 クルーゾさん
ありがとうございます「ホルスター将軍のコレクション」ですね
「戦争のはらわた」は未見です。俺は題名恐怖症で強烈な題はダメなんです。
「落ちた偶像」はとても面白いと思ったのですが、「二つの世界の男」は、
あんまり面白くなかったです。又教えてもらった、ヒルデガルド・クネフとクレア
・ブルームが綺麗だった事しか頭にないんです。

そうです、そうです「私だけが知っている」、確かそんな題名でした。
前半にドラマがあって、後半に皆で推理して、意見を出しあって解決のドラマ
を見る。
あぁ思い出しました、俺はこの番組の御蔭で怖がりになったんです、そうです、
あの音楽です、小学生の俺には凄く不気味で、耳に指で栓をしても、その間から
漏れ聞こえて来て・・・・
番組は面白かったので毎週見てしまって、よく寝小便をしました。
でもよく考えてみると、その前から怖がりでした。
111クルーゾー:01/11/12 17:37 ID:OVREE3b8
>1さん
109のクルーゾーさんは、私ではないんです。
紛らわしくなるから、HNを変えましょうか?
それと、ごめんなさい。
ホルスターでなくてホリスターです。
それと、ディートリッヒは編みタイツで無かったかな?
勝手にそう思い込んでるのかも、いつもみたいに。
その「私だけが知っている」という番組は見たことないのですが、
もっとだいぶ後に大野しげひさが司会でやっていた
似たような推理番組は見た記憶があります。
確か、土曜日の朝に放送していたような。

>シネマ三四郎さん
スピルバーグ監督作品は「構想の死角」ですね。
スピルバーグ少年が出てくるのは「愛情の計算」です。
このエピソードには「禁断の惑星」で出たロボットも出てきます。
この時の犯人は、ホセ・フェラーです。
ベン・ギャザラ監督作品はド忘れしてます。ちょっと調べます。
「さらば提督」と上司が犯人のやつだったかと。
112クルーゾー:01/11/12 17:47 ID:OVREE3b8
>シネマ三四郎さん
調べました。
ベン・ギャザラ監督作品は「歌声の消えた海」「権力の墓穴」でした。
「さらば提督」はパトリック・マッグーハンが監督でした。
あの、プリズナーbUの人です。

それと前の方で「シーラ号の謎」が出ていたので、
これにラクウェル・ウェルチが出てたような・・・
彼女もグラマーちゃんですよね。

私はどちらかというと「素晴らしき哉、人生!」より
「クリスマス・キャロル」の方をクリスマスには見てしまうんです。
で、スペンサー・トレイシーの名前が出ていたので、
彼のスクルージは無かったかなと思って調べたら
やっぱり無かったんです。
またも勝手な思い込みをしてしまっていた。
いつもは、ジョージ・C・スコットのをみています。
113116:01/11/12 18:17 ID:JfXkV6SR
>>108 シネマ三四郎さん
「フィラデルフィア・エクスプレス」、おっしゃるように、実際に
あった第二次大戦中の実験をから、アイデアを膨らませきちんと
作られてた作品だと僕も思います。いかんせん、後年の類似作二つを
先に観ていたもので。失礼しました。

「コロンボ・シリーズ」でスピルバーグが監督したのは、「構想の
死角」だそうです。共同出筆という形で小説をいくつも発表している
二人のうち、実は書いていなかった方がもうひとりを殺すことから
始まるストーリーです。僕もあんまり詳しくないので、ファンの
H.P.からの引用ですが。
11471=95:01/11/12 18:24 ID:w5U4RQ8L
>>75さん
亀レスすみません。「哀愁」はどっぷり浸れるから好きです。白黒の画面から
醸し出される、あのなんともいえない雰囲気と悲恋の組合せがたまりません。
北米盤DVDも未発売みたいで残念です。
ただ、私の家族には不評です。どうも冷めた見方をしているようで(苦笑

>>102のホリヰさん
>>103の1さん
レスありがとうございます。おそらくタイトルは1さんの御指摘の通りだと
思います。お二方とも同じ俳優を連想されたところをみると、どうやら
有名な映画のようですね。
今更遅いですが、他の皆さんにはネタバレすみませんでした。
115116:01/11/12 18:38 ID:JfXkV6SR
来月から年初にかけてのBS2での放映予定が発表されています。
「ゴッド・ファーザー」三部作の一挙放送ほか、結構豪華なラインナップ
です。僕としては、稲垣浩版「無法松の一生」(主演は阪妻)を観られる
ことがこの上なくうれしいです。
「愛人ジュリエット」も放映されます。ご参考まで


NHK ホーム・ページより

http://www.nhk.or.jp/bs/htdocs/raigetsu/eiga.html
116クルーゾー:01/11/12 18:51 ID:DZcHDOOx
わぁーーーーっ、116さん、またまたまたありがとうございます。
12月も楽しみだなぁ。
2つの「無法松」に、「女優」、「ジャコ万と鉄」。
「愛人ジュリエット」に「アンリエットの巴里祭」、「橋」。
ビデオがたまる一方です。
117ホリヰ:01/11/12 19:02 ID:vr8hM+Kz
>>104
>余談ですが、E・アルバートが卑怯な上官になる戦争映画「攻撃」(R・アルドリッチ)
>面白かったです。他にJ・パランス、リー・マーヴィンが出演しています。

あの映画に「じゃじゃ馬億万長者」のジェド役のバディー・イブセンが出たましたね。
「ティファニーで朝食を」にも出てました。
役は…、ネタバレになるからやめます。

そういえば、「裸のガンを持つ男」の元ネタになっているリー・マーヴィン主演の
TV番組「特捜M」にバズーカ砲を盗んで銀行強盗をやるギャングの話が
ありましたが、目撃者の新聞の売り子の役で「じゃじゃ馬億万長者」の
グラニーばあさん役の女優が出ていました。
あの人なんて言うんですかね。
1181:01/11/12 19:48 ID:TGjwyCdC
>111 クルーゾさん
そうだったんですか、道理で俺の感じでは、あの番組をリアルタイムで見ている
ような年齢とは思っていなかったので、HNの事は俺には解りません、折角慣れ
親しんだHNですので・・・・・

デートリッヒはどうだったですかね????

そう言えば、大野しげひさも最近とんと見ませんね。
ラクウェル・ウェルチも懐かしい名前ですね、そう言えばかなりのボインちゃん
でしたね、俺は映画の内容は忘れても、ボインちゃんは良く憶えています。

急に思い出したのですが、ラズロ・ベネディク監督の「セールスマンの死」と言う
映画、ご存知ないですか、これもずっと観たいと思っている映画なんですが・・
119シネマ三四郎:01/11/12 20:25 ID:kLoq07MJ
>>111 >>112 クルーゾーさんへ。
さっそく、ありがとうございます。
「プリズナーNO.6」!なつかしい。それにしてもあのラストは一体・・・

たしかに、「シーラ号の謎」にラクェル・ウェルチは出演しいてました。
それにしても、なぜ“豊満女優”で彼女の名が浮かばなかったのか。

>>113 116さんへ。
いえいえ。私の感想を述べたまでです。
私は、映画を見た後の受け取り方は、百人百様だと思っています。
どうかお気になさらずに。

「コロンボ」の件も本当にいつもありがとうございます。

>>99 >>104 >>107 で話題になっていた、漢字の読み間違いの件ですが、
昔、私の父が“二谷英明”を“ふたや・えいめい”とよんでいたので、
私もずっとそう信じていました。のちに本当のよみかたを知らされても、
「えっ?“ふたや・えいめい”の方がカッコいいのに」と思ったものです。

台湾では、“宝田 明”が“宝 田明(ほう・でんめい)”と思われていたそうです。
台湾旅行のとき、現地添乗員のおじさんから聞いた話です。
120スパーク:01/11/12 20:45 ID:zvM+CfCG
>99 クルーゾーさん
よく思い出してみたらスザンヌ・プレシェットは犯人じゃなかったですね。
確か母親と一緒にヨットに乗っていたら事件に巻き込まれたような・・・
うる憶えで済みません。

>103 1さん
残念ながら「彼女は二挺拳銃」は現在ビデオ発売されてないようです。
つい10年前まではよくテレビ東京で放映されてましたが。
確か2.3年前NHK−BSでもやってました。
今でもビデオで録画しなかったことを悔やんでます。
とにかくアン・バクスターが男まさりだけど可愛いですし、ウォルター・ブレナンが
機関車の運転士役でいい味出しているので何回見ても飽きません。
誰かこの映画を見たことがある人いますか?
121名無シネマさん:01/11/12 21:35 ID:E8oozD/N
>>120
スパークさん
「彼女は二挺拳銃」は、最初に見たのがいつだったか思い出せませんが、30年以上は前でしょう。
テレビで見ました。私は、さほど面白いとは思いませんでしたが、アン・バクスターを山岡久乃さん
アテレコしていたのを覚えています。そういえば藤岡琢也氏も当時、アテレコの仕事をしていたはず。
売れない頃は、皆さん苦労していたんですね。
122名無シネマさん:01/11/13 00:07 ID:PWYU7i7n
「彼女は二挺拳銃」にマリリン・モンローがでてる事に触れてないのは
単なる偶然ですか?
123121:01/11/13 00:33 ID:m/XXXGnD
>122
マリリン・モンローは、仕込みのコーラス・ガール達の一員に過ぎません。
従って大して重要では無いと思った訳です。私は、女優好きを持って任ずる者です。
モンローの最も初期の大きな役は、48年「Ladies of the Chorus」でアデル・ジェーゲンス
の娘役、この作品だと思います。準主役です。私は、輸入ヴィデオを5年ほど前に購入済みです。
それよりも、山岡さんや、藤岡さんの事を書いた方が面白いかと思った訳です。
124名無シネマさん:01/11/13 00:38 ID:vT7LDott
>123
いやちょっと気になったもので・・・スマソ
125孫 梧空:01/11/13 01:41 ID:oFsjgcW4
>15
私も高2の時に「パピヨン」を観てすごく良かったのを覚えています。あと脱獄物では
ありませんが同時期に演っていたロバート・レッドフォード主演「大いなる勇者」、
「クロムウェル」なんか良かったです。

>103 1さん
さっそく在庫確認の電話いれてみます。確かT・ハットン主演でしったっけ。
在庫あるかな〜。
126孫 梧空:01/11/13 01:52 ID:oFsjgcW4
>43さん
私なら「安寿と厨子王(字あってますか?)」東映子供映画やったと思います。
それと「孫 梧空」もね! こういうのはあきませんか? 他にもエエのんイッパイ
在ったと思いますが忘れました。
127エミリーの薔薇:01/11/13 01:55 ID:g5fzlqBI
こんにちは。ここ2日程、本スレが全く発見出来ませんでした。
2ちゃんでは良くある現象みたいですが、気を取り直して書込みます。

ホントにここまで、マーロン・ブランドの話題が余り出て来なくて意外です。
私はエリア・カザンの「欲望という名の電車」「波止場」に大ショックを受け
(「革命児サパタ」はもう一つでした)、さらにはマンキウィッツの
「ジュリアス・シーザー」で、止めを刺されたクチでして。

カザンの両作品については、こちらでは釈迦に説法でしょうから
「ジュリアス〜」について述べます(後日、礼賛しちゃうかも知れませんが)。
後に、どういう訳かチャールトン・ヘストンでも再演されている、
シェークスピアの同名戯曲の映画化で、ブランドはアントニーを演じます。

見所は、原作のハイライトでもあるローマ市民へのアジ演説の場面。
ブランドの朗々たる台詞回し、立ち居振る舞いが誠に素晴らしく、
観客の誰もが陶然となる事請け合いです。ローレンス・オリビエの様な、
正統派シェークスピア俳優とは明らかに一線を画す、その異質な佇まい。
「ゴッドファーザー」の印象しかない方には、是非とも体験して頂きたいですね。

エリア・カザンについても少しばかり。赤狩りの件はともかく、大好きな監督です。
初期のお薦めは「ブルックリン横町」。勝ち気な母親役のドロシー・マクガイア、
憎めないフーテン親父役のジェームス・ダンの組み合わせもさることながら、
利発で感受性豊かな長女役の、天才子役ペギー・アン・ガーナーの演技がもう絶品!
この作品以降、どうして大成しなかったのかと不思議でなりません。

惜しむらくは、「ベイビードール」が今日まで観れない事です。
私はキャロル・ベイカーも大好きなので、あれこれ機会を窺っているのですが
その願い未だ叶わず。どなたかに見所を語って頂きたいものです。それでは。
128孫 梧空:01/11/13 02:09 ID:oFsjgcW4
>1さん
内には「親方」だけと違うて 小5の「役立たず姫」も居てますんで。
なかなかここにも来れません。しばらく来れなかったんですが新しくなってますねぇ。
遅ればせながら、おめでとうございます。
暇をみて又ちょくちょく来させてもらいます。
129孫 梧空:01/11/13 02:17 ID:oFsjgcW4
>127エミリーの薔薇さん
私は素人なので皆さんの様には解かりませんが、あの存在感は私などか
ら観てもいいですね(なんという題名かは忘れたけど)。
130メイヤー:01/11/13 02:26 ID:VVJp7ixF
>>127 エミリーの薔薇さん
「ジュリアス・シーザー」では、ブランドのアントニーに対してジェームズ・メイソンがブルータスを演じてましたね。
女優陣はグリア・ガースンがカルパーニア(シーザー夫人)、デボラ・カーがポーシャ(ブルータス夫人)でした。
「欲望という名の電車」はヴィヴィアン・リーとの白熱した演技合戦が見物です。
131メイヤー:01/11/13 02:31 ID:VVJp7ixF
>>118 1さん
「セールスマンの死」はフレドリック・マーチ主演のアーサー・ミラー戯曲ですね。
132メイヤー:01/11/13 02:38 ID:VVJp7ixF
>>131の続き
マーチはこれで1951年度のゴールデングローブ男優賞(ドラマ部門)を受賞し、アカデミー主演男優賞にもノミネートされました。
133クルーゾー:01/11/13 09:19 ID:g6SiFjYN
>1さん
「セールスマンの死」は舞台の方は見たことあるんですけど・・・
フレデリック・マーチなら、ぜひ見てみたいです。

>シネマ三四郎さん
「宝 田明」には笑わせていただきました。
人の名前って、難しいですよね。いつもフリガナが振ってあるわけではないし。

>孫 梧空さん
「クロムウェル」はリチャード・ハリスのですか?
それなら、あの映画でのアレック・ギネスのリチャード一世が
肖像画にそっくりだったのを覚えています。
古いアニメは「蜘蛛と何とか」ってのもありませんでした?
「白蛇伝」?とかも古いですよね。

>エミリーの薔薇さん
マーロン・ブランドの話。
確かに、「波止場」「欲望という・・・」での演技は巧いとは思いましたが、
後のジェームス・ディーンを見るような。
でも、最初に観たのが「ゴッドファーザー」、次に観たのが「妖精たちの森」。
これでは興味がなくなっていくと思いません?
かの「回転」と同じ話でありながら・・・
巧いし、存在感はあると思うんですが、ファースト・インパクトが強すぎて・・・
ごめんなさい。
「ジュリアス・シーザー」にいたっては、
新・旧ともになんか配役がしっくり来ないんです。
どちらもブルータスが・・・
エリア・カザンの赤狩り問題が出たのでちょっと書かせてください。
ウォルト・ディズニーが赤狩りの時に
多くの関係者を局に売っていたという事になぜ触れないのか!
その事を知ってから、一切ディズニー・アニメは見ないようにつとめています。
もちろんディズニー・ランドは一度も行ったことがありません。

エミリーの薔薇さんの名前の元はフォークナーですか?
134クルーゾー:01/11/13 09:22 ID:g6SiFjYN
「クロムウェル」
リチャード一世ではなくてチャールズ一世です。

ディズニーの話は熱くなりすぎました。
すいません、忘れてください。
135ホリヰ:01/11/13 09:55 ID:TAqmcTF+
>>134
>ディズニーの話は熱くなりすぎました。
>すいません、忘れてください。

いえいえ興味深いお話でした。
確かミッキーマウスの実質的な生みの親はウォルト・ディズニーではなく
アブ・アイワークスであると聞いたことがあります。
彼は才能をねたまれてディズニープロをいびり出されたとか…。
ディズニープロは最近、「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明が昔作った
「ふしぎの海のナディア」をモロに盗作して「アトランティス」なる映画を
つくっています。なんだかなあ。

ところで、アブ・アイワークスはヒッチコックの「鳥」で、調教ではコントロール
できない鳥をシーンのためにスーパーリアルなセルアニメーションを描いた人です。
CGのない時代には神業のようなことをやっていたんですね。
136フーマンチュー:01/11/13 10:06 ID:+Ev7aM4W
BSで「戦争と平和」やってますね。
当時見たときは、リュドミラ・サベリエーワの美しさだけが記憶に残っています。
だって小学生にはあの映画はちょっと(かなり?)難しいです。
ところでリュドミラ・サベリエーワはその後「ひまわり」に出演しましたが、
他にはどんな映画に出てるのでしょう?

そしてクルーゾーさん、すみません。
うっかりして私もクルーゾーでカキコしてしまいました。
元のフーマンチューに戻ります。
ところでクルーゾーさんは”アンリ・ジョルジュ・クルーゾー”ですか?
それとも”クルーゾー警部”ですか?
わたしの”フーマンチュー”はピーター・セラーズの”怪人フーマンチュー”
から頂きました。
137ホリヰ:01/11/13 11:10 ID:TAqmcTF+
>>136
>わたしの”フーマンチュー”はピーター・セラーズの”怪人フーマンチュー”
>から頂きました。

おそれながらピーター・セラーズの“フーマンチュー”の名乗りは“怪人”ではなく
て“天才悪魔”でござります。ってうるさいですね。細かいことを…。

でも“天才悪魔”って名乗りはかっこいいですよね。
私は昔から世界に仇なすエキセントリックな悪の天才というキャラクターが
大好きで“天才悪魔フーマンチュー”は試写会に応募して見に行きました。
内容はちょっと拍子抜けしましたが、また見たい映画です。コメディだし…。

“怪人フーマンチュー”はクリストファー・リーでしたよね。
なんでもある本で“フーマンチュー”のまたの名を“ミルマスカラス”というと
ありました。
あの人プロレスラーだったんですかね。
138シネマ三四郎:01/11/13 11:21 ID:vS+V7D50
>>136
フーマンチューさんへ。

リュドミラ・サベーリエワの出演した映画で、日本で公開されたものは、
私の知る限りでは、「戦争と平和」と「ひまわり」の他は、
ソ連(当時)映画「かもめ」(チェーホフ原作)と「帰郷」です。

「ひまわり」「戦争と平和」は有名ですが、ソ連製の二作は見てる人が少ないようです。
評論家の評価はどちらも高くはなかったですが、私は好きな映画です。
特に「帰郷」は、革命後故郷を離れた人々の物語ですが、今でもR・サベーリエワの
あの哀しい表情が、強く印象に残っています。

それと、イタリア映画「ひまわり」ですが、彼女のインタビュー記事によると、
「あの映画で、私が最も熱演したシーンは、出来上がった映画を見たらカットされていた。」
と不満をもらしていました。

そして「ひまわり」は、結局ソ連では公開されなかったそうです。
これは私の推論ですが、当時のソ連政府としては、撮影に全面協力したのに、
完成した作品、特にソ連軍の描写に当局の意向とそぐわない部分があったのではないでしょうか。

それにしても、リュドミラ・サベーリエワが熱演したという、「ひまわり」のカットされた部分が、
どのようなシーンだったのか、興味はありますね。
139名無シネマさん:01/11/13 13:00 ID:br2z+8/k
>>133
>ウォルト・ディズニーが赤狩りの時に
>多くの関係者を局に売っていたという事になぜ触れないのか!

その話、関心があります。
ABCで制作された「アメリカの20世紀」というドキュメンタリーで
ハリウッドの赤狩りを扱ってましたが、セシル・B・デミルやジョン・フォードの
ことばかりで、ディズニーのデの字も出てきませんでした。
もし、いい参考文献をご存じなら、教えていただけないでしょうか?
140名無シネマさん:01/11/13 13:11 ID:KAE40kkq
「おかしなおかしなおかしな世界」原題は"What a mad mad mad world"だ
ったと思うが、この映画を御存知の方、いますか?国内ではビデオ化もDVD化
もされていないと思うのですが。
141クルーゾー:01/11/13 14:07 ID:N2gW+oWg
>ホリヰさん
「アトランティス」
もたもパクリましたね、ディズニー。「ライオンキング」に引き続いて。
緘口令がしかれているのか、どの雑誌を見ても、その事には触れていませんね。
私は「エヴァ」のラストがあれですから、「ナディア」の方が好きなんです。
まぁ、どんなにイメージを膨らませても、
「ナディア」を超えることは無いと思いますけど。

>139 名無シネマさん
ディズニーの赤狩り関与問題。
私もだいぶ前に読んだか、聞いたかしたものですから、
これという参考文献があるのかは分かりません。
まさか、いつもの記憶違いではないと思うのですが・・・
だとしたら、相当赤っ恥。

>フーマンチューさん
私のクルーゾーは、その両方から取らせてもらいました。
昨日雑誌を見て知ったのですが、怪人フーマンチューがリメイクされるとか。
ちょっと見ただけですので・・・アニメ雑誌「ニュータイプ」で。

そういえば、今日からイタリア大回顧展が始まるんですよね。
新しく来られた方もいらっしゃると思いますので、
 http://www.asahi.com/event/italia/cineteca/index.html
こちらをどーぞ。
日本未公開の作品が多く、値段もちょっと安め。
既に前売りが無いものもありますのでお早めにどーぞ。

1さんはいらっしゃるんですか?
142フーマンチュー:01/11/13 14:10 ID:+Ev7aM4W
>>138
シネマ三四郎さん
ありがとうございます。
「帰郷」はそう言えば、おぼろげに記憶があります。
「ひまわり」のカットシーン、ものすごく興味があります。
ぜひ、完全版を見たいですね。

>>137
ホリヰさん
>おそれながらピーター・セラーズの“フーマンチュー”の名乗りは“怪人”ではなく
て“天才悪魔”でござります。

そうか、そうですよね。
記憶の中でゴチャマゼになっていました。
ご教示ありがとうございました。
1431:01/11/13 15:41 ID:sgXjCOyh
>114 71=95さん
えらい亀レスすみません(亀レス=遅い返信であってますよね?)
「哀愁」が家族に不評なのは、スートーリーがあまりに、とってつけた感じから
なんでしょうね。

「五本の指」であってましたか、良かっ〜た。もう一回観ても、
ハラハラドキドキしますよ、特に機密文書をカメラで撮る場面なんか・・・

>115 116さん
ありがとうございます。
「無法松の一生」するんですか、楽しみやね、以前何かでこの映画の事読んだ時
に未亡人役の園井恵子の写真が載っていて、凄く感じ良かったんですよ、好きな
タイプなんですよ、息子が確か長門裕之だったですね。

>116 クルーゾさん
「アンリエットの巴里祭」は立川談志師匠がテレビや雑誌で大絶賛しているのを
何度か見たり聞いたりしました。

>117 ホリヰさん
ごめんなさい、バディー・イブセンって名前も知りませんでした。
リー・マーヴィン主演の「特捜M」も全然知りませんでした。

>120 スパークさん
「彼女は二挺拳銃」ビデオ発売されてませんか、う〜む残念

>125 孫 悟空さん
脱獄物でしたら1本薦めさせて下さい。
「穴」(ジャック・ベックル)フランス映画ですが、なかなか面白いと思います。
アメリカ映画とは若干違った趣があるように思うので・・・・

「TSUTAYA」で聞けば、一番確実かと・・・・

>127 エミリーの薔薇さん
マーロン・ブランド「波止場」「欲望という名の電車」「革命児サパタ」3本共
好きですね、3本共に役柄は違いますが、内に秘めたギラギラとした暴力的な
エネルギーを感じるのです。「道」のA・クインや「羅生門」の三船敏郎は役柄で
こそ、そのように感じるのですが、M・ブロンドには役柄に関係なく、得体の知れ
ない野性的な危険な匂いを感じてしまうのです。自分の観た映画の役柄を勝手に
総合して、思い込んでるだけかも知れませんが・・・・・・

関係ないんですが、「波止場」だM・ブロンド、瞼というか目というか最初から
最後までボコっと腫れてませんでした???

>128 孫悟空さん
ありがとうございます。「役立たず姫」もそのうち「どえらい役立つ姫」に成る
かと思います、それまでの辛抱辛抱、のんびり、ゆっくりですよ
暇を見つけたら、どんどん来て下さいよ、でも無理はいけませんよ、無理は・・

>131 メイヤーさん
そうです、フレデリック・マーチ主演の映画です。

>133 クルーゾさん
恥ずかしい話なんですが、生まれて一度も舞台というのを観た事がありません。

>136 フーマンチューさん
フーマンチューさんですか、あんな古い番組を憶えていたのは、又あの時代に
見たテレビで懐かしいのがあったら、教えて下さいね
144116:01/11/13 16:41 ID:xUxUChi3
>>
145ホリヰ:01/11/13 16:44 ID:TAqmcTF+
>>141
>クルーゾーさん
>私は「エヴァ」のラストがあれですから、「ナディア」の方が好きなんです。

「エヴァ」のラストのあれですが、実はあれに似た演出の映画を見たことがあります。
暗がりの中で延々とひとりの男が何者かに尋問されるというかなんというか、人間の精神
の内奥を問い詰めつづけられ、哲学的というかイメージ的な映像が流れます。
最期にその男が軍用トラックの荷台に乗って去っていくのですが、トラックがくぐるゲー
トに「対洗脳用訓練施設」とかなんとかの看板がかかっているというオチでした。
テレビで土曜日の昼間に途中から見た映画で題名すら憶えていない映画です。

ところでこのモチーフで思い出すのが、60年代のSFアンソロジーのテレビドラマ「ア
ウター・リミッツ(日本題名ウルトラゾーン)」の『悪夢』というエピソードです。
実はこの『悪夢』こそがあの面妖なアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の元ネタではない
かと私は密かに睨んでいます(以下はネタバレなので嫌な人は飛ばしてください)。

この『悪夢』では宇宙からの突然の攻撃で始まった宇宙戦争で地球人兵士が宇宙人の捕虜
になり猛烈な尋問をうけ精神が崩壊していく様が描かれます。しかし、「宇宙からの突然の
攻撃」は実は宇宙人自身のいう「釈明の余地のない過失」による事故で、地球の為政者たち
は謝罪を申し込んできた彼等を利用し、侵略者に仕立てて擬似宇宙戦争を行い、そうとは
知らず宇宙人の捕虜となった地球人兵士をモルモットにして宇宙人たちの技術を使い人間
が精神攻撃による洗脳にどれくらい耐えられるかの実験を行っていたわけです。
朝鮮戦争(制作当時ベトナム戦争は始まっていなかった)でアメリカ兵の捕虜が次々に洗
脳された苦い経験をこの実験のデータをもとに打開しようとする陰謀だったのです。

「エヴァ」で描かれる“使徒”との戦いは、実は人類を高度に進化させるために仕組まれ
た擬似戦争であると私は見ています。ならばこのモチーフは『悪夢』そっくりです。
それだけではありません。「宇宙からの突然の攻撃」による爆発シーンの映像は「エヴァ」
の“セカンドインパクト”そっくりです。
また、登場人物のキャラクターも『悪夢』と「エヴァ」は符丁を合わしています。
情緒不安定でマザーコンプレックスのマーチン・シーンは碇シンジとアスカ・ラングレー
に、陰謀の元締めのウイット・ビッセル(「必死の逃亡者」のFBI捜査官役の人)は碇ゲ
ンドウに、そしてミステリアスで何を考えているかわからないジェームス・繁田(「ダイハ
ード」の日系人社長役の人)が綾波レイに対応しています。

新宿のTSUTAYAに『悪夢』が収録された「アウター・リミッツ」のビデオが当時からおいて
あったし、庵野秀明ならばこの『悪夢』を見ていてインスパイアされていてもおかしくあ
りません。

クルーゾーさんの一言に触発されて長文を書いてしまった…。
1461:01/11/13 16:55 ID:mlaAMRcp
>138 シネマ三四郎さん
俺は未見ですが「かもめ」「帰郷」題名聞いただけで、リュドミラ・サベリーエワ
の控えめで、物悲しい、憂いを含んだ顔を思い出すじゃありませんか、
何と罪な事を、おお愛しのサベリーエワちゃん。

>140さん
「おかしなおかしなおかしな世界」未見なんですが、これも何かで読んだような
確かスペンサー・トレーシー他大勢出演の長時間ドタバタ喜劇のような映画と
違いましたかね、ビデオは出ていたように思うのですが、ビデオ屋さんで、その
タイトル見たような・・・・・・・・

>141 クルーゾさん
「イタリア映画大回顧」めちゃめちゃ行きたいじゃ、あ〜〜りませんか
「ウンベルトD」絶対観た〜〜い、「ミラノの奇蹟」も大画面で観た〜い
「ベリッシマ」も大画面で、観た〜い、でも・・・・・・・〜〜〜い
147116:01/11/13 17:03 ID:xUxUChi3
↑げっ、失敗した。

>>127 エミリーの薔薇さん
マーロン・ブランドはシリアスな役どころが多かったですが、「寝室
ものがたり」ではコミカル演技をに見せていましたね。先輩格の
プレイボーイを演じるデイヴィッド・ニーヴンと若いプレイボーイの
ブランドがひとりの女性をターゲットにどちらが腕利きかを競う話
です。肩の力を抜いて楽しめる作品で、結構好きです、これ。
それから、マンキーウィッツ監督のミュージカル映画「野郎どもと
女たち」(共演はF・シナトラ他)でも同じような役どころで
ブランドやっぱりうまいなあと思いましたが、真面目な救世軍の
女性を演じるジーン・シモンズがはまり役でどちらかというと
こちらの方が印象に残っていますが。
(余談ですが、「寝室ものがたり」はスティーヴ・マーティンとマイケル・
ケインの共演で「ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ」という
題名でリメイクされています。この二人は大好きなのですが、最初に
作られた「寝室ものがたり」のほうが僕は好きです。)

>>139 名無しシネマさん
ウォルト・ディズニーに関するダークな面の記述は、何年か前に出版
された「闇の王子ディズニー(上・下卷)」に詳しいです。僕は当時
書評を読んだだけですが、結構売れていました。彼に対する誹謗を
主要な目的にした書籍なので、真偽、資料的価値なんかに関しては
なんとも...
148139:01/11/13 18:42 ID:OenZIT+/
>>141
>>147
さっそくのレス、ありがとうございます。
「闇の王子ディズニー」探してみます。
149ムンク:01/11/13 18:54 ID:wupN6Ro8
その節は、ペキンパー監督のオススメありがとうございました。
再び彼の作品にゾクって来させていただいてます。

>>140さん
『おかしなおかしなおかしな世界』はビデオ化されてますよ。
廃盤かもですが、どこかで誇り被ってる可能性ありかも?
ワーナーから発売されてるよ。
地球儀の缶詰、キルキリ開けるアニメのオープニング=ソール・バス
キートンさん(Gスタンドのおぢさん)やM・ルーニーさん
賑やかな顔ぶれの、ドタバタコメディですね。
見つかるといいですね。
150116:01/11/13 19:03 ID:xUxUChi3
>1さん
昨晩、ルイ・ジューべ主演の「犯罪河岸」(監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾー)
を観ましたよ。彼の出演作としては後期のものだそうですね。話の方向はある程度
読める感じでしたが、うまく作ってあって面白かったです。場面は少なかった
ですが、ジュ-べと彼の子供との関係が愛情深く描かれていて微笑ましかった。
(題名の読み方は”はんざいかし”でいいのですよね?)

イタリア映画、楽しんできます。うらやましがらせて、ごめんなさい。
151エミリーの薔薇:01/11/14 00:41 ID:Ud2oJMDq
おおっ、諸先輩方から一夜にしてレスの数々!
これで私も免許皆伝に半歩近づけたのでしょうか。有り難うございます。

>孫 梧空さん
いえいえ。私は名画の殆どをビデオで観たという不届き者ですし、
何時も記憶違いが無いかと、悪戦苦闘している若輩者でもあります。お手柔らかに(w

>メイヤーさん
「ジュリアス」、謀反の首謀格・カシアスは重鎮ジョン・ギールグッドでしたね。
「欲望〜」ではカール・マルデンも最高でした、「波止場」の牧師役と共に。
テネシー・ウィリアムズ絡みでは、「バラの刺青」を未見なのが口惜しい限り。
アンナ・マニャーニのアカデミー主演女優賞作品なのに、残念至極です。
(マンキウィッツの「去年の夏、突然に」も凄い作品でした。
 エリザベス・テイラーも、前年の「熱いトタン屋根の猫」以上の出来では?)

>クルーゾーさん
はい!ご指摘通り、フォークナーの短篇を拝借しました。
録画テープから「悶え」「サンクチュアリ」を早く掘り起こさねば(w
確かどちらかで、ユル・ブリンナーが主演していたような記憶がありますが。
(この辺も皆さんならば、スラスラと見所を語られるのでしょうね)

フォークナー絡みでは、「長く熱い夜」が忘れられません。
若き日のポール・ニューマンを初めに、好色因業ジジイ役のオーソン・ウェルズ、
そして、ジョアン・ウッドワードの清楚な美しさが眩いばかりでした。

>>116さん
「寝室ものがたり」!やっぱり皆さん凄すぎます。
後追い世代の私には難攻不落の一品ですねえ。
私はシャーリー・ジョーンズも好きなので、どうにかして観たいのですけど。
「野郎ども〜」、観る直前の巻き戻し時に、何故かテープが切れちゃいました(泣

>1さん
ブランド、確かに顔中腫れていた記憶があります。ボクサーの役所だったせいかな?
日本映画では何のかんの言っても、黒澤明と大島渚に尽きます。
取り敢えず、捻りを利かせて「悪い奴ほどよく眠る」「東京戦争戦後秘話」を推薦。
逆に今村昌平(後期)は×。特に「神々〜」以降の明け透けな性描写は大の苦手です。

今回もあれこれと書き連ねました。筆の滑りをどうかご寛恕下さい。ではまた。
152紀子:01/11/14 01:06 ID:qeagO8t5
>ブランド、確かに顔中腫れていた記憶があります。ボクサーの役所だったせいかな?

アーサー・ペンの「逃亡地帯」だYO!
153エミリーの薔薇:01/11/14 01:15 ID:Ud2oJMDq
>紀子さん
お初です。「逃亡地帯」も録りだめビデオの山の中です(w
記憶違いであればごめんなさい。それではおやすみなさい。
154スパーク:01/11/14 01:24 ID:N1N+Mpqz
「寝室ものがたり」は自分もお気に入りです。
10年くらい前にテレビ東京の2時のロードショウで見ました。
マーロン・ブランドのおとぼけぶりも中々でしたが、やはり
デビット・ニーブンの方が上手でしたね。
(「大頭脳」や「スパイがいっぱい」のデビット・ニーブンも
いい味出してます)
結局は2人とも年貢の納め時が来て、それぞれ新しい恋人と
ハッピーエンドという内容だったと思います。
全体的にいい意味でのんびりした映画で、まさしく大人の映画
ですね。
それにしても「寝室ものがたり」が話題に出てくるとは・・・
皆さんの知識は凄いですね!
155エミリーの薔薇:01/11/14 01:46 ID:Ud2oJMDq
>スパークさん
はじめまして。就寝前に、以前話題にされていらした、
アン・バクスターについて書きます。

正真正銘の正統派美人だと信じて疑いませんが、
「愚者の行進」での扱いはひどすぎましたよねえ。
化粧も服装も毒々しく禍々しい、売春婦の元締めなんて!

おまけにあの最期(ネタバレ厳禁)、もう哀れを通り越して泣けて来ました。
ジェニファー・ジョーンズも晩年はヌードになったと聞いた事がありますし、
何ともやるせない話です。尤も、そういう事例が大半なのでしょうが。
156121:01/11/14 02:24 ID:b0e9leFK
>エミリーの薔薇さん。
マーロン・ブランドは、いい俳優だと思います。ところで、ジョン・ガーフィールドは
どう思いますか。39歳で亡くなったのが惜しまれます。>>123の書き込みを読んで
頂ければわかると思いますが、女優好きの私は、さして男優に関心は無いのですが、
彼の演技は、ブランド、ニューマン等に影響を与えた筈。「ユーモレスク」
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」など、見事な演技だと思うのですが。ああ、そう、
カザンでは、「紳士協定」の出演がありましたっけ。
157エミリーの薔薇:01/11/14 03:30 ID:00+sOGuf
>121さん
おおっ、又しても強者のお出ましですね。はじめまして121さん。

ジーン・ネグレスコの「ユーモレスク」も、残念ながら未見です。
よって「紳士協定」でのガーフィールドについての印象だけですが、
かなりアクの強い俳優ですよね。冷徹な殺人鬼然とした目も然り。
脇を固めたセレステ・ホルム共々、その存在感は完全に主役の二人を食っていました。

ブランドとの繋がりに至っては、到底私などの出る幕ではありません。
是非ともどなたかご指導下さいますように(w

ところで「紳士協定」ですが、はっきり言って上質の作品とは言えないような。
ユダヤ人差別という、当時としては制約が大きすぎたであろう主題はさておき、
主演のグレゴリー・ペックが明らかにミス・キャスト、空回りの連続でした。

彼特有の「臭み」が悪い方に出た典型ですし、仮にヘンリー・フォンダが演じたと
しても、エリア・カザンにしては脚本の底の浅さが気になる所です。
(単なる事実の羅列に過ぎないというか)

「アラバマ物語」の深みにはまだまだ及ばない、若き日のペックを揶揄するつもりは
ありませんが、実際彼には「悲愁」という苦笑するしか無い珍品もあります。
何れにしても、作品によって著しく自分を殺されてしまうタイプなのでしょうね。
(尤も「ローマの休日」には、無条件降伏なのですけど)
158エミリーの薔薇:01/11/14 03:36 ID:00+sOGuf
↑、エリア・カザン作品にしては、脚本の〜と書きたかったのですが。
念のために訂正しまして、今度こそ就寝です(w
159紀子:01/11/14 04:58 ID:2J0hVCWq
「寝室ものがたり」は「ペテン師とサギ師 騙されてリビエラ」の題名でリメイクされてるYO!
主演はスティーヴ・マーチンとマイケル・ケイン。ほんまマイケル・ケインって作品を選びませんね。
去年だったかのアカデミー賞受賞式でもジョークのネタにされてましたね。
160孫 梧空:01/11/14 07:12 ID:yygTsZxv
>103 1さん
「ララミー牧場」のロバート・フラーって“ジェス"の事ですか?それとももう一人の
“トム”の事ですか?・・・あれっ、“トム”って言う名前やったかなぁ。

>110
私が怖がりになったのは「マタンゴ」のせいです。

>133 クルーゾー警部さん
多分そうです、27年前の映画だと思います。 んっ、アレック・ギネス?出てた様な
気がするなぁ。
「蜘蛛と何とか」は良く覚えていません。スミマセン。
「白蛇伝」そうそう!それです、「安寿と厨子王」の時に「白蛇抄」と書きそうになった
やつ、ありがとうございますお蔭様で気になっていたのが思い出せました。
161名無シネマさん:01/11/14 07:28 ID:b0e9leFK
>160 孫 梧空さん
ララミー牧場、「ジェス」がロバート・フラー、「スリム」がジョン・スミスです。
162孫 梧空:01/11/14 07:49 ID:yygTsZxv
>161さん
そうそう!!!!!!そう!「スリム!スリム!」 どうもありがとうございます。

>116さん
「無法松の一生」テレビで演るんですかっ? 「阪妻」でしょ? 何っ、BSですか?
 あきません、うち映りません。・・・・・・うらやましいなぁ。

>151
何を言うんですか“エミ薔薇”さん、そんなに詳しいのに。私なんかド素人で、
ここで書き込みするのも端っこの方でビクビクしながらですよぉ。
163クルーゾー:01/11/14 09:33 ID:qQuVWZ2U
>ホリヰさん
「エヴァ」のラストに似た話。
なんか、ミステリーゾーンにあった「誰もいない町」?というのにも似てますね。
「アウターリミッツ」
見たいなぁ。いま出てる「ミステリーゾーン」のDVDが全部出たら、
次はこれが出るんじゃないかと思ってるんですけど。
SF作家の原作ものが多いと聞いていて、ぜひ見たく思っています。
特にハーラン・エリスンのと、トム・ゴドウィン「冷たい方程式」。
確か「冷たい方程式」は新しい方のトワイライトゾーンでリメイクされてたけど、
「こんなんじゃない!!!」と激怒した覚えあり。
まぁ、「冷たい方程式」はいままで読んだSFの中で
5本の指に入るくらい好きですから、
どー作っても、納得はしないとは思いますけど・・・
かのロベール・アンリコ監督の「ふくろうの河」でさえ、
ビアスの原作が好きだったので、「まだまだ」と思いました。

>孫 梧空さん
「マタンゴ」
これなら、トラウマになりますね。
たしか、これは原作があったと思うんです。
海外の作品だったような・・・カーナッキを書いた人かなぁ。
ホリヰさんなら、お分かりになるかも。

>1さん
私は「アルファ・タウ」「イタリア万歳」「慈悲なき世界」
「こんなに悪い女とは」「男と五つの風船」を観に行こうかと思っています。
五つだと少し安くなるみたいですし。
でも、この映画祭は東京だけでしかやらないのかなぁ。
ちょっとひどいですよね。イタリア年というのは日本中でやってるんだろうから、
全作品とはいかないまでも、全国を周るべきですよね。

昨日は、早めに帰宅の途につきました。
NYでの飛行機事故でニュースが伸びると思ったもんで・・・
BSの「戦争と平和」の録画がずれると思って、9時までに帰ってみれば、
案の定、25分ずらしてた。やってくれるよ、BS。
164メイヤー:01/11/14 10:37 ID:2nUH6SNX
>>151 エミリーの薔薇さん
アンナ・マニャーニが演じたテネシー・ウィリアムズ作品は、「蛇皮の服を来た男」(マーロン・ブランド主演)もありました。
165メイヤー:01/11/14 10:38 ID:2nUH6SNX
>>164の続き
×来た
○着た
1661:01/11/14 12:24 ID:hbeSwt0G
>150 116さん
「犯罪河岸」(はんざいかし)でいいと思うんだけど、ルイ・ジューヴェのかなり
後期の映画だと思うね、結構老けた感じやったもんね、俺も子供との描写の方が
よく憶えています。

クルーゾでかなり以前に「密告」というのを観たんですが、「大いなる幻影」の
ピエール・フレネーが主演と思うんだけど、「恐怖の報酬」「悪魔のような女」の
後に観たからか、あんまり面白くなかったです。

「イタリア映画大回顧」いいっすね、ぐやじ〜〜い、もう一回
「ウンベルトD」絶対観た〜い「わらの男」「ベリッシマ」「ミラノの奇蹟」
スクリーンで観た〜〜い・・・・・・・・まだ日はあるし・・・・・・

>151 エミリーの薔薇さん
俺なんぞは、全てビデオという大不届き物です。
「去年の夏突然に」のE・テーラーは綺麗やったけど、K・ヘップバーン凄かったね
「熱いトタン屋根の猫」のE・テーラー又又綺麗やったけど、俺はポール・ニュー
マンがもう一つ役にあっていないように思ったんだけど・・・・

「悪い奴ほどよく眠る」以前に題名忘れて教えて貰ったんだけど、面白いね、
俺は黒澤 明は「どですかでん」までは全部面白い思ったけど「どですかでん」
も含めてそれ以降は、あんまり好きじゃないです。
大島 渚は全然観た事がありません、唯一題名に引かれて、荒木一郎が出ていた
「日本春歌考」だけは観ましたが、学習院大学の教壇の机の上で裸の女性が横た
わる場面以外は何も憶えてません。トホホ、情けない・・・・

>152 紀子さん
ありがとう、マーロン・ブランド、やっぱり顔腫れてましたか、よかった、
ボクサーの役でしたか、すっかり忘れていました。
「逃亡地帯」題名すら、知らなかったです。題名からして、面白そうですね

>155 エミリーの薔薇さん
ジェニファー・ジョーンズの事は聞いたことがあります。「見知らぬ乗客」の
ロバート・ウォーカーと離婚後、ゼレズニックと結婚、R・ウォーカーは失意での
自殺か事故死かで、その後ゼレズニックの死後、映画界から干され、ピンク映画
まがいの作品にも出演していたと、前にも言いましたが、アカデミー70周年で
見た時は、昔の面影はなく寂しい余生を送ったと想像できる雰囲気でした。
それに引き換え、セレスト・ホルムは相変わらずの上品さで、若さも保ち、かなり
優雅で幸福そうな感じでした。

>160 孫悟空さん
スリムですよ、そんな事言うから急に「ローハイド」の髭の爺さんの
ウイッシュボーンを思い出すじゃありませんか

「マタンゴ」あれは、めちゃめちゃ怖かったね、ボコボコの顔になって、久保明
やったかな、次から久保明の顔を見る度に、怖い場面思い出したものです。

>161さん
そうやった、ジョン・スミス、そんな名前やった。

>162 孫悟空さん
端っこの方に行かずに、どうぞどうぞ真中へ・・・・・

>163 クルーゾさん
クルーゾさんが観にいかれる5本の映画、題名すら知りませんでした。

ちょっと言わせて下さい。こら朝日新聞!!何で東京だけやねん「ウンベルトD」
だけでええから、大阪でもやり〜な、俺は「朝日新聞」とおまけに
「日刊スポーツ」まで取ってんねんど、色々ただ券もうてるけど・・・・・・
もっと、ただ券くれ!!・・・・・・・・・・トホホホ、情けない
167名無シネマさん:01/11/14 12:27 ID:M8qtJZFF
156でポール・ニューマンの名前が出たので
「暴力脱獄」は好きな映画
自分のなりたいキャラクターはこんな奴だと思った<Cool Hand Luke
つらいときでもニヤついてギヴ・アップしないとこ
168クルーゾー:01/11/14 13:51 ID:cOfM2i2s
>167 名無シネマさん
やっぱり、ゆで卵にも挑戦してみましたか?
想像するだけで、気持ち悪くなってきた。
ボソボソのゆで卵をあんなにたくさん食べてからに。

>1さん
「密告」
ダメでしたか?
あの2つの作品のあとではそーかも。
おっしゃられるとおり、フレネー主演です。
カラスという名の密告の手紙。
でも、出てくる人がみんな変なのばかりでしたね。

フレネー主演、クルーゾー監督作では、
「犯人は21番地に住む」というのもあります。ビデオもあります。

ジェニファー・ジョーンズはセルズニックの死後、
アル中、睡眠薬中になってしまったそうです。

大島監督のは、「絞死刑」というのが強烈でした。
それと、題名は忘れたんですが、
子供をわざと車にぶつけさせて、金を取る家族の話。
これ、ちがいますか?
それとBSで放送した「忍者武芸帖」。こんなのも作ってたんだ。
169bossa:01/11/14 14:55 ID:tEeV6FX0
>168さん
>子供をわざと車にぶつけさせて、金を取る家族の話。

タイトルは「少年」です。  
1701:01/11/14 15:17 ID:RjVCRjvo
>167さん
「暴力脱獄」ってジョージ・ケネディが出てきて、段々仲良しになっていって
七転び八起きのやつやね、俺はこういう感じの方がポール・ニューマンらしい
と思うけど、後「傷だらけの栄光」(ロバート・ワイズ)もいいじゃないですか、
ピア・アンジェリも可愛いかったし、「ロッキー」はこの映画のリメイクですか?

>168 クルーゾさん
「密告」カラスの手紙がねぇ、「犯人は21番に住む」も前にWOWOWで録画した
もんがあると思うけど、カラスの手紙を思い出すと、食が進まなくて・・・
それと、ずっと前から「情婦マノン」も観たくて観たくて、よく本でセシル・オー
プリ砂漠逆さ引きずりやミッシェル・オークレール目ボコボコ写真見ていて・・・
ビデオ発売されて、喜んでころこんで観たのですが、何か期待が大きすぎたのか
思っていたほど、面白くなかったです。でもセルジュ・レジアニはいいですね、俺
このオモロイ顔の役者が大好きです。

ジェニファー・ジョーンズは「慕情」「終着駅」「黄昏」の美しさを考えると、
本当に哀れになってきます。

大島 渚監督の映画は難しいから、俺は単純でストーリーが誰でも解る簡単な
映画ばっかり観ていました。
171エミリーの薔薇:01/11/14 17:15 ID:94LN2hMl
こんにちは。今回はタイミングも正に頃合いの、「暴力脱獄」について書きます。
ポール・ニューマンという希代の名優の、最高作ではないでしょうか。
「ハスラー」のエディ・フェルソンも魅力溢れる役柄でしたが(この作品では
ジョージ・C・スコットの存在感が、圧倒的に傑出していました)、
こちらの「クール・ハンド・ルーク」の円熟味。思い返しては感無量ってなものです。

ところで、アカデミー賞の鼎の軽重を問いたくなるのは私ばかりではないでしょうが、
「暴力脱獄」でのニューマンをないがしろにしたその罪は殊の外重く、
万死に値すると言っても間違いないでしょう。
(どーして落選なんだ!、的皆さんのご意見、今後凄く期待しています)

個人的に、マーロン・ブランドの幻影を完全に払拭出来たのが本作だったと考えますし、
何よりもニューマン特有の「明るさ」が、虚無的な物語に希望の光を照らしています。
激化するベトナム戦争を始めとした、製作当時の沈鬱な世相に対する
能動的なアンチテーゼの結実が、「暴力脱獄」のルークであったと信じたいのですが。
(裏話等については全くの無知ですので、思い違いがあればご勘弁下さい)

文盲の巨漢牢名主役のジョージ・ケネディも最高でしたし、囚人達が繰り返し歌う
「コットン・フィールズ」の寂寞たる雰囲気にも泣けました。
ゆで卵50個の一気食いという、馬鹿馬鹿しくも楽しい大博打のエピソードも◎。
これで、冒頭でのチョイ役の爆裂グラマーがスーザン・ジョージであれば、
なんてヨタ話の一つも添えたくなる程の(笑)、完全無欠の名作ですね。必見!
172メイヤー:01/11/14 17:28 ID:jgfuT7VU
「暴力脱獄」のニューマンとアカデミー主演男優賞を争ったロッド・スタイガーの「夜の大捜査線」をご覧になった方はいらっしゃいませんか?
173クルーゾー:01/11/14 17:39 ID:f5BoREQC
>bossaさん
「少年」でしたか、ありがとうございます。

>エミリーの薔薇さん、メイヤーさん
そうなんですよ。この年の主演男優賞はロッド・スタイガーがとってしまった。
スタイガーが取るなら、断然ポワチエの方が主役なのに・・・
それに、この年は「招かれざる客」にも彼は出てる。
作為的なものが無かったとすると、共演者が大物過ぎたというのが理由かな。
ポール・ニューマンの代わりなのか、ジョージ・ケネディが助演男優賞。
174116:01/11/14 17:55 ID:tWwYNKMC
>>166
「密告」は監督名を意識しないで観ましたが、何かうまくまとめ
きれていない感じで僕もあまり楽しめませんでした。後味も
すっきりしないし。くどいけど、「犯罪河岸」でのジュ−べ親子の
描き方はさりげなくうまい。このことも含め、この作品ではサスペンス
よりも、人物描写の豊かさを楽しみました。
早起きして、「静かなる男」を観ました。やっぱり、ほんとうに
良かった。この事書くとまたちょっと長くなりそうなんで機会を
改めて書かさせて下さい。

>>171 エミリーの薔薇さん
「暴力脱獄」はこの前NHK教育で放映したのを録画したのですが、
まだ観ていません。おすすめに従って今度観てみます。
175シネマ三四郎:01/11/14 18:36 ID:W8LJLLcy
ポール・ニューマンつながりで、横からすみません。

もちろん、「暴力脱獄」のニューマンもすばらしいけれど、
私は彼が監督・主演した「わが緑の大地」が好きなのです。

ポール・ニューマンの監督作品は、夫人のジョアン・ウッドワードを主演にした、
「レーチェル・レーチェル」の評価が高いようですが、
「わが緑の大地」には、どうしても忘れられない、
本当に見るのがつらくなるような感動的なシーンがあります。

彼の監督作品では他にも、原題が
「まだらキンセンカにあらわれるガンマー線の影響」という興味深いタイトルの
映画があるのですが、楽しみにしていたのに結局日本では公開されなかったようですね。

「暴力脱獄」がテレビで放映されたあと、学校の中で、
先生が「おい、○○君は、どこにいった?」
と言うと、隠れていた○○君が、
「はぁ〜い!ここにいますよ〜。ここにちゃ〜んといま〜す!」
と叫ぶオフザケが流行っておりました。

あと、「ロイ・ビーン」もいいですね。
1761:01/11/14 18:52 ID:A+hMpJb2
>172 メイヤーさん
「夜の大捜査線」ハーイ、観ました。S・ポワチエ、R・スタイガー共、どちらも
凄く良かったと思いました。しかし難点は冒頭から、ラストまでストーリーが
全く予想通りで、もうちょっと色つけてよ、と感じたものです。

俺はアカデミー授賞式を見るのは、好きな俳優が出てきたり、好きな映画の
1コマが出てきたり、スピーチを聞いたりで、一つのショー番組として好きな
んですが、どの作品が賞をとろうが、誰がとろうがは全然感心がないのです。
勿論、俳優や製作に携わった人達にとっては重要な事なんでしょうけれど・・・

俺は今までのアカデミー授賞式で一番嫌だった場面は、何年か前にエリア・カザン
が特別賞か何かで登場した時に、一部の俳優が何の敬意も示さず、憮然とした
表情を浮かべているのを見た時でした。過去にエリア・カザンがとった行動が
非難されるものであったとしても、それはその時代の罪であって、カザン自身も
何も好き好んでした事ではないと思うのです、人にはその時々に、それぞれの
事情があり、一つの行動で白、黒をつけるのはどうかと思うのです。
177121:01/11/14 20:23 ID:b0e9leFK
>エミリーの薔薇さん
昨日は、どうも失礼しました。レスは翌日回しにして就寝して下さればよかったのに。
失礼しました。ガーフィールドの件有難う御座います。中々彼について語る機会がなかったので。
やはりカザンの「紳士協定」お嫌いなようで。実は私もです。だから最後に思い出したように
書いたのです。尚、ネグレスコの「ユーモレスク」ですが、30年ほど前にテレビで見ていますし
輸入ヴィデオも持っています。クロフォードつながりで。しかし彼の演技を見るには
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」でしょう。この彼は、名演だと思います。
彼の葬儀にはヴァレンティノ以来の群衆か集ったと聞いています。日本では、評価されないのが
残念に思います。私など彼のデビュー作「四人の姉妹」まで、輸入ヴィデオで持っています。
尤も、これは、女優好きの私がレーン三姉妹が揃って出ているので購入した訳ですが、まあ
こういう事は私ぐらいしかわからないと思うのでやめましょう。
それから、アカデミー賞は、私は、それ程重要視しては、おりません。
ところでキャロル・ベイカーですが、彼女がお気に入りなのか、それとも
「ベビイ・ドール」だけがお気に入りなのかコメント頂ければ嬉しいのですが。
178Raphael @ United future Organization:01/11/14 21:09 ID:yi57OECc
「五本の指」のタイトルはどういう意味なんでしょうか。
既出ならすいませんが。
179スパーク:01/11/14 23:13 ID:Mw2vvpPm
「夜の大捜査線」は随分呆気ない邦題ですよね。
ちっとも大捜査という感じではなかったですが。
原題は in the heat of the night
確かに映画は原題どおりアメリカ南部の暑い夜を上手く描写してました。
(「白いドレスの女」も暑い夏の夜が舞台でしたね)
犯罪や人種差別が起きそうな雰囲気でしたから。
またクインシー・ジョーンズの音楽もこの雰囲気にマッチして良かったかな。
そういえばこの映画の監督であるノーマン・ジュイソンはこの間の東京国際映画
祭で来日してたらしい。
名匠という感じではないですが、いろいろなジャンルの映画を器用に撮るいい
監督だと思います。
180エミリーの薔薇:01/11/14 23:40 ID:y8VAt0iQ
>172さん
私も観ています。破天荒なスタイガーとスタイリッシュなポワチエの対照の妙、
レイ・チャールズの主題歌も良かったですね。
しかしクルーゾーさんご指摘の通り、主役は間違いなくポワチエです。

>クルーゾーさん
「招かれざる客」、幸いビデオがありました。近い内に必ず。
ところで、スペンサー・トレイシー主演作では「日本人の勲章」が印象に残ります。
摩訶不思議な筋書きの割には、脇役陣が豪華絢爛で。どういう意図の元に製作されたのか?
最近になってサウンドトラック盤が限定輸入盤で発売された様ですので、
本国ではそれなりに評価されているのでしょうが。ご覧の方は是非一言!

