1 :
法匪w:
2 :
1からのSTATEMENT:2008/07/31(木) 16:05:13 ID:fZUWL8jy0
【福島】不当逮捕された産婦人科医師を救え39の続きだが、タイトルは適正なものに変更した。
「不当逮捕」じゃないし(現に逮捕されるだけの理由がある)、「救う」必要もない(有罪なら有罪、無罪なら無罪、判決を動かそうという意図を表示するのは一種の脅迫だ)。
そもそも、加藤医師に法的責任がないという意見は決して我々医師の総意ではない。
勝手な思いこみでおかしなタイトルを付けられたら迷惑だ。
3 :
1からのSTATEMENT(続):2008/07/31(木) 16:06:40 ID:fZUWL8jy0
最後に、気に入らない意見があるとすぐ法匪と蔑むのは如何なものか。
医師という職能集団全体の評判を落とすような発言は厳に慎んで欲しい。以上
4 :
放屁w:2008/07/31(木) 16:10:12 ID:AsMoIGWa0
8/20か。
まあどっちにしろもう遅いんだがw
5 :
卵の名無しさん:2008/07/31(木) 16:11:30 ID:F976d9qb0
i l l ヽ ヽ\\
ヾy ‐- ̄ ̄ ̄ ヽ、 \ ヽ ヽ
ィ ヽ ̄\ ヽ ヽ `、
/ ー-、 \ `、
/ ヽヾヽ\ ヽ\ ヽ、 、
// / |\ ヽ、 ヽ ヽ | l`、
/ | | l , 、\\\\ \ | l 丶
| l |. 、! \ \ ー '''' ヽ、ヽ l | | `
. |.l | r'} 、 \,,、 、__,,、-‐''`ヽ | | | |
l.l | ( { `ー''丶 '''ー- '´ |/ヽ | | | ii |
l | ヽ; | |' i| l | | | i
ヽ .l `i. i ノ, / / /// /
\. l ヽ. ヽ /`" / // | ̄ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ. ヽ _,,,,,,_ /r、 / / | | < またつまらぬスレを見てしまった
\ /llヽ ‐-、`' /1| ヽ / /| | \__________
/ ||∧. / | | \-‐' | |
_ ,、 -/l ||{ ヽ,,,,,,,,,/ .| | |ヽ、、 | |
_,、- ' ´ |. ||{ | | |ヽ、 ゛| |、,,_
6 :
このスレ書き込み禁:2008/07/31(木) 16:11:52 ID:9bsEihAK0
このスレ書き込み禁
裁判に伴う裁判費用を始め
精神的・物理的 『救う』 の経過が判っていない
法匪の立てたスレなんぞに
書き込む必要はありません。
7 :
1からのSTATEMENT(続):2008/07/31(木) 16:13:48 ID:fZUWL8jy0
>>6 書き込み禁止する権限は貴様などにはない。
先に登記を備えたヤツが勝つんだぜ?
メタメタに荒らした上で違法な脅迫スレとして当局に通報してやるからさっさと40たてろよ、バーカ。
8 :
卵の名無しさん:2008/07/31(木) 16:15:58 ID:fZUWL8jy0
>裁判に伴う裁判費用を始め
>精神的・物理的 『救う』 の経過が判っていない
有罪になったらそれは「犯罪者」を助け、国民を裏切ったことになるな。
そういう活動は医師全体の立場を著しく害するからやめろと言っている。
単にスレのタイトルの問題じゃないんだよ。
9 :
卵の名無しさん:2008/07/31(木) 16:18:01 ID:fZUWL8jy0
加藤医師有罪派は引き続き、このスレにて。だな〜先生の法的なトークに期待しています。
なお、加藤を援護する非国民スレ「40」を空爆wするのは自己責任でどうぞ。
10 :
卵の名無しさん:2008/07/31(木) 16:19:50 ID:fZUWL8jy0
メタメタに荒らした上で→法的に論破した上で
>>7を訂正します
11 :
卵の名無しさん:2008/07/31(木) 16:20:12 ID:0uPkiJmU0
>>7の書き込み内容自体が、脅迫だよねと思うのは、俺だけ?
12 :
卵の名無しさん:2008/07/31(木) 16:20:24 ID:F976d9qb0
小 包 |'´::::>‐''´::::::::::::`゙ヽ、`゙ヽ、r',. -''´:::::〈 包 え
学 皮 //::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ/..:..:::::::::::::〈 皮 |
生 が |..:..:..:..:..:.:::::::::::::::::::::::..:..:/:::..:..:..:..:.::::::::::| !? マ
ま 許 |::::::..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:./::::::::::::::::::..:..:..:..〈 ジ
で さ 〉::::l|::::|:::::::::::::l|:::l|:::::/::::::::::::://::::::::::::::/
だ れ |::::|」l::十::::::::::/リト|:、|:|:::::::::::/l‐!::::::::〃/L
よ る ヽ::|l:!⊥!ヽ::::〃| ,⊥L!|:::::::::リ=ミ|::lレ'´〃 /ヽ__r┬‐、/
ね の /::|| lL! ヾ/ ! 「し!{|::ハ| 「_! /i::(_, ヽヾ::::::::
│ はr'::|::| 、 l;;;! _l:;;;;レ |:::l:|、L::!. _L;;;ノ__, j|;::::::::
レ'⌒ヽ |:::::|::|  ̄  ̄ j|::::|:| リ::/:::
人__人_j_:::::|{:'、 〈 ノー'^ー^ ゝ〈 //:::/
ハ キ /ハ:::ヽ ヽ ̄`l | キ ハ _ヽ ̄`l u 〃:://
ハ ャ |/ !ヾ:::ヽ/Y'Yl 〈 モ |:::::| | ヽ.__j //〃
ハ ハ ヽ >ヽ::ヾ! | .| | '´| │ 〉/ ,':ヽ/),. -r' ´ /
ハ ハ //: : :ヽ∨ | .| | /| | |' レ' /リ__:::∧_____/
ハ ハ 〉|: : : : ', 、 V ,'! イ ヽ -'‐'´,.ィ´:/厂ヽ
||.|: : : : : | /〈 / `ー─‐v' |::::∧ //:
ヽ!: : : : : :| /::|/⌒ヽ /´ ~l ̄/: : | |::::| ∨ /: :
13 :
卵の名無しさん:2008/07/31(木) 16:24:41 ID:fZUWL8jy0
裁判所に対する脅迫を捨ておくことは出来ないわけで。
無罪を主張すること自体、裁判所への干渉。
監視し、デモの企みなど怪しい動きがあれば通報し、阻止する。
それが良心的中立医師に期待される行為だろう。
中立な視点で加藤医師の行為を評価すれば、過失は否定出来ず、ゆえに有罪の可能性も否定出来ない。
何らかの「おめこぼし」で無罪になる可能性もあるかも知れないが…
それは貴様らが求めていいことじゃないんだ!恥を知れ!
14 :
卵の名無しさん:2008/07/31(木) 16:27:02 ID:fZUWL8jy0
15 :
卵の名無しさん:2008/07/31(木) 16:29:08 ID:JY4V7kZr0
漏れはこれ以降はこのスレに書き込む気はねーからwww
包皮だけでw 包皮同士舐めあいしててくれwww
16 :
卵の名無しさん:2008/07/31(木) 16:29:39 ID:fZUWL8jy0
>100本配り終わった時点で、つぎの100本分の寄付が集まっていなければ、その時点で当企画は終了として
てことは、詐欺も可能ってことだな。おおコワ…寄付の名目だからモノの引き渡ししなくて済むとか本気で考えてるし…
これだから医者は馬鹿にされるし、嫌われるんだな。
マジで迷惑ですよ、Yosyanセンセ!
17 :
卵の名無しさん:2008/07/31(木) 16:30:48 ID:F976d9qb0
''';;';';;'';;;,., ザッ
''';;';'';';''';;'';;;,., ザッ
ザッ ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
vomyvwomovyoyoy ザッ
ザッ oVvvovyvoVvvovyvMovo、
-O-O-^‐^-O-O-^‐^-O-O-^-
ザッ O_O O_O O_O O_O O_O /^フ
O_,O /ヽO__,O./^フ /ヽ_⊂^ヽ,.ヘ/放 屁\ / /
/^フヽ、 ./放 屁\ / / / )\.|/-O-O-ヽ|/ /
⊂^ヽ、 /放 屁\ / / \ \|/-O-O-⊂_ヽ/ /放屁v / /\6| . : )'e'( : ./ /
\ \|/-O-O-ヽ|/ / .\6| . : )'e'( : ./\\.|-OO-|/ / ) `‐-=-‐ ' ノ
.\6| . : )'e'( : ./ / ) `‐-=-‐ ' ノ\6|ヽ'e'// / (・ノ ヽ・ )
) `‐-=-‐ ' ノ (・ノ ヽ・ ). \`-- ' / ( )
(・ノ ヽ・ ) ( ) lミ 彡l 〉、 x /⌒nm,
( ) 〉、 x /⌒nm, > l / ヽ,,,,,,,,_,,へ) ノ
〉、 x /⌒nm, / ヽ,,,,,,,,_,,へ) ( x ,へnmく く⌒ `-'
/ ヽ,,,,,,,,_,,へ) ノ く く⌒ `/,(u)-へ) ノ⊂_ゝ
く く⌒ `-' ⊂_ゝ く く `-'
⊂_ゝ ⊂-ゝ
18 :
卵の名無しさん:2008/07/31(木) 16:31:05 ID:fZUWL8jy0
善意の医師が100万円送金→ボールペンありません
ウマー
19 :
本スレの告知:2008/07/31(木) 16:35:20 ID:fZUWL8jy0
20 :
海老サワー:2008/07/31(木) 17:04:37 ID:fZUWL8jy0
やっぱ、40の方が楽しいからあっちで遊ぶわ。
依頼出しておけよ。
21 :
卵の名無しさん:2008/07/31(木) 17:07:56 ID:F976d9qb0
_[警] [法匪]
( ) ('A`)
( )Vノ ) ショデハナシヲキコウカ・・・
| | | |
22 :
卵の名無しさん:2008/07/31(木) 19:13:42 ID:vJe2T0mY0
なんだ、立て荒らしの立てたスレか。
なんかのネタ雑談にでも使おうか?
23 :
海老サワー:2008/07/31(木) 22:05:57 ID:fZUWL8jy0
マターリ雑談しようぜ!
とりあえず、加藤医師有罪の根拠についてだな〜先生に解説をお願いする、とか。
24 :
卵の名無しさん:2008/07/31(木) 23:10:05 ID:qljFe4bc0
25 :
海老サワー:2008/07/31(木) 23:46:56 ID:fZUWL8jy0
10000本は凄いな。
俺も5本くらい貰おうかな。
これを○○会とかで使うとハイステイタスだからな。
26 :
海老サワー:2008/07/31(木) 23:48:07 ID:fZUWL8jy0
おっと、誤解しないでね。
私は無罪を信じるほど無邪気じゃない。
たださ、ファッションとしてこのボールペンはちょいクールなわけよ。
お前らもそう思うだろ?
医師っぽいじゃん?
27 :
卵の名無しさん:2008/08/01(金) 00:07:57 ID:PAIGUBcZ0
28 :
卵の名無しさん:2008/08/01(金) 00:36:30 ID:w3+U4uj00
なんだ、ここは気の毒な人専用のスレだったのか。
ま、一人で好きなだけ書き込んでいてくれ。
29 :
卵の名無しさん:2008/08/01(金) 00:50:29 ID:GvNvC3670
このスレは過疎になりそうだな。
【福島】不当逮捕された産婦人科医師を救え40 の方が面白そうだわ。
あっちには「だな〜」もいるし。
30 :
卵の名無しさん:2008/08/02(土) 09:20:26 ID:g9oMs8oN0
age
31 :
卵の名無しさん:2008/08/05(火) 20:15:39 ID:sTAYvtY+0
藻前は有罪、無罪どっちに賭ける?ゲームしようぜ!
32 :
卵の名無しさん:2008/08/06(水) 00:44:50 ID:HK+qmcWs0
有罪。懲役1年6月、執行猶予5年ってとこか。
33 :
卵の名無しさん:2008/08/06(水) 05:42:05 ID:W+Sa8/om0
>>32 求刑禁錮1年罰金10万円でそれはない。
自分の予想は満額回答で禁錮に執行猶予2年付き。即日控訴で高裁で無罪、検察即日上告で破棄差し戻し。
医療崩壊は進むべくして進み(訴訟になったこと自体が問題なので、判決ではこれ以上加速はしないが、世間は加速したと勘違いする)、
その原因を作った検察庁、裁判所は全国から非難され、遡って社会的評価を落とすことになるが、仕方ない。
34 :
卵の名無しさん:2008/08/10(日) 08:48:55 ID:kJyfcgde0
誰が考えても「人殺し」じゃないのかな?
http://blogs.yaho●.co.jp/gkpcc873/41325395.html
奈良の「たらい回し殺人」(敢えて、この表現をします)ですね。
これはもう立派な「殺人」だと思います、受け入れ拒否をした全病院の名前を公開した上で
その受け入れ拒否理由を述べさせるのが、まずは必要か、と思います。
それから「仮眠」した担当医も晒して、まずは「何故そうしたのか」という回答を
本人から直接、述べさせるのが筋かもしれません。
今の段階でも十二分にこの医師が「人間失格」である事は判りますが、
コイツもそれなりに云いたい事があるかもしれませんからね。
ただし、決してコイツを「雲隠れ」させるような事をさせては駄目だと思います。
35 :
ageときますね:2008/08/15(金) 00:43:42 ID:yGl/voNy0
西暦2××8年8月20日 ふぐすま地裁
裁判長:カトウォォォッー!
カトウ:はぁ?
裁判長:カトウォォォッー!態度が悪ィィィ!(バシン!)←杓が叩きつけられた音
検察官:カトウォォォッー!
カトウ:ハイ…(思わず蔑む視線)
裁判長:その目は何だァァァッー!
検察官:目は何だァァァッー!
カトウ:イエ…(目を伏せる)
裁判長:判決を言い渡すゥゥゥゥッー!
検察官:ウゥゥゥッー!
裁判長:復唱せんでよろし。
検察官:ハイ…
裁判長:主文ッー!職業的にはァァァァしけぇぇぇい!
検察官:死刑ィィィ?(さすがに狼狽)
裁判長:理由ゥゥゥッー!態度が悪ィィィ!だけでなくて厳しいィィィィ行政処分ッー!
すぐにカトウは職業的斬首台にかけられた。
医道審議会:医業停止ィィィッー!
ふぐすま県:懲戒免職ゥゥゥッー!
学会:専門医資格停止ィィィッー!
36 :
卵の名無しさん:2008/08/15(金) 02:08:02 ID:tm/WO0/p0
有罪だったら辞職とか言ってるバカ医者どもってどうせ21日の午前中も外来やってんだろうなwwwww
37 :
age:2008/08/15(金) 05:18:05 ID:yGl/voNy0
有罪だったら、じゃなくて逮捕の時点で辞職するべきだろ。常考。
結局、何だかんだ理由を付けて辞職しないんだよ。
医師がますますなめられる原因を作っているだけ。
38 :
卵の名無しさん:2008/08/16(土) 10:01:24 ID:sw0nuryH0
執刀医の判断争点
大野病院帝王切開死20日判決
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20080816-OYT8T00002.htm http://www.yomiuri.co.jp/photo/20080816-3872516-1-N.jpg 大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開手術で女性(当時29歳)を失血死させたなどとして、業務上過失致死と医師法
(異状死体の届け出義務)違反罪に問われた産婦人科医、K被告(40)の判決が20日、福島地裁で言い渡されるK被告の判断と処置は、
医療水準からみて妥当だったのか、それとも注意義務違反に当たるのか。逮捕が、全国の産科医不足を加速させたとも言われる
医療界注目の公判の主な争点を整理する。(藤原健作)
女性は、胎盤が通常より低い位置にある「前置胎盤」で、産道につながる内子宮口を完全に覆っていた=図=ため、帝王切開が必要だった。
さらに通常は胎児が子宮から出た後、子宮の収縮に伴って自然にはがれる胎盤の一部が、子宮と癒着するまれな疾患で難症例だった。
論告によると、K被告は04年12月、この胎盤を手やクーパー(手術用ハサミ)で無理にはがして大量出血を招き、女性を死亡させたうえ、
異状死だったにもかからわず、届け出を怠ったとして禁固1年、罰金10万円を求刑された。
◆癒着の部位と程度
業務上過失致死罪の成立には、胎盤をはがせば死亡するほどの大量出血を招くことを予測できたという予見可能性と、大量出血による死亡を
回避すべき義務を怠ったという事実認定が必要だ。予見可能性の前提になるのが、胎盤の癒着の部位と程度。一般に癒着が広く深いほど、
大量出血する可能性が高くなる。
女性の子宮の前壁(腹側)には帝王切開で第1子を産んだ際の傷跡があり、前置胎盤のため、胎盤がこの傷跡にかかりやすく
癒着しやすいリスクがあった。
検察側は、胎盤は傷跡にかかっており、K被告も手術前にその可能性を認識していたと指摘。県立医大の病理医が行った子宮の鑑定結果などから、
「胎盤は前壁から後壁(背側)にかけて広く癒着していた」と主張。程度についても「相当深かった」とした。
一方、弁護側は、大阪府立母子保健総合医療センター検査科主任部長の「癒着は子宮後壁の一部だけ」という証言から、
前回の帝王切開時の傷跡との癒着を否定し、程度も浅かったとした。主任部長の鑑定経験の豊富さも強調した。
39 :
卵の名無しさん:2008/08/16(土) 10:02:10 ID:sw0nuryH0
>>38続き
◆大量出血の可能性
「強い癒着を認識したのだから、胎盤をはがし続ければ死亡につながりかねない大量出血を生じる可能性を予見できた」。
検察側は癒着の深さなどを前提に、そう主張する。可能性を認識した時点については、「遅くとも右手を子宮と胎盤の間に入れて
手ではがした時点」とし、胎盤を無理にはがしたことで、直後の総出血量が5000ミリ・リットル以上に達したと主張した。
弁護側は、帝王切開では、胎盤が一見して強く癒着している場合を除き、手ではがし始めるのが通常の処置であり
、この時点で大量出血を予見していないことは明らかと指摘。胎盤をはがしている最中の出血量も最大555ミリ・リットルに過ぎず、
大量出血はその後に起きたもので、血液が固まりにくくなる疾患を発症した可能性などがあるとした。
◆結果回避義務
子宮と胎盤の癒着を巡る主張が異なる中、最大の争点となっているのは「癒着を認識した時点で胎盤をはがすのをやめ、
子宮の摘出に移る義務があったかどうか」。執刀医の判断、処置そのものの妥当性が問われている。
検察側は、K被告の自宅から押収した医学書に「無理にはがすのは危険」との記載があったことや、証人の新潟大大学院教授が
「はがすのが難しくなった時点で、直ちに子宮摘出に移るべき」と証言したことなどを根拠に、クーパーを使って
胎盤をはがし続けた行為を「産科医としての基本的注意義務に著しく違反し、過失は重大」と指弾した。
一方、弁護側は「胎盤をはがし終えることで子宮が収縮し、止血が期待できる」と説明。「いったんはがし始めたら完了するのが、
標準的な医療行為」と繰り返し主張した。証言台に立った周産期医療の権威の宮崎大医学部長や東北大大学院教授も「間違いは何もない」
などと述べた。また、弁護側は、途中で子宮摘出に移ったケースは公判で1例も示されていないと検察側の主張に疑問を投げかけた。
40 :
卵の名無しさん:2008/08/16(土) 10:02:48 ID:sw0nuryH0
>>39続き
◆医師法違反
医師法21条は、医師が死体を検案して異状を認めた時は、24時間以内に警察署に届け出ることを義務づけている。
東京都立広尾病院の点滴ミス隠し事件の最高裁判決(04年)で、医療ミスを警察に届け出なければならないことは明確になったが、
何をもって「異状」と判断するかの定義は難しい。
検察側は、K被告の過失を原因とする失血死であり、異状死は明らかと主張する。
一方、過失を否定する弁護側はK被告がそもそも異状を認識しておらず、客観的にも異状死に当たらないと指摘した。また、
旧厚生省の指針などは施設長(院長)が届け出るとしており、届け出なかったのは院長の判断とも主張した。
ただ、公判では医師法違反罪を巡る審理には多くの時間が割かれず、議論は深まらなかった。
今回の判決が注目されるのは、医師が逮捕された事件だったこともある。ミス隠しなど悪質なケースでの逮捕は過去にもあったが、
県の事故調査委員会の原因調査も終わり、事故から1年以上も経過しての逮捕だったため、医師団体からは抗議声明が相次いだ。
多くの医師が「最善を尽くして逮捕されるなら、手術ができなくなる」と受け止め、2004年ごろから顕著になっていた産科医の減少に
拍車をかけたと言われる。元もと産科は、他の診療科に比べて訴訟リスクが高く、昼夜を問わない呼び出しなどで勤務も過酷だ。
事件後、各地の病院で産科が閉鎖され、医療機関が難しいお産を避ける傾向も強まった。
厚生労働省では、捜査機関とは別の第三者が原因究明を行う「医療安全調査委員会(仮称)」の創設を目指しており、判決は
この議論の行方にも影響を与えるとみられる。
41 :
卵の名無しさん:2008/08/16(土) 10:24:27 ID:sw0nuryH0
大野病院事件、医学生も敏感 東北・意識調査
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080816t73023.htm http://www.kahoku.co.jp/img/news/200808/20080816a101.jpg 福島県立大野病院で2004年、帝王切開中の妊婦が失血死し、産婦人科医が業務上過失致死罪などに問われた事件の裁判に絡み、
東北の医学生の多くは、医療事故で刑事責任などを問われることが産婦人科などの医師不足に影響すると感じていることが、
河北新報社が実施した医学生の意識調査で分かった。進路として産婦人科を敬遠する理由も訴訟リスクなどが挙げられ、
事件が産科医療に暗い影を落としている実態が浮き彫りになった。
調査は7月中旬から下旬にかけて、東北6県の4大学医学部、2医大の1-6年生を対象に聞き取りなどで実施し、49人から回答を得た。
回答者の性別は男性29人、女性20人だった。
医師の逮捕については、4割近い19人が「医師に刑事責任はない」と答え、「逮捕の判断は妥当」(2人)と
「書類送検や在宅起訴にとどめるべきだった」(15人)の合計を上回った。
医療事故が事件や訴訟に発展する可能性が医師不足に及ぼす影響は半数以上の26人が「大いにある」と回答。
「少しは」(22人)を合わせると、ほぼ全員が影響を認めた。
医師や病院と患者間のトラブルが増えた原因(一部複数回答)は、23人が「センセーショナルな報道の影響」を挙げ、
次いで「患者や家族の権利意識の高まり」(19人)。「説明不足など医師・病院側の対応」は12人だった。
志望する診療科は産婦人科が7人。産婦人科、小児科など医師不足が深刻な診療科を希望しない理由は
「訴訟が多く、劣悪な環境に身を投じる勇気がない」(秋田大3年・男性)「訴訟リスクや過剰労働で仕事をしても報われない」
(福島県立医大6年・男性)などの意見が上がった。
[大野病院事件]福島県立大野病院(大熊町)で2004年12月17日、帝王切開手術を受けた癒着胎盤の女性=当時(29)=が
胎盤剥離(はくり)の過程で大量出血して死亡。福島県警は06年2月、執刀したK医師(40)を業務上過失致死などの容疑で逮捕、
福島地検が翌3月に起訴した。裁判では、医師の処置に伴う出血の予見可否などが主な争点となった。
検察側は禁固1年、罰金10万円を求刑し、弁護側は無罪を主張。判決は20日、福島地裁で言い渡される。
42 :
卵の名無しさん:2008/08/16(土) 10:25:55 ID:sw0nuryH0
産科志望、強い捜査批判 東北の医学生調査
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080816t73022.htm 産婦人科医が刑事責任を問われた福島県立大野病院事件の判決を前に、河北新報社が東北の医学生を対象に実施した
意識調査では、産婦人科医を目指す学生はほかの診療科の志望者に比べ、捜査側への批判が強い傾向が浮かび上がった。
将来の産科医療の担い手として事件を切実に受け止め、医師不足に及ぼす影響の見方にも差が表れた。
回答した49人の医学生のうち、産婦人科志望は7人。医師の逮捕には、うち5人が「医師に刑事責任はない」と答えた。
産婦人科以外か未定という42人では3割程度だった。
理由は「手術中は予測できないことが起こる。すべてを医師の責任とする判断はおかしい」(弘前大6年)
「症例は極めて珍しく、医師は1人勤務だったなど、すべての状況を加味して判断すべきではないか」(東北大6年)など。
「分からない」と回答した秋田大6年の学生も「仮に、事前にリスクをよく説明し、家族の同意が得られていたのであれば、
医師だけの過失を問うのはひどい」と意見を寄せた。
「お産は病気ではない」と言われるが、分娩(ぶんべん)時の急変もあり得る産科医療の現場は生と死が隣り合う。
こうした医療の特性や体制の不備に言及し、捜査に疑問を投げ掛ける意見が目立った。
訴訟リスクや刑事責任を問われる可能性が産婦人科などの医師不足に与える影響は「大いにある」が1人で、
「少しはある」が5人。ほかの診療科を志望する学生は「大いにある」が25人と6割を占めた。
全回答者の中で唯一、「あまり影響していない」と答えたのも産婦人科医を希望する学生。
「訴訟が多いことに関しては、気を付けなければいけないと自覚しているが、リスクで志望先を選ぶわけではない」と理由を説明した。
43 :
卵の名無しさん:2008/08/17(日) 04:58:12 ID:yz8SuLD00
あと3日ですか。
本当に「カウントダウン」ですね。
44 :
卵の名無しさん:2008/08/18(月) 11:09:35 ID:JiYeZyya0
有罪だとして量刑はどれくらいが妥当?
45 :
卵の名無しさん:2008/08/18(月) 11:50:49 ID:EU7q3WZ80
当然、死刑ですな。
これで、一挙に医療崩壊デス。
By医療崩壊促進委員会
46 :
卵の名無しさん:2008/08/18(月) 11:59:21 ID:QqnBL2Gz0
有罪なら産科医療崩壊決定だね
そろそろ主文か?
47 :
卵の名無しさん:2008/08/18(月) 12:43:43 ID:z++EldL/0
崩壊するなら逮捕の時点でとうに崩壊してるはず。
有罪にしようが死刑にしようが崩壊なんてこれ以上ねえべ。
48 :
卵の名無しさん:2008/08/18(月) 13:53:04 ID:oOG68aVo0
49 :
卵の名無しさん:2008/08/18(月) 14:29:14 ID:aNOhwVHJ0
>>48 医者は信頼を裏切ったのだから、通常より厳しく処罰すべき
by F山
まあ、執行猶予付き禁固一ヶ月or罰金10万円でしょう。
それでも祭りでしょうが。
50 :
卵の名無しさん:2008/08/18(月) 15:47:51 ID:EU7q3WZ80
祭りは、派手な方がいい!!!
こんなのどお
「永久に産科医を行なう事」
51 :
卵の名無しさん:2008/08/18(月) 16:33:27 ID:7trvf7yz0
>>49 この場合,罰金は医師法違反にかかる部分。
したがってコンボでくると思う。
52 :
卵の名無しさん:2008/08/18(月) 17:52:56 ID:lYdUAnnD0
用語解説「医師法21条」
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17688.html 医師法21条で、医師は「死体または妊娠4月以上の死産児を検案して異状があると認めたときは、24時間以内に
所轄警察署に届け出なければならない」とされており、違反すると「50万円以下の罰金」が科せられる。しかし、
医師法21条をめぐっては、▽憲法31条(適正手続の保障)に違反するのではないか▽憲法38条第1項(黙秘権)に違反しないか―など、
憲法違反の疑いがあることが指摘されている。
医師法21条は、明治時代の医師法の規定を受け継いでおり、立法の趣旨は「司法警察上の便宜」とされている。
例えば、何者かに刃物で刺された被害者が病院に運ばれて死亡した場合などに犯人の逃亡や事件の拡大を防止するため、
警察への協力義務を定めた規定とされている。
このような立法趣旨から、「異状」の解釈については、診療行為に関連しない死亡(他殺による死体など)に限定する考えもある。
しかし、警察や裁判実務は医師の診療行為に関連して死亡した場合も広く「異状死」に含めるという考えを採用している。
最高裁判所は2004年4月、都立広尾病院の担当医師らに対し、医師法21条違反の有罪判決を下した。その年の12月に
福島県立大野病院で帝王切開した20歳代の女性が死亡した事件(大野病院事件)では、担当医師が業務上過失致死と医師法21条違反の疑いで
逮捕、起訴された。
大野病院事件で弁護側は、医師法21条の憲法違反(31条、38条)を主張している。憲法に違反する法律は無効であるため、
憲法違反の主張が認められれば、医師法21条違反の問題は生じない。同事件の公判は今年5月16日に福島地裁で結審し、8月20日に判決が言い渡される。
53 :
卵の名無しさん:2008/08/18(月) 17:53:45 ID:lYdUAnnD0
>>52続き
1.憲法31条(適正手続の保障)違反か
あいまいで不明確な法律で処罰することは国民の自由を奪うことになるため、憲法31条によって無効とされる。
憲法31条は、「何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命もしくは自由を奪はれ、またはその他の刑罰を科せられない」
と規定しており、刑罰法規が明確であることを求めている。これは、「明確性の原則」や「漠然性故に無効の法理」といわれる。
これまでに刑罰法規の明確性が問題となった事件は多く、「交通秩序を維持すること」(徳島市公安条例事件)、
「淫行」(福岡県青少年保護育成条例違反事件)などの文言をめぐって、憲法31条に違反するかどうかが争われた。
しかし、最高裁はいずれも違憲の判断を下していない。
2.憲法38条第1項(黙秘権)違反か
憲法38条1項は、「何人も,自己に不利益な供述を強要されない」と規定し、黙秘権(自己負罪拒否特権)を保障している。
医師法21条の「異状死」の解釈として、医療ミスによって死亡した場合も含めるとすると、このような「診療関連死」を
警察に届け出ることは、自己に不利な証拠をわざわざ「自白」することになる。
このため、医師法21条は「自己に不利益な供述を拒否する権利」を基本的人権として保障した憲法38条1項に
違反する恐れがあるとの批判もある。
54 :
卵の名無しさん:2008/08/18(月) 17:54:41 ID:lYdUAnnD0
>>53続き
3.「異状」と「過失」は関連するか
「異状」の有無について、死体の外表から客観的に判断すべきか、それとも「異状死」を招いた「過失」と関連付けるかが問題となっている。
「過失があれば異状死」で、「過失がなければ異状死ではない」など、業務上過失致死罪の成否と医師法21条の「異状」の解釈とを
関連付ける解釈方法に対して批判もある。
大野病院事件で弁護側は、「本件患者の死体には客観的に異状が認められない」と主張している。「異状」の判断が、
医師らの過失の有無とは関係なく、死体の外表から客観的に判断されるならば、医師法21条に違反する可能性は低いとの指摘もある。
また、客観的に死体の外表を検査した結果として「異状」という判断が下された場合であっても、医師法21条の主観的構成要件
(故意)を欠くという解釈もあり得る。院内の安全管理マニュアルに従っていたことなどを考慮して、「異状性の認識はなかった」
と認められれば、医師法21条違反にはならない。
刑法学者など法律関係者は、個々の刑罰法規を「構成要件」と呼び、これを「客観面」と「主観面」に分ける。
例えば、「人を殺した者」を処罰することを定めた刑法199条の構成要件の客観面には、「人を殺す行為」や「死亡した結果」などがあり、
これら「構成要件の客観面」を満たさなければ、「構成要件の主観面」(故意や過失)の判断に入ることなく、犯罪は不成立になるとされる。
このように、多くの犯罪構成要件は客観面と主観面に分けられる。しかし、医師法21条は「異状があると認めたとき」と規定しており、
客観面と主観面の切り分けが難しい。このため、「診断書や検案書を発行しなかったとき」と規定するなど、
構成要件の客観面を明確にするように変更すべきとの意見もある。
55 :
卵の名無しさん:2008/08/18(月) 21:22:50 ID:lYdUAnnD0
56 :
卵の名無しさん:2008/08/18(月) 23:11:43 ID:HmuXlxjl0
憲法訴訟としての一面もあるよな。
今後のためには最高裁まで行くべきだ〜!
57 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 00:32:02 ID:QM2Ve4MY0
福島大野病院事故:20日判決 医師の裁量どう判断
http://mainichi.jp/select/science/news/20080819k0000m040116000c.html 福島県立大野病院(大熊町)で04年、帝王切開手術を受けていた女性(当時29歳)が死亡した医療事故で、
業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた同病院の産婦人科医、K被告(40)=休職中=の判決が20日、
福島地裁(鈴木信行裁判長)で言い渡される。手術中の判断を巡り医師が逮捕・起訴された異例のケースで、
全国の医療関係者が「医師の裁量に捜査機関が介入している」と反発する中、司法の判断が注目される。
加藤医師は04年12月17日、帝王切開手術中、はがせば大量出血するおそれのある「癒着胎盤」と認識しながら
子宮摘出手術などに移行せず、クーパー(手術用はさみ)で胎盤を剥離(はくり)して女性を失血死させ、
医師法が規定する警察署への異状死体の届け出をしなかったとして起訴された。
検察側は「基礎的な知見による基本的な注意義務に著しく違反し悪質」と禁固1年、罰金10万円を求刑。
弁護側は「施術に過誤はなく、臨床医学の水準に即して可能な限りの医療を尽くした」と無罪を主張している。
女性は発生率0.01%とされる極めて症例の少ない癒着胎盤だったが、「胎盤剥離を中止し
子宮摘出手術等に移行すべきだったか」が最大の争点。
検察側は「癒着胎盤と分かった時点で剥離を中止すべきだった」と主張。弁護側は、胎盤剥離後の子宮収縮による
止血効果などを挙げ「胎盤剥離を完了するのが医療現場の裁量として合理的」と反論した。
単純な医療ミスでなく、手術中の「医師の裁量」が刑事責任を問われ、日本医学会が「結果責任だけをもって
犯罪行為とし医療に介入している」と声明を出すなど、全国の医療団体が反発している。【松本惇】
58 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 08:25:49 ID:AtpqY4b30
胎盤剥離継続どう判断 大野病院事件あす判決
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080819t63024.htm http://www.kahoku.co.jp/img/news/200808/p081903x0s200026_01k.jpg 福島県立大野病院(大熊町)で2004年、帝王切開中に子宮に癒着した胎盤の剥離(はくり)を続けた判断の誤りから
女性患者=当時(29)=を失血死させたとして、業務上過失致死罪などに問われた産婦人科医K被告(40)の判決が20日、
福島地裁(鈴木信行裁判長)で言い渡される。弁護側は「過失はない」と無罪を主張し、医学界も逮捕時から
反対声明を出すなど反発した事件の判決では、極めてまれな症例での医師の施術の評価が焦点だ。
最大の争点は、胎盤の剥離を続けた判断の正否。検察側は「継続すれば命に危険が及ぶ状況に至っても漫然と剥離を続けた。
直ちに中断して子宮摘出に移るべきだった」と過失を指摘。弁護側は「剥離を始めたら最後まで続けるのが妥当」などとした
周産期医療研究者の証言を基に、「検察側主張は非現実的で机上の空論」と反論した。
大量出血の予見可能性では、検察側が「被告は手術前に子宮摘出の可能性も考えており、十分予見できた」としたのに対し、
弁護側は「被告は手術前と手術中に慎重な処置を繰り返しており、予見不可能だった」と主張した。
胎盤剥離にクーパー(医療用はさみ)を使ったことも争点。検察側は当初「大量出血の原因」と指摘したが、
論告では過失から外し「クーパーを使わなければならないほど癒着していた」と剥離継続の誤りを示す論拠に挙げた。
弁護側は「使うと剥離が早く済み、子宮筋層も傷付けない」と妥当性を強調した。
K被告は「異状死」を警察に届けなかった医師法違反にも問われた。検察側は禁固1年、罰金10万円を求刑している。
起訴状によると、K被告は04年12月17日、女性の帝王切開手術で胎盤と子宮の癒着を確認し、剥離を開始。
継続すれば大量出血すると予見できる状況になっても剥離を続け、女性を失血死させた。異状死の届け出もしなかった。
59 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 10:08:53 ID:pKaFkAN+0
産科のみならず日本の医療の歴史に残る日になるでしょうね。
どちらにしても、医療にとっては悲劇的な結末しか浮かんでこないのが悲しいが。
60 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 10:14:31 ID:AtpqY4b30
帝王切開死、20日判決…「医師の裁量」に司法判断
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080819-OYT8T00240.htm 福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開手術で女性(当時29歳)を失血死させたなどとして、
業務上過失致死罪などに問われた産婦人科医、K被告(40)の判決が20日、福島地裁で言い渡される。
禁固1年、罰金10万円を求刑した検察側に対し、弁護側は無罪を主張。K被告の逮捕、起訴を巡り、医療現場からは
「捜査が医師の裁量にまで踏み込み、医師の産科離れを加速させた」とする反発が大きく、司法判断が注目される。
検察側の論告によると、K被告は04年12月17日、帝王切開手術で、子宮に癒着した胎盤を無理にはがして
大量出血を起こして約4時間後に女性を失血死させたとされる。死亡を警察に届け出なかったとして医師法違反にも問われた。
子どもは無事に生まれた。
女性は胎盤の一部が子宮に癒着する難症例だった。争点は、〈1〉胎盤をはがした際に死に至るほどの大量出血を予見できたか
〈2〉胎盤をはがすのをやめて子宮摘出に移り、大量出血を回避する注意義務があったか――など。検察側は、
「漫然と胎盤をはがし続け、生命の危険回避を怠った」と指摘。弁護側は「標準的な医療を行った医師に過失はなく、
失血死とも言い切れない。検察側はわが国の医療水準を超える注意義務を課している」と反論している。
61 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 12:08:27 ID:AtpqY4b30
20日に大野病院事件判決/福島地裁
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200808190 大熊町の県立大野病院で平成16年、帝王切開手術中に女性患者=当時(29)=を死亡させたとして、
業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた大熊町下野上、産科医K被告(40)の判決公判は
20日午前10時から、福島地裁(鈴木信行裁判長)で開かれる。
検察側は禁固1年、罰金10万円を求刑。
K被告ら弁護側は無罪を主張している。
判決は医師の医療行為に刑事罰を求めた事件として全国の医療界などが注目している。
事件をめぐっては、日本産科婦人科学会など多くの医療団体が逮捕、起訴を不当とする声明を発表した。
産科医不足に拍車を掛けたとの指摘もある。
癒着胎盤という数千例に1例とされる希少症例への対処法が最大の争点。
医師が遺体に異状を認めた際に警察署への届け出義務を課した医師法21条の適否についても、
事件を契機として議論を呼んでいる。
62 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 12:15:38 ID:JBB0D3Dj0
この事件から2年、判決が出るまでに、医療現場が負った不利益のことを考えると、逮捕・
拘留などという愚かなことをやった警察・検察は、医療利権を手放すべきだね。
・否認・黙秘すれば、証拠隠滅の恐れで必ず逮捕拘留されること
・捜査段階での弁護士の接見、同席を認めない、日本の刑事訴訟制度の不備
は、日本の刑事訴訟法の不備を示している。そりゃ悪い米兵でも米国の法制度で裁いて
欲しいというのは、分からないでもないのだが。自白主義に傾きがちな警察だからな。
63 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 12:39:43 ID:yF1J0bYf0
捜査に弁護士を同席させるなんつってもそのタイムチャージ誰が払うんだよ。
金持ちだけ弁護士付きで捜査受けて不起訴に持ち込むって話になるじゃん。
64 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 12:45:04 ID:9/i1u+r/0
>>63 金持ちと司法関係者だけが、司法の恩恵に被れるんじゃないの?
医者程度では顧問弁護士なんて夢のまた夢だが。
65 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 13:54:24 ID:AtpqY4b30
大野病院医療事故:産科医処置あす判決 過失致死の刑事責任問えるか /福島
◇双方主張真っ向対立
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20080819ddlk07040167000c.html 県立大野病院(大熊町)で04年に起きた帝王切開手術中の医療死亡事故の公判は20日午前10時から、福島地裁(鈴木信行裁判長)
1号法廷で判決が言い渡される。業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた同病院の産婦人科医、K被告(40)=休職中=の処置に
刑事責任は問えるのか。「医療崩壊」が叫ばれる中、全国の医療関係者を中心に注目が集まっている。【松本惇】
これまで14回の公判では、検察側、被告側双方の鑑定医や手術に立ち会った医師、助産師ら計11人が証言に立った。
検察側鑑定医の田中憲一・新潟大教授(産科医)は「強固な癒着があればはく離しない方が安全。胎盤を手ではがせなかった時点で
子宮を摘出すべきだった」と証言した。一方、弁護側鑑定医の周産期医療専門の産科医3人は「(自分でも)同じことをした」
「胎盤はく離は早いほど良く、処置は一般的で間違いない」などとK医師の処置の妥当性を指摘、双方の主張は真っ向から対立している。
K医師は「最悪の結果になったことに本当に申し訳なく思ってる」と意見陳述した。
一般傍聴は25席で、20日午前8時50分〜9時15分に整理券が配布され、抽選が行われる。
◇地域産科医療への影響でシンポ開催 福島市ホテルで実行委の主催
また同日午後1時から、全国の医師や一般市民が参加するシンポジウムが、福島市太田町のホテル「福島グリーンパレス」で開かれる。
判決を受けて、医療界への今後の影響や地域医療のあり方などを、医師や弁護士らのパネリストが議論し、参加者からも意見を求める。
「福島大野事件が地域産科医療にもたらした影響を考える会実行委員会」の主催で、参加費は1000円。
66 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 13:57:38 ID:AtpqY4b30
>>65続き
◆公判での主な証言や発言◆(カッコ内は開廷日、肩書は当時)
加藤医師が応援を依頼していた別の病院の産科医(07年2月23日)
「はく離を始めたら完了する。子宮が収縮し止血できる」
手術に立ち会った麻酔科医(3月16日)
「ミスと呼べるようなことがあったか疑問」
手術に立ち会った助産師(同)
「うちの病院で対応できるのか不安だった」
大野病院の院長(4月27日)
「(県の事故調査委員会の調査を受け)やってはいけないことをやってしまったのではないかと思った」
検察側鑑定医の田中憲一・新潟大教授(7月20日)
「胎盤を手ではがせなかった時点で子宮を摘出すべきだった」
K医師(8月31日)
「出血も血圧も脈拍も安定していたので、はく離を中断しようとは思わなかった」
弁護側鑑定医の岡村州博・東北大大学院教授(10月26日)
「はく離に必要であればクーパー(手術用はさみ)を使わざるを得ない。(私も)同じようなことをしたと思う」
弁護側鑑定医の池ノ上克・宮崎大医学部長(11月30日)
「はく離は早いほど良い。処置は一般的で間違いない」
K医師(12月21日)
「クーパーを使って胎盤をはがすのを見たことがなかったので少し迷った」
亡くなった女性の夫(08年1月25日)
「(今回の出産は)天国から地獄だった。(K医師に)責任をとってほしい」
K医師(5月16日)
「できる限りのことは一生懸命行ったが、非常に悲しく、悔しい思い」
67 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 14:49:54 ID:AtpqY4b30
「大野病院事件」、あす一審判決
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17716.html 福島県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性が2004年に死亡した事件で、業務上過失致死と医師法21条に基づく
異状死の届け出違反の罪に問われている当時の産婦人科医長、K被告に対する判決公判が8月20日、福島地裁で開かれる。
この事件では、検察側が禁固1年、罰金10万円を求刑したのに対し、弁護側は一貫して無罪を主張している。
業務上過失致死をめぐって公判では、▽出血などの予見可能性▽出血が始まった後も胎盤の剥離(はくり)を続けたことの
妥当性―などが争点になっている。
検察側は、胎盤が子宮に癒着していることを認識していたため、胎盤剥離を継続すれば、「胎盤剥離面から大量に出血し、
被害者の死亡につながりかねない大量出血が生じる可能性を予見できた」と主張。出血があった時点で胎盤剥離から
子宮摘出手術などに移行し、「大量出血による被害者の生命の危険を未然に回避すべき注意義務があった」とした。
さらに、死体に異状があると認めたのに警察に届け出なかったとして、医師法21条違反も主張した。
これに対して弁護側は、出血量が増大していないため、胎盤剥離を継続することで大量出血するとの予見があったとは
「到底いえない」と主張。出血後に子宮摘出手術などに移行すべきだったとの検察側の主張にも、「臨床の実践には
そのような施術例は一例もなく、胎盤の剥離を中止することは非現実的な処置」などと真っ向から反論した。
医師法違反についても、届け出対象に該当しないことなどを理由に無罪を主張している。
「大野病院事件」では、通常の診療行為を行っていた医師が逮捕・起訴されたことに対し、医療団体や医学系学会が
相次いで抗議声明を出すなど、医療界の注目を集めている。
判決を受けて20日午後には、「福島大野事件が地域産科医療にもたらした影響を考える会実行委員会」が
福島市内でシンポジウムを開くほか、全国医師連盟が記者会見を予定している。また、日本医師会や日本産科婦人科学会も声明を出す。
68 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 14:55:15 ID:YvP8bBX30
医師法違反のほうは岡ちゃんの先例が最高裁判例だから
油断できないと思う。
69 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 14:56:59 ID:AtpqY4b30
70 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 18:30:58 ID:JGfN/lZH0
>>63 分かっていないな、弁護士がいないと何を喋っても良いのか、分からないし、調書の作成時に
警察の作文が許されてしまう今の刑事訴訟法の手続の不備を、何とかしろ。
米国ドラマでは、警察レベルでMiranda warningがちゃんと説明されないと逮捕されない。
日本で捕まる触法米兵が、密室で取り調べられることに、拷問のように感じるのは分からなくは
ない。
日本の刑事司法制度は、悪人が前提だから、時代遅れ。何が裁判員制度だよ。刑事訴訟法の
改定が先だろう。
71 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 18:57:42 ID:AtpqY4b30
大野病院事件あす判決 胎盤はく離是非が最大争点
http://www.minyu-net.com/news/news/0819/news7.html 大熊町の県立大野病院で2004(平成16)年12月、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が死亡した事件で、
業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医K被告(40)の判決公判は20日午前10時から、
福島地裁(鈴木信行裁判長)で開かれる。死に至った手術中の医師の判断が問われ、
検察側は禁固1年、罰金10万円を求刑、K被告は無罪を主張している。
女性の失血死を引き起こしたとされ、K被告が子宮に癒着した胎盤をはがす「はく離」を続けたことの是非が最大の争点。
検察側は「はく離を中止して子宮摘出すべきだった。産科医としての基本的な注意を怠った」とした。
弁護側は「はく離後の子宮収縮による止血を期待し、はく離を継続するのが医療現場の標準」と反論した。
弁護側は、癒着の範囲や出血量などの事実関係も争い、医師法違反でも無罪を主張した。
起訴状によると、K被告は04年12月17日、帝王切開手術中、癒着胎盤を認識し大量出血の危険性を予見していたのに、
女性の子宮に癒着していた胎盤をクーパーを使うなどして無理にはがして失血死させ、女性の異状死を警察署に届け出なかった、とされる。
72 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 19:01:18 ID:AtpqY4b30
大野病院事件あす判決 希少症例への対処など争点
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4147&blockId=2240095&newsMode=article 福島県大熊町の県立大野病院で平成16年、帝王切開手術中に女性患者=当時(29)=を死亡させたとして、
業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産科医K被告(40)の判決公判は20日午前10時から、
福島地裁(鈴木信行裁判長)で開かれる。検察側は禁固1年、罰金10万円を求刑。K被告ら弁護側は無罪を主張している。
判決は医師の医療行為に刑事罰を求めた事件として全国の医療界などが注目している。
事件をめぐっては、日本産科婦人科学会など多くの医療団体が逮捕、起訴を不当とする声明を発表した。
産科医不足に拍車を掛けたとの指摘もある。
癒着胎盤という数千例に1例とされる希少症例への対処法が最大の争点。
医師が遺体に異状を認めた際に警察署への届け出義務を課した医師法21条の適否についても、事件を契機として議論を呼んでいる。
73 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 19:13:41 ID:NTbmA+Qg0
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| 越後大学命 |
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74 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 20:10:31 ID:AtpqY4b30
帝王切開死亡事故、あす注目の判決(TBS News-i 動画あり)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3927716.html 福島県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性が死亡した事故をめぐって、業務上過失致死などの罪に問われた担当医の判決が
20日に言い渡されます。医学的判断をめぐって医師個人の刑事責任が問われた今回の裁判は、医療現場にも大きな波紋を広げています。
現役の産婦人科の医師の逮捕は、産婦人科の医師のみならず医療界全体に大きな衝撃が走りました。
「医師個人に刑事的な責任が追及されるということに、学会としては疑問を感じていると」(日本産科婦人科学会の会見)
この事件は2004年12月、福島県立大野病院で帝王切開の手術を受けた当時29歳の女性が死亡。亡くなった女性は、
胎盤が子宮に癒着してはがれなくなる癒着胎盤という極めてまれなケースでした。
女性の死亡から実に1年2か月後、執刀したK医師が、胎盤を漫然とはがしたことによる出血で死亡させたとして逮捕・起訴される事態となりました。
胎盤をはがした医療行為が過失なのか、あるいは正当な医療行為なのか。その後の裁判は、医師の判断をめぐって進められました。
「その場その場で最適な、適切な処置をしなくてはならないので、僕はそれを選択しただけです」(K被告)
検察側は、癒着がわかった時点で胎盤をはがすのをやめて、子宮ごと摘出すべきだったとして、禁固1年、罰金10万円を求刑しました。
これに対し弁護側は、いったんはがし始めたら中止しないのが通常の医療で、医師の判断は正しいとして無罪を主張しました。
75 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 20:11:31 ID:AtpqY4b30
>>74続き
今回の事件は、お産そのものにも大きな影響を及ぼしました。福島県南会津郡で唯一、産婦人科がある病院。医師1人で
診察からお産までを受け持っていましたが、その医師もいなくなり、産婦人科は一時休診。現在もお産は扱っていません。
そこで妊婦さんは、この病院から数十キロ離れた会津若松市の病院まで通わなければなりません。
「大きい、いい病院に行くには、遠くに行くしかない」(妊婦さん)
今、分娩ができる施設を地域ごとに集約化する動きが、ここ福島県に限らず全国で加速化しています。産科医不足に加え、
少しでもリスクのあるお産は、施設の整った病院に任せようという「リスク回避」の意識が医療現場で急速に広がっているためです。
「従来は開業している診療所の先生方も自分で扱っていたような患者さんでも、多少でもリスクがある患者さんに関しては
早めに中核的な病院に送るようになってきました。そういう意味では、ある程度『萎縮診療』にならざるをえないと思う」
(明治病院産婦人科・幡研一医師)
さらに、医師の逮捕・起訴に医療界が一斉に反発しました。「通常の医療行為なのに、死亡という結果だけを見て
刑事責任を問われることになれば、医療そのものが萎縮してしまう」。産婦人科のみならず、医療界全体から強い抗議の声が上がったのです。
「過重な負担に献身的に耐えてきた医師個人の責任を追及するには、そぐわない面があります」(日本産科婦人科学会の会見)
大野病院事件後、2年半の間に福島県では分娩のできる施設が31から20にまで減っています。こうした状況が今後どうなっていくのか、
産科のみならず、医療全体にも大きな影響を与えるだけに、20日の判決に注目が集まります。
76 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 20:21:32 ID:yF1J0bYf0
おお午前10時か。
俺にとってはこの夏最大のTVイベント。楽しみだなあ。
77 :
卵の名無しさん:2008/08/19(火) 22:41:41 ID:gsVjq9+G0
おまいら辞表はもう書いたか?
あるいは、既に提出済みか。
78 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 05:34:44 ID:6Cd/ktaX0
You Say 判決まであと5時間、キッター!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
79 :
いのげ ◆9H58yMRzls :2008/08/20(水) 05:48:43 ID:wFjf9k6hO
早朝てすと
80 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 07:19:59 ID:Z4cOMbiD0
_ ,,, . .,,, _
,.、;':::::::::::::::::` 丶
/:::::(___ ゙::´ __i
l\ / ̄___ 越 ● 後 |
\( )/:/ 三 ̄ ̄ ̄ ̄三|
l ̄/|::::ノ \_ 〜〜_/ l
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l ヽ /( -、_,))ヽ丿
\ i __ゝ./ 気合いだーっ!
、 (::´ ─ /
\、;;;;;;;;;ノ
81 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 08:50:42 ID:AQIfo9mL0
帝王切開で死亡 医師に判決へ
http://www.nhk.or.jp/news/k10013597101000.html 4年前、福島県立大野病院で行われた帝王切開手術をめぐり、無理な処置で女性を死亡させたとして、
業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科の医師に20日、福島地方裁判所で判決が言い渡されます。
手術中の医師の判断が過失とされ、刑事責任を問われたこの事件で、裁判所の判断が注目されます。
福島県大熊町にある県立大野病院の産婦人科の医師、K被告(40)は、4年前の平成16年12月に
当時29歳の女性の帝王切開手術をした際、子宮に癒着していた胎盤を無理にはがし、大量出血で女性を死亡させた
などとして逮捕され、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われています。裁判で、検察側は
「出血がわかっていながら胎盤をはがす処置を続けるなど、産婦人科医としての基本的な注意義務を怠った」として
禁固1年、罰金10万円を求刑しました。これに対し、弁護側は「手術中には大量出血は起きておらず、
当時の医療水準に照らして処置は適切だった」と無罪を主張しています。この事件をめぐっては、
日本産科婦人科学会が「医師に過失はなく、結果の重大性だけで逮捕され、刑事責任が問われれば、
必要な医療が提供できなくなる」と抗議の声明を出すなど、医療界に波紋を広げました。手術中の医師の判断が過失とされ、
刑事責任を問われたこの事件で裁判所がどのような判断を示すのか、判決は午前10時から福島地方裁判所で言い渡されます。
82 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 08:52:39 ID:AQIfo9mL0
福島の妊婦死亡 きょう判決 医師の過失追及どこまで
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2008082002000143.html 福島県立大野病院で2004年、帝王切開手術を受けた女性=当時(29)=が死亡した事件で、
業務上過失致死罪などに問われた産婦人科医K被告(40)に対する判決が20日、福島地裁で言い渡される。
医療界は「不当逮捕。産科医不足に拍車をかけた」と、こぞって捜査側を批判する異例の展開に。
これには「閉鎖的な医療界の体質こそが問題」などの指摘もあり、判決が注目される。 (社会部・大村歩)
【こちらは記事の前文です】
記事全文をご覧になりたい方は、東京新聞朝刊をご利用ください。
東京新聞は、関東エリアの駅売店、コンビニエンスストアなどでお求めいただけます。
83 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 08:55:56 ID:AQIfo9mL0
産婦人科医にきょう判決=予見可能性など争点−帝王切開死亡事故・福島地裁
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008082000323 福島県立大野病院(同県大熊町)で2004年、帝王切開手術で出産した女性=当時(29)=が
大量出血して死亡した事故で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医K被告(40)の判決が20日、
福島地裁(鈴木信行裁判長)である。検察側は禁固1年、罰金10万円を求刑、被告側は無罪を主張している。
執刀医による手術時の判断について刑事責任が問われた事件は、医療界の反発を招いた。
判決は今後の産科医療に大きな影響を与えそうだ。
胎盤を子宮から剥離(はくり)した際に大量出血を予見できたかと、剥離を中止して子宮摘出に移る義務があったかが、
最大の争点となった。検察側は、通常は使わないクーパー(手術用はさみ)を使い胎盤をはがしたことなどから、
「出血で死亡する危険性が高いと予見できたのに、無理な剥離を漫然と継続した」と非難した。
被告側は、剥離中の出血は少なく、出血量の急増は予測できなかったと主張。「剥離を開始したら完了させ、
それでも出血が止まらなければ子宮を摘出するのが、一般の医療水準だ」として、処置は適切だったとした。
警察への届け出を怠った医師法違反罪が成立するかも争われた。検察側が届け出の対象となる
「異状死」だったとしたのに対し、被告側は異状死の認識はなかったと反論した。
84 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:04:11 ID:AQIfo9mL0
CS JNNニュースバードでTUF報道特別番組 「大野病院事件 産科医に判決」生放送中
85 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:08:02 ID:mcju5TT0O
無罪キターーー
86 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:08:44 ID:AQIfo9mL0
無罪判決 キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
87 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:09:06 ID:6zecj0xqO
無罪判決!
88 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:09:27 ID:shhnCd3k0
やったぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!
89 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:10:37 ID:rvOpIxgO0
TBSニュースバードでTUF特別番組やってる
90 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:12:22 ID:kNp6iE4Z0
muzai
91 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:14:19 ID:6fHGmBVNO
福島医大、有罪なら産科医局員12人全員辞めるところでした。
92 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:15:06 ID:rgeB8eba0
93 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:15:30 ID:AQIfo9mL0
94 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:16:25 ID:Mv/mEUkZO
>>91 無罪でなだめられて辞めないのか?
