ストーリーを読む・リクエストする方へのお願い。
・リクエストの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
・まとめWikiで既に書かれていないか、既にリクエストされていないか調べてからリクしましょう。
・リク主は依頼したストーリーが書かれたら、書き手に感謝の意を伝えましょう。
・過度のクレクレはスルーや批判の対象になります。気をつけましょう。
・手の空いた方はwiki編集などでスレに貢献しましょう。
ストーリーを書いてくれる方へのお願い。
・外部サイトからの無断転載は禁止です。もし外部サイトの管理人の方から許可を得て転載する場合でも、
許可を得たという事を証明し、さらにそのサイトからの転載であると言うことを明記してください。
・要望に出ているゲームのストーリーはどんどん書いて下さい。
要望に出ていないゲームでも書きたいと思ったら遠慮せずに書いて頂けると読み手が喜びます。
・この板は一般板なので18禁のゲームのストーリーの要望、紹介はご遠慮下さい。
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書き下さい。
そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。
・発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意志表明し、予約していただけると、
投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
また、書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しを御願いします。
・勝手ながら、予約から1ヶ月以上経ったものは予約無効とさせて頂きます。
同じく、最終投稿から3ヶ月経ったものも権利失効とさせて頂きます。
都合により取り消しが出来ない場合の長期間にわたる放置を防ぐ為です。
4 :
未解決リクエスト:2009/02/05(木) 08:09:34 ID:d1XJpkhd0
●未解決分 ≪part43の492までの時点でのリスト≫
※複数の機種で出ているものも、便宜上、一つの機種の欄にのみ書かれています
■PS3 ・アガレスト戦記 ・クロスエッジ ・GENJI -神威奏乱- ・SIREN: New Translation ・白騎士物語 -古の鼓動-
・戦場のヴァルキュリア ・ソウルキャリバーIV ・ソニック・ザ・ヘッジホッグ ・ティアーズ・トゥ・ティアラ −花冠の大地−
・FolksSoul -失われた伝承- ・魔界戦記ディスガイア3 ・ミスト オブ カオス ・RESISTANCE(レジスタンス) 〜人類没落の日〜
■PS2 ・アーバンカオス ・アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女(既出部分の続き)
・イースI・II ETERNAL STORY(既出部分の続き) ・ウィル・オ・ウィスプ(二作目に続くルートのストーリーを)
・ウィル・オ・ウィスプ 〜イースターの奇跡〜 ・うたわれるもの −散りゆく者への子守唄−
・AIRFORCE DELTA 〜BLUE WING KNIGHTS〜 ・エバーブルー2 ・X−FIRE ・大奥記 ・over the monochrome rainbow
・カウボーイビバップ追憶の夜曲 ・カオス ウォーズ ・神代學園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア ・神業−KAMIWAZA−
・仮面ライダー正義の系譜 ・ガンサバイバー3 DINO CRISIS ・ガンバード1&2
・ガンパレード・オーケストラ 白の章 〜青森ペンギン伝説〜 ・ガンパレード・オーケストラ 緑の章 〜狼と彼の少年〜
・ガンパレード・オーケストラ 青の章 〜光の海から手紙を送ります〜 ・機動新撰組 萌えよ剣
・機動戦士ガンダム クライマックスU.C. ・キルゾーン ・ギルティギア ゼクス プラス ・ギルティギア イグゼクス
・キングダム ハーツII(既出部分の続き) ・九龍妖魔學園紀 re:charge ・Kunoichi -忍- ・グランド・セフト・オート3
・グローランサーIV Return(既出のフレーネ・イライザ・LN型以外のシナリオを) ・KOF MAXIMUM IMPACT
・KOF MAXIMUM IMPACT 2 ・ゲームになったよ!ドクロちゃん ・喧嘩番長 ・GENJI ・高円寺女子サッカー ・ゴッドファーザー
・五分後の世界(特にオダギリとミズノについて詳しく) ・COMBATQUEEN ・XIII [サーティーン] 大統領を殺した男
・THE お姉チャンプルゥ 〜THE姉チャン特別編〜(彩編・咲編を) ・THE 鑑識官 ・サムライウエスタン
・THE ロボットつくろうぜっ! 〜激闘!ロボットファイト〜 ・シークレットゲーム -KILLER QUEEN-(既出のもの以外のルート)
・ジェネレーションオブカオス3 ・死角探偵 空の世界〜Thousand Dreams〜 ・四八(仮)(あなたシナリオのストーリーを)
・忍道 戒 ・シムーン 異薔薇戦争 〜封印のリ・マージョン〜 ・灼眼のシャナ ・白中探検部
・神魂合体ゴーダンナー!!(できれば詳しく) ・真・三國無双(1〜3、印象的なシーンは詳細に)
・新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド <特別編> ・スーパーロボット大戦OG ORIGINALGENERATIONS
・スーパーロボット大戦Z ・ステラデウス ・SPY FICTION ・スペクトラルフォースクロニクル
・スペクトラルフォースラジカルエレメンツ ・聖剣伝説4(あらすじは知っているので詳細に) ・ゼロの使い魔 小悪魔と春風の協奏曲
・ソニック ヒーローズ ・第3次スーパーロボット大戦α〜終焉の銀河へ(セレーナ編) ・超時空要塞マクロス ・ディジタルホームズ
・ティンクルスタースプライツ-La Petite Princesse- ・デストロイ オール ヒューマンズ! ・鉄人28号(できれば詳しく)
・Dog of Bay ・ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン ・ナノブレイカー
・ナムコ クロス カプコン(既出部分の続き) ・ハードラック ・バイオハザード4のエイダ編 ・鋼の錬金術師 翔べない天使
・鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女 ・爆炎覚醒 ネバーランド戦記 ZERO ・流行り神 警視庁怪異事件ファイル(犬童蘭子編を)
・バルダーズゲートダークアライアンス2 ・半熟英雄4 ・ヴァンパイアナイト ・彼岸花
・ファンタシースターユニバース(出来ればオンラインの分も) ・ファンタシースターユニバース イルミナスの野望
・フェイズパラドックス ・プリンス・オブ・ペルシャ 〜時間の砂〜 ・炎の宅配便
・ポポロクロイス 〜月の掟の冒険〜(既出部分の続き) ・魔界戦記ディスガイア2(エンディング全部)
・METAL GEAR SOLID 2(SNAKE TALESの部分の続き) ・遊星からの物体X episodeII
・ラーゼフォン 蒼穹幻想曲 PLUSCULUS(各ルートについて、出来れば詳細に) ・ライゼリート ・羅刹 -Alternative-
・ルパン三世 ルパンには死を、銭形には恋を ・レイジングブレス
5 :
未解決リクエスト:2009/02/05(木) 08:10:09 ID:d1XJpkhd0
■PS ・R4 -RIDGE RACER TYPE4- ・アンシャントロマン 〜パワー・オブ・ダーク・サイド〜 ・イバラード〜ラピュタの孵る街〜
・エースコンバット ・エクサフォーム ・オウバードフォース ・逢魔が時 ・カウボーイビバップ
・学校のコワイうわさ 花子さんが来た!! ・GUNばれ!ゲーム天国 ・機動警察パトレイバーゲームエディション
・クリックまんが クリックのひ ・クロス探偵物語(6話と7話を) ・ゲゲゲの鬼太郎(バンダイ) ・ゲッターロボ大決戦
・幻想水滸外伝1&2 ・公開されなかった手記 ・高2→将軍 ・KONOHANA:TrueReport ・サイレントボマー ・GERMS 狙われた街
・シュレディンガーの猫 ・すべてがFになる ・SPRIGGAN 〜LUNAR VERSE〜 ・蒼魔灯 ・黄昏のオード
・TILK-青い海から来た少女- ・テイルコンチェルト ・デザーテッドアイランド ・天使同盟
・東京ミュウミュウ 登場新ミュウミュウ!〜みんなでいっしょにご奉仕するにゃん〜 ・ときめきメモリアル2
・ドラゴンシーズ 〜最終進化形態〜 ・トワイライトシンドローム〜再会〜 ・ナイトアンドベイビー
・’70年代風ロボットアニメ ゲッP−X ・人魚の烙印 ・眠ル繭 ・NEUES〜ノイエス〜 ・BOUNTY SWORD DOUBLE EDGE
・バルディッシュ ・ひみつ戦隊メタモルV ・FINAL FANTASY VII(のちょっと詳細バージョン)の続き
・Forget me not -パレット-(「パレット」からの追加分を) ・フォックスジャンクション
・BLACK/MATRIX OO(既出部分からの続きを。簡潔でもかまいません) ・プラネットライカ(既出部分からの続き)
・Prismaticallization ・ボルフォス ・マーメノイド ・マネーアイドル・エクスチェンジャー ・ミザーナフォールズ
・ミスティックドラグーン ・厄 友情談義 ・厄痛 呪いのゲーム ・夜想曲2 ・UFO―A DAY IN THE LIFE― ・聖刻1092 操兵伝
・竜機伝承 ・ルパン三世 カリオストロの城 −再会− ・LULU ・ロストチルドレン
■PSP ・アナタヲユルサナイ ・クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-
・グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ ・SILENT HILL ZERO ・新天魔界 〜GOCIV アナザサイド〜
・新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ -another cases-(各シナリオをできれば詳しく)
・注文しようぜ!俺たちの世界(スライギーイベントのラストを) ・テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー
・デッドヘッドフレッド〜首なし探偵の悪夢〜 ・VALHALLA KNIGHTS -ヴァルハラナイツ- ・ブレイドダンサー 千年の約束
・ブレイブ ストーリー 新たなる旅人 ・ヘブンズ ウィル ・ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険
・MYST(ライム時代とED全種を含めて) ・METAL GEAR AC!D ・リゼルクロス ・煉獄 The Tower of Purgatory
・煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.
6 :
未解決リクエスト:2009/02/05(木) 08:11:52 ID:d1XJpkhd0
■Wii ・オプーナ ・機動戦士ガンダム MS戦線0079(ストーリーモードを) ・ソウルキャリバー レジェンズ
・ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔(詳しく) ・ネクロネシア ・FRAGILE 〜さよなら月の廃墟〜 ・レッドスティール
・ワンピース アンリミテッドアドベンチャー
■GC ・神機世界エヴォルシア ・ターミネーター3:ザ・レデンプション
・PHANTASY STAR ONLINE EPISODE III C.A.R.D. Revolution ・遊戯王フォルスバウンドキングダム 虚構に閉ざされた王国
■64 ・悪魔城ドラキュラ黙示録(ラインハルト編) ・悪魔城ドラキュラ黙示録外伝 〜レジェンドオブコーネル〜
・シャドウゲイト64 ・爆裂無敵バンガイオー
■SFC ・アイ・オブ・ザ・ビホルダー ・アルバートオデッセイ ・アルバートオデッセイ2 ・イーハトーヴォ物語
・Wizap!―ウィザップ 〜暗黒の王― ・エルナード ・エルファリア2 ・カードマスター リムサリアの封印
・機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122 ・機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079 ・ごきんじょ冒険隊 ・Psycho Dream
・Secret of Evermore(SNESソフト。日本未発売) ・シャドウラン ・少年忍者サスケ ・神聖紀オデッセリア
・神聖紀オデッセリアII ・セプテントリオン ・ゼロヨンチャンプRR-Z ・ソウルアンドソード ・ファイナルファイトタフ
・ファイナルファイト2 ・ブレインロード ・弁慶外伝 沙の章 ・摩訶摩訶 ・魔女たちの眠り
■FC&ディスクシステム ・悪魔城ドラキュラ ・エスパードリーム(1、2) ・ガンナック ・ゲゲゲの鬼太郎2 ・御存知弥次喜多珍道中
・新・里見八犬伝 ・道(TAO) ・ドラキュラII 呪いの封印 ・百鬼夜行 ・魔洞戦記 ディープダンジョン
・魔法のプリンセスミンキーモモ ・未来神話ジャーバス ・魍魎戦記MADARA ・勇士の紋章 ディープダンジョンII
・ラディア戦記
■DS ・アパシー ・あらしのよるに(マルチエンディング全7種類を) ・L the proLogue to DEATH NOTE -螺旋の罠(トラップ)-
・おさわり探偵 小沢里奈 ・ONI零-戦国乱世百花繚乱- ・川のぬし釣り こもれびの谷せせらぎの詩 ・キミの勇者
・くりきん ナノアイランドストーリー ・クロノ・トリガー(DS版で追加された新シナリオを) ・激闘!カスタムロボ
・高円寺女子サッカー2〜恋はネバギバ高円寺〜 ・降魔霊符伝イヅナ ・THE 装甲機兵ガングラウンド
・THE 廃屋病棟 〜呪われた病院からの脱出〜(一周目二周目両EDを) ・サバイバルキッズLost in Blue ・THE 爆弾処理班
・スーパープリンセスピーチ ・スターフォックス コマンド ・スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団
・ゼノサーガ I・II(変更・追加部分のみ) ・タンクビート ・超操縦メカMG ・チョコボと魔法の絵本 ・ディープラビリンス
・テイルズ オブ ザ テンペスト ・テイルズ オブ ハーツ ・DEATH NOTE Lを継ぐ者 ・DEATH NOTE キラゲーム ・どきどき魔女神判2
・ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー ・ドラゴンボールZ 舞空烈戦(クリリンと18号とブロリーとセルのストーリーモード)
・パワプロクンポケット8(正史ルートを) ・パワプロクンポケット9(サクセスモードの神田奈津姫の話)
・ピンキーストリート キラキラ★ミュージックアワー ・ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング
・ブラック・ジャック 火の鳥編 ・BLEACH The 3rd Phantom ・フロム・ジ・アビス
・ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊(既出部分の続き) ・無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
・メタルサーガ鋼の季節 ・RIZ−ZOAWD ・流星のロックマン3 ・ルナ -ジェネシス-
■GBA ・アドバンス ガーディアンヒーローズ ・カエルBバック ・真・女神転生デビルチルドレン(光、闇、炎、氷、メシアライザー)
・Z.O.E 2173 TESTAMENT ・沈黙の遺跡〜エストポリス外伝〜 ・ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート ・彼岸花
・Vマスタークロス ・ブラックマトリクスゼロ ・マジカルバケーション ・メタルガン・スリンガー
■GBC ・エストポリス伝記〜よみがえる伝説〜 ・METAL GEAR Ghost Babel(おまけドラマも) ・メダロット3 ・メダロット5
■GB ・王ドロボウJING ・鬼忍降魔録 ONI ・ザードの伝説2(前作やって無くてもわかるように) ・ジャングルウォーズ
・ドラゴンクエストモンスターズ 〜テリーのワンダーランド〜 ・ビタミーナ王国物語 ・メダロット1〜2
・読本夢五誉身(よみほんゆめごよみ)天神怪戦2
7 :
未解決リクエスト:2009/02/05(木) 08:12:44 ID:d1XJpkhd0
■XBOX360 ・インフィニット アンディスカバリー ・【eM】 -eNCHANT arM- ・Operation Darkness
・ギルティギア2 オーヴァチュア ・コンデムド サイコクライム ・Condemned 2: Bloodshot(日本未発売) ・STRANGLEHOLD
・ゼーガペイン XOR ・ソニック・ザ・ヘッジホッグ ・天誅 千乱 ・NINETY-NINE NIGHTS(N3) ・バレットウィッチ
・ヴァンパイアレイン ・Fallout 3 ・ブルードラゴン ・プロジェクト シルフィード(既出部分の続き)
■XBOX ・ガンヴァルキリー ・コンスタンティン ・JSRF ジェットセットラジオフューチャー ・真・女神転生 NINE
・DINO CRISIS 3 ・PHANTOM CRASH ・FATAL FRAME(追加部分) ・Fable ・Halo 2
■DC ・ILLBLEED ・ウィークネスヒーロー トラウマンDC ・ゴーレムのまいご ・SONIC ADVENTURE
・SONIC ADVENTURE 2 ・タコのマリネ ・トリコロールクライシス ・BLUE STINGER ・HUNDRED SWORDS
・ベルセルク 千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇 喪失花の章 ・魔剣X(既出部分の続き) ・L.O.L.(LACK OF LOVE)
■SS ・ガーディアンヒーローズ ・ガングリフォンII(ミッション間ラジオも) ・慶応遊撃隊活劇編 ・サイバードール
・シャイニングザホーリィアーク ・シャイニング・フォースIII(シナリオ2〜3を) ・ソニック3Dフリッキーアイランド
・ダークシード ・ダークセイバー ・大冒険セントエルモスの奇跡 ・DEEP FEAR ・ティンクルスタースプライツ
・テラ ファンタスティカ(既出部分の続き) ・NOёL3 ・バッケンローダー ・バトルバ ・ファイナルファイトリベンジ
・ファンタシースターコレクション ・ファンタズム ・プリクラ大作戦 ・ラングリッサーV〜ジ エンド オブ レジェンド〜 ・RAMPO
・リンクルリバーストーリー ・ROOMMATE〜井上涼子〜 ・ROOMMATE〜涼子 in Summer Vacation〜
・ルームメイト3〜涼子 風の輝く朝に〜 ・ルナ2 エターナルブルー ・RONDE -輪舞曲-
■32X ・カオティクス
■MCD ・シャドウラン ・ダンジョンマスターII スカルキープ(プレイはしたが、背景が全く掴めなかったのでそのへんを重点的に)
・夢見館の物語 ・らんま1/2〜白蘭愛歌〜 ・ルナ ザ・シルバースター
■MD ・エイリアンソルジャー ・機動警察パトレイバー98式起動せよ! ・スプラッターハウス PART3
・ソニック・ザ・ヘッジホッグ3 ・ハイブリッド・フロント ・バトルマニア ・バトルマニア大吟醸 ・パルスマン
・時の継承者 ファンタシースターIII ・モンスターワールドIV ・ランドストーカー 皇帝の財宝
・ワンダーボーイV モンスターワールドIII
■Mk3 ・ファンタシースター
■PC-FX ・こみっくろーど ・はたらく☆少女 てきぱきワーキンラブFX
■3DO ・ドクターハウザー
■PCE SUPER CD-ROM2 ・GS美神 ・聖夜物語(出来れば4通りすべて) ・ソードマスター ・はたらく☆少女 てきぱきワーキンラブ
・ふしぎの海のナディア
■PCE CD-ROM2 ・天外魔境 ZIRIA ・らんま1/2 とらわれの花嫁
■X68000 ・38万キロの虚空
■WS&WSC ・SDガンダム GGENERATION モノアイガンダムズ ・TERRORS ・TERRORS 2
・VAITZ BLADE ・ラストスタンド
■ネオジオ系 ・KOF R-1 ・わくわく7(既出キャラ以外)
8 :
未解決リクエスト:2009/02/05(木) 08:13:29 ID:d1XJpkhd0
■PCゲー ・アークトゥルス ・暁のアマネカと蒼い巨神 ・アルファ(スクウェア) ・Alone in the Dark ・アンタリア創世紀
・ウィザードリィ3 リルガミンの遺産 ・ウィル(スクウェア) ・英雄伝説V 海の檻歌(既出部分の続き) ・CHAOS;HEAD(詳しめに)
・ガラージュ ・機動戦士ガンダム アドバンスドオペレーション(エンディングのみを) ・クライブ・バーカーズ アンダイイング
・Call of Cthulhu: Dark Corners of the Earth ・コマンド&コンカー
・サイキックディテクティヴシリーズ(1、2、3、4、5、ファイナル) ・ザ・スクリーマー ・ジェネシス(スクウェア)
・The Elder Scrolls2 Daggerfall ・Sherlock Holmes - The Awakened ・セツの火
・そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ ・空の浮動産 ・ダイナソア 〜リザレクション〜
・ツァイ‐メタ女‐ ・テイルズ オブ エターニア オンライン(ロレッタとレニイの関わるストーリー核心部分だけでも)
・デザート・ドラグーン〜砂漠の竜騎兵〜 ・ドラゴンスレイヤー英雄伝説II ・どろろ―地獄絵巻の章―
・ナコルル 〜あのひとからのおくりもの〜 ・「ニード・フォー・スピード」シリーズ
・Heroine Anthem - The Elect of Wassernixe(聖女之歌) ・Heroine Anthem II - The Angel of Sarem(聖女之歌2)
・ふしぎの海のナディア(PC-98、X68000、FM TOWNS) ・BloodRayne 2 ・女神転生IMAGINE
・メタ女〜府立メタトポロジー大学付属女子高校SP〜 ・忘れえぬ炎
■アーケード ・カラス ・がんばれギンくん(詳しく、できれば全コース) ・KOF MAXIMUM IMPACT regulation "A"
・サイレントヒル・アーケード ・ザ ハウス オブ ザ デッド4スペシャル ・サムライスピリッツ閃 ・ザ・ロストワールド(SEGA)
・ストリートファイターZEROシリーズ ・すっごい!アルカナハート2 〜転校生あかねとなずな〜(ストーリーモードの神衣の会話を)
・「鉄拳」シリーズ(1〜5まで、次の作品のキャラ紹介で優勝したことになっているキャラのストーリーを) ・ドルアーガオンライン
・ドルフィンブルー ・ビーストバスターズセカンドナイトメア ・ピンクスゥイーツ〜鋳薔薇それから〜 ・ラジルギ
■携帯電話アプリ ・風ノ名前 ・自分狩り(あらすじはわかるので詳細を) ・シルバー事件25区
・新世紀エヴァンゲリオン外伝 〜真夏の夜の夢〜 ・新世紀エヴァンゲリオン外伝 〜人形達の宴〜 ・人類は一本の塔に想いを込めた…。
・テイルズオブコモンズ ・テイルズオブヴァールハイト ・テイルズオブブレイカー
・DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー A’s TEST Server 完全版 ・デビルサマナー ソウルハッカーズ Intruder
・24:ザ・モバイルゲーム ・ナノデビル ・ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還- ・ふしぎの海のナディア
・フライハイトクラウディア ・ペルソナ2 罪 ロストメモリーズ ・ぼくのすむまち ・夢魔の天蓋 ・METAL GEAR SOLID MOBILE
・メタルサーガモバイル ・ルート16ターボ ・ロックマン エグゼ ファントム オブ ネットワーク
・ゲンキモバイルのサイコミステリーシリーズ(「Sin-罪-」「Innocent Noise」「Cold Rain」「Bloody Tears」
「横浜牧師館殺人事件」「イザナミの花婿」「CHAIN-白馬の騎士連鎖殺人事件-」)を詳しく
■同人ゲーム ・アールエス ・アカツキ電光戦記 ・Another Moon Whistle ・犬神 ・鴉の断音符 ・Gu-L ・撃破伝 ・スグリ
・SACRED BLUE ・7th Memory ・Seraphic Blue(既出部分の続き) ・ゾウディアック ・送電塔のミメイ ・退魔心経
・タオルケットをもう一度2(唐揚げタンポポ) ・ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜 ・TWilight INSanity
・ひぐらしのなく頃に解(各編の詳しいストーリーを) ・分裂ガール ・Holy Knights〜忘れられた手紙〜 Director's Cut
・メイドさんを右に ・LONGESTCAPERUNNER
・東方靈異伝 ・東方封魔録 ・東方夢時空 ・東方幻想郷
・東方萃夢想 ・東方緋想天
●途中
・女神異聞録デビルサバイバー[2月] ・Dead Space[1月] ・アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女[1月]
・幻想水滸伝ティアクライス[1月] ・デビル メイ クライ 4[12月] ・ときめきメモリアル3 〜約束のあの場所で〜[12月]
・マナケミア〜学園の錬金術士たち〜[12月] ・2999年のゲーム・キッズ[11月] ・大神[11月]
・サイバーボッツ -FULLMETAL MADNESS-[11月] ・ペルソナ4[11月]
●執筆予告がある物
・戦場のヴァルキュリア[1月28日] ・ディシディア ファイナルファンタジー[1月23日] ・FRAGILE 〜さよなら月の廃墟〜[1月22日]
・テイルズ オブ ヴェスペリア[1月16日]
一月にテイルズオブヴェスペリアの執筆予告をしたものです
途中かけのがあるようですが、初めから投下します
前の人すみません
登場人物のあたりは前回の人と同じでいいと思います
第一部から
ある日帝都の下町の水道魔導器(アクエ・ブラスティア)が故障してしまう
ボロい魔導器しか与えられていない下町だ、毎度のことかと様子を見に行くと
魔導器の魔核が盗まれていた。魔導器は魔核がなければ動かないというのに…
ユーリは情報を元に貴族街の「モルディオ」邸へ行くが、不法侵入に家捜し、騎士団との衝突と無茶が祟って捕まってしまう。
生活に必要不可欠な水道魔導器を壊れたままにはしておけない。
隣の牢のうさんくさいおっさんから「モルディオ」は学術閉鎖都市の天才魔導師だという情報を聞き出すと彼は脱獄し、城の外を目指す。
城から街へ抜ける途中、身なりのよい女性が騎士に追われているのに出会った。
ユーリが彼女を助け事情を聞くと、彼女はユーリの親友でもある「フレン」に会いたいと懇願してきた
しかしフレンは既に城にはおらず、ユーリをフレンと勘違いをした赤眼の暗殺者に襲われる始末。
確かに異常事態なのは間違いないようだ。
「お願いします!助けてください!今の私にはフレン以外に頼れる人がいないんです。せめてお城の外まででも…」
エステリーゼと名乗るこの女性はどうしてもフレンに直接会って伝えなければならないことがあるという。
ユーリは相棒のラピード(犬)と合流しモルディオを追って学術都市へ、エステルはフレンに会うためハルルの街へ、
方角が同じため彼らは協力し、城を抜けて共に旅をすることになった。
呪いの噂があるという怪しいクオイの森を抜け、もう少しでエステルの目的地ハルルの街に着こうというところで一人の少年が飛び出してきた。
カロル・カペル。魔物討伐を専門にするギルド「魔狩りの剣」に所属する少年。
自称、魔狩りのエースであるカロルは森の出口である魔物を狙っていた。
目的地ハルルの街の結界魔導器は、巨大な樹と絡み合って複雑な構成をしている。
ところがこの街の名物にもなっているこの巨大樹が枯れてしまい、結界魔導器の力が失われて街は魔物に襲われていた。
フレン率いる騎士団が魔物を撃退したが、彼は魔導器の不調を調べるため発った後だった。
カロルはこの樹を治す除毒薬を作るため、素材に必要な魔物を刈ろうとしていた。
ユーリ達がこの方法について探っているとカロルが意外そうに驚いた
「信じてくれるの・・・?」今までの失敗から気を取り直して素材になる魔物を狩り、
薬を完成させて樹の根元に撒くカロル。しかし樹は反応は見せるものの回復しない。
街中が失意に飲まれる中、エステルは花が咲くよう祈る。すると光が発し樹は花を咲かせ結界が回復してしまった。
この力が何なのか、本人すらもわからずただ感激する中で城で襲ってきた赤眼の暗殺者たちを目にする
街の人に迷惑はかけられない。その上フレンは既にこの街にはいない。
強がっては見せるものの一人が嫌らしいカロルを加え、学術都市へと向かう。
学術都市は帝国直属の魔導研究機関。許可がないものは立ち入り禁止だった。
犯罪まがいの手口で忍び込み、ようやく会ったリタ・モルディオは魔核泥棒の件はいいがかりだ、自分は無実だと主張する。
彼女にとって魔導器は何よりも大切なもの。自分が魔導器にそんな扱いをするなんてありえない。
論より証拠、と彼女は身の潔白を証明するため窃盗団のいる遺跡へ同行することを提案する。
遺跡に同行すると魔核泥棒の一味を追い詰めることに成功した。下町を襲った泥棒ではなかったが情報を得ることができた。
「港町にいる隻眼の大男が魔核を集めている。下町の魔核もおそらくそこにある。」
泥棒の件で疑ったことをリタに謝罪し、ハルルへ戻ろうとする一向
だが共に戦ううちにリタはエステルが不思議な力を使うことに気付いていた。
(エステルの力は自分の研究の手がかりになるに違いない…)
彼女はエステルの力が治したという大樹を見るという口実をつけ同行を申し出る。
「私、同年代の友達初めてなんです!よろしくお願いします!」
表裏なく喜ぶエステルに戸惑いながらもリタが一緒にいくことに。
ハルルへ戻ると少し前にフレン達が戻ってきて港町へ発ったという。
またしてものすれ違いに、ハルルの村長はフレンからの言付けを渡す。
それは「僕はノール港へ行く。早く追いついて来い」という挑発とユーリの手配書だった…
暗殺者と騎士団というふたつの厄介に追われ、ユーリ達は港町へ。
現時点での目的
ユーリ:魔核泥棒を捕まえるため港へ
エステル:フレンに会うため港へ
カロル:先に行った魔狩の剣のメンバーに追いつくため港へ
ラピード:飼い犬
リタ:エステルの力に興味を持ち同行
丘を越えて港へ行こうとすると、丘では問題が起きていた。
旅人の安全のため設置された結界魔導器を竜に乗った槍使いが壊して飛び去ったという。
仕方なく丘を海の見える迂回路を通ることに。帝国一般人は街から出ることが滅多にないこの世界。
広大な海に感動すると同時に、ユーリ達はそれぞれ自分達のいた世界の狭さを自覚することとなる。
「早く追いついて来い、ね。簡単にいってくれる…。」
辿り着いた港では執政官が圧制をしいていて重い雰囲気だった。降り続く雨に船も出ていない。
子供を人質にとられた両親が、税のため魔物を狩りに行こうと躍起になるような場面にまで出会う。
兎にも角にもフレンに会い、エステルはようやく用事を伝えることが出来た。
しかしフレン達は帝国騎士。ユーリが罪を犯したことに対して憤っている様子だった。
加えてフレンの部下ソディアはユーリの罪状について追求する。
ユーリは自分の罪に対し魔核泥棒を捕まえるまで待って欲しいと猶予をもらい、街の事情を調べることに。
どうやらここの執政官「ラゴウ」は重税を課し、住人をいたぶって遊んでいるという。
船を出せないような降り続く雨も執政官の天候を操る魔導器のせいという話しだ。
天候を操る魔導器などありえない。リタは調査したいというが、執政官の屋敷には騎士さえ入れないらしい。
有事特権があれば強制捜査ができるというフレン達
「なるほど、執政官の屋敷に泥棒でも入ってボヤ騒ぎでも起こればいいんだな」
ユーリは屋敷に忍び込むことに決める
屋敷前でユーリが城の牢で会ったうさんくさいおっさん「レイヴン」に出会い、屋敷潜入の協力を持ちかけられる。
協力といいながら彼はユーリ達を囮にして屋敷の中へ、ユーリ達は屋敷の地下へ入れられてしまう。
屋敷の地下には魔物が巣食い、攫われた人間も同じ場所にいれられていた。そこかしこに魔物に食われた骨が散らばる…
地下をさ迷うと巨大な魔導器を見つかった。いくつもの魔導器をつぎはぎにして、確かに天候を操っている。
魔導器の妙な使い方に魔導器を愛するリタが憤慨していると、丘で話しに聞いた竜使いが現れ魔導器を壊して飛び去ってしまう。
強制調査権限を使って乗り込んできたフレン達に後を任せ、逃げたラゴウ執政官を追って船着場から船に飛び乗ると
そこにはギルド「紅の絆傭兵団(ブラッド・アライアンス)」が雇われて活動していた。
どうやらこの男が遺跡で聞いた魔核泥棒の親玉である隻眼の大男、紅の絆傭兵団のボス「バルボス」のようだ
ここまでユーリを追ってきた赤眼暗殺者の一人、ザギを相手にしている内にラゴウとバルボスは逃亡
沈みゆく船の船室からは少年の声が聞こえてきた
少年を助けて隣の港街でフレンとエステルから話を聞くと、彼は次期皇帝候補の1人ヨーデル殿下であるとのこと。
なぜそんな人が…と話しているとそこへラゴウが現れた
街で圧制を敷き国家重要人物まで誘拐していたにも関わらず、ラゴウは堂々と登場し白を切り通す。
結局ラゴウは証拠不十分と権力行使により不問となってしまう。
権力の力はここまで大きいのか。
目の前で死に行く国民も守らず上層でいざこざを起す帝国にユーリが苦言を呈するとフレンと言い合いになってしまった
「そうやって帝国から背を向けて、何か変わったか?」
「何も変わってないのは俺だってわかってるよ…!」
帝国全体を変えないといけないというフレン、目の前の人間を見捨てられないユーリ
やり切れない思いを抱えて街を歩いていると、再びうさんくさいおっさんレイヴンに会い「紅の絆傭兵団らしき集団が北の廃都へ行った」と聞く
ラゴウの屋敷で騙されたばかりで怪しむものの、他に手がかりもなく、
向かった廃都にいたのは「紅の絆傭兵団」ではなく「魔狩の剣」だった。
カロルはようやく仲間に追いつけたと喜ぶが、魔狩の剣の少女ナンに
ハルルから出る際ついてこなかったのは逃げ出したからだと勘違いされ、クビを言い渡されてしまう。
気にかけてた女の子から、「むかしっからいつもそう!臆病者ですぐに逃げ出してどこのギルドも追い出されて…」
と痛いところつかれた上でのクビ宣言
カロルはショックをうけ行き場をなくしてユーリ達についてくる。
廃都の地下にはエアルが充満していて、みるからに凶暴そうな魔物が暴れているという非常事態だった
魔狩の剣が逆結界で魔物を捕らえていたが、またしても竜使いが現れこの結界魔導器を破壊してしまう
暴れる魔物に苦戦していたが、この魔物は落ち着きを取り戻すとエステルをじっと見つめ、立ち去っていった。
街へ戻ろうとすると貴族で編成された騎士隊、キュモール隊が待っていた。
彼らは実は帝国の姫であるエステルを乱暴に取り戻し、賞金首であるユーリを下民扱いし殺すよう命令する。
そこへここまでユーリ達を追っていた騎士隊、シュヴァーン隊が現れて牽制し
ユーリ達を捕えエステルを保護したことでその場は収まった
