2 :
日本@名無史さん:04/10/01 22:16:12
早速ですが、通史でいい本ってありますか?
3 :
日本@名無史さん:04/10/01 22:20:28
4 :
日本@名無史さん:04/10/01 22:22:24
平泉澄『少年日本史』
5 :
日本@名無史さん:04/10/01 22:56:45
スレ立て乙。
>>2 前からの流れで、中公はどないだ?
6 :
日本@名無史さん:04/10/01 23:05:02
7 :
日本@名無史さん:04/10/01 23:14:35
>>5 それですか?わかりました読んでみます。
>>6 中日バンザイ。
では寝オチします。また明日。
8 :
日本@名無史さん:04/10/02 00:22:12
あ、中日優勝したの?
俺は野球にあんま興味ないから、イチローの安打記録の方が気になるわ・・・
無駄話は置いといて。
通史の質問が多いから、このさい各社の通史シリーズの長所と短所を
簡単にまとめてみてはどうか?
「初心者向き度」みたいなのも入れると親切。
スレ立て乙。
10 :
日本@名無史さん:04/10/02 10:30:24
新スレおめ。
ところで、
お勧めの(歴)史学概論、日本史学概論ってあります?
パート1に紹介されていた鹿野政直『歴史を学ぶこと』は
おもしろかったんですが、もっと体系的なのありますかね。
12 :
日本@名無史さん:04/10/02 12:08:50
13 :
日本@名無史さん:04/10/03 01:33:59
14 :
日本@名無史さん:04/10/03 11:04:17
古代史を中心に買ってはいけない電波作家のリストを作りました。
みなさんも電波作家を見つけたら教えて下さいね。
【買ってはいけないアマチュア著述家等一覧】
武光誠(騎馬民族説)
安本美典(邪馬台国九州説、関川編年と柳田編年を組み合わせ驚異の土器編年を編み出す)
井沢元彦(邪馬台国九州説、卑弥呼殺人事件w)
古田武彦(九州王朝を妄想、詐欺師和田に荷担)
小林恵子その他在日工作員(将軍様の夢でオナニー)
藤本由香(万葉集は韓国語で読める)
金達寿(古代日本人は全員在日)
関祐二(旧事本記でオナニー)
藤原明(旧事本記偽書説でオナニー)
黒岩重吾(邪馬台国九州説の妄想作家)
大和岩雄(同上)
大山誠一(聖徳太子はいなかった(驚)
梅原猛(法隆寺五重塔は、飛鳥寺の移築だった)
15 :
日本@名無史さん:04/10/03 11:12:03
金達寿より黄文雄や呉善花のほうがよっぽど(ry
16 :
日本@名無史さん:04/10/03 16:28:38
黄文雄や呉善花って古代史も書いてたっけ?
この二人が電波なのは言うまでもないが。
17 :
日本@名無史さん:04/10/03 20:30:32
>>11 新旧取り混ぜて。選り好みせずあたってみてください。
遠山茂樹『戦後の歴史学と歴史意識』岩波書店
鹿野政直『「鳥島」は入っているか』岩波書店
弓削達『歴史学入門』東京大学出版会
成田龍一『歴史学のスタイル』校倉
網野善彦『歴史としての戦後史学』日本エディタースクール出版部
金原左門『地域をなぜ問いつづけるか―近代日本再構成の試み―』中央大学出版部
中村政則『歴史のこわさと面白さ』筑摩書房
18 :
日本@名無史さん:04/10/03 20:55:18
>>17だけど、補足。これもお奨め。
小谷汪之『歴史の方法について』東京大学出版会
>>17-18 なんかその読書傾向、俺と同世代のような気がするんだけど・・・。
まあいいや。もうちと最近の本で。
>>11 歴史学研究会編『現代歴史学の成果と課題 1980―2000年 T 歴史学における方法的転回』青木書店
同 『現代歴史学の成果と課題 1980―2000年 U 国家像・社会像の変貌』
20 :
日本@名無史さん:04/10/03 23:16:29
>17
おお、面白そうなのが何冊か。
出来れば初版の発行年も書いてくれればよかったかな。
尾鍋輝彦という歴史学者が一人で書いていた『二十世紀』(中央公論社)というシリーズ。
第1巻「帝国主義時代の開幕」から第8巻「中国の国民革命」まで。
(本来は全16巻だそうだが、第9巻から後を見たことがない。)
結構細かい事が書いてあるし、日本史だけじゃないけど日本の歴史と世界の動きを並立して書いていて、良書だと思う。
個人的には第4巻「明治の光と影」が好き。
>>12-13>>17-19 ありがとうございます。少しずつ読んで勉強します。
でも、専門的なのは高いのが多いですよね。
歴史ってアマプロ混じるジャンルで
怪しげなものもいっぱいあるからこそ、
正統派の入門書や概説は安く一般に広めるべきだと思うんですけどね。
ということで、小田中さんは一番の期待。
>>22 お!いいこと書いてんじゃん、
と思いながら読み進めてたら、
最後の1行で台無し。
24 :
日本@名無史さん:04/10/04 19:36:10
小田中って誰かわからなかったのでググってみたけど、
PHPから本を出してるのか・・・
なるべく先入観は持ちたくないが、PHPってのはねえ・・・
>>23-24 まだ読んでないんですけど、小田中さんってなんかまずいんですか。
(ちなみにわたしは教えていただいた中で、
一番安くて、一般向けを想定した新書の形式だから
期待しただけで、読んだことはありません。)
ちなみに他の板に
「よくあの本がPHPで出せたな」という書き込みがあったので、
この場合はPHPにはこだわらなくていいのかな、
って思ってたんですけど。
読んでみろ。話はそれからだ。
>>24 そう言えば、以前PHP新書を書物をどこかのスレで紹介されていた時、
PHP新書の本というだけで全面否定する奴が現れて、そのスレがかなり
荒れたということがあった。
岩波書店や朝日新聞と聞いただけで中身を吟味せずに全面否定する
輩がいるけど、その「朝日・岩波否定論者」も「PHP否定論者」も
同類の人間なんだろうなぁと思ったよ。
28 :
日本@名無史さん:04/10/06 02:46:08
PHP新書は小堀桂一郎、渡部昇一、中西輝政などが執筆しているせいで
あまり評判が良くないんだと思う。
>>28 確かにその連中はトンデモだが、岩波にもトンデモ連中はざらにいるわけで
出版社名を見ただけだけで拒絶反応を示すのは正しい反応ではないわな。
レッテルを貼ることが知性の証しだと考えている
池沼の相手を何時まで続けるんだ?
今日時間ができたので責任払い?ってことで小田中直樹『歴史学ってなんだ?』
読んだよ。
この本の大きなテーマは「歴史(学)を何のために学ぶのか」ということと、
「歴史学はどのような方法で行われているのか」ということを、一般の人にわかりやすく
書くこと。
そのための史学史と史学の方法論の先行研究を網羅的に扱ってる。
「昭和史」論争や「従軍慰安婦論争」を手がかりにして、実証史学に対する
社会史や構造主義からの批判をわかりやすく解説してる。
結論は、実証史学は100%の真実を明らかにすることはできないが、だからといって
歴史を記憶や物語でいいのだ、と断言するのには問題があり、やはり史料との詰め合わせ
などの歴史学的方法論を用いる必要があり、「通常科学」や「コモンセンス」を
築いていくことに意味があるとする。
わかりやすい文章で学部生向きにはなってるけど結論はありきたりかな。
坂本多加雄や西尾幹二に批判的やけど、同様に上野千鶴子にも批判的で、実証主義擁護に近い。
史学概論の入門書としてはいいかも。
著者は実際に史学概論の授業やってるみたいやし
>>31 ウホッ、いいたいこと全部言われた。やらないか?
『歴史学ってなんだ?』はかなり良い本だと思う。歴史学と歴史小説の相違、
歴史教科書と歴史学の関係といった、問題になるわりに誤解されがちな部分を
丁寧にフォローしてる。院生や専門家からすれば「何当たり前のこと書いてるんだ」
という印象を受けるかもしれないが、その当たり前のことを一般向けに分かり易く書いたのがいい。
これこそ新書の真髄、歴史に対する啓蒙書、といったら褒めすぎか。
著者来訪キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
34 :
日本@名無史さん:04/10/06 22:47:12
>>29 確かに、斉藤貴男なんかは明らかに岩波向きに見えるが、『機会不平等』
は文春新書だしな。
並み居るトンデモの中に光るモノを見つけるというのも至福の体験だろう。
35 :
日本@名無史さん:04/10/07 00:44:46
よくここまでの自作自演を恥ずかしげもなくできるものだ
36 :
日本@名無史さん:04/10/07 00:54:34
佐藤雅美の「大君の通貨」読了いたしました。
大和朝廷の朝鮮進出について記載された良書を紹介
してもらえませんか。
ここは釣堀じゃ無いよ・・・
>>38 学界では、
日本が朝鮮半島に影響力を持っていたと言うのは全部嘘と
いうことになってるの?
>>39 試しに何か書いてごらん。
あの連中は耐性が無いからすぐ釣れるよw
37です。
別に釣りで聞いてるわけじゃないです。
ウリナラや、鼻歌でインターナショナル歌う人は
あっちへいってください。
43 :
日本@名無史さん:04/10/08 19:53:03
>>42 たーてーうえたるものーよ、いーまーぞひはちかし
だったっけ?
つか、いつの時期?
4-5世紀の広開土王碑から7世紀の白村江まであるわけだけど
37です。
初期のをお願いします。
当方、理系出身で史学知識ほとんどありません。
なにとぞ、よろしくお願いします。
>>41 >あの連中は耐性が無いからすぐ釣れるよw
あの連中って誰のことなの?
>>46 知識も無いのにこのスレに常駐している香具師のことじゃないの?
学説の解釈も根拠もなしにレッテルを貼って罵るだけのつまらん奴。
>>47 なるほど。
世の中には色々な人間がいるんだね。
ただ、知識というのも難しいものではあると思う。
人はどうしても、自分の知っている知識・経験から物事を判断しようとするもの
だと思うし、それについてはおそらく日本史の学界に生きる人も例外では無いと思う。
(天才と呼べる人は別かも知れんが、それでも日本史学界にいる人が
皆、天才だとは思えん。)
まぁ、それはそれとして出来るだけ多面的な見方をするという気持ちだけ
は持っておきたいね。
49 :
日本@名無史さん:04/10/09 19:53:56
あげ
50 :
日本@名無史さん :04/10/10 04:36:50
>>31>>32 小田中直樹は単なる二世学者のお坊ちゃん。
関係者以外では全然評価されていない。
51 :
日本@名無史さん:04/10/10 10:08:46
52 :
日本@名無史さん:04/10/10 17:59:21
現代史で何か良い本ありませんか?
明治後期ー太平洋戦争くらいまでに興味があるんですけど。
宮澤賢治なんかどうよ?
武部六蔵日記
イチマンエンもするけど。
55 :
日本@名無史さん:04/10/10 19:01:45
坂野潤治の『明治憲法体制の確立』ってどうですか?
>>55 お前が読んでどう思ったか?
話はそれからだ。
57 :
日本@名無史さん:04/10/10 23:43:14
電波作家のリストです。みなさんも電波作家を見つけたら教えて下さいね。
【買ってはいけないアマチュア著述家等一覧】
武光誠(騎馬民族説)
安本美典(邪馬台国九州説、関川編年と柳田編年を組み合わせ驚異の土器編年を編み出す)
井沢元彦(邪馬台国九州説、卑弥呼殺人事件w)
古田武彦(九州王朝を妄想、詐欺師和田に荷担)
小林恵子その他在日工作員(将軍様の夢でオナニー)
藤本由香(万葉集は韓国語で読める)
金達寿(古代日本人は全員在日)
関祐二(旧事本記でオナニー)
藤原明(旧事本記偽書説でオナニー)
黒岩重吾(邪馬台国九州説の妄想作家)
大和岩雄(同上)
大山誠一(聖徳太子はいなかった(驚)
梅原猛(法隆寺五重塔は、飛鳥寺の移築だった)
電波作家・・・佐原真(縄文時代=原始共産制と主張)
彼の説は、三内丸山の原始国家?遺構発見で、脆くも崩れ去りました。
志茂田過激。見た目が電波。
移民が専門の若槻泰雄という人が書いた『韓国・朝鮮と日本人』(原書房)。
植民地朝鮮と大日本帝国、在日と戦後日本の関係について書かれていて、良書だと思う。
書かれた当時は吉田清治が嘘をついていた事が分かっていなかったので、「従軍慰安婦」の強制連行を事実として書いてしまっている汚点はあるものの、
それ以外はかなりまとも。
フランスやイギリスの植民地や、移民への対応との比較を踏まえて書いていて、読み応えがあると思う。
61 :
日本@名無史さん:04/10/17 00:34:39
原爆について歴史的な意味や性能(広島型と長崎型のちがいとか)
について初心者にわかりやすい本はないでしょうか?
>61
広島・長崎の平和祈念資料館に問い合わせてガイドブックを取り寄せてみるといいんじゃないかな。
いや、ガイドブックがあるのかどうかは知らないんだけど。
64 :
日本@名無史さん:04/10/20 23:12:49
65 :
日本@名無史さん:04/10/21 00:33:37
はぁ?
ここはサヨがオナニーしているスレでつ
中日戦争とかチベット紛争という用語を使用すれば好感度UP
67 :
日本@名無史さん:04/10/21 01:01:12
>>66がオナニーしているスレであることは間違いない。
>>66 キーボードを打つときはちゃんと手を洗えよ。
69 :
日本@名無史さん:04/10/22 21:25:59
電波作家のリストです。みなさんも電波作家を見つけたら教えて下さいね。
*本宮ひろし先生を追加しました。
【買ってはいけないアマチュア著述家等一覧】
武光誠(騎馬民族説)
安本美典(邪馬台国九州説、関川編年と柳田編年を組み合わせ驚異の土器編年を編み出す)
井沢元彦(邪馬台国九州説、卑弥呼殺人事件w)
古田武彦(九州王朝を妄想、詐欺師和田に荷担)
小林恵子その他在日工作員(将軍様の夢でオナニー)
藤本由香(万葉集は韓国語で読める)
金達寿(古代日本人は全員在日)
関祐二(旧事本記でオナニー)
藤原明(旧事本記偽書説でオナニー)
黒岩重吾(邪馬台国九州説の妄想作家)
大和岩雄(同上)
大山誠一(聖徳太子はいなかった(驚)
梅原猛(法隆寺五重塔は、飛鳥寺の移築だった)
本宮ひろし(国が燃える)
70 :
日本@名無史さん:04/10/31 00:02:18
あげ
71 :
日本@名無史さん:04/11/01 23:19:25
72 :
日本@名無史さん:04/11/02 10:01:59
>>54 それを読むとこういう論文が書けちゃうわけですね
「満州国における治外法権撤廃問題―武部六蔵日記を中心に」
聖徳太子いなかった説って電波なのか?
74 :
日本@名無史さん:04/11/03 08:45:37
神武天皇実在説よりは電波ではないと思われ
つか粉飾されているから、いなかったっていうのなら、
歴史上の人物はほぼ全員いなかったってことになるような・・・
いなかったてよりは ほとんど粉飾ばかりで
うまやどさんの「実像」とかけはなれすぎ
って説っしょ。
聖徳太子は実は○○(外国の王族だったり
日本の豪族だったり)をモデルにした架空の人物で
「うまやど」さんなんて人自体もいなかったて説がいっぱい
あるわけですよ、これが・・・
あれ? 大山さんて「うまやど」も非実在っていってたっけ?
たしか太子だけがうさんくさいって話だったような
>>78 ああ、ごめんなさい。大山さんはそうですね。
リストでいうと「小林」や「関」といったところがそういう説。
安本さんや大山さんは「アマチュア著述家等」のくくり
じゃ悪いかもしれない。安本さんは物理の大槻先生みたい
になってますけどね。とんでも批判をしてるうちに自分も
変なこといいはじめてるのに気がつかないみたいな・・・。
まあ、69の個人的リストなんだろうけど、
邪馬台国九州説や聖徳太子非実在説が一概に「電波」
とはいえないでしょうけどね。
中公の「日本の歴史 南北朝の動乱」を古本で買うか再販を待つか迷っています。
日本の歴史シリーズはどれくらいのペースで再販してるんでしょうか?
私は日本史は素人ですが、大石慎三郎『将軍と側用人の政治』講談社現代新書
は面白かったです。
82 :
日本@名無史さん:04/11/07 22:10:49
大石慎三郎といえば、まずは中公新書の『江戸時代』が原点なんでしょうなぁ。
なんで心理学者の安本とアカデミックな修練を積んだ大山が
同じ扱いなんだ?
しかも「アマチュア著述家等」って・・・
84 :
日本@名無史さん:04/11/12 12:02:02
邪馬台国についての最新の研究がわかる本ってありませんか?
85 :
日本@名無史さん:04/11/12 12:44:48
コジタさんの「邪馬台国と日本人」(w
>>86 ありがとうございました。来年の1月なら待てばよかった(泣)
88 :
日本@名無史さん:04/11/23 10:31:33
前スレに比べると、なかなか盛り上がらんね・・・
89 :
日本@名無史さん:04/11/23 14:38:34
前スレの時は日本史板を見るついでにここもロムったり書き込んだりしてたんだけどね。
俺は自分の専攻だった近現代スレを見てたけど、ウヨのウザさに辟易して今は滅多に来なくなった。
「十五年戦争」って言葉を使っただけで工作員認定じゃやってられん。
何時からここは愚痴を書きこむスレになったんだ?
91 :
日本@名無史さん:04/11/23 20:39:00
まとめサイトのようなもの無いですか?
岩波ジュニア新書を執拗に薦める奴がウザかった。
試しに読んでみたら、官憲の横暴に立ち上がる人民、が文の大部分を占めていた。
もう岩波は買うまい、と深く心に誓った。
93 :
日本@名無史さん:04/11/24 09:29:57
サピオを読んでもう小学館は買うまい、と深く心に誓うようなものだな
94 :
日本@名無史さん:04/11/24 10:22:27
琉球王国の海外交易についての良書はないでしょうか?
92,
馬鹿丸出しで笑える
>>92 常識的なトーンとして当然だろ。
天皇陛下の統治下で慈悲あふれる治世を喜ぶ人民、が
文の大部分を占めていればよかったのか?
過去20年の研究成果をまったく知らずにサヨ史観を未だに盲信している素人が常駐しているスレはここですか?
98 :
日本@名無史さん:04/11/24 18:04:29
>>97は過去20年の研究成果をまったく知らずにウヨ史観を未だに盲信している素人
99 :
日本@名無史さん:04/11/24 18:06:57
>>92 にかかると、大衆の窮乏を憂い、その元凶たる政府財閥の打倒をめざした
大正・昭和の超国家主義の面々も「サヨク」認定されるんだろうな〜。
100 :
日本@名無史さん:04/11/24 18:44:02
好意的に解釈すると、たぶん
>>92は指導層の視点から書かれた本を読みたいんじゃないのかな?
諸外国の圧力に耐え、民衆の不満を制御しながら、彼らはどのように国家を運営していったか、みたいな。
そうじゃないのか?
>>92 そういう本だと、俺には個人の日記とか回想録ぐらいしか思いつかないんだが。
ところで、ウヨの煽りは2ちゃんの宿命なんだから、相手にするのはよそうよ。
このスレは日本史板にしては煽りが少ない方だ。レス自体も少ないが・・・
101 :
日本@名無史さん:04/11/24 18:45:58
そんなら中公『日本の近代』坂本たかおとか御厨貴の執筆巻をよんだらいいんじゃないかなあ。
102 :
日本@名無史さん:04/11/24 18:58:11
103 :
日本@名無史さん:04/11/24 19:14:37
>外国の圧力に耐え、民衆の不満を制御しながら、彼らはどのように国家を運営していったか
組織史の観点からすると、外国の圧力をでっちあげ、民衆の不満を利用しながら組織の拡大を図った
軍隊や諸官庁、という図式が描けるんだけどな。
104 :
日本@名無史さん:04/11/24 21:44:13
ブルジョアの抑圧と剋するプロレタリアートという古典的な図式でしか
歴史を語れない香具師は、サヨでは無く池沼だと呼べばいいんじゃないのか(苦笑
そうすればウヨだとレッテル付けさえすればどんな寝言でも通用すると思い込んでいる
馬鹿も黙ってくれるさ・・・
106 :
日本@名無史さん:04/11/24 22:18:55
サヨとか池沼だとかほんとに下品だネ
よっぽど実社会では他人様から見下されて生きてるんだろね
107 :
日本@名無史さん:04/11/24 22:26:09
池沼という奴が真の知将
終 了
全てが単純でよかった昔の人と違って
今時の若者は擦れてるからね。
岩波の紡ぎだす「圧制への反体制者は
常に清く正しく美しい」なんていう御伽噺
なんか白白しくて読んでられん罠。
> 「圧制への反体制者は常に清く正しく美しい」
そんなこと誰が言ってるの?
