1 :
まさたか :
2007/01/26(金) 01:03:12 ID:5fu9qOda
2 :
まさたか :2007/01/26(金) 01:07:21 ID:5fu9qOda
3 :
まさたか :2007/01/26(金) 01:10:41 ID:5fu9qOda
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/27(土) 16:52:21 ID:DR/jN2J5
ウォルツの『人、国家、戦争』、3分の1くらい読みますた。 大学受験英語(特に伊藤和夫)も捨てたもんじゃないね。 これ読んだら『国際政治理論』読む予定。 3月末までに読み終わるかな。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/28(日) 13:59:26 ID:jDLasJ1n
6 :
4 :2007/01/28(日) 16:26:23 ID:Ug+HIhUW
>>5 大学生です。
ギルピンの『世界政治の戦争と変革』も買ってしまった。
読まないのに買いだめしてしまう。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/28(日) 18:35:54 ID:jDLasJ1n
8 :
4 :2007/01/28(日) 21:13:44 ID:Ug+HIhUW
>>7 そうなんですか?
ちゃんと内容理解しているか不安ですけどね。
てゆーか買ったのに読めてない本もたくさんありますしw
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/31(水) 00:56:59 ID:i+tJRmwK
国際政治に関する心理学上の問題点を扱う書籍ってありませんか?
>>1 適時のスレたてお疲れ様です。
>>4 前スレで読む順番を尋ねていた方ですね?順調な進捗なによりです。
受験英語はバカにできませんよね。私も駿台仕込みの英語に幾度も助けられましたww
>>9 土山實男『安全保障の国際政治学』
サブタイトルにもあるとおり、「焦り」と「傲り」という視点で安全保障の諸問題を考察しています。
先行研究の紹介という色合いが強いので、まずこの本から始めてみては如何でしょうか。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/03(土) 01:37:39 ID:48TwUXbc
>>9 ロバート・ジャービスって人の
Perception and Misperception in International Politics
って本もあるよ。和訳はたぶんない。
>>11 あれは良い(面白い)本だよね
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/19(月) 13:13:11 ID:6710cPrC
みなさん英米の学術書ってどうやって読んでいますか? 日本語の学術書ならば、読むたびにメモしたりノートにとったりする必要もありませんが、 洋書の場合次のページに進んだときには前ページに書いてあったことがすでに思い出せなくなっていたりして、 パラグラフごとにノートに要約しながら読んでいくというとにかく面倒な方法で読んでいるのです。 うまい洋書の読み方を教えて下さい。
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/23(金) 03:57:04 ID:OAqCu3s1
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/23(金) 07:18:20 ID:4j4MXAYN
中川八洋『現代核戦略論』は時代を30年は先取りしていたネ 浅薄な核武装論してる香具師は中川八洋著書を熟読すべきww
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/23(金) 12:45:39 ID:rJH2Ptb9
君ら、経済学勉強しろ、経済学。カビの生えた国際関係論の本なんか読むな。 VarianのMicroeconomic Analysisは政治学でも必須。ゲームはFudenberg and Tirole のGame Theoryが難しければ、MorrowのGame Theory for Political Scientistsを読む。 あと、計量も必要。WooldridgeのIntroductory Econometricsに書いてあることは全部 理解できないとダメ。ソフトは、Stataかな。アメリカでは圧倒的に政治学ではStataだね。 Matlabが使えればそれに越したことはないけど、無理は言わない。 それと、海外(特にアメリカ)の論文に日頃から目を通しておくこと。American Journal of Political Scienceとか、American Political Science Review、International Organization など。経済学でも社会学でもいい。 時代遅れのワケのわからん本ばかり読むと、ホントにバカになる。
前スレはけっこう人気あったのに、なんでこんな人いなくなっちまったんだ? 最近、 政治理論 政治思想 政治哲学 の違いがわからん。
法学板の国際政治スレみたいに、頭沸いた奴のレスで埋まるよりはいいでしょ。 たしかに政治思想と政治哲学は違いを見つけるのが難しい。 政治理論は上記二者とは距離ないかね?
20 :
こんな感じか? :2007/02/26(月) 21:51:19 ID:WNKHt6iC
↑社会科学 |政治理論 | | | | 政治思想 文学→ | |政治哲学 ↓人文科学(哲学)
上のはちょっと間違ってたかもw下にそれらしいのを貼る。
個人的には押村高氏etcが翻訳している
国際関係思想の本が面白そう
272 :法の下の名無し :2006/07/02(日) 00:50:38 ID:7kj3F6jz
>>264 政治思想とは、政治についての思想、あるいは政治に関連した思想、
政治を含む思想と、その許容範囲は広い。
政治哲学と似ているようだが、政治哲学は、政治についての哲学的考察であり、
哲学的な方法論に基づくのに対して、
政治思想は、必ずしも哲学的であるとは限らない
政治哲学は三省堂「大辞林 第二版」に拠れば
political philosophy 国家の本質、政治と倫理の関係、
政治的権威と自由の関係など、政治の基本的原理に関する学問。
例えばマルクス主義とかレーニン・グラムシの帝国主義論なんてのは 理論なのか思想なのか??
>>22 一応認めるなら理論で、
認めないなら思想にも及ばない妄想なんだろうなw
ウッドロー・ウィルソンの掲げた14ヵ条なんかは・・・? あれは政治思想でもなく政策なのかな? 石原莞爾の世界最終戦論とか、大東亜共栄圏なんかはいちおう「理論」とはいうけど まったく科学的でない思想以下の妄想だよね。 理論っていうのは多分に個人の信条・思想に侵されていない科学的なもののことを言うんじゃない? 例えばドイツ地政学なんて政治理論だよね。 決して妄想でも思想でも哲学でもないでしょ。
|政治理論 | ネオリアリズム ネオリベラリズム | | リアリズム | クラウセヴィッツ 孫子 | ルソー | | ホッブス | リベラリズム | ロック | ホブスン | レーニン グラムシ | マルクス | | スミス | グロティウス | 政治思想 妄想→ 毛沢東思想 | ウィルソニアン 主体思想 | ベンサム ミル サン・シモン | フーリエ オーエン | カント |政治哲学
>>25 その「科学的」なるものの基準が問題でしょ。マルクスだって自称科学的社会主義なんだし。
世界最終戦論は、妄想と切って捨てるには惜しい点も多々あるよ。
将来阪大の国際公共で安全保障論やりたいんですが どこか別のところのほうがいいんでしょうか? ちなみに大学入試浪人生orz..です
黒澤、栗栖、エルドリッヂetc いい先生が揃ってるし、いいんでない? つーか二次試験は一昨日だったのにもう浪人確定ですか…
>>29 いや、今年一年浪人しました。
大阪・・市立大学法学部志望・・と2chでいうとなんか印象わるいですがw
市大、落ちたら同志社から阪大国際公共目指します><英語は結構自信あるんですが数学ぼろぼろorz..でセンター以外で二次数学要らない最高峰大学が市大したorz..
アメリカ池。 日本で国際関係論なんかやったって意味なし。
>>31 残念ながら貧民公務員の我が家には金が・・・
ところで、高校教師に安全保障将来やりたいといったらイギリス行けば?と
言われたんですがどうなんでしょうか?アメリカとイギリス。
>>34 あ、これ学部生2年の時の教科書だった!@北米
ナツカシス
>>33 そうですか。というか(当たり前でしょうが)アメリカにもやっぱりランキングがあるんだ・・・まあ、日本のとは性質が違うでしょうけど。
>>34 そういう仕組みですか。なんとなくイギリスのほうが好きなので一応聞いてみたのですが・・
Webで見つけた「文明の衝突英語版」をとりあえず一年生のときに読もうかと思ってましたがそちらもよんでみます
>>35 と思ったらwwよめるのだろうか・・・普通の米国人向け教科書ですか。
>>34 立命で使いますよ、それw 休学しちゃったからなぁ。。。
身体弱くてゆっくりゆっくりになっても続けて本読んでいたら、
理論や思想のおおままかな理解はできますか?
>>36 文明の衝突、なんて日本語で十分。名著(になるだろう)だけど。
てか、最初の一、二年は、日本語で読めるもの読みまくれ。
それこそ日本語で読めるいい本なんて山ほどある。
特に古典をたくさん読むべし。
プラトン、アリストテレスからマキャベリ、ホッブズ、ロック、モンテスキュー、ランケ、
クラウゼヴィッツ、モーゲンソー、E・H・カー・・・挙げるときりがない。
時間が余る(ないと思うが)なら英語以外の語学の勉強に当てろ。
ラテン語がお勧めだ。それとキリスト教の勉強もしとくべきだな。
これしとかないと、後々後悔する事必至。
てか、今の俺だ。
(続き) どうしてもというなら、Foreign AffairsとLondon Economistを定期購読しとけばいい。 生協でも売ってる。図書館でバックナンバーも読めるはず。 電車の中で読めばちょっとデキル奴にも見える。 女の子との新たな出会いがあるかもしれない。 それでもまだ何か読みたいなら、 JOSEPH S. NYE, JR.の”Understanding International Conflicts”を挙げておく。 アメリカの大学新入生向けの教科書だが、なかなか良くできているし、何より読みやすい。 てか、こんな有名人が初学者向けに本を書くあたりがアメリカの教育のいいところだ。 ただ、俺は英国学派の方が好きだけどな。 いずれかなり英語で読めるようになったら、M.WightやH.Butterfieldに挑戦してみてくれ。 あ、H.BullのAnarchical Societyは翻訳出てるんで、これもお勧めだ。 だいたい安全保障やりたい、って言うのは簡単だが、 思想とか歴史とか文明とかの知識がなければ薄っぺらになってしまう。 本気でやりたいなら、ここで他人と差をつけろ。 マジで。 えらそうに書いたが、全て自身の経験に基づくものだ。 市大受かってるといいな。
40 :
34 :2007/03/03(土) 05:48:35 ID:cVkpO2gn
>>36 オックスフォード大学出版が示すとおり、執筆者は英国系です。
ですが、
>>35 さんのように米国やその他でも広く使われているようです。
なにしろ大部なので根気は要りますが、英語力はセンター試験で75%程度でも充分読めます。
>>38-39 さんのいうとおり、古典は大切です。とくに安全保障ではトゥキディデスやホッブズが議論の叩き台になります。
>>37 続けることが大事だと思います。
「継続は力なり」 "Slow and steady wins the race"など、昔の人はいいことを言いますね。
>>38-39 Nye"Understanding International Conflicts"は、邦訳『国際紛争』と対比して読むといいですね。
翻訳の苦労が窺い知れます。尤もナイ氏の文章は平明ではありますが。
某帝大に落ちて大阪市大に合格、でもそれに満足できず浪人したものの 結局立命館の国際関係に1年通ったところで退学、渡米・・・という人が北米板に昔いたなあ。
>>41 なんで退学したの?まあなんとなく予想はつくが・・・
>特に古典をたくさん読むべし。 >プラトン、アリストテレスからマキャベリ、ホッブズ、ロック、モンテスキュー、ランケ、 >クラウゼヴィッツ、モーゲンソー、E・H・カー・・・挙げるときりがない。 そのきりのない古典を知ってるだけ挙げてもらえませんか? あとプラトンの国家なんて哲学科の学生が読むようなシロモノで 法学部の学生が読むものではないのでは・・・・と自分は思っていたのですがどうなんでしょうか。
>>43 プラトンの「国家」、
うちの学校だと政治哲学のクラスは必須授業で、
絶対みんな読まないといけなかったよ@北米
自分も哲学いらねえええええええと思ってたw
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/06(火) 18:26:47 ID:O+l+5+UW
普通にみんなすごいな。俺なんか高校も1年でダブったしまぁなんとか卒業したけど・・ 政治の話しにしても俺らの周りとレベルが違うわ。本とか英語ばっかりだし。 そんな物知りなあなた達に聞きたいんだけど、 世界の政治家たちも自分たちの都合のいいように 法律を改正して都合の悪いとこはそのままにしてんの?税金とか年金いじっくって 自分達の特別年金みたいのはそのまんまだったり、 税金を自分の金みたいにばんばん私有化する始末・・今に始まった事じゃないけど。 デモとか起こさない日本人が悪いの?世界の先進国とかはどうなってるかわかります? ヒマだったらなんとなくでいいから書いてみてもらえます?
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/06(火) 22:18:06 ID:6ZdZitix
>>41 俺も知ってる。
その時は、俺もコテハンあったし。
昔の話だね。
50 :
28 :2007/03/07(水) 15:28:13 ID:f+yEDyUl
>>38-39 うおは・・人名2/3暗いしか知らない・・
大学ではドイツ語かフランス語(特にフランス語)する予定で・・
あんまりいきなりいっぱい読むと挫折確定なので夏休みまでにゆっくり読む今年にします
>>40 最近の軟弱センターで9割あったのですが・・辞書片手にがんばります。
ナイ氏って経済では?(違う人かな?)
>>41 一応市大には国際法制室みたいな小さな図書室があるはず・・なんですがキャンパス見る限り遊んでる人もいるみたいで。
夏に行ってみたら戸に「開けるとき本に注意」みたいな張り紙があったような気がするのであんまり使われてないのかもしれません。
>>43 私もできればもう少し具体的なのが・・大学の先生に推薦してもらう予定でしたが。
>>48-49 そういうサイト(ブログ)もあるんですね・・
で、ふと思ったのですが「日本で国際関係はやめといたほうがいい」というのはなぜなのでしょうか。先生方のやる気が足りないだけですか?それともなんとなくですか?
>>50 ナイ氏はソフトパワーを初めて提唱した人。
政治学者だけど、国際経済問題に関する理解も深い。
相互依存なんかもこの人のは必読。
ナイ教授の『国際紛争 理論と歴史』はハーバード大(?)の学部生の標準教科書。
翻訳者も充実している。2600円。絶対買うべし。
花井等 『名著に学ぶ国際関係論』 有斐閣
この本を読めばだいたいどんな古典が自分にとって必読なのかがわかるよ。
買うべし。
>>47 お、お仲間。あちらの板で話したことあったかもしれないね。
53 :
38 :2007/03/08(木) 01:02:06 ID:9F462Hu0
>>50 まああれだ、挙げた古典はただ適当に思いついただけだから、
あんまり気にすんな。そのうち嫌でも読むことになる。
国際政治学が学問になったのは第一次大戦後のことだ。
第一次大戦を引き起こした反省からだが、
その結果、リアリズムとユートピアニズムの対立を軸として展開したわけだ。
E.H.カーとかモーゲンソー、トゥキディデスなんかはこの文脈で必ず出てくる名前な。
やっぱりこの辺から始めるのがいいんでないか?
それとか、好きな思想家から集中的に読み始めてもいいし、
好きな政治学者からきっかけをもらってもいい。
始め方はいろいろだ。
導入として、岡部達味『国際政治の分析枠組』(東京大学出版会)を読んでみればいいかも。
54 :
38 :2007/03/08(木) 01:02:57 ID:9F462Hu0
(続き) ただ、歴史はちゃんとやっとけ。いい歴史書はいろいろある(日本人のは少ないが)。 言っとくが、高校でやった世界史は歴史じゃないぞ。暗記は役に立つが。 あと、キリスト教な。 これは盲点かもしれんが、国際関係論ってのは原則欧米の学問だからな。 キリスト教的な感覚が求められることが多い。 ちょっと気になるんだが、国際政治学とか国際関係論ほど inter-disciplineな学問はないぞ。 これは哲学だから、経済学だから、心理学だから、とか言ってるうちは、まだまだ甘い。 また、この学問は「大人の学問」だ。 甘っちょろい正義感を大事にしたいと言うなら、向いてないからやめた方がいい。 日本での勉強が駄目なのは、そりゃ戦後左派勢力が教育まで浸透してたからだろ。 今では少しマシになったかもしれんが、どうしようもない奴はまだたくさんいるぞ。 また、世界で通じる実績のある学者は少ないってのもある。 Foreign Affairsなんかに載った事のある日本人の政治学者はどれだけいるよ? ただ欧米の学説を紹介してるだけってのが山ほどいる。 いずれにしても、自分がつくことになるかもしれない教授のことは良く調べておくのが吉。
>甘っちょろい正義感を大事にしたいと言うなら、向いてないからやめた方がいい。
これは国際政治に限らず政治学全般(もしくは法学を除いた社会科学全般)に言えることかもしれないね。
政治学を、政治を分析する学問として道徳や倫理から初めて分離した人は、
まぁもっと先にもいたかもしれないけど代表的なのはマキャベリかな。
というわけで、政治と倫理の関係については
マキャベリ『君主論』
マックス・ヴェーバー『職業としての政治』
そして
>>51 があげた
ナイ『国際紛争 理論と歴史』の第一章の3.倫理的問題と国際政治
がおすすめ。
>>51 そうですか。とりあえず読書リストみたいなのを作って順々によんでいきます。
リスト作ったらとっくの昔に50冊超えてそうだな・・大学生活慣れるまでに死にそう。
>>54 ・・・あちゃ。日本史選択orz....せっかくなので何か世界史でよさげな本をお願いしますす。
>あまっちょろい正義感
国際社会のだましだまされあいな感じにひかれまして・・
とりあえず大学4年でどうにかあがいてみます。
夜分遅くにご苦労様です。明日発表orz....
>>56 54の人は高校でやった世界史は歴史じゃないって言うけど、
まずは高校世界史の熟読から始めるのが良しと思うよ。
それから、山川出版社の詳説世界史研究が一冊手元にあれば何か調べるには便利。
近現代史だけじゃなく、時には古代史の知識も必要であることを忘れずに。
みんな勉強の仕方が「古典的」だね。日本では、国際関係論は未だにそういう教育を やってるのかな。 アンチテーゼとして上に書いてあることと全く違うことを言わせてもらうと、プラトンやアリ ストテレスがどうしてもムダだとは言わないが、寝る前に10〜20分ベッドの中で読むだけ でいいと思う。ほとんど趣味の世界だから。政治哲学を専攻しない限り、役に立たない。 やっぱり経済学と統計学はやっておいたほうがいいと思う。アメリカでは、確実にやらさ れる。政治学だけでなく、社会学や心理学、地理学の学部でも経済学、統計学の授業 がある。(続く)
(続き) 例えば、「グローバリゼーションが紛争を少なくする」というテーゼがあるとしよう。人・モノ の行き来が多くなるにつれて、国境を越えた結びつきが強まるので戦争をしにくくなる、と いう考え方だね。でも、それが正しいということをどうやって証明する? 一番簡単なやり方は、グローバリゼーションを2国間の貿易高で表して、それを紛争の数 で回帰させる。まあ、OLSが一番単純だが。それで、検定統計量から判断するわけだね。 それを文章で証明しようとすると、妙なイデオロギーが入ってくる可能性がある。ケース スタディを使う方法もあるが、計量経済学が最も客観的だと思う。つまり、ヘンなイデオロ ギーから自由になるためには、統計学・計量経済学を使って実証するのが良いということ。 あと、ゲーム理論だね。数学が嫌いな人には厄介だが、我慢して初歩的なところは勉強 すべきだと思う。政治学では必須だね。ちなみに、2005年のノーベル経済学賞受賞者の トーマス・シェリングは、政治学にゲーム理論を持ち込んだ先駆者。(続く)
(続き) 今、日本で、どういう教科書をみんな使ってるのか分からないから、日本語の本の紹介が 難しい。僕が学生のころは、『新統計概論』(日本評論社)、『経済分析のための統計的方 法』(東洋経済)で統計を勉強したね。計量経済学は蓑谷千凰彦の一連の計量経済学の 本を使ったよ。この辺は人によって違うと思う。 経済学、ゲーム理論は山ほど日本語で本が出てるから、あえて紹介しない。どれでもいい と思う。個人的には、英語で読むのをお勧めしたいんだけどね。まあ、でも、英語は必須 だよ。学部時代にTOEFLの250超えを目指してくれ。僕の時代は、まだTOEFLはPBTだった けど、それでも学部時代に600(現在の250)は超えたよ。 ということで、僕がお勧めする勉強は、 経済学(マクロ、ミクロ経済学) 統計学・計量経済学 ゲーム理論 英語 かな。要は、経済学部に進めってことかな(笑)。まあ、でも、アメリカの国際関係論の大学 院の中には、経済学、統計学の初歩的な知識を入学前に求めているところがある。入学し ても、最初のセメスターで確実にやらされるしね。他の人と書いてることが全く違うが、まあ、 参考になれば。(終わり)
アメリカ人さんが達者な日本語で哀れな自慢を書き連ねたあとですが、気を取り直してどうぞ ↓↓
俺は計量・数理が万能だとは思わないし、定性的アプローチ(比較歴史分析とか)が無駄だとか
時代遅れであるとも思わないので、
>>59 の言っていることに必ずしも賛成するものではないけれど、
>>38 あたりが勧めている勉強法があまりに古典的に過ぎるという点は同意だな。
統計学・経済学の素養抜きに現代の社会科学(IRももちろんその1つ)を理解することは不可能でしょう。
>>59-61 に対して
>>62 のような脊髄反射が返ってくるのを見ると、日本ではサイエンスとしての
国際関係論・国際政治学に対するアレルギーが未だに根強いのかなと思ってしまう。
本来アートとしての政治学とサイエンスとしての政治学は排他的な関係ではないと思うんだけどね。
ちなみに
>>28 のような受験生に今から大量の本を読めとアドバイスをするのはちょっとどうかな。
人によりけりだろうけど、今は受験に備えて教科の勉強をしとくのが一番じゃない?
まあ受験勉強の息抜きと大学入学後のイメージを膨らませるという意味で
>>51 のような
入門テキストや新書を読むのはいいかもしれんが。リソース配分は程々に。
64 :
38 :2007/03/08(木) 21:11:23 ID:9F462Hu0
>>63 ん、まあ研究のスタイルは人それぞれだからね。
>>39 でことわってるように、俺は英国学派の方が好きだし、
そういうアプローチをしたいからさ。少数派なんだろうね。
それに、IRはSocial Scienceじゃなく、Human Scienceだと認識してる。
>>日本ではサイエンスとしての 国際関係論・国際政治学に対するアレルギーが未だに根強い
ってのは逆だろうね。むしろ、
>>59-61 のようなアプローチの方が多数派だろう。
教授の多くはアメリカへの留学経験者だし。
アメリカは大学とシンクタンク、政策決定機関の垣根が低いからね。
即効性のある議論が好まれる。
まああれだ、これから大学生になろうっていうやつに、自分のスタイルを押し付けるのは良くないな。
まったり見守ることにするよ。
65 :
28 :2007/03/08(木) 21:14:05 ID:r5HtOchw
市大すっころびましてorz........
66 :
38 :2007/03/08(木) 21:20:47 ID:9F462Hu0
>>65 そりゃ残念だな。
でも、同志社受かってんだろ?
人間万事塞翁が馬って言うしさ、何が幸いするか分からんよ。
気を取り直して、大学4年間、充実したものにしてくれ。
67 :
28 :2007/03/08(木) 21:23:17 ID:r5HtOchw
>>66 まあ、そうなんですが・・・
今は後期で逆襲を計るために勉強中であります。と、微妙にすれ違いすいません。
68 :
38 :2007/03/08(木) 21:36:29 ID:9F462Hu0
>>67 なら2ちゃんなんかしてる場合じゃないな。
後期終わるまでもう来るなよw
69 :
28 :2007/03/08(木) 21:56:50 ID:r5HtOchw
>>68 さすが「大人の学問」をやってる分だけあって「ビターな意見」でww
orz...反省してきます。でも周りで小論文入試(のみなのです)やってるひとがいないので2chもそれなりに有用だったり・・すれ違いすいません><
70 :
40 :2007/03/09(金) 13:06:08 ID:PC3312Uu
>>63 >日本ではサイエンスとしての
国際関係論・国際政治学に対するアレルギーが未だに根強いのかなと思ってしまう。
いや、むしろ一時主流をなした行動主義、シカゴ派のような数理分析勢力への反撥としての古典回帰が起こっているのだと思います。
数理分析の最も危険な罠は、計算すること自体が目的となってしまうことです。
その欠点を避け、問題設定を適確におこなうためにも、古典を読み込むことが必要なのです。
古典を読むことと分析手法を磨くことは、車の両輪ですから。
>>59-61 を書いたのは自分だが、やはり、統計学、計量経済学の重要性を指摘しておきたい。
自分が実証屋だからかもしれないが、これは、いわゆる「文科系」の学生全てに当てはまると
思う。
例えば、
>>59 に書いた分野だけでなく、宗教学、心理学、教育学でも統計的なアプローチが
用いられる。教育学では、教育予算と学習成績との関係を見るときに使ったりする。教育改
革の一環として、先生を増員したり、科目数を増やしたりするわけだが、それが生徒の学習
成績、つまり、テストの点数にどの程度跳ね返っているかを、計量経済学で実証するという方
法だね。教育に金をつぎ込んで、本当に成果が出たのかを検証するということだ。
宗教学でも、「教会に行く回数が多い地域ほど、犯罪者数が少ない」とかいうのを計量経済
学で実証したりするんだね。(続く)
(続き) いわゆる文系ではないが、欧米の医学系の雑誌では、初歩の統計学を用いた論文がかなり 見受けられる。ある治療方法が効果的かどうかを見る時に、同様の症状を持つ患者の中から、 その治療を受ける患者とそうでない患者を分けて、治療後の症状の間に統計的に有意な差が あるかどうかを調べるんだね。さすがに、大規模な標本数をOLSで走らせるといった論文は少 ないみたいだが、ほとんどが何らかの統計学を使った構成になっている。 つまり、社会科学、人文科学を問わず、統計学の知識は必須なんだね。個人的には、古典を 読むのもほどほどにしたほうがいいと思う。生物学では以前からゲームの考え方が応用されて 来たが、マキャベリの『君主論』にしても非協力ゲームだと思えばなんてことはない。ゲーム論 の教科書で最初から10ページ以内に書いてあることを長々と分かりにくい文章で読むってのは、 どうかなと思う。 このスレを見ている人は学生が多いと思うが、やはり、若いころじゃないと数学的な議論は身 に付けにくい。エクセルもフルに使おうとすれば、結構な時間が掛かる。何らかの形で、数学、 統計学を勉強しておく方がいいと思う。学部出て就職するにしても役に立つしね。(終)
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/10(土) 16:17:15 ID:aJvDfV3B
たとえば私は非常に近い将来に、「朝鮮問題にどう対処するか」という問題が 出てくると思うんです。 そうするとこれをめぐって、たとえばアメリカがかつて 日本の頭越しに中国とやったみたいに、日本がまず北朝鮮と国交を正常化する という手をうつことなしに・・・(中略)・・・日本が主体的に対処することは むつかしい。ところがそれを断行するリーダーシップが非常に困難なのではないか、と。 結局それはどこかの強国、とくにアメリカが何か北朝鮮と手を打って、もしくは打ちそうに なってあわてて日本はそれに追随するという形しかとれない。 そういう「従属ナショナリズム」・・・本当は形容矛盾だと思うんですが・・・ は日米安保もそうだし今後も十分ありうる。 しかしそうすると今度は、アメリカに一方的に従属するナショナリズムだけで やってゆけるか、と。私は世界経済の構造からいっても、そうはいかなくなるのでは ないか、と。国際政治の上でも、「冷戦」時代とちがってアメリカの世界支配 自身が、崩れていますからね。 丸山真男「日本思想史における『古層』の問題」1979年
>>71-72 の奴は専門が本当に国際関係論なのか?
古典ちゃんとやっとけ、っていうのを「古臭い」で片付ける神経を疑うが。
本当に古典を勉強したのか?
ついていけずにギブアップしたんじゃないのか?
俺には古典は「古くて新しい」と感じるが。
ゲーム理論が新しくて万能だとは全く思えないぞ。
>>73 丸山さん、、やはり只者ではないですねえ。父上譲りのジャーナリスティックな感性と、学者としての能力が渾然。
>>74 スルーしたら如何でせう。。
自分とは異なる方法論的立場にあるからといって否定したり無視したりするのは如何なもんでしょう?
ここは2chだからなぁ。
途中までは落ち着いた状態だったんですがね。 今も意見の対立が激しいとはいえないが。落ち着いた議論が続いてるいいかんじ。
否定するのはナシでも、無視するのは個々の自由でしょう。 何でもとりあげて馴れ合うのが好きならmixiでもやればよろしい。
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/11(日) 18:55:03 ID:S4fAka/m
Robert Jervis "American Foreign Policy in a New Era"がおススメ
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/11(日) 19:11:00 ID:jfksrKC2
まずは、英語力だろ。 日本で国際政治学やったって、 結局は海外の研究者と対等にわたりあえないだろう。 留学して、ものになるかならないかのギリギリのところで、 頑張って学位とるしかない。
高校卒業してすぐ米国留学ってどうですか? 向こうで博士までとって戻ってきたいのですが・・・。
>>82 アメリカで学位をとってどうしたいんだ?
何を目指してるのか知らないが、
ただ単にアメリカで学位をとればなんとかなると考えてるならやめた方がいいと思うぞ。
例えば、アメリカにもいろんな大学があって、いろんな教授がいるだろ。
この大学のこの教授の元でこういう事を学びたい、っていう明確な動機がないと上手くいかないぞ。
留学ってのはそんなに甘いもんじゃない。
日本の大学で4年間しっかりと勉強すればどうかな?
たくさん勉強して、いい論文を書く。
そうしてるうちに、目的のはっきりした留学がしたくなれば、
向こうの大学院を自分で探すなり、教授に推薦を頼んだりして見つければいい。
自分の論文は業績になるし、奨学金だってもらえるかもしれない。
結果、近道になることだってあると思うぞ。
もし君が英語ぺらぺらで、
既に国際政治に対して少なからず知識と思想を持ってるなら、止めはしない。
早いとこ世界に出て日本の為に役立ってくれ。
ただ、そうでないなら、日本でも学べることはたくさんあるという事を知っていた方がいいよ。
>>82 アメリカでPhD(博士)まで行きたいとなると、まず、PhDコースに受からないとダメです
ね。しかも、それが結構難しいんですよ。政治学のPhDでも、競争率は少なくとも10〜
20倍ぐらいあると思いますよ。つまり、申込者の10〜20人に一人しかPhDコースに入
れない。経済学だと40〜50倍になるケースもあるので、それと比べると、多少はマシか
もしれませんが。
PhDは取得まで大体5年かかります。しかも、相当に詰め込み教育をやるので、本当
に毎日2〜3時間程度しか眠れなくなります。だから、結構脱落者が出るんですよ。
学部を4年で終えたとして、PhDは5年。最短でも取得まで9年かかります。PhD課程
に入れなかった人の中には、独立した修士課程で2年を費やしてからPhDに入る人
もいるので、その場合だと取得までに11年かかることになります。さらに、当然とい
えば当然ですが、PhDに入るにはそれまでの成績をほぼオールAで通す必要があ
ります。そういう人しか、PhDには来ませんからね。(続く)
(続き) ネックになるのは、やはり、お金ですね。PhDは奨学金が出る場合が多いですが、そ れでも大部分の大学では、成績優秀者にしか奨学金が出ない仕組みになっています。 PhDのあの激しい勉強の中で、さらに優秀な人しか奨学金を出さないということですね。 全額奨学金を払ってくれるような有名大学(Harvard、Princeton等)に入るのは非常に 難しいです。自分で払えるのなら問題はありませんが、アメリカの大学は総じて、日本 の大学より授業料が高いです。 あと、どの大学でPhDを取るかですね。そのまま日本に帰ってくるのなら、そこそこの 大学でPhDを取ったとしてもあまり問題はありませんが、なるべく上位の大学でPhDを 取るのに越したことはないですね。上位の大学でPhDを取ろうとすると、上位の大学の 学部を卒業する必要があります。あまり聞いたことのない大学に入ってしまうと、その 後の進路が限定されてしまうんですね。学歴主義なのはアメリカでも日本でも同じです。 日本の高校を卒業してすぐにアメリカに留学するなら、まず、アメリカのどの大学に入 れるのかを確かめてからにしておいたほうがいいんじゃないかと個人的には思います。 日本の大学で最低でも早慶上智クラスに入れるのなら、そちらのほうがアメリカのPhD に入れる可能性が高い場合があります。 ただ、何事もそうですが、あまり確定的なことは言えないんですね。上に書いたことは あくまでも私の極めて限定された経験に基づくものなので、全ての人に当てはまるか どうかは分かりません。(終わり)
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/12(月) 16:11:25 ID:s7zFLC5X
87 :
28 :2007/03/14(水) 21:37:31 ID:Q8iXTTLp
おかげさまで後期終了しましたorz..
ところで、明日バイトで(?)2000円くらいの物を買わないといけなくなりましてw
>>51 氏の国際紛争 理論と歴史を買ってみようと思います。
ほかに上げられた本は5000円以上と結構シビアですね・・・
>>71 数学苦手orz...今年のセンターIIBで微積分で時間とられて轟沈の悪夢がよみがえってくる感じですorz...
とはいえ、何か本ありますか?
私の話は、あくまでも参考ということにしてくださいね。
統計の本は何でもいいと思うんですよ。私は
>>61 で2冊挙げてますけれども、
大学の生協や大きな本屋へ行けば必ず何冊か統計学の本が置いてあるで
しょうし、大学の図書館にもあると思うんですね。そこで、自分に合ったものを
探せばいいと思います。
個人的には、大学で統計学、計量経済学の授業を取ることをお勧めします。
授業で使った教科書をそのまま自習用に使うのもいいでしょうし、教授に聞い
てもいいと思うんですね。
数学に関しては、学者になるのでなければ、それほど深いところは必要ないと
思います。アメリカでも、政治学はPhDに進まない限り数学はやりません。統計
は多少やりますが。当面のところは、高校までに習った数学で間に合います。
数学的な議論につながるという意味で、ミクロ経済学の授業を取るといいんじゃ
ないでしょうか。
あと、統計はどうしてもデータを使うので、エクセルに慣れておくといいと思い
ます。エクセルを頻繁に使う授業はあまりないと思うので、こればかりは自習
になってしまうかもしれません。例えば、日本のGDPはどこで手に入るかご存
知でしょうか?
