各社の『日本の歴史』シリーズ

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11 ◆zKw2SCNM/U
著者、内容、時代背景などを語り合ってください。

代表的なものは>2-6に掲載。

姉妹スレ
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1061375498/
21 ◆zKw2SCNM/U :04/08/16 21:10
まずは定番の、中公版日本の歴史
執筆陣は豪華絢爛ですが、さすがに
ご存命の方は少なくなりましたなあ…

企画委員
井上光貞、竹内理三、永原慶二、児玉幸多、小西四郎、林茂

1 神話から歴史へ 井上光貞
2 古代国家の成立 直木孝次郎
3 奈良の都 青木和夫
4 平安京 北山茂夫
5 王朝の貴族 土田直鎮
6 武士の登場 竹内理三
7 鎌倉幕府 石井進
8 蒙古襲来 黒田俊雄
9 南北朝の動乱 佐藤進一
10 下剋上の時代 永原慶二
11 戦国大名 杉山博
12 天下一統 林屋辰三郎
31 ◆zKw2SCNM/U :04/08/16 21:11
13 江戸開府 辻達也
14 鎖国 岩生成一
15 大名と百姓 佐々木潤之介
16 元禄時代 児玉幸多
17 町人の実力 奈良本辰也
18 幕藩制の苦悶 北島正元
19 開国と攘夷 小西四郎
20 明治維新 井上清
21 近代国家の出発 色川大吉
22 大日本帝国の試煉 隅谷三喜男
23 大正デモクラシー 今井清一
24 ファシズムへの道 大内力
25 太平洋戦争 林茂
26 よみがえる日本 蝋山政道
別巻1 図録 原始から平安 井上光貞、竹内理三
別巻2 図録 鎌倉から戦国 竹内理三、永原慶二
別巻3 図録 織豊から幕末 児玉幸多
別巻4 図録 維新から現代 小西四郎、林茂
別巻2 年表・地図・読史備要 児玉幸多
41 ◆zKw2SCNM/U :04/08/16 21:11
続いては、小学館版日本の歴史
()は日本史の社会集団

編集委員
井上光貞、永原慶二、児玉幸多

1 倭国の誕生神話から歴史へ 直木孝次郎
2 大王の世紀 上田正昭
3 飛鳥の朝廷 井上光貞
4 律令国家 早川庄八
(5) 古代豪族 青木和夫
6 摂関時代 坂本賞三
7 院政と平氏 安田元久
(8) 王朝貴族 村井康彦
9 鎌倉幕府 大山喬平
10 蒙古襲来 網野善彦
11 南北朝内乱 佐藤和彦
(12) 中世武士団 石井進
13 室町幕府 佐々木銀彌
14 戦国の動乱 永原慶二
15 織田・豊臣政権 藤木久志
16 江戸幕府 北島正元
17 鎖国 朝尾直弘
(18) 大名 児玉幸多
51 ◆zKw2SCNM/U :04/08/16 21:12
19 元禄時代 尾藤正英
20 幕藩制の転換 大石慎三郎
(21) 町人 中井信彦
22 天保改革 津田秀夫
23 開国 芝原拓自
24 明治維新 田中彰
25 自由民権 永井秀夫
26 日清・日露 宇野俊一
27 大正デモクラシー 鹿野政直
(28) ブルジョアジーの群像 安藤良雄
(29) 労働者と農民 中村正則
30 十五年戦争 伊藤隆
31 戦後日本 大江志乃夫
32 江口朴郎
61 ◆zKw2SCNM/U :04/08/16 21:12
小学館 大系日本の歴史

編集委員
永原慶二、朝尾直弘、江口圭一、吉田孝

1 日本人の誕生 佐原眞
2 古墳の時代 和田萃
3 古代国家の歩み 吉田孝
4 王朝の社会 棚橋光男
5 鎌倉と京 五味文彦
6 内乱と民衆の世紀 永原慶二
7 戦国大名 脇田晴子
8 天下一統 朝尾直弘
9 士農工商の世 深谷克己
10 江戸と大坂 竹内誠
11 近代の予兆 青木美智男
12 開国と維新 石井寛治
13 近代日本の出発 坂野潤治
14 二つの大戦 江口圭一
15 世界の中の日本 藤原彰
71 ◆zKw2SCNM/U :04/08/16 21:13
集英社版 日本の歴史
ここで挙げた中では、唯一編集委員が執筆者ではない

編集委員
児玉幸多、永原慶二、林屋辰三郎

1 日本史誕生 佐々木高明
2 倭人争乱 田中琢
3 古代王権の展開 吉村武彦
4 天平の時代 栄原永遠男
5 平安建都 瀧浪貞子
6 王朝と貴族 朧谷寿
7 武者の世に 入間田宣夫
8 南北朝の動乱 伊藤喜良
9 日本国王と土民 今谷明
10 戦国の群像 池上裕子
11 天下一統 熱田公
81 ◆zKw2SCNM/U :04/08/16 21:15
12 江戸開幕 藤井譲治
13 元禄・享保の時代 高埜利彦
14 崩れゆく鎖国 賀川隆行
15 開国と倒幕 田中彰
16 明治維新 中村哲
17 日本近代の出発 佐々木克
18 日清・日露戦争 海野福寿
19 帝国主義と民本主義 武田晴人
20 アジア・太平洋戦争 森武麿
21 国際国家への出発 松尾尊~
別巻 日本史研究事典
91 ◆zKw2SCNM/U :04/08/16 21:16
最後は、講座(風)のものを除いては最新の
日本史概説シリーズである講談社版

編集委員
網野善彦、大津透、鬼頭宏、桜井英治、山本幸司

0 「日本」とは何か 網野善彦
1 縄文の生活誌 岡村道雄、改訂版有(笑)
2 王権誕生 寺沢薫
3 大王から天皇へ 熊谷公男
4 平城京と木簡の世紀 渡辺晃宏
5 律令国家の転換と「日本」 坂上康俊
6 道長と宮廷社会 大津透
7 武士の成長と院政 下向井龍彦
8 古代天皇制を考える 大津透、大隅清陽、関和彦、熊田亮介、
                丸山裕美子、上島享、米谷匡史
9 頼朝の天下草創 山本幸司
10 蒙古襲来と徳政令 筧雅博
11 太平記の時代 新田一郎
12 室町人の精神 桜井英治
13 一揆と戦国大名 久留島典子
14 周縁から見た中世日本 大石直正、高良倉吉、高橋公明
101 ◆zKw2SCNM/U :04/08/16 21:16
15 織豊政権と江戸幕府 池上裕子
16 天下泰平 横田冬彦
17 成熟する江戸 吉田伸之
18 開国と幕末変革 井上勝生
19 文明としての江戸システム 鬼頭宏
20 維新の構想と展開 鈴木淳
21 明治人の力量 佐々木隆
22 政党政治と天皇 伊藤之雄
23 帝国の昭和 有馬学
24 戦後と高度成長の終焉 河野康子
25 日本はどこへ行くのか H・ハルトゥーニアン、T・フジタニ、姜尚中、
   岩崎菜緒子、比屋根照夫、T・モーリス=スズキ、C・グラック
111 ◆zKw2SCNM/U :04/08/16 21:24
改行の関係で予定よりレスを多く消費しましたが、
よろしくお願いします。
12日本@名無史さん:04/08/16 22:46
こっちと話題が重複してますな。重複スレとまでは言えないと思いますが。

日本史の良書 2
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/history/1045662544/
13日本@名無史さん:04/08/16 22:56
前に立てたスレが落ちたからな。
しっかりやろうぜ。

講談社版は刊行が始まったと思ったら捏造事件が起こった。
14日本@名無史さん:04/08/16 23:01
中公を無視するな、ゴルァ!!
15日本@名無史さん:04/08/16 23:04
一応、いろいろ読んでみたけど、とっつきやすさは中公版が一番だよ。
16日本@名無史さん:04/08/16 23:36
中公は近代が左
17日本@名無史さん:04/08/17 00:25
>>16
中世・近世だって錚々たるお歴々が書いてますが。
18日本@名無史さん:04/08/17 06:22
岩波ジュニア文庫にも日本の歴史シリーズがあったな。
19日本@名無史さん:04/08/17 08:44
>>18
学会の新しい成果も取りしれられていますし
私は初心者にはあれが一番良いんじゃないかと思ってます。
ただ歴史マニア的な初心者(とにかく細かい事実経過を知りたい人)には向かないかと思います。
20日本@名無史さん:04/08/17 09:09
通史とか講座もの、一番読まないのは史学科の人間、これ定説。
21日本@名無史さん:04/08/17 17:37
山川出版社 日本歴史大系 1〜5 但し5巻目は目次
一寸古いのだよね。特に1巻目は約20年前だから・・・。
確か巻数を増やしたコンパクト版も出ているはず。
瞥見しただけれどもそれほど難しい内容ではなったように
記憶している。
22日本@名無史さん:04/08/18 12:59
>>21
確かに「それほど難しい内容ではな」いが
それほど面白くもなかったように記憶している。
通史を書きたいのか歴史事典っぽくしたいのか今ひとつ中途半端で
しかも紙幅の関係から、どちらにしても不充分な内容になっている。
もちろん巻や執筆者ごとの違いも大きいだろうが・・・

例えば古代史の故・土田直鎮は
中公『日本の歴史』にも山川『日本歴史大系』にも執筆しているが
中公の方が遙かに優れた内容だったと思う。
23日本@名無史さん:04/08/20 15:21
>>22さんへ
  21です。書きこみ、ありがとうございました。
24日本@名無史さん:04/08/20 17:29
比較的内容が新しいのは講談社版と思いましたが、
もっと新しい内容のもあるのですか?
25日本@名無史さん:04/08/28 00:35
古本屋に中公文庫の日本の歴史と岩波ジュニア文庫の日本の歴史があるが買うべきかな?
26日本@名無史さん:04/08/28 01:05
あと中公文庫のは最近新装版がでてるけど新しくつく解説ってどんなの?
新装版を買った方がいいのかな?
27日本@名無史さん:04/08/28 01:20
古本屋に行けば昔のハードカバー版が馬鹿安で買えるが、好きにしろ
28日本@名無史さん:04/08/28 02:20
馬鹿安のは汚すぎるんで。
29日本@名無史さん:04/08/28 12:13
おいおい、歴史をやろうって奴が「汚い」とは笑止千万。
だから歴史学にはなんぼ努力しても近づく事さえ能わないんだよ。

本の汚れなどなんだ、長い時を埃や黴にまみれていた史料を手に取り、そのにおいを
胸一杯に吸い込んだときの、あの感動など一生わからないんだろうな。
30日本@名無史さん:04/08/30 15:34
>>26
新装版の解説は、20ページぐらいで最近の学説や発見等をフォローしてる。
オリジナルの古さが気になる人は、少し高くても新装版がいいのでは。
3125:04/08/30 16:56
>>30
そうなんだ。ありがとう。もう少し考えます。
世界史の方と岩波ジュニア新書は買おうと思います。
3225:04/08/30 21:46
岩波ジュニア新書の日本の歴史を買った。
中公旧版の日本の歴史は新装版を買います。
33日本@名無史さん:04/09/05 12:40
>>30
新装版は図書館で借りて解説部分だけコピー
ってことでよさそうだな、旧版オーナーは。
34日本@名無史さん:04/09/05 14:16
吉川弘文館 『日本の時代史』シリーズ。全三十巻。 あと二ヶ月で完結。

形式…各巻の編集者が巻頭に本の題名と同タイトルの概論的論文を載せ、
   続いて四、五名の執筆者が同時代の重要テーマについて論文を寄せる共著方式。
企画編集委員…石上英一、井上勲、五味文彦、高埜利彦、渡辺治

1 和国誕生      白石太一郎 編 
2 和国と東アジア   鈴木靖民 
3 和国から日本へ   森公章 
4 律令国家と天平文化 佐藤信 
5 平安京       吉川真司 
6 摂関政治と王朝文化 加藤友康 
7 院生の展開と内乱  本木泰雄 
8 京・鎌倉の王権   五味文彦
9 モンゴルの襲来   近藤成一
10 南北朝の動乱    村井章介
11 一揆の時代     榎原雅治
12 戦国の地域国家   有光友学
13 天下統一と朝鮮侵略 池亨
35日本@名無史さん:04/09/05 14:16
14 江戸幕府と東アジア   荒野泰典
15 元禄の社会と文化    高埜利彦
16 享保改革と社会変容   大石学
17 近代の胎動       藤田覚
18 琉球・沖縄史の世界   豊見山和行
19 蝦夷島と北方世界    菊池勇夫
20 開国と幕末の動乱    井上勲
21 明治維新と文明開化   松尾正人
22 自由民権と近代社会   新井勝紘
23 アジアの帝国国家    小風秀雅
24 大正社会と改造の潮流  季武嘉也
25 大日本帝国の崩壊    山室建徳
26 戦後改革と逆コース   吉田裕
27 高度成長社会と企業社会 渡辺治
28 岐路に立つ日本     後藤道夫
29 日本史の環境      井上勲
30 歴史と素材       石上英一
36日本@名無史さん:04/09/05 14:27
作るのすげー疲れたから議論してくれw
37日本@名無史さん:04/09/05 14:28
読む必要がない巻ばかりだ
徒労乙
38日本@名無史さん:04/09/05 14:32
>>37
そういうことは呼んでから言え
39日本@名無史さん:04/09/05 15:03
>>36
近代以前はよくわからんが、松尾正人・山室建徳・吉田裕あたりが入って
るのが目に付くな。ちゃんとした人が入ってる。
40日本@名無史さん:04/09/05 15:05
ただ、手堅いのは確かだけど、どうも堅くて一般ウケはしなさそうな感じが
せんでもない。
41日本@名無史さん:04/09/05 15:10
>24 大正社会と改造の潮流  季武嘉也
創価大学大学院文学研究科人文学専攻 教授 季武 嘉也

・・・・・・なんだかな〜
42日本@名無史さん:04/09/05 15:12
投稿できるか?
43日本@名無史さん:04/09/05 17:16
>>24
これは読んだこと無いけど、いい本書いてるよ。
草加大ってただの腰掛けじゃないの?
44日本@名無史さん:04/09/05 17:29
>43
何か漏れ特定宗教に偏見があるのかな・・・
ともあれ創価関係者の本なんか読みたくないね。

ここまで書いてみて、サヨだのウヨだのレッテル付けしている
香具師と同じ事をしている自分に気がついた(欝
45日本@名無史さん:04/09/05 18:12
吉田裕はやっぱ面白い
俺の先生の先生
二人でこのシリーズに書いてるw
46日本@名無史さん:04/09/05 19:13
重複だからこっち逝け

『日本の時代史』シリーズを批評しよう!
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/history/1093893762/
47日本@名無史さん:04/09/06 12:19
浮上
48日本@名無史さん:04/09/15 22:01:05
話題がもう息切れかな。

せっかく中公のが復刊されてるから、
毎月各巻読書会でもするというのはどうだ。
終わるのはさ来年になっちゃうけど。
49日本@名無史さん:04/09/16 10:49:03
じゃあちょっと目先を変えて、やたらと日本史に力を入れてくれている
中公新書のラインナップも範囲に入れてみてはいかが?
50日本@名無史さん:04/09/17 23:50:55
各社のを読み比べたひとというのはどれくらいいるのだろうか。

どの版がいいか、という論争になった場合、
自分が最初に読破したシリーズに方を持つのは当然だとおもうが。

日本史の良書 2 スレ
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/history/1045662544/

で岩波ジュニア版を薦めていた人がいたが、
本当にそれがいいのか、それ以降は専門書がもっぱらで通史を読んでいないか、
推薦者の読書経験が中高生レベルか、判断できないな。
51日本@名無史さん:04/09/17 23:58:22
>>50
薦めた当人だが
中公・山川歴史大系・岩波日本通史・岩波ジュニア新書・講談社、これはすべて読んだ。
読んだうえで、初心者にはジュニア新書をお薦めしている。
もちろん専門とする時代のものはもっと読んでいるが。
52日本@名無史さん:04/09/18 08:55:48
>岩波日本通史

偉いな、あれはダメダメすぎて碌に読む気も起こりゃせん
53日本@名無史さん:04/09/18 15:41:02
一冊で日本史を概観したいのなら、山川の詳説日本史
54日本@名無史さん:04/09/18 15:46:19
ジュニア新書か。
マルクス主義者のジュニア版だけど、
左っぽさがほどよくていいね。
俺もおすすめ。
55日本@名無史さん:04/09/18 21:11:32
中公旧版の「日本の歴史」シリーズが最近文庫版で出ているけど、
第1巻の出版が後回しになった理由というのがよくわからないんですが、
何故なんでしょうか?
56日本@名無史さん:04/09/18 21:42:16
石器かなぁ?
57日本@名無史さん:04/09/19 20:43:12
『つまり、巷によくある複数冊の「日本の歴史」は、実は「特殊史」であって
「通史」ではない。(中略)
分担執筆したものの集合体を「日本の歴史」と称しても、それは決して「歴史
の全体を通観した総合的記述」には成り得ない。(中略)
これに対して素人がデジカメでライオンの全身像を撮影したとしよう。その一枚
の写真は、プロの写真家の作品に比べれば稚拙でピントも甘いかもしれない。
しかし全身像については、その方がよくわかる。(以下略)』
(「逆説の日本史」第586回)

だそうです。
58日本@名無史さん:04/09/19 20:47:51
>>57
ならば井上清『日本の歴史』(岩波新書)は、通史を名乗る資格はあるわけだ。
59日本@名無史さん:04/09/19 20:49:20
つまり、

「自分の作品が稚拙でピンボケでも仕方ない」

と言いたいようですな、オッサンはw
60日本@名無史さん:04/09/19 20:57:08
>>57
あまりにピントが甘いと
ライオンだか猫だか
そもそも動物だか植物だか建物だか
何が写っているのかわからないということもあり得る
逆にピントがしっかり合っていれば
全体像はとらえていなくても
これは動物の鼻であって花ではないということくらいはわかる。

ピントは甘くとも全体像をとらえる写真が撮れるのは
実は大した腕前の持ち主であるということに
「逆説の日本史」とやらは気付いてないだけのことではないのか。
61日本@名無史さん:04/09/19 21:00:35
新撰組見てて思ったけど
明治の元勲たちは天皇を唯の玉と考えてたの? それとも心底から崇拝してたの?
62日本@名無史さん:04/09/19 21:02:47
西郷は心酔してたらしいけどな。
大久保や岩倉はどうだか怪しいな。
63日本@名無史さん:04/09/19 21:03:16
中公のハードカバーと文庫は違いがありますか?
64日本@名無史さん:04/09/19 23:55:22
「群盲、象をなでる」ってやつですね
65日本@名無史さん:04/09/20 01:21:36
>>55
最新の研究成果を付け加えてるから
66日本@名無史さん:04/09/21 15:09:19
>>62
岩倉なんか天皇を毒殺しちゃったしな
67日本@名無史さん:04/09/22 23:55:58
>>66

一説ではそうらしいけど、あくまで仮説でしょ?
68日本@名無史さん:04/09/24 23:16:28
仮説つーか俗説だろ
まともな研究者でそんなことを
言っている香具師は一人もいない
69日本@名無史さん:04/09/25 00:11:32
講談社のってどう?
なんか読みにくい感じがするんだけど
編集が上手くないっていうか・・・
70日本@名無史さん:04/09/28 21:20:57
中公第五巻『王朝の貴族』再販記念age
71日本@名無史さん:04/09/29 07:31:27
>>70
追加部分の著者と内容、できれば一読後の感想も
報告キボン
72日本@名無史さん:04/09/30 19:22:05
>>71

手元に中公第五巻新旧文庫があるのだが

1993年25版  835円
2004年改版 1238円

改版に追加されたもの
・図書案内(ハードカバー版の月報に付いていたらしい)
・解説 (倉本一宏というひと<-有名人かい?)
・解説の参考文献

旧版から抜けたもの
・最終頁についていた見開き内裏、平安京図

文字と図版は見やすくなったのが嬉しい。
7372:04/09/30 19:35:53
で解説なんだが、
まるでで小学生が夏休み最終日にでっち上げた読書感想文。
本書発行以降の代表的な平安研究書の羅列で6ページ。
本文からの引用で5ページ。
これで原稿料がもらえるのだからいい仕事だ。

そして、本書には嘘か本当かわからないところが数十箇所ある、
と論拠もなく書き散らし、
最後に飲み会での土田氏のくだらないエピソードを書いて終わる。

第五巻はシリーズ屈指の名著なのに、
最後の解説は今までの4冊のなかで一番質が悪いと思う。

が、例えば倉本氏が例に出している
冷泉帝は狂人だった、という土田氏の叙実が
現在否定されているのだったら、また評価は違うけど
そのあたりどうなのえらいひと。
7471:04/10/01 07:13:55
>>72-73
おお、詳細dクス
しかし倉本氏が解説とは、確かに微妙だな〜
そりゃあ彼は古代(とくに平安)の政治史やってるし、
彼の少々人物偏重気味の研究手法は、第五巻の雰囲気に近いと言えなくはないけど、
研究手腕に関しては、正直言って土田氏より相当見劣りすると思う。

最近は平安時代の研究者も多いから、もっと適任の人材がいろいろいる筈なのだが、
なんで彼になったのかな? やっぱり近刊『一条天皇』で
一般読書人向けの知名度を上げたからなのかな?
7572:04/10/01 19:48:56
>>74

文章から推察するに、倉本氏は土田氏の研究室の門下生らしい。
そのくせ土田氏を貶してるけど。。。

自著『一条天皇』にも触れていて、
土田氏の『王朝の貴族』と違って正確な史料を使っているぞ
と宣伝していた。うへぇ。

76日本@名無史さん:04/10/01 20:11:40
>>75
研究者は師を乗り越えねばならぬというところと
ただひたすらに師の教えに従うところと
大別するとこの2つの学風に分かれる。

土田一門は前者かも知れぬ。
77日本@名無史さん:04/10/01 20:36:54
冷泉???
78日本@名無史さん:04/10/01 20:39:14
ああ冷泉ね。スマソ。
79日本@名無史さん:04/10/01 20:53:56
>>78

そう、源氏物語じゃなくて、実在のほうね。

帝が狂人じみていた、というのは有名な話だと思ってたんだけど
『王朝の貴族』の解説では、歴史物語に依拠する俗説だということになっている。
すくなくとも解説の倉本氏はそう主張したいらしい。
80日本@名無史さん:04/10/03 11:58:06
「中公版日本の歴史 1 神話から歴史へ 井上光貞」

これ「騎馬民族がクナ国占領→邪馬台国樹立」というすさまじすぎる
説がのってます。今では単なる電波本ですね。


81日本@名無史さん:04/10/03 12:02:56
講談社版

2 王権誕生 寺沢薫
3 大王から天皇へ 熊谷公男

これかなりいいです。著者が若いこともあってマジで書いています。
特に、「王権誕生」は大御所にの通説に異説を唱えており話題になりました。

82日本@名無史さん:04/10/03 13:14:26
>>80
そういうところは史学史として読むのですよ。
安易なレッテル貼り反対。
83日本@名無史さん:04/10/03 13:47:19
中公は古くて全くダメだ。
鎌倉期の黒田なんて化石だ。
84日本@名無史さん:04/10/03 13:48:42
講談社版は結構いいね
85日本@名無史さん:04/10/03 16:17:25
化石扱いか。
事情を知らないで読んだ読者が勘違いしたらまずいな。
86日本@名無史さん:04/10/03 17:34:19
権門体制論じゃヤバイすよね?
87日本@名無史さん:04/10/03 20:42:16
>>86
確かにな。中公の読者はそこら辺知らない可能性が大きくてヤバイ。
88日本@名無史さん:04/10/03 20:59:55
別に何読もうが実生活に支障があるわけじゃないのに、
「ヤバイ」なんてアフォですか?
89日本@名無史さん:04/10/03 21:06:48
権門体制論など、中公が過去の学説シリーズだと知らずに読んだらまずいと思う。
90日本@名無史さん:04/10/03 21:10:03
いまどき中公を「現代の最新の成果」なんて思って読む奴いんの?
91日本@名無史さん:04/10/03 21:16:16
ていうか、文庫で読む一般人はそこまで深く意識してないから安心しろ。
92日本@名無史さん:04/10/03 21:21:58
若い人には、古さを十分に説明すべき。
93日本@名無史さん:04/10/03 21:49:23
一般人にこそ大切!
94日本@名無史さん:04/10/03 21:55:41
>>89

素人の私には「権門体制論」というのがどの本を指しているのかわからない。
(できれば詳しい解説プリーズ)

しかし、当時の最新の成果と、現在までの研究の成果を埋めるために
改版ではあらたに解説を付け加えているのだ!
と擁護したいのだが、実際ダメダメでなものが多いから辛い。
95日本@名無史さん:04/10/03 22:05:20
96日本@名無史さん:04/10/03 22:07:31
>>94
>「権門体制論」というのがどの本を指しているのかわからない。
と言うところを見ると、研究史に対する知識がないとお見受けするが
>実際ダメダメでなものが多いから辛い。
と書く、そのダメダメは何を根拠とするのか、理解しがたい。
97日本@名無史さん:04/10/03 23:10:27
95がこわくて開けない・・・
98日本@名無史さん:04/10/03 23:12:36
>82
著者が既に滅亡した邪馬台国九州説を採用していることは時代柄やむないとは
思いますが、騎馬民族説は、当時から非難囂々で、特に考古学者では賛同者
はほとんどいませんでした。
これは、電波本だと思います。
99朝鮮の通史ですがどう?:04/10/03 23:22:13
韓国105代天皇尊影集

訳注: 「皇帝」ではなく「天皇」を使っているところが興味深い点です。
大朝鮮帝国という名前が大日本帝国に似ていることと何か関係がありそうです。
まず、 http://www.damool.net/pdimage/200208244519479_z.gif は表紙の拡大画像ですが、
一番上 http://www.damool.net/html/emperor/066.gif は大朝鮮(チュシン)帝国の始祖、
檀君(B.C.2333即位)。 中央 http://www.damool.net/html/emperor/bae14-chiwooAaaa.gif
倍達桓国(B.C.3898建国)第14世 蚩尤天皇(B.C.2707即位)。 一番下 http://www.damool.net/html/emperor/232.gif
大韓帝国(A.D.1897建国)末代皇帝 純宗(A.D.1907即位)です。本文にもあるように、韓国105代天皇は
朝鮮半島内だけでなく、「遼」の耶律阿保機 http://www.damool.net/html/emperor/212.gif もその一人で、
「金」の完顔阿骨打 http://www.damool.net/html/emperor/224.gif も金阿骨打(キム・アグタ)という名で
同胞認定されています。 「清」の愛新覚羅 弩爾哈斉 http://www.damool.net/html/emperor/228.gif は、
満州は元々韓民族の領土であり、「愛新覚羅」は「新羅を愛し、新羅を思え」という意味だから、新羅からの
亡命者の子孫に違いないという斬新な解釈で、同胞認定されています。また、日本の応神天皇 http://www.damool.net/html/emperor/198.gif
「倭(奈良百済)国 始祖 応神王仁」と紹介されています。 高句麗による侵攻のために百済から日本列島に逃げた応神天皇は、
そこで奈良百済=倭国を建国し、そこから大百済帝国 http://www.damool.net/html/jushin/daejusin04.jpg を支配していたのだそうです。
「応神王仁」とは、日本に「千字文」を伝えた王仁博士の「王仁」と応神天皇の「応神」は、どちらも日本語で「オージン」と
読めるから同一人物に違いないという大胆な仮説に基づく命名です。
最後に、天地創造をし、韓民族の太初祖でもある「麻姑主神」を紹介しましょう。 http://www.damool.net/html/emperor/006%7E007aaa.gif
韓国105代天皇全ての尊影をご覧になりたい方は、http://www.damool.net/html/emperor/105dae_000.htm でどうぞ。



100日本@名無史さん:04/10/03 23:27:41
権門体制
--------------------------------------------------------------------------------
  権門体制論とは1963年に黒田俊雄氏が、「岩波講座 日本歴史」に於いて論文を発
表しました。黒田俊雄氏の中世日本史像の斬新な点を幾つか・・・・
  「権門」・「権門勢家」とは・・・権威・勢力を持つ門閥家であって、国政上に影響
 力を及ぼしうるものを言う。
  これらには大凡、三つの類型があり
  T 伝統・故実に則り儀礼・学問・芸術などを遂行する・・・公家
  U 国家を宗教的に護持し荘厳する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・寺家(社家を含む)
  V 検断・軍事を分担し武力で国家を守護する・・・・・・・・・・・武家
  と言いように国家的見地からの職能的な役割を持っている。
  この場に於いて、本来私的性格を持つ諸権門は初めて公的な位置を与えられ、相互
 補完的に結びついて総体的に一つの国家を構成している。
  このような国家機構のあり方を「権門体制」と名付けられた。
  権門体制の下では、国家の諸機能は可能な限り各権門の家産制的支配体系に委ねら
 れ、諸権門の一つの体系に総合する形式としての官位を初め、国家のなかに然るべき
 公的な位置を付与する局面として、天皇の権能が現れる。ここに於いて天皇は権門の
 知行体系の頂点に位する封建国家の国王なのであり、その弱体・無力は、古代的権威
 の遺制である為ではなく権門体制における権力の分散状況に相応した中世的特徴なの
である
  現在の中世史研究において権門体制は概ね、通説とされているがどこまでがその体
 制期に入るかはいまだ諸説があり定説はない。
http://www.google.co.jp/search?=cache:Jj09uDcYz0YJ:www.toride.com/~sansui/materials/date/yogo02.html+%E6%A8%A9%E9%96%80%E4%BD%93%E5%88%B6%E8%AB%96+&hl=ja
101日本@名無史さん:04/10/04 11:48:16
1963年w
102日本@名無史さん:04/10/05 20:06:25
>>100