連行された先の新興都市ヘリオードで取調べを受けていると騎士団長アレクセイが現れる。
ヨーデルとエステルという二人の皇帝候補の取り計らい、
彼らの救助と護衛という名目でユーリの罪が白紙に戻された。
皇族であるエステルはユーリ達と別れ帝都へ帰るということだ。
この日ヨーデルから聞いた話しでは、今帝国ではエステルとヨーデルどちらを時期皇帝にするかが問題になっている。
エステルは評議会の、ヨーデルは騎士団の後ろ盾を受け、騎士団と評議会がもめている状態だそうだ。
翌日、激しい振動とともに街の結界魔導器が異状を起こし、大量のエアルを発生。
リタが修理を行い魔導器を治すが、高濃度のエアルにやられリタは倒れてしまう。
騒ぎの後カロルが無力な自分に落ち込んでいた。
大人にだってできないことはあるとのユーリの励ましに、カロルは一緒に新しいギルドを作らないかと持ちかける。
「ギルドか…考えておくよ」ギルドというのは下町でくすぶっていた自分では思いつかなかった新しい可能性だった。
部屋ではリタが目を覚ましていた。
自分を看病し続けてつかれて眠っているエステルを見て、自分はエステルにどう思われているか?とユーリに問う
今まで魔導器ばかりで他人など気にしてこなかったリタも、この旅で人との関係というものを学んでいた。
ほどなくエステルが起きだしリタに治癒術を使うと彼女はこう告げる
「もう大丈夫よ、それと治癒術を使うのに魔導器を使うフリはやめていいわ」
エステルの力とは魔導器なしでも治癒術が使える力。
魔導器なしでは術技の使えない世界では相当特異なものだが、リタとユーリはこれを見抜いていた。
そこへ竜使いが現れ一方的に攻撃を仕掛け、去っていく。話はうやむやに流れてしまう。
ユーリたちはこのままギルドの街ダングレストへ行き、紅の絆傭兵団の情報を集めることになった。
帝都へ戻るエステルに挨拶をしていると騎士団長アレクセイが現れ
帝国直属の研究機関の魔導師であるリタに、先日の魔導器の暴走についての調査を依頼する。
似たような異状が起きている大森林に行って貰いたいというのだ。
エステルが自分の力も役にたつはず、同行を嘆願する。まだ旅をしていたいという彼女の密かなわがままでもあった。
騎士団長アレクセイはユーリに護衛を任せることでそれを許可した。
一行はまず、大森林への通り道でもあるギルドの街ダングレストを目指す。
ダングレストはギルドの巣窟。帝都に次ぐ規模であり、五大ギルドが総括する「ユニオン」の街。
今はギルド「天を射る矢(アルトスク)」のボス、ホワイトホースが統領(ドン)である。
そして、紅の絆傭兵団も五大ギルドのひとつであった。
情報を得ようとユニオン本部へ向かう途中、魔物の襲来を告げる警鐘が鳴り響いた。
そして突然、結果が消失してしまった。地鳴りのするほどの大量の魔物が直接街に襲いかかる。
応戦していると大柄の屈強な老人が現れ魔物をなぎ倒していった。
この男こそ天を射る矢のボス、この街の元首であるドンだった。
フレン達騎士団も現れ手を貸そうとするが、ドンは「帝国の世話にはならない、自分達の街は自分達で守る」と突っぱねた。
ここは彼に任せ、魔導器のスペシャリスト、リタとともに結界魔導器へ急ぐと赤眼の暗殺者が魔導器の修復を阻止しようと襲ってきた。
彼らを倒し結界魔導器は修理したが、魔物の襲来、暗殺者と不審続きである。
事情を聞こうにもドンは魔物の群れを追っていき、落ち着きを取り戻した街にはいないことがわかる。
この間に帝国から依頼された調査を終わらせるため、大森林へ行くことにした。
そんな彼らの会話をレイヴンが密かに聞いていた。
ケーブ・モック大森林へ付くと確かに新興都市ヘリードと似たようなエアルの異状が起きていた。
そこへレイヴンが現れ同行を願う。
本当の目的を言わない明らかに胡散臭いレイヴンにユーリ達は警戒しつつも、共に奥地へ。
大森林の奥では大量のエアルが放出され、魔物が暴走していた。四方を囲まれ窮地に立たされる一行の前に、白髪の男が現れる。
彼が持っていた剣を掲げると、エアルの異状はおさまり魔物の動きも落ち着きを取り戻した。
レイヴンは彼を知っているようで「デューク」と呼んだ
デュークは「エアルクレーネには近づくな」と謎の警告をして去っていく。
エアルクレーネとは世界に点在するエアルの源泉であり、この大森林のエアルの異状もそこから起こっていたものだった。
リタはエアルを鎮めたあの剣の力こそが、自分が研究して捜し求めている「リゾマータの公式」ではないかと推測する
リゾマータの公式とは、
エアルの仕組みに自由に干渉することが可能にする世界中の魔導士が追い求めている現代魔導学の頂点
これまで消費する一方だったエアルを、使用し、形を変え、また還元することができるという未知の理論
リタはこの現代魔導学の頂点を追い求めていた。
エステルの力がヒントになるかもしれないとついてきたのもこの公式のためだったのだ
大森林の入り口では魔物を追ってきていたドン・ホワイトホースに会った
ドンに声を掛けられるレイヴンはどうやら天を射る矢の一員らしかった。
ドンは急用が入り街へ戻るという。ユーリ達の用件もダングレストで聞いてもらえるということで話がついた。
ダングレスト、ユニオン本部へ行くとフレンが来ていた。ドンの急用とは騎士団からの話だったのだ。
フレン達騎士団の用件は、ユニオンと紅の絆傭兵団の盟約破棄、および討伐の協力を仰ぐというもの。
近頃行き過ぎた行動の目立つ紅の絆傭兵団への処置を考えていたドンはこれに乗り気であり、話はうまくまとまりそうに見えた。
しかし、フレンが持ってきたヨーデル殿下からの密書には
「ドン・ホワイトホースの首を差し出せば、(紅の絆傭兵団)バルボスの件に関しユニオンの責任は不問とする」
との記述。
ヨーデル殿下がこんな密書を出すはずがないと訴えるフレンだが、
ドンは憤った様子でフレンを牢へ入れ、帝国との前面戦争を宣言した。
ユーリが1人地下牢へ忍び込みフレンにこの件について聞くと
道中あの赤眼達に襲われ、その時に書状をすりかえられたのではないかという。
騎士団とギルドの衝突を狙う例の執政官ラゴウが仕組んだことだろう。
そこまでわかっているならさっさと取り返して来い、とユーリはフレンの身代わりに牢へ入った。
実はドンも書状が偽者であるということ、黒幕がいるということに気付いていた。
黒幕をおびき出すため、血気盛んなギルドの連中を納得させるため、わざと戦争などと煽ったのだった。
牢へ来たドンはユーリに責任をとって黒幕を探し出せと言い、さらに状況を煽りにいった。
外へでるとエステル達が紅の絆傭兵団を見かけた駆け寄ってくる。
彼らが潜む建物に突入すると、紅の絆傭兵団のバルボスとあの港町の執政官ラゴウがいた。
ユーリ達が踏み込むも外では帝国とギルドの争いの音が聞こえる。
このままでは騎士団とギルドが衝突し、双方が壊滅的な打撃を受けるだろう。
騎士団が壊滅すれば評議会が帝国を支配できる。ドンが死んで主力ギルドが弱体化すれば、紅の絆傭兵団がギルドを支配できる…
ラゴウとバルボスはこういった利害関係の内に手を結んでいたのだった。
一発触発の睨み合い続く草原に、フレンが書状を取り戻して駆け馳せた。
魔導器を使い逃げるバルボスを例の魔導器破壊の竜使いが現れ追おうとする。
ユーリは竜使いに足になってくれるよう頼み、仲間をおいてバルボスを追っていった。
ユーリと竜使いはバルボスを追って怪しげな塔につく。
巨大な魔導器で構成されたこの塔、竜使いは一部しか壊すことができず二人は囚われてしまった。
牢の中で改めて竜使いの姿を見ると、彼女はクリティア族の女性だった。
ジュディスと名乗る彼女に魔導器を壊す理由を尋ねると「壊したいから壊しているだけよ」とはぐらかされてしまう
意気投合した二人が一芝居打ち、牢からの脱出すると街からは仲間達がかけつけていた。
共に塔を上りバルボスと戦いに向かう。ただし、リタを含む仲間にはジュディスが魔導器壊しの竜使いだとは隠したまま。
リタにとって魔導器は特別な存在。それを壊すジュディスのことを告げて、今わざわざ事を荒立てる必要はないのだ。
屋上では見たこともない強力な武器を使うバルボス。彼の武器にはユーリが探していた下町の水道魔導器が使われていた。
そこへ急に大森林で会ったデュークが現れバルボスの魔導器を破壊して去っていく。
バルボスと戦い決着をつけたユーリは、ようやく水道魔導器の魔核を取り返すことができた。
自分の負けを悟ったバルボスはユーリは若いころのドンに似ていると話し始める
いつか大きな敵を作り世界に食いつぶされる存在だと。
「悔やみ、嘆き、絶望した貴様がやってくるのを先に地獄で待つとしよう…」
言い終えるとバルボスは塔の上から身を投げ暗闇に消えていった。
目的をはたしたジュディスと別れ、ダングレストへ戻るとラゴウが糾弾され、騎士団に連行されていた。
これで帝国も安定し城の中にも安全になる。エステルは迷いながらも今度こそ帝都に帰ると告げる。
しかしその夜、今回もラゴウは評議会の立場を利用し、大した罪には問われなくなったことがわかる。
ラゴウは帝国を混乱に陥れた。人を人とも思わず蹂躙し、大勢の人間を好奇によって殺してきた。
にも関わらずラゴウを法で裁けない帝国の現状。
ユーリがフレンに話を聞きにいくと、フレンは隊長に昇格していた。
隊長になっても蹂躙される人々を助けられないと悔しがるフレンに、ユーリはそのまま上に行けと告げる
「俺も俺のやり方でやるさ…」
そしてユーリは再び悪事を企て密談していたラゴウの元へ行き、一閃の元に殺害した。
次の日、リタは各地のエアルクレーネの調査のためにダングレストを去った。
エステルも街を出ようと挨拶をしていると、巨大な魔物が現れ街を襲う。
魔物はエステルに向き合うとこう告げる「忌マワシキ 世界ノ毒ハ 消ス」
騎士団が強力な兵器を持ち出し応戦し、町中は混乱に陥った
魔物を見上げていたジュディスも引っ張るように混乱の街から逃げる一向。
そんな中エステルは帝都へ戻らずにユーリ達と旅を続けたいと言う。自分にはまだ、知らなければならない世界がある。
ユーリもカロルとギルドを作るため帝都にはまだ戻らないと決心。
崩れた橋の向こうで立ち竦むフレンに彼らは一方的に別れを告げ、下町の水道魔導器の魔核を託してダングレストを後にした。
その上空を、巨大な魔物も何故か攻撃を止め、飛び去っていく…。
第一部終了です。今日はここまで。
大きくまとめて三部までで相当長い話ですが、なるべく綺麗に簡潔にまとめるよう努力します
途中でなんですが、語句等疑問があったら補足しますのでどうぞ
とりあえず五日目です、分かる人が見ると突っ込みを入れたくなるかもしれませんが内容的な物は間違ってないと思うのでご容赦を・・・
5th Day 封鎖の真実(1/3)
朝、起きてから同じようにラプラスメールを確認する4人。
そこには『望月マリ 吸血鬼に襲われ死亡』『悪魔使いカイドーとケイスケの戦闘 死亡者ケイスケ』という内容が書かれていた。
予想通りこのままではカイドーとケイスケが会ってしまう、どころかケイスケが殺されてしまうためどうにかして2人を会わせずに済む方法を考える4人。
しかし、それだけではなくマリの事も考えなければならない。更に翔門会に行き、ナオヤの残した私物を回収し調べたいと提案するアツロウの話もありやることは山積みとなっている。
まずは落ち着き1つ1つ整理する事にしたのだが、ふと空を見ると妙な色に染まっていた。見上げると空が赤く染まり、徐々に想像を超えた自体が進んでいる事を自覚する。
だが時間が無いため頭を切り換え、カイドーとケイスケ、マリの事に集中する事にした。
カイドーとケイスケが出会えば殺し合いになる、だがそちらを止めにいけばマリが間に合わない。そこで4人はカイドーに別の用事を作らせたらどうかと考え妙案を思いついた。
上手くいくか分からないがやるしかないと考え、マリのカバンを持ってカイドーに会いに行く事にした。
カイドーを見つけマリが吸血鬼と闘っている事を伝えると予想通り事情を聞いてきたため説明する。そしてマリのカバンを届けるよう頼みカイドーの意識を逸らす事に成功した。
次に翔門会に行きナオヤの私物を従兄弟という理由で回収するとアツロウが待っていましたとばかりに残されていたデータを確認した。
もちろん翔門会が重要なデータを渡すはずはないがナオヤがデータ自体にプロテクトをかけていたため無意味なデータと思ったのだ。
ただ完全に解析するには時間がかかるという事だが
これが解析できれば悪魔召喚のために使われているプログラムのサーバーが判明するに違いないとの事で解析を始めると幾つかの事が判明した。
それによれば太古の時代は儀式によって悪魔を召喚していたがナオヤの組んだ召喚プログラムはその儀式を自動で行っているらしい。
しかし悪魔を呼び出すのは強い思念(憎しみ、悲しみ、願望など)が必要なのだがそれを使用者ではなくネットという膨大な感情の海から利用しているとの事だった。
自分たちにとって身近なネットという環境からそんなものが、と驚くが召喚できているという事実がそれを裏付けている。
また、プログラムを作る際に行った実験のような表記もあり、それによれば音楽によって悪魔を制御するためのテストを行っていたらしい。
だが、これ以上の事はまだ分からないとの事で解析作業を続けると話すアツロウに任せ4人は次の行動を行うことにした。
そこでカイドーの気を逸らしている間にケイスケを説得しなければとの事で探したのだがようやく見つけたケイスケはヤマによる裁きで民間人を殺害している所だった。
主人公達の制止に「ボクは直接手を下してないさ。彼らの罪はヤマによって判断され裁かれる」と呟き、それでも認められないと話すと
「今、ヤマに裁かれた奴らは食料を分けようとしたお婆さんを殺し。その食料を全て奪ったんだよ、そんな奴らに生きる価値があるはずないだろ!」と怒りに身を震わせ
自分に賛同してくれるならいつでも来てくれと言い残してその場を去った。
何を言っても今は無理だと判断し一旦場所を移動すると改造COMPを「やっと手に入れた」と言いながら裏路地から出てきた男を見かけた。
ひょっとすると入手経路が分かるかもしれないと近づき話を聞いた所、改造COMPを渡したのは翔門会の服を着た男である事が分かったが
その男は渡しただけでCOMPに設定された契約戦闘(Day Beforeでの最初の戦闘)の事などは言わなかったらしい。
まるで何も知らずに使った使用者を悪魔に殺させ悪魔を増やそうとしているかのような行動に疑問を感じるが翔門会が渡していたという確信も持てず一度保留する事にした。
5th Day 封鎖の真実(2/3)
そして、ラプラスメールの時間に従いマリの元に向かうとマリとカイドーがクドラクと戦っているところだった。
自分が倒さなければ意味がないというマリ(クルースニク)の言葉に従いマリの援護をする主人公達とカイドーの協力もあり無事クドラクを倒し、カイドーとマリは仇を討つ事が出来た。
2人は主人公達に感謝の言葉を述べ、その場を後にした。
だが、次はケイスケである。急がなければラプラスメールの通りになってしまうかもしれないとケイスケを探し出すと民間人を襲っている警官にヤマの裁きを下そうとしている所であった。
もはや説得では行為を止めきれないと判断し、ヤマだけを倒す提案をする主人公に従って何とかヤマを撃破する4人。
ヤマを失った事で裁きを下す力を無くしたケイスケは崩れ落ち、自分は恐怖による歪んだ正義でもいいから弱者が守られる世界を作りたかったと4人に呟いた。
その言葉に対し、ヤマを使い正義や裁きを強制するだけが正義ではない事、暴力による統制では結局外道悪魔使いたちと同じ事をしているだけに過ぎないという事を伝えると
ケイスケは自嘲して自分が取り返しの付かない過ちを犯していた事に気が付いた。
だが、主人公の「過ちは取り返せばいい」という台詞に心を動かされ、今度は本当の意味で正義を行えるようになるため改めて同行を申し出た。それを了承し
再びケイスケが仲間になりラプラスメールを変える事に成功した。
問題が落ち着いた所で次の行動を相談した所、封鎖の理由について調査する事になり、赤坂トンネルで出会った女性の自衛隊員に話を聞く事となった。
早速赤坂トンネルに向かうと自衛隊員である伏見三佐とイヅナ一尉がいた。何をしにきたという言葉に対し説明すると最初は躊躇っていたがやがて口を開き封鎖の理由を説明し始めた。
それによれば東京に出没する悪魔が人の手で呼び出されたものであると分かった事
呼び出す装置が翔門会の開発したCOMPである事が判明したため全国の翔門会が夏に東京に集まっておこなう東京集会を選んで封鎖を行った事を話した。
更に政府は悪魔の存在を闇に葬るつもりであるため作戦の成功まで誰1人として封鎖の外に出す事はしない覚悟である事、作戦が失敗し計画の期間である一週間が経過した場合
つまり2日後には封鎖内の人間は抹殺されるという事を話した。
その事実に驚愕しながらもやれるだけの事はすると言い切り、必要な場合はお互いに協力する約束をして5人はその場を後にする事となった。
どうにかするためにも情報を集める事にして歩き回っているとベル・デルを倒す時に助言をくれた男がこちらを見つけ近寄ってきた。
男はベル・デルを倒した事に驚き笑い出すと主人公に封鎖内で行われている悪魔達の情報について説明し始めた。
それによるとこの封鎖内で今ベルの王を決める抗争が行われているとの事で、すでに主人公に倒されたベル・デルの他にベル・ベリト、イザ・ベル、ベル・イアル、ベル・ゼブブが残っているらしい。
ベル・デルを倒した事で主人公にベルの力が流れ込み否応無く主人公もベルの王を決める争いに参加している事を説明された。
なら残りは4体がそれぞれを潰し合うのかと思えばそうではなくイザ・ベル、ベル・ゼブブはベル・ベリトを王にするために協力しているらしい。
だがイザ・ベルはベル・ベリトの部下だがベル・ゼブブは違うらしく、本来の主から協力を命令されているだけだとか。
更に主人公達の余命が1日少ないのは明日ベル・イアルと戦うからで、それを乗り越える事が死の運命を回避する事になるとまで教えてくれた。
せいぜい頑張ってくれよ、応援しているからさ。と軽薄な言葉と笑みを残し再び消えるように男は姿を消した。
5th Day 封鎖の真実(3/3)
どちらにしても全員と戦う事になるのなら情報を集めるしかないともう一度イヅナの所に行き話を聞く事に。すると翔門会の事について聞く事が出来た。
それによれば翔門会は神の試練に打ち勝つために主上の力を使い試練を乗り越えると宣伝しているのだが、その主上というのがベル・ベリトらしいという事だった。
神や悪魔は人々の信仰によって力を得るらしく、理不尽な封鎖で心の拠り所を翔門会に求めている現状では皮肉にも自衛隊すら翔門会に協力しているような状態になってしまっているらしい。
翔門会は神の試練に打ち勝つため、ベル・ベリトは神に対抗するためと利害が一致し協力関係にあるのだとか。
そこで、今度は翔門会に話を聞いてみる事にしアマネを見つけるとアマネは自分から主人公たちに近づき挨拶をした。
だが、そのアマネはアマネではなくマリの時と同じように表に出ている人格は天使のものであった。天使は改めて挨拶をし、自分がメタトロン配下の天使レミエルである事を明かした。
アマネに天使が降りているのなら翔門会は天使の言葉を代行するのでは?と疑問を言うと
レミエルは「翔門会の教えは我々の意志とは別にあります。ですがアマネは私たちに賛同し協力してくれたため私は人間を救済するために体を借りているのです」と答えた。
ならばもっと早くに助けてくれればよかったのではと返すと「何度も警告しました。全ては人の手により招いた事です。その過ちを自分の手で解決できないならば未来は破滅に向かうでしょう。
政府と我々天使が協力し行ったこの封鎖は人に科せられた試練なのです。もし人の手に余るようであれば神はすぐにでも手助けします
ですがそうなれば未来永劫人間は神の手により管理される事となります。しかし神は人間に自主性を求め、この事態を人の手で解決してもらいたいと願っているのです」
そう説明したレミエルに更に封鎖の事、召喚サーバーの事などを聞くと悪魔の出現による混乱を収めれば封鎖は解けるという事
召喚サーバーは世界の危機を招くため今の主人公達には教えられない事を伝えた、だが主人公こそが封鎖を解ける可能性があるといった表現もした。
話が終わり別れた後で再び情報を集めていると翔門会の信者が慌てた様子でこちらに走り寄ってきた。
その信者は翔門会が崇める主上が悪魔である事に恐れ脱走するつもりだが主人公たちが翔門会やサーバーを探っている事を知って情報を提供しに来たという事だった。
それなら好都合とばかりに話を聞くと召喚サーバーは忽然と姿を消しアマネ以外の人間には今はどこにあるのか分からないという事
アマネはCOMPが作られる前から悪魔の召喚が可能で噂では幼い頃に父である教祖の手で強力な悪魔をその身に降ろしたという事
COMP作成に自分の作った旋律を奏でる事で悪魔を呼び出す事が出来る女性が関わっていた事を教えてくれた。
更に詳しい情報はナオヤしか知らないと言い残し信者はその場から逃げるように立ち去っていった。
ならナオヤを探して更に詳しく聞くしかないと判断し探索すると国会議事堂の前でナオヤと出会った。
いい機会だと話を聞くとCOMPを渡したのも巻き込んだのではなく遥か昔から神に愛されたが故に最初から巻き込まれていたという事
目的は主人公をベルの王位争いに勝たせる事、サーバーの位置はこの世界に無くそれを知るにはまだ足りないという事であった。
王位争いに勝たせたい理由などは言わず仕舞いで最後に悪魔召喚プログラムはアヤという女性の協力が無ければ完成しなかった事を教えて立ち去っていった。
その日はそれ以上の探索をせず体を休める事にし、情報を整理したのだがレミエルやナオヤがわざわざ主人公を選んでいる理由やサーバーの位置
ハルにシーケンサーを渡しCOMPを作る際にも協力したというアヤの行方も分からず何か知らない所で様々な思惑が動いている不安に駆られながら眠りについた。
乙。さすがに超電磁結界にまでは触れないか。
まぁ余計なサブイベまで入れてたら長くなりすぎるしね。
今空いてるかな
戦場のヴァルキュリア投下しま
序章・終章含めて19章。1章1レス+用語解説(これ)で20レスくらいになるかと。
まずは頻出する用語の解説から。
ガリア公国:本作の舞台。連邦と帝国の間に位置し、どちらにも属さない武装中立国家。
第二次ヨーロッパ大戦の最中、豊富なラグナイト資源を狙った帝国の侵攻を受ける。
国民皆兵制度を敷いており、小・中・高・大学で軍事教練が必修。さらに中学校までは
義務教育であるため、国民全員が戦闘の基礎を習得している事になる。
位置的にはオランダ〜ドイツ辺りの海沿いだけど、世界地図が現実の物と多少違うので
はっきり 「この場所」 とは言い切れない。
東ヨーロッパ帝国連合:通称 『帝国』 ヨーロッパ統一を目指す君主制国家。デカイ。強い。
連邦のみならずガリア公国含む周辺諸国へも侵攻。本作のメイン敵国になる。
大西洋連邦機構:通称 『連邦』 ヨーロッパ西側の共和制国家の集合体。領土は帝国より
狭く(それでもガリアに比べれば超デカイが) 戦車開発等においても帝国に遅れをとる。
秘密条約など、まっとうでない手段によって国土を拡大してきたとも言われる。
第二次ヨーロッパ大戦:征暦1935年に勃発し、ヨーロッパ全土を巻き込んだ戦争になる。
(と言っても帝国と連邦でほぼヨーロッパ全土なんだが) 原因はラグナイト資源争い。
「第二次」 という事は第一次もあるわけで、これもやはり帝国と連邦の戦争だった。
第一次の時もガリア公国は帝国による侵攻を受けているが、独立を守り通している。
ラグナイト:燃料や動力、爆薬から治療薬など何にでもなる鉱物資源。青く発光する。
ダルクス人:数千年前、邪法を使って100の都市と100万の人畜を焼き払ったと伝えられ
それを理由に様々な迫害を受けている民族。工業や鉱業などの重労働に就く者が多く
(というか迫害ゆえにそういった仕事にしか就けない) 「油くさい」 などと揶揄される。
紺色の髪と伝統的な文様の入った布 (ストール等) の装いを特徴とする。
ヴァルキュリア人:北方より現れてダルクス人を倒し、ヨーロッパを救ったとされる人々。
ラグナイトを原料とする武器を用い、戦闘時には青い光を放って人間離れした能力を
見せたと言うが、現在の認識はほとんど御伽噺か伝説上の存在に近い。
この世界の 「征暦」 はヴァルキュリア人がヨーロッパを平定した年を紀元としている。
【序章:開戦】
帝国との国境近いブルールの街。帝国の宣戦布告を受け、人々はこの先来るだろう
戦火を避けるために街を離れ始めている。
街を去る人々の流れの中、一人逆に街に向かう青年がいた。
川の傍に座って手帳に何か書き出した彼を、見回り中のブルール自警団が拘束する。
ウェルキンと名乗る青年は 「魚のスケッチをしていただけ」 と言い、事実手帳の中は
魚や花、虫のスケッチばかりだったが、自警団分隊長のアリシアは容易には信じない。
自警団詰め所へ連行する途中、ウェルキンに声をかける少女が現れる。
アリシアは、彼女がギュンター将軍の娘、イサラ・ギュンターである事に気づく。
まだ疎開してなかったの? と訊ねるアリシアに、イサラは兄が今日迎えに来る事に
なっている、と答える。その 「兄」 が、つまりはウェルキンだった。
驚き、むくれつつも自分の勘違いを謝るアリシア。
昔から自然が好きで、今は首都の大学で学んでいると言うウェルキンは、
「自分も誰かに観察されているかも知れないって事を、覚えておくよ」 と言って笑う。
そこへ帝国の偵察部隊がやってくる。街を去ろうとしていた人々が銃弾に倒れていく中、
アリシアは倒れた自警団員の銃をウェルキンに渡し、戦力に加えて帝国兵を撃退する。
戦いが終わった後、部下の自警団員に倒した帝国兵の遺体を埋葬するように言って、
アリシアは手に持っていたコナユキソウの種を風に乗せた。
街の人を守るには戦うしかない。でも、命を奪い合っていただけではなく、新しい命も
この時代に生まれていた事を、戦争が終わって振り返った時に思い出したい。
飛んでいく種の綿毛を見ながら彼女はそう言った。
【一章:ブルール防衛戦】
アリシアと別れ、家に戻ったウェルキンとイサラは使用人のマーサに迎えられる。
身重の彼女をウェルキンは気遣うが、当人は 「もう5人目だから慣れたもの」 と笑う。
そこへアリシアが登場。さっきのお詫び、と渡されたパンは、パン屋に住み込みで
働いているアリシア自身が焼いたものだった。
家に迎え入れられたアリシアは、壁にかけられた一枚の写真を見つける。
写っているのは二人の男性。一人はウェルキンの父、第一次ヨーロッパ大戦の中で
ガリアの独立維持に大きく貢献した英雄、ベルゲン・ギュンター将軍(既に故人)
もう一人の事を訊ねると、イサラが私の父ですと答える。父は将軍の戦車を設計した
技師だった。でも生まれてすぐに両親は事故で他界してしまい、将軍が養子として
自分を引き取り、育ててくれたのだと言う。
立ち入った事を聞いた、と言うアリシアに、気にしないで下さいと笑うイサラ。
時間を見て辞去しようとするアリシアをウェルキンが送っていく。
「お父さんの様に軍人にはならないの?」 と言うアリシアの問いに、ウェルキンは
自分は教師になりたいんだと答える。そして自分なりの方法でこの国を守りたいと。
自分なりの、という言葉にアリシアが考え込んだ時、砲撃音が響く。
ブルールの中心に位置し、街の象徴でもあった親子風車が崩れ落ち、帝国兵が
街に突入してくる。自警団員を集め、敵を食い止めに向かうアリシアとウェルキン。
だが戦車まで加わった帝国側の圧倒的な火力は、自警団の抵抗を物ともしない。
アリシアはウェルキンに脱出するように言い、尚も自警団員を率いて抵抗を続ける。
ウェルキンはまだイサラとマーサがいるはずの家へと向かって走り出した。
【二章:ブルール撤退戦】
家には既に帝国兵が侵入していた。倒れているマーサを庇って立つイサラを見て
そのストールから彼女をダルクス人だと知った兵士が侮蔑の言葉を吐く。
そんな兵士達の隙をついて銃を手に取るイサラ。兵士の注意が彼女に向いた時、
ウェルキンが駆けつける。柵の柱を引き抜いただけの即席の棍棒で一人を倒し、
もう一人が応戦しようとした所に銃声が鳴る。引き金を引いたのはイサラだった。
悪態をついて兵士が倒れる。
マーサに駆け寄る二人。既に陣痛が始まっていて動かすのは危険な状態。
そんな時にイサラは納屋に行こうと言い出す。
「父さんたちが残してくれたものが、私たちを助けてくれるはずです」
納屋には一両の戦車があった。イサラの父、テイマーがギュンター将軍のために
ただ一両だけ製造したエーデルワイス号。
10年も動かしていない物だが、いつでも動かせるように整備はしてあると言う。
軍事教練で整備を選択し、戦車操縦技能も持つイサラが操縦手兼無線手を担当、
高校で機甲訓練コースを選択していたウェルキンを戦車長兼砲手として、内部に
マーサを保護した状態で出撃。
ブルール住民の非難経路を守っていたアリシア達と合流し、帝国戦車を破壊。
時間を稼ぎつつブルールから撤退する。
その間、マーサの子供はなんと戦車の中で生まれてしまっていた。
結局奇襲から2時間足らずで制圧されたブルールを眺めるアリシアとウェルキン。
ウェルキンは、自然から生き物の種族を超えた共存の仕組みを知りたいと言う。
人の生活に活かせるかもしれない。そして教師になれた時それを皆に伝えたいと。
そこへマーサから子供を預かったイサラが赤ん坊を抱いて現れる。
これから離れる故郷を赤ん坊に見せ、きっとここへ帰ってこようと三人は頷き合う。
【三章:ヴァーゼル市街地戦】
ガリア公国東部国境を越えた帝国軍は、要害・ギルランダイオ要塞を始めとした
ガリア東部の要所を次々と制圧していく。その中、ブルールを脱出した住民たちは
ガリア公国首都、ランドグリーズへと避難していた。
国民皆兵制度に基き、ウェルキンとアリシアは義勇軍として軍に配属される。
ウェルキンは義勇軍第3中隊・第7小隊長に任ぜられる。階級は少尉。
アリシアもウェルキン付きの下士官として第7小隊に配属される。階級は軍曹。
出頭前、アリシアは着慣れない軍服姿の感想をウェルキンに求める。
腰部装甲がカブトムシみたいでかっこいい、とズレた(でも本気の)誉め方をする
ウェルキンに呆れるが、頭部のスカーフ(塔常時からずっとつけている)について
訊ねられると気を取り直して答える。
パン屋で働いていた時のスカーフである事。その頃の気持ちを忘れたくなくて
また働ける時までつけていようと思っている事。
再びパン屋で働ける日が来たら買いに行くよ、とウェルキンは約束する。
義勇軍第3中隊長エレノア・バーロット大尉の下に出頭した際、ウェルキンは
第一小隊長として配属されていた学友、ファルディオ・ランツァートと再会する。
義勇軍としての初戦は、首都近郊の重要拠点・バーゼル橋の奪還。
作戦会議中わざわざ嫌味を言いにきた総司令官・ダモン将軍をバーロットが
皮肉で追い返し、ファルディオは義勇軍を寄せ集めと見下すダモンの態度に
不快感と、ガリア軍が一枚岩でない事への懸念を露にする。
その会議で第7小隊に下された初任務は、ヴァーゼル橋奪還の前段階として
橋の西岸に構築された帝国軍拠点を制圧する事。
小隊に配属された部下、古参の対戦車兵ラルゴや突撃兵ロージー、そして
エーデルワイス号の操縦手兼無線手として配属されたイサラ達を率いて
速やかに作戦を完了したウェルキンに、一人の女性が近付く。
従軍記者・エレット。突然の、そして矢継ぎ早の質問にうろたえるウェルキン。
そんなウェルキンを、ラルゴとロージーが冷ややかな目で見ていた。
余談:このゲームは「ガリア戦線記」と言う本を紐解く形で進行していく。
この本の著者が今回登場したエレットである(別名で書いてるけど)
とりあえず今回ここまで。読み易くなってると良いけどどうかなぁ。
このゲーム、クリアした分のイベントは後からいつでも見られるから
詳細の確認が楽でいいw
一旦乙
プレイしたことあるけどいい感じにまとまってると思うよ
続きも頑張ってほしいぜ
33 :
ゲーム好き名無しさん:2009/02/07(土) 15:24:14 ID:RM+OIRWE0
乙
スパロボZ投下するぜ。ちょっとうる覚えの箇所あるが許してほしい
34 :
スパロボZ1:2009/02/07(土) 15:38:08 ID:RM+OIRWE0
参戦陣(だいたい)
ガンダム:Z、逆シャア(機体だけ)、X、∀、SEEDDestiny
ザブングル、ダイターン3、ザンボット3、キングゲイナー、バルディオス、
ゴッドシグマ、マジンガー、グレートマジンガー、ゲッターG、アクエリオン、
グラヴィオン、ビッグオー、エウレカセブン、オーガス
主人公紹介
・リアル系
セツコ・オハラ
19歳。地球連邦所属のパイロット。ただし実戦経験なしの新兵。
スパロボ史上、もっとも不幸な主人公。
機体はバルゴラ。次期地球連邦主力量産機の試作型。
・スーパー系
ランド・トラビス
27歳。通称ザ・ヒート、もっと有名な通称がザ・クラッシャー。
職業は修理屋ビーターサービス所属の技師。
機体はガンレオン。ロボットサイズのスパナや巨大レンチを持つライオンを模した機体。修理装置もち。
35 :
スパロボZ2:2009/02/07(土) 16:01:59 ID:RM+OIRWE0
セツコ編1話
地球連邦の次期主力量産機の試作機バルゴラ。
そのテストチームとして結成されたのがザ・グローリースター。
セツコ(少尉)は経験は浅いものの、その丁寧な操縦技術を買われてそこに配属される。
チーフのデンゼル大尉(ハゲ)とサブチーフのトビー中尉(ウェーバー軍曹似)に暖かく迎えられる。
しかし地球連邦はティターンズが幅を利かせている時期であり、
彼らがいる月基地にもエゥ−ゴが進入してきたのだった。
戦にはデンゼル、トビーが出撃。
まだ配属されたばかりのセツコは待機兼戦闘記録を指示される。
しかしやってみせると出撃する。
エゥーゴの攻撃を耐え凌いだ彼らだったが謎のトラブルに見舞われる。
気付いたときにはまったく別の場所にいるのだった。
・ランド編1話
ビーターサービスは従業員のスマイルと確かな技術がウリの修理屋。
技師のランドと社長代理兼経理兼営業のメール(16歳の幼女)は旅をしていた。
あるたどり着いた町で路上でガンダムを叩き売りしている少年を見かける。
言うまでもなくガロード(ガンダムX)である。
値切ろうとしてくる客にビタ一文まけないガロード。客の中にはホーラ一家のゲバラ(ザブングル)がいた。
手荒い手段に出たゲバラたちだが、ガロードは持ち前のタフさ、そしてランドの助太刀で乗り切った。
そして負け犬の遠吠えに町を破壊してやるとヤケになるゲバラだが、それを阻止したのは一発の銃弾。
遠距離からの正確な狙撃でゲバラをしとめたのは、ゲイン・ビジョウ(キングゲイナー)という青年だった。
続く
36 :
スパロボZ3:2009/02/07(土) 16:42:26 ID:RM+OIRWE0
セツコ編2話
異変に巻き込まれたグローリースターのメンバー。気付けばどこかのコロニ−にいるようだった。
そこコロニーは厳重な警備が施されており、突然現れた彼らに銃を向ける。
ここはどこかと聞けば「プラント」と答えられる。彼らはザフト(ガンダム種伝)
そのトラブルの中、コロニーの一角が爆破され、中から3機のガンダムが出てきた。
3機のガンダムはたちどころに警備に配置されていた機体を破壊していく。
ガンダムが強奪されたのだ。
それに乗じて逃げるorザフトに協力して身の保証を立てようとするグローリースター。
そこにまた一機別のガンダムが。
インパルスガンダムを駆るシン・アスカ(種伝説)である。
しかし奮戦もむなしくガンダム3機は奪われてしまう。
そしてグローリースターは戦闘後にザフトに一時拘留されるのだった。
・ランド編2話
ゲインは自分をエクソダス請負人と名乗った。
エクソダスとは、シベリアでドームポリスという閉鎖施設で暮らす人々が、
自由と新天地を求めてドームを脱出することを言う。
ゲインは次のエクソダスがかなり手強い仕事であると予測し、用心棒を探しに来たのだった。
ゲインに雇われるランドとガロード。
ガロードも仲間とはぐれてしまって、仲間を探す旅の路銀にガンダムを売ろうしていたのだった。
シベリアのあるドームポリスで暮らす少年ゲイナー・サンガ(キングゲイナー)。
引き篭もり少年である彼が珍しく学校に行ったとき、授業中の教室にシベリア鉄道を名乗る女性が乱入。ゲイナーを拘束する。
シベリア鉄道はその名の通り鉄道会社であるが、ドームポリスへの食料の仕入れもすべて彼らが仕切っており、