ヘタレ揃いだな
95 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:23:21 ID:AQIfo9mL0
産婦人科医に無罪=医療ミスを否定−帝王切開死亡事故・福島地裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080820-00000064-jij-soci 福島県立大野病院(同県大熊町)で2004年、帝王切開手術で出産した女性=当時(29)=が大量出血して死亡した事故で、
業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医K被告(40)の判決公判が20日、福島地裁であり、
鈴木信行裁判長は被告の医療ミスを否定し、無罪(求刑禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。
執刀医による手術時の判断について刑事責任を否定した判決は、今後の医療過誤事件に大きな影響を与えそうだ。
胎盤を子宮から剥離(はくり)した際に大量出血を予見できたかと、剥離を中止して子宮摘出に移る義務があったかが、
最大の争点となった。
被告側は、剥離中の出血は少なく、出血量の急増は予測できなかったと主張。「剥離を開始したら完了させ、
それでも出血が止まらなければ子宮を摘出するのが、一般の医療水準だ」として、処置は適切だったと訴えた。
検察側は、通常は使わないクーパー(手術用はさみ)を使い胎盤をはがしたことなどから、
「出血で死亡する危険性が高いと予見できたのに、無理な剥離を漫然と継続した」と非難していた。
96 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:31:04 ID:AQIfo9mL0
大野病院事件、被告医師に無罪判決
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17723.html 福島県立大野病院で2004年12月に帝王切開手術を受けた女性が死亡した事件で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われ
た当時の産婦人科医長、K被告(40)に対する判決公判が8月20日、福島地裁であり、鈴木信行裁判長は、無罪判決を言い渡した。
「大野病院事件」をめぐる動き
起訴状などによると、K被告は2004年12月17日、女性の帝王切開手術をした際、胎盤と子宮の癒着を認識。
胎盤を無理にはがせば大量出血する恐れがあるのに、子宮摘出術に移行するなどの危険回避の措置を怠り、
剥離(はくり)を続けて女性を失血死させたとされた。
また、異状死を24時間以内に警察に届けなかったとして、医師法21条違反にも問われたが、鈴木裁判長は、検察側の主張を退けた。
検察側は今年3月21日の論告求刑公判で、禁固1年、罰金10万円を求刑していた。
97 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:34:09 ID:AQIfo9mL0
大野病院医療事故:帝王切開の医師に無罪判決 福島地裁
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080820k0000e040014000c.html 福島県大熊町の県立大野病院で04年、帝王切開手術中に患者の女性(当時29歳)が死亡した医療事故で、
業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた同病院の産婦人科医(休職中)、K被告(40)に対し、
福島地裁は20日、無罪(求刑・禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。手術中の医師の判断を問う裁判として注目されたが、
判決は医師の裁量の範囲と認めた。
起訴状によると、K医師は04年12月17日、帝王切開手術中、はがせば大量出血する恐れのある「癒着胎盤」と認識しながら
子宮摘出手術などに移行せず、クーパー(手術用はさみ)で胎盤をはがして女性を失血死させた。さらに、
医師法が規定する24時間以内の警察署への異状死体の届け出をしなかったとされた。
医療行為を巡り医師が逮捕、起訴された異例の事件で、日本医学会や日本産科婦人科学会など全国の医療団体が
「結果責任だけで犯罪行為とし、医療に介入している」と抗議声明を出すなど、医学界を巻き込んで論議を呼んだ。
公判では、検察側、被告側双方の鑑定医や手術に立ち会った同病院の医師、看護師ら計11人が証言に立っていた。【松本惇】
98 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:34:40 ID:6Cd/ktaX0
検察側控訴断念したかどうかは何時わかるの?って、そんなのわかるはずもないか。
即日控訴を予想してるんだが、さすがにそれは馬鹿丸出しだから世論の動き次第かな。
99 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:40:04 ID:jp03H9Ay0
むむう、、、産科一気に壊滅を見られなかったのはちょっと残念だけど、
とりあえず オメ。 ご苦労様。 > K医師並びに御家族様
100 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:42:24 ID:dY8AdVd70
加藤先生は国賠訴訟起こして一生遊んで暮らせる金をむしりとってください
101 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:44:56 ID:j8qdKuK4O
おめでとう。でも折れはもう逃散したけど。ゴメンな
102 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:47:23 ID:AQIfo9mL0
103 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 10:58:14 ID:AQIfo9mL0
104 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 11:01:00 ID:blt5EV9k0
>>98 控訴期限は14日以内だろ。
医療過誤に関して、逮捕状を安易に出すかどうか、裁判所も考えて欲しいよ。
105 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 11:03:14 ID:AQIfo9mL0
産科医に無罪判決 帝王切開での女性死亡事故 福島地裁
http://www.asahi.com/national/update/0820/TKY200808200054.html 福島県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性(当時29歳)が死亡した医療事故で、福島地裁(鈴木信行裁判長)は
20日、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた同病院の産婦人科医、K被告(40)=休職中=に
無罪(求刑禁固1年、罰金10万円)の判決を言い渡した。
K医師の逮捕後、日本産科婦人科学会や日本医学会、地域の医師会などは「必要な医療が提供できなくなる」などと反発。
手術部位を間違えるなどの単純ミスではなく、治療における医師の判断、手術法の選択にまで捜査当局が踏み込んだ事件として、
判決が注目されていた。
おお! 無罪オメ!
しかし、検察は控訴するんだろうなw
107 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 11:06:02 ID:LnqTWHGJ0
検察控訴の可能性はあると思う。
108 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 11:06:45 ID:AQIfo9mL0
帝王切開死で産科医に無罪 福島地裁、医療界に影響
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082001000155.html 福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が手術中に死亡した事件で、
業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医K被告(40)に対し、福島地裁(鈴木信行裁判長)は20日、
無罪判決(求刑禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。
「基本的な注意義務に反し過失は重大」とした検察側に対し、弁護側は「可能な限りの医療を尽くした」と
無罪を主張、全面的に争っていた。
医療行為の過失を問われ医師が逮捕、起訴された事件は医療界の反発を招き、全国の産科医不足に拍車を掛けたとされる。
この日の司法判断は医療界に大きな影響を与えそうだ。
公判では、子宮に胎盤が癒着した極めて珍しい症例をめぐり、被告が胎盤をはがす「はく離」を続けた判断の是非などが争点になった。
論告によると、K被告は04年12月17日、女性の帝王切開手術を執刀。子宮摘出など危険回避措置を怠り、クーパー(手術用はさみ)で
癒着した胎盤をはがし、大量出血で死亡させた。「異状死」なのに24時間以内に警察に届けなかったとして医師法違反の罪にも問われた。
109 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 11:16:38 ID:AQIfo9mL0
福島県立大野病院女性死亡事件 産婦人科医に対し無罪判決 福島地裁(動画あり)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00138988.html 2004年、福島・大熊町の県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性が手術中に死亡した事件で、
業務上過失致死などの罪に問われている産婦人科医に対し、福島地裁は20日午前、無罪を言い渡した。
この事件は、県立大野病院で帝王切開手術を受けた当時29歳の女性が、子宮から胎盤をはがす際、
大量出血で死亡したもので、執刀した産婦人科医・K被告(40)が業務上過失致死などの罪に問われているもの。
20日午前の判決で、福島地裁は、K医師に無罪を言い渡した。
今回の裁判では、検察は「K医師が適切な処置を怠った」として、禁固1年などを求刑、
一方の弁護側は無罪を主張、また、日本医師会など医療界から反発が相次いでいた。
110 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 11:19:52 ID:AQIfo9mL0
K被告に無罪 大野病院事件 福島地裁判決
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080820t63042.htm 福島県立大野病院(大熊町)で2004年、帝王切開中に子宮に癒着した胎盤の剥離(はくり)を続けた判断の誤りから
女性患者=当時(29)=を失血死させたなどとして、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医K被告(40)の
判決公判が20日午前10時すぎ、福島地裁で始まった。鈴木信行裁判長は業務上過失致死、医師法違反のいずれについても無罪を言い渡した。
検察側は禁固1年、罰金10万円を求刑していた。
事件は、逮捕時から医療界が「不当な捜査介入だ」と猛反発し、注目を集めてきた。福島地裁には朝早くから医療関係者ら
788人が傍聴券を求めて詰め掛けた。判決言い渡しは昼休みを経て午後まで続く。
最大の争点は、癒着胎盤の剥離を続けた判断の正否。これまでの公判で検察側は「命に危険が及ぶ状況に至っても漫然と剥離を続けた」
と過失を指摘。弁護側は「いったん剥離を始めたら最後まで続けるのが妥当だ」などと反論した。
大量出血の予見可能性では、検察側が「被告は手術前、子宮摘出の可能性も考えており、十分予見できた」としたのに対し、
弁護側は「慎重な処置を繰り返しており、予見はできなかった」と主張した。
K被告は「異状死」を警察に届け出なかったとして医師法違反にも問われた。
111 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 11:20:35 ID:A6PykT220
K医師の重大な過失は、産科医になったことだな
112 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 11:25:44 ID:AQIfo9mL0
NHKニュース 記事追加
帝王切開で死亡 医師無罪判決
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013600961000.html 4年前、福島県立大野病院で行われた帝王切開手術をめぐり、無理な処置で女性を死亡させたとして、
業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科の医師に対し、福島地方裁判所は無罪の判決を言い渡しました。
福島県大熊町にある県立大野病院の産婦人科の医師、K被告(40)は、4年前の平成16年12月に
当時29歳の女性に帝王切開手術を行った際、子宮に癒着していた胎盤を無理にはがして大量出血で
女性を死亡させたなどとして、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われていました。裁判で検察側は
「出血がわかっていながら胎盤をはがす処置を続けた」として禁固1年、罰金10万円を求刑したのに対し、
弁護側は「手術中には大量出血はおきておらず、当時の医療水準に照らしても処置は適切だった」と無罪を主張していました。
午前10時からの判決で、福島地方裁判所の鈴木信行裁判長は、K医師に無罪を言い渡しました。判決が言い渡された瞬間、
K加藤医師は表情をほとんど変えませんでした。法廷では判決理由の読み上げが続いていて、鈴木裁判長はこれまでに
帝王切開手術の経過について裁判所が認定した事実を述べています。判決理由の読み上げは午後まで続く見通しです。
113 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 11:27:42 ID:lPCsQSNx0
伏死魔犬警と痴検のコメントまだあ〜〜〜(AA略)
114 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 11:31:51 ID:AQIfo9mL0
TBS、フジテレビで放送中
115 :
卵:2008/08/20(水) 11:42:46 ID:mqDF5jZl0
ようは、子宮に癒着に「子宮は取るな」と本人が強く要望したから
医者は無理して剥がすことになったんだろ。
命の危険があると子宮を取り一命を取りとめても、勝手に取ったと
訴えるだろうな。
どちらにしても訴えられる。
これでは産婦人科医になる医者はおらんわけだ。
どうなる判決。
患者が多数いる診察中に逮捕した警察は、逃げも隠れもできない
環境で何を考えているのか。
任意同行でいいだろう。
逮捕劇がやりたかったのか!
おごりだ。
116 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 11:45:28 ID:AQIfo9mL0
117 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 11:46:54 ID:5xp7eKmJ0
>>115 あの逮捕は事前に報道関係に声かけてただろうしな
118 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 11:48:23 ID:6lb2sFok0
>>115 逮捕状を出すのは地裁なんだよ。地裁レベルで、もう少し考えて欲しいよ。こんな話、世界中に広まったら、
日本の刑事訴訟手続きは人権侵害とまた言われる。
119 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 11:49:05 ID:t2/RV1P70
控訴しようと無罪確定しようと
崩壊する事には変わりはない
その時期が早いか遅いかだけ
120 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 11:59:04 ID:AQIfo9mL0
無罪判決に産科医、身じろぎせず 遺族は涙
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080820/trl0808201140001-n1.htm 手術中の判断をめぐり、執刀医の刑事責任が問われた福島県大熊町の県立大野病院で発生した妊婦死亡事件。
病院の調査委員会が報告書を作成し調査を終えた後の逮捕・起訴に医療界からは「通常の医療行為で逮捕されれば
現場が萎縮(いしゅく)する」などと強い反発の声があがっていた。全国で産科医の不足や過酷な労働状況が指摘される中、
福島地裁が下したのは、医師の裁量を認めた「無罪」判決。法廷内ではさまざまな感情が渦巻いた。
午前10時過ぎにダークグレーのスーツを着て入廷したK被告。裁判官に向かって一礼をした後、
傍聴席の被害者家族が座っている方向に向け、深く頭を下げた。
鈴木信行裁判長に名前などを確認されている間は、緊張からか、せわしなく両手を動かしていたが、「無罪」の主文が
言い渡されると、身じろぎせず聞き入った。
K被告は女性が死亡した後も大野病院ただ一人の産婦人科医として勤務し、平成18年2月18日の逮捕時にも、
約10人の入院患者と20〜30人の外来患者を抱えていた。妻も第一子の出産間近で、K被告は自分で子供を取り上げる予定だったという。
121 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:00:15 ID:AQIfo9mL0
>>120続き
しかし逮捕で状況は一変。妻の出産に立ち会えず、患者のケアも不可能になった。保釈後も現場に復帰せず、休職を続けていた。
主任弁護人の平岩敬一弁護士はK被告の近況について「謹慎に近い状態で、医学博士の学位を取るために自宅で研究を続けていた」と話す。
今年5月に開かれた最終弁論では、K被告は「もし再び医師として働けるなら、もう一度地域医療の一端を担いたい」と希望を述べていた。
一方、被害者女性の家族もまた、「無罪」を言い渡した裁判官を見据えながら判決に聞き入った。女性の父親は、
祈るような形で手を組み合わせたまま、唇をかみしめ、判決理由に耳を傾けた。
女性の父親や夫は1月の意見陳述で「この事件で、閉鎖的だった医療界が国民の関心の的になった。
事件が開かれた医療のあり方や臨床の実態を考えるきっかけになることを願う」と希望した。
同時に、「幼くして母を失った子供を見るとふびんになる」「夜中、突然目が覚めるという状態が続いている」
「わが家の生活から笑顔が事件以来、無くなってしまった」などと、事件後に家族の生活が様変わりした苦しみを吐露し、
K被告に対して厳罰を望んでいた。
判決の朗読が始まって5分ほど経った後、うつむいた父親が突然涙をこぼし始めた。感情を抑えられない様子で、
ハンカチを取り出しては、涙を何度もぬぐっていた。
122 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:01:52 ID:AQIfo9mL0
123 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:03:12 ID:SVGQjutq0
しかし、世間は判決理由とか医療の現状に興味がある訳じゃない。生け贄と遺族が、どう扱われるかしか
興味がない。残酷だね。
124 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:05:11 ID:FmR4BNn+0
判決 無罪
判決 無罪
判決 無罪
判決 無罪
判決 無罪
判決 無罪
判決 無罪
判決 無罪
判決 無罪
判決 無罪
判決 無罪
判決 無罪判決 無罪
判決 無罪
判決 無罪
125 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:10:08 ID:AQIfo9mL0
加藤医師に無罪判決/大野病院医療過誤事件
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200808200 大熊町の県立大野病院で平成16年、帝王切開手術中に女性患者=当時(29)=が死亡した医療過誤事件で、
業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた大熊町、産婦人科医K被告(40)の判決公判は20日福島地裁で開かれ、
鈴木信行裁判長は加藤被告に無罪を言い渡した。
医師の医療行為に刑事責任を求め、逮捕、起訴した捜査手法などに医療界が猛反発し、全国的な注目を集めていた。
検察側は禁固1年、罰金10万円を求刑、弁護側は無罪を主張していた。
起訴状によると、加藤被告は楢葉町の女性の出産で帝王切開手術を執刀したが、女性は大量出血で死亡。
さらに、女性が異状死だったのに24時間以内に警察署に届けなかったとされた。
子どもは無事に生まれた。
県の事故調査委員会が医療過誤を認め捜査が始まり、K被告は1年以上経過した18年2月18日に富岡署に逮捕された。
福島地検は同年3月10日、業務上過失致死と医師法違反の罪で起訴。
同14日にK被告は保釈された。
126 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:11:53 ID:AQIfo9mL0
微動だにしない加藤医師 落胆隠せぬ遺族
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082001000240.html 「被告人は無罪」−。被告のK医師(40)は微動だにしないで判決に聞き入り、女性の遺族はがっくりと肩を落とした。
20日に言い渡された福島県立大野病院事件の福島地裁判決。言い渡しの瞬間、廷内は関係者が沈痛な表情を浮かべ、
重苦しい雰囲気に包まれた。
スーツを着たK医師は遺族に頭を下げて入廷。緊張した様子で立ち、無罪判決にも前を見据えたまま。
着席後は手を固く結び、判決を聞いた。
「言い訳しないでミスを受け止めて」と傍聴を続けてきた遺族。女性の父はがっくりと肩を落とし、
何度かハンカチで目元をぬぐった。女性の夫はにらむような鋭い視線を前方に向けた。女性の母は目を閉じたまま
小さな体を折り曲げ、裁判長の言葉を聞き取ろうしていた。
地裁正面玄関前で、判決を聞いた川崎市立井田病院の内科医(55)は「訴えられるかもしれないと腰が引けることもあった。
これでやっと患者を守るための治療を臆することなくできる」とほっとした様子で話した。
「医師法違反」についてはどうなったん?
警察・検察・遺族のコメントは?
128 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:17:27 ID:AQIfo9mL0
帝王切開死亡事故で医師に無罪判決 「医療過誤なかった」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080820/trl0808201156003-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080820/trl0808201156003-n2.htm 福島県大熊町の県立大野病院で平成16年、帝王切開手術を受けた女性=当時(29)=が死亡した事件で、業務上過失致死と医師法
(異状死の届け出義務)違反の罪に問われた産婦人科医、K被告(40)の判決公判が20日、福島地裁で行われ、鈴木信行裁判長は
無罪(求刑禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。
手術時の判断をめぐり、執刀医の刑事責任が問われたこの事件の公判では、「過失は明白」とする検察側と、「手術は適切だった」
とする弁護側が全面対立。医療行為は適切だったのか▽危険は予見できなかったのか▽医師法違反に該当するのか−などが争われていた。
論告などによると、K被告は平成16年12月17日、子宮と胎盤が異常な形で癒着した「癒着胎盤」の症例だった女性の帝王切開手術を執刀。
子供は無事に生まれたが、女性は子宮から胎盤をはく離する際に大量出血し、死亡した。また女性の死亡を24時間以内に警察署に届けなかった。
判決で、鈴木裁判長は、胎盤はく離開始後の出血の大部分は、子宮内壁の胎盤をはく離した部分からと認定、K被告がはく離をしたことで
大量出血したと認めた。しかし、癒着胎盤を剥離する医療行為については、「医師に医療過誤はなかった」とした
弁護側の証人の鑑定が信頼できるとした。
これまでの公判で、検察側は、「はく離を中止して子宮を摘出すべきだったのに、無理に続けて失血死させており、過失は明白」と主張。
これに対し、弁護側は「はく離を始めれば、完了させて子宮の収縮による止血作用を期待するのが産科医の常識であり、臨床現場では、
検察側が主張するような措置を取った例はない」として、検察側に反論していた。
また、検察側は「事故後、自分の過失で失血死させた可能性を被告自身が述べており、異状死と認識していたことは明らか」として、
異状死を届けなかった医師法違反を指摘。一方、弁護側は「被告は異状死と認識していなかったうえ、上司と相談して届け出なくていいと
指示されていた」と主張していた。
129 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:19:30 ID:SVGQjutq0
>>126 > 地裁正面玄関前で、判決を聞いた川崎市立井田病院の内科医(55)は「訴えられるか
> もしれないと腰が引けることもあった。 これでやっと患者を守るための治療を臆する
> ことなくできる」とほっとした様子で話した。
公訴権の否定じゃないんだよ、分かっていない医師が多いなぁ。
130 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:22:13 ID:JzPJLgbx0
次は、マスコミに露出して、馬鹿な発言を繰り返していた
死んだ妊婦の父親を
名誉毀損、侮辱の罪で刑事告訴し、
民事で損害賠償請求訴訟を起こして下さい。
舐められっぱなしではいけません。
それと、偏向報道を繰り返したマスゴミ相手に
損害賠償請求訴訟を起こして下さい。
131 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:22:18 ID:l9AKu2a+0
>>129 年齢みろよw
夢見るバカの世代なんだって
132 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:22:26 ID:ChpRkeVC0
無罪なのになんで10万円払わないといけないの?
「手術しても死亡はない」なんて考え、むちゃくちゃじゃない!?
この父親、検察を「成人としての理解力不足」で訴えられないの?
こんなモンスター誰も診たくないし手術もしたくないよ。
感謝の言葉1つもない。
133 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:22:53 ID:AQIfo9mL0
大野病院事件無罪判決 裁判以外の解決策を
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080820/trl0808201148002-n1.htm 薬剤の誤投与など明らかな医療ミスではない医療事故をめぐって医師の刑事責任が問われた大野病院事件で、
20日の福島地裁判決は、医師の裁量を認め、無罪とした。医療行為の是非をめぐる刑事責任追及の難しさを改めて示したといえる。
産科医の減少、相次ぐ産科の閉鎖…。事件は医師不足を加速させ、特に地域医療に深刻な打撃を与え、国の医療政策にも大きな影響を与えた。
「通常の医療行為に刑事司法が不当に介入した。医療が萎縮(いしゅく)する」。医師の逮捕後、日本医学会など、
100を超える医療関連団体も相次いで抗議声明を発表。困窮する実情を受け、医療界は、医師に病死以外の異状死の届け出を義務付けた
医師法21条の見直しや、警察以外の第三者機関による死因究明制度の設置を国に要請した。
国は、産科の人材や機能の集約化を打ち出し、医師に過失がなくても患者を補償する「無過失補償制度」の設置を決定するなど対応をとってきた。
医療界は判決に胸をなでおろす結果になったが、今回の事故の遺族は「なぜ亡くなったのか」と、やりきれない気持ちを抱えたままだ。
多くの医療事故の遺族は
、必ずしも負担の大きい裁判を起こさずに事故の真相を知りたいと考えている。
昭和大学医学部の岡井崇教授は「刑事責任を問うことで、医療事故の再発防止や真相を究明することにはならない」と指摘する。
国は、公平な立場で医療の専門家が事故を分析し、死因究明を行う国の新組織「医療安全調査委員会(仮称)」の創設を急いでいる。
事件は刑事、民事を問わず、裁判での医療紛争解決の難しさを浮き彫りにした。裁判以外での患者と医療界の不信感を埋め、
解決手法のあり方が求められる。(神庭芳久)
※遺族に触れた部分で不自然なところがありますが、配信記事のままです。
134 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:23:52 ID:RerLKK4v0
スレタイがアホっぽい件について.
135 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:24:55 ID:AQIfo9mL0
>>132 落ち着け。
10万円は「求刑」だ。
>>133 >>必ずしも負担の大きい裁判を起こさずに事故の真相を知りたいと考えている。
多くの遺族は純粋に「真相」を知りたいんだとは思うけど、
マスコミに出て来る遺族は「都合の良い真相」だけしか求めていない気がするんだが。
137 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:29:59 ID:FmR4BNn+0
138 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:31:46 ID:lPCsQSNx0
139 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:38:39 ID:fgTjC00C0
140 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:38:53 ID:t2/RV1P70
>>136 自称遺族 真実を知りたい
893 誠意を見せろ
同じ事だお
141 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:42:01 ID:AQIfo9mL0
帝王切開死亡、医師に無罪判決(TBS 11時半のニュース動画)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3928274.html 全国で産婦人科の医師不足が叫ばれる中、医師の責任をどうとらえるのか、今後に影響を与える注目の司法判断です。
福島県大熊町の県立大野病院で4年前、帝王切開で出産した女性が、手術中に大量出血して死亡したことをめぐり、
担当の産婦人科の医師が業務上過失致死などの罪に問われた裁判で、福島地裁は、産婦人科の医師に無罪の判決を言い渡しました。
20日の判決公判には一般傍聴券25枚に対し、788人が行列をつくり、注目の高さを表していました。午前10時の開廷10分前に
姿を現したK被告は、少し緊張した表情で福島地裁に入りました。K被告は法廷に入ると、裁判長と傍聴席の遺族に向かって
一礼した後、席に着きました。
K被告は、判決を受ける前は落ち着かないのか、指先を動かすそぶりを見せていましたが、無罪判決を言い渡されると、
少し安心したのか、落ち着いた様子で裁判長の判決内容を聞いています。
判決内容の朗読は、午前11時半現在も続いていますが、胎盤剥離の方法や医師の判断など、裁判の大きな争点は
これから読み上げられます。医療界、そして全国から注目を集めた裁判は、被告の医師に無罪の判決が言い渡されました。
裁判終了後、弁護側とそして遺族の会見などが開かれます。
142 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:45:38 ID:R/8b65Vt0
143 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:47:07 ID:qs+aN4BPO
>>138 娘さんは自分の死をド田舎の県警・地検・マスコミに利用されて天国へは行けずに地…(以下略)
「死亡=医療ミス」
って「バカの壁」がある限り、
遺族は収まらんでしょうねぇ。
146 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:51:47 ID:l9AKu2a+0
医療(ミス)のない世界が待ち遠しい
147 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:52:16 ID:AQIfo9mL0
帝王切開死で産科医に無罪 大野病院事件で福島地裁
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082001000155.html 福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が手術中に死亡した事件で、
業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科医K被告(40)=休職中=の判決公判で、福島地裁(鈴木信行裁判長)は20日、
無罪(求刑禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。
故意や明白なミスでなく通常の医療行為で医師が逮捕、起訴された事件は「刑事司法の不当介入」と医療界の猛反発を招き、
全国的な産科医不足に拍車を掛けたとされる。現場医師の裁量を認めた判決は、医療過誤をめぐる刑事責任追及の在り方や
医療界にも影響を与えそうだ。
公判では、子宮に胎盤が強く癒着した極めて珍しい症例をめぐり、胎盤をはがす「はく離」を被告が続けた判断の是非が最大の争点となった。
鈴木裁判長は女性の死因についてはく離継続で出血が増えたことによる失血死と判断。癒着の程度や位置関係をめぐる
検察側証人の鑑定結果について「相当疑問がある」と信用性を否定した。
148 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:54:23 ID:t2/RV1P70
>>146 奈良と福島では産科事故がゼロになったんじゃね?
149 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 12:57:35 ID:l9AKu2a+0
>>148 正確には奈良県南部だけだろ?
福島にはまだバカな産科医が山ほどいるみたいだし
どうでもいいけど教授の髪型変だろ
誰かなんか言ってやれw
150 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 13:08:33 ID:AQIfo9mL0
地域の妊婦「みんな不安」 医師、現場復帰の思いも
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200808200197.html 女性が出産直後に死亡、産婦人科医が逮捕された福島県立大野病院事件。患者の評判が良かった産科医は現場復帰を望む一方、
女性の遺族は不信感を募らせる。医師不在となった地元の影響は深刻で「妊婦はみんな不安」との声も。
関係者は20日、さまざまな思いで判決を迎えた。
産婦人科医の父を持ち、幼いころから同じ道を目指していた被告のK医師(40)。約1200人の分娩ぶんべんに立ち会い、
大野病院の一人医長として「丁寧」と評判も良かった。
公判では遺族に謝罪した上で「できる限りのことはした」と無罪を主張。「また地域医療の一端を担いたい」
と現場復帰への思いも吐露した。
「ちっちゃい手だね」。死亡した女性=当時(29)=は長女出産後に笑顔を見せたが、帰らぬ人に。
3歳になった長女は長男(7)とともに女性の両親らと暮らす。
長女誕生と女性死亡が重なった一日を「天国から地獄」と表現した両親らは公判を欠かさず傍聴した。父親は法廷で
「大野病院でなかったら亡くさずに済んだ命。許さない」と涙ぐみ、女性の夫は「言い訳をしないでミスを受け止めてほしい」と
K医師に注文した。
大野病院は産婦人科の休診が今も続き、ほかの診療科も医師の退職が相次いだ。
「里帰り出産を断念」「妊娠中の出血で百キロ近く離れた病院に搬送」。K医師の診察で出産した同県大熊町の女性(34)の周囲には
こんな話が絶えない。「早産などの時にどうしたらいいのか。みんな不安がっている」と女性はつぶやく。
福島県立病院の産婦人科も、医師不足のためすべて分娩ぶんべんの取り扱いを中止した。神奈川県とほぼ同じ面積を持つ
南会津地方は、常勤の産婦人科医がいる病院が皆無になり「妊婦が山道のハンドルを握り、遠方の病院へ通うのは珍しくない」
(病院関係者)という。
無罪、但し、疑わしきは罰せず。ってことだな。
鈴木裁判長の言葉を見る限り、新潟のProf田中の専門外鑑定がもたらした害毒が非常に大きいようだ。
このような専門外鑑定を安易に引き受けたProfの大学人としての資質を新潟大学に問う運動を始めます。
産科医の皆さんからの声明と、署名を新潟大学総長並びに医学研究科長宛に郵送しては如何かと。
辞めさせろと書いてはなりません。
このような人が教授として相応しいかどうか、新潟大学はどう考えるのか?と書かなければなりません。
152 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 13:13:51 ID:AQIfo9mL0
大野病院医療事件:判決に被告は安堵 遺族は目を閉じ…
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080820k0000e040048000c.html 福島地裁1号法廷。午前10時すぎ、スーツ姿のK医師が入廷。被告席に着く際、裁判長と傍聴席の遺族にそれぞれ一礼した。
「被告人は無罪」。鈴木信行裁判長の声が法廷に響くと、直立不動で聴いていたK医師は、ほおをふくらませ、小さく息をついた。
判決言い渡しを終えた鈴木裁判長が、最後に「これが裁判所の結論です」と述べると、K医師は裁判長に向かって深々と頭を下げた。
検察側にも2回会釈し、表情を崩さないまま法廷を後にした。
K医師は初公判から「切迫した状況でできる範囲のことを精いっぱいやった」と無罪を主張しつつ、謝罪も口にし、
今年5月の最終意見陳述では「できる限り一生懸命行ったが悪い結果になり、非常に悲しく悔しい思い」と述べていた。
一方、死亡した女性は出産後、対面した長女の手をつかんで「ちっちゃい手だね」と声をかけたという。
その後胎盤剥離(はくり)を経て容体が急変し、輸血などの措置が講じられたが、出産の約4時間半後に死亡した。
渡辺さんは判決を控えた今月12日、毎日新聞の取材に応じ、公判で繰り返し謝罪したK医師に対し
「わびるなら、娘が生きている間になぜ医療の手を差し伸べてくれなかったのか。絶対許さないという気持ち」と怒りをあらわにした。
娘の死の真実を知ろうと、医学用語をはじめ、帝王切開手術の知識を医学書やインターネットで調べ、ファイルにまとめた。
医療事故を機に生活は一変し、「笑顔がなくなった」と語る。孫に「母親」を意識させたくないと、
家族連れが集まる場所には連れ出さないという。【松本惇、清水健二】
153 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 13:14:42 ID:AQIfo9mL0
>>152続き
◇関係者から「妥当な判断」「教訓学び再発防止を」の声
今回の無罪判決に、関係者からは「妥当だ」「事故の教訓を生かして」など、さまざまな声が上がった。
日本産科婦人科学会の調査によると、妊娠・出産に伴って命にかかわる緊急治療を必要とする女性は250人に1人と推計されている。
調査を担当した国立成育医療センターの久保隆彦・産科医長は「一般に妊娠・出産は危険な行為であるということが知られていないが、
産科医は数多くの危険な妊婦を助けてきた。有罪になれば、こうした妊婦を対象にした医療行為が否定され、
産科医療の崩壊に拍車をかけるところだった。今回の判決は極めて妥当な判断だ。これ以上の産科医減少、産科医療の崩壊を招かないために、
検察は控訴すべきではない」と語った。
K医師の支援活動をしてきた上昌広・東大医科学研究所特任准教授は「今回のような医療事故を法廷で真相究明することの限界が明らかになった。
当時の医療体制の根本的な議論がないまま、医師の過失の有無だけの争いとなっていた。これを機に医療事故における
業務上過失致死罪の適用について国民的な議論が必要。司法関係者も、医療事故に刑法を適用することの是非をもっと議論すべきだ」と話した。
25年前に医療事故で娘を亡くした「医療過誤原告の会」の宮脇正和会長(58)は「刑事裁判になったことで明らかになった事実もある。
医療界は刑事訴追への批判だけで終わらせず、この事故からリスクの高い医療行為の際には応援医師を呼ぶなどの
体制を取るべきだという教訓を学び、再発防止に役立ててほしい」と訴えた。
>>152の記事、冒頭の下記部分を引用し忘れてました。
医師の判断に「過失」はなかった−−。全国の医療関係者が注目した「大野病院事件」で20日、無罪判決が言い渡された。
判決の瞬間、医師のK被告(40)は小さく息を吐き、安堵(あんど)の表情を見せた。昨年1月の初公判から判決まで
15回の公判すべてを傍聴した被害女性の父渡辺好男さん(58)は前かがみで目を閉じ、聴き入っていた。
>刑事裁判になったことで明らかになった事実もある。
新潟大学の某教授が…なこととか。
156 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 13:26:37 ID:AQIfo9mL0
「なぜ事故が」…帝王切開死、専門的議論に遺族置き去り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080820-00000018-yom-soci 産科医不足を加速させたとして医療界が注目した「大野病院事件」に、無罪の司法判断が下った。
帝王切開手術で女性(当時29歳)を失血死させたなどとして、業務上過失致死罪などに問われたK医師(40)に対する20日の福島地裁判決。
K医師は落ち着いた表情で判決を聞き、傍聴席の最前列に座った遺族は顔をこわばらせ、無念さをにじませた。
K医師は、白のワイシャツにグレーのスーツ姿で一礼して入廷し、直立不動で言い渡しを待った。
「被告人を無罪とする」。主文が読み上げられた瞬間は、冷静な表情のまま、わずかに頭を下げた。
判決理由の中で、帝王切開手術を再現し、経緯を検証する部分では、うっすらと浮かんだ涙をハンカチでふいた。
弁護士に声をかけられると、うなずいて「問題ない」という合図を送り、冷静な表情に戻った。
一方、亡くなった女性の父親、渡辺好男さん(58)は、最前列で傍聴した。主文読み上げの瞬間、驚いたような表情で
鈴木信行裁判長を見上げた後、厳しい視線をK医師に投げかけた。
渡辺さんは判決前、「なぜ事故が起きたのか、なぜ防げなかったのか。公判でも結局、何が真実かはわからないままだ」と話した。
あの日、妻(55)から「生まれたよ」と連絡を受けて病院に向かった。ハンドルを握りながら、娘に「もうすぐクリスマスとお正月。
二重三重の幸せだな」と声をかけようと考えていた。
病院に着くと悲報を聞かされた。1か月前、左足を縫うけがをした渡辺さんを、「体は大事にしなよ」と気遣ってくれた娘だった。
帝王切開で生まれた女の子と対面した娘は、「ちっちゃい手だね」とつぶやいたという。これが最期の言葉になった。
娘の長男が「お母さん起きて。サンタさんが来ないよ」と泣き叫んだ姿が脳裏から離れない。
「警察に動いてほしかった」と思っていた時、K医師が逮捕された。
「何が起きたのかを知りたい」という思いで、2007年1月から08年5月まで14回の公判を欠かさず傍聴した。
証人として法廷にも立ち、「とにかく真実を知りたい」と訴えた。「大野病院でなければ、亡くさずにすんだ命」と思える。
公判は医療を巡る専門的な議論が中心で、遺族が置き去りにされたような思いがある。
157 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 13:28:08 ID:fgTjC00C0
>>156 おい、こら。
あれは決して「事故」ではない。「病死」なのだ。
自分を正当化するな。
158 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 13:29:58 ID:5xp7eKmJ0
今回の各マスコミの論調はいつもに増して酷い
判決に文句をつけておかないと、いままで偏向報道を重ねてきたことを。マスコミ自らが認めてしまうことになるからじゃないの?
160 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 13:40:12 ID:hPG8nj7O0
再発防止に役立てて・・・
検察に生かして欲しいね
起訴されて無罪になるなんてことはよっぽど極端な例
冤罪というか何というか、こんなことが仕事になるなんて
マスゴミも警察も検察も本当にカスだなあ
暇だからこういう作られた事件が増えるんだろ
人数減らせよ
大多数の平穏に暮らしたい人の権利の侵害だな、こりゃ
162 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 14:04:17 ID:7ZwmmGwL0
産科医は、本当に割りにあわないお仕事ですね。
163 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 14:14:19 ID:l9AKu2a+0
>>160 関係者全員クビにしとけばいいはなしだわな >再発防止
>>157 医療事故と医療過誤の言葉の定義を勉強してこい。
医療過誤ではないことは同意する。
165 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 14:25:51 ID:AKKEhUjO0
>>153 リスクの高い医療行為
最初から手を出さないのが一番
>156
>「大野病院でなければ、亡くさずにすんだ命」と思える。
>「大野病院でなければ、亡くさずにすんだ命」と思える。
>「大野病院でなければ、亡くさずにすんだ命」と思える。
167 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 14:41:28 ID:OWrVxmyv0
>>156 侮日か3Kかと思ったらゴミ売りかよwww
医療裁判で 「医療をめぐる専門的な議論」 以外の何を議論しろと言うんだ?www
168 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 14:45:30 ID:AQIfo9mL0
47コラム(共同通信社のコラム)
産科医
http://www.47news.jp/47topics/2008/08/post_129.php 遺族の感情を優先して考える風潮を戒める判決が20日、福島地裁から出た。帝王切開で出産した女性が手術中に死亡した事件。
業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた医師を無罪としたのだ。医師不足に悩む地域医療。それに追い討ちをかけたのが、
4年前に起きたこの福島の事件だった。
産科医たちの間に「こんな目にあうんじゃ、もうやってられない」と事なかれ主義を呼び起こした。
産婦人科医を希望する医学生が減っってしまった。「産婦人科」の看板から「産」を削除し「婦人科」専門のクリニックに
転進するドクターも増えた。この判決が、行き過ぎた医療ミス弾劾の流れを考え直すきっかけになればいいと思う。
医師が善意の医療行為を尽くしても命を救えないことはある。「それを注意義務違反と言われて罪に問われる時代になったのか」
「難しいお産は別の病院に回してしまったほうがいい」−−全国の産科医の間に広がる事なかれ主義に歯止めをかけなければいけない。
「そもそもメディアにも責任がある」。医師たちの不信と戸惑いは、遺族感情に偏りがちな私たちの報道姿勢にも向いている。(憲)
>>168 いい感じだけど、事なかれ主義と言うのにはひっかかるな。
一定確率で業務ができなくなるのが確実だから業務をやめるだけだろうに。
170 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 14:50:30 ID:dY8AdVd70
>>156 一般的に人は自己愛がないと生きていけない
自分が知りたいと思うことしか知ろうとしないし
自分が認めたいと思うことしか認めないからね
真実は明らかになっているのになっていないと言い張る
結局言動が他罰的になるんだなあ〜特に公の場で注目されたりすると
でこういうことを学び理解しているヒトとそうでないヒトの人生の幸せの度合いには差があると思うな
171 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 14:51:10 ID:oMWMUC3A0
俺は小児科医だが、この裁判には注目していた。
無罪は当然。目出度い。
それに今日は俺の誕生日。
二重に目出度く・・・でもないな、もう中年だしな・・・
172 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 14:55:12 ID:1P7szZnX0
「不可抗力」という単純な言葉を日本人は忘れてしまったのか?
173 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 14:58:10 ID:AQIfo9mL0
「地域医療守れる」 福岡県医師会 産科医無罪判決
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/42403 福島県立大野病院事件で産婦人科医を無罪とした20日の福島地裁判決。医師会報で産婦人科医の逮捕について
現場の声を中心に特集記事を掲載するなど問題点を指摘してきた福岡県医師会にも「妥当な判決」と安堵(あんど)の声が広がった。
横倉義武会長は「地域医療を守るという立場から無罪判決に安心した」と話した。今回の事件がもたらした影響については
「医療行為には不確実性があり、予期しないことが起きうる。正当な医療行為をしたのに力が及ばなかった場合に
刑事責任を問うということになると現場を萎縮(いしゅく)させる。実際に今回の事件は地域医療に深刻な混乱をもたらした」と指摘。
人為的なミスなのかどうかの判断については「専門家でないと難しい」とし、第三者の立場で死因を究明する
「医療安全調査委員会」設置の議論を急ぐ必要性を訴えた。
全国約1万2000人の産婦人科医でつくる「日本産婦人科医会」(寺尾俊彦会長、東京)は20日、
大野病院事件の無罪判決を受け「正当な医療行為をしたが力が及ばなかった不幸な事例であり、当然の結果だ」との声明を発表した。
174 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 14:59:33 ID:letZfR5h0
>>148-149 少なくとも福島県の公立病院では今後産科の医療事故はありえません。
no doctor, no error
175 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 15:02:03 ID:AQIfo9mL0
帝王切開死 医師に無罪 胎盤はく離継続『妥当』 福島地裁判決
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008082002000298.html 福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が手術中に死亡した事件で、
業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科医K被告(40)=休職中=に対し、福島地裁(鈴木信行裁判長)は20日、
無罪判決(求刑禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。
故意や明白なミスでなく通常の医療行為で医師が逮捕、起訴された事件は「刑事司法の不当介入」と
医療界の猛反発を招き、全国的な産科医不足に拍車を掛けたとされる。
現場医師の裁量を認めた今回の判決は、医療過誤をめぐる刑事責任追及の在り方や医療界にも影響を与えそうだ。
公判では、子宮に胎盤が癒着した極めて珍しい症例に対し、胎盤をはがす「はく離」を被告が続けた判断の是非が最大の争点となり、
鈴木裁判長は「標準的な医療措置」と妥当性を認めた。
検察側は「癒着を認識した時点ではく離を中止して子宮摘出に移るべきだった」と主張。弁護側は
「最後まではがす方が子宮収縮による止血が期待できた」と反論した。
鈴木裁判長は女性の死因についてはく離継続で出血が増えたことによる失血死と判断。癒着の程度や位置関係をめぐる
検察側証人の鑑定結果を「疑問がある」と信用性を否定した。
その上で「手術中、手によるはく離ができず癒着胎盤と認識した段階で、はがし続ければ大量出血すると予見できた」と
被告に予見可能性があったことは認めた。
論告によると、K被告は04年12月17日、女性の帝王切開手術を執刀。子宮摘出など危険回避措置を怠り、
クーパー(手術用はさみ)で癒着した胎盤をはがし、大量出血で死亡させた。また、「異状死」なのに24時間以内に
警察に届けなかったとして医師法違反の罪にも問われた。
176 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 15:04:42 ID:Ycfp5a7t0
>>154 >15回の公判すべてを傍聴した被害女性の父
「被害女性」って・・・誰にどんな被害を受けたんだか。
177 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 15:11:03 ID:AQIfo9mL0
傍聴には多くの医師の姿―大野病院事件判決
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17733.html 大野病院事件に対する医療界の注目度は高く、判決公判が開かれた福島地裁前には、25枚の傍聴券を求め、788人が列を作った。
抽選に漏れた人たちの一部は、同地裁前で裁判を見守る。医療関係者の姿も多い。
午前10時に公判が始まって間もなく、マスコミ各社の記者が速報を送る様子から、見守る人たちにも「無罪」判決が知れ渡った。
神奈川県の医師は、無罪判決を聞き、「患者のために医師が行う本来の治療を本気ですることができる。医療者は
この判決を聞くまでは、腰が引けてしまって重症患者をほかの病院に送るなど、最善の治療を行うことから逃げざるを得なかった。
今回は、彼が精一杯の治療を患者さんのために行ったことが不幸な結果になってしまった。しかし、この判決で、
わたしたち医療者は勇気百倍になった。特に外科医療に携わる医師たちは、安心して医療ができるのではないか」と話す。
同じ神奈川県の医師は、被告のK医師と同じ産婦人科医長。「産科医の目から見て、同じ地域や状況にあったとしたら、
私でも患者さんを助けることはできないだろう。30分で決着がついて不幸な結果になる。家族への説明がなかったとの指摘もあるが、
あの状況では手を放すことなどできない。これで逮捕されるのでは、わたしたちは医療を続けることはできない」と語った。
産婦人科勤務医の医師は、東京から傍聴に足を運んだ。「そもそも刑事事件になるような話ではなく、無罪判決は当然。
産科に限らず、重篤な患者は救急などをしていれば目の前に来ることはある。今回のケースは本当に難しいケースで、
悪質な医療過誤などとは同列に扱ってほしくない」と話す。
さらに、「この事件の影響で、福島県立病院に産科がなくなってしまった。もしK医師に間違いがあるとすれば、
たった一人で(福島県立大野病院の)産婦人科で働き続けたことではないだろうか。
これは行政システムに踏み込まないといけない問題だ」と指摘した。
フグスマの医療が日本で最先端の萎縮を見せますように
それにしても4年、当事者と日本の医療に無駄な時間を費やさせたもんだ。
180 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 15:17:01 ID:AQIfo9mL0
福島県立大野病院事件の福島地裁判決理由要旨
http://www.asahi.com/national/update/0820/TKY200808200207.html 福島県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性患者が死亡した事件で、福島地裁が言い渡した無罪判決の理由の要旨は次の通り。
【業務上過失致死】
●死因と行為との因果関係など
鑑定などによると、患者の死因は失血死で、被告の胎盤剥離(はくり)行為と死亡の間には因果関係が認められる。
癒着胎盤を無理に剥(は)がすことが、大量出血を引き起こし、母胎死亡の原因となり得ることは、被告が所持していたものを含めた
医学書に記載されており、剥離を継続すれば患者の生命に危機が及ぶおそれがあったことを予見する可能性はあった。胎盤剥離を中止して
子宮摘出手術などに移行した場合に予想される出血量は、胎盤剥離を継続した場合と比較すれば相当少ないということは可能だから、
結果回避可能性があったと理解するのが相当だ。
●医学的準則と胎盤剥離中止義務について
本件では、癒着胎盤の剥離を中止し、子宮摘出手術などに移行した具体的な臨床症例は検察官、被告側のいずれからも提示されず、
法廷で証言した各医師も言及していない。
証言した医師のうち、C医師のみが検察官の主張と同趣旨の見解を述べている。だが、同医師は腫瘍(しゅよう)が専門で
癒着胎盤の治療経験に乏しいこと、鑑定や証言は自分の直接の臨床経験に基づくものではなく、主として医学書などの
文献に頼ったものであることからすれば、鑑定結果と証言内容を癒着胎盤に関する標準的な医療措置と理解することは相当でない。
他方、D医師、E医師の産科の臨床経験の豊富さ、専門知識の確かさは、その経歴のみならず、証言内容からもくみとることができ、
少なくとも癒着胎盤に関する標準的な医療措置に関する証言は医療現場の実際をそのまま表現していると認められる。
そうすると、本件ではD、E両医師の証言などから「剥離を開始した後は、出血をしていても胎盤剥離を完了させ、
子宮の収縮を期待するとともに止血操作を行い、それでもコントロールできない大量出血をする場合には子宮を摘出する」ということが、
臨床上の標準的な医療措置と理解するのが相当だ。
181 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 15:17:59 ID:AQIfo9mL0
>>180続き
検察官は癒着胎盤と認識した以上、直ちに胎盤剥離を中止して子宮摘出手術などに移行することが医学的準則であり、
被告には剥離を中止する義務があったと主張する。これは医学書の一部の見解に依拠したと評価することができるが、採用できない。
医師に医療措置上の行為義務を負わせ、その義務に反した者には刑罰を科する基準となり得る医学的準則は、臨床に携わる医師が
その場面に直面した場合、ほとんどの者がその基準に従った医療措置を講じているといえる程度の一般性、通有性がなければならない。
なぜなら、このように理解しなければ、医療措置と一部の医学書に記載されている内容に齟齬(そご)があるような場合に、
医師は容易、迅速に治療法の選択ができなくなり、医療現場に混乱をもたらすことになり、刑罰が科される基準が不明確となるからだ。
この点について、検察官は一部の医学書やC医師の鑑定に依拠した準則を主張しているが、これが医師らに広く認識され、
その準則に則した臨床例が多く存在するといった点に関する立証はされていない。
また、医療行為が患者の生命や身体に対する危険性があることは自明だし、そもそも医療行為の結果を正確に予測することは困難だ。
医療行為を中止する義務があるとするためには、検察官が、当該行為が危険があるということだけでなく、当該行為を中止しない場合の
危険性を具体的に明らかにしたうえで、より適切な方法が他にあることを立証しなければならず、このような立証を具体的に行うためには
少なくとも相当数の根拠となる臨床症例の提示が必要不可欠だといえる。
しかし、検察官は主張を根拠づける臨床症例を何ら提示していない。被告が胎盤剥離を中止しなかった場合の具体的な危険性が
証明されているとはいえない。
本件では、検察官が主張するような内容が医学的準則だったと認めることはできないし、具体的な危険性などを根拠に、
胎盤剥離を中止すべき義務があったと認めることもできず、被告が従うべき注意義務の証明がない。
182 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 15:19:00 ID:AQIfo9mL0
>>181続き
【医師法違反】
本件患者の死亡という結果は、癒着胎盤という疾病を原因とする、過失なき診療行為をもってしても
避けられなかった結果といわざるを得ないから、医師法にいう異状がある場合に該当するということはできない。
その余について検討するまでもなく、医師法違反の罪は成立しない。
183 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 15:19:17 ID:pE33LowR0
>>176 あえて言えば、妊娠を希望した自分と旦那だろう。半分は自業自得。
もともと、出産って、そういうもんだろ。
184 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 15:22:30 ID:AQIfo9mL0
185 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 15:30:27 ID:AQIfo9mL0
医療界挙げて被告の医師支援…帝王切開死判決
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080820-OYT1T00414.htm 帝王切開手術で女性(当時29歳)を失血死させたなどとして、業務上過失致死罪などに問われたK医師(40)に20日、
無罪を言い渡した福島地裁判決──今回の公判では、産科の臨床医の権威が弁護側証人として出廷するなど、
医療界挙げて被告を支援する形になった。
背景には、1999年に東京都内の病院で起きた点滴ミス隠し事件などを契機に広がった医療不信の中で、
難症例を扱った医師が逮捕され、深刻な医師不足を招いている現状への危機感がある。
医療不信の広がりは、横浜市大病院で2人の患者を取り違えて手術した事件と、都立広尾病院で誤って
主婦に消毒液を点滴して死亡させ、ミスを隠そうとした事件が99年に相次いで起きたことが契機になった。
以後、遺族の処罰感情などを背景に捜査機関が医師個人の責任を問うケースが急増。2002年には
東京慈恵医科大付属青戸病院で、経験のない医師3人が難度の高い腹腔(ふくくう)鏡下手術を行って患者を死亡させる事件も起きた。
警察庁によると、警察から検察への送致件数は、99年の10件から00年は24件に増え、06年には98件になった。
捜査とは別に、厚生労働省は05年9月、病理解剖学などの医療関係者と法律家で構成される医療版「事故調査委員会」を
4都府県でスタートさせた。
186 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 15:40:10 ID:AQIfo9mL0
>>185続き
こうした状況の中、06年2月にK医師が逮捕された。その直後から日本産科婦人科学会など
100近い団体が抗議声明を出したのは、「わが国の刑事裁判史上かつてない」(弁護側)状況だった。
事件で問われたのは、女性の胎盤に対する処置。女性は胎盤が通常より低い位置にある「前置胎盤」で、
産道につながる子宮口を完全に覆っていた。さらに「癒着胎盤」を起こし、胎盤を無理にはがすと大量出血する恐れがあった。
癒着胎盤の処置を巡り、公判では「子宮摘出に移るべきだった」とする検察側と、「最後まではがすのが標準的な医療」とする
弁護側が激しい応酬を繰り広げた。
弁護側は、周産期医療の権威とされる池ノ上克・宮崎大医学部長と岡村州博・東北大教授を証人に呼んだ。
2人は「被告の処置に間違いはない」と述べた。
これに対し、検察側の立証は押され気味となった。検察側証人の田中憲一・新潟大教授は「はがすのが難しくなった時点で、
直ちに子宮摘出に移るべき」と証言したものの、どの時点で子宮摘出を決断するかについては、「そこは医師の判断」と断言を避けた。
187 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 15:43:32 ID:pE33LowR0
>>179 無駄な時間じゃないぞ。
正しい医療行為でも、結果が悪ければ「政党に逮捕」され「社会的に抹殺され」る、
という事が知れ渡った。
その結果、日本の医療の方向が、マスコミと愚民(福島県警と片岡検事も)が望む
「自然に任せる」という方向に決定付けられた4年間だった。
188 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 15:43:39 ID:pI4ceBXc0
>179
フグスマのGyneのProf の講演を聴いたが、最高裁まで行くだろうと覚悟していたよ。
4年じゃ済まないだろう。
講演では「これからも皆様のご支援をお願いします。」と訴えていたし。
まあ俺も支援の寄付くらいしかできないわけだが。
つかまあ、診れない患者は診ずにたらい回しに限りますな
今回の教訓はそれだけ
190 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 16:09:18 ID:AQIfo9mL0
福島県内民放の特番等
テレビユー福島 16:27〜16:52
TUF報道特別番組 大野病院事件判決〜医療行為に司法の判断
大野病院判決速報と詳細▽判決内容…判決が与える地域医療、医療界への影響は?
福島放送 16:54〜18:57
ふくしまスーパーJチャンネル
帝王切開手術で当時29歳の女性が死亡し、担当の医師が逮捕された県立大野病院事件で判決が下される。
医療行為に過失はあったのか。産科医療の現場に影響を与えた裁判を詳しく伝える。
福島テレビ 16:53〜19:00
FTVスーパーニュース
出産で女性が死亡した事件…県立大野病院の医師に過失があったかどうかが争われた裁判・注目の判決は?
191 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 16:13:41 ID:AQIfo9mL0
帝王切開死亡、医師に無罪判決(動画ニュース)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3928372.html 4年前、福島県の県立大野病院で、帝王切開の手術ミスから女性を死亡させたとして、医師が業務上過失致死などの罪に
問われていた裁判で、無罪の判決が言い渡されました。
判決を受けたのは、福島県立大野病院に勤務する産婦人科の医師、K被告(40)です。
K被告は2004年の12月、当時29歳の女性の帝王切開の手術中に、癒着した胎盤を無理にはがし、
女性を出血多量で死亡させたとして、業務上過失致死などの罪に問われていました。医療行為をめぐる医師の逮捕に、
医療界では反発がひろがっていました。
20日の判決公判で、福島地方裁判所は、検察側の癒着胎盤とわかった時点で子宮の摘出に移るべきだったとする主張について、
はがす処置を続けるのが医療現場の一般的な対応だとして、医師に過失がなかったことを認め、K被告に無罪の判決を言い渡しました。
192 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 16:19:45 ID:53RPmNsZ0
新聞報道がいやらしい表現を使っているね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080820-00000042-mai-soci
「15回の公判すべてを傍聴した被害女性の父」
だと。
裁判で、過失が否定されているにもかかわらず「被害」という表現を敢えて用いるところに作為(悪意)を感じます。
まだまだ、マスゴミの情報操作には注意が必要ですね。
193 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 16:19:46 ID:AQIfo9mL0
帝王切開で29歳失血死、医師に無罪判決…福島地裁
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080820-OYT1T00212.htm?from=nwlb 福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開手術を受けた女性(当時29歳)が死亡した事件で、業務上過失致死と
医師法(異状死の届け出義務)違反の罪に問われた産婦人科医、K被告(40)の判決が20日、福島地裁であった。
鈴木信行裁判長は、「標準的な医療措置で、過失は認められない」として無罪(求刑・禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。
医療界からは、医師の逮捕に対して反発の声が上がり、元々勤務が過酷とされる産科医離れが進むなど波紋を広げたとして注目された。
判決によると、K被告は04年12月17日に女性の帝王切開手術を執刀。子宮に癒着した胎盤をはがした際に大量出血が起き、
女性は失血死した。子どもは無事だった。
鈴木裁判長は、胎盤をはがしたことと死亡との因果関係を認め、「手でこれ以上胎盤をはがせないと判断した時点で、
はく離を続ければ大量出血の恐れがあると予見できた」と、検察側の主張を認めた。
だが、はく離を途中でやめて子宮摘出手術に移り、大量出血を回避すべきだったとする検察側の主張については、
「最後まではがすのが標準的な医療措置」として、結果を回避する注意義務はなかったと判断。さらに、
「女性は(難症例の)癒着胎盤という疾病で、過失のない診療行為でも死亡という結果は避けられなかった」として、
医師法違反についても「異状死ではなく、届け出義務はない」とした。
検察側は「胎盤の癒着は広範囲で相当深く、はがし続ければ大量出血し、生命に危険が及ぶ」と指摘。弁護側は
「胎盤をはがしている最中の出血量は最大555ミリ・リットルで、大量出血の予見可能性はなかった。
はがし始めたら最後まで行うのが臨床の実践。標準的な医療行為だった」と主張した。
産科医は、04年ごろから減少が顕著となり、K被告の逮捕・起訴後は、医師の産科離れにさらに拍車がかかったとされる。
日本産科婦人科学会は「故意や悪意のない医療行為に個人の刑事責任を問うのは疑問」とする見解を表明。
国は「医療安全調査委員会(仮称)」の設置を検討している。
194 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 16:34:15 ID:AQIfo9mL0
「帝王切開死」医師に無罪
福島地裁判決 胎盤の大量出血、回避義務認めず
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080820-OYT8T00445.htm (前半、
>>193と同じ記事内容)
癒着胎盤 胎盤の一部または全部が子宮の内壁と強く癒着し、出産後に子宮が収縮しても自然にはがれない疾患。K被告の弁護団によると、
発症頻度は出産1万件に2、3例という。大野病院で死亡した女性のように帝王切開の経験があり、さらに胎盤が子宮口をふさいでいる場合、
発症リスクが高まるとされる。
[解説]逮捕の衝撃 産科医離れ
無罪判決を受け、日本産科婦人科学会が歓迎する声明を出すなど、医療界は安堵(あんど)している。
執刀医逮捕は、医療界に衝撃を与えた。読売新聞が2007年秋に行った調査では、06年4月以降に出産の取り扱いを休止した病院は
全国で少なくとも127か所に上り、1年半で約1割減った。リスクの高い患者が、拠点病院に紹介される傾向も強まった。
判決は、医療にリスクが伴うことを強調。医師の過失を問うには「より適切な方法が他にあることを具体的に立証しなければならない」
と高いハードルを課した。とは言え、「医療行為による事故で刑事責任を問うべきでない」とする
〈医師側の論理〉にお墨付きを与えたわけではない。
遺族は病院側の説明に不信感を募らせている。公判では、助産師が被告に態勢の整った病院で手術するよう勧めたり、
先輩医師が手術の危険性を指摘したりした事実が明らかになった。
医療界は患者の声に耳を傾け、より安全・安心な医療の確立に向け、冷静な議論をする必要がある。(福島支局 藤原健作)
判決骨子
▽子宮に手を入れて癒着胎盤を認識した時点で、大量出血を予見できた
▽胎盤を最後まではがしたのは臨床現場の標準的な医療措置で、結果回避義務には反しない
▽医師の行為に過失はなく、異状死には当たらないため、警察への届け出義務はない
195 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 16:41:23 ID:AQIfo9mL0
控訴しないことを強く要請―産科婦人科学会
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17735.html 福島県立大野病院事件の無罪判決を受け、日本産科婦人科学会(吉村泰典理事長)は8月20日、
「本件判決に控訴しないことを強く要請する」などとする声明を発表した。
声明ではまず、亡くなった女性患者と遺族に対し哀悼の意を表した。続いて被告医師が行った医療について
「当時、被告人が産婦人科専門医として行った医療の水準は高く、全く医療過誤と言うべきものではありません。
癒着胎盤は極めてまれな疾患であり、診断も難しく、最善の治療がいかなるものであるかについての学術的議論は
現在も学会で続けられております」とした。
判決については、「重篤な疾患を扱う実地医療の困難さとそのリスクに理解を示した妥当な判決であり、
これにより産科をはじめ多くの領域における昨今の委縮医療の進行に歯止めの掛かることが期待される」と高く評価した。
最後に、「今回の裁判による医療現場の混乱を一日も早く収束するよう、検察庁が本件判決に控訴しないことを強く要請する」
と訴えている。
196 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 16:42:07 ID:fgTjC00C0
>>194 医療界は患者の声に耳を傾け、より安全・安心な医療の確立に向け、冷静な議論をする必要がある。(福島支局 藤原健作)
医療界は患者の声に耳を傾け、より安全・安心な医療の確立に向け、冷静な議論をする必要がある。(福島支局 藤原健作)
医療界は患者の声に耳を傾け、より安全・安心な医療の確立に向け、冷静な議論をする必要がある。(福島支局 藤原健作)
197 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 16:43:10 ID:5xp7eKmJ0
>>195 こんなこと公開で言われたら意地でも控訴せざるを得なくなるだろうな、検察は
198 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 16:45:54 ID:PWSMW6X80
酵素したら福島県立医大産婦人科医局員は全員即刻辞職すればよい。
199 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 16:46:08 ID:AQIfo9mL0
帝王切開死亡、医師に無罪 福島地裁判決、現場裁量認める
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008082002000320.html 福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が手術中に死亡した事件で、
業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科医K被告(40)=休職中=に、福島地裁(鈴木信行裁判長)は20日
「標準的な医療措置で過失はなかった」として無罪判決(求刑禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。
故意や明白なミスでなく通常の医療行為で医師が逮捕、起訴された事件は医療界の猛反発を招き、全国的な産科医不足に
拍車を掛けたとされる。現場の実態や医師の裁量を重視した判決は、医療過誤をめぐる刑事責任追及の在り方や医療界にも影響を与えそうだ。
公判では、子宮に胎盤が癒着した極めて珍しい症例に対し、胎盤をはがす「はく離」を被告が続けた判断の是非が最大の争点となった。
検察側は医学書の記述を根拠に「直ちに子宮摘出に移行すべきだった」と主張したが、鈴木裁判長は「医療現場でほとんどの医師が従う程度の
一般性がなければ刑罰を科す基準とはならない」と判断。「現場と食い違う医学書の基準を適用すれば医師が治療法を選べなくなる」と指摘した。
さらに「手術中に癒着胎盤を認識した時点で、大量出血の恐れを予見できた」と予見可能性は認めた上で「はく離すれば
血管の収縮で止血が期待できる」と妥当性を認めた。
癒着の程度や位置関係をめぐる検察側の鑑定結果について判決は「疑問がある」と信用性を否定。「医学書や鑑定内容を根拠づける
症例をなんら立証しなかった」と検察側を批判した。
K被告は「異状死」なのに24時間以内に警察に届けなかったとして医師法違反罪にも問われたが、
判決は「死亡は避けられない結果で報告義務はない」とした。
判決によると、K被告は04年12月17日、女性の帝王切開手術を執刀。クーパー(手術用はさみ)で癒着した胎盤をはがし、
女性は大量出血によるショックで失血死した。
◆判決の骨子
▽被告のK医師は無罪
▽子宮に癒着した胎盤のはく離を継続したことは標準的な医療措置
▽胎盤はく離を中止する義務はなかった
▽被告が警察に報告しなかったことは医師法違反罪に当たらない
200 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 16:46:34 ID:Ch8YxNku0
控訴すればいいだろう、有罪になってもいい
どっちみち大都市しか産科は無くなるよ
201 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 16:46:57 ID:AQIfo9mL0
>>199続き
【大野病院事件】 福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開で出産した女性が死亡。子どもは助かった。
県の調査委員会が医療過誤を認める報告書を公表、これが捜査の端緒となり、県警は06年、子宮に癒着した胎盤をはがす
「はく離」を無理に継続し大量出血で死亡させたとして、業務上過失致死などの疑いで執刀した産婦人科医K被告を逮捕した。
「医療が萎縮(いしゅく)する」と医療界は猛反発、関連学会の抗議声明も相次いだ。第3者の立場で
医療死亡事故を究明する国の新組織が検討されるきっかけにもなった。
202 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 16:47:44 ID:DUsxzPNc0
もしかしてマスコミが一番、事の本質を判ってないようだねぇ。
204 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 16:54:37 ID:AQIfo9mL0
日本産科婦人科学会、無罪判決を評価(動画あり)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3928373.html 医療界は無罪判決を評価しています。
「このような重篤な疾患を扱う実地医療の困難さと、そのリスクに理解を示した妥当な判決」(日本産科婦人科学会・吉村泰典理事長)
大野病院事件の医師逮捕に激しく反発していた日本産科婦人科学会は、今回の判決を評価した上で、
「検察側は控訴しないで欲しい」と述べました。
「調査するのが警察であるということが問題なんだろうと思うんです。やはり、専門家が第三者機関を作って、
そこできちんと調査すると」(日本産科婦人科学会・岡井崇常務理事)
さらに、厚労省が医療事故の原因究明について設置を検討している専門家による医療版の事故調査委員会について、
1日も早く設置するよう求めました。
205 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 17:11:09 ID:lgKP38S50
今回の件は不当逮捕ももちろんだけど、
捜査も終了し、1年以上も経過して、証拠隠滅や逃亡のおそれのないK医師を
わざわざ外来診療中に患者達の前で手錠をかけ逮捕し、
地方TV局に逮捕の情報をリークして、その逮捕時の姿をTV放映させた
んだから、検察のやったことを忘れてはいかんよ。
206 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 17:14:01 ID:PWSMW6X80
>>205
しかも、逮捕した警察署は県警本部から表彰されています。
情けない理由
http://blogs.yaho●.co.jp/miyuna928/42759520.html
産婦人科が少なくなっています。これは福島県立大野病院で2004年、帝王切開中の妊婦が失血死し、
その担当医が業務上過失致死罪などに問われた事件の裁判が発端といってもいい。
これにより、気の小さい、そして無責任、自分勝手で、嘘偽り、腕に自信がない、
裏がある医師は次々と産婦人科を離れたり、外科医を離れたりしている。
これじょあ、いままでどれだけ医療ミスを隠してきたかが伺えてしまう。
ミスをするのは人間だからしかたがないことだが、それを隠そうとしちゃりするから
医療という現場が腐ったイメージを植えつけられる。
腕に自信がないからやめるというのであれば納得がいくが、
刑事告発されたくないからやめるという浅はかで、くだらない理由はどうかと思いますね。
その結果、病院のたらい回しで多くの患者が苦しんでいます。
この福島県立大野病院の事件はいうまでもなく、当たり前の刑事裁判だと思います。
通常こういった裁判は民事で争われることが多いみたいですが、それはおかしい。
事をすり替えてみればわかる。たとえば、車での死亡事故を起こしたとき、
これも同じく業務上過失致死罪に問われる。事故を起こそうとして起こす人はいない。
酒を飲んで運転するクズ以外はね。それと同じで、普通に運転していても
何が起きるのかがわからない。突然事故に遭う。それと同じだと思う。
いつもと同じ手術だが、なんらかの判断ミスで、事故に遭う。起きたことは事実なのだから、
きちんと認めて、自分の利益のことではなく、
亡くなった患者のこと、その家族のことを考えて裁判に臨むべきだ。
医者というのは今度医者を続けられるかどうかしか考えていない。
患者のことよりも今後の自分。情けないですねぇ・・・
海外では医者のストライキは当たり前なんだけどね…
しかも労働環境じゃなくて、単に給料が少し安いから、といった程度で。
というか、欧米の友人に日本の状況を話すと、みんな「どうしてストライキしないの!?
