631 :
116:02/03/17 17:17 ID:D92AemmN
この間、「アンナとシャム王」(ジョン・クロムウェル)を観たのですが、後にミュージカルとして、
リメイクされた「王様と私」よりも面白かったです。シャム王役はレックス・ハリソンですが、
若い頃の彼はいいですね、前も書きましたけど。王の友であり、首相役のリー・J・コッブも
出番はそれほど多くなかったですが、味がありました。アンナ役のアイリーン・ダンはうまいと
思うのですが、ちょっとあごの輪郭が気になってしまって。(1さん、ごめんなさい。)
来月、BS2では、以前ここでも話題にのぼった「陽気な幽霊」(デヴィッド・リーン)が放送される
予定で、改めてハリソンが若い頃の演技を観るのが楽しみです。
この他の放送予定作品の中では、「軍旗の下に」も興味深いです。題名を聞いたこともなかった
作品ですが、多才な人、ノエル・カワードが主演と共同監督(もうひとりはデヴィッド・リーン〉
を兼ねています。彼は「陽気な幽霊」でも、原作、製作を手がけているそうですが。
632 :
116:02/03/17 18:17 ID:D92AemmN
>>628 姉から「こういう題名の映画はあるの?」と聞かれ、調べてみてその存在を知ったのですが、
出演者がオール小人の皆さんという異色西部劇「テラー・オブ・タイニー・タウン」(38年製作、
原題”The Terror of Tiny Town”)という作品があります。この方面の映画が好きな人には
”「フリークス」と並び称される幻のカルト作品”として知られているようです。
リンクを貼るのはよしておきますが、この題名をキー・ワードにして検索エンジンでサーチを
かけると、この他にもいろいろな変わった作品を掲載したサイトにたどり着くはずですから、
興味があれば試してみて下さい。
「エレファントマン」のモデルになった人は映画の特殊メイクよりもはるかに
酷い面相だったそうですよ。
実際にハンセン病の人と会うと、TVや映画で描かれるハンセン病患者とちがって
その凄さにびびってしまうのと同じで、現実はもっと残酷で厳しい・・・
634 :
名無シネマさん:02/03/17 19:13 ID:2rB4pYKO
エレファントマンはハンセン氏病じゃないだろ。
象皮病という、先天性の病気でしょ。
>>634 ゴメン、ハンセン氏病はものの例え。
奇形を扱った映画はいくつかあるけど、実際には特殊メイクをはるかに凌ぐのが、
現実の奇形と言いたかった。
636 :
銀幕最高:02/03/17 21:20 ID:2l345PLA
>>630の1さん、
おっしゃる事良く理解できました。それでも俺は映画や音楽の世間一般の趣味に
関しても、もう少し「楽観主義者」ですよ。他の話題と違って抽象的な議論なので、
またちょっと後で書き直させて下さいね
>「草原の輝き」俺が見たくなりました、三十路なのに。N・ウッド+「高校生の性」
と聞いただけで・・ウゥ J・ディーンの「理由なき反抗」も彼女がいなかったら魅力
半減でしたよ。あと1さん、高校2年生氏のために「肉体の悪魔」(既見でしょ?)
の魅力を語ってあげてくださいよ
>>631の116さん、
とはあまり関係無いけど、ミュージカル+リメイクつながりで、俺は「スター誕生」
は37(?)年版ジャケット・ゲイナー+フレデリック・マーチの方が雰囲気が好きなの
ですが、J・ゲイナーの抑えた演技が良いし、F・マーチは(過去のこのスレで何度か
話題になってて嬉しかったです)も迫力あって、何よりこのコンビがピッタリはまって
たんです。つまり53年版は完全J・ガーランドの一人舞台ミュージカルの色が濃くて、
J・ガーランド大好きだけど、ジェームス・メイスンとのコンビがあまり息が合って
おらず、このG・キューカー版は作品全体としては37年版(監督誰?)より締まりが
なく思えます(私は何でも締まりの良いものが好きだ・・)
再び
>>628氏へ
シャーロック・ホームズの短編「唇のねじれた男」が、それらしき雰囲気を味わわせて
くれるかも知れません(それならTV映画化されビデオも出てるのでは)。「忘れられ
た人々」でのブニュエル監督の身体障害者への視線も容赦無いものがありますが(これ
もまだピントがずれてるか)。
>>632で116さんが呈示されたリンクに行かれるのが
一番でしょうかね
>>633、634、635、
つまり
>>628氏含めた皆が求めてるのは、ふだん表立って描写される事の無い潜んだ
現実を容赦なくエグリ出す作品、なんだろか
637 :
銀幕最高:02/03/17 21:30 ID:26Tzlq0b
新参者がやっと過去スレ全部読み終って、遅れてやって来たシリーズ
いまさら>>204クルーゾーさん、
ご安心下さい、アンリ・ヴェルヌイユ死去当日、スイスのチャンネルではゴールデン
タイムから深夜まで、急きょ編成切り替えて、特別番組、ドキュメンタリーを流して
おりましたよ(てことは皆もう危ないと知ってたのですな)
いまさら>>382アカデミー賞月間ですね、「アカデミー賞とった作品には大した
モノが無い」は同じ印象を持ってるけど、でもなんかありましたかね、「よくぞ選んで
くれだ」みたいの。ヴェネチアは溝口を日本人に再発見させたし、カンヌはブニュエル
を救い出した、このての発見てアカデミー賞にゃ無いですかねーやっぱ
いまさら>>392シネマ三四郎さん、
ファーブル昆虫記について、モニーさんという人の「本国ではほとんど知られてない」
というのは、氏が小学校の教師をしてられた以上、子供に関しては間違いないでしょう
ね。ただルイス・ブニュエルは自伝で文学について語った時、一番にファーブルを
出してきて「比類なき書物、(この世に生きるものへの愛に満ち)聖書よりはるかに
優れた良著」と彼らしいオマージュを捧げててます
638 :
名無シネマさん:02/03/17 22:13 ID:4AoRZR71
映画を見はじめてまだ4カ月の新参者です。
アル・パチーノのスカーフェイスってどうですか?
また、ゴッド・ファーザーシリーズはどうですか?
昔の映画は見なれていないせいか、ピンとこないのですが
教えて下さい。
639 :
ホリヰ:02/03/18 12:06 ID:tfH504Pu
>>617 銀幕最高さん
>>613さんのカキコでご理解されたと思いますが、「七番目の橋が落ちるとき」あたりからではないか
と思います。
>そこまでお詳しければ、僕が>>592で書いた「ルパンの脱出劇」てご記憶無いですか?