>109
否、何処にもそんなことは書いていないよ。
君は実に頭がいいね(遠い目
『ファッションの社会経済史』
ちょっと前に読売だかの書評で紹介されてたんで読んでみたけど、面白かった。
大学受験の頃、幕末の輸入品は1.綿織物2.毛織物3.武器・艦船という表を見て、
「綿織物は従来の国内産に取って代わったんだろうし、武器も必要だろう。しかし毛織物なんて需要あったのか?」
と疑問に思ったが、これで納得できた。
112 :
日本@名無史さん:04/11/25 16:44:41
113 :
日本@名無史さん:04/11/25 16:59:03
新ゴーマニズム宣言SPECIAL戦争論(全3巻)
http://www.esbooks.co.jp/books/search_result?kword_in=%BF%B7%A5%B4 %A1%BC%A5%DE%A5%CB%A5%BA%A5%E0%C0%EB%B8%C0%A3%D3%A3%D0%A3%C5%A3%C3%A
3%C9%A3%C1%A3%CC%C0%EF%C1%E8%CF%C0+&kword_out=&title=&info=&writer=
%BE%AE%CE%D3%A4%E8%A4%B7%A4%CE%A4%EA&publisher=&code=&ctgy=&sort=0
&disp=0&dsptch=0&oop=on&publish_sy=&publish_sm=&publish_ey=&publis
h_em=&x=0&y=0
これに勝る日本史は存在しないだろう。最新の調査結果に基づく正しい日本史。
115 :
日本@名無史さん:04/11/25 18:29:10
荒らしは無視しろ。荒らしの相手をしたら、あなたも荒らし。
116 :
日本@名無史さん:04/11/25 19:07:04
ここにいる皆さんは、いずれも歴史に一家言もつ方々と思いますので、
不毛な煽りや冷やかしを越えた、建設的なお答えをいただけると期待して
質問いたします。
皆さんの大部分は、日本史、とくに近現代史の記述に関しては、
「官憲の横暴に立ち上がる人民、が文の大部分を占め」るのが
常識的なトーンだと判断し(
>>96)、
「組織史の観点からすると、外国の圧力をでっちあげ、
民衆の不満を利用しながら組織の拡大を図った軍隊や諸官庁、という図式」
が措定できる(
>>103)とのお考えと拝察します。
あるいは「自分は
>>96には賛成だが
>>103には同意できない(またはその逆)」と
おっしゃる方もおられるかも知れませんが、その場合も、御自身が同意なさる範囲内で、
皆さんの考え方を披瀝していただけると幸いです。
皆さんは、過去の日本については、このように権力者や官僚組織を非難し、
これに対抗する人民の側に立った記述をよしとなさる以上、
現在の中国共産党や朝鮮労働党による「官憲の横暴」も明確に非難し、
また、これに対して「立ち上がる人民」も明確に支持なさっておられるのでしょうか。
仮にそうでないとすれば、それはなぜでしょうか。
(下に続く)
117 :
日本@名無史さん:04/11/25 19:07:42
(上の続き)
また、日本の左翼諸政党は長年にわたり、米国や旧西側諸国の圧力や脅威を
声高に宣伝した一方で、中国共産党の「大躍進」や「文化大革命」の惨状を隠蔽し、
北朝鮮の日本人拉致をあくまで「でっち上げ」だと言い続け、
これら共産圏を過剰に賛美することで、「民衆の不満」を左翼思想の支持拡大に利用し、
ひいては自分たちの組織拡大を図ってきました。こうした諸政党や、これを支持してきた
左翼系組織(日本史研究者の諸団体も含みます)についても、
「組織史の観点から」批判的な検討がなされるべきだと考えますが、いかがでしょうか。
皆さんは、いずれも真剣に歴史と向き合っておられる方々だと思いますので、
話が戦後に及んだ途端、「スレ違いだ」などと言って逃げることなく、
こうした「過去の歴史を踏まえて現在をどう語るか」についても、
真剣かつ建設的なご意見をお書きいただけるものと信じております。
皆さんのレスを心よりお待ちしております。
118 :
日本@名無史さん:04/11/25 19:29:34
>「スレ違いだ」などと言って逃げることなく、
それを普通は「逃げる」といわない
>民衆の不満を利用しながら組織の拡大を図った軍隊や諸官庁、という図式
例えば『概論日本歴史』(吉川弘文館、2000年)は
編者に佐々木潤之介・藤田覚といったサヨクの側の人物が名を連ねているが
日清戦争は日本の場合、国内の反体制勢力を外戦にそらす必要があったのではない。また日
朝貿易も貿易全体に占める割合は小さく、日本の経済的発展が植民地を必要とする段階では
なかった。むしろロシアの南下に対応した軍事的危機感からする戦争であり、経済的理由は戦
争の原因としては従属的であった。
としている。
古くさい人民闘争史観の呪縛から解放されていないのは、むしろウヨクの側ではないのかという気がする。
120 :
日本@名無史さん:04/11/25 20:10:15
ウヨクはありもしない左翼の虚像相手に必死こいて一人相撲を取ってるような気がする
>>ありもしない左翼の虚像
これはちょっと言い過ぎちゃうかな。細々とだろうけど、まだ一応いるでしょ。
カルト化してるけど。
122 :
日本@名無史さん:04/11/25 20:32:44
>>121 メインストリームはそういうところにないことは確かだろう。
その点でやはり独り相撲というか
批判するのはいいが、もっと勉強してほしい気がするな。
>116
まあ>96のようなキリスト教的善悪二元論でしか
物事を規定できない馬鹿を俎上にしている時点で
まともな議論にはならん罠。
全肯定か全否定しか世の中には存在しないのか?
学問板でファンタジーを語るなよ・・・
大化の改新から天武天皇即位ぐらいの期間で、
素人にも読みやすいものを教えて下さい。
125 :
日本@名無史さん:04/11/25 21:39:54
山川出以外(解説薄すぎ)でいい正誤問題集ありますか?
126 :
116:04/11/25 22:03:54
>>119さんが
>>103に同意していないこと、
また
>>123さんが
>>96に同意していないことは分かりました。
改めて、
>>96さん、
>>103さん、及び、こうした方々に同意する皆さんに、
>>116-117の質問にお答えいただけるようお願いいたします。
また、それとは別に、
>>119さん・
>>123さんにも改めて、
現代(戦後以降)の中国共産党・朝鮮労働党の行ってきたことや、
日本の左翼諸政党および左翼系組織(日本史研究者の諸団体も含みます)が
行ってきたことについて、どのようなご見解をお持ちなのか
お書きいただきたいと思います。これをお書きいただかなければ、
こちらの質問に対するお答えになっていないと考えますので。
>>126 私は現代史を研究対象としているわけではないので
学問板で述べるべきことは何もない。
128 :
日本@名無史さん:04/11/25 22:57:02
なにやらスレ&板違いの論争を試みている方がいらっしゃるので、
ちと軌道修正。
>119
ソウル大学の教授や公開セミナーで韓国の学者が否定されている事実を、今更『概論日本歴史』(吉川弘文館、2000年)で、再否定しなかったのはむしろ当然でしょ?
それよりもウヨにはお詳しそうなので↓の根拠をお教え願えないでしょうか。
>古くさい人民闘争史観の呪縛から解放されていないのは、むしろウヨクの側ではないのかという気がする。
129 :
日本@名無史さん:04/11/25 23:25:14
正直、まったく読む気が起きない。
こんにちわ日本史初心者です。
推薦で大学が決まり、記念に初めて専門書を買おうと思っているのですが
俺の尻の穴に貴方の野太いちんぽぶち込んでくれませんでしょうか?
今が旬の日本史専門書なんかを教えて欲しいです。
よろしくお願いいたします。
す、すみません!
3行目に他スレに使おうと思ってた文章が入ってしまいました
3行目だけ無視して読んでください
誤爆すみませんでした!m(_ _)m
今更過ぎて何の感慨も起きない。
悪いけどセルフあぼ〜んさせてもらうよ
>それよりもウヨにはお詳しそうなので↓の根拠をお教え願えないでしょうか。
これは
>>116-117を読んだ感想を述べたに過ぎない。
この板に書き込まれる右翼的発言の多くが想定している左翼とは
80年代以前の古いマルクス主義史観のように思う。
そういうことを言いたかったに過ぎないのだが。
134 :
日本@名無史さん:04/11/26 01:28:52
ネタっぽいが激しくわろた
133=119と仮定して、
>119のレスを読み解くには行間を嫁と言うことですか・・・
なかなか高等なことをなされる。ところで↓
>この板に書き込まれる右翼的発言の多くが想定している左翼
左翼を揶揄っている書き込みは私にも理解できるのですが、
浅学非才の身ではどれが右翼的発言なのか判りかねます。
もちろん左翼を叩く者全てが右翼で、此の世に中道は存在しないなどという
皮相な観点では無く、大所高所的発言であるということは理解しております。
が、何分にも貴方のレスは高等過ぎて読むのに苦労します。
近現代には、これまで関心が無かったので、古くさい人民闘争史観の呪縛に
囚われている右翼。という存在はなかなかイメージしにくかったのですが、
御意見は何と無くフインキ(←何故か変換出来ない)として理解できました。
ありがとうございます。
136 :
日本@名無史さん:04/11/26 09:31:25
ウヨサヨ問わず、勝手に風車を敵に見立てて突進→大勝利のドンキホーテは、
そこらかしこにいる。
そういう輩は、それは風車だと進言する者を魔界の者と見なし近寄らない。
よって大本営真っ青の連戦連勝。
137 :
日本@名無史さん:04/11/26 10:41:46
>>130 どういう時代やテーマに興味があるかによるので、もうすこし詳しく書いて。
本当に初心者で全体的な流れを知りたいというのであれば、受験用参考書の実況中継シリーズから
読んでみるといいんじゃないかな。
馬鹿にしてるんじゃなくて、マジレスだよ。
世界史で受験したおかげで日本史の基礎的な知識がなかった俺はそうしたから。
それに日本史専攻の学生でも基礎的な知識がない(てゆーか受験が終わると忘れる)人って意外と多いから、
折に触れて読み返すためにも持ってて損はないと思う。
>>136 禿しく同意。ウヨサヨともに仮想敵とその主張を捏造して
仲良しグループ内でクサしあってるだけの話。
いわゆるウヨサヨが、面と向かって議論してるところも
双方に公平な討論の場を設けているメディアすらも滅多に見ない。
そういう寒い現状で、何か建設的な議論ができるとも思えんな。
139 :
日本@名無史さん:04/11/26 13:38:43
小熊英二の戦後史を扱った本を読むと、ウヨもサヨもたがいに相手の実態を見ずにイメージだけでとらえてたのかな、と思うね。
『日本人の境界』の沖縄戦後史をテーマにした部分を見ると、保守派が独立論を支持してる時期があったり
沖縄共産党が本部に日の丸を掲げてた時期があったりで、先入観に惑わされちゃいけないことがわかる。
と、さりげなくスレのテーマに合ったレスで軌道修正してみるw
140 :
日本@名無史さん:04/11/26 18:04:30
「パンツがみえる」は良書でしょ。
新聞の書評で、研究にも値しないと罵倒されたけど。
個人的にはパンチラ図鑑にしてほしかった。
141 :
日本@名無史さん:04/11/26 18:38:36
荒らしは無視しろ。荒らしの相手をしたら、あなたも荒らし。
>>140 読んでないんだけど教えて欲しい。
「白木屋ズロース伝説は、こうしてつくられた。」ってあるんだけど、
実際にどうだったかはともかく、当時からそう考えられていたってことは事実でしょ。
つまり陰部を見られるのは恥ずかしいという考え方は少なくとも存在はした。
そのへんどう書いてあるんでしょうか?
>>139 復帰前の沖縄で日の丸が復帰運動のシンボル的に扱われていたことは
今の若い諸君には理解できないことかも知れないが、当時はかなり有名だったと思う。
靖国神社だって、1975年までは天皇が参拝していたが
それを問題視する動きはさほどなかったように思う。
当時の靖国をめぐる焦点は「国家護持」だったように記憶している。
このようにある営為や事象の持つ意味は時代とともに変遷する。
だからこそ歴史学の意味があると思うんだが。
144 :
日本@名無史さん:04/11/26 21:01:22
>>142 パンチラは最近まで存在しなかった!
なぜなら日本人女性はパンツを履いていなかったから。
しかも結構な頻度で日常「マンチラ」さえありえた。
ゆえに白木屋の火事で、陰部お披露目を恐れて焼死した女性はいない。
結構皆「マンチラ」させながら脱出した。
というのが白木屋伝説への反駁
あとはパンツを履くようになってからの話。
陰毛が床に落ちなくなったらしい。だから陰毛集めに女性便所に忍び込む変態も
登場した、とのこと。
あとは読め。
>>144 サンクス。しかし「目の付け所」は良いが「トンデモ」の予感。
なぜなら日本人女子高生はパンツの見えそうなミニを履いている。
しかも結構な頻度で日常「パンチラ」さえありえた。
ゆえに階段で、パンチラを恐れて後ろを手で押える女子高生などいない。
と言ったら事実と相違する。
あとは読んでみる。
>靖国神社だって、1975年までは天皇が参拝していた
その70年代に社会党が中国という外圧を利用して無理やり政治問題化させたと
田原が朝生で馬鹿みたいに同じ話を繰り返し言い続けているけどな。
多分今日の放送でも又言うじゃないかな・・・
147 :
日本@名無史さん:04/11/26 22:01:12
誰かこれまでに出た書名をまとめてくれませんか?
148 :
日本@名無史さん:04/11/26 22:21:47
「A級戦犯」14人については、昭和41年2月8日付「靖国神社未合祀戦
争裁判関係死没者に関する祭神名票について」(引揚援護局調査課長通知)
によって祭神名票が送付され、昭和46年の崇敬者総代会で了承、
昭和53年秋季例大祭前日の霊璽奉安祭で合祀される。
それで、天皇は靖国へ行けなくなりましたw。
149 :
116:04/11/26 22:38:30
スレ違い・ドンキホーテ等々の罵詈雑言は承知の上で再登場いたします。
そもそも私が違和感を覚えるのは、
多くの日本史研究者が、この半世紀以上にわたって行ってきた
様々な左翼的言動に対し、ほとんど反省や自己批判の弁を述べないまま、
なし崩し的に「今時そんな左翼いないよ」などと小馬鹿にするような形で、
過去への責任を回避しようとしていることです(例えば
>>122)。
「そうした左翼的言動は、過去の研究者がやったことで、自分たちは関係ない」と
おっしゃるでしょうか。しかし、例えば現在も歴史学研究会・日本史研究会といった
名だたる研究者組織は、イラク戦争反対だのなんだのと、
政治的アピールを繰り返す一方で、同様もしくはそれ以上の侵略行為や人権侵害を
行っている中国や北朝鮮に対しては、こうした抗議を全く行いません。
こうしたダブル・スタンダードが平気でまかり通っている現状を、
皆さんはどうお考えなのでしょうか。
「あれは一部の委員が勝手にやってるんだ」と主張なさるのでしょうか?
「自分は現代史や現代政治に口を挟む気はない」とおっしゃるでしょうか?(例えば
>>127)
しかし、その場合でも、こうしたダブル・スタンダードが「研究者の声」として
声高に喧伝される現状を放置し、追認しているという責任はあるのではないでしょうか?
(下に続く)
150 :
116:04/11/26 22:38:53
(上の続き)
皆さんのレスを読む限り、中国共産党や朝鮮労働党を未だに支持し続けているような
「カルト化した」(
>>121)左翼的研究者は、ここにはおられないようですが、
それならなぜ、戦前の軍部や官僚組織を批判するのと同じように、
戦後の中国共産党や朝鮮労働党を、そして何より、戦後から21世紀まで
左翼的なダブル・スタンダードを墨守する研究者組織を批判なさらないのでしょうか。
誤解なさらないで下さい。私は「研究者は政治的発言をするな」と申しているのでは
ありません。むしろ逆です。多くの研究者が過去の権力者を明快に批判なさるように、
戦前・戦後の左翼組織の錯誤・欠陥や、何より、現今の研究者組織が、
ほとんど惰性の如く左翼的言辞を垂れ流している現状をも、
明快に批判していただきたいのです。
皆さんの建設的なお答えをお待ちしております。
>>150 文革を礼賛した不明を恥じて職を辞したのは早稲田の教授が一人いただけだろ?
拉致を否定していた社民の議員で自己批判した香具師がいるかい?
人間というものが、どれほど醜くなれるかという教材が目の前にいてるからといって
必ずしも答えを得られるとは限らないんだから無駄なことはよしなさい。
そもそも。この種の話が建設的な討論になるはずがない。
天安門の時には結構抗議声明が出たんだがな
153 :
119:04/11/26 23:27:47
>>149 あなたには私の真意が伝わらなかったようだ。
私が責任を持てるのは、私の研究についてのみであって
他者の研究や行動には責任が持てないと言いたかったのだが。
学会が北朝鮮を非難する声明を出さないのはけしからんという主張はわからなくはないが
ここでそれを主張してもあまり意味がないと思う。
日本史研も歴研もすべての人に門戸を開いている。
会員になって、来年の総会でそのように主張すれば良いだけのことではないかと思う。
政治の嵐が吹き荒れたあとのキャンパスで学生生活を過ごしたので
基本的には政治にコミットしたくないというのが正直なところだ。
ニホンサヨク(こうやって書くと絶滅危惧種みたいだな)は今まさに代償を払いつつあるだろう。
社民党の壊滅、日本共産党の縮小、そして北チョンファイナルカウントダウンと。
心のよりどころが次々に崩壊していくこの現実こそが百万言の批判にも優ると思うよ。
右よりの俺としては、むしろ昨今のネットウヨやそれに媚び売る一部言論人の方がよっぽど困る。
あのへんのアホさ加減は往年の左翼と変わらん。むいてる方向が違うだけで。
せっかく左翼が自爆してくれたのに、何十年か後にまた揺り戻しが来るのではないかと心配だわ。
>政治の嵐が吹き荒れたあとのキャンパスで学生生活を過ごしたので
>基本的には政治にコミットしたくないというのが正直なところだ。
でも、自分の敵は全て右翼なんだよな・・・
中国共産党と朝鮮労働党の侵略行為や人権侵害は批判するが
戦前日本の軍部や官僚組織は是認するダブルスタンダードは
どうなんだろう?
>社民党の壊滅
阪神大震災であれ程無能だったのに神戸市民は前党首(名前忘れたw)を選択したのに、
神戸には殆ど関係の無い(怒られるか?)拉致事件後では選挙前から前党首は落選確実だったらしい。
日本の選挙民は複雑怪奇・・・
158 :
日本@名無史さん:04/11/26 23:45:05
>156
>戦前日本の軍部や官僚組織は是認する
誰?
>>155 私が学生時代、全共闘世代の一部は院生やODとしてまだ大学にいたが
彼らは敵味方という二元論ですべてを見たがる傾向が強かったように思う
ネット上で繰り広げられている議論はあの頃の彼らを彷彿とさせる。
>146
>その70年代に社会党が中国という外圧を利用して無理やり政治問題化させたと
>田原が朝生で馬鹿みたいに同じ話を繰り返し言い続けているけどな。
>多分今日の放送でも又言うじゃないかな・・・
社会党の議員が中国と半島を往復して政治問題化させたとこは省いたねw
でも、中国側は当初問題にしなかったということだけは、やっぱり言ったね。
この爺さんは中曽根と直接会って確認したことを自慢したいだけなのかな?
161 :
日本@名無史さん:04/11/27 02:29:44
日本社会には原理というものがなく、ただただ付和雷同あるのみ。
ウヨだのサヨだのも、その時々の状況で決まるのであって、原理的にどうと
いうのはない。
だから、先日の米永に対する天皇発言を受けて、天皇はサヨクと言うのまで出てくる始末。
日本の政治の真実の姿は天皇家や宗教や霊的な動きを知らないと
理解出来ないよ。
163 :
日本@名無史さん:04/11/27 03:39:05
>>154 左翼=社民党、共産党と思いこんでる時点でキミ、アフォだろ。
左翼がホントに滅びてたら、岩波書店なんかとっくに潰れてるぞ。
164 :
日本@名無史さん:04/11/27 10:24:42
そろそろ言っていいか?
スレ違いだ。
116は他スレで質問しろよ。
「なぜ日本史学者はサヨクばかりなのか?」ってスレがあるだろう。
165 :
日本@名無史さん:04/11/27 11:47:09
というわけで、藻前らも「感性の歴史学」やれ。
変態性欲の近現代史、とかいいんじゃないか?
副題は人前でチソポを出すということ、とかな。
事例はかなり残っているし、それよりも藻前らの実益も兼ねるかもしれんしな。
166 :
116:04/11/27 22:25:02
何人かの方々からは誠意あるお答えをいただけたようで、有難うございます。
>>164さん御指摘の通り、スレ違いな話には間違いありませんので、
この話に関する私の書き込みは、ひとまず今回をもって終わりとさせていただきたく思います。
>>151さん、御忠告まことに有難うございます。
正直いえば、私も学界の現状を直ちに改善することは、ほとんど絶望的なまでに
困難だと思います。また、かりに長期的には改善できるとしても、その方法は、
過去の研究者を小馬鹿にし、なし崩し的に世代交代を進めてしまうことで、
自らは責任を回避しつつ、問題の風化を待つという、
まさに
>>122のような、卑劣きわまるやり方しかあり得ないのかとも思います。
しかし、こうしたやり方では、現に今も様々な研究者組織によって行われつつある
偏向した政治的言動に対し、何の歯止めにもならないことは
>>149で述べた通りです。
こうした現状に対し、多くの研究者が何の疑問も痛痒も感じていないとは、
どうしても私には信じられないのです。私が今回、あえて匿名掲示板で
こうした話題を持ち出したのは、こうした場なら、現今の研究者の政治的スタンスについて
本音の議論ができるかも知れないと思ったからです。
(下に続く)
167 :
116:04/11/27 22:25:27
(上の続き)
>>153さんへ
> ここでそれを主張してもあまり意味がないと思う。
> 日本史研も歴研もすべての人に門戸を開いている。
> 会員になって、来年の総会でそのように主張すれば良いだけのことではないかと思う。
一見すると正論のようですが、大会場に百人規模の会員が集まった総会で、無名の一会員が
そうした主張をしても、適当に受け流され、うやむやにされてしまうであろうことは、
研究者のお一人として当然予想がつくはずではないでしょうか?
まして、院生・OD・助手レベルの会員がそうした行動に出た場合、
いかなる不利益を蒙るかを真剣に考えるなら、
>>153さんのご提案は、
失礼ながら現実無視の暴論と言わざるを得ないと思います。
> 政治の嵐が吹き荒れたあとのキャンパスで学生生活を過ごしたので
> 基本的には政治にコミットしたくないというのが正直なところだ。
という御発言から察するに、
>>153さんは40歳前後かそれ以上の世代の方と
お見受けしますが、むしろ
>>153さんのような世代が動いてこそ、
学界を改革する有効な力たりうると思いますし、
有り体に言えば、この世代が動かぬ限り、学界の改善など夢のまた夢でしょう。
さらなる失礼を承知で申せば、自らは「基本的には政治にコミットしたくない」として
学界の現状を放置・追認している一方で、これを改善しようと唱える者には、
「では一人でぶつかって行け」と、無謀な「特攻」「自爆」を勧めるのが、
団塊〜ポスト団塊世代の論理だとすれば、
あなた方はまさに偽善の世代だとしか言いようがありません。
(下に続く)
168 :
116:04/11/27 22:25:50
(上の続き)
>>154さん
> 右よりの俺としては、むしろ昨今のネットウヨやそれに媚び売る一部言論人の方がよっぽど困る。
> あのへんのアホさ加減は往年の左翼と変わらん。むいてる方向が違うだけで。
> せっかく左翼が自爆してくれたのに、何十年か後にまた揺り戻しが来るのではないかと心配だわ。
全くおっしゃる通りです。私は当スレでは、議論の呼び水として、あえてネットウヨの尻馬に乗る形で
書き込みを始めましたが(そのせいで無用の誤解もかなり受けたようですが)、
実のところ、学界の左翼的偏向そのものを憂いているというよりは、そうした時代錯誤的な偏向を
放置することで、ネットウヨや一部言論人から必要以上の攻撃を受けたり、学界以外の世間から
浮いた存在となってしまうことを憂いているのです。
早い段階で学界そのものが自浄能力を発揮し、思想的な健全さを獲得しなければ、
官憲ならぬマスコミと一般大衆による「思想弾圧」や、さらには研究活動そのものへの妨害すら、
絶対に起きないとは言い切れないのではないでしょうか。
最後ということで、あまりにも長く書きすぎ、失礼いたしました。
改めてレスを下さった皆さんに感謝いたします。
169 :
119:04/11/27 22:39:56
>>167 遺跡保存を求める類ならともかく
政治的声明が学会誌に載ることには違和感を感じている。
正直なところ、どうせ仲間内しか見ないんだし、ほとんど意味ないと思っている。
ただ、それを大仰に取りあげるあなたの感覚は
ああいうものを学会誌に載せ続けている連中と通底していると思うんだけどな。
だから総会で議論しなさいと言ったわけ。
私が言っても彼らとは話が全くかみ合わないだろうと思う。
171 :
日本@名無史さん:04/11/28 01:10:37
荒らしに反応する人も荒らしです
172 :
日本@名無史さん:04/11/30 15:56:58
あげ
173 :
日本@名無史さん:04/12/07 19:18:32
お、「図書」巻末の一月刊行予定書目を見てると、細谷千博「シベリア出兵の史的研究」が
現代文庫で出るんだね。これは是非とも読みたい本だったので素直に嬉しい。
来月が待ち遠しい。
めずらしくにちゃんでいい話聞いた。
専門にかかわるので、古書で数万出してでも買うところだった。
175 :
日本@名無史さん:04/12/16 00:53:17
『国民の天皇』
いや大仏次郎論壇賞とったから書き込んでるわけではないんです。
おととい読み終わって、面白かったから…
特に右派大衆運動と今上天皇への小泉信三の影響の部分が。
今月のメチエ、馬賊をテーマにした割には、肝心の馬賊についての記述は
先行研究に依拠しまくり。馬賊関係の本がことごとく品切だという空隙を
狙っての出版だろうか・・・。
メチエにしては疑問符のつく本だった。
良書じゃなくて、新刊読後の感想。
>>176 値段の割に内容が薄いなと思って見送った
メチエはたまに内容の薄いのがある。
『廃藩置県』という本なんて、ほとんど先行研究をなぞっただけ。
同じ大陸ものでも、戸部良一の「日本陸軍と中国」は面白かった>メチエ
たしかに戸部氏の「日本陸軍と中国」は勉強になったなあ。
同じメチエの「関東軍」とどっちをとろうか迷って、戸部氏にしたんだけど正解だった。
ところでメチエは防衛大学関係者の執筆が多いね。
なんかツテでもあるんかしら?