>116さん
「静かなる男」、もうめっちゃ好きです。これも棺桶に納めたい一品ですね。
ジョン・ウェインの無骨さと不器用な優しさは、既に死に絶えた頑固親父像の典型。
ビクター・マクラグレンとのやたら微笑ましい確執(ネタバレ厳禁)が
本作の第一の見所ですが、クセ者バリー・フィッツジェラルドの存在も楽しく、
さらに紅一点のモーリン・オハラが可愛らしくてなりません。

緑豊かなアイルランドの風景も相俟って、観客を清々しくさせること保証付き。
本作を悪し様に罵る輩は、矢でも鉄砲でも持って来いってな程です(w

>シネマ三四郎さん
はじめまして。そうですか、やっぱりイイ出来なのですか!
もう10年近く前にBSで放送されて、録画したにも拘わらずカビに台無しにされました(泣
次回放送を心待ちにしながら幾星霜、このまま死んじゃったら嫌だなあ。
「ガラスの動物園」も同じく未見なので、ここはWOWOWに期待したいですね。

>1さん
私も件の場面を観ました。腹立たしいと言うか、非常に興味深い「事件」でしたね。
非難される筆頭は、個人の思想を弾圧した側の国家そのものである筈なのに。
尤も、清濁併せ呑みつつ超弩級の発展を遂げたアメリカ文化の底知れぬ魅力に、
抗えないのもまた事実です。ともあれ、カザン賞賛派の存在には救われた気がしますが。

>121さん
却って恐縮するばかりです。「郵便配達〜」、ヴィスコンティ版とジェシカ・ラングの
濡れ場しか知りませんでしたし、本当に為になりました。どうかご存分に語って下さい。

さて、キャロル・ベイカーの件ですが、私は「ジャイアンツ」で一目惚れしたクチでして(w
だからこそ、あの指をくわえたコケティッシュな姿態を未見のままにしてはおけぬ、
そんな一種の使命感から湧き出た発言です。
ドミトリクの「大いなる野望」もビデオがあるので、早く体験したいのですが。
181121:01/11/15 00:52 ID:s7paovNv
>エミリーの薔薇さん。
トレイシーの出演作で「日本人の勲章」が、お気に入りとは渋いというか、通ですね。
さて、キャロル・ベイカーですが、私も結構好きなんです。ただ、「ベビイー・ドール」は
未見です。これ、テレビで放映されたかも知れませんが見た方がいたら教えて下さい。
その他の作品はかなりテレビで見ています。
「ジャイアンツ」「西部開拓史」などはリバイバルロードショウで見てますが。
結構面白いのは、ゲイブルと共演した「僕は御免だ」などですね。
彼女は、根性がありますよ。私の年齢(40代後半)ですと思春期というか、その頃が、
彼女がイタリアに行って出演した「デボラの甘い肉体」「狂った蜜蜂」「殺意の海」
などで、リアルタイムで見ています。最近では、「ゲーム」にでてますね。未見ですが。
有名なスター女優は、かなり見てしまったので、エミリーの薔薇さんがキャロル・ベイカーを
挙げていたのでつい書き込んでしまいました。
182スモーキー:01/11/15 02:58 ID:TnMrWoQu
ども、ごぶさたしてます。
前スレ299より参加の尻青スモーキーです。
「暴力脱獄」邦題はいまいちですが内容は絶品ですね。
逆境の中で人間の誇りを失わずさらりと微笑むあの姿、いいですね。
孤高を持して権力に立ち向かう様は、まさに男惚れですよ。
男ならあー在りたい(俺みたいな小心者は特にw)
俺のような小心者だとルークのようなマネは一生できないけど、
1さんお気に入り「ミスタァ・ロバーツ」のパルバーや、
「アパートの鍵貸します」のバクスターが見せた権力に対する
ささやかな抵抗、あの反骨精神は持ち続けたいもんです。
それにしても「アパート〜」といい「ミスタァ〜」といい
昔の映画は、物語の締めくくりの構図がビシッと決まって
即エンドマークという、何とも爽快な終わり方が多かったかと。
正直、今のスタッフロールがうだうだと流れる終わり方に
うんざりしとります。
183名無シネマさん:01/11/15 03:20 ID:JOSGqXci
このスレには初めて書きこみます。

今まで古い映画にはあまり興味がなかったのですが、
少し前にBSで放送された「我が谷は緑なりき」を見て
感動したというか、ショックをうけたというか、なんていうか
「映画ってこんなにすごいものだったのか」と思いました。
それをきっかけにちょこちょこ古い映画を見始めたのですが、
どこから手をつけていいのかちょっと迷ってます。
「我が谷は・・・」が好きならこれもおすすめ って映画はありませんか?
184紀子:01/11/15 03:31 ID:Js5/TLah
ネグレスコって評価低すぎよね。
「愛の泉」みたいな観光地ランナウェイ映画の印象が強いんでしょうかね。
「ユーモレスク」は傑作です。とても吹き替えとは思えぬジョン・ガーフィールドのヴァイオリン演奏場面に
はうっとりしたわ。そうなのね、あれ、吹き替えなの。正確にはガーフィールドの脇からプロのヴァイオリニ
ストが手を出して弾いていたのよ。
ジョン・ガーフィールドはグループ・シアター出身の俳優さんなのよね。
グループ・シアターの花形演出家には、エリア・カザンがいるわ。ほかにもニコラス・レイとかいたのよ。まあ、
左翼劇団ね。このときのメソッドをのちにカザンはアクターズ・スタジオで生かすのよ。だからガーフィールドは、
アクターズ・スタジオに先んじた俳優なわけよ。代表作といえば「ボディ&ソウル」「悪の力」「空軍」「郵便配
達は二度ベルを鳴らす」(テイ・ガーネット版)かしら。赤狩り全盛の時代に心臓麻痺で死んだときは、自殺じゃ
ないかといわれたのよ。RKOを根城にするエンタープライズ・プロを主宰し、結構左翼的(というかリベラル)
だったから、非米活動委員会から呼び出される前に自殺したんじゃないか、とも言われてるわけ。ユダヤ人から
差別もあっただろうし。もう紀子、彼の映画を見るとヌレヌレYO!
185紀子:01/11/15 03:36 ID:Js5/TLah
グループ・シアターの座付き作家に、クリフォード・オディッツって人がいたわ。
彼はのちにハリウッドによばれて「成功の甘き香り」なんかの脚本も書くのだけれど、
ハリウッドとうまくいかなかったみたい。そのあたりはオディッツをモデルにしたコーエン
兄弟の「バートン・フィンク」に描かれているわよ。
186121:01/11/15 07:35 ID:s7paovNv
取り急ぎ書きます。
>184、185 紀子さん。書き込み感謝。私も紀子さんが書かれた事は、ある程度知っていました。
しかし、そこまで書く気力など到底有りませんでした。だから、ガーフィールドの演技は
ブランド、ニューマン等に影響を与えた筈と書くに留めたのです。
これで、女優好きである私の数少ないお気に入りである、彼の知名度が少しでも上がれば
嬉しいです。どうも有り難うございます。
尚、「ユーモレスク」のヴァイオリンは、アイザック・スターンだったと思います。
記憶違いでなければ。今年惜しくも亡くなりましたね。
それでは、これからよろしく。
187メイヤー:01/11/15 10:10 ID:8TMY2M82
>>185 紀子さん
クリフォード・オデッツは一時、「巨星ジーグフェルド」「大地」で
二年連続アカデミー主演女優賞を受賞したルイーゼ・ライナーと
結婚していました。
188ホリヰ:01/11/15 10:53 ID:Ru4z1+Wn
>>163
>クルーゾー さん
「エヴァ」のラストに似た話、「ミステリーゾーン」にもありましたか。
当時冷戦がいかにアメリカ人の心の中に大きな位置を占めていたかわかります。
この辺のことを思うとき、エリア・カザンについて>>176で1さんが書かれている「人には
その時々に、それぞれの事情があり、一つの行動で白、黒をつけるのはどうかと思うので
す」はまことそのとおりだと思います。
どーでもいーけど、先日、仕事で“火山”さんという人に合いました。読みは“かざん”
ではなく“ひやま”でしたが…。

>「冷たい方程式」はいままで読んだSFの中で
>5本の指に入るくらい好きですから、
私は、映画はともかく小説となるとSFやミステリーは全然ダメな人です。
それにしても原作と映画の関係ってある意味割り切らないと両方楽しめませんよね。

>「マタンゴ」
>これなら、トラウマになりますね。
>たしか、これは原作があったと思うんです。
たしか、ウイリアム・ホープ・ホジスンという人の「闇の声」が原作といわれてます。そ
れを星新一と福島正実が脚色して木村武が脚本を書いたとか…。
原作というよりインスパイアされた程度の話みたいです。
映画の方をもとに石森章太郎が漫画化しているという話も聞きました。

私も東宝特撮映画で見た後で夜うなされたのはこの映画のみです。
189ホリヰ:01/11/15 10:57 ID:Ru4z1+Wn
1さん
昨日、実家に帰り久しぶりに母に会いました。
母にこのスレの話をして「ジェームス・スチュアートは顔が変だから好きじゃなかったよ
ね」といったら「ジェームス・スチュアート、ハンサムだから大好きだよ」だって。
以前いったことと違うじゃんかー!!
それにしても1さんは私より私の母との方が話が合うんじゃないかと思います。
なにしろ映画しか娯楽のなかった時代に観まくったひとだから…。

ところで以前、母に「命の紐」という映画の話を聞きました。
自殺志願の少女の電話を偶然受けた男が必死に自殺を思いとどまらせようという話です。
昨日、その話を母にあらためて聞いたら「そんな映画あたっけ」だって。
アルツハイマーかうちのおふくろちゃんは!!
でも、実際そんな映画あるんでしょうかね?
1さん、教えてください。
190シネマ三四郎:01/11/15 11:37 ID:mBf7V75O
>>183 でご質問の方へ。
「我が谷は緑なりき」、本当にいい映画ですよね。私も大好きです。
あのかわいい少年が「猿の惑星(旧作)」でコーネリアスを演じるとは…

「我が谷〜 」と似た雰囲気の映画を考えたんですが、
>>180 で、“エミリーの薔薇”さんが「棺桶に納めたい一品」と激賞されている
同じジョン・フォード監督の「静かなる男」をおすすめいたします。

あとは、「嵐が丘」(エミリー・ブロンテ原作/ローレンス・オリヴィエ主演)もいいですね。
さらに、エミリーの姉シャーロット原作でジョーン・フォンテーン主演の「ジェーン・エア」。

それと、それほど古くはないですが、>>175 で私が紹介した、
ポール・ニューマン監督・主演の「わが緑の大地」も、
ちょっと似た感じかも。そういえば題名も似ていますね。

他にも思い浮かんだらお知らせいたします。
191名無シネマさん:01/11/15 11:51 ID:OuQxUwQC
>>189
「いのちの紐」('65年、監督:シドニー・ポラック、出演:シドニー・ポワチエ、
アン・バンクロフトほか)
スター・チャンネル(CS)で本日深夜放映予定あり。
192ホリヰ:01/11/15 12:16 ID:Ru4z1+Wn
>>191
レスありがとうございます。
それにしても本日放送とは奇遇というかなんというか…。
でもCSはいらないからみられない。トホホ。
193クルーゾー:01/11/15 12:43 ID:lgwV3rhM
>ホリヰさん
「ミステリーゾーン」のは、「エヴァ」のラストに似た話ではなくって、
ホリヰさんがお書きになったお話に似ているという程度です。
似ているというか、ちょっと思い出しただけ。

男が「ある街」を歩いているが、誰もいない町なんです。
いろいろと男は考えますが、結局ノイローゼになってしまったような。
実は、その町は・・・という話なんです。

オチを書いても良いんですが、
やはり今後観られる方、読まれる方に配慮して、ここで止めます。

「マタンゴ」
そうですね、ホジスンです。
持っている原作本は創元社の物で「夜の声」となっていました。
でも、映画の方はだいぶ膨らませてますけど。

私も「わが谷は緑なりき」に似た映画を探したんですけど、
これがなかなか思い出せない。
同じフォード監督の、それも同じくアカデミーを獲った
「怒りの葡萄」はどーかなと思ったんですけど、
これはそんなにほのぼの路線じゃないしなぁ。
ごめんなさい。
194名無シネマさん:01/11/15 13:28 ID:Uk/zHAmp
>>190
「我が谷は緑なりき」
目の前にいるけど助けられないあの場面ですね
物語は忘れましたが「溺れる」って言葉で
あのシーンを思い出す時あります
195メイヤー:01/11/15 14:33 ID:8TMY2M82
>>193 クルーゾーさん
「わが谷は緑なりき」に近い雰囲気の映画なら、「ママの想い出」(ジョージ・スティーヴンス監督、アイリーン・ダン主演)が良さそうな感じがします。
残念ながら私は未見ですが、良質のホームドラマとしてかなり評価が高いようですね。
196クルーゾー:01/11/15 18:19 ID:rPLUJrwo
>メイヤーさん
「ママの想い出」というのは「愛のアルバム」というのとは違うのですね。
実は、その「ママの想い出」というのは観た事がありませんでしたので、
少し調べてみようと思いまして、
他のサイト(ジョージ・スティーヴンスで調べました)を見てたんです。
そこにはアイリーン・ダン主演の物は一つしか書かれてなくて、
それが「愛のアルバム」。共演はケイリー・グラントでした。

そこのサイトが結構面白くてずっと見てました。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/4362/

ここ、「白黒映画 アメリカン・クラシック・ムービー」のことが
多く書かれてありました。
そこでジーン・ネグレスコの「最後の一葉」が出てまして、
私、この話が好きでして・・・
これは「人生模様」というO・ヘンリーのオムニバス映画に
入っているらしいのです。
あぁ、見てみたい。

で、結局午後は「わが谷は緑なりき」のような映画でもやもやしてました。
思い出しそうで、出てこない。
散々、ここでは書かれた「汚れなき悪戯」と
「ニュー・シネマ・パラダイス」だけ。

1さん、助けてください・・・と思ったら、今日はお休みなんでしたっけ?
197シネマ三四郎:01/11/15 18:23 ID:mBf7V75O
このところ、マーロン・ブランドとポール・ニューマンの話題が続いているので思いだしたんですが、
P・ニューマンは、デビュー当時「M・ブランドのそっくりさん」で売り出した、という話を聞いたことがあります。
そういえば、若いころのふたりはよく似ていますよね。たしか歳も同じ位ではなかったでしょうか。

そのブランドが出演している映画で、>>133 でクルーゾーさんが紹介されている、
「妖精たちの森」、これはヘンリー・ジェームズ原作の「ねじの回転」の
後日談ならぬ、“前日談”ですよね。(原作のストレートな映画化が、「回転」)

後日談の映画なら数多くあると思うのですが、“前日談”となると…
考えたら、ありました。

「大いなる野望」と、この映画に出てくる人物の過去を描いた、
「ネバダ・スミス」(スティーヴ・マックィーン主演)。

それと、「ゴット・ファーザー」と「 〜PARTU」がそうですし、
「スター・ウォーズ/ファントム・メナス」とこれから公開される連作は、
前3作の壮大な“前日談”といえると思います。

他に古い映画で、“前日談映画”をご存知の方はおられますか?
198シネマ三四郎:01/11/15 18:46 ID:mBf7V75O
ここで、訂正を2件。

前のスレッド704でご紹介した、マーク・レスター主演映画は、
「少年と黒い馬」ではなく、「黒馬物語」が正しい邦題でした。
(原題は、「Black Beauty」)

それと、830で「限られた空間のドラマ」として書込みしたルイス・ブニュエル監督の
映画は、「自由の幻想」ではなく、「皆殺しの天使」でした。

どちらも私の記憶違いによる間違いです。
お詫びして訂正させていただきます。
199クルーゾー:01/11/15 18:52 ID:9NKvq54V
>シネマ三四郎さん
ポール・ニューマンは「第二のブランド」と呼ばれるのが嫌だったそうですね。
同じアクターズ・スタジオ出身であることが尚更比較されやすかったようです。
でも、サインを求められた時に「マーロン・ブランド」と書いて
悪戯したという話を前に聞きました。

前日談の映画ですか。
インディ・ジョーンズでは4で少し若い時のがあったけど。
この程度ではなぁ。
オペラではモーツァルトの「フィガロの結婚」の前日談が、
ロッシーニの「セビリアの理髪師」なのですが・・・
200クルーゾー:01/11/15 18:54 ID:9NKvq54V
また間違えた。
インディのは4でなくて3ですね。
201121:01/11/15 19:37 ID:s7paovNv
>196 クルーゾーさん。
「人生模様」懐かしいですね。最初に見たのは、30年以上前になりますか。テレビで
見ました。そして7,8年前新たに放映されたのを録画してある筈。尤も、第一話「警官と賛美歌」
は、モンローとチャールズ・ロートンだからモンローシリーズとしてヴィデオで発売されて
いませんか?調べてないのでわかりませんが。
「最後の一葉」第三話ですね。アン・バクスターでした。
私の好きなのは、第五話「賢者の贈り物」ヘンリー・キングが監督したと思います。
これは、原作も有名ですので内容は書く必要は無いでしょう。ファーリー・グレンジャー
ジーン・クレインの共演だったと思います。私の見たところ奇数話が良いと思います。
202183:01/11/15 23:59 ID:JOSGqXci
レスありがとうございます。

>190 シネマ三四郎さん
「静かなる男」は見たことあります。
ジョン・フォード監督映画ということで見たのですが、
>180さんも言われてるようにすごく面白かったです。特に終盤が。
後の3作品は未見なので今度見てみます!

>193 クルーゾーさん
「怒りの葡萄」、まだ見たことが無いです。探してみます!

>195 メイヤーさん
ジョージ・スティーブンス監督ですか。初めて聞きました。
うちの近所には小さいビデオ屋しかないのですかあるでしょうか・・・
探してみます。どうもありがとうございました!

>196
もやもやさせてしまったようで・・・すみません。
2作品見てみます。どうもありがとうございました!
203エミリーの薔薇:01/11/16 01:34 ID:yfn2guIm
こんにちは。「わが谷は緑なりき」の賑々しさ、嬉しい限りです。

>>183さんのご意見は、正しく10数年前の私の感慨そのもの。
軸となるドナルド・クリスプ演じる、ベテラン炭坑夫の一代記に絡まる
様々な人間模様に、最後まで感情移入のし通しでした。

本作での、例えばフランク・キャプラとはハゲしく異なる、ジョン・フォード特有の
硬質なヒューマニズムには、正直脱帽するほかありません。
無骨な炭坑夫達が合唱するウェールズの民謡、ウォルター・ピジョン扮する敬虔な牧師と
主人公の少年との交流、そして又しても、モーリン・オハラの心の強さと美しさ。
返す返すも名場面の連続ですし、正しく次世代に語り継がれるべき逸品と断言しましょう。

個人的に私の父が無骨な職人だったという事もあって、とりわけクリスプの名演には
心打たれました。勿論棺桶行きは予約済み、終いには私が入れなくなりそうです(w

さて、私からのお薦めですが。BS視聴が可能なようですので、
来月放映予定の「荒野の決闘」は絶対にお見逃し無きように(敢えて解説は控えましょう)。
「怒りの葡萄」についても思い入れが強いのですが、何れ日を改めて書きます。

シネマ三四郎さんお薦めの「嵐が丘」も良かったですね。
重厚なローレンス・オリビエと可憐なマール・オベロンの相性が絶妙でした。
さらに、同時代的もう1本。ハンフリー・ボガート主演の「黄金」は如何でしょう。
私はジョン・ヒューストン監督の最高作と思っています。それではまた。
204名無シネマさん:01/11/16 04:49 ID:CBTfLfZM
194です
×わが谷は緑なりき
○わが緑の大地

コピペ間違った
205名無シネマさん:01/11/16 04:56 ID:CBTfLfZM
ポール・ニューマンが「第二のマーロン・ブランド」と言われるのが嫌だったというエピソードと
上のハンフリー・ボガートでふと思い出したが
ジェーソン・ロバーツも「第二のハンフリー・ボガート」って言われたらしいね
206紀子:01/11/16 05:22 ID:OF5E+KA6
>>197
続編が前の作品の前日談になるのをプレコールというのよ。単なる続編はシーコールというの。
「明日に向って撃て!」と続編「新・明日に向って撃て!」なんかそうよね。
207孫 梧空:01/11/16 07:26 ID:kuDWPZeg
紀子さんて仕事の関係なのかいつもどえらい時間に書き込んでますねぇ。
まっ、最近私も人のことはいえないんですけど。
208116:01/11/16 07:44 ID:zIpkLufO
>>183 & >>202 さん
「わが谷は緑なりき」に感動して他にもいろいろと観たいというのは
うれしいですね。僕もこの作品はとてもきれいだと思うし、大好きです。
ひとつだけすすめさせて下さい。「友情ある説得」。以前も取り上げた
のですが、監督はウィリアム・ワイラー、南北戦争下の厳格なクエーカー
教徒の一家を愛情深く描いています。主人公にゲイリー・クーパー、
妻役にはドロシー・マクガイア、長男役にはアンソニー・パーキンス。
三人ともいいですが、特にA・パーキンスは見ものです。レンタル・
ビデオ店にあまり並ぶことがないのが難点ですが。
209クルーゾー:01/11/16 08:46 ID:kbt1dIJD
みなさん、聞いて下さい。
「人生模様」のビデオがあったんですよ。
だいぶ前の日テレの深夜番組を録画してありました。
昔の自分を褒めてあげました。
今まで気付かなかったのは、「在庫リスト」上では
O・ヘンリー作品集と書いていたためで、
この点は「しっかり書けよ!」と
昔の自分を叱ってやりました。

>183さん
「若草物語」(旧)
「五つの銅貨」
なんてのも良いんじゃないかなぁ。

>紀子さん
「プレコール」と「シーコール」と言うんですか。
勉強になりました。
「新・明日に向かって撃て」は、ウィリアム・カットが出てたんでしたっけ?
お腹に「中」の文字をつけてた人。
旧作よりキャストが若くなってるのに・・・

あと、お聞きしたいのですが、
RKOフィルムというのは有名な会社なのでしょうか?
昨日書きましたサイトでも取り上げられてましたし、
先日ブクオフで買った「最後の賭け」というビデオもここの物でした。
なんかB級ものが多いところのようですが。
210名無シネマさん:01/11/16 09:42 ID:eVMeGxFI
>>205
>ジェーソン・ロバーツも「第二のハンフリー・ボガート」って言われたらしいね

彼はたしか「ジュリア」でダシール・ハメット役を演ってたよね。
ボガートはサム・スペード役で売り出したわけだし、やっぱ縁があるんだ。
2111:01/11/16 12:07 ID:mm0BTfCc
>174 116さん
凄い亀レス、ごめんなさい。
「犯罪河岸」も皆さんに観て頂きたいですね、又違ったルイ・ジューヴェの魅力
発見というところで・・・・
「静かなる男」楽しみにしています。

>177 121さん
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」は最初R・ヴィスコンティ版を観て、ティ・ガー
ネットを観たのですが、かなり印象の違った映画にみえました。J・ガーフィルド
はとても良かったと思うのですが、ラナ・ターナーがあまりに場違いなように
思っていました。

>178さん
「五本の指」の意味はもう解りません。ごめんなさい。

>180 エミリーの薔薇さん
「日本人の勲章」ストーリーが何か曖昧に思ったけど、隻腕のS・トレーシーも
格好良かったし、リー・マーヴィン、A・ボークナインの相変わらずの乱暴者ぶり
もR・ライアンの偏執ぶりも・・・・・・

>182 スモーキーさん
「ミスター・ロバーツ」ありがとう、大のお気の入りです。

>183さん
「わが谷は緑なりき」が好きなら、絶対にと言うのがあります。
「ママの想い出」(ジョージ・スティーヴンス)
原作はキャサリン・フォーブスの「ママの銀行預金」、ママにはうってつけの、
アイリーン・ダンが扮しています、数多いJ・スティーヴンスのホームードラマの
中でも一押しです。それとホームドラマでお薦めしたいのは
「鉄道員」(ピエトロ・ジェルミ)です。この映画も未見なら、是非ともご覧になっては
いがですか

>189 ホリヰさん
嬉しいですね、お母さんJ・スチュワートも好きでしたか、お母さんとは話が合い
そうですね
「命の紐」は未見なんですが、何かで読んで多少記憶しています。
監督は忘れましたが、主演はシドニー・ポワチエで、自殺未遂の女性はアン・バン
クロフト??、それと多分俺らの時代のテレビで人気のあった坊主頭の
テリー・サヴァラスが出ていたと・・・・・
212ホリヰ:01/11/16 12:33 ID:7hhhK1dI
>>211
1さんレスありがとうございます。
>嬉しいですね、お母さんJ・スチュワートも好きでしたか、

でも、本命はモンティだそうです。
何年か前、神田の古本屋でモンゴメリー・クリフトの写真集が安く出ていたので買ってプ
レゼントしたら大喜びしてました。
母が言うにはエリザベス・テーラーはモンティと共演した直後でのいつも離婚を繰り返し
ていましたから、本当はモンティが好きだったのではないかとのことです。

「いのちの紐」は>>191によると昨晩CSで放送したとのことです。
ところでテリー・サヴァラスはいつから丸坊主だったんでしょうか。ユル・ブリンナーも…。
例のフォークナー原作の「悶え」には頭髪のあるユル・ブリンナーがでてきてなんだか笑
っちゃいました。「闘うパンチョ・ビラ」でも髪の毛がありますが、「悶え」の方は尋常な
背広姿だからかえって強烈!
2131:01/11/16 13:13 ID:aVAzKza8
>191さん
ありがとうございます。えらい亀レスになりました。

>195 メイヤーさん
「ママの想い出」かぶってしまいました、ごめんなさい。

>196 クルーゾさん
木曜日は休みなんです。「わが谷は緑なりき」に似た映画1本思い出しました。
「幸福なる種族」(デヴィット・リーン)
この映画はある家族が引っ越して来て、別の家に引っ越すまでの20年間の生活
を描いた映画なんですが、大したドラマも無いのですが、それはそれは慎ましい
というか、或る意味平凡というか、主演は「逢びき」で幸福に暮らす主婦の葛藤
を好演したシリア・ジョンソンです、娘の恋人役には名優ジョン・ミルズが扮して
います。イギリスのある家庭を淡々と描いたこの映画、未見ならば是非ともに
お薦めしたい1作です。

>197 シネマ三四郎さん
前日談で直ぐ思い出すのは、「居酒屋」(ルネ・クレマン)と「女優ナナ」がそうだと
思うのですが・・・・・違うかな

>203 エミリーの薔薇さん
「怒りの葡萄」はよかったですね、今じゃ到底考えられない家族移民、あの
オンボロ車で、俺はこの映画を思い出すと同じ家族移民の「若者のすべて」を
思い出すのですよ、「怒りの葡萄」についての書き込み、楽しみにしています。

「嵐が丘」デヴィット・ニーヴンも良かったじゃないですか
「黄金」はいいですね、悪党のハンフリー・ボガート好きですね、お父ちゃんの
ウォルター・ヒューストンも良かったし、急にボガートの悪役でウイリアム・
ワイラー監督の「必死の逃亡者」を思い出しました。あの映画は確かフレデリ
ック・マーチの役にスペンサー・トレーシーが演じるはずだったのに、序列の問題
でS・トレーシーが降りたそうですね

>207 孫悟空さん
昨日時間があったので、「兵隊やくざ」観ました。例の小山明子は女医さんでは
なく、赤十字の看護婦さんでした。それは「続・兵隊やくざ」でピー屋をやるのは
「新・兵隊やくざ」です。「続・・」の悪役は睦 五郎、「新・・・」では
成田三樹夫、神田 隆です、女優は嵯峨三智子でした。

>208 116さん
昨日、まだ時間があったので「ハバナの男」(キャロル・リード)も観ました。かなり
以前に観たので記憶が曖昧だったのですが、凄く面白かったです。原作、脚本
はグレアム・グリーンですから間違いのないところで、主演はかなり二枚目の
アレック・ギネスで、ノエル・カワードも出ています、紅一点にモーリン・オハラ
のおまけ付き、何年か前にWOWOWかBS2で放映があったので、116さんなら、
録画しているのでは????
214名無シネマさん:01/11/16 15:38 ID:Vg9B+A07
「私はクレメンタインという名前が好きです」
じ〜〜〜〜ん
215ホリヰ:01/11/16 15:43 ID:7hhhK1dI
>>213
>「怒りの葡萄」はよかったですね、今じゃ到底考えられない家族移民、あの
>オンボロ車で、

「怒りの葡萄」のジョンドー一家のオンボロ車をみると「じゃじゃ馬億万長者」の
クランペット家のトラックと被ってきますね。
「じゃじゃ馬…」のトラックはほとんどスーパーカーでしたが…。

「怒りの葡萄」でジョンドー一家をみたガソリンスタンドの店員が
「あんなに悲惨な状況で生きていけるなんて人間じゃねえ」という
セリフが印象的でしたね。
どーでもいーけど、あのガソリンスタンドの店員って蝶ネクタイ
してませんでしたっけ。
昔のアメリカでは郵便配達も掃除夫もみんな蝶ネクタイをして
いますね。
アメリカ人は蝶ネクタイが好きなんですかね?
2161:01/11/16 16:04 ID:JpDJ8+P+
>212 ホリヰさん
女性にモンティファンが多いですが、それがあまり理解できないです。
一体どこが・・・・・・
俺の記憶では、モンティはE・テーラーが好きで好きで、いつでもいらっしゃい
状態だったと思うのですが
家にCSが無いのが残念です。テリー・サヴァラスはテレビの「警部コジャック」
だったか??くらいからしか知らないですが、もう既にお気の毒な状態でした。
俺も髪の毛のあるユル・ブリンナーを見て、びびりました。

>183さん
よく考えると、「わが谷は緑なりき」が面白いのであれが、多分色々なジャンル
で面白いのがあると思います。色々なジャンル、国別で少し薦めさせて下さい。
「幽霊と未亡人」(米 ジョセフ・L・マンキウイッツ)
これは、どちらかと言うと「わが谷・・・」に近い「静」の映画です。
主演はジーン・ティアニーにレックス・ハリスン、子供時代のナタリ・ウッド、
名脇役のジョージ・サンダースも出演しています。
「現金に体を張れ」(米 スタンリー・キューブリック)
現金強奪もので一番好きな映画です。最初からだれる事なく、最後まで一気に
観る事が出来ます。出演はスターリング・ヘイドン、コリン・グレイ、その他
達者な脇役陣が・・・・
「死刑台のエレベーター」(仏 ルイ・マル)
サスペンスの定番映画です。主演はジャンヌ・モローにモーリス・ロネ、音楽は
マイルス・デイヴィスのトランペットのみです。
「若者のすべて」(伊 ルキノ・ヴィスコンティ)
家族移民物語。1960年当時のイタリアの庶民生活も解り、観ながら社会科の
勉強も出来る優れものです。アラン・ドロンが凄い魅力を見せてくれます。
イタリアの姉御アニー・ジラルドの女っぷりもとくとご覧下さい。
「嘆きの天使」(独 ジョセフ・フォン・スタンバーグ)
悲しい男の物語、ラート教授に名優エミール・ヤニングス、ローラに若きマレーネ
・デートリッヒ、これも是非とも観て頂きたい傑作です。
「第三の男」(英 キャロル・リード)
必見の映画の教科書です。出演はオーソン・ウエルズ、アリダ・ヴァリ、ジョセフ
・コットン、トレヴァー・ハワード、まぁ一度観てください。
ちょっと、ジャンルが偏ってしまいましたが、これから無数の面白い映画が・・
羨ましいかぎりです。
217ホリヰ:01/11/16 16:45 ID:7hhhK1dI
>>216
>女性にモンティファンが多いですが、それがあまり理解できないです。
>一体どこが・・・・・・

あの人ちょっと暗いですよね。
その暗さがかえっていきていたのが「私は告白する」じゃないかと…。

>俺の記憶では、モンティはE・テーラーが好きで好きで、いつでもいらっしゃい
>状態だったと思うのですが

うっ、うちのおふくろちゃんにはきかせられない話です。
うちの母はモンティはあの暗さ、じゃない翳りの中に孤高とストイシズム
を見ているようなので…。
218シネマ三四郎:01/11/16 17:25 ID:Dw9LCH8b
>>197 紀子さんへ。
前日談→プレコール 後日談→シーコール
ありがとうございます。ぜんぜん知りませんでした。
シーコールのスペルは、“seecall”でいいんでしょうか?

>>183 さんへ。
「我が谷は緑なりき」は、私は自然の美しさをバックにした白黒映画の名作と
受け取りご紹介しましたので、「家族ドラマ」という観点ならば、
「嵐が丘」「ジェーン・エア」はちょっと違うかもしれません。
(傑作であることに替わりはありませんので、ぜひ見て下さい。)

邦画で、小津安二郎監督の「東京物語」はいいですよ。
あと、カラーですが山田洋二監督のずばり「家族」。

それに、スペンサー・トレーシーがガンコ親父に扮する、
「花嫁の父」とその続編「可愛い配当」。

ガンコ親父といえば、木下恵介監督の「破れ太鼓」という作品もありました。
219シネマ三四郎:01/11/16 17:31 ID:Dw9LCH8b
>>218
すみません。紀子さんから教えていただいたナンバーは、
>>206 の間違いです。訂正します。
220名無シネマさん:01/11/16 17:41 ID:61QHsg8B
>>210
>彼はたしか「ジュリア」でダシール・ハメット役を演ってたよね。
>ボガートはサム・スペード役で売り出したわけだし、やっぱ縁があるんだ。
というかローレン・バコールと結婚していた時点で十分に接点があると思われ。
221116:01/11/16 17:51 ID:zIpkLufO
>>213 1さん
おお!「ハバナの男」は面白かったですか。ご推察のとおりBS2で録画したのが
残っています。A・ギネスの主演作として気にはなっていながら未見です。監督、
共演者等については全く知りませんでした。この間、ビデオを整理した時、早く
観たい作品は選り分けてあるので早速観てみます。ありがとうございます。
楽しみです。

「必死の逃亡者」でS・トレイシーが序列の問題で降りたというのは初耳
でしたが、妙に納得させられました。

ワイラー版「嵐が丘」は激しくもきれいないい作品で僕も好きですが、ルイス・
ブニュエルがメキシコで撮った「嵐が丘」も捨てがたいです。ワグナーの曲が
ひたすら流れ、ひたすら激しく話は進みます。悪趣味だと思われてしまうような
シーンもあって万人向けとは思えませんが、そこもまたある意味ブニュエル的。
222メイヤー:01/11/16 17:54 ID:EQbkIn8n
>>216 1さん
>>217 ホリヰさん
モンティ・クリフトは同性愛者説があり、テイラーの片思い状態だったと
思われます。
テイラーは「禁じられた情事の森」の相手役にクリフトを推薦したものの、
結局マーロン・ブランドが出演することになったそうです。
223ホリヰ:01/11/16 18:09 ID:7hhhK1dI
>>222
>モンティ・クリフトは同性愛者説があり、テイラーの片思い状態だったと
>思われます。

メイヤーさんレスありがとうございます。
同性愛者か、う〜む。
いずれにしろ母にはきかせられない…。
やっぱりモンゴメリー・クリフトはストイックな孤高の美男子であったと
1さんはじめみんなが口を揃えていっていたということにしておこう。
どーせうちのおふくろちゃんはパソコンなんてできないし…。
224名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/16 18:44 ID:3ltATZ5K
この前テレビの余興でホットドッグ早食い世界一の小林尊が
一分間でゆで「卵25個ぐらい食ってました。まだまだ余裕でした。
その後で「暴力脱獄」を観れるでしょうか?
2251:01/11/16 18:55 ID:1hIavrqC
>218 シネマ三四郎さん
「東京物語」が出てきたところで、レオ・マッケリーの「明日は来らず」も入れて
あげて下さい。

「花嫁の父」「可愛い配当」E・テーラーの旦那役、ドン・テーラー、
「第十七捕虜収容所」と同じくらい可哀想な程、存在感無かったと思いませんか、
誰でも良かった気がせんでも・・・・
お母さん役のジョーン・ベネットは「俺たちは天使じゃない」の時と同じくらい
魅力的だったけど・・・・・

>221 116さん
「ハバナの男」やっぱりありましたか、楽しみが出来ましたね。
「嵐が丘」俺もルイス・ブニュエル版観たのですが、予想通りというか案の定と
いうか、俺は途中で止めちゃいました。そう言えば、途中で「昇天峠」思い出し
ました。でもブニュエルファンには堪らんでしょうね、あの破天荒さは・・・・

>222 メイヤーさん
ぎや〜〜〜、モンティはテーラーの片想いでしたか、全く逆でっか、スンマセン

>223 ホリヰさん
ごめんなさ〜い、何がいつでもいらっしゃ〜い状態じゃ、許して・・・・・・
お母さんに、同性愛はいけません、同性愛は、あまりに強烈です。ストイックな
孤高の美男子でいいじゃないですか、あんまり美男子に見えんけど・・・・・
226名無シネマさん:01/11/16 18:57 ID:2I33DbcH
タランティーノ映画が大好きなのですが、
おすすめの映画ありますか?
会話中心で成り立っている映画とか教えて下さい。
227テクニカラー:01/11/16 19:10 ID:Z1H06VLv
ダンス系ミュージカル映画の大傑作
「赤い靴」ってどう思います?
http://oppepou.tripod.com/redshoes.html
228シネマ三四郎:01/11/16 19:31 ID:Dw9LCH8b
>>226
恥ずかしいことに、私はタランティーノ作品は一本も見ておりませんので、
あくまでも私の思い込みに過ぎないのかもしれませんが、バイオレンス描写で有名な
監督・製作者ですよね? それならば、当たり前すぎますが、
サム・ペキンパーやロバート・アルドリッチ監督の映画はどうでしょうか。

私はここ十年くらいの新作映画はほとんど見ておりませんので、すみません。
のちほど、もっと詳しい方がぴったりの映画をおすすめされると思います。

>>227 テクニカラーさんへ。
「赤い靴」。私は傑作だと思います。
ちなみに、私の母から聞いた話では、この映画に出演している、
アントン・ウォルブルックは、戦前は“アドルフ・ウォルブルック”という
名前だったそうです。
なんでもあのアドルフ・ヒトラーと同じファースト・ネームを嫌って改名したとか。
2291:01/11/16 19:53 ID:8cCwgzx1
>226さん
タランティーノって観た事ないんで、バイオレンスじゃないんですか??
俺はあんまり解らんけど、サム・ペキンパーがいいんじゃないんですか
「ワイルド・バンチ」とか「ガルシアの首」、知らんのにかんで、すんません。

会話中心で成り立つかどうかは解りませんが、
「ヒズ・ガール・フライデー」(ハワード・ホークス)
言葉の機関銃、言葉のキャッチボールと言われていたと思うのですが・・・・・
「十二人の怒れる男」(シドニー・ルメット)
裁判の陪審員の映画で、密室状態で1時間30分です。
「アモーレ」(ロベルト・ロッセリーニ)
電話相手に50分喋りずめ、出演はアンナ・マニャーニのみです。
「ニュールンベルグ裁判」(スタンリー・クレイマー)
そうそうたる出演者の顔ぶれです。題名どおりの軍事裁判物
230シネマ三四郎:01/11/16 20:26 ID:Dw9LCH8b
>>228
「会話中心」となると、やはり舞台劇の映画化版がいくつか浮かびますね。
>>229で1さんが挙げられた他に私のおすすめは、

その、あまりの台詞の多さに「翻訳者泣かせの映画」といわれた、
「バージニア・ウルフなんか怖くない」(主演:エリザベス・テーラー)

主演ふたりの会話が印象的だったのは、
「冬のライオン」(主演:キャサリン・ヘプバーン/ピーター・オトゥール)

全篇のほとんどが二大名優の会話で成り立っている推理もの、
「探偵/スルース」(主演:ローレンス・オリヴィエ/マイケル・ケーン)

米国大統領とソ連書記長の緊迫したホットラインでの「会話の戦い」、
「未知への飛行」(主演:ヘンリー・フォンダ)

最後に、コメディー映画の名コンビによる「会話の芸術」映画、
「おかしな二人」(主演:ジャック・レモン/ウオルター・マッソー)
231シネマ三四郎:01/11/16 20:30 ID:Dw9LCH8b
また、まちがい。
>>230 は、>>226 への返信です。すみません。
232アルフレド・ガルシアの首を漏れんとこに持って来い:01/11/16 20:50 ID:OAp3YRjs
久し振りに漏れの出る幕が来たような気がするんですけど?
漏れはタランティーノも好きですよ。
と、思ったらレスがたんまり。
漏れも最初に浮かんだのはハワード・ホークスの
スクリューボール・コメディです。
でもまあ、タランティーノのは登場人物が本題と関係ないことを
饒舌に喋り捲るのが楽しいって感じだから、
そういう特殊な会話の映画って昔のでは
ちょっと思い浮かびません。
ひょっとしたら初期のウッディ・アレンなんか…
毛色が全然違うのでお呼びでないかもしれませんが。
233121:01/11/16 21:26 ID:2XvbQevd
>>227
テクニカラーさん。「赤い靴」私の好きな映画です。圧巻は、創作バレー「赤い靴」の
ナンバーでしょうか。素敵でした。また、モイラ・シアラーの可憐さも忘れられません。
アドルフ(アントン)・ウォールブルックは「たそがれの維納」(34)を見た事が
ありますが、二枚目ですね。「赤い靴」では渋さも加わり見事な演技だと思います。
また、モイラ・シアラーでは「三つの恋の物語」もいい映画でした。
最後は、やはり死ぬ役ですね。薄倖の乙女が似合うのでしょうか。
234アルフレド・ガルシアの首を漏れんとこに持って来い:01/11/16 21:30 ID:khmD5WF8
>>226
昔の映画じゃないけどスパイク・リーの「ドゥ・ザ・ライト・シング」
未見ならオススメです。名作です。喋ります。
235シネマ三四郎:01/11/16 21:36 ID:Dw9LCH8b
>>226
「会話中心の映画」つづきです。

ダスティン・ホフマンが、伝説の“おしゃべり芸人”に扮した、
「レニー・ブルース」はどうでしょうか。
236紀子:01/11/16 23:01 ID:7MqtITB6
クラシック・バレエ映画といえば、戦前のフランス映画で活躍したジャン=ブノワ・レヴィ監督が
有名よ。ユダヤ人だったから戦中にアメリカに亡命したけど、戦後はパッとしなかったわね。
彼の代表作で、パウエル&プレスバーガー「赤い靴」以前のバレエ映画の金字塔といえば、
「白鳥の死」が有名ね。最近、ジュネス企画からビデオが出たから、興味がある人はごらんなさい。
237紀子:01/11/16 23:29 ID:YNO+eqnC
>>209
RKOがB級だなんて失礼しちゃうわ。弱小とはいえ、一応メジャースタジオよ。
「市民ケーン」も「キングコング」もRKOの作品よ。
アメリカでは当時ディズニーがRKOで配給してたわね。
B級色が濃くなったのは、経営が悪化してからよね。ハワード・ヒューズが社長になって
からよ。でもMGMの敏腕プロデューサー、ドーリ・シャーリーがRKOの製作部長にいて、
彼はリベラルだから、戦後の大学出のインテリ監督たちが舞台やラジオの世界からいっぱい
やってきたそうよ。ジョセフ・ロージー、ニコラス・レイ、ロバート・アルドリッチ、ロバート・
ロッセンなんかがそうね。製作部にはドリュー・ヴァートンというプロデューサーがいたわ。
彼はRKOの中に自分のユニットを作ってB級ホラー映画を量産したの。第1作は「キャット・
ピープル」ね。私は第2作の「私はゾンビと歩いた!」と「豹男」が好きよ。
このユニットからロバート・ワイズとマーク・ロブソンがデビューしたの。
バリバリのタカ派であるハワード・ヒューズがこのリベラルな会社を乗っ取ったというのもおもしろい
けど、考えてみれば配給セクションが脆弱なので潰れてしまった不運な会社よね。
238121:01/11/16 23:34 ID:2XvbQevd
>236
紀子さん。再び感謝。「白鳥の死」これ未見なんです。ミア・スラヴェンスカ
ジャニーヌ・シャラなどが出ていたと聞いています。暇をみて借りることにします。
有難う御座います。
239紀子:01/11/16 23:36 ID:MNbdhHJt
RKOの作品でジョン・ガーフィルド主演の「ボディ&ソウル」というボクシング映画があるわ。
実際の製作はガーフィールドのエンタープライズ・プロなんだけど、この映画、スタッフがすごいの。
監督ロバート・ロッセン、脚本エイブラハム・ポロンスキー、製作ロバート・アルドリッチ、撮影ジェイムズ・
ウォン・ハウ。ね、すごいでしょ。でもロッセンもポロンスキーも赤狩りでブラックリストに載せられちゃうの。
最近は、この時代のRKOのリベラルな新人監督の作品群を”RKOヌーヴェルヴァーグ”と呼ぶ人も多いらしいわ。
240 :01/11/16 23:52 ID:k2lHkQfa
ビクトル・エリセの「ミツバチのささやき」を偶然BSで見て
陰影がとてもきれいなところと少女がかわいくて神秘的なところに惹かれました
静かで乾いた雰囲気もいいです。ほかにもこういう映画がありましたら教えてください
241通りすがり:01/11/17 00:07 ID:Q7yBjWIG
紀子さんは本当に女性ですか?
凄い詳しいっすね、尊敬します。
242紀子:01/11/17 00:09 ID:MiSOtuiL
間違えちゃったわ。
ドリュー・ヴァートンではなく、ヴァル・リュートンよね。
もともと彼はセルジニックのところでストーリー・エディターだったよの。
そういえば、セルジニックの作品も配給はRKOが多かったわね。
243226:01/11/17 00:22 ID:wgC65avA
みなさん、いろいろありがとうございます。
とりあえず「ガルシアの首」借りてこようと思います。
244紀子:01/11/17 00:27 ID:LS728tVG
私のコテハン、市川崑作品における「野呂」と同じ意味というか、
ある有名監督がある女優を起用するときに、必ずこの名前にするところからの引用だけど、
誰も指摘してくれないので、ちょっと書いておくわね。
245名無シネマさん:01/11/17 00:29 ID:YdIXTEUQ
>>243
「ガルシアの首」大好きです。
「ワイルドバンチ」も。
女なんだけど、ペキンパーの銃撃シーンは
好きです。
246メイヤー:01/11/17 00:40 ID:Rf6IEbvK
>>237 紀子さん
RKOゆかりの大スターには、キャサリン・ヘプバーンやフレッド・アステア、ジンジャー・ロジャースがいましたね。
「若草物語」はセルズニックがRKOで手がけた内の一本です。
RKOのスタジオは後にルシル・ボールに買い取られたと記憶してます。
247メイヤー:01/11/17 00:46 ID:Rf6IEbvK
紀子さんらしき方をどこかの掲示板でお見かけしたような…
248紀子:01/11/17 00:54 ID:g204RJdX
>>247
ビンゴ! わたしとあなたの二人っきりの甘〜いヒ・ミ・ツ。
249121:01/11/17 01:07 ID:L6vXYdpQ
同感です。しかしメイヤーさんも何処かでお書きになっているのでは?
H N まさかラス・メイヤーからはとらないでしょう。
当然MGMの・・・・・
250紀子:01/11/17 01:17 ID:6S4jSYWi
私だって、メイヤーさんが誰なのか分かってたわ。
でも、いいじゃない? こういう群集の中の密会もスリリングでゾクゾクするわ。
でもね、MGMのルイス・B・メイヤーは最近「ルイ」と発音するのが正しいと言われている
そうよ。外国人の人名っていろいろとメンドーね。でも日本人でも松竹の名バイプレヤー、
坂本武は、作品によって「坂本」だったり「阪本」だったりコロコロ表記が変わるの。
どっちが正しいのかしら?
251紀子:01/11/17 02:03 ID:vrn+5hn9
121さんがどなたなのかも、私、知ってるわよ。でも内緒、内緒。
252121:01/11/17 02:07 ID:L6vXYdpQ
失礼しました。そう秘密がいいですね。
メイヤーさん、すみませんでした。
253プレチピ:01/11/17 02:54 ID:X/kr7kOk
日本テレビで深夜に放映した「デヴィッド&リサ 心の扉」を観た人いますか?
シドニー・ポワチエが出てる1998年作品。
これがリメイクだというところまではわかっているのですが‥‥
情報求む。気長に待ちます。
254名無シネマさん:01/11/17 07:44 ID:ybqOtTud
1962年にも「David&Lisa」ってあるね
255シネマ三四郎:01/11/17 11:00 ID:8VnJV9wb
>>240
「ミツバチのささやき」。いい映画ですよね。

同じ雰囲気の映画ですが、「砂のミラージュ」という、南米ペルーの作品が浮かびました。
この監督(アルマンド・ロブレス・ゴドイ)の映画には、
「みどりの壁」という秀作があります。こちらは、幻想的な描写はありませんが、
大自然に生きる家族をたんたんと描いた、いつまでも心に残る名作です。
二作ともかわいい子供が出てきます。

ただ、ビデオはたぶんないと思います。
BSかペイTVで放映されるといいですね。

前のスレッドでご紹介した、グレゴリー・ペックが小さな女の子と旅をする西部劇、
ようやく想い出しました。
「新・ガンヒルの決斗」(監督:ヘンリー・ハサウェィ)です。
「新」となってはいますが、ジョン・スタージェス監督の「ガンヒルの決斗」とは全然別の映画です。

>>243 >>245
暴力描写で有名なサム・ペキンパー監督ですが、バイオレンス描写のない、
「砂漠の流れ者」「ジュニア・ボナー」の二作が、特に私は好きです。
2561:01/11/17 11:31 ID:dDn4sqGT
>224さん
小林尊なら「暴力脱獄」観て、後25個いくように思いますが、テレビ東京も
人気企画を他局に真似されて、つらいですね。

>227 テクニカラーさん
「赤い靴」いいじゃないですか、監督のM・パウエル&エメリック・プレスバーガー
って名前格好いいね、それにカメラのジャック・カーディフも、俺はカメラワーク
の事なんか全然解らんけど、名前が格好いいから、すぐに憶えてしまいました。

>232 ガルシアの首さん
最近見ないので、心配していました、あぁよかった。
「忘れられぬ人々」ビデオ化されたら教えてよ!

>236 紀子さん
凄いですね、ただただと感心するばかりであります。かっこいい〜〜

>240さん
ごめんなさい、「ミツバチのささやき」観てないんで、解りません。
自分なりに映像が鮮やかで、静寂があって、神秘的で考えたんですが、どうも
そんな感じの映画は観ていないかと・・・
俺は苦手なんですが、何となく、タルコフスキーっぽいかと思ったのですが・・

>247〜249 メイヤーさん 紀子さん 121さん
やっぱり、秘密、ヒ・ミ・ツが何よりかと・・・

>253 プレチビさん
ごめんなさい、解りません。
257121:01/11/17 11:58 ID:L6vXYdpQ
>>253 プレチビさん。その1998年作品は、見た事がありませんが、「リサの瞳のなかに」
のリメイクだと思います。>254さんが書かれていように1962年フランク・ペリー
監督作品です。ケア・ダリー、ジャネット・マーゴリン共演。異常なまでに潔癖症の青年と
知恵遅れの少女の愛を描いた作品だったと思います。
もし、1998年作品の事が知りたかったのなら、ゴメンナサイ。
62年度作品は、私の所謂「胸キュン」の一本だったので。
258クルーゾー:01/11/17 12:19 ID:ZqwWUBOD
>226 名無シネマさん
タラちゃんのような映画ですぐに思い出したのが、
「ジャッキー・ブラウン」で音楽が使われていた
「Across 110th Street」なんですが、
この映画に吹替えのがあるかどうかは不明です。
「ポイント・ブランク」、「現金に体を張れ」、「殺人者たち」
みたいな感じもいいんではないかなぁ。

>紀子さん
RKOのこと、ご教授下さりありがとうございます。
またまた勉強になりました。
これからもどうぞよろしくお願いします。

>253 プレチビさん
先日放送された「デビッド&リサ 心の扉」は、
同じフランク・ペリー監督の「デビッド&リサ リサの瞳の中に」のリメイクです。
この監督は「泳ぐ人」主演バート・ランカスターも作ってます。
監督について詳しくお知りになりたい場合は、

 http://us.imdb.com/Title?0041445

で、Frank Perryで検索してください。
私も以前ここのスレで教えていただき、大変重宝しています。

>240
「ミツバチのささやき」のような映画。
同じ監督の「エル・スール」はいかがでしょう。
どちらかと言うと、私もロシア映画や北欧の映画に
このような雰囲気をもつ映画が多いと思います。
259すから:01/11/17 12:21 ID:dSoEcyHU
がいしゅつだったらすいません

ロンググットバイ
エリオットグールドのヤサグレたマーローがいいんだよお。
優作の探偵物語は絶対これに影響されてるなあ。
最後の無理やりなスッキリってかんじが、かえって印象的。

悪魔が夜来る
アルレッティー・・ああ、アルレッティー

狩人の夜
ロバート・ミッチャムが怖いぞお・・

雨の訪問者
フランス的アンニュイ世界と男ブロンソンのキャラが絶妙の
とりあわせ。
2601:01/11/17 13:00 ID:LnyLsa0z
>259 すからさん
「ロンググッドバイ」のE・グールドは格好良かったね、松田優作は俺も前から
思っていたよ、あの頭髪といい、どことなくヌボッといた雰囲気といい・・・
未見なら、ロバート・ミッチャムのマーローも観てよ
「さらば愛しき女よ」(ディック・リチャーズ)この映画のR・ミッチャムもなかなか
いいと思うんでけど・・・・

「悪魔が夜来る」はいい映画ですね、アルレッティも良かったね、又別のアルレ
ッティが観てる映画薦めさせて下さい。
「われら巴里っ子」監督は同じくマルセル・カルネ、共演は我等がジャン・ギャバン
ギャバンは元ボクサーで自分の果せなかった夢を託して、ボクシングジムを経営
ギャバンの献身的な奥さん役がアルレッティ、下町情緒、人情たっぷりの映画で
あります。

「狩人の夜」(チャールズ・ロートン)「情婦」でお馴染みの名優チャールズ・ロートン
の唯一の監督作品、R・ミッチャムも気色悪いけど、映画全体も、気味悪童話の
感じで不気味でしたね。
261紀子:01/11/17 13:25 ID:p/IJat6k
「狩人の夜」の脚本はジェイムズ・エイジーね。彼は作家で映画評論家なの。
アメリカでサイレント・コメディが忘れられていた時代に「喜劇の偉大な時代」と
いう評論集を書いて、チャップリン、キートン、ロイド、ラングトンの、いわゆる
四大喜劇王の復権に大きく貢献したわ。確かサイレント・コメディのアンソロジー
映画を監修してるはずよ。その後、入れあげていたジョン・ヒューストンの映画に
脚本を提供して脚本家デビューを飾るの。「アフリカの女王」がそれよ。
「狩人の夜」は最後の脚本作品だけど、もうアル中がひどくって本当はあまり書いてない
みたい。

「狩人の夜」はデュラスが大好きな映画で、「愛人ラ・マン」の中に延々数ページにわたり
描写が出てくるわ。スパイク・リーの「ドゥ・ザ・ライト・シング」でロバート・ミッチャムの
指のイレズミをパクった場面もあったわね。
2621:01/11/17 16:29 ID:GXE8v9sz
昨日の夜中、3〜4日前にWOWOW録画した「麻雀放浪記」があったので、
観ました。阿佐田哲也・原作、監督・和田 誠のこの映画、10年程前に観たので
すが、観直してみると、以前観た時よりもずっと面白かったです。
ドサ健の鹿賀丈史は牌さばきといい、雰囲気といい抜群でしたね、大竹しのぶも
ドサ健に女郎になってくれ、と頼まれるシーンなんか、最高でした。
ただ主人公、坊や哲の真田広之が原作のイメージとかなり違うのが残念でしたが
映画全体は、映画大ファンの和田 誠が趣味やお遊びで撮った感じは全然なく、
和田 誠が暖めていた構想が随所に出ていて、非常に観ていて面白かったです。
この映画で、びっくりした事がありました。
冒頭、坊や哲が名古屋 章扮する上州虎に連れられ、掘っ立て小屋で「チンチロ
リン」する場面に、「笑っていいとも」や「たけしのなんでもピカソ」でいつも
和服みたいな格好で出ているクマ(芸名忘れた)さんが、ほんの2〜3秒ですが
出演してしていました。
263116:01/11/17 17:40 ID:PHoP8NSx
>>225 1さん
ブニュエル版「嵐が丘」は途中で観るのを止められましたか。正解だったかも
しれません。でも、あの原作を90分そこそこの作品にまとめるのなら、
あれぐらいひたすら激しいのもうれしい。

この間、カール・ドライヤーの「ヴァンパイア(吸血鬼)」観たのですが、とても
面白かったです。映像も凝っていたし、ちょっと幻想的な雰囲気も漂わせいて。
(話の進め方にちょっと強引な感じはしましたが。)「ドラキュラ」、
「ノスフェラトウ」など、”吸血鬼もの”は僕もいくつか観ていますが、
一味違っていてこのジャンルが好きな人にはおすすめです。ちょっと
画質が悪かったのは残念だったですが。今までこの監督の作品は観たこと
なかったですけど、ほかの作品も観ようと思ってる次第です。
2641:01/11/17 18:46 ID:yBWgmxRl
>263 116さん
俺は<吸血鬼もの>は1本も観た事ないですが、カール・ドライヤーなんかも
<吸血鬼もの>あるんですね、「ノスフェラトウ」なんかも題名だけ、かすかに
記憶がありますが、めちゃめちゃ古い映画でしょ、そんな時代にも吸血鬼あった
んですね。
カール・ドライヤーと言えば「裁かるるジャンヌ」くらいしか知りませんが、
116さんは何でも、好き嫌いが殆ど無く、良く観ているんですね。
265116:01/11/17 19:23 ID:PHoP8NSx
>>264 1さん
「吸血鬼ノスフェラトウ」が'21年、「ヴァンパイア」と「魔人ドラキュラ」が
'31年に製作されたようです。確かに随分昔のことですよね。
怖いのもちょっとグロいのも平気で観てます。節操ないほうなので。最近は
BS,CS,レンタルなどいろいろと映画を観るためのソースがあるし、
とりあえず録画しておいて徐々に観ていこうかと思っています。そうそう、
1さんがテレビの深夜枠で古い作品を録画したことを書かれてたので、それ
参考にして出身地のローカル局の番組表を見たら、30-40年代にかけての
良質の作品を定期的に流しているのを知って姉に録画を頼んだりということも。

ここで、1さんや他の方々の書き込みを見るようになって、より出演俳優
に注目するようになって、観方が拡がったように思います。以前は割とプロット
中心に追っていくほうだったのですが。また、いろいろと教えてください。
266孫 梧空:01/11/17 20:16 ID:3j/2W2XV

“あの〜、このページの一番初めのリンクと言うんですか前スレに行く為のURLをクリ
ックしても行けないんですけど、どなたか生き方を教えていただけませんか?”

>213 1さん
あっ、看護婦さんでしたか女医さんとは違いましたか。

「睦 五郎」確か口髭の人やったですね。

「成田 三樹夫」いいですね〜。  二人とも古典の悪役っちゅう感じがしてとても
 好きです。

>262
「麻雀放浪記」・・・ドサ健・鹿賀 丈、出目徳・高品なんとか、上州虎・名古屋 章
 私も 真田 広之の“坊や哲”はいただけませんね。
 もう一回観てみたいなぁ。

ティモシ−・ハットン主演、ロバート・マーコウィッツ監督の
「ロングウェイホーム」 “TSUTAYA”3店舗に問い合わせたのですが、ジム・キャリ
ー主演のしかありませんでした。めちゃくちゃ残念です。
267プレチピ:01/11/17 23:36 ID:a/TTWar3
>名無しシネマさんさん、121さん、クルーゾーさん、有り難うございました。
さすが2ちゃんねる。ところで、121さんは、いつ、どこで
62年作品をご覧になったのですか?
よかったら教えてください。
「リサの瞳の中に」のビデオは出ているのでしょうか?
国内でなくても構わないのですが‥‥
268ブリジット:01/11/17 23:58 ID:ex8d6XOk
久しぶりに参加させてください。皆様のレベルについていけないのでいつも読むだけ
にしていますが、毎回楽しみによんでます。巨乳うんぬんは笑ってしまいましたが。。。。。
何年ぶりかで「12人の怒れる男」をビデオで観ました。
あっという間の90分ですが、やはり傑作だと確信しました。
ナイフのことは偶然すぎると言われればそうかもしれませんが、そんな些細なこと
は少しも気にならず、「これぞ民主主義」だというようなテーマもさておき
ヘンリーフォンダの疑問を追究しようとする静かな情熱と人々の心理が微妙に揺れ動くところが
たまらなく おもしろかったです。
269スモーキー:01/11/18 00:49 ID:iSFtSAGW
1さん
麻雀放浪記はおもろいですね。俺も大好きです。
(2の2の天和)はワンカットでしたっけ?あそこ興奮します。
加賀まりこの(ゲンロク積み)、あそこが唯一の汚点かなw
話かわりますがBSで放映の「戦争と平和」初めて観たんですが、
第3部の平原での戦争には圧倒されました。
あれを越えるスペクタクル映像はあるのでせうか?
ぶっちゃけたところ、数ある映画の中で一番金のかかった映像とは
どの映画のどのシークエンスなのでせう?

