【投稿の手順】
1:まず、投稿する旨を告知するカキコをすると良い。
「今からSS投稿します。なお、××な内容です」など。
鬼畜・陵辱・スカなどのジャンルでは特に。読むのを嫌がる人もいます。
(時間帯・スレの状態・信念・その他で省略可)
2:書いたSSを30行程度で何分割かしてひとつずつsageで書き込む。
(名前欄に、タイトルと通しナンバーを入れると分かりやすい)
3:回しは不要。旧スレからの変更です。
4:最後にsageで作者名・タイトル・あとがきなどと共に、
アップしたところをリダイレクトする(
>>1-2みたいな感じ)とトッテモ(・∀・)イインチョ!
基本的には、手順の【3】だけでOK。
初めて投稿する人は、前スレや、前回投稿なども参考に。
※SS投稿の告知があった場合は、投稿を優先させてあげましょう。
※板が重くならないように、長文投稿後しばらくはageない方が良いでしょう。
※スレの寿命を伸ばすために、雑談などではリダイレクトの使用を控えよう。
かちゅーしゃ対応(>1、>1)がお勧め。
重福田スレ
SS必死になって書く奴ってキモイよ。
俺の書くSSはライター以上だって満足したいんだろ?
落合げっと。
>>5人それぞれだからいいんじゃないの?
ただ、自己満足・自己完結してる作品は読んでて吐き気がするけど
まぁ、俺は木風タンを超える作品を目指して投稿しますv
9 :
名無しさんだよもん:04/02/01 03:05 ID:EcrZxlpf
なんだか懐かしい物が立ったな。
過去スレ読んで来た。結構優秀な作品もあるね。
七連想ビックマグナム 甘えん坊将軍 高野山の呪いだよもん 犬威
この辺気に入った、つか、今はもういないんだろか?
12 :
三告平:04/02/01 04:57 ID:ZYXG3Wab
13 :
名無しさんだよもん:04/02/01 05:03 ID:EcrZxlpf
ちんちんぶらぶらそーせーじ
お、復活させたのか。
こんぺ形式にちょっと飽きてきたから嬉しいかも。
>>12 さんこくへい?さん情報thks
SS投稿したらぜひその2人に批評してもらいたい。
つー訳で保守
甘えん坊将軍氏は初音スレにいるよ。
>12 みこぺー乙
ところで、14スレ目は何処に行ったんだ?
また初心者さんお断りな雰囲気になんだろうな
>>18 そうならないために、あなたは犠牲を払う意志がありますか?
20 :
名無しさんだよもん:04/02/02 14:21 ID:OsfrbClV
てきとーに屁でもひねりながらSS書こうや。
昔みたいに住み分けできるといいね。
熟練者と同じ扱いで初心者SSを批評すると単なる袋叩きだから。
ニヤニヤ
>17
単に14スレのテンプレをそのまま貼り付けただけだからとか。
確かめてないけど。
投稿待ち&即死回避カキコ
個人的にずっと思っていたこと。
>2のテンプレの間違いをいい加減になんとかして…。
(基本的には手順の【3】だけでOKって書いてあるけど、本当は【2】だけ)
というか、「回し」とか、もう意味分かんないでしょ。
>>24 SSは、1作と言うか、アイデアが出次第随時投稿しようと思っています。
SSは今回がはじめてなので、評価以前の作品になりそうですが、
ぜひお願いします。最初に、秋子SSを書く予定です。
久々に書くかね。
いい加減無気力スレから脱却したいし。
ここって基本的に何でもあり?
そういや、回収サイトも止まったままだなぁ。
なお>29で紹介されたくない人はその旨明記するように
32 :
コテとトリップ:04/02/08 02:25 ID:Rt700LxX
なんじゃそりゃ、なに様だっつーの
34 :
コテとトリップ:04/02/08 03:51 ID:Rt700LxX
>>33 捏造すんなよ。おれはそんなこと思ってないぞ、まじで
カスを人間に含めた覚えはないよ
36 :
コテとトリップ:04/02/08 04:14 ID:Rt700LxX
そろそろチミのノリにも飽きてきた
あっちもあんまり汚すなよ、バカ丸出し君。バイバイきーん
黙って消えたら?