181 :
日本@名無史さん:04/12/22 17:06:43
>>176 同感。浅田次郎推薦! のオビのせいで一般読者にも
売れるかも知れないが・・・
あとがきで述べてるように、突貫工事で書き上げただけあるな。
>>181 オマイ、優しいな。
漏れは「突貫工事」のせいではないと思うぞ。
女ってのは、分析能力に欠けてるんだよ、常日頃思っているんだが。
問題設定の立てからしてダメだ、あれは。
よくアカポスに就けましたね、とそっちに感心する。
183 :
日本@名無史さん:04/12/23 15:12:13
>>180 『関東軍』は内容はともかく、悪文だった。もう少し読みやすい文章を
希望。
>>182 性別・突貫工事は関係ないような。
ただ、作者が一生懸命書いてるのは分かるが、どうも内容が薄っぺらい。
知ってる内容を全部ぶち込んだ、という印象。だから読み物として弱い。
作者はまだ若いようだから仕方ないかもしれないが・・・
うちの生協では、浅田推薦のせいか、バカ売れ。
184 :
日本@名無史さん:04/12/23 15:21:36
>>182 こんなところで陰口たたいてる程度だから、
定職に就けないのですよ。
185 :
日本@名無史さん:04/12/23 15:55:41
>>182 >問題設定の立てからしてダメだ
この書き方だと陰口あるいはやっかみといわれても仕方ないと思う。
視角なんてのはいろいろあり得るんだから
どこがダメかをきちんと書かないと。
186 :
日本@名無史さん:04/12/23 15:59:50
久々に覗いてみたら・・・orz
どうにもならんなこのスレ。
187 :
日本@名無史さん:04/12/25 23:08:29
>>139 うん、小熊の本は(まぁ大体)どれもオススメだ。
中でも近著の『〈民主〉と〈愛国〉』が一番よく人の口端に上ることが
多いけど、個人的には『〈日本人〉の境界』が一番の出来だと思う。
中曽根の「単一民族発言」以来、右が単一民族論、左が混合民族論
だと何となく思われてきたけど、戦前帝国日本が、実は混合民族論を
ドグマに掲げて植民地獲得維持を行っていたという事実、そして日共
を初めとする戦後の革新派(及び柳田や津田のような穏健保守)が、
「古来よりの単一民族からなる平和な島国日本」なるテーゼを掲げて
戦後初期〜中期の言論活動を行っていた事などを、整理付けて白日
の元に曝し得た功績は実に大きい。
上の方で出てたレスじゃないが、日本人はその場その時の雰囲気や
流れでばかり概ね動きがち。「祭り」が過ぎ去ってパラダイムシフトを
迎えると、途端に記憶(そこに至った経緯や過程)をも忘却してしまう。
それゆえ、小熊の仕事のような通時的な分析は実に貴重。
小熊自体は「サヨク」に分類される(個人的には、サヨクと呼ぶには彼はちと
シニカル過ぎだと思う)んだろうけど、彼の凄い所は、その著作に現れた諸
分析結果が、外部の左右人士はおろか著者たる小熊自身すらをもフッ飛ば
しかねないという所。また、その分析結果と己の意見との間でしばしば板挟
みに陥る所(例えば故網野との対談とか)も、傍から見ている分には面白い。
188 :
日本@名無史さん:04/12/26 00:01:48
189 :
日本@名無史さん:04/12/26 00:17:13
年も押し詰まってきたので、あなたにとっての「今年の収穫」を
教えて下さい。
私は、佐藤卓己『言論統制』(中公新書)。
なぜ主人公鈴木倉三の日記の肝心な時期だけが
残ってないのか、という疑問はあるが…
190 :
日本@名無史さん:04/12/26 01:25:38
>>77 これは結構面白かった.書誌学的に有名な
歴史家の引用が効果的で面白かった.思想的に嫌いな人が
いるかもしれないが...
谷沢 永一
聖徳太子はいなかった
自分にレスするのって楽しい?
つーか良書って言葉の意味わっかってんのかね・・・
192 :
日本@名無史さん:04/12/30 09:13:04
>>189 言論統制の総本山は、苦労人で勉強熱心な努力の人でしたw
って本だよな・・・
むしろ冒頭にあがっていた「風にそよぐ葦」を読みたくなったw
194 :
日本@名無史さん:04/12/30 14:07:59
高卒就職者って就職先決まって祝福されるの?
親とかは心の奥底ではスゲー悲しんでるよ。
オレとかが行ってた大学進学率ほぼ100%の進学校だと、学年350人中2〜3人就職、1人専門がいたが
コソコソと冷たい視線や嘲笑い、暴言、哀れがられてたし、この高校を卒業しても気やすく名乗るなよ!って言われてたな。
教師の態度も変わるし卒業式にはとうていでられません。
ある教師が学校の名をけなすクズとか社会の敗者とか言ってたな。
逆に浪人も60人くらいいたが彼らの扱いは将来があるということで学校側がバックアップしてやるぞ!安心しろ!みたいなこと言ってて手厚かった。
この差はなんざんしょ?
とりあえず、こんな僕から言わせてもらうと高卒なんか直視できないほど恥ずかしいよ。
だって僕の育った環境からすればアリエナイし同じ人間ってか、高卒は人間ではないんだもん。
195 :
日本@名無史さん:04/12/30 16:15:08
>>192 ていうか、「言論統制の総本山」というイメージが、戦争協力したことを
必死になって隠蔽しようとするマスコミ・ジャーナリズム界が創り上げた
ものだった、新聞社や雑誌社は少しは反省しろよ、ゴルァ!てのが趣旨の
本でしょ。
196 :
日本@名無史さん :04/12/30 20:26:03
H郷「新・中世王権論」
197 :
日本@名無史さん:04/12/30 20:30:25
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/dokusho/news/20041226ddm015070105000c.html 『新・中世王権論−武門の覇者の系譜』=本郷和人・著 (新人物往来社・1890円)
日本の中世国家の捉え方には権門体制論と東国国家論という有力な二つの学説がある。前者は広く天皇を中心とする朝廷のあり方に基づいて国家を構想しており、
後者は鎌倉幕府の存在を中心にして国家を考えるものであるが、本書はその二つの学説に挑戦してともに否定し、「二つの王権論」を主張する。
南北朝時代に著された『源威集』を切り口にして、将軍と首長(「首頂」)の二重性から権力構造を読み解き、そこから武士論や国家論を整理してゆく。二項対立の問題
設定から、論旨を展開してゆく小気味よさが本書の魅力で、それがアキレス腱にもなりかねない危うさも内蔵しているが、ここで提起されている問題はこれからの中世
の権力を考えるのに重要な論点になろう。(文)
198 :
日本@名無史さん:04/12/30 20:59:30
最近 朝日と毎日の新聞100年の縮刷本を読んだ
日本のマスコミが「政府の太鼓持ち」というのを、改めて実感した。
記者クラブの存在が癌だというのは分かるが・・・
どのみちスレ違いだね。
つーか健全なスレの流れを阻害したいのか>198
200 :
日本@名無史さん:04/12/31 01:51:45
>>197 今読んでるが、推測に推測を重ねすぎ。
他の研究者の「小説のような」推論に苦言を呈しているが、
五十歩百歩。
201 :
日本@名無史さん:04/12/31 07:38:14
>>198 そもそも許認可事業でがんじがらめに縛られているからねw
それよりも国営のBBCが政府との衝突も辞さない姿勢で報道に臨む姿はすごいね。
日本の民間報道社の方がよっぽど「国営」だw
202 :
日本@名無史さん:04/12/31 11:38:20
>>199 こいちは他スレにも
>>196と
>>197をコピペ貼りした下郎だな。
>>200もてめえだろ。ばればれなんだよ。馬鹿。
>>198は
>>195に対するレスだから「健全」な流れなんだよ。
健全でないのはお前の脳みその方だ。氏ね。
>>201 自民党も、さすがに反政府報道だけで許認可取り消しなんかできないよ。
そうじゃなくて、やっぱりマスコミの体質でしょ。
やっぱ連中、東大や早稲田を出たのが多いから、自分たちはエリートだと
思ってて、間違いを認め自己批判するのはいやなんだよ。
「反権力」みたいなことを標榜してるけど、まあ結局は、一種の権威主義
・官僚主義体質なんじゃない。
林彪事件のことを頬かむりして、いまだに露骨な親中共報道を繰り返す
赤匪新聞なんか、その最たるもの。
203 :
日本@名無史さん:04/12/31 18:50:51
>>202 200だけど、初カキコの門外漢だよ。
あの本、いくらなんでも推測が多すぎると思うんだが、
日本中世史ではあれが普通なの? いや、あおりとかでなくマジで聞きたい。
>それよりも国営のBBCが政府との衝突も辞さない姿勢で報道に臨む姿はすごいね
そうそうフォークランドの時とかね(苦笑
なんちゅうか、こういう単純な思考って誰しも子供の頃は持っていたんだよね・・・
冬厨煽るのもアレだが、BBCが英の富を再分配させるようなキャンペーンやれると思う?>201
>>203 そんな電波系のエリートにマジレスすんなよ
答えられる知識なんかあるわけ無いじゃんw
206 :
日本@名無史さん:04/12/31 19:30:37
歴史年表と地図を持たずして、歴史を語るなかれ 御名御璽
207 :
日本@名無史さん:04/12/31 20:38:32
>>203 門外漢のクセにその道のプロの研究書を貶すのかw
209 :
日本@名無史さん:04/12/31 22:54:51
>>209 ああ、そういう芸風の方なんだ。
奥さんも日本中世史研究者みたいだけど
そっちは堅実なのかな?
●日本のマスコミは「政府の太鼓持ち」●
ヽヽ〃 /
ヽ〃 プシュ!
( _)
| | シコシコ・・・ シコシコ・・・
| | /⌒⌒⌒ヽ/~ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
/⌒ヽ⌒ヽ___ | ∴ヽ 3 ) <挙国一致内閣・侵略戦争大好き!英国マンセーあッ!うっ、逝く!
/ ゝ |
/ _ ゝ___)(9 (` ´) )j
/ 丿ヽ___,.───|彡ヽ ―◎-◎-| ハァハァ… 外国のマスコミはスバラシイ
/ ) ( Y ̄ ̄ ̄ ̄)←ズールー戦争を正当化しアヘン戦争を国民に教えない英国
/ _/ \____/ 中米への軍事侵攻について、国連が非難していることを国内で報道しない米国
数十人の農民が行う反政府デモですら予防検束する中国
213 :
日本@名無史さん:05/01/14 09:05:05
214 :
日本@名無史さん:05/01/14 09:20:38
岩波文庫の「明六雑誌」は何故遅延しているのだろう?
215 :
日本@名無史さん:05/01/14 10:20:23
>>214 理由は簡単。おなにーに時間使い過ぎだから
『死相過大としてのア○○』がオネイニーだと?
>>212 レスどうもです。
あの本読んでも、氏独自の観点とかはあまり
感じられなかったのだが、先学と微妙に王権に対する解釈が異なるのは
なんとなく判った。日本中世史だと、あれぐらいの解釈の違いで
本を一冊書いていいのかと、正直うらやましく思った。
>>217 「なんとなく判った」くらいで偉そうなこと書くんじゃねえよ、この馬鹿が。
219 :
日本@名無史さん:05/01/17 04:36:20
史書って売ってるの?
220 :
日本@名無史さん:05/01/17 13:52:08
おしえてageれ!
岩波日本書紀の注解説付きのやつ、最新の研究にのっとって改訂してほしいな
それとも他社のにある?
222 :
日本@名無史さん:05/01/17 20:35:42
あにさま共教えてください。
浮世絵なんかに描いてある文字ってなんていうんですか?行書でいいんでつか?
侍共や武士共や百姓共が手紙書く時使った、筆で書いたなんかつながった文字です。
日本の文化モットシリタイディス。
223 :
日本@名無史さん:05/01/17 20:51:52
すいません。古文板ありましたね。そち行きます
224 :
日本@名無史さん:05/01/22 09:39:23
細谷千博「シベリア出兵の史的研究」を購入。
じっくり読み始めたところ。
現代文庫は「滝川事件」も出ていたのでそれも買う。
でも一番読み進んでいるのは「人間の條件」だったりする。
とにかく今月は現代文庫のせいで散財だw
225 :
日本@名無史さん:05/01/23 09:48:39
226 :
日本@名無史さん:05/01/25 20:07:58
岩波新書の最新刊「ポストコロニアリズム」を買ってみた。
何だか面白くなさそうだ。
227 :
日本@名無史さん:05/01/31 18:12:00
軍人スレで話題になっていたが神戸の須崎教授の「2・26事件」はどうよ?
まともそうに思えるが。
2・26事件モノは極端な陰謀史観か、つまんない事実経過の羅列かのどちらか。
そんな状態を打破した功績はあるんじゃない
229 :
日本@名無史さん:05/01/31 23:41:41
「人切り」の伊藤之雄先生あたりに論評してほしいものだ
230 :
日本@名無史さん:05/02/02 00:50:22
伊藤さんは自分のミスを認めない。
講談社の通史でポカ連続したことを逆ギレする有様。末期状態。
まあ、人のミスは大好きだから、嬉々として粗探しするよw
「あいつは・・」とケチつけることを聞かされる身になってみんかい!
・・・俺にも将来あるんやし!コネを潰されるようで((((;゚Д゚)))
あの方は「自分が正しい」という絶対的な前提の下に議論するからね
自説に自信を持つのはいいけど、ミスしたときにみっともないよね
232 :
日本@名無史さん:05/02/02 10:43:56
>>226 まあ、あの本のいわんとしてることは極論すれば、
「日本史」なんてやってること自体が罪悪、ということだからな。
234 :
日本@名無史さん:05/02/04 16:39:28
最近まともに仕事もせず、他人を嘲笑するだけの人間は無視。
次のネタいこう。
235 :
日本@名無史さん:05/02/05 00:20:11
>>231 しかし「自分が正しい」と思わなきゃこの業界やっていけないけどな。
236 :
日本@名無史さん:05/02/09 00:50:28
良質な織田信長の研究本はありますか?
>>236 話しの流れが見えるようなつまらん餌まくな。
氏ね。
>236
谷口克広
239 :
日本@名無史さん:05/02/09 06:42:32
立花京子はアンチが多いから荒れるかも・・・
242 :
日本@名無史さん:05/02/09 21:26:49
ただのオバチャンだもんなw
243 :
日本@名無史さん:05/02/11 14:13:39
573 :日本@名無史さん :03/06/26 10:11
遣唐使が終わるまで、日本はずっと朝貢しつづけていた。
はっきり言えば、服属。
遣唐使がある時、唐の皇帝名代の使者を連れて帰ってきたとき、
朝廷は大騒ぎ。
臣下には、日本が中華で、中国は蛮であると説明してた。
つまり嘘をついていた。敗戦前の、上では機関説、下には現人神と同じ構造。
日本が中国に臣下の礼をとっているのを知っていたのは、朝廷上層部と
遣唐使代表などのごくわずか。
結局、紛糾の末、天皇は、玉座を降りて、対面した。
北面して完全に臣下の席についた説と、東西でごまかしたとの説がある。
どっちにせよ、玉座を降りて、臣下の令をとった。
(中略)
(「日本の歴史05」講談社・坂上康俊)
続く↓
244 :
日本@名無史さん:05/02/11 14:15:02
402 :日本@名無史さん :03/10/10 23:20
>>401 続き
御座を降りた天皇は、光仁天皇。このいきさつを見ていたのは、皇太子山部、
のちの桓武天皇。対面の儀は、宝亀10(779)年、5月3日。
いきさつは、「続日本紀」と東野治之「遣唐使船」
唐のまねをしすぎたため、形式上、唐を蛮国としたいきさつは、平野邦夫「国際関係における
帰化と外蛮」
しかし、この嘘ギャップで唐で遣唐使がいざこざを起こさないように、いましめた
詔勅は、「続日本紀・宝亀7(776)年・4月15日条」
天皇が御座から降りざるを得ないだろうと言うのは田島公「日本の律令国家の賓礼」
天皇が降りるかどうかの議論は壬生家史料(現在行方不明)
この資料には偽物説もあるが、国学者の創作であれば降りたことになってる理由が理解できない。
天皇の降座は止むなしとの石上宅嗣(いそのかみのやかつぐ)らの意見が多数派となり決定。
これは田島の先の論文と、森公章「古代日本における対唐観の研究」
旧唐書によると、この件のかなり以前に、唐の太宗の使者「高表仁」と倭の王子が、
礼を争い、高は怒って使命を述べず帰ってしまったことがあり、それ以降は、
この日本中華の嘘ギャップが露見するのを恐れ、唐の使者は遠慮してたらしいが、
このときは来てしまったので、仕方なかったらしい。
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/history/1028633094/
245 :
日本@名無史さん:05/02/11 21:31:31
明治維新の全体像が分かるよい本があったら教えてください。
遠山茂樹、羽仁五郎、芝原拓自、服部之聡・・・
釣り?
それともお年寄りが2chに??
248 :
日本@名無史さん:05/02/11 23:34:31
網野読んでると、明治維新なんかどうでもよくなる・・・
いや、明治維新がどれほどの変革だったかが
網野を読むことではじめて理解できるのがほんとじゃね?
昔このスレで、それを書いて袋叩きにされた香具師がいたなw
曰く喩え古代史を専攻していようと士学生ならば須らく
日本近代史には通暁していなければならない。と・・・
まだいたのか・・・
252 :
日本@名無史さん:05/02/12 00:41:50
服部之聡は面白いと思うけど。
元々坊主だし、話し上手だ。
芝原拓自は偉く理論的やね。
それに比べると羽仁や遠山・井上は構図がわかりやすい。
しかし今時の明治維新論は誰が代表なんだろう?
まさか佐々○克じゃああるまいし・・・。
服部之聡『花王石鹸社史』を読んでみたい。
釣りでもなんでもなく良書らしいんだが。
読んだ方、このスレにいます?
254 :
日本@名無史さん:05/02/12 02:15:38
漏れが持っている全集の中に入っているな。
未読のままだ。
戦中の隠れた名作にはあげられるよね。
255 :
245:05/02/12 07:56:10
最近日本史を勉強し始めた大学生です。中央公論
の『日本の近代』を買って読んでいるのですが、
頭の中で上手く整理できません。人物叢書など
を読んだ方がいいのでしょうか?
256 :
日本@名無史さん:05/02/12 10:13:42
>>255 松本健一の巻?
今はあまり細部にこだわらず、この時代を扱った書物を乱読したほうがよいと思います。
各社から日本史シリーズが出ているので、まずは明治維新の巻を総当たりで。
257 :
日本@名無史さん:05/02/12 10:20:54
>256
アドバイスありがとうございます。
ちなみに『日本の近代』は1巻から3巻までは
読みました。
259 :
日本@名無史さん:05/02/12 10:56:56
>>257 それはそうかもしれないけど、もうお年だし、最近は維新論って感じじゃないし。
まあ田中先生の明治維新も学術文庫で復刊されたから
>>255は読むように。
260 :
日本@名無史さん:05/02/12 11:04:15
家近良樹はどう?
会津研究ではアカデミズムを代表する人物だし、最近は独自の徳川慶喜
論でおもしろい本を二冊出しているよ。
261 :
Gくん:05/02/12 12:30:49
昭和史なら、
個人的には、「犬養毅と青年将校」から始まる戸川猪佐武「昭和の宰相」シリーズ。
わかりやすいし面白かった。政治に興味がある人にはお薦め。
そこで北岡伸一ですよ
>>254 全集に入ってるとは。
情報ありがとうございます。
図書館でさがしてみます。
>>252 宮地正人か松尾正人だろ。
佐々○だなんて、悪い上段は寄席。
265 :
日本@名無史さん:05/02/12 21:53:57
北岡伸一/御厨貴/坂本多加雄=悪の枢軸
266 :
日本@名無史さん:05/02/12 23:02:21
北岡って、もう歴史家は廃業したんでしょw
>北岡伸一/御厨貴/坂本多加雄=悪の枢軸
学部生に過ぎない自分には良くわからんのだが、何で?
ウヨっぽいから?
芳賀徹 小谷野敦はどうよ?
270 :
日本@名無史さん:05/02/13 09:30:20
>>265 なぜか激しく笑いがこみあげてくるほど同意する
なぜだ?
>>269 >小谷野敦
・・・・・・カップラーメンオナニーを試みて、局部を火傷したこの方は、
歴史屋さんになりおおせているんですか?
271 :
日本@名無史さん:05/02/13 09:33:57
>>263 正式には「初代長瀬富郎傳」ね。
全集第9巻だよん。
272 :
日本@名無史さん:05/02/14 01:48:37
政治思想は真逆っぽいけど小谷野敦は好き
小谷野なんかの話したけりゃ文学板逝け。ちゃんと専用スレある。
↑と、秋葉ファッションのデブヲタがメガネを中指で上げながら言っています。
275 :
日本@名無史さん:05/02/14 23:17:54
ボディービルダーの次は秋葉のコピペか。
馬鹿だなあ。
276 :
日本@名無史さん:05/02/14 23:19:49
史学科の人間が一番馬鹿だよなw
>>271 あれま。
そんなタイトルだったんですか。>花王石鹸社史
重ねて情報サンクスでした。
278 :
日本@名無史さん:05/02/15 02:35:57
サヨが資本家のイヌに成り下がった典型例
279 :
日本@名無史さん:05/02/15 02:51:22
>>278 いやいや服部をそう公式的な人間と捉えちゃいけないぜ、旦那。
280 :
日本@名無史さん:05/02/15 05:51:04
罠だ!