>>240
「ポネット」はどうですか、新しいですが。
主演の少女はベネチアの最年少主演女優賞獲得だったかと。
270121:01/11/18 02:03 ID:n/A1Wz/9
>>267 プレチビさん。私の年齢は、1さんと同じ位高いのです。いや、1、2歳下かな。
2ちゃんねるには、場違いでしょうが。そして「リサの瞳のなかに」(邦題は、これが
正しい筈です)は、62年度作品ですが、日本公開は、64年です。当時私は映画少年を
気どっていたので、映画館で見ています。場所までは覚えていませんが、東京オリンピック
の後でしたから、多分11月か、12月でしょう。
ただ、一度しか見ていませんし、その後テレビで見た事は無いので、放映されたか
どうかもわかりません。
つまり、鮮明に覚えている訳ではありませんが、マーゴリンの無垢な印象は
心に残っています。
尚、ヴィデオに関しては、日本では未発売の様ですが、アメリカでは、VHS,DVD
共に発売されていて、amazon.com で、入手出来るでしょう。10ドル程通常作品の価格
より、高い様ですが。尤も、amazon.com だけで発売しているわけではないので
他の会社をあたるのもいいでしょう。
この様な返事でよろしいでしょうか?
271Invation of Russia:01/11/18 02:23 ID:1z3zX/f+
評判のわるいIVCがDVD事業から撤退するというので、2800円のバカ安DVD
ヴィスコンティ「夏の嵐」買いました。

いやぁ、エキストラのひとりひとりがきちんと、役になりきっていて画面の隅々まで神経行き届いてたのには
吃驚です。改めてイタリア映画の全盛期、それも脂の乗ったヴィスコンティ演出の素晴らしさに瞠目してしまいました。
そこで質問ですが・・・。

この映画の舞台となる歴史、誰かご存知ないかしら?
272孫 梧空:01/11/18 11:03 ID:yusglm8N
>266
字間違えました。 @生き方→行き方 A鹿賀 丈→鹿賀 丈史

前スレの“URL”クリックすると「そんな板orスレッドありません」になってしまう
んです。
2731:01/11/18 11:58 ID:tmdk+XqK
>265 116さん
CSはいいですね、それといいお姉さんがいて羨ましいですね、なかなか面倒がっ
て、兄弟と言えど、快く引き受けてくれないものですが・・・・

>266 孫悟空さん
前スレいうんですか、以前のリンク、ガルシアの首さんから、教えて貰った方法
でやってみます。

http://choco.2ch.net/test/read.cgi/movie/1001838422/

これでうまくいくと、思うのですが・・・・・

「睦 五郎」は髭はないです、髭の人は今思い出せません。
当時の悪役と言えば他に、遠藤太津朗、河津清三郎、吉田義夫、小池朝雄、内田
朝雄、進藤英太郎、安部 徹・・・・・・・・を思い出しました。

「麻雀放浪記]ドサ健・・鹿賀丈史 出目徳・・高品 格 上州虎・・名古屋 章
まゆみ・・大竹しのぶ オックスのママ・・加賀まり子 女衒の達・・加藤健一
こんな布陣でした。レンタルビデオもありますよ

「ロングウェイホーム」SUTAYAに無かったですか・・・・・・

>269 スモーキーさん
<2の2の天和>は出目徳と坊や哲がドサ健の雀荘「喜楽荘」い行って、仕込む
んだけど、2回連続で<2の2の天和>の後、最後にもう1回します、それで
ドサ健が家の権利書を置いて出て行きます。加賀まり子の<ゲンロク積み>も
あまりに手つきが悪すぎます、あの映画では鹿賀丈史は実際にかなりの熟練者
加藤健一と逗子とんぼが少しいじるくらいで、他の出演者は実際には経験が無い
ように思いましたが・・・・・

<お金のかかった映像>は、あまりお金のかかった映画を観ていないので、
解りません、ごめんなさい。

>270 121さん
同年輩ですか、うれしいですねえ、でもどえらい違いです、オリンピックの年は
俺は確か中学2〜3年、映画どころか、エロ本に夢中でした、情けない。

>271さん
「夏の嵐」面白かったですね、アリダ・ヴァリは凄かったですね。女の怨念、
執念は恐いです、くれぐれも気をつけて・・・・・
<歴史背景>歴史はからっきしで、駄目なのですが、
あの映画はオーストリア軍占領下のヴェネチアが舞台だったと????
それくらいしか解りません。
274121:01/11/18 12:58 ID:n/A1Wz/9
1さん、1,2歳は、下かなと書いた筈です。この歳になりますと少しでも若くありたいので
そこの所よろしく。しかし、1さんの方が広く映画をみて居られます。私などは、女優つながりで
映画を見てきました。それも洋画ばかり。それというのも、子供の頃のアメリカのテレビドラマの影響で。
当時の日本の女性に比べてアメリカの女性は、遥かに美しく思えたのです。実際は、ドロシー・プロヴァイン
にしろ、コニー・スティーヴンスにしろ、それ程美人女優ではないのですが。
当時の日本は、今と比べて遥かに貧しく、ブロンドの女性は、本当に日本女性より
素敵に思えました。
275孫 梧空:01/11/18 13:25 ID:diT7wH+g
>273 1さん
やっぱりあきませんわ!「そんな板orスレッドありません」になります。

「オックスのママ」「女衒の達」いいですねぇ。

「ロングウェイホーム」観れません。
2761:01/11/18 14:19 ID:yLB8IKX/
>274 121さん
気がつきませんでした、ごめんなさい。

コニー・スティーヴンス、懐かしいですね、当時のアメリカテレビドラマは本当に
夢のような世界で、男性にしろ、女性にしろ、周りの年上の人達とのあまりの
違いに、アメリカという国に強く憧れたものですね

>275 孫悟空さん
そうですか、あきませんか、俺もパソコン得意じゃないんで解りません。
どなたか、どうしたらいいんですかね????・・・教えて下さい。

昼食を食べている時に、急に映画の一場面が頭に浮かびました。板だけのロープ
ウェイのような乗り物に、一人が座って、もう一人が立っていて、周りは荒涼た
る山地で、題名が出てこず、モヤモヤしていましたが、やっと思い出しました。
「眼には眼を」(アンドレ・カイヤット)
座っているのがクルト・ユルゲンス、立っているのがフォルコ・ルリで医者のK・
ユルゲンスがF・ルリから、復讐をうける映画だったが、これが凄く面白いという
か不気味というか、K・ユルゲンスの絶望感の表情が今でもはっきりと
憶えれいます。未見の方には是非ともお薦め致します。
そういえば、米同時多発テロのニュースを聞いた時、フッとこの映画が頭に浮か
びました。
277スパーク:01/11/18 16:05 ID:lv0O6j8c
>>274 121さん
ドロシー・プロヴァインって確かに美人ではないですが、猫のような
目が魅力的ですね。
代表作といえば「グレートレース」「おかしな おかしな世界」という
ところでしょうが、主役でないのが残念です。
自分は「殺しのビジネス」というB級スパイ映画がお気に入り。
ドロシー・プロヴァインはイギリスの女スパイという役で秘密兵器満載の
ロールスロイスに乗って大活躍してました。
いろな洋服を次々と着こなし、飛んだり跳ねたり、まさしくピッタシな役
だったと思います。
またその運転手役にはテリー・トーマスが扮してましたが、イギリス人らしい
皮肉のきいた運転手を上手く演じてましたね。
いつもの彼は低レベルのギャグをしつこく演じるのとは大違いで。

早くビデオかDVDが出ないかなぁ?
278メイヤー:01/11/18 19:04 ID:7Brqskqq
>>271
「夏の嵐」は、1866年当時のオーストリア帝国と成立間もないイタリア王国の争いが背景になっているはずです。
1815年から1866年までヴェネツィアはオーストリアの統治下に置かれていました。
279プレチピ:01/11/18 19:16 ID:xV5/IMzt
>121さん
よろしいです、よろしいです。感謝感激です!
ありがとうございました。ヴィデオの入手を試みます。

コニー・スティーヴンス。名前知ってます。CD見た事あります。
よって、顔も知ってます。
「ハワイアン・アイ」でしたか?
280Invation of Russia:01/11/18 19:34 ID:j88o9MN3
>273さん
アリダヴァリの騙された怒りもいいですが、マーラー中尉の文字通り破滅的な自堕落ぶりが
メロドラマの大道いってていいですねえ。
夫婦善哉だったか森繁演じる駄目男にはまだ風情がありますが、マーラー中尉の、おそらく自分でも
どうにもしようがない破滅的性格がいいです。
人間の怖さってやつですねえ。

>278さん
おお。ありがとうございます。いや公開当時、これほどの名作でもヴィスコンティが、
「祖国の歴史を卑下しすぎる」とか例の会戦シーンの解釈について論争が起きたと
どこかで読んだので、ちょっと調べて見たくお尋ねしました。
あの戦場再現のための物量と、そのきめの細かさには度肝をぬがれました。

故・淀川センセも、初公開当時、これみて度肝ぬがれたとかいってたなあ・・・
281名無シネマさん:01/11/18 19:51 ID:r3EWIRuI
下半期映画板最優秀スレッドage!
282121:01/11/18 20:24 ID:n/A1Wz/9
>>277 スパークさん。レス、有難うございます。勿論、スパークさんが挙げられた作品は
総て見ています。その他の作品としましては、「鉛の弾丸をぶちかませ!」(58)
「ちょっとご主人貸して」(64)他。「鉛の弾丸・・・」は、テレビで見たのですが、
原題は「The Bonnie Parker Story] そう、あの「俺たちに明日はない」のボニーです。タイトル・ロール
です。少し興味がある所でしょう。しかし、私にとってプロヴァインは何といっても、テレビ・シリーズ
「マンハッタン・スキャンダル」に於けるチャールストンクラブの歌手(ただの歌手では無く
オーナだったかもしれません)ピンキー・ピンカム役でした。

>>279 プレチビさん。お役に立ちましたか。良かったですね。
そう、「ハワイアン・アイ」のクリケット役。アテレコは、水垣洋子さんでした。
283183:01/11/18 22:07 ID:iMhduSlN
>203 エミリーの薔薇さん
>返す返すも名場面の連続ですし、
そう思います!私が特に印象に残ってるのは、
ヒューの母親が炭坑の人達の前で大演説する所、
そしてその後池に落ちた二人をみんなが見舞いに来るシーンです。
それからモーリン・オハラの結婚式、ウェディングドレス姿がすごく奇麗で
今でもあのベールが風で舞うシーンが頭から離れません。

>来月放映予定の「荒野の決闘」は絶対にお見逃し無きように
ビデオ借りて見ました!
ヘンリー・フォンダが床屋から出て、表で椅子に座って
道行く人と挨拶を交わすシーンや、その後のダンスを踊るシーンが好きです。
「いとしのクレメンタイン」もいい曲ですね。
曲がいいといえば、「黄色いリボン」て使われていた曲も良かったです。

お勧めの映画も見てみます。ありがとうございました。

>208 116さん
どうもありがとうございます。
ビデオ店にはあまりないのですか・・・残念。
BSでやってくれるのを待ってみます。

>209 クルーゾーさん
ありがとうございます。
「若草物語」はビデオ店にあったような気がするので今度見てみます。

>211 >213 >216 1さん
ありがとうございます!
「鉄道員」「第三の男」「死刑台の・・・」「現金に・・・」あたりなら
うちの近所のビデオ店でも置いてありました。見てみます。

「ママの想い出」はだんだん見たくなってきたのでがんばって探してみます。
でもメイヤーさんも未見ということですが
あまりビデオ店には置いていない作品なのでしょうか・・・
284メイヤー:01/11/18 22:17 ID:abLVZl8f
>>283 183さん
「ママの想い出」は、大規模なレンタル店なら見つかるかもしれません。
実はあるレンタル店で存在を確認できたことがあります。
285183:01/11/18 22:18 ID:iMhduSlN
>218 シネマ三四郎さん
自分でも「我が谷は・・・」のどういうところに感動したのかよくわからないので
「自然の美しさ」「家族ドラマ」、いろんな映画を紹介してもらえてすごくうれしいです。
「嵐が丘」「ジェーン・エア」も見てみます。
小津安二郎監督、木下恵介監督ですか、初めて聞きました。
(邦画はあまり見ないので・・・)探してみます。ありがとうございました。

>275 孫悟空さん >276 1さん
前スレはdat落ちした後、まだHTML化されてないみたいです。
それと、ちょっと前に映画板は移転したので(choco→tv)
1のリンクでは行けないと思います。移転後は
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/movie/1001838422/
です。もう少ししたら読めるようになると思います。
286183:01/11/18 22:38 ID:iMhduSlN
>>284
大規模なレンタル店といえば、ツタヤとかですか?
私が住んでる市にはツタヤないです・・・
個人経営で置いてあるビデオの半分はAVってビデオ店ばっかり。
BSでやってくれないかなあ
287スモーキー:01/11/19 00:52 ID:Z1JRb96r
183さん
(家族)(木下恵介)のキーワードでふと思い出したのが、
道路工夫役の佐田啓二が、息子が運動場で怪我したのを知り、
道端でリヤカー引きながら、ばたん!と凄い勢いで
仰向けに失神する場面。映画は「二人で歩いた幾春秋」
同監督で同じ高峰&佐田コンビの「喜びも悲しみも幾年月」も
おすすめです。
上2作が気に入れば松山「名もなく貧しく美しく」あたりも。
バレになるので詳しくは書きませんが、息を飲むくらい素晴らしい
会話の場面があります。

ところで「我が谷〜」でこれだけ盛り上がってるのに
一向にCTさんの姿みえませんね。もー2chにはきてないのかな?
288紀子:01/11/19 00:54 ID:EHmFcvXd
「夏の嵐」のDVDはどういうバージョンなの?
去年、東京でリバイバルされたバージョンは、日本初公開のバージョンだったこと、誰も気づいてないみたい。
オペラ場面が長いのよ。これはどういうことかというと、ヴィスコンティの師匠であるルノワールが復元した版
みたいよ。それを知っていれば見たのに、私も見逃しちゃったわ。だって全然そういう情報なかったんですもの。
289初心者:01/11/19 02:26 ID:aXglyhcl
すみません。一読者ですが質問させて下さい。
私は「ローマの休日」を観て、グレゴリー・ペックのファンになった者です。
しかし、映画に詳しい友人(と言っても、とても皆さんのレベルではありません)に
その事を話すと、「あんな大根役者はダメだ」との返事。

おそらく専門誌の受け売りじゃないかと思うのですが(何かで読んだ記憶があります)
この件について皆さんはどう思われますでしょうか?
大根ぶりが露骨な映画、逆に名演技が観れるもの、合わせてオススメしていただけ
ませんでしょうか。よろしくお願いします。
290さりん:01/11/19 06:15 ID:ORaMNar0
『白い恐怖』でのグレゴリー・ペックは下手でした。彼の誠実さが一番良く出た作品は『アラバマ物語』だと思います。
291クルーゾー:01/11/19 08:39 ID:4QcVIbPs
>178 Raphael @ United future organizationさん
「五本の指」の話。
そう言えば、何で「五本の指」なんだ?分かるようなシーンはなかったのに・・・
と思い、もう一度見てみました。
そもそもこの映画は、
劇中にもでてくるモイズィッシュが書いた原作が元になっているので、
スパイを意味する隠語なのかと思いましたが、確証を得られず、
しばらく調べていると、書かれて有りました。
「欲望にしがみつく手」を意味しているのだそうです。
マンキーウィッツ監督も、
そうだと分かるようなシーンを入れておいてくれれば良いのに・・・

>Invation of Russiaさん
「夏の嵐」の時代背景の話。
メイヤーさんのお話に付け加えますと、
その1815年からのオーストリアの北イタリアの統治が決まったのが、
1814年から行われていたウィーン会議。
この会議の事を映画にしたのが「会議は踊る」です。
そして劇中にも名前が出てくるガリバルディなどが先頭に立って、
各地で運動を起こし、イタリア王国への併合を成し遂げていきます。
プロシアは当時の王がウィルヘルム1世、首相がビスマルク。
軍備の強化を進めていたプロシアがデンマークの公国を狙います。
それにオーストリアは加担したのですが、
獲得した公国の統治権をめぐり険悪な関係になります。
そしておきた戦争が、普墺戦争。
プロシアはイタリア政府と同盟を結び、オーストリアと戦おうとします。
「祖国の歴史を卑下している」というのが何処なのかは定かではありませんが、
アリダ・ヴァリのご主人が戦争が起きるまでオーストリアよりだった事か、
あの映画の時点ではプロシアが敗北してしまう(後に勝ちます)事か?
そもそもオーストリアに占領されていたことを描いたからか?

因みに同じ頃バイエルン公国では、あの「ルートヴィヒ」が王様です。

それにしてもマーラー中尉で、使っている音楽がブルックナーなんだよね。
原作の名前もマーラーなのか、
「ベニスに死す」と同じく少し名前を変えているのか。
「ベニスに死す」ではマーラーの音楽を使用し、
ボガードにマーラーのような雰囲気を出させてたし。

>紀子さん
「オペラの場面」というと、冒頭の「トロヴァトーレ」のところですか?
となると、あのシーンがもっと長くて、
時代背景を説明したテロップの変わりに、その辺のことが映像であったのかな。
292クルーゾー:01/11/19 09:22 ID:64eHT/vG
>1さん
「眼には眼を」
この映画、湾岸戦争のときも話題に上ってましたね。
1さんはどのように思いますか?
やはり、国籍・宗教・肌の色が違うと理解し合えないと思いますか?
私は決してそんな事は無いと思いますし、信じてます。

土曜日の夜から、ビデオを数本観ました。
「五本の指」「ハバナの男」「仮面の男」。
で、お聞きしたいのですが、「ハバナの男」で、
5ケタの数字を掲げて歩いている人が多く出て来るのですが、これは何ですか?
それと、最後に原子炉型オモチャにMADE IN JAPANと書いてあるのですが、
これは素直に、日本への皮肉と採っていいのでしょうか?
「仮面の男」は1933年、
リチャード・ウォーレス監督、ロナルド・コールマン主演のものです。
話は、、まぁまぁでした。

>スモーキーさん
「お金がかかった映画」
「イントレランス」はお金がかかってるでしょうね。
「クレオパトラ」もお金がかかりすぎた事で有名ですよね。
「史上最大の作戦」「ヨーロッパの開放」も
293シネマ三四郎:01/11/19 10:57 ID:R56oi846
>>269 スモーキーさんへ。
「一番お金のかかった映像」は、やはりソ連版「戦争と平和」の
ボロジノの戦いのシーンのような気が私はします。

それと、>>292 でクルーゾーさんが挙げておられる「イントレランス」ですが、
「グッドモーニング・バビロン」を見て、グリフィス監督が、ほんの一場面にしか映らない
銅像にもあれだけの目配りをし、お金もかけて創っている点に私は驚嘆しました。

多額の制作費といえば、なんといっても“米国映画史上最大の失敗作”といわれた、
「天国の門」(監督:マイケル・チミノ)ですよね。
なんでも製作したユナイト映画は倒産寸前になり、チミノ監督はハリウッドを追放されたとか。

逆に、少ない制作費で大ヒットを飛ばした、いわゆるコスト・パフォーマンスの高い映画ならば、
私は、「イージーライダー」が浮かびます。

この映画、制作費はたしか1千万円くらいしかかけていないと思います。
それが、ご存知のように世界的な大ヒット。
製作・主演したピーター・フォンダは、父親のヘンリー・フォンダから、

「俺が何年もかけて苦労して稼いだ金を、お前はたった1本の映画で稼いでしまったな。」
と言われたそうです。
294孫 梧空:01/11/19 11:21 ID:hUHUSBRz
>285 183さん
どうも有難う御座います。観れるようになるまで待っときます。

え〜、ちょっと思い出したんですが「無法松の一生」といえば確か“勝新"もテレビ
シリーズでやってましたよね。そして“勝新”のテレビシリーズといえば盲目の按摩
で「検校」(字おおてますか?)にまで上り詰めると言う物語がありましたよね、
“伊丹十三“が知能の低い幼友達か何かで共演しているのですが、これ結構面白かっ
たんですよ。

>292 クルゾー警部さん
私も国籍・肌の色で理解しあえないという事は無いと思います。実は私2年間ほど
他国で生活してたんですが、その国は人種も多くとくに語学学校時代はバカンスの
時期という事もあって、かなりの国の人たちと一緒に過ごしました。生活の中で
話す物価の事、政治の事、スポーツの事、映画のこと・・・・・「文化の違い」という
のは多少ありますが、目の色が違ったり肌の色が違うだけで日本人と“全然”変わ
らないといってもいいと思います。やはり性格もいろんな奴が居て、あまり好かれ
ない奴も居れば人気のある奴、引っ込み思案の奴・あつかましい奴・・・感覚的に違和
感を感じた事は殆どありませんでした。ただ、宗教に関しては我々日本人は他国の
人たちに比べ認識と言うか自覚と言うか「レベル」?が低いように感じました。
「モラル」に関しても同様に感じました。
295孫 梧空:01/11/19 11:49 ID:hUHUSBRz
以前の「悪名」の件ですが、北大路欣也の「清次」の時のがベストと言う御意見があ
ったのですが、私に言わせると「清次」は北大路欣也には無理だと思います。
軽さ・アホさ・軽快さというかフットワークというか何か違うし、それと「空気感」
みたいな物が“勝新”とマッチせず「清次」は田宮二郎以外は考えられません。
ごめんなさい。

「若大将」シリーズの一番最初の物ってどんなんやったんでしょう、思い出せません
どなたか教えて下さい。
・「青大将」がオープンカーに乗ってやってくる場面
・「若大将」が家にみんなを連れて来て店のお肉を使ってドンチャン騒ぎをして
有馬一郎に怒られる場面
・前田美ばりと海に行って「澄ちゃん」に拗ねられる所
・おとなしい優等生みたいな同級生役の役者さん
部分的にしか思い出せません。どなたか教えて下さい。
296孫 梧空:01/11/19 12:27 ID:hUHUSBRz
>215 ホリヰさん
「じゃじゃ馬億万長者」で思い出したんですが、「カートライト兄弟」の末っ子は
「大草原の小さな家」の“父さん”ですよね? 後の兄弟はどんな役者さんでした
っけ?
297スピカ:01/11/19 13:07 ID:VqNc76vC
>孫 梧空さん
「悪名縄張り荒し」のことですね?
実際にご覧になったのですか?残念ながら私はまだ観ていないのですが、
増村保造の演出は田中徳三らと比べていかがでしたか?
やっぱり「出演者が流れるようにとめどなくしゃべりまくる」みたいなものでしょうか?
ただ、増村氏は確か東京の出身(?)だったと思うのですが、
大阪の空気をうまく演出できているのでしょうか?
お尋ねばかりですみません。

それから、映画とはあまり関係ないのですが、
私も外国に1年ほど住んでいたのですが、
日本人の宗教感覚やモラル(いろんな意味がありますが)については
失礼ながら孫さんとはまったく逆のことを感じました。
特に、宗教感覚については
日本の持つ「寛容性」は誇るに足るものだと思いますけれど。(余談でした)
298クルーゾー:01/11/19 13:11 ID:E5OvQVIP
>孫 梧空さん
レス、ありがとうございます。
私は性善説を信じています。
ですから「クリスマス・キャロル」が好きなんですが。

今回の戦争も、
テロは悪いです。酷いです。
どんな理由があろうとも許すことは出来ません。
しかし、報復も許してはいけないことだと思うのです。
じゃあ、お前の家族が犠牲になったらどうするんだ!と問い詰められれば、
全く返事が出来ません。
お前のは建前だ理想だと言われるでしょう。
しかし、その理想を求めてもいいと思うんです。
その理想には信じる価値があると思うのです。
誰もが望む理想なら実現すると思うんです。
すいません。
また映画とは関係のない勝手な事を書いてしまいました。

勝新のは「不知火検校」ではないでしょうか?
確か、玉緒さんも出てたような・・・
晩年には舞台でもやってましたね。
299シネマ三四郎:01/11/19 13:46 ID:R56oi846
映画とは、直接関係ない件なので申し訳ないのですが、
話題になっている(>>276>>292>>294>>297)「眼には眼を」の件で、私の意見を述べさせて下さい。

「ネバダ・スミス」というアメリカ映画の中で、牧師から聖書を読むようにすすめられた、
スティーヴ・マックィーン扮する、復讐心に燃えたぎる主人公が、牧師から、

「聖書のなかで、どんな言葉が印象に残ったか?」
と訊ねられ、
「印象に残る言葉なんてなにもなかったよ。ただひとつ、『眼には眼を』を除いてはね。」
と応えるシーンが、私には強く印象に残っています。

「眼には眼を」という言葉は、たしか元々は、ハンムラビ法典に書かれている教えだと思います。
この言葉は、欧米人をも含めて誤解されて解釈されているような気がしてなりません。
本来の意味は、「他人を傷つけたのなら、それ相応のつぐないをしなければならない。」
つまり、正当な損害賠償の必要性を説いた一節なのではないでしょうか。

キリスト教徒でもない私が、こういうお説教じみた事を書き込むのは、おかしいとは思うのですが、
イエスのその普遍的な教えは、やはり「汝の敵を愛せよ」という言葉にこそあると、私は思っています。

したがって、「眼には眼を」という言葉を、決して“復習の是認”として受け取ってはならないと、私は考えています。
ネバダ・スミスも、映画のラストでそのことを悟ったように私には感じられました。

生意気なことをながながと書いてしまい、すみませんでした。
3001:01/11/19 14:32 ID:GlvAFPxJ
>283 183さん
「ママの想い出」は名作映画というか、古い映画の多い店や監督別にコーナーの
ある店などには(、と言っても古い映画の監督ですが)結構置いてある店が多いと
思うのですが、AVの多い店は絶対と言っていいほど、ありませんね。

>289 初心者さん
大根ぶりが露骨な映画は俺には解りません。G・ペックで名演技かどうかはご自分
の判断に任せるとして「大いなる西部」(ウイリアム・ワイラー)をお薦めします、「ロー
マの休日」を観てファンになったんであれば、この映画を観ればより一層、
G・ペックの事が好きになると思います、「アラバマ物語」のG・ペックを観れば
なお一層というところでしょうか・・・・・・・・

俺が今までに名演技だと思っているのは、
「恐怖の報酬」(アンリ・ジョルジョ・クルーゾ)「我等の仲間」でのシャルル・ヴァネル
「拾った女」(サミュエル・フラー)でのセルマ・リッター
「現金に体を張れ」(スタンリー・キューブリック)でのイライシャ・クック・ジュニア
「七人の侍」「用心棒」(黒澤 明)での藤原釜足
「秋刀魚の味」(小津安二郎)での杉村春子
「幕末太陽傳」(川島雄三)どのフランキー・堺
他にも無数にあるのですが、自分には特に印象深かったので

>292 クルーゾさん
「眼には眼を」が湾岸戦争の時に話題に上がっていたのは、知らなかったです。
俺も、勿論理解しあえると思うのですが、現実的には難しいでしょうね、
貿易センタービルに飛行機が突っ込んだ映像を見て、拍手喝采を送るアフガニ
スタンやイラクの一般市民を見て、あの悲惨な状況を拍手喝采する人が僅か
なりともいる現実をみると、難しいように思いますね。
俺たちの世代や上の世代には、中国人、韓国人、朝鮮人蔑視の傾向はまだまだ
根強く、そういうものが払拭されるには、かなりの年月が必要に思うのです。

「ハバナの男」の5けたの数字は解りません。日本に対する皮肉は、どの場面か
は忘れましたが、M・オハラとA・ギネスの会話の中にも出て来ました。

>294 孫悟空さん
勝新のテレビは「不知火検校」やったと思うのですが、最初は徳の市とか言う
名前で、悪行に悪行を重ねて検校まで上りつめるというドラマやったと、思うん
ですが・・・・
301240:01/11/19 16:33 ID:zbNT9ccR
『「ミツバチのささやき」みたいな映画』についてレスくださった方々、ありがとうございました。
今度暇な時に色々見てみようと思います。
3021:01/11/19 17:51 ID:LtDfkMOb
>295 孫 悟空さん
「悪名」の清次は、田宮二郎が最高じゃないかと、俺も思っています。

「若大将」の第1作めは確か「大学の若大将」と思うのですが????
「大学の若大将」であれば、この時は水泳部員、よく憶えているのはラストの
水泳選手権のロケは、当時の俺の家から歩いて10分ほどの大阪扇町にある
「大阪プール」で行われ、俺はまで小学生だったから駄目でしたが、高校生以上
の近所の人はエキストラで出演していました。
他は忘れましたが、おとなしい同級生は、大学運動クラブのマネージャー役で
「若大将」の妹 中 真千子の恋人役、江原達ニと思います。
「若大将」の実家はすきやき屋の「田能久」で親父は有馬一郎→有島一郎です。
(多分、打ち間違いと思うのですが、念の為)
303Raphael @ United Future Organization:01/11/19 17:52 ID:/fdJo7TX
>291 クルーゾーさん、どうもありがとう!
  欲望にしがみつくジェームス・メイソンには
  なんだか共感していたんですよ。
  五本の指でしがみつくということは、片手なわけですね?
  断崖絶壁に片手でぶら下がっているという感じなのでしょうか。  
304Invation of Russia:01/11/19 19:05 ID:N/8om49f
>291 クルーゾーさま
おお。貴重な情報、有難うございます。するとビスマルクのドイツ統一戦争もからんでくる時代なのですね。
いや、僕も「ヴィスコンティ非難」の記事、うろ覚えなのですが、おそらく敗走を描いてしまったところを
愛国主義的な観点からつっこまれたのかと推測します。
最近、BSで公開された「戦争と平和」でも、ボロジノ戦の勝敗解釈をめぐっては仏露両国で見解の相違があるようなものでしょうし、
その辺の映画を巡っての容易に激論にいたる過程は、最近の2chにおけるパールハーバーレベルのようなものだったと思います。

それにしてもルドヴィッヒですか!
あれ、弟さんがプロイセンと戦って発狂してしまうんですよねえ。ああ。歴史映画の世界は楽しいです。
久世光彦さんも指摘してましたが、あの瑞々しい19世紀なかばマーラー中尉の姿をうつすヴァネチアの運河が
わずか50年後には、マーラーの調べを背にアジア・コレラにおそわれた疫病都市に変身してしまうんですよねえ。
(ベニスに死す)

>293 シネマ三四郎さま
「天国の門」いいですよねえ。LDで結構、見なおすほうですが、おそらく撮影に時間をかけすぎて、監督自身の、脚本第1稿執筆時の
パッションが枯渇してしまったのでしょうねえ。ヴィルモス・ジグモントの絵は最高ですし、ディアハンターみたいにところどころ
いいエピソードがあるのですが、うーむ・・・。
好きなだけに大ヒットしなかったのが悲しいです
305紀子:01/11/19 23:35 ID:c0dK0RX0
ヴィスコンティの「地獄に堕ちた勇者ども」ってドイツ語封切り版の題名は「神々の黄昏」って
いうのね。で、日本では「ルードウィヒ」に「神々の黄昏」って副題つけたでしょ。分かりにくい
ったらありゃしないわ。
ところでDVD「夏の嵐」は英語版かしら? それともイタリア語版?
306スモーキー:01/11/20 00:10 ID:YRUC8+LS
>>292 クルーゾーさん
「イントレランス」は観たことないですが、壮大なセットの写真は
時折見かけますね。
「クレオパトラ」Eテイラー版の方ですか?
これなら録画してたので今度観てみます。
とゆうか、前に一度途中で挫折してますがw
「史上最大の作戦」これのみ観てます。
いわゆるオールスターキャスト物のハシリですよね。
出演者のギャラだけで凄そうですね。
「ヨーロッパの解放」壮絶な戦車戦とか観れそうですね?
T34-76型は活躍しますかね?(ガキの頃ソ連の戦車好きだったもんで)

>>293 シネマ三四郎さん
ピンポイントのお答えありがとうございます。
やはり「戦争と平和3部」の平原の戦闘だと思われますか。
遠景のスケール感、移動撮影のスヒード感、時折点景で描写される
兵士の心象、どれも素晴らしかったです。
煙の中を疾走する騎馬隊を、移動しながら捉え続ける
フォローショットが特に印象的でした。

「イージーライダー」大ヒット、日本でいうなら
当時のATGが国内興業記録を塗りかえるようなものですかね。

1さん
「若大将」は夏休みの夕方前のTV放映でまたーり気分で観た
後追い世代ですが、唯一リアルタイムでアグネス・ラムが
出てた番外編らしきものを観た記憶が。
若大将と呼ぶにはあまりにもアレでしたw
307紀子:01/11/20 01:57 ID:1aZeXfz/
>>302
若大将のマネージャーは江原達怡よ。間違えないでね。今はスポーツ洋品店エハラを経営してるわ。
二代目若大将は東山敬司ね。三代目は草刈正雄。このときの青大将は湯原昌幸よ。若大将シリーズでは
毎回コンパの場面で笑わせる場面があるのよね。第1作「大学の若大将」では汲み取りトイレの蓋で鉄板
焼きをするの。それで三代目若大将の第1作「がんばれ!若大将」では、このオマージュとして同じギャグを
使ってるのよ。この映画、加山=若大将シリーズをかなりセルフパロディにした場面が多くって、賀原夏子の
寮のおばちゃんが「こんなとき先代の若大将なら駆けつけてくれるのに」とかいう場面があったわ。草刈=
若大将は第2作「激突!若大将」も作られたけど、再ブームで加山若大将が復活するの。
「帰ってきた若大将」よ。306さんがご覧になったのはこの作品よ。
あ、今、キネ旬の男優事典見てみたわ。江原達怡って松竹から東宝へ移籍となってるわ。変ね。確か東宝へ移
籍前に大映にも出ていたはずよ。「十代の性典」に久保明と一緒にチラッと出演していたのを
紀子、しっかり覚えているわよ。「十代の性典」のどこを見てたのかしらん? この執筆者。若尾文子のブルマ
のブルマや南田洋子のブラウス姿ばかり見てたのかしら? キネ旬、訂正よ。
308紀子:01/11/20 02:03 ID:iCsKTOQg
ついでに書いておくわ。
「不知火検校」は勝新の代表作「座頭市」に繋がるヒット作であるばかりか、
中村玉緒との出会いになった映画よ。もっとびっくりするのは、この作品、
その後舞台化されたの。晩年の勝新が主演・演出したわ。そして重要な役で
雁龍太郎が出演したの。つまり勝新の息子よ。つまり親子共演ね。
309紀子:01/11/20 02:10 ID:NqNvXgOT
あら、紀子ったらイヤだわ。ブルマを二回もカキコしちゃったわ。ポッ!

「ママの想い出」がいいと思ったら、今度はそれにモロ影響を受けた日本映画「我が家は
楽し」もごらんあれ。中村登監督の佳作よ。事実上の岸恵子のデビュー作ね。比べてみると、
「ママの想い出」によく似てるから。
310ホリヰ:01/11/20 08:40 ID:ynlZqwVf
しばらく覗かないと思いっきり回転してますね、このスレ。

私も何回かこのスレに書き込んでますが、初カキコ以来忙しくて全く映画を見る機会がありませんでしたが、先日、久しぶりに見られました。
DVDを買っておいた「大東亜戦争と国際裁判」(新東宝S34)です。
内容は酷いモンですな。あんなむちゃくちゃな裁判なのに主人公は助からないんですから
ね。誰だ、あんな脚本書いた奴は!!ってフィクションじゃないって。

どーでもいーけど、webじゃないウエッブ裁判長のW・A・ヒューズは「光速エスパー」の第四話『グローブモンスターの襲撃』でロバートソン博士をやってた人でした。
「クレージーの大冒険」でアドルフ・ヒトラー役をやっていたアンドリュー・ヒューズは
なんとマッカーサー役で「アイ・シャル・リターン」の名台詞を言います(この人、裁判
のシーンでマンスフィールド検事役で一人二役やってます)。
一方「アイ・シャル・リターン」と言われる方のウエインライト将軍役はユセフ・トルコ
の兄弟のオスマン・ユセフ。ジョセフ・サージャントの「マッカーサー」ではウエインライト将軍役は細面で気の弱そうなサンデイ・ケニヨンでしたが、それに対してオスマン・ユセフは大男。
判事席にいる中国代表とインド代表役の俳優は、同年に制作された「宇宙大戦争」の国際
会議のシーンでそっくりそのまま中国代表とインド代表役で出ています。
キーナン検事役の人とパーシバル将軍役の人は見たことあるけどどこで見たか思い出せな
い…。
311クルーゾー:01/11/20 08:56 ID:cWTP7oe3
>スモーキーさん
なんか、私は問いを誤解していたみたいです。
お金のかかった作品でなく、お金がかかった映像ですね。
私が挙げたのは、みんなお金がかかった映画ですね。
すいません。

1シーンにお金をかけてあるのというと、
思いつくのはヴィスコンティの主に貴族が出てくる作品。
出てくる装飾品は総て本物だそうで、出てくる貴族も本物を使っているそうです。
それらを揃えるのに監督は自分が所有している物や
ポケットマネーを使っていたと言う話を聞いたことがあります。
さすがに監督が貴族なだけはある・・・

「ヨーロッパの開放」
この映画は、ソ連の対独戦勝20周年記念で作られたそうで、
お好きな戦車は1万台出てくるんだそうです。
第1部の題が「クルスク大戦車戦」ですから。
因みに「戦争と平和」はトルストイ生誕150年、
革命50年祭を記念しているそうです。
私は全くと言っていいほど、ミリタリーの事を知りません。
「ヨーロッパの開放」に出てくる戦車は、
T−44改造タイガーと言うんだそうです。
「鬼戦車T34」という映画もあります。
なんか頼りない返事ですいません。

http://www.warmovie.com

ここ、ご存知ですか?

>紀子さん
「地獄に堕ちた勇者ども」は、
The damned (Gotterdammerung)が原題ですね。
「堕落(没落)―神々の黄昏」と言った所ですか。
カッコ内のは、ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」の第3話の題名です。
全部で4話あるんですけど、最初のは序話ですので、
「神々の黄昏」が第3話となります。
「ルートヴィヒ」の方には、そのワーグナーが出てくるから、付けたんでしょうね。
それが監督側の要請か、日本で勝手に付けたのかは分かりませんが。
312ホリヰ:01/11/20 11:39 ID:ynlZqwVf
>紀子さん
>あ、今、キネ旬の男優事典見てみたわ。江原達怡って松竹から東宝へ移籍となってるわ。
>変ね。確か東宝へ移籍前に大映にも出ていたはずよ。「十代の性典」に久保明と一緒にチ
>ラッと出演していたのを

江原達怡ってたしか松竹の「鐘の鳴る丘」の“悪い子”でしたよね。子役で…。
東宝に移る前に大映に移籍していたのか、あるいは単に呼ばれただけなのかどっちかなん
でしょうね。
久保明は「十代の性典」以前から東宝の役者だったような気がしますが…。
当時の専属制っていうんですか、どの程度まで強固だったんですかね。

昔は俳優が専属していたから邦画各社のカラーがハッキリしていましたね。
ギャング映画などを見比べると東宝組、東映組、日活組、大映組とどの一家がいちばん強
いヤクザ一家なのかなとよく考えます。
私は密かに新東宝組がいちばん強いんじゃないかと思っています。
313名無シネマさん:01/11/20 11:55 ID:NUNmofy0
ふ〜ん
314シネマ三四郎:01/11/20 12:38 ID:KqOy6XOY
>>311 クルーゾーさんへ。
ルキノ・ヴィスコンティ監督は、ご指摘のように本当の貴族なので、
たしかに画面に出てくる装飾品などを見るだけでもため息が出ますよね。

ところで、ヴィスコンティ作品といえば、
「ルードウイッヒ」「ベニスに死す」「家族の肖像」などを好きな作品として
挙げる人が多いと思いますが、

私が一番好きなのは、「山猫」です。
没落していく貴族への哀感と愛惜の念がみごとに表現されていると思います。
主演のバート・ランカスターも名演技でしたが、
この映画のアラン・ドロンも大変よかったと思います。
もちろん、家具・装飾品もすばらしいものがありました。

それと、家具・装飾品にお金をかけているといえば、意外なところでは、
マイケル・ウィナー監督です。

おもにチャールズ・ブロンスンなどが主演のアクション映画を監督していますが、
画面の家具・調度品・装飾品などが、素人目にも超高級品なのがよく分かります。
芸術映画ではないので、それほど凝ってそろえる必要はないように思いますが、
やはりこだわりがあるのでしょうか。

作品は、「メカニック」「狼よさらば」などです。
3151:01/11/20 13:03 ID:xyOfnv/X
>306 スモーキーさん
「若大将」の番外篇でアグネス・ラムが出ていたのですか、その頃には俺も結構
な年になっていたので、もう観なくなったみたいです。

>307 紀子さん
ごめん、ごめん、江原達治でしたか、少しおかしいなとは思ったんですが、まぁ
いいかと・・・・スポーツ品店ですか
東山敬司ってランチャーズでした??鼻のの付近にホクロがあったような??
三代目は草刈正雄でしたか、さすがに二代目、三代目の頃になると全然観てない
ですね。
紀子さんで思い出したのですが、高橋紀子と言う女優さんも出演してましたね。
小柄でキュートな、それと同じ頃に沢井桂子という日本的な女優さんも、確か
沢井桂子の方は上原 謙の娘の役で・・・・・・
「マタンゴ」の久保 明も大映に出てましたか、久保 明は怪獣物なんかで、
よく出ていたけど、江原達治は「若大将」以外での東宝での出演思い出せない。

勝新の中村玉緒との出会いは「不知火検校」でしたか、てっきり「悪名」とばか
り思っていました、勉強になるなぁ。
「我が家は楽し」題名も全然知らなかった、又々勉強になるなぁ、岸 恵子の若
い時の写真は日本人離れして、センスが良く、めちゃめちゃ綺麗ですね。
316ホリヰ:01/11/20 13:15 ID:ynlZqwVf
>>315
>ごめん、ごめん、江原達治でしたか、

おそれながら閣下、江原達“治”(たつじ)ではのうて江原達“怡”(たつよし)にござります。
3171:01/11/20 14:39 ID:b0ipeoLk
>314 シネマ三四郎さん
俺はヴィスコンティでは初期の作品群が好きですね。その中でも「揺れる大地」
が一番好きやね、搾取されるシチリア漁民、ラストも最高に良かったと思っている
のです。それと当時のステージママ物の「ベリッシマ」現在のお受験ママ軍団に
も、是非とも観て貰いたい作品ですね。


>316 ホリヰさん
どひゃ〜〜〜、そうでおましたか、誠にかたじけのうござる、ホリヰ殿
今の今まで<たつじ>と思っておりました。紀子殿が変換間違ったのかとも、
孫 悟空殿、どえらい間違いをかましていました、ごめんなさ〜〜〜い。

>ガルシアの首さん
昨日「サスペリア」放映あったので、一応録画しましたが、新聞の解説欄を読む
と、やっぱり凄く恐そうだったので、隔離しておきました。 
318ホリヰ:01/11/20 14:58 ID:ynlZqwVf
>>244
「なんだと紀子。ゴム糊!くっつけちゃうぞ。」
「なんだ、ぶう。泣いたくせに」
319ホリヰ:01/11/20 15:24 ID:ynlZqwVf
おっと、孫 梧空 にレスをもらっていました。
>>296
「カートライト兄弟」という番組?は知りませんでした。
「大草原の小さな家」の“父さん”はマイケル・ランドンでしたっけ?
この人たしか「十代の陰獣」(だったかな)で狼男の役をやっていたということは
怪獣ヲタクなら先刻ご承知の話し。
320シネマ三四郎:01/11/20 16:04 ID:KqOy6XOY
>>317 1さんへ。
ありがとうございます。初期の「揺れる大地」、まだ見ていないんですよ。
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」「夏の嵐」「若者のすべて」はよかったですね。

怖い映画が苦手なら、「サスペリア」はやめておかれたほうが・・・
“怖い”というより、残酷な描写がちょっとショックかも。
「ヘルハウス」(ロディー・マクドウォール主演)は、そう怖くはないですが。

ところで、勝新の「不知火検校」が話題に上っていますね。
私もテレビ版と劇場版(これもテレビ中継で)見ておりまが。残念ながら映画版は見ておりません。
この主人公の役は、勝新太郎以外に考えられないと思います。
たしか、テレビ版では伊丹十三扮する知恵遅れの男が物語の重要なカギを握っているんでしたよね。
彼が「徳ちゃん、徳ちゃん」といいながら勝新扮する徳の市に言い寄っていたシーンが記憶に残っています。
出世の邪魔になる男を、針治療と偽って殺すとこなんか、「必殺シリーズ」そのままですよね。

そういえば、「髑髏検校」(どくろけんぎょう)という題名を聞いたことが
あるような気がするんですが、これは全然別ですよね。
321ホリヰ:01/11/20 17:44 ID:ynlZqwVf
>>319
おっと、孫 梧空さんを呼び捨てにしている。失礼しました。
3221:01/11/20 18:06 ID:I3J5zmf5
>320 シネマ三四郎さん
「郵便配達・・・・」では、ティ・ガーネット版、ボブ・ラフェルソン版より、
ヴィスコンティ版が好きですね、原作からは大幅に手を加えられたいるらしい
ですが、一番リアリティがあって、犯した殺人の強迫観念から逃れられない
雰囲気がよく出ていたと思うのです。

「揺れる大地」を思い浮かべると、ロバート・フラハティ監督の「アラン」を思い
出すのです。孤島アラン島を舞台ににしたセミドキュメンタリーの映画でしたが
それはそれは凄い映画でした。三人家族の自然との闘いを四季にわたって描いて
あるんだけど、えらい迫力で、特に冬場の燈油を得るために鮫を捕獲しにいく
場面などは、小さい船の周りに何匹?(何頭)もの鮫が群がり、鮫との格闘では
小さな船が引きずられて、転覆しかかりそうで・・・土の無い土地で、岩を小さく
小さく砕いて、わずかな畑を作り野菜を得る。大自然との闘いながら生きる人々
を描く、とにかく凄い映画でした。
ビデオも出てますので未見ならば是非とも

やはり少しでも恐そうな映画は止めておきます。

「不知火検校」は題名と徳の市が人を殺して成り上がっていく事だけが記憶に
あって、伊丹十三が出ていた事すら憶えていないのですよ、「髑髏検校」も記憶
にないです、ごめんなさい。
323シネマ三四郎:01/11/20 18:30 ID:KqOy6XOY
>>322 1さんへ。
さっそくありがとうございます。
ヴィスコンティの「揺れる大地」、今度見てみます。

それと、「郵便配達は二度ベルを鳴らす」というタイトルは、
どういう意味なのか、ご存知の方は教えていただけませんか?
だいぶん前に聞いて、そのとき「なるほど」と思ったのですが、忘れてしまって・・・
すみません。よろしくお願いいたします。

それと、>>320 の「髑髏検校」ですが、これは思いだしました。
たしか横溝正史の小説だったと思います。
これもずいぶん前に読んだはずなんですが、内容はすっかり忘れています。
映画化はされていませんよね?
324ホリヰ:01/11/20 18:39 ID:ynlZqwVf
>>322 >>323
「髑髏検校」はモロにブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」を換骨奪胎した
お話しだということです。

そういえば「夜もすがら検校」というのもありましたね。長谷川伸の…。
325メイヤー:01/11/20 23:18 ID:tswNWpCv
>>323 シネマ三四郎さんへ
1946年版の「郵便配達は二度ベルを鳴らす」にそれらしき台詞が出てきましたが、思い出せません。
お役に立てずすみませんでした。
326紀子:01/11/21 01:13 ID:oU7XG6qY
>>312
久保明は松竹から東宝へ移籍する前に2、3本大映の映画に出演してるわよ。
東宝・丸山誠治の「思春期」出演から、正式契約第1作「続・思春期」までの間のこと。

江原達怡は岡本喜八の常連YO! 若大将だけで語ってはかわいそう。
327ビビチッタ:01/11/21 02:09 ID:vudoB9Lm
古い米国TVドラマについてのカキコがありましたので、
板ズレ承知で書きますが、「ローマでチャオ」というのを記憶
していらっしゃる人いますか?
1970〜75位だったと思うのですが、わたしの世代ではあのドラマに
でてくる女の子に胸キュンだったのでございます。それなのに女優の名前は
おろかドラマ中の名前すら失念、忘却のかなたです。

どなたか「ローマでチャオ」の「あの女の子」の名前を教えてください。
ここだったら、わかるかもしれない、と思って書きました。
328スモーキー:01/11/21 02:58 ID:eRdZdnII
紀子さん
アグネス・ラムとの競演は「帰ってきた若大将」でしたか。
草刈正雄の若大将も初耳です。教えていただきありがとうございます。
1さん
厨房の頃かなりアギーwにノボセてたので、観たのは多分
その名残でしょうね。

クルーゾーさん
ヴィスコンティはまともに観たことないですが、
キューブリック「バリー・リンドン」みたいな
ゴージャスな絵面を勝手に想像しております。
「ヨーロッパの解放」はT34が1万台ですか!
これ、エキストラ20万人より凄くないですか。
これは、是非観てみたいものです。
戦争映画サイトのリンクありがとうございます。
今後の参考にします、それにしても「戦争のはらわた」の
人気は圧倒的ですね、あそこ。
329エイモス:01/11/21 04:12 ID:fbpVChBK
>>327
「ローマでチャオ」というタイトルのドラマは、おそらく「パパと三人娘」が再放送
時についたタイトルだと思うのですが。ローマで生活するアメリカ人家庭、エンディコット家
の話だったと思うのですが。違ってたらゴメンナサイ。
ジョン・フォーサイスがパパ役だった筈。三人の娘は、長女アリスン、次女ペニー
三女プーキーという役名だったと記憶しています。
まったく私の勘違いで別のドラマでしたら悪いので、「パパと三人娘」の原題を
挙げておきます。IMDb でタイトルサーチで検索してみて下さい。プロットも
出ていると思います。
「TO Rome with LOVE」(1969−1971)
330クルーゾー:01/11/21 08:59 ID:hWKzag1Q
>シネマ三四郎さん
そう言えば「山猫」も同じ頃を舞台にしてますね。

マイケル・ウィナーのは、全く気付きませんでした。
気を付けて見てみます。ありがとうございます。

「髑髏検校」
映画化はされていると思うのですが、
資料が手元に無いので自宅に戻ったら調べて見ます。
TV化はされているようです。田村正和で。

それにしても長谷川伸先生のお名前が!
やっぱり戯曲のが好きです。
「しがねぇ駒形の土俵入りでござんす」(一本刀土俵入り)
「瞼の母」は錦ニィのが好きです。

昨日の午後は休憩なし。
何とかして「アルファ・タウ!」を観に行こうとガンバりました。
外周りを一件残しておいて、そこへ行きつつ、直帰という事で、
5時半に帰り、急いでフィルムセンターへ。
前売りが無くなったらイヤだなぁと思っていたが、
結局、入りは半分くらい。
戦争アクション映画だと思っていらっしゃったのかなぁ。
かく言う私も、そう思ってましたけど。
「アルファ・タウ」というのは「勝利」のことだそうです。
観る前は「Uボート」のイタリア版を想像していたのですが、
上映時間96分ある内の戦闘シーンは20分くらい。
ほとんどは戦闘前にわずか半日もらった休暇を様々な形で過ごす乗組員の姿と、
彼らが向かう土地での市民の生活を描いてありました。
ここが良い。
戦時中の戦争映画なのに、実に明るい。
生き生きと市民の生活を写しています。
笑えるシーンがすごく多いんです。
考えられないです、日本映画では。
一転、戦闘シーンは激しいです。
いままで笑っていたお客さんが固唾を飲んで見ているのが分かります。
時間が短いせいか、内容はギッシリ詰まってました。

いい映画を観て、気持ち良く帰ろうとしたら、
また中央線が人身事故を起こしやがった。
でも、夢で見たから、また気持ち良くなれた。
何とか時間を作って、他の映画も見てみたい!
331ホリヰ:01/11/21 09:15 ID:UY/j3tB1
>>330
>「瞼の母」は錦ニィのが好きです。

私もビデオソフト持ってます。何度見たことか…。
この映画股旅ものなのにオールセット撮影。しかもローアングル。
加藤泰と小津安二郎と西島克彦はローアングルの三巨頭。
332クルーゾー:01/11/21 09:37 ID:hWKzag1Q
「瞼の母」「沓掛時次郎遊侠一匹」「関の弥太っぺ」
私の、心の錦ニィ3部作です。
333ホリヰ:01/11/21 10:39 ID:UY/j3tB1
>>332
クルーゾー さま
>「瞼の母」「沓掛時次郎遊侠一匹」「関の弥太っぺ」
>の、心の錦ニィ3部作です。

おおっ!同志!!
長谷川伸いいですよね。
長谷川伸原作の映画ビデオソフトで出ているものは即買ってます。
衣笠貞之助の「名月走馬灯」はクレジットさていせんが、長谷川伸の『暗闇の丑松』を元
にした話しです。衣笠貞之助にしてパクるか。

「掛時次郎遊侠一匹」は血みどろで悲惨でちょっと私としては…という感じです。
それに本当は山下耕作版は「関の弥太っぺ」の“弥”は難しい方の字を使いたいんですが
ね。
長谷川一夫版はやさしい“弥”の方でしたよね。
こっちの方の冒頭は「沓掛時次郎」のエピソードを使っていました。
3341:01/11/21 12:39 ID:cmfvaonT
>326 紀子さん
江原達よし(漢字の変換出来ません、他の読みも知りません)、どうやって出すの?
岡本喜八の常連でしたか、観ていないもんで、ごめんなさい。
黒澤 明「椿 三十郎」に出てなかった?、なんか頼りない家来の役で・・・

>328 スモーキーさん
<厨房>って????  <アギー>って誰?

>329 ビビチッタさん
「ローマでチャオ」題名も知らなかったです、少しの年齢の差で違うもんなんで
すね、その頃だったら「ナポレオン・ソロ」やってなかった??

>330 クルーゾさん
いいっすね、「イタリア映画大回顧」、「アルファ・タウ」て題名も知らなかった
です、内容を聞くと少しだけソ連版「誓いの休暇」っぽいですね、好きだな戦闘
場面より、それに関わった人を描いた映画。
前売り券も買った事だし、折角の機会ですので、残りの4本の映画も極力観て
ください、でも無理は禁物ですよ無理は、ろくな事がない。
335スピカ:01/11/21 12:44 ID:XaZjzLSQ
>クルーゾーさん
>戦時中の戦争映画なのに、実に明るい。
>生き生きと市民の生活を写しています。
>笑えるシーンがすごく多いんです。
>考えられないです、日本映画では。
いえ、そんなことないですよ。(笑)
戦時中だからこそ、逆に「明るくなごやかな映画」が作られる傾向にあるようです。
(いい例が昭和18,9年の「ハナ子さん」)
戦前の日本映画でも、私見では昭和14年の「上海陸戦隊」以外では
意外とのんびりした描写が多いように思います。
昭和19年のせっぱ詰まった時期の「雷撃隊出動」でも、
出撃前は、森雅之、大河内伝次郎、藤田進らがのんびりトランプに興じていましたし。
戦争は暗く苦しいものだというコンセプトを全面に押し出すのは
戦争を否定しようとする戦後からのように思われます。
336ホリヰ:01/11/21 13:00 ID:UY/j3tB1
>>334
1さん
>江原達よし(漢字の変換出来ません、他の読みも知りません)、どうやって出すの?

私もわからなかったので、紀子さんのカキコにあるのをコピーして貼り付けました。

>岡本喜八の常連でしたか、観ていないもんで、ごめんなさい。

私も「殺人狂時代」の殺し屋役と「日本のいちばん長い日」の侍従役ぐらいしか思いつきません。
岡本喜八の常連というと佐藤允とか中丸忠雄とか暗黒街ものの俳優が頭に浮かびますね。
ちなみにこの二人、ハワード・ヒューズの「暗黒街の顔役」のポール・ムーニとジョージ・
ラフトに顔も雰囲気も似ているから良く出てくるんじゃないでしょうかね。

ところで「若大将シリーズ」で江原達怡が黒沢年男と勝部義夫と三人で肩を組んで踊るシ
ーンがあるのはどの話しでしたっけ。「エレキの若大将」だったかな?
私はあれを密かに“田能久トリオ”と呼んでいます。
337シネマ三四郎:01/11/21 13:21 ID:51fkNgDq
>>332      >>333
クルーゾーさん ホリヰさん

「関の彌太っぺ」。いいですよね。大・大好きな映画です。
実はこの映画の話題がでてくるのを、私は心待ちしておりました。
長谷川一夫版もいいけれど、
中村錦之介/十朱幸代主演の山下耕作監督作品が、私はダンゼン気に入っています。

そういえば、西部劇映画「シェーン」って、まるで長谷川 伸の世界ですよね。
338ホリヰ:01/11/21 13:52 ID:UY/j3tB1
>>337
シネマ三四郎さん
長谷川伸は日本人の心の琴線にふれますね。

>そういえば、西部劇映画「シェーン」って、まるで長谷川 伸の世界ですよね。

そうか、アメリカ人の琴線にもふれるのか。
私は「汚れた顔の天使たち」も長谷川 伸っぽいと思ってます。

みなさんも、「これって長谷川 伸の世界だよな」って映画を探してみませんか?
おっ、初めてのネタふり。
339クルーゾー:01/11/21 13:58 ID:N0jDBbZu
>スピカさん
戦前の日本映画はあまり見ていませんでしたので、
戦後の戦争テーマの映画を対象にコメントをしてしまいました。
昨日の映画は海軍省の依頼で作った映画の第3弾だそうで、
(第2弾は「白い船」というロッセリーニ監督作品)
ですから最後は勝利で終わります。
この手のものも一応プロパガンダ映画と言えるのでしょうか?
戦時中でも我々は屈しないということを表そうとしている。
教えていただきありがとうございました。

>ホリヰさん シネマ三四郎さん
「関の弥太っぺ」の弥は難しい方ですね。森繁の。
「名月走馬灯」は知りませんでした。ありがとうございます。

やっぱり雷蔵でなくて錦ニィですよね。
錦ニィは、ちょっと舌足らずな所があって、
そこがべらんめぇ口調になるとぴったりなんです。
そしてなんと言っても、顔・体全体から義理人情が表われている感じ。
新国劇のも良いんですけど・・・

>1さん
それが5本セットの前売りは買えなかったんです。
11月・12月ので5本選ぶんだそうで・・・
それにやはり時間が時間なので、前売りは怖いかなと。
昨日は当日券です。でも並んでたのは3人だけ。
次じゃ前売り券を買ってある「こんなに悪い女とは」です。
時間さえあれば、他のも観たいんですけど・・・

「誓いの休暇」は、
一人の少年兵の家に帰るまでの様々なエピソードでしたね。
「アルファ・タウ」は、
あれを複数の乗組員のそれぞれのエピソードとして描かれていました。
それもたった半日!
オッサンの乗組員がいて、子供が生れたが未だに声すら聞いた事が無いと言う。
届いた手紙によると「パパ」と言える様になったとある。
で、オッサンはその半日の休みで家まで帰ります。それが遠い。
家に着くともう夜、子供はやっと寝かしつけた後。
その声も聞けず、オッサンはトンボ返り。
でも奥さんが子供の声をレコードに吹き込んでいてくれて、
それを潜水艦の中で聴きます。
全部初めから終わりまで喋りたいくらい良かったです。
「誓いの休暇」も確か母親に会えたら、すぐトンボ返りでしたね。
340ホリヰ:01/11/21 14:34 ID:UY/j3tB1
>>339
クルーゾーさん
>「関の弥太っぺ」の弥は難しい方ですね。森繁の。

“や”ではなく“み”で打つとでました“彌”が。
3411:01/11/21 16:49 ID:HzxkcLEP
>336 ホリヰさん
書き込みの文章もコピーしたり、いらえるんですね、それも知らなかった。

「暗黒街の顔役」いいっすね、思い出すじゃありませんか、ポール・ムニ最高
ですね、コイン投げジョージ・ラフト、投げたのはいいけど、殺されちゃう
俺はポール・ムニなら「科学者の道」や「ゾラの生涯」の伝記物やり、やっぱり
この映画と「仮面の米国」ですね、この映画のポール・ムニもいいですね、特に
ラストは最高でした。
ジョージ・ラフトでは、愛しのシルヴィア・シドニーと共演した、フリッツ・
ラング監督「真人間」が、J・ラフトにしたら、文字通りの役柄で、でも映画は
大して面白くなかった、S・シドニーは可愛いかったけど。

でも佐藤 允と中丸忠雄が暗黒街は、ちょっと無理があると思うんだけど、
中丸忠雄は知的すぎて、「若大将]のコーチが、佐藤 允は暗黒街より、アクの
強い兵隊か何かの方が良いかと・・・・・・
「若大将」に黒沢年男って出ていた??、勝部義夫って名前も知りませんでした。
342ホリヰ:01/11/21 17:28 ID:UY/j3tB1
>>341
「仮面の米国」ってギャング映画ですか?
私はギャング映画大好きでして…。
縞の合羽に三度笠も好きですが、縞のスーツにソフト帽もいいですね。
我等がミスタービッグ1のお勧めじゃあ、是非ともみたいものですな。

「暗黒街の顔役」では素顔のボリス・カーロフが見られますね。
この人、フランケンシュタインのメイクのときより素顔の方が怖いという奇特な方です。
でもレイモンド・マッセイってボリス・カーロフに似てますかね。「毒薬と老嬢」の…。


>でも佐藤 允と中丸忠雄が暗黒街は、ちょっと無理があると思うんだけど、

暗黒街シリーズはやはり平田昭彦や天本英世の方が“顔”かな?