38 :
名無しさんだよもん:04/02/08 11:31 ID:TSjXPGij
深夜からご苦労さんなことだな
素人の書いたSSなんか読んでマジレスしてんなよ。
キモイよ。とくにコテとトリップとかいう奴がな。
↑これがコテトリの自作自演だったら「うわ! コテトリ気持ち悪いな……」と思えるところだがw
ただの粘着名無しさんでも十分気持ち悪いなw
売れない作家とかだったら笑えるw
かわいそうな奴だな、ゆっくり寝てろ
それとだが、キャラスレであのキャラのここが良いとか
悪いとか語ってる奴なんかキモすぎ。
糞レスの垂れ流しにも勝ち負けをつけたがる知障さえ集うスレと化しました
なんか終わったぽいね、ここも。
肝心のSSが全然こないからなあw
>>暴れてる名無しさん
とりあえず周りくらいはみような。
ここは基本的にはSSを落とすスレだ。
あんたがここでいくら周りをこき下ろそうが誰も評価してくれないよ。
楽しんでるつもりにせよ、吐き出してるつもりにせよ、実際は真っ黒な滓が溜まっていって、
ますます悪くなっているだけだ。
47 :
名無しさんだよもん:04/02/08 21:02 ID:TYH4mqpy
知るかばーか
お題もなにもないとなに書こうか迷うねえ。
流水塔はまだ書いてる途中かな?
まともなレスが付くとは思えないから誰も落とさないんだろ。
以前のようにボンボン落ちる雰囲気でもなさそうなので、気長に覗くつもりではいます>書く予定のある方
↑は『メンテが無くともスレのDAT落ちはなさそう』という意味で。
この人になんやかんや言われそうなのがイヤなんだけど。
いっつもずれてるし、この人。
保守だぞっ
55 :
名無しさんだよもん:04/02/12 01:24 ID:OLipVCUh
まんこ
覗
書
「む〜」
一人の少女が、公園の中に立っていた。
「・・・遅いです」
どうやら人を待っているらしい。
「今日こそは時間通りに来るって言っていたのに・・・」
ぷくーっと少女はふくれる。
「それにしても・・・何をしているんでしょうか・・・」
【〜とりとめも無く考える事とその結果について・・・ある少女の場合〜】
「出掛けに名雪さんに捕まっているんでしょうか」
苺好きな彼の従姉妹を思い出す。
彼の幼馴染でもある彼女。
彼女は事あるごとにその好みを発揮し、彼に何とかして奢らせようと、日々画策しているらしい。
このままでは、世界中の苺と彼の財布がピンチになってしまうだろう。
早急に手を打たねば。世界と彼の財布のためにも。
何より、彼女は彼のことを昔から恋焦がれているという。
「とりあえず、あの家から引き離す事を考えないといけませんね・・・」
そうだ、あの家には従姉妹の少女だけではない。他にも危険が一杯なのだ。
「真琴さん・・・といいましたっけ」
元気で活発な少女を思い浮かべる。
なんでもしょっちゅう悪戯を仕掛けては、彼を困らせているらしい。
「でも、私には判ります」
少女はきっと悪戯でしか自分を表現できないが、本質的には彼のことを好いているという事が。
女同士のカン、とでもいうのだろうか。それが悪戯好きの少女の本質を彼女に伝えている。
少女はきっと人心を惑わす妖の類に違いない。
「あの人の好みのタイプではないはずですが・・・要チェックですね」
どうやら彼女の心のブラックリストには書き込まれたらしい。
「それにあの人・・・あゆさん」
もう一人の同居人の事を思い出す。
なんでも彼女の想い人とはずっと昔からの知り合いで、昔はただならぬ仲だった事もあるらしい。
「年月だけが人の価値を決める訳ではありませんが・・・」
それでも憂いは残る。
「美化された思い出は、手強いですね・・・」
そう、思い出はそれが美しければ美しいほど、後々まで影響を与えるものなのだ。
「とりあえずは彼女を追い落とさないと・・・」
羽付きリュックを背負った少女を思い浮かべる。何か彼女の弱点・・・。