すなわちドームで暮らす人々はすべてシベ鉄の言いなりになる他がなくそのためのエクソダスであった。
ゲイナーの拘束はエクソダス容疑。ゲイナーの両親がエクソダス容疑で射殺されたことが原因だった。
ゲイナーがぶち込まれた牢には、同じくエクソダスの容疑で拘束された人々がいた。
そしてまた一人牢に入れられる。ゲインだった。
ゲイン(中に入り込むためにワザと捕まった)は門番が油断した隙に脱走する。
ゲイナーもそれに乗じて脱走を決意、ゲインについて行くことを申しである。
「エクソダス、するかい?」
町では祭りが開かれていた。
祭りの喧騒の中ゲインたちは、古物収集の趣味があるメダイユ公爵家に忍び込み、
一機のオーバーマンを盗む。操縦席に入ったゲイナーは、その機体にキングゲイナーの名づけた。
オーバーマン強奪のついでに、公爵家息女のアナ姫(キンゲ)を人質として誘拐する。
祭りの賑わい、そして脱走によって混乱するシベ鉄。
その騒ぎに乗じて、ドーム内のエクソダス実行組織『ヤーパンの天井』が動き出す。
ゲインを雇ったのは彼らである。そしてエクソダスが始まった。
ゲインが計画したエクソダスは、都市ユニット(ドームの一部)ごとエクソダスするという大規模かつ過激なもの。
シベ鉄が阻止しようと出撃するも、ゲイナーとゲイン、そして助っ人のランド、ガロードの助けで無事エクソダスがスタートできたのだった。
続く
37 :
スパロボZ3:2009/02/07(土) 17:37:16 ID:RM+OIRWE0
セツコ編3話
ザフトに拘束されるグローリースター。彼らはミネルバという戦艦に乗せられる。
ミネルバは急遽出撃し、強奪されたガンダム3機を追跡する任務に出た。
ミネルバには非難してきたザフトの最高責任者デュランダル議長(種伝)、議長と対談していたオーブ諸侯連合国代表カガリ(種伝)、その護衛アレックス(種伝)がいた。
強奪した3機が搭乗した地球連合所属の戦艦を補足し戦闘を仕掛ける。
戦闘にはシン、ルナマリア(種伝)、レイ(種伝)のザフト赤組3人が出撃。
しかし戦闘の最中、異変が起こる(グローリースターが巻き込まれたものと同種)
今度は、ミネルバ、地球連合軍全員を巻き込んで。
気がつけば、今度は別の戦場に場所を移していた。
戦闘していたのはエゥーゴとティターンズ、その戦場のど真ん中にワープしていた。
ミネルバの艦長タリアはそちらの戦場に介入するつもりはないと釈明する。
アーガマの艦長ブライト(Zガンダム)はそれを受け入れるも、ティターンズは自分達以外はすべて敵な組織である。
アーガマとミネルバはとっさに強力、戦場での現場判断ということでグローリースターも出撃、協力してティターンズ、地球連合を追い払うのだった。
・ランド編3話
エクソダスを許すといろいろ都合が悪いシベ鉄は、ヤーパンの天井追跡にでる。
しかしヤーパンの天井の都市ユニットを引っ張るバッハクロンのエンジンの調子が悪く、近く都市ユニットが止まってしまうという。
修理しながらやっていくしかないという結論に達する。
そこにランドがかつてのツテを呼び協力してもらうことになる。
一方、ゲイナーは不貞腐れていた。
ゲインについていくのは脱走までで、エクソダスをするつもりなんかなかったという。
そのエクソダスには彼の担任の先生や、憧れのクラスメイトのサラ(キンゲ)まで参加していた。
当り散らす彼だが、サラに「情けないひと」と揶揄される。
好きな女にキツイこと言われて凹むゲイナーだが、そこにガロードが発破をかける。
「お前それでいいのか?」と「好きな子にいいとこ見せてやろうぜ」と。
そこにシベ鉄が追撃を仕掛けてきた。
迎撃するもシベ鉄は傭兵としてホーラ一家(ザブングル)を雇い、数で押してきた。
そこにランドのツテであったジロン(ザブングル)をはじめとするアイアンギアー一党が加勢してくれる。
優勢に進む戦局だが、そこにシベ鉄のヤッサバ(キンゲ)が駆るオーバーマンラッシュロッドが搭乗。
ラッシュロッドは時を止めるオーバースキルを持ち、苦戦を強いられる一行。
サラが狙われ、もうダメかと思ったときゲイナーがそれを阻止。戦闘に加わった。
ラッシュロッドのオーバースキルに対し、キングゲイナーもオーバースキルで対抗。
何とか今回の戦いも斬り抜けるのだった。
シベ鉄の攻撃もジロンたちの援護で凌ぎ、都市ユニットもアイアンギアーで引っ張ってもらい、先に進む。
続く
スパロボは新作トリップいるだろ
あんまり需要はないだろうけどリストにあったのでGTA3を投下します
GTAリバティシティストーリーズも暇があればそのうち
40 :
GTA3:2009/02/07(土) 20:05:54 ID:V3vMrmeuO
コロンビアン・カルテルの幹部であるクロード(主人公)は仲間のカタリーナ達と銀行強盗を行っていた。
しかし逃げる時にクロードはカタリーナに裏切られ、撃たれてしまう。
その場に倒れ込むクロード。
結局警察に捕まった彼は護送車で運ばれる事となったが、その途中で護送車が何者かに襲撃される。
彼らの目的はクロードと同じく護送車に収容されていた一人の男を取り戻す事だった。
これ幸いとクロードは別の犯罪者と車で逃走する。
クロードは自分を裏切ったカルテルに復讐を誓うがあてがない。
とりあえず彼はレオーネ・サルバトーレがボスを務めるマフィア「レオーネ・ファミリー」に属して依頼をこなすようになる。
レオーネ・ファミリーの幹部であるルイージやトニー、サルバトーレの息子であるジョーイの依頼を淡々とこなしていく主人公。
最終的にはレオーネにも信用され、彼直々の依頼をこなしていくようになる。
しかしレオーネから死体処理の依頼を受けて現地に向かう途中、レオーネの女であるマリアからポケベルに連絡が入る。
内容は「マリアよ!それは罠よ。とにかく桟橋に来て。」みたいな感じ。
(これを無視して現地に向かう事も可能だが、死体入りの車に乗った瞬間車が爆発して死にます)
目的を変更してマリアの元へ向かうとマリアと、マリアの友達で女ヤクザのアスカがいた。
どうやらマリアはサルバトーレに自分とクロードがいい関係だと嘘をつき、それが原因でサルバトーレを怒らせたらしい。
それでサルバトーレは嘘の依頼をしてクロードを消そうとした。
クロードもマリアももうサルバトーレの元には戻れないので、元いたポートランドから隣のストートン島へボートで逃亡。
41 :
GTA3:2009/02/07(土) 20:08:53 ID:V3vMrmeuO
着くや否やアスカに「誠意見せろ、サルバトーレ殺してこい^^」とか言われてまたボートで逆戻り。
ポートランドでサルバトーレを待ち伏せしてぶっ殺す。
そしてまたストートン島に帰還。
それ以降はストートン島でアスカ、アスカの兄のヤクザであるケンジや汚職警官のレイ、偉い人のドナルド・ラブの依頼を受けていく。
ラブの依頼で、カルテルの車に乗り、カルテルの仕業に見せかけてケンジを殺す重要なミッションがある(ケンジの依頼を全て終える前に殺すとケンジの残りの依頼は消滅したりする)
兄のケンジを殺されて怒ったアスカは勘違いしてカルテルに逆切れ(殺したのはクロードw)
色々あってカルテルのアジトである建築現場に潜入、序盤でクロードを裏切ったカタリーナと、カルテルの幹部だが彼女の手下扱いのミゲールと出会う。
クロードに驚いたカタリーナはミゲールを裏切って逃亡。
ミゲールは捕らえられる。
アスカは兄の復讐の為にミゲールを様々な手段で拷問をする
マリアも遊びで拷問に参加(詳しい描写はないがえげつないらしいw)
その後も色々と依頼を受けていると、建築現場にいたアスカとミゲールがカタリーナにぶっ殺されて、マリアが連れ去られてしまっていた。
残された手紙を読むと「女返して欲しかったら家に50万ドルもってこいや^^」みたいな内容。
裏切られまくっても素直に持っていくお人よしクロード。
もちろんカタリーナが素直なはずもなく、金を奪ってクロードを散々罵った揚げ句マリアを連れてヘリで逃走。
さすがにクロードもキレたのか、追跡してヘリが着陸したダムに突入。
敵も強いですがとにかく殺しまくります。
マリアを救出して、最後にカタリーナが乗っているヘリをぶっ飛ばして終わり。
マリアが口説いてくるが無視。
後のニュースによるとダムでの大乱闘で二人(クロードとマリア)が行方不明との事。
多分これから警察に追われるのかも。
最後スタッフロールで女の声(多分マリア、字幕が出ないので内容不明)がきこえてきて、次に銃声が聞こえて終わりという微妙に意味深な終わり方です。
42 :
スパロボZ4 ◆l1l6Ur354A :2009/02/07(土) 20:22:00 ID:RM+OIRWE0
そうか、トリップ付け忘れてたか……
ごめん、参戦陣にグレンダイザーを忘れていた…
セツコ編4話
前話の、エゥーゴ、ティターンズ、ザフト、地球連合が入り乱れた戦闘の後、グローリースターは再び異変に巻き込まれる。
今度は地球にいるようだが……近くに町があり、地形データと照合の結果、約80%と中途半端な一致で日本の藤沢であるとされた。
これまで何度か飛ばされてきた経験から、彼らはなんとなく『自分達は異世界に飛ばされているのではないか』と思い始めていた。
神勝平(ザンボット3)は女友達のアキ、ミチ(ザンボット3)と一緒に町を歩いていた。
そのとき町の外で異常現象を見て取り、謎の超巨大UFOとそれに随伴する形で小型のUFOが現れた。ベガ大王(グレンダイザー)の戦艦である。
そしてベガ大王の軍団と戦っていたデュークフリード(グレンダイザー)が駆るグレンダイザー。それをサポートする3機の戦闘機、搭乗者には兜甲児もいた(マジンガーには乗っていない)。
ベガ大王は町もろともグレンダイザーを攻撃してくる。デュークフリードはベガ大王を迎え撃ち、同時に町を守っていた。
その激戦を勝平は、少年の好奇心で「宇宙人同士同士の戦いだ!」と楽しく観戦していた。
グローリースターの面々は、町を守るグレンダイザーに協力。ベガ大王を退けるのに成功する。
しかしその戦闘直後、今度は別のロボット(メカブースト、ザンボット3の敵軍)が現れ町を攻撃していった。
そのメカブーストを撃破するグローリースターとグレンダイザー。
そこに遅ればせながら地球連合軍が馳せ参じる。
しかし彼らは銃を向けて「とまれ、宇宙人!」と言うのだった。
戸惑う一行、特に甲児。彼はかつてマジンガーZを狩り日本のために戦ったのだ。
日本では、ゲッターロボと並んで、彼らを知らない人間はいないはずった。
戦うわけにもいかず、彼らは連合に一時従うことにする。
ランド編4話
前話での戦いの最中、ヤーパンの天井の都市ユニットに一人の侵入者がいた。
シベ鉄のアデット(キンゲ)である。アデットはヤッサバの女であり、かつてゲイナーを拘束したその人である。
アデットは上手く潜入し、人質にされているアナ姫を助け出そうとした。人質を救出した後、総攻撃をかけようと言う算段だったのだ。
しかし人質とは名ばかりで、アナ姫は非常に好奇心旺盛で、見るもの全てが新しいヤーパンの天井、
ひいてはエクソダスが気に入っており帰る気はさらさらなかった。
同時にシベ鉄のヤッサバも都市ユニットに侵入。こっちはすぐにバレて、「シベ鉄が侵入した!」と大騒ぎになる。
逃げるヤッサバは、その途中、辻占いをしている少女エイファ(キンゲ)と出会う。
漢を自称するヤッサバは、エイファが辛い境遇にいることを見て取ると「オジサンが助けてやる」と言って、少女を連れ出すのだった。
一方、シベ鉄では。
隊長であるヤッサバが潜入任務、その副官であるアデットが帰らない。
その下にいるケジナン(キンゲ)は、エンケ(キンゲ)、ジャポリ(キンゲ)、ホーラ一家と示し合わせて、ヤッサバの地位を追い落とそうと考えていた。
戦闘を仕掛け、その隙にヤッサバを迎えに行く算段になっていたケジナンは、土壇場でヤッサバを裏切り、亡き者にしようとする。
しかしヤッサバは漢である。ケジナンの企みを物ともせず、ケジナンが乗ってきたラッシュロッドを奪い返し、攻撃してくる。
しかし奮戦もむなしく、ヤッサバは破れ、ラッシュロッドは燃え尽きてしまうのだった。
しかしヤッサバは生きていた。そしてエイファも。
エイファは言う。「わたしと一緒にエクソダスしよう」と。
そして二人はエイファの故郷であるインダスを目指してエクソダスをし始めるのだった。
続く
サイレントヒル1、2、3(1の続編?)、4のストーリーを教えて下さい。
お願いします。
なぜWikiから探すという努力をしない
空いてるようなので戦ヴァル第二陣投下します
【四章:「春の嵐」作戦】
ヴァーゼル橋の西岸を確保し、橋を奪還する足がかりを得たガリア軍。
次は正規軍との合同作戦で橋そのものの奪還にかかる事になる。
義勇軍に与えられた任務は橋東岸の帝国軍拠点を制圧する事。
しかし橋上には帝国軍の橋頭堡が幾重にも築かれている。
これらを突破する際に、正規軍からの援助はあるのかと訊ねるファルディオに、
バーロット大尉は首を振る。正規軍は、義勇軍が敵の橋頭堡を攻略した段階で
攻勢を開始する。捨て駒扱いに舌打ちするファルディオをバーロットが宥める。
だが彼女自身も、帝国軍の強固な橋頭堡を、被害を抑えつつ突破する方法は
思いつかない。そんな中ウェルキンが橋の偵察を申し出て許可を得る。
そこへアリシアが駆け込んでくる。隊員同士が口論を起こしていて、隊長である
ウェルキンに仲裁して欲しい、と言う。
ウェルキンがつれて行かれた先でイサラとロージー、ラルゴが睨み合っていた。
争いの理由は、ダルクス人であるイサラが小隊に参加している事。
ダルクス人なんかと一緒には戦えない、というロージーにイサラが反論する。
口論を止めるウェルキン。 しかしラルゴが、実戦経験の無い坊主の言う事など
誰も聞きやしない、と言う。彼らはウェルキンを隊長と認めてはいなかった。
それを悟ったウェルキンはラルゴに賭けを申し出る。
これから48時間以内にヴァーゼル橋を奪還する。失敗したら隊長を辞任しよう。
「その代わり作戦が成功したら、以後は僕の指示をきちんと聞いてくれるかな」
翌朝早く、ウェルキンは小隊を河岸に集めた。そこで発表された作戦の内容は
朝霧に紛れ、橋ではなく河を渡って東岸に上陸し、帝国軍拠点を落すというもの。
戦車は河を渡れないし、歩兵だけでは拠点は落せない、と反論するラルゴ。
ウェルキンは耐水処置を施したエーデルワイス号を潜水させ、河床を走らせて
東岸に渡すと言う。彼は河の植生から、戦車が渡れる場所を割り出していた。
河岸を警備していた帝国兵は、突然河面を割って現れた戦車に蹴散らされた。
防衛線に穴を空けたウェルキンは対岸に合図を送り、歩兵が一挙に河を渡る。
帝国軍拠点を奇襲・制圧した第7小隊は、ヴァーゼル橋の開閉施設をも占拠。
跳ね橋を強引に上げる事によって戦うことなく橋上の橋頭堡を一掃する。
予想以上に上手くいった作戦に、古参兵たちもウェルキンを認め始める。
ダルクス人への偏見という確執は払拭しきれていないものの、現れたエレットの
インタビューに、皆の心を繋ぐ橋のような存在になりたいとウェルキンは答える。
【五章:クローデンの森の戦い】
ヴァーゼル橋を奪還し、戦線を押し戻したガリア軍。それによって帝国軍は
ガリア中部に戦力を集めざるを得なくなる。この動きに応じてガリア中部へと
向かう正規軍と離れ、義勇軍はガリア南部へと移動する。
南部の国境付近を覆うクローデンの森。慣れていなければ歩く事さえ困難な
この森に、帝国軍がガリア中部侵攻のために建設した補給基地があるという。
その基地を制圧し、帝国軍の補給線を断つ事が作戦の主目的になる。
バーロットの説明を受けつつも困難な森林戦に気の進まないファルディオ。
対してウェルキンは珍しい植物が見られるかもしれないとワクワク気味。
ファルディオは呆れるが、よく見ていればきっと何かのヒントが隠されている
というウェルキンの言葉には納得する。
一方の帝国側。本拠であるギルランダイオ要塞の作戦会議室(だと思う)
帝国準皇太子であり、ガリア方面軍総司令官でもあるマクシミリアンを筆頭に、
セルベリア・ブレス大佐、ベルホルト・グレゴール少将、ラディ・イェーガー少将、
それぞれガリア中部、北部、南部侵攻部隊の司令官が出揃っている。
帝国側も、中部に兵力を集めつつもクローデンの森の重要性は察知しており
南部方面軍の指揮を取るイェーガー当人が直に補給基地へ向かう事になる。
視点はガリア側に戻り、既に森に入った第7小隊。
ウェルキンは自然オタクっぷりを発揮し、悪気なくアリシアに山羊のフンを
渡したりして小隊員に呆れられるが、同時に獣道も発見する。
ロージーが元は酒場の歌姫だったなどの他愛無い会話をしながら進む中、
小隊は戦闘の巻き添えで親を失ったハネブタ (羽生えた豚) の子供を拾う。
子豚を抱き上げるアリシアに、連れて行くかい?とウェルキンは声をかける。
僕達は義勇軍なんだから誰が隊員になったっていい、と。
エーデルワイス号を中心に進む本隊と、獣道を進む分隊に別れて進軍。
分隊が対戦車砲を背後から奇襲して無力化し、本隊は基地に肉薄する。
そこで帝国側にイェーガーが到着するが、彼は状況を見て基地の死守は
無意味と判断。基地から必要な物資を引き上げさせる間、自ら矢面に立って
小隊の侵攻を食い止める。最終的に基地は制圧したものの、イェーガーの
指揮する戦車の堅牢さや、その鮮やかな撤退にウェルキンは舌を巻く。
余談:拾われた子ハネブタはハンスと名付けられ、小隊の一員となる。
階級は三等兵(アリシアが勝手に任命) 小隊員に可愛がられつつも
ラルゴとのぶつかり稽古とか、訓練(?)もちゃんとしているそうな。
【六章:砂漠の遭遇戦】
今度はガリア中部のバリアス砂漠に派遣された義勇軍第3中隊。
荒れ果てた大地は、ダルクスの災厄で焼き払われた都市の跡だという。
あまりの景色に、災厄の規模と力の大きさを実感する小隊の面々。
この砂漠にある遺跡の周辺に、帝国軍が布陣していると言う情報があり
その真偽の確認と、事実だった場合は帝国軍の目的の調査が任務となる。
一方また帝国側。場所はやはりギルランダイオ要塞内の作戦会議室だが
いるのはベルホルトとイェーガーの二人のみ。マクシミリアンとセルベリアは
バリアス砂漠へ赴いていた。セルベリアを伴って行ったのならば、理由は
ヴァルキュリアに関わる事だろうと推測するイェーガー。一方ベルホルトは
マクシミリアンがヴァルキュリアの力に固執気味である事を懸念する。
対し、イェーガーは力があるならそれだけ道のりは短くなるだろう、と言う。
我が故国のためにも、マクシミリアンには勝ってもらわなければ、と。
再び舞台はバリアス砂漠。発見した帝国軍と交戦に入る第7小隊。
地溝や岩、砂嵐など周囲の環境を利用して帝国軍の拠点を制圧する。
向かった遺跡の前でファルディオと遭遇。大学で考古学を学んでいた彼は
遺跡内部の偵察と調査とを任されていた。彼は、この遺跡は何千年も前に
ヴァルキュリア人が作った物だと説明する。聞き入る小隊の皆を尻目に、
一人考え込んでいたウェルキンが突然 「思い出した!」 と大声を上げる。
「ツノオウムガイだ! この遺跡、ツノオウムガイに似てるんだ!」
またか、と呆れるアリシア。
何事も無かったように聞き流して、ファルディオは遺跡内部に入っていく。
ウェルキンとアリシアは、小隊員に周辺の偵察を任せて彼に同行する。
そのころ、当の遺跡の最深部にはマクシミリアンとセルベリアがいた。
青い光を身に纏ったセルベリアに応じ、遺跡の壁にあった古代の文字が
同じ光を以って浮かび上がる。マクシミリアンの問いに答えるセルベリア。
「大地を焼きし 『聖槍』 は、ランドグリーズの地に封じられたり」
頷くマクシミリアンに、どう制御なさるおつもりですか、と訊ねるセルベリア。
マクシミリアンは答える。槍を載せて走るネズミがもうすぐ完成する、と。
「これで我が野望は、夢から確信へと変わった。余は、ヨーロッパに
君臨する王となるのだ」
余談:イェーガーはかつて帝国に併合された小国・フィラルドの出身で
故国の復興・独立を目指してマクシミリアンの幕下に加わっている。
【七章:バリアスの決戦】
遺跡の内部に入る三人。壁面には古代の文字で何かが綴られている。
ファルディオの解読で、この地を襲ったダルクスの災厄を語る文だと分かる。
そしてダルクス人を倒し、ヨーロッパを平定したと言うヴァルキュリア人。
ファルディオの解説を聞きながら、御伽噺だと思っていた、と言うアリシア。
その頃遺跡の外では再びロージーとイサラの衝突が起きていた。
ラルゴの制止で騒ぎには至らなかったが、二人の態度は和解には程遠い。
遺跡調査組は遺跡の最奥部、ヴァルキュリア人のシンボルとも言われている
“ヴァルキュリアの螺旋” の前に辿り付く。ここまでただ一人の敵兵にさえ
出会わなかった彼らは、調査を切り上げて外へ戻ろうとする。
その時、突然 “ヴァルキュリアの螺旋” がまるで扉のように開いた。
“螺旋” の前に立っていたアリシアは、ただ手を触れただけだと言う。
遺跡に深部があった事に驚くファルディオ。一行は調査を続けようと奥へ入る。
“螺旋” の先は下へと続く螺旋階段。壁面にはやはり文字が刻まれている。
文字に目を走らせ、愕然とするファルディオ。ウェルキンが内容を訊ねるが、
ファルディオは僅かに間をおいて、ここの文字は自分にも読めない、と答える。
アリシアが気配に気づく。こちらを認めながらも悠然とすれ違って行くのは
マクシミリアン。彼の正体に気づく一行。アリシアは銃を抜いてその背中に
照準するものの、彼に付き従うセルベリアが身に纏う青い光に気圧される。
相対したのがヴァーゼルやクローデンの戦いで巧みに帝国軍を破ってきた
ウェルキン・ギュンターの隊だと知ったマクシミリアンは、外で雌雄を決しよう、
と言って出て行く。
外に出るとマクシミリアン自身が搭乗する巨大戦車・ゲルビルが現れる。
ガリア側の拠点を、制圧どころか蹂躙しながら進む戦車に手を焼く第7小隊。
ファルディオの第1小隊は、これもやはりセルベリアの部隊に圧倒される。
ゲルビルのラジエーターを破壊しつつ食い下がるが、遂に第1小隊を退けた
セルベリアが敵援軍として現れる。銃ではなく、石製にも見える槍と盾を携え
青い光を纏うセルベリア。その姿は伝説のヴァルキュリア人を連想させる。
彼女の猛攻をかわしつつ何とかゲルビルを破壊する第7小隊。
しかし、あろうことか生身に槍と盾で戦車砲すら弾き返すセルベリアを前に、
マクシミリアンを捕える事は適わなかった。
何とか帝国軍を退けはしたものの、受けた被害の大きさと目の当たりにした
セルベリアの強大な力に、誰もが暗澹たる思いを抱くのだった。
やっとヴァルキュリア登場したところで今回ここまでー
51 :
スパロボZ5 ◆l1l6Ur354A :2009/02/08(日) 01:19:26 ID:yCHOgvC00
ちょっと追記。
何度か書いている『地球連邦』と『地球連合』、別に誤字じゃないんだぜ。
この辺になってくると異世界系であることははっきりしてくる。
地球連邦はいわゆるUCガンダムでの地球軍。ティターンズとエゥーゴによる内部争いが起きている。
地球連合は種伝説での地球軍。コーディネータへの反発感情が未だ強く残っている。
セツコ編5話
連合軍に拘束されるグローリースターとデュークフリード一行。
事情と所属を話しても信用されず、地球連合も彼らをコーディネータで、彼らの機体をコーディネータの新兵器ではないかと言う疑いを強めていた。
何度か尋問の後に彼らに面会に来たのはブルーフィクサーの月影長官(バルディオス)とクイシュタイン博士(バルディオス)であった。
ブルーフィクサーとは、地球環境委員会直下の研究調査機関である。
同時に地球外生命体も調査範囲に含まれる彼らに、謎の一団でしかないグロスタ、デューク一党の調査が依頼されたのだ。
月影長官とクイシュタイン博士は幸い話が通じる人間だった。
そして彼らは自分らの境遇を話す。
神勝平は喧嘩友達の香月(ザンボット3)と決闘をしていた。
その決闘の最中、彼らが住む町を謎のロボットが襲う。勝平はそのロボットに見覚えがあった。
藤沢に行ったとき、町を襲ったロボットだった。
混乱の最中、勝平を呼ぶ声が聞こえる。兄である一太郎のものだった。
そして勝平の前に現れたのは宇宙船であるビアル1世であった。
ビアル一世には、勝平の家族、祖父母、母、兄が全員乗っていた。そして祖父の兵左衛門は勝平に説明する。
自分達の先祖はビアル星人といい、大昔にガイゾックという宇宙人と戦っていたこと、
ガイゾックが地球に侵攻してきていること、神一家には地球を守るために先祖からの遺産が遺されている事などを告げる。
ビアル一世もそのひとつ、そしてもうひとつの遺産であるロボットザンボエースに勝平は乗せられた。
ザンボエースで出撃する勝平、快調に町を襲うガイゾックを撃破していく。
一方、連合に拘束されているグロスタ一行にもその知らせが届く。
町を守るために脱走もありか……なんて話をしている一行に、正式に地球外生命体の迎撃の依頼が出る。ご都合主義もいいところだが、気にしない。
ザンボエースの援護に向かい敵を全滅させる一行。
しかしその後に待っていたのは、地球連合の軍隊と脱走の嫌疑だった。恐らく基地のお偉いさんが、グロスタ一行の容疑を固めるために一時解放させたのだろう。
それには異星人の侵攻の迎撃はちょうどいいカモフラージュ。
そして基地を出て事が収まった後は、脱走として検挙しようとしたのだ。その汚さに憤慨する一行だが、神兵左衛門が機転を利かせて、ザンボエースとグロスタ一行もビアル一世に乗せて、その場の脱出を図るのだった。
ランド編5話
差し当たり目立った問題もなく、順調に進むヤーパンの天井。
その途中、シベリア一帯ではほぼ皆無であろう雪の積もっていない地帯を発見する。
溶けたという感じはしない上に、おまけに空気中に。目に見えない謎の粒子が舞っているのをセンサーが捕らえる。
その直後、光とともに戦艦が一隻とその仲間であろう4機のロボット。
戦艦はともかく、ロボットのほうは空中でサーフボードに乗っていた。
ゲッコーステイト(エウレカセブン)である。
ゲッコーステイトは塔州連合(エウレカの世界での地球連邦軍)と戦闘をしていた。
ゲッコーステイトリーダーホランド(エウレカセブン)は、その場に居合わせたランドと協力、後にゲイナー、ジロン一行も援護に駆けつけ連邦を撃破する。
しかし戦闘終了後、異変が起こり彼ら全員巻き込まれてしまうのだった。
続く
52 :
ボコボコにしてやんよ ◆BokoBoko7c :2009/02/08(日) 07:03:01 ID:L+c0WC9/0 BE:2276391997-2BP(2537)
ぱべえ
6th Day 決断の刻(1/2)
朝になりハルにアヤの事を確認しようと思ったのだが何処にいるのかも分からないためジンを探し聞き出す事にした。
ジンを見つけハルを探している事を伝えると理由を聞かれたためシーケンサーで悪魔が呼べるという事を教えた。
するとその事は初耳でアヤが翔門会に連れて行かれたのはその事が理由だったのかと呟いた。
とりあえずハルは音楽が出来そうな場所に居るはずだと言われ別れたが、ジンの余命が『0』だったためジンにも気を配る事となった。
街を歩いているとイヅナが翔門会の信者から情報を聞き出している所に遭遇した。その信者が言うには半年前アマネは悪魔を呼び出して東京を守護するジコクテンを倒したという。
だが半年前はCOMPが普及していないのにどうやって悪魔を召喚したのかと問いつめるとアマネが現れ聞きたい事があるなら自分に聞くといいとイヅナに話を促した。
そこで再び尋ねるとベル・ベリト配下であるイザ・ベルの力を借りてジコクテンを倒した事を説明された。
このまま放置するには危険と判断したイヅナはアマネを殺そうとするが「お止めなさい、私が死ねばイザ・ベルは解放される。
あなたにそれを倒すことは出来ないし、そうなれば被害は大きくなるだけです」と言われ思いとどまった。
立ち去るアマネを歯ぎしりしながら見送り、また情報を集めるので別れるが時間がないので急ぐようにイヅナに言われ5人もその場を後にした。
一度小休止を挟もうと公園に行った所、主人公が1人になった所を見計らってアマネ(レミエル)が近づいてきた。
レミエルが言うには主人公に神の言葉を伝え人々を導く救世主になってもらいたいとの事だったが理由を尋ねるとベル・デルを倒したからだと言う。
答えに迷っていると今はそれで仕方ない、心の片隅に留めて欲しいと言うがアマネの中にはイザ・ベルも居る
ならば本当に今話しているのはレミエルなのかと聞くと「口を慎みなさい人間よ。我ら天使と卑しき悪魔の区別もつかぬか」と言って説明を始めた。
「アマネには幼き頃より神魔の声を聞く力があった。そのためベル・ベリトは配下であるイザ・ベルの依代としジコクテンを滅ぼしたのです。
私はベル・ベリトの思惑を探るためアマネの体を借りましたがイザ・ベルの力は増し、アマネの精神を汚染している。そこで私はアマネとイザ・ベル両方の意識を眠らせる事に力を傾けたのです」
そこまで話して立ち去ろうとするレミエルを呼び止め、召喚サーバーの位置を再び聞いたが答えは前日と同じで世界を危険にさらすほどのリスクで5人に賭けるわけにはいかない、とだけ言った。
仕方ないので話を切り上げ再びジンとハルを探しているとジンが翔門会の幹部アズマと話している所を見つけた
どうやらアズマからアヤの情報を聞きだそうとしているようだが信者たちに囲まれ窮地に陥っていた
そこで手助けしアズマを撃破すると強気な態度から一転して「殺さないでくれ何でも教えるから!」と弱気な態度になった。
そこで色々聞いてみるとCOMPをばらまいていたのは自分である事、それにより悪魔が増えればベル・ベリトの力が増す事
アヤの作る旋律には悪魔を呼び出す力があった事、魔界が実体化する際にアヤは空気に溶けるように消えた事をしゃべり出した。
アズマを見逃し自嘲めいた呟きと共にアヤが居なくなった事をどこかで感じていて、それから逃げていたと話すジンへ「大丈夫ですか?」と心配する主人公に感謝の言葉を返し
「1人にさせてくれ」と言って立ち去っていった。
再び歩き回る5人の前にナオヤが現れ唐突に自分の目的を話し始めた。
それは主人公をベルの王にし、神による人類の管理を打ち破る事だった。例え封鎖を解除したとしてもいずれ再び神は試練を与える
それの繰り返しで人間に苦しみを与えているのは神であり、その神をベルの王の力で打ち破れば人は神の駒でないと認めさせ試練が二度と訪れる事はなくなるというのがナオヤの狙いであった。
心が決まった頃にまた来ると言い残して立ち去ったため5人もその場を離れた。
6th Day 決断の刻(2/2)
そしてついに今日のラプラスメールに書かれているベル・イアルと戦う時間がきた。
覚悟を決めた5人の前にベル・デルの情報を与えた男が再び現れ楽しそうに全力を出せなかったベル・デルと違う、本当にベルの名を冠する強大な悪魔であるベル・イアルに勝てるのかなと話しかけてくる。
何を企んでいると聞く主人公へ「神によって作られた無限の可能性を持つ人がベルの王になるかもしれないなんてこれまでになかった事だからね、楽しみで仕方ないのさ。
もし王になればその時は神によって奈落へと落とされた悪魔と人が手を携え、新たな歴史が始まる。分かるかいそれは創世と言っても過言ではない出来事なんだよ、まさに最高のショーじゃないか!」と大笑いしながら叫んだ。
さらに「特別にベルの王についても教えてあげよう。ベルとは元々『主』を表す言葉だ、遥か昔その名で呼ばれていたベルは唯一神との闘いに敗れ、力のほとんどを失ってしまった。
だが分かれた力は今でも魔界の実力者として君臨するほどの力を持っている。そして彼らは己の持つベルの力に目覚め、神への恨みを抱いて立ち上がった。
他のベルを倒し、己が再び1つに戻る事で始原のベルへと至ろうとしているのさ」
そこまで説明するとまたも前触れ無く姿が消えた。思惑はともかく自分たちはベル・イアルを倒さなければ明日を迎える事すら出来ない。
頭を切り換え野外音楽堂へ入るとベル・イアルとおぼしき悪魔がハルを襲っていた。
「歌え、我に魔歌を捧げろ女!」と叫ぶベル・イアル、このままではハルも危険だと判断し交戦する5人。
炎を操るというハルからの助言に従い氷で対抗する、主人公を見てベルの力があると気づき奪おうとするベル・イアルの炎に苦しめられたが主人公たちの攻撃でついにベル・イアルが倒れた。
「そ、そうか人の持つ無限の可能性がベルの本質として・・・フハハハ!いいだろうキサマの中で眠りにつくのも悪くない。お前が全てのベルを倒し魔王になるがいい!」
そう叫んで消滅したベル・イアルの力が主人公に流れ込み、余命日数がハルも含め『1』へ変化した事で主人公たちは自分たちが勝ったことを実感するのだった。
そしてハルにシーケンサーの中にある歌について説明しシーケンサーについて確認すると悪魔を帰す効果のある歌はハルがアヤから完成させろと宿題として渡されていた未完成の曲と分かった。
だが、このままでは演奏など出来ない。そこにジンが現れアヤの事を話すとハルは吹っ切れたように笑い
アヤが自分に曲を渡したのはきっと自分を信じたからだと言って明日の18時までに曲を完成させると言い切った。
今日は体を休めよう、と提案し休憩しながらCOMPを見るとジン、ナオヤ、アツロウ、アマネ、ユズからメールが届いていた。
それぞれに会うとジンは悪魔を消すために協力してほしいと言い、ナオヤは魔王になる決心はついたかと言い
アツロウは悪魔を制御するために一緒にいこうと言い、アマネは救世主として神の元にきて欲しいと言い、ユズはもう逃げたいと言った。
全ての選択をゆだねられた主人公が選んだのは・・・
6日目の寄り道:Bad Endイベント
自衛隊が悪魔に襲われている隙に逃げ出そうとしている悪魔使いと共に封鎖から脱出する5人。
家路に急ぐ5人が背後を見ると封鎖内に局所的な雷がいくつも落ち封鎖内の人々は全て死に絶えた。
更にその直後天からは無数の天使が舞い降り、人類は自主性も無くただ天使に管理され飼われるだけの存在となった。
ちょっと突っ込みが入っていたので少しまとめ、知らなくても問題ないです。
超電磁結界:簡単に説明すると都市の電化製品を利用した大型電子レンジ。政府が家電に秘密裏に仕込んだチップを起動する事で一斉に電磁波を放出させ範囲内の生物や機械を殲滅するもの。
分かりやすいけどネーミングセンスはどうかと思う。
ベルの王:始原のベルが神と闘い敗れた際にその力が分散した結果、偶然力を受け継いだ者達が再び1つになろうと動かされお互いの力を奪い合うようになった。
その力を1つにまとめた者が再び始原のベルの力を受け継ぎ魔界の王として君臨する事が出来る。
ベル・デル:北欧神話のバルドルの事。原典では地味な割にゲーム内での能力はチート。
神話だと母親が頑張って誰にも危害を受けないようにしたがロキの悪戯によりヤドリギだけが契約せずにいたため
祝いの席で神々がバルドルに物をぶつけて祝福している時にロキがバルドルの弟にヤドリギを投げさせた結果死亡した可哀想な子。
しかもその後、母親がバルドルを生き返らせるために冥府の神と交渉し、全ての者達に悲しみの涙を流させれば生き返らせると言われたので行動したが
これまたロキが老婆に変装し涙を流さなかったため生き返る事も出来なかった。というか祝う内容が物をぶつけて遊ぶというのは如何な物か。
ベル・イアル:ソロモンで有名なベリアルの事。
炎を操り、策謀を巡らしてソドムとゴモラに背徳を持ち込んで滅亡の原因を作ったとされている。がゲーム中では特に情報も無く出てきてやられる可哀想な子、結構地味。
しばらく投下出来るか分からないのでとりあえず6日目終わらせておきました。多分どうでもいいサブイベント以外は書いてあるはずです。
それでも長いし読みにくそうではありますが・・・
ヴァルキュリアとか色々乙
>>55 昔読んだのとは微妙に違うな
俺が知ってるのだと
・ヤドリギが約束しなかったのはまだ年若いヤドリギを軽視した母親が
「コイツは最初からバルドルに傷を付けられないだろう」
と見過ごした(つまりこの時点ではロキ無関係)から
・物をぶつけてたのは祝いじゃなくて
「ほら、何者もバルドルを傷付けられませんよ」
という証明の為
だったような
…ヤベェ、マジでどうでもいい話だw
スパロボZの人は乙だがお前は一つ勘違いをしている。
デスティニーは伝説じゃなくて運命だ
w伝説だとレジェンドとかになるのかな。
普段種死とか言われてるから、忘れがちw…なんで死なんだろ
伝説はレジェンドだな
>58
略称の一つが種デスだからだと思われ
スパロボの人、乙だが60話この調子で続けるのか?
もうちっとはしょってもいいんじゃね?
