高坂正尭

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1名無しさん@お腹いっぱい。
なんか語ってくれ。
2名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/18(日) 22:50
もう亡くなってから、5年くらいたつんだっけ。
3名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/19(月) 16:38
>>1
何をどう語れというんだ?
話題提供してくれ。
4名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/22(木) 23:15
国際関係とか政治に関心を持ち始めたときからずっと
この人の意見を一番参考にして他と思う。バランス感覚が
あって極端な言葉遣いは絶対しない人だった。保守派の
重鎮的存在だったけど、そのせいか左翼に攻撃される
ことも少なかったようだ。著作もいろいろあるけど、
本格的な歴史書的なものが少ないのが残念。
53:2001/02/22(木) 23:36
高坂氏が亡くなったあと、佐々木毅氏が「あと十年生きていたら大歴史家になってい
たかもしれない」と言ってましたけど、全く同感。
歴史書こそ書きませんでしたが、歴史に対してかなり深い洞察を持った人でした。
6名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/23(金) 09:01
UNKO
7ブタは死ね:2001/02/23(金) 14:14
この人の慧眼ぶりには、今更ながらに感服させられる!
この人が亡くなってから、電波芸者の暴走がはじまった!
8名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/24(土) 00:07
ほんとに亡くなるのが早すぎた。確か62歳だったと思う。
外交感覚(中公)なんか時事評論なんだけど、はっとする指摘が
ところどころあって基本的な考え方を養うことができた。
9名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/25(日) 23:22
age
10小春日和:2001/02/25(日) 23:36
久米に小林、田原に高坂は、石田三成に高山右近のごとき。
11イクラちゃん:2001/02/26(月) 02:00
本買わねば。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/26(月) 11:12
全集買った?
13名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/26(月) 20:05
ノビーすれの伸び方とは対照的ですな(w。
本勝スレがあってもそこそこ伸びそうだしなぁ。
やはり、2cherはたたきまくれる対象にしか興味を示さないのか・・・。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/26(月) 20:09
「名著に学ぶ国際関係論」という、国際関係論の入門書みたいなのを
読んだら日本人で唯一出てきてたね。
ところでこの本は入門書として結構よかったと思う。
15名無しさんこんにちは:2001/02/27(火) 15:07
アカばっかりの東大に愛想が尽きた親吉田茂派のライシャワーが
資金援助したのが高坂正尭氏とその弟子たちだそうです。
16孫弟子:2001/03/01(木) 01:25
著作集全8巻出てます。読み直してみてあらためて高坂さんのすごさを思い知り
ました。「国際政治 恐怖と希望」なんて30年以上前に書かれたものとは
思えない。人柄も最高だったらしいです。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/01(木) 04:29
たしかに読み物としては面白いけど、最近の国際関係論の発展を考えると、
もう時代遅れじゃないのかな?もちろん、高坂さんが活躍していた時代に
果たした役割は否定しないけど。
18名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/01(木) 20:27
しかし息子さんは神奈川大学→海上自衛隊に
19名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/01(木) 21:19
正尭たんとノビ−はどちらも声が高い
そんな二人に萌え〜(ワラ

そういや亡くなる直前までサンプロに出てたね
久しぶりに「国際政治」読んでみよう
これから先、こんな学者は出てこないだろうな・・・
20名無しさんS:2001/03/02(金) 01:15
>>17
古典としての意味があるから今でも読む価値はあると思いますよ。
高坂氏は人文主義的アプローチを取る人ですから、そう簡単に時代
に左右されることはないんじゃないかな。
21名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/02(金) 02:14
>20

同感。アメリカで大流行の数理・計量を使った国際政治学は今後
すたれていくような気がする(高坂の弟子さんが言ってた)
22名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/02(金) 07:04
全集8巻読破したぞ!古典としての価値は絶対にあると思う。
23名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/02(金) 08:51
今イギリスで国際政治を勉強しているが、
論文にしょっちゅう高坂先生の名前がでてくる・・。
24名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/02(金) 23:47
英語論文も引用されてるってことかい?>23さま
25名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 02:22

>同感。アメリカで大流行の数理・計量を使った国際政治学は今後
>すたれていくような気がする(高坂の弟子さんが言ってた)

それはなんとも言えないよ。
一応、フォローしておいたほうがいいよ。
26名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 02:40
高坂先生の弟子とは、中西輝政教授でしょうか?私も、歴史的、思想的分析の視点を欠いて
いるとういうか、計量分析にばかり偏向した行動科学主義的アプローチ(behaviorism)
は、今後、廃れていくものと思います。確かにナイやラセットのようなバランスのとれた優れた
学者もいるのですが(日本人学者では故 鴨武彦先生など)
ニーバー、ケナン、モーゲンソーらの視点が、冷戦後の国際政治分析においても、
いまだ有益なように、高坂先生の歴史感覚は、今でも、敬意に表するものだと思っています。
27名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 06:56
>高坂先生の弟子とは、中西輝政教授でしょうか?