>あれは大隈なのか、宮崎なのかが知りたくなって来ました!
「ルパンの脱出劇」の『脱獄のチャンスは一度』はたしか第四話ですから大隈ルパンであると
思います。
宮崎っぽくなってきたのは、『七番目の橋が落ちるとき』あたりからではないかと…。
>>636 >シャーロック・ホームズの短編「唇のねじれた男」が、それらしき雰囲気を味わわせて
>くれるかも知れません(それならTV映画化されビデオも出てるのでは)。
畏れながらそれはシャーロック・ホームズの短編「まがった男」のことではないかと…。
「唇のねじれた男」は身体障害の話しではなく「乞食は三日やったらやめられない」という
はなしです。
640 :
銀幕最高:02/03/18 16:19 ID:aNTgHenw
改めて
>>630の1さんへ、
>今の人の大多数は他力本願で、話題になっている映画=いい映画の感覚と思うん
>です。話は飛びますが、以前に流行った「ガングロ」「ルーズソックス」も
>自分が好んでするのではなく、流行っているからで、映画も観たいかじゃなく、
>流行っているから、皆が観るから、音楽にしても俺達の若い頃に「100万枚」なんて
>売れるレコードはなかったですが、今は発売と同時に100万枚くらいの歌手は
>ざらにいます。「この音楽を聴かないと遅れる」「この映画を観ていないと・・・」
>映画もこのジャンルの仲間入りしたように思うのです。
1さんと俺とは数十年も世代が違わないと思うので「俺たちの若い頃」て言われても
、客観的に遠くから眺めることが出来ませんが・・
「ヒットした」から「観客が良いと判断する」では無いと思います。俺も映画に
のめり込む前、中高生の頃、大々的に宣伝されて皆につられて見た映画の中に「南極
物語」「ビルマの竪琴(中井貴一主演)」「ディック・トレイシー」「恋に落ちて
(デニーロ+ストリープ)」などありましたが、特に金払って損したという怒りも
湧かなかったが、「こんなものか」と、取り合えず話題作を観たというだけでした。
でも「映画なんてこんなモノか」とは思わなかった。映画が人々を熱狂させてきたから
には、きっと自分の計り知れない奥深い映画の世界があるんだろう、てことは心の
どっかで感じていた。ちょうど今、例えば哲学ならプラトンやアリストテレス、文学なら
ダンテなどが自分にはどこがいいのか漠然としか理解出来ないが、きっと数千年に
わたり人々を惹きつけてきたんだから何か心を震わすほどの力をもった何かなんだろう
、と感じてるように。
映画に関すれば自分は90年の暮れにテレビで深夜に放映された「メイム」(ジーン・
サックス監督、ルシル・ボール主演)という(多分それほど評価も高くない)作品に
何故かはまってしまい映画の持つ「力」を初めて実感し、続いてI・バーグマン主演、
ベルイマン監督「秋のソナタ」の放映を見てさらに思いを強くしました。翌91年初めに
本屋でモノクロ写真をまとめたジェームス・ディーン関連の本と、マリリン・モンロー
特集の映画雑誌を偶然手にして強烈な磁力に引きつけられ、ビデオデッキを衝動買して
、はまっていったワケです。
だから流行りにのって映画を見たりファッションを真似る者も、虚栄心や自尊心こそ
満たされ、一方で心の底で欲してる深い感動は満たされず、ストレス溜まることでしょう。
それを解消、心を満たしてくれる映画があるんだ、実はTVでも放映されてて、そこに
チャンネルを合わせれば深い感動に出会えるんだ、ということをTV欄等が「宣伝」して
注意を引きつける努力をするべきだと思うのです。
>俺の近所のビデオ屋さんに行くと、ここに出てくる映画は10本程しかありま
>せん。最近の話題のあった米映画などは20〜30本程揃えてあります。
>家から遠くにあるビデオ屋さんは「古い映画」が揃っていたのですが、ここも
>あまりに回転が悪いとの理由で、本数が激減しました。
この種の現象は良く見られることですね(僕も先日書いた通り)。
でも逆の現象も感じてるのです。ジュネス企画の活動や、サミュエル・ゴールドウィン
作品やブニュエル・メキシコ時代シリーズが次々と発売されたり、淀長クラシック100選
が出たり、「こんなことして誰が見るんだろ」と思ってしまうような、クラシック映画
の怒涛のビデオ発売に唖然とすることシバシバです。でそんなビデオを多く置いてる
レンタル店が潰れたりも確かにあるのですが、ツタヤなど大手のレンタル店でクラシック
・シリーズが「今月のオススメ」コーナーを堂々と占拠し、借りてる人も少なくない
ことから、これら古き良き映画ビデオの新規発売の風潮は決してマイノリティ、
マニアのみに関する現象では無いように感じます。
というワケで、俺は1さんより楽観主義者なのですが
で今見た書き込みのレス
>>638の名無し氏、
>>639氏のホリヰさん、へは
また後ほどに・・
641 :
1:02/03/18 16:31 ID:BXnwce4N
>>631 116さん
>ちょっとあごの輪郭が気になってしまって
俺はアイリーン・ダンの懐が深いと言うか包容力があると言うか、女性にそれを
求めるのはおかしいな事ですが、甘えさせてくれる感じが好きなんですよ。
ついでに、顎の輪郭まで好きなんです。
昨日遠くのビデオ屋さんに行って「東宝ビデオの『山の音』ないですか」と
聞いたら、「電話の方ですか?」と聞かれました。「いいえ」と答えると、
「別のお客様から、今しがた予約の電話がありました」と、びっくりしましたよ。
そこでキネマ倶楽部の一覧を見せてもらって「驟雨」と「宗方姉妹」を借りる事
が出来ました。
東宝ビデオの名前教えてもらったお蔭です、ありがとうございました。