>権門体制は概ね、通説とされているが

とあるんだけど、上のほうのレスをみると
権門体制論だというだけで、概説史の存在意義を否定されているんだけど
実際のところどうなのよ。

そんな古臭いの唱えてるのは中公ぐらいなほどバカにされているものなの
103日本@名無史さん:04/10/05 20:42:42
>>102
ま、そういう学説も昔はあったということで
104日本@名無史さん:04/10/05 20:48:10
一般の読者はそんなこと気にしない。
ここで中公は古い、クソって叩いてるのは史学科の院生連中だろ。

文庫で「日本の歴史」を買うような連中は、大まかな出来事が知りたいだけで、
社会構造の分析とかに興味のあるヤツは少数派。
そして、そんなマニアックな連中はもっと難しくて専門的な本を読んでる。

結論。他人の読書によけいな水をさすな。
105日本@名無史さん:04/10/05 20:50:08
>>2
>>3
中公は全員、マルクス主義者でそろえたのか?
106日本@名無史さん:04/10/05 21:12:09
>>100
『日本歴史』の旧講座・新講座は重厚でしたね〜。
それに比べて(ry
107日本@名無史さん:04/10/05 21:20:31
権門体制論は社会構造ではなくて国制を説明するためのもの。

確かに黒田の『蒙古襲来』では権門を取り上げてはいるが、
国制としての権門体制論の比重はむしろ控え目だと思う。

それから、社会構造やらの小難しい話題を一般人用の読み物に
持ちこんだのは実は中公のシリーズ。
108日本@名無史さん:04/10/05 21:29:36
同じ中公の「世界の歴史」と比べると、確かにチョット難しいな。
それでも巻によっては読みやすいものも多い。けっこう人物ネタも多かったしね。

まあ、十代の頃に読んだときは理屈っぽいところは適当に読み飛ばして、
人物とか事件の推移を追ってたから、社会構造とかの部分は印象に残ってない。
だから、いま買ってる一般の読者もそんな感じなんでは?
109日本@名無史さん:04/10/05 21:37:44
>>104

なるほどそうだとおもう。

ただ、おおまかな出来事だけでいいのなら、大学受験の時に使った山川の教科書で事足りるんだけどね。

ちなみに当方は、基礎教養的なものと、小説より面白いというのをもとめて
中公を読破しようとおもっているのだけどどうよ。

教養じゃなくて誤解ばかりしか身に付かないのだろうか。
110日本@名無史さん:04/10/05 21:43:32
結論、中公は趣味の読書。お勉強に他をどうぞ。
111日本@名無史さん:04/10/05 21:45:50
>>109
よけいな口出しすると、結論的には新しいほうがいいね。
112日本@名無史さん:04/10/05 21:53:05
中公は難しい部分や巻もあるけど、人物や逸話も多くて面白いよ。
多少古くても、小説でウソ知識をおぼえるよりは、ずっといいと思います。

執筆者に左が多いといっても、当時の歴史学者はほとんどが左寄りだし、
一応は一般読者向けだからかなり抑えて書いてあります。
井上清の担当した「明治維新」でも、それほど露骨なプロパガンダはないし、
そんなに気にするほどのことはありません。
113日本@名無史さん:04/10/05 21:55:29
まあ、趣味なら新しさにこだわる必要もないわけで・・・

別に史学科の院に進学するわけでもないから、中公が面白ければそれで十分。
114日本@名無史さん:04/10/05 21:57:20
>>112
まったくだ
115日本@名無史さん:04/10/05 22:01:41
ま、恥をかかない程度に出版年代を背景に読んでください
116日本@名無史さん:04/10/05 22:07:03
>>112

>井上清の担当した「明治維新」でも、それほど露骨なプロパガンダはないし、
>そんなに気にするほどのことはありません。

逆に言えば、井上清はそれ以外の著書ではプロパガンダを書きまくっていた
ということ?
117日本@名無史さん:04/10/05 22:09:07
>>116
初期は。

晩年は信じられないくらい丸くなった。
118日本@名無史さん:04/10/05 22:11:32
現代文庫で井上清の集成が出たけど、プロパガンダと感じるような記述あったかな?
多分研究とは別のところでの発言にはそういうものが多く含まれていたとは思うけど。
119日本@名無史さん:04/10/06 10:27:23
小説と学術書(一応)は違うから、やっぱり新しいほうがいいと思うんだけどなぁ。

講談社か吉川。せめて岩波ジュニア新書か集英社。
120日本@名無史さん:04/10/06 18:41:49
中公が古いことは百も承知の上で一言。

別に中公読んだからって、実生活で世間に迷惑かけるわけじゃないだろ。
生半可な歴史知識をふりまわすのは井沢本の読者の方だよ。
121日本@名無史さん:04/10/06 18:58:26
ガイシュツと思うが、ベストなシリーズは
 小学館の少年少女日本の歴史
に決まってる。
日本史ヲタの殆どはこのシリーズを読んだ記憶がある筈だ。
専用スレもあるぐらいだし。
122日本@名無史さん:04/10/06 19:44:26
>>121

個人的には同意。

ただ、畳と概説史は新しいほうがいい、という意見を多く見かけるから
1980年初頭初版ではクソ、と罵られる可能性高そうだが。

新しいという意味では中公石森(たしか90年初頭)に軍配が上がるが。。
123日本@名無史さん:04/10/06 19:51:51
>>121-122
申し訳ないが、両方とも読むというか見るというか
とにかく手に取ったことがない。
最初に読んだ通史は中公。
その頃、一般向けの通史はこれしかなかったし。
124日本@名無史さん:04/10/06 20:18:29
自分が読みやすくて面白かったものでいいよ。
125日本@名無史さん:04/10/06 20:36:33
>>122 石ノ森のは凄まじくツマラないので却下です。
126日本@名無史さん:04/10/06 20:39:58
>>123
まあマンガですから。出版された時に既に成人していた人は手に取ることはありますまい。
127日本@名無史さん:04/10/06 21:06:38
小学館版学習まんが 少年少女日本の歴史
児玉幸多 監修/あおむら純 画

1. 日本の誕生
2. 飛鳥の朝延
3. 奈良の都
4. 平安京の人びと
5. 貴族のさかえ
6. 源平の戦い
7. 鎌倉幕府の成立
8. 南朝と北朝
9. 立ちあがる民衆
10. 戦国大名の争い
11. 天下の統一
12. 江戸幕府ひらく
13. 士農工商
14. 幕府の改革
15. ゆきづまる幕府
16. 幕末の風雲
17. 明治維新
18. 近代国家の発展
19. 戦争への道
20. アジアと太平洋の戦い
21. 現代の日本

子供の頃は断然学研派だったけど、
ガキ向けじゃないだけ小学館のほうが今読んでも面白い。
128日本@名無史さん:04/10/06 21:19:34
>20. アジアと太平洋の戦い
「アジア太平洋戦争」すか
左っぽくていいねぇw

中公・岩波・小学館・集英社・講談社・吉川
通史は全部マルクス主義者が多いねぇ。
漫画までとは、凄い。。。
129日本@名無史さん:04/10/06 21:39:26
いちいち気にするな。そういう時代だったんだ。
130日本@名無史さん:04/10/06 22:00:32
>>128
http://www.mainichi.co.jp/life/family/syuppan/sunday/01/1223/tokusyu2.html
>読書役には今回、皇太子さまの希望もあり、学習院大学時代の恩師、児玉幸多・同大名誉教授が担った。

131日本@名無史さん:04/10/06 22:41:19
>>123
チミはいったい何歳だw

>>130
学習院にもけっこうマルクス主義教授多いよね
132日本@名無史さん:04/10/07 10:18:23
中公5巻までくらいしかまだ出てないんだね。
新説つきって部分見たけど、ホントのオマケ程度にしか見えなかったけれど、
あんなんで平気なんだろうか?
小説みたいに読むのなら別にいいんだけど。
133日本@名無史さん:04/10/07 22:06:12
>>123
俺も知りたい。
中公しかなかった時代っていったい何年前なんだ?
134日本@名無史さん:04/10/07 22:21:22
中公 日本の歴史 1965年
集英社 日本の歴史(旧版) 1967年
小学館 日本の歴史 1974年
小学館 大系日本の歴史 1987年
集英社 日本の歴史(新版) 1990年

集英社の旧版の存在を忘れてました(汗
135日本@名無史さん:04/10/07 22:22:29
なお、上に書いた年代は、刊行開始年です。
136日本@名無史さん:04/10/07 23:29:37
中公のが出る前には読売新聞社のがあったはずだけど
137日本@名無史さん:04/10/08 00:35:06
新しいのが良いのか、
一番古い中公がいいのか良く分からんスレだ。
138日本@名無史さん:04/10/08 00:44:55
>>136
私が通史を読もうと思った頃には、もう絶版になっていたのか
書店には出回っていなかったように思う。
139日本@名無史さん:04/10/08 09:54:01
>>123
60歳代のお方でしたか・・・

つか、中公は目だってたからね本屋で。
だから、中公しか目につかなかったんだと思う。

>>137
趣味の読書なら40年前の中公だろうが終わってる学説だろうが何でもいい。
年号と事実は大して変わらんからな。
ただし、歴史学として読むなら新しいほうがいい。
140日本@名無史さん:04/10/08 19:51:05
>>139

>歴史学として読むなら新しいほうがいい

には大いに同意。

ただ、趣味の読物として、
中公は他の概説書と比べてどうなのだろうか?
141日本@名無史さん:04/10/08 20:58:01
>>140
う〜ん、はっきりいうと山川が詳しくなっただけの感じ。
小学館・岩波・吉川は深まりが深い(変な日本語だがw)
講談社と集英社は大衆性を意識して工夫している
142日本@名無史さん:04/10/08 21:07:13
どちらにしても、中公版は良いと思う。

何だかんだ言っても文庫本で出版されているから
手軽に読めるしね。
143日本@名無史さん:04/10/08 21:10:56
文庫厚くて読みづらい・・・
内容がなぁ・・・
144日本@名無史さん:04/10/08 21:35:18
>>143

内容云々は別として(専門家やよほど歴史に関心を持っている人以外は
最新の研究成果などあまり気にしないだろう)、文庫版は手軽だよ。

混雑している電車の中でも読めるから。
首都圏や関西圏に住んでいて、なおかつこの手の本を手軽に読みたい
社会人には大変ありがたい存在だと思う。
分厚いと言ったって、長編小説と大して変わらんし。
145日本@名無史さん:04/10/08 21:46:55
けど、40年前だよ。40年。
戦前と戦後みたいなもんじゃ。。。
146日本@名無史さん:04/10/08 22:10:17
身も蓋もないことを言えば、高校教科書程度のアウトラインが
頭に入っている人間が教養を身につけたいだけなら、
シリーズをどれかに固定して全巻通読する必要はない。

どのシリーズも個巻完結主義なのだから、店頭で眺めて
気に入ったものを選ぶなり、時代ごとにお勧めの概説を
紹介してもらうなりする方法もある。
中公以外のシリーズの個巻も文庫本などの形で結構再販されて
いることだし。

逆にアウトラインがわからない人間が何十冊ものシリーズを
通読するのは能率が悪いから、もっと巻数の少ないものを
選んだ方が無難だろう。
147日本@名無史さん:04/10/08 22:18:29
>>145

40年前と言ったところで問題無いでしょ。

戦争に負けて人々の価値観が一変しているのならともかく、
そういう状況じゃ無いわけだから、大して変わらんでしょ。

中公以外の歴史シリーズは新書を除いてほとんどハードカバーの
書籍だと思うけど、専門家やよほどの好事家以外にそんな本を
わざわざ文庫本以上の金を払って読む人がどれだけいるの?
そして、一般人がそれだけの金を払って得られる知見ってどれほどの
ものなの?
万人の価値観を一変させるほどのものなの?

中公の日本史シリーズ、世界史シリーズがリアルに出版されていた
頃は、それらの書籍を購入することが流行ったらしいけど、現在は
そんな状況じゃ無いでしょ。
148日本@名無史さん:04/10/08 22:28:09
今どき一般人が中公読もうって思うか?
どうせ読むならなぁ・・・。
149147:04/10/08 22:42:15
>>148

>今どき一般人が中公読もうって思うか?
>どうせ読むならなぁ・・・。

このスレの住人に問い合わせたところで、何の結論も出ないと思うが?

中公を読まないだろうと言う推測もあると思うが、それはあくまで
個人的な見解だからね。

もし古い中公旧版の文庫本を買う一般人が極めて少ないと言うのなら、
中公の文庫版より他社のハードカバー版、あるいは新書版の方がずっと売り上げが
上回っているというデータ・統計を出してくれ。

そのデータが根拠のあるものなら謝ります。
150日本@名無史さん:04/10/08 23:00:03
文庫と言えば、小学館の大系日本の歴史も文庫があったはず。
巻数も少ないし、さっと読むにはいいかも。
中公はやっぱりラインナップからして、
戦後歴史学華やかしき時代の通史ものだから、
読んで損はないと思うよ。。
151日本@名無史さん:04/10/08 23:01:30
謝る必要なんてないよ?
意味がよくわからんが・・・

古い中公は、1番売れたと思う。
大版・中版・文庫板の3種類も出てた。
でも、採算が取れなくなって販売中止となった。
理由は、内容が客のニーズに答えられなくなったのだと思う。

歴史ブームで採算が取れると踏んで再販したんだろ。
文庫だからハードよりは売れると思うけど、
講談社なみと思う。
152150:04/10/08 23:02:23
日本語がおかしい。
華やかかりし時代ね。
それと、中公は古本屋巡れば一冊100円、という魅力もあるね。
153147:04/10/08 23:21:53
>>151

>謝る必要なんてないよ?
>意味がよくわからんが・・・

>古い中公は、1番売れたと思う。
>大版・中版・文庫板の3種類も出てた。
>でも、採算が取れなくなって販売中止となった。
>理由は、内容が客のニーズに答えられなくなったのだと思う。

まぁ、そうなのかも知れんが、それでもあえて中公は
そのニーズに合わなくなった(要は採算に合わなくなった)ものを
あえて再発行したけど、それを読む一般人などいないと
148氏は言い切った(言い切らないとしても、それに近い言い方をした)
訳だ。

じゃあ、その根拠が何なのか明確に知りたかった。
どういう理由でそうなったのか、そしてそれを裏付けるデータがあるのか、
またニーズが無くなったとするなら、あえて中公文庫の編集者が復刊した
理由が何なのか・・・。

148氏が一般人が中公の旧版には手を出さないと言った明確な理由が
知りたい。

あと、万が一148氏=151氏だとしたら、151に書き込まれたレスは148のレス
を否定していることになる。

148のレスでは、一般人が中公の文庫本に手を出すことはありえない
はずだから・・・。
154日本@名無史さん:04/10/08 23:29:46
最近日本史板に初々しいレスつけている人がいるね
2ch初心者っぽい
155日本@名無史さん:04/10/08 23:48:07
新陳代謝は必要です。むしろ古参が消えてほしい。
156日本@名無史さん:04/10/09 01:07:57
中公は、まず絶版の中公文庫・中公新書を復刊しろ。
話はそれからだ。
157日本@名無史さん:04/10/09 01:37:29
158日本@名無史さん:04/10/09 12:06:22
リバイバルで安上がりを狙ったか?
159日本@名無史さん:04/10/09 12:35:38
一般人には中公が古いということさえ知らない。
160日本@名無史さん:04/10/09 12:52:48
ま、一般人には年号と人物と事件のあらましがわかればいいわけで、
古いとか新しいとかが問題になる社会構造の分析まで必死に読むヤツは少数派。

古いと思うヤツは読まなければいいだけ。読みたいヤツは読めばいい。
161日本@名無史さん:04/10/09 13:01:02
>>159
一瞬はワロタ。
しかしよく考えると、
「歴史家はみんなサヨ」って偏見(か?)をはぐくむ土壌となっているかもしれん。

すると結果的に、つくる会や井沢厨を育んでいる可能性もある。
162日本@名無史さん:04/10/09 15:13:50
古い時代の分は、それほど露骨な左翼臭はないだろ。
土田直鎮、竹内理三の巻とか、普通にスンナリと読めるけどね。

井上清の巻でも、たいしたことはない。色川の巻が一番、露骨かな。
163日本@名無史さん:04/10/09 17:37:23
>>146

>どのシリーズも個巻完結主義なのだから、店頭で眺めて
>気に入ったものを選ぶなり、時代ごとにお勧めの概説を
>紹介してもらうなりする方法もある。

いい意見だと思うが、
古くてクソとか、ウヨだサヨだと漠然と喚くやつは多くても、
個別具体にどのシリーズのどの巻が良いのか
語っている奴はすくないぞ。

>>162 
を含めても数人じゃないのか、
実際に読んだことのあるやつは。

164日本@名無史さん:04/10/09 17:57:05
井上清 「日本の歴史」 岩波新書1966

むすび
「世界史の基本潮流が、帝国主義の没落、人類の社会主義と被資本主義的発展の方向をはっきり
示している現在、いかなる勢力も、この世界史の大潮流にさからって勝つことはできないであろう。
歴史は、世界の反帝セ力と連帯した日本国民の、独立、民主、平和の道のみが、日本民族の将来の
生々発展と反映の唯一の道であることを示している。」

学生時代(70年代)いたく感動したものです。
165日本@名無史さん:04/10/09 18:09:58
日本人のは最大の罪は
ろくに米の採れない土地に住む朝鮮人に
米の味を教えてしまった事だな。
166日本@名無史さん:04/10/09 18:15:58
漢字変換ミスが多いですけど、純真で素朴な時代だったことが良く分ります
悪を倒せばそれでハッピー、「正義の味方」史観。
167日本@名無史さん:04/10/09 19:58:04
そんな駄文に何を感動するのかわからん
168日本@名無史さん:04/10/09 21:39:13
人の心が素朴だったからさ
169日本@名無史さん:04/10/09 21:47:17
坊やだからさ
170日本@名無史さん:04/10/09 21:52:15
吉川の鎌倉時代は良かった。目から鱗。
171日本@名無史さん:04/10/09 21:54:30
>>170
対照的に近代唖然。
何あれ?・・・。
172日本@名無史さん:04/10/09 22:28:06
講談社も近現代がいまいちだった。
なんでだ?
173日本@名無史さん:04/10/09 23:49:48
講談社の近現代がまともな訳無いw
HPを見てみろよ。
某週刊誌での小泉叩きは異常だぞ。
174日本@名無史さん:04/10/10 17:26:57
古代中世近世の最近の成果>>>>>越えられない壁>>>>>>中公

中公って騎馬民族説とかある程度の評価してなかった?
175日本@名無史さん:04/10/10 18:04:50
岩波新書の井上清「日本の歴史」ってどうよ?
176日本@名無史さん:04/10/10 20:37:44
岩波新書なら、網野の上中下がおもしろい
177日本@名無史さん:04/10/10 20:49:18
>>176
現代をカバーしてないのでゴミ
178日本@名無史さん:04/10/10 20:52:18
意味不明
179日本@名無史さん:04/10/10 21:16:10
確かに江戸くらいで終わってる。
そこが魅力でもあったりしてw。
日本の歴史でなく、列島の歴史ですからw。
180177:04/10/10 21:57:56
>>178
馬鹿だろお前。

>>179
網野さんが好きな人はそこに魅力を感じるのかもしれないね。
俺はあまり好きじゃないのでw
181日本@名無史さん:04/10/10 22:05:33
まあ、網野の現代史なんて読みたいとも思わないがw
182日本@名無史さん:04/10/10 22:21:53
明治以前と以後は別の国の歴史です
183日本@名無史さん:04/10/10 22:48:19
いや、「異形の天皇」での後醍醐帝の分析方法で、
近代天皇制を分析したら、かなーり面白いと思うぞw。
184日本@名無史さん:04/10/11 09:54:46
俺は昭和以降は要らない。昭和以降は50〜100年ぐらい後の子孫に任せる。
185日本@名無史さん:04/10/11 12:50:31
敗戦後、60年くらいたつけどね・・・
186日本@名無史さん:04/10/11 12:54:38
まだ当事者世代が生きてるから冷静な評価は難しい。
187日本@名無史さん:04/10/11 13:08:00
しかし東西冷戦時代と冷戦崩壊は必須だろう
188日本@名無史さん:04/10/11 16:08:12
いやいや川崎祭りとオレ流監督の胴上げも必須だろう
189日本@名無史さん:04/10/11 16:59:07
いやいや田代ネ申とミラーマンも必須だろう
190日本@名無史さん:04/10/11 20:30:08
>>186
藤原彰が卒論で二二六事件を取り上げたような気概はないのか?
191日本@名無史さん:04/10/11 22:30:00
太平洋戦争があった昭和以降の歴史の編纂は、2050年ぐらいからが頃合いでしょうな。
192日本@名無史さん:04/10/12 22:30:50
バブル崩壊までは近現代史の義務です。
193日本@名無史さん:04/10/12 23:02:05
文学部系の人間がやらんでも法学部系の人間がやるわな。
194日本@名無史さん:04/10/13 12:12:07
前近代は、講談社と吉川イイ!
195日本@名無史さん :04/10/13 13:37:15
講談社と吉川どちらか全巻揃えたいんだけど、どちらが良いか判定してくれ。

196日本@名無史さん:04/10/13 13:45:08
想定してる読者層がずいぶん違うんだが。
史学科学生かコアな歴史学ファン(歴史ファンにあらず)
以外には吉川はお奨めできない
197日本@名無史さん:04/10/13 14:06:39
東大出版会のが一番いいに決まっている
198日本@名無史さん:04/10/14 00:13:00
   ∩___∩       |            , '´l,
   | ノ\     ヽ      |         , -─-'- 、i
  /  ●゛  ● |      |       _, '´ /     ヽ、
  | ∪  ( _●_) ミ     j     iニニ, "● ∪    ヽ、
 彡、   |∪|   | >>197     iニニ、_          ',
/     ∩ノ ⊃  ヽ            〈`'ー;==ヽ、〈ー- 、 !
(  \ / _ノ |  |             `ー´    ヽi`ヽ iノ
.\ “  /__|  |                      ! /
  \ /___ /                    r'´、ヽ
                               `´ヽノ
199日本@名無史さん:04/10/14 10:55:39
>>195
詳しい概説なら講談社、普通の通史+特別号が何巻か。
つまみぐいになるが新しい論文みたいのが読みたいなら吉川、概説+論文数本。
200日本@名無史さん:04/10/14 11:18:58
>>198
笑いがこみ上げたよw。サンクス!
201日本@名無史さん:04/10/15 09:52:28
吉川も面白い。オタクっぽいけどw。
202日本@名無史さん:04/10/15 13:03:23
ん? 東大出版会から刊行中の「日本史講座」は駄目ですか?
難しいですか、おまいらには?
203日本@名無史さん:04/10/15 16:49:20
↑スルーされた腹いせに煽ってみてるのかしら?
204日本@名無史さん:04/10/15 21:33:23
近代は人選が気に食わん>東大出版会
205日本@名無史さん:04/10/15 22:04:04
>>204
誰のこと?
206日本@名無史さん:04/10/15 22:06:18
論文集に近い?>東大出版会
207日本@名無史さん:04/10/15 22:31:47
東大出版会のってどうなの?内容いい?
208コピペ小僧:04/10/15 22:34:10
http://www.utp.or.jp/shelf/series/nihonshi.html
歴史学研究会・日本史研究会編
日本史講座[全10巻]
現代世界の流動的な状況を正面からうけとめて,いま「日本史」学がとりくむべき課題を大胆に提起する
[編集委員] 吉村武彦・加藤友康・木村茂光・村井章介・池上裕子・藤田 覚・吉田伸之・久留島浩・安田 浩・安田常雄・和田晴吾・櫛木謙周・高橋昌明・平 雅行・藤井讓治・水本邦彦・小路田泰直・鈴木正幸
209コピペ小僧:04/10/15 22:35:22
近代はこんな感じ。マル経の人もおりますね

未刊 日本史講座8 近代の成立
近代国家が編成されてゆく過程を,政治・経済の制度や装置ばかりでなく,都市と農村,思想と運動,人びとの生活意識の変化にもふみこみ,「近代とは何か」を多角的に考察する.
[執筆者]小路田泰直・山口輝臣・尾崎耕司・小林啓治・水林 彪・武田晴人・布川 弘・小関素明・広田照幸・小松 裕・大門正克

未刊 日本史講座9 近代の転換
国境の外へと踏みだした日本が総力戦を遂行する体制の形成と崩壊の過程を東アジア・世界史とのかかわりを重視しつつ,軍事・外交・政治・国民意識から多角的に位置づける.
[執筆者]鈴木正幸・住友陽文・米谷匡史・安田 浩・西村成雄・伊藤正直・増田知子・山崎志郎・松村寛之・森 茂樹・山田 朗
210日本@名無史さん:04/10/15 22:45:02
面白い本になるかどうかはともかく、手堅い人選だと思うが。
211日本@名無史さん:04/10/15 22:45:09
論文集みたいな感じかな。面白そうだね。
212日本@名無史さん:04/10/15 22:51:05
ほどよく左寄りでいいね
213日本@名無史さん:04/10/15 23:03:51
でも、10巻で、これだけの執筆者だと、一論文が短すぎないかな?
214日本@名無史さん:04/10/16 07:30:13
関西の人はなにかいうことないのか
215日本@名無史さん:04/10/16 07:54:41
【HMV DVDウルトラマンAキャンペーン イベント情報】

遂にトーク&サイン会開催決定!

日時:10月16日(土)15:00〜
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216日本@名無史さん:04/10/16 09:28:57
>>214
ん〜何が?
217日本@名無史さん:04/10/16 11:53:58
その日本史講座を読んでるんだが
確かに他のに比べると結構難しいね
なかなか進まんよ
218日本@名無史さん:04/10/16 13:26:15
>>217
古代・中世と思うんだけど、どこまで読んだの?
前期渡来人100万人説の評価はでてます?
219コピペ小僧:04/10/16 13:37:38
刊行にあたって http://www.utp.or.jp/shelf/series/nihonshi.kanko.html
編集方針は以下の四点に要約される.
(1) 社会主義体制の崩壊,市場の暴走,テロや民族紛争・戦争,国際社会の分裂と国際協調の模索,環境破壊など,現代が直面する諸問題の由来を歴史のなかに探ることを通じて,未来につながる歴史像の創造をめざす.
(2) 近代国民国家の成り立ちを批判的に解明し,地理的・民族的な周縁やさまざまな世界・地域との連関において,「日本史」を多元的に把握する.
(3) 戦後歴史学における総体的把握への指向を継承し,社会的結合の多様なあり方のなかに,変革の契機を見出す.
(4) 関連諸学との協同のもとに,多様な史料から最大限かつ正確に歴史情報を探り出すための方法論の構築に寄与する.
220日本@名無史さん:04/10/16 13:54:31
>>218
二巻しか読んでないから渡来人とかはわかりません
221日本@名無史さん:04/10/16 14:16:33
紀元前5〜3世紀の話なんだけど・・・
222日本@名無史さん:04/10/16 15:06:36
>>217
難しい、というのは内容が高度であるということ?
それとも単に分かりにくいということ?
223日本@名無史さん:04/10/17 12:40:18
専門用語が頻出するから俺のようにあまり勉強してない人間にとって
日本史事典が必須ですよ
224日本@名無史さん :04/10/17 13:05:39
中公の日本の近代ってどうですか?
読んだ人の感想希望。
225日本@名無史さん:04/10/17 13:26:04
巻によって全然違うから時期なりテーマなりを指定しないと
答えようがない
226日本@名無史さん :04/10/17 13:49:47
読んだ分だけでいいから。
全巻読んだのなら、どの巻が良かったとかを簡単に評論してください。
227日本@名無史さん:04/10/17 14:01:12
うろ覚えだがこんな感じ
○学歴貴族の栄光と挫折
○国際化の中の帝国日本
○官僚の風貌
×企業家たちの挑戦
×日本の内と外
228日本@名無史さん:04/10/17 21:37:16
>日本の近代
日露あたり読んだが、なんだか日本の正当化ばかりでゲンナリした・・・
229日本@名無史さん:04/10/24 19:59:56
明日は中公第六巻
『武士の登場』発売age
230日本@名無史さん:04/10/24 20:28:44
近所の本屋じゃ置いてないよ>中公
231日本@名無史さん:04/10/25 19:52:34
今日本屋に買いに行ったら
他の中公文庫は平積みなのに
「日本の歴史」だけ棚に押し込まれてた。

1965年のトップセラーは
2004年じゃ爪弾きとは哀れ。
232日本@名無史さん:04/10/25 22:47:06
1です。トリップ付で投稿しようとすると、なぜかエラーになってしまうので、
ずっと投稿できないのですが…
これは投稿できるかな?