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/toukei.html 上のリンクは内閣府経済社会総合研究所のサイトにある、国民経済計算の
ページです。ここで、GDPの速報、長期時系列が見れるんですね。こういうデ
ータを使ってグラフ・表を作るという作業をしていけばエクセルに慣れます。
ただ、面倒くさいんですよね。私が言うのもなんですが・・・。グラフ・表を丹念
に作ろうとすると一日かかる場合もありますので。まあ、多少邪道かもしれま
せんが、小さな会社・事務所でバイトするというのも一つの手なんですね。そう
いうところでは、エクセルで在庫管理をしていることもあるので、バイトしながら
エクセルを学ぶということができるかもしれません。
長々と書いてきましたが、国際関係論は色々な学び方があるので、あくまでも、
数ある中の一つの方法として考えてください。
あー、どう思われるかどうかわからんので自粛していたんだがいちお。 統計に関しては、結果を左右するようなサギをすることができる。 私も騙されたことがある。 経済学界隈では、日本では実証研究量が不充分で、アメリカと比べて 統計・計量を使ったソレでは頑健性が乏しくなることがママある。 >71-72氏は経済の人ではあるまいか。 もっと必要なんだ量が足りないんだよOTL ○軽の連中は陰謀論とか制度派とかに逃げるし、灯台の連中はゲーム理論 ばっかやってて頭ん中お花畑だし。 まぁ、スレ違いだから長文で説明したりはしないが、一応、統計・計量で何を疑 うべきかは知っておくべきではあるまいか、とは思う。 院にいってバリバリやるならね。まぁ入院するとはまたあれなとも思うが。 ゲーム理論については、政治への適用には慎重にすべきではないかと思って いる。均衡の数が増えてくると収集できないんだOTL
主張に合わせて数字をいじるのは、理系の研究者にもままあることですからね… 何にせよ研究手法の長所と短所を把握した上で、場合に適した手段を使うしかないと思います。 ところで『世界週報』が休刊になりますね。定期購読していた方はいますか?
購読はしていなかったけど、よく大学の図書館で読んでた。 悪くはなかったという印象。
93 :
38 :2007/03/16(金) 13:12:57 ID:j5fTp9xB
>>87 ジョセフ・ナイの『国際紛争』は英語版で中古71円とか135円とかあるぞ。
どんなのが来るか知らないけどね。一度アマゾン覗いてNye, understandingあたりで検索かけてみるがよし。
重ねて言うが、この本は面白い上に読みやすいという稀に見る教科書だ。
個人的には、NyeがKenneth N. Waltz の"man the state and war" を分析に使っているのが興味深い。
こっちは翻訳出てるのかな。原書だと初学者には難解だが、これは名著。
94 :
38 :2007/03/16(金) 13:41:34 ID:j5fTp9xB
>>87 あと、前に歴史書聞いてたんで、いくつか挙げとくよ。
日本語で読めるものだと、ちょっと古くなるが、
岡義武『国際政治史』
神川彦松『近代国際政治史』
義井博『国際関係史』
ヨーロッパに重点を置くなら、
臼井 実稲子『ヨーロッパ国際体系の史的展開 』
H.ピレンヌ『ヨーロッパの歴史』
H.ピレンヌ『ヨーロッパ世界の誕生』
C.ドーソン『ヨーロッパの形成』
とかかな。もちろん時代にもよるけど。
他にもいい歴史の本はたくさんあるし、主観も入ってるから、他の人の意見も参考にしてくれ。
あと、これだけは絶対に買っとけ。
『標準世界史地図』(吉川弘文館)
『標準世界史年表』(吉川弘文館)
これなしで歴史書に臨むのは素手で戦場に出るのと同じ・・・と俺は思う。
>>93 『人、国家、戦争』は日本語訳出てないです
それじゃ
>>94 の後に続いて、俺も初学者向けの歴史書を挙げとこう。
・石井修『国際政治史としての二〇世紀』
題名の通り20世紀の国際政治の通史。権力政治の観点に立った冷徹な記述が良い。
個人的には第2次大戦の記述が類書と比べて格段に充実しているところが良かった。
・五百旗頭真編『戦後日本外交史』
・佐々木卓也編『戦後アメリカ外交史』
・佐々木雄太・木畑洋一編『イギリス外交史』
・渡邉啓貴編『ヨーロッパ国際関係史』
有斐閣アルマの一連の外交史テキスト。どれも読みやすい。
あと外交史に限らず政治史・経済史・社会史を広くカバーしている世界史の本としては、
中央公論(新)社の『世界の歴史』シリーズ(全30巻)が非常にお勧め。
中公が社運を賭して(そして見事にこけた&ナベツネの傘下に陥ちた)刊行しただけあって、
その分野の一流の執筆陣が最新の研究動向を踏まえつつ、
豊富なビジュアルを交えながら一般向けに読みやすい通史書に仕上がってる。
巻数が多いけど興味がある時代・地域から読んでおくのでOK。
同様に中央公論(新)社の『日本の近代』シリーズ(全16巻)もお勧め。
最初の8巻が時代ごとの通史で、残り8巻がテーマ史。
これも興味があるところから読んでいけばいいと思う。
国際情勢や国際政治に関して詳しい話をしたいなら、比較的小規模のコミュニティじゃないと無理だよな?
てか、そんなに読めないだろ 英語勉強しろって
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/18(日) 12:52:30 ID:XcQsfK9/
こんなの中心に勉強してどうする。。。 英語やれって。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/19(月) 04:33:21 ID:QT0tAC8N
放送大学の大学院から、藤原帰一先生が国際政治の教科書を出されるそうです。 四月刊行とのこと。
>>98-99 誰も全部嫁とは言ってないだろ。
こんなとこの推薦文献、自分が読みたい奴だけ読めばいいんだよ。
>>98 > てか、そんなに読めないだろ
> 英語勉強しろって
お気楽大学生か?やる気さえあれば普通に読めるだろ。
シリーズ物は興味のあるところから読めばいいわけだしな。
だいたい英語さえできれば一流になれるのか?
英語はできたほうがいいに決まってるが、
それ以上に思想や歴史についての知識の方が重要。
原書を読むときに必要なのは、和訳を作ることじゃなくて、中身を理解することだからな。
学部一回生ならなおさら、基礎の知識を固めた方が有意義だと思うが。
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/20(火) 00:24:12 ID:Gack2sde
>だいたい英語さえできれば一流になれるのか? なれるわけないだろ。 でも、英語ができなければ、一流にはなれない。 上にもあったが、できたほうがいいとか言っているレベルじゃ、 外国の研究者と対等にやっていけないだろう。 原書とか言ってるようじゃ。。。 学部生は、好きなもの読めばいい。 でも、4年間は早いぞ。
必要条件と十分条件のところでgdgdしてるのか
外国の研究者と対等にやりあうために必要なのは英語だけじゃない ってのが102の言いたいことだろ。 微妙に話がかみ合ってないな。 国際関係論の勉強始めます。何やればいいですか?って質問に 「英語やれ」ってのはちと違うと思う。
馬鹿ばっか。 なんか分厚いのを一冊読み通せばそれなりに英語力はつくよ。 しかし大半の連中にはそもそも日本語が読めないように見受けられるので 基礎的な読解力や言語力が欠けているのだろう。
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/20(火) 10:56:09 ID:Gack2sde
分厚いのを一冊読み通したそれなりの英語力。。。
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/20(火) 20:28:17 ID:wBZIx4a1
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/20(火) 21:04:38 ID:xpeKDi81
>>106 IDかっこよすぎですね。
一応ここらでまとめておくと、英語やれ英語やれっていうのはつまり、
それは「国際関係学だから英語が重要」なのではなくて、
経済学でも経営学でも、もちろん理系の生物学や物理学でも、
その道を深く研究しようと思ったら当然読む文献の比重は圧倒的に欧米のが多くなるわけで、
だから英語ができないと多数の必読書が読めないことになってすごく不利ですよってこと。
もちろん日本語の価値ある文献も多数あるっちゃあるんだが、
欧米の必読書もまた多数あるし、そいつらが和訳されるのを待ってるってのも、あれだろ。
だからどの道に進むにしろ英語はやっとけってこと。それだけの話。
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/20(火) 21:05:14 ID:xpeKDi81
>>106 IDかっこよすぎですね。
一応ここらでまとめておくと、英語やれ英語やれっていうのはつまり、
それは「国際関係学だから英語が重要」なのではなくて、
経済学でも経営学でも、もちろん理系の生物学や物理学でも、
その道を深く研究しようと思ったら当然読む文献の比重は圧倒的に欧米のが多くなるわけで、
だから英語ができないと多数の必読書が読めないことになってすごく不利ですよってこと。
もちろん日本語の価値ある文献も多数あるっちゃあるんだが、
欧米の必読書もまた多数あるし、そいつらが和訳されるのを待ってるってのも、あれだろ。
だからどの道に進むにしろ英語はやっとけってこと。それだけの話。
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/20(火) 21:06:15 ID:xpeKDi81
2回書き込んでしまったすみませんこ
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/20(火) 21:06:46 ID:xpeKDi81
2回書き込んでしまったすみませんこ
もちつけw
雲の形を捉えたところで次の瞬間には別の形、 それと同じでIDは気にしないことにしてんだ。
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/21(水) 00:08:16 ID:VpNJvX6x
ポパー
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/21(水) 01:10:12 ID:0EF/4kvy
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/22(木) 10:58:21 ID:cYhxHTnv
>>98 >個人的には、NyeがKenneth N. Waltz の"man the state and war" を分析に使っているのが興味深い。
ナゼ?
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/22(木) 11:00:21 ID:cYhxHTnv
119 :
28 :2007/03/22(木) 16:37:44 ID:1UDvBva0
後期も轟沈で同志社確定orz...
なんか、学問の方法論派閥があるんだな・・と思う今日この頃です。
>>93 参考書90冊売り払ったら一万円になりましたんでとりあえず買ってみようと思います。
大丈夫かな・・・
>>94 .69
参考にさせてもらいます。が、なんか皆さん読み込んでますね・・
どうなることやら・・・
120 :
40 :2007/03/22(木) 17:07:40 ID:8Vnl+N0M
>>119 受験お疲れ様でした。
残念…でも同志社には村田さんがいるじゃないか!
学問の方法論は学者の数だけあるから、あなたも頑張れば自分なりの方法を確立できるようになりますよ。
回り道でもいいから、着実に…
121 :
24 :2007/03/22(木) 18:34:34 ID:1UDvBva0
>>120 あれ?村田さんって現代アメリカ論だと・・・(というか同志社パンフレットにはそうのってた)
と、wikiで調べたら安全保障もやってなさったのか。
なんとなく鬱状態ですが牛歩戦術でがんばります・・?京田辺まで電車でかなりあるので読書時間はたくさんありそうですorz...
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/22(木) 23:57:20 ID:cYhxHTnv
一年間は、ま、本を読みながらも、まずは遊んでみたら。。。 あと、バイトして、海外行ってみ。 本格的に勉強始めるのは、それからでもいいんでない。 ここにいる国際政治オタクみたいのに、そんなに影響されないように。
質問なのですが、国際政治の「うまい・下手」って普通はどのように判断するのですか? もし判断材料を ・どの国とも敵対的な関係になく ・紛争の火種を抱えず ・国際社会において一定の発言力を持ち ・充分な経済力、軍事力を持つ国 とするなら、アメリカや中国は決して当てはまりませんよね。 スイスとかになるのでしょうか・・・?
>・どの国とも敵対的な関係になく >・紛争の火種を抱えず >・国際社会において一定の発言力を持ち >・充分な経済力、軍事力を持つ国 そんな国はありません。 以上
怨まれずに損を極力減らす、できれば得をしてしかも感謝される。
>>124 判断材料としてあげてるだけなんだから
「ありません以上」ってお前アホか
それに近い国を考えてやれよ
>>123 >・どの国とも敵対的な関係になく
>・紛争の火種を抱えず
>・国際社会において一定の発言力を持ち
>・充分な経済力、軍事力を持つ国
>スイスとかになるのでしょうか・・・?
中学生か?
>>126 >それに近い国を考えてやれよ
つーより「判断材料」とやらを、検討した方がよかないか。
128 :
123 :2007/03/25(日) 11:55:32 ID:gA+nvUnA
>>124 >>127 いやあのですね、
自分の質問はあくまで「どのように判断するのですか?」というもので
「このように判断するんですよね?」というものではないですよ。
どのように判断するのか見当がつかなかったので、
こんなもんかな?と例を挙げてみただけで、
こうでしょ?とは申しておりません。
普通はどのように判断するのか?と質問したのです。
>>123 127とかは読解力ないアホとしか思えんから
具体的に聞いても答えは絶対返ってこないよ
国際政治
藤原 帰一
価格: ¥ 2,310
発売日: 2007年3月26日
アホにアホ呼ばわりされてしまった、わは。 本を紹介するときには、出版社名とISBNぐらい明記するもんだよ。 それができないところがアホのアホたるゆえん。
本の出版社の記入漏れと
>>127 の読解力及び「中学生か?」という回答と
見比べるとどちらがアホであるかは一目瞭然。
>>123 君の質問は
国際政治の「うまい・下手」はどのように判断するのですか?
というものだね。
まず、国際政治に「うまい・下手」があるかを考えてみよう。
もし仮に「うまい」という評価があるとしたら、
それはどの点から評価されるのか?
「一国のある対外政策によって得た国益が一時的なものでなく、恒常的なものであるとき」
その対外政策は「優れていた」と呼んでいいと思う。
そういう「優れた」対外政策を「優れない」対外政策より多く経常的に形成している国
というのも一つの評価の基準かも知れない。
もちろんそういう国があるかないかは別としてだ。
そもそも我々は因果関係を分析するのが仕事なので、
一つ一つの対外政策に対し「うまいな」と思うことはあっても
「この国はいつもうまいことやるんだよなー」という評価はあまりしない。
>>130 「どのように判断するのですか?」
という質問をしてるのに、
質問に附随した補足「もしかしてこう判断するのはアリですか?」の「こう」の部分にだけ執着して
「そんな国は存在しません。」「その判断材料検討した方がよくないか」
という回答は明らかにずれてるってことわからないかな・・・。
「どのように」の部分に答えられないって自分で暴露してるだけじゃん。
しかし仮に優れた外交方針というものをあげるとしたら
「平和友好を原則とし、国威を傷つけられない限り高圧的に出たり武力を振るわない国」
といったところだろうか。
もちろんそんな国があるかないかは別としてだ。
そもそも「これが優れた外交方針でしょうか」と提示したのに対し
「そんな国ないじゃん」と突っ込むのは明らかに頭悪い。
別にこっちは「そうゆう国の有無」なんて問題にしてないし
ただ単に「優れた外交方針」を提示しただけなんだから。
だから
>>123 の挙げた判断材料は、
確かにそれらの条件を満たす国が存在するとしたら「非常に優れている」と言える。
別にその判断材料を採用することと
それらの条件を満たす国が存在するかしないかは
論理的には何の関係もないんだからね。
だからそれを満たす国が存在しないからと言って
その判断材料が謝っている根拠には決してならない。
中学生が、精一杯背伸びするスレはココですか?
中学生中学生叫ぶしか能がないんだね・・・・(´・ω・`) 頑張れ!
>>134 も
>>135 も
まともに反論・批判ができないところを見ると、どっちも厨房
つうか頼むから内容のない書き込みはするな。嵐と同じだ。
137 :
28 :2007/03/26(月) 12:45:50 ID:rX6XJxCZ
詳説世界史研究(山川出版)を通読中な今日この頃。
洋書って大きな書店でもなかなか売ってませんね。
>>122 本買うにしても遊ぶにしてもバイトが・・
夏休みに海外に行ってみる予定はあります。ひとりでw
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/26(月) 13:14:41 ID:rHGLzicH
>>137 122ね。とにかく、いろんな事するといいよ。
バイトは、それも、社会勉強。
学者目指してるなら、それこそ、どんどん社会からずれていくわけだから、
これも、色々とやっておくといいよ。
ま、ずっと、バイト生活が続くかもしれないというのは、おいといて。。。
俺も、もっと海外一人旅みたいのすればよかった、と思うし。
あんま、無茶して、恐すぎるところにはいかないように。。。
ま、頑張ってください。
あと、大学合格おめでとう。
140 :
28 :2007/03/26(月) 19:59:15 ID:rX6XJxCZ
>>138 学者だとやっぱり社会からずれていくのだろうか・・もうかなりずれてますがw
同世代と話題が合わないorz...歌踊りファッションに興味がなくて困るw
海外とはいえ特に行きたいところが無いのが悩みですw海外あちこち行った人からどこがいいか聞いてきます。
大学せっかく受かったので精一杯がんばります。
一応第一志望落ちたとはいえ最近の2chの自称東大京大生の様子を見てると
「大学だけじゃないんだな」と思えるようになってwとあんまり長くなるとすれ違いなのでこの辺で。
どうもありがとうございます。
>>139 阪大院後
無理:外務省専門職
第一志望:小さな底辺大でこっそり講師
第二志望:中高教師or縁のあった一般企業
どこも無理なら:NEETはいやなので京阪鉄道の駅員(契約社員)いつでも募集やってるらしいので。
国際公共院と放火大学院受けて公共院落ちたら法科大学院いってみます。
>>140 阪大の国際公共政策大学院に行きたいのは何故?
142 :
28 :2007/03/26(月) 22:23:12 ID:rX6XJxCZ
>>141 ・近い(自転車で2時間程度)
・同種の院がここしかない?
・大学入って何しようと考えたときに前々から近代史現代史あたり
が(中高生基準で)詳しかったので
・せっかくなのでただの軍事おたくから脱却したかったw(というわけで安全保障)
恥ずかしながら一番下の理由が一番強いような気もしますorz..
軍事が多少分かるなら経済もやっとけ。
>>142 近いという理由以外は、阪大の公共院でなくてはならない理由はないような希ガス。
まず
>・同種の院がここしかない?
「国際」の2文字がついてないだけで、最近ではほとんど旧帝大が公共政策大学院を持っているよ。
むしろ政治学・国際関係論が充実しているか否かは名称よりも母体となっている
そこの大学の法学部の政治学講座がどれだけ充実しているかに依存している。
基本的に国立大の法学部は法学の教員は多いものの政治学のスタッフは
(質的にはともかく)量的に貧弱なのが多く、阪大もその部類に入る。
関西圏であればむしろ京大や神戸大の方がいいんじゃないか?
>・大学入って何しようと考えたときに前々から近代史現代史あたり
>が(中高生基準で)詳しかったので
>>140 とも関係することだけど、実務家を目指しているのでなければ
国際政治を学ぶのだったら普通の大学院の方がいい。
専門職大学院ではどうしても国際政治は深く学べないので。
>・せっかくなのでただの軍事おたくから脱却したかったw(というわけで安全保障)
俺も軍事板を覗いているから分かるんだけど、日本で安全保障を学ぼうとすると多分失望する。
「総合的安全保障」的な見地からの研究は盛んだけど、もう少し軍事的というか
アメリカ的な戦略研究ないし国家安全保障論はほとんど教授されてないから。
この辺はむしろ外交史家の方が熱心だったりする。
東大の北岡伸一、京大の中西寛(国際政治講座だけど)、神戸大→現防大校長の五百旗頭真etc.
幸いなことに同志社の村田晃嗣もその部類に入るので、彼の下で学んでみたらどうだい?
145 :
28 :2007/03/27(火) 00:12:20 ID:f27+Z7w0
>>143 経済ですか・・授業もぐれるかな?大学のことは入学式後にしかわからないので取れたら経済系の授業もとってみます。
>>144 公共政策大学院って国際関係やってるのですか。「国際」ってついてないからやってないものだと・・orz
阪大は来年から法学部の中に国際関係学科ができるそうなので、そっち方面に力を入れてるのかなとおもいまして。
>専門職大学院では深く学べない
そうなんですか?名前的にはここだと思ったので・・
で同志社の村田氏ですが、同志社入試の日に受験監督が村田氏で
国語の解答用紙の裏に「サインくださいw」とばかみたいに頼んでしまったので
逆に会いにくいですorz.......
「あ、あのときの彼?」とか言われたらwwやべぇwww
146 :
121 ◆e64Icq9a.U :2007/03/27(火) 00:20:12 ID:DBkMkt/K
将来は、国際連合で働きたいと思っている高校生です。 で、大学では国際に関する学部へ行きたいと思っているのですが、どこの大学が一番いいです? なるべくなら、国際連合と親密にかかわっている学部がいいです。
>>144 >関西圏であればむしろ京大や神戸大の方がいいんじゃないか?
ほぼ同意する。
阪大も悪くないけどね。ただ、阪大の国際公共政策大学院で、安全保障が専門といったら、今度合併する大阪外大から移る竹内俊隆さんぐらいか。来栖薫子さんは「人間の安全保障」だから、軍事おたく向きではないな(^_^)
安全保障だったら、同志社ならそれこそ村田さんがいるじゃない。ビジネス・スクールには経済安全保障の村山裕三さんもいるし。
>>145 名前だけで学部の陣容を判断してしまうんでは、受験時代の情報収集が足りなかったみたいだね。
まずはアエラムックの次の4冊でどこの大学でどんな政治学・国際関係論の
教育・研究が行われているか把握しといた方がいいよ。
→「政治学がわかる」「新・政治学がわかる」「国際関係論がわかる」「新・国際関係論がわかる」
専門職大学院は基本的に実務家養成の修士だけの大学院で、論文を書かずに学位が取れる。
逆に言えば、研究者を目指す場合は従来型の大学院じゃないと基本的にはダメ。
阪大の国際公共政策大学院は専門職ではなく従来型の大学院だけど、
性格的に専門職に近いのと政治学のスタッフが弱いのとで、個人的にはどうかなと思う。
偏見で申し訳ないけど上方の大学も経済学は○経が蔓延ってんじゃないのかね。 そんな無駄な時間を過ごすよりもじっくり入門書から入ってった方がいいんじゃねーかと。 マンキューとか。
>>145 >>147 大阪外大との合併は知らなかったので今HPを見てきたけど、
ここの国際関係論専攻のスタッフがそのまま阪大の国際公共政策学科に
横滑りするのだとしたら結構期待できるかも。ちゃんと数えてないけど、
神戸大の法学部と同じくらいの政治学スタッフ数になるのかな?
151 :
28 :2007/03/27(火) 00:53:46 ID:f27+Z7w0
実はこっそり不純な動機(=学歴ロンダ)もあったりしますがwさーせんw
>>147 一応サイトの教員紹介の欄に「安全保障」と書いてある人がいたような感じだったのですが・・もしかしたら期待はずれな予感。
>>148 すいません。高校のレベルが低すぎて学部の陣容以前に
「お前には国公立はむりじゃぁ」とか「同志社も無理やって、龍谷くらい(ry」
というレベルの会話してましたorz..
大学の関係とかは全然わかりませんorz..本読んできます。
152 :
28 :2007/03/27(火) 00:59:47 ID:f27+Z7w0
>>146 じゃ、東京の国連大学はどうで(ry
すいませんorz..高校時代に試しに親に言ったら大騒ぎになってしまいましたw
高校・予備校の先生には受けましたw
>>151 >一応サイトの教員紹介の欄に「安全保障」と書いてある人がいたような感じだったのですが・・もしかしたら期待はずれな予感。
大学の教育というのはどうしても個々の教員の専門に左右されてしまうから、
誰が何を研究しているのかの知識は必須だよ。一口に安全保障と言っても
「人間の安全保障」と軍事的な安全保障では全く違う世界だしね。
>大学の関係とかは全然わかりませんorz..本読んできます。
うーん、そのレベルだとここまでのレスで挙げられてきた推薦文献を読むより
まず
>>148 で挙げたアエラムックの4冊を読んだ方がいいな。受験生向けの本なので
「どこで、誰が、何を研究しているか」「政治学/国際関係論では、どういう分野があるのか」
という情報が分かりやすく載っていて便利だから。
あと初学者用の国際関係論入門と言えば、
>>39 >>40 なども挙げているように
ジョセフ・ナイの『国際紛争』は是非読むといいよ。ちなみに訳者の1人は村田晃嗣。
>実はこっそり不純な動機(=学歴ロンダ)もあったりしますがwさーせんw
大学院は学歴ロンダに格好の場所だからねえ。東大駒場なんて(ry
>>146 誰もレスしてないので、オレが書くか。その他の人にも参考になるだろ。
かなり長いから読む気があれば読んで。
日本人で国際機関(国連、世銀、IMF等)に就職するのは、
日本の有名大学→有名会社→アメリカの有名大学院→国際機関
というのが、最も多いパターン。ということで、国内の有力大学ならどこでも
構わないと思う。上位10校ぐらいかな。国立なら、東大、京大、一橋、東京
外大、阪大、神戸、筑波。私立なら、早慶上智かな。まあ、関西学院、同志
社、青学、ICUクラスでもいいけど。
これ以外の大学でも構わないんだけど、そうすると、国内の一流会社に入り
にくくなるんだね。もともとの大学名がパッとしない上に、2流の会社に入ると
履歴書に箔が付かないから、アメリカの有力大学院に入りづらくなる。
アメリカの大学院は日本の大学や会社の「格」を知ってるんだよ。例えば、学
部時代のGPAが同じだったとしても、京大と法政では京大のほうが優秀だとい
うことを彼らは知ってるから、当然、京大出身者を入学させることになる。
三菱商事とJFE商事では、三菱商事のほうが上ということをを知ってるから、
三菱商事出身者が入りやすくなる。
つまり、マイナー大学→マイナー会社だと、有力大学院への入学が厳しくなる
んだね。すると、必然的に国際機関への就職も難しくなる。
(続き) 仮に今、高校生だとすると、なるべく有名大学に入ることだね。出来るなら、そ の社会科学関係の学部(法、経、商など)。文学部は避けたほうがいい。そして、 GPA(成績)を限りなく4.0(全優)に近づけるべく勉強することだね。アメリカの大 学院は学部時代のGPAを重視するから。 個人的には、バイトしてカネを貯めておいたほうがいいと思う。アメリカの大学院 は2年間で最低でも600万はかかる。英語の勉強も忘れずに。学部時代にTOEFL で250は超えないとダメだな。会社に入ると、英語を勉強する時間がなくなるという のもその理由の一つだが。 そして、大手の会社で3〜4年間修行&金貯めてアメリカの大学院へ。というのが 理想かな。日本の大学出てすぐ向こうの大学院へ行ってもいいんだけどね。ただ、 国際機関も職務経験がある人を歓迎するから。この辺は何ともいえない。 アメリカの大学院は、Public Policy Schoolに入るのが一般的。「○○ School of Public Policy」っていうヤツ。ただ、MBA持って入ってくる人もいる。いわゆるビジ ネススクール出た人だね。law school出た人もいるし、PhDの人もいる。国連は、 結構いろんな分野の人を取ってる。世銀、IMFは経済関係じゃないと取らないけ どね。どこに入って何を勉強するかは、自分の専門分野と照らし合わせながら 考えて。 すんげぇ、長いね。これで終わり。
156 :
121 ◆e64Icq9a.U :2007/03/27(火) 08:33:33 ID:fPjIJSeu
>>152 いや、国連大学はいろいろな研究機関とは手を結んでいるのですが、普通に入ることはできないんですけど。
157 :
28 :2007/03/27(火) 09:26:53 ID:f27+Z7w0
>>153 とりあえずアエラムック本かって見ます。
>ジョセフ・ナイの「国際紛争」
人気の本なのか探し方がまずいのか梅田(大阪駅前)近辺の本屋では売り切れorz..
大学生協には多分あるとおもいますので。
東京大学の院だと確か東大出身と外部出身で半分ずつとるとか取らないとか。
大阪の電気通信大学(私立でレベルは高くない)にも東大院ポスターがはってありましたね・・
>>156 だから予備校教師や学校教師には(冗談として)うけましたってお話でw
「うけれるもんならうけてみろ」と言われました。冗談ですのでおきになさらずに。
158 :
28 :2007/03/27(火) 18:53:31 ID:f27+Z7w0
早速政治学がわかると新政治学(ryを買ってみました。国際関係がわかる は売ってませんでしたので・・ お騒がせしてすいません。もうそろそろ大学も始まりますのでしばらくはゆっくりしておきます。
このスレは、同志社に合格した浪人生と、知ったかのアホウしかいないのか。やれやれ。
で、お前はどっちだ?
アマゾンで買いなはれ。
>157
ジョセフ・ナイ「国際紛争」は地域の図書館か大学図書館に確実にある.
まぁ,大学生協にないことはナイと思うが.
まぁ,買って読めるならその方が良いが.
で,普通本屋にはないわな.まともな本ほど本屋にはなく通販を利用することが増える.
ココからはひとり言.
阪大なら経済はかなり良い筈.教授陣も良いセンセがそろっている.
できればそっちの知り合いと仲良くなって,授業にもぐりこむなりなんナリしてもよかろ.
ついでにこんなものを紹介.
Slouching Towards Utopia: The Economic History of the Twentieth Century
J. Bradford DeLong
ttp://econ161.berkeley.edu/TCEH/Slouch_Old.html 古い版だが,20世紀の経済の流れを見直せるテキスト.
かなりスタンダードな見方をしている.初学者向け英語テキスト.
こゆのをバリバリ読めるぐらい英語ができることが望ましい.英語の授業はしっかりねOTL
164 :
28 :2007/04/04(水) 12:25:37 ID:SLW55j8R
大学始まって速攻失望気味orz..村田先生の安全保障論は来年からだそうで。
>>163 国際紛争実はかっちゃいまして(和訳版)
通販使うの少々不安なので洋書などは生協で買おうと思います。金券ショップ+生協10%offでまあまあ安く買えるのもありますし。
英語初学者で・・英語のテキスト読むの結構きつそうで怖いですがぼちぼちがんばってみます。
>>163 >ジョセフ・ナイ「国際紛争」は地域の図書館か大学図書館に確実にある.
>大学生協にないことはナイ
ぶはははははははゲラゲラ
>>164 一年のうちに外国語+教養科目を固めて、『国際紛争』も読み込めるじゃないですか。むしろチャンスと捉える!
専門の洋書が生協にあればいいですけどね…通販でもamazonはかなり安全なので、もし生協がダメならご検討を。
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/05(木) 19:28:11 ID:oLV1IOKj
藤原帰一先生の国際政治購入。 何年か前、藤原帰一先生の講義受けたんだけど、やっぱ迫力というかオーラが違うね。 高坂先生が保守とは一線を画した保守なら、 藤原先生はリベラルとは一線を画した真のリベラルだなとオモタ。
>>166 > 高坂先生が保守とは一線を画した保守なら、 藤原先生はリベラルとは一線
> を画した真のリベラルだなとオモタ
自分で何を言っているのかわかって書いているのか?
>>167 しょせん、学部生が知ったかで書いてるだけだからな。大目に見てやれ。
170 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/09(月) 10:31:09 ID:Afl2jR4B
166の意味も167の突っ込みも全然意味がわからない俺はどうしたらいいですか?
sine
172 :
28 :2007/04/09(月) 19:05:01 ID:VnquVnER
原典購読(英語の本読む授業)三回申し込んで3回抽選落ちたorz..ので
>>163 の英文テキストを印刷して通読中。単語わかりません。><
大学は内部生にやる気の8割奪われた感じですorz..なんだよあいつら
>>170 自分もぜんぜんわかりません。が、まあ、気長にやればどうにかなるかもしれません。
ところで、2chの国際関係の関係のスレ(?)を覗いててたくさんの人の名前が
あがってるのですが、世界システム論というのは自分でも聞いたことがあるのですが
名前が挙がってるのを見たことがないのですが、評価が低いのでしょうか。それとも常識過ぎるのか、分野が根本的に違うのか・・?
一応、世界システム論のさわりを読んだときに「なんかへんだ」とは思ったのですが・・・。
って、まあ究極的には自分でその本読んでみればいい訳ですが。できればお答えください。
>>172 世界システム論はウォーラーステイン。別に評価が低いわけじゃないけど、単に2ちゃんでは語る人が少ないんでしょう。
もともと歴史学のアナール学派の人で、洋書の国際政治学の教科書ではマルキストセオリーに分類されてたりする。または構造主義。
近代世界システムは資本主義分業体制の展開過程だとか。世界は階層化してて中心(先進国)が周辺(発展途上国)を搾取してるそうな。日本語訳はいろいろ出てる。
28ですが
>>173 どうもありがとうございます。自分が読んだ本も「搾取する」と書かれてて
「なんか共産主義っぽい言い回し」と思ったらそうでしたか。
それではまたなにかあるまでさようなら。
>共産主義っぽい言い回し 世界システム論はマルクスの経済的基盤の進化過程による歴史の発展??みたいな理論よりはよっぽど
よっぽど、何だよ。 最後まで言えよ気になるな
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/12(木) 19:13:28 ID:FeX80OUw
途中でやめておけば突っ込まれても言い逃れると判断したとみた
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/12(木) 19:14:09 ID:y56eVlYs
「日本は強盗やりやすい」=韓国人の男2人逮捕−資産家宅狙う・警視庁
資産家宅に侵入し、現金や指輪を奪ったなどとして、警視庁組織犯罪対策2課と野方署は
12日までに、強盗傷害などの疑いで、韓国籍の住所不定、無職文桓坤容疑者(46)ら2人を
再逮捕した。
文容疑者らは「韓国人4人で強盗をした」と供述。同課は帰国した首謀格の男(41)ら2人の
逮捕状を取り、引き渡しを求める。
調べによると、4人は3月11日午前8時前、東京都中野区江古田の無職女性(85)宅の車庫に
隠れて待ち伏せし、出勤しようと外に出た長男(52)の顔などを殴った上、女性ののどに包丁を
当てて現金約10万円や指輪など32点(計約40万円)を奪った疑い。長男は頭の骨を折るなど重傷。
2人は「日本は強盗がやりやすいと(首謀格の男から)聞いていた。4人は刑務所仲間だ」と
話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070412-00000069-jij-soci 「舞鶴稲荷神社」乗っ取り事件・現地レポート
http://www.youtube.com/watch?v=XQQRo44IbBk あっちこっちにコピペしてくれ
単位テラヤバスな3回生ですが
今になって国際政治(特に安全保障)に興味を持ってしまいました
英語が大の苦手なんですが ←致命的orz
106さんの言うように1冊読み通せばそれなりに英語力はつくのでしょうか?
今とりあえず日本語(訳)の本を読んでます
2ヶ月前くらいにナイの国際紛争(第5版)を買って読みましたが
昨日梅田の紀伊国屋で第6版が置いてあってか軽くショックでした^^;
どのへんが変わったのでしょうか?