・・って、何でハットリが書くいきさつになったか、教えてエロいヒト!
281 :
日本@名無史さん:05/02/15 22:12:25
武光誠(日本古代史・東大国史卒・明治学院大学)って電波だろうか?
確かに一般向けの新書とかは読み飛ばすくらいのもの。
ここの住人には物足りないことだろう。
けど専門の論文はなかなかだと思う。その落差が問題。
[図書].日本古代国家と律令制 / 武光誠著. - 東京 : 吉川弘文館 , 1984.4. <20008289>
[図書].部民制 / 武光誠著. - 東京 : 吉川弘文館 , 1981.12. - (研究史). <20008522>
[図書].律令制成立過程の研究 / 武光誠著. - 東京 : 雄山閣出版 , 1998.8. <20778882>
図書].律令太政官制の研究 / 武光誠著. - 東京 : 吉川弘文館 , 1999.5. <20956718>
283 :
日本@名無史さん:05/02/16 20:25:30
>>277 正確に言うと、花王石鹸50年史の編纂のために史料収集したところで、
服部は編纂から手を引き、小林良正に後を託した。
で本人は初代社長の伝記に全力入魂、というわけ。
1940年代、花王の重役となった服部は大陸での事業展開にものすごく関わって
いるんだね。
>>277のおかげでこちらも勉強になった。
284 :
日本@名無史さん:05/02/16 20:34:23
花王石鹸の歴史って面白いの?
285 :
日本@名無史さん:05/02/16 20:42:20
花王石鹸って畿内説、それとも九州説
豚に歴史がありますか?石鹸に歴史がありますか?
海は死にますか?山は死にますか?
風はどうですか?空もそうですか?
愛は氏にますか 心は氏にますか
私の大切な故郷もみんな 逝ってよしですか
氏ね
>>281 専門外の時代・地域までしゃしゃり出て変調きたすからでない?
とは言え、専門分野での一般向け書籍はあまり売れなさそうな悪寒。
完全に専門外に手を伸ばしているから、やはり内容的にちょっと。
どれほど売れてるんだろうか。何が彼にそうさせているのか。
で、そんな一般向けの本の著者紹介欄で、専門として「歴史哲学」とか謳ってるんだ。
みてて悲しくなってくる。古代史研究に専念なさっててくださいよ。
292 :
日本@名無史さん:05/02/19 18:53:01
タコツボよりはいいと思うがな。
一般向けの啓蒙書くらい書けずにどうする。
293 :
日本@名無史さん:05/02/19 18:55:32
そもそも、生身の人間の生き死にや安全性とかにかかわる分野じゃなくて、
紙の上での叙述にすぎないんだから、「専門分野」とかに限定させるなよ。
ケツのアナの小さいヤツだな。
岩波新書の「ソ連の教育」という本を読んでいる
二度と重版がかからないような岩波新書を集めて読むのが最近の楽しみ
>293
それが史板クオリティ
賛成反対はともかく、コヴァとか見てればそういう感想は出てこないと思うが。
297 :
日本@名無史さん:05/02/21 08:50:43
>>294 同好の士はけーん
「人民公社は変わる」とかねw
中公新書にも相当おもろい絶版が多数
史書に該当するかどうかはわかんないが・・・
角田房子の著作が個人的には好みだな
299 :
日本@名無史さん:05/02/21 22:34:19
>>297 中公新書の『宇垣一成』を先生に薦められたが
どこに行っても見つからない…これも絶版?
301 :
日本@名無史さん:05/02/21 22:46:25
>>299 あんまし面白くないよ。
その辺の図書館で読めば十分。
それより「宇垣一成日記」買ったら?
302 :
日本@名無史さん:05/02/21 23:28:48
来月岩波新書で坂野氏の著作が出る
304 :
日本@名無史さん:05/02/25 11:45:14
>292、293
どうせ一般向けを書くんなら、山本氏ぐらいやってほしいよね(いや、パクれっていってるんじゃないよ)。
コンビニで漫画の間に挟まれて売っている、啓蒙書とすらいえない一般向け読み物の巻末で、
「歴史哲学」とか謳っているのを見て、どこか場違いな思い、滑稽さを感じて、悲しくなったのさ・・・。
306 :
日本@名無史さん:05/03/01 05:11:58
エェ━.∧━━.∧━━!?
/,_ ┴─/ ヽ , 、 ,、
(・_.,》.'(・_,》)ミ ヽ . / L--/ l、エェーーーー!?
/ ,,__,ニ、、 ノ( | (・;;》 (・;;》 | /L--/l、 エェーー!?
| Y~~/~y} `, ~ | |y-,‐vi`ノl | (・.》 (・.》 l /L--/l、エーー!?
| .,k.,.,!,.,.,r| ,! く |, kl r| i ^< | 'fT~ヲ x | (・〕_(・〕x| /L/l エーー
/ <ニニニ'ノ \ / (二二‐ ' \ / l==_」 < ,l fmヨ ! L 〔゚fヲ゚.〕
307 :
日本@名無史さん:05/03/01 05:42:20
日本に馬を伝えたのは誰?
308 :
日本@名無史さん:05/03/03 10:18:00
鹿
309 :
日本@名無史さん:05/03/03 13:37:10
高句麗好太王
すばらしいよ
大濱徹也著『講談日本通史』(同成社、2005年2月)
311 :
日本@名無史さん:05/03/06 07:16:02
>>270 >なぜか激しく笑いがこみあげてくるほど同意する
>なぜだ?
あんたが共産主義者だからでしょ。
>>270 >なぜか激しく笑いがこみあげてくるほど同意する
>なぜだ?
お前が馬鹿だからに決まってるだろうが。
そんなことにも気づかず今まで生きてきたのかよ?
社会の屑めが。
313 :
日本@名無史さん:05/03/12 13:35:03
>>197 これから、東大史料の会議室で
H郷先生の新説披露を聞くのが楽しみ
314 :
日本@名無史さん:05/03/12 21:27:24
315 :
日本@名無史さん:05/03/12 22:03:01
素っ裸で全身にオイルをテッカテカに塗りたくった
ボディービルダーみたいにキモかった。
316 :
日本@名無史さん:05/03/12 22:28:17
>>265 って揃いも揃って悪人顔なんだよなあ
特に(ry
317 :
日本@名無史さん:05/03/12 23:52:30
一週間くらい前の日経に載ってたと記憶しているのですが、
「外国の歴史教科書を翻訳した本」みたいなのの
詳細を知っている方いたら教えて下さい。
318 :
日本@名無史さん:05/03/13 00:17:04
319 :
日本@名無史さん:05/03/13 21:14:56
316はなんちゃってサヨクです。
320 :
日本@名無史さん:05/03/14 00:07:43
321 :
日本@名無史さん:05/03/14 00:26:30
幕府は武士による武士のための武士の政権だ、って
相変わらずトンデモなこと言ってたよ。
じゃあ、
>>321にとって
幕府はどんな存在なの?
当然答えられるよね?
本郷和人って先生、
放送大学とかNHKで好印象もってたけど
嫌われてるんですか?
324 :
日本@名無史さん:05/03/14 01:55:28
>>322 公家から「うちの荘園で地頭が乱暴して困ってんだけど」
と言われると、問答無用でその地頭(御家人)を罰する存在。
>>323 いや、いい人ですよ。物知りだし。
関係ないけど、かつてアメリカから来た研究者に「メジャーリーグにこんな詳しい人に
初めて会った」と感嘆されたらしい
326 :
日本@名無史さん:05/03/14 12:39:52
327 :
日本@名無史さん:05/03/15 00:03:12
幕府=武家という権門の機関
328 :
日本@名無史さん:05/03/15 00:50:13
>>321 至極まっとうな見解じゃないの。
て言うか、これまで誰も鎌倉幕府に対してこういう評価してなかったのか?
もしそうだとしたら、そっちの方が大問題だ。
>>327に問いたい。
では、幕府は一体、
誰が、どんな目的で作ったのか。
そして誰が運営してるのか。
朝廷に奉仕するために
幕府を作った、と
当時の武士は思っていただろうか?
>>329は権門体制をちゃんとご存じでないようだ。
>>328 遙か昔、石母田何とかとゆう人が言ってました。堕落した貴族に代わって、
草深き東国から颯爽と現れた革命戦士なんだとw まさにローマ帝国を
滅ぼしたゲルマン民族に等しい革命主体なんだとw
>>329 目的:源平争乱後の秩序形成。具体的には荘園制の維持。荘園領主の権益保護。
運営:武士・吏僚などからなる御家人。
328・329氏は年輩の方なのかな。それとも現在でも中高の教科書なんかには、石母田正説が書かれているのかな。
>>331 それは実態ではなく、
あくまで朝廷が
「そう思い込まなきゃやってられない」
っつーレベルのものだよな。
権門体制論は机上の空論だというのが良く分かるわ。
>>332 ん?
権門体制論の内容わかってる?
権門体制論とはどういうものか、簡潔にまとめてごらん。
未だに権門体制なんかありがたがっている香具師は
25歳以上のオヤジ
335 :
日本@名無史さん:05/03/16 00:39:09
未だに石母田正なんかありがたがっている香具師は
65歳以上のマルキスト爺
336 :
平泉澄:05/03/16 04:41:50
故黒田俊雄さんの権門体制論を正面から否定した研究者は
いるのだろうか?
もちろん、意義を呈した人はいるが、直感的な見通しの
レベルにとどまっているのでは?
むしろ、なんとなく空気のように受け入れられ、
それを前提として研究がすすめらてきた点にこそ、
中世国家論としての権門体制論の不思議があるのでは・・・
>>334 @権門体制論を批判した論の名称と、A両者の学説史的関係について説明してごらん。
まあ無理だろうが。プ…
>>337 子供の言葉でかまわないから「中世日本が統一国家である」という根拠を示してごらん。
まあ無理だろうが。プ…
>>338 「ばぶぅ〜」とか「だぁ〜」とか「まんま〜」でそんな難しいこと説明できるわけないだろ。
20代は権門体制論も、ましてや石母田なんて、何とも思ってないよ。
>>337 今どき中世が統一国家だなんて思ってるやついるのか?
別に権門体制論者じゃなくても、中世は「多元的で分散的であった」(by黒田)
ことなんて半ば常識として受け取ってるよ。
いつからここは権門体制論を語るスレになりましたか?
>>338 ???
権門体制論て、「中世=統一国家」論じゃないだろ。
煽りにすらなってない。
て言うか、自分の馬鹿を晒しただけだったな。
お疲れ様。ゲラゲラ
>>342 >>337がどの程度の池沼なのか確認したかったんじゃ無いの?
まあ本人がでてこないのだから337の言い逃げで確定かなw
>>340が指摘していることだが
>中世は「多元的で分散的であった」(by黒田)
というところから推して
>>338は国家論から議論を進めたいんじゃないの。
そもそも
>>337は如何にも門外漢っぽい書き方をしているしね(苦笑
>>338の意図は不明だが
>>342も厨っぽい煽りは止めといた方がよろしかろう、、、
何よりもスレ違いな話だし、その話題でスレを立てたら案外良スレになる鴨w
347 :
日本@名無史さん:05/03/19 09:12:09
「「挫折」の昭和史」が復刻されるけど、あの本何が面白いんだろう。
というか山口昌男自体どこがいいんだろう?
348 :
日本@名無史さん:05/03/19 10:39:20
327です。
何気なく「幕府=武家という権門の機関」と書いたら何故か荒れてしまいましたね。
>>329 武士(御家人)が武士のために武家(将軍)を権門として頭に頂いてつくったのが鎌倉幕府です。
権門とは荘園領主、特にその本家職のことをいいます。権門は私的存在であって、朝廷に公的に奉仕するもんではありません。それは権門としての公家(皇室・摂関家)や寺社も同じこと。
# 煽らず普通に会話しませう。
349 :
日本@名無史さん:05/03/19 14:06:27
某都立大の院生が何人かで書き込んで嵐てるっていう噂はホント?
いちおう「武士による武士のための」論の人達を援護しておくと、
確かに最初は頼朝もその方向で行こうかとも思ってた。
年号の件もその一つだろうし、そして国地頭はまさにそうだろう。
しかし結局年号も改め、国地頭もすぐに己の非に気づき改めた。
これは朝廷との妥協であり後退だとの評価もあり得よう。
しかしむしろこれこそ頼朝が優れた政治家たる所以であり、
一気に全て変えようとして失敗した後醍醐とは違う点である。
確かに鎌倉幕府はすぐには全国政権にはなり得ず一権門に
留まった。しかし何百年後にはついに幕府は朝廷など見る影も
ない、名実共に全国政権となったのであり、それも頼朝が「武士による武士のための」を急がなかったからこそ、達成されたのである。
>>350 いかにもレポート書いたことなさそうな文だね。
君、歴史ファンの高校生?
352 :
日本@名無史さん:2005/03/27(日) 21:33:31
まあ、最近は日本史関係の良書が出版されていないってことで…
353 :
日本@名無史さん:2005/03/28(月) 00:07:33
山川出版社の「詳説日本史研究」「詳説世界史研究」は一定の評価があるようですが、似たような本で、
洛陽社が出している「くわしい日本史の新研究」(1993年刊)という本の評価はどうでしょうか?
板違いですが、同社の「くわしい世界史の新研究」(2003年刊)の評価もご存じならば一緒に・・・。
354 :
日本@名無史さん:2005/03/28(月) 00:16:23
日本史も世界史も山川の「一問一答」をよく使ったなあ
もう忘れてるんだけど、難問編もなかったっけ?
私大対策に使ってた記憶がうっすらあるんだが・・・
355 :
日本@名無史さん:2005/03/28(月) 02:27:39
>>353 板違いだと分かってるなら来るなボケが。
356 :
日本@名無史さん:2005/03/28(月) 14:19:49
谷沢永一著が一番いい。
近現代史でいい本探してんだけど、
やっぱ水村光男の「なぜ?がわかる激動の世界現代史」
かな・・?
谷沢永一が司馬の死んだ後で、司馬を好き勝手に書いていることを
激しく反発したリア工の頃を懐かしく思い出す春の夜
358 :
日本@名無史さん:2005/03/29(火) 15:23:35
死せる司馬遼生ける谷沢を養う
359 :
日本@名無史さん:2005/04/03(日) 22:31:23
世界史のロバーツみたいな知識そんななくても読めてそれなりにおもしろいやつってないの日本史
360 :
日本@名無史さん:2005/04/03(日) 22:32:07
若槻最近結構色っぽいな。たまんね。
361 :
日本@名無史さん:2005/04/05(火) 08:51:25
Bあんの先生の新著は一体・・・
362 :
日本@名無史さん:2005/04/05(火) 12:08:46
あんま左がかってないのないの?
363 :
日本@名無史さん:2005/04/06(水) 22:13:24
歴史素人なんですが半藤 一利って評判いいんでしょうか?教えてください
良くも悪くも出身の文藝春秋的な歴史の観方。あんまり司馬遼太郎とかわんない。
365 :
日本@名無史さん:2005/04/22(金) 20:46:45
ミネルヴァ日本評伝選ってあんまり評判聞かないけどどんなもんなの?
366 :
日本@名無史さん:2005/04/23(土) 14:09:42
>>365 著名な貴族・武将・政治家が少なくて文化人的な人物が多いから、斬新な人選だと思う。
もっとも、文化史に冷淡な日本史学会の関心は低くなるかもしれんが。
367 :
日本@名無史さん:2005/05/04(水) 11:09:20
菱沼一憲『源義経の合戦と戦略―その伝説と実像』
368 :
日本@名無史さん:2005/05/04(水) 11:49:54
岡倉天心の「茶の本」はいい本だが、原文が英文なので
訳者によって文体の格調が違う 文庫本の薄っぺらのが一番良かった
369 :
日本@名無史さん:2005/05/05(木) 16:13:46
大浜徹也『講談日本通史』は最強!
370 :
日本@名無史さん:2005/05/05(木) 21:01:07
所詮は他人様の業績の寄せ集め
近代は別に書くようなことを最後に書いていたが、たぶん完成前に(ry
電波作家のリストです。みなさんも電波作家を見つけたら教えて下さいね。
*本宮ひろし先生を追加しました。
【買ってはいけないアマチュア著述家等一覧】
武光誠(騎馬民族説)
安本美典(邪馬台国九州説、関川編年と柳田編年を組み合わせ驚異の土器編年を編み出す)
井沢元彦(邪馬台国九州説、卑弥呼殺人事件w)
古田武彦(九州王朝を妄想、詐欺師和田に荷担)
小林恵子その他在日工作員(将軍様の夢でオナニー)
藤本由香(万葉集は韓国語で読める)
金達寿(古代日本人は全員在日)
関祐二(旧事本記でオナニー)
藤原明(旧事本記偽書説でオナニー)
黒岩重吾(邪馬台国九州説の妄想作家)
大和岩雄(同上)
大山誠一(聖徳太子はいなかった(驚)
梅原猛(法隆寺五重塔は、飛鳥寺の移築だった)
本宮ひろし(国が燃える)
五島勉(1999年恐怖の大王が舞い降りる)
通史と称して近世で終わりなのか・・・
元気なGさんってのが、一番やっかいだな
>>371 なぜ会津の代理人星亮一・早乙女勝元と仙台の代理人藤原相之助が入っていないのかと
小一時間(ry
そういや「痛い会津研究者」スレはどこに行ったの?
375 :
日本@名無史さん:2005/05/06(金) 07:40:36
『歴史を考えるヒント』網野善彦
初心者必読数百回目の既出本。
俺は第二章だけよくわからんかったがナー
本宮ひろし(国が燃える)
五島勉(1999年恐怖の大王が舞い降りる)
この2人はネタなんでしょ?
377 :
日本@名無史さん:2005/05/07(土) 13:48:03
権門体制がダメダメだということを知るのに一番いい本or論文てなんですか?
378 :
日本@名無史さん:2005/05/07(土) 13:58:24
386 名前:日本@名無史さん :2005/05/07(土) 12:32:38
「日本の時代史」の鎌倉時代はよかった
鎌倉の国家鎮護の大仏に八幡宮に政治機能、つまり1つの首都としての鎌倉
379 :
日本@名無史さん:2005/05/13(金) 00:52:58
日本史検定2級受けるんですけど、2級に適した参考書や問題集教えてください。
380 :
日本@名無史さん:2005/05/13(金) 01:17:43
>>379 実況中継でも読んでみそ
2級なら大学入試レベルで充分
381 :
日本@名無史さん:2005/05/13(金) 20:07:39
ピーポッポ、明治5年に開通し。
林蔵が沿海地図を完成し。
恨みは深し本能寺。
ガダルカナルまで出てきた・・。
383 :
日本@名無史さん:2005/05/17(火) 10:23:13
林房雄の大東亜戦争肯定論は、番町書房版と夏目書房版のどっちが良いですか?
ミネルヴァの人物評伝。楽しみだな〜、最後の福本和夫。出るのいつになるんだよw
ほかには清張や宮武骸骨、阿倍能成あたりが楽しみだ。
外人や軍人がたくさん入っているのもよい
385 :
日本@名無史さん:2005/05/18(水) 10:58:45
天皇で激しくヘタれる悪寒
吉川から最近出た大江広元誰か読んだ?
あいつだけで、まるまる一冊書けるのかと思ってるんだが・・・
387 :
日本@名無史さん:2005/05/19(木) 09:12:31
毎月一冊づつ出たとして全部出るのに22年弱 出版が終わるのが平成38年ぐらい
松本清張なんかおもしろそうだが、そこまで出版社があるのか。
だいたい執筆者がいきているかどうか
389 :
357:2005/05/19(木) 17:25:52
>>386 なかなか面白かった。
「むすびに」で広元の死と関連付けて、御成敗式目の編纂の意味を再評価しているのが印象的。
390 :
389:2005/05/19(木) 17:27:10
↑名前の「357」は何かの間違い
391 :
389:2005/05/19(木) 17:28:18
>>388 むかし「そしえて」の日記シリーズなんてのがあったな。
あのシリーズのほしいものがあった。
でももう手に入らないんだろうなー
あのシリーズの全タイトルがわかるサイトってありますか?
>>389 なら、読んでみようかな。
大河のおかげであの時代の本いっぱい出てるから、ちょっと買いすぎだw
あとは岩波文庫で吾妻鏡が復刊してくれりゃいいんだよな。できれば玉葉、岩波文庫で出して。
ミネルバ、完結する頃にはご年齢が三桁になってそうな人がチラホラ…
刊行順番変えたほうがいいんじゃねぇか?体力的にも80近くなったらきついだろうし。
>>394 つーか、後期の方の原稿でも既に書き出してるんだろうな。
そうでないと執筆にかかるまで生きてなさそうな方や遺稿になりそうな方がちらほらと。
396 :
日本@名無史さん:2005/05/21(土) 14:03:53
ミネルヴァはなんでああいうラインナップにしたのだろう
中曽根がさっさと死ねば、伊藤御大あたりが彼のことを書いたのだろうか?
397 :
日本@名無史さん:2005/05/21(土) 15:00:14
1.詳説日本史研究 山川出版社
2.日本史講座 東京大学出版会
2は専門ちっくでちょっとムズイですが。上記以外で、
日本史の通史が把握できる本をご存知ですか?
>>387 たまたま見た日本史門外漢けど、すげえ!
欲しいよ、欲しいよ〜
>>397 各社の『日本の歴史』シリーズは?
そうじゃなくて一冊で把握できる本?
400 :
日本@名無史さん:2005/05/22(日) 22:22:23
>>396 出版社がよく知っている研究者に声をかけて
書きたい人物を選ばせたんだろうね。執筆者は、お友達紹介のパターンで。
401 :
日本@名無史さん:2005/05/22(日) 23:02:04
中公はおすすめ。先に解説をよんでから本文読むと最新学説と旧説両方を味わえる。
402 :
日本@名無史さん:2005/05/24(火) 13:23:14
藤木久志ってどんな評価なんですか?
>>402 2ちゃんの評価は知らないけど、俺は結構好き。
『雑兵たちの戦場』とか面白いよ。
404 :
日本@名無史さん:2005/05/24(火) 22:51:56
日本史検定2級受けるんですけど、最適なレベルの問題集あったら教えてください!
405 :
日本@名無史さん:2005/06/01(水) 20:23:54
板倉聖宣ってどうさ
406 :
日本@名無史さん:2005/06/01(水) 21:42:26
平泉澄はどう?
407 :
日本@名無史さん:2005/06/01(水) 23:06:19
悪書スレで聞け
408 :
日本@名無史さん:2005/06/01(水) 23:33:18
平泉澄『悲劇縦走』(皇學館)
6000幾らのを注文してしまった・・・。
409 :
日本@名無史さん:2005/06/02(木) 21:36:17
江戸時代の社会史を学びたいんだけど何から入ればいいかな。
新書でもいい。経済学部でしかも受験は世界史だったんでそんな奴でも読めるものをきぼん
410 :
日本@名無史さん:2005/06/02(木) 21:44:00
平泉澄『悲劇縦走』(皇學館)
日曜日に注文して今日届いた。
函入りでパラフィン紙に包んである。
411 :
日本@名無史さん:2005/06/02(木) 21:56:59
412 :
410:2005/06/02(木) 22:22:03
未読だけど
(綺麗に装丁し過ぎで却って読み辛い)
目次を見るに皇国史観の主導者であった著者が
戦時中の過去を振り返るというものらしい。
その主義はともかく碩学であったことは確かだし
戦後も主義を変えなかったという点では
首尾一貫してる人だから内容についてはそれなりに期待してる。
>>409 社会史、って入門書みたいなもの?