最初に挙げたもの以外では、通史とは言いがたいかもしれませんが、
今は亡き社会思想社から「教養人の日本史」五巻が刊行されています。

1 原始から平安前期まで 門脇禎二・田辺昭三
2 平安中期から室町時代まで 村井康彦
3 戦国時代から江戸中期まで 脇田修
4 江戸末期から明治時代まで 池田敬正・佐々木隆爾
5 大正時代から現代まで 藤井松一

見開き2ページで一つの話題を扱うという、教養文庫版「教養人の世界史」
と同じ体裁で、気軽に読み進めていけます。


中公文庫の新装版日本の歴史ですが、早速2巻がブックオフに売りに
出されていました。参考文献と解説のところだけコピーして売り飛ばした…
なんてことがあるのかな?

233日本@名無史さん:04/11/05 20:58:04
日本の時代史は完結したようですね。
http://www.yoshikawa-k.co.jp/jidaishi1.htm
234日本@名無史さん:04/11/07 10:26:58
集英社刊の少女漫画チックな春日局がまた見たい。
235日本@名無史さん:04/11/08 18:48:13
中公の日本の近代は「メディアと権力」がよかったな。
両者の微妙な距離感をうまく述べてると思う。
236日本@名無史さん:04/11/18 23:02:33
1人1巻のこうした日本史シリーズはもう難しいのですかねぇ。
237日本@名無史さん:04/11/25 18:35:54
本日は中公第七巻 『鎌倉幕府』発売age

なんだけど、近所の本屋においてなかった。
売れ行きやばいのか。
238日本@名無史さん:04/11/25 20:55:04
中公旧版の第一巻の再販は遅れてるの?
239日本@名無史さん:04/11/26 21:06:58
>>238

6月発行の第二巻の帯には「11月刊行予定」
そして今月でた第七巻には「2005年春刊行予定」

解説書くのがそんなに遅れてるのか?
240日本@名無史さん:04/11/28 01:25:34
かつて集英社の日本の歴史を買った。九十年代初頭に出た奴だ。あれを通読
した。今から思えば実に左よりであったが、当時写真はほとんどカラーであった。

しかし最近出た講談社・吉川弘文館の全集を見るに、ともに写真はモノクロで
ある。これは日本史全集の歴史からすると後退ではないだろうか。
些細なことで中身の本質とは関係ないかもしれないが、気になったのである。
241日本@名無史さん:04/12/02 19:26:35
中公改版第7巻『鎌倉幕府』購入。

第5巻『王朝の貴族』も良著だけど、この巻もいい。

もちろん話のネタ(鎌倉時代成立)が面白いといのもあるのだろうが、
著者が構成上手で話の持って行きかたが上手い。
だから、エピソードの羅列にならず、出来事の流れがよく掴める。

ただ、この巻を読んでいると、「古い概説史はクソ」「最新の学説を踏まえている新しいほうが良い」
という意見が理解できる。
例えば鎌倉幕府成立年代や守護地頭の意義についてなど、ところどころ
「AとかBとかの学説があるが私はCを支持したい」というような叙述がある。
40年前の読者なら「おうこれが最新の学説か」と思えるだろうが、今読むと「結論何よ」となる。

そしてそれを今回加わった解説で「いまはB説が支配的」というふうに
丁寧にフォローしてくれていれば完璧だと思うのだが、
「これについては『XX』『YY』という本が出ている」
という程度の新刊案内程度の解説しかついていないので、素人にはちょっと辛い。
242日本@名無史さん:04/12/02 19:49:42
その巻の解説はゴミだから仕方がない。
243日本@名無史さん:04/12/02 21:06:53
よく中公のそれは物語的で現在の全集より完成されているとはよく聞く話しだ。
しかるに、名著ならともかく、歴史というのは、いかに完成されているとは
いえ、時代が変わり視点が変われば過去のものとは全く異なるものだ。
そうした意味で40年前の全集は読むべきではない。
244日本@名無史さん:04/12/02 21:19:00
>>243

>名著ならともかく

で、中公で今でも読むに耐える名著ってどれよ。
それとも中公は全て「読むべきではない」と切捨てか。
245日本@名無史さん:04/12/02 21:45:03
名著とは、世界の名著、日本の名著というシリーズについていったまで。
これらであっても、訳文・解説ともに全面的に書き直される必要はある。
が、歴史ほどではないといっているのだ。
246日本@名無史さん:04/12/02 21:46:19
>>242
他人様を「ゴミ」扱いするなw
247日本@名無史さん:04/12/02 21:49:45
五味?彼はすぐれていると思うが?
中公は、著者を入れ替えて、全文書き直すべきだった。
売り方見てると、あまり本気でないんでない?
248日本@名無史さん:04/12/02 21:49:59
一般人が気楽に読むのなら中公で十分。
史学科の連中の中公切り捨て論など、一般人には余計なお節介。
つーかウザイ。
249日本@名無史さん:04/12/02 21:59:57
>>247

このスレに書き込んでるヤツで、
中公読んでるもしくは読んだやつどれくらいだ。

どうやら>>247は新装判を読んでいるか、すくなくとも解説のは目を通しているを知っている。
ようだが、他のヤツはどうよ。
250日本@名無史さん:04/12/02 22:00:33
>>245
こういう言い逃れするヤツってキモイ・・・
251日本@名無史さん:04/12/02 22:24:29
漏れは親が同時代に買った初版を中高で読んだよ、中公だけに・・・。
いやまじで。
252日本@名無史さん:04/12/02 22:56:33
>>249

ノシ
253日本@名無史さん:04/12/02 23:21:16
というか、中公の新装版は読者に現代の通説を提供するための企画じゃなくて、
往年の名企画を解説付きで復刻してるだけだろ。だから、最新の情報を記載する
必要はないし、現在の目から見ておかしいところもそのままになってる。

むしろ中公のを読みこなせるのは史学科の院生以上だろうね。
実はこのシリーズの読みどころは、現代の研究水準に照らして正しい知識や
通史的な基礎知識(書いてある内容)ではなくて、大先生の発想や話の組み立て方
(書き方)。
254日本@名無史さん:04/12/03 00:37:05
歴史は常に更新される学問だから新刊が出た瞬間から古くなる。一切が暫定的
なものだ。
そうした足元が常にふらついている歴史の世界の中で、歴史家は世が移り変って
も変りえない見識というものを書き残したいのだろう。
255日本@名無史さん:04/12/03 13:45:18
でも、一般人向けを狙ってるようなカバーデザインだな>中公
つか、一般向けだから文庫本なんじゃないのか??
256日本@名無史さん:04/12/03 13:46:53
追加
だから、内容はあまり気にしてないんじゃ何の?
ブームに乗って出せって感じw
257日本@名無史さん:04/12/03 19:19:18
「古いからクソ」「趣味だから古くてもいい」という意見はどっちも理解できる。

学術書なら新しいほうが良いのは当然だ。
ただ、古さという劣った点を覆すに足る何かがあれば、
今でも読むに値すると思うのだがどうよ。

自動車も新しいほうが性能は良く、好まれる。
ただ、圧倒的に性能が低いにもかかわらず、数十年前の旧車を愛する趣味の人もいる。

で、俺が聞きたいのは、
古い概説史が学術書としてではなく、読み物として面白いかどうかだ。

ちなみに中公「平安京」なんかは、俺にとってはえらく退屈で、
これ以降は中公新装版買うの止めようかと思ったくらいだ。
ただ、上のほうで「王朝の貴族」の評価が高かったので、続けて買ったら正解だった。
258日本@名無史さん:04/12/03 20:20:19
ただの当て推量だが、一般人が読み物として面白がるのは、
話の軸になる人物がいて、その人物が事前に予備知識の
あるような有名人の場合では?
たとえば五巻の道長や七巻の頼朝。

逆に、平安前期を扱った四巻のように扱う範囲が広くて
人物に焦点をあわせづらい巻、九巻の『南北朝の動乱』
のように情勢が複雑で聞いたこともない人名が続出する巻を
読み物として面白く書くのは難しいと思う。
259日本@名無史さん:04/12/03 20:55:25
>>258
「百姓に歴史がありますか? 豚に歴史がありますか?」か?
260日本@名無史さん:04/12/03 22:52:38
百姓や豚の歴史をどんなにわかりやすく説明しても
気軽に読めないとかそんな細かいこと知らなくてもいいと
のたまうのが一般人
261日本@名無史さん:04/12/09 19:16:37
百姓の歴史は華がない。
豚の歴史は面白そうだが・・・
262日本@名無史さん:04/12/09 19:55:47
のくせに網野善彦は面白いとか言うのか・・・。
263日本@名無史さん:04/12/18 12:52:06
hosyu
264日本@名無史さん:04/12/21 20:15:51
中公新装版 第8巻 黒田俊雄 著
『蒙古襲来』発売age

今度は近所の本屋でも売っていた。
前の第7巻『鎌倉幕府』はあまり見かけなかったのだが、
実は売り切れだったのか?もしかして新装版売れてるのか?
265日本@名無史さん:04/12/21 21:35:45
一冊しか入荷しない本屋が多いんだよ。
266書店員:04/12/21 23:50:56
正確に言うと・・・
問屋がパターン配本で一冊だけ各書店に配る。
で、書店の担当者が現物をみて出版社に追加注文するかどうかを決める。

一冊しか店在庫がない本屋が多いのは書店員の責任。
どこの本屋も似たような品揃えなのは問屋のパターン配本まかせで、
書店員がほったらかしにしているから。

つか、この手の本は、売り場面積が百数十坪の中型店に一冊。
J堂とかK屋みたいな大型店じゃ無いと殆ど置いていないのが実情。
267日本@名無史さん:04/12/23 17:34:50
まあ「蒙古襲来」といえばアミノ酸の方を指すからな
268日本@名無史さん:04/12/23 21:54:49
網野のは当時、斬新的だった。。。
269日本@名無史さん:04/12/25 13:43:30
>>268
「斬新的」って何だよ
年寄り臭い発言の割に
国語力は小学生並みだな(w
270日本@名無史さん:04/12/26 11:09:32
漸進的と斬新の誤用的混同と思われ
271日本@名無史さん:04/12/26 16:23:13
考察→高札
中坊→厨房
272日本@名無史さん:04/12/30 18:42:38
中公『蒙古襲来』は、巻末解説(今回は参考になる良い解説と思う)によると、

 「研究者にとって省みられることの少ない著作のように思う。
 同シリーズの『南北朝の動乱』や、約10年後の網野善彦著の同名通史と比較するなら、
 その落差は歴然」

という。だが、それはこの本がカスだからではなく、
通史として基本的、普遍的な内容を抑えている分、
黒田氏独自の史観が反映されていないからだという。

けれど、

蒙古襲来

恩賞出せないから御家人不満でマズー

徳政令も逆効果でマズー

鎌倉幕府崩壊

という単純な因果関係しか知識にない俺には、
それ以外の様々な要因こそが幕府崩壊の要因と説き、
また、その時代の雰囲気をつたえようとしているこの本が好きだ。

前巻『鎌倉幕府』に引き続き読み応えのある内容だった。
そして上述の次巻『南北朝の動乱』も期待。
273日本@名無史さん:05/01/02 18:46:13
>>9
◆講談社「日本の歴史」シリーズ◆
http://mentai.peko.2ch.net/history/kako/1012/10120/1012060929.html
274日本@名無史さん:05/01/05 23:42:12
中公が最近出してる「日本の歴史」シリーズの評判はあまり
芳しくないのかな?

中公は「日本の歴史」よりも「世界の歴史」を新装版として出した
方が良かったのかも?

275日本@名無史さん:05/01/06 00:11:33
>>274
同志発見
「世界の歴史」の方が一般的な評価は高い
村上春樹も大絶賛していたヨ

漏れも「世界の歴史」は全巻再々読したが
「日本の歴史」は数巻しか読んでいない
276日本@名無史さん:05/01/06 00:32:08
「世界の歴史」は「日本の歴史」と違って新旧2つの版があります
あなた方のおっしゃっているのはどちらの方でしょうか?
277 :05/01/06 01:06:51
ここにはあがってないけど、岩波の日本史講座はどうですか?
278日本@名無史さん:05/01/06 03:59:54
30 :五十川卓司:04/12/18 12:06:59 ID:tiWt4rC+
奈良富雄小学校1年生児童誘拐殺人事件において、携帯電話端末
の網絡側の発信位置記録が話題の焦点とされていますが、郡村部
での位置記録の精度と、都市部での位置記録の精度とでは相当に
違異しているのであり、都市部での位置記録の精度を報告して、
その記録が漏洩する危険について告知する責任が、携帯電話会社
には有りそうです。

大衆媒体でも、その位置記録の危険について告知する努力を懈怠
してしまっていますが、位置記録の漏洩により、女性を追跡して、
偶然を偽装して接近し、「運命の出会」を「演出」して篭絡し、
適当に性逢遊戯をしておいて失恋させ、その心傷の「契機」から
苦界に転落させるような犯行の多発が懸念されるところです。

279日本@名無史さん:05/01/06 08:10:06
>>276
「日本の歴史」の文庫版と比較しているんだから
中公文庫の「世界の歴史」全16巻のことだろ
280日本@名無史さん:05/01/11 17:38:48
中公は執筆人がマルクス主義者で固められてていいねぇ。
やっぱ、歴史はマルクス主義者じゃなくちゃ。
281日本@名無史さん:05/01/11 18:03:02
>>280
ここだって、全ての事象を勝ち組と負け組に二極分化する権威主義者が大勢いるからいい
んじゃね?(w
282日本@名無史さん:05/01/12 21:55:52
大河ドラマ「義経」始まったけど、
各社の「日本の歴史」での源義経への評価はどんなもんだろうか。

小生唯一持っている中公「鎌倉幕府」に依拠すると

・義経の母の常盤が平清盛と関係があったという確証は無い
・幼少期どういうふうに育ったか不明
・軍事的には天才だが政治的には無能
 後白河にのせられて、頼朝の構想を理解する能力も無かった。

文字通り判官びいきな評価をしているものはあるのだろうか?
283日本@名無史さん:05/01/12 22:44:20
司馬遼太郎の『義経』を取り入れてくれれば
「東北の種馬ヨシツネここにあり!」的なシーン満載で
ウハウハだったのに

鬱だ・・・
284日本@名無史さん:05/01/12 23:52:56
義経って、そんなに子沢山なのか?
285日本@名無史さん:05/01/15 15:08:17
>>284
オレオレ、義経の子孫だけどさあ。
286日本@名無史さん:05/01/15 20:07:18
>>281
それは、全てあなたの思い込みです。
287日本@名無史さん:05/01/22 12:53:04
>>285
オレオレ詐欺
288日本@名無史さん:05/01/24 20:18:12
名著の誉れ高い中公『南北朝の動乱』
新装版フライングゲットage
289日本@名無史さん:05/01/25 10:27:40
中公文庫の再販、40年も前の本なので内容的に古いのではないか買うのをと躊躇してしまう。
どうせなら最新の研究成果も盛り込んで増補版として出せばよかったのに。
290289:05/01/25 10:29:29
散々既出意見のようだねスマソ
291日本@名無史さん:05/01/25 21:28:00
>>289

学問として読むなら新しいほうが良いだろう。
だだ、読物としてなら中公は面白い。

いや新しいが素人にも読ませるだけの出来ならば
中公の存在理由は全くないのだが。
292日本@名無史さん:05/02/02 15:03:48
中公『南北朝の動乱』.

いまだにこれを超える通史はない、と断言しよう。
293日本@名無史さん:05/02/02 16:54:00
>>292
単なる一2ちゃんねらーが断言したところで
何の説得力もないが、そんなに良いのか。
294日本@名無史さん:05/02/02 17:23:29
>>294
単なる一2ちゃねらーが賛同したところで
何の説得力もないが、たしかに良いぞ。
295日本@名無史さん:05/02/02 20:49:11
新装版で付いた解説が良かったんじゃないの?
漫然と読み過ごしていたところに気付かされた部分が多々あった
296日本@名無史さん:05/02/02 22:18:53
上のほうのスレで

>九巻の『南北朝の動乱』
>のように情勢が複雑で聞いたこともない人名が続出する巻を
>読み物として面白く書くのは難しいと思う。

とあるが、その複雑かつ主役が移り変わる時代を
面白く読ませるだけの力が、『南北朝の動乱』 にはある。
学問的評価はしらないが、読物としては魅力的だ。

激動と動乱の時代だから血湧き肉踊る合戦話に主眼を置いているわけではない。
時代の流れを的確に追えるから、知的に静かな興奮を味わえる。
そこが魅力。
297日本@名無史さん:05/02/03 02:45:01
意外だね。『南北朝の動乱』は武士社会の構造だとか官僚機構の分析だとかに
踏み込むことで複雑怪奇な政治情勢に説明をつけようとした割と難解な一作で、
むしろ一般人より研究者の間での評価が高い「名著」だと思うが。

俺はてっきり、一般人は権力構造の分析なんぞに興味ないとか、田舎の方でやってる
わけわからん泥仕合をだらだら引っ張りすぎだとか、マイナーな人物が何したかなんて
知らなくていいとか、湊川の合戦をスルーするとは何事かとか言い出すものかと
思ってた。
298日本@名無史さん:05/02/03 21:53:08
>>297
>湊川の合戦をスルーするとは何事かとか言い出す

俺もそう思ったけど、
軍記物には不可欠でも
歴史書には不要なのかしらんと思ったよ。

299日本@名無史さん:05/02/03 23:26:27
「軍記物には不可欠でも歴史書には不要」ってのは、
すでに一般人の感覚じゃないのかも
300日本@名無史さん:05/02/04 04:26:44
『南北朝の動乱』、文章読みにくい・・
頭に長ったらしい修飾語つけるのやめてくれ。
悪文の典型だよ・・
301日本@名無史さん:05/02/04 06:01:38
もっと先に言ってくれよ。注文しちゃったじゃないか(涙)
302日本@名無史さん:05/02/04 08:16:33
>>301
どこから出版されてるんですか?いくらしますか?
303日本@名無史さん:05/02/04 11:35:13
今売ってる新本二冊分の値段で全26巻揃っちゃったw
昭和54年版だけど内容一緒だからいいや
304301:05/02/04 14:41:01
>>302
ん?中公の第9巻の話ではなかったのか?
普通に新装の文庫版を生協に注文したが。1300円也。

もしかして別の本?
305303:05/02/08 20:30:17
つうかけっこうボリュームあるね・・・
読み終わるまでに一年がかりだなこりゃ。
306日本の歴史:05/02/08 22:07:16
やっぱ 集英社の「日本の歴史」が一番ウヨなんじゃないか。

とある親子が出ていて、
息子「あの強いドイトと戦えるのか こころずよいな。」
ヨーロッパを征服するドイツに対し、
父「ドイツは本当につよいのう。」

父:金時計の供出。
回収員:「本当にいいんですか?」
父:「なあに、戦争に勝ってもらうためですよ。」

父:「どこどこを占領したようだよ」
息子:地図に占領地に日の丸をどんどん書いていく
父:「どこどこから撤退したようだ」
息子:「せっかく書いた日の丸消すのはやだなあ」

ていうコメントを記憶している。売る覚えだが、
持っている人、誰か詳細を教えてくれ。
今は、発禁本なのかね。小学生が読むには刺激的すぎか。
307日本@名無史さん:05/02/10 00:17:32
>>306

当時の日本人の大半はそう思っていたのかもしれんね。

ただ、本当に強い(強かった)のはアングロサクソンなんだろうけど。

それはそれとして、中公文庫第1巻は中々出版されませんね。
どうなってるんでしょうか?
308日本@名無史さん:05/02/14 04:32:34
佐藤進一『南北朝の動乱』評判がいいので買ってみた。
・・・そんなにいいかな? 読み物としてはちょっと退屈。
お勉強したような気分にはなるけど。
309日本@名無史さん:05/02/14 09:18:20
>>308
だからたかが一2ちゃんねらーの言うことを信じるなって
310日本@名無史さん:05/02/14 21:45:31
土田直鎮や竹内理三の巻は読みやすいし、面白かった。
311日本@名無史さん:05/02/14 21:50:26
講談社の方が面白い・・・本音
312日本@名無史さん:05/02/15 03:12:37
>>308
俺もこのスレみて買った口だが、面白かったよ。
予備知識のない人間が時系列を追うのはちとしんどいが。
313日本@名無史さん:05/02/18 21:02:38
『南北朝の動乱』
は動乱でNHK大河ドラマ向け戦闘シーンの描写が少ないから
講談風読物としての面白さは欠ける。

ただ、時代の流れを把握するという、
この板の住人なら喜びそうな知的満足は得られるとおもうのだが。
314日本@名無史さん:05/02/19 00:30:32
小学館「日本の歴史」3.飛鳥の朝廷のハードカバーをブコフ105円で買ってみた。
コレ、今読んでも面白いじゃないか!
小汚い外ケースを捨ててしまえば、中は新同にキレイだったので特した気分だ。
以前、高い金だして定価で買った講談社「日本の歴史」4.平城京と木簡の世紀を
続けて読んでも違和感がなかった。30年近く間があるのに立派なもんだ。

ついでだが、日本のこの時代史の理解を深めるには、
中公「世界の歴史」6.隋唐帝国と古代朝鮮もオススメ。
(↑コレは以前ブコフ半額で手に入れた)
315日本@名無史さん:05/02/19 00:52:39
>>314
隋唐のトナミさんは、派手さはないけど堅実なものを書くからな。
講談社の新版の中国史シリーズの川本さんはちょっと不安だが。
316日本@名無史さん:05/02/21 03:26:23
>>272
皇統が分裂して行く過程(持明院系と大覚寺系)や

「治天の君」が天皇の時は「親政」
「治天の君」が上皇の時は「院政」

というのが理解できて面白かった
317日本@名無史さん:05/02/24 19:23:27
中公新装判『下剋上の時代』 by永原慶二
本日購入。

今回は著者本人が巻末解説をしている
318日本@名無史さん:05/02/24 19:25:13
あの世から?
319日本@名無史さん:05/02/24 21:29:14
>>318

解説に
「最初の執筆から今回の文庫版まで三十八年という時が流れた今(2003年)」
と書いてある。


320日本@名無史さん:05/03/03 04:58:09
約40年前の学説なんて殆ど使いものにならん。
321日本@名無史さん:05/03/04 00:39:20
>>320

約40年前の学説であろうが、役に立つものはたつだろうし、
役に立たなくても専門家以外にとってはどうでも良いことだ。

そう言えば、中公版「日本の歴史」の第1巻の配本は遅れている
ようですな。
322日本@名無史さん:05/03/07 16:19:52
最近中公のを読み始めた。

2巻、3巻と楽しく読めたが、4巻が苦痛。
なんだって分析モデルが全編、階級闘争史観で貫かれてるのだろう。
あそこまでいくと、歴史の本というよりまるでプロパガンタ本。

著者の北山茂夫って、今どういう評価されてるの?
323日本@名無史さん:05/03/08 13:42:00
>>322
でも石母田正の「中世的世界の形成」は読んでいて面白いだろ?
324日本@名無史さん:05/03/08 15:00:28
>>322
北山茂夫も「天武朝」(中公新書)は読んでいて面白い
この人の場合「万葉集」の取り扱いが大きい著書ほど
面白いという傾向がある
325日本@名無史さん:05/03/08 15:26:04
簡単に言ってしまえば北山茂夫の良さが発揮できるのは
白鳳時代から奈良時代の歴史

まさに北山の著書である「萬葉の時代」(岩波新書)の範囲

その点で「平安京」は北山のストライクゾーンから外れた時代
と言えます
326日本@名無史さん:05/03/16 19:40:13
中公文庫。やっぱ今となっては古びた学説だらけだね。
30年前の本、復刊するなんて。現存著者かわいそ
327日本@名無史さん:05/03/18 23:25:29
>>326

専門家にとっては古びた学説だらけなんだろうけど、
当時の中央公論社がやったことは、それらを無視しうるほど
画期的なことだったんじゃないの?
そして、その余韻が残っているということでしょ。

当時は、中公版「日本の歴史」シリーズ、「世界の歴史」シリーズを
揃えることが流行るほど売れたらしいし。

専門家の見識・学説がいかに重要かといったところで、
それは一般人にとってはどうでもよいことだからね。

もしそれが間違っていると言い張るなら、圧倒的多数の人間を
あれこれ知恵を絞って説得するしかないじゃん。
328日本@名無史さん:05/03/18 23:29:32
>専門家にとっては古びた学説だらけなんだろうけど、
>当時の中央公論社がやったことは、それらを無視しうるほど
>画期的なことだったんじゃないの?
中公版に書かれていることは
その初版当時すでに古びた学説だったと言いたいのだろうか?
329327:05/03/18 23:34:14
>>328

文章力が足りなくて申し訳ない。

古びた学説というのは現在の視点から見た場合ということ。

古びた学説だらけの本を今になって新たに出版することを
326氏が批判していたけど、そんなことは専門家以外にとっては
どうでもよいことだということを言いたかった。
330日本@名無史さん:05/03/18 23:49:54
>>329
だったら初版当時のことはどうでも良いのではないか?
331327:05/03/18 23:58:04
>>330

どうでも良いことだよ。

現在、中公文庫で発売されている(専門家にとって)古びた学説に
基づいて書かれている「日本の歴史」シリーズの書籍が
現代を生きる一般人にとって無意味なものだったら、あっという間に
絶版になるだろう。
なぜなら、出版社が損をするから。

ただそれだけのことだ。
332日本@名無史さん:05/03/19 00:00:46
>>331
単に中公には新しいシリーズを出すだけの体力がないと見るべきなんじゃないのかなあ。
333日本@名無史さん:05/03/19 00:07:16
「世界の歴史」の方は、何年か前に新版を出したでしょ。
その最後の方で経営が悪化して、読売新聞傘下に入ったよね。
体力的に問題があるのか
あるいは思想的に編者を集めることができなくなったか
そんなところだと思うが。
334日本@名無史さん:05/03/19 00:26:24
>それは一般人にとってはどうでもよいことだと
そうかなあ。古びた学説を教えられるのは可哀相だよ。
猿人・原人・旧人・新人が「先祖ー子孫」関係にあるって考えられてたころに書かれた本だからねえ‥‥
古墳論にしても、律令国家論にしても、荘園制論、幕府論、武士論、
都市論、村落社会論、鎖国論、三大改革論、幕末維新論、
当時と今じゃ余りにも違いすぎる。

>絶版になるだろう。 なぜなら、出版社が損をするから。
いやいや、今これ実際売れてるんだよ。だから怖いわけ。
一般の人にあれが最新の学説かのように吸収・納得されると。
本の質と売れ行きは必ずしも一致しないよ。言うまでもないけど。

念のため。327氏の言うようにこの本が画期的だったことは
漏れも聞いて知っている。 これからこの手のシリーズもんが
やたらつくられるようになり、しかもそこそこの売れ行きを示した。
そういう点ではこのシリーズは質(当時の研究段階から見てね)と
売れ行きが比例した幸せな例だったし、その点漏れも評価する。
だからこそ、残念なんだよ。今ごろ出すのはちょっと賛成できない。
335日本@名無史さん:05/03/19 00:31:28
>いやいや、今これ実際売れてるんだよ。だから怖いわけ。
マルクス主義の色濃い巻も結構あるんだけど
読売新聞社としては、そんな物が売れても良いのかねえ。
336日本@名無史さん:05/03/19 04:04:32
>>322
北山茂夫は、当時有数の、ってゆうか、1,2を争うマルエン主義者。
立命が真っ赤っかだった頃の話。
337日本@名無史さん:05/03/19 14:50:54
平城京も長屋王家木簡のはるか以前だしなぁ。
338日本@名無史さん:05/03/19 19:16:36
長屋王邸跡が奈良そごうに化けるのも、この間
339327:05/03/19 23:05:58
>>334

余りにも違いすぎるのかもしれんけど、日本の敗戦によって生じた
歴史観の変化ほど大きいものじゃないんじゃないの?

一般国民全体の歴史観を一変させるほどの変化じゃないでしょ。
(皇国史観→マルクス史観)

それなら、別にあれこれ文句をつけるようなことでもないと思うけど?
340日本@名無史さん:05/03/20 00:57:25
337氏の言うように、長屋王家木簡以前ってのは決定的だな。
他の時代もたぶん同様なことがあるんだろうね。
1巻ってまだなの? 「神の手」の影響蒙ってないだろうに。
それ以外にもやばいことあるのかな。
341日本@名無史さん:05/03/20 00:58:55
中公の日本の歴史シリーズって次は何が出るんだろう?