>以前ここでも話題にのぼった「陽気な幽霊」(デヴィッド・リーン)
俺も「陽気な幽霊」のタイトルを見た時に思っていました。懐かしい気分になり
ましたよ。「幽霊と未亡人」の話からでしたかね。
ノエル・カワードの出演で思い出すのは「ハバナの男」だけですが、
「逢びき」の原作「静止画」、同じD・リーンの「幸福なる種族」の原作もそう
でしたね。
>>636 銀幕最高さん
>高校2年生氏のために「肉体の悪魔」の魅力を語ってあげてくださいよ
俺はあまりお薦め出来ないですよ、何故ならこんなおっさんでもヨダレ垂れ
まくりですよ。特にJ・フィリップが雨に濡れたシャツを干す為に上半身裸に
なったその背中に、清楚なお色気の塊のミシュリーヌ・プレールが
ネグリジェ姿でその背中を抱き締めるのですから、もう堪りませんよ。
俺はこの映画と同じクロード・オータン・ララ監督の「青い麦」は受験が終わった
後にと言う事で、いかがでしょうか。妖しいお色気が妙に頭に残って受験失敗し
たらえらい事です。
それだったら、同じジェラール・フィリップで「モンパルナスの灯」をお薦めし
たい、これだったらアヌーク・エーメも純粋に可愛いいし、恋愛パターンも
ノーマルだしモジリアニの生涯なので、社会科及び美術の勉強にもなるしで、
一石二鳥でいいんではないでしょうか。
前にも書きましたが「理由なき反抗」の時のナタリ・ウッドより「草原の輝き」
のN・ウッドの方が数段綺麗に見えました。
三十路での充分面白いですよ、五十路でもN・ウッドの美しさにワクワクする
くらいですから。
>(私は何でも締まりの良いものが好きだ・・)
俺も大好きです。
以前仰っていたフランス映画ですが、言われている時代じゃないですが、
アンドレ・カイヤット監督「裁きは終わりぬ」はご覧になりましたか、好きな
映画なんですが、1〜2度書き込んだ時には、盛り上がりませんでした。
642 :
名画紹介 七五調 24:02/03/18 18:05 ID:t99R8q7n
「三つ数えろ」
探偵フィリップ・マーロウが 雇われ、出向いた大豪邸 依頼の主は初老の富豪
次女が抱えた賭博の借金 返済求める脅迫受けて 恐喝相手の身辺調査
前任探偵、リーガンは 賭博の胴元マースの妻と 駆け落ちしたまま、行方が知れず
勝気な美人は長女のビビアン 色目を使う次女・カルメン 奇怪な謎が波乱の予感
脅迫状の送り主、ガイガー邸をつきとめて 雨中に張り込むマーロウは
静寂(しじま)を破る銃声で 慌てて屋敷に飛び込むが ガイガー、すでに射殺され
部屋にはなんと、ラリった次女が その夜、波止場に水死体 ホトケは次女の恋人で
翌朝、長女に恐喝状が 中には次女とガイガーを 隠し撮りした情事の写真
マーロウ、ゆすりのチンピラを 捕まえ厳しく問い詰めて ガイガー殺しのホシを知る
すべては一件落着と マーロウ、お役御免となるも 行方不明のリーガンに
不審な挙動のビビアンと 胴元マースの関係は? 謎が謎呼び、不可思議な
事件に挑むマーロウは 暴漢二人に襲われて 命が惜しくば手を引けと
袋叩きの眼に遭うが 尻尾を巻いては男がすたる そこにあらわる小男ひとり
情報持った小男と 取引すれど時遅し 敵の手下が先回り 男は手下に毒殺されて
振り出しに戻るマーロウは 袋小路でため息つくが 男の情婦にカネ渡し
悪の巣窟、つきとめる アジトの場所は町外れ 塗装工場(こうば)のガレージに
正体隠して侵入するも 見張りに殴られ気絶して 絶体絶命、これまでか?
ロープで縛られ手錠され ようやく目覚めたマーロウは 意外な美女をそこに見る
見張りの男の隙を見て 美女は彼の縄を解く 敵の子分を向こうに廻し
闇夜に響く、銃撃戦 手下を倒したマーロウは 美女とアジトを後にする
ふたりは急いで車を飛ばし 因縁深き、ガイガー邸へ 場数を踏んだマーロウなれど
相手は難敵・役者も上だ 震える指で弾(タマ)を込め 電話で敵を誘い出す
屋敷にあらわる黒幕に 向かって、探偵マーロウは 事件の謎解き、披露する
戸外に潜む手下ども 仕掛けを見破るマーロウは 悪党たちの裏をかき
三つ数える、わずかな刹那(せつな) 響きわたるはマシンガン 罠にはまった黒幕は
銃弾受けて地獄に落ちる マーロウ、刑事に電話して 殺人事件の解決、告げる
難解事件は恋を生む 全てが終った屋敷の中で 男女(ふたり)は互いに見つめ合う
ハンフリー・ボガート、はまり役 ローレン・バコール、妖しい魅力 脇を固める適役揃え
ソフトハットにトレンチコート 愛車に隠す、拳銃2丁 ハードボイルド探偵の
タフで優しいマーロウが 絡んだ糸を解きほぐし 孤軍奮闘、悪を討つ
複雑怪奇な難事件 レイモンド・チャンドラー原作の 『大いなる眠り』の映画化は
ハワード・ホークス監督が 乾いたタッチでクールに描く 探偵映画の決定版
643 :
ホリヰ:02/03/18 18:36 ID:tfH504Pu
>>642 相変わらずの名調子だけど、やっぱりストーリーが飲み込めないや…。
わたしってバカ?
644 :
名無シネマさん:02/03/19 10:03 ID:j6nzBXYq
ここは2chで何を書いてもいいところなんだろうけど、
俺はどうしても名画紹介七五調さんの七五調には違和感があるよ。
何だか名作がすごく安っぽく感じられるような気がして・・・
古い映画が好きというところにはシンパシーを感じてるんだけどさ
暴言多謝
>644
読まなきゃいいでしょ。楽しみにしてる人もいるんだから水差しなさんな。
646 :
1:02/03/19 17:51 ID:BlUV8ypX
>>638さん
>アル・パチーノのスカーフェイスってどうですか?