>「若大将」に黒沢年男って出ていた??、勝部義夫って名前も知りませんでした。

黒沢年男は当時は無名で端役でした。
勝部義夫は今も無名です。名前を知らないのは仕方ないかも…。
でもちょいと男前なので東宝の大部屋俳優のなかでは目立ってます。
3431:01/11/21 18:58 ID:jgxNjLSI
>339 クルーゾさん
「こんなに悪い女とは」題名からして、面白そうじゃないですか。
少しの料金の違いなら、当日券の方がいいかもしれませんね、時間帯からして、
自分が思うほど、観に来る人は、多くないみたいですね。

「アルファ・タウ」「誓いの休暇」のトンボ返り、いいですね、その話からでも
他の乗務員の描き方も想像できますね、さぞ真摯な映画作りになっているんで
しょうね。
独版の「誓いの休暇」も観たいですね、「走れメロス」を・・・・
3441:01/11/21 19:45 ID:B9eFFEZH
>342 ホリヰさん
「仮面の米国」(マーヴィン・ルロイ)は、ギャング映画じゃないです。
縞の合羽に三度笠、縞のスーツにソフト帽大好きの、ホリヰさんもこの映画の
虜になるのは間違いなし、かなり硬派の映画ですが、今日まで観なかった自分を、
思わず責めたくなると思いますよ、もっとポール・ムニのファンになっても、
知りませんよ。

「暗黒街の顔役」のボリス・カーロフ出てましたか、知らなかった。
「毒薬と老嬢」のレイモンド・マッセイ、似てるじゃないですか、俺はボリス・
カーロフとばかり思っていました。

平田昭彦は顔が甘すぎる、怪獣物の博士でも演って、お家に帰って久我美子に
でも甘えてなさい。
天本英世は暗黒街より、骸骨博士か死神博士でも演って、スペインでも行って
なさい。
やはり暗黒物は大物親分に滝沢 修、小物親分に小沢栄太郎、内田朝雄、安部 徹
組員に近藤 宏、金子信雄、小松方正、小池朝雄、内田良平、成田三樹夫、
岸田 森くらいの布陣で撮ってほしいね。
345ビビチッタ:01/11/21 20:46 ID:8VEqqs5y
>329 エイモス様
そうです、そうです、ジョン・フォーサイスがパパ役です!
ありがとうございました! 私が観ていたのは再放送だったのかあ。
まさかヴィデオなんかは出てないだろうなあ。
さっそく調べてみます。
346ホリヰ:01/11/21 22:55 ID:UY/j3tB1
>>344
1さん
「仮面の米国」は犯罪ものですか?ハードボイルド?それとも社会派だったりして…。
なんかタイトルだけでも面白そうな映画ですね。ビデオとかになっていますか?
私はギャング映画でなくても「化石の森」みたいな映画も好きですが、どんな映画か興味
あります。
「化石の森」は犯罪もので、ハードボイルドで、社会派ですよね。


>「毒薬と老嬢」のレイモンド・マッセイ、似てるじゃないですか、俺はボリス・
>カーロフとばかり思っていました。

「飾り窓の女」のレイモンド・マッセイは怖い顔でエドワード・G・ロビンソンを威圧してました。


>やはり暗黒物は大物親分に滝沢 修、小物親分に小沢栄太郎、内田朝雄、安部 徹
>組員に近藤 宏、金子信雄、小松方正、小池朝雄、内田良平、成田三樹夫、
>岸田 森くらいの布陣で撮ってほしいね。

う〜ん、すでにして東宝の岡本“暗黒街”ものではなくなっている。
滝沢修は森雅之の出ていた「わが生涯の…」(題名失念)で悪魔のような親分をやってまし
たね。
安部徹というとギャングのボスというより大魔神に殺される悪領主ってイメージです。
それにしても岸田森様がはいっているのがメチャうれしい。
でもこの人、私にとっては「怪奇大作戦」の牧史朗なんですよね、永遠に。

それから1さんは他にはギャング映画はどんな映画がお勧めですか?
私は好きだけどあまり数多くは知りません。
時代は1920年代から40年代ぐらいがいいですね。
できれば火薬の使用量の多い映画がみたいです。マシンガンでバリバリ打つような…。
でも低俗になっちゃうかな?
347メイヤー:01/11/22 00:15 ID:ZNszEzvQ
>>346 ホリヰさん
「わが生涯の輝ける日」(1948・松竹)だと思います。ヒロインは山口淑子が演じていました。
これは山口淑子の戦後主演第一作です。
348スモーキー:01/11/22 01:04 ID:McNS6UCh
1さん
あわわわわ、すみません。
厨房=中坊。
いわゆる2ch語ですね、以後使わないよう気をつけます。
アギー=ラムちゃんの愛称
これも以後使いません。(←使うほど映画出てねーだろw)
349名無シネマさん:01/11/22 01:33 ID:4DK1DQkD
すごい昔の戦争映画で「橋」ってやつどうなんですか。
やっぱり暗いんですか?
350スモーキー:01/11/22 01:48 ID:McNS6UCh
ホリイさん
すみません、「い」が出ないんです私の。
岸田森、怪奇大作戦で印象に残ってるのが
「京都買います」というエピソード。あれ悲恋物ぽくて
いつもとはかなり趣が違う話でしたが、あの哀感が好きです。
>マシンガンをバリバリ
多分ご覧になってるかと思いますが
バイオレンスとリリカルな描写を巧みにみに織り混ぜ
華やかなりしギャングエイジを鮮烈に描いた
ジョン・ミリアスの監督デビュー作「デリンジャー」を押します。
ジョン・デリンジャーを筆頭にプリティーボーイ・フロイド、
ベビーフェイス・ネルソン、マシンガン・ケリー等々
実在したギャングスターが多数登場し華々しく散っていきます。
もちろんマシンガンバリバリです。
351名無シネマさん:01/11/22 03:08 ID:0YjOaTjH
ドキュソな学生ですが「イブの総て」を見ました。最高に面白かった。
352ホリヰ:01/11/22 08:26 ID:DmQkyg/1
>>350
スモーキーさん、レスありがとうございます。
ホリヰの“ヰ”は私のパソコンではwiと打てば出るのですが、まあこの“ヰ”は遊びで
つけたものですから気になさらずに、“ホリイ”で結構です。

いいですね。『京都買います』。
私は『狂鬼人間』が良くできていると思います。
とかくケレンに走りがちな「怪奇大作戦」にあって、犯罪の動機と手口が密接に結びつい
た稀有のエピソードだったと思います。今は幻のエピソードになってしましましたが…。


>ジョン・ミリアスの監督デビュー作「デリンジャー」を押します。

中古ビデオ屋で買ったソフトを持っています。
ところでデリンジャーですよね、エリオット・ネスにライ麦畑でつかまりそうになったと
き「撃つな!Gメン」といって“Gメン”ということばの初めて使ったのは。
ん?微妙にちがうな。

この映画でハリー・ディーン・スタントンがM14自動小銃を持っていましたが、この銃
は戦後にできたものです。この時代にはありませんが、木製のストックが昔風に見えるか
ら登場したんでしょうね。
ガンマニアなら承知しないんでしょうが、私はマシンガン、バリバリなら結構です。
私は、ガンマニアが馬鹿にする日本の電着銃もいやじゃありません。
あの赤いマズルフラッシュがパッと出る電着銃で日本は数々のガンアクションシーンを作
ってきたのですから…。
石井輝男の「暗黒街最後の日」のクライマックスの大銃撃シーンは昨今のハリウッドアク
ションや香港ノワールも斯くやという感じです。
電着銃を使うのは日本がアメリカのような“銃社会”ではない証拠ですね。
“電着銃は日本の誇り”です。
353クルーゾー:01/11/22 08:53 ID:CqZsWmeb
>シネマ三四郎さん
結局「髑髏検校」に映画化作品があるかどうかは分かりませんでした。
ごめんなさい。

>1さん
「こんなに悪い女とは」
絶対に良いです。良いと思う・・・
デ・シーカ、マルチェロ&ソフィア・ローレンがでてるんです。
何で日本未公開だったのか不思議なくらい。
平田昭彦と天本英世へのコメント、うけました。
昨晩「輪舞」を録画しました。初めだけ観ていたので、今朝は寝坊してしまった。

>349 名無シネマさん
「橋」は1959のドイツ映画なら、暗いです。
7人の少年兵が、ある橋の守備を任せられます。
そして彼らには悲惨な最期が待っています。
実話をもとにした原作があるようです。
確か12月の第1週に放送があるんでは?

>351 名無シネマさん
「イヴの総て」が好きだと思えるなら、決してドキュソなんかではありませんよ。
そも、映画が好きならドキュソでなんかありませんとも。

>スモーキーさん ホリヰさん
「怪奇大作戦」いいですぅ〜
「京都、買いませんか?京都、買いませんか?」も良いですし。
「呪いの壺」?のラストの炎上もグゥ。
ましてや「狂鬼人間」とは!!!キィーーーーーー!
「白い顔」の「おっと、失礼。」も良い。
「かまいたち」も。挙げたら限が無い・・・
354ホリヰ:01/11/22 08:58 ID:DmQkyg/1
>>347
メイヤーさん
そうそう「わが生涯の輝ける日」でした。
この映画で森雅之がピストルで撃たれるシーンがありますが、このとき
例の“電着銃”すらなかったらしく、マズルフラッシュを光学アニメで
表現していましたね。
そんなところしか憶えていなかったりして…。
355紀子:01/11/22 09:10 ID:TeTyaMON
「わが生涯のかがやける日」は、GHQの検閲で脚本段階で不可のところが多くって、
結局戦争犯罪人を告発する部分とメロドラマ的な部分が混交した、フィルムノワール的な
メロドラマでしたわね。

誰か李香蘭(リー・シャンランと読んでほしい)のシャーリー山口時代の「東は東」を見てる
人いない? 私は「東京暗黒街・竹の家」しか見てないの。メチャクチャな日本描写で笑えた
けど、やっぱサミュエル・フラーだけあって、最後のデパートでの撃ち合いはおもしろかったわ。

フラーといえば、彼は晩年小泉八雲を主人公にした映画を撮る予定だったそうよ。松江にもロケハン
に来たわ。脚本は日本の小劇場で活躍する坂手洋二。彼には小泉八雲ものの戯曲連作があるし、松竹
シナリオ学校の出身で、映画にも造詣が深く、昨年だったかしら、上演した芝居「天皇と接吻」は、
映画史をネタにした傑作だったわ。基になった研究書よりおもしろかった。
でも、フラーのことだから、八雲を主人公とした探偵ものにする予定だったみたい。
でもダメになって残念だわ。
356ホリヰ:01/11/22 09:15 ID:DmQkyg/1
>>353
クルーゾーさん
>平田昭彦と天本英世へのコメント、うけました。

久我美子の膝枕でマターリしている平田昭彦を想像して萌えました。
死神博士の衣装で広大なスペイン台地をマントを翻してあの細長い脚で
闊歩している天本英世を想像してまた萌えました。
でも、天本英世は死神博士より「キングコングの逆襲」のドクター・フーの方が好きですが。
357孫 梧空:01/11/22 15:05 ID:YMTSfT9c
>333 ホリヰさん
“沓掛時次郎任侠一匹”・・・・・皆さん色々良くご存知ですねぇ、私なんか“あんかけ
の時次郎”ぐらいやったら何とか分かる程度でここに書き込むのも皆さんの邪魔を
している様で恥ずかしくなります。 っと言ってもチョコチョコ書き込んでいますが。

>342
そうそう「黒沢 年男」端役で出てましたね。何話か忘れたけど。

>346
「怪奇大作戦」て「ウルトラマン」の前にやってた番組ですよね“カネゴン”やら
“ピグモン”やら出てくるヤツ。
「トワイライトゾーン」の真似をした話もあったと思うんですが。
358シネマ三四郎:01/11/22 15:21 ID:IQhINi/0
>>357 孫梧空さんへ。
「ウルトラマン」の前にやっいてた番組は、「ウルトラQ」です。
「怪奇大作戦」は、もうちょっと後の作品です。岸田森などが出ていました。
怪奇ものですが、怪獣などは出てきません。

私は、円谷プロの作品ではないですが、「キャプテン・ウルトラ」という番組が
好きでした。あの青い色彩の未来のイメージが気に入っています。
小林稔侍が、宇宙人の少年役で出ていたと思います。
359クルーゾー:01/11/22 17:05 ID:VFUa3TWV
>孫 梧空さん
あんかけの時次郎は藤田まことでしたか?
「てなもんや」おぉ〜珍念。
「当たり前だのクラッカー」なんて、何のことか知らずに使ってました。
CMだったのね。

「怪奇大作戦」は「セブン」のすぐ後か、その前の番組でした。
1968。自分が生れた年に作られていることが、なんか嬉しい。

>シネマ三四郎さん
「キャプテン・ウルトラ」
小林稔侍がとんねるずの番組に出た時にこれのパロディをやっていて、
いい年して、茶色のタイツを穿いていたのを思い出しました。
360メイヤー:01/11/22 17:14 ID:eQyesz3y
>>355 紀子さんへ
シャーリー山口時代のハリウッド作品は全部で3作あります。
「東は東」
「東京暗黒街・竹の家」
「Navy Wife」(ジョーン・ベネットと共演)
最近、原節子と山口淑子を扱った「日本の女優」(著・四方田犬彦)という本を読みました。
どうも「東は東」にも相当な日本描写が登場するようです。(ヒロインの叔父が婚約祝いに猿を二匹生贄にしようと申し出る)
山口淑子が李香蘭として1950年代に主演した香港映画の中に、「金瓶梅」(1955)がありました。
日伊合作「蝶々夫人」(1955)は当初山口主演の予定だったのが、八千草薫主演に落ち着いたと言います。
(八千草薫は宝塚歌劇団の映画専科生として外部出演)
「蝶々夫人」の八千草薫の歌声は吹き替えですが、山口淑子なら本人の歌声が使用されたと思われます。
そういえばこの二人は「白夫人の妖恋」(香港のショウ・ブラザーズが制作協力)で共演してました。
361ホリヰ:01/11/22 20:48 ID:DmQkyg/1
>>355
紀子さん
サミュエル・フラーが小泉八雲を主人公にした映画を撮る予定だったとは…。
それにしても実現していたら小泉八雲の役は誰がやることになったのでしょうかね?

どーでもいーけど、私は昔から「じゃじゃ馬億万長者」に出てくる
銀行の“頭取さん”ドライスデール氏を演っていた人をみて、小泉八雲に
似ているなあと思ってました。
362スモーキー:01/11/23 01:52 ID:uEbW1G28
>>352 ホリイさん
>「撃つなGメン!」
Gメン=ガバメントメン(政府の者)の略語でしたね。
この台詞、ミリアス版「デリンジャー」の中では
1933年テネシー州、女とシケこんでたマシンガン・ケリーの元に
メルビン・パーピス率いるFBIが踏み込んで、ケリーの枕もとに
マシンガンで威嚇射撃した時、パーピスに命請いをするケリーが
思わず叫ぶという設定でしたね。
で、それを聞いたパーピスが
「ほうGメンか、フーバー長官も気に入るぞ」という流れでした。

ところで、「暗黒街の顔役」ポール・ムニより
リメイク版のAパチーノ演じるトニー・モンタナの方が好きとか
言ったらブーイングですかね?w

クルーゾーさん ホリイさん
「狂気人間」私もビーム回収前のLD-BOXで観ました。
基地外さんのメイクがかなり強烈だったような。
「呪いの壷」確かクライマックスは法隆寺炎上でしたね。
放送当時、そのあまりのリアルさに檀家からクレーム殺到だったと聞きました。
ちなみにQも大好きでLD-BOXもってます。
石坂浩二のナレーションがたまらんです。(特にバルンガ)
363アルフレド・ガルシアの首を漏れんとこに持って来い:01/11/23 02:05 ID:CE9ZWDac
漏れもトニー・モンタナのが好きだブー!
364スモーキー:01/11/23 02:17 ID:uEbW1G28
>ブータローさん
じゃなくてガルシアの首さんw
同志発見!
「スカーフェイス」のメイキング観て知ったんですが
あの役にかけるパチーノの意気込み、役作り、すごいですね。
3651:01/11/23 11:59 ID:vq6VQ4HF
>346 ホリヰさん
「仮面の米国」は、俗に言う社会派です、復員兵問題、犯罪物、刑務所脱獄物、
はたまた「暗黒街の弾痕」のオマケ付き、ときにはプレストン・スタージェス
「サリヴァンの旅」「偉大なるマッケンディ」を思い出させる場面もあり、
これって、ネタバレですかね、ビデオも出てますよ。

「化石の森」はかなり前に観たので、記憶が曖昧ですが、H・ボガートの悪役で、
立てこもりの映画でしたね、レスリー・ハワードに、ベティ・デイヴィスでしたね。
俺は何が社会派かは、解りませんが、自分では社会派とは思わなかったですね。
R・ハワード、B・デイヴィスでは「痴人の愛」の方が印象深かったです。

レイモンド・マッセイ「飾窓の女」にも出ていましたか、知らなかった。でも
この映画もの凄く面白かったけど、ラストはちょっと違反やね。
どっちでもいいのですが「飾り窓の女」は「飾窓の女」です。「飾り窓の女」は
別にリノ・ヴァンチュラとマリナ・ブラディのフランス映画であります。

暗黒物で、今井健二と山本燐一を忘れていました。
ギャング映画でマシンガンバリバリは、あんまり知らないですが、その時代なら
やはりJ・キャグニー、E・G・ロビンソンでしょう
J・キャグニーで「民衆の敵」「汚れた顔の天使」「明日に別れの接吻を」「白熱」
E・G・ロビンソンで「犯罪王リコ」「キーラーゴ」、J・Vスタンバーグ「暗黒街」
それと時代関係なく好きなのは、J・ヒューストン「アスファルト・ジャングル」、
F・ラング「復讐は俺に任せろ」、J・ベッケル「現金に手を出すな」、D・シーゲル
「殺人者たち」、S・キューブリック「現金に体を張れ」もっとあると思うんだけ
ど、これくらいしか思いだせない。

>348 スモーキーさん
厨房=中坊も???、いいじゃないですか、何か使ってはマズイのですか??

>349さん
「橋」多分ドイツ映画と思うけど、暗いと言われれば暗いですが「戦争」を
題材にした映画に、あまり明るい映画は無いと思いますよ、勿論娯楽映画は
除きますが。
3661:01/11/23 13:00 ID:XadoM33V
>351さん
「イヴの総て」はジョセフ・L・マンキウイッツ監督ですが、他の作品も殆ど面白い
ですよ、「五本の指」「幽霊と未亡人」「三人の妻への手紙」などです。
それと「イヴの総て」は舞台内幕物、映画内幕物に「サンセット大通り」があり
ますので、こちらの方も絶対に面白いですよ。

>353 クルーゾさん
「こんなに悪い女とは」、デ・シーカも出ているのですか、むちゃむちゃ観たく
なるじゃないですか。
「輪舞」俺も録画したのに、全然違う番組は録画されていて、Gコードがアホに
なってしまって、折角久々に観ようと、朝早く起きたのに、替わりにたまたま
そこらに置いてあった「媚薬」を観ました、ジミー&ノヴァク此方も久々でした
が、面白かった。

>355 紀子さん
「東京暗黒街・竹の家」最高やったね、日本描写、これは一見の価値があるよ。
確か土足のままで畳に上がって、靴履いたまま正座して、畳の上に風呂もあった
ように思うけど、警察署のなかに金屏風があり、その横には竹で編んだ電気スタ
ンド、芸者さんは突如としてレヴューになるし、それに変な日本語のオンパレ
ード、最高に笑えた作品でした。

>357 孫悟空さん
「あんかけの時次郎」いいじゃないですか、白木みのるの珍念に、役名忘れたけ
ど美空ひばりの弟の香川武彦や財津一郎も途中からレギュラーで出演していまし
た「てなもんや三度笠」面白かった、「口から手突っ込んで、奥歯ガタガタいわ
すでー」「あたり前田のクラッカー」、すご〜く、はやりましたね。

>362 スモーキーさん ガルシアの首さん
俺はトニー・カモンテの方が好きだブー!

>364 スモーキーさん
「暗黒街の顔役」ポール・ムニの意気込み、役作りもすごい。

おお愛しのムニちゃん、叱っておいたからね、安心してちょだい。
367H.S.トルーマン:01/11/23 13:38 ID:7UoL7I+6
突然ですが、「素晴らしき戦争」って、題名にもかかわらず最高の映画だったと
思います。 どなたか見た方おいででしょうか?

ちなみに、トルーマン時代半ばからの政治ひと筋少年で映画には疎く、1さんや
ほかのかたとは世代がだいぶ違うのですが。
368名無シネマさん:01/11/23 14:27 ID:K08wD5gv
「サンセット大通り」が出たので
ビリー・ワイルダーの話に流れてくれないかな、、、
名シーン・名セリフ・名ギャグ等
3691:01/11/23 15:18 ID:ugdU22Hu
>367 H.S.トルーマンさん
「素晴らしき戦争」って、ミュージカルでしたよね、何年か前にBSで放映あった
と思いますが、新聞の解説を読むとミュージカルとあったので、苦手な俺は録画
しませんでした。確か監督はR・アッテンボローでR・オリビエ、J・ミルズが
出演していたと読んだ記憶が・・・・
世代など、どうでもいいじゃないですか、これから色々と映画観ていって下さい。
その時は、いつでもお手伝いさせて頂きます。

>孫 悟空さん
「てなもんや三度笠」と多分同時期と思うのですが、「とんま天狗」知りませ
んか?、大村 昆が主演で、
スポンサーが大塚製薬「♪姓はオロナイン〜、名は軟膏〜」の歌が宣伝の合間
に流れていた。俺は当時いつもこの歌を口ずさんでいた為に、音楽の素養の芽が
摘み取られたような気が・・・・・・
あとは「スチャラカ社員」「番頭はんと丁稚どん」、「スチャラカ」には、若い
藤 純子がお茶汲みみたいな女子社員で主演していました。
ちなみに「番頭はん・・・」の提供は「七ふく製薬」でした。
当時の関西コメディ系の出演者は、大村 昆、佐々十郎、茶川一郎、芦屋三兄弟
中田ダイマル・ラケット、秋田Aスケ・Bスケ、ミヤコ蝶々、南都雄二、藤田まこと
白木みのる、財津一郎、花紀 京、南 利明ETC、だったと思いますが・・・・・
370116:01/11/23 16:24 ID:7l7zrEvP
>1さん
ジャック・タチ監督の「のんき大将・脱線の巻」とムッシュ・ユロー・シリーズ(英国の
ご婦人はヒュローと呼んでましたね)第一弾「ぼくの伯父さんの休暇」を観ました。
(「のんき〜」の方は、実験的にタチがカラー・フィルムで撮影したバージョンで
「ジャック・タチの新・のんき大将」という題のもの。夕刻になると一挙に
色褪せるのがご愛嬌。)J・タチってえらく背が高いんですね。ちょっと驚き。
いやあ、楽しめました。スタイルは似てるが、”Mr.ビーン”のローワン・
アトキンソンとはひと味もふた味も違う。

>H.S.トルーマンさん
ごめんなさい。R・アッテンボローの「素晴らしき戦争」、まだ観てません。


ちょっと前、話題にのぼってましたが、中村錦之助主演で長谷川伸原作の三作、
どれも素晴らしいですね。特に、「沓掛時次郎・遊侠一匹」はどのシーンも
素晴らしかったし、池内淳子もとても良くて、何度観ても途中から涙が出て
仕方ないですわ。「瞼の母」では木暮実千代演じる母親に初めて会うシーンが
頭を離れません。(おっかさん、ハァハァって)同時期の作品、内田吐夢監督の
「宮本武蔵」も見落として欲しくないですね。この頃の彼は役になりきるというか、
役の方を引き寄せというか、とにかくすごいです。是非多くの人に観てもらいたい
ですね。もっとも僕は、TVドラマ・シリーズ「鬼平犯科帳」でも吉右衛門版よりも
錦之助版のほうがずっと好き(多分、少数派でしょう)で、しかもいい年になって
から「新諸國物語・紅孔雀」も喜んで観たくちで、彼に対する思い入れの強いほう
ですが、これらの作品は自信をもっておすすめします。
371121:01/11/23 16:44 ID:QuFZLw9/
♪とん、とん、とんまのてーんぐさん♪
懐かしいですね。確かてんぐさんの名前は、尾呂内南公だったと思います。
ここ数日皆さんの書き込みを拝見しますと、皆さん実に真摯に作品を見ていられる様で
私など恥ずかしくなります。洋画に関しては挙げられた作品はかなり見ていますし、邦画も
テレビで見ていましたから、ああ、そうだったと読みながら頷いています。
「暗黒街の顔役」には、カーロフの他にアンソニー・パーキンスの父オスグッド・パーキンス
が出てますね。そしてこの作品、結末が2ヴァージョン有る事はかり知られていますね。
ヘイズ・オフィスの関係で。
そして、「仮面の米国」もルロイの初期の力作ですね。ムニも素晴らしいと思います。
尤も、私は女優好きなので、「札つき女」なんか結構好きなんですが。

>>367 H.S.トルーマンさん。「素晴らしき戦争」反戦ミュージカルですね。尤も、30年も
前に一度見たきりなので、殆ど忘れかけているのですが、やはり戦争は、賛美するものでなく
反戦がいいですね。
372H.S.トルーマン:01/11/23 18:05 ID:QIFF73QW
1さん、116さん、121さん、
レスありがとうございました。テニス仲間でもある娘ら(大4と3)が学園祭帰り
に、新規の格安ビデオ店に寄るので借りてくるよ、とのことで政治経済好きなのに
初めて映画板に伺いました。スレをひととおり拝見していくつか、頼みましたが、
「素晴らしき戦争」は?と思ったしだいです。 好戦ではなかったが、ミュージカル
だったか、さだかではありません。一応両携帯あてメールで追加しておきました♪

ついでにインターネットで見たのでコピペさせていただく、機会がありましたら、
まだのかたはぜひ。なお、今後ともよろしくお願いします。
 隠れた名役者であり、隠れた名監督 Richard Attenborough (1923〜)以下抜粋
リチャード・アッテンボローは現在は英国の才能ある映画監督として、傑作を多数
生みだしているが、もとはイギリス映画の脇役俳優である。
 残念ながら、俳優としても監督としても、あまり知名度は高いとは言えないが、
彼の作品群のクオリティの高さは、名のある巨匠と引けを取らない。
役者が完全に監督業に転向した例は、ロバート・レッドフォードとアッテンボロー
の2人くらいしかいない。
69年に発表したミュージカル「素晴らしき戦争」は、イギリスの名優が勢揃いし、
コミカルに戦争を諷刺して、ボリュームたっぷり。日本でも高く評価された名作
である。この成功が監督業に本格的に転向するきっかけになったのだろう。
3731:01/11/23 18:16 ID:6KsGwa3B
>368さん
「ビリー・ワイルダー」では俺から、迷作の方で「少佐と少女」、ジンジャー・
ロジャースどこから見ると12才に見える??俺からは欲目に見ても、30前後
の色っぽいオネーチャンにしか見えないけど、なんぼ映画と言ってもそれはない
でしょう。R・ミランドもそんな事やってるから、アル中になるんよ。
でも面白かったけど。

>370 116さん
「のんき大将・脱線の巻」J・タチの郵便配達が、結構軽快な自転車を、真剣な
顔して、<なにをそんなに急いでいるの>と聞きたいくらい、むちゃくちゃに
自転車をこぐのが可笑しくて可笑しくて、それにボクシングの場面も、セリフも
殆ど無く、俺の観たのは白黒なのに、赤色だけが妙なカラーで、凄く変な感じの
映像でした。
「ぼくの伯父さんの休暇」でも、一人で勝手にのたうちまわって、何か妙な可笑
しさと妙な雰囲気でしたね。

「鬼平犯科帳」は過去に、松本幸四郎、丹波哲郎、中村錦之助、中村吉右衛門
だったと思うけど、俺は小説のイメージからいくと松本幸四郎、面白さで、吉右
衛門かと、兎忠は志ん朝が一番、大滝の五郎蔵は綿引勝彦、粂八は蟹江敬三、
おまさは赤座美代子、彦十、伊佐次、佐嶋忠助、酒井祐介、岸井佐馬之助ETC
色々勝手に配役考えていたものですが、忘れてしまいました。

>371 121さん
「♪とん、とん、とんまのて〜ぐさん」歌ってしまうではないですか、ええ年して
尾呂内南公でしたか、友達から眼鏡を借りて、眼鏡ずり落として真似たもんです、
昆ちゃん、佐々やん、目玉の茶川一郎は、小学生の頃大人気者でした。
芦屋雁之助はいじめ役ばかりでしたから、可哀想に子供からは嫌われていました。

「暗黒街の顔役」の結末いうのは、子供に悪影響があるので・・・・という事
でしたか??
A・パーキンスのお父ちゃんも出ていたのですか、全然知らなかったです。
「札つき女」未見なんですが、H・ボガート、B・デイヴィスでしたね。この時代の
映画は有名作でなくても、面白い映画が目白押しですね。
374121:01/11/23 19:41 ID:QuFZLw9/
1さん。子供に悪影響があるかどうかはわかりませんが、トニー・カモンテの死に方に
問題があったのでしょう。H・ヒューズはヘイズ・オフィスの勧告を受け入れ
トニー・カモンテが逮捕され、裁判にかけられて死刑に処されるという
修正版を作ったのだが、再度検閲にひっかかり法廷に提訴して、改めて原型での公開に
こぎつけたということです。私は、残念ながら修正版は見ていません。
もし見ている方がいらしたら、どの様な印象かお聞きしたいですね。
375スモーキー:01/11/24 01:42 ID:CITeHivS
1さん
勿論「暗黒街の顔役」あってこその「スカーフェイス」ですね。
Aパチーノも若い頃Pムニの演技を観て驚嘆し、それがモンタナに
繋がる訳ですから。だからあんまり叱らないでw
あっ昨日「フィラデルフィア物語」買ってきました。
これから観てみます。

>>368さん
ワイルダーの映画って、酒を飲む場面がやたら凝ってるように
感じます。また小道具としての使い方も旨いですね。
初期を中心に観てないのも8本あるんで全ての「酒飲み」を
観た訳ではないですが。
とりあえず思い付くところで
「失われた週末」のオープニング、
「アパートの鍵貸します」の時計の文字盤のように並べたオリーブ、ゴミ箱の空ビンの山、シャンパンを開ける音
「情婦」Cロートンの水筒
「お熱いのがお好き」の水枕で作るカクテル
他にも「七年目の浮気」シャンパンにポテトチップス浸したり、
「第十七捕虜収容書」捕虜が収容所で酒作ってたり。
あとどんなのありましたっけ?

ワイルダーのギャグといえばお色気絡みが多いと思いますが、
俺が一番好きとゆーか萌えなのがw
月並みですが「七年目の浮気」のMMの台詞。
「夏はパンティを冷蔵庫で冷やしておくの、はいた時ひんやりして
気持ちいいから」ですね。
376エミリーの薔薇:01/11/24 02:23 ID:SRn7hyc2
どうも皆さんご無沙汰しております。
私事で恐縮ですが、最近転職を果たしたばかりでして(w
忙しさのあまり、じっくり読み込む事すらままならない状態ですが、
忘れられる事ほど哀れな事はないので。
取り敢えず1さんの印象的な一言へ、提言を。

ミュージカルがお嫌いとの事ですが。好きな作品はどの辺りでしょう?
私は大MGMの有名どころ程度しか良く知りませんが、
「絹の靴下」のシド・チャリシーの美しさだけは、誰にも渡したくない程なのです。

「バンド・ワゴン」の黒髪よりも、KGBの女スパイなどという無茶な役柄に
不釣り合いな本物のダンス、そして亜麻色の髪のシドがめっちゃ好きです。
とりわけ身体の線がやたらと挑発的で、間違っても小学生には見せたく無い、
終始そんな感じで観ていた自分が恥ずかしい(w
この人が大成しなかったのは、余りにも艶っぽすぎたが故?

他の作品を良く知らないので、ここは紀子さんに是非色々と語って頂きたいですね。
「雨に唄えば」の最後の方で、意味不明なシチュエーションで出ていましたよね?)
晩年に旦那と回想記を書いてるようなんで、その内容を知りたいものです。

「沓掛時次郎」、東千代之介も良かったし。最高だったのが、渥美清扮する三下奴でした。
リズムの利いた冒頭の口上には、もう大爆笑。寅さん役のイメージ先行が惜しまれてなりません。
377紀子:01/11/24 05:56 ID:E24nKX3W
「シェーン」が長谷川伸の股旅ものみたいだ、という指摘は佐藤忠男はじめ多くの方がしてるわね。
でも、こういう話ってサイレント時代の西部劇大スター、ウィリアム・S・ハーストが出演した映画の
パターンを踏襲もしてるわけだから、正統派の西部劇でもあるはずよ。
もっともヌーヴェルヴァーグに影響を与えたフランスの批評家アンドレ・バザンは、この「シェーン」も
超西部劇の分類に入れてるわね。超西部劇って「決断の10時30分」とか「真昼の決闘」とか「無法の王者
ジェシージェイムズ」とか、50年代から登場したニューロティックな西部劇を指すんだけど、バザンは
「シェーン」に農民と牧畜業者が土地に対する考え方が異なることから対立が起きたという点で、これは一種の
階級闘争映画ではないかと解釈してるわけ。私なんかそれよりハリウッド随一に名服飾デザイナー、イディス・
ヘッドに注目したいわ。悪の側のジャック・パランスは黒ずくめ、シェーンの方はフリンジがついた女性的な
バックスキンのジャケットに、飾のついたガンベルトということで、シェーンの女性性を強調している点よ。
それも見方によっては随分倒錯的ね。

さてご指名なので、シド・チャリシーですか。
旦那と一緒に書いた回想録っていうのは、二度目の旦那でチャリシーと一緒に舞台巡業をした俳優&歌手の
トニー・マーティンのことね。書名は「The Two of Us」でしょ。残念ながら読んでないの。
そもそもシド・シャリシーって資料によって生年が違うのよ。私の持っている「Quinlan's Illustrated Directory
of Film Stars」と「The Illustrated Who's Who of the Cinema」では1921年生まれ、「キネ旬女優編」では
1921、1922、1923年説あり、になってるわ。まあ、私も女性だから年をさば読むけどもね。
調べてみたら、私が見てるのは「ジークフェルド・フォーリーズ」(46)、「The Harvey Girls」(46)、「雲晴
れるまで」(46)、「Words and Music(歌詞と音楽)」(49)、「雨に唄えば」(52)、「バンド・ワゴン」(53)
「ブリガドーン」(54)、「我が心に君深く」(54)、「いつも上天気」(55)、「絹の靴下」(57)、「暗黒街の
女」(58)、「明日になれば他人」(62)、「サイレンサー沈黙部隊」(66)ぐらいかしら。
あんまり映画出演してないわね。
彼女、アステアの本で「美しきダイナマイト」って振り付けのマイケル・キッドだったかしらに名づけられ、
アステアもそのとおりだと言ってるらしいけど、歌ってあまり聞かないでしょ。下手かというとそうじゃないの。
「ザッツ・エンタテイメントPART3」に収められていたアウトテイクを見ると悪くはないと思うわ。
私もチャリシーみたいにクラシック・バレエをやっていたから、彼女のダンス大好きなの。
バンド・ワゴン」では「ダンサー・イン・ザ・ダーク」と「ガール・ハント・バレエ」傑作だと思うわ。

ついでに「瞼の母」といえば、サイレント版で稲垣浩監督、片岡千恵蔵の「瞼の母」も最高よ。
378紀子:01/11/24 06:08 ID:kGbT8Oz5
黒沢年男が若大将に出ていたのは「エレキの若大将」だと思うわ。
加山雄三のバックバンドで寺内タケシ率いるランチャーズってバンドが
いたんだんけど、彼、そのメンバーでベースを弾いていたような。確か
映画の中でセリフがまったくなかったように記憶してるけど、間違ったら
ごめんなさいね。
379エミリーの薔薇:01/11/24 06:41 ID:vCgrrY/g
>>377
紀子さん、早々のレス有り難うございます。
「瞼の母」の知恵蔵バージョン、良かったですね。10年前にBSで体験しました。

しかし、紀子さんが本当に女性だったとは。
正直ビックリです。これまでは半信半疑でしたので(w
それではこれから出社ですので失礼します。
380スモーキー:01/11/24 06:51 ID:r7+AUkc0
今「フィラデルフィア物語」観終えました。
へべれけのJスチュワートが歌うオーバーザレインボーに感動!

>>376 エミリーの薔薇さん
シド・チャリシーいいですね。
彼女のMGMミュージカルは上記3本と「フリガドーン」
「いつも上天気」くらいしか観てませんが俺も「絹の靴下」が
一番好きです。
あの映画のダンスシーン、何故かアステアの印象が薄くて
思い出すのはナイスバディにものをいわせ弾けまくりの彼女の姿
なんですよねぇ。
あ、それとピーター・ローレのコサックダンスかw
>意味不明なシチュエーション
ドン・ロックウッド(Gケリー)の脳内レビューですね。
俺のDVD、起動時等に出るブルーバックの代わりに
好きな一場面を入れられるんですが(スクリーンセイバーみたいなもん?ちょと違うか)、
入れてるのはそのブロードウェイメロディの一場面です。
振り向きざまの緑ドレスの妖艶Sチャリシー&思わず帽子を
落とす瞬間のGケリーです。
381121:01/11/24 07:04 ID:+Sy/s3QM
紀子さん。黒沢年男は、「エレキの若大将」で間違いないと思います。私はテレビで
見ていますから。紀子さんの素晴らしい知識と考察に驚嘆します。
ところで、紀子さんは「暗黒街の顔役」の修正版は、見ていますか?私は、紀子さんなら
見ているのではないかと思い、振ってみたのですが。もし、見ていらしたらどんな
感じか教えて頂きたいのですが。
382121:01/11/24 07:16 ID:+Sy/s3QM
尚、チャリシーの映画では、エスター・ウィリアムズと共演した
「闘牛の女王」と「ON AN ISLAND WITH YOU」も見ています。
彼女人気があるんですね。私も、もう一度彼女の作品を見てみる事にします。
383クルーゾー:01/11/24 09:03 ID:WvMjyvk1
>H・S・トルーマンさん
アッテンボロー監督作品では「マジック」がすごく好きです。
監督としても有名だと思います・・・ア監督賞も獲っているし。
俳優としては「飛べ、フェニックス」「大脱走」の頃より、
「そして誰もいなくなった」が好きです。古い時のは確かに美男子でないので。
でも、完全に監督業のみでもないと・・「ジュラシック・パーク」に出てますし。
レッドフォードも「スパイ・ゲーム」に出てるので、
完全に監督業のみでもないですね。

>1さん
「鬼平」の幸四郎は先代の白鸚という事ですよね。
確か、池波先生が白鸚のものを絶賛されていたので、
息子の現・吉右衛門にまわってきたとか。
で、こちらも大変気に入っておられたと、何かで読んだことがあります。
白鸚のは「忠臣蔵」も良いですよね。
それと、現・幸四郎の「雲霧仁左衛門」でのチョイ役も印象的。

「シェーン」の最後のシーンの生死の問題も5年位前に初めて知りました。
ほんとだ!言われてみると納得みたいな。
こういう風に、最後がどちらとも取れるような映画ってありますか?
「明日に向かって撃て」もそうだと思うんです。
小説ではそういうのをリドル・ストーリーといいます。

明日は、「化石の森」「暗黒街の顔役」「飾窓の女」を探して、
観てみようと思います。
ここに来てから、以前より古い映画を観る機会が多くなりました。
皆さんに感謝、感謝。
384メイヤー:01/11/24 10:21 ID:dwMe9yut
>>377 紀子さん
「ザッツ・エンタテイメントPART3」に出てきた「バンド・ワゴン」のアウトテイクですが、シド・チャリシーの歌は吹き替えだそうです。
たぶんほとんどの主演作では吹き替えに頼っていたようです。
それから、トニー・マーティンの前妻は20世紀フォックスの看板ミュージカルスターだったアリス・フェイでした。
最近WOWOWで放映された「ザッツ・ハリウッド 秘蔵のフィルム」には、アリス・フェイ主演作(「世紀の楽団」「ワシントン広場の薔薇」「紅の翼」など)の名場面・アウトテイクが登場していました。
サイレント版の「瞼の母」には山田五十鈴が出ていたのですね。
385シネマ三四郎:01/11/24 11:12 ID:oVPDvQov
>>367 >>372 トルーマンさんへ。
リチャード・アテンボロー監督の弟の、デヴィット・アテンボローのテレビ作品、
「動物たちの世界」「植物たちの世界」はご覧になってますか?
数年前にNHKで放映され、あの有名な監督リチャードに、こんな素晴らしい
ドキュメンタリー作品を創る兄弟がいたのかと私は驚きました。

>>383 クルゾーさんへ。
「シェーン」のラストですが、私もあの終わり方がシェーンの死を暗示したもの
であるとの説を知り、もういちど見直してみたひとりです。

評論家で、映画雑誌「キネマ旬報」の編集長でもあった白井佳夫氏は、
「シェーン」の日本翻訳版「遥かなる山の呼び声」(主演:高倉健)の批評の中で、
「『シェーン』は、長谷川伸というより、『無法松の一生』ではないか」と述べています。

つまり、世話になった一家のために一肌脱いで奮闘し、ほのかな情愛を抱いた少年の
母親と少年への想い出を胸に去っていく男の物語、というわけです。
これはこれでなるほどな、と思わせる説ですね。

ところで、ラストがどちらともとれる映画ですが、私が今すぐ浮かぶ映画は、
「フレンチ・コネクション」ですね。
386クルーゾー:01/11/24 12:41 ID:IsMKNusK
>シネマ三四郎さん
あのアッテンボローの動物何とかって番組は、弟さんが監督なんですか。
アッテンボローって書いてあったから、最初は観たんですけど・・・

「フレンチコネクション」
う〜ん、でもこの映画は
最後にヒゲが生きていることやポパイ達の事をテロップで流しちゃうから、
ちょっと違うかもしれません。

TAROを読んでいて、ビックリ!
12月の「無法松」って、続けて放送するみたいですよ。
もっとビックリしたのは、
民放で、「ポケット一杯の幸福」「蛇皮の服を着た男」「屋根」(デ・シーカ)
を放送するらしいのです。う、う、うれしいーーーーーーーーー!!!
3871:01/11/24 13:04 ID:bJkhZMHF
>374 121さん
「暗黒街の顔役」の結末については、俺の勘違いです。この映画にしろ、
「汚れた顔の天使」にしろ、ギャングが格好よく死ぬのは子供に悪影響を及ぼす
とのお上の圧力で、仕方なく無様な死に方に変更して、結末が2つあるのかと、
思ったのです。

>375 スモーキーさん
「スカーフェイス」のトニ・モンタナも、なかなかいいじゃないですか、と急に
方向転換。

「フィラデルフィア物語」いいっすね、K・グラント&K・ヘップバーンコンビは
全部面白いね、全体の感じが「素晴らしき休日」と凄く似ていると思ったけど、
やっぱり監督が一緒やからかな
「スミス都に行く」や「我が家の楽園」の時のような世間知らずのJ・スチュワ
ートっていいですね、どっか瓢々として、一本気で、若い頃のジミーは最高です。

ワイルダー、名セリフでは「お熱いのがお好き」のラスト、ジャック・レモンが
告白した後の、名前が出てこん大金持ちのセリフ「そんなもん、どっちだって
いい、完全な人間なんかいないさ」みたいなセリフ、名セリフと言うた割には、
しっかり憶えていません、ごめんなさ〜い。

>376 エミリーの薔薇さん
久しぶりですね、どうしたんかと思っていました。全然忘れてないですよ、
それは大変でしたね。

ミュージカルはホント苦手で、これをミュージカルというのか解りませんが
「ウエストサイド物語」「サウンド・オブ・ミュージック」の歌付き映画といいま
しょうか、他の映画は題名や監督、俳優、くらいで観た事がありません。
それにホラー、大スペクタクル、SF、戦闘場面の多い戦争映画、撃ち合いの多い
西部劇、史劇なんかは殆ど観てないですね。
「絹の靴下」は「ニノチカ」でしたね、「教授と美女」は「ヒット・パレード」
でしたね、以前教えてもらいました、一応確認をしとかないと直ぐに忘れるので

>378 紀子さん
「ランチャーズ」に昔憧れていました、慶応ボーイで皆な格好いいし、都会的
センスがあったし、でもリーダー加瀬邦彦の頭ペタペタ8・2分けと頭髪後退
額出しすぎには、難色を示しましたが・・・・・

>379 エミリーの薔薇さん
よく出てくるのですが、(Wはどういう意味ですか??

>383 クルーゾさん
「鬼平」は松本幸四郎は当時で、松本白鴎(こんな字やった?)ですね。
「忠臣蔵」も適役と思いましたね、長谷川一夫も良かったけど
「雲霧仁左衛門」に染五郎出てましたか、池波正太郎原作の盗賊物は全て
面白ですね。

「シェーン」最後のシーンの生死の問題って???
388シネマ三四郎:01/11/24 13:32 ID:oVPDvQov
>>387 1さんへ。
「シェーン」はあまりにも有名な映画ですが、ラストの件ですので一応念のため、
未見の方は、以下の文章は、映画を見たあと読んでいただくように、お願いいたします。


「シェーン」のラスト問題というのは、私が耳にしたのは10数年前ですが、
要するに、あのラストはハッピーエンドではなく、シェーンの死を暗示したものである。
という説です。

理由として、ジャック・パランスとの最後の決闘のとき、シェーンはうしろから銃で
撃たれており(少年が「シェーン大丈夫?血が出てるよ」というシーンがあります)、
それは致命傷ではなかったのか。と思えるのです。

悪者を退治したシェーンは、馬に乗り去っていきますが、
片腕をだらりと下げており、しかも駆け上がった丘の上は墓場なのです。
これは丘の上に、十字架がたくさんある最後のカットで確認できます。

私はこの説を聞いた後、ビデオで何度か確認しましたが、決して突拍子もない説
ではない。と感じました。

「シェーン」のラストは、あの少年の叫び声があまりにも印象深いものになっているだけに、
作者の意図が観客に明確に伝わらなかったのかもしれませんね。
ただし、この説には異論もあるとのことです。
389クルーゾー:01/11/24 15:07 ID:stK6+zcy
〔ちょっとした話〕
377で紀子さんのお話で名前が出ていたイディス・ヘッド。
この人、以前ここで書かせてもらった
「刑事コロンボ 偶像のレクイエム」(ゲスト アン・バクスター)に
ゲスト出演します。本人の役で。
で、コロンボの格好を見て、ブツブツ言います。
3901:01/11/24 16:47 ID:wwQ6jrl+
>386 クルーゾさん
「テレビタロー」すっかり忘れてました。買いに行きま〜す。

>388 シネマ三四郎さん
「シェーン」そうだったんですか、全然知らなかった、でも俺なんか単純だから
機嫌よくハッピーエンドと思うけど、監督もJ・スティーヴンスだし・・・・
391スモーキー:01/11/24 17:07 ID:7hnOY07D
>>387 1さん
「ニノチカ」→「絹の靴下」同様に「フィラデルフィア物語」も
後年「上流社会」でミュージカル化されてますね。
3人の布陣を比較すると
キャサリン・ペプバーン →グレース・ケリー
ケーリー・グラント   →ビング・クロスビー
ジェームズ・スチュアート→フランク・シナトラ
ハイソな令嬢の気品においては順当にグレイス・ケリーに軍配、
コメディエンヌとしての才能においては圧倒的に
キャサリン・ペプバーンに軍配という気がします。

ワイルダーのギャグで最もシュールなのは、またまた月並みですが、
「あなただけ今晩は」のラストですかね。
これ、ドラマで三谷幸喜もパクっ...もといオマージュしてましたw
ちなみにw=(笑)の意味です。

>シェーン死亡説
「交渉人」でケビン・スペイシーが力説してましたね。
しかもこの説...。(以下多少バレの為メール欄へ)
392スモーキー:01/11/24 17:11 ID:7hnOY07D
メール欄が尻切れとんぼに(汗)
393紀子:01/11/24 17:30 ID:NMeT9rDu
今日は生理痛がひどくって一日家にいるの。せっかくの休日も台無しだわ。

ではまたご指名があったので、ホークス版の「暗黒街の顔役」についてね。
まずラストのバージョン違いについて。最初プロデューサーのハワード・ヒューズと
監督のハワード・ホークスが作ったバージョンは、警官隊に囲まれたトニー・カモンテが
催涙弾にむせながら、外に出て撃ち殺されるバージョンね。彼の頭上には「世界はあなたの
もの」という広告がアイロニカルに輝いている、という終わり方。この正規バージョンは
日本のビデオでもよく見られるものよ。
ところがヘイズ・オフィス(日本でいうところの映倫ね)からクレームがついたの。
悪人は法の裁きを受けるべきだって。そこで作られたバージョンが、警官隊に囲まれたトニー・
カモンテが降参して捕まるの。そして裁判シーンがあって、彼は絞首刑になるの。当時としては、
見せしめのため、絞首刑の描写もこと細かく描いているわ。でも、本当は当時絞首刑で死刑になった
ギャングはいないのよ。それにこのバージョンは、ヘイズ・オフィスが考えた結末で、追加取り直し
に関してはホークスもポール・ムニも関与せず、カモンテの場面は吹き替えを使ったらしいわ。
当時のアメリカでは、州によって検閲コードが違うから、こういうことが起きたのね。
クリーブランド州ではジミー・キャグニー主演の「民衆の敵」が30分もカットされたバージョンで
上映されたらしいわ。
それとヘイズ・コードは「暗黒街の顔役」のサブタイトルに「アメリカの恥」って副題を入れさせて、
映画の前にいかにギャングがアメリカの恥部なのか、一般人にギャングの横暴を許すな、という説明
タイトルを加えたわ。
バージョン違いのラストについては、IVCのLDに両方収録される(DVDはどうかしら)。「アメリカ
の恥」という副題については、日本で流通している16ミリプリントについているわね。

ところでこのころのヘイズ・コードはそれでもまだ規制が弱かったから、この程度で済んだの。
6年後の「汚れた顔の天使」になると、シナリオ段階で検閲を受けるようになり、もっと厳しくなり、
あのラストになったの。
そして40年代に入ると、ヘイズ・コードはもっと強化され、ギャング映画は絶滅し、代わってフィ
ルムノワールが登場した、とするのがヘイズ・コードとアメリカ映画史の流れね。
394紀子:01/11/24 17:43 ID:oYfh8Eu7
>>メイヤーさん
そうそう。シド・チャリシーは吹き替えだったわね。勘違いしてわ。

それとミュージカルは、バズビー・バークレー振り付けのものはレヴュー映画、
RKOやMGMのはミュージカル、「赤い靴」なんかはバレエ映画、「サウンド・
オブ・ミュージック」は音楽映画、「キャバレー」や「コーラスライン」はどういうの
かしら? マキノ正博の「鴛鴦歌合戦」「ハナ子さん」、それにルビッチの「モンテカルロ」
や「メリーウィドウ」はオペレッタ映画、と呼ぶのが正しいの。全部ひっくるめてミュージカル
と呼んではいけない、って南部圭之助さんが書いていたわね。
395メイヤー:01/11/24 19:20 ID:DYjeXWb9
>>394
オペレッタ映画で思い出したのですが、トーキー初期のドイツ映画はオペレッタ映画やレヴュー映画が盛んで、ナチ政権下でも人気を集めていたといいます。
音楽映画・オペレッタ映画・ミュージカルの線引きはちょっとわかりにくい所もありますね。
396121:01/11/24 19:38 ID:+Sy/s3QM
>>393 紀子さん。「暗黒街の顔役」のヴァージョンの件有難うございます。私は、この作品は
かなり前にテレビで見ていましたし、結構早く日本でヴィデオ発売されたので、輸入ヴィデオは
購入していませんので、ヴァージョン違いの事は気になりながらも、放置していたので
大変参考になりました。尚、レヴュー映画、オペレッタ映画などの呼び名の事は、
私も南部氏の著作で読んだことが有るような気がします。
ところで、再び質問で恐縮ですが、紀子さんは、「パラマウント・オン・パレード」(29)
は見ていますか?私は、ワーナーの「ショー・オブ・ショーズ」及びMGMの
「ハリウッド・レヴュー」は、共にLDで持っているのですが、「パラマウント・オン・パレード」
は、未見なんです。南部氏は初期のレヴュー映画の中ではこの作品が一番だといっていた
様に記憶しています。特にルビッチが演出した景は、ケイ・フランシスの「珍カルメン」らしく
南部氏も絶賛していた筈なので、もし見ていられたら、コメントを頂きたいのですが。
397H.S.トルーマン:01/11/25 02:29 ID:It7r4xGT
>>383 :クルーゾーさん、それに
>>385 :シネマ三四郎さん それぞれレス、ありがとうございました。

リチャード・アテンボロー監督の弟が、デヴィット・アテンボローなんて、はじめて
知りましたよ。何か似てる、とは思いましたが(W
「動物たちの世界」「植物たちの世界」など全作品が大好きで、よく録画しました。
ほんとうに素晴らしい、多分世界一のドキュメンタリー作品ですね。
398トルーマン:01/11/25 02:37 ID:It7r4xGT
>>383 クルーゾーさん
せっかくお教えいただきましたが、寡作ならぬ「寡見」で、ほかのはひとつも
知りません。機会を見て挑戦したく存じます。ありがとうございました。
399紀子:01/11/25 03:56 ID:dz+gM7fI
>>396
ほんとにもう、たまには別の掲示板でも書いてよね。まあ、ここはレスが早いからおもしろいんだけども。
再びご指名なので書くわね。私、ホントは日本映画の方が精しいのよ。みなさん、よろしく!

>>「パラマウント・オン・パレード」(29)は見ていますか?私は、ワーナーの「ショー・オブ・ショー
ズ」及びMGMの「ハリウッド・レヴュー」は、共にLDで持っているのですが

はあ、LDボックスの「THE DAWN OF SOUND」を買ったようですね。ご苦労様。私も買ったわ。
さてお問い合わせの「パラマウント・オン・パレード」、実は私も見てないの。
ルビッチ版はモーリス・シュバリエの出演しているエピソードね。アパッチ・ダンスをやってるらしいけど、見てない
からなんとも言えないわ。この映画、11人の監督が各エピソードを監督したバラエティ形式の映画らしいわね。ルビ
ッチのほかに、エドマンド・グールディングやフランク・タトルが監督してるわね。ワーナー・オランドが出たエピソ
ードは、彼がフー・マンチューに扮していたそうよ。また、この映画にはフランス語、スペイン語吹き替え版があって
(トーキー初期にはよくあった形態)、そのバージョンではジャネット・マクドナルドがナレーションをしていたそうよ。
ごめんなさい、私に分かることはこのぐらい。また、指名してください。指名料がほしかったりして(W)
400121:01/11/25 07:46 ID:Kux2Gn8w
>>399 紀子さん。ちょっと甘えすぎましたね。反省します。しかし紀子さんの博学なことを
当てにして、また質問するかもしれませんがそのときは、お願いします。しかし
暫くは、間をおくことにします。 それでは。
4011:01/11/25 12:52 ID:dt6Jbas6
>391 スモーキーさん
「フィラデルフィア物語」→「上流社会」いちいち確認しないと・・・・
「ニノチカ」→「絹の靴下」
「教授と美女」→「ヒットパレード」ですね、再確認しないと、直ぐに忘れる

(W=笑でしたか、スレ=スレッド レス=書き込み マンセー=万歳
ネタバレ=オチをばらす、どんどん憶えてきました。
最初、レスはスレの打ち間違いだとばかり思っていました。

>393 紀子さん
「暗黒街の顔役」「汚れた顔の天使」よく解りました。
一口にミュージカルと言っても、色々あるんですね、俺なんかなんでもかんでも
ミュージカルと思っていました。ただ「会議は踊る」だけが「オペレッタ」と
解説されていたので、「会議は踊る」だけは別物と思っていました、何が別物か
は解りませんでしたが。

「ヘイズ・オフィス」も初めて知りました。最初は何の事かさっぱり・・・・
面倒なお願いなのですが、又こういう言葉が出てきたら、今回のように( )で
意味書いてあったら、凄く助かります、よろしくお願いします。

昨日、ビリー・ワイルダー「ワン・ツー・スリー」を観ました、以前観た時からは
かなり時間が経っていたので、初めて観るように楽しめました。
前半はJ・キャグニーのワンマンショー、後半は「ニノチカ」のドタバタ版の様子
で面白かった、ホルスト・ブッツホルツ少し入れ込みすぎかと思いましたが・・・

ついでに傍にあった「媚薬」(リチャード・クワイン)も久々に観てしまいました。
キム・ノバクの相変わらずの美しさと、「桃色の店」+「裏窓」÷2の容貌の
J・スチュワートもいい味でした。J・レモンは今一つ持ち味が発揮されてないかと、
その分エルザ・ランチェスターがすご〜く良かったですね。
時間を見るとAM4:00になっていました。・・・・・・・今、凄く眠た〜い!!
402116:01/11/25 18:08 ID:CyCtYvZe
>1さん
「鬼平犯科帳」の原作にはいろんな食べ物が出てきましたが、”一本饂飩”というのが
特に気になりました。

この前、「妻と女秘書」(クラレンス・ブラウン監督)を観ました。主役の社長を
クラーク・ゲイブル、その妻をマーナ・ロイ、有能な女秘書ジーン・ハーローを演じて
いて、まあ話は想像つくと思いますが。作品の出来はそこそこってとこでした。
珍しく”有能な”役どころのJ・ハーローはこの作品に出演した1年後に亡くなった
と解説されてました。いろいろあったみたいですね、彼女の場合。それから、M・
ロイ、僕、彼女の声がなんか好きです。この作品に若きジェームズ・スチュアートも
ハーローの恋人役で出演してました。若くて細い。やっぱりここでもちょっと
ナイーブでまじめな青年です。

これも最近なのですが、ウォレス・ビアリー主演の二作品「チャンプ」(キング・
ヴィダー監督)と「奇傑パンチョ」(ジャック・コンウェイ監督、でも実質は
ジョン・フォード監督作品だそうですが。主人公はペキンパー監督の作品でおなじみの
パンチョ・ビラ。)を観ました。どちらの作品でもW・ビアリーがちょっと悪い奴
だけど憎めないおっちゃん役でとても良かったです。作品としても面白かった。
4031:01/11/25 19:36 ID:FAGLpTrS
>402 116さん
「鬼平」にはほんと色々な食べ物出てきますね、でも”一本饂飩”というのは
記憶にないなぁ、と言っても俺は食べ物も凄い偏食で、あまり興味が無いからか
解りません、関係ないんですが、物語りの「一本眉」は憶えているのですが、
吉右衛門版では芦田伸介が演じてました。

「妻と女秘書」いいですね、いいですね、観たい観たい、M・ロイにJ・スチュワ
ート、絶対に観た〜〜い、ジーン・ハローが有能な秘書ですか、こりゃまた珍しい
J・スチュワートの若い時大好きですね、あの飄々とした純朴さは、なかなか他の
俳優では・・・・・・・・
マーナ・ロイ大好きですね、ウイリアム・パウエルとの「影なき男」シリーズも
面白かったけど、「其の夜の真心」(F・キャプラ)でも可愛いかったし、一番は
やっぱり「我等の生涯・・・」の時のM・ロイ最高ですね、今思い出したけど、
「一ダースなら安くなる」も未見なんよ、116さん「妻と女秘書」はビデオ?
「一ダース・・・」の事、何か知らないですか??
「エアポート'75」の酔っ払いおばさんも可愛かったですね。

正直言って「奇傑パンチョ」は機会があればでいいんだけど、「チャンプ」はど
うしても観たくて観れない一本です、どうして観たのCSか何かで???、まさか
BS2とかWOWOWとか言わないでね、のた打ち回らんといけなくなるから・・・
404116:01/11/25 20:04 ID:CyCtYvZe
>1さん
ネットで検索したら、「男色一本饂飩」という表題で兎忠がさらわれる
話があったようです。この作品、読みやすいのですが内容はすぐ忘れて
しまいますね。僕だけかな。「一本眉」も忘れてしまっています。

「妻と女秘書」は姉に録画を頼んで送ってもらったものです。これ、
この前書きましたよね。地元のUHF局で継続的に30年代後半から
40年代前半の作品を継続的に放送していて、ライン・アップも
「新婚道中記」とか、「ニノチカ」とか、けっこういい作品を選んで
いるみたいです。しかも、字幕付きで。地元のおじさんが地元の
アクセントで作品の前後に解説をつけているのも、僕にとっては
一興です。

「一ダースなら安くなる」はCSで観ました。M・ロイが気丈な
お母さん役でひたすらしっかり。ジーン・クレインは娘役でした。
なかなか、面白かったですよ。

「チャンプ」もCSで観ました。のた打ち回らないでくださいね。
最初に淀川さんの解説があったので、もともと彼のビデオ・
コレクションと銘打ったものに収録してあったのを放送したのだと
思いますが。
405孫 梧空:01/11/25 21:26 ID:4jBpctt8
>404 116さん
「一本眉」はたしか盗賊のお頭じゃなかったですか?
酒場で兎忠の事を気に入って、奢ってやったり、おこずかいをあげたり、
うさ忠の知らない間に「鬼平」に捕らえられ、酒場でうさ忠が「一本眉」の事を
懐かしく思ったり、という内容やったのではないですか?
「鬼平」もいいのですが、「剣客商売」もいいですよ。
私は「真田太平記」が一番好きです。真田幸村の“赤備え”しびれます。
「幕末新撰組」の“永倉新八”もいいし
「幕末遊撃隊」の誰やったかな?名前は忘れたけど若き頃の“秋山小兵衛"に腕を
切り飛ばされる剣客、「忍者物」「剣客物」「盗賊物」もいいですよね?
406メイヤー:01/11/25 21:48 ID:oykAorJo
>>403 1さん
ウィリアム・パウエルとマーナ・ロイなら、「巨星ジーグフェルド」はどうでしょう?
マーナ・ロイは後半から登場しますが、女優ビリー・バーク役を演じています。
これでもやはり夫婦役です。
あと、パウエル&ロイの映画では、「結婚クーデター」を観たいと思ってます。
これはパウエル&ロイにジーン・ハーローとスペンサー・トレイシーが絡むキャスティングで、見応えのあるコメディといわれているものですから…
ハーローの最後の作品「サラトガ」では、一部代役を立てて完成にこぎつけたそうです。
「一ダースなら安くなる」の父親役はクリフトン・ウェッブです。

>>404 116さん
そのUHF局はどちらの地域でしょうか? 正直羨ましいです。
407紀子:01/11/26 02:35 ID:svj3Tp73
「結婚クーデター」は見たわよ。MGMスターが綺羅星のように出演した楽しいコメディでした。
でもね。もちろんジーン・ハーロウも綺麗だったわ。
ちょっとびっくりした場面があったの。ウィリアム・パウエルが釣竿を持って釣り客のフリをして
浮気の調査をするのね。そのときのギャグとカット割がハワード・ホークスの「男性の好きなスポーツ」
そっくりなのよ。
ホークスがパクったのかしらん?
でも最初ホークスで撮影が進められていた「奇傑パンチョ」の撮影を引継いで、監督したのがジャック・
コンウェイだから、なにか関係があるかもしれないわね。116さんの>>402では、実質的にジョン・フ
ォードが監督したと書いていらっしゃるけど、勘違いだと思うわ。「奇傑パンチョ」はMGM作品でしょ、
当時フォードはMGMでは仕事をしてないわ。というより「コレヒドール戦記」「モガンボ」「荒鷲の翼」
など戦後の数本しかMGMで仕事をしてないのよ。

それと「チャンプ」はIVCからビデオ出てるわよ。冒頭の会社マークもクレジットもない劣悪な版だけど。
408スモーキー:01/11/26 06:14 ID:upH2AH9K
ここの赤狩りの話題で読んで、ラリー・パークス主演の「ジョルスン物語」を
録画してたのを思い出し久々に観ました。
引退して長年歌ってないAジョルスンが観客を前にして
生気を取り戻していく姿、
それを見て「家庭に観客はいない」と夫の元を去るRキーラー。
ショービスの素晴らしさと哀感をブレンドしたいい締めくくりてした。
で、質問なんですが、この映画でも描かれた「カジノ・ド・巴里」
(夫妻で競演した唯一の作品)ご覧になった方いらっしゃいますか?
出来れば、簡単な印象を聞かせてもらいたいのですが。

1さん
そうそう「ワン・ツー・スリー」のオチも笑えますね。
あれ、協賛金でてるのかな?
409116:01/11/26 06:24 ID:RvH5Z3UE
>>405 孫 悟空さん
説明ありがとうございます。思い出せません、ごめんなさい。
今度確認して観ます。

>>406 メイヤーさん
三重テレビです。未見の「踊る紐育」とか、「ショウボート」とかも放送される
ようなので、それらも録画を頼んでいる次第です。

「奇傑パンチョ」の監督の件、>>407の紀子さんのご指摘のとおり間違ってて、
ジョン・フォードでなくハワード・ホークスでした。ごめんなさい。
410スモーキー:01/11/26 12:39 ID:bM6oNXSt
>116さん
「踊るニュウヨーク」てFアステアとEパウエルが
ビギンザビギンのメロディにのせて軽快にタップを踏むアレですか?
もしそうならメチャ羨ましいです。
「ON THE TOWN」の方なら自分も何度か観ててDVDも買ったばかりですが。
この映画、ストーリー的にも語り口が旨いんで好きです。
それにアン・ミラーのタップが好き。ベラ・エレンもキュートだし。
ベティ・ギャレットは...それなりにw
「ショウボート」はBSでちょくちょくやってますね。
これ、リナ・ホーンのアウトテイクを何かで観たような。
ザッエンタの3あたりかな。
4111:01/11/26 12:56 ID:tyD90Gd6
>404 116さん
「鬼平」は何度も読んだのですが、直ぐに忘れてしまします。でも何かヒントを
頂くと、じわ〜と思い出してくるのですよ、でもどれがどの話かは、ごちゃまぜ
になってますね。

いいっすね、そのUHF局、でも良かった「新婚道中記」はWOWOWで録画したもんね
又観たい映画放映されていたら、今度はそこらを走り回るところでした、ホッと
しました。
「一ダースなら安くなる」「チャンプ」CSですか、これも良かった、お蔭様で
のた打ち回らなくてすみました。
「一ダース・・・」ジーン・クレインって「三人の妻への手紙」の人ですね、この
人が娘役ですか、益々観たくなるじゃありませんか。

>405 孫悟空さん
「剣客商売」もいいですね、これも何回も読んだのに、殆ど忘れてますね。
どうも今時々やっている、藤田まことの秋山小兵衛は原作とかなり違う雰囲気
なのでもう一つ、大治郎も三冬も全然イメージと違うと思うのですよ、
ただ嫁さん役の斎藤こずえは雰囲気と思うのですが、以前にテレビ東京系で
あった方が、原作に近いように思いました。

>406 メイヤーさん
「巨星ジークフェルド」は勝手にミュージカルと思い込んで、観てませんでした。
違いましたか?
「結婚クーデター」いいじゃないですか、観たいじゃないですか、
ジーン・ハローは、まぁどちらでもいいのですが、S・トレーシーいいですね、急に
観たい映画が増えてきました、ビデオ出てますか???

