書道が好きな方々へ

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1下手の横好き
ちょこっとしたもんに、ちょこっと墨で書くことが好きな私です。
こんな筆をみつけたんだけど、お好きな方は遊びに行ってみて。
http://www.keiunsai.com/
もっとも、筆にこだわりのある人は「邪道だあ!」と怒るかな?
使ったらおもしろそうなんけど。
2しょうちゃん:2001/02/20(火) 01:45
書を習っております、わたし。
3名無しさん:2001/02/20(火) 14:46
筆は好きなもの使っていいけど、墨はちゃんとしたの使ってちょ。
裏打ち失敗するから。
せめて「得体の知れない安い墨使ってます」と言ってから表装に
持ち込んでちょ。
4お前名無しだろ:2001/02/20(火) 20:17
1の母でございます。

この度は、またしても息子がこのような発言をしてしまい、
皆様には大変ご迷惑をおかけしております。
不快な思いをさせてしまった事を深くお詫び申し上げます。
息子は幼い頃に父親を亡くし、そのショックにより内気で
陰気な子供になってしまいました。
そのせいか、小・中学校ではいじめにあっていたようです。
この年になるまで、恋人はおろか友達さえもいないようで、
話す相手といえばカブトムシだけ。
また、息子はまだ童貞のようです。
不憫に思いオナニーの仕方だけは教えてあげたのですが、
猿のように毎日毎日行為にふけるありさまです。
将来を大変心配しておりましたが、この2ちゃんねるという
サイトを知って以来、息子も少し明るくなったようです。
夕食の時には「今日○○板でね、ドキュソがさあ…」などと、
とても楽しそうに話してくれるのです。
少しは人間らしさを取り戻したかなと思っていたのですが…
確かに息子はクズで御座います。
幾つになっても分別をわきまえずすべてが幼稚です。
生きていても世の中の役に立つ事がない事も十分承知しております。
でも、決して悪い子じゃないんです。
どうぞ皆様、息子を暖かく見守ってやってくださいまし。
本当は小心な良い子なんです。
どうか温かい目、長い目で見てやってくださいまし。
よろしくお願い申し上げます。


5しょうちゃん:2001/02/21(水) 00:22
墨すってるとココロが落ち着くのよね。
6うさこ:2001/03/02(金) 12:54
>5さん
すごくわかります。
私も、気持ちは引き締まるけど、穏やかな心になるような気がします。
あの墨独特の香りも心を落ち着かせてくれます。
7田舎の淑女:2001/03/04(日) 14:13
村の公民館で習っております、月謝3000円
8名無しさん:2001/03/10(土) 02:20
硬筆(ペン書道)は書道の仲間に入らないですか?やはし。
綺麗な字で手紙を書きたいからやってるんですが。
今月のお題はアルファベットとカタカナが出てくる楷書横書き、
昇段できそうもないや。え〜ん。
9名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/10(土) 17:59
私も筆ペン習い始めました。
今使っているのはペンテルの筆ペンです。
良いのがあったら教えてください。

筆ペンは手軽でいいけど やっぱり墨にはかなわないですよねえ。
10名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/10(土) 18:01
小筆も使った後は洗っておかなければいけないのですよね?
 最近使ってないので・・・
11名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/10(土) 18:08
日本書学館でやってるよ、わいは。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/10(土) 21:35
>>7
月謝3000円って安くないですか?
自分は毎月、月謝3600円+雑誌代500円+消費税を納めてます。
うー、俺はぼったくられているのだろうか。
13名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/11(日) 21:48
高尚な趣味です、たくさんのレスお願いします。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/12(月) 13:15
うぃす。
15:2001/03/15(木) 05:31
小6で3段までいき、引っ越しの為退会。
そこでも書を始め3級乙までいく。
しかし、病気で先生が死去。
当然、教室閉鎖・・・。
それから8年・・・
一体おれの書歴はどうなるんだ〜?!
16おかいものさん:2001/03/16(金) 00:09
小3から始め、中3までのおこちゃま習字は準6段。
高校からのおとな習字は今初段。
でもカナはまだまだ@級。
条幅は未経験。中学受験・大学受験で中断するも根性で通ってます。
これからもがんばるぞう。
17名無しさん:2001/03/19(月) 13:35
締め切りが迫ってきたな〜、早いトコ朱書き添削してもらわんとイカソ
18名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/24(土) 20:16
age
19名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/27(火) 20:03
今日お稽古日なのに課題ができてなくてさぼっちゃった・・・
来月は昇級(段)試験の締め切りなのに・・・
ここの板のみなさん、毎日家で練習してる?
20名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/28(水) 02:51
条幅のせいで腰を悪くした。。(TOT)
21名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/30(金) 00:55
毎日してないよ。お稽古前日に焦ってやる。
22大人の名無しさん:2001/03/30(金) 16:01
>16
もしかして,長野にゆかりのある書道協会のとこで
習ってませんか?
松本城の石碑の人というか、、
違ってたら、ごめん。
23名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/04(水) 02:48
書写検定試験を受けるかどうか迷っています
24大人の名無しさん:2001/04/04(水) 22:33
硬筆,毛筆のどちらなのでしょうか?
昔、硬筆受けました。
懐かしいです。
2516:2001/04/06(金) 00:37
>22
長野??私が所属しているのは11さんと同じ協会(?)の某支部です。
26書を志すものですが:2001/04/06(金) 03:36
上達の早道はなんでしょうか?
やはりどこかの教室に入るのが良いのですか?
27名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/07(土) 18:50
大きい書道会の支部がいいよ。
紹介が多いけど、単独で意気込むのもよろし。
28大人の名無しさん:2001/04/07(土) 23:24
>>26
展覧会とか見に行って、ピンと来る字があると思います。
そういう人の会派に入るのはどうでしょう。
会派によって、漢字メインのところ、かなメインのところ、
とかあるし、また、読売系、毎日系、などの違いがあるようです。
(詳しくはよく知らないけど・・・詳しい人、教えてください)
充分な下調べをして先生選びをしたら良いと思います。
2922:2001/04/08(日) 00:52
>25
勘違いしてごめんなさい。
30名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/10(火) 06:31
小2から始めて高3まで続けてました。毛筆は4段まで。
でも、大学に入って引っ越したので、やめてしまいました・・
あーあ、どうして続けなかったのかなあ。
31名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/10(火) 18:46
>>30
いつからでも再開できるよ。
私は小学校の時習ったきりだったけど、下の子が幼稚園に入って手が離れたのを
機にまたはじめたよ。30代後半で。
そしたら、50代、60代ではじめたり、何十年ぶりに再開、って人も多くて。
4段までいった力があるんだったら、体が覚えてると思う。
また、気が向いたらやってみるのもいいと思うよ。
3230:2001/04/12(木) 01:20
>>31
そうですね。今は無理だけど、そのうち時間がとれるようになったら
また勉強し直したいと思います。
ただ、これまでお世話になった恩師の指導は、
その頃は受けられそうもないです。それが本当に残念で。
33名無しさん:2001/04/18(水) 17:50
age
34名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/19(木) 15:51
僕も書道やってます。
小学校6年から、もう26年か〜。
でも、ここ5年ぐらいはサボっちゃってて、
2〜3ヶ月に1回書くぐらいだったりして。。
でも、これからも続けていくつもりです。
こんなスレがたってて、ついうれしくなり、カキコしてしまいました。

ん〜〜
今日、書こうかな〜
35名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 10:04
今月、昇級・昇段試験の締め切りです。
書かなきゃ、って思うんだけど、なかなか。

仮名が苦手です。
仮名が得意な人、どうやったら上達するか教えてくださいませ。
36大人の名無しさん:2001/04/23(月) 23:42
仮名は半紙,小筆の質に左右されると思う。
良くないと思っても,一枚目はとっておく。
手本を一番集中して見ているから,練習した
後見るとその日一番の出来だったりする。仮名は難しいよね。
3735:2001/04/25(水) 17:59
36さん、レスありがとうございます。
どうも、筆づかいがうまくいかなくて。
筆の持ち方も硬いんですよね・・・
書きなれるしかないのかなあ。


38名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/28(土) 06:40
筆使いは関係ないですよ。
自分にとってベストの持ち方は自然にできます。
39名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/01(火) 17:50
昔は2段だったんだけどなぁ。
40名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/02(水) 17:18
age
41名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/03(木) 13:52
カナは一番むつかしい。
最もお手本との差がはっきり見て取れる。
42名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 14:43
今日、ひさしぶりのお稽古日でした。(連休中は休みだったの)
さあ、頑張って書くぞ〜 と、意気込んで筆を持ったら・・・
折れちゃったあ〜〜〜(←「学校へ行こう」の「未成年の主張」風に読んでね)
43Kotankei:2001/05/08(火) 23:04
「書道」と「習字」を一緒にするナー!!

「書道」は「道」が付くだけに芸術の世界なんです!

字が綺麗に成りたかったら、「習字」止まりにしておいた方が宜しいですよ。

「書道」に成ったら産みの苦しみを味わいます。
でもそれは結構な事。
ところが、ある領域を越えると、受賞作品を決めるのに、先生の影響力や団体間の政治力、挙句の果ては審査員に賄賂を配る始末。
こんな事だからまともな人はやめて行くか、絵の世界も同じですが、海外に行って認められてから、凱旋帰国のような形に成るのです。

日本と言う国にはまともな芸術は根付かないのでしょうか?
44名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/09(水) 11:25
>>43
>「書道」と「習字」を一緒にするナー!!

>「書道」は「道」が付くだけに芸術の世界なんです!

うんうん。
私は「書道」を習ってるつもりだけど、よく「お習字頑張ってる?」などと声をかけられる。
けど、もう慣れたかな。前はちょっとムッとしてたけど。

「日展」の話をしても通じない人も結構いて、びっくりすることもあるよ。学生とかじゃなくて、
30代の人。(私が出品してるわけじゃありません・・・念のため)
「にってん?何それ」「日展?・・・ていうのがあるの?」

一番笑えるのは「・・・え?日ペン?」・・・・・・美子ちゃんじゃないって。
45801:2001/05/12(土) 22:04
書道を趣味として始めてみたいと思いましたが、
教室選びとかはどうすればいいのでしょうか?
適当に電話帳見て選ぶというのもどうかと思うし…。
46名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/12(土) 22:05
age
47名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/13(日) 01:26
>>45さま。
ここのスレの>>28に書き込みさせていただきましたが、そういうふうにしたら如何でしょう。
私はすごく適当に(曜日と時間で)選んでしまったのですが、たまたまとてもいい先生に
めぐりあえたのでラッキーでした。

私は教室選びの時、あまり家から近過ぎる教室はパスしようと思ってました。
もし、先生と会わなくてやめたいときやめにくいので。
4845:2001/05/13(日) 02:31
>>47さん
レス、ありがとうございます。

書道の展覧会ってどんなところでやっているのでしょうか?
公民館とかですか。
会派・・・どんなところがあるのでしょうか。
読売系、毎日系?
私も家の近くは避けたいなと思っています。
千葉に住んでいるのですが、千葉〜東京都内あたりで
探してみたいです。
49Kotankei:2001/05/13(日) 14:37
因みに私、「独立展」系の先生の所で「少字数」をやってました。
でも、一応「硬筆」・「かな」・「条幅」等全てやりました。

もちろん基礎をちゃんとやってからの話ですが、「少字数」は面白いですよ!
50名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 01:22
age
51名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 10:32
>>48
>書道の展覧会ってどんなところでやっているのでしょうか
美術館とか、デパートなんかで時々やってますよ。
書道 展覧会、などのキーワードで、インターネットで検索してはいかがでしょう。

首都圏なら、たくさん教室があるのでいいですね。
マスコミ系がやっている文化センターなどには、きちんとした講師の
方が来られ、しかも自分に合わなかった時に辞めやすいので最初はいいかも。

私のところは「調和体」といって、現代の文学作品を、読みやすくしかも
芸術的に表現するものを主体に取り組んでいる人が多い会です。

でも、もちろん、漢字、かなの基礎がしっかりできてないと鑑賞に足りる作品を
書くことはできないので、そこが面白くもあり難しくもあるところです。
52名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 00:33
age
53名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 18:19
書道やる人って、2ちゃんねらー少ないのかにゃ。
下がってるので、あげとこ。
54名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 19:42
おれもほんのすこしやってます。
完全な独学で。しかも草書(爆)
カナも母字を覚えるところから。
実用性ゼロ。だと思うでしょ。
でもそうでもない。
55名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 23:15
日本書学館というところに入会してやってます。
カナが3級にあがりました。うれしいな。
56名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 04:05
縁あって、大人になってからはじめてみました。
4年目になりました。

できれば、週2回は、自宅で練習したいのですが
なかなか・・・
仕事もあるし。

ちなみに、私は、「書道」ではなくって、「『習字』習っています。」って
答えるようにしています。
57名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 20:42
習うにつれて、書道の奥深さ、自分の未熟さがわかってきて、「『習字』習っています」と言うようになりました。
58名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 21:57
書道って、本格的にやろうとすると、すごくお金がかかるんですね。

知り合いの人が「ゴルフよりお金かかる」と言っておられました。
59名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 22:50
お金かけないようにする先生もいるね。
私は上記タイプの先生についていたけど、
その先生が病に倒れたあと復活したらなぜか変わってしまわれた。
なので今は行ってません。
教室って先生との相性もあるから難しいね。
>56
週2回練習するとぜんぜん違いますよね。
60名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 22:50
あ、変わったというのは性格が・・・という意味。
なんかえげつなくなってしまった。
61名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 19:07
>>59
今日は教室があったから、出掛けてきました。
週に何回か、練習用の筆で書いてみて、土曜日の教室の日に
清書用の筆(香蘭っていう銘柄なんですけれども)で、書いてみます。

>>59さんは、三体千字文とかも、やりますか?
6259:2001/05/29(火) 00:34
今は教室に行ってないので全然書いていないのですが、通っていたころは
まだ仮名の練習帖(梅雪仮名帖・・・だったかな)くらいまでしかやっていないのです。
三体千字文は、その仮名練習帖が終わったあとやるんだったんですけどね。

割と自由に、それでもポイントをおさえた指導をしてくださる先生で良かったんですが、
何しろ性格があまりにも変わってしまわれて・・・・・。
中途半端なところで通わなくなってしまったためくやしいので、
また先生を見つけようと思っています。
63名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/30(水) 22:39
ageage
64名無しさん:2001/06/07(木) 23:20
私も仮名が苦手です。果たして筆の持ち方がこれでいいのかにゃ??
みなさんは、手首を空中にあげていますか?ひじは?
65kotankei:2001/06/09(土) 17:00
上げてますよ!
66名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/10(日) 01:27
今日、教室に行ったんですけれども、
うまく書けなかった。
なんだか、イヤなことがあった日には、ダメみたい。
67名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 11:10
>>66
それって、言えてる!
私が習ってる先生なんか、字を見て性格当てるよ。
「あなたは、おとなしそうに見えるけど、本当は気が強いね」とか。(当たり!)

「怒った字を書いてるな。昨日旦那とけんかしたやろ」とか。
(旦那とじゃないけど、近所の人に対して激怒していた)

「お習字占い」できそう。
68名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 21:04
>>67
ほんと、性格でるみたいです。
私も、字体から、「神経質気質」を見抜かれました。
69大人の名無しさん:2001/06/16(土) 22:52
ありがとう>65さん
くもんのお習字にいこうかな、、、。
70名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/22(金) 20:47
展覧会なんかに出してる人いますか?
どんな感じ?
71名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/25(月) 01:47
>>70
私は、まだ出したこと無いです。
来年は、頑張って出品してみたい!!
夢。
72名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/29(金) 15:02
私もまだ出したことないけど、今年あたりは所属する会派の展覧会に出品しようと
思ってます。

がんばるぞ〜!
73名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/11(水) 00:49
age
74HKJB:2001/07/13(金) 22:19
書は僕のように出歩けない老人には、もってこいの趣味だと思います。巧くはなら
ないけれど、今のところ古典の楷書に精を出しています。ホームページも開きまし
た。皆さんもやってみては。
http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm
75HKJB:2001/07/15(日) 21:35
>>64
仮名は習っていないので何とも言えませんが、漢字は腕も肘も挙げています。
細字は腕を紙につけますが、密着させるとまずいようです。相当腕力が必要です。
76名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/21(土) 11:11
子どもが夏休みで、落ち着かない。
練習の時間が減って・・・鬱。
(ま、いつもそんなに練習してるわけじゃないんだけどね)
77HKJB:2001/07/22(日) 00:18
>>76
現役時代には墨をするなんて絶望的だった。リタイアして
やっと念願を果たしたというわけ。
それでも毎日というわけにはまいりません。
まあ、ぼちぼちごゆっくり。まだ先は長いでしょ。
7876:2001/07/24(火) 12:44
>>77
ありがとうございます。
気長に頑張ります。


HKJBさんは「最年長2ちゃんねらー」でしょうか?
79HKJB:2001/07/29(日) 00:25
>>78
1923年生まれ、死ぬ前に自分の楷書が書きたいのですが、この分では絶望?
80名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/29(日) 01:55
ちょっと、筆の話なんですけれども。
どうしても、硬い筆はダメで、筆先が立つ、柔らかい筆が
好きです。
よい、書道道具店、ご存知でしたら、教えて下さい。
81HKJB:2001/07/31(火) 16:21
 8月のホームページをUPしました。
懸腕懸肘で小さい字が書けるかどうか試してみました。結果は惨敗、70歳
で巨碑を書丹した虞世南や歐陽詢はどんな腕力の持ち主だったのだろうかと、
今更ながら驚き呆れました。
http://member.nifty.ne/HKJB/index.htm
82HKJB:2001/07/31(火) 16:25
>>81

URLに脱漏がありました。訂正します。
http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm
83名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/31(火) 19:47
>>80
私は大阪の「きくや」の羊毛筆を愛用してます。

先日、デパートの催し物場で、全国の伝統工業展みたいなのがあって、
広島の熊野の筆屋さん(名まえは失念)が出しておられました。
いっぱい試し書きさせてもらって、書きやすいのがありました。
(結局買わなかったんだけど・・・)
84名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/01(水) 00:45
>>83
どうもです。
化粧固めしてあると、いったいどんな硬さなのか、全く不明で
買いにくいんです。

使いやすい筆って、ある種、宝物ですよね。
85HKJB:2001/08/01(水) 00:54
>>80さん
 お住まいがわからないので何とも。
 私は中国からの輸入物、普段の稽古には殆ど倣古玉蘭蕊を使っています。大抵
の店には置いているようです。但し、当たりはずれが多いのと、芯から毛が抜け
てくるので、長くは使えません。
 国産の羊毫筆は、どうも高価で稽古に使いつぶすにはどうも。
86名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/06(月) 00:57
>>85
東京なんです。<<80
ほんとうに、良い筆はなかなかありませんね。
倣古玉蘭蕊ですか?
触ってみたい気がします。
87名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/06(月) 20:52
えへへ・・・
私、>>85さんのように「使いつぶす」ほど稽古してない・・・
反省、反省。
88名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/07(火) 02:55
age
89HKJB:2001/08/08(水) 23:37
>>86
倣古玉蘭蕊といっても色々あるようです。私が使っているのは上海工芸製の300
0円ほどのもの。消耗品のつもりで使っています。
門人が筆についてとやかく言っている傍らを、五鳳先生が「腕や」と言って通り過
ぎたと言うことです。厳しい。私にとって最近の和筆は、筆尖がピンピンしていて
どうも使いにくい。おっしゃるとおり手にあった筆にはなかなか出会えません。そ
れで色々溜まることになります。
90HKJB:01/09/01 11:03 ID:nNtO85l6
 HPを更新しました。
 廟堂碑の臨書をしていて湧いた疑問、70歳の爺さんはどのようにしてこの巨碑
に書丹したのだろうか。碑石を横たえて、その上に乗って書くしかないだろうとは
思うが、そうすれば枕腕では書けそうにない。懸腕懸肘で書くしかないと思ったが
、巨石の上に乗って方25ミリの字が書けるものかどうか。よほどの腕力がなけれ
ばならないだろう。
 又、執筆をどうするかも定かでない。朱閑雲の撥鐙法によってとにかく紙の上に
細字を書く稽古をした。2ヶ月続けて結果はご覧の通り。人目にさらせるものには
ならなかった。結局得た結論は、地道に稽古をして腕力を鍛えるほかないというこ
とだった。HKJB。
url. http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm
91HKJB:01/09/02 23:54 ID:A6qZjAyc
展覧会のご案内

楽書会書展(石川九楊門下)。
日時 2001年9月12日(水)〜9月16日(日)9:00〜17:00
   (最終日は15:00まで)。
場所 京都市岡崎京都市美術館別館(京都会館東隣)。

 いろいろなものが並んでいます。
92悪魔のGC10:01/09/02 23:57 ID:EgGaVFm2
ji
93名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/05 22:41 ID:Mz5XitDg
漢字を習っています。こちらも、まだまだ入口に入ったばかりですが、
調和体にも興味があります。参考になる本があったら、教えて下さい。
94 :01/09/06 02:55 ID:C1hu/CxU
先日、地元の文化展に出品する課題がセンセイから指示されました
今回も漢詩の臨書。オイラもっと現代的な奴がやりたいんだけドナー
95名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/06 10:49 ID:PS.Hs6Go
この間読売書法展見に行きました。
書の事はよくわからないんだけど、やっぱり「大家」と呼ばれる先生方の
作品を集めた部屋では、「もっと見ていたい」と思いました。

普通の入選作のほうは、知り合いの名まえを探すのみに終始。
でも、私はまだその足元にも及ばなくて。
夏休みの間さぼってたお稽古がんばるぞ〜
96HKJB:01/09/07 00:51
>>93
お近くに大きい本屋がありませんか。
まず本を買って何を知りたいかをはっきりさせること、用のない本を
買うのはばかばかしいから。
その上で本屋の本棚の本を、色々手にとって見てこれぞと思うものを
買う、これが私の買い方です。そのときに読みたいと思う本に出会え
ば買うこともあります。いずれにせよ、本を買うのには相当の脚力と
忍耐がいりますね(立ちんぼは結構脚力が必要です)。
良い本が見つかりますように。 HKJB。
9793:01/09/10 12:38
アドバイス、ありがとうございます。
時間をかけて探してみます。
98HKJB:01/09/17 23:43
>94
「現代的な奴」とは、どんな奴?
書をものにするためには、古典の精習はは不可欠。70歳代以上の書家は墨象と言
われる分野でも、若いときは積極的に古典を精習していました。最近の若い前衛書
家の作品とは違った力、凄さがあります。
現代も過去からの歴史の継続の上にあります。先ずは徹底的に種々の古典を勉強し
それを我がものにしましょう。
その上ではじめて、自由自在に今の自分の書が作れます。でも、自分が消えてしま
う前に大願成就しないとね。
99すずりん:01/09/17 23:57
>94
「現代的な奴」って調和体のことかな、と私は思ったのですが・・・
読売書法展でも(私は>95です)調和体多かったです。

いずれにせよ、古典の臨書は大切ですよね。
さ〜て、明日はお稽古日。
回線切って練習しよっと。
10094:01/09/21 23:02
おわっ、教育的指導を受けてしまった。
書体は別にいいんですけど、その、オイラ漢文の成績凄く悪いし、長河
とか寒山寺とか言われても行ったことも見たことも無いし、折角の年に
一度の展覧会、自分の好きな歌や詞を選んで書いたほうが気合が入
るかと。。。。。

先日、追い討ちをかけるように先生から練習に対するお叱りが。。。。
気のせいか、昇段すればするほど厳しくなってきてるような気がする
最初の頃は「元気な字で(・∀・)イイ!」なんて言ってくれてたんだけどナ〜
1010930 :01/09/22 01:55
私は硬筆毛筆ともに7段です
102撫子:01/09/22 15:30
HKJPさまならびにみなさまこんにちは。
書道入門3ヶ月、2チャンネル歴2ヶ月の主婦です。
子供がまだ小さく自宅でできる趣味をと近くの教室に籍をおきました。
(書壇ってところで、千字文を始めまています。)
初心者でなかなかみなさんの会話にもついていけませんが
勉強しますので、よろしくお願いいたします。

私が習っている所は、お習字は段、書道は位ってつくんですよ。
みんなに○位っていってもわかってもらえない(笑)
段がわかりやすくていいですよね。

早速ですが、どなたかさばき筆を売っている東京のお店をご存知ないですか?
103撫子:01/09/22 17:23
あっ・・HKJBさんだ・・すみません。
104すずりん:01/09/22 21:13
>102
わーい。
私も子育て中の母です。教室に通い始めてやっと2年になったところです。
一緒に頑張りましょうね!

うちは、もう小学生なんですが、やっぱり夏休みなんかはお稽古する時間が
どうしても減ってしまうのが悩みの種。
105撫子:01/09/23 03:53
>>すずりんさん
わーい、わーい♪よろしくです。
時間をみてもおわかりのように、私は不良主婦(笑)
とても3才児がいるとは思えないでしょ?
子供たちを寝かしつけてから、毎日密かに練習しています。
最近2チャンネルにはまってたりして、時間が・・。
ついでに言うと、うちでお昼寝するのは私だけです(汗

私は全く基礎がないので大変です。
でも、やっと、柔らかな筆を使えるようになり
なんだか嬉しい今日この頃です。
二ヶ月で1000文字中18文字終わりました。
このペースだと、何年後に終わるのでしょう?(笑)
千字文が終わってから、臨書の勉強になるみたいです。
先はまだまだ・・ でも、がんばるぞぉ!
106すずりん:01/09/24 16:26
>105 撫子さん
>私は全く基礎がないので大変です。

私、超初心者です。
小学校の頃2年くらいお習字教室には行きましたが、その後は中1の書写の
授業以来ずっと筆を持ってなかったの。
高校の芸術の選択は音楽だったし。
いわゆる「大人の字」が書けないんですよね〜。

教室に入ったはいいけれど、周りの方々みんなすごくお上手で、10年選手なんて
ザラだったんです。
くじけそうになりつつ、開き直ってボツボツやって、やっと2年。

3歳のオチビちゃんの育児とお稽古大変だと思うけどがんばりましょう。
私も、2ちゃんにはまって、気がついたらお稽古してない!!なんてこと、
よくあるよ(藁
もちろん昼寝も日課です(藁藁

>>77のHKJBさんのレスが心の支え。
ゆっくりやっていきます。
107いっけ:01/09/24 16:41
私は高2の女の子☆小学校の時ずっと習字ならってたよ〜(^^)
レベル低いやつなんだけど十段もってま〜す。だけど!
なぜかシャーペンとかで書く字はとっても下手なんだよね(-_-)
悲しいでしょ?
108すずりん:01/09/25 17:25
すごいねえ、このスレ。
何がって、年齢層の幅広さ!
1923年生まれ78歳?のHKJBさんから、高2、17歳?の、いっけちゃんまで。
109HKJB:01/09/25 18:08
 家事に育児、その他諸々の中で書の稽古をするのは容易なことでは
ありません。僕自身も現役時代は墨をする余裕はありませんでした。
定年になってやっと念願が叶ったということです。
 稽古を始められたばかりの方に、二三思いついたことをお伝えして
おきましょう。
 忙しい中でも、出来るだけ多く書くことにしましょう。稽古は結局
書く技術を身につけることですから、書かないとどうにもなりません
。墨を磨る時間がなければ、作品用の墨液を使ってでも書きましょう。
 手本は精密に真似ましょう。一点一画手本そっくりになるように。
アバウトではお手本を習う意味がありません。
 臨書をしたら(お手本を見て書いたら)、お手本を閉じてこれまで
書いたものも見ないで、イメージにあるお手本のようになるように書
いてみましょう。それをお手本と比べて何処が違うか確かめておきま
しょう。お手本の臨書ばかりしていると、お手本を見ないと書けなく
なってしまいます。お稽古の目的は自分の字を書くことですから、こ
んなことになってはつまらないですよね。
 焦らないで、一点一画一つずつものにしてゆきましょう。残念なが
らこの他に上達の手段はありません。
110撫子:01/09/26 10:54
>>HKJB さん
 自分で勝手にやってきた今の練習法と同じようでなんだか嬉しくなりました。
(がんばるぞ♪
 ところで、作品用の墨液と、普通の墨汁とは違うのでしょうか?
>>すずりんさん
 えぇ。がんばりましょう♪
 早くお掃除終わらせて、まだ3歳児が寝ているうちに少しでも。
 (ってもう11時だぁ・・w)
>>いっけさん
 先輩!よろしくお願いします(笑
111HKJB:01/09/27 00:14
>>110撫子さん
作品用の墨液といわゆる墨汁とはどう違うのか。実は同じものですが、作品用と称
して市販されているものは、墨汁の高級品だといってもよいでしょう。展覧会の壁
面を埋める作品も大部分は墨液を使っているようです。
作品用の墨液を使ってでもと書きましたが、これは非常手段。時間が許せば是非固
形墨を磨ってください。
古来墨匠たち(墨作りの職人)は、均質の墨を作るのに苦労に苦労を重ねてきまし
た。市販の墨液は工業製品ですから、墨匠たちが出来なかった均質な製品になって
います。実は、この高度の均質性が墨液の欠点になっています。
固形墨を磨って出来た墨汁は、市販の墨液のように均質ではありません。磨るたび
に違ったものしかできないのです。
墨汁はどんな作品を作るかによって、それぞれ異なったものがほしくなります。し
かしこれは、均質な墨液には望めないことなのです。どんな磨り方をしたらどんな
ものが出来るか、それは体験によらないとわかりません。だから、日常の稽古の時
も、注意深く墨を磨ってそれを体感出来るようになることが望まれます。
初心者もいつまでも初心者ではありません。稽古が進むに従って自分の書が作りた
くなります。そのときになって、さあ困ったなんてことにならないように、少しず
つ必要なことを身につけましょう。
われわれアマチュアにとって、書は楽しくないとつまらないですよね。ああでもな
い、こうでもないと色々やって楽しみましょう。
112すずりん:01/09/27 09:07
>111

撫子さんの質問に対するHKJBさんのレス、勉強になりました。
ありがとうございます。
私、今まで墨液しか使ったことがないんです。
教室では、「初心者のうちは墨液でいい」と言われてたので。
「作品用」と書いてあるのでいいのかな〜と思っていたのですが…
(ちなみに墨運堂の玄宗か、開明の墨の花を使っています)
でも、「初心者もいつまでも初心者ではありません」というところで
ある意味ショックを受けました。その通りですよね。
時間に余裕があるときは墨をすってみることにします。
113HKJB:01/10/01 09:55
10月のHPをUPしました。お手空きの時がありましたら、ご覧ください。
このところ懸腕懸肘に拘っています。臂というものはなかなか重いので、宙に安定
して保つことが出来ません。やっとここまで漕ぎつけました。腕力を養えるのはま
だまだ先のこと。
皆さんもHPを作ってみませんか。一度原型を作れば、あとは部分的に替えるだけ
でも出来ます。
http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm
先日、毎日書道展に行ってきました
そのうち或る「かな」作品はとても美しく、あぁ、なんてスバラシインダこれこそ
まさに芸術、完全に「かな」と同化した漢字に知性と美を感じます
紙の彩色も美しく、こんな作品が書けたら人生は素敵だ。。。
しかし、、、近代詩文書は許さん。あまりにも汚すぎる、第一読めんぞ
お前らホントに利き腕で書いてるのかと問いたい、問い詰めたい、
小一時間問い詰めたい
115名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/01 23:16
質問!

読売書法展と、毎日書法展って、どう違うんでしょうか。
傾向みたいなのがあるのかな?
116すずりん:01/10/07 22:42
下がってるので、あげておきます。

芸術の秋!
みなさん、おけいこしてますか〜?
117名無し:01/10/08 04:18
はじめまして。日本習字で習い始めてから2年程になります。
今大学4年生です。先月から憧れの草書を書き始めましたが、とても
難しいですね・・。お手本を完全に頭に入れてからでないと
書けません。その完全にっていうのが難しいんですが・・。
まだまだ初心者なので、ここのスレッドは参考になります。
様々な流派の方がいらっしゃるようですが、どなたか「日本習字」の
会員の方はいらっしゃいませんか〜?
118ナナッソゥ:01/10/08 05:47
よく書店で日展批判本見かけるケドそんなに酷いの?
119HKJB:01/10/08 22:21
>117
草書を習い始めて失敗したことは、元の楷書体を確かめないで何という字か確かめ
ないまま書いたことでした。忘れないで元の楷書体を確かめてください。楷書ほど
難しくないので、ついつい走り書きになってしまいます。草書にも起送収がありま
すから、確実に認識しながら書きましょう。
失敗を省みて、老婆心から。
>>119
実は自分も草書で悩んでいるのです
簡単に言うと筆順(というか、捌き順)なんですが、例をあげると
「火」を楷書で書くと二画目は右から左に書くと思うんですが、
草書では二画目を左から右に書くのじゃないかなぁと悩んで
しまうのです(草書だと三画目の起筆が右下から入っているように
見えるので)早い話が「去」の一画目を二つの点に分けちゃえば
「火」の草書になるのかなーなんて考えたりして。。。
草書を独りで練習してるとそういうケースがよく出てきて中断してしまう
のですが、見分ける方法とか参考になる本とかありますか?
121117:01/10/10 03:00
>>119さん
アドバイスをありがとうございます。
そうですね、草書はスルッと書けてしまうのでどうしても
独りよがりになってしまいがちですね。気をつけたいと思います。
今まで楷書、行書、草書を習いましたが、私にとっていちばん
難しいのは楷書です。今月の課題は基本に戻って楷書にしました。
がんばろうっと。
122HKJB:01/10/10 23:57
>120さん
 私が使っている本の中からご紹介します。

 是非座右に備えてボロボロになるまで使い込んでほしい本。少々高価
ですが奮発してください。
  書道字典(伏見冲敬編、角川書店)。

 必備とまでは言えませんが、書に関する常識として知っておくことが
必要なことが載っている本。
  書道基本用語詞典(春名好重他、中教出版)。

 多見、多読、多書。
123HKJB:01/10/11 00:20
>121さん
 楷、行、草と一通りは習われたとか、私は楷書と草書は併習する
必要があると感じています。
 私の本命は楷書ですが、時間があれば草書を併習しています。狂
草の類も習ってみると、二兎を追うものは、なんていわれるように
なっては駄目ですが、楷書がコチコチならなくて良いと感じてい
ます。
 がんばらないで、悠々とやりましょう。
 
124age:01/10/12 07:24
あげ。。。
125すずりん:01/10/12 10:10
>123
HKJBさん、質問してよろしいでしょうか?

私は現在、楷書と行書とかなを併習しているんですが、楷書と草書を併習すべきで
ある(行書ではなく)、とおっしゃる理由は何でしょうか。

仮名が苦手なのですが、草書を習ったらすこしはマシになるかな?などと思っていた
ところなのでぜひぜひご意見を伺いたいです。
126HKJB:01/10/12 22:34
芸術の秋、書展のご案内です。

横田順展(沈黙の形)。

日時 2001年10月23日(火)〜28日(日)。
   12時〜19時(最終日18時)。
場所 同時代ギャラリー。
   京都市中京区三条通御幸町角1928ビル一階。
Tel. 075−256−6155。
自宅 522−0002
   彦根市松原町1849−42
Tel. 0749−26−0588。

 いろいろ面白いものがあります。
127121:01/10/12 23:57
昨日は習字の日でした。
今月は楷書の課題で「窓外鳥声閑」(そうがいちょうせいかんなり、
窓の外では鳥がのどかに鳴いている。)を書いています。
今のところ順調です。でもあまり丁寧に書こうとしすぎると
萎縮した字になってしまうので、ノビノビ書こう!と心がけている
のですが難しいですね。。私も悠々とやっていきたいです。
128HKJB:01/10/13 01:45
>>125 すずりんさん

 ご質問へのお答えは、二つの理由があります。

 第一は、楷書を主に習っている私の体験からだけです。
 楷書はご承知のように、ちょうど鉄骨を組み立てるように、
字画を組み立てゆきます。どうしてもコチコチになってしま
います。それをほぐすために、楷書とは対照的な草書を習う
と、字が生きてくるように思われるので、楷書と草書を併習
することにしました。私は併習が楷書をよくすると感じてい
ますので自分でも実行し、お奨めもしています。

 第2は漢字が形成される歴史上のことからです。楷行草三
体のうち最も遅く書体として確立したのは、楷書で一般に7
世紀とされています。
 行書は隷書を早書すると、当然字画間につながりが生じま
す。それだけのものなのです。
 楷書の前身ともいえる隷書は、元々篆書の略字として考案
されたものですが、草書はその隷書の略字として考案された
もので、元となった隷書とは一見して全く別物のように見え
ます。
 こうして楷書が成立して書体として確立し正書体とされる
と、楷書を早書きすれば自然に行書になってしまいます。
 草書は隷書省略体ですから、これもそのまま楷書の省略に
なります。
 こうなると行書は些か中途半端な書体と言えましょう。草
書は隷書の省略体ですが、省略は好き勝手にしたのではなく
かなりの法則性があります。そうなれば、楷書と草書は形に
も運筆にも一体性があります。
 もう一つ、草書が楷書の省略体であることから、草書にも
楷書の用筆の同一性が隠れています。従って草書を習うとき
には、それが楷書ではどう書かれているかを確かめる必要が
あります。この同一性から草書を習うときには楷書を併習し
ないと、ただぬるぬると墨を塗るだけのものになってしまい
ます。
 古来名品とされる草書をよく見てください。かならず楷書
と同じ骨と節があります。

 第二の点は、漢字の変遷を知らないと、理解できないので
はないかと思います。下記の著書をお読みくださるようお奨
めいたします。
 藤枝 晃「文字の文化史」講談社学術文庫1409。

 書を本当に学ぼうとすれば、楷書と草書は必修です。楷書
と草書は是非併習するようお奨めします。

 お返事になりましたでしょうか。
 
129HKJB:01/10/13 16:43
>>125すずりんさんへ

 1件書き忘れました。私は仮名は正規に習ったことはありま
せん。従って仮名と草書の併習については、何も言えません。
ただ私が体験したことを一つだけお伝えしておきましょう。
 近代の仮名の第一人者と言われた安東聖空と日比野五鳳、両
者とも漢字は師について習いましたが、仮名は全くの独学で、
研鑽に研鑽を重ねて自分の書を完成しました。
 戦後まだあまり経っていないころ、安東聖空が主催する正筆
会の書展を見に行ったことがありました。たまたま聖空氏が門
下を引き連れて出展作品の批評をしていたので紛れ込んでつい
て行きました。そのときある作品の前で「この男は最近漢字に
手を出している。これでは仮名は書けない」と評していました。
 私は、この批評を大変疑問に思いました。漢字から派生した
仮名を習うのに、何故漢字に手を出してはいけないのか。
 その後朝日20人展にも度々足を運びましたが、聖空と五鳳
の競作は興味深いものでした。聖空の仮名が次第に固まってゆ
くのに対して五鳳の作品は毎年どんどん新しく開けていました。
最晩年には漢字仮名のジャンルを越えた独特の書になりました。
後に雑誌で読んだことですが、五鳳は晩年まで漢字の臨書を怠
らなかったということです。
 私の結論は、仮名を習うならその母胎である草書は必修では
ないかと言うことです。仮名を専攻していらっしゃる方は、ど
うお考えでしょうか。

 あしからず。
130すずりん:01/10/15 00:17
HKJBさん、ご丁寧なお返事いただいてありがとうございました。
恐縮しております。

ずいぶん自分の頭がスッキリしてきました。
確かに歴史的なことを考えると草書を先に学ぶべきですね。
そしてなによりHKJBさんのご経験からのお話は説得力があります。
草書にチャレンジしてみようかなあ・・・
131HKJB:01/10/15 22:51
>>130すずりんさん

 文章修行が足りないので、誤解を与えてすみません。
 私は草書先習を唱えているのではありません。漢字と書の歴
史は前提ですが、現在では書の基本はやはり楷書です。その楷
書をものにするためには、草書の勉強がどうしても必要だとい
うことです。
 書の勉強には、多読は絶対必要です。たくさん読んでいろい
ろな主義主張を勉強しましょう。絶大な効果があります。但し、
懐にはかなり痛いことになりますけれど。
132すずりん:01/10/15 23:54
>131 HKJB様。
いえいえ、私の>130の表現がまずかったですね。
ちゃんと伝わりましたよ、まず「楷書」ということ。
今、自分が楷書と行書を習っているので、「行書」より「草書」という意味で
書いたのですが、読み返してみるとなるほど>131のようにHKJBさんが
とられるのも無理はないなと、反省しております。
わざわざありがとうございました!
また質問させていただくと思います。頼りにしてます!!(うるさがられない程度に
しておきますね)

明日お稽古日なので、今「一夜漬け」している途中です。
ちなみに楷書で、「広川王祖母太妃造像記」(長い名前だ。一発で変換できない)
の臨書をしています。
はあ。むずかし。
昼間やろうと思ってたのに、つい「2ちゃん」にはまっちゃって・・・
133名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/16 00:26
書道用品販売関係の方いらっしゃいます?
134アメミヤ:01/10/17 00:51
>>133
いないと思われ
135すずりん:01/10/17 09:12
>>133
いたらどうするの?
136名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/17 13:50
>>135
133は書道業界関係者かな・・・?
結構イタい話を聞くけど(漏れは画材販売)、ちくり板にでもスレ建ててもらったほうがいいと思う。
137名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/17 20:33
みなさん、初めまして。
26歳都内在住の主婦(6月に結婚し地方からやってきました・・・)です。
ここのスレ拝見すると、主婦しながら書道がんばってらっしゃる方結構おられる
んですね〜(^^)
小学生以来筆を握っていない私ですが、生活に潤いを求め、書道教室に通いたいと
思っています。
おすすめの教室ご存じでしたら(自分の通われている教室はこんなだよ〜的
情報でも結構です。是非是非!)お聞かせください。
先日展覧会作品を提出し、ほっとする間も無く昇段試験に突入してしまった
草書も試験課題なんですが、正しく理解しているかを厳しく審査される。
行書は字の崩し方を覚えればなんとかなるけど、草書は元となった字を理解して
いないとすぐにばれちゃう。「礼」は「禮」だし、「円」は「圓」だし、字典
だけ見てなぞるように書くと即、筆意を失っちゃうんだよなー。誤魔化せ〜ん
139すずりん:01/10/20 09:20
>138
あ、私も同じようなスケジュールです。
今月末が昇級・昇段試験の締め切り・・・
でも、展覧会の作品を出したら気が抜けちゃって、お稽古に身が入らなくって
2ちゃんばっかりしてます(w
頑張らないと・・・

>137
主婦仲間も増えて嬉しいです。(年齢は私がだいぶお姉さん(爆)だけどさ)
私は関西在住なので、東京のことはよくわからないけど、芸術の秋ということで
展覧会もあっちこっちで開かれてると思います。
足を運んでみて「この字が好き!」っていう会派の先生に習ったらどうかな?
会によって漢字メインのところ、仮名メインのところ、いろいろあるみたいだし。
初心者なのに偉そうに言ってごめんね。
他の方の意見もお聞きしたいです。
140名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 14:27
>139さん
なるほど、展覧会で色々比較検討するのはいいかもしれませんね!
こまめに足を運んでみます。教えて頂いてありがとうございます(^^)。
141名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 16:20
今は習っていないのですが、やはり習っておいて良かったと
思う事が多いです。人前で名前等を書くときも躊躇せずに済むし。
>>133はどこに消えたんだ?スレ荒らしが。
143HKJB:01/10/21 01:30
>>132すずりんさん

 書跡名品叢刊の解説には、「造像中、最も温和で品格の高い
ものの一種」としています。
 この像を造った侯氏が前年の502年に夫賀蘭汗のために建
てた賀蘭汗造像記も龍門20品に入っています。同じ人が前年
に建てたものとこの造像記とはかなり書風が違っています。比
べてご覧になると面白いでしょう。
 この時代の書は、楷書が成立する前の過渡期のものですから、
これが楷書の典型だとすることは出来ないと思います。
 私は、楷書はやはり唐楷が基本で、造像記などはそれを展開
させるために習うものと思っています。私は北魏の書が好きで
いくらかは習いました。その結果強烈な北魏の書が身に付いて
抜けません。そこから脱却しようと思って今は孔子廟堂碑をや
っていますが、楷書を書くと墓誌銘になってしまいます。
 造造記もおそらく書丹だろうとは思いますが、毛筆で書いた
ものとは随分違っていると思います。拓を一つの書表現として
習うのか、元の書丹に戻して習うのか、両方比較して試してみ
るのも面白いですよ。一つの手本でもいろいろな習い方があっ
て、書は面白いということになります。
 ま、一つ一つぼちぼち時間をかけてやりましょ。
144すずりん:01/10/24 00:11
>>143
HKJB様。
いつも、勉強になります。ありがとうございます。

何を書くか、私が選んでいるわけではなくって、先生から与えられるものをただ
書いているだけなんです〜。
半年ほど前までは王陽言旬(←じゅんが出てこないので、漢字あわせ技)の
臨書をしていたのですが…。

背景を知ることは本当に大切ですね。
また教えてくださいね。(自分でも勉強しなくちゃ)
145花散里:01/10/26 15:04
はじめまして。
地方都市にて書を始めて1年ほどの初心者です。
かなと漢字を並行して教えていただいています。

私はかなの方が好きなもので、かなを通して草書を学ぶような
ことになっています。
(か→可、た→多 など)
漢字はまだ楷書でおろおろしている段階ですので、先生にかなと草書
の関係を書いていただいて勉強しています。

かなは好きなので幾らでも練習できるのですが、楷書が苦手で・・・。
生来不器用なせいか、かなを練習した後の楷書は甘くなり、楷書を
練習した後のかなは線が硬く無骨になってしまいます。
146HKJB:01/10/30 16:12
11月のホームページをアップしました。お手空きにご覧くださ
い。皆さんもご自分のホームページを開いて、発表なさっては。
月会費だけでホームページのスペースを提供しているプロバイダ
ーも少なくないと思います。
http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm

 孔子廟堂碑の臨書をしていて、70歳の虞世南はどのようにし
て幅1メートル長さ2メートルほどの石に2センチほどの字を書
丹したのだろうかという疑問が生じて、手元にあるものや本屋の
立ち読みで何か参考になる記事がないかと探しましたが、見当た
りませんでした。
 色々考えた末に、懸腕懸肘で書くしかないだろうと考え、朱閑
雲の懸腕懸肘撥鐙法が近いと思ってこれを稽古することにしまし
た。半紙に6字から8字くらいの大きさなら常々懸腕懸肘で何の
支障もなく書いていますが、なぜか2センチくらいの細字になる
とどうしても手が思うように動きません。ようやくこの程度まで
なりましたが、とうてい字が書けるといえる状態ではありません。
 碑石を枕腕で書丹することはできないと思います。拓本を手本
にしておられる方は、どうしていらっしゃいますか。
147名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/30 22:15
やればやるほど、奥深さがわかってきて、自分のことを上手とは思えなくなる。
そんなスパイラルに陥ることってありませんか?
結婚式の受付で書かされる自分の名前が下手で恥ずかしかったからと思って習い始
めてはや5年。一応世間ではうまいと思われる 域に達して入るでしょうけど
もっと上級者の方の書を見ると、まだまだ精進と思ってしまう今日この頃。
148すずりん:01/10/31 00:07
>147
>やればやるほど、奥深さがわかってきて、自分のことを上手とは思えなくなる。

本当にその通りですね。
いや、私は自分が上手とはまだ思えないんだけど・・・
「自分はまだまだだな」って思うばかりです。
長く習っておられる上手な方ほど謙虚な姿勢ですよ、私が通ってる教室では。
きっとどこでもそうなんでしょうね。


>146
HKJBさん、毎月楽しみに拝見しています。
毎月続けるられるのは大変なことだと思います。
頭が下がる思いです。

自分の作品をHPで発表・・・というのはまだ恥ずかしいなあ〜。
いつか、そうできればいいと思います。いつのことやら。

>145
私は逆に、仮名が苦手で…
仮名が好き!っておっしゃる方がうらやましくて仕方ないです。
149筆屋:01/10/31 17:31
私は資格板からやってきた書道筆メーカーの関係者です。
筆に関して聞きたい事があれば聞いてチョ。
私の素性がバレない範囲で本音でお答えしますよ。
150名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/31 20:27
小学生の時習字を習っていましたが今大学生でまた始めたいなと思ってます。質問なんですけど習字と書道は違うものなんですか?これから始めるんだったらどっちがいいんでしょう。近所の習字教室とかでいいのかなあ。。
151ピロリン:01/11/01 10:48
>>149
資格全般ではお世話になりました。
最近書道を始めました。師範コースへ入学したのですが、書道教室にも通った事の
ない私が本当について行けるのか心配です。
授業は週1で基礎の基礎から教えて下さいますがお金もかかります。
母が昔先生をしていた頃の筆を使って行きたいと思っていますが、学校によっては
学校で販売している道具を買わせそうですよね?
無理に勧める学校はやはり良くないのかな??
学校名は資格全般に一応あります。
良心的な料金で内容の濃い授業をされている学校に行っている方、教えてください。
152ピロリン:01/11/01 16:32
ちなみに資格全般の83番「書道教室について教えて下さい」です。
153筆屋:01/11/01 19:10
>>151
専門学校は特定の筆メーカーと組んでいて、推奨しています。
実は筆メーカーから専門学校(又はトンネル会社)に卸価格で卸して学校が生徒さんに
販売すれば利益が出るようになっています。全ての専門学校がそうだと思いますよ。
普通に街の書道教室でも先生が生徒に道具を販売して利益を得るのはごく普通に行わ
れています。
154筆屋:01/11/01 19:18
155ピロリン:01/11/01 21:56
>>153
どこの社会も同じですねぇ。先生は筆は一生物とおっしゃいますので
母の筆を持って行き見て頂こうと思います。
どれもみな良い筆で、あるのに買わなければいけないような雰囲気は
お金持ちじゃない私としては考えてしまいます。
156書道イイ!:01/11/01 22:00
あのー お聞きたいことあるんですが…
時間等の関係で、書道教室等に通えないのですが
昇級や昇段は独学でも取得できるのでしょうか?
本当に独学なので、見本を見ながら一日一時間程度書いてます
始めてまだ、一ヶ月くらいなのですが書道のこと良く知らない
ので、何かアドバイスとか貰えないでしょうか? お願いです
わかりにくいと思いますので、質問の内容をまとめておきます

@独学でも、昇段昇級は可能?
A独学なので書道初心者の私にアドバイス下さい。
です、宜しくお願いします。。。
157名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/02 00:04
↑教えてやって、オレ知らないから。 ごめんね
158筆屋:01/11/02 07:39
>>155
昔の筆の方が使ってる毛が良いハズです。
書道の先生方から最近は全般的に毛の質が落ちた、昔は良かったとの叱責を受けました。
長年筆を作ってる職人さんに聞いても認めてました。
筆に限らず、昔の道具の方が材料が良いみたいです。
159名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/02 09:27
ここの人達って、156の質問に答えれない人達ばかりなんですね
ここに出入りしてる人達は、結構書道知らない人が多いのかな?
って、私も実はわかりません… 詳しくないもので…
私も、その質問が気になります、誰か教えて下さい〜
160すずりん:01/11/02 09:48
>>156
ここのスレ、人数少ないですからね。
私も初心者なんですが、知っている限りで。

@月刊の書道誌で、通信教授をしているものがあるはずなので
そこに出品すれば昇級・昇段はできるはずです。
A同じ初心者として、心がけていること(というか、先生によく言われること)
 ・原帖に忠実に臨書すること
 ・いい気分で書くこと
 ・良い作品をたくさん見ること。そして、書作品に限らず、美しいものを
  たくさん見て感性を養う事
 ・できるだけ筆を持って書いてみること
 ・書けない時は手本を見る(目習い)すること

思いつくままに書いたけど、このスレの「HKJBさん」のアドバイスは
とても参考になると思いますよ。
ベテランの方、私も聞きたいので教えてください。
161ピロリン:01/11/02 11:21
>>158
それは朗報ですね。ありがとうございます!
安心しました。
さっそく教室へ持参して行きたいと思います!!
162名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/02 15:30
160さん、アドバイスありがとうございます。
月刊書道誌の通信教授とは? いったい何なのでしょう?
自分の作品を投稿するってことでしょうか?
それは、一般の初心者でも利用できるものなのですか?
宜しくお願いします。
163名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/02 18:00
独学はだめなのかな?
独学で、どのくらいの昇級が望める?
二日に1回1時間程度じゃ全然無理かな?
やっぱり、習いに行く方がいいのかな?
以上、質問責め^^
164すずりん:01/11/02 18:25
>162−163
多分、書道団体の数だけ書道雑誌がある、といっても過言ではないとおもう。
大きい団体から、小さい団体まで。
で、私が習っているところ(実名は勘弁!)は、
投稿できるようです。だから、きっと他にもあると思います。

そして、昇級・昇段の基準も団体によってそれぞれ違っていて
客観的な基準というのはないような気がします。
目指すものも団体によって違うし。
「書写の先生」を目指す団体があれば、「芸術としての書」を目指す
団体もある。
漢字がメインのところもあれば、仮名が主体のところもある。

例えば同じ「5段」といっても団体によって実力は様々ですよ。

>163
状況が許すのなら、先生について習ったほうがいいと思うのですが…

初心者なのに偉そうにすみませーん。
どうか、ベテランの方、訂正してください!
165筆屋:01/11/02 19:59
公的資格として文部科学省認定の書道検定(1〜3級)があるよ。
教本とか問題集はチョッと大きな書店の書道コーナーならあるよ。

各団体の私的な級や段はその団体の傘下の先生の推薦などによって段の合格などは
決まってくるから、先生について習わないと難しいのではないかと思う。
早く段が欲しければ権力のある先生について習えば昇段は早いですよ。
166ピロリン:01/11/02 22:41
羊毛は難しいですね。
私は最近教室で習い始めたばかりなのですが、筆に慣れていないので
墨は滲むし字は大きくなるし…本当に上達するのか不安になるーーー!
週に4日は家で練習してるのになぁ。水で練習が出来るマジック半紙?で
筆も1000円位の安〜い筆。
やっぱり墨でキチンと練習せにゃ駄目なのかしらん?
167HKJB:01/11/03 00:31
>166
 墨は濃く磨ること。薄いと滲みます。水書板は絶対駄目。
 紙は手漉紙。
 筆は兼毫4号くらいで、大体5千円見当。国産の羊毫筆は最
低1万円くらい。中国からの輸入品だと5千円くらいまでで買
えますが、寿命は短い。
 私は普段の稽古には中国製倣古玉蘭蕊を使っています。
 私ははじめから長鋒羊毫筆を使いました。理由は親父が中国
にいて羊毫長鋒の筆を送ってくれたから。
 全く手を焼きました。一般には、初心者には兼毫筆が推奨さ
れますが、毫が固くなるほど筆尖の自由さが少なくなります。
私は、苦労するのは覚悟して、軟毫筆を使うことを勧めていま
す。もっとも、昔々は今の筆と比べると随分固い筆を使ってい
たようですから、軟毫を使うのは邪道だという批判もあります。
 1週に4日も稽古しているのは立派、でも絶対に早書きはい
けません。滲まない濃い墨で何枚も重ねた紙の一番下まで墨が
透るように、じっくりと書きましょう。
 毛筆は硬筆と違って押さえては書けません。腕で吊り下げて
書かなければなりません。必要な高さに腕を宙に浮かせて保つ、
要するにその腕力を鍛えるのが稽古の第一歩です。時間をかけ
て鍛えるほかありません。焦らないで、時間をかけて腕を鍛え
ましょう。
 老婆(?)心から、思いつくままに。 
168名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/03 01:48
164 165 アドバイスありがとうございます。
う〜ん 結構難しい仕組みなのですね^^
自分は、段位をガンガン稼ぐのではなくて、書道が上手になれて昇級昇段
できればなと思ってるんです。 自分の向上心を高めるためにもわかりやすいですし
それに、昇級昇段していくのって、何といっても楽しいでしょ?
今 自分は書道するのが楽しく 毎日一時間程度 練習してますが大体模写主体です
なかなか手本の様に書けないですが、このままで大丈夫なのでしょうか?
そうだ、感性を養うためにも 何か書道誌を購入したいのですが初心者に優しく
書道界のことが良くわかるような、お勧めはありませんか?
どうか、教えて頂けないでしょうか?

HKJBさん、初めまして宜しく
良かったです、最近購入したのが羊毛筆だったので…
しかし、1400円のものでした…。 初心者だとあまり良い筆を使わない方が
いいのかな?って思って、この筆にしましたが買い換えた方がいいでしょうか?
色々為になる書き込みありがとうございます…。
169名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/03 01:53
168です。
それと、書き始めと書き終わりの所がどうも筆先が纏まらなく
綺麗に書き始めれないのですが、これは何が問題なのでしょうか?

あと、やはり横線、縦線が長かったら、まっすぐに安定出来ません
これらは、練習のみですか? 何か気をつけてればすぐ出来るのかな?
170ピロリン:01/11/03 11:04
>>167
何て申し上げれば良いのか…ご丁寧にありがとうございます。
私の筆は「清心」の4号だったと思います。清心の清が間違っているかも
しれませんが、確かこの筆です。
母も話していますが、手首を上手に使い肩の力と腕の力も入れているようで
抜いているのよ、と。
そーなんですか?
何枚も紙を重ねて練習をすると何が身につくのですか?
墨汁はやはりいけませんか?
昨日思いましたがマジック半紙では羊毛の練習にはならないと。。。
墨で母の筆を使い安い半紙に何度も書いたほうが良いのではないかなと。

HKJBさんはシャレタ感じの方ですねー!
またまたご指導お願いします!!
171HKJB:01/11/03 12:52
>168
 別に高価なものを買う必要はありませんが、まともな毛筆と
いうと前述くらいの値段になります。1400円の羊毫筆があ
るとは不可解です。白い毛の筆だから羊毫だと誤解しているの
ではありませんか。白い毛の筆でもその程度の値段で買えるも
のは、固い毛と柔らかい毛を混ぜて作った兼毫筆ではありませ
んか。私もスーパーで600円の筆を買って使ってみたことは
あります。道具をあれこれいうのはどうかなと思ったからでし
た。もちろん、十分書けました。その中のあるものは、雑誌に
サンプルとして載ったくらいですから。しかし、寿命が頗る短
かかった、1週間ほどで尖が割れてしまいました。書いている
感触もやっぱり高価なものの方がずっとよく、飽きません。
 何も常々何枚も紙を重ねて書く必要はありません。それほど
じっくり書けるようになることが第一歩だということです。そ
れが出来るようになったら、次は速く書く稽古も必要です。
 現代人にとって第一歩はまず腕力を鍛えることですが、母堂
がおっしゃるとおり強ばっては書けません。腕力がつけば強ば
ることもなくなりますが、私もまだ懸腕懸肘ではどうしても力
んで書けなくなります。
 墨汁はどうしても時間がないときの緊急避難、固形墨を磨っ
てください。固形墨も磨って墨汁にして使いますから、はじめ
から墨汁を使ってもかまわないということも言えますが、市販
の墨汁は工業製品で高度に均質です。固形墨を磨った墨汁はそ
のたびに違った墨汁になります。どのような状態の墨汁でどん
な作品が出来るか、こういう作品を作るためにはどういう墨汁
が必要か、それをどうして作るか、日頃から体感しておくこと
が必要です。
 多見、多読、多書。少々読むのが大変ですが、上田桑鳩の「
臨書新研究」を読んででみては。芸術論は別にして具体的な
実技の部分は十分参考になります。但し、どんな参考書も自分
で試して納得してください。丸飲みは駄目。
 書は今日やってすぐどうかなるものではありません。時間を
かけて一つ一つ確実に手に入れましょう。出来たと思ったら人
間は終わりですよね。

 
172ピロリン:01/11/03 14:02
墨は摺る事でリラックスします。
今通っている学校は毎月2万円以上もの月謝がかかります。
私はもっと楽しみながら勉強していきたいし基礎が出来あがっていない
のに、師範で古典の字の勉強から入るなんて甘かったのかなと
反省しています。
先の先を考えると毎月2万は痛いです。。。
173筆屋:01/11/03 16:11
>>172
専門学校で基礎から体系的に書道を習得される事には意義があると思います。
私は書道界の現状を専門学校で体系的に技術を習得された方が救う事を期待してます。
書道は何年やってるという基準で語られる事が多く、学習効率とか本人に合ってる指導
法かは全く無視されてる事が多いと思います。
一つの物事を極めるのに、「守→破→離」という事が言われますが、現状では何年も先生
の模倣ばかりをしている「守」ばかりやらされ、一生涯「守」しかできない人も多いと思い
ます。これは、教えている先生も自分を超えさせないように模倣ばかりやらせて、その
世代が変わる度に先代よりも実力が劣る人が時代を担って、段々力が落ちてるように感
じます。又、書道の実力と教える能力は比例しない事も書道界では認識されてない様に
思います。

専門学校で体系的に書道を学習された方は早くから模倣から離れて自分の型を作れると
思いますし、生徒さんにも体系的に教える事ができ、勘や経験で教えてる現状を打破する
可能性を秘めてると思います。私は専門学校で学んでる方に書道界の将来を変えてもらえ
るよう、願っています。
174ピロリン:01/11/03 16:24
そうですか。。。必ずしも基礎の基礎からが正しい事でも
ないのですね?
では自分の勘を信じて学校を選びなおす事はお勧めできますか?
続けていきたいのですが切り詰めながらは悲しい事。
良心的なところを探しています。
175草花:01/11/03 18:29
168です HKJBさんアドバイスありがとうございます!
ttp://www.e-unica.jp/mouhitu.html
羊毛筆なのですが、ここのHPの通販で『自在』ってのを
購入しました、本当は『長春』『鶴寿』『寿仙』あたりに
目をつけてたのですが、私は初心者で、それに通販だから
ある程度の筆ですましました。 もう少し向上したら
大阪のお寺が多く密集している地域の有名な専門店に行っ
てみようと思います、色々聞いたり、商品を手に取ったり
できるから、通販よりはいいかなって思ってます。
所で、筆はどのくらいのものが目安ですか?
値段や穂径や穂長とか筆の長さとかは、どうでしょう?