戦ヴァル第三段いきまーす
段々長くなってきた
【八章:森林の包囲網】
バリアス砂漠から帰還する途中、突然の砲撃を受けてウェルキンとアリシアは
小隊から逸れてしまう。二人は小隊との合流を目指して夜の森を歩き出すが、
アリシアは脚を捻っており、ウェルキンの知識で森から薬草を得ながら進む。
警戒網を抜けた先に無人の山小屋があった。薬草での応急治療を施す中
アリシアは、なぜ自然に興味を持つようになったのかをウェルキンに訊ねる。
父さんの影響だと思う、とウェルキンは答える。父とよく遊びに行ったと。
父は悩んでいた。母は戦火で命を落とし、最愛の人すら守れなかった父は
それでも周囲からは英雄と称えられ続けた。自分は何のために戦ったのか、
いつも苦しんでいた。でも、自然の中にいる時は明るくて元気な父だった。
「父さんを笑顔にしてくれるから、僕は自然を好きになったのかもしれない」
山小屋に一人の帝国兵が入ってくる。銃を構え、制止するウェルキン。
だが、そのままその場に倒れる帝国兵。負傷兵だと気づいた二人は何とか
手当てを試みるが、手の施しようがない。帝国兵は手を伸ばし、母を呼ぶ。
手を握り、大丈夫、ここにいる、と言ってやる事しかできないアリシア。
二人の見守る中で、負傷の帝国兵は息を引き取った。
一方、残された小隊の面々。二人を探すラルゴとロージー、捜索に参加せず
エーデルワイス号の整備にかかりきりのイサラ。こんな時によく整備なんか
していられるな、と言うロージーに、こんな時だからです、とイサラは答える。
いつ兄が帰ってきてもいいように準備を整えておく事が、今の自分にできる
最良の事だと思います、と。驚いた顔のロージーと、イサラを気遣うラルゴ。
翌朝、帝国兵を埋葬したアリシアとウェルキン。彼の銃を立て、ヘルメットを
置いた墓を前に、帝国兵も自分たちと同じ人間で、家族がいる事を実感する。
自分には家族がいない事を告白するアリシア。孤児院育ちで親を知らない。
でも悲しませる人がいないのなら、一人ぼっちも悪くないかも、と笑う彼女に
今は僕もイサラも、小隊の皆が君の家族じゃないかと言うウェルキン。
そこへ帝国の兵士と、士官が現れる。墓と、山小屋内の治療を跡を見て、
彼らは二人に感謝を述べ、危害を加えることもなく去っていく。
その後二人は近くで交戦中だった小隊と合流して帝国側戦力を撃退する。
二人を敬礼で迎える小隊員。ラルゴとロージーに、兄を探してくれた事への
礼を言うイサラ。ロージーはダルクス人に礼を言われても嬉しくない、と
ソッポを向くが、それが単なる照れ隠しなのは傍目にも明らかだった。
【九章:七月事件】
日頃の戦果が認められ宮殿の晩餐会に招かれたバーロット、ウェルキン
ファルディオの三人。ガリア公・ランドグリーズ家の現当主は現在16歳の
コーデリア姫。彼女はヴァルキュリアの血を引いているとも言われていた。
前部中央にそびえる塔のため、一角獣に形容されるランドグリーズ城。
晩餐会は、ガリアと連邦の同盟を発表するためのものだった。
中立の国是を覆す同盟は、宰相ボルグと連邦大使の握手で締結される。
交わされる握手を表情もなく見る姫。ボルグと連邦大使が口を揃える、
ヨーロッパを我らの手に、という言葉に国を守りたいだけの義勇軍との
思いの剥離を覚える。不愉快な茶番だとファルディオは先に帰ってしまう。
晩餐会が終了し、帰ろうとしたところでバーロットが何者かとぶつかる。
翼を模し頭を覆う白の冠物に一角獣の額冠。なんと相手はコーデリア姫。
咎める様子もない姫に、ウェルキンは同盟に賛成なのですかと訊ねる。
晩餐会を見て姫の意思が無視されているような気がした、と。
姫は答える。国政は宰相に任せている。ガリアの地と、ヴァルキュリアの
血統を守るのが私の宿命。私の意思は必要ない。自らを傀儡と認め、
それを是とするコーデリア姫に言葉を失うウェルキン。
城を出るとダモン将軍が飛んでくる。姫が連邦大使に誘拐されたと言う。
一方、深夜の整備場。ガリア軍兵器の整備・開発を担当しているリオンと
クライスが一機の飛行機を発見する。そしてそこにはイサラの姿が。
小さい頃空を飛びたいと言っていた兄の夢を叶えたくて、休日に少しずつ
作っていると言う。手伝いを申し出た二人に、イサラは礼を言って承諾。
そこに緊急出撃のサイレン。すぐにエーデルワイスを出す事に。
逃走する装甲車を止め、なんとか姫を救出する第7小隊。助出された姫に
いかに宿命が重くても、自身の意思を捨てないで下さいと言うウェルキン。
頷くコーデリア。 後日、ウェルキンは勲功賞を授与される。
授与の席でコーデリアは言う。まだ答えが出た訳ではないが、あれから
ガリアの姫として、一人の人間としてどう生きるかを、ずっと考えていると。
小隊長室に戻ったウェルキンはファルディオの訪問を受ける。
ファルディオは今回の事件がボルグの圧力で報道されていないと言う。
帝国だけで手一杯の現状、連邦とまで事を構える訳には行かないからだ。
いかにガリアが弱い立場なのか思い知ったと言うファルディオ。更に軍さえ
一枚岩ではない。この国は大丈夫なんだろうか、と彼は懸念を口にする。
【十章:ファウゼン解放戦】
ガリア北部の工業都市ファウゼンの奪還に当たる事になった義勇軍。
ラグナイト産地であるファウゼンを奪還できれば国内の生産力を回復できる。
帝国軍が防衛に配備した装甲列車・エーゼルの破壊を任される第7小隊。
ファウゼンでは帝国によって狩り集められたダルクス人たちが、強制労働に
従事させられている。そのダルクス人の中に義勇軍の協力者がいるらしい。
そこでまたロージーとイサラの言い合い。ラルゴの仲裁も板に付いてきた。
夜陰に乗じてファウゼンに潜入し(戦車で潜入も何もないだろうとも思うが)
辿り着いたダルクス人収容所で小隊が見たのは、家畜のように扱われている
ダルクス人たち。彼らのリーダーであるザカが、義勇軍の協力者だった。
目の当たりにしたダルクス人の現状に動揺しつつも、やはりダルクス人との
共同戦線は面白くないロージー。それを察したザカは好きなものはあるかと
彼女に尋ねる。意図を量りかねながらも、歌が好きだと答えたロージーに、
良いね、俺も好きだよと言うザカ。歌にも色々な物がある。それぞれ違うが、
それぞれ良さがある。人間も人種も、それと同じなんじゃないのか、と。
翌朝に作戦開始。装甲列車エーゼルはファウゼンの渓谷に掛かる高架上。
ザカが高架の支柱に爆弾を設置し、彼の退避を待って起爆する。
装甲列車エーゼルは高架と共に渓谷へと落下。エーゼルに搭乗していた
帝国軍北部ガリア侵攻部隊司令官ベルホルト・グレゴールも運命を共にした。
勝利した小隊に突如知らせが入る。帝国軍が、ダルクス人たちの宿舎に
火を放ったと言うのだ。駆けつけた小隊の前には焼け落ちた宿舎の跡だけが
広がっていた。黒焦げの残骸に歩み寄るロージー。彼女の目に映ったのは、
残骸の中、煤に汚れて落ちている人形。昨夜、宿舎で会った幼い少女が
手にしていた物だった。思わず人形を拾い上げ、復讐を叫ぶロージー。
その彼女を制止したのは、多くの同朋を宿舎ごと焼き殺されたザカだった。
暴力は暴力を呼ぶ。それでは争いは終わらない。例え迫害されていようと、
俺達は誇りをもって生きている。報復はしない、それがダルクス人の生き方だ。
そう言って一人残骸に入り、焼け崩れた柱を片付け始める。無言のまま
手伝いに進み出るイサラ。そして、そんな二人をロージーが手伝い始める。
ファウゼンを奪還し、帰還した第7小隊。開放されたダルクス人達の行く末を
案ずる彼らの前に義勇軍の軍服を纏ったザカが現れる。今日から義勇軍に
入り、しかも第7小隊に配属されたと言う。戦車兵の実戦経験もあるという
彼を加え、第7小隊にも二両目の戦車がやってくる事となった。
【十一章:マルベリー攻略戦】
今度の戦場はガリア北部のマルベリー海岸。砂浜の奥には断崖があり、
道も狭い上に断崖には銃座が設置されている、鉄壁ともいえる陣である。
明日は精霊節(大事な人に贈り物をする日)だというのに気が重くなる一同。
サロンで休憩中のラルゴとロージーに、イサラがある物を差し出す。
ファウゼンの収容所でも見た人形。それはダルクスに伝わるお守りだった。
それを二人に渡したいと言うイサラ。何で俺らに? とラルゴは尋ねる。
お二人と、ずっと仲良くなりたかった、と言うイサラ。精霊節にあやかって
大切なお二人と親しくなれればと思った、と。照れながら受け取るラルゴ。
だが、ロージーはそれを断る。ラルゴが宥めようとするが逆効果。むしろ
はねつけるような言葉が飛び出してしまい、イサラは俯いて去ってしまう。
翌日、精霊節であり作戦当日。遅れて小隊長室に飛び込んで来たイサラは
煙幕弾が完成した、と言う。朝まで寝ないで作っていたらしいイサラは言う。
「私、第7小隊の皆が好きです。誰一人……死なせたくないんです」
小隊は煙幕によって銃座を無力化し、海岸の帝国軍拠点を制圧する。
戦闘が終わった後、いつも通りエーデルワイス号の点検をしているイサラに
ロージーが近づく。その手にあるのは、昨日イサラが渡そうとした人形。
役に立ったよ、と言うロージーにイサラは驚く。持っていてくれたんですか、と。
お返しをしなくちゃな、というロージー。イサラは少し考えてから答えた。
「歌が好きだって仰ってましたよね。ロージーさんの歌、聞いてみたいです」
驚きながらも、分かった。約束するよ、と自分から手を差し出すロージー。
響く銃声。
イサラが倒れる。 他の小隊員が応戦する中で一人反応できないロージー。
「アタイ……まだアンタに、ありがとうを言えてないじゃないか!」
伸ばされた手を握る。「握手……できました、ね」 微笑むイサラ。
小隊の反撃に撤退していく帝国兵。皆がイサラとロージーに駆け寄る。
抱き起こすウェルキンに、一緒に飛行機で空を飛びたかった、と言うイサラ。
きっと一緒に飛べるさ。そう言った兄に微笑みかけて、ゆっくりと目を閉じる。
後日、戦没者墓地。ダルクスのストールを掛けられた真新しい墓に向かって
敬礼する義勇軍の面々。皆で彼女の願いを受け継ぎ、叶えていく事を誓う。
進み出たロージーが、約束していた通りに、墓前に歌を捧げる。
歌声は風に乗って、青空へと昇っていった。
今回ここまで。
ベルホルト・グレゴール少将、小隊への顔見せたったの一度で御退場
将軍クラスの敵さんの中ではぶっちゃけ一番影が薄いと思う
いろんな人乙
しかしヤッサバさんはアデット先生をすてて幼女とエクソダス
あらためて文字にすると非常にあれな感じになってしまう
70 :
スパロボZ6 ◆l1l6Ur354A :2009/02/11(水) 02:24:37 ID:8V2kkXGU0
種間違いごめんwwww
確かにDestinyは伝説じゃなくて、運命だwww
俺も普段種死としか言ってないから、Destinyってなんだっけなぁーとか思って、一番最初に浮かんだのが伝説だったwww
英語力ねえな俺
>>62 気遣いありがとう。休みの日とかにゆっくりやってくと思うし、楽しんでやってるので心配無用。
むしろ『長いからはしょれ!』と言う意見ならもうちょっとはしょるが。
セツコ編6話
ビアル一世に逃げ込んだグロスタとデュークたち。
彼らを助ける決断をしてくれた神兵左衛門に礼を述べつつ、町を襲ったロボット(ガイゾック)や神一家、ザンボエースのことなどを質問してみるが、それらは神一家の問題と兵左衛門は話してくれない。
そしてグロスタ一行を乗せたビアル一世は、他の神一家と合流するべく船を急がせていた。
一方東京では、クライン・サンドマン(グラヴィオン)が連合の大統領、ブルーコスモス他、財政界の著名人を集めてパーティをしていた。その中には波乱万丈(ダイターン3)の姿もある。
サンドマンは大富豪として知られながらも、その素顔や目的を知る人物がほとんど知られていない謎の人物。
それがこんなパーティを開く真意とは…姿を現したサンドマンは集まった人々に地球外生命体の地球侵略の事実、その外敵はゼラバイアであると宣言。
同時にゼラバイアに対抗するべく私的に対策をとっていることを話す。
そのパーティの会場に進入する一人の女性の姿があった。紅エイジ(シグレ−/グラヴィオン)という異様に女装の似合う少年である。
彼はサンドマンに会いにパーティ会場に潜入していた。しかしその潜入はバレバレであった。
忍び込んだある部屋で、エイジは斗牙(トウガ/グラヴィオン)という少年と出会うのだった。
そんな時、サンドマンの宣言通り東京をゼラバイアが襲い、その場には地球外生命体の反応をキャッチしたザンボエース他も居合わせる。
ゼラバイアは出撃した連合の部隊をあっという間に撃破してしまう。
ゼラバイアに戦闘を仕掛ける主人公たち。そしてサンドマンの懐刀が姿を現す。
グランカイザー以下4機の随伴機。斗牙はグランカイザーのパイロット、エイジも随伴機の一機に乗せられていた。
それらは合神(=合体)してグラヴィオンとなる。
そして東京と襲ったゼラバイアを撃破するのだった。
ランド編6話
ゲッコーステイトとの共闘で異変に巻き込まれたランドたち。
ランドとメールも過去に異変に巻き込まれた事があり、それでランドの師でありメール父のシエロ・ビーターが行方不明になってしまい、4年間それを探して旅していると言う。
ガロードも同様で、仲間とはぐれてしまったのも、異変に巻き込まれたからであった。
異変の後で気がついたときにはゲッコーステイトはいなかった。
飛ばされた場所がどこかもわからないランドたちを世話したのは、ロラン・セアック(∀ガンダム)という少年だった。
そこでは、かつて地球から離れ月で生活していたムーンレイスが、再び地球への入植を希望し、その交渉が行われ始めるその時だった。
そしてムーンレィスの先遣隊が地球に降り立つ。しかしその先遣隊を迎えたのはMSの攻撃だった。
それは戦争を望むフロスト兄弟(ガンダムX)の陰謀だった。
先遣隊の指揮官である泣き虫ポゥ(∀ガンダム)は即座に反撃に移り、町もろとも攻撃してきたMSを撃破してしまう。
その攻撃で髭ガンダムこと∀ガンダムは覚醒する。
地元民に『ホワイトドール』として信仰の対象にすらなっていた∀ガンダムは、地中から発見される。
その場に居合わせたロランはそれに登場。しかし∀は勝手に動き、ビームライフルで先遣隊を攻撃してしまう。
地球人類とムーンレィスとの戦争が始まった。
何とか∀を制御するロランとランドたちの協力で、とりあえず先遣隊は撃退できたのだった。
>>71 たぶん、もう少し短く、っていう意見じゃないかな。
一スレの殆どがスパロボで埋まってしまうぞ。
スパロボ好きの人はいいのだろうが、自分はもう少し簡潔にしてほしいなーと思う。
あれ?wikiが見れないんだけど自分だけ?
>>72 いや、多分違うだろ。
多分ナムカプとかみたいに詳しく書こうとするあまり序盤で挫折するのを心配してるんだと思うが。
>>Zの人
長くても構わないっつーかありがたいが、無理はしないように。
最悪オリジナル部分だけでもわかればいいだろうしな
あとsageようぜw
書き手に支障が無いなら、どれだけ長くてもいいです。
それが書き手の楽しみとなるのなら問題ありません。
スパロボのシナリオの多さと主人公二人分(を詳しく)となると
これくらいにはなると思う
任せよう
スパロボは参戦作品のシナリオ沿ってること多いから、仕方ないんじゃない?
自分もZはガンダム系列しかしらないんで、その他のシナリオ出てくるとわからなくなるから、あったほうが嬉しい。
戦ヴァル第四段投下。今回ちょっと断章が入ります。
本筋とはあまり関係の無いエピソードが幾つか断章として出てくるんですが
今回のこれはちょっと入れないと話がわからなくなるので。
【十二章:ブルール奪還戦】
イサラを喪って三週間が過ぎた。第7小隊に与えられた新たな任務は、
バーロットがダモン将軍に上申し、許可を得たものだと言う。国境近くの街
ブルールの奪還。今は欠員となっているエーデルワイス号の操縦士として
整備開発部で働き、イサラとも顔なじみだったクライスが志願、配属される。
五ヶ月ぶりに戻ってきた故郷・ブルール。必ず帰ってこようと誓った場所だが
共にそれを約束したイサラは既にいない。しかし将軍に上申してまで今回の
攻略目標をブルールと決定したバーロットの気遣いを無駄にしないためにも
今はイサラの、そして自分達の故郷を取り戻そうと決意するウェルキン。
一方、今回の作戦に参加しないファルディオは、バリアス砂漠の遺跡にいた。
あの時 “螺旋” の奥にあった文字を「読めない」と答えたが、実は読めていた。
濁してしまったのは内容があまりに衝撃的だったためだ。そしてその内容故に
“螺旋” をヴァルキュリア人だけが開ける門なのだろうと結論するファルディオ。
ならばそれを開いたアリシアは……
ファルディオは苦悩する。自分は一体どうするべきなのか。
ブルールを奪還した第7小隊。初めて出会った丘から街を見渡すウェルキンと
アリシア。住民も少なく、親子風車も壊れたままの街に寂しさを覚える。
ふと、小さな白い花を見つけたウェルキン。アリシアを呼び、見せたそれは
コナユキソウの花だった。二人が出会った時にアリシアが捲いた種が根をはり
花を咲かせていた。「新しい命も、この時代に生まれている」 実感する二人。
ブルールの奪還で目標を再確認したウェルキン、中隊に戻ったファルディオに
バーロットはガリア北東部の平原・ナジアルに帝国軍が結集していると告げる。
この戦がガリアの運命を決めると予想し、休息の後ナジアルへ移動する事に。
その夜。丘の上のエーデルワイス号と、その上に座るウェルキンとアリシア。
またたくさんの命が喪われる、と言うアリシアに頷くウェルキン。喪ったものは
戻らない。でも、アリシアが教えてくれたように、新しいものを育むことはできる。
次の戦いで勝てれば戦争も終わりに近づく。そうしたらブルールを復興しよう。
自分にとっての、お互いの存在の大きさを確認しあう二人。アリシアは言う。
「この戦いが終ったら……あなたに、伝えたい事があるの」
余談:ブルールを奪還した時点で、エレットが発行している壁新聞に
ランドグリーズ大学からヴァルキュリアの槍と盾と考えられていた
古代の遺物2点が盗まれたという記事が載る。
UFO―A DAY IN THE LIFE― 予約します
【十三章:ナジアル会戦(前編)】
ガリア・帝国両軍の主力部隊が集結するナジアル平原。
総兵力で帝国軍に大きく劣るガリア軍だが、総司令官ダモン将軍はコネ就任の
ダメ司令っぷりを発揮して総攻撃を命令。バーロットの諫言など意にも介さない。
待機中の第7小隊。帝国軍の大兵力を前に、空気は重い。そんな中で、自分の
身の上を話し出すアリシア。ずっと一人ぼっちだと思っていた。でもウェルキンが
第7小隊の皆が私の家族なんだと言ってくれた。戦いの前は、やっぱり怖い。
「……でも、家族が一緒にいてくれるって考えると、頑張れる気がするんだ」
その言葉に小隊はいつもの明るさを取り戻し、戦いに臨む覚悟を新たにする。
一方帝国側。ガリア軍を蹴散らし殿下をランドグリーズへ、と息巻くセルべリア。
物心つかぬ内から実験施設に送られ、兵器として実験材料にされていた彼女は
初めて自分をそこから連れ出し、人間らしい生活を与えてくれたマクシミリアンに
絶対の忠誠を誓っていた。彼のためにヴァルキュリアとしての力を覚醒させようと
自ら胸を貫きさえした。 「必ずや、余に勝利をもたらせ」 というマクシミリアンの
言葉を受け取って、セルベリアが出撃する。
古代の石槍・石盾を手に陣頭に立つセルベリア。全身から青い光を放って
無謀な全面攻勢をかけるガリア軍を蹂躙する。戦車ですら足止めにもならない。
第7小隊の担当区域は離れているものの、帝国軍は区域全体にロケット砲での
砲撃を加えており、これを避けようの無い戦車は出撃ができない。
前大戦の名残でもある幾多の塹壕を通って、まず砲撃の照準情報を送っている
中間拠点を制圧。砲撃が止んだ所でウェルキン&クライス、ザカの戦車が出撃。
だが同時に、他区域のガリア軍を撃滅したセルベリアが現れる。
やはりセルベリアに対しては勝機が見出せない小隊。セルベリアにこちら側の
本拠点を制圧される前に帝国側の拠点を制圧する事で、なんとかセルベリアを
退かせる事に成功する。だが、ガリア軍側にできたのはたったのそれだけ。
ヴァルキュリアの力と、あまりに甚大な被害に呆然とする一同。
帝国軍が撤退したとは言え、このままでは拠点を維持する事も難しいと判断した
ウェルキンは、後方部隊に支援を要請しようとする。応じてアリシアが小隊員を
集めようとしたとき、一発の銃声が暗天を貫いた。その場に倒れるアリシア。
ウェルキンが駆け寄り、小隊は警戒体勢に入るが帝国兵の姿はどこにもない。
【十四章:ナジアル会戦(後編)】
撤退した第7小隊。幸い急所は外れていたもののアリシアは意識不明の重体。
治療所のテントを出ようとするウェルキンに衛生兵が声をかける。人目を避けての
報告は、アリシアの体内から摘出された弾が帝国軍のものではなく、ガリア軍の
狙撃銃のものだった、というもの。しかもまだ一般兵には渡っていない新型銃弾。
つまり、彼女を撃ったのは味方である可能性があるという事だった。
ガリア軍の作戦会議室。兵士を役立たずと罵るダモン将軍。ここは一旦退いて
ヴァルキュリアへの対策を、というバーロットの言葉は相変わらず無視される。
退けば自分の指揮能力を疑われる、というだけの理由で、ダモンは明日正午に
再び帝国軍陣地に総攻撃を加えよと命令する。このままではガリア軍は全滅。
どうしたらいいの、と呟くバーロット。
治療所のテントに踏み込む人影がある。眠るアリシアの胸元に置かれるのは
巻貝にも似た螺旋状の石槍。石槍が放った青い光がアリシアを包んでいく。
再び帝国軍の陣頭に立つセルベリア。ヴァルキュリアの光にたじろぐガリア軍。
その背後から一人の少女が進み出る。茶色の髪を銀に、茶色の瞳を赤に染め、
光を纏ったアリシア。髪も瞳も光も、全ての色がセルベリアと酷似している。
もう一人のヴァルキュリアの存在を知ったセルベリアはアリシアに戦いを挑む。
応じるアリシアは、意識も無いのか頼りなくふらつく足取りでガリア軍の前へ。
だが、瞳の焦点すら合っていないアリシアはあっさりとセルベリアを下す。
続けて、やはり無意識のまま帝国軍の戦車や銃座を破壊していくアリシア。
小隊は拠点を制圧するが、アリシアは途中で力を使い果たしたように倒れ、
気を失う。すぐに彼女を回収し退避させるウェルキン。
その時、戦場の両端に帝国の戦車と歩兵の増援が現れる。敵の挟み撃ちに
遭いながらも、何とか両戦車を破壊する第7小隊。
もう一人のヴァルキュリアの出現という予期せぬ事態で、大きな戦力差を覆し
勝利を収めたガリア軍。しかし、アリシアは何があったのかを覚えていない。
傷は何時の間にか治ってしまっているし、周りの人の態度がいつもと違う。
自分に何があったのかを尋ねられ、どう答えていいか分からないウェルキン。
余談:ここで章は切れてるけど、後の会話を見るにどうやら説明はした模様
【断章:決別】
ウェルキンの元にクライスがやってくる。携えてきたのは先日の弾丸と、その
出所の調査結果。やはり結果はガリア軍で開発中の新型狙撃銃の弾丸。
そしてその銃を事件前夜に借出した者がいる、という記録。記録にある名は
ファルディオ・ランツァート少尉。驚くウェルキンの前に並べられる情報は
しかし全てがファルディオへの疑惑を裏付けるものばかり。
信じたくない思いでファルディオの部屋を訪ねるウェルキン。留守の部屋内で
ウェルキンが見たのは、所狭しと並ぶヴァルキュリア人関連の文献・研究書。
そして机の上にあるメモ。
アリシアをヴァルキュリア人と断じたファルディオが、彼女を覚醒させるための
計画の概要をまとめ、それを実行した事を告白するものだった。
ヴァルキュリア人としての力に覚醒するには、命に関わる傷を負うことが条件。
親友の恋人を撃ったことを後悔した。しかし、今はこれでよかったと思っている。
そう、メモは締めくくられていた。
ファルディオはバーロットに呼び出されて行った、と聞いたウェルキン。
中隊長室に入るなり当人に疑惑をぶつける。言い訳もなく認めるファルディオ。
そんな彼をウェルキンは殴り胸倉を掴む。何故アリシアを撃った、という問いに
ガリアのためだ、と答えるファルディオ。アリシアの力が無ければ勝てなかった。
今だけの事じゃない。二つの強国の狭間にあるガリアが生き残っていくには
ヴァルキュリアの力が、切り札が必要だ。 ウェルキンはその言葉を否定する。
強い力を持っても戦争は終らない。相手がそれ以上の力を持とうとするだけだ!
二人の争いをバーロットが止める。きっとどちらの言う事も間違いで、どちらの
言う事も正しい。だが、いかなる理由があろうと仲間を撃った罪は許されない。
軍規に基づきファルディオは逮捕監禁。
ウェルキンには私闘を行った罪で独房24時間収監が言い渡される。
余談:メモに遺跡の “螺旋” の奥の壁に書かれていた内容も記されている。
「ダルクスの災厄」の真実。実は災厄を振りまいたのはヴァルキュリア人で
この地の先住民だったダルクス人を焼き払い、平定した後にその責任を
敗者であるダルクス人に転嫁した。以来、ダルクス人は呪われた民となり
ヴァルキュリア人は救世主となった──というもの。
他民族には偽の歴史を、ヴァルキュリア人だけに真実の歴史を伝えるため
バリアスの遺跡が作られたものと思われる。
今回ここまで。
断章は他にもあって、中には戦闘が起きるものもあり。
小隊の休暇風景だったり、ラルゴが野菜のために戦車を破壊する話だったり
バーロットが前大戦での因縁の相手に復讐をはたそうとする話だったり
ダルクス狩りの帝国軍を倒す作戦をロージーが進んで受ける話だったり
あとはまぁ、アリシアとウェルキンが仲良くしてる話だったりと色々。
85 :
80:2009/02/12(木) 22:06:40 ID:wxa+pq9w0
UFOもうwikiにあったんですね、失礼しました
戦場のヴァルキュリアの方乙です。割り込んですみませんでした…
いや、こっちこそもうちょっと間を置いて確認すればよかったw
連続でしかも朝っぱらから戦ヴァル投下。
今回分で終るかと思ったら終らなかった。
【十五章:ギルランダイオ要塞戦】
国境のギルランダイオ要塞が、ガリアにおける帝国最後の拠点となった。
要塞へ通じる輸送線路に、爆薬を載せた車両を走らせて要塞正門を爆破する、
そのために線路のポイントを切り替えろという命令が義勇軍に下る。
帝国側。どうか今一度機会を、殿下の為に戦わせて下さいと言うセルベリアに
マクシミリアンは告げる。この地に集ったガリア軍の主力を、ヴァルキュリアの
“最期の炎” をもって殲滅せよ。愕然とするセルベリア。
ランドグリーズから使者が来ている、と言うイェーガーに、待たせておけと言い
一度本国に戻る、と言うマクシミリアン。膝をつくセルベリアに振り向かぬまま
マクシミリアンは去る。彼女を一瞥し、すまん、と呟いてイェーガーも出て行く。
探しに来たウェルキンを前に無理に明るく振舞うアリシア。コナユキソウの花を
ウェルキンの胸元に挿し「いい感じだよ」と笑うが、不意に俯いて縋り付く。
ファルディオの事を聞いた、陣中を歩いていると皆が自分を拝む、と言う。
どうしたらいいのか、これからどうやって生きていけばいいのか分からない、と。
だがウェルキンが答える前に、無理な笑顔を作って逃げるように去ってしまう。
作戦開始。全てのポイントを切り替え、爆弾列車を要塞に導く事に成功すると
城壁上にセルベリアが現れる。ヴァルキュリアとして敗北した上は、人として
戦いを挑むと言うセルベリア。なんとか撃破する小隊。
ヴァルキュリアである事にどうして耐えられるのですか? と尋ねるアリシア。
愛する人がいるからだ、とセルベリアは答える。そこにダモン将軍が現れる。
セルベリアは捕虜となった部下には手を掛けないで欲しい、そしてできれば
彼らの護送を義勇軍に頼みたい、とダモンに願い出る。了承するダモン。
連行の直前、セルベリアはアリシアに言う。私は自分の人生に答えを出した。
もう会うことも無いだろうが、お前がどういう答えを出すのか興味がある、と。
司令官の椅子にご満悦なダモン。その前に捕らえられていたセルベリアが
突如戒めを引き千切る。驚いたダモンは即座に兵士に射殺を命じた。
そして、ヴァルキュリア人が死ぬ瞬間に発動される、最期の炎が要塞を包む。
「マクシミリアン様……どうか、栄光をその手に!」
ガリア軍主力の全てを巻き込んで、ギルランダイオ要塞は吹き飛んだ。
捕虜護送のため要塞を離れていた義勇軍中隊の中、アリシアは呆然とする。
これがセルベリアの出した答えなのか。更ににそこへ緊急入電。正体不明の
巨大兵器がクローデンの森を突破して、首都ランドグリーズへと向かっている。
【十六章:「乙女の盾」作戦】
森を破壊しながら首都ランドグリーズへ進む巨体。既に戦車ですらないそれは
帝国軍の陸上戦艦・マーモット。その艦橋でギルランダイオ要塞とガリア軍の
主力部隊消滅の報告を受けるマクシミリアン。表情には何の感動も無い。
義勇軍は首都防衛大隊と共同でマーモットを枯れ谷へと誘い込み、地雷原に
誘導した上で首都防衛大隊の火力をぶつける作戦に出る。
考え込むウェルキンに物言いたげなアリシア。だが結局彼女は何も言わない。
首都ランドグリーズ。報告を受けたコーデリア姫は自ら出陣する意思を固める。
だがそれを阻む者がいた。宰相ボルグ。姫の身を「大事な取引材料」と評する
ボルグをコーデリアは睨み付ける。この国を帝国に売り渡すつもりか、と。
ボルグは、ガリアは新たな国に生まれ変わると言う。それも己が統治の下で。
一方の義勇軍側。爆薬で崖崩れを起こし、マーモットの進路を誘導する事には
成功するものの、ガリア軍全火力を以ってしてもマーモットには歯が立たない。
そんな中、崩壊する戦線を悠然と突っ切るマーモットの前にアリシアが立った。
思わずエーデルワイス号を飛び出し、彼女の下へ走るウェルキン。
再びヴァルキュリアの色と光を纏ったアリシアは、マーモットの砲撃を掻い潜り
右手の石槍を投擲。槍はマーモットの装甲を易々と貫き爆発を引き起こす。
「私は、ヴァルキュリア……もう、皆と一緒にはいられない……」
炎のように膨れ上がる青い光を纏ってアリシアは歩み続ける。
彼女の姿に不吉な物を覚えるマクシミリアン。マーモットは全速で離脱を図る。
マーモットが回頭していくのを前に、一度は砲撃で吹き飛ばされたウェルキンが
ようやくアリシアに追いつく。私が死ねば沢山の人が助かる、と言うアリシアに
そんな力で勝ったって本当の勝利じゃない、と叫ぶウェルキン。自分達の力で
掴み取らなければダメだと。でも、私は貴方たちとは違うと言うアリシア。確かに
君は僕達とは違う力を持っている。でもアリシアはアリシアだと言うウェルキン。
そして彼は言う。僕は君を愛している、と。
ギルランダイオ要塞に向かう前に、アリシアが挿してくれたコナユキソウの花を
胸元から抜き、茎で輪を作ってアリシアの左手を取り、薬指に通す。
「戦いが終ったら、一緒に暮らそう。僕はずっと……君と一緒にいたい」
二人の口付けと共にヴァルキュリアの青い光は緑光となって弾け、消えた。
小隊員に冷やかされつつも暖かく迎えられる二人。
全員が揃った第7小隊はマーモットを追撃し、首都ランドグリーズへ向かう。
【十七章:ヴァーゼル橋突破戦】
首都を目指す義勇軍中隊はヴァーゼル市街に到達。以前西から東へと進軍し
奪還したヴァーゼル橋を今度は逆に渡る事になる。街には帝国軍の戦車隊と
彼らを率いるラディ・イェーガー当人が駆る新型戦車・ケーニヒヴォルフ。
その強固な装甲を何とか破壊し、何とかイェーガーを撃破する小隊。
義勇軍勝利で戦いの終ったヴァーゼル市街地。大破したケーニヒヴォルフを
見上げながら撤退完了の報告を聞くイェーガーは、報告に来たその兵士にも
ランドグリーズへ脱出しろと言う。そして、自身はもう帝国には戻らないとも。
自分はマクシミリアンの力に、故国の独立と復興を賭けた。軍事力こそが
国を護るための力だと思っていた。だが本当に必要だったのは故郷や仲間を
思う心なのではないか。イェーガーは兵士にマクシミリアンへの伝言を託す。
「真に強きものは弾丸に非ず。マーモットと聖槍を過信するなかれ」
見送る兵士の敬礼を背に受け、イェーガーは黒煙の中に姿を消す。
ヴァーゼル橋を渡り、やっとランドグリーズへ進撃が可能になった義勇軍に
とうとうマーモットが首都に到達、城門を破り城に突入したと知らせが入る。
(本当に街の大通りを驀進して城の前部に艦首を突っ込むという暴虐っぷり)
余談:人物総覧ではイェーガーはこれ以降消息不明、となっている。
マクシミリアンに伝言が伝わったか否かは不明。たぶん伝わってないぽ。
まぁ伝わってても何も変わらなかった気もするが。
3将が全員退場して今回ここまで。
次回で終ります。
未解決一覧から「流行り神 退魔師・犬童蘭子編」投下します
…といっても犬童蘭子編が番外編の為、本編をやってないと理解しづらいかもしれません。
wikiには第零話「チェーンメール」の解説がありますが、時間的には犬童編はチェーンメールより前の話になっています。
犬童蘭子編は、同ゲームの本編第1話「コックリさん」のオカルトルートを犬童の視点から描いたもの。
この事件で本編の主人公である刑事・風海純也とその相棒・小暮宗介は初めてオカルト的存在に触れる事になる。
本編ではギャンブル好きで全く仕事をしないグータラ上司として描かれている蘭子だが、その正体は魔を憎み滅する事に命を懸ける「退魔師」。
彼女はある組織に属し、魔を滅する為に風海達には隠れて活動している。
ある日蘭子は志を同じくする男(霧崎水明の父・霧崎道明と思われる)に、都内の高校の敷地内にある「殺生石」の怨念を封じるよう依頼される。
殺生石とは、平たく言えば怨念の篭った石の事。しかし高校にあるような殺生石の欠片ならその力は微力であり、封じる必要まではない。
首を傾げる蘭子に、男はその高校で2日前に女子生徒の自殺があった事と、その原因が恐らく殺生石にある事を告げる。
さっそく件の高校に向かい、調査を開始する蘭子。
同様に女子生徒の自殺について調べる風海や小暮とニアミスしながらも、殺生石に力を与えているのは、とある女子生徒の抱いている強い恋心と、恋敵に対する激しい憎しみだという事を突き止める。
しかしいくら触媒となっていても女子生徒自体をとっちめるわけにも行かない。
そこで蘭子は殺生石のある敷地内の森へ向かい、経文を殺生石に捧げる事でその暴走を止めようとする。
だが蘭子の予想以上に女子生徒の想いは強く、彼女が激昂した際に経文は破れ、落雷により殺生石に封じられていた怨念が復活してしまう。
仕方なく蘭子は殺生石に封じられていた怨念「九尾の狐(の破片)」と対峙する事に。
苦戦しながらも蘭子は九尾の狐を追い込み、瀕死の状態に持ち込む。
しかし九尾の狐は殺生石の様子を伺いに来た風海達の気配を察し、これ以上攻撃を加えたら断末魔の苦しみを奴らにも分ける(要するにメガンテして風海達も殺す)と蘭子を脅
した為、仕方なく蘭子は一旦退く事に。
そして翌日。蘭子は自分に退魔師となる術を教えた住職の下に行き、新たな退魔具を持って再び九尾の狐に挑む。
九尾の狐は触媒たる女子生徒が負の感情に流されつつある為か、刻一刻と力を増している。
対する蘭子は昨日の傷を癒えておらず、その結果徐々に追い詰められていく。
九尾の狐はそんな蘭子を嘲笑い、また自分達の近くで想いを叫び、感情を爆発させている触媒とその恋敵の言い争い(本編の1シーン)を見せつけ、人間の憎しみは美味だと哄笑する。(結界が張ってある為、向こうから蘭子達は見えない)
蘭子にはもはや反論する力さえも残っていない。
もはやここまでか、とあきらめかけた時、突然九尾の狐が苦しみ出した。
何が起きたのかわからずに周りを見回すと、先ほどの言い争いの末、恋敵が鋭い枝で触媒となっていた女子生徒の腹部を刺しているのが見えた。
これほどのチャンスはない。蘭子は最後の力を振り絞り九尾の狐に一撃を加え、これを打ち破る事に成功する。
数日後、編纂室には「コックリさん」事件の功績を認められ、「組織」によって異動させられた風海と小暮がやってくる。
いくら人手不足でも、こんなひよっ子送ってこられても困る…などと口では毒づく蘭子だが、内心では風海達に期待していると告げるのだった。
すみません、書き忘れていましたが以上で終わりです。
色々乙。
未解決にあったんで、
DSのsimpleシリーズ「THE爆弾処理班」を投下します。
再プレイしながら書くのでちょっと間が空くかも。
主人公は無職。そしてオッサン。
98 :
ゲーム好き名無しさん:2009/02/14(土) 21:31:24 ID:1maNR8CPO
>>97 依頼した者です。
ありがとうございます。期待してます。
いろいろ意見乙。
とりあえずマイペースってことでおk?