あとシラバス見ないで時間割の関係で適当にとった村山さんの「科学技術政策」って講義が予想外にオモシロス
http://syllabus.doshisha.ac.jp/syllabus/html/2007/7170179.html
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/13(金) 19:25:28 ID:j9fvLaBI
>>179 自分が勉強したいと思ったらいつでもできるのが学問だから、それ自体は遅くないよ。
そもそも英語が大の苦手なら、原典一冊読み通すだけでもかなり時間が掛かると思うよ。一冊読み通したら、それはそれである程度読む力が付くと思うけども。
問題はどれだけ英語使うかだね。ゼミとかに入って原典読まされるのか、読まなくてもよいのか。院とかに行くのか。一人で勉強するだけなのか。ここ教えてもらうとアドバイスしやすい。
(*あと英語詳しい人、なんかあったらアドバイスしてあげてください(・ω・)おいら特に英語が得意というわけではないので)
『国際紛争』の話。自分が持ってるのは3版と4版なんだけど、この本は基本的に改訂量が少ない(こまめに改訂してるので、一回の改訂量が少ない)。
所々の付け足しと最新の出来事の付け足しだけ。あまり気にしなくてもよいかな。
ごめん。sage忘れた。 スマソ…。
親切なレスありがとうございます。 とりあえず今学期はゼミで原典を読まされることはなさそうです。 それ以降は分かりません。 入院も今のところは考えていません。 というか行きたくても行けないような成績です>< なので一人の勉強と思ってもらって結構です。 何しに大学入ったのか分からない状態なので 興味をもった国際政治に関してはそれなりにかっこのつくレベルになりたいと思っています。 できれば教授を驚かせるような卒論を書きたいです。
>>182 そうですか。一人で勉強する分には、国際政治学の日本語の本は結構あるので、その教授によってはさほど英語が必要にならないかもしれない。院にも行かないようだし。
でも自分から英語を勉強しようという意気込みはいいね。
一人でやる分には、自分のぺースでできるから、まず原典一冊をじっくり読むやり方でもいいし、自分の好きなやり方でいいと思うよ。英語の資格試験の勉強をしながら力をつけるやり方もあるし。
その教授の要求するレベルによるとは思うんだけど、卒論の参考文献にその分野に関係した(その分野で権威のある)原典が2、3冊あれば、日本語だけの参考文献より、なんとなく卒論が締まるよ。
学生の時期の学力は、読書量に比例するから、いっぱい本や論文・紀要を読むといいと思う。
単位テラヤバスならそれも考慮して国際政治学の勉強がんばってね(´ω`)
村山さんは
>>152 で名前が挙がってますね。
自分はおきゅ氏の
>>163 のページ読んでますが
読み始めて10日くらいたつのにまだ一章読み終えてませんorz..
>>185 そうですか。目標があるみたいでいいと思います。がんばってください。
ミアシャイマーのその本は原典が読みやすいレベルなので、機会があったら原典の方でも読んだらいいかと思います。
>>186 ありがとうございます
また質問なんですが、国政政治には世界史の知識が必要不可欠ですよね?
自分は受験も世界史で受けたんですが、もうだいぶ忘れてしまいました。
予備校の先生には丸暗記じゃなくてかなり出来事の意味を教えてもらったのにorz
和書だと「詳説世界史研究」が一番いいのでしょうか?
流石に何十巻もあるのは無理です^^;
あと、受験の時は文化史に苦しめられましたが、
政治勉強するのには文化面も重要なんですかね?
>>187 うん、必須。でも国際政治学で対象となるのは基本的に近現代史だけだよ。三十年戦争後のウェストファリア体制以降。理由は主権国家の体系がそのときにできたから。
ナイの『国際紛争』読むとわかると思うけど、特に重要なのがWWT前後、WWU前後、冷戦期、そして冷戦後だよ。そこを重点的に復習すればいい(後、歴史ではないけど現在の国際情勢は常に知っておくべき。ニュースはいつも見るべき)。
本はなんでもよいよ。最初は高校の世界史Bの教科書で十分。
世界史の教科書の文化史は覚える必要はない。ただ文化や思想自体は、一般常識程度は知っておく必要があるよ。地域研究とかだと特にね。
*国際政治学は、基本的に国際政治理論を勉強して、その理論を使って歴史の事例や現在の事例を分析したりするよ。
なるほど それはそうとナイの『国際紛争』って各章の最後に問題(学習上の論点)がついてますよね? あれが難しく感じるのはまだまだ知識が乏しいってことなのでしょうかね?
>>187 ルネサンス、宗教改革くらいからが復習するのが良いと思う。
文化史というか、政治思想やその当時の時代背景はよく理解しておくべき。
君主論を読んで理解するだけでなく、
なるほどマキャベリの思想は当時のイタリアの情勢を反映しているんだなーみたいに。
>>189 まー、そんなに簡単な問題ではないよね。でも各章をよーく読んで理解すれば答えは一応出ると思うよ。考えるのが難しいのもあるけど考え抜いてねwそうしていくと力が付くよ。
この学習上の論点はゼミで討論したりするためのものっぽいね。模範解答とかは載ってないし。
ナイのこの本は何回も何回も読んでほしい。何気なく書いてるけど、構造とかプロセスとかパターンとか国際政治学特有のかなり深い意味があるよ。後々わかると思うけども。
>>190 国際政治ってほんと幅広い知識が必要ですよね〜
どれも重要なんだと思いますが、
きりがないので自分なりに優先順位をつけてやっていこうと思います
>>191 決まった答えっていうのがないものだとは思いますが、
一応解答的なものがないと自分の考えが正しいのか分からなくて不安になります^^;
中国や北朝鮮のような不透明な国の対外政策決定過程ってどのように分析するのですか? これらの国って戦時の日本やソ連崩壊前の東欧諸国のような独裁者なき統制社会と似てると思うんですよ。 もちろん金正日の果たす個人の役割を見過ごすわけにはいきませんが、 どちらかというと集団指導体制、つまり誰がトップに立っても変わらない、そんな政治体制なのではないかと。 北朝鮮はともかく、現在の中共は特にそんな感じが強い。
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/16(月) 20:15:52 ID:+10UuaBy
>>193 つまり、こう言ってほしいのかな?
「日 本 語 で お k」
>>193 あんまその分野は詳しくないから正しいかはわからんが…。
意思決定じゃなくて意思決定過程なのね?
アリソンの3モデルがあるでしょ?@合理的行為者モデル、A組織過程モデル(標準作業手続き)、B官僚政治モデル。
決定過程だからABなどを前提として研究しようとしてると思うんだけども、その場合、対象国の内部の情報をかなり手に入れてないとできないのね(アリソン自体もソ連の内部情報があまり手に入らなくて、実例を出すのはうまくいかなかったらしい)。
だから結論的には、不透明な国の対外政策決定過程を分析するのはかなり難しいと思うよ。専門家じゃないと容易に手に入らない情報とかもあるから。
あと、意思決定過程よりも意思決定のほうが研究分野は広いよ。そっちのほうが資料も多いよ。
>>193 あ、ごめん。「どのように分析するのですか?」ってなってるね。
決定過程だから、意思決定にかかわる組織、機関、個人を調べてやるんじゃないかな…。
その場合、例えばいくつかの対外行動の事例を研究して、「このときの行動についてはこの組織とこの機関がこう関わって〜こうなった。他の事例もこうこうだから、私の仮説・研究は正しいよ」って持ってくと思う(簡単な説明でスマソ)。
でもこういう内部過程って独裁国家とかだとわからないよね…。資料や情報もあまりないし。
国際紛争読んでて世界史力が致命的に不足してるのを実感したorz... やっぱり世界史やることにします。
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/21(土) 03:18:43 ID:DyE5CoE2
>>193 基本的に、必要な情報が入ってこない国の内政は分析はしようがない。
普通の民主主義国の分析でさえ、根幹となるような情報が手に入らなかったりするから
現在進行中の独裁国家の分析なんて特別なパイプでもない限り無理。
内政に関する情報をほとんど必要としない分析方法もあるにはあるけれど、
あまり一般的ではない
高坂の業績、よく知らないが、具体的にはなんだろう。
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/21(土) 18:47:55 ID:vnqtLnQO
高坂正堯の弟子 京大教授の中西輝政、帝塚山大教授の関静雄、京大教授の浅田正彦、大阪学院大教授の佐古丞、 東京都杉並区長の山田宏、民主党前代表の前原誠司、京大教授の中西寛、大阪大の坂元一哉 慶応大の田所昌幸、防衛大学校教授の戸部良一、大阪大教授の尹景徹、他多数。
>>199 理論家としての業績はないし、当人も「歴史家にはなれない」とおっしゃってた。
論壇・時事評論にリアリスト的な視点を持ち込んで、日本の「国際政治学」への
関心を高めるなり、現実政治に影響を与えた部分が一番大きいんじゃなかろか。
弟子を多々育てた面もあるし。
異論は多々あるだろうが、大嶽秀夫さんの『高度成長期の政治学』の
高坂さんの章は一番コンパクトで的確な内容かなと思う。
学者としての高坂さんのアプローチを批判しながら、
人間・元同僚としての高坂さんへの敬意もそれとなく感じるから好き。
高坂さん
…戦後日本の数少ない現実主義の国際政治学者。逝去したが今でも日本国際政治学では指導的学者の評価。(間違っても帰一などとは比べてはならない)
業績・評価
・『宰相吉田茂』などで、それまでの吉田茂の否定的評価を変え、積極的評価をする。以後それが定着。
・数多くの提言、文壇活動
・名著『古典外交の成熟と崩壊』
・数多くの優秀な人物を輩出
>>200 岩間陽子たんも入れてあげてください。
教育者としてより、研究者としての業績を念頭に置いていたので、弟子云々はおいとくとして 201の説明はよく分かった。当時日本にあまりいなかったクラシカルな現実主義者ってことで 昔の学者としてはいろいろ頑張ったんだろうな。高度成長期の政治学、今度読んでみよう。
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/21(土) 22:47:47 ID:bIrhkzBz
>>202 先生!
アホな俺に(間違っても帰一などとは比べてはならない)の詳細を教えて下さい!
藤原帰一先生がどうだって言うんですか!?
205 :
204 :2007/04/21(土) 22:50:45 ID:bIrhkzBz
ちなみに、煽りではなく、本当に帰一さんがどんな評価されてるのか知りたいので、できれば詳しくお願いします。
過疎って大丈夫か心配だったがとりあえず息を吹き返してよかった。
『高坂正堯著作集』8巻目の著作一覧を見たら、なぜ『高坂正堯全集』にならなかったかよくわかったよ。
>>203 >昔の学者としてはいろいろ頑張ったんだろうな。
あんたも、いまどきの学者として、いろいろ頑張ってくれ。
せめて『高坂正堯著作集』全8巻以上の業績を残してね。
別に帰一の評価が低いわけではないよ。帰一じゃなくても他の若い学者を高坂さんと同列に比べたら違和感を感じるさ。(違和感というよりも青ざめるけど) 最近有名になった若い学者と昔の偉大な学者を同列にはしないでしょ、普通。 (学者としての主張を比べるのは別にいいけど、人物を比べるのは失礼では?という意味。昔の先輩への礼儀での意味さ。)
(と言っても帰一って…51くらいか?若いと言ったら変かな)。 帰一の評価は高いほうなんじゃないの?優秀だと思うし。専門は民主化過程や比較政治とかだと思ってたけど、近年はメディア露出が高くて国際政治全般について述べてるね。 (最近は高いのが評価なのか人気なのかはよくわからんけど。少なくとも若い人には人気があるね。)
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/23(月) 07:33:32 ID:LlXXzs1v
藤原先生は専門家からの評価、高いと思いますよ。放送大学の教科書は慶應大学の 細谷先生が絶賛しています。メディア露出が多いので、ジーンズで決めてカッコい いとか、そんなミーハーが増えちゃったけど、そんなのを別にして、現役の国際政 治学者としては田中明彦、中西寛と並ぶし、このグループでは頭一つ抜け出してい るかも知れない。 でもね、高坂先生と並べられるなんて、藤原先生の方が遠慮すると思いますけど。 違和感に一票。
その放送大学の教科書って売ってるのかな。売ってるなら読んでみたい。
>>211 少し大きな書店なら放送大学のテキストのコーナーがあるから、
そういう店を探せばいい。
昨日エリツィンが死んだけど、今日は『ベスト&ブライテスト』のハルバースタムが自動車事故で死んだらしい。 また一つの時代が…。
>>214 時代が終わったのなら次作ればいいじゃない
だれか頑張れ
>>215 何ぬかしとんねん。お前が時代をつくるんだ!m9(゚∀゚)
>>216 残念ながら「世界の歴史1」(中公文庫)半分しかよんでない状態なので期待できません><
一応保守
ローゼンの閣下の言う「自由と繁栄の弧」が地政学入っててなかなか面白い 目的は中国封じ込めだろうけど中国の反応が気になるw
国際政治に興味持ったんなら語学やれって。 ヘンな本読むなよ、時間の無駄だ。
223 :
28 :2007/05/06(日) 21:37:38 ID:4LrOqZwq
数日前「同志社大学新入生スレ」で招聘されたwwどなたでしょうか・・
>>220 一応ほかにも英語の授業があるのですが、同志社の英語より受験英語のほうが難(ry
抽選済みなので収容人数でばれそうです。プリント配布だしorz..
しかも最近ぜんぜん関連本よんでない・・法学の本先に読んでしまおうと決意したのに・・今日から先に「国際紛争」読むことにします。
というか、ここの板って時間がかなりゆったり流れてるようで。
最近来たのでテンポにびびるw
30年後から見てここ5〜10年はどう映るんだろうかね?
テロや内戦で殺伐としてたけど、大国同士の深刻な対立もなく比較的ましな時代だったと評価されそう。 環境問題では今の取り組みの鈍さが非難されてそう。その頃には温暖化もかなり進んでるだろうな。
今の時代を表す言葉は"war on terror"かな。
第8回読売・吉野作造賞に青学(元東大)の山本吉宣教授の『帝国の国際政治学』が選ばれたそうです。 まだ読んでないけど…(今までにでた紀要を掲載したなら読んでると思うけど)。 山本さんはずーと理論方面を研究してたよね。 おめでとうございます(´∀`)
mjd? 研究費で買ったものの、まだロクに読んでないや。 ネオコンとか帝国について反米思想に立っていない書籍はこの本くらいじゃないかな。 紙が若干黄色いのと高いのが気になるけど笑
俺はまだ全部読み終わってないけど、 値段なりの価値はあるとおもふ
某アメリカ政治外交史の今期の院ゼミは
>>227 の本と
Barry BuzanのThe United States and the Great Powersだったな。
潜在人口多いな。
最近の日露関係の悪化について盛り上がってるー。
間違えた、米露関係、ですorz
あげ
今『中国の「核」が世界を制す』を読んでるんだけど 日本人にもちゃんとリアリストはいるんだな この本や『大国政治の悲劇』を読むとやっぱり日本も核武装しないと駄目だなと思う
軍事的に考えても、日本が核武装できる余地はあまりないからなあ。 ミサイル防衛だけでも正面装備を削られまくって自衛隊はヒーヒー言ってるのに、 これで核のためにウン兆円も予算捻出しろと言われたら日本の通常戦力は崩壊する。 湾岸戦争以降、通常戦力の有用性がかつてなく高まっている時にこれは致命的。 仮に国家意思で核武装のコストを負担することを覚悟したとしても、 (弾頭の小型化に必須の)核実験を行う場所はどこで確保する? この狭い国土で、放射性廃棄物の貯蔵地すらまともに見付からないのに? 運搬手段は?命中精度の高い固体燃料式の弾道弾を開発するのは容易なことじゃない。 H2Aの転用って話はナシね。あれは液体燃料で即応性に著しく欠けるから。 ようやく核弾頭を搭載したまともな弾道弾を開発したとしても、狭い日本じゃIRBM、 つまり陸上配備のサイロに入れてたんじゃ敵の攻撃ですぐに潰されてしまう。 そうするとフランスのようにSLBM一本槍ということになるだろうけど、 原子力潜水艦を開発して弾道弾を搭載できるようにして数を揃えて 適切な運用方法を習得して・・・と実戦配備までに途方もなく金と時間が掛かる。 とまあ、理論的な話でなく実務的に考えると、日本の核武装が いかに現実離れしているかというのが分かると思う。
>>237 原発の再処理施設すらモメてるのに、兵器用なんてとんでもない話ですわね。
NPTも脱退しなきゃいかんし内閣は倒れるしロクなことはない。
そもそも冷戦期のように核ミサイルだけ抑えればいいって時代じゃないのに、核抑止だけに数兆円もかけられない。
核武装論者に都合のいい情報だけじゃなく、いろいろ調べて総合したうえで語ってほしいものです…
>>237 >H2Aの転用って話はナシね。あれは液体燃料で即応性に著しく欠けるから。
240 :
239 :2007/06/14(木) 20:12:39 ID:JLUCzeSf
スマソ途中でカキコしてしまった M-Vはどう?w それはそうと核武装反対の人は感情論の人は論外としてやっぱり財政面とか 核武装なんて主張したら政治家が票が取れないとかいう理由で反対ということ? 中国の軍拡に対して現状維持で大丈夫だと思ってるの?
>>240 軍事的にみてもコストに対してベネフィットが少ないからだよ。
誰も現状維持でいいなんて言ってないだろ。防衛省も常にup tp dateな戦力を整える努力をしてる。
コストがかかるのは理解できるけどベネフィットが少ないというのはなぜ? 軍オタじゃないので費用がどれだけかかるのかはよく分からないんだけど むしろ通常戦力をせっせと強化するより小規模の核戦力を持った方がお得なのでは?
>>242 そうは行かない。軍事オタク的にいえば核は戦略兵器であり戦術兵器と成りえない。
たとえば二次大戦終了時に米軍は核の優位下で戦術兵器(空母とか戦車)を削減
したり、戦術兵器開発予算を削ったがそれが裏目に出て朝鮮戦争では即応戦力
がかなり足りなくて苦戦した。開発予算削ったので
一般人にわかりやすく言うとドイツのタイガー戦車とガチで勝負するために作られた
ソ連製戦車に大苦戦した。
今の日本と中国で言うと、
中国が船で攻めてきたとしても核攻撃を仕掛けることができない。
核攻撃を船団に対して仕掛けると偏西風で放射性物質が日本に来るし
第二派、第三派攻撃を仕掛けられると放射能まみれになる。
>>242 米国は半世紀前にそういう方針をとった。(大量報復戦略)
だけど核兵器ってのは通常兵器のカウンターとしては使えない兵器なんだよ。
核で通常兵器を代替することはできない。具体的な例で行くと
1 米:戦術核を充実させて通常兵器を削減し防衛予算を浮かせよう
2 ソ:米の通常戦力が減った。どれいっちょ西ドイツに戦車部隊よこしてみよか
3 米:大変だ!核兵器ぶちこんでやるFUCK
4 西ドイツ:ウチにソ連の核兵器とんでくるからやめて!!
5 米:せっかくの核兵器を使えないなんて…悔しいッ(ビクビク
6 ソ:(゚д゚)ウマー
と、こういう問題点が浮かび上がったわけだ。 そこでケネディ政権では柔軟反応戦略にシフトした。 相手の侵攻の程度に応じたレベルで反撃する態勢だ。 巷には戦略論のあらましを知らずに核武装を叫ぶ人が多すぎて困るね。 せめてひととおり核戦略を勉強してから論じてほしい。 議論するからには有益なものにしたいよ。
>>243 ってことは通常兵器には通常兵器でしか対応できないってこと?
でも通常戦力で中国とガチで戦争したら絶対負けると思うんだけど^^;
>>246 基本的にはそう。核は”使えない兵器”だからね。
人民解放軍と自衛隊の通常戦力バランスでいえば、現時点では絶対負けるというレベルではない。
ただ向こうは量的に圧倒しているうえ質的向上も著しいから、日本も安閑としてはいられないね。
だからこそ日米同盟が不可欠だというわけです。
>>244 、245
一応さらっとはその流れは知ってる
でも核戦略はややこしくてちゃんと理解できないのは事実orz
未熟な俺に教えてくれ
それを今の中国と日本に置き換えた場合こうはならないの?
1 日:戦術核を充実させて通常兵器を削減し防衛予算を浮かせよう
2 中:米の通常戦力が減った。どれいっちょ沖縄に上陸しようか
3 日:大変だ!核兵器ぶちこんでやるFUCK
4 中:核飛んでくるからやっぱやめとこう
5 日:(゚д゚)ウマー
249 :
248 :2007/06/14(木) 23:47:31 ID:JLUCzeSf
訂正:理解できない→理解できてない2 中:米の通常戦力
またミスったorz 中:米の通常戦力→日の通常戦力
>>248 中国が沖縄上陸をあきらめたところで日本はウマーにならんがな。
上の例ではソ連は西ドイツをとれるけど、この例の日本は現状維持でプラスがない。
中国があきらめずに上陸させてきたら日本は核兵器ぶち込めるかね?
おそらく無理だし、仮に核攻撃したら核の投げ合いでアジアのみならず国際経済\(^o^)/オワタ
最良で現状維持ってのはゲーム理論を持ち出すまでもなく不利ってことやね。
レスはやいなぁ
やっぱり普段書き込み少ないけどROMってる人結構いるんだねw
>>247 核保有国同士が戦争したら通常兵器の戦闘で終わるとは限らなくない?
核戦争にエスカレーションする危険を冒してまでアメリカは中国と戦う?
台湾関係法とかもあるけど台湾有事で本当に武力行使するのか疑問です
中国は核の先制使用もほのめかしたりしてるし
>>251 >この例の日本は現状維持でプラスがない。
でも核がなかったら中国は攻めたい放題じゃない?
>仮に核攻撃したら核の投げ合いでアジアのみならず国際経済\(^o^)/オワタ
日本が核持ったら中国は自重してくれないものですかね?
自国民1億人くらい死んでも気にしなさそうだけど^^;
>>252 >核保有国同士が戦争したら通常兵器の戦闘で終わるとは限らなくない?
可能性はゼロではないけど、米ソの例をみても核保有国に核攻撃を仕掛けるほど中国は攻撃のインセンティヴをもっているかどうか疑問。
条約上の義務を履行する為、米国は参戦しますよ。もし守らなかったら米国が他国と結んでる条約の信憑性が地に落ちる。
>中国は核の先制使用もほのめかしたりしてるし
少なくとも政府レベルでは一切そんなことは言ってないはず。
中国の言い分は自衛のための核であって、米ソが廃棄するならウチも廃棄すると言ってる。
過去の軍縮条約交渉でも常にその論理で米ソを苦しめてきた。
>>253 >でも核がなかったら中国は攻めたい放題じゃない?
ミサイルはMD、対航空機はF-15J、対艦艇はF-2とP-3Cと潜水艦部隊がある以上、攻めたい放題とはいきませんわね。
陸自もすでに対策をはじめてるし。
>自国民1億人くらい死んでも気にしなさそうだけど
これはあり得るから怖い。毛沢東がソ連に対して言ったらしいし…
中国軍の数の話なんだけど、ちょっと聞いてくれw 軍隊って多ければ多いほど運用が厄介。 沖縄に上陸する場合を考えてもまず輸送船と護衛艦の数が圧倒的に足らない。 たとえ本土に100万の軍隊がいてもつれてこれるのは輸送船の数の制限を受けるし、 その輸送船も戦争一週間で少なく見積もっても8割、多く見積もっても半分くらい しか残らないと思う。 輸送船がなくなると食料と弾薬が尽きてさようなら。ということになる
国籍不明のボートピープル風便衣兵の飽和攻撃が心配うわなんだやめくぁwせdrftgyふじこlp;
>>254 >もし守らなかったら米国が他国と結んでる条約の信憑性が地に落ちる
それはそうなんだけど、まだ米国本土に攻撃されたわけじゃなくて遠い台湾でのことに対して、自分達が危険になるようなことを米国民が支持するのかな?
>少なくとも政府レベルでは一切そんなことは言ってないはず
公式発表はしてないけどそういう動きはなきにしもあらずみたいだよ?
ペンタゴンの「中国の軍事力レポート」でもそう書いてるらしいし
まぁこれは自分達に都合のいいように書いているってツッコまれるかもしれけど
でも全くのでたらめってわけでもないと思う
公式発表を鵜呑みにしていいのかって疑問もあるし
あと朱将軍の発言とか・・・政府関係者じゃないどうでもいいのかもしれないけど^^;
つか中国の軍事力、特に戦力投射能力って実際どれくらいなものなの? 今はまだ大丈夫みたいだけど、十年後、二十年後は? 対して自衛隊って質はいいけど量が全然足りてなくて数で押されたらどうしようもないってイメージがあるんだけどこれはどう? 教えて君でサーセンw
>>258 >まだ米国本土に攻撃されたわけじゃなくて遠い台湾でのことに対して、自分達が危険になるようなことを米国民が支持するのかな?
WW1もWW2も朝鮮戦争もイラクも本土やられてないけど米議会は支持した。
民主主義に対する攻撃とみなせばアメリカはやりますよ。
中国の核専制攻撃の話は、政府上層部が意図的にブラフとして流したか、あるいは党幹部による軍の統制がきかなくなってるか判断がつきかねますな。
いずれにせよ胡政権が核を先制攻撃に使うつもりはないはず。
>>257 それじゃ宣戦布告するいみねぇww
ちなみに第二次世界大戦で何万人も動員したドイツ軍でも実際に戦闘にかかわったのは
全体の5%くらいらしい。
で、軍事から戦略、政治の話に戻すと今の問題って核兵器の保有で解決することはあまりないように思えるんだが。
最初に核を持ったのは米国で対価として戦後の潜在的優位性(領土、領域、資本主義)
それに対抗するためにソ連も作ってやはり潜在的優位性+米国とのバランス(領土、領域、共産主義)
中国も結局はソ連との対抗(国境、領土))
インド、パキスタンは領土問題
北朝鮮は内政失敗に起因する体制維持を周辺諸国から保障してもらう
というそれぞれ利点を持つために核を持ったと考える。
が、実際日本が核を持っても果たして何か得るものがあるか怪しい。
イギリス、フランスも優位性を得るつもりで核持ったが実際得るものがなく
イギリスでは確か廃止議論も出てたはず。核で利益を得ることができないからと考えると
続く
日本と中国に絞って考えると ・海上の国境線=油田 ・魚つり島 ・経済問題 があるが実際油田の問題や魚つり、経済問題は核保有で解決するようには思えない。 北朝鮮に対しても拉致被害者が帰ってくるかといわれると期待できるものではないし。
>>259 そのへんは制服の人とも話したことあるんだけど、正直言ってわかりません。
かなり厳しい情勢であることは間違いなかろう、といって議論を引き取らざるを得なかった。
自衛隊は確かに量的に厳しいものがあるけど、
>>256 が示してくれたように作戦の態様によって数を質で圧倒できる局面もある。
問題は、いかに敵の数的優位を無力化する形勢をつくりだせるかどうかでしょう。
これからの統幕幹部は胃の痛い日々が続くでしょうね。わたしも雑魚のトトまじりで悩んでますorz
北朝鮮は対した脅威じゃないだろうから やっぱり中国がとち狂わないかが心配なわけです 核武装反対の人は中国が自重すると考えているの? それとも中国が軍事行動を起こすとしても核のメリットはないってこと? マジ中国は目の上のたんこぶです なまじ中国市場に依存してる分性質が悪い
>>262 それくらいの問題なら核の必要はないと思うんですが
沖縄上陸や本土攻撃とかいう心配は全然ないんですかね?
中国は沖縄の領有権を主張してるし^^;
>問題は、いかに敵の数的優位を無力化する形勢をつくりだせるかどうかでしょう。
>これからの統幕幹部は胃の痛い日々が続くでしょうね。
その通りですな
でもそういう戦略・戦術を考えるのは楽しそうでもあるw
とち狂うっていわれても困る・・ まさか中国指導者層が突然精神病にかかって日本に弾道ミサイル発射 というのが”とち狂う”だったらどこの国でもありえるし、 それこそ核兵器持ってても意味ない。 核抑止は双方に理性がないとなりたたない。 軍事行動ってどこにどういう理由で起こすのかというのもある。 理由もなく戦争は始まらないでしょ。 ■ おすすめ2ちゃんねる 開発中。。。 by FOX ★ このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20) とりでん、かまどか [居酒屋] ↑なぜお勧め2chに居酒屋店舗があるのか理由はわからん。 が、きっと何らかの理由が(ry
俺中国脅威論に毒され過ぎなのかな?(笑) でも中国が覇権主義国なのは事実だと思うんだけどなぁ
>>267 なんてか、
>>265 で自ら言うように目下の諸問題に対して核の脅しの有効性は
ほとんどないわけで、逆に言えば沖縄の領有権を核で脅す位「ありえにくい」
状態にならん限りは核保有の意味ない罠。
てか、覇権主義国家(中華思想)だとしても
武力を使って直接領土を併合するというのは今の日本、世界を見れば無理だと思う。
実際今帝国と呼ばれてるアメリカですら領土から見れば多くないし。
たとえ日本本土を軍事的に占領したとしてもあんまり意味なくね?
>>268 >実際今帝国と呼ばれてるアメリカですら領土から見れば多くないし
確かにアメリカは物理的な領土的野心は少ないね
その代わり自国に都合のいい国際自由経済体制という環境面の野心が強いけど
>武力を使って直接領土を併合するというのは今の日本、世界を見れば無理だと思う
感覚的には分からなくもないんだけど論理的に説明できる?
ミアシャイマーの言うような「国家は生き残りのために地域覇権を目指す」っていう論理は説得力がある気がするし
実際中国は拡張主義的な行動をとってるし、どこで満足するのか分からなくない?
>日本本土を軍事的に占領したとしてもあんまり意味なくね?
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
日本手に入ったら嬉しいでしょ〜
そんなに日本って価値ない国なの?('A`)
つか明日も朝から学校あるのにこれじゃ寝不足だorz
中共の当面の目標は台湾。 仮に沖縄に手を出すとしても足止め程度で本格侵攻するメリットはないよ。 米国が傍観決め込むなら日本は自分で核作(れ)るんだし 米国にも中共にも望ましくなくなるだけ。 そもそも沖縄には在日米軍がいるんだし手出したら地獄だよ。
つまり中国の拡張行動に対して日本の核武装は有効か否か、ということでしょう。 わたしは後者だと思いますがね。
>>269 >ミアシャイマーの言うような「国家は生き残りのために地域覇権を目指す」
その人の本読んだわけじゃないが、地域覇権というのは必ずしも領土併合というわけ
ではないのでは?経済的に言えば日本は地域覇権取ってるといっても過言でない気がする。アメリカは思想的、国際自由経済体制という環境面で覇権とってる気もする。
実際、18世紀だと「領土をケーキのように切り分ける」こともできたが国民国家な
現代社会だと領土占領で覇権とるというのは難しい気がする。
> 工エエェェ(´д`)ェェエエ工
ヒント:ゆとり教育。ストックはあるがフローが・・やべぇw
という冗談はおいといて、日本の価値って資源的にはほとんどない。
地政学的には幾分あるが台湾で代替可能な気がする。
で、日本の価値といえば経済力だが資源と違って本国に持ち帰って消費できる
わけじゃないから正直普通に貿易してたほうがましな気がする。
>つか明日も朝から学校あるのにこれじゃ寝不足だorz
最近生活がだらけてるから部活入ったら・・大学院行くと宣言したら馬鹿にされるorz.
なんとなく論点がまとまってないお粗末な議論してしまって申し訳ない。
>>272 >日本の価値といえば経済力だが資源と違って本国に持ち帰って消費できるわけじゃないから
>正直普通に貿易してたほうがましな気がする。
経済のことはサパーリなんだけど、それはそれうかもしれないね
でも技術力は?日本の技術力がそっくり手に入るのはかなりおいしくない?
>なんとなく論点がまとまってないお粗末な議論してしまって申し訳ない。
いえ、こちらこそ、わけ分からんこと言ってサーセンw
>>273 中国の軍事力はすげぇと言う人もいればたいしたことねぇという人もいるけど
いったい本当はどっちなんだ('A`)
でもそんなに脅威じゃないなら中国のあの莫大な軍事費は何に使われてるの?
もともとはヘボくても長年あんだけ金かけてらかなり凄い戦力持てそうな希ガスるんだけどなぁ
WW1でボコボコにやられたドイツだってすぐヨーロッパ一の大国に復活したし
それはそうと
日本に侵攻してこないとしてもこのままだと近い将来中国が(北東)アジアで覇権を取るのは確定じゃない?
そうなると日本だって直接領土を占領されなくても中国の勢力下に置かれることになるでしょ?
これを阻止するにはどうするべきだと考えてる?
通常戦力だけでバランシングするの大変じゃない?
イラクでもベトナムの二の舞になりつつあるアメリカが核保有大国の中国相手にどれだけ頑張れるか疑問なんだけど、皆は日米同盟を全面的に信用してるの?
さて、ここで親米左派の私が通りますよ。 で、こんな私は核武装に反対。核武装するにはアメリカの支持 (状況が変われば黙認でもいいが)と考えててるよー でも、これって、個々人の考え方でズイブン変わるものだと思っ たりする。一昔まえ(と言うか今でも)きらいだった兵頭タソが核武 装支持者だった(今も?)のは、今なら理解できなくもない。 やはり、あの人好きになれんが。 細かいとこ突っ込むなよ、スレ違い。 >273 20年後のことなどわからないよ。中国は発展途上国だからね。 高度成長期の日本も、アセアンも、ソ連も、発展途上であったこと がある。中国は遥か彼方昔に、先進国だったこともある。 それと、制空権→航空優勢 ね。ここでケンカする気はないけど。 >274 >正直普通に貿易してたほうがまし 植民地持つぐらいなら、貿易した方がマシってのは、実は19世紀ぐ らいからある議論だったりする。第2次対戦前には、英国がインド領 有を後悔したとかしないとか。 技術力なんぞ、パテント買うなり企業買うナリすれば良い。 でも、だから戦争なんてない、ってわけではない。
>275 あぁ、アセアンは今も発展途上か。台湾の方が例としては良い。 他人に突っ込んで自爆してれば世話ないわ。。。OTL >223 28氏 >抽選済みなので収容人数でばれそう いや、まだ諦めるのは早い。 ドロップアウト組が必ずいるはず。同じ授業を取っている人間を知り合い になり、もぐりこむ方法を探すのだ。 あとは、英語の先生のオフィス・アワーを利用して、イロイロわからない所を 聞くとかすることです。 例えば「国際紛争」の原書を読んでみて、日本語版の腑に落ちない点を 質問してみるとか。もうやってるか さて、誤字とか鬱なので回線切って首吊って来るノシ
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/16(土) 17:32:07 ID:TAWx023S
半径3センチの円の周りを、 半径1センチの円が回転しながら1周するとき、 この半径1センチの円は何回転するでしょうか?