そうです。

28名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 06:58
中西寛先生も同じようなことを言っていました。
29[email protected] :2001/03/03(土) 07:05
名無しさん@お腹いっぱい。27
30名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/09(金) 02:35
中西先生は人当たりいいですね。
アジア某国で会いましたが、いろいろとお話を聞かせていただきました。
31名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/09(金) 02:36
あ、中西輝政教授のほうです。
32名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/09(金) 04:06
生前高坂昌信の子孫を名乗ってました(マジレス)。
33名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/09(金) 04:37
親父も学者
34名無しさんS:2001/03/09(金) 12:11
>>33
高坂正顕、哲学者ですね。
35名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/11(日) 03:37
生前の高坂さんの講義を受けたことのあるかた、どんな講義でした?
(ぼくは高坂さんが亡くなったあとに大学入学したので・・・・)
36名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/11(日) 03:45
>>34
そうです。親子で学者のパターンは多いですよね。上記にもあった鴨武彦とか。
37Mr.名無しさん:2001/03/11(日) 09:44
京都弁のやわらかい口調でユーモアたっぷりに話す
あの語りが懐かしい。もうこんな人は出ないだろうなあ。
38名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/11(日) 10:21
親子で学者の例。
高坂先生の師匠の猪木正道京大名誉教授(元防衛大学長、青山国際政経教授、
平和安全保障研究所所長)、猪木武徳大阪大学経済学部教授も有名な学者親子。
39名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/11(日) 11:19
最近、テレビで見ないと思ったら、お亡くなりになってたのですね。
なんまいだー
40名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/11(日) 21:53
「古典外交の成熟と崩壊」読んでます。
41Mr.名無しさん:2001/03/13(火) 22:28
>>40
代表作はやはりこれですかね。
42名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/14(水) 00:59
「国際政治恐怖と希望」もいいぞ。30年以上前の本だけど
今でも読む価値あり。
43名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/14(水) 06:34
『世界地図の中で考える』(新潮選書)
おもしろい。人気もあるよ。
44Mr.名無しさん:2001/03/14(水) 20:14
『現代史の中で考える』(新潮社)
講演をそのまま収録した文章が多く非常に面白い
あのユーモアたっぷりの語り口が楽しめます
安い本ですし買って読みましょう
45名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/14(水) 21:28
亡くなってたの?
ネタ?本当?
46名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/14(水) 23:49
>>45
1996年5月15日に亡くなりました。ウソだと思うならその日か翌日の
全国紙を見てくださいな。

ネタなわけないでしょ・・・・。
47名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 04:09
高坂氏の弟子で著名な教授シリーズ

五百旗頭真(神戸大教授)
中西輝政(京大総合人間教授)
中西寛(京都大法学部教授)
坂本一哉(阪大教授だっけ?)
佐古丞(大阪学院教授)

他にいるよな?知ってたら教えてくれ。高坂先生の教え子のもとで勉強しようと
思っているんで。
48名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 04:37
向坂さんと並んで一頃日本の政治的リアリストの白眉だった永井陽之助教授は退官して青学へ移る前、長い間東工大で教えていたため、弟子つくりの機会にあまり恵まれず残念。
49名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 05:10
中西輝政しか知らないな。
50名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 10:05
「宰相吉田茂」も面白かったですよ。
51名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 10:45
>>50
片岡鉄哉「さらば、吉田茂」と一緒に読むと良いかも。
52名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 14:03
age
53名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 15:29
片岡さんのって「日本永久占領」のことだよね?講談社α文庫の?
この人電波?
54名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 16:00
>>53
私は片岡鉄哉っていう人は、朝まで生テレビで一度見ただけなんだけど、そんなに電波な人なの?
もうちょっと情報きぼーん!!
55名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 16:52
電波よーん
5654:2001/03/15(木) 16:56
>>55
もっ、もうちょっと詳しくお願いします〜・・・・・・・・・・・・・
それとも彼の本を読めば分かりますか?
57Mr.名無しさん:2001/03/15(木) 20:24
電波はちょっと言い過ぎかも。要は反米保守。
高坂氏や猪木正道氏は親米保守。(って括り方でいいのかな)
5854:2001/03/15(木) 20:31
>>57
電波と反米保守ってえらい違うじゃないですか(藁
ああ、それで「さらば吉田茂」なのかな。
吉田派と反吉田派って感じでしょうかね。
吉田派から見たら、電波に見える、と。
59名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 20:41
親米保守が日本をダメにした気がするのだが・・・・笑
60Mr.名無しさん:2001/03/15(木) 22:37
高坂氏が亡くなってから誰の意見を一番参考にしてます?
私は岡崎久彦氏ですが。
61名無しさん:2001/03/16(金) 02:07
>>60
> 高坂氏が亡くなってから誰の意見を一番参考にしてます?
> 私は岡崎久彦氏ですが。
岡崎氏は典型的な親米保守派ですね。いや、別にそれがダメだというんじゃないんですが、バランスをとるという意味で、誰か反米保守はで信頼できる知識人はいないでしょうか?
あまり、思いつかないんだよな。西部とかはそうだけど、まあジャンルが違うし・・・
62名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/16(金) 02:08
>>60
岡崎氏はたしかに優秀で尊敬できる人物だと思う。
ただ、彼の親英米一辺倒な発想にはついていけないときがある。
もちろん、私は親米派。でも、もっとアメリカとの関係を相対化して
みつめる視点を持ちたいと思ってしまう。当面日米同盟を維持するのは
絶対に必要だろう。(朝鮮半島問題、中台問題が紛争の火種にならない状態
が実現し、中国・ロシアが安定した民主主義国となるまでは・・・・)
しかし、一方で米国との関係をより対等化する努力(駐米基地の大幅な縮小、
双務化)、米国以外の国との友好関係の発展にもどんどん力を注ぐべきだと
考える。その意味で私は船橋洋一氏がもっともバランスのとれた考えの持ち主
だと評価している。
今週号の週刊朝日の記事なんて参考になるよ。
63名無しさん:2001/03/16(金) 02:12
>>62
船橋氏は、なぜ朝日にいるのかが分からないくらいに、評価の高い人ですね。
64名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/16(金) 02:18
>>63
同意。
あの人が朝日を定年退職したら(数年後だろう)、朝日
を私がチェックする回数は激減するでしょう。
65名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/16(金) 02:26
>>63 >>64
同じ感想を持っている人が結構多いのでしょうか。
私は船橋氏がアメリカ総局長を辞めてから、朝日新聞は
滅多に読まなくなりました。
66名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/16(金) 02:45
>>65
今でも毎週木曜日に「日本@世界」というコラムを船橋さんが書いています。
木曜の朝刊だけは読みましょう。
ネット上でも読めます。
http://www.asahi.com/paper/columnist/ja/top.html
あえて買う必要はないと思う(ネットで読めるので)
67名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/16(金) 02:50
高坂大先生のお弟子さんがいる大学を教えてくれ!!
無名大学でもかまわない。
6865:2001/03/16(金) 09:12
>>66
有難うございました。
69名無しさん:2001/03/16(金) 10:36
岡崎久彦ファンって結構多いんですね。(私もそうですが)
彼は今の外務省チャイナスクールについてどう思ってるんだろう?
70名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/16(金) 14:13
あげ
71Mr.名無しさん:2001/03/16(金) 21:05
>>61
反米保守派の福田和也氏なんかは与太話めかして国際情勢を軽妙に語ってますが、
あの人はやはり基本は文芸評論家ですよね。
国際関係の専門家で反米保守は確かにあまり思い当たりませんね。
高坂氏が今生きてたら、西部氏や福田氏の立場をどう批評するか非常に
興味があります。
>>69
台湾との断交を前提とした日中国交正常化に反対した位ですから
相当批判的なのは間違いないでしょう。チャイナスクール出身者の
加藤鉱一氏は首相不適格だと明確に指摘してました。
72名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/16(金) 23:43
>>71
http://www.glocomnet.or.jp/okazaki-inst/kandan082098.html
http://www.glocomnet.or.jp/okazaki-inst/okazakikato.again112100.html
http://www.glocomnet.or.jp/okazaki-inst/okazaki.kato.html
くらいが参考資料だ。