>407 紀子さん
「男性の好きなスポーツ」これも一時捜したのですよ、ビデオ出てないですよね?
ぐうぇ〜〜「チャンプ」ビデオ出てるんですか、全然知らなかった、ありがとう
ございます、捜しに行きま〜す、でもあるかな、昔から時々行くビデオ屋さん、
結構古いビデオ揃っていて、行った時は端から端まで3往復位するんだけど、
見なかったなぁ。

>408 スモーキーさん
あのオチは大体予想できましたね、でも協賛金出して、あれだけじゃペプシも、
あわんでしょ。
412スモーキー:01/11/26 16:31 ID:UB6ExqKz
1さん
でもあのオチ、ある意味おいしいとこ全部もっていてる気がします。
コカ・コーラと言えば「渚にて」でも小道具として効果的に
使われてましたね。
邦画ではどうでしょう、企業とのタイアップ。
俺は「東京流れ者」のドライヤー(ライトパンチ)が
別の意味でやたら印象深いのですがw
昔はあーゆー露骨なタイアップは多かったんですかね?
4131:01/11/26 19:16 ID:SE1SpsyQ
>412 スモーキーさん
俺、映画のそういうところも全然気が付かない方で、余程ぼ〜っと観てるのか、
今考えても出てきたのは、情けない事に「悪名」で朝吉、玉緒、清次、?とツー
カップルで行く新世界「づぼらや」と例の「自由軒」くらいで、これくらいしか
思い出せまへん、もっとまともの物思いだせんか、トホホホ・・・・
よう考えたら、これも小道具と違いますな、スンマヘン。
414ビビチッタ:01/11/26 20:32 ID:DueD/zUd
>401 1さん
レスは書き込みと言うより「返事」ですね。
Re.は本当はリプライの略なのに、日本の初期のネット使い(パソ通の時代)
の方々がレスポンスの略だと勘違いし、レスポンスが更に略されて、レスになった。
というのが定説です。
415メイヤー:01/11/26 23:01 ID:CQukCboW
>>411 1さん
「巨星ジーグフェルド」はミュージカルというかレヴュー映画ですが、
パウエルとロイが歌い踊るシーンはありません。
「結婚クーデター」は今のところ日本ではビデオ化されていないと思います。
ビデオで観るなら輸入版になりますね。
416紀子:01/11/26 23:11 ID:F/5mURxN
「とんかつの元祖は”ポンチ軒”、ヒレカツの元祖は”蓬莱屋”、ソースは”井泉”、
そして油はウチ」(川島雄三「喜劇・とんかつ一代」の淡島千景のセリフ。ちなみに
この映画に登場するとんかつ屋”とんQ”のモデルになったのは、本牧前の”双葉”)

ということで、今日はとんかつにしようかしらん。「とんかつ一代」で森繁久弥が歌っ
た主題歌を口づさみながらね。

♪とんかつの油のにじむ接吻をしようよ〜
417名無シネマさん:01/11/26 23:24 ID:tc/EYiZh
>>407

間…じゃなくて紀子さん、はじめまして。

某掲示板でも、よく書き込みを拝見していましたが、相変わらずものすごい知識量!
勉強になります。

ところで、フォードは32年にMGMで『肉体』という作品を監督していますね。
主演がウォーレス・ビアリーで、原作がエドマンド・グールディング。
ま、観た事ないんですが…。

ストローブ=ユイレ(ジーバーベルグまで!)とかも読ませていただいて、勉強
しています。それと、紀子さんのHNの由来は僕はすぐにわかりましたよ(笑)。
418紀子:01/11/27 02:34 ID:8K64vWKU
>>417
これはどうもありがとうね。HNが「野呂」だったら分かったかしらん?

>>412
映画史の中で最初にコカコーラが出てきたのは、ジョン・M・スタール監督、クローデット・コルベール主演の
「模倣の人生」(34)らしいわ。コルベールがホットケーキを売り出して成功するんだけど、
そこで「コカコーラはボトルで大儲けしたんだ。あんたもホットケーキを家庭で楽しめるように
パックにして売り出そう」と言われて、ホットケーキのパックの販売を始めるの。
だから映画の中にコカコーラが登場するわけじゃないけど、セリフとしてはこれが最初という説が
あるらしいわ。
この「模倣の人生」、のちにダグラス・サーク監督、ラナ・ターナー主演「悲しみは空の彼方に」と
いう題名でリメイクされたわね。「模倣の人生」はこの間、修復復元版がなみおか映画祭で上映された
らしいけど、ジュネス企画からビデオが出てるわよ。
419スモーキー:01/11/27 04:57 ID:22XnaJzS
>>413 1さん
貞の悪名しか観てないもんで(ずぼらや)は知らんのですが、
やはり(自由軒)のように使い所を心得てる訳ですね。
ところで、「夫婦善哉」の肝ともいえる、あの善哉屋って実際にあるんですよね?
屋号はそのまんま、夫婦善哉だったりするのでせうか?


>>418 紀子さん
詳しい解説ありがとうございます。
コカコーラってそんなに昔からあったのですか。
ほんと勉強になります。
そのようにストーリーの流れで無理なく商品名が使われると
ちょっとしたアクセントになって愉しいんですけど、
俺の記憶では、明らかにストーリーを停滞させてしまうような
露骨なCM描写含有率が、60年代の日活映画に多いようなw
単なる気のせいかもしれませんが。

ふと思ったんですが、実在の人物はどうなんだろ。
歴史上の人物はよく台詞に出てきますが、スター等の有名人は。
アメリカ映画はよく、旨い具合に有名人の名前を引き合いに出します
よね?
多分「踊る不夜城」のクラーク・ゲイブルが最初なんだろうけど
やれ「エヴァ・ガードナー似の美人だ」
やれ「マリリン・モンローそっくりの女をひっかけた」
やれ「君コニー・スティーブンスに似てるって人に言われない?」
等々。
それにひきかえ邦画でそんな台詞あまり聞いた事ないような。
「原節子似の美人だ」「若尾文子そっくりの女ひっかけた」
うーむ、やっぱ聞いたこと無い。
420ホリヰ:01/11/27 08:02 ID:8o7006rL
>>362
スモーキーさん
あの「撃つなGメン」のシーンはジェームス・スチュアートの「連邦警察」にも出て
きましたね。それにしても命乞いをするぎりぎりのときに相手に通じるかどうかわか
らない新造語をいきなり使うとは不思議ですね。気が動転していたのかな。

ロバート・デニーロの「スカーフェイス」は私も好きです。血なまぐさい映画でした
が、ギャングを告発する新聞記者の車に無線爆弾を仕掛けて殺そうとする殺し屋との
シーンは良かったですね。

『呪いの壺』で炎上するのは法隆寺ではなくあまり名の知られていない寺だそうです。
炎上シーンのミニチュアワークがあんまりリアルだったので、檀家からクレームがき
たと言う話は私も聞いたことがあります。
ところで法隆寺って檀家がいるのでしょうか。あそこは法相宗でしたよね。
法相宗って檀家がいそうにないんだけれど…。
421ホリヰ:01/11/27 08:04 ID:8o7006rL
>>365
1さん、レスをいただきありがとうございました。
「仮面の米国」のビデオさがしてみます。いまは暇がないけど…。
「サリヴァンの旅」「偉大なるマッケンディ」は知らないのでネタバレにはなりませ
ん。もっとも私はネタバレをあまり気にしません。いい映画は結末がわかっていても
おもしろいものですからね。

正直いって私も何が社会派かわかりません。ただ「化石の森」はただの犯罪覃とはい
いきれないものがあるので敢えて“社会派”ではないかと書きました。
この映画はジュネス企画から出ているビデオソフトを内容も知らないままにハンフリ
ー・ボガートが出ているというだけで買いました。実家で母といっしょに見て「おも
しろかったね」と話に花が咲きました。

レスリー・ハワードとベティ・デイビスの「痴人の愛」にはそそられます。
見てみたいなぁ〜、ベティ・デイビスの“ナオミ”ちゃん。

「飾り窓の女」、否、「飾窓の女」大好きです。
あのラストは違反とは思いません。○○オチは、邪道といわれますが、「ああ、○○
でよかった」と見ている者に思わせる作りになっているところがさすがと思います。
あの映画は○○オチになっているおかげで、なんというか純粋な“ものがたり”にな
ってかえって映画としての生命を維持しているように思います。あれがリアリズムに
徹して○○オチを避けるラストになっていたら陳腐な悲劇におわっており、一介の犯
罪ものに堕してしまい“ものがたり”性が失われていたことでしょう。「飾窓の女」
は民話や伝説のような趣を感じます。
それにあのラストの不思議な印象は「紀元前3万年前の女」を思い出しました。
422ホリヰ:01/11/27 08:04 ID:8o7006rL
紀子さん
>>377
「シェーン」が長谷川伸の股旅ものみたいだとは一般的によく言われていることなの
ですね。あの「シェーン!」と叫ぶ子供が「沓掛時次郎」の太郎吉とダブるからなの
でしょうか。
私が「汚れた顔の天使たち」が長谷川伸みたいだと書いたのは、「沓掛時次郎」にし
ても「関の彌太っぺ」にしても「雪の渡り鳥」にしてもギャング(やくざもの)の一
世一代の“善行”もしくは“無償の行為”描いたものだからです。

田中徳三の「鯉名の銀平」のOPで砂浜を“帆立ての丑松”一家が隊列を組んで下田
に向かって進んでくるところは「OK牧場の決闘」のOPでリー・ヴァン・クリーフ
一味がトゥームストーンの町に向かってくるところとダブりますね。
一時期日本の時代劇はアメリカの西部劇のような作りを目指したように思えるところ
があるのですがどうでしょうか。でも、アメリカ西部劇のテーマは何と言っても“法
と秩序”そしてデモクラシーと思いますが、江戸時代の武士道とかやくざの義理と人
情はちょっと違うような気がします。
でも「鯉名の銀平」は大好き。「雪の渡り鳥」はカラオケでよく歌います。
同じ原作なのにタイトルが「雪の渡り鳥」になったり「鯉名の銀平」になったりする
のはクライマックスで雪を降らすか降らさないかでわかれるんでしょうね。やっぱし
…。

>>393
当時、ギャングで絞首刑になったものがいなかったとは驚きです。
ところで「暗黒街の顔役」といえばハワード・ヒューズ。
「大いなる野望」はたしかハワード・ヒューズの伝記映画でしたね。
私は小さい頃見たっきりで「スカートは短めにヒールは高めに」の台詞しか憶えてい
ませんでした。そしたら和田誠が「おたのしみはこれからだ」にこの台詞をのっけて
まして、考えることは皆同じだなと思ったものです。

どーでもいーけど、「スカートは短めにヒールは高めに」とは我がいとしの
ルドルフ・ハーゲン様と同じモットー。ハワード・ヒューズ天晴れ!
4231:01/11/27 12:45 ID:Utbpebmd
>414 ビビチッタさん
ありがとう、ございます、レス=返事ですね、どんどん賢くなってきました。

>415 メイヤーさん
「巨星ジークフェルド」はレヴュー映画ですか、ミュージカルの仲間ですね。
「結婚クーデター」ビデオありませんか、輸入版など滅相にもない、
日本語だってちょっと危ないのに、大阪弁は得意なんだけど。

>415 紀子さん
「とんかつ一代」全然知らなかった、川島雄三ですか面白そうですね、紀子さん
もお人が悪い、人が観たくなるようなんばっか出してくるんだから、歌まで唄った
りして、もういじわるツネツネしちゃう!!・・・・レンタルありますか??

「模倣の人生」ビデオ出てますか、ありがとうございます。
「模倣の人生」リメイク「悲しみは空の彼方に」で「チャンプ」と「模倣・・」
はビデオ有りと、いちいち確認しとかないと・・・・・

>419 スモーキーさん
「夫婦善哉」の善哉屋さんは、善哉食わんから知らないです、すんません。
スモーキーさんは大阪じゃないですね、大阪人なら嫌でも「づぼらや」のテーマ
ソング憶えさせられます「♪新世界のづぼらやで〜〜〜づぼらてっちり〜〜」

>420 ホリヰさん
「連邦警察」又又初耳の題名、J・スチュワートですか、ウ〜ムこれは忙しくなって
来ました、「づぼらや」の歌、唄って場合じゃないですね。

「飾窓の女」は本当にハラハラドキドキで、巻き込まれ型でも、実際に起こって
も何ら不思議でない感じがしたので、ストーリー展開に全然無理がないように
思いました、ものすご〜く面白かったです。
「仮面の米国」暇を見つけてビデオ捜して下さい、その価値はあります。
結構置いてある店多いと思うけど・・・・

又又「紀元前3万年前の女」初めて聞いた題名、それにしても凄い題名ですね、
監督さんや俳優さん、その他教えて下さい。
424ホリヰ:01/11/27 13:12 ID:8o7006rL
>>419
スモーキーさん
>それにひきかえ邦画でそんな台詞あまり聞いた事ないような。
>「原節子似の美人だ」「若尾文子そっくりの女ひっかけた」
>うーむ、やっぱ聞いたこと無い。

「五番町夕霧楼」の原作では主人公の片桐夕子は折原啓子に似ているといわれますね。
「鍵」の原作でも仲代達矢が扮した“木村”はなんとジェームス・スチュアートに
似ているといわれています。
でも映画では聞かないですね。

そこでクイズ。
「五番町夕霧楼」の夕子と「007黄金銃を持つ男」の共通点はなんでしょうか?

>>423
1さん
「連邦警察」も「紀元前3万年前の女」も家に帰らないと監督の名前わかりません。
425紀子:01/11/27 14:12 ID:G1unGNVu
なんかいっぱいコメントと訂正を書かなきゃいけないレスばっかりね。
少しづつ書いていくわね。

コカコーラの創業は19世紀末よ。だからもっと歴史は古いの。コカコーラと映画の歴史について
薀蓄書こうかと思ったけど、また今度の機会にするわ。

最初にホリヰさんの>>421の訂正ね。
「痴人の愛」は谷崎のじゃないわよ。原作はモームの「人間の絆」(戦後になってキム・ノヴックでリメイクされたでしょ)
「痴人の愛」という題名は日本で勝手につけたの。ビデオも最初は「痴人の愛」だったけど、再発売のときには「人間の絆」
に直して発売したわ。原作が有名だから書いておくけど、原作ではヒロインは梅毒に罹るのね。でも映画では結核になってる
の。これもヘイズ・オフィスとのやりとりがあったからなの。
こういう題名から連想する早飲み込みはよくあるから気をつけなくっちゃね。
ウォーレン・ベイテイの「天国からきたチャンピオン」ってあったでしょ。原題は
「Heaven can wait」ね。そうするとルビッチの「天国は待ってくれる」と同じ
でしょ。でも全然違う。「天国からきたチャンピオン」はアレクサンダー・ホール
監督の「幽霊紐育を歩く」のリメイクなの。
426紀子:01/11/27 14:26 ID:su2T2tz7
次に日本映画での外国人俳優の名前ね。
日本映画は外国映画の影響が強いわ。とくに戦前の巨匠たちは外国映画しか見ない
人たちばかりで、戦前のモダニズムの風潮とあわせて、外国の固有名詞はたくさん
出てくるわ。そこで戦前のモダニズムといえば松竹ね。巨匠・島津保次郎監督の
初期トーキーの傑作「隣の八重ちゃん」では、逢染夢子と高杉早苗が大日方伝を
見て、「ちょっとフレデリック・マーチに似てるでしょ」というセリフがあるわ。
小津監督に至ってはクーパーなんかしょちゅう。サイレント時代の小津作品には
わざわざ外国製のオリジナル・ポスターが張ってあったり(「若き日」→「第七
天国」など)、アメリカ映画の物まねをしたり(「朗かに歩め」→「ロイドの人
気者」)、そんな例はいっぱいあるわよ。
戦後だってもう数え切れないくらいあるわよ。無断リメイクやパロディや引用も
たくさんあるわ。たとえば「カサブランカ」「現金に体を張れ」「道」「望郷」
など、これ、全部日本映画でリメイクしてるのよ。珍しい例では、「仕立て屋の
恋」ね。ジョルジュ・シムノン原作の「ムシュー・イールの恋」がオリジナル。
最初の映画化はジュリアン・ジュヴィヴィエ監督の「パニック」、その次が日本
映画で岩間鶴夫監督で「その手にのるな」(主演・高橋貞二)、そして最後がパ
トリス・ルコント監督の「仕立て屋の恋」よ。
427紀子:01/11/27 14:31 ID:G3N9HjW/
で、次はタイアップね。
前田陽一監督で、ザ・ジャガーズというGSが出演した「進め!ジャガーズ
敵前上陸」っていう映画があるわ。「第三の男」や「気狂いピエロ」のパロディ
満載の傑作だけども、この映画の中でジャガーズのメンバーが洞窟の中でインス
タント・ラーメンを食べる場面があるの。ラーメンができあがると、ひとりが
画面を見て「××ラーメン!」と言って、そのまま生CMになるという傑作な
ギャグがあったわ。ちなみにこの映画の脚本を書いてるのは中原弓彦。つまり
小林信彦なのよ。
428紀子:01/11/27 14:49 ID:uO9pjjsJ
そうそう。「踊る不夜城」も日本映画でリメイクされるわ。
その名も「歌う不夜城」っていうの。笑っちゃうでしょ。
バディ・イブセンの役が田中春男というのはいいけど、
ジュディ・ガーランドの役が松島トモ子ってハマりすぎ!
429メイヤー:01/11/27 15:18 ID:zETK6Fqy
>>428 紀子さん
江利チエミはエレノア・パウエルの役ですか?
4301:01/11/27 17:03 ID:8IOalpnz
>425 紀子さん
又又出てきました「人間の絆」、これは「痴人の愛」のリメイクですか、それも
キム・ノヴァクが主演で、全然知りませんでした、勉強になるなぁ
「痴人の愛」のベティ・デイヴィス、梅毒と違いました?、凄く頼りないんですが
俺てっきり梅毒と思っていました、売春婦に身を落としたB・デイヴィスがそこで
感染と違いましたか・・・・・・違っていても、怒らんとって下さいよ

ジャガースって懐かしいなぁ、沖津某がリードヴォーカルでした。
4311:01/11/27 17:26 ID:GhB39XMP
忘れていましたが今月にWOWOWで放映された、「新・夫婦善哉」どうでしたか?
俺は正直に言うと、あんまり面白なかったです、期待が大きすぎたのか・・・
どこがどう面白くないかは、うまく言えないけど・・・・・・・
妹役が司 葉子から八千草 薫に代わっていたけど、性格も変わったみたいで、
森繁、淡路恵子、小池朝雄の絡みも、もう一つしっくりこんし、「新・夫婦善哉」
は原作にある話ですか??
432ホリヰ:01/11/27 20:45 ID:8o7006rL
>>426
紀子さん
>小津監督に至ってはクーパーなんかしょちゅう。

あっそうだ思い出した「晩春」で原節子の“紀子”の見合いの相手の“くまたろう”さん
がゲーリー・クーパーに似ているといってましたね。
ところであのゲーリー・クーパーに似ているという電気屋さんはとうとう顔を見せなかっ
たですね。何故か小津のカメラは台所には入らない…。

たしか「東京物語」の田舎から出てきた両親をいちばん温かく迎えたのは血のつながらな
い、死んだ息子の嫁だったというモチーフは昔のアメリカ映画にあったと、山本夏彦が書
いていたのを読んだことがあります。

>>431
1さん
「新・夫婦善哉」なんて映画があったのですか。知りませんでした。
「夫婦善哉」の原作ずいぶん前に読んだけど、あんまり憶えていません。
かけおちするとき柳吉が駅で待っていると蝶子が当時流行りの“めがね”という頭に輪っか
を二つ結った変な髪形で現れたから興ざめしたという件だけが記憶に残っています。
映画を見るまでは淡島千景が「ときメモ」の館林美晴のような髪型で出てくるものと期待
していました。森繁に体当たり食らわせたりして…。

おっと、いま検索したら「新・夫婦善哉」の原作に織田作之助とともに上司小剣の名が…。
「新・夫婦善哉」の本当の原作は「鱧の皮」じゃないの?
さかなへんに豊かか…。鱧か…。
433紀子:01/11/28 00:11 ID:T7YQ8+QE
>>メイヤーさん
やっぱメイヤーさんのことだから、そうくると思ったわ。
説明不足でしたね。「歌う不夜城」(57/瑞穂春海)のあらすじは、ヘンリー・
キングの「世紀の楽団」のパクリなの。と、いっても日本映画のこの手合いの映画の
お手本はみんな「世紀の楽団」なのだから、パクリもなにもないわけで。「嵐を呼ぶ
楽団」とか「青春ジャズ娘」とか、みんな同じストーリーよね。仲間が出会い、恋あり、
友情あり、ケンカありで、一時は解散するんだけど、またラストでグループを再結成す
るというパターン。で、「歌う不夜城」が「踊る不夜城」からパクってるところは、
田中春男と松島トモ子が楽屋に来ては、売り込もうとするんだけど、いつも追い返されて
しまうところ。繰り返しギャグね。でも最後には採用されてタップを踏むの。ね、「踊る
不夜城」のバディ・イブセンとジュディ・ガーランドでしょ。

それと「東京物語」の元ネタは「明日は来らず」。がいしゅつだわよ。「戸田家の兄妹」
は、「オーバー・ゼ・ヒル」。
おまけで「新・夫婦善哉」の原作は「新・夫婦善哉」「鱧の皮」「上司小剣」から。
434メイヤー:01/11/28 00:29 ID:Bxohkpj9
>>433 紀子さん
我ながらすごい早とちりです。説明の手間をおかけしてすみませんでした。
「世紀の楽団」は既出の「ザッツ・ハリウッド 秘蔵のフィルム」で断片を観ただけですが、アーヴィング・バーリンの曲が随所にちりばめられた作品だそうですね。
20世紀フォックスが「世紀の楽団」の夢をもう一度ということで作ったのが「ショウほど素敵な商売はない」だと思うのですが。
435スモーキー:01/11/28 06:11 ID:X2l0zAYF
>>429 ホリイさん
「連邦警察」観たことないので(例の台詞は映画デリンジャーで、
あと何かで読んだかすかな記憶くらいしかないので)
教えてほしいのですが、「撃つなGメン」の台詞は誰が誰に
対して言うのでせう?
この台詞、半分伝説化してどれが事実なのか...。
「呪いの壷」は俺の勘違いみたいですね、何で法隆寺と思ったんだろ?多分聞き違いですね。すみません。
>クイズ
2作品とも昔TVで観たことあるんですが、内容忘れてますねー、
困った。夕子の特徴ってアソコの具合がすごくいい!くらいしか
覚えてないし、雷を怖がるのは別の人でしたよね?
「黄金銃を持つ男」のアレが黄金銃並に凄ければ、夕子と同じ特徴。
と支離滅裂な回答なんで無視して下さいw

>>426 427 紀子さん
またまた詳しい説明ありがとうございます。
邦画で日本の俳優の名前を引用するケースも多いのでせうか?
>ラーメン
それはかなりシュールな展開で笑えますね。
「あたり前田のクラッカー」みたいなもんですかね。
ラーメンといえば「ガキ帝国」でチキンラーメンをシンナーと
一緒に吸うと気持ちいいって言ってたような。
これ、CMというより明らかにマイナスイメージですね。
そういえば紳助竜助は漫才のネタでも
「カップヌードル、3つ食べたら癌になりまーす」
とかやってたけど、よほど日清に恨みがあるのかなw

>>431 1さん
「新・夫婦善哉」ですが、俺も前作と比べると面白くなかったです。
舞台も大阪、東京、あと千葉でしたっけ?
二人のツーショットが観たいのに、やたら離れてばかりで。
登場人物が増えた分、二人の濃密な描写が少なくて肩透かし食った
感じですね。
ラストの淡島千景の台詞に免じて及第点というとこですか。

>>434 メイヤーさん
俺もFOX秘蔵フィルム観ました。
実はFOXミュージカルはあまり観てないので今回目にする映像は
殆ど初めての物ばかりでとても新鮮でした。
中でも黒人ダンサー(名前失念)の繊細なタップが印象的でした。
>「ショウほど素敵な商売はない」
ドナヒュー一家のやつですね、これは好きで何度か観ました。
若い頃両親がオハコにしてたダンスナンバーを、歳月がたち
成長した子供(DオコーナーとMゲイナー)がオマージュする場面
がいいですね。曲名は忘れましたが、
♪ミッナイチューチュートレイン何とかかんとか〜(中略)
アラバマ!アラバマ!♪ の楽曲ですw
436ホリヰ:01/11/28 08:55 ID:g7TOonES
>>433
紀子さん
>それと「東京物語」の元ネタは「明日は来らず」。がいしゅつだわよ。

がいしゅつでしたか。失礼しました。


>おまけで「新・夫婦善哉」の原作は「新・夫婦善哉」「鱧の皮」「上司小剣」から。

おっと、見も知らない映画のことなのに我ながら能く当てた!


>>435
スモーキーさん
>撃つなGメン」の台詞は誰が誰に対して言うのでせう?
>この台詞、半分伝説化してどれが事実なのか...。

ごめんなさい。これはスモーキーさんのおっしゃるとおり機関銃ケリーがメルビン・パー
ビスにいう台詞です。
「デリンジャーがライ麦畑でつかまりそうになったとき」云々はサリンジャーの「ライ麦
畑でつかまえて」に引っ掛けた駄じゃれでした。


>>クイズ
正解は夕子もスカラマンガもおっぱいが三つあることです。
夕子のアソコに関しては原作では陰毛が薄いとあるだけで映画の中ではなにもいっていな
かたように思います。
女性の住人の方、このカキコどうかゆるしゃん。
437メイヤー:01/11/28 10:41 ID:7LBvObPs
>>435 スモーキーさん
その黒人タップダンサーの名前はビル・ロビンソンです。
「ショウほど素敵な商売はない」の曲は、「イースター・パレード」にも出てきました。
438スモーキー:01/11/28 14:04 ID:mbdE5a16
>>436 ホリイさん
俺が挙げた夕子の特徴は根も葉もないデマでしたか。
この記憶違い、一体俺の頭の中はどーなっとるんだ???
夕子の件といい法隆寺の件といい、どーやら俺の脳から
怪電波が出てるみたいですw

>>437 メイヤーさん
そうでした、ビル・ロビンソンでした。
>アラバマ!アラバマ!のやつw
「イースター・パレード」ではリハーサル場面で使われてましたね。
これと、アン・ミラーのタップダンスが特に印象的でした。
♪シェィキンザブルースアウェ〜イ♪とか唄うやつ。
この曲は後年ドリス・デイも唄ってましたね。

そうだホリイさん、Aミラーの親父さんて有名な弁護士で
ベビーフェイス・ネルソンの弁護も引き受けたことあるようです。
4391:01/11/28 14:19 ID:iVxgD+wF
>432 ホリヰさん
「新・夫婦善哉」は俺もこのスレで教えてもらいました。今更言っても仕方ない
のですが、11/5「夫婦善哉」11/6「新・夫婦善哉」がBS2で放映されました。

>433 紀子さん
「新・夫婦善哉」の原作あったんですね、「夫婦善哉」の評判良かったので、東宝
で勝手に作ったのかと思ってました。

>435 スモーキーさん
「新・夫婦善哉」、三週間ほど前に観たとこなのに、舞台は大阪と関東地方ぐらい
しか憶えてません情けない、淡島千景がラストで言うセリフも殆ど憶えてません、
日傘さして、小さいトランク提げていた事ぐらいしか、頭の残ってませ〜ん。

今日朝早くに起きて「暖流」(吉村公三郎)を観ました、かなり前に観たので、
水戸光子の健気な女性のイメージだけが強く残っていたのですが、観直して、
先ずフィルムの状態が劣悪でセリフも聞き取り難くて、高峰三枝子はもっと
美しいかと思っていたのですが、それほどでもなく、或る場面などは
歌手の安倍律子かと、見間違えるほどでした。水戸光子は記憶通りの健気さで良
かったです。佐分利 信も良かったですね、若いのに渋くて貫禄がありましたね。
映画自体は凄いメロドラマでしたが面白かった。 
440名無シネマさん:01/11/28 14:20 ID:Qla0Diks
「突貫小僧」のビデオってどこで手に入る?
441ホリヰ:01/11/28 14:39 ID:g7TOonES
>>438
スモーキーさん
>この記憶違い、一体俺の頭の中はどーなっとるんだ???

でも、記憶違いで憶えている映画っていいものですよね。
それこそ本当に自分だけの映画です。
いまはビデオがある所為で自分だけの映画を作りにくくなっていますな。


ベビーフェイス・ネルソンはジョン・ミリアスの「デリンジャー」では
リチャード・ドレイファスでしたっけ?
生意気な口をきいてデリンジャーにぼこぼこにやられていましたけど…。

そういえば「連邦警察」にはプリティボーイ・フロイドもでてきます。
追い詰められてコルト拳銃で応戦しますが、この銃は実銃に空砲を入れて使っているよう
で、これではオートマティックなのに連射ができないので、連射しているように見せるた
め一発撃つごとにカットが切り替わっていました。


>>439
1さん
「連邦警察」の監督の名を調べるのを忘れてしまいました。
誰かわかる人おせーて。

「暖流」って、いま流行りのリストラものですよね。
4421:01/11/28 15:32 ID:ggV1pmnn
>440さん
「突貫小僧」ですか、ごめんなさい、俺は解りません。
「突貫勘太」だったら、知ってるのですが・・・・・

>441 ホリヰさん
「暖流」は水戸光子の看護婦、院長令嬢の高峰三枝子、病院事務長の佐分利信、
他の恋愛模様です。

ところで25日NHK教育であった「冒険者たち」はどうだったですか?
俺も久しぶりに観て、良かった。サングラスのA・ドロンの格好よさJ・シムカスの
水中葬、ラストのセリフに、ラストの俯瞰、そして音楽、若い人も面白いけど、
この映画はおっさんの青春映画です、男は皆なローランに憧れるでしょうね、
顔ボコボコにされたセルジュ・レジアニも良かった、最高でした。
443スモーキー:01/11/28 15:46 ID:jnZN04UB
>>439 1さん
ーーーバレ注意ーーー
前作の「おばはん、頼りにしてまっせ」の韻を踏んで
「おっさん、頼りにしてまっせ」ですね。
思い出しましたよね?
ーーーバレ終了ーーー
しまった!「冒険者たち」やったのですか、地上波はノーマークだったなぁ。

>>441 ホリイさん
おっしゃるとおり狂犬ネルソン役はRドレイファスですね。
「アメ・グラ」でファラオ団に脅える若者とはえらい違いだw
「連邦警察」面白そうですねー。ビデオ探してみようかな。
今(全洋画ON LINE)で調べたら監督はマーヴィン・ルロイでしたよ。
4441:01/11/28 15:51 ID:5P/VI2qr
セルジュ・レジアニで思い出したのですが、ジャン・ピエール・メルヴィル監督の
「いぬ」には参りました。俺だけでしょうかね、最初S・レジアニが高架の下を
歩いてる場面から始まるのだけど、全然説明がないので、誰がどうなっているん
だか全然解らなかって、まぁ会話から探るんだろうけど、字幕も読まんと駄目だし
何がなにやら解らなく、やっとこさ最後の方で解った次第の映画でした。
4451:01/11/28 19:34 ID:r8ZHQqpx
明日、明後日は休みます。
446ホリヰ:01/11/28 20:08 ID:g7TOonES
>>442
1さん
「暖流」は吉村公三郎版も増村保造版もビデオで持っています。
「暖流」は基本的には恋愛ものですが、放漫経営の病院を建て直すため佐分利信が
鞄ひとつ下げてやってくる話しでした。だからリストラものともいえますね。


>>443
スモーキーさん
>「連邦警察」面白そうですねー。ビデオ探してみようかな。

私は中古ビデオやで買った「連邦警察」のソフトを持っています。
「連邦警察」はFBIの研修で講師となったジェームス・スチュアートが、過去を回想し
ながら講義をする話しで、FBIにとってエポックな事件をアンソロジー風に見せていく
話しです。
デリンジャーも機関銃ケリーもプリティーボーイ・フロイドもマーバーカーも登場します。
また、特撮ヲタクの私にとってうれしいのはニック・アダムスが出てくることです。円谷
特撮怪獣ものの傑作「フランケンシュタイン対地底怪獣」のボーエン博士役をニック・ア
ダムスがやっています。『世界拳銃映画大図鑑』で“かすかなハリウッドの香りを漂わす
チープアクター”とコケにされていますが、例えば『コンバットクロニクル』などを読む
とニック・アダムスはたいへん素晴らしい俳優だったと褒めてあります。


>今(全洋画ON LINE)で調べたら監督はマーヴィン・ルロイでしたよ。

そうそうマーヴィン・ルロイ、マーヴィン・ルロイ!
って誰?


ところで、ジュネス企画から出ているジェームス・キャグニーの「Gメン」というソフト
を持っていますが、冒頭に明らかにのちに撮り足しされた映像が入っています。
「連邦警察」のように警察官の研修でこれから昔つくられた「Gメン」という映画を
見るよという構成になっています。
あれって一体なに?
447スモーキー:01/11/29 00:47 ID:XsF7y9q7
>>446 ホリイさん
>そうそうマーヴィン・ルロイ、マーヴィン・ルロイ!
 って誰?
参りました。レスでダブルテイクとは芸が細かいw
(マジの質問じゃないんですよね?)

>「連邦警察」
俺てっきり、Jスチュワートがパーピスを演じているのかと
思ってましたよ。
そしたら、悲惨な結末ですもんね。
あ〜、Jスチュアートが最後あーなるのか、鬱だな、
とか考えてました。これで安心して眠れます。
448紀子:01/11/29 00:54 ID:fYWZykMB
吉村版「暖流」は、現在見られるものは、ヴェネチア映画祭出品用の短縮版。
国内上映が終わってから、当時、助監督だった中村登がカットしたのよ。
たぶんあと40分は長いと思う。
449名無シネマさん:01/11/29 00:58 ID:Emj7jfN4
コニー・スティーヴンスが見られるビデオで
苦労しなくてもみつかって、レンタル屋にもありそうなの
どなたか教えてください。
動いたり、しゃべったりしてるの、見たこと無いので ^_^;
450メイヤー:01/11/29 01:39 ID:R8yErIvv
>>449
最近ロバート・アルドリッチ監督の「傷だらけの挽歌」(1971)がDVDされています。
もっとも、全盛期を過ぎた時期での助演作ですが…
451名無シネマさん:01/11/29 02:17 ID:rkU6w6fO
>戦前邦画の中の外国人俳優の名前
私は戦前映画はよく観るのですが、トーキー作品では、「隣の八重ちゃん」以外には
外国人俳優の名前が出てくる映画はちょっと思い当たらないです。
「隣の八重ちゃん」は、
映画のなかで八重ちゃんにアメリカの歌を歌わせたり、(題名がわからないのですが)
大日方伝に「会議は踊る」の「人生に一度だけ」を口ずさませたり、
挙げ句の果てには映画の中で米アニメ映画(ベティちゃんだったかな)を上映させるという、
当時の映画の中でもちょっと例外的な作品ではなかったでしょうか。
小津作品にしても、戦前のトーキー作品の範囲では
特に出てこないように思うのですが・・・。
(映画の中で外国映画のポスターがやたら貼ってあるのは有名ですね、笑)
もちろん、外来語は、成瀬にせよ清水宏にせよよく出てきます。
「あたしあんなタイプ嫌いだなあ」とか「インスピレーション」とか
「情緒的イリュージョン」とか。
452ホリヰ:01/11/29 08:57 ID:T63+zQ3s
>>447
スモーキーさん

マーヴィン・ルロイって人マジでよく知りません。
ほかにどういうものを撮っているのかとか…。

ところでダブルテイクってなんですか?
2ちゃん用語?
実は1さんとおなじ2ちゃん私も初心者だったりして…。
453スモーキー:01/11/29 12:53 ID:sX9zsIbd
あ、マジレスでしたか。
えーと、ルロイは俺もそんなに観てないんですが
「哀愁」「若草物語」のようなホロリとくるような作品が
印象に残ってますね。
一番好きなのは「ミスタァ・ロバーツ」なんだけど
これJフォードがかなりの部分撮ってたと思うので、
代表作と言ってはいかんのでしょうね。
俺は観てないですが「心の旅路」「犯罪王リコ」なんかも撮ってますね。

>ダブルテイク
これもあまり詳しくないですが、コメディルーティンの一種ですね。
「お前の彼女、○○と結婚するらしーぞ」
「ほーそれはめでたい。で、日取りは...。ってマジかよ!!」
みたいな。
言葉でなくてリアクションで表現することも多いですね。
判りやすい例だと「トムとジェリー」で
トムの爪先に重たい鉄の塊が落ちる(トム何食わぬ顔)
しばらく間をおいて何気に足もとを見る。
で、「ギャオ オウ ホウ!」とのたうち回る。
こんなんで判りますかね?
454スモーキー:01/11/29 13:39 ID:x4d6AH1Q
上のレスは>>452ホリイさん宛てでした。
このダブルテイクは扉を使うパターンが多い気がします。
扉を閉めてホッと一息 → 扉の向こうの光景に顔面蒼白。
455ホリヰ:01/11/29 14:45 ID:T63+zQ3s
>>453 >>454
スモーキーさん
マーヴィン・ルロイは、「犯罪王リコ」とか撮ってるんですか。
「犯罪王リコ」はビデオソフト持っているのに気がつかなかった。監督とかあまりチェッ
クしない方なので…。
実は私は元々が怪獣映画ファンなので、そっちの方は監督から制作年とか出演者からきっ
ちり憶えているのですが、一般映画は割といい加減に見ているのかも知れません。ただ、
邦画は出演者も怪獣ものとダブるので結構チェックしていますが…。

そういえば子どものとき、怪獣の出てこない映画ではじめて最初から最後までちゃんと見
たのは石立鉄男主演の「殺人者」という映画でした。
洋画では「幸福物語」が最初かな。フランス映画なのかフランスを舞台にした映画なのか
わかりませんが、ナレーションを三遊亭円楽がやっていたのと、雪のなか教会にバスで乗
り付けるシーンが良くできたミニチュアワークだったことしか憶えていません。
両方ともその後、見る機会もないし題名も聞きません。
現実に存在するのかな?擬似記憶だったりして…。

ダブルテイクについての解説ありがとうございました。なんとなくわかります。
要するに“我に返る”というか“突然自分の状況に気づく”という感じですかね?
扉を使うパターンを頭に描いたらモデルでボブ・ホープが出て来ました。
扉の向こうの光景に目をむいてびっくり顔。

“コメディルーティン”というのですか、ダブルテイク以外にも名前のついたものがいろ
いろあるんでしょうね。
ハリウッドではギャグのパターンを分析して、脚本を書くとき「ここにダブルテイクをい
れるといい」「いやそれはセオリーに反する」とかいって内容を練っているって感じがしま
すね。
456スモーキー:01/11/29 19:20 ID:HASHX/TA
>>455 ホリイさん
邦画の怪獣は「ゴジラ」「ラドン」等のメジャーなやつしか
観てないのであまり詳しくないんですよ。
子供の頃TVで一度観たきりですが、「ガッパ」の主題歌と、
旅館?で宴会してるっぽいオヤジの頭上に天井を突き破って
ガッパの足が出現する場面が、やたら強烈で覚えてます。
あと洋物ですがレイ・ハリーハウゼンのモンスターは
かなり好きです。(と言っても観てないのも数本ありますが)
イーマ、サイクロプス、カーリー、骸骨戦士、等々。
それと「ウルトラQ」も好きで全話持ってます。
あ、これは前に書きましたね。

コメディルーティンに関しては、たまたまダブルテイクを
何かで読んで知ったんですが他はよく知らないんです。
前に紀子さんが挙げてあった「繰り返しギャグ」も
この一種なんでしょうね。
あと、具体的にどうゆうのがあるんだろ?
457ホリヰ:01/11/29 20:16 ID:T63+zQ3s
>>456
スモーキーさん
「大巨獣ガッパ」の宴会のシーンは熱海上陸のシーンですね。
この熱海の破壊シーンはビルディングはミニチュアっぽいんですが、
倒壊のしかたが妙にリアルでした。

レイ・ハリーハウゼン!人形アニメっていいですね。
でも昨今のCGアニメは如何に本物みたいでも私としては萎えます。

ぬいぐるみのモンスターは馬鹿にされますが私は大好きです。
たしか長谷川伸が芝居で仁木弾正の大ねずみや和藤内のトラのぬいぐるみに
軽業師が入る場合と役者が入る場合を比較して、軽業師は動きはいいが、
やはり役者がなかで“演技”する方が感じがでると書いていました。
「フランケンシュタイン対地底怪獣」の地底怪獣バラゴンは
ぬいぐるみ役者中島春雄の会心の演技と思います。


コメディルーティンについてもっと知りたいですね。
アメリカにはギャグを考える専門家がいるそうですが…。
458紀子:01/11/29 23:25 ID:Kh3SZOwI
もうしょうがない人たちばかりね。「仮面の米国」の話題が出てるのに、マーヴィン・
ルロイって誰?なんて・・・。パソコン使ってるんなら、それぐらい検索してよね。

ダブル・テイクっていうのは、アステア&ロジャース映画やルビッチ映画の脇役で
有名なエドワード・エヴァレット・ホートンが得意にしていたギャグよ。説明は
スモーキーさんのであってるわ。日本では有島一郎が得意にしてたわね。ただ有島一郎
の場合は、これに組み合わせでタバコのギャグを使うの。
「お前の彼女、○○と結婚するらしーぞ」
「ほーそれはめでたい」(ここでタバコを逆さに口にくわえる)
「で、日取りは...。ってマジかよ!!」(タバコに火をつけようとしてアッチチチとやる)

戦前の日本映画における外国人俳優の名前、「隣の八重ちゃん」以外にもあるわよ。ものすごく
たくさん。記憶はあいまいだけど成瀬の「妻よ薔薇のやうに」にもあったんじゃない?
山本嘉次郎のエノケンものにもあったと思うわ。松竹蒲田の俳優、小倉繁なんてチャップリンそっくり
で売り出したんだし、クーパーはクーパーでもゲーリーじゃないクーパー、つまりジャッキー・クーパー
なんてセリフに出てきた覚えがあるわ。

おまけ。
「突貫小僧」は日本ビクターからセルのみ。ただしもう絶版。
459紀子:01/11/29 23:36 ID:Kh3SZOwI
戦前の小津映画において外国映画が上映される作品を挙げるわ。
「東京の女」→「百万円貰ったら」(ルビッチの演出部分)
「一人息子」→「未完成交響楽」

ねえねえ、「淑女は何を忘れたか」にもセリフでなかったかしら。渋谷実の作品でも
あったような・・・。
460エルンスト・シュワルツ:01/11/29 23:52 ID:Kh3SZOwI
「飾窓の女」の話題が出たからには「スカーレット・ストリート」なんかはどう?
461ホリヰ:01/11/30 00:00 ID:yqLdnpgC
>>458
おっとっと、紀子さんにおこらりちゃいました。
ホントだ!>>344で1さんが“「仮面の米国」(マーヴィン・ルロイ)”って書いている。
1さん今日仕事に出ていたら トホホにくれていたろうなぁ…。
462名無シネマさん:01/11/30 00:17 ID:yNJG+2x0
>もうしょうがない人たちばかりね。「仮面の米国」の話題が出てるのに、マーヴィン・
>ルロイって誰?なんて・・・。パソコン使ってるんなら、それぐらい検索してよね。

はあ・・・恐れ入ったとしか言いようがないな。
463周吉:01/11/30 00:20 ID:XkFCmDWj
いつも娘が生意気言って申し訳ありません。知識ばかりでなく映画そのものを
よく見るように常々注意しておるんですが、これも親の不徳でございます。
たとえば、「飾窓の女」ですね。ネタバレしないように注意深く書きますが、
エドワード・G・ロビンソンがガウン姿で××して椅子に座りますね。そのまま
カメラはロビンソンに近づき、次にカメラが引くと、ロビンソンの椅子の背景が変わって
おり、ロビンソンもガウンから背広に変わっているのですね。
ふつうならカットを割るか、ディゾルブでつなげるところでしょう。
しかしワンカットでこれを処理してるわけです。どうやったんでしょう?
何度ビデオを見直しても分かりません。すごい演出です。
カメラがロビンソンに寄ったわずかな隙に背景と衣裳を替えたのです。
このようにちゃんと画面を見ろ!と娘にはいつも注意してるんですが、
すぐに知識ばかりをひけびらからして・・・。だからまだ結婚もできず、
もうやって父と娘で鎌倉の家で暮しているありさまです。
みなさん、申し訳ないです。
464紀子:01/11/30 00:34 ID:ORIkWDu1
もう余計なお世話よ。
>>461
「スカーレット・ストリート」って「飾窓の女」の姉妹篇ね。
ほんとは「スカーレット・ストリート」はルノワールの「牝犬」のリメイクなのね。
でも、「牝犬」が悲喜劇という感じの映画だったのに、「スカーレット・ストリート」は
いかにもラングらしい陰惨なフィルムノワールだったわね。
この映画が「飾窓の女」の姉妹篇だというのは、実直な銀行員を演じているのがエドワード・
G・ロビンソン、彼を騙す悪女にジョーン・ベネット、彼女のヒモにダン・デュリエがそれぞれ
扮しているからね。このプロットと配役、「飾窓の女」と同じよね。
465周吉:01/11/30 00:43 ID:hEi17jiB
こらこら、またはねっかえり娘が!
困ったものでございます。自作自演までしております。
だからもう少し画面に注意しなさいと言っておるのです。そうでなければ
単に薀蓄です。そんなものはパソコンで調べれば分かることでございます。
「飾窓の女」の話に戻せば、エドワード・G・ロビンソンが自分のイニシャル入
りのペンを落としたので探す場面です。このシーンを注意深く見ていれば、
エドワード・G・ロビンソンの焦りを強調するために、家具の背を低く作って
あることに気がつくはずです。テーブルの高さが低いので、その下を探すロビンソン
に圧迫感が出て、焦る気持ちを見事に表現していることです。
紀子には、いつもこうやって具体的な場面の演出を見なさい、でないとあらすじを追ったり、
薀蓄を溜め込むばかりになりかねないと注意しておるのですが・・・。
困ったものです。
466會田昌江:01/11/30 04:06 ID:rZdV1xCb
紀子の双子の姉でございます。
3、4年前に「スーパースキャンダル」という邦画が公開されました。
銀幕を引退した伝説の大女優にまつわるワイドショー的な映画で、まあ出来は
さんざんでしたけど、その伝説の大女優の名前が私の名前でありました。
観客の中ですぐに分かった人が幾人もいるとは思えなかったんですけど、
最近はシネフィルの監督ほど、こういうロクでもない映画を作り、自己満足的な
映画ネタを盛り込んでいて、私、顔が赤くなります。

さて、>>465で父が勘違いをしてます。
「飾窓の女」でイニシャル入りのペンを発見するのは、ダン・デュリエですから、
父が指摘した場面は、エディ・ロビンソンがメガネを拾う場面だと思います。
父が指摘するように家具が低く作ってあるので、部屋の空間が画面に出て、その上、
人物を引き離して配置しているので、このメガネを拾う場面のやや俯瞰ぎみのショットが
生きています。
逆にダン・デュリエがエディの落とした遺留品を拾う場面は、かなりスローな演出がな
されており、スリラー映画独特の緊張を高めています。
もっともスローペースの演出が効果を発揮してる場面は、死体をアパートから出して捨て
るまでのところです。アパートの階段、出入り口、雨の中の自動車、自動車の中、再び
アパートの出入り口、部屋、出入り口、雨の中の自動車・・と、ひとつのシークエンスを
7つのシーンの反復で構成しながら、ゆったりとしたテンポで緊張を高めているのです。
父にはその点も指摘してほしかったな。

このスレ、常連さんばかりでややまったりしてきた感じがするけど、
みなさん、今後とも紀子をよろしく。なかなか難しい奴ですけど。
467紀子:01/11/30 04:12 ID:rZdV1xCb
ダン・デュリエって手塚治虫の常連キャラね。
468名無シネマさん:01/11/30 05:42 ID:Q7tqun80
最近、ここのカキコミの雰囲気が変わってきたみたい。
469ホリヰ:01/11/30 12:01 ID:yqLdnpgC
>>463 >>464 >>465 >>466 >>467
おっと曾宮父娘乱入。
しかも「飾窓の女」ひとつでこれだけ語れるとは!
「飾窓の女」のこのシーン、帰ったら確かめてみよう。
ってビデオソフト知り合いに貸したっきりだった。

それにしても紀子さん、いつも思いますがすごい知識ですね。
“ベインブリッジ夫人”のように“驚嘆すべき”お方ですな。

ところで、エドワード・G・ロビンソンにしてもジェームス・キャグニーにしても
ギャングスターといわれる人にはちょっとした共通点がありますね。
それは、怖い顔に見えてよく見るとかわいい顔をしているということ。
ピーター・ローレも…。ギャングスターとは言い切れないけど…。
「レザボアドックス」のハーベイ・カイテルも「バグジー」で出てきたときオールバック
で渋く決めたつもりだったでしょうが、髪をペタッとなでつけた所為で頭蓋骨のまん丸な
かたちが露呈してしまい、小さな点々お目々と丸まっちいお鼻とあいまって、チャーリー・
ブラウンにそっくりなことがばれてしまってます。
470ご苦労様:01/11/30 12:41 ID:qLsfw/lo
>>468
禿同。元々は、1さんが立てたスレなんだし、大体の人は自分の観た映画を楽しく
語ったり、1さんに質問したりしたいだけだと思うョ。まっどっちでもいいけど。
疲れるね。
471 :01/11/30 13:00 ID:zjt02Hrn
>>1
「市民ケーン」ってどんな映画?
おすすめ?「スカーフェイス」みたいなの?
アメリカニューズウィークのベスト1らしいけど、
見所を紹介してくれればこれ幸い。
472名無シネマさん:01/11/30 14:21 ID:3FxDXENd
1さんは今日はお休みです。明日のお越しをお待ちしております。
473名無シネマさん:01/11/30 14:41 ID:DqEEoBhh
まあ1以外が立てたスレってのは、ないわな
474シネマ三四郎:01/11/30 14:57 ID:iI84FmlP
>>471
1さんがお休みなので、僭越ではありますが代わりにお答えいたします。

「市民ケーン」は、世界の映画史上に残る名画の中の名画です。
オールタイム・ベストテンなどの選出で、必ず上位にランクされる作品です。
「スカーフェイス」のようなギャング映画ではないし、アクション・シーンもありませんが、
その見事なストーリー構成と、大胆なカメラワークは伝説となっています。

製作・脚本・監督・主演のオーソン・ウエルズはこの時なんとまだ26歳。
スピルバーグもびっくりの早熟の天才ですね。
決して難しい映画ではありません。新聞王ケーンが臨終のときに残した謎の言葉の真の意味を
知るために、ニュース映画社の記者が、生前のケーンの知人・友人を訊ねてまわる、という
筋書きです。なぞとき映画としても、十分楽しめると私は思います。

この映画は実在の人物(アメリカのメディア王、ハースト)をモデルにしていたので、
ハースト側の怒りを買い、圧力も受けたため、興行的にも失敗したと聞いています。
日本でも確かだいぶん遅れて公開されたはずです。

長くなりましたが、映画ファンならやはり見ておいて損のない傑作だと私は思います。
見て感動されたならば、やはりオーソン・ウエルズが主演の「第三の男」もぜひ見て下さい。
ちなみに、アル・パチーノが主演したブライアン・デパルマ監督の「スカーフェイス」は、
'32年製作の「暗黒街の顔役」のリメークです。これも名画です。
475名無シネマさん:01/11/30 20:24 ID:9Ajrwsei
愛川欽也監督「さよならモロッコ」
四方田犬彦氏が絶賛していたのだが
機会があればぜひみてみたいのだが。

だれかみた人いませんかあ?
感想聞かせてください。
476シネマ三四郎:01/11/30 21:07 ID:iI84FmlP
>>475
「さよならモロッコ」、私も確かに見たのですが、申し訳ないことに内容はほとんど
記憶にありません。愛川欣也さんがたいへんな映画好きであることはよく分かったのですが、
この映画、当時の批評では「タレントのお遊び映画」などと酷評ばかりでした。
でも、どんな映画だって人の受け取り方は違うものだし、いいところは必ずあると私は思います。

実はこの映画館でこの映画を見た時、私の後の席の男性が「カネ返せ!」と叫んで、
スクリーンに物を投げつけ、警備員に取り押さえられる。という事件があったのです。
私には、その一件のインパクトが強すぎて、肝心の映画の印象が希薄になったのかもしれません。

四方田氏が、映画のどういう箇所を絶賛されているのかをお教えいただければ、
あるいは記憶がよみがえるのかもしれませんが。
どうも、お役に立てずにすみません。
477475:01/11/30 21:39 ID:9Ajrwsei
>>476
四方田氏の最近の著作「モロッコ流たく」のなかの一説を引用してみます。

「さよならモロッコ」というフィルムを観たのは、「カサブランカ」から
大分経ったころで、一九七四年くらいのことであったような気がする。
わたしは初めて、日本人の眼に映ったモロッコというものを、この作品で知った。
ー中略ー荒唐無稽なラヴコメディーといってしまえばそれまでである。
しかしわたしはここに描かれている監督の、無償ともいえるモロッコへの
愛着に感動を覚えた。わたしは愛川欽也が即興的にカメラに収めた砂漠や
市場の騒然とした雰囲気にも惹かれたが、それ以上に彼の喜劇役者としての
演技に印象づけられた。「カサブランカ」がいかにも高みから見下ろした
ようにありえないモロッコをアメリカ人向きにつくりだしているとすれば
「さよならモロッコ」は現実のモロッコに正面からぶつかり、身振り手振り
思いつく限りの方法でこの国への愛情を告白しているのである。

と、こんな感じです。
478シネマ三四郎:01/11/30 22:04 ID:iI84FmlP
>>477
分かりました。ありがとうございました。おかげで私も「さよならモロッコ」の、
断片的ではありますが、記憶がよみがえってきました。

四方田氏の文を読ませていただき、そういう視点であれば私も同じような感想を抱いた
ことを思い出しました。
たしかに(失礼ではありますが)、お世辞にも素晴らしいとは言えない稚拙な印象を
与える映画ですが、見方を変えれば四方田氏の言われる通りではないかと私も思います。

スクリーンに物を投げつけた男性は、一般の商業映画の面白さを期待して
見に来られた方だったのでしょう。

愛川さんが司会するテレビ番組「11pm」に、この映画の外国人女優さんが出演し、
主題歌を唄い、その歌を本当にうれしそうに聴いている愛川さんの顔も一緒に思い出しました。
479471:01/12/01 01:57 ID:ucc8wBPS
>>474
三四郎さんありがとう。評判が良けりゃぜひ観たい!。
「第三の男」もと・・・・メモメモ
成り上がりのサクセスストーリーと小耳に挟んだので「スカーフェイス」ぽいかなぁと思っちゃった。なはは。
最後に階段をトントン駆け上がってバルコニーで敵の銃弾を受けズドーンって落ちるさまは
マフィアの大親分へと駆け足で出世していき頂上に着いたら麻薬で一気に落ちていったアルパチーノの生き様とダブって見えたよ。
めちゃくちゃ面白かった。
480シネマ三四郎:01/12/01 11:18 ID:EN7ZoTpg
>>479 471さんへ。