久しぶりに来たら、過疎ってるかと思いきや伸びてたのね。 学問的な話より実際の国際政治の話だと伸びるんだよね。 学問的な話だと、ある程度話のオチや結論がわかってるからそんなに伸びないよね。 逆に実際の話だと、お互いのバックボーン・理解度の違いや、持ち出す主張・例のレベルや分類不足から、微妙に噛み合わなくて話がまとまっていかないのよね。だから伸びる。 けど、それだけ現実の国際政治が複雑ってことだね。 やはり、理論で簡潔にして本質を抽出していかなければ国際政治は見えてこないね。事象が多すぎて惑わされてしまう。だから国際政治学を勉強するわけだ。
>学問的な話だと、ある程度話のオチや結論がわかってるからそんなに伸びないよね。 それはオマエが勉強していないからだろ。
280 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/17(日) 10:41:14 ID:kSRIcpeR
■ 24 Hours of Le Mans 2007 Internet TV Casting ■
□ TVUPlayer ch 53060 - Wheel (SPPED ch in US) [P2P TV] □
TVUPlayer 2.3.2 beta34 Download Site
http://www.tvunetworks.com/ □ SopCast ch 19959 - kimi56 (CANAL+ ch in France) [P2P TV] □
SopCast 1.2.2 Download Site
http://www.sopcast.org/
なにこの学術至上主義まるだしのレス 軍事は学問たりえないとでも思ってるのかね?
具体的な中身を伴わないレスは放置の方向で。
単に不勉強なだけだろ。
なぜ281のような結論が導き出されるのだろう
というか、むしろ軍事はスレ違いだろう。 核議論も着上陸議論もスレ違い(日本核武装スレ、落ちた? とりあえず過疎だから誘導はしないけど。 ここのスレタイを見てからルマン24時間を見にいけばいいと思うよ。
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/18(月) 17:50:04 ID:VU6Cnnn6
中東の勉強したいのですが、どなたかオススメの本紹介して頂けないでしょうか?
IRに核戦略が含まれないと考えてる奴もいるんだね。
数十年の間、IRの議論は軍事的要素なしには語りえなかったと思うがね。
>>288 もう少し限定してくれると、こちらも助かります。
軍事抜きの国際情勢分析なんて片輪走行もいいとこ
軍事も議論していいけど、あくまで国際政治学的な見地からにすべき。 国際政治学で軍事を議論する場合、戦略兵器、兵力規模、全体のパワーバランス、パワーバランスに影響を与える兵器の配備、政治体制に起因する軍隊(独裁国の軍隊など)について、とか国際関係に影響を与えるマクロな話が多い。 核戦略論は安全保障論の中にあるから国際政治学の範疇。着上陸侵攻は軍事学の範疇。 ここは国際関係「論」・国際政治「学」のスレ。
分析上必要ならある程度まではそういう議論もありだとは思う。
着上陸成功の可能性ぐらいまでなら国際関係論の範疇では?
どこどこに着上陸・・まで行くと違ってくるが。
例えば第二次世界大戦直前のフランスイギリスだとマジノ線は立派な
”戦略”兵器でドイツに対しての抑止力と考えられたが結局(ry
一応軍事的な部分の話は結論付いたし
>>274 の
”中国の覇権”がどのようなものか274の考えが知りたい。
上記の(軍事上の)中国の脅威みたく抽象論で中身がないかもしれないし
やっぱり重大な影響があるのかもしれないし。
ちょっと例が不適切な気がしてきたorz...
>286 中東の何を勉強したいのか、ソレが重要だ(AA略 >288 だが、どうも個別の議論ばかりではないか。 だからスレ違いの議論をするなとは言わない(だってどうせ過疎だから、 ソレにそんなこと言っても実行性無いよw) 国際政治学者の誰が核保有に賛成で、どこの派閥が反対で、理由はこうで どこそこですげぇあれな議論をしたとかいうならこのスレだろう。 一例だが。
さて、スレ違いだからと言って議論を(ry というわけで、中国に関して 現状の中国の軍事力については、そんなに凄くないと思ってたりする。 当然、軍事関係で何か予断を持つのは危険だとも思っているが、特に技術力 に問題があるだろうから、空と海では日本が優位を保てる筈。 現状の中国に関しては、1旅団プラスあるふぁ程度の行動を秘匿可能だろうと あたりをつけている。着上陸そのものは可能じゃね? 個人的に言いたいことはそこじゃないけど。ただ、一時期に複数の地域で紛 争が起こった場合、ちょっと現状では危険だよ。米軍にも限りがあるから。 中国の覇権については、経済成長の状態にもが、もし長期間の経済成長を 中国が達成した場合(前例は存在する、ソ連とか)軍事力は極めて大きな物 となるでしょうな。内乱? 核ぶち込んどけ で、ここで問題。中国は定義から大陸国です。でも、多くの資源を輸入してい る上輸出も多い。それは海を利用する以上、商船隊を守る海軍を持つ可能性 を持っている。覇権が何かはともかく、コレは大きな可能性だよ、多分。 国粋主義的な軍備拡張要求よりも、国民(の一部)の利益が絡む方が恐ろし い。
294 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/19(火) 16:06:50 ID:rD/YJAWv
>>276 残念ながら知り合いがいないorz
というより2回生も結構申し込んでいるようで、来年に期待です
国際紛争の英語版はどこかの研究所にあるようで借りにくいw
買いたいが金がないし生協に洋書売ってないorz
と言うわけで夏休み利用して買って読む予定です
>>289 軍事ってのはいやまどこまでも国際政治の下位概念なんだよ。着上陸侵攻だろうが空中戦だろうが。
そりゃたしかに兵器ネタに拘泥する奴がいれば話は別だが、学問的な国際政治の観点を失ってなければ問題ないだろ。
着上陸侵攻は軍事学だからスレ違いというのは、何か集団的自衛権は自衛の範囲を超えるから憲法違反だという内閣法制局のにおいがするね。
>>292 個別の議論のなにがいけないのかね?
「誰が核保有に賛成で〜」なんてモロに個別の話だわね。
大枠として国際政治の議論になっているならいいじゃないか。
296 :
286 :2007/06/19(火) 23:44:12 ID:zBFq3K2n
イスラム原理主義の拡大とか、パレスチナ問題とか・・・ 当方初学者で、漠然と中東に興味がありまして・・・
297 :
235 :2007/06/20(水) 00:01:52 ID:Le6HTDzS
俺が核武装論なんて持ち出したから良くも悪くも盛り上がってしまったね
結局、こういう話はありなのかな、それともやめといと方がいいのかな?
>>290 具体的にと言われればちょっと困るけど^^;
例えば台湾有事は十分ありえると思ってる
また、北東アジアが中国の勢力圏になったら日本は何かとやりにくいと思うんだ
この辺はまだ勉強不足なのでなんとなくですorz
まぁとにかく隣国が必要以上に強大になるのは好ましくないので、
日本には北東アジアのバランサーになってほしんだ(無理だと思うけど
>>296 岩波新書でそのものズバリの本があったはず。かなり古いけど…
私が各地域で知りたいことがあったときは、『国際政治事典』(弘文堂)の該当部分を調べます。
概要が把握できるし、参考文献も同じところに載っているので便利です。
定価二万円と購入するにはやや身構える価格ですから、図書館等でご覧になってはいかがでしょうか。
>>297 読みたくない人はとばせばいいんだから、よほど見当違いでなきゃいいと思いますよ。
更新チェックのたび書き込みゼロは悲しい…
イスラムは本来原理主義です。 連中は本来聖クルアーンに基づく生き方をせにゃーならんのですから。 自爆テロとかやってるおバカさんは「イスラム(原理主義)過激派」。
>235 すまなかった。完璧に暴走だった。 他の諸氏にも謝罪を。不必要な議論をさせてしまった。 空気読めてない上に、無意味に攻撃的だ。正直すまんかった。 >296 うぅ。知らない分野だ。 それでも、ムリヤリ本を勧めるなら、中東戦争の分析なら、 図解 中東戦争―イスラエル建国からレバノン進攻まで (単行本) ハイム・ヘルツォーグ (著), 滝川 義人 (著) 原書房 (1985/05) ISBN-10: 456201587X かな。中東戦争を一通り軍事面から追える。 でも、書いてる人がイスラエルの元将校。注意。 これぐらいか。どこかに中東に詳しい人いそうなんだけどな。 昔トルコスレにいた人とか。
301 :
sage :2007/06/20(水) 12:51:41 ID:F/E+h90i
中東で興味あるのはイスラム諸国が民主化すれば戦争はなくなるのかどうか 個人的にデモクラティック・ピース理論はヨーロッパでしか通用しないような気がします
ミスった スマソ
それなりに民主的な選挙でイランはアフマディーネジャードを選んだけどね。 まぁ、立候補者自体は制限されたモノだったけど。
304 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/20(水) 18:15:15 ID:+aHZ1e/p
>>300 漠然と中東に興味がある初学者には、全く不向き。
初学者なら無理しないで、新書からでいいと思う。値段的にも内容的にも手頃。
306 :
28 :2007/06/20(水) 19:35:40 ID:i8D2NR+8
なんやかんやで大学一回初学者な自分も最近新書しか読んでないし。と参考程度に書いてみる
308 :
286 :2007/06/20(水) 22:58:16 ID:p2Zmcejt
>>301 ヨーロッパですら一定の条件つきでなきゃ成立しないように思いますね。
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/21(木) 21:12:53 ID:tGV3gdxU
井筒俊彦 イスラーム文化 岩波文庫 中村廣治郎 イスラム教入門 岩波新書 小杉泰 イスラームとは何か 講談社現代新書 佐藤次高(編) 新書イスラームの世界史 同上
井筒俊彦の『イスラーム文化』はいい本だ。短いし読みやすいというのもある。 個人的には、中村廣治郎なら『イスラム―思想と歴史』(東大出版会)を勧めたい。 もう、品切れ・絶版状態になってるかもしれないが、今でも十分通用すると思う。 新刊なら、Jeremy Jonesの『Negotiating Change』(I.B.Tauris)もいいと思う。著者は、 自らコンサルティング会社を経営する一方、HarvardやOxfordの研究員も勤める。 イスラム諸国の最新の動向をつかむには最適だと思う。
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/24(日) 00:16:50 ID:tLmcvhsw
中東情勢の解説者として、高橋和夫や宮田律をよく見かけるが、 肩書きがいつまで経っても助(准)教授のままだ。
中東調査会の男と、アジ研から東京外国語大にうまく入った奴もいたな。 イラク戦争様様だ。
今更ながら、高坂の『国際政治』を読んだんだけど、そんなに面白いとは思わなかった 世間の評判はめちゃ高いから俺が馬鹿なだけなのかな ナイの『国際紛争』の方がよっぽど感銘を受けた
>>314 あれはなんというか、味があるんですよ。
確かにそんなおもしろいってわけじゃないけど、国際政治のシンプルだけど重要なことが書いてある。何度も読み返したくなる本。
おいらは逆に姉妹本の高坂さんの弟子の中西寛の『国際政治とは何か』(だったっけ?)があまり自分にはピンと来なかった。
国際紛争半分と高坂氏の国際政治半分と中西氏の国際政治とは何かを全部読んだが どれも面白いと思った自分は負け組みなのだろうかorz...
317 :
314 :2007/06/26(火) 01:34:12 ID:DN6cCtGS
『国際政治とは何か』も今読んでる本を読み終わったら読もうと思ってる ちなみに今読んでるのは岡崎久彦の『戦略的思考とは何か』 まだ2章までだけど外交史的な話がかなり面白い
>>316 面白いと思えた時点で勝ち組よ(・∀・)
あまり人気ないけど鈴木基史『国際関係』が面白い
>>316 いや、あなたが一番の勝ち組ですよ。
>>318 鈴木基史の『国際関係』は大好きだわ。理論好きだから。たまらないわ。
しかし、ああいう理論の本って日本じゃ少ないよね…。
>>317 『戦略的思考とは何か』は大学二年のとき、物を取り出そうとして、トイレに間違って落としてしまって涙目で乾かしたよw
『戦略的思考とは何か』はブクオフで105円コーナーにあったのを買った。 喜んでいいのか悲しむべきなのか…
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/26(火) 20:05:17 ID:uMCXVomq
そういえば、M.ワイトの翻訳でるみたいだよ
英語の文献が読みたいんだけど 恥ずかしながら1ページ読むのに1、2時間もかかるorz 英語スラスラ読めるようになるためのいい勉強法ってない? それともひたすら読みまくるしかない? 最低限の文法知識はあるはずなんだが・・・
大学何回?
3回です('A`)
飛ばして読む。
326 :
28 :2007/06/26(火) 23:49:55 ID:N0nmhfv9
自分もあるなら教えてほしいですorz...正直浪人時代の方が英語力あったよoirz.. このまえおきゅ氏紹介のサイトを印刷した奴を読み返してて昔はすぐ見抜いた構文が 5分くらい見抜けなかった+TOEIC510点しかなかったでマジ泣きしたorz... 大学院死亡フラグ立ったww 自分は授権時代の速読英単語上級編を電車の中で読んだりターゲット読んだりしてます。毎日がんばってます。 頼むから遠くから白い目線で見つめるのはやめてくれorz......>同じ部活の京大落ち英文学科+帰国子女
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/27(水) 00:34:00 ID:5BVk6Bbe
おいらは英語よろしくなくて(+経済難で)、研究職あきらめたから英語にはトラウマがあるよ。
(研究者になるなら、修士か博士で外国の大学に行かないといけないと思ったから、あきらめた)。
いまでは英語は自分の好きなペースで勉強してるわ。
学部時代のゼミにはTOEIC満点に近い奴が何人もいて肩身が狭かったわ。
もちろん、みんな留学経験ある。指導教官も外人だったし。
まー、その人たちは国際政治学に情熱があるというより、英語が得意だから国際系ゼミに来たという口だったけど。
>>321 ワイトかー。英国学派の人だよね。ヘドリー・ブルも有名だけど。
うわ!sage忘れた。 …まじすまん。
英語の本でも、社会科学系(政治、経済など)は出てくる単語数が少ないだろ。 結構簡単に読める。文学評論系はワケ分からん表現が一杯出てくるけどな。 英語の苦手なヤツは、とにかく毎日英語を読む。無理して読む。イヤでも読む。 行き帰りの電車の中で読む。バイトの待ち時間中に読む。授業の合間の休み 時間中に読む。コンパの待ち合わせ中に読む。彼女(or彼氏)との待ち合わせ 中でも読む。ラーメン屋で順番待ちをしているときにも読む。夏休みに東南アジ アでバックパッカーしているときも読む。 とにかく辞書を引く。受験時代から使っているヤツではなく、大学に入ってから 買った辞書が手垢で真っ黒になるまで辞書を引く。覚えるまで一日何回でも辞 書を引く。一日に同じ単語を5回引いてもまだ覚えられず、「オレってなんでこん なに物覚えが悪いんだろう?」と絶望しかけても、くじけずに6回目7回目と辞書 を引く。決して諦めない。 英語を読む習慣をつける。大学の授業が終わってもすぐには帰らない。図書館 に直行して、Time、Newsweek、Businessweekなどの雑誌、あるいは、New York Times、Washington Postなどの新聞を30分〜1時間読む。オーニシ・ノリミツの記 事にムカついても読む。寝る前に30分読む。英語をしゃべってる夢を見るように なればシメたもの。
>>329 なんという努力…。
やはりおいらは単なる努力不足だったわ。
好きなことと楽なことばっかりしてるから、こんな人生になってしまうわな(´ω`)
ただ国際政治学はいまでも大好きだ。
宝くじでも当たったら、仕事辞めて勉強し直してもう一度研究者目指すのが、いまの一番の願い(´ω`)
>>329 をすごい努力だと感じるのは、さすがにマズイんじゃないかな。
英語学習において、こなしておく最低限のことに思える。
>>330 凄いこと思いついた
いまからやればいいじゃん
>>329 俺が社労士取ったときとまったく同じだなw
常に肌身はなさず勉強を意識して
手垢がつくことだけを誇りに生きる
皆すげぇな 俺やっぱへたれだわorz 日々成果が感じられるものじゃなくて成果が出るまでだいぶかかる奴って努力大変だよなぁ よく聞くことだけど、日本語に変換せず英語は英語で理解するのがいいって奴、あれはやっぱ正しいの? もし正しいなら、そうするにはどういう風に勉強すればいいのかな?
英語で喋りながら、もしくは英語を喋る速度で文章を読んでいく。 日本語に訳しながら考えてると間に合わないので そのうちイヤでもダイレクトに英語で理解するようになる。はず。 俺は気付いたときには英語は英語で考えるようになってたので これで上手くいくかは分かりませんが。
336 :
28 :2007/06/28(木) 01:28:52 ID:Y+t761vW
あー昔(といっても4ヶ月前かorz..)は左手に単語帳が標準装備だったのに ただただ堕落してただけかorz...もうだめぽw >彼女との待ち合わせ中に・・ orz... >辞書 自分の世代だとついつい電子辞書に頼ってしまう。 まあ、英語に関してはわからない単語も減ってきたし紙辞書でもいけそうです。 >英語は英語で理解する。 自分はたまに「意味は理解してるが、すぐ日本語にしろといわれるとできない」 状態ではあるがこれは少し違うのかな? これから反撃に出るようがんばります。みてろ京大落ちww -ここから愚痴- で、まったく関係ないのだが何で生協書籍部あんなに小さいんだよ。自分ちの小規模駅前本屋 より小さいしorz..洋書扱ってないしorz..... -ここまで- 自分もがんばりますので皆さんもがんばりましょう
それは日本語能力の不足に拠るもの。
339 :
28 :2007/06/28(木) 07:35:25 ID:Y+t761vW
>>329 > オーニシ・ノリミツの記事にムカついても読む。
ワロタ
そして沈黙が戻ってきた。
原爆投下しょうがない。 何が間違ってんねん
343 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/04(水) 00:50:59 ID:ifyrt2Ov
><久間防衛相辞任>「被爆者の心踏みにじった」怒りの声 >(毎日新聞 - 07月03日 20:51) >長崎市で被爆した語り部、広瀬方人さん(77)=同市=は歴史認識の欠如を指摘。 >「戦争を終わらせたのは、ソ連の参戦が直接の原因というのが定説だ」とあきれた。 この広瀬っていうじいさんも安直だね。 スターリンはもともと対日参戦を8月中旬予定にしとっただろうが。 それを実験成功の知らせを受けて8月初旬に早めて、 実際に原爆が落とされたもんだから日本が降伏するのを恐れて、11日を9日に早めた。 「ソ連の参戦が直接の原因」と言っても、それも原爆投下と密接に結びついているのがわからんのか。
マジレスすると、間違ってるとか間違ってないとかいう議論は 判断する人の主観に左右されるから議論のしようがない。
久間辞任を報じるノリミツ・オーニシの記事の一部。 > Although the debate over the use of nuclear arms is not the taboo it > once was, Japan’s self-image as a special victim of World War II > remains deeply rooted, even as revisionist politicians like Mr. > Abe have tried to minimize Japan’s militarist past. ただ、慰安婦問題なんかでの居丈高な態度に比べたら、原爆投下については歯切れが悪いな。 むしろ、安倍首相のリーダーシップのなさ、定見のなさを、からかっているように見える。 > On Sunday, Mr. Kyuma defended his remarks and received Mr. Abe’s backing. > On Monday, he apologized and was warned by Mr. Abe.
皆さんは本読むときやっぱり内容を別紙にまとめたりしてますか?
>>346 俺もそれ迷った。
迷った末、内容というよりも批判的考察をノートにまとめることにした。
1500〜2000文字くらいで。
よく考えたら内容を別紙に書く必要はないんだよね、だって本読めば内容わかるんだから。
ただ重要だと思ったところは鉛筆でうすく波線、傍線、二重線引いたりしてる。
あと意味わかんなかったとことかはメモして先生に聞いたり。
その学問の根幹をなすような良い本については、 概要をまとめた上で考察を加えていくのがいいんじゃないかな。 レジュメを作るだけでもかなり勉強になると思う。
まとめた内容に矢印ひっぱったり表にしてみたりすると、思わぬアイデアが浮かんだりするしNE
引用とかしようとするとき、読んだ内容とかは記憶に残ってるんだけど、どの本のどの部分に書いてあったか思い出せないときがある。 久間発言は不用意というか不運というか。「しょうがない」さえ言わなければ、こうならなかっただろうに。 単に、原爆投下で早く戦争が終結したから分割統治されなくてすんだと、言えば問題にならなかっただろう。 これは当時の日本政府が原爆投下をどの程度、無条件降伏を決める要因として考えたかによるけどね。 どっちかというとソ連対日参戦のほうが大きな要因だったと思うけど。 (まー、久間はイラク戦争批判とかわざわざいらないことする奴だから、どっちみち長続きはしなかっただろうけど。)
孤立主義とモンロー主義ってイコールですか?
核戦略に興味があるんですが、おすすめの文献があれば教えてください あと日本人で核戦略を研究してる優秀な学者っているんでしょうか?
>>352 古い本だけど日本語だと
高坂・桃井編『多極化時代の戦略(上)』国際問題研究所
バーナード・ブローディから柔軟反応戦略の時代に至る
核戦略に関する主要な論文の邦訳と解説。一冊持ってて損はしない。
ハーバード大核研究グループ『核兵器との共存』TBSブリタニカ
もうちょっと概説的な本。
日本だと山田浩さん、梅本哲也さん、岩田修一郎さん、土山實男さんなんかがすぐ思いつくけど、
そこまですごいって印象は受けない。
>>352 >>353 さんが挙げた梅本先生の『核兵器と国際政治』と
キッシンジャー『核兵器と外交政策』は読んでおいて損はないでしょう。
あと、ナイ『核戦略と倫理』は、上記二冊とはやや異なった視角からの分析です。
日本人の核戦略研究家に関しては
>>353 以外に思いつきませんorz
>>352 Lawrence Freedman, Evolution of Nuclear Strategy 3rd. ed., Palgrave Macmillan: London. 2003.
核戦略史に関しては、古典になりつつある本。
>>353 、354
大学の図書館を検索してみたら結構置いてました
どうもありがとうございます
>>355 その文献はブログ「地政学を英国で学ぶ」でも紹介されてますね
500ページも使って「"核戦略"という言葉自体が矛盾している」ということを書いてるとかw
>>353 ちなみにその方々は日本の核武装についてはどう考えてるんですかね?
>>356 >その文献はブログ「地政学を英国で学ぶ」でも紹介されてますね
>500ページも使って「"核戦略"という言葉自体が矛盾している」ということを書いてるとかw
まず、自分で読んで、自分のアタマで評価したら?
>>357 教えてクレクレ君も、ほどほどにしようね。
核戦略論で、核で攻撃されたら核を撃ち返すことで核抑止が成り立ってるけども、実際に核攻撃を受けてしまったら「あなたは敵国の市民に向かって本当に報復の核攻撃ができるか?」って話があって印象に残った。 つまり、もうすでにこちらは壊滅状態で、撃たなければこちらの市民の損害だけで終わるのに、あえて報復のためにこれから核を撃って敵国市民も殺してしまうことはできますかという話。 まぁ実際には、やられた怒りで簡単に撃ってしまうかもしれん。しかし、考えると悩んでしまうよな。
360 :
351 :2007/07/08(日) 18:02:25 ID:WHckDq7k
孤立主義とモンロー主義の違いについて教えてクレクレ君
>>359 そういう感情をできるだけ排除するために「死の手」みたいのがあるんじゃないかと思ったり。
当然撃ち返すだろう。壊滅の方が全滅よりはマシ。
そーだよな。できるだけ反撃しないと攻撃も止まないだろうしなぁ。 さっき出した話は、報復を前提とする核抑止論への疑問からきた話らしい。
というより国際政治上でこけおどしは常套手段じゃね? 核戦略も一種こけおどし。
虚仮威しってのは実際には「ない」手段で脅すこと。 国際政治上でもなくはないけど、やっぱりある程度の実体がないと続けるのは難しいぞ。
でも核戦略はリアルさを追求すればするほどドツボにはまるという ゾラ恐ろしい戦略。
左から保守
368 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/16(月) 19:49:56 ID:3o1TdKJv
アクセス国際関係論とかアクセス安全保障論とか、 アクセスなんちゃらのシリーズってどうよ?
>>368 安全保障論や国際政治経済論は何も知らない状態で読むとアレだけど、
入門書を読み終えた人間や、わからないなーという部分がある人間が+α的に読むとわりといい感じ。
アクセス国際関係論はちょっち古いけど
そんな印象
370 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/16(月) 22:59:23 ID:3o1TdKJv
>>369 なるほど、そんな感じか。
ありがとう把握した。
よし迷ってたけど買おう。
>>370 アクセス安全保障論、お薦め。
内容は政策的というより学問的。確かに+αって感じ(中級くらい?)。研究動向とかも割と新しいのを押さえてる方かな。
だれか古典を読むための膨大な時間を私にくださいorz...
いいことを教える。 今すぐ2ちゃんへのリンクを削除しろ。 専ブラを使っていたらそれもすみやかに削除だ。 使えそうな文献案内などはテキストにコピペしておく。 orzなどの記号表現への安易な逃避もやめろ。 こもれ。そして徹底的に読みまくれ。 仕事で時間がなけりゃ寝る時間を削ればいいだけだ。 表象困難な危機と向かい合え。
インターネットは暇つぶしには最高だけど、時間の浪費という意味では最悪なんだよな。ダラダラやると一番よくない…。 楽しいだけに一回味を覚えると我慢するのが辛いよな。 勉強するなら、テレビとかも一切見ないのがいい。極論、学生にはテレビ必要ないと自分は思う。 テレビで唯一まともなのはドキュメントとニュースだけど、思いきって見なくても特に支障無い。新聞見ればよい。…そうすると時間が多少増える。 あと読書は一日一時間とか決めてやるといいかも。
カーとかモーゲンソー読まずにナイとミアシャイマーから入った俺がいる 古典読んでないorz
モーゲンソーから入る学生とか今時いないんじゃね?有名だけど高いから むしろ、高坂さんとかナイから入って人からモーゲンソー、カー、コヘインあたりを薦められていくのがデフォな気がする
>>375 長渕剛「お前には立ち向かう若さがある!」
>>376 禿同。結局、読む順番の問題だから、最終的に読んでればいいよね。
モーゲンソーやカーといった国際政治の古典は読んだ。 けど、政治学の古典ってどうなの?読まなきゃあかんの? プラトンやアリストテレスはもちろん、 ホッブスやらロックやらといった王道も読んでないのだが。 まずい?
>>379 まあ、リヴァイアサンくらいは読んだ方がいいかもね
>>379 「まずい?」って聞かなきゃならない状態がまずくね?というのは
アレすぎる回答かな。
ただ、テキスト類でいいから思想史的な文脈をおさえて、必要と思ったら
読むというのがいいと思う。
IRやポリサイでがんがんやってる人間から異論があるだろうけど、
個人的には思想と国際関係論はいくらも重なりあう部分があると思うから、
脇道と思っても読んどくと実際役立つ。カール・シュミットとかもおすすめ。
クラウセヴィッツの戦争論を読んでみたいのですが、 一番読みやすいと思われる翻訳はどこの出版社のですか?
戦争論は、昔、レクラム版っていうのを古本屋で100円で買った。どうみても安すぎだと思ったが。 …「戦争は政治の延長」と「攻撃側は防御側の三倍の兵力が必要」が印象に残ってる。
最近の若い人は、スピノザ−ドゥルーズなどでは(*´Д`)ハァハァしないのか。
俺も「戦争論」はレクラム版を持ってる 定価で買ったし('A`)
389 :
28 :2007/07/20(金) 21:07:47 ID:zXJNGg0m
岩波版上中下買ったまま2ヶ月読んでない自分は負け組
岩波訳はマジで読みづらい
フレデリック・シューマンの『国際政治』(東京大学出版)とかどうやったら手に入るんだ?
やっぱそれって絶版になってるのか? 絶版なら、置いてある大学の図書館から借りるしかないねぇ。
もしくは古本屋かな。
東大周辺って古本屋が充実してそうなイメージがある
神田まで行けばな
以前このスレで『アクセス安全保障論』買うべきかどうかと書き込んだ者です。 買って良かったです、めっちゃ面白かった! 特に第二章「人間と人間集団の意思決定」 勧めてくれた人どうもありがとうございます。
397 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/26(木) 19:45:57 ID:GJh2SbHs
国際政治学び始めたばかりの初心者です。 今ジョセフ・ナイという人の『国際紛争 理論と歴史』を読んでいるのですが、 「リアリズムやリベラリズムは理論だが、 コンストラクティヴィズムは理論というよりアプローチである」 といった記述があったのですが、それはなぜですか? どういう意味なのでしょうか?
>>397 間違いの可能性があってもいいから、自分なりに考えた答えをまず書いてみては。
ただの教えて君より(何が正しく理解できていて、何ができていないか含め)回答もらえる可能性は高い。
特にこのスレは回答する人がいるっぽいし
上から目線なレスに聞こえたら申し訳ない。
おいらは論理実証主義しか認めません!><
400 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/27(金) 13:29:50 ID:vR1aNSYO
>>379 最優先で読まなくてもいいとは思う、けど特に今の憲法議論とかホッブズやらロックも
知らないようではどうしようもなくネトウヨみたいな馬鹿議論になるだけだしな
オススメは福田歓一の政治学史、これ一冊で流れみたいなのはとりあえず理解できる
ホッブズのリバイアサンを読むのもそれはそれでいいのだが、結局それが何を論じていて、
その作品以降〜現代における社会に大してどのような影響を及ぼしたのか、という事が
理解できないと意味ないし、逆にそれを理解できてれば個々の作家について一冊一冊を
精読する必要もないかと
専門的に研究するわけでもないんでしょ?
402 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/27(金) 15:59:36 ID:MrBZ9X6/
>>398 あっているかどうかは自信がないのだが、こんな説明ではどうだろう。
社会科学において理論とは社会現象を説明するためにある。
(あるいは社会現象の観察から理論が抽出される)
例えば国家間紛争を説明するにはリアリズムが有益だし、
経済的相互依存なんかはリベラリズムの理論を用いて説明できる。
しかしコンストラクティヴィズムでは、現象を説明するために用いるには不十分である。
例えばリアリズムではアナーキーという国際システム、個々の主権国家という行為主体が理論の起点となるが、
今巣取れクティヴィズムでは国際システムがアナーキーであるかどうかは「我々の認識による」ものだから、
「結局どうなの?」という疑問をどうも解決できず、説明力が不十分になる。
・・・・どうだろう。
エロイ人なんかおかしいと思ったら訂正ヨロ
403 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/27(金) 16:12:31 ID:eSV6t6xF
と、グロ貼りしまくってそれをヒロフミのせいにし続けた
「ヒロフミスレッド過去ログ倉庫」管理人の
「検索者 ◆QAdMbSavFk」氏は語る…
http://club-stealth-disco.air-nifty.com/bjpm/2007/07/post_769d.html#comments これを見る限り埼玉OCN=「検索者 ◆QAdMbSavFk」
[p3243-ipbf1206souka.saitama.ocn.ne.jp]
[p1150-ipbf803souka.saitama.ocn.ne.jp]
[p1136-ipbf206souka.saitama.ocn.ne.jp]
[p3177-ipbf1109souka.saitama.ocn.ne.jp]
[p1020-ipbf608souka.saitama.ocn.ne.jp]
[p4063-ipbf1101souka.saitama.ocn.ne.jp]
404 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/27(金) 16:26:37 ID:yT1dYAOy
埼玉OCN=「検索者 ◆QAdMbSavFk」 [p3243-ipbf1206souka.saitama.ocn.ne.jp] [p1150-ipbf803souka.saitama.ocn.ne.jp] [p1136-ipbf206souka.saitama.ocn.ne.jp] [p3177-ipbf1109souka.saitama.ocn.ne.jp] [p1020-ipbf608souka.saitama.ocn.ne.jp] [p4063-ipbf1101souka.saitama.ocn.ne.jp] がコピペ爆撃をしています ご迷惑をおかけしてもうしわけありません
>>402 40点
コンストラクティヴィズムがなぜ社会現象を説明する際に適用しにくいかの説明がどうも。
じゃあお前がしてみろよ
>>402 大筋、合ってると思う。
なんで理論じゃなくてアプローチと言ってるのかは、多分、アプローチの一つであるラショナリズム(合理的選択理論)に対抗して出てきたその反対に位置する思想だし、理論としては不十分だからだと思う。
(*ラショナリズムは、リアリズムとリベラリズムの前提となってる考え。)
なんで理論として不完全かは、他の理論に比べて説明能力が不十分で説明分野も狭いから。説明能力が強い部分は、国際政治の変化と形成過程の説明のみ。
以下はおいらの個人的考え…間主観性とか規範とか、観念的すぎるし科学的に曖昧。必ず物質的、構造的要因で説明に限界が出てくるよ、これ。いくら間主観や規範が変わろうと、変わらないものが国際政治にはあるはず。
コンストラクティヴィズムは既存理論の弱点の補完の域を出ないんだよ。
訂正 ×不完全→○不十分(どっちでもいいんだけど、前で不十分と言ってるから、対応がおかしい) ×間主観性→○間主観
409 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/27(金) 21:55:37 ID:p8qQ6gT8
みんな、ずいぶん真面目だね。 5年前にナイの翻訳本が出たとき読んだけど、リアリズムとリベラリズム という馴染みのある理論に加えて、最近では、コンストラクティヴィズム という「理論」も唱えられている。俺は、そう軽く読み流したけどw
リアリズムもリベラリズムも合理的行為者モデルを理論の前提としている以上、 決定論になってしまう点で不完全である。 人間の自由意志を重視するのがコンストラクティヴィズムなわけだが、 それだと具体的な説明力を欠く。 それでは一体理論とはなんぞや? 過去の説明ができ、未来の予測ができる(=決定論)ものを理論というのなら、 結局すべての理論は決定論になってしまうのではあるまいか? 日本語下手でスマソ
>>409 同じく
社会構成主義?ほぉー、それでそれで?ふーん てな具合で読んでた。
>>410 どの学問においても「理論の限界」というものを弁えておかないと袋小路から抜け出せなくなるねえ。
しかし
>>402 はうまいことまとめたなあ。拙者が書いたら冗長になりそうだ
みんな勉強熱心なんだな・・・・。 よし、おらももっともっと勉強するだで! ところでみんな学校では教科書どんなん使ってる?