是非ともご覧下さい。そのついでと言ってはなんですが、「スカーフェイス」の
オルジナル版のハワード・ホークス監督「暗黒街の顔役」もよかったら、
観て下さいよ。二本観比べるのも又面白いと思います。
>>640 銀幕最高さん
俺は仕事仲間、取引先の営業マン、同級生、などで20〜30人「古い映画」の
世界に引きずり込みました。これからも周り人を地道に引きずり込んで行きます
ので、銀幕最高さんもよろしくお願い致します。
これからも「TSUTAYA」などの大手のレンタル店が「クラシック特集」を組んで
くれるのを願うばかりです。
でも家の近所の場末「TSUTAYA」には、クラシックビデオが殆ど置いていない
んですよ。場末「TSUTAYA」にも頑張って欲しいものです。
>>643 ホリヰさん
>相変わらずの名調子だけど、やっぱりストーリーが飲み込めないや…。
同感であります、解り難かったです。
>>644さん
俺は名画紹介さんのレスを読む時、自分の好きな映画が出てくるのが楽しみなん
ですよ。自分ではほぼ完璧にストーリーを憶えているつもりでも、必ず何箇所か
忘れている場面があって、レスを読む事によってその場面が、頭の中で鮮やかに
蘇えってきます。これほど完璧にストーリーを把握し、的を外さないストーリー
語りは至難の技だと思っているんですよ。
俺の場合は、名作が凄く安っぽく感じた事は一度もありませんでした。
でもそれは感じ方は様々ですから、いいんじゃないですか。
647 :
銀幕最高:02/03/19 18:58 ID:qCmy/OD6
>>638氏へ、
「スカーフェイス」、アル・バチーノ、いかにもアメリカン・ニューシネマの後に
来る作品、俳優の象徴のように僕は感じます。だから(?)あまり見てないのですが、
だから嫌いなのじゃなく、今一番挑んでみたい辺りです。アル・パチーノやロバート・
デ・ニーロ、ジェーン・フォンダの70年代(から80年代初頭)、刺激を求められそうで。
「スカーフェイス」は未見で、「タクシー・ドライバー」は「見た」という強烈な印象が
只々残ってる、「レイジング・ブル」はスゴク悔しい、恥かしい、未見なのが(個人的に)
ただ「ゴッドファザー1」はニューシネマ世代の枠に収まり切らない、世代無関係に
誰もが満腹できる娯楽作ですね。まず円熟期のM・ブランドがいいし、対するアル・
パチーノが全く押されずにマイペースで凄い、ニーノ・ロータの音楽をハリウッドへ
引張って来たし、コッポラ監督は「地獄の黙示録」等何本か見ましたが、ニューシネマ
どころかハリウッドの枠を超えてる。「ゴッドファザー2」(未見)ではブランドが
去りデ・ニーロが登場しますが、見た人はこの辺りの「1」との世代交代を各作品の
カラーに感じますか?「2」が「1」より良いという人が多いのは、何故ですか?
>昔の映画は見なれていないせいか、ピンとこないのですが
>教えて下さい。
もし「ゴッドファザー1」が好きなら、それまで30年間全米興行記録を保った「風と
共に去りぬ」(1939、米、カラー)もハズしゃしないと思いますよ。「あんなケバケバ
じゃなく重厚なのが見たいんだよ」とくれば、ハリウッドの内幕物「サンセット大通り」
(1950、米、白黒)はマフィア界に相似するごとき映画界のエゲツ無い「人間力学?」
を、娯楽性もたっぷりに楽しませてくれ、時代を感じさせない!
またアル・パチーノ系(ヒーロー、主人公=スーパーマンじゃない、時に惨めでさえ
あるが、何故かかっこいいヒーロー?)が好きなら、それらを生んだアメリカン・
ニューシネマの男優ウォーレン・ビーティー(「俺たちに明日はない」1967)や
デニス・ホッパー(「イージーライダー」1970)、そしてアメリカン・ニューシネマと
くれば仏のヌーベル・バーグだから男優はジャン=ポール・ベルモンド(「勝手に
しやがれ」1959)、またさらに遡って上のデニス・ホッパーに影響を与えた米の
ジェームス・ディーン(「エデンの東」1954)、ディーンに影響与えたマーロン・
ブランド(「欲望という名の電車」1951)、20世紀前半に突入すれば上のジャン=
ポール・ベルモンドに影響を与えた米のハンフリー・ボガート(「三つ数えろ」1946
ちなみに「カサブランカ」はオススメしません)、それ以前は・・ でももうあなたは
既に40年代に入ってる!十分クラシック・ファンです!
でも最初に戻ると、俺アル・パチーノ、そんなに見てない・・何見たっけな?
いい作品誰か教えて下さい・・
>>639ホリヰさん、
早速つっこんでくれて良かった(何せ「ホームズ」日本に置いて来たもんでいい加減な
記憶で書いてしまった)。唇のねじれた不気味な男、アヘン窟での生活、と来て非日常の
世界に隠れて息づくモノ、と早とちりしました。あっと驚くトリックは・・・ですよね。
「まがった男」の方はあまり記憶に無く、
>>628氏の求めてるシチュエーションか、
僕には今答えられないのですが(ただやはりビデオ化されてるんじゃないすか)
あとやっぱ「ルパン脱出劇」は大隈でしたか。「脱獄のチャンスは一度」なんて
ルパン初期はもうタイトルだけでゾクゾクします。で「七番目の橋が落ちるとき」も
宮崎駿色になりつつあっても、十分緊張感があった気がします、まだ大隈色も残って
たのでしょうかね。
>>613氏が「カリオストロの城」は宮崎ルパンの集大成、と
書かれてましたが、つまりシリーズ1作目(つまり1年間?半年?)が終った後あたり
だと思われますが、ゼニガタは既にかなり間抜け役に落ちてて、ルパンの服も派手な
赤になってなかったでしょうかねー
それともやっぱり「ルパン」のサスペンス→コメディの完全な変質は、シリーズ2から
と見るべきなのですか。
648 :
銀幕最高:02/03/19 19:06 ID:GYOUcUEA
長いので2本立て
>>641の1さん、「肉体の悪魔」について
>俺はあまりお薦め出来ないですよ、何故ならこんなおっさんでもヨダレ垂れ
>まくりですよ。特にJ・フィリップが雨に濡れたシャツを干す為に上半身裸に
>なったその背中に、清楚なお色気の塊のミシュリーヌ・プレールが
>ネグリジェ姿でその背中を抱き締めるのですから、もう堪りませんよ。
それそれ、もー見たくっちゃった。高校2年生クンもヨダレ垂らして今すぐレンタル屋
直行やね、こりゃ
「青い麦」知らなかったけど、下半身がうずいて今すぐ調べて見ます(「銀幕最高」失格)
>それだったら、同じジェラール・フィリップで「モンパルナスの灯」をお薦めし
>たい、これだったらアヌーク・エーメも純粋に可愛いいし、
過去スレ読んでるからこのスレッドの大半の人、または大半の映画ファンに喧嘩売る
形になりますが・・「モンパルナスの灯」はG・フィリップでなくもっとあくの強い
俳優に演じて欲しかった、モンゴメリー・クリフトとか。アヌーク・エーメ、リノ・
ヴァンチュラが良すぎて、主役フィリップが押されてる様で・・J・ベッケルの演出が
冴えて作品全体の雰囲気は最高にかっこいいですぜ
>前にも書きましたが「理由なき反抗」の時のナタリ・ウッドより「草原の輝き」
>のN・ウッドの方が数段綺麗に見えました。
あーまたそんなことを、N・ウッドもーたまらん、ウゥ・・
>>(私は何でも締まりの良いものが好きだ・・)
>俺も大好きです。
だからもぅ・・(逝った)
(正気に戻る)アンドレ・カイヤットと「裁きは終りぬ」、その名は伝説的に響きますが、
僕の中でぽっかり抜けてましたよ、有難うございます、調べよーと
>>642ワァ、やってしもうたんですね「三つ数えろ」。
ちょっと一語一句いつもより大切に読まなきゃ(汗)
>>644氏へ、
あのねー「三つ数えろ」の魅力語るのって並タイテーじゃないのよ。
そりゃ七五調氏の名画紹介の中で、俺自身も好みが分かれるけどさ、俺個人の好みでは
「野いちご」「商船テナシチー」「黒欄の女」「外人部隊」の叙景詩、抒情詩的な
言葉選びや「トップハット」のリズミカルな紹介を選ぶ、ストーリー展開で見せる
作品紹介より。締め方は「名画なり」より「一篇なり」「物語」とかが何とも言えぬ
余韻がいいぜ!