チャイナスクールについて直接岡崎さんが論じたのは知らないが、
チャイナスクールの中国一辺倒志向に反発した牛場大使(岡崎氏は大変尊敬
していたそうな)を失脚に追いこみ、岡崎氏自身も閑職に飛ばされた屈辱を
忘れてはいないでしょうね。
73名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 01:15
>>47
坂本一哉×
坂元一哉○
7447:2001/03/17(土) 02:42
>>73
訂正サンキュ。
「日米同盟の絆」もよかった。坂元先生の。あとがきで高坂先生をひたすら
偲ぶ文章書いてたよ。
75名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 12:22
現在の外務省っていうのは、親中国派の方が親アメリカ派よりも強いんでしょうか?
今の外務省はアメリカ一辺倒ですよ、と前に田原総一郎が番組で言ってましたけど、コレは間違い?
76名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 23:29
ちなみに前出の永井陽之助先生は確か、『現代と戦略』(文芸春秋社)で
岡崎久彦氏の『戦略的思考とは何か』(中公新書)の親英米傾向を
批判されてたような気がします。
結果的に両者は日米同盟肯定派なんだろうけど、思考法が全く異なる
みたいですね。
77名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/18(日) 01:38
>>75
外務省主流派が親英米一辺倒なのは間違いない。
だが、一方で中国留学組(チャイナスクール)はかならずしも
親米とは限らない。田原はものごとを単純化して話しすぎてる。
78Mr.名無しさん:2001/03/19(月) 23:29
あんまりこのスレが荒れないのも高坂さんの人徳かも(w
79名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 23:55
だって荒らしようがない・・・・。
80名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 16:46
厨房は「高」の字も知らんだろう(笑)
81名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 22:49
>あんまりこのスレが荒れないのも高坂さんの人徳かも(w
同感。
82mot:2001/03/22(木) 12:33
高坂先生の講義を聞いたことがあるなんて
羨ましい限りです。>37
私は高3の1月(センター前)に「文明の衰亡する時」
を読んではまり、最後の見返しのとこに平成6年没って
かいてあるの見つけてかなり沈みました。
「平和と危機の構造」「現代史の中で考える」
も良かったです。>42.43.44