実際書いてみたら結構忘れてるので、確認しながらやってるので、スローースペースになるけど勘弁してほしい。
セツコ編7話
前回の戦闘後、サンドマンのサンジェルマン城に招待されるセツコ達。
そこでグラヴィオンのパイロット達と面通し、そしてサンドマンの助力を約束される。
その夜、勝平は城を抜け出そうとする。勝平の父源五郎(ザンボット3)が遠洋漁業から帰ってくるので、それの迎えに行くためであった。
それはグラヴィオンのパイロットの一人である城瑠菜(グスク・ルナ/グラヴィオン)に見つかって静止されえるものの、
同じく父親にトラウマを持つ瑠奈は、事情を知と、むしろ勝平を手引きする。
神源五郎の故郷に帰ってきた。壇闘志也(ダン・トシヤ/ゴッドシグマ)という客人を乗せて。
闘志也は木星の衛星イオの移民計画に携わり、その開拓チームの一人。父親のツテでトリニティシティという海上都市に呼ばれて来たのだった。
正義感溢れる闘志也と男気溢れる源五郎は意気投合。源五郎に「息子に木星での出来事を話してほしい」と頼まれたりする。
トリニティシティは、トリニティエネルギーの研究を行う風見博士(ゴッドシグマ)が拠点を置いており、闘志也はトリニティエネルギーを兵器に利用したロボットのパイロットに呼ばれたのだ。
海上都市であるが諸事情により陸地(場所は勝平たちの町の近く)まで移動しており、その為に闘志也は源五郎の船に同乗させてもらいトリニティシティを訪ねてきたのだった。
そんな二人を出迎えたのは人々の、しかも神一家と同じ町に住んでいた住民の冷たい視線と言葉だった。
ガイゾックが攻めてきて、それを勝平がザンボエースで迎撃した戦闘。住民たちはそれを神一家が元凶だと捕らえていた。
フクロにされる源五郎と、それを止めようとした闘志也は一緒に拘束され、勝平たちがまた来た時のために人質にされてしまう。
そこに勝平がやって来て、その現場を目撃してしまう。
勝平は怒りに任せてザンボエースで、源五郎の仕返しをしようとする。
しかし人質を無事に(ryな展開で、手が出せない勝平。そこに源五郎たちを救い出したのが勝平のいとこ、同じく神一家の神江宇宙太(カミエ・ウチュウタ/ザンボ3)と神北恵子(ザンボ3)だった。
そこにまたしてもガイゾックのロボットが現れ、町を攻撃し始める。
しかし勝平は、神一家を迫害する人々のために戦うのはイヤだと、その場を離れてしまう。
それに立ち上がるのは闘志也だった。闘志也はトリニティシティにたどり着き、そこで開発されていた空雷王というロボットに搭乗。迎撃に出る。
第一陣を凌ぐ闘志也だが、第二陣が現れる。しかし第二陣には、ガイゾックだけではなく、ベガ兵の姿が見えた。異星人同士地球侵略に向けて手を組んだのだ。
やがて源五郎に説得された勝平が戻ってくる。
渋る勝平に、源五郎の「お前は自分から卑怯者になるのか!?」闘志也の「ここで戦わなかったら、一生後悔することになる!」という言葉が重くのしかかる。
やっと戦う決心をする勝平、そして宇宙太が乗るザンブル、恵子が乗るザンベースと合体、ザンボット3となり、迎撃に出る。
そこにセツコ達が駆けつけ、異星人連合を打倒する。
しかし勝平はいっそう強い迫害を受けることになり、友達からも冷たい視線を向けられる。神一家は町から追い出されてしまうのだった。
そこにサンドマンが現る。「諸君にはこれから宇宙に上がってもらう」
長くなったので二分割
ランド編7話
前回フロスト兄弟の横槍により戦闘になったが、ムーンレィスとの交渉を担当するグエン卿(∀ガンダム)により、なんとか会談の場を設けることに成功する。
一方ランドたちは、ロランの紹介で鉱山での発掘作業を手伝っていた。
∀が地中から発掘されたことで、他の機械人形もあるはずと、本格的な発掘が始まっていた。
しかしゲインをはじめとする肉体労働というか知的労働組は、同じくロランのツテでグエン卿に面会。当座の足元を固めるために雇用関係を結ぶ。
そしてガロードは、街中でエニル・エル(ガンダムX)と再会する。エニルは過去にガロードにフられた事で、ガロードに執念を燃やす女。エニルからフリーデンに関する情報を与えられる。
ガロードの大事な少女ティファ・アディール(ガンダムX)がフロスト兄弟に捕まり、そしてフロスト兄弟はこの町にいる、と。
ムーンレィスとの会談がはじまる。会談には(グエンの趣味で)女装をさせられたロランが出席していた。
ムーンレィスからは月の女王ディアナ・ソレル(∀ガンダム)は現れなかったものの、軍部のフィル少佐(∀ガンダム)や親衛隊のハリー中尉(∀ガンダム)が出席する。
一方、ティファが軟禁されているとわかったガロードは、会談会場に潜入していた。
折を見て電気を落とし、その隙にティファを連れ出すことに成功する。途中エニルに邪魔されるも、ゲインの協力でなんとかなる。
ガロードのおかげで混乱する会談会場、念のためローラことロランは∀に乗り込む。
フロスト兄弟はゲテモノガンダムとあだ名される機体で出撃、逃げるガロードを攻撃しようとした。
それを阻止したのはロランの∀。しかしフロスト兄弟はさらに手勢を率いて攻撃を仕掛けてくる。
グエン卿はそれを見て、ロランに迎撃を指示。先の先遣隊の事件は中央政府からの不当な干渉である、と示そうとした。
ランドたちも合流し、さらに新たに発掘されたカプルに乗ったソシエ(∀ガンダム)も合流、迎撃を始める。
ムーンレィス側も軍を出し、攻撃を始める。しかし攻撃対象にはロランたちも含まれていた。
ロランたち、ムーンレィス、新連邦の三つ巴完成である。
激化する戦闘、ロランは限界だった。
ロランはムーンレィスである。月の地球への回帰に先駆けて、その実験として2年前月から地球にやって来て、以来地球で生活してきたのだ。
ロランは地球の人々とムーンレィスが戦う事に我慢ならなかった。
そして戦場の真ん中で、自分はムーンレィスであることを告白する。
「僕は月の人と戦います。けれど地球の人とも戦います。人の命を大切にしないひととは誰とだって戦います」
原作屈指の名シーンである(やや早いが)。
そこにディアナ・ソレがソレイユに乗って現れる。その少年の言葉は、ディアナ・ソレルの意思そのものであると、鶴の一声で戦闘を収めるのだった。
続く
まずはキャラ紹介から。
バート:主人公。日本人で、「バート」はあだ名だったらしい。
南米の鉱山で爆破技師をしていたが冒頭で見事クビに。
お金とアルコールが大好きなオッサン。
アポロ:BB(ボムバスター)のオペレーターでナンバーはA13。
へそ丸出しのキツイねーちゃん。
ディーノ:トムキャットお約束の喋る動物パートナー。
BBでのナンバーはD3。ちなみに販売会社の名前もD3。
スイーツ(笑)好きの犬。
M:民間軍事会社BBの経営者。
冷徹かつナイスバディな謎の女ボスで、バート曰く
「しかしどう見てもあんた悪の組織の幹部だぜ、M。」
クリス:バートと一緒の飛行機に乗ることになる兄ちゃん。
南米でもスーツ。その正体は…
一話以降も脇役として度々出てくる。
ゴンザレス:輸送機の機長。口癖はアミーゴ。
実は…
第一話「コンドルの翼」
ある南米の鉱山でダイナマイト技師として働いていたバートはその日失業した。
飲んだくれだし、遅刻や欠勤の常習犯だし、上司も殴るし。そりゃクビになるぜ。
密林のド真ん中の鉱山で突然クビにされ、
途方に暮れつつもあちこちの会社にメールを出したバートに来たのは一通のメール。
差出人は「BBカンパニー」。どうやら一次審査は通過したらしい。
要約すると「二時審査の面接を係員がするから空港まで来い」と書いてあるようだ。
後日指定された場所に行くと、そこには古びた軍用貨物機と二人の人影があった。
二人に話しかけてみると、どうやらどちらも面接官ではないらしい。
やがて離陸の時間になっても面接官は結局こなかった。
機内で一眠りしていると、ラジオのニュースで目が覚める。
『爆発事故で作業員一名死亡』…元ダイナマイト技師としては気になる単語だ。
その時、機体の揺れが大きくなった。
機長に話を聞きに行くバートの耳に機長の通信の内容が聞こえる。
どうやら機長に内緒で機内に「青い目の娘」がのっているらしい。
「青い目の娘」…ブルーエメラルドの事だろう。
現在では枯渇した値段は完全に売り手市場の貴重な宝石だ。
嫌な予感を覚えたバートは脱出用のパラシュートを探すことにする。
貨物室に行く前に機長ともう一人の乗客、クリスを閉じ込めるバート。
パラシュートと宝石を見付けたら持ち逃げする気マンマンです。
鍵を解除し移動した先の貨物室では何かがすすり泣く声が…
どうやら声はダンボールの一つからするようだ。
明らかに人間が入るサイズではない。
開けてみると、中に入っていたのは犬だった。
喋って泣いている犬…犬サイボーグ、「強化ドッグ」だ。
「闇に売り払っても…5000Ct(1Ct=千円くらい。つまり500万円)にはなるかもな」
という冗談を真に受けて怯える犬に栗羊羹を与えて、大人しくさせる…はずがかえってワガママに。
と、その時箱の中に一緒に入っていたモバイルが鳴りだす。
通信相手は進捗状況を犬に聞き、進んでない事を知ると「このポンコツ犬!自爆スイッチを押すわよ!」と叱りつける。
仕方なく代わりに話すバート。
話を聞くとどうやらメールの会社の人間らしい。
「それで、面接官は誰なんだい?」
「面接官…B2は乗ってないわ。」
「なんだ、いいかげんな奴だな」
「言葉を慎んで!…B2は昨日、殉職したの。」
先程の爆発事故のニュースがそれらしい。
素直に謝るバート。
そこにMと呼ばれる女性が通信に出る。
「どうしようかしら。週給1000Ctならもっと若いのが…」
(月4000Ct…!?)
その値段に惹かれて就職を即決するバート。
「商談成立ね。それじゃB2。時限爆弾がその機体にあるから解除してちょうだい。」
さすがに抵抗するバートだが、脱出の難しさを理詰めで説明されて諦める。
「解除の仕方は運と度胸よ。それじゃあA13、あと宜しく。」
仕方なく犬…D3と協力して爆弾探しを始める事に。
ありあわせの道具を使って爆弾を解除すると、実はこの爆弾は会社の仕込み…偽爆弾だと告げられる。
試験だったらしい。
「今からあなたを新B2に指名します。私の命令は絶対よ。」
と言うMにバートが口答えすると、「D3を自爆させるわよ」との脅しが。
色々交渉し、なんとか話をつけ採用されるバート。
そこにクリスが現れる。
軍の嘱託のアイリス社の人間で、ブルーエメラルドのお目付役だったらしい。
内緒の試験のために酔わされ、閉じ込められてお怒りのクリスは
機長はクビ、バートは軍に引き渡す、と言い出す。
しかし、一本の電話で顔色を変える。
さっきの偽爆弾とは違う本物が機内に仕掛けられているらしい。
BBに仕事を依頼するクリスに「軍に引き渡すんじゃなかったのか?」と返すバート。
クリスは仕方なく前言撤回、ボーナスまでむしられる事に。
さあ爆弾を探そう、という時にA13が「まず私達の名前を決めよう」と言う。作業の効率化のためらしい。
以降A13→アポロ、B2→バート、D3→ディーノと呼ぶ事に。
爆弾探索中にブルーエメラルドを一個ちょろまかすバート。
羊羹に埋めてディーノに食べさせて盗むつもりらしい。
あっさり爆弾を見つけ、解除開始。
…えらく凝った仕掛けだったが見つけたパラシュートやディーノのレーザーを使いなんとか解除、生還する。
こうしてBBのメンバーになったバート。
爆弾解除のスリルに取り付かれたようだ。
「なあバート、あんたブルーエメラルド本当に隠してないか?」
「ああ、X線まで使って調べたじゃないか。」
「そうだよな…やっぱり工作員がちょろまかしたのかな?」
そこにディーノがお腹をマッサージしてお話してくれと現れる。
(ごめんな、ディーノ。宝石を隠す場所になってもらって)
数日後、ドスカラス号(輸送機)。
酔っているバートにお話をせがむディーノ。
「いいとも。長い話、短い話、面白い話、面白くない話…
面白いか面白くないか話してみるまでわからないシュレーディンガーの話…」
「そのシュレさんの話。」
「昔昔、シュレさんという人がいました。シュレさんは犬好きでした。
良い人のシュレさんは悪い人たちの組織に入れられて安くこき使われました。
太ったパイロットや意地悪通信員、氷の女ボスは特に悪い人です。
バートさんは一泡吹かせてやろうと犬に宝石を飲ませて盗み出そうとしました。」
「シュレさんじゃなくなってるよ…」
「しかし、犬はもう少しという所でうんこが我慢できなかったのです。」
「ごめんよぉ。」
「バートさんが親切心でうんこを始末しようとした時、女ボスが言いました。
『あなたがそんなことんそっせんしてやろうとするのはおかしい』
」
「『犬のうんこを調べなさい』…だったよね。」
「バートさんは宝石を買い取らされ、それから借金で困るようになったので…す…」
第一話 完
すまん、俺にコンパクトにまとめる才能は無いようだorz
州*´・ v ・)<gj
戦ヴァル最後投下ー
【終章:最終決戦】
とうとう帝国の突入を許してしまったランドグリーズ城。コーデリア姫の前に
正装(たぶん)のマクシミリアンが現れる。宰相ボルグは姫の了承も得ずに
無条件降伏・帝国への従属等を申し出るが、マクシミリアンはガリアに
帝国の属国になれとは言わない、という。彼は自らがガリアの大公となり、
ランドグリーズ城に眠る “聖槍” を以って大陸に覇を称えんとしていた。
今も威光衰えぬヴァルキュリアの血統は我が妻に相応しい、とコーデリアに
婚姻を迫るマクシミリアン。その目前でコーデリアは冠物を脱ぎ捨てる。
頬に落ちたのは、セルベリアと同じ銀の髪……ではなく、イサラやザカと同じ
紺色の髪。ガリア公ランドグリーズ家は、ダルクス人の血統だったのだ。
コーデリアは語る。数千年前、北方からの侵略者・ヴァルキュリア人に対して
ダルクス人は抵抗した。だがその力の前に次第に追い詰められ、そして遂に
ある有力な豪族がヴァルキュリア人に寝返るに至り、ダルクス人は敗北した。
その “ダルクスを裏切った豪族” と言うのが即ち、ランドグリーズ家。
裏切りの褒章として、ヴァルキュリア人からガリアの統治を任されたのだ。
偽りをもって国を統治することに悩み、いつしか考える事も、意思を持つ事も
放棄するようになった。だがある将校と出会って、その過ちに気付かされた。
そう言って、コーデリアは短剣を抜く。だがやはりマクシミリアンは倒せない。
その頃、軍刑務所内のファルディオ。ランドグリーズ城に帝国戦艦が突っ込み
そのまま何やら工事をしているらしい、と聞いてすぐにその目的に思い当たる。
こんな所にいる場合ではないと仮病を使って脱獄する。
コーデリアに対し、婚姻証書への署名を強要するマクシミリアン。
そこへヴァーゼル防衛部隊の敗北と、義勇軍中隊進撃の知らせが入る。
そして首都に流れるラジオ放送。人々に希望を知らせるその声は従軍記者
エレットのもの。マクシミリアンはマーモットでの出撃を決意。相も変わらず
おべっかを述べる宰相ボルグを「信用できん」として、兵士に銃殺を命じる。
マーモットが動き出す。後退する動きに合わせ、城の前部にあった尖塔が
引き出される。崩れる塔の中から現れたのはヴァルキュリアの石槍。しかし
その大きさはセルベリアやアリシアが使った物とは比べ物にならない。
マーモットはその背に巨大な石槍を載せる。そのためのマーモットだった。
“聖槍” の巨大な光はマーモット正面に展開していた義勇軍第4・第5小隊を
消滅させ、大地を一直線に焼き、遥か彼方の山を砕く。
いち早く退避していた第7小隊は、コーデリア姫の援護を受けつつ側面から
機銃の雨を掻い潜ってマーモットに取り付き、何とか “聖槍” を破壊する。
【終章:最終決戦】 ……の続き
停止したマーモットの機関部を探して上部甲板に登る第7小隊の面々。
その前に立つマクシミリアン。携えるのは機械式のヴァルキュリアの槍と盾。
単身で現れた彼に、なぜここまでして戦う必要があるのかと問うアリシア。
マクシミリアンは答える。己の野望のため、そして帝国に復讐するためだ、と。
帝国皇帝の息子として生まれながらも、母の身分が低いために疎んじられ、
皇位継承を巡る争いによって謀殺されかけた。母を始め多くの人が死んだ。
その時に帝国と、その帝位を奪う事を誓ったのだと。
「余の戦いは、まだ終ってはいない!」
撃破されても敗北を認めないマクシミリアン。人造とはいえヴァルキュリアの
力を持つ彼は、命を賭した “最期の炎” を以って全てを焦土と化そうとする。
だが、突然マーモットからのラグナイト供給が停止し、力は失われる。
動揺するマクシミリアンを背後から捕らえたのは、軍刑務所を脱獄した後に
マーモットに潜入し、ラグナイト供給を停止させた張本人・ファルディオだった。
ファルディオはそのままマクシミリアンを甲板前部の縦孔へと引き摺っていく。
仲間を撃った罪滅ぼしだと言い、ウェルキンとアリシアの二人に「幸せにな」
と言い残して、マクシミリアンもろともファルディオは縦孔へ身を投げた。
縦孔から膨大なラグナイト光が吹き上がる。爆発で生じた炎が小隊を分断。
ウェルキンとアリシアは甲板前部に取り残されてしまう。最後の命令として
炎の向こうの小隊員に脱出を命じるウェルキン。二人は何とかならないかと
艦橋部に登るが、それでも炎は迫り、飛び降りるにも大地は遠すぎる。
死を覚悟した二人に、突然空から声がかかった。
見上げた先には一機の飛行機。操縦するのは整備開発部員のリオン。
そして飛び来る機体に書かれているのは、今は亡きイサラの名。
間一髪で救出された二人に、リオンは言う。イサラがいなくなってしまった後
整備員だけでなく、小隊のみんなで少しずつ作り続けていたのだと。
皆に受け継がれ完成されたイサラの飛行機で、二人はガリアの大地に戻る。
【ED】
この戦いの後、ガリア公国と帝国との間で休戦協定が締結。
終戦と共に義勇軍・第7小隊も解散した。
退役して農業を始めたラルゴ。その彼と結婚したエレノア(=バーロット)
歌姫としてヨーロッパを巡りつつ、イサラの命日には必ず帰国するロージー。
持ち前の技術力を活かしてファウゼンに玩具工房を開いたザカ。
真実を公開しながらもその誠実さで支持を受け、ガリアを統治するコーデリア。
そして惜しまれつつも軍を退役し、ブルールに戻って教師となったウェルキン。
彼の妻としてパン屋を経営するアリシア。その足元にはハネブタのハンス。
アリシアの移動式のパン屋の中には、母を手伝う娘の姿が。
教え子と虫を捕りに行く約束をして帰ってきたウェルキンが娘に声をかける。
「イサラ、いい子にしてたかい?」
エーデルワイス号を背景に、ファルディオやバーロット、もう一人のイサラと
第7小隊の面々が揃った写真が、パン屋のカウンターに飾られている。
−END
以上で戦場のヴァルキュリア終了
EDのラルゴとバーロットが何か唐突に見えるけど
この二人は前大戦の頃兵士として同じ部隊に所属してて
ゲーム内でもそこそこ仲が良い&進展してます
断章でしか語られてないから書く機会が無かったけど
次回作の要望とか出てるらしいですが
もし出るならフィラルド独立戦線でイェーガーにコキ使われる
小隊長がやりたい俺イェーガー大スキー
戦場のヴァルキュリア乙です!
ときメモ2、需要あるようなら書くけど…各キャラの大まかなストーリーを書けばおk?
>>110 乙です
個人的にはイェーガーはいくらなんでも自分勝手すぎるだろとは思うがなw
前スレの514、このスレの
>>113までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
戦場のヴァルキュリア乙
ダルクス人かわいそ
相変わらずダラダラいきます。スマンorz
後日談見れるのは本来は全クリ後にまとめてなんだけど、
分かりやすさ重視でできるだけ時系列にそって入れていきます。
一話後日談
「ねえねえバート、お話しておくれよぉ」
また機内でバートに話をせがむディーノ。
「うぃ…どんな話がいい? ヒック」
「今日も酔ってるね…」
「酔ってないぞ。何がいいんだ?
怖い話、愉快な話、こないだの話、昔の話」
「昔の話。バートの過去をしりたいなぁ」
「いいよ、嘘の話なら。
昔昔、バートという少年がいました。バートは犬が好きでした。
ある朝、お母さんが言いました。
『今日から魔法学校に入学ね。』」
「いきなり嘘でしょぉ」
「嘘ですが本当です。バートにとって高校での授業は正に魔法です。
ハンダづけの魔法…とても難しい。
カンジという魔法文字…覚えられません。
ONEをおね、QUEENをきゅえーんと読んだりそれは大変です。」
「どっかの工業専門学校かな」
「すっかり魔法学校でふてくされるバートに転機が訪れます。
バートの県では花火が盛んです。学校でもその授業がはじまりました。
するとどうでしょう、まるでウソのように知識が頭に入っていきます。
バートは勉強が面白くて仕方ありません。自分で色々調べたり…
読めなかったカンジもエイゴもいつのまにか覚えています!
ニキビが治って身長も10cm伸びて女の子にモテモテに!」
「それはウソだよね」
「しかし…好事…魔、多しと言います。
いい気になったバートが…理科室を…実験で…大変な事に………………」
「…寝たの?」
「ぐー…」
二話に続く。
新キャラ
ミカ:Mの直属。非破壊検査(音波とかX線とか)の専門家。
多分ロシア人?
ミャオ:同じくMの直属。変装して潜入や調査を行う。
多分中国系?
両方男。
第二話「堕ちた鳥」
どこかの海で釣りをしているバート。
そこにゴンザレスが現れる。休暇は終わりらしい。
急な仕事に「事前に連絡くらいよこせ」と文句を言うバートにMは言う。
「行き先は高級ホテル。スイートは一泊3000Ct(約300万円)よ。
予約していた釣り宿よりはサービスがいいんじゃないかしら」
「…多分俺には居心地悪いだけだぜ…」
仕事の内容は国際会議〈E7〉が開催されるホテルからの爆発物調査依頼。
「ホテルについたら屋上で『ミカ』と合流して。
BBナンバーはM5、通称ミカ。非破壊検査の担当よ。」
BBについて聞こうとするも、言うだけ言ってとっととアポロと代わるM。
仕方ないのでアポロに色々聞くことにする。
「あんた、どれくらいこの仕事やってる?」
「小娘に命預けたくないって?BBで12年やってますけど」
(トシいくつだ?)
「…子供の頃、師匠に拾われてね。師匠がBBだったから。」
「師匠?師匠はBBでは何を?」
「…死んだわ。さ、仕事の質問を。」
色々質問してみた所、結局犯人については何もわからないようだ。他には
・場所は北海道で、半ば陸の孤島。
・警備も徹底して厳重、ホテルにいるのは巡回員と従業員が数名ずつ。
・すでに公安が二週間かけてセンチ単位でホテルを走査。何も出ていない。
等が分かる。
空気を読まないディーノは
「カニ食いたいしウニも食べたい…ウニカニイクラ!
バートがおごってくれるの?」
とはしゃいでアポロから人前でしゃべらないように注意される。
「うへー、毎回こいつの世話をするのかよ」と笑顔で言うバートに「そんなこと言いながら嬉しそうじゃない」と突っ込むアポロ。
ついでにさらにいくつか質問すると、
・ミカはKGBの情報学校出身のけむくじゃらの大男
・BBが今は民間軍事会社であること
・D1、D2は殉職していて、Dナンバーを使い回さない理由は数を多く見せるため。
・逆にBナンバーは殉職者を少なく見せるために使い回す。
事が分かる。
高級ホテルについたバートに背が高いクールな美人が話しかけてくる。
現場を聞くが、「全員揃ってから来て下さい」とあしらわれる。
彼女は「草津 由」というらしい。
彼女の匂いを嗅いだディーノは「香水キツすぎない?」とバートに耳打ちする。
それを見て強化ドッグと看破する草津さん。
どんな機能が?と聞かれ、ディーノがX線装置やレーザーがついてるよ、と答える。
そんなディーノを置いてミカに会いに屋上に行くバート。
一方ディーノは(ん?このお姉さんかすかに男の香りが…)
と違和感を持つものの、ユーバリメロンの魔力の前に一瞬で忘れるのだった。
屋上にはミカはいない。悲しそうな目の子供がいるだけだ。
待てどもくらせども誰も来ない。
仕方なく子供に話しかけるバート。
「この霧…母さまとバルト海を渡った時を思い出すよ。」
「観光船か?」
「…亡命船だったんだ。その時は知らなかったけど。」
「そりゃ大変だったな…」
「母さまは怯えていた。霧の向こうの色んなモノに。
霧ならレーダーで見通せる。氷山や攻撃艇もね。
でも機雷は電波じゃ見えない。音波で見つけるしかないけど水面近くは見つけにくい…」
「………」
「電波、音波、X線…面白いよね。目的毎に使い分ける。
そして闇の中のモノが見えるんだ」
「…あんた、ミカって名前か?」
「あなたはバートだね。話を聞いてくれた、優しい人で良かったよ。」
普通はもっと早く気付くけどね、今は客は一人もいないんだから、と続けるミカ。
そこにアポロからの通信が入る。
事前に先入観を与えずに出会わさせるのがMの方針だったらしい。
三人揃ったので現場に向かう。現場は半年前に改装した客室らしい。
…が、ここであえて無駄に屋上に向かってみるひねくれ者の俺。
すると屋上に誰かいる…?鑑識?
モバイルも持ってないのに一人でブツブツ喋ってる変な娘っ子だ。
「カンタは?え?ワイン飲んでる?どこでワインを?
え?誰かのを勝手に飲んだ?
サノスケ、少しはあのバカバケ猫に注意してよ。」
し、し、し、識子さんだぁーー!?
※識子:江波識子。計三作出ているTHE鑑識官シリーズの主人公。
先祖の幽霊・サノスケとネコマタのカンタが相棒。
バートには霊感が無い為サノスケとの会話が独り言に見える。
気を取り直して改装した部屋。
一通り調べたがディーノの鼻にも(ppm級の爆発物マーカーの匂いを嗅ぎとれる)特に反応は無し。
そこでミカが調査を開始。
家具をどけるので手伝って壁紙をはがしてバートさん壁にマトリックスペーパーを貼るので手伝っ
「俺パシリかよ!」
「僕、背が低いから…ごめんなさい」
なんだかんだ言いつつ準備は完了、壁のコンクリートの検査に入る。
通常は30cmくらいまでしか出来ない検査も、ミカのロシア製なら60cmまで可能らしい。
調査結果を調べてみると、穿孔(コンクリに丸い穴をあけてるアレ)の一つが鉄骨に向けて掘られてるのみつける。
本来は鉄骨にむけてはやらないものらしい。
爆発物の可能性があるからミカは下がってバートに調べるように言うアポロ。
「まあ、穿孔って間違って掘ってしまって誤魔化してるのも多いって…」
「爆弾発見!鉄骨に偽装してやがる…」
処理に入ろうとするが手が届かない。
部屋をあさって手に入れた歯ブラシ、ピアノ線で長さを延長、解除に入る。
「トラップはなさそう」と言われた瞬間にトラップが発動したものの、難なく解除成功。
しかし、穿孔の蓋に何か書いてあるのが見つかる。
「あと二つ 地の底の恨みを知れ」
犯人からのメッセージのようだ。
翌日。
ミカの調査は続いたが、爆弾は出ていない。
持ち込まれる可能性を考え、草津さんに持ち込まれた物を聞いてみると楽器が一個だけあるらしい。
名匠の作のチェロ。値段は20万Ctは下らない…国宝級だ。
ここで再び無駄に屋上へ。目つきの悪いネコがふらふらしている。カンタ!カンタ!