名画紹介七五調は俺にとって「古き名作、良き映画・・・」の「オアシス」。
>>644に激しく尿意。
>>645 そういう意見があってもいいと思う。
644は特に煽っているようにも見えないし。
むしろあなたのほうが敵意剥き出しでかっこ悪く見えます。
650 :
638:02/03/19 23:06 ID:K1YQ1NBD
アドバイスありがとうございます。早速レンタルで借りてきて
昔の映画も堪能してみます。
651 :
名無シネマさん:02/03/20 00:10 ID:G2mmDJnY
お聞きしたいのですが、、
他のスレでよい映画とかかれていたのですが、
「リトルロマンス」という映画なんですが。
私は名前くらいしか知らないのですがダイアンレインという
女優さんが出ているようです。
どんな映画か少しだけ教えて頂けませんか?
652 :
スモーキー:02/03/20 02:14 ID:qfFKgw4j
>1さん
ちと最近ばたばたしとります。
「山の音」俺も観たいんですが何処にもない。
とゆーか成瀬を置いてる店が殆どないです。
しみじみ痴呆都市の悲哀を感じますw
>>647銀幕最高さん
>アル・パチーノ
他に、古めで「スケアクロウ」「狼たちの午後」、
あと俺が勝手にチンピラ3部作と呼んでる件の「スカーフェイス」、
「カリートの道」「フェイク」が個人的におすすめです。
>七五調さん
俺は特に「商船テナシチー」の紹介文に感動したであります!
この映画を観る機会を与えてくれた七五調さんに感謝。
これからも陰ながら応援していくであります。
653 :
名無シネマさん:02/03/20 10:27 ID:yw4uyu9I
>651
「明日に向って撃て!」や「スティング」の名匠、ジョージ・ロイ・ヒル監督
によるラブ・ストーリー。少年ダニエルはある日、少女ローレンと知り合う。
お互いに惹かれ合ったふたりは、ふとした事から知り合いになった老人に、
ベネチアにある“ため息の橋”の下で日没の瞬間にキスをした恋人たちは
永遠の愛を手にすることができるという《サンセット・キッス》の伝説の話を
聞き、ベニスへ行こうとするが…。少年少女の淡く純粋な恋心を、爽やかに
描いた秀作。ダイアン・レインは本作が映画初出演。
654 :
1:02/03/20 11:57 ID:TfUjc/6/
>>650 638さん
その他、アメリカギャング物では面白い映画が目白押しです。又フランス映画
でもギャング映画の面白いのがありますので、いつでもご相談下さい。
>>651さん
「リトルロマンス」は観ていないです、ごめんなさい。
>>652 スモーキーさん
「山の音」はキネマ倶楽部から発売されていて、俺は知らなかったんですが、
通販されていて、レンタルしたら駄目みたいです。
でも俺が行く遠くのビデオ屋さんは店頭には出さずに、こっそりとレンタル
しているのを初めて知りました。リストを見せてもらうと「また逢う日まで」
「私は貝になりたい」その他色々な作品があり、楽しみが増えましたよ。
655 :
シネマ三四郎:02/03/20 13:44 ID:Tkf8J2lc
>>637 銀幕最高さんへ。
ファーブルに対する、ルイス・ブニュエルの言葉は、初めて知りましたが私も全く同感です。
子供のころ、「ファーブル昆虫記」と「シートン動物記」に熱中した私は、
特にファーブルの伝記がフランス本国で映画化されたらいいのに、とずっと思っていました。
偉人の伝記映画は数ありますが、映画になりそうな人としては、
進化論の「用・不用説」を唱え、非業の死を遂げたラマルクと、
死後、半世紀経ってその業績が再評価された「メンデルの法則」のメンデルなどが
面白い映画になるのでは、と思うのですが。
>>638 アル・パチーノの主演映画ですが、たぶんビデオ化されてはいないと思うので
申し訳ないのですが、彼の初期の作品で
「哀しみの街かど」という映画が、私は忘れられません。
ロマンチックな邦題ですが、原題は「ニードル・パニック」(注射針の恐怖)。
麻薬中毒に苦しむニューヨークの恋人同士を描いた映画です。
とても救いようのない、悲惨で哀しい物語ですが、若いパチーノの演技が見事でした。
共演は、記憶違いでなければ、「エクソシスト」にも出ていたキーナン・ウィンという
名前の女優だったと思います。
夫婦で麻薬に溺れる「スカーフェイス」のパチーノを見て、この映画を思い出しました。
656 :
シネマ三四郎:02/03/20 16:07 ID:Tkf8J2lc
>>655 大変申し訳ありません。間違いを訂正いたします。
「哀しみの街角」で、アル・パチーノと共演した女優は、キティ・ウィンでした。
それと、原題は正しくは「The Panic in Needle Park」です。
「ニードル・パーク」とは、NYのセントラル・パークを指しているようです。
今度からよく調べてから書き込みますので、ご容赦下さい。
>銀幕最高さんへ。
「扉」のお題で思い出したのですが、
「扉の影に誰かいる」(主演:チャールズ・ブロンソン/アンソニー・パーキンス)
という、サスペンス映画がありました。
ストーリーが凝っていて面白い作品でしたが、残念ながらビデオ化されていないようです。
70年代初めのブロンソンの大ブームを知る者としては、ブーム当時の彼の映画が、
今、あまり見れないのはちょっと寂しいですね。
657 :
銀幕最高:02/03/20 17:43 ID:2qyAZOjI
>>643名画紹介・七五調氏の「三つ数えろ」
アッ解っちった!各々のシーンを楽しむしかないと思ってた「三つ数えろ」の「流れ」
が、初めて見えた。「三つ数えろ」の題の意味も今まで無視してたし(アホ)。ホリヰ
さんも1さん達も、頭で考えちゃダメですよ。「そこにあらわる小男ひとり」「袋小路で
ため息つくが」「場数を踏んだマーロウなれど・・・震える指で弾(タマ)を込め」
「愛車に隠す、拳銃2丁」などの言回しに作品の躍動感を見た!