それとも、何か興味のある分野あるの? それならそのオススメ探すけど。
江戸時代関連は本山のように出てるからさ。
>>413 あまり分野に特化したものより全体の入門みたいなものが読みたい。
できれば江戸前期。
最近でたもので堅すぎず柔らかすぎずのものきぼんです
417 :
日本@名無史さん:2005/06/06(月) 10:26:21
>>417 カムイ伝って読んだ事ないんだけど、面白い?
興味はあるんだけど。
>>418 面白い。5回くらい読み返した。自分は「カムイ伝」で近世に興味持った。
けど、劇画やグロい絵が苦手な人はダメかも。
それから、書かれたのがかなり昔だから、思想・視点に古臭さが感じられるのは
否めない。
420 :
日本@名無史さん:2005/06/13(月) 23:24:21
「カムイ伝」読めば、農民的商品生産とそれと相克する藩専売や特権商人、
なんていう1970年代近世史研究のホットイシューが手にとるようにわかるw
間違っても忍者カムイの話だとは思うな。
主人公は百姓の正助だ
「正助伝」だと思ってよめw
421 :
日本@名無史さん:2005/06/13(月) 23:37:55
甚だ板違いなのは百も承知だが、数年前にビックコミックで「カムイ伝連載再開」と宣伝が載ったけど、いまだに再開しないな・・・
422 :
日本@名無史さん:2005/06/13(月) 23:40:57
忍者・カムイが主人公の話は「カムイ外伝」だから、くるぐれも間違えぬように。
>>419 白土作品は読んだ事なかったんだが、評判もいいみたいだし読んでみるか。
他に日本史関連でいいマンガってあるかな?
『あさきゆめみし』は日文の領域だしな・・・
424 :
日本@名無史さん:2005/06/14(火) 21:27:48
風雲児たち
中世史の方
藤木久志『新版 雑兵たちの戦場』が朝日選書で出てるけど、買いなおす必要はありそう?
426 :
日本@名無史さん:2005/06/15(水) 06:51:47
>>425 あとがきだけ読むだけで既に持っている人は無視していいんでないかい?
>>426 ありがとうございます
旧版売って新版買おうかとも思ったのですが、とりあえず様子見します。
428 :
日本@名無史さん:2005/06/19(日) 14:54:36
>>422 外伝もむちゃくちゃ面白いぞ。
復讐にウンコ食わす話とか、柳生の話とかかなりいい。
429 :
日本@名無史さん:2005/06/19(日) 16:57:00
近世史の光り輝く俊英・安藤優一郎先生がまた新書を出されました。
430 :
日本@名無史さん:2005/06/19(日) 17:00:06
誰だよ就職したとかガセ流してたやつは
431 :
日本@名無史さん:2005/06/20(月) 00:41:51
これで三冊目か
何があってもめげるな
極端な性癖じゃなければ復帰可能ってことですね
漏れも夜の小道具処分しようっと
432 :
日本@名無史さん:2005/06/20(月) 13:40:22
でも安藤先生、フェミ系の女性研究者には内心嫌われてる、つーか軽蔑されてるだろうなw
433 :
日本@名無史さん:2005/06/20(月) 14:20:55
加藤大先生の新刊、「戦争の論理」はいかがなものでしょうか?
434 :
日本@名無史さん:2005/06/20(月) 21:26:12
神論文集
>>429 え、この人なんなの?
2ちゃんねらー?
436 :
日本@名無史さん:2005/06/20(月) 23:12:00
なんか東京から電波が出てるな・・・
安藤優一郎と言えば・・・「イヒヒッ」 ←何度思い出しても笑える。
438 :
日本@名無史さん:2005/06/22(水) 22:46:44
どんな顔してるんだか見てみたい。
439 :
日本@名無史さん:2005/06/22(水) 23:16:54
だから今度出た新書で顔晒してるっつーに。
だから、何なのその安藤って人?
何で人気なの?
441 :
日本@名無史さん:2005/06/24(金) 00:50:17
藤木久志『雑兵たちの戦場』(改定版)
朝日選書に入りました。
2400円→1365円で買えてうれしい
442 :
日本@名無史さん:2005/06/25(土) 20:38:51
顔を拝みに近くの書店へ行ったら、
川口素生『ストーカーの日本史』(KKベストセラーズ)
という新書が並んで置いてあった。
思わずニヤリと藁手しまっ田w
443 :
日本@名無史さん:2005/06/25(土) 21:05:05
それにもAさん載っているの?
444 :
日本@名無史さん:2005/06/25(土) 21:29:25
古い写真集がいいね
戦前の写真集を見たほうがいい 文書はごまかしが多いが
写真はあまり、ごまかしがきかない
445 :
日本@名無史さん:2005/06/25(土) 21:53:03
共産主義国家と日本軍の写真はごまかしまくり
446 :
日本@名無史さん:2005/06/25(土) 22:07:15
>>444 南京大虐殺の「証拠写真」て、全然違う場所の違うシチュエーションでの写真だったんだよね。
447 :
日本@名無史さん:2005/06/25(土) 22:08:13
それで?
>>441 旧版との相違点があったら教えてくだされ。
藤木さんってまだ生きてるの?
今フリー?
B○○K○FFにアミノ酸の『中世の非人と遊女』(講談社学術文庫本)があったので買ってきました。
550円で買えてうれしい。
454 :
日本@名無史さん:2005/06/30(木) 10:44:12
イヒヒ
イヒヒ
化ヒ
イ比
456 :
日本@名無史さん:2005/06/30(木) 22:21:51
この板で安藤先生知らないヤシはモグリ。
457 :
日本@名無史さん:2005/06/30(木) 23:32:38
458 :
日本@名無史さん:2005/06/30(木) 23:35:55
>ウェッブで検索すると、彼の江戸時代都市史の研究論文がいくつもヒットする。
>多分、学者としては優秀な人だったのだろう。博士号も取得し、それを大部の
>著作として刊行もしている(2000年)。
>こんなことで今までの研究業績も何もかもパーにしてしまうとは……。何だかやり切れない。
全然パーになってませんから、大丈夫〜
むしろ自身の逮捕経験談を交えることで、江戸の講義に更なる深みが出てくるのでは、と期待
459 :
日本@名無史さん:2005/06/30(木) 23:46:43
その辺はある意味すごい罠
こうなりたくはないがw
460 :
日本@名無史さん:2005/07/01(金) 00:30:40
元々優秀な人だし(お世辞ではなく)、もうこれだけ「有名人」なんから、
むしろ、漏れってこんあお馬鹿もしちゃったんです〜、とやってれば人気は出るんじゃない?
461 :
日本@名無史さん:2005/07/01(金) 00:31:38
そんな人気、
喪前さんだったらほしいか?w
462 :
日本@名無史さん:2005/07/01(金) 00:35:24
カルトなファンっているもんだぞw
回天では、見事な復活をお祝いしてあげてもよかったのでは?
463 :
日本@名無史さん:2005/07/01(金) 10:19:37
そういや回天で安藤先生の「江戸の養生所」って取り上げられてなかったの?
へえ、そんな有名な人なんだ。こないだの講演で質問してやればよかった@安藤氏
465 :
日本@名無史さん:2005/07/02(土) 00:25:38
466 :
日本@名無史さん:2005/07/10(日) 12:52:23
早稲田スクールのおバカなカキコから、
流れが止まったな・・・
467 :
日本@名無史さん:2005/07/12(火) 09:00:49
新書でストーカーの日本史というの発見
468 :
日本@名無史さん:2005/07/12(火) 09:17:08
それは優イヒ郎先生が書いたのか、それとも書かれたのか?
受験生時代、竹内先生以外の本は全く使わなかった。
竹内先生の著書をこなせば確実に偏差値30の奴でも偏差値75まで行く。
まず、偏差値30の初心者は「超速シリーズ」を全てそろえること。
これを1通り軽く読めば、日本史の基礎は確立される。
再び読みつ代々木ライブラリーの竹内シリーズ、「超解!日本史史料問題」をこなすことで偏差値65に確実に到達する。
私大対策としては「早大日本史サクセス〜紺碧の空〜」をオススメする。
これは早大受験者以外でも使うべき本であり、それによって私立向けの実力を完成されるはずである。
国立大対策としては「竹内の日本史超戦略はじめての論述アプローチ」で論述の実力が完成される。
「はじめて」とあるが、これをこなせば東京大学、京都大学といった難易度の高い論述を課す問題も解答可能になる。
「はじめて」とは、初めての者でも対応できるという意味であり、あらゆる国立大向けに作られている。
これだけで、あらゆる大学の日本史に対応することが可能である。
この点で、日本史に関してはT大の教授以上の教養と言われるが、それも理解できる。。
さらに偏差値を80超まで高めたいという者はDVDを購入することをオススメする。
多少高価であるが、確実にライバルに圧倒的な差を付けることができる。
470 :
日本@名無史さん:2005/07/12(火) 09:43:00
えらくスレ違いのコピペだな・・・
471 :
日本@名無史さん:2005/07/13(水) 01:48:19
親日派のための弁明
472 :
日本@名無史さん:2005/07/13(水) 01:52:22
三景艦が優れた戦艦だなんて世迷い言をほざいてるのはオレでは無い。
あれはアイオワ級と同じで、不安定な艦体にアンバランスな巨砲を無理矢理乗せた失敗作だよ。
473 :
日本@名無史さん:2005/07/13(水) 10:19:38
474 :
日本@名無史さん:2005/07/13(水) 10:32:00
ああ、そういうことかw
475 :
日本@名無史さん:2005/07/20(水) 23:38:39
ageてみる
476 :
日本@名無史さん:2005/07/24(日) 00:55:17
靖国関係はどうよ?
A教授も出したね。
浅野健一教授
ぴろゆきを権力の走狗とか何とか難癖つけた電波教授か…
479 :
日本@名無史さん:2005/07/25(月) 21:33:51
>>476 まだ手許に届いてないけど読むつもり。
>>477 大学の立地的には「惜しい」というべきかw
上の著者ははるかに実証的な歴史家だわな。
戦後史を扱った著書でおすすめのものがあったら教えてください。
481 :
日本@名無史さん:2005/07/28(木) 00:45:41
>>480 つい最近、中村政則さんが岩波新書で『戦後史』というのを出したばかりだぞ。
482 :
日本@名無史さん:2005/07/28(木) 01:07:54
中村隆英の「昭和史」の方がいいんじゃないかな
483 :
日本@名無史さん:2005/07/28(木) 02:24:33
今東光の「毒舌日本史」ってどう?
484 :
日本@名無史さん:2005/07/28(木) 02:50:16
日中関係や原爆投下関係で注目されている鳥居民氏の著作の評価は学者筋ではどうなんだろう。
高齢なんで、「昭和二十年」が完結するのか心配なんだが・・
485 :
日本@名無史さん:2005/07/28(木) 21:34:01
視野狭窄
486 :
日本@名無史さん:2005/07/29(金) 13:02:00
やっぱり「大日本史料」でしょうな。
>>487 個人が買えるもんじゃねー!!
寛政重修諸家譜ぐらいなら買えるけど・・・欲しいな・・・
491 :
日本@名無史さん:2005/08/02(火) 22:27:08
AGE
492 :
日本@名無史さん:2005/08/04(木) 20:57:15
あぐぇ
493 :
日本@名無史さん:2005/08/06(土) 20:47:12
AGE
494 :
日本@名無史さん:2005/08/07(日) 09:27:36
AGE
495 :
日本@名無史さん:2005/08/09(火) 19:46:35
ミネルヴァの伝記は当たり外れ酷い!
最近は松方正義が、文章拙劣、内容愚鈍。
何一つ新見解なし。
あれ、院生でも書けるぞ!金返せ!
496 :
日本@名無史さん:2005/08/09(火) 23:38:15
新版の『雑兵達の戦場』は旧版とどこか違いがありますか?
>>497 ありがとうございます。そこだけ立ち読みでもします。
500 :
日本@名無史さん:2005/08/14(日) 06:19:37
AGE
501 :
日本@名無史さん:2005/08/15(月) 19:08:48
AGE
502 :
日本@名無史さん:2005/08/16(火) 21:30:05
503 :
日本@名無史さん:2005/08/16(火) 21:50:32
サクッと書名書けよ
504 :
日本@名無史さん:2005/08/18(木) 08:15:17
>>503 すみません
日露戦争史(中公新書)横手 慎二
戦後史(岩波新書) 中村 政則 です
505 :
日本@名無史さん:2005/08/18(木) 10:13:03
>日露戦争史(中公新書)横手 慎二
なんかあまりパッとしない読後感
山室信一「日露戦争の時代」岩波新書 はどうなんだろ?
未読なのでわからん
雑兵物語の訳本が売ってないので、仕方なく内閣文庫の写本を買ってみた‥
1時間で1ページちょいしか読めねーwww
507 :
日本@名無史さん:2005/08/20(土) 04:16:28
>>484 在野の研究者だそうだね。
こういうこと言うと叩かれるかも知れないが、どこの大学卒?と思ったらそれもわからない。
「昭和二十年」、力作だそうだが多すぎて中々購入に踏み切れない。
しかし、この人は『中国の反日は共産党の教育方針』論など右よりなのに
文藝春秋増刊号で丸谷才一はまだしも井上ひさしが「昭和二十年」絶賛してて驚いた。
ちゅうか右とか左とっていう簡単なラベリングがおかしいわけで
509 :
日本@名無史さん:2005/08/20(土) 10:26:07
AGE
510 :
日本@名無史さん:2005/08/20(土) 10:55:26
馬鹿は善悪二元論でしか考えられないからな
511 :
日本@名無史さん:2005/08/20(土) 21:46:19
しかし2chはウヨサヨねたばっかだよ
513 :
日本@名無史さん:2005/08/20(土) 21:53:10
見事な三段論法だ。
515 :
日本@名無史さん:2005/08/30(火) 01:51:11
>>507 484です
秦郁彦あたりを右という人ならともかく、右寄りとは思えないな
「昭和二十年」を読み始めた時には、
むしろ昔は左よりの人だった可能性を感たくらい
その後昔書いた「毛沢東5つの戦争」なんかも読んでみると、お、左でもない
って感じ
史料の読み込み量と、使い方(引用って意味じゃなく活用)が非常に上手い
人なんだと感じてる
これまでのペースだとあと五年くらいかかるかもね〉昭和二十年完結
大変だなぁ
昭和二十年の著者っていったい何者なのこの人
1週間くらい前の(確か)読売夕刊に、顔写真が載ってたよ。
経歴を明かしていない、とか何とか紹介されてた。
だから、情報が無いんでしょ。
519 :
日本@名無史さん:2005/09/04(日) 08:51:30
経歴不明の現代史作家っていうのも珍しいね。
鳥居さんは作品の中で、
自分がジャーナリストか新聞記者だったような
書き方をしていたことがあったような気がする
521 :
日本@名無史さん:2005/09/05(月) 20:51:37
アーネスト・サトウの『一外交官の見た明治維新』岩波文庫
勝海舟が彼に脇差しをプレゼントしている。
522 :
日本@名無史さん:2005/09/05(月) 23:51:07
で?
523 :
日本@名無史さん:2005/09/05(月) 23:59:06
>>522 俺はお前のようなトンマを対象に投稿してんじゃね〜んだよ、ばーか。
トンマって何年ぶりだろ?
525 :
日本@名無史さん:2005/09/06(火) 08:00:28
岩鬼以来かな
526 :
日本@名無史さん:2005/09/07(水) 12:31:43
>>523 スルーも知らないゴミのくせにニヤニヤしてモニター見てるんじゃねえよ。
527 :
日本@名無史さん:2005/09/07(水) 13:39:19
岩鬼って何年ぶりだろ?
長周叢書の復刻判が2巻セット16000円で売ってたけど、これ、買う価値ある?
毛利に関する書籍は少ないから買いたいが、流石に高いし・・・
529 :
日本@名無史さん:2005/09/15(木) 03:49:26
「昭和二十年」急に人気が出てるようだね
おれは新刊が出てないかアマゾンを「鳥居民」でよく検索するんだが、
最近は売れている順表示だと発行順に近い形でソートされて出てくる
シリーズでは1巻が一番上
新しい読者がどんどん増えているのが判る
530 :
日本@名無史さん:2005/09/16(金) 21:29:23
で、530は読んだの?
おれは出てすぐ読んだ。
昭和二十年の10巻かな、そこで鳥居が言いたかったことを
もう一度まとめ直してる感じだね。
史料の行間を読むのが邪道と思う人にはお薦め出来ないけどね。
532 :
日本@名無史さん:2005/09/17(土) 21:05:30
533 :
日本@名無史さん:2005/09/17(土) 21:17:56
>>532 石母田といえば国民的歴史運動の首唱者じゃないの。共産党の所感派のほうだよ、井上清は国際派。
共産主義的民族主義の立場から「国民の歴史」をつくりだそうとした。ヤマトタケルは日本民族最初の英雄wとか
当時、この運動に参加していた網野善彦は、人生の汚点とみなしてるみたいだけど。
ちなみに、「つくる会」と「国民的歴史運動」の共通点はよくいわれること、右か左かの違いはあるけど。
そういうのに興味ある向きだろ。
534 :
日本@名無史さん:2005/09/17(土) 21:49:27
>ヤマトタケルは日本民族最初の英雄
って、「いわゆる英雄時代」の話でしょ、まあいいけど
「村の歴史・学校の歴史」など身近な生活環境から歴史を掘り起こして
いこうとする「国民的歴史運動」が、「つくる会」と比較できるとは到底思えないけど。
>>530 少なくともジャーナリストの陰謀論嫌米論みたいなのとは違うよ。
> 「村の歴史・学校の歴史」など身近な生活環境から歴史を掘り起こして
> いこうとする「国民的歴史運動」が、「つくる会」と比較できるとは到底思えないけど。
国家が到達点か出発点かの違いに過ぎないと考えれば、似たもの同士と言うことになるでしょ。
>>533 そういう経緯があったんですか。まったくしりませんでした。。アミノ酸の名前があったから、キターて思って。。
勉強になりました
538 :
日本@名無史さん:2005/09/18(日) 09:35:55
>国家が到達点か出発点かの違いに過ぎないと考えれば、似たもの同士と言うことになるでしょ。
すまん、全く正反対の動きだと思うのだが
つくる会の「新しい歴史教科書」ってどんな感じでしょうか?
540 :
日本@名無史さん:2005/09/18(日) 12:21:51
スレ違い
541 :
日本@名無史さん:2005/09/18(日) 15:44:26
つくる会と国民的歴史学運動の共通項というのは小熊英二なんかが指摘してる。
どちらも物語指向と、政治性の強さ。
542 :
日本@名無史さん:2005/09/18(日) 18:25:22
おまいら、普段あれほど小熊を小馬鹿にしているくせに、こういうときだけ
利用してみますか
そうですか
ヒントにしていないことはないと思うな。
だって転向だもん…。
544 :
日本@名無史さん:2005/09/18(日) 18:45:21
>>542 いや、小熊は思想の潮流の見取り図をつくる能力に関しては凄いよ。
最近日本史を勉強し始めた初心者なんですが
石ノ森章太郎のマンガ日本の歴史ってどうですか?
史実に基づいていないとか思想が偏ってるとかあるんでしょうか?
>>538 近代国家を前提としている点で同質でしょ。
評判悪い言葉だけど世界市民みたいな観点はない。
別の角度から言えば、国境を越えた地域世界みたいなモノも石母田の頃の左翼
は夢想だにしてなかった。右と言っていいのか分からないけど、柳田邦夫なんかの
琉球に日本の原風景がある、みたいな発想も要するに近代日本という枠組みが
前提としてあり、石敢当なんかが町中にごろごろしてるのに、中国的だという
発想にはならない。そこをついたのが窪徳忠。
547 :
日本@名無史さん:2005/09/19(月) 07:23:39
>>545 古代が日本書紀をそのままマンガにしてるね。皇国的だ、けしからん。
って書けばいいの?
歴史の用語や流れを頭に入れるにはいいマンガだよ。
548 :
日本@名無史さん:2005/09/20(火) 20:22:10
今日新宿の本屋を2軒のぞいたけどどちらにも「昭和二十年」の本がそろえてあったよ。
人気がでてきているのですね。
斉藤実大将について知りたいのですが
何かいい本ありませんか?
550 :
日本@名無史さん:2005/09/23(金) 21:18:02
学部生の一年ボウズなのですが、「読んでおいた方がいい」
という本がありましたらお教え下さい。お願いします。
551 :
日本@名無史さん:2005/09/23(金) 21:55:49
石母田の本が売ってないんですがどこで買えますか
552 :
日本@名無史さん:2005/09/23(金) 22:39:31
岩波を扱っているところで注文したら?
大学や県レベルの図書館なら置いてあるはず。
553 :
日本@名無史さん:2005/09/23(金) 22:45:04
中世的世界の発見
554 :
日本@名無史さん:2005/09/24(土) 00:17:26
石母田の本で今買えるのって、「歴史と民族の発見」と「神話と文学」くらいかな?
555 :
日本@名無史さん:2005/09/24(土) 01:41:22
>>554 岩波から出てる著作集はまだ日販に在庫がありますよ。
単行本ではご指摘の2冊の他に
『日本の古代国家』『戦後歴史学の思想』『古代末期政治史序説』も買うことができます。
>日販に在庫がありますよ。
日販の在庫はかなり縮小されているけど、王子?
どのみち取次ぎ(問屋)の流通在庫の情報は当てにならないし
業界人で無ければどの本屋がどの取次ぎを通しているか分かんないんじゃないの?
まぁ大学生協なら日販だから問題無いけどw
>>556 本やタウンという大学生協と提携しているオンライン書店で検索かけてみたんだけどね。
今までここの「日販在庫あり」で来なかった本はないよ。
まぁ誰しも自分の経験で物事を語りたがるものだからねw
557が年間に数百種類の本を注文して一度もトラブったことが無いのなら
それはそれでいいんじゃないの。
四の五の言う前に発注かけてみることだと思うが。
発注して品切なら、それはそれで仕方ないことだし。
石母田の本なら古本屋のサイトをなぜ漁らないのだ?と思うのはオレだけでしょうか。
562 :
日本@名無史さん:2005/09/24(土) 14:48:57
>>561 ありがとうございます。
まだ、はっきりと決めてませんが、中世か
近世をやりたいと思ってます(漠然としていて、すみません)。
必読の書、あるいは、視野が広がる本があれば、是非ともお願い
します。
563 :
日本@名無史さん:2005/09/24(土) 18:31:57
>>562 中世だったら網野善彦かな。あと、藤木久志とかも面白い・・・
近世だったら塚本学なんか面白いな。
565 :
日本@名無史さん:2005/09/24(土) 21:23:34
古代〜中世なら石母田正
中世〜近世なら安良城盛昭
これを読めば大丈V
566 :
日本@名無史さん:2005/09/25(日) 00:07:45
先輩方ありがとうございました。
必ず読むようにします。
567 :
日本@名無史さん:2005/09/25(日) 00:17:25
暇つぶしに読むんだから2000円以下の本じゃないとやだ
とりあえず丸山真男の日本の思想を読んでみます
568 :
日本@名無史さん:2005/09/25(日) 11:06:56
暇つぶしなら文春文庫の「エッセイで楽しむ日本の歴史(上・下)」が気軽に
読めて楽しいよ。特に上巻は戦国期前まで知識が不足してたのを補えた。
569 :
日本@名無史さん:2005/09/25(日) 20:33:58
570 :
日本@名無史さん:2005/09/25(日) 20:34:53
福沢諭吉について読みやすい本はありますか?