・日本の歴史
・日本の古代
・日本の近世
・日本の近代
・日本の中世

ここまで出てるから、次は日本の現代かな?
342日本@名無史さん:05/03/20 01:35:50
>>341
近代で年表上は小渕内閣成立までやっちゃってるからなぁ。
343日本@名無史さん:05/03/20 02:30:19
あとは未来史しかないべ
344 :2005/03/23(水) 19:28:48
中央公論新社『日本の未来』
345日本@名無史さん:2005/03/23(水) 20:49:50
WOW WOW WOW WOW
346日本@名無史さん:2005/03/23(水) 21:53:09
これから講談社の日本の歴史シリーズを読もうと思うのですが、
>>9で書いてある「1 縄文の生活誌 岡村道雄、改訂版有(笑)」は2000年版と2002年の改訂版とどちらを
読んだほうがいいでしょうか?
捏造事件とか、詳しく知らないのですが・・・。

どなたか教えてくれると助かります。
347日本@名無史さん:2005/03/23(水) 23:50:25
>>346
両方読むことを奨めます。
あと新潮文庫『発掘捏造』『古代史捏造』も。
これ読んでから00年版→改訂版と読むと、
00年版はギャグに見えてくるし、
改訂版は言い訳ばっかり(というか古代史学の限界点の指摘)
348346:2005/03/24(木) 08:30:23
>>347
教えて頂きありがとうございます。
たしか00年版は、発掘捏造した方(?)の実績やその実績を賛美するような内容があって、
改訂版はこの部分を手直ししただけなのかと思っていましたが、全体的にもかなり内容が違うみたいですね。
古本屋で00年版が売っていたのでそれを買おうか、新品で改訂版を買おうか悩んでいたのですが、
とりあえず古本で買ってみます。
349日本@名無史さん:2005/03/30(水) 22:21:03
中公新装版第11巻『戦国大名』購入。
近所の本屋では売ってないor売り切れで街まで出かけたよ。

で、帯に第一巻『神話から歴史へ』は6月刊と書いてあった。
ようやく出るようだ。
350日本@名無史さん:2005/04/10(日) 08:29:03
読売新聞社から出てる『人物・日本の歴史』はどう?
Amazonでもみつからないけど
351日本@名無史さん:2005/04/11(月) 14:45:22
中公最後まで新装版でたらセット販売とかするかな?
352日本@名無史さん:2005/04/11(月) 17:04:04
セット販売でそれなりに売り切ったところで、「日本の歴史」新シリーズ発売告知。
353日本@名無史さん:2005/04/13(水) 09:34:47
中公文庫のやつはどの巻が特におもしろいですか?
ログを読んだら南北朝の動乱は名著とのことですが、他にオススメあったら教えてください
354日本@名無史さん:2005/04/13(水) 09:58:46
ageとk
355日本@名無史さん:2005/04/14(木) 22:04:17
全巻でるのはどれだけ先やら
356日本@名無史さん:2005/04/17(日) 11:01:23
>>353

面白かったかつ定評のあるのは

5巻 『王朝の貴族』 土田直鎮
7巻 『鎌倉幕府』 石井進


357日本@名無史さん:2005/04/17(日) 11:48:11
中公は興奮しないな。
講談社の日本の歴史と吉川の日本の時代史は興奮する。
なぜだ?
358日本@名無史さん:2005/04/17(日) 21:04:47
> 講談社の日本の歴史と吉川の日本の時代史は興奮する。 なぜだ?

こんなの売り出して、経営傾かないかしらん、とのドキドキ
359日本@名無史さん:2005/04/21(木) 23:31:34
たしかに中公全巻新装版になるのにはあとどれだけかかるだろうね・・・
360日本@名無史さん:2005/05/02(月) 10:07:55
中公の文庫新装版って、5月は出ないの?
361日本@名無史さん:2005/05/02(月) 13:23:27
一巻一人担当の日本史通史は、もう当分出ないのかな。
362日本@名無史さん:2005/05/02(月) 21:49:26
中公文庫版「日本の歴史」第一巻の発行が待ち遠しい。

現在の日本史学界が日本神話についてどう扱っているかを
知りたい。

戦後の日本政治思想史に大きな足跡を残した丸山真男は
神話の重要性を説いていたが、この主張が日本史学界に
受け入れられたのか、或いは無視されたのかといったことを知りたい。
363日本@名無史さん:2005/05/02(月) 22:15:52
>中公文庫版「日本の歴史」第一巻

って井上馨の孫が書いたやつかい。
あの人は和辻哲郎の影響受けてるから、どうなんだろうね?
364日本@名無史さん:2005/05/03(火) 04:51:04
おい、俺は中公文庫版の「日本の歴史」と「世界の歴史」を全巻そろえたんだぞ。
新装本になるなんて「聞いてないよう」。
365日本@名無史さん:2005/05/03(火) 12:06:31
>>362
井上光貞は日本神話の描写に力を入れてるよ

文化人類学者の大林太良の協力を得て、日本神話を
東アジアや太平洋地域の神話と比較検討し
それらと日本神話の類似点や相違点を綿密に分析している

そして井上の執筆当時の、文化人類学の業績を充分に取り入れた
内容になっている
366日本@名無史さん:2005/05/03(火) 12:09:32
>>364
中身はおんなじだよ
367日本@名無史さん:2005/05/03(火) 12:15:10
中公は古くてダメな気がするが、いかが?
368日本@名無史さん:2005/05/03(火) 12:48:06
専門家になるわけでもないのに、古いもヘッタクレもあるか。
そりゃ、火星人が日本を建国したとかデタラメ書いてるなら別だが、
基本的な史実に大きな誤りがあるわけでもなし。
学説の細かいあたりは、一般人にはどうでもいいことだしな。
369日本@名無史さん:2005/05/03(火) 12:50:14
ていうか、年表的な史実に間違いがなくて、日本史のアウトラインを理解できればいい。
社会構造の分析みたいな部分は、一般人にはたいして重要じゃない。
370日本@名無史さん:2005/05/03(火) 13:12:21
>>369
加えて言えば、

> ていうか、年表的な史実に間違いがなくて、日本史のアウトラインを理解できればいい。

アウトラインも理解できないうちから細部にこだわってもしかたがないしね。かえって理解の妨げ
になる。

> 社会構造の分析みたいな部分は、一般人にはたいして重要じゃない。

社会構造の分析が重要に思えるようになったら、もっと新しい通史か研究書へ読み進めばいい。

最近の若い人に多いんだが、「これ一冊で全てが理解できる本」を求めすぎ。
歴史書はファミコンの攻略本とは違うんだ。そんな本はありえない。
そういう根性で宿題の資料探しに来る学生多すぎ。
371日本@名無史さん:2005/05/03(火) 13:28:47
根性

動機
372日本@名無史さん:2005/05/03(火) 17:20:29
確かに「三日で英会話ができる」式のハウトゥ本が多すぎる。
373日本@名無史さん:2005/05/03(火) 22:30:37
講談社の方が面白い
中公はオールド・サヨク杉
374日本@名無史さん:2005/05/03(火) 22:33:42
アウトラインを知るのに古いとか社会構造の分析は関係ないと言っとるだろ。
375日本@名無史さん:2005/05/03(火) 23:05:22
左翼系は
4巻「平安京」北山茂夫
8巻「蒙古襲来」黒田俊雄
10巻「下克上の時代」永原慶ニ
12巻「天下一統」林屋辰三郎

ヤバイ、俺が尊敬する学者ばかり…

まあ1巻井上光貞、2巻直木孝次郎、3巻青木和夫
5巻土田直鎮、6巻竹内理三、7巻石井進、9巻佐藤進一
11巻杉山博も尊敬しているけどね
376日本@名無史さん:2005/05/04(水) 01:52:38
>>375
言われてみりゃ、錚々たる顔ぶれだな。
古本で全巻5000円くらいで売ってたら
買ってもいいかなって気になってきた。

ところで、最近出てる講座日本史はどうよ。買うべき?
377日本@名無史さん:2005/05/04(水) 14:12:49
昔の小学館の「日本の歴史」の一部が講談社学術文庫に入ってるけど、
今のところ「飛鳥の朝廷」と「明治維新」だけ?
378日本@名無史さん:2005/05/04(水) 14:39:41
>>376
全巻とは言わないが、ハードカバー本ならブコフ105円に結構あるぞ。

>>377
井上光貞の「飛鳥の朝廷」を小学館ハードカバーで持っているが、
5〜7世紀の東アジア情勢全般が記述されてて良いねぇ。学術文庫化も納得なんだが、
最近、講談社現代新書にあった「律令制の虚実」が学術文庫化されてるのは、
値上げしたいだけなんじゃないかと小1時間・・・
379日本@名無史さん:2005/05/04(水) 18:28:02
>>377
「蒙古襲来」や「労働者と農民」は小学館ライブラリーになっていたけど、今もあるのかな?
380日本@名無史さん:2005/05/04(水) 21:56:00
>>379
蒙古襲来は小学館の文庫本になってるよ
今読んでも面白いね>網野さん
381日本@名無史さん:2005/05/05(木) 00:34:44
>>370
知ったか厨は氏んでいいよ。
382日本@名無史さん:2005/05/05(木) 13:49:25
中公より講談社や集英社の方が面白いね
383日本@名無史さん:2005/05/05(木) 15:45:57
俺は中央公論と小学館が面白かった
講談社は微妙、集英社のは読んだ事がない
384日本@名無史さん:2005/05/05(木) 20:20:49
昔の小学館のは、大名とか豪商とかの社会集団ごとの巻もあって面白かった。
385日本@名無史さん:2005/05/06(金) 15:15:56
「日本の時代史」なら、超大まかなアウトラインと新しい論文が両方味わえる。
一粒で二度おいしいw
386日本@名無史さん:2005/05/07(土) 12:32:38
「日本の時代史」の鎌倉時代はよかった
鎌倉の国家鎮護の大仏に八幡宮に政治機能、つまり1つの首都としての鎌倉
387日本@名無史さん:2005/05/07(土) 18:19:50
小学館は中公ほどではないが古い気がする。
しかし、今、見ても新鮮な斬新な巻がある。
網野の蒙古襲来とか。。。
388日本@名無史さん:2005/05/07(土) 18:40:10
日本史板は網野ファンとアンチ権門体制のスクツだなw
389日本@名無史さん:2005/05/07(土) 21:57:05
権門体制か。平安末期なら言えるかもねw
390日本@名無史さん:2005/05/08(日) 05:18:07
>>365

現状の日本史学界では神話をどう扱ってるの?
391日本@名無史さん:2005/05/08(日) 11:43:00
古事記と日本書紀は別の神話。かな?
392日本@名無史さん:2005/05/08(日) 22:30:41
中公を読んだが古さが気になるのは気のせいか?
393日本@名無史さん:2005/05/08(日) 22:58:12
「気になる」のは「気のせい」なのは当然では。
394日本@名無史さん:2005/05/09(月) 09:53:09
そりゃぁ、古いのは事実
それでもいいと考えるか、それじゃいかんと考えるかの違いだろ
395日本@名無史さん:2005/05/10(火) 13:31:58
それじゃぁ、いかんざき!
396日本@名無史さん:2005/05/13(金) 17:20:18
新しければ新しいほどいいでしょう>歴史書
397日本@名無史さん:2005/05/14(土) 13:01:19
>>396
釣りだと思うが、お前アフォ。
398日本@名無史さん:2005/05/14(土) 22:07:09
>>396
確かに中公は古すぎる。日本語としても読みずらくないかい?
399日本@名無史さん:2005/05/14(土) 22:27:19
>>398
釣りだと思うが、お前チョソ。
400日本@名無史さん:2005/05/15(日) 21:54:39
中公の近現代は、思いっきり左で心地よい
401日本@名無史さん:2005/05/16(月) 13:36:09
>>400
それは時代の制約だろ
仕方ない
402日本@名無史さん:2005/05/17(火) 00:22:57
新人物は、値段高いね。
403日本@名無史さん:2005/05/18(水) 15:37:04
中公はやや無味乾燥だ
404日本@名無史さん:2005/05/18(水) 22:58:58
私は中公の本は非常に読みやすいと思います。特に第五巻は非常におもしろかったですし、
小4の時に触れたこの本は子供の自分にも理解しやすかった名著とおもいます。
最終巻前後は駄文と思われるところがありましたが、人生13年間でこれ以上の歴史文庫に出会ったことがないです。
405日本@名無史さん:2005/05/19(木) 12:30:22
5巻てなんだっけ?
406日本@名無史さん:2005/05/19(木) 12:47:32
土田直鎮の『王朝の貴族』かな?
日記史料論と実際の解読を通じて貴族社会の構造を論じた名著ですね
407日本@名無史さん:2005/05/19(木) 21:02:02
俺も中公『王朝の貴族』は名著だと思う。

ところで中公新装版だけど
これまで順調に毎月出てたのに
5月は休みで6月にようやく第1巻
つぎの第13巻『江戸開府』は8月だ。

まだあと10巻以上あるのに、隔月ペースはさみしいぞ。
408日本@名無史さん:2005/05/20(金) 16:57:51
売れ具合のせいだろう
409日本@名無史さん:2005/05/20(金) 23:33:03
やっぱりかorz

最近このシリーズの新刊を置いてる本屋も減ってきたしな

これが売れたら中公の新版『世界の歴史』も
文庫に降りて欲しいなとか思ってたのだが。。
410日本@名無史さん:2005/05/21(土) 13:15:25
中公ネタではないが、東大出版会の『講座日本史』は、古代、中世と順調だったのに、
近世の2冊目から途端に出なくなり、確か2ヶ月配本がストップし、近代が先に出て、
それから近世が2冊配本となった。
なんでこんなことになったんだろう?
前の講座の時にはこんなみっともないことなかったのに。
411日本@名無史さん:2005/05/22(日) 22:18:34
>>410
そりゃ原稿遅らせたあのひとが・・・うわなにをす(ry
412日本@名無史さん:2005/05/23(月) 13:28:03
講談社と吉川は、順調に出せて立派
413日本@名無史さん:2005/05/23(月) 22:08:56
講談社は1巻を2回出したがなw
414日本@名無史さん:2005/05/24(火) 12:51:45
あれは捏造の以下略
415日本@名無史さん:2005/05/25(水) 01:34:46
>>413
話のネタにどっちも持ってる奴けっこういるだろうな。
416日本@名無史さん:2005/05/25(水) 10:11:25
返却すると新しいのがタダで送られてきたw
417日本@名無史さん:2005/05/25(水) 20:35:59
図書館は旧版を撤去したりしないで、改訂版と一緒にああいうのこそ保存しとくべきだよな。
貴重な記録なんだから。特に大学図書館!
418日本@名無史さん:2005/05/26(木) 13:39:50
国会図書館には両方あるんだろうか?
419日本@名無史さん:2005/05/27(金) 09:06:33
素人なんですけど、各時代ごとに読みやすい本教えてくれませんでしょうか。
できれば新書、文庫とかのがいいです。
420日本@名無史さん:2005/05/27(金) 11:55:26
日本社会の歴史、上・中・下 岩波新書
421日本@名無史さん:2005/05/27(金) 22:57:13
網野さんのだね
岩波ジュニア新書でもいいかも
422日本@名無史さん:2005/05/29(日) 01:48:37
講談社学術文庫「物語日本史」が最強でしょう。
423日本@名無史さん:2005/05/29(日) 12:50:17
「近世日本国民史」って、昔、講談社学術文庫のシリーズの中に
入っていたけど、いつの間にか絶版になってた。

売られていた頃に買っておいた方がよかったのかな?
424日本@名無史さん:2005/05/29(日) 13:24:14
ちょっとスレ違いなんですけど
城の良書ってありますか?
425404:2005/05/29(日) 18:43:46
やはり名著ですよね。道長の人物考察を始め、小一条院の皇太子辞退や
左大臣藤原顕光の話などなど・・・
この本で藤原実資はかなり鍵を握った人物としてかかれてますよね。
皆さんの平安期でおすすめの本を教えてください。
426日本@名無史さん:2005/05/29(日) 19:20:30
>>425
ワニ文庫「ミステリー日本史第3巻 藤原王朝の謎」神一行 編

中公本からのパクり具合がすごい上に、
その他の参考文献はどっさり挙げてるにもかかわらず中公本は含まれず。

文庫サイズで図表等のパクり具合が完璧なので、意外と便利(w
427日本@名無史さん:2005/05/29(日) 22:56:14
>>424
詳しく
428日本@名無史さん:2005/05/30(月) 12:45:14
>>425
彼は道長と張り合ったともいえる。
小右記は基礎史料だし
429424:2005/05/30(月) 15:33:32
>>427
カラーで、なるべくたくさんの城が載ってて
(たくさんといっても一城半ページとかじゃなく有名所は2〜3P)
比較的発行年数が新しい物がよいです。
用語解説などは、あってもなくてもよいです。
430日本@名無史さん:2005/05/30(月) 18:14:17
>>429
デアゴスティーニとかで、週間「日本の城」とかって出てそう。
それで良いのでは?
431日本@名無史さん:2005/05/30(月) 21:37:53
>>429
新人物の別冊歴史読本あたりでいいのでは?
初心者でも見やすいし。
432日本@名無史さん:2005/05/30(月) 22:21:12
40男です。
最初に出会ったのは、集英社(だったかな)の、和歌森太郎先生が監修をしていた
漫画の「日本の歴史」シリーズ(前18巻だったと思う)。
義満が、「かわいい義嗣を天皇にすることだってできるぞ」とほくそ笑んでいるシーンを
未だに覚えている。

今谷先生の「義満の天皇家簒奪論」が出るずっと昔です。
433日本@名無史さん:2005/05/30(月) 22:55:44
ホタテ貝さんの岩波新書およびジュニアもいいね、平安。
434日本@名無史さん:2005/05/31(火) 13:10:59
通史のベスト版は?
435日本@名無史さん:2005/06/01(水) 04:19:31
>>422
その元になった「少年日本史」持ってるけど
「吉野朝時代は熱かった。それにひきかえ室町は下らぬ時代(以下延々と足利の悪口)」(大意)
って書いてあったことしか覚えてない
436日本@名無史さん:2005/06/01(水) 11:32:31
子供が感動して汽車を走って追っかけてきた(笑)エピソードは?
437日本@名無史さん:2005/06/01(水) 12:11:14
「日本の時代史」を読んだ人いますか。感想キボンヌ
438日本@名無史さん:2005/06/01(水) 17:58:09
>>437
近現代は面白くなかった
中世は評判よかったらしいが、漏れはしらん
439日本@名無史さん:2005/06/01(水) 18:00:07
サンクス
全部読んだ人いますか?
440日本@名無史さん:2005/06/01(水) 18:53:19
中公の旧版なら、皆さんはどの巻を推薦されます?
私は、佐藤進一氏による、第13巻「南北朝の争乱」

複雑な南北朝時代を整理するにはうってつけかと。
441日本@名無史さん:2005/06/01(水) 20:57:31
小学館ライブラリー版完走した。通勤途中や仕事の合間中心だったんで2ヶ月かかってしまった
感想

4・8〜12巻は力作。14巻は救いようがない駄作
442日本@名無史さん:2005/06/01(水) 23:10:50
ライブラリー売ってないんだよ、もう。
しろーとの俺なんて、永原氏の『内乱と民衆の世紀』をば図書館で
借りてコピーしますた。14巻江口教授本はもてるよ。←の通説でそ。
古い中公の評判イイ土田さん本、シロートの俺にはとってもオモロイ。
が、専門筋からは?がつきそうな悪寒がするんだけど…
443日本@名無史さん:2005/06/02(木) 04:28:47
>>442 >441だけど、「個人への批判が誹謗中傷になっている」「言い捨てが多い」な。
政治学や外国研究者があそこの研究進んでいるので????と
オレも図書館でメイチ借りたのだが・・・『内乱と民衆の世紀』はいいね。

小学館本をチョイスするなら江戸。平安期の執筆・棚橋氏は高校の先輩らしいがそれを抜いても抜群に読みやすい。

444日本@名無史さん:2005/06/06(月) 15:23:38
講談社を読み終わったが、結構面白かった。
前近代がいいね
445日本@名無史さん:2005/06/06(月) 15:30:26
もし、あなたが対戦国代表監督なら・・・・

http://ex12.2ch.net/test/read.cgi/eleven/1117735999/l50

歴史好きが少なくて、つまらん。来てちょ
446日本@名無史さん:2005/06/14(火) 12:11:18
講談社、0巻を読んだw
おもろい
447日本@名無史さん:2005/06/17(金) 09:14:51
竹内理三氏の子息が大秀才を謳われた竹内啓氏とは知らなかった。
中公文庫の解説者は息子のコメントまで引っ張り出して、
『武士の登場』はもう古くて使えない(ニュアンス)と書かれてますね。
乗り越えるための「古典」という位置づけみたいですね、このシリーズ。
448日本@名無史さん:2005/06/18(土) 23:11:09
連続投稿すいません。
評価云々のことはわからないが、この巻も面白かった。
けど、天皇に敬語使ったり、使わなかったりちょっと変。
にしても、1000年も前の人々が生き生きと蘇ってくるようだ。
崇徳氏はまだ大魔王となって天下大乱をもくろんでおられる
のでしょうか。頼長さんのホモぶりについてほとんど書かれて
いませんが、あの猛烈な勉強ぶりで、いつそんな暇があったのか
下種は勘ぐってしまいました。
449日本@名無史さん:2005/06/19(日) 00:08:34
>>441・442・443
あまり話題には登らないが、大系シリーズってイイね。
自分は近世専攻だが、吉田孝の古代編を楽しく読んだ。
外国史・考古・民俗・人類学がふんだんに援用されてて、文献史料の乏しさが気にならなかった。
目からウロコが落ちたよ。古代では当たり前の事かもしれないけど。
450日本@名無史さん:2005/06/20(月) 23:16:03
シリーズ物でないが、
岩波新書の吉田孝 日本の誕生
ほんとに目鱗連続。なんつーか、「日本及び日本人」を知るための
必読書って感じ。
これから、先生著、岩波ジュニア+小学館の三種の神器で古代史勉強しよう。
451日本@名無史さん:2005/06/23(木) 18:07:33
青木和夫『日本の歴史3 奈良の都』
往時は茫々として人はすでに亡く、歴史に選ばれた事と物のみが残っている。

吉田孝『大系 日本の歴史3 古代国家の歩み』
この列島の人はそれぞれ、何を得、何を失ったのであろうか。

特に、感銘を受けた結びです。

中公の日本の歴史は12巻(林屋巻)までしか読んだことありませんが
5巻土田『王朝の貴族』
7巻石井『鎌倉幕府』
9巻佐藤『南北朝の動乱』
が面白く読んだ記憶があります。
452日本@名無史さん:2005/06/25(土) 04:11:09
中公文庫から「日本の歴史第一巻」が発売されていたけど、
解説には拍子抜けした。

453日本@名無史さん:2005/06/26(日) 01:36:55
図書館のリサイクルで中公『日本の歴史』2〜9巻を貰ってきた。
小学館の『大系日本の歴史』8巻も貰ってきた。
実は全部持ってるんだけど、2冊目として使わせてもらう。
454日本@名無史さん:2005/06/26(日) 10:01:56
>>452
はげどう。
他の巻みたいに刊行以後の研究史があるかと思ってたが。
なんすか、あれ。
455日本@名無史さん:2005/06/26(日) 14:58:08
>>453
アイドルの写真集じゃあるまいし、保存用と使用用を買うことないじんw
456日本@名無史さん:2005/06/26(日) 23:07:00
>>455
いや、だから貰ってきたって書いてるじゃん。
あ、漢字が似てるな。
457日本@名無史さん:2005/06/27(月) 22:46:15
俺は吉田孝体系もせっせとコピーしたっていうのに、
貰えるのかァ…あとは青木氏の江戸ものどーしよー。
一応洋学系なのに何やってんのかね、おれ。
458日本@名無史さん:2005/06/28(火) 07:31:29
>>457
南海先生を目指せ。
459日本@名無史さん:2005/06/30(木) 09:57:56
中公版『日本の歴史』で井上清は、西南戦争のところで
旧会津藩士の抜刀隊には一言も触れていないね。
あくまでも百姓の徴兵軍隊が反動士族に勝ったという物語にしたかったのかいな。
460日本@名無史さん:2005/06/30(木) 10:11:32
>>457
恩賜的青木よりも恢復的青木こそ(ry
461日本@名無史さん:2005/07/02(土) 12:24:04
集英社の日本の歴史は明治あたりから日本の事悪役にしてるな。 
462日本@名無史さん:2005/07/02(土) 13:59:44
463日本@名無史さん:2005/07/02(土) 23:28:38
阿部きんやの自叙伝を立ち読みしてたら、「阿部きんのバカやろう」とか
研究会で触れ回った「Y」という日本古代史研究者のことが書かれていた。
誰のことか別に教えていただこうというわけではなく、すれ違いを
お詫びする次第です。
464日本@名無史さん:2005/07/03(日) 11:51:46
>>459
まあ、1/700WLの大和に例えればそれくらい簡略化してもいいんじゃないかな?
呉の大和ミュージアムにある1/10に例えるなら旧会津藩士抜刀隊にふれる必要はあるけど。
465日本@名無史さん:2005/07/04(月) 17:58:46
○○清
466日本@名無史さん:2005/07/18(月) 17:38:51
古本屋で中公文庫の日本の歴史の21巻から26巻まであったんですけど
この本って面白いですか?
小学館の漫画の少年少女日本の歴史よんだ程度しjか知識ないので
オーソドックスな内容の本を探してるのですが。
467日本@名無史さん:2005/07/18(月) 17:45:14
面白いよ。巻によっては退屈なのもあるが、平安の土田、竹内の巻は面白い。
井上清の「明治維新」も、一般向けなので思ったほど左がかってないので読みやすい。
教科書や学習マンガより詳しい知識が知りたいけど、趣味の読書のレベルって人には、
ちょうどいいでしょう。
最新の本は専門的に詳しくなりすぎだから、一般人にはお勧めできない。
これ読んで興味がわいたら、読めばいいって感じだな。
468日本@名無史さん:2005/07/18(月) 17:54:13
あ、でも21〜26巻って近現代だな。
「明治維新」は普通に読みやすいし、「近代国家の出発」は色川が感情移入しすぎで
別の意味で面白かったけど、それからあとの巻は社会科学系の学者が書いてるから、
経済の分析みたいな内容が増えて、あんまり面白くなかった。
ま、「大正デモクラシー」の巻は読みやすかったけど。
469日本@名無史さん:2005/07/18(月) 17:55:22
土田直鎮 『王朝の貴族』 は名著だと思う。
470日本@名無史さん:2005/07/18(月) 17:59:55
スレ違いだったらスマス
しかし、ちょっと緊急なので、知ってる人いたら教えて
昔の城ってさ、怪しい奴とか忍者が入り込まないように歩いたら床がキシキシ鳴るような仕組みになってたじゃん
この仕掛けって何ていうんだっけ?
471日本@名無史さん:2005/07/18(月) 18:03:22
ウグイス張り?
472日本@名無史さん:2005/07/18(月) 18:13:50
>>471
サンクス!
473日本@名無史さん:2005/07/18(月) 18:36:53
>>467
>>468
丁寧なレスありがとうございます。買ってみたようと思います。
面白い巻もあるっていうので興味沸いたので復刊してる新盤のほうもチェックしてみたいと思います。
474日本@名無史さん:2005/07/19(火) 13:13:00
>>470
ついでにアナルとふぐりの間は「蟻の戸渡り」ということも覚えておけ
475日本@名無史さん:2005/07/19(火) 22:11:42
>>474
ワラタヨ

「日本の時代史」読み始めたが、手ごわいねw
476日本@名無史さん:2005/07/19(火) 22:26:45
>>475
なかなか古本屋で見かけない。
477日本@名無史さん:2005/07/20(水) 11:55:15
「日本の時代史」は余り面白くない

だからみんな買わない

だから古本にも出てこない
478日本@名無史さん:2005/07/21(木) 23:42:04
小学館の日本の歴史32巻で2500円のとこ見つけた。
479日本@名無史さん:2005/07/22(金) 00:22:36
>>478
買っちゃえ買っちゃえ!
480日本@名無史さん:2005/07/22(金) 13:00:00
日本の時代史は専門的すぎる
そこがウリなんだけどね
481日本@名無史さん:2005/07/22(金) 13:04:42
>>480
専門家から言わしてもらうと、日本の時代史は糞論文多し
482日本@名無史さん:2005/07/22(金) 18:56:34
論文集ではなく、一般人が気楽に読める通史の方がよい。
483日本@名無史さん:2005/07/23(土) 00:55:20
>>481
各巻の編者によって、かなりバラツキがある。
当然かもしれんが、編者が優秀だと各論の質も概ね高い。
糞論文が多い巻は、やはり時代遅れのオサーンが編者となってることが多い。

結果、ある巻が正面切って否定してる古い説を、隣接する巻が相変わらず定説として
持ち上げてることもしばしば……(もちろん近年の批判に対する反論・再批判は無しで)。
484日本@名無史さん:2005/07/23(土) 01:05:15
>>483
>時代遅れのオサーン

たとえば誰?
また例の職なしによる権門体制論批判かw
485日本@名無史さん:2005/07/23(土) 10:24:48
>例の職なしによる

どういう意味?
486日本@名無史さん:2005/07/23(土) 21:47:16
>>482
吉川のは講座物だから、通史と比較するのが間違い。
東大出版会から刊行中の日本史講座と比較すべきだろう。
487日本@名無史さん:2005/07/23(土) 22:38:17
講座物は、通史を読んでからのほうが良いのでは?
488日本@名無史さん:2005/07/23(土) 23:13:19
中公の『日本の中世』はオモロかった
489日本@名無史さん:2005/07/25(月) 21:45:48
>>488
賛成
「日本の近世」も結構面白かった
490日本@名無史さん:2005/07/28(木) 00:48:36
お約束で・・・
随分前の「日本の古代」もよかった
491日本@名無史さん:2005/07/28(木) 01:08:45
期待してはいないと思うが、「日本の近代」は・・・・・・
492リアル:2005/07/28(木) 04:05:20
伊達正宗が作った城の名前は?仙台城 以外に
493日本@名無史さん:2005/07/28(木) 08:50:03
> 伊達正宗
菊正宗の親戚?
494日本@名無史さん:2005/07/28(木) 09:00:21
【政治】"人権擁護委員、日本人以外も?" 民主党、独自の「人権擁護法案」提出へ★2
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1122480251/

民主党 人権擁護法案に国籍条項なんて必要なし
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1115098064/
【民主党】人権擁護法案に国籍条項必要なし
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1114837674/


古賀誠案が廃案になったと安心したのもつかの間、予想通り”売国の本命”民主党がやってくれました。
今一度反対運動にご協力をおながいします。
民主党案は古賀誠案よりも更に最悪の内容になってますので、成立したら日本は終わりです・・・
あと、「なんとなく」とか「反自民」とかいい加減な理由で民主を支持したアホは市ね、まじで芯でくれ。

495日本@名無史さん:2005/07/28(木) 13:54:21
近現代は思想がからむから、みんなが「いい!」と言うのは難しい
496日本@名無史さん:2005/07/29(金) 12:04:27
「日本の時代史」
近代わりとおもろい
497日本@名無史さん:2005/07/29(金) 12:08:45
倒幕前後の明治維新から第二次世界大戦終結に至るまでの
現代から見た客観的過渡期近代日本史を学べる良著がありましたら
是非教えてください。
498日本@名無史さん:2005/07/29(金) 12:10:57
>>496
え? それはよほどの勉強不足
各執筆者がこれまでに発表してきたことの焼き直しとか、論証不足の稿が多数
499日本@名無史さん:2005/07/29(金) 12:18:49
>>498
どの稿が、論証不足とか焼き直しなの?
500日本@名無史さん:2005/07/29(金) 13:15:09
>>498
焼き直しは仕方ないでしょ
完全オリジナルな通史ってのもありえんし
501日本@名無史さん:2005/07/29(金) 13:19:06
いや、だからあれは通史じゃなくて、論文集めた講座本
502日本@名無史さん:2005/07/29(金) 19:04:13
近年の通史を通史っぽく感じないのは、古い通史が教科書とかを通じて自分の中で
「これがオーソドキシカルな正史」というふうに内面化されてるからなのかな?
例えば最近の講談社のやつなんかでも自分が詳しく知ってる時代は面白いけど、
それ以外の時代はいまひとつ理解しにくく感じるんだよね。
503日本@名無史さん:2005/07/29(金) 19:52:28
通史って基本的にはツマランもんだと思うんだよ。
人物を掘り下げたり、ひとつの事件を細かく見ていくのがおもろい

ある程度詳しく知ってる時代なら、通史でも
「あーそういう風にまとめるのかー」とか「そういう解釈するのかー」
って考えながら読めるから面白いんじゃないかね。
504日本@名無史さん:2005/08/01(月) 06:01:30
>>497
『日本の近代』中央公論新社全16巻

1〜8巻が通史
それ以降が各論

全部読むの面倒だったら各論の興味あるやつ読んだらよい
『逆説の軍隊』がおすすめ
505日本@名無史さん:2005/08/01(月) 11:45:02
>>498
どの稿が、論証不足とか焼き直しなの?