バカじゃないの!?何そんな劣悪な環境に我慢してるの!?」とバカにされるよwww
209 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 17:49:42 ID:AQIfo9mL0
妊婦失血死事件無罪判決 萎縮が生む「お産難民」 医療事故究明機関、設置急ぐ声
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080820-00000094-san-soci 医療の現場に激震をもたらした県立大野病院事件。産科の休止が相次ぎ、「お産難民」の言葉も生まれた。一方、
事件を機に中立的な立場で医療事故の原因究明を担う機関創設の検討が加速したが、議論は錯綜(さくそう)。
いまだ着地点の見えない混乱が続いている。
「たまたま重篤な合併症や死亡事例に遭遇し、逮捕されては必要な医療を提供できない」
K医師(40)が起訴された後、学会や各地の医師会など100近い団体が相次いで声明文・抗議文を発表した。
有志の医師がインターネットで呼び掛けた署名は、わずか5日間で6500人を超えた。
「自分なら救命できたという人は、専門医の1割もいないはず」と話すのは、昭和大学病院の岡井崇産婦人科長。
「薬を間違えたような単純ミスではない。非常に難しい事例で、学会で議論するレベルの内容。これが過失なら、
難しい症例を診る医師はいなくなる」と危惧(きぐ)する。
実際、少しでも難しい症例は大学などの中核病院に送られるようになり、“萎縮(いしゅく)医療”が進んだ。
「外科や救急も同じ。全力を尽くして頑張ろうという気持ちがなえるのが一番の問題。果たしてそれが患者のためになるのか」と訴えた。
210 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 17:50:29 ID:AQIfo9mL0
>>209続き
一方、事件を受けて、捜査機関に代わり医療事故の原因を究明する第三者機関づくりの動きが加速した。
厚生労働省は平成19年春に検討会を設置、1年間で制度案の概要をまとめた。病院は第三者機関に届け出て、
専門家を中心に原因を究明、重大・悪質事例に限り、警察に通知する内容だ。
しかし、今年の通常国会に法案を提出する予定は頓挫した。通知の線引きがあいまいで、
調査を捜査や行政処分に利用できる点などに「萎縮がより進む」と反発が起きたためだ。
被害者は複雑な思いで受け止める。都立広尾病院の点滴ミスで妻を亡くした永井裕之さん(67)は
「警察ではなく、自分たちできちんとできる制度になぜ反対するのか。問題はあっても小さく生んで大きく育てるべきだ」と憤る。
夫が手術で死亡し、訴訟を起こした女性は「全部説明してくれたら(訴訟は)しなかった。医師と患者の信頼関係がすべて。
先生(医師)の刑事責任を問う必要はないと思う」と訴えた。
211 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 17:50:44 ID:pE33LowR0
ストライキの代わりが、逃散ですけど。
ストライキなら、仕事に復帰しますけど、逃散は復帰しません。
まだまだ高裁、最高裁があるよー。
民事はまだ始まってもいないよー。
213 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 18:20:49 ID:l9AKu2a+0
ある意味遺族のホンネは民事だろうしなぁ
214 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 18:24:00 ID:53RPmNsZ0
>>213 民事ってーのは、
決して「真実を明らか」にするもの
ではありませんからね。
本質は
「イサカイを銭カネに換算して手打ちにする」
という手続だけだよね.
215 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 18:25:49 ID:AQIfo9mL0
帝王切開で死亡 医師無罪判決(動画あり)
http://www.nhk.or.jp/news/t10013603541000.html 4年前、福島県立大野病院で行われた帝王切開手術で、無理な処置で女性を死亡させたとして、
業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科の医師に、福島地方裁判所は「処置は医療現場で行われていた標準的なものだった」
として無罪を言い渡しました。
福島県大熊町にある県立大野病院の産婦人科の医師、K被告(40)は、4年前の平成16年12月に当時29歳の女性に
帝王切開手術を行った際、子宮に癒着していた胎盤を無理にはがして大量出血で女性を死亡させたなどとして、
業務上過失致死と医師法違反の罪に問われていました。裁判で、検察側が禁固1年、罰金10万円を求刑したのに対し、
弁護側は「処置は適切だった」と無罪を主張していました。20日の判決で、福島地方裁判所の鈴木信行裁判長は
「医療行為で刑罰を科すのはほとんどの医師が従っているような一般的な医学的基準に反した場合」との判断を示しました。
そのうえで、今回のケースについては「出血のおそれが予測でき、ほかの処置を取ることも可能ではあったが、
複数の医師の証言から胎盤をはがすのを途中でやめることは医療現場では一般的とは言えず、続けたのは標準的な医療措置だった。
中止しなければならない具体的な危険性があったとも言えず、刑事責任は問えない」として無罪を言い渡しました。
216 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 18:26:40 ID:AQIfo9mL0
>>215続き
判決を受けて、亡くなった女性の父親の渡辺好男さんは「真実を知りたくて、病院で何が起こったのかを追及してきました。
娘が戻ってくるわけではありませんが、判決のとおり大量出血のおそれがあることを予測できた可能性があるのならば、
これからの医療界で生かし、再発防止に努めてもらいたいです」と話しました。また、K医師に対しては
「病院で何があったのか十分に説明してほしい」と話しています。一方、判決のあと記者会見したK医師は、
「亡くなった女性に信頼していただいていたのに申し訳なく思っています。ご家族に対しては大変つらい思いをさせてしまい、
申し訳ございませんでした。裁判所には、きちんとした判断をしていただき、深く感謝しています」と述べて一礼しました。
そのうえで「突然の逮捕から2年6か月、何もできない、何もしたくない、もんもんとした日々でした。判決は
たくさんの人に支えられたおかげだと思います。今後は地域医療に貢献できるよう、また医師として精いっぱい働きたい」と話しました。
217 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 18:26:45 ID:l9AKu2a+0
被害があろうがなかろうが
適当に金を動かして互いが以後コノ問題を持ち出さないって納得する場ってことかな
無罪の加藤先生ほんとに哀れ
218 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 18:32:08 ID:AQIfo9mL0
医療事故究明へ中立機関を 関係者、現場の改善期待
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008082090173009.html 医師の刑事責任が問われた福島県立大野病院事件は、異例の立件が萎縮(いしゅく)医療を招き、医療崩壊を加速させたとされる。
無罪判決に東海地方の医療界にも安堵(あんど)感が広がった一方、医療事故の遺族らからは捜査機関が介入しない
真相究明の仕組みづくりを求める意見が上がった。
名古屋市内の病院で産婦人科部長を務める細井延行さん(60)は「遺族にはお気の毒なケースだったが、
現場の立場からは判決に正直ほっとしている」と話した。その上で「お産にはどれだけ手を尽くしても避けられない危険性が残る。
お産の安全性を高めるために医師を増やし、過酷な勤務を強いられている現場の環境改善が必要だ」と訴えた。
愛知県産婦人科医会会長の可世木成明さん(66)は「当然の結果。一生懸命、医療行為をした医師を逮捕するのは不当で、
警察、検察は反省し控訴しないでほしい」と要望。「判決が産婦人科の休診や医師離れの転機になってくれれば」と語った。
医療過誤で22年間寝たきりとなった長男が2年前に43歳で亡くなった稲垣克巳さん(79)=愛知県春日井市=は
「無罪は妥当。捜査機関が介入したことで真実の究明や再発防止にマイナスとなった。医療の萎縮につながるとの医療界の反応も理解できる」
と説明。一方で医療界は封鎖的な体質を改めるべきだと注文し、第三者機関による医療事故の調査体制の整備を求めた。
弁護士として医療過誤訴訟を数多く担当し、被害者の立場から再発防止を目指す医療事故情報センター(名古屋市東区)の
柴田義朗理事長(48)も第三者調査機関の設置を主張。「犯罪事実の証明責任が必要な刑事手続きでは追及に限界があることが
明らかになった。だが、医療事故で医師らに一律刑事免責を認めるような方向づけは被害者救済の立場からも認められない。
そのためにも公正中立な機関が必要」と話した。(中日新聞)
219 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 18:35:15 ID:AQIfo9mL0
福島地裁「異状死」条件厳しく解釈 大野病院事件で
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082001000667.html 福島県立大野病院で帝王切開手術中の女性=当時(29)=が死亡した事件で、業務上過失致死罪などに問われた
産婦人科医K被告(40)を無罪とした20日の福島地裁判決は、244時間以内に「異状死」を警察に届けるよう義務付けた
医師法21条について「診療中の患者がその病気で死亡した場合は『異状死』に当たらない」と判断。要件を厳しく解釈した。
検察側は、女性の死亡を24時間以内に届けなかったとして医師法違反罪でもK被告を起訴。子宮に癒着した胎盤を
クーパー(手術用はさみ)を使ってはがしたことを不適切と感じていたのではないかとし、過失による異状死と指摘した。
鈴木信行裁判長はこの点について「『異状』とは法医学的に普通とは異なる死亡の状態」とし
「女性の死は、癒着胎盤を原因として、過失のない診療行為でも避けられなかった結果であり、異状死ではない」と結論。
医師法違反には当たらないと判断した。
>>219の訂正
×244時間以内に→24時間以内に
221 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 18:43:49 ID:AQIfo9mL0
大野病院事件判決要旨 福島地裁
http://www.kobe-np.co.jp/knews/HK000328/0001359034.shtml 福島県立大野病院事件で、産婦人科医K被告を無罪とした20日の福島地裁判決の要旨は次の通り。
【出血部位】
胎盤はく離開始後の出血の大部分は、子宮内壁の胎盤はく離部分からの出血と認められる。
はく離中に出血量が増加したと認められる。具体的な出血量は、麻酔記録などから胎盤べん出時の総出血量は2555ミリリットルを
超えていないことが、カルテの記載及び助産師の証言などから遅くとも午後3時までに出血量が5000ミリリットルに達したことが認められる。
【因果関係】
鑑定は、死因ははく離時から子宮摘出手術中まで継続した大量出血によりショック状態に陥ったためとしており、
死因は出血性ショックによる失血死と認められる。
総出血量の大半が胎盤はく離面からの出血であることからすれば、被告の胎盤はく離行為と死亡には因果関係がある。
【胎盤の癒着】
胎盤は、子宮に胎盤が残存している個所を含む子宮後壁を中心に内子宮口を覆い、子宮前壁に達していた。子宮後壁は相当程度の広さで
癒着胎盤があり、少なくとも検察側鑑定で後壁の癒着胎盤と判断した部分から、弁護側鑑定が疑問を呈した部分を除いた部分は癒着していた。
【予見可能性】
手術に至るまでの事実経過に照らすと、被告は手術直前には癒着の可能性は低く、5%に近い数値であるとの認識を持っていたと認められる。
被告は用手はく離中に胎盤と子宮の間に指が入らず、用手はく離が困難な状態に直面した時点で、確定的とまではいえないものの、
患者の胎盤が子宮に癒着しているとの認識を持ったと認められる。
癒着胎盤を無理にはがすことが大量出血、ショックを引き起こし、母体死亡の原因となり得ることは被告が所持していたものを含めた
医学書に記載されている。従って癒着胎盤と認識した時点においてはく離を継続すれば、現実化する可能性の大小は別としても、
はく離面から大量出血し、ひいては患者の生命に危機が及ぶ恐れがあったことを予見する可能性はあったと解するのが相当である。
223 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 18:44:37 ID:AQIfo9mL0
>>221続き
【被告の義務】
被告が胎盤が子宮に癒着していることを認識した時点では、ただちに胎盤はく離を中止し子宮摘出手術などに移行することは可能だった。
移行した場合の出血量は相当に少ないであろうということは可能であるから、結果回避可能性があったと解するのが相当である。
検察官は、ただちに胎盤はく離を中止し子宮摘出手術などに移行することが本件当時の医学的準則で、被告は胎盤はく離を中止する
義務があったと主張し、根拠として検察側証人の医師の鑑定を引用する。
弁護人は、用手はく離を開始した後は出血していても胎盤はく離を完了させ、子宮の収縮を期待するとともに止血操作を行い、
それでもコントロールできない大量出血をする場合に子宮摘出をするのが臨床医学の医療水準だと反論する。
本件では、胎盤はく離を開始後にはく離を中止し、子宮摘出手術などに移行した具体的な臨床症例は検察側からも被告側からも示されていない。
検察側証人の医師のみが検察官と同じ見解を述べるが、同医師は腫瘍が専門で癒着胎盤の治療経験に乏しく、主として文献に依拠している。
他方、弁護側証人の医師は臨床経験の豊富さ、専門知識の確かさがくみ取れ、臨床での癒着胎盤に関する標準的な医療措置に関する証言は
医療現場の実際を表現していると認められる。
そうすると、弁護側証人の医師の鑑定や証言から、用手はく離を開始した後は、出血をしていても胎盤はく離を完了させ、
子宮の収縮を期待するとともに止血操作を行い、それでもコントロールできない大量出血の場合には子宮を摘出することが、
臨床上の標準的な医療措置と解するのが相当である。
医師に義務を負わせ、刑罰を科す基準になる医学的準則は、臨床に携わる医師のほとんどがその基準に従っているといえる程度の
一般性がなければならない。現場で行われている措置と、一部医学書の内容に食い違いがある場合、容易かつ迅速な治療法の
選択ができなくなり、医療現場に混乱をもたらし、刑罰が科せられる基準が不明確になるからだ。
224 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 18:45:39 ID:AQIfo9mL0
>>223続き
検察官は、一部の医学書と検察側証人の鑑定による立証のみで、それを根拠付ける症例を何ら提示していない。
検察官が主張するような、癒着胎盤と認識した以上ただちに胎盤はく離を中止し子宮摘出手術に移行することが
当時の医学的準則だったと認めることはできない。被告が胎盤はく離を中止する義務があったと認めることもできず、
注意義務違反にはならない。起訴事実は、その証明がない。
【医師法違反】
医師法21条にいう異状とは、法医学的に見て普通と異なる状態で死亡していると認められる状態にあることで、
治療中の疾病で死亡した場合は異状の要件を欠く。本件は癒着胎盤という疾病を原因とする、過失なき診療行為によっても
避けられなかった結果であり、異状がある場合に該当するとは言えない。起訴事実は証明がない。
業務上過失致死を法改正しないと訴訟は増え続ける。
その前に医療はなくなるがね。
226 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 18:51:24 ID:AQIfo9mL0
妊婦失血死事件無罪判決 捜査幹部、逮捕妥当性を強調
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/e20080820003.html 「われわれは患者の目線で捜査しているんだ」。現役の医師が逮捕、起訴された県立大野病院事件。
医療関係者の間で広がった批判に、当時の捜査幹部は語気を強めた。福島県警や福島地検は捜査の妥当性を繰り返し強調した。
福島県は平成17年3月、県立大野病院の女性死亡が医療ミスだったと公表した。これを端緒に県警は捜査に着手。
「事故を警察に届けておらず、証拠隠滅の恐れがある」として翌年、異例の逮捕に踏み切った。
過去にも医療事故で医師が逮捕されたことはあるが、無謀な手術など悪質さが際立つケースがほとんど。
地検は逮捕の理由について「遺体もなく、身柄を確保した上で関係者の話を聞く必要があった」とした。
一方で医療界からの激しい反発には「想定外だった」と戸惑いも。公判にかかわった検察関係者は
「捜査当局と医療側の対立という、招くべきではない事態を招いた」と当時の判断に疑問も示した。
>>221 なんか、非常にまともな事を言ってるね。 >福島地裁
> 医師に義務を負わせ、刑罰を科す基準になる医学的準則は、臨床に携わる医師のほとんどがその基準に従っているといえる程度の
>一般性がなければならない。現場で行われている措置と、一部医学書の内容に食い違いがある場合、容易かつ迅速な治療法の
>選択ができなくなり、医療現場に混乱をもたらし、刑罰が科せられる基準が不明確になるからだ。
>>証拠隠滅の恐れがある
働き続けてるのに証拠隠滅って・・・。国外に逃げてるだろ普通。
いづれにしても、福島県警、検察はキチガイ。
229 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 18:56:18 ID:l9AKu2a+0
>検察側証人の医師のみが検察官と同じ見解を述べるが、
>同医師は腫瘍が専門で癒着胎盤の治療経験に乏しく、主として文献に依拠している。
>他方、弁護側証人の医師は臨床経験の豊富さ、専門知識の確かさがくみ取れ、
>臨床での癒着胎盤に関する標準的な医療措置に関する証言は医療現場の実際を表現していると認められる。
犬 涙目!!!!!!あひゃひゃひゃひゃ
>>226 その目線とやらが ものスゴイ偏見だったわけだ
妥当な捜査をやって起訴した件がご覧のとおりの完敗ですが
語気だけ強めて逆切れかよ /w
>>180 判決理由要旨を読むと、新潟大教授の言ってることが当てにならないと言ってるね。
臨床経験が乏しく、言ってることが信用できないといわれる教授様・・・・
こいつが一番評価を下げたね。二番目が片岡康夫。
>>226 あれが想定外というようでは、痴漢誤認逮捕とかの冤罪にも鈍感なわけだ・・・・
ノチクマブログ 福島・大野病院医療事故:帝王切開判決 無罪に医師、安堵 女性の父、目閉じ
http://notikuma.bl●g74.fc2.com/blog-entry-437.html
あんまりヒドい事故?事件なので書きます。
帝王切開で母親を死なせた事件で、
過失はなかったと医者は無罪になりました。
帝王切開するって事は、難産だったわけで、
患者への危険もあり、その事で罪が問われると
医師不足の上に更に医者を目指す人が減るって事と、
リスクが高くなって帝王切開ができなくなるとニュースで医者が言ってました。
故意ではなかったし、過失はなかったと無罪になったが、
俺はそれは違うと思う。
俺の意見として、
結果として患者は死んでるわけで、
そこで無罪とすると、患者は死んで当然の状態だったって事になり、
同時に、その状況になったら医者は患者を救う技術がないと言っている判決になった事になる。
そんな危険な状況なのは帝王切開を決める前にわかっていた事だと思うし、
それ相応の技術を持つ医者と、設備のある病院で手術を行うべきだったはず。
今回の事件は急を要する手術でもなかったのにもかかわらず、
患者を殺すまでに至った医者と、手術方法に問題があったと俺は感じ、
有罪ってゆうか、患者への償いは行って当然の事件だと感じた。
人を救えなくて何が医者だと。
患者を殺しても無罪だから殺していいと思われては困る。
234 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 19:37:44 ID:AQIfo9mL0
福島・帝王切開手術女性死亡事件 「標準的な医療措置」と産婦人科医に無罪判決(動画あり)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00139012.html 2004年に福島の県立病院で帝王切開手術を受けた女性が、まれな胎盤の疾患の措置で大量出血を起こし死亡した事件で、
福島地裁は20日、「医師の対応は標準的な医療措置だった」などとして執刀医に無罪判決を言い渡した。
この事件は、通常の医療行為における医師の判断にまで捜査当局が踏み込んだとして注目された。
産科医不足を加速させたと言われる中、地裁前には多くの医療関係者の姿があった。
産婦人科医は「これがもし有罪なら、毎日の診療はできない」、「これ(逮捕)を契機に、日本の周産期医療そのものが
崩れてしまったと思う。無罪になって、これで止まるのかなと思う」などと語った。
判決後、K医師(40)は「(判決を聞いたとき)ほっとしました。わかっていただけてよかったと感じました。働きたい、早く働きたいです」と語った。
死亡した女性の父・渡辺好男さんは「父として残念な結果と受け止めるとともに、今後の医療界に不安を感じざるを得ない」と語った。
そして、舛添厚労相は「われわれとしては、こういうことを踏まえたうえで、これからの事故調査のあり方を含め、
きちんと粛々と検討を続けていきたい」と述べた。
今後の医療界について、渡辺好男さんは「医療側に変わってもらいたい。原因を追及して、防止策を立ててもらいたい」と語った。
>>234 >原因を追及して、防止策を立ててもらいたい
まず国に医療費増やせというところから始めるといいと思う。
一人科せざるをえない状態、輸血準備もままならぬ状態・・・何が遠因だったのか。
ついでに、「こんな逮捕や訴訟は無意味だから、かわりにきちんとした医療事故検討システムを作ってくれ」と働きかけよう。
今からでも遅くはない。名があるうちにこれをやれば医療側にとって悪魔から神になれる。
236 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 19:51:35 ID:AQIfo9mL0
TBSの夕方のニュース。「手術ミス」だそうです。
帝王切開で死亡、医師に無罪判決(動画あり)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3928500.html 4年前、福島県の県立病院で出産の際、帝王切開の手術ミスによって女性が死亡した事件の裁判で、裁判所が医師に下した判決は無罪でした。
判決を受けたのは、県立大野病院に勤務する産婦人科の医師、K被告(40)です。
K被告は2004年12月、当時29歳の女性の帝王切開の手術で、癒着した胎盤を無理にはがし、女性を出血多量で死亡させたとして、
業務上過失致死などの罪などに問われていました。医療行為をめぐる医師の逮捕に、医療界では反発が広がりました。
20日の判決公判で福島地方裁判所の鈴木信行裁判長は、女性の死因について、癒着した胎盤をはがしたことによる
大量出血とした検察側の主張は認めました。
しかし、癒着した胎盤をはがす処置は一般的な対応で、医師に過失はなかったとしました。そして、K被告に無罪の判決言い渡しました。
「裁判所は真剣に審理、きちんとした判断に深く感謝。何もできない、何もしたくない悶々とした日々でした」
(無罪判決を受けたK被告)
「被害者の父としては残念な結果。今後の医療界に不安」(死亡した女性の父、渡辺好男さん)
「妥当な判決、産科など大きな領域の萎縮医療に歯止めがかかることを期待」(日本産婦人科学会吉村泰典理事長)
237 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 19:53:12 ID:AQIfo9mL0
史上に残る医療裁判、新しい課題も(動画あり)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3928501.html 医師に無罪判決が出たこの裁判では、産婦人科の学会に限らず、医療界全体が加藤医師の逮捕・起訴に強く反発。
その抗議は100団体近くに及ぶなど、医療過誤裁判史上に残る出来事となりました。なぜそこまで反発したのでしょうか。
その理由の1つとして、通常の医療が行われたにもかかわらず、患者が死亡したという結果だけで
医師が刑事責任を問われるようなことになるならば、医療全体が萎縮してしまうという強い危機感があったためです。
今回、裁判所は、「刑罰の基準は、ほとんどの医師が医療措置として行っていると言える程度の一般性のあるもので
なければならない」として、医療界の混乱を防ぐためにも、初めての指針が示された点は大きく評価できると言えます。
しかし、『医療への不信』がこれで消えたわけではなく、今後、医療現場で起こったミスなどにどのように対処するのか、
古くて新しい課題を医療側にも突きつけられた形となりました。
238 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 19:55:57 ID:AQIfo9mL0
「医療版事故調」設置の動き、加速へ(動画あり)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3928502.html 明白なミスがないまま医師が逮捕された今回の事件。これをきっかけに、警察ではなく専門家が医療事故の調査を行う
医療版の事故調査委員会設置の動きが加速しそうです。
「調査するのが警察であるということが問題なんだろうと思います。これはやはり専門家が第三者機関をつくり、
そこできちんと調査をすると」(日本産科婦人科学会・岡井崇常務理事)
医療事故の原因究明を専門家が行う「医療版の事故調査委員会」は、大野病院事件をきっかけに設置の議論が動き始めました。
しかし、一部の医師が、調査結果が刑事手続きに利用されると反発したため、警察への届け出の範囲をめぐって議論は紛糾。
前の国会に医療事故調の設置法案が提出できませんでした。
「患者さん側の立場、そしてお医者さん側の立場が完全に一致しているわけではありません。ですからその両方をよく聞いて
(法案を)まとめていきたいというふうに思います」(舛添要一厚労相)
舛添大臣は臨時国会に法案を提出する考えを改めて表明、今回の無罪判決は、「医療事故調」設置の動きに追い風となりそうです。
239 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 19:55:58 ID:l9AKu2a+0
>>237 >しかし、『医療への不信』がこれで消えたわけではなく、今後、医療現場で起こったミスなどにどのように対処するのか、
>古くて新しい課題を医療側にも突きつけられた形となりました。
バカな文章
つながりのないものを並べて話のすり替え
>>237 これ一応デスク目通してるんだろ?
突きつけられてるのは検察不信と報道不信なんだろうが
マスゴミの報道とかホント誰も気にしてないから
フグスマってどこの外国
242 :
お増健さん ◆0ZOKENdh0E :2008/08/20(水) 20:22:47 ID:1B5RObSj0
加藤先 生
___
/ ┏ )))) |
/ / ┃ ┃ | ヽヽ |\
/ / /┃無 ┃ i 、、 | ヽヽ |\ | \
/ / \ \┃ ┃_∧ ド ド |ヽ |\ | |
/ / \ ┃ ┃;´Д`)
/ / ヽ┃ 罪┃ ⌒\
/ ┃ ┃/ /
/┗ (((┛ /
/ / ̄ \
― / ん、 \ \
―― (__ ( > )
⌒ヽ ’ ・`し' / /
人, ’ ’, ( ̄ /
Y⌒ヽ)⌒ヽ、 ) |
\_つ
おめでとうござい増す。
243 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 20:44:10 ID:5/AG1G6d0
勝った。勝った。あたりまえだが、勝った。何度やっても勝てる。
244 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 20:56:57 ID:N1uiTFv10
新潟大学産婦人科馬鹿狂授の辞職まだ〜
いやまて、これは孔明の罠だ。地裁にあんな判決無理だ。
きっと高裁でDQN判決が出るに違いない。きっとそうだ。
TV見ても大概の人は分からんと思うよ
マスゴミはお得意の情報操作をしたいんだろうけど、最近下手
患者さんと話していても、「TVつまらん」ばっかり
「そうですね〜」くらいしか言わんが
戦前の方がもっと上手だったよ
>> 産科医療裁判の経験がある中央社会保険医療協議会の勝村久司委員の話
これ誰?
何している人なの?レセプト審査?
>>247 減給処分を受けていることが医療の適切性の判断基準なんだね。
こんなのが教師をしているんだもんな。しかも、理科w
ゾッとするよね! - 料理が趣味になっていた(@_@;) ついでにその他の趣味も公開! - Yahoo!ブログ
http://blogs.yaho●.co.jp/rosemary1998jp/56320449.html
そりゃ〜〜〜〜あんたは、無罪になったからホッとするだろうけど・・・・
こっちからするとゾッとするよ!
と言うより、あんたが現場復帰したら怖くて担当医になって欲しくないよね(女性の立場から言えば)
こんな奴に、帝王切開なんぞされたら殺される可能性が高いじゃん!
医者って、事故を起こしても免許剥奪されないし、
何もなかったかのような顔で普通に現場復帰する事自体信じられないよね。
>>250 そういう低脳なイパーン人のブログとか誰も見ていないから
医者サイドから思うのは、そういう低脳な人をいかに忙しい外来で分別するのか
この板の本スレと関連いくつかが、dat落ち?
とでてアクセス出来ないが・・・。
by BathySca
254 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 23:17:28 ID:8Hg4csYF0
大野病院事件:医師無罪で双方会見 死亡女性の父「残念」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080821k0000m040107000c.html 帝王切開手術中の女性(当時29歳)が死亡し、業務上過失致死などの罪に問われた福島県立大野病院産婦人科医、K被告(40)
=休職中=に対し、福島地裁が言い渡した20日の無罪判決。鈴木信行裁判長は、最大の争点だった胎盤剥離(はくり)を
途中で中止すべきだったかについて「中止して子宮摘出手術などに移行することが、当時の医学的水準とは認められず、
中止すべき義務はなかった」と手術時の判断に関する刑事責任を否定した。
判決は、癒着胎盤を認識した時点で剥離を中止して子宮摘出手術などに移行するのは可能だったことや、大量出血の予見可能性など
検察側主張を認めた。その一方で「剥離を継続した場合の具体的危険性が証明されず、継続が注意義務に反することにはならない」と判断した。
医師法21条については「診療中の患者が、その病気によって死亡した場合は、届け出の要件を欠き、今回は該当しない」と指摘した。
言い渡しを終えた鈴木裁判長が、最後に「これが裁判所の結論です」と述べると、K医師は深々と頭を下げ、表情を崩さないまま法廷を後にした。
閉廷後、弁護団と福島市内で記者会見したK医師は冒頭「信頼して受診してもらったのに、最悪の結果になり本当に申し訳ない」
と女性や遺族に謝罪した。今後については「地域医療の現場で患者さんにできることを精いっぱいやりたい。医師の仕事が好きだし、
やっていきたい」と語った。
K医師は逮捕からこの日までを「とても長い2年6カ月。何もできない、何もしたくないもんもんとした日々だった」と胸中を吐露。
「きょうの日を迎えることができたのは支えてくれた方々のお陰です」と感謝した。捜査当局には「言いたいことはいろいろあるが、
僕みたいな立場の人を作らないでほしい」と述べた。
主任弁護人の平岩敬一弁護士は「弁護側主張を標準医療と認めた」と判決を評価した。医師法21条については「かなり踏み込んでおり、
今後に大きな影響を与える」とした。
255 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 23:18:40 ID:8Hg4csYF0
>>254続き
一方、女性の父親、渡辺好男さん(58)は福島県庁で会見し「父として残念。今後の医療界に不安を感じざるをえない」と無念の表情で語った。
そして「K医師には病院で何があったのか説明を十分にしてほしい」と求めた。
福島地検の村上満男次席検事は「立証が不十分だったという以外、なぜ無罪なのかと思うほど事実関係について主張が認められた。
控訴は今後、判決内容を精査し上級庁と協議のうえ適切に対処したい。逮捕は当時必要と判断され、裁判官の令状も得ており問題はなかった」
と話した。【松本惇、西嶋正法、今井美津子】
◇「刑法になじむのか」
舛添要一・厚生労働相の話 何をもって医師の過失とするのか判断が非常に難しい。そもそも刑法犯罪としてなじむのか。
判決で参考にできるところは参考にし(死因究明の第三者委員会である医療安全調査委員会の設置法案を)来るべき臨時国会で
きちんとコンセンサスを得てまとめたい。委員会だけでなく(医師の過失が立証できなくても補償金が受けられる)無過失補償制度など、
いろんな施策を組み合わせて医療体制全体を再構築することが重要だ。
◇「専門家の手で究明」
日本医師会の木下勝之常任理事の話 妥当な判決で、医療事故の原因究明は専門家で行うべきだ。今後も同じように
不幸な事件が起きてもおかしくない。厚生労働省による第三者機関「医療安全調査委員会」の設置を支援していきたい。
患者と真摯(しんし)に向き合い、溝を埋める努力をしていく。
◇「適切医療と言えず」
産科医療裁判の経験がある中央社会保険医療協議会の勝村久司委員の話 加藤医師は減給1カ月の処分も受けており、
刑事責任は別にしても医療行為が適切だったとは言えない。県が事故調査報告を作成する際に遺族から聞き取りをしないなど、
遺族対応も不十分だった。今回の事故を全面的に正当化してしまうと、重大な事故隠しなどにつながりかねず、
関係者は反省すべき点は反省してほしい。
>>91 > 福島医大、有罪なら産科医局員12人全員辞めるところでした。
てゆうか、無罪なら辞めないんだ。こっちの方が驚くけど。
医療ミス……この国の『先生』と呼ばれる人々へ - 才能賛歌 - Yahoo!ブログ
http://blogs.yaho●.co.jp/mokomokopuraza/490345.html
考えてもみろ、人が1人死んでいるのだ!
術前に被害者の家族に、
『こういう状況でこういう手術を行います。この作業を行う際に
こういう危険が伴いますが、それはどうしても必要なことで、、、、、』
と、説明は行われたのであろうか?
術前に予期できなければ、術後に、
『こういう状況に陥り、力を尽くしましたが対応不可能でした』
と、納得が生まれるまでの説明は行われたのであろうか?
そこを隠蔽したからこそ、今回の逮捕や裁判は起きたのではないのだろうか?
隠蔽じゃないにしても、納得できないにきまっている親族の痛みを、
この医師や病院がもう少し理解しようとすれば、歩み寄ることはできたはずだ!
何度でも誠意を持って説明をし、嘘偽りのない報告をする。
それは行われたのだろうか?医者と患者側ではなく、人と人としてだ。
『逮捕!?馬鹿な!!』
となってる時点で、もう感覚がおかしい。
何度も言うが、1人の人間が亡くなっているのである。
258 :
卵の名無しさん:2008/08/20(水) 23:50:25 ID:8Hg4csYF0
>>168と同じ内容(リンク先 コメントかけます)
産科医
http://www.47news.jp/47topics/2008/08/post_130.php 遺族の感情を優先して考える風潮を戒める判決が20日、福島地裁から出た。4年前、帝王切開で出産した女性が
手術中に死亡し、それから1年以上たって担当した医師が業務上過失致死と医師法違反の疑いで逮捕された事件。
判決は無罪だった。 →判決要旨
医師不足に悩む地域医療。それに追い討ちをかけたのが、この福島の出来事だった。産科医たちの間に
「こんな目にあうんじゃ、もうやってられない」と事なかれ主義を呼び起こした。産婦人科医を希望する医学生が減ってしまった。
「産婦人科」の看板から「産」を削除し「婦人科」専門のクリニックに転進するドクターも増えた。
この判決が、行き過ぎた医療ミス弾劾の流れを考え直すきっかけになればいいと思う。
確かに遺族の落胆はある。法廷では、亡くなった女性の父親が、無罪と聞いて肩を落としハンカチで目元をぬぐったという。
しかし、医師が善意の医療行為を尽くしても命を救えないことはある。「それを注意義務違反と言われて罪に問われる時代になったのか」
「難しいお産は別の病院に回してしまったほうがいい」−−全国の産科医の間に広がる事なかれ主義に歯止めをかけなければいけない。
「萎縮医療」などという寂しい言葉は追い払わなければいけない。
「そもそもメディアにも責任がある」。医師たちの不信と戸惑いは、遺族感情に偏りがちな私たちの報道姿勢にも向いている。(憲)
フジテレビの解説委員もトンチンカンな解説していたね。
260 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 00:13:05 ID:GV/rtaFK0
遺族の方の気持ちは理解できないとは思えませんがこの件は医療側のみが悪いとは思えません。
他の書き込みでは、危険なケースなので転院を進められたが患者側は了承しなかったとのことです。
富久縞に引っ越して8年になりますがこちらは人の話を聞かず自分の思い通りにする人が多いことに毎日驚いています。狭い地域から出たことのない方にその傾向は強いかと思います。このご家族はどうだったのてしょうか?
医療のことはよく分かりませんがこの県ならではの事件だと思ってニュースを聞いています。
261 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 00:15:02 ID:nm/InP050
263 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 00:18:06 ID:nm/InP050
産婦人科医「無罪判決」 「大野病院事件」はなぜ注目されたのか
http://www.j-cast.com/2008/08/20025437.html 帝王切開手術で女性を失血死させたとして、産婦人科医が業務上過失致死罪などに問われた「大野病院事件」で無罪の判決が言い渡された。
刑事責任を問われるのでは医療現場が萎縮するといった医師らの反発の声が相次ぎ、この事件がきっかけで産科医不足が加速したといわれる。
新聞、テレビなどマスコミが大々的に報道したのはこうした背景があるからだ。
「当然の判決結果」と日産科医会がコメント
福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開で出産した女性(29)が手術中に失血死した事件で、業務上過失致死などの罪に問われた
産婦人科医K被告(40)は08年8月20日、無罪判決を福島地裁で言い渡された。
女性は胎盤が子宮に癒着していて、帝王切開後にはく離した際に大量に出血し、出産後に死亡した。最大の争点となったのが、
「過失」か、それとも「通常の医療行為」だったのかだ。
無罪判決を受けて、加藤医師を支援していた日本産婦人科医会の寺尾俊彦会長は、「本件は産科医療の基本的な日常診療のなかで、
正当な医療行為をしたが、残念ながら力が及ばなかった不幸な事例であるとの見解から、刑事責任を問うことはできず、無罪以外の判決は
あり得ないとの認識でしたから、当然の判決結果であると思います」「このような事例に刑事罰を適用することは医療現場を萎縮させるだけで、
再発防止には繋がりません」とのコメントを発表した。約1年4カ月におよんだ審理は医師の主張が認められた形で幕を閉じた。
現代の医療では手術が100%の確率で成功することはなく、予見不可能な事態も起こる。通常の医療行為をしても、「逮捕」になりかねない。
さらにお産の場合は、健康な女性が一転して様態が悪化することもあり、医者と患者間でトラブルが起こりやすいとも言われる。
264 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 00:18:54 ID:nm/InP050
>>263続き
事件きっかけに「産科離れ」が起きる
この事件をきっかけに、産科医を目指す若者が減ったり、小さな病院では分娩の扱いをやめたりといった全国的な「産科離れ」が起きた。
厚生労働省が08年3月25日に発表した産科医療機関調査によると、1月以降に分娩を休止・制限した医療機関は77か所にも上る。
施設だけでなく、産婦人科医の数も減っている。04年は2万326人だったのが、06年12月31日時点では1万9184人で、千人近くも減った。
医師が逮捕、起訴されたのとほぼ同時期に減っていて、影響は大きかったようだ。
逮捕後、医師らの反発は大きくなる一方だったが、それによって第三者の立場で死因を究明する国の新組織「医療安全調査委員会」
(仮称)の論議を促すことになった。厚生労働省では2011年のスタートを目指し、08年6月に設置法案の大綱案を公表した。
9月の臨時国会に提出する予定だ。患者が死亡して医療事故の疑いがある場合、警察に代わって医療機関からの届け出を受け付ける。
医師や法律家らでつくる調査チームが関係者からの聞き取りや調査を行い、報告書を作成する。その際に標準的な医療から
著しく逸脱した医療に起因する死亡だった場合には、新組織が警察に通知する仕組みだ。一方で、医療事故として委員会に届け出る基準や、
調査チームが警察に通知する際の基準をどう明確にするかという課題は残されていて、業界内で議論が加速しそうだ。
>>259 解説委員てこういうレベルでいいんだね
難しい顔していればいいってことが分かった
>>260 フグスマって韓国のどこ?
>>265 テレ朝とフジの解説委員は馬鹿な発言しか出来ない無知蒙昧野郎だった。
次の日テレに注目します。ゼロの取材班がどのくらい理解しているかな?
それにしても、マスコミの馬鹿ぶりに驚いています。カッコつけているだけの馬鹿だということがよくわかった。
267 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 00:34:42 ID:Z/V9aUDy0
無罪おめでとうございます。
しかし加藤先生には悪いが有罪のほうがよかったかもとか思うのは
私だけ?
ここまできても理解できないものどものためにも医療崩壊を完成させてほしかったです。
>>266 はあ???
マスゴミのアホさを普通に理解しろよ
患者様と雑談していたら普通に分かるだろ
269 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 00:46:19 ID:8dyo3mNP0
医療崩壊はしょうがないけど、
K先生をスケープゴートにすることはゆるされない。
陰ながら支援続けます。
>>269 支える会に寄付しろよ
陰ながらじゃなくて
271 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 00:48:06 ID:nm/InP050
【視点】無制限に医師の裁量を認めるものではない 大野病院事件
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080820/trl0808202041015-n1.htm 手術中に医師が最良と判断した手法で患者が死亡した場合、医師個人は刑事責任を問われるべきか−。福島県立大野病院事件で、
福島地裁は、臨床の場で通常行われる水準で医療措置をしていた場合、罪は問えないとの判断を示した。
判決は、医療行為を「身体に対する侵襲を伴うものである以上、患者の生命や身体に対する危険性があることは自明」と表現。
結果責任だけが問われる医療関係者から上がる「リスクの高い医療はできない」などの切実な叫びをくみ取った結果が、今回の無罪判決といえる。
だが、判決は、K医師の医療行為と女性死亡の因果関係を認めた。大量失血も予見できたとしたうえで、検察側が指摘した通り、
癒着胎盤の剥離を中止して子宮を摘出していれば、最悪の結果を回避できた可能性を指摘した。
公判で弁護側の証人に立った産婦人科の権威らが「一切過失はない」と言い切る姿は、国民に「医者のかばい合い」と映ったに違いない。
今回の事件を契機に、医療事故調査専門の第三者機関、いわゆる医療事故調を設置しようという機運が高まっている。
だが、医療界が医療ミスをめぐり「かばい合い」の姿勢をみせるようなら、事故調が事故原因究明や公正な判断を下せなくなるのでは、
と懐疑的な見方が出てきても仕方あるまい。
今回の判決は「適切な手術」という前提付きで、医師の裁量を認めた。医療界は、なおいっそうの注意義務と医療を受ける患者、
家族が十分納得するような説明責任が求められていることを忘れてはならない。(小野田雄一)
>>268 まさにおっしゃるとおりですな。無罪判決と、吠えるマスコミを肴に、
産科医療から撤退せよ、マターリ生きよ、というお告げだろ。
オレも今回の一件でゴミのアホさが身にしみて分かったよ。
273 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 00:51:54 ID:nm/InP050
医師による透明性ある事故調査を―産婦人科医会
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17741.html 日本産婦人科医会(寺尾俊彦会長)は8月20日、福島県立大野病院事件の無罪判決を受け、「当然の判決結果である」などとする見解を発表した。
見解ではまず、亡くなった女性患者に対し「ご冥福をお祈り申し上げます」と述べた。
この事件での医療行為については、「産科医療の基本的な日常診療の中で、正当な医療行為をしたが、残念ながら
力が及ばなかった不幸な事例である」として、「刑事責任を問うことはできず、無罪以外の判決はあり得ない」との認識を示した。
さらに、「診療行為に伴って患者さんが亡くなられたことを深く受け止め、再発防止に努めなければならない」と強調。
「専門家集団による透明性のある事故調査が必要」としている。また、「刑事罰を適用することは医療現場を委縮させるだけ」
で再発防止にはつながらないと主張している。
その上で、日本医師会、日本医学会を中心に議論されている死因究明制度の法制化に関し、専門家集団である医師が
医療の管理を行う仕組みの構築を全面的に支援していきたい、としている。
274 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 00:56:41 ID:nm/InP050
>>227 未熟児網膜症裁判の時と同じことを粛々と行っているだけだよな。
>>272 外科系やマイナー系(うちの大学の言い方か?)が大変だよね
内科でまったり生きましょうよ
加藤先生は本当にお疲れ様でした・・・
近くにおられたらどれだけ支援していたか分からない
277 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 00:57:58 ID:nm/InP050
>>274続き
■ ■
K医師の逮捕から1審判決までの2年半。期を同じくして医療現場、とりわけ産科の現場は急速に荒廃が進み、産む場所がない
「お産難民」や出産救急の「受け入れ拒否」が社会問題化した。厚生労働省の調査では今年1月時点で、お産の休止や取扱件数を制限している
病院は全国で77施設もあった。
その一因として、医療現場は「大野病院事件での捜査」を挙げる。
日本医師会の木下勝之常任理事は「『あれで逮捕されたらかなわない』と、現場の医師の気持ちが萎(な)え始めた」と指摘。
北里大学医学部の海野信也教授(産婦人科学)は「刑事立件の可能性が医学生にも認識された。たとえ本人が志望しても親や家族が反対する」
と証言する。
医療事故の原因究明は、刑事裁判にはなじまないのではないか。医療現場の声をくみ取る形で、厚生労働省は19年4月、
法務省と警察庁も巻き込み、捜査機関に優先して死因の調査、評価、分析などを究明する機関である「医療事故調」(医療安全調査委員会)
設置の検討会を立ち上げた。
ただ、事故調が構想通りの機能を果たすことができるかどうかは未知数だ。「医療関連死」に関するシンポジウムでは、
捜査への不信や事故調設置の必要性では一致する医療関係者らも、その内容や時期をめぐっては「一刻も早く」
「もっと議論を煮詰めてから」と意見がバラバラだった。
医療界と捜査機関の対立が溶ける兆しはみえない。
◇
捜査機関と医療界が激しく対峙してきた裁判で20日、福島地裁は被告に無罪を言い渡し、医療界側に軍配を上げた。近年、
捜査機関対医療界の対立は各地の裁判所で展開されている。医療事故調をめぐる動きを踏まえながら、「医療」と「刑事捜査」の今後を考える。
■医療事故調(医療安全調査委員会) 医療事故が疑われる死亡事例で、刑事捜査に優先して専門家らが原因究明する組織。
航空・鉄道事故調査委員会の医療版。当初政府は、今年の通常国会(終了)に法案を提出したい考えだったが、
あり方をめぐるさまざまな意見があり、まとまるまでに至っていない。
文科系エリートなのに、臍帯も空気も読めないのは何故?
別に医療界が勝利した、とは誰も思ってないよ。勝者のいない戦闘だからな。
279 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 01:01:17 ID:nm/InP050
帝王切開死に無罪 医師が現場復帰に意欲、遺族「残念な結果」
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080820AT1G2004D20082008.html 福島県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性(当時29)が死亡した事件で、福島地裁が無罪とした被告の医師は
20日記者会見し、早期の現場復帰に意欲をみせた。女性の父親は判決を受けて「残念な結果」と話し、再発防止を県に求めた。
福島市内ではシンポジウムも開かれ、問題の在りかを探る動きが広がった。
無罪判決後、福島市内で記者会見したK医師(40)は冒頭、死亡した女性と遺族に対し「本当に申し訳なく思っています。
(女性の)ご冥福をお祈りします」と謝罪し、何度も頭を下げた。その上で「今後、地域医療の現場で患者さんにできることを
私なりに精いっぱいやっていきたい」と決意を述べた。
これまでの公判で、遺族が証言台に立ったこともあった。K医師は、「(女性の)子どもをあやす顔が忘れられない」
「大人なのだから、きちんとした罰を受けてほしい」という遺族の言葉が忘れられないという。
>>274 マスゴミが煽る対峙とかないから
医者は一生懸命患者を救っていた、
暇な検事が面白半分に事件を作った
ってことでしょ?
2回も無駄にレス使うなよ
281 :
269:2008/08/21(木) 01:02:33 ID:8dyo3mNP0
支える会に、しっかり寄付しました。
282 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 01:03:59 ID:lTEsaH4B0
>>271 阿呆か!
読者が十分納得するような記事が求められていることを忘れてはならないんだよ、クズ新聞。
283 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 01:04:20 ID:nm/InP050
無罪の加藤医師が会見 「ほっとした」 大野病院事件
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080820/trl0808201948012-n1.htm 無罪判決を受けたK医師(40)は20日午後、福島市内で記者会見し、「ほっとした」と胸の内を率直に語り、
「今後は、地域医療の現場で患者にできることを精いっぱいやっていきたい」と、現場復帰の意思を明らかにした。
K医師は会見の冒頭、涙を浮かべながら、死亡した女性に「信頼して受診してもらったのに、
亡くなるという最悪の結果になり、申し訳ありませんでした」と謝罪した。
K医師は逮捕からの月日を「何もしたくないという日々。長く嫌な2年6カ月だった」と振り返った。
無罪判決については「裁判所にしっかりした判断をしていただいた」と少し表情を緩ませ、
「今後は僕のような人が出ないことを祈りたい」と語った。
さらに、「子供をあやす顔が忘れられない」「きちんとした罰を受けてほしい」と公判で意見陳述した遺族の言葉にも触れ、
「グサッときた。生涯忘れられない言葉」と神妙な面持ちで話した。
主任弁護人の平岩敬一弁護士は判決を評価するとともに、「医師に不安が広まったことや、産科医の減少といった
悪影響がなくなればいい」と話した。
>>283 > 主任弁護人の平岩敬一弁護士は判決を評価するとともに、
>「医師に不安が広まったことや、産科医の減少といった
> 悪影響がなくなればいい」と話した。
だから、マスゴミの論調でますます不安が増強しただけです。
この話題で昨日は持ちきりでしたよ、うちの病院。
>>284 弁護人を責めたらいかん
マスゴミは都合のいいところだけ切り取れるんだぞ
判決文もよかったよ
加藤先生にはお疲れ様って言おうよ
あと、寄付も
286 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 01:11:18 ID:nm/InP050
医療現場復帰に意欲−K医師が会見
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17742.html 福島県立大野病院で死亡した女性の帝王切開手術を執刀し、8月20日に福島地裁から無罪判決を受けたK医師は同日、
福島市内で記者会見し、「患者さんのためにできることを精いっぱいやりたい」と、医療現場への復帰を目指す考えを明らかにした。
また、逮捕された2006年2月からの2年6か月間を、「何もできない悶々(もんもん)とした日々だった」と振り返り、
「他の先生には、同じ経験をしてほしくない」と強調した。
会見の冒頭でK医師は、「信頼していただいていた患者さんが亡くなるという最悪の結果になり、本当に申し訳ありません。
ご家族につらい思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪した。
その上で、「地域医療の現場で患者さんのためにできることを、わたしなりに精いっぱいやっていきたい」と、
現場復帰に意欲を示した。ただ、復帰のめどについては「全くの白紙」とした。
「復帰に際して恐怖心が伴わないか」との質問が飛ぶと、「医師として今までやってきたわけで、元に戻るという印象しかない。
(逮捕からの)2年6か月間は仕事をしていない。その意味で不安はあるが、医師の仕事が好きだし、やっていきたい」と、
時折言葉を詰まらせながら話した。
その上で、逮捕後について、「弁護士の先生には普通の生活をして構わないと言われたが、何もできない悶々とした日々だった」と明かした。
K医師はまた、公判中、意見陳述で聞いた遺族の言葉について、「グサッときた。生涯忘れられないインパクトがあった」と語った。
287 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 01:13:30 ID:aA52vz8h0
288 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 01:15:13 ID:nm/InP050
日テレ CM明けにきます
>>289 それよくある
LCって大体そういうキャラじゃない
それさえ嫌ならないは辞めて
老健かな
291 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 07:14:41 ID:kuvnDQqX0
>284
>この話題で昨日は持ちきりでしたよ、うちの病院。
うちの病院でも話題にしたのですが、
「こんなの、とんでもない手術やったんだって。」みたいなことをいう奴が居る。
まあ、どういう意見を持っていても自由なのだが、
そいつは福島を辞めてきて、
「患者診るのが怖い。」といって一人で診察もできない奴。
ちょっと昨日はぶったまげてしまったよ。
292 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 07:28:09 ID:zo1fB4oy0
検察は控訴するな!
>>291 そういうカスってどこにでもいるよね
もともと知識がない上に自分で調べていないんじゃない
医者は無罪であっても無実ではない。と・思う(加藤医師) - エンターテインメントappare_ryoma - Yahoo!ブログ
http://blogs.yaho●.co.jp/saitaniya_ryoma/15522104.html
28、9歳の女性であれば、十分に体力があった。
子宮摘出手術を選ぶことは、医者の役目でもあると思う。(中に胎児が居るので、相当手間ですが)
『慌てる医者は、貰いが少ない。』
警察のレベルでは、医者に勝てなかったことだろう。
この無罪は、更にアホ、ヘボ医者を のさばらせる だけ。
警察組織を作り直す。(検察も含め、医療事件解明組織を発足させるべきだとも思う。)
「ほっとした。裁判所は真剣に審議し、きちんとした判断をしてもらった」
”ほっ” としているようでは、先が思いやられる。
まともな医師ならば、こう言う
『裁判では勝たせて頂きましたが、今後、このような死亡事件(事故)が起きないように、
更に医療、医者としての技量、人格向上の鍛練に励みます。』
”医者ならば、最優先で守られる。”と思っているなら、大間違い。
例え、産科診療を止める医院や医者が増えても、まともな助産婦さん(お産婆さん)や、
看護士さん、国外で医者だった人、下手な医者より医者な人は沢山いる。
不安を煽ることで、医者を神格化しようとするならば、敢えて、医療を拒否することもできる。
この医者は、訴えられた時点で、既に、人間としては敗訴しているようなもの。
加藤医師「きちんと判断、ほっとした」=現場復帰に意欲も−帝王切開死、無罪判決 - 黒いソファーからの日記は駄文だらけ。 - Yahoo!ブログ
http://blogs.yaho●.co.jp/edger25514/43798506.html
何だかやりきれない判決だな。
皆が挙って医療の危機−常識論−をお題目に過失医師の擁護論を展開していますが、
自分の身内が殺されたとしてもそんな大きな心を持ち続けられるのか?甚だ疑問です。
実際、このセンセイに自分の奥さんの分娩を任せるとなったら・・尻込みする人、数多でしょう。
そこは人間だもの、仕方が無い。
また、皆がキチガイ扱いしている被害者女性の父親は明日の自分の姿かもしれませんよ。
それでも100%該当の医師を支持できるのか?わたしには無理です、そんなに心は広くない。
医療は死と密接に関わる仕事。困難な治療を要する患者の場合、
彼(女)達を救えないケースの方がむしろ多いでしょう。
だから、一患者の死について一々咎められていたら敵わない!という現場の感情は理解できます。
それでも明らかな医療ミスっていうのも存在するわけです。
実際、わたしの周囲にも医者の判断ミスで殺された方がいます。
多くのブロガーが医療のいの字も分かっていない検察が功を焦って・・などと断罪していますが、
人が死亡しているのに始めから医療機関・医師が不問に付されることのほうが異常だと思いますがね。
人間の感情ってのはそんな単純なものではない。
果して遺族・検察が声をあげなければ、誰が一体代わりを務めてくれるというのか?
ダメな医師に免罪符を与えるような判例は寧ろ怖いよ。
そもそも、医師ってリスクテイキングは当然な職業なのでは?