そうですね、日々精進ですね がんばってみます。
176筆屋:01/11/04 07:40
>>175
羊毛で1000円と言えば、まず日本で作られた筆ではないと思います。
中国製に日本で名入れ(刻印)して日本製として販売してるのではないかと推測します。
羊毛でも毛にランクがありますが、山羊の種類によっては磨耗が早いものがあります。

しかし、写真を見る限りでは羊毛というよりは兼毛に見えます。穂の色が純羊毛とは
思えない色をしてます。写真の光の加減のせいですかね?
177ピロリン:01/11/04 11:27
純羊毛ですと何色ですか?真っ白ですか?
178筆屋:01/11/04 12:24
>>177
毛の色そのものよりも、「自在」という筆の穂に色の違う他の毛が混ざっているように
見えますが、それが写真を撮る時の光の加減なのかどうかはハッキリしません。
高級な純羊毛だと少し黄色が掛かってるような感じですが、真っ白と言えばそれで
通用するような白さです。
179HKJB:01/11/04 14:40
>169さんへ。
 確かに難物です。起筆、終筆、転折は、なかなか思うように出来ま
せん。
 どんな書き方をしているかわからないので、具体的なことは言えま
せんが、一般論としては次のようなことが考えられます。
 毛筆は獣毛を束ねたもの、つまりブラシの一種です。ブラシは毛が
真っ直ぐ立っていないと機能しません。毛筆も押さえると筆尖の毛が
横に寝てしまいそうなると筆尖は自由に動けません。毛筆は吊り下げ
て書くもの、実際に書くときに使うのは長い穂の先端4分の1か、せ
いぜい3分の1位にしましょう。
 三過折でよくトン、スー、トンというので、起筆をドスンと押さえ
る人が多いのですが、これでは筆尖が尻餅をついたようになって動け
ません。横画の場合、腕の力を抜いて起筆は左上約45度からソッと
筆尖を紙につけ、少し右にずらして進行方向に(上から下にではなく
)力を込めて送ります。
 終筆は、送筆を止めるときに少し筆尖を持ち上げるようにして止め
、元の方向に返します。
 縦画も同じ要領です。
 どうも言葉では的確に言い表せませんが、いろいろ試してみてくだ
さい。要点は筆を押さえないで、吊り下げて書くということです。手
本と同じ形になれば、その用筆が手本と同じだと思っても良いでしょ
う。筆管をまっすぐに立てるよりは、少し手前に傾けた方が形は作り
やすいのですが、テープを並べたような字画になりやすいので、私は
好きではありません。
 毎日横一ばかり何十本と書くのは、絶対に面白いことではありませ
んけれど、やっておかないと将来臍をかむことになるのではありませ
んか。
180草花:01/11/04 19:14
>>179
HKJBさん、アドバイス感謝します。
そうですか、筆に墨をつける時は、常に穂先を整えておくのですね。
大変わかりやすかったです、ありがとうございました。

それともう一つ質問なのですが、一つの字を書いてる途中に墨がかすれてきました
このような時は、字を書いてる途中でも墨をつけてもいいのでしょうか?
それとも、できるだけ最初に沢山墨をつけてから書くのが良いのでしょうか?
墨つけの量に少しわからない所があります、宜しくお願いします。

最近は、一日に一時30分間程の練習なのですが練習内容は
@横線、縦線等を50本づつ位書いて(ゆっくりと)
Aプリンターで半紙に手本の字枠を印刷してなぞってます。
 (練習してる字は、春・風・秋・月・恒・好 です。)
練習は、こんな程度の内容でよろしいのでしょうか?
何度も質問ばかりすみません、また返事お願いします。
181展覧会出品作家:01/11/04 23:48
11月2日より日展 5科の展覧会が始まりました。
取りあえず、3日さらっと見てきましたが、
丁度審査員の先生方と一緒になったりしたので適当なところで逃げてきました。
尚、私は、日展には出品及び所属はしておりません。
又、当方が所属している書団体では、来年2月に上野の美術館で展覧会を予定しています。

展覧会に関すること等〜分かることは、説明いたします。
>>180
正直言って書道の独学は無理であろうと思います。
かって、大沢雅休先生が門人手本を書くとき、書くところを見せなかった
と言われますが今はそんなことはありませんから。
大日本書道院の時、その師である比田井先生の筆法は有名ですし。

書゛道゜の先生もピン〜キリで素性のはっきりしない先生に付くと苦労します。
マア、蛇足ですが。
182草花:01/11/05 08:38
>>181
え〜… そうなんですか… (泣
自分、教室や教えをして頂く時間がないんですよ
24時間で自由参加なら、なんとかできるかも…
って、そんな所はないでしょうね (苦笑
やはり無理だったんですか 変な癖がつく前にやめた方が無難
なんでしょうかね? でも最近、本当に結構楽しくなって来たから…
どうしましょう… なにか良い方法はないでしょうか?
あれば、助言お願いします、本当に宜しくお願いします。。。
183HKJB:01/11/05 12:14
>180さんへ。
 ここで書道教室を開くつもりではありません。あくまで私の個人体験ですから、
その限りでお受け取りください。
 一字の途中で墨継ぎをすることは、基本的にはするべきではありません。いくら
多くの字画で形成されていても全体で一字なのですから、連続性があります。中断
することは一字を引き裂くことになりますから、よくないと言えましょう。ただ、
行草の場合、明末清初の王鐸などは威風堂々と一字の中で墨を継いでいます。また
、碑の場合は一字の途中で墨を継いだのではないかと思われるものもあります。や
ってはいけないが、バレなければしかるべくやっているのではないでしょうか。積
極的に解せば書は表現芸術だから、そういう表現もあり得るとも言えます。原則と
しては一字の中での墨継ぎは出来ないということです。
 一字の途中で墨が涸れる、この対策は書く前にどれだけ筆に墨を含ませればよい
か、筆の硬軟、紙の硬軟によって異なりますから、体験的に覚える必要があります。
もう一つは、ゆっくり運筆すれば速く涸れ、速く書けば長持ちします。墨が涸れそ
うになったら運筆速度を遅くすれば、いくらかは救えます。
 手本の上に紙を置いてなぞって書くことは、稽古の一法としては古来行われてい
ます。特に形を学ぶためには有効な方法です。他方用筆や運筆を学ぶためには、手
本を精密に見ることが出来ないので、かなりマイナスになります。私は、引き写し
は二義的な手段で、本命は難しくても見て書く臨書を主にすべきだと考えています。
 点画を一つ一つ確実に稽古することは基本として絶対に必要、無意識でも正確に
書けるまで稽古しましょう。それが出来るようになったら、それを自由に展開する
稽古をすればよいと思います。
 いずれにしろ、速成法はありません。
184HKJB:01/11/05 13:12
>180さんへ。
 師について学んでおられるのなら、ひとまずは師の指導に忠実に従
いましょう。
 独習の場合は、今は入門書が種々出版されていますから、その中の
何冊かを買って稽古をする必要があります。一冊だけでというのは、は
じめは選択眼もありませんから、将来に悔いを残す虞があります。
 私の手元にある、独習書として適当と思われるものをご紹介します。
1。 小倉不折、図説指導 書道の基本。秀作社出版。
2。 王 学仲、図説 書法のすべて。マール社。
3。 上田桑鳩、書道入門(基礎篇)。創元社。
 このほかにも色々ありますから、書店で内容を見て自分が知りたい
ことが載っているものを選ばれたらよいと思います。良書をご存じの
方はご紹介ください。
 多見、多読そして多書。
185展覧会出品作家:01/11/05 13:47
書道には、「書写書道」と「芸術としての書」の二つあります。
私なども、「書写指導者講習会」などに参加させられて色々本なども買わされます。
普通、「書写書道」となると臨書は別として、小〜高、学校で行う文字を書く事で、
書き順なども決められています。
日々勉強これが書の世界。
>>182
普通書道教室へは、添削に持って行くだけと言う場合ほとんどです。
そこで、添削して手本を書いて貰う。
それで帰ってきます。〜大して時間は掛かりません。
大体、夜のコースを持っている場合が多いので、「夜」教室へ通った
銀行員をしていた大阪の先生なども知っています。
最近二足の草鞋をやっと脱げたと言っておりましたが。

要は、「やるか、やらないかです。」
お稽古ごとは、時間とお金をかけなければうまくなりません。
人間上手になればなるぼど欲がわいてきます。
一緒に始めた人が数年経ってみたら、展覧会で入賞していたなんて事もあります。
そんなとき、自己流というのは悲しくないですか。
書の世界を初めとして、お稽古ごとに「師」はつきものです。

書道は、〈ゆっくりした逆送エスカレーターの〉階段を一歩一歩昇る事に似ています。
本当に長い階段です。
まず第一に、展覧会を見に行くことです。
それも公募展。
186ピロリン:01/11/05 17:25
数日前にHPで見つけて興味を持った書道教室に
問い合わせてみたら、運良く空きがあるとのこと。
級、段など少しづつ上がって行く様子ですし
家庭的な雰囲気が気に入りました。
エスカレーターですか…良い表現ですね。
187すずりん:01/11/05 17:25
>185
>書道には、「書写書道」と「芸術としての書」の二つあります

習い始めた頃はよくわからなかったのですが、どうも、通っている教室は
後者の方のようです。
皆さん、展覧会にも積極的に出品されています。
私もいつかは…と思っていますが、なかなか…

今は、毎月の課題(古典の臨書と、先生のお手本を倣って書く)をこなすのみなのですが
同じ頃入会した人がどんどん上手になっていっているのに私は停滞していて
何だか鬱…

すみません、何か質問しようと思ったのですがただの愚痴になってしまいました。
もう少し頭を整理してまた来ます。
188ピロリン:01/11/05 19:54
私は楷書、草書、行書、など区別がつかないという
レベルなので初歩から学んで行こうと最近思い始めました。
級や段など自分への励みになると思いますし
目標があるって楽しいですね。
189展覧会出品作家:01/11/05 23:21
>>187
>同じ頃入会した人がどんどん上手になっていっているのに私は停滞していて
>何だか鬱…

書道は、誰も初めから上手い人はいません。…例外をのぞいて。
一般に、書塾に入会して10人のうち3か月続く人は2-3人です。
そして半年続く人は一人ぐらいです。半年続けばそのまま続きます。
生活の一部になりますから。
従って、半年続いた人は10人のうちの一人だと思ってください。
書も10年続けられれば少しは何とかなります。
7-8年頃から自分でもおやと思うことがあります。

>皆さん、展覧会にも積極的に出品されています。
>私もいつかは…と思っていますが、なかなか…

展覧会も指導する先生によって色々あります。
公募展中心ならば、地方では地域の又は市民展レベルから始められます。
一般の公募展中心でなくて、書写、臨書、写経等をものすごくやっているところは
そういう団体の公募展に出品します。

いずれにせよ、初歩であれば先生は、展覧会作品も手本を書いてくれます。
先生によっては、展覧会に出してみてはと勧めてくれる事もあります。
そういうときは、遠慮せず出してみることです。
出してみて、初めて気づくこともたくさんあります。
>>188
級や段。……取りあえず励み程度にはなります。
級も初めは簡単に上がってゆきますが、ある部分から上がらなくなります。
又、書道団体の本も色々好みや傾向がありますが、一般に高校の教科書のような文字を書いていると昇級しませんし、
昇段試験にも受かりません。

…先生にもよりますが、普通「師範」に受かると「雅号」がもらえます。
只、先生も何を思ったか何かの記念になんてくれることもあります。

…書壇巨匠24人に入っている大先生ですが
…師範になっていない弟子に勝手に「雅号」つけることがあって
話が違うとその高弟の一人はぐちを言っておりました。

級や段……悲しいことに、簿記や珠算のように普遍性はありません。
取りあえずの目安です。
…そんなので展覧会審査員を目指すのでしょうか。
190筆屋:01/11/06 07:03
>>189
残念ながら、現状の書道界は新聞社の冠が付いた書道展に入選する事が大きなステータス
になっています。必ずしも公正な審査ではないと噂はありますが(掲示板なので、このような
表現しか出来ませんが)、とにかくその書展に入選しなければ始まらないのが現状です。
191名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/06 07:37
一つ言いたいことがあるんですが
オレは、書道知らないけどちょっと言いたい
独学は絶対無理だ! ってそんなことないと思うが?
オレが中学の時、柔道部だったが担当の先生は柔道知らなく
合気道の経験者でした、全然師に学んだことないです皆
でも、中学柔道レベルの大会では皆、優勝や準優勝しましたよ
ほとんどの部員は、黒帯びの初段です 高校の推薦も来ました
初段を取れたものたちと、白帯のものたちの違いはって言うと
『やる気!』です! 皆強くなるために、色々な本を読み
基礎となる、筋トレや柔軟や組みを頑張って続けました
技も独学で皆と一緒に研究して頑張りました 結果強くなった
皆勝つ喜びと負ける悔しさを楽しんで頑張りました
特に団体戦が最強でしたよ 皆で勝ち取る喜びがありました
だから、やる気=強くなろうと努力したのです
上級者の皆さん、そのやる気を師がいないと無理!一言で終らす
ことだけは、やめてあげてほしいです 独学でも栄光を得た人は
いっぱいいると思いますよ 本当に恵まれた人だけが勝つものなの?
ただ、師につくことを否定してるのではないですが
独学でも頑張ろうと言ってるんですから 時間はかかるかもしれないけど
頑張って、でも、できるだけ教えてもおらえると良いと思いますよ。
これくらい言ってもいいと思いますよ。 書道の興味を持ったもの同士
少しくらい助け合ってもいいと思うが? そんなのは出来ない世界なの?書道界は
派閥はあってもいいけど、ありすぎると問題 日本の政治と変わりないよオレ的に
だから、独学でもなんでも上を向いてる人を完全否定するのは良くないと思う
でも、時間がある人はできるだけ習いにいったほうがいいと、オレも思うよ
どうかやる気を失わないように続けて、時間がとれる時になったら師につくってのは?
興味ある時にできるだけ頑張れば、結果も少しくらいは出るんじゃないの?
ただ、独学と師につくのとは、全然違うと思うけど、何もしないよりマシだよ。
終り! 反論ある? あるよね? だって自分の考え否定されたんだからね。
でもオレの言ってることって絶対間違いだって言えますか?
あまいと言われればそうかもしれないですが、でも甘い蜜を吸う人もあまいのでは?
192展覧会出品作家:01/11/06 07:51
>>190
毎日書道展、読売書道展、日展〔読売と重複審査員〕その他。
私少しも関係していますが、初めからここというのは無理でしょう。

>とにかくその書展に入選しなければ始まらないのが現状です

その地方によって違うと思いますが、大体県単位では「県展」に相当するものがあります。
普通、そこに入選して無鑑査→審査員と行くのが第一段階です。
そこで終わりという人もいます。
確かに審査員となるには、普通中央展で活躍していると言う条件がはいること多いですが
中には、実力先生がいてそんなこと無視する事もあります。
193すずりん:01/11/06 16:54
以前にも質問したような気がするんですが、詳しい方がいらっしゃるようなので
再度質問します。

そもそも、「毎日」と「読売」の違いはなんなんでしょう。
「読売」の先生と「日展」の先生は重複しているんですよね・・
すると、「毎日」のほうは「日展」とはあまり関係ないということなのでしょうか?
194すずりん:01/11/06 17:46
あ、それから>>189では、私のつまんない愚痴にレス返していただいて
ありがとうございました>展覧会出品作家さま。

半年続いたら10人のうち一人、というのにすごーくすごーく励まされました。
195展覧会出品作家:01/11/07 21:11
>>193
読売書法会今年で18回になります。毎日は53回です。

簡単言えば、約20年前くらいに毎日展で「現代書」に走る人たち…「近代私文書」
を書く人たち【故・金子鴎亭先生など】とは一緒にやれないと言い始めたゴタゴタが原因です。
元をただせば、日展で過去にあった「日展委嘱」の作家作品を展示拒否したこと
と同じです。
それで、毎日展「日本書展」派…伝統書の人たちが分離して作ったのが読売書法会です。
実際は、「謙慎書道会」が母胎となりました。
…謙慎書道会は見れば分かりますが、日展審査員と幹部は重複しています。

従って、「毎日展」には現代書、自由な書風の人が残りました。
「読売展」には伝統書それもどちらかというと、先生と全く同じに書かなければ
認めないと言う書風の人です。
尚、「毎日展」から「読売展」に審査員にするからと移った先生で
「日展」に関係していない先生は、「わり」を食っているのが現状です。
以上個人的見解。
196筆屋:01/11/07 21:43
>>195
このレスは参考になりました。私も日展系の大物の村上三島先生が読売書法展の看板
になってるから何故かな?と思っていましたが、納得しました。

しかし、書道界は属してる団体の保守性に嫌気が差して飛び出した人が集まって新しい
団体を作ると、その団体が保守的で排他的になって同じ事を繰り返していますね。
197展覧会出品作家:01/11/07 23:07
>>196
>しかし、書道界は属してる団体の保守性に嫌気が差して飛び出した人が集まって新しい
>団体を作ると、その団体が保守的で排他的になって同じ事を繰り返していますね。

逆です。詳しくは、毎日書道展のホームページが参考になりますが
いわゆる「伝統書」を書く人たちが、新しい試みを始めようとした人たち
を排除してきたものです。

日展では、過去に日展委嘱であった大沢雅休の作品を「書風」が合わないと
展示させませんでした。
同じように、毎日展の分裂は、関西の「かな」の理事が突然表具店にある作品
を差し止めたのが原因です。
伝統派はいっさい自分の作風以外認めません。

1990年に文化勲章をもらった故金子鴎亭先生が日展では、「参事」
その上に 監事→理事→常務理事→顧問。
おかしいではないですか。
ちなみに、昨年の文化勲章受章者 村上三島先生は、顧問です。
198名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/08 18:31
おぉ、こんなスレがあったとは!

書道歴20年で師範のクセにまだまだ見習中の若造です。
楷書中心の某団体に属してますが、書は他人との勝負事ではないと思ってるので、
自分のペースでのんびりやってます。
ゆえに、有名な会とか賞にはまったく興味なし。
仕事もあるし、稽古は週一回2時間だけ。

年賀状の篆書ネタ集めなきゃ・・・
199HKJB:01/11/08 22:24
 このレスは興味深く読んでいます。しかし不可解なことがあります。投稿する方
々は、何が目的で書をやっていらっしゃるのでしょうか。プロになるつもりなら、
投稿内容のようなことでは、一生見込みはないでしょう。比田井天来が故郷を出た
後、部屋の押入には反故がぎっしり詰まっていたといいます。川谷尚亭は画仙紙が
高価なので真っ黒になるまで書き重ねて、それを乾かした上に更に水で書き重ね毎
日五合の水を使ったということです。
 趣味で書を楽しむのなら、何故展覧会や級位や段位に拘るのでしょうか。そんな
ものはプロにさせておけばよいでしょう。基礎をしっかりと固めたら、後は自由に
自身の書を作ればよいのにと思います。
 自作の書を部屋のどこかに掲げて、毎日眺めて良かったと思えたら、最高だと思
うのですが。
200すずりん:01/11/08 23:52
私は今のところは趣味で楽しみたいと思ってます。
段位とか級位は・・・励みかな?
やっぱり、進級すれば嬉しいし、これからも頑張ろう!と思える。
停滞してたら「努力不足かな?」と反省できる。

展覧会は・・・
私の中ではピアノの発表会みたいなものかな、と思ってます。
子どもの頃お稽古事としてピアノを習っていましたが
ピアノの発表会は、いつも習っている練習曲より少しむずかしめの曲を
いつもより期間をかけて仕上げます。
そうすることで実力がつくし、発表会という場でいろいろな方に聞いていただく
ことはこれまた励みになる。

この間初めて通っている書道教室の展覧会に出品しました。
初めて、書く素材を選び、字典を見て、原稿を作り、作品を書く、という体験を
しました。初心者の私にとっては「きつい」経験でした。泣きそうでした。
でも、先生には「皆、初めてのときはあるんですよ」と言われて頑張りました。
自分としては不本意な出来でしたが(時間不足もあって)、来年こそは、今年より
納得のいく作品を!と思っているところです。
つまり、自分の力より敢えて難しい課題に挑戦することにより、力も引き上げられるのでは?
と思うのですが(甘い?)

>199、HKJBさんのおっしゃるように「自作の書を眺めて『良かった』と思える」
自分で納得のいく作品を作りたいものです・・・いつか。。
201すずりん:01/11/09 00:06
200ゲット!続きます。

>195、>197 展覧会出品作家さん
質問に答えていただき、ありがとうございました。
今年、読売書法展を見に行きましたが、調和体作品も多いように
思いましたが…どうなんでしょう?
これは「新しい試み」とはまた違うんでしょうか?
毎日のほうは見に行っていないので比較して言えませんが。
(次回は行ってみようと思います)

私が毎日と読売の違いについて知りたいのは、単純に知識として…です。
展覧会を鑑賞して自分が勉強する際、違いを知っていれば
多少なりとも理解が深まるかな、と思って。

両方のHPなども見て、また質問させていただくと思います。
よろしくお願いします。
202ふぁーれん:01/11/09 17:57
198で初カキコした者です。

自分にとっての書道は完全に趣味の一環。
段位や賞は頑張ったことに対するご褒美みたいなもんでしょうか。
出品するまでの苦悩に満ちた(笑)プロセスが大事だと思うので、
明らかに出来が悪くても年に一度は出すようにしてます。
金銭的にも負担が大きいですが、おかげで年々着実に進歩できてます。
書家として食っていけるのは、ほんの一握りの方だけでしょう。
趣味として、或いは字の上達を目的としてる人達の中には、展覧会という
目標があるから前に進めるケースがあるのかもしれません。
どうせ出すなら普段から練習して、少しでもマシなものを、って思うからね。
それから、数少ない自己表現の場としての位置付け。
書いたものは誰かに見てもらいたい、というのも自然な気持ちかと。
「見に来てー!」と友人を誘うのも楽しいものです。
ヘタで恥ずかしかろうがいいのです。
独自に家でやってると、こういうチャンスが少ないことは否めません。
203Yam ◆5bJlWyrI :01/11/10 00:30
自分は、小学校のときからやってました。
高校の授業で書道を選択しましたが、その授業で般若心経書いたんですが、
皆さんも書いたことありますか?
204展覧会出品作家:01/11/10 11:11
>>201
>私が毎日と読売の違いについて知りたいのは、単純に知識として…です。

毎日書道展と読売書法展の違いは、実際には見てみるしかありません。
………と言うと身も蓋もありませんので少しずつ説明します。
毎日は7月、読売は8月に終わっているので今見るわけにもゆきません。
巡回展もありますが、「本展でないと」と言う部分が多々あります。
そこで、読売に関しては、今上野の東京都美術館で行われている日展で代用します。
実際は違うんですが、出品している人が重複しているので。

さて、読売書法展の調和体は、1995年第12回から導入しました。
理由は、「読める書、読めないと書の発展は難しい」という理由です。
いわゆる現代書にすり寄った格好です。
しかし、調和体に関しては一般に書風がない。「書風あっての調和体」と内部でも
批判がでています。
一方、毎日書道展の現代〈近代〉詩文書は、類型化されつつあって………
…と言う批判です。
読売展、日展も調和体に関しては実際には及び腰のところがあります。
いつ上田桑鳩先生のように日展を追い出されるか分からないからです。
長くなりましたので詳細は次回のお楽しみで。
尚、日展は青墨系の淡墨作品はあまりありません。
205ふぁーれん:01/11/10 15:23
「読める書」でいつも思うこと。
どうして楷書やる人が少ないんでしょうかねぇ?
下手だと素人が見ても気付いてしまうとか、創作に向いていないとか、
ただ単に難しいからとか、堅苦しくて疲れるとか、いろいろ理由は
ありそうですが。
元来あまのじゃくなもので、決して主流とはいえない楷書にこだわりを
持つものの、大きな書展なんかの「読めない」作品を眺めていると、
その流れには考えさせられてしまいます。
自分が気に入った書体を中心にやるのは自然でしょうが、それを鑑賞する
側にとっては行草などは難解なだけではないでしょうか。
楷書は奥が深すぎて、一体どこまでが基本なのかわからんあたりが面白い。
自分的には顔法(顔真卿の書風)がお気に入り。
一度彼の真筆を見に行きたいほど。

般若心経は写したことあります。
写経体の上に細字なのでクタクタでした。
206展覧会出品作家:01/11/10 18:07
>>205
楷書、写経が見たければ、7月下旬に東京都美術館でやる
「日本書展」を見てください。
いやになるほど、写経、楷書が見られます。

全く凄いと言葉もでないくらいです。
まさか……そこの関係者?
207ふぁーれん:01/11/12 14:00
>まさか……そこの関係者?
それはないです。
経典はもっと年をとってからにしろ、と言われてますんで。
でも、教えていただいた展覧会は興味があるので、夏になったら行こうかと。

会社で式次第書いてと頼まれた。
書くのはかまわないが、完成後での変更だけはカンベンして欲しいよなー!
208すずりん:01/11/13 19:49
で・・・
>>204の続きを楽しみにしてるのですが・・・
お暇なときにカキコお願いしま〜す。
209我楽:01/11/14 01:14
篆刻写経なら
www.agaraku.com
20年以上やってます、よろし!
210展覧会出品作家:01/11/14 22:40
>204のつづき
簡単に違いと言えば、部門が違います。毎日展の方に「前衛書」と「刻字」があります。
「刻字」は篆刻から派生したもので一応現代書の一種といえます。

取りあえず全体の感じとしては、読売系は濃墨。白い紙にしっかりと書く。
毎日系は、淡墨、青墨、古墨などの薄い作品もある。…というところ
芸術性という点では、毎日系に軍配は上がるが、読売系の強いしっかりとした線質の
魅力というのも評価が高い。

漢字…読売系
読売系も最近?は大字作品が多く目立つ事もあります。
元々発起人の「西川寧」先生の系列→青山杉雨→新井光風 の書風があるためです。
新井光風先生【日展監事、謙慎会事務局長、読売・事務長、大東文化大学教授】の
作品は、大字作品の代表で濃墨の楷書で力強く……です。
一方、毎日系の大字作品…水谷龍雲先生【毎日展運営委員・玄潮会副会長】の作品は、
青墨で草書です。
もっとも水谷先生の師は黒沢春来先生【元日展審査員】で元々は日展に多数回入選して
おりましたが現在は不出品と言うことらしいですが。
またまた長くなりました。次回へ!!!
211HKJB:01/11/17 00:22
>205

 私は楷書が目標。それにしても、難しい。起筆を一つマズっても
、全紙一枚パー。
 楷書は初唐で完成したと言われますが、完成されたらそれ以上は
どうしようもないと言うことでしょうか。
 書で飯を食っているのではないから、展覧会にも会派にも用はあ
りません。ただ、死ぬ前に自分の楷書を書きたいだけ。
212展覧会出品作家:01/11/18 22:53
>>210のつづき
毎日と読売の違いについて、長くなってきたので
今現在大人気の「新調和体」・現代詩文書をもってひとまず打ち止めにします。

調和体と言えば故金子鴎亭先生ですが、その創玄書道会には、大平山濤、中野北溟先生
等がおります。…毎日書道会

ここで「読売書法会の調和体」については、制約が付けられています。
@行書とひらがなを使う。
A連綿も二字まで、しかも無理な連綿をしてはいけない。
B散らし書きの禁止。
C絶対に「読める」こと。
こんなものでしょうか。
と言うことで読売書法会の江口先生や杭迫先生〈日本書道院〉の作品などと
毎日展の先生とは全然作風が違ってきます。

毎日系の先生であると、詩文がありその詩文にあわせて書を書く。→近代詩文書
読売系であると、決まった文字〈書体〉で詩文として書く。→調和体(漢字とかなの)
と言うわけです。ちょっと極論ですが。
従い読売系から言わせると毎日系は芸術性に走りすぎて読めなくなってきた
と言う批判もあるわけです。
さて、ここて問題が出てきました。「漢字仮名交じり書」というのが学校の
必修化になっているのです。
石川九楊先生も言っているように、本来漢字、かなの基本をしっかりやってから
「漢字仮名交じり書」を書くと言うことであるはずが、「初めから書く」という事が
どういう事かと言う事です。
>>212
なるほどー。よくわかりました(恐らく半分も分かってないけど)
毎日展の近代詩文書は読めそうでいて結局読めないので見てると
次第にイライラしてくるのですが、そういった理由だったんですね
「読ませる」ものではなく、漢字とかなの調和を書として「見せる」ものだ
ということですか、、、、その芸術性を理解するのは自分には難しすぎる
かもしれないなァ
214ふぁーれん:01/11/19 11:46
>>211
そうですね、死ぬまでに一度くらい自分の楷書を。
そのためには、最低でも唐の三大家の臨書は徹底的にやらないとだめだなぁ。
九成宮全臨だってまだまだ遠い・・・
ベースがしっかり固まってないのに、創作をするってのは無理がある(と思う)。
でも、歴史も好きだし、古典に触れてると当時のイメージが広がって、なかなか
楽しいものがある。
基礎は基礎なりに深くて面白いもんです。>抜け出せなくて溺れてますが・・・
215筆屋:01/11/20 07:20
>>212
本当に参考になります。
私の書道に対する知識や考察の浅さを実感してますし、良い勉強をさせて頂いてます。
216HKJB:01/11/22 00:22
>214

 「基礎が固まっていないのに創作は無理」というのは危ない。基
礎の稽古と言えば古典の臨書と言うことになりましょうが、臨書ば
かりやっていると、手本がないと書けなくなってしまうのでは。
 臨書をしたら今稽古したことを踏まえて自運(創作)をすること
は必要不可、臨書と創作は車の両輪、どちらかをサボると痛い目に
遭うというのが、僕の体験です。
 臨書は従順、創作は反逆と言うことでしょうか。
217ふぁーれん:01/11/22 11:39
>>216
ご意見ありがとうございます。
芸術論になってしまうので、深い話はやめておきますが、文字というものを
扱う以上、そこにはしっかりしたルールが存在すると考えます。
絵画的な方向に進むのならいいのですが、書道作品を目指すのであれば、
本来漢字が持っている一定の法則性をキチンと理解する必要があるのでは?
古典や先生の手本から、そういったものを吸収してから自分の味を出す、
この順序に間違いはないはずです。
自分の場合は、いわゆる芸術的センスが相当不足してますので、なおさら
これが当てはまってしまうんですぅ・・・
楷行草篆隷の稽古やってたら、創作する余裕ないわな。>やりたいけど
ま、臨書だって立派な書道作品だし、自分はこの方法でいくつもり。
218名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/22 16:14
小学校3年から高校3年までやりました。
今25歳なのですが、なぜか手が震えるようになってしまいました。
やってないと、力の入れ具合が上手くいかないのですかね。
まいってしまいました。
219名無しさん:01/11/25 20:39
最近書道を始めた私は小、中の授業以外では経験がない素人です。
ゆっくり進んで行こうと思います。10年でどのくらい進歩しているか
楽しみです。
220HKJB:01/11/25 22:46
 毛筆から遠ざかっていると手がふるえるようになることはありま
すが、25歳というのは少々気に掛かります。これより力を抜いた
ら筆が滑り落ちるくらい力を抜いて書いてみて、それでも震えるよ
うだったら、一度医師に相談されては。何もなければ書き続けてい
る間に直ると思いますが、将来に悔いを残すこともあり得ますから。
私は高齢ですからやむを得ないことでもあるのですが、毛筆を持つ
と手が震えたり意識しない暴走をすることがあります。神経の異常
らしく医師にはあまり細かいことはするなと言われているのですが、
書は止められない。
221HKJB:01/11/25 22:48
>220は>218へのコメントでした。
222218:01/11/26 18:40
>>220
レスありがとうございます。
ストレスのせいだと思います。
週に一度くらいは余裕をもって字を書ける時間を見つけていきたいと思います。

関係ないんですが、HKJBさんのレスが私の師から言われているようで少し懐かしくなりました。
223展覧会出品作家:01/11/27 20:23
●●ボケ防止★★
書道はボケ防止にはならないそうです。

お稽古ごとで一番ボケるのが「お茶の先生」だそうで…
書も書写は、頭の後ろの方の一部を使っているため
……創造がないため頭全体を使っていない。……ボケる率が高いとのこと。
ボケ防止には、
絵画、音楽、ゲーム、囲碁、将棋、俳句などが良いそうです。
いずれにせよ、創造と言うことをしているとボケないと言うことらしいです。
この中で、少しボケてきた人にはゲームが有効で良くやるとボケが止まる。
その上一日5000歩は最低歩く事が必要と言っておりました…脳を刺激する。
又新聞を読まなくなったら、ボケの始まり
ある脳外科の先生のお話。
224HKJB:01/11/30 20:25
寒くなりました。
 12月のHPをUPしました。あれこれやった末にお化け屋敷に
なってしまいました。3年続けて大分ゴミが溜まったので、1月分
で大掃除をしたいと思っています。
 来年は何をしようか未だ迷っています。やはり楷書かな。
 お手すきにご覧ください。
http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm

 
225筆屋:01/12/01 23:03
>>224
ホームページに立ち寄らせて頂きました。
本日はもう遅いので、後日じっくりと作品を拝見させて頂きます。
私は人様の作品を批評できるほどのレベルではありませんので、恐れ多くて批評できません。
出来れば掲示板を設置して頂きますと書き込みをし易いのですが、いかがでしょうか?
226名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/03 10:16
age
227展覧会出品作家 :01/12/05 11:38
文房四宝 版が出来ているが、こちらがメインなので
おいおい、硯について書いてみようと思います。

書作家の大先生というのは、色々集めるのが好きな人が多くて

たとえは 故黒沢春来 先生 は 筆
      種谷扇舟 先生 は 拓本【原拓】
           私の師は 硯でした。
だからといって、私が硯を持っているわけでもありません。
当然、硯に関しても少し知っている程度です。   
228のり:01/12/08 23:43
やっとたどりついた。
HKJB さん、とりあえず感謝です。
229のり:01/12/09 00:18
>223
>書道はボケ防止にはならないそうです。

てことは、大半の書家は創造していないということに
なるのかな?
230のり:01/12/09 00:28
>185
>書道には、「書写書道」と「芸術としての書」の二つあります。

これなんかおかしくない?
「書写」「書道」の二つって言うんならわかるけど。
231のり:01/12/09 00:33
>210
>「西川寧」先生の系列→青山杉雨→新井光風

この系統立ても、その筋の人が見たら怒るんじゃない?
232すずりん:01/12/11 01:10
美術鑑賞板にも書道スレがあるんですね。
今日、発見しました。嬉しかった。
>>228の のりさんがどこからたどりついたとおっしゃっているのか
 気になっていたので・・・)
233のり:01/12/11 01:26
>さて、ここて問題が出てきました。「漢字仮名交じり書」というのが学校の
 必修化になっているのです。
>石川九楊先生も言っているように、本来漢字、かなの基本をしっかりやってから
 「漢字仮名交じり書」を書くと言うことであるはずが、「初めから書く」という事が
 どういう事かと言う事です。

たびたびすみませんね。

私は別にいつから初めても言いと思うけどなあ。
大体、基本なんて言ってたら学生時代にまず「漢字かな交じり書」書くこと
なんて不可能だよ。それどころか、一生書けないんじゃない?
それに、「漢字かな交じり書」の基礎になる基準さえ曖昧じゃん。
平安の小筆を、どうやって活かせって言うの?

まあ、いろいろ理由はあるが、「漢字かな交じり書」を必修にした
第一の目的は、書を現代に密着させるためにあるんじゃないかな。

逆に言えば、「高等学校書道」も生き残りに必死なんですよ。
234のり:01/12/11 01:52
「漢字かな交じり書(とりあえずこの言い方で)」の名作って
誰が挙げられるかなあ。
高村光太郎、会津八一、中川一政・・・
まだまだたくさんいますが、ちょっと偏りすぎかな?
名作かどうかは別として、今 相田みつお なんて流行ってますね。
あの人の書、私も決していいようには評価できないが、
それにしても、書があれだけ大衆の目に止まっているという点で、
その成果をそろそろ、御堅い書家の先生方たちも認めたほうがいいと
思うけどなあ。
(いったいどれだけのプロを名乗る書家が、この分野で日の目を
見ているのやら。)

まあ、こじつけて言ってしまえば、基礎・基本、きっとそんな
ところに「漢字かな交じり書」の本当の「答え」はないということに
なるのかな。
235HKJB:01/12/12 00:42
>225

 ご覧くださってありがとうございます。
 何かを見れば何かを感ずると思います。その感じたことを自
分の文章にして公開する、結構楽ではありませんがそれだけ効
果も大きいと感じています。どうぞご遠慮なくご見解をおっし
ゃってください。あんな作品は嫌いだでもいいではありません
か。
 新しい掲示板を開くつもりはありません。大勢の方がそれぞ
れご自分の思い考えを自由に開陳しておられるこの掲示板の方
がもっと自由で良いと思っています。私はなるべく一対一にな
らないようにしたいと思っています。
236            :01/12/16 21:45
   ★★★★★★★★★このスレもそろそろ終了か!★★★★★★★★★
私も書道が得意、と言うか、少しできる程度で大学の「一芸推薦」で受験して何でか受かってしまいました。
4年も大学の中で「書道」に触れていく中では、やはり知りたく無い事も山程ありましたよ・・・。
「某お稽古の会」では、有名社中に入っていなければ、上段者にはなりにくい。とか、日展に通る為のお金のかかり具合
とか・・・。別に賄賂とかそんなんじゃないんですけど、はっきり言ってお金には汚い世界ですね。
「読める書」を村上三島氏が提唱されたのですが、これは「書道をしない人の為の書」と一般的にはされているのですが
実際の内容というのは「書道の素晴らしさ、と言うのは書道をする人にしかわからないので、近代詩文と制約を付ける
ことで、理解できない人用の為の、一段落も二段落もレベルを下げてあげた書」なんだそうですよ。
私たち若い人たちはそんな書道界の「裏」をみてしまう事で、幻滅する事も少なくはありません。
しかしながら、良い先生方もたくさんおられるもの事実です。私は社中に入って居る訳ではありませんが、日展会友の
某先生とは仲良くさせていただいたり、書道界のおいしいバイトにも大変お世話になってしまっているのです。
独学で学ぶ事は「オリジナリティー」としては、最適かもしれません。
しかし、きちんとした形で作品作りをしたいのであれば、先生について、公募展や、日展、読売展に出品
する事をお薦めしますね。
やはり、作品作りに関しては、先生の方が見る目があるのも悲しいながら、事実なのです。
実際、私の友達が作品を先生に見て頂いた時に、疑問を抱きながらも、「全国高・大生展」に出品して
賞を取ったのです。長年書道をなされてきた人たちの「見る目」はスゴイと実感しました。
それから、HKJBさん、今度じっくり見させて頂きます。私達は、人の作品を見るのも
大切な勉強なので・・・。
238鈴虫 :01/12/17 17:24
>>実際、私の友達が作品を先生に見て頂いた時に、疑問を抱きながらも、「全国高・大生展」に出品して
賞を取ったのです。
と言うこともあるが、個人では賞が取れないのは当たり前。
先生の申告自己審査…番号順…で上の方にあったに過ぎない。
下手でも、点数があれば賞がとれる。これが学生展の真実さ。
239のり:01/12/18 19:07
>「読める書」を村上三島氏が提唱されたのですが、これは「書道をしない人
 の為の書」と一般的にはされているのですが
>実際の内容というのは「書道の素晴らしさ、と言うのは書道をする人にしかわ
 からないので、近代詩文と制約を付けることで、理解できない人用の為の、
 一段落も二段落もレベルを下げてあげた書」なんだそうですよ。
>私たち若い人たちはそんな書道界の「裏」をみてしまう事で、幻滅する事も
 少なくはありません。

初耳だな。そんなこと誰から聞いたの?

>「書道をしない人の為の書」と一般的にはされているのですが

特にここ。こんなこといつ一般化されたんだ?

>「書道の素晴らしさ、と言うのは書道をする人にしかわ
 からないので、近代詩文と制約を付けることで、理解できない人用の為の、
 一段落も二段落もレベルを下げてあげた書」

だから、村上氏はあんなおちょくった「読める書」書いてるわけね。
それにしても、レベル下げすぎじゃない?
却って理解不能だよ。
240のり:01/12/18 19:19
ところで黄庭堅っていいよね!

あれ最高だと思うけどなあ。

な〜んで、あそこまでできちゃうかな。
241HKJB:01/12/20 22:44
>240

 黄庭堅を習うにはご用心。これまで伏波神と憶李白を習いま
した。私なりに忠実(?)に習いました。が、黄の書は強烈な
手癖があります。これが手に着くと抜出せなくなります。今以
て彼の手癖が出てしまいます。
 書としては優れたもの、私は蘇軾より良いと思っていますが、
この強烈な書は、習うには十分ご用心。
242のり:01/12/21 00:43
>241

さすがHKJBさん、アドバイス有り難うございます。

>私は蘇軾より良いと思っていますが、

この言葉、思っていても言えない人が何人いることか。
日本では中田先生か誰かが豪華本一冊出してますが、
一般によく見られる法帖は3つ4つほどでしょうか。
やはり伏波神と李白憶旧游詩巻、
あるいは黄州寒食詩跋、松風閣あたりが定番になるでしょうが、
他にも結構、いろんなの書いてるんですよね。
私はそういったメジャーなのには慣れてしまったのか、
逆にあまり日の目を見てないような彼の作品に新鮮な感動を
覚えます。
特に彼の草書を見ていると、この人マジで「うまい」なと鳥肌が立ってきます。

ある意味、章法ここに極まれり、なんてことも考えちゃいます。

手癖もたしかに強烈ですが、その分を差し引いてもここから得るものは
この上なく大きいと私は考えています。

皆さんは、どんな法帖がお気に入りですか?
243鈴虫           :01/12/21 00:49
どうもこのスレは話が難しくなってきたなあ

抽象論論ずるのは馬鹿の始まり、書は頭で書くんじゃないんだ
手で書くんだよ。
244名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/21 01:49
書道を習おうかと思うのですが
赤岩保元さんという方を御存じの人いますか?
http://www.e-kashin.com/heikoushin/H_1.html
239ののりさんへ。
「一般化」というのは、書道を実際に書かれる人が、書かない、つまり、大衆化の為に行ったことであると私の
学校の先生は申していました。まぁ、確かにレベル的には下げすぎな部分も決して少なくはありません。
しかしながら、「書」というものは、時代の流れの中において、「大衆化」のものでは無くなってきたのも事実であり、再び
「大衆化、及び、庶民化」する為には、せざるを得ない方法だったのかもしれません。
私は、「読める書」に対しては始めは、「書家達のおごりにすぎない」と思っていましたが、違う角度から見れば、「読める書ブーム」は
まぎれもなく、書道を「芸術家から引き降ろすための最高の機会」だと思っていますよ。
しかし、243の鈴虫さんの言う通りですよ!!書とは、頭ではなく、手で、心で表現するものなんですよ。
元々は、自分の気持ちを伝えるために生まれたものなんですからね。
246のり:01/12/21 03:40
>243

おっと、おもしろいこと言いますね。

>抽象論論ずるのは馬鹿の始まり、書は頭で書くんじゃないんだ
 手で書くんだよ。

この言葉、誰に言ったのか分からないが、もし私に言ったのならどの辺が
抽象論なのか、そして、抽象論のどうして馬鹿の始まりなのか説明していただけると
ありがたいのだが。

それに、

>抽象論論ずるのは馬鹿の始まり、

と言っておきながら、

>書は頭で書くんじゃないんだ
 手で書くんだよ。

と続ける。これこそ正真正銘の抽象論であることを本人は気づいていないのだろうか。
それとも、書は頭を使わないで、ただ信者のように書き癖を身に付ければいい、
鑑賞には感性は必要ないとでも言いたいのだろうか。

それと、243の鈴虫さん、245の某大学書道学科4回生さん、
私は別に書を頭だけで書け、とは一言も述べた覚えがありませんが。
嘘だと思うならソースを提示してください。

私は別にけんかを売る気はこれっぽっちもないが、私の意見を勝手に
誤解・曲解されるとさすがに頭に来ますよ。
247のり:01/12/21 03:59
>245

いやいや、あの私が聞いていることはですね、

>>「書道をしない人の為の書」と一般的にはされているのですが

>特にここ。こんなこといつ一般化されたんだ?

ということであって、その回答は申し訳ないが少しずれていないか?

それはそれとして、

>「一般化」というのは、書道を実際に書かれる人が、書かない、つまり、
 大衆化の為に行ったことであると私の学校の先生は申していました。

というのは、(まあ一理あるとしても)君の先生の一般論であって、
世間様を代表する論じゃないと思うなあ。まあ、私も詳しくはしらないが。
村上氏のことは皮肉れるとしても、
それじゃあ、何よりも「漢字かな交じり書」作家に失礼じゃないの?
あ、それともその一般論って「読める書」の範囲(読売系)にだけ、
通用する論なの?

だった、それが証拠に「読める書」やってる人なんて、結局社中の
身内だけで治まって、大衆への発展なんてこれっぽっちも見られない
じゃん?

最後に私の意見を言わせてもらうと、「レベルを下げる」という言い方は
あまりに不適切であるし、「漢字かな交じり書」に対する偏見でしか
ないと思うが、いかがかな?
248のり:01/12/21 04:15
>245

たびたびすみません。失礼かとは思いますが、

>「読める書ブーム」は まぎれもなく、書道を「芸術家
 から引き降ろすための最高の機会」だと思っていますよ。

なんか、ここんとこ希望が持てそうな若者だな、と思いました。
249  :01/12/21 10:12
本来 初心者対象の情報版なんだから 美術鑑賞版から来た方はそっちに戻って
議論して。
美術鑑賞版と同じようなことばかり書く必要ないんじゃないの〜〜〜  
250すずりん:01/12/21 21:06
いや、私は興味深くROMしてますよ。
勉強不足で議論に加われないのが残念だけど。

今はただ書くのが楽しい私。

私の先生は「読める書」の先生なんだけど、「読めて、しかも芸術的な書」の
大切さを強調されます。
251yahoo版より           :01/12/21 22:13
設問1
これなんかおかしくない?
「書写」「書道」の二つって言うんならわかるけど。
これを具体的に説明せよ。
設問2
>「西川寧」先生の系列→青山杉雨→新井光風
この系統立ても、その筋の人が見たら怒るんじゃない?
どの様な影響、怒る理由を具体的に説明せよ。
設問3
だから、村上氏はあんなおちょくった「読める書」書いてるわけね。
それにしても、レベル下げすぎじゃない?
却って理解不能だよ。
村上三島先生の批判を具体的に説明せよ。
設問4
ところで黄庭堅っていいよね!
あれ最高だと思うけどなあ。
な〜んで、あそこまでできちゃうかな。
何が最高で何を賞賛するのか例を挙げて説明せよ。
但し、青山杉雨記念賞の論文の引用は認めない。
設問5
特に彼の草書を見ていると、この人マジで「うまい」なと鳥肌が立ってきます。
ある意味、章法ここに極まれり、なんてことも考えちゃいます。
上手いという抽象的な表現でなく具体的に述べよ。
設問6
というのは、(まあ一理あるとしても)君の先生の一般論であって、
世間様を代表する論じゃないと思うなあ。
そのソースを要求する。
設問7
最後に、普通官僚になると第一に覚え込まされるのが
 「官」「姓名」を述べよである。
よって、書歴、賞歴その他書道に関する経歴を述べよ。

最後にHKJB氏のように全てを明らかにして責任ある発言をしてくださる方に
敬意を表します。
252yahoo版より   :01/12/21 22:15
議論したければyahoo版へきたら 待っているよ
253のり:01/12/22 00:13
>251

A1、自分で調べなさい。
A2、自分で調べなさい。
A3、命令しないでください。ちなみに自分の目で確かめなさい。
A4、命令しないでください。ちなみにそんな論文、
  参考にできるところがあれば教えてください。
A5、命令しないでください。「うまい」をどう具体的に述べるのですか?
  またその意義は?
A6、プッ。あのね、議論の定理に乏しいようだから、初級者のために
  レッスンしてあげるけど、

>>というのは、(まあ一理あるとしても)君の先生の一般論であって、
 世間様を代表する論じゃないと思うなあ。

を論じる場合、某大学書道学科4回生さんの述べた意見のソースを提示することに
よってはじめて議論されるべき問題であって、それを疑う分にはソースを要求しても
何の意味もなさないのだよ。

A7、はぁ?

>最後に、普通官僚になると第一に覚え込まされるのが
 「官」「姓名」を述べよである。
>よって、書歴、賞歴その他書道に関する経歴を述べよ。

あ、今やっと分かった。yahoo版よりさんは私につっこみをいれて
欲しいのですね。わかりました。じゃあ遠慮なく、

「なんで「よって」やねん!」

わかりにくいかな?じゃあ、

「だれが官僚やねん!」

てか、テメエが名乗れよ。
254yahoo版より   :01/12/22 08:58
なんも答えられないトギュソだったのか
IDさらすyahoo版にはこられない訳だ
255のり:01/12/22 12:52
挑発してもダメ、ダメ。

yhoo版なら見せてもらったよ。
一人なかなかいいこと言う人いるじゃないですか。
まさか、あなたその「at・・・」さん?
そりゃないな、251の設問が○○ぶりを物語ってるもんな。

結局あそこも、レスが途切れて人員勧誘といきたいところでしょうが、
煽られたからお邪魔するほどバカじゃないもんで。
ま、また気が向いたら投稿しますよ。

ダブハン、ステハンが自由に使える2chは、「yahoo版より」さんにとって
さぞ快適でしょうな。

が、ちょっとはマナーある投稿を、ね。

それと、

>なんも答えられないトギュソだったのか

これ、人に物を頼むときの言い方?
義務教育受けてる?
答える、答えない以前に設問の立て方があまりにも稚拙すぎて
他人事ながら苦笑せざるを得ないよ。
yahoo版でもう一度鍛えなおされて出直してきな。
256のり:01/12/23 00:54
>239
>>「書道の素晴らしさ、と言うのは書道をする人にしかわ
 からないので、近代詩文と制約を付けることで、理解できない人用の為の、
 一段落も二段落もレベルを下げてあげた書」

>だから、村上氏はあんなおちょくった「読める書」書いてるわけね。
>それにしても、レベル下げすぎじゃない?