506日本@名無史さん:2005/08/01(月) 12:50:55
>>504
時代を牽引した巨大組織は、なぜ「反近代の権化」となったか。
507日本@名無史さん:2005/08/01(月) 12:57:29
学歴厨は12巻を読むとよいと思うが。
508日本@名無史さん:2005/08/01(月) 21:45:21
>>507
12巻のお題は?
509日本@名無史さん:2005/08/01(月) 22:12:27
貴族の栄光だろ
なんか評判いいらしいね

逆説の・・・はどうして評判いいのかわからんかった
510日本@名無史さん:2005/08/01(月) 22:28:25
>>509
「と挫折」が抜けてますよ。
511日本@名無史さん:2005/08/01(月) 22:57:50
『学歴貴族の栄光と挫折』ね。日本の近代は通史も各論もつまんないのと面白いのが混在してる。
512日本@名無史さん:2005/08/01(月) 23:36:56
中央公論社が中央公論新社に変わるさなかに刊行中
だったなあ。日本の近代。読売の資本が入ったわり
には左翼っぽい巻もあったなあ。
513日本@名無史さん:2005/08/01(月) 23:40:13
松本健一って、いつの間にあんな売れっ子歴史家になったのだろう?
514日本@名無史さん:2005/08/02(火) 00:08:47
「官僚の風貌」も面白かった。
515日本@名無史さん:2005/08/02(火) 11:25:59
>>498
どの稿が、論証不足とか焼き直しなの?
516日本@名無史さん:2005/08/02(火) 11:41:28
>>515
関係者ヒッシだなw
517日本@名無史さん:2005/08/02(火) 11:48:19
498 :日本@名無史さん :2005/07/29(金) 12:10:57
>>496
え? それはよほどの勉強不足
各執筆者がこれまでに発表してきたことの焼き直しとか、論証不足の稿が多数
518日本@名無史さん:2005/08/02(火) 11:52:03
早く答えてやれ
519日本@名無史さん:2005/08/02(火) 12:07:34
覚えたての「論証不足」って言葉がつかいたくてうずうずしている厨
520日本@名無史さん:2005/08/02(火) 19:03:56
>>504
16巻は何が言いたいんですか?
521日本@名無史さん:2005/08/02(火) 19:07:32
>>520
気が狂ったのではないことの証
522日本@名無史さん:2005/08/02(火) 22:25:16
AGE
523日本@名無史さん:2005/08/02(火) 23:10:44
(・∀・)論証不足!
524日本@名無史さん:2005/08/02(火) 23:24:28
ほんとに何がいいたいのかわからんな>『日本の内と外』
525日本@名無史さん:2005/08/03(水) 10:40:45
>各執筆者がこれまでに発表してきたことの焼き直しとか
講座物というジャンルの性格を理解していないという点で
勉強不足はあなたの方でしょう。
講座論文というのは
現在の研究水準がどこにあって、これからどの方向に向かいつつあるか/向かうべきかを示すためのものだから
焼き直しに見えるのは仕方ないし
大枠を示すことに主眼をおくなら、論証不足になるのは仕方ない。枚数の制限もきついし。
526日本@名無史さん:2005/08/03(水) 12:56:26
>>498
どの稿が、論証不足とか焼き直しなの?


527日本@名無史さん:2005/08/03(水) 12:59:34
>>525
岩波「日本歴史」の新講座(70年代)のはすごくレベルが高かった。
今でも基本的な研究として参照する論文が多い。

に比べて「日本通史」は( ´・ω・`)
「日本の同時史」にいたってはOTL
528日本@名無史さん:2005/08/03(水) 14:23:39
>>527
専門とする時代によって差があるのかも知れないが
私のやっている時代だと「岩波日本歴史」は
例えば法隆寺再建・非再建論争とか講座派と労農派の論争とかあるいは太閤検地論争とか
そういうものと同じで
研究史で触れることはあっても、すでに過去の存在であって
「基本的な研究」とは言い難い。
529日本@名無史さん:2005/08/03(水) 23:04:49
>>527
「日本の同時代史」?
レベルが低いのはお前だよプゲラ
530日本@名無史さん:2005/08/03(水) 23:31:59
重箱の隅をつついてばかりでまったく面白みのない>>529のクソ論文
531日本@名無史さん:2005/08/04(木) 00:12:40
>>527は『日本の同時史』と言ってるが
>>529は『日本の同時代史』と言ってる
おそらくどちらも『日本の時代史』とは違う本のことを言ってるんだろう
532日本@名無史さん:2005/08/04(木) 09:51:28
AGE
533日本@名無史さん:2005/08/04(木) 10:13:59
重箱の隅をつつくから論文は面白いと思うのだが・・・
534日本@名無史さん:2005/08/04(木) 10:26:23
金にならないものは研究の場から追放されています
535日本@名無史さん:2005/08/04(木) 18:29:05
>>533
つ「クソ実証」
536日本@名無史さん:2005/08/04(木) 21:48:19
>>535
つ「電波理論」
537日本@名無史さん:2005/08/04(木) 21:56:58
どう考えても電波の方がよんでて「面白い」が
538日本@名無史さん:2005/08/04(木) 22:12:34
まぁ、こんなとこ(2ちゃん)見に来てる奴はみんな電波を楽しむ心をもってるだろ。
539日本@名無史さん:2005/08/04(木) 22:57:32
「日本の時代史」は、それなりにおもしろいと思うが
540日本@名無史さん:2005/08/04(木) 23:19:56
>(2ちゃん)見に来てる奴はみんな電波を楽しむ心をもってるだろ。

電波を大真面目に信じて自分自身が電波発してる奴も多いけどな。
541日本@名無史さん:2005/08/05(金) 06:24:34
AGE
542日本@名無史さん:2005/08/05(金) 10:40:29
>>540
これまでの流れをみるに、古代中世はいいが近現代はまるでダメという評価のようだが
543日本@名無史さん:2005/08/05(金) 12:10:12
>>542
近代まだ2冊目だけど、まぁまぁだよ
544日本@名無史さん:2005/08/05(金) 12:19:16
>540は2ちゃんねらについてなんじゃないか?
545日本@名無史さん:2005/08/06(土) 09:36:49
いま図書館からかりて旧版中公文庫の日本の歴史を読んでる。全部読んだら
新しい通史に一気にジャンプするのもおもしろいかな。
歴史シリーズは各社から出てるの新しいのも古いのも全部読みたい。
インターネットで探して。歴史なんて役に立たないなんて本気でいってたバカ
がいたが(弟)、瞬間ムカッときてしまった。
この偏差値バカ、偏差値的な顔した無教養人間ですよこんなやつ。
歴史には思想も感情も技術も政治もなにもかも入ってるというのに・・・
546日本@名無史さん:2005/08/06(土) 09:45:31


日本のマスコミ不人気投票やってるぞ 朝日ダントツ!
http://www.amiva.com/an/vote002/tvote.cgi?event=002&show=all

547日本@名無史さん:2005/08/06(土) 13:12:07
>>498
どの稿が、論証不足とか焼き直しなの?

548日本@名無史さん:2005/08/06(土) 21:05:39
AGE
549日本@名無史さん:2005/08/07(日) 09:28:24
AGE
550日本@名無史さん:2005/08/07(日) 14:27:46
室町時代および足利氏を学ぶのにはどの本がいいですか?
551日本@名無史さん:2005/08/08(月) 13:18:52
講談社の該当巻
552日本@名無史さん:2005/08/14(日) 06:21:06
AGE
553日本@名無史さん:2005/08/15(月) 19:12:27
AGE
554日本@名無史さん:2005/08/20(土) 10:26:42
AGE
555日本@名無史さん:2005/08/25(木) 16:26:10
講談社の「日本の歴史」シリーズが文庫化するの待ってるんだけど、
いつ頃になるのかな?
北京オリンピックあたりには文庫化するかな。
556日本@名無史さん:2005/08/25(木) 19:30:18
557日本@名無史さん:2005/08/25(木) 20:20:13
平泉澄「物語日本史」に勝る通史はありません。
558日本@名無史さん:2005/08/25(木) 22:04:50
>>555
まあ、ゆっくり待ってればいいんじゃない。
その頃はまだ余裕でお前無職だから。
559日本@名無史さん:2005/08/25(木) 22:25:02
>>555
文庫化するのか?しないんじゃないか?
560日本@名無史さん:2005/08/25(木) 22:41:01
つーか古本で買えば文庫の新品とそんなに変わらないのに…
561日本@名無史さん:2005/08/26(金) 00:09:14
古本で買うには、まず誰かが新本を買って、売ってくれないとな〜
文化程度の低い地域では、なかなか古本では・・・・・・
562日本@名無史さん:2005/08/26(金) 00:58:51
>文化程度の低い地域

お前犬阪民国塵だろw
563日本@名無史さん:2005/08/26(金) 09:51:05

東京対大阪を煽る在日工作員キター(AA略
564日本@名無史さん:2005/08/26(金) 22:28:50
中公新版『江戸開府』発売age

2ヶ月待たされただけあって、
巻末の解説はこれまでで一番面白い。
565日本@名無史さん:2005/08/26(金) 22:35:43
解説は誰?
566日本@名無史さん:2005/08/27(土) 01:19:38
根岸さん。
567日本@名無史さん:2005/08/27(土) 21:24:42
この点については、本シリーズの「○○」の解説で詳述されるだろう、みたいな
フレーズが何箇所かあったけど、ホントに他の執筆者は詳述するのかな?
とちょっと心配してみた。
568日本@名無史さん:2005/08/28(日) 12:52:09
>>550
断然「物語日本史」です。
569日本@名無史さん:2005/08/28(日) 13:03:04
室町時代はくだらないから紙幅を割く必要なしって書いてある本を薦めるなよw
570日本@名無史さん:2005/08/30(火) 13:06:25
「逆説の軍隊」日本の近代9

おもしろいぼ
571日本@名無史さん:2005/08/31(水) 13:42:39
室町時代は面白いよ
572平泉澄@天皇陛下バンザーイ:2005/08/31(水) 18:09:56
逆賊足利高氏の子孫の歴史を教える事は、国民の教育のためになりません。
573日本@名無史さん:2005/09/01(木) 21:26:10
尊氏のおかげて天皇制が滅びなかったようななものだが
574日本@名無史さん:2005/09/02(金) 11:39:47
尊氏は尊王家だったからね
575 :2005/09/04(日) 23:36:04
大阪でも豊中のブックオフなら
ちょっと前まで結構な数の講談社・日本の歴史シリーズが置いてあったよ。
でも、そのころ単行本500円均一セールやっててまとめ買いしちゃった。
ごめんなさいm(_ _)m
576日本@名無史さん:2005/09/07(水) 21:45:24
>575
駐車場が無いブックオフ?
数年前に一回行ったきり・・・
577日本@名無史さん:2005/09/17(土) 10:10:32
中公文庫シリーズは、「一気に書いた」とか、「3回書き直した」とか書いてあって楽しい。

ワープロやコンピュータのない時代だから、シコシコとペンで書いていたんだね。
でも、文章はうまい。ちょっとすごいと思った。
578日本@名無史さん:2005/09/20(火) 22:00:50
中公の2,3,5,7,9巻読んだんですけど、他の巻でおすすめなのってありますか?
579日本@名無史さん:2005/09/22(木) 23:38:27
>>578 11
580日本@名無史さん:2005/09/23(金) 20:12:11
平安時代が一番好きです
581日本@名無史さん:2005/09/23(金) 21:42:09
誰かいますかおはなししましょうーーーーーーーーーーー
582日本@名無史さん:2005/09/23(金) 21:56:19
藤木さんが講談社学術文庫で織豊の本出したみたいけど、あれって小学館の『日本の歴史』の文庫化?
583日本@名無史さん:2005/09/23(金) 21:58:09
話題はなんですかぁーーーーーーーーーーーーー
584日本@名無史さん:2005/09/23(金) 21:59:36
583に同じく何?
585日本@名無史さん:2005/09/24(土) 00:19:30
最近、学術文庫って、昔の他の出版社の本の復刻多いよね
嬉しいけど、安易すぎる」
あと、漏れが苦労して入手した本を、直後に安々と復刻するな、馬鹿者!
586日本@名無史さん:2005/09/24(土) 03:45:46
いや、学術文庫は創刊以来そういう方針だから
587日本@名無史さん:2005/09/24(土) 09:17:40
あれ? 学術文庫って書き下ろしも多く入れる方針じゃなかったっけ?
最近は昔の他社の文庫新書の復刻が多すぎ
588日本@名無史さん:2005/09/24(土) 19:53:35
>>585
>漏れが苦労して入手した本を、直後に安々と復刻するな、馬鹿者!

禿げしく同意。
ピックスの『昭和天皇』なんか1年前に単行本出たばっかじゃないか!
589日本@名無史さん:2005/09/24(土) 20:08:24
あ、漏れは「昭和天皇」文庫化の恩恵受けた口w

でも「昭和の軍閥」やら「関東軍」やら「満州国見聞記」やらは、古書店回って
入手した直後の復刻だけに怒り心頭(ry
590日本@名無史さん:2005/09/24(土) 21:58:11
盛り上がってよかったね
591日本@名無史さん:2005/09/25(日) 11:40:49
「日本の中世」を読んでいるが、やはり新しいと新事実が豊富
特に考古学的発見は、新しいほど出てくる
中公は疑問が残るのだが
592日本@名無史さん:2005/09/25(日) 18:50:21
でも読み物としては凄く面白いんだよねぇ>中公版。
1巻とかは歴史学・考古学的には思いっきり古いのかも知れないけど、
文章が良いし、つい引きずり込まれるものがあるよ。
593日本@名無史さん:2005/09/25(日) 21:47:38
1巻の作者は前書きの文章からブサヨクだということが判明
594日本@名無史さん:2005/09/25(日) 21:53:49
光貞ちゃんがサヨのわけねーだろw
595日本@名無史さん:2005/09/25(日) 21:56:01
最近の2chのサヨ認定はそいつらが馬鹿にしている某所なみだからな…
596日本@名無史さん:2005/09/26(月) 09:55:33
日本人なんて自分は右寄りだと自認していても
大抵左寄りなんだよね・・・

嘘だと思うなら↓へ行って見、リンク辿れば英語のサイトもあるから
http://meinesache.seesaa.net/article/7300573.html
597日本@名無史さん:2005/09/26(月) 10:13:59
How People Have Scored
Centrist 30.17 %
Right (Conservative) 7.48 %
Libertarian 34.83 %
Left (Liberal) 18.87 %
Statist (Big Government) 8.64 %
自分じゃ結構 極右的な考え方をする人間だと
思っていたが、う〜む。
598日本@名無史さん:2005/09/26(月) 11:31:41
漏れは経済については自由主義寄りらしい

LIBERAL
Your PERSONAL issues Score is 100%.
Your ECONOMIC issues Score is 40%.
599日本@名無史さん:2005/09/26(月) 12:55:36
読み物として面白ければいいという基準なら何も言うことはないが
勉強するというなら新しいほうがいいだろう
600日本@名無史さん:2005/09/26(月) 13:17:09
東京>大阪>神奈川>埼玉>愛知>千葉>兵庫>福岡>広島

東京23区>大阪>横浜>さいたま=名古屋>千葉=神戸>福岡=仙台=札幌>広島=川崎
601日本@名無史さん:2005/09/26(月) 13:19:22
どこと誤爆したのw?
602日本@名無史さん:2005/09/26(月) 14:52:08
>>596
北朝鮮のつもりでやったら思いっきり右になったよ。笑った。
603592:2005/09/26(月) 19:48:17
>>599
いや、全くその通りです。
俺の歴史へのスタンスが単なる趣味なもんで、だからこそ中公版でOKと言えるんですね。
学問として歴史に接する人は新しい方が良いと思います。

例え趣味でも出来るだけ複数の本を読んだ方が良いですね。
古代で中公版だと日本国内の事柄が多いのに対し、講談社版は朝鮮の記述がかなり多いとか
切り口が全然違ってました。
604日本@名無史さん:2005/09/26(月) 20:57:57
>602
この板で、北朝鮮=ウルトラナショナリズムなどと言うと
用語の意味が違うと叩かれそうだが、近現代に無知な洩れ的にはそういうイメージw

>603
>講談社版は朝鮮の記述がかなり多い
講談社の株主や役員は、在率が他社と比べて異様に高い。
605日本@名無史さん:2005/09/26(月) 23:13:57
ほほうのう
606日本@名無史さん:2005/09/27(火) 13:06:38
>>604
>講談社の株主や役員は、在率が他社と比べて異様に高い。

ソースを
詳しく
607日本@名無史さん:2005/09/27(火) 21:40:20 ID:0
608日本@名無史さん:2005/10/01(土) 13:01:46
>>607
わからなかったよ
ソースを頼む
609日本@名無史さん:2005/10/01(土) 13:12:21
610日本@名無史さん:2005/10/01(土) 21:38:26
>>609
ありがとう、役に立ったよ
61111342:2005/10/01(土) 21:43:01
どこが(−@−@−)
612日本@名無史さん:2005/10/04(火) 21:39:43
>>579

遅レスだが
第13巻『江戸開府』もなかなかの名著。
読んで損はないよ。
613日本@名無史さん:2005/10/13(木) 13:24:23
次にこういったシリーズを出すとしたら、小学館が有力かな。
614日本@名無史さん:2005/10/13(木) 17:26:07
小学館はハードカバーを1度文庫化している。
615日本@名無史さん:2005/10/26(水) 21:42:15
中公新装版第15巻
『大名と百姓』発売age
616日本@名無史さん:2005/10/29(土) 08:13:28
中公は奇数巻に名著が多いのですか
617誰でも知ってる超有名な超おもしろいマンガ嫌韓流っ!!!:2005/10/31(月) 02:54:48

★マジすげえぇぇぇーーおもしろいよっ! この超有名なマンガ嫌韓流っ!★

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http://www.asukashinsha.co.jp/china/chinatop.htm

すげえー有名な マンガ嫌韓流 や 中国入門 を読まずして

韓国 中国などを語るのはやめてくださいね

一度 韓国 中国がどんな国か知ってくださいよ みなさん

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マジおもろいすよっ!!! 読めばなぜ大ヒットしたかわかります
騙されたと思って買ってみてください まず損はしません
618日本@名無史さん:2005/11/04(金) 19:06:07
中公版日本の歴史をコツコツ読んで只今9巻。
内容の古さを差し引かなくても、
5巻「王朝の貴族」が痺れるほどの名著だと感じるんだが。俺だけ?
619日本@名無史さん:2005/11/04(金) 22:38:42
9巻が良かったと感じた。
620日本@名無史さん:2005/11/27(日) 01:41:26
講談社の文庫版はまだ出ないのかな。
621日本@名無史さん:2005/11/28(月) 21:49:28
>>618

『王朝の貴族』はシリーズ屈指の名著。

政治体制云々と怨霊の活躍とが同じくらいの紙幅を割いているこの巻が好きなら、
幕藩体制云々と女郎屋の相場が同じくらいの頁数の
第16巻『元禄時代』も気にいると思う
622日本@名無史さん:2005/11/30(水) 23:02:19
邪馬台国とかに興味があるんだが

1 神話から歴史へ 井上光貞

これって買う価値ある本ですか?
623日本@名無史さん:2005/12/01(木) 21:10:02
>>622

やめときなさい。

日本書紀とかの国造り神話に興味があって、
最新の学説はどうだっていいという人なら味のあるいい読物だけど、
古代史を知りたいなら、他のもっと新しいものにするべき。

624日本@名無史さん:2005/12/01(木) 21:40:04
>>623
サンクス
ほかの本探すことにするよ
625日本@名無史さん:2005/12/12(月) 14:34:10
>622
著者自身、生存中に、あれは寿命切れだから…と言っていたらしい。
626日本@名無史さん:2005/12/20(火) 16:18:57
どこの会社化は忘れたが
人物ごとに本になってる奴があったと思うんだがなんだっけ?
627日本@名無史さん:2005/12/21(水) 12:31:35
中公旧全集ハードカバーデッドストックお買い上げ記念アゲ。2500円+送料1580円也。
628日本@名無史さん:2005/12/21(水) 22:28:29
age
629日本@名無史さん:2006/01/01(日) 09:14:33
AGE
630茶碗:2006/01/03(火) 04:11:31
 中公の17巻の解説を見ていたら「これ以降、通史の出版が増えてきた、小学館
、講談社〜」と出ていました。でも山川の通史が記述されていなかったしこの板
でもあまり取り上げられませんがあまりお勧めできないのでしょうか。
20年ほど前の出版だからですかねぇ。
631日本@名無史さん:2006/01/05(木) 02:50:51
今回の楽天騒動で日本の近代全館買い占めた俺は勝ち組
632日本@名無史さん:2006/01/05(木) 19:06:59
>楽天騒動
なにそれ
633日本@名無史さん:2006/01/06(金) 14:29:59
ヒント:楽天スーパーポイント
634日本@名無史さん:2006/01/08(日) 04:37:51
岩波から、日本の近代史シリーズが去年から刊行され始めましたが、あれはどうなんでしょう ?
635日本@名無史さん:2006/01/12(木) 14:21:06
ll
636日本@名無史さん:2006/01/12(木) 14:24:14
>岩波から、日本の近代史シリーズが去年から刊行され始めました

って何のこと?
637日本@名無史さん:2006/01/12(木) 16:01:13
>>631
楽天がお前相手に裁判を起こすってさm9(^Д^)プギャー
638日本@名無史さん:2006/01/12(木) 21:29:12
最新の日本史通史シリーズってどれですか?
講談社?
639634:2006/01/14(土) 03:56:03
>>636
 すまん。新聞の広告をちらっと見かけただけだったので、近代史全般と勘違いしてた。
正確には「アジア・太平洋戦争」全 8 巻なので、先の大戦のみだね。
ってことでスレ違いでした。
 参考までに → tp://www.iwanami.co.jp/moreinfo/010503+/top.html
640日本@名無史さん:2006/01/18(水) 23:42:47
こういうのって皆さんは自分の専門以外の時代のもちゃんと読みますか?
641日本@名無史さん:2006/01/21(土) 15:31:35
今回の教科書採択では、中国からも介入がありましたが、それよりも
韓国からの官民あげての介入は、答弁中にあるとおり、激しいものが
ありました。
にもかかわらず、日本のマスコミでは殆ど報道されませんでした。
何故報道しなかったのかというと、報道したら、日本の教科書採択
にまで介入するのかと日本国民が覚醒するのを恐れたからです。
つまり、日本のマスコミは報道しないという形で手助けをしていたのです。
山谷さんは、この答弁の後に出演したテレビ番組で、教育委員の方
から、家宅侵入を受けたとか、自動車のガソリンタンクを壊された
とか、そういうテロリズムのような行為があったことも話されていました。

そして、韓国のこれだけの内政干渉を、しかも教育という神聖な場
であり、国家主権の最も大切な場でありますから、そこにこれだけ
踏み込まれたということを、全国民が知って、問題意識を持つ必要
があるとおっしゃっていました。 (以下略)
山谷さんは、この答弁の後に出演したテレビ番組で、教育委員の方
から、家宅侵入を受けたとか、自動車のガソリンタンクを壊された
とか、そういうテロリズムのような行為があったことも話されていました。
642日本@名無史さん:2006/01/21(土) 15:32:09
そして、韓国のこれだけの内政干渉を、しかも教育という神聖な場
であり、国家主権の最も大切な場でありますから、そこにこれだけ
踏み込まれたということを、全国民が知って、問題意識を持つ必要
があるとおっしゃっていました。(以下略)
山谷さんは、この答弁の後に出演したテレビ番組で、教育委員の方
から、家宅侵入を受けたとか、自動車のガソリンタンクを壊された
とか、そういうテロリズムのような行為があったことも話されていました。

そして、韓国のこれだけの内政干渉を、しかも教育という神聖な場
であり、国家主権の最も大切な場でありますから、そこにこれだけ
踏み込まれたということを、全国民が知って、問題意識を持つ必要
があるとおっしゃっていました。 (以下略)
http://hepoko.blog23.fc2.com/blog-entry-45.html#morelink
643歴史教科書:2006/01/21(土) 15:42:58
○こんな教科書が日本の教科書と言えるのか
ただ、そのことを今言いたくて、これを持ってきたのではございません。実はこの銅像の写真を紹介したいんです
これは韓国の人々が民族の英雄として称える李舜臣という人物です(写真右/※2)。昔は日本の小学校には
二宮金次郎の銅像が建っておりましたが、それと同じように韓国の学校にはこの李舜臣の銅像が建っていると
言いますとは言え、これは韓国の教科書ではありません。日本の教科書なんです。

キャプションになんて書いてあるかと言いますと「李舜臣は朝鮮を救った英雄として、現在も各地に像が建と書
いてありますこれ自体は、こういう人がいたんだなあということで終わる程度のものかもしれません。
http://www.seisaku-center.net/archives/kyoukasyo/sakai-koenroku/itou-sakai1.htm