 最近高坂正尭の弟で実業家の高坂節三さんが
「昭和の宿命をみつめた眼」(PHP研究所)
という題名で父・高坂正顕と兄・高坂正尭につ
いて書いてます。かなり身びいきなきらいがあり
ますが、行間に流れる温かさが気持ちいい本ですv。
83mot:2001/03/22(木) 12:36
6年じゃなかった8年没です。すみません
84クーちゃん:2001/03/22(木) 12:50
私も高坂氏を尊敬してます。
学問的緻密さ、現実感覚の鋭さ、豪放磊落な性格・・・・魅力
的な方でしたね。
大学時代は高坂氏と関寛治氏(立命館大学)の講義を聴いて自分なりに
思考を深めたものです。
85クーちゃん:2001/03/22(木) 12:52
現実主義的国際政治学と理想主義的国際政治学の間を揺れ動く
のも楽しい経験でした。
86名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/22(木) 18:30
そういえば関先生も3年くらいまえに亡くなりましたね。
あの方は北朝鮮のチェチェ思想を評価するなど、晩年は発狂したようですけど・・・・。
87名無しさんS:2001/03/22(木) 23:48
皆さんの「これだけは読んどけ」って本はどれですか?
私は、一番最初に読んで衝撃を受けたという意味で『国際政治』。
その他では、『現代史の中で考える』の第一章がお薦め。
単なる現代国際政治の絵解きではなく、文明論的な域にまで達
していて、改めて高坂先生の奥深さを感じさせられた。
88名無しさん@お腹いっぱい:2001/03/23(金) 00:34
>>86
金ジョンイルに洗脳されたんだよ
89>86:2001/03/23(金) 00:38
関先生も亡くなったんですか。現在、海外にいるので知りませんでした。
9086:2001/03/23(金) 04:17
>89
はい。私は学部時代は立命だったので間違いのない情報です。私の先輩には
お葬式に参列した方や、毎年お墓参りに言っている方もいます。

二,3年前でしたか、なくなったのか。正確な日付は忘れてしまいましたけど。
91名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 04:22
>>87
とりあえず、先日都市出版から出た、高坂著作集全8巻は読破しましょう。
あと、各巻の巻末に北岡、中西輝政、中西寛らが解説論文を書いています。
それらも含めて読めば、高坂先生の著書をより深く理解できるかと思います。

僕個人的に好きなのは、第8巻の五百旗頭先生の解説論文。
師である高坂先生への尊敬と感謝の気持ちにあふれた名文だと感じた。
読み終えたあと、ふと高坂先生をおもい、涙がこぼれそうになりました。
92名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 04:24
晩年の先生は将棋指しでした
93名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 04:25
関先生は全ての学会でオダを吐きまくってました
94名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 04:27
日本に国際政治理論は存在しません
95名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 04:30
我々日本を愛する国士は戦後から現在までに激変してしまった在日の行動様式を問題にしているのであって、かつてのように同胞民族として天皇に忠義を尽くすということであれば在日を攻撃することはない。
戦後、それも高度成長期以降、平成になってから朝鮮右翼が
日の丸を振り、天皇陛下万歳といいながら、かつての一視同仁、八紘一宇
の大御心を否定する私利私欲の行動様式を取るようになったため、日本人
でない者による日本民族精神高揚運動は実際には日本民族精神破壊運動に
なってしまっている。特に統一教会の別働部隊である国際勝共連合などは、
あらゆる右翼民族派団体に侵入し、その情報を統一教会や右翼民族派陣営
と対立している組織に流している。朝鮮右翼は竹島問題で韓国に抗議行動
したりはしないように、その正体は反日であり、日本精神のホメ殺し
をしているのだ。

神の国日本万歳!!
在日を神の国から追い出せ!!
朝鮮人はみなごろしだ!
96名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 04:30
むにゃ〜むにゃで講義は終了
97名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 04:35
猪木学派は偉大だ
98名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 04:37
猪木先生はリベラルだった
コヴァ信者はチンカス以下
99名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 04:37
>>94
どういう意味?
100名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 04:42

まともなプロパーなら分かるはず
国内冷戦で飯喰ってただけ、もしくは北米理論の翻訳業者
理論家はいない
最近も下らんポスト構造主義の翻訳業者が理論家を語っている
101名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 04:44
遠藤誠司マンセ〜
102名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 04:58
>>100
山本よしのぶ先生や田中明彦先生は理論研究者じゃないの?
あと猪口孝先生は?
103名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 05:03

本気で言ってるの?(ぷ
104名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 05:08
理論研究者≠理論家
105名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 05:08
うん、本気。なんでダメなの?教えてよ。
106名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 05:09
理論を紹介している(翻訳)だけで理論構築してないってこと?
107名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 05:10
じゃぁ、外国人の研究者で誰を理論家と定義してるんですか?
あと 103 サンから見たら高坂せんせいはどう評価でくるの?
108名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 05:13
もし国際政治理論家になりたかったらどこの大学でどんな勉強すれば
いんだろう?
109名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 05:13
>>106
耐えうる翻訳すらできてない、理論構築なんて次元じゃない
本気で国際政治勉強するんなら海外に逝け
貧乏ならオーストラリアでもフィリピンでも海外の
大学言った方がいいよ
110名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 05:15
そうなんだ!アメリカの大学院ならどこがいいか、教えてくれません?
ラセットなんかを理論家というのかな?
111名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 05:19
国際政治に「科学」的な理論構築などできるのだろうか?
私にはそもそもそこから理解できない。高坂先生のような
アプローチがまともな気がするのだが。
112国際政治研究者志望:2001/03/23(金) 05:21
日本における国際政治学研究は海外に比べて劣っているのでしょうか?
113名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 05:29
>>110
今更北米行ってもだめずら
純粋に理論で行くならドイツ、イギリスで外交史研究から理論
に入った方が得るものあるよ
その前に指導教官を決めて逝け
その前に学部のうちに最低3トンは文献喰っとけよ
あっちでPH.D取ろうと思えば、まじノイローゼ覚悟で頑張れ
高坂なんかすぐ忘れるぜ(藁
114名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 05:36
猪口先生は2トンでいいっていってたのに・・・。
115名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 05:37
>>114
1トン多めにやっとけ
旦那も女房も勉強が足りん
116名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 05:39
>>115
あの二人でも勉強足らんのか!!いったいどういうレベル??
欧米の理論家っての!!
117名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 05:48