「市民ケーン」の見どころについて、もうひとつ付け加えさせていただきます。
この映画は、当時まだ実験段階であった“パン・フォーカス”という撮影技法を
映像の中で完全に確立させた映画としても知られています。
ご存知かもしれませんが、“パン・フォーカス”というのは前景から遠景まですべてにピントが
合っている状態の映像を指す用語です。

ただし、“パン・フォーカス”を最初にとり入れた映画として「市民ケーン」を評価する点については、
異論もあり、タイトルは忘れたのですが、日本の名匠・溝口健二監督も同様の技法を使った映画を
「市民ケーン」以前に製作しており、ウェルズ作品のことを聞いて、冗談だとは思いますが、
「アメリカで、俺のマネをした奴がいる。」と言っていたそうです。

「第三の男」の方が、「スカーフェイス」のイメージと似たところがあるかもしれませんね。
4811:01/12/01 13:20 ID:8DEX1mTv
>443 スモーキーさん
えらい亀レスすみません。「おっさん、頼りにしてまっせ」でしたか、観たとこ
やのに・・・「冒険者たち」残念でしたね、何回観てもいい映画はいいですね。

>446 ホリヰさん
「暖流」そう言えば、リストラ物ですかね、でも俺が観たフィルムは酷かった
ですね、ホリヰさんのはいい状態なんですかね、観てみないと解らないですね。

マーヴィン・ルロイは「仮面の米国」「犯罪王リコ」の犯罪物や
「哀愁」「心の旅路」などのメロドラマ、J・アリスン、J・リー、Eテーラー版
「若草物語」などのホームドラマの作品もあります。

>448 紀子さん
俺にみた「暖流」はカット版だったんですね。水曜日によく行くビデオさんで
「連邦警察」「模倣の人生」「とんかつ一代」「チャンプ」捜しましたが、全て
ありませんでした。でも「彼女は二挺拳銃」が見つかりました、ついでに最近
話題になった「グレンミラー物語」「愛情物語」「フィラデルフィア物語」
「海の若大将」「悪名無敵」を借りてきました。

>449さん
コニー・スティーヴンスはよく知らないのですが、「底ぬけ楽じゃない」???
「底ねけ楽しい??」何かこんな題のジェリー・ルイスの「底ぬけシリーズ」に
出ていたと思いますが??、ちょっと自信ないのですが、違ったらごめんなさい。

>453 スモーキーさん
亀レスかぶり、ごめんなさい。そういえば「ミスターロバーツ」もそうでしたね。
題名出てきただけで、思い出します、良かったですね「ミスター・ロバーツ」、
まぁジャック・レモンはもう一つといった感じでしたが、J・キャグニーは脇に
徹してましたが、よかったですね、それより増してH・フォンダが最高でした。

>460 エルンスト・シュワルツさん
「スカーレット・ストリート」観たいのに、観れない映画なんですよ、これと
「扉の蔭の秘密」「マンハント」「クラッシュ・バイ・ナイト」「条理ある疑い
の彼方に」が、F・ラング観れない映画なんですよ。何か言い方法があれば、教え
て下さいよ・・・・・・・・

>463 周吉様
凄い娘さんですね、でも半端じゃないですね、びっくりですよ。
でも、ある意味でのご苦労お察しします。
お父様も凄いですね、そんな事あんな事、何にも気が付きませんでした。

>466 曾田昌江様
ひぇ〜〜〜〜お姉様まで登場、凄い映画御一家ですね、ただただびっくりであり
ます、凄い妹さんをお持ちで、でもお姉様も負けず劣らずですよ、
色々教えて下さい。

>471さん
「市民ケーン」の良さは、俺には全然解らんかったです。俺にとっては非常に
難しい映画で・・・お薦めと聞かれれば観るべきですね、471さんだったら、
凄く面白いと思うか解らないし、人それぞれの映画と思うのですよ。
「スカーフェイス」とは全然違います、「スカー・・・」は「暗黒街の顔役」の
リメイクです。

>474 シネマ三四郎さん
「市民ケーン」ありがとうございます。
4821:01/12/01 16:57 ID:WIfrMzxI
>116さん
念願だったヴィットリオ・デ・シーカ監督「ウンベルトD」観てきました。
「イタリア映画大回顧」のリンク等、その節は誠に有難うございました。
未見ならいけないので、詳細は避けますが、「自転車泥棒」のラストに見る一条
の光も無く、辛い辛い、非常に辛い映画でした。
「明日は来らず」(レオ・マッケリー)と同様の老人問題でありますが、もっと切実な
問題が、自分の死を悲しむ物のいない、寂しさや悲しさは、明日の糧を得る事と
同様に筆舌に尽くしがたい、辛く孤独なものなのでしょうね。

生まれて初めて「フィルムセンター」の様な場所で映画を観ました。開演15分
位前に着いたのですが、9割がた埋まっていました。ご高齢の男性、女性も多く
独特の雰囲気で、軽い調子の俺などは、観る前から緊張しました、
映画を観に来て緊張したのは、初めてです。

この2日間はよく映画を観ました。
「悪名無敵」(田中徳三)は初めて観る「悪名」でした。八千草薫が娼婦役で出て
おりびっくりしました。田宮二郎の登場場面が少なく、もの足りなかったですね。
「海の若大将」は水泳部の巻でした。水泳部のコーチに佐原健二、大学の女友達
には藤山陽子、それに藤原釜足その娘に沢井桂子の配役でしたが、そういえば
藤山陽子は社長令嬢のような役で出演もあったように思うのですが・・・・
青大将の親父は上原 謙ではなく、「秋刀魚の味」で笠 智衆、中村伸郎の同級生
だった、名前を知らない松竹専属のような人でした。

「グレンミラー物語」は久しぶりでしたが、相変わらずJ・スチュワートはいい
ですね、こういう役は、J・アリスンもよく見ればチャーミングで、以前に性的
魅力を感じないと言ったのですが、今回は充分に感じてしまいました。

「フィラデルフィア物語」もほんとうに久しぶりですが、この映画のJ・スチュワ
ートはもう一つと思いましたね、恋人役の女優さんは名前知らないのですが、
いいじゃないですか、他にどのような映画に出演か誰かご存知ないですか???
K・グラント、K・ヘップバーンなので、どうしても内容的にも「素晴らしき休日」
とダブり、全体としたら俺は、改めて観て「素晴らしき休日」の方が好きですね。

「彼女は二挺拳銃」は出演を見ると、知っているのはアン・バクスターと
ウォルター・ブレナン、M・モンローくらいでしたが、A・バクスターを観てびっくり
しました。あんまり不細工なので、あんまりブタになっていたので、あんまり
スタイルが悪いので、「イヴの総て」の時は綺麗やったのに・・・・・・
映画も、俺はもう一つ面白くなかったです、ギャクもオモロなかったです。
4831:01/12/01 17:34 ID:fCUi984U
「愛情物語」は時間がなくなって途中なんですが、俺自身がタイロン・パワーが
好きじゃないからか、どうもニヤケすぎで好きになれないです、田舎から出てき
て職につくまでの演技がバタバタして・・・・・・ファンの方ごめんなさい。
でもピアノのシーンは凄かったですね、あの指の動きは、びっくり仰天の助です。
でもこれもJ・スチュワートが演っていたら、と思ってしまうのです。
K・ノヴァクは「媚薬」「めまい」の髪型の方がよく似合っていると思いました。
俺が旦那や恋人なら、「媚薬」「めまい」の髪型にしてもらうところですが・・・
相変わらず、妖艶ですね、あんまり、ええとこの令嬢には見えんかったけど・・・
484116:01/12/01 18:02 ID:xCjS+sDm
>1さん
連休を取られていることとと”イタリア映画大回顧”の日程を併せて
考えるとひょっとしてと思っていたのですが、東京にいらしていたの
ですね。フィルム・センターは住んでいるところから近いので、実は
今日も上映された作品を観て帰ってきたところです。これまた実は
なのですが、「ウンベルトD」は1さんが観たのと同じく、金曜に
観てきました。いやあ、切ない話でしたね。ラスト近くで涙出て
きましたわ。犬の名演技もさることながら、それよりもまず監督の
犬の扱い方がうまいですね。
フィルム・センターはおっしゃるようにご高齢の方が多いですね。
ご高齢な方々が懐かしげに楽しく古い作品を観ている姿を見ると
微笑ましく感じてしまいます。僭越な言い方ですが。あそこで
映画観るの楽しいです。
485116:01/12/01 18:20 ID:xCjS+sDm
>1さん
「フィラデルフィア物語」でJ・スチュワートの相棒を演じていた
女優さんはルース・ハッセイという名前だそうです。この作品では
結構印象的でしたね。彼女は”影なき男シリーズ”第3弾
「第三の影」とか、「北西への道」(キング・ヴィダー監督、
スペンサー・トレイシーほか)に出演しています。「第三の影」
は観たことあるんですが、僕はそこでの彼女よく覚えていません。
486116:01/12/01 18:29 ID:xCjS+sDm
>>449 さん
コニー・スティーヴンスが若い頃出演している作品をビデオ店で見つけるのはかなり
難しいと思いますが、トロイ・ドナヒューと共演した「パームスプリングスの
週末」は繰返し地上波でテレビ放映されているように記憶しています。
一応、ご参考まで。(亀レス、すみません)
4871:01/12/01 19:49 ID:5ECaq+qd
>484 116さん
ひぇ〜〜、116さんもいらしたんですか、面白いですね、これが2ちゃんねる
の醍醐味ですね、クルーゾさんは他の映画に日程でしたし、116さんはもしや
と思って、ロビーできょろきょろしてると、若い青年が皆な116さんに見えて
くるのですよ・・・・・そしたら自分の想像していた116さん的な青年がいた
のですよ、確信に近い人が格好も憶えているんですが・・・それは言いますまい
・・・・・・・それと若いお嬢さんを見る度に、紀子さんに見えましたね。
俺もラスト近くで不覚にも、涙がでそうだったので、一人で欠伸するふりやらで、
誰も気にしてないのに・・・よく考えると、俺泣きみそでした。
「フィルムセンター」の雰囲気はいいですね、俺も何か偉くなったような気分に
なりましたよ、でも喋ると駄目ですね、軽薄丸出しで。

「フィラデルフィア物語」の女優さんはルース・ハッセイ言うんですか、聞いた事
なかったです。凄くいい感じの女優さんでした、名前だけなら、男性か女性か
解らないですね。
「北西への道」は家にあるんですよ、未見なので観てみます。でもビデオの或る
場所を先ず捜すのが、狭い家なのに大変で、もうぐちゃぐちゃで・・・・・・
488シネマ三四郎:01/12/01 21:05 ID:EN7ZoTpg
>>482>>484
1さん、116さんへ。
「ウンベルトD」、老人が手を出すシーン。あわれですよね。
陳腐ではありますが、“切なく、哀しい映画”という表現がこれほどぴったりする
名画ってそうないと私は思います。

それにしても、お二人とも精力的に映画を見続けておられますよね。
私など、時間はどうにかして作ればできるとは思うんですが、どうもかつての、
「なにがなんでも見てやるぞ!」という情熱がなくなってしまいました。

ビデオは、確かに便利でありがたいものですが、かえって「いつでも見れる」という
怠惰な姿勢をつくってしまったような気がしてなりません。
なんとかお二人のエネルギーをいただきたい、と勝手に思うのですが。

すみません。個人的な愚痴を書き込んでしまいました
489スモーキー:01/12/02 06:26 ID:7hQTCV20
ここで皆さんから教えて頂いた映画を借りるべく、昨日
ツタヤまで遠出したら、コーナー縮小しており目当ての旧作は
一本も見つからず。近所のビデオ屋はカスばかりだし。
もーこーなるとBSだけが頼みの綱です。鬱だ。

>>457 ホリイさん
モデルアニメもヌイグルミもそれぞれ違った良さがある訳で
俺もホリイさんと同じくどっちも好きですよ。
いい年こいて部屋の中はギャオスやらガラモンやら、
一連のハリーハウゼン物やらの怪獣さんが所狭しと並んでますw

>>485 紀子さん
ダブルテイクの解説ありがとうございます。
いわれてみれば有島一郎のタバコ場面、若大将で観たような。
やたらイライラしている芝居が、面白かったという記憶が有ります。

>>485 1さん
休みに東京まで出向いて映画ですか。
ずぼらな俺にはとてもそんなパワーないです。
俺も1さんの爪のアカでも飲んで少しは見習わねば。

さて「ミスタァ・ロバーツ」ですが、俺の場合1さんとは逆で、
Jレモンがすごく良い味出してたと思うんですよ。
Hフォンダに関しては舞台で1300回も同じ役こなしてるので、
1さん仰せのとおり、正に堂に入ってると思います。
勿論Jキャグニー、Wパウエル、皆良いんですが、それでも
俺が一番印象に残ってるのはパルヴァー役のレモンですね。
絶えず艦長に脅えている小心者という設定の
コメディリリーフぶりも旨いと思うんですが、
ただの小心者のコメディリリーフで終わらず、
最後の最後に一念発起するでしょ。
ーーーバレーーーー
ロバーツの訃報を知ってからの、あの活躍ぶりですね。
艦長が大事にしてるアレをアレしてw、どどーん艦長に
凄い剣幕でタンカ切る、「何で皆に映画観せてやんないの?」て。
今は亡きロバーツの孤高の遺志を受け継ぐ訳ですね。
ーーーバレ終了ーーー
あのパルヴァー少尉に男惚れしてJレモンの名前を
覚えたような気がします。
490スモーキー:01/12/02 06:54 ID:7hQTCV20
いかん、ボケてきとる。
上のレス、紀子さんが>>458で、1さんが>>481でした。
4911:01/12/02 13:00 ID:5ImUDTtP
>488 シネマ三四郎さん
「ウンベルトD」の老人が手を出し、瞬間に手の平を反す、その時の精神状態を
思うと、辛くあわれですね、同じく犬が帽子を咥えて物乞いするのを、柱の蔭
から窺うのも、辛くあわれでした。

俺も今年の9月末に2チャンネルの「映画スレッド」知るまでの2〜3年間は、
全くと言っていい程映画観なかったですね、でもここで映画の話をするように
なって、自分ではめちゃめちゃ楽しいし嬉しいし、以前には映画の話をする
機会など全然無かったし、それだけに以前なら憶えていた事が思い出せない事や、
段々に記憶が薄れていくのが寂しいし、会話に入っていけないもどかしさもある
しで、未見の映画は勿論、以前に観た映画を再度観直してる次第です。
以前は友人や仕事先、周りの人に精力的に古い映画を薦めていましたが、
その情熱も薄れてかけているところでしたが、今一度古い映画を押し付けがまし
くならない程度に薦める情熱が、最近になって又メラメラと湧いてきているとこ
ろです。

数知れないくらいある名作や、いい映画を、今だに1本も観ていない人がいる事
を思えば、何としても少しの興味でも抱くように、いい方法がないかと考えて
いるのです、お節介かとも思うのですが・・・・・

>489 スモーキーさん
俺も水曜日に行ったビデオ屋さんで、4本捜して1本も無かったです。以前なら
そのビデオ屋さんには殆どの古い映画揃っていたのですが、さすがに商売になり
ますと、回転の悪い「名作物」は段々と隅に追いやられ、数も減らされる傾向に
あるようですね。

民放のゴールデンタイムにする「洋画劇場」に「ローマの休日」ではなく、
「アパートの鍵貸します」か「素晴らしき哉、人生!」あたりの万人に受ける
映画を放映してもらうと、「古い映画も面白いじゃん」てな具合になると思う人
があると、思うのですが、「ローマの休日」では、どうしてもA・ヘップバーンの
印象だけが強烈い残り、「ローマの休日」の題とA・ヘップバーン以外は殆ど残らず
G・ペックはほんの僅か、E・アルバート、ましてやW・ワイラーに興味を持つ人は
皆無に近いと思います。
「アパート・・」「素晴らしき・・」においては「古い映画」というのが印象に
残ると思うのですが・・・・視聴率の事を考えるとやはり無理があるんですね。

東京まで出向いたのは、パワーと言うより、一種のストレス解消ですね。

「ミスターロバーツ」のジャック・レモンは自分の観た感じでは、
主演のH・フォンダや大先輩のJ・キャグニーに遠慮してかどうか、やりすぎと
いうか迫力のある軽妙さが蔭を潜めていたように思ったのです、主役を食う
くらいの迫力ある軽妙さが、欲しかったです。
492孫 梧空:01/12/02 13:46 ID:Nfb2JHRM
>319 ホリヰさん
「カートライト兄弟」は最初の邦題、後に「ボナンザ」になりました。
大変遅くなってカンニンして
>346
「ワンス・アポン・アタイム・イン・アメリカ」はどんなもんでしょう?素人意見ですが。

>358 シネマ三四郎さん
そうでしたそうでした「ウルトラQ」でしたすんません。
「怪奇大作戦」が「トワイライトゾーン」の真似のような方でしたね。
“岸田 森”出てました出てました。
あははははっ! 「キャプテンウルトラ」なっかしいなぁ。リーダーの人ちょっと
前まで時代劇のテレビ番組の悪役でよく出てましたよね。

>359 クルーゾー警部さん
ハイ、藤田まことです。遅くなってすみませんでした。読んではいたのですが、書く
のを忘れてました。
「財津一郎」「歌子・啓祐(字おうてますか?)」「ルーキー新一」なんかも出て
ました。
クルーゾー警部さん、結構若かったんですね。私と同じ世代位かと思ってました。
493孫 梧空:01/12/02 13:49 ID:Nfb2JHRM
>363 ガル首さんに一票だブー!
4941:01/12/02 15:22 ID:c64etVWr
>492 孫悟空さん
「ボナンザ」は面白かった、親父はなんとかグリーン言う名前でしたかね??
それと男三人兄弟でしたか、一番上が優男で、真中はお人よしでよく太った、
何かそんな感じでしたか?

「鳳 啓助・京 唄子」だったと思うけど・・・・
「ルーキー新一」はこの後、「吉本新喜劇」の座長になり、相手役は白羽大介だ
ったと思いますが、関西では一時凄い人気で一世を風靡しましたね、その後は
女か酒か薬か借金で死にましたね。その後も人気者、伴 大吾、谷しげるは借金
で追放、人気のあったWヤングの中田軍司も借金で投身自殺でした。

ふと悲劇的な死を遂げた俳優を思い出しました。
「先生のお気に入り」(ジョージ・シートン)でK・ゲーブルの恋敵を演じたギグ・ヤング
は新婚何日目かに新妻を射殺し自殺しましたし、
「理由なき反抗」のサル・ミネオもそう言えば、薬中毒で、刺殺されたんでしたね
「イヴの総て」「海外特派員」などのジョージ・サンダースも自殺でした。
エロール・フリンも少女とのスキャンダルで駄目になり、絶望の末に死にましたね。
495アルフレド・ガルシアの首を漏れんとこに持って来い:01/12/02 15:46 ID:oqjyEIZo
>493
孫悟空さんに一票だブー!(何の選挙ですか?)
496孫 梧空:01/12/02 16:21 ID:5PLvknUB
>369 1さん
あれって「とんま天狗」っていう題名やったんですね。
「スチャラカ社員」・「番頭ハンと丁稚ドン」“こいさん”ですね。懐かしいで
ねぇ、久し振りに聞きました。

>376 エミ薔薇さん
私も“転職組”です。 早速12月4日から韓国出張10日間の旅ですわ。

>411 1さん
「剣客商売」の秋山小兵衛は、池波正太郎が歌舞伎の“中村又五郎(やったかな?)”
をイメージして描いた物だそうです。テレビ東京系は大治郎も“加藤剛”なので
原作に近い雰囲気が出ているのだと思います。確か監修かなにかで本人が制作にも
係わっていたと思います。 でも“斎藤こずえ”の“おはる”はいいですよね。

>419 スモ−キーさん
「夫婦善哉」は水掛不動の入り口にそのままの屋号で営業しています。

>482 1さん
「自転車泥棒」ですら辛い哀しい映画なのに更に辛い映画があるのですか?
子供の私にはとても観られないです。タイプは違いますが「道」ですら私には哀し
いです。
497孫 梧空:01/12/02 16:36 ID:5PLvknUB
>495 ガルシアの首さん
 >363の「スカーフェイス」のアル・パチーノの件です。
 大変遅くてスミマセン。もう忘れていらしたんですね。
498名無シネマさん:01/12/02 16:50 ID:Hxz5KyJD
「Rain drop keep on my head」(?)
が使われている作品て何でしたっけ?
499名無シネマさん:01/12/02 16:50 ID:dtI+LD7n
「Rain drop keep on my head」(?)
が使われている作品て何でしたっけ?
500名無シネマさん:01/12/02 17:05 ID:LK1WfvNd
>>498
ネタ?Raindrops Keep Falling on My Head / B.J. Thomasなら
「明日に向かって撃て(Butch Cassidy and the Sundance Kid)」
自転車のシーンはいいよ
5011:01/12/02 17:43 ID:B4k/dS3l
>495 ガルシアの首さん
ガルちゃんに一票じゃないよ、トニー・モンタナに一票ですよね、孫悟空さん。

>孫悟空さん
「暗黒街の顔役」観れば、多分トニー・カモンテにも一票と思うんですけど・・・

「番頭ハンと丁稚ドン」の<こいさん>って誰でした?、音羽美子でしたか?
宝塚新芸座の、初音礼子とニヤケの二枚目、柴田昭彦も出演していたかと
思いますけど・・・・・

「剣客商売」テレビ東京系の小兵衛は名前は忘れましたが、小柄なお爺さんの
歌舞伎役者でしたね、三冬は新井春美でしたか?、俺は大治郎の加藤 剛は
もう一つ原作と違うなと感じてました、寡黙な雰囲気はいいのですが、もっと
体つきが大きく、いかにも逞しいようなイメージがあったので・・・・・
弥七は露口 茂でしたか?、傘徳も思い出せない・・・

「ウンベルトD」は身寄りの無い、子犬と暮らす年金生活の元公務員の物語なので
すが、年金でアパートの家賃さえ払えず、何の希望もない老人の姿が描かれて
います。また機会があればご覧下さい。
老人問題を扱った映画には代表作として日本では「東京物語」(小津安二郎)や
米では「明日は来たらず」(レオ・マッケリー)などがあり、未見なら又ご覧下さい。
「ウンベルトD」はどちらかと言うと「楢山節考」的な映画と思います。
502メイヤー:01/12/02 18:27 ID:N8QItr4N
>>501 1さん
初音礼子は宝塚の元男役スターでしょうか?
5031:01/12/02 19:26 ID:3YdtZcyj
>502 メイヤーさん
初音礼子さん、宝塚出身かどうかは知らないですが、今顔を思い出しても、
なんぼ男役といっても、宝塚という雰囲気じゃないと思うのですが・・・・
笠置シズ子+沢村貞子÷2(少し笠置シズ子が多い目)の感じですから、俺は
最初見た時からコテコテの大阪のおばはんの雰囲気で、20年くらい経っても
同じおばはんの雰囲気でした、最後に見たのはNHK朝の連ドラ「虹を織る」と
思います。
504名無シネマさん:01/12/02 21:03 ID:Xvy8o8+T
「Rain drop falli'n on my head」
て歌は何の映画に出てきたんだっけ?
ど忘れしてしまった。
505メイヤー:01/12/02 21:37 ID:OlqqO7ee
>>504
既出のようですけど「明日に向って撃て!」でしょうか?
506名無シネマさん:01/12/02 21:39 ID:dyCU4naV
>>505
あ、そうだ。
さんきゅう。
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508シネマ三四郎:01/12/03 13:15 ID:Blq3n4lx
>>501 1さんへ。
「老人問題」を扱った映画といえば、有吉佐和子原作の「恍惚の人」がありましたね。
主人公の老人役は森繁久彌でしたっけ。
それと、黒澤明監督作品「生きる」も、老人問題をテーマの一部に含んでいるような気が私はします。

さらに、洋画で「ハリーとトント」というのもありました。
もっともこの映画の主人公は大変たくましく、若々しい老人でしたが。
5091:01/12/03 14:43 ID:vbz8qfff
>508 シネマ三四郎さん
「恍惚の人」もそうでしたですね、森繁に高峰秀子、田村高廣でした。
痴呆問題は実際には凄まじいものがあります。俺は事情があって、毎週休みの日
に老人ホームに行ってるのですが、それはそれはある意味凄いですね。
「ウンベルトD」の中で、家賃も払えず、明日の糧にも困った老人が、それでも
「施設には絶対に行きたくない」と言うセリフがありますが、頷けるものが
ありますね、悲しい事ですが、これが現実だと思うのです。
年老いてからは、特に健康が第一ですね、それと今までの自分の行いが、
必ずや、老後には反映してくると思うのですよ。

「生きる」もある意味でそうかも知れませんね、老人には不治の病はつきもの
ですから・・・・・・
「ハリーとトント」は設定的には、老人が子供を訪ねる旅と「東京物語」と
似ていますが、そこには孤独感がまるでなく、全ての人が憧れる、精神も肉体も
元気なトント爺さんの姿がありますが、それはやはり日頃の精進と行いの賜物で
しょう。
510スモーキー:01/12/04 01:04 ID:FKK1GR+P
>>491 1さん
1さんも旧作探しで苦労してあんですね。
前にツタヤに行った時は「悪名」「眠狂四郎」等がシリーズで
ずらーっと並んでたんですよ。
それが今回行くとレイアウトが変わって惨憺たる状況でした。
図書館を思い付いて電話したら映像ソフトの貸出しは
してないと言うし。
(館内視聴ブースのみで「予約待ち」で観れるそうです)はぁ...。

今日タイマー録画しといた山田五十鈴の「女優」観ました。
今更かもしれませんが、これはもしや傑作なのではないでせうか?
一人の女の生き様、インサイドストーリー、バックステージ物、
五十鈴嬢の演技、あらゆる面で完成されてたように思うのですが。
彼女の映画は殆ど観てないですが「祇園の姉妹」「浪華悲歌」は
是非一度は観たいと思ってます。図書館にあればいいな。

>>469 孫 悟空さん
「夫婦善哉」の情報ありがとうございます。
実在する屋号が映画のタイトルとは!究極のプロモーションですね。
511ねたばれあり:01/12/04 01:40 ID:EGiyVJaH
「ハリーとトント」の話題が出ているのでちょっと聞きたいのですが・・・
ラストのことなのでちょっと空けたほうがいいのかな





ラストで出てくるおばさんは悪い人で、
おじいさんが騙されないようにあの猫が助けてくれた
というのは本当ですか?
淀川さんが解説でそう言ったらしいのですが、見た人いますか?
5121949生男:01/12/04 04:23 ID:sD9Zuadi
>1さん
「ボナンザ」の父親役はローン・グリーンでしたね、
その後「リンゴ」とゆう曲でビルボードやキャシュボックスで1位になる
ヒットを飛ばしてました。

サル・ミネオは殺されたんですか、悲惨ですね「理由なき反抗」「シャイアン」
を観ただけですが、1度覚えたら忘れない名前でした。
5131:01/12/04 14:24 ID:b/HSI5Rs
>510 スモーキーさん
古い映画捜しは大変です。家の近所には2〜3軒のビデオ屋さんがあるのですが
土地柄かアダルトばかり、申し訳程度に「名作コーナー」がありますが、それも
エッと思うような映画ばかりです。仕方なくかなり遠出します。今行ってる
ビデオ屋さんには、邦画はめちゃめちゃ揃っています、と言っても
「とんかつ一代」は無かったのですが、殆どあるみたいです。

俺も長い間「TSUTAYA」には行ってないのですが、以前にもにも言ったのですが
よく行っていた頃は「リクエストコーナー」のような所があって、リクエストす
ると、他店から取り寄せたり、新しく入れたりで「ギルダ」「裁きは終わりぬ」
「忘れたれた人々」などはそうして観た記憶があります。

邦画は有名作ばっかりで、あまり観ていないです、山田五十鈴さん主演となると
一本も観ていないです、ごめんなさい。
でも今日BS2で放映される成瀬巳喜男「めし」は予約録画してきました。

>511 なたばれありさん
「ハリーとトント」かなり以前に観たので、言われている場面の記憶がないので
すよ、漠然としたストーリーしか・・・・ごめんなさい。

>512 1949生男さん
「ボナンザ」そうそうローン・グリーン思い出しました。ありがとうございます。
白髪頭で柔和な顔つきでしたが、年配の割にかなり恰幅のいい、逞しい感じの人
でしたね。「りんご」という曲の事は全然知りませんでした。

サル・ミネオは少年に刺殺され、ドラッグ中毒、同性愛者の秘密が明るみに出た
みたいです。
新婚直ぐ新妻を射殺したギグ・ヤングなどは、凄く温厚な二枚目で事件の事を
本で読んでも信じられなかったです。

ゲーリー・クーパーが生涯で一度、妻以外に心惹かれたパトリシア・ニールとの
「摩天楼」(キング・ヴィダー)とそのP・ニールが主演したエリア・カザン監督の
「群衆の中の一つの顔」の二本も観たい映画なのですが、何か情報はありません
かね。
そういえばパトリシア・ニールもG・クーパーとの不倫騒動以後、不幸な人生を
歩んだようです。
514Jenny:01/12/04 14:28 ID:EH3//ulg
まだ出てきてないようなのでさりげなく誘導・・・w
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/movie/1007392662/l50
5151:01/12/04 15:40 ID:fdccmktu
>514 Jennyさん
Jennyさんありがとうございます。
いいっすね、めちゃめちゃいいっすね、何回もこのスレで出てきたのですが、
俺は大層ではなく40回くらい観ています、最初から最後まで殆どストーリー
憶えていると、少年の頃バイト先で、玄関先の置物にチンと鳴らして拝む場面、
メアリが聞こえない耳に「好き」と囁く場面や、弟にパーティーに行って久々に
メアリに逢った時のジミーの顔は、今でも「絵に書け」と言われれば、鮮明に
書く事が出来ると思います。
グロリア・グレアムの役名は何でしたか??、思い出せません。
見習天使クラレンスのヘンリー・トラヴァース良かったですね、あのとぼけた味、
「教授と美女」でも同じ様な雰囲気の学者の役でした。
悪徳金貸しポッターのライオネル・ヴァリモアが「我が家の楽園」のJ・アーサーの
御爺さんとは最初気がつきませんでした。叔父ビリーのトーマス・ミチェルは相変
わらずの感じで「明日は来たらず」の長男を思い出しました。
でも何をさておいても、J・スチュワートとドナ・リードは最高、大最高でした。
516116:01/12/04 18:43 ID:vcH5AyEE
>>488 シネマ三四郎さん
普段はほとんど映画館には足を運ばず、BS、CSで放映されるのを録画して
見るのが習いです。でも、今回の”イタリア映画大回顧"ではできる限り多くの
作品を観ようと思っています。ちょっと特別です。

>>513 1さん
「摩天楼」と「群衆の中の一つの顔」のビデオ等は日本では現存しないようです
(多分)。アメリカではビデオを発売しているようですが…。
早速、Jennyさんに誘導されていったみたいですね。
5171:01/12/04 19:16 ID:KnCfsIbY
>516 116さん
「摩天楼」「群衆の中の一つの顔」やっぱり無いですか、WOWOWとNHKに
リクエスト出し続けます。結構20作品くらい書いて何年かリクエストしている
んですがねぇ、別にそんなコーナーないんですが。
「イタリア映画大回顧」出来るだけ多くの作品見て下さいね、羨ましい、
それにしても「フィルムセンター」の雰囲気良かったですね、静寂な中、
皆さん本当にマナーもいいし、気分良かったです。その帰りに電車の時間待ちで
八重洲の地下で二時間ほど一杯飲み屋で飲んでベロンベロンになって帰りました。

Jennyさんに誘導されて、行って来ました。映画が映画だから、つい入れ込んで
しまいました。いつものレスの調子で長々書き込んで、恥ずかしい限りです。

ベン・ヘクト監督の「情熱なき犯罪」も捜しているのですが、ビデオ無いでしょう
ね、それと「格子なき牢獄」のレオニード・モギー監督の「明日では遅すぎる」
も捜しているのです、この映画にはヴィットリオ・デ・シーカが主演しています。
518ホリヰ:01/12/04 19:48 ID:th+n7Wcx
>>481
1さん
私が見た「暖流」は中古ビデオ屋で買ったソフトです。
多分、1さんが見たフィルムと同じでしょう。酷かったから…。

おかげで、マーヴィン・ルロイの名はしっかりインプットされました。
「若草物語」はお父さんの名前が“フレドリック・マーチ”っていいましたね。
私はアニメでしか見ていませんが…。


>>482
「秋刀魚の味」で笠 智衆、中村伸郎の同級生だったのは、北竜二です。
「秋刀魚の味」では若い嫁さん貰って、「秋日和」では原節子の再婚相手の候補になるなど、
同じじいさん連でも艶福のある役どころを貰ってますね。


>>483
「剃刀の刃」のビデオソフトのジャケットのタイロン・パワー、かっこいいですよ。
ノーマン・ロックウェルのイラストで…。


>>491
私も仕事場に出入り知っている若い営業マンに古い映画のビデオソフトを貸しています。
「飾窓の女」を貸しっぱなしになっているのはこの男です。
もっとも私の会社が発注している仕事が忙しいから見る暇がないとのことですが…。
519ホリヰ:01/12/04 19:50 ID:th+n7Wcx
>>489
スモーキーさん
私も怪獣の人形欲しいのですが、自分の性格上ひとつ買ったら全部集めないときがすまな
くなりそうなので禁欲しています。一時期、映画のビデオソフトでそうなりかけて金欠病
になりました。

>>492
孫 梧空さん
いずれにしても「ボナンザ」は見たことがありません。
ローン・グリーンというと私は「宇宙空母ギャラクティカ」を思い出します。


>あははははっ! 「キャプテンウルトラ」なっかしいなぁ。

「キャプテンウルトラ」大好き!!
思いっきり語りたいけど、スレ違いだからやめます。
キャプテン役の中田博久は私のオヤジにそっくりでした。


>>507
どーでもいーけど、援助交際のメッカってどこか知っていますか?
澁谷?六本木?
いいえ、浅草です。
“エンコ”っていうくらいで…。
失礼しました〜。
520名無シネマさん:01/12/04 19:50 ID:Ulyp3pDk
>>517
1さん。全洋画 ON LINE で検索すればヴィデオの有無は分かるとおもうYO

http://www.stingray-jp.com/allcinema/index.htm
521ホリヰ:01/12/04 19:51 ID:th+n7Wcx
>>508 >>509
老人問題というと小説では丹羽文雄の「嫌がらせの年代」が有名ですが、映画化はされて
いるのでしょうか?

>>513
1さん
レンタルビデオ屋って本当に古い映画、置いていないですよね。
私は贅沢ですがビデオは借りずに買っちゃってます。
だからあまりたくさん見られません。地上波しか入らないし…。

>新婚直ぐ新妻を射殺したギグ・ヤングなどは、凄く温厚な二枚目で事件の事を
>本で読んでも信じられなかったです。

えっ!本当ですか?
ギグ・ヤングって「先生のお気に入り」とか「必死の逃亡者」に出ていた人でしたよね。
殺人を犯したのはいつですか?
確かブルース・リーの「死亡遊戯」にも出ていましたが、この映画以降ですか?


ところでビッグ1閣下、あまりにも基本的な質問なんですが、「素晴らしき哉!人生」に
始終流れていたあの曲、あれはなんという局ですか?CD欲しくて…。
522Jenny:01/12/04 21:55 ID:Z6EYyYOl
>>1さん
かきこみありがとうございました!何度もがいしゅつのようで・・・すいません。
グロリア・グレアムはVioletですね。かわいいです
523Jenny:01/12/04 22:08 ID:Z6EYyYOl
>>521さん
「素晴らしき哉、人生!」の曲は、DIMITRI TIOMKINという方が作曲したようです。
www.d1.dion.ne.jp/~hsakagam/ST019.htm#IT'S A WONDERFUL LIFE
に情報があります。Amazon.comにもないっぽい?
524Aya:01/12/05 02:33 ID:8Rsz8ZtU
こんばんわ
今日を含めこの3ヶ月面白い映画(レンタルビデオ)に出会いません
泣ける映画
恋愛映画
を紹介してください
宜しくお願いしますm(__)mペコ
(ちなみに私の好きな映画は、ポンヌフノ恋人、さらばわが愛です)
525シネマ三四郎:01/12/05 11:53 ID:/88rCix9
>>Ayaさんへ。
「ボンヌフの恋人」は私は見ておりませんので、とりあえず“泣ける恋愛映画”をいくつかご紹介いたします。

「暗黒街の弾痕」   主演:ヘンリー・フォンダ/シルヴィア・シドニー
「失はれた地平線」  主演:ロナルド・コールマン/ジェーン・ワイアット
「哀愁」       主演:ヴィヴィアン・リー/ロバート・テーラー
「心の旅路」     主演:ロナルド・コールマン/グリア・ガースン
「カサブランカ」   主演:ハンフリー・ボガート/イングリッド・バーグマン
「忘れじの面影」   主演:ジョーン・フォンテーン/ルイ・ジュールダン
「凱旋門」      主演:シャルル・ボワイエ/イングリッド・バーグマン
「酒とバラの日々」  主演:ジャック・レモン/リー・レミック
「シベールの日曜日」 主演:ハーディー・クルーガー/パトリシア・ゴッジ
「シェルブールの雨傘」主演:カトリーヌ・ドヌーヴ/ニーノ・カステルヌオーヴォ
「ドクトル・ジバゴ」 主演:オマー・シャリフ/ジュリー・クリスティー
「遥か群集を離れて」 主演:ジュリー・クリスティー/アラン・ベイツ
「愛すれど心さびしく」主演:アラン・アーキン/ソンドラ・ロック
「ひとりぼっちの青春」主演:ジェーン・フォンダ/マイケル・サラザン
「ある愛の詩」    主演:ライアン・オニール/アリ・マッグロー
「ひまわり」     主演:ソフィア・ローレン/マルチェロ・マストロヤンニ
「アデルの恋の物語」 主演:イザベル・アジャーニ/ブルース・ロビンソン
「ふたり」      主演:ピーター・フォンダ/リンゼイ・ワグナー
「テス」       主演:ナスターシャ・キンスキー/ピーター・ファース
「ある日どこかで」  主演:クリストファー・リーブ/ジェーン・シーモア
526シネマ三四郎:01/12/05 16:19 ID:/88rCix9
>>524 Ayaさんへ。“泣ける恋愛映画”つづきです。

「嘆きの天使」     主演:マレーネ・デートリヒ/エミール・ヤニングス
「街の灯」       主演:チャールズ・チャプリン/ヴァージニア・チェリル
「望郷」        主演:ジャン・ギャバン/ミレーユ・バラン
「逢いびき」      主演:シリア・ジョンソン/トレバー・ハワード
「陽のあたる場所」   主演:モンゴメリー・クリフト/エリザベス・テーラー
「ライムライト」    主演:チャールズ・チャプリン/クレア・ブルーム
「終着駅」       主演:ジェニファー・ジョーンズ/モンゴメリー・クリフト
「嘆きのテレーズ」   主演:シモーニュ・シニョレ/ラフ・バローネ
「スタア誕生」     主演:ジュディー・ガーランド/ジェームス・メイスン
「ヘッド・ライト」   主演:ジャン・ギャバン/フランソワーズ・アルヌール
「黒いオルフェ」    主演:(すみません。俳優名が分かりません)
「ウエスト・サイド物語」主演:ナタリー・ウッド/ジョージ・チャキリス
「草原の輝き」     主演:ウォーレン・ビーティー/ナタリー・ウッド
「雨のニューオリンズ」 主演:ナタリー・ウッド/ロバート・レッドフォード
「ロミオとジュリエット」主演:レナード・ホワイティング/オリヴィア・ハシー
527名無シネマさん:01/12/05 16:31 ID:3+3CXXcE
「黒いオルフェ」    主演:ブレノ・メロ マルベッサ・ドーン 
528Aya:01/12/05 17:57 ID:8Rsz8ZtU
有難うございます
今から借りてきます!

・・・・。タダ、もしなかった場合も考えて
新しい映画も教えて頂けたら幸いです。
御多忙と思いますがお願いしますm(__)mペコ
529名無シネマさん:01/12/05 18:23 ID:c6gP18Ur
ジョアン・レスリーという女優さん、どなたかご存じですか?
40年代頃のハリウッドで活躍した女優さんらしいのですが、
TVでチラッと見て、すっかり気に入っちゃいました。
だって、もろ僕の好みなんだもん!
530名無シネマさん:01/12/05 18:25 ID:uOiutjNH
>>528
新しい映画のことは質問スレとかで聞いたほうがよくない?
「カサブランカ」「ある愛の詩」「シェルブールの雨傘」あたりなら小さいビデオ店にもあると思うよ。
531テクニカラー:01/12/05 18:41 ID:qirwDdMA
ロシュフォールの恋人達の映像にびっくり
フランスにこんなすごいミュージカル映画があったなんて!
ミッシェルルグランの名曲とすばらし振り付けは絶品

忘れられた名作ですよね
ぜひ多くの人に観てもらいたいものです
532名無シネマさん:01/12/05 18:43 ID:gtF00bJ8
ブライアン・デ・パルマ監督の「ファントム・オブ・パラダイス」って、
映画通の間でえらい評判良いんですけど、実のところどうですか?
533テクニカラー:01/12/05 18:49 ID:qirwDdMA
白雪姫(字幕版)もミュージカル映画の逸品の一つ

息を呑むようにリアルな白雪姫の身のこなし
動体視力の限界を要求する小鳥やどうぶつの動き
うっとりするような歌&音楽
とても世界初の長編アニメには思えません。

大人の鑑賞にも十分たえられる名作だと確信しています
534116:01/12/05 18:54 ID:KhDGbI6U
>>529
主だったところで、「ヨーク軍曹」ではゲイリー・クーパーと、「ヤンキー・
ドゥードゥル・ダンディ」ではジェイムズ・キャグニーと、「青空に踊る」では
フレッド・アステアと共演しています。可愛げのある美人ですよね。”ジョーン・
レスリー”として表記されるケースが多いみたいなので、調べる時にはこちらを
使う方がいいかもしれません。
535ジュリア:01/12/05 19:01 ID:qgYIOqUG
>>532 もう、大好きな映画です。
当時にしてはなかなか凝っていて
この手が好きな人ははなりハマリマスヨ!
フェニックス役の人が歌う歌が大好きです。
グラムロックとか興味があるのなら
絶対必見です!
これ見て、ポール・ウィリアムスを尊敬しました。
(もちろん、本人も出ています)
536シネマ三四郎:01/12/05 19:10 ID:/88rCix9
>>528 Ayaさんへ。
たいへん申し訳ないことに、私はここ10年くらい新しい映画を見ておりません。
「ボンヌフの恋人」も見ていない位です。逆に若いみなさんのおすすめ映画をお聞きしたい
ほどです。お役に立てず、すみません。

>>532
「ファントム・オブ・パラダイス」は、私も大好きな映画です。
何度か映画化された「オペラ座の怪人」(ガストン・ルルー原作)のロックン・ロール版
ですよね。この映画は「オペラ〜 」とともにあの「ファウスト」(ゲーテ原作)も
下敷きにしていますね。
ポール・ウイリアムスを起用(音楽も)したことが成功の一因ではないかと私は思っています。

ブライアン・デパルマ監督の初期作品では、この映画と
「悪魔のシスター」「愛のメモリー」「ミッドナイト・クロス」が、私は気に入っています。
どれも、ヒチコック・タッチの映画ですが、アングラ映画出身のデパルマらしく、
作品にただよう、なんともいえぬ“泥くささ”が、逆に私の好みなのです。

上記の作品はすべてビデオ化されていますので、私としては是非おすすめしたい映画です。
537532:01/12/05 19:19 ID:JnMO6bay
>>535-536
サンクス!
ビデオを借りてみます。
538ジュリア:01/12/05 19:44 ID:AkmQf8r1
>>536 デパルマって、女性の趣味があんまり・・ですよね。
「ロボコップ」の警官役の人って奥さんでしたね。

「ボディー・ダブル」って結構好きです。エッチだけと・・。

>>528 「ポンヌフ」はいいですよ。
カラックスの中では好きな一本です。
主人公達がなんか、けなげでせつない。
「究極の純愛」の在り方を映画で知った作品です。
539529:01/12/05 19:58 ID:fNm4aUZV
>>534116さん
レスどうも。ジョーン・レスリーですか。
きれいですよね。あまり私生活のことは知りたくないな(笑)
540シネマ三四郎:01/12/05 20:12 ID:/88rCix9
>>538 ジュリアさんへ。

ブライアン・デパルマ夫人は、ナンシー・アレンですね。
たしかもう離婚していると思いますが。「キャリー」で主人公をいじめるクラスメート
で、先生にひっぱたかれる役でしたね。「殺しのドレス」ではセクシーな姿を披露し、
「ミッドナイト・クロス」ではトラボルタの相手役ですね。

彼女のベスト作品はデパルマ作品ではないですが、マイケル・パレと共演した、
「フィラデルフィア・エクスペリメント」ではないかと、私は思っています。

ところで、デパルマ映画では、劇場未公開でビデオ発売された
「悪魔のファミリー」(この邦題はよくないですね。原題:ホーム・ムービー)という
作品があり、この映画にもナンシー・アレンは出演しています。
これを見ると、デパルマがむかし映画大好き少年で、8mm映画を撮りまくっていたことが
よく分かます。

まるでアングラ映画そのままのつくり方の、ちょっと変わった映画です。
「殺しのドレス」で隠し撮りをした少年が、ここでもやはり隠し撮りをやってます。
「ファントム・オブ・パラダイス」のロック・グループ“ジューシー・フルーツ”の
ボーカル役の俳優も出ています。やはりヘンな役です。
さらにカーク・ダグラスが狂言廻しで出てきます。

今日は、私ひとりでながながと書き込んでしまい、申し訳ありません。
541ホリヰ:01/12/05 20:41 ID:X8e6CyXW
>>540
私はデ・パルマは「フユーリー」が好きです。
これとか「エスパイ」とか「スキャナーズ」などサイキックアクションものは
大好きです。

ナンシー・アレンは「ラストレイプ」というタニア・ロバーツの出てくる
異常犯罪者ものの映画に出てきます。
これはわりと有名な話しです。
しかし本などでは、この映画の冒頭でレイプされる役とよく紹介されていますが、
私の見た記憶では物語中盤でヒッチハイクして殺される役だったように思います。
私はこの映画東京12チャンネルの放送で見ました。
542ジュリア:01/12/06 00:07 ID:cofDxly2
>>540 シネマ三四郎さんへ。

もう、すごく勉強になりました。
色々情報ありがとうございます。
新参者ですが、今後もよろしくおねがいします。
ただ、その映画が好きなだけで、リピートして何度も
観るのですが、なかなか深く知らなくて・・。

自分はHNの如く映画「ジュリア」が好きです。
実際にあったリリアンの実話。
とくに、ジュリア役のバネッサ・レッドグレープにぞっこん。(ハート
ジェイソン・ロバーツも渋かったし・・。

在る時期2年間、映画ばかり観ていましたので、
たぶん、偏っているかもしれませんね。
もう一度「殺しのドレス」見て確認します。

「ファントム・・」では、客席にいるデ・パルマを見つけて
喜んでしましたよ。
長くなりましたので、この辺で。
543スモーキー:01/12/06 01:20 ID:pAUm95rw
そういえば「ゴダールの映画史」で「フューリー」が
2回ほど引用されてましたね。
この映画、ゴダールは好きなのかな。
544名無シネマさん:01/12/06 01:24 ID:EmeMxMZJ
「篠崎誠「忘れられぬ人々」」スレにカキコされないので書くが、青木富雄や
大木実や三橋達也や風見章子に言及しながら、なんで佐伯秀男や星玲子が出演
していたことに誰も言及しない? 知らないの? 誰か薀蓄聞かせてよ。頼む!
5451949生男:01/12/06 05:17 ID:LvgUOBtL
「ボンヌフの恋人」が好きならルイ・マル監督の「ダメージ」がおすすめです。
主演の女優が同じで昔のミュージカルスターのレスリー・キャロンが母親役で
でてました。
「ファントム・・」もよかったですね。
546名無シネマさん:01/12/06 05:22 ID:fJTGrAVG
殺人魚フライングキラーを見ました。
ジェームズ・キャメロンが監督とはしらずに・・・


すごかった・・・人々が勝手に噛みつかれてて・・・
547思いついたからただカキコ  :01/12/06 21:29 ID:r9XJ4NAL
>>536
ミッドナイトクロスのラストショットは
ちょっとベタですけど、とても美しいですね。
僕も大好きな映画です。
>>543
ゴダールの話が出たついでに・・
私は「彼女についてわたしが知っている二、三の事柄」
って凄い映画だとおもうのですが、どうでしょう?
なんだか一般評価は他の作品に比べて低いようなのですが・・
548シネマ三四郎:01/12/07 11:40 ID:8e5ROc8T
>>527 遅くなりましたが、「黒いオルフェ」の主演者名、ありがとうございました。
>>542 ジュリアさんへ。
「ファントム・オブ・パラダイス」にデパルマが出ていたのには気付きませんでした。
教えていただき、ありがとうございます。デパルマの件でもう少し。
初期の作品では、分割画面(スプリット・イメージ)とスロー・モーションが効果的に使用されてますね。
スプリットは「悪魔のシスター」「キャリー」、スローは「愛のメモリー」「フューリー」「ミッドナイト・クロス」

ところでこの「ミッドナイト・クロス」、ヒチコック・タッチの映画ではありますが、
なんとあの、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の「欲望」との類似点を指摘する
評論を以前に読んだことがあります。

「ミッドナイト〜 」が録音マイク、「欲望」がカメラで偶然にとらえた事件が発端に
なっている、というわけです。
そして映画の原題は「欲望」が「BROW−UP」、「ミッドナイト〜 」は「BROW−OUT]。
はたして偶然の一致なのでしょうか。みなさんはどう思われますか?
549名無シネマさん:01/12/07 11:50 ID:L8Pr2atm
>>548
ネタじゃないですよね?
『ミッドナイト』が『欲望』を模してるのは結構有名な話ですが…。
いうまでもなく、パルマは映画の引用が好きな監督ですからね。

それと、原題は、正確には“Blow Out”に“Blowup”です。
550シネマ三四郎:01/12/07 11:58 ID:8e5ROc8T
>>549 ご指摘ありがとうございました。私は映画雑誌の評論で読んで「へえ〜」と
思った位で、そんなに有名な話題になっているとは知りませんでした。
正確な原題も、すべて記憶で書いてるものですから、どうもすみません。
5511:01/12/07 12:51 ID:JJM5k6+m
>518 ホリヰさん
「暖流」ホリヰさんもでしたか、画像は悪かったけど、大変面白かったですね、
水戸光子のけなげさ、高峰三枝子の「ざあます言葉」でもセリフ棒読みの感が
少しありましたが・・・

「若草物語」のお父さんの名前「フレデリック・マーチ」いいですね、知らな
かったです、本人が出ていたら面白かったのに・・・・・

「秋刀魚の味」の人は北 竜二いうんですか、よく見る顔なのに名前知らなか
ったです、ありがとう。

「剃刀の刃」は観ていないのですが、どうもタイロン・パワーを見ていると、何か
腹に一物と勘ぐってしまうのですよ。

俺は仕事仲間、友人等にビデオダビングして渡しています、お蔭でビデオ7〜8
台パーになりましたが、酷い奴になると500本程渡した奴もいるのですが、
どの映画にしようかと考えるのが結構楽しくて、止められません。

>520さん
大変ありがとう、ございます。以前にも紹介してもらったのに忘れていました。
ここで見ると、ビデオ発売の有無が解るのですね、一度見てみます。

>521 ホリヰさん
ビデオ買うんですか、それだったらBSとWOWOWは絶対いいと思うんだけど・・・

ギグ・ヤングの事件は、新婚と書きましたが、何回目かの結婚で、結構な年で
確か50才は越えていたと?、それから自殺したかと?、あやふやですが・・・

「素晴らしき哉、人生!」の音楽は全然知らないです、情けない事に音楽は
とんと無知で、超有名しか知らなくて、バックで音楽が流れていることすら解な
い事が多い次第です。

>522 Jennyさん
何回ガイシュツでもいいじゃないですか、バイオレットでしたね思い出しました。
お金を貸してあげるのでしたね、いらなくなったと返しに来ましたが、
又書き込ませてください、レス見るだけど楽しくなってきます。
音楽ありがとうございます。映画何回も観てる割に情けない事で、お恥ずかしい。

>524 Ayaさん
「ポンヌフの恋人」「さらばわが愛」は観てないのですが・・・・・・
泣ける映画、恋愛映画無数にあるのですが「泣ける、恋愛映画」と言う事で
「逢びき」(デヴィット・リーン)「戦争と貞操」(ミハエル・カラトーゾフ)
「かくも長き不在」(アンリ・コルピ)「邂逅」(レオ・マッケリー)
「ひまわり」(ヴィットリオ・デ・シーカ)「鞄を持った女」(ヴァレリオ・ズルリーニ)
「年上の女」(ジャック・クレイトン)「離愁」(ピエール・グラニエ・ドフェール)
「肉体の冠」(ジャック・ベッケル)「モンパルナスの灯」(ジャック・ベッケル)
今思いついた映画なんですが、ちょっと多すぎたですね。
5521:01/12/07 15:17 ID:rFAwDOqo
>525 シネマ三四郎さん
「悲しい映画」「恋愛映画」あぁ、そうだそうだと言うのがたくさんありますね。

>529さん
ジョアン・レスリー聞いた事があるのですが、思い出せません、ごめんなさい。

>531 テクニカラーさん
「ロシュフォールも恋人たち」って、C・ドヌーヴと、若くして亡くなった姉の
フランゾワーズ・ドルレアックの出ていた映画ですよね。

>532さん
「ファントム・オブ・パラダイス」は観てないんです、ごめんなさい。

>533 テクニカラーさん
「白雪姫」子供達が小さい頃、家族揃って観て、大人でも充分に楽しめました。

>534 116さん
「ヨーク軍曹」「ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ」でしたか、他にも何かで
観た記憶があるんですが、何か名前記憶あるんですが、う〜ん、思い出せない。

>540 シネマ三四郎さん
「殺しのドレス」ってアンジー・ディッキンソンのエロチックな裸見れるやつで
すね、マイケル・ケインのあの映画ですね。
553名無シネマさん:01/12/07 15:45 ID:8e5ROc8T
>>552 1さんへ。
「殺しのドレス」、そのとおりです。アンジー・ディキンソンのヌードは吹替えだそうです。
デパルマ監督は、この映画で使った吹替えの経験をもとに、その名もズバリ
「ボディ・ダブル」という映画を作ったんだそうです。

「殺しのドレス」は「サイコ」をもじったシーンがありますが、
「ボディ・ダブル」は、「めまい」と「裏窓」をとり入れていますね。
554シネマ三四郎:01/12/07 15:50 ID:8e5ROc8T
↑↑↑すみません。名前を入れ忘れました。>>553は私です。
5551:01/12/07 16:32 ID:24CyXFgH
>553 シネマ三四郎さん
「殺しのドレス」のA・ディッキンソンのヌード吹き替えですか、損しました
必死になって見たのに、ディッキンソン「殺人者たち」「リオ・ブラボー」で
好きだったので、儲けた儲けたと思っていたのに、でも他にも妖しい場面あった
ですね、そんな所ばっか憶えています。
「サイコ」のもじりは、シャワーのシーンですね、「サイコ」は観てませんが、
J・リーの目むいた写真だけは、よく本で見ました。
5561:01/12/07 18:41 ID:4EWAc0tp
昨日、数日前に録画しておいた、成瀬巳喜男監督の「めし」を観たのですが、
面白かったですね、映画も面白かったのですが、懐かしい出演者がいたので余計
に楽しめました。主演に原 節子、髪型が思いっきり古くさかったですが、夫が
上原 謙、どことなく頼りない亭主なんですが、演技かどうか頼りなかったで
すね。家の前の住民に浦辺粂子、その息子に大泉 晃、実家の母親に杉村春子、
相変わらず最高でした。弟がいつものコミカルさのない、真面目な小林桂樹、
その嫁に杉 葉子、この二人よかったですね、親戚の男性に本当に懐かしい、
若い二本柳 寛、いつも小ズルイ田中春男も相変わらずの役柄で、楽しかった
です。
親類の生意気な女性役の女優さんが誰か解りません、ご存知ないですか???