644日本@名無史さん:2006/01/23(月) 01:15:41
なめ猫♪ ◆D97JmMuydA :2006/01/21(土) 23:36:34 ID:7rduFysX
自民党の教科書議連がまとめた本から・・・

◎下村博文 長谷川先生にお聞きしたいですが、資料一枚目の「検定制度の反日化」
というところですね。これはある意味では教科書協会にしても、それはそういうふうな
経緯のなかで書いているわけですから、これを何故書いたのかといわれても答弁に困る
部分もあるというふうに思うんですね。
そういう意味で、実際今の話のように河野官房長官談話の中から、さらにこれで
いえば検定制度の反日化というか、特に中国や韓国に非常に配慮した書き方に変わっている
というふうになってきていると思いますし、これについて、どんなふうにその背景を長谷川
先生としてお考えになっているのかということをお聞きしたいのと、あとハについて、部落
解放同盟というのがそんなに力があるとは、あるいは教科書問題で影響力があるとは思っても
みなかったんですが、いわゆる教科書における背景ですね。

長谷川(潤)講師 それからハの部落解放同盟ですが、これも話せば長いんですが、皆さん方は
あまりご存じないと思うんですが、(兵庫県)八鹿高校事件というのがありました。
これは共産党系が八鹿高校というのを握っておったわけですが、部落解放同盟がそれを糾弾しまして
高校の共産党系の教師を何日間も体育館に閉じ込めまして、糾弾集会をやって、共産党系の連中が随分
ケガをしたと、こういう事件がありました。
645日本@名無史さん:2006/01/23(月) 19:36:13
学研の”まんが日本の歴史”をまた読んでみたい。
確か左翼っぽい内容になってたと思うが。
あの当時はそんなもんだろうと思っていたんだが、今読んだら確実面白い
だろうと思うな。
646日本@名無史さん:2006/01/29(日) 06:31:22
279 :可愛い奥様:2006/01/28(土) 19:32:24 ID:ScCsXDX4
>>276
福岡県下のある市の小学校を卒業した息子(現・中一)は、
卒業するまで「君が代」が歌えませんでした。
小学校では一切教えません。「蛍の光」なんか禁なんでしょう。
私はビックリして、必死に国歌を教えますた!
関東の超保守県出身なので、恐るべし、福岡!と思いました。

281 :可愛い奥様:2006/01/28(土) 19:36:53 ID:JlYaSPlp
私は北海道出身の38歳ですが
小中学校では君が代習わなかったし
式典に日の丸の旗はなかったです。

「君が代は悪の歌だから教えない」みたいにされたんじゃなくて
2ちゃんでいう「透明あぼーん」「華麗にスルー」のように
存在そのものを無視されていたというか…。

君が代や日の丸が無いのが当たり前だったので
高校(公立)の入学式では
デカい日の丸の旗が体育館に飾ってあって
君が代斉唱もあったので
当時は
「なんてウヨクな学校に入学してしまったんだ。(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」
と思ってしまいました。

高校でも、君が代をちゃんと歌えない生徒が殆どで(私も)
合唱部と生徒会と先生以外は口パクで歌ってた。
647日本@名無史さん:2006/01/29(日) 06:33:28
302 :可愛い奥様:2006/01/28(土) 21:28:20 ID:UTX41J1V
北海道の出身ですが、
高校のときに、創立○○周年の式典に日の丸を掲げるかどうかで
教師陣が反発したらしく、「式典当日の生徒の参列を強制しない」
ということになったらしい。
でも、生徒の側としたら、「式典は自由参加です」との教師の説明で
「それならわざわざ学校行かね」がほとんどだった。(日の丸云々の
説明なかったし)
実際、現役生徒の出席率は一割もなかったけど、翌日、北海道新聞の
「生徒も日の丸に抗議!」と力の入った記事を見て、はぁ?
新聞って、勝手に記事を作るのねーと思った最初の出来事だった。
648日本@名無史さん:2006/01/29(日) 20:56:28
校歌は歌ってないと注意されるのに、
君が代は歌わなくても何も言われなかった
649日本@名無史さん:2006/02/05(日) 00:33:47
式次第に「国歌斉唱」と書くか「君が代斉唱」と書くかによっても微妙に立場が違うらしい。
650日本@名無史さん:2006/02/10(金) 14:36:15
このスレ、本題と関係ないレスが多すぎ。
651日本@名無史さん:2006/02/14(火) 01:04:06
アウトラインあぼーん状態の漏れには、巻数の少ない大系日本の歴史(小学館)がおすすめでつか?
652日本@名無史さん:2006/02/14(火) 01:19:26
学習漫画の方がいいと思う
653日本@名無史さん:2006/02/14(火) 01:45:55
漫画ですか……
たしかに大まかな流れは把握しやすそうだな
それもありと言えばありか……
654日本@名無史さん:2006/02/23(木) 14:42:44
漫画はかなり覚えやすいぞ。
おおまかなことならの話だが
あまりにもマイナーすぎると載ってないかもしれないが
655日本@名無史さん:2006/02/24(金) 22:18:35
中公新装版19巻『開国と攘夷』フライングゲットage

>>653
「漫画」と言っても小学館版、学研版、集英社版など種類がある。
2ちゃんでは断然小学館版が人気だし、読み比べればそれが当然だと判るはず

「小学館 少年少女日本の歴史」スレ
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/history/1053276106/l50

656日本@名無史さん:2006/02/27(月) 13:04:16
45万部のベストセラー『嫌韓流』の第2弾

『嫌韓流2』発売中

駄作か傑作かは、買って自分で確かめよう
657日本@名無史さん:2006/02/27(月) 14:00:08
>>652
漫画と概説書じゃ根本的に性格が違うような。
658日本@名無史さん:2006/02/27(月) 14:23:52
そもそも嫌韓流は日本史じゃないだろう
漫画なら石ノ森章太郎の「マンガ日本の歴史」とかは?
659日本@名無史さん:2006/02/28(火) 14:07:16
「日本の中世」はいいよ
660日本@名無史さん:2006/03/10(金) 15:29:33
中公旧版の付録の著者紹介って誰が書いたんでしょうかね

「趣味といったものは特にないが、よく酒を愛し、その滋味あふれる
座談は、深更に及んでも人をあきさせない。家庭では2男の父。
住所、東京都豊島区雑司ヶ谷○−○−○」

家族構成から住所まで書いてあるなんて
今の時代じゃありえないなぁ
661日本@名無史さん:2006/03/10(金) 15:35:09
サヨク/チョンに襲撃させる貴下♪
662日本@名無史さん:2006/03/10(金) 15:38:10
中公旧版は左系だから、襲撃するとしたら
右翼だろ(w
663日本@名無史さん:2006/03/10(金) 16:58:57
>>660
それに限らず、昔の本はけっこう著者の住所書いてるよ。
俺は卒論の時、それを手がかりに手紙を出して教えを請うたことがある。
今思い出すと、ちょっと痛いが…。
664日本@名無史さん:2006/03/10(金) 19:06:54
>>663
いいエピソードですね
昔はのんびりしてたんだなぁ・・・
665日本@名無史さん:2006/03/12(日) 02:56:36
で、最後にその著者をこてんぱんに批判する論文を書いたとかいうオチ?
666日本@名無史さん:2006/03/12(日) 11:32:10
「日本の古代」、「日本の中世」、「日本の近世」、「日本の近代」
を読破するってのは有意義か?
667日本@名無史さん:2006/03/12(日) 11:45:20
そんな時間と根気があるのか?
668日本@名無史さん:2006/03/12(日) 14:45:37
15年前中央公論社の日本の歴史をせっせと集めよく読んでました。
天皇制に対して否定的な価値観をもっていたのはいつの間にか、同じ価値観が入り込んだためとこのスレで判りました。

今は講談社の日本の歴史をぽつぽつ集めています。
現在医師をしてますが、15年後ぐらいから大学で歴史を勉強したいと思っています。
669日本@名無史さん:2006/03/13(月) 23:39:43
中公旧版を読んでいて、やっぱり昔の先生のほうが
文章に味があると思った
670日本@名無史さん:2006/03/14(火) 12:14:17
>>666
有意義だけど、その前にどこかの通史を読んでおいたほうがいいと思う
671日本@名無史さん:2006/03/17(金) 13:16:25
味があっても中公版は古いからなぁ
672日本@名無史さん:2006/03/17(金) 15:51:06
付録の対談が面白い
犬養道子が若かったり(w
673日本@名無史さん:2006/03/17(金) 17:51:55
古くても小学館の網野の「蒙古襲来」などは面白い。
あれも、もとは通史もの。
中公は読みにくくないかい?
674日本@名無史さん:2006/03/18(土) 01:34:46
中公の最高傑作は南北朝動乱だよ。
675日本@名無史さん:2006/03/23(木) 12:30:08
「日本の中世」での「分裂する王権」もおもしろいよ
676日本@名無史さん:2006/04/02(日) 21:31:19
あげ
677日本@名無史さん:2006/04/24(月) 20:23:46
>>666
全時代を読破するのは無意味。
自分の専門の時代と前後の時代だけで十分。
678日本@名無史さん:2006/04/25(火) 19:21:07
そんなに無意味でもない
知識の裾野が広くなるので効用はある
679日本@名無史さん:2006/05/08(月) 01:22:06
流し読みするだけならね。
680日本@名無史さん:2006/05/09(火) 04:06:23
winnyで流れてるやつ限定で話しろよ
読めないだろ
681日本@名無史さん:2006/05/31(水) 13:33:34
age
682日本@名無史さん:2006/06/01(木) 02:46:58
とりあえず、スレストの>>680を隠岐に流して続行しようぜ
683日本@名無史さん:2006/06/05(月) 10:25:39
講談社8巻『古代天皇制を考える』、
「編集委員同士の意見の対立を煽ろうとするのではない」の前置きがあるとはいえ、
いきなり網野説への疑問から始まっているのにビックリした。
684日本@名無史さん:2006/06/06(火) 02:56:46
敵の多いお方だったからなあ。

小学館の『開国』月報、ゲラ読むと筆者が志士を憎んでいるのがひしひしと伝わると
ズバッと言ってのけててこれまたビックリ。


小学館の月報といえば、このシリーズはビブリオが月報に記載されているので
買う場合には月報の有無をしっかりチェックしませう。
まあもう書誌としては古いけどね。
685日本@名無史さん:2006/06/07(水) 00:48:02
今月、中公文庫から日本の歴史「大日本帝国の試練」が出るらしいけど、
今、こんな本を歴史学者が書いたら、その人は学界から追放されるのかな?
686日本@名無史さん:2006/06/07(水) 00:54:51
なんで?
687日本@名無史さん:2006/06/07(水) 16:41:32
>>683
それは、天皇の呼称の成立についてかな?
688日本@名無史さん:2006/06/07(水) 23:09:38
天皇号や国号にも疑問を呈しているけれど、最も象徴的なのはここかなと思う。

 「(前略)律令国家が成立したから日本全体が均一な社会になったという
 簡単な決めつけではすまない。どのようにして国家の支配が及んでいって
 「均一」な社会が作られたかこそを明らかにしなければならない。」

単純化・省略化の網野史学は我慢ならん!
この論点巻では古代天皇制を多角的に論じるぞと宣言してる感じ。
689日本@名無史さん:2006/06/08(木) 16:44:48
>「(前略)律令国家が成立したから日本全体が均一な社会になったという
>簡単な決めつけではすまない。どのようにして国家の支配が及んでいって
>「均一」な社会が作られたかこそを明らかにしなければならない。」

これって、網野的だと思うが?
690日本@名無史さん:2006/06/09(金) 16:41:02
網野的かもしれんなぁ・・・
691日本@名無史さん:2006/06/10(土) 16:06:44
網野、敵かもしれんなぁ・・・
692日本@名無史さん:2006/06/11(日) 14:57:14
天武以前の天皇ってのは呪術者か?
天皇ってのは本来的に傀儡的なものだが
693日本@名無史さん:2006/06/28(水) 20:36:49
小学館の歴史シリーズはクソだ
694日本@名無史さん:2006/07/01(土) 01:45:53
中公を上回るのってあるん?
695日本@名無史さん:2006/07/01(土) 01:53:51
井沢元彦先生の『逆説の日本史』はどんな位置付け?
先生は通史は古代から近代まで一人の人間が書かなければ意味がないと
仰ってますが。
696日本@名無史さん:2006/07/01(土) 02:13:59
トンデモ
てゆうか場外
697日本@名無史さん:2006/07/01(土) 10:46:33
> 通史は古代から近代まで一人の人間が書かなければ意味がない
これは場外は場外でも場外ホームラン
日本で売ってる「通史」って時代別エッセイのアンソロジーばっか
698日本@名無史さん:2006/07/01(土) 20:58:08
>一人の人間が書かなければ意味がない

今はまだそんな段階ではない。
個別分散状態が一段落してからの話。
699日本@名無史さん:2006/07/02(日) 05:06:48
日本は歴史の歴史が浅いんだな
700日本@名無史さん:2006/07/02(日) 07:26:40
> 個別分散状態が一段落してからの話。

いつするんだよw
701日本@名無史さん:2006/07/02(日) 08:54:10
博捜の歴史家は日本には育たないよ。
タコツボ化した学者に叩かれるばかり。

無反省に「豪華執筆陣!」で目先だけ変えた『日本の歴史』シリーズを濫造し続ける
出版社にも問題大アリだとは思うが。
702日本@名無史さん:2006/07/10(月) 19:55:25
小学館のは売国奴が書いたとしか思えない
703日本@名無史さん:2006/07/11(火) 22:01:21
そういうカラーが気になるんなら、
そろそろ『○○の歴史』は卒業した方がいいんじゃない
704日本@名無史さん:2006/07/22(土) 08:57:50
ということで、皆さんの高評価を得たシリーズは
平泉澄『物語日本史』
徳富蘇峰『近世国民史』
ということですね。
705日本@名無史さん:2006/07/22(土) 18:21:40
中公の日本の歴史一巻は結構面白かった。
706日本@名無史さん:2006/07/28(金) 12:19:34
>>704
徳富蘇峰『近世国民史』の学術文庫版は是非復刊してもらいたい。
707日本@名無史さん:2006/07/28(金) 12:52:45
お布施にマガジンでも買うことですな。
708日本@名無史さん:2006/08/23(水) 12:36:22
講談社の日本の歴史は文庫化されないのか?
01巻があれだったという事情はあるけど。
709日本@名無史さん:2006/08/23(水) 16:21:40
むしろ文庫化の際に差し替え訂正とかできるから
早々に文庫化したりするかも?
710日本@名無史さん:2006/08/25(金) 18:04:26
これから通史揃えようと思ってる人は、できれば藤村の捏造データが排除されてるものを
欲しがるだろう。そういう意味では、あの事件が通史を出版する業界に与えた影響は
無限大だった。
711日本@名無史さん:2006/08/26(土) 05:29:08
俺は藤村版(著者は藤村氏ではないけど)の方が欲しいけどな。
今や希少本じゃないだろうかw
712日本@名無史さん:2006/08/26(土) 07:46:35
そもそも網野巻の00巻ってのが意味不明。
西尾幹二に対抗する政治目的が前面に出すぎた。内容も出版事情も。
あの巻だけ初期1500円だったのでつい買ってしまったが。
713日本@名無史さん:2006/08/26(土) 15:06:58
>>711
シューズ「冥王星」入りホルスト「惑星」をゲットしに今すぐレコード屋へ走れ!
714日本@名無史さん:2006/08/26(土) 15:07:29
シューズ⇒マシューズですた
715日本@名無史さん:2006/08/26(土) 16:27:05
>>713
いや、あれは売れればいくらでも増し刷り(?)するでしょ。
716日本@名無史さん:2006/08/29(火) 21:10:00
蘇峰ってほんとに全部、自分で書いたのかなあ?
717日本@名無史さん:2006/08/30(水) 20:15:06
じゃあ誰が書いたってんだよ
718日本@名無史さん:2006/08/30(水) 23:36:59
蘇峰は助手に書かせて序文だけ自分で書いたりしてたからな
(現代でも資料の収集から草稿の執筆あたりまでの作業で
助手を使ってるジャーナリストは珍しくないが、当時はほとんど
監修しかしていない本を自分の名前で出すことも当たり前)

ただ、近世日本国民史の晩年に出た巻は口述筆記に自分で朱を入れた
ものらしい。下調べには助手を使っていたと思うが
719日本@名無史さん:2006/09/08(金) 09:19:16
三内丸山持ち上げた縄文文明論あたりもそのうちに・・・・・・
720日本@名無史さん:2006/09/10(日) 20:27:32
山川の体系日本史の「国家」はどうですか。
721日本@名無史さん:2006/09/19(火) 13:54:50
中公版日本の歴史「ファシズムへの道」購入。ストライキで演説する水の江滝
子の写真に感激。まだ存命だよね。
722日本@名無史さん:2006/09/27(水) 23:51:16
岩波新書の日本近現代史シリーズ
第5巻『満州事変から日中戦争へ」が加藤陽子で
一冊目が井上勝生『幕末・維新<シリーズ日本近現代史1>』だそうだ
723日本@名無史さん:2006/09/28(木) 01:38:35
>>721
ロス疑惑以降、表に出らんなくなっちゃったけどな
724日本@名無史さん:2006/09/29(金) 21:01:30
>>722
ほかのラインナップは?
ソースは「図書」?
725日本@名無史さん:2006/10/28(土) 13:51:53
岩波新書 シリーズ日本近現代史のラインナップ

1 幕末・維新 井上勝生
2 民権と憲法 牧原憲夫
3 日清・日露戦争 原田敬一
4 大正デモクラシー 成田龍一
5 満州事変から日中戦争へ 加藤陽子
6 対英米開戦と総力戦 吉田裕
7 占領と改革 雨宮昭一
8 高度成長 武田晴人
9 ポスト戦後社会 吉見俊哉
10 日本の近現代史をどう見るか 宮地正人編
726日本@名無史さん:2006/10/29(日) 00:50:43
このスレ、本題と関係ないレスが多すぎ。
727日本@名無史さん:2006/10/29(日) 17:14:51
中公、最終巻購入。蝋山みたいな政治遍歴の人って、執筆当時は右派、反動扱
いだったんだろうね。今じゃ「民社?極左市ね」とか言われるんだろうけど。
728日本@名無史さん:2006/10/29(日) 18:54:18
中公シリーズに登場する人物(著者以外)で、存命のものを全て挙げよ。


729日本@名無史さん:2006/10/29(日) 21:30:03
今、大河ドラマでも関ヶ原をやるところです。
そこで以前より9月14日ということはしってますが
これって旧暦でしょうか?であれば11月初旬くらいに
なりますが・・・・教えてください。^^;
730日本@名無史さん:2006/10/30(月) 19:43:36
無着成恭
731日本@名無史さん:2006/10/30(月) 20:59:38
著者で存命の人って、かなり少なくなったんじゃない?
直木孝次郎って、まだ生きてる?

井上光貞、土田直鎮、竹内理三、林屋辰三郎、北島正元、小西四郎、井上清・・・
このあたりはみんな故人だね。
732日本@名無史さん:2006/10/30(月) 23:09:20
ミネルヴァ日本評伝選について語る
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/history/1162209923/
733日本@名無史さん:2006/10/31(火) 00:44:21
>>731
直木孝次郎は健在
まだ論文も発表してるよ

あと存命なのは、
青木和夫、佐藤進一、杉山博、辻達也、児玉幸多、
色川大吉、今井清一、大内力
ぐらいかな
734日本@名無史さん:2006/11/10(金) 21:51:52
杉山博って存命?
確か日本の歴史もこの人の巻は体調不良のため
永原とかと共著って聞いたけど
デマか?
735日本@名無史さん:2006/11/10(金) 22:03:23
今井清一って三木清の女婿だったっけ?
三木清って東畑精一とか羽仁五郎とか、色々縁戚関係があるんだよね
736日本@名無史さん:2006/11/11(土) 00:42:00
>>734
杉山博は1980年代末に亡くなってるはず
737日本@名無史さん:2006/11/11(土) 03:36:33
>>727
最終ではないだろ。
738日本@名無史さん:2006/11/11(土) 15:30:58
>>737
別巻の資料集は文庫にせんだろ
739日本@名無史さん:2006/11/15(水) 18:54:03
>>736
少なくとも1989年までは生きていたぞ。生きて動いている実物を何度も見てるんだからw
740日本@名無史さん:2006/11/15(水) 19:27:49
741日本@名無史さん:2006/11/15(水) 19:29:52
なお国会図書館の著者標目によると、没年は1988年。
>>739には記憶違いがあるのではないか。
742日本@名無史さん:2006/11/15(水) 20:09:15
>>739
1989年はもう17年も昔なんですよ、おじさん
743日本@名無史さん:2006/11/16(木) 02:11:31
>>741
大分記憶が怪しくなってたようだな。若さあふれる>>742に比べたら、漏れももう死に掛けみたいなものだからな。
ついこの間、と言っても半年かそこらは前だが一人死んだそうだし知った顔がいなくなるのは寂しいものだ。
744日本@名無史さん:2006/12/14(木) 21:29:20
講談社の「日本の歴史」26巻シリーズ

大正時代の執筆担当の方はなぜ帽子姿のお写真なのでしょうか?
745日本@名無史さん:2006/12/19(火) 23:49:08
>>744
そこに触れるところされますよ
746日本@名無史さん:2006/12/26(火) 23:03:02

@ 読売新聞社 日本の歴史 全12巻 1959〜60年
             最初の分冊型の「日本の歴史」とか。有名な先生ばかり。
             図書館の書庫から出してもらって見た。わら半紙状
A 中央公論社 日本の歴史 全26巻+別巻5冊 1965年       読売の5年後
             ペパーバック版 1970年頃?
             文庫本     1975年頃?
             文庫本(新活字版)2004年〜2006年
B 集英社   日本の歴史(旧版) 1967年
C 小学館   日本の歴史   全32巻 1974年          中公の9年後
・ 小学館 学習まんが 日本の歴史 全20巻 1982年〜1986年
D 小学館   大系日本の歴史 全15巻 1987年
E 集英社   日本の歴史(新版) 全21巻+別巻 1990年     小学館の16年後
F 講談社   日本の歴史   全26巻 2000年          集英社の10年後
・ 吉川弘文館 『日本の時代史』 全三十巻 2002年〜2004年

G   してみると、2007〜2010年頃に次のがでるか?
747日本@名無史さん:2006/12/26(火) 23:04:43

読売新聞社 日本の歴史、全12巻 昭和34年から35年にかけて発売。
一冊300ページ程度
@日本のはじまり 
A飛鳥と奈良 
B平安貴族 
C鎌倉武士 
D北朝と南朝 
E群雄の争い 
F天下統一 
G士・農・工・商 
Hゆらぐ封建制 
I明治維新 
J明治の日本 
K世界と日本
748日本@名無史さん:2006/12/26(火) 23:25:10
満を持して山川のシリーズ刊行とみた
749日本@名無史さん:2007/01/15(月) 20:14:49

BOOK-OFFで小学館「大系日本の歴史」全15巻 1987年 の内、2冊買った。12冊ぐらいあった。

大系日本の歴史 12 開国と維新 1050円

大系日本の歴史 14 二つの大戦 1050円

このシリーズの本、初めて見た。
750日本@名無史さん:2007/01/15(月) 20:26:23
仮にどこかの出版社が新しい通史シリーズを企画中として、この時代は誰が書いて欲しいってのありますか?
751日本@名無史さん:2007/01/15(月) 20:59:11
>>749
十年ばかり前に小学館ライブラリで再刊されたから割とメジャーだと思ってたが
そうでもないのかな?
752日本@名無史さん:2007/01/16(火) 00:22:53
去年、有楽町の古本屋で山川の日本通史3巻売ってた。
2000円くらい。
753日本@名無史さん:2007/01/16(火) 02:09:33
>751
さほどメジャーってわけじゃないと思う。
小学館がメンツのために出したって気がする。
オレは小学館ライブラリの版をほとんど揃えたけど。
754日本@名無史さん:2007/01/16(火) 18:36:46

小学館ライブラリーを何軒かの大型書店で探したが、全然置いてなかった。

注文しようかな。とくに「昭和の歴史」シリーズを
755日本@名無史さん:2007/02/07(水) 22:51:35
この前、本屋に行ったら「中公文庫版 日本の歴史」の対談本が置かれた。

各巻の執筆者とゲストが対談してるんだけど、対談しているゲストは、
丸山真男、司馬遼太郎、松本清張、尾張徳川家の末裔の先生等
おそらく各分野で大物であったと言えるであろうという人が多く、
当時の中央公論社の意気込みが伝わってくる本だった。
756日本@名無史さん:2007/02/22(木) 16:15:53
>>731
もうそんなに昔なのか…orz
757日本@名無史さん:2007/02/22(木) 22:21:34
吉川弘文館の戦争の日本史シリーズはどうですか?
今んとこけっこう良作が揃っていると思うんですが
758日本@名無史さん:2007/02/22(木) 23:25:11
中公文庫のヤツって、最初の版は70年代だろ?
んで、それを文庫化したのが80年代で、
増補版の文庫が最近出た。

原著は30年以上も前だから、当時現役の教授だった人たちなら、
今では80歳代・90歳代になってても不思議じゃない。
中には、生きてたら100歳代とか110歳代なんて人もいるんじゃないか?