>245
>まぁ、確かにレベル的には下げすぎな部分も決して少なくはありません。


あ、あの、私はあくまで皮肉っただけでして・・・
各自は各自、結構真剣に取り組んでると思いますよ・・・
誰も別にレベルを故意に下げてるつもりはないと思うのだが・・・
そ、そのくらいは理解してよね。
257shodoka_a:01/12/23 14:28
村上氏の調和体で見逃されている点の1つは、
「自分の言葉」を書いていることだと思います。

仮名で「自詠」のひとはたまにいますけど、
そのほかで自分の言葉を書いた作家ってほかに聞きません。

調和体は読めることばかりが強調されていますが、
表現手段としての書に1つの可能性を拓くものだと思います。
258shodoka_a:01/12/23 15:01
>245
>「読める書ブーム」は まぎれもなく、書道を「芸術家
 から引き降ろすための最高の機会」だと思っていますよ。

あの、引きおろして、どうするんですか?
259のり:01/12/23 19:04
>257
なるほど、shodoka_aさんの見解は一理あるな、うん。
ま、それと内容とはまた別問題だけどね。(藁
260名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 19:09
顔真卿は得意だった...
261   :01/12/23 23:45



日展に出品しはじめる    18歳頃から(高卒OK)
落選の繰り返し       (3〜5年)
初入選            25歳位(ちなみに初出品初入選もたまにいる)
入選落選を繰り返す     (5年位)
常に入選する        (5年位)
特選を受賞          35歳位(今までの最年少は確か23歳)
特選の翌年の出品は無審査でOK
約5年程出品を繰り返す   (2年連続特選は近年無し)
2回目の特選を受賞      40歳位(平均的数値)
2回目の特選受賞後 出品委嘱になり以後無審査出品になる
ここでやっと審査員になれる資格を得る
理事会で審査員に選ばれるまでひたすら待つ
選ばれるまで、早い人で2年、遅い人で20年くらい待ってます
審査員に選ばれる(新審査員と呼ぶ)
無事に勤めてやっと日展会員になれる(40歳〜55歳位)
日展会員として出品を繰り返す  
そうこうしてる内に 日展会員賞を受賞 (45歳〜65歳位)
日展評議員になれる
そうこうしてる内に 内閣総理大臣賞を受賞 (55歳〜75歳位)
芸術員賞の受賞の為、頑張る(受賞候補に成るには芸術員会員の推薦が必要)
芸術員賞を受賞 (60歳〜75歳位)(受賞には芸術員会員半数の票が必要)
芸術員会員になるため、頑張る(各科定員が有る為、会員が死亡しないとダメ)
会員が死亡、 会員候補に成るには芸術員会員の推薦が必要
芸術員会員に就任(70歳〜85歳位)(会員になるには会員半数の票が必要)
文化功労者になる(75歳〜85歳位)
文化勲章を天皇陛下から頂(75歳〜100歳位)
死亡....   ハーアア長かった      
のりさんへ。
私は、まだまだ勉強中の身なので、何が正しいのか、正しくないのかはわかりません。
その事で、誤解してお答えした形になってしまった事をお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。
今、私は「調和体」「漢字仮名混じり書」「近代詩文書」等について、勉強していまして、皆さんの書き込みが
とても、興味深くて、ついつい参加してしまいましたが、私にはまだ知識等が備わっておらず、だいぶ混乱してきました。
私が話をややこしくしたのに、混乱してしまって、すみませんでした。
それと、論議をするのは、大切な事だとは思います。しかし、やはり、私も鈴虫さん同様、
今は、書く事が好きな方なので、もう少し勉強してから出直して参ります。
263のり:01/12/24 01:17
>262
い、行かないで・・・

このスレ存続のためにも・・・

実は某大学書道学科4回生さんがそういった事実を提示してくださるだけで、
十分参考になっております。

どうか、できましたら大学の概況などお聞かせ願いたいなと・・・
大学の概況を話す事はできません・・・。再び申し訳ないのですが。あんまり話して
しまうと、私の正体というか、大学が知られてしまうのが怖いので・・・。
私は、今は本当に書くほうが好きな人間です。沢山の古典を、漢字仮名問わず書いて、
全部吸収できるわけでは、ありませんが、吸収したいのです。
そして、「書家を書壇から引き下ろす」と申しましたが、ただ、書道は楽しいもの
なんだと言うことを、世の書道とは疎遠な人たちに知ってもらいたいだけなのです。
どうすればいいかなどは、私自身わかりません。
しかし、私にとって「書」は見ていれば、色々な感想を直感的に思うし、
書いていれば、変に興奮したり、心落ち着いたりする素晴らしさを、書家の先生方
だけのものにするのは、本当にもったいない、と考えてあのような表現をしてしまったんです。
私を必要としてくださるのであれば、また興味があったり、解ることがあれば、書き込みします。
でも、今度は、少し控えめに書きますね・・・。喧嘩になってしまうのは、避けたいので・・・。
265shodoka_a:01/12/24 07:01
けんか振ったわけではないですよ。
私も仕事柄、書道関係の大学の学生とよく話すのですが、
彼らが持ってる危機感というものに共感よりも疑問を抱くことが
多いので、どのような考えを持っているのか聞きたかったのです。

書の楽しさを伝えたい、と言う人は数多くいますが、
多くの場合これは「書くこと」の楽しさであって、
「観ること」の楽しさではないようです。

というわけですので、
一般の人々に書の展覧会に頻繁に足を運んでほしい、と
書くことの楽しさを伝えたい、は
必ずしも両立するものではないと考えます。
(展覧会がひとつのきっかけになることはあるでしょうが)

あと「書くこと」の楽しさを伝えたいだけであれば、
わざわざ偉い人を引きずりおろすことを考えなくても、
楽しんでいる人が、その楽しみ方を伝える努力をすればいいだけです。

いわゆる「書の芸術家」が存在していることで、
書がどれほど盛んになっていて、そこから恩恵を享受している人が
どれほど多いか、という点も考慮に入れたほうがいいと思います。
266shodoka_a:01/12/24 07:03
>>261

書道の場合、特に最初の部分を10〜20年ぐらい下げたほうが適切かと…。
267のり:01/12/24 17:34
>265
>あと「書くこと」の楽しさを伝えたいだけであれば、
 わざわざ偉い人を引きずりおろすことを考えなくても、
 楽しんでいる人が、その楽しみ方を伝える努力をすればいいだけです。


失礼ながら、某大学書道学科4回生さんの、

>書を「芸術家から引き降ろすための最高の機会」

を、

>偉い人を引きずりおろすこと

と捉えるのは直訳的過ぎると思うな。

私は単に、

「漢字かな混じり書」によって、書を権力や高尚な芸術論を
振りかざすお偉いがただけの占有物でなく、一般庶民が気軽に筆を
持てるようになるいい機会が増すこと

と、某大学書道学科4回生さんの文学的センスを買って、
比喩的に捉えるべきと思うのだが、
某大学書道学科4回生さん、違ったらごめん?
268のり:01/12/24 17:43
>266
まあまあ、shodoka_aさん、こりゃあくまで成功例ですから。
「文化勲章を天皇陛下から頂」くまでたどり着ける人なんて
そうはいませんよ(笑)

それにしても、名無しのステハンとはいただけないな。
せめてソースくらいは提示するのがマナーだよ。
ま、いいけど。
269のり:01/12/24 17:44
↑ 261に対してね。
270名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/24 17:45
271shodoka_a:01/12/25 00:08
そういえばちょっと言葉が厳しいですね。しばし反省…。

書くことが好きな人の組織批判というのは、どうも益よりも害の方が大きいように
思っています。益がないのは代替案を示せないから、害が大きいのは書から遠ざかる
要因が増えるからです。書を広めたい、という割には、書の害ばかり強調する人々が
多いのには辟易させられます。

なんて、また厳しくなってますね。
まあようするに、がんばれ若者!とエールを送りたいだけなのですが。
272shodoka_a:01/12/25 00:10
>>240
日本画家の奥田元宋氏が、黄庭堅を好きでよく習われたそうです。
時々見かける氏の書に、その余韻が伺われます。

私は蘇軾のほうが好きですが。同時代では米フツがさらに好きですね。
273shodoka_a:01/12/25 01:02
少し幅広い話題に参加させてください。

>> 156

(一年も前のネタ)
競書雑誌は誰でも投稿できますよ。東京におすまいなら、鳩居堂の上に行くと、見本
誌がたくさん置いてあります。漢字、仮名、適当に好きなのを2、3冊買って、好き
なように送ってみるといいのではないでしょうか。私は昔、書道雑誌に載ってる書道
団体で、有名な先生のいる団体に「見本誌を送ってください」と葉書を書いたら、8
割方送ってきてくれました。行動あるのみ、です。
のりさんへ。
私の判りにくい表現をわかりやすく表現して頂いて、ありがとうございました。
そういう事が言いたかったのです。本当に言葉足らず、と言うか、自分のボキャブラリーの
無さには、自分自身情けないです。
syodoka-aさんへ。
私はまだ勉強不足の為に、「観る楽しみ」といのが、上手く、書に携わらない人々にどう伝えてよいのか
わからなくて、第一歩目の楽しみとして、「書く事」をしてしまったのです。
楽しいはずのこの場を乱してしまって本当にすみませんでした。
勉強不足の私に、沢山の指摘を下さった事に感謝致します。本当にありがとうございました。
質問なのですが、私たち大学生が持っている危機感と言うのは、一体どのようなものなのですか?
よろしければ教えて頂きたいと思います。
それと、みなさんに質問なのですが、私は、パソコンや、インタネットに関しては
知識は全くないので、「レス」とか「ソース」の言葉の意味がわかりません。
偶然インターネットをしていて、見つけたこの場に入り込んでしまったのです。
ここは、「チャット」というものなのですか?
275shodoka_a:01/12/25 17:17
いやいや、このスレッドでは書く楽しみを十分に伝えてください。
見る楽しみはこっちでやってます。

http://piza2.2ch.net/test/read.cgi/gallery/1002529942/l50

で、若い人が持ってる危機感というのはですね、このままじゃ書道がだめになる、何
とかしなきゃ、というもので、根本としては健全なものなのです。そのあと、「僕/
わたしは金に汚い書道界から離れて先生にもつかずにがんばっていくんだ!」という
これまた健全な意思表明が続きます。

で、何が問題かというと、結局書道界どころか書から遠ざかって書くこと自体を辞め
てしまう人と、個人的に組織批判をやってるだけで腕の立たない人に分かれてしまう
わけです。

で、組織批判をやってなおかつ上手く自分で食ってる人、というのは非常に限られる
し、結局作品売っては食えないから、弟子に作品買わせて食ってる人もいて、それ
じゃ中央といっしょで、なおかつ作品見せる機会が限られるだけでなおさらひどい
じゃん、って話になるわけですよ。ま、たくさん弟子集めて月謝だけで食えればいいのでしょうが。

で、若い人には組織うんぬんで先をすぼめていくよりもどんどん書いて発表してほし
いな、と思うわけです。
276shodoka_a:01/12/25 17:21
レスはresponseで返事/回答、ソースはsourceで出所/引用元です。
ここは掲示板/BBS(Bulletin Board System)、
チャット(Chat)は多くの人が同時に会話するところを言います。
277HKJB:01/12/25 18:40
 現代、我々が読み書く文は総て(と言ってもよい)漢字仮名
交じり文である。そして漢字仮名交じり文に何の違和感も持た
ないのではないか。
 機械書きばかりでなく、手書で文を書く場合も漢字仮名交じ
り文を書くことを当然としている。しかるに、書の社会では漢
字仮名交じり文がなぜ問題とされるのだろうか。
 文字と文字の表現に対する認識に根本的な問題があるのでは
ないだろうか。文字というものに対する認識を問い直す必要が
あるのではないだろうか。
syodoka-aさんへ。
丁寧なお答えありがとうございました。
危機感については、私も同感です。書道界が汚い世界だからと言って、書く事も
辞めてしまえば、何にもならないですよね。
私も大学がこんな感じなので、偉い書家の先生方に会う事もたくさんあります。
先生方の会話を聞いたりしていても、疑問に思う事は時々あります。
でも、全ての先生が嫌な人ではないんですよね。
私は、3月で大学を卒業してしまうので、書道の活動がなくなってしまうんです。
今現在、ついている先生がいないのですが、人柄も作品も好きになった先生が
見つかったので、4月からお稽古に行きます。
やっぱりまだまだ、書く事が辞められません。半分くらい病気かも・・・。
279shodoka_a:01/12/26 12:24
すごくセンスがあるのに若くして書をやめた人を何人か知ってます。その人たちには
良かったかもしれませんが、書道界には大きな痛手でしょう。あれは体制批判を趣味
にしている先輩の方々のせいだと思います。悲しいことです。

私の存じ上げてるご年配の書作家は、最近の若い連中にゃ書道バカがいないよなあ、
なんてグチってるぐらいですから、病気にかかってるぐらいがちょうどいいのかも…。
がんばれ!
280のり:01/12/26 15:29
>275
私は、どちらかというとこういった書の悪しき体質をどうにかしてほしい派です
けどね。

やっぱ汚い世界に目をつぶって、活動を続けてくれというだけじゃちょっと説得力に
欠けますよ。

私は、非難派でもいいから書を続けてくれと言いたいね。気の合う仲間と年に一度
グループ展なんていいかもね。一ヶ月に一度、批評会を設けたり、展覧会場に
アンケート用紙を備えたり。

自分を奮起させる材料は自分で作ってもいけると思いますがね。


むしろ「書道界は汚い世界なんだ」という看板を背負ったままでは、もはや
将来ある若者は振り向いてはくれませんよ。
281shodoka_a:01/12/27 11:50
おっしゃることは分かります。でも自民党もそうでしたけど、内部からの自浄作用が
ないと変化は難しいんですよね。まして、官や大手新聞社がバックについてるとなる
と、外から変えるなんてとてもとても。

書より政治が好きな先生もいらっしゃいますし。それはそれでどんな組織でも一緒
で、いわば必要悪でしょう。お金の問題はあるところにはあるから、そこから消費し
てもらえばいいんですよ。なんたって個人金融資産1,000兆円の国ですからねえ。

個人的には、良い作品が見られる機会が保持されれば、きれいきたないはどうでもい
いです。実際に質はある程度、維持されていると思います。書く人だけが楽しめる状
況なら、何も大規模な展覧会に依存しなくても、おっしゃるようにグループ展でいい
わけですから。
282shodoka_a:01/12/27 11:53
もうすこし一般向けの話題を。オススメの本の紹介です。

『真名仮名の記』/森内俊雄(講談社)

これいいですよ。小説とちょっとごっちゃになってますが、書を少しでもたしなんだ
人は十分うなずける内容です。漢字、仮名はもちろん、毎日書く「いろは」、文房四
宝などなど珠玉のエッセーが詰まってます。

薄手で2,000円とちょいと高めですが、書家/書道史家のフェティッシュでペダン
ティックなウンチクに飽きた人も、この小説家の逸文に唸ること間違いなし。「書く
ことの楽しみ」がじわりじわりと伝わってきますよ。いろんな人に勧めてます。ゼヒ
どうぞ。
283ふぁ〜れん:01/12/27 17:09
若い人が少ないです。
書くこと、書道界の現状、などなど、他人の意見を聞きたい気持ちは十分
あるのに、周りは中高年が大多数を占めていて、気軽にお喋りできる状況
にないですね。
やはり同世代からの刺激というのは影響大きいと思うのです。
自分たちのような若造に耳を傾けてくれる方がいたとしても、年齢の
差による距離感のせいで、腹の底までさらけ出してとはいかないでしょう。
日頃の思いを発散させる場所は・・・ここか!?
284HKJB:01/12/28 00:01
 最近不毛の評論が横行している。論者自身は何をどう学びど
う書いているのだろうか。具体的に聞きたい。
 抽象的な評論をする前に、当人が書をどう認識し何をどう書
いているのかを明らかにしないと、評論も理解しようがない。
 評論は各人各様でよろしい。他人の発言を云々するよりは、
彼は彼として自分は何をどう習い、何をどう認識しているのか
を語れば足りるのではないか。不毛の議論をしている暇に、墨
を磨れ。
285shodoka_a:01/12/28 00:35
>>283
ROMの人たちもみんなわくわくしてると思いますよ、若いあなたの意見。
286ふぁ〜れん:01/12/28 17:50
>>285
そー言われると何だか困ってしまいますが・・・

ようやく筆を持つことが楽しくなってきたばかりなんで、ここにおられる
皆様方のような体系的知識と経験は相当不足しておりますので悪しからず。
ひっかかっていることはいくつかあります。

まず、お金ばかりをやたらと徴収する団体が多くない?ということ。
年会費やら出品料やら懇談会やら旅行やら、よくもまぁ次から次へと・・・
用品類も総じて高価ですし、安月給のサラリーマンならずとも不払い運動
起こしたくなるってもんです。
趣味なので、ある程度のフトコロの痛みは仕方ないですが、不透明で納得
がいかない種類のものがけっこうある。
所属している団体が財政的に困窮するのは問題ですから、この兼ね合いは
難しいとこ。

それから、書き方とかテクニックは教えても、肝心の「文字」についての
理解に力を入れていないところが主流のようで。
学校や文部科学省に今更文句ぶつけても意味がないので、我々のように
文字に近い人間が、どーにかせねばならんのでは?と危機感を感じる次第。
歴史や変遷を理解しないで書道をやってるのは恥ずかしいよね。
これは自分でもまだまだ勉強する余地が相当ある。

それから、プロの書道家になるつもりがないのであれば、この世界以外の
いろんなことにも目を向け続けるべきだと思う。
スポーツ、旅行、音楽、料理、飲み会、まあどんなことでもいいのですが、
書以外にも熱中できるものを持ってる人は、当然視野や考え方が幅広くなり、
作品の表現力や理解力が広がるはずです。
和歌や漢詩に対してピンとくることが増えるんだよなー。
それに、外側から客観的にこっちを見ることが可能になる。

大き目の主題としてはこんなとこですね。
とにかく太く長く書きつづけたいものです。
また。
287鈴虫  :01/12/28 23:35
>>284
HKJB様 全く同意です。
>243で
「抽象論論ずるのは馬鹿の始まり、書は頭で書くんじゃないんだ手で書くんだよ」
と書きました。〜〜〜これがなかなか理解出来ていないようです。
「抽象的な評論」をなさる方は多分10中8、9書をあまり書いていないと思います。
本来良いと思ったら、徹底的に臨書してそこから本当に良いところ等学び取る。
「気色わる〜〜」なんて事もあるが〜〜〜いずれにせよ「抽象的な評論」は出てこない。
只見ている。又は本で読んでいるだけだから表現としては「良い・悪い」しかない。
一般に、書論を戦わすところは展覧会などの自分の作品の前。
いくら口で偉そうな事を言ってもそれを表現出来なけりゃ〜〜何?と言われるし!!!
稚拙なら馬鹿にされて今後相手にしてくれなくなる。
だから 馬鹿の始まり
288鈴虫     :01/12/28 23:45
美術鑑賞版が消えてしまった。
昼間はあったのに。
289のり:01/12/29 00:42
私もshodoka_aと同じく若者の意見大歓迎ですよ。

>286
>それから、書き方とかテクニックは教えても、肝心の「文字」についての
 理解に力を入れていないところが主流のようで。

>歴史や変遷を理解しないで書道をやってるのは恥ずかしいよね。

そう思うってことは、あなたが真剣に書道を
愛している証拠だと思いますね。

実はそこまで考えられない人が書道界には実に多いのです。
ただ書いてりゃどうにかなるって人がね。
私は、そういう方は実は半分も書を楽しめていないように思うのです。
時代がそうさせるのでしょうか、最短を通りたがるのでしょうね。

若いうちに、そう焦らずいろいろやられることをお薦めします。
あなたの書は少なからずあなたの教養、そして人生を反映すると思いますよ。
290安売り筆使い:01/12/29 01:41
本を買ったりして一人で練習してます。
今までに先生に教えてもらったことがないんですが、
僕みたいな人っていますか?独学でやってる人。
ちなみに僕は何したらいいかわからないので、古典を臨書しています。
今は顔勤礼碑ってのを。
習字習いに行ったらどんなことを教えてもらえますか?
今17歳なんですけど、もう始めるのには遅いですか?
ふぁ〜れんさんの意見、私も同意見です!!
お金に関しては、果てしなく徴収していきますよね。学生の私には本当に
懐の痛い話なんです。しかし、まだ、社中の身ではないので「書道具」代だけなんですけどね・・・。
文字の理解は、私も何もわからないまま書いている事が少なくはありません。
学校の先生も教えてくださる事は「いかに素晴らしい書作品であるか」だけなんですよね。
漢文も読めるわけじゃないし、変体仮名は読めても和歌や、古文は殆ど理解不能に近いです。
今、その事を卒論で少し書いているのですが、自分が読めないだけに説得力のある文章が
書けません・・・。自分が情けないと言うか、何故今まで自分が読めない事を
普通に受け入れていたのだろうと思います。
「読める事」と「書く事」両方を上手く勉強しておけばよかったとつくづく思います。
大学で一体何をしてきたんだ!?と言われても仕方ないですよ、本当に。
歴史や、変遷は書道的な事が多いので勉強するのが嫌いではなく、学校でも
ついつい、先生と討論のようになってしまうのですが、漢文や古典の授業はどうしても
書道から離れてしまう所があるので、授業も不真面目に聞いているだけなのです。
やっぱり、嫌でも勉強した方がよいですね。
漢文や古典も読めれば「読める書」のような存在になるかもしれないし。私の中
だけの話しなんですけど。
292のり:01/12/29 02:42
>289
shodoka_aさんの「さん」つけ忘れてました。
どうも失礼しました。
安売り筆使いさんへ。
17歳で書道をする事は、全然遅くはありませんよ。
私の行っているお稽古の方でも60歳を過ぎてから習われている人もいます。
お習字塾に行けば、親切に筆の使い方から、管理の仕方まで教えて下さると思います。
私の先生は、講年齢の方から、小学生まで、懇切丁寧に指導してくれるのです。
書家の先生につけば、「書作品」作りを教えて頂けます。将来、書に関わる人になりたいので
あれば、なるべくつく事をお薦めします。
私の大学で、1回生はやはり、お習字塾だけだった子と、先生についている子の差は
作品作りで明らかになるんです。半紙書きでは、それ程でないのですが、大きな紙に
なる途端、落差は歴然としてしまうんです。
私の高校の先生が言っていました。「つく先生は、人柄で選ぶのが一番ですよ」って。
だから、私は人柄で選びました。
またまた、偉そうな事を書き込んで申し訳ありません。他の方々のアドバイスもちゃんと
聞いた方がいいです。
高年齢の高が「講」になっていました・・・。間違いです。
すみませんでした。
295のり:01/12/29 03:36
>291
う〜ん、私はね、書道の概念をまた見直さなければならない時代に
差し掛かっているのかなと、時々思うことがありますね。

特に戦後、書を造形芸術だと叫んで、書を文字性、
文学性から切り離して考える論が横行します。

大型の展覧会も盛んになり、人々は難しいことはそっちのけで、
いかにして見栄えよく書き、展覧会で賞を獲れるかで頭がいっぱいになります。

社中にとっても、展覧会は彼らの死活問題と関わってきますから、
そんな予備知識は自分や弟子にとっても、小事と割り切る「現代造形思考」
を大いに歓迎するようになります。

その結果、今日のような「書道界総白痴化」を招くことになったのです。

少なくとも、大正期から昭和初期辺りまでは、古文・漢文は特に
書道家という専門職の人間にとっては基礎的教養だったと思いますよ。

「書は視覚芸術であるから、読めなくてもいい」なんていう、西洋芸術家
かぶれの言い逃れでは、もはや一般人の目を欺けなくなってきてると思うな。

いや、こういったことはあくまで製作側の問題として取り上げたまでで、
鑑賞者はあいかわらず感性で観ればいいと思う派ですけどね、私は。

HKJBさんなんかは、そういう意味ではホントいい仕事をされているな
と影ながら思いますけどね。
296のり:01/12/29 04:01
>281
>個人的には、良い作品が見られる機会が保持されれば、きれいきたないはどうでもい
 いです。実際に質はある程度、維持されていると思います。

それはそうだなあ。shodoka_aさんの言い分も、毎回実によく分かりますよ。
しかし、今展覧会がおもしろくないのは、みんな主張無しに
同じような作品作ってるってことじゃないでしょうか。主張や勉強方法が似てるなら
まだしも、同じ手本をそのまま真似させてよしとするこの気風まで含めてちょっと問題な
気がします。手は動いても、中身は空っぽという作品、感じませんか?

真の質でいうなら、決して高いとは言えないですよ。
297shodoka_a:01/12/29 10:04
このスレもようやく面白くなってきましたね。問題提起はしてみるものです。
私が考えるに、大きな意味での「書道界」全般に必要なことは2つ。

「分かりやすい言葉で分かりやすく書(作品含む)を説明する」
「オープンに語る空気をつくる」

旧態依然とした体制を否定しつつも、結局は自らの書に対する姿勢を至上のものとす
ることで書を閉鎖的にしている人がいかに多いか、ここのスレを読んでいるだけでも
十分に分かると思います。(まあおよそ掲示板に書き込む人は―自分を含め―そんな
もんですが)
298shodoka_a:01/12/29 10:07
黙って書け、なんていう人もありますが、それでは僕らの知りたい!語りたい!とい
う欲求は満たされません。しかも、作品を発表して批評を請うている人が「書を論じ
るな」と言うなどナンセンスです。「カタチだけ」は今の若者が最も嫌うことだとい
う認識が欠けています。みんな「本当のこと」が知りたいのです。

今から30年ほど前に金田石城氏が出した「現代書作家対話集」(全4巻)という本が
あります(「○い顔□い顔」というタイトルで数年前に一部抄録が復刊されました)。
書家とのインタビュー集ですが、少し前の世代の書家がいかに書に没頭し、書を熱く
語り、書に未来を託したかをうかがい知ることができます。

そして今、書なんかに関心がなくても、『シュレック』を観たあとジャネット・ジャクソンの
ライブで躍り、一流ホテルでフレンチを食って帰って家でイチローに感動したあとにベッド
でハリポタに読みふける…などということを、20代のサラリーマンが楽しめる時代です。
前に私が書いたような、物神主義的で衒学的な薀蓄が意味を失ったとは思いません。
ただ、これを伝える方法を変えなければいけません。

こうやってだべっているだけで、何かから解放される人がいるということは嬉しいこ
とじゃありませんか。書を観ることの楽しみ、書を書くことの楽しみは、語って伝え
る必要がありますし、それだけの価値があると私は考えています。
299shodoka_a:01/12/29 10:41
文字についての理解と考察を深めるための入門書であれば、

『漢字』/白川静(岩波新書)
『かな』/小松茂美(同、ただしこちらは絶版。氏の全集にも入ってます)

が薄手でよくまとまってますが、両者とも文体にちと癖がある。
カラー図版がたくさん載っていて、説明がコンパクトなものであれば、

墨スペシャル9、『図説中国書道史』
同12、『図説日本書道史』

が一番分かりやすいと思います。もう少し専門的な通史であれば、

『書の文化史』/西村昭一(二玄社)
『展望日本書道史』/小松茂美(同じく絶版、全集あり)

がありますが、こうした通史はたいてい事実の羅列で面白くない。
以上は古本屋でもよく出ます。新しい視点がほしければ、

『中國書史』/石川九楊(京大出版会)
『日本書史』/同(名大出版会)

中國書史はふりがながないので少し読むのが億劫ですが、
日本書史はこの点が改善されてます。高いし大きいので図書館でどうぞ。
氏の著作には時々ハッとして、時々イラついて、時々めまいがします。
300安売り筆使い:01/12/29 20:59
>4回生さん
そうですかぁ、じゃあ習ってみようかな。
でも、暇がないんですよね。受験とかもあるしね。
301すずりん:01/12/30 00:00
遅レスですが、>>284HKJBさんの意見に同意です。
議論は議論として興味深く拝見してきましたが、最近は議論が自己目的化してきた
ような気がして少々違和感を感じておりました。

自分の意見を述べることは大いに結構ですが、他人の発言をいちいちあげつらうような
風潮が最近目立ってきているような気がいたします。
芸術は主観的なものです。
他人と意見が食い違う事も多々あるでしょう。(現にこのスレでも「そうかな〜?」
と思うこともありました)
自分の意見は意見としてしっかり持ち、それを伝える努力をしつつ
自分とは違う意見に謙虚に耳を傾ける姿勢も大切だと思います。
書道だけでなく人生全般において。

>>300安売り筆づかいさま。
あせらず気長に頑張ってね。若いんだもん。これから、これから。

さーて、明日は子どもが冬休みの「書き初め」の宿題(w をすると言ってるので
つきあってやらなあかん。我が子に教えるのってついエキサイトしてしまうんだけど
お習字の場合、キレて「ちゃぶ台返し」なんかしちゃうと悲惨なことになるので
まず心を落ち着けなきゃ…です。
では。長くなりましたがこのあたりで。
302のり:01/12/30 00:39
しかし、書に関係している人はどうしてこう特殊な人が多いかな、と思う。

だって、発言の場であるはずの掲示板でさえ、こうして他人の発言を慎むようにしようとする
レスがつくんだからね。これが少なくとも自分が携わっている分野の思考レベルなんだなと思うと
全く恥ずかしく思えてくるよ。

うざいから無視しようと思ったが、shodoka_aさんも一言注意してるし、ここまで
飛び火してこられたらそれも迷惑なんで言ってあげるけど、正直言って発言を慎むように
主張する人の、この掲示板における意義が理解できない。

何よりも、そう言っている方々の発言自体が、「干渉」なのだということに
気づかないのかな?

それから誰かさんの発言に度々登場するが、誰の、何をもって「抽象的」なのか、
私にはいまだに理解できない。そして、百歩譲って「抽象的」だとして
そのどこがいけないのか、それも理解できない。

どうして、若者や一般大衆に、言論の自由を与えようとしないのか。
自分に自信がないだけなのかな?
303すずりん:01/12/30 00:51
真意が伝わらなかったようで残念。世間での一般的なことを書いたつもりですが。
>>301の9〜10行目を読んでいただきたいのですが。
304のり:01/12/30 01:02
あれ、みんなやってるんじゃない?
305のり:01/12/30 01:06
やることを放棄しようとしているのは、
むしろ発言拒否派の人たちじゃないですか?
306ふぁ〜れん:01/12/30 01:17
のりさん
>若いうちに、そう焦らずいろいろやられることをお薦めします。
>あなたの書は少なからずあなたの教養、そして人生を反映すると思いますよ。
字を見ただけでその人の性格がわかっちゃうことって、たまにありますね。
自分は「若いのに年寄り臭い字書くよなぁ」と謎のコメントをよくもらいます。

安売り筆使いさん
これからでも余裕で大丈夫。
受験の時には、墨の匂いが精神を落ち着かせてくれて、気分転換としてナカナカ。
小さい頃から続けていても、このタイミングでやめてしまうパターンが多いので、
なんとなく乗り切ってください。
「続ける」のではなく、「やめない」という発想なら負担は少ないはず。
それから、練習すれば必ず上達するのがこの世界です。
小中学校時代のように習いに行かされるのではなく、自分からという積極性が
この先明るく泥沼を照らすでしょう。
思い切ってハマってみません?

某大学書道学科4回生さん
大学で書道を学べる環境にあること自体がすっごくうらやましい!
誰もが愚痴ることですが、社会に出ると「もっと勉強しておけばよかったのにぃ」
と実感します。
4年間なんてあっという間、興味のある気に入った詩歌を徹底的に追いかけるのも
一つの方法ですよね。
いまだに白文だと、さっぱり・・・

のりさん
>その結果、今日のような「書道界総白痴化」を招くことになったのです。
上手いこと言いますね。
最低でも自分の作品くらいは合理的に説明できないとヤバイと考えます。
題材の意味、各字の形、落款の位置、そして改善すべき点などなど。
これができなきゃ、「なーんにも考えずに書いてるだけでしょ」と笑われても
仕方が無い。

shodoka_aさん
>「カタチだけ」は今の若者が最も嫌うこと
そのとおり。
楽な道ばかりを選択する若いモンは、面倒臭いことは納得して消化してからじゃ
ないと手をつけないからね。
そのためには、自分達がやってることにいかに魅力があるかを、あちこちで触れ
させなければならないかもしれません。
難しいとは思うが、言葉プラス行動で。

勢いで皆さんにレスでした・・・
307すずりん:01/12/30 01:20
>>304うん、いい感じに戻りつつあったのはわかってたんだけど、
どうしても言わずにいられなくって。
蒸し返してしまいましたね。ごめんなさい。
真意が伝わったのかどうかは気になるけど。

私はマタ−リやって行きたいほうなんです。
書道のほうも一生続けていける「趣味」として捉えて、マイペースでお稽古してます。
このスレはいろんなスタンスの人が自由に意見を述べたり、情報交換ができる場として
長く続くと良いですね。

またいろんな意見聞かせてくださいね。
308のり:01/12/30 01:22
>303
ちなみに挨拶が遅れまして、すずりんさんはここの常連なのですね。
この掲示板にお邪魔した当初温かく迎えてくださったのはすずりんさんでした。
前々から一言言おうと思ってました。
毎回のレスも楽しく拝見させてもらってます。
どうぞこれからも宜しく。
309すずりん:01/12/30 01:29
>308 のりさん
こちらこそ、末永くよろしくお願いしますね。
310のり:01/12/30 01:45
>299
ちょっと前だけど、『漢字と日本人』(高島俊男・文春新書)って
本が受けてましたね。

書をやる人にとっての印象は複雑ですが、漢字と日本人のつながりを
なるべく正確に把握することはやはり必要じゃないかと思います。
311安売り筆使い:01/12/30 01:58
そのうち先生につこうとは思いますが、すぐには無理っぽいので
よければ一人でできる効果的な練習法とかないですか。教えてください。
312のり:01/12/30 02:06
>299
>氏の著作には時々ハッとして、時々イラついて、時々めまいがします。

石川九楊氏の図書をshodoka_aさんなんかはどう見るかねえ。
確かに新しい視点と言えば、それはあるだろうなあ。
ただまあ、間違っても研究者じゃないな。
書道界の人のことだから、氏の発言をたいそう有難がる風潮は
一部に存在するが、まあ氏は作家だという認識に欠けるとひどい目に遭うと
思うね。
氏自身もその路線なんでしょ。
313shodoka_a:01/12/30 03:11
このスレが一気に花盛りになったような気がするのは私だけではないはず。やっぱり
共有できる楽しみは、さんざん語らって輪を広げるに限りますね(もちろん、自分だ
けの楽しみは別に秘めつつ)。

節度ある発言も大事ですが、私は多少の見苦しい点があっても、談論風発の空気が
あった方が元気でいいと思ってます。なんだかんだですべて丸く収まっているところ
がこのスレのよいところ。あまり遠慮せずに意見を交換していきたいものです。

眠いのでのりさんへのレスはまた明日にでも…。
314ろむお:01/12/30 14:24
 ずっとROMして楽しんでいましたが、読んでいてよくわからないことが
ありましたので質問させてください。

>291
「読める事」と「書く事」両方を上手く勉強しておけばよかったとつくづく思います。

この場合の「読める」は古文漢文の読解という意味と理解したのですが、

>295
>「書は視覚芸術であるから、読めなくてもいい」なんていう、西洋芸術家
>かぶれの言い逃れでは、もはや一般人の目を欺けなくなってきてると思うな。

この「読める」は「作品に書いてある文字が何と書いてあるのか、わかるか
わからないか」という内容と理解しました。
作品中の文字がデフォルメされすぎていて読めなくなってしまうものは確か
にありますが、「一般人対象」で考えると、それ以前に楷書と平易な行書・
ひらがな以外は「読めない」ことになると思うのですが・・・
制作者は、そういう一般人にも配慮した作品を書くべきだと理解して良いで
しょうか。
レベルの低い話をしていたらすみません。教えていただけると幸いです。

>299
私は「和漢書道史」/藤原鶴来(だったかな?)
で古典の名前を覚えました。
あと、榊莫山さんの「書の歴史」は読み物として楽しく読めました。

安売り筆使いさん
高校生なら学校に書道部ってないですか?
315shodoka_a:01/12/30 15:29
>>314

「和漢書道史」、高校生のときに古本屋で300円で買って今でも机に置いてあります。
安いのは書き込みがたくさんあったからですが、学生さんが使ってたのでしょうか。
文体は古臭いですが、ちょっとしたことを確認するには便利で重宝しますよね。

莫山センセは大好きです。鑑賞板でばくざんネタでもやりますかね。
316shodoka_a:01/12/30 15:32
>>310

本の中に出てくる漢字と訓の話って面白いですよね。日本語の「とる」が漢字だと
「採る」とか「取る」になるけど、「とる」自体は和語だから、書き分けても仕方
がない、とか。こういう開き直った(?)見方は考えたことありませんでした。

よく考えると、例えば「きく」にしても、「聞く」「訊く」「聴く」と漢字で書く
と、英語でいう「hear」「ask」「listen」に意味が分かれてしまいます。一方、
表記上意味を持たない仮名だと、「きく」は「起久」でも「支具」でも良いわけで、
文字表現に意味を持たせないまま恣意的に字を選べますよね。

そこから仮名の多様性が生まれて、散らしが発達して、それがまた現代の書作に繋
がっていて…書はやはり奥深い。
317shodoka_a:01/12/30 15:34
>>312

個人的に、書家としての石川氏はどうでもいいのですが(失礼ながら)、本はとても面白
いと思います。短絡的な現代の事象と結びつけるところは的外れで退屈なところが多い
のですが、やはり「筆触」という言葉でもって日中書道史をくくりあげて、さらに直感的に
言語学的な問題までに到達してしまうところはすごいです。大局的な見方は概して非常
に鋭いのではないでしょうか。

ただ石川氏は「筆触」というキーワードでくくれない「余白」を軽視する傾向にあって、萱
(かや)のり子氏がこの点を著書で批判してます。この点、萱氏に軍配が上がります。
萱氏の「現代書の地平」(阪大出版会)も内容が充実して面白い本ですよ。
318HKJB:01/12/30 15:58
 1年も終ります。この掲示板を知ってから、度々覗かせてもらい
時には口も出しました。言いたい放題の発言には自分の思いもしな
い思考があるのだなと思いました。これからもよろしく。2年後に
は生れてから80年たつことのなります。それまで保つかな。
 ホームページを開いてから3年余、古いゴミを処分しました。毎
月何か新しいものを加えてゆきたいと思っていますが、他人様の借
りもので間に合せたくはないので、それにはネタ集めが大変。興味
がおありでしたらご覧くださってご感想をこの掲示板にでもお寄せ
くださればありがたいと思っています。それと皆さんのホームペー
ジも拝見したいのです。URLを教えていただけたら幸いです。
 僕のURL。
http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm

 それでは皆様お元気によい新年をお迎えください。

>314関連
 僕が読んで足しになったと思った書物をご紹介しておきます。
 座右においてあるもの。
 書道字典(角川書店)。書道基本用語詞典(中教出版)。中国書
道辞典(木耳社)。書芸術全集(全)(雄山閣)。書道全集(全)
(平凡社)。書跡名品叢刊(全)(二玄社)。
 最も度々手にするのは書道字典と名品叢刊、これが全部頭に入っ
ておれば一々見なくてもすむのだけれど。
 このごろ読んだ書物。
 魚住和晃、現代筆跡学序論(文春新書)。小池清治、日本語はい
かにつくられたか(ちくま学芸文庫)。藤枝晃、文字の文化史(講
談社学術文庫)。鈴木孝夫、閉ざされた言語日本語の世界(新潮選
書)。高島俊男、漢字と日本人(文春新書)。加藤弘一、電脳社会
の日本語(文春新書)。阿辻哲次、漢字道楽(講談社選書メチエ)。
野口悠紀雄、ホームページにオフィスを作る(光文社新書)。
(eof)
319展覧会出品作家 :01/12/31 00:33
とうとう大晦日。今日も大掃除になりそう。
このスレも私の出る幕はなくなりつつあります。
展覧会についても、随分当てずっぽうなことを言っていることもあります。
審査員をやったことのない人には、分からない事がたくさんありますから。
春まで、展覧会4、大阪展も含めると5
正月休みもない。
320ふぁ〜れん:01/12/31 01:18
自分の場合、高校にも大学にも書道部ってなかったなぁ。
高校の芸術の選択書道は不人気で、大混雑の美術や音楽を
尻目に、10人程度で授業が出来たのが懐かしい。
そこらへんの橋の欄干から拓本取ったりしたっけ。
321すずりん:01/12/31 08:36
>>319
私は展覧会出品作家さまと、HKJBさまのレスをすごく参考にさせていただいて
いましたよ。これからもよろしくお願いします。
再来年くらいには大きい展覧会にチャレンジするのが目標です。

さて、これから帰省してきます。
皆様と出会えて楽しい時が過ごせました。
来年もよろしくお願いします。
322名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/31 10:39
http://jbbs.shitaraba.com/shop/16/creditcard.html
クレジットカード専門掲示板を立ち上げました。
↑↑クリックしちゃだめだよ↑↑
324のり:01/12/31 13:46
>319
>春まで、展覧会4、大阪展も含めると5
 正月休みもない。

ありゃ、これまた典型的な展覧会作家人生歩んでますなあ。
出品料と手本料、それにお礼金って間に合うのかな?
325のり:01/12/31 15:49
>317
なるほど、「筆触」と「余白」ですか。そこまで分析したことなかったなあ。

>やはり「筆触」という言葉でもって日中書道史をくくりあげて、さらに直感的に
 言語学的な問題までに到達してしまうところはすごいです。大局的な見方は概して非常
 に鋭いのではないでしょうか。

しかしね、論文展開の根本となっているこの「筆触(触は別の字だったような)」論自体、
十分怪しい、もしくはくだらないと思ったりもするなあ。
もしここんところが氏の妄想に過ぎなければ、氏の論は蜃気楼と同じですよ。

「筆触」という色眼鏡をかけて、日中書道史を見直したところは
確かにおもしろかったですがね。
問題なのは、あの程度の誤魔化しにひっかかってる研究者や書家が存在している
ということかな。
326展覧会出品作家:02/01/01 02:12
2002年一番乗りになるか
>>324
のり様 手本を書いてくれるのは、初心者のみですよ。
普通、地方の県展レベルでも無鑑査になると先生は、手本を書きません。
当然私は、審査会員だから貰う方ですけどね。…当然お礼も
只、出品料は痛いこと多いですね、2-3万なら安いうちで普通最低5万から
10万20万も不思議ではありません。
個展なら売って凌ぐと言うこともありますが、そうもいかないときは全く困ります。
でも頑張ってやります。プロですから。
327展覧会出品作家:02/01/01 02:13
一番乗り
皆さんあけましておめでとうございます。
今年も宜しく。
今日も、構想でこんな時間。
328のり:02/01/01 12:58
>>皆様
新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

>>326
>只、出品料は痛いこと多いですね、2-3万なら安いうちで普通最低5万から
 10万20万も不思議ではありません。

え、出品料だけで20万も持ってかれることあるんですか!
個展やグループ展の開催費じゃなくて?

>個展なら売って凌ぐと言うこともありますが、そうもいかないときは全く困ります。

でもこれ、現実的には無理でしょ。

実際問題プロを目指す作家さんたちは「ご苦労様」の一言に尽きます。
でも、shodoka_aさんも言うように確かに必要悪なところも否めません。

ところで手本料、御礼も含めた資金、皆さんいったいどうやってやりくり
していらっしゃるのでしょうかねえ。
昔は実家に山持ってるかなんて聞かれたもんですけど、やっぱ今でも
ちょっとしたボンボンじゃないとついていけない世界なんでしょうか。
329無名の書家:02/01/02 12:54
はじめまして、いつも愉しみにこの掲示板を拝見しています。

私は書道教室に通い始めて 20年ほどになりますが、
今まで、古典の臨書とかいうものをした事がありません。
連盟の理事長の手本で稽古をしています。

>>328
>昔は実家に山持ってるかなんて聞かれたもんですけど、やっぱ今でも
>ちょっとしたボンボンじゃないとついていけない世界なんでしょうか。

大きな公募展は全てそうなんじゃないですか、
でも、私が所属している地方の書道団体はお金が余り掛かりません。
去年の展覧会出品料は3,000円でした。

その代わり、ここで賞を取っても地方紙の新聞に小さく載るだけです。
実力があっても有名にはなりません。
330shodoka_a:02/01/02 14:40
おめでとうございます。
私の書き初めは智永の千字文の臨書でした(もちろん一部だけ)。

>>328
>>昔は実家に山持ってるかなんて聞かれたもんですけど、やっぱ今でも
>>ちょっとしたボンボンじゃないとついていけない世界なんでしょうか。

>>329
>大きな公募展は全てそうなんじゃないですか、

まあなんとも新年にふさわしい話題で(笑)

のりさんの>>328は、ちょっと不安をあおりすぎでは?>>329の方がおっしゃってるよ
うに、トップを競うところだけでしょう。お金をかけないならかけないなりに深く楽
しめて、かけたらかけたでまた別の楽しみがあるところが書のいいところの1つだと
思います。
331shodoka_a:02/01/02 14:43
>>325

>しかしね、論文展開の根本となっているこの「筆触(触は別の字だったような)」論自体、
>十分怪しい、もしくはくだらないと思ったりもするなあ。
>もしここんところが氏の妄想に過ぎなければ、氏の論は蜃気楼と同じですよ。

私はちょっと違った意見を持ってまして…。というのも、歴史の分野で時系列以外の
枠組みを発見するというのはとても画期的なことですよね。書道史が他の分野からあ
まり顧みられなかったのは、「時代別の作品整理/解説」以上のことを誰もしなかっ
たからですが、石川氏は他分野からのオープンな批判が可能な体系を発見しました。

その業績は大きいはずですが、いわゆる書道界からは氏の枠組みを超える理論が
出てこないし、氏の理論を建設的に批判できるひとがいませんでした(いたら教えて
ください)。で、今度は萱氏の業績が注目されるわけです。でも多分、「ひっしょ
く」という概念そのものが蜃気楼になることはないでしょう。それぐらい揺るがない
キーワードだと思います。

ちなみに著書では「筆触」が「筆蝕」に進化した、という感じの言い方をされてま
す。ご指摘ありがとうございました。

>>317

自己レスですみません。萱のり子氏の著作は「現代書の地平」ではなく「書芸術の
地平」(阪大出版会)です。失礼しました。
332HKJB:02/01/02 15:35

あけましておめでとうございます。
書初めに半切を書上げたところ、書初めはぶっつけ本番と決めてい
るので、書上げるたびにガックリ。恒例の年中行事になりました。
今年も勉強勉強、自分なりにぼつぼつとやりましょうか。
333無名の書家:02/01/02 16:56
私が所属している書道連盟では、1月13日に書初大会を行ないます。

課題は『徳不孤』で、直に掛軸に書きます。
一人2本まで掛軸に書けますが、手本は見ないで書きます。

今はあまり緊張せずに書けれるけど、
最初の頃は、脇から汗がたら〜りと落ちて、
胸はドキドキして 手は震えながら書いていました。

書き上がった作品は、当然最低レベルです。
でも、これが本当の実力です。
何時でも、何処でもかく事が出来るレベルの作品ですからね。

何百枚、何千枚と書いた中の最高の出来の作品は、
まぐれで書けたものだから、
真の実力ではないと思います。
334のり:02/01/02 17:14
>私は書道教室に通い始めて 20年ほどになりますが、
 今まで、古典の臨書とかいうものをした事がありません。

ちょ、ちょと待てぃ!(一応つっこみ)

ね、shodoka_aさん。今の書道界の弊害はもうここまできてるんですよ。
これで「ある程度のレベルは保っている」なんてのん気なこと言ってる場合ですか?
335のり:02/01/02 17:26
>>331
>石川氏は他分野からのオープンな批判が可能な体系を発見しました。

う〜ん、確かに。書の活性化には確かに大きく貢献していることは
否めないか。

>「ひっしょく」という概念そのものが蜃気楼になることはないで
 しょう。それぐらい揺るがないキーワードだと思います。

いや〜結構ありますよ、疑問点。手元に著書さえあれば何点か
例示して見せるんだが、またちょ〜っとした都合でそういうわけには
いかないのだな、これが。
336のり:02/01/02 17:31
>いや〜結構ありますよ、疑問点。

ところで皆さんはあの「ひっしょく」論、何の疑問ももたずに
すぅっと頭の中に入ってくるのでしょうか?
337無名の書家:02/01/02 18:00
( ̄▽ ̄)ニヤリ ←無名の書家

>>334
>ちょ、ちょと待てぃ!(一応つっこみ)

>ね、shodoka_aさん。今の書道界の弊害はもうここまできてるんですよ。
>これで「ある程度のレベルは保っている」なんてのん気なこと言ってる場合ですか?

つっこみ、ありがとうございます。(確信犯)

心配しなくても、多分ここの連盟だけですよ、臨書をしないのは!
もっとも臨書といえば聞こえがいいが、ただの猿真似ですよね。

今井凌雪さんが臨書はできる限り似せるようにしなければならない。
自分の癖を捨て去って、似せる努力をする事と言っているが、
それは間違っている。

王羲之であろうが、王鐸や孫過庭でも、
おのれの書の悪い所は分かっているはず、
その悪いところを猿真似をしても喜ばない。
書の善し悪しが分からない人は、猿真似をすれば上達すると思い込んでいる。

可哀想に…
338shodoka_a:02/01/02 18:24
>>334

書に関しては、いつも自分が明確にしておきたい論点というのがあります。
簡単に言うと、こんな感じです。

作家論/組織論を分けること
鑑賞/書作を分けること
芸術家指向/手習い指向を分けること

これに気を付けるだけで、多くの現代書論が相当クリアになると思います。

芸術板をみると分かりますが、茶道華道のスレは深みにはまる傾向にあるのに対し
て、書のスレは横に広がりつつあります。書には制作側/趣味側が多いからです。

どうものりさんの意見を伺っていると、上の左右がごっちゃになっている気がするん
ですよ。観る/書くの違いが大きいように、プロとしての楽しみと、趣味としての楽
しみって違うんですよね。だから、単に手習いの延長線上だけなら(あるいは手本に
古典並みの風格が備わっているなら)、古典の臨書をしないことを責めるのはどうか
と思います。
339shodoka_a:02/01/02 18:42
なんて書いて貼り付けたら面白い意見が出てました。

>>337

> 今井凌雪さんが臨書はできる限り似せるようにしなければならない。
> 自分の癖を捨て去って、似せる努力をする事と言っているが、
> それは間違っている。

これは曲解です。素晴らしい字形と技術を習得するためにはデッサンが不可欠なのは
どの芸術でも同じこと。しなくてもできる天才はいますし、しないことを否定するの
はどうかと思いますが、した方がいいのは自明です。もちろん、やり方は個人の自由
ですが。

孫過庭も、たしか書譜で古典をしっかり踏まえないと通俗に陥ると述べていたと思い
ますが、これは千数百年を隔てた今でも言えることだと思います。
340無名の書家:02/01/02 22:28

>>339

早速 食い付いてくれてありがとうございます。

>孫過庭も、たしか書譜で古典をしっかり踏まえないと通俗に陥ると述べていたと思い
>ますが、これは千数百年を隔てた今でも言えることだと思います。

通俗に陥るとは、俗っぽい作品(品がない)になることですね。
だから、古典の臨書をすれば矯正の効果があって、
素晴らしい作品が書けるようになる訳ですか、

本当に?

所詮 人間が書いているのですよ、

例えば、書聖王羲之の代表作、蘭亭序にしても貴族(だったかな?)のお遊びを
見て書いたのだけど、
少しお酒も飲んでいても 非常に良く書けたらしい。
でも、
本人は少し気に食わない所があって、後年何回も書き直したけど、
とうとう最初の作品を越えることはなかったと聞いています。

普通だったら、後に書いた方が上手く書けると思うでしょう。
でも 書けない。

何故か?

人間だから… 所詮人間のかいた書に完璧な作品はありません。
だから奥が深いわけです。(無理やりこじつける)

書道は誰でも正しい稽古をすれば、
ある程度のレベルまでは到達します。
でも、それから上は才能です。
341のり:02/01/02 23:27
>338
いやいや、そのように言われるのも或いは仕方がない。
そもそも私は日本の書教育法自体が特殊だという観点にたってものを
言っているもので。

私がいつも疑問に思うに、なぜ日本だけこのお手本制度が定着してしまったか
ということが念頭にある。
本場中国の幼児の手習いなんか見学してても、まず手本を渡すということをしない。
幼稚園児だろうが、小学生だろうが、直に古典を見て臨書している。
楷書だったら「九成宮」なんていう「極則」があるんだから、それを見て勉強すれば
いい。なんで、下手糞な手本を渡して「これを真似なさいよ」と言えるのか。
私は、ここですでにずいぶん大きな差がついていると思うんだけどね。
というか、この時点で書の本義から遠ざかっているようにさえ感じますよ。

自己を無にして、いいのか悪いのかも分からない先生の手本を真似させられて、
よく一言も文句も言わずに書生やってられるなあ、と思う。いつまで識字教育のための
寺小屋制度を続ける気なのかな。

それから、趣味だからプロだからというのではなく、私は古典というのは
万人に与えられた共通普遍の手本だと思いますのでね。しかし、我々日本人は
この観念がすっぽり抜けてしまっている。古典臨書は書学習の副次的産物としか
見られていない。

プロだから古典臨書して、アマだから20年やろうが古典臨書しなくてもいいなんていう
発想は私にとってはとても信じられませんね。
342shodoka_a:02/01/02 23:32
>>340

「徳は孤ならず」という論語の言葉の意味が分かっていれば、臨書しないのはそこの
連盟だけ、という事実から比喩的に導き出せることがあるのではないかと思うのです
が。

さて、結論は想像におまかせして、せっかく孫過庭の話を出してくださったので、
さっき言ったところの書譜の原典(それらしきところ)を書いておきましょう。この
板ではソースを出せといわれてしまう可能性があるので、一応探してみました。

「能く古にして時に乖かず、今にして幣を同じうせざるを貴ぶ」
よくいにしえにしてときにそむかず、いまにしてへいをおなじうせざるをたっとぶ。

古い時代の雰囲気を保って、現代的な弊害に陥らない、ぐらいの意味ですか。
(二玄社の法書選で言うと5ページ。見つからなかったらどうしようと思いましたが
最初のほうにあってホッとしました)

書譜の最初の方に、価値判断というものは時代によってコロコロ変わる、ということ
を説いている部分があります。唐時代の人がそんなことを言っていること自体面白い
ですね。

だからこそ石川九楊の普遍的な、ってもういいですか(笑)
343のり:02/01/02 23:43
>>337
ぷっ。なんなんでしょうかこの人・・・

>心配しなくても、多分ここの連盟だけですよ、臨書をしないのは!

ていうか、自分の所属してる会でしょ。もうちょっと憂えたらどう?
アマっつってもに、20年やってて臨書したことがないとは・・・
そりゃ矮小に悟るわな。

>王羲之であろうが、王鐸や孫過庭でも、
 おのれの書の悪い所は分かっているはず、
 その悪いところを猿真似をしても喜ばない。
 書の善し悪しが分からない人は、猿真似をすれば上達すると思い込んでいる。

20年間臨書をしたことがない人は、このように当然“臨書法”についても
無知なんですね。

可哀想に…
344のり:02/01/02 23:50
>>340
>例えば、書聖王羲之の代表作、蘭亭序にしても貴族(だったかな?)のお遊びを
 見て書いたのだけど、
 少しお酒も飲んでいても 非常に良く書けたらしい。
 でも、
 本人は少し気に食わない所があって、後年何回も書き直したけど、
 とうとう最初の作品を越えることはなかったと聞いています。

この逸話を出して論証しようとする辺り、かわいいでちゅね〜。
345shodoka_a:02/01/03 00:00
ははは、なんか私ら二人で同時に...面白いですね(ちょっとヘンですが)。
346ふぁ〜れん:02/01/03 01:09
謹賀新年ですぅ!!
まだ書初めしてません・・・

古典はどうして古典たりえるのか?
それを臨書することを求められているのは何故?
学び取るべき要素がたくさん詰まっているからでしょう。
「九成宮」が楷法の極則とされている理由は、自分の体を
使ってみなければわかりません。
解説書なんかを読むだけでは、その内容を知ることができ
ても、理解することは不可能です。
自分は全臨なんてとてもできないですが、少なくとも初め
の数十字を書き込むことで、古人の偉大さに触れることが
できると思います。
そして一本として同じ線が書けない事に愕然とするのです。
一部の絵画や造形作品と異なり、現代の書は決して唐突に
この時代に現れたものではないはず。
絶えることのない時の流れを経て、少なからず前の時代の
影響を受けながら存在してるわけだから、それを学ばない
でどーするの?

>>333
>何百枚、何千枚と書いた中の最高の出来の作品は、
>まぐれで書けたものだから、真の実力ではないと思います。
え?それって実力以外のなんなの?
日々稽古してる多くの人たちはそうして作品を仕上げ、現時点
での力を形にしてるはずですが。

>>337
サルマネでも出来ればたいしたものだ。
「蘭亭」でも「曹全碑」でもいいから、半紙に4文字、同じ
ように書くことができるかっての。

>>339
そうですね、臨書しないことを否定はしませんが、そうした
方法では先が見えてしまいます。
書は趣味でやってますが、古典に学ぶことは絶対に必要不可欠
だと考えます。

>>340
>だから、古典の臨書をすれば矯正の効果があって、
>素晴らしい作品が書けるようになる訳ですか
目的は矯正するためでも完璧な作品を書くためでもない。
考えが浅すぎ。
347鈴虫:02/01/03 01:32
ああ今日はと言うか昨日から雪だ。2日から雪とは…さむいねえ。

皆さん あけましておめでとうさん!
今年も宜しく!
2日の福袋やっと買えた。かみさんに頼まれちゃいやといえねえしな。
デパートのブランド品福袋も早く並べは買えたぜ!…寒かったねえ。
>>340
普通だったら、後に書いた方が上手く書けると思うでしょう。
でも 書けない。
何故か?
人間だから… 所詮人間のかいた書に完璧な作品はありません。
だから奥が深いわけです。(無理やりこじつける)
〜…〜

これだから創作をやっていない人は解ってないね。
普通、偶然良い作品が出来てしまうと幾らあとからよりよい作品を書こうとしても
書けないなんて言うのは、創作(臨書や手本なしで書く)をやっていると良くある
ものだよ。
歴史に残っているのだからそりゃ「良い作品さ」二度と書けないね。
マア書塾で臨書してないなんて、天然記念物だね。
普通、書家仲間では相手にされない?…まゆつば書家
県展、市民展、勤労者展…なんかにも出さないんいだろうね。
審査員が皆同じだから無理か。
さびしい書家人生。でも時々いるけどね…
今年も辛口で行くぞ
348shodoka_a:02/01/03 02:20
年明けから大盛り上がりの書道スレ。それにしてもいろんな意見があって面白いです
ね。絶対手本をわたしちゃいけないとか、ぜんぜん臨書をやらないとか、極論しない
だけの寛容さがあるといいな、と思います。

さてさて、

>>341
> 私がいつも疑問に思うに、なぜ日本だけこのお手本制度が定着してしまったか
> ということが念頭にある。

これを考えると日本文化論に発展して興味深いトピックになると思いますよ。おっ
しゃるとおり寺子屋の影響ってあるでしょうね。もっとさかのぼれば形式を重んじる
道の観念にも関係してくるでしょうか。日本の流派は、世尊寺の真ん中はちょいと違
いますが、法性寺、青蓮院、お家流、時代が下るにつれて形式化が顕著になります。

ここまで書いて思ったのですが、日本では平安時代から和歌集の手本を渡す習慣がで
きているから、その性を引きずっているのかもしれません。中国で倣われる古典は主
に手紙ですから、手本を書いて渡すことの対象にはなりにくい。

明治に入って楊守敬が来て、中林梧竹やら日下部鳴鶴が法帖/拓本を手にしてそれを
習い始めたころから日本の書が本格的になりますが、それを普及させるには寺子屋風
のお手本が効率よかったのかもしれません。

より深い考察のため、卒論/修論にいかがでしょう→学生さんたち

話は飛びますけどチャンイーモウの映画ごらんになったことありますか。『初恋のき
た道』とか『あの子を探して』とか。中国の近現代の初等教育の様子が垣間見れて
面白いですよ。
349shodoka_a:02/01/03 02:23
> 中国で倣われる古典は主に手紙ですから、手本を書いて渡すことの対象にはなりにくい。

あれ、この部分はすごいうそだな。出直してきます。失礼しました。
350無名の書家:02/01/03 10:28

流石に臨書をしていないと書いたら、反響がありますね〜 (思った通り)

>>341
>プロだから古典臨書して、アマだから20年やろうが古典臨書しなくてもいいなんていう
発想は私にとってはとても信じられませんね。

良かったですね〜 見聞が広がったでしょう。

>>343
>ていうか、自分の所属してる会でしょ。もうちょっと憂えたらどう?

ハハハ、何故、如何して? この会に入って良かったと思ってるよ、

>>344
>この逸話を出して論証しようとする辺り、かわいいでちゅね〜

アララ、これだけ! 本当にかわいいでちゅね〜
351無名の書家:02/01/03 10:31

>>346
>>何百枚、何千枚と書いた中の最高の出来の作品は、
>>まぐれで書けたものだから、真の実力ではないと思います。
>え?それって実力以外のなんなの?
>日々稽古してる多くの人たちはそうして作品を仕上げ、現時点
>での力を形にしてるはずですが。

これは見解の相違だと思うけど、私は何時でも何処でも書ける書が
本当の実力だと思っています。
だから、最低限の書の(最高じゃないよ)レベルを上げる稽古をしています。

>サルマネでも出来ればたいしたものだ。
>「蘭亭」でも「曹全碑」でもいいから、半紙に4文字、同じ
>ように書くことができるかっての

う〜ん、もっと上手く書けれるよ!
本物の「蘭亭」は無いから本当は批評は出来ないけどね。

>書は趣味でやってますが、古典に学ぶことは絶対に必要不可欠
>だと考えます。

古典に何を学ぶの?

>目的は矯正するためでも完璧な作品を書くためでもない。
>考えが浅すぎ。

で、なんの為?(レスが短すぎ)
352無名の書家:02/01/03 10:33

>>347

>これだから創作をやっていない人は解ってないね。

これだから書をやっていない人はダメだねぇ〜
だから、具体的に答えられないんだぁ〜

>歴史に残っているのだからそりゃ「良い作品さ」二度と書けないね。

おめでとう!!! 臨書作家代表のお言葉ですね。

>県展、市民展、勤労者展…なんかにも出さないんいだろうね。

正解、でもホームページ出しているよ! (教えない)

>さびしい書家人生。でも時々いるけどね…

別に…   グスン  
353のり:02/01/03 14:43
>350
いや〜、あなたのキャラ実にいい!
このスレにも欲しかったんですよ、厨房!
でも、ちょっとオ○○足りないのが不満材料かな。

>>プロだから古典臨書して、アマだから20年やろうが古典臨書しなくてもいいなんていう
発想は私にとってはとても信じられませんね。

>良かったですね〜 見聞が広がったでしょう。

ええ、そりゃもう!
鈴虫さんも言ってましたが、まさに天然記念物ものですね。

>>ていうか、自分の所属してる会でしょ。もうちょっと憂えたらどう?

>ハハハ、何故、如何して? この会に入って良かったと思ってるよ

でしたら、どうぞせっかく開設しているというHPくらい教えてくださいよ。
それともなんですか、20年間臨書してこなかったことに、今更ながらに劣等感でも
感じておられるんでしょうか?
354無名の書家:02/01/03 15:38

>>353

残念ながら、まったく劣等感はありません。(*^。^*)
それよりも、本に載っている事や、他人の話を聞いて
鵜呑みにしている人の方が可笑しいのじゃあ〜りませんかぁ?
自分の考えとか体験で投稿したら…

とっ言っても仕方ないから 百聞は一見に如かずとも言うし、
私のホームページを公開します。(後悔?)
え〜っと アドレスは

http://okayama.cool.ne.jp/kenseki/

しっかりと見てね!   (^◇^)ノ
355のり:02/01/03 17:07
>354
な、なんと言っていいのやら・・・

とりあえず、BGMと壁紙、それと「素顔」っていうページは趣味悪いから
廃止したほうが宜しいかと・・・

ま、20年臨書をやったことがない確信犯の厨房君のことだから、このHP自体
疑ってかからなきゃですけどね。

で、これが20年臨書をやったことがない確信犯の厨房君のHPだということを
前提にお話しますと、やっぱり考え直したほうがいいんじゃないでしょうか。

でも、これが20年臨書をやったことがない確信犯の厨房君のHPだということを
前提にお話しますと、HPを開設されている事と、それを勇気を出してこの場に公開
されたこと、そして何より20年臨書をやったことがなくてもここまでできるんだ
という主張する勇姿自体は、評価するに値しますね。
356のり:02/01/03 17:19
>354
>それよりも、本に載っている事や、他人の話を聞いて
 鵜呑みにしている人の方が可笑しいのじゃあ〜りませんかぁ?