医療事故で訴えられるのがイヤだから、産婦人科医はゴメンだね!とか言ってることに
何とも言えない違和感を感じるのですが。
296 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 08:59:53 ID:mDqLcShG0
毎日新聞 社説:帝王切開判決 公正中立な医療審査の確立を
ttp://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080821k0000m070147000c.html 4年前、福島県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性が死亡した事故で、福島地裁が業務上過失致死罪と医師法違反に問われた
執刀医を無罪とした。医師の裁量を幅広くとらえ、「過失はなかった」とする判断である。
「癒着胎盤」という極めてまれな疾患に見舞われたケースだが、判決は手術中の大量出血のおそれを予見したり、
手術方法の変更によって「結果回避の可能性があった」と認定した。刑事責任は認められないが、最善の医療ではなかった、
とも読み取れる内容だ。
事故は産婦人科の医師不足が深刻化する中で起きたため、医師が萎縮(いしゅく)すると懸念する声が医療界に広がり、
福島県警の捜査で産婦人科離れが加速した、と指摘された。日本産科婦人科学会などは
「通常の医療行為で刑事責任を問われたのでは医療は成り立たない」と執刀医の逮捕、起訴を批判した。
しかし、こうした考え方が市民にすんなり受け入れられるだろうか。医師の資質を疑いたくなるような
医療事故が繰り返されており、医療従事者の隠ぺい体質や仲間意識の強さ、学閥を背景にしたかばい合いの常態化などを考慮すれば、
慎重な調査、検証は欠かせない。県警が異例の強制捜査に踏み切ったのも、社会に渦巻く医療への不信を意識したればこそだろう。
297 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 09:01:08 ID:mDqLcShG0
>>296続き
もちろん、警察権力は医療にいたずらに介入すべきではない。刑事責任を追及する対象は、明らかな犯罪行為や常識からかけ離れた
医療行為などに限定すべきだ。経験や技量の不足に起因するものは、民事上の損害賠償で償ったり、行政罰に処するのが先決だろう。
結果として患者を死に至らしめたとしても、懸命に救命を図った医師に手錠をはめることが社会正義にかなうとも考えにくい。
多発する医療過誤訴訟に対応するためにも、公正中立な立場で、医療行為の適否を判断するシステムが求められる。
日本産科婦人科学会も提言しているように、第三者による専門機関の設置が必要だ。厚生労働省も医療安全調査委員会の
新設を目指しているが、先進諸国には法医学者が役割を担っている例もある。医師が主導することが望ましい。
医療現場に司直を踏み込ませたくないのなら、なおさら設置を急ぐべきだ。
カルテやレセプト(診療報酬明細書)の開示の徹底など開かれた医療の実現が前提条件となることは言うまでもない。
判決は、医師に警察署への届け出を義務づけている「異状死」に、患者が診療を受けている疾病で死亡した場合は該当しない、
との判断を示したが、事故死については第三者の判断を仰ぐべきだ。医師は事故を隠さず、患者側には納得のいく説明を尽くす。
それが医療の信頼回復にもつながるはずだ。
298 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 09:02:38 ID:mDqLcShG0
産科医無罪 医療安全調査委の実現を急げ(8月21日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080820-OYT1T00869.htm 医療事故の原因究明や責任追及は、どのような形で行われるべきか。それにひとつの答えを出した判決とも言えよう。
福島県立大野病院で帝王切開を受けた女性が死亡し、執刀した産婦人科医が逮捕・起訴された事件で、福島地裁は被告の医師を無罪とした。
女性は、子宮に癒着した胎盤をはがす処置で大量出血し、亡くなった。検察と警察は、胎盤をはがさずに子宮ごと摘出するのが
「医学的準則」だった、として業務上過失致死罪などに問うた。
しかし判決は、「医学的準則」とは同じ場面に直面した医師のほとんどが選択するものでなければならず、今回のケースはその証明がない、
とした。医学的見解が分かれる中で刑事責任を追及した捜査当局への批判が読み取れる。
事件が医療界に与えた衝撃は極めて大きかった。医師が逮捕された後に、全国で多数の病院が出産の取り扱いを中止した。
医学生は産科のみならず、外科など命にかかわる手術を行う分野を避けるようになった。
そもそも、医師を逮捕までする必要があったのだろうか。疑問を禁じ得ない。
まだ1審であり、医師の無罪が確定したわけではない。だが、医療事故に関して、警察がいきなり捜査に入る現状は危うい。
刑事責任を問うべきほどの事案かどうかは、まず中立的な専門機関で判断した方がいい。厚生労働省が検討中の
「医療安全調査委員会」の創設を急ぐべきだ。
299 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 09:03:40 ID:mDqLcShG0
>>298続き
厚労省の構想では、医療安全調査委は中央と地方ブロックごとに設ける。メンバーは医師だけでなく、
法律家や他分野の有識者も加え、中立性を図る。
予期せぬ形で患者が死亡した場合などに、医療機関から調査委への届け出を義務づけ、遺族からの調査依頼も受け付ける。
調査委は個人情報に配慮しつつ報告書を公表し、再発防止策を提言する。
故意や重大な過失、カルテの改竄(かいざん)といった悪質な事例のみ、警察に「通知」する。
警察は調査委の判断を尊重し、通知の有無を踏まえて対応する。
調査委構想は法案化目前まで煮詰まってきた。ところが医療界の中に、警察に通知する仕組みがある限り
反対するとの声が強く、足踏みしている。
悪質な事例を通知するのは当然だろう。犯罪の可能性があるのに通知しないのならば、調査委ができたとしても、
警察が直接捜査に乗り出す状況は変わるまい。
300 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 09:05:47 ID:mDqLcShG0
産経新聞【主張】産科医無罪判決 医療を萎縮させぬ捜査を
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080821/trl0808210250001-n1.htm 産婦人科医が逮捕された大野病院事件で、福島地裁は「医師の判断と処置に過失はない」と無罪判決を言い渡した。
医療のリスクに理解を示した判決である。
事件は医療のさまざまな問題を投げかけた。捜査当局や厚生労働省、医療関係者は問題解決の努力を怠ってはならない。
手術中に死亡した妊婦は、胎盤が子宮口をふさぐ前置胎盤のうえに胎盤がはがれない癒着胎盤だった。珍しい症例で治療も難しかった。
医師は帝王切開で子供を取り出した後、癒着した胎盤をはがしたが、大量出血を起こした。福島県警は医療過誤を認める
県の調査報告を手掛かりに業務上過失致死と医師法(異状死の届け出義務)違反容疑で医師を逮捕した。
しかし、判決は検察側の立証を認めず、剥離(はくり)を続けた医師の行為を「標準的」と判断した。
大野病院事件はカルテの改竄(かいざん)や技量もないのに高度な医療を施した医療過誤事件とは違った。それでも
警察の捜査は医師の裁量にまで踏み込んで過失責任の罪を問うた。当然、医療界は「最善を尽くして逮捕されるならもう手術はできない」
と反発し、産科医離れに拍車をかけた。
301 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 09:06:40 ID:mDqLcShG0
>>300続き
医療を萎縮(いしゅく)させないために、捜査当局は幅広く専門家の意見を聞くなどもっと慎重に対応すべきだった。
逮捕せずに書類送検で在宅起訴して刑事立件する捜査手法もあったはずだ。ただ、今後、
医療過誤に対する捜査も萎縮するような事態は避けたい。
手術には医師の予測を超える事態も起こり、大なり小なり危険は付きものである。だからといって救命の手は緩めてはならない。
医療は患者のためにある。治療の前に患者側にインフォームドコンセント(説明と同意)を十分行い、
難しい局面を経験と知識で乗り切って患者の命を救おうと努めるのが医師の使命だろう。
判決は「警察への届け出義務はなかった」とも判断した。医師法は病死と断定できず、異状があると認められたときは
警察に届け出るよう医師に義務付けている。だが、異状死に明確な定義がない。これも法律整備が求められる。
今回の判決は創設が検討されている「医療安全調査委員会」制度にも大きな影響を与えるだろうが、この制度は事故原因を究明し、
真に再発防止を目指す組織でなければ意味がない。
それにしても、萎縮って違和感があるな。
なんか縮こまっている印象だよな。
別に怯えてなんかいない。笑顔で転職しているだけなのに。
303 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 09:12:03 ID:mDqLcShG0
朝日新聞:社説 産科医無罪―医療再生のきっかけに
http://www.asahi.com/paper/editorial20080821.html 医療界がかたずをのんで見守っていた裁判で、無罪判決が下った。
4年前、福島県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性が死亡し、執刀した医師が業務上過失致死などの罪に問われた。
福島地裁の結論は、手術はほとんどの医師が行っている標準的なもので、過失はない、というものだ。
赤ちゃんは手術で無事生まれた。しかし、普通は産後に自然にはがれる胎盤が子宮に癒着していた。このため、
医師は手術用ハサミを使って胎盤を切り離したところ、大量の出血が始まった。その後、医師は子宮そのものを摘出したが、母親は失血死した。
検察側は「癒着した胎盤を無理にはがさずに、子宮を取り出すべきだった」と医師の過失を主張した。しかし、判決は、
胎盤をはがすことは普通の医療であって中止すべき義務はなかった、として退けた。
判決は医療界の常識に沿ったものであり、納得できる。検察にとっても、これ以上争う意味はあるまい。控訴をすべきではない。
今回の件では、捜査するにしても、医師を逮捕、起訴したことに無理があったのではないか。
慣れない手術でまるで練習台のように患者を使う。カルテを改ざんする。そうした悪質な行為については、
これまで通り刑事責任が問われるべきだが、そうでないケースについては捜査当局は介入を控えるべきだろう。
304 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 09:13:16 ID:mDqLcShG0
>>303続き
今回の立件は、医師の間から「ある確率で起きる不可避な事態にまで刑事責任が問われるなら、医療は成り立たない」
と反発を招き、全国的な産科医不足に拍車をかける結果にもなった。産科の診療をやめた病院も多い。
無罪判決に、全国の医師らはほっとしたに違いない。だが、捜査当局が立件しようとした背景に、医師に対する患者や家族の
不信感があることを忘れてもらっては困る。この判決を機に、医療の再生を図れるかどうかは、医療機関や医師たちの肩にかかっている。
まず、診療中に予期せぬ結果が生じたときに、原因を突き止め、患者や家族に誠実に説明することが大切だ。
そのうえで、再発防止策を取らなければならない。
医療にはさまざまな危険が伴う。だからこそ、何が起きたかを明らかにするのは、プロとしての医師の責任であることを肝に銘じてほしい。
当事者の調査や説明だけでは患者や家族が納得しないこともある。政府が準備を進めている第三者機関
「医療安全調査委員会」をぜひ実現したい。
調査の結果が警察の捜査に使われることへの反発が医療界にあるようだが、きわめて悪質な行為以外は捜査に使わないことを
明確にしたうえで、発足を急ぐべきだ。それが患者側の不信感を取り除き、医師が安心して仕事をできる環境づくりにつながる。
305 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 09:15:09 ID:mDqLcShG0
日本経済新聞:社説 産科事故判決が教えるもの(8/21)
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20080820AS1K2000820082008.html 産婦人科医師が減るきっかけになったともいわれる福島県立大野病院での患者死亡事件で、福島地裁は担当の医師を無罪とした。
医師に過失はなかったとの判断だが、患者への説明など医師側の対応に問題がないとは言えない。
再発防止につながる真相究明こそが求められている。
2004年に同病院で帝王切開手術を受けた女性が大量出血で死亡した。子宮に癒着した胎盤を切り離す際に手術方法や判断に
ミスがあったとして、医師は逮捕、起訴された。
最大の争点だった術法の適否を巡り判決は「医療行為の結果を正確に予測することは困難」とし、
治療法選択で医師に広い裁量を認め、判断ミスを否定した。産科学会などの「現場では何が起こるかわからないことが多い。
結果だけで刑事責任を追及されると、医療現場に混乱をもたらす」との主張をいれた格好だ。
医療事故は後を絶たない。そこで問題になるのは、患者や家族に十分な説明をし、同意を得たかという点だ。
この事件でも家族は病院側の説明に強い不満を抱いている。大出血など緊急の場合には他の医師などの応援を求めるべきだが、
これについても不十分だったと言わざるを得ない。日本医師会の調査でも、「医療者の対応によって訴訟が減るか」
との問いに患者の86%がイエスと答えている。説明と同意、緊急時の対応などを、病院側はシステムとして確立しておかなければならない。
大野病院事件をきっかけに国は、事故が起きた際にいきなり警察ではなく専門家による第三者委員会で調査する制度の
創設議論を急いだ。医療安全調査委員会(仮称、医療事故調)設置の大綱案を厚生労働省が6月に公表したが、
事故調がどのような場合に警察に通告するかの基準を巡り意見が対立している。事故原因の究明、再発防止、
さらには萎縮医療を避けるためにも事故調は必要であり、議論を進める必要がある。
裁判の結果がどうであれ、地域の産科医の減少で住民が安心して出産できない不幸な事態は続いている。
国は各都道府県が周産期の医療計画を作成するよう求めているが、地域にまかせるだけではなく、
産科医の確保、医療機関の連携など具体策を早急に実現しなければならない。
306 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 09:18:41 ID:mDqLcShG0
中日新聞【社説】 産科医無罪 医療界にも課題は残る
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2008082102000061.html 帝王切開を受けた妊婦が死亡し、刑事責任を問われた医師に福島地裁が無罪を言い渡した。
透明性の高い事故原因究明の体制を整え、患者の信頼を得なければ、今後も医事紛争は避けられない。
初歩的ミスのない医療行為だった。帝王切開で出産したところ胎盤が子宮に癒着する「胎盤癒着」が起きていた。
一万件に一件という珍しいケースだ。医師がはく離手術をしたところ妊婦は大量出血で死亡した。
その行為が業務上過失致死罪などに問われたが、判決は「(当時の医学水準では)胎盤はく離を中止すべき義務はなかった」とし、
無罪を導いた。癒着の程度などに関する検察側の鑑定結果に「疑問がある」とも述べた。「医師の裁量」を広く認めた判決といえる。
医師の刑事訴追は、全国の関係医学会などの反発を招いた。
リスクを避ける産科医が増えるなど産科医療の崩壊・萎縮(いしゅく)が進んだ。出産を引き受けてもらえない「産科難民」が増えた。
遺族には心ない非難が浴びせられた。
307 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 09:20:32 ID:mDqLcShG0
>>306続き
無罪になったとはいえ、医療側が反省しなければならないのは、事故後、遺族への説明を十分に行わなかったことだ。
大量出血の恐れがあるため助産師の一人が他の病院での手術を勧めたこと、先輩医師が応援の産婦人科医師を派遣してもらうよう
助言したがこれを断ったことなどを遺族は公判で初めて知った。
死因と直接関係ないにしても透明性を欠き、遺族感情を著しく傷つけたことは確かだろう。
事故で家族を失った遺族が最も知りたいのは事故のてん末、真相である。医療界の透明性やミスを率直に認めて謝罪する
謙虚さの欠如でそれが明らかにされないので、やむなく遺族は訴訟に持ち込んだり、司法の介入を期待してきた。
医療事故をめぐるこうした悪循環を断ち切るには、遺族が納得できるだけの透明性の高い真相究明の体制づくりが不可欠だ。
厚生労働省は、医療版事故調査委員会を設置する法案を秋の臨時国会に提出することを検討している。
事故原因を客観的に究明して責任の所在を明らかにし、再発防止を図るのは当然だ。
だが、原因を判断する事故調は医療者を中心とするうえ、事故を起こした関係者への事情聴取の強制力がない。
医療事故被害者は医療者の「かばい合い」を懸念している。それを払拭(ふっしょく)するだけの公正・中立な事故調を
発足させることが今回の最大の教訓だろう。
308 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 09:27:54 ID:FH5Ijc/00
>>274 >「過去に起きたカルテ改竄事件に象徴されるように、医療現場には仲間でかばい合ってミスを隠そうとする体質があったことを忘れてもらっては困る」
>「私たちは患者目線で捜査しているんだ」
検察はハナっから医療サイドを色眼鏡で見て、「公平」に捜査する気などさらさらなかったというのがよく分かるコメントですね。
309 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 09:30:04 ID:vF4TYl/60
河北新報:社説
大野病院事件無罪/医療対捜査の図式変えたい
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2008/08/20080821s01.htm 手術中に患者が亡くなった。遺族はミスだと思った。県警は医師を逮捕し、地検も起訴に踏み切った。
医療界は強く反発した。福島県立大野病院の産婦人科医K被告(40)が業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた事件は、
法廷の外でも激しい論争が繰り広げられてきた。
一審のきのうの結論は無罪だった。医療と捜査の対決はひとまず、医療の勝ち、捜査の負けで終わった。こんな図式がこのまま続いていいか。
捜査は遺族の無念の心情をよりどころの一つにしている。医療と捜査の対立は結局、現在の医師と患者の関係に根差しているだろう。
医療と捜査が対立し刑事裁判で決着を争う図式から、早く脱却したい。法廷の外で医師と遺族が理解を深め合う仕組みを、実現させたい。
患者は当時29歳の女性。2004年12月に大野病院で帝王切開で出産し、K被告が癒着胎盤を剥離する過程で大量出血して死亡した。
地検が起訴し、禁固1年、罰金10万円を求刑したのは、医師として基本的な注意義務を怠ったと考えたからだ。胎盤の剥離を中止し、
子宮摘出手術に移るべきだったと主張してきた。
注意義務を怠ったとみなす、言い換えれば医師に刑罰を科すことができる基準(医学的準則)をどう考えたらいいか。
福島地裁の判決は「臨床に携わる医師が直面した場合に、ほとんどの者がその基準に従って措置を講じているという一般性」を強調する。
判決は、検察側の「剥離中止・子宮摘出」の主張を一部の医学書の見解に依拠したものにすぎないと判断。
一般性のある準則だという検察の立証は不十分だと認定した。
310 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 09:30:51 ID:vF4TYl/60
>>309続き
「この手術では癒着胎盤に対する標準的な措置が取られた」。判決のそんな表現をたどりながら、あらためて疑問が浮かぶ。
県警、地検はこの手術の妥当性について、どの程度、専門的な意見を聞いただろうか。
06年2月の逮捕は医療現場に大きな衝撃を広げた。日本産科婦人科学会など関係団体が次々に抗議を表明し、産科医不足に拍車が掛かった。
逮捕・起訴が結果的に不幸な事態を生んだことは確かだ。
そんな中で加速したのが「医療安全調査委員会」の新設を求める動きだ。
公正な第三者の立場で医療事故の原因を究明する国の機関で、「医療事故調」とも呼ばれる。警察に代わって
医療機関からの届け出を受け付け、医師や法律家でつくる専門チームが調査し、報告書をまとめる。
同様に医療事故調の設立機運に影響を与えたのが、都立広尾病院の消毒液点滴事件といわれる。04年4月に最高裁で元院長の有罪が確定した。
捜査の力が作用しなくても、第三者機関設立の動きは医療界内部から生みだされただろうか。
大野病院事件の刑事裁判の勝ち負けとは全く別に、医の自浄力が問われていることを忘れないでほしい。
311 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 09:40:39 ID:vF4TYl/60
【産経抄】8月21日
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080821/trl0808210248000-n1.htm 梓みちよさんが歌う「こんにちは赤ちゃん」は、もともと父親のための歌だった。作曲家の中村八大さんが、長男が生まれたとき、
病院のガラス越しに「はじめまして、おやじです」と声をかけた。
▼その様子を見た永六輔さんが詞を書き、中村さんが、メロディーをつけて家で歌っていた。NHKのプロデューサーの判断で、
お母さんの歌として、昭和38(1963)年に世に出て、空前の大ヒット曲となった。
▼しかし、平成16年12月17日、福島県立大野病院で、長女を出産した29歳の母親には、
「わたしがママよ」と口ずさむ機会は与えられなかった。生まれたばかりの女児に「ちっちゃい手だね」と笑顔を見せただけで、
大量出血によって、帰らぬ人となったという。
▼女性に帝王切開手術を行った産婦人科医(40)が、業務上過失致死の罪などを問われた裁判で、福島地裁はきのう、
無罪判決を言い渡した。この裁判に対して、医療界は一貫して猛反発してきた。明白な医療ミスではなく、
通常の医療行為に対して、刑事責任が問われるようになったら、まともな診療ができなくなる、というのだ。
▼事件によって、産科医の不足に拍車がかかったともいわれている。一方で、これまで数多くの医療事故を隠蔽(いんぺい)してきた
医療界への不信感も、患者の側には根強い。出産前後の赤ちゃんの死亡率とともに妊産婦の死亡率は、戦後下がり続けてきた。
平成18年では、出産10万件当たり4.8人だ。
▼それでも、リスクはゼロにならない。新しい命の誕生をともに喜び、万が一、不幸な結果に終わったときは、
医師は誠意をもって説明し、遺族は全力を尽くした医師をねぎらう。裁判が、こんなお産の現場を取り戻すきっかけになればいいのだが。
312 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 09:49:34 ID:vF4TYl/60
帝王切開死無罪 県内でも意見様々 /高知
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20080820-OYT8T00633.htm 福島県立大野病院の妊婦死亡事件で、福島地裁が医師に言い渡した無罪判決は、産婦人科医が年々減少している
県内でも様々にとらえられた。県内の医師は「産科医不足に歯止めがかかるのでは」と評価。一方で、
出産を考えている主婦からは「無事に産まれてほしいという家族の期待は大きい。訴えられても仕方ない事件だった」との声が聞かれた。
産婦人科医は医師全体の5%だが、医療訴訟の12%は産婦人科というデータもあり、訴訟リスクが高いとされている。
出産や緊急の診察など勤務は昼夜を問わず、医師の産婦人科離れが全国的に問題となっている。
県も例外ではなく、県医師確保推進課によると、県内の産科、産婦人科医は2006年には58人で、10年間で18人減っていた。
特に郡部では深刻。須崎市など1市4町の高幡地域には、リスクの高い出産に対応できない1次周産期医療機関に指定された1病院しかなく、
現実には高知市内で出産するしかない場合がほとんどという。
県産婦人科医会の浜脇弘暉(ひろき)会長は「県では産婦人科医の平均年齢が55歳を上回っている。医師不足によって
勤務時間も急激に増加しており、産婦人科医療が崩壊しかけている。この現状を食い止めるためにも、無罪判決は意義深い」と話している。
しかし、妊婦側の思いは複雑だ。北海道から高知市で里帰り出産した主婦(30)は「医師が一生懸命やった結果なら仕方ない」
とした上で「手術に対するきちんとしたリスクの説明があれば納得できるはずで、説明が足りなかったのでは。
それでも、もし自分が当事者なら、と思うと気持ちの整理ができない」と困惑した。
昨年10月に長女を出産した高知市の主婦(25)は「妊娠中でも医師の診察を受けない人が最近はいると聞く。
医師に状況をよく理解してもらうことも、医療事故を防ぐためには大切」と指摘。医師不足についても触れ
「医学部に入りたい人へ門戸を広げながら、大学での教育を充実させればいいのでは」と話していた。
313 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 10:08:43 ID:vF4TYl/60
産科医表情硬く 患者へ深々と謝罪 大野病院事件
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080821t63035.htm 「今後も地域医療の現場で、自分にできることを精いっぱいやっていきたい」。福島地裁で20日にあった福島県立大野病院事件の判決公判。
無罪を勝ち取ったK医師(40)は記者会見で現場復帰に強い意欲を見せたが、硬い表情は崩さず、亡くなった女性患者への謝罪を繰り返した。
一方、遺族は「残念。彼女はもう戻ってこないが、今後に生かしてほしい」と無念さを隠さない。帰らぬ命と無罪判決のはざまで、複雑な思いが交錯した。
弁護団と市民会館で記者会見に臨んだK医師。冒頭、「信頼して受診いただいたのに最悪の結果となったことを申し訳なく思う」
とあらためて謝罪し、頭を下げた。
突然の逮捕で医療現場を離れてから丸2年半。「何もできない、何もしたくない悶々(もんもん)とした日々だった」と振り返った。
待ちに待った無罪判決にも、表情に晴れやかさはない。
「いろいろ言いたいことはあるが、今後(医療事故調査などの)制度が変わる可能性もある」と捜査批判を封印したが、
「同じような立場の人をつくらないでほしい」と付け加えた。
言葉を選ぶように質問に答えたK医師だが、医師復帰をめぐるやりとりでは言葉に力を込めた。「2年半、何もやっていない不安はあるが、
医師という仕事は好き。またやっていきたい」
女性患者の父親渡辺好男さん(58)は弁護団にやや遅れ、県庁で記者会見した。「最初から知りたかったのは真実。
病院で何が起きたかだけを追及してきた。公判を通じ、知らされなかったことの一部が分かった」と事件化の意義を語った。
しかし結果は無罪判決。「これ以上の解明は難しいのかな」とぽつりと漏らし、静かな口調に深い落胆ものぞかせた。
事件をきっかけに医療が崩壊したような論調も強まり、脅威も感じたという渡辺さん。多くのカメラを前に初めて記者会見したことを
「自分たちは悪いことをしていない。医療界に変わってもらうには、必要だと考えた」と説明した。
血圧が次第に低下していく手術経過などが読み上げられていく判決を、「娘は生きていたんだな」と感じながら聞いたという。
「今も元気な姿をふとした瞬間に思い出す。いまだに『なぜ』とばかり考えてしまう」と遠くを見つめた。
314 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 10:09:57 ID:vF4TYl/60
>>313続き
◎医療事件立証難しさ露呈
【解説】大野病院事件でK被告(40)を無罪とした20日の福島地裁判決は、弁護側主張に全面的に沿ったものではなく、
検察側立証の不十分さを指摘した内容だ。医学界の協力がない中では、高度な専門性が問われる医療事件の立証の困難さが浮き彫りになった。
最大の争点だった胎盤剥離(はくり)継続の判断について、判決は「直ちに子宮摘出に移るべきだった」との検察側主張を
「一部の医学書と検察側鑑定による立証のみで、臨床症例は何ら示していない」と否定した。
立件への反対を明確に表明した医学界の後押しもあり、弁護側は周産期や病理の権威と目される研究者を次々と証人に立てて反証した。
一方で検察側は周産期の専門家を証人に立てられず、十分な立証ができなかった。象徴的なのが、剥離でのクーパー(医療用はさみ)
使用の是非だ。冒頭陳述では過失の柱だったが、捜査段階で使用に否定的だった検察側証人が公判で証言を翻し、検察側は結局、論告で過失から外した。
主張に沿う鑑定や証人を十分に集められなかった検察側は立証不足と批判を受けるが、立件に反発して高い壁を築いた医学界はどうだったか。
捜査段階で福島県警は周産期学会の幹部に鑑定を依頼したが、多忙を理由に断られた。この幹部は公判で弁護側証人として出廷し、
「診断は慎重で間違いはない」と証言した。もし捜査段階で同様の鑑定があれば立件されなかった可能性もある。
医師擁護で結束した医学界だが、無実の証明のためにも捜査への前向きな協力姿勢が必要だったのではないか。
事件化でK被告1人が責任を背負ったが、背景には産婦人科医が大幅に不足する厳しい現実がある。インターネット上で見られた
医師の反応は「有罪ならば、産婦人科医のなり手がいなくなる」と検察批判に向いたが、地域の周産期医療が抱える問題を
置き去りしてきたことこそが、疲弊しながらも最前線で診療に当たる医師の反発を招いたとも言える。(福島総局・熊谷吉信)
>>312 「医学部に入りたい人へ門戸を広げながら、大学での教育を充実させればいいのでは」と話していた。
女医さんがうじゃうじゃ増えて、眼科・皮膚科・形成外科など大量生産されてます。
内科・産婦人科に進んでも、結婚を機に辞めたり、入院は診ないなどで、専業主婦
なる方々が大勢います。
316 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 10:12:53 ID:FH5Ijc/00
>>311 >▼それでも、リスクはゼロにならない。新しい命の誕生をともに喜び、万が一、不幸な結果に終わったときは、 医師は誠意をもって説明し、遺族は全力を尽くした医師をねぎらう。
裁判が、こんなお産の現場を取り戻すきっかけになればいいのだが。
あんたらの様な両者の対立を煽るメディアが存在する限り無理。
>>315 産科医養成大学を作ればいいよ。
学長は田中憲一先生
318 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 10:13:41 ID:sBKBS4dh0
事故調査委員会と、無過失保証制度を作っても、取り調べは同じ方法だろう。逆に刑訴法
の手続より悪くなるかも知れない。何が変わるというのか?
令状もなく拘束されたら貯まらん。
319 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 10:15:02 ID:sBKBS4dh0
変わればいいと無責任に言う国民が多いからな。小泉改革で同じ事を言って、自分の町が
崩壊している国民が2/3はいるんだろ?
320 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 10:19:30 ID:mUO61xtr0
産業医大って産科医養成の医大じゃないの?
321 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 10:31:20 ID:vF4TYl/60
322 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 10:41:54 ID:vF4TYl/60
クローズアップ2008:産科医に無罪判決 安全な医療、どう構築
http://mainichi.jp/select/science/news/20080821ddm003040144000c.html 地域の産科を1人で担っていた医師が逮捕され、医療界に激震をもたらした福島県立大野病院の医療事故。20日の福島地裁の結論は
無罪だったが、事件は医療行為に刑事捜査を持ち込むことの難しさや、一つの事件が「医療崩壊」を引き起こす医療現場のもろさを
浮き彫りにした。事件を教訓に、患者に信頼される安全な医療をどう構築していくか。関係者に重い課題が突き付けられている。
◇「萎縮に歯止め」 現場は安堵
「不当逮捕で無罪は当然。医療崩壊を招いたことを、捜査機関は反省すべきだ」。この日、K被告(40)を支援する医師らが
福島市内で開いたシンポジウムでは、厳しい捜査批判が相次いだ。
批判が特に強かったのは事故から1年以上たっての逮捕だった。病院は「過誤ではない」と判断、解剖や胎盤の保存をしなかったが、
県は事故から3カ月後の05年3月、医師の過失を認める報告書を公表し、県警の捜査につながった。
捜査幹部は「既に証拠がほとんどなく関係者の証言が頼りで、口裏合わせの恐れもあった」と逮捕の妥当性を強調する。
だが、これまで医師が逮捕されたのは01年の東京女子医大病院事件など悪質な事故隠ぺいの疑いがあった場合が多く、検察内部にも
「なぜ身柄を拘束したのか」と疑問の声がある。警察庁によると、医療事故捜査の着手件数は年間100件近いが、起訴に至るのは数件だけ。
検察当局も専門家の意見を踏まえ慎重に判断しているのが実態だ。
一方、「真相を知りたい」という患者側の思いは当然、強い。死亡した女性の父親の渡辺好男さん(58)にとって、病院の説明や
県の報告書は不十分だったが、刑事裁判の公判の中で、助産師が手術前にK医師に転院を助言していたことなどを初めて知ることができ、
「スタッフの声が聞けてよかった」と話す。
323 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 10:42:57 ID:vF4TYl/60
>>322続き
厚生労働省は、医療死亡事故の原因究明に当たる中立機関として、医師を中心とした「医療安全調査委員会」の設置を急いでいる。
舛添要一厚労相は20日、今秋の臨時国会に関連法案を提出する考えを示した。医療問題弁護団代表の鈴木利広弁護士は
「今回の事件は、病理や産科の専門家が捜査協力を拒むなど医療界にも問題があった。刑事手続きとは別の事故報告や調査制度があれば
逮捕や起訴は回避できたはずだ」と訴える。
調査委を巡っては大半の医師団体や学会が設置を求める一方で、警察への通報制度が盛り込まれ刑事責任追及の余地が残されることに
一部医師らが反対しており、民主党も賛同していない。今回の無罪判決に現場からは「医療の萎縮(いしゅく)に一定の歯止めがかかる」
と安堵(あんど)の声も漏れるが、厚労省の幹部は「医療界から『医療事故に捜査機関を介入させるな』との声が強まれば、
調査委の議論も止まってしまう」と複雑な表情だ。【清水健二、松本惇】
◇高い訴訟リスク、過酷な労働…医師の産科離れ続く
大野病院はK医師の起訴直後、産婦人科を休診にした。町内には他に分娩(ぶんべん)施設はない。近くに住む妊娠5カ月の女性(22)は
10キロ以上離れた診療所に車で通う。診療所は健診のみで、出産はさらに25キロ離れた公立病院でしなければならない。女性は
「近くに産科がないのは怖い」と漏らす。
福島県では06年度末に31カ所あった分娩施設が1年で21カ所に激減した。日本産婦人科医会によると、06年に出産を扱う施設は
全国で2983あったが、08年は6.5%減の2788施設、医師数も146人減って7181人になった。
324 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 10:44:10 ID:vF4TYl/60
>>323続き
民事訴訟リスクの高さと過酷な労働が、産科医減少と施設閉鎖をもたらしている。厚生労働省によると、産科医1000人あたりの医療訴訟件数
(06年の終結分)は16.8件で診療科別で最も多い。過酷さを象徴するのは分娩を扱う常勤医が1人しかいない「1人医長」の存在だ。
全国の病院の約15%を占め、K医師も1人医長だった。休みがなく訴訟も多い現実が医師の産科離れを起こし大野病院事件で加速した。
木村正・大阪大教授(産婦人科)は「欧米では病院の集約化が進む。日本のように少人数で対応するのは世界の常識から外れている」と指摘する。
また、若い産科医は他科に比べ、女性の割合が高く、20代では約7割を占める。しかし自分の出産などを機に仕事から離れることが多く、
日本産科婦人科学会によると、産科医歴2〜16年目の分娩実施率は男性83%に対し女性66%。女性は11年目で46%に落ち込む。
同学会は昨年9月、医療事故で医師の過失を免責しつつ真相究明を行う制度整備などを厚労相に要望した。学会の桑江千鶴子・
都立府中病院部長は「医師が安心して働く環境を用意することが良質な医療を提供する」と訴える。【河内敏康、奥野敦史】
◇再発防止へ綿密な検証を−−加藤良夫・南山大法科大学院教授(医事法)の話
医療事故で刑事責任が問われることに医療界に不安や反発の声があり、その中で冷静で率直な同僚間の評価(ピアレビュー)は期待しにくい。
しかし、再発防止のための教訓はあるはずで、司法手続きが確定した後、しっかり検証作業をしてみるべきではないか。また、
無罪判決が出たからといって産科医療の未来が明るくなったわけではない。国は産科医等が安全で質の高い医療を提供できる環境を早急に整備すべきだ。
◇第三者機関が専門的調査を−−岡井崇・昭和大教授、日本産科婦人科学会常務理事の話
非常に悲しい事件で、遺族の思いは察するに余りある。しかし実地の医療の難しさを理解できない警察、検察がこの問題を調べたことは問題だった。
亡くならずに済む方法はなかったのかという遺族の疑問は、専門家中心の第三者機関でなければ晴らすことはできない。
ネット上では一部の医師が遺族の方を中傷する心ない発言をした。誤った行為であり、学会を含め多くの医師の見解ではない。
325 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 10:45:57 ID:vF4TYl/60
>>324続き
==============
◆刑事裁判になった主な医療事故◆
発生年月 医療機関 起訴事実 処分 判決
99年 1月 横浜市大病院 心臓と肺疾患の患者を取り違えて手術 6人在宅起訴 全員有罪
99年 2月 都立広尾病院 消毒液の誤点滴で患者を死なせ、事故を隠す 4人在宅起訴 3人有罪 1人無罪
99年 7月 杏林大病院 男児の割りばし死亡事故で適切な処置を怠る 1人在宅起訴 ※無罪
00年10月 埼玉医大病院 抗がん剤を過剰投与し患者を死亡させる 3人在宅起訴 全員有罪
01年 3月 東京女子医大病院 心臓手術ミスで患者を死なせ、記録を改ざん 2人逮捕、起訴 1人有罪 ※1人無罪
02年11月 東京慈恵会医大青戸病院 経験のない手術方法を選択し患者を死なせる 3人逮捕、起訴 全員有罪
04年12月 福島県立大野病院 帝王切開のミスで妊婦死亡、警察に届け出ず 1人逮捕、起訴 1審無罪
※は控訴中
==============
■ことば
◇大野病院医療事故
04年12月、帝王切開手術中に女性が死亡。県警が06年2月に執刀医の加藤克彦医師を業務上過失致死と医師法(異状死届け出義務)
違反容疑で逮捕、福島地検が3月に起訴した。リスクの高い医療行為が刑事罰に問われたことで、全国の産科医減少に拍車がかかったと言われる。
裁判では、K医師が行った癒着胎盤の剥離(はくり)の妥当性が最大の争点になった。
フグスマがどこの外国にあるのかまだ教えてもらっていないんだが
327 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 12:29:51 ID:8ZUmYTTy0
>「医学部に入りたい人へ門戸を広げながら、大学での教育を充実させればいいのでは」と話していた。
大学で講議してます。
もう、やりたくありません。
328 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 13:05:00 ID:vF4TYl/60
愛媛新聞:社説
産科医に無罪判決 第三者機関の設置を急げ
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017200808216705.html 福島県立大野病院で女性が死亡した事件で、業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科医師に、福島地裁は無罪判決を言い渡した。
女性は帝王切開で出産。胎盤が子宮に癒着していたため医師が胎盤の「はく離」を続けたところ、大量出血して死亡した。
原告側は「はく離を中止し、子宮摘出に移るべきだった」と訴えていた。
判決は「はく離は標準的な措置で医師に過失はなかった」と断じた。
故意や明白なミスではない医療行為で医師が逮捕、起訴されたのは異例で、医学界から猛反発が起きた。全国的な産科医不足に
拍車をかけたとされる事件だけに、判決が注目されたのは当然だ。
検察側は医学書などを根拠に子宮摘出への移行の必要性を主張したが、裁判長は「医療現場でほとんどの医師が従う程度の
一般性がなければ刑罰を科す基準とはならない」と述べた。常識的にはうなずける判断といえよう。
胎盤癒着は数千―一万例に一例とされ、治療の難度が高い。その点も考えると、被告医師の採った一般的な措置を
「重大な過失」とするのは無理がありそうだ。
しかし、被告医師は不測の事態に備え近くの産婦人科医に手伝いを依頼していたが、立ち会ってはいなかった。
輸血確保が困難な同病院では手術を避けるよう助産師が進言すると、拒否したという。
事実なら、被告医師の態勢も万全だったとはいえないのではないか。無罪判決が出たとはいえ、反省すべき点は反省し、教訓とすべきだ。
また医療過誤と思われる事例に対し、患者や遺族の追及の意思が萎えるようなことがあってもなるまい。患者側の権利は
最大限尊重されるべきで、医療機関は十分な説明責任を果たす義務がある。
329 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 13:05:04 ID:mYXkSJcGO
遺族は土下座して加藤医師に謝罪せよ。少しでも人の心があるのなら
330 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 13:05:50 ID:vF4TYl/60
>>328続き
本来、医療事故の真相を究明し、再発防止策を立てるためには、十分時間をかけた専門的な検討が必要なはずだ。
責任の有無を問う裁判とは別の場を設けるべきだ。
国は医療事故の原因を究明する第三者機関「医療安全調査委員会」の設置を検討しているが、できるだけ早く実現したい。
その際は弁護士など幅広い人材を入れ、中立性を保つことも大切だ。
全国的に産科医の不足が深刻になっている。その原因は過酷な勤務実態のほかに、訴訟や刑事責任が問われるケースの増加も挙げられる。
医師や医療機関は今回の無罪判決に一安心したかもしれないが、気を緩めることなく医療現場で最善を尽くす努力を続けてもらいたい。
大病院への産婦人科の集約など、体制の整備も課題だ。
少子化対策の意味からも産科医療の立て直しは急務だ。あらゆる知恵を絞りたい。
331 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 13:07:30 ID:vF4TYl/60
山陽新聞:社説
産科医無罪判決 議論必要な刑事責任追及
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/08/21/2008082109065554010.html 福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開で出産した女性が手術中に死亡した事件で、業務上過失致死などの
罪に問われた産婦人科医に対し、福島地裁は無罪を言い渡した。
故意や明白なミスでなく、通常の医療行為について執刀医の逮捕、起訴に踏み込んだ今回の捜査は異例のケースだった。
医療界からは「刑事司法の不当介入」と猛反発を招いた。判決は臨床現場の実態や医師の裁量を重視したものといえよう。
最大の争点は胎盤をはがす「はく離」を被告が続けた判断の是非だった。判決は「標準的な医療措置で過失はなかった」とし、
医学書の記述を根拠に「直ちに子宮摘出に移行すべきだった」と主張する検察側の言い分を退けた。「異状死」なのに
24時間以内に警察に届けなかったとして医師法違反罪にも問われたが、判決は「死亡は避けられない結果で報告義務はない」とした。
出産をめぐっては、医療側の過失を理由に損害賠償請求訴訟が多発している。危険な出産にかかわるのを避ける産科医が増えており、
大野病院事件は全国的な産科医不足に拍車を掛けたとされる。しかし、それでは患者は必要な医療を受けることができなくなる。
患者と医療側の相互不信をなくしていかなければいけない。
厚生労働省は、中立的な立場で医療事故の調査に当たる第三者機関「医療安全調査委員会」設置に向けて準備を進めている。
警察の捜査や裁判では個人の責任追及に力点が置かれる。自己に不利な証拠は出さなくなるため、必ずしも真相究明につながらない。
医療事故の原因を探り、再発防止につなげていくために、被害者、医療側双方が納得できる調査委の創設を目指すべきだろう。
333 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 13:09:32 ID:vF4TYl/60
信濃毎日新聞:社説
産科医に無罪 悩ましさがなお残る
http://www.shinmai.co.jp/news/20080821/KT080820ETI090011000022.htm 帝王切開で出産した女性が死亡した福島県立大野病院の事件で、福島地裁は、業務上過失致死などの罪に問われていた産婦人科医を無罪とした。
医療現場の臨床例などと照らし合わせ、「標準的な医療措置で過失はなかった」と認定した。
司法判断は示されたものの、悩ましさが残る。
異例の事件だった。争点となったのは、故意や明らかな医療ミスではない。通常の医療行為が問われ、医師が逮捕された。医療界から猛反発が起きた。
公判の過程で、遺族が望んだ真相究明が進んだとは言えない。再発防止への道筋も見えない。
考えるべき課題は多い。
一つには、ミスなどが明らかではない場合、医師の裁量や選択に任される領域に、刑事捜査が踏み込むことの是非である。
医療行為には一定の不確実さと危険がつきまとう。医師が最善を尽くしても、不幸にして患者が亡くなることもある。通常の医療行為の結果から、
医師個人の刑事責任が追及されるとなれば、そのリスクを避けるため医療が萎縮(いしゅく)していくのは必然だ。
実際、医師の逮捕直後から、地域の中核病院から産婦人科の医師が引き揚げる例が相次いだ。産科の休止や廃止も広がった。
半面、医療行為に不信を抱いた場合、患者側には民事や刑事の手続きによってしか、事実の解明や責任追及の道が見いだしにくい現実がある。
患者側の思いや社会的要請にどうこたえるか、警察、検察、裁判所の背負う課題は重い。
334 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 13:10:43 ID:vF4TYl/60
>>333続き
医療死亡事故の遺族が納得できる原因究明の場がない−という、もう一つの課題も、そのまま残っている。
遺族が医師と医療機関に求めるのは、事実を包み隠さず説明し、ミスを犯したならば謝罪し、再発防止に取り組む姿勢である。
事件の公判でも、遺族は「ミスを真正面から受け止めてほしい」と訴え、不信感をにじませた。
事故が起きた時、患者や家族と誠実に向き合っているか。十分な説明と対話を重ねてきたか。医療の側は省みる必要がある。
国が設立を進めている、医療死亡事故を究明する第三者機関は、刑事責任の追及につながることを心配する一部の医療団体の反対で、
足踏みが続いている。
高い専門性を持つ医師は、患者に対して圧倒的に強者の位置にある。医療界はその責任を自覚して、第三者機関の早期創設へ力を尽くすべきだ。
335 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 13:16:18 ID:vF4TYl/60
福島民報:論説
判決を再発防止に生かせ
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4127&mode=0&classId=1&blockId=2248722&newsMode=article 大熊町の県立大野病院医療過誤事件で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医の判決公判が20日、
福島地裁で開かれ、無罪が言い渡された。判決は産婦人科医の医療行為を「臨床上の標準的な措置」であり、
「過失のない措置を講じた」と認定した。
判決は弁護側の主張をほぼ認める結果となったが、判決を含め15回にわたった公判では検察側と弁護側が真っ向から対立し、
医療関連死を司法で裁くことの難しさを浮き彫りにした。医療事故調査の在り方、医師と患者の関係の在り方を考える機会にもなった。
事件は平成16年12月、大野病院で出産のために帝王切開手術中の女性が死亡。県が医療過誤を認める報告書を公表したのが
捜査の端緒となり、産婦人科医が逮捕、起訴された。医療行為上の医師の裁量が過失として刑事責任を問われ、県内外の
医療関係者の多くが反発する形で全国的に注目される公判となった。「結果責任で捜査機関が介入するのはおかしい」
「現場の医師が萎縮[いしゅく]してしまう」と主張していた医療関係者・団体は判決内容を評価している。
>>333 >遺族が望んだ真相究明が進んだとは言えない
充分進んでいるし、わからない部分は解剖拒否したために不明だし。
>再発防止への道筋も見えない
一人科の相次ぐ閉鎖と中央集中で再発防止の道筋はしっかりとできています。
問題はそれが再発するより悪い状況であることだけど。
337 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 13:16:44 ID:8A3DjAgGO
早く刑法を改正して妊婦を死なせた医師は全員磔刑にしろ
338 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 13:18:03 ID:vF4TYl/60
>>335続き
一方で、1人の命が失われたという重い現実は消えない。「家族がなぜ死んだのか、納得いく説明はなかった」などと訴えてきた
遺族側の疑問は解けなかった。生命に絡む医療トラブルが起きた場合、患者や家族の立場から責任の所在を問う難しさについても課題を残した。
関係する機関・団体は判決の内容を踏まえ、再発防止により一層努めることが必要だ。その意味では、事件をきっかけに、
厚生労働省などが検討を加速させた第三者の立場で医療死亡事故を究明する新組織「医療安全調査委員会」(仮称)の発足への動きを注視したい。
新組織は患者が死亡した事例を対象とし、医療事故の疑いがある場合、警察に代わって医療機関からの届け出を受け付ける。
医師や法律家、医療を受ける立場を代表する人たちでつくる専門チームが解剖結果やカルテの分析、関係者からの聞き取りなどをする。
報告書をまとめて公表するなどし、再発防止につなげるとしている。
医師に重大な過失があるとみられる場合には警察に通知する仕組みになっている点などに、現場の医師から反発もあると聞く。
同省は今秋の臨時国会に法案として提出、22年度のスタートを目指したい意向のようだ。今回の判決が新組織発足の論議にも
影響する可能性はあるが、安全な医療システムづくりを何より優先しなければならない。(戸井田 淳)
339 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 13:18:47 ID:Wg1sOy+Y0
ところで
各社の社説では事故調が出来ると遺族が納得すみたいな物言いだが根拠はあるのかね?
福知山線の事故の遺族はぜんぜん納得してなさそうだけど
340 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 13:23:04 ID:vF4TYl/60
福島民友:社説
産科医無罪判決/医学的常識を優先した判断
http://www.minyu-net.com/shasetsu/syasetu/080821s.html 県立大野病院で2004年12月、帝王切開で出産した当時29歳の女性が手術中に死亡した事件で、福島地裁(鈴木信行裁判長)は
業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた被告のK医師に無罪判決を言い渡した。
06年2月にK医師が逮捕された直後から「通常の医療行為に刑事司法が不当に介入した」と医療界が猛反発。全国的な産科医不足に
拍車をかけたとされる。医療事故でどこまで医師個人の刑事責任が問われるのか、判決が注目されていた。それだけに、
現場の実態や医師の裁量を重視した判決を重く受け止めたい。
公判では、子宮に胎盤が癒着したきわめて珍しい症例に対し、胎盤をはがす「はく離」を被告が続けた判断の是非が最大の焦点になった。
判決は、生命に危険が及ぶ恐れの予見可能性と結果回避可能性を認めたが、被告のはく離は「標準的な医療」と肯定した。
医師法21条の医師の異状死届け出義務では「過失なき医療行為の結果は、異状がある場合に該当しない」と要件を明確にした。
医学的な常識を優先した判断といえる。
一方で、検察側立証の不十分さを指摘。根拠となる臨床症例に欠くなどと主張を退けた。逮捕、起訴になった異例の捜査は
”勇み足”と戒められたことに等しい。裁判になれば被告側弁護に専門家がそろうことは予測されたはず。根底から崩れるような
立証でなぜ検察は起訴したのか。大きな疑問がつきまとう。
刑事裁判では医療事故のごく一部しか争点にならず限界がある。女性の死をなぜ防げなかったのかという遺族の根本的な疑問に答えるには、
病院の安全態勢も問題にしなければならない。医療事故の真相解明のため、裁判とは異なる事故調査の公正な仕組みの導入が望まれる。
341 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 13:24:22 ID:vF4TYl/60
>>340続き
一審で無罪判決が出た。今後の問題の1つに、安心して出産できる環境をどう立て直すかがある。
県内でも産科医不足は深刻だ。厚生労働省の調べでは、1996年に175人いた産婦人科医は06年には142人にまで減った。
産科を休止する病院も相次ぎ、県の調査ではK医師が逮捕された以降、11病院で休診。こうした地域では不安や負担が消えない。
政府は医師不足対策を重要課題としているが、時間がかかる。とりあえずは出来ることから取り組むしかない。
産科医を基幹病院に集める「集約化」も進めたい。非常時にすぐに応援を求めたり、搬送できる態勢づくりも急がれる。
勤務医向けの診療報酬を厚くする必要もあろう。
医療行為では医師と患者の信頼関係が欠かせない。患者の弱い立場を考えると、医師は患者に対し十分な説明をすることが必要だ。
医療の安全性向上も急務である。
342 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 13:39:51 ID:vF4TYl/60
異状死の届け出見直しに期待感―平岩弁護人
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17760.html 福島県立大野病院事件の公判で、被告側の弁護を担当した平岩敬一弁護人は8月20日の記者会見で、医師法21条が規定している
医療現場での異状死の届け出について、「届け出るとすぐ警察と医師といった(対立)関係になる。どう考えてもおかしい」と述べ、
平岩氏は、医師法21条が規定する異状死の範囲があいまいなため、本来は届け出る必要がない診療関連死まで届け出ざるを得なくなるなど、
医療現場に混乱が生じてきたと指摘。
今回の事件でも、専門的な中立機関が正当だったか過失があったのかを検討していれば、起訴はなかったとの見方を示した。
また、判決で、今回のケースが異状死に該当しないとの判断が下された点については、「届け出なくてもいいものが
あることが明らかになった」と評価した。
平岩氏は、K医師が逮捕・起訴されたことで、「産科、外科、救急に大きな影響を与えた」との認識を示した。その上で、
判決をきっかけに悪影響が少しでも払しょくされれば、「(K医師師が)2年6か月間、苦しい思いをしたことが無駄ではなかった」と述べた。
「真実を知りたい」−被害者遺族が会見
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17754.html
343 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 13:49:16 ID:ZxxepyXg0
「成功率100パーセント」が安全・安心だという患者・マスゴミの意識そのものを変えない限りこの問題は終わらないな。
マスゴミはバカすぎ
なんなら一言でも言い間違え、書き間違えたら今の仕事を辞めるか?
アホウは自ら襟を正せ!
おれが捜査本部や地検の人間だったら加藤先生に土下座するな〜
何でしないの?
>>343 原子力発電所が100%安全、とかいうと
「そんなことはありえない!」って怒るのにな。
なんで医療は100%安全が当然なんだろう。
>>343 >>345 その議論は今回の話と別
完璧な処置をしても不幸なことに亡くなるケースだった
だからこれだけ関心を持たれたんだよ
カルテを改ざんしたとか薬を間違えたとかそういうレベルの話じゃないの
>>346 百も承知だが?なにが気になったのかわからんが。
結局は
フグスマというどこか日本でないある地域の民度の低さが引き起こした悲劇ということでよろしいでしょうか
まだ「真相を知りたい」とか言っているし
真相は何回もいろんな人が説明したと思うんだけどね
理解度が低いんだろうし、周りがヤバい連中なんだろう
349 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 14:34:08 ID:ftG3Ki3H0
医師無罪、県内に波紋 知事「安全確保努める」 /福島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20080821-OYT8T00142.htm 医療界に衝撃を与えた事件の裁定は、無罪だった。福島地裁で20日言い渡された県立大野病院のK医師(40)=休職中=への判決。
医師不足が深刻になるなか、今後の医療問題や医療行政などに大きな影響を与える可能性があるだけに、県内でも大きな注目が集まり、
その結果に、関係者は様々な反応を見せた。
判決を受け、県立病院を管理する茂田士郎県病院事業管理者は20日午後、記者会見を開いた。茂田管理者は冒頭、遺族への
哀悼の意を示した後、「引き続き医療事故の再発防止に全力を尽くしたい」とのコメントを読み上げた。
無罪判決については、「医療ミスではないと証明され、良かったというのが本音」と語り、現在、休職中のK医師については、
「判決が確定すれば復職ということになる。(既に出されている処分についても)重大な事実誤認があった場合には取り消しもできる」と述べた。
また、県が2005年3月にまとめた事故調査委員会の報告書で、加藤医師の処置をミスと判断したことについては、
「(委員会は)医療事故の再発を防ぐために作ったもので、その時の結果は法的な意味はない。今回の判決の方がより正しい」とした。
一方、遺族が病院側の説明に不満を持っていることについては、「病院としては誠意を尽くして説明したつもりだが、
十分にそれが届かなかった点もあったのではないかと思う。今後チャンスがあれば続けていきたい」と話した。
松本友作副知事も同日、取材に応じ、「今回の残念な事件を心に刻んで、地域医療体制の充実により一層取り組んでいきたい」と述べた。
また、佐藤知事も同日、「今後も医療体制の整備と医療の安全確保に努めたい」との同趣旨のコメントを出した。
>>348 家族に突然死なれたら、そういって受け入れるまでに時間がかかる。
「何がおこったのかを知りたい」と。さっきまで生きていたならなおさら。
原因があっての結果だから、なぜそうなったのかが腹に落ちないと
死んだことすら受け入れにくい。
悲しみの表現の仕方があの呪文なのかもしれない。
「なんで死んでしまったんだ!」と、同義語。
気持ちは痛いほどわかる。
それに乗っかったマスコミや検察が非道なだけ。
352 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 14:47:49 ID:ftG3Ki3H0
検察側の論理否定 産科医に無罪
「一般性なし」と判断、再発防止制度に影響も
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080821-OYT8T00310.htm 「医師逮捕」により医療界に大きな衝撃を与えた福島県立大野病院事件で、福島地裁は20日、医師に無罪を言い渡した。
事件は、産科医離れや病院の集約化の引き金を引き、医療事故に刑事司法が介入することの難しさも示した。この日の判決は、
原因究明のための新たな制度作りにも影響を与えそうだ。(福島支局 藤原健作、社会部 高梨ゆき子、小林篤子)
判断の分かれ目
「検察側は、結果回避義務を裏付ける臨床例を一つも立証できなかった」。業務上過失致死罪に問われたK医師(40)の弁護団は、
判決後の記者会見で、痛烈な捜査批判を展開した。
同罪の成立には、〈1〉問題発生の予見可能性〈2〉結果を回避する義務――の立証が必要。判決は、K医師が
大量出血を予見できたことは認めた。だが、「癒着胎盤を認識した時点で、胎盤を子宮からはがすのをやめ、子宮摘出手術に移るべきだった」
とする検察側が組み立てた結果回避義務の論理を否定。医学書の記述が最大の根拠だった検察側の主張を「一般性がない」と一蹴(いっしゅう)し、
最後まで胎盤をはがした加藤医師の判断を「標準的な措置」と認めた。
予見が可能だったなら、何らかの手段で女性の死亡を回避できなかったのかという疑問は残る。捜査のきっかけとなった
県の事故調査委員会の報告書は、加藤医師の処置を「判断ミス」とし、加藤医師が手術前、態勢の整った病院に運ぶよう
助産師から助言されていたことも公判で明らかになった。しかし、医師不足などで医療提供体制には限界があるのも事実。
判決は、加藤医師の選択が「最善」だったかどうかは別にして、現在の医療水準で「過失」と呼べるものはなかったと判断したと言える。
353 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 14:49:17 ID:ftG3Ki3H0
>>352続き
影響
事件は、地域医療にも大きな影響を与えた。大野病院から約50キロ離れた福島県いわき市。市立総合磐城共立病院の産婦人科は
2007年度、他の医療機関からの紹介患者が前年度の2.4倍に急増。事件後、リスクの高いお産を敬遠する動きが強まったことに加え、
医師不足に悩む市が同病院に産科を集約したからだ。医師5人が担うお産と手術は年間計約1500件。本多つよし部長(48)は「体力的にも限界」と話す。
厚生労働省は05年12月、産婦人科医の地域基幹病院への集約化を進めるよう都道府県に通知し、事件後は、この動きに拍車がかかった。
厚労省の調査では、1996年以降、お産を行う施設は年平均約100施設ずつ減り、07年12月現在では3341施設。今年初めの調査では、
全国77施設がお産を近く休止・制限する予定と回答した。
医療版事故調
厚労省は、独立した第三者機関によって医療事故原因を究明する体制を作るため、「医療安全調査委員会(仮称)」設置法案の
臨時国会提出を目指す。05年9月に5年計画で始めたモデル事業の結果を見てから具体的な検討に入る方針だったが、今事件を受け、
設置の検討を前倒しした。
だが、今年4月に厚労省案がまとまったにもかかわらず、「委員会が必要と判断すれば警察に通報する」という内容に、医療界が強く反発。
厚労省は先の通常国会提出を断念し、代わりに法案の基礎となる大綱案を発表した。民主党は警察に通報しない独自案を作り、
自民党の検討会でも救急医療に限って刑事責任を免除する座長私案が浮上している。
判決後、舛添厚労相は記者団に対し、「医者と患者の声をバランスよく取り入れた上で、判決も参考に、次の臨時国会で
法案をまとめられればと思う」との考えを示した。
354 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 14:50:44 ID:ftG3Ki3H0
>>353続き
「逮捕必要だったか」…司法関係者も違和感抱く
今回の事件が医療界から猛反発を受けた理由の一つは、K医師が逮捕され、約1か月にわたり拘置されたことだ。
医療事故で医師が逮捕されたのは、東京女子医大の心臓手術ミス(2002年)や慈恵医大青戸病院での腹腔(ふくくう)鏡下手術ミス
(03年)などの例はあるものの、数えるほどだ。捜査当局は「供述内容が変遷し、証拠隠滅の恐れがある。遺族感情も厳しかった」と説明した。
しかし、K医師が事故後1年以上も診療行為を続け、県の事故調査委員会の調査にも応じていることや、その結論も出ていることから、
ある検察幹部は「逮捕までは必要なかった。医療界がここまで反発するとは思わなかった」と漏らした。同様に、
逮捕に違和感を抱く司法関係者は少なくない。
年間1万件以上とも推計される医療事故。今回のように逮捕されないまでも、医師個人の刑事責任が問われるケースは増えている。
警察から検察庁への送致件数は、1997年の3件から07年は92件に増加。医療不信の高まりを受け、捜査当局が積極的に捜査したことに加え、
99年に起きた東京都立広尾病院点滴ミス事件で、当時の院長らが医師法(異状死の届け出義務)違反に問われて以降、
医療関係者からの届け出が急増したことも背景にある。
刑事介入の増加は、近年の医師不足で現場の疲労感が増す中、医師側に「結果が悪ければ、一生懸命やっても刑事罰に問われる」という
反発や委縮を招いた。しかし、そもそも医療不信は、死因究明や再発防止に真剣に取り組んでこなかった医療界に責任があるという指摘もある。
欧米では、法的な権限を持つ医師団体などが医師の監督・懲罰権限を持ち、免許取り消しなどの厳しい処分を行っている。
ある検察幹部は「被害者遺族にとって、刑事司法は最後のとりで。医療安全調査委員会の行方が、今後の刑事罰の適用を左右する」と話した。
355 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 14:54:32 ID:wIopjnKT0
356 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 14:58:28 ID:wIopjnKT0
>>354 >ある検察幹部は「被害者遺族にとって、刑事司法は最後のとりで。医療安全調査委員会の行方が、今後の刑事罰の適用を左右する」と話した
結局、検察は、医療安全調査委員会=刑事罰への布石ととらえているわけだな
357 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 15:07:25 ID:ftG3Ki3H0
遺族、再発防止求める 大野病院事件判決
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080821t63011.htm 福島県立大野病院(福島県大熊町)で、帝王切開手術中の女性=当時(29)=が失血死した事件をめぐる裁判は、
福島地裁で20日、執刀した医師に無罪判決が言い渡されたが、医療の現場や行政に対し、現制度や体制に変革を迫る結果となった。
「医療界として患者に真実を説明する体制を整えてほしい。医療界が人の命のために(手術スタッフ)全員の意見がそろった
手術をしていってほしい」。女性の父親で福島県楢葉町の会社員渡辺好男さん(58)は、判決公判終了後の記者会見で、
現在の医療界への不満を語った。
渡辺さんは同日、県病院局を訪れ、再発防止を求める要望書を尾形幹男局長に手渡した。要望書は(1)医師の計画的な配置
(2)ビデオ記録の保存(3)周産期医療システムの検証と見直し―など8項目で、病院に「1人医長」を生まないことや
手術の危険を徹底して説明することなどを求めた。
尾形局長は「関係部局などと十分協議させてもらう」と答えた。
県自治会館で記者会見した茂田士郎・県病院事業管理者は「病院としては誠意を尽くして遺族に説明したつもりだったが、
十分に心に届かなかった点もあったかもしれない」と反省点を示した。
福島県医師会の小山菊雄会長は、福島市の県医師会館で記者会見し「安心して医療行為ができる判断に安堵(あんど)している」と判決を評価。
その上で「患者や遺族の気持ちを酌むためにも、県医師会として、診療行為で患者が死亡した場合に原因を究明する医療安全調査委員会
(仮称)の早期開設を求めていきたい」と語った。
佐藤雄平知事は「県民が安心して暮らせる社会づくりのため、地域医療を確保することは重要。今後も医療体制の整備と
医療の安全確保に努めていきたい」とコメントした。
359 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 15:15:39 ID:ZxxepyXg0
医師は医療行為を行うのみで「医療の安全確保は福島県知事が行う」のか?