 
118名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 05:49
>>116
君は何も知らなさ過ぎ
119116:2001/03/23(金) 05:54
無知は認める。
欧米と日本の国際政治学会の水準の違い
がどんなものか、どのへん差があるのか、教えてください!
120119:2001/03/23(金) 05:56
>113〜115

 家畜にやる飼料かよ(笑)
121116,119:2001/03/23(金) 06:01
高坂さんのお弟子さんとか欧米の国際政治学会と日本の国際政治
学会の違い・格差ってどう評価してます??
日本において理論家はいないのでしょうか?
122名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 06:02
比べるのが無理
そもそも日本の学者もあっちの研究会来ているけど
そこでのレジメを嬉しげに国内で報告する以外なんの
学問的貢献なんかしてない
その前に英語下手過ぎ
123名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 06:05
>>120
その通り(藁
人よりいいもの喰えよ!
124116,119:2001/03/23(金) 06:07
欧米の国際政治学者・国際政治理論家のなかで特に優れてるのは
誰なんでしょう?ラセット?ナイ?
125名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 06:13
ダ〜デリアンなんか俺は好き
灯台出版会系の翻訳本は止めとけ
以上
126名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 06:17
>>90
貴重な情報有難うございました。私が関先生の講議を聞いたのは1996年の幕張会議が
最後だったので。そういえば、私が習っていた某先生も(この会議の議長だったのですけど)、これを契機に亡くなられてしまったんですよね。その直後に高坂先生が亡くなられた
記憶があります。

>>110
私は専門家ではないので僭越ですが、もし理論的に国際政治の勉強をなさりたい
のなら、ColumbiaのSIPAやHarvardのJFKなどのProfessional Schoolよりも
ちゃんとしたPh.D.コースに行かれることをお薦めします。分野にもよりますが、
HarvardのStanley Hoffmann(スタンレー ホフマン)教授は卓越している方だと
思います。

127116,119:2001/03/23(金) 06:18
>>125
だーでりあん?
128名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 06:22
>>126
えーっと高坂先生がなくなったのは96年5月15日(葵祭りの日)
です。幕張会議は96年の9月。その議長だった人(鴨さんですよね?)
は96年の12月16か18に亡くなられたのです。

私はこの年、大学入学したので記憶が鮮明です。
129126:2001/03/23(金) 06:25
>>128
記憶違い、大変失礼いたしました。御指摘有難うございました。
130名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 06:26
だーでりあんなんて初耳だよ。何者だよ。知ってる、みんな?
131名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 06:34
ポスト構造主義ってどんな主義?よく聞くけど。
132名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 06:39
>>130
>初耳だよ
>知ってる、みんな?

お前厨房か、、、(藁
ジェームズ ダー ダリアン
133名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 06:42
>>130
言い過ぎた、ゴメソ
お勉強頑張ってね
お前の逝ってるドキュソ図書館には無いだろうが、、、
134名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 06:46
>>133
ドキュソといわれても厨房と言われても気にはしないよ。

それより、ダーダリアンって、どこの国の何大学の教授でどんな研究してる人?
誰か知ってる人情報求む!
135名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 06:59
>>130
それぐらい調べろや
って優花、この名前挙げたの間違ってた(藁

ダリアンで調べたら
http://www.lex.ritsumei.ac.jp/95-2/kikui.htm
があったよ
根性あるね、君
136名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 07:18
ポストモダニズムとか書いてあったけど、よく理解できん。

http://www.brown.edu/Departments/Watson_Institute/Bios/jdd.html
↑の人だよな。

http://www.google.com/search?q=James+Der+Derian+&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5&hl=ja&lr=
137名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/24(土) 01:36
ポストモダンとか最新の国際関係理論はすぐに廃れていくよ。議論のための議論。
袋小路に陥っているだけ。そんなの知らなくとも気にするな。

結局頼りになるのは、歴史家の洞察力だ。高坂先生の著書は30年後にでも
読む価値はあるだろうが、だーだりあんの著書など30年後に読む価値があ
るものとして残っていくか疑問だなぁ。流行の国際政治理論なんて机上の空論。
読む価値なし。そんなもん読んでいるヒマありゃもっと歴史を勉強しなさい。
138名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/24(土) 01:43
洋の東西を問わず古典を読もう

139名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/24(土) 03:53
>>137
>結局頼りになるのは、歴史家の洞察力だ。
同感です。キッシンジャーも歴史家という肩書きを好むみたいです。
140名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/24(土) 04:14
カー、モーゲンソー、キッシンジャー、ケナン、高坂、
レイモンアロンらの著作は国際関係を学ぶすべての人に
今後も読みつがれていくでしょう。

一方、最新流行理論は賞味期限が短い。難しい理屈・理論を
こねくりまわして、「ぼくちゃんって頭いいんだよ!」と
自慰にひたるような印象。

>>132
そう思いません?