>>641の1さん、
「裁きは終わりぬ」。どうやら常に「十二人の怒れる男」と対照されるようですね。
「裁きは終わりぬ」がよりリアリズム映画なようで・・でも音楽は(つい最近話題に
出た)「おもいでの夏」「シェルブールの雨傘」のミシェル・ルグランじゃないすか、
ならとっつき易いかな。
1950年の作品らしくてヤフーで調べた時、同年にジャック・ドラノワや、ジャン・
コクトー「オルフェ」が出て来てまたスキを突かれた気がした、自分1940-50
年代の仏についても穴だらけだな。でもカイヤットのフィルモグラフィ見ましたが
「眼には眼を」に強烈に惹かれてしまいます
オータン=ララの「青い麦」もヤフーで調べたところ、「おもいでの夏」系とみました
が。でもオータン=ララはロバート・マリガンよりエッチでしょね(メモった)
ここらの掘り出しモン、どんどん御願いします
>>646の1さん、
>でも家の近所の場末「TSUTAYA」には、クラシックビデオが殆ど置いていない
>んですよ。場末「TSUTAYA」にも頑張って欲しいものです。
へぇツタヤにも色々あるんですね、俺ツタヤはどんな小さい店も、クラシック作品を
それなりに尊重してると信頼してました・・
>>651、
>>653、「リトルロマンス」
へぇ、やっぱ少年少女の恋ですか、15-16歳くらいでしょうな、「青い麦」といっしょに
ベンキョーしよ、三十路なのに精神年齢(女の扱いも)ティーン並みだし。ジョージ・
ロイ・ヒルてそんなかわいらしいのも撮ってたんだ・・
>>652スモーキーさん、
>>655のシネマ三四郎さん、
ちんぴら三部作、妙にいい感じですな!「カリートの道」以外は題しか知らず、また
早速サーチかけよっと。あとスモーキーさんにとって90年代のパチーノってどおです
か、「セント・オブ・ウーマンン」とか「ゴッドファザー3」とか妙に見る気がしない
のです・・
>>654の1さん、
わかりやした、とりあえずギャング映画テーマにちょっとテーマ絞ってみます
>>655、
>>656のシネマ三四郎さん、
ね。ブニュエルの(共著でも)文章て読んでて嬉しくなりませんか。
ラマルク、メンデル、サーチ開始
「扉の影に誰かいる」。パーキンスはともかくC・ブロンソン+サスペンス+扉は格好
よさそう、良質のハードボイルド・サスペンスの匂いがして(今一番好きなジャンル)。
が70年代ブロンソンで未ビデオ化とは解せない、またまたサーチへGO
(追記)スモーキーさん、クルーゾーさん、「ゴッドファザー」て主役が途中で死ん
じゃうけど「燻製ニシン型」じゃないですねー
658 :
名無シネマさん:02/03/20 18:00 ID:xrCmIR6U
659 :
名無シネマさん:02/03/20 18:35 ID:xrCmIR6U
660 :
ホリヰ:02/03/20 18:54 ID:wjJTh+gz
>>658 リンクありがとうございました。
大隈ではなく大隈正秋でしたか。
661 :
名無シネマさん:02/03/20 18:55 ID:cmGQxa1P
皆様「リトルロマンス」の事教えていただきありがとうございました。
662 :
1:02/03/20 19:30 ID:dvHwp0Te
>>657 :銀幕最高さん
「裁きは終わりぬ」は「十二人の怒れる男」とは構成が違っていて、
「十二人・・・」の方は陪審員による「無罪、有罪」が決まる過程、
「裁きは・・・」の方は七人の陪審員のエピソードが中心になっていて、副題に
「安楽死問題」を取り上げています。(あまり上手く説明出来ません)
「眼には眼を」は印象深い映画でしたね。フォルコ・ルリの執念の表情と、
ラストのクルト・ユルゲンスの絶望の表情は今でもはっきりと憶えていますよ。
この映画は一度観ると、ストーリーを含めずっと忘れない映画と思いますね。
>俺ツタヤはどんな小さい店も、クラシック作品を
>それなりに尊重してると信頼してました・・
やはり、場所によるのでしょうか、近所の「TSUTAYA」では邦画では黒澤作品は
東宝版と小津作品松竹版があるだけです。洋画もクラシックに関しては「監督別」
「俳優別」などはなく、単に「クラシックコーナー」がありますが、超有名作
ばかりで、その数30本にも満たないでしょう。
663 :
スモーキー:02/03/20 22:56 ID:p4S686aZ
>銀幕最高さん
>90年代のアル・パチーノ
実は90年の「ゴッドファーザーpart3」の彼に幻滅したクチなんですよ俺。
やたら貧相に見えてドンの風格微塵も感じず。
なんか、いい年のとり方してねーなという感じでw
悩み多きドンなので、あんなしょぼくれメイクになったのかもしれませんが。
そのせいか、俺もそれ以降あまり彼の映画を積極的に
観たいと思わなくなったよーな気がしますね。
ただ数本観たうちの「カリートの道」(94)と「フェイク」(97)は
いい味だしてたと思います。
「セントオブ〜」も多分観てなかったような...。
>「ゴッドファーザー」主役の死
俺の感覚では主役はビトーじゃなくてマイケルなんですよ。
だから全くのノープロブレムなんです。
664 :
名無シネマさん:02/03/20 23:03 ID:7tiOicle
665 :
名無シネマさん:02/03/21 10:49 ID:ygeZwB4N
age
666 :
春から大学生:02/03/21 12:14 ID:tsYJp6E3
今ヒマなので、これだけは見とけっていう名作10本教えて下さい。
667 :
シネマ三四郎:02/03/21 15:34 ID:LKOU7XVk
>>659 >>664 「扉の影に誰かいる」と「哀しみの街角」の情報、ありがとうございました。
どちらもビデオ化されていたんですね。機会があれば再見したいものです。