グレイク・ゴードンの『軍事力と現代外交』って基本ですか? 学部三年でまだ未読でも大丈夫カニ。
>>414 自分は持ってるけど、三年でも読んでればそれに越したことはないと思う。自分が読んだのは大学三年のとき。
基本ってほどやさしくないけど、レベルはナイの国際紛争と同じくらいじゃないかな。
第T部は歴史の分析・解説。第U部は具体的な安全保障政策や外交技術の話とその事例解説。
著者の一人はかなり歴史に詳しいらしく、いろいろな歴史の事例が出てくる。まぁ勉強にはなるよ。
ナイ『国際紛争』 クレイグ&ゴードン『軍事力と現代外交』 キッシンジャー『外交』 ケネディ『大国の興亡』 土山『安全保障の国際政治学』 この五冊にはしばしば立ち戻る。 しかし参院選で外交が全く争点にならなかったのは残念だなあ
>>415 じゃあ買います。
なんか最近大学生活がだらけてきた。
もっと勉強したいのにやる気起きねぇ。
刺激がほしい。
現実の国際政治ってすごいダイナミックなのになんで学術書読むと眠くなるんだろ。不思議。
>>416 それらの本は全部名著だよね。自分も読んだけど、他の本よりかなり重量感ある。
土山さん意外の4冊は、かなり西洋外交史で内容は被るけど、その分かなり国際政治の見方が洗練されるね。
そうだね。参院選争点にならんかったねー。まぁ、日本は外交の主導権が握れない国だからね。すべてに受動的。
でも軍事力を外交の後ろ盾にできない国だから仕方ないね。
>>417 もう決めたの?
んまぁ、損はしない本だよ。ただ読むのとてもおもしろい!という本ではない。重厚な内容。
さっきの勉強になるっていうのは歴史がマニアックで勉強になるって意味ね;^^
まぁ、学問は複雑な現実をいろいろ分析したり理論化したりする頭をかなり使う作業だからね。その研究成果を読むからこっちも疲れる。
それに比べて、現実の国際政治は一種の物語やドラマを見てるようで楽しい。かなりの数の人間・国家の権力闘争やドラマを見せられる。
…要するに学問・勉学はつらいということ;^^
420 :
28 :2007/07/30(月) 00:29:25 ID:ydhvroUn
>>417 この春学期で文武両道は無理ということが身にしみてわかったんだぜ
あんまり勉強してなくて受験時の自分に申し訳なくなったから部活やめるとチラシの裏
>クレイグ&ゴードン『軍事力と現代外交』 重箱の隅でアレだけど、ゴードン・クレイグと、アレキサンダー・ジョージの共著。 ジョージがファミリーネームだからわかりづらい。 バカな時もおもすれーと思ったけど、ちょっと国際政治を勉強するようになっても テキストとしてよく出来てるなあと感心する本だよね。 あと、地味だけど ビオティ/カピの『国際関係論』(彩流社、1993年)なんかも入門書としてはよい。 個人的にはナイより好きかも。 個人的には上にある本の中だと、ケネディを外してヘドリー・ブル『国際社会論』を入れたくなる
私のような実証厨から言わせてもらうと、学者になりたいのなら、最低でもSPSSかSASは 使えるようになっといたほうがいいね。 地域研究で実証をやるなら、言語が出来ないとダメだな。母国語のほかに3つ4つ出来るのは 当たり前だからね。Gordon A. Craigでさえ、ドイツ研究を下地にしている。国際関係理論だけ で飯を食うのは大変。 ちなみに、Force and Statecraft(邦訳名:軍事力と現代外交)は現在第4版が出版されている。 第4版からは、Paul Gordon Laurenが著者として参加している。Paul Gordon Laurenは、モンタナ 大学の歴史学部教授。彼の著書Power and Prejudiceは、日本でも「国家と人種偏見」と題して 翻訳されている。彼は、その本の中で、日本が白人の人種偏見に対抗しようとして戦争を起こ したことに対して一定の評価を与えている。
>最低でもSPSSかSASは使えるようになっといたほうがいいね。 何のことかさっぱりわからん。 馬鹿なオレにわかりやすく説明してちょ。
>>423 とりあえず、ぐぐったら概要はわかる
統計・解析
>>SPSS 大学で講習会があったのにorz..でとけばよかった。
>>422 SASと聞いて英国陸軍特殊部隊しか思い浮かばない俺はいってよしorz
SARSと聞いたら中国に流行った病気を思い出す☆
社会科学系なら学部生でもSPSSやSASと聞いて一発でピンと来ないか?
うちの学校の政治学部は統計必須だったー。 超嫌いな授業だったw
430 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/01(水) 02:43:41 ID:wfVQ9IPP
初めてこのスレ来ました。
>>420 これまでの書き込み見る限り、同志社法の政治学科の方のようですね。
自分も政治学科一回生です。
一回生ですが、村田の日本外交論の前の国際安全保障論もぐってました。
呼び捨てすんなw
432 :
28 :2007/08/01(水) 21:58:31 ID:nZ1ixSLr
>>430 ノシ ご存知同志社法学部ですが残念ながら法律学科です。後悔してますorz..政治にマークしときゃよかったw
自分は今のところは新書と歴史の本と英語やってますが、実際は英語ばかりやってます
ラーネッドで英字新聞読みながらレポート用紙と向き合ってますので見かけたらそっとして置いてください。
てか、来年取れるんだから・・自分は取れない授業にだけもぐるつもりで安保論は来年の楽しみに取っておきます。経済学部とか、京大の中西教授の授業(3回以降)とか。
>>431 ワロタw村田教授・・
村田さんの講義、一度受けてみたいわ。
434 :
28 :2007/08/01(水) 23:27:53 ID:nZ1ixSLr
>>433 でも木曜一時間目から京田辺のあの坂上って国際安全保障論受けに行くのは
大変ですよ。村田先生の一般的な講義のほとんど京田辺(京都の御所の裏じゃない山奥の校地)だそうな。
今出川(京都御所の裏)は演習と特殊な話題のようで。
435 :
430 :2007/08/02(木) 00:59:44 ID:FiaNtuQb
>>432 法律学科ですか・・・、たいして違いはないですが。
ゼミとかはどうされるんですか?自分は大矢根ゼミ志望です。
まあ内輪というか、二・三人だけでしか回せない話は適当な範囲でやるよう気をつけてね。 レスがないよりいいのも事実だけど
437 :
28 :2007/08/02(木) 01:52:01 ID:XgFAxfan
>>436 すいません。ついつい・・
>>435 というわけで、次レスor次々レスあたりででこの話題は終了ということで。
大矢根ゼミ(国際政治学)は途中参加はできないのか・・安保論とりたいから
たぶん二年次安保三年次鷲江教授の国際地域研究(基本はEU)でNATOwwやって四年次でまた安保論(ご存知村田教授)になりそう。
もしかしたら借りたかったかもしれないので謝っておきますが地政学入門と国際政治ー恐怖と希望ー(高坂先生)(ともに中公新書)一ヶ月以上も返却延滞してるのは私ですorz...すいません。明日返してきます。
438 :
430 :2007/08/02(木) 02:18:16 ID:FiaNtuQb
鷲江は人気ないから大丈夫でしょうが、村田ゼミは法律学科の方だと 人数の問題で選考が厳しくなりそうですね。今年は全員OKだったようですが、 来年は・・・。 あの図書館延滞うるさいですからね・・・。 内輪ネタすみません。
おまえら二人友達になればいいんじゃね?話が合いそうだし。
ちょっと同志社政策の俺が通りますよw そんな俺は去年ゼミの担当が法学部の浅野教授でした(健一の方じゃないよw 今年からは神大の月村教授(この人来年からうちの教授になる 村田教授の今出川での講義もぐったことあるけど面白かったよ やっぱりしゃべり上手いし 新米過ぎるのがたまにきずだけど^^;
>>437 ってか『地政学入門』延滞してるのあんたかあああああああああああああああああ!!!!!!!
歯ぁ食いしばれぇ!修正してやるぅ!
何度検索しても返却日過ぎてるのに貸し出し中になってて何でやねんと思ってた
内輪ネタすみませんm_ _m
>>437 ,441
基本だしおもしろいし新書だから安いしすぐ手に入るし…買っちゃいなよw
443 :
28 :2007/08/02(木) 21:01:30 ID:XgFAxfan
>>438 鷲江先生は人気がないのか・・なんだかな。
>>439 図書館で声かけられたら考えて見ます。とはいえ8月は土日しか図書館いけないんだぜw
>>440 ※法学部浅野教授:中国の対外政策、安全保障 政策学部浅野教授:村田先生と論争してた元朝日新聞記者な教授
で、月村教授のシラバス見たけどこんなのあるのか・・来年この人の授業でてみるか。
>>441 いやー借りたい人がこんなところにw世の中狭いですね^^
明日の午前中には返しますのでお許しくださいorz.......
>>442 資産が一万円切ってしまったので本買えませんorz..夏は稼がないと。
>>443 ただの書き間違いだと思うけど健一は社会学部です
浅野亮教授は軍事ネタを嬉しそうに話す可愛い先生ですよ〜w
これからは米中の時代だからゼミは浅野教授もオススメ
『地政学入門』と奥山さんの『地政学』はどっちが面白いのかな?
ま、でも今は試験最終日に借りたキッシンジャーの『外交』を読破しなければならないのでまだ先になりそう
ってかこれ岡崎さんが訳やってるだなぁ
以後このスレは同志社専用のBBSとなります
お前らもうつき合っちゃえよ。
Kissinger"DIPLOMACY"とキッシンジャー『外交』を対比しつつ読んでたら誤訳ハッケソ 岡崎先生しっかりしてくださいYO^^
>>444 地政学入門はいわゆる古典地政学の概説。正直とっつきにくいかも。
奥山さんのはなんといっても文章が読みやすい。古典の記述は半分ぐらいで、
後の半分は冷戦後までの現代地政学の記述になってる。
奥山さんのを一回読んで、わからんとこを地政学入門で補えばいいとオモ。
449 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/03(金) 06:56:54 ID:3PQdWR+l
450 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/03(金) 23:13:43 ID:8LDoLLRr
452 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/04(土) 00:04:28 ID:cXPcfAE9
\ ∩─ー、 ==== \/ ● 、_ `ヽ ====== / \( ● ● |つ | X_入__ノ ミ そんなエサで俺様がクマ――!! 、 (_/ ノ /⌒l /\___ノ゙_/ / ===== 〈 __ノ ==== \ \_ \ \___) \ ====== (´⌒ \ ___ \__ (´⌒;;(´⌒;; \___)___)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザザ (´⌒; (´⌒;;;
無視しろよ。
まあ、たまには遊び心も必要ということで。
455 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/04(土) 15:02:33 ID:717fbAVe
権威、碩学と言われた中嶋嶺雄の中国論が、それこそ「崩壊」した。 未来を予測することは誰にとっても至難の業だが、もう少しまともな 中国論を展開してくれる学者は居ないのだろうか?
>>455 国分良成さん、天児慧さん、毛利和子さん、岡部達味さんあたりはどう?
457 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/04(土) 17:21:33 ID:+lFwmmsA
矢吹晋に切り捨てられてる連中ばかりだなw
458 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/04(土) 17:25:41 ID:+lFwmmsA
切り捨てる→× 斬り捨てる→○ 中嶋の著書はトンデモ本扱い。 国分、天児は『マオ』の書評 を巡ってバカ扱い。
ここで長谷川慶太郎の中国論だろw
いや、岡部達味はあなどれないぞ。
つ小島朋之
ナイの『国際紛争』読んでいつも思うんだが、 第二章の2「反実仮想」で、 ナイは「ナポレオンがステルス爆撃機を持っていたら・・・」と言った奴がよっぽど憎いのかね? なんかよっぽど恨みでもあるのかと思いたくなるくらい執拗に攻撃してるような気がするのはオレだけか?w
463 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/05(日) 13:07:22 ID:tKZtmbYX
464 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/05(日) 13:09:38 ID:ltQWUsty
>>421 カピの『国際関係論』はかなりいいと思うよ。網羅的だし攻撃的なとこがあるのも
好きだ。総論がよい
>>462 幾らなんでもそんなことをマジで言う奴なんて居ないだろ。
常識的に考えて、ナンセンスな反実仮想の代表例として出しているだけだろ。
>>462 わかりやすいように多少オーバーな例を出したんじゃないの?
468 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/06(月) 22:52:08 ID:i1i2DGGo
>>457 矢吹晋の中国論もどうかと思うが。
ジェームズ・マンが否定した、順調な経済成長→政治の民主化という流れ
に対して、ずいぶんと楽観的過ぎる気がする。
中国側の文献を非常に重視しているようだが、あの国で書かれたモノを
どれだけ信用して良いのかも疑問。
469 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/06(月) 23:22:46 ID:wE3g4Xds
>>469 少し読んだけど、本当にびっくりするくらい頭悪いな。
同志社本スレにも貼ってあったので華麗にスルーしてくだしあ。
473 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/08(水) 01:38:45 ID:MNMrxFlA
>>469 「北朝鮮に圧力を」の内容の最後で何故「囚人のジレンマ」なんだ?
474 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/08(水) 09:13:04 ID:vYxZvzYy
国際関係論なら東大以外でどこが良いですか?
ハーバードとかオックスフォード。 てかIDすごいな。
>>473 オレもそれ理解できんかったw
いくら考えても囚人のジレンマ関係なくね?
「安全保障のジレンマ」ってさ現実の世界で起こりうるもんなのかね? どうも机上の理論というか、そんな印象を覚える。 だって、お隣の中国の猛烈な軍拡に対し周辺国の無反応っぷりを見たらさ。 「安全保障のジレンマ」が正しければ台湾や日本やフィリピンや東南アジア諸国が対抗して軍拡するはずだろ? それを傍観して何の対策も打たない・・・ってことは結局「安全保障のジレンマ」は現実の世界では滅多に起こらない? それとも中国を潜在的な敵国と考える国がない?ってことなのか???
宣伝するために自分で張ったんじゃね?
>>477 一例だけで見るのもどうかと
だからバンドワゴンとか色々理論が出てきたり
コンストラクティヴィズムが罵倒したりするわけで
>>479 確かに・・・理論は、適用すべきときに適用する、
適用できないときは持ち出さない・・・ってのが定石だからな。
>>477 台湾は軍拡してないか?
それに他の国は経済力の関係でしたくてもできないだけだと思う
日本の場合、財務省が(ry
片山さつき@財務官僚時「潜水艦なんていらないわ」
片山さつき主計官「RMA化で人員削減、防衛費も削g(ry
日本の場合、防衛省が誕生したし、ラプターを購入するかどうかって議論もあるし、 純日本製航空機まで作ってるぞ
そもそも「安全保障のジレンマ」ってのは国際社会をホッブス型の『自然状態』と考えて、 国家の究極目的を生存(=軍事的安全保障)と仮定した場合の、結果起こる現象。 リアリズムだけでは説明しきれない東アジア情勢においては、やや無意味なのでは。
>>486 防衛庁の昇格は防衛力の強化というよりも、中国の覇権主義に対する日本の心構えの表れじゃない?
いや、国防を司る国家機関は省であるべきという長年あった考えが、たまたま実現する機会(安倍総理)が訪れて実現しただけ。 対外的な意味はない。自国のプライドの問題。対外的な対抗措置ではない。 他の国は勝手になにか勘ぐるだろうけど。 今の中国の軍事力は、まだ日米同盟で封じ込められるから中国以外の国で軍拡が起きてないんじゃないの? それよりも、自国に対する明確な脅威がないのに軍拡をひたすら続けている中国ははっきり言って異常。中国に関してはオフェシブ・リアリズムが当てはまる。
中国ほどオフェンシブ・リアリズムの国もないよね ミアシャイマーの言うように米中は衝突するのかな? ってか中国の脅威ってロシアくらいだと思うんだけど、 今日だったか上海協力機構の演習やるみたいだし、今は結構な仲いいのかな?
491 :
28 :2007/08/09(木) 00:39:04 ID:+xCTxRY3
少し遅いけど
>>476 なんとなくわかった。また内輪ネタだけど同志社政治2回生で国際系ブログ書いてるから
「国際安全保障論」(おなじみ村田教授)をとってて
例のジョセフ・ナイ先生の「国際紛争 理論と歴史」(教科書として現代社会と軍事力
とともに指定されてる。)を読んだと仮定すると
安全保障のジレンマの内容をp24-25のロバート・アクセルロッド氏の説までと勘違いしてるとしたら話はつながる・・かもしれない(ジョセフ・S・ナイ・ジュニア教授 国際紛争理論と歴史(原書第五版)田中明彦先生、村田晃嗣先生 参照)
余談ですけど村田晃嗣先生なんて読むかわかんねぇorz..俺ゆとり・・
492 :
28 :2007/08/09(木) 00:41:37 ID:+xCTxRY3
○『軍事力と現代外交――歴史と理論で学ぶ平和の条件』(有斐閣, 1997年) ×現代社会と軍事力 本の題名ぜんぜん違いました。お詫びして訂正します。 orz..
493 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/09(木) 01:05:05 ID:qJsNO6Lx
>>491 普通にもっと単純に考えられないのか?
単にそこの馬鹿・小田周平が知ったかぶって、間違った知識を
使って墓穴を掘っただけということだ。
>>490 中国とロシアの今の良好な関係は、結局、今のアメリカの一極支配的な体制にバランシングするためのものだから一時的なものだと思う。
中国の国力が看過できないレベルになれば、少し変化が出てくると思う。
ただ、どちらも対外的に野心的な国だから、余計な邪魔や無駄な摩擦で労力を消耗するのは避けたいので、ロシアと中国は裏でお互い非公式な協定を結んで、この問題は中国に譲るとかロシアに譲るとか決めると思う。
これは似たような独裁的な国だから容易にできる。
日米にとってはお互い対立・衝突してくれたほうがいいんだけどね。
495 :
28 :2007/08/09(木) 01:11:46 ID:+xCTxRY3
>>493 なんとなく思っただけなのであんまり気になさらないでください。
ゲーム理論の本も早く読みたい。
初歩的な質問ですみませんが 米国イラク治安部隊に参加している国は、現時点でどこですか?
>>491 >余談ですけど村田晃嗣先生なんて読むかわかんねぇorz..俺ゆとり・・
これもゆとり云々ではなく、ぐぐる努力すらしてないだけだと思うの
村田晃嗣 むらた てるつぐ先生と読むんだよ。 以後忘れないように。
誰だよwwwww
502 :
28 :2007/08/09(木) 14:04:36 ID:+xCTxRY3
>>499 調べましたよ。てか調べないと「村田晃嗣」って入力できないじゃないですか。
「こうじ」で一発変換できないけど。
余談ですが今アメリカ行ってるらしいですね。村田先生。
国家は動かない。 これを忘れちゃあかん。 まるでイギリスという国が、アメリカという国が、 世界を舞台に走り回っているような錯覚に陥ることがある。 しかし地球上にある陸地は動かないんだよね。 動かない陸地と海の上で、国際政治を営んでいる。 これをたまに忘れてしまう。
はだしのゲン見たら分かると思うが 「核廃絶」どうしてこんな単純なことが達成されないんだ?? 人類はそんなにアホなのか? 戦争反対どーの9条どーの核武装がどーのじゃなくて、 まず核がありえないだろ はだしのゲンを世界中の政治家に見せてやりたい あれだけのモンを見てまだ「軍縮会議」なんてアホなことやれるんだったら相当の馬鹿だ 国際政治学者は人の死を統計上の数字にしか考えないアホンダラだ 理論を並べてやれ戦争で何人死んだだの国益にどう影響しただの 政治家以上の悪魔かもしれん はだしのゲン見ろって
505 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/10(金) 23:14:41 ID:RwxpLJg+
一人でも多くの人に届けるためにageておく
ゲン「俺に核廃絶を強制する力さえあれば!」
507 :
28 :2007/08/10(金) 23:39:56 ID:STgYcZQe
核廃絶はかくかくじかじかな理由で不可能です。
508 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/11(土) 00:28:30 ID:C7XEMQYE
かくかくじかじかを説明しろ
509 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/11(土) 01:37:52 ID:PzL0PL+M
510 :
28 :2007/08/11(土) 01:45:25 ID:MClORGIy
>>508 ネタにマジレスは勘弁してくださいorz..
ネタとして伝わりづらかったし、スルーが上策かと。 核兵器の話は非道さと「ロング・ピース」な相克がなんともいえず面白いが、 世間で普通は面白いとか言えない領域だからなあ
仮に現核保有国の核を廃絶してしまうと、新しく核を持ったテロ国家の暴挙を止めることができないから核は必須 北朝鮮の核問題にしても、韓国は例外として核保有をしてない日本は蚊帳の外状態だし 核保有は政治大国であるために必要不可欠なこと
はだしのゲンは反日漫画 軍縮はともかく廃絶なんて倫理的な問題だけじゃなくて物理的にも不可能だろ
>>504 場違いなとこに書き込む暇があったら夏休みの宿題でもしてろ。
世界は君の頭の中のように単純じゃないんだ。所与の制約下で実行可能かつ具体的なプランのない理想なら誰でも言える。
あと、ああいうのに感化されるのは子供までだ。感情的で悲惨な話をひたすら聴かせて思考停止に持ち込んで自分の主張を相手に伝える。左翼の常套手段だ。
そういう一種の幼稚な洗脳が通じるのは子供までだ。(たまに精神構造が発達してない大人も引っ掛かるが)
まともな大人ならロジックで核廃絶を訴えるものだ。
515 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/11(土) 11:07:25 ID:j4r8rMBK
核廃絶を訴えたら左翼なんか? くだらんレッテル張りはやめて論理的に、 いわゆる「幼稚な人間」に核廃絶の難しさを教えてやれよ
516 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/11(土) 11:20:50 ID:H6Njw9JH
原爆記念日に湧いた変な馬鹿のせいでいきなり糞スレになったな。
518 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/13(月) 18:52:56 ID:m1oDzabf
核問題に限らず、アニメを観て解決する問題など、世界には存在しない。
Cha1ouMxlU <= #yS+vQ0@l Tan3ryz1Hw <= #UIot&I!r CatsT4Uxuw <= #W@EB\tCY MayuDybaIM <= #a@EEc,N8 HareC/4XSA <= #H@EG1wZ5 MizuGqnbGY <= #%@EhHUr? SunewwSsRM <= #`@E,h29I Cha1LXRYGU <= #NhOs_xm) iZennmjnjo <= #xhO#u|2_ Mame/uRnT. <= #NlyMYCxn UsesSKRegs <= #*lyQZ,n$ Rata4AXnUM <= #*ly$&;vi Tukir0UW0Y <= #H.0O)SO% FootcZKyTM <= #ud$#0[5C oOchaEvVt6 <= #:d$+OqPe MayunVeHd2 <= #@JhJ[u2n Cafeun2s7M <= #%NwI@l6? FootLulFzw <= #Tve@O3x` TaxiaeQlBo <= #GkC1`gBk JackmVtAT. <= #qkCNsuMH VictZtYs5k <= #PkC-b8)+ ZuraeEvEnY <= #XL7/})!, HosiGX.k.U <= #BtLusrtm PassvPd.ew <= #_MM%P2o: HandJRbZLk <= #!MM*4!s6 oILTan3kJo <= #tu:+#%HE Taxiqqu.7k <= #Yu:`XCU* KaniYXVKmI <= #TsvAL6|@ LovelQnXPE <= #`sqN^HeF oZenn.6rGc <= #hsqoU;=l WaraML1ZcE <= #f)G'R32z
520 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/13(月) 21:36:50 ID:Izrr+JP7
南北会談が成功すると中国が6カ国協議取りやめするらしいが
521 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/13(月) 21:51:13 ID:fgy1npi8
>>515 ちょっと待って、これは重要なところだから詳しく聞きたい!
その前に一旦CM行きます!!!
オレはトイレ行くね。
523 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/13(月) 22:59:18 ID:xFV0e/fK
>>520 南北会談の「成功」とは、一体何を意味するのか?
南北会談後、性交したら新生朝鮮が”生まれます。” 下ネタスマソ
525 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/14(火) 01:49:14 ID:ToENdPDc
526 :
28 :2007/08/16(木) 23:18:19 ID:MEiYaBUL
今
>>94 ,96であげられてる本をえっちらおっちら読んでるんですが(とはいえまだ渡邉啓貴編『ヨーロッパ国際関係史』一冊目読んでるところですが)
henry Kissinnger,Dipromacyって英文の平易さからみてどうですか?
大学一回でも読めそうな本なのでしょうか。?
>>526 読めるんだろうけど長い。
オレは根性ないから日本語で読んだ。
まぁ英語がそんなにできないっていうのが本当の理由かもしれんが・・・。
>>526 いまちょうど読んでますが、文構造はそうでもないけど語彙が高度です。
外交史の文章ですから、英語で執筆されていてもフランス語やラテン語、ドイツ語の単語も出てきます。
挑戦するのでしたら、邦訳を傍らに置いて読むのがいいでしょう。
私としてはまず邦訳を先に読むことをお勧めします。岡崎氏の要約が秀逸ですから。
なにぶん大部ですので時間がかかります…
今その邦訳の方を読んでるんだけど 世界史の知識抜けてるから結構むずかしくて1ページあたりにかかる時間がいつもより長くてしんどい 読んでるうちにすぐ眠くなる だいたい1日1章ずつ読んでるところ
530 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/17(金) 23:05:21 ID:pcRZZidE
キッシンジャーの『外交』は、速読できるような内容じゃないからね。
てゆーか学術書は速読するもんじゃなくね?
532 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/18(土) 15:09:18 ID:2U6Mc3sy
流れ切手すまん 漏れ国際法学の院生なのだが、今やってる学問と国際社会の現実との乖離から限界を感じて、国際政治学あるいは国際関係論への転向を考えている。 国際政治学を学ばれているこの板の住人の方々が、二国間の条約・協定や国連憲章といった国際法についてどのように認識されとらえらているか知りたい。 やっぱ、「あんなん法じゃねえぞゴラ」とか「パワーを実現する手段のひとつに杉ん」という感じでつか? 板違いだったらスルーしてくれ。
>>532 >国際政治学を学んでいる人が国際法をどう認識しているか
学派によって違う
重視する学派もあれば軽視する学派もある
個人的には国際法は無視できない要素だと思う
534 :
532 :2007/08/18(土) 18:43:08 ID:2U6Mc3sy
レスありがとう ガチガチのリアリズムと、例えばレジーム論などのリベラリズムから捉えるのでは違うというわけか。 国際政治学の議論では、各々「俺はこういう風に国際社会をみてる。お前はどうよ」という構えなのかな。ひたすら法規範・制度を技術的に点検する国際法学にはない自由さがある印象。 俺も国際社会の力学と(一応の)制度、両方の理解が重要だと思う(研究者も実務家も)。学会的にも両者の交流って少ない希ガス。
>>534 国際社会の力学だったら、ミアシャイマーという人の
「大国政治の悲劇」という本を読んでみるといいかも。
この人はリアリズムの中でもかなり極端な立場なんだが、
軍事力重視のリアリストがどういう目で世界を見てるかがよくわかる思う。
タイトルからは連想しにくいが理論書で面白いよ。
>>532 >>534 であなたが言うように、学派によって違う。
交流という点では『国際法外交雑誌』に寄稿している国際政治学者も少なくないけれど、
世界認識とかの話ならともかく、個別具体的な法解釈の話になると中々難しいね。
(こっちは国際法はちょっと触れたレベルだから、もうなんだかわかんなくて恥ずかしい)
国際法を重視しているというと、アメリカ国際政治学のリベラリストというより、むしろ英国学派かもしれない。
国際法や外交交渉とかの一定の手続き・ルールの存在が秩序の形成に役立っていると評価している。
ミアシャイマーのようなシャープな極論と一緒に、英国学派のヘドリー・ブル『国際社会論』(岩波書店)、
マーティン・ワイト『国際理論』(日本経済評論社)なんかにも眼を通してもらえるといいかも。
日本における国際法学者がどういう意味を持ったかだと、やっぱり最近出た
酒井哲哉『近代日本の国際秩序論』(岩波書店)が面白いよ
537 :
534 :2007/08/18(土) 19:58:09 ID:2U6Mc3sy
レスありがとう 早速、各書参照してみます! >535 極端なリアリストが「どういう目で世界をみているか」。是非知りたいス。 ミアシャイマー、学部時代に地政学かなんかの本かじったとき目にした憶えがあるなー。 極端なリアリストって、やはり理論に政策戦略の地政学など用いたりするんだろうか。 >536 なるほど。英国学派、チェックしてみます! 酒井氏の著書も気になります。戦前、そして戦争直後の展開を是非知りたい。 俺の勉強不足だとは思うんだが、国際法の学生、院生レベルでも国際政治の基礎理論を知らないんだよなあ。畑違い、という言葉では済まないじゃないかと思う今日この頃。 学際の架け橋になるような動きを作りたいんだが、国際関係諸学の中でも国際法学は「ちょっと浮いてる」感じだからなあ。 何にしろサンクスです!!これからもちょくちょくお邪魔致しまつ
538 :
28 :2007/08/18(土) 22:46:33 ID:MBcgK02R
>>527-530 うはw第二外国語仏語死亡フラグたってるのでやっぱりやめときます。
とりあえず新聞一記事二時間かかるのを一時間が当面の目標かorz..
国際法の院生か・・すごいな。
>>532 個人的意見を述べると、国際法は法学、国際政治学は政治学だと思っている。
両方「国際」とついてるし、そのフィールドも同じなんだけど、2つは学問的に違うと思う。
国際政治学に乗り換えるならそこを考えて来たほうがいいと思う。
現実との乖離を感じられたようだけどそれは仕方ないと思うよ。ホッブズ流にいうと、国際政治はまだ世界政府ができてない自助のアナーキーな状態だから。
そこに法規範を打ち建てて守らせるのは並大抵のことではない。
ただね、こういう世界だから逆に、国際法・レジーム・超国家機関などは長期的には重要になってくると思うよ。
(続) あと二国間条約とか国連憲章についてどう考えてるかね。 自分はリアリストなんではっきり言うと、国際法や協定、憲章は国益を増大するためには利用もするし無視もする。結局都合のいいように利用するだけ。ただそういうのには正当性があるから処理には気を付ける。 小国が国際法や憲章を擁護する場合が多いのはなぜか知ってる? それは決して理想のためではない。その正当性を利用して大国の行動に制限をかけるため。 小国は大国と同じような行動はできない。大国が制約なしに行動できる状態は小国にとって好ましくない。 力のない小国が生き残るにはそういう行動をとる方が国益に沿う。 小国も大国になれば大国と同じように振る舞うだけ。(*ウォルツの本より) ただ、国際政治はこういう段階から、国際法や制度・レジームなどが主となる次の段階に移行しないといけないとは自分でも思うがね…。しかし、アナーキーな国際構造であるかぎり難しいね。
あ、ウォルツの本ではなかったわ。他の本だった。スマソ。
やべぇ『外交』挫折しそう 全然頭に入らねぇorz やっぱり世界史の知識が不足してるからかなぁ
国際政治学は、世界史の近現代史が必須ですよ。
544 :
28 :2007/08/22(水) 02:33:44 ID:MW4huAIn
なければつければいいんだお!! 受験時日本史選択だから私も困ってますorz..歴史もわからないし地名もわからないww 明日も世界史と英語・・
田中明彦さんの『新しい中世』読んだことある人、 10行くらいで要約してくれたらうれしいな。
>>543 近現代史勉強するのに何かいい教材ない?
>>546 高校の世界史の教科書
↓
軽く大学受験の問題集
↓
中央公論新社『世界の歴史』
↓
ルネ・ジロー『ヨーロッパ国際関係史』
有斐閣アルマ『ヨーロッパ国際関係史』
松岡完『二〇世紀国際政治史』
石井修『国際政治史としての二〇世紀』
衛藤シ審吉『近代東アジア国際関係史』
こんなところか。とりあえず高校の基礎ができてないとダメ。
ところで意外と国際政治のブログたくさんあるんだな。
新しいの発見
http://blogs.yahoo.co.jp/cosmopolitanlife
>>545 自分でやるお(^ω^)内容は前半と後半に分かれてて後半の主張はわかりやすいお。日経の文庫本になってる。
>>546 うーん。残念ながら、いい教材は心当たりないなぁ。
知ってる範囲では、図とか視覚的にわかりやすい高校世界史の参考書とか、最近よく見かける小さめの雑学本の世界史。導入にはよいかな。
あと近代史に比べて、現代史は高校世界史では記述が浅すぎるので、国際政治の出来事を詳しく書いてる本があるといい。
一応『新・国際政治経済の基礎知識』っていう本があって各出来事を詳しく述べてるんだが、世界史初学者にはややわかりにくいかもしれん。
>>547 ありがとう
高校の教科書引っ張り出してくるか
やっぱり問題集とかもやらないとダメなんだろうなぁ
ってか自分も政治ブログやってるお( ^ω^)
>>548 『新・国際政治経済の基礎知識』は持ってるおw
>>549 せっかくだから政治ブログうpしてくれお(^ω^)
恥ずかしがるなお(^ω^)
551 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/22(水) 20:28:12 ID:GfKEnkwB
>>549 ブログうpしてくれないのかお(^ω^メ)
553 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/23(木) 02:00:25 ID:Gv8RqjY1
>>547 であがった国際政治史の本に加えてもういっちょ
『ヨーロッパ国際体系の史的展開』も面白い
作者と出版社は
ぐぐれカス
>>552 別に晒してもいいんだけど、ここの人国際政治に詳しい人が多いから
「何言ってんのこいつ( ´,_ゝ`)プッ」って笑われそうだし、叩かれそうで怖いorz
スレの荒れ具合からみれば大丈夫だとは思うけどね。叩く必然性もないし ヨーロッパ国際体系の史的展開 南窓社 ISBNコード 978-4-8165-0267-5 (4-8165-0267-X) 2,940円 国際関係学叢書 5
(´・ω・`).oO(面白そうだから適当に書き込んだけど大丈夫かな?w)
558 :
28 :2007/08/24(金) 00:57:01 ID:U7DuKuZ5
そういえばブログじゃないけど京大に試験に行ったときにパクった「現代法学研究会」 の国際パートで一回生でも結構面白いこと書いてあった気がする。
559 :
556 :2007/08/24(金) 14:03:25 ID:w+eAg+Wi
見事にスルー(´;ω;`)ブワ さてとTOEFLの勉強でもするか
構ってちゃんイクナイ 馴れ合いは適切に。
>>558 内容についてkwsk
>>559 ブックマークしたから(・∀・)ナクナ!