ねえ、全くです(激しく同意)
鵜呑みにするのはよくありません(藁

ところで、20年臨書をやったことがない確信犯の厨房君は、では
どうやって勉強していらっしゃるのかな?
ここんところをぶっちゃげる勇姿を今度は見せてもらいたいなあ。
357無名の書家:02/01/03 17:45

>>355

>とりあえず、BGMと壁紙、それと「素顔」っていうページは趣味悪いから
 廃止したほうが宜しいかと・・・

君には関係無い事です。

>ま、20年臨書をやったことがない確信犯の厨房君のことだから、このHP自体
 疑ってかからなきゃですけどね。

>やっぱり考え直したほうがいいんじゃないでしょうか。

>そして何より20年臨書をやったことがなくてもここまでできるんだ
 という主張する勇姿自体は、評価するに値しますね。

オイオイ、支離滅裂でないか? 頭パニックになっているね。
358無名の書家:02/01/03 17:49

>>356

>どうやって勉強していらっしゃるのかな?
 ここんところをぶっちゃげる勇姿を今度は見せてもらいたいなあ。

リクエストの多い僕チャンだなぁ〜 (* ̄m ̄)ぶっ
自分のレベルの低さに気が付いたのかな?
だから、教えて欲しいと言う訳ね。(-_-;)

まっ、そのうちに気が向いたらね。

ぎゃははははははは _ (*^0^*)ノ彡☆ばんばん!
359のり:02/01/03 17:54
>ここまで書いて思ったのですが、日本では平安時代から和歌集の手本を渡す習慣がで
 きているから、その性を引きずっているのかもしれません。中国で倣われる古典は主
 に手紙ですから、手本を書いて渡すことの対象にはなりにくい。

いやいや、中国は昔も今も、古典の位置付けをおろそかにしていない証拠だと
思いますね。ある意味権威主義みたいなところも見え隠れしないでもないが、
時流に流されず、普遍的存在の古典なるものに価値を見出そうとする態度。
むしろそれがあったからこそ、あの壮大な書道史が形成されたのだし、
清代の考証学の波にも乗れたんだと思いますよ。
振り返って日本を見てください。shodoka_aさんが言うように平安期からはじまって
“なんたら流”なんていう、世襲制度によってこれっぽっちも省みられない体系
を形成させるにいたり、その回復に楊守敬の来日を待たざるを得なかったじゃ
ないですか。
三蹟以後の空白はいったいどう説明すればいいんですか。
それと同じような体系が、まさに現代において横行しているのですよ。
日本書道は所詮は亜流だから、そこんところがいまいちわかってない。
だから、古典を差し置いて、民間の字書きなんかが書いた「手本」なるものを
平気で弟子に与えて疑わない。
一見華やかに見える現代の日本書道界だが昭和の勃興期の大家を除けば、
あとはこれっぽっちも省みられないんじゃないかという危惧さえ感じますね。
360のり:02/01/03 18:00
↑の359は、 >>348 ね。
361のり:02/01/03 18:31
>357
>>やっぱり考え直したほうがいいんじゃないでしょうか。

>>そして何より20年臨書をやったことがなくてもここまでできるんだ
 という主張する勇姿自体は、評価するに値しますね。

>オイオイ、支離滅裂でないか? 頭パニックになっているね。

ふふ。いや私はね、20年臨書をしたことがない確信犯の厨房君が、自分の
worksをこうしてネットに公開して大衆の目に晒すという、“無謀ともいえる
勇姿”を評価したいのであって、別に“考え直したほうが・・・”という
のとは矛盾しないのだけど・・・


>358
>>どうやって勉強していらっしゃるのかな?
 ここんところをぶっちゃげる勇姿を今度は見せてもらいたいなあ。

>リクエストの多い僕チャンだなぁ〜 (* ̄m ̄)ぶっ
 自分のレベルの低さに気が付いたのかな?
 だから、教えて欲しいと言う訳ね。(-_-;)

あなたへのリクエストはこれからも多いと思いますよ。
なにせ実に興味深いサンプルですからね。

それとあなたの勉強課程知りたかったなあ。まあ、結局そこまでの
勇気はさすがに持ち合わせていなかったようですので、少し幻滅。
362のり:02/01/03 18:46
>352
>>県展、市民展、勤労者展…なんかにも出さないんいだろうね。

>正解、でもホームページ出しているよ! (教えない)

ここんところは、気にすることありませんよ。
励みにする機会が少ないのに、エライと思います。
是非がんばって書道続けてください。
363こう:02/01/03 20:45
>>338 :shodoka_a さんにお尋ねします。


>1.作家論/組織論を分けること
>2.鑑賞/書作を分けること
>3.芸術家指向/手習い指向を分けること

とありますが、面白そうな整理の仕方なので、続き(1.2.について)を展開いただけると勉強
になります。
また、プロですが、広告文字に出てくる筆文字作家、あるいは、公募展や弟子をかかえないが
発表の場を持つ作家についても意見をあるところをお聞かせください。
364shodoka_a:02/01/03 23:16
>>359

> いやいや、中国は昔も今も、古典の位置付けをおろそかにしていない証拠だと
> 思いますね。ある意味権威主義みたいなところも見え隠れしないでもないが、
> 時流に流されず、普遍的存在の古典なるものに価値を見出そうとする態度。

なるほど、もともと中国では手本を渡すなどという考え方が発生するような土壌がな
いのですね。文化的な差異に根ざしているということであれば、相対的にどちらが良
いか悪いかを言うのは難しいですが、それぞれにメリットとデメリットがあることは
確かだと思います。

のりさんが言ったように、手本を渡すことは「寺子屋的」ですが、これは学習の楽し
みを伝えるの上ではメリットです。「寺子屋的」であったメリットとして日本の識字
率が世界最高となったし、書が誰でも楽しめる趣味となりました。デメリットとし
て、形式的でない書の割合が少なくなった可能性があります。概して、裾野を広げる
のにはプラス、芸術としての書にはマイナスですね。

しかしながら、私は現代の日本の書がそれほどけなされるべきものとは思っていませ
ん。いい作家は今でもオリジナリティのあるいいものを残しています(しかも彼らは
皆そろって古典の学習を勧めています)。それに、展覧会作家さんも言うように、読
売でも毎日でもある程度のランクになってお手本をもらっているという話はあまり聞
きません。なお、「お手本」批判と「類型的」批判は別個のものですのであしから
ず。
365shodoka_a:02/01/03 23:17
>>355

> このHP自体疑ってかからなきゃですけどね。

同意。このスレでの文章と、個人名が特定できるホームページの公開に疑問あり。
366shodoka_a:02/01/03 23:55
>>363

あくまでも個人的な考えですけど、だいたいこんな感じでしょうか。

>1.作家論/組織論を分けること

作品の良し悪しと書道団体(または経営)の良し悪しとごっちゃになっているので、
作家としてのありかたと、組織としてのあり方は別個に分けて考えましょう、という
ことです。字は上手いが金の動き方が…という批判は、というのは作品の良し悪しに
は関係ありませんし、一緒にすると作品評価に偏りがでてしまいます。逆に組織運営
に定評があるところの作品が優れているかといえば、必ずしもそうは言えない、とい
うことです。

>2.鑑賞/書作を分けること

両者が密接に関連していることは明らかで、相互作用があることも確かです。でも相
互作用ばかりが強調されて、書くことしか知らない「書道バカ」(言葉が悪くてすみ
ません)や、鑑賞のみに著しい能力を示す人が端に追いやられる傾向にあります。あ
るいは表に出てこないのかもしれませんが、ともに書の活性化には必要な要素なの
で、この点がクローズアップされるといいな、と思います。

筆文字作家etcについてもいろいろ書きたいことはありますが、また後日ということで。
367のり:02/01/04 00:28
>364
>手本を渡すことは「寺子屋的」ですが、これは学習の楽し
 みを伝えるの上ではメリットです。「寺子屋的」であったメリットとして日本の識字
 率が世界最高となったし、書が誰でも楽しめる趣味となりました。

書を楽しむにおいては、むしろ「寺小屋的」でないほうがいいと思うけどなあ。
それに書が識字教育に果たす役目も、もうすでに終わっています。

>概して、裾野を広げるのにはプラス、芸術としての書にはマイナスですね

このシステムは、確かに書の普及には貢献したかもだが、10万人の
バカを養成しても意味ないですよ。それで食ってるお偉いさん以外は。

>いい作家は今でもオリジナリティのあるいいものを残しています(しかも彼らは
 皆そろって古典の学習を勧めています)。それに、展覧会作家さんも言うように、読
 売でも毎日でもある程度のランクになってお手本をもらっているという話はあまり聞
 きません。

これは比率の問題だと思います。私も日本の書家全員が荒んでいるとまではいいません。
しかし、現実問題、プロが集まる大展覧会を見に行っても、本当にプロの仕事をして
いる人なんて、片手で数えるほどくらいじゃないですか?(ちょっと言いすぎですかね)

>なお、「お手本」批判と「類型的」批判は別個のものですのであしからず。

と言われるが、この「お手本」主義というのが実際問題、「類型化」の最も根本に
根付いているから発生する問題なんじゃないでしょうか。いくら、途中から
手本をもらわなくなるって言っても、その作家の根本には古典ではなくて、
師匠の「手癖」が最もベースとなって、その作家人生を左右してるじゃありませんか。

私には、大半の作家が唱える「古典を勉強しろ」というスローガンは、
単なる言い訳作りのようにしか聞こえませんね。
そんなんならまだ“20年臨書をやったことがない確信犯の厨房君”のほうが
きっぱりしていて男前に見えますよ。

古典を学ぶに、私は趣味もアマもプロもないと思ってます。現代のお手本主義は、教育側の
手抜かり以外の何者でもありません。もちろん手本主義の全てが悪いというものでも
ありません。時には必要に応じて、効果的に書いて示せばよいのです。
ただこの“効果的”というのが、教育側の都合が大半を占め、学習者のためにならない
という方向に傾いていることを批判しているだけなのです。
368のり:02/01/04 00:46
>367
×教育側 → ○教育者側 ね。
369鈴虫:02/01/04 01:05
>>354 無名の書家さん
ホームページ間違いなければ凄いじゃないですか。
あまり芸術性の書というより、レタリングですかね。
こういう様なことを仕事をしている人がいますね。
サッカーワールドカップの公式エンブレムの毛筆バージョン制作者 平野壮弦氏
…作品はたくさんあるので有名ですよね。
>>362
展覧会に出品しない人に言われたくはないね。
何も知らないんだから。
>>367
書道をしない人に言われたくないね。
普通、書を書いて多少なりともなにがしかに発表している様な人が書展にも行くし
書論なんてのものたくる。
書をやらない人の言葉など誰が信じるか、書道をやっているものから見れば
……………の様なものだよ。
370shodoka_a:02/01/04 01:18
>>363

なんだかんだで、さらに続きを長々と書いてしまいました。

> また、プロですが、広告文字に出てくる筆文字作家、あるいは、公募展や弟子をか
> かえないが発表の場を持つ作家についても意見をあるところをお聞かせください。

いわゆる商業書道はタブー視されていて、これが現代の書家の間で語られることは少
ないですね。逆説的ですが、IT化が進んだおかげで、商業書道の需要は今後さらに高
まると思います。インターネット上の代筆屋さんも出てますね。質的にはまちまちの
ようですが、恐らく競争が活性化すれば、需要とともに全体の質も向上するでしょ
う。

書の未来を暗く捉える人も多いのですが、私はそんなに悲観していません。というの
も、実用としてすたれた大衆芸術は伝統文化に昇華されていく傾向にあり、これに
よって芸術的にも商業的にも業界が成立する可能性が高いからです。「公募展や弟子
をかかえないが発表の場を持つ作家」が活躍する上でのヒントもここにあるのではな
いでしょうか。

ただ、作品として良いものと悪いものを認識する努力をしないと判断基準がなくな
り、基盤がぐらついてしまいます。それにはやっぱり評論家を育てることと、書の愛
好家が外に向かって伝える努力をして一般的な評価を受けるようにすること、これに
限ります。さらに言えば、そのためには優れた情報発信装置、すなわちメディアがど
うしても必要です。

ここでも何回か述べてますが、書の楽しみ方は明らかに多様化しています。高齢化
社会を控え、時間と資金にゆとりができる人が増えることを考えると、これからもま
すます層が厚くなることが予想されます。書は潜在人口のわりには各層の分析がおざ
なりで、需要に対応した情報をメディアが供給できないでいるので、私は今、この点
の改善の仕方を考えているところです。

ふぅ。夜中に文章かくと大きい話もためらいなく書けますね…。
371のり:02/01/04 02:25
そうだなあ、367を説明するに、平安期や「なんたら流」なんていう
少しかけ離れた例を出すより、『「幕末の三筆」の活躍ぶりと後世の評価比較』
なんかを持ってきたほうがしっくりするかな。

うん千人と直弟子のいた米庵なんかも、いっちょまえには書論書いて
ましたよね、確か。いちいち原点には当たらないけど、「古典のススメ」
なんか書いてあったら、それこそ現代書道界の嚆矢ですよね(笑)
372のり:02/01/04 02:29
>371
×原点 → ○原典 ね。
373shodoka_a:02/01/04 03:01
>>367

のりさんの意見はどちらかというと芸術的な側面を危惧した見方で、私は書の普及の
方法に重きをおいているようです。意見の相違はその辺の姿勢の違いのようですね。

> 書を楽しむにおいては、むしろ「寺小屋的」でないほうがいいと思うけどなあ。

これはどちらかというと「べき論」に聞こえます。でも私の周辺では、書を習う人の
大多数の人は手習いが目的で(特に主婦の方)、そこからさらに向上心のある人が展
覧会に出しています(一部強制があるようですが、とりあえずそれはおいといて)。
恐らく一般的にもそうでしょう。お手本需要は明らかに存在します。

師風追随を一方的に批判する人もいますが、師風を追うのが楽しくてそういうことを
している人がいるんですから、ほうっておけばいい。独自の書風の「確立」は奨励す
べきことであっても、「確立しない」ことを批判するのは単なるおせっかいです。そ
んなに楽しみを奪ってあげなくても、と思ってしまいます。

もちろん、大学で書を学んだ専門家とか、一般的にゲイジュツカとされる大規模書展
の役員クラスとかになると別ですよ。でもそれより下は、例えば日展に入りたいだけ
の人っていますからねえ。その辺については、逆上がりできない子供に無理強いする
のではなく、できる範囲できれいな前回りを教えるだけでいいのでは、と思います。

変革が必要なときには、彗星のごとく人材が登場してあっというまに世界を変えてし
まうものです。前にも書きましたが、ありそうにない内部改革を期待するよりもむし
ろ、書に親しむ人が増えるようにできるところからオープンにして、間口を広くする
ことが先決だと思います。それがたとえ「10万人のバカ」だとしてもです。

>>368

『米庵墨談』ですよね。これ一度探したことがあるのですが見つからなくて断念しま
した。せっかく思い出したので今度また探して読んでみます。確かに、現在の習慣は
この辺に原型を求めてもおかしくはなさそうです。いかんせん当時の下層部のことっ
てよく分からないのでなんとも言えませんが。
374のり:02/01/04 03:06
おやおや鈴虫さん、あなたまだここの掲示板に書き込みされて
おられたのですか。あなた確か287の投稿で、

>一般に、書論を戦わすところは展覧会などの自分の作品の前。

という矛盾を書き綴って、自爆したばかりじゃないのですか?

それと、私のこと「書道したことない」とか「展覧会に出品していない」
などとオナニーこくのは鈴虫さんの小さい脳の中だけでやってください。
私がいつ「書道をしたことがない」と言ったのですか?
ソースを提示・・・(おっと、お約束言うのはちょっと照れくさいなあ)

それと、失礼ですがあなたの投稿、いつも句読点や接続詞はもとより、
語句の用い方が不適切で、とても読みにくいです。書道をやられる
方でしたら、展覧会がどうたらと言う以前に、
日本語の文法ぐらいは勉強しておくことをお薦めします。
375のり:02/01/04 04:28
>373
確かにその辺りに論のすれ違いを感じますね。
ただ、確かに現実的に見つめるべきだが、どうも私の中でいまいち人間を
区別して考えられないところがあるようです。
“ある層”の人々はそこまでの人だから、そっとしとこうというのはちょっと
冷たい気がしましてね。

もし仮に私が教鞭をとるなら「たとえ下手でも志は高邁であって欲しい」と唱えますがねえ。

>変革が必要なときには、彗星のごとく人材が登場してあっというまに世界を変えてし
 まうものです。

この部分は少し疑問ですね。もちろん今までそういう場面は何度かあった。
しかし前にも書いたが、平安後期から始まった世襲制の暗黒時代は
何の改革もないまま明治維新期まで待たざるを得なかった。
楊守敬の来日というのは、いわゆるカルチャーショックですね。
蒼海なんか見ると、同時に西欧芸術理論のそれもあったと思います。

世界がグローバル化した現在、そういうことが期待できるかということです。
しかもいまだに世襲制という病気は治らない。
それと、人材が彗星のごとく現れにくくしているのも今の書道界の
特徴と言えるでしょう。

私は心の奥で、大胆ながらも「輝かしい日本書道」が続いてほしいと願っているのかも
しれない。中国は経済において急速な成長を遂げ、今や日本経済を脅かすほど
に膨らんでいるし、これからもしばらく続くでしょう。
経済成長は、文化の盛り返しを意味します。
日本がこんな「おままごと」をやっているうちに、彼国はその絶大なる
「煌びやかさ」を取り戻すでしょう。

日本書道が一瞬の光を放っただけで、後は歴史に埋もれていくのを黙って見ている
だけなのか、これではいけないと叫ぶかは各人の選択ですがね。

ちょっと話が大きくなりすぎましたが、正月くらいはこんな大それたこと言っても
バチは当たらないかなあ。
376鈴虫:02/01/04 09:01
>>375
失礼しました。
書道をしたのは高校程度とね。

無名の書家さんに「確信犯の厨房君」と言っておられたが、あんたがそうだろ
ホームページを見る限り「いい仕事」してるよ
いままでを見てみてところ、書歴については何も述べていないね。
「無名の書家」さんはなども書歴20年と言っているし
ちなみに、小生は書歴30年だ。無名の書家に言わせると臨書作家だそうだか
377名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/04 15:25
書道も色々ジャンルがあると思うのですが、実用書道をされている
方はいらっしゃいますか?賞状書いてるとか熨斗や宛名書きされて
いる方はおりますでしょうか。自分は単純に美しく読みやすい字に
憧れます。書道部でもあまり取り上げられる事が無いので、されて
いるかたの経験談、書道に対する意見や苦労話など伺いたいです
378無名の書家:02/01/04 15:45

レスが遅くなりました。
え〜っと、私への突っ込みは…

>>361
>あなたへのリクエストはこれからも多いと思いますよ。
 なにせ実に興味深いサンプルですからね。

 それとあなたの勉強課程知りたかったなあ。まあ、結局そこまでの
 勇気はさすがに持ち合わせていなかったようですので、少し幻滅。

ハハハ、挑発するの好きですね。
ここの稽古の仕方は凄いですよ、

貴方が、 ナンデヤン煤i ̄□ ̄; と言ってしまいますよ!

書道界の常識である 多見、多読、多書はしません。
大体やね〜、自宅で週に3〜4日ほど稽古をするが、
半紙に細字1枚、大字1〜2枚程度です。

いいですか、同じ字を何枚書いても意味が無い。
自分の字の悪い所を見つける事が大事です。
よく何百枚、何千枚書いていると自慢している人がいるけど、
こういう人は自分の悪い癖を、
しっかりと身に付ける努力をしているだけです。

書が上達するということは…自分の癖を治すことです。
その為には、自分で悪い所を見つける事、
しかし、自分で見つけるのは難しい。
だから、優れた指導者の前で稽古をして指摘してもらった方が良い。

優れた指導者に巡り会えば幸せだけどね。(●⌒∇⌒●)
379無名の書家:02/01/04 15:57

>>362

>ここんところは、気にすることありませんよ。
 励みにする機会が少ないのに、エライと思います。
 是非がんばって書道続けてください。

ありがとうございます。 !(^○^)ノ

>>365

仕方ないだろう!
見せてくれと書いているのだから、

相手に言ってくれ〜 (`o´)

本人かどうかは、このHPにメールでも送って確かめたら?

>>369

喜んでいいのか、悲しんでいいのか ワカラン

>>376

>ちなみに、小生は書歴30年だ。無名の書家に言わせると臨書作家だそうだか

ワォ〜ッ、時間無駄に過ごしたね。(・_;)

まっ、本人が後悔しなきゃ それでいいんだけど、
やっぱり、古典の臨書の時 失敗して黒く塗りつぶした所まで真似をするの?

マジデ  (@_@)
380無名の書家:02/01/04 16:21
追伸

今、自分のHPを見たら、掲示板(練成会)に鈴虫さんから
書き込みがありました。

早速お礼の言葉を書き込みました。
ありがとうございました。
381名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/04 16:23
382HKJB:02/01/04 22:07
>354

 HP拝見しました。ページを開くのに予想外の長時間を要し参り
ました。
 自分のレベルを棚に上げて感想をいうことを許してください。オ
ーソドックスな書を目指しておられるようですが、楷書派の僕には
もの足りませんでした。書込みが足りないからかな。間口を広げる
よりは、ひとまず対象を絞ってみては。
383HKJB:02/01/04 22:11
>381さん

 URLのアクセスしたらアダルトが出てきました。
384のり:02/01/05 02:01
>>376
>書道をしたのは高校程度とね。

何度も言うようですが、オナニーはめったに公開するものではありません。

それと前のレスで、日本語を勉強するように指導しましたが、まあ本人も反省してか
今回は改行くらいはできるようになったようです。が、やはり根本的な問題はちっとも
解決されていません。
私もまあ、そこまで冷たくありませんから日本語の基礎くらいは教えてさしあげますよ。
な〜に、お礼金はいりません(笑)


>無名の書家さんに「確信犯の厨房君」と言っておられたが、あんたがそうだろ
 ホームページを見る限り「いい仕事」してるよ

ここ。2行目は誰に言っている言葉なのでしょうか?
私はHPは公開しておりませんが?
もし無名の書家さんのことを述べるなら、このままでは主語が不明瞭です。
主語の省略は、前の文章の内容を考慮した上で行なってください。

それから、「確信犯の厨房君」を私と解釈されたそうですが、これも意味が
いまいち通りません。罵倒されるのであれば、よく言葉の意味を咀嚼した上で、
より適切な語句の選択をお薦めします。

>いままでを見てみてところ、書歴については何も述べていないね。

それから、「見てみてところ」の部分、これも語尾の活用を誤っています。
「ところ」は体言ですから、その修飾語は連体形で繋げなければなりません。
それと「いままでを見てみたところ」という言い方も普通しません。

>「無名の書家」さんはなども書歴20年と言っているし

ここ。“は”と“なども”は同時には使えません。

>無名の書家に言わせると臨書作家だそうだか

“そうだか”という言葉はありません。「か」は主に疑問文を
作成する場合に用いる助詞です。
それから、“さん”をつけるかつけないかは統一したほうがいいですね。

間違いに気づいたら、せめて訂正のレスをつけることも一つのマナーです。

以上、鈴虫さん、あなたはたった5行の文章を書くのに、こんな間違いだらけで
よく平気な顔で文化的活動に携わっていると胸を張っていられますねえ。
しかも、な、なんと“文字”を、“文字”を中心に取り扱う分野だというのにですよ。
もうあきれて物も言えません。

何度も妄想を書き込むのも、読解力に乏しいため、私の忠告文が理解できなかった
せいもあるのかもしれません。

shodoka_aさんに作家論と作品論は分けろと言われそうだが、母国語を使って
これだけの文章もろくに書けない作家の作品なんて、見なくてもたかが知れてますよ。

ね、shodoka_aさん。こういう人が平気で30年書をやってると言い切って恥じない
時代ですよ。いくら割り切って考えると言っても言語は全ての思考の基礎ですよ。
ましてや書をやっている人間がこれでは・・・

間口を広げることはある意味大事だが、こういう層がかりにも書を“教えている”と
考えても見てください。
385のり:02/01/05 02:53
>378
おお、こりゃ驚いた。ちゃんと主張が言えるじゃないですか。
多くは言わないが、素朴な疑問が3つ。

@その“優れた指導者”とはどうやって出会ったのかな?
 たまたま?

Aあなたは何を基準に、その方を“優れた指導者”と
 認識しておられるのかな?

Bあなたのレスに、

>自分で悪い所を見つける事、
 しかし、自分で見つけるのは難しい。

とあるが、では、その“優れた指導者”はどうやってあなたの欠点、及び
自分の欠点を見つけられるのかな? やはり天性?
386のり:02/01/05 02:55
ああごめん。上の質問、なにも作為はないから、もし少しでも
気に触ったら答えなくていいよ。
387ろむお:02/01/05 10:33
書に関係ない、ただの罵りあいは、何も生み出さないし、読んでいる側としては
つまらなくて不愉快なので、やめていただけませんか?
一応、みんな、
>文化的活動に携わっている
人なんだから。

できればもう少し、「臨書の是非」について冷静な意見を聞きたいですね。
私は「臨書が命」でやってきました。書作品の品格は臨書によってのみ作られる
と信じています。

HPにあった作品群を見ての正直な感想ですが、やはり俗に陥っているような気
がしました。よくいる「筆字の得意な老人」が書く文字のような、あるいは強い
て言うと室町時代以降の禅僧の墨跡のような。いずれにしても鑑賞の対象として
は、あまり感動のあるものではなかったなあ。「ふーん、上手いね・・・」とい
う感じ。「上手いね。」と「いいね。」はニュアンスが違うと思うんですよ。

あと、篆隷(草書もかな?)が極端に少ないのが気になりました。古い書体こそ、
臨書してないと書線の「生気のなさ」がばれちゃうと思うんですよ。だから色つ
きの紙でごまかしたり。
でも、「飛翔」という作品の「翔」の字は、風信帖から取った、というかまんま
だったから、案外、密かに臨書してたりして?
388HKJB:02/01/05 11:08
>387
 掲示板に関する批判は正論だと思います。
 公開の掲示板はいわばハイドパーク、1対1の論争の場ではあり
ません。1対1の論争はe-mailでやればよろしい。自由は無制限で
はない、当然節度が求められます。

 書とは自分の字を書くこと、自分を外に表すことでしょう。書に
限らず何事にも基礎は大切です。書の基礎は長い歴史の中で多くの
人たちが蓄積したものの中にあります。臨書はその基礎を習い自分
のものにするためのものではありませんか。臨書は学書には不可欠
ですが書の目的ではなく書の過程であり、臨書で得たもので自分を
表現する、その方法は各人各様無限です。
 おおよそ芸術と認識されるもので絶対にこうでなければならない
と言う規範はありません。
 色つきの紙を使うのも自己表現の一つ、平安時代の絢爛たる料紙
とマッチした女手も、まさに筆者の自己表現そのものです。
 自分を狭い枠に閉じこめるのではなく、可能な限りあらゆる手段
を講じて自分を表現する、そのためには限られた手段に固執するの
ではなく、多種多様の試みをしましょう。試行錯誤を嫌っては成長
進歩はあり得ませんし、従って自己を確立することも出来ません。


   
このスレで発言されている皆様にとって釈迦に説法だとは思いますが「臨書は見ること
から始まり、見ないで書くことに終わる。また、手本に似せることから始まり、手本に
似ないことに終わる。つまり古人の書を学ぶことにより自己独自の書風をつくりあげて
いくための勉強方法である。」と、書道部に入ったとき先生から教わりました。

あくまでも勉強方法の一つであるということをはっきり認識していないと、書の本質から
はずれかねないと思うのですが、いかがでしょうか。会派の上級師範の手本を忠実に
真似るのも、目的は同じだと思うのです。

誰にも似ていない、自分自身の「書」を完成するために。極論すれば自分がこの世に
生きた証を「書」という形で残すために、人は日々研鑚するのではないでしょうか
390ろむお:02/01/05 13:27
>388
「色つきの紙でごまかす」という表現は言い過ぎでした。すみませんでした。

>そのためには限られた手段に固執するの
>ではなく、多種多様の試みをしましょう。

書を志しているからには、もちろん賛同するものですが、今の私は、「自分の書線
の「質」に真っ正面から向き合いたい。」と思っています。化粧を濃くして、オブ
ラートに包んで、といったような書表現は、「現在の私には」タブーと考えていま
す。まあ、そのレベルに達していないということでしょうか。

>臨書はその基礎を習い自分
>のものにするためのものではありませんか。臨書は学書には不可欠
>ですが書の目的ではなく書の過程であり、臨書で得たもので自分を
>表現する、

創作作品は臨書による基礎の上に立脚したものという部分は、同意できます。
ただ私は、臨書作品も立派に書作品たりうると考えています。法帖に向かい、
そこから何を感じ、何を読みとり、どう解釈してどう表現したか、これも、
人それぞれ違うと思うのです。臨書は、「創作のための臨書」だけでなく「臨
書のための臨書」もあると思っています。めったに無いですが、臨書だけもし
くは臨書を主体とした展覧会は、見ていて飽きないですし、学ぶものも非常に
多いです。

>書とは自分の字を書くこと、自分を外に表すことでしょう。

もちろんその通りだと思いますが、もう一つ、「自分自身を省みる」ものであると
思っています。練習していて、当然上手くいかない、自分の「至らなさ」を感じる。
だから上手くなろうとする、どんなに上達しても自分としてはやっぱり至らない。
そんな中から「自分の作品」が出来上がっていくのだと思います。古典は傲慢になら
ないための指針と言っても良いかも知れません。
人の作品を見ても、「どうだうまいだろう!?」と語っているような作品より、
「精一杯やりました。」という作品に惹かれます。
創作作品を書くときには、絶対に自己満足に陥らないよう、傲慢にならないよう、
それだけは常に思ってやっています。
391無名の書家:02/01/05 18:38

沢山のレスありがとうございます。

臨書が何故必要か?
これについて具体的に分かり易く説明されている人がいないのが、
不満だが…

じゃあ、お前が答えろと突っ込みをされそうだから、
皆さんのレスの返事、疑問を呈した後に書き込みます。

>>382

>HP拝見しました。ページを開くのに予想外の長時間を要し参り
 ました。

HPについては初心者なもんで済みません。
もう少し軽くしておけば良かったと後悔しています。

>楷書派の僕にはもの足りませんでした。書込みが足りないからかな。
間口を広 げるよりは、ひとまず対象を絞ってみては。

違うね。
いいですか、楷書派だから楷書だけを稽古すればいいと思っていたら、
間違いなく上達しません。

楷書が上達したければ、行書とか草書、仮名を稽古しなさい。
そうすれば、楷書の硬いなかにも柔らかさが出てきます。

反対に行書とか草書、仮名が上達したければ楷書を稽古しなさい。
柔らかいなかにもしっかりとした作品が書けます。

少し難しいけど、
楷書を書く時は 行書を書く気持ちで書く。
行書を書く時は 楷書を書く気持ちで書く。

更に言えば、カタカナを書くことは楷書の稽古になり、
ひらがなを書くことは草書の稽古になります。

だから色々な書を書く必要があります。
392無名の書家:02/01/05 18:41

>>385

>@その“優れた指導者”とはどうやって出会ったのかな?
 たまたま?

ハハハ、出会いとは全て「たまたま」ですよ、
私はもの凄く字がヘタクソだったので、『字』に対しては敏感だったからね。
だから、「たまたまの出会い」を見逃さなかった。

>Aあなたは何を基準に、その方を“優れた指導者”と
 認識しておられるのかな?

他にも沢山指導者を知っています。
その中でも私が凄いな感じているからです。
何処が凄いかと言うとその人の「生きざまと書の力量]です。

>Bとあるが、では、その“優れた指導者”はどうやってあなたの欠点、及び
 自分の欠点を見つけられるのかな? やはり天性?

???
欠点が見付けられるから、優れているのです。
自分の欠点は自分で見つける努力をしないとダメです。
今の私には無理、
最近 先生から自分で探せと言われているが… まだ出来ない。
393無名の書家:02/01/05 18:45

>>387

>「ふーん、上手いね・・・」とい
 う感じ。「上手いね。」と「いいね。」はニュアンスが違うと思うんですよ。

悪いんだけど、君は書の力量は無いね。

つまり、君の眼が上手いと認めたら、君の力量はそれ以下と言うこと。
大体、「上手いね」と思うこと自体が、もうこれ以上は上達できない。

眼が肥えていれば、作品を見てもおかしいなと思うのが当たり前で、
おかしくない様に自分の作品を書く努力の原動力になる。


>あと、篆隷(草書もかな?)が極端に少ないのが気になりました。

隷書のことでしょう。
この書体は基本が出来ていないと、書けません。

面白いけど、先ずしっかりと基本が出来てからじゃないと、
書かない方が良い。
私は無理やり書いてしまったので、後で楷書が書けなくなってしまった。

>だから色つきの紙でごまかしたり。

色付きの紙?
あれはお遊びで編集しているので〜す。
でも、時間が掛かるから止めたけどね。

>でも、「飛翔」という作品の「翔」の字は、風信帖から取った、というかまん まだったから、案外、密かに臨書してたりして?

あれは私の書ではありません。
あれほどの作品が書けれる訳が無い。
この作品を書いた先生も、臨書はしない方が良いと言っていました。
誤解があるといけないから、この画像は削除します。
394無名の書家:02/01/05 18:48

>>388

>臨書はその基礎を習い自分
 のものにするためのものではありませんか

無理ですね。(後で詳しく説明します)
んーっと、書の基本(特に楷書の)を教えますから、
私宛にメールを下さい。
無名の書家をクリックすればいいですよ!

ここで公開してもいいけど、掲示板だからしません。
もちろん他の人もどうぞ!

>>390

>今の私は、「自分の書線の「質」に真っ正面から向き合いたい。」と思っています。

違うね。
書は線の芸術だと言う人がいるけど、間違っている。

では何か?

墨の表現だと思っている。
筆の毛(穂)に含ませた墨を紙に落としながら書いていくのが書である。
墨が多いと滲む、少ないとかすれる。
もちろん筆の動きの速さ、墨、紙によっても変化します。

墨が降りる速度と筆の動かす速度をシッカリと体に覚えないとダメですよ。
穂の状態が悪いと墨が降りないよ。
395無名の書家:02/01/05 18:50

>>355

>そして何より20年臨書をやったことがなくてもここまでできるんだ
 という主張する勇姿自体は、評価するに値しますね。

これは間違っている。
20年臨書をしないから、ここまでできるんだ。
臨書をしたらいつまで経っても上達しない。

>>243

>抽象論論ずるのは馬鹿の始まり、書は頭で書くんじゃないんだ
 手で書くんだよ。

これも間違っている。
書は心で書くんだよ。
頭を空っぽにして無心で書く。
心が安定していないとダメだよ。
396無名の書家:02/01/05 18:53

では、何故臨書をしてはいけないのか?
具体的に分かり易く説明します。

何よりも道具が違います。
昔の粗末な筆、紙、墨で書いた書と、今の良質な道具で書いた書では
同じ書は書けない。

更に言えば、筆の持ち方が違う。
各人各様の持ち方がある。
書くところを見てもいないのに、持ち方を同じにするのは無理。
その違う持ち方で、同じ形の字を書こうとすれば、
当然肘の使い方がおかしい動きになる。

つまり、不自然な書き方になってしまうことは、
理にかなった書は書けないと言うこと。

古典の臨書をすれば生きた書は書けなくなってしまう。

形臨、意臨、背臨等もしない方が良い。

古典の良い書は眼で盗むこと。
猿真似をしても身に付かないが、眼で盗んで自分のものにすれば身に付く。

書というのは、筆の穂に含ませた墨が落ちてくる間に、
止まったり、動いたり、筆を降ろしたり上げたりしないといけないのに、
形ばっかり気にしたら、勢いのある書は書けない。

死んだ人の書を手本にするより、
生きている人から書の書き方を盗んだ方が良い。

ついでに創作なんてのは、基本がシッカリ出来ていないのに書いても、
ただの我流の書に過ぎない。

まだまだ書道の常識について、おかしい所が沢山あるが…

疲れたのでマタネ。
397名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/05 19:28
お薦めの通信教育は?
398すずりん:02/01/05 21:16
実家から自宅に戻ってきました〜。
帰省中はパソコンがなくって、携帯からROMしてたんだけど、このスレは
「ページが大きすぎて開けません」みたいな表示が出てて・・・。
やっと帰宅して開いてみたら。うーん。なるほどね、って感じ(w

>>387−388
激同意!!!
一応、「書道」という「道」のついている芸術なんだから、
技術や芸術性のみでなく人間性も追求していくものだと思う。
活発な意見の交換は大いに結構。でも、最低限の礼儀みたいなものは守りたい。
不毛な煽りはもういい加減にしません?

臨書について。
私の行っている教室では古典の臨書と、先生のお手本を見て書くのと両方します。

私は「臨書」というのはやっぱり基本じゃないかと思うのです。
野球や剣道での素振り、バレエのバーレッスン、ピアノのハノンやテクニックに
当たるものかな、という解釈をしています。

ただ、臨書をしない団体があってもそれはその団体のトップの方のお考えで、
その考えに賛同する方が習っておられるのだから別に目くじら立てなくても・・・
と思うけどなあ。
399こう:02/01/05 23:05
>>387 :ろむお :02/01/05 10:33
>私は「臨書が命」でやってきました。書作品の品格は臨書によってのみ作られる
>と信じています。
>俗に陥っているような....強いて言うと室町時代以降の禅僧の墨跡のような。

以前にも品格・俗という言葉が出てきて、気になっていたのでお尋ねします。
品格というのは何かの古典を基礎においていなければ、似ていなければ表れないの
でしょうか。
また皆さんは品格を求めて書の勉強をされているのでしょうか。
言いかえると、品格とは人格の高みと同系列で生まれるものでしょうか。


九成宮を楷書の極地といってしまうときには、形式を求めるがために表現の幅を狭め
ていくと思います。ひとつの型に縛られるのは今時はやらないですし、人格の高みを
求めるということも今の社会では損をすることが多いですよね。

表現に求めるものは何か、を考えるとき、人格の対極にある言葉として人間表現を
あげたいと思います。
多様な人間の喜びやこころを言葉や文字にたくし、創作ができたらと私は思います。

ここで、室町時代以降の禅僧の墨跡が光り輝いて迫ってきます。

>359 :のり
>平安期からはじまって....
>三蹟以後の空白はいったいどう説明すればいいんですか。

大燈国師の深々とした空間、
白隠の迫力、慈雲の厳しさ、
良寛の柔らかな白い空間

形骸を最も嫌う禅の書の空間に、筆を通したいのちの働きが見えています。
400のり:02/01/05 23:50
ずいぶん議論が活発化してきたようですね。
ロムしていた甲斐があったというものです。

そこで一つ気になったのが、

>公開の掲示板はいわばハイドパーク、1対1の論争の場ではあり
 ません。1対1の論争はe-mailでやればよろしい。

という箇所かな。もちろん、掲示板は公開制だが、だからといって
“1対1の論争の場”を制限することには賛成できないかな。それを言ったら
誰かさんが誰かさんに“レス”を返すこと自体タブーということに
なってしまいますからね。

それに少なくとも私を含め、各人がここに書き込みをする際、公の目に触れる
ということを前提に書き込んでいるはずです。「あんたの意見は・・・だ」
という批判は免れられずとも、上のような制限は却って多様な議論の場を
損なってしまいます。

私もできれば紳士的にいきたいところですが・・・、ね。
ま、これからも柔軟に対応していきますよ。


さて、無名の書家さん、あなたなかなか骨がありますねえ。
内容はともかくとしても見直しましたよ。私的にはつっこみどころが満載だが、
それはさておき、会津八一なんかも臨書には否定的な態度だったですね、確か。
しかし、彼は私たちなんかよりよく文物を蒐集し、よく観ていたように思います。
臨書はしないが、書をよくものした歴代の作家たちは概してこの傾向があった
ように思います。
では、あなたはこの“古典鑑賞”についてはどのように考えられすか、そこんとこ
聞いてみたいなあ。

最後に・・・ね、あなたへの質問多かったでしょ。
忙しいようなら、私の質問はとばしてくださいな。(笑)
401shodoka_a:02/01/06 08:07
顔を突き合わせての公園での公開議論いうよりは、公園の隅にあるトイレで匿名の落
書きに近いので、猥雑な書き込みを否定しても仕方がないと思います。まあそのおか
げで議論が活性化したんだから、プラスの側面を評価すべきかと。

>>399

禅僧の字に品格があっても、これが臨書の対象となるかどうかはまた別の話ですよ
ね。禅僧は概して黄庭堅が好きで良く習ってます。大燈国師などは特にその影響が濃
い禅僧の1人です。また、良寛が(似ても似つかない)秋萩帖の版本を見てあの独特
の字と線を築いたのは周知のとおり。

どんな古典(や手本)を見て習っても、線は鍛えられると思うんですよ。良寛みたい
に。でも結体や章法などの基本事項と幅広さを学ぶには、基本の基本に帰った方が、
あとあと創作するにしても柔軟性が生まれるのではないかと思います。そこから品格
が生まれるかどうかは、個人の学び方、より大きく言えば生きざま次第ではないで
しょうか(これまた良寛のように)。
402無名の書家:02/01/06 10:56

>>400

>では、あなたはこの“古典鑑賞”についてはどのように考えられすか、そこんとこ
聞いてみたいなあ。

書の歴史、文化の足跡として鑑賞します。

古典の鑑賞でも、必要以上に過大評価はしません。
良く無いものは良くない。
例えそれが、王羲之であろうが、王鐸や孫過庭の書でも、
冷静に自分の眼で評価します。

作品を鑑賞するときは、良いところは盗むが悪いところは無視する。
作品全てが良いという事はありえない。
必ず悪いところがある。
この悪いというのは、作品にとっては傷と言えるでしょう。
良い作品は、傷が目立つか目立たないかで判断する。
傷が小さいほど良い作品です。

もし、古典の中で気に入った書風があれば盗んだら良い。

この盗むと言う表現は、
書道をしていない人には分かりずらいかも知れないが、
書(筆の持ち方、運筆等)は教えてもらっても、
なかなか身に付かない。
自分で疑問に感じ、どうすればいいか?
答えを見つける努力をしている時であれば、
教えてもらわなくても 先生が書いている所を見て、答えが分かる。
これが盗むという事。
403無名の書家:02/01/06 11:16

>>398

>私は「臨書」というのはやっぱり基本じゃないかと思うのです。
 野球や剣道での素振り、バレエのバーレッスン、ピアノのハノンやテクニック に
 当たるものかな、という解釈をしています。

間違ってるね。
何百年前の基本は現代では通用しない。
昔の野球や剣道での素振りは現代とは違う。
常に新しい発見があり、日々改善しています。

私は12年間柔道をしていたので分かるが、
大昔の常識が今では非常識になっている。
だからこそ、年々レベルアップをしています。

やっぱり、先生が言っているとか、
本に書いているから臨書をしている人が殆どですね。
その結果、ただ紙に墨を塗っているだけの書を作っているのですね。

ガックリ ・・・(-。-) ボソッ
404ろむお:02/01/06 13:15
>399
品格を具体的にと言われても難しいのですが・・・
書の品格は古典に似せるということではなく古典に向かうことで線性
として練られていくと思っています。人格とは切り離して考えていま
す。書に対する誠実さやひたむきさという意味では関係あるかも知れ
ませんが。
私は墨跡を否定したのではありません。「強いて良いところを探すな
ら」という意味で使いました。念のため。私も良寛大好きです。
405ろむお:02/01/06 13:16
>393
>悪いんだけど、君は書の力量は無いね。
>
>つまり、君の眼が上手いと認めたら、君の力量はそれ以下と言うこと。
>大体、「上手いね」と思うこと自体が、もうこれ以上は上達できない。

自分自身で「力量がある」なんて思ったことは一度もありません。

>あれほどの作品が書けれる訳が無い。

あなたも同じですね?

>隷書のことでしょう。
>この書体は基本が出来ていないと、書けません。
>
>面白いけど、先ずしっかりと基本が出来てからじゃないと、
>書かない方が良い。
>私は無理やり書いてしまったので、後で楷書が書けなくなってしまった。

篆書はやらないんですか?落款印は自作でしょうか?
ここでおっしゃっている「基本」とは何を指しているのでしょうか。
「楷書を整斉に書くこと」ですか?

>396
やってないのだから仕方ないですが・・・
臨書はコピーと同じじゃありません。結体、用筆法のみに拘るようなそん
な浅い物じゃない。

>古典の良い書は眼で盗むこと。
>猿真似をしても身に付かないが、眼で盗んで自分のものにすれば身に付く。
見るだけで実践せずには身に付きません。

現代に生きるある特定の人物の手癖を真似ても、結局「似て非なるもの」で
どんどん醜怪になっていく。
406無名の書家:02/01/06 18:21

>>405

>>あれほどの作品が書けれる訳が無い。

>あなたも同じですね?

あの作品を書いた筆は、先生がご自分で作製した草筆です。
つまり手製の筆、穂は茅(かや)です。

あの大きさだと、書いている最中は自分の足元しか見えない。
書き終わった後に初めて全体が分かります。

それも稽古無しのぶっつけ本番です。
やり直しが出来ない状況で書かれています。

その様な事を全て分かっているから、私には無理です。

物事を簡単に考えないで下さい。

>篆書はやらないんですか?

興味無い。

>落款印は自作でしょうか?

違います。
407無名の書家:02/01/06 18:25

>>405 (続き)

>ここでおっしゃっている「基本」とは何を指しているのでしょうか。
 「楷書を整斉に書くこと」ですか?

ここでいう基本は運筆法です。

隷書(れいしょ)は楷書とは反対の運筆です。
だから先ず楷書の運筆法をしっかりとマスターしないと、
隷書を書くことによって、楷書の運筆が出来なくなってしまう。

>やってないのだから仕方ないですが・・・
 臨書はコピーと同じじゃありません。結体、用筆法のみに拘るようなそん
 な浅い物じゃない。

>浅い物じゃない。
その後の言葉がありませんよ。

だから何回も言っているように、具体的に説明して下さい。

例えば、
自分の持っていない新しい筆法や章法が身につくとか、
臨書は、創作を書くための道具をそろえるとかね。

ガックリ ・・・(-。-) ボソッ

>見るだけで実践せずには身に付きません。

あのね。後で稽古するの これ常識です。


>現代に生きるある特定の人物の手癖を真似ても、結局「似て非なるもの」で
 どんどん醜怪になっていく。

手癖では無いよ、運筆法です。
そっくりなものを書く気はさらさらない。
しいて言えば、同じ雰囲気は出したいね。出ないけど、

今日はここまで、(^o^)/~~
408HKJB:02/01/07 00:26
 NHKスペシャル「よみがえる源氏物語絵巻」を見た。
 ようやく日本の古美術にも書家、画家、評論家などの主観ではな
い科学的な解明がされるようになった。
 僕が最も興味を持ったのは科学的データに基づく復元模写であっ
た。復元模写がこれほど緻密なものであることは、経験のない僕に
は驚異だった。しかも第一人者によるその緻密な復元模写も、色あ
せた原画と比べるとテレビの画面でもそれとわかるほどの落差があ
った。
 この画面を見ながらつらつら考えた。臨書と復元模写には相通ず
るところがある。しかし、書に携る者の中で復元模写ほど緻密な臨
書をしている者が果しているのだろうか。
 僕自身の臨書もこの復元模写と比べると粗雑極まるとしか言いよ
うがない。これではいくら臨書を繰返してもそれは塗烏にすぎない。
 学書の出発点である臨書がこれでは、いつまでたっても自分の字
は書けそうにもない。あの復元模写に携っている人たちの緻密さと
粘りをいくらかでも身につけたい。復元模写に携っている人たちが
模写によって彼ら自身の画業が進歩していることも、改めて臨書の
重要性を認識させられた。
409のり:02/01/07 01:04
なんだか、臨書派が厨房君一人に押し負けそうですね(笑)

私もまあ臨書には肯定的だが、その系列の聞き飽きた同じような説法をここで聞くより、
厨房君の意見のほうが新鮮で、本人独特の主張を感じ、好感さえ持てますねえ。

ただ惜しいことに、彼もデビューの投稿(329)で、

>連盟の理事長の手本で稽古をしています。

と言い切ってしまっているところが、潔いが少しだけ残念でもあるかな。

この言葉がある限り、書を看板に掲げてる他の宗教団体とほぼ変わらないと
見られても仕方ないかなと。以下のレスはそれを正当化しようと奮闘している
ようにしか響いてこないなあ。

たくさんレスをつけているが、要約すると

「信奉する先生の言うことをきいて(手本をもらって)習うのがいちばん効果的で、
 臨書はしようと思わないし、練習不足もいい」

ということが言いたいのかな?

P.S. まあ、それにしても君はよくレス返してますよ。
410ろむお:02/01/07 02:30
>407
>その後の言葉がありませんよ。

実は書いてたんだけどね。途中まで。ウソじゃないよ。
でもすごく無駄なことをやってるような気がしてきて(臨書じゃなくてあなたとの
議論が)面倒になって消しちゃいました。
何を言っても「違うね」とか「間違ってるね」だし、臨書はしたことなくてこれ
からもする気はないという人にその意義を説明してもねえ。白けちまったい。
というわけでこの件からは手を引きます。元のろむおに戻りますね。

でも、最後だから少し・・・
 古典は、歴史の中で淘汰されながら現代まで「良い物」として残ってきました。
肉筆でない物の方が多く、ものによっては欠けていたり風化していたりで、確かに
手本としては見づらいけど、そこから自分で解釈、咀嚼して再構築し表現していく。
「興味がない」と言った篆書や、もっと古い、筆で書かれたものじゃない甲骨文や
金文、また、能書家の書いた物でない木簡などを臨書するのもそこに意味があると
考えています。文字が単純になればなるほど線の質が重要になっていくからね。
目標はあくまで、師風への追従でなく筆遣いの習得だけでもなく、独自の書風の発
見と形成。
まあ、そういう学書法に「私は」大きな魅力を感じて毎日励んでいるんですわ。あ
と、390発言にも私の考え方を少し書きましたのでご参照ください。
よく考えたら人の学書法に難癖つける道理も義理もないのだった。近所にやっぱり
臨書をほとんどやらない多分全国規模の書塾があるんだけど、以前そこの人と話し
てもやっぱり埒があかなかったのを今思い出した。まあ実用書をメインに打ち出し
てやってるようだから仕方ないかも。でもそこの館長(?)の名前が付いた資料館
には古典のお宝がたんまりあるらしい。案外そんなものかもね。

では皆様、ご健筆をお祈り申し上げます。
411のり:02/01/07 03:48
>399
>>359 :のり
 >平安期からはじまって....
 >三蹟以後の空白はいったいどう説明すればいいんですか。

>大燈国師の深々とした空間、
 白隠の迫力、慈雲の厳しさ、
 良寛の柔らかな白い空間

>形骸を最も嫌う禅の書の空間に、筆を通したいのちの働きが見えています。

こうさんがどうして359を引用したのか、いまいちつかめないのだけど、
この部分を引用する場合は、前後の関係を把握した上でしてほしかった
かな。359では主に世襲制の批判から出た言葉じゃなかったかと思います。
いやこの部分だけの引用だと少し誤解を招く恐れがありますのでね。
だいいち、彼らなんかを挙げてたらきりがありませんよ。

それはさておき、出たついでに自説を補強しておくと、彼らは世襲制から出た
書き手ではありませんね。shodoka_aさんも言っているように、彼らの中には
概して古典を学ぶという気風があった。そして特に上の4人は、こうさんが言
うように、“筆を通したいのちの働きが見え”るかのごとく、自己の個性を発
揮した人物たちです。
ちなみに、当時において書をする人口比率は圧倒的に世襲制によった人たちの方が多かった
というか、禅僧などごくごくわずかに過ぎなかったでしょう。

まあ、つまり私が言いたいのは歴史は繰り返すというか、現代の“お手本主義”
“師弟制度”のままでは真の人材は育たないのではないかということを危惧して
いるのであります。

10万人のバカを生むよりは、1万人の有志、100人の秀才、そして1人の天才を
生んだほうが、この分野のためと私なんかは思ったりもしますが。
日本の教育制度も、ちょうどそのように動いてるでしょ。

まあ、書道人口の保持という立場で見れば、あるいは目をつぶらざるを得ないですけど・・・
ここんところがいつもひっかかってしまうんですね、この分野は。
412名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 11:55
ロムしてたが、「のり」さんって一体何者なんだ?
実に偉そうだが、それだけの人物なのか?書家なのか?学生なのか?習字塾の先生?
煽りじゃなくて素朴な疑問。
413 名無しさん@お腹いっぱい。U :02/01/07 12:13
>>412
厨房くんに違いないだろ
414無名の書家:02/01/07 18:29
>>409

>>連盟の理事長の手本で稽古をしています。>と言い切ってしまっているところが、潔いが少しだけ残念でもあるかな。
>「信奉する先生の言うことをきいて(手本をもらって)習うのがいちばん効果的で、臨書はしようと思わないし、練習不足もいい」
>ということが言いたいのかな?

理事長も「手本の中で悪い所があるから、真似をしないように」と言っています。

手本は大事です。目標とする書が無いと何も始まりません。
後はその手本の使い方です。

古典を手本にしたければそれも良いでしょう。
ただし、臨書はダメ、
臨書とは、そこにある字をただ写しているだけですよ。
良く考えたら分かる筈です。

私は理事長の手本から、基本を学んでいます。
と、同時に勘を養っています。

この勘を養うと言うのが、書に於いて最も大事な事だと思います。
勘が良いとか、悪いとかが書において、素晴らしい書とダサイ書の違いになります。
もちろん基本も大事です。

書が上達する人は、
丁寧に書を書いて、基本を良く知っていて、感性が豊かである事です。

この感性を豊かにする為には、勘を養うこと、

具体的にどうすれば勘は養えるのか、説明します。

手本の字を変えてみる事です。
この線を太くするとか、細くしたり、角度を変えてみる。
自分なりに工夫してください。
そのうちに何故この字が大きく見えるのか?
柔らかい感じが出ているのか?
自分で理解出来るようになると思います。

こういった稽古を積んでいけば、バランスの良い書 或いは、
アンバランスだけど見ても可笑しくない書は書けます。

基本は良く知っているけど、わざと基本から外れてアンバランスな書を書いても、
素晴らしい書というのは、勘が良い人しか書けません。

猿真似は所詮猿真似です。それ以上の発展は無い。
努力せずに、
人様の書いた書を真似ても仕方が無いのじゃないですか、
自分で努力して、自分で発見する事。
私は、いずれ目標する書よりも素晴らしい書を書きたいと思っています。

無理かな? (^_^;)
415名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 18:40
>414
では、理事長はどのようにして書を学ばれたのでしょうか?
416shodoka_a:02/01/07 19:17
>>407

> 隷書(れいしょ)は楷書とは反対の運筆です。
> だから先ず楷書の運筆法をしっかりとマスターしないと、
> 隷書を書くことによって、楷書の運筆が出来なくなってしまう。

歴史的な考察を加えておくと、楷書の登場は隷書よりもあとなので、書体の発達とい
う観点からは、逆でもいいということになります。こうした事実を踏まえた上での発
言であれば、失礼ながら蛇足なので無視してください。

>>410

> 「興味がない」と言った篆書や、もっと古い、筆で書かれたものじゃない甲骨文や
> 金文、また、能書家の書いた物でない木簡などを臨書するのもそこに意味があると
> 考えています。文字が単純になればなるほど線の質が重要になっていくからね。

日比野五鳳のインタビューなどを読んでいると、古朴な雰囲気を求めるためどんどん
歴史をさかのぼり、木簡まで習ったという話が出てきます。一見するとつまらないよ
うなものでも、習ってみると意外な発見があることも臨書の楽しみの1つですよね。
417無名の書家:02/01/07 21:42

>>415

>では、理事長はどのようにして書を学ばれたのでしょうか?

理事長は私に「わしがお前の歳に何をしていたか考えなさい」と言われたが、
私に分かるわけが無い。

推測だが、
私が見ている理事長の書は、最近書いたわけだから、
当然 私の歳の時の理事長は将来素晴らしい書を書く為の稽古をしているわけです。
その稽古があって今の書が書けれるわけです。
だからその稽古を考えなさい。
そしてその稽古をすれば、理事長のレベルまでいけると、自己解釈しています。

さてどんな稽古をしていたのでしょう。
私が知りたい。
418無名の書家:02/01/07 21:45

>>416

>歴史的な考察を加えておくと、楷書の登場は隷書よりもあとなので…

当然知っています。
貴方が実際に隷書を書けば分かります。

ついでに言えば、何故こんな書法が必要だったか?

それは多分、
ボロな筆で、板に字を書く時にハッキリと分かり易く、
また字が消えないようにする為じゃないかと思います。

この書法では、板に毛が食い込んで書くことが出来ます。
更に、途中で止まる事により充分に墨を板に含ませる事が可能です。
そうやって書かれた書はいつまでも消えずに残ります。
以上私の推測です。

>日比野五鳳のインタビューなどを読んでいると…習ってみると意外な発見があ ることも臨書の楽しみの1つですよね。

どんな発見ですか?

手本について付け加える事があります。

手本の書は偏らない、バランスの良い書でなければいけません。
ここから基本を学び、
各人がこれを元にして応用して書けば良いのです。
419名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 23:00
>>417
理事長は臨書はなさらなかった、ということでしょうか?
420のり:02/01/08 15:10
>414
無名の書家さんはどうやら、あなたのの頭の中で“臨書=猿真似”という
定義が成り立っているようですね。

私は正直言って、あなたが言った、勘を養うための

>手本の字を変えてみる事です。
 この線を太くするとか、細くしたり、角度を変えてみる。
 自分なりに工夫してください。
 そのうちに何故この字が大きく見えるのか?
 柔らかい感じが出ているのか?
 自分で理解出来るようになると思います。

は、一応傾聴に値すると思うな。

ただ、それを何も師匠の手本でなくても、と思う。
しかもあなたの忌み嫌う臨書法は、上記の発想をすでに包括しているのですよ、
知ってた?

それから、

>417
>理事長は私に「わしがお前の歳に何をしていたか考えなさい」と言われたが、
 私に分かるわけが無い。

では、まだまだ信奉の念がたりんかな(笑)
一度勇気を出して、理事長に若い時何をしていたか聞いてみるといいですよ。
これは“猿真似”するためではないですよ。参考のため、若しくはあなたの言う
“目標とする”ためです(笑)

あなたの“臨書否定論”が理事長に通用するか試してみるのも、いい勉強になると
思いますね。
421のり:02/01/08 15:27
それにしても、こんなに臨書好きの方がいるとはね。

あ、そうじゃなくて、臨書してない人は単に書き込みづらいのかも、か。

ま、どっちにしても本気で古典臨書から自己の書をなんとかしようと
いう人は、今少ないだろうなあ・・・
422名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/08 18:08
おーい、 のりさん。
>>412の質問の答えは?

>>420−421の書き込みの時間をみると・・・
私のプロファイルによると書道部に所属する生意気盛りの高校2年生。
今日は始業式?
423無名の書家:02/01/08 18:22

>>419

>理事長は臨書はなさらなかった、ということでしょうか?

推測だが、
理事長は臨書をしていた、
ところが途中でダメだと気が付かれたのだと思います。
昔、ある大きな書道団体の代表団の一員として、
中国に行かれた事もあるそうです。
そのまま居れば… 金持ちになっていたのにね。
まっ、書の過去を語らない先生だから、
424無名の書家:02/01/08 18:25

>>420

>しかもあなたの忌み嫌う臨書法は、上記の発想をすでに包括しているのですよ、
 知ってた?

だったら、先に書き込めば?

それに、それでは臨書にならない。
自分を捨て、古典と同じ書を真似ることによって、用筆法、表現方法を理解する、
これが臨書というのです。

だから貴方が書いている内容は矛盾しています。

>一度勇気を出して、理事長に若い時何をしていたか聞いてみるといいですよ。

それでは意味が無い、
すぐに答えを教えるのは、本人にとって良くない事もあります。
自分で考える事です。

ん〜、やっぱり臨書派は何も考えていないという事ですね。のりさん
425無名の書家:02/01/08 18:36

今から書初の稽古に入ります。

当分の間、書き込みはしません。

さよなら (^_^)/~~

PS、私宛に空白のメールが4件送られて来ました。
   これウィルスですか?
   このメールは「無名の書家」のアドレスでした。
   つまり、この掲示板から来ています。
   
426のり:02/01/09 00:41
>424
>それに、それでは臨書にならない。
 自分を捨て、古典と同じ書を真似ることによって、用筆法、表現方法を理解する、
 これが臨書というのです。

だから、勝手に自分の中で定義を作らないで。

>それでは意味が無い、
 すぐに答えを教えるのは、本人にとって良くない事もあります。
 自分で考える事です。

“それでは意味が無い”の理由がわからない。
それにそれを“答え”にしろとはだれも言ってないでしょ。きっとそう言うだろうと
思ったから420の最後に、

>これは“猿真似”するためではないですよ。参考のため、若しくはあなたの言う
“目標とする”ためです(笑)

を付け足したのですよ。
しかももう妄想だけで20年も続けてきたんだから、“すぐに答えを聞くのは・・・”
という歳でもないでしょ。むしろ知らないことを恥じるべきです。

“自分で考える事です”とあるが、自己の怠慢を正当化し、博く知ろうとする
努力を軽視するから、臨書とは何かさえ知らずに独善に陥っているのではない
ですか?