でも、最新流行理論も研究者志望なら適当にフォローはしとけよ
>>136
141名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/25(日) 00:53
age
142名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/25(日) 01:17
歴史家の洞察力ですかぁ。
どうすればそんな素晴らしい洞察力見につくのかなぁ?
143名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/26(月) 04:54
推薦図書を教えてください。
144名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/26(月) 07:04
1、剣道は韓国発祥
2、合気道は韓国発祥
3、ソニーの創業者は韓国人
4、竹刀は韓国人が発明
5、ホンダの創業者は韓国人
6、日本刀は韓国の刀
7、日本の忍者は韓国人だった
8、日本の桜は韓国が起源
9、ひらがなかたかなも韓国起源
10、湯川秀樹は在日
11、“侍”は韓国語の“サウラビ”が起源
12、鮨は韓国発祥
13、茶道は韓国発祥
14、華道は韓国発祥
15、花札は韓国発祥
16、ポケモンは韓国発祥
17、盆栽は韓国文化
18、ウリナラの歴史は半万年
19、ウォークマンの発明者は韓国人
20、インスタントラーメンの発明者は韓国人
145名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/27(火) 14:51
世界史の中でかんがえる
146名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/29(木) 01:13
age
147名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/29(木) 01:24
日本人なら上げるな。
くだらない板が増えれば国際情勢板に書き込む人間が減るから。
148名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/02(月) 04:33
>>147
このスレは優良スレだ。
149落合のびひこ:2001/04/09(月) 06:43
高坂さんと落合信彦さんって親友だったんだって!
150名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/10(火) 06:38
1987年の秋から1年間、僕は京都大学法学部で国際政治学ゼミを受講した。その担当教官が高坂先生だったのだが、高坂ゼミは人気ゼミであり、受講希望者が定員を上回るのが常だったため、受講者を絞るため2段階選抜を経るのが恒例になっていた。すなわち第一選抜は抽選、第二選抜は抽選に洩れた者の中から英語の試験で選ばれるのである。「運も実力もないヤツはあきらめてもらわんとしゃあないな」というのが高坂先生の弁であった。僕が抽選でゼミに入ったのは言うまでもない。

ゼミ前半の半年はみんなでアメリカの外交文書を読み進み、後半の半年は受講者がそれぞれ40枚の論文を発表するという形で行われた。僕の発表テーマは「泣き笑いのナショナリズム」というタイトルの、日本人のナショナル・アイデンティティ論だった。それは今読み返すと恥ずかしいほど拙い受け売りの集大成だったのだが、僕が今でも忘れられないのはその発表の時に高坂先生にかけていただいた一言である。

論文を配り終え、これから発表するというとき、僕は高坂先生に「先生、これは机上の空論です」と申し上げた。その時僕の頭の中には、現実にきちんとした足場を持たない議論は所詮青臭い書生論でしかない、論文というのはいろいろと難しい原本にあたり、フィールド・ワークをし、データを解析し、その上に成り立つべき調査記録のようなものでなければならないというオブセッションがあったのだと思う。それに対して僕の論文は、論文と呼ぶのもはばかられるほど稚拙な、僕がふだん感じていることをだらだらと綴っただけの、ただの長い繰り言のようなものであったのだ。

だが、その時先生はこうおっしゃったのだった。「机上の空論、結構ですよ」。それは僕にとって意外な一言だった。そして僕は、自分の頭の中で考えるということ、思考の過程を表現するということは立派な創作活動だということを知ったのだった。もちろん現実と何の接点もないただの印象論や一般論からは何も生まれまい。しかし、およそ世界の仕組み、物事の善し悪し、考え方の筋道というようなものについて深く思索すること、そしてそこから自分なりの考えを組み立てて行くということは、決して恥じるべき空論などではない、それこそが学問の本質ですらあると気づいたのである。

151名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/10(火) 06:39
高坂正尭という人は、保守派の論客として、政権の外交ブレーンとして、プラグマティストとして知られた学者であった。先生は現実にコミットし、公に発言することを躊躇しなかった。象牙の塔に閉じこもることをよしとせず、果敢に世の中に向かい最もホットなテーマについて語った。そうした現実主義者としての先生を知る者は、「机上の空論、結構」という先生の姿を知って意外に思うかもしれない。しかし、僕は、高坂先生ほど学問とか理論とかいうものの意味について深く考えておられた学者はいないのではないかと思う。

社会科学、中でも政治学のような分野は、人間の営みそのものを扱う学問である。そこでは数学のように定まった解がある訳ではなく、すべてを解き明かす理論が示される訳でもない。その分野での成果は人間の歴史に学ぶことであり、それはある場合には将来に対して有効であっても、それで人間の行動を縛ることができる訳ではない。そうした分野では純粋思索的な言説は有効でない、非現実的であると斥けられ、学問が現実に引きずられるということが起こり得る。目の前の現実のインパクトに理論がついて行けないということも起こり得る。それが政治学という学問のある種の宿命でもある訳だ。