現場でチェロにX線を当てようとするとアポロから通信が。
なんでも「レオン博士」から話があるらしい。
敵意を剥き出しにするディーノ。
博士が言うにはひねくれ者の犯人ならX線や電波に反応するトラップをしかけているかも、との事。
調査にはわしの開発したミニメカ内視鏡を使え、D3のバックパックにあるから、と言う博士に
「この博士、いつも変な装置を僕に着けるんだ」と言うディーノ。
死にかけた事もあるらしい。
果たして爆弾は…あった。解除開始。
更に凝った内容になっている。
解除したときには「運命」が鳴り響く凝りっぷり。
爆弾は残り一つ。
トニー・シプリアーニは所属するマフィア「レオーネ・ファミリー」の為に大役を果たした後離れていたリバティーシティに帰ってきた。
しかしボスであるレオーネ・サルバトーレや幹部のヴィンチェンゾのトニーへの対応は彼にとって満足できるものではなかった。
しかしボスには逆らえず、当分はヴィンチェンゾの下で仕事をこなしていく事にする。
ヴィンチェンゾはトニーをあまりよく思っておらず、好き勝手にこき使い、更には自分の為に危険な事さえトニーにやらせた。
ヴィンチェンゾのせいで危うく逮捕されそうになったトニーは彼に嫌気がさし、彼の元から離れる。
ある日、セックスクラブを営むJDからシンダコのマフィアがレオーネのカジノを襲撃するつもりだと聞き、カジノ前で敵を待ち撃退する。
そして復讐の為に逆にこちらがシンダコのカジノ兼売春宿を爆破する。
レオーネとシンダコの関係が急激に悪化する中、JDのセックスクラブで特別プレイを堪能していたサルバトーレがシンダコにさらわれてしまう。
サルバトーレが車ごとスクラップにされる寸前、トニーは彼を救出。
怒ったサルバトーレは自ら部下を率いてシンダコに戦争を仕掛ける。
相手に大打撃を与える事が出来たが、レオーネ側もそれなりの被害を被る事となった。
サルバトーレの怒りが治まらない中、本国のシチリアンマフィアのマッシモ・トリーニが両者の仲介をしたいと申し出る。
ただでさえ本国の介入を快く思っていないサルバトーレは不信感を募らせる。
彼はシチリアンマフィアの本心を知る為に、トニーにマッシモの後をつけるよう指示する。
尾行した先々でトニーが聞いた内容は、マフィア同士を戦わせ弱った所でシチリアンマフィアが街の実権を握るというものだった。
その後ギャングのディアブロがヘップバーンハイツに大量発生する。
これになんとか勝つが、次はサルバトーレの倉庫へ金を取りにいくとトライアドが襲撃しにきた。
これも退けたが、街の情勢は更に悪化。
やはり以前ディアブロやトライアドをけしかけていたシチリアンマフィア共が裏で一枚かんでいるようだ。
サルバトーレは今までリバティーシティで築き上げてきた物がいとも簡単にぐらつき始めて苛々し始めていた。
更に市長が街の全ての罪、サルバトーレがやっていない事の責任までも彼に押し付けようとしている。
実は市長はシンダコの思い通りに動くシンダコの犬だった。
トニーはサルバトーレの命令で公園をジョギング中の市長を襲撃し殺害。
この後トニーは様々な功績が認められ、正式にレオーネの一員になる。
市長亡き後、サルバトーレは自分の思い通りになる新市長を作る為、死体愛好家のドナルドラブを立候補させる事にする。
対立候補のオドノヴァンはマフィアの「フォレッリ・ファミリー」の息がかかっていた。
トニーは相手の選挙員を殺害し、選挙カーを破壊し、更には投票用紙をすり替えたりとドナルドを当選させる為に様々な悪事を働く。
フォレッリとの仲も次第に悪くなっていく。
しかし結局トニー達との関わりが有権者にばれ、ドナルドは落選しオドノヴァンが新市長となる。
そうこうしているとシンダコとフォレッリの仲が悪くなり、戦争を始め出した。
すぐに和解ムードになるが、和解されたら困るのでシンダコのボス、ポーリー・シンダコの車に細工をし、車を遠隔操作する事で和解の為の会合を無茶苦茶にする。
しかしその後ポーリー・シンダコに手を回され、サルバトーレは警察に捕らえられてしまう。
トニーは弁護士の恰好をしてサルバトーレと面会。
サルバトーレはトニーに自分をこんな目に合わせたポーリー・シンダコ殺害を依頼する。
トニーはダムに行き逃げようとするポーリーをボートもろとも破壊。
サルバトーレが釈放される事になるがシチリアンマフィアが妨害してくる。
それらを退け、サルバトーレはやっと自分の屋敷に戻ってくる事ができた。
シンダコとフォレッリが弱り、事態を収拾できなくなったシチリアン側から和解を申し込まれるが、サルバトーレは拒否する。
サルバトーレとトニーは新市長になったオドノヴァンにサルバトーレにかけられた容疑を全て白紙にするよう求めに行く。
しかし市長は既にシチリアンマフィアに連れ去られており、ボートで追跡する事になる。
ヘリやボートで後ろからついてくる大量のシチリアン共をぶっ殺しまくる。
最後に小島に着きそこにいたマッシモ・トリーニと対峙する。
ヘリに乗り攻撃してくるマッシモをヘリごとぶっ壊して終了。
サルバトーレは市長を救った礼として、これからは自分の言う事をなんでも聞くよう市長オドノヴァンに強制する。
そしてサルバトーレはシチリアンマフィアの叔父と確約を結ぶ(多分不可侵条約みたいなもん)
トニーはサルバトーレに約束よりもかなり少ない報酬を渡されて不満を述べるが、
サルバトーレに「わしらの友情に値はつけられない。お前もまだまだ半人前だな。」と嗜められて終わり。
幻想DS投下いきます
アストラシア首都ファラモンに攻め込んだ主人公達。
玉座の間で待っていたのは、クロデギルドの妹フレデグンドでした。
彼女は、父親も母親も失い、姉も行方不明になってしまい、どうすることもできずに協会へ下ってしまい、
その心の弱さから、協会の教義を受け入れてしまったのでした。
祖国を見捨てたと、姉を恨んでいるフレデグンド。ならば一騎打ちだと決闘を申し込むクロデギルド。
王国の宝であるディバインエッジを手に姉に勝つと意気込むフレデグンド。
その二人が剣を交えた時、剣は二つに別れ、その剣から書の記憶が流れ込んでくる。
そして、妹との一騎打ちに勝ったクロデギルドは、妹に守れないですまないと謝り、フレデグンドも協会の教えから目を覚まし、仲間に。
一時は裏切ったフレデグンドを許さない国民もいましたが、多くの国民は姉妹がそろって国を治めることに賛成し、無事ファラモンを解放したのでした。
その後、協会の連中が奪還しにきそうだったので、一時的に本拠地をファラモンにし、皆でお引越し。
色々バタバタしていたら、ファラモン城に敵が侵入。
敵の目的は書でした。司書らと戦う主人公とリウ、クロデギルドでしたが、司書ディアドラのどこでもトビラを開くという力によって、
主人公の持っていた書と、クロデギルドの剣以外の書すべて奪われ、主人公らもどこか異空間へ吹っ飛ばされるのでした。
飛ばされた先は百万世界の狭間で、アトリや異世界のマリカらが戦ってる姿を見ることができました。
暫らくさまよっているうちに、何者かの声に導かれてたどり着いた先は見知らぬ樹海の集落。
リウはなぜかそこを知っている様子。そうこうしてるうちにリウの昔馴染みのルオ・タウが現れ、村長の下へ行くことに。
そこの村長が、回廊の狭間をさまよっていた主人公らを助け、リウもここスクライブの村出身だと明かされます。
スクライブは人間嫌いで、書に関して重要な秘密を知っている種族の為、結界を張って外の世界と隔絶して過ごしていたのだが、リウはそんな暮らしが嫌だし、書の秘密を教えられる12歳になると、刺青を彫られるのだが、
それがが嫌で、書のことを聞かずに出奔してしまっていたのでした。
リウは最初、書を見て、これが何なのか薄々わかってはいたものの、詳しい事を聞いてなく、よく知らない事がかっこ悪くて恥ずかしいと、いままで出生のことを隠していたとの事。
スクライブの長は、主人公らに書について話します。
いわく、この世界にも書はあり、それを真正なる一書と呼び、それにはこの世界におこる自然災害が書かれていると。世界の融合も書に書かれていると。
そこへ司書ディアドラが襲来、彼女は狭間から主人公らを救った村長の力の大きな力の波動から、居場所を探り当て、スクライブの書を狙ってきたのでした。
彼女曰く、世界の融合が起こる時、新たに出現する世界があった場所が消えてしまう。村や街があれば人も消えてしまう。それを事前に防ぐために書が必要だ、と言う。
新たに現れた世界にある、書を使えば、融合の場所を自由に変えられるらしい。
確かにそれは事実だけど、その一方で災害を侵略に利用しているのも事実。そんな協会を信じることは出来ないと、ディアドラを迎え撃つ一行。
スクライブの書の力によって、ディアドラの力を封じ、なんとか撃退に成功する一行であったが、力の使いすぎで長が倒れてしまう。
長は次の長をリウに指名し、書(刺青)もリウに託し息を引き取る。
村を出奔したリウを新たな長とは認めないスクライブの人々をを置いて、認めてくれたルオ・タウと、リウの幼馴染のレン・リインを連れ、
リウはスクライブの力を主人公の為に使う為に、三人は樹海を抜け、城へと戻るのでした。
新たな書や仲間を連れ、無事戻ってきた三人を迎え入れる皆。ディアドラが城で開いたトビラと本拠地のトビラをつないだ為に、お引越しはしなくてもよくなる。
とりあえず、書を取り戻さないとということで、なぜか書の力を感じられるというルオ・タウの能力を使って書を探していたところ、
不思議なことに奪われた四つの書の気配が本拠地に向かっているという。
別々のルートで接近してくる為に、パーティを4つにわけそれぞれ向かううつ一行。
やってきたのは司書の面々でした。彼らは書を体に埋め込まれ、その力に耐え切れず魔物化してしまう。
それを倒すと体は朽ち、書だけが残される…そうして二つまで奪還。
次にやってきたのは司書ソフィア。彼女は手に書を持ち襲い掛かってきます。しかし、どうしてもダメージが入らず、ピンチの主人公らを助けたのはマナリルでした。
ソフィアの持っていた書は、帝国の物でかつてマナリルが読んでいた書。
読み手の力を使い、ソフィアに書の情報を流し込み、その圧倒的な情報量の前に気絶し撤退するソフィア。
一方、フューリーロアの面々の前に現れたのはディルク。彼も書を体に埋め込まれ魔物化するが、根性で書の力に打ち勝ち、
主人公たちの目を覚まさせると言い残して退却するのでした。
奪われた四冊のうち、ディルクに埋め込まれた書以外の三冊を奪還することに成功。
そこへ、手を切った帝国から、協会を倒す為に共闘しようとの連絡があるが、その動きを協会が察知していないわけがない。
また、ラザ砦と同じことを狙っていると読んだ主人公らは、そのことを知らせに帝国へ向かうが、その途中で世界の融合が起き、帝国は砂漠の波に飲まれ滅亡してしまう。
砂漠の中から帝都を見つけ出すも、人もおらず壊滅状態。
そう、協会は奪った書を使い、世界の融合を帝国の滅亡に利用したのである。
今までは人のいない場所を選んでいたのに、とうとう反対勢力を消してしまった。そのことに怒りを覚える主人公。
帝国の最南端にあったサルサビルはなんとか残っていたが、星の印を宿さない人たちは、当然のように記憶が摩り替わっており、「ジャナム帝国」など無かったことになってしまう。
サルサビル帝国となり、シャムスが皇帝の地位に就いていた。
何も覚えていないシャムスに何も言えない主人公ら。サルサビルに一泊することに。
その夜、主人公らの下へシャムスが尋ねてくる。
実はシャムスは記憶を失ってなく、108星の一人だったのだ。
帝国が滅んだ日、偶々サルサビルにいたシャムスにリズランの亡霊?が現れ、彼にマナリルが読んでいた書を託し消えていった。
その結果、記憶が戻ったのである。両親や帝国のたくさんの民が消えてしまったことを一人、胸にひめて、国王として振舞っていたシャムス。
彼を仲間にし、新たに現れた世界の書を探すことにする一行。
その前に現れたのは司書ディアドラ。彼女がもつ書を囮におびき出し、もう一冊の書から遠ざけていたのだった。
彼女の退路を断つことに成功した主人公。彼女は色々知ってるはずだと、本拠地まで連れ帰ります。
最初は何も語らない彼女だったが、帝国出身の医者や看護師が自分を看病してくれていることを知り、そして今回、何のためらいもなく帝国を滅亡においやった
協会の盟主ベルフレイドに不信感を持ちはじめていた為、書について語る決心をしてくれる。
彼女曰く、この世界に融合されてきている土地は、すべて「一なる王」との戦いに負け、終焉を迎えた世界である事。
彼女自身もかつて彼女の世界で「星を宿す者」であり、仲間たちとともに、「一なる王」と戦い、彼女以外はすべて命を落としてしまい、世界は終わりを迎えた事。
そしてこの世界に書(ディアドラの杖)と共に飛ばされてきたらしい。
そんな彼女がなぜ協会に協力してたのかというと、星を宿す者たちが、どんなに抗っても、結局「書」に書いてあるままに終焉を迎えてしまうのならば、
戦いは無意味。だから、その戦いをやめさせようとしていた…との事。
そんな彼女に主人公は、「その書には、戦った108星の気持ちが残ってる。それを無駄と言ってしまっていいのか。」と語る。
時を同じくして、アトリがまたやってくる。
アトリの世界でもディアドラが話してくれたようなことがわかってきたらしい。
そして「一なる王」は強大な力をもっていて、倒すのは困難だということもわかってきた。
そしてアトリの世界では、星を宿す者たちが命を投げ出せば、「一なる王」と刺し違える事が出来るのでは?との話になっているらしい。
最初から刺し違える気マンマンなアトリにも、最初から終焉を迎えることを受け入れていたディアドラに対しても主人公は
「やってみなけりゃ、わからねえ!」
アトリもそれを聞いて、刺し違えることを思いなおし、ディアドラももう一度「一なる王」と戦う決意をし、仲間に。
そして、ディアドラの、「一度訪れたところに自由にトビラを開く」力を利用し、協会の本部しるべの塔に潜入することに。
今回はここまでです。
ようやく終盤かな。世界の謎もわかりかけといった所でしょうか。
今作の天暗星はこのルオ・タウなんですが、運が高いんで、なんかチョト変な感じ。
原作基準になってるらしいんですけど(原作水滸伝読んだことない)
乙。一つだけ。
>命を投げ出せば
「星(宿星)の命を一つに束ねてぶつければ」
で。
やることは同じなんだが、この表現は物語の根幹に関わる非常に重要なファクターなんで見過ごせんかった。
横からスマソ。
FEAR2やった人いますか?よければストーリーを教えて欲しいのですが・・・・自分は怖くて出来なくて
>1
> リクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
バレットウィッチ予約します
前スレの522、このスレの
>>132までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
Wiki収録乙です。
よく見たら俺改めて予約すんの忘れてたっぽいんだけど
MGS2スネークテイルズ行きます。
いささか勝手ですがダブり覚悟で最初から。
舞台・登場人物等はMGS2(一部MGS)参照。
ただスネークテイルズのほとんどはMGS2本編と同時には成立しません。
テキトーなパラレルくらいに思っとくのが吉だと思います。
あと途中でストーリー分岐します(一つだけ分岐ないのもあるけど)
分岐の個所は文頭に → で表記。多分最多で4パターン。
一応全て網羅したと思う……けど、もしかしたらどっか抜けてるかも。
各タイトルの頭文字を並べるとABCDEになるのは小ネタと言うか
むしろ小ネタにもならないほど一目瞭然。
【A Wrongdoing】
海洋除染施設『ビッグ・シェル』がテロリストに占拠された。
彼らは視察に訪れていた大統領と施設の職員を人質に、政府に対して
現金30億ドル他様々な要求を突きつけている。
スネークの任務は大統領含む人質の救出と、テロリストの武装解除。
キャンベルは「内部協力者と共に事態の収拾に当たってくれ」と言う。
シークレットサービスの一人、リチャード・エイムズがテロリストの手を逃れ
出動を要請してきたらしい。現在は連絡が取れない彼と接触するために
最後の連絡があったF脚へと向かう。
倉庫の一角でエイムズと接触。名乗る前にスネークの名を呼んだエイムズは
来るのは君だと思っていた、と言う。しかし大統領の居場所や他の人質達の
居場所など、肝心な情報については全て「わからない」と答える。
「役に立つ協力者だ」というスネークの皮肉を無視し、エイムズはテロリストの
リーダーを見たと告げる。爆弾王ファットマン。思想も信条も持たず、金次第で
誰の味方にでもつくプロの犯罪者。しかし彼は三年前に教会を爆破した罪で
逮捕されたはずだった。ファットマンのその後をエイムズが語る。
彼は無罪になった。人殺しで得たスポンサーと金とで自由を買ったんだと。
「あの時正統な裁きが与えられていれば、この事件は無かった」
そう吐き捨てたエイムズは、ファットマンはE脚屋上のヘリポートに居ると言い
奴を無傷で拘束しようなどとは思わないほうが良い、と言う。
「必ず、殺すんだ」
しばらくここに隠れている、と言うエイムズから爆弾センサーやら武器やら色々
受け取って部屋を出ると、キャンベルから人質の居場所がわかったという無線。
シェル1中央棟のB1階。そこで人質になっているシークレットサービスの一人、
ジェニファーが携帯電話でメールを送ってきているらしい。ファットマンの始末と
人質救出のどちらを優先するかはスネークに任せると言う。
→ヘリポート・ファットマンの所に直行
スネークを見るなり「貴様が例の男だろう?大統領を渡せ!」と意味不明な事を
口走るファットマン。彼は爆弾の無線起爆装置を手にし、大統領を渡さなければ
人質の命はないと言い、言葉どおり人質もろともシェル1中央棟を爆破する。
→ファットマンを殺す
キャンベルから大統領が沿岸警備隊に救出されたと連絡が入る。彼は既に
小型艇で脱出していたらしい。更に先ほどビッグ・シェルにSEALSが突入し
残るテロリストの制圧と爆破された中央棟からの人質救出を試みている事、
そしてエイムズの行方がわからないことを告げられる。
→ファットマンを気絶させる
「なぜ殺さない?」言葉と共にエイムズが現れる。君がやらないなら、と
エイムズは自ら握った銃で気絶したままのファットマンを射殺。
仲間の仇打ちなら俺も撃ったほうがいいんじゃないのか、と言うスネーク。
だがエイムズは「そうかもしれんな」と言うだけで銃を下ろす。
キャンベルから無線連絡(内容はファットマンを殺した場合と一緒)
エイムズの行方を尋ねられて振り返るが、そこにはもう誰もいない。
※要はヘリポートに直行した時点で人質全滅&真相の「し」の字も出てこない
しょんぼりEDに決定って事です。
→人質救出のため中央棟に向かう
シェル1中央棟B1。集会場に20人以上の人質が拘束されていた。その中から
ジェニファーを見つけ出し、接触に成功するスネーク。彼女から大統領が既に
シークレットサービスの一人に連れ出され、脱出している事を知らされる。
ならば人質の救出が最優先になるが、ジェニファーはこの中央棟のどこかに
爆弾が仕掛けられているらしい、と言う。その爆弾を先に処理する事にして
どこ触ってるの!とか怒られながら彼女の上着からセキュリティカードを入手。
B2階に仕掛けられていた爆弾を冷却処理した後、キャンベルに連絡を入れる。
20人以上を救出するよりはテロリストを制圧した方が速い、とヘリポートへ。
ファットマンは例によって、大統領を渡さなければ人質の命はない、と言い
起爆装置のスイッチを押すが、既に冷却処理された爆弾は全く反応しない。
そうと知ったファットマンは何故かエイムズを罵る「高い金取ってオッサン一人
捕まえられんのか!?だから素人と組むのは嫌だったんだ!」
→ファットマンを殺す
スネークはキャンベルを呼び出す。大統領が無事保護された事、SEALSが
ビッグ・シェルに突入してテロリストの制圧を行っている事などを聞く。だが
ファットマンの言葉が気にかかるスネーク。そこへジェニファーが現れる。
エイムズへの疑惑を話すが、彼女はそれを否定。大統領を逃がしたのは
エイムズだし、何よりも “三年前に爆弾テロで妹を喪った” 彼が、テロに
協力するはずがないと。ファットマンがエイムズにとって妹の仇だった事と
自分がその復讐のための殺し屋として選ばれた事を悟るスネーク。
その後のエイムズの行方は、杳として知れない。
→ファットマンを気絶させる
現れたエイムズにスネークは問う。なぜ大統領を逃がしたか。そしてなぜ
大統領が脱出している事を会った時に言わなかったのか。ジェニファーが
現れ、スネークがエイムズを疑っている事を知って彼を擁護するが、その
言葉(殺さなかった場合参照)から逆にエイムズの真意を悟るスネーク。
エイムズがファットマンに銃口を向けるが、ジェニファーが銃を払い落とす。
本当なのかと縋るジェニファーを前に、エイムズは全てを認めた。警察に
引き渡すという彼女に、終身刑になるだろうと解った上で身柄を委ねるが
それでも復讐を諦めはしない。 「考える時間だけはありそうだ」
−SNAKE TALES・A−END
※MGS2やってる人はわかると思うけど、ここで出てくるジェニファーは本編で
雷電にパンツ覗かれたりしてたあの女の人(同じグラの人何人かいるけど)
【Big shell evil】
職員の事故死が連続し、悪魔が居るという噂まで流れているビッグ・シェル。
そこにいる妹が心配だから様子を見に行ってくれとオタコンに頼まれる。
警察にでも頼め、と断ろうとするものの、激化してる犯罪組織同士の抗争で
取り合ってくれないだの何だのと押し切られ「絶対嫌だ!!」と叫びながらも
6時間後にはビッグ・シェルのヘリポートに立っているお人好しスネーク。
スネークが見たのは、施設を制圧していく武装集団の姿。エマに会っても
自分の事は言わないでくれ、というオタコンの無線越しの頼みを了承しつつ
ビッグ・シェル内部に向かう。途中、武装集団のうち二人の会話を盗み聞き。
曰く、逃げた女をC脚で見失った、何かを取り返すのに彼女が必要だ、と。
C脚厨房の食料庫内でエマを発見。彼らがエマを探しているのは、彼女が
コンピューターをロックしたせいらしい。彼らがコンピューターを使って何かを
しようとしているのを見て「時間稼ぎになるし、嫌がらせにもなると思ったから」
ビッグ・シェルの悪魔についても聞くが、エマはその存在を信じていないらしい。
息子を失った職員が自殺を図り、でも死ねないまま怪人となって徘徊している、
そんな噂は事故死の連続よりもずっと以前からあったものらしい。
人質がシェル2中央棟にいるけど、扉をロックしたからシェル2へは行けない。
B脚のノードからパスコードを入れれば行けるようになる、と言うエマ。
何があっても扉を開けるな、音も立てるなと言い置いてスネークはB脚へ。
パスコードを入力し終えると館内放送が。どうやらエマが捕まったらしい。
彼女のカードキーの位置から居場所を探り出すオタコン。結果はF脚倉庫。
再度救出したエマは、敵の狙いは麻薬だという事を突き止めていた。
ビッグ・シェル職員を抱き込み、麻薬密輸の中継基地として利用していたが
手引きしていた職員が相次いで死亡。調査のために送り込んだ者も死んだ。
彼らはそれを対立組織の仕業と判断して、麻薬の奪還のために武装集団を
送り込んできた。だが麻薬がどこにあるのかはエマも心当たりがないと言う。
共にシェル2に向かう途中のE脚・集配所。エマは突然、麻薬の隠し場所が
解った、とノードを操作し始める。やがてベルトコンベアが運んできた荷物の、
その底に麻薬の詰まった袋があった。このビッグ・シェル内を周回するだけで
何処にも行き着かない荷物を作り、その中に麻薬を隠していた。だから彼らは
コンピューターシステムに拘っていたのだ。
集配所に敵が突入してくるが、エマはノードから離れない。そのため二人は
逃げ遅れ、集結してきた敵の厚い囲みを突破する羽目になる。
何とか脱出すると扉がロックされ、E脚に総動員をかけていた敵兵はほとんど
全員がその中に閉じ込められた。さっきの間にエマがそう設定していたらしい。
そしてその時にエマは気になるファイルを見つけたと言う。彼女が携帯端末に
ダウンロードしてきたそのファイルを開いてみると、それは最初に死んだ職員、
つまり組織の手引きをしていた者の手記だった。
密輸に手を貸したのは妻子を人質に取られたからだった事、しかし既に妻子は
殺されていた事、復讐を果たすために対立組織に殺されたフリをし、組織から
派遣された御目付け役を殺し、調査に来た者も殺した。そしてニューヨークでは
計画どおりに犯罪組織同士の抗争が始まった。もう思い残す事はない。
真相に驚く二人に空からハリアーが襲い掛かる。エマをD脚内部に突き飛ばし
オタコンのカサッカが投下して行ったスティンガーでハリアーを撃墜する。
→E脚脱出時にエマが被弾している
二人は囚われていた人質を開放し、警察に通報する。その到着を待つ間、
エマは例の手記を書いた職員の個人ディレクトリからもう一つ暗号化された
ファイルをダウンロードしてきたと言う。だが端末の被弾でファイルは消失。
そしてハリアー墜落の衝撃でビッグ・シェルのサーバも壊れてしまっていた。
空からカサッカが降りてくる。どこか覚悟を決めたような表情のオタコン。
操縦者の正体に気付いたエマが息を呑み、目を凝らし、やがて涙を零して
着陸したカサッカへと駆け出していった。
→E脚脱出時にエマが被弾していない
暗号化されたファイルは、組織への報告書の下書きだった。詳細な記録と
今後の予定が記されている。そして、ビッグ・シェルが麻薬密輸の中継に
使われている事にエマ感づいている、と彼が考えていたらしい事が解る。
更に、告発される前にエマを始末するつもりだ、とも書かれていた。
何か危ない目にあった事があるか?と聞くスネークに、エマは首を振る。
そのファイルの日付は、彼が行方不明になる前日のもの。エマを殺す前に
何者かに殺されたのか、ではさっきの手記は?
でっち上げかもしれない、と言うエマ。まるで発見してくれとでも言うような
置かれ方だった。内容の細かさからしても報告書の方が信憑性がある。
エマが呟く。元々のビッグ・シェルの悪魔は、息子の死にショックをうけて
自殺を図った。その、当の息子は 「麻薬で死んだんだって……」
※この後カサッカが来て以下略。被弾時と全く同じです。
−SNAKE TALES・B−END
今回ここまで。
Bの分岐は敵兵が無限に湧き続ける中をエマの手を引いて歩きつつ
更にエマの被弾も避けないとダメなので、コツ掴むまでは割と大変。
因みにアイテム・弾薬の所持上限数などの諸々のデータは
A〜E全編通してVERYHARD基準っぽいです。
あ、いかん誤記みっけ
>138の
>言葉(殺さなかった場合参照)から逆にエイムズの(ry
は
>言葉(殺した場合参照)から逆にエイムズの(ry
の間違い。やってもうた
乙です
爆弾処理班は話を見てると面白そうだけど、ゲーム的にはどうなのかな
デビルサバイバーのジンルートをクリアしたので書こうかと思うのですが既に6日目まで書いてくれた人がいるので迷ってます。
その人が良いと言うなら書いてみようと思うのですが・・・。
>>143 シンプルシリーズで普通のソフトの半分程度の値段だから、
期待しすぎると微妙かも。
ただ、個人的には値段分は確実に面白いと思う。
密室からの脱出2ほどには理不尽な難易度は無いし。
クリアまで8時間くらいだからボリュームは少なめかな?
>>144 というか、現在進行形で執筆中だよね。
ジンルートが一番ハッピーエンドに近いし、多分書くんじゃないかと思うけど。
一応止めといたら。迷うにしても未だ一ヶ月経ってないし。
爆弾処理班の人乙です!面白いです
うおっ
新スレあることに気づかなかった
旧スレにさっき書き込んだ内容をもう一度
まとめはいつも読んでるのにスレに来るのは初めてな俺なんだが
ひぐらしのなく頃に解書いていいかな?
149 :
バレットウィッチ/Xbox360:2009/02/21(土) 21:49:20 ID:IaW0h6Cv0
書き終えたのでこれから載せていきます。
愛ゆえに長くなったけど、どうせならと思って、読んで暇つぶしくらいにはなる程度に充実させることにしました。
これ読んで興味持ってこのゲーム買う気になってくれる人がいたら嬉しい。(完全にネタバレだけど、そこからはじまる興味もありだと思う)
あと、独自の解釈が随所に紛れます。気になった人ごめん。
【BULLET WITCH】〜バレットウィッチ〜
OP
淀んだ空気が漂う鬱蒼とした暗い森の中を、息づかいの荒い苦しげな男がふらふらと進んでゆく。
森の中には獣の白骨死体が野ざらしになっている。
やがて男が立ち止まったのは、森の奥の地面に突然ぽっかりと口を開けている大穴。
穴は底が見えないほど深く、穴の内側の壁からは何本もの太いトゲが突き出している。地上へもそのうちのいくつかが飛び出している。
男は大穴に身を投げる。
穴が男を飲み込むと同時に、森じゅうが震え、大量の不気味なカラスが一斉に舞い上がった……。
2007年――アメリカ西部M8.7の超大型地震発生。《死者4万4000人》
2008年――第5次中東戦争勃発。《戦死者60万人以上》
2009年――殺人ウィルス世界中で猛威を振るう。《推定死者数3億2000万人》
2010年――異常気象による食料危機。《飢餓と暴動により死者数推定8億人》
2011年――謎の怪物軍団出現。大量殺戮行為を行う。《死者数不明》
2012年――世界中の国家機関が停止。
2013年――人類は滅亡の危機に瀕していた。
Stage1
2013年10月3日、アメリカ北東部の地に、巨大な銃を携えた黒衣の女性――主人公アリシアが足を踏み入れる。
まずは早速住人相手に殺戮を楽しんでいた数匹のガイスト兵を掃討する。
アリシアの登場シーンには不気味なカラスが伴う。アリシアはカラスたちを従えることができるようだ…。
〈説明。世界を混沌に陥れた怪物軍団とは大きく二つに分けられる。
・ガイスト兵――いわゆるゾンビのような容姿だが、人間のように機敏に動き、言葉を操り、銃器を扱える。
彼らは皆残虐で、下品なジョークを好み、銃を持っている。大量に存在し、いっちょ前に軍隊を組織しており、戦車、ヘリも使用する。
・悪魔――怪物たちの親玉的存在。巨大かつ強力で、人の魂を食らって成長する。一体いれば首都クラスの大都市が滅亡するというヤバさ。
しかしどうやら、こいつらは世界規模で見れば数百体存在するらしい…。〉
ガイストを数匹殺したアリシアは、この周辺に来て一気にガイストの数が増したことに気づく。「本体(悪魔のこと)が近くにいる証拠ね」
すると、アリシアにだけ聞こえる不気味な声が同意する。「このおびただしい死臭。噂どおり…いや、それ以上の悪魔がいるようだな」
声の正体はアリシアの精神に憑依した肉体を持たない悪魔であり、アリシアのパートナー。〈作中触れられることはないが、便宜上名をダークネスと呼ぶ。〉
アリシアとダークネスの目的は一致しており、それが『悪魔の殲滅』。そのために行動をともにしているようだが、
ダークネスの正体や行動の理由、また何故アリシアと行動をともにするようになったかなどは、作中最後まで触れられることがなく、
これは本作において語られない謎の最たるものである。
アリシアは強力な力の宿る巨大な銃と、さらに天変地異まで起こすことのできる魔法を操ることができる。
ステージを進行中ダークネスがアリシアに新たな魔法を授けるシーンがあることを見るに、どうやら魔法はダークネスから伝授された力らしい。巨銃も同様だろう。
ちなみに、stage1でアリシアが覚えるのは大魔法『稲妻』。大魔法とはアリシアの使用できる魔法の中でも天災≠呼び寄せることのできる究極の技。
stage2
醜悪な怪物の軍団による殺戮はもとより、怪物たちが現れる前段階としての天災、戦争、疫病…。これらもすべて、ある時期から突然頻発しはじめた。
世界は明らかに人知を越えた力によって病魔に冒されてしまっている。――原因不明。2013年、世界の人口は十億を切っている。
人々が絶望する中、ある時期から人々のあいだに黒衣の美女の噂が囁かれ始める…。
アリシアは着々とガイストをなぎ払い、とうとう大都市に足を踏み入れた。
かつては栄華を誇ったアメリカの都市の高層ビル群は皆崩れかけ、上空には晴れない暗雲が渦巻いている。
地獄のような有様で静まりかえった都市を歩いてゆくと、アリシアの耳に銃撃音が聞こえてくる。
そこでは人間の兵士たちがガイストたちと果敢に戦っていた。
ダークネスが漏らす。「ほう、これは驚きだ。人間どもに、まだ戦う意志を持っている連中がいるとはな」
アリシアは彼らに加勢し、一帯のガイストを全滅させる。
アリシアに注目を集める彼らの中から、指揮官らしき気さくなナイスガイが歩み出て自己紹介をはじめ、握手を求める。
彼の名はマクスウェル。「こんな美人の援軍とは、なんのジョークだ?それも、噂の悪魔の力を持つ女。お会いできて光栄だ」
寡黙で無愛想なアリシアは彼の握手をガン無視。マクスウェルはちょっとへこみつつも簡単に状況の説明をはじめる。
彼らは都市の生き残りの住民を近くの空港に避難させる途中だったらしい。しかしガイストに苦戦し、引くも進むもままならなくなっていたという。
しかしそんなせちゅめいにもやはりアリシアは興味なし。「用事があるの」そう言って歩いて行ってしまうアリシア。
この無愛想っぷりにもめげないマクスウェルは、アリシアのことを案じて部下を何人か同行させ、アリシアを見送る。
マクスウェルが同行させた部下たちには一切構わず突き進むアリシア。協調性のないアリシアに、彼らもそれぞれ勝手にやることにしたようだ。
都市の中心部でとうとうアリシアは標的である巨大な無数の蛇の腕を持つ悪魔と対峙する。
しかし相手の体の周囲には結界が張られ、アリシアの弾丸が通らない。
圧倒的な戦力差の前に、ダークネスは今は引けとアリシアを諭すが、アリシアは「まだ戦える」と言う。
ダークネス「奴らすべてを滅ぼすという目的を忘れたのか!今のおまえでは、奴に勝てぬ!」
アリシアの覆せない不利を救ったのは、マクスウェルだった。彼に従い、アリシアは地下に逃げ込むことになる。
stage3
この先にマクスウェルたちの地下基地があるらしい。そこまで一緒に来て欲しいと言うマクスウェル。
彼と数人彼の部下たちとともに、アリシアは地下の下水道のような道を進む。
基地にたどり着くと、そこにはマクスウェルの部隊の死体が転がっている。基地と言っても小さな地下の部屋だが、今やそこはガイストたちの手に落ちていた。
とりあえず基地の敵を殲滅して一息つくと、マクスウェルは一冊の半分に破けた手記をアリシアに手渡した。
「もし奴らをこの世から消したいと思ってるなら…これを読んでくれ」
手記の内容は、愛する者を事故で亡くした男の絶望の日記だった。
2006年10月9日―― とんでもないいたずら電話だ!よりによって、私の最愛の者が乗った飛行機が墜落したなどと
2006年10月11日―― ニュースは日々詳細を伝えている。だが私には、遠い国の話のようにしか聞こえない。ああ……神よ!
2006年12月24日―― 祈りには、応えがない。安らぎが訪れることもない。ただ、増すのは孤独と絶望ばかり……
2007年6月2日―― ついに探し求めていた文献を発見した。……目に見えぬ神は、生命の摂理を決して曲げぬだろう。だが、悪魔ならば……
2007年9月9日―― あの呪われた村の奥にある忌まわしく深い森に、特異点が存在するのだ。闇の力によって生命を再生する術は存在したのだ!
2007年10月12日―― 時は、拷問にしか過ぎぬ。仮に命長らえたとて、それが果たして何になろう……。明日、旅立つ。愛する者を蘇らせる為に
マクスウェルによると、手記は五年前に消息を絶った考古学者が残したものだという。それを軍の情報部が手に入れた。
軍は手記に記された森に武装した部隊を調査に向かわせたが、帰ってきた者はいなかったらしい。
ここでマクスウェルは、アリシアの力が必要だと迫る。協力して欲しい、一緒に森へ行って欲しい、と。
ダークネスはマクスウェルに聞こえない声でアリシアに言う。「その森こそ、探し続けていた場所に違いないようだ」
アリシアはマクスウェルに同意し、飛行場へ向かう。
森への侵攻に際し、まずは準備を整えるため軍の基地に向かうべく飛行機で飛び立った一行は、上空で空を舞う巨大魚のような姿をした悪魔に遭遇する。
アリシアにより悪魔撃破。しかしエンジンを損傷し、不時着を余儀なくされる。
〈本作で出てくる悪魔はstage2の蛇の腕を持つ巨人トライデントサーペント、stage3の空飛ぶ巨大魚ドラゴンバットのみ〉
stage4
アリシアとマクスウェルら部隊は不時着したポイントから徒歩で基地へ向かうことに。基地までそう遠くない。
道中のガイストを退けながら基地にたどり着くと、案の定というべきか、例のごとく基地はガイストの猛攻を受けており、陥落寸前。
ここは実際のゲーム上でも難関として挙げられるが、基地防衛戦は至難を極める。次々とヘリで増援されるガイスト。
アリシアは戦闘中ダークネスから授かった新たな大魔法『竜巻』を用い、これを撃退する。
アリシアたちはいよいよ例の森への侵攻作戦を開始する。基地のヘリに乗り込み、一行は元凶の森へ……。
stage5
森のガイストの数はやはり多い。あちこちに潜むガイスト。それらを倒しながら薄暗い森の奥深くへと進んでゆくと、小さな村を見つける。
村には住人の代わりにガイストがはびこっている。村の最奥には、まるで隠れるように教会が建っている。
教会の扉を開けると、そこには今まで一人も見かけなかった人間が多数。村人かもしれない。しかし彼らはアリシアの眼前で怪物化し、襲ってくる。
彼らを皆殺しにしたのち、その教会でアリシアは怪しげな壁画を見つける。腕から蛇が生えた怪物の姿と、その眼前に供えられているかのような人間が描かれている。
ダークネスの読み解くところによると、それは悪魔を無限に生み出すその原理についてだった。
「捧げよ、とあるな。生け贄の思念と肉体、それを媒介として、何らかの《場》のようなものが形成され、そこを通って奴らはこの世界に現れる。
だが、逆に言えば…」
現在その媒介となっているであろう生け贄の肉体を破壊してしまえば、悪魔どもはもう出てはこれない…。
アリシアは一人教会の裏口から出てさらに森の奥へと進み、とうとう探し求めていたすべての元凶の大穴に到達する。
穴からは奇妙な太いトゲが複数飛び出しており、その一つに男が串刺しになっていた。
その男こそが悪魔を呼び出す生け贄となった例の手記の考古学者であり、すべての原因。破壊すべき対象である。
男は干からび、胸を大木のような太いトゲに貫かれていながら、まだ意識を保っていた。目の焦点は合っていないが、苦しそうに唸っている。
穴の手前には半分に破れた本が落ちている。それは例の手記の片割れだろう。
アリシアは手記のページを拾って読んだ。
その部分の日記は、男が愛する者を失う以前の、幸福をつづったものだった。
2006年9月8日―― 娘の旅行まで、残り一ヶ月となった。
13歳になったら旅行をしたい、母親が生まれ育った地中海の海を一度見てみたいと、そう言い始めたのは、去年の今頃だっただろうか
2006年9月16日―― 今日はちょっとしたパーティだった。突然、娘が誕生日だと祝ってくれた。なにやら台所で長いこと格闘していたのは、そのせいだったのだ。
もう自分の歳など忘れていたというのに…。本当に優しい子だ
2006年9月22日―― 帰宅すると、娘が見慣れぬ格好で出迎えてくれた。今日は友達と服を買いに行ったようだ。本当はもっと地味な服にして欲しいのだが……。
変な虫がつかないかどうか気がかりだ。日ごとに、亡くなった妻に似てきている
2006年10月8日―― 明日はいよいよ出発の日だ。短い間でも、私と離れるのは寂しいと昨夜は突然泣き出したが、そんなことも忘れたように楽しそうに準備をしている。あの子は親思いの本当に心の優しい子だ。……私にとって、命よりも大事な、最愛の娘だ
膝をついたアリシアはためらいと苦悩を越え、男を撃った。
アリシアの発砲の前に挟まれた言葉は、
「ここにいるのは、あなたが愛した娘じゃない。途方もない罪を償う為に戦い続けなければいけなくなった、魔女よ」
「……私……今でも愛しているわ。……パパ」
stage6
悪魔のこれ以上の増加を食い止めることはできたが、現状の悪魔やガイストたちが消えるわけではない。これからも人間は長いあいだ戦い続けなければならない。
アリシアたちはstage2の都市に舞い戻ってきた。とりあえず、前回敗退を喫した蛇の腕を持つ悪魔を倒さなければならない。
アリシアは道中でダークネスより最後にして究極の大魔法『隕石』を授かり、突き進む。
そして悪魔との再びの対面。
しかし依然としてアリシアの弾丸は障壁に阻まれ、悪魔の体に届かない。アリシアの弾丸はダークネスの力――つまり相手と同じ悪魔の力。おそらくそれが原因。
逆に言えば悪魔の力以外は通じる。今までアリシアの力と比べると頼りなかったマクスウェルの部隊の銃撃がむしろここに来て頼みの綱になる。
マクスウェルらの奮闘により障壁破壊、アリシアが本体への攻撃、とどめを受け持つことでついに悪魔を撃破する。
ED
都市上空を覆っていた毒素の混じった暗雲は消えた。
悪魔がいなくなったその都市には、ひとまず久方ぶりに太陽の光が差した。
修復不可能なほど無残な姿に成り果てた都市を橋の上から臨むアリシアとマクスウェル。
マクスウェルは自分たちが成し遂げたことに感慨深そうにするも、しかし人類の未来は暗いことを語る。
悪魔の増幅は止めたが、今回彼らは世界中にはびこる悪魔のうちのほんの一体、二体を倒したに過ぎず、未だ世界中が絶望に満たされている。
ここよりひどい場所もいくらでもあるだろう。〈前述したとおり、悪魔は世界規模ではまだ数百体存在するらしい……(人類オワタ)〉
マクスウェルはそんなことを勝手にひととおり語り、そのあとでアリシアに向き直る。
「…だが、アリシア。あんたはその暗闇に差し込んだ光だ」
マクスウェルはアリシアに共闘の感謝を述べるとともに、孤独なアリシアにプレゼントの言葉を贈る。
「それと、あんたには俺達という仲間がいる事を忘れないで欲しい」
アリシアは、胸を詰まらせて顔を逸らすことしかできなかった。
最後に、マクスウェルは次の戦地へ向かう自分たちのヘリに乗っていかないかとアリシアを誘うが、アリシアは断る。
「私、空とは相性が悪いみたいね。遠慮しとくわ」
アリシアは飛行機事故で死んだ身だ。ダークネスもどうやら空は苦手らしい。そういえば上空で悪魔に襲われた楽しくない前歴もある。
別れ際、あろうことかマクスウェルはアリシアをくどく。
この場面、当然アリシアに軽くあしらわれることになるマクスウェルだったが、一瞬、アリシアははじめて笑顔を見せた。
人類の、マクスウェルの、アリシアの絶望的なほど長い戦いは、まだ続く…
バレットウィッチ乙です!
噂しか聞いてませんが適度にすごく難しくて面白いそうですね。
なんだか「俺たちの戦いはまだ始まったばかり」って終わり方ですが
「人気次第で続編決定」とかそんな感じだったんですか?