故人の方が多いってのも当然だろう。
759日本@名無史さん:2007/02/22(木) 23:47:46
最初の版は1965年前後
760日本@名無史さん:2007/02/25(日) 13:24:39
とりあえずどこか一つのシリーズを通して読みたいのだけれど、
講談社版と中公版どちらが良いですか?
761日本@名無史さん:2007/02/25(日) 13:57:49
マルチ君には答えてあげない。

253 名前:日本@名無史さん[sage] 投稿日:2007/02/25(日) 13:29:54
通史って言えば中公って感じだけど講談社の「日本の歴史」はどうなん?
良書かい?
762日本@名無史さん:2007/02/25(日) 18:27:37
中公文庫の通史は、(たぶん上に書いてあるだろうが)
1960年代に書かれたハードカバー本を文庫化した古いヤツで、
(80年代に出たんだったかな)
これに近年の研究を巻末にちょっとだけ付け足したのが今の増補版だ。

他方、講談社のは、1990年前後に刊行されたもので、
中公文庫のより20年以上も新しい研究を含む。

ただ、内容的には、中公文庫のヤツの方が少しだけシロウト向きな感じで平易かもな?
763日本@名無史さん:2007/02/25(日) 21:28:25
寝転がって、気楽に読みたい派は中公文庫。
764日本@名無史さん:2007/02/25(日) 22:54:55
誰か中公の古い部分だけ書き換えて出しなおしてよ
765日本@名無史さん:2007/02/25(日) 23:53:12
大学で日本史学を学ぶ予定の俺は講談社版を読むべきってことですかね。
でも高いな・・・
766日本@名無史さん:2007/02/26(月) 00:03:54
>765
たとえば。

手元には中公版をおいといて、まず読む。通史として全体の流れを抑えるには、内容面で古すぎる部分もあるとはいえ、悪くはないんじゃないか?
で、図書館に入り浸るなどして講談社のを読む。
気になったとこは、(講談社版の)巻末参考文献でチェック。

今年は小学館から通史新シリーズが出るそうだ。

ああ、そうそう。講談社の他にも、岩波や吉川弘文館や山川からも通史シリーズが出てなかったか?
講談社のほど一般向けっぽくはなかったけど。

>764
巻末の増補部分を繰り返し読め(でいいのかな? 読んでないから分からん)
767日本@名無史さん:2007/02/26(月) 00:26:35
>巻末の増補部分を繰り返し読め

酔っ払いがクダ巻いてるみたいな感想文を増補と呼ぶのですか、そうですか
768日本@名無史さん:2007/03/01(木) 23:21:54
小学館は>>6の『体系日本の歴史』が、読みやすさも兼ね備えたシリーズだった。
中公の時代別シリーズ(近代、中世)、講談社版と続いてきたあとだし、
今回も『体系』タイプのライトな奴でお願いできないもんかな。
769日本@名無史さん:2007/03/02(金) 21:08:14

  ●● 出版分布表

━━━━━━━━━━━━━━━
1959   S34    読売新聞社 日本の歴史 全12巻 1959〜60年
1960   S35   
1961   S36   
1962   S37   
1963   S38   
1964   S39   
1965   S40    中央公論社 日本の歴史 全26巻+別巻5冊 1965年
1966   S41   
1967   S42    集英社   日本の歴史(旧版) 1967年
1968   S43   
1969   S44   
1970   S45   
1971   S46   
1972   S47   
1973   S48   
1974   S49    小学館   日本の歴史   全32巻 1974年
1975   S50   
1976   S51   
1977   S52   
1978   S53   
1979   S54   
1980   S55   
1981   S56   
1982   S57    小学館 学習まんが 日本の歴史 全20巻 1982年〜1986年
1983   S58   
1984   S59   
770日本@名無史さん:2007/03/02(金) 21:08:45
1985   S60   
1986   S61   
1987   S62    小学館   大系日本の歴史 全15巻 1987年
1988   S63   
1989   H01   
1990   H02    集英社   日本の歴史(新版) 全21巻+別巻 1990年
1991   H03   
1992   H04   
1993   H05   
1994   H06   
1995   H07   
1996   H08   
1997   H09   
1998   H10   
1999   H11   
2000   H12    講談社   日本の歴史   全26巻 2000年
2001   H13   
2002   H14    吉川弘文館 『日本の時代史』 全三十巻 2002年〜2004年
2003   H15   
2004   H16   
2005   H17   
2006   H18   
2007   H19    小学館  ??
771日本@名無史さん:2007/03/02(金) 21:27:52
歴研と日本史研の共同編集、これ最強。
772日本@名無史さん:2007/03/02(金) 21:44:59
講談社の『日本歴史全集』とか文英堂の『国民の歴史』も入れてやってくれ

漫画を含めるくらいなら河出新書の『日本歴史物語』を入れてもいい。
後の重鎮が物語(というか架空の人物の登場するフィクション)を
書いている珍品だ
773日本@名無史さん:2007/03/03(土) 22:08:59

  ●● 日本の歴史のシリーズ本出版年表   増補

━━━━━━━━━━━━━━━
1959   S34    読売新聞社 日本の歴史 全12巻 1959〜60年
1960   S35   
1961   S36   
1962   S37    岩波書店  日本歴史  全23巻 1962〜66年
1963   S38   
1964   S39   
1965   S40    中央公論社 日本の歴史 全26巻+別巻5冊 1965年
1966   S41   
1967   S42    集英社   日本の歴史(旧版) 1967年
            文英堂  国民の歴史  全24巻 1967〜71年
1968   S43    講談社  日本歴史全集  全17巻 1958〜70年
1969   S44   
1970   S45   
1971   S46   
1972   S47   
1973   S48   
1974   S49    小学館   日本の歴史   全32巻 1974年
            集英社  図説 日本の歴史   全18巻 1974〜76年
1975   S50   
1976   S51   
1977   S52   
1978   S53   
1979   S54   
1980   S55   
1981   S56   
1982   S57    小学館 学習まんが 日本の歴史 全20巻 1982年〜1986年
1983   S58   
1984   S59   
774日本@名無史さん:2007/03/03(土) 22:09:36
1985   S60   
1986   S61   
1987   S62    小学館   大系日本の歴史 全15巻 1987年
1988   S63   
1989   H01   
1990   H02    集英社   日本の歴史(新版) 全21巻+別巻 1990年
1991   H03   
1992   H04   
1993   H05   
1994   H06   
1995   H07   
1996   H08   
1997   H09   
1998   H10   
1999   H11   
2000   H12    講談社   日本の歴史   全26巻 2000年
2001   H13   
2002   H14    吉川弘文館 『日本の時代史』 全三十巻 2002年〜2004年
2003   H15   
2004   H16   
2005   H17   
2006   H18   
2007   H19    小学館  ??
775日本@名無史さん:2007/03/04(日) 19:18:04
u
776日本@名無史さん:2007/03/05(月) 01:49:17
岩波講座の第1期と第2期(岩波通史はダメ)
講座日本史、講座日本歴史、日本歴史講座。
あとはクズ。
777日本@名無史さん:2007/03/05(月) 23:14:12
講談社版は良いものも多いんだが、所々反帝国主義史観に染まりすぎているのがあるのが残念だな。
一応「日本の歴史」と銘打つならそこらへんのバランス感覚を考えてもしかるべきだと思うのだが・・・
まぁ0巻から既に網野先生が強烈にアジってるから仕方がないのかね
778日本@名無史さん:2007/03/06(火) 21:12:43
20 維新の構想と展開 → 21 明治人の力量 → 22 政党政治と天皇
→ 23 帝国の昭和 → 24 戦後と高度成長の終焉  の流れはそんなこともないんだけどね。
779日本@名無史さん:2007/03/06(火) 22:47:30
>778
というよりか、777の感想が歪んでるだけじゃないかと。
編集委員の網野の歴史観に批判的な筆写も多々混じってるようだしな。
特に近代では、かつての「反『日帝』」的な近代史像とはまったく違う歴史観で、
見応えがあった気がする。
780日本@名無史さん:2007/03/07(水) 02:50:24
21-22巻に至っては、むしろ逆バネと捉えた人もいたくらい。
戸長などを対象に維新と地域の関係を描いた20巻、
各層の時代への対応に焦点を当てた23巻は、
イデオロギーとは遠く離れた作りだったと記憶している。
この2冊は内容も素晴らしかった。
781日本@名無史さん:2007/03/07(水) 12:30:48
23 帝国の昭和

戦争の時代を扱う巻でありながら、まったく戦争の推移について触れられていないのもすごいけどなw
782日本@名無史さん:2007/03/07(水) 20:42:33
普通に時系列に沿って基本事項をもれなく記述してくれたらいい。
著者の専門分野だけ異常に詳しい、マニアックな本はいらない。
783日本@名無史さん:2007/03/08(木) 10:42:06
おまえ世界史板にも来てただろ。

自分が読まない本に、「マニアック」とレッテル貼って「いらない」などと
平気でぬかせる傲慢さはどっから来るんだ?
784日本@名無史さん:2007/03/08(木) 12:55:22
タコツボ通史イラネ
785日本@名無史さん:2007/03/08(木) 16:32:05
集英社版って意外と良かったな

講談社版は言われているほどではないような気がした
近現代に限定すれば伊藤隆一派の集まりって感じ
786日本@名無史さん:2007/03/08(木) 19:20:58
>>783
むしろ、そういう反論こそ世界史板のタコツボマニアック信者の証明
787日本@名無史さん:2007/03/08(木) 20:59:04
>>785

伊藤は伊藤でも京大の伊藤先生は無視かよw
講談社の近現代シリーズは読み手を選ぶんで、
>>785君は中公あたりが取っつきやすくていいんじゃないの
788日本@名無史さん:2007/03/08(木) 23:11:56
つまり、いまどき「伊藤一派」とか先輩から聞いてきたようなことを言いたがる
私学のアホは昔の本でも読んでろってことだなw
789日本@名無史さん:2007/03/09(金) 03:55:35
>>786
ごたくはいいから、論理的に証明してみろよw
790日本@名無史さん:2007/03/13(火) 01:01:26
中公の「王朝の貴族」ほんとに読みやすい。
結構分厚いのにさくさく読める。
一緒に買った講談社学術文庫の「王朝政治」は薄いのに
えらく読みづらくて読み飛ばしながらやっと最後までいった。
専門向けなんだろうか。
791日本@名無史さん:2007/03/13(火) 01:40:52
単に内容が古いだけかも。

60年代や70年代の、研究史の中での記念碑的な本を再録刊行するシリーズが学術文庫にはある。
792日本@名無史さん:2007/03/13(火) 18:28:32
たぶん、79年に教育社から出たヤツの再録本だろ
中公の王朝の貴族 は83年だから(増補版が出た2004年が、
奇しくも、王朝政治 再録本と同年だな)、ちょっとだけ新しいだけか。

元の本がどういう人向けに書かれたか、の違いが大きいのだろうか。
793790:2007/03/13(火) 22:47:08
>>792
>たぶん、79年に教育社から出たヤツの再録本だろ
どんぴしゃ。
自分の頭が悪いだけかも知れないが、
どうも難しいことを難しい言葉で語ってるという印象。
研究者向けに書いたんじゃないかな。

逆に「王朝の貴族 」は、「王朝政治」の研究の手びきでもこう紹介されてるんだけど
「高度な内容を平易に記している」という感じ。
実はこのスレ見て買ったんじゃなくて、たまたま本屋で見つけたんだけど
久々にいい本にめぐり合えた。
794日本@名無史さん:2007/03/13(火) 23:22:14
『王朝の貴族』(原著は1965年)は政治家の交代劇を軸にした政界もの、
『王朝政治』は政治の仕組みに焦点を当てた入門書って感じだと思う

言ってみれば、「○○総理が何をした」という本の方が「自民党政権とは…」
という本より読みやすいのと同じこと
795日本@名無史さん:2007/03/14(水) 20:44:35

  ●● 日本の歴史のシリーズ本出版年表   増補改

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1959   S34    読売新聞社 日本の歴史 全12巻 1959〜60年
1960   S35   
1961   S36   
1962   S37    岩波書店  日本歴史  全23巻 1962〜66年
1963   S38   
1964   S39   
1965   S40    中央公論社 日本の歴史 全26巻+別巻5冊 1965年
1966   S41   
1967   S42    集英社   日本の歴史(旧版) 1967年
            文英堂  国民の歴史  全24巻 1967〜71年
1968   S43    講談社  日本歴史全集  全17巻 1968〜70年
1969   S44   
1970   S45   
1971   S46   
1972   S47   
1973   S48   
1974   S49    小学館   日本の歴史   全32巻 1974年
            集英社  図説 日本の歴史   全18巻 1974〜76年
1975   S50   
1976   S51   
1977   S52   
1978   S53   
1979   S54   
1980   S55   
1981   S56   
1982   S57    小学館 学習まんが 日本の歴史 全20巻 1982年〜1986年
1983   S58   
1984   S59   
796日本@名無史さん:2007/03/14(水) 20:45:08
1985   S60   
1986   S61   
1987   S62    小学館   大系日本の歴史 全15巻 1987年
1988   S63   
1989   H01   
1990   H02    集英社   日本の歴史(新版) 全21巻+別巻 1990年
1991   H03   
1992   H04   
1993   H05   
1994   H06   
1995   H07   
1996   H08   
1997   H09   
1998   H10   
1999   H11    岩波ジュニア新書 日本の歴史 全9冊 1999〜2000年
2000   H12    講談社   日本の歴史   全26巻 2000年
2001   H13   
2002   H14    吉川弘文館 『日本の時代史』 全三十巻 2002年〜2004年
2003   H15   
2004   H16   
2005   H17   
2006   H18   
2007   H19    小学館  ??
797日本@名無史さん:2007/03/16(金) 19:10:59
通勤時間に日本史リブレット読んでたが、知識が断片化したので
小学館から通史が出たら買って読まふ。
798日本@名無史さん:2007/04/03(火) 11:06:31
2007   H19    小学館  ??

まだ情報は出てないのかな?
799日本@名無史さん:2007/04/06(金) 21:10:17

【質問】
集英社版 日本の歴史 1990年版
最終巻の〔21 国際国家への出発 松尾尊~〕は1971年までしか書いていない。
1971〜1990年の記述がない。なぜですか?
800日本@名無史さん:2007/05/01(火) 18:40:03
中公旧版だが、とくに読みやすくて面白かったのは
井上光貞、直木幸次郎、土田直鎮、竹内理三だな。
801日本@名無史さん:2007/05/05(土) 22:17:08
土田、竹内あたりは中高生が日本史や古典に興味を持つ、いい糸口になりそうだ。
802日本@名無史さん:2007/05/14(月) 11:48:13
古典と日本史をリンクして学習する上での、日本史サイドからのいい入門書だと思う。
803日本@名無史さん:2007/05/14(月) 19:53:15
中公、1巻から2週間に1巻の割合で読み進めてきたのだけど、
九巻(南北朝の動乱)は素人にはキツイ
2ヶ月たっても読み終わらない(というか読むのを中断している)
804日本@名無史さん:2007/05/17(木) 16:44:12
13 江戸開府 辻達也
16 元禄時代 児玉幸多
17 町人の実力 奈良本辰也
18 幕藩制の苦悶 北島正元
19 開国と攘夷 小西四郎

このあたりは読みやすく、面白かった。
805日本@名無史さん:2007/05/18(金) 08:51:32
>13 江戸開府 辻達也
>16 元禄時代 児玉幸多

とくにこの2冊は読み物的な面白さと、江戸時代に関する教科書的な基本が両立されてて
全くの初心者や学校の教科書より一歩進みたい人にはお勧め。
806日本@名無史さん:2007/05/18(金) 12:24:53
やっぱ中公での名著といえば
21 近代国家の出発 色川大吉
だな
807日本@名無史さん:2007/05/18(金) 13:49:18
色川は文章自体は平易かつ一般向けで、読みやすいといえば読みやすいが、
作者の主観や思い入れが過度に前面に出ていて、内容も自由民権運動に偏ってるし、
この巻に限ってはデータや資料分析をメインにした最近の学者の本の方が面白い。
808日本@名無史さん:2007/05/19(土) 04:08:12
「日本の百年」が文庫で復刊されるんだね
1500円×10冊か〜、んー

http://www.chikumashobo.co.jp/special/100year/
809日本@名無史さん:2007/05/26(土) 12:58:10
歴史というものは現代に生きる人間の都合に合わせればよい。
過去の事実がどうだったかではなく、今現在の生きている人間や国家の利益を優先すべし。
事実がどうであれ、国益を重視するなら、日本に望ましい歴史を書けばよい。
810日本@名無史さん:2007/05/26(土) 21:25:12
歴史とは何かっていうのは、深いテーマだよね。
そういえば、新しい歴史教科書を作ろうという動きもあるよね。
811日本@名無史さん:2007/05/27(日) 20:23:43
厨国とかチョンの劣等性をまねるなんて、
本気か? 正気か?

みずから進んで堕落しようとするバカ?
812日本@名無史さん:2007/05/30(水) 06:52:37
史学科って、なんか全身にオイル塗ったボディビルダーが
スッポンポンで立ってるような気色悪さがあるな。
813日本@名無史さん:2007/05/30(水) 10:07:38
>>811

オマエ食い付きいいなww
814日本@名無史さん:2007/06/11(月) 19:12:00
対馬島は三国時代から壬辰倭乱前まで慶尚道鶏林の地であり、
辺境駐在官である敬差官・体察使などが派遣されていた。
815日本@名無史さん:2007/06/12(火) 01:12:03
814にとっては残念なことだろうが、
対馬島の現地領主は大宰府の武藤氏(のち、少弐という苗字を名乗る)の臣下だよ。
領主の間に古くから主従関係があった。

その関係もあってか、半島から来た軍に大規模な殺戮を受けたこともあった。
816日本@名無史さん:2007/06/18(月) 19:02:14
対馬島主が朝鮮王朝から官職を受け臣従していたのは事実だが。
817日本@名無史さん:2007/06/18(月) 21:21:32
どうせタコツボ研究で本出すんだから、「対馬と朝鮮」みたいな巻があってもいいよな。
818日本@名無史さん:2007/06/19(火) 00:08:47
対馬は古来から朝鮮領ではなくて、日本の支配下にあったという説もあるよね。
819日本@名無史さん:2007/06/19(火) 03:45:46
中公の旧版10.下克上の時代が
俺には名著と感じる
820日本@名無史さん:2007/06/23(土) 02:29:26
>816
両属ってこと知ってるか?

朝鮮王にも臣従してるが武藤(大宰府)にも、同時に臣従してる。

往来の緊密さでは太宰府方面の方が密。
官職だけなら、低頻度の朝貢でも得られる。
821日本@名無史さん:2007/06/24(日) 05:01:07
天皇や幕府の臣下である武藤氏と、
明国皇帝の臣下(毎年の朝貢をしている)である朝鮮国王とは、

対馬の宗氏の目から見たら同格みたいなものだったってわけか?

要するに「朝鮮国王なんて明国国内の地方領主」って見てたんかな?
822日本@名無史さん:2007/07/10(火) 22:19:57
小学館の新シリーズの情報はまだ?
823日本@名無史さん:2007/07/11(水) 00:42:27
>>822
先日宣伝パンフが来てたけど、どこ行ったかわがんねorz
悪い
824日本@名無史さん:2007/07/15(日) 20:37:12
左傾してないシリーズは?
825日本@名無史さん:2007/07/15(日) 20:44:16


戦国武将人気投票だよ

http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1182849925/

みんなも大好きな武将を投票してね


826日本@名無史さん:2007/07/19(木) 08:56:25
小学館の新シリーズってこれかな?

『全集日本の歴史 全16巻』
小学館 〔編集委員〕平川南、五味文彦、倉知克直、大門正克、ロナルド・トビ
今世紀初、最新の研究成果、新視点・新発見による、日本通史の決定版全集。
<本全集の特色>
・先達の成し遂げた実証的な歴史学の積み重ねに、最新の研究成果・新発見を豊富に盛り込んだ、決定版歴史全集。
・歴史の大きな流れが理解しやすい構成。わかりやすい時代像を提示、大胆な推論を展開し、生きた歴史に迫る。
・政治・経済に偏ることなく、生活・文化・庶民の歴史にも目を配る、多面的構成。とりわけ人物を鮮やかに活写。
・カラー口絵に加え、イラスト・図解を効果的に使用、読みあきない文章で理解を深め、現代と向き合う画期的シリーズ。
《第1巻》旧石器・縄文・弥生・古墳時代『列島創世記』 松木武彦 著 2007年11月刊行予定
《第2巻》古代のテーマ巻『日本の原像』 平川南 著 2008年1月刊行予定
《第3巻》飛鳥・奈良時代『律令国家と万葉びと』 鐘江宏之 著 2008年2月刊行予定
《第4巻》平安時代『揺れ動く貴族社会』 川尻秋生 著 2008年3月刊行予定
《第5巻》中世のテーマ巻『躍動する中世』 五味文彦 著 2008年4月刊行予定
《第6巻》院政から鎌倉時代『京・鎌倉―ふたつの王権』 本郷恵子 著 2008年5月刊行予定
《第7巻》南北朝・室町時代『走る悪党、蜂起する土民』 安田次郎 著 2008年6月刊行予定
《第8巻》戦国時代『戦国の活力』 山田邦明 著 2008年7月刊行予定
827日本@名無史さん:2007/07/19(木) 08:58:17
《第9巻》近世のテーマ巻『「鎖国」という外交』 ロナルド・トビ 著 2008年8月刊行予定
《第10巻》江戸時代(一七世紀)『徳川の国家デザイン』 水本邦彦 著 2008年9月刊行予定
《第11巻》江戸時代(一八世紀)『徳川社会のゆらぎ』 倉知克直 著 2008年10月刊行予定
《第12巻》江戸時代(一九世紀)『開国への道』 平川新 著 2008年11月刊行予定
《第13巻》維新から明治時代前期『文明国をめざして』 牧原憲夫 著 2008年12月刊行予定
《第14巻》明治時代中期から一九二〇年代『「いのち」と帝国日本』 小松裕 著 2009年1月刊行予定
《第15巻》一九三〇年代から一九五五年『戦争と戦後を生きる』 大門正克 著 2009年2月刊行予定
《第16巻》一九五五年から現在『豊かさへの渇望』 荒川章二 著 2009年3月刊行予定
A5判 上製 各巻364頁(うちカラー口絵12頁) 予価 各2520円 2007年11月刊行開始!《予約受付中》

http://www9.ocn.ne.jp/~chikusas/
828日本@名無史さん:2007/07/19(木) 09:04:13
829日本@名無史さん:2007/07/20(金) 19:57:36
近世以降に力点が置かれてる感じだね。
55年体制以降に1冊を費やすのは初めて?
830日本@名無史さん:2007/07/20(金) 22:12:14
>>829
>55年体制以降に1冊を費やすのは初めて?
「日本の時代史」とか「日本の近代」とか・・・
831日本@名無史さん:2007/07/20(金) 23:22:06

 各2520円/各巻364頁=6.9円/ページ

     妥当な値段か
832日本@名無史さん:2007/07/20(金) 23:33:02
>>830
時代史は完全にアタマから消えてた。
そっか初めてではないのか・・・
けどまぁ全16巻構成で一つ割くんだから目を引くよね。
833日本@名無史さん:2007/07/21(土) 01:26:29
日本人の歴史は、色黒チンチクリンで醜い土人形質を、朝鮮半島から色白長身の美男美女の血を導入して
必死に人種改良を重ねてきた歴史。それでもこの程度だがw
834日本@名無史さん:2007/07/21(土) 01:57:14
>>831
やめい、その単価算出はw
835日本@名無史さん:2007/07/28(土) 23:19:14
>>827>>828
なんだかショボイな。
あまり買う気が起きないのなぜだ?
836日本@名無史さん:2007/07/28(土) 23:22:36
近代はダイモンのお友達で固めてるから正直ショボ過ぎ
837日本@名無史さん:2007/08/04(土) 20:23:01

装丁で「日本の歴史」文字が小さい。
本棚にお飾りで「日本の歴史」全集を置く時代じゃない現れか。
838日本@名無史さん:2007/08/04(土) 21:29:52
>>826
ほほう松木氏か
839日本@名無史さん:2007/08/04(土) 22:01:34
《第1巻》 旧石器・縄文・弥生・古墳時代『列島創世記』  松木武彦 著  2007年11月刊行予定
《第2巻》 古代のテーマ巻『日本の原像』         平川南 著   2008年1月刊行予定
《第3巻》 飛鳥・奈良時代『律令国家と万葉びと』     鐘江宏之 著  2008年2月刊行予定
《第4巻》 平安時代『揺れ動く貴族社会』         川尻秋生 著  2008年3月刊行予定
《第5巻》 中世のテーマ巻『躍動する中世』        五味文彦 著  2008年4月刊行予定
《第6巻》 院政から鎌倉時代『京・鎌倉―ふたつの王権』  本郷恵子 著  2008年5月刊行予定
《第7巻》 南北朝・室町時代『走る悪党、蜂起する土民』  安田次郎 著  2008年6月刊行予定
《第8巻》 戦国時代『戦国の活力』            山田邦明 著  2008年7月刊行予定
《第9巻》 近世のテーマ巻『「鎖国」という外交』     ロナルド・トビ 著 2008年8月刊行予定
《第10巻》 江戸時代(一七世紀)『徳川の国家デザイン』   水本邦彦 著  2008年9月刊行予定
《第11巻》 江戸時代(一八世紀)『徳川社会のゆらぎ』    倉知克直 著  2008年10月刊行予定
《第12巻》 江戸時代(一九世紀)『開国への道』       平川新 著   2008年11月刊行予定
《第13巻》 維新から明治時代前期『文明国をめざして』   牧原憲夫 著  2008年12月刊行予定
《第14巻》 明治時代中期から一九二〇年代『「いのち」と帝国日本』 小松裕 著 2009年1月刊行予定
《第15巻》 一九三〇年代から一九五五年『戦争と戦後を生きる』 大門正克 著 2009年2月刊行予定
《第16巻》 一九五五年から現在『豊かさへの渇望』     荒川章二 著  2009年3月刊行予定
840日本@名無史さん:2007/08/05(日) 11:55:25
旧石器は、神の手事件で逆にネタが増えてよかったね
841日本@名無史さん:2007/09/09(日) 22:10:14
古代・中世は東大系。
近世は京大系。
近現代は?
842日本@名無史さん:2007/09/09(日) 22:27:48
早稲田と一橋でつるんだところのレッケン系
843日本@名無史さん:2007/09/25(火) 22:30:16

週刊ポストに広告載ってた
844日本@名無史さん:2007/09/26(水) 23:12:20
小学館のページが出来てた

http://www.shogakukan.co.jp/nrekishi/index.html#01

本文見本を見たが、ナウマンゾウから取れる肉の量のたとえで
焼肉パーティを出すのはわかりやすいのか?
845日本@名無史さん:2007/09/27(木) 19:04:10
トビさんの話はもうあきた
846日本@名無史さん:2007/10/01(月) 23:11:10

本屋に見本の本が置いてあった。
847日本@名無史さん:2007/10/07(日) 21:15:27
買いたいっ!ていう気が起きないな。今度のシリーズは。
848日本@名無史さん:2007/10/09(火) 18:19:17
>>844
二、五、九 だけ色違いなのは何か意味があるのか!?

ちょっと怖いぞw
849日本@名無史さん:2007/10/10(水) 20:20:26
>>848
全巻内容を見ると、講談社版の論点巻みたいな巻だと思う。
「新視点○○史」ってなってるし。

これだと並べたときに不揃いだな。色同じにしろよ。
850日本@名無史さん:2007/10/17(水) 21:07:09
反日本親朝鮮の記事捏造アサヒる新聞は日本から出て行け。
851日本@名無史さん:2007/10/17(水) 22:22:57

  ●● 日本の歴史のシリーズ本出版年表   増補改改

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1959   S34    読売新聞社 日本の歴史 全12巻 1959〜60年
1960   S35   
1961   S36   
1962   S37    岩波書店  日本歴史  全23巻 1962〜66年
1963   S38   
1964   S39   
1965   S40    中央公論社 日本の歴史 全26巻+別巻5冊 1965年
1966   S41   
1967   S42    集英社   日本の歴史(旧版) 1967年
            文英堂  国民の歴史  全24巻 1967〜71年
1968   S43    講談社  日本歴史全集  全17巻 1968〜70年
1969   S44   
1970   S45   
1971   S46   
1972   S47   
1973   S48   
1974   S49    小学館   日本の歴史   全32巻 1974年
            集英社  図説 日本の歴史   全18巻 1974〜76年
1975   S50   
1976   S51   
1977   S52   
1978   S53   
1979   S54   
1980   S55   
1981   S56   
1982   S57    小学館 学習まんが 日本の歴史 全20巻 1982年〜1986年
1983   S58   
1984   S59   
852日本@名無史さん:2007/10/17(水) 22:23:32
1985   S60   
1986   S61   
1987   S62    小学館   大系日本の歴史 全15巻 1987年
1988   S63   
1989   H01   
1990   H02    集英社   日本の歴史(新版) 全21巻+別巻 1990年
1991   H03   
1992   H04   
1993   H05   
1994   H06   
1995   H07   
1996   H08   
1997   H09   
1998   H10   
1999   H11    岩波ジュニア新書 日本の歴史 全9冊 1999〜2000年
2000   H12    講談社   日本の歴史   全26巻 2000年
2001   H13   
2002   H14    吉川弘文館 『日本の時代史』 全三十巻 2002年〜2004年
2003   H15   
2004   H16   
2005   H17   
2006   H18   
2007   H19    小学館 「日本の歴史」 全16巻 2007〜2009年 各巻364頁 第1巻2007年11月9日発売
                     定価2400円(税無) 定価2520円(税込) 全巻一時払い定価37800円(税込) 全巻揃い定価37800円(税込)
853日本@名無史さん:2007/10/17(水) 22:27:14

修正

2007   H19    小学館 「日本の歴史」 全16巻 2007〜2009年 各巻364頁 第1巻2007年11月9日発売
                     定価2400円(税無) 定価2520円(税込) 全巻一時払い定価37800円(税込) 全巻揃い定価39795円(税込)
854日本@名無史さん:2007/11/02(金) 21:28:03
age
855日本@名無史さん:2007/11/03(土) 14:34:01
はたして、小学館のはどういう出来映えかな。ワクワク
856日本@名無史さん:2007/11/06(火) 22:35:42

  「全巻一時払い」は5.0%引き
857日本@名無史さん:2007/11/07(水) 02:11:00
たった5%かよ。せこいな。
そこいらのスーパーでもやってる「本日消費税サービス」と同じじゃねえか。
10%くらい引けよ。どうせ買わないけど。
858日本@名無史さん:2007/11/07(水) 02:53:28
>>851-852
岩波講座日本歴史の新版や、日本通史は入らんの?
あと中央公論(新)社の「日本の○○」も、あるとうれしい。
859日本@名無史さん:2007/11/09(金) 22:23:02
買った。発刊記念特別定価1900円。
重厚さはない。
860日本@名無史さん:2007/11/10(土) 14:36:40
文字が大きいなあ。読みやすいからいいけれど。
語り口も軽いし、専門的な記述が大部分を占めているわけではないから、
一般人にも読みやすそう。
861日本@名無史さん:2007/11/12(月) 22:14:45
東京・神保町・三省堂書店
1階入り口・新刊書展示コーナーで平積み2*4=8重連 野村萬斎?写真付き
3階歴史書の入り口にも新刊書展示コーナーで平積み2*4=8重連 野村萬斎?写真付き
862日本@名無史さん:2007/11/13(火) 15:29:23
小学館の今回のシリーズ期待薄だな。
863日本@名無史さん:2007/11/13(火) 15:36:04
なんでさ
864日本@名無史さん:2007/11/13(火) 19:47:09
俺が執筆陣に加わってないから。
865日本@名無史さん:2007/11/13(火) 20:30:41
小学館の前回のシリーズは重厚だった
その前のシリーズは伝説的に凄かった

今回のは・・・・・・
866日本@名無史さん:2007/11/13(火) 23:12:42
1巻はだいぶ端折った感じするよ。
やっぱり旧石器〜弥生と古墳は最低わけるべきだったと思う。
バカ丁寧にルビをふって、初学者にわかりやすくしてるつもりなんだろうが、専門用語連発で初学者にはちんぷんかんぷんだと思う。もう少し項数に余裕があれば、欄外に用語解説とか付けられるんだろうが。
あと、口絵の写真もよくないね。黒バックだから暗すぎて、何が写ってるかよくわからない。