571 :
日本@名無史さん:2005/09/25(日) 22:08:09
572 :
日本@名無史さん:2005/09/26(月) 07:06:23
>>569 まだ、専門決まってないなら面白いもの読ませて色々な興味を持つのはいいことだろ。
それに、研究するにも自分が面白いと思ったものじゃなきゃ無理だろ
574 :
日本@名無史さん:2005/09/26(月) 08:40:54
セクハラで職を失った人達の書物を読みあさるとかっていうのもありだ
575 :
日本@名無史さん:2005/09/27(火) 10:58:26
>>573 つーか、その二人は「面白い」の意味内容が一致してない可能性が高いと思われ。
もちろん、喪前さんもだが。
576 :
日本@名無史さん:2005/09/30(金) 20:09:42
age
577 :
日本@名無史さん:2005/10/03(月) 04:01:28
本のネタってもっと盛り上がっていい気が刷るんだけど同?
>>577 最近本全然読まなくなったからな・・・
あ、藤木さんの『刀狩り』読んだよ。なかなか面白かったよ。
579 :
日本@名無史さん:2005/10/05(水) 23:17:50
もっと気軽に書き込めそうな
『日本史関係の書籍読んだらageるスレ』みたいなのはどう?
580 :
日本@名無史さん:2005/10/05(水) 23:28:30
岩波からアジア太平洋戦争の講座がでるようですね
581 :
日本@名無史さん:2005/10/05(水) 23:33:31
582 :
日本@名無史さん:2005/10/06(木) 00:44:40
いきなりジョン・ダワー。
ハーバート・ビックスでないだけいいが。
史学科なんて卒業してもニート一直線
文系なら法か経済いっとけ
586 :
日本@名無史さん:2005/10/06(木) 06:56:50
>>586 各巻の構成とポスコロ系の多さ、そしてまた再論かって人の多さ
>>579 > 『日本史関係の書籍読んだらageるスレ』みたいなのはどう?
今月の岩波新書は『吉田茂』だそうだね
これは買って読む
590 :
日本@名無史さん:2005/10/06(木) 17:40:11
591 :
日本@名無史さん:2005/10/06(木) 17:50:36
>>582がダワーの著作を実は読んだことがない件について
592 :
日本@名無史さん:2005/10/06(木) 17:51:55
高校生が教科書レベルを一歩進めたくらいのレベルで読みやすい本てありますか?
593 :
日本@名無史さん:2005/10/06(木) 18:03:50
加藤陽子『戦争の日本近現代史』
594 :
日本@名無史さん:2005/10/07(金) 00:04:46
595 :
日本@名無史さん:2005/10/07(金) 00:09:24
そこで敢えて有斐閣新書
596 :
583:2005/10/07(金) 00:18:55
>>588 ありがと。
明日にでも買いにいってこよ。
597 :
日本@名無史さん:2005/10/07(金) 01:09:50
岩波の吉田茂本、『尊皇の政治家』ということだから、
ちょうどダワー本と似たところに注目することになるかもね。
新書で人名だけのシンプルなタイトルの本ってわりによくまとまってる気がする。
この人の『岸信介』とか岡義武の『近衛文麿』とか。
新書って値段手ごろだし、良いのもごろごろしてるからな。
でも、外れもあるし・・・文春新書ってあんまりいいイメージないな。
600 :
日本@名無史さん:2005/10/07(金) 23:13:41
祝! 600get
☆ ∵∴∴☆※☆∴∵∴ ./
\ ※∵☆☆★☆★☆★☆☆∵※
*∵☆★☆☆*☆*☆☆★☆∴*
※∴★☆☆*°°|°°*☆☆★∴※
*.∴☆☆☆°°°°|°°°°☆☆☆∴ *
*∴☆★☆°\°☆☆★☆☆°/°☆★☆∴
.. ※☆☆*°°★°° 人 ★ °°*☆☆※ *
∴☆★☆°°☆ (__) ☆ °°☆★☆∴
∴☆☆*°°☆ (__) ☆°°*☆☆∴
※☆★☆――★ ∩ ・∀・)∩ ★――☆★☆※ ⌒★
∵☆☆*°° 〉 _ノ °°*☆☆∵ *
∵☆★☆°°☆ ノ ノ ノ ☆°°☆★☆∵
※☆☆☆*°°★ し´(_) ★ °°*☆☆☆※ *
*∵☆★☆°/°☆☆★☆☆°\°☆★☆∵
∵☆☆☆°°°°|°°°°☆☆☆∵ うんこーーー!!!
※∵★☆☆*°°|°°*☆☆★∵※
*...☆∵☆★☆☆*☆*☆☆★☆∵☆ .ζ
※∴∵☆★☆★☆★☆∵∴※ ☆
∴∵∴☆※☆∴∴∵
601 :
日本@名無史さん:2005/10/07(金) 23:49:36
文春新書w
PHP新書www
こんなイメージか
602 :
日本@名無史さん:2005/10/07(金) 23:55:28
人物評伝は中公新書がお得意だよね
中公はポイントも小さく、字も詰まっていて、ボリューム的にも良い感じ
やっぱ合うもんと合わないもんてあるよな〜。
悪党論はどんだけ時間かけても頭に入ってこない。
装丁変わって自爆した講談社現代新書。
605 :
日本@名無史さん:2005/10/08(土) 05:16:52
>>604 やっぱりそう思う?
背表紙に不規則な色付けるから、目的の本探しづらいじゃんw
606 :
日本@名無史さん:2005/10/08(土) 08:55:25
>>604 禿げしく同意。
せめて題名を、白抜きか黒抜きかどちらかに統一してほしいわ
608 :
日本@名無史さん:2005/10/08(土) 09:00:47
次、困大式レッスンでいきまつ
609 :
日本@名無史さん:2005/10/08(土) 10:18:54
八木秀次『天皇の日本近現代史〜高崎経済大式レッスン!万世一系のY染色体』PHP新書
610 :
日本@名無史さん:2005/10/08(土) 14:50:13
>>605-606 オレは売れ行きとかよく知らないんだけど、やっぱり金がなくなって
装丁費用けちったのかな?前の装丁は多色刷りで手の込んだ絵
が入ってたから。
シンプルにするにも岩波や中公と差を付けようとして大失敗、
という感じが濃厚にする。
あ、やっぱり講談社評判悪いんだ。俺も前の方が好き。
やっぱり、ここの住人的には中公新書と岩波新書かな。
日本史の新書は岩波・中公ってイメージがある。
逆に講談社は世界史かな。
講談社の新装丁は落ち着きがなくて微妙。
一般書籍板の講談社現代新書スレなくなってるな。
新装丁に非難轟々だったのにな。
講談社は学術文庫で入手困難なのをどんどん復刻してくれたらそれでよし。
614 :
日本@名無史さん:2005/10/08(土) 19:56:40
意外なテーマを突いてくるPHP新書
ちょっとポイントが大きいかな〜、文春新書
これは化けるかも・・・・・・ちくま新書
新潮新書・集英社新書・・・・・・w
615 :
日本@名無史さん:2005/10/08(土) 20:19:22
光文社・洋泉社は?
616 :
日本@名無史さん:2005/10/08(土) 22:51:59
ちくまは哲学思想系に強い。
集英社も意外といいのが混じってる。
PHPはモロにイデオロギッシュなものを除けばそこそこいいの出してる。
光文社・洋泉社もマイナーな筆者が力作を出してる。
やっぱ問題は一発屋のままの新ty(ry
617 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 00:02:00
>洋泉社
次の目玉は「なぜ竿だけを残すのか」かなw
洋泉社y←これなに?
619 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 00:08:18
621 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 00:33:33
試行版
昭和史厨の本棚からなのであしからず
【岩波】
岡義武「近衛文麿」
【中公】
伊藤隆「近衛新体制」
大江志乃夫「張作霖爆殺」
毛利敏彦「明治六年政変」
佐藤卓巳「言論統制」
【ちくま】
坂野潤治「昭和史の決定的瞬間」
【PHP】
波多野勝「満蒙独立運動」
【文春】
平山洋「福沢諭吉の真実」
木村昌人「昭和恐慌と高橋是清」
【講談社】
新書・江戸時代シリーズ
オススメ。
文春の『幻の終戦工作』竹内修司
は良かったよ
624 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 11:21:55
【中公】
高橋良衛「二・二六事件」「昭和の軍閥」
山室信一「キメラ」
【中公】
松本重治「上海時代」
626 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 11:37:54
【中公】
大石慎三郎『江戸時代』
627 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 11:45:31
628 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 11:47:09
なぜだれも
>>621の一番最後に突っ込まない?
【光文】
一ノ瀬俊也『明治・大正・昭和 軍隊マニュアル』
629 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 12:13:01
【岩波】
豊下楢彦『安保条約の成立―吉田外交と天皇外交』
>>628 あれか?剽窃騒ぎの・・・
それを挙げたのがマジかネタか、
みんなわからんかったんだろうなw
630 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 12:14:50
つ【オチ】
631 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 12:19:51
【岩波】
クリスティー「奉天三十年」
(栄えある岩波新書創刊第1号)
632 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 12:23:09
【学習院教養新書】
徳仁親王殿下『テムズとともに』
633 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 13:03:57
人物評伝系・近現代版テンプレ試行版
とりあえず書名のみ・順不同
【岩波】
「福田英子」
「菅野すが」
「山県有朋」
「近衛文麿」
「岸信介」
「西園寺公望」
【中公】
「後藤新平」
「松岡洋右」
「大川周明」
「重光葵」
「渋沢栄一」
「徳富蘇峰」
「濱口雄幸」
「星亨」
634 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 13:18:14
出口なをがぬけとるぞ
635 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 13:20:38
まあみんなでこれに足していって、書誌データちゃんと付けていってくれい
>>633 全部良書なの?
リストUPだけならスレ違いじゃなかろうか
637 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 14:56:05
とりあえず、
中公新書の米原謙『徳富蘇峰』は良書だと思う。
638 :
:2005/10/09(日) 18:46:59
岩波新書『神仏習合』に一票
639 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 19:45:59
「昭和の軍閥」中公新書で絶版になって講談社学術文庫に移ったよね?
ここに挙げられてる新書の中にも残念なことに絶版になってるのは多いようだ。
640 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 19:49:21
641 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 19:49:52
米原さんも、同じ中公新書の『植木枝盛』は長らく絶版だった気がする。
643 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 21:07:33
岩波の山県有朋は欠かせぬ傑作。
文春の吉田満の評伝もなかなかいいです。
644 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 21:20:49
近現代が多くでてるね。それ以外の時代の本はどう?
網野善彦の本で↓これオススメになってたけど。
今谷明 『室町の王権』 中公新書
646 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 22:10:06
【中公】
服藤早苗『平安朝の女と男―貴族と庶民の性と愛』
同 『平安朝の母と子―貴族と庶民の家族生活史』
この2冊は良書だな
647 :
日本@名無史さん:2005/10/09(日) 22:31:35
良スレage
【岩波】
村井章介『中世倭人伝』
中公の「宇垣一成」も結構良かったよ。
七夕の国
650 :
日本@名無史さん:2005/10/10(月) 11:47:15
>今谷明 『室町の王権』 中公新書
義満の王位簒奪計画は良いのだけど、
戦国期に天皇の権威は上昇してきていたと言うのは疑問。
信長によるものだと思うが?
651 :
日本@名無史さん:2005/10/10(月) 13:23:03
「中世のかたち」新書じゃないけど日本の中世の1
石井進
今谷さんのなら『信長と天皇』(講談社現代新書)も良かった。
654 :
日本@名無史さん:2005/10/14(金) 16:09:55
講談社学術文庫は『外国人の見た日本』モノが好きだね。
655 :
日本@名無史さん:2005/10/14(金) 23:08:54
「中世文化の美と力」(日本の中世の7)もマニアには面白い
656 :
日本@名無史さん:2005/10/15(土) 00:36:01
中公文庫『徳富蘇峰』
657 :
日本@名無史さん:2005/10/15(土) 09:02:04
今、学校の図書館で検索したんだけど中公新書だね。
徳富蘇峰 : 日本ナショナリズムの軌跡 / 米原謙著 (中公新書 ; 1711) 2003,8
割と最近だ。
659 :
日本@名無史さん:2005/10/15(土) 12:23:57
新刊ですぐ買ったけど、それほどではなかったように思う・・・
660 :
日本@名無史さん:2005/10/15(土) 12:55:19
>>654 本の題名を教えてください。
スミマセンm(__)m
654ではないけれど
英国人写真家の見た明治日本
明治日本印象記 オーストリア人の見た百年前の日本
ミットフォード日本日記 英国貴族の見た明治
ビゴーが見たにほんじん諷刺画に描かれた明治
ザビエルの見た日本
ニコライの見た幕末日本
オーストリア皇太子の日本日記
明治日本見聞録 英国家庭教師婦人の回想
ざっと見ただけでこれくらい
オーストリア皇太子の日本日記と明治日本見聞録はおもしろかった
あとはよんでない
面白そうな興味のある本は多いが、何せ学術文庫は高い。
それだけの内容はあるので結局は買ってしまうのだが
662 :
日本@名無史さん:2005/10/15(土) 13:47:02
>>659 俺も出てすぐに買って読んだけど、まあ普通の人物伝だと思った。
維新から敗戦まで各時期の「思想」(思い付きも込みの)の変遷は日本の歩みと
近似性があって興味深いもんだけど。
664 :
日本@名無史さん:2005/10/15(土) 20:46:43
黒田日出男でおすすめはありますか?
『謎解き 洛中洛外図』だった。
667 :
日本@名無史さん:2005/10/15(土) 21:43:50
>>666 どうもです。
「吉備大臣入唐絵巻の記録」はどうですか?
>>667 最近出た『吉備大臣入唐絵巻の謎』のことですね。
すいません。まだ読んでないです。
669 :
日本@名無史さん:2005/10/16(日) 11:11:18
あ、そうです。「謎」です。スンマセン。
黒田さんて高齢なんですよね?
670 :
日本@名無史さん:2005/10/16(日) 11:47:17
「刀狩り」藤木久志
読みました。目からうろこです。
でも、憲法九条が出てくるとは思わなかったw
>>670 まぁ、そこは年寄りですからw
黒田さんは『龍の棲む日本』しか読んだことないな。割と面白かったけど。
672 :
日本@名無史さん:2005/10/17(月) 12:02:18
黒田さんの本を3冊図書館に予約しました
1、龍の棲む日本
2、謎解き洛中洛外図
3、絵画史料で歴史を読む
673 :
日本@名無史さん:2005/10/17(月) 12:54:44
冒険島
最近は山室恭子も絵画史料の謎解きに関心を持ってるらしいね。
675 :
日本@名無史さん:2005/10/17(月) 13:17:08
本までは知らないけど、講演会で室町時代の絵巻物の解説をしてたよ。
678 :
日本@名無史さん:2005/10/18(火) 11:25:39
大山氏の聖徳太子架空説は支持を得ているんでしょうか?
679 :
日本@名無史さん:2005/10/18(火) 13:35:05
日本史上最大の電波本は
「日本書紀」
でしょ?
韓国教科書 日本書紀のパクリだぜ
阿直岐と王仁は日本へわたり、漢文、論語、千字文を伝えてあげ
段陽爾と高安茂などが、漢文と儒教を教えてあげ
つづいて聖王の時には仏教を伝えてあげ、そのほか天文・地理・暦法
などの科学技術も伝えてあげた。
高句麗の僧侶慧慈は聖徳太子の師であり、曇徴は紙、墨、硯をつくる
技術を教えてあげ、法隆寺の金堂壁画も彼の作品として知られている。
新羅は船をつくる技術、ならびに堤防と城郭を築く技術を、伽耶は土器を
つくる技術を日本に伝えてあげた。
681 :
日本@名無史さん:2005/10/18(火) 15:44:34
悪書スレに行き給え
682 :
日本@名無史さん:2005/10/18(火) 17:15:16
坂上田村麻呂関係の良書ってあります?
683 :
日本@名無史さん:2005/10/18(火) 22:53:23
あの人の言い回しはウダウダ
685 :
日本@名無史さん:2005/10/19(水) 16:20:27
近代日本の大衆演芸の話はどうなったんだろう???
686 :
日本@名無史さん:2005/10/22(土) 07:04:02
中公・岩波両新書とも昔みたいにマイナー人物の評伝をもっと出して欲しいぞ
高山樗陰とか留岡幸助とか
687 :
日本@名無史さん:2005/10/22(土) 08:54:50
清水書院あたりに頼んだ方が早いだろうなw
688 :
日本@名無史さん:2005/10/22(土) 20:59:59
マイナーな人物の評伝といえば、深谷克己の『八右衛門・兵助・伴助』で決まり。
>>482 俺も持ってるが、あの本は良書だと思う。
最近読んだのは、『人事の日本史』(毎日新聞社)。
690 :
日本@名無史さん:2005/10/22(土) 21:26:00
「姿としぐさの中世史」黒田日出男
網野にちょっと批判的な部分もw
691 :
日本@名無史さん:2005/10/22(土) 23:23:23
韓国教科書は都合のいい所だけ日本書紀を引用するんだね。
そのくせ任那日本府の存在は絶対に認めようとしない。
692 :
日本@名無史さん:2005/10/22(土) 23:26:19
すれちがい
693 :
日本@名無史さん:2005/10/22(土) 23:59:54
>>691 低脳チョソのすることだから許してやれ。
694 :
日本@名無史さん:2005/10/23(日) 05:22:55
>>691 日本でも、任那日本府がなんであるかの定説すら定まってないんだけど。
ス レ 違 い
696 :
日本@名無史さん:2005/10/23(日) 06:50:21
>>686 留岡幸助の岩波新書はとっくの昔に出てる。現在絶版。
697 :
日本@名無史さん:2005/10/23(日) 11:24:30
>>689 著者は違うが、新潮選書の『学歴の社会史』もなかなか良書
戦国大名今川氏と領国支配 久保田昌希著、を読んだ事がある方居られますか?
今川家の本を探しているものの、手頃な価格の物は駄本ばかりなので
値段が張っても良書を入手したいのですが、近くの書店では見かけない為
内容が分からず購入を躊躇ってまして…感想などを聞かせて頂きたいのです。
(そこそこ身がある内容ならば購入するつもり)
699 :
日本@名無史さん:2005/10/23(日) 17:34:34
700 :
日本@名無史さん:2005/10/24(月) 10:34:44
701 :
日本@名無史さん:2005/10/24(月) 19:16:29
>>700 ぢゃあ、出版社のタイトルの付け方がDQNつーことか。
一遍、読んで見ようかな。
702 :
日本@名無史さん:2005/10/25(火) 11:34:12
「中世神話」岩波新書
703 :
日本@名無史さん:2005/10/27(木) 14:08:25
「吉田茂」パラパラみてみたけど、「回想十年」ばかり引いているような・・・・・・
なんか目新しい史料はないのかな?
まだ精読してないから気づかないだけかもしれないけど。
704 :
誰でも知ってる超有名な超おもしろいマンガ嫌韓流っ!!!:2005/10/31(月) 03:39:57
705 :
誰でも知ってる超有名な超おもしろいマンガ嫌韓流っ!!!:2005/10/31(月) 03:41:01
↑
こんな 超有名な本を読まずに
日本の特に 近代の歴史を語るのはやめてください
お願い致します。
706 :
日本@名無史さん:2005/10/31(月) 03:44:08
連打コピーするなら読まないから
707 :
日本@名無史さん:2005/10/31(月) 08:21:19
頭悪そうなコピペだな・・・w
708 :
日本@名無史さん:2005/11/01(火) 03:25:41
>>703 門外漢だけど講和の時期の新史料っつーと巻末一覧にある
「平和条約の締結に関する調書」(堂場肇文書の一部)くらいかね。
『安保条約の成立』なんかの元ネタだけど
709 :
日本@名無史さん:2005/11/02(水) 08:46:55
豊下さんのあれか?
710 :
日本@名無史さん:2005/11/02(水) 17:44:49
そうそう
三浦陽一の『吉田茂とサンフランシスコ講和』もそうだったか
711 :
日本@名無史さん:2005/11/02(水) 18:54:10
佐々木潤之助の「江戸時代論」読んだかたいます?
面白かった?
712 :
日本@名無史さん:2005/11/03(木) 19:44:59
>>711 『世直し』なら読んだことあるが、
正直、21世紀にもなってまともに読むべき本ではなかった。
713 :
日本@名無史さん:2005/11/04(金) 11:50:24
江戸末期から明治初期にかけて、外国の文化が入ってくることによって日本の文化の変化が分かる本でオススメの物ってありますか?
絵とか入ってるのがいいんですけど…。
わたし中学生なんですけどバカなんで、あんまり字が沢山あって難しい本は分からないんです(>_<)
別冊歴史読本あたりの写真いっぱい載ってるやつとか
715 :
日本@名無史さん:2005/11/04(金) 12:09:46
古事記 日本書紀
716 :
日本@名無史さん:2005/11/04(金) 12:14:49
中川八洋さんの『大東亜戦争と「開戦責任」―
近衛文麿と山本五十六』を読んだ方いますか?
読んだ方は感想を聞かせてください。
718 :
713:2005/11/04(金) 14:41:21
>>714 ありがとうございます!