バレットウィッチ乙です。
バレッチ乙です
>>155 実はエンディングのエンドロールで人類が復興していく様子が描写されてて、結果的に人類が悪魔に勝つことがすでに決定してる。
この後のアリシアの活躍を描いた続編を是非とも見てみたいと思うけど、とりあえず人類勝利って結末は決まってるっぽい。微妙なとこだな…
ちなみに、人類が復興していく過程を描いたエンドロールには、アリシアもほんの少しだけ登場する。
エンドロールの一番の見所は明らかに曲。あの絶望的な世界をプレイし終えてのあの曲はほろりとくる。
言い忘れてたけど、あの部分は変換ミスじゃないので!
160 :
リゼルクロス:2009/02/22(日) 01:03:55 ID:vnlJSWlK0
プロローグ
千年に一度、大接近するペテロ彗星。
3年前、大接近した彗星は、不思議な現象をもたらした。
野生の動物が異形のモンスター「ビースト」となり、凶暴化してしまった。
そして、限られた一部の人間は、超能力が使えるようになった。
用語解説
リゼル・・・超能力、あるいは超能力者のこと。
ビースト・・・いわゆるモンスター
覚醒・・・ただの人間がリゼルになったり、動物がビーストになったりすること。
登場人物
5人のリゼルたち(プレイヤーキャラクター)
アイル・・・ビーストハンターをやっている少年。父の形見の剣を愛用。最初はリゼルではない。17歳。
リゼル能力:瞬間移動
レイファ・・・旅芸人の少女。火を扱った曲芸が得意。
リゼル能力:時間停止
マリオン・・・ザフナム帝国の軍医。女性。実は戦争を止めたいと思っている。
リゼル能力:念動力
ゼス・・・無実の罪で刑務所に送られた脱獄囚の男。ストーリーの途中でリゼルに目覚めることになる。
リゼル能力:透視
ダンテ・・・パステリア国の首都シャゼルでカフェを経営しているナイスミドル。実はレジスタンスのリーダーである。
リゼル能力:変身
セシル・・・ダンテの娘。15歳。
ユリウス・・・ザフナム帝国軍所属のリゼル。まだ若いが実力はかなりのもの。
ドミナス・・・ザフナム帝国軍所属の大佐。ラナ文明の力を平和利用しようとしている。
161 :
リゼルクロス:2009/02/22(日) 01:05:24 ID:vnlJSWlK0
第一章 覚醒
PC:アイル
そこは遺跡だった。
考古学者の一団が調査に訪れていた。
そこへユリウスと名乗る灰色の髪の少年が現れた。
ユリウスは妖獣を召喚して考古学者の一団を惨殺した。
少し離れたところにいた考古学者の幼い息子だけは助かった・・・。
アイルは夢から覚めた。あれは今から十年前。目の前で父親を殺された、辛い記憶。
父親の仇のユリウスを探して、アイルはビーストハンターをしながら旅をしていた。
久しぶりに生まれ故郷の村に帰ろうと、アイルは出発した。
途中で曲技団の女の子、レイファとジーナに出会った。
ふたりは炎を扱う芸を練習していた。
ジーナが投げたたいまつを、レイファがリゼル能力を使い、見事な手さばきで操る。
ふたりと別れてしばらく進むと、アイルは故郷の村に着いた。村はザフナム軍に占領されてしまっていた。
ザフナム軍の隊長はなんとユリウスだった。アイルは色めき立ち、ユリウスに挑みかかるが、
ユリウスは圧倒的に強く、アイルは倒れてしまった。
後からやってきたレイファとジーナもザフナム軍に捕まってしまった。
腕をつかまれたレイファが身をよじって抵抗を試みた。
そのとき、レイファの首にかかっていたペンダントの鎖が切れて地面に転がった。
ペンダントには不思議な石が嵌っていた。アイルは手を伸ばしてその石に触れた。
すると、アイルの中に力が湧きあがった。アイルはリゼルとして覚醒した。
アイルは再びユリウスに戦いを挑むが、やはり負けてしまう。
レイファとジーナは連れ去られてしまった。ユリウスは落ちていたペンダントを拾い上げ、去っていった。
第二章 監禁
PC:レイファ
ザフナム帝国にあるリゼル研究所に連れてこられたレイファ。
ジーナはリゼルではないので、どうやら別の施設に連れて行かれたらしい。
レイファは脱出してジーナを探しに行こうとするが失敗した。
レイファは研究室に閉じ込められ、聖炎(せいえん)を使えと命令された。
無理やり聖炎を使わされたレイファ。
夜。レイファの元にユリウスがやってきて、ペンダントを返した。
ユリウスはレイファに、君をずっと捜していた、君は特別な存在だ、と言った。
162 :
リゼルクロス:2009/02/22(日) 01:07:12 ID:vnlJSWlK0
第三章 密命
PC:マリオン
マリオンはドミナス大佐の命令を受けた。
レスター島という離れ小島に、ラナ文明の遺跡があるが、そこへ行って調査をしろ、という命令だった。
マリオンは従軍記者だと身分を偽って、パステリア国の首都シャゼルに入った。
シャゼルはザフナム軍に占領されていた。
ダンテが経営するカフェ・ルミエールへ立ち寄ったマリオンは、
傍若無人に振舞うザフナム軍の兵士をリゼルで懲らしめた。
第四章 偽り
PC:アイル
改めてユリウスを追って父の仇をとることを誓ったアイル。
ユリウスの情報を求めて、シャゼルに入った。
アイルは、カフェにリゼルがいるという噂を聞きつけてルミエールに行った。
そこにはマリオンがいたが、マリオンは余計な干渉をせずに去っていった。
PC:マリオン
マリオンは港町・ポルトマへ向かい、レスター島へ行く方法を探す。
島まで乗せていってくれるという漁師を見つけ、船に乗り込む。
ところがその漁師の正体は海賊だった。
第五章 ワナ
PC:ゼス
無実の罪で投獄されたゼスは、監獄島からの脱出を試みる。
看守に挟み撃ちにされそうになったところで、ゼスは海に飛び込んだ。
一命を取り留めたゼスは、マリオンが乗った漁船を発見した。
マリオンは海賊を倒したが、船の操作が解らず、途方に暮れていたところだった。
ゼスは船の操縦が出来ると言うので、マリオンは漁船にゼスを乗せた。
レスター島に向かえと言うマリオンを無視して、ゼスはポルトマに向かった。
ゼスはポルトマに着くとさっさと去っていってしまった。
第六章 潜入
PC:ゼス
故郷の町に帰ってきたゼス。
ゼスは幼馴染のモランを殺した罪で投獄されたのだった。
自分に濡れ衣を着せた刑事を探し出し、脅して、事情を聞く。
モランを殺した真犯人は、ギルモア・ファミリーというギャング団の奴だという。
ギルモア・ファミリーの本拠地、ギルティ・ヘブンに向かうことにしたゼス。
まずパステリア国に行き、シャゼルに入ろうとする。
だがそこには検問所があった。
通りかかったセシルに助けられ、シャゼルに入ったゼスは、ダンテから情報を得て、すぐに出発した。
PC:ダンテ
ダンテの夜の顔はレジスタンスのリーダーだ。
ダンテは仲間と共にザフナム軍の倉庫に潜入し、新型爆弾を奪った。
そこでアイルと会ったダンテ。ダンテは、リゼル研究所に行ってみるといいとアイルに教えた。
163 :
リゼルクロス:2009/02/22(日) 01:09:35 ID:vnlJSWlK0
第七章 挑発
PC:アイル
ザフナム国に入り、リゼル研究所を目指す途中の森の中で、アイルはレイファに再会した。
レイファは研究所を抜け出して、ジーンを探しに行く途中だという。
レイファはアイルに、物心付いた頃から超能力が使えたことを話す。
アイルは、シャゼルのカフェに行ってダンテに会うといいとレイファにアドバイスした。
レイファはシャゼルに向けて去っていった。
その森の中で、アイルはユリウスに会った。
12年前のことについてユリウスを問い詰めた。
アイルの父親が殺されたあの遺跡はラナ文明の遺跡で、
ユリウスはアイルの父親から発掘されたものを奪うために殺したらしい。
ラナ文明のために殺したのか、とアイルが問うと、ユリウスは、
お前にラナ文明の何が解る、と激昂した。
ユリウスは父親を惨殺したあの妖魔を呼び出した。そいつを見ると、アイルは恐怖ですくんでしまった。
アイルは傍を流れていた川に飛び込んで逃げた。
第八章 儀式
PC:ゼス
ギルティ・ヘブンに入ったゼスは、ギルモア・ファミリーの奴に会うために、
闘技場のトーナメントを勝ち抜いていく。
チャンピオンを倒し、とうとう新チャンピオンとなったゼス。
ギルモア・ファミリーから声がかかり、闘技場の奥の部屋へと呼び出された。
そこで、ギルモア・ファミリーに忠誠を誓う儀式を執り行うという。
不思議な輝きの宝石がゼスの前に運ばれてきた。その宝石に手を乗せて、誓いの言葉を述べるのだという。
ゼスは宝石に触れて、リゼルへと覚醒する。そしてモランを殺した実行犯を締め上げる。
モランを殺すよう命令したのは、ファミリーのボス、ギルモアだった。
第九章 探索
PC:マリオン
ようやくレスター島に着いたマリオンは、さっそく遺跡入って探索を開始する。
複雑なダンジョンを抜けた先に、不思議な立方体の箱が置かれていた。
蓋は開かなかった。マリオンはその箱を持ってポルトマへ帰った。
第十章 封印
PC:マリオン
ザフナムへ戻る途中、山のふもとで、マリオンはアイルに会った。
アイルは、山に篭っている、ラナ文明の権威であるエプリオ博士に会いにいくところなのだという。
マリオンはアイルに同行させてもらうことにした。
博士は、アイルの愛用している剣はラナ文明の遺物で、二本で一組のジェミニライツという剣だと言った。
マリオンはレスター島で見つけてきた箱を博士に見せた。
博士は、この箱は「ギグボックス」という、人間と融合してしまう性質のビーストを封印した危険な箱だと言う。
そこへザフナム軍の奴らが攻めてきて、ギグボックスを奪ってしまった。
マリオンは自分は実はザフナム軍の軍人だと正体をバラし、ギグボックスを追ってザフナムへ向かった。
164 :
リゼルクロス:2009/02/22(日) 01:12:11 ID:vnlJSWlK0
第十一章 略取
PC:ダンテ
カフェ・ルミエールに行きダンテと会うレイファ。
ダンテはレイファの協力で、ザフナム軍から機密文書を奪うというミッションを遂行する。
ミッションの途中で、レイファは、近くの施設にジーナがいるという情報を得た。
レイファは一人で施設へ向かってしまった。そこにはユリウスが待ち伏せていた。
ジーナを助けたければ一緒に来いと言うユリウスに、レイファはついていってしまった。
ダンテが施設に駆けつけたときには、そこには誰もいなかった。
第十二章 対決
PC:アイル
ジェミニライツのもう一本はギルティ・ヘブンのマフィアが持っているらしい。
アイルはギルティ・ヘブンに入った。そのとき、都合よくギルモア・ファミリーは用心棒を募集していた。
用心棒になる条件として、ゼスという男を捕まえてこいということだった。
アイルは、ボス・ギルモアに復讐しようとしているゼスに出会った。
ふたりは戦うことになったが決着がつかない。ふたりはお互いを認め合い、協力することにした。
第十三章 共鳴
PC:アイル
アイルとゼスは一芝居打つことにした。アイルはゼスを連れて、
ギルモア・ファミリーのボスに会う。
ゼスはボスを問い詰める。
「R」という謎の人物がプリウムという鉱石の採掘を操っていて、
モランはそれを知ってしまったので殺されてしまったらしい。
ボスを倒してジェミニライツを揃えたアイル。二本の剣は共鳴し不思議な輝きを放つのだった。
第十四章 阻止
PC:ダンテ
ザフナム軍はシャゼルから撤退していくのを見て、不穏な空気を感じ取ったダンテ。
近々、砲撃式典というものが行われるという。そのときに、ザフナムは「キングビースト」という列車砲を使い、
シャゼルを壊滅させようと画策していたのだった。
ギルティ・ヘブンから戻ってきたアイルとゼスはレジスタンスに協力することになった。
砲撃を阻止するためのミッションは開始された。
ゼスは軍用車両をジャックする。ダンテとアイルは、ポイント切り替え地点に向かった。
そのとき、アイルはセシルから、式典会場にレイファとジーナがいたという情報を得た。
アイルは危険を承知で、ひとりで式典会場に向かうのだった。
第十五章 犠牲
PC:アイル
式典会場で、レイファは、ジーナを助けるために、聖炎を出した。
聖炎によってギグボックスの封印は解かれた。
箱から取り出されたカプセルはジーナをビースト化させた。
泣き叫ぶレイファに、ジーナの心の声が聞こえてきた。私を殺して、と言っていた。
駆けつけてきたアイルと共に、レイファはジーナを倒す。
ザフナム軍がイヤになったマリオンは、アイルたちと共に式典会場から逃げ出した。
その後、キングビーストにジャックした軍用列車をぶつけ、キングビーストは爆発。
レジスタンスの仲間二名が犠牲になったが、ミッションは成功。シャゼルは救われた。
165 :
リゼルクロス:2009/02/22(日) 01:16:46 ID:vnlJSWlK0
第十六章 反撃
PC:アイル(これ以降最後まで5人で行動)
ザフナム軍がレスター島へ向かっているという情報が入る。
アイルたちもレスター島へ行くことになった。
ポルトマから船に乗って進むが、着いたのは隣のスピカ島だった。
潮の流れが変わるまでレスター島へは行けないというので、スピカ島を散策することに。
そこにもラナ文明の遺跡があった。アイルの父が殺された場所だった。
あのときの場面がフラッシュバックする。
ユリウスがアイルの父を殺したのは、古文書を奪うためだったのだ。
第十七章 追跡
アイルたちはレスター島へ上陸した。以前マリオンが調査した遺跡の、そのまた奥へ。
発見された古文書を読む。ラナ文明は、移動要塞ウラノスや人工太陽を作っていたという。
それらを動かすエネルギー源は、プリウムだ。
プリウムは、彗星のかけらが隕石となったものらしい。
レイファが持っているペンダントの石は、純度の高いプリウムだった。
そして、ゼスが儀式のときに触れた石もまた、プリウムだった。
「R」はウラノスを動かそうとしてプリウムを密輸していたのだ。
プリウムの密輸先はギモナム島だった。ギモナム島ではユリウスが待ち構えていた。
ユリウスがアイルの父から奪った古文書には、プリウムの精製方法が書いてあったという。
ユリウスは妖魔を呼び出して去っていった。アイルの心を恐怖が支配しようとした。
だが、レイファや皆を守りたいという想いが恐怖を打ち消し、妖魔を倒すことができた。
第十八章 失脚
アイルたちは、ザフナム国の首都でクーデター計画があるというので、協力することにした。
クーデターが成功すれば、ザフナム国は軍国主義ではなくなり、戦争が止められる。
アイルたちは要塞に潜入し、元帥を倒す。クーデターは成功した。
元帥が「R」かと思われたが、そうではなかった。
第十九章 真相
アイルたちのもとに、留守番をしていたセシルが、エプリオ博士の伝言を持ってやってきた。
ラナ文明はパラディー島にも伝わっていたらしい。アイルたちはパラディー島へ向かう。
探索してみると、集落跡が見つかった。レイファはその場所を知っている気がするという。
そこへユリウスが現れ、真相を語る。
千年前に彗星が接近したときに覚醒した「リジス」という人たち。
リジスは人間たちの迫害を受け、この島に住むようになった。
やがて、リジスたちは光族と闇族に分かれて暮らすようになった。
15年前、ついにこの島にも人間たちの迫害の手が迫ってきた。
ユリウスは闇族の、レイファは光族の最後の生き残りだった。
ユリウスはレイファに、光族の力と闇族の力をクロスさせて、人間たちに復讐しようと誘った。
レイファが拒むと、ユリウスは去っていった。
そして、海の中から巨大な移動要塞ウラノスが姿を現した。
166 :
リゼルクロス:2009/02/22(日) 01:19:12 ID:vnlJSWlK0
第二十章 継承
レイファのペンダントに反応して、飛行艇オーガが動き出した。
アイルたちはオーガに乗り込む。セシルもこっそり乗り込んでいた。
オーガが離陸した直後に、ウラノスの人工太陽からビームが飛び、パラディー島は消し飛んだ。
オーガでウラノスに乗り込み、人工太陽の発生装置に向かう。
ダンテはひとりで発生装置を破壊しようとした。爆発が起こり、装置は破壊されたが、
ダンテも巻き込まれてしまった。ダンテが息絶えると同時に、セシルは継承するように覚醒した。
第二十一章 帰還
ウラノスの奥へ進んでいくアイルたち。そこへユリウスが立ちふさがる。
ユリウスは再びレイファにクロスしようと誘った。
私がクロスしているのはこの人たちよ、あなたではない、とレイファは拒んだ。
ユリウスと戦って勝つ。死に際に、ユリウスは、レイファの存在は自分にとって暖かな光だったと言った。
ユリウスもまた犠牲者なのかも知れない。
ついにウラノスの制御室に着いたアイルたち。そこには「R」が待っていた。
「R」とはドミナス大佐だったのだ。
ドミナスは闇族の生き残りだった。彼はラナ文明の力を利用し、人間に復讐しようとしていたのだった。
妖魔と化したドミナスを倒す。
ドミナスは最後の力で、制御装置を操作し、ウラノスをシャゼルへ向けた。
このままではウラノスはシャゼルに墜落してしまう。だが、制御装置を動かせるのは闇族だけだ。
レイファは何とか操作しようとした。アイルもダメもとで制御装置に念を送る。
残りの3人は先に脱出することになった。
これが、俺と、レイファの、クロスだ、とアイルは言った。レイファはうなずいた。
ギリギリのところでウラノスは止まり、ふたりは無事脱出した。
エピローグ
ゼスは故郷の町に戻って刑事をやっている。マリオンは医者になった。
セシルはダンテが残したカフェを守っている。
そしてアイルは相変わらずビーストハンターだった。
曲技団がやってきたという知らせを聞いて、アイルは駆け出した。
向こうからレイファがやってきて、そして――。
おわり
酷く間が空きましたがサイコシリーズの続きを
以降の話は今の携帯が対応してませんので誰かお願いします……
※Sinまでのあらすじ把握推奨。
◆登場人物
三島遥:警部補。未来を視る力を持つ
相田衛:史学士。遥の幼なじみ
羽生光治:警部。遥の同期で上司
鳥越潤一:警視正。遥の上司。衛の父
高科満:東進大研究員。日枝図書館の被害者
井出昇平:警備員。高科の発見者
三田村:警備員。同上
深町信也:東進大院生。閲覧室利用者
笹本聖子:陽明大院生。同上
水沼新一:GSバイト。日比谷公園の自殺者
立木君江:食堂給仕。水沼の自殺の目撃者。
遠藤恵子:水沼の恋人。
御神楽要:氷室神社神主。遺体発見者。
牧原圭吾:朝霞医大学生。
峰村:朝霞医大生。牧原の友人。
羽崎静:ルポライター。関西弁。
内藤凛:朝霞医大OB。
宇都木桂:弁護士。
三笠:MMORPG管理者。
南雲麗香:朝霞高校2年。
◆Day1 5/18
16:00―東京拘置所
羽生に釘を刺されながら遥が扉を潜るとその向こうには衛が居た。
機嫌の悪い遥を前に衛は自分が日枝図書館で起きた殺人事件の容疑者だと淡々と答えた。
日中には検察行き―そうなれば有罪は確定も同然という状況に遥は声を荒げるが、衛はあと27時間もあると余裕だ。
衛は遥が現場に足を運んだ上で衛を頼って着たと察し、捜査状況を話すよう促した。
―4時間前
12:00―日枝図書館
遥は捜査から外されているにも関わらず現場にいた。死因は本で殴られた事による脳挫傷。
警備員2名が前日19:30の巡回時に発見。凶器は拭き取られ被害者以外の指紋はない。
閲覧室への出入はIDカードにより記録されており、カード無しでは入室出来ない。
容疑者は隣の閲覧室を利用していた衛。動機は今の所無し。
現場は建物の6Fでカーテンのある窓は開かない。卓上には凶器の哲学書が広げられていた。
検死による死亡推定時刻は18:00〜19:00。被害者は女癖が悪く評判も良くない。
カードの履歴によると18:15に途中退館し18:45に再入館した形跡があった。
第一発見者の井出はもう暑い初夏の時分に几帳面に手袋をしていた。
18:30の一度目の巡回で消えていた灯りが点いていた為、不審に思い、机に臥せている被害者を発見した。
もう一人の発見者である三田村は、眠れず煽ったという前日の酒が残っていた。
巡回は二人組で扉の窓から確認するという。時刻は井出に呼ばれ、被害者を発見した時に確認した為間違いない。
衛の居た部屋は現場の隣室、その隣が深町、廊下を挟んで現場の反対が笹本。
部屋の作りはどれも同じ正方形。覗き窓からは机周辺がはっきり見えた。
衛の部屋の卓上には魔女狩りや拷問に関する本が広げられていた。
深町は14:00〜18:02にレポート作成の為利用。被害者が同窓とは知らなかった。
笹本は15:30〜17:30に学位論文作成の為利用。被害者と面識があった。
現場に戻った遥はそこだけ机がずれている事に気づく。捜査に行き詰まった遥は未来視を使用―トイレで館長と話す遥。
トイレのゴミ箱から糸屑の付いたガムテープを発見する。鏡は四隅をガムテープで止められていた。
三田村によると一昨日からこの状態だという。
16:25―東京拘置所
話を聞いた衛は安易に未来視を使った事を咎めるが、遥から得た情報から真相を導く。
犯行は衝動的、発見が早かった事から死亡推定時刻に間違いはない。
それを18:30〜19:00だと答える遥に衛は警備の証言による犯行時間だと正す。
部屋が正方形であることから、鏡を用い机をずらしカーテンを壁に貼れば被害者を隠す事が出来る。
被害者の出入りの記録はカードを拝借する事で可能。導ける真犯人は―井出。
三田村はアリバイを危うくする「井手に呼ばれた」という発言をした事から犯人ではない。
そして被害者の物以外出なかった指紋。拭き取られたのではなく指紋を残さない―手袋をしていた証拠。
物証が無いと詰め寄る遥に衛はトイレで見つけたガムテープに指紋のある可能を提示、もし無くてもカマをかけられる。
結局独りで解決してしまった事に悪態をつく遥に、衛は未来視の謎を口にする―何故そんな光景が見えたのか。
衛を遮るように現れた羽生。面会時間の超過を咎められるかと身構えた遥に羽生は井手がトイレで首を吊ったと告げる。
遺書に残された自白。2人の関係を茶化す羽生に衛は自殺の理由を問うがノイローゼだろうと返された。
「心が蝕まれる」と言う文面を気にする衛。その言葉に感じた遥の嫌な予感は翌朝現実となって現れた。
日比谷公園で見つかった自殺体―これが連続自殺事件の始まりに過ぎない事を、遥はまだ知らない。
*****
黒いワゴン車と入れ替わりに入ってきた白い車。紫のスーツの女性は誘導通り車を停め―何かをひっかけたような音。
人を待つ彼女は電話口で宇津木と名乗る―電話の相手はその待ち人。所在を問うたその瞬間、車は爆発炎上した。
悲鳴と悪臭に包まれて炎上したその車の事は、翌朝千代田区の女弁護士の死亡事故として小さく紙面に載っただけだった。
◆Day2 5/19
10:00-日比谷公園
検察への昨日の捜査説明に手間取った遥に羽生が悪態をつく。面倒を押し付けたのが見え見えで遥は噛みついた。
被害者の水沼は大きな銀杏にロープをかけて首を吊っていた。所持品はロープ・ハサミ・財布で中身は免許と2064円。
ハサミに指紋は無く、ロープの切断面と一致した。死亡推定時刻は今朝8時で目撃証言と一致している。
死因は頸部骨折ではなく窒息死で、死ぬまでに数分を要する。立木はその瞬間を2階への階段の踊場から目撃した。
遺書は恵子という女性に宛てた物で彼女を殺してしまいそうで怖いという内容――昨日の井出の遺書との妙な符合。
水沼に井出との接点は無く、恵子という人物も捜査線上には浮かんでいない。
羽生は首を吊るには一苦労なこの巨木には、首かけ銀杏という曰く付きの字があると言った。
人ごみの中に視線を感じた遥。視線の主らしき白銀のバイクスーツの女性は逃げるように立ち去った。
茂みから携帯を発見する。被害者のものだろうか?
自殺が濃厚だが遺書の文面が気にかかる。羽生にそう報告すると、先日青森まで勝手に飛んだ事(Sin参照)を咎められながらも、
井出の動機の裏付けと絡めてなら、と許可が出た。下心を疑う遥に羽生はどうせ遥は再捜査で減給だと毒づいた。
13:23―日枝図書館
入口で駐車場側から飛び出して着た男とぶつかった遥。男は考え事をしていたと詫び、遥の擦り傷にハンカチを巻く。
久々に女性扱いされ、遥は自分の男運の無さを改めて嘆く―研究室で嚔をする衛。
落ちていた銀貨のペンダント―先程の男が落とした物だろうか?
井出が死んでいた個室には、くっきりと足形が残っていた。気付けなかったことを悔やむ遥。
館長によると遺体発見は全ての捜査員が引き上げた15:45の直後―16:00前。潰してしまうべきだったと言う館長。
問い詰める遥に館長はこの棟が以前戦犯の収容所だったと言う。故に尽きない怪談の類と建物の妙な造り。
偶然と笑う遥は井出の交友を問うが、館長は三田村に聞けと言った。
三田村を訪ね駐車場にやってきた遥。最近の井出に変わった様子は無いが、ボーっとしている事が増えたという。
交友関係は知らないがよく携帯をいじっていたらしい。井出は臆病で動機は心当たりも無いという。
壁際に供えられた花束に気付く遥。三田村によると一年程前にここで車の事故があったと井手に聞いたという。
嫌な予感に躊躇いつつも未来視を使う遥―逃げるバイクスーツの女が呟く「南と見せて北に逃げる」と言う言葉。
捜査を切り上げた遥は、問題に頻繁に巻き込まれる衛のクビを心配し大学へと足を向けた。
17:14―立帝大学
乱暴に開かれた扉に苦情を述べる衛。文句しか言わない衛に遥は心配してやったのにとキレる。
心配される覚えのない衛。遥が関わった時点で教授は諦めたらしい。寧ろ遥のクビを心配する。
返す言葉の無い遥は怒りに任せて帰ろうとするが、呼び止めた衛は謝罪ではなく捜査の進捗を問うた。
普段乗り気ではない衛のその態度に遥は疑問を持つが、気になる事があるという衛に協力を条件に情報を開示する事に。
ついでに足の傷を見せつけるが心配するどころか女性扱いされて舞い上がった事まで言い当てられて遥はむっとした。
改めて2通の遺書を提示する遥。衛もその奇妙な符合を気にする。
今の所互いに接点がない事、自殺に疑う余地は無い事―筆跡の一致、カードの履歴、館長のアリバイ、目撃者。
妙に事件を気にする衛。気にかけていたのは青森で夜斗―否、ディッシュが口にした「他人の体」「同調」と言う言葉。
考え込む衛を遥は心配する。隠し事を疑う遥を軽くいなし、衛は話始める。
遺書は死者の残した最後のシグナル。綴られている筈の想い。
衛はドッペルゲンガーについて語る。もう一人の自分に殺されるという伝承―水沼の遺書との符合。時にそれは二重人格を示す。
フィクションじゃあるまいし、と言う遥に衛は海外での症例や当人が強く思い込んでしまうケースを提示。
遥の力自体がよっぽどフィクションだという衛に返す言葉は無かった。
情報も少なく自殺に流行りがある事から衛は現状の推察は早計と判断。
遥に二人に共通して消息の掴めない日が無いか調べて欲しいと依頼しようとした瞬間、遥の携帯に着信が入る。
氷室神社で見つかった首吊り遺体。事件の関連を思い浮かべた遥を衛は咎めた。
ここ1ヶ月の彼らの行動の調査を依頼する衛に別れを告げ遥は現場へと向かった。
19:47―氷室神社
夜の境内は不気味な雰囲気が漂っていた。発見したのは神主で時刻は18:30。身元は今の所不明。
所持していた携帯は壊れていたが所有者を照会中。死亡推定時刻は18:00〜18:30。死因は又も頸部骨折ではなく窒息。
鑑識によると勢いを着けず踏み切った場合に見られる傾向で、躊躇いがある場合に多いという。
井手の検死も行ったという鑑識官によると、彼の死因もまた窒息だったという。重なる死因。
争った痕跡や外傷が無く、薬物の類も検出されていないことから自殺と見られるが、遺書等は見つかっていない。
神主の御神楽によると、飼い犬の太郎丸が吠えた為木刀を手に飛び出した所、鳥居に下がった被害者を発見したという。
遺体は中肉中背二十代前半の男性。紅白の縄が傍らに置かれていた。本殿の物らしく、衝動的な自殺を思わせた。
所持品の煙草は軽めの量販品で残り数本、ライターは安物でオイルがきれかけている。
副道の奥の社には供物が地面に直接供えられていた。鳥居の横柱には擦ったような跡があるが踏み台が見当たらない。
警官は被害者が蹴飛ばしたのではないかと言い、事実離れた副道の脇から供物を供える高杯が見つかった。
鑑識結果と踏み台のズレは気になるが、今の所死因以外の関連は無い。考え込む遥の目に今朝の女性が目に入る。
目が合った瞬間野次馬の中から飛び出した女性をとっさに遥は追う。車に遮られた瞬間、遥は未来視の光景を思い出す。
似たような通りで見失うよりは先回り!遥は北西の開けた十字路で女性を待った。
(ヒントを見ていない場合見失う)
現れた女性は遥に気付かず捲かれた事をバカにする。姿を見せ詰め寄ると観念して羽崎静、ルポライターだと名乗った。
愛車の赤いバイクを人質に取られたような形になり渋々話し始める静。頼まれてある事故について調べているらしい。
逃げた理由を問うと、どうやら羽生から次邪魔したら逮捕だと脅されたらしい。遥は名乗りそのするつもりは無いと告げた。
静が調べている事故について訪ね、水沼と先程の被害者の関係を話し始めた時、遥の携帯が鳴る。
被害者の身元が判明し急いで戻る遥。連絡先として静から名刺を受け取った。静は連絡は午後にしてくれと言った。
21:32―氷室神社
被害者は近くに住む牧原という学生と判明。警官に頼まれ遥は遺族への説明に向かう。
扉を開けた遥は目を疑う―スプラッタ映画のように緋に染まった玄関で―頭を割られた二つの遺体が血溜りに浮かんでいた…
◆Day3 5/20
10:02―捜査本部
鳥越に促され、遥は昨夜の経緯を説明する。被害者は牧原の両親で死因は撲殺。
鳥越は犯人が牧原の可能性を示唆し、それまでの遺書の内容に触れる。遥の行動力を皮肉混じりに評価しつつ報告の遅れに釘を刺した。
山積みの調書に溜め息をつきつつ、遥は捜査資料に手を伸ばす。
井手は借金の為2年前に離婚しており、図書館勤務は1年前から。所持品は財布と1059円、遺書と携帯のみ。
通話記録は会社のみでメールの履歴は無い。
水沼の死亡時刻は07:55〜08:05。同棲相手は判明。勤務1年半で他に人付き合いは無い。
拾った携帯を提出し忘れていた遥は、水沼の物と判明してから混ぜておく事に決めた。
牧原は両親と同居で一浪。携帯の大量の通信履歴が添えられており、手配した鳥越からの皮肉が飛んだ。
鳥越に羽生が担当の筈の井手の事件調書が請求されていることを突っ込まれ、遥は逃げるように現場に向かう。
11:18―牧原宅
惨状と化した現場に警官は感情を露わにする。両親の死因は後頭部殴打による脳挫傷。
凶器は階段から見つかった金属バットで、牧原の指紋だけが残っていた―やはり犯人は……?
白線が象るは廊下に俯せに倒れた父親、助けを求めるように階段に倒れた母親。潰れた時計の示す犯行時刻は17:55。
動機を求め遥は2Fへ。遺書の類は無かったようだ。最新ゲームと漫画が溢れた部屋は医大生らしさの欠片も無い。
PCの電源は入っていたがロックされていて確認出来ない。手がかりを求め昼休みになった大学へ向かう。
12:30―朝霞医大
牧原の知人を探す遥は昨朝の男を見付ける。ハンカチの礼を述べ、拾ったペンダントを差し出す。
それはとても大切な物だったらしく、礼にと遥を構内の喫茶店へと誘った。
(拾っていなければ再会しない)
男は内藤凛と名乗り、女性のような名前だと自嘲した。遥も自己紹介するが可愛い名と誉められ赤面する。
内藤はここのOBで必要な資料を取りに来たと言う。医者ではなくペースメーカーの製造をしているそうだ。
後輩かと問う内藤に遥は調べ物にきただけだと否定した。見つめられ戸惑う遥。遥はペンダントの持ち主に似ているらしい。
内藤にとって姉のような―そしてもう鬼籍に入ってしまった女性。湿っぽい話をした事を詫びる内藤。
礼を口実に話がしたかっただけなのかもと言われ戸惑う遥。アラームに助けられて逃げるようにその場を去る。
内藤の言葉に動揺する自分を一喝し、捜査を再開する。
牧原の知人である峰村にたどり着くが、特に変わった様子は無く、昨日も夕方までゲームをしていたと言う。
時刻は18時前―犯行の直前。携帯のMMORPGを一緒にやっていた牧原がキャラを放置して急に落ちたらしい。
キャラは端末に戻さなければ消えてしまう、牧原はLeomaと名付けたキャラを大切に育てていたらしい。
14:25―牧原宅
牧原のPCにダメ元でパスを入力―LEOMA―ロックが解除された。いかがわしいゲームに紛れ日記らしきものを見付ける。
「5/18―ニュースであの人の殺人の末の自殺を知る。人を殺めた人間はまた…だとすれば…いや、アレは事故だ。
昨日手に入れたこれを見せる時に、レイカとシンにも話をしてみよう。何だか頭がボーっとする。明日はさぼろう」
日付からすると記事は井出の事件について。2人には面識があったのか?