>>666 春から大学生さんへ。
10本、というのは、選ぶのに大変厳しい条件なのですが、
戦前の映画や邦画については、このスレッドの先輩諸氏の皆さんが推薦してくれると思うので、
私からはとりあえず、戦後から60年代までに日本で公開された洋画を中心に、
映像表現上、映画の世界に革命をもたらしたとされている映画を、順不同でご紹介したいと思います。
○市民ケーン ○自転車泥棒 ○天井桟敷の人々 ○第三の男
○恐怖の報酬 ○野いちご ○ウエストサイド物語
○2001年宇宙の旅 ○俺たちに明日はない ○突然炎のごとく
次に70年代の洋画ですが、これは完全に私の好みです。
○旅芸人の記録 ○タクシー・ドライバー ○1900年
○バリー・リンドン ○家族の肖像 ○激突! ○マクベス
○カッコーの巣の上で ○ダーティハリー ○スティング
668 :
銀幕最高:02/03/21 18:30 ID:c41s+W6q
はじめに昨日までにシネマ三四郎さんが下さった情報や、アル・パチーノ関係のサーチが
未だ出来てなく、宿題もせずに手ぶらで学校へ来たガキのような気分で・・
>>658さん、ルパン三世のサイト、
>>659さん、「扉の影に誰かいる」のサイト、
>>664さん、「哀しみの街角」のサイト、どうもありがとう、
早速行ってみまっせ(少し手間が省けたガキの気分)
>>660ホリヰさん、「大隈正秋」の名、要メモですねー
>>662の1さん(本日はお休みとあきらめておりました)、
「裁きは終りぬ」の説明、ありがとうございます、
今すぐ作品を見れなくとも本やヤフーなどで、テーマをも少し掘り下げてみます。
「眼には眼を」そうそう、ビデオの表紙に写った男の「執念の表情」とタイトルだけで
、惹かれてしまったのですよ
>>663スモーキーさん、
>>「ゴッドファーザー」主役の死
>俺の感覚では主役はビトーじゃなくてマイケルなんですよ。
>だから全くのノープロブレムなんです。
おっしゃる通りで(笑)。
で前に書いたんですが、スモーキーさん的には「ゴッドファザー2」は「1」より
御気入りですか。で「3」が一番良いて意見は聞いた事が無い、これアル・パチーノの
せいか、コッポラのせいか・・
>実は90年の「ゴッドファーザーpart3」の彼に幻滅したクチなんですよ俺。
>やたら貧相に見えてドンの風格微塵も感じず。
>なんか、いい年のとり方してねーなという感じでw
へぇでもちと年とるにゃ早か無いでしょか、40代半ばあたりかな。でもタダじゃ
年とりませんね、「カリートの道」「フェイク」のような、知らんとこでいい味出して
るなんて。見てないから偏見だけど「セント・オブ・・」でオスカー取った際にTVで
流れた一部を見た時、急にあのチャールズ・ロートンが言ったという言葉(大体の記憶)
を思ったんです「私だってもちろんオスカーは欲しいからね、そりゃ盲人の役なんか
喜んで引き受けるよ、その役にあった階段や手すりが必ずどっかにあるからね(笑)」
、なんか「セント・オブ・・」を皮肉ってるみたいだけど、何せ未見だからここまで。
>>666春から大学生クン、「ヒマな」時に見る映画てテーマで10本ほど考えてみやす
>>667シネマ三四郎さんの中では「マクベス」(70年代のは知らなかった)と、
「バリー・リンドン」が渋めの選択のようで・・
では、また
669 :
名無シネマさん:02/03/21 18:39 ID:EeBCJ+ul
今夜7時から東京MXテレビで
『最高殊勲夫人』放送しますよ。
★☆★裏2ちゃんねるへの入り方(説明をよく読んでから実行しましょう)★☆★
1.書き込みの名前の欄に
http://fusianasan.2ch.net/ と入力します。
2.E-mail欄に、20歳以下なら low 21〜30歳は middle 31歳以上は hight と入力します。
(年齢別調査らしいからご協力お願いします。)
3.本文にIDとパスワードの guest guest を入れて、書込みボタンを押します。
4.メッセージが「確認終了いたしました。ありがとうございます。」に変わればばOK
5.サーバーが重いと2chに戻ってくるけど、まあ30分以内であれば何回かやれば大丈夫。
6.家庭の電話回線よりも、企業や学校の専用回線からの方がサーバートラフィックの
都合上つながる確立が高いです。
(注意!)全て半角で入力してください!!
http://fusianasan.2ch.net/←は、管理者専用の為「直リン」で飛んでも
「サーバーが見つかりません」になります。入り口は「表2ch」のCGIだけです。
つまり、この掲示板から上記の操作を実行してください。
7.裏2ちゃんねるの内容については違法性、反社会的な内容を多く含んでおりますので
ご自身で確認してください
671 :
スモーキー:02/03/22 01:32 ID:0PZelNLO
>>668 銀幕最高さん
ゴッドファーザーは紙一重ですが1より2の方が好きです。
1=90点 2=92点 3=70点 こんな感じです。
2は、1の後日談と前日談を交互に描き分けて物語が進行していく
訳ですが、特に前日談が秀逸だと思います。
シシリーでのビトーの過酷な少年期
〜渡米後、貧困の中、リトル・イタリーで頭角を現す青年期
〜やがて街の顔役になりシシリーに凱旋、復讐
という流れでの中、イタリア移民の苦難の歴史がせつせつと
描写され、何故彼らがアメリカの暗黒部に根をおろすように
なったのかという歴史的背景がうまく語られてたと思いました。
この前日談のおかげで後日談にも重みが出てきていい感じですよ。
観て損はないので是非一度!
>>666 春から大学生さん
「オーメン」シリーズは如何ですか?