“自分で考えること”の内には、必要な情報収集や、多彩な経験の獲得
という過程が前提にあってこそ使われるべき言葉であることくらい、
知っておこうね、常識として(笑)
427↑↑帰ってきたカリスマ厨房:02/01/09 12:44
↑↑厨房くんはうざいなあ↑↑
428すずらん:02/01/11 10:31
三学期がはじまったせいか?静かになりましたね。

今週、今年初めてのお稽古に行ってきました。
久しぶりに(っていっても3週間ぶり)先生方やお仲間に会って、新年のご挨拶をして
今年というか今年こそやるぞ〜〜〜っていう気になりました。

今年は書道以外でいろいろあって結構忙しい年になりそうなのですが、その中で
自分なりの目標をたててマイペースで頑張りたいと思います。f
429すずりん:02/01/11 10:32
あ、>428のさいごのfはタイプミスね。
おまけに名前も間違えてるし。
430すずりん:02/01/11 12:40
>428
あらら、もう一つ脱字。
4行目
「今年『は』というか・・・」でした。
正月ぼけです。許して!
431倉敷の「O」:02/01/11 15:24
岡山に在住の「O」と言います。
この2ch掲示板で私になりすまして書き込んでいた人物がいました。
当然「偽人物」が提示したホームページも本人のものではありませんし、
メールアドレスもこの「偽人物」が専用に取得したものです。
ですから、書いてある内容は議論を議論として迫熱するために「ネタ」
として作り上げたもので何の根拠もありません。

又この掲示板についてこの辺もう少し早く気が付けば良かったのですが、
不徳の致すところで気づくのがおくれ、皆様には申し訳なく思っております。

その他副産物として、本件により私の掲示板は削除せざる終えない事態となり
メールも迷惑メールが送られてくる始末。
従い、私のホームページも個人を特定出来るような用語、名前等も削除せざるおえない
事になりました。
以上、上述の件に関しては一切関わりのないことを申し伝えておきます。

尚、私は2ch掲示板を見ていない事になっておりますので、
この件もご承知おき下さい。
432おうようじゅんがすき:02/01/12 16:57
はじめまして。小学生 中学生 高校生のときは先生の手本を学び、大学からは古典の法帖を学んだものです。
先生のご指導をうけたおかげで書道が好きになり ずっと続けております。法帖の臨書により ますます書道が好きになりました。
先生は法帖を穴のあくほどまず 見よ。と先生の先生から言われたそうです。そうすると その空間の美学が 見えてくると。先人の
すばらしい教えや 芸術を学ばない手はないとおもいます。自分の力になると思います。
433 :02/01/13 11:19
434無名の書家:02/01/13 19:10

今日、書初大会が書道会館で行なわれました。
私が所属している連盟は、指定された掛軸に直に清書します。
今年の課題は「徳不孤」です。(書体は自由)

最近、私の書は小さくまとまり過ぎている傾向があるので、
この書初では、「大胆に書く」これを自分のテーマにしています。

その為にはどうすれば良いか?

先ず最初の始筆で、穂を出来るだけ深く下ろして、少し間を置いてから
筆をゆっくり動かして、遅速のリズムをつけながら流れにのる。

何でもそうだけど、やはり出足が一番大事です。

それで結果は、大胆に書けたが…
余白が… アンバランスになってしまった。

何故か?
楽な姿勢で書こうと思い、掛軸を1/2開いて「徳」を書き、
次に3/4開いて「不」を書いて、最後に全開したら空白が少なくなっていた。

ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!  ⇒  (_ _;)

少しアンバランスだが、取りあえず大胆に書けた。

まっ、これもひとつの思い出さ、 (・_;)
435無名の書家:02/01/13 19:12

(続き)

書初も最初の頃は胸がドキドキして、無心になれたが今はダメだな!
この無心という心理現象は、私の場合下記の通りです。

紙に筆を降ろした途端、手の力が抜ける。
       ↓
手が勝手に動き出す。
       ↓
眼で見て、画像を脳に送る。
       ↓
脳が線が太い、短いとかの認識をする。
       ↓
脳が全体の把握をするが、手に指令を出さない。
       ↓
手が勝手に動いて、眼で見ているだけの状態になる。


まるで、他人が書いているような錯覚に陥ります。

手の力は極限まで抜けていて、いつ筆が落ちるかヒヤヒヤしていました。

だから、上手く書こうとすれば脳からの強い指令が手に送られ、
その結果 必要以上に手や肘に力が入って、動きがぎこちなくなります。

上手く書こうとしなければ良いんだけど… 無理、!キッパリ( ̄^ ̄)
436無名の書家:02/01/14 08:28

おはようございます。

皆さんは 臨書について何の迷いもなく、
また その行為自体の善悪を意識することもなく、
唯、漠然と古典を真似しているという事が良く分かりました。

大変勉強になりました。

さてと、次は朱筆です。
私は朱筆で書き入れて、教わる稽古をしたことがありません。

この朱筆は、まったく意味がないからです。

いくら生徒の字を朱筆で訂正しても、
その字が悪い原因は姿勢とか、筆の持ち方、運筆法にあります。
だから形だけ直しても無駄です。

更に、生徒の筆を使わずに、自分の手入れの行き届いた筆で書いてもダメです。
大体悪い字になりやすい状態は、穂に墨が余り無い時です。
その時に、
穂のタップリと朱墨を含ませた状態で修正すれば、楽に誰でも書けます。

こういう先生は実力の無い先生です。
こんなトリックを使うのはペテンです。

本来、生徒が一生懸命清書した作品に、朱筆で汚すこと自体間違っている。

生徒に字の書き方を教える時は、
生徒の道具を使って、
目の前で書いて教えなければ、本当の教えたとは言えません。

多分、他の書道教室は全て朱筆で、生徒の清書を汚しているのでしょうね。

可哀想に(>_<)
437名無しさん脚 :02/01/14 11:54
もういい加減にネタは終わりにしたら。
戯れ言はもうごめんだよ 厨房くんいや幸坊くん
438のり:02/01/14 14:26
>431
じゃあ、やはりあのHPは違ってたわけなのかな?
431がホントの話だとすると、ずいぶん悪質ないたづらだね。
被害に遭われた倉敷の「O」さんのお気持ち、お察し申し上げます。

しかしこれって、法の適応内なんじゃないの?

本人も反省していないみたいだし、通報してみては?警察に。
ちょうどメールアドレスも公開しているみたいだし、個人の特定は簡単ですよ。
439名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/15 01:13
せっかくいいスレだったのに。
このところ荒れてるのでとても残念です。
440shodoka_a:02/01/15 12:11
しばらくです。ざっと見たところあまり建設的な議論がなかったようで残念。

>>438

> 431がホントの話だとすると、ずいぶん悪質ないたづらだね。

見た感じ、通報されると本人が困るのかもしれません。なんて、疑心暗鬼に浸るのは
やめまして書の話をしましょうか。

えっと、毎年恒例の二十人展を観てきました。仮名はやや若返ってやや斬新になりま
したけど、漢字にももう少し変化がほしいですね。でも現代作家の作品は、ある日突
然観られなくなってしまってさびしいことに気づいたので、最近は飽きたつもりでも
最初から最後までじっくり観るようにしています。

あと、和光でやってる毎日系の展覧会も行きました。大きい作品、観ているだけで楽
しいですね。超大字作品にとやかく言う人もありますが、もっともっと大きいの書い
て僕らをうならせてください→作家の皆さん。

>>432

欧陽詢、最初はうっとりして自分でもがんばってみるのですが、そのうちよそ見をし
て浮気をすると、見向きもしなくなってしまいました。ところがどっこい、他の古典
をぐるっと一巡してふっと戻るとものすごく新鮮です。空間の美学、いいですよね。
私も字中の空間の多寡と、線の角度をそろえることによる多字数のまとまりについ
て、多少なりとも考えられるようになったのはつい最近です。こういうのっていつも
ある日突然気づくんです。不思議ですよね。

時々東博に、初唐の三大家であるところのチョ遂良、虞世南、欧陽詢+顔真クの拓本
がずらりと並ぶことがあります。圧巻なので機会があればぜひ観てください。拓本は
三井文庫のものが一番綺麗だそうですが。
441無名の書家:02/01/15 15:57

>>439

>せっかくいいスレだったのに。
 このところ荒れてるのでとても残念です。

名無しさん@お腹いっぱい。さんへ

気にしない。相手にしない。

この2ちゃんねるっていう巨大掲示板群は、誰もが自由に書き込みが出来る匿名の掲示板ですからね。

もし 荒らし行為に遭遇した場合は、諌めたり挑発したりなど、むやみに対抗しないようにお願いします。
特に荒らしを煽るのは逆効果です。荒らしに反応したらあなたも荒らしかも。。。
と、2ちゃんねるガイドに説明しています。

【2ちゃんねる鉄の掟 】
出されたご飯は残さず食べる。
転んでも泣かない。
おいらのギャグには大爆笑する。 (これは無理)

要するに、
この掲示板は お気楽ご気楽に書き込んで下さい。

そして 転んでも泣かない。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ
442ふぁ〜れん:02/01/15 18:02
>>440

三井文庫は企画展で拓本を見に行ったことがある。
石鼓文が特に印象に残ってるな。
収蔵されている拓本は、総じて古く状態のいいものばかりで、素人でも
文字がはっきりしているのがわかった。
が、それ以上は当時の知識と経験ではなかなか・・・
もう一度開催してくれないかな?
なかなかないぞ、あんな展示。
443無名の書家:02/01/15 19:19

朱筆についてのレスも無いようだし…
皆さん、私の書き込みに理解をして頂いたと、自己解釈して次に行きます。

私の書道連盟では、運筆の基本の中に「はね」という言葉はありません。
「はね」と言えば、
当然「はねる」と言う事ですから、筆を外側にはねて 筆先が横に向いてしまう。

これでは筆先が乱れてしまいます。
本当の書き方は、筆を肘を動かして引き上げる事です。
この時に、筆は立ったままにして
穂先が最後に紙から離れるようにして書きます。
こうすれば穂は乱れずに済みます。

大体、書というものは
書きながら穂先を修正して書けるものです。

昔、
某テレビの〇〇〇教育で有名な書家(名前は知らん)が、
楷書を教えていたが、
この人は、基本が分かっていない事に驚かされた記憶があります。
ひとつの字を書いている途中で、穂先が乱れたら硯ですぐに穂先を修正していた。
まだ充分に墨は残っているのに…

つまり、手首を捻くり回して、ピンピンはねていたら書けれるわけが無い。
まったく基本の基本も知らない人だった。
でも、有名な人らしい。
有名な書家だから実力があるとは限らないと良く分かった。
444HKJB:02/01/16 00:50
 臨の本義は、上から下を見ることとあり、転じて何かに向う或は
直面するという義になったそうです。
 我々がそれぞれ今持っている知識は、生来今日まで臨することに
よって蓄積されたものです。臨することがなければ今この文を書く
ことも出来なかったはずです。書においても同じこと、まず臨する
ことなしには書くことは出来ません。臨書は学書に不可欠な手段と
される所以です。
 漢和字典では臨書とは概ね手本を見て書くことと定義されていま
す。古今の名跡は世に一本しかありません。よしんば拓に採ったと
しても誰もが所有できるものではありません。書を学ぶに当っても
師匠が自らよるべきものを書いて与える他はなかったのです。今は
違います。印刷技術が高度に発達して古今の名跡を手本にするには
十分な精度でしかも誰でも安価に入手できます。
 臨書とは何も古今の名跡を見て書くことだけではありません。師
匠が書いた古今の名跡とは比べようのない拙劣な書であっても、そ
れを見て書くことは即ち臨書なのです。だとすれば何故師匠は名跡
とは比ぶべくもない自分の書を敢て手本として臨書させなければな
らないのか、不可解です。
 臨することはあらゆる知識を得るために不可欠の手段です。学書
も例外ではあり得ません。ヒトには無から有を生む能力はないので
す。
 これまで毛筆を持ったことのない初心者には、その手を持って用
筆や運筆を教えなければならないことがあるという現実は、多少と
も書を教えた経験のあるものには認めざるを得ないでしょう。彼が
書いたものと手本との違い、手本を見誤っておれば朱を加えること
も必要です。人様々であるが故に教え方も様々でなければなりませ
ん。これでなければならないというものはあり得ないと思います。
 臨書は自分の書を確立するための過程です。書く目的はあくまで
自分自身の書です。この目的を蔑にして臨書に没頭しても、それは
臨書の本義を失ったものと言えましょう。
 客観性のない美は、作者の恣意でしかありません。誰が見ても美
しい書は基本の蓄積の上に初めて現れるものです。それがいわゆる
前衛書であっても墨象であっても。
  
445名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/16 07:10
「野口白汀の字」を見に行った人はいませんか?
観想聞いてみたいのですが。
446無名の書家:02/01/16 10:13

>>444

これは私へのレスだと思いますので、返事を書きます。
貴方の言いたい事は概ね 今の書道界の常識ですね。
要するに、
今の書道界の発展は臨書をする事によって、築き上げていると言う事。
勿論、
昔と今では書道用具も、書における社会的背景も違う、
その事も踏まえても古典の書は優れていると、

そうだろうか?

私は仮に古典が優れているとしても、それを書いた人は何を臨書したのだろうか?

つまり、一番最初に古典を書いた人が、最も書に優れているという理屈になります。
そうなると、甲骨文字は中国最古の文字であるわけだから、
この文字が一番優れているという事になりますよ!

実際に、甲骨文字を臨書したって古典の書にはならない。

私の考えを分かり易く言えば、古典を書いた人はどのような稽古をしていたのか、
それと同じ稽古をすれば、同じ書風の字は書けれると思う。
まさか、自分の作品を臨書するわけは無いし、更に昔の古典を臨書していたら、
上記のように殷墟(いんきょ)で発見された甲骨文字を
臨書しなくてはいけませんね。

書聖王羲之の代表作、蘭亭序のようにお遊びを見て書くとか、
その場の雰囲気、自分の体調、精神の高揚とか色んな歯車が、
ぴったり合えば、
書が立体的で、前に浮き出てくるような作品が書けます。そのうちにね。

臨書しても無理だけど、
447無名の書家:02/01/16 10:17

(続き)

>師匠が書いた古今の名跡とは比べようのない拙劣な書であっても、そ
 れを見て書くことは即ち臨書なのです。だとすれば何故師匠は名跡
 とは比ぶべくもない自分の書を敢て手本として臨書させなければな
 らないのか、不可解です。

これは貴方の主観的な考え方だと思います。
いまだに、大昔の古典が優れているとしたら、文字が生まれて三千年余り経っても、
人間はまったく進歩していない事になります。
そしてこれから先も…

>ヒトには無から有を生む能力はないのです。

私はあると思う。

>手本を見誤っておれば朱を加えること
 も必要です。人様々であるが故に教え方も様々でなければなりません。
 これでなければならないというものはあり得ないと思います。

本当に教える気があるのなら、
何故、生徒の道具で新しい半紙に書かないのですか、
そうすれば、教わる人も納得します。
生徒が一生懸命書いた書を朱で汚すのはおかしい。

良いことを教えてあげましょう。

【稽古に失敗はありません】

どんな下手な清書でも作品です。
作品に朱を塗るのは、指導者としては失格です。

>臨書は自分の書を確立するための過程です。書く目的はあくまで
 自分自身の書です。この目的を蔑にして臨書に没頭しても、それは
 臨書の本義を失ったものと言えましょう。

自分なりの気息、筆法で臨書しても、効果は無いのではないですか?

疑問?

臨書には形臨、意臨、背臨とあるが、貴方はどれをしているのですか、
貴方の書き込みには、
ある時は形臨(文字の原型を忠実に写すこと)であったり
背臨(原本を見ないで臨書すること)、または意臨(手本の意に重きをおくこと)
だったりと良く分かりません。
448名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/16 10:34
426へのレスはないの?
449名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/16 10:39
431については?
450無名の書家:02/01/16 11:34
>>448

>426へのレスはないの?

ハイハイ、今から書き込みますよ!

>>自分を捨て、古典と同じ書を真似ることによって、
用筆法、表現方法を理解する、これが臨書というのです。

>だから、勝手に自分の中で定義を作らないで。

定義は自分の中で創るものです。
そして少しずつ変えていけば良いのです。
困るのは、固定観念或いは固着観念です。
これはもう、どうしようもありません。変わらないのですから、貴方の様に!

>“それでは意味が無い”の理由がわからない。

汗をかかなければ身に付かないという事。
自分で答えを見つける努力というのが、結局は自分の為になる。
簡単に答えがわかっても、右の耳から左の耳へ通り抜けてしまうだけですよ〜

>しかももう妄想だけで20年も続けてきたんだから、“すぐに答えを聞くのは・・・”
 という歳でもないでしょ。むしろ知らないことを恥じるべきです。

冷静にね。のりちゃん
まだ私は殆ど知らない事ばっかりです。
知らない事を恥じる事は無い、知っているからと言って人をバカにするのは
恥ずかしい事だけどね。

>臨書とは何かさえ知らずに独善に陥っているのではない
 ですか?

独善に陥らない為に、
ここで書き込みをしていろんな考え方を吸収しているのです。
反発されるのを承知の上で… (* ̄m ̄)ぶっ

>“自分で考えること”の内には、必要な情報収集や、多彩な経験の獲得
 という過程が前提にあってこそ使われるべき言葉であることくらい、
 知っておこうね、常識として(笑)

のりチャンは必要な情報収集や、多彩な経験の獲得があっても、
自分で考えていないね。 <す〜っ> (((((^.^;)

これでいいですか?

<バイバイ> (^−^)/~~ (^o^)/~~
451無名の書家:02/01/16 11:37

>>449

>431については?

気にしない。相手にしない。
452名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/16 18:31
431は言いがかりで自分は潔白だということ?
453のり:02/01/16 19:51
いや〜、前々からこいつバカだな〜と思ってたけど、ここまでとは(笑)
私は親切だから教えてあげるけど、皆さん、もう呆れて相手にされて
いないこと、はやく気づいてね。

>446
>つまり、一番最初に古典を書いた人が、最も書に優れているという理屈になります。
 そうなると、甲骨文字は中国最古の文字であるわけだから、
 この文字が一番優れているという事になりますよ!

もう言葉が出ません。小学生並みの発想ですね、これ。
笑いたい方はどうぞ446をもう一度じっくり読み直されることをお薦めします。
ちなみに彼まだ蘭亭のエピソード出してきてます、好きなんでしょうね(笑)

>450
あなたも少し読解力に欠けているようですね。レスは他人の文章を“よく噛締めた上で”
行なってください。でないと、その人はもう一度同じことを言わなければならないので
迷惑をかけることになりますよ。

>>だから、勝手に自分の中で定義を作らないで。

>定義は自分の中で創るものです。
 そして少しずつ変えていけば良いのです。
 困るのは、固定観念或いは固着観念です。

これね、よく読んでレスしてね。あなたのレスには私の言う“勝手に”という
部分への返答が抜けてます。都合のいいように解釈しないように。
分かりやすく言いましょう、私の上の言葉は“定義を捏造しないで”という
意味ですよ、“捏造”わかりまちゅか?

あとははやくその曲がった“固定観念”を打破されることを祈ってます(笑)

>汗をかかなければ身に付かないという事。
 自分で答えを見つける努力というのが、結局は自分の為になる。
 簡単に答えがわかっても、右の耳から左の耳へ通り抜けてしまうだけですよ〜

そりゃあ、結構なことだが、先生の昔話知るのにそんなに汗かかなきゃなのか?(笑)
それとま〜だ“答え、答え”って言ってるぅ(笑)
同じ事は書かないから426もう一回読み直してね、厨房君。

どうも厨房君の思考回路には、“臨書”も“先生の体験記”も、“猿真似”すること
以外考えられないようですね。
ま、所詮厨房君の“自分で考える”能力なんてその程度でしょうよ。

あなたのためにもう一度最初のほうに言った言葉を引用してあげましょうね、

“そりゃ矮小に悟るわな”
454名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/17 01:27
>453
もう少し穏やかに書けませんか?
正直、もううんざり。君の煽り。
>>454
2ちゃん専用ブラウザ「ホットゾヌ」を使用してはいかがですか?簡単にダウンロードできます。
ある設定をすると「彼」は事実上存在しなくなります。
設定しないほうが2ちゃんを楽しめるのですが、どうしても気になるなら仕方がないですね。

ttp://isweb30.infoseek.co.jp/computer/hotzonu/
456shodoka_a:02/01/17 12:06
>>442

> 三井文庫は企画展で拓本を見に行ったことがある。

いわゆる宋拓ものがたくさんあるそうですよね。唐時代の拓本は片手で数えるぐらい
しか存在していないので、本場中国もびっくりの最も古いものがそろっているわけで
す。拓本の新しいものは線が太くなるので(削られていくため)ぼてっとしてしまい
ますが、古い拓本、特に九成宮など状態の良いものは、線がきりっと引き締まって、
しかも墨色がなんともいえず良く映えて、とてもすがすがしい感じがします。石鼓文
は、書道博物館に残っているものがもっとも状態もよく、字数も多いそうですよ。

ふぁ〜れんさんは、たしか高校で欄干の拓本を取ったことがあるんですよね。そうい
う先生がいらっしゃったことが嬉しいです。不思議な文化、素晴らしい体験を、ずっ
と伝えていってほしいと思います。
457無名の書家:02/01/17 16:57

>>453

ハハハ (^∇^)

のりチャン、君を消してしまうという書き込みもあるけど、どうする?

私としては、ここは誰もが自由に書き込みが出来る匿名の掲示板ですから、
君が居てもいいんだけど…少し ねっ 度が過ぎているようだね。

『他人が見て面白いことを書きましょう。』とひろゆきさん(管理人)が、
言っているけど、
のりチャンの場合、『他人を不愉快にさせましょう』になっていますよ!

せいぜい私程度のユーモアに富んでいる書き込みをしないと、

<ダメダメ>(×_×)
458ふぁ〜れん:02/01/17 17:19
>>456

高校の選択書道の担当は若い女性の非常勤でしたが、書くだけでなく拓本をはじめ
篆刻や裏打ち、雅印を入れておくハカマ作り、皿に上薬で書き入れて焼成、カレン
ダー制作などなど色々授業に取り入れていました。
当時の経験がなかったら、拓本なんてものに興味は向かなかったはず。
広く浅くとはいえ、貴重な経験となりました。
ご夫婦揃って書家だったけど、今ごろどうしてるやら・・・
459無名の書家:02/01/17 18:16

え〜っと、臨書、朱筆、運筆法について書き込んだので、次は落款印です。

ここの書道連盟は初段合格者には雅号が命名されます。
命名料は5千円です。
しかし、私はこのお金を払っていない。

私が初段を合格した時に、

先生…何か好きな雅号はあるのか?

私 … <雅号って何>(゚o ゚?

先生…ふうーっ、じゃ〜、〇〇で良いか?

私 …<ハイ>(∂_∂) ← 若い時の無名の書家

てな、わけで決まりました。 (少しfiction が入っています)

この時、命名料は?と聞いたら、イ・ラ・ン という返事が返って来ました。

私 …ラッキー

でも、その後が… 次回に続く
460のり:02/01/17 19:06
>455
でも、いい方法だね。これで私にもストーカーみたいなレスがつかなくなるって
ことでしょ。私もほとほと困っていたんです。便利になりましたね。

それにしても変なスレですね。これだけで“煽り”だの“厨房”だのレスつけられる
のはここくらいのもんじゃないでしょうか。
気に触るなら無視してりゃいいだけの話なのになんか私にコンプレックスでも
感じるんでしょうか。
閉鎖的な性質を如実にあらわしているというか、身内だけで勝手にルール決めようとする
陰湿性。吐き気がします。

それなら無名の書家君の煽りレスのほうが、一言二言の不毛な野次を飛ばす連中より
何倍も有意義ですよ。

>457
>せいぜい私程度のユーモアに富んでいる書き込みをしないと、

 <ダメダメ>(×_×)

いやあ、ちょっと君のセンスは真似できないよ。
なにしろわざわざ消されなくても、存在していないのと同じにできるんだから。
たいしたもんだよ、まったく(笑)

>459
>ここの書道連盟は初段合格者には雅号が命名されます。
 命名料は5千円です。

感想を言うとね、君んとこやっぱ宗教だわ。

461のり:02/01/17 19:20
>458
>高校の選択書道の担当は若い女性の非常勤でしたが、書くだけでなく拓本をはじめ
 篆刻や裏打ち、雅印を入れておくハカマ作り、皿に上薬で書き入れて焼成、カレン
 ダー制作などなど色々授業に取り入れていました。

高校の選択書道で、雅印のハカマ作りまでやるとは凝ってますね。
でもほんと、高校の授業なんて“広く浅く”のほうが好奇心持続の
ためにはいいのかもしれませんね。

むしろ、そういう周辺事項にこそ、“書を愛好する心情”を育てる
要素がふんだんに内包されているように思いますね。
462shodoka_a:02/01/17 23:43
学校の授業では広く浅く、そのとおりですね。高校の学習指導要綱を読んでいると、
読み物としては楽しいけども、実際に授業で実践すれば生徒が退屈するに決まってる!
と思わせるような内容であふれています。多くの生徒にとっては、せっかく気楽な
息抜きの授業なんだから、将来、ふとした時に思い出せるような実習をたくさんすれ
ばいい。それが数年後、数十年後に生涯学習として実れば、高校の授業としては大成
功だと思うのですが。

ついでに鑑賞の取り組みなんかも中高生レベルでもっと積極的にやればいいんです。
中学、高校ではよく展覧会を見に行かせて「感想文」を書かせるという幼稚なことを
やらせてますが、それだと「分からない」で終わってしまいます。

なぜ一見稚拙な字が評価されるのか、ということを説明してあげられるようにならな
いといけません。文化的な背景も一緒に解説できるとなおいいでしょう。いい作品と
そうでない作品の見方をしっかりと教えれば、鑑賞者の層も厚くなるはず。学校の先
生の資質は書くことだけではありません。この点をもっと認識すべきだと思います。
463のり:02/01/18 01:41
>多くの生徒にとっては、せっかく気楽な息抜きの授業なんだから、将来、
 ふとした時に思い出せるような実習をたくさんすればいい。
 それが数年後、数十年後に生涯学習として実れば、高校の授業としては大成
 功だと思うのですが。

ここ、すごく共感できますね。


>いい作品とそうでない作品の見方をしっかりと教えれば、鑑賞者の層も
 厚くなるはず。

私はむしろ、生徒の選ぶ作品にうなずいてあげさえすれば十分だと思いますね、
極論だけど。
芸術には答えはなく、今の展覧会社会のようにこれはいいから入選で、悪いから
落選だという認定の仕方は本来おかしいと思います。
「私はこれがいい」と言えた生徒に対し、「そうか」と頷き、「どうしてそう思ったの?」
と問いかけてあげることによって生徒の感性を自己明確化させていくことの
できる先生こそ、本物だと思いますね。

先生が「あれはダメで、これはいい」と言えば、生徒は皆同じ方向しか向きませんよ。
それでは情操教育の意味をなしません。
現代の鑑賞教育で育むべきものは「こんな私でも物の良し悪しを語る権利があるんだ」
という“自信”でしょうね。

もちろんその過程にはshodoka_aさんのいう、模範解答的な要素も、必要に
応じて示すべきでしょうがね、実際問題上。
464すずりん:02/01/18 09:49
>>458
そんな授業なら私も受けたかったわ。
すごく楽しそう。
今すごく「篆刻」やりたいんですよ。

高校の書道の授業…昔のことで申し訳ないんですが、当時は
うちの学校は他の多くの学校と同じようにただ書いてるだけだったようです。
先生は地元では結構有名な書家の先生で、選択した人は最後の授業の時に
先生に一人ずつ作品を書いていただいてました。
うらやましー。

私は「道具を持っていって、後片付けするのがめんどくさい」という理由で
芸術は「音楽」を選択しちゃいましたんで…あんまり具体的には知らないのですが(藁
 
465のり:02/01/18 10:28
ところで素朴な疑問なのですが、高等学校の授業で固形墨を磨った経験のある
方ってどのくらいいらっしゃるんでしょうかね。

私は高校時代、授業中に固形墨を磨ったことがありませんでした。
しかし、そうするのは有意義な面もありますが、あの短い時間内に
先生の話を聞きながらでは、どちらに集中していいか分からなくありません?

まあ、これも“広く浅く”なんでしょうかね。
466すずりん:02/01/18 15:32
>465
中学の書写では墨は擦りませんでした。墨液オンリー。
高校は>464の通りです。

息子の小学校では書写が始まる3年生の導入部分で擦ってましたね。
学年が進んだ今は違うみたいですけど。墨液のみ。

微妙にずれてるんでsageておきます。

ところで、HKJBさんの時代の学校での書道教育はどんな感じだったのでしょう?
私が通ってる教室にも「初心者です」といって、60〜70代の方も
よく入会していらっしゃるんですけど、皆さんとってもお上手なんですよ。
HKJBさんは学校以外でもなさってたんだろうなー、と勝手に想像してますが。

きっと今の「初心者」とはベースが違うんだろうな、と思ってます。
どんなものだったのか興味があります。
(新入会の方々、謙虚な方が多くて私なんかにも「教室の先輩」として接してくださって恐縮します。
 あ、私も「人生の先輩」として、尊敬して接しているつもりですが。書道は初心者だけど
 剣道は師範だとか、鎌倉彫は長くやってたとか、他の分野で「達人」が多いのよ)
467無名の書家:02/01/18 18:20

>>459 の続き

雅号も決まり、引首印、姓名印、雅印を作って、私の手の中に入る予定が…
未だに貰っていない。

この印はお前が一人前になったら渡す、
と言って書道歴20年の今でも貰っていない。 (T_T) 

 <えっ> (O.O;) ですよね〜、

作品というのは印を押したら、出来上がりです。
もし、私が勝手に自分の作品に印を押して、世間に出したら?

このブッサイクナ作品を書いた書家のせ・ん・せ・い は誰だ、
とっ、なって私の先生とか書道連盟が恥を掻きます。

だから、簡単には渡せないのです。

良い事もありますよ!
作品が書けたら、先生の所に持っていって、あとで印押しといてね〜。(^◇^)
と、自分で押さなくて済みます。

流石に、最近は自分で押しています。(先生の前で)

この印を押すというのが、また難しいですね。
この印の押し方で、作品がダメになりますから要注意!

押す場所、押す力加減、印肉の状態(夏場と冬場)、
これらを本当に理解して無いと、あとで後悔します。

他人の作品に印を押すのは、本当に胃が痛くなりますよ! □\(.. ) 

PS…一度だけ私の手に入った時があります。
   私の先生が三途の川を渡りかけたときです。
   でも、またすぐに こっちの世界に帰って、
   印を没収されてしまった。
   
   こりゃ〜 先生が Ω\ζ゜)チーン… しなきゃ無理かな?
    
   (もちろん、冗談ですよ) (・_*)\(−.−メ) 
468名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/18 18:22
てすと
469Sai:02/01/18 20:24
ここを 見つけて 今日 また 書き始めました。
はじめから 読みました。
ここの書き込み はじめの方が なごやかで 仲間に入れてもらえそうだったんですけど
途中から 言葉あそび(いかに自分が 正論か 言い負かすような)に 
走っちゃってる感じがして しばらくROM。
(上記の一文に反応して けしかけても 無視するのでよろしくね。)
書暦は 小学校の時に一年間 書道教室に通って あまり興味がなくて やめていたんですが
仕事をしはじめて 字が汚いので もう少し上手くなればと 通信講座ではじめて
仕事をやめて 結婚して 何か習い事でも しましょうかと 近くの教室に習いに行ったりして
あわせれば 十年ぐらいになるのかな。
一応 今やってるところでは 師範の免状をいただきました。(これって あんまり 意味ないですね)
かなり 我流なので 他の人はどうしてるのかなと 思うことが多いです。
条福を書くとき 私は足袋をはいて 中腰で足と腰のばねを使って書いていますが
皆さんは どうしてますか?
中国では 机の上に紙を置いて 書いていると聞きました。
私の知人は 同じく足袋をはいてますが ひざを折って 少しずつ書いては下がり
しているそうです。
 
470Sai:02/01/18 20:33
あらら 条幅 字まちがってます。(すいません)
それから 今現在は 通信講座は続けていますが 教室には通ってません。
独学にしようと思っています。
ここで いろいろな知識や 情報が得られるといいと思うのですけど。
皆さん よろしくお願いしますね。
471HKJB:02/01/18 22:44
>466さんへ

 僕は、小3以後病気で学校には縁がなくなりましたので、実態は
知りません。僅かに記憶があるのは、習字の時間には墨壺を持って
行き、授業のはじめに墨汁を少し注いで新聞紙に習いました。
 僕の書暦は総て学校外、殆ど独習に近く大分処分しましたがまだ
アマチュアとしては相当近代の書の図書は蓄えている方でしょう。
定年後10年近く書塾に通ったこともありますが、書は結局自分で
やるしかないようです。師匠の指導も自分でやってみなければなり
ませんし、やれば次々承服できないことが湧いてきます。師匠の指
導が無意味であったとはいえませんが、丸飲みしていては進歩は出
来ないようです。
 従って今も毎日試行錯誤、時には塗烏を繰返していますが、僕に
はそれが面白く楽しいのです。
 書は面白く楽しいものですよ。でも、書かなければね。
472すずりん:02/01/19 00:16
>471
レスありがとうございます。
ご病気だったということ、全く思いもよらなかったので、もしお気を悪くされてたら
申し訳ありません。

なるほど、新聞紙に書いて…というのは昭和一桁生まれのうちの父も言ってました。
最後に清書用の半紙を一枚だけ頂く、と。
「墨壷」というのが昭和初期?らしいですねー。

ほとんど独習、って、すごく意思が強いんですね。
敬服いたします。
HKJBさんのレスにはいつも励まされます。
このところちょっと疲れていたので。
私はまだ師匠のおっしゃることを丸飲みしている状態ですが、もう少し進歩したら
疑問もわいてくるのでしょうね。
そのときが楽しみなような怖いような…

>469 Saiさん
はじめまして。
これからもよろしくお願いします。

私は条幅は知人の方と同じように膝を曲げて少しずつ下がりながら書いています。
足袋ははかない。
足袋をはいたほうがいいんでしょうか?

473Sai:02/01/19 15:56
>足袋
条幅 書き始めたばかりのころ
地域の文化展で いっしょになった人と 話をしてて
条幅書いてると 靴下がどんどん ねじれてきて かかとが前にきたりするんですよ
って 笑ったら
足袋履くと いいですよ。って 言われたので。。。それからです。
その方は 確か 読売系の リズム感のある 行書を書かれてた方で
すずりんさんと 同じように 少しずつ下がりながら 書いていると言ってました。
少しずつ 下がりながら 書いても 流れのすばらしいことに 感心してしまいました。
私は 集中してくると どうしても 手元ばかり見て 全体をおろそかにしがちなので
立って 中腰スタイルが あっていると 思い そうしてます。
体力に 自身が なくなってきたときも 考えて 楽な姿勢で いい書き方はないかなっと
 書き込みしてみました。

前に 教室に通っていたときに 年配の方が 毎日 書かれている方でしたが
紙がもったいないので 今でも 練習に 新聞紙に書いていると おしゃってました。
ただ 筆が消耗しやすいので もう古くなってしまったものを 専用にしているそうです。
穂先がすれて丸くなってきた筆は  篆書を書くのに 使っているとも・・・。

今 書いてる途中で ちょっと 休憩タイムです。
474無名の書家:02/01/19 17:47

Saiさんへ

>>469

>ここの書き込み はじめの方が なごやかで 仲間に入れてもらえそうだったんですけど
 途中から 言葉あそび(いかに自分が 正論か 言い負かすような)に 
 走っちゃってる感じがして しばらくROM。

すいません、これからは気を付けます。

>>473

私が知っている限り、
女性の方が条幅に書かれる時は、膝を畳につけていますね。
男性のように、条幅をまたがって書くと、はしたない姿になるので、
しないと言っていました。

中腰で書く時は、左足を少し前に出して、
左の肘を左足の膝の上に置いたほうが、安定して書けます。

条幅で気を付けるのは、墨の含まし具合、空間の線、懐を深くする。
あとは、心が安定している事です。

私の先生からの教えと、私の経験からです。
475Sai:02/01/20 10:10
>はしたない姿
確かに 言われてみると そう感じなくもないですね。
ずっと 通信でやってきて 条福が書きたいけれど どうやってかいたら いいか わからず
近くの教室で習うことに したのですが そこでは 女の方も この書き方でした。
さすがに 最初は なんとなく 違和感が あったのですが 慣れというものは 恐ろしい。
今の書き方も 形から言うと そんな欠点もあるのでしょうが
体全体で書いてる実感も 捨てがたい・・・せめて 人の見ているところで 皆さんに
はしたないと違和感をもたれないで 書けるように 少しずつ下がる方法も 体得したいと思います。

条福の心得は 私が通っていたところの 師も同じ事を 何度もおしゃっていました。
墨の含まし具合 空間の線は 書いていれば 少しずつわかってくると 思って たくさん書かなければいけないなと
思ってますが そのときも いまいち ピンときていなかったのが
>懐を深くする

書いているうちに わかってくるのかなと 思っていたのですが
どういうことが 懐が深いのか 意味がわかってないのです。
書かれている文字のことなのか 気持ちや 姿勢 態度のことなのか
こういうとき 一人でやってると 当たり前に知っていそうなことが 知らないことが ありますね。


476名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/20 12:46
指先・手首だけじゃなく肘や体の動き、意識を紙の大きさよりも広い空間に
置くことかなあ
477無名の書家:02/01/20 17:43

>>475

>>懐を深くする

姿勢です。
これは簡単な事だけど、書くのに夢中になると忘れます。

懐を深くするというのは、
肘が動き易いようにするという事です。

つまり、字を書く位置が体に近すぎたら、肘が窮屈になって動きにくくなります。
条福に書いていくと、どうしても神経は書の方にいって、
書く姿勢がおろそかになりやすいのです。

貴方が書いている「少しずつ下がる方法」が、実はとても大切な事です。
条福に書く時、最初の方は姿勢も良いために、ゆったりと書けますが、
最後の方は、穂の中の墨も無くなり、更に書く姿勢まで気が回らない為に、
出来が良くないことが多いようです。

>>はしたない姿

これは、私が言ったのではないので、気を悪くしないで下さい。
私の場合、
作品によって、中腰か、膝を畳につけるか決めています。
478すずりん:02/01/21 14:19
>>473
Saiさん
「足袋」の件、よくわかりました。
ありがとうございました。

私が通ってる教室では状幅を「テーブルの上で書く」っておっしゃる方が結構いらっしゃいます。
「腰が痛いから」だそうです。
先生は「テーブルじゃ力が入りにくいでしょ?」とおっしゃいますが。
体が第一ですもんねえ…

これから状幅書くところなんで、いろいろ試してみようっと。
ではまた。
ズボンはいてるから「はしたない姿」もOKよん。
479鈴虫:02/01/21 16:44
今年は忙しくて。
最近自宅のPCから2chに書き込めないんだ!
プロキシ規制というやつでね。
最近 面白いホームページを見つけた。

多木洋一「書を楽しむ法」〜書歴40年だそうだ。
http://homepage2.nifty.com/tagi/index.htm#top
いろいろ おかしいところもあるが当たらずとも遠からず。
リンクしていなかったら、自分で探して。

480Sai:02/01/21 17:41
>477
 明確な答え ありがとうごさいました。
 よくわかりました。
 中腰で書くことは 慣れているので 自然に体が いい間を空けてくれるのですが
 これから 膝を畳につけて書く方も やってみたいので
 そのときには 懐を・・・を 忘れずにしたいと思います。
 作品によって 書く姿勢を 変えるのは
 私も 漠然と そうした方がいいのかなぁと 思っていたので
 実践されている方がいて 心強いですね。

>はしたない姿
 これは どなたの発言に限らず そういう方も いらしゃることを
心にとめて おきたいなぁと 思っただけですので・・・かえって 気を遣わせてしまいしたね。

名無しさんの 肘や体の動き・・・意識を紙よりも広い空間に置く
 精神面もいっしょに とらえているのかぁ。
 個人的に 好きですね。こういう表現。

>478
 テーブル使って書いている人は いますか?
 どうなんでしょうね。力の入り具合とか?
 頭を下げ過ぎないので 苦しくないと 言う話も 聞いたんですが・・・
 実際 どのようにして 書いているのか 聞いてみたいんですけど。 
481無名の書家:02/01/21 23:37

>>480

これは私の体験からですが、

膝をついて条福に書く場合の姿勢は、

懐を深くすることと、左手を軽く畳につけた方が良いと思います。
左手に体重を持っていくと、左手に相当な力を入れなくてはなりません。
そうなると、右手にも自然と力が入ってしまいます。
だから、書く姿勢は片寄らないように
真ん中に重心をとって書いた方が、良いと思います。

一例として…私です
http://kenseki.hoops.ne.jp/shisei01.htm
482無名の書家:02/01/21 23:45

>>480の続き

中腰で条福に書く場合の姿勢は、

前に書いた通り、左足を少し前に出して、
左の肘を左足の膝の上に置いたほうが、書き易いと思います。

一例として…私です
http://kenseki.hoops.ne.jp/shisei02.htm

>テーブル使って書いている人は いますか?
 
子供が大きい字を書く時は、膝でたってテーブルの上の紙に書いていますね。
(テーブルの高さ30〜40センチ)

わたしも書いた事があるけど、肘の動きが若干悪くなるようでした。
体の大きさが違うからね。

いずれにしても、肘がスムーズに動けて、体が安定して書けれる姿勢を
自分で会得するしかない様ですね。
それから、膝をついても、中腰で書いても、
腰にかなり負担が掛かるので、無理をしない様にして下さい。
483HKJB:02/01/23 22:17
股関節強直の私はテーブルの上で書くしか出来ません。全体が見通
せないというマイナスはありますが、書けないことはありません。
明末清初の長条幅は床に紙を延べて書いたとは思えないのですが。
要するに各自一番無理のない姿勢を工夫するほないのではありませ
んか。
姿勢に拘って無理をしていては書けないでしょう。ただ腕が抵抗な
く自由に動かせるようにすることは必要でしょう。
484のり:02/01/24 10:42
おやおや、久しぶりに覗いてみると、実に有意義な議論をされているようで。

>469
>ここの書き込み はじめの方が なごやかで 仲間に入れてもらえそうだったんですけど
 途中から 言葉あそび(いかに自分が 正論か 言い負かすような)に 
 走っちゃってる感じがして しばらくROM。

ふふふ、“抽象論”の次は“言葉あそび”ですか。(笑)
やはりちょっと難しいのかもしれませんね。

ま、私の場合、白熱した議論でも、ただの井戸端会議でも、ROMして
皆さんの活発なご意見を拝見できればそれで満足なんですがね。

そうか、こういう話を望んでるわけね。
いえ、私は決して誰かさんのように「不毛だ」なんて言いませんよ、ふふふ
485 :02/01/24 11:18
斯文会の生涯学習講座で田中東竹という先生が書道の講座を持っておられる
のですが、全く未経験者が伺っても良いものかどうか迷っています。
様子をご存知の方がいらっしゃいましたらお教え願えませんでしょうか。

よろしくお願いします。
486すずりん:02/01/24 14:04
>485
私は様子は全くわからないのですが、電話で問い合わせてみたら如何でしょう?

「生涯学習講座」って銘打って募集しているのなら幅広く受け入れておられるのかも
しれませんね。
田中東竹先生が直接教えられるんですか?

ベテランの中に初心者、っていうのも結構可愛がってもらって勉強になります。
(私の場合は、そーです)


487すずりん:02/01/24 14:08
>484
あ、のりさんだー。
こんにちは。お元気そうで何よりでーす。

難しい話はよくわかんないので、ごめんなさいねえ。
私は議論と言うより意見交換と情報交換(と近況報告)したいので、よろしくね(はぁと
488mm:02/01/24 16:46
こんにちは。とつぜんやってきました、新人です。
小学校から大学2年までやってて、いまアメリカに留学してます。
それで、習字の授業があったんでとってみたんですけど、
アメリカ人たちはカタカナの練習をしてて、私は何やってもいいって言うんで
隷書に挑戦しようかと思ったんですけどお手本がないんですよね。
なかなか見つからなくて。。
それで、どなたかHP上でいい写真が見れるところをご存知なら
教えていただきたいと思うのですがいかがでしょう?
よろしくおねがいします・・
489ntt:02/01/25 00:08
誰か、印の彫り方を紹介しているページ教えてくれーーーー。
検索したが見当たらない。宜しくお願いします。
490485 :02/01/25 01:25
>>486
いや、そもそも事務所まで講座のパンフを取りに行って書道も
やってるんだと気付いたわけで(基本的に漢籍を読む講座がメイン)。

だから「建前上」について直接問い合わせるのはいいんです。
けど、実際の雰囲気となるとどうしてもここいらで"こっそり"
聞いてみるんじゃないと分からないかな、と。


>>489
篆刻(てんこく)で検索してみてはどうでしょう?
491無名の書家:02/01/25 02:00

>>488

いきなり隷書ですか、
隷書は筆が逆に入りますよ!
横線は水平書き、
また縦線は垂直に書かなくてはいけません。
素人さん(想像です)には無理だと思いますが、

折角ですから、私の書いた隷書で良ければどうぞ参考にして下さい。

http://kenseki.hoops.ne.jp/reisyo.htm

492Sai:02/01/25 08:55
さて 今日は 朝から晩まで ずっと書道三昧できそう・・・
何年か前に ○○大学の サマースクールを受講して 
それ以来 朝から晩まで 習字三昧に味をしめてます。

無名の書家さん HKJBさん
お答え ありがとうございます。
いろいろ やってみて 自分にあった方法を みつけたいと思います。

>隷書
 私も いろいろ いいものみたいなぁ
 隷書書いてて ときどき ???って なることあります。(筆遣いも含めて)
 基本の点画とかは 一応わかってるつもりなんですけどね。
 わたしも 基礎からの隷書 知りたいです。
493Sai:02/01/25 08:58
まてよ・・・ 大学二年までやっていらっしゃるってことは
もう基本はばっちりですね。失礼しました。
基本から知りたいのは わたしだけです。
494すずりん:02/01/25 09:37
>490
そうですね。
間抜けなレス済みませんでした。

教室に行き始める前の私の状況にちょっと似てるかな?と思ったので
ついレスつけてしまいました。
(あまり具体的に書いてしまうと先生に迷惑がかかったらいけないので
ぼかした書き方なんですが、、、)
「初心者でもいいですか?」と問い合わせると「かまいません」ということ
だったので、思い切って入会しました。
それこそ、筆の持ち方から手をとって教えてくださいました。
まあ、最初はあまりにも場違いな感じがして「しまった!!!!!」と
思いましたが、石の上にも3ヶ月!と思って通い続けました(・・会費が
3ヶ月前納だったの)
そうこうするうちに慣れてきて。
今も続けています。

うちの教室は入会前に見学ができるのですが、そういう制度はありませんか?
見学もいいのでは?
495ntt:02/01/26 00:45
>490
ありがとー。みっかったよ。篆刻というのだね。
勉強になったよ。
496筆一本:02/01/26 10:19
別スレでちょこっと出たことのある初心者です。
えー、書道始めて4ヶ月です。
横線はまあまあ書けるようになったんですが
縦線が曲がるんです。ぐにゅぐにょと。
おまけに止めがかっこよくならず、団子のように
なったりします。
心が曲がってると線が曲がるそうですが、
ほんとですかね。
お手本は二玄社の現代書法講座1キュウセイキュウです。
筆の持ち方はこの本の写真のような中国風双こう法です。
縦線をまっすぐ引く良い方法、ご教示ください。
497ふぁ〜れん:02/01/26 11:23
>>496

縦も横も、どんな書体でも共通なのは、上半身を使って線を引くこと。
半紙に4〜5文字なら、じっとした姿勢で書くのは不自然だし、無理です。
筆の持ち方はきちんとしてるようなので、手首や肘を動かさないようにし、
腕が机と並行になるくらいに浮かせてみましょ。
もちろん、紙に対して筆は垂直ね。
「Z」を横にした形(つまりジグザグの線)を連続させて、半紙いっぱいに
書いてみるといい練習になりますよ。
どこかが悪いと、縦線が平行に揃わないので一目瞭然。
横線ができるのなら、紙を回して縦線としてそれを見てみましょう。
線の引き方は基本的に同じなので、それを真似るのも一つの方法。
いずれにしても、体ごと持っていくんですよー。

止めについて。
縦線の場合、線を引いてる間は、穂先が線の左側を通過していきます。
中央を通っているときれいにいきませんね。
左にあれば、終筆で止めるだけでちゃんとまとまります。
変にそこで向きを変えたり、力を入れないほうがいいかも。
書き方で味を出すことがあっても、あくまでこれが基本。
九成宮だったらなおさらかと。
横線でも同じで、この時は穂先が線の上部を通過していきます。

あくまでうちのやり方ですので、その点お断りしておきます。
頑張って練習してみてください!
498筆一本:02/01/26 11:34
ごていねいに、どうもです。
手首や肘を動かさずにからだごとですね。
穂先の位置もよく見てみます。
ようし、今日明日はZを横にしたジグザク
練習法でやってみます。
がんばるぞ!また報告します。

499無名の書家:02/01/26 12:05

>>496

縦線を真っ直ぐに引くというのは、姿勢が悪いとダメです。
上体を動かさずに、肘だけ動かして下さい。
手首は固定しておきます。
ただし、肘も手首も余分な力は抜いて下さい。
書く位置も、書きやすい位置に紙を移動してください。
(机に両手を八の字について、その中指の延長線で交わった所)

縦線も色々なるので…  私の作品を紹介します。(要らないかな?)

http://kenseki.hoops.ne.jp/to.htm


http://kenseki.hoops.ne.jp/si.htm


http://kenseki.hoops.ne.jp/zyuu.htm


http://kenseki.hoops.ne.jp/sen.htm


http://kenseki.hoops.ne.jp/ue.htm


http://kenseki.hoops.ne.jp/shita.htm
500無名の書家:02/01/26 15:47

↑あれっ、間違えています。

>縦線も色々なるので…

縦線も色々あるので… の間違いです。

ついでだから、
上体が動くと、眼も動きます。
そうなると筆が安定しません。

それから、
書道は、
3年稽古をしても、サッパリ字が書けない。
6年稽古をしても、ロクな字が書けない。
9年稽古をして、クロウのかいがあった。

といわれていますから、すぐに上達できませんよ!

501名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/26 17:18
あまり”直線”に拘らない方がよいと思います。九成宮といえど本当の直線はない。
まっすぐ書こうと思えば思うほど曲がる。
線の姿態をよく観察して書くようにしましょう。

ところで、何からやるかは人それぞれですが、初学者にとって九成宮は難し
すぎると思います。何しろ楷法の極則ですから。
一見よく知っている形をしているために先入観が邪魔をし、その厳正さゆえに
いつまで経っても上達した感じがしない。
北魏の造像記群あたりから入った方が無難かと。どうしても唐楷にこだわるな
ら孟法師碑の方が取り組みやすいと思います。
老婆心ながら、経験上・・・
502Sai:02/01/27 09:12
>501
 割り込みレスで ごめんなさい。
 老婆心なんて とんでもない。
 なるほどと 思ってしまいました。
 いろいろ 聞きたいなぁ・・・
 また 書き込みしてください。
 楽しみにしてます。

>人それぞれ
 学び方も 鑑賞眼も 感じ方も 表現の方法も 人それぞれ
 わたしは その人それぞれが 知りたくて ここを のぞいてます。
 
503名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/27 20:24
書道なんか習わなくても誰でも書けるという気軽さがいいんだよ。
504名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/27 23:59
作品の質を問わなけりゃ・・・だけどね。
505HKJB:02/01/28 00:27
>496

 始めてから4ヶ月で書けるようになるのは無理。独習ではとにか
くどうすれば手本と同じようになるか、何回も何回も自分で試行錯
誤を繰返すほかありません。希に初心者向けのビデオがあるそうで
すから、百聞は一見にしかずでそんなものを買ってもよいかと思い
ます。
 私の経験では初心者は殆ど全部姿勢が悪いということは言えます。
テキストにも姿勢の注意が書いてあるはずですから、窮屈でもその
姿勢に慣れるように心掛けましょう。
 急がない急がない。自分の字が書けるようになるには20年かか
るといわれたことがあります。私もその真実を実感しています。ぼ
つぼつ根気よくやりましょう。
506 :02/01/28 09:21
書道で生活してる人って、もともとお金持ちしかいないの?
507筆一本:02/01/28 09:54
みなさんいろいろアドバイスありがとうございます。

土日、練習しました。Z式ジグザグ練習法でウォーミングアップ
してから、臨書開始。からだ全体で書くというイメージで書きました。
で、一週間前に書いたものと比べてみましたが、
うーん、あまり変化がないような。明日教室があるので、先生に見せてみます。

そして今、上半身は動かさないというレスを見て
正反対かなとも思いましたが、やはり、イメージとしては
からだ全体かなとも。

九成宮は初心者には難しいとのご意見もありがとうございます。
でも、これにはわけがあるのです。

書を始めたきっかけは、芳名録にかっこよく名前を書きたいという
ことだったのですが、入門してみると、古典に学ぶ必要があると
いわれ、なにからやろうか迷いました。
どうしようかなと思っているときに、2人の字のうまい知り合いを
思い出しました。
二人とも職業で字を書いています。といっても書の先生では
ありません。

一人は、呉服屋さんのご主人で、和服を包む文庫紙に、お客様の
名前を書かれます。お客様はたいてい女性ですから、それにふさわしい
柔らかめの楷書で、書道を始めてから知ったのですが、虞セイナンの
字にイメージが似ています。

もう一人は、飲食店のご主人で、お店の品書きを書かれます。
焼肉定食、とか会席などと書かれるのですが、これがまた、すきっと
した字で格好いいんです。これまた後で知ったのですが、欧風の
字だったというわけです。
どっちも、好きなんですが、飲食店のご主人が特攻隊の生き残り
であることもあって、厳しさにひかれ、九成宮にチャレンジすることに
したというわけです。

それにしても、九成宮は欧陽ジュンが76歳の時の字だそうですが、
やかましい爺さんだったんでしょうね。

20年後を目指してがんばります。
508ふぁ〜れん:02/01/28 13:16
>>507

早速ジグザグの線で練習されたようですね。
他の方も書かれているとおり、稽古の成果や上達の実感というものは、
なかなかすぐには現れません。
数ヶ月数年後に、ちょこっとだけ前進したような気がするものですよ。
自分は20年以上やってて、あまりの恥ずかしい字に溜め息ばかり・・・

書くときの姿勢を正しく、というのはみなさん同様の認識を持っているよう
ですが、どれが正しいのかは、それぞれ腕や頭の位置などの細かい点で異なる
のでしょう。
私のアドバイスも、一つの例としてお聞きくださいね。
経験が浅い方には、特に懸腕直筆を意識して心がけて欲しいと思います。

歐陽詢は背が低い、風采の上がらぬ醜男で、当時の官僚としては大きな
ハンデを背負っていたと聞きます。
にもかかわらず、歴史に名を残しているのだから驚嘆に値しますね。
文章を考えた魏徴は詩才だけでなく、諌臣として重用され有名です。
509筆一本:02/01/28 15:30
ありがとうございます
あせらないようにします。

ところで歐陽詢は醜男とのことですが、
そうするとあのシャキーンとした字は
コンプレックスの裏返しと見るべきなのか、
それとも、外見にはかまわぬ強靱な
精神の現れと見るべきなのでしょうか。

自分としては、後者であって欲しいと
思うことですが。
510無名の書家:02/01/28 17:23

書道の上達法

稽古は、体が最も元気な時間に行なう。
大体、朝の10時前後だと思います。
稽古の時間は、2時間程度(集中力は2時間位しか続かないので)

時間は平等に与えられています。
どんなに忙しくても、自分のためになる時間は自分でつくる。

お金と違って、時間はいくら使っても誰からも叱られません。
それに使い方ひとつで、人生の勝利者にも敗北者にもなります。

時間は無料です。

(*^。^*)わーい
511名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/28 20:25
>無名の書家さん
最初は厨房かと思ってバカにしながら書き込みを読んでいたんですが
段々と納得してしまいました。
生一本という感じで煽りではなく案外こういう人が上手くなるような
錯覚まで出てきましたYO!頑張ってこれからも稽古に励んでください。
ちょっと応援してます。
512 :02/01/29 15:00
どうやったら書家の弟子にしていただけるのでしょうか?
513無名の書家:02/01/29 18:40

>>511

ありがとうございます。
一人でも、応援してくれる方が居られて良かった!
このまま、皆さんに無視されていたら…サヨウナラしているところでした。

私が書道を始めた動機は、もの凄く字が下手だったからです。
まぁ、私より下手な人はいません。(断言できます)

会社の先輩から、書道をすれば硬筆の字が上手くなると教えられて、
書道教室に通ったわけです。

だから、古典がどうのこうの言うより、字が人並みになればそれで良かったのです。

書道の先生からは 稀に見る不器用な字と言われたし、
オマケに不器用だから、上達は亀より鈍いときている。

よく先生からは、『書が上達するのも、しないのも お前次第だ』言われました。

つまり、
先生は正しいアドバイスをしているが、
それを吸収して自分の物にするかどうかは、本人の努力次第だという事です。

その代わり、
書が上手くなったのは、先生のお蔭ではなくて自分の努力と言うことです。

これは先生の責任放棄ではなくて、本当の稽古とはこういうものです。

でも、本当に上達は遅かった。

それで先生から
『今は地中の根が大きくなっている時だから、地上の木は大きくなっていないが、
地中の根がシッカリと大きくなれば、今度は栄養をドンドン吸収して、やがて大木になる』
と、言われたり、

スランプになっている時は、
『竹の節は多いほど強い、スーと伸びている竹は弱い』
スランプとは竹の節のことです。
スランプが多いという事は、将来の為には良いことなんです。

書は諦めずにコツコツ努力するのが最も大切な事です。
514筆一本:02/01/30 10:00
そうですね。コツコツ努力。それしかないようですね。
高校の教科書の扉に高村光太郎も書いてました。
書は習うのが一番、と。

先生に見せましたら、おー、ずいぶんすっきりした
字を書かれるようになりましたね、との講評でした。
その後、じゃあ、私も臨書してみようと言われて
臨書されましたが、いやあ、すばらしい、ため息が出ました。
515鈴虫:02/01/30 10:02
表示が500で停止どうなっているんだ このサーバー
意味のないことだが テスト
516HKJB:02/02/01 01:19
 寒くなりました。やっぱり冬は冬。稽古した後の硯は微温湯で洗
っています。膠は冷えると固まりますから少々温かい水で洗うとき
れいに落ちます。夏は水道水でも20度くらいにはなりますから、
それくらいなら心配ないと思っています。筆もこの程度なら特に問
題はないようです。
 2月のHPをUPしました。自分の稽古の結果と稽古中に思った
ことを書いているだけですから、参考になるとも思えませんが、興
味がおありでしたらお手空きにご覧ください。
 いろいろ言葉を並べても百聞は一見にしかずで、書は見ないとど
うにもなりませんよね
 皆さんのHPもご紹介ください。この掲示板は画像が送れません
ので。
 http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm
517無名の書家:02/02/01 19:52

>>516

>いろいろ言葉を並べても百聞は一見にしかずで、書は見ないとど
 うにもなりませんよね
 
全くその通りですね。
書の実力がある人は、矢張りそれなりに立派な人物だと思います。
一歩一歩精進を重ねていく過程で、根気と礼儀を身に付けていきます。

だから、『書は其の人格をあらわす』と言います。

>>513

『竹の節は多いほど強い』と書いたので、竹筆で書いた作品を公開します。

アドレス
http://kenseki.hoops.ne.jp/chiku01.htm

518HKJB:02/02/02 00:13
>517

 竹筆というとバリバリの一休の書を思い浮べます。専ら羊毫筆を
使っているので、竹筆というと固いものという観念がありましたが
、よい勉強になりました。
 又の作品をお待ちしています。
519無名の書家:02/02/02 21:13

これは過去の作品のほんの一部です。

アドレス
http://kenseki.hoops.ne.jp/sakuhin.htm

書道の上達法
1.礼儀を重んじること。
2.正しい姿勢、執筆法(筆の持ち方、握りかた)を身に付ける事。
3.書き始めたら、途中でやめることなく最後まで書き上げる事。
4.いろんな作品を書いて、根気よく稽古を続けること。
 
  特に3が難しい(-_-;) 

書で有名になるよりも、実力を養うことが大切である。
 
有名に成っても、実力が無ければ不幸だし、
反対に、有名でなくても実力が身に付いている人はしあわせである。(*^−^)

「書に近道なし」
520無名の書家:02/02/03 12:55

↑ 間違えましたので、修正します。

×2.正しい姿勢、執筆法(筆の持ち方、握りかた)を身に付ける事
             ↓
〇2.正しい姿勢、執筆法(筆の持ち方、運筆等)を身に付ける事

521名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 13:14
2chの美術鑑賞カテ

http://cheese.2ch.net/gallery/index.html

522名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 14:26
原田かんぽう先生があぼ〜んされていたとは!
523鈴虫:02/02/08 15:22
↑↑↑↑↑↑
原田かんぽう先生 ?
524shodoka_a:02/02/10 02:54
鑑賞板に「学芸員と美術教師の連携」っていうスレが立ってまして、面白い問題提起
がなされていたので紹介しましょう。

http://cheese.2ch.net/test/read.cgi/gallery/1013017690/

26:
> 美術の先生には、絵画、彫刻、工芸のいずれかの技術的専門性を持つか
> 美術史(場合によっては美学)の専門性を基軸にして教育できる人である事を
> 望む事はできないのだろうか・・・?