探してみますっ。
720 :
日本@名無史さん:2005/11/05(土) 16:55:58
>>717 電波本。
三田村武夫の著作と伊藤隆の著作が種本のようだが、
三田村武夫のはそもそも如何わしいし、伊藤隆のからは自説に都合のいいとこだけ参考にしてる。
伊藤隆の中公新書『近衛新体制』が良いが、こちらは絶版になっていて入手しにくいため、
ハードカバーで出ている『日本の近代16巻日本の内と外』を読んで見ることをおすすめする。
まぁ伊藤隆のも不十分なところはあるが。
721 :
717:2005/11/06(日) 12:16:35
>>720 レスありがとうございます。
『日本の近代16巻日本の内と外』はamazonで中古本が売ってるので、
買ってみたいと思います。
722 :
日本@名無史さん:2005/11/06(日) 13:31:04
明治維新に関しては、
明治剣客浪漫譚:和月伸宏
が秀逸。
「牙突」「天駆龍閃」など、維新の原動力となった事象に詳しい。
723 :
日本@名無史さん:2005/11/06(日) 17:30:29
何が秀逸何だかさっぱりわからんがw
ま、田中彰の『明治維新』(講談社学術文庫)あたりなら、
スタンダードとしていいと思ふ
輝く皇国史 / 峯岸米造[他]. -- 三省堂, 昭和19
感激の国史. / 小酒井儀三. -- 永沢金港堂, 昭和17
興亜日本建国史. / 伽藍康裕. -- 日本同盟通信社, 昭和16
皇国史観 / 紀平正美. -- 皇国青年教育協会, 昭和18
皇国史実物語 / 寒河江三郎. -- 皇国日本社, 昭和17
国史概説. 上,下 / 文部省. -- 内閣印刷局, 昭和18
国史概説 / 三上参次. -- 富山房, 1943
皇国史の根本義 / 中川紀. -- 健文社, 昭和16. -- (学生文化新書 ; 417)
国史精華読本 / 高須芳次郎. -- 大阪屋号書店, 昭和16
国史に現われた日本精神 / 山田孝雄. -- 朝日新聞社, 昭和16
国民皇国史 / 高木元豁. -- 三省堂, 昭和16
鎖国史論 / 海老沢有道. -- 図書出版, 昭和19
725 :
日本@名無史さん:2005/11/06(日) 17:56:06
726 :
日本@名無史さん:2005/11/06(日) 18:23:35
>>721 『日本の内と外』には上の話に対応する部分はちょっとしかないよ。
図書館でいいと思う。
727 :
日本@名無史さん:2005/11/06(日) 19:43:13
>>723 >> 明治剣客浪漫譚:和月伸宏
>何が秀逸何だかさっぱりわからんがw
↑読んだ事ありますか?
728 :
日本@名無史さん:2005/11/06(日) 20:31:42
729 :
日本@名無史さん:2005/11/06(日) 20:31:53
>>727 じゃあキミがもう少し詳しくレビューしてくれw
730 :
日本@名無史さん:2005/11/06(日) 20:33:22
るろ剣だろ
もったいぶるほどのネタじゃない
731 :
日本@名無史さん:2005/11/06(日) 22:57:00
幕末の日本に凄腕の剣客がいた。人呼んで「人斬り抜刀斎」。彼は「明治」の幕開けとともに歴史の表舞台から忽然と姿を消した。
それから10年、人を斬ることを自らに堅く禁じた抜刀斎は、その刀を決して人が斬れない「逆刃刀」に持ち変えて流浪人「緋村剣心」と名乗り、弱い立場の者を救うため東京の下町に現れる。
ひょんなことから女剣士・神谷薫と出会った剣心は、薫が師範代を務める神谷道場に居候する。無用な争いを好まぬ剣心だが、最強の名を自らの手中におさめるべく剣心に挑む男たちが、剣心たちの前に次々と現れる。
果たして剣心は、「不殺(ころさず)」の誓いを破ることなく、仲間を守りながら生き抜いていけるのだろうか…。
ツマンネ
733 :
日本@名無史さん:2005/11/10(木) 00:54:18
『驕れる白人と闘うための日本近代史』松原 久子 (著), 田中 敏 (翻訳)
↑読んだ人いる?
書評では「トンデモ本のようなタイトルだが意外とマジメ」的な取り上げられかたをしてる。
735 :
日本@名無史さん:2005/11/10(木) 22:06:44
736 :
日本@名無史さん:2005/11/11(金) 11:45:05
白鳥庫吉『国史』
若き裕仁親王のために記された教科書。君民一体の帝王学と倫理、公正な歴史観。
… という帯をみて皇国史観バリバリ全開かと予想して買ったらそうでもなかった。
承久の変で朝廷を討った泰時の政治を高く評価。
建武の中興に対してダメ出し。
足利高氏や楠木正成に対しては誉めも貶しもしない。
… 神皇正統記のスタンスを引き継いでいるのかな?
どっちかというと帝大アカデミズムの本流かと
河内祥輔『保元の乱・平治の乱』吉川弘文館 2002年
元木泰雄『保元・平治の乱を読みなおす』NHKブックス 2004年
↑この二つはどうよ?
>>738 上は読んでないけど下は読んだ。
下の本は上が理由で出した、と作者書いてるだけあって激しく上を非難してる。
そこがちょっとね・・・個人的にそういう名指し論文好きじゃないんで。
下も保立さんの本読んだあとだったから、あんまり印象にも残らなかったな。
>>739 サンクス
批判と言ったら、高橋昌明氏はかなり感情的になって個人批判してるな
高橋昌明氏VS下向井龍彦氏、他複数
そういう批判本は大いに結構だと思うがね
学問の発展にとっては良いこと
日本の学者はそれが礼儀と言わんばかりに
論争を避け曖昧に濁すだけ
遺跡捏造や武功夜話など怪しいと思いつつも
批判してこなかったのもこういう体質が原因
中韓の歴史歪曲攻勢に弱いのも同じ
742 :
日本@名無史さん:2005/11/15(火) 16:35:02
>>741 牽強付会もいいところだな
そっちへ持っていかないと話の一つもできんのかw
高橋氏の本は未読だが、
学問的批判と感情的非難という
本来違うものの境界線が曖昧になると、
その後はイタイ展開がお約束だ罠
学問的批判が主であれば多少の感情が入ってたとしても
放置しておくよりよっぽどマシ
744 :
日本@名無史さん:2005/11/15(火) 21:09:45
俺がみたなかで一番痛かったのは粟屋の『未決の戦争責任』における
大江批判
一番痛いのは南京大虐殺論争
746 :
日本@名無史さん:2005/11/15(火) 21:28:59
牽強付会もいいところだな
そっちへ持っていかないと話の一つもできんのかw
感情的非難に偏っているね
カボチャの話はやめろよ、バカがよってくる。
非難自体はいいんだけど、あまりにも繰り返し出てくると「もうわかったから」って感じになる。
750 :
日本@名無史さん:2005/11/15(火) 23:09:30
閑話休題
日本の論争の場合、最後に負けた方の論文で終わることが多い。
勝った方はもうそれに対して何も言わないから。大概負け惜しみ的な、
内容のない場合が多いので、もう今さら言うこともないって事で。
ただ当時の人間はそれがわかっているからいいのだが、何年あるいは
何十年かしてから後の人間が見ると、一見最後の論文の方が勝者に
見えたりする。相手方は何も言えなくなったんだなって事で。論文熟読
するなり、きちんと論争のプロセスを追体験すればそんなミスはしないのだが
意外にこれが面倒な作業なので。有名な論争なら広く知れ渡ってるから
そんなことはないのだが、専門的な細かいテーマとなると、そおゆう勘違いを
されてる場合が意外にある。で、それを専門にやってる人や、当時のことを知ってる人が
「最近‥‥論争について誤った理解がされていることが多いように思われるので云々」
みたいなことを書く羽目になる。そんな手間を避けるためにも、敗者宣言したほうが
いいんじゃないかな。な〜んて、誰もしないだろうけど。
752 :
日本@名無史さん:2005/11/16(水) 20:39:38
どこをタテ読みすればいいんだ?
753 :
日本@名無史さん:2005/11/17(木) 01:20:45
つうか論争ってどんなのがあるの?
邪馬台国と南京くらいしかしらんが
これはある種イデオロギーの対立だからな
純粋な歴史論争ってどんなのがあるの?
>>740 『武士の成立武士像の創出』161頁に列挙されていますね。
対象は、川合康・近藤好和・斉藤利男・下向井龍彦・杉橋隆夫・田中文英・野口実
・福田豊彦・元木泰雄など、錚々たる面々。
>753
論文あるところに論争がありますが、法会一つの性格に数十年かけて論争し
ている様な、マイナーな例でないもので、見ていて面白そうなものでは。
武士の職能論と在地領主論(上の高橋先生の文やそれに対抗した野口先生達
の文に応酬が出て来ますが、感情的な面も見られます)。
絵画史料の利用に関する黒田日出男先生の説とそれに対する批判。
今谷明先生の説と、それに対する堀新先生らの批判(かなり一方的)。
755 :
日本@名無史さん:2005/11/17(木) 01:41:31
つ[太閤検地論争]
そういえば、騎馬民族征服説論争が出ていませんでしたね。
古くは、柳田國男と新村出の「バカ語源論争」。
同じく、柳田國男と南方熊楠の「山人論争」。
南方熊楠の英国における「アブ・ハチ論争」。
遡ってみれば、額田王らの「春・秋論争」。菅家らの「阿衡論争」。
大江匡衡と紀斉名の「蜂腰病論争」。歌や物語の注釈書における諸説。
上田秋成と本居宣長の「日の神論争」。上田秋成と中井履軒の「怪論争」。
「応和の宗論」以下、竪義や歌合、法然と明恵らの論争、最澄と徳一の論争、
和泉式部と赤染衛門の歌人としての優劣論争まで行くと、きりがない。
・・・と、この辺は蛇足か。しかし、どれも面白い。
わかりやすそうなのでは鎌倉幕府の成立年とか守護地頭設置の沿革に
ついても論争があって、実はいまだに完全に決着してるとは言いがたい
こんなところでしょうか。>鎌倉幕府成立説
1180年 頼朝挙兵→地域支配
同年末 南関東軍事政権成立
1183年 十月宣旨による東国支配権の獲得
1184年 公文所・問注所の開始
1185年 「守護・地頭設置の勅許」
1190年 頼朝が右近衛大将に
同年末 頼朝が日本国惣地頭・惣追捕使に
1192年 説明不要
1221年 承久の乱
759 :
日本@名無史さん:2005/11/17(木) 07:58:09
先日出た、入江昭の現代新書はなかなか興味深い本じゃー
760 :
日本@名無史さん:2005/11/17(木) 13:06:32
スレタイの本旨に沿った書き込みを意識してるかい?
>>759 詳しく
761 :
日本@名無史さん:2005/11/17(木) 14:26:27
「岩波講座 アジア・太平洋戦争」は売れてるみたいだね
762 :
751:2005/11/17(木) 15:39:41
>>757 ああ、守護地頭設置の沿革はいい例ですね。特に国地頭の評価については。
論争の経過について把握してる人は、特に若い人では少ないでしょうね。
かく言う私もよくわかってません。結論が出てないということは知ってますけど。
>>760 自伝+研究の足跡紹介+未来展望みたいな本。
入門的内容で俺はけっこう面白かったけど、著作を読んでる人にとってはちっと喰い足りないかも。
>>754 ゼミに入ってすぐに今谷さんの『京都1547』と黒田さんの『謎解き洛中洛外図』を読まされました。
今谷さんのは平凡社ライブラリーでも出てるようですね。
>>754 >今谷明先生の説と、それに対する堀新先生らの批判
堀氏は立花京子批判もしてるし、学問的に真摯な人だね。
邪馬台国論争って今は殆ど畿内説でほぼ確定してるんでしょ
>>764-765 分かり易くて面白い、のは確かだと思います。特に黒田先生。
と、これだけではなんですので、最近出た神田千里先生の『島原の乱』を。
宗教に無知であることが科学的という態度まであった風潮への批判もある
だけに一般大衆の宗教心や切支丹の動向、それに村の武力への言及も。
本地垂迹説への言及が僅かだったのが残念ですが、あの時代ではあまり長
くやりすぎる訳にも行きませんからね。
「日本宗」というのは、雑多な宗教風土というより、応身である仏像と垂迹
である神の宿る国土の教え、だろうと思います。
>>766 そうなの? 古代史詳しくないから知らないけど・・・
じゃあ、それから大和政権につながるとかいう流れなの?
継体天皇からじゃねーの?
ようやくというか、新日本古典文学大系本『古事談・続古事談』が出ましたね。
770 :
日本@名無史さん:2005/11/18(金) 23:34:06
>>770 この人は、歴史に関しては
「歴史はフィクションであり、(彼にとって好ましいと思われる)
国民の育成に貢献するものであればよい」
ってスタンスでしょ。
日本史板の人はどう評価するの?
歴史家じゃないし
坂本の論点ってのは、
個人は様々側面があり、共同体に属してるが、そのなかで「国民」という側面がある。
その「国民」を保証するのは、国家という幻想であり、「国民の歴史」である。
という感じだろう。
歴史全部を対象にしてるのでなく、「国民の歴史」を論じてるスタンスだと思う。
つくる会の中では、抑制されたスタンスだと思うよ。
774 :
日本@名無史さん:2005/11/19(土) 00:20:11
中国や欧米の古典的実用書(例えば「韓非子」、「戦争論」など)に比較して
日本のそれは現代人から見たときに面白みに欠けるようだと読みもせずに決めつけているのですが
特に時代は限定せずでお薦めのものはありますか?
スマン。。。何が実用書だって?
その例ならなんでもアリじゃねぃの。
『戦争論』を実用書にできるのなら『甲陽軍鑑』も実用書だ罠w
無難なところだと五輪書あたりかねぇ
そもそも、「つくる会」所属の日本史研究者というのが・・・?
まだマシな方だったと思いますよ。
>774
何を「実用」とするかにもよります。中年以降、人生の味を知ってから楽し
めるという『徒然草』も、ある意味実用書でしょうし。
庶民が参考にする機会といえば、『韓非子』や『戦争論』より上でしょう。
普通に生活している分には、法や戦を考える必要は無い。
「比較して」=使えなくてもいいものも含めて、であれば
百の戦訓を15世紀後半〜16世紀前半にまとめた『義経百首』とか。
(伏兵のありかを知れなど、常識的なことばかりですが)
或いは、17世紀の架空の戦場を舞台にした『雑兵物語』とか。
教育書である『庭訓往来』などの所謂「往来物」、東洋文庫から出ている
『家訓集』などは、教科書や家レベルで、スケールが小さいか。
もっとも、総合したものはなくとも、「正直」などの一貫性は見られます。
『庭訓往来』など、銭形平次の子分の八でも読めましたからね。
>『甲陽軍鑑』も実用書だ罠w
私もそう思いました。柳生などの書も入りそうです。
『常山紀談』だってある意味「実用」書でしょう。
実用書ってのは表現が悪かったかも知れませんね
「甲陽軍艦」は一応ざっと読みました
処世訓並みの内容が多く、論理的に汎用化された定理定石の類は少ないように感じます
汎用論と具体的方法や事例を記載した兵書、統治などの古典でオリジナリティがあり、
読んで面白いものはありますか?
に質問を改めます
779 :
774:2005/11/19(土) 00:50:03
778は775さん宛です
横道だが
いわゆる兵法書評論?本は酷いのばっか。
「兵法(孫子とか)わかれば全てが可能」みたいな
>統治などの古典でオリジナリティがあり、
統治と言えば、家康の愛読書であった『貞観政要』が思い浮かびますが、
『蒙求』から始って四書五経、孫呉や『六韜』と、基礎は長い間お隣の一
大文明国の影響下に収まっていた気がしますね。
それも仕方が無い訳で、かつては追い越し追い付くが容易でない国。
編纂物でも、大抵は先行が中国にありましたし(説話や往生伝など)。
782 :
774:2005/11/19(土) 01:12:32
みなさんありがとうございます
>>776 なるほど「五輪書」ですか
ちゃんと読んでないんですが引用された文書とか見ると面白そうですね
結構オリジナルの発想がある感じだし
あとでAmazon逝って来ます
>>777(ぞろ目getですな)
丁寧にありがとうございます
やっぱり「実用書」という表現が悪かったですね
その時代の状況の中で読者が実用に供する事を目的に著者が体系化した
一種の論文みたいなものがイメージなんです
「義経百首」「雑兵物語」はチェックしてみます
>>780 私も、今に生かそうみたいなのはダメなのが多いと思います
まぁ、1、2冊しか読んでないですけど
「孫子」なら浅野訳の文庫が一番原書の主旨を伝えていると感じます
783 :
774:2005/11/19(土) 01:31:25
連投失礼します
>>781 >家康の愛読書であった『貞観政要』
ご紹介ありがとうございます、家康の愛読書というものの存在を知りませんでした(実は昭和史厨なので)
Amazon見てきましたが、山本七平なんかも解説書を書いてたりするんですね
>基礎は長い間お隣の一大文明国の影響下に収まっていた気がしますね。
やはりそうなりますか・・・
しかし、このあたりのパクリ?度合いなんかも含めて楽しめばそれもアリかなと思いました
ありがとうございます
784 :
775:2005/11/19(土) 02:49:45
>778
真面目な質問者だったのですね。申し訳ない。
>781と重複するところは避けて思うところを述べておきます。
>782
>その時代の状況の中で(現代の?)読者が実用に供する事を目的に著者が体系化した
>一種の論文みたいなものがイメージなんです
私自身は『戦争論』をそのようには読みませんでした。
クラウゼヴィッツはフレディの影響が大きいように見受けられます。
「誰もがその時代の精神からは逃れられない」と語ったのはカーだったでしょうか・・・
お求めの
>汎用論と具体的方法や事例を記載した兵書、統治などの古典でオリジナリティがあるもの
具体的方法や事例を記載した兵書としてなら『雑兵物語』や『武者物語』などは日本独自の
オリジナリティが満載です。見た目に格好が良く乗馬に不得手な武士でも馬を乗りこなせる
からという理由で馬の足の腱をわざと切るなどという悪習はおそらく日本独自のものでしょう。
具体的方法や事例を記載した統治書としては『落穂集』『朝倉敏景十七箇条』などでしょうか。
後者は一寸お薦めできませんがw
条件をもっと限定していただければ、もう少し的確なレスが可能になるのではないかと思いますが
力足らずで申し訳ありません。
>>783 すみませんが、『貞観政要』は漢籍です。つまり、ここでの基本も中国にあ
ったと。『周易』や『群書治要』も読み、版行もさせています。
『吾妻鏡』や『延喜式』も読んでいるのですが、汎用性は低い。
(こと学習面に関しては、家康は秀吉・信長の追随を許しません)
786 :
774:2005/11/19(土) 16:02:36
>>784 「戦争論」はまさに仰るとおり「時代の精神」にとわわれた部分が極めて多い著作だと感じます。
そのせいか詳細に理解して読もうとするととても疲れるし、無駄が多い本という印象もあります。
そんなことで、最初に手にしたのは学生時代ですが読破出来ず、納得できる理解が得られたのはそれから10年後でした。
その時は、最初から総力戦に対する限定戦争や決戦主義、当時の軍事技術や使用兵器の前提とかを勘案し、深く読まなくて良い部分は流すつもりで読むと、これはとても面白い本だと気付きました
このあたりは古代中国での政治・軍事の条件を考えないと、孫武の言ってる意味を間違えて解釈してしまうのと同じですね。
書籍のご紹介ありがとうございます、チェックしてみます。
>>785 >すみませんが、『貞観政要』は漢籍です。
ホントですね、唐の太宗と家臣のやり取りからの撰集でしたか;
不勉強ですみません。
「周易」も版行させてる・・そうでしたか、家康が卦を立てさせて
決心の参考にしたりするのを想像すると興味深いです。
>>770 坂本多加雄は正統派だったとおもうよ。戦後の日本史学界では網野善彦みたいな異端の学者が主流にくる
妙な風潮があるよ。自分は坂本も網野も好きだけどね。
アミノ酸は主流じゃあなかったと思うが。
789 :
日本@名無史さん:2005/11/19(土) 23:40:35
>>788 漏れもそう思う
晩年近くには無視できない権威を持っていたとは思うが
790 :
日本@名無史さん:2005/11/19(土) 23:58:27
柳田泉「随筆明治文学」って違反?
791 :
日本@名無史さん:2005/11/22(火) 00:10:18
現在、古事記を読んでる内に日本古代史に興味が出てきました。
日本のあけぼの?から平安・飛鳥時代ぐらいを通史的に読める書籍は
ありますでしょうか?
軽めの通史としては吉田孝の『日本の誕生』(岩波新書新赤510、1997)があるけど
評判はどうなのかな?
勝田至氏の『死者たちの中世』はどうだろう?
マニアックだがw
>『吾妻鏡』や『延喜式』も読んでいるのですが、汎用性は低い。
そうでしょうか。家康は頼朝を非常に尊敬していて、もちろん鎌倉幕府についても
武家政権の先蹤として尊び、『吾妻鏡』からかなりのことを学んで、
実際江戸開府において真似している(いい意味で)部分が非常に多いというのが
一般の評価だと思うのですが。
ちなみに大久保利通が手本としていた歴史上の人物は家康と頼朝だったらしい
本人も含めて酷薄な忍耐人ばっかだなぁ
797 :
791:2005/11/22(火) 21:38:09
>>792さん、ありがとうございます。高校や中学以来、
古代史は読んだことがないので、途中で挫折しないよう気長にいきたいです。
軽めだったらジュニア新書のほうがいいんじゃない.。
充分大人にも通用する、てゆうか高校生には無理のような。
それにしてもジュニア新書が発刊されたころの高校生ってのは
あの程度の本をスラスラ読んでたのか?
まだ旧制高校以来の教養主義が遺存してたのかな。
今じゃどう考えてもありゃジュニア向けじゃないよな。
それだけ学力が下がってるってことか‥‥
>>798 ジュニアは本当質良いの揃ってるからな。
800 :
日本@名無史さん:2005/11/23(水) 17:49:18
確かにジュニア新書は侮れない
801 :
日本@名無史さん:2005/11/23(水) 18:11:22
「竹内文書」は日本最大の良書だよね。
802 :
日本@名無史さん:2005/11/23(水) 18:16:59
どの竹内?
803 :
日本@名無史さん:2005/11/23(水) 18:29:57
島貫重節著の『戦略日露戦争』戦略を立てる前の情報収集がいかに重要か!ということが書いてある。明石工作がロシアにバレバレだったと言う秘話も。
804 :
日本@名無史さん:2005/12/01(木) 12:18:01
竹内洋「丸山真男の時代」中公新書、は読み始めたところだけど、なかなかよさげ
805 :
日本@名無史さん:2005/12/01(木) 12:45:06
806 :
日本@名無史さん:2005/12/01(木) 12:56:26
>>805は「講談社文化」で「世間知」しか身につけていない下層民
807 :
日本@名無史さん:2005/12/01(木) 13:08:54
絵地図の世界像
岩波新書
おもしろい
>>806 講談社が在日に牛耳られている件について
岩波の近代アジアの肖像?とかいうシリーズ
どう?
810 :
日本@名無史さん:2005/12/01(木) 17:32:58
>>809 中国関係ので評判高いの数冊あったような気が
「張学良」だったっけ?
>>809 俺はわりと好きだが、未刊(もはやお蔵入り?)の巻もあったはず。
>>805 岩波はひどいのもいっぱい出してるのが良書もいっぱい出してる。
813 :
日本@名無史さん:2005/12/01(木) 20:32:22
>>807 立ち読みして面白そうだったから買ったんだけど、そのままだった。
時間が空いたら読んでみよう。
>>735 産経の書評って歴史・文化系は少ないんだね。
うちは読売・朝日・東京を順繰りに取ってる(毎日・産経は勧誘に来ない)けど
毎週なにかしら歴史か文化系の書評があるけどな。
815が順繰りに在日系の新聞社へ移行している件について・・・
>>816 いや、ローテーションでしょ?