図書館で何気なく手にとった『周恩来キッシンジャー機密会談録』が面白すぎワロタ
562 :
28 :2007/08/25(土) 21:33:29 ID:+7mdSLzF
内容思い出せないけど確か国連の集団安全保障体制と自衛権の矛盾とかいう感じだった 気がする。てか今自分が一回だから何読んでも大概はすごくかんじ(ry
>>562 たしかに法学のアプローチからすると、集団安全保障体制と自衛権との関係に目が向きがちなのよね。
だけど国際政治のアプローチからすればそれは是認すべき共存というか、どっちかに割り切れない現状を認めるしかない。
>>532 さんと私のような国際政治の人間では、おそらく捉え方が異なるんでしょうなあ。
京大の法学研究会がどういう人たちかわからないけど、その冊子を私も読んでみたかったなあ。
英国の対外諜報機関MI6は、亡命先のロンドンで反プーチンのキャンペーンを張る
ロシア系ユダヤ人富豪ボリス・ベレゾフスキーの暗殺計画を、6〜7月の2カ月間に2度、
未然に食い止めることに成功した。
暗殺計画は6月21日、ロンドンで元KGB要員とみられるロシア人ヒットマンが逮捕されたことで明るみに出た。
ロンドン中心部パークレーンにあるヒルトン・ホテルの寝室でベレゾフスキーを殺害する計画だったという。
ヒットマンは旅行客を装い、ヒースロー空港からホテルへの移動の最中に銃を入手していた。
しかし英防諜機関MI5と警察の対テロリスト班合わせて30人ほどが24時間態勢で男を監視下に置き、
ベレゾフスキーがビジネスの会合で使う予定だった部屋に銃を携帯して現れたところを逮捕した。
これと並行して欧州大陸では、MI6がポーランドやドイツ連邦情報局(BND)の工作員と密接に協力し、
モスクワとミンスクから別々に出発した2人のヒットマンを追跡した。ワルシャワとフランクフルトを経由してパリに到着後、
ユーロスターのターミナル駅である北駅に向かう途中で逮捕した。
そこから、フランスの諜報員が、2人をフランス郊外にある仏諜報機関の隠れ家に連行している。
http://news.goo.ne.jp/article/facta/world/20070831-01-01-facta.html
565 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/03(月) 06:51:39 ID:x/eAkGHo
質問があります いま『現代国際関係学』を読んでいます 諸理論が概説的ではありますが包括されていて満足しています さらに深く、各理論を掘り下げたいんですが、概説書の中でそのような本を知っている方、おしえてください
現代国際関係学は思想的に偏ってる。 まあ、一人で書いた本だから仕方ないけどね。
>>565 いま読んでいる本の巻末に「さらに読み進む人のために」等の文献紹介がありませんか?
(私も一度読んだのですが、文献案内は悲しいかな忘れてしまいました)
もしなかったのなら、その本の次にはウォラーステインやガルトゥングなどが挙げられます。
>>566 マルクス主義が基底にありますからね。
最初のほうはともかく、後半はアジテーションのにおいが濃くなった気がします。
568 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/04(火) 07:32:02 ID:SCQ6NQA3
>>565 です
国際関係学関連の本は、上述と、中公新書『国際政治とは何か』(中西)しか読んでいないので、思想的傾斜に関してまだ鈍感です。
問題意識を啓発されはしました。
文献の紹介は章末にあります。それも参考に選んでみますが、思想的偏りがあるという事なので、著者のおすすめ=著者に偏っていたりはしないかと少し心配があります。
ウォーラーステイン」、ガルテュング、探してみます。
もう一つ質問させてください。
本書に紹介されていた、ポストモダンの国際関係学について、概論/各論は問わないので、おすすめがありましたら教えてください。
興味があります。
『現代国際関係』学からウォーラーステインやガルトゥングはぶっ飛びすぎな印象が… 少なくとも主流の国際関係論からはるか彼方へ去っていくきらいがあると思う。 邦語限定になるけど 発展系のテキストとしては 吉川直人・野口和彦編『国際関係理論』(勁草書房、2006年)がいいと思う。 リアリズム・リベラリズムあたりから従属論、規範理論、ポストモダンあたりまで扱っていて、 英語のも含めて文献案内が充実しているところがポイント高い。 最近の出版だから近いところの動向をフォローしてるのもありがたい。 自分はポストモダンIRには頭の体操になるけど「だから何だよ」感が 否めない人間で、そういう人間が紹介するのもなんだけど、概説なら 上記の「批判的国際関係理論」がいいかと思う。 あと、邦語のポストモダン国際関係理論の研究書だと 土佐弘之『安全保障という逆説』(青土社、2003年) 土佐弘之『アナーキカル・ガヴァナンス―批判的国際関係論の新展開』(御茶の水書房、2006年) 南山淳『国際安全保障の系譜学』(国際書院、2004年) あたりがある。 マルクスっぽいのなら フレッド・ハリディ『国際関係論再考―新たなパラダイム構築をめざして』(ミネルヴァ書房、1997年)とか。 個人的には アン・ティックナー『国際関係論とジェンダー―安全保障のフェミニズムの見方』(岩波書店、2005年)は がラディカルだけど普通に面白かった。
×上記の「批判的国際関係理論」がいいかと思う。 ○上記テキスト内の「批判的国際関係理論」の項目がいいかと思う。 スマソ 進藤さんの本からはマルクス主義のにおいはしないけどなー 意図的なものも含めて理想主義というか夢みがちな感じはするけど。
理論については、英語読めるなら英語の文献読んだほうがいい。オックスフォードの『THE GLOBALIZATION OF WORLD POLITICS』とか。初学者向け。 日本語で理論について包括的・専門的に書かれたいい本はあまりない。
発展系かあ。簡単なdevelopment economicsの本を読んどいたほうがいいね。 個人的には、Debraj Ray『Development Economics』は面白いと思うけどね、ぶ厚いけど。 David Weil『Economic Growth』は薄い本だけど、うまくまとめてると思う。いずれも、 学部向けの教科書だから大した数学は使ってない。どうしても数式がイヤだ、という人には Perkins・Radelet・Lindauer『Economics of Development』という手もある。これも800ページ ぐらいある本だけど、ほとんど数式は出て来ない。文章だけ。寝っ転がって読める。 現代国際経済の概論としても使える。 従属論とかポストモダン理論は際物だよね、アメリカでは。オレはアメリカでdiplomacyの マスター取ったけど、そういう理論はやらなかったね。教授が細々と個人的にやってるって 感じ。American Journal of Political ScienceとかInternational Organization見ても、そういう 論文は載ってないし。意外とgeographyの先生はそういうの好きだったりするんだけどね。
573 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/04(火) 14:07:22 ID:x9zAfHXQ
569,571の方、ご丁寧にありがとうございます。 僕は現在学部一年生ですが、公共政策大学院に進んで専門的に学びたいと思っているので、紹介してくださった本は全部読んでみます。 まずは諸理論を俯瞰できる概説書から読んでいこうと思います。 ありがとうございました。
574 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/04(火) 14:14:48 ID:x9zAfHXQ
572の方もありがとうごいます。 economicsに対しては苦手意識がありますが、できるだけ好き嫌いせずに読んでみようと思います。
>>573 東か西か分からないけど公共政策大学院じゃ上で挙げられた本はあまり縁がない気がする。
「諸理論を俯瞰できる概説書」という点でも、ちょっと紹介者のカラーが強いような。
やっぱりベタだけどジョセフ・ナイ『国際紛争』(Joseph Nye, Understanding International Conflicts)
あたりが初学者向けにいいんでないの?(詳細は過去ログ参照。)
それとか花井等・編『名著に学ぶ国際関係論』とか。
それと国際関係論という学問について、サブ分野ごとに代表的文献を紹介しながら
サーヴェイしている本として、東大出版会の『国際関係研究入門』が手元に1冊あると便利かも。
576 :
28 :2007/09/04(火) 23:29:42 ID:NaH9zNB4
英語の本読んでると、受験時単語暗記サボったことを後悔させられる件。
>>565 氏
がんばってください。私も学部一回ですがw
で、誰がどんな理論を唱えているのかを淡々と知るなら
放送大学藤原帰一先生のテキスト「国際関係論」とかもよいのでは?
俺、今度バイト給料入ったらOxfordのThe grobalization of world poriticsかナイ氏のInternational conflict買うんだ。死亡フラ(ry
>>563 この前、京大逝ってみたんですが残念ながらもう置いてませんでした。刑事政策パートはあるんだけどな・・
577 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/04(火) 23:49:40 ID:iCk51coW
576さん 僕565もthe grobalization of world politics か understanding international conflictsを買おうと思っています。 既読の方がいましたら、それぞれの特徴を教えていただけませんか? 立ち読みできれば一番なんですがね・・・。
>>577 Globalization of...は学部2年の時のテキストでした@北米
リアリズムとは、マルクス主義とは、みたいな理論の説明や、
大まかな国際情勢の歴史(世界大戦、冷戦等)から、
グローバライゼーションの説明、問題、そして現在の国際情勢との関わりまで、
広くわかりやすく説明しています。基礎を学ぶのに良し。
自分が使った版はFrancis Fukuyamaの名前が一カ所ミススペルされてましたw
>>576 gro(ry
pori(ry
普段ならスルーするんだけど、IR畑だとどうしても英語はね。
580 :
28 :2007/09/05(水) 00:59:32 ID:JfvCba0S
>>577 立ち読みどころか大学の図書館に有るかすら怪しいですねw
>>579 orz.......
どうでもいい話だが、中西先生の「国際関係とは何か」の一節をどこかで読んだと思ったら(ry
>>580 > 中西先生の「国際関係とは何か」
「国際政治とは何か」の間違いじゃない?
582 :
28 :2007/09/05(水) 01:18:52 ID:JfvCba0S
>>581 そうでした。すいません。もう少し落ち着いて書き込みます。
583 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/05(水) 12:17:24 ID:fDhZO3UX
藤原帰一先生の放送大学テキストですが、 タイトルは、『国際関係論』ではなく 『国際政治』ではないかと
584 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/05(水) 16:34:34 ID:2EVyamFL
565です 569さんが紹介してくださった『国際関係理論』をアマゾンで注文しました。 The globalization of...は12月に改訂されるようなので、それまで待ちます。 今日『ハーバード・ケネディスクールでは、何をどう教えているか?』という本を読みました。 海外の大学院に行くという選択肢もあるということを、強く意識させられました。
585 :
28 :2007/09/05(水) 17:43:40 ID:JfvCba0S
>>583 そうでした。次からは本の題名ググってから書くことにしますorz..すいません。
>>584 12月改定ですか。では私も待つことにします。
586 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/05(水) 18:53:56 ID:48NHmeZM
ミアシャイマーとウォルトの論文が著書になって邦訳、出版されるのは 嬉しいが、訳者がアノ人なのが心配。
>>586 あの地政学の人か?あの人そんなに訳がまずいのか?
読んだことないからわからん。
ああ悪い。違った(ミアシャイマーだからあの人かと思ったよ)。ググッたらあいつか。 どういう経歴かは知らんが、テレビで見るかぎり無能な人物だと思う、あれは。
589 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/05(水) 21:06:25 ID:S/ynD0eq
とにかく、原文に忠実に訳してくれればそれで良いのだが、 訳者あとがきとかで、ついでに自分の意見も書きまくりそう。 まあ、買って読んでから文句を言おうかw
>>584 海外の大学院は金かかるぞ。しかも、入学要件で実務経験を求めているところもある。
591 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/05(水) 22:44:04 ID:mzgU7IU0
590 経済面がネックですよね・・・。 上述の本でもハーバードでは生徒の半数ちかくが実務経験者のよう。 さらにGPAの問題も。 日本の国立公共政策大学院ならロウコストですね。 ----------------- その前に来年あたりIRの授業をとってみて本当に院で勉強したい気持ちがあるか確かめます。
>>586-589 サブアイランド隆彦ボロクソ言われすぎワロタ
なんであんな輩にお鉢が回ってきたのかね…
593 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/07(金) 20:14:37 ID:ast4XO4h
565です。 569さんが勧めてくださった『国際関係理論』が届きました。 とても面白いです! しかもミアシャイマー氏のお墨付きだなんて! 『現代国際関係学』と比べると、こっちの方が断然読みやすいと感じました。 明後日からインドに旅行に行きますが、持っていって読みます! 概説書はこの2冊で十分な気がするので、次は詳しい本を読んでみようと思います。
594 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/07(金) 20:15:42 ID:ast4XO4h
565です。 569さんが勧めてくださった『国際関係理論』が届きました。 とても面白いです! しかもミアシャイマー氏のお墨付きだなんて! 『現代国際関係学』と比べると、こっちの方が断然読みやすいと感じました。 明後日からインドに旅行に行きますが、持っていって読みます! 概説書はこの2冊で十分な気がするので、次は詳しい本を読んでみようと思います。
もちつけ。しかしインドとはいいのう。
「戦争の克服」(講談社の新書)はひどい。
>>599 なんてか、よくある「味方にあまくて、相手はフルボッコ」って感じ。相手(今回は右翼の人々)を一くくりにして論点の弱いところはよく責める割に、味方(今回は左派)の論点のあまいところは一くくりにせずに一部はこうだと軽く指摘してスルー。
右翼の小林某、石原某都知事は古い国民国家の幻想を見てて、アメリカはネオコンと軍産複合体が(ry
左翼の旧反戦運動は反戦運動をしながら実は自分たちは戦争を望んでたが、今のネットetcのまともな"市民"たちにはがんばってほしいみたいなかんじ。
すべてが間違ってるとは思わないが、左派的視点から攻めるという感じでなく独自の視点から両方を攻めるような感じが出てない。
正直森巣イラネ。無駄に感情的だし、右派左派論争本としては「商売」にはなる本かもしれないがあんまり面白くはない。こいつの会話部分だけやたらつまらんし。
普通に二人の教授の対談本のほうがよかった。
で、まともな教授の話の部分は国際法の捉え方が政治学と違う感じ(教授は国際法学者)
法ありきで、現状批判というのが基本パターン。国際法が多国間の相互の協定だという
視点がない。
政治学で言う「(ハード)パワー(=主権)」の見方がかなり違う気がする。
政治学ぽく見ると、イスラムの聖戦軍団(ここでは敢えて一くくりに見る)とアメリカとがソフト、ハード両パワーで争ってるという感じで見る。またはその他多角的に見る
感じだけど、この本だと法学的(特に憲法)にアメリカやら日本の政府が強大な力を持っていて、自国民やら他国民を抑圧するが法、憲法、国際法がそれから市民を守る。というような視点しかない。
で、今のイラクはアメリカ政府が攻め込んできててテロリストが市民と一体となって自国を解放しているというような感がちらほら出てる。
あんまりよくまとまってないので、自分で図書館で借りて読んでみてくれ。
>>593-594 569です。
570さんが言うようにIRは洋書に直接触れるほうがいいのは事実なんだけど、
日本語でも少ないながらいいテキストはあるから、喜んでもらえて素直にうれしいです。
公共政策大学院志望ということで研究者とかを目指すわけではないだろうけど
少し突っ込んで学ぶ気があるなら、邦語のものまで目配りできると楽しいし学べる部分はあると思う。
邦語でもこのくらいの水準のものは出せるんだな、とか勇気付けられるところはあるしね。
(ヘタすると洋書崇拝になるのがなんかイヤで、自分の場合意図的に読んでたり)
>>600 ありがとう。レビューだけでお腹いっぱいですww
紙のムダだよなぁ
本のタイトルぐぐってみたら韓国紙や市民団体による書評ばっかでワラタ
>政治学ぽく見ると、イスラムの聖戦軍団…
仰るとおりで、反米主義者が言うほどアメリカは圧倒的な力なんてもはや持ってないんだよね。
まあ「大義なきイラク戦争」とか言う奴らだしね。大義さえあれば他国に攻め入ってもいいのか、と
おまえら平和主義ちゃうんかと
コロコロトップが変わる国の外交なんてダメだわな。ただでさえ外交能力が低いのに…。 最低でも2、3年は、やらないとな。他の国に顔さえ覚えてもらえんよ。
>>604 バカなんだから覚えてもらわない方が良いだろ。
アメリカなんか見てみろ。トップが8年間もバカ面を見せ続けてるから
アメリカ人全員がバカに見えてきている。
606 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/13(木) 00:23:57 ID:P+YART6o
新潮新書から伊藤憲一『新・戦争論』というのが出るそうだ。 戦争とは、人間の社会に常に存在してきた「不可避の現象」などではない。 むしろ、一定の条件の下に成立する「社会現象」であって、 その条件がなくなった時には消滅するはずのものなのである……。 人類の誕生から現代の「イラク戦争」「対テロ戦争」までを射程に収め、 戦争が成立してきた条件を問い直し、 「戦争時代の黄昏」と「不戦時代の到来」を告げる文明論的考察。 だそうだ。読む価値ありそう???
たとえどんな本でもとりあえず読んでみるのが学問Quality
>>605 ブッシュは特殊だろwAPECをOPECとかw
本人が真面目に言ってたなら引くわ。
>>606 それだけ読むとすごく読む価値ありそうじゃねw
だって
>>戦争が成立してきた条件を問い直し
って、戦争発生条件を堂々と提示するみたいだぞwある意味、新書で出すレベルじゃなくて論文で学会機関誌に出すレベル。
まぁ適当で形而上学的な条件を言うんだろうなぁ。
オチが世界中の国民国家をなくしナショナリズムを根絶させるとかだったら笑える。
近代国家の変容による「不戦共同体」が自論のよう。(wiki調べw) 新潮新書、それも190ページで書けるのか?
伊藤さんならモラロジー研究所の60pくらいのブックレットでも
同じような内容書いてたな。
薄くて字の大きくて編集部がアレな新潮新書でも
100pありゃぜんぜん書けるでしょ。
伊藤さんの議論は単純化するなら田中明彦の
『新しい中世』を戦争メーンで考察したもの。
ついでに言うなら永井陽之助の言う政治的リアリストと軍事的リアリストの
中間ぐらいの意見の人だから、
>>608 みたいな議論にはならない
612 :
28 :2007/09/13(木) 19:14:38 ID:U/qckVl/
うっかり買いに行ってしまったorz..まだ売ってないのか。
613 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/14(金) 23:41:28 ID:9LBtJKe/
>606 >一定の条件の下に成立する「社会現象」であって、 >その条件がなくなった時には消滅するはずのものなのである……。 核保有国が一斉に起爆ボタンを押すっていうのとレベルは変わらんだろ。
本屋に行ったらイスラエルロビーあった。買わなかったけど。 裏の写真よく見たらミアシャイマー年とったなと思った。
615 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/15(土) 19:39:35 ID:BTXsdpJj
>>566 まぁ、左巻きにはそう感じるだろうね
実際偏ってるのは>566みたいな奴なんだけどさ
616 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/15(土) 20:05:39 ID:bHmzkx4B
あやかり・ドチンピラ・チョン右翼! あやかり・ドチンピラ・チョン右翼! あやかり・ドチンピラ・チョン右翼! あやかり・ドチンピラ・チョン右翼! あやかり・ドチンピラ・チョン右翼! あやかり・ドチンピラ・チョン右翼! あやかり・ドチンピラ・チョン右翼! あやかり・ドチンピラ・チョン右翼! あやかり・ドチンピラ・チョン右翼! あやかり・ドチンピラ・チョン右翼!
現代国際関係学って進藤栄一のか? あれは後半、自分の世界に逝っちゃってるだろ。ずいぶん進歩的なお話。
進歩的云々より文章がダレてる印象が強い
619 :
566 :2007/09/16(日) 01:58:59 ID:JgyxFh66
>>615 左翼扱いされたのは初めてw
その本でクラウゼヴィッツに対する記述が良くないのと
第2編でクラウゼヴィッツの理解のためと紹介されてた参考文献が
陰謀論者の本だったことが自分としては許せなかった。
それらが、あの本が「思想的に偏ってる」と言った理由です。
多少誇張した表現になっているのは、おこがましいのですが、
ここに書き込んでどういう反応が出るのか楽しみだったからです。
(ミアシャイマー、カワイソス(´・ω・)
>>615 やや左のその本を偏ってると言った奴に左巻きってどういうことだよ???
間違ったんだろ。
左とか右とかどうでもいいけども。
「(日本の安全保障などについて)知識が増えるに連れて自分の意見がごちゃごちゃしてきてる」 みたいなことをゼミの教授にメールで相談したら、 リアリズムとリベラリズムの整理が必要じゃないかと言われ、このスレでもあげられている吉川直人・野口和彦編の『国際関係理論』を薦められた アマゾンとかmixiのレビューでも評価高そうだから読もうと思う
622 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/16(日) 20:28:47 ID:s+vJk0b/
623 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/17(月) 22:59:21 ID:5YdnekbE
拙著『新・戦争論』の刊行に当たって
投稿者:伊藤 憲一 (東京都・男性・日本国際フォーラム理事長・60-69歳) [投稿履歴]
投稿日時:2007-09-14 12:20
安倍首相の突然の辞任で世情騒然としているが、
その最中の本日(9月14日)、私の新著『新・戦争論』が全国書店で一斉に発売されることとなった。
じつは、この1年余だれにも言わずに一人静かに筆を進めてきた著述である。
その構想は、私の外交官生活18年、大学教授兼シンクタンク理事長生活30年をつうじて発酵し、
熟成してきたものであるので、この書は私のライフワークの結晶であり、
それを書き終えた私のいまの心境は、遺言を書き終わったときのようなほっとした心境である。
テーマは雄大であり、人類史を遡って「無戦争時代」「戦争時代」「不戦時代」と区分する史観が全体を貫流している。
「人類は過去一万年間という気の遠くなるような時間の流れをつうじて戦争時代のなかに身を置きつづけてきたために、
無戦争時代に関する記憶を失い、不戦時代がついそこまで来ているのだと想像する想像力も失ってしまったということです。
その想像力をたぐりよせようというのが、この本の目的です」(『新・戦争論』90頁)と述べている。
これ以上、その内容をくどくどと説明するつもりはないが、
この政策掲示板「百花斉放」の読者の皆様には、ぜひとも一度書店で現物を手に取っていただきたいと思う。
現在日本では「テロとの戦い」(具体的には、インド洋上での海上自衛隊の給油活動)の是非をめぐって、
国論が二分される状態となっているが、この問題はより大局から判断する必要があると思う。
本書のなかには「独立的政治単位」「UAD」「エコMAD」などの多くの新概念が登場するが、
それらを手がかりにして全く新しい観点から「テロとの戦い」の意味を考えてほしいのである。
なお、本書は「新潮新書」の9月新刊本の1冊(定価680円)である。
ttp://www.jfir.or.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=503
>>623 >人類史を遡って「無戦争時代」「戦争時代」「不戦時代」と区分する史観が全体を貫流している。
何だこれはw
「無戦争時代」って狩猟生活を送っていた時代のことか?
読んでみないことには何とも言えんが、えらく遠い世界を持ち出したなw
>「独立的政治単位」「エコMAD」
何故だろう。
酷く肩の力が抜けるんだが。
むしろ怒りさえ覚える俺ガイル
不戦時代キタ━━(゚∀゚)━━!!
>>623 つうか、戦争とは何ぞや?ってとこから、考察出来ないのかな?この著者
安らかにお眠り下さい。己の不明を悔やみつつ・・・
お前らもちけつ、手にとってみようぜ。
まあ、読んでもないのに批判もどうかと。
631 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/19(水) 00:12:28 ID:hx1O1IZP
『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策』 読ませるねえ。日本人でこういう本を書ける 学者先生は居ないのか。
632 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/19(水) 21:49:49 ID:pW5WXD/R
>631 中西輝政w
633 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/20(木) 06:16:06 ID:6Xvl1w5J
634 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/20(木) 09:31:18 ID:owaBy4Si
アメリカって謝罪しない身勝手な国だなぁ。 広島、長崎 に原爆投下して 39万人殺害した。 ベトナムで枯葉剤を撒布し奇形児が多数生まれる。 アメリカこそ悪の枢軸だよ。(世界の皆が知っている事ですがね)
635 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/20(木) 17:50:24 ID:IT/EHK+a
>>634 アメリカが悪の枢軸だなんて話、俺は知らんよ。
>>635 オレも知らなかったが、それより、相手にするな。
637 :
28 :2007/09/20(木) 19:36:19 ID:r8LQkmLQ
ヨーロッパ国際関係史(有斐閣アルマ)読みえました。 EU統合の過程あたりって意外と激しいやり取りがあったんだなと思い知らされますた。 泣きそうorz..
639 :
28 :2007/09/20(木) 21:40:40 ID:r8LQkmLQ
>>638 大学院無理そうorz..最近は中西先生の京大へと意気込んでたらGPA0.82とかいうカオス
な数字がorz...
どうみても私事です。すいません。「新・戦争論」はまだ生協に出てないようで・・
>>633 かなり癖というか訛りのある英語だけど、力強いスピーチで良かったんではないかな。
日テレの中途半端な同時通訳が邪魔だったけど。
>>639 GPA0.82って有り得ない数字では?
不可とか受験放棄の科目はそもそもカウントされないし、可でも2.0点だから計算がおかしいんじゃない?
642 :
28 :2007/09/20(木) 21:58:19 ID:r8LQkmLQ
>>641 法学部2類三科目+英語科目その他もろもろ落としたのがまずかったですね。
一時期部活に入って時間とられまくったからだと思います。もううやめたけど。文武両道無理w
>>641 たぶん同志社は不可も放棄もカウントされたと思う
644 :
28 :2007/09/20(木) 23:23:42 ID:r8LQkmLQ
あんまりやるのもあれですが、某志社は不可も受験放棄もきっちりカウントされます。 A:4B:3C:2D:1F:0評価で、履修中止というのが有りますが法学部一回生はほとんど中止できない強制科目ばかり +あまりにも内容が糞だったので無視してた英語も気が付いたときには履修中止貴官終了orz.. でも、どうやら原典購読(法学系の英語をひたすら読む授業)人数があいてたら取れるみたいなのでそれで英語がんばることにします。 てわけで戦後国際秩序とイギリス外交(創文社:細谷雄一)読んできますノシ
読書している場合じゃないw
>>639 そうか…、元気出せ(´・ω・`)ノ(つω`)
国際政治学への情熱があれば、なんか道は開けるよ。意志あるとこに道ありだ。他の院もあるさ。
それに学問は自分さえ情熱を失わなければいつでもできる。
GPAか。弟の大学にはあったが、おいらの大学はなかったな。
これはそんなに院入試でウェイトを占めるのか?それとも足切りみたいに使うのかな。
英語と専門試験さえできれば院に行けるのかとおもてたわ。
>>644 俺もイギリス外交読んでる最中
そして俺も院受験中・・・
GPAは海外の院に行きたいなら、低いとダメ。 GPAと推薦状とpersonal statementで決められちゃうから。
649 :
28 :2007/09/21(金) 17:09:57 ID:ox8KDLh6
>>645 さーせんwフランス語と英語してきますw
>>646 実際どうなのかわかんないんです。ちょっと知り合いの高校の事務員さん(なぜか京大法院卒)に聞いてみますわ。
>>647 まだ40pまでしかよんでませんがよい本ですね。読み進めやすいし。
>>468 海外は予定ないですわ。
本屋よって話題の新戦争論みてきますノシ
今日の新聞の広告に、東京大学出版会『シリーズ国際関係論』ってのがあった。
>>650 IR系でUPというのが期待薄だが、それでも読んではみようぞ。
>>651 うん。なんでも読んでみるのが学問クオリティ。
>>652 しかし、一冊2500円もほいほい出せないのが学生クオリティ。
何のために図書館がある
昼寝
伊藤憲一の新・戦争論買ってきたお。 通読したところ、現実主義的戦略論の啓蒙書としてはいいんじゃない。 しかし先史時代から考察が始まる割りに、字数制限のためか傍証が弱い。 欲を言えば、中公新書あたりから250ページくらいで出版してほしかった。
>>657 核心部分の戦争が発生する条件と、不戦時代が来る理由ってなんなの?
まだ読んでる途中だけどあんまりいい本じゃ(ry
新戦争論読んでみようと思って本屋で探したが見当たらない やはりAmazonさま様なのか?
661 :
28 :2007/09/25(火) 20:15:58 ID:m7eD7fOy
結構売ってないですね。それなりに新書が多いところじゃないとうってないぽいですわ 4件目でみっけました。 ・・で、俺が言いたいのはなぜうちの生協のただでさえ狭い新書欄(雑誌スペースと同じくらい)に新しく「にちゃんねる新書」なんてものを(ry
つチラシ
664 :
621 :2007/09/27(木) 19:16:01 ID:ZkiYyBv+
大学の本屋で『国際関係理論』買ってきた ミアシャイマーがまえがき書いてるけど読んだわけじゃないよね?
ミャンマー緊迫しとるな。日本でミャンマー(ビルマ)研究者は少なそうだな。 テレビ・新聞でコメントしてるのは上智大の人、一人だけだな。
マイナーな国の研究といえば外大とかが多いんじゃない?
ウルドゥー語が学べるのも外語大ならでは
あの人からあれがなくなってるな・・
『地図で読む世界情勢』買おうかと思ってんだけど持ってる人いる?
海外での武力行使は憲法違反に当たるのと違うか?と素朴に思うわけだが。 それができないから小泉政権以来給油中心の対テロ作戦に従事してるんじゃ… 国連安保理決議と憲法とは、法的にどちらが優位にあると小沢さんは解釈なさっておられるのか聞きたいものです。 でもマスメディアにこの手の質問は無理だろうなあ…
日本人の国連信仰は異常だな。小沢もその典型か。 国連の活動は結構なことだが、同盟関係の維持・強化に水を差すのは理解できない。 国連の治安活動は憲法違反じゃなくて、同盟の給油活動は憲法違反て。同盟関係をわざわざ悪くしたいのか。対米自立論者なのか。 結局、政争のために無理矢理考えた論理だろ。 給油活動を今すぐやめる必要性がまったくないし、給油をやめるデメリットはあってもメリットがない。 将来的にISAFに軍を出すのは賛成だがね。
国連重視、アメリカ追随 どちらも国民を納得させるためのレトリックだよ。 だいたい国連なんてアメリカの道具駄科。 言ってみれば鬼役と仏役の捜査官が裏で協力して動いてるようなもんだ。 日本の政治家がその芝居に騙されてるわけではなく、騙しの対象は一般国民。 給油活動なんてのもどうでも良い話なんだよな。 小沢がアメリカの要請を蹴ったのも出来レースに決まってるんだが。 その程度のことが見抜けずに(見抜くというほどの話でもないが)国際政治を論じるのは、時間の無駄だわな。
まあ、とりあえず世界の云々を読んでから
憲法学の宮澤俊義博士は、憲法と条約は同格だと仰ったそうですが
現在の憲法学界では国連憲章と憲法との関係はどうなっているのでせう。
法的には国連憲章と条約との関係から吟味する必要がありそうですね。
>>675 『世界の艦船』
これですか?わかりません(>_<)
常識的には、憲法が条約より上位だよね。 国連憲章も憲法の下に位置するんじゃないの。少なくとも国内では。
外相と防衛相、給油「転用」否定…国際部隊参加は「違憲」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071007i213.htm > 高村氏もフジテレビの番組で、
>小沢氏が「国連決議に基づくISAFへの参加は、憲法に抵触しない」と主張していることについて、
>「国連決議があれば武力行使だっていい、国連決議がなければ後方支援もダメだという考え方は、
>政府が一貫して昔からとってきている憲法解釈とは相いれない」と述べた。
>これに対して、民主党の菅代表代行は、部分的な参加は可能だとの考えを示した。
こいつはもう一度お遍路参りする必要があるな。
>>672-674 曲りなりにも学問のスレなんだからもう少し冷静な分析しないと……。
田中明彦の『安全保障』を読めば分かるけど、本来憲法9条の解釈として
『国連による集団安全保障システムへの参加は「国権の発動たる」武力行使には当たらない』
という考えは小沢一郎以前から一部の有力な政治家・学者の間で根強く唱えられてきた。
また小沢自身も自民党幹事長として湾岸戦争を経験して以来、
「自衛隊を国連授権下の軍事活動に参加させることは違憲ではないし、積極的に行うべきだ」
という持説について、国内政局の如何にかかわらず驚くほどブレていない。
もちろん個人的には国連重視と対米機軸というのは二項対立ではなく両立可能なものだと思うし、
国連重視も結局は安保理で拒否権を持っている中露に日本の主体性が引きずられることだと思うから、
今の小沢民主党の姿勢に含むところがない訳ではない。
ただ小沢一郎の主張を皮相的に捉えることは学問を志すこのスレとして相応しくないのでは?と思うよ。
>>679 ISAFは国連軍ではないので、「国連による集団安全保障システム」ではない。
だいたい集団防衛機構のNATOが主導している作戦が集団安全保障システムだなんて、とんだお笑い種でしょう。
このスレの趣旨をあなたがどう解釈しようが自由だが、「冷静な分析」を主張する割にはお粗末ですよ。
冷静な分析以前に最近は論文やら本やら読まずに批判できるエスパーな人が多い という点では学問のスレの趣旨に反してるだろな。
>>679 今も続いてる政府見解・内閣法制局の見解(90年)によると、武力行使を伴う国連軍に「参加」するのは違憲だけど、その国連軍に「協力」するのは合憲らしいよ。
つまり武力行使自体には今も参加できない。後方手伝い部隊ってこと。
小沢の持論って「協力」の方なの?ISAFもそういう意味で言ってるのかな?
ISAFって武力行使を伴う治安活動でしょ、じゃあ、その一員になるけど治安活動以外の仕事しますってことになるよね。
後方支援だから大丈夫って言う人もいるけど、何をかいわんや。 「給油は戦争そのもの」と言ったのは小沢さんでしょ。 むしろ軍事的にいえば糧道を絶つために兵站を攻撃する可能性もあるけど、 その場合も武力行使をすれば憲法違反なわけでしょ、現時点では。 学問的にいえばお話にならない、ただの政争の具ですよこりゃ…
>>680 厳密には国連軍ではないが、
ISAFは国連より授権されてるんでは
>>685 こんなこといっちゃなんだが
俺も表紙にふいたw
表紙www 学校で読むわ
>>684 つまり湾岸戦争の多国籍軍と位置付けは同じでしょう。
ならば自衛隊が参加するわけにはいかないのでは?