静が水沼と牧原が関わった事故について口にしていた事を思い出し、彼女に連絡を取ることにした。
電話口の緊張感の無いやり取りに脱力しつつ、静がいるという赤坂駅で落ち合うことに。
(名刺と爆発事故の知識がなければ接触不能)
静は構内の喫茶店で待っていた。遅れた事を詫びる遥に空になった大量のパフェを示した。
関西人はちゃっかりしていると呆れる遥に、静は厳密に関西生まれではなく言葉も仕草も混じっていると言った。
急かすように話を促す。静が調べているのは昨年5/21に日枝図書館で起きた爆発事故。
事故を起こしたのは宇都木という弁護士で人に会う為に外出していたらしい。当時、原因は車の不良とされていた。
オイル漏れにエンジンを吹かした為爆発、メーカーも酷く叩かれた。遥は事件と2人の関係を問う。
水沼は参考人として喚ばれていた。直前まで車を止めていた彼に何か不審物がないか確認したらしい。
牧原は目撃者としてインタビューを受け、また事故の写真を新聞社に売りつけていた。
そして現場に勤務していた井出。出来過ぎた符合。静が掴んでいるのはここまでらしい。
女の苦労を愚痴りつつ、真相を掴んだら連絡する事を条件に、静から情報提供の約束を取り付ける。
静がここで何をしていたか聞くと、宇都木が担当していた事件を調べていたと言う。痴漢の弁護だったらしい。
静に別れを告げ、衛に頼まれた彼らの行動履歴を確認に向かう。
図書館長によると井出に欠勤等はなく、寧ろシフトを詰めていたようだ。三田村曰く井出はPCは殆ど使えなかったらしい。
峰村によると牧村は単位の為にここ最近は殆ど休まず出席していたようだ。
捜査本部に戻ると水沼の恋人が着ていた。恵子はノイローゼの原因に心当たりは無いと言う。
当日は頭がボーっとすると言っていたようだが、遅くまで携帯でゲームをしていたせいではないかと言った。
水沼も行動が掴めない日は無かったようだ。嫌な予感がすると言う鳥越に単独行動について釘を刺される。
羽生と嫌みの応酬を交わし、遥は衛の所に報告に向かう。
18:12―立帝大学
珍しく主のいない研究室。遥はこっそりPCを覗き見る。故人の母kirika―NG。好んで飲むmocha―NG。…もしかして?
haruk…戻った衛の一喝で入力は遮られる。笑って誤魔化す遥に衛は呆れた表情を浮かべた。
牧原も含め所在が掴めない事は無かったと言う遥。考え込む衛に先日の館の件かと問う。
驚く衛に付き合いの長さを口にし、奇妙な事件だが他人に意識を転送するだなんて現実離れしてるという遥。
衛は言う―現実を非現実が浸食している。考え過ぎる衛を咎めると、その脳天気さが羨ましいと皮肉が返った。
改めて事件を整理する。問題点は共通する死因と動機の無さ。
(静と接触している場合のみ)そして一年前の事件―その概要を覚えていた衛に呆れる遥。
牧原の日記に井出との面識を疑える事に触れると衛は彼らの相互連絡の形跡を確認する。
そんな物は無いと口にした遥にさらに念を押す。そういえば―遥はゲーム内のチャットに思い当たった。
水沼の携帯を取り出す遥に証拠品の持ち出しを咎めるが、始末書ものでもこれ以上減給しようが無いとお首にもかけない。
データフォルダにXXXXXXというファイルを見つけるが画面には何も出ない。遥は徐に耳を近づけた。
虚ろな目で立ち尽くす遥に声をかける衛―刹那、本の山に投げ飛ばされる。
音に思い当たった衛に正気を失った遥が咆哮と共に襲いかかる。間一髪かわすも攻撃は止まない。
本の山を振り払い衛を掴み上げ何度も本棚へとぶち当てる。反動を利用して衛は遥を抱き締め、呼びかけた。
衛の名を呼ぶと崩れ落ちるように倒れ込んだ。
◆Day4―5/21
蝉の声。夏の残照。震える身は汗でぐっしょりと濡れている。気だるい四肢に吹く風が夏だというのに酷く肌寒い。
記憶を辿る。確か夏休みの宿題で衛と蝉を取りにきていた。そして折れた枝ごと池に落ちて――
―懐かしい夢をみた。目覚めた遥は衛のベッドに寝ていることに気付く。見回すと衛は椅子の上で力尽きていた。
また無理をして―頬に伸ばした手が掴まれ押し倒される。見当違いの抗議をする遥を見て、衛は遥を解放した。
10:21―立帝大学
純粋な雑音―脳にあり感情を司る松果体に超短波をあてる事で獣と化す。衛を傷付けた記憶のない遥。
三人の自殺の理由―もう一人の自分。死因が一致したのは極度の興奮の為筋肉が緊張していて頸椎が折れなかったから。
一連の自殺は巧妙に仕組まれた遠隔殺人だった。体調を問う衛に大したこと無いと返す遙。
被害者と同じ状態なのだと声を荒げる衛に、だとしたら治せるのは犯人だけだと反論する。
諦めた衛は監督役に同行を申し出る。素直に心配出来ない衛に呆れる遥。
衛が調べておいたゲームの開発元へと向かった
12:08―某ゲーム会社
管理者の三笠に話を聞く。VF2は4人でパーティーを組む対戦型MMORPG。トラップ等を仕掛け相手チームを全滅させる。
三笠はチートアプリに頭を悩ませていた。データを自由に書き換えられる物で最近出回りだしたらしい。
衛がその名前を訪ねると、一番出回っているのはクロス6というX6つの物だという―遥が起動させたものと同じ。
牧原のキャラクターについて調べる。ショウ・シン・レイカというキャラと組んでいた事が解る。
登録された電話番号からショウ=井出、シン=水沼と判明。レイカを保護するため電話をかけた。
繋がらない電話。焦る遥に衛はレイカの名前と住所を割り出すよう指示。そんな暇はないと叫ぶ遥に衛は諫める。
手がかり無しにどうやって探す?彼らに他の接点は無いのか?
○静と接触出来ていない
だが、そんなものには思い当たらない。やむなく電話会社に確認を取る遥。
13:39―某ゲーム会社
漸く届いた4人目の情報―南雲麗香。遥は急ぎ彼女の住所へ車を走らせる。しかし、その道中に齎された報。
麗香は図書館で犯人と思われる男と車内で爆死。被害者の繋がりを訴えたが、犯人無き今謎の殆どが闇の中。
迷宮入りする事件。全ては遅すぎた。
5/29―16:24―立帝大学
悔やむ遥と慰める衛。謎の多い事件、惜しむらくは手がかりが少なすぎたこと。
だが、それは次に生かせばいい。
その事より、と衛は遥の体調を心配した。
―Unfinished
○静とコンタクトを取っている
被害者のもう一つの接点―一年前の事件の関係者。電話に出た静にレイカの番号を告げ関係者と照合してもらう。
流石に番号だけでは難しいという静にレイカという名を告げる。南雲麗香―痴漢事件の被害者との名前の一致。
静に住所と顔写真をメールしてもらう。可能性は強いが彼女がレイカである確証はない。
嫌な予感。電話会社に照会していてはきっと間に合わない、衛の制止を振り切って遥は未来視を使った。
○未来視を3回以上使用
未来視が見せたのは意外な人物だった。遥はそのまま意識を失い…
三日後。漸く意識を取り戻した時には、既に事件は終わりを迎えていた。
麗香は図書館で焼死体で見つかり、一連の事件は証拠不十分で自殺で処理された。
衛の忠告を無視した事を悔やみながら、遥は今日も捜査に奔走する。もう一人の自分に怯えながら…
―BAD END(Unfinished2)
○未来視の使用が2回以下
最後の場所―日枝図書館の駐車場。衛に念の為彼女の家をあたるよう指示し、遥はその場所へと駆け出す。
あの様子なら暫くは大丈夫、そう判断した衛は三笠に一年前のログを確認するよう求めた。
16:20―日枝図書館
閉ざされた門、掲示板を確認すると今日は改修の為閉館のようだ。フライングかと疑う遥の耳に女性の悲鳴が届いた。
急いで声のした駐車場へ向かう。人違いだと騒ぐ麗香。
○内藤と再会していない
構えた銃口の先には先日図書館でぶつかった男がいた。遥の素性に驚く男。麗香は助けを求めて喚く。
首筋にあてがわれたナイフ。男は彼らが桂を殺したと言った。桂―静の話していた事故で死んだ弁護士。
男はそれが事故ではなく仕組まれた殺人だと言う。喚く麗香を車に押し込むと給油口の蓋を開けた。
それで彼女は救われない。遥の説得は男に届かない。火を付けたライターが給油口に投げ込まれ―遥の悲痛な叫び。
上がる爆炎。炎の袂で男は天を仰ぐように燃えていた。駆けつけた衛は動機を突き止めていたが、既に遅い。
彼をつなぎ止める何かがあればあるいは―だがそれも詮無き事。no pain no gain―この痛みを無駄にするなと衛は言った。
―BAD END
○内藤と再会している
遥の銃口の先にいたのは―内藤。遥の素性に絶句する内藤。構えたナイフは麗香の首筋に添えられれていた。
説得する遥。内藤は彼女達が桂を殺したという。宇都木桂―一年前の事故の被害者。
あれは事故じゃないと内藤はいう。騒ぐ麗香に手をかけようとした時、かけつけた衛がそれが殺人教唆であったと告げた。
何故ここにいるのかと問う遥に、未来視など使わなくても現場には辿り着けると答える。特に怨恨による事件は。
制止する内藤に衛は自分は刑事ではないし止める気も無いと告げる。あの事故は彼女達には只のゲームに過ぎなかった。
衛はログに残っていた犯行計画を語り出す。
一年前―日枝図書館
水沼は車止めに細い杭を打ち込むと、乗ってきた黒いワゴンを走らせた。入れ替わりに入ってきたのは桂の車。
井出がそれを奥の駐車場に誘導する。彼女が人を待つ間に水沼の仕掛けで漏れ出したオイルが広がった。
嘘であってほしい。そう願う彼女の元に着信が入る。彼女が電話に出た瞬間、崖上から吸いかけの煙草が投げられた。
炎上する車。叫ぶ人々。牧原は呟く―話が違う―中には誰も居ない筈だ―
個々の作業が殺人に直結しない、罪の意識を持たない計画。だが内藤はそれを知ってしまった。
酔った勢いで牧原が話した武勇伝―罪にならない人の殺し方。彼らに罪の意識を教える為にあのアプリを作った。
自分は関係ないと叫ぶ麗香に衛は痴漢が作られた冤罪であったこと、桂がそれに気付いたのではと問う。
証拠が無いと言う麗香に彼女がかけた電話のログがあると言う。麗香はあれは公衆からかけたのだと宣言し―
口を滑らせた麗香は桂が既に館内に居ると勘違いしただけだと主張した。ナイフを振り上げる内藤。
尚も制止する遥に問いかける。彼らの非道を聞いてなぜ?これ以上罪を重ねてほしくない、そう遥は答えた。
遥には理不尽に大切な者を奪われた者の痛みは分からない、そう主張する内藤に無関係な高科や牧原の両親の命を奪った事実を突きつける。
復讐は内藤のエゴ、彼女はそんなもの望んでいない。そんな内藤の姿なんて―
そして遥には解る、同じように理不尽に父親を失ったその痛みが。復讐になんて逃げないで、そう遥は訴えた。
その姿が桂と重なる。泣き崩れた内藤の絶叫が、泣き出しそうな初夏の空に響いた。
*epilogue*
遥は単独行動を羽生に咎められていた―それは全部もってかれたやっかみも多分に含まれていたが―
矛先は御し切れなかった衛にも向かうが、20年来の付き合いで既に匙を投げたと言い、それは上司の役目だと投げ返す。
好き放題の男性陣に遥は拳を震わせた。
連行される内藤に遥は声をかける。桂が一番望んでいたのは内藤の幸せだ、と。
内藤は礼を述べると、預かって欲しいと彼女の形見を差し出した。遥がそれを拾ったのはきっと偶然じゃない。
きっと彼女が内藤を止める為にそうしたのだと、だから戻ってくるまで持っていてほしい。
告白ともとれる台詞に戸惑う遥と咳払いを挟む衛。内藤は慌てて償う事への誓いだと訂正する。
遥は衛のせいにしようとするが、赤い頬を指摘され、暑さを口実に顔を洗ってくると逃げ出した。
遥が居なくなった所で改めて衛は内藤に確認する―あのアプリについて。
遥が開いてしまった件については、初回にしか作用が無い事、強いショックはあるが後遺症は無いことを確認。
元データは友人に貰ったFDでその死を期に処分した為残っていない。友人の名は―鴻神夜斗。
戻った遥は険しい表情に気付くが只のヤキモチと勘違いする。
羽生に連行される内藤。口汚く罵る麗香に呆れる遥。衛は自主を勧めるがあの場で話を合わせただけだと歯牙にもかけない。
遥は憤るが衛に鳥越が動いていない以上今はまだ手出しできる段階ではないと制止される。
内藤はもういいと言った。麗香が悔いる事が無い限りきっと裁かれる。
笑い飛ばす麗香に苦い想いを噛み締める遥。しかし事件は終わらなかった。
遥は悔やむ。彼がこれを預けた事、残した言葉の真意に気付けなかった事。
3日後―5/24
10:15―赤坂駅
遥は自殺による人身事故の捜査を行っていた。被害者はまだ女子高生。
所持品はMDに化粧ポーチに避妊具…教材の無い中身に呆れつつ鞄の底からパスケースを発見する。被害者は―
14:30―立帝大学
してやられた、それが衛の感想だった。
彼が獄中で自殺した報は直ぐに入った。看守が見つけた時点で首を吊っており自殺に間違いはない。
救えなかった、変えらなかった運命。彼が預けた物も償いたいといった言葉も嘘だったのか。
それは分からないが、遥に会えた事で既に救われていたのではと衛は話す。
既に汚れていた自分は無理でも、せめてペンダントだけは彼女の元に。
死海文書の一節
ガブリエルの角笛が吹き鳴らされる時、罪深き盲目の羊達は行く当ても知らず、ただその音に従って絶望に堕ち…
捕らわれるべき者は捕らわれて行き、剣で殺される者は剣で殺される。
殺し殺される事はかくも業の深い行為なのだと、人は皆罪深き盲目の羊なのだと、衛は言った。
ならば、遥の手もまた血にまみれている―金島と鴻神の血で。どう償えばいい?
訪ねる遥にそれは自分の罪でもあると衛は答える。独りで背負わないで。
遥は少しの間衛の胸を借りた。
泣き出しそうな空の下、誰も居ない駐車場を見下ろす女。
頼まれたヤマが終わった―夜斗に向け静は独り呟いた。
―To be contineud……
*****
以上です
連投引っかかったので途中からID変わりましたがご容赦
でも続き書けないんで(ry
死海文書はキャリアによってはもう少し長いようなので以下に引用
ガブリエルの角笛が吹き鳴らされる時、罪深き盲目の羊達は行く当ても知らず、ただその音に従って絶望に墜ちるだろう。
耳ある者は聞け。
捕らわれるべき者は捕らわれて行き、剣で殺される者は剣で殺される。
彼女がした通りに彼女に仕返しせよ。
彼女の仕業に応じその倍を返せ。
彼女が注いだ杯にその倍の血を注げ。
ケータイから長文乙でした
わ、ほんとだ携帯からだ
大変そう・・・乙でした
リゼルクロスの人も乙です
中途半端に止めてすいません。
爆弾処理班をDSごと姉に奪われてたもので…。
いい加減長いですが二話続きです。
解除後、凝った仕掛けの意味を聞くバートに
これだけ凝った仕掛けは自己顕示欲以外に考えられない、と語るアポロ。
そこにミカが言う。
「この旋律は、運命が扉を叩く音を表現してるんだって。」
犯人が運命の扉を開くのを阻止しろ、と博士。BBはポエマーばっかりか。
この厳重な警備と徹底的な走査の中、
残り一つの爆弾が本当にあるのか?
と疑うディーノとアポロだが、バートには確信があった。
(こういう犯人は自己実現の為なら何でもやるもんだ…)
その後、Mへの経過報告…の前にまた屋上へ。
また識子さーん。
金ちゃんならともかく、識子さんが「あたしがかわいいからかな?」はちょっと図々し…げふげふ。
Mへ報告ついでに爆弾を付けられそうな人物の調査を依頼する。
すると、「苗(ミャオ)が空いていれば詳しく調査させるんだけど。」
との事。
BBの調査員で、今回も先行して任務中のはずらしい。
とりあえず置いておいて、犯人の絞り込みを行う。
部屋のリフォームにバイトで携わった人物で、爆弾関係の知識がありそうな人物。
該当者は一名。暮部博美、大学二年生。
3ヶ月前から行方不明で探しようがないらしい。
さらに推理を詰めていき、「内部の犯行」の可能性があるか尋ねるM。
「内部…関係者?分かったぞ!」
と急に草津さんを捕まえ…ようとするもあっさり返り討ちに。バート弱い。
根拠を尋ねられ、「チェロに細工出来たのは草津と支配人だけだ」と言うが、Mが制止する。
「そこまで。ミャオ、悪い癖が出たわね。」
そう、草津さんこそが潜入していた調査員・ミャオだったのだ。
「彼は職務の為に味方からも正体を隠すことがあるのよ」
「ヒントは出してたんですけどね」
「草津由…草冠に由で苗(ミャオ)…」
ちょっと勘がよければ分かったかもね、と続けるM。
そして衝撃の事実!
「早く放しやがれ怪力女!」
「私は<彼>よ。よろしくバート。」
なんと草津…ミャオは男だったー!
ディーノが今更男の臭いがした事を思い出すが…。
ミカはミカで「女装が好きなの?」と言い、結局大騒ぎ。
Mが騒ぎを収め、暮部について調査しておく、と言ったところで報告終了。フゥ。
あたしにも正体隠してたなんて、と言うアポロに
新しい女装の効果を確かめたかったから、と答えるミャオ。
「バート、あなたの推理なかなか良い線いってたわよ。」
「そ、そうか?」(女じゃないのに、美人に誉められると顔がゆるむ自分が情けないぜ…)
推理…内部犯?そこで、ミャオが先に調べていた情報を話し出す。
・どうやらこのホテルは元々あった旅館をあくどい手段で買収して、その上に建てたらしい。
・旅館で火事が起こり、客の減少もあってそれをきっかけに売りに出したら
騙されたも同然の値段で買いたたかれてしまったようだ。
・そして旧旅館の導水管は残っていてそこから犯人が侵入したのではないか?
との事。
ミカがその情報を元に床を調査。すると地下への扉が。
と、ここで暮部の調査結果が報告される。
飛び級もしているエリートのようだ。
「死んだ鳥症候群…何かの挫折から立ち直ってないのかもね」
と語るM。
母親が最近亡くなったらしいが…それだけでここまでするだろうか?
引き続き調査を行う、とMは通信を切る。
と、すぐ傍に見慣れない男がいてビビるバート。
まあ実はミャオが女装を止めただけなんですがね。
気をとりなおして穴の中にディーノを下ろして偵察させる事にするバート達。
「暗いの怖いよ!きゃうんきゃうん!」
…ホントに元軍用犬?
「一人はいやだよう!助けて!」
暴れるディーノを宥めようとするミカだが、次の瞬間。
つる。
ズル。
きゃうーん。
足を滑らせたミカと道連れにされて地下に落ちたバート、ディーノ。
どうやら全員無事ではあるようだが、モバイルは圏外、周りは暗闇と厳しい状況だ。
キャンプ用ランプ、ライターを見つけ、明かりを付けようとするバートを制止するディーノ。
メタンが溜まっているから危険らしい。
「こりゃ罠だな。わざと置きやがって…」
「これが三番目の爆弾でしょうか?」
「いや、こりゃボーナスってヤツだな…」
ランプが使えない事に不安を抱くミカだが、バートは大丈夫だと言う。
ランプに落ちていた金網を巻き付けて…「デーヴィのランプ」の完成だ。
メタンの限界口径が以下省略。
デーヴィのランプに火をつけ、無事明かりで周りを見渡せるようになった三人は探索を始める。
辺りに散乱してるカップめんの容器、寝袋、ボトルシップ…なんと電子レンジまである。
暮部がここで生活していたのは間違いないようだ。
と、そこにボウガンの矢が飛んでくる。暮部だ。
説得しようとするバートだが暮部は「みんなここで死ぬんだ」と取り合わない。
「温泉旅館の地下室や導管が残っているのはホテルの基礎工事が疎かだったからだ。
しかし、僕が恨んでいるのは僕の家の買収方法さ。詐欺も同然…」
そう、ホテルの前にあった旅館が暮部の家だったらしい。
「単純だろう?」と語る暮部に「単純じゃないさ」と答えるバート。
「売却のきっかけのボヤ…お前が関わっているんじゃないか?
お前まで一緒に滅びたいのは自分を罰したいからだろ。」
「そうさ…僕はあの頃いい気になってた。
ボヤは実験の失敗でね。でもあんたに僕の何が分かる?」
暗闇の中で死ぬがいい、大人しく待ってればアレがもうすぐ爆発するよ。
しかしそう言われて大人しくするはずもない。
靴下に石を詰めて即席の武器を作り、反撃の機会を窺うバートと音波探知機で位置を探るミカ。
そしてディーノをけしかけられて怯む暮部に攻撃は見事命中。
再度の説得にも応じず一緒に死のう、と言う暮部に「不幸は誰でも背負ってる」と答えるバート。
「ミカだってディーノだって…お前こそ何も分かってない。」
「…あんたに何が分かる。」
「分かるさ、ヘドが出るくらいな。」
げはっ!!
(思い出したら本当に吐き気がしやがった)
自分の生い立ちと失敗を語るバート。
天才的と言われていい気になっていたある日不注意で誤爆して…あんたと同じだろ?
時間が無いが、なおも話すバートについに折れる暮部。
爆弾の位置を教えるが、解除はしない。あんたの価値を見せてくれ、と。
ランプの燃料も切れ、残り時間は5分。
更に複雑化した爆弾を暗視ゴーグルを頼りに解除するバート。
なんとか解除に成功したものの、集中している間に暮部は逃げてしまったようだ。
…暮部はついに見つからなかった。
後日、やりきれない気持ちで再び釣りをしているバート。
「ねぇ、引いてるんじゃない?」
「うるせえ。ぷくぷく太りやがって。」
「悪かったよぉ」
知らない間にディーノはミャオ、ミカと一緒にルームサービスでカニだのメロンだのを喰いまくっていたらしい。
「タダだと思ったんだよ…」
「宿泊代と弁当だけがホテル持ちだとさ…」
今回の収支
−10000Ct…
第二話完。
また長い…orz
全8話なんでお願いですから見逃して下さい。
何かを食べたディーノのグルメもビックリな面白セリフとか色々省いてるんだけどなー…。
短くしようとすれば毎話
爆弾をみつけました。
解除しました。
バートに不幸がふりかかりました。
の三行なんだけど(笑)
乙。
携帯からとは思えないほどの長文の投稿が多いなこのスレ
スネークテイルズ投下します。
シリーズやってる人には自明なんだが、キャンベルとメリルは
伯父と姪、という関係(表向きは)
【Confidential legacy】
嵐の中でタンカーに潜入するスネーク。当のタンカーは既にロシア人と思しき
兵士達によって制圧されている。
事の起こりは三日前。今はDIA(国防情報局)に復職しているキャンベルが
スネークの下を訪れた。キャンベルが出した名はセルゲイ・ゴルルコビッチ。
キャンベルの宿敵でもあるこの男が、南米・エルデラ共和国で極秘作戦中の
海兵隊を襲撃しようとしていると言う。内戦の続いているエルデラ共和国には
メタルギアが存在し、海兵隊はそれを鹵獲しようとしているらしい。そして更に
ゴルルコビッチが海兵隊からそれを奪おうとしていて、そのゴルルコビッチを
キャンベルが捕らえようとしている、という状況。更にキャンベルはこう言った。
「その作戦には……メリルが参加しているんだ」
艦橋でメリルと再会。半年ほど前に「やるべき事がある」と言ってスネークの
元を去った彼女はこの再会にさして感動もしない。むしろ忌々しげですらある。
半年ぶりの会話で解ったのは、メリルの父はこの国で死んだのだという事と、
メタルギアは船倉にあると言う事だけ。止める間もなく彼女は艦橋を出て行く。
途中で明らかな待ち伏せに遭いながらも、船倉に入ったスネークが見たのは
打ち捨てられてから10年以上も経ったようなメタルギアの残骸だった。
背後に現れるゴルルコビッチ。メリルを人質に取りスネークに銃を捨てさせる。
その直後、ゴルルコビッチはあっけなくメリルを放す。二人が組んでいる事に
気付くスネーク。タンカー制圧の手引きをしたのもメリルだった。理由を問うと
父の遺志を継ぐためだと言う。何も言わずにここから消えてくれと言うメリル。
断る、と答えたスネークにゴルルコビッチが銃を向けるが、メリルの妨害で
銃弾は逸れ、床を穿つに留まる。隙をついてその場を逃れるスネーク。
一先ず船倉を出てキャンベルを呼び出し、事の次第を説明した上で尋ねる。
「あんたの弟はこの国で一体何をしていたんだ?」
キャンベルは言う。冷戦の最中、このエルデラでは親米的な独裁政権の下で
米軍による極秘プロジェクトが進んでいた。弟、マット・キャンベルもその一員。
冷戦終了と共にプロジェクトは打ち切られ米軍は撤退。その中でマットは失踪。
直後に後ろ盾を失った独裁政権に対して少数民族が武装蜂起。その背後には
スペツナズの影があった。当時のその指揮官はゴルルコビッチ。
冷戦中の米軍極秘プロジェクトの結果が、あのメタルギアの残骸なのだろう。
「マットがゴルルコビッチに通じていたという者もいる。だが私は信じていない」
キャンベルの口ぶりは、ゴルルコビッチがマットを殺したと信じているようだった。
どちらにせよ、メタルギアを彼らに渡す訳にはいかない。船の進路を変えるため
再び艦橋を目指す事になる。
たどり着いた艦橋の窓の外にメリルの姿があった。出てきたスネークに対して
メリルは伯父の話は事実じゃない、と言う。父マット・キャンベルの担当任務は
エルデラ国内の安定化だった。独立を目指す少数民族ゲリラへの情報工作。
だが彼は、少数民族に接するうちに彼らに共感し始めてしまう。遂にマットは
米軍がエルデラで開発していたメタルギアを、ゴルルコビッチの協力の下で
少数民族ゲリラに引き渡そうとする。だが計画は発覚し、マットは米軍の手に
よって抹殺された。その真相をゴルルコビッチから聞かされたメリルは、今も
ゲリラを支援している彼を通じ、ゲリラにメタルギアを引き渡すつもりだった。
だが話をしても見逃してはもらえないと悟ったメリルは銃を抜く。
→メリルを殺す
倒れたメリルを抱き起こすスネークの背後にゴルルコビッチが現れる。
なぜメリルを利用した、という問いにゴルルコビッチは、キャンベルへの
報復だと答える。キャンベルにとって一番大切な存在だとマットに聞いた。
彼が死ぬ間際に。やはりマットを殺したのはゴルルコビッチだったらしい。
ゴルルコビッチは言う。メタルギアはゲリラに渡さず自分の部隊で使う。
本体はガラクタだが核弾頭と発射システムが修復できればいい。マットも
最初からそのつもりだった。嘘と思うなら奴に直接聞け。ゴルルコビッチは
そう言ってスネークに銃口を向ける。だがその引き金が引かれるより先に
瀕死のメリルがゴルルコビッチを撃つ。倒れるゴルルコビッチ。
メリルはスネークに何かを言おうとするが、果たせぬままに息を引き取る。
→メリルを気絶させる
(前半はメリル死なない以外上と一緒)ゴルルコビッチを撃ったメリルが
立ち上がる。肩を震わせている彼女に言葉がかけられないスネーク。
タンカーとメタルギアは米軍に戻り、メリルは軍の取調べを受ける事に。
数日後、拘置所に面会に行った帰りにキャンベルと出会う。彼が言うには
回収されたメタルギアはガラクタ同然の失敗作で、核弾頭も出来の悪い
模擬弾頭だった。マットがそれを知っていたのかどうかは解らない。そして
マットが米軍を裏切ったのは自分のせいだ。メリルは自分の娘なのだと。
マットは兄と妻と娘を憎悪し、逃げるように向かった先のエルデラで、その
憎悪に付け込まれたのだ。これからメリルに身を明かすつもりだ、と言って
キャンベルは接見室に向かった。
−SNAKE TALES・C−END
【Dead man whispers】
ビッグ・シェルでSEALS・デッドセルの極秘合同演習が行われている。演習は
デッドセルと配下の部隊がテロリストを演じ、SEALSがそれを鎮圧すると言う
筋書き。デッドセルは元々政府の施設を抜き打ちで襲撃し、防衛能力を測る
対テロ訓練部隊だったが、一年程前に指揮官であるジャクソン大佐が汚職と
横領の罪で逮捕されて以来、隊員の素性の不確かさや素行の悪さもあって
軍の汚点の代名詞ともなっていた。この演習も久々の正規任務だと言うのに
デッドセルから参加を許されたのは、リーダー格のヴァンプただ一人。
演習の終盤。“プリスキン中尉” として演習に参加していたスネークの下に
緊急を意味するコードの無線が入る。ヴァンプが反乱を起こしたという通信は
場所をB脚と告げて切れた。スネークは即座に別の周波数に連絡。
応じる相手はスコット・ドルフ。この演習に招かれている海兵隊司令官であり、
何かが起こる事を危惧し、スネークに演習への参加を依頼した当人でもある。
ヴァンプが何をするつもりなのか尋ねるが、それはドルフにも解らないらしい。
シェル2中央棟のB1北部に閉じ込められていると言うドルフに代わり、状況の
確認とSEALSの救援のためにB脚へ向かうが、辿り付いたB脚は既に血の海。
虫の息の隊員が、これは“私刑”だ、ジャクソン大佐を嵌めた者への報復だと
ヴァンプが言っていたと告げる。ヴァンプの狙いはオブライエン海軍大佐だと。
大佐はシェル2中央棟の1階。大佐を助けてくれ、と言って隊員は力尽きる。
再びドルフと連絡を取るスネーク。ドルフは驚きはしなかった。ここ数ヶ月間
政府や軍の要人が変死する事件が相次いでいる。ヴァンプの仕業だという
噂が立っていた。単なる中傷だと思いたかった。ジャクソンの汚職が冤罪か
どうかは解らないと言うが、オブライエンがジャクソンを嵌めたという可能性は
否定する。もしそうなら自ら計画した演習にヴァンプを参加させたはずがない。
オブライエンは“私刑”の噂を知っていて、ドルフの下に忠告にさえ来たと言う。
次にヴァンプが狙うのはドルフだと。その上でドルフがこの演習に来たのは
己の身に何もなければヴァンプの無実を証明できる、という思惑からだった。
ドルフからオブライエンがシェル1シェル2連絡橋を封鎖した事を知らされる。
シェル2のSEALSに合流するため海上のオイルフェンスを渡るスネーク。
その頭上、連絡橋ではヴァンプによるSEALSの殺戮劇が繰り広げられる。
最後の手段だったらしい連絡橋の爆破でさえヴァンプを止める事は出来ず、
ヴァンプは見上げたスネークを挑発し、シェル2のG脚内部へと消える。
シェル2中央棟。オブライエンのいる空気清浄室への廊下には高圧電流が。
安否を確かめるため、リモコンミサイルで室内の電源パネルを破壊する。
※MGS2やってる人はわか(ry 海軍大佐は本編B脚で死んでたあの人。
→電源パネル破壊に時間がかかる
室内には全身を切り裂かれたオブライエンがいた。ヴァンプはもういない。
B1階に向かった。ジャクソンの汚職は事実であり、誰も罪を着せる事など
できるはずもない。オブライエンはそう言って事切れる。
ヴァンプを追ってB1階に。ドルフが瓦礫に閉じ込められているという場所の
直前でヴァンプと遭遇する。彼はスネークを待っていたと言う。
ジャクソンの汚職は事実だった、と言うスネークに、ヴァンプはその事なら
知っている、と答える。貴様は何も解っていない。解る必要もない、と。
→ヴァンプを殺す
倒れたヴァンプに対し、なぜ無意味な“私刑”を繰り返した、と尋ねる。
無意味ではなかったからだ、と答えるヴァンプ。ジャクソンが逮捕され、
デッドセルの名は地に落ちた。だが自分達の軍務への誠実と純潔は
誰にも否定させない。自分が“私刑”として人を殺せば、世間は疑問を
持つだろう。もしかしたらジャクソンは無実だったのかもしれないと。
だがそう語るヴァンプの目は理解していた。デッドセルに誠実や純潔が
あったとしても、それは他ならぬヴァンプ自身の手で失われた。
そこへドルフが現れる。その姿を見たヴァンプが笑みを浮かべる。
ドルフは言う。誰もそんな事を求めていなかった。解っていたはずだと。
「なぜだ、ヴァンプ……?」 ヴァンプは微笑んだまま死んだ。
→ヴァンプを気絶させる
(ドルフが出てくるまでは上と一緒)現れたドルフにヴァンプは言う。
やらなければならなかったんだと。しかしその理由は頑なに話さない。
あなたには関係のない話だ、と言うヴァンプに変わったな、と言うドルフ。
「だと思う。変わらないのはあなただけだ」 そして、俺にはもう関わるな
二度とあなたの顔は見たくない、と。
ビッグシェルはSEALSの応援によって制圧。後日、デッドセルは正式に
解散。ドルフは軍を退き、ジャクソンは獄中で病死。ヴァンプは軍刑務所に
収監されていたが脱走。その後に散発している政府・軍関係者の変死が
彼の仕業だという噂もあるが、定かではない。
時は流れ、いつしか噂が流れ始める。ジャクソンの汚職は冤罪だった。
デッドセルは何者かに陥れられたのだ、と。
→短時間で電源パネルを破壊
(時間がかかった場合のセリフに加えて)オブライエンは言う。ジャクソンは
何者かに嵌められたんだとヴァンプに吹き込んだ人間がいると。それが誰か
知っているのかと尋ねるが、既に聞こえていない。彼は独り言のように続ける。
私はヴァンプを止めようとした。この演習が無事に終れば、デッドセルは自分の
直下で再編成されるはずだった。「だが彼は……私を……裏切り……」
そう言って事切れる。(ヴァンプとの戦闘前会話は時間かかった場合と一緒)
→ヴァンプを殺す
“私刑”の理由を語るヴァンプにスネークは問う。そう言われたのか、と。
お前を騙し利用する者がいるとオブライエンは言った。だがお前は騙され
利用されていたのではなく、デッドセルの名誉を取り戻す方法があると
持ち掛けられ、実行していたのだろう。ヴァンプは黙る。否定はしない。
誰だ、とスネークは問うが、ヴァンプは答えない。そこへドルフが現れる。
その姿を見たヴァンプが笑みを浮かべる。歩み寄ったドルフが手を取る。
「なぜ何も言ってくれなかった……?」 ヴァンプは微笑んだまま死んだ。
→ヴァンプを気絶させる
(ドルフが出てくるまでは上と一緒) ドルフが言う 「ジャクソンか?」
ヴァンプは答えないが、本人に確かめるぞ、という言葉に渋々認める。
ジャクソンは逮捕されて以来自分を責め、どうすればデッドセルの名誉を
取り戻せるのかと、憑かれたように繰り返していた。そしてある日、例の
“私刑”を言い出した。従うしかなかった。それをオブライエンに知られた。
兼ねてからデッドセルを自分の配下に加えたがっていたオブライエンは、
配下に加わらなければ事実を公表すると言ってきた。殺すしかなかった。
それを聞いたドルフは叫ぶ。デッドセルなど奴にくれてやればよかった。
なぜそうしなかった!? ヴァンプの目に微かな震えが走る。
それがドルフに確信をもたらした。「……そうするつもりだったんだな?」
押し黙るヴァンプをドルフは問い詰める。ならばなぜ反乱を起こしたのか。
やがてヴァンプは観念して話し出した。演習が始まった時、オブライエンは
忠誠の証を見せろと言ってきた。演習におびき寄せておいた自分の政敵、
スコット・ドルフを暗殺しろと。それだけは出来なかった。愕然とするドルフ。
「馬鹿な……私を守るために……」 スネークに殺してくれと頼むヴァンプ。
それを断るスネークに、ドルフが礼を呟く。
ビッグシェルはSEALSの応援によって制圧。後日、デッドセルは正式に
解散。ドルフは軍を退き、ヴァンプとジャクソンは共に軍刑務所で服役。
時は流れ、いつしか噂が流れ始める。ジャクソンの汚職は冤罪だった。
デッドセルは何者かに陥れられたのだ、と。
−SNAKE TALES・D−END
今回ここまで。
Dの第一分岐は2分以上/以下が境だった気がしますがあやふや。
ラストのヴァンプとスコット・ドルフが何というかアレですが、この二人は
MGS2本編の無線で「愛人関係だったらしい」という説明が聞けるので
つまりそういうことなんだと思います。
SNAKE TALESの人乙です。
The Elder Scrolls IV : オブリビオンお願いします。
クリア方法は沢山ありそうですからざっとクエストの流れだけでも
ボクの勇者いきます。
かなりざっとですので、詳細が知りたい人は再リクをば。
ティオ:勇者に憧れるワガママな魔法使いの女の子で主人公。
クラスはマジックドライバー。
ワンダ:星の鍵「セイケン」を持つユーシャの少年。心優しいが若干天然気味で一言多い。
グレイ:大剣を使う剣士で謎の少年。
度々現れては協力して立ち去っていく。それってツンデレ。
他にはネコミミとか二本足で立って喋るネコとか人魚とか色々。
絵がどき魔女の人なのでおっぱいおっぱい。
舞台は浮遊大陸。
1000年前に魔王が世界を侵略した時に、まだ無事な部分を神様が空に浮かべたらしい。
その後結局魔王は浮遊大陸まで侵略しにきたんだけど、
どこからともなくやって来た勇者が神から与えられたセイケンを手に打ち倒し、
下の大陸…魔界に封印。
勇者はその後どこかへと去り、現在に至る。
その時勇者と共に戦った者を「従者」と呼び、今では従者を選抜する試験まである。
物語は主人公・ティオが従者の試験を受ける所から始まる。
>>197 ×ボクの勇者
○キミの勇者
しっかりしてくれよw
楽しみにしてるぜ
従者選抜試験として、町外れの遺跡を探索するティオ。
遺跡の奥で大きな剣を持つ男性が魔物を一刀両断する様を目撃したティオは、
「きっとアレが聖剣で勇者様に違いない!」と思い試験終了後追う事に。
途中不思議な少年と出会うが、そのまま勇者様(仮)を追いかける。
無事追い付いたティオを従者だと聞いた勇者様(仮)は態度を一変。
実は彼は魔物で、ティオのようにうかつに
見た目で釣られてきたヤツを始末するために勇者っぽい姿に変身していたのだ。
襲いかかられピンチのティオ。
そこに先ほどの少年…ワンダが巨大な鍵を手に助けに現れる。
巨大な鍵…星鍵(セイケン)を見たティオはワンダが本物の勇者だと確信。
二人で協力して魔物を倒すのだった。
その後魔物が組織的に行動している事に気付いた二人は
魔王が復活しようとしているのではないか?と旅立つ。
途中で仲間を増やしつつ旅を続けていると、
探し物をしているらしい少年・グレイと出会う。
ダンジョンの奥で目的の物を見つけたものの、「ハズレだ」と寄越すグレイ。
それはかつての勇者の力や記憶の結晶・星の記憶だった。
星の記憶を手にした時に聞こえる声を聞く限り、
その勇者が敗北して死亡しているようにしかみえない。
しかも星の記憶は複数あり、その全てで…何人もの勇者が敗北している。
そんな話は聞いた事が無い、と動揺するティオだが、とにかく旅を続ける事に。