「そういえば、彼女には食い逃げの常習癖があるって言ってましたっけ・・・」
その度に代金を払わされるのは俺なんだよな、とか彼は言っていたような気がする。
「そこを攻めれば・・・あるいは・・・」
とりあえずは、少女の弱点となりそうなものは見つけたようだ。
「何とか・・・なりそうですね」
何とかならない場合は、何とかしてしまえばいいのだ。しかるべき手段を持って、しかるべき場所へ。
「法的執行機関というのは、こういうときに役に立ってもらわないと困ります」
「それにしても、あと一人、万が一という事もありますけれど・・・」
彼の現在の保護者の顔を思い浮かべる。
・・・彼に年上趣味はあっただろうか。
思い浮かべて、即座に否定する。そんな事があってたまるものか。
そんな背徳的な関係、世間が許さない上にまず自分が許さない。
年上の叔母とのいけない関係。だめだだめだ。そんなの絶対に駄目。
「・・・いけません、そんなの!」
そんなの、ドラマチックかもしれないけれども、実際にあるとなると話は別なのだ。
「とりあえず・・・チェックが必要ですね」
「そういえば、あの人には先輩にも知り合いがいましたっけ」
ふと思い出す。いつも二人連れの三年の先輩。
「片方は・・・舞さんでしたっけ」
確か一度学校で騒ぎを起こして問題になったとか聞いた。
それを彼がかばったとも。
「それが縁になって・・・なんて、冗談じゃありません」
そんな問題児と彼を連れ添わせるわけには行かないのだ。
「もう一度何か問題行動を起こしてくれれば手っ取り早いのですが・・・」
そうすれば、今度こそ学校側も黙ってはいないだろう。
「そうすれば排除も簡単でしょうけれど・・・」
そう、この際手段は選んでいられないのだ。自分の未来のためにも。
それともう一人。
「倉田・・・佐祐理さん」
倉田家のお嬢様。成績優秀。眉目秀麗。非の打ち所の無い完璧人間。
「むー」
これは正攻法では敵わない。
「けれど、避けては通れない壁です」
さて、どう攻略するか。
こういう場合の攻略法は限られている。
敵に無く、己に在る物を最大限に利用するのだ。
「守ってあげたい属性・・・は相手も持っていますからね・・・」
ならば、相手は年上。お姉さん属性。
「妹属性で迫ってみる・・・のが一番かもしれません」
儚げな年下の魅力で年上のおばさんなんて駆逐してみせる。
「あの人の『お兄ちゃん』の部分を刺激してみましょうか・・・」
想い人の攻略には搦め手も必要なのだ。
「そういえば・・・」
彼女は思い出す。彼女のクラスメートでもある、一人の少女を。
天野美汐。
何でも彼とは沢渡真琴をきっかけとして不思議な縁で知り合ったという。
同性から見ても・・・多少おばさんくさい彼女。
しかも無口で無表情。人付き合いもまったく無し。
だが、そんな彼女のどこが気に入ったのか、彼はしきりに彼女の事を気にかける。
なんでもお昼にお弁当まで作ってもらった事があるとか。
「許せませんね・・・」
今の所は、まだライバルとなる要素は少なそうだが、邪魔者は早めにつぶしておくに限る。
クラスメートとして、まずは彼女に接近し、その弱点を探り出す事から始めなければ。
「まず、友達になる所から始めましょう・・・その後でゆっくり・・・」
そう、じっくり攻めていけばいいのだ。
焦る事は無い。
多少彼に気に入られているからといって何だというのだ。
それならば自分の方が気に入られている自信がある。
有利なのは自分だ。
ましてや、相手には攻められているという自覚がまだ無い。
これから、これからだ。
じっくりじわじわと。
気がついた時には、彼女と自分との間には絶対的な壁が出来上がっている事だろう。
そう、『恋人』と『その他大勢』という絶対的な壁が。
くすり。思わず笑みがこぼれる。
まずは明日、話しかけることから始めよう。
そしてそれが、天野美汐にとっての終わりの始まりとなるのだ。
「そして・・・最大の敵・・・」