自衛隊を参加させるなら、憲法との関係および根拠となる特別法について国会で突っ込んだ議論が必要でしょう。
>>685 こ れ は ひ ど い
国際政治というよりは国際法の解釈問題に終始しそうだな。 基礎知識すらない俺w とりあえず明日世界の表・・もとい小沢氏の文読んでからということで。
>>689 真面目に考えることはない。
法律を遵守しようとする馬鹿正直な政治家はいないから。
というか、政策に合うように法律を解釈するというのが現実に行われていることだから。
国際法については、その制定にもっとも影響力のあるアメリカが
それを遵守していない、あるいは無視している真意はどこにあるかを考える方が良いだろう。
>>670 読んだ感想を。
第一印象としては、「忙しい社会人にこそ是非読んでいただきたい」という感じかな。
短所としては、内容が浅いためこれ一冊では物足りない。
このスレを覗いているような人なら、既に知っているようなことが多いのではと思う。
長所として、フルカラーの地図がこれでもかとと示されており、視覚的な刺激が強く非常に理解しやすく、覚えやすい。
一つ一つの内容が浅めなためさくさく読め、世界の現状を俯瞰的に捉えられる点では非常に優れているように思う。
また、ロシアからウクライナを経由して欧州に伸びるパイプラインを示した地図や、ディエゴ・ガルシア島の位置、
グリーンランドの米軍レーダーサイトなど、戦略的なこともさらっと書いてるあたりは、さすがおフランス製w
もし自分の知識に不安があるようなら買うのも一興かと。
この内容なら、そのうち市立図書館なんかにも並ぶんじゃないかな。
>>687 うちの大学にも置いてあるなあ、『世界』。
これや『週刊金曜日』を置くぐらいなら『論座』置けよな…。
極端過ぎて気持ち悪いわ。
結局小沢氏の話題ゼロでわろたw
>>691 >ディエゴ・ガルシア島の位置、グリーンランドの米軍レーダーサイトなど
一般の地図帳にはディエゴガルシアを捉えたページがないんですよね。
さすがに心得ているww
今後はディエゴ・ガルシアが載っている地図が 通な地図という風潮になるな
このスレ思い出して『世界』の小沢論文立ち読みしてきたぞ。 そんなに長くない。前回の『世界』に載った論文に対する反論みたいな感じの形式を取っている。 重要なとこを書くよ。小沢が今の給油活動を違憲としている理由は、湾岸戦争のときに小沢が武力行使に参加できなくても輸送や給油等で参加すべきだと主張したのだが、当時の内閣法制局は後方支援も武力行使と一体となるから派遣は違憲と述べた。 しかし、今回の給油活動では、内閣法制局は給油活動は武力行使をしてない、一体となってないので違憲ではないと主張。 これを聞いた小沢は湾岸戦争のときに言ったことと違うじゃないかと怒る。そういうわけで小沢は湾岸戦争時の解釈どおりなら今回も違憲という結論らしい。 次にISAF参加などがなぜ違憲ではないのか。…警察官が銃を持ちそれを使用するのは正当防衛や自衛のためではない。それは社会の秩序を守るためである。社会の秩序を守る行為と自衛は異なる。 これを国際社会に当てはめると、国際社会の秩序を守るためにオーソライズ(正当化、権威化)された武力行使は、単なる国家の主権行使(自衛権など)を越えるものであり、これに参加することは主権を越えるもので違憲とはならない。 …又、ISAFに限らずのスーダンのダルフール紛争にも自衛隊を派遣すべきである。 *自分の感想→結局、憲法の解釈しだいで軍を派遣したりできたりするのはどうか。憲法改正でそれらを明記して堂々と参加すべきでは。
訂正 ×ISAFに限らずのスーダンの ○ISAFに限らずスーダンの
698 :
679 :2007/10/12(金) 21:00:33 ID:557f0iFw
>>696 内閣法制局の解釈が一貫してないのはおかしい、という主張はよく分かる。
国連にオーソライズされた国権の発動に当たらない武力行使は9条に違反しない、という小沢の持論もよく分かる。
ただ片方(OEF-MIO)で従来の政府解釈を基にした批判を提示しておきながら
もう片方(ISAF)で従来の政府解釈とは根本的に異なった憲法解釈で自らの政策を正当化するのは矛盾してないか?
「他国の武力行使と一体化する活動は憲法が禁ずる集団的自衛権の行使となり違憲」という
従来の政府解釈の枠組みを乗り越えるのであれば、OEFもISAFも揃って参加できると考えるのが自然では?
問題提起自体は良いのに、悪い意味で原則論というか、書生論に固執しているのが残念。
>*自分の感想→結局、憲法の解釈しだいで軍を派遣したりできたりするのはどうか。憲法改正でそれらを明記して堂々と参加すべきでは。
安倍首相も解釈変更で集団的自衛権の行使解禁を図ろうとしていたからねえ。
官邸にここでもお馴染みの国際政治学者をずらりと並べて会議を作って。
その方向性自体は正しかったと思うけど、その法的・民主的正統性をどうやって担保するのか疑問だった。
699 :
28 :2007/10/14(日) 18:44:42 ID:ZJDE19ds
戦後国際秩序とイギリス外交(創文社 細山雄一氏著)に続いて 独仏関係と戦後ヨーロッパ国際秩序(創文社 川島周一氏著)を借りてきたのですが 前著が1945〜1951年を扱ってて後著が1958〜1969年を扱ってて 1952〜1958が抜けてるのですがここを補うような欧州国際関係でよい本 ってありますか?
朝鮮戦争休戦 スターリン歿 ジュネーヴ休戦協定 バンドン会議 ワルシャワ条約機構結成 西ドイツNATO加盟 スターリン批判 スエズ危機 ハンガリー反ソ動乱 スプートニクT打ち上げ このあたりか
政治学ってのは政治の下僕なんだな。 まあ、おまえらが下僕になる必要は別にないわけだが、 このことがわかってないと、理解しないままに利用される。
702 :
28 :2007/10/16(火) 00:15:14 ID:j1YJ66Dt
>>700 出来事としてはその辺ですね。いろいろ探してみるか・・まだ独仏関係と戦後(ry読んでないけどw
チラシの裏:
>>700 にあげられてるのを本の題名と思って扉sで調べてしまったのは秘密
703 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/16(火) 00:27:54 ID:DQ9PUgfp
>>699 欧州冷戦なら
Marc Trachtenbergの゙Constructed Peace:The Making of European Settlement 1945-1963゙(PrincetonUP,1999)とかかなあ。
洋書だが歴史好きには面白くて止められない。邦語ならギャディスの『歴史としての冷戦』も大事かも。
あ、でも細谷さんのイーデン評伝や、岩間陽子さんの『ドイツ再軍備』はあるね。両方1955年くらいまでだが。
学部一年ならそこまで研究書をフルスロットルで読むより、『ヨーロッパ国際関係史』とか概説をきちっとおさえてく方が後で生きるかな、とか
ジジイ心には思うけど、まあ楽しくなきゃやってられんしね
704 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/16(火) 19:34:27 ID:UK5f6y9A
安全保障を学んだことが生かせる職場ってどこだろう 防衛省・大学職員のぞいて
705 :
国会を見ろ、米軍を見ろ。そのままくるぞ。 :2007/10/16(火) 19:45:21 ID:9BYbEp26
どこも混乱してるのだが・・・ 今から、動きは、見かけは東京に集中するようだな・・・ 日本の龍脈が、この数十年で半分とか止まったと、どこかで言っていた。 この数十年、ダムとか工事とかで、龍脈が止められたということだろう。 ムダな建設物とか、本当に多い、よく見るはずだ。 これは本当に、今はそういう動きがある。世界的にある。 国の借金は、中央政府(国家予算)だけで、1000兆。(地方とか民間とかは別に)(日本人の預金総額は1500兆ぐらい) だいたい、ワイロとか、明らかな金の抜き取りとか、無駄な工事とか企業活動、組織活動のために、これらは、吸い取られている。(ホント)まったくひどい勢いがある。 ・・・で彼らは、踏み倒しにきてるってワケ。
706 :
28 :2007/10/17(水) 01:32:20 ID:mXVJ/MAo
>>703 まあ楽しくなきゃやってけないですねwwっと洋書は無理そうなので上げられた本をあたってみます。Freakonomics買ったが全然進まないorz..
欧州以外の概説書も読もうかと計画中(ユーゴ内戦、アフリカ内戦と印パ対立あたり?)でもありますんで気楽にやっていきます。どうもありがとうございます。
その前にもっとやることがあるんじゃないかという突っ込みは(ry
>>704 「海上護衛戦」で日本軍の情報能力がだめだめなので海外商社の情報網に頼ったという話があったが、普通の商社でもまあまあ生かせることができるのでは・・?
いまだと石油掘ってる会社だと重要な気もする。日本の石油会社がイランのアーザーデガーン油田でもめてたりするし、戦略物資扱ってる会社だと役に立ちそう。
広義の安全保障で捉えたら人間の安保→NGOor国際機関とか?
「人間の安全保障」は安全保障に含めて欲しくない俺ガイル
709 :
28 :2007/10/18(木) 00:47:26 ID:tZ0P6Oyy
人間の安全保障の嫌われ様にわろたw確かに安全保障の定義を広げると定義する意味がないという・・というより超広義(個々人の文化の安保etc..)の安全保障=人権保障にあたるような気がする。 勢力均衡も権利の内在的制約と考えれば権利問題に対応できないこともないような(無理かな?無理かw) てわけで本読んできますノシなんか単位低すぎで呼び出しかかったけど気にしないぜ!
>>709 本読むことより、単位取得を優先しる(´・ω・`)本は後でも読めるんだから。
711 :
28 :2007/10/18(木) 07:24:13 ID:tZ0P6Oyy
まあ、今期は大丈夫だとは思うんですけどね。スレ地なので(ry
712 :
707 :2007/10/18(木) 08:58:51 ID:gsa6cjNE
>>709 いや別に嫌いというわけじゃないのよ。大事な視点であることは間違いないわけだし。
ただね、安全保障から軍事色を薄めたい勢力が「人間の安全保障」周辺に集まるのが日本の悪いところでね。
軍事から眼を背ける口実に使われているようでイヤなのです。
そういえば民主党のテロ対策法案は、自衛隊の参加規定をなくしたらしいですねえ。
その代わり自衛官をNGOに出向させるとか。
湾岸戦争の時代から発想がまるで進歩していない…
現代型の内戦や紛争からすると総合的な対策が求められるから、そういう言葉が出てきたんじゃないのかな? でも人間の安全保障ってはっきり言って「人の安全と生活(衣食住)」の話だよな。 従来の意味の安全保障とはかなり離れる。これは治安、医療、食料、経済分野の話になる。広げすぎの感。 安全保障と名前を付けるべきかは疑問。
714 :
28 :2007/10/18(木) 17:56:34 ID:tZ0P6Oyy
ふと訳語の問題じゃないかと思って調べてみた。(出典:wikipedia) 人間の安全保障:Human Security 総合安全保障:comprehensive security 集団安全保障:collective security 協調的安全保障;Cooperative Security 参考 社会保障:social security 個人的には「国際的社会保障」とでも訳せばよかったんじゃないかと。国内で言えば社会保障に当たる内容が主だし。 元は外来語(1994年国連開発計画UNDPの人間開発報告から)だからどう訳しても良かったのだろうが、もう定着してるしこのままずっと「人間の安全保障」のままだろうね。
>>714 なるほどね。
人間保障でいいんじゃね?w
だから、ある種の日本人がわざとそういう名前をつけたがったんだよ。 核兵器について語ることすら許されない国だからな
>>716 議論はOKって世論調査で過半数を占めてたぞ。
一部の民主党議員が議論もダメだという言質を
外務大臣からとろうとして努力されてたみたいだけどね。
>>716 そうかな。考えすぎなんじゃね?その日本語訳、最初にしたの誰かわからんし。
話題が変わってるけど空気は読まない
>>706 ギャディス本は米ソ関係史、しかも米外交からだけで、ヨーロッパは基本的に
「ケンカの舞台」「うるさい観衆」程度の比重しか置かれてないので留意。
(それでも文章うまいから面白く読めるんだけど)
だからトラクテンバーグ本をおすすめするところなんだけどね。
洋書無理とか言わず、英語の国際政治史の概説書なんかを読むのがいいかもですね。
自然とヨーロッパへの目配りは効いてるので。
>>717 その限定がある時点でOKじゃないでしょ。
議論した結果どうするかではなくて、議論だけはしていいって本末転倒もいいとこ
>>720 こういうくだらない順序にこだわるバカにはなりたくないもんだな(苦笑
>>719 やっぱり英語版ですか・・最近英語運用能力がだだ落ちなんできついなorz..
12月の改定後に「the globalization of world politics」買う予定ですが。
あと、教えていただいたのはありがたいのですが最近いろいろなものを落としてしまったので
図書館で本を借りれないorz....
うちの大学でフランシス・フクヤマの講演会があったから行ってきたお( ^ω^)
ユダヤ系の方と激論になったって?
725 :
28 :2007/10/22(月) 22:49:16 ID:5Ahghd6a
726 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/29(月) 22:01:48 ID:hVoMSZbm
age
保守(・ω・)
豊下楢彦『集団的自衛権とは何か』の書評を探していたんだけど、 ネット上じゃ反米ウヨ・サヨ系blogのものばかり見つかって役に立たんのだが、誰か読んでない?
じゃあ書いてやれよww
すまん、集団的自衛権がどういう風に解釈されてきたかが分かりやすく説明されてたってことくらいしかほとんど覚えてないんだw 俺以前このスレで自分のブログ晒した椰子なんだけど、そこで一応ちょっとだけ触れてるけど・・・ 自分の記憶力の悪さに泣けてくる( ´Д⊂ヽ 読んだ本の内容すぐ忘れるってやばいよなorz
blogといえば
>>28 の人っぽいものを見つけた。
736 :
732 :2007/11/12(月) 19:42:31 ID:fx/MZvj/
737 :
28 :2007/11/12(月) 20:47:28 ID:XuIsmHlr
え、ちょttttt 昨日牛丼特盛たべましたとか恥ずかしいことしか書いてないんだが・・・
晒そうぜw
739 :
28 :2007/11/13(火) 06:11:53 ID:qwyusywu
愚痴と備忘録用の完全私用で政治ネタ書いた覚えないんで勘弁してくださいorz..
>>739 非専門的な学生日記だし、嫌なら晒すつもりはないんだけど、
あるイベント情報をググってる時に見つけたblogの情報と
>>28 の個人情報がほぼ一致していてな。
隠しておきたいなら情報の管理に気をつけたほうがいいんじゃないかい。
ただ、志を同じくするものとして購読させてもらうよ(・∀・)
このスレのテーマソングその1を考えた。 一万年と二千年前からリアリズムー♪ 八千年過ぎた頃かーらもっと露骨になったー♪ 一億と二千年あともリアリズムー♪ IRを知ったその日から僕の地獄に音楽は絶えなーい♪
大学院試験対策にジョセフ・S・ナイ・ジュニアの『国際紛争』を読んでいるんですが、 これ以上に役に立つ文献がありましたらアドバイスお願いします。
>>742 どこの大学院を受けるのかわからないけど、その大学院の国際政治担当の教員が書いた本を読めば?
あるいは、その教員が国際政治学の授業で使った本とか。
どこのレベルを受けるかによるけど、とりあえず英語が一番重要。 専門科目はその大学の教官が作るから、その大学の講義受けてる知り合いとかいればいいんだけど、まぁ普通はいないから、その教官の論文とか本は読んどく。 あと、標準的な国際政治学の教科書に書いてることはとりあえず全部説明できるようにはしておいたほうがいい。 もちろん、受ける学科との関係で出題が予想されるテーマは深くやっとく。
私の恩師は『新・国際政治経済の基礎知識』を院試対策に薦めてくださいました。 たしかにテーマごとに「事典の項目よりは長く、論文よりは短い」この本は今でも役に立っています。 毎回毎回『国際政治事典』を箱から出すのが面倒ですしねwwwwwwwwwwwwww
ある戦争の兵士の死傷者数に関して「政府が公表してるリストでは○人だから、○より多いと言うことはない」 って論理は全く成り立たないよな?特に国内外の政治家や専門家、人権団体から 「明らかにちげーだろ」って具体的な数値を挙げての指摘も有る場合は そういう風に言い張ってるというか信じようとしてる人には言っても無駄なんかな
時と場合による
>時と場合による
これは
>>747 の最後の行に関して?
成り立つ場合もあるし、成り立たない場合もあろうってことじゃないかな。 そもそも「政府発表は正しくない」とする根拠がどこにあるのか、という問題だろう。 AゆえにB、という式のAがなかったら、そもそも式が成り立たない。つまり合理的推論も無理。 「具体的数値」の算出法などが明らかになっていない以上、正しいとも間違っているとも言えない。
少なくとも、 >「政府が公表してるリストでは○人だから、○より多いと言うことはない」 これは純粋に論理として成り立たなく無い?
例え一人単位で真実の数を導き出せても、それを正直に言うとは限らないからってことだろ
>>752 は頭大丈夫か?
正確な数を知っていても、その数を公表するのではなく修正した数を公表するという事が多いから
>>747 が挙げてる説は成り立たない。
これで通じたかな?
国際機関やNGOなどの第三者が発表した数字で死者数比べたらいいんじゃないの?
現代の米軍に関してもシンクタンクや色んな専門家が監視してるし、それが必要と言える。 後進国や情報統制してる国なら当然。 誰か異論有るかな?
なんか偉そうなやつだなw
何か異論有るカナ?カナ? ならどうカナ
具体性なき懐疑には哲学的な意味しかない。
ようは
>>750 だな。
普遍的な理屈の話の筈なのに、何か個別のケースを語ってる訳?
762 :
28 :2007/11/23(金) 22:54:53 ID:E/Q1B6FT
空気を読まずに発言してみる。
http://www.vipper.org/vip674427.txt いつも質問ばかりなので。
とはいえ先生の講演会の記録だから特段自分の努力の結果じゃないけど。
中西寛先生講演会要旨メモ。
正直内容はかなり大雑把にしか書いてません+自分で書いたメモがたまに自分で解読できないほど字が汚いorz..
中西先生勝手にupしてしまって申し訳有りません。
>>762 サンクス
単位やばいからその日は授業をとったんだよね
その講演会の真上の教室w
今月うちの大学結構有名な人呼んでるよね
フクヤマとか台湾の馬とか
フクヤマは先月だった 時の流れがはやいorz
同○志社か?
767 :
28 :2007/11/24(土) 01:26:10 ID:EsGVG/X/
>>765 なんか○のつけ方おかしいですが同志社ですw
また、京都近辺の大学で関係ありそうな講演会が有ればうpしますね。
とはいえ、大学のHPにのってないイベントって結構あるからな・・
今度の台湾の前台北市長 馬氏の講演会も同志社HPに乗ってないし。
こっそり教えてくれたらこっそり公聴にいきますんでなんかあればお願いします。
768 :
28 :2007/11/24(土) 21:37:22 ID:EsGVG/X/
28氏いただきますたトン 馬英九くるのかー
>>770 質問が曖昧なくせに質問者自体が現れないから、どういう意図で質問したのかも分からないし、
普遍的論理を語りたいなら、ここよりも哲学板のふさわしいと思う。
>>771 自己レス
> ここよりも哲学板のふさわしいと思う
ここよりも哲学板の方がふさわしいと思う
しかし、国際関係論には理論的な部分もあると思うが
言葉のデッドボール
ちょっと前にアサピー新聞に外人の寄稿が載ってておもしろかった。 つい最近、パキスタンで陸軍参謀長(?)と大統領の兼務が違憲とされたムシャラフが戒厳令敷いたりして強引に政治やってるだろ?その話。 なんかよくある話みたいだがかなり危ない可能性があるんだと。 パキスタンでは反政府勢力がまだ支配している地域があるんだけど、このまま混乱がつづいて内戦とかになると 【ケース1】 @政府の統治能力が落ちてトライバルエリアでアルカイダなどのテロリスト活動が活発化する→ Aそこを拠点に米に大規模テロを行う→ B米が報復をするためパキスタン政府に協力を求める→ C国内混乱からムシャラフなどがいなくなり反米・反協力的政権ができていれば、協力を拒否する→ D米がテロリスト本拠地掃討に協力しないパキスタンになんらかの行動を行なう 【ケース2】 ムシャラフ政権が倒れ、軍部強硬派またはイスラム原理主義派が核兵器を支配下に置く。 仮想敵の核兵器が不安定になり、インドが即応態勢に入る。インドと対抗関係にありパキスタンと友好関係にある中国も即応態勢に入る。 ケース1とケース2は並行して起こる可能性もある。…興味深くね?
何かなあ… ムシャラフなんて一番わかりやすいアメの飼い犬だし、 アルカイダだって、実在するとしてもCIAの下部組織に過ぎんし。 飼い犬はムシャラフだけじゃないけどさ。 まったく絵に描いたようなナイーブ層向けの論説だな。
>>776 >>アルカイダだって、実在するとしてもCIAの下部組織に過ぎんし。
Σ(゚д゚)
ここ詳しく。
もしかして、アルカイダなんて実はいないんだよ説のたぐいの話?
>>777 聞くのかよw
アルカイダが存在しないことを証明するのは、
宇宙人が存在しないことを証明するより難しいのは確かだが
だいたい、アルカイダの資金はどっから出てると思ってるんだ?
ふと思ったんだが、日本が永世中立国になったら米中戦争に巻き込まれないのではないだろうか
780 :
28 :2007/11/25(日) 22:28:41 ID:uniUyMVo
馬氏の講演会いつだっけ?と掲示板見に行ったら終わってて失望したorz.. まあ、授業あったから仕方ないよね・・と自分で自分を慰めてみる。
>>778 いやー、自分はさすがに、いわゆるアルカイダと呼ばれるイスラムのテロ組織はいるのではないかと思ってるよ。
いないとなると近年の世界情勢の前提の話が全部パーになるからなあ。
資金はイスラムの反米的な関係者、パトロンからかな…。ありきたりだけど。
ソ連のアフガン進攻のころはCIAがムジャヒディンたちに資金や武器を提供してたのは知ってるけども。
アルカイダいない説なんて初めて聞いたわw
>>781 パーにしろよ(笑)
カネで買われるテロリストというのはごく普通の存在だ。
日本でも要人を暗殺したテロリストに何の政治的背景も無かったと思うほど純(鈍)でもないんだろ?
まあ、パトロンがアラブの富豪と思うなら、アラブの富豪に買われたことは少なくともわかってるわけだ。
で、仮にそうだとして、そのアラブの富豪が資金援助している動機が、反米やアラブの大義という純粋な動機とあんたが見ているとしたら、かなり可愛いよ。
さらに、アメリカがテロリストをカネで買うことを考えつかないほど高潔な存在だとあんたが見ているとしたら、笑うしかないわけだが。
なんだかすごいのが来たなw
>>783 その分類でいくと自分はかなり可愛いになるな。
でもさ、文字通り存亡のかかった冷戦の頃ならそういうなんでもありのCIAとかのスパイ合戦があったけど、最近はどこまで手段を選ばないかな。
仮にアメリカがテロリストを買って自分達が思うように行動するためにテロをさせてたとしたら、それが公になると政権・議会が吹っ飛ぶくらいまずいんでない?
独裁国家でもないし、いつか公になる可能性がある。そこまでするかな。
あと、自分は国際情勢とかでは公に確証のない話や、政府・国際機関・報道機関が事実だとしない話は原則的にあまり信じないようにしてるんだ。例えば9.11は自作自演だとか。
きりがないし陰謀論とかになってくると何が本当かわからなくなるからね。確認のしようがないし、あくまで推測の域をでないもの。
まぁいろいろ疑うのは大切だけども。
まぁ怒らないで一つの意見として聞いてくれ(゚д゚)ウッウー
>>785 まあ別に怒ってはいないが、敢えていえば「歯がゆい」と言うところだな。
政治家が手段を選ぶかというと、もちろん選ばない。
これは最近の話ではない。考え得る限り昔からそうだ。
民主主義国家であることによる手段の制約は大きいと思ってることだろうが
世論を誘導するためのマスコミも握っている限り(当たり前だよな?)
その制約は大きいわけではない。
>政府・国際機関・報道機関が事実だとしない話は原則的にあまり信じないようにしてる
ならば、さらに制約は小さくなる。
別に「政府・国際機関・報道機関が事実だとしない話」を信じろと言ってるわけではない。
人の意見なんか信じるな。
ただ、政府が情報操作をしている限り、操作によるツギハギは注意すれば見える。
それをもとに自分で考えるしかないだろう。
反米思想の持ち主はアメリカを過大評価していると思う
いまのアメリカにそんな力があるかっての。
>>785 あたりが最大公約数的な見方なんじゃないかなあ。
やっぱりここも国際情勢板なんだなと感じさせる流れだな
>>786 いくらマスコミを押さえてても、なんかのはずみで一度公に出てしまったらおしまいのような。ハイリスクすぎる気が。
(どの国にも、だいたい政権には反対勢力がいてそういう情報を欲しがってるからなー。)
手段を選ばないのはおおむね同意。
まぁ言いたいことはわかるよ。
情報操作も政府・民間問わず大なり小なり日常的に行われてると思うし。
しかし、個人だとそれが事実なのか確認のしようがないからなぁ。推測はできるけど(まぁそれが考えることなのかな)。
>>771 「この理屈は論理的かどうか?」ってだけの何処が?
具体的に説明してみ
>>773 というか理論が無ければ何の議論も成り立たない
今何かぶっ飛んだこと言ってるヤツがいるが、何の証拠も無しに前提を創り出してそこから勝手に進めるのは
全く論理立ってない
>>782 アルカイダという「明確な組織はない」説なら普通にあるよ
組織だってないある種の思想を持った少数グループが独自の意志で活動してる、と
>>790 確かに、質問自体は曖昧ではないな。
747の質問には、「そうだ」としか答えられない。
「違う」と主張するときは、具体的な例を挙げて反証しないといけなくなる。
質問者は「普遍的論理」とやらを求めているのに、具体的な話になるのは当然なのでは?
「違う」と答えたことが、質問の意図に答えたことにならないならば、
はっきり言って対話とか、議論とかいったものを希望しているようには見えなくなる。
747のあの質問に論理の正否を確かめる以外に中身があって、それを質問したいのなら書くべきだ。
でも、まあ、質問の反論に対して、質問者が反論するといったことも議論ではあるし、
そう言う「俺様の論理は正しい」との主張をしたいだけなら、それも結構だと思いますよ。
だいたい、770のように言われる筋合いはこのスレッドの住民にはない。
どこの国のデータか、どのような戦争なのか、算出方法は? 同様に「特に国内外の政治家や専門家、人権団体」の指す数値の正確さは? 君の言う「普遍」てのは言葉遊びの類かい?
>「何の証拠も無しに前提を創り出してそこから勝手に進めるのは全く論理立ってない」 これ自体がブーメランしてるので、野矢茂樹『新版 論理トレーニング』でも買ってこいよ。
>>791 いや、質問自体が曖昧だって主張したヤツにたいして「それはおかしいだろう」って言うのは至極まとも。
あと
>>747 に関しては確認系質問に見えるから、元々議論をしようなんて意図は無いんじゃないの?
「この論理は成り立たないよな?」という質問に答えるのに、何故議論や対話が必要なのか理解できない。
>>792 =
>>793 そういう細かい情報が有ってそれら自体に確証があるなら
複数の主張が生まれること自体が有り得ないw
747の例を言い換えれば
「ダイエット中の太郎さんは、毎日食べた物の品目や量・総カロリーを記述し専属トレーナーに提出します。
ある日、摂取した総カロリーはAだと自己申告しました。
以上の事実が有れば太郎さんはA以上のカロリーを摂取したことにはなりません」
こんな感じだろ?
監禁して完全に監視でもしてない限りタダの自己申告でしかない。理屈としては馬鹿過ぎる。
監禁して全ての行動を明確に録画してたのなら、一つの事実が有るだけで自己申告の出番なんて出てこない。
>>748 や
>>752 で結論は出ていると思うが、スレ違いでしかもしょうもない話題をいつまでひっぱるんだ?
日本の統計局のデータなら信頼していい(疑っても仕方がない)し、
中国政府が発表する軍事費なら信用できないし、ケースバイケースでいいだろ
頭弱いな、というか俺の言うことが正しいと認めたくないのか?w 実際にはケースバイケースというのが当たり前だし、 お前の言うとおり中国ロシアイランベネズエラその他第三諸国と日本やドイツや西側諸国では信頼性は違うだろう。 またどの場合でも、政府以外のシンクタンクだのジャーナリストの意見だのも色々チェックして 総合的に判断すべきなのは多分誰でも分かってる。 ただし、前提となる質問文が「論理として成り立つか否か」なんだから、 ケースバイケースじゃ答えになってないってことだよ。
1.ある戦争の兵士の死傷者数に関して 2.「政府が公表してるリストでは○人だから、○より多いと言うことはない」 3.上記をすべて満たす一般普遍的に適応する理論を構築することはできるか。 以上は成立するかという質問に対して 1.上記の仮説が成立するには、軍隊を司令部がを完全に掌握している事が前提になるが、実際には敵国に亡命して軍隊上では死亡扱いになってる場合があるし、発展途上国の軍隊ではもともとの定数を把握し切れてない場合がある。 2.情報の流通が不自由な国家においては国家の発する情報がもともとごまかしが聞く。ごまかしても誰も文句のつけようがない。 3.情報の流通が十分な国家でも流通が自由であるがゆえに諸説が出てくる。 よって個別具体的に対応せざをえないが、 個別具体的に対応しなければならないこと自体理論としての成立を妨げるので 答えとしては ある戦争の兵士の死傷者数に関して「政府が公表してるリストでは○人だから、○より多いと言うことはない」 って論理は全く成り立たない これでいいですか>< 頭の弱いなどと煽り口調で書き込んでるのが不愉快だが、ケースバイケース=理論として成り立たない という発想が出てこないのはなぜかね。(質問じゃないです。)
ちなみに、国際関係論その他社会科学だと現実に当てはまらない事象もでてくるが 上記の場合例外事項が多すぎるというか当てはまる場合の方が少ないので 結果的に理論の成立を否定するものである。 と追記。
当然ながら結論としては同じ(「発表が数値XだからX以上は有り得ない」という論理は成り立たない)なんだが 俺が言ってるのは「具体的な事例抜きで考えるべきだろ」って事なんだよ OK?
OK?じゃないです。 理論は現実を説明するものであって、理論の成立を証明するには当然のごとく現実との整合性の説明が必要。 否定するにも現実との不適合をもとにする反証をもってしか否定できないが、現実=具体的な事例を根拠とせざるを得ない。 てか、具体的な事例なしで考えるってどうするのかね。 「具体的事象なし」で考えるという具体例をあげてほしいものだが。 例えば一番抽象的といわれるような「何が美しいものか」議論でも 個別具体的なな人間の感情ながら"人間の感情"という現実抜きでは議論できない。
まだその死者数比べる話してたの? はっきりいってそんなにこだわるようなことでもない。 平均値とか大雑把でいいんだよ。厳密な数字なんて戦争とかじゃ出てこんよ。 行方不明者を全部探したり、死体数を全部数えるのは不可能。死体が損壊・消滅してるのもあるし。 大雑把にならざるをえないものなんだよ。大きい紛争とかだと死者数1000〜5000人とかざら。 あと、どの機関の調査が正しいかなんて決まってないし、どの機関もある意味厳密な調査は無理。だから最低何人〜最大何人とかでよいの。
ID:NNmK9RPEはどうしてこんなに高圧的なのだろうか。 「全く論理立ってない」などと感情露わに書き込んでるあたりが面白くてしかたない
やはり語尾にwを付ける奴の書き込みにロクなものはないね。
>>801 プロパガンダの一つとして重要なモノだろ>数値
軍隊が完璧に管理して全く嘘を付かなければ、死亡も行方不明もきちんと正確に出せるが、
その管理が不完全なことが多いし何より馬鹿正直に言う場合の方が少ないだろうね。
だから複数の調査の平均値ってのは事実から結構離れる可能性が高い。
>>802-803 面白くて仕方ないと言いつつ、自分がそう見下せると証明出来ない。これは格好悪い。
なんでイスラム圏の名前表記は伸びたり縮んだりするのだろう?統一すればいいのに イスラム→イスラーム アフマディネジャド→アフマディネジャード アサデガン→アーサデガーン ハメネイ→ハーメネイ チーホノフ…これは違うか ジダン(サッカー)はサッカーマガジンだとジダーヌ、サッカーダイジェストだとジダンだった
昔見た変な/違和感の残る邦訳のおもひで Kenneth Waltz ケネス・ワルツ Hans Morgenthau ハンス・モーゲンソウ Robert Keohane ロバート・キーオヘイン John Mearsheimer ジョン・メアーシャイマー Hedley Bull ヘッドレー・バル まあカタカナ語なんてどうにもならんけどさ
>>806 その人の名前のカタカナ表記が統一して定着してない頃は、みんな違う名前を論文に書いてあったりしたな。
しかし、ヘッドレーバルはひどいなー。
808 :
28 :2007/11/30(金) 23:14:04 ID:Kg4kVhtF
便乗して、某志社図書館にEUの発行してるパンフレット 「EUを知るための12章」のなかに EU理事会(Council of European Union)と欧州理事会(Council of Ministers) と微妙な訳しわけがあってワロタw とおもってwiki見てみたら欧州評議会(Council of Europe)というのも有るらしい。 まだ決まった訳語が定着してないのだろうか。
809 :
28 :2007/11/30(金) 23:20:55 ID:Kg4kVhtF
訂正: ○「EUを知るための12章」のなかに ×「EUを知るための12章」てのがあって、その中に
「Council on Foreign Relations」を「外交問題評議会」とするのと「外交評議会」とするのとがあるな でもこれ直訳すれば「対外関係評議会」だと思うんだが
Kenneth Waltz ケネス・ワルツ →楽しそうだな! Hans Morgenthau ハンス・モーゲンソウ →身体に良さそうだな! Hedley Bull ヘッドレー・バル→ こ れ は ひ ど い
アメリカ人の教授がウォルツのことワルツ、ワルツっていっててウォルツですよって言えなかった。 日本人がアメリカ人に言うのもあれだし…。 それともワルツって発音なのかな?
Rosenauもいろいろ訳がある気がする。ローズノウ、ロゼナウ、ローゼノウとか。 あとフランス系・ドイツ系の名前が英語の訳書に入ってた場合、なんか違和感ある場合がちらほら。 Raymond Aronを「レイモンド・アロン」と書いてあるとなんだかそわそわする。
追記 翻訳ある本はロズナウだったな。
院に行こうかと思ってたけど、俺向いてないかも(´;ω;`) 本気で悩んでる今日この頃 知識が増えるほど相反する意見にも説得力を感じて、考えがぶれまくってる リアリアズムとリベラリズムどっちに立てばいいかすら分からなくて 自分の中で国際関係を考えるための基準とか指標みたいなものがない 見苦しい愚痴スマソ でももし何かアドバイスがあればお願いします
817 :
28 :2007/12/02(日) 02:42:04 ID:uQamyWIf
イズムの功績(「漱石文明論集」岩波文庫)とか?