それとついでに、「シェーン」久しぶりに観ました。少し前にラストが
「死を暗示している」ように聞いていたので、よく観たんですが、確かに手は
ブラブラとしていたのですが、俺はそんな感じしなかったです。
アラン・ラッド惜しいですね、後10センチ背が高けりゃ、ジーン・アーサーは
いつものハスキーヴォイスで魅力的でした、イライシャ・クックもJ・パランスも
良かった、観ている最中に「わが谷は緑なりき」と「無法松」を思い出しました、
やっぱり何回観てもいいですね。
557スモーキー:01/12/08 02:08 ID:nRwfkO3i
>>547さん
「彼女について〜」は観たことないです。
俺たまたまWOWOW「映画史」録画したくらいで、
あとのゴダールは「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」しか
観てないんです。期待はずれですみません(汗)

>1さん
「めし」は合格点のようですね、俺も観るの楽しみです。
この前「青春の殺人者」観たら水谷豊が原田美枝子の聞こえない
方の耳に、自分の秘密を囁く場面が何度かありました。
長いこと観てなかったので完全に忘れてた場面ですが、
もしや脚本家は「素晴らしき哉、人生」好きなのかな。
ビデオ屋巡りでようやく旧作が充実した店を発見。
「深夜の告白」他数本借りました。
「祇園の姉妹」も図書館の視聴ブース2時間待ちで観ることが
出来ました。
やっぱ、観たいという執念さえあれば何とかなるもんなんですね。
558スモーキー:01/12/08 02:20 ID:nRwfkO3i
あ、それと悲恋ものなら(がいしゅつかも?)
木下恵介「野菊の如き君なりき」を押します。
俺、悲しい映画観て泣くことないですが、これは別。
あんな泣ける小道具、他に知らないす。
559ド素人:01/12/08 02:58 ID:GzrvYhE4
なんか詳しい人が一杯で書き込みづらいな。
でも書き込んじゃお。
今日、「明日に向って撃て!」・「わが谷は緑なりき」を借りてきた。
まだ「明日〜」しか見てないけど、コレ凄く好き。
こういう走りぬいた人生(と自分で解釈)を描く作品ていい。
憧れるなぁ。(おかしいかな?)
似た作品で「俺たちに明日はない」も凄く好き。
560メイヤー:01/12/08 10:41 ID:YJKJOvWu
>>556 1さん
>親類の生意気な女性役
は島崎雪子だと思います。(姪)
561シネマ三四郎:01/12/08 10:55 ID:zsFpP9IX
>>559 ド素人さんへ。
「明日に向かって撃て」と「俺たちに明日はない」がお好きなら、
「明日に処刑を・・・」(監督:マーチン・スコセッシ)と、
「ボウイ&キーチ」(監督:ロバート・アルトマン)も、私はおすすめします。
どちらもビデオ化されているはずですが、あるいは見つかりづらいかもしれません。
5621:01/12/08 12:43 ID:AEMOT9Jg
>557 スモーキーさん
聞こえない方の耳元で幼いメアリが「ジョージ、好きよ」たまらんっすね、
いいですね、その場面思い出して、又観たくなるじゃありませんか。

「めし」は面白かったですよ、邦画はあんまり観てなかったですが、どんどん
観たくなって来ました、早速昨日も「四つの恋の物語」でしたか、録画しました。
色々と楽しみが増えてきましたが、毎日寝不足で辛いですね。

ビデオ屋巡りしていて、旧作が充実している店を見つけた時の感激は、言葉では
言い表せないですね。
「深夜の告白」はバーバラ・スタンウイックの髪形に注目!
執念つーか、心意気ですね。「祇園の姉妹」観れて、よかったじゃないですか。

「野菊の如き君なりき」は未見ですが、有田紀子でしたか15〜16歳の可愛い
女の子ですね、何回も本では見た事があります、ほんと観たくなってきました。

>559 ド素人さん
何にも書きづらい事なんか、ないですよ、どんどん書き込んで下さい。
お手伝い出来る事は、何でもしますので、遠慮なく言って下さい。
「わが谷は緑なりき」早く観て下さい、そして大感激して下さい。楽しみやなぁ〜

>560 メイヤーさん
ありがとうございます。
「めし」の生意気娘は島崎雪子言うですか、どっかで聞いた事ある名前やけど・・
563121:01/12/08 16:32 ID:uEun/VuC
お久しぶりです。1さんも精力的ですね。ここだけでなく、「素晴らしき哉、人生!」スレの
書き込み、ついでにM・サラヴァンまで。私は、「桃色の店」よりも、同時期の彼女の作品では
「裏街」が好きですね。これは「泣ける映画」といえるかどうか。私の知る限り三度映画化され
サラヴァンのは二作目ですね。テレビで見ました。三作目がスーザン・ヘイワード、これもテレビで。
そして初作が一番評価が高いジョン・M・スタール監督、アイリーン・ダン主演。
彼女の「邂逅」より素敵らしいですが私は残念ながら未見です。
564シネマ三四郎:01/12/08 17:11 ID:zsFpP9IX
>>562 1さんへ。

大先輩に向かって若輩者の私が言うのは気が引けるのですが、
「野菊の如き君なりき」はいいですよ。本当に泣ける映画です。
ほとんど全篇、回想シーンなので“たまご型スクリーン”なのですが、これがまた効果的でした。

“泣ける映画”で思い出したのですが、70年後半に公開されたシモーヌ・シニョレが老女の役をする、
「これからの人生」というフランス映画がありました。

私自身は、映画を見て泣いたことなどほとんどない、わりとクールな性格なのですが、
この映画ばかりは、あふれる涙でスクリーンが見えなくなってしまい、に本当に困りました。
ビデオ化はされていないようなのが残念ですが、機会があればもう一度見てまた泣いてみたいと思っています。
565名無シネマさん:01/12/08 17:18 ID:2OdXpGWE
「死刑台のエレベーター」
を見て、フランス映画を好きになりました。
5661:01/12/08 17:45 ID:lMseIkL2
>563 121さん
うえ〜〜、俺の観たくて観れない映画で何か忘れていると前前から思っていたの
ですが、ジョン・M・スタール、アイリーン・ダンの「裏街」なんですよ。
アイリーン・ダンならぴったりの役柄ですね、ストーリーは全部知ってるのですよ
観なくても大体想像できますが、観たいですね、アイリーン・ダンなら最高ですね
サラヴァンの「裏街」は、確かPM2:00くらいにテレビ東京で放映されたと
記憶してるのですが、うっかり録画するのを忘れた記憶があります。
アイリーン・ダンだったら、絶対に忘れなかったですが・・・・・
二作目のM・サラヴァンのお相手はシャルル・ボワイエでしたね、三作目は知らなか
ったですが、S・ヘイワードの雰囲気じゃないと思うのですが・・・・・
この映画は「泣ける映画」でしょう、A・ダンならボロ泣きですよ、ストーリー
思い出しただけで、熱くなってきました。

116さん「裏街」が出てきたら当然これも外せません、観たくて観れない映画
「シナラ」(キング・ヴィドア)、主演はロナルド・コ−ルマン、嫁さんがケイ・フラン
シス、これもストーリーは詳細に知っています。淀川さんの本で何回読んだ事か
俺の心の中では「邂逅」「裏街」「シナラ」は三本セットなんですよ、一本しか
観てないのですが、三大メロドラマなんです。(こういうのは、メロドラマ言うん
ですかね?)
あぁそうだ「泣ける映画」なら「ステラ・ダラス」(キング・ヴィドア)も仲間に入れ
てあげて下さい。主演はバーバラ・スタンウイックです、相手役は「裏街」と同じ
ジョン・ボールズです、蔭薄かったですが。

「素晴らしき哉、人生!」には弱いんですよ、ついつい入れ込んでしまって、
お邪魔ばかりしてしまいます。
5671:01/12/08 18:42 ID:7T6miT0Q
>564 シネマ三四郎さん
辞めて下さいよ大先輩なんて、恥ずかしいですがな、ただ年食うてるだけなのに
「野菊の如き君なりき」絶対に観たくなるじゃありませんか、水曜日にでも
ビデオ屋さんに行ってきます。
「これからの人生」題名からしていいじゃないですか、年老いたシモーヌ・シニ
ョレならいいでしょうね、「年上の女」ですら、深さを感じたくらいですから、
でもクールな三四郎さんが泣くくらいですから、大泣き虫の俺なんぞは、
困った事になりそうです。
なんか観たい映画がどんどん増えてきました、又楽しみが増えました。

>565さん
「死刑台のエレベーター」もいいですね、ジャンヌ・モロー若いのに凄い存在感
ありましたね、冒頭のアップのJ・モロー「ジュテーム〜」良かったですね、
俺、音楽あんまり解らないですが、マイルス・デイヴィスのトランペットは良かっ
た。車盗むチンピラは「禁じられた遊び」のミッシェル役のジョルジョ・プージョ
リーです。
どんどん観ていって下さい、何かお捜しの折はご遠慮なく、お手伝いさせて頂き
ます。
568121:01/12/08 19:39 ID:uEun/VuC
>>566
1さん。スーザン・ヘイワードもメロドラマではいい味出していると思いますよ。
例えば「愛の勝利」これは、1939年のB・ディヴィス作品が有名ですが、ヘイワード
主演の再映画化作品も中々いいですよ。
「シナラ」「ステラ・ダラス」については、ここでは私は書ききれなくなるので
触れませんが、H・キングの無声版「ステラ・ダラス」もいいですよ。
569ド素人:01/12/08 20:07 ID:ilT0POBR
>>シネマ三四郎さん&1さん
いやー、親切な方ばかりで古典映画を知らない自分としては嬉しい限りです。(=^ヮ^=)
ありがとうございます。
というわけで「わが谷は緑なりき」観ました。
なんか凄く余韻の残る作品ですね。終わってから色々と考えてしまいましたよ。
ラストの回想シーンは感動的でした。
昔の作品にもいいものがあるんですね。何でもっと早く観なかったんだろ。
570メイヤー:01/12/08 20:08 ID:5dzM8pAm
>>568 121さん
淀川長治氏がどこかで無声版「ステラ・ダラス」について語っていたのを思い出しました。
「シナラ」が日本で公開されることになったとき、UA日本支社に勤務していた淀川氏は「シナラ」の事を日本が舞台となった作品と思ったとか。
571121:01/12/08 21:13 ID:uEun/VuC
>>570 メイヤーさん、レス有難うございます。
淀川氏が「ステラ・ダラス」を旧制中学時代に見て感激し、学校の教師に説諭された時、逆に
「だったら、今上映しているステラ・ダラスを見て下さい」と薦めた後、教師数人で見に行き
その教師達が大感激したという話は、有名ですね。
私は、淀川氏が「シナラ」を日本が舞台となった作品と思っていた事は知りませんでした。
勉強になりました。私は淀川氏より南部、飯島両氏だったので。
しかし、淀川氏の記憶力には、敬意を払いますね。私は30年以上前に一度しか見た事のない映画
は、殆ど、断片的にしか覚えていませんが、淀川氏は違いますね。尤も、私のように
いい加減な映画の見方をしている人間とは、映画に対する思い入れも違うし、比べる事自体いけませんね。
淀川氏ファンの方ゴメンナサイ。
5721:01/12/09 13:03 ID:8It0F+Uh
>568 116さん
スーザン・ヘイワードのメロドラマいいですか、しまったなぁ・・・・・
マーガレット・サラヴァンの「裏街」もしまったなぁ・・・・・・
「ステラ・ダラス」の無声版はビデオ出ていましたか?、旦那が確かドナルド・コ
ールマン、娘の旦那がD・フェアバンクス・ジュニアでしたね。
「シナラ」「ステラ・ダラス」又書いて下さいよ。

>569 ド素人さん
「わが谷は緑なりき」良かったですね、これからどんどん観て下さい。
573121:01/12/09 13:28 ID:NIy2Nz04
>>572
1さん、私は、121です。私はHNはどうでもいいですが、116さんにすまないですね。
すみません、紛らわしくて。
「シナラ」や「ステラ・ダラス」特に無声版については私にはとても書けません。
ゴメンナサイ。
5741:01/12/09 15:04 ID:sonWSWUF
>573 121さん
121さん、大変失礼な事してしまいました、本当にごめんなさい。
>566でも 宛名は121さんになっているのに、途中に116さんになって
います、ごめんなさい。
575116:01/12/09 18:24 ID:TnPkp5dV
>>565 さん
「死刑台のエレベーター」は良かったですね。マイルス・ディヴィスの音楽も
とても効果的で。ほかのお気に入りのフランス映画を教えていただけると
うれしいです。

>>573 121さん
僕もHNはどうでもいいのですが、まあ大丈夫でしょう。

>>569 ド素人さん
前も書いたのですが、「わが谷は緑なりき」は僕も大好きで何年かに一度は
観直しています。絵のつながりが本当にスムーズでとてもきれいで、自分に
とって非常に相性の良い作品です。この作品と同じくジョン・フォード監督の
「静かなる男」についても相性の良さを感じます。

>1さん
おすすめの「ミラノの奇蹟」はこの間観て来ました。報告が遅れてしまいましたね。
主人公の性格の描写の仕方はとてもうまいですね。雲の間から差す一条の光に暖を
求めみんなが競うように集まるシーンや、お婆ちゃんがキャッキャキャッキャと
鳩を渡しに来て、これまたキャッキャキャッキャと連れ去られるシーンなんかが
ほほえましかったです。後半、がっかりさせられるラストにならないかとちょっと
不安に思いましたが、そうはならず、ホッと作品を観終えることができました。
面白かったです。
5761:01/12/09 19:17 ID:qdoHZZc1
>575 116さん
「ミラノの奇蹟」面白かったですか、良かったホッとしました。主演の青年は
その名もフランチェスコ・ゴリザーノと言うのですが、顔が純心で善人丸出しで
したね。今の時代から考えると、凄い陳腐な特撮のラストですが、好きでなん
です。あのラスト、アルベール・ラモリス監督の「赤い風船」と雰囲気も意味
する事も、同じような気がしてならないのですよ。
577116:01/12/09 19:37 ID:TnPkp5dV
>>576 1さん
そうですね。ラスト次第でそれまで話をぶち壊してしまいかねないとの
予感の中、あの終わり方は僕も好きです。フランチェスコ・ゴリザーノ
というのですね、主役の人は。ちょっと調べてみたのですが、出演作が
少なくてほかの作品では観ることができなさそうでした。
「赤い風船」は未見なのですが、録画はしてあるようなので今度確認
してみます。
578ド素人:01/12/10 03:31 ID:ev9UIC9m
レスさんくすです。(^‐^)
これからも素人なりに色々観ていきたいんで、ご教授よろしく〜。
で、昨日は三四郎さんのオススメを観たかっんですが、置いてなかったんで
「夕陽のガンマン」と「カッコーの巣の上で」を観ました。どちらも秀逸な作品で、すごく楽しめましたよ。
ガンマンはあの殺伐(笑)とした雰囲気に、イーストウッドの渋さがハマッてて良かった。早撃ち、かなりかっこよかったなぁ。
それと音楽はモリコーネなんですね。大好きな作曲家なんでちょっと嬉しい。
579ド素人:01/12/10 03:45 ID:oTS1qFh0
駄文のくせに長くなってすいません。
カッコーもこれまたいい映画観たな〜と、観おわった後余韻にふけってました。
俺的にニコルソンは余り魅力がなかったんですが、この作品は別でしたね。オーラを放ってましたよ。(笑)
ところでちょっとした疑問なんですが、この題はどういった意味合いで付けられているんですか?
あと、最後の廃人ぽくなってしまったニコルソンは、演技じゃなく本当だったんですか?
お答え頂けたら嬉しいっす〜。
580クルーゾー:01/12/10 09:26 ID:U6vjqzDW
Return of the PINKPANTHER

と言うことで、皆さん どーもお久しぶりです。
早速イタリア映画大回顧「こんなに悪い女とは」の感想を書きます。
(強引にでも書かせていただきます)
面白い、すごく面白かったです。
当日は、金曜の夜だからか、満席でした。
前売り券を買っておいてよかった。
でも、やっぱり満席で映画を観るのはちょっと疲れるなぁ。

ソフィア・ローレン(当時20歳)演じるリーナが若い男二人を連れて、
マルチェロ演じるパオロのタクシーに乗って海へ行きます。
実は、リーナとその仲間はパオロの目を盗んで
タクシーを盗み、売ってしまおうという魂胆。
当然海ですから、ソフィアのグラマーボディー・水着が拝めます。
ついでにワキにはワキ毛!(これが原因で日本未公開なのか?)
この車泥棒の件は、車に盗難防止のブザーがついていて失敗に終わりますが、
これが縁で二人は近づきます。
そこからはドタバタ喜劇の連続。
パオロもリーナが悪い女だとは分かっていても惹かれてしまう。
この辺はマルチェロの人の好いダメ男ぶりが上手い。
警察へ連れて行こうとするが、そこは泥棒、上手く、丸め込まれて彼女の実家へ。
そこには父親がいます。これがデ・シーカで、同じく泥棒。
上手い、上手すぎる!
実は彼女の家族はみんな泥棒でして、
祖母が出てくるんですが、パオロの財布をいつの間にか掏っている。
彼女の弟(まだ小学生くらい)も出てきますが、
パオロが居ない間にタクシーのタイヤを盗んでる。
(ルパン三世に出てきた島民全員が泥棒と言うのを思い出した)
そして二人は着いたり離れたりを繰り返し、最後にはハッピーエンドへ。

こんなに面白い作品が日本未公開、
さらには今回のたった3回の上映で終わってしまうのはもったいない!!!
でもこれだけ熱く語ったんですが、
最後の上映である12月22日の2部の上映も満席とのこと。
「それなら、書くなよ!」と怒られそう。すいません。

♪ビンゴ・バンゴ・ボンゴ・・・♪
映画全編にわたって、この歌が歌われるんですけど、
それがもう耳に着いちゃって・・・
581シネマ三四郎:01/12/10 10:43 ID:DQ9Fcvjn
>>566 >>568 >>570 1さん、121さん、メイヤーさん。
ベッド・ミドラー主演の「ステラ」は、「ステラ・ダラス」のリメイク版ですよね。
この映画を見て私は三益愛子の映画を思い出しました。
このジャンルでは、「母の旅路」という映画もありましたね。

>>579 ド素人さんへ。
「カッコーの巣の上で」の原題は「カッコーの巣から一羽が飛び立った」というものです。
ケン・キージーの大ベストセラー小説です。
カーク・ダグラス主演で舞台劇にもなったそうですが、あまりヒットしなかったとのこと。
マイケル・ダグラスが映画化権を買い取って、チェコ出身のミロシュ・フォアマン監督で
製作されました。ご存知のように大ヒットの上にアカデミー賞。
親父の無念を、息子が映画ではらしたというわけですね。

タイトルの意味ですが、ご存知のようにカッコーは自分で巣をつくらず、
他の鳥の巣に卵を産みつけていく鳥ですよね。
このことから、管理社会(仮の巣)から抜け出したくてもそれができない人間の苦悩を
表現しているのではないでしょうか。
鳥は羽ばたけるけれども、縛りつけられた人間はそうはいかない。というところでしょうか。

社会主義の管理国家、チェコから米国に亡命したフォアマン監督を起用したのも、
強権を持って抑圧する管理者対自由を求める個人との闘い、という図式にぴったりだった
と私は思います。

   (以下、「カッコーの巣の上で」を未見の方は、飛ばして下さい。)

ラストのニコルソンですが、60年代に、暴力をふるう精神病患者にさかんに施されていた、
ロボトミー手術(脳の前頭葉の一部を切除して、凶暴性を失わせる)を彼はやられたのです。
これを知ったチーフ(彼は実は正気です)は、いっそ死なせた方が彼のためだと考えたわけです。

カッコーの巣から飛び立った一羽は、侵略して来た白人から抑圧を受け続けた、
アメリカ大陸の先住民であるインディアンであった、というのも象徴的ですね。

なお、ロボトミー手術は、非人道的手術であるとの批判を受け、
現在は、ほとんど行なわれていないとのことです。
582名無シネマさん:01/12/10 11:18 ID:imAgtG6l
新旧問わず、どんでん返しの魅力ある映画はないでしょうか。探偵スルースなんて
代表例だと思うんですがお願いします。
583シネマ三四郎:01/12/10 11:55 ID:DQ9Fcvjn
>>582
“どんでん返し映画”、思いつくままに挙げて見ます。

   タイトル           主演俳優
「情婦」        (マレーネ・ディートリヒ/タイロン・パワー)
「テキサスの五人の仲間」(ヘンリー・フォンダ/ジェイソン・ロバーズ)
「サイコ」       (アンソニー・パーキンス/ジャネット・リー)
「シーラ号の謎」    (リチャード・ベンジャミン/ジェームズ・コバーン)
「スティング」     (ポール・ニューマン/ロバート・レッドフォード)
「スティング2」
「名探偵登場」     (ピーター・セラーズ/ピーター・フォーク)
「オーソン・ウエルズのフェイク」(オーソン・ウエルズ)  
「ドクター・モローの島」(マイケル・ヨーク/バーバラ・キャレラ)
「デス・トラップ/死の罠」(クリストファー・リーブ)

あと、“どんでん返し”とは言えないかもしれませんが、ラストが印象的だった映画では、
「現金に体を張れ」(監督:スタンリー・キューブリック)
「 Z 」    (監督:コスタ・カブラス)
「警視の告白」  (主演:フランコ・ネロ/マーチン・バルサム)

などです。まだまだあるとは思うのですが、思い出したらまた書き込みます。    
584582:01/12/10 12:05 ID:imAgtG6l
>583さん
ありがとうございます。実はどんでん返し映画ばかり見てるんですが、
上では「スティング2」、「オーソン・ウエルズのフェイク」、「ドクター・モローの島」
はみていませんでした。すぐにビデオ屋に行きます。マイケルケインのファンなんで
彼が出ているものは即借りることにしています。新しいとこでは何かないですかねえ。
期待しております。またお教えください。個人的には奇人たちの晩餐会ってやつが
最近場面がほとんどひとつの室内で構成されており、面白かったです。
585クルーゾー:01/12/10 12:50 ID:P9DKGhSp
>582さん
どんでん返しのある映画
新旧問わずとなると、山ほど出てきますね。
大体「法廷映画」にはつき物ですし、
ミステリー映画やサスペンス映画も当然のように多いです。
たとえば「法廷映画」では、
「白と黒のナイフ」「ミュージックボックス」「評決」とか、
サスペンス・スリラーだと、
「悪魔のような女」「サイコ」
マイケル・ケインの「殺しのドレス」もそうですね。
ミステリーだと、
「そして誰もいなくなった」「シャレード」
「サスペリア2」(ダリオ・アルジェント監督作品には意外な犯人ものが多いです)
なども良いと思います。「サスペリア2」はちょっと怖いかも。

新しいのをご所望でしたら、「猿の惑星」ティム・バートン版はいかがでしょう。
もちろん、旧作もOKです。ラストは違いますけど。
最近でもないですが、「ユージュアル・サスペクツ」はご覧になりましたか?
5861:01/12/10 13:05 ID:UMgxKW/S
>577 116さん
「赤い風船」は録画のテープ捜してなるべく早く観る事をお薦めします、大きな
お世話ですが、早く116さんに感激して貰いたいものですから・・・・・・
フランチェスコ・ゴリザーノは、俺も映画でも本でも、他で観た事も聞いた事もあ
りません。

>580 クルーゾさん
お久しぶりですね、クルーゾさん。
これだから前売り券買っとかないと、良かったじゃないですか、折角行って
当日券無かったら、最悪ですもの。でも前売り券買って行けなかったら、これ又
最悪だし、とかくこういう物なんですね。
「こんなに悪い女とは」むちゃむちゃ面白そうですね、20才のS・ローレンです
か、グラマラスボディにわき毛ですか、俺は「にがい米」のS・マンガーノのわき
毛でも、びびったので、S・ローレンなら鼻血ですね。V・デ・シーカが親父で泥棒
なんか「ロベレ将軍」のデ・シーカの感じかな、悪党になりきれないお人好し・・
凄く観たくなるじゃありませんか、エッ前売り券完売ですか、良かった。

>581 シネマ三四郎さん
「ステラ」は「ステラ・ダラス」のリメイクです。俺は無声映画の方は観ていない
のですが、B・スタウイックより、むしろペッド・ミドラーの方が適役かと、あの
下種っぽさはペッド・ミドラー上手いですよ。
「カッコーの巣の上で」やっぱり、俺はこれは三四郎さんが詳しいと、睨んでい
たのです、当たった。

>582さん
どんでん返しの映画なら
「情婦」(ビリー・ワイルダー)
「悪魔のような女」(アンリ・ジョルジョ・クルーゾ)
「テキサスの五人の仲間」(フィルダー・クック)
「生きていた男」未見ですが、凄く面白そうです。がビデオ未発売
「スティング」(ジョージ・ロイ・ヒル)
今思い出したのはこれくらいです。

>583 シネマ三四郎さん
一緒や一緒、「どんでん返し映画」となれば、大体決まってきますね。
587582:01/12/10 13:20 ID:imAgtG6l
>585さん586さん
ありがとうございます。
みたものは「白と黒のナイフ」「悪魔のような女」「サイコ」」「シャレード」、「ユージュアル・サスペクツ」「情婦」「悪魔のような女」
「テキサスの五人の仲間」「評決」で、「生きていた男」「殺しのドレス」」「ミュージックボックス」は是非見てみたいです。
貴重なアドバイスありがとうございます。
5881:01/12/10 17:10 ID:z+7R9Ymv
このところ癖になって早朝に起きて映画観ております、今朝は
「悪人と美女」を観ました、凄く面白かったです。何を勘違いしていたのか、
二度目とばかり思ってましたが、初めて観る映画で
監督はヴィンセント・ミネリです。ハリウッドが舞台では「イヴの総て」が有名
ですが、この映画の方がよりハリウッド内幕物の感じがしましたね、映画は
「三人の妻への手紙」と同じ三人の回想形式、主役に脂の乗りきったカーク・ダグ
ラス、ラナ・ターナー、ディック・パウエル、ウォルター・ピジョンと名前の知ら
ない男優、各人のK・ダグラスとの過去の関わりを三者三様に描いていく「三人の
妻・・・」と殆どそっくりでした。
W・ピジョンは「わが谷は・・・」「ミニヴァー夫人」「キューリー夫人」の寡黙
で上品な紳士のイメージが強すぎてびっくり、ただのおっさんのようでしたね、
最初はヒューイ・ルイスのようにも見えました。
ラナ・ターナー、ディック・パウエルも良かったですね。
特筆はやはりディック・パウエルの嫁さん役のグロリア・グレアムですね、出番は
少ないのですが、あのセクシーなかすれ声、美人じゃないのに男好きのする顔、
何故か男を惑わす色香、以前にも書いたのですが私生活ではニコラス・レイ結婚
その後離婚、の後にニコラス・レイの前妻との子供(一時は義理の息子)と結婚と
いう凄い経歴が頷ける魔性の魅力がありました。
589シネマ三四郎:01/12/10 17:20 ID:DQ9Fcvjn
>>587 582さんへ。

比較的新しい映画では、「白いドレスの女」はご覧になられましたか?
それと、“どんでん返し”ではないですが、ロマン・ポランスキー監督の「死と処女」も、
大変考えさせられるラストでした。

さらに、70年代の作品ですが、ジョン・ウェインがアン=マーグレットと共演した西部劇、
「大列車強盗」も、ラストのヒネリがしゃれた映画です。
590582:01/12/10 19:21 ID:imAgtG6l
>シネマ三四郎さん
白いドレスの女はみたことがりますが、「死と処女」は見たことがありません。
これは重めのタイトルからもぜひみてみたいと思います。ありがとうございます。
あと、「大列車強盗」も見ていないのですぐにでも見てみたいと思います。
貴重なアドバイスありがとうございます。私好みの路線のような気がします。
591121:01/12/10 20:16 ID:rQfyh2WF
>>581 シネマ三四郎さん。「母の旅路」懐かしいですね。原題「Madame X」この作品も
4、5回作られている「母物」の定番ですね。私は20年、29年作と計3作観てますが
「母の旅路」がその中では最も評価は低いですが、ラナ・ターナーそして往年のスター
コンスタンス・ベネット出演なので好きですね。「泣ける映画」でしょうか?

>>588 1さん。ハリウッドが舞台となると私はやはり「スター誕生」ですね。特に
37年、54年両作品が好きです。76年作品は、ちょっと・・・・・
「スター誕生」の基になった「栄光のハリウッド」(32)G・キューカー作品も好きですね。

アメリカ映画しか知らないと思われるのも何ですから、ヨーロッパ作品のお気に入りを。
既出でしたら、ゴメンナサイ。
「格子なき牢獄」C・リュシエールは当然ですが、アニー・デュコーもいいですね。
「制服の処女」ドロテア・ヴィークは素敵ですね。聞くところによると「愛の調べ」で
その生涯が描かれた、クララ・シューマンの後裔だとか。
私の場合は作品を観るというより女優さんを観てますね。まったくいい加減です。
長々とすみません。
592シネマ三四郎:01/12/10 20:28 ID:DQ9Fcvjn
>>592 582さんへ。
“どんでん返し映画”、どうもとぎれとぎれで申し訳ないのですが、
ポランスキー監督でもう一本思いだしました。

「ポランスキーの吸血鬼」。これはタイトルバックから見ものですよ。
ドラキュラもののパロディーですが、たいへん面白い映画です。
ポランスキー自身が主演し、
悲惨な死をとげたポランスキー夫人、シャロン・テートが共演です。

有名な怪奇もののパロディでは、メル・ブルックス監督の、
「ヤング・フランケンシュタイン」もいいですね。
これもラストが面白い。
ジーン・ハックマンが、ノン・クレジットで出演しています。

2本とも見ておられたらすみません。
593メイヤー:01/12/10 21:59 ID:cDZ3l+BH
>>588 1さん
「悪人と美女」の他の男優はバリー・サリヴァンみたいです。
ダグラスが演じたプロデューサーのモデルはセルズニックだと言われています。
ウォルター・ピジョンは40年代に入ってブレイクした感じですが、MGMでのグリア・ガースンとのコンピや、「わが谷は緑なりき」によって映画史に名を残していますね。
594メイヤー:01/12/10 22:04 ID:cDZ3l+BH
>>591 121さん
「格子なき牢獄」のコリンヌ・リュシエールは日本公開当時の男性ファンの人気が大変な物だったそうですね。
アニー・デュコーは当時「フランスのアイリーン・ダン」と呼ばれていたとか。
1937年に原節子が「新しき土」の宣伝にドイツを訪れた時、ドロテア・ヴィークの美しさに強い印象を受けたという話を読んだことがあります。
「制服の処女」は戦後リメイクされ、リリー・パルマーが教師役、ロミー・シュナイダーが生徒役を演じています。
恥ずかしながら、私もどちらかと言えば作品で観ると言うよりも女優さんで観てしまう方です。
595121:01/12/10 23:10 ID:rQfyh2WF
>>594 メイヤーさん。
私のいい加減さに比べればメイヤーさんは、勉強家です。例えばウォルター・ピジョンなどは
私は「サラトガ」他、何本が30年代の作品は輸入ヴィデオを持っていますがどこに出てきたか
覚えていませんね。私にとっては「禁断の惑星」のモービアス博士の方が印象が強い始末。
この作品とて、私には、アン・フランシスの映画ですから。そして、アン・フランシスと
言えば、テレビ・シリーズ「ハニーにおまかせ」となります。これでは、映画ファンとは言えません。
バリーサリヴァンもテレビで何作か観ている筈ですが、カキコする前にいちいち調べる様な几帳面
な性格ではないのでとりあえず一本だけ。エスター・ウィリアムズの相手役をした
未公開作品「SKIRTS AHOY!」(52)これは、輸入ヴィデオを持ってます。
まあ、こういう性格では、とても作品の批評、監督の批評など出来ませんね。
596名無シネマさん:01/12/10 23:21 ID:imAgtG6l
シネマ三四郎さんへ
582ですが、早速、「死と処女」「オーソンウエルズのフェイク」をかりてきましたが、
TSUTAYAにはほかの作品がないので残念です。ポランスキー
の吸血鬼も見ていませんのでぜひトライしたいです。
597ジュリア:01/12/10 23:53 ID:/CM1FpUu
久々にきましたが、なんかものすごくマニアックな話で、ウキウキです。

>>592 シネマ三四郎さん、
「ヤング・フランケンシュタイン」は大好きです。
あのジーン・ハックマンは笑えますね。
名前が出てこないのですが、あのせむし男役の人と、
博士の奥様役(岡本麗似)がお気に入りでした。
598ジュリア:01/12/11 00:13 ID:ib6nWUXt
「ヤング・フランケンシュタイン」に出ていた好きな人は
マデリン・カーンです。
599クルーゾー:01/12/11 13:09 ID:VAYodXl5
コリンヌ・リュシェール
「格子なき牢獄」は観た事があるのですが、
是非とも「美しき争い」も観たいです。
私は女優で映画を観るという事があまり無いので、
彼女の場合も最初はこの「格子なき牢獄」と、
彼女の最期に関するゴシップで関心が出ました。
映画を女優さんで観ないのでよく出演女優の名前を間違えます。
でも「愛の調べ」はあってると思います。
キャサリン・ヘップバーンですよね。いい映画でしたね。
ブラームスとシューマンの男優は完全に忘れてます。
ドロテア・ヴィークがクララの血筋だったというのは初めて知りました。
勉強になるなぁ。そういえば、たしかクララ・ヴィークですもんね。

>1さん
昨日、イタリア大回顧の前売りをまた買ってきました。
「ウンベルトD」
だって、1さんに大阪から来させてしまうほどの映画!ですもの。
ぜひ観たい!!と思うのは1映画ファンとしては当然ですよ。
25日の夜に一人で映画かよ!というツッコミは無しですよ。
600シネマ三四郎:01/12/11 13:36 ID:UyxZQqsn
>>597 ジュリアさんへ。
「ヤング・フランケンシュタイン」で博士の助手役を演じた俳優は、
マーティー・フェルドマンです。
背中のコブが右にあったり左に行ったりのギャグはおかしかったですよね。

ジーン・ワイルダーが監督・主演した「新シャーロック・ホームズ/おかしな弟の冒険」は
ご覧になりましたか?
フェルドマンはもちろん、マデリン・カーンも出ていますね。

「ペーパー・ムーン」の彼女も面白くて、私は気に入っています。
601565です:01/12/11 14:25 ID:nRm6cBtK
あとお気に入りのフランス映画というと・・・
「シェルブールの雨傘」
「昼顔」
「天使が見た夢」これ知ってる人いるか心配です。エロディー・ブシェーズ、ナターシャ・レニエ主演です。とりあえず。
ぜんぜん古い映画ではないです。すみません。
アメリカ映画ですと、ヒッチコックのものが多いですね。とくに好きなのが
「裏窓」
「泥棒成金」
「鳥」
「白い恐怖」
くらいでしょうか。
6021:01/12/11 17:44 ID:Hqz2Zk8d
>591 121さん
「母の旅路」って洋画だったんですか、シネマ三四郎さんの書き込み読んで、
題名も知らないもんだから、勝手に三益愛子主演の母親物と勘違いしていました。
コンスタンス・ベネットって、ジョーン・ベネットの姉だったか妹だったかの人
ですね。でも「母の旅路」題名だけで、泣けてきますね。

「スタア誕生」「栄光のハリウッド」はどちらも観てないんですよ、「スタア」は
ミュージカルじゃなかったですか?、「栄光・・」は題も知らなかったです。
「悪人と美女」で忘れていまのですが、プロデューサー、K・ダグラスとの製作者
W・ピジョン、女優R・ターナー、脚本家D・パウエル、監督名前知らない人が
四者四様の絡みを描いて、本当に面白かったですが、ラストのコメディっぽいオチ
は、もう一つ頂け無かったですが・・・・・・

「格子なき牢獄」(レオニード・モギー)以前に野坂昭如のエッセーを読んでいると、
よく「格子なき牢獄」とコリンヌ・リュシェールの話が随所に出てきました。
当時の人気がいかに凄かったか、何回も観たとか、それでもって観たんですが、
俺は大して面白く無かったし、リシェールもさして綺麗とは思いませんでした。
むしろ、アニー・デュコーの方が数段魅力的でしね。でも戦後リシェールがナチス
高官の愛人だった事から捕らえられ、坊主にされて20代で獄中死した事を読ん
だ時は、戦争によって人生を狂わされたこの女優さんがとても哀れに見えました。

>593 メイヤーさん
「悪人と美女」の監督役はバリー・サリヴァン言うんですか、でもあんまり特長
がないんで、次に何かで見ても解らないと思います。W・ピジョンは「わが谷」
の敬虔な神父さんの雰囲気はなかったですが、なかなかこの役も良かったですよ。

そう言えばアニー・デュコーって、アイリーン・ダンに雰囲気似ていますね、俺は
断然A・ダンが好きだすが。

>597 ジュリアさん
凄くマニアックな人たちが大勢いますので、どんどんレスして下さい。

>599 クルーゾさん
「ウンベルトD」観に行ったのは、クルーゾさんが思われているような純粋な
気持ちではないんですよ、確かにヴィットリオ・デ・シーカは大好きで、特に
初期の作品は全て観たいと、且つデ・シーカが父に捧げる映画ならなおさらで、
でも実際の理由は、そんな事したらさぞかし格好いいやろな、というくだらん
気持ちとストレス解消からだと思います。
116さんから「イタリア映画大回顧」で「ウンベルトD」を紹介された時には
即座に決めていました。でもこのスレを立てていなかったら、と考えると解りま
せんね、行ったか行かなかったかは・・・・映画は期待通り凄く良かったです。
俺、恥ずかしい話ですが、劇場で映画観た事殆どないので、ましてや「フィルム
センター」のような所は初めてだったので、偉くなったような気分になって気持ち
良かったです。

>600 シネマ三四郎さん
「ペーパー・ムーン」は最高でした、色々なシーンが目に浮かんできます。
笑いあり涙ありで、冒頭の聖書詐欺は面白かったですね、作り物のお月様に乗っ
ている写真は泣かせましたよね。
603116:01/12/11 18:06 ID:z3oKZ+EO
>>686 1さん
「赤い風船」、面白そうですね。前回ビデオを整理した時、この作品はチェック
していなかったので、すぐ見つかるかどうかわからないですが、頭に留めて
今度観てみます。

>>592 シネマ三四郎さん
「ヤング・フランケンシュタイン」はとても面白かったですね。アイゴール役の
マーティ・フェルドマンがいい味出してました。メル・ブルックリン作品だと
他では「プロデューサーズ」と「サイレント・ムービー」を気に入っています。
「新シャーロック・ホームズ/おかしな弟の冒険」は録画はしたのですが、
残念ながらまだ観ていません。

>>601 565さん
「昼顔」は良かったですね。ちょっと退廃的な雰囲気にカトリーヌ・ドヌーブが
マッチしていて。この作品に限らず、ルイス・ブニュエル監督の作品は僕も
好きです。あまり多く観ているわけではないのですが。「昼顔」が良かったの
なら、同じくブニュエル監督、ドヌーブ主演の「哀しみのトリスターナ」も
気に入るのでは。共演しているフェルナンド・レイ、フランコ・ネロもなかなか
良かったです。
「シェルブールの雨傘」のほか、「ロシュフォールの恋人たち」も観たのですが、
僕はちょっとこれらの作品は苦手みたいです。
「天使が見た夢」は未見ですが、録画したので機会を見つけて観てみます。
ヒッチコック作品は僕も好きなので結構観ています。挙げられた作品以外だと
「見知らぬ乗客」、「疑惑の影」、「フレンジー」なんかも僕は好きです。
604名無シネマさん:01/12/11 18:43 ID:29RCQW6a
こんなクソスレは終了。
605116:01/12/11 19:05 ID:z3oKZ+EO
最近はかなり古い作品を観ることが多くて、アベル・ガンス監督の「鉄路の白薔薇」
とBS2で以前録画したF.W.ムルナウ監督の「タルチュフ」を観ました。「鉄路
の白薔薇」は冒頭、フラッシュ・バックで映し出される列車の脱線事故シーンは
見ごたえがあり、作品全体としても味わい深かったです。いかんせん画像が
とてつもなく悪かったことがつらかったですが。「タルチェフ」では、「嘆きの
天使」のウィンラート教授を演じたエミール・ヤニングスの怪演が光っていて、
これも楽しく観ることが出来ました。いづれも、無声映画です。この頃は
無声映画ゆえの演出・演技というのもなかなかいいものだと思っています。
(一方、無声映画を嫌う人の嫌う理由もわかる気がします。)ムルナウ監督の
作品では「最後の人」、「サンライズ」も以前録画したのでいづれ観てみようと
思っています。
6061:01/12/11 19:20 ID:M7s+JqaU
>603 116さん
「赤い風船」の感想、楽しみに待っています。

昨日の夜に「夜の豹」(ジョージ・シドニー)を観ました。出演はF・シナトラ、K・ノヴ
ァク、R・ヘイワースでしたが、二人共吹き替えかどうかは知りませんが、歌あり
踊りあり、お色気シーンありでしたが、俺はあんまり面白くなかったです。

今日は早朝に「女相続人」(ウイリアム・ワイラー)を観直しました。これは時間の経つのを
忘れるくらいに面白かったですね、以前観た時より数倍良かったです。
冒頭に状況の設定を観客に伝えるのが凄く上手かったですね。
オリビア・デ・ハビランドは凄く良かった、劣等感から歓びと希望、倍化する絶望感
を女の恐さを、大変上手く表現していたと思いますね。父親のラルフ・リチャード
ソンも良かったです、父親の娘に対する心理をこれも上手く演じていたと思いま
すね。モンティも最高でした、目的をはっきり見せない所もよかったじゃない
ですか、巧かったですね、素晴らしい映画でした。
でもモンティの<もみあげ>が少し長すぎると思ったんだけど・・・・・・・

こんな事ばかりしているので、毎日寝不足状態です。
607121:01/12/11 20:03 ID:c7rAvwfB
私など映画に関しては、紀子さんファミリーの足元にも及ばぬ無知蒙昧なんだけど。
マニアックでもないし。でも、一寸書かせてもらいます。
>>602 1さん。 コンスタンス・ベネットは、ジョーン・ベネットの姉です。父親は
リチャード・ベネットという俳優です。もう一人バーバラというこれも少し女優経験のある
娘がいた筈。「栄光のハリウッド」の主演は、コンスタンス・ベネットです。
リュシエールは確かナチス高官、オットー・アベッツとの関係から、対独協力者とされ
「格子ある牢獄」に入りましたが、釈放された後、心臓麻痺で死亡しました。

>>599 クルーゾーさん。私も「美しき争い」は、未見です。
ドロテア・ヴィークは、アメリカに招かれて「ゆりかごの唄」などにでてまね。
シューマン役は、ポール・ヘンリード、ブラームス役は、ロバート・ウォーカーですね。
私は、彼らの出演作も知っていますが書く必要は無いでしょう。
書きながら「血筋」で一人思い出しました。私は、エリッサ・ランディも結構好きなんです。
「暴君ネロ」「仮面の男」「岩窟王」「夕陽特急」この四本は、ヴィデオ持っていますが
彼女は、フランツ・ヨーゼフの後裔という話を聞いたことがありますが、これは多分
眉唾でしょう。クルーゾーさんの書き込みを拝見すると、西洋史にお詳しいようなので。

あまり古い作品ばかりだと興ざめするので、私の「胸キュン」を。
「みじかくも美しく燃え」(67)ピア・デゲルマルクは清楚な美しさがありました。
尤も、「リサの瞳のなかに」同様一度しか観ていないので、殆ど忘れているのですが。
608紀子:01/12/11 20:44 ID:FCo4bTMD
>>607
>あまり古い作品ばかりだと興ざめするので

「みじかくも美しく燃え」って、十分古いと思うけども。

ベネット3姉妹って、タルマッジ3姉妹ぐらい有名だと思うけど。
と、書いてこっちの方がむちゃくちゃ古いわね。私って淀川さんと
同じ年でもないけどもね。

イタリア映画大回顧展は、やっと第1期を全部見たわ。おかげでおカネがなくちゃった!
609シネマ三四郎:01/12/11 21:00 ID:UyxZQqsn
>>607 121さんへ。
「みじかくも美しく燃え」、カメラが抜群にきれいなスウェーデン映画でしたよね。
実は私、この映画のボー・ウィデルベルイ監督がアメリカで撮った、
「ジョー・ヒル」という実在の人物を描いた映画が、本当に忘れられない作品なのです。
ビデオ化されていないし、テレビでも放映されたという話を聞きません。
なんとかもう一度見たいと思っているのですが。

両作品で主演したトミー・ベルグレンは、
当時売出し中だったアル・パチーノによく似てると思いませんか?
610名無シネマさん:01/12/11 21:08 ID:29RCQW6a
609 名前:シネマ三四郎 :01/12/11 21:00 ID:UyxZQqsn

>>607 121さんへ。
「みじかくも美しく燃え」、カメラが抜群にきれいなスウェーデン映画でしたよね。
実は私、この映画のボー・ウィデルベルイ監督がアメリカで撮った、
「ジョー・ヒル」という実在の人物を描いた映画が、本当に忘れられない作品なのです。
ビデオ化されていないし、テレビでも放映されたという話を聞きません。
なんとかもう一度見たいと思っているのですが。

両作品で主演したトミー・ベルグレンは、
当時売出し中だったアル・パチーノによく似てると思いませんか?


名前: E-mail:
611121:01/12/11 21:30 ID:c7rAvwfB
>>608
紀子さん、お久しぶりです。すみません、でも当方の年齢を考慮して下さい。「胸キュン」として
挙げたのです。また内容の濃い書き込みをお願いします。私も質問がある時は、させて頂きます。
指名料は、ご勘弁の程。
612121:01/12/11 21:49 ID:c7rAvwfB
>>609 シネマ三四郎さん。
言われてみれば、似ていたような気もする様な。しかし、私はデゲルマルクしか観て
いなかったし、男優の名前も知りませんでした。いい加減な観方をしていますから。
それになにぶんにも三十数年前ですので。どうもすみません。
613スモーキー:01/12/12 00:55 ID:nq2yBkTD
>>562 1さん
>「深夜の告白」Bスタンウィックの髪型に注目
えーと、どんな髪型だったかな、かなり癖のある髪型だったのは
憶えてるんですが。
実はこの人の映画観たの初めてなんですよ、「レディ・イヴ」
すら観たことないもんで。(探してるけど何処にもなくて)
今回たまたま「飾窓の女」も一緒に借りたんですが、
EGロビンソンの役どころがまるで正反対で面白かったです。
他に以前お勧めしてもらった「悪名一番」「剣鬼」、それに
前から気になってた「しとやかな獣」「踊るニュウ・ヨーク」
「世紀の楽団」「赤ちゃん教育」「ビズ・ガール・フライデー」
を借りてきました。
梅に鴬、松に鶴、朝吉に清次、なるほど仰せのとおりでございます!
614クルーゾー:01/12/12 08:48 ID:0gFGBqLn
>121さん
コリンヌ・リュシェール
私が初めて彼女の記事を読んだ時は「獄死」したと書いてあったんです。
でも、亡くなったのが1950なので、ドイツ軍に協力したからといって、
結核になった人を5年も投獄させておくだろうかと思ってたんです。
やはり、釈放はされてたんですよね?

「みじかくも美しく燃え」
私も観ました。確かダンナさんと青年が音楽で仲良くなっちゃうんですよね。
そこで、クラシックが流れてたような・・・
でも、私も青年の顔は覚えてません。
シネマ三四郎さん、ごめんなさい。
うろ覚えなんですが、この作品は3部作とかいうのではなかったですか?
臨時の先生と少年のがあった気がするんです。全然違うものかも・・・

>紀子さん
すごい!!! 全部観たんですか!
紀子さんはどの作品がお気に召しましたか?
私は、あと「慈悲なき世界」「ウンベルトD」「崖」
を観に行こうと思ってるんですが、
これも見逃さない方が良いという作品が会ったらぜひ教えてください。
感想もたくさん聞かせてください。注文が多くてすいません。

昨日、本屋で立ち読みした本がとても面白いものでした。
その本の話はまた後で書きます。
すごく寒くなってきましたが、皆さん風邪などひいてませんか?ご自愛を。
615ホリヰ:01/12/12 11:22 ID:Vx3OZqTM
>>614
コリンヌ・リュシェールについてはノンフィクションライターの鈴木明が
「コリンヌはなぜ死んだか」という本を書いていましたね。
昔うちにあったんだけれど読まないままどっかいってしまった。
616ホリヰ:01/12/12 11:52 ID:Vx3OZqTM
>>568
スーザン・ヘイワードというと戸板康二の「ちょっといいはなし」で読みましたが、
三浦洸(だったかな?)がイタリアにいったら、スーザン・ヘイワードがいて
「あっ、スーザン・ヘイワードだ」といったらニッコリしてこっちにきてくれたとのこと。
イタリアではだれもスーザン・ヘイワードを知らなくて寂しい思いをしていたらしく
うれしかったのだろうとのことでした。
617シネマ三四郎:01/12/12 12:58 ID:/Zz7ne7u
>>614 クルーゾーさんへ。

「みじかくも美しく燃え」は、デンマークの伯爵で陸軍中尉でもある男性が、
妻子を捨ててサーカス芸人の女性と駆け落ちして、心中するという物語です。
「うたかたの恋」のモデルとなったオーストリア大公ルドルフ事件とともに
欧州では有名な実話だそうです。

ご指摘の映画は、もしかするとカーク・ダグラス主演の
「いくたびか美しく燃え」では?
主人公の女性はデボラ・ラフィン。デヴィット・ジャンセンも出ていましたね。
ただ3部作ではないと思いますので違っているかもしれません。
618クルーゾー:01/12/12 13:47 ID:/Pe0CcXC
>シネマ三四郎さん
すいません、すいません、本当にすいません。
「あこがれ美しく燃え」でした。
情けないです。
これで合ってると思うのですが、また間違ってたりして。
619ムンク:01/12/12 13:54 ID:wnovAYT8
楽しくROMってます。
ウィデルベルイ監督の「みじかくも美しく燃え」は
シネマ三四郎さんのおっしゃるとおりですね。

たぶん彼の遺作「あこがれ美しく燃え」(1995)が女教師と教え子かな?
この作品の少年は監督の息子さん。
ヨダレが出るくらい、私の好みでした。
620ムンク:01/12/12 13:56 ID:wnovAYT8
あちゃ(w
もたもた書いてたらダブっちゃいましたね。
勘違いや思い違いなんか、くさぁ〜るほどあるから(それはあたしだけか)
間違いなんか気にしないで
お話してくださいね。
6211:01/12/12 15:04 ID:LMqw+Mql
>605 116さん
「鉄路の白薔薇」はびっくりするくらい画像悪かったですね、俺の場合はレンタル
をさらに8oにダビングなので、惨憺たる有様でした。
他では「サンライズ」しか観てないんですが、この映画は素晴らしい、静寂と
いう言葉がぴったりの綺麗な綺麗な映画でした。

>607 121さん
どひゃ〜コリンヌ・リシェール、釈放されてましたか、心臓麻痺でしたか
無責任な事書いて、ごめんなさい。

>608 紀子さん
又又どひゃ〜〜、「イタリア映画大回顧」第一期全部ですか、俺の行った時も
ロビーで座っていたら、女性を見る度に紀子さんに見えたものです。

>609 シネマ三四郎さん
「みじかくも美しく燃え」は確か1〜2年前にBSかWOWOWで放映あったと思うの
ですが、俺、家に録画あったと思うけど。それか又勘違いか??

>613 スモーキーさん
「深夜の告白」のスタンウイックは前髪は、普通はどういうか後ろに流す、
オールバック言うんか、それを頭頂部から眉毛の所まで垂らして、先端を内側に
カールさすというへんてこな髪型、これが又全然似合っていないんですよ、
スタンウイックなら先ず「レディ・イヴ」と「教授と美女」の2本お願いします。
「レディ・イヴ」のビデオは結構置いてある店、多いと思うんだけど。

ついでにスモーキーさん「上等兵殿!」「大宮〜、大丈夫か」の「兵隊やくざ」
もよろしく。
622ホリヰ:01/12/12 15:39 ID:Vx3OZqTM
>>606
1さん
「女相続人」は以前ビデオの予約に失敗して見損なって依頼見る機会がありません。
なんかタイトルだけでもそそられるものがありますよね。

最近は見ただけで世の常ならざる話しを予感させるそそるタイトルって
少ないような気がします。

それにしてもモンティが出ているのならどこかでビデオを手に入れて
おふくろちゃんにみせたやりたいですな。


ところで、家の近くの中古ビデオ屋で『スター誕生』(ウイリアム・ウエルマン)が
1200円で売っておりますが、ビッグ1閣下、これって“買い”でしょうか?
実はどういう映画かわからなくて…。
6231:01/12/12 16:41 ID:WErHxSjj
>622 ホリヰさん
「女相続人」録画しそこなったって、あほたんやね、でもホリヰさんレンタルあ
りまっせ、以前に同じワーラー版「黄昏」と一緒に発売されてるいるはずです。
この時のモンティは「赤い河」と同じくらいに若くハンサムでした。
ビデオ見つけて、おかあちゃんに観せてあげて下さい。

俺は今までビデオは安くても一度も買った事ないので、全てダビングか録画で、
タイトル帯だけは綺麗に付けたら、買ったのと同じ事だと思って・・・・・・
映像はかなり差があるんですかね。

今日も早起きして「新婚道中記」(レオ・マッケリー)を観ました。この映画初めてと
思ったら以前に一度観ていましたが、面白かったです。他愛無い内容でしたが、
そこはK・グラントとA・ダンと芸達者犬でそれなりに楽しめました。
A・ダンはどんな役やろうと上品ですね、嫌味がないですね。犬のスミス君は
「ウンベルトD」のフライクに負けず劣らずの可愛さでした。
ラストの掛け時計のオチも微笑ましいものでした。
624121:01/12/12 20:07 ID:aR43cR7B
あらあら、私が、ちらっと挙げた「みじかくも美しく燃え」にこの様にたくさんのフォロー。
本人は、殆ど覚えていないのに、恐縮です。有難うございます。
>>621 1さん、私も鈴木明氏著「コリンンヌはなぜ死んだか」を読むまでは獄死したと思って
いましたので気にしないで下さい。この本は、所有しています。結核も完治せず、寒さも
あったのでしょう。1950年一月下旬の夜、パリ市内で血を吐いて倒れているのを
発見されたと、この本には書いてあります。
私も間違っていました。37年、54年両作の表記は「スタア誕生」ですね。
「女相続人」には、ミリアム・ホプキンスも出てますね。この人もお気に入りです。
「新婚道中記」のスミス君は「影なき男」のニック、ノラ夫妻の愛犬アスタと同じ
犬でそうです。

>>616 ホリヰさん。レス有難うございます。戸板康二氏は、知っていますが、三浦洸という
方は、知りません。三浦洸一氏は歌手でしたか?不勉強ですみません。
「スタア誕生」の評価は、ALLCINEMA ON LINE 等で検索した方がよろしいかと思います。
1さんは、未見の様ですし、私などは、未だかつて一度も人様に、この映画を
観た方がいいなどと、推薦したことはありませんので。
625ド素人:01/12/13 17:51 ID:ZeaHf6n4
>>三四郎さん、1さん
レスありがとうございました。
返事遅くなってスイマセンでした。
いろいろ忙しかったもんで数日ぶりの2ちゃんです。
これからも知識面でお世話になると思うんでヨロシクお願いします。
626シネマ三四郎:01/12/13 18:14 ID:GPpxYsxs
>>615 >>624 ホリヰさん、121さんへ。
鈴木明氏のノンフィクションには、「リリー・マルレーンを知っていますか」
という名著もありましたね。

ところで、同じく映画界を題材にしたノンフィクションで、
「ジョン・ウエインはなぜ死んだか」という広瀬隆氏の著作がありました。
これを読んで私は大変驚いた記憶があります。
確かに説得力がある説だとは思いますが、実際のところはどうなんでしょうか。
627クルーゾー:01/12/13 18:55 ID:hvRCeome
本のお話が出ているので、先日立ち読みをした本の話をします。
「映画監督の未映像化プロジェクト」という本です。
内容は読んで字の如くです。
現在活躍中の監督まで載ってますので、
このスレに合うような古い監督・製作者の話は少ないのですが、
大変に面白い本でした。
その本を見つける前に5000円近く本を買ってしまっていたので、
その本(1600円)を買うのは控えました。で、立ち読み。
来月まで置いてあったら買う予定です。
内容で印象に残っているのはヒッチコックのボツもの。
何でも、オードリー・ヘップバーンを主役にした映画を撮る予定だったらしく、
当然のように彼女の方が拒否してきたとの事。
オードリーはブロンドではないのになぁ。
同じくヒッチで、「みじかい夜」という企画が撮影寸前まで進んでいたそうです。
この「みじかい夜」というのは、原作があるのですが(ハヤカワ文庫)、
紹介文の所に、ヒッチコック映画化と書かれてありました。
内容は、見た事の無いものだったので、以前から不思議に思っていたのですが、
その本が出たときは、まだ進行していたのでしょう。
かなりハードな話なんですが・・・

他には、セルズニック、タルコフスキー、フェリーニ、リーン、ドゥミ、タチ、
クロサワなどが書いてあったと思います。
見かけることがありましたら、ご一読をお薦めします。
628ホリヰ:01/12/13 20:23 ID:4DXOlX/2
>>623
1さん
>「女相続人」録画しそこなったって、あほたんやね
ううっ、くやし〜い。絶対ビデオ見つけてやる!
早く仕事暇にならないかなぁ。「仮面の米国」も探したいし…。
それにしてもウイリアム・ワイラーってすごいですよね。
「ベン・ハー」、「ローマの休日」、「必死の逃亡者」、「コレクター」、
みんなジャンルの全然違う作品ばかり。

>映像はかなり差があるんですかね。
私はダビングの映像の差が、一度気になり始めてからはまったくだめです。

>>624
121さん
>戸板康二氏は、知っていますが、三浦洸という方は、知りません。
確か美空ひばりの歌をよく作曲か作詞してた人だったかと…。
名前間違っているかも。

「スター誕生」ではなくて「スタア誕生」でしたか。
いずれにしても昨日そのビデオ屋いったらもうなくなっていました。

>>626
シネマ三四郎さん
私は鈴木明氏のノンフィクションは、「南京大虐殺のまぼろし」を読んだきりです。
広瀬隆氏の著作は読んだことがありません。
そういえば私は映画に関する本はほとんど読みません。
ビデオソフトについているライナーノーツすらフィルモグラフィー以外は読まないし…。
でも「ヒッチコックの映画術」はお金のない頃に奮発して買いました。
629121:01/12/13 21:14 ID:hka97G5R
>>626 シネマ三四郎さん。
私は映画本は、立ち読み専門ですし、広瀬隆氏の「ジョン・ウェインはなぜ死んだか」
もちらっと目を通した程度ですので、地下核実験の影響がどの程度なのか難しい問題ですね。
そう言えば、ゲイリー・クーパーも癌で亡くなりましたね。西部劇の撮影の影響でしょうか?