ちょっと前に、高校書道では広く浅くがいいですね、という話をしたのですが、書にも
いろいろな専門があるわけで、仮名や篆刻中心の授業があってもいいのかもしれま
せん。書道史の1つのトピックを深く突っ込んでみるのも面白いかも。書道教育の学
会ってありますよね。私は良く知らないのですが、こういうことを議論されているので
しょうか?
525初級者:02/02/17 21:13
こんなスレがあったとは。書道を始めて10年余、はじめ10数人いた学友も一人減り二人減り、とうとう僕一人に…。ネットとはいえ仲間を見つけた気分でちょっとうれしいです。まだ初級者の域を出ない小生に仲間と言われても気にしない。とりあえずage。
526鈴虫:02/02/20 10:05
そろそろ倉庫行きか
527紫陽花:02/02/22 03:48
初めまして紫陽花というものです。ここは前々から拝見していたのですが思い切ってカキコすることにしました。
所でみなさんはどのような硯を使ってらっしゃるのですか??
勿論人によっては環境的に墨を磨ることが無理だという方もいらっしゃると思うのですが、やはりいい墨とはいい硯によって生み出されるものだと思うのです(勿論磨り方や墨の質、墨と硯の相性にもよりますが)
....墨色のことを少しでも理解している人ならば硯にもそれなりの拘りを持っていると思うのですが。
ちなみに私は殆ど唐硯(中国産の硯)を使っています。有名な所ですと端渓(端渓は水巖硯が中心)、歙州、澄泥又古硯など様々な種類の硯を持っています。
528名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/23 20:36
>>527
学生の時に買った羅紋(12吋)・就職してから買った宋坑端渓(12吋、中古の改刻)
あとは石の模様に惹かれて買った歙州(7吋)
すべて飾りなどない普通の実用硯です。
ついでに墨磨り機も・・・(^^;)
529鈴虫:02/02/26 10:29
>端渓(端渓は水巖硯が中心)…新端渓?
>歙州…新歙州
>澄泥硯…なかなかすばらしい
>古硯など様々な種類の硯…………?

>宋坑端渓………完全な新端渓 ほとんど墨のおりの悪い偽物。
>歙州(7吋)……多分新歙州 新しくても結構使える。
>羅紋(12吋)…最近鉱脈が変わったが、非常によく使える結構これで大丈夫
         ちなみに羅紋硯は、歙州硯の一種である。
工芸品に向かないため、又産出料が多いために安いだけの話。

尚、墨磨り機を使う場合、後で手でよくすること。
墨の擦り方等は又別の機会に。
当然擦る前に、硯、墨は水に浸けて?よく水に馴染ませておくことは常識。

530初級者:02/02/26 21:48
なるほど、、、。
531HKJB:02/02/26 22:33
 少々早いのですが月末には支障がありますので3月のHPをUP
しました。お手すきにご覧ください。
 言葉だけで書を表現することは困難です。自分の主義主張に基づ
いた書を示した上でないと、空回りをしてしまいます。
 この掲示板は画像が扱えませんがHPにはリンクできますから、
HPがもっと活用されれば具体的な議論ができて益するところが大
きいと思います。もっと多くの書がHPで紹介されるように期待し
ています。掲示板に投稿出来る程度の知識があればHPを作ること
は難しくはありません。
http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm

532鈴虫:02/02/27 10:32
HKJB様
ホームページ見られませんでした。


ご利用のDNSの情報が古い可能性があります
何もしなくても、しばらくお待ちいただくと、
DNSサーバーに正しい情報が反映され、サイトが表示されるようになります。
※DNSに新しい情報が反映されるまで2日から1週間かかる場合もございます。
お急ぎの場合は、DNSサーバーの設定を次のように変更してください。
DNSサーバー"202.248.37.74 "
※企業からのアクセスなど、ネットワーク管理者がいる場合は、
ネットワーク管理者にご相談ください

こんなのですが
533初級者:02/02/27 13:50
普通に見れましたけど…
>>532
貴方がサーバがおかしいといったときに問題のあった試しがないのですが。
プロバイダを検討された方がよいのでは?
535鈴虫:02/02/28 11:31
今日は正常に見られました。

「ようこそ、 H K J B のホームページです。 」
何かサーバーの不都合ですかね。
niftyは時々な妙な事が起こります。
536鈴虫:02/03/08 11:44
保存age
書の世界は年齢によると
 20代……ガキ 問題外 たまに将来を嘱望する という 特別扱いがいる。
 30代……最若手 末端の委員 将来の会長候補は 末端役員も
 40代〜50代初……若手、若い人 実務をやらされるが 重要ポストはまだまだ
 50代……大展覧会の 新審査員が出始める…まだ若手。平役員
 60代……社会一般ではリタイヤの世代。実際の現役。 主要ポスト独占。
 70代……社会では通用しなくなった「お年寄り」 まだまだ現役。にらみを利かす
 80代……もうやめてと言う意見は 馬耳東風
 90代〜 大長老 でもまだ現役 
537名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/08 17:11
質問です。
日本ではどうして現代中国風の書体がないのですか?

人民日報の題字見たいな書体。
538副委員長:02/03/09 00:19
何で支那人にみたいな字が書きたいのか

意味がわからんね

中国かぶれは困る。

だいたい中国という名称もおかしい。中国というのは「世界の中心国」という
意味だ。
ちなみに、朝鮮は、朝貢したとき「貢ぎ物が少なかったので」
朝鮮「朝(みつぎもの)鮮(すくなし)」と付けられた。

現代中国は文化も何もない国だ。
文化があった中国はとうの昔に終わっている。

偽物文化の国だな
539鈴虫:02/03/12 10:22
定期age
最近書き込みが少なくなった。
このままだともうすぐ………………………
540すずりん:02/03/12 15:07
>>539
sageてますよ・・・

いつもROMはしてるんですが、なかなか書き込めるようなことがなくって・・・
とりあえず、昇級・昇段試験の課題が発表されたので、それに向けて頑張ります。

541新人:02/03/16 10:43
この前先輩が、ある新聞社主催のグループ展に出品した。
先輩と言っても結構中年なんだが、若手エリートと呼ばれている。
某新聞社のグループ展に選ばれる位だから。

そして陳列時、初めてきたアルバイトが「作者紹介とかの名票」なと
ベタヘダ踏んづけていったそうな。
ところが表具屋はそこに出していないからと
そこの店主はそばで見ていても関係ないって、他人事でしらばっくれていた。
 と怒っていた。
出品料、経費が何十万円と掛かっていたので
結局新聞社と交渉して作り直させたとか。
書道界なんて狭いのにこんないい加減な表具屋もいるのだなあと思う。
542鈴虫:02/03/18 12:56
最近、表具屋と言ったって外注しているところもある。
所謂、文房具屋。
そんなところはいい加減だよな。
自分で仕事していれば、善し悪しは良く分かるよ。
543名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/28 02:11
墨の匂いがとっても好きです。
544名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/29 07:51
落選しちゃった・・・ ちょっとショック・・・(T_T)
545鈴虫:02/03/29 17:54
今年は、もうそろそろ某展覧会に備えて準備。
しかし、今日は年度末、そして週末 華金。例年より2日少ない。
来年度に仕事残して、年越しだ?

落選? 今頃公募展何かあったけ?
>ちなみに、朝鮮は、朝貢したとき「貢ぎ物が少なかったので」
>朝鮮「朝(みつぎもの)鮮(すくなし)」と付けられた。

受け売りはやめなさい。まちがっとるし
547名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/30 07:50
地方展です
548鈴虫:02/03/30 16:31
>546
>受け売りはやめなさい。まちがっとるし

間違いを詳しく教えて!!!!
只間違っていると言うだけでは、何の意味もありません。
「間違っている」と言うだけなら何でも言えます。
ついでに間違いの出典も教えて頂ければ参考になる。
以上蛇足ですが
〜〜どうでも良いことなんですがね。

549HKJB:02/03/31 20:27
 4月になりました。今年は桜が早くてもう散り始めています。ラジオを聴いてい
たら桜の盛りは春分後の満月の頃だといっていました。
 4月のHPをUPしました。お手空きにご覧ください。自分の稽古の結果と稽古
中に考え思ったことを書いているだけですから、自分のためのHPといってもよい
でしょう。自分の勉強の結果を記録することは、塗烏の癖に陥らないためにも有益
だと感じています。
 今回は残紙と墓誌銘を書き比べてみました。一見したところではかなり書きぶり
が違っているように見えますが、運筆にはかなり類似点もありました。残紙も墓誌
銘も別個には習ったことがありますが、並べて書き比べたことはありませんでした
。時代も異なる辺境の残紙と洗練された王族の墓誌銘に類似点があったのは以外で
した。書の基本のようにいわれている三過折にかなり疑問を感じました。皆さんは
どう思われますか。
550名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/01 00:16
>>549

>書の基本のようにいわれている三過折にかなり疑問を感じました。

もう少し具体的な説明をお願いします。
551菜梨:02/04/01 01:30
春ですな〜。のんびりと書に興じるのもオツですね〜。
552HKJB:02/04/03 13:47
京都にお住まいの方々に、書展のご案内。

新井九紀子展

日時  2002年4月9日(火)〜4月14日(日)。
    毎日12時〜19時(最終日は18時まで)。
場所  GALLERY MARONIE。
    京都市中京区河原町四条上る。
    Tel.075-221-0117。
 
 新井九紀子は長年仮名を専攻し、最近は墨象に熱心です。
553HKJB:02/04/04 21:21
>550

ご自身書いておられて、三過折に何をお感じになりましたでしょ
うか。何故かと尋ねる前に、自分の見解を確かめないとわざわざ
質問してもあまり身にはつきません。
毎月稽古したことをホームページに載せていますが、先月は元
顕儁墓誌銘と宣示表を書き比べてみました。その際思ったことを
書いたもので、ホームページに短文ですが、理由を書いたつもり
ですが。詳しく論じようとすれば随分長文になりここには載せき
れません。
 その際の参考にしたのが敦煌出土の木簡や残紙、特に残紙は墓
誌銘と宣示表の間に位置します。残紙を習ってみると用筆には一
向に無頓着なようです。それでもなかなか魅力的な書があります。
中には上野本十七帖そっくりの書もあります。今は何かといえば
トン・スー・トンをやかましくいいますが、文字を書くときにト
ン・スー・トンを意識しながら書くでしょうか。三過折は後世に
付け加えられた理論ではないかと思っています。
 現在の書写用具は殆ど硬筆ですね。書でいうところの三過折は
どうなっているでしょうか。長い書の歴史の中で今見ることが出
来る書跡の中に、三過折を実行すると意識された書は殆ど見られ
ないのではありませんか。
 鉛筆で文字を書くという作業をみると、先ず鉛筆が紙(ここで
は一応紙としましょう)接触しなければなりません。これが起筆、
起筆のない書字はないということでしょう。そのままでは文字に
なりません。必要な線を引かなければなりませんが、この運動が
送筆です。この運動は無限に続くのではないので、しかるべきと
ころで鉛筆を紙から離さなければならない、この端末が終筆とい
うことになります。
 こう考えると三過折は書字の運動ではないだろうか。書字に必
然的に発生する現象で、それによって書が成立というものとは違
うのではないかということです。
 私の思考はそれとして、あなたはどう主張されますか。
554550:02/04/05 01:10
HPの解説を読んでいませんでした。申し訳ありませんでした。
レスになるかどうかわかりませんが・・・
三過折は後世に付け加えられた理論ではないかということは、私もそう思います。
特に唐以降の楷書を規範として初学者に書を教える場合には大事なことなのだと
思います。
確かに、宣示表あたりには起筆の軽い線が多くあって、三過折を意識したものとは
思われません。
ただし、それを臨書して表現する場合には別で、そんな起筆もやはり線の形の一部
として我々は意識して書かなければいけないというところが難しいのだと思います。
作者が無造作に書いたものだから、臨書するときも無造作にやればいいというわけ
には行きません。
甲骨文や金文を臨書するときも、無造作な起筆を、そういう形として表現する我々
の頭の中にはやはり「起筆」として意識されていなければならない。
そんな風に思います。
555名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/09 23:13
三過折につては石川九楊の本でも読みなさい。
556名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/10 20:52
熊野筆は職人の家へ直接逝って買え。これ常識。
557名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/10 21:19
↑在広島ですが、常識とは、言い難いような・・・・・
558すずりん:02/04/11 11:02
>>556-557
ちょっとワラタ。

私も広島に住んでましたけど、広島市内から結構遠いぞ〜
バスセンター(市内中心部)から一時間バスに揺られた覚えが。
仕事で熊野に2回行って、ついでに筆屋さんに連れて行ってもらいました。
当時は書道をやっていない頃だったので、「ふーん」って感じだったけど
一緒に行った後輩は書道やってたので嬉々として筆を買ってたわ。

また行きたいな・・・
559名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/15 21:03
>>558
職人の家に行ったか?
普通の店はべらぼうに高いぞ。

いろいろ裏を知ってるが、コレ以上は話すことができん。
560名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/16 06:59
↑職人さんの家って、アポなしで大丈夫なのかしら?
 書道専門のお店で買えばいいと思いこんでいました。
 
561すずりん:02/04/16 20:46
>>559-560
多分職人さんの家です。
取引先の人が「せっかく熊野に来たんだから私の知り合いの筆屋さんに行きましょう」
みたいな感じで連れて行ってくださいました。
もう10年以上前の、花のOL時代の話です・・・
562HKJB:02/04/24 00:26
>554
 私の発言>549についてご高見ありがとうございました。これまでに戴いたご
意見は貴見1件だけでした。
 今月は、自運に拘っていろいろ試しているところです。素人が三過折という基本
に係わる命題について、自分の実践を通して何かを得ようというのは無謀というほ
かありませんが、及ばずと雖も自身で確かめてみることも、学ぶ過程では必要だと
考えてやっています。これからもよろしくお願いいたします。
 私は最近表立雲氏の双鉤填墨論に共感しております。前衛書家である表氏が、自
身の面倒な実践を通して持論を立てられたことは、もっと評価されてもよい成果だ
と思っております。言葉だけではない立証を伴った評論は貴重だと思われます。
 私自身、嘗て双鉤填墨の真似事を試みたことがありましたが、あまりの面倒に放
棄したことがありました。
 私はこれからも疑問は自身で実践してみる行き方を続けたいと思っております。
例えその成果が噴飯物であっても。
 KlezEに感染したメールを送り込まれて、感染は免れましたが始末に追われ
お礼が遅くなってしまいました。
563名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/27 12:00
HKJB様
多分、メーラーにOEを使っていると思われますが
Outlook または、Outlook expressは止めたらどうでしょうか
やはり「おまけ」softはおまけです。
freesoftでも良いものがありますが【例えはEdmax Fなど】。
市販のものでも3500円位になっています。〜download 版ですが

ついでにWordもお蔵入りするとすっきりします。
564名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/27 22:18
全書芸の準文化院賞っていうのをもらったことがある。
まぐれだけど。
最近またはじめようかとも思うけど正座するのが嫌だな。
同じ理由で琴も敬遠。
565名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/27 23:46
正座じゃなきゃ絶対ダメというわけでもないのでは。
楽な姿勢で書かれてはどうですか?
566名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/28 09:49
564>565
先生によっては当然のように正座されるかたもおられるのではないでしょうか?
子供時代に習っていた先生はそうでしたけど・・・。
あまり上達しなかったことと正座が嫌だったことでやめてしまいました。
でも上達しなくても書道っていいかも、とこの年になると思います。
567HKJB:02/04/29 10:15
 はや薫風五月、今年は花も以外に早く終わりました。
 5月のHPをUPしました。変わり映えしない内容ですがご覧い
ただければ幸いです。
 この一月は全く臨書から遠ざかり、他の書を見ることもせず専ら
自分の字を書くことに専念しました。にもかかわらず出来上がった
ものは毎月載せていたものと変わりありませんでした。
せっせと臨書をした上で書いたものもそうでないものも同じ、何と
なくわびしい結果になりました。
 視点を変えればずっと自分の字を書いていたことにもなりましょ
うが、ちっとも進歩していないということでしょうか。

>563
 ご提案ありがとうございました。ご自身は何をお使いでしょうか。
568563:02/04/29 12:07
HKJB様
563です。
私が使用しているmailerは
1.main: Shuriken 2.2 ……おすすめ
2..sub:  Eudora 4.3-J……重いクソソフト
3.family: Edmax Ver2.84.7F(2002/04/01)…convertに難

Shuriken 2.2は、一太郎Ver11以降付属のもの。
1.2はパソコンを買い換えたとき、Eudora 4.3-J、
Shurikenは、個人用フォルダーがmy documentsに作られるのでそれを
コピーすれば乗り換えOK。但しShurikenは、乗り換えのconvertの項目あり。
Edmax Ver2.84.7Fはその辺不明確ですが

↓Shuriken Pro2[ダウンロード版]
http://www.justsystem.co.jp/shuriken/pro2/?m=jui24a
  最近のウィルスはOutlook ExpressやOutlookのセキュリティホールを狙った
  ものが中心なので、独自のメカニズムで動作しているShurikenは安心です!
  またShuriken Pro2には、「テキスト形式以外のファイルは開かない」設定
  がありますので、ウィルスメールをうっかり開いてしまう心配もありません。
【引用】
↓Eudora 5.0-J
http://www.eudora.ne.jp/
↓Edmax Ver2.84.7F(2002/04/01)
http://www.edcom.jp/

書道をする人にはMS・Wordでなく一太郎Ver11以降をおすすめします。
理由は、文字の数の違いと展覧会の名票を作るとき
「紙A3横・上下二段組・縦書き」が出来ないからです。
いずれにせよMicrosoftの製品は、
極力使わないことが種種の安全に繋がると思います。
569初心者です:02/05/06 22:20
千葉県市川市在住の三十路男です
最近書道にちょっと興味を持ってます
書道なんて小学校&高校の授業以来・・・
ですが、書道教室に通ってみようかなぁ〜と思ってます
総武線沿線でいいとこ紹介してもらえませんか?
平日か土曜の夜やってるところを希望します
すびませんね・・・
570HKJB:02/05/06 22:50
>568さん
 ありがとうございました。
若干他のメーラーも使ったことがありますが、結
局OEに戻りました。目下ウイルスバスターに依存
しています。最近のウイルスメールは感染しなくて
も、関係者に警報をおくらなければならないので厄
介です。
 ワープロは一太郎とWORDを目的によって使い
分けています。最近はWORDを使うことが多いで
しょうか。一太郎にはWORDに備えられているア
ウトラインプロセッサーの機能がないのが最大の理
由です。ATOK14はかなり使えますが、それで
も書について何かを書こうとすれば、かならずひっ
かかります。パソコンはPC8001以来手放せな
くなっていますが、ワープロソフトに関する限り、
根本的な進歩はしていないようです。

 それはさておき、先月はまったく臨書から離れて
自運一本槍を試みました。今は臨書の必要性を改め
て実感しています。臨書をしないとどうしても崩れ
ます。臨書をしたからといってそれがそのまま自分
の字になるわけでもないのですが。
それで今月からは又臨書と自運を並行させること
にしました。書歴はやがて20年、自分の楷書が書
けるようになるのはいつのことやら。
571かなこ:02/05/08 20:51
もうすぐ私の所属している会の作品展が始まります。
初めての出品です。((○(^▽^)○)) ウキウキ
皆さんは、印はどうしていますか?
やはり名のある作家に彫ってもらっているのでしょうか?
石は安いけど彫ってもらうと高い・・・・(~_~;)
572HKJB:02/05/10 23:13
>571

 篆刻も書の一分野です。篆刻も一度はやらなければならないもの
ですから、ご自分で彫ってご覧になれば。
 名のある篆刻家に頼むとすれば、石も結構高いものでなければな
らないでしょう。
573かなこ:02/05/11 09:04
>>572
レス有り難うございました〜
てん刻も教室があれば是非習いたいと思っています。
このあいだ、てん刻セットを買ってちょっと彫ってみましたが
なかなか楽しいものですね
574やかん:02/05/20 23:26
書道のスレを長いこと探していましたが、趣味一般に在るとは…
今大学5年目なんですが、やっぱりここを見てるとしたくなりますねぇ。
といっても、小1から高2の11月までやって、それ以来疎遠になってるんですが。
未だに、先生とは仲良くさせてもらってます。
先生は、毎日系の方でした。めっちゃ前衛。
実家に帰ったらやろうかとは思うけど、就職は実家では無いので。
社会に出たらまた始めようかと。。。
575名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/25 19:49
age
576かなこ:02/05/27 20:40
筆は,何年くらいもつものでしょうか?
私の師匠は20年前に1万円位した筆がまだ書けると言われて
ましたが・・・・。
やはり高い筆は持ちがよいのか?
5771:02/05/28 10:17
576
一万円程度の安い筆ではどうだか疑問。

いずれにせよ、命毛が摩耗しなければ使える。
>やはり高い筆は持ちがよいのか?
使い方によるが、筆などは消耗品だから高価な筆をどんどん買って書き込むべし。
そして、貧乏になったら安く筆を〜〜で売ってください。
書道というのは、良い筆や紙が有れば多少下手でも何とかなる?
どこの世界でも同じだか。
あとは、先生にいくら献金するかによって「賞」をもらうとか
くだらん世界だ。
いや、写真も、絵画も、建築コンペも皆同じ
世の中末だね。
578無名の書家:02/05/28 17:03

>>576

筆は手入れをキチンとしていれば、10年でも、20年でも使えます。

たとえ命毛が摩耗しても、それはそれでそれなりの味のある作品は書けます。

下手な人は、すぐに筆のせいにします。

値段が高い筆 = 立派な書 ハハハ _(__)ノ彡

こんな事を信じているようでは、ダメだね!

書はお金を使うよりも、時間を有効に使いなさい。

高い道具を使って、クダラン稽古をしても意味がない。
579名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/28 17:06
>>555
580名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/28 17:08
581かなこ:02/05/29 11:26
確かに書道(他の習い事もでしょうが・・・)はお金がかかるとは思います。
上に行けば行くほどそうなるのでしょう。
まだまだ初心者の私などその金額までは把握していませんが・・・。
今バイトしているのも書の為でもあるのです(w

>書はお金を使うよりも、時間を有効に使いなさい
ハイ!心してそう致します。
582無名の書家:02/05/29 18:58
>>581

書が上達すれば、トーゼン文房四宝も優れた物を選んだり、
掛軸も絹表装にして、桐箱に保存します。

しかし、それは腕が上がってからの事です。
初心者は使いやすい筆と、墨液、
掛軸は紙表装で紙箱に保存すれば良いと思います。
そうすれば、そんなにお金は掛かりません。

初心者に限らず、書の上達に最も必要なのは正しい手本と優れた指導者、
あとは本人の努力だけですね。
583名無しさん:02/05/29 20:16
毎日展 6月 7日 出品票提出
    6月20日 搬入
    出品料 14,000円 ---額装だから表具代も高いし
金もかかって 貧乏になる。
毎日新聞なんて誰がとっているんだ。
展覧会出品者だけかな。

ちなみに うちは 読売新聞。
584HKJB:02/05/30 18:26
 陰鬱な季節になりました。松葉杖と雨傘は頗る相性が悪いのでます
ます引き篭もりになってしまいます。
 紙も湿って冴えないし、怠けると墨にも硯にも筆にまでも黴が生え
る、気分も湿ってなかなか墨をする気にもなれない、これが梅雨とい
うものでしょうか。
 6月のHPをUPしました。5月中は雁塔聖教序の「記」を専ら習
いましたが、このところ小さい字ばかり書いていたので腕力がすっか
り衰えて情けない結果になりました。常々腕を掲げて腕力を養ってい
ないといけません。
 雁塔聖教序の「記」はあまり習われないようですが、ラフなだけに
?遂良の地が出ていると思います。随分筆管を前後左右に傾けながら
書いているように思いました。これで3センチ足らずの字を書くのは
結構難しいことでした。今もって出来ません。特徴が強いだに廟堂碑
などよりも真似やすい面はありますが、倣書も形だけになってしまい
ました。

 http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm

 諸兄のURLも開示してください。
585HKJB:02/05/30 19:01
>576

 20年前の1万円の筆なら手入れさえよければまだまだ使えるで
しょう。新しい筆より自在に書けると思います。
 筆はスーパーで売っている600円の筆でも書けます。ただ寿命
は短く、私が試しに使ったものは10日ほどで筆尖がきれてしまい
ました。
 日常の稽古には日本製の5千円くらいのものでよいと思います。
中国製の筆が安価に売られていますが、品質管理が悪いのでお奨め
できません。
 道具はあまり安易に考えないで、可能な限り高級な品を使うこと
をお奨めします。腕を棚上げにして道具に凝るのは愚かというほか
ありませんが、道具も慮外には出来ません。
 書は費用がかからないという誤解がありますが、まともに勉強し
ようとすればそれなりの出費は必要です。専門の書家になるのでは
なくても字典類だけでもたちまち10万円以上の出費になります。
586かなこ:02/05/31 14:21
>>584
HP拝見しました。楷書がお好きなようですね?
かなり完成された字だと思いました。
私は仮名を2〜3年前から始めましたので、主に変体がなを書いてますが
競書に出す時楷書も書きます。
楷書は難しいですねぇ

私ももっと書きこまなければ・・・・。
587無名の書家:02/05/31 19:10
書体で本当に難しいのは行書です。

楷書は基本が出来ていれば大体書けますが、
行書は基本+センスがないと書けません。
その人が持っている才能で、行書作品のレベルが決まります。

楷書はセンスは要りませんので、誰でも努力次第で上手になります。

例えば、楷書の一という字を書く時に、背中を真っ直ぐにして、
肩、肘、手、を斜線にして、肘を動かして書けば、
しっかりとした一は書けます。
トーゼン、筆管を前後左右に傾けながら書いているようではダメです。
筆先が乱れるだけです。

私が使っている小筆は700円です。
大筆は1500円です。
どんなに高くても5000円以内ですね。
でも、品質は良いです。
私の所属している書道団体から購入しています。
値段が高いから、
字も上手く書けれると思っている人の気持ちが理解出来ません。
588名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/01 23:57
皆さんにお伺いしたいのですが、どこまでが「お習字」でどこからが「書道」になるんでしょうか?
墨を擦って書いたら「書道」?
半切をはじめたら「書道」?
展覧会活動をはじめたら「書道」?
「書道」と「お習字」の境界線が判らずに悶々としています。
589HKJB:02/06/02 22:05
行書先習論
 このページの投稿を読んでいると、投稿者の大部分はいずれかの
書塾に属し、書塾の競書や書展が目標でそれが総て、これでは書を
論ずることは出来ない。また、投稿の内容を読んでみると殆ど本を
読んでいないように思われる。これで本当に書が学べるのか疑問で
ある。多見、多読、多書、特定のグループの中に閉じこもっていて
何かが言えるほど書は矮小なものではない。
行書は元々隷書を早書きするために自然発生的に、字画の連続と
省略によって形成された書体である。その後隷書の後身とも言える
楷書が書体の主流となり、行書も楷書の早書き書体となったもので、
厳格な楷書よりは自由度の高い書体である。行書にも連続性や省略
には楷書に基づいた規範があったが、次第に崩れて今日では殆ど規
範を外れた恣意的な書きぶりが横行している。これでは単なる自己
満足に終わるのではないか。
 楷書は点画を組み合わせた厳格な構造をもった書体であって、恣
意の入る余地は乏しい。楷書の字画はその一つ一つが、一定の姿勢
で墨を塗れば出来上がるような単純なものではない。楷書の書跡を
通覧すれば、時代によって、又個々人によって多種多様の表現があ
ることは一目瞭然である。書展に出展される楷書作品が殆ど皆無と
いってもよい現状は、楷書作品を作ることが如何に困難で敬遠され
ているかの査証であるといってよい。
590HKJB:02/06/02 22:09
用具用筆
 何をするにも道具は無視できない要件である。料理人は包丁に拘
り、彫刻家は刀に拘る。書家が筆に拘るのは当然である。5百円の
筆でも書ける。しかし1万円の筆と書き比べてみれば、その差は初
心者にも明らかである。腕前を棚上げして道具に拘るのは愚かであ
るが、道具を無視することも同等に愚かである。自分の手腕を把握
して常に実力を一歩超えた用具を使うことは、そうした用具を選別
する能力を養うためにも常々心掛けていなければならない。
 毛筆は獣の毛を束ねたブラシである。その紡錘形の形は表裏をも
たない。書はこの筆尖を前後左右自由自在に使いこなす技術が基本
として必要である。直筆といい側筆といい或いは俯仰法といい、用
筆はこの毛筆を自在に操る技術である。特定の方法に固執すること
なく、あらゆる方法を駆使できることが望ましい。ただ、毛筆はそ
の形態から筆管を垂直に保つ方が、傾けるよりは筆尖を自由に操り
やすいことはあるが、それは何を表現しようとするかによって選択
去るべきものであると思う。
 この掲示板には画像を掲げることができないがリンクを張ること
はできるから、書を論じようとするならば先ず銘々ホームページを
開いて自説を実現した作品を掲げないと、文字だけの議論では論を
尽くすことはできないのではないか。
591無名の書家:02/06/03 09:29
>>589

書の本は必要最小限しか持っていません。

貴方の書き込みは、単に本に載っている事を書いているだけです。
ひとりで書の稽古をしているので、本しか頼れないのは分かりますが、
やはり、しっかりした指導者に教えてもらうべきです。

書とは作品を制作する過程で、本質を身に付けるべきものです。
けっして、本からは学べません。

私が千字文を書くのに、14時間掛かりました。(書体は楷書)
この時に体験から身に付いたのは、

この作品は夜に書くべきか、昼に書くべきか、
墨の擦り方や量、途中で加える水の量、
実際には筆を持って書いている時間は12時間なので、
長く同じ姿勢を保つには、どの姿勢が良いか、

この千字文を一気に書き上げる事が出来れば、
その人は相当の実力者です。

本をいくら持っていても、書はかけない。
自分で汗を流さないとね。
592無名の書家:02/06/03 09:35
>>590

ふーっ、

いくら高くても、良い筆を持っていても、
筆の扱いを知らないのでは、意味がない。

貴方がまさに本の知識で得ただけなので、
実際の筆の使い方が良く分からないようですね。
その上、古書の臨書をすれば、へんてこな書き方になるのは、
自然の理ですね。

貴方のHPを拝見して、そう思いました。
593無名の書家:02/06/04 09:32
>>588

学童(中学生以下)…習字

一般(高校生以上)…書道

私の所属している団体では、学童も一般も同じ手本を使っています。

モチロン、三体とか変体假名などの手本は一般だけです。
       
(当たり前ですね)  (^∇^)
594名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/05 00:56
>>593
なるほど。そう来ましたか・・・
じゃあ、書写と書道の違いは?
学校の「教科名の違い」なんて答えじゃなくてね。
595588:02/06/05 07:57
>593
お返事ありがとうございます。
年齢でお習字か書道かになるのですか?

他の方のご意見も引き続き希望。
596かなこ:02/06/05 16:20
習字=まともな(綺麗に近づくための)字を書く初歩的な習い
   年齢は問わない

書道=もう少し上〜(色々な字体など)道をきわめて行く習い

こんな風に自分の中ではまとめてますが・・・・
597無名の書家:02/06/06 01:56
>>596

まともな(綺麗に近づくための)字とはなんですか?
それに、綺麗という意味がよく分からない。
正しい或いは理に適(かな)った字ではないですか?

貴方の思っている書体は多分、楷書のことですね。(推測)(゚o ゚?

この考えだと、楷書は習字で、
他の書体は書道ですか?(これも推測)(−.−メ)
598名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/06 05:58
習字
実用的な書体を美しく整えて書くことを主眼とし、師匠の書いた実物大の手本あるいは
その類を印刷した物を忠実に真似る作業。
書道
芸術的な表現を目的とし、自分の書風を創造しようと模索する作業。書の古典を手本と
することによって多種多様な表現方法を獲得していく。師匠からは作品制作に関しての
意見をもらう。手本をもらうことはあっても、参考として考える。

実際、境界は曖昧な物だと思いますが、創作作品についても手本をもらって忠実に再現し、
書展等で発表して書家ぶってる人も多いです。でもそれは反則。
599かなこ:02/06/06 09:31
598さんの考えかたにほぼ同意です。
習字には、硬筆,ペンなども入ります。
ある人が、「自分は字が下手だから綺麗な字を書こう、習ってみよう」
と思って行動を起こす・・そのあたりの最初のレベルが習字ということに
なるでしょう。
600無名の書家:02/06/06 10:32
>>598

えっ、じゃあ〜 ほとんどの書家は反則ですね?

現実的に、書展出品作品は師匠の手本そっくりに書いている筈です。

そうしないと、審査員或いは団体役員である師匠に認めてもらえません。
認めてもらえないと… 分かりますね。

ただし、私は違いますよ!(入選とか賞には興味がない)

>師匠からは作品制作に関しての
 意見をもらう。手本をもらうことはあっても、参考として考える。

これにはまったく同感します。

598さんの意見を勝手にまとめると、

芸術的な表現⇒書道
実用的な書体⇒習字

では、実用書道は習字ですか?
601名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/06 17:00
この前、萱原書房の掲示板って言うのができたの知ってる?なんかあれなかなか
使う人いないみたいなの。なんとか使ってやってくださいな 
http://webboard.deskwing.net/lite/webboard.php3?db=hm_kayah_01 
あれさなんかさ広告化しちゃってるから。
せっかくあれをつかって少しはいい話できるかとおもったのにさ。
みてみて。よーしなんかかきこんでおくな。みてね。
602598:02/06/06 19:07
>では、実用書道は習字ですか?
「実用書道」をどういった手法で習うかによりますが、師匠の手本に「おんぶにだっこ」
の状態なら習字でしょう。
ただ、習いながら「ここを少し長くしたらどうかな」ってな感じで自分の意匠を加えて
みる、そんなところから書道は始まっていく・・・というようなことを比田井天来の
書論の本で読んだ記憶があります。
603無名の書家:02/06/06 19:55
>>602

なるほど、確かにその通りだと思います。

『書道の稽古は、始めのうちに癖を先ず取っておく事、
そして、先を急ぐよりも足元を固めるのが大事である。』
と、先生から教わっています。

多分、この部分が習字になるのでしょうね。
604かなこ:02/06/07 20:41
>603
>始めのうちに癖を先ず取っておく事
なるほど〜勉強になります。
605無名の書家:02/06/09 18:57
書道は、先を急がないことが最も早い上達の道です。

私なんか、24歳で書を始めて8級から初段になるまで7年かかりました。

でも、それからの上達は…  (*^O^*)ハ(^○^)ヤ(^o^)イ

と、思っています。《私の体験談です》
606nanasisann:02/06/19 06:37
  あげますよ
607588:02/06/20 22:11
たまたま見つけたのですが、端渓五寸の硯が3,000円。
これって安すぎですか?

ニセモノってことは無いですよね?
608名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/20 23:25
>>607
宋坑ならそんなもんじゃないかな。
609名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/21 01:19
いいスレですね

高校まで習って、県展入選くらいまではいけたのですが
自分が模倣でしかうまく書けない事に気がついて、何年も離れていました。

前の方に出てきたレスに相対してしまうのですが、自分では
どちらかというと視覚芸術的に捕らえているようです。

読めない書でも、筆勢や気の抜けなさ具合に
鼻血が出そうなくらいどきどきしたりします。
(反対意見ではないです
こんな人もいるという程度にお見知りおきください。)

まずは独学ででも再開しようと思っています。
結婚式場で恥ずかしくないくらいにはなりたいなぁ。

ところで、私は筆ペンで書くのは大変苦手なのですが、
みなさんはいかがですか?
普通の筆で上達すれば、気にせずかけるようになるのでしょうか?
610609:02/06/21 01:21
(すみません、長すぎました。省略された分です)


ところで、私は筆ペンで書くのは大変苦手なのですが、
みなさんはいかがですか?
普通の筆で上達すれば、気にせずかけるようになるのでしょうか?
611588:02/06/21 07:39
名前が残ったままでした。588で「書道」「お習字」の違いをお伺いしたものです。
皆さん、ご意見ありがとうございました。
私はお手本を模写するのが精一杯です。まだまだ自分のなかでは「お習字」です。

硯の件もありがとうございます。妥当なお値段なんですね。
先生から勧められている端渓の十寸(十二寸だったか?)が35,000円だったので、
安すぎ?と思ってしまいました。
(補足:先生は商売っ気の全く無い方です。)
大きい硯も欲しいので十寸のは先生から、五寸は自分で買おうと考えています。

>609さん
 私も筆ペンは苦手です。筆ペンに限らず、ボールペン、鉛筆でもイマイチ…
 お習字が上達すれば上手くなると信じてお習字を習ってます。
612みんと:02/06/21 12:52
>609
筆ペンってメーカーによってすんごく上手に書けたり、書けなかったり
差が激しい…。結婚式にはMy筆ペンを持参!・・・てのも
何だかなぁ、大げさだし。本当に上手な人は、どんなものでも
それなりに書かれるんでしょうね、きっと。
613ごんちゃん:02/06/21 12:58
糞すれしゅうりょーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
614HKJB:02/07/01 22:34
早一ヶ月が経って7月、毎年のように梅雨の末期には大雨になりま
す。皆様ご用心。
先月は専ら雁塔聖教序記に拘っていました。毛筆というものは扱い
ようでどうにでもなるもの、いろいろ試してみて作品と言えるもの
は書けなかったけれど、結構面白かった。もう暫く続けてみようと
思っています。
7月のHPをUPしました。自分一人好き勝手なことを試みて楽し
んでいるので、ご覧くださっても面白いものではありませんが、お
手空きがありましたらご覧ください。もっと精密に稽古をすれば、
読めるものも書けるとは思いつつ、なかなか到りません。
稽古とは腕力を鍛えるこという誰だったかの言葉を実感しています。
615HKJB:02/07/01 23:37
>614

 URLが欠落していました。WORDから移したときに落ちたの
かも。

http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm
616名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/16 04:47
書道スレを遂に発見!!!
感動しました、臨書頑張ります。
617かなこ:02/07/16 11:53
>>616
よろしく〜!
臨書は、今何を書いてますか?
618◆Thta3/uQ:02/07/21 23:17
初めまして。
「あるかな?」と思って探したらここを見つけました。
嬉しい(^^)
私はかなをやってます。
619名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/24 10:46
>618
こんにちは〜
今、楷書とかなをやってるんですが、かなが大の苦手です。
筆運びが漢字になってる、っていつも注意されてます。
で、気をつけたつもりで書いていると今度は「脱力し過ぎ。」
ああ〜ん、どうすりゃいいんでしょう。
620名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/24 18:14
なにはともあれ大半の書家の作品なんか死んだら価格が下がるという程度の
シロモノ。明治以来の書の伝統だなんだといったところで、なんら文化を
築いていないのがいまの日本の書道会。そこで何が学べるかは疑問。

書道に限ったことではないが。
621名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/24 18:17
筆がすぐに傷むのはろくな硯を使っていないのと手入れが悪いから。
いい硯がなければ、墨を磨って墨液をつくり、白磁の絵皿に溜めて
使うといい。もちろん使ったらよく洗うこと。
622名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/24 18:21
621の補足。
硯はきちんと洗って、適宜に砥いでやること。
硯材によって違うが耐水ペーパーの400〜600を当ててみる。
(何番が適切かは自分で確かめる)
かなり良いのだと800〜以上でも鋒鋩が立つが、その辺の
文具屋の安物なら400が妥当だ。
623名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/24 18:30
硯面がゴツゴツして磨るとゴリゴリいうぐらいなら
泥砥石を平らにあててやる。

筆を論じて硯を論ぜず、硯を論じて墨を論ぜず
墨を論じて紙を.....っていうひとが多いな。
四宝っていうことは、どれか一つだけいいのを
使っても駄目。むしろ悪いのに引っ張られて
痛んだり無駄になったりするから、同じぐらいの
ランクで四つ揃え、腕と経済力に応じて少しずつ
あげてゆくのが本筋じゃないの??
古墨のいいのだと、やはり古硯の材の良いのでないと
発墨しないし、寝かせた画仙じゃないと墨色出ない
事ぐらいは弟子に教えておかないと........。
624名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/24 18:41
墨磨り機使ってジャブジャブ墨磨って、巨大な宣紙に何百枚も
練習して作品出してる大型書展はもはや資源の無駄使いとしか思えない
のだが....。環境保護の立場からもいかがなものかと。
625名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/25 11:08
中国の筆は品質管理が悪いっていうが、日本の筆として売られているものの
大部分は筆鋒だけ中国から輸入して筆管だけ日本でつけたようなのがほとんど。
羊毛はまず間違いなく中国製と思ったほうがいい。
中国製は品質にばらつきがあるのも事実だが、同じ値段で比べると、日本製の
倍は良いいんじゃないかな。誰か「熊野筆は職人のところへ直接買いに行くのが
常識」という書き込みをしていたが、一理ある言葉だ。
同じ事は墨にも紙にも言えることなんだが。和墨といって中国製っていうのも
よくあることだ。もっとも私は和墨なんか使わないが。

業者の手口は知っておこう。
626名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/25 11:32
>>589
「行書先習論」を議論されるのは結構だと思いますが、隷書の早書き->行書
ではありません。時代が違います。
崩れるにしたがって

隷書の早書き->章草->狂草
楷書の早書き->行書->今草

っていう系統。
627名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/25 11:58
「書道は金がかかる」なんていう話になっているが、そういう話は
早朝、公園や公民館の玄関のタイルで水筆で練習し、夜は人民日報
の4ツ切りに練習している中国の中学生より上手くなってからで良
いんじゃないかと。私が「練習用に」と一番安い「毛辺」という紙
を2〆ほど送ったら感激してたよ。清書用にするんだって。
手漉き和紙か本画仙送ってあげれば良かったと思ったよ。

その女の子の隷書観たら、その辺の自称他称の書家なんか青ざめるに
違いない。
628名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/25 12:19
>>627
同感。中国人の漢字のレベルの高さにはカルチャー・ショック
受けますよ。もっとも、最近では本格的にやる人も少なくなって
きている事情は日本と同じなようですが。
その子、旧蹟の臨書をもっぱらやってませんでしたか?
中国では先生がお手本書いてあげるなんてことしないんですよね。
私も先生のお手本の真似ばかりしていては上手くならないんだな
と悟ってからは、専ら唐楷の臨書です。
629名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/25 14:04
HKJB氏は、古典の臨書を誠実にされているのは良いことだとは
思いますが、あちこちの碑帖を浮気しすぎではないですか。
630名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/25 14:32
初めてカキコします。こんな掲示板があったんですね。

カドが立つことを覚悟して一言。

「読める書」や「調和体」にかんする議論が前のほうにありましたが....。
蒸し返すのもなんですが、いわゆる一般にも「読める書」っていうのは
要は素人にもわかる書、もっというと「売れる書」を広めようっていう
話に思えてならないんですがね。たんに大衆に迎合した市場開拓の一環
だと。それはそれ自体、悪くはないですが、問題は肝心の書家の先生も
古典旧蹟が読めない人が多い事じゃないですか?漢字にしろ仮名にしろ
漢詩漢文古文和歌、読めないし作れない。だから「読める書」っていう
のは今の日本の諸先生の教養のレベルに迎合している一面もあるわけです。
あいだみつお氏一人を責められない。漢詩漢文古文和歌すべてに精通とは
いかなくても、少しずつ勉強すれば短い絶句をつくれるようにはなります。
俳句や和歌なら(巧拙はともかく)もう少し早い。
だから、書の可読性うんぬんのまえに、文章そのものが読めない人が多く
なったのが問題じゃないですか。一般の人はいいですよ。ただ卑しくも
弟子から月謝取るぐらいの方々は......。

「墨場必携」ってありますけど、手ぶらで即興の漢詩を手本なしで書き下せ
るぐらいの人は昔はごろごろいたし、それで初めて「書を嗜む」というレベル
だったのではないでしょうか。「原点に帰って」といいますが、今の書道会に
はその原点すら見失われているように見えて仕方ありません。
631名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/25 14:56
>>630
耳の痛いお言葉ですな。

私も去年から漢詩の勉強をはじめています。
年をとってからだからなかなか進みませんが
とりあえず詩の鑑賞はある程度できるように
なりました。

最近は中高生の教科書から古文や漢文が消えると
いうし、ため息が出ますな。
632名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/25 16:36
629ですが、ちょっと訂正します。

前のほうを読むとHKJB氏は大先輩ですね。
もっと若い方かと思っていました。
ベテランに対しちょっと口が過ぎたようです。
ただ、貴方のように基礎が出来た上での碑帖遍歴ならいいですが、
若い初学者は一つの作品を繰り返すべきだと思ったので。
633名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/25 16:53
>>619
楷書がしっかりしてくれば自然に筆力もつき
用筆も安定してくると思うのですが。
ちゃんと懸腕で楷書の練習をしていますか?
634名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/25 17:09
>>624
あれは業者が紙と墨と墨磨り機を売るために仕組んでいること。
M日もY売もいいかげんよせばいいのに..........。
635名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/25 18:13
>>589
行書先習論は疑問。
楷書がかけないのに崩すのは、赤ちゃんが歩く前に走るのと同じ事。

>>587
>楷書は基本が出来ていれば大体書けますが、
>行書は基本+センスがないと書けません。
その、行書の基本が楷書なのに、その基本の楷書をもって
「大体書けます」というのは大きな誤り。センスで片付ける
前にやるべきことはいくらでもある。

もっとも、江戸期の手習いは行書からいきなり入ったが
実用書として、精密な筆法を抜いて書くのと、古蹟の
臨書し研究するのとではわけが違う。
636名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/25 18:26
619です。

>633
レスありがとうございます。
書道は4月から始めたのですが(それ以前は小学生の時に4段まで
やったのと、高校の授業の時のみ)、楷書の方は、先生にも
誉められることが多いんです。かなは、小筆の持ち方からして
間違っていると指摘されて・・・。以前は、左手を右手首の枕にして
書いていたのですが、今は右手をべったりと紙につけて書いています。
まだ慣れてなくて、違和感があります。やっぱりそのせいでしょうか…。
637名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/25 19:15
>>636
用筆は
1)肘を上げる(腕はほぼ水平)(懸腕)
2)肘をつける(ど忘れ)
3)左手を右手首下に置く(枕腕)
4)右手首をつける(堤腕)

の4段階が主にあり(諸説あるでしょうが)仮名の
場合、3)ないし4)ですが(かな条幅除く)
そのときでも右手首から肘にかけてやや浮かせ気味
にしないと、連綿はかけないですよね。ギクシャク
するのはそのせいではないですか?
腕を浮かすと、安定しないのでなかなか難しいです。
楷書で腕を宙につった状態で書く「懸腕」で鍛えて
おくと楽にかけるようになります。仮名も小手先で
かくのではなく、肩から肘にかけた動きが入ることで
初めて滑らかに、細くとも力強くなります。仮名条幅
に進まれるときはとくに大切だと思います。

以上は私の意見ですので、貴方の先生とは考えが違う
かもしれません。批判的に、参考までにとどめてください。
楷法と仮名はお互い異質な書体のようですが、楷書には
筆法の全てと、構成の秘訣が数多く隠され、なおかつ筆力
の養成にはもってこいですから貴方の先生も同時に習うよう
にされておられるのだと思います。
先生が手本を示されるときに、筆先や手首だけでなく、腕や
肩の動きにも注視されてはいかがでしょうか。
638名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/26 13:41
>637
ありがとうございます。
そういえば、小筆を使う時は、ほとんど手首だけで書いているような気がします。
それでは確かに繋がらないし、ぎくしゃくしますね。

>肩から肘にかけた動きが入ることで
>初めて滑らかに、細くとも力強くなります。

目から鱗が落ちたようです。そうか、肩から肘・・・。
早速今夜、意識してやってみます。
ありがとうございました。
639名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/27 00:28
>>626
隷書の速書き→行書 で間違いはないはずです。
時代が違うとおっしゃってますが、木簡には行書を使った物も存在します。
三国時代からいきなり中唐の懐素や張旭に飛ぶのも、少々無理があるのでは?
楷書の速書きからできた行書ももちろんあるけど・・・
640名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/29 10:25
>>639
私は626ではないですが、隷書の早書き⇒章草
という理解で良いと思います。中国では一般に、楷書(=真書)の早書きが
行書とされています。だから、草書に2系統あるというのは正しいと思います。
草書の筆順を理解するのに、この系統の差異の理解は大切です。

そうでないと、王羲之の草書はどう書けばいいかわからないことになる。
懐素や張旭の狂草は今草の要素が無いとは言い切れないですが、彼等は王羲之の
系統、王羲之からすこし経った智永の系統。智永の真草千字文をみれば
章草の系統であることがわかります。「草書」一つでも、少なくとも
「章草」「今草」「狂草」の3体の区別がないとわからないことになると
思います。

細かい話のようで恐縮ですが。
641名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/29 18:09
>>612
私も、自分の名前は小筆でも筆ペンでも書けるように
練習しています。これが一番難しい.........。
642名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/29 21:11
>>640
>私は626ではないですが、隷書の早書き⇒章草
>という理解で良いと思います。
そのことを否定したわけではなく、私が言いたいのは、書体の発生が
隷書→章草→草書→楷書→行書
ではなく、
成立順に
1隷書→章草→草書→(狂草)
2隷書→行書
3隷書→楷書→(行書)
ということなんだけど・・・
643616 ◆lfoKs5GU:02/07/30 03:37
>>617
遅くなってすいません。孔子廟堂碑です。
644HKJB:02/07/30 08:58
暑中御見舞
 7月に入って台風一過、猛烈に暑くなりました。クーラーのない
我家は室内温度が連日33度、磨った墨が半紙1、2枚書いている
間にペンキのようになってしまいます。

 近年一帖3年とか一帖5年などという言葉を聞かなくなりました。
一つの手本を3年なり5年なりかけてじっくり習い込む、3年なり
5年なり一つの手本を習い込んだら次の手本に移る、こうして長い
年月をかけて自分の書を作り上げてゆく、これが学書の王道であることは今も変りません。
 ただ、学書の目的は自分の書を造ることにあるのではありません
か。一つのものに固執していては、手本の奴隷になってしまいます。
たとえば雁塔聖教序を習うと、他の?遂良の書、或は?遂良が先鞭
を切った顔眞卿、更に初唐の歐虞の書などは、雁塔聖教序と並行し
て習わないと雁塔聖教序を根底から習うことはできないと思います。
実際に試してみてください。このような勉強をしていると3年や5
年はたちまち経ってしまいます。1帖3年などといわれる裏にはこ
んなこともあると思うのですが、どうでしょう。
 これまでも書いたことがありますが、私の書の目的は僕の楷書を
書くこと、もう一つは用筆。毎月HPに載せている作品よりはそこ
に到る過程が僕の目的です。だから僕のHPをご覧になっても全く
面白くないと思います。
 この掲示板には各人各様、いろいろな意見があって面白いのです
が、常々疑問に思うのはこの人達は何が目的で書をやっているのだ
ろうかということです。書といってもいろいろ、何が目的かによっ
て勉強の仕方も違うのではないでしょうか。
 8月のHPを掲げました。例によって面白いものではありません。
過程を示すことも考えたことがありますが、結構手間がかかります
ので止めました。書は書くもの、書いた結果を並べてみてもプロセ
スは想像するほかありません。今僕はこう考えていますが、稽古を
していると考えは次々と変ってゆきます。
http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm
645名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/30 12:15
>>640
>>642

ああ、やっとここの掲示板もこういう話題が出てきたか。
食い違っているのは
隷書⇒行書
のところなんですね。隷書を崩した書体を「行書」と
いうかどうかですが、うーん、私もこれは「章草」と
習いました。あくまで楷書を崩したのが行書だと。
「章草」って基本的に連綿は無いですからね。
646名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/30 21:10
>>645
だから〜・・・「隷書の速書き→章草」を否定してないってば。
私が習ったのは、おおむね以下のような感じです。
隷書の速書きから章草(波勢の残った草書)が発生。これが草書に発展。
しかしこれらは隷書から見て省略が強すぎたため読みにくいという欠点があり、
速く書けてかつ読みやすさを兼ね備えた行書ができた。
その後、公文書に使えるようなフォーマルな書体への必要性が高まり、楷書が
発生する。
大事なのは、各書体が、「隷書を原型にそれぞれ別々にできた」ということです。
また、書体の発生は後漢〜三国時代に集中していて、そのあたりまでに全ての書体
がほぼ出来上がっていた。このことは木簡の書体を見れば明らか。

大学時代に「中国書道史」の講義で習いました。ちょいと書道史の本でも開いて、
特に木簡のあたりを読んでみれば書いてあるはず。
647名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/30 21:30
連続ですみません。
少なくとも、書体成立の順番が、隷書〜楷書〜行書〜草書じゃないのは
いいですよね?
多少の重複はあっても
1古文 2篆書(大篆→小篆) 3隷書(古隷→八分) 4草書(章草→草書)
5行書 6楷書
は間違いないはずですよ。
それぞれの書体が、成立後に色々な変化をして、例えば楷書を崩した行書が
できても、もともとの「成立の経緯」は別。
648すみません;:02/08/10 13:41
試験で「書体にはどのようなものがあり,書風は何によって生まれてくるのか述べてください。また,書の創作と古典臨書との関係について述べてください。」
という課題を出され,どうして良いか分からず困っています。周りに相談できる人がいないのでここの皆さんのお力を貸していただけないでしょうか?どうぞよろしくお願いします。
649名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/10 16:06
>>648
それって何の試験ですか?
650648:02/08/10 19:31
>>649
遅れてごめんなさい!大学のAO入試です。
651名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/10 21:22
>>650
書道の教科書に、ある程度のことは書いてあるはずだけど、それじゃ足りないのかな?
652648:02/08/10 21:47
>>651
浅くは書いてあるんですが,詳しく,いろいろな人の意見が聞きたかったもので;
653名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/10 22:11
age
654名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/11 01:19
資料を調べたり、人に意見を聞く前に、自分としてははどう考えて
いるのかを書いた方が価値があるのでは?
たとえそれが勝手に思いついたことでも。
大学の試験というのはそういうものだよ。
655名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/11 04:51
書体の種類については大丈夫ですよね?その発達過程やどんな姿態をしているのかと
いうことも文章で表現するといいんじゃないのかな?
書風については、たとえばありがちな物として、龍門の書風と王羲之の書風の比較とか
王羲之と光明皇后の楽毅論の比較とか。あとは唐楷と顔真卿とか。
やはり気候風土・生活環境・作者の性情あたりから切り崩していくのかオーソドックス
じゃないのかなあ。
臨書と創作については、過去にこのスレでも意見が割れて激論(?)になったこともあり、
人それぞれ色々な考え方があるようです。

まずはそれぞれについてあなたの意見をアップしてみて!
656648:02/08/12 20:50 ID:70HMY9EM
やっとパソコンなおった;
>>654 >>655 様
本当にありがとうございます!!!また何か聞いてしまうかもしれないけど頑張ります!!
657みこ:02/08/12 23:57 ID:???
あたし今高校生なんだけど書道のオススメの大学ありますか?関西に住んでます(^-^)
658名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/13 00:08 ID:7p04kCMP
659名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/13 00:20 ID:Iq6k6Dwe
関西はわからんなあ・・・

有名どころは、二松学舎、大東文化、東京学芸、筑波・・・
こんなところかなあ?
660みこ:02/08/13 02:04 ID:4XkNtinG
そーなんですか(^-^)ありがとうございます!京都の花園大とか有名じゃないんでしょうか?
661名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/14 00:07 ID:53AZuKnQ
age
662名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/14 02:11 ID:53AZuKnQ
書道大好き!!!
663名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/14 02:14 ID:53AZuKnQ
>>657
私も高校生です!よろしくね!
京都の橘女子大なんかは書道有名だよ☆
664名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/14 02:17 ID:53AZuKnQ
うちの学校に前橘女子大から書道の教育実習生がきたよ。
665みこ:02/08/14 18:10 ID:YOjWuv9o
そーなんや(^-^)ありがとうございます!将来自分で書道塾を開こうか小学校の先生になろうか迷ってます。小学校は全教科勉強しないといけないから無理っぽいし(>_<)他仕事ってありますか?
666名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/14 23:20 ID:TTzRSlV7
age
667名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/15 14:15 ID:mFehKv80
中学・高校じゃダメなの?
小学校の免許が取れる四大なら、全ての教員免許が取れるはずです。
いずれにしても教員の採用は今ものすごく狭き門らしいよ。
かといって書塾をひらくってのも、相当な実力・実績をつけないとねえ。
近所の子供らを集めてやるだけじゃ苦しいでしょ。大人も相手にできるようでないと。
大学出たてで、すぐできるようなものなのかな。

教員になるための勉強はもちろんだけど、書ではいい師に出会えるといいですね。
書道をやるって限定すれば、大学選びもどんな指導者がいるかで考えた方がいいよ。
668名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/17 00:18 ID:fiMzGcvl
age
669名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/17 21:35 ID:+3qJmYuP
age
670...φ(゜ω゜*) ◆LIF0k3gk :02/08/19 22:14 ID:???
ども。この度、電波2ちゃんねるに紹介させていただきました。
こんな感じになってます。↓

1 書道が好きな方々へ 08/19 21:53
hobby 板:趣味一般 (...φ(゜ω゜*)φ ★)

書道が好きな方々へ
http://dempa.2ch.net/dat/2002/08/hobby-975930428.html

書道に関する本格的な知識が満載。
独学の人も、習ってる人も、習字と書道の区別が付かない人も、必見です。



2ちゃんとは思えないほど、ものすごくマターリした雰囲気なので
そっと見てあげて下さい(w


文句等ある方はメールでお願いします。
671名無しの愉しみ :02/08/20 22:32 ID:LPSjKAxL
どなたか鳥居静秀先生(本名:鳥居利克)の情報をお持ちの方いらっしゃらないでしょうか?
何年か前に亡くなられて、お墓にお参りをしたいと思っているのです。

どんな情報でも結構ですのでよろしくお願いします。

672名無しの愉しみ :02/08/21 00:26 ID:wQX/b7E/
オヤジの製筆業を継ぐべきか継がぬべきか迷っております。

熊野の筆屋さんです。アヒャ
673名無しの愉しみ :02/08/21 21:55 ID:baM0OJVQ
age
674みこ:02/08/23 19:41 ID:cWC5cxGH
みんな色々あるんですね〜(^-^)
675かわせみ:02/08/26 12:19 ID:J+qHFOAH
 週刊「モーニング」に時々掲載されている漫画「かきくけこ」は非常におもしろいです
 私は書をしていませんが これを読んでからは ゆとりができた時にいつか筆をつかってみたいと
思いました
 先日 出版の第一巻も買いました
 
  
676かなこ:02/08/26 16:52 ID:qKsi9UnU
>>672
筆屋さんですか?最近どうなんでしょう?書道人口は増えているのか?
最近本格的に書を再開し、筆も数本揃えました。
かなをやっているので、消費が激しいです。(^_^;)
ネットで筆を買ったりもしましたが、やはり熊野筆が良いように
思われましたよ。
ちなみに、広島です。
677HKJB:02/08/30 16:47 ID:hb9iwVvE
残暑御見舞。
 9月のHPをUPしました。8月の中頃にアクセスしてみたら何故か画像が出な
くなっていました。7月末にUPしたときには確かめてちゃんと出ていたのですが
。わざわざ見てくださった方には失礼しました。
 今回は草書にしました。普段は楷書と併習していて顔を出すことがないのでたま
にはと思ったことでした。でも、普段二義的にしか稽古していなかった草書を表に
出すのはかなり無理でした。底本は懐素の千金帖なのですが、手元にある名品叢刊
では細部がよくわからない、一策案じてスキャナーの画像にしてみました。小さな
印刷ではよくわからなかったが、3000ピクセルほどに拡大すると筆尖の動きが
よく見え、三過折がはっきりしていて随分骨の硬い書だと思いました。スキャナー
がこんなことに使えるとは、新たな発見でした。
 結果はこの通り、草書とは言えそうもないものに終りました。
 http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm
>>>
上越教育大学押木研究室のサイトは、ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、この
掲示板に投稿される方には示唆に富んだ内容です。まだご覧になったことのない方
は是非一度アクセスされることをお奨めします。
http://www.shosha.kokugo.juen.ac.jp/oshiki/index.html
>>>
ちくま新書に「わかるとはどういうことか」というのがあります。書について書
いてあるのではありませんが、書の勉強にもこの程度のことは心得ていないといけ
ないと思われます。
暑い中御身御大切に。
678名無しの愉しみ :02/08/31 00:38 ID:yfJZJFqx
age
679時雨:02/08/31 01:56 ID:URX6Up2B
初めまして!こんばんは。
私は書道を初めて10年です。まだまだ勉強中です。
この前,塾の先生に書風のことを尋ねたら,
書風は臨書する事によって生まれてくるとのことでした。
個性も大事ですよね??皆さんはどう思いますか???
680雅号考え中:02/08/31 01:57 ID:r2t4taC5
書道をはじめて3年目。漢字・かな・条福・・今月からペン習字もはじめました。日本書学館という団体に所属しています。

今の書道会の会長の字に感動して入会しましたが、去年、亡くなってしまいました・・・。
でも、直接(支部)の師匠の字、及び人間性に惚れ込んでいるので、何とか続けています。最近、ようやく初段になったし、知り合いから依頼を受けて、真っ白の扇子にその人の好きな言葉を書いたりしているので、
そろそろいい雅号が欲しいなーと考えています。落款にした時に見栄えのいい(かわいい)のがいいなー♪(^0^)雅号は師匠からいただくものですか?依頼してもし気に入らなかったらどうする?みなさんどうしてる?