すばらしい県知事だな、おい
とりあえず、きちんとした役割分担を頼むぜ
医療事故のあらゆる責任は県知事に「しっかり」取らせろ
360 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 15:29:03 ID:scfJlaDV0
恫喝して妙な報告書を作らせたとか巷間言われているところの汚職まみれ県知事?
361 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 15:38:58 ID:ftG3Ki3H0
大野病院事件 産科医に無罪
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000808210005 県立大野病院事件で、業務上過失致死罪などに問われた産婦人科医のK被告(40)に20日、無罪判決が言い渡された。
事件は遺族と加藤医師だけでなく、お産を中心とした医療現場に大きな影響を与えた。これからの医療は、どうあるべきか――。
県内では、お産を取り扱う病院が激減するなど課題が山積みだ。
午前10時。緊張した面持ちで入廷したK医師は、無罪判決を聞いても表情を変えず、被告席に着いた。
前に手を組み、ほとんど姿勢を変えずに裁判長の判決文読み上げを聞いた。
「嫌な2年6カ月だったから、そういう嫌な時間を、ほかの先生には体験してほしくない」。
判決後、弁護人らと福島市内で開いた会見でも、表情を和らげることはなかった。
事件を機に、医師人生は大きく変わった。2年前の2月18日朝。自宅にいたK医師は、大野病院から電話を受けた。
「自宅で待機するように」。しばらくすると県警の捜査員がやってきた。近くの警察署で逮捕された。
当時、妻は出産間近だった。初産で、しかも4日後が予定日。「出産は自らの手で」と思っていたが、かなわなかった。
法廷で、その時の気持ちを「とりあげることも、会うこともできず悔しかった」と打ち明けていた。
会見でK医師は、今後について「地域医療の現場で私なりにできることを精いっぱいやりたい」と語った。
「私は医師という仕事が好きですし、これからもやっていきたいと思っています」
362 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 15:40:20 ID:ftG3Ki3H0
>>361続き
◇
K医師の主な一問一答は次の通り。
――判決後の気持ちは。
信頼して受診していただいていたのに、最悪の結果になり、本当に申し訳なく思っています。
ご家族にも大変つらい思いをさせてしまいました。女性のご冥福をお祈り致します。
――県の報告書では、判決で標準的な医療行為とされた胎盤剥離を中止すべきだったとしている。報告書の内容について、どう思うか。
報告書には違和感があり、当時も抗議したが、患者さまの補償のためということを盾に、何も言わせてもらえなかった。
今日が終われば調査委員会の先生方と話すこともあると思います。
――遺族が事実を知りたいと言っていたが、手術当時の説明は十分だったか。
僕みたいな若造の話ではちょっと納得していただけないのかな、という気持ちはありましたけど、僕としては普通に話したつもりです。
◇不信残ったまま 再発防止要望書 女性の父が提出
「元気な娘でしたから。いつでも、その姿を思い出す」。亡くなった女性(当時29)の父親、渡辺好男さん(58)は
初めて開いた記者会見で目を赤くした。
傍聴して判決文を直接聞いた。「ああ、この時までは娘は生きていたんだな」との思いがこみ上げてきたという。
生まれた孫には、娘の名から1文字取って名前を付けた。「大きくなった時、説明したい」との思いもあった。
判決は望みとは異なる「無罪」だった。「今後の医療界に不安を感じざるを得ない」と悔しさを口にした。事件前まで医師を信じていた。
だが、「娘の死を医療崩壊や医師不足のせいにして、誠実に対応してくれていない」と、医療界に不信が募っている。
「遺族が政治家に働きかけて刑事事件にした」など、根も葉もない中傷とも闘ってきた。
会見で渡辺さんは、「本当に病院で何があったか、十分に説明してほしい」とK医師に訴えたいと話した。
だがこれまで、弁護側も含めた医療側に、前向きに何があったのかを究明する態度はなかったという。
会見後、医療事故防止のための要望書を県病院局に提出した。渡辺さんは「人の命を預かるのだから、
病院スタッフが同じ方向を向いて治療に当たれるように指導してほしい」と訴えた。
363 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 15:42:12 ID:ftG3Ki3H0
>>362続き
◇影響大きいので 高検などと協議 地検
福島地検の村上満男次席検事は「当方の主張が認められず残念だ。今後については判決内容を精査したうえで、
影響の大きい事件なので仙台高検や最高検と協議して適切に対応したい」と話した。
◇事故調報告が捜索端緒もまった県 「安全整備進める」
県警が今回の捜査の端緒としたのは、医療ミスを会見で認めた県の事故調査委員会(県内の産婦人科医3人で構成)の報告内容だった。
ただ判決は、その報告と異なる結果を生んだ。
県の茂田士郎・病院事業管理者は記者会見を開き、報告書が限られた期間と情報で作られた一方、裁判では時間をかけて
様々な点から検討されたと強調。「(当時は)医療ミスとの言葉を使ったが、今回の判決の方がより正しいと思う」との考えを示した。
当時の報告内容が捜査の端緒となったことについては「報告書を県警に提出したわけではない。警察がどうしてそんな風に
受け取るのかなと意外に思った」とも述べた。報告書は、事故の再発防止や医療の安全確保の目的でまとめた、との思いからだ。
一方、県警の佐々木賢・刑事総務課長は「県警として捜査を尽くした。コメントは差し控えさせて頂きたい」。
今回の事件では、地域医療体制の不十分さを突きつけられた。医師不足やそれに伴う過重な勤務実態など、直面する課題は深刻さを増している。
医療担当の松本友作・副知事は「地域医療の充実確保は非常に大きな課題。今後も医療安全体制の整備に積極的に取り組んでいきたい」と述べた。
一方、県の周産期医療協議会の会長を務めた県立医大の佐藤章教授(産婦人科学)は「ほっとしたというのが本音。
産科に携わる人が少なくなってきたこの時期に、事件が輪をかけた。だが周産期医療がこれでいい方向に向かうわけではなく、
それを少しくい止めたというだけだ」と話した。
364 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 15:43:58 ID:PikpeZXZ0
>>354 >年間1万件以上とも推計される医療事故
さりげなく嘘を挿入
> 会見でK医師は、今後について「地域医療の現場で私なりにできることを精いっぱいやりたい」と語った。
> 「私は医師という仕事が好きですし、これからもやっていきたいと思っています」
ネ申過ぎる 加藤先生こそ先生と呼びたい
普通ばかばかしくてやってらんね
366 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 15:44:16 ID:FQpy/TIF0
福島の妊婦帝王切開の事件で
医師を逮捕して
本部長賞を授与された福島県警富岡署
0240-22-2121
なぜ本部長賞を取るような事件で、無罪判決がですのですかと
電凸してみよう。
367 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 15:44:17 ID:ftG3Ki3H0
>>363続き
◇検察の知識不足指摘 産科医らシンポ、安堵感
福島市内ではこの日、K医師を支援する産婦人科医らがシンポジウム「福島大野事件が地域産科医療にもたらした影響を考える」を開き、
一般市民ら約150人が集まった。
パネリストの1人で医師免許も持つ加治一毅弁護士は「日本の刑事事件では99.9%が有罪。ところが過去4年間に起訴された
医療関係の訴訟40〜50件のうち、今日の判決を含めて4件の無罪判決が出た。これは、検察が十分な知識もないまま
医療の現場に手を出し始めたからではないか」と指摘した。
シンポジウムには、超党派の「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」から、会長代理の仙谷由人・民主党元政調会長や、
世耕弘成参院議員(自民)らも参加。「日本の医療をよくするためにも検察は控訴すべきではない」と声をそろえ、
今後、検察庁に働きかける方針を明らかにした。
新潟県から訪れた整形外科医は「みんな今日を、体を固めて待っていた状態。有罪だったら一歩引いた気持ちで仕事をしてしまっただろう」。
県外で産婦人科を開業する男性(39)は「判決は当然だが、苦しんでいる遺族とのギャップをどう埋められるかが課題。
患者が亡くなれば医者もつらい。でも、みんなお産が好きだからこの仕事をしているんです」と複雑な心境を吐露した。
県立橘高校の国語教諭(50)は「医師も独りで患者の治療に立ち向かって孤独だろうが、患者や家族も孤独だ。医師も患者も
お互いにその点を理解して、歩み寄る必要があると思う」と話した。
県医師会は、小山菊雄会長が会見を開いた。「K医師の行為は、合理的かつ妥当な判断だと思っている。
可能な限り、医療を尽くしたことが認められ、安堵(あんど)している」
厚生労働省が進めている診療中の患者の死亡原因を調査する第三者機関「医療安全調査委員会」の早期開設を望むとし、
「今後は患者や遺族のサポートのあり方を考えたい」とした。
368 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 15:46:28 ID:ftG3Ki3H0
>>367続き
◇論点違和感の女性も 妊婦「産む場所確保を」
「また、産む場所が確保できるようになってほしい」。無罪判決を機に、只見町に住む妊娠8カ月の女性(34)は、
出産できる病院が増えることを願った。
最近、産む場所がなくなる夢をみるという。長女(9)と次女(7)を南会津町の県立南会津病院で出産した。だが
同病院が2月にお産の取り扱いをやめたため、2時間近くかけて会津若松市内の病院に車で通院している。
会社員の夫(35)に運転してもらうこともあるが、自らハンドルを握ることの方が多い。「周りの妊婦はみんなそんな感じですから」。
出産予定は11月。雪が降る可能性もあり、冬道が心配だ。
福島市南中央の女性(28)は無罪判決を歓迎し、こう話した。「田舎町の病院で、1人ですべてを背負って頑張っていた先生。
そういう環境をつくってしまった自治体や国こそが問われるべきだ」
3歳の長女の子育てに追われながら、いずれは2人目がほしいと考えている。「福島市は今は安心して産める場所だが、
状況は厳しくなるかもしれない」と不安を語り、今回の判決が、産科医不足の流れに歯止めをかけることを願っていた。
一方、同市桜本の女性(30)は「亡くなられた方の無念を思うと、やりきれない」と話した。市内の病院で昨秋、
28時間の難産の末に長男を出産した。「とても苦しかった。安全に産める保証はどこにもないことを実感した」という。
女性は、なぜ死ななければならなかったのか。同じ母親として、納得できない思いが募る。事件が
「医師不足に追い打ちをかけたとすれば残念」としつつ、議論がそこにばかり集中しているように思い、違和感を覚えたという。
369 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 16:38:26 ID:ftG3Ki3H0
大野病院医療事故:無罪判決 「標準的な医療措置」 検察側の立証不十分 /福島
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20080821ddlk07040172000c.html ◇K医師「ホッとした」
「標準的な医療措置が機能していた」−−。県立大野病院で04年に起きた帝王切開手術中の医療死亡事故で、20日の福島地裁判決は、
検察側の立証の不十分さを指摘し、執刀医のK被告(40)の処置を当時の「標準的な医療」と判断し刑事責任を認めなかった。
K医師は「ホッとした。分かっていただけて良かった」と語り、医療現場への復帰への意欲も語った。無罪判決により、
今回の捜査への批判が強まる一方、医療事故の責任追及や原因究明のあり方に課題も残した。【松本惇、西嶋正法、今井美津子、神保圭作】
この日、福島地裁には開廷前、全国の医療関係者や報道陣ら788人が25席の一般傍聴席の傍聴券を求め列を作り、
事件への関心の高さをうかがわせた。
K医師はこの日、厳しい表情で弁護団と福島地裁に入り、午前10時過ぎ、鈴木信行裁判長から無罪判決を言い渡された。K医師は
被告席に戻ってじっと前を見つめ、被害女性の父、渡辺好男さん(58)は傍聴席でハンカチを握りしめ、時折首を横に振りながら
判決理由を聞いていた。午後0時20分ごろに判決文の朗読が終わり、閉廷。K医師は鈴木裁判長に深々と頭を下げ、検察側にも会釈した。
判決は最大の争点である「胎盤剥離(はくり)の中止義務」について、「癒着胎盤の剥離を中止し、子宮摘出等に移行した
具体的な臨床症例は提示されていない」と検察側の立証の不十分さを指摘。「剥離を中止しなかった場合の
具体的な危険性が証明されていない」と、K医師の処置が医療水準に即したものと判断した。
370 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 16:40:17 ID:ftG3Ki3H0
>>369続き
K医師は公判後、福島市内で弁護団と共に記者会見した。裁判所に対し「真剣に審理し、きちんと判断していただいたことに深く感謝します」
と語った。捜査当局には「今は『被告人は無罪』という言葉が頭に残っているので、言いたいことはいろいろあるが、僕みたいな立場の人を
作らないでほしい」と要望した。主任弁護人の平岩敬一弁護士は「検察官は剥離を中断し子宮摘出に移行すべきと言いながら、
臨床例を出さず立証義務を果たさなかった。そこに判決の重点があったと思う」と話し、「今回の裁判が産科や外科、救急医療に
大きな影響を与えたが、無罪判決で、そういう悪影響が少しでも払拭されれば。K医師の2年6カ月の大変な思いも、
無意味なものではなかったと思う」と語った。
◇遺族の父親「判決は残念」 原因究明し再発防止を
死亡した女性の父親の渡辺好男さん(58)は県庁内で会見し、「判決は残念。公判を通じいろんなことが表面化した。知らないことが
もっとあるのではと思う」と話し、「K医師には病院で何があったか説明を十分にしてほしい。病院スタッフの声も聞き、
一生真実を求めていきたい」と厳しい表情で語った。医療界に望むことでは、「人の命なのだから息の合った手術をしてほしい。
原因を究明し、再発防止に努めてほしい」と話した。
渡辺さんは会見後、県病院局を訪れ、事故の再発防止を求める要望書を提出した。▽周産期医療システムの運営状況の検証と見直し
▽医師の計画的な配置▽手術時のビデオ記録の保存−−など8項目の要望を盛り込んだ。受け取った尾形幹男・病院局長は
「関係部局と対応策を協議し、安全対策の向上に努めたい」と話した。【西嶋正法】
371 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 16:41:57 ID:FH5Ijc/00
>>368 >女性は、なぜ死ななければならなかったのか。
気の毒ではあるが、極めて稀な症例だったから。以上。
372 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 16:42:21 ID:ftG3Ki3H0
>>370続き
◇裁判の影響で医師減少も、「安全意識高まった」−−県病院局
県立病院を運営する県病院局では、茂田士郎・病院事業管理者が会見し、「県内の医師減少や萎縮(いしゅく)医療など
裁判の影響もあったが、一方で安全や再発防止に対する意識が高まった面もある」と振り返った。05年3月に公表、
癒着胎盤の無理なはく離が死亡原因の一つとした事故調査報告書については「再発防止のため、聞き取り調査で事故の経緯をまとめた。
事故直後の第三者の意見によるもので法的根拠はない。判決はさまざまな観点からの審理の結果で、より正しいものだろう」と話した。
K医師を減給処分、病院長を戒告処分にしたことについて、「判決確定後に検討するが、調査報告書に重大な事実誤認があったことが分かれば
(処分を)取り消すことも可能」とした。【関雄輔】
◇「当然の判決だ」 捜査機関へ批判相次ぐ−−K医師支援シンポ
福島市太田町の福島グリーンパレスでは20日午後、K医師(40)を支援する医療関係者やジャーナリストらでつくる実行委主催で
シンポジウムが開かれた。会場からは「当然の判決だ」「医療現場を崩壊させる捜査を許してはいけない」など捜査機関への批判が相次いだ。
シンポは「福島大野事件が地域産科医療にもたらした影響を考える」がテーマ。市民から国会議員まで約160人が参加した。
国立病院機構名古屋医療センターの産科医らパネリスト7人が意見交換し、「逮捕というセンセーショナルな事件になり、産科の崩壊が進んだ。
地域医療が失ったものは大きい」と、事件後の県内の産科医減少などを報告した。
超党派の国会議員でつくる「医療現場の危機打開と再建をめざす議員連盟」の会長代理、仙谷由人衆院議員(民主)は
「警察、検察は相当無理しないと公判維持できないと直感していた。素人の思いつきで逮捕、拘置してはならないと
法務省や検察庁に申し入れたい」と話し、連盟メンバーの世耕弘成参院議員(自民)は「判決を高く評価したい。
無過失補償制度の確立と医療安全調査委員会を早急に立ち上げるべきだ」と訴えた。【坂本智尚】
373 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 16:44:58 ID:ftG3Ki3H0
>>372続き
◇調査委の開始望む−−小山菊雄・県医師会会長
患者と遺族に心から哀悼をささげたい。加藤医師の行為は日本の医療水準に対し妥当な判断で、可能な限りの医療を尽くしたと思う。
今回の判決で、安心して医療を続けられる状態になり、医師会としても安堵(あんど)している。事件後、産科の閉鎖が続き、
裁判が影響を与えたのは確か。医師会は会員の正当な権利を守るのが義務だが、患者や家族の思いもある。国の医療安全調査委員会の早期開始を望む。
◇安全確保に努める−−佐藤雄平知事
これまでさまざまな観点から行われた審理の結果と考えている。県民の誰もが安全に安心して健やかに暮らせる社会づくりのため、
地域医療を確保することは極めて重要であると認識している。今後も医療体制の整備と医療の安全確保に努めたい。
◇産科医、出生1000人当たり8.1人 全国平均下回る、人口10万人で6.6人
事件を背景に産婦人科医が全国的に減少する中、県内でも02年以降産科医は減り続け、出生1000人当たりの産科医の数は8.1人。
人口10万人当たりでは6.6人と全国平均7.5人を下回り、全国37位にとどまっている。
地域別では、県立医大のある県北地区以外は産科医の不足が顕著で、特に南会津地方は出生1000人当たり4.4人と深刻だ。今年2月末には
南会津病院が産科医の退職で分娩(ぶんべん)をやめ、会津若松市の民間病院から週2日医師の派遣を受けて妊婦検診のみを継続している。
会津若松市の竹田綜合病院では、会津全域から妊婦が受診に訪れ、半日かけて来院する妊婦もいるという。同病院の07年度の分娩数は
666件で、05年度比で121件増加した。同病院は「分娩を休止する病院がこれ以上増えると大変だ」と話した。【西嶋正法】
374 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 16:47:43 ID:ftG3Ki3H0
>>373続き
◇「医療体質の問題隠れてしまった」−−出産時に次女亡くした幕田さん
出産時の医療ミスが原因で次女を亡くしたとして、県立医大付属病院を相手に損害賠償請求訴訟を起こしている
福島市の幕田智広さん(42)は「逮捕によって医療界の反発が起き、医療の体質の問題が隠れてしまった。
癒着胎盤ばかり焦点が当たったが、別の医師からのアドバイスなど、悲惨な結果を回避する機会はあったはず。
医療界は専門性をかさに責任免れしているように見える」と話した。その上で、「無罪の結果だけをとらえず、
死に至ったプロセスを今後の医療に反映してほしい。医療が萎縮したといわれるが、医師は患者の生命を保証するプロ。
逮捕よりもまず、知識と技能不足で患者を死なせることを恐れるべきだ」と語った。【今井美津子】
◇「手術が怖い」の声も 「無罪判決に安堵」−−医大生
産科医が手術中の判断を巡って逮捕、起訴された今回の事件は、医師を志す医学生にも大きな衝撃を与えていた。
皮膚科医を目指しているという県立医大6年の国分恭子さん(25)は「無罪と聞いてほっとした。医療行為は100%成功するとは限らない。
処方せんを間違うなど明らかな医療ミスならともかく、すべきことをして罪に問われるなら医師は怖くて手術できなくなる。
自分も手術するようになると思うと正直、怖い」と話した。
また、同大2年の石井惇也さん(19)は「医療技術が進歩した分、難しい手術が増えていると思う」とした上で、
「いずれは外科系に進み、難しいケースにも対応できる医者になりたいが、医者は神ではない。過失の有無が定かでないのに
捜査機関が介入すれば、萎縮して難手術を避ける医者が増えると思う」と話していた。【西嶋正法】
(後略)
病気になった人間を助けられなかっただけで医者は人殺し扱いされるが
法匪は国家権力を笠に着て無実の人間を陵辱し人生を破滅させても無罪
やりきれませんな。
376 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 17:37:40 ID:ftG3Ki3H0
中国新聞:社説
福島の産科医無罪 捜査の行き過ぎ戒める
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh200808210117.html 通常の治療として手術した産科医師を逮捕するという、医療界を揺るがせた異例の捜査は、やはり行き過ぎだったのではないか。
福島県立大野病院で2004年、帝王切開で出産した女性が手術中に死亡した事件。業務上過失致死と医師法違反の罪に問われたK被告に、
福島地裁はきのう無罪を言い渡した。
女性は出産の後、子宮に胎盤が癒着するという極めて数少ない症例だった。被告は、手術用はさみで胎盤をはがす
「剥離(はくり)」を続けたが、大量の出血を起こして女性が亡くなった。この剥離を続けた判断の是非が最大の争点になった。
検察側は「癒着が分かった時点で剥離を中止し、子宮摘出に移るべきだった」と主張。その準備をしていなかった被告には
大きな過失があったとしていた。これについて判決では、大量出血の予見可能性はあったとしながらも「剥離を完了させ、
それでもコントロールできない場合に子宮摘出するというのが当時の臨床上の標準的な医療措置だった」とした。
「異状死」として警察に報告しなかった点で医師法違反の罪にも問われたが、「治療中の疾病で、異状の要件を欠く」と明確に示した。
今回のケースは「医師の一般的な裁量の範囲内」と認めた判決といえるだろう。
この事件は、普通の医療行為でも患者を死亡させたら刑事責任を問われ、逮捕、起訴されるのかと、大きな衝撃を医療界にもたらした。
産科婦人科学会をはじめ百を超える団体が「司法の不当介入」と抗議声明を出した。
一方で、産科志望の医学研修生が減少するなど大きな影響を与え、地域の医師不足を加速する要因にもなった。それだけに無罪判決に、
胸をなで下ろす医療関係者も多いだろう。
377 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 17:39:16 ID:ftG3Ki3H0
>>376続き
ただ、手術後に一人の女性が帰らぬ人となった事実は重い。「ちっちゃい手だね」と、赤ちゃんの出産後に一時は笑顔も見せていたという。
遺族の「なぜ亡くなったのか」という思いを、医療関係者が受け止めなければならないのは当然ではないか。
手術のリスクの説明が、事前に十分されていたのかどうかも疑問が残る。警察や検察側も、そうした遺族の心情を酌む形で
強制捜査に乗り出し、真相を明らかにしようとしたとも見えるからだ。
医療現場では、医師側が圧倒的に情報を持っているのに対し、患者・家族にはほとんどない。これまで医療ミスではないかと疑っても、
泣き寝入りしていたケースは少なくないだろう。
裁判だけが救済手段では負担が重すぎる。こうした点を踏まえ、医師に過失がなくても被害を救済する「無過失補償制度」が、
本年度中には創設される予定だ。
安全な医療を実現するために何ができるか。警察に代わる専門調査機関として「医療安全調査委員会(仮称)」も検討されている。
責任追及に限らず、遺族らの「なぜ」に答える手だてを真剣に考える必要がある。
378 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 17:50:36 ID:ftG3Ki3H0
西日本新聞:社説
患者の命も医師の安心も 帝王切開死判決
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/42517?c=181 帝王切開手術で赤ちゃんは無事に生まれたが、母親は出血多量のため亡くなった。福島県立大野病院で4年前に起きた
帝王切開死亡事件は、新しい生命と、それをはぐくんだ命が擦れ違いになる悲しい出来事だった。
この事件で業務上過失致死罪などに問われた医師に対する判決公判で福島地裁は「標準的な医療措置」として、
被告の医療ミスを否定し無罪を言い渡した。
裁判の主な争点は、手術をめぐる専門的な見解に関するものだった。医師は女性の胎盤が子宮に癒着していることを予見できたか、
胎盤を子宮からはがす際に大量出血することを予見できたか、胎盤はく離を中止して子宮摘出に切り替え生命の危険を回避する
注意義務があったか‐などである。
患者を取り違えたり薬の種類や量を間違えたりするなど、過失の程度が明白で重大な医療ミスの場合はともかく、
刻一刻適切な判断と速やかな措置が求められる手術の流れの中で起きた事故の刑事裁判では、過失の有無がより厳密に審理される。
医師の裁量を広く認めた今回の判決も、その結果導き出されたものとみていいだろう。
日々の暮らしの中で健康と命を預ける医療現場での事故をめぐる裁判だけに、多くの人々はこの無罪判決を相反する思いが混じった
複雑な思いで受け止めたのではないだろうか。
遺族の側に寄り添えば、愛する人を失った無念さが切実に伝わってくるし、医師の立場に立てば、
手術の際に覚える訴追への不安を和らげるだろう、と想像できるからである。
379 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 17:52:49 ID:ftG3Ki3H0
>>378続き
この事故で医師が起訴されたとき、医療界は強く反発した。
日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会は2006年3月に出した声明で、「全国的な産婦人科医不足」という現実の中で
「献身的に、過重な負担に耐えてきた医師個人の責任を追及するにはそぐわない」と指摘している。産科医不足にも拍車が掛かったとされる。
産科医だけでなく、小児科などの診療科でも閉鎖や閉院が相次ぐなど、地域医療は崩壊の危機にさらされている。
医療事故をめぐる裁判が刑事でも民事でも各地で相次ぎ起こされ、病院や医師側の心理的な萎縮(いしゅく)も進んでいるようだ。
こうした現実を背景に、今回裁判となった医療事故を契機として新しい動きが生まれた。厚生労働省が創設を目指している
「医療事故調」(仮称・医療安全調査委員会)だ。医療事故が疑われる場合、原因の究明を警察ではなく第3者機関的な新組織に託す仕組みである。
事故調と警察の関係などで議論が続いており、法案提出までにはなお曲折がありそうだが、成り行きに注目したい。
医療現場で医師と患者間の不信がこれ以上深まらないよう、患者の命も医師の安心も守る知恵を絞らなくてはならない。
380 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 18:07:20 ID:ftG3Ki3H0
“医療事故 慎重な捜査必要”
http://www.nhk.or.jp/news/k10013627251000.html 福島県立大野病院で行われた帝王切開手術をめぐる裁判で、被告の医師に無罪判決が言い渡されたことについて
、警察庁の吉村博人長官は「医療事故の刑事責任の追及には、慎重で適切な対応をしなければいけない」と述べ、
慎重な捜査が必要だという考えを示しました。
福島県立大野病院で行われた帝王切開手術をめぐる裁判では、無理な処置で女性を死亡させたとして、
産婦人科の医師が業務上過失致死などの罪に問われましたが、福島地方裁判所は20日、「処置は医療現場で行われていた
標準的なものだった」として、無罪を言い渡しました。これについて、警察庁の吉村長官は定例の会見で
「医療事故で、刑事責任を問うべき過失があるかどうか、警察として判断するのは難しい。警察の捜査が
医師の決断を消極的にするような影響を与えてはいけないと思う」と述べました。そのうえで、吉村長官は
「将来を見据えた場合、医療事故の刑事責任の追及については、慎重で適切な対応をしなければいけない」と述べ、
慎重な捜査が必要だという考えを示しました。
381 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 18:11:14 ID:ftG3Ki3H0
「検察は控訴すべきでない」−自民・世耕氏
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17757.html 自民党の世耕弘成参院議員は8月20日、福島市内で開かれた「福島大野事件が地域産科医療にもたらした影響を考える」
のシンポジウムで、「福島県立大野病院事件」でK医師に無罪判決が言い渡されたことについて、
「検察は控訴すべきでない」と述べた。
超党派の「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」(会長・尾辻秀久自民党参院議員)のメンバーである
世耕議員は、次のように語った。
「判決は高く評価したい。4月の超党派議連のシンポジウムでも、『もし変な判決が出たらメスを置く』という先生がいて、
大変なことになると心配していたが、無罪判決が出てほっとした。判決が出るまでは司法への介入になってはいけないと、
発言を我慢していたが、判決が出た上は、検察は控訴すべきではないと、政治家として申し上げる」
382 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 18:36:47 ID:ftG3Ki3H0
>>380の別ソース
医療への捜査、慎重に対応 大野病院事件で警察庁長官
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200808210273.html 大野病院事件の無罪判決について、警察庁の吉村博人長官は21日の定例記者会見で「将来を見据えた場合、
医療行為をめぐる捜査については、判決を踏まえて慎重かつ適切に対応していく必要がある」と述べた。
また、吉村長官は一般論とした上で「警察として医療の場での事件、事故にどう対応するかは簡単にいかない部分がある。
医師が医療過程でどのような具体的措置を講じるべきか人の生死を左右する決断をする際、警察の捜査が
消極的な方向に影響を与えることはあってはならない」との考えを示した。
国が創設を検討している「医療安全調査委員会」(仮称)については「患者やその家族が医療に対する
信頼と安心を持てるような制度設計が必要。引き続き関係機関と緊密な連携を図っていきたい」と話した。
「大野病院」無罪判決にみのがほえた
ttp://www.j-cast.com/tv/2008/08/21025453.html <テレビウォッチ>夏休みを終え『朝ズバッ!』に復帰したみのもんたが久しぶりの咆哮。
(略)
昨日の判決では「胎盤をはがさずに子宮摘出に移れば大量出血は回避できた」としながらも「(この回避手段が)当時の
標準的な治療行為だったとは言えない。剥離の継続は注意義務違反には当たらず、死亡は避けられなかった」とした。
死亡もやむを得ない「標準的な治療行為」とは何なのか、漠然としていてよく分らないが、ジャーナリストの嶌信彦も「被害
者側からすれば、どういう過程で死に至ったのか事実を知りたいという思いがある。そこをきちっとさせることは、次の事故を起こさ
せないことに役立つだろうと、被害者のお父さんはそこを求めたのだろう」と。
さらに、みのが「この医師が、ムリに(胎盤を)はがして出血多量になるということを知っていたか、いなかったかですよ。ボクが
お父さんだったら、ムリにはがさず、子宮ごと摘出して命を助けてくれと言いたくなる」と吠えた。
医療過誤の裁判は難しい。被害者側も捜査当局もそして裁判官も医療行為については素人。よほどのミスでない限り、
「専門家」である医師のミスは問えない。といって、「専門家」の立場に安住し、自ら聖域化していたのでは医療技術の底上げ
は遅れるばかり。今、そこが問われているのだ。
384 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 18:55:01 ID:ftG3Ki3H0
手術時にビデオ記録を−福島県に要望書
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17763.html 福島県立大野病院事件の無罪判決を受けて、死亡した女性患者=当時(29)=の父親、渡辺好男さん(58)が、
「医療事故再発防止のための要望書」を福島県病院局の尾形幹男局長に提出した。手術時のビデオ記録や
インフォームド・コンセントの徹底、各病院の連携強化などを提案・要望し、県がどう対応していくか返答を求めた。
要望書を受け取った尾形局長は「この医療事故を重く受け止めており、再発防止に向けて病院局の方で医療安全対策の強化に努めてきた。
他の関連機関とも協議して、対応させていただく」と答えた。
渡辺さんは「事故後3年7か月が経過しても、県立病院を管理・監督する立場にある県病院局に具体的な動きが見られない」
との不信感を抱き、医療事故の再発を強く危惧(きぐ)して、要望書を提出した。
要望書では、医療事故を検証する有力な証拠になるとして、「手術におけるビデオ記録の保存」を提案。
ビデオ撮影記録のない手術については、改ざん・隠ぺいと同等の扱いにしてほしいとしている。
医療機関全体で取り組むべき課題としては、▽県立医大、拠点病院、地域病院の連携強化▽医療機関の風土改革
▽ルール違反者への再教育とペナルティー制度の創設▽ハイリスク患者などの情報を医療機関で共有できるシステムづくり
▽インフォームド・コンセントとセカンドオピニオン制度の周知徹底▽「一人医長」の禁止▽周産期医療システムの内容の見直し
▽各医療機関の役割を明確化したルール作り−などを挙げた。
帝王切開死亡事故 - ブログ作家 東村田 昭 の備忘録 - Yahoo!ブログ
http://blogs.yaho●.co.jp/gyisho55/54788592.html
患者が死んだのは過失でないという無茶苦茶な判決がでた。
裁判官の常識を疑う。
過失致死で起訴されたので無罪、殺人で起訴されていたら有罪だったということなのだろう。
実際に人が死んでいるのだから、過失でなければ故意ということなのだろう。
標準的な手術なら人が死んでも過失にはあたらないという概念も理解できない、
それなら何故、その人は死んだのだ。
手術する前から死んでいた、手術途中で死ぬことが十分に予測できたということか!?。
確かに、手術途中で引き返すに引き返せない症例にあたることはありえるだろう。
その時、患者が死ぬ時もあるだろう。
例えば、大動脈剥離、手術中に突然破裂し、患者死亡、医者を責めるのは酷だろう。
しかし、今回の場合は子宮摘出の道もあったようで、大動脈剥離とはいささか違う。
子宮摘出か胎盤の剥離かの選択誤り、即ち、ミス、過失だろう。
十字路で相手が止まると思い突っ込んだが、相手が止まらず、相手が死亡、
これで無罪になるのだろうか。
医療行為ならよいという根拠は何処にあるのだ。
産科医の諸君、怖くて手術できないのなら、廃業したらどうだ。
産科医が減りだしたのは、少子化が進みだした頃からだ。
当時、科替え、廃業のニュースがテレビを賑わしていたのを思い出しませんか。
一言で言えば、妊婦は命がけで子を産め(産む)という事だ。
利口な女性で必要に迫れていない女性が子を産まなくなるのは分かる。
>>385 こういう、高CO2の低級燃料を投下されても。
あちこちに汚い物をまかないでね。
387 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 19:28:19 ID:qLC6Tyoe0
ストカーブログ ストーカーブログ ストカーブログ マンセー
388 :
鶏の名無しさん:2008/08/21(木) 19:56:09 ID:2/jWlGyU0
ブログ作家ってなんですか?
僕のボキャブラリーに存在しない言葉なので。
イパーン人のブログとかもういらね
有名になって喜んでいるんじゃないの
390 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 20:23:16 ID:Sxn70plQ0
「医師逮捕までする必要あったのか」 「大野病院」判決の新聞論調
http://www.j-cast.com/2008/08/21025512.html 「メディアが『医療崩壊』を招いた」との指摘が相次ぐなか、帝王切開手術中に妊婦を死亡せたとして担当医師が
逮捕・起訴された「大野病院事件」については、様子が若干異なるようだ。無罪判決から一夜明けた各紙の社説を見ると、
きわめて慎重で、「医師逮捕までする必要あったのか」とする論調も目立つ。ただ、同じ新聞内でもさまざまな見方が出るなど、
問題の複雑さを浮き彫りにしている。
朝日、読売、産経は判決に肯定的
判決から一夜明けた2008年8月21日の朝刊では、全国紙の全てが大野病院事件を社説で取り上げた。各紙とも、
医療事故が起こった際の第三者機関「医療安全調査委員会」の設立など、今後の制度の整備を求める点では一致している。
一方、判決自体の評価は、各紙によって微妙なずれがある模様だ。
判決に肯定的なのが、朝日・読売だ。朝日新聞は、
「判決は医療界の常識に沿ったものであり、納得できる。検察にとっても、これ以上争う意味はあるまい。控訴をすべきではない」
と、直接的な表現で判決を評価。さらに、
「今回の件では、捜査するにしても、医師を逮捕、起訴したことに無理があったのではないか」
と、そもそも公判の維持自体が「無理筋」だったのではないかとの見方を示している。
読売新聞も、
「そもそも、医師を逮捕までする必要があったのだろうか。疑問を禁じ得ない」
と、同様だ。産経新聞も
「大野病院事件はカルテの改竄や技量もないのに高度な医療を施した医療過誤事件とは違った。それでも警察の捜査は
医師の裁量にまで踏み込んで過失責任の罪を問うた」
と、逮捕・起訴が強引だったことを遠まわしに批判。おおむね、社説では、これら3紙の足並みはそろっていると見てよさそうだ。
391 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 20:24:27 ID:Sxn70plQ0
>>390続き
日経新聞は、判決が妥当かどうかについての直接的な言及は避ける一方、
「医療事故は後を絶たない。そこで問題になるのは、患者や家族に十分な説明をし、同意を得たかという点だ。この事件でも
家族は病院側の説明に強い不満を抱いている」
と、医療側の体質に言及。インフォームド・コンセントの重要性を改めて強調した。
毎日社説は警察の起訴姿勢を擁護
前出の4紙と、立ち位置が異なっているように見えるのが、毎日新聞だ。他の複数の新聞が、事件をきっかけに
「医師の産科離れが進み、医療側からは『医療が萎縮する』との反発の声が上がった」といった経緯を紹介している一方で、毎日新聞は
「こうした考え方が市民にすんなり受け入れられるだろうか」
と、疑問を投げかける。さらに、「警察権力は医療にいたずらに介入すべきではない」としながらも、
「県警が異例の強制捜査に踏み切ったのも、社会に渦巻く医療への不信を意識したればこそだろう」
と、警察の姿勢を全国紙の中では唯一擁護しているともとれる文面だ。
もっとも、その毎日新聞も、判決直後の08年9月20日夕刊1面の「解説」では、
「刑事訴追が医療の萎縮や医師不足を招くのは、医師と患者双方にとって不幸だ。お互いに納得できる制度の整備が急がれる」
と、若干のスタンスの違いを見せている。それは他紙でも同様で、読売新聞も、1面の夕刊の「解説」では、
「『医療行為による事故で刑事責任を問うべきでない』とする<医師側の論理>にお墨付きを与えたわけではない」
とした上で、
「医療界は患者の声に耳を傾け、より安全。安心な医療の確立に向け、冷静な議論をする必要がある」
と、社説とは一転、やや医療側に厳しいと読める文章になっている。
このように各紙の間で論調が違うのはもちろん、同じ新聞でも朝刊と夕刊で論じ方が変化しているあたり、
この問題の複雑さをあらわしたものだと言えそうだ。
でも法の不整備という点は、確かにある。業務上過失致死は交通事故
の法律。だからといって、殺人罪でも裁けない。
新しい法律を作る必要がある。作らないとほとぼりがさめた頃に同じ
事が起きる。
でも今の民度では「50年たっても無理」って言ったのは裁判官だけどな。
393 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 20:38:50 ID:Sxn70plQ0
大野事件シンポ「医師と患者、不安の共有を」
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17779.html 「お医者さんが一人で孤独に向き合っているのと同じぐらいの不安を、患者も感じている。
この不安を共有していくことができれば」。福島市内で8月20日に開かれた「福島大野事件が
地域産科医療にもたらした影響を考える」シンポジウムで、一人の地域住民がこう発言した。
「福島県立大野病院事件」などの医療刑事裁判の影響で、患者と医療者の溝が深まったとの指摘もある中、
医療者と患者の関係についてのやり取りを紹介する。(後略)
394 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 21:22:06 ID:5c2DsS0W0
個人だろうがメディアだろうがこの判決を理解できないと公言するやつは
自分はバカです、日本語が理解できませんと告白しているようなものだな
過失責任認めるべきケース 識者談話 (11) 記事:共同通信社提供:共同通信社
【2008年8月21日】
元最高検検事の土本武司(つちもと・たけし)白☆大法科大学院長(刑事法)の話 医学の世界で一般的な方法
だったことが証明されなければ、それを取らなかった過失責任は問えないという考え方は一般論では正当な判断と言える。
しかし医療行為は人間の生命にかかわり、医師には患者の生命保護に最大限配慮すべき注意義務がある。判決が
大量出血の予見可能性を認めた上で、胎盤のはく離を中止して子宮摘出に移行すれば最悪の結果は避けられた
可能性があると指摘している以上、生命第一主義の観点から過失責任を認めるべきケースと考えられる。
☆匡の王が品、右に鳥
396 :
卵の名無しさん:2008/08/21(木) 21:46:37 ID:pscCiET50
渡辺某は早く加藤医師に謝罪しろ。それと福島の産科医療を崩壊させたことをな
>>395 >土本武司(つちもと・たけし)白☆大法科大学院長(刑事法)の話 医学の世界で一般的な方法
>だったことが証明されなければ、それを取らなかった過失責任は問えないという考え方は一般論では正当な判断と言える。
>しかし医療行為は人間の生命にかかわり、医師には患者の生命保護に最大限配慮すべき注意義務がある。
んーと、コイツ何言ってるの?
他人に過剰な責を負わせる前に、自分がどの程度の責を負ってるか顧みてから言ってみろ!
と、思ったが、あの悪行三昧の「共同通信(笑)」だったかw
有識者と呼ばれる連中の多くが思い描く妄想の世界では、
日本の医師は患者のことなど碌に考えもせず、
注意力を欠いた状態で仕事をする愚か者ということなんだろうな。
> 土本武司 (元最高検検事)
身内の庇い合いというやつですね。わかります。
株式 日記 加藤医師「きちんと判断、ほっとした」=現場復帰に意欲も−帝王切開死、無罪判決
http://kirokusimasu.bl●g118.fc2.com/blog-entry-152.html
人を殺しといて これだ
世は 医師不足
これが、判決に影響しないはずはない
これが、判例となる
おぞましい 限り
あのな、 話したか? コミニケ し尽くしたか?
患者 家族と? 親身になって接したか???
それをしてたら、訴訟はおこらんのよ
医師は 忙しい????
金儲け 主義 だからだろうが!!!
どんな仕事でも
忙しい から 失敗しました
って 言い訳なんか 通用 せん!!!
事務的に 手術です、 帝王切開です
すいません、死にました
これが 真実だろう
事務的なんだよ!!!
心がねえんだよ!!!!
納得せんでしょ? 遺族は。。。
なかには 適当に腹切りする 医師もでるだろう
医師は 人を 殺しても 無罪 となる
最悪の 判決だ
可哀想に 29歳の女性 そして 赤ちゃん
402 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 01:01:24 ID:ow/SPS9q0
403 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 01:14:28 ID:MzyQYbtCO
例えばさ
バカな看護婦が
何かミスしたとするじゃん
で
婆さん患者がそれに気づいて何か言いたくても
「あっ大野病院で先生さ文句言って
嫌がらせされたひといだな」
と萎縮してしまい
結局何も言えずに泣き寝入り
で、そのボケナスはまたもやミスを繰り返し…
こーゆー事件を逆手に利用する
不勉強な医療人がきっとこれから益々増えるんだろうな〜
404 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 01:15:59 ID:MzyQYbtCO
ところで
福島の浜通って
日本全体から見ればど田舎だろ?
東北のど田舎
そーゆーところに生まれてきたアンラッキーを呪うべきなのか
やはりそんな僻地にはそれなりの医者しかいないだろ
格差社会の不幸とも言える事件ですなさこの妊婦さんは
もし東北大や日赤の周産期医療センターで
お腹切ってもらってたら
今頃お子さんは幼稚園で七五三の準備して
楽しい夏休みだったかもしれない
405 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 05:30:45 ID:Xa+MjVa50
日赤は7年前に実習でお世話になったことがある。
確かに、複数の医師がいてレベルも高いから、救命の可能性は低くない。
当時でもハイリスクの母体搬送が集中して大変だったが、今後の集中ぶり
はもっと凄まじいだろうな。マンパワーの大幅増強を切に望む。
いっそ、産科医もハイリスク妊婦もそういう施設に集中してしまうのも
ひとつの手だと思う。東日本全部日赤広尾、東日本の有能産科医が100〜
200人在籍、8時間3交代24時間万全の体制、日赤行くのが嫌なら出産も
自分の生命も諦めろ。1泊2万5000円、ローン返済は可。
双葉なんて東京からわずか250Km、産科過疎地域なんて言えなくなる。
406 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 05:34:06 ID:Xa+MjVa50
↑もちろん、ローリスク、一見さんは一切取り扱いなしで。
>>404 > 福島の浜通って ど田舎だろ?
> 東北のど田舎
そーゆーところに生まれてきたアンラッキーを呪うべきなのか
やはりそんな僻地にはそれなりの医者しかいないだろ
> 格差社会の不幸とも言える事件ですなさこの妊婦さんは
禿同。しかもいわき市でもない。高速道路もない、常磐線も単線でロクに列車も走っていない。
原ノ町市ならまだしも、よりによって大野それドコといった鉄ヲタでも常磐線に乗らなきゃしらないド田舎。
日本のアマゾンで出産するようなもんだなあ。
余談だが、ここら辺は支線を除き、昭和40年代の国鉄時代に最後まで堂々と蒸気機関車が寝台特急を引っ張っていた事で有名だった。
408 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 08:46:42 ID:g0f8zJXC0
>>407 SLが走っていたのは、田舎だからじゃなく、筑波あたりにあった地磁気か何かの観測所に
悪影響があるため、直流電化が出来なかったからだ。交流電化が出来るまで仕方なかったんだ。
409 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 09:33:01 ID:ow/SPS9q0
医療への捜査、慎重に…「帝王切開死」無罪で警察庁長官
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080821-OYT1T00667.htm 福島県立大野病院で2004年に起きた医療事故で業務上過失致死罪などに問われた産婦人科医に
無罪判決が出たことについて、警察庁の吉村博人長官は21日の記者会見で、「医療行為への捜査については
判決を踏まえ、慎重かつ適切に対応していく必要がある」と述べた。
警察庁長官が、確定前の判決に踏み込んで言及するのは異例。
吉村長官は「警察として医療の場での事件、事故への対処は簡単ではない部分がある」とし、
「警察の捜査活動が(医師に)消極的な影響を与えてはならない」との考えを示した。
民事訴訟や行政処分との兼ね合いについても言及し、「刑事だけが突出してはおかしくなる。
総合的に判断する必要がある」と述べた。
厚生労働省が設置を検討する「医療安全調査委員会(仮称)」については「患者や遺族が信頼、
安心感を保てる制度が必要」とし、関係省庁と連携を強化していく意向を強調した。
410 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 10:11:44 ID:ow/SPS9q0
【医療と刑事捜査(中)】免責は特権か 萎縮の歯止めか
http://sankei.jp.msn.com/life/body/080821/bdy0808212139004-n1.htm 7月29日、自民党の「医療紛争処理のあり方検討会」が開かれた。席上、座長の大村秀章衆院議員は、救急救命に関係した
医療事故に限定して医師らの刑事責任を免除するという刑法改正の私案をぶち挙げた。
大野病院事件が立件されたことで、「最善を尽くしたつもりでも逮捕されるのでは、医療が成り立たない」と
萎縮(いしゅく)している医療界にとっては心強い制度だ。
大村座長は興奮気味に続けた。
「医療事故調(医療安全調査委員会)構想に懸念を示す一部の医師もこれなら乗れる。医療事故調の設置法案とセットで国会提出したい」
免責範囲を救急救命に限定したのは、専門領域以外の重篤患者に緊急処置をする必要があり、事故と隣り合わせだからだ。
当然、他の診療分野や被害者や遺族からも反対の声があがるだろうし、現行法体系を崩し、医者に“特権”を与えることには
法務省の反対も容易に想像できる。
「法務省は渋い顔をしていた。簡単に通るとは思っていない。劇薬だが、こうでもしないと医療事故調設置の話が前に進まない」と、
大村座長は刑事免責の必要性を強調する。
■ ■
医療死亡事故の原因や再発防止を、刑事捜査に優先して専門家らが調べるという「医療事故調」構想が実現すれば、医療機関は
医療事故の届け出を、警察ではなくて事故調にすることになる。その場合、刑事責任はどうなるのか。そこが曖昧(あいまい)なことが
事故調の設置法案提出が見送られている最大の要因の一つだ。
7月28日に日本医学会が東京都内で開いたシンポジウムで、日本外科学会の高本真一理事が法務・警察機関との協議経過を明かした。
「当初、警察庁は『医療事故調で調べた全事例を警察に報告せよ』と主張していた。その後、協議を重ね『重大な過失や故意』の
事例だけを通報することになった」。大野病院のようなケースなら警察へは通知されず、刑事責任は問われないことになるという。
しかし、会場からは「『重大な過失』の判断基準は何か?」「密室で法務・警察と協議しないでほしい」「事故調の結論が、
捜査機関に渡るのはおかしい」といった疑問や批判が相次いだ。
411 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 10:12:59 ID:ow/SPS9q0
>>410続き
■ ■
医療事故調問題に積極的に発言している自治医科大の瀬尾憲正教授(麻酔科学)はこう考える。
「医療は人の疾病をよくしようという行為。悪意のあるケースは別にして、失敗したからといって刑事事件にするのはおかしい」
一方、捜査側からみるとそれは「医療界のわがまま」に思える。
元浦和地検検事正で厚労省の医師再教育検討委員会の委員などを務めた清水勇男弁護士は、「法の下の平等を考えれば、
医療界だけに捜査を甘くすることはおかしい」と指摘。「捜査機関は過去の医療事件捜査の過程で、カルテなどの証拠が
改竄(かいざん)されたり、隠蔽(いんぺい)されたりした経験を痛いほどしている。医療事故調ができたとしても、
刑事捜査はそこからの報告を待たずに始められるべきだ」と話す。
萎縮や崩壊を招かないためにも、刑事捜査を意識せずに医療に集中できる環境がほしい医療者側と、罪は罪として
粛々と立件していきたい検察側。隔たりは小さくない。
警察庁の統計によると、平成9年には9件だった医療事故の立件件数が19年には92件にも上っている。その背景には、
医療事故をみる社会の目が厳しくなってきていることがある。
刑事責任の追及より、原因究明を主な役割とする事故調がこうした社会の目にこたえることができるのか。課題は多い。
日本の産婦人科を震撼させた大野病院事件。 - 金杉文夫のリョーガン・マーケット(竜頷市場) - Yahoo!ブログ
http://blogs.yaho●.co.jp/yuushi2011/56315314.html
実は原告側の父親は取材に対し、逮捕に至るまで何度も病院側の説明を求め、
加藤医師の説明を求めたと語っています。
ところが病院側は誠実な対応を取らず、加藤医師も「口べた」という利用で
患者家族への説明責任を果たして来なかったというのです。
患者側はごくごく普通の市民です。
一方の被告側は病院という組織です。
しかも日本の産婦人科学会という大組織も支持に回っているのです。
そんな状況では説明に納得できない家族が警察に頼るのも無理ないことでしょう。
また、日本産婦人科学会やマスコミの取り上げるポイントの中に、
「萎縮医療」という言葉が頻繁に出てくるのですが、この言葉も私は気になります。
そもそも医療過誤の事件であれば、「過誤」のあるなしを法的に争えばいいことであり、
且つ病院側や医師が訴訟保険に入り、自分の信念に基づく医療行為をすればいいわけです。
それなのに、今回の裁判で有罪になったら「日本の医療が萎縮する」というような言い回しは、
患者を人質に取ったある種の脅しととれなくもありません。
医師のプライドも疑いたくなります。
413 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 10:41:50 ID:Xa+MjVa50
>>412 訴訟保険が「刑」事責任まで肩代わりしてくれるなんてびっくりだわ。
414 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 10:42:57 ID:0mNAl/Wp0
おのれの仕事に自信があるならキチっと「控訴しろ」よ、検察さんよー
別に萎縮医療になろうがどうなろうが知ったことじゃない
患者も患者で診察受ける前から医者に言っておけ
「私は成功率100パーセントの医療しかいりません、治療の結果が希望に満たない場合は訴えます」とな・・・
本当に医療を必要としている人のみに専念したいんだよ!ったく
415 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 10:47:45 ID:ow/SPS9q0
沖縄タイムス:社説
[産科医に無罪判決] 「事故調」の創設を急げ
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20080822.html 福島県立大野病院で2004年、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が手術中に死亡した事件で、
福島地裁は業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科医に無罪判決を言い渡した。
判決は「標準的な措置で過失はなかった」と判断し、現場での医師の裁量を重視した内容だ。
これほど医療界の注目を集めた訴訟は最近では珍しい。
通常の医療行為で医師が逮捕、起訴されるという異例の事件。医師を萎縮させ、産婦人科離れの原因をつくった事件とされ、
医療界から「刑事司法の不当介入」と猛反発を招いた。
女性は、子宮に胎盤が癒着し、胎盤をはがすことが困難となる一万件に一件というまれな疾患だった。
胎盤をはがす「剥離」を医師が続けたことの是非が最大の争点になった。
公判で検察側と弁護側は真っ向から対立した。
検察側は胎盤剥離を中止し子宮摘出手術などに移行することが医学的準則で、医師は中止する義務があったと主張した。
これに対し、弁護側は剥離を開始した後は出血していても完了させ、子宮の収縮を期待するとともに止血操作を行い、
それでも大量出血する場合に子宮摘出するのが臨床医学の医療水準と反論した。
判決は弁護側の主張を入れ、「臨床上の標準的な医療措置と解するのが相当。
胎盤剥離を中止する義務があったと認めることもできず、注意義務違反にはならない」と判断した。
故意のミスや隠蔽、カルテの改竄は犯罪であり、司直の手に委ねるべきだ。しかし今回のケースは、
明白な違法性のない医療行為で、警察、検察は逮捕、起訴に慎重であるべきだったのではないか。
416 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 10:48:58 ID:ow/SPS9q0
>>415続き
一方で「なぜ死ななければならなかったのか」との遺族の無念の思いは消えない。現行では遺族の真実を知りたいという
思いに応える仕組みがないのだ。
仮に事故が発生した場合でも、医師側は、遺族側の立場に身を置いて情報を隠さずに向き合うべきだ。だ真摯が、
原因究明や情報開示が十分でない現状では、医師と患者が信頼関係で結ばれるのは難しい。今回の訴訟は両者の信頼関係を
どう築くかについても問い掛けている。
公判では肝心の事故の原因究明と再発防止の課題は、ほとんど論議されなかった。中立的に調査する第三者的な機関がないからだ。
厚生労働省は公正・中立に原因を調査する第三者機関「医療安全調査委員会」の創設を目指している。
国土交通省の「航空・鉄道事故調査委員会」を参考にしたもので、医師や法律家、患者の立場を代表する有識者らで構成する。
事故が疑われる死亡事例が発生した場合、これまでのように警察ではなく、「事故調」への届け出を義務付ける。遺族も調査依頼が可能になる。
調査の結果、医療機関側にミスがあれば再発防止策を提言するという。国は「事故調」の創設を急ぐべきだ。
>407
ど田舎。民度が低い。クレーマーの宝庫。
一番の問題点は、俺の親父の故郷だと言うこと。
「お前も早く帰って来い。」と恐怖のお誘いがあることかな。
そお?