>>628 ホりヰさん。
ウィリアム・ワイラーは、私は好きですね。戦前の作品にも、「孔雀夫人」「デット・エンド」
「黒蘭の女」「嵐が丘」などが有りますし、戦後の作品は、何も言う必要はないでしょう。
当たり外れの無い作品を長く作ってきた点ではキャプラ以上に評価されるべきだと
思っているのですが、方々の掲示板を拝見すると、キャプラ、ヒッチコック、ワイルダーなどに
比べ人気がないですね。どうしてかな?
尤も、私の様ないい加減な映画の見方をしている人間の口にする事では無かったですね。
「女相続人」も力作だと思います。
630121:01/12/13 21:21 ID:hka97G5R
「デット・エンド」でなく「デッド・エンド」ですね。すみません。
6311:01/12/14 13:45 ID:EYpbCOPQ
>624 121さん
「女相続人」の叔母さん、ミリアム・ホプキンスでしたか、全然解りませんで
した。どっかで見た顔ぐらいに思っていました。
「新婚道中記」のスミス君は「影なき男」アスタ君でしたか、でもあの犬の
「かくれんぼ」は最高でしたね、鬼さんの姿勢は人間そっくりでした。

>625 ド素人さん
こちらこそ、感想楽しみにしていります。

>627 クルーゾさん
難しそうな本ですね、俺の読むのはゴシップとかの易しいのばっか、情けないで
あります。

>628 ホリヰさん
ウイリアム・ワイラーは凄いよね、どれも見応えのある作品ばっかり、その他
「孔雀夫人」「大いなる西部」「我等の生涯の最良の年」「デッド・エンド」
素晴らしい映画ばっかりですね。

>629 121さん
「デッド・エンド」も良かったですね、主演がジョエル・マクリーとその恋人の、
シルヴィア・シドニー、あの映画は舞台劇に映画化ですかね、ずっと同じ場所じゃ
なかったですか?・・・・・ハンフリー・ボガートがお尋ね者のギャングか何かで
、その昔の恋人がクレア・トレヴァーでしたね。
でもあのセット、ちょっとちゃちなように思ったんだけど・・・・・・
6321:01/12/14 16:35 ID:CQm+oXqd
最近、早起き映画鑑賞が日常化しております。昨日の朝は、前日に録画した
「銀嶺の果て」(谷口千吉 監督)と「若草物語」(マーヴィン・ルロイ)を観ました。
「銀嶺の果て」の三船敏郎は凄く格好良かったです、前髪が少し長めで前に落ち
てきた髪を掻き揚げる仕草も若々しく、三人強盗の一人でしたが、お得意の野性的
獰猛さの感じ出ていましたが、場所お構い無しで唾を吐くのは、止めて欲しい
です。強盗のリーダー志村 喬はサングラス何か掛けちゃったりしてましたが、
強盗らしくなかった。この映画で初めて、陰気じゃない河野秋武を見ました。
若山セツ子は山国の純情その物の少女役良かったですね。
途中、花沢徳衛が褌姿で踊っていました。

昨日「野菊の如き君なりき」を借りに行ったんですが、在庫無く仕方なしに
「麦秋」「東京暮色」とタイトル忘れた3本借りて来て、今朝は
「麦秋」(小津安二郎 監督)を観ました。先ずびっくりしたのが「東京物語」で
夫婦だった、笠 智衆、東山千栄子が今度は親子、こんな若い雰囲気の笠 智衆
は初めてです。父親に懐かしい菅井一郎、一瞬浅田次郎かと思いました。
嫁さんに三宅邦子、この人の顔を見ると「オロナイン軟膏」の宣伝を思い出し
ます、中学生の頃「オロナイン軟膏」と言えば三宅邦子でしたから・・・・
妹が原 節子、その友達が淡島千景、上司に佐野周二、婚約者に二本柳 寛、
その母に杉村春子、邦画の古いのはいいですね、懐かしい顔のオンパレードで。

「麦秋」もそうだけど「秋刀魚の味」でも、人物の写らない室内のショットいう
んですかシーンいうんですか、台所とか玄関とか、廊下とか、多くないですか???
前から気になって、仕方無かったんですが・・・・・・
633帰ってきた孫 梧空:01/12/15 11:17 ID:4Zo8mHaO
帰ってきました、韓国から(誰も待ってなかったと思いますけど)。

観ました観ました韓国で!一昨日。それは漁師の話でニシン漁船の網元の息子役に
「三船敏郎」相手役の一匹狼的な漁師役に「たぶん芦田伸介」マドンナ役に教会で
ピアノを弾く「久我よしこ(字わかりません)」途中からしか見れませんでしたが
なかなか面白かったですよ。

どなたか題名のわかる方いらっしゃいますか?  
6341:01/12/15 12:28 ID:kTctudlV
>633 孫 悟空さん
お帰りなさい、そう言えば孫悟空さん転職して直ぐに出張でしたね。

俺にはその映画の題名は解りませんが、日本でも一昨日(実際は昨日の夜中)に
三船敏郎主演で「ジャコ万と鉄」がBS2で放映されたのですが、まだ観ていないの
で、この映画かどうかは解りませんが、でも相手役は月形竜之介だったと思うの
で、違いますね、それに韓国と日本で同じ映画というのもおかしいですよね。

やはりその映画は当然、韓国語の字幕つくんですよね??
6351:01/12/15 16:17 ID:fOf+troQ
何年か前にWOWOWかBS2でフランク・キャプラ特集でやった映画だと思うんだけど
「愛(恋)の立候補宣言」こんな題で、スペンサー・トレーシーにK・ヘップバーン、
フランチョット・トーンの出ていた映画、誰か憶えていませんか、それと同時期に
「花嫁来る」か「花婿来る」、ビング・クロスビーにジェーン・ワイマンが出て
いて、ジェーン・ワイマンがレコードの上で踊っているシーンがあって・・・・
急に思い出したんだけど、ストーリーが全然思い出せなくて・・・・・・
636名無シネマさん:01/12/15 20:09 ID:DsWp/Lfg
「エル・トポ」を観たのですが、なんなのあれは???
637名無シネマさん:01/12/16 11:27 ID:gKE5PpX6
>636さん
「エル・トポ」は未見なんですが、最初タイトル聞いた時は、ハワード・ホークス
の西部劇「リオ・ブラボー」「エル・ドラド」の姉妹版とばかり思っていたのです
が、何かの本で読んで何か変わった西部劇みたいですね、宗教の絡んだような、
でも好きな人多いみたいですよ、このスレでも何回か出てきたと思います。
638エイモス:01/12/16 14:00 ID:uvDUkVGw
1さん。「素晴らしき哉、人生!」スレにカキコしたらレスを頂いたので。
このスレは、楽しく拝見しています。何度か名無しでカキコしたことはありますが
二代目モンローとしてシェリー・ノースを挙げたけどイマイチだったみたいです。
ドナ・リードは、「地上より永遠に」もあるけれど、「外国テレビドラマ」好きの私には
断然「うちのママは世界一」ですね。歳が分かっちゃうけど、昭和34年フジテレビでスタート
した筈。アテレコは富永美沙子さん。

>>329のカキコが正解だったらしいので、ビビチッタさんの為に少し追加。余計なお世話
かも知れませんが。「パパと三人娘」のパパのアテレコは、矢島正明氏、アリスンは、
渋沢詩子さん、ペニーは、山本嘉子さん、プーキーは、増山江威子さんだったと思います。
確か1970年に放送されたと思います。TBSだったかな?
「外国テレビドラマ」の事でお役に立てる事がある時はまた寄らせて頂きます。
HNのようにエイモス「バークにまかせろ」とは、いきません。歳が歳だから最近の
テレビドラマは、殆ど見ていないので。
639名無シネマさん:01/12/16 15:58 ID:oxayyOqn
>638 エイモスさん
そうか、思い出しました、俺が第二のテーラーとモンローと間違った時ですね。
シェリー・ノース、初めて聞く名前です、ごめんなさい。

ドナ・リードは「素晴らしき・・・」の雰囲気は他の映画では無かったですね。
「地上より永遠に」「コルヒドール戦記」「雨の朝巴里に死す」も雰囲気違った
です。その点「うちのママは世界一」はそのままの感じですね。小学校低学年
だったので記憶は薄いのですが、題名からして想像できます、ピッタリですね。
それだったら、フレッド・マクマレーのは「うちのパパは世界一」違いますね?
ずっとその題名と思っていましたが、「パパは世界一」か「パパ大好き」こんな
んやったかな??、
この頃は娯楽が少なくて、子供にとってテレビが唯一の娯楽でしたね。
そういえば、バーバラ・スタンウイックも出てなかったですか?
「パパと三人娘」と言う題で記憶がないのです。矢島正明と言えば、ナポレオン・
ソロもそうですね、イリア・クリアキンが野沢那智でしたか?
「バークにまかせろ」はジーン・バリーこんな名前でしたか?、若山弦蔵でしたね
「ベン・ケーシー」(主演ヴィンセント・エドワーズ)
「ドクター・キルデア」(主演リチャード・チェンバレン)
「ローハイド」(主演何とかスタック クリント・イーストウッド)
「ララミー牧場」(主演ジョン・スミス ロバート・フラー)
「コンバット」(主演ビック・モロー)
「ライフルマン」(主演チャック・コナーズ)
「サンセット77」(主演エフエム・ジンバリストJR)
「拳銃無宿」(主演スティーブ・マックィーン)
「逃亡者」(主演デヴィット・ジャンセン
今これだけ思い出しました、全て、今では想像出来ないくらいの視聴率でしたね。
6401:01/12/16 16:12 ID:USICLDiE
>637 639
知らないうちに、名前無くなってました。
641エイモス:01/12/16 17:45 ID:uvDUkVGw
>>639 1さん。
シェリー・ノースは、モンローと同じ20世紀FOXにいたブロンドの新人女優で、モンローが
拒否した作品に会社が出演させたという事です。おそらく日本未公開だから内容は私は知りません。
「スカートをはいた中尉さん」は、フランク・タシュリン脚本・監督、トム・イーウェル共演。
「七年目の浮気」が好調だったので、二匹目のドジョウを狙った作品でしょう。
私が、シェリー・ノースを第二のモンローとしてあげたのは、以上の理由からです。

外国テレビドラマに関しては、板違いなので長く書く事は、控えますが
F・マクマレイは「パパ大好き」ロバート・ヤングが「パパは何でも知っている」ですね。
アテレコは、前者が黒沢良氏、後者が、小池朝雄氏だったと思います。
「ローハイド」は、エリック・フレミングですね。ロバート・スタックは「アンタッチャブル」
B・スタンウィックは「バークレイ牧場」だと思います、1さんが言われるのは。
声優さんも全部分かりますが書く必要は無いでしょう。
因みに孫梧空さんに「ララミー牧場」のスリムを答えたのも私です。

どうも、お邪魔しました。長々スミマセン。いずれまた機会がありましたら。
642582:01/12/16 22:50 ID:TxVh8Uck
>>シネマ三四郎さん
死と処女、オーソンウエルズのフェイクをみました。
死と処女は、最初から終わりまで息をつかせぬ緊張感と謎めいた展開が、まさに私好み
の映画でした。最後はもっと大胆な結末を迎えるのかと思ったら、意外でした。あっけないといえばあっけなかったのですが、
途中までの展開は、大好き。この路線の映画をまたご紹介いただけたら幸いです。フェイクはちょっと難解でした。
私の映画歴ではちょっとわかりづらかったかも。また教えてください。
643メイヤー:01/12/17 00:28 ID:zisKcgTm
>>641 エイモスさん
モンローが拒否した作品というのは、「How to Be Very, Very Popular」(1955)だそうです。
「百万長者と結婚する方法」に続くベティ・グレイブルとの共演作として企画されたのですが、モンローはストリッパー役を演ずるのを嫌って出演を拒否したということを読んだことがあります。
644エイモス:01/12/17 01:18 ID:1UPHlwS2
>>643 メイヤーさん。
有難う御座います。カキコ拝見すると、映画に詳しそうですね。私は、「外国テレビドラマ」ですが
モンローについて多少知っている話。彼女の母親のグラディスさんは、ノーマ・タルマッジの
ファンだったので、1926年6月1日に生まれた娘にノーマ・ジーンと付けたそうですね。
まあ、N・タルマッジは、当時の大スターの一人。そして約20年後モンローは
タルマッジの前夫、J・スケンクと関係を持ちます。そして役を得ますね。
何かの因縁ですかね?
因みにモンローの芸名の名付け親は、元俳優のベン・ライアン。この人も結構二枚目
として、活躍しましたね。妻はロイドの初期の相手役だったビービー・ダニエルズ。
少しはメイヤーさんの知識の充実に役立ちましたか?尤も、すでに知っていたかも。

まあ、「外国テレビドラマ」好きの私は映画の事は止めましょう。
また何かカキコ出来る事があったら、書かせて頂きましょう。
645紀子:01/12/17 02:52 ID:sCQw/4fT
>>633と書くと、あとに「爆撃隊」と書き加えたくなっちゃう(分かる人には分かる)
それは「ジャコ万と鉄」ね。谷口千吉が黒澤の脚本で映画化した最初のやつ。月形龍之介
と三船でしょ。深作欣二が高倉健と丹波哲郎でリメイクした版もおもしろいわよ。

1さんへ
それは「愛の立候補宣言」。日本未公開作だけど、選挙をテーマにしたキャプラらしい映画よ。
では、ここで問題。キャプラの映画をパクった日本映画を5本挙げよ。キャプラの何がどういう
映画になったのかちゃんと答えてね!
6461:01/12/17 12:40 ID:gHSlkT01
>641 エイモスさん
「スカートをはいた中尉さん」主演がトム・イーウェルですか、題名すら知りま
せんでした。
F・マクマレーは「パパ大好き」、「パパな何でも知っている」もありましたね。
あぁ〜何とかスタックはロバートでした、この間「最後の航海」で出てきたとこ
ろなのに、そうそう「アンタッチャブル」だ、頭の中ごちゃごちゃ・・・・・
B・スタンウイックは「バークレー牧場」でしたか、仄かに記憶があります。

エイモスさんもう一つお聞きしたいのですが、「奥様は魔女」のE・モンゴメリー
の親父は誰でしたかねぇ、確か俳優さんでしたね??

>645 紀子さん
孫悟空さんが韓国で観たのは「ジャコ万と鉄」だったのですね、と言う事は
BS2というのは韓国でも、日本と同番組で放映されてるのですか????

キャプラの映画をぱくった日本映画ですか、難しい〜〜、以前に本で読んだ記憶
なのですが、「或る夜の出来事」のぱくりが「なんとかかんとか修学旅行」
「スミス都へ行く」が「なんとかかんとか浦島太郎」だったと思うのですが、
どちらも未見ですが、結構有名な監督作品だったと、印象的な題名だったので
仄かに憶えていますが、違ったかな????
その他3本もその時読んだような、読んでないような・・・この程度であります。
647名無シネマさん:01/12/17 13:08 ID:xGU9ObqH
BSというのは衛星放送ですから、海外でも見れるでしょう。
6481:01/12/17 15:28 ID:SygrWawT
>647さん
衛星放送だからは解るのですが、同じ番組というところが??、韓国でも日本と
同じ番組を放映しているんですか。

>紀子さん
教えて欲しいのですが、この間も聞いたのですが、今日も早朝小津監督「秋日和」
観たのですが、この映画でも、家の廊下のショットとか、台所とかのショットが
多いのですが、別に意味はないのでか?、俺が変に気にいているだけなのですか?
それと「麦秋」では原 節子と淡島千景、「秋日和」では原 節子と司 葉子の
会話でセリフの反復と言うんですか、「麦秋」では「〜〜ねぇ」と原 節子が
言うと、淡島千景が「〜〜ねぇ」とこれを何回も繰り返す、色んな場面で、
「秋日和」では、佐分利 信、中村伸郎、北 竜二の三人の会話もそんな感じで、
これは小津監督の特徴なんですか?、俺が勝手に気にしているだけですか、
気になって仕方ないのですよ。(訳の解らん、下手な文章ですみません。)

「麦秋」「秋日和」のどちらでも料理屋の女将で出ていた、懐かしいぶさいくな
おばさんは、高橋とよですか?、昔、まだ小さい時によく見た顔で、何十年ぶり
かで見ました。桜むつ子なんかは、よく憶えているんですが・・・・・・・
「秋日和」には岩下志麻も出ていた筈なんですが、どこで出てきたか、解らんかっ
たです。
桑野みゆきも出ていましたが、ほんの2〜3カットで、その他大勢の感じでした。
649シネマ三四郎:01/12/17 15:41 ID:fxSE8CbG
>>648 1さんへ。
NHKのBS放送は、韓国でも見れるようですよ。
去年、韓国旅行に行ったとき、ホテルでNHK/BSの番組を私は見ました。
6501:01/12/17 17:12 ID:w5WS0P4q
>649 シネマ三四郎さん
へぇ〜韓国でNHKBS観れるんですか、韓国旅行に行っても夜は退屈しないですね。
ありがとうございます。
651エイモス:01/12/17 20:31 ID:1UPHlwS2
>>646
1さん、エリザベス・モンゴメリーの父は、ロバート・モンゴメリーですね。
私も「スミス夫妻」や「幽霊紐育を歩く」などは、テレビ等で観ていますが、所詮
私は「外国テレビドラマ」好きの人間。映画のことは、1さんのテリトリーです。
まあ、私が書けるとしたら、R・モンゴメリーにも「Robert Montgomery Presents」
(1950-1956)というTVシリーズがあり、E・モンゴメリーもその番組でデヴューしたと
聞いている事や、「パパは何でも知っている」のママ役は、1さんの好きな監督である
キャプラの「失はれた地平線」のソンドラ役ジェーン・ワイアットだという事くらいです。

それでは、今度こそ、またの機会にカキコしたいと思います。
652メイヤー:01/12/17 22:48 ID:UZbLN7n9
>>644 エイモスさん
詳しいだなんてとんでもないです。ほとんど資料を丸かじりしてる状態ですね。
ベン・ライアンとビービー・ダニエルズの結婚については初めて知りました。ありがとうございます。
ライアンが主演した「地獄の天使」はジーン・ハーローの出世作です。(ハーローは少女時代のモンローが憧れたスターだった)
こういうところでもモンローとの縁があったようです。
653名無シネマさん:01/12/18 12:24 ID:z8igaAMg
1月はBSよりも、民放の方が、良さげな映画が多く放送されるようです。
6541:01/12/18 13:12 ID:L4XphsJO
>651 エイモスさん
ありがとうございます。ロバート・モンゴメリーですか、そうだそうだ
「スミス夫妻」の事を本で読んだ時に、ロバート・モンゴメリーの娘は・・・・・
って読んだ記憶があったからでした。明るくて、いかにもアメリカのよきパパの
感じで「パパ大好き」あたりでも充分に演っていきそうな感じでしたね。
「パパは何での知っている」のママは「失われた地平線」の人だったんですか、
全然気が付きませんでした。

>653さん
ありがとうございます。23日には「テレビタロー」買いに行きます。
655スモーキー:01/12/19 01:38 ID:7xePQBCM
観る暇なくてダビングしといた「世紀の楽団」をようやく拝見。
1さんのお気に入りタイロン・パワーがバンドリーダー、
専属歌手のアリス・フェイが相手役、あとドン・アメチー、
エセル・マーマンといった布陣でした。
これ観て気づいたんですが、のちのFOXの傑作「ショウほど素敵な
商売はない」は「世紀の楽団」へのオマージュ映画だったんですね。
それにしても若い頃のTパワーは正真正銘の美男子ですね。
死ぬ前の数本しか観てなかったんで、ほんと驚きでした。
この映画、最後にちょい役で登場する人相悪めのタクシー運転手の
粋な計らいのおかげでパッピーエンドになるんですが、
エンドロール見てそれがジョン・キャラダインだと判明(汗)
656名無シネマさん:01/12/20 20:21 ID:Qwrbq/Dv
age
657名無シネマさん:01/12/20 20:29 ID:Qwrbq/Dv
age
658クルーゾー:01/12/21 08:59 ID:sS6CN0kR
ケィト〜〜〜、マメに上げておかなければダメではないか!

BSの話や1月の映画の1行レスは私です。
時間がなかったので1行で、それも名前を変えるのを忘れてました。
堪忍やで〜

で、やっぱり1月は衛星より民放の方がそそられるものが多そう。
BSでは「シッダールタ」、民放では「国境は燃えている」が一番のご馳走。
日テレは以前から週一で古い映画を放送してたけど、
ここのところはフジが頑張っている。いい兆候。
「国境は燃えている」はマリー・ラフォレ出演とある。それも1959。
「太陽がいっぱい」とほぼ同じ頃。一月最大の期待作品。

火曜日の「慈悲なき世界」は
結局、仕事の片が着かずに観に行くことが出来なかった。無念。
「ウンベルトD」は絶対に行くぞ!と心に決めるのでした。

最近に録画した「屋根」「愛人ジュリエット」「アンリエットの巴里祭」など、
とったはいいが、観る時間がない。正月休にまとめて観たいが・・・
659名無シネマさん:01/12/21 10:56 ID:uHuYGlvj
コテハンスレに、今更の新参者です。
Veronica Lake が好きで、「サリヴァンの旅」をビデオで
観ました。全盛期の中山麻里をしのぐ美貌に鼻の下も
伸びっぱなしですが、一つ気になったのは、発音というか、
訛ってるように聞こえるんです。IMDBにもそれらしき事を
書かれてありましたが、あれは何だったんでしょう?
癖なんでしょうか?

「奥様は美女」は昔観ているようですが、今回改めてビデオを
発注しました。
他にも彼女の魅力を感じられる作品で入手しやすいものは
ありますか?
6601:01/12/21 12:37 ID:6ROzi9sg
>655 スモーキーさん
俺は、どちらかと言うとタイロン・パワーのあんまり顔好きじゃないです。
どうもあの笑顔が苦手で、「愛情物語」や「長い灰色の線」のT・パワーはいい
感じなのですが・・・・・
同じような理由でロック・ハドソン、トニー・カーティス、アラン・ラッド等の
整った二枚目と言うのがどうも苦手なもんで・・・・・・すんません。

「世紀の楽団」は観ていないです。
ジョン・キャラダインって長身で細長い癖のある顔の人ですね、「駅馬車」にも
出ていましたね、息子が何人か俳優していて、名前は忘れましたがカンフー映画
に出ていた人おったね

>658 クルーゾさん
ケィト〜〜〜って??

そうですか、1月楽しみですか、俺も「テレビタロー」買うのが楽しみになって
来ました。

「慈悲なき世界」残念でしたね、「ウンベルトD」は頑張って、25日でしたね。

「愛人ジュリエット」は録画時間が「大学ラクビー 同志社大×帝京大」と重な
って、ラグビーファンでもある俺は、泣く泣くラグビーの方を録画しました。

>659さん
ヴェロニカ・レイクは以前よくスレがあった、ガルシアの首さんが大ファンだった
のですが・・・・・・・・・

V・レイクで俺の知っているのは、以前にWOWOWで何回か放映された
「拳銃貸します」くらいです。共演はアラン・ラッドで、このコンビで何本かの
フィルム・ノワールがあるみたいですよ、ちなみにこの映画のリメイクが
「サムライ」だったと記憶してるのですが、でもこの映画のビデオは無いと思い
ます。
661クルーゾー:01/12/21 13:08 ID:N9522SIZ
>1さん
ケィト〜〜〜というのは、
カトー(クルーゾー家の下僕)を呼ぶ時のを羽佐間道夫さん風に書いてみました。

「TVタロウ」、1月分は今日発売ですよ。

うちは、BSに加入した時に3台目のビデオデッキを買いました。
2つの映画が重なることはザラですし、
改編期や正月などは3つくらい重なる時がありますので・・・

いや〜、それにしても今日は寒いですね。
こっち(東京)でも、みぞれが降ってきました。
6621:01/12/21 17:47 ID:0DdQgEEJ
>661 クルーゾーさん
ケィト〜〜〜はそうだったんですか、俺何にもしらないから。

「TVタロウ」は今日でしたか、早速帰りに買いま〜〜す。

俺んち、テレビ1台にビデオ1台、ダビング用にソニーダブルビデオが2台あり
ます。でもダビングしすぎでもうガタガタ、ボロボロですわ。

大阪は東京に比べて、そんなに寒くないです。朝晩少し冷えますが、昼間などは
暖かいくらいでよ。

昨日、ビデオ屋に行って、未見のフランク・キャプラのビデオ見つけました。
「狂乱のアメリカ」でこの映画の事は、全然知らなかったです。
面白かったですね、いつものキャプラタッチで、主演で銀行の頭取役のウォルター
・ヒューストンは良かったですね。前科のある部下のパット・オブライエンも良か
った。このパット・オブライエンの顔は、見覚えがあるんですが、他の出演作が
思いつかないです。全体の雰囲気がカール・マルデンに似ている気がするのは、
俺だけですか。
嫁さん役の古風な美人もなかなか感じが良かったと思いましたね。
銀行の取り付け騒ぎは場面は凄い迫力がありました、それとキャプラにしたら珍し
く、サスペンス場面も織り交ぜて、大変楽しめる作品でした。
663116:01/12/21 18:10 ID:DDjtfL3A
>1さん
お久しぶりです。最近、パソコンから離れた生活だったもので。
ジョン・キャラダインの息子のうち、デイヴィッド、キーファー、ロバートが俳優に
なっていますが、デイヴィッドは最近までCSで放送していた、中国人と米国人の間に
生まれた少林寺の僧侶が主人公の異色TVドラマ・シリーズ「燃えよ!カンフー」に
主演していました。彼がカンフー映画に出てた人ですね。キーファーはアルドリッチ
監督の「北国の帝王」で途中までリー・マーヴィンと行動を共にするちょっと変な髪形の
若造”ホーボー”の役を演じていました。僕は「チューズ・ミー」、「トラブル・イン・
マインド」といったアラン・ルドルフ監督作品に出ていた彼が兄弟の中では一番好きです。
ついでいうと、彼の娘マーサ・プリンプトンも女優です。
この間、母親たちのところに行って確認したのですが、前スレで一度話題にした
僕が観たジャン・ギャバン主演の「我等の仲間」(監督ジュリアン・デュヴィヴィエ)
はハッピー・エンド・ヴァージョンのほうでした。6年程前にBS2の深夜枠で録画した
ものだと記憶しています。ラストのところだけ観直したのですが、近いうちにまた
最初から通して観てみようと思っています。
664116:01/12/21 18:38 ID:DDjtfL3A
>>662 1さん
キャプラの「狂乱のアメリカ」を観て、パニック的に銀行に取り付けに
走る人々の心理・行動というのは現代に至ってもあんまり変わらないもの
だと感じました。いやはや。
P・オブライエンは「汚れた顔の天使」ではジェームス・キャグニー演じる
ギャングの幼なじみの牧師役でしたね。あと、僕は未見の「犯罪都市」にも
出演してるとのこと。
665シネマ三四郎:01/12/21 18:52 ID:zdTz6Kwy
>>663 116さんへ。
「燃えよカンフー」のデヴィッド・キャラダインは、たしか「シェーン」のTV版で
主人公シェ−ンの役を演っていなかったですか?
マーチン・スコセッシ監督の初期作品「明日に処刑を・・・」の彼もよかったですね。
この映画にはジョン・キャラダインも出演していたと思います。
666116:01/12/21 19:24 ID:DDjtfL3A
>>665 シネマ三四郎さん
TV版「シェーン」のことは知らなかったので調べてきたのですが、
おっしゃるようにデイヴィッドが主演してるそうです。「燃えよ!
カンフー」のほうはCSでの放送で初めてその存在を知って、妙に
哲学的なところに感動してこの12月に中断されるまで全話を通して
観てしまいました。「明日に処刑を・・・」は前から観ようとは思っていたの
ですが、近いうちに観てみます。これは、かの有名な低予算映画の王様
ロジャー・コーマン製作作品でしたよね。

>>663 で書いた”キーファー"はお気づきの人も多いと思いますが、
”キース"の間違いです。”キーファー”じゃ、サザーランドですね。
好きだと書きながらお恥ずかしい。
667シネマ三四郎:01/12/21 19:46 ID:zdTz6Kwy
>>666 116さんへ。
「明日に処刑を・・・」は、おっしゃる通りロジャー・コーマン製作の
低予算映画ですが、私は大変感動しました。
「俺たちに明日はない」に通じるテーマを持った名画だと私は思います。
低予算だけに泥臭いつくりなのですが、それがかえって不思議な効果をあげていると思います。
共演のバーバラ・ハーシーもいいですよ。
668121:01/12/21 21:11 ID:ntQ7vNxE
お久しぶりです。何本か私の好きな作品が出ているので。確か、TVシリーズ「シェーン」には
ジル・アイアランドも出てましたよね。
>>655
スモーキーさんのご覧になった「世紀の楽団」は私の好きな作品です。アーヴィング・バーリンの
曲も素敵だし、タイロン・パワー、アリス・フェイはもとより、ドン・アメチーは
私には懐かしい俳優です。確か、昭和37年頃NHKで「世界のサーカス」という番組があり
アメチーは、ホスト役でした。勿論その当時は、私は、彼の名前を知りませんでしたが。
彼の主演作は、7,8本ヴィデオ持っています。
ヴェロニカ・レイクは、テレビ数本観た程度ですが、やはりアラン・ラッド共演の「青い戦慄」も
好きですね。クール・ビューティーですか。
もう一人同じようなタイプ(私から観てですが)にリザベス・スコットがいまして
この人も素敵です。特に、デヴュー作の「大空に駆ける恋」(テレビ放映時の題名)は、好きですね。
>>661
クルーゾーさん。羽佐間道夫氏の実兄は、確かNHKのアナウンサーだった羽佐間正雄氏
ですよね。主にスポーツを担当して名実況でした。やはり、血は争えず兄弟揃って美声ですね。
669スモーキー:01/12/22 02:47 ID:NstcxC5G
>>660 1さん
あらら、タイロン・パワーお好きなのは1さんじゃなかったですか?
俺の勘違い読み違いだったら、すみません。
あ、もしや若い頃の顔のみNGということですかね?
ジョン・キャラダインは同じくジョン・フォードの
「怒りの葡萄」の殺される聖職者(だったっけ?)も印象的でした。

>>668 121さん
ドン・アメチーてあんまり観たことないんで、初め誰だか
判りませんでした。二枚目なにーちゃんやなぁと。
で、途中から髭面になり、ん?これは「天国は待ってくれる」の
あの人では?と気づいた次第です。
アーヴィング・バーリンいいですね。
まだ未見の作品も多いのでアマゾンで輸入ビデオでもと思い
検索してたら「HOLIDEY INN」が千円ちょっと。安い、安すぎ!
やっと、38回撮り直ししたアステアの爆竹ダンスが観れます。
これに気を良くして他に未見で安いの探したら、ある!ある!
アステア「セカンド・コーラス」500円強、ケリー&ガーランドの
「フォー・ミー・アンド・マイ・ギャル」700円強、
ついでに録画したのに無くした「恋愛準決勝戦」500円強、
4本買って代引料込み3500円程度でした。
探せばあるもんなんですねぇ!(驚嘆&感激モード)
6701:01/12/22 13:31 ID:Jgd0fHtt
>663 116さん
116さんお久しぶりです。
「燃えよ!カンフー」でしたか、ひょろっと背が高くて頭は坊主に少し毛が感じで
そんでもって全然強そうじゃなくて、格闘場面もスピードがやけに遅く、スロー
モーションみたいで、当時はブルース・リーが頭にあったので頼りなくて。
「北国の帝王」でも何となく記憶があります、あの変てこな頭で。

「我等の仲間」のラスト、ハッピーエンド版でしたか、俺もはっきりとは憶えて
いないけど、皆でお店を開店した時に、シャルル・ヴァネルの妻のヴィヴィアンヌ
・ロマンスは来なかったのか、着たけど円満に解決したかですね。悲劇版は
ヴィヴィアンヌ・ロマンスが訪ねて来て、引っかき回して・・・・・・・でした。

「狂乱のアメリカ」のパニックはどこも同じで、日本でもトイレットペーパーが
無いと噂が立てば、売り場は長蛇の列、今回の狂牛病問題でも、そんな気が・・
P・オブライエンは「汚れた顔の天使」の牧師さんでしたか、俺もそうも思ったの
ですが、いやいやあれはカール・マルデンと勝手に決め付けていました。
「犯罪都市」は観たのですが、全然記憶にありませんね。この映画では
アドルフ・マンジュー意外はとんと思い出せません。

この間「男の敵」(ジョン・フォード)観直しました、何となく116さんが好きじゃ
ないのが解ったような・・・・・・

>669 スモーキーさん
そうなんです、T・パワーはちょっと・・・・・すけべそうで・・・・・

ジョン・キャラダイン、そうですね「怒りの葡萄」で冒頭にH・フォンダが刑務所
から出所してトラックに便乗して家に帰った時に出ていましたね、牧師か何かと
違いましたかね、それにしては、うらぶれた格好をしていた記憶が・・・・・・
その時に「燃えよ!カンフー」の親父かなと、何となく思っていました、顔が
凄く似ていたので。
671116:01/12/22 16:46 ID:HQOeoKIL
>>667 シネマ三四郎さん
ロジャー・コーマンのもとでスコセッシ、コッポラ、ピーター・ボグダノヴィッチ、
ジャック・ニコルソンほか多数の有名監督・俳優が若いとき仕事をしていたようで
すね。彼の自伝を読んで知りました。なかなか面白い本でした。おすすめの「明日に
処刑を・・・」は近いうちに観てみます。楽しみです。

>>670 1さん
僕が観た「我等の仲間」でもV・ロマンスは乗り込んできました。もうひとつの版と
比べると確かにハッピー・エンドなのでしょうが、この版だけを観てそう呼ぶのには
ちょっと躊躇させられますね。機会があれば、二つを観比べてみたいです。

「犯罪都市」でのP・オブライエンの役どころはリメイク作でジャック・レモン演じた
ところの"Hildy Johnson"です。作品自体が強く印象に残っていても、作品を観る
順番によって出演俳優が記憶に残っていないということは結構ありますよね。

「男の敵」が苦手なのは、「堕ちた偶像」が苦手なのと同じ理由です。まあ、好みは
人それぞれということで。

(他スレでの話題ですが)「一日だけの淑女」は良かったですね。確かに「ポケット
一杯の幸福」と比べると出演陣は地味ですが、港町の乱雑さとそこで生きる人たちの
切実さ、しぶとさが感じられ、伝えたいことがより伝わってきたように思います。
同じくキャプラ監督作品「愛の立候補宣言」は僕も内容を忘れてしまったので今度
また観てみようと思います。
672シネマ三四郎:01/12/22 17:12 ID:w3EkBTqg
>>671 116さんへ。

ロジャー・コーマン門下にはピーター・フォンダもいたようです。
コーマンは60年代後半にP・フォンダ主演で「白昼の幻想」という映画を創っていますが、
P・フォンダは、この映画でコーマン流の低予算映画の創り方を学び、
あの「イージー・ライダー」に結実させたのではないでしょうか。

そういえば、「イージー・ライダー」で主人公たちが麻薬でトリップする場面などは、
「白昼の幻想」のサイケ・シーンをちょっと思い出させます。

ちなみに、ピーター・フォンダ監督作品としては、あの映像芸術ウエスタン、
「さすらいのカウボーイ」が、私は気に入っています。
6731:01/12/22 17:50 ID:x1yPDuez
>671 116さん
「我等の仲間」はビデオでは悲劇版と思いますので、比べ易いですね。

「犯罪都市」のヒルディと言えば主役じゃないですか、あのお兄ちゃんですか、
うろ憶えですが、頭はポマードでぺったぺたで、全く雰囲気が全然違ったような
感じでしたが・・・・・家のどっかにビデオあるんですがね。

「一日だけどの淑女」も良かったですね、キャプラの映画って、
キャプラ流理想主義的ヒューマニズムというか、アメリカ版水戸黄門というか、
俺は「我が道を往く」(レオ・マッケリー)や「オーケストラの少女」(ヘンリー・コスター)は
あんまり好きじゃなく、ちょいと馬鹿馬鹿しくなったりもするんですが、
キャプラの映画だと、それが妙に納得してしまうのですよ、好きなんですよ。

俺も「愛の立候補宣言」と「花嫁(婿)来る」は出演者くらいで全然記憶が無く、
ただ「花嫁(婿)来る」でB・クロスビーがかけたレコードの上を、小さいJ・ワイ
マンが踊っているシーンしか、憶えてないんです。それに引き換え、同時期に
観た「風雲の支那(エン将軍の苦いお茶)」と「奇蹟の処女」は結構憶えている
んです。

116さん又々教えて頂きたいのですが、今急に思い出したので、何年か前に
WOWOWのプレストン・スタージェス特集で、スタージェス脚本、ウイリアム・ワイ
ラー監督で「七月のクリスマス」のような題でありませんでしたか?
主演はマーガレット・サラヴァンでしたか??、ストーリーも何かのきっかけが
あれば、思い出せそうなんですが。
674メイヤー:01/12/22 18:24 ID:X4/fQpgt
>>673 1さん
ワイラー監督の作品は「お人好しの仙女」ですね。
共演はハーバート・マーシャルです。
6751:01/12/22 19:11 ID:hb7Wpxov
>674 メイヤーさん
ありがとうございます。「お人好しの仙女」思い出しましたこの題名、そうす
ると、主演はマーガレット・サラヴァンでいいんですか、あぁ少し思い出して
きました、孤児院から出て映画館の案内嬢になって、道案内用矢印の看板持って、
どんどん思い出してきました。
H・マーシャル言うんですか、髭もじゃで風采の上がらん貧乏な弁護士か何かで、
スタージェス特有のドタバタがあって最後は髭を剃って・・全部思い出しました。

それじゃ、P・スタージェス監督で「七月のクリスマス」はありましたですか??
解りましたら、出演者、軽いストーリーなど教えて貰いたいのですが。
676名無シネマさん:01/12/22 21:49 ID:VBRkUMib
677:01/12/23 12:54 ID:8xNHHQg/
>676さん
ありがとうございます。

今朝は早起き映画で、
「殴られる男」(マーク・ロブソン)を観ました。一人の素人ボクサーを拳闘界と興行界
が暗躍してチャンピオンにする物語なんだけど、後味が悪い映画でした。
主演のH・ボガートの元一流のスポーツ記者の役所も何か中途半端な感じがして、
でもロッド・スタイガーは迫力ありました、悪人の凄みが圧倒的でしたね、
それに格闘場面はもう一つでしたが、会場の雰囲気は本番さながらの雰囲気を
かもし出していました。
ボクシング界の裏側暴露という点では面白かったですが、全体としたら期待が
大きかったのか、期待ほどではと言う感じでした。
マーク・ロブソン監督ではカーク・ダグラス主演の「チャンピオン」が未見で、
観たい映画です。
678116:01/12/23 14:04 ID:jWfzipsv
>>672 シネマ三四郎さん
遅レスすみません。
ロジャー・コーマン門下にいたおかげで、ピーター・フォンダが「イージー・ライダー」
を作ることができたのというのはその通りだと思います。テーマ選びとか製作手法とかで
よい影響を受け、さらには共演者を得て。といいつつ、未見なのでこれを機に観て
みようと思います。「白昼の幻想」は一部だけ見ただけですが、題名どおりの
”幻想的”な赤い画面が印象的でした。

>1さん
>>676 さんがプロットを紹介していますが、以前WOWOWで放送した「七月の
クリスマス」は、ディック・パウエルとエレン・ドリューが結婚したいけど経済的理由で
踏み切れないカップルがいて、パウエルがコーヒー会社の広告コピーに応募して・・・、
というような話でしたね。途中いろいろと面白いところがあるけれど全体ではいま
ひとつかなというのが正直な感想です。
「殴られた男」は僕も観たのですが、僕も1さんと同じような印象です。「チャンピオン」
は僕も非常に観たい作品です。以前も書きましたが。

録画はしていたのですが、良い機会なので”イタリア映画大回顧”で「わらの男」
(監督ピエトロ・ジェルミ)を観てきました。いい作品でした。いろいろ考えさせられました。
今回も「男の敵」を観た時と同様に根底にある”キリストの教え"というものを強く
感じました。うまく書けませんけど。
6791:01/12/23 15:12 ID:c9E0zl16
>678 116さん
>676さんからアドレス頂いたのですが、リンク言うんですかアンダーライン
の入っている、それが無い時、アドレスを検索に打つのですが、いつも上手く
行かないのです、<お捜しは無い>みたいなのが出てきます、という訳で見てい
ないのです。(解り難い説明、すみません)

「七月のクリスマス」はディック・パウエルでしたか、「悪人と美女」の人です
よね、そう言えばジューン・アリスンと結婚してましたね。
ストーリーを聞いてほんの少しだけ思い出して来ました。

「殴られた男」116さんもそうでしたか。

「わらの男」良かったですか、あぁよかった。俺はP・ジェルミの奥さん役で
「鉄道員」でも奥さん役演っていたルイザ・デラ・ノーチェ好きなんです。かなり
の年配の女優さんですが、小津監督の映画に出てきそうな、いかにも心優しい母、
妻の感じがとても良くて、それにこの映画しか見た事ないのですが、浮気の相手の
フランカ・ベットーヤも特別綺麗じゃないですが、近所の可愛いおね〜さんの
雰囲気が好きなんです、F・ベットーヤは確か映画関係の人と結婚したと本で読ん
だ事があります。
この物語にある、幸福な家庭人が何の下心もないのに、知らぬ間に抜き差しなら
ない状態になってしまう事って、あると思うのですよ、「逢びき」にしてもそう
ですよね、でもこればっかりは仕方がないかな、と思ったりもするんですよ。
平和な家庭人のもう一つの落とし穴はグロリア・グレアムやリタ・ヘイワースの
ような、関わったら怪我するのが解っているのに、妖しい魅力に負けて、深みに
嵌ってしまう時ですね。
平和な家庭をぶち壊す要素のある所には、近寄らない事ですね、肝に銘じます。

俺は無宗教であるせいか、映画から宗教的な教えのような物を感じた事はありま
せんね。ただ鈍いからかも知れませんが・・・俺ほんとに鈍感やから。
680116:01/12/23 17:47 ID:lNHoDDcG
>1さん
アンダーラインの入らないリンク先指定をしている場合、アドレスの最初の部分
"http://"のうち"h"が除かれています(通常)。その場合例えば、上記のケースだと
カーソルをドラッグして ttp://us.imdb.com/Plot?0032338 部分を”コピー(C)"
("編集(E)"内のコマンド)し、それを画面上部の”アドレス記入欄”に”貼り付け(P)"
した後、さらに一番最初のところに"h"を打ち入れ、アドレスを完全な形に復元してから
"Enter"キーを叩けば、目的のページにたどり着けるはずです。
681:01/12/24 14:43 ID:HU8rFq2W
>680 116さん
116さん、いつもすみませんね。
何となく解ったような気がしますが、実に頼りないもので、全く初歩的な事も
解っていなくて、恥ずかしい次第です。
682シネマ三四郎:01/12/24 17:15 ID:4F7kjQuM
>>678 116さんへ。

デヴィッド・キャラダインで、もう一本思いだしました。
ハル・アシュビー監督の「ウディー・ガスリー/わが心のふるさと」。
フォーク・シンガーとして有名なウディ・ガスリーの伝記映画ですが、
ウディも無名時代、貨物列車に無賃乗車して旅する“ホーボー”だったんですね。
この映画、カメラが本当に美しく印象に残っています。

さらに、ウディ・ガスリーといえば、息子でやはり歌手のアーロ・ガスリーが主演した、
「アリスのレストラン」という映画も不思議な魅力を持った映画だったと私は思います。
この映画は、たしかアーサー・ペン監督の作品だったと思いますが。

親子いずれも放浪の旅をする歌手というのも面白いですね。
683名無シネマさん:01/12/24 21:00 ID:yn9pGuNw
ずっと探してるものがあるんですが、どこのスレで聞いたらいいのか
わからなくて・・誰か知ってる人教えていただけませんか?
監督:リチャード・ドナー
主演:リチャード・プライヤー
タイトル:おもちゃがくれた愛
これってもうどこにもレンタルとか販売とかしてないのかなぁ?
探してみたんだけど海外の方で売ってたのしかなくて・・
684名無シネマさん:01/12/24 22:57 ID:fu+3fk7d
ちょっとわりこみ質問させて下さい。
アーサー王伝説の映画てありますか?
知ってるようで知らないのであったら観てみたいです。
685名無シネマさん:01/12/24 23:04 ID:HyKIvL1t
・・・エクスカリバカヤローッ?
686684:01/12/24 23:07 ID:fu+3fk7d
>685
あ、ごめんなさい。それ知ってますけどあんまり・・・。
あまりに子供っぽ過ぎて。
古い映画でありませんか?
687クルーゾー:01/12/25 08:32 ID:OocewxFc
>684
うろ覚えなんですが、
「エクスカリバー」という、そのものの題名のが2つあったような・・・
片方はジョン・ブアマン監督だったかな?
最近のでは、ショーン・コネリーがアーサーので、
リチャード・ギアがランスロットだったような・・・
グゥネビア?は誰だったかなぁ。
それに「マーリン」というのもあったような。
マーリンがジュラシック・パークのブラント博士。名前、ど忘れ。
ディズニーにも「王様の剣」というのがあったような・・・
古めのは、ちょっと探してみます。

どれも曖昧でごめんなさい。
参考になれば良いですが・・・ならないか、これじゃ。
688クルーゾー:01/12/25 08:55 ID:OocewxFc
>684
少し調べてみました。
ショーン・コネリーのは「トゥルーナイト」でした。
「王様の剣」は結構古くて、1963でした。
その後に「キャメロット」というのがあります。1967
もとは同名のミュージカルだそうです。ジョシュア・ローガン監督。
リチャード・ハリスのアーサー、フランコ・ネロのランスロット、
ヴァネッサ・レッドグレイヴのグィネビア。
つぎには「モンティ・パイソン&ホーリーグレイル」
テリー・ギリアム監督。
考えるまでも無くギャグです。

参考になるかわかりませんが、オペラには、
ワーグナー作曲で「トリスタンとイゾルデ」「パルジファル」
というのがあります。
挑戦なさるのでしたら、「トリスタン」のほうを先にお薦めします。
高いので、図書館などでお借りになるといいと思います。
689クルーゾー:01/12/25 09:26 ID:OocewxFc
先日、BSで放送された「馬」を録画しました。
やられました!又もやられてしまいました。
5分ずらしの放送!!!
この映画をご覧になったことのある方、ラスト5分を教えてください。

>121さん
知りませんでした。羽佐間さんのお兄さんの事。
う〜ん、でもどの人なのかもちょっと思い出せない・・・
でもでも、ありがとうございました。

>1さん、スモーキーさん
確か、1さんにとってのタイロン・パワーって、
顔は良いけどちょっと胡散臭い、詐欺師っぽいという感じではなかったですか?
ちょっと言い過ぎかな。
ですから「情婦」はハマリ役!みたいな。
「長い灰色の線」もBS放送時に、時間をずらされたような・・・

>シネマ三四郎さん
このスレにはあまり関係無いですが、
ロジャー・コーマンの事でちょっと・・・
「ゴッドファーザーU」「羊たちの沈黙」に
俳優として出ていたことをご存知ですか?
「ゴッドファーザー」にはトロイ・ドナヒューも出てたなぁ。
690名画紹介 七五調 1:01/12/25 11:54 ID:GkGktnhk

 http://tv.2ch.net/test/read.cgi/movie/1007085834/l50

「カサブランカ」

 第二次大戦 混乱期 ここは仏領 モロッコの
 カサブランカの酒場の主人 アメリカ人の リックのもとに
 あらわる夫婦は ナチの敵 米国・亡命 手助け頼む
 ところがその妻 その顔は
 リックが パリで知り合った 恋人イルザ その人なり

 イルザを忘れる そのために さいはて この地に来た俺なのに
 なんの因果か 異国の土地で まさか彼女に 逢おうとは
 店の黒人ピアニスト サム弾く 曲で 想い出す
 忘れられない あの笑顔 君の瞳に乾杯し
 ふたりで夢見た仲なのに イルザ どうして俺を 裏切った

 ナチスに媚び売る フランス警部 ワイロも受け取る 嫌なヤツ
 警部は リックに忠告す お前を捨てた 女のために
 危ない橋など 渡るの止めろ

 イルザはひとりで リックを訪ね 事情を話して懇願す
 あなたと逢った パリの日々 夫は死んでた筈だった
 ところが突然 生きてる知らせ 急なこととて 連絡できず
 私の気持ちに 嘘いつわりは 少しもないわ 愛してる
 あなたのもとで 暮らすから 夫だけは逃がして欲しい

 理屈は判るが もう遅い はいそうですかと 聞くにはいかぬ
 悩むリックも 人の子よ サムよ あの曲 いま一度
 「時の過ぎ行くままに」 せつなく響く

 レジスタンスの頭目の 夫を追うのは ゲシュタポで
 ぐずぐずしては いられない リックはイルザの願いを入れて
 アメリカ行きの 飛行機手配 空港着いたそのときに
 リックは二人に 本心明かす
 「さあ、夫婦一緒に飛行機へ」 驚くイルザ「あなたは、リック・・・」
 涙が光るイルザの瞳 これでほんとの お別れだ
 もいちど 君の美しい 瞳に乾杯 さようなら

 ゲシュタポ迫る そのときに 轟く銃声 倒れるナチス
 発砲したのは フランス警部 俺にもあったぜ 愛国心
 ドイツのワインは まずくて飲めぬ
 そうかそいつは 見直した リックと警部が 見守る中を
 若い夫婦は 空の上 愛しい彼女は 失ったけど
 なぜか心は 晴ればれと リックは空港 あとにする

 みね麗(うるわ)しき バーグマン 渋いリックは ボガートで
 粋なセリフを ちりばめて その後さまざま パロディ生んだ
 戦時背景 スリルも満点 恋愛映画の秀作なり
691名無シネマさん:01/12/25 12:39 ID:/j5pyf7x
>687>688
ありがとうございます!
オペラまででてくるなんてさすが。
6921:01/12/25 14:39 ID:vWm/q/+s
>683さん
「おもちゃがくれた愛」ごめんなさいね、題名さえ知らないのです。
でももう少し待って下さい、強力な人々がいてますので・・・・・

>689 クルーゾーさん
そうなんです、タイロン・パワー、最初に「情婦」観たのがいけなかったのか、
元々甘い整った顔が好きではないのか、「愛情物語」でも「長い灰色の線」でも
田舎から出てきた時の感じが、胡散臭く思ってしまって、でも「長い・・・・」
の後半の髭をたくわえた白髪頭T・パワーは良かったですが。

>690 映画紹介 七五調さん
なかなか上手いもんですね、これ勿論自分で考えるのでしょ、最初から最後まで
あらかたの粗筋を憶えていないといけないから、大変ですね。
今度出来ましたら、「素晴らしき哉、人生!」でも作って下さいよ、楽しみに
待っていますよ。
693116:01/12/25 17:57 ID:wb79xW1k
>>681 1さん
いえいえ、こちらこそいつもいろいろと教えてもらっています。
遅ればせながら、「リバティ・バランスを射った男」(監督ジョン・フォード)を観たの
ですが、いい作品でしたね。人物描写もさすがにうまいですね。出演者たち、皆
良かったですが、ジョン・ウェインが特に良かった。ジェームス・スチュワートも
良かったけど、もう少し若いときだったら、もっとピッタリ来るような気がします。

>>682 シネマ三四郎さん
「ウディ・ガスリー わが心のふるさと」は「チャンス」、「さらば冬のかもめ」
なんかも監督しているハル・アシュビーの作品ですか。面白そうですね。今度、機会を
見つけて観てみます。「アリスのレストラン」はこの名前を使ったスープだか
ドレッシングだかをスーパーで見つけ、どんな映画かなぁと、ちょっと興味を
もったことがあったことを思い出しました。
この間、近未来、登録者たちが狙う側と狙われる側を交互に繰返し、合わせて十回
生きのびれば上がりという殺人ゲームをユーモラスに描いたSF(?)作品「華麗なる
殺人」を観ました。マルチェロ・マストロヤンニとウルスラ・アンドレスが狙われる側、
狙う側になり、繰り広げられるこの作品はちょっと下らない所にも味があって
面白かったです。マストロヤンニが珍しく髪を短く切り揃えているところも一見の
価値があります。この作品などはシネマ三四郎さんの得意分野かと思ったのですが
いかがでしょうか。
694116:01/12/25 18:13 ID:wb79xW1k
>>683 さん
「おもちゃがくれた愛」はお書きのように、海外で発売されているものを購入する
ほかないんじゃないでしょうか。あるいはTV等で放送されるのを待つか。一応、
この作品はCSで1年ちょっと前に放送されていました。ソースはどこになるか
わかりませんが、また放送されることもあると思います。すぐにお役に立てず、
なんなんですが、放送の予定をみつけたら、そのとき又書き込みます。
6951:01/12/25 19:20 ID:sqp+6MTU
>693 116さん
「リバティ・パランスを射った男」はヴェラ・マイルズが奥さん役で、他にリー・
マーヴィン出ていて、それから勿論ジョン・ウェインも、回想形式で物語が進ん
でいく映画でしたね、でも俺はあんまり面白くなかった記憶があります。
ジェームス・スチュワートは自分の勝手な思い込みが強くて、西部劇で見ると何故
か違和感があるのです。戦後にJスチュワートは西部劇に新境地を見出したと
思うのですが、それも今までの強い男じゃない、弱々しい男というか、それでも
何か馴染めないものがあるんです、何故だかは解らないのですが。

今日はお家に真っ直ぐに帰って、家族5人で「素晴らしき哉、人生!」を観ます。
696:01/12/25 19:54 ID:EY81q9ln
又、新しいスレッド立ててしまいました。
697683:01/12/26 00:31 ID:axZ6p+YJ
>>692さん >>694さん
レスありがとうございます
海外で発売されてるのは字幕とかないんでしょうか?
放送の予定がある時お手数ですがカキコお願いします
どうもありがとうございました♪
698スモーキー:01/12/26 00:42 ID:fNy/59ww
>1さん
新スレのタイトルは何ですか?
「古き名作」で検索したんですがHITしないもので。
699紀子:01/12/26 02:17 ID:WZpXaGHJ
クリスマスなのに、「素晴らしき哉、人生!」ばっかり。映画館で見てない厨房ばかりなのに。
「ホワイト・クリスマス」がもうイヤになるぐらい流れているのに、この曲が主題歌に使われて
アカデミー主題歌賞までもらった映画のこと、誰か話題にしないの?
いっとくけどヴィスタヴィジョン第1作の「ホワイト・クリスマス」のことじゃないわよ。
700メイヤー:01/12/26 02:24 ID:fw3OJ9Rz
>>699
「スイング・ホテル」ですか。クロスビーとアステアの共演第一作ですね。
ホテルチェーンのHoliday Innはこれの原題から来ていると聞いてます。
701ドローン:01/12/26 03:11 ID:NwHdu81o
「さらば友よ」お願いします。
702スモーキー:01/12/26 05:19 ID:dULXtGn2
>>689 クルーゾーさん
「馬」、俺も5分ずらしの罠にまんまとはまりました。
予約録画終了と同時にTVつけたらまだやってる...。
(バレ)
で、ラストですが、愛馬は500円という予想以上の高値で
軍に買い取られます。(家族は経済的危機から解放される)
そして長回しのラストショット、軍に買い取られていく馬の列を
哀惜を込めた眼差しで見送る秀子、そして悲痛な表情になり
こらえきれず泣き出します。ーーーおしまいーーー
(バレ終了)
この映画、国策映画の側面を持ち合わせていると思うんですが、
ラストショットの少女の涙は軍国主義にたいする無言の抵抗に
思えてなりません。
「陸軍」のラスト、戦地に送り出す息子を延々と追う年老いた母の
フォローショットと同様の匂いを感じました。

>スイング・ホテル
早く俺の元にビデオ届けてくれアマゾン。
爆竹ダンス、ホワイトクリスマス♪、イースターパレード♪
もー辛抱たまらんです。
703記念カキコ禁止(^^; ◆wAyII.sg :01/12/26 05:25 ID:5uMBH7Wd
【冬厨】ふゆちゅう?とうちゅう?疑問解決!?
http://ton.2ch.net/test/read.cgi/gline/1009303927/

記念カキコはお断りしております!

どっちかわかんないよぅ
704スモーキー:01/12/26 07:55 ID:jxNhyI9O
隊長、新スレ発見したであります!
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/movie/1009277619/l50
705シネマ三四郎:01/12/26 10:54 ID:wIGGKnRa
>>693 116さんへ。

「華麗なる殺人」は、ロバート・シェクリー原作「七番目の犠牲者」の映画化ですね。
私は、原作は読んだのですが、映画はシェクリー原作作品と気付かずに見逃しています。

他に“殺人ゲーム”で思いだす映画は、
「ローラー・ボール」(監督:ノーマン・ジュイスン 主演:ジェームズ・カーン)と、
「バトルランナー」(原作:スティーヴン・キング 主演:A・シュワルツェネッガー)
ですね。
706シネマ三四郎:01/12/26 13:50 ID:wIGGKnRa
>>642 582さんへ。

うっかり、私への一文を見逃しておりました。
遅くなって申し訳ありません。
「死と処女」に似た雰囲気の映画ですが、似ていないかもしれませんが、ラストの
衝撃性というくくりで挙げてみます。

「 Z 」(監督:コスタ・カブラス 主演:ジャン・ルイ・トランティニャン)
「冷血」(原作:トルーマン・カポーティー 監督:ピーター・ブルック)
「俺は知らない」(監督:アンドレ・カイヤット 主演:アンソニー・パーキンス)

それと、ポランスキー監督の「マクベス」と「テナント」も、独特の雰囲気を持った映画です。
さらに古い映画では、「暗黒街の弾痕」(主演:ヘンリー・フォンダ/シルビア・シドニー)が
おすすめです。これは元祖「俺たちに明日はない」ともいうべき名画です。
707:01/12/26 13:52 ID:AzYIS4yY
>698 スモーキーさん
「新・古き・・・・」です。よろしくお願いしま〜〜す。

>700 メイヤーさん
「ホワイトクリスマス」が主題歌に使われているのは「スイングホテル」
言うんですか、勉強になります。「ホワイトクリスマス」とばかり思って
いました。

>701 ドローンさん
「さらば友よ」あんまり詳しく憶えていないのですが、監督は誰だったかな??
あんまり有名な人じゃなかった事だけ憶えていて(何にもならんけど)、
主演はアラン・ドロンで共演がチャールズ・ブロンソン、何か二人で金庫破りみた
いな事をして捕まるが、ブロンソンが罪を被ったか何かで・・・後は解りません。
それとずっとブロンソンがニタニタして、じゃなかったかな??
思いっきり中途半端でごめんなさい、全然違う映画かも知れません。

>704 スモーキーさん
発見してくれたでありますか、良かったであります。

708シネマ三四郎:01/12/26 14:00 ID:wIGGKnRa
>>706
失礼いたしました。訂正いたします。
「冷血」の監督はピーター・ブルックではなく、リチャード・ブルックスです。
ブルックスの「ミスター・グッドバーをさがして」(主演:ダイアン・キートン)も
よかったですね。
709:01/12/26 14:04 ID:L7mR95R+
>706 シネマ三四郎さん
「俺は知らない」は俺も知らない。アンドレ・カイヤット好きなんですが、題名も
知らなかったです。もう少しだけ教えて下さい、ビデオ出ているんですかね?

「暗黒街の弾痕」は俺からも薦めさせて下さい、シルビア・シドニーはめちゃ
めちゃ可愛いですよ。
710名無シネマさん:01/12/26 14:13 ID:wm13wfAt
三菱の車のCMで使われてるのを聴いてこの曲何だ?って事で
探してみたらArrivee Des Camionneurs(キャラバンの到着)
って曲で「ロシュフォールの恋人たち」って言う映画で使われてる
物だった。曲は凄い気に入ったんだけど、この映画はどんな内容の
物語ですか?レンタルビデオ屋にも置いてないし、ちょっと気になる。
711シネマ三四郎:01/12/26 15:06 ID:wIGGKnRa
>>709 1さんへ。
フランス映画「俺は知らない」は、こういうストーリーです。

子供の誘拐殺人事件が発生します。犯人は二人組の男です。警察は二人を追跡し、
犯人は灯台に逃げ込みます。包囲された灯台から出てきたのは、なんと三人の男。
三人とも言うことは同じです。

「俺は雨宿りをしてただけだ。突然ふたりがとびこんできたんだ。俺は犯人じゃない。」
警察が追ったのは二人だけですから、一人は確かに犯人ではない可能性がありますが、
三人が共犯かもしれません。

警察は必死に三人の身元を洗いますが、ついに三人が共謀しているという証拠を掴むことができません。
裁判になりますが、一人は無罪の可能性があるわけですから、三名の共犯が立証できない以上、
三人とも無罪にせざるを得ません。二人は間違いなく誘拐殺人犯なのですが。

そして実際、三人とも無罪になってしまうのですが、一般市民は納得しません。
そして・・・

というあらすじです。アンドレ・カイヤットらしく、裁判制度が抱える問題点をうまくついた
大変面白い映画でした。
たしかテレビの洋画劇場では、「誘拐」という題名で放映されたと思います。
レンタルビデオ店では見かけたことがないので、
多分ビデオ化はされていないのではないでしょうか。

>>710
「ロシュフォールの恋人たち」はビデオ化されているので、さがせば必ず見つかると思います。

「シェルブールの雨傘」の同じスタッフによるフランス・ミュージカル映画です。
どちらも主演は、本当に美しいカトリーヌ・ドヌーヴ。

港町でのフェステバルを背景に繰り広げられる歌と踊りと恋の物語。
「シェルブール〜 」は悲恋でしたが、こちらはハッピー・エンド。
色彩が美しく、歌曲もいい曲ばかり。ミュージカル映画としての最高峰だと私は思います。
アメリカからジーン・ケリーが客演し、名女優ダニエル・ダリューも出演しています。
712710:01/12/26 15:23 ID:Jjj3YQxV
>>711 シネマ三四郎さん
どうもありがとう、ビデオ探してみようと思います。
713:01/12/26 16:01 ID:+eEys4/+
>711 シネマ三四郎さん
「俺は知らない」凄〜く面白そうじゃないですか、凄〜く観たくなるじゃありま
せんか。洋画劇場で放映したんですか、残念やなぁ。「誘拐」か「俺は知らない」
ですね、今後の為に憶えておきます。

アンドレ・カイヤットって弁護士か法曹界の出身でしたね、カイヤットの法廷物
好きなんです、と言っても「裁きは終わりぬ」と「洪水の前」しか知らないので
すが、法廷物で他の作品でありますか、あれば教えれ下さい。
714シネマ三四郎:01/12/26 16:43 ID:wIGGKnRa
>>713 1さんへ。
アンドレ・カイヤット監督作品は、

「カトマンズの恋人」(主演:ルノー・ベルレー/ジェーン・バーキン)
「愛のために死す」(主演:アニー・ジラルド)
「愛の終わりに」(主演:ソフィア・ローレン/ジャン・ギャバン)

などがありますが、やはり「裁きは終わりぬ」が彼の最高傑作だと私は思います。
715スモーキー:01/12/27 03:45 ID:9c3WquFv
>>707 1さん
タイロン・パワーの件はすみませんです。
完全に俺の勘違いみたいですね。
アーヴィング・バーリンの名曲、ホワイト・クリスマスは
勿論映画「ホワイト・クリスマス」でもメインの楽曲として
しっかり使われてますよ。ご安心を。

>シネマ三四郎さん
「俺は知らない」俺も知りませんが面白そうですね。
716シネマ三四郎:01/12/27 10:57 ID:UidLIOjJ
>>701 >>707 ドローンさん。 1さん。

「さらば友よ」はジャン・エルマン監督のフランス映画ですね。
ブリジット・フォッセイ(「禁じられた遊び」のポーレット!)の策略に引っかかって、
ドロンとブロンソンが金庫破りをしますが、最後はブロンソンがひとりで罪を被る、
というストーリー。
ラストですれちがいざま、ドロンがブロンソンの煙草に灯をつけるシーンがかっこいい!
717
>714 シネマ三四郎さん
ありがとうございます。
「カトマンズの恋人」は主演のルノー・ベルレーで引いてしまいました。A・カイヤ
ットにあの甘い顔は似合わない気がするのですが・・・
「愛のために死す」主演のアニー・ジラルドを見て、俄然観たくなるじゃありませ
んか、A・ジラルドにA・カイヤット合うような気がするのですが、A・ジラルドって
ちょっと姉御肌で、そんでもって何か雰囲気があっていいですね。
「愛の終わりに」これも主演のS・ローレン、J・ギャバン、いい感じですね、仏伊
の両巨塔出演ですか、楽しみが又々増えますね。
でもそれにしても、三本とも脂っこいタイトルですね、俺の感じからすると、A・
カイヤットいうよりも、ダグラス・サークの感じですね。

>715 スモーキーさん
「ホワイトクリスマス」そうでしたか、よかったです。
「俺は知らない」面白そうでしょう、<三四郎さん>は粗筋書くの上手いですね、
俺も、凄く観たくなってしまいましたよ。

>716 シネマ三四郎さん
かすかに憶えているだけなのですが、ブリジット・フォッセイでしたか、確か
「ニューシネマ・パラダイス」のジャック・ペランの恋心を抱いていた少女の
成人してからを演じてましたね??
ラストのそんなお洒落なシーンも忘れていまっています、情けない。