しかし、政治学がそのように現実を後から説明するだけのつけ合わせであれば、それは結局学問の名に値しない後講釈に過ぎない。我々が歴史に学ぶのは現在をより正しく生きたいからである。生きるに足る将来を夢見るからである。そうであってみれば、学問は何らかの意味で我々の生活を導く先見性を持つものでなければならない。そのために学問は現実のインパクトと闘い、予想しなかった現実の意味を不断に問い続け、常にそれを取り込んであり得べき道を指し示す光でなければならない。そのためには学者たるものは時に非現実的と罵倒されようとも、物事のあるべき姿を見極めようとする努力を放棄してはならないのだ。

高坂先生は政治学という学問の現実との関わり、学問としての純粋性の限界に自覚的であったがゆえに、そうした学者としての理想を人一倍希求した人でもあった。定見という支柱を持たない人間が現実を動かすことの危険さを熟知している希有な存在であった。驚くべき博識と高邁な理想があったればこそ、高坂先生は現実に関わらずにはいられなかったのだ。

日本という国が大きな転機にさしかかり、これまでのシステムが瓦解しようとしているこのとき、高坂先生の遺した業績を読み返すことの意義は大きい。なぜならそこには時代を超えて妥当する普遍的な真理への熱い眼差しがあるからだ。僕は高坂先生から直接教えを受けたことを何よりも誇りに思う。そして今、一人でも多くの人が先生の著作を手に取り、日本という国の行く末について考えを巡らせることを願ってやまない。

152名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/10(火) 13:31
>>150 >>151
高坂さんが魅力的人格の持ち主だったのは事実。

でも時代遅れなきがする。さいしんの国際関係論は高坂さんのような
歴史の延長ではなく、社会科学の粋を結集した体系的な学問に進化して
いるから。そういうの勉強しちゃうと高坂さんの文章って漫談にしか
受け取れないんだけど・・・・。

関西学院大学の鈴木基史先生の『国際関係』東京大学出版会を読んでみてください。
日本語で読めるまともな国際関係の教科書です。高坂なんて時代遅れということに
気づくでしょう(藁
153名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/12(木) 08:52
他に >>152 の本を読まれた方、その書評をきぼんぬ。
154名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/12(木) 09:01
中国公安@女スパイと寝た元首相橋龍に政権を任せられると思うのか?
共和党、石油資本@ブッシュ政権が認めるだろうか?
野中@○話出身は、えげつないことばかり思いつく。
早く逝ってくれ!!
155名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/13(金) 22:32
>>153
日本国際政治学会の最新号の学会誌に青山学院大学の河野先生が書評論文を書いて
ますので参照してみては。

ベタぼめしてますけど。

その本は数量分析などを多用しているようですね。よく知りませんが。
156153:2001/04/14(土) 01:36
>>155
レスどうもありがとうございました。少し本の入手が
面倒くさい環境にいるのでここで尋ねてみました。
引き続き、他の方で >>152 の本を読まれた方、書評をお願いします。
157名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/14(土) 12:48
>152
 ん〜個人的にはクラシカル・リアリズムが好きなんだ
 けどなぁ。
 時代遅れ、というのは不適切だと思います。少なくとも
 古典的アプローチは古いというだけで批難の対象になるべき
 ものではなく、まして歴史的なコンテクストの中から帰納的に
 導かれたもののはずですから、ちょっと承服しがたいですね。
 確かに核に関する議論において、冷戦後には通じなくなった
 部分があったりするのは事実ですけど・・。
 
158名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/14(土) 19:48
>>157
高坂さんの文章は歴史に対する深い理解と教養がにじみあふれる含蓄ある
文章だ。しかし、あれは学問的か?少なくとも社会科学的じゃないよな?
国際政治コラムニストであり、国際政治学者ではないと思う。今の基準
では。
159名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/14(土) 21:00
>158
 貴方の言う「学問的」乃至は「社会科学的」という語句の
 表す意味の内容を知りたいんだが。
 ついでに、「今の基準」についてもお考えを賜りたく。
160名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/15(日) 03:59
高坂さんの著作集、みんな買ってます?
それとも図書館などで借りてます?
私は今度のGW中に読破しようと考えてるんですが、買おうか借りようか迷っています。
161名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/15(日) 04:04
京大の中央の図書館で探したんだけど
ないのはなぜ?
検索すると2階にあるみたいなんだけど見つからん
162名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/15(日) 04:53
>>160
あなたがお金に余裕のある立場なら買うべし。
国際政治を本気で勉強したいなら買うべし。

貧乏なら借金してでも買うべし。
163名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/15(日) 05:10
160とは別人なんだけど、1冊いくらぐらいするの?
一応国際政治を勉強したいと思っているんだけど。
専門は安全保障ですが。
164名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/15(日) 06:02
えーっと、手元に資料ないんですけど、高いですよ。
6500円かもう少し高い。
8巻全部で6万円くらいだったっけ?詳細きぼんぬ。
165名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/15(日) 08:22
1. 高坂正尭著作集( 一億の日本人 ) 第8巻
高坂正尭/高坂正尭著作集刊行会 /都市出版 2000/11出版 650, 23cm NDC:319.08 \7,000 在庫僅少 新宿本店 新宿南店 