福島、何カ所かは勤務したことがあったけど、気候はいいところだったよ。
ただ、ものすごく頑固者の患者さん多かったなあ。
さすが官軍と戦った地だと思った。
419 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 11:22:09 ID:Fit9OOuuO
K岡は出世の道も閉ざされたし今頃鬱になってるんじゃないか?偽精神科医の俺としては自殺なんかしないようにすご〜く励ましてやりたいw
420 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 11:44:00 ID:0AVrUa030
九州出身者です。
会津若松の某病院で、
ある爺様を担当しました。
心不全ですが、外来コントロール可能となり
本人にも家族に感謝されました。
ところが、爺様の奥様の婆様に
僕の九州訛を目敏く気付かれ、
「先生には大変感謝しています。
一つつかぬことを伺いますが
先生は薩摩の出身じゃないでしょうね?」
「はぁ?僕は確かに九州男児ですが、
薩摩出身ではなく、豊●の出身です」
「良かったです。先生が薩摩の出身だったら
どうしようかと思いました」
そう言って彼女は中合の商品券を差し出した。
未だに、薩長、会津の怨念を引き摺っているのですね。
421 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 13:29:26 ID:ow/SPS9q0
北海道新聞・社説
産科医無罪 医療の透明性高めたい
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/113132_all.html 医療における医師の判断をめぐり、どこまで刑事責任を問えるか−。
福島県の県立病院で帝王切開手術を受けた女性が死亡し、業務上過失致死などの罪に問われた執刀医に、福島地裁は無罪の判決を言い渡した。
女性は赤ちゃんを無事出産したが、普通は自然にはがれる胎盤が、子宮に癒着していた。医師が胎盤をはがし続け、
女性は大量出血して亡くなった。
裁判では、剥離(はくり)を続けたことが過失に当たるかが争われた。判決はこの行為が「標準的な医療措置」だったとし、
「癒着がわかった段階で子宮摘出に切り替えるべきだった」とする検察側の主張を退けた。
臓器を取り違えて摘出したり、医療器具を体内に置き忘れたりといった医師の明白なミスで、刑事責任を追及するのは当然だ。
だが、通常の医療における医師の裁量権にまで踏み込むのは捜査権の乱用と戒めたと言える。医療現場の実態を尊重した判決だ。
そもそも死亡から一年以上たち、逃走などの恐れもないのに逮捕することに無理があったのではないか。
医師の逮捕をきっかけに、積極的な医療を敬遠する医療の萎縮(いしゅく)が懸念され、産科医不足にも拍車がかかった。
無罪判決がこうした動きの歯止めになることを期待したい。
422 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 13:30:49 ID:ow/SPS9q0
>>421続き
一方、刑事事件としては無罪になったものの、医師には反省の余地も残ろう。
裁判の過程で、助産師が手術前に、設備の整った病院への転送を医師に助言していたことなどが明らかになった。
しかし、産科医がこの医師一人しかいない病院で手術に臨み、最悪の結果を招くことになった。
難手術への準備は万全だったか。遺族への説明は十分だったか。医療不信を払拭(ふっしょく)するためにも検証は必要だ。
今回の事件で、あらためて必要性が浮き彫りになったのは、医療事故の原因を究明する第三者機関の創設だ。
政府が秋の臨時国会に、医療安全委員会(仮称)の設置法案提出を目指している。
厚生労働省の案では、委員会は医師や法律家などで構成する。治療が原因で患者が死亡した場合、医療機関からの報告や
遺族の要請に基づいて原因を調査する。重大な過失が明らかになれば、捜査当局に通報するとしている。
万全な体制の委員会を早期に設立してほしい。
医療にはリスクが伴う。だれもが納得できる結果を得られるとは限らない。だからこそ、医療の透明性と医療従事者の
誠実な対応が必要なことを、今回の事件は示している。
423 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 14:15:40 ID:Xa+MjVa50
>>420 長州に対する恨みは薩摩に対するもの以上に凄まじい。
でも、会津と浜通りは全く文化圏別ですからここで論じるネタじゃありません。
会津は経済的にはともかく文化的には陸の孤島、浜通りは経済的・文化的に茨城県・宮城県で福島県ではありません(大熊近辺は両方の汽水域)。
福島市の方が水戸市、日立市あるいは仙台市よりも(実距離以上に)心理的距離があります。
424 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 14:24:28 ID:MnMiFh3E0
大野病院医療事故:捜査見直し発言も 無罪判決に反響 /福島
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20080822ddlk07040146000c.html 県立大野病院(大熊町)の医療事故を巡る公判で、福島地裁が20日に無罪判決を出したことを受け、21日も
吉村博人・警察庁長官が今後の医療事故の捜査に慎重姿勢を打ち出すなど反響が広がった。
福島地裁は判決で検察側の立証の甘さを指摘し、被告のK医師(40)に無罪を言い渡した。吉村長官は21日の会見で、
「判決を踏まえながら医療事故の捜査について慎重かつ適切に対応していく必要がある」と述べた。
今回の事故では、手術での医療判断に刑事責任が問われ、医師の身柄が拘束されたことに医療界が強く反発した。
捜査当局は「証拠がほとんどなく関係者の証言が頼りで、口裏合わせの可能性もあった」と逮捕の理由を語っていたが、
元長崎地検次席検事の郷原信郎・桐蔭横浜大法科大学院教授(経済刑法)は「いつでも身柄を取れるというのは捜査機関の独善的な考え方。
医師は患者を抱えており、明白な過失がないなら身柄を拘束すべきでない。今回のケースは捜査機関の介入自体に無理があったのではないか」
と指摘した。
医療界からは、日本産科婦人科学会が20日に「重篤な疾患を扱う実地医療の困難さに理解を示した妥当な判決。
医療現場の混乱を一日も早く収束するよう、検察が控訴しないことを強く要請する」との声明を出した。
全国保険医団体連合会も同日、「無罪判決に敬意を表する。医療事故の被害を速やかに救済するため、
第三者機関の設立と無過失補償制度の創設を改めて要望する」とコメントを発表した。【松本惇】
425 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 14:26:22 ID:MnMiFh3E0
>>424続き
==============
■解説
◇「医療の責任追及」に影響
地方の産科という医師不足が最も著しい現場で起きた大野病院事件は、「医療崩壊」の象徴として、医療界から
かつてない注目を集めてきた。福島地裁は、争点になった胎盤はく離継続の判断に過失はなかったと結論付けたが、
リスクを抱えた手術に取り組む多くの医師にとっては、逮捕、起訴自体が衝撃的だった。今回の無罪で警察・検察の捜査への
批判も強まるとみられ、医療事故の真相解明と責任追及の在り方を巡る議論に大きな影響を与えそうだ。
産科医が減り続けている原因は、勤務の過酷さに加え、訴訟リスクの高さにあると言われる。大野病院にはK医師以外の産科医がおらず、
しかも事件になったのは非常にまれな症例だ。医師側が「通常の医療行為で患者が死亡しても刑事責任を問われるなら、医療は成り立たない」
と危機感を持ったのは当然とも言える。一方、患者としては、病院側の対応に納得がいかなければ、真相解明を司法に頼るしかない。
「代替手段がない以上、医療事故に捜査当局の介入も必要だ」と被害者側は訴え、当局もそれに応えざるを得ない。
医療行為の責任追及については、警察・検察内部にも「本来は専門家が判断すべきだ」との声がある。国は事件を契機に、
医療の専門家を中心とした死因究明の第三者機関「医療安全調査委員会」の設置をめぐる議論を進めた。刑事訴追が医療の
萎縮(いしゅく)や医師不足を招くのは、医師と患者双方にとって不幸だ。互いが納得できる制度の整備が急がれる。【清水健二、松本惇】
426 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 14:28:52 ID:YnahFbtH0
僕の個人的な見解だけど、
加藤先生を救ったのは
医師会や産科婦人科学会をはじめとする外科系の学会ではなく、
福島医大の教授をはじめとする産婦人科教室の運動でもなく、
もちろん、俺のささやかな寄付を含む募金でもない。
ただ単に 医療崩壊 なんでないのかなあ?
どう思う? 皆様
427 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 14:30:39 ID:sezZ5ysm0
まさに
逃 散 無 罪
ってか?
428 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 15:05:03 ID:YnahFbtH0
>427
あんた、うまい、賢い。
一緒に天安門広場を行進しますか。
429 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 15:11:22 ID:xVqNOQr40
>>426 裁判所は刑事に関しては保守的だよ。量刑での斟酌はあるだろうが、判決は社会的影響は受けないし、受けたら
困るだろ。捜査がずさんで不要な逮捕をしている、検察の起訴の基準が国試レベルの教科書の証拠しかないのでは
無罪は当然でしょ。
何でも逮捕して、自白させればいいと言う体質が、まだまだ警察にあるんだよ。
430 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 16:16:36 ID:3fJEZVG4O
警察庁の発言は当たり前。医療崩壊が次の選挙のテーマなのに自分が医療崩壊の主犯にされたらたまんないから。勿論政府与党も困るわけだ。
431 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 16:24:31 ID:DA/WhVry0
日本人が中国の大学の医学部で勉強しているのが結構いるようですが卒業して日本の医師国家試験受験できますか?
433 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 19:10:48 ID:hYyHk9Hy0
山陽新聞の社説が一番まともだなあ
>>411 >>清水勇男弁護士は、「法の下の平等を考えれば、医療界だけに捜査を甘くすることはおかしい」と指摘。
冤罪も誤審も何ら責任を負わない特権階級が何をほざいてるんだ?
435 :
卵の名無しさん:2008/08/22(金) 21:25:28 ID:RMsoP4sq0
法の下の平等を考えれば、「私たちは患者の立場で捜査しているんだ」
はダメだよw
436 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 00:32:55 ID:EHkT/TDQ0
【医療と刑事捜査(下)】患者・遺族を癒やす方策を
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080822/crm0808222149034-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080822/crm0808222149034-n2.htm 「大野病院でなければ亡くさずに済んだ命。許せない」。20日の福島地裁。被告の産科医(40)に「無罪」が言い渡されると、
亡くなった女性=当時(29)=の父、渡辺好男さん(58)は傍聴席で何度も涙をぬぐった。
現状では、納得のいかない医療で最愛の家族を失った人たちは、その原因と補償を刑事捜査や民事訴訟の手続きの中に求めるしかない。
警察庁の統計によると、医療事故に関する被害者の刑事告訴は平成19年が43件で、10年前の5倍。最高裁の調査だと、
医療事故の民事提訴は同約950件で、10年前のほぼ1.5倍になる。
ただ、悲しみに打ちひしがれる遺族らにとって、さらなる労力が必要な告訴や提訴は本来なら避けたい事態だ。
東京都東部に住む女性(59)は、4年前に夫(62)が吐血で新葛飾病院(葛飾区)に緊急入院した。「検査結果が出る前に
『大きな病気ではない』と医師に言われ、夫は退院しました」
9カ月後、体に変調をきたした夫に再検査で胃がんが見つかった。調べると、新葛飾病院での初来院時の検査ですでに、
胃がんを示すデータが取られていたことが分かった。さらに院内の管理体制不備で、カルテが一時、行方不明だったことも判明した。
「報告の遅れは命にかかわる。『訴えろ』という親類もいた」というが、病院がミスを認め謝罪し、その後の夫の治療体制を
補償するなどしたことで提訴は見送った。
新葛飾病院で医療安全担当者として活動する豊田郁子さんは、「当事者同士が対話し理解し合うことが大切」と指摘。
女性も「病院の誠意ある対応に、裁判でもめる以外の解決策があることを知った」と話す。
437 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 00:34:07 ID:EHkT/TDQ0
>>436続き
■ ■
厚生労働省で検討が進んでいる医療事故調(医療安全調査委員会)では、刑事捜査に代わって医療の専門家が事故原因究明を行う。
厚労省では平成17年から一部の事故について、医療事故調のモデルケースとして、医療の専門家でつくる第三者機関が、
手術後に患者が亡くなるなど医療行為の中で起きた不審死の死因を調べている。これまでに74例を受け付けたが、
告訴や提訴に発展した事例は皆無だ。
翻って大野病院事件のケース。裁判が終わって、遺族の渡辺さんは「(加藤医師は)公判で自分に有利な発言ばかりした。
病院は何があったのか十分に説明してほしい」と話した。裁判は被害者の感情を癒すものではなかった。
いま、医療現場では医療事故調の在り方をめぐり、厚労省がまとめた試案をたたき台にした議論が交わされている。
だが、「調査結果を警察へ通知するのか、否か」などをめぐりさまざまな意見が噴出し、結論には至っていない。
そんな百家争鳴状態の医療界に、いらだつ被害者らを象徴する場面があった。8月4日、医療問題弁護団などが主催して
東京都内で開かれたシンポジウムで、東京都立広尾病院の薬剤誤投与事件(11年)で妻を亡くした永井裕之さん(67が訴えた。
「医療界の皆さんは何を論議したいんですか。(医療事故調を)小さくてもいいから、早く立ちあげるべきだ。
医療界の問題を、なぜ自らがしっかりやらないのか、私には分かりません」
◇
この連載は赤堀正卓、神庭芳久が担当しました。
438 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 00:43:29 ID:Gz4diYBz0
321 :名無しさん@九周年 [] :2008/08/22(金) 23:53:21 ID:YaRgJlw90
>この事件のもう一つの側面として、マスコミによる「報道被害」の問題が指摘されています。
>メディアが焚きつけ、それに乗じた警察が捜査を始めた、そう言った理解が一般にありますが
>過去の記事を調べてみると必ずしもそうではありません。
>全国紙で事件を報じたのが最も早かったのが『帝王切開後、急死 大熊の病院、大量出血で』
>と題する、05年1月27日付の読売朝刊です。これは、県が医療事故を発表したことを受けた記事であり、
>結論は同年3月に予定されている「県立大野病院医療事故調査委員会」の発表を待ちたいという内容です。
>実際、毎日や朝日が読売を後追いをするのはそれから2ヶ月も経った調査報告書(3月22日付)が発表された後の3月31日です。
>ところが3月31日付の毎日・岩佐淳士記者の『大野病院医療ミス:無理な処置で大量出血、医師不足も死亡原因に』
>とする記事は調査報告書には全く記述されてないことを書いています。【宗像委員長によると、癒着胎盤は
>2000〜400人に1例程度。はさみ(クーパー)で胎盤をはがす方法は通常あり得ないといい、「胎盤の剥離が難しい時点で
>やめていれば助かる可能性は高かった」と指摘している】、とあたかも残虐なる「はさみで胎盤をはがす方法」が
>採られたことが死亡原因であるかのような書きっぷりです。
>ところが、報告書では「クーパーを使用する前に剥離を止め子宮摘出に直ちに進むべきであったと考える。
>しかし妊婦は20歳代と年齢も若く、子宮温存の希望があったため、子宮摘出の判断の遅れが生じたと考える」
>と現場の事情に一定の理解を示しています。
>報告書のどこをどう読んでも「医療ミス」やら「無理な処置で大量出血」というのは明らかなミスリードであり、
>医療ミス説を声高に叫んだ毎日や朝日が火に油を注いだのは事実だと思います。
ttp://www3.diary.ne.jp/user/329372/ ま た 毎 日 新 聞 か ! !
439 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 00:50:23 ID:E0eTi3KF0
変態新聞とかもう読むなよ
福島県立大野病院事件の無罪判決は納得しがたい - 湘南から風になって - Yahoo!ブログ
http://blogs.yaho●.co.jp/takamaru1155/15558792.html
20日、福島県立大野病院で帝王切開手術を受けて死亡した女性に関する事件で、
担当した産科医に対して無罪判決が言い渡されましたが、
実際にひと一人が死亡しているにもかかわらず、無罪とは信じがたい判決です。
2004年12月にこの事件が発生し、その後産科や小児科を中心とした
いわゆる「医療崩壊」が問題となりました。
また、産婦人科学会もこの事件を問題視し、
「本件が有罪となった場合、産科医をやめる」と発言する医師も出てきました。
そしてこの判決です。
「医療崩壊」や産科婦人科学会の動静が、この判決に
何らかの圧力となったことは想像に難くありません。
産婦人科学会は医療過誤ではないとコメントを出しているようですが、
専門家がそう主張すれば反論は難しい。
しかし、それを簡単に認めてしまえば歴史は逆戻りしてしまいます。
かつては、医療過誤によって死亡した事例でもギルド制の堅い壁に守られた医師が刑事訴追されたり、
有罪判決を受けることは少なく、多くの被害者が泣き寝入りしていたというのも事実なのです。
もし、今回のように安易に無罪を認めてしまっては、また医師集団が増長するのではないかと心配です。
医療崩壊については、単純に産科のリスクだけの問題ではなく、
産科や小児科等の診療科目による保険点数のつけ方が関係している部分も考慮すべきです。
そもそも医師という職業は医療行為において常にリスクを負っているわけであるし、
そのリスクプレミアムとして平均的な給与所得者より高い報酬を得ているわけです。
そういったリスクテイクができない人は、医師をやめるしかない。
今回の事件も、真実を明らかにすべく、検察は控訴して争ってもらいたい。
それにしても、あるときは光市の母子殺人事件のように被害者家族に同情して加害者を死刑にし、
またあるときは世論や医師集団の圧力に負けて加害者を無罪にする。
この裁判所の定見のなさはどうしたもんだろう?
いま一番憂慮すべきは「司法崩壊」ではないでしょうか。
441 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 09:40:29 ID:NqiaFN+Z0
いま一番憂慮すべきは無知な人間が自身の無知を自覚せずにブログを書き、掲示板に書き込むこと。
442 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 09:44:30 ID:wiuOilc90
>>437 裁判は被害者の感情を癒すものではなかった。
裁判は被害者の感情を癒すものではなかった。
裁判は被害者の感情を癒すものではなかった。
当たり前だ、アホ。
裁判とは原告・被告が互いの主張をぶつけ合い戦うもの。
そんなもんに癒しを求める方がどうかしている。
癒しが欲しければ、坊主か牧師の所に行け!
443 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 11:57:42 ID:EHkT/TDQ0
世界日報:社説
産科医無罪/医師の技量・倫理意識向上を
http://www.worldtimes.co.jp/syasetu/sh080823.htm 産婦人科医師が業務上過失致死罪などに問われた裁判で、「注意義務に反したとは言えない」とされ、無罪が言い渡された。
判決は、医師や医療現場の裁量を認める視点が貫かれており、妥当な内容だ。
現場の通例も判断材料
この産科医は04年、福島県立大野病院で帝王切開手術を担当した。分娩とともに通常は自然にはがれる胎盤がこのケースでは
癒着していたため、胎盤をはさみではがして大量出血し、女性を死亡させた。しかし判決では「剥離を開始したら出血があっても
完了させるのが臨床現場で行われている標準的な医療措置だ」と指摘。「剥離を中止し、子宮摘出に移ることが医学的準則だったとは
認められない」と判断、無罪の根拠とした。
従来の医療裁判では、医師が他の選択をした場合、患者が助かったか否かや、後遺症の程度などが過失、有罪の基準となってきた。
ところが今回、剥離を中止して子宮摘出に移ったとした場合の予想そのものには言及せず、当の医療行為の「医学的準則」性を追求した。
より医療の専門分野に踏み込み、実際の臨床現場の通例も判断材料にした。その点を評価したい。
今年2月、綿あめの割りばしがのどに刺さって保育園児が死亡した医療事故の判決があった。この時、「事故を予見し、結果を回避する
義務を怠った」と医師の過失を認めたが、「命が助かる可能性は低かった」などの理由で無罪となった。同じ無罪だが、
医療行為の内容の当為性に正面から向き合っている点で、今回の判決内容に一日の長がある。医療裁判では今後もこの視点を貫きたい。
444 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 11:59:24 ID:EHkT/TDQ0
>>443続き
今回の判決を受け、吉村博人警察庁長官は「医師が人の生死を左右する決断をする上で、捜査が結果として消極的な方向に
影響を与えてはならない」と語った。これも当然の見解である。その上で、生命にかかわる医師の過失についての追及は厳しくあるべきだ。
昨年3月の裁判で、川崎協同病院の医師が安楽死の名を借り、男性患者に筋弛緩剤を投与し殺人罪の有罪判決を受けた。
理不尽な医療行為に対する正当な判決だった。
一方、激務、訴訟沙汰などの理由が重なり、産科医だけでなく外科医、小児科医が減っている。厚生労働省の
「平成17年医療施設調査・病院報告」によると、05年10月時点で産婦人科・産科は合わせて1616施設だが、10年間で500以上減っている。
しかも今回の提訴が、産科医の過重な医療責任を印象付け、その減少に勢いを増したという。無罪判決の内容を冷静に読み取り、
医師が自信を回復する契機にしたい。
厚労省が検討している「医療安全調査委員会」の創設を急ぐべしとの意見も出ている。同会は、刑事責任を問うべき事案か否かを
専門家らが事前に調査する機関で、検討の必要はあろう。
信頼の獲得へ積極的に
ただ、医療界に早急に求められるのは、医師や医師集団が、患者の信頼をより得ようと強く自覚し、技量、倫理意識の向上に
積極的に努めることだ。医療裁判という試練に対し、医療主体者が後ろ向きになることは禁物である。
445 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 12:09:32 ID:VQYDHnMy0
>>442 医療に対する無理解どころか、裁判制度すら理解していないようだね
>>442 被害者感情を考慮しなくていいなら山口母子殺人事件なんて無期懲役で十分じゃん。
少年法で死刑が許されない18歳-1日の人間と、18歳+30日の人間とでそんなに大きな差を付けるほど
の精神成熟度の差があるなんて科学的には証明できるはずもないんだし。
447 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 12:38:12 ID:MWO+KeFM0
株で損したからって 医者に食ってかかるなよ
448 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 12:57:09 ID:/oJxtNMR0
>>446 テメーは馬鹿かよ?www
山口母子殺害でも 「被害者感情」 が考慮されて最高裁が差し戻した訳ぢゃねーだろwww
海の向こうの後進国なら兎も角w
日本は法治国家w 罪刑法定手技の国だw
量刑はあくまでも犯罪行為の事実に従って決まるwww
449 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 12:58:28 ID:EHkT/TDQ0
宮崎日日新聞:社説
大野病院判決
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=10428&blogid=5&catid=15 無罪でも医療全体の教訓に
医療事故でどこまで個人の刑事責任が問えるのか―。注目された裁判で被告の医師に「無罪」が言い渡された。
福島県立大野病院で2004年12月に帝王切開で女児を出産した女性=当時(29)=が大量出血で亡くなった。
執刀した産科医(40)が逮捕され、業務上過失致死と医師法(異状死の警察への届け出義務)違反の罪に問われた「大野病院事件」の判決だ。
福島地裁の鈴木信行裁判長は、子宮に癒着した胎盤をはがし続けた医師の行為を「標準的な医療」と肯定。医師法21条違反についても
「過失なき診療行為の結果は、異状がある場合に該当しない」とした。
危険があふれる現場
改ざんや隠ぺいがない通常の診療行為で医師が逮捕されたのは大野病院事件が初めてだった。
極端な人手不足の中で献身的に、危険と隣り合わせの診療に日々取り組む医師らは逮捕と起訴に強く反発した。
医療現場には危険があふれている。事故も極めて多く、患者が死亡する場合だけでも年間2千件以上、
障害が残った場合も含めれば数万件に上ると推定される。
都立広尾病院で1999年に起きた消毒薬誤注入事件をきっかけに、医師法21条による警察への届け出が診療関連死にも拡大され、
病院からの届け出が増え、医療事故の捜査も急増した。
この判決は、医療事故の刑事責任追及を求める流れを抑制するものとなるだろう。
だが、無罪判決ではあっても、勝訴、敗訴の結果のみにこだわらず、医療界全体が事件から教訓をくみ取るべきだ。
>>446 >少年法で死刑が許されない18歳-1日の人間と、18歳+30日の人間とでそんなに大きな差を付ける
じゃあどうしろとw
451 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 12:59:17 ID:EHkT/TDQ0
>>449続き
遺族への説明不十分
福島県は調査委員会の報告で、ほかの医師の応援を求めなかったことや輸血用に準備した血液の不足などの問題点を指摘。
被告の医師を減給処分としたが、遺族への説明は十分とは言えなかった。
出産では今も年間60人前後が亡くなっていることを考えれば、帝王切開の手術には不測の事態への備えがもっと講じられるべきだ。
大野病院では麻酔科と外科の医師が加わっていたが、産科医は1人だけだった。産科医2、3人が連携して、手術に当たり、
何かあれば即刻、応援を求められる態勢が望ましいし、出産する女性の不安も軽減できる。
同事件がきっかけの一つとなり、危険なお産からの医師撤退が相次いだ。深刻な状況に陥っている地域もある。
亡くなった患者の命と裁判にかかった膨大な手間を前向きに生かすためにも産科医を増やし、地域で安心して子どもを産める
条件を整えたい。少子化の時代にあって、この分野の安全向上は急務である。
医療版「事故調」の法案が来る臨時国会に提出される予定だ。医療事故の原因究明を目的としたこの制度にも
判決を教訓として生かすことが大切だ。
>医療界全体が事件から教訓をくみ取るべきだ。
(
>>449の宮崎キチキチ新聞 吐「瀉説」「クミトリ」トイレの勧め)
患者とおぼしき人間の3人に1人とは診療契約を結ばない。
危険パイは捨てる。これが鉄則。
あとの2人に高額料金を提示する。
そのうち1人は自分から辞退するだろう。
こうやって「安全パイ」だけを全力で治療して、
アメリカ医療並みの高額料金を徴収する。
---------------------------------------------
453 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 14:08:29 ID:wiuOilc90
>>451 >大野病院では麻酔科と外科の医師が加わっていたが、産科医は1人だけだった。産科医2、3人が連携して、手術に当たり、
何かあれば即刻、応援を求められる態勢が望ましいし、出産する女性の不安も軽減できる。
そうした体制作りを以前から医療側がずっと求めていたのに、それを無視してきたのは国やあんたらマスコミだろうが!
>>448 法律には殺人なら5年から死刑までという事が書いてあるだけ。
その中でどれを選ぼうが罪刑法定主義には反しないよ。法律通りにやってるんだから。
選ぶに際して被害者感情や事件の社会的影響も考慮するのは何の問題もない。
455 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 14:16:21 ID:/oJxtNMR0
>>453 つーかw
産婦人科医だけで2-3人も確保してw 他の科でも一人医長禁止とかしたらw
当然のことながらw 医者をその分増やさなくてはいけない訳でw
病院にそれだけの収入がないといけないということになるwww
ということはw 必然的に国全体の医療費が上がらなくてはいけないwww
しかしw 国は医療費を上げる気は全く無いのだからw
結局は医者を集められない科は廃止ということでw
こういう要求を突きつけることはw
僻地の中小病院の産科・マイナー科は 廃止しろ ということと同意義だとマスゴミは気付いてないのだろうか?www
456 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 14:20:03 ID:v5E7QOyt0
国全体の医療費を上げる、が正解w
457 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 14:25:12 ID:/oJxtNMR0
>>454 どこまでも馬鹿だな喪前さんはwww
喪前さんが
>>446で
>被害者感情を考慮しなくていいなら山口母子殺人事件なんて無期懲役で十分じゃん。
と言うからw
最高裁から差し戻された理由が 「被害者感情を考慮して」 と言う理由だったのか?
と言っててるんだwww どうなんだ?www
喪前の屁理屈だとw 山口で考慮してないのなら大野でも考慮しなくても良さそうだがwww
それとw 山口では 「犯罪行為」 が事実としてあったのに対してw
そもそも大野病院では 「犯罪行為」 が無かったんだからw
そもそも比べる事自体あ頭悪いwww
458 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 14:39:35 ID:NqiaFN+Z0
医療再生のためには自由診療に一本化、つまり国民皆保険制度を完全に破壊することが必須。
459 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 14:44:39 ID:v5E7QOyt0
歪んだ社会保障制度の在り方そのものを見直す必要ありw
国家再生がなければ医療再生もないw
のみならず、
>>460の判決文では引用した個所で、「特に酌量すべき事情がない限り,死刑の
選択をするほかない」という判断基準を立てた上で、その次に「特に酌量すべき事情」の有無を
考察するわけだが、その中でも
>被告人が犯行時18歳になって間もない少年であったことは,(中略)死刑を回避すべ
>き決定的な事情であるとまではいえず,本件犯行の罪質,動機,態様,結果の重大
>性及び遺族の被害感情等と対比・総合して判断する上で考慮すべき一事情にとどまる(下線は俺)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と述べて、単に量刑だけでなく、量刑の前提となる法的判断においても被害者感情を考慮している
わけだ。
それを踏まえれば、医療における過失判断のごときも、結果からもたらされる被害者の無念、
被害感情を考慮して判定してもおかしいことではない。
462 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 14:59:09 ID:F4TuiejH0
>>458 応召義務が残っていたら、むしろ崩壊が進むのでは・・・。
医療の食い逃げ(万引き?)多発じゃないか?
463 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 15:08:23 ID:PDP7yLky0
>>462 断る正当な理由に
・不払い
・理解力不足(暴言、暴行含む)
を加えればいいんじゃね?
>>「大野病院でなければ亡くさずに済んだ命。許せない」。20日の福島地裁。被告の産科医(40)に「無罪」が言い渡されると、
亡くなった女性=当時(29)=の父、渡辺好男さん(58)は傍聴席で何度も涙をぬぐった。
1人目出産の時、前置胎盤で出血量も多かったことから、「次の妊娠・出産は危険、子供は1人まで」って主治医に言われていたのに、なぜ妊娠しちゃうかな?
妊娠かもと、1人目を出産した市立病院に行ったけど「扱えない。」と言われた。
近隣の医院にもいったが、を市立病院と同様に大学病院を薦められる。
中には妊娠経過中も危険だからと中絶を薦めたところもあった。
最後に受診した大野病院でも医師から、
医大に紹介すると言うものの、「医大は遠い、交通費がかかる」って、大学病院を断ったのは、この妊婦さんじゃん。
父ちゃんが娘を失った悲しみは同情するけど、その悲しみを、加藤医師にぶつけるのは止めてほしい。
どこの病院も医院も受け入れてくれず、最後の最後で加藤医師は妊婦を受け入れてくれたじゃん。
何かマスコミの前に出て、騒いでも娘は生き返らないよ。
465 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 15:15:21 ID:/oJxtNMR0
>>461 「遺族の被害感情」と言うのは10個の要素の中の一つでしかないなwww
後の方の表現でも5つの挙げられた要素の一つでしかないwww
しかもw 理由の記述についての大部分は犯行の残虐性についてでありw
遺族の感情について具体的に述べた部分は漏れは見つけなかったwww
語呂合わせとはいかんでもw あくまでも理由の中心は犯行の残虐性とかの
事実に基づく部分が大きいとしか読み取れないのだが・・・www
それに対してw 大野病院事件では 「遺族の感情」 だけしかないwww
既に書いてるようにw そもそも 「犯罪事実」 がないwww
喪前は 「遺族の感情」 だけで無実の人間を有罪にしろと言うのかwww
馬鹿馬鹿し過ぎて話しにならんなwww
466 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 15:35:24 ID:VQYDHnMy0
>>460,461
それはあくまで犯行事実が歴然とあるから。
裁判には「事実認定」と「量刑検討」の2つの段階があるのはご存知か?
遺族感情が考慮されるのは、「量刑検討」の段階であって、「事実認定」の段階では遺族が幾ら騒いでも、それは無視される。
いい例が福岡の飲酒死亡事故だね。遺族や外野は相当騒いだけど、裁判長によると、危険運転致死罪は成立しえず、
業務上過失致死と道路交通法違反にとどまると判断された。でも、実際の量刑においては遺族感情を踏まえたのか、可能な限り最大の刑期になった。
このように、殺人事件・死亡事故などにおいて遺族感情が判決に反映されることは多いけど、それはあくまで検察の主張する犯行事実が認められた上での話し。
つまり、事実の裏打ちのない感情は無視される。当然だわな。
では、光市事件の判決どうか。「殺人」という検察主張を認めている。
その上で、初めて量刑の段階になって遺族感情が考慮されている。
つまり、遺族が騒いだから死刑にはしたけれど、遺族が騒いだから殺人罪にしたってわけじゃない。
一方で、大野病院事件の判決は、そもそも検察主張が退けられている。それも無罪。
つまり、犯行事実は法的に問題ない。だから遺族感情は考慮されていない。
467 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 15:50:28 ID:U0SgDb4i0
>>456 >国全体の医療費を上げる、が正解w
そのとおり。医療費あげれば
一人医長の問題も
輸血準備の問題も
術中説明の問題も
すべて解決ですな。
468 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 16:14:15 ID:aBZuXvMDO
>>465 自己愛型人格障害の連中は勝てる議論に集中するからね。
揚げ足が取れると思う失言を見つけたらその単語に集中するんだよ。
ちなみに本人が失言と思い込んでるだけの場合が多いけどね。
>>436 >裁判が終わって、遺族の渡辺さんは「(加藤医師は)公判で自分に有利な発言ばかりした。
>病院は何があったのか十分に説明してほしい」と話した。裁判は被害者の感情を癒すものではなかった。
??? 加藤医師は被告なんだろ? 何で自分に有利な発言しちゃいかんの?
しかも結果は無罪だし。 どうして自分を訴えた相手側の感情を癒さなあかんの? さっぱりわからんわい。
>>465-466 犯罪事実が無いのに犯人扱いされて、土下座までさせられて、訴えられた
「加藤医師、ご家族の感情」 を 癒して欲しいものだ。 >検察、御遺族
>>466 その「事実認定」の段階で、往々にして、
「司法の事実」と「科学的な事実」が
解離している事については如何?
草加事件みたいなの。
>>466 故意で殺人をしたかどうかはあくまで事実認定の問題。
故意というのは内心のことだから直接証明はできないけど、それでも
首の締め方とか凶器の準備とかいろいろなことで故意を認定するわけだ。
これは事実の問題だから、事実以外の要素が介入することは論理的にあり得ない。
それに対し、過失というのはあくまで法的評価の問題。殺傷を意図はしない
ある人の行為で人が死んだとすると、それが過失に当たるかどうかは内心や外観の
事実だけでは決まらない。何を過失と認定するかは、処罰の必要性からも導かれる
のであり、そこに被害者の感情というものが盛り込まれても論理的におかしいことではない。
こんな判決でいいのか?|haluのブログ
http://amebl●.jp/love-loft-lismo/entry-10129633723.html
福島県立大野病院の帝王切開死判決で、福島地裁の無罪判決を受けた加藤克彦医師。
本当に無罪なのか? この裁判官もどんな考えで無罪を言い渡したのか、俺には理解が出来ない。
今の日本を象徴するような判決に思える。
遺族は、「残念な結果として受け止めるとともに、
今後の医療界に不安を感じざるをえない」と顔を曇らせた。
と言っている。
女性は子宮から胎盤をはく離する際に大量出血し、死亡した。と書かれている。
大量の出血がでれば、医師として何かを感じて、違う事を考えるべきだったのではと、思うの。
「手術は適切だった」 とする弁護側が全面対立。医療行為は適切だったのか
▽危険は予見できなかったのか▽医師法違反に該当するのか−などが争われていた。
手術が適切だったのならば、死に至らないって思う訳。
その辺をなぜ、裁判官は考えないんだろうって思うのよ。
淋しい事件です。
474 :
卵の名無しさん:2008/08/23(土) 23:50:56 ID:/oJxtNMR0
>>471 レスの前半3行については同意w
しかし草加事件を引き合いに出すのはw
個人的には慎重になった方が良いと思うwww
鑑識でどのような血液型判定法が用いられたかを十分に調べてw
それがA型B型AB型を厳密に区別しうるものであるならば犀蛮癇は
せめられて然るべきだがw
そうでないならw かえって医者の良識を疑われると思うwww
今の時代ならw 精子がサンプルとしてあるなら個人の特定はDNA鑑定で一発だろうがw
少なくともw 漏れが知ってる範囲では遺留品の精液からの血液型判定と言うのは
かなり原始的とも言える方法で行われているからだw あと裏試験もできないしなwww
>>472 そりゃそうだ
しかしこの事件の判決要旨なんかを流し読みするに「遺族感情があるにしたって流石にこれを過失と認めるのは苦しすぎる」って判断なんじゃないかと
裁判所だって何から何まで感情で動いているわけじゃないんだから
>>471 法医学は専門じゃないから詳しくは分からないけどそういう話は知っているよ
でもそれが遺族の活動の賜物かどうかは分からない
無理矢理結びつければ"ユダヤ陰謀論"と同じレベルのヨタに見えるから注意しないといけない
476 :
卵の名無しさん:2008/08/24(日) 00:12:08 ID:QToJH5K90
>>472 性懲りもなくまだやるのか?w
つーかw
普通は 「遺族感情を考慮する」 ってのはw 例えば北陸であった人工呼吸器外し事件の場合みたいにw
遺族に 「被告人」 に対して 「処罰を望む」 感情が無いとかそういう場合にw それが考慮されるってことだろ?www
交通事故でもw 「過失があることは状況から明らか」 という場合にw 調書取るまで或いは裁判までに
被告人(弁護人)が被害者と交渉して 「厳罰は望まない」 という証言をとればw
その場合には不起訴になるか裁判で減刑されるとかそういう 「考慮のされ方」 のはずだがw 違うか?www
それともw 全く無過失の運転手に対して 「被害者が厳罰を望んでるから」 と言うことで有罪になるのが常識なのか?www
同じようにw 全く過失の無い人間が 「被害者」 が厳罰を望むからと言うことで過失が認定されることがあるのか?www
恐ろしいなw そんな国が21世紀にもなって存在するとはwww
477 :
卵の名無しさん:2008/08/24(日) 12:20:20 ID:Hmyc2vV20
新潟大学産婦人科馬鹿狂授の辞職まだ〜
478 :
卵の名無しさん:2008/08/24(日) 12:35:26 ID:Hmyc2vV20
手術時にビデオ記録を−福島県に要望書
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17763.html 福島県立大野病院事件の無罪判決を受けて、死亡した女性患者=当時(29)=の父親、渡辺好男さん(58)が、
「医療事故再発防止のための要望書」を福島県病院局の尾形幹男局長に提出した。
手術時のビデオ記録の徹底などの要望がなされた。
手術時のビデオ記録の徹底などの要望がなされた。
手術時のビデオ記録の徹底などの要望がなされた。
手術時のビデオ記録の徹底などの要望がなされた。
手術時のビデオ記録の徹底などの要望がなされた。
手術時のビデオ記録の徹底などの要望がなされた。
公判ではマンコ見ほうだい〜。
内視鏡下手術ならともかく直視下の手術だと、
術者と助手がカメラの前に頭を出して録画を妨害したとクレームがつくだけだ。
インターセプターで視覚情報を記録するため、近い将来医師の電脳義務化が・・・・・
アニメの見過ぎ・・・
>479
まずいことが起きたときには記憶をいじって擬似映像を送るのだな?
一緒にシナリオ書いてみっか?
>>479 ミスったら無料で当該部位を無料で義体化しとけばいいんだからあんまり意味くね?
脳だってそもそも電脳化してどっかに並列化しておきゃいいんだしさ
というわけで、あんさんも自分のクローン豚に投資しまへんか?
483 :
卵の名無しさん:2008/08/24(日) 20:59:35 ID:LUKeUeJh0
>474
A型の血液とB型の精子が混ざりあってAB型になった、として
有罪(犯人)とされた判決があった、という事実に
何を読み取るのか、という問題では?
484 :
卵の名無しさん:2008/08/24(日) 21:44:53 ID:x88fipA90
>476
俺は遺族感情による刑罰の重軽については知らないが、
社会的に大きく報道された事件での刑罰ははっきり重くなっている。
これは刑務所の職員たちが皆で言っている。
まっ裁判官も皆、マスコミの影響を受けているのさ。
485 :
卵の名無しさん:2008/08/24(日) 22:38:55 ID:ILLOTTiv0
フジテレビ「サキヨミ」でアンケート実施中!
医療現場に警察の捜査が必要か、必要でないか
PCではフジテレビHP→サキヨミ
486 :
卵の名無しさん:2008/08/24(日) 22:40:55 ID:GaOLB1B20
>>486 それはそうと、マスゴミによる風説の流布に対する厳罰も要るよね。
487 :
卵の名無しさん:2008/08/24(日) 22:43:37 ID:gB+65b0c0
手術のビデオ撮りや手間を要求するなら、金と人をちゃんと保証しろよ!
488 :
卵の名無しさん:2008/08/24(日) 22:45:44 ID:c6zRl61M0
>>483 常識的に考えて見れば、
「A型とB型の血が混じればAB型になる」
と言う発言から読み取るべきは、
「狂気」
以外の何物もありえない訳だが..............
489 :
卵の名無しさん:2008/08/24(日) 22:45:48 ID:1U1G/NxQO
伊藤隼也:患者中心の医療だと…。一番役に立たない評論家だな。
だから文句言うだけで世の中がよくなると信じている団塊バカ親父の言うことなんて気にしなくていいと何度いったら
491 :
卵の名無しさん:2008/08/24(日) 22:47:23 ID:GDG5+NNG0
>>489 今回の無罪判決に浮かれることなく、
医師のリスク管理が重要である事を
改めて認識しましょう。
患者様が医療を行えばよい。民主的だ。
493 :
卵の名無しさん:2008/08/25(月) 07:09:10 ID:DZEjDBwv0
司法様が自ら医療を行えばよい。
刑事罰も率先して導入(導尿)。
>>488 おもて試験しかなければそういうことになるが・・・
495 :
卵の名無しさん:2008/08/25(月) 09:09:14 ID:VZ9ctbkK0
いえてるね。
吉野家で松阪牛出せ!!
っていってるようなもんだな。
美味いもの喰うのに金がかかるのは常識だが、医療は無料で安全が買えると思ってる。
こんな国民に提供できる医療は無いよ。
>>495 今まではそれを実現しようとして頑張ってきた医者達がたくさんいた。こいつらが諸悪の根源。
田宮版白い巨頭で里美が投与しようとした薬が保険適用されていないとして看護師に止められた。
すると、「僕が払うよ!」
こういう馬鹿どもを放置してきた50代以上の連中の責任はあまりにも大きい。
>>489 >>患者中心の医療だと…。
日本の医療評論家(?)は、患者中心の医療=患者の我侭がすべてに優先する医療だと
勘違いしているからなあ。それでいて結果が悪いと、医者がすべて責任をとれ、と。
そりゃあ、逃散するのも無理はないわな。
498 :
卵の名無しさん:2008/08/25(月) 10:05:39 ID:erY4hzhb0
499 :
卵の名無しさん:2008/08/25(月) 12:26:33 ID:erY4hzhb0
第三者機関や公的補償制度を−大野病院判決で福島保険医協会
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17820.html 福島県立大野病院事件の無罪判決を受け、同県保険医協会(酒井学理事長)は、「中立的な専門家などで構成される
第三者機関の設立と、国の責任を明確にした公的補償制度の創設を要望する」との声明を発表した。
声明は冒頭、亡くなった患者と遺族に対し、哀悼の意を表明。
判決について、「事件は、医療事故であり、対応の基本は再発防止と被害者補償にある。刑事事件としての立件は、
医療行為への対応としてふさわしくない」などとして、無罪は妥当との見解を示し、検察に控訴しないことを求めている。
事件について、「深刻な医師不足、勤務医の過酷な労働条件など、医療をめぐる安全体制の問題に深く根ざしている」と指摘。
声明では、「医療事故への対応で最も重要なことは、真相究明と再発防止、被害者救済」として、医療の質や安全性の
確保などに向けた体制の確立を要望している。
500 :
卵の名無しさん:2008/08/25(月) 12:43:56 ID:sfLvNAuIO
とりあえず賠償保険は使える道理がないのだから
秋山福島県総務部長は辞職して退職金を遺族に差し上げなさい
ほんらいなら保険金詐欺の疑いが考えられるが
私なら有罪判決を出す|悪魔の囁き
http://amebl●.jp/freesmok/entry-10129609967.html
裁判長は、胎盤をはがしたことと死亡との因果関係を認め、
「手でこれ以上胎盤をはがせないと判断した時点で、はく離を続ければ
大量出血の恐れがあると予見できた」と、検察側の主張を認めたのだから、
「最後まではがすのが標準的な医療措置」と、医師側の主張を鵜呑みにした背景には、
”引き返す勇気が無かった”或いは”一旦中断して別の手法を検討しなかった”ことに
思考が至らなかったか、医師会から”鼻薬”を受け取ったとしか思えない。
こんな馬鹿な裁判官がいるから裁判員制度が必要なのであるが、
それにも”制度廃止論”にいいように踊らされる馬鹿が大勢いるから、この国はどうしようもない。
アメリカなら、故意や悪意の有無に関係なく、100%医療ミスで有罪の事例である。
そんなに裁判がいやなら、今の医者は全員廃業せよ。
どうせ、「原始時代の祈祷師に毛が生えた程度の技術」しか持っていないのだから。
焼肉!!! - ☆新妻キャサリンのダメ嫁日記☆
http://blog.go●.ne.jp/dameyomenikki/e/15e17a0f180e8736a255fa8d3f9a6803
さて、今日はビックニュースですよ。。。
産婦人科医『無罪』
あれは…怖い。
国も司法も怖い。
確かに医師不足に加えて、少子化問題を抱えている日本ではあるけれど、
だからって無罪はなくないか?!
有罪になると医師不足がさらに加速するからだって。
確実に医療ミスではあったと思うし、勉強不足・経験不足もあったはず。
何事に対してお早期発見、早期対応だよ!!!
医師って腰が重い人が多い気がする。
って、こんなグチを言っても仕方ないけど、
それにしてもあの医師が反省していないのには納得がいかない。
その一方で産婦人科医は人数が少なくて過酷な勤務をしていてありがたくは思う
訴訟のリスクも一番高いし、過酷な勤務をこなしているんだとは思う
でも、自分の命を預けての出産だから安心して生みたい。
出産って結構、安易に考えていて誰でも何事もなく生まれてくると思っている人が多いと思う。
けど、実際はいろんな問題やリスクが隠されていることにも気付いてください。
安心して出産できるところってどこなんだろう?
子供を生むのが少し怖くなったキャサリンでもあります
近所の産婦人科のリサーチは子供ができる前からしなきゃらしい。
何事も下準備が大切らしい。。。
妊婦失血死事件無罪判決 - 毎日旭読み捨て新聞
http://blog.go●.ne.jp/tosiutiy/e/6d7c4226e93ca2d172979bc2d145deff
次々に起こる医療ミスに裁判しても、次々に無罪判決が出されています。
成功すれば、良い先生で、失敗すれば、ヤブ医者と称され
失敗の少ない、というか良い訳が利く内科あたりが先生としては
仕事しやすいのかな?
僕なら、迷わず産婦人科医を希望しますけどね。
女性のみを診療するなんて、とても良い仕事
でも、妊娠は病気では無いので、出血死させるなんて怠慢もいいとこ
異常死と判断されて妥当です。亡くなられた方への罪の償いとして
無罪になったのだから次は失敗の無いような確実な仕事をしてもらいたい
ですね。
医療ミスの犠牲 - 風狂夜話 - 楽天ブログ(Blog)
http://plaza.rakuten.c●.jp/iyomantenoyoru/diary/200808210000
生まれたばかりの女児に「ちっちゃい手だね」と喜びの言葉を投げかけた29歳の母親が
その後の手術により、大量出血をおこし、帰らぬ人となった。
平成16年12月福島県の病院での産婦人科医療事故の結果である。
帝王切開手術を行った医師は当時36歳。業務上過失致死の罪などで逮捕されたが、
昨日の福島地裁判決で無罪が言い渡された。
この裁判では、医療界の医療事故に対する刑事責任追求への反発と、
遺族側の医療事故を隠蔽する医療界への不信がまともに対決した。
現在日本の喫緊の問題のひとつであろう。
産科医の不足や、妊婦の不安、およそ患者側に適切な医療情報を開示しない
権力的な医療界の体質。これらの状況をみながら厚生行政の体たらく
(日本医師会・製薬メーカーとの癒着)で後手後手の現状。
事故調査の第三者委員会などという、かの年金犯罪の二番煎じでかわそうという
拙劣な対策。ああいつまでも圧力行使のできない国民のいらいらがつのる。
なぜデモやメディア攻勢ができないのか。作戦はいろいろあると思う。
まず情報開示だと思う。圧倒的な権力には圧倒的な開示要求圧力を。
わたしも父を医療事故で大量出血のすえに失っている。
病院側の淡白な事情説明には呆れたがこちらの医療知識のなさに
泣く泣く引き下がったことである。
遺族側の鬱積するうらみ節は日本全国に満ちている。
医療関係者のかかりつけの病院や、対応する医者のリストの公開などもいい手だと思う。
さぞや名器・名手のご加護があるのであろうが。
断罪されるべきは白衣のギャングだ(小野哲)|新生活日記 TETSUONO
http://amebl●.jp/tetsuono123/entry-10130036322.html
久々に裁判に激怒した。
余りにもでたらめ極まりない判決に対してである。
今回、毎日新聞記事より引用し、一部私のコメントも入れた。
(中略)
正に白衣をまとったギャングの言い逃れであり、あの林郁夫以下だ。
猛反省して出直しなさいと怒鳴りたい。
まず、反省しているのなら林みたいに自分から医師免許を返上すべきだ。
これは、被害者や遺族への最低限のケジメである。
私は加藤のような無責任な医者からの治療は受けたくない。
医師というのは命に対して最大限の責任を負う。
それ故の権限の大きさなのであり、加藤はそれを全く自覚していない。
こんな輩のどこが無罪といえるのか(林についても最後に記述する)。
ギャング(Wikipedia日本語版より引用)とは、暴力的な犯罪集団を指す言葉であるが、
加藤のような一見良心的を装う医者が陰で医療ミスを犯し、身内で庇い合う。
まさに白衣のギャングではないか。
(中略)
さらに私が愕然としたのは加藤が医療現場への復帰を希望していることだ。
これでは反省していないと自分から話しているに等しい。
私はこの男からの治療なんかまっぴらゴメンだと奴の目の前で怒鳴りつけてやりたくなる。
! | エムブロ!
http://mblg.tv/mimitorca/entry/149 お医者さんが訴えられるとゆうニュースがありましたね。と言っても前の話ですが…
確か産婦人科医の方で、医療ミスだか何だか分からないけど
妊婦さんをがひとりお亡くなりになってしまったみたいですね。
被告人のお医者さんは無罪、でもこの報道では一貫してお医者さん側の事しか
報告されていないように感じるのはあたしの勘違いかな?
「癒着した胎盤を剥がして大量出血で死んでしまっても、当時としては妥当な対処」
確かにそうだとしても、遺族には何の感慨も持たないのかな?
人の命を救う仕事だけど、実は救えるか救えないかのところでお医者さんは毎日大変だと思う。
被告人のお医者さんだって殺そうと思って手術に立ち会ったワケでもないだろうし、
判断ミスなら人間誰にだってあるけど、少し人の命を軽視しているんじゃないのかな?
赤ちゃんは無事に取り上げられたみたいだけど、その赤ちゃんは
お母さんのおっぱいを飲んで育つ事はできないし、お母さんにだっこしてもらって
手を繋いでもらって、いっぱい愛情を注いでもらう事もできないんだよ?
それなのにお医者さんの立場ばかり庇って、何の誠意も感じられない。
人の命を奪っておいて、子供の人生における大切な存在を奪っておいて、それでいいの?
何故か知らないけど遺族の声と言うのが全く報道されてないのも不自然。
医師会ってのはある意味政府よりもお金持ちで権力があるから、その力を行使したなら酷いなと思う。
医者の立場というものは、そこまでして守るべきものなのかな。
本当に守るべきものは、他にもあるんじゃないの?人間的な部分で。と、思ったわけです。
と言っても2、3報道を見ただけだから詳しくは全く知らないけど、附に落ちないな。
印象が悪くなるけど隠すとバレた時にもっと信用が落ちるからとりあえず報道しとけって感じなのかな?
どっちにしろ人って大人になるにつれて段々と自分たちの立場を
大切にするようになっちゃうものなのかなと思ってしまった。
507 :
卵の名無しさん:2008/08/26(火) 23:23:25 ID:gKRLZl7J0
相馬市長メールマガジン 2008/08/22号 No.157
http://archive.mag2.com/0000096393/index.html 1.From Mayor〜市長から〜●大野病院事件
8月20日、大野病院事件に無罪の判決が出た。全国の医師や福島県の医療関係者が、固唾を呑んで見守る中での明快な判決内容だったことに
安堵している。もちろん亡くなられた方には本当にお気の毒だし、ご冥福を祈るしかないのだが、この事件の社会に及ぼした影響は
余りにも大きかった。「医療現場からの医師の立ち去り」という社会現象の象徴的な原因を作ってしまったからである。その影響は
単に産婦人科医師の萎縮診療や、なり手不足に止まらなかった。医療現場の緊急事態で、生命の危機と戦う医師たちを震撼させたのである。
通常、医師たちは状況に応じて最善の努力をする。自分の判断に患者の生命がかかっているとしたら尚のこと、あらゆることを忘れて
没頭するものだ。その極みが手術室である。私は外科医ではないので、メスの先端に全神経を込めた経験は無いのだが、内科医として、
外科的処置を必要と診断した患者の手術には何度も立ち会ってきた。その度ごとに見てきた彼らの鬼神のような表情には、
人の命に対する畏敬の気持ちと、ベストを尽くそうとする強い意志がみなぎっていた。しかし手術台の上の患者が、
教科書どおりの病態を示す例はほとんど無いという。人間の体で解剖の教科書のように臓器が整然と並んでいることなどあるはずもないし、
まして患っている臓器が病理学の図譜のとおりに見えることも無い。それでも治療効果(つまりは救命)を信じて困難に立ち向かう
医療行為は、結果が保証されない「挑戦」なのだ。
508 :
卵の名無しさん:2008/08/26(火) 23:24:12 ID:gKRLZl7J0
>>507続き
いま現場の医師たちの間で、この厳しい日々の挑戦に危機感を抱く傾向が出てきている。ひと昔前は、家族と医師が手を取り合って
手術の成功を喜んだものだが、今は違う。上手くいって当たり前、結果が悪ければ訴えられるのだから、放って置けば
死ぬと分かっている患者に一縷の望みをかけて手術をしようなどというお人よしはもういない。出来るだけ事前のリスクを取り去っていても、
手術を受ける病気の体に何時不測の事態が起こるとも限らないから、続けていれば何時かはババを引くことになるだろう。
運の悪いことにならないうちに安全地帯に非難しておいたほうが無難だとして、立ち去った医師は、産婦人科、外科、小児科に多い。
もちろん医学生たちも先輩医師たちの不幸な現実を教訓とするようになる。5年前から始まった臨床研修制度は、医学生たちに、
鬼神になろうとする先輩医師たちの危険な人生を、自分たちは回避しようと考えさせるのに充分な時間を与えてしまった。
比較的トラブルや訴訟の少ない皮膚科や、眼科の希望者が増えたのは、増え続けた訴訟と、進路決定までの教育期間を2年延ばした影響である。
医師不足とは、医師の絶対数の減少をさすのではなく、救急医療や外科系医師などの命と直接向き合う医師の枯渇状態を言うのだ。
もうひとつ深刻な状況が国民医療を覆っている。近い将来、外科医が大量に不足することが予想されるのだ。比較的外科医のなり手の多かった
団塊の世代が退職を迎えると絶対的に不足する。特にこの10年間は、新たな外科医のなり手が少ないのだ。緊急手術が出来ない社会の不安は
産婦人科の比ではない。
509 :
卵の名無しさん:2008/08/26(火) 23:25:08 ID:gKRLZl7J0
>>508続き
訴訟社会の不安に対しては、国家の経費負担による保険や弁護士のサポートといった、産婦人科を含めた外科系医師への護送船団を
作る必要がある。報酬が見直されるべきも当然である。しかし。今回の大野病院事件のような、結果が悪かったから刑事罰で
逮捕というのは、マスコミの過大報道や、医師教育制度の変更による国民医療の環境悪化とは根本的に別問題だった。このまま手術室にいたら、
いつの日かは逮捕されかねないという恐怖感を医師たちに与えたのだから。判決理由にある「また、医療行為が患者の生命や身体に対する
危険性があることは自明だし、そもそも医療行為の結果を正確に予測することは困難だ」この当たり前の理屈を証明するために費やした
2年6ヶ月の加藤医師の苦労に思いを馳せると胸が熱くなる。この事件を民事とせずに刑事事件として逮捕拘留した段階で、全国の医師たちから
抗議の声明がいっせいに挙がったが、医療の現場で働く立場としては当然だった。不可抗力による不幸な結果をいちいち犯罪にされたら
医療は成り立たない。厳しい状況のなかで加藤医師は能く信念を貫いたと思う。もしも彼の精神力が途中で途切れたりしていたらと思うと
背筋が寒くなる。おそらく日本の医療は挽回不可能な打撃を受けたに違いない。
重ねて言うが亡くなられた方には本当にお気の毒だった。加藤医師本人の忸怩たる思いも相当なものだったことは会見でうかがい知れた。
しかし、そのうしろ向きな気持ちと戦いつつも筋を通した彼の人格を、私は評価したいと思う。
相馬市長 立谷秀清
医者どうしの庇いあいと見られるだけ。
511 :
卵の名無しさん:2008/08/27(水) 12:29:39 ID:ZdDrIE7Z0
医師無罪判決“控訴断念を”
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013729961000.html 帝王切開の手術をめぐる裁判で産婦人科の医師に無罪判決が言い渡されたことを受けて、
医療問題に取り組む超党派の議員グループは、医療行為をめぐる捜査は慎重であるべきで、
判決は妥当だとして、保岡法務大臣に控訴しないよう求めました。
この裁判は、4年前、福島県立大野病院で行われた帝王切開手術で無理な処置で女性を死亡させたとして、
業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科の医師に、福島地方裁判所が「処置は標準的なものだった」として
無罪を言い渡したものです。この判決を受けて、27日、自民党の尾辻参議院議員会長ら医療問題に取り組む
超党派の国会議員のグループのメンバーが法務省を訪れ、保岡法務大臣と面会しました。この中で、
議員グループは保岡大臣に要望書を手渡し、「産婦人科の医師が逮捕されたあと、現場には
通常の医療行為でも逮捕されるのではないかという不安が広がり、医療の崩壊に拍車をかけた。
医療行為をめぐる捜査は慎重であるべきだ」と訴えました。そのうえで「今回の判決は妥当なもので、
医療現場の不安と混乱を放置すべきではない」として、検察庁が控訴しないよう求めました。これに対し、
保岡法務大臣は「今回の事件を区切りに、司法の医療事故への介入にけじめをつけるべきだが、
具体的な事件の判断は現場に委ねている」と述べました。
512 :
卵の名無しさん:2008/08/27(水) 12:40:39 ID:ZdDrIE7Z0
野病院医療事故:医師無罪に超党派議連「控訴断念を」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080827k0000e010051000c.html 福島県立大野病院の医療事故で、産婦人科医を無罪とした福島地裁判決(20日)について、
超党派の国会議員150人でつくる「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」(会長・尾辻秀久元厚生労働相)は
27日、保岡興治法相と舛添要一厚生労働相に控訴断念を求める要望書を提出した。
要望書は「(事故が刑事事件になったため)ハイリスクな医療では、通常の医療行為でも刑事訴追される不安がまん延し、
医療崩壊に拍車をかけた」と指摘。控訴断念を求める理由を「医療現場を不安と混乱のまま放置しないため」としている。
>>512 × 野病院 →大野病院 です。訂正します。
514 :
卵の名無しさん:2008/08/27(水) 12:58:52 ID:ZdDrIE7Z0
「医師無罪、控訴しないで」 5議員が法相に申し入れ 「医師に不安」と議員連盟
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080827/trl0808271100001-n1.htm 福島県立大野病院事件をめぐり、超党派でつくる「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」会長の
尾辻秀久氏ら5議員が27日、保岡興治法相に面会し、業務上過失致死などの罪に問われた医師を無罪とした
20日の福島地裁判決に対して控訴しないよう申し入れた。
議員連盟は「医師の逮捕後、通常の医療行為を行っても刑事訴追されるという不安が蔓延(まんえん)し、
医療崩壊に拍車をかけた」と訴えた。面会後、尾辻氏は「法相は捜査にとやかく言える立場ではないが、
医療事故に対する基本的な考え方では一致した」と語った。
515 :
卵の名無しさん:2008/08/27(水) 13:21:31 ID:kjJHL7vu0
>>514 >法相は捜査にとやかく言える立場ではないが、
ウソつくな。法相は指揮権を発動して検察をコントロールできるだろうが。
516 :
卵の名無しさん:2008/08/27(水) 13:26:51 ID:Y8redoIDO
もう既に裁判中の事案は法務大臣でも首相でも介入できません
医療への公権力の介入は医療崩壊を招くのは常識です。
519 :
卵の名無しさん:2008/08/27(水) 14:02:35 ID:kjJHL7vu0
>>516 そんなことはない。マスゾエはB肝訴訟を控訴せず和解したぞ。
その他、首相や大臣の決断で国が控訴を断念したケースはいくらでもある。
520 :
卵の名無しさん:2008/08/27(水) 14:25:32 ID:ZdDrIE7Z0
超党派議員、法相に“大野病院事件”の控訴断念を要請
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080827-OYT1T00260.htm 超党派の「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」の尾辻秀久会長(元厚労相)らが27午前、
保岡法相と法務省で会い、福島県立大野病院で起きた医療事故で業務上過失致死罪などに問われた産婦人科医に
無罪判決が出た裁判での控訴を断念するよう要請した。
議連は「事件後、ハイリスクな医療では刑事訴追される不安がまんえんし、産科空白地帯が急速に拡大した。
控訴がなされないようお願い申し上げる」とする要望書を法相に手渡した。
保岡法相は「(控訴については)現場の判断に任せる」と述べた。
糞医者からゼニもらったアホ議員が必死こいて検察に圧力かけてんな。
522 :
卵の名無しさん:2008/08/27(水) 14:49:16 ID:Y8redoIDO
国や自治体が被告の場合だけですよ。大野事件と一緒にしないでね。
医療事故裁判の無罪判決に物申す - ある大学教員のたわごと - Yahoo!ブログ
http://blogs.yaho●.co.jp/researcher_dr/15647705.html
妊婦に不適切な処置をしてしに至らしめたと医師が裁判で訴えられて、
それが社会問題となり、ニュースとなった。判決が昨日でて”無罪”なんだそうだ。
妊婦の夫、家族の思いを考えると気の毒で仕方がない。
車を運転して車の故障で事故で人を殺しても、不注意で火の不始末で火事を起し、
死者をだしても牢屋行きなのに、なぜ医者は”無罪”なのか?