681名無しの愉しみ :02/08/31 02:16 ID:URX6Up2B
時雨さんへ
682名無しの愉しみ:02/09/02 15:56 ID:KnNKmzHv
age
683名無しの愉しみ:02/09/03 00:45 ID:WUuW5eDK
皆さんいないんですか〜!?
寂しい...(;。;)
684名無しの愉しみ:02/09/03 20:34 ID:cXw4wTvO
お前ら、書を見せなさい。
685名無しの愉しみ:02/09/04 01:03 ID:oaA8fB+4
芸術新聞社から出てる書道雑誌『墨』の、読者参加企画の臨書座
今回は「礼器碑」だそうです。
最近出していなかったので、久しぶりに応募してみるかな。
686kado:02/09/04 11:15 ID:NPuBs+2I
この前、前に習っていた教科書に載っていた張瑞図というのが気になったんですがお手本にするといい本が出版されてないでしょうか御存知の方があったら教えて下さい。
687名無しの愉しみ:02/09/05 00:18 ID:K8g9dLk3
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1031152590.jpg

ウチではこんな筆を製造しております。
買ってください。
688HKJB:02/09/05 00:19 ID:ai/lRlt0
>>>686

 二玄社中国法書選に、52張瑞図集があります。私は所持していないので書店で
手にとってご覧になっては。
689りゅうりゅう:02/09/05 15:48 ID:DVeW/brB
//
690kado:02/09/06 10:27 ID:R92OnYhD
HKJBさん、ありがとうございます。
最近家の近くの書店は二玄社中国書法選とかすべて在庫しなくなってしまったので
注文になると思いますが購入してみます。
691名無しの愉しみ:02/09/10 00:04 ID:WdvopMV0
aremasu!
692名無しの愉しみ:02/09/11 13:17 ID:LvV/ILDf
今度2級の書写能力検定にチャレンジするんですが何かこれだけは
やっておけって言うのありますか?一応本見て書きまくってるんですが
かなり不安なんで・・・。出来たらアドバイスお願いします
693名無しの愉しみ:02/09/12 00:20 ID:m5H77oCY
>>692
まず、書をみせなさい。話はそれからだ。
694名無しの愉しみ:02/09/12 11:41 ID:ekhX4U+/
書道やめたいです。小さい頃からやっていて
いろいろ美味しい思いもさせてもらいましたが
学生の僕には金がかかり過ぎるのと毎日展とか
出して意味があるのか?と苛立たしささえ感じます。
上手いのも下手なのも高い出品料出しさえすれば
表装されるようなもの。誰も見てないよ。くだらんぜ。

習字自体は悪いとは思わないけど書道協会の
体制がドロドロでしょ。賞なんか取りたくねー氏、
会員なんて真っ平ゴメンだよ。何が楽しくて宗教みたいな
ことやってんのさ?!ま、俺も一員なんだけどよ(とほほ
695名無しの愉しみ:02/09/12 11:45 ID:ekhX4U+/
つーか、若い人には地味すぎる!!!

金持ちの道楽以外のなにものでもないね








鬱だ
696名無しの愉しみ:02/09/12 12:02 ID:n7gzK5zY
>>694

習ってるなら辞めたほうがいい。
書道なんて期間空けてもそんなに下手になるものでもないし。
ただ、やっぱ手紙とか年賀とか冠婚葬祭なんかに役立つので月一回くらい練習したほうがいいよ。
書道やってるならついてると思うけど集中力とか精神統一できるしね。
697名無しの愉しみ:02/09/12 12:12 ID:???
>>693
書を見せるって自分の書いたのを見せろって事ですか?
一応経歴は15年なんですけどね
698名無しの愉しみ:02/09/13 17:52 ID:ILCz9FnF
>>694
一度離れてみるのもいいかもしれませんね。
またやりたくなったらいつでも始められるし。
(離れたら寂しくなるものだと思う)

ただ、先生についておられるのなら「円満に」辞めないとあとあと困るかも・・・
「辞める」というか「しばらくお休みする」という形がいいのかな?
「学業を優先したいので」みたいな当り障りのない理由で・・・
(書道科の学生さんだったらこの理由は使えないけど)
699名無しの愉しみ:02/09/14 17:47 ID:ISreUXMd
>>694
何か、その気持ち分かります。
私はもう学生ではないですが、
それにしたって、お金が掛かり過ぎると思うし、
本当にこれでいいのか?という疑問もふつふつとわいてきます。
でも、書道は好きだし、もっと上手くなりたいと思うから、続けている。

賞なんて取りたくないと思うなら、展覧会に出品しなければいいと思う。
先生と自分のしたい方向性を話し合って、
自分が楽しく書道をしなければ損だよ。
700名無しの愉しみ:02/09/15 01:33 ID:FCAx/i/q
age
701ageんなヴォケ:02/09/15 13:21 ID:???
将来は理工技術者志望です。
上京して師匠をかえました。紹介はできないと
イヤミを言われて、自分で以前から知っていた
先生のところに行きました。その人はかなり理解の
ある方で、地位も高いです。教室も指導者ばかりが
習いに来ていて、通信添削の量も半端ないです。
 
ただそれだけに次は誰が賞をとるとか、金の話だとか
直接、書道の世界の仕組みを知ることになるわけです。
なんだかな〜閉じた世界でコレじゃ若い人寄り付かん
わけだなヤレヤレと思っちゃうわけです。
 
先生には見抜かれてるのか知らないけど
君は将来的に書道をやるかは知らんけど若い人に
書を通して文化がわかる人間になって欲しいと
おっしゃいます。完全に見抜かれてるな(w
702ageんなヴォケ:02/09/15 13:23 ID:???
僕は相田みつをは素晴らしいと思います。
長渕剛の素人なりの一生懸命な字も素敵です。
莫山も書道会を辞めて孤独になったひとですが
素晴らしいと思います。ビデオ持ってますが
まさに、あの人間性から生まれたものです。

書道会にしがみついてお酌と献上金で生きてる
人間に人の心を震わせることはできないでしょうな。

結局のところそういう書道会を認めつつも独自に
自分を書を通して高めて行くべきなのかな?!と
思います。出品しないというのもアリかもしれないね。
バイトの稼ぎは結局、学業の部分を削ってるわけですし。
それをそっくり持っていかれるのは全くもって
書道不信に陥りますよ(w。

芸術をやってる人ならどの世界も似たようなことは
あると思います。長くてホントごめんなさい。
703名無しの愉しみ:02/09/15 20:30 ID:mXlXYYsJ
相田みつをの詩は私も評価していますが、
あの独特な書は「書道」とは少し異なる気がします。
たしかに、あの詩にはあの書風があっているとは思うのですが。

相田みつをの書は、あの詩の内容で初めて生きてくると思うのです。
もし、バラバラにして1字1字の「字」として見ると、
「書道」とは少し異なる気がするのです。
技術だけを追いかけたものを「書」だとは言いませんが、
技術の向上を目指すという要素も「書」には必要ではないかと思うのです。
そういう点から考えると、相田みつを自身が目指していたのは、
「書道」ではなくて、また別の次元のものだったのではないかな?なんて
私は思うのですが・・・
うまく言えませんが、私なりの感想です。
704名無しの愉しみ:02/09/15 23:59 ID:6SEFaFWM
お礼でお金を包んだり、入賞の順番待ちとか、くだらないよ。
そういうのが、書の世界を衰退させていってると思う。
若者は、日展・毎日展・読売展、ボイコットしよう。
705HKJB:02/09/16 17:55 ID:/n+BFpyG
>>694
相当長くやっているようですから蓄積もそれなりにあるでしょう。書が嫌いならや
むをえませんが、そうでなければ何もやめなくても。
書は特定のグループに属していなければならないものではないでしょう。グループ
に属してぃる為に負担する費用がなくなれば、それで自分でやる為の参考書など
も結構買えます。本当に書が好きなのであれば意味のない展覧会や段級は捨てて、
自分で存分に書を楽しんだらよいのではありませんか。書は自分一人で結構楽しめ
ます。
706名無しの愉しみ:02/09/19 16:10 ID:aKI0t1zJ
>>704
ボイコットもいいですが、
あなたが偉くなって変えるというのも一つの手だと思います。
それにお金ばかりが全てではない会もありますよ。
707名無しの愉しみ:02/09/22 05:16 ID:eT1r7cua
ずっとロムさせていただいてました。

書道に限らず、お稽古ごとはある程度お金が
かかりますよね。
お金の話題が上がってましたので、是非教えて
いただきたいことがあります。
書道のお手本代の相場についてです。

ある書道会(大きくはありません)の支部として、月に2回
活動している初心者中心のサークルで習っています。
講師は書道会の上の方の先生なのですが、大きな書展で名前を
みることはありません。
社中展のお手本代(添削2回付き)の基準は半紙大で5000円、
半切で10000円、それ以外は応相談で壱万円を越える事が
多々あります。

書道展主催の書展に出品する場合のお手本は、半切で23000円
同じく添削は2回です。もちろん出品料は別に20000円と
書展終了後に指導お礼として、出品者は10000円を先生に支払う
ことになっています。

こういうのって当然なのでしょうか?
常識では考えられませんがお手本の誤字脱字が多いのも
大きな不満です。
ちなみに、毎月の競書のお手本はコピーしたものが一書体につき
500円で、お月謝以外の負担です。

この金額って、どうなのでしょう?



708名無しの愉しみ:02/09/22 22:21 ID:sH75t310
>>707

お手本代
私が通ってる教室に比べたらすごく高い・・・

月々の競書のお手本はコピーで30円。
進級試験のときは一枚1000円。(コピーね)
先生直筆のお手本のときでも多分数千円。
(私は書いてもらったことないからよくわからないけど)
添削料はお月謝に含まれています。

書展のときは段・級に応じた出品料は払います。でも1〜2万くらい?
もちろん表具料は実費で別です。
でも、お礼は入賞したひとだけだと思う。私は入賞したことがないのでわからない。

外部の展覧会(新聞社主催のやつとか)に出す時は合宿とかあって、それはまた別料金ですが、
参加したことがないのでよくわかりません。

先生というのが、迷惑がかかったら申し訳ないので名前は出せませんが、
かな〜りすごい方です。本来なら私が習えるような先生ではないんだけどご縁があって
教えていただいてます。
小学生の時に私が習ってたお習字の先生(←地方在住)に、母が「今、娘が○○先生に習ってるんです」って
言ったら「えー???!!!どうして〜〜〜?まああ!!!いいねえ〜〜〜!!!!!」
という返事が返ってきたそうだ。

お手本代とかで稼がなくても作品で「食える」からボランティアみたいなものかしら???




709名無しの愉しみ:02/09/23 02:59 ID:NK1JBIUT
>>708

お手本代の件、有難うございます。やっぱりどう考えても高いですよね?

>月々の競書のお手本はコピーで30円。
>進級試験のときは一枚1000円。(コピーね)
良心的な先生で羨ましいです。他の書道会でやっている知り合いにも聞いてみたのですが、
競書のお手本は直筆でお月謝に含まれているということでした。

私も子どもの頃に8年余りお習字をやっており、
その先生(地方在住ですが、某新聞社主催書展の審査員をなさってます)に母が教わっていますが、県展などに出品する場合の二八くらいでも八千円程度で添削回数や
枚数のことなんて決まりはない、と言って驚いていました。

以前、先生に勧められるまま、所属する書道会の試験(準師範)を受けたのですが、そのお手本代は「5万円」でした。
詳細を記すと特定されてしまいそうで恐ろしいのですが、この書道会では「楷・行・草・隷・かな」の
五書体すべてが決められた基準に達していなければ受験資格がなく、試験課題は五書体それぞれの半紙と
漢字条幅と仮名条幅、つまり七つの課題トータルで合否判定がなされます。












710名無しの愉しみ:02/09/23 03:00 ID:NK1JBIUT
(長くてごめんなさい。続きです)

この時のお手本、条幅2つは直筆でしたが、半紙5つの課題は全部コピー。(添削は2回)
無論、受験料は別途。幸い合格はしたものの、合格したら書道会への登録料3万円
(これはどこでも必要ですよね?)のほか、先生への合格お礼3万円を別に包まなくてはいけませんでした。

それ以前の話ですが、課題(一書体)毎、級から段に上がった時に「昇段お礼」として
それぞれ一万五千円を先生に支払わなければならないのです。

さらに師範を受けて雅号をいただくと、また先生に対して雅号料10万円お支払いだそうです。

この先生曰く、
「書道はお金がかかります。でもうちの書道会は安いものですよ」と。
とっても疑問…。

という状況で、先生個人への献上金があまりに多すぎるような気がして、最近
書道を楽しめなくなりつつあり、この先生に教わる価値というものを考えてしまい悩んでいます。

>お手本代とかで稼がなくても作品で「食える」からボランティアみたいなものかしら???

そうかもしれないですね。ミョーに納得してしまいました。

711名無しの愉しみ :02/09/23 18:36 ID:???
age
712名無しの愉しみ:02/09/23 21:11 ID:xZNId7L+
>>707
高いですね。
私の所では、月々の競書の手本代はありません。(月謝に含まれているのかも)
手本は先生がその場で書いてくれたり、書いていたものをくれたりです。
コピーと言うことは滅多にないです。
昇級昇段試験の時も同じです。
勉強会で使用する手本は、その時に指導頂く先生の直筆で半切などが2000から3000円です。
書展に出品する時は5000円です。何回も書き直してもらっても同じ値段です。

書展のお礼は通った人だけです。
賞の段階に応じて値段が決まっているらしいです。

私も準試験を受けましたが、手本代は勿論いりませんでした。
先生へのお礼も、決まっていないので、1万円だけしておきました。
登録料は忘れてしまいましたが、年会費も含めて3万円前後だったと思います。
雅号なんて貰ったことないし・・・
713そんな金あるわけネーだろ:02/09/23 22:16 ID:???
手本コピーはダメだと思います。

基本的に先生の筆の動きを見ないことには
金を払う意味がないです。

そもそも手本(近代詩文一発書き!!
なんて雰囲気を知るのであって作品になる頃には
真似するようなものではないです。
あくまで参考手本なのだから。
714名無しの愉しみ:02/09/24 00:09 ID:nEJu0JKS
>>707
高いですねー。
私は子供の頃からの先生について、高校入学と同時に一般部に移行し、
21歳の時に師範免許をとりました。
でもそれ、10年前のことなので、現在の試験要項を調べてみたら、、、
10科目で2万円の受験料、受かった後の允許料が2万円
師範試験に合格して先生に雅号をつけてもらいましたが、
特に雅号代としてのお金は納めなかった気がします。
お手本代も当然かかりませんでした。
715名無しの愉しみ:02/09/26 00:44 ID:GBKdXI8q
707です。皆さま、教えていただき有難うございます。

拝見しながら、何だかとっても落ちこんでしまいました。
よい先生に出会えていらっしゃる方たちが羨ましいです。
趣味の域とはいえ、いくらか金銭的な負担があったにしても
それだけの価値を感じることのできる師ならば惜しくないのですが…。

この先のこと、少し考えてみようと思いました。
716名無しの愉しみ:02/09/26 14:40 ID:MuM0MuX5
714です。その後は・・・
約5年前に先生が亡くなり、教室がサークル化したため
3年間ほど一人で書いていた(以前からの競書に
出品し続けていた)ものの、
客観的評価を与えてくれる師が欲しいと思い始め、
新しい先生を探しました。いました!求めていた先生が!
書の腕前、人柄、指導法、理想通りです。
でも、先生が替わっても過去に培った腕とかセンスは決して無駄にはならない。
これが私の今の実感です。
金銭的負担、ほんとシャレになりません。
死ぬまで書いて、平均寿命まで生きたとしたら?
いやいや、自分が年取って、弟子からお手本代とって元をとる?
んー、私はそういうプロにはなりたくない。
715さんは、むしろ今そのことに気付いてよかったのでは?
717名無しの愉しみ :02/09/26 17:38 ID:XlR68gtI
読売書法展見てきました。
まだまだ初心者で見る目が無いせいかみんなすばらしいものに見えました(w
審査員の方々のは、さすがに上手い気がしました。
718名無しの愉しみ:02/10/01 10:25 ID:Xx9Mvlu7
誰か馬王堆木竹簡・帛書のいい図版のってる本知らない?
719名無しの愉しみ:02/10/01 13:36 ID:Xx9Mvlu7
>712

登録料ってなんですか?
720名無しの愉しみ:02/10/01 13:39 ID:Xx9Mvlu7
日展に出品しはじめる    18歳頃から(高卒OK)
落選の繰り返し       (3〜5年)
初入選            25歳位(ちなみに初出品初入選もたまにいる)
入選落選を繰り返す     (5年位)
常に入選する        (5年位)
特選を受賞          35歳位(今までの最年少は確か23歳)
特選の翌年の出品は無審査でOK
約5年程出品を繰り返す   (2年連続特選は近年無し)
2回目の特選を受賞      40歳位(平均的数値)
2回目の特選受賞後 出品委嘱になり以後無審査出品になる
ここでやっと審査員になれる資格を得る
理事会で審査員に選ばれるまでひたすら待つ
選ばれるまで、早い人で2年、遅い人で20年くらい待ってます
審査員に選ばれる(新審査員と呼ぶ)
無事に勤めてやっと日展会員になれる(40歳〜55歳位)
日展会員として出品を繰り返す  
そうこうしてる内に 日展会員賞を受賞 (45歳〜65歳位)
日展評議員になれる
そうこうしてる内に 内閣総理大臣賞を受賞 (55歳〜75歳位)
芸術員賞の受賞の為、頑張る(受賞候補に成るには芸術員会員の推薦が必要)
芸術員賞を受賞 (60歳〜75歳位)(受賞には芸術員会員半数の票が必要)
芸術員会員になるため、頑張る(各科定員が有る為、会員が死亡しないとダメ)
会員が死亡、 会員候補に成るには芸術員会員の推薦が必要
芸術員会員に就任(70歳〜85歳位)(会員になるには会員半数の票が必要)
文化功労者になる(75歳〜85歳位)
文化勲章を天皇陛下から頂(75歳〜100歳位)
死亡....   ハーアア長かった   
721名無しの愉しみ:02/10/02 09:29 ID:E4inZzav
>>720
誰の人生?
722名無しの愉しみ:02/10/02 20:15 ID:0zB2l4z/
>720

初入選ちょっと遅くないかい?
おれはとっくにとってるよ。
723712:02/10/04 19:51 ID:lVRj5eW2
会員の登録料。師範免許を取った時に始めて会員になるので。
もしかして登録料って言わないのかな・・・?
私が前に書いた料金は違っていて、
登録料3000円と年会費15000円くらいでした。
724名無しの愉しみ:02/10/05 00:25 ID:DtRsdZ3Y
〉710

安いねえ〜。おれは今日展に出しつづけてるけど、入選するたびに70万ずつ
支払ってるよ。
社中に入る前に今の師に

「おまえ山くらい持ってるか。書道本気でやるなら
一財産つぎ込む覚悟しとけよ。」

っていわれちゃった(えへ)。
725名無しの愉しみ:02/10/05 23:58 ID:WZQICxQT
age
726名無しの愉しみ:02/10/12 22:28 ID:???
>724
高いねえ〜。(w

日展に入選してるって、すごいね〜。一回じゃないみたいだけど、すごいね〜。

先生はどなた?って、実名は書けないだろうからヒントきぼーん。
727名無しの愉しみ:02/10/13 17:59 ID:jsFmb8TB
誰か馬王堆帛書竹簡の図版でいいの知らない?
あと、殿村藍田の図録って、出回ってないの?
728あぼーん:あぼーん
あぼーん
729名無しの愉しみ:02/10/17 17:44 ID:ymmphGHj
今月号の「墨」は、どうでしたか?
730名無しの愉しみ:02/10/20 03:40 ID:???
マターリで紹介されたことのあるスレなのにいつの間にか生臭くなってる。。。
731すずりん:02/10/21 13:53 ID:GOAdxxEx
久しぶりに書きます。
芸術の秋、筆をとるにはもってこいの季節なのに、身辺がバタバタして
なかなかまとまった時間がとれません。

先日から半切に仮名を書き始めました。
筆づかいなどが、小筆で書くよりわかりやすいような気がする・・・
苦手の仮名克服、がんばるぞーーー。

最近、HKJBさんの書き込みがないので心配していましたが、HPが
更新されていたので安心しました。

>730 マタ−リいきましょうね!
732HKJB:02/10/23 10:45 ID:ccX36W7g
>731

 いつの間にかURLが消えていたので、蒸発したのかと思っていました。
「書道について語りましょう」でまだ生きていたことを知りました。
733名無しの愉しみ:02/10/24 01:15 ID:LCBYr4ra
うちの大学の先生なんて、生徒の前で相田みつをの書は書道じゃないって言うんだよ・・・
相田みつをは昔、鄭義下碑を書き込んだから、あーゆーねばりっこい字になったんだと思うよ。
書道の世界はいやだ・・・派閥意識強すぎ・・・
大体高校の教師間で派閥作って、クラス崩壊してたよ。
書道界のいやな部分を見たと言う感じ。
ついでに、今はある素晴らしい有名な先生方と出会って、高校の時嫌いになった仮名を克服し、書道展に出品してる。
ちなみに月謝とか払ってない・・・すごく面倒見てくれる。私は感謝しなければ。
734体操皇帝:02/10/26 01:55 ID:2HHr9hcy
書道界のドロドロしたところが嫌になって大学の
書道科を辞めたオレって・・・。
ま、どこにも属さないでも、個展だってできるんだし。
自分の思うようにやらにゃぁ!
735名無しの愉しみ:02/10/26 06:43 ID:TKVCV+7x
蓮華の上の仏
736名無しの愉しみ:02/10/26 20:30 ID:???
本気でローカルルールを作りましょう!
本日、ビリヤード関連スレで無駄な上げ荒らしがありました。
http://qb.2ch.net/test/read.cgi/accuse/1034828200/917
ビリヤード以外にも、刃物、マジック等がかなりの複数スレを乱立させています。
この際、同一趣味は最大5つまで・・・といったルールを作りませんか!!!!!
737一展覧会作家:02/10/26 22:43 ID:oRMM0YQN
結局問題は、展覧会活動は金がかかってしょうがないけど、
かと言って一匹狼になっても、どれ程のことができるのか、
どれ程の実効性があるのか、ということですなあ。

社中を飛び出してフリー活動するという方法もあるけど、
それはそれで大変だろう。
完全に趣味の域でするのならマイペースでできるが、
ちょっとでも本気で作家活動するのなら、生計を立てるのなら、
まず揮毫の仕事を取らなくてはいけないはず。
弟子は取れないからね。
仕事を取るには、自分で作品発表の場を作って、自分の存在を世間に
示さなくてはいけない。
しかし例えば、どっかの会場を借りるとしても、会場費は数百万単位だろう。
個展は一回1千万程度かかると聞いたことがある。
ほかにも独立してやるには相当大変だろう。
738一展覧会作家:02/10/26 22:43 ID:oRMM0YQN
というわけで、展覧会作家は展覧会を発表の場にしているわけだが、
おおよそ「発表」ができるようになるには、ある程度地位が上に
いかなくては「発表」どころではない。
要するに審査を受けている立場ではダメだというわけで、
エラクならなくてはいけない。
そこまではいいんだが……
そのエラクなるために不透明なことがまかり通っている現状が問題なんだな。

断っておくが、エラクなるには腕はなくてはならない。
まったくテクニックなしに入賞できるわけではないわけ。
だから賞そのものを金で買うという話までは聞いたことがない。
しかし入賞すると金が要るというのは、紛れもない事実。
私はまだそれほどエラクないから、どこでどう金がかかるのかは知らない。
本当に何か、たとえば人件費等に金がかかるのか、
それとも誰かが私腹に吸い取っているのか。
わからないが、心も懐の痛い。
実力で入賞したはずなのに、金を払うたびに何か悪いことをしているような
気になる。
まあ、事情はほかの芸術でもよく似たものだろうな。
お茶やお花の世界はもっとひどいんじゃないかと勝手に思っているが。

乱筆すみませんでした。
739画廊:02/10/27 02:28 ID:kcdccyQ/
私も幼少の頃から書を習っていて何度か毎日展に入賞しました。
近い人に関係者がいてそこからいろいろ聞いてるんですが、
一つ言わせてもらえば皆さんと同じでなんといっても金がかかる!!
手本かいてもらうのに金。発表会に出すのに金・・・。
こんなアフォなはなしってないよね。
最近、私は書くより見るほうに金かけてます。
気になる先生見つけましてね。
前衛のかたなんですけどバックに画廊がついて、ニューヨークとかで個展されてる方なんです。
こないだも華の方とコラボレーションされたりおもしろいですよ!
最近は会からの圧力があってそろそろその世界から脱出するそうです。
ちょっとその作品見せてもらったんですが書じゃないね。
前衛でもないね。あれは現代アートだねって感じでした。

もし皆さんの中で趣味は別として書で生計立てようと思ってる方はやめたほうがいいかもです。結局、日本背負う書家になるには
死ぬ寸前でしょ?そこまでという方は、とにかく所属せずに近所の子供集めたほうが金は貯まりますよ。
私の最初の先生はちびっ子だけで300人いたそうですから・・・。
先生は「じぶんはどーでもいい。とにかくちびっ子の痔をうまくさせてやりたい!」
と思ってたそうです。でも結局は所属しないとやっていけない状況に立たされて
はいったらしいんです。で、結果的に収入が減ったらしい・・・。


(長くなってすまん・・・)



740画廊:02/10/27 02:31 ID:kcdccyQ/

「白」が背景の無機質的空間に「黒」という有機質的空間を生む。
この有機と余白の緊張関係がインスピレーションを生むんですよ。
741名無しの愉しみ:02/10/29 09:35 ID:sGO/cvMk
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d22379271

本物?他にも署名人のが多数出品されていました。分かる方お願いします。
オク板より、こちらの方が詳しいかと思いまして、、、スレチガイスマソ。
742名無しの愉しみ:02/10/30 07:03 ID:sEB3f4/7
〉740
そんなことをいうあなたは○川派?それとも○木派?
論的に○木派に近いか。どちらにしても内部の人物でしょうね。
「集中と分散!!」
743HKJB:02/10/30 22:07 ID:6n5T3avu
 サイトが消えてしまってご無沙汰していました。
 11月のHPをUPしました。毎度同じようなものですがお手空きにご覧くださ
い。
 相変らず書塾の問題が賑やかだが、なぜ書塾に齧り付いていなければならないの
か、不可解。王羲之も歐陽詢も書塾には縁がなかったはず、他人の手で自分の字は
書けません。勉強は自分でするもの、他人に依存していては他人の奴隷になるだけ
でしょう。
 書を楽しみたければ、道具や紙、古典の手本や字典、参考書を一通り揃え、塾に
属したりすれば塾の月謝や買わされる物、展覧会の負担などを加えると、10年間
でトータルでは100万円は軽く超えるでしょう。本当に書をやれば書は決して安
く済むものではありません。もちろん安く上げようとすれば出来ますが、それでは
何のためにやっているのか無意味だと思います。
 これまでの経験から私は最初は別にして特定のグループに長く属することには疑
問をもっています。印刷の発達した今日、古今の名跡を見て手本にすることが出来
ます。塾主宰者の下手な書のコピーを習わせる書家がいるとはどういうことなのか、
こんなところで何が習えるのか不可解です。1年か2年もやれば古典によって書を
勉強できる基礎は出来ているはずです。先賢のアドバイスを受けることは重要です。
しかしアドバイスはあくまでアドバイス、最後は自分でやるしかありません。出来
るかどうかは本人次第というほかありません。
744名無しの愉しみ:02/11/12 12:45 ID:4Wu1sCxT
年賀状の季節ですが。
私、書道を習おうと思ったきっかけは
達筆でサラサラと書かれた年賀状に憧れた事でした。
十年たって、上達しないうちに、時代はパソコンデジカメ。
今年こそ、表書きも含めすべて筆・手書きに挑戦します!!
745卒論やらなくちゃ:02/11/13 04:07 ID:JpCfYEwX
以前もちょこっと書き込みしたんですが、今スレを全部見させていただきました。
私自身は、今某大学の「書道研究室」と呼ばれる所に在籍してはいますが、
大学2年にその研究室に配属されるまでは書とは全くの無縁で、今もズブの素人です。
「師は人柄で選べ」という先人(このスレの)の言葉からすれば、
担当教官はとても人柄の温かい、教え方も懇切丁寧な方です。
むしろ、そんな先生に甘えて一向に上達のしない自分が情けない…
このスレッドを読んで、改めて今自分が如何に恵まれた環境にいるかを実感しました。
大学の授業料だけで(それすらも免除して頂いているのですが)
これほど道具・場所・指導者に恵まれていて、ほんとに不肖の学生です。
○○先生、こんな僕を許してください。
知識も力量も無い私にとって、大いに学ぶところの多いスレです。
これからも、お勉強させていただければ幸甚です。
746卒論やらなくちゃ ◆MTlfoKs5GU :02/11/13 04:10 ID:JpCfYEwX
あっ、ちなみに>>616=>>643=>>745です。
以後、お見知り起きを。
747卒論やらなくちゃ ◆MTlfoKs5GU :02/11/13 04:23 ID:JpCfYEwX
ちなみに、たった2年かそこらの話で恐縮ですが、
私自身は研究室に入って(=書道をはじめて)以降一貫して古典の臨書を
させてもらっています。二玄社や天来書院のテキストを見たり、先生に臨書手本を
書いていただいたり、そこのところはまちまちです。
筆は最初1000円位のを先生に薦められたやつで買いました。でも古くなったので
今は研究室にある筆(先生の私物ですが)を勝手に拝借してやっています(先生すいません…)
墨は墨擦り機で擦っています。薄い場合は玄宗なんかを入れて濃くしています
(HKJBさんにめちゃくちゃ怒られそうです…)
硯も先生に薦められて買いました。700円です。
半紙は基本的に「毛辺(ちょっと字違うかもですが)」をよく使っています。
半紙のお金は一応研究室費を月500円ほど払っているので、そこから出ているのだと思います。
けど、使い放題なので、思い切って無駄遣いしています。
一応年に2回ほど内輪のささやかな展覧会を開くのですが、その時は条幅を使って
書きます、南華箋とかなんとか言ったかな…100枚3000円です。
748卒論やらなくちゃ ◆MTlfoKs5GU :02/11/13 04:40 ID:JpCfYEwX
大学2年や3年の時は、週二〜三のペースで2時間程度書いていたのですが、
今4年になって週一ぐらいになってしまいました。
こんなんじゃいけないとは分かっているつもりなのですが…
大学の授業は2年前期はいわゆる「書写」といいますか「学校書道」というのでしょうか、
ごく普通の「お習字」みたいなことをやりました。
(ここらへんの言葉の使い方についてはかなりひっかかる方もいるかと思いますが…)
後期は九成宮と孔子廟堂碑を半分ずつ。
3年前期は北魏の牛ケツ造像記と雁塔と集字聖教序と米フツの松渓詩巻を。
後期は曹全碑と石鼓文と木簡(急就篇)をやりました。
先生も大学の無理のあるカリキュラムにかなり苦労されていました。
私自身もたくさんやっても見事に身に付いておりません…
749名無しの愉しみ:02/11/13 08:46 ID:+IRItKfD
のんびりマターリと書道をやろう!!
なんて思って近所のお習字教室に通っていたはずが、
展覧会に出品することになってしまいました。
「やりますー」と言ったはいいけど、
よく見たら、出品者みんな段持ちとか、師範クラス……
私、 四 級 なんですが
なぜ?
750かなこ:02/11/13 09:26 ID:ct4ym0DQ
>>745
あなたの書きこみ興味深く読みました。
私もかなを始めて3年弱・・・。(昔は漢字をやってました)先生から強力に古典臨書を
薦められ、最近書き始めました。
それと、かな、漢字、かな条幅と4種類毎月の競書に提出しているので
臨書の小さな字〜条幅の大き目の字まで書いているわけです。
中字も加えようかと思ってますが・・・・。

毛辺は、一枚一円と安いので、漢字の練習用に使用しています。
中国の漢字もやっているのですね〜。
いずれにせよあなたは書をやるには恵まれた環境にいることは
間違いないようです。
しっかり頑張ってくださいね。
751卒論やらなくちゃ ◆MTlfoKs5GU :02/11/13 13:39 ID:JpCfYEwX
>>750
1枚1円なんですか!じゃあ500枚書かないと元は取れないのか…(墨代除く)
頑張ってたくさん書きます。学校にいるうちに…
(あっ、別に卒業したら書きたくないという意味ではないです)
752卒論やらなくちゃ ◆MTlfoKs5GU :02/11/13 13:46 ID:JpCfYEwX
競書雑誌は見たことがあります(先生の社中のやつですが)
でも先生にそれをやれとか薦められたことはないです。
まだその域まで達していないということなのでしょうか。

あと、>>747で「一貫して古典の臨書を」などとふいてしまいましたが、
間違いでした。よく考えたら先生の社中の字も習って書いたことがあります。
とても身に付きそうにありませんでしたが。
753名無しの愉しみ:02/11/15 20:45 ID:Axhuuofs
age
754io:02/11/15 21:08 ID:rkDmjOxu
755名無しの愉しみ:02/11/17 18:05 ID:???
 自室に中国風文人趣味を取り入れたくて、
文房具板に、書斎スレッドを立てました。
 美術や茶道、書、華、香道などに造詣の深い方々にも見て頂いて
さらに充実できたら良いと思っております。
 まだそんなに成長していませんが
興味をお持ちでしたら是非お越しください。
ttp://choco.2ch.net/test/read.cgi/stationery/1036399787/
756名無しの愉しみ:02/11/19 13:43 ID:9wTcXFj4
つい最近習い始めためちゃくちゃ初心者です。
展覧会に自分の先生が出品してて受付とかもされている場合
見に行くときはお花か何か持っていく物なのでしょうか。
初めてなので全く解りません。
どなたか教えてください。
757名無しの愉しみ:02/11/20 18:12 ID:4Gs+M4L9
展覧会の主催者や規模によると思います。
公募展ならいらない。街の小さなギャラリーとかなら持っていってもいいけど
大きな美術館で何室も使って展示しているようなものならいらないと思います。
758HKJB:02/11/21 00:30 ID:sFDc0zoQ
公募展のようなものには手ぶら。以前所属していた書塾主宰者の個展、塾の書展、
同塾仲間の個展などには千円程度の菓子を携えました。但し10年ほど前の話。

759756:02/11/21 09:34 ID:7P3fvaMK
レスありがとうございます。
某市立美術館の展覧室(何室かはわかりません)で
役員、会員、公募作品を展示されるようです。
子供もいるいい年した主婦なので、手ぶらで良い物かと
ちょっと悩んでしまいました。
自分の先生が受付をされている時に行こうと思っていたのですが
そのような時でも手ぶらでいい物でしょうか。
ちょっとしたお菓子でも持っていった方がいいのでしょうか。
760名無しの愉しみ:02/11/21 20:02 ID:NGAPYjdA
そういうのなら、持っていっても貰った方が邪魔になるだけ。かえって迷惑。
761名無しの愉しみ :02/12/03 14:45 ID:VyDkRl3L
age
上手くなりたい〜〜〜!
762名無しの愉しみ:02/12/04 02:28 ID:gQjKvuz9
大きなインポの古ちんぽ お父さんのちんぽ
オラウータンより大きい ご自慢のきんたま〜
二十年後に貰ってきた  お母さんのまんこ
今はもう 入らない その ちんぽ

十年休まずにドビュ ○ ○ ○
お母さんと一緒に  ○ ○ ○ ○
今はもう 入らない その ちんぽ
           〔インポの古ちんぽ〕
763名無しの愉しみ:02/12/15 21:45 ID:tUynkgzp
test
764名無しの愉しみ:02/12/15 22:15 ID:KDQR2nhc
一年が終ります。毎月好き勝手なことをしてホームページを続けていましたが、
多くの方がご覧くださいました。有難うございました。
書は書くもの、1年間自分なりに書き続けました。書は書くもの、自分の主張は
まず作品で示さなければ空論に過ぎないのではないか。最近のこの板への投稿を読
んでみて、書くことの議論が少ない、不可解。でも、自分の主張を書作で示すのは
容易でない、大変なことですよね。
今年最後のHPをUPしました。表現は当然用具によって左右されます。さしあ
たり軟毫と剛毫の違いはどうか。一面使いようでどうにでもなる毛筆では、実際に
書いてみても峻別は困難でした。書かない人には関わりない内容ですがお手空きに
ご覧ください。
来年は80歳、小さいものでも書くと疲れます。書くということは容易なことで
はないとこのごろ感じるようになりました。テレビのTVチャンピオンでペーパー
クラフト選手権を見ていて思ったのですが、書は随分粗雑だという感を強くしまし
た。今月の小品も注意はしていたつもりですが、随分粗雑だと思いました。皆さん
は毎日どう書いていらっしゃいますか。皆さんの書も披露していただけたら幸いで
す。
今年も1年間専ら楷書を習っていました。こうでもない、ああでもないと試行錯
誤を続けていると、特に清朝に盛んになった書論にも色々疑問が生じます。結局書
は書く一人一人のものとしか言えません。一人一人自分の書を求めるほかないとい
うことでしょう。
もう、いつまで続けられるかわかりませんが、来年もボツボツ続けようと思って
います。
皆さんどうぞよい新年をお迎えください。

http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm

765名無しの愉しみ:02/12/17 17:00 ID:td6lkz0I
既出かもしれませんが
「良い道具があればより良い作品が書ける」
というのは自明の理ですが
しかし一流の書家は三流の道具でも一流の作品をつくる
とも思います。
初めは道具に頼らずとにかく上達することに情熱を
燃やすべきだと思います。
一流の道具でしか一流の作品を製作できないなら
やはりそれは二流以下の人物でしかないと思います。
書道初心者である私はそう思いますが皆さんはどうでしょうか?
766名無しの愉しみ:02/12/18 13:38 ID:Scx57dA9
書に限らず何事にも道具は大切、粗悪な道具で真の優れた作品は作れない。優れた
道具を使いこなすには、優れた道具を使いこなす腕が必要。道具にばかり凝って腕
を後回しにするのは愚かだが、常に一段上の道具を使って腕を鍛えないと、進歩は
おぼつかない。
767名無しの愉しみ:02/12/23 08:48 ID:bm8xwbWM
年賀状、書きました。
ハガキは書の教室で、版木を用いて地模様を刷るのが
毎年の恒例となっていて、すでに刷ってあります。
練習を兼ねて楽しく書きました。
表書きがまだなんですけど・・・・。
768名無しの愉しみ:02/12/25 00:38 ID:WbpcmcQs
>>745
若いうちの特権なんだから、恵まれた環境に甘えてしまってもいい
んじゃないかと。
働き始めたら、嫌でも自己負担になるからね。
それより、たくさんある自由な時間を贅沢に使うべき。
こればかりは金銭じゃ購えないもんな。
学生時代に苦労するのも一つの形だろうが、反対に自由奔放に書き
まくるってのは、ある意味贅沢でしょ。
卒業してから「もっと勉強しておけばよかった」と後悔する人の
多いこと!
いずれ自分みたいに、会社で香典袋書かされるハメになるんだ
から(w

さて、皆様は「書初め」なることを新年に意識して行ってますで
しょうか?
自分の場合は、年明け最初の稽古がそれに該当してしまいますが、
結果的に「初」となるだけであって、特に行事として位置づけては
いません。
なんだかんだと外出で時間が足りず、初詣に行く余裕はあっても
筆を持つ頃には手が忘れてる状態。

「正月の書」をお聞かせください。
769初心者でっす。。:02/12/29 16:59 ID:A6cR6Pvt
はじめまして。よく書道何段とかいいますけど、この検定の正式名称は何というんでしょうか…?
また、段をとるにはどこかの教室に通う必要があるのでしょうか?
770名無しの愉しみ:02/12/29 22:12 ID:5JBLTsqw
>>769
 「書道何段」ってのは幻想。あちこちの社中の教育組織(塾)がそれぞれ基準を作って
検定する。だから社中Aの段・級位は社中Bで通用しないのが普通だし、大人と子供で
も基準が全く違う。そのため同じ社中でも、例えば一般部の五段と学生部の五段を混同す
ると、ちまたでは子供の頃に通った経験を基準に判断される場合が多くなり、「五段なん
て大した事ないじゃんか」ってな印象につながったりする。
 文部省認定硬筆書写検定は比較的ましな方だった。毛筆書写検定の方は芸術表現上の問
題があるせいか、社中の指導より数段劣るかも。それぞれ一級から四級まであり、段位は
ない。近所の高校で実施してたりするから、問い合わせてみたらいかがかと。四級から順
に始める必要はない。教本(日本習字普及協会刊)を書店で買って自学自習して、一級か
二級を取得してから書塾に通う手もある。
771名無しの愉しみ:02/12/31 18:14 ID:iniNX5Lv
素朴な疑問。
「社中」って単語は、自分の周りで使ってる人いないんだけど、
書道界以外でも通用するのでしょうか?

>>769
段級は大まかな目安にすぎません。
下手すると目安にすらならないような、極めて主観的な数字です。
書道団体が異なれば、同じ五段でも評価基準が違うので、同列で
比較することに意味はないかと。
新聞広告に「1年で師範」とかいう冗談が出ていますが、自分の
会ではあり得ません(極端な例ですが)。
絵画や音楽の技術・表現力を数値化することが出来ないように、
書でも経験年数や誰に師事したかで力量が判断できるのではない
でしょうか。
とはいえ、実際の作品を見ないことには何も言えないはず。
段級は、書を学んでいる者に、努力の見返りとして与えられる
ご褒美みたいなもの、と考える人もいますよ。
772名無しの愉しみ:03/01/01 04:51 ID:+5cCQ+nd
どうもみなさん、あけましておめでとうございます。
773すずりん:03/01/01 11:00 ID:9OAjGxB/
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今年は1月〜2月の頭までちょっと忙しくてお稽古をお休みするのですが
時々このスレを見てモティベーションを高めていきたいと思います。
早く再開したいなぁ・・・
>>771
「社中」っていう言葉、「お師匠さんとお弟子さん」がいる世界では
よく使いますね。
茶道や華道とかで実際に使われているのを聞いたし、
テレビでも「花柳ナントカ社中」が踊っていたりする。

774HKJB:03/01/01 11:29 ID:U73Qje6z
 明けましておめでとうございます。皆様それぞれ新たな年を迎えられたことと思います。
 僕は今年も用筆を追い求めたいと思っています。
 1月のHPをUPしました。変わり映えしませんが、お手空きに見ていただけれ
ば幸いです。今年も毎月何か新しいものをと思っています。よろしく。

http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm
775かなこ:03/01/02 20:14 ID:/zJZYKsv
明けましておめでとうございます。
今年も頑張って書いていこうと思っています。

初稽古は,1月7日からです。
776名無しの愉しみ:03/01/02 20:31 ID:LK9xrNsX
   ______________
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777名無しの愉しみ:03/01/02 23:41 ID:/j/o8tsj
25歳。
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二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
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778名無しの愉しみ:03/01/03 23:12 ID:vCOBhT8H
>>771
もともと、詩歌・邦楽などの同門がつかっていたようです。
お茶とお琴では、普通に使っていました。
仲間うちと言う感じかな・・・
779名無しの愉しみ:03/01/07 20:01 ID:347sVBnP
どっかにjpegかなんかで、見本を掲載してるサイトありませんか?
うちには あまり見本がなくて。
780名無しの愉しみ:03/01/07 22:02 ID:JPr63e5K
見本?
手本?

それとも誤爆?
781カッティングエッジ:03/01/10 17:31 ID:???
篆刻スレッド立てました。遊びに来てね。
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/hobby/1042187357/l50
782名無しの愉しみ:03/01/11 22:14 ID:AFCZaBFf
書道やってる皆さん、モーニング掲載の「書きくけこ」読みましたか?
783名無しの愉しみ:03/01/19 19:55 ID:KA39FOol
>>538
おいおい!中国の書は深いぞ
字が上手くかけるから、書家の日本とは
違う。歴史、学問に精通して初めて「書家」
と呼ばれる。いわしてもらえば、彼等は
書家を目指していない!文人をめざしている!
中国の現代文人の書、絵、見た事あるか?!
文人という最高の文化人の神秘がある!
中国を侮ってはいけない!
784名無しの愉しみ:03/01/21 18:09 ID:lfw25cIJ
中国では、日本人みたいな書家なんていないのだ。
いくら字がうまくて、展覧会に入賞しても何の肩書きない日本の書家など
中国人から見たら一般庶民だから相手にされない。
中国人にとっては、高位の肩書きを持って「書」がうまいというのが
本筋。
中国人は、権威主義だからね。
昔の書家といわれた人は、皆王侯・貴族だ。
顔氏などでも太守だしね。
785XXX:03/01/22 11:16 ID:???
中国へ旅行に行ったとき、中国では「雅号」を持っていないと書家?
と認めないというので、急遽先生がその場限りの「雅号」をつけてくれた。

うちの団体は、「師範」の資格を3種類程度持っていないと「雅号」
をつけてくれない。
しかし、上の役員だと暗黙の規定だから無視されることもある。
だから中国へ行くときだけの雅号だったんだが、
そのうちそのままなし崩しにホントの雅号になって
今でも使っている。師範なんて三つも当然とっていないが
雅号、列車の窓を見ながら適当につけられたから、恥ずかしくていえないが。
786山崎渉:03/01/24 05:05 ID:???
(^^)
787名無しの愉しみ:03/01/25 04:28 ID:nJYShvBr
私は書はやっていないのですが、趣味で骨董の「水滴」を集めるのが好きです。
と言ってもつい最近からで、あまり詳しい事も知らないのですが、
第一印象で「キュン」ときたら、つい、欲しくなってしまいます。

それで、ヤフオクで珍しい形のものを見つけたんですが
これって書をやっておられる方から見てどんなものなんでしょう?
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d13258968
高い物ではないようですが、お値段的にもどうなんでしょう?
お金がないのに水滴集めにはまりつつあります。
788かなこ:03/01/25 09:05 ID:qO8cg2YR
>>787
水滴集めですか?なかなか良い趣味ですねぇ。
私は水滴に関しては全く知識がないです。
ヤフオクの、真ん中が抜けてて面白いかたちですね?
私も水滴が欲しくなってきた。^^
789名無しの愉しみ:03/01/25 14:25 ID:aFR3MbqX
みんな本気でやりたいと思ってるのかな・・・それとも趣味?
本気の母をもつ私ですが書道家は芸術家なのであまりはまらないように・・・・。

日展レベルになると朝昼晩なんてないようなかんじで篭ってます。
790名無しの愉しみ:03/01/27 01:22 ID:mlh/Y1Rn
書道教室は男女の出会いありますか?
791名無しの愉しみ:03/01/27 10:11 ID:cxHVpk45
>>790
ない!!皆無に等しい。
792名無しの愉しみ:03/01/27 15:27 ID:9Nz3rM96
おばーちゃんとの出会いならいくらでもありまつ。
793XXX:03/01/28 15:54 ID:???
書道関係の女性は、割と神経が尖っていて妥協を許さない。
芸術家だからか
たまに美人の人もいるが、高嶺の花でね。 
バラの花だよ。
もっとも最近は、昔の娘、もと美人ばかりだが
一般に、かわいい若い女性は稽古に来て3か月持たない。
その3か月うちに、言い寄ってものにするしかない。
下手に見つかると言いがかりをつけられて、「だから弟子が減る」と
破門されかねないが なったって、書「道」だから  
道に外れるか
そんなんで、独身の怖いお姉様ばかりいるのかな。
794名無しの愉しみ:03/01/28 23:33 ID:VDF9ihbo
あ〜、紙買わなきゃ。
795HKJB:03/02/01 11:39 ID:aKy/eDWT
 寒気の最中、お変わりありませんか。2月のHPをUPしました。お手すきにご
覧ください。
 昨年は主に唐楷を習っていました。元々は北魏の書が好きで、唐楷にはあまり食
指は動かなかった。その唐楷に飽きて北魏に回帰したくなり、ファンをもって任じ
ていた鄭道昭の論経書詩を取り出しました。大自然の中の巌壁を削ってノビノビと
書いた鄭道昭の書にはたまらない魅力を感じます。
 その折、日経新聞の「美の美」に4回に亘って鄭道昭の書が取り上げられて、大
いに驚きました。内容には特に目新しいものはみあたらず、意の足りないところも
あるが、美の対象として鄭道昭の書を取り上げていることは、一つの見識だと言え
ましょう。
 鄭道昭の諸碑は長年雨風に晒されて拓本では曖昧になっていて、書丹とは大きく
異なっています。
 論経書詩、観海童詩と鄭羲下碑をそれぞれ臨書してみると、前2者と下碑には一
見かなりの差があるように見えます。一般に前2者は方筆、後者は円筆と言われて
います。
 論経書詩と観海童詩は起筆がはっきりしている部分が多く、起筆は共通してこの
ような形であっただろうと思われます。
 名蹟叢刊の鄭羲下碑拓本では起筆は殆ど丸くなっているが、起筆は筆尖がはっきりと現れている題額のような
ものではなかったか。
 現存する鄭道昭の書を臨書してみると、彼の書は鄭羲下碑のようなまろやかなも
のではなく、鋭利な字画の書であったとしか思えません。筆尖の鋭い短鋒の剛毫で
ズバリと書いたように思えます。
796PURE-GOLD:03/02/01 11:43 ID:dlnx9eg8
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798名無しの愉しみ:03/02/01 23:33 ID:???
『墨』160号に衝撃的連載、表立雲「鄭羲下碑考」。
「鄭道昭は書者ではなかった!」
799名無しの愉しみ:03/02/02 01:07 ID:F2NUroOo
799
800名無しの愉しみ:03/02/02 01:07 ID:F2NUroOo
800get
801名無しの愉しみ:03/02/03 18:21 ID:hvo3ixun
臨書・臨書というが、骨ばかり書いている輩がいる。
臨書の意味も分からないのは、どうしようもない。
書は、運動と同じで本を見て書くのではなく、先生のやることをまねて練習
するのだ。
もっとも最近はVTRがあるが
802XXX:03/02/03 18:23 ID:???
同じこと考えているやつがいる。
sage
803bloom:03/02/03 18:40 ID:0zrWoC3l
804三子:03/02/04 17:01 ID:???
2月はいろいろ書展が多い。
割合古い書団がこの時期なのかな。
読売展は盆の時期にやるが、東京都美術館がその時しか空いてなかったそうな
805HKJB:03/02/08 00:09 ID:8isxLJHT
>>798
 墨160号の表立雲氏の「鄭羲下碑考」は、従来の書論の盲点をついた論文であ
ると思います。これに着目されたことには敬意を表します。
 ただ、本号の立雲氏の考証には疑問点があります。「於是故使主簿」の箇所だけ
を取り上げれば立雲氏の説も頷けるが、末尾の「上碑在直南」以下の記述、つまり
鄭羲上碑との関わりはどう解すべきなのか。「上碑在直南」以下の碑文は当然のこ
とながら上碑にはありません。下碑を程天賜等が建てたとすれば彼らは2碑を建て
たことにならないか。坂田玄翔「秘境山東の摩崖」の両碑文の比較を見ると、上碑
が現存しているのだから程天賜等が2碑を建てたとせざるを得ないが、鄭羲の卒年
は492年といわれ鄭羲下碑の建碑の511年はその19年後になり、鄭道昭の卒
年が516年とされるから道昭も存命中であり、道昭と全く無関係に道昭の任地に
鄭羲の下僚が20年後に敢えて2碑を建てるとは考えにくいと思います。
 「於是故使主簿」の記述も歴史的事実を記載したとも考えられる。なお今後の考
証を待ちたいと思っています。HKJB
806すずりん:03/02/26 10:08 ID:1WwES9oG
昨年末から忙しくてずっとお稽古を休んでいましたが
すこし落ち着いたので来月から久しぶりに復帰します。

3ヶ月近く筆を持っていなかったので、まず「リハビリ」からしなくては。
どきどき。
でも、楽しみです。
807HKJB:03/02/28 21:32 ID:Z6gHj4Pj
 3月は雛祭、暖冬の予報が寒冬になってしまいましたが、寒い中にも空の色はも
ようやく春めいてきました。
 3月のHPをUPしました。今月は春の情景を詠んだ孟郊の春雨後を書いてみま
した。雛祭とは関わりありませんが。
 1月以来鄭道昭の書に拘っています。「墨」160号の表立雲氏の論文は興味深
く読みました。鄭羲下碑が鄭道昭の書からはかなり隔っているとは、実際に臨書し
ていてかねてから感じていたことでした。鄭羲下碑を滲まない紙と宣紙に論経書詩
のように臨書してみると、滲みの強い宣紙に書いたものは、鄭羲下碑の拓本によく
似たものになり、滲まない紙に書いたものは論経書詩に似たものになりました。拓
本から元の書を見極めるのは容易ではありませんが、習うのは拓本ではなく元の書
ではないかと、力の及ぶ限りいろいろ試してはいますが結論は得られていません。
 いずれにせよ先ず書いてみる、これが出発点ですね。
 岩波新書の「漢字と中国人」を読んでいます。直接書に関わるものではありませ
んが、書、特に漢字をやるときには必要な知識だと思います。
 http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm
808ガンマ :03/03/02 06:18 ID:???
ばかもん。
809名無しの愉しみ:03/03/02 22:47 ID:???
ガンマってうざい
810名無しの愉しみ:03/03/03 06:47 ID:???
潘存の鄭羲下碑の臨書って、いいなあ。あれをあのサイズで、廻腕法でやる。
「廻腕法だゾ」ってな気負いが見られない所が気に入った。表現過剰でもないし。
811名無しの愉しみ:03/03/17 18:24 ID:OFETvE/9
>>784
わかってないなぁ。
本当にうまい人なら日本人だろうが韓国人だろうが、
たとえボールペンですらっと署名しただけでも目を見張られるよ。
「権威主義で肩書きないと敬われない」なんて、中国を馬鹿にしすぎ。
「一流のみ一流を知る」といってもわからないだろうね。
812ABC:03/03/18 15:42 ID:???
>「一流のみ一流を知る」といってもわからないだろうね。
あんた 一流なの 
無知をさらけ出すな

813名無しの愉しみ:03/03/18 22:09 ID:???
>>812
人の無知を指摘するに足るほどの書をしたためるらしい。
あなたの書を拝見できませんか?

協会だとか免状だとか師匠がどうのとおっしゃる方のレベルは所詮812どまりなのでしょう。
814名無しの愉しみ:03/03/18 23:53 ID:WJQsWlhI
他人の評価のために書いていない自分にとっては、
一流とか段位とか入選とか、正直言ってどうでもいいな。

たとえ811氏の作品を見たとしても、何流かなんてわかる
わけもなく、せいぜい好き嫌いを判断できる程度ではないか?

書を続けている目的が何であるのか、もう一度考えてみよう。
他人に勝つため?
勲章を増やすため?
815名無しの愉しみ:03/03/19 00:39 ID:???
それ以前にものすごい勘違いを813はしている。
このスレッドにはマニアや研究家はいても、
書家や書を愛するものなどいないよ。
816名無しの愉しみ:03/03/20 00:18 ID:Tc+ClHzR
>>815
とってもナトークしますた。

週末には筆持ってたくさん書いてみよっと。
817名無しの愉しみ:03/03/24 19:23 ID:a5DFEWb6
3才から大学入試半年前まで続け、それから28才まで辞めてましたが
1年前から復活しました。体が覚えているみたいで、先生からは
信じられないスピードで飛び級してるって言われて嬉しい限り。
やっと成人部の準三段まで昇格しました。
師範取り、書道教室を開くつもりです。頑張るぞー!
818名無しの愉しみ:03/03/24 22:09 ID:TQptNzPR
楽しそう!
気持ちが乗ってるときって最高だ罠。
自分の意思で復帰したならなおさらでしょう。
819名無しの愉しみ:03/03/30 21:20 ID:vZa4sV7S
質問させていただきたいのですが、
「筆の寿命」ってどのくらいなんでしょうか?
私、2000円の大筆を使って書いているのですが、
1年半くらいでもう先の方が何だかダメになってきたのですが。
使い方が悪いのかなあ?
820名無しの愉しみ:03/03/30 23:16 ID:BF6Z2tFv
>819
使用頻度によるのでは?
私は3000〜5000円の太字用筆を使いますが、3ヶ月前後です。
小筆や中字用筆は2000円以下で、2ヶ月くらいで穂先が駄目になります。
821名無しの愉しみ:03/03/31 17:14 ID:sLVcsnpw
先の方がダメって具体的にはどんな感じ?
まとまらなくなったとか割れたとか?