うちも昔は読売朝日交互だったもん
819 :
日本@名無史さん:2005/12/04(日) 00:03:04
735=815=817=819の無様な自演について
821 :
日本@名無史さん:2005/12/04(日) 10:16:53
735=819だが、他は知らん
スレがキムチ臭くなってきた件について
ここも厨房のせいで糞スレ化してきたな
824 :
775:2005/12/04(日) 22:04:32
現状の壷において、この程度のことで糞スレ認定してしまう823が
どこの掲示板と比較しているのかということと、このスレでのレス番の方が
むしろ漏れは気になる(苦笑
825 :
日本@名無史さん:2005/12/05(月) 03:01:29
>(苦笑
>(苦笑
>(苦笑
>(苦笑
826 :
日本@名無史さん:2005/12/05(月) 08:47:49
で?
827 :
815:2005/12/07(水) 01:55:14
Ten Little Indians And Then Were None
829 :
日本@名無史さん:2005/12/07(水) 12:52:44
>>820は精一杯の返しだったんだろ
あんまり責めたるなw
830 :
日本@名無史さん:2005/12/16(金) 23:34:54
日本は侵略国家ではない
出版社 発行所=善本社
著 者 勝田吉太郎
税込価格 1,223円(本体1,165円+税)
発行年月 1993年12月
判型 B6
ISBN 4793903266
[BOOKデータベースより]
大東亜戦争を、日本帝国主義ないし軍国主義が仕かけた侵略戦争と断定する前に、
近代の歴史の真の姿を明らかにしなければならない。
アヘン戦争以後の東アジアの情勢と日本の立場;
日本開戦をめぐる真相―責められるべきは米国;
大東亜戦争とコミンテルン;
戦前の日本は経済的侵略国家に非ず;
国際法上、侵略戦争をしていない;
「日帝三十六年」朝鮮統治の功罪;
日本の植民地政策―朝鮮と台湾を比較して;
日本の使命としての大東亜戦争
浅学素人として教えてもらいたいだけで、大変申し訳ございませんが
今の傾向としてこの本の内容はどうでしょうか。
私もまだ読んでおりません。著者も古い方のようですが
史学じゃねえだろ
832 :
日本@名無史さん:2005/12/17(土) 10:07:38
歴史って参入障壁低そうにみえるから、いつも雑音だらけになるね
833 :
日本@名無史さん:2005/12/18(日) 10:45:32
834 :
日本@名無史さん:2005/12/18(日) 11:16:53
835 :
日本@名無史さん:2005/12/18(日) 11:42:38
事実、歴史が中心と考えられる講座でも、執筆陣のなかで歴史研究者は少数
派になってきている。たとえば、今秋から刊行される『岩波講座 アジア・太平洋戦
争』全8巻の延べ100人を超す執筆者のうち、歴史研究者を自認する者は数える
だけしかいない。
836 :
日本@名無史さん:2005/12/18(日) 13:10:22
歴史研究者とプロレスラー
どっちも名乗ったもの勝ち
838 :
日本@名無史さん:2005/12/18(日) 21:58:05
>>835 「自認」だけなら九割以上がしてるだろうよ
839 :
日本@名無史さん:2005/12/19(月) 20:37:23
田中卓博士の本でいいのはある?
840 :
日本@名無史さん:2005/12/19(月) 21:52:19
841 :
日本@名無史さん:2005/12/19(月) 23:41:05
今どき日京って・・・変換もされない死語ですがw
842 :
日本@名無史さん:2005/12/20(火) 00:34:48
共産党崩れは
その筋にはわりといるよな
843 :
日本@名無史さん:2005/12/21(水) 04:18:15
坂野潤治 『明治デモクラシー』(岩波新書)
ようやく読み終えたのだけど、坂野センセは
前作といい新書向きの本を書くのが上手いね。
テーマ明快、文章軽快、いかにも新書って感じ。
分かり易すぎる点に引っかかる人も多いだろうけど、
これなら在職中からやって欲しかったぐらい。
844 :
日本@名無史さん:2005/12/22(木) 19:23:39
age
845 :
日本@名無史さん:2005/12/23(金) 12:28:14
ちくまの方は面白かったけど、「明治・・・」はどうだろう?
漏れはあんまり評価せず
>>25 小田中氏は歴史学者じゃなくて経済(学)史の専門家みたいですよ
ちなみに未読ですが彼の『ライブ・経済学の歴史』(頸草書房)という本は経済学史からの経済学の入門書として定評があります
私は史学専攻じゃないけど
>>17-19あたりの本はおもしろそうだね
847 :
日本@名無史さん:2005/12/23(金) 14:58:30
>>839 『皇国史観の対決』って本は読んだことがあるが・・。
あなたは一体???
848 :
日本@名無史さん:2005/12/24(土) 17:32:32
849 :
日本@名無史さん:2005/12/26(月) 09:06:37
850 :
日本@名無史さん:2005/12/27(火) 08:46:24
age
851 :
日本@名無史さん:2006/01/01(日) 09:12:11
AGE
852 :
【大吉】 【1750円】 :2006/01/01(日) 11:51:58
新年age
853 :
日本@名無史さん:2006/01/01(日) 14:35:30
清文堂なんてあったね
854 :
日本@名無史さん:2006/01/01(日) 21:50:17
『近代日本政治史【岩波テキストブックス】』 坂野 潤治
定価 2,520円(本体 2,400円 + 税5%)(未刊) 2006年1月24日
856 :
日本@名無史さん:2006/01/03(火) 08:15:42
857 :
日本@名無史さん:2006/01/09(月) 22:34:42
age
858 :
日本@名無史さん:2006/01/10(火) 12:17:03
859 :
日本@名無史さん:2006/01/10(火) 12:58:13
あれか、京大人文研が前に出してたヤツの拡大発展版ってこと?
860 :
日本@名無史さん:2006/01/10(火) 19:12:28
>>858 刊行中の講座太平洋戦争よりずっと面白そう
861 :
日本@名無史さん:2006/01/10(火) 21:19:18
>>860 ア?オメーみたいなクズには猫に小判だからさっさと死ねよウスラハゲ
862 :
日本@名無史さん:2006/01/10(火) 21:33:28
863 :
日本@名無史さん:2006/01/10(火) 21:55:35
864 :
日本@名無史さん:2006/01/10(火) 23:24:27
>>863 んだったら、違う
近代日本の諸学問・科学が植民地とどう関わってきたのかって講座。
例えば植民地人類学調査とか、植民地文学とか、植民地政策学とか、植民地教育とか。
書店においてあったパンフレットで内容みただけだけど。
プゲライオンwwwwwプオウオポウッポプオポポウwww
866 :
日本@名無史さん:2006/01/16(月) 23:13:58
久々の書き込み乙だが
セルフあぼ〜んさせてもらうわ
867 :
日本@名無史さん:2006/01/16(月) 23:15:38
日本史じゃないが小室直樹の中国原論は一読の価値あり。
日中関係の危うい今こそ中国を分析的に知る必要がある。
868 :
日本@名無史さん:2006/01/16(月) 23:29:26
ハイハイいろんな意味でスレ違い
池田理代子の「聖徳太子」がコンビニで売ってんだが
870 :
日本@名無史さん:2006/01/21(土) 10:18:46
「絵巻で読む中世」(五味文彦)ってどうよ
871 :
日本@名無史さん:2006/01/21(土) 11:53:02
「女王の都する所」(英秀和)を昨日買って読んだけど、
魏志倭人伝でここまで分析できるなんて。マジすごいと思った。
872 :
日本@名無史さん:2006/01/21(土) 11:59:19
873 :
日本@名無史さん:2006/01/21(土) 15:23:52
874 :
日本@名無史さん:2006/01/21(土) 15:47:33
なんだ君はってか?
そうです私が変なおじさんです
わっはっはっはっは
変なおじさんだから変なおじさん
変なおじさんだから変なおじさん
だっふんだー バリバリバリバリ
875 :
日本@名無史さん:2006/01/21(土) 15:52:56
>>871 碧天舎ってところから出てます。
投馬国5万戸、邪馬台国7万戸も分かり、巻末に経路図までついてて、
エー?こんなの絶対まやかしー、と思ってたのだけど何か惹かれて、
読んだらすごくまじめな本だった。今、すごく得した気分。
876 :
これ絶対お勧め:2006/01/22(日) 01:07:06
学研まんが人物日本史『乱世の戦い 織田信長』中島利行 学習研究社
877 :
日本@名無史さん:2006/01/22(日) 01:13:08
878 :
876:2006/01/22(日) 01:46:22
879 :
日本@名無史さん:2006/01/22(日) 02:48:36
「東條英機宣誓供述書」
この本は素晴らしい!!
880 :
日本@名無史さん:2006/01/22(日) 03:08:43
『骨は語る 徳川将軍・大名家の人びと』 著:鈴木尚 東京大学出版会
和宮の遺体には左手首の骨がなかった。
そして、その傍らから発見された謎の硝子板。
何の気なしに光にすかした瞬間、かすかに見えて消失した束帯姿の男性。
果たしてそれは夫・家茂であったのか、
それとも恋焦がれたかつての婚約者・有栖川宮熾仁親王であったのか。
もはや知るすべは無い。
骨が語る徳川将軍家のミステリー。
881 :
日本@名無史さん:2006/01/22(日) 10:19:34
>>880 次は『骨は語る 天皇家の人々』でいってみよう!
882 :
日本@名無史さん:2006/01/23(月) 18:32:57
里見八犬伝は必読
南総里見八犬伝〈第1の物語〉妖刀村雨丸あたりが面白い。
>>880 >それとも恋焦がれたかつての婚約者・有栖川宮熾仁親王であったのか
和宮がいつ有栖川宮に恋焦がれたのかをききたい
,:::-、 __
,,r::::::::::::〈:::::::::) ィ::::::ヽ
〃::::::::::::;r‐''´:::::::::::::::::::::ヽ::ノ
,'::;'::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::
l::::::::::::::::::l::::::::::●::::::::::::::●:::::ji
|::::::::::::::::::、::::::::::::::( _●_)::::::,j:l クマー!
}::::::::::::::::::::ゝ、::::::::::|∪|_ノ::;!
. {::::::::::::::::::::::::::::`='=::ヽノ:::::/
';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/
`ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ
【ラッキークマー!】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事で
>>882 八犬伝をどうせ読むなら、出来れば原文で!
887 :
日本@名無史さん:2006/01/25(水) 22:59:09
原文はヘブライ語だったっけかラテン語だったっけか・・・
888 :
日本@名無史さん:2006/01/28(土) 20:18:06
>>885 >>886 最終的にはそこにいくけど、とっかかりは南総里見八犬伝〈第1の物語〉妖刀村雨丸がおすすめ。
名前にルビが打ってあるし、挿絵も素敵です。
子供から大人まで。
中学のころ、膝栗毛を原文で読もうとして挫折した
890 :
日本@名無史さん:2006/01/30(月) 11:49:15
高橋典幸,山田邦明,保谷徹,一ノ瀬俊也『日本軍事史』
原始古代より近現代までの軍事をあつかった初の通史ですって
891 :
日本@名無史さん:2006/01/30(月) 13:40:01
892 :
日本@名無史さん:2006/01/30(月) 14:20:08
マルチかよ
893 :
日本@名無史さん:2006/02/05(日) 16:03:47
AGE
894 :
日本@名無史さん:2006/02/05(日) 16:49:12
評伝 西條八十
895 :
日本@名無史さん:2006/02/12(日) 16:09:41
896 :
日本@名無史さん:2006/02/13(月) 04:44:42
ちょっと日本史とは違うかも知れないけど、
日本の名字について詳しく載ってる本ありませんか?
由来、珍しい名字、県別で多い名字などなど。
安い本だと嬉スィ
897 :
日本@名無史さん:2006/02/13(月) 06:48:18
文庫本でいくつかあったろう
自分で本屋を探せ
898 :
日本@名無史さん:2006/02/14(火) 03:37:07
千利休でいい評伝ないですか?
人物叢書も品切れですし。
899 :
日本@名無史さん:2006/02/15(水) 01:30:38
桑田忠親『千利休研究』
900 :
日本@名無史さん:2006/02/19(日) 21:03:09
もうちょいくだけたのは?
赤瀬川原平『千利休―無言の前衛』
野上弥生子『秀吉と利休』
903 :
日本@名無史さん:2006/02/20(月) 08:55:31
904 :
日本@名無史さん:2006/02/20(月) 14:28:01
「ミカドの国の歴史学」
「神風の武士道」
関 幸彦
>>898 ていうか、人物叢書を買わなくても、図書館で借りて読むかコピーすればいいのでは?
906 :
日本@名無史さん:2006/02/22(水) 06:55:23
本を買うことが学問と勘違いしている人間にもいてもらわないとね〜
がんがん本を買ってあげてください
で、積ん読で終わらせて、状態の良いままブックオフに売ってください
それをわたしが100円で買います
907 :
日本@名無史さん:2006/02/22(水) 07:10:28
908 :
日本@名無史さん:2006/02/22(水) 13:04:49
>>906 ・・・・・・岩田のおぢさん?
ではなさそうだなw
伊藤正敏の本はどれもいいね、史料を過不足無く載せてるし
なにより解釈がまともで洞察が深い。
雑談小和田や重箱の隅を突付いたあとを穿り返してる典型的アホ文系人連とは大違いだ
910 :
日本@名無史さん:2006/02/22(水) 16:36:01
なんか誉め殺しくさいな
911 :
日本@名無史さん:2006/02/22(水) 16:39:59
良書の推薦が最近少ないな
912 :
日本@名無史さん:2006/02/22(水) 16:44:45
じゃあ
家近良樹『その後の慶喜 大将まで生きた将軍』(講談社選書メチエ)
家近さんは、幕末維新史研究者としては
筆力があるほうだと思われ
松浦玲の中公新書新版より詳しいし
913 :
日本@名無史さん:2006/02/22(水) 16:45:52
×大将
○大正
914 :
日本@名無史さん:2006/02/22(水) 16:50:27
いい本知ってるけど、日本史板の住民は生意気なのが多いから
教えてやらない
915 :
日本@名無史さん:2006/02/22(水) 16:59:53
普通それを生意気という
916 :
日本@名無史さん:2006/02/22(水) 18:16:59
「馬鹿につける薬」
917 :
日本@名無史さん:2006/02/23(木) 16:43:07
「閉鎖病棟」
918 :
:2006/02/24(金) 02:34:04
「女子中学生快楽読本」
10年前に出版され、当時の女子中学生の生態が体験記風に描かれている。
ティッシュなしには読めない日本現代社会史の良作といえよう。
今や20台前半か…
その後どんな人生を送っているやら
920 :
日本@名無史さん:2006/02/24(金) 07:21:29
エンコー世代の人たち?
宮台台頭のきっかけつくった人たち?
ヤマンバだった人たち?
921 :
日本@名無史さん:2006/02/24(金) 15:37:44
「公安百年史」 藤田五郎著 発行は公安問題研究会
明治以降の暴力事件がリアルに描かれている 811ページの大作だ
日本の裏面史だ
922 :
日本@名無史さん:2006/02/24(金) 16:51:04
出したはいいが、売れないなきっと・・・
923 :
日本@名無史さん:2006/02/24(金) 17:12:42
「公安百年史」昭和53年発売で定価3万円だ
大きい図書館でないと無いかもしれんな
明治維新のときの浪速の御用金120万両の納付録の写真版なんかの
興味深い資料も載せている
藤田五郎って斉藤一?
んなわけねえか。
925 :
日本@名無史さん:2006/02/24(金) 18:19:03
てか、それ本名なのだろうか・・・?
926 :
日本@名無史さん:2006/02/24(金) 18:36:43
藤田五郎って本名だろう かなり有名な人物らしい
元警視総監の秦野章や元自治大臣の天野公義なども序文を寄せている
面白いのは歴史物を書いてた有名な鹿島昇も執筆者の4人の中に
入ってることだな 従って資料が豊富で中身が濃い
927 :
日本@名無史さん:2006/02/24(金) 21:07:58
公安警察なんて暇だからな
928 :
日本@名無史さん:2006/02/24(金) 21:26:02
公安警察の輝ける歴史「菅生事件」w
45万部のベストセラー『嫌韓流』の第2弾
『嫌韓流2』発売中
駄作か傑作かは、買って自分で確かめよう
>>929 2ちゃんの住人にとっちゃもう飽きたような話ばっかじゃないか?
931 :
日本@名無史さん:2006/02/25(土) 22:14:27
932 :
日本@名無史さん:2006/02/25(土) 22:32:11
そうだ!!だから燃やしてしまえ!!!
933 :
日本@名無史さん:2006/02/25(土) 22:36:49
船橋か!
934 :
日本@名無史さん:2006/02/25(土) 23:50:17
総武線?
935 :
日本@名無史さん:2006/02/27(月) 14:26:15
良書キボンヌ
936 :
日本@名無史さん:2006/02/27(月) 14:28:32
西鶴の『男色大鑑』は必読書
神田千里の土一揆の時代がそこそこ良かった
ただし真ん中辺りでちょっとだぶついてる感あり
南北朝時代の流れが簡単にわかるような良書はありませんか?
939 :
日本@名無史さん:2006/02/27(月) 21:19:14
金曜日の「朝まで生テレビ」(テーマ:天皇制&皇室典範改正)で
高森明勅の発言が面白かったのですが、
彼の本は読む価値ありますか?
「作る会」関連銘柄なのがちょっと気になるのですが、
Y染色体フェチの八木秀次と正反対のことを言っていて、
ちょっと興味を持ったので。
941 :
日本@名無史さん:2006/02/27(月) 22:07:20
神社仏閣板の國學院・皇學館スレ逝って訊いてみれば?
このスレではスレ違いだと思われ
942 :
日本@名無史さん:2006/03/01(水) 01:17:23
>>937 神田氏の著作では中公の『島原の乱』が抜群に素敵。
943 :
日本@名無史さん:2006/03/06(月) 02:22:18
桑田忠親の著作は絶版が多いな・・・
944 :
日本@名無史さん:2006/03/07(火) 13:20:31
「ある憲兵の記録」朝日新聞山形支局著 朝日文庫480円
満州の憲兵の実録 リアリティーがあって面白い
加藤陽子氏の旦那さんは駿台の野島博之なんだね
初めて知った
946 :
日本@名無史さん:2006/03/07(火) 15:41:19
PHP新書に岡田英弘の嫁さんが書いてたな
『島原の乱』 短い分面白かったんで、俺もお薦めしとく
948 :
日本@名無史さん:2006/03/08(水) 23:17:51
第1次世界大戦をテーマにしたオススメありますか?
949 :
日本@名無史さん:2006/03/09(木) 00:06:12
>>947 年末の毎日新聞書評で
五味さんがあげていた3冊のひとつだけど
俺には藤木さんの『刀狩り』の方が面白かったな。
ミネルヴァの山本隆志『新田義貞』はどうよ。
なかなかおもしろかったが。
951 :
日本@名無史さん:2006/03/09(木) 10:33:58
>>949 あの3冊を借りて読んだよ。
どれも面白かった。さすが五味さん。
「刀狩」「島原」、もう一冊は何ですか。
954 :
日本@名無史さん:2006/03/11(土) 12:13:10
955 :
日本@名無史さん:2006/03/12(日) 10:52:37
956 :
日本@名無史さん:2006/03/12(日) 11:13:31
そんなネタを引っぱるなw
957 :
日本@名無史さん:2006/03/12(日) 11:16:47
ネタじゃないぞ、まじだぞ。毎日新聞に出ていた。
958 :
日本@名無史さん:2006/03/12(日) 12:06:34
いや、わかってるけどw
その「残り一冊」はスレ違いな上に変に荒れそうだろ
960 :
日本@名無史さん:2006/03/12(日) 19:31:32
いや、どっちでもいいんだよ
961 :
日本@名無史さん:2006/03/13(月) 10:40:01
平泉澄『少年日本史』
962 :
日本@名無史さん:2006/03/13(月) 13:45:59
がいしゅつ
「『中村屋のボース』はどうか?
965 :
日本@名無史さん:2006/03/14(火) 14:44:45
ああ、なんか評判イイね
戦史叢書については最新の情報を入れて再版の予定があるんだって?
967 :
日本@名無史さん:2006/03/15(水) 13:36:41
吉田裕・林博史あたりが監修で再版なら見てみたい
怖いもの見たさでw
968 :
日本@名無史さん:2006/03/15(水) 13:53:55
嫌韓流
「日本の中世寺院」
一見過激派か!?と思うような内容だけど
史料を過不足なく提示して披露する見解の内容は、かなり説得力があった。
970 :
日本@名無史さん:2006/03/15(水) 16:33:16
ビックスの「昭和天皇」上・下ってどうなの?
悪意のあるとんでも。
ジョン・ダワーとは大違いだよ。
>>967 あの二人が朝雲新聞社から本を出すかよw
防衛研究所に集う藤原彰門下の戦士たち!
ってのはちょっと面白すぎる
974 :
日本@名無史さん:2006/03/15(水) 21:01:05
>>972 林はしらんが吉田は軍オタだからあり得ないことではない
>>973 二人とも防研には入りびたりだと思うが
975 :
日本@名無史さん:2006/03/15(水) 22:12:06
>>972 そういうコラボレーションが実現すれば
お約束の面子よりはおもろい罠
売れるかもよw
976 :
日本@名無史さん:2006/03/17(金) 12:34:55
977 :
日本@名無史さん:2006/03/18(土) 00:27:42
978 :
日本@名無史さん:2006/03/18(土) 10:38:14
ブサヨの反日本
979 :
日本@名無史さん:2006/03/18(土) 11:40:49
980 :
日本@名無史さん:2006/03/18(土) 13:15:26
>>978 学問板でウヨサヨいうやつは出て行って死ね
>>980 いや、大月書店の本なんか読むと「うわー」って思っちゃうよ、やっぱり。
982 :
日本@名無史さん:2006/03/18(土) 23:22:08
>>981みたいなの見かけると「うわー」って思っちゃうよ、やっぱり。
ビックス本は右左関係なくおかしい。
984 :
日本@名無史さん:2006/03/20(月) 12:26:00
985 :
日本@名無しさん:2006/03/20(月) 12:31:41
「学知」ってナニ?立ち読みした限りでは、どこにもこの言葉の定義が書いてない!
誰か教えてくれ! 誰が言い始めた言葉なの?市民権を得ている言葉?
Gacktって誰?
987 :
日本@名無史さん:2006/03/20(月) 13:42:45
トマス=アクィナスに
『神秘と学知』なる著書があるらしい・・・
988 :
日本@名無史さん:2006/03/20(月) 14:01:58
学問・知識の体系のこと
コンセプト的意味で使ってるようだ
ビックス本誤訳多くね?
990 :
日本@名無史さん:2006/03/21(火) 12:57:29
日本人の書けないことを書けるからな>外国人
991 :
日本@名無史さん:2006/03/22(水) 00:01:46
てか、そろそろ次スレ?
992 :
日本@名無史さん:2006/03/22(水) 07:46:06
とりあえず埋めつつ移行
995
梅
埋め
999
マンコなめて欲しい
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。