刑事事件は人を死に至らしめると言う点で作為、無作為に関係なく、刑罰に値する訳で、
いつも殺人と隣り合わせの医者だから無罪はおかしい。
逆に、植物人間でどう考えても延命措置が本人、親族に不幸だということで
延命措置をやめたとたん、その医師は有罪である。その違いが分からない。
技術は経験で覚えると言う。医者に失敗は当たり前だと言う。
たとえそうであっても、一人の患者が死に直面している時、
若い医師の訓練の場として医療行為をされてはたまったものではない。
近年の医療ミスをめぐる裁判の増加で医者を目指す人が減り、医療危機が起きている事実が
この裁判に微妙な影響を与えている気がしなくもないが、そもそもの問題は医療ミスを
無罪、有罪の問題に帰することではなく、事故を起きないようにする、おきても
若い医者の一人の負担にならないように”連帯責任”にする工夫がないと、
昔良く報道されたガーゼの取り忘れ、点滴量の間違い等の死にいたりかねない医療事故は
永遠に減らないし、逆にこの判決がそういうことをしてもいいと
助長するような結果にも解釈されかねない。
今、医師不足で医者を優遇しようと言う動きが出ている。一方で、患者に対し、
非常に手荒な態度で診察する傍若無人な医者がいるのも事実である。
守るべきものは守る、排除すべきものは排除する態度で挑まないと
日本の医療は世界に誇るものには到底なりえないと私は思う。
524 :
卵の名無しさん:2008/08/27(水) 15:45:18 ID:TTse1pTt0
>>523 正論だと思うけど、日本人は「水と安全はタダ」だと思っているようだから、
「安全性を高めるには、コストがかかる」ことを認めてもらわないとね・・・・
驚異的な低コストで、驚異的な成績を上げているのが今の日本の医療だと思う。
これが、高コストで低レベルだと言うのなら、一遍、海外で病気になってから
物をいって欲しい。
525 :
卵の名無しさん:2008/08/27(水) 15:54:16 ID:ZdDrIE7Z0
帝王切開事故、無罪判決受け申し入れ(動画あり)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3933720.html 先週、無罪判決が出た福島県立大野病院事件の裁判を受けて、超党派の議員連盟が法務大臣らに控訴を断念するよう申し入れました。
申し入れを行ったのは、尾辻秀久会長ら超党派で作る「医療現場の危機打開と再建を目指す国会議員連盟」の議員たちです。
尾辻会長らは、出産の際の医療行為をめぐり、業務上過失致死などの罪に問われた医師が、先週、無罪判決を受けた事に対して、
控訴しないよう保岡興治法務大臣に申し入れました。また、厚生労働省にも、同様の要望書を提出しました。
これに対し、舛添要一厚生労働大臣は、「法務大臣ともよく相談し、今後どういう対応を取るか決めたい」とした上で、
医療事故の原因究明を専門家が行う「医療版の事故調査委員会」の設置を急ぎたいとの考えを改めて示しました。
526 :
卵の名無しさん:2008/08/27(水) 16:31:40 ID:63CI7Br90
>>524 523はちっとも正論じゃないだろう
この文章の前段では
根底にあるのは結局応報感情
そもそも疾病に対して医療の介入のない場合の因果は無視されていて
自己にとっての起こりうる不利益のケツを誰かになすりつけて満足するという精神構造だ(無罪だから遺族が気の毒 なぜ無罪なのかは全く考察しない)
だから 修練は必要だがオレに関しては断る という極めて利己的な主張をしていることに自覚がない
後段に至って連帯責任を持ち出したところについてはそのコストに言及できないのはまさに素人
脊髄反射ブログのひとつだよ
>>523 自分で書いてるように どうみても 「たわごと」です。さようなら。
529 :
卵の名無しさん:2008/08/27(水) 21:21:13 ID:ZdDrIE7Z0
大野事件「控訴しないで」―超党派議連
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17892.html https://www.cabrain.net/newspicture/20080827-2.JPG 超党派の「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」の尾辻秀久会長ら5人が8月27日午前、法務省を訪れ、
保岡興治法務相に「福島県立大野病院事件」について、「控訴することのないようお願いします」と要望書を手渡した。
要望書は、事件が地域の産科医療に重大な影響を与え、刑事訴追への不安がまん延して医療崩壊に拍車を掛け、
近隣で産科医療が受けられない「産科空白地帯」が急速に拡大したと指摘。医療現場を不安と混乱のまま放置しないためにも、
控訴をしないよう求めている。
法相との話し合いを終えた尾辻会長は、「保岡法相は、基本的にはわれわれと考えは同じだが、意見を言う立場になく、
現場の判断になるとおっしゃった。医療事故原因の特定は、司法では分かりにくいため、専門家による第三者機関の設置は
有効な手段であることも話し合った」と報告した。
同議連は午後、舛添要一厚生労働相にも同様の要望書を提出。要望を受けた舛添厚労相は「法相とも相談しながら、
政府としてどう対応するか議論していきたい。医療を提供する側と受ける側の相互信頼を再構築するために努力する」と述べた。
530 :
卵の名無しさん:2008/08/27(水) 21:22:17 ID:ZdDrIE7Z0
大野病院判決で日本医学会が声明
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17872.html 福島県立大野病院事件の無罪判決を受け、日本医学会(高久史麿会長)は、「第三者機関の設立を要望するとともに、
医療の管理は、刑事司法ではなく、専門家集団である医師らが自律的に行う仕組みの構築を要する」などとする声明を発表した。
声明は冒頭、亡くなった患者と遺族に対し、哀悼の意を表明している。
事件については、「被告となった執刀医が行った医療行為は、産科的に見て極めて標準的な治療で、逮捕、起訴は不当な刑事司法行為」
と指摘。無罪は妥当との見解を示し、検察に控訴しないことを求めている。
医療関連死に関しては、「予期しない患者死亡が発生した場合、警察署に届け出るという現行の制度を変更するとともに、
異状死に関する適切な医療評価が行われるような新制度を確立することを要望してきた」とし、あらためて中立的な
第三者機関の設立を要望している。
531 :
卵の名無しさん:2008/08/27(水) 21:29:08 ID:ZdDrIE7Z0
TBS、毎日新聞の報道
大野病院事件遺族、「事故調」設置要請
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3933859.html 福島県の大野病院事件の遺族らが厚生労働省を訪れ、医療事故の原因究明を専門家が行う
「医療版の事故調査委員会」を早く設置するよう舛添厚生労働大臣に要請しました。
「ルールをつくって、第三者機関を立ち上げてもらいたいと思っています」(大野病院事件の遺族、渡辺好男さん)
申し入れを行ったのは、業務上過失致死などの罪に問われた医師に、先週、無罪判決が出た
福島県立大野病院事件の被害者の父など医療事故の被害者家族です。
申し入れに先立って行われた会見で、被害者家族は「死亡原因などの真実を知りたいと思っても、
病院だけでは本当のことが分からない、教えてもらえない」などと訴え、医療事故の被害者やその遺族が
真相究明に納得できるように、中立公正な医療事故機関を早く設置してほしいと要請しました。
これに対し舛添大臣は、患者側、医師側の双方の声を聞く場が必要とした上で、
医療事故の原因究明を専門家が行う「医療版事故調査委員会」を早急に設置したい考えを改めて示しました。
医療事故:原因究明の第三者機関を 厚労相に遺族ら要望
http://mainichi.jp/select/science/news/20080828k0000m040051000c.html 医療事故の被害者遺族らでつくる「医療過誤原告の会」など6団体は27日、事故原因究明のための中立な第三者機関
「医療安全調査委員会」の設置法案を、来月開会する臨時国会で成立させるよう舛添要一・厚生労働相に要望した。
要望に先立っての会見では、20日に医師に無罪判決が出た「大野病院事件」で死亡した女性(当時29歳)の父親の
渡辺好男さん(58)も同席。「娘が死んだ真相を知るには裁判しかなかった。第三者機関があれば状況は変わっていたと思う」
と調査委の早期実現を求めた。【夫彰子】
532 :
卵の名無しさん:2008/08/27(水) 21:57:20 ID:ZdDrIE7Z0
“医療事故調査 制度整備を”(動画あり)
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013741891000.html 医療事故の被害者らで作る団体が、27日、厚生労働省を訪れ、舛添厚生労働大臣に対し、医療事故の原因を第三者機関が調べる
新しい制度の整備を急ぐよう要望しました。
厚生労働省を訪れたのは医療事故の被害者や家族などで作る6つの団体で、代表が「医療事故の真相を究明する新しい制度を
早く整備してほしい」と述べ、舛添大臣に要望書を手渡しました。要望書では、事故を起こした医療機関自身の事故調査では
不信感をぬぐいきれず、中立公正な調査で被害者が納得できれば医療をめぐる裁判も減るとしています。厚生労働省は、
診療中の患者が死亡する医療事故が起きた場合、その原因を第三者機関が調べる新しい制度を設ける方向で検討を続けています。
舛添大臣は「患者側と医師側双方が信頼して話す場が必要で、臨時国会で新たな制度の案を出したい。100%でなくても早く動かし、
双方の意見を聞きながら少しでもいい制度を作りたい」と述べました。要望には、福島県立大野病院で行われた帝王切開手術で
娘を失った渡辺好男さんも同行し、「どうして娘が死ななければならなかったのか真相を知りたかった。医師がほんとうのことを
話せるような制度にしてほしい」と話していました。
医療事故調、早期設立を=被害者ら厚労相と面会
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008082700881 医療事故被害者遺族らでつくる「患者の視点から医療安全を考える連絡協議会」準備会メンバーが27日、
舛添要一厚生労働相と面会し、中立公正な医療事故調査機関の早期設立などを要望した。同相は「最大の問題は
医療側と患者側の信頼関係をどう構築していくか。双方の意見を踏まえ、少しでもいい制度をつくりたい」と答えた。
要望書は、事故調査機関の適正な活動で医療の質と安全が高まることが期待でき、被害者側が真相究明に納得できれば、
医事紛争の低減にもつながるとした。
533 :
卵の名無しさん:2008/08/27(水) 21:59:15 ID:8Vqp3U9U0
>>531 署名の姓、毎捏醜聞の記者って、やっぱり・・・
534 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 00:40:39 ID:vAD7IgIC0
医療事故の遺族ら、第三者機関の設立を要望
http://www.news24.jp/117416.html 医療事故の真相究明と再発防止のための独立した第三者機関を早く設立してほしいと、患者側の団体が27日午後、
舛添厚労相にあらためて要望した。
要望を行ったのは、医療事故の遺族や被害者で作る6つの団体で、医療事故の真相を究明し、再発防止を提言する
第三者機関の早期設立を訴えた。これに対し、舛添厚労相は「秋の臨時国会で、いわゆる医療版事故調査委員会を
設立するための法案を提出する方針だ」と述べた。
また、先週、医師に無罪判決が出た福島県の大野病院事件で、帝王切開手術後に死亡した女性の父親・渡辺好男さんも参加し、
「真相究明には独立機関が必要」と訴えた。
帝王切開死 医師に無罪 - ごんたの日記 - Yahoo!ブログ
http://blogs.yaho●.co.jp/gomi070611/43258775.html
お産は、常に急変する可能性がある。厚生労働省のまとめでは
出産で亡くなった妊婦が2006年に54人いる。
確実に日本は子供の産み難い国になっていっているようですね(^_^;)
────────────────────────────────
※コメント欄
いまどきお産で命を落とすということ事態がおかしい。
完全に医師のミス?
008/8/23(土) 午後 4:15 [晴香]
────────────────────────────────
同じ医療行為でも、
医者の9割が妥当と判断した内容に、
弁護士の5割が違法とか言ってた集会がありましたよね。
それ指摘されても、弁護士って詭弁ばっか。
遺族は遺族で、どんなに説明されても調査報告出されても、
「真実を!」の一点張り。
どうするんでしょうねぇ、第三者機関。
537 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 08:50:20 ID:vAD7IgIC0
大野病院事件:検察、控訴断念へ最終調整
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080828k0000m040117000c.html 福島県大熊町の県立大野病院で04年、帝王切開手術中に患者の女性(当時29歳)が死亡した医療事故で、
福島地裁(鈴木信行裁判長)が業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科医、K医師(40)に無罪判決
(求刑・禁固1年、罰金10万円)を出したことについて、検察当局が控訴を断念する方向で
最終調整に入ったことが27日分かった。
今月20日の福島地裁の判決は、大量出血の予見可能性など検察側主張を一部認めたものの、
最大の争点だった「胎盤剥離(はくり)を途中で中止すべきだったか」については
「中止して子宮摘出手術などに移行することが当時の標準的な医療水準と認められず、剥離の継続が
注意義務に反することにはならない」とK医師の過失を否定した。さらに、「剥離を中止しない場合の危険性を
具体的に明らかにしなければならないが、検察官は臨床症例を提示していない」と検察側の立証の不備も指摘した。
福島地検が上級庁と協議を進めているが、女性の症状の「癒着胎盤」は症例が極めて少なく、
剥離を中断した臨床例の提示も困難なことなどから、慎重に検討しているとみられる。
今回の事件を巡っては、全国の医療関係者が「医師の裁量に捜査機関が介入している」と反発していた。
538 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 09:50:33 ID:vAD7IgIC0
帝王切開死判決
超党派議員「控訴するな」
申し入れに法相「趣旨に同感」
小池議員も参加
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-08-28/2008082804_03_0.html 保岡興治法相は27日、福島県立大野病院の帝王切開死事故の福島地裁判決で、検察が控訴しないよう、
超党派の国会議員が申し入れたのに対して、個別の裁判には言及しないと断りつつも、趣旨には「まったく同感」とのべました。
「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」(尾辻秀久会長、会員百五十人)の代表が同日午前、法務省を訪れ、
申し入れたのに答えたもの。日本共産党の小池晃参院議員や自民、民主の国会議員が参加しました。
申し入れ書は、20日の地裁判決が、医療行為に刑事罰を科す基準について「ほとんどの者(医師)がその基準に従った
医療措置を講じているといえる程度」の「一般性」などがないといけないとのべていることを「妥当である」と指摘。
また、この事件が、医療崩壊に拍車をかけ、産婦人科医の大幅減少や、全国各地での「産科空白地帯」の急拡大を
もたらしたことを強調しています。
小池議員は法相との懇談で「医療事故に対して刑事責任の追及だけでは問題の解決にならないし、被害者の願いにも
応えられないことを示す判決だ」と発言。公正・中立な医療事故調査のための第三者機関をつくる方向で、行政を進めてほしいと要望しました。
同代表は同日午後、厚生労働省も訪れ、舛添要一厚労相に同様の申し入れを行いました。
控訴はやめてほしいけど、
そんな堂々と政治家が司法に介入するような発言していいのか?
540 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 10:03:45 ID:sXlO5i9x0
こういう介入があると
かえって控訴しないと禍根が残るというか「大きくなる」わな
っとに日本の政治家って無駄な動きしかせんな
541 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 10:48:41 ID:+Cpwf1PGO
医療ミスがあるとしたら、権利の濫用を行う輩を健康な体で出産
させてしまった半世紀前の産婦人科医にあるんだろうな。
その段階でなくなってれば娘も生まれないからこの痛ましい事例が
タカリの材料になる事はなかった。
生まれた子供もそんなジジイが近くにいてはろくな大人にならないよ。
542 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 10:54:12 ID:LpKXrYCe0
三権分立
543 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 10:55:13 ID:LpKXrYCe0
>>538 >医療事故調査のための第三者機関
勝村とか勝村とか勝村とか勝村とか勝村とか勝村たちが中心に運営する。
544 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 11:14:14 ID:pvChiT460
>>523 >車を運転して車の故障で事故で人を殺しても、不注意で火の不始末で火事を起し、
死者をだしても牢屋行きなのに、なぜ医者は”無罪”なのか?
この大学狂員、アホか?
今回の件で医師を罪に問うということは、火災現場で焼死体が出たら、
鎮火に当たった消防隊員は全員ムショ送りにすべしということ。
こんなのに教わっている学生さんが気の毒だ。
>>544 そのブログの喩えでいくと、
訴えられるべきなのは、病気であり、病人であることになるなあ。
546 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 12:35:05 ID:vAD7IgIC0
547 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 12:50:31 ID:vAD7IgIC0
大野病院事件控訴断念の方向 検察、産科医無罪判決で
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082801000288.html 福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が手術中に死亡した事件で、
業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科医加藤克彦医師(40)を無罪とした福島地裁判決に対し、
検察当局が控訴を断念する方向で検討に入ったことが28日、分かった。
同事件は通常の医療行為で医師が逮捕、起訴されたことに医療界が反発、全国的な産科医不足に拍車を掛けたとされ、
検察の対応が注目されている。
20日の福島地裁判決で鈴木信行裁判長は、子宮に癒着した胎盤をはがす「はく離」を加藤医師が続けた判断の是非について
「標準的な措置だった」と過失を否定した。
検察側は公判で「直ちに子宮を摘出すべきだった」と主張したが、判決は「根拠となる臨床症例を何ら示していない」
と立証不備を指摘。大量出血の予見可能性など検察側の構図を一部は認定したものの、禁固1年、罰金10万円の求刑に対し
無罪を言い渡した。
検察が控訴断念の方向 福島の大野病院妊婦死亡事件の1審無罪判決
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080828/trl0808281229003-n1.htm 福島県大熊町の県立大野病院で平成16年、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が手術中に死亡した事件で、
業務上過失致死罪などに問われた産婦人科医、加藤克彦医師(40)を無罪とした1審の福島地裁判決に対し、
検察当局が控訴を断念する方向で検討に入ったことが28日、分かった。
検察側は公判で「直ちに子宮を摘出すべきだった」と主張したが、1審判決で鈴木信行裁判長は
「根拠となる臨床症例を何ら示していない」として、立証不備を指摘した。
大量出血の予見可能性など検察側の構図を一部は認定したものの、「標準的な措置だった」と過失を否定して、
禁固1年、罰金10万円の求刑に対し無罪を言い渡した。
控訴断念を検討し始めたのは、主張の前提となる臨床例の提示や新たな鑑定人の確保が困難なためとみられる。
548 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 12:54:57 ID:vAD7IgIC0
帝王切開死の医師無罪判決、検察側が控訴断念へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080828-OYT1T00374.htm 福島県立大野病院で2004年、帝王切開手術を受けた女性(当時29歳)が死亡した医療事故で、
業務上過失致死罪などに問われたK医師(40)に無罪を言い渡した福島地裁判決について、
検察当局が控訴を断念する方向で最終調整していることがわかった。
K医師は、帝王切開手術のミスによる大量出血で女性を死亡させたうえ、死亡を警察に届けなかったとして、
業務上過失致死と医師法違反の罪に問われ、裁判では、子宮に癒着した胎盤をはがし続けた処置が
医学的に妥当かが争点になった。
今月20日の判決は、「子宮摘出手術に移るべきだった」とする検察側の主張について、
「根拠付ける臨床例を何ら示していない」と、医師法違反も含めて無罪とした。
福島地検が上級庁と協議しているが、「標準的な医療措置」と認定した判決を覆すような
臨床例を示すのは困難と判断しているとみられる。
判決を巡っては、日本産科婦人科学会などが控訴断念を求める声明を出したほか、27日には超党派の
「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」のメンバーらが保岡法相に控訴を断念するよう要請した。
549 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 13:16:00 ID:vAD7IgIC0
遺族が厚労相に要望/大野病院事件
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200808281 大野病院事件で娘を亡くした楢葉町の渡辺好男さんは27日、舛添要一厚生労働相に中立公平な医療事故調査機関の設置を要望した。
全国組織「患者の視点から医療安全を考える連絡協議会準備会」の要望活動に参加した。
渡辺さんは判決後に県病院局に提出した「医療事故再発防止のための要望書」を舛添厚労相に手渡し、
「(医療)現場の声を何でも聞くことのできる体制をつくってほしい」と述べた。
これに対し舛添厚労相は9月12日召集予定の臨時国会に、医療安全調査委員会(医療事故調)設置に向けた関連法案を
提出する考えを示し、「医療側、患者側双方の意向を聞き、党派を超えて早く制度をつくり動かしたい。全力を挙げて取り組む」と約束した。
舛添厚労相との面会に先立ち渡辺さんは、厚生労働記者会で会見に臨み、「第三者機関があれば少しでも真実をつかめただろう。
医療側が痛みを出せるような制度をつくってほしい」と訴えた。
550 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 13:17:44 ID:vAD7IgIC0
厚労相に事故調設置要望 大野病院事件の遺族渡辺さん
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=2286830&newsMode=article 大野病院事件で娘を亡くした福島県楢葉町の渡辺好男さんは27日、舛添要一厚生労働相に中立公平な
医療事故調査機関の設置を要望した。
全国組織「患者の視点から医療安全を考える連絡協議会準備会」の要望活動に参加した。渡辺さんは、
判決後に県病院局に提出した「医療事故再発防止のための要望書」を舛添厚労相に手渡し、
「(医療)現場の声を何でも聞くことのできる体制をつくってほしい」と述べた。
これに対し舛添厚労相は9月12日召集予定の臨時国会に、医療安全調査委員会(医療事故調)設置に向けた
関連法案を提出する考えを示し、「医療側、患者側双方の意向を聞き、党派を超えて早く制度をつくり動かしたい。
全力を挙げて取り組む」と約束した。
面会後、渡辺さんは記者団に「(医療事故調設置に向けた)舛添大臣の声を聞くことができて安心した」と語った。
舛添厚労相との面会に先立ち渡辺さんは、厚生労働記者会で会見に臨んだ。
医療事故調には何を求めるかとの質問に、「第三者機関があれば少しでも真実をつかめただろう。
医療側が痛みを出せるような制度をつくってほしい」と訴えた。
【写真】舛添厚労相に要望書を手渡す渡辺さん(中央)
http://www.minpo.jp/var/rev0/0015/6897/ohnobyouin.jpg
551 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 13:45:38 ID:8m+5fLAt0
真実
真実
真実
真実
真実
真実
プギャ〜^^
552 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 14:55:11 ID:pvChiT460
>>549 医療側が痛みを出せるような制度をつくってほしい
医療側が痛みを出せるような制度をつくってほしい
医療側が痛みを出せるような制度をつくってほしい
何が何でも医療側に痛みを与えないと気が済まない様ですね。
553 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 15:38:11 ID:vAD7IgIC0
医師無罪判決 控訴断念へ協議
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013760781000.html 4年前、福島県立大野病院で行われた帝王切開手術で、無理な処置で女性を死亡させたとして
業務上過失致死などの罪に問われ、無罪判決を受けた産婦人科の医師について、検察側は
「判決を覆すのは難しい」として、控訴しない方向で最終的な協議を進めています。
福島県大熊町にある県立大野病院の産婦人科の加藤克彦医師(40)は、4年前、当時29歳の女性に
帝王切開手術を行った際、胎盤を無理にはがし、大量出血で女性を死亡させたとして業務上過失致死などの
罪に問われました。今月20日、福島地方裁判所は「多くの医師が用いる標準的な処置で、刑事責任は問えない」
として、加藤医師に無罪を言い渡しました。判決の中で、裁判所は、胎盤をはがすのを中止する義務があったとする
検察側の主張について「根拠となる過去の症例が示されていない」などと証拠の不足も指摘しました。
これについて、検察側は控訴できるかどうか検討してきましたが、「判決を覆す新たな証拠を見つけるのは難しい」
として、控訴しない方向で最終的な協議を進めています。
554 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 16:11:01 ID:LBqEqlhd0
「医療側が痛みを出せるような制度をつくってほしい 」
何を言いたいのか全く理解できない。
厚労省ゆく前に小学校で国語のお勉強やり直しだな。
555 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 16:20:30 ID:wkAVDKMS0
控訴を断念って事は、公に無罪が真実と認められたわけだよな。
他にどんな真実が?
556 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 16:26:48 ID:C+lqb+hD0
民事訴訟で遺族がドクター及び病院を不法行為で損害賠償請求。
刑事とは異なる事実認定がされることがあるから、安心できません。
557 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 17:19:24 ID:9zZfRlFQ0
>>556 まぁ・・・そうなるだろうな
安直に病院側が謝罪したツケは10-20年続く・・・
558 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 17:26:02 ID:LBqEqlhd0
>>556 民事の賠償請求も認められないだろう。検察は医療ミスを証明できる
証拠を出せなかったのだから、遺族に証拠をだせるはずがない。
証拠があれば事実認定において刑事より民事は緩いから損賠が認められるという
ことも考えられるが、福島の事件は医療ミスを立証する証拠そのものが
存在しないのだから、これは民事でも無理。
559 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 17:27:13 ID:vAD7IgIC0
>>550 >第三者機関があれば少しでも真実をつかめただろう。
これは裁判所と被告であった人、並びに真理を明らかにするために
被告側陳述や証言をした多くの人に対する侮辱と名誉の毀損じゃないですか?
561 :
卵の名無しさん:2008/08/28(木) 17:41:21 ID:wYr2u4BsO
遺族は民事に証人としてイタコを呼び
口寄せで真実を語ってもらうしかないな
>>560 全くだな 少しでも ということは判決の中には少しも真実はないということだからね
この渡辺氏は司法制度そのものを否定したんだな
563 :
鶏の名無しさん:2008/08/28(木) 19:33:13 ID:yNCLBIv40
法務大臣は事実上の指揮権発動したんだろ?
なら、民事もキマリではないか?
>>563 関係ない。 真実が明らかにされた。 それだけ。
>>560 検察は検察なりに、一生懸命証拠を集めて起訴してくれたのにね。
何とかしようと一生懸命頑張ってくれた人に、その仕打ちはちょっと、ね…。
何か、片岡検事が少し可哀想になってきた。
>>550 今度は厚労省か。
マメだな。
そのうちデーモンの会がスカウトにくるんでね。
>>565 釣りか煽りか皮肉かピンボケか、はっきりしてくれ。
568 :
565:2008/08/28(木) 20:15:49 ID:VKHlSSD80
医療側に痛みを
医療側に痛みを
>>569 国民が望めばそれでもいいよ、甘んじて受けるしかない。
少しフェーズがずれるだろうけど、国民は更に何倍も痛みを
感じることになるだろうけど、それは納得してね。
こんな人間の言うことをまともに受けとめるなら、そんな国で、
そんな国民ばかりなら、医師はこれからも逃散するだろう。
>>569 「本音」が思わず顔を出したね。
>医療側が痛みを出せるような制度をつくってほしい
要するに何でもいい、医者を血祭りに挙げないと気がすまない って事だ。
結局 八つ当たり、鬱憤晴らしだって自ら白状したようなもんだ。
そりゃ医者ってなんかムカツクじゃん。
最低限患者が死んだら少しは動揺したり悲しんだりしろよ。
平気な顔で説明されたらこいつ訴えたろかって思うよそリゃ。
国際的に通用する事故調とは似て非なる第三者機関が
容認される流れになってきて、それはそれで嫌な流れ。
黙秘権を認めない、裁判に流用されかねない、
こんなのがどさくさに紛れて通っていいのか。
574 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 09:00:45 ID:oKMCcBo40
検察側控訴断念へ 新証人確保困難 大野病院事件
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080829t63027.htm 福島県立大野病院(大熊町)で2004年、帝王切開中に子宮に癒着した胎盤の剥離(はくり)を続けた
判断の誤りから女性患者=当時(29)=を失血死させたとして、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた
産婦人科医K被告(40)を無罪とした福島地裁判決について、検察当局が控訴断念の方向で最終検討に入ったことが28日、分かった。
20日の判決で鈴木信行裁判長は「胎盤剥離を中断して子宮摘出に移っていれば大量出血を回避できた」とする
検察側主張を認めたが、剥離を続けた判断については「標準的な医療措置であり、直ちに剥離を中止する注意義務はなかった」
と過失を否定。「検察側は主張の根拠となる臨床症例を示していない」と証拠不足も指摘し、医師法違反を含め無罪とした。
公判で福島地検が周産期医療の専門家を証人として立てられなかったことなどが証拠不足につながったことから、
検察当局は臨床経験の豊富な証人を新たに確保できるかどうかなど、証拠補充の可能性を慎重に探っているが、困難との見方が強まっている。
女性患者は04年12月、帝王切開手術を受け、癒着胎盤の剥離の過程で大量出血し死亡した。福島県警は06年2月、
K被告が大量出血を予見できる状況になっても剥離を継続したとして逮捕、福島地検が翌月に起訴した。
同事件では、日常起こり得る医療事故で医師が逮捕、起訴されたことに医療界が強く反発。日本産科婦人科学会は判決後、
「裁判による医療現場の混乱を1日も早く収束するよう、控訴しないことを強く要請する」との声明を発表している。
575 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 09:04:56 ID:oKMCcBo40
医療者のための「ビジョン」か
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17931.html (中略)
■会場に医療事故遺族らの姿
「医療事故の再発防止」については、「医療訴訟に耐えている人たちは、非常につらい時を思い出さなければならない。
そういう遺族は、医師や看護師をいじめようというのではなくて、『真実を知りたい。自身の経験を生かして次の悲劇を
無くさなくてはならない』という思い。個人を恨むのではなく、システムとしてそういうことが起こらないようにと(活動)している」
と述べ、会場に医療事故被害者の遺族が来ていることを紹介。
会場には、「福島県立大野病院事件」や「都立広尾病院事件」の遺族、医療事故で子どもを亡くした勝村久司氏
(「陣痛促進剤による被害を考える会」世話人)や豊田郁子氏(新葛飾病院セーフティーマネジャー)の姿も見られた。
同日の会合開催前に、医療事故被害者の遺族などの団体が、「医療安全調査委員会」の設置法案について、
来月開会する臨時国会で成立させるよう、厚労相に要望していた。
大熊委員は、次のように発言を締めくくった。
「『大野事件が医療を崩壊させた』としばしば言われるが、わたしから言わせると、医療が崩壊していた。そこに一人医長が居たということ。
報道によると、医局が(福島県から)小児科医が行くから(産婦人科医と)ペアだと聞いて安心して派遣したら、『うそつき』ということだった。
お医者さんも被害者だったが、何度も『大きな病院に移ったら』という助産婦さんの助言を聞かなかったという意味では、
そういうことを防ぐことが必要だったと思う。お医者さんがたびたび『信頼』と言うのは、『俺を信頼しろ』というニュアンスだが、
本当のことを隠さずに見せているという文化が医療者と患者の間に共有されていないと信頼はできない。医療者と患者が
パートナーになるという文化の上にこの新しい報告書が作られることを願っている」
(後略)
>>573 >それはそれで嫌な流れ。
それそれ。 それこそが最重要。 大野の判決に喜んでる場合では無い。
「全力で!」阻止せねば! 医療側に痛みを強要する魔女裁判j
577 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 10:24:01 ID:GfceX6pPO
それより患者遺族は医療ミスと偽って金を受け取ったのだから早く金返金せよ。税金だぞ
578 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 10:42:34 ID:a54CgErG0
>>572 アホだな。医者や殺人課の刑事が人が死んだからといって
いちいち動揺したり悲しんでたら仕事になりませんがな。
579 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 10:48:40 ID:a54CgErG0
>>577 本当か! 完全な公金詐欺だな。
即逮捕で有名な福島県警に通報しないとな。
580 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 10:55:46 ID:O3be4nOM0
>何度も『大きな病院に移ったら』という助産婦さんの助言を聞かなかった
そんなに看護婦の言うことって権威あるのか?産婦人科医の判断よりも。
581 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 11:58:40 ID:oKMCcBo40
遺族、控訴断念に言葉少なく 大野病院事件
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4147&blockId=2289367&newsMode=article 福島県立大野病院(大熊町)の医療過誤事件で、産婦人科医を無罪とした福島地裁判決に対し検察当局が
控訴断念の方向で検討に入ったことが分かった28日、遺族は「検察側から何も聞いていないのでコメントできない」
と言葉少なだった。控訴しないことを願う医療関係者は「安心できそうな知らせ」と受け止めた。
帝王切開手術中に亡くなった女性=当時(29)=の父渡辺好男さん(58)=楢葉町=は控訴をめぐる動きについては
言及を避けながらも、「真相を究明したいという思いは変わらない」と冷静な表情で語った。
無念の涙を流しながら無罪判決を聞いた20日、会見で「少しでも医療事故が減ってほしい」と訴えた渡辺さん。
27日には舛添要一厚生労働相に中立公平な医療事故調査機関の設置を要望するなど、娘の死を無駄にしないとの思いは尽きない。
大野病院を運営する県病院局の尾形幹男局長は「検察の方針が確定していない段階ではコメントできない」とした。
一方、産婦人科医の本田岳安達医師会長は「控訴断念の方向と聞き、安心した」。無罪判決を受けたK医師(40)が
復職を望んでいることを踏まえ、「産科医療は難しい環境にあるが、頑張って地域を支えてほしい」と期待した。
判決当日に福島市で開かれたシンポジウムの発起人となった医師は「控訴を断念するなら早く決めてもらいたい」と望み、
「ご遺族と病院側がよく話し合い、解決に向かってほしい」と願った。
582 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 11:59:28 ID:+Kttie6M0
>>573 「医師には基本的人権は認めない」という一派の力でしょう。
ちなみに事故調で黙秘したらどうなるんだ?
583 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 12:51:57 ID:dR3qooGD0
真相
真相
真相
真相
真相
真相
プギャ〜^^
584 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 12:56:29 ID:qtETogjQ0
>>580 >そんなに看護婦の言うことって権威あるのか?産婦人科医の判断よりも。
少なくとも医者よりは声は大きい。
585 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 12:57:58 ID:qtETogjQ0
>>574 おれが証人になってやるから控訴しろよ。
586 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 13:43:53 ID:a54CgErG0
>>581 いつまで「真相究明」ばかり言っているんだ。
どうもよく分からん。この遺族は何か他に目的でもあるのだろうか。
癒着胎盤剥離→大量出血→出血性ショック→死亡だよ。
真相は明らかだろ。
> この遺族は何か他に目的でもあるのだろうか。
これこそ 国民が一番知りたいこと
少なくとも俺には分からんから知りたいね>目的
588 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 14:13:29 ID:GfceX6pPO
勿論奈良の事件の時のT崎と同じでプロ市民そして医療評論家の道まっしぐらですよ。
589 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 14:53:14 ID:KUDcmqc90
こんな事件、控訴していたら、一般刑事事件の、刑訴法改正の議論が盛り上がるから
さっさと矛を引いたというのが検察のホンネだろ。第二審では、不当逮捕の件が必ず
問題にされる、公判でなくても、メディアで問題にされるだろうからね。
590 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 15:00:02 ID:n2+atvRQ0
591 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 15:19:55 ID:WQ+iWIQf0
事実:実際に起こったこと
真相:自分にとって好都合で換金可能なストーリー
患者遺族が求めるのは、いつだって事実ではなく真相なのです。
592 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 15:41:03 ID:oKMCcBo40
>>591 >事実は真実の敵だ!
ミュージカル「ラマンチャの男」のなかで
「騎士なんて300年も前からいない。それは事実なのだ」
と諭されたドン・キホーテが鋭く切り返す言葉ですな。
594 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 16:14:25 ID:oKMCcBo40
帝王切開した医師の無罪確定へ 福島地検が控訴を断念
http://www.asahi.com/national/update/0829/TKY200808290220.html 福島県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性(当時29)が死亡した医療事故で、業務上過失致死と医師法違反の罪に
問われた執刀医を無罪とした福島地裁判決について、福島地検は29日、「控訴しないことを決めた」と発表した。
これにより、執刀医で同病院の産婦人科医、K医師(40)=休職中=の無罪が確定する。
福島地検は06年3月、女性が癒着胎盤で大量出血する恐れがあったにもかかわらず、子宮摘出に移行せずに
胎盤をはがし続けて失血死させたなどとして、K医師を起訴した。
治療における医師の判断、手術法の選択にまで捜査当局が踏み込んだものとして注目されたが、福島地裁は20日、
「胎盤をはがしはじめたら、継続するのが標準的な医療」と述べ、過失にはあたらないとの判断を下していた。
595 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 16:17:01 ID:oKMCcBo40
596 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 16:22:41 ID:3qO+adSL0
娘の死は無駄にはならないよ
だって同じような状況でみんな手術してもらえなくなるんだもんな
この事件によって・・
597 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 16:30:45 ID:7vs7wcAM0
検察は途中で投げ出すのか?無責任だな
最後まで全力を尽くせよ
598 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 16:38:27 ID:oKMCcBo40
検察側が控訴断念 大野病院事件
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080829t63038.htm 福島県立大野病院(大熊町)で2004年、帝王切開中に子宮に癒着した胎盤の剥離(はくり)を続けた
判断の誤りから女性患者=当時(29)=を失血死させたとして、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた
産婦人科医K被告(40)を無罪とした福島地裁判決について、福島地検は29日、控訴を断念する方針を明らかにした。
控訴期限の9月3日を過ぎて無罪判決が確定する。
20日の判決で鈴木信行裁判長は「胎盤剥離を中断して子宮摘出に移っていれば大量出血を回避できた」とする
検察側主張を認めたが、剥離を続けた判断については「標準的な医療措置であり、直ちに剥離を中止する注意義務はなかった」
と過失を否定。「検察側は主張の根拠となる臨床症例を示していない」と証拠不足も指摘し、医師法違反を含め無罪とした。
>控訴期限の9月3日を過ぎて無罪判決が確定する。
そもそもスレチ
誤爆スマソ
601 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 17:01:28 ID:oKMCcBo40
602 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 17:19:38 ID:+Kttie6M0
と言うか、産科崩壊に甚大なる影響があったから、歴史に残ると思うよ。
良いとか悪いとかではなくてね。
最終ボタンを押した「片岡」とともに・・・・・
603 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 17:21:21 ID:a54CgErG0
>>601 医療ミスじゃなく現在の医療でも救済できない難病で死亡したことが
裁判で明確になったのだから、遺族としてもまだ諦めがつくと思うのだが・・・
何か別の理由で泣いている気がする。
604 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 17:21:30 ID:oKMCcBo40
大野病院事件、検察が控訴断念 産科医の無罪確定へ
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082901000451.html 福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が手術中に死亡した事件で、
業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科医K医師(40)を無罪とした福島地裁判決について、
福島地検は29日、控訴断念を決めた。無罪が確定する。
医療行為をめぐって医師が逮捕、起訴され、医療界の猛反発を招いた異例の事件は1審で終結することになった。
福島地検の村上満男次席検事は「裁判所の判断を覆すのは困難と判断した」と説明。地検は、
主張の根拠となる臨床例の提示や、新たな鑑定人確保などは難しいとの結論に達したとみられる。
公判では、子宮に癒着した胎盤をはがし続けた判断が妥当だったかどうかが最大の争点になり、
20日の判決は「標準的な措置だった」と過失を否定した。
「直ちに子宮を摘出すべきだった」とした検察側主張に対し、判決は「根拠となる臨床症例を何ら示していない」
と退け、立証が不十分と指摘。死亡を警察に届けなかったとされた医師法違反罪も含めて無罪
(求刑禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。
605 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 18:54:33 ID:oKMCcBo40
医師無罪判決 検察が控訴断念(動画あり)
http://www.nhk.or.jp/news/k10013792681000.html 4年前、福島県立大野病院で行われた帝王切開手術で女性を死亡させたとして業務上過失致死などの罪に問われ、
無罪判決を受けた産婦人科の医師について、検察側は「裁判所が示した判断を覆すのは難しい」として控訴をしないことを決めました。
福島県大熊町にある福島県立大野病院のK医師(40)は、4年前の平成16年12月に当時29歳の女性に帝王切開手術を行った際、
胎盤を無理にはがし、大量出血で女性を死亡させたとして、業務上過失致死などの罪に問われていました。今月20日、
福島地方裁判所は「医療行為について刑罰を科すのは一般的な医学基準に反した場合に限られる」という判断を示したうえで、
手術について「多くの医師が用いる標準的な処置だった」として、無罪の判決を言い渡していました。これについて、
福島地方検察庁では「起訴した当時の検察側の判断がまちがっていたとは思わない」としながらも
「医療行為に刑罰を科すケースについて裁判所が示した判断を覆すのは難しい」として控訴しないことを決めました。
これについて、死亡した女性の父親の渡辺好男さんは「判決のことは別として、医療の現場でリスクの高い患者が
安心できるよう事故を起こさないための仕組み作りを急いでほしい」と話しています。
>>601 判決を聞いて、ご遺族が泣かれたのですね。
「真実を知りたい」と言われていたその「真実」が判決で分かり、涙が出たのですね。
僭越ながら涙の理由を推測させていただきますと、
「医療ミスなどではなく、病死で死んだと分かり、心の整理がついて涙が出た」
「不当に逮捕されたにもかかわらず、最後まで誠実に対応された主治医に感動した」
「罪のない主治医を墓前で土下座させた自分を、強く悔やんで涙が出た」
等が考えられます。
裁判所が下した判決は、検察も納得(異例の一審結審)のものでしたからね。
ご遺族も、心穏やかに仏前に報告されていることと思います。
「お前は、殺されたんじゃなかったんだよ。病気で亡くなったのは残念だけど」と。
罪のない主治医を土下座させたことは感心できませんが、最愛の娘さんを亡くしたショックで
心が乱れたのでしょう。
産科医療の崩壊は止まらないでしょうが、この問題はとりあえずひと段落しました。
関係者の皆様、お疲れ様でした。
607 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 19:42:49 ID:v6iFRXB2O
検察(司法)にとって最大の関心(危機)は三井元高検部長の件(裁判)である。今日という日にわざわざ控訴断念を発表したのは三井の件をマスコミや国民に触れさせたくなかったからだ。
608 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 22:20:34 ID:oKMCcBo40
加藤医師「ほっとしている」=現場復帰に改めて意欲−帝王切開死
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008082900886 帝王切開死の無罪判決に対する検察側の控訴見送りについて、執刀医のK医師(40)は29日、弁護団を通じ、
「心中ほっとしています。これからも、地域医療に私なりに精いっぱい取り組んでまいります。
患者さんのご冥福を祈ります」とコメントした。
弁護団も「控訴断念が当然の結論」と強調。無罪確定で産科を中心とした医療現場全般に与えた悪影響が
収束することを期待するとした。
609 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 22:30:54 ID:oKMCcBo40
「帝王切開」大野病院事件、福島地検が控訴を断念
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080829-OYT1T00620.htm?from=navr 福島県立大野病院で2004年、帝王切開手術を受けた女性(当時29歳)が死亡した医療事故で、業務上過失致死罪などに
問われた加藤克彦医師(40)に無罪を言い渡した福島地裁判決について、福島地検は29日、控訴を断念すると発表した。
裁判では、子宮に癒着した胎盤をはがし続けた加藤医師の処置が医学的に妥当だったかが争点になったが、
20日の判決は、検察側の立証について「根拠付ける臨床例を何ら示していない」と指摘していた。
控訴断念の理由について、同地検の村上満男次席検事は「控訴しても裁判所の判断を覆すのは困難と判断した」と述べた。
現在、休職中の加藤医師は、「ほっとしています。(逮捕後の)2年6か月はとても長かった。これからも
地域医療に私なりに精いっぱい取り組んでまいります。改めて(亡くなった)患者さんのご冥福(めいふく)をお祈り申し上げます」
と、弁護団を通してコメントを出した。
一方、死亡した女性の父、渡辺好男さん(58)は、読売新聞の取材に対し、「娘が死ななければならなかった理由は
十分明らかになっていないと思う。有罪、無罪に関係なく、それを知りたい」と語った。
610 :
卵の名無しさん:2008/08/29(金) 22:39:39 ID:oKMCcBo40
法相、医療事故捜査は抑制的対応を
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3935758.html 福島県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性が死亡し、産婦人科の医師が業務上過失致死などの
罪に問われた裁判について、検察当局の控訴断念を受け、保岡法務大臣は記者会見で、
「刑事司法は医療事故について抑制的に対応すべきだ」との考えを示しました。
保岡大臣は、大野病院の加藤克彦医師の無罪判決について福島地検が控訴を断念したことを受け、
29日午後、臨時の記者会見を開き、「個別事件について所感を述べることは差し控える」とした上で、
次のように述べました。
「(医療事故については)国民を代表する方々で構成された第三者委員会が判断し、訴追については、
その意見を尊重し謙抑的(抑制的)に判断する仕組みが必要と考えています」(保岡興治 法相)
医療事故に関する調査機関設置については、厚生労働省が9月からの臨時国会への法案提出を検討しています。
保岡大臣は、「医療の萎縮を防ぐために事故についての判断は第三者機関に委ね、刑事司法は抑制的に対応すべき」
との考えを示したものです。
本当によかった
検察と捜査本部の謝罪まだあ???
What is Past is Prologue. 過ぎ去ったことは序章である。
つまり、これからが換金ビジネスの始まり、ということなんだろ。
早く逃げないと、危ないよ。
613 :
卵の名無しさん:2008/08/30(土) 08:57:41 ID:VuyhVnpb0
医療現場に安堵広がる 大野病院事件で地検控訴断念
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080830t63034.htm 医療界を震撼(しんかん)させた事件は一審で幕が引かれることになった。産婦人科医が帝王切開中の過失を問われた
福島県立大野病院事件。福島地裁が言い渡した無罪判決に福島地検は29日、控訴断念の方針を明らかにした。
事件が暗い影を落とした産科医療現場には安堵(あんど)が広がり、捜査関係者らは淡々と結末を受け止めた。
被告のK医師(40)には弁護団から地検の方針が伝えられた。加藤医師は「逮捕からの2年6カ月はとても長く、ほっとしている。
今後も地域医療に精いっぱい取り組んでいきたい。あらためて患者さんのご冥福をお祈り申し上げます」とのコメントを出した。
福島県は2005年、判断ミスなどを指摘した事故調査結果に基づきK医師らに減給などの懲戒処分を科し、K医師は
起訴に伴い休職となった。無罪が確定すれば休職は解かれる見通しで、県は処分の取り消しも検討する。
茂田士郎県病院事業管理者は、発表した談話で「引き続き県民医療の安全確保に努め、医療事故の再発防止に全力を尽くしていく」
との考えを示した。
逮捕には当初から医療界が猛反発し、お産を扱う現場に動揺を与えた。「万が一、控訴されれば、現場はさらに
萎縮(いしゅく)しかねなかった」と東北公済病院(仙台市)産婦人科の上原茂樹科長は胸をなで下ろす。
国立病院機構仙台医療センター(仙台市)産婦人科の明城光三医長も「先週、事件のような難しい症例があった。
無罪判決があったので比較的冷静に対応できた」という。それでも「今後も逮捕という同じことが起こる可能性はある。
ショックは忘れない」と影響の大きさをうかがわせた。
一方、死亡した女性患者の父親渡辺好男さん(58)は取材に対し「無罪有罪は関係なく、1人の命が失われた。
医療界には原因を追及し、再発防止に努めてほしいとだけ願っている」と話した。
福島地検の村上満男次席検事は記者会見で「遺族の方にはあらためてお悔やみ申し上げますとしか言いようがない」と述べた。
県警の佐々木賢刑事総務課長は「県警としては法と証拠に基づいて必要な捜査をしたと考えている。医療行為をめぐる
事件の捜査は本判決を踏まえ、慎重かつ適切に行っていく」と語った。
614 :
卵の名無しさん:2008/08/30(土) 09:41:37 ID:VuyhVnpb0
「新たな立証難しい」大野病院事件 控訴断念で検察側
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20080830-OYT8T00152.htm 大熊町の県立大野病院で2004年12月、帝王切開手術を受けた女性(当時29歳)が死亡した医療事故を巡る裁判は、福島地検が29日、
控訴断念を表明したことで、無罪判決が確定することになった。業務上過失致死罪などに問われた加藤克彦医師(40)=休職中=について、
県病院局では「判決が確定した時点で復職になる。復職後のことについては加藤医師の考えを聞いて検討する」としている。
子宮に癒着した胎盤をはがし続けた処置の妥当性が問われた裁判で、「子宮摘出に移るべきだった」と主張した検察側に対し、
20日の判決は立証不足を指摘していた。
福島地検の村上満男次席検事はこの日、「(刑罰を科す基準となり得る)医学的準則には様々な考え方があり、裁判所が要求する程度も
考え方としてはあり得る。あり得る以上は覆せない」と立証が及ばないことを認め、「証拠に基づいて過失があると判断したが、
裁判所と過失、注意義務のとらえ方に違いがあった」と述べた。また、控訴審は原則として1審の証拠に基づいて審理されるため、
新たな立証が難しいと説明した。
ただ、任意捜査でなく、逮捕したことについては「逮捕の要件を慎重に判断して行ったもので、正当だったと思う」とし、
起訴したことも「証拠に基づいたもので誤っていない」とした。
今後については「より慎重、適正に捜査をしたい」と語った。
また、県警刑事総務課の佐々木賢課長も、「県警としては、法と証拠に基づいて必要な捜査を行ったものと考えている。
今後も本判決をふまえ、慎重かつ適切に行って参りたい」と話した。
これに対し、加藤医師の弁護団は「当然の結論」とするコメントを出し、日本産科婦人科学会も「医療現場の混乱を収束する上で
医療界全体にとっても妥当な判断」という声明を出した。
一方、女性の父、渡辺好男さん(58)は読売新聞の取材に対し、「(事故について)まだ疑問に思うことがあり、生涯真実を求めていきたい」
と胸の内を語った。判決当日に県に提出した、医療事故の再発防止を求める8項目の要望書にも触れ、「要望書は今の自分にとって希望。
患者の視点で変えていける環境を提案しており、順番に変えていってほしい」と話した。
>>613 安堵感広げちゃダメだ。
検察控訴断念のような、やり逃げ、叩き逃げのようなやりかたを許しちゃダメだ。
これは「本当は有罪なんだけど、医者が総がかりで圧力かけたから」 と世論誘導。
「被害者遺族」が幅を利かせる 医療事故調(実質魔女裁判)への布石だ。
616 :
卵の名無しさん:2008/08/30(土) 10:42:05 ID:VuyhVnpb0
産科医の無罪確定へ=帝王切開死、検察が控訴断念−「今後は慎重に捜査」・福島
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date2&k=2008082900661 福島県立大野病院で2004年、帝王切開手術を受けた女性=当時(29)=が大量出血して死亡した事故で、
業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた執刀医加藤克彦被告(40)を無罪とした福島地裁判決について、
福島地検は29日、控訴の断念を決めた。控訴期限の9月3日が過ぎれば、無罪が確定する。
公判では、癒着した胎盤を子宮から剥離(はくり)した際に大量出血を予見できたのかと、剥離を中止し
子宮摘出に移る義務があったのかが主な争点だった。
地裁は20日の判決で、子宮摘出に移るべきだとした検察側主張について「医学的準則だったとは認められない」とし、
被告に剥離措置を中止する注意義務はなかったと認定。検察側立証は医学書の記述などにとどまり、
主張を裏付ける臨床例を提示していないと指摘していた。
同地検の村上満男次席検事は「違反者に刑罰を科す(医師の)注意義務をどうとらえるかで、裁判所は検察と異なっていた。
裁判所は臨床、検察は医学書に基づいており、判決のような考え方もある」とし、控訴しても裁判所の判断を覆すことは困難とした。
加藤被告の逮捕、起訴について「法律と証拠に基づいてやった。判断としては間違っていない」としたが、
「今後はより慎重、適切な捜査をしたい」と述べた。
617 :
卵の名無しさん:2008/08/30(土) 10:45:38 ID:v09FrLtsO
生涯真実追求とは生涯死体換金ビジネスを追求すると読んでしまうのだが?
618 :
卵の名無しさん:2008/08/30(土) 11:01:27 ID:jUo+gSC50
>>616 >「法律と証拠に基づいてやった。判断としては間違っていない」
こいつら全く反省してないな。
>>616 >「今後はより慎重、適切な捜査をしたい」と述べた。
>今後はより慎重、適切な捜査
>今後はより慎重、適切な捜査
厚顔無恥だな
まあ当然か・・・
620 :
卵の名無しさん:2008/08/30(土) 12:00:32 ID:9lal1kUT0
>>594の記事、内容が変わっています。
帝王切開した医師の無罪確定へ 福島地検が控訴を断念
http://www.asahi.com/national/update/0829/TKY200808290220.html 福島県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性(当時29)が死亡した医療事故で、業務上過失致死と医師法違反の罪に
問われた執刀医を無罪とした福島地裁判決について、福島地検は29日、「控訴しない」と発表した。
これにより執刀医で同病院の産婦人科医、K医師(40)=休職中=の無罪が確定する。
控訴断念の理由について同地検の村上満男次席検事は、判決を覆すために必要な証人や鑑定といった
「新たな証拠を出すことは不可能」と説明。K医師を逮捕・勾留(こうりゅう)したことについては
「当時の判断としては、鑑定医の話や医学書の記載に基づいたもので、間違いはなかった」と話した。
同地検は「女性が癒着胎盤で大量出血する恐れがあったにもかかわらず、子宮摘出に移行せずに胎盤をはがし続けて
女性を失血死させた」などとして、06年3月にK医師を起訴。だが、20日の福島地裁判決は「胎盤をはがしはじめたら、
継続するのが標準的な医療」として同地検の主張を退け、異状死の場合、死亡後24時間以内に警察へ届けなければならない
医師法違反にも問えないとしていた。
K医師の弁護団は「検察の主張はまったく立証されておらず、控訴断念は当然。裁判が産科を中心とする医療現場全般に与えた
悪影響が無罪確定で終息することを期待する」とのコメントを出した。
621 :
卵の名無しさん:2008/08/30(土) 12:23:23 ID:9lal1kUT0
産科医の無罪確定へ 検察が控訴断念決定/大野病院事件
http://www.minyu-net.com/news/news/0830/news1.html 大熊町の県立大野病院で2004(平成16)年12月、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が死亡した医療事件で、
福島地検は29日、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医K医師(40)を無罪とした福島地裁判決に対し
「控訴しても裁判所の判断を覆すことは困難」として控訴しないことを決定したと発表した。
同地検は上訴権の放棄はしないことから、無罪判決は9月4日午前零時に確定する。
同地検の村上満男次席検事は、過失が問われる基準は現場の医師が広く認識しているべきで、検察側が根拠とした
医学書の記載は現場では一般的でないと退けた20日の判決について「一つの考え方としてはあり得る」と尊重。
「(こういう考え方が)あり得る以上、覆せないと考えた」と述べた。
その上で、今回の医療行為が数千例に一例というまれな疾患の癒着胎盤に関してだったことに言及し
「(基準の)一般性の程度についてはさまざまな考え方がある」と、医療行為の過失の認定をめぐり
同地裁とのとらえ方の違いも述べた。その一方で「事実経過は、おおむね検察の主張通りに認定している」と評価もした。
K医師を起訴したことの妥当性については「間違いだったとは思わない」と強調。逮捕、拘置の是非も
「慎重に判断した結果で、正当だった」とした。医療行為に対する刑事捜査の今後について
「今回の判決を受け、より慎重、適正かつ妥当にしたい」と述べた。
622 :
卵の名無しさん:2008/08/30(土) 12:33:11 ID:9lal1kUT0
大野病院事件、検察が控訴断念
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000808300004 産婦人科医に無罪が言い渡された県立大野病院事件で、福島地検は控訴を断念した。福島地裁判決は「検察側は、
その主張を根拠づける臨床症例を何ら提示していない」と述べ、罪となるべき事実について立証の甘さを指摘。
その意味で控訴断念は半ば予期されていたことで、地検が「新たな証拠を出せない」としたのも納得がいく。
だからといって医療界がすべて正しかったのかというと、疑問も残る。具体的には、警察からの鑑定依頼を断ったある専門家が、
弁護側からの鑑定依頼は受けて公判で証言した点だ。医療のような専門性の高い分野では、より多くの専門家に意見を聴く必要がある。
なぜ捜査に協力しなかったのだろうか。
亡くなった女性(当時29)の父、渡辺好男さん(58)が病院側に、医療スタッフの話を聞かせてほしいと訴えたが、
「忙しい」と断られたということもある。
今回の裁判は、警察・検察に対しては慎重な捜査を、医療界には「より開かれた医療」の実現を、それぞれ求めたと言えるのではないか。
(北川慧一、高津祐典)
◇
無罪が確定するK医師(40)は「ほっとしています。2年6カ月は、とても長かった。これからも、地域医療に私なりに
精いっぱい取り組んでまいります」とのコメントを出した。
一方、亡くなった女性の父、渡辺さんは「1人の命が亡くなったことを重く受け止め、医療界は変わっていってほしい。
裁判が続かないからといって、落胆はしていない。今後も真相究明に向けて活動を続けていきたい」と話した。
623 :
卵の名無しさん:2008/08/30(土) 13:18:42 ID:9lal1kUT0
624 :
卵の名無しさん:2008/08/30(土) 14:54:26 ID:9lal1kUT0
大野病院医療事故:県、懲戒処分見直しも 地検が控訴断念、医師の無罪確定へ /福島
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20080830ddlk07040178000c.html 無罪確定へ−−。大熊町の県立大野病院で04年に起きた医療死亡事故の裁判は29日、福島地検が控訴断念を明らかにし、
業務上過失致死と医師法違反の罪に問われたK医師(40)の無罪が確定することになった。県は、
K医師の懲戒処分の見直しを検討している。【松本惇、西嶋正法、今井美津子、石川淳一】
福島地検の村上満男次席検事は「事実関係はおおむね検察官の主張通り認定している」とした上で、
「判決は刑罰を科す基準となる医学的準則を、ほとんどの者が従っていると言える一般性を有しなければならないとした。
裁判所の要求も考え方としてあり得る」と述べた。K医師の起訴については「被告が持っていた医学書に
(検察側主張に沿う)記載があり、産婦人科医の鑑定もあったので、違法とは思わない」と正当性を主張した。
県警の佐々木賢・刑事総務課長は「法と証拠に基づき必要な捜査をした。医療行為の捜査は今後も慎重、適切に行いたい」と話した。
一方、K医師の弁護団は「当然の結論。産科を中心に医療現場全般に与えた悪影響が収束することを期待する」とし、
日本産科婦人科学会は「今後も母児ともに救命できる医療の確立を目指し、最大限の努力を続ける」との談話を発表した。
また、県病院局の茂田士郎・病院事業管理者は「医療事故の再発防止に全力を尽くしたい」とコメント。
K医師を減給1カ月(10分の1)とした05年6月の処分について、同局の林博行次長は「判決を吟味し、(加藤医師の過失を認めた)
県事故調査委員会の報告書を含め、懲戒処分取り消しも視野に検討したい」と話した。
保岡興治法相は会見で「医療事故の調査は、専門家らで構成する第三者委員会がリスクなどに専門的判断を下し、
刑事司法はそれを尊重し対応する仕組みが必要」と語った。
W氏や元夫にとっては風当たりの強い日々が始まったな。
会社に異動願いを出したかも。
626 :
卵の名無しさん:2008/08/30(土) 17:28:02 ID:rmu1jSaq0
父親ばかり出て夫が顔を出さないと不思議に思ってたら、元夫ね。
627 :
卵の名無しさん:2008/08/30(土) 18:59:56 ID:H9pY925q0
628 :
卵の名無しさん:2008/08/30(土) 19:16:14 ID:v09FrLtsO
いつ離婚したの?
妻が死亡したから元夫ということではないのかな?
630 :
卵の名無しさん:2008/08/31(日) 01:02:39 ID:GzYRpUM40
それなら
娘が死んだんだから「元父」なんじゃね?
間違っていないっていうことは、
福島で同様のことがあったらまた逮捕されるんかいな
まだ福島に残っているやつって何?
逮捕されたいの?