>>816 いや、自分の立場が固まっている人ばかりではないよ。特に、学部生くらいだと。それに100%リアリズムとか100%リベラリズムで解釈できる世界ではないし。
逆に考えれば、君の頭はカチカチじゃなくて柔軟なんだよ。説得力のある意見を頭ごなしに否定しないで、傾聴してみたり検討してみたりできる。
それで検討して結論を出せばいい。頭がカチカチで他の意見をまったく聞かない人よりずっといい。
とりあえず英語がそこそこできれば院ではやってけるだろうし、英語と研究方法(科学的な、方法論とか定性・定量研究の仕方)を研いとけば、やりたいテーマができたとき、すぐに対応できる。
もっと本を読んだり、勉強すれば自然に自分のなかで基準や指標みたいなものができると思うよ。
819 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/02(日) 05:34:19 ID:G88BFCp0
820 :
28 :2007/12/02(日) 07:42:58 ID:uQamyWIf
>>812 米国南部(アトランタ周辺)の訛りだと"t"を脱落させるからwaltz→walz
でワルツとかかもしれませんね。
821 :
28 :2007/12/02(日) 07:52:03 ID:uQamyWIf
ごめんなさい820の南部訛りはtを脱落させるというのは間違いでした。 訛りについて書かれた英文訳しミスったorz...
822 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/02(日) 10:55:28 ID:XMua/w8e
至上最強の天才 ジョン・フォン・ノイマン あまりの頭の良さに火星人、悪魔の頭脳を持つ男と言われた 数学・物理学・工学・経済学・計算機科学・気象学・心理学・政治学 とあらゆる分野で天才的な才能を発揮 ・子供の頃に遊びで分厚い電話帳を完全に暗記してみせる ・今のPCはノイマン型コンピューターと言われノイマンが作ったのが元 ・6歳のとき、8桁の割り算を暗算で計算することができた ・8歳の時には『微積分法』をマスター、12歳の頃には『関数論』を読破した。 ちなみに『関数論』は、大学の理工系の学生が1、2年次に学ぶ数学で、 高校時代に数学が得意で鳴らした学生でも、完全に理解できる者は少ない。 ・数学者が3ヶ月の苦心惨憺の末、ついに解いた問題をノイマンは脳内だけで一瞬で解いた ・一度見聞きしたら、決して忘れない写真のような超記憶力 ・コンピュータ並みの計算速度 実際、ノイマンは、自らが発明したコンピュータと競争し、勝利している ・ノーベル賞受賞者ですらついていけない頭の回転 ・「なかよしイケメン」が口癖 ・脳内には装着された面積1ヘクタールほどもあるバーチャル ホワイトボードがあり ノイマンは、紙と鉛筆を使わず、この脳キャンパスだけで、人間が及びもつかない複雑で込みいった思考をすることができた ・あまりの人間離れした思考に人間ではないと疑われた ・水爆の効率概算のためにフェルミは大型計算尺で、ファインマンは卓上計算機で、 ノイマンは天井を向いて暗算したが、ノイマンが最も速く正確な値を出した。 ・一日4時間の睡眠時間以外は常に思考 セクハラ魔で有名で秘書のスカートの中を覗くが趣味で その振る舞い方は下品そのものだった 推定IQは300、仮に東大の医学部を目指せば1週間で入れるレベル 天才といわれる学者の中でもかなり異質である 一度見たものは決して忘れない、計算はコンピューターより速い 彼には何の努力も必要ないのである
823 :
816 :2007/12/02(日) 22:43:00 ID:nTZRrXYm
824 :
28 :2007/12/02(日) 23:04:08 ID:uQamyWIf
>>819 おお、やっぱりウォルツか。
わざわざリンク先まで。ありがとう。
>>821 わざわざ調べてくれてどもー。
やれやれ、ここの住人はちゃんと英語やってるのか?
Kenneth Waltz
ケネス・ワルツ
→アメリカ英語なら「-al+(子音)」のaは「オ」よりも「ア」に近い音になる。(「オ」になるのはイギリス英語。)
よって
>>812 は言わなくて正解。言ってたら恥かいてた。
そもそもドイツ系(や他の移民系)の名前なんてよほど高等教育を受けた人間でない限り
滅茶苦茶なアメリカ英語読みするのが一般的なアメリカ人ってもの。
Alexander Wendtをわざわざ「ヴェント」と読むのは同業者かドイツ語をやった人間くらいなものだし、
Peter Katzensteinだって「カッツェンシュタイン」よりも「カッツェンスタイン」
(ひどいと「カッツェンスティーン」)と呼ばれる方が向こうじゃ普通。
あまり日本でのカタカナ定訳に引きずられない方がいいぞ。
てか、微妙な独自の読みをカタカタにしちゃう事自体アレでしょ。
×カタカタ →○カタカナ スマソ。
829 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/05(水) 22:56:12 ID:S0gO5jVv
>>826 →よって
>>812 は言わなくて正解。言ってたら恥かいてた。
じゃあこのビデオの司会をしているアメリカ人の学者(しかもウォルツの元生徒)がネットのビデオで「ウォルツ」と堂々と言っているのはどう説明するんだい?
やっぱ「ウォルツ」で正解だと思うけどなぁ。イギリス人もアメリカ人も関係なく「ウォルツ」って言っているよ。
>>816 こんにちは。まじめそうな相談なので。
>>考えるための基準とか指標みたいなものがない
とてもよくわかります。もちろん、いろんな意見に対してオープンでいる柔軟性を持つのは重要ですが
善し悪しを評価する基準がないため、読むたびに自分の立場が過度に揺らいでしまうという、
これはいわゆる健全な柔軟性とは、すこし意味が違ってくると思います。
この場合、しっかりとした足場とは何か、というとそれは、理論をきちんと読解・批判・評価する力、
だと思います。いわゆる考えるための指標みたいなものですね。とても大切なことだと思います。
こういう場で、長々と書くのは控えますが、もしごく短いアドバイスがあるとしたら、
まずは以下の点に留意してみたらいいかと思います。
読解:理論を読んだら、そこに示されている因果関係を抜き出すこと
批判:テクニックはいろいろありますが、大まかに言えば、
抜き出した因果関係やそれを補佐するロジックや実証が
内的に矛盾や無駄がないか、また果たして本当に現象を説明する上で的確か
評価:他の理論とそれを比較し差異と類似点をみて、フィールドにおける
その理論の位置づけを俯瞰的にみたり、他の理論と比べて
どれだけ*相対的に*有効かを考えてみることです。
アメリカの学会誌に載っている論文は、前半部分ではたいてい他の理論の総括と批判を行いますから
それをたくさん読むと、こういうやりかたがあるのだな、ということが徐々にわかってくると思います。
よければ参考にして、ご自分の指標をじっくり育てていってください。
834 :
816 :2007/12/07(金) 16:14:44 ID:vvd6FJQQ
>>831 アドバイスありがとうございます
難しいですが実践してみます
>>833 よく知りませんが、研究員だけ見れば結構凄いような・・・
うちの大学の教授も入っているw
そのシンポジウムの悪評はパネリストのせいでは?w
>>816 まあ、当然だが、大学とか大学院は入れば必ず出ないといけないわけであるから、
出てから何をするかを考えるのが先だと思う。
リアリズムとかリベラリズムとかは、どうにでも解釈できる。文献を集めて、テキトーに
切り貼りすれば修論ぐらいは簡単に仕上がる。悩むほどのことはない。
大学院に入ってしまうと、民間への就職がぐっと厳しくなる。専門の国際関係を生かせる
ような職場は日本にはほとんどない。実は、これはアメリカにもあてはまるわけだが。
アカデミックな就職も、少子化の中、かなり厳しい。文系の中では比較的ニーズの高い
経営経済系でさえ、オーバードクターが山ほどいる。ましてや、政治学へのニーズは
かなり低い。
まず、自分の就職をどうするかを考えるほうがいいと思う。
>>833 こういうものにレスをするのもどうかと思うが、下のブログには、
http://d.hatena.ne.jp/kmiura/20061205 >町田の桜美林大学で、開かれた『緊迫するアジア情勢と日本』というシンポジウムの様子。
>最後に登場する中国人留学生の発言が心をうつ。
などと書いてあるが、はっきり言ってナンセンス。詳細はそのブログに書いてあるが、
私も、もうちょっと若くて純真であったなら(?)、この中国人の発言に心を打たれたかも
しれないが、事情を知った今では無理。
異常なほどのペースで軍拡をし、世界中の民間・公共機関のウェブサイトにハッキングを
仕掛け、あらゆるところでスパイ行為を働いている国を「脅威でない」というのはどうかして
いると思う。
>『緊迫するアジア情勢と日本』を語る資格はどうやらパネリストにはなさそうである。
>ひとりの中国人留学生の批判にタジタジになるのだから。さらにいえば、そうした外交
>コミュニケーション能力のなさが、いきなり武装に向かうところが私にはそら恐ろしい。
>つけくわえるが、彼女の発言に拍手をした学生たちにも私は心から拍手を送りたい。
「外交コミュニケーション(?)とやらが欠けているのはアンタじゃないの?」と私は問いたい。
中国を脅威と見るかどうかとかはとりあえずおいとくとしまして。
>>833 アカデミズムとの関係ということになると、悪く言う人はあんまりいない、と思う(知ってる範囲では)。
事業を見ればわかるけれど、奨学生事業や毎年刊行の『アジアの安全保障』なんかの刊行が中心。
「研究所」って名前が誤解をあたえるが、ある意味実態はアカデミズムへのサポート組織みたいなもので、
少ない金とスタッフで頑張ってるとは思う。
(『アジアの〜』の今現在の執筆者は生憎知らないのだけれど、昔は高坂さんやケネス・ハントさんが
匿名担当者だったので、今読んでも冷静な観察が結構面白い)
ただ平和・安保研は防衛庁きっての論客だった久保卓也さんが不本意な事件で次官を実質クビになり、
後進が不憫に思って天下り先として創設したなんて経緯もあるから、該当blogの指摘のとおり
役員に退役自衛官や防衛関連企業の人が沢山いたり、防衛庁に人脈的に近いのは事実。
この辺は同じく自衛隊天下り先の日本戦略フォーラム(JFSS・blogの「日本戦略研究所」は誤り)あたりと似ている。
ただ、役員の人選見ればわかるが、学者が多くて政治家がいないのが特徴。
正直、政治学者が役員に半分くらいいる安保研がblog主の言うように「ぐんさんふくごーたい」で、
西原正さんがそのボスだというなら、政治学者も偉くなったものだと思う。
(blog主も挙げてる、守屋関係で最近叩かれてる防衛族議員ばかりの日米平和・文化交流協会や、
防衛族、防衛企業、元官僚、退役自衛官が群れ集ったJFSSを「軍産複合体」というならわからなくはないけど)
まあ自分も桜美林大のシンポの人選はかなりなんだかなあと思うが、それとこれは別だろう。
インサイダーみたいでかつ読みづらい文章になってしまってご容赦
(自分で書いてみてなんだが安保研の職員が火消ししてるみたいだね)
840 :
833 :2007/12/09(日) 14:48:00 ID:ifScAa6V
>>835 斯界の権威ばかりという感じですよねぇ。私もシンポジウムの方は分かりませんが。
>>838 私も同じ箇所に引っかかったのですが、わざわざURLを貼ってしまい、気分を害されたのならすみません。
>>839 簡明な説明ありがとうございます。
このスレなら事情を知る方が愚問に答えてくださるかなと思って書き込みました。
なるほど、そういう経緯・実情があるのですか。
恥ずかしながら、JFSSを初めて知りました。
人選を見ると一部の方が平和・安保研と重複していますが、確かに「毛色」が大分違うようですね。
>>840 正直マイナーだし、内向きかつアカデミックというよりポリティカルな組織だから
恥ずかしいことは何もないかと。政策提言委員の人選なんか・・・ねえ
ttp://www.jfss.gr.jp/jp/kihou_34j.html JFSSの会報の巻頭言を渡邉昭夫先生が書いてるが編集部がひどい。
略歴・紹介部分wikipediaの完コピだし。恥ずかしすぎ。
拡大しといてなんだけど、こういう不毛な話はそんなとこで。
>>816 あたりの話をする方がいいのかなと思った。
自分は理論じゃなく歴史系なのでその辺無自覚に融通無碍すぎて、
逆に身につまされるとこがあります。
842 :
816 :2007/12/10(月) 23:19:24 ID:VwTvpzgU
時折、実務家は、なぜ理論などに拘泥しなければならないのかと思うものである。 それに対する答えは、理論が不慣れな地勢に意味を付与する道路地図だからである。 理論なしでは道に迷う。われわれがただ単に常識を用いていると思っている時でさえ、 自分たちの行動を導く暗黙の理論が、普遍はそこに働いている。 われわれは単にそれに気づいていないか忘れているだけである。 (中略) 自分たちは理論などにとらわれていないと思っている実務家は、 遠い昔の名前すら忘れてしまった三流学者の説に従っているだけのことが多いのである。 ナイ『国際紛争』11頁 地図を作りたい(´・ω・`) そういえば、日本の国際関係学者は政治学者というより歴史学者だと言われるらしい
今、「ゴルバチョフの時代」(下斗米伸夫氏 岩波新書)をよんでるが この本の初刊が1988年。数年後にはソ連自体がけし飛ぶという現実を 知ってる分「根本的な改革」が進んでるというソ連の内幕をつづった 部分を見てると何となく不思議に面白い。 でも、この本でもソ連の崩壊を当てた社会学者の崩壊を当てた要素が 少しだけだがちゃんと書かれてた(もちろん扱いは軽いが)分 当時のソ連研究って教義的じゃないんだなと思い知らされた。
>この本でもソ連の崩壊を当てた社会学者の崩壊を当てた要素が 日本語でおk。 「小室直樹が崩壊を予測した要素」という解釈でいいの? 下斗米先生といえば『アジア冷戦史』が面白かったなぁ。
>>844 "この本でも、ソ連崩壊を予測した社会学者が予測に用いた要素が少しだけだがちゃんと書かれてた"
ちょっと言い回しがまずかったな。すまそ。
>小室直樹が
小室氏の名前は初めて聞いたわ。自分はエマニュエル・トッド氏が出生率から予測したのしか知らなかった。
結構ソ連もあれてんな。
>>844 >>845 小室直樹『ソビエト帝国の崩壊』、エマニュエル・トッド『La Chute Finale』でそれぞれ予測してたような。
小室直樹のは共産党と軍隊の組織論からの予測だから、エマニュエル・ドットの著作とは論拠が異なるとおもた。
保守
細谷「外交」を読もうかと思ってる
ブット元首相が暗殺された。 自分がいつかカキコしたアサピーのコラムみたいになってきたぞ。 まずいぞこれは。不安定化に拍車がかかる。 …ちなみに今、個人的に注目してるのは、イラン、パキスタン、英露関係だな。
>>848 細谷よりもヘンリー・キッシンジャーの『外交』を読むべきではないだろうか
まあアプローチの違う本だからね。 細谷さんのは外交史じゃなくて外交交渉史みたいな本だし
>>846 あの頃の小室直樹はいい仕事してたね
ここ最近は見る影もないというかボケちゃったんじゃないかという気もするが……
>>851 細谷の「外交」って「外交による平和」とは違うの?
リアリズム、リベラリズムほどじゃないにしてもコンストラクティヴィズムは結構注目されていると思うんだけど まぁ理論というよりアプローチだけど
しかしウォルツの邦訳の進捗の話が絶えて久しいが…
>>857 あれってちゃんと出るよね?
でもたしかにかなり時間経ってるな…。
>>859 トン
参考にさせてもらうよ
上の方でウォルツが話題になってるけど、3つの分析のレベルから戦争を見るってアプローチは好き
何においても3つの分析のレベル思い浮かべることが癖になった
861 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/23(水) 13:13:10 ID:UPywGTon
>>860 ウォルツの分析レベルのアプローチが好きなら、
ブルース・ラセット、ハーヴェイ・スター、デヴィット・キンセラ
の『世界政治の分析手法』がお勧め。邦訳が論創社から出てる。
分析レベルを「世界システム」「国家間関係」「社会」「政治」「社会における役割」「個人」
の六つに分けて議論する。実は名著なんだがあまり有名じゃないのかな?
ところでこれあってるかどうか分からないけど、
レベルをマクロからミクロなものに区別して分析するのってウォルツが最初じゃないよな?
確かデヴィット・シンガーとかだったような・・・ようわからんけど。
あげてしまってごめんなさいこんなつもりじゃなかったんです
863 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/23(水) 13:38:02 ID:RcYaj5r0
2
IDもUPになってるしな。
ageたくらいで謝る必要はないかと
むしろ最近レス無かったし
868 :
28 :2008/01/24(木) 00:05:40 ID:1An1ECL3
用もなく出てきてみた
>>867 まえがき+本文+一ページ・・
なかなか面白かったよ買ってもいいと思う(細谷先生の『外交』)
870 :
28 :2008/01/24(木) 00:20:47 ID:1An1ECL3
買いたいのは山々だが最近頭おかしくていろいろ出費がorz..例の洋書まだ発注してないし。 そういえば例のmyブログだが基地外に●志社スレにリンク張られてしまったorz...半分死にたい
同●志社スレ見てみたがそれらしいリンクはなかったが・・・
872 :
28 :2008/01/24(木) 00:29:34 ID:1An1ECL3
残念ながら2スレ前の話です。また講演会かなにかあったら文章の中に隠しときますんでご期待ください?
>>870 ドンマイ^^;
でも俺なんてゼミの教授に自分のブログ知られてるんだorz
『シリーズ国際関係論』 これが読みにくいと感じるってことはまだまだ勉強不足かorz
このスレはグローバル志向、タカ派よりが多そうな気がする。
グローバル志向+2、タカ派+2だった。そんなものかな。
ローカル志向1、タカ派3 ドゴール・プーチンタイプとは光栄だな
タカ派+2で、グローバル/ローカルは真ん中だった。
881 :
28 :2008/01/27(日) 17:31:04 ID:aptEovrY
ローカル+1/ハト派+1 で土井孝子と同じらしい。 ・・こんなことやってる暇あるのか俺?
882 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 20:43:00 ID:qYIpPOtg
南米とかで現在流行ってる社会(共産)主義って、 21世紀型社会(共産)主義って正式名称でいいの?
えいえんはあるよ
外交編だとレーガン、国内だとケネディだった。 外には厳しく内には甘いのか……
どうでもいいけど ぬるぽで1時間以上ガッされなきゃチョソ@ハン板642[ハングル] とか見てる奴誰だよ
『Man, the State, and War』に挑戦しようとしたけど、単語はそんなに難しくないのに全然読めね〜orz イントロダクションで挫折しそうだぜ 50年前の英語は今の英語と違うんだっていうことにしたいお(´・ω・`) 読んでいるうちに英語力付くかと思っていたけど、やっぱり構文とかの勉強からやり直した方がいいのだろうか?
Introductionって、わずか15ページじゃねえか。それぐらい読めよ。
>>887 最初は難しいけど、とりあえず分かったつもりで読み進めよ。
と担当教授が言ってましたな。
890 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/09(土) 09:57:00 ID:YeHNDF2y
アーノルド・ウォルファーズのDisocord and Collaborationを読んだ。 ちょっと読みにくいけど、部分部分でメチャメチャ鋭いことが書いてある。 超おススメ。
てか連投ね。
Waltzのあの本は、スピノザ・ニーバー・モーゲンソー・ミードとか、 色々な人の思想を比較しながら論じているから、 それらについての基礎知識があればかなり読みやすいんじゃないかと。 とにかくそんなに分量のある本じゃないわけだから頑張りなよ。 一日20ページ読めば、2週間くらいで読めるでしょう。
今度留学するんだけど、荷物制限のせいで参考書をあまり持っていけない。 それで、1冊だけ国際政治の参考書を選ぶとしたらどれにする?
>>893 「チャート式世界史」近・現代編。
冗談抜きで、大学院留学中、これが一番役に立った。
ありゃ受験には勿体ない(というか明らかに受験用じゃねえ)量と質があるしな
国際政治学辞典
高坂正尭と入江昭の新書や選書は今でも売れてるんだね。
>高坂 中公の赤い2つと緑の1こだけだよな。 一応買ったけど、他にもあるんかしら。
>>898 高坂先生は新潮選書三冊がまだ新刊で手に入る。
後は講談社学術文庫の『現代の国際政治』もあるね。
その2人の著作が増刷・増補・復刊されてるのに比べて、同時期に活躍した永井陽之助の著作はあんまり売ってないな。
ウォルツとかモーゲンソーとかそういう古臭いism半理論に云々言ってる暇が あるならJSTORでdemocratic peaceかなんかで検索して最近の論文を読み給えよ
あのぉ、こちらで学部進学の相談をしてもよろしいですか?
903 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/21(木) 22:31:51 ID:2gQW9Uus
>>901 Democratic peace(笑)
オフェンシブ・リアリズム(笑) デモクラティック・ピース(笑)
もう少し建設的な意見はないのかね・・?
だからアカデミックに国際関係やるならイズム系の批判から入るべきだと言っている んだよ。彼らが世界システムに対する黙示的な仮定からどのように結論を導出する かを注意深く批判的に見る。そしてそれを正すためには何が必要かを考える。 そこでやっと最近の諸々のデモピー論文の国際関係学における貢献の大きさが判る ってもんだよ。
>国際関係やるならイズム系の批判から入るべきだと言っている。 というのは各イズム間で普通に行われてることだとは思うんだが、 >最近の諸々のデモピー論文の国際関係学における貢献の大きさが判る >ってもんだよ。 どう貢献してるのか詳しく書かないと空論になる可能性が高いと思われ
それが面白いところなんだからヒントをあげてるのに。ウォルツの「アナーキー」 assumptionから本当にbalanceとヘジェモンは消えないっていう結論が導出される かというとされないんだね。彼は他のimplicit assumptionに頼っているわけ。 それの一つの解決例が最近のデモピー論文に見られるaxiomaticなアプローチなわけです。 具体的に言うと、strategic environmentをassumptionとして明示しないとウォルツ の結論は導出されないんです。
煽り抜きで具体的に頼む
ヒントとか言い出す厨房に何期待しても無駄だからほっとけ。
とりあえず
>>908 を和訳すると
ウォルツの「アナーキー」(という)前提から本当にバランス(勢力均衡?)と覇権は
消えないっていう結論が導出されるかというとされないんだね。
彼は他の見えない前提に頼っているわけ。
それの一つの解決例が最近のデモピー論文に見られる明示的(現実をもとにした)なアプローチなわけです。
具体的に言うと、戦略環境を前提として明示しないとウォルツ
の結論は導出されないんです。
ということなのだろう。で、つまるところウォルツはstrategic emvironment(=implict assumption)を前提にしてるわけで、それの反論としてデモピー論文がある。
デモピー論文がそのimplict assumptionを崩すことができるということなのか?
デモピー理論は現時点では各国に妥当な理論だと云いたいのだろう。
で、どう崩すことができるのかを言わないと議論にならんだろう。ヒントなんて出されても困る。ヒントじゃ人を説得できないからな。
ところで、デモクラティック・ピースって、デモピーと略しても一般で通用するの? ここじゃ一応通用してるけど。
柿の種をカキピーって略すみたいに特段気にせず使ったが、どうなんだろうか。 というか、一般の人はデモクラティックピースの存在すらしらんとおもうが
>>913 そういう一般という意味ではなくて、大学で通用するのかということ。
舌足らずでスマン。
>908のポイントについてはUCバークレーのRobert Powellの有名な論文で理解できる。 JSTORかなんかで読みたまえ。ある程度のゲーム理論ができれば読める。 Powell, R (1993) "Guns, Butter, and Anarchy" American Political Science Review
自分が説明できないことを「○○嫁」じゃあなぁー
まさに責任転嫁だな。
おきゅさんなら、おきゅさんならなんとか反応してくれるはず↓
ID:anytt5D7だけど、できれば
>>915 氏にもう少し詳しい説明を望んでるんだけどね。
「デモピー(笑)」とか言ってるだけじゃ議論にもならんしお互い納得もいかんだろうしお互いに納得できれば新しい見方とかもできて互いに利益もあるだろうに。
「互いに」が異様に多いな。悪文だ。
その前に改行と句読点の打ち方を勉強しる。
921 :
915 :2008/02/24(日) 08:27:29 ID:I3gsaYwt
>919 まじで言ってるのか?ただ論文一本読めば済むことだぞ? 少しは努力しろよ!俺も暇じゃねっての。
豊下楢彦の日米安保研究は学会でどのような評価を受けているんですか? また、“吉田ドクトリン”の提唱者達やその弟子筋は何か反応されたことがありますか?
>>924 当時の『国際政治』に書評が載ってなかったかな?
レスポンスというと、中西寛が「講和に向けた吉田茂の安全保障構想」の脚注で
三浦陽一とセットでさりげなく叩いてたのは覚えてる。
要旨は「そうは言うけど当時の力関係とか文脈無視した無茶な評価だよね」
渡辺昭夫も同趣旨のことをどこかで書いていた。
坂元一哉も『日米同盟の絆』で何か書いていた気もするが今は手許にないので思い出せない。
>>925 お早い返事ありがとうございます。
提示してくださった文献にあたってみます。
>926氏 >925氏とは別人で横レス申し訳ないですが、『日米同盟の絆』P62にあります。 要旨は同じく「全く欠陥は無かったとは言わんけど、力関係から考えても仕方ないよね」です。
>>926 わざわざ詳細まで補足していただき、ありがとうございます。
今日、一通り借りてきたので読んでみます。
>>921 日曜の朝にレスして「暇じゃない」っておい
そういや 中島信吾『戦後日本の防衛政策』の書評を 坂本一哉と豊下楢彦が、それぞれ『レヴァイアサン』と『国際政治』で書いてるからそれも見た方がいいかもナ
軍事史学(植村秀樹) 国際安全保障(佐道明広) 政治研究(九州大紀要・ 中島琢磨)もあるね。 決してまとまりのいい本じゃないけど、 吉田ドクトリン/路線に関する議論の現状での整理がされた一冊。
>932 素人丸出しの質問して申し訳ないんだけど、 「吉田ドクトリン」と「吉田路線」の違いって何なの? 中島先生の本にも書いてたような気がするが忘れちゃった。
>>933 ここに書いてあるでよ
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20060501bk06.htm >「吉田路線」とは、敗戦からの経済復興を最優先に、
>防衛費の急激な増加を抑え、日本の防衛をアメリカに依存するというものだった。
>その「吉田路線」はどのように展開したのか。国内政治の状況や米国の対応、軍事的側面から徹底分析を試みている。
>そこから意外な事実が浮かび上がってくる。
>高度成長で「吉田路線」の前提条件が崩れ、反吉田の鳩山、岸が政権を担当したにもかかわらず、
>吉田以上に経済優先政策を選択し、結果的に「吉田路線」を継承したというのだ。
>吉田にとって「吉田路線」は、一貫した哲学に基づくものではなかった。
>状況に対応するための選択だったが、池田政権になって目指すべき規範としての価値を与えられ、
>「吉田ドクトリン」へと昇華する。そこには当事者の意図を超えた歴史のダイナミズムがある。
>934氏 そうそう、本文にもそんなことが書いてあったはず! どうもありがとう。
>934は典型的な>915が挙げてる"Guns and Butter"問題の一例だね。つまり軍事と 消費(成長)のどちらに予算配分すれば長期的な効用を最大化できるかという問題 ですな。憲法九条と米国の軍事力の影響で近視眼的な効用(自身の軍事力による) よりも長期的な効用(成長による消費とそれに基づく長期的な安全保障の最大化) を重視することができたという比較的ハッピーな結果ですわね。
937 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/05(水) 12:02:35 ID:9+GyBhe+
ウォルツの『人、国家、戦争』、3分の1くらい読みますた
質問です。 ・地方無名国立大から東大院の田中明彦先生の研究室に行くことは出来るのでしょうか? ・次に一般論としてですが、学部の成績は院入試でどの程度重要視されているのでしょうか? 何の脈絡も無く質問して申し訳ありませんが、ご教授願います。
>>937 原書、それとも邦訳?
てか、そもそも、あの本って邦訳出てるの?
オレも、むか〜し買った原書持ってるけど、ほとんど読んでないや。
あんなもんくらい英語でさくさく読めてくれよおながいだよ
>>938 お答えします
・それぐらい聞け。こういうものは自分で確かめないとわからん。
煽りじゃなくてな。
院試は大学入試と違い、個々の研究室の裁量が大きい。
東大の研究室でも、実質東大以外取らない人から来るもの拒まずの人もいる。
まずは連絡とって東京まで行ってくるんだ。
最後に
×ご教授
○ご教示
942 :
938 :2008/03/07(金) 23:03:33 ID:nUpz8voy
>941 ありがとうございました
944 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/18(火) 23:39:10 ID:7At90fuo
いまこんなの読んでます。。 世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す ジョセフ・E・スティグリッツ MAKING GLOBALIZATION WORK JOSEPH E STIGLITZ
>>942 教授のアドレスにメールで聞いてみたら?
まぁどっちみち研究室に挨拶しに行かなきゃならないだろうけども。当たり前だけど行くときはアポをとって。
>>943 グフぅー、いまさら…。
廉価版のかな。自分は何年か前に、一万二千円くらいのを買ったけどね…。
946 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/19(水) 01:21:50 ID:7Ip6A0kK
なんかウォルツの廉価版はサイズがちょっとだけ小さくなってるなw 出版社も変わってるね。
東アジアの国際政治入門書っていうと現在何が使われてんだろ?
>947 少なくともアメリカ(or英語圏)では教授の趣味趣向によって色んなつまんない 本が使われてます。未だにコンフューシアン云々がどうたらこうたら‥
ナイの国際紛争をいまだに教科書として使ってる俺は時代遅れ?
950 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/22(土) 23:48:01 ID:PCIXnIHq
いや、いいだろ、入門書としては。今邦訳があるものとしては。
951 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/22(土) 23:51:17 ID:NjUTaaRE
952 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/26(水) 10:34:04 ID:KgUInKV7
このスレもそろそろお終いだが、 法学板の似たようなスレとの統合ってどうなったんだ?
国際政治と法学はまったく別物ですたい!最近のInternational Relations のジャーナルを読んでみなされ。
別に普通のペースじゃね?2〜3ヶ月書き込みがないなんてざら。
国際関係の中に国際法と国際政治は共存するけど、国際政治と国際法は別物だなと最近気づいた。
ってか法学部の中に政治学科がある日本がおかしい
日本もこれからは、教養学部的なとこでIRを学ぶのが当然になるのかな
>>957 政治の制度って憲法とか法律で定められてるからおかしいとは思わない
政治学は政治現象を様々な側面から研究する学問であるから、制度面だけに 限られない。そして制度を見るときもそれは既存の制度の政治現象への影響 だけではなくてそれがどのようなインセンティブの元決定されそして遵守される かが研究対象だから法学のアプローツとは決定的に違う。法学はいわゆるnormative な効果を前提にしてるけど政治学はincentiveを重視する傾向にあるとも言える。 具体的な例を挙げれば、国家間交渉の時に果たして国際法は必要か、もしくは何らかの 影響を持ちえるかということを考えるときに、法学者は各交渉主体の長期的な効用 によって明示的な法の存在が無くても協力関係が維持されるという現象を説明できない。 政治学が法学部にある以上日本の政治学は古臭い地域研究とnormativeアプローチ から抜け出せない運命にあるんですよ‥
国際法学者もそんなに一枚岩じゃない気がするけど 村瀬信也とか読んでみた?
963 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/29(土) 02:02:29 ID:ixQWxpCB
>>953 いや、別物だということは知ってますよ。
政治学系のスレは多くが法学板に立ってるけど、
これは政治学が法学の一部だからというわけではなく、
政治学が独自の板を持っていないから間借りしているため。
国際政治学スレが法学板にあるのも同じ理由。
スレ住人が大好物そうな先生方の本が出たね 有斐閣の『日米関係史』
大学の書籍部でウォルトの訳本ゲット やっぱり奥山さんの訳は分かりやすくでいいな
奥山さんは翻訳もいいしブログも参考になる。 ブログに集まってる井戸端会議連中はあまりにもあまりだが。
967 :
28 :2008/04/02(水) 22:06:32 ID:VCDk6/qt
お久しぶりですが、最近歴史(なぜか英国ばかり)ばかりだから奥山氏の訳本かってみようかな。
>967 お久しぶり。 ところで、あなたのブログを紹介して欲しいんだが、やはりダメ?京都の政治学系情報収集は同志社政治学研究会以外では見当たらなくて。 自分なりに同志社スレ等を探した結果のお願いということで、無理を承知で何とかお願いしたい。
969 :
28 :2008/04/03(木) 00:42:31 ID:uehNYwae
てか、自分のブログ政治経済社会ネタ0だから見たところで9割9部御期待にそえないんだが・・昔のvip並にwを多用しながら毎日日記書いてるだけという・・(´・ω・`) アドレスだけおいとくから何かあればどうぞ。mituosan@livedoor.com
970 :
968 :2008/04/03(木) 00:57:31 ID:9g34556F
971 :
28 :2008/04/03(木) 00:59:30 ID:uehNYwae
>>970 メールアドレスの一部をググる行為はおやめくださいorz...
972 :
968 :2008/04/03(木) 01:02:22 ID:9g34556F
>>971 ごめん、反射的にしちゃった(笑)
何かあればメールで連絡します故w
そんなこと言われたらやっちゃうに決まってるじゃんw
>>971 生扉に引っ越したのか?
フクヤマ云々で見つけたときは、もっとマイナーなところだった記憶が
975 :
28 :2008/04/03(木) 09:20:36 ID:uehNYwae
2年前の開設時からずっとlivedoorでしたが。たぶん
>>735 氏だとは思うけど。
アクセス元関東が多いな。もう少しまじめな書体で日記書いとけばよかったorz..
あーブログ前回の更新からまたもう1週間経ってしまった はえーよorz 二日に一回くらい更新してた時期が信じられね〜ぜ ネタ何にしよ・・・NATO会議?
『国際政治講座』(東京大学出版)って1・2巻は出ないんですかね。
979 :
28 :2008/04/04(金) 22:15:39 ID:Qjvrol0v
とりあえずここ数日でネットの恐ろしさを再認識したわ・・
米国の某大学からもアクセスあったしこのスレなんだよw(発信元米国が二件うち一件が大学)
>>976 ちょっと賢そうな文章書いてみたが、難しいというかまだ知識量が足りないというか・・結局かけませんでしたorz..
学部生のうちは、文章・論文作法本に沿って書評を繰り返すだけで十分だと思うけど。
そろそろ新スレかな?
982 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/06(日) 10:20:19 ID:HJkwuodg
この板に新スレ? 法学板のスレに統合?
国際政治専攻者ばかり?みたいだし法学板でいいんじゃね
向こうは荒れてるのか荒れてないのか良くわからんな。 微妙に向こうとこっちだと流れが違うともいえなくはないか。微妙。