彼女は思いをめぐらせる。
最大にして最強の敵、己を知り、そしてその手段も、考えも読み取り、なおかつあの人に近い存在。
「お姉ちゃん・・・」
敵は身内に有りとは、よく言ったものだ。
この最大にして最強の敵にどう立ち向かうか。
「並大抵の手段では・・・見破られてしまいますからね」
何しろ相手は実の姉。手の内は読まれているも同然。
「正攻法で行くしかないでしょうか」
何しろ、スタイルでも、頭脳でも、悲しい事に負けている自覚があるのだ。
顔は・・・自分の方が可愛いと思う。お姉ちゃんは美人系だし。
スタイルだって・・・同じ血を分けた姉妹なのだ。これからを考えれば可能性はある。
頭脳は・・・これは仕方がない。だが、策略にかけては姉の右に出るものはいないだろう。
しかも学校では席が近く。常に彼と接触の機会を得ている。
最近仕入れた情報では、よく一緒に行動もしているらしい。
「強敵、ですね」
ごくり、とつばを飲み込む。
とにかく、姉よりも彼との接触時間を多くとらなければならないだろう。
それが彼女の姉に勝つための、最低限にして最優先事項だ。
それにしても・・・と、彼女は思う。
なぜ自分の周りにはこんなに敵が多いのだろう。
対象となる男性はただ一人。
はっきり言って、どこにでもいそうなタイプ。
それなのに、この周囲の女性率の高さはどういった訳だろうか。
まあ、いずれにしろ、彼女の答えは決まっているのだが。
「全員排除、です」
自分の幸せは、数多くの屍の上に築かれるのだ。ぶっちゃけて言えば自分以外はどーでもいいのだ。
「さて、対策を考えないといけませんね・・・」
敵は多い。どうやって相手を出し抜くか。
ひたすらそんな事を考えていると、急に背後から背中を叩かれた。
「よお、栞。待たせたか?」
「あ、祐一さん。いいえ、私も今来たばかりです」
彼女は笑って答える。
さっきまでの考えはどこへやら。
笑って彼の腕にしがみつく。
「祐一さん、今日はどこへ行きましょう?」
「うーん、そうだなぁ・・・」
まあ、つまる所。
彼女の思案している事柄は目の前の彼の存在に比べればちっぽけなものなのだ。
彼といる間は、他の余計な事はすっぽり頭から抜け落ちる。
ただひたすら、彼といる事が嬉しい。
そんな時間を楽しむ。
そして、その楽しい一時が終わったとき、また彼女の悩みが始まるのだろう。
それまでは。それまでの間は。
ただ全てを忘れて彼に甘えるのもいいだろう。
「祐一さん、私百花屋の新作アイスが食べたいです」
「よし、じゃあ今日はアイスの試食大会といくか」
二人並んで歩き出す。
背中のちっちゃな悪魔の羽は隠して。お尻のちっちゃな悪魔の尻尾も隠して。
邪魔するものは蹴散らして。
いつかきっと、想い焦がれる彼のハートを独り占めするその時まで。
恋する小悪魔は歩き出す。
「絶対に、逃がしませんからね」
64 :
名無しさんだよもん:04/02/21 23:34 ID:I/9QwPkr
SSキテター!
とりあえずGJ!
なかなか楽しめた。
自分からの感想をご所望の方かどうかは存じ上げませんがメンテ代わりに。
>>58-63『ある少女の場合』
恋する栞の心情を描くのが作者の目的であれば、それは十分果たせたのではないかと思います。
ですが『他を否定し、結果的に自分を肯定する』のをメインに描いているために、栞による
Kanonの登場キャラクター紹介&何らかのお話のプロローグに留まっているのも事実です。
栞ならではのネタ(不治の病等)を絡めて、この続きを書いてみるのもいいかもしれません。
あと、瑣末な点ですが指摘を二つばかり。
・
>>62の13行目の『だが』は特に必要ないと思います。
・三人称→タイトル→一人称→再び三人称 となっていますが、最後に視点を三人称に変える際
>「よし、じゃあ今日はアイスの試食大会といくか」
以下の数行を空け『そして二人並んで歩き出す云々』としてもいいかもしれません。