小学館の担当者聞こえますか?
867日本@名無史さん:2007/11/14(水) 00:54:49
うっせぇハゲ
868日本@名無史さん:2007/11/14(水) 16:18:20
第1巻 面白い
869日本@名無史さん:2007/11/24(土) 23:02:31
ベストセラー 第2位 になっていた。
870日本@名無史さん:2007/11/27(火) 21:27:12

小学館渾身のシリーズ第一弾。
  まずはその字の大きさに驚く。図版や写真も多い。  
    列島の黎明から人類の到来、そして古墳時代までを一気に描写する。
       考古学者の世界の暗黙の了解をそのまま載せるのではなく、素朴な疑問を呈して、考察を展開しているところが興味深い。
          土器はなぜつくられたか、銅鐸は何のために作られたか、古墳はなぜあの形をしているか・・・ただ暗記してテストで点をとるためだけではない、 
             意外に見落としがちな「なぜ、どうして」を大事にした作りである。
                似た構想のシリーズは他社でも珍しくないが、本シリーズではどうのような歴史観が展開するか見ものである。
871日本@名無史さん:2007/11/27(火) 22:14:26

あー、うぜえなあ。携帯か?読みにくくて仕方がない。
携帯から書き込むんじゃねえよクズ
872日本@名無史さん:2007/11/28(水) 17:20:15
集英社の1992年の文庫化されないかな。
小学館はいづれ文庫化するであろうことはわかっている。
873日本@名無史さん:2007/12/04(火) 20:45:46
おれは註で参考文献にも詳しく言及してる山川の『日本歴史大系』が好きなんだけど。
筆者の説ばかり強調するでもなく、比較的偏りのない視点で広くまんべんなく書かれてる気がする。
874日本@名無史さん:2007/12/04(火) 21:28:50
>>873
個性的な理屈の記述を好む読者と、満遍なく客観的データの収集ができる記述
を好む読者と、色々いるからね

でも、過去の歴史学の研究成果をふりかえると、議論先行の本は一過性
地道な史料蒐集でデータを提供している本は、今でも使える
875日本@名無史さん:2007/12/06(木) 20:00:46
山川には全3巻の日本通史というのもあるぞ。

日本通史(1)原始・古代・中世/歴史の曙から伝統社会の成熟へ/義江彰夫著
日本通史(2)近世/封建制の再編と日本的社会の確立/水林彪著
日本通史(3)近現代/国際政治下の近代日本/宮地正人著
【価格】 各\4,180 (本体\3,981)
【発行】 1986〜1987年
【仕様】 菊5判
【対象】 一般向け

ちと古いか。でもまだ新刊本として売ってるんだよね。
尼で買えるみたいだし、大型書店にも置いてある。
立ち読みを試みたが、一冊づつが重たいので、あまり読めなかった。
持ってる人おる?
876日本@名無史さん:2007/12/06(木) 21:50:02
>>874
それ言えるね、講談社の日本の歴史01はアッという間に改訂(^o^)
877日本@名無史さん:2007/12/23(日) 10:57:31
>>873
あれは書名通り、その当時の学界の説を整理した「大系」だね。
筆者の歴史観というものがほとんどない。
通史は良きにつけ悪しきにつけ、執筆者の歴史観がないとダメだね。
878日本@名無史さん:2007/12/23(日) 15:44:04
反対説について言及して参考文献も列挙してくれてれば、著者の考え強調してくれてかまわない。
むしろそのほうが面白いし。無味乾燥な「大系」読んで何が面白いんだか。そんなの辞典と同じ。
879日本@名無史さん:2007/12/23(日) 16:30:51
>>878
研究史整理は研究者には必要
世間知風情は一般向けの通史だけで十分
880日本@名無史さん:2007/12/23(日) 16:48:41
ま、自称研究者↑の「積ん読」には最適だなw>大系
881日本@名無史さん:2007/12/23(日) 19:09:35
>>879
研究史の整理は研究者個人個人の問題意識に沿って行われるべきもの。
大系は学説史の整理だけなので、それを読んでればいいというのでは研究者の卵として失格。
深谷克己の『綱引きする歴史学』でも読んだ方がいいよ。
882日本@名無史さん:2007/12/24(月) 01:05:22
中公版は何十万部もバカ売れして
著者各人、この印税だけで家のローンの大半
払えたっていうからなあ。
その反動で今は古本屋に100円で溢れているけど。
次の講談社版では車庫作れるのが精一杯だったと
いう逸話を中世史の助教授が言ってたなあ。
まあ、その助教授(今は教授)も50代前で九州大出身
だから中公著者に直接師事したわけではないのだろうけど。
883日本@名無史さん:2008/01/29(火) 03:17:44
そもそも書籍が全体として売れなくなってきてるからどうしようもない。
884日本@名無史さん:2008/02/10(日) 18:40:50
小学館の新版日本の歴史は売れているのかな?
近所のいくつかの小さな書店でも平積みされていたくらいだから、
結構刷っているみたいだけど。
885日本@名無史さん:2008/02/25(月) 17:30:14
日本の歴史についてまったくといっていいほど知らないのですが、
(たとえば、家康が具体的に何をしたのかわからないというレベル・・・)
一冊目に読むと良い本を紹介していただけないでしょうか?
漫画以外で、通史的なものだとうれしいです。
岩波ジュニア新書の『日本の歴史』シリーズ、というのが良さそうなのですが、どうでしょうか?

よろしくお願いします。
886日本@名無史さん:2008/02/25(月) 19:21:16
はじめはジュニア新書でいいと思う。
中公旧版などの通史シリーズは長すぎるから、全巻読破する前に挫折するかも。
887日本@名無史さん:2008/02/25(月) 19:49:10
ジュニア新書もなあ・・・
それほど分かりやすくもないし図版が多いわけでもないし。
888日本@名無史さん:2008/02/26(火) 00:20:24
>>867
反日ブサヨの巣窟である岩波が出したコミンテルンのプロパガンダ何か読むと自虐史観に汚染されるぞ。
愛国者、西尾幹二先生の名著「国民の歴史」を読むべきだ。
889日本@名無史さん:2008/02/26(火) 00:31:37
>>888
こらこらw
890日本@名無史さん:2008/02/26(火) 01:15:35
信じちゃうから初心者相手にネタはよせ
891日本@名無史さん:2008/02/26(火) 01:19:38
ちょっと肌合い違うが
岩波全書のシリーズはどんなものだろう。
再刊されているようですが。
892日本@名無史さん:2008/02/26(火) 17:57:16
ぶっちゃけ、「国民の歴史」は、出来の悪い思想書だしな。
893日本@名無史さん:2008/02/26(火) 20:54:30
「国民の歴史」は章によって出来不出来の差がありすぎ
894日本@名無史さん:2008/02/26(火) 23:14:56
結局、中公文庫の補訂再出版しかないな
895日本@名無史さん:2008/02/27(水) 09:12:36
ちなみに小説の通史というとどんなのがある??
896日本@名無史さん:2008/03/05(水) 23:32:05
最近小学館から「日本の歴史」が出始めたけど、どう思う?

あと、小学館「日本の歴史」の広告に出てる正座してるお兄さんは誰だ?
897日本@名無史さん:2008/03/06(木) 20:55:25
明治・大正が濃く書かれてるのおせーて。
898日本@名無史さん:2008/03/08(土) 08:49:01
>>897
明治初期なら、中公の色川大吉「近代国家の出発」じゃあないだろうか
899日本@名無史さん:2008/03/08(土) 09:05:01
作者の思い入れタップリに書かれてるからな。
900日本@名無史さん:2008/03/08(土) 23:06:10
お、さんくす。
学校ではちゃんと教えない時代が一番いい時代だろうと思ったので
これから明治ヲタになります。
901日本@名無史さん:2008/03/09(日) 00:08:54
じゃあ俺は大正オタになるよ。


揃って板違いだね。
902日本@名無史さん:2008/03/09(日) 13:25:08
中公旧版の場合、明治後期以降は歴史学者ではなく経済学者や政治学者が書いている。
刊行当時は、明治後期でもまだ60年前だったから、現代史という感覚だったんだろう。

歴史学者が書いた最後の巻である「近代国家の出発」は、色川大吉の思い入れが強すぎて、
自由民権運動に感情移入しすぎの印象が強い。
90年代はじめに刊行された講談社版の方が、華族や士族の資本主義社会への適応の様子を
データを使って紹介しており、個人的には面白かった。
903日本@名無史さん:2008/03/09(日) 13:29:00
色川本は草の根の民権運動家がいかに頑張ったかとか、情熱がどうだったかとか
思い入れが強すぎて暑苦しい印象があった。

明治政府の政治の動きを丹念に追ってくれたり、上記の華族の資本家化の過程を
データに基いて紹介してくれた方がよほど有難いのだが。
904日本@名無史さん:2008/03/09(日) 14:15:16
中公の23巻「大正デモクラシー」は今井清一名になてるけど、実際は伊藤隆が
下請けで、その孫請けを坂野潤治がやった巻なんだよな
905日本@名無史さん:2008/03/10(月) 17:38:33
>>903

オマエの好みなんかどうでもいいよ、クズw
906日本@名無史さん:2008/03/10(月) 18:13:33
色川は偏向しすぎ
907日本@名無史さん:2008/03/16(日) 21:27:48
まあ結論としてはやっぱり『近世日本国民史』が最高ってことかな。
学術文庫、復刊すればいいのに。
908日本@名無史さん:2008/03/17(月) 20:20:28
逆にさ、今の研究者で通史シリーズを書かせるとしたら、誰がどの時代担当だといいんだろ?
909日本@名無史さん:2008/03/18(火) 22:54:27
>>908
こいつ小学館でいま通史シリーズ出してるの知らないんじゃね?
910日本@名無史さん:2008/03/19(水) 13:04:44
>>909
ああいう、パッとしないのはどうでもいいからさ
911日本@名無史さん:2008/03/20(木) 10:25:50
>>910
じゃあテメエが書け!カス!
912日本@名無史さん:2008/03/20(木) 21:55:59
個人的には
・吉川弘文館 「日本の時代史」
・小学館 「日本の歴史」
がよさげ。

講談社「日本の歴史」は、東日流外三郡誌だの藤村旧石器だのの信奉者が書いたので
話の筋がおかしい気がする。
913武陽隠士:2008/03/20(木) 22:00:27
>>912
日本の時代史はよいな
914日本@名無史さん:2008/03/20(木) 22:24:10
講談社の出す本は結局のところ講談本なんだよ
915日本@名無史さん:2008/04/02(水) 17:23:58
1975年版の「まんが日本の歴史」(学研)だったと思うのだが、図書館で読んだ記憶がある
悪源太義平と平重盛の一騎打ち(右近の橘、左近の桜)とか後醍醐天皇が楠正成を迎える話とか、
北条早雲の「狩りの獲物は小田原城!」とかすげえ面白かったんだけど、学研のであってるのかな?
916日本@名無史さん:2008/04/02(水) 19:58:30
小学館の今月でた「日本の歴史 揺れ動く貴族社会」は面白そうだが
917日本@名無史さん:2008/04/03(木) 17:39:49
>>913
関係者乙
通史としても論文集としても中途半端すぎだろ
918日本@名無史さん:2008/04/04(金) 03:12:58
今川尻秋生氏の「日本の歴史4 揺れ動く貴族社会」を読んでるとこ。
あっさりしている感はあるが、結構読みやすいし、面白いと思う。
919日本@名無史さん:2008/04/04(金) 21:06:10
日本の時代史
前近代は知らんが、近代はダメダメ
920日本@名無史さん:2008/04/04(金) 21:16:36
あれでも、講談社の「日本の歴史」よりは数段まともなのだよ
921日本@名無史さん:2008/04/06(日) 09:46:36
こんなにしょっちゅう通史を出してどうするんだ?
通史は10年に1シリーズで十分だ。
922日本@名無史さん:2008/04/06(日) 12:33:58
講談社が「地域史観・反日礼賛」でシリーズを作っちゃったから、
他社が対抗する必要に駆られたのでしょう。
923日本@名無史さん:2008/04/06(日) 20:54:27
日刊ゲンダイなんかを発行している講談社なんぞ所詮は…。
924日本@名無史さん:2008/04/08(火) 15:52:10
山川からでたすばり「日本史」はまぁ普通なんだけど、戦後の記述が妙に反米にかたよって感情的に書いてるように見えるのは、
俺が親米で狂ってるからそうみえるのか著書の宮地正人氏がそういうスタンスなのか迷うなぁ。

戦後まではたとえ太平洋戦争のとこの記述でも思想は伺えないのに、戦後の歩みのところがちと鼻につく。
925日本@名無史さん:2008/04/08(火) 18:06:03
>>921
>こんなにしょっちゅう通史を出してどうするんだ?

日本人の全集キチガイも相当なもんなんだが
926日本@名無史さん:2008/04/08(火) 20:48:25
>>924

お前の反米とか親米とかいう嗜好なんてどうでもいいよ
927日本@名無史さん:2008/04/08(火) 23:26:34
>>926

そういう意味じゃなくて、この宮地正人氏が思想を歴史に投影してしまって通史としての書籍として、
歴史を捻じ曲げてしまっていないかってことをここの博学な人に聞いて見たかっただけなんです。
思想が強く入った歴史の本ほど怖い物はないんで。他に読んだ人がいれば、戦後の部分はちょっとおかしいよ、
おかしくないよっていう参考になればよいかと思いまして・・・・。

自分は別に親米とか思っているわけじゃないんですが、他人の客観的な意見も聞いて見たいと思って。
928テスト:2008/04/08(火) 23:34:18
市内の俺と同じ〇〇中学だった2337は凶悪犯罪しまくりの極悪。
因みに俺と奴はS55〇〇中卒だけどね。俺、こいつから盗まれた物あるし。誰かこいつを通報した方がいいね。
おまけにこのカスは顔が超不細工で性格激悪。低脳だから某公立落ちて警大負属に行ったww それにこのカスは
とくしん落ちてるのなwww恥ずかし杉お馬鹿杉超ウケルwwwwww まさに社会のクズ・汚物www  とっととその汚ねー
津ラ処分しろってwww区び吊っ手氏んで地語句に尾ち呂や、かす。 マジで誰かコイツを頃してくれないかな〜。
激烈に喪がき九る氏んで氏ね氏ね氏ねどカスが
929日本@名無史さん:2008/04/09(水) 00:31:28
>>927
オレも読んだけど、思想の偏りは感じなかったなあ。
歴史家らしい秋霜烈日な視点が貫かれてたというか。
誰が書いても、まともな歴史家ならあんな感じになるんでない?
930日本@名無史さん:2008/04/09(水) 11:42:39
>>927

思想の偏りは感じなかったが、
たしかに>>927さんのいうとおり戦後史に

「国家国旗法は米軍と海外での軍事行動をとるための思想の統制の流れでの一歩」
とか「小泉改革は郵便貯金を米国資本にさらけだすものであった」とか、「年次改革要望書で日本の改革を米国が厳しくチェックするものになった」とか、
最期の数十ページにたしかにちょっと極端な米国嫌いがうかがえるとは思う。

年次改革要望書は日本も米国にだしてるし、強制力はないもんな。
けれど、歴史的事実を捻じ曲げてはかいてないし、最期の末尾にちょっと反米思想がでちゃっただけでまぁ大丈夫だと思うよ。
931日本@名無史さん:2008/04/09(水) 13:21:05
そもそも反米は左派の専売特許じゃないし
932日本@名無史さん:2008/04/10(木) 07:56:12
>>931

まぁ、専売特許ではないが、>>930さんのいうような文があるならちょっと極端かもしれんな。
立ち読みできるとこがあるなら読んでくるよ。

まぁ誰しも思想はあるわけで完全にゼロにはできないしな。
歴史的事実を捻じ曲げていなければそれでいいといえばいいわな。
933日本@名無史さん:2008/04/10(木) 09:32:07
>>930
>年次改革要望書は日本も米国にだしてるし、強制力はないもんな。

こんな浅はかな理解で、よく歴史研究してますとかいえるよな
双務的を装う取り決めとか、表向き強制がないようにめるものなんざ、いくらでも
歴史上あっただろうに
934日本@名無史さん:2008/04/10(木) 19:55:38
そりゃそうだけど、年次改革要望書は密書でもなんでもなく、日本政府もアメリカ政府も公開してるし、
アメリカ側の要望が通らなかったものも多々ある。逆に日本側がアメリカ側にだしている要望で通ったものもある。

それに「表向き強制力がない」っていうのは>>933さんの仮定にすぎない。
いわば仮説だ。なら、強制力があった証拠となる事実を提示しなければならない。

んで「日本史」っていう本にいわば仮説に過ぎない「強制力」をあたかも事実のように書くのは間違ってるんじゃないの?

>>933さんのいうとおり総務的、表向き強制力がないように装っているかもしれない。
けれどもはっきりとした証拠がないかぎり通史に書くべきではないと思う。
935日本@名無史さん:2008/04/10(木) 20:28:29
>>934

>んで「日本史」っていう本にいわば仮説に過ぎない「強制力」をあたかも事実のように書くのは間違ってるんじゃないの?

その通りですな。それを書くと、単なる陰謀論に陥ってしまう。

936日本@名無史さん:2008/04/10(木) 20:41:56
主観の入らない公平な史観がどこかにあると思うことがそもそもの間違いだと言いたいが

歴史観なんて人それぞれだよ
937日本@名無史さん:2008/04/10(木) 23:58:54
わずかにもりあがってるので、宮地氏の日本史かってきました。

たしかに戦後の部分は鼻につくくらいの反米ぶりがたしかにある。
正確に引用すると「アメリカにとってのあと一つ残る問題は、自衛隊を米軍とならんで戦闘そのものに参加させること」
とかいいきっちゃってるし「1999年8月に日の丸を国旗とし、君が代を国歌とする法律が成立したのも、一面では着実に進行している軍事同盟強化が要求する国民意識の統制化の動きと結合したものであった」
とか、たしかに一面ではあるかもしれんが、ここまで米国との同盟関係に国旗国歌法を関連付けるのは結構痛いとは思う。
改革要望書については、「アメリカが日本の経済障壁とみなすきわめて広範囲な諸問題が取り上げられ、日本が改善を約束した諸条項の達成度は、アメリカが毎年「年次改革要望書」を作成してチェックするという厳しいものになった」
これじゃあ日本が要望書を丸呑みしてると見られても仕方がないし、強制力があるととられても仕方ない。

後、自由主義経済に関してはやたら押し付けという言葉を使ってるのもなんかね。
ただ面白いのは太平洋戦争やその他の部分ではぜんぜん米国にたいして悪い言葉もなく、淡々と事実を書いてることからも、
宮地氏はアメリカ発のグローバリズムが嫌いなだけでアメリカが嫌いなわけではなさそう。
938日本@名無史さん:2008/04/11(金) 00:07:36
追記

歴史的なものを捻じ曲げたりはいっさいしていないし、一冊の本としては読みにくい部分もあるが、
歴代天皇をマイナーな天皇もしっかりとりあげていたりよい通史だとは思う。

戦後史の反米ぶりがあるかといわれれば間違いなくあるけど、>>936さんのいうとおり、歴史観は人それぞれで、本のいいなりにならずに、自分で怪しい部分は排除できるようになればいいだけ。
>>927さんは「おかしいかな」と気づけるんだから自分で調べればいいだけだ。

後「小泉総理大臣は郵政民営化を是か非を唯一の焦点に絞込み与党を圧勝させた」とか、一面の事実ではあるけど、国民はだまされただけみたいな書き方してるとこをみても、グローバリズムが嫌いなんだと思う。
939日本@名無史さん:2008/04/12(土) 00:15:14
>>934

日本がアメリカに出した要求で通ったものもある

だってさw
そんなわずかな見返りで日本とアメリカは対等だと思いこんでるなんて
お前歴史のセンスゼロだよ、悪いけど
940日本@名無史さん:2008/04/12(土) 09:58:40
誰も対等なんて一言もいってないだろ。

アメリカの衛生国であることは理解しとるよ。日本は。こんなつまらん議論するためにいるじゃないんではっきりいっとくが、
君は「年次改革要望書が日本政府に対する懲罰も辞さない、強制力がある要望書である」という証拠を示せるのか?
示せないだろう?そして、示せないのに「日本史」という通史にそういうことを書くのが適正だと思うのか?ってこと。

対等やどうかなんて話してない。証明されていない事実を日本史という本に書くのが適正か疑問を呈しているんだよ。
941日本@名無史さん:2008/04/12(土) 10:02:50
だからそれが適正かどうかは著者の史観次第だろ
自分の考えと合わなかったからっていちいちクダまくな
942日本@名無史さん:2008/04/12(土) 11:07:45
>>941

陰謀論って史観に含まれるの?
943日本@名無史さん:2008/04/12(土) 11:10:22
証拠のない陰謀論を歴史書に載せれば、それは会津小説と同じ。
944日本@名無史さん:2008/04/12(土) 12:42:48
>>940
侵略戦争と認定するには、侵略当事国が「これから〜を侵略します」とか
宣言しないとダメ、とか言う手合いだろうな、おたく
世の中のことをまったく知らんってことだけはわかった
945日本@名無史さん:2008/04/12(土) 15:08:07
>>940
対等じゃない相手から要求を突きつけられ、それを拒否した場合
どうなるかぐらい何となく分かりそうなものだが。
俺も>>944と同じで、お前は世の中を知らんと思うし、
それは史学をやっていく上で結構致命的だと思うよ。
946日本@名無史さん:2008/04/12(土) 15:17:09
>>945
何となくって糞なことを喋らず
なぜ証明されていないことを記述するのが許されるのかその根拠をしっかり説明しろ
947日本@名無史さん:2008/04/12(土) 15:32:11
経験的に身についていること、すなわち「経験則」や「常識」も
「証拠」や「論証」がない限りは絶対に許せん、本にも書いてはいけないと言い張る
>>940が馬鹿ってことだろ
948日本@名無史さん:2008/04/12(土) 15:38:42
>>947
その根拠をしっかり説明しろ
949日本@名無史さん:2008/04/12(土) 20:41:44
読売のシリーズはやっぱり珍しいんだな。
今日書店ではじめて見たから2冊だけ買っておいた。
950940:2008/04/12(土) 23:28:41
なんでこんなに噛み付いて来るんだ?

>経験的に身についていること、すなわち「経験則」や「常識」も

悪いが年次改革要望書が日本にとって絶対に断りきれない、強制力をもつ代物だというあなたの根拠が、
「経験」と「常識」だというのならあなたの経験と常識はかなりずれているとしか思えないよ。

侵略戦争かどうかってのは第二次大戦とかは過去のお話でおのおのの定説や論証も多々あるけど、
現在進行形の出来事にたいしてかってに経験と常識だけで確定して本にのせてもいいというのなら話にならない。

ぶっちゃけ常識って人ごとに違うから、論証や証拠が必要なんだと思うけどな。
951945:2008/04/13(日) 00:02:59
あ、もういいよ
お前が馬鹿なことはよくわかった
まあ頑張って世界のあらゆる森羅万象を「論証」してくれw
952日本@名無史さん:2008/04/13(日) 00:19:49
>なんでこんなに噛み付いて来るんだ?
バカをいじるのは面白いからね
例えば

現在中国が春暁ガス田で一歩も譲るそぶりを見せないのは、
天然資源を独占しようとする陰謀です

なんて本に書いちゃうのは、>>950的には現在進行形の出来事で
証拠もないし論証もできないからとんでもないことなんだろw
953日本@名無史さん:2008/04/13(日) 09:45:44
>>951、952

つまり、歴史書で同時代史を書く場合には、陰謀論を書いても良いということか。

954940:2008/04/13(日) 16:20:22
>現在中国が春暁ガス田で一歩も譲るそぶりを見せないのは、
>天然資源を独占しようとする陰謀です

さすがに「今現状の歴史書」に君の上記の文章をのせるとしたらとんでもないことだと思うよ。
中国もちだしたらナショナリズムで反応してくれると思ったら大間違い。

嫌中流とかの本にのせるならいいんだろうけど。

中国が資源の囲い込みをしているのは事実だろうけど、独占しようとする陰謀!!!
とか書くのはアジ文だと思うよ。

というか年次改革要望書って米国が一歩も引かずに押し付けているとでも思ってんのかねw
ガス田話だしてくるってことはw
955日本@名無史さん:2008/04/13(日) 16:25:18
>>902-903
亀だが、その90年代はじめのシリーズというのは、
講談社じゃなくて集英社ではなかったかな。
全ページ、カラーの図版入りで、ツルツルのカバーだったやつ。
956日本@名無史さん:2008/04/13(日) 19:02:45
>952
横レスする。

陰謀ってことはないな、絶対に。

現在中国が春暁ガス田で一歩も譲るそぶりを見せないのは、
天然資源を独占しようとする思惑ゆえと考えられる、って書くなら妥当と思う。
957日本@名無史さん:2008/04/15(火) 05:01:54
20世紀の遺物の仲間入りしそうな「宮地氏の日本史」の件、
なぜ盛り上がれるのかね、いまさら?
958日本@名無史さん:2008/05/04(日) 14:50:44
オマエラの反応を見てたら、現代史はまだまだ封印しといた方が賢明だな。
ていうか、「反米」というワードに過剰に反応するヤツ多すぎwww
959日本@名無史さん:2008/05/04(日) 15:02:32
どうも日本で「反米」を唱える人間は、同時に反西日本も唱える傾向があるので嫌なんです。
960日本@名無史さん:2008/05/04(日) 22:04:45
九州王朝だの邪馬台国九州説を唱える連中にもその傾向はあるな。
961日本@名無史さん:2008/05/04(日) 22:44:11
今じゃ、反米って言うよりか、汎米って言う方が妥当っぽいのにな。
962日本@名無史さん:2008/05/05(月) 00:32:39
ここ通史のスレだろ。
通史は近現代史だけではないし、日米関係史だけでもない。
古代も中世も近世もあるし文化史もあるのに、なんで現代の政治ネタで熱くなるんだ?

中公旧版の土田直鎮とか竹内理三とか、現代ネタに関係なく歴史を楽しむ本を語れよ。
963日本@名無史さん:2008/05/05(月) 14:45:21
>>962

じゃお前がまず何かネタふれよ、クズw
964日本@名無史さん:2008/05/05(月) 18:18:03
土田さんや竹内さんの本は、左翼全盛の時代に出た本なのに、
そんな傾向は微塵も感じなかった。
王朝貴族の日記の話とか、清盛ご落胤ネタとか面白かった。
965日本@名無史さん:2008/05/12(月) 02:04:35
土田さんや竹内さんは徹底した史料主義だからね。
(共通点はどちらも史料編纂所の所長だったくらいだけど、それは宮地さんも同じ)
966日本@名無史さん:2008/05/25(日) 02:52:30
徳川時代の巻だと大系日本の歴史の『江戸と大阪』が好きな俺は少数派かもしれん。
967日本@名無史さん:2008/05/27(火) 21:21:33
>大系日本の歴史の『江戸と大阪』
自分もこの巻、特に「紀文と鴻池」「江戸っ子の登場」などの章が好きです。
これを読んで、江戸東京博物館に行ってきました。
博物館の展示を見て帰ってきてから、今度は中公の「元禄時代」「町人の実力」
あたりの巻を読んだら、また味わい深いものがあったことを覚えています。
968日本@名無史さん:2008/05/30(金) 15:00:47
岩波の『日本通史』はどうよ?
969日本@名無史さん:2008/05/30(金) 16:14:36
つまらない。わくわくさせる記述がない。
970日本@名無史さん:2008/06/01(日) 00:11:20
あれは学者向けの本。
971日本@名無史さん:2008/06/02(月) 00:09:18
岩波講座にわくわくするぐらいの見識を持ちたいものではある。
972日本@名無史さん:2008/06/04(水) 04:12:20
有馬先生の『帝国の昭和』は不滅の名著だと思う。
973日本@名無史さん:2008/06/07(土) 00:03:22
中公18「幕藩制の苦悩」北島正元。良かった。
幕末のちょっと前、オランダから来た医師シーボルトが日本人女性との
間に設けた子(娘)が、通称「オランダおいね」(幕末明治初期の女性医師)。
初めて知った。
974日本@名無史さん:2008/06/07(土) 01:26:53
その昔浅丘ルリ子が演じていたのですよ
975日本@名無史さん:2008/06/07(土) 16:24:32
>>974
「花神」ですな。あれの大村と吉田寅次郎(篠田三郎)はマジではまり役だと思う
976日本@名無史さん:2008/06/18(水) 10:07:58
関連スレ
小学館 少年少女日本の歴史・Part2
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history/1149165630/
977日本@名無史さん:2008/06/18(水) 10:10:33
【買ってはいけない】日本史の悪書
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history/1107181175/
978日本@名無史さん:2008/06/18(水) 10:12:15
979日本@名無史さん:2008/06/18(水) 10:14:49
【結構な】明成社「最新日本史」【トンデモ本】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history/1212673129/
980日本@名無史さん:2008/06/18(水) 10:17:35
各社の『世界の歴史』シリーズ3
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1204527861/
981日本@名無史さん
家重時代について詳しい本はない?