--------------------------------------------------------------------------------
2. 高坂正尭著作集( 国際政治 ) 第7巻
高坂正尭/高坂正尭著作集刊行会 /都市出版 2000/07出版 645p 23cm NDC:319.08 \6,500 在庫僅少 新宿南店 
--------------------------------------------------------------------------------
3. 高坂正尭著作集( 古典外交の成熟と崩壊 ) 第6巻
高坂正尭/高坂正尭著作集刊行会 /都市出版 2000/04出版 690p 23cm NDC:319.08 \6,500 在庫僅少 新宿本店 新宿南店 
--------------------------------------------------------------------------------
4. 高坂正尭著作集( 宰相吉田茂 ) 第4巻
高坂正尭/高坂正尭著作集刊行会 /都市出版 2000/01出版 597p 23cm NDC:319.08 \6,500 在庫僅少 新宿本店 
--------------------------------------------------------------------------------
5. 高坂正尭著作集( 文明が衰亡するとき ) 第5巻
高坂正尭/高坂正尭著作集刊行会 /都市出版 1999/10出版 735p 23cm NDC:319.08 \7,000 在庫有 新宿本店 新宿南店 
--------------------------------------------------------------------------------
6. 近代剣道名著大系 第2巻
高坂昌孝/今村嘉雄 /同朋舎 1985/12出版 323p 27cm NDC:789.3
--------------------------------------------------------------------------------
7. 高坂正尭著作集( 豊かさの試練 ) 第2巻
高坂正尭/高坂正尭著作集刊行会 /都市出版 1999/07出版 603p 23cm NDC:319.08 \6,500 在庫僅少 新宿南店 
--------------------------------------------------------------------------------
8. 高坂正尭著作集( 日本存亡のとき ) 第3巻
高坂正尭/高坂正尭著作集刊行会 /都市出版 1999/04出版 683p 23cm NDC:319.08 \6,500 在庫僅少 新宿本店 
--------------------------------------------------------------------------------
9. 高坂正尭著作集( 海洋国家日本の構想 ) 第1巻
高坂正尭/高坂正尭著作集刊行会 /都市出版 1998/11出版 605p 23cm NDC:319.08 \6,500 在庫僅少
166名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/16(月) 07:33
結構高いね〜。
私は図書館で借りようかな。
もう少しお金に余裕ができたら古本でもいいからかうかもしれない。
167名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/16(月) 10:40
6. 近代剣道名著大系 第2巻
高坂昌孝/今村嘉雄 /同朋舎 1985/12出版 323p 27cm NDC:789.3
--------------------------------------------------------------------------------
168名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/20(金) 03:12
高坂まんせー
169名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/20(金) 03:16

      ,一-、
     / ̄ l |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ■■-っ < 藁って、いいかな〜?
    ´∀`/    \__________
   __/|Y/\
 Ё|__ | /  |
     | У
170名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/20(金) 03:18
後期試験の試験場で学生証を落としたときに、高坂先生が拾って自分に手渡して
下さったことを思い出します。もう10年も経つのか・・・。
171名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/30(月) 19:49
age
172名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/02(水) 02:07
高坂マンセー
173名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 01:14
命日age

な〜む〜
174名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 02:09
96年5月15日だったよなー。
もう丸5年経つのか。惜しい人をなくした・・・。

坂本義和とか武者小路なんてまだ生きてるのに・・・。
175名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 20:59
新潮選書から高坂先生の本が安い値段で出てますよ。
1200円(税別)で買えます。
176名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 04:37
1200円か〜。
福田恆存の「人間・この劇的なる物」「現代人は愛しうるか 黙示録論」の二冊を
買った方が安いから、今回はパス。
金ね〜よ、この野郎(;o;)
177名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 22:42
同じ板なのでみなさん御存じだとは思いますが、坂本義和の弟子で立命の
教員が自分のゼミで「高坂正尭はレイモン・アロンのパクリ」などとゼミ
生に豪語している模様。

さあ怒れ、全国3000万人の高坂ファン。
178名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/07(木) 18:19
>>177
その先生のその発言、この耳で聞いたよ!
残念ながら立命酷寒では多くの学生がその発言に洗脳されていて、
俺が「高坂ファン」なんていうと、バカにされたり、「ウヨクだね」
なんていわれた(怒)!
179178:2001/06/07(木) 19:29
>>177
その先生は、北岡伸一も御用学者とばっさり!
坂本義和、関寛治マンセーって感じ。
180名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/08(金) 03:25
>>177
実名告発きぼーん
181酷寒9期生:2001/06/08(金) 03:30
182名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/08(金) 04:08
183名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/08(金) 04:24
 ρ(^_^) 関連著作リスト含絶版書@bk1 (ちょっと表示に時間がかかることがありますが)

http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_result_book.cgi/?aid=p-top00468&srch=2&st=&ti=&au=&ol=%B9%E2%BA%E4%C0%B5%B6%C6&pb=&pby=&pbrg=2&isbn=&age=&idx=3&gu=&s1=dd&dp=50
184名無しさん@お腹いっぱい。
>>177
その助教授、天安門事件も西側のでっち上げ!と1年生を洗脳してるとか・・・・。