穂先(命毛)の部分がすり切れてきたら寿命だけど、それ以外は使い方というより洗い方の問題かな。
822名無しの愉しみ:03/03/31 23:09 ID:0acTnIvD
『図説中国書道史』
『図説日本書道史』

いいですよねぇ、パラパラっと見てるだけでも書の世界に浸ってる感じで。
823名無しの愉しみ:03/03/31 23:20 ID:F3a5qqXF
7000円の4号、週一使用で1年〜1年半ってとこでしょうか。
弾力が無くなって書きにくくなり、硬いなと感じたら交換してます。
穂先が割れたりダメになったりということは、自分が使ってる筆に関しては
ありません。

経験や技量によるけど、2000円の筆はちょっと安いと思いますが。
消耗品でもあるので、10000円出せとは言わないが、次回は少しグレードアップ
すると、書き味の違いも楽しめて表現が広がるかと。
824819:03/04/01 00:06 ID:HmHrOntA
皆様、いろいろご返答ありがとうございました。
私の筆の状態は、
先がまとまらなくなってきて、スーっと抜ける線が綺麗にかけなくなってきたのと、
(書くと筆先がばさつく)、
毛が穂先にまとまらず、横から短い毛が数本飛び出てきてしまう、のと。

そうですね、2000円じゃちょっと安すぎたかな。
近所の小さな文房具屋で買ったので、あまり高価なのは置いてなくて。
次回は5〜7000円くらいのを探してみます。
825HKJB:03/04/01 18:50 ID:Kh+Ywzms
 寒さから解放されて桜も遠からず満開になります。お変わりありませんか。
 HPを更新しました。変わり映えありませんがお手すきにご覧くだされば幸いで
す。今回から昨年と今年のページだけにしました。
 先月も論経書詩を習っていました。元の書はどんなものだったろうか、疑問はま
だ解けていません。彫るときには当然元の書とは変わります。更に採択という精密
とはいえない方法で作られた拓本は、元の書とは随分違ったものとなってしまいま
す。碑面の写真と拓本では随分違います。いろいろ試してみても、毛筆という使い
ようでどうにでもなる道具ではなかなか元の書はつかめません。習いたいのは元の
書なのですが。
 論経書詩ばかりでなくいろいろな拓本で、ボツボツ探って遊ぼうと思っています。
826HKJB:03/04/01 18:53 ID:Kh+Ywzms
>825
URLが脱落していました。
http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm
827HKJB:03/04/03 00:23 ID:ZoBT7hWn
>824
 使った後は、穂が乾かない間によく洗わないとばさばさになります。特に根本に
墨が溜まると万事休す。洗うのに手を抜くと10000円の筆でも、たちまち駄目
になってしまいます。
 穂先がすり切れても墨をつければまとまるはずです。筆をよく洗って墨をためな
いように心掛けて、どのように筆を動かせば先がまとまるか、ご自分でいろいろ試
してみられては。書くときに筆先がまとまらないのは、筆そのものよりも用筆か運
筆に問題があることが多いようです。
 但し上代様の仮名は先が切れると書けません。書の表現は多種多様ですから、仮
名が書けなくなった筆でも、いろいろな書は作れます。捨てないでいろいろ試して
楽しんでください。

828名無しの愉しみ:03/04/06 20:35 ID:???
文字が大きいキーボードです。使いやすいですよっ。  
キーボードのキーの上に、いかに大きな文字を書くかを考えていましたが、文字を折り曲げて表示すると大きな文字が表示できました。
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d30902746
829HKJB:03/04/07 23:42 ID:/YrqhdWN
 今日7日からNHKの12chで「文字を楽しむ書」が始まりました。第1回を
見て面白そうだと思いましたのでご紹介します。月曜の夜10時から25分間です
。起きているのなら見たらいいと思います。
 見たら自分で試してみることと、こじつけでもいいから異論を唱えてみることが
大切。
830830:03/04/09 22:01 ID:qsHKd1vc
すみません。
これ何と読むのか、どなたか教えていただけませんか?
客先から教えてくれと頼まれたんですが、
こういうのぜんぜん分からなくて困ってます(;´Д`)

ttp://buzooimg.curio-city.com/curio-buzoo/users/siroyama/img/657.jpg
831名無しの愉しみ:03/04/10 08:20 ID:bgZK1vpP
質問ですが、「2年で書道師範になれる」という学校があるようですが、
実際にはどうなのでしょうか?
832名無しの愉しみ:03/04/10 08:36 ID:???
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833佐々木健介:03/04/10 08:45 ID:???
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834あぼーん:03/04/10 08:45 ID:???
あぼーん
835あぼーん:03/04/10 08:45 ID:???
836かおりん祭り:03/04/10 08:45 ID:???
http://www.saitama.gasuki.com/kaorin/
       こんなのございま−す♪
       ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        〜oノハヽo〜
  ,.-''"¨ ̄●`' ‐(^▽^)
 (,,●i,,,i,,,,,,,,i,,,,●),,)⊂ )
    )  (    || |   
    ( ^▽^)  (_(__)
~~~~~  ̄ ̄ ~~~~~    ~~~~~
837名無しの愉しみ:03/04/11 16:30 ID:???
>>830
「水和」?
だめだ、素人には読めねえや。
838KOTE/1 ◆5I0iuJ4owo :03/04/14 16:24 ID:xZ5KEaVA
>>830
中日合作「水利」汪恕誠
でしょうか?
839山崎渉:03/04/17 13:17 ID:???
(^^)
840山崎渉:03/04/20 02:20 ID:???
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
841名無しの愉しみ:03/04/24 00:32 ID:P/jWa2dO
幼稚園から習い続けて、あと数ヶ月で歴20年。
やっと書のおもしろさがわかり始めてきた頃なのに。

ずーっと教えてくれていた先生が死んじゃったー!!
もう悲しくて悲しくてやりきれません。

優しくて、そして努力家の先生。
「○○ちゃん、上手いんだから、がんばればもっといい字が書けるよ」
っていわれても、全然がんばらなかった自分が悔やまれます。

もうひとりのお父さんみたいだった先生のために、
これからもっと精進します。

合掌。

独学もいいけど、先生との出会いもまた貴重ですよ。
年代が違う方たちと同じ志を持って、練習するのも楽しいですしね。
842名無しの愉しみ:03/04/28 08:47 ID:CrT2VZR3
>>841
わぁ、それは本当に悲しい出来事でしたね?
父親のような人…かけがえのない人を亡くされてどれだけ残念な事でしょう。
あなたも含め会の方たち皆さんは今後どうするのでしょう?
同じ流派の別の先生の元へ行かれるのかしら?
これからも精進されるとの事〜悲しみを乗り越えて行って下さいね!
843動画直リン:03/04/28 09:43 ID:7J7s5WeW
844名無しの愉しみ:03/04/28 22:27 ID:7XOz0O6W
>>841
似たような状況です。
私の先生も小学校からの付き合いですが、たびたび入院するようになりました。
こんなことは考えたくありませんが、現実問題としてあと何年指導を受けられる
のだろうかと、現実味を持った不安に襲われます。

果たして先生の言葉を真剣に聞けていたのか?
書く姿を忘れないように目に焼き付けていただろうか?
先生が伝えたいと思ってることがしっかり理解できているのか?
自分が吸収したいことがもっとたくさんあるのではないだろうか?

お見舞いに行って、目が覚めた思いです。
家で一人書いてると、いかに自分が未熟で下手クソなのかが恐ろしいほどにわかる。
私はまだ先生を必要としています・・・
845名無しの愉しみ:03/04/28 23:47 ID:CAXHliPK
>>824
暖かいお言葉ありがとうございます。
これからどうなるのかはわかりませんが、
たぶん支部は解散すると思います。
「将来はこの教室を○○ちゃんに任せたいんだよ〜」
とにこにこしながら先生が言ってたこと、忘れられません…。

>>844
先生がいなくなってしまったら、
先生の書き方、特徴やなにかを伝えることができるのは、
わたしたちのような直接の生徒しかいないんですよね。

「自分の個性で勝負したい。流派なんて関係ない」
とおっしゃる方も多いですが、わたしはそうは思いません。
先生が一生懸命極めようとした部分を、さらに深く追求したい。
たびたび没個性といわれることもある、古典臨書を重んじる会に
所属したおかげでこうなったのかな?

自由な書は、もっともっと勉強してからで充分。
だからこそ、今は先生が必要だったわけですが。
846名無しの愉しみ:03/04/29 22:16 ID:2+VPnTzs
>>845
自由な書が必ずしも個性的な書というわけではないですよ。
自由な書でも没個性な書はたくさんあります。

反対に、厳密な古典書に立脚しつつも自らの個性(という言葉が自由的な
匂いがし過ぎるというのなら、思惟とでもいえばいいか)を出すことは、十分に可能です。
それは王義(←変換できない)之より後の歴史的書家が実証してくれています。

いずれにせよ、今の方向性でいいと思います。
頑張ってください。
847名無しの愉しみ:03/04/30 00:26 ID:oZSbmTmg
>>846
ありがとうございます。
今まで自分がどういうものを目指しているのか、どうなりたいのか、
そういったものについて、ここまで深く考えたことはありませんでした。
これがいい機会だったのかもしれませんね。

結局先生の、またその上の先生の教室に行くことになりそうです。
ゆっくりのんびり、といったこれまでの雰囲気とは
かけ離れて厳しいようですが、しっかりがんばっていきたいと思います。
848名無しの愉しみ:03/04/30 10:52 ID:???

すげーオタク。爆笑した。みれ!


http://plaza16.mbn.or.jp/~satchel/
849名無しの愉しみ:03/04/30 19:42 ID:v5LRfJEI
質問なのですが、書道の師範になるには検定とかあるのでしょうか?
それとも
流派によって、師範の基準って違うのでしょうか?
850bloom:03/04/30 19:43 ID:Nh12DCNY
851名無しの愉しみ:03/04/30 22:19 ID:0o3jg5MZ
>>849

過去レス検索してみたら、>>771>>189あたりが引っかかった。

所属団体でぜーんぜん基準が異なるのが段級や師範資格ね。
基本的に試験があるようだけど、その内容は千差万別。
呼び方も、正師範・総師範・特師範・準師範、あと何がある?ってくらいマチマチ。
それに、師範であることと、誰かを教える腕があることとは、決して同義ではないです。
852名無しの愉しみ:03/04/30 22:29 ID:v5LRfJEI
>851
どうもありがとうございます。
なるほど。じゃあ一般的に書道教室を開いてる人って、どこかの団体に属してて
そこで、師範の免許をとってるっていうことなのですかね・・・。
853HKJB:03/05/01 09:58 ID:6GuHgADk
 風薫る5月、部屋に閉じこもって書いているには勿体ない時季、書業は進みませ
ん。
 雑誌「墨」に刺激されて鄭道昭の書は元もとどんなものだったろうか、色々やっ
てみて今のところ鄭羲下碑の額のようなものだったろうと思っています。しかしこ
れでは素っ気ない、書いていても面白くありません。
 テレビで源氏物語絵巻の復元作業を放映していました。原本と寸分違わない模写
が試みられていました。臨書も本来はこういったものだったのではないでしょうか
。原本と寸分違わない臨書が出来てはじめて原本を学んだといえるのではないかと
思いました。でも、それは至難の業、出来るようになる前にこちらの寿命が尽きて
しまいそうです。
 相変らず変り映えしませんがHPを更新しました。これでも自分では少しは勉強
しているのです。
http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm
854名無しの愉しみ:03/05/01 11:44 ID:b5Eq8BY/
先生が亡くなられ、その後別の教室に通うことになった847です。

びっくりしました。
今度の教室は、先生の師である方のところなんですが。
その先生の腰巾着みたいな生徒さんが、
「わたしたちの会に簡単に入れると思わないでね」
とのたまったそうです…ウチの支部のひとりに。

そりゃあ、あなたたちの先生のお弟子さんに習ってたから、
上達度には差があるし、同じレベルには到達できてませんよ。
そんなヘタクソな奴らと一緒にされたくない!!
っていう気持ちもわかるけど、でもアッタマきた!!

今までほんとにのんびりゆっくりやってきただけだったので、
こういう雰囲気に巻き込まれて戸惑っています。
ほんとにあるんですね、こういう現実。

855名無しの愉しみ:03/05/01 18:46 ID:???
40代以下の人の字が全般的にヘタクソになってきているような気がします。
特に習字をやったわけでなくても、年配の人は整った字を書く場合が多いと思う。
856名無しの愉しみ:03/05/02 01:29 ID:TqMkP0XC
>>854
どこの世界にもそういうことはあるもの。
気にすることは無いぞ。

大体、そういう新参者いびりをするのは、取り巻き程度の
中途半端なパシリだ。(w
本当に上手い人・偉い人は、後継者育成を重要視しているものだよ。

先生さえ了承してくだされば、それ以下の連中は関係ない。
上手くなって追い越せばいいだけだ。
がんがれ。
857名無しの愉しみ:03/05/02 23:26 ID:yDGdaowV
>>856
そうですか。
少し気持ちがラクになりました…。
ありがとうございました。

わたしの周りの生徒さんは、
みんな母親みたいな世代の方たちばかりで、
いつも優しく見守ってもらっていました。

これからはいびりはもとより、
同じ世代のライバル??も増えるのかもしれません。
ちょっとドキドキです。

でも、きっと天国の先生が今の私の気持ちを知ったら、
「せいいっぱいがんばりなさい。こんなんで辞めたりしちゃダメだよ」
とおっしゃると思うので、あきらめません。
絶対追い越します!!

858名無しの愉しみ:03/05/03 20:45 ID:8I6nvlsW
柿沼康二TVで見た〜〜。
臨書の後の前衛ですね。
859はなぽん:03/05/12 15:35 ID:WSuIBiJy
書きこみはじめてです。
2ちゃんねるの書道スレはここと
もうひとつ 「書道について語りましょう」 ってありますよね?
そっちにも書き込みたいのですが、書き込みスペースが見つからないのです。
どうしたらよいのでしょう???


860はなぽん:03/05/12 16:32 ID:31CJNc6e
よく見たら倉庫入りでした。
お騒がせしました。

861名無しの愉しみ:03/05/12 19:51 ID:JFO+PdFp
漏れは字が汚いので、このスレに集まってる人たちを素直に尊敬します。
筆ペンとかでサラサラと綺麗な字が書けるようになりたいなぁ。
862bloom:03/05/12 19:56 ID:4/FSXJbU
863はなぽん:03/05/14 12:02 ID:vF70THae
あらためてはじめまして。

ここ2年ぐらい鄭ギ下碑を臨書していますが、
書けば書くほど難しいですね。
特に碑面の荒れ、後半の文字の形のゆがみ、変化に
心惑わされることしきりです。

そんな時、「鳴鶴先生碑名」の拓本写真に出会いました。
あの鄭ギ下碑を磨いた石面に彫ったらこんな感じかと。
臨書を繰り返して自分の字を作るって、こういうことなのかなあ・・・
これを書きながら、また眺めてるんだけど
なんかどきどきする。

鎌倉の小さなギャラリーで、
鳴鶴先生のハイ将軍詩の臨書作品(掛軸・全紙6行ぐらい)
を見たときもすんごくどきどきした。

拓本写真は
吉田包竹記念会館図録第2号 日下部鳴鶴特集
に載ってました。

864はなぽん:03/05/15 10:47 ID:LSu7yjLK
以下は私の言葉じゃなく、ある有名な先生の言葉。

「臨書は原本の偽物を作ることではない。
原本にひとつの解釈を加えることである。
解釈の適切、妥当を帰すために、
益々観察の精緻を期さねばならない。」

「観察し、感得した物に取捨選択をくわえ
これが必要にしてかつ十分であると
考えたものを強烈に打ち出せば
それがひとつの動かしがたい臨書となる。」

ほんとは見開き2ページ分の文章。

この言葉、私はまだ実行できていないし
完璧に理解できたわけでもない。
でも、信用してる。

私、この先生とは会ったことないし
もう彼岸の人だから、絶対会えないんだけど。
でもこの人が私の先生。
私の理想。


865_:03/05/15 10:51 ID:???
866名無しの愉しみ:03/05/21 02:28 ID:+Cdc+aji
私はやっぱり王鐸が好きです。
867山崎渉:03/05/22 03:05 ID:???
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
868名無しの愉しみ:03/05/23 19:54 ID:kRk4ivFd
869名無しの愉しみ:03/05/24 09:36 ID:QnIxRRAR
王鐸、俺は嫌い。技巧に走りすぎてイヤミな感じ・・・
ってか宋以降の物は基本的に興味を感じないなぁ・・・
唐以前のものしかやらないってのは、源氏物語を明石までしか読まないようなものかもしれないけど
でもやっぱ質的にね・・・
870山崎渉:03/05/28 11:24 ID:???
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
871名無しの愉しみ:03/05/29 19:24 ID:H6E9ueQd
872名無しの愉しみ:03/05/31 16:13 ID:6zFpAzIm
はじめて書き込みます。
今月昇段試験です。ようやく師範試験を受験できるところまで漕ぎ着けました。
が、出品料1万円、手本料2万円、準師範合格謝礼金2万円、師範合格謝礼金3万円・・・
紙も筆も墨も高価だし、なんでこんなにお金掛かるんでしょう、書道って。
みなさんはどうですか?
873名無しの愉しみ:03/05/31 17:35 ID:naFsuZab
>>872
私はまだまだ未熟者ですので師範試験までたどり着かれたあなたを
尊敬します。そして師範免許にお金はかかっても羨ましいですね〜。

書道はお金がかかるけどそれでも払う人たちがいるから
書道具店がやっていける。(あたりまえですが・・・・)
書の先輩は、書道はそんなにお金が要らない。
日舞などのほうがよほどかかるよ。と言われていました。

という私も紙、筆、月謝、手本代、中元歳暮を払うために
パートしてます。(w
874HKJB:03/06/01 00:12 ID:bm/ZgIZF
 梅雨が近づきました。紙が湿るので梅雨の間の制作はあまり快適ではありません

 よくこの作品は何百枚書いた中の一枚などといわれますが、私はこの言葉には違
和感があります。稽古の時にはその都度能う限り工夫を凝らして試みるべきでしょ
う。それこそ何百枚書いてもこれで終わりとはいえないでしょう。そうした蓄積が
あってはじめて制作が可能になると思います。制作は只一枚、それが制作だと思い
ます。
 制作は音楽で言えば、リサイタル、演奏会と同じ。ステージで同じ曲を何回も繰
り返して演奏できるでしょうか。何百回何千回の練習を重ねた上での只一回、それ
が全てです。書作も同じことだと思います。十七帖も王羲之は何枚も同じ手紙を書
いてその中の一枚を贈ったとは思えません。蓄積を前提としない卒意はあり得ない
と思っています。
 嘗ては12吋の硯に日に2回3回墨池一杯の墨液を使いましたが、今は1杯もや
っと、それ以上は体力が続きません。体力がある間に猛烈に蓄積をしなければなら
なかったと痛感しています。

 6月のHPをUPしました。もう書く体力が乏しくなりました。個人の作品を載
せたサイトが少ないのは残念です。
URL。 Http://member.nifty.ne.jp/HKJB/index.htm
875←鼠:03/06/01 00:25 ID:vVi8ZYZh
左利きだから書ずらい
876872:03/06/01 11:10 ID:ty5Vq37F
上の方をROMして、同じような書き込みを発見。
大抵の方は大枚叩いていらっしゃるのですね。
何だか安心しました。
873さん、師範試験といっても私の場合、実力が伴っていないので
年数とともにようやくって感じで、まだまだです。
ともに頑張りましょう!
877キムタクのあのCMの七不思議とは・・・:03/06/01 17:02 ID:tvuwG2ON
878名無しの愉しみ:03/06/04 22:34 ID:F8tcSb0H
>>872
謝礼金って一体・・・

こういう不透明な名目で金銭を上納する仕組みがあるから、多くのファンや
若手をこの世界から追いやってるのがわかんないのかねぇ。>その団体
出品料と手本代は当然理解できる。
あとはシンプルに受験料とすればいいと思うのは自分だけか?
うちんとこもトータルで数万円かかるから、数字の面では変わらないだろう
けど、名目が「謝礼」だったら諭吉さんも出づらいわな。
金額は本人の気持ち次第で、支払いを強制されないなら、そりゃ個人の判断
で決めればいいと思うが。
それに、「お礼が貰えるから師範に合格させてあげんたよ」という理解も可能
になり、なんだか後味悪い気がする。

ちなみにその謝礼は所属団体に納めるの?それとも自分の先生個人に渡すの?
879872:03/06/05 03:02 ID:o2Ia57wB
>>878さん、
謝礼は合格時に先生にお渡ししますが、その行き先は会か先生かわかりません。
もし合格できたとしても、先生にはお金の行方なんてとてもとても、
聞ける雰囲気ではありません。
書道に限ったことでもないのでしょうが、先生方はどこか世間の常識から
外れてるように思います。お月謝を払っている以上、ある程度は教える側と
教えられる側とフィフティ・フィフティな立場だと私は思うのですが、
先生はあくまでも「教えてやってる」という感じで、お稽古日も何の
連絡もなしにキャンセル(変更ではない)。教室に行ってみると
今日は***会やなんかでいないってことも。
民間企業じゃあ、やっていけんぜ・・・。
880名無しの愉しみ:03/06/05 20:41 ID:LN9IrgvZ
その先生(会)の指導法ってさぁ・・・
一概には言えないかもしれないが、オレ的には何か間違ってると思うな・・・
更に言えばあなたの学ぶ姿勢も・・・

書ってさ、結局は自分自身で書けるようにならなきゃダメでしょ?
臨書するにしても創作作品を作るにしても自分の目と感性で感じた表現を出来なきゃさ・・・
先生の作品レベルを目標にするのは当然だけど手本に「おんぶにだっこ」じゃね・・・
自分で書いた作品を見てもらって、助言を受けたり、よくないところを実際に書いて見せてもらったり、
それが普通だと思うのよね。だから稽古場だけじゃなく自分で書く場所と時間を設けることが必要だよね。
稽古場にたまに先生がいなかったとしても、何かの締め切りが近いとかじゃなければそれほどおおきな
問題ではないと思うし・・・

会の運営上、また先生が、「これだけ」で食っているような人であれば、まあ金がかかるのは理解できるけど、
取り立て方が異常のような・・・
師範を取ったことで何かメリットがあるのかな。ってか、その会で「上」になるとどうなるのかな?
あまり将来性がないようなら離れるべきだと思う。で、ちゃんとした会を探せばいい。
師範を取るところまで来たなら、実力はあるんだから、どこでもやれるよ。

なんかうまく言えないけど、その会は変だと思うよ・・・
881はなぽん:03/06/06 10:31 ID:9Zq9UT9k
>872さんへ
私の先生は、月謝1万円で、あとは弟子たちの慣例でお歳暮だけ渡してます。
競書雑誌は先生が参加しているものや、
参加していないもののなかで、会の別の先生が参加しているものから弟子が勝手に選んで出しています。
よって、師範試験も弟子が勝手に自分の競書雑誌に応募してます。
作品は1から自分で考えてとりあえず作品の形にしてもって行き、誤字の指摘、結体の良否、墨色の良否など
いろいろ批評をいただきます。だから、手本料はなし。謝礼も払ってないです。

教え方はとにかく臨書一辺倒です。初心者には半紙手本をくれますが
経験をつんだ人にはたとえば半切手本などはくれません。
くれと頼むことが間違いだという雰囲気です。

法帖の特徴も、弟子がそうだと納得するまで同じ注意を繰り返します。それはもう弟子がうんざりするくらい。
弟子が、いろんなよい作品をみて、腕を上げて、何かに気づくのを待っているという姿勢です。

先生がどうやって生計を立てているのかわかりませんが、弟子の負担は月謝だけ。少々高めかとは思ってましたが
みなさんの話を聞くと大変リーズナブルですね。
いろいろめんどくさい話もありますが書については信頼できます。

ただ目下の悩みは、競書雑誌ではなく、その会の師範をとってしまったこと。
さすがに謝礼を渡したほうがいいのかなあ???
渡さなくても何も言われないとは思うんだけどさすがに今回は気分的に渡したい気もする・・・。

同じ会の中にもいろんな先生がいるし、(手本料を取る先生も)会を変えてもおんなじ先生もいるわけで、
「良師は3年かかっても探せ」とも言いますが、
書に関しては偉大な先人たちがたくさん作品を残してくれているわけだから
この世の中にはお手本だらけ。自分しだいですよ。 880さんに賛成!
882はなぽん:03/06/06 10:41 ID:9Zq9UT9k
>872

僕のところは謝礼金なしよ。月謝1万円。
手本料もなし。競書雑誌は自分でとるから雑誌代と出品料は自前。
師範試験も自分で勝手に応募する。作品は先生に見てもらう。
受かったと報告すると「よかったね」でおしまいだった。

僕の先生は手本は書かない。作品作るなら一から自分で形にして、もっていって
先生に批評をもらって書き直して・・・の繰り返し。
いろんな展覧会に行くことを勧められますね。目を肥やせってことだろうな。
883はなぽん:03/06/06 11:16 ID:06P6ZLYY
あれー
884はなぽん:03/06/06 16:17 ID:tjcLKbLZ
すみません
882と883は悪乗りした友人の
イタズラです。無視してやってください。
885名無しの愉しみ:03/06/06 16:19 ID:A0/KrvmP
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886名無しの愉しみ:03/06/11 10:48 ID:yfZSf/T7
書道歴20年くらいで、それまで惰性でやっていて、(月三回)ここ三年くらいで、
まじめにやろう!!という意欲がわいてきました。

去年昇段試験で4→5段になりました。
今年は準師範の受験なんですが、去年は書いてるうちにリズムや線などが「わかった」と
思ったのに今年は「わかった」瞬間がありません。
提出まであと2週間しかないんです〜。
あと2年位したら結婚するんで、それまでに師範をとりたいというプレッシャーかな〜。
酒でも飲んで力抜いて書いてみようかな(´д`)
887書道の愉しみ :03/06/11 11:00 ID:???
段・師範なんて言うが、書道の世界では何の意味もない。
同じ段・級でも珠算や簿記とは違う。
単に奨励のためにつけているだけ。
文化功労の大平先生がどこぞの会の「師範」を持っている
などと言うことは聞いたことがない。
書の世界は、肩書きが命なので 知らない人には「師範」も
少しは効果あるかも
888名無しの愉しみ:03/06/11 23:14 ID:uSq07/T6
>>887
段級が無意味ってことはないと思うが。
あなたが「奨励のため」と意味を認めてる点はこれ以上つっこまないけど、
芸術を数値化できないのは当然だし、書道団体間に客観的な基準が存在しない
んだから、簿記と比較すること自体それこそ無意味w
一介の書学者の頑張りとして、ささやかな価値を認めるね。

>>886
書き始めて25年ほどだけど、「わかった」と思える感覚ってほとんど記憶に
ないなあ。
最近は展覧会用の作品を、硯の横に好きな酒を並べながら、鼻歌歌いながら
仕上げてます。
集中しつつもリラックス、さじ加減が難しいですが、どうせなら楽しくね!
889886:03/06/12 08:59 ID:RSyLKQCK
>>888
そうですね。楽しくやろう〜っていうの忘れてました。
そういえば去年は、楽しんで書けてたな〜と思い出しました。

ありがとうございました(o*。_。)oペコッ
890hisa:03/06/12 10:49 ID:m2xZUZIu
めっちゃ面白いサイトみつけたよ。絶対はまるから覗いてみて。
携帯からじゃないと肝心なところが見れないよ。
http://hiyoko.pranet.jp/i.php?hiyoko
891はなぽん:03/06/13 16:06 ID:V6bByl/W
>>887と888
うちの会の師範って、「おっ、君はわかってきたねえ。精進したまへ」
ぐらいの意味しかないですよ。
価値としてはほんとにささやかです。

審査とか展覧会とか、眼識のある人に見てもらう作品を書くときの
過程が大変勉強になるので、受けたようなもの。
「これ、どうよ?」って、挑んでいくような感覚。
作品の雰囲気が挑戦的って意味じゃないですよ。
あくまでモチベーションの問題です。

ただ、師範取得という目標をクリアしてしまうと
目の前には茫漠とした果て無き平原があって。
さてこれからどこへ行こうかと。
お二方はどの方向へ向かっておられるのでしょう?

私の書暦は24年でござんす。
892・・:03/06/13 16:07 ID:???
ネットショップ始めました〜
http://members.goo.ne.jp/home/phimesan
893888:03/06/13 20:41 ID:0Q1PfXdl
>>891
その気持ちわかります。
我々くらいの書道歴だと、とたんに道標が少なくなっちゃって、手探りで
モゾモゾ動いてるしかできない時期がある。
自分はあまり深刻に考えずに、眼前の敵(課題とか)を倒してますな。
大きな方向性としては、大多数が敬遠する楷書を中心に攻めていこうかと。
隷書も含めて、なーんでみんな避けて通るのかと思いまつ。

「上手そうに見える行草に逃げるな!」

というのが心の叫び。>もちろん自分に対しての、ね。
年寄りになっても続けられるのが書道なんだし、焦らずに地に足つけて
進むつもり。

さて、飲みつつ書くか・・・
894名無しの愉しみ:03/06/13 20:47 ID:CDem3sBw
895名無しの愉しみ:03/06/13 21:31 ID:TFuPWJDk
皆様の書に対する熱い情熱は素晴らしいねすね。
ワタクシが小学生の頃、母が子供相手の書道教室を開きまして
娘であるワタクシも自動的に習うことに。
しかし周りの「教師の子供は習字が上手くて当たり前!」
という無言のプレッシャーが嫌で書道が大嫌いになり、さらに書道嫌いを
決定付けたのが、母が、所属する会へ提出する為の作品を必死になって
書いている姿を日ごろから目の当たりにしていた為でした。

その後の私は教室へ籍は置いているものの真面目に取り組まず
小学校卒業の頃には書道から完全撤退。
あれから20年近く経過し、5歳になる息子を母の教室へ入れてみました。
すると??いやー良いものですね、書道ってやつは。
息子と一緒に書を再挑戦して初めて書道の良さがわかった気がします。

身近に書道がある恵まれた環境を20年も無駄にした分
これからは母に近づくべく一歩一歩学んで行きたいです。
896プラチナ:03/06/14 15:27 ID:???
 皆さん初めまして。習字をここ11年くらいやっているものです。習字はこれ
からも続けるつもりです。なかなか習字の良さを分かってくれる(&習字をや
っている)友達があまりいないので、ここに来ました。話題について行ければ
幸いです。よろしくお願いします。
897はなぽん:03/06/16 14:58 ID:bo8d5OYm
>>893
なるほど。
確かに、終わりなき道ですよね。
あせることはないんだが・・・

わたしは現状、掛軸職人でも目指してるのかっっ!てぐらい、
半切ばかり書いてるのです。しかも臨書の。
で、最近、「お習字やってるんだって?賞状書いて!」
とか、「熨斗袋書いて!」なんていわれると、とたんに大パニック。
細字で楷書を書く腕はまだないぞ。

かと思うと、「新築祝いに掛け軸書いて!」
臨書でええんかいな?自運、創作は始めたばっかりじゃ。
先輩諸兄は「もっと臨書しろ!」

勉強不足は痛感するけど、はてさてどっから手をつけようか・・・
気分的には細字楷書に惹かれていますが・・・もう少し迷ってみます。
898EUA:03/06/18 21:01 ID:ykqASTdR
いきなり初めての書き込みです。今後よろしくお願いします。

>>893 私もうまそうに見える行草体に逃げていました(汗
今後臨書もがんばりたい限りです。
師範の価値観もそれぞれ違うみたいですね。私は現段階で10段取りましたが、ただそれだけで悲しい限りです。


>>897 細字楷書は遠くから見てきれいですよね。私は集中力が持ちません。

私は恥ずかしいことながらまだ学生で、書道部の部長をしています。文化祭のことを考えなければならない時期なんですが、
作品をどのように展示したらよいのかわかりません。新校舎になったので過去の展示方法では無理が生じてしまいます。
かといってパネルなどといった作品をつるす板も無く、為す術ない状態です。部費も少なくパネルを買うといったことは無理っぽいのです。
文化祭作品総数は45作品で全紙が2つ、連落ち2つといったでかい作品もあります。
これらを書道教室(普通の学校の教室並)の広さに展示しなければなりません。
やはりパネルがないと無理なのでしょうか?何か上手い作品の展示方法などありませんでしょうか?
初書き込みながらあつかましい事を言って申し訳ありません。


899プラチナ:03/06/19 18:24 ID:???
>>898
書いた習字を直接壁に貼ったり、画鋲でさしたりとか・・・って難しいですよ
ね。新校舎じゃ^_^; OK出されても躊躇してしまうでしょうね、、、
板に貼り付けた習字を机の上に立てる、などというのはどうでしょうか?数が
多い場合は時間帯を決めて交換するとか、やむをえず数を限定するか、、
すみません、こんな解答しかできなくて。
900EUA:03/06/19 19:46 ID:FpoAVc+6
>>899 いえいえ、とても参考になります。
新校舎ということもあって、粘着テープの類、画鋲の類が許可されて無いもんでして。
例年では長机を三段重ねて、その上から布をかぶせ作品を飾るという方法を取っているのですが、
前にも述べたようにできそうにありません。数も限定できない、時間帯を決めて交換もできそうにありません。
よく展覧会などで目にする足のついた板みたいなのがあれば助かるのですが。
もう少し考えてみようと思います。
901名無しの愉しみ:03/06/19 20:48 ID:4mcUmZd7
893でつ。
楷書やると自己嫌悪に陥るので十分注意しましょうw

作品は軸装?
それとも裏打ちされてないのかな?
デカイの以外は半紙サイズ?

教室の高い位置に工夫して針金なんかを張り渡して、そこに吊るすってのは
どうでしょか。(完全に脳内でのイメージなんで、実行したことはないです)

ちゃんとした額は半切用で数万円もしちゃうもんなぁ。
大きいベニヤ板を調達し、そこに何点も貼り付けて、机の上にベニヤごと
乗せて展示、とか。

脇に添える作品解説を少し凝った作りにするだけでも、その他のお金かけて
ない部分が目立たなくなるよ。

大学の書道部の展覧会は、型にはまらない展示方法を採用してることが多い
から、検索して画像を見て、使ってるアイデアを参考にしてみてはどうだろ。

思いついたまま書いてみた。
ガンバレ!
902EUA:03/06/20 20:07 ID:FV/Ir2hA
>>901 ありがとうございます、励まされます。
作品はですね、軸装の作品が24作品(そのうち半切が14作品)です。
そして、裏打ちしたのを各々の木の板に張り付ける作品(私のところではパネルと呼んでいます)が22作品もあるのです。
よって作品総数が45作品くらいに。
半紙なんていうサイズは毛頭無く、大体が大きなサイズばかりです。パネルというのがかなり場所を取ってしまい悩まされます。
といった不安要素を述べてみました(笑
まだ、悩みが多く決まっているのは釈文を詳しくするということくらいです。
これは凝ってみようと思います。
来月に入るくらいまでに決めないと文化祭に間に合わないので毎日書道部のことに苛まされます(笑

903名無しの愉しみ:03/06/23 00:46 ID:KDTjCP92
はじめてカキコします。私は毎日書道展に出品しているものですが、皆さんも
出していらっしゃいますか。そろそろ審査発表なのですが不安です。。
904はなぽん:03/06/23 10:12 ID:zMPnWN4g
>>902
軸装なら、たとえばマイクスタンドに棒を水平にはさんで机の上に立てて、(できれば固定して)両端に吊るすとか。

ビールケースを借りてきて壁面いっぱいに積み重ねて、(3列ぐらい?)紐で固定して、模造紙をはって、針金で吊るすとか。

庭置き用の洗濯物干しを両端机の上に乗せて(固定して)そこから吊るすとか。

パネルを2枚背中合わせにして、コンクリートブロック入りのビールケースをはさんで立てるとか。

どう?
905はなぽん:03/06/23 10:29 ID:zMPnWN4g
あと、パネルに蝶番をつけて、屏風状にするとか。裏表で8作品ははけるし。
で、校庭とか、屋上とか太陽光の下においてみるとか。もしくは月明かりの下に。
(これは、石飛氏の作品集にあったアイデアなんだけど。)

教室を真っ暗にして、裸電球で下からライトアップするとか。
床に座布団を敷き詰めて、模擬店でお茶を出すとか。

なんか、なつかしいなあ。学祭だし、何でもありだし、展示方法とコンセプトを楽しもうよ。アイデアは泉のごとく・・・

906EUA:03/06/24 00:11 ID:xMcp7q3K
>>903
私は毎日書道展の審査委員のお方を知っているのですが、毎日書道展の裏側ではお金が動いているそうですよ。
私には想像もつきませんけどね。
>>はなぽんさん
たくさんのアイデアありがとうございます!!アイデアは泉のごとく、とはまさしくその通りですね。
パネルに蝶番をつけて、屏風状にするというのはかなりいいと思いました。
私のところの学校は文化祭だからといって何でもあり、というわけには行かないのです。
文化祭の作品展示を変えるということはいい意味でも悪い意味でも伝統を破ることになって
しまうわけで…。これまで先輩方が気づきあげたものを壊すわけには行かないので、+α的なことをやるのが賢明かと思っているのですが。
しかしまた一つ一つ生徒部というところに許可を取らないといけないんですよ。
廊下に作品を展示するにしろ反対され、「何か生徒部を納得させれることを言ってみろ」と言われる始末。
それが見つからなくて。。。こういう理由により書道教室内だけで作品展示をするということを現段階では考えています。
今週中に部員たちと話してみたいです。

907はなぽん:03/06/24 10:47 ID:CLotohoM
>>906
ほう・・・なかなか厳しい学校なわけですね。
伝統を守るといいつつ、新校舎になったおかげで変えざるを得ないこともあるということね?
EUAさんたちはまさにその変革の先頭を切って走らなくてはいけないのかな?
考えようによってはいっちばん楽しい「創造」を担う世代なんじゃないの。
なんでもありにはならなくても、やりようによっては、先輩たちも大喜びするようなものが作れるかも。

私もある部活のOBだけど、後輩が自分の頭で考えて工夫している姿とか、いい成績を上げようと努力している姿を
見ていると応援したくなるし、悩みに悩んだ結果が、自分たちのやり方を踏襲していなくても、その部の発展を
真剣に考えているという心意気を感じ取れればうれしくなるしね。

「伝統」を支えている根っこは何か、書道の、もしくは書道部の理念ってなにかを
言葉にしてみたら、おそらく、変えていいものと変えてはいけないものが見えてくると
おもいます。
部長は大変だけど、がんばって成功させてね。
908名無しの愉しみ:03/06/24 19:55 ID:XxlFIrg+
最近楷書を書くと線がふるえる・・・・で、酒を飲んでから書くともう顔体!
だから今は楷書は酒を飲み飲み書いてまつ
90927407:03/06/24 20:00 ID:V4FmCjDN
910名無しの愉しみ:03/06/24 21:14 ID:???
自分の本来の字とはどんなものだろう?と良く思うのです。
もともとの自分の字体からは離れられないのかもとも。
趙孟ふは生涯の書風が三変したといわれるが、王義之の臨書にはまってからは
義之そのものみたいな書体になった。あれは修練のたまものでしょうか?
個人的には若い頃の書風はいいと思うのですが、本人は王義之に復古することこそ
大事という考えに至ったのでしょうが。
そもそも義之にしても一日臨書したら次の日は一日自分の書体だけで書き連ねたという。
臨書していてどうも手に合わないものと、楽に書けるものとがあるのも不思議。
実は私も楷書は北魏の殺伐とした雰囲気になってどうしようもなく困っています。
古意は持ちつつも温雅に書けるようになるいい処方箋はありませんでしょうか?
911名無しの愉しみ:03/06/24 21:27 ID:yA+gCVko
場違いで失礼します
小学生の息子がいます。
学校で習字が始まり、ひとセット買い与えました。
授業の後は筆を自宅に持ち帰り、水洗いします。
ところが、筆を二本とも根元まで水で洗い
ふにゃふにゃにしてしまいました。

この筆を元のように、根元にのりづけすることはできますか?
(やるのは私です)
あと、毎回水で洗うものなのでしょうか?
つかっているのは、墨汁です。

申し訳ありませんが、教えていただければ幸いです。
912名無しの愉しみ:03/06/24 22:35 ID:???
>>911
根本を絹糸で適当にゆわえるといいです。
ふにゃふにゃの筆で、書かせても個性的な字がかけて楽しいですが、学校習字には
なじまないでしょう
913名無しの愉しみ:03/06/24 23:38 ID:g8H2YfCI
801 :名無しの愉しみ :03/02/03 18:21 ID:hvo3ixun
臨書・臨書というが、骨ばかり書いている輩がいる。
臨書の意味も分からないのは、どうしようもない。
書は、運動と同じで本を見て書くのではなく、先生のやることをまねて練習
するのだ。
もっとも最近はVTRがあるが
------
の君に聞きたい事があるんだが、君の先生は王義之かい?生きてるの?
存命中の先生だとしたら君の先生は王義氏と同等なくらい上手なの?
914名無しの愉しみ:03/06/25 00:05 ID:???
小楷は面白い。自分は永遠に展覧会とは縁がないと思うが、一生かけて追い求めて
いいものだと思う.
今はショウヨウのガショウ表にはまっているが、これは本当にショウヨウの筆跡なのか
大変疑問。でも味がある字ではなかろうか、っと。
915893:03/06/25 00:55 ID:Qxpoi8yw
>>911
糊づけする理由は?>学校での指導なら仕方ないかもw
根元まで下ろして、まったく問題ないというのが私の考えですが。
仮名用の小筆じゃあるまいし、本来持っている筆の能力を生かすためにも、
先から根元までの全てを使うのが正しい。
このあたりは>>912さんと反対なのですが、少なくとも自分は糊を残したり
途中を紐で縛ったりなんてことは、小さい頃から一度も実行したことがあり
ませんし、教わったこともありませんです。
何のために筆の穂があの長さになっているんでしょうねー。

使用後の筆は、流水でしっかり墨を洗い流し、先を下にして干せばいい。
逆に、毎回こうした手入れをしなければ、その筆の寿命は確実に早まります。
小さい子だからといって、我々大人と異なったやりかたを覚えさせてはいけ
ないのではないでしょうか。

>>912
しっかり洗った筆が「ふにゃふにゃ」ならば、貴殿は使用後にどういった
方法で片づけをしているのでしょうか?(いや、決して煽りじゃなくて)
あの柔らかさがなければ、どんな書体も書けないと思うので。

他の皆様の意見もお願いします。
916名無しの愉しみ:03/06/25 01:09 ID:???
>>915
小皿で慎重に水洗したあとていねいに吹きとってますが何か?
小学生が羊毛筆でも使うわけないと思いますが、何か?
917名無しの愉しみ:03/06/25 01:13 ID:???
小学生が使う筆は5号か4号と思うが、全部おろしてかきこなす子供が何人いるだろうか w
918名無しの愉しみ:03/06/25 01:20 ID:l0G8t0ZE
お前ら、まず自分の書をみせてみろ!話はそれからだ。
919名無しの愉しみ:03/06/25 02:18 ID:RpoVoj4J
>>911

普通、筆はすべて下ろして使うものです。
しかし現実問題、穂が長いと、子供が書くには扱いにくいでしょう。

そこで私がお勧めしたいのは、墨で筆の根元を固めるというやり方です。
糸でくくってやってもいいのですが、その状態でさらに墨で固めてやると
腰がしっかりして、同じ筆とは思えないほど書きやすくなります。

具体的には、使用後、筆を洗ってやる際、筆の根元に若干洗い残し
がある程度に洗ってやります。
これを3,4回繰り返すと、徐々に根元が固まってきます。
3ミリも固まれば十分です。
それからはきれいに洗っても大丈夫です。

ただし、この方法で固めるときは、必ず「磨った墨」でやってください。
墨汁で固めると、とたんに筆が駄目になります。
920_:03/06/25 02:27 ID:???
921911:03/06/25 12:54 ID:IRorwqAO
「書道」をやられている方に「学校習字」について質問したにもかかわらず
何人もの方が丁寧に答えてくださってありがとうございました

私が子供の頃は墨汁は使いませんでしたが
穂先だけ軽く水洗いをして、そのまましまっていた記憶しかなかったので
 ・きちんと水洗いすること
 ・穂先を下にしてしっかり乾かすこと
というケアが必要なことは知りませんでした。
教えてくださってありがとうございました。

息子は筆を持って4回目で、昨日は漢数字の二を書いたそうです。
持ち帰っていないので、どんな文字が書けたかはわからないのですが
書道は楽しいと感じてくれるといいなぁと思っております。

夏休みで道具を全て持ち帰るまでは
小筆だけは根元を糸でしばってやることにしました。
今まで筆といえば絵筆しか持ったことがないはずなので
「力加減」を少しずつ体験して、
いろいろ挑戦して欲しいと思っています。

すっかり親ばかのレスになってしまいました。
本当にありがとうございました。
922893:03/06/25 20:20 ID:Qxpoi8yw
なるほどね。
やっぱり色々な方法があるようで。
確かに始めたばかりの小学生が扱うには、全部下ろした筆は書きにくい
かもしれません。
自分の書道セットの中は、そりゃもう固まった墨ですごいことになって
ますた・・・(そしてほのかにカビ臭い)
そんな自分が今でも好きで書道続けてるんだし、まずは何より楽しさを
知ってもらうことが大事だろうね。
923はなぽん:03/06/26 09:36 ID:0bLXprAs
何年か前に、手島右卿の没後云年展があった年があって、見に行ったことがあります。
そこに、賞状と、般若心経(全文半切)があったのです。これが好きで好きで、でも作品集に載ってなくて、
完全に頭の中で美化してしまってるんですが、いつか楷書をこんな風に書きたいとおもってます。もう一回見たいよぉ。

孔子廟堂碑を、ルーズリーフに小筆で臨書し始めました。が、・・・形にならない。
早くも挫折か?やっぱり最初は大きく書くべき?

臨書してて思うことは、筆を構えたときに、手首を心持内側に絞って(茶巾絞りってやつ)書くといいものと
手首を心持ち外側に開いて書くといいものがあるように思います。内側絞り系は、北魏とか、王ギ之とか李矯詩とか。
外側開き系は枯樹譜とか孔子廟堂碑とか。
ようやく最近そういう違いを楽しいと思えるようになりました。
全部下ろした筆の運びのリズムと、穂先だけ(円錐状に)おろした筆の運びのリズムの違いもおもしろうござんす。
それから、筆の先を回転させて(手首じゃないよ)転折の線の形を変化させて、びしっと決まると「やりぃ〜〜!」とか・・・
これって邪道?

924名無しの愉しみ:03/06/26 18:07 ID:???
書道も臨書ばかりやっているとすぐに呆けるそうだ。
呆ける師匠の1位は お茶の師匠だそうだが、書・書写は2番目位だという。
前頭葉の一部しか使っていないから、どうしようもないと某名古屋の医者が
言っていた。
どうりで頭の固い 人間が多い。呆けの一歩てまえだな。
925893:03/06/26 20:54 ID:GtSFZC3w
>>924
ソースきぼんぬw
926名無しの愉しみ :03/06/26 21:18 ID:66MRxwkG
>>915=893
全く同意ですし、正しい回答です。
筆に糸を巻いて使うということに関しては、止めたほうが良いと思いますがね。
ま、好き好きですからご自由に。

>>924
それって、ホント?
何となく当たってるような気もしないでもない・・・・^^;
927名無しの愉しみ:03/06/27 01:21 ID:pNNb9Fyu
>>924
臨書ばかりやっていると呆けるから、創作をやれと?
書・書写をすると呆けやすいから、画を描けと?

それならば貴殿は、例えば晩年の岡本太郎をどう説明するのかね?
928はなぽん:03/06/27 10:22 ID:gHwthPh1
>>924
えー??呆けるの?私は呆けないって聞いたぞ。
墨をするときの香料の香りにリラクゼーション効果があって、
間隔を気にしながら線を引くことで脳みそが元気になるって。
929893:03/06/27 19:43 ID:l/8grVL+
呆けるのを心配して、書くのをやめるヤツなんていないから安心しる。
930はなぽん:03/07/01 09:27 ID:N/7UWz7A
唐の時代の楷書をいろいろ書き比べてみることにしました。
細楷は、その後挑戦ということで。一年ぐらいかかることでしょう。
931名無しの愉しみ:03/07/01 13:25 ID:BET8KKLr
私も幼稚園から中学3年まで習ってました。
事情があってやめてしまったんですが、今また始めたいと思ってます。
ただ金銭的な問題もありよい教室がなかなかみつかりません。
横浜近辺でよい教室を知ってる方、教えて頂けるとうれしいです。
教えてちゃんですんまそ。
932道具について教えてください。:03/07/01 23:50 ID:pQZR3hyw
皆さんどんな硯をお使いですか?
端渓の硯と言うのがいいと聞きましたが、端渓でも安いの高いのあるし、
よく分からないですね。
やはり高い硯は使い勝手がいいんでしょうか?
いくらくらいの硯がいいのですか?

あと、墨は何をお使いですか? いくらぐらいのですか?
私は今のところ一般練習用の墨汁・墨しか使ってません。

紙はどんなのを使ってますか?
漢字かな、それぞれいくらくらいのを?
私は機械摺りの、漢字は1箱5000円、仮名は1箱4000円くらいのを使っています。
高すぎるかな?
933名無しの愉しみ:03/07/02 00:40 ID:Sq7BqDOq
私が新しく習っている先生は、半紙の行書用にと
800円の筆を勧めてくれた…。

先生は「道具は大切だよ」って言ってましたが。
要するに、書き上げたい作品にぴったりな道具が大切、ってことですな。
値段じゃなくてね。
934名無しの愉しみ:03/07/02 01:52 ID:FE+4W9Ej
>>932
硯は、羅紋と宋坑端渓のそれぞれ12インチ(装飾なしの普通の硯)がメインです。
巨大ですが磨ることを考えれば広い方が磨りやすいです。
大きいのを書くときは墨磨り機も使ってますが(^^;
墨は「顕微無間」が今のお気に入り。
紙は本画仙。半紙はほとんど使わないので必要なときにその都度適当に買ってます。
935はなぽん:03/07/02 14:35 ID:m/AuekSj
>>931
横浜には純正書道云々という会、というより先生の集まりがあって、
年に一回展覧会をやってて、その展覧会を一回だけ見に行ったことがあるです。
大作から小品まで、創作も臨書も、なんでもありの展覧会だったような記憶があります。
そういう会場で名簿見せてもらったりとかするのはどうでしょう??
936名無しの愉しみ:03/07/06 10:03 ID:eduGtDjP
>>924
普通、呆けたら先生は出来ませんが・・・
お茶の場合、先生のお茶室で先生のお道具があれば、お稽古出来るので、
しっかりしたお弟子さんがいれば、先生は、座っているだけでOK。
呆けやすいと言うより多少呆けても、先生を続けられるのが、お茶の世界だと思います。


937_:03/07/06 10:07 ID:???
938名無しの愉しみ:03/07/07 20:48 ID:N6V/C9zr
dat落ちを兼ねて・・・・・

書道は楷書にはじまり楷書にゆきつくのじゃあ
と悟竹先生は申されておったよし
939はなぽん:03/07/08 10:31 ID:h9sBJeC9
>>938
実感しております。
楷書はじめてまだ法帖3行目ですが、始筆と終筆とその間の送筆に苦慮。
今は、正面に鏡を置いて、手首の角度を先生のそれと比べながら書いてます。
楷書の線が引ける角度で筆を持ってると、草書の曲線もきれいに出るです。
矯正ギブスでがんばるです。
940名無しの愉しみ:03/07/08 13:27 ID:Cx1pg8NG
美少女のオマ○コ…美人お姉さんのオマ○コ…
http://plaza16.mbn.or.jp/~satchel/wareme_tatesuji/omanko/
ここでバッチリ見れますた。(*´Д`*)ハァハァ
941名無しの愉しみ:03/07/14 14:59 ID:4W+EZ/yV
スレッドも終盤に差し掛かったところで恐縮なのですが、
なんという読めば良いのかわからない文字があり、
よろしかったら読んでいただけませんでしょうか。

ttp://www.1rk.net/bbs7/img/lrk20030711152534.jpg

江戸後期とされる刀の鍔に施されていたもので、
所々朽ちているものをどうにか模写してみたものなのですが、
これの下に平(これはハッキリ)とあり、おそらく作り手の名前なのだろう、
というのはほぼ確実なのですが、草書なのか行書なのかといったものもよくわからず。
942名無しの愉しみ:03/07/14 18:52 ID:qjcS8YUF
たぶんですけど、線がさびてくち落ちていると思います。
おそらく「泰」だと思われます。つまり泰平作の銘ではないかと。
実物があれば見せてくださいませんか。
943山崎 渉:03/07/15 10:41 ID:???

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
944名無しの愉しみ:03/07/15 21:51 ID:fTk4PtNN
age
945名無しの愉しみ:03/07/15 21:52 ID:JEwpKvMZ
あぶない画像何百連発!!
http://www3.free-city.net/home/espresso/au/xxx.html

最高画質とー無修正画像満載!!今すぐクリック!!
http://www3.free-city.net/home/espresso/au/sweety.html

コギャル・OL・人妻たちのもろ画像がたくさん見れる!!
http://www3.free-city.net/home/espresso/princess/peach.html
946941:03/07/16 16:23 ID:aaHi0bnC
>942
レスありがとうございます。

この鍔、自分のモノではなく他人からネットで色々みてはもらえないか、
という経緯でのことでして、現在デジカメで撮影してどうこう、
としている最中でして、もう少ししたらアップ出来るかもしれません。
その際に、また見ていただけますでしょうか。
947名無しの愉しみ:03/07/22 08:00 ID:???
>>941
どう見ても「美」でしょ。美平?
948941:03/07/23 07:30 ID:mlLQXgc3
>947
美、ですか
別の板でも聞いてみたりしたのですが、
そこでも美(ないし義)という説をいただきました。
どうみても、とおっしゃる強い意見、参考にさせていただきます。
949www.get-dvd.com:03/07/23 09:04 ID:x/fv0MrL
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950_:03/07/23 09:06 ID:???
951名無しの愉しみ:03/07/23 09:15 ID:Q3jMjDhl
>>948
そこの意見知りたいからリンクしてくり。
952名無しの愉しみ:03/07/23 10:51 ID:???
美平でググると江戸初期に「東山美平」って刀工がいるみたいだけど関係ない?
刀に無知なのでまったく違ったらスマソ
953名無しの愉しみ:03/07/23 21:41 ID:E2UdNn2a
書写検定2級受かったんですけど合格証って合格ハガキが届いてからどのくらいで届きますか?

今2週間たったんですけど届かないんですよね。それとも合格通知ハガキを何かするんですか?

954941:03/07/24 06:31 ID:WL9Ljsl5
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/kobun/982517549/l50
ここの465からです

刀工に関しては、どうなんでしょうかね。
鍔には鍔係が居て、それぞれのパーツを独立してつくったあと一つにまとめる
といのが通例らしいですから、ちょと違うのかもしれませんが、
確かに美平さんならいらっしゃるようで…
955_:03/07/24 06:34 ID:???
956名無しの愉しみ:03/07/28 13:08 ID:LXf8Wv93
写経をする方いらっしゃいまつか?私は習字は習ったことなくて、写経だけでつ。
写経だと普通お手本に紙を重ねてなぞるものなので字がけっこうきれいになりますた。
957名無しの愉しみ:03/07/28 20:52 ID:MUvtD2Eu
文房具板に書道用具スレができますた。
http://that.2ch.net/test/read.cgi/stationery/1059383848/l50
958_:03/07/28 20:52 ID:???
959名無しの愉しみ:03/07/28 21:54 ID:HX66/t1Q
960名無しの愉しみ:03/07/28 23:51 ID:9mC4LpAB
初心者ですがどなたか詳しい方のアドバイスをお願いします。
楷書をしっかりやりたくなってきました。
臨書のお手本を初めて選びたいのですがまずは何を購入したらよいでしょうか?
おすすめがあれば教えてください。
(中国の作家だろうとはおもいますが・・・。)
よろしくお願いします。
961名無しの愉しみ:03/07/29 12:42 ID:???
>>960
お手本?拓本でいいのなら、
二玄社の中国法書選から好きなのを選ぶべし。
初めの第一歩なら?遂良・虞世南・欧陽詢、
次のレベルなら好みによって北魏のものとか鍾?などなど。
962名無しの愉しみ:03/07/29 12:44 ID:???
>>956
敷き写しって勉強になるよね。
昔は馬鹿にしてたもんだけど、
近江家煕が敷き写しで臨書(模写?)してた
という話を見聞きして真似してみたら、
意外と楽しいし学ぶことも多い。
963名無しの愉しみ:03/07/29 19:01 ID:9NOKBS4x
硯をといだことあるかたいらっしゃいまつか?墨でカピカピになった古硯が出てきたので、
硯用の砥石を買ってといでみようかと思いまつ。
964名無しの愉しみ:03/07/29 20:17 ID:KEyoXAom
>>960
初学者には北魏の造像記が私のおすすめです。
唐時代のきれいな楷書をやる前に、まずは点画のはっきりした造像記に取り組んで
字の形以上に一本一本の線の形に注目して力をつけた方がいいと思います。
唐楷は完璧すぎて、初心者はいくらやっても上達した実感が持てないので、
飽きる可能性が大きいです。
965名無しの愉しみ:03/07/30 00:02 ID:???
>>963
最近はセラミックの砥石があって便利だよ。
数百円から千円ぐらいで安いし。
966名無しの愉しみ:03/07/30 15:06 ID:3MIJ3Fm+
960ですが、>>961.964さんご意見本当にありがとうございます。
さっそく、本屋で見てみたいです。
気に入ったものを練習したいと思います。


967名無しの愉しみ:03/07/31 09:28 ID:l7xoyMfY
菊寿堂の筆、使いやすいでつね。
968名無しの愉しみ:03/07/31 23:35 ID:dFuiJbMW
>>960
高校の授業では、欧陽詢の九成宮醴泉銘・虞世南の孔子廟堂碑を習ったな。
顔眞卿の力強さも臨書したような覚えがある。
>>964さんが言われてるように、難しさは果てしないですが、楷書の極則が
詰まってます。
ま、唐楷は避けては通れない道なので、順番をどうするかですな。
969名無しの愉しみ:03/08/01 10:08 ID:e65i0t+S
関東の人は北魏の楷書、関西の人は初唐の楷書を勧める傾向にあるみたい。
970名無しの愉しみ:03/08/01 10:10 ID:UvidYRVO
ひろゆき氏、賠償金などの支払いで借金だらけ。とうとう、2chも管理人の都合で閉鎖するそうだ。駄スレばっか見ずに、2ch閉鎖について真面目に語ろう。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1059660239/l50
971名無しの愉しみ:03/08/01 11:51 ID:gbfmmQ7G
仮名のカスレがうまくできないのですが・・・
墨を取って取って・・・も、やっぱりなかなか薄く行かない。根元にある墨がすぐ下りてきます。
筆洗っちゃうと今度は滲むし…。ちなみに青墨ではありません。
普通の黒々とした墨を使ってます。

みなさんいいカスレを出すためにどんな工夫されてますか?
972_:03/08/01 11:55 ID:???
973名無しの愉しみ:03/08/01 13:13 ID:IDKWAhMH
こんにちわ!女子大生でキャバ嬢やってるチカコですぅ♪
年は18才です♪
スリーサイズはB:90W:60H:89ですぅ★
キャバ嬢ゎ最近始めたのぉ★
彼氏とゎ2週間前に別れちゃって超さみしいよぉ(悲)
だから最近ゎTV電話のサイトでエッチな事して超発散してるのぉ♪
こんなあたしと誰か遊んでくれませんかぁ?
あたしゎエッチ友とかでもオッケーでーす
年の差とかも気にしないんで、ここでチカコを誘ってね♪
ぜったいね!待ってるよぉ★
http://www.interq.or.jp/japan/tds/snj-tv/
974名無しの愉しみ:03/08/01 16:13 ID:kOmzAdHF
>>971
私もかなを始めてから最初の頃はどうしてもうまく枯れが出来ず困っていました。
で、会の先輩に相談した所私が使っていたのより一回り細目の筆を薦められました。
さっそくその筆を購入して書いてみたところ、枯れの部分がちゃんと出ました。

枯れは筆の大小、墨のつけ方、あとは紙の質で変わってきます。
あなたの場合はまず、筆だと思いますが・・・・。
参考にしてみてください。
975名無しの愉しみ:03/08/01 22:34 ID:7x96/qS/
硯用のセラミック砥石入手しますた(゜∀゜)日用にさっそく使う予定。
そういえば、セラミックの硯ってあるんでつね。すごく軽かったので、学校で買う
書道セットに入っていたら小学生など持ち運びが楽だろうなと思いますた。
976HKJB:03/08/01 23:01 ID:uZCuGhIg
お変わりありませんか。
梅雨も明けて夏本番、クーラーに弱い私には受難の季節になりました。
相変わらず用筆に凝っています。毛筆という道具はまことに厄介なもの、西欧の道
具は極力手抜きを図りますが、東洋の道具は手抜きをしないで、面倒でも訓練を重
ねないと使えるようにならないものが多いようです。
8月のHPをUPしました。お手すきにご覧ください。
暑い中ご自愛を。
HKJB
977_:03/08/01 23:03 ID:???
978HKJB:03/08/01 23:50 ID:v7tbirSu
>963

 美術品のようなものは専門家に。日用品ならば先ず40度ほどの湯に浸して膠を
ゆるめ、ガーゼのような柔らかい布(湯浴み海綿や合成樹脂系のスポンジ類は不可
)で根気よく墨を拭いとります。墨がとれたら一度墨を磨ってみて、下りないよう
なら硯専用の砥石で硯面を均一に研ぎます。これで殆ど再生できます。
979無料動画直リン:03/08/01 23:51 ID:CZumlTjP
980山崎 渉
(^^)