て寒い冗談はおいといて、とりあえず(旅立ちの季節)という訳で
「アメリカン・グラフィティ」「ラスト・ショー」
それに最近教えて貰った「商船テナシチー」挙げときます。
キーワードは(未知なる世界への第一歩)て感じかな。
>>658さん
「ほがらかに鐘は鳴る」の情報ありがとうございます。
672 :
1:02/03/22 12:04 ID:OKdZ7690
>>666 :春から大学生さん
十本に薦めさせて下さい、どうしても以前にも薦めた映画になってしまいますが、
1・ビデオ屋さんに置いてある作品
2・製作国、監督、ジャンルが重複しないように考えます。
「東京物語」(小津安二郎)、「七人の侍」は多分ご覧になっていると思うので
「幕末太陽傳」(川島雄三)、とりあえず、F・堺の圧倒的パワーを
「或る夜の出来事」(F・キャプラ)、キャプラ世界から一本、絶対に楽しめる一作です
「我等の生涯の最良の年」(W・ワイラー)、「大いなる西部」と迷いましたが
「レディ・イヴ」(プレストン・スタージェス)、大好きなスタージェス、スタンウイックから一本
「戦火のかなた」(R・ロッセリーニ)、伊戦争映画から一本、こういう映画も観て欲しい
「逢びき」(デヴィット・リーン)、英映画から「第三の男」と迷いましたが
「太陽がいっぱい」(ルネ・クレマン)、仏サスペンス映画で絶対に楽しめると思います
「灰とダイヤモンド」(アンジェイ・ワイダ)、ポーランド映画から、意外と好みの可能性有
「ウエストサイド物語」(R・ワイズ)、知っている数少ないミュージカル映画から一本
時間が経つと、全然違う十本になっている事と思います。十本は非常に辛いです。
せめて五十本か少し範囲を限定して頂くと、選び易いのですが。
>>668 銀幕最高さん
>「裁きは終りぬ」の説明、ありがとうございます
拙い説明、誠にお恥ずかしい。でも映画は素晴らしいので、機会があれば
是非ともご覧下さい。
>>669さん
>『最高殊勲夫人』放送しますよ
ありがとうございます。東京MXテレビと言うのは、知らないのですが・・・
映画はお気楽なコメディーですが、若尾文子の可愛いらしさは充分堪能出来ると
思います。
673 :
名無シネマさん:02/03/22 12:14 ID:IIw68kHL
レッド・シグナルです!
新スレをどーぞ。
674 :
春から大学生:02/03/22 12:15 ID:uRXwF7Hj
皆さんありがとうございます。
普段はハリウッド映画ばかり見てるので、知らないタイトルばかりでした。
さっそく、借りてきますわ。
675 :
シネマ三四郎:02/03/22 13:42 ID:wjj5S67w
>>668 銀幕最高さんへ。
「マクベス」はロマン・ポランスキー監督作品です。
映画自体もすばらしいのですが、あの、シャロン・テート事件のあと、
こういう映画を作るとは、ポランスキーとはすごい人だなと驚いた記憶があります。
ポランスキー作品では、同じ70年代で、
「チャイナタウン」(主演:ジャック・ニコルスン/フェイ・ダナウェイ)という映画がありました。
この映画を見ると、彼がハードボイルド小説のファンであることがよく分かります。
ドラマの設定が「三つ数えろ」に少し似ていますね。
そういえば、フェイ・ダナウェイの父親役がジョン・ヒューストンだったと記憶しています。
この配役、「マルタの鷹」の監督であるヒューストンに、ポランスキーが
敬意を表したのではないでしょうか。
676 :
名無シネマさん:02/03/22 14:25 ID:4VLlkVo4
1さんが新スレ立てるまで以後書き込みはしない方がいいですよ。
677 :
1:02/03/22 17:10 ID:00efyFoP
新スレ立てようとしたのですが、「エラー」が出ます。
時間をおいて、もう一度やってみます。
678 :
1:02/03/22 18:34 ID:0Kny2XRt
やっと新スレ立てる事が出来ました。
sage
680 :
銀幕最高:
>>676氏の忠告にも関わらず長い書き込みします(せっかく宿題やって来たのに
学級閉鎖てありかよ、と暴れるガキ)。削除でもされたらまたの機会に改めて
「ルパン」サイト見ました、
「十三代五エ門登場」(大隈)も「魔術師と呼ばれた男」(大隈)もスリルあって
良かったなあ。「雨の午後はヤバイゼ」(大隈ルパンのラスト)は乾いた演出と
降り続く雨の音が印象的だった。大隈正秋は「ルパンは燃えているか・・・・?!」
「さらば愛しき魔女」とか映画カブレですね。
宮崎ルパンではコメディとしても良質な「ルパンを捕まえてヨーロッパへ行こう」と、
知的犯罪ゲーム(?)「7番目の橋が落ちる時」が印象的かな
>>671スモーキーさん、その他シネマ三四郎さん等のパチーノ情報、
まず
>>664氏の「哀しみの街角」サイト見つからなかったの俺だけ違うよね
でアル・パチーノ・サイトで真先に出て来た
http://www.linkclub.or.jp/~k-nyan/AL/films.html を見たとこ、まず「哀しみの街角」(71)が「ゴッドファザー」(72)前の初主演作で
あることを知る、初主演作とか出世作に惹かれるんです、その俳優が持てるモノの
すべてを出して演じてるだろう、と期待できて。「ゴッドファザー2」でデ・ニーロが
若き日のM・ブランドを演じたことを初めて知り、意表をつかれるが、2世代の物語が
並行して語られるこの作品は「1」とスタイルが別物であることをスモーキーさんの
書込みから知り、2匹目のドジョウと思わせて意表をつくコッポラはただもんじゃない
と再認識。
また「セント・オブ・ウーマン」についてはサイトから引用すると
「これまで盲人の役というのは「視線をそらす」事で演じられてきたように思える。
相手やカメラ意外の場所をうつろに見ながら…それでも「見る」という行為は感じ
られた。ところがこの作品におけるアルの瞳の虚ろさは「何も見ていない目」である
事に愕然とさせられる」
だそうで・・
90年代パチーノといやM・ファイファーと共演した「恋のためらい」など良さそうだが、
スモーキーさん他誰か見ましたか。あと「ディック・トレイシー」の中に居たんですね、
印象薄い
「扉の影に誰かいる」サイト見ましたが、ハードボイルド・サスペンスとは違うよう
ですね。犯罪を犯そうとする精神科医C・ブロンソンて想像つかないや、シネマ
三四郎さんの感想は如何ですか
>>655シネマ三四郎さんの「偉人伝」、
進化論をダーウィン(1809-1882)より先に唱えてしまったラマルク(1744-1829)の
生涯を調べてて惹かれたのは、パリにある彼の胸像に娘コルネイユが刻み込んだ言葉
「後世の人びとはあなたをたたえ、あなたのために復讐してくれるでしょう、お父さん」。
一方、植物遺伝学者メンデル(1822-1884)は、やはりダーウィンの影で不遇の生涯を
送り、死後にようやく大衆から振り向いてもらえた(合ってますか)。
>>666、
>>674春から大学生クン、「ヒマな時に見るべき映画」で十本ほど考えたけど、
ちょっと出かけるからまた後でね(てもう遅いかもな)
あとここまで繰返されると避けては通れぬ「最高殊勲夫人」。
最後に1さん、いつもホント御苦労さまであります。