632 :
卵の名無しさん:2008/08/31(日) 01:05:02 ID:GzYRpUM40
>>631 福島県の地方ルールじゃないでしょ
それが警察庁全体の意識だというなら
日本国内どこにいても同じ
産科医やってるなんてキチガイ沙汰だろ
他の県で同様の事件が起きて同じことにはならない
特定の地方の県警・検察だから起きたこと
警察とか未だに裏金あるんだろうし、早く道州制にした方がいいよ
地方公務員とか終わってる
>>631 そうだな。 捨てゼリフだけど今後も殺る気満々のセリフともとれるな。
635 :
卵の名無しさん:2008/08/31(日) 06:39:53 ID:C243o7UX0
先日再審無罪となった免田事件のその後のリポート番組を偶々見たのだが
事件の現場(熊本のど田舎)では「本当は免田氏がやったんだ」と今なお信じてる住民が少なくないんだそうだ
ことほど左様に日本人の警察権力に対する妄信性は頑迷固陋といってよいほど
だからこそ福島県警・福島地検、当時の捜査を指揮して転出転籍した人間のことは徹底的にたたき続けるべきなんだよ
637 :
卵の名無しさん:2008/08/31(日) 11:13:45 ID:BcfxYLDP0
>>630 婚姻関係は相手が死ねば解消されるが親子関係は死んでも続く
だから祖父の遺産を孫が相続できる
638 :
卵の名無しさん:2008/08/31(日) 11:21:26 ID:2FEsFgPe0
混じれ酢すると再婚したんじゃね?って思うわけだが
639 :
卵の名無しさん:2008/08/31(日) 12:43:05 ID:BcfxYLDP0
福島では今でも加藤医師が手術したと信じている人多いよ
未亡人は夫には用いないのか
>>641 未亡人 という言葉自体が女性蔑視の時代の名残だからじゃないかな。
>>637 それ以前に祖父の遺産は祖母が相続できる=その意味では配偶者も切れていないのだが。
645 :
卵の名無しさん:2008/09/01(月) 18:23:47 ID:spLfXQ4B0
以前、美容整形での医療事故で執刀医がアリバイを主張して認められた
では誰が手術していたのだろう?
糞医者とか痴漢野郎とかが無罪だって喜んでるけど、無罪=冤罪じゃねえからよ。
刑罰は慎重にしないと万が一冤罪の場合に人権侵害になるから、無罪の領域を大きめに取ってるだけ。
つまり無罪の奴で犯罪者も山ほど居るって事。
>>647 判決主文を読んでも検察全面敗退。 検察も控訴せず。
だが、 それらに関係なく元々これは冤罪。
今回の判決は冤罪を裁判所が追認したようなもの。
別に無罪になったから冤罪と言い出したわけではない。
わかったか
>>647 こんなとこまでやって来て書き込む行為自体が
浅すぎてキモチ悪い
法律関係者ってこんな奴ばっかなんだろうな
>>649 × 法律関係者
○ 法曹になれなかった落伍者
奈良割り箸事件って、控訴までされてるのに、この事件ほど盛り上がらないね。
やっぱり、救急で起こったことだから、団結できないのかね。
今後は救急(すべての科)のほうが危険だとおもうんだが。
「私は成功率100パーセントの医療しかいりません。」
このセリフって、術前質問で使えるな。
誰か、精神分析みたいに、訴える傾向がある患者を分析できる質問表作ってくれないかな。
経験だけでDQNを見分けるのは限界があるし。
以下の一問で90%は見分けられるんじゃない?w
Q1 御自身、あるいは配偶者、2親等以内に以下の職業の方はいらっしゃいますか?
( 教師、公務員、団体役員、マスコミ、看護師 )
はい ・ いいえ
公立病院の糞医者どもは自分が公務員じゃないと思ってるから怖い。
>>653 実際には公務員でいて公務員の待遇じゃない。
公務員らしいところ
・接待(収賄)は禁止
・医師としては薄給
公務員らしくないところ
・日常的に土日サービス出勤、サービス残業、サービス待機
・「当直」なのに「夜勤」させられ翌朝からも通常勤務
・業務遂行しただけでも結果が悪ければ民事刑事ともに個人責任
656 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 00:25:15 ID:+clNXh5S0
河北新報:社説(2008年9月1日)
控訴断念の意味かみしめて/大野病院事件)
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2008/09/20080901s01.htm 逮捕、起訴された医師を無罪とした一審判決を検察が受け入れ、控訴しないと決めた。
福島県立大野病院産婦人科で手術中に患者を死なせたとして、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた加藤克彦医師(40)の無罪が確定する。
全く別の実行行為者が現れたといった話ではない。有罪立証に全力を挙げた検察が、地裁段階での無罪の結論に異を唱えないで従うのは異例のことだ。
もともと逮捕、起訴に無理があった、不当だった。弁護団のみならず医療関係者はそう反発してきた。
では、遺族の悲しみ、憤りに、どこで、どんなふうにして応えたらいいか。裁判以外にはその手だてはないものか。
逮捕後の議論は、医療事故の原因を究明する国の第三者機関(医療安全調査委員会)を設立する構想を生んだ。厚生労働省は9月からの
臨時国会での法案提出を目指している。
検察の控訴断念の判断には、この「医療事故調」創設の機運が影響したはずだ。その意味合いをしっかり受け止め、事件が広げた
社会的な論議の成果として、結実させたい。
「この手術では標準的な措置が取られた。検察側が主張する方法は、ほとんどの医師が従う一般的な基準とは言えない」。
8月20日の福島地裁の無罪判決は、こんな論法だった。
判決を覆すためには、新たな鑑定人に依頼したり、類似の手術事例を示したりしなければならない。地検は「裁判所が要求する
手術の一般性の立証は困難」と控訴期限(今月3日)を前に早々と断念を表明した。
逮捕、起訴の過程で県警と地検は手術の妥当性、刑事責任追及の適否をどの程度、吟味したのか。医療界の批判は、加えて
「医師の裁量の問題に素人が口出しするのか」という情緒的な反発に今も彩られている。
657 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 00:33:55 ID:+clNXh5S0
>>656続き
一方で重く受け止めたいのは、遺族の気持ちである。「知らされていなかったことで、公判で分かったことも多かった」。
刑事事件になって初めて究明が進んだ側面がある事実を記憶にとどめる必要がある。
医療事故調は医師や法律家で構成される。厚労省の試案では悪質な事例については警察に通知することになっているが、
医療界には「刑事介入を排除すべきだ」という反対論が根強い。
「なぜ、わたしが手錠をかけられるのか。ベストを尽くしたのに」「なぜ、わたしの愛する者を死なせたのか。信じていたのに」
医師と患者の対極の心情を柱にして望ましい制度の設計図を考えれば、医療事故調の実現が不可欠だ。そして、検察の控訴断念が、
刑事介入の全面排除に道を開いたものでは決してないことも明らかなようにみえる。
658 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 00:36:03 ID:+clNXh5S0
産科医の無罪確定 帝王切開死の大野病院事件
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090301000566.html 福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が死亡した事故で、
業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科医K医師(40)に無罪を言い渡した福島地裁判決が3日、
控訴期限を迎え、4日午前0時で無罪が確定。
福島地検は地裁の判断を覆すのは困難として控訴断念を決めていた。
県病院局は4日、休職中のK医師に復職の辞令を出す。勤務先などは本人の意向を含めて決めるとしており、
減給とした処分について見直しも検討する。遺族から賠償の要望があれば交渉に応じるとしている。
K医師は、大量出血を予見できたのに子宮に癒着した胎盤を無理にはがして失血死させたとして逮捕、起訴された。
福島地裁は8月20日、死亡を警察に届けなかったとされた医師法違反罪も含めて無罪(求刑禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。
産科医の無罪確定 帝王切開死の大野病院事件
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080903/trl0809031845010-n1.htm 福島県大熊町の県立大野病院で平成16年、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が死亡した事故で、
業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科医、K医師(40)に無罪を言い渡した福島地裁判決が3日、
控訴期限を迎え、4日午前零時で無罪が確定。福島地検は地裁の判断を覆すのは困難として控訴断念を決めた。
ひとりの人生は大きく狂わされたけど、
これで少しはいい方向になってほしいな
おれは支える会に募金しました
失われた妊婦さんの人生が戻ってくることはないし、遺族の悲しみも癒されることはない。
661 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 00:56:47 ID:+clNXh5S0
662 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 00:58:02 ID:+clNXh5S0
各社の紙面 紙面展望(2008年)
9月2日付 医師の裁量権認める
大野病院事件無罪判決をめぐる社説
逮捕・起訴に疑問の声
http://www.pressnet.or.jp/shimen/t20080902.htm 福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開手術を受けた女性(当時29)が死亡した事件で、業務上過失致死と
医師法違反の罪に問われた産婦人科医、K被告(40)に対し、福島地裁(鈴木信行裁判長)は8月20日、
「標準的な医療措置で過失はなかった」として無罪(求刑・禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。医師の逮捕に医療界が強く反発し、
産科医離れが加速するなど波紋を広げた事件の判決を45本の社・論説が論じた。
過失までは問えない
〈妥当な判決〉京都「裁判では、被告の医師が、子宮に癒着した胎盤をはがす『はく離』を続けたのが適切だったかどうかが、
最大の争点となった。福島地裁は、医師の医療行為について、『標準的な措置で過失はなかった』と判断、検察側の主張を退けた。
24時間以内に『異状死』を警察に届けなかったとして問われた医師法違反についても、『診療中の患者がその病気で死亡した場合は異常死でない』
とした。判決は、医療現場の実態を重視し、医師の裁量を広く認めた格好だ」、読売「検察と警察は、胎盤をはがさずに子宮ごと摘出するのが
『医学的準則』だった、として業務上過失致死罪などに問うた。しかし判決は、『医学的準則』とは同じ場面に直面した医師のほとんどが
選択するものでなければならず、今回のケースはその証明がない、とした。医学的見解が分かれる中で刑事責任を追及した捜査当局への
批判が読み取れる」、北海道「臓器を取り違えて摘出したり、医療器具を体内に置き忘れたりといった医師の明白なミスで、
刑事責任を追及するのは当然だ。だが、通常の医療における医師の裁量権にまで踏み込むのは捜査権の乱用と戒めたと言える」、
朝日「判決は医療界の常識に沿ったものであり、納得できる。検察にとっても、これ以上争う意味はあるまい。(略)今回の立件は、
医師の間から『ある確率で起きる不可避な事態にまで刑事責任が問われるなら、医療は成り立たない』と反発を招き、全国的な
産科医不足に拍車をかける結果にもなった。産科の診療をやめた病院も多い」。
663 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 01:00:14 ID:+clNXh5S0
>>662続き
〈不十分な検察側立証〉福島民友「(判決は)検察側立証の不十分さを指摘。根拠となる臨床症例に欠くなどと主張を退けた。
(略)根底から崩れるような立証でなぜ検察は起訴したのか。大きな疑問がつきまとう」、産経「大野病院事件はカルテの改竄(かいざん)や
技量もないのに高度な医療を施した医療過誤事件とは違った。(略)医療を萎縮(いしゅく)させないために、捜査当局は幅広く専門家の意見を
聞くなどもっと慎重に対応すべきだった。逮捕せずに書類送検で在宅起訴して刑事立件する捜査手法もあったはずだ」、
西日本「産科医だけでなく、小児科などの診療科でも閉鎖や閉院が相次ぐなど、地域医療は崩壊の危機にさらされている。
医療事故をめぐる裁判が刑事でも民事でも各地で相次ぎ起こされ、病院や医師側の心理的な萎縮も進んでいるようだ」。
〈医療側も反省を〉日経「医療事故は後を絶たない。そこで問題になるのは、患者や家族に十分な説明をし、同意を得たかという点だ。
この事件でも家族は病院側の説明に強い不満を抱いている。大出血など緊急の場合には他の医師などの応援を求めるべきだが、
これについても不十分だったと言わざるを得ない」、愛媛「被告医師は不測の事態に備え近くの産婦人科医に手伝いを依頼していたが、
立ち会ってはいなかった。輸血確保が困難な同病院では手術を避けるよう助産師が進言すると、拒否したという。事実なら、
被告医師の態勢も万全だったとはいえないのではないか。無罪判決が出たとはいえ、反省すべき点は反省し、教訓とすべきだ」。
664 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 01:04:23 ID:+clNXh5S0
665 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 09:08:38 ID:+clNXh5S0
大野病院事件 産科医の無罪確定
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080904t63021.htm 福島県立大野病院(大熊町)で2004年、帝王切開中に子宮に癒着した胎盤の剥離(はくり)を続けた
判断の誤りから女性患者=当時(29)=を失血死させたとして、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた
産婦人科のK医師(40)を無罪とした福島地裁判決が4日午前零時、確定した。
福島地検は裁判所の判断を覆すのは困難として、控訴断念を決めていた。無罪確定に伴い、
地方公務員法の規定で休職となっていたK医師は復職扱いとなる。県病院局は減給処分の取り消しを検討する。
今後についてはK医師と相談して決める。
K医師は06年、癒着胎盤の剥離を続けた判断ミスから大量出血で女性を死亡させたとして、
福島県警に逮捕され、起訴された。8月20日の地裁判決はK医師の過失を否定し、医師法違反も含めて無罪とした。
666 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 09:11:53 ID:s9VFEIP40
>>660 無実の人間の不幸を捏造することによって「癒される」「戻ってくる?」
これってナンテ人柱という感じだが
福島って何時代を突き進んでるのか教えてくれ
667 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 09:13:39 ID:+clNXh5S0
668 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 09:21:42 ID:+clNXh5S0
>>660 失われた加藤医師の時間が戻ってくることは無いし、家族のつらかった時間も取り消しはできない。
限りなく冤罪認定に近い無罪判決が出たのは 加藤元被告に対してだ。
>>666 福島って、公立医療の最先端の向こう側をつっぱしってるだろ。
世の中の公立医療が崖っぷちなら、 その先w
県はこの期におよんでも ↓ この言い草だ。
>県病院局は4日、休職中の加藤医師に復職の辞令を出す。勤務先などは本人の意向を含めて決めるとしており、
>減給とした処分について見直しも検討する。遺族から賠償の要望があれば交渉に応じる
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090301000566.html 被疑者の段階で減給処分してたのかよ、、、 見直しも検討 ハァ?
遺族から賠償の要望って、、、裁判で過失無いとなったのに、何を根拠に? それ税金の無駄遣い。
これで県が「賠償に応じる」っていうんなら、福島県の公立施設で亡くなった人間全員に賠償を
払うつもりか? で、 賠償っていったい何の?
670 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 11:35:18 ID:+clNXh5S0
無罪確定の産科医が復職 福島県病院局が辞令
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080904/trl0809041110004-n1.htm 福島県立大野病院で平成16年、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が死亡した事故で、
業務上過失致死罪などに問われ、無罪判決が確定した産婦人科医、加藤克彦さん(40)に対し、
県病院局は4日、復職を認める辞令を出した。勤務先などは本人の意向を確認して決めるとしている。
18年3月に起訴された後、休職になっていた。無罪を言い渡した8月20日の福島地裁判決に対し
検察側が控訴を断念、4日午前0時で無罪が確定した。
病院局は、加藤さんを減給とした処分や、県の調査委員会が医療ミスを認めた17年の報告書についての
見直しも検討。遺族から賠償の要望があれば交渉に応じるとしている。
医師→さん になってる
671 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 11:39:17 ID:eiWj5bFN0
672 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 12:43:11 ID:y7CIfaKh0
メンバーにならなくて良かったな
673 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 13:17:02 ID:VXGGQVcl0
地方公務員なんてこの程度のレベル
不勉強で何事にもいい加減
まさに税金泥棒
674 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 13:30:23 ID:loxi82pf0
>>670 >遺族から賠償の要望があれば交渉に応じるとしている。
??? 医療ミスで死亡したならともかく、現在の医療でも救えない難病で
死亡したのになぜ遺族に賠償金はらうのか理解できない。
加藤医師には当然、国は賠償金を支払うことになるが。
675 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 13:39:07 ID:+clNXh5S0
賠償金4500万支払い 後遺障害の女性患者 /鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/080903/20080903002.html 鳥取県立厚生病院(倉吉市東昭和町)で医療過誤があったとして、鳥取県は2日、北栄町の女性に4493万円余りの
損害賠償金を支払う方針を固めた。同病院の前田迪郎病院長らが会見を行い、明らかにした。
女性は、2005年3月28日から29日にかけて2回にわたり頚部椎間板(けいぶついかんばん)ヘルニアの手術を受け、
骨髄浮腫を発症。この合併症により両手足がまひし、後遺障害が残った。現在は、リハビリにより左の腕から手にかけて、
食事ができる程度まで回復したが、全快する見込みはないという。
前田院長は「患者に苦しみを与え、家族に心労をかけたことに対し、心よりおわび申し上げる」と謝罪。その上で
「原因は特定できないが、後遺障害が手術により生じたことは間違いない」などと、賠償金を支払う理由を説明した。
同病院では手術後、外部の大学教授や医師などで組織する医療安全管理委員会を開き、医療過誤には当たらないとの結論に達した。
しかし、患者の症状に回復が見られないことから、08年1月に再度院内で協議。一転して医療過誤であったと判断した。
その後、患者側と交渉し、損害賠償金を支払うことで和解した。
県は賠償金の支払いについて九月県議会に提案し、議決を得る方針。
>>676 話の流れ的には誤爆とも言い切れないかもww
678 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 16:25:45 ID:CemnXWTC0
医療過誤の問題だけと思っている奴が多いが、結局は、
「刑訴法の捜査の問題」
だよ。通勤中に痴漢に間違えられて否認したら、逮捕・拘留された「それでも僕はやっていない」の話と
同じだ。医療過誤とか、そんなことは関係ない、容疑を否認したら逮捕・拘留する、それがこの国の刑訴法
のやり方。
バカな国民は、CSIのような米国製ドラマを見て、
「警察に身柄を拘束されても弁護士が来てくれる」
なんて思っているが、そんなことないよ。検察レベルでやっと弁護士との接見が可能なんだから。この事件も、
産科の先生が容疑を否認した時点で、弁護士がいたら、全然違う展開になっていたことを、愚民も知るべき
だな。
679 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 16:32:35 ID:CemnXWTC0
今、
1)厚労省が必死になって医療事故調査委員会と作る
2)警察省が尋問の一部記録を行う
ことを必死にやっている、これは、欧米人から見て、不法とも言える密室の尋問、自白の誘導を
残そうとしているだけの話、別に原因調査や再発防止を目的と反していないと思う。
諸外国にそんな医療事故専門の事故調査委員会が存在するか? バカバカしくて、話にならん。
>>679 1)厚労省とマスゴミとモンスター遺族が必死になって異端審問委員会を作ろうとしている。
という感じじゃね。 裁判で勝てないなら、裁判以前の魔女裁判で息の根を止めてやろうと。
681 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 18:56:46 ID:+clNXh5S0
大野病院医療事故:医師の無罪確定 県、事故調報告書を見直しへ /福島
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20080904ddlk07040268000c.html 大熊町の県立大野病院で04年、帝王切開手術中の女性(当時29歳)が死亡した医療事故で、業務上過失致死と
医師法違反の罪に問われたK医師(40)に対する福島地裁の無罪判決について、福島地検は3日の控訴期限までに手続きせず、
4日午前0時で無罪が確定。県は判決を精査し、K医師の過失を認めた05年の事故調査委員会の報告書を慎重に見直していく。
K医師は06年4月から休職扱いとなったが、県病院局によると、無罪確定で4日から復職扱いとなる。県は事件後、
常勤医が1人しかいない「1人医長」を避けるため、産婦人科医を特定の病院に集約しており、大野病院では
産婦人科を再開しない予定。同局は復職先について「K医師の意向を聴いた上で対応を決める」としている。
今後、K医師本人や当時の手術スタッフ、専門家らからヒアリングし、05年の報告書の見直しを進めていく。
検察側が8月29日に控訴断念の方針を明らかにした際、K医師は「心中ほっとしております。(逮捕からの)
2年6カ月はとても長かったです。これからも地域医療に精いっぱい取り組んでまいります。改めて患者さんの
ご冥福をお祈り申し上げます」とのコメントを発表。医療現場に復帰する意向を示していた。【松本惇】
682 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 19:01:07 ID:+clNXh5S0
福島県立大野病院事件判決に対する日医の見解を公表
http://www.med.or.jp/nichinews/n200905b.html 平成18年2月に,福島県立大野病院で帝王切開時の癒着胎盤に伴う産婦の失血死により,業務上過失致死罪と
医師法第21条違反容疑で,担当医が逮捕,拘留,その直後に起訴された事件で,被告人である産婦人科の医師を
無罪とする判決が,8月20日,福島地裁から出された.これを受けて,木下勝之常任理事は,同日,記者会見を行い,
今回の裁判所の判断は妥当なものであるとする日医の見解を明らかにした.
同常任理事は,まず,亡くなられた患者さんとその遺族に対して,改めて哀悼の意を表明.そのうえで,今回の事件を
「産婦人科医だけでなく,医療界や,社会に大きな衝撃を与えるものであった」と振り返るとともに,その問題点として,
(一)医療事故が発生してから1年以上が経過し,その間,この事故の調査が行われ,地域の周産期医療を担い続けてきた医師が,
逃亡や証拠隠滅の恐れがまったくないにもかかわらず,突然逮捕,拘留され,その直後に起訴されるという極めて不当な事件であったこと,
(二)専門医が判断すれば,通常の医療行為を行ったが,残念ながら力が及ばず不幸にして亡くなられた事例であり,
刑事罰の対象にはなり得ない事件であるにもかかわらず,刑事司法の判断によって「医師の過失が重大である」とされ,
刑事訴追されたこと―を指摘した.
今後については,今回の判決を契機として,現在議論がなされている新たな死因究明制度における原因究明と再発予防に向けた
取り組みを法制化し,医療の管理を今までのような刑事司法が行うのではなく,専門家集団である医師自らが行う仕組みの構築を
目指していきたいとの考えを表明.さらに,医療の専門家である医師には,医療事故の防止に努めるとともに,医療を受ける患者と
真摯に向き合い,相互の理解に努め,医師・患者間の溝を埋めていくよう,一層の努力をしていくことを求めた.
>>682 加藤医師が不当逮捕されたとき、日医は何かはっきり表明したか?
記憶に無いんだけど、、、
684 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 20:29:54 ID:rMwxdM/o0
今、読売TV系列で
「交通警察夏の大捜査線」と言う番組が放映されています。
警察の不祥事があると、必ず、警察庁の支持で、
警察をヨイショする、堤燈番組が放映されます。
福島県警(違法逮捕拘留警察)航空交通隊と、千葉県警(次席検事の転任先)
が出てきたのには笑ってしまいまいました。
こんな、茶番劇で、事件を風化させようとする警察には
怒りを通り越して、呆れてしまいますね。
>>684 番組改編期の定番特集を警察庁の指示とかおまえの妄想はすげえなwwwwww
一回精神病院逝ってこいwwwwww
686 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 21:16:40 ID:HEKnN7vo0
>>683 私の記憶通りなら、産科学会、都道府県医師会の順だったと思う。
だいたい3番目以降に文句を言う奴は、忘れられる。
687 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 21:20:07 ID:HEKnN7vo0
>>684 そういう、警察の不祥事、以前の神奈川県警機動隊の上官の部下への暴行の不祥事を隠すために、
横浜での患者取り違え事件を刑事告訴するようになったのをお忘れなく...。
日本の刑事訴訟史に残る事件、この後の富山の安楽死事件での県警の対応とセットで、本当に、
法学の歴史に残る事件だよ。
688 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 21:23:24 ID:ehYP9a840
救急密着取材とかも、急病や交通事故のシーンとかじゃなくて
延々と日常のDQNを放送すればいいのに。
689 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 21:25:21 ID:8Xr7c8kq0
>>688 テレビはDQNが見るためにあるのだが。
>>689 同意。地上波とかもうアホかというレベル。
普通はBSとかCSでしょう。
691 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 21:42:59 ID:VXGGQVcl0
まだテレビに関心を持っている人がいることに驚いた
テレビとか見て「ひょえ〜」って思うアホいるの
692 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 21:53:53 ID:+clNXh5S0
大野病院裁判で無罪のK医師が復職、県処分も取り消しへ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080904-OYT1T00637.htm 福島県立大野病院で2004年、帝王切開手術を受けた女性(当時29歳)が死亡した医療事故で、
業務上過失致死罪に問われたK医師(40)を無罪とした福島地裁判決が4日、確定した。
これに伴い、休職中だったK医師は4日、復職した。
県は、加藤医師から希望などを聞き、具体的な勤務先を決める。
また、県は05年6月、「女性を死亡させて県立病院の信頼を損ねた」として、K医師を減給10分の1
(1か月)の処分としていたが、処分取り消しの検討に入った。ただ、「輸血体制などに問題はあった」
という意見もあり、近く、懲罰委員会を開いて慎重に協議する。
K医師の処置を「ミス」とした県の調査委員会の報告書についても、専門医らの意見を聞き、内容変更を検討している。
693 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 21:58:13 ID:HEKnN7vo0
>>692 この上懲罰委員会かい? 人権侵害で逆提訴されるぞ。
694 :
卵の名無しさん:2008/09/04(木) 22:09:03 ID:+clNXh5S0
医師減給処分取り消しへ=報告書見直しも検討−大野病院帝王切開死で福島県
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008090400424 福島県立大野病院で2004年、帝王切開手術を受けた女性=当時(29)=が大量出血して死亡した事故で、
業務上過失致死などの罪に問われたK医師(40)の無罪が確定、4日付で復職したことを受け、県病院局は同日、
K医師の減給処分を取り消す方針を固めた。近く開かれる県病院局懲戒審査会で正式決定する。
復職後の処遇については本人と話し合って決めるという。
県の事故調査委員会が05年3月、K医師の医療ミスを認める報告書をまとめたことを受け、県は同年6月、
K医師を減給1カ月の懲戒処分としていた。
県病院局はこの報告書についても、見直しを含めた検討を行うとしている。
復職の辞令って・・・・どのツラ下げて言ってるんだ?
おまけに、まだ懲罰委員会とか言ってるし・・・。
K先生、それでもまだそんな所でやる気なんか?
そうだとしたら、あまりにも(ピー) だ。
696 :
加藤先生へ:2008/09/05(金) 08:37:31 ID:ZQ8z+8iW0
697 :
卵の名無しさん:2008/09/05(金) 08:42:03 ID:q/hDN6Uz0
福島 産婦人科医の無罪が確定
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013924821000.html 福島県立大野病院で行われた帝王切開手術で女性を死亡させたとして、業務上過失致死などの罪に問われた
産婦人科の医師の無罪が確定し、福島県は4日、休職していたこの医師を復職させる辞令を出しました。
福島県大熊町にある福島県立大野病院のK医師(40)は、4年前、当時29歳の女性に帝王切開手術を行った際、
胎盤を無理にはがして女性を死亡させたとして、業務上過失致死などの罪に問われました。福島地方裁判所は、
先月20日、「手術の方法は多くの医師が用いる標準的なものだった」として無罪を言い渡し、検察庁が
控訴期限の3日までに控訴しなかったことからK医師の無罪が確定しました。これを受けて4日、福島県病院局は、
おととし3月に起訴されたあと、休職させていたK医師を、復職させる辞令を出しました。関係者によりますと、
K医師は医療現場への復帰を希望しているということで、福島県病院局は今後、本人と相談しながら
新しい勤務先を決めることにしています。
698 :
卵の名無しさん:2008/09/05(金) 09:02:50 ID:gcRJnD880
日医から米国医師会を経由して日本政府に圧力がかかったということ?
699 :
卵の名無しさん:2008/09/05(金) 09:47:55 ID:q/hDN6Uz0
700 :
卵の名無しさん:2008/09/05(金) 10:05:56 ID:EWVXqhrN0
>>689 そんな力が日医にあるか?
横浜患者取り違え事件で、医師を業務上過失致死で逮捕した警察、その後、その方針で行っていたが、
富山の安楽死事件で医師を逮捕したら、公判が始まったら、数十人を懲役、数人を死刑にしないといけなく
なり、警察の手に負えなくなって放り出した。で、急いで厚労省が事故調査委員会を作らないと野放しになる
ということで、慌てているのが現状。
この先生は、その間の期間に捕まっただけ...、典型的な法解釈変更のエアポケットに落ち込んだ形。
701 :
卵の名無しさん:2008/09/05(金) 10:17:10 ID:MerY/GTY0
>>692 >「輸血体制などに問題はあった」
K医師より日本赤十字社の名誉総裁でも(以下自主規制
702 :
卵の名無しさん:2008/09/07(日) 22:52:55 ID:/uR/PqcE0
大野病院事件で無罪 産婦人科医が来月にも復帰
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080906t63018.htm 福島県立大野病院で帝王切開中に女性患者を失血死させたとして業務上過失致死罪などに問われ、
福島地裁で無罪判決が確定した産婦人科のK医師(40)が、10月にも県内の医療現場に復帰する見通しであることが
5日、分かった。
K医師は起訴後、地方公務員法の規定で休職となっていたが、4日の無罪確定で復職扱いとなった。
主任弁護人の平岩敬一弁護士によると、K医師は5日、復職の辞令を受け、県病院局側と今後の対応について協議した。
ほかの複数の医療機関からも誘いがあるといい、勤務先はまだ決まっていない。
K医師は「(無罪確定で)やっと現場に戻れる」とほっとした様子で話したという。
K医師は2004年、癒着胎盤の剥離(はくり)を続けた判断ミスから女性を死亡させたとして、06年、
福島県警に逮捕され、起訴された。8月20日の地裁判決はK医師の過失を否定して無罪を言い渡した。
>K医師は「(無罪確定で)やっと現場に戻れる」とほっとした様子で話した
今回は全面支援だったけど、この期に及んで福島に戻るなら、
次は何があっても「自業自得」と言わせてもらいますぜ。(ねらー的には)>K先生。
K先生の身の安全は、誰が守ってくれるの?
マスコミの偏向報道や、県警の「表彰状付き逮捕」の影響、ゼロじゃないでしょ?
濡れ衣をK先生に着させた”県病院局”や”県警”は、どんな準備をしてるんだろう?
>>704 >どんな準備をしてるんだろう?
今風の言い方で言えば 「リベンジ」じゃないの?
>>703 はっきり言って、 ネ申 なんだ
もう言わないでそっとしておいてくれ
おれだったらこんなアホな話に付き合いきれん
>>706 福島県民の罪を背負って十字架にかかって天に召されてから復活なさったか?
俺は旧約の神の方が、まだ理解できるけどね。
ソドムとゴモラとか、エリシアを嘲笑った子供の話とかw
708 :
卵の名無しさん:2008/09/08(月) 10:06:50 ID:0UR4TzTE0
K医師の無罪が確定 大野病院事件(9月5日)
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000809050004 県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性(当時29)が死亡した医療事故で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた
産婦人科医、K医師(40)の無罪が4日、確定した。K医師を無罪とした福島地裁判決に対し、福島地検が控訴期限までに
控訴しなかったため。これにより、休職中だったK医師は同日付で同病院に復職した。
逮捕から2年半あまり。裁判を担当した平岩敬一弁護士によると、K医師は「ホッとした。これでやっと現場に戻れる」
と安心したように話したという。平岩弁護士は「確たる証拠に基づかずに起訴されたのだから、控訴できなかったのは当然」
と改めて地検を批判した。
事故調査委員会の報告書で医療ミスを指摘されたことを受け、05年にK医師を減給10%(1カ月)の処分にした
県病院局は、「できるだけ早い時期に取り消しを検討したい」と話している。
また、大野病院で今後勤務するかどうかはK医師の判断に任せるという。平岩弁護士によると、
K医師はすでにいくつかの医療機関から声をかけられているという。
県産婦人科医会の幡研一会長は「安心した」としつつ、「少しでもリスクの高い患者を大きな病院に転送するなど、
患者に不利益をもたらした影響は、すぐにはなくならないだろう」と話した。
一方、手術で娘を亡くした渡辺好男さん(58)は「安心できる医療の確立に努めてほしい」と話した。これからも、
医療界が真実を明らかにする体質になるよう求めていくという。「専門家が医療事故を調べる第三者機関は必要だと思う。
警察の手が入らなくても、医療界が自発的に事故や過失を公表できるようになってほしい」と訴えた。
709 :
卵の名無しさん:2008/09/08(月) 14:33:25 ID:0UR4TzTE0
>>704、
>>705 県警は知らないけど、県病院局は顔に泥をぬったということで
K先生に陰湿な報復をする準備をしていると現地から聞いた
まあ佐藤教授がそうはさせないだろうが
今後はK先生個人の問題というより佐藤医局対福島県病院局との戦争になるだろうな
ただ今回の件で学会その他での佐藤教授の評価はうなぎ上りだから(うちの教授も
あの態度を見てファンになったらしいw)、病院局は福島医大だけを相手にすると
思ったら大間違いだと思うよ
711 :
卵の名無しさん:2008/09/10(水) 00:33:42 ID:7heMoUL5O
でも福島医大は県立だからなあ。県の力の前では....
712 :
卵の名無しさん:2008/09/10(水) 00:38:01 ID:2oCxGYGV0
どうなんだろ
病院局の管轄じゃないでしょ 県立大学って
控訴断念へ - NEET - 楽天ブログ(Blog)
http://plaza.rakuten.c●.jp/sheepcb/diary/200808280001
人殺しに無罪か。
だいたい医療知識が無いのは当然なんだから、もっと普通に論点を考えろ。
帝王切開で、子宮摘出手術は飛躍しすぎ。
普通に素人でも最近の”医龍”見ていれば、止血がどれほど大事かがわかる。
オペ中に止血を適切にしながら、胎盤の摘出をすべきで、
無理にはがすなんて、医者のやることではない。
医療事故のほとんどは、医者として大雑把な人間が起こしてるのだろう。
医師免許や、看護婦の免許は、人を治療していいだけで、殺人許可証ではない。
厚生省も、医師免許の細分化すべきだ。
大卒で総合診療医師免許から始まり、研修を重ねて、専門診療免許とステップアップし、
オペ免許も助手、副執刀医、執刀医と、医者にラン区分けするべきだ。
そうすることにより、安全な医療が提供できてくるはずだ。
だいたい、医学部に入る人間すべてが名医なわけがない。
サラリーマン、官僚と同じ、一握りの天職はいれども、ほとんどはただの人。
自動車免許も医師免許も同じただの免許。
車で人身事故起こせば、それなりに罪は問われると同様に、
適正な医療をしなければ、同じように罪は問われるのが当然。
まして死亡事故なら執行猶予ぐらい受けといたほうがよかったのに、
ある意味、医療界は無罪か死刑の選択を言い渡されたようなもんだ。
714 :
卵の名無しさん:2008/09/10(水) 17:09:09 ID:gw3RjTEw0
まあ、こういうバカブロガーは、身元調べて社会的に叩きのめしましょうや。制裁というのはそういうもんだが。
715 :
卵の名無しさん:2008/09/10(水) 17:13:22 ID:EeSbgJCj0
>>713 自分じゃ、絶対に事故でも人をけがさせたり、殺したりしないと思っているんだろうなぁ。
被害者になることも加害者になることもあるというのが、普通の社会なのに...。
716 :
卵の名無しさん:2008/09/10(水) 18:13:31 ID:lY4curzYO
なに県の病院局なんか教授に逆らえるはずもなし。もう県立病院に派遣しないと言えば担当者はクビ。
産科医はひくてあまた。別に県立病院だけが派遣先じゃないからな。
>>713 >オペ中に止血を適切にしながら、胎盤の摘出をすべきで
手が10本くらい欲しくなるなあ。
718 :
卵の名無しさん:2008/09/10(水) 21:26:12 ID:+8jJEwXC0
そう?イパーン人のブログとかもうスルーしようや
キリがない
それにしても佐藤教授カッコよす・・・
言いたいことたくさんあるだろうに、外に出たら言うことと言わないことの線引きがはっきりしている
>>710 佐藤教授が医局員全員を引き連れて異動するなら、どこの教授戦でも勝てるんじゃないの?
720 :
卵の名無しさん:2008/09/10(水) 22:10:06 ID:+8jJEwXC0
年齢的には無理じゃないか
>>720 そうか。じゃあ、福島で朽ち果てるのか。。。。
722 :
卵の名無しさん:2008/09/11(木) 07:21:59 ID:STVBZvFoO
もし逮捕されたのが越後の医局員だったらT教授はどれだけのことをしたんだろうね。
そう言えばT教授が数年前に日産婦をやったけど会長選の決戦投票で一票差で破れたのが佐藤教授だった。
>>722 当然のごとく鑑定人をやって、今回のような鑑定を出して、やっぱり笑い者になってただろう。
724 :
卵の名無しさん:2008/09/11(木) 09:52:23 ID:kohy5GvD0
>>713 研修医→医師補→医師正→医師長→医師部長→医師監→医師総監
という階級をつくれということか?
警察と同じようになってしまったな、警察が理想の組織と言うことかな?
725 :
卵の名無しさん:2008/09/11(木) 19:17:10 ID:rl5JeR2V0
>>724 総監といえば脚気でトンデモ細菌感染説に固執しながら軍医総監に登りつめて
生涯誤りを認めなかった森鴎外を思い出すな 誰かさんとかぶる
726 :
卵の名無しさん:2008/09/11(木) 19:22:27 ID:gjwuURpa0
警察は9割税金の無駄
727 :
卵の名無しさん:2008/09/11(木) 19:58:46 ID:Rk4+XI+GO
728 :
卵の名無しさん:2008/09/11(木) 20:04:03 ID:Rk4+XI+GO
>>722 許してやれ。
出て来て、ぶざまに反対尋問に晒されたのも彼の責任の取り方だろ。
尋問に出なかったら圧力がかかったとマスコミに言われたかもしれない。不透明な無罪なんてね。
729 :
卵の名無しさん:2008/09/12(金) 08:54:19 ID:Pt2txPu10
>>728 許すけど、忘れない。とかいう言葉がありましたね。
ネットが忘れてくれる分けもなく、永遠に恥をさらし続けるわけですね。
731 :
卵の名無しさん:2008/09/12(金) 09:28:37 ID:mb7bSyZs0
>>724 だいたい、医師会という似たような組織があるというのに...。
警察が良い組織か? 神奈川県では機動隊で先輩が後輩をリンチした事件もあるし、幹部の子弟を
かばった事件もあるし、志布志のような冤罪事件もあるし...どこが良い組織だ?
医師総監を作って、医療過誤の時にいっしょに責任を取ってくれるのならOK
732 :
卵の名無しさん:2008/09/12(金) 10:35:06 ID:PQiJetIyO
>>722 越後のT教授って、人格者だって聞くよ。
検察側の証人として医学的評価をしたら、いかにグダグダになるかを、
我が身を切って示されたんじゃないかと思われる。
実際に、T先生の証言は、検察側主張の馬鹿馬鹿しさに花を添えたもんね。
あんな馬鹿げた役回りは誰もやらないのは明らかだから、敢えて手を挙げられたのだと思うよ。
733 :
卵の名無しさん:2008/09/12(金) 11:47:58 ID:T3NpXHSi0
>>732 高度な医療判断の是非を刑事裁判で裁くことが無理であることを身をもって示された
ある意味、弁護側の証人より功績は大きい
>>732 そうか、誤解していたな、感動した。
ぜひ次回の日産婦総会で特別講演していただこう。
737 :
卵の名無しさん:2008/09/13(土) 19:57:32 ID:R5OF2eig0
>>722 田中が人格者のわけがないだろ
今回の件だって、実の所は佐藤先生に対する私怨(それも逆恨みの類い)に
端を発するんだから中身が知れるってもんだ
738 :
卵の名無しさん:2008/09/13(土) 20:42:36 ID:R4A8BZm0O
何とか会長にはなれたけど佐藤のせいで○○をたくさんバラ撒くことになったじゃないか
739 :
卵の名無しさん:2008/09/13(土) 22:06:05 ID:W29GQ38CO
また三流大学出のクソ負け犬医者どもが誹謗中傷ですか?
大勢のかばいあいに立ち向かって一人だけでも真実を述べられたというのに
>>739 これもまたひどい釣りだよ
今回の裁判は真実云々とか言うレベルじゃないから
ただ単に医療の限界を普通に示した地裁を賞賛すべき話
その何とかっていうおっさんは勉強不足
知らんのに無理して恥かいただけ
>>740 釣りだとわかってるのに、わざわざ喰いつくなよw
742 :
卵の名無しさん:2008/09/14(日) 00:53:41 ID:2j4ut2L10
裁判官は正当な判決を出したと思うが、弁護側証人は本来なら偽証罪で豚箱行きだな。
但し、悲しいかな、日本の刑事司法は謙抑的だから、証拠がないと有罪に出来ない。
医師による庇い合いはスゴーく有効ってコトです。
>>742 心配せんでも医者は非常に他人と群れることが出来ない人種
744 :
卵の名無しさん:2008/09/14(日) 10:36:35 ID:5OJ/2nHF0
医者同士は意思疎通ぐらいは可能だよ
非医師とは会話も成立しないけど
745 :
卵の名無しさん:2008/09/16(火) 22:17:27 ID:zVel88S80
無罪の産科医が勤務再開へ 10月中旬から民間病院で
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080916/trl0809162140013-n1.htm 福島県立大野病院で平成16年、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が死亡した事故で、
業務上過失致死罪などに問われ、無罪が確定した産婦人科医、Kさん(41)について、
平岩敬一弁護団長は16日、民間の会津中央病院(福島県会津若松市)で10月中旬から
勤務を再開することを明らかにした。県職員は辞職する。
Kさんは県職員として県立大野病院に勤務していたが、18年に起訴され、休職になっていた。
無罪が確定した今月、県病院局が辞令を出し、復職した。
Kさんは弁護団を通じ「地域医療のため頑張っていく」とのコメントを出した。
746 :
卵の名無しさん:2008/09/17(水) 01:43:23 ID:M3Y6tzCG0
747 :
卵の名無しさん:2008/09/17(水) 08:54:41 ID:M3Y6tzCG0
無罪医師会津中央病院へ 大野病院事件
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20080916-OYT8T00628.htm 県立大野病院で2004年、帝王切開手術を受けた女性(当時29歳)が死亡した医療事故で、無罪判決が確定した
K医師(41)が、10月中旬から会津若松市の「会津中央病院」(武市和之院長)で産婦人科医として勤務することになった。
16日、K医師の弁護団が発表した。これに伴い、県職員は辞職する。K医師は「微力だが、
産婦人科医として地域医療のために頑張っていく」としている。
K医師と相談していた県立医大産科婦人科講座の佐藤章教授によると、同病院には常勤の産婦人科医が3人いることや、
同病院で行っている最先端の治療法にK医師が興味を持ったことが理由という。
県病院局には同日午後、K医師本人から電話で連絡があった。同局では「本人の意向を尊重したい」としている。
同局はK医師の懲戒処分の見直しも検討しており、早急に結論を出したいとしている。
748 :
卵の名無しさん:2008/09/17(水) 08:58:04 ID:M3Y6tzCG0
大野病院事件のK医師 民間病院で復職へ
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080917t63037.htm 福島県立大野病院事件で無罪が確定したK医師(41)が近く県病院局を退職し、10月中旬から
民間の会津中央病院(会津若松市)産婦人科に勤務する見通しになった。弁護団が16日明らかにした。
K医師は弁護団を通じて「微力ですが、産婦人科医として地域医療のために頑張っていく所存です」とのコメントを発表した。
会津中央病院は930床の総合病院。同病院によると、病院が手掛けている子宮筋腫の最新治療法にK医師が関心を持っており、
恩師の佐藤章福島県立医大教授を通じて勤務の申し出があったという。同病院は「詳しい勤務形態などは未定」と話している。
K医師は起訴後に県病院局を休職となったが、無罪確定に伴い、4日付で復職扱いとなっている。
749 :
卵の名無しさん:2008/09/17(水) 10:09:38 ID:BqDRW8VY0
>>747 これに伴い、県職員は辞職する
県病院局涙目ww
>>743 まあ、団結できないところが、政治・行政・司法・マスゴミ・プロ市民につけ込まれる原因でもあるけどね。
752 :
卵の名無しさん:2008/09/17(水) 13:10:08 ID:Vc6TTFytO
そうは言っても、社会で生きていく以上多少は群れる必要があるし、ミスを相互カバーする場面は、あると思う。
個々人が完全に分離して、社会生活を営むことは、無理。
ただ、親に養ってもらってるニートさんや、引きこもり無職さんなら、可能かもしれないけど。
753 :
卵の名無しさん:2008/09/17(水) 14:28:57 ID:M3Y6tzCG0
大野病院医療事故:加藤医師、産科医復帰 来月中旬から会津中央病院で /福島
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20080917ddlk07040294000c.html 大熊町の県立大野病院で04年、帝王切開手術中の女性(当時29歳)が死亡した医療事故で、
業務上過失致死などの罪に問われ、無罪が確定したK医師(41)の弁護団は16日、
K医師が会津若松市鶴賀町の「会津中央病院」(930床、武市和之院長)に産婦人科医として復帰すると発表した。
県職員を辞職し、10月中旬から勤務するという。
関係者によると、K医師は県内での復帰を希望し、子宮筋腫治療の勉強のため、最先端の機器を備えている
同病院で復帰することになった。産婦人科の常勤医が現在、3人いることも決め手になった。
K医師は弁護団を通じて「微力ですが、産婦人科医として地域医療のために頑張っていく」
とのコメントを発表した。【松本惇】
>>753 >産婦人科の常勤医が現在、3人いることも決め手になった
一人科からの撤退完了
>子宮筋腫治療の勉強のため、最先端の機器を備えている同病院で復帰することになった。
産科からの撤退も完了かな?
755 :
卵の名無しさん:2008/09/18(木) 17:20:15 ID:/nQTfcvW0
756 :
卵の名無しさん:2008/09/18(木) 17:27:09 ID:xZG7KEbs0
757 :
卵の名無しさん:2008/09/21(日) 13:54:40 ID:+VDolxTZ0
758 :
卵の名無しさん:2008/09/21(日) 14:05:39 ID:TRM3CYE40
ttp://www.gvbdo.com/ptfile_yachan/yachan18.html >病巣がどんなに大きくても自分の免疫力が高ければ、簡単に治ることはもう純ちゃんで証明されています。
>ただし日本のイケナイ歯医者さんにしか行けない人には、
>このG.V. BLACK DENTAL OFFICEのルールは通用しません。
>今日の一斉攻撃の結果、やっちゃんを20年以上に渡り、悩まし続けてきた
>上の前歯の病巣は木っ端微塵に吹き飛んで、勝負は完全に決しました。
>勝利宣言です。
>それを考えるとアルプスのように見えているパウダーボーンの病巣も
>クリスマスツリーのように見えてきたりして、全ての流れは幸福へと続いています。
ギャグでやっているとしか思えないこの面白さ。
759 :
卵の名無しさん:2008/09/22(月) 22:57:13 ID:R7e7FW1h0
妊産婦死亡の遺族に支援を―医療者が募金活動
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/18303.html 「福島県立大野病院事件」を契機に分娩の安全確保などを求める署名活動などを展開してきた
「周産期医療の崩壊をくい止める会」(代表=佐藤章・福島県立医科大医学部産科学婦人科学教室教授)は9月22日、
周産期に妊産婦が亡くなる「妊産婦死亡」の遺族を支援していくため、医療従事者などを対象に募金活動を始めた。
同会では、「亡くなった方のことを忘れないという医療者側からのメッセージになり、遺族の癒しにつなげることができれば」と、
活動が患者と医療者の関係を深めていく契機となることに期待感を示している。
同会によると、日本では年間約50件の「妊産婦死亡」が発生しているといい、募金はこれらのケースの遺族に対する見舞金に充てる。
「妊産婦死亡」の発生に関する会員からの情報や、遺族からの申し出を受けて随時、見舞金を支払うという。
同会では、「患者と医師が一緒に活動を呼び掛けるケースは聞いたことがあるが、医療者が医療者に募金を
広く呼び掛けていくことはなかったのでは」と話している。
今回の募金は、「福島県立大野病院事件」で業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医の無罪確定を受けたもの。
同会は事件後、産科医や小児科医の労働環境の改善などを求める署名活動を展開してきたが、「無罪確定を手放しに喜ぶだけでは、
(被告だった)K医師は貴重な時期を無駄にしただけになり、何より亡くなった方やご家族が救」として、活動を開始した。
(後略)
半分くらいがソースで、半分くらいがつまらないカキコ
もう落ち着いたっていうことだね、一件落着
佐藤教授ってのは頭のいい人だね。尊敬しちゃうな。
>>759 微妙だな。 押すところは押し、引くところは引く あるいは 医師と患者の連帯を目指す という
佐藤教授の考えはわかるが、、、、
叩かれるのを承知で言えば、 ちょっと甘くないか? お人好し過ぎないか?
この活動で本当に産科医の立場を理解してもらえるのか?
やっぱり妊産婦死亡は医師の責任。 医者も責任を感じてるじゃないか。 と
受け取られはしないだろうか。私はこういう活動には賛同しない。
金が惜しいのではない。 医療従事者が募金するという事が筋違いのように
思うだけだ。
連携というと聞こえがいいが要は懐柔にすぎん。ちょこっと頭下げて金をやっとけば満足するだろうと。
原因を詳細に解明して次の犠牲者の発生を防ごうという態度が微塵も感じられない。
>>763 それは症例検討や治療ガイドライン(とその運用の開拓)ってことでいいと思う。
最後の運用方法についてまで踏み込んで専門学会で出してもいいかもな。
この手術は何人でやるべきかとか、癒着胎盤はこれこれこういうリスクを勘案して
どういう準備をするとか、現在の医療資源と需要を天秤にかけ、現状はどこまで
対応できて、どこから対応できないのだとか。
そういうのを一般向けにも先に発表公表しちゃうのもいいのかもしれん。
大野事件の再発を防ぐというのがどういうことなのか、それを実現するには
何が必要なのか/そもそもできるのかを国民にきちんとぶつけるべし。
でもってそういう検討で、これとこれがあればできる、それは実現可能って
結論が出ればそれが最高なんだが・・・・
こういうのって学会のシンポジウムでよくやってるけど、実現可能性や医療資源問題まで突っ込んで
きれいにまとめているとはいえないし、国民にわかるように提示されていないと思う。
治療ガイドラインを実現するためのガイドラインw
見舞金は本来保険で対応すべきだと思う。
医療者が加入する保険ではなく、医療費とは別に患者から保険料を取って。
医療ミスでの損害は医療者自身が加入する保険で、ミスでない医療事故及び裁判決着が
つくまでの一時立て替えに対してはこの保険で(賠償の判決が出ればその分返還)とか。
>>764 まったく同意だ。
金についてはこんな形で今回の遺族にだけ渡しても、次に同じようなことになったら
なんでうちはもらえないのかという話になり、善意の寄付ですまなくなるのは目に見えてる。
今回のに関しても、半ば強制でいくらか払わされる医師看護師等は釈然としないし
かえって一般の患者との関係をそこなうだろう。
>>764 訴訟を恐れて、学会レベルでの症例検討自体が減少してるそうだが・・・
768 :
卵の名無しさん:2008/09/25(木) 17:11:52 ID:sgcK9toO0
毎年、妊婦が50人程度なくなっているそうだが
一人に3000万円支援するとすると、掛ける50で15億円が毎年
必要になる。
毎年15億円もの募金が集まるのか。
一人が3万円寄付したとして、何人必要だ。
えーと、1000人で3000万円、1万人で3億円だから
5万人か。
そんなに多くの人が寄付するのか。
>>759 今さら言うのも不勉強がバレてアレだけど、
妊産婦死亡が年間50人って、凄いなあ。とあらためて感心するわ。
産婦人科医の(もちろん他科の医師も)努力の賜物だね。
もっと堂々と自慢しろよ。 威張ってふんぞりかえってろよ。
見舞金募金する暇があったら寝て、体やすめろよ。
募金する金があったら、うまいものでも喰って英気を養えよ。
それが本当に妊産婦のためになることだと思うぞ。>産科医
奴隷がいじめられないように貢ぎ物まで始めたって感じだなあ。
夜も寝ないで妊産婦の命を救えば救うほど、ありがたみが落ちていく。
「出産で命を落とすなんて、今時あり得ない。ミスがあって殺されたに違いない」と、逮捕者も出た。
10年前と比べても、やりにくくなったわ。
産科に限った話ではない。
医師は頑張って当たり前、うまく行って当たり前という
誤解を愚民に植え付けてきたのは医療界の責任も大きい
これからは診てもらえなくて当たり前、死んで当たり前
診てもらえたらその幸運に感謝する
という状況にしないと。
773 :
卵の名無しさん:2008/10/01(水) 08:39:07 ID:/zHwRWZY0
大野病院事件 無罪のK医師の処分を取り消し
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081001t63021.htm 福島県立大野病院で2004年、帝王切開中に女性患者を失血死させたとして業務上過失致死罪などに問われ、
福島地裁で無罪が確定した産婦人科のK医師(41)について、県病院局は30日までに、
医療ミスを理由に行った減給処分を取り消すことを決めた。
県病院局は05年6月、K医師が癒着胎盤を無理にはがそうとしたため大量出血し、
適切な輸血措置も怠ったとする県の事故調査委員会の報告書などを基に、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。
K医師は06年に逮捕、起訴されたが、今年8月20日の地裁判決はK医師の過失を否定し、無罪を言い渡した。
K医師は起訴に伴い、休職となったが、9月4日の無罪確定を受けて復職扱いとなった。県病院局を近く退職し、
10月にも民間の会津中央病院(会津若松市)産婦人科に勤務する見通しになっている。
774 :
卵の名無しさん:2008/10/01(水) 11:33:10 ID:/zHwRWZY0
産科医の減給処分取り消しへ 大野病院事件で
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100101000206.html 福島県立大野病院で2004年、帝王切開手術中に女性=当時(29)=が死亡したことをめぐり、
業務上過失致死罪などに問われ、無罪が確定した産婦人科医Kさん(41)について、
福島県の懲戒審査会は1日までに、減給処分を取り消すことを決めた。同日にも取り消す。
県病院局によると、Kさんは05年6月、医療ミスだったとして減給1カ月の処分を受け、
06年に逮捕、起訴された後、休職していた。
福島地裁は8月20日、Kさんに無罪を言い渡し、検察側が控訴を断念したため無罪が確定。
確定後、県はKさんに復職の辞令を出していた。Kさんは近く退職し、10月中旬から
同県会津若松市の民間病院で勤務を再開することが決まっている。
775 :
卵の名無しさん:2008/10/01(水) 17:21:21 ID:GTInzGZY0
産科医の懲戒処分取り消し=大野病院帝王切開死−福島
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008100100711 福島県立大野病院事件で無罪判決が確定した産科医のKさん(41)に対して、県病院局は1日、
減給1カ月の懲戒処分を取り消したと発表した。同日午後、K医師に伝えられた。
尾形幹男局長は「K医師に大変ご苦労をお掛けした。申し訳ない」と謝罪した。
県の事故調査委員会が、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が死亡した事故で
K医師の医療ミスを認める報告書をまとめたことを受け、県は2005年6月、K医師を減給処分としていた。
776 :
卵の名無しさん:2008/10/01(水) 17:39:42 ID:RV+M0vOU0
「K医師に大変ご苦労をお掛けした。申し訳ない」はいいんだけど
その「申し訳ない」思いをさせた張本人の懲戒処分が先なんじゃないか。
まあ銃殺刑が妥当なんだけど、懲戒免職で勘弁してやろう。
777 :
卵の名無しさん:2008/10/01(水) 20:20:07 ID:HgyuAQpK0
大野病院事件:無罪確定医師の懲戒処分を取り消し 福島県
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081002k0000m040043000c.html 福島県は1日、県立大野病院の医療事故で業務上過失致死などの罪に問われ無罪が確定したK医師(41)について
05年6月の懲戒処分(減給10%、1カ月)を取り消した。減給分は改めて給付する。県は「判決を尊重した」という。
県は、04年に帝王切開の手術を受けて死亡した女性(当時29歳)について、事故調査委員会でK医師の過失を認定、処分した。
監督責任を問われた作山洋三院長(64)の懲戒処分(戒告)も今回取り消した。
尾形幹男・県病院局長は「結果的に大変なご苦労をかけ申し訳ない」と陳謝した。K医師は「名誉が回復されうれしく思う」
とのコメントを発表した。K医師は近く県を退職し、民間病院で産婦人科医として復帰する予定。【松本惇】
778 :
卵の名無しさん:2008/10/02(木) 10:46:05 ID:Tk1pZM+Q0
779 :
卵の名無しさん:2008/10/02(木) 12:57:46 ID:Tk1pZM+Q0
大野病院医療事故:医師の懲戒処分取り消し 事故調報告書は訂正せず /福島
◇県、民事上の賠償責任検討
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20081002ddlk07040189000c.html 県立大野病院で04年に起きた医療死亡事故を巡り、裁判で無罪が確定したK医師(41)の懲戒処分(減給)が
1日、約3年を経て取り消されることになった。一方で県は、事故調査委員会の報告書を「当時としては適正だった」
として見直さず、死亡した女性患者側への賠償責任を改めて検討する方針を明らかにした。
この日、県庁で記者会見した尾形幹男・県病院局長は「判決は多数の専門家の鑑定や証言に基づき裁定されたもので、
精密で客観性が高い」と、05年の処分を取り消した理由を説明した。
他方、事故調の報告書について、尾形局長は「再発防止の観点から検討されたもので、見直しは適当でない。
資料を集め専門家が判断したもので、当時は適正なものだった」と語った。賠償責任については
「刑事と民事が同じ結論になるとは限らない。判決全文を検討し、弁護士とも相談し精査する必要がある」とした。
K医師は弁護団を通じ「名誉が回復されうれしく思う。心機一転、地域医療に貢献できるように努力したい」
とのコメントを発表した。K医師は今月中旬から、会津中央病院(会津若松市)で産婦人科医として復帰する予定。【松本惇】
780 :
卵の名無しさん:2008/10/02(木) 13:10:32 ID:Tk1pZM+Q0
K医師の処分取り消し/大野病院事件で県
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200810022 県病院局は1日、大野病院事件で無罪が確定したK医師の懲戒処分(減給1カ月)を取り消した。
無罪の確定によって処分の根拠がなくなったことが理由。
ただし、K医師のミスを指摘した当時の県事故調査委員会の報告書は改めないとした。
県病院局は今後、遺族に対する民事的な責任がないのかをあらためて検討し、必要な措置を講じていく方針。
県病院局の尾形幹男局長は裁判で医師に過失がないという判断が示されたことに触れ、
「多数の専門家の鑑定や証言に基づき裁判所が法的に判断を下しており、精密で客観性が高い」との考えを提示。
処分取り消しの根拠とした。
県は遺族に対する民事的な責任の有無は検討が必要との認識を持っており、今後、弁護士と相談して必要な対応を講じていく考え。
尾形局長は「できるだけ早くに結論を出したい」と述べた。
K医師とともに戒告の懲戒処分を受けた病院長の処分も取り消した。
781 :
卵の名無しさん:2008/10/02(木) 13:43:39 ID:Tk1pZM+Q0
大野病院医師の処分を取り消し 福島県が陳謝
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081001STXKD058201102008.html 福島県立大野病院で2004年、帝王切開手術中に女性=当時(29)=が死亡したことをめぐり、
業務上過失致死罪などに問われ、無罪が確定した産婦人科医Kさん(41)について、
福島県病院局は1日、減給処分の取り消しを決め、同日午後、本人に辞令を交付した。
県病院局の懲戒審査会の処分取り消し決定を受けた措置。記者会見した病院局の尾形幹男局長は
「病院局が設置した調査委員会の報告に基づき減給としたが、処分はその後の逮捕、起訴にも
つながったと考えられる。Kさんには大変なご苦労を掛けた」と陳謝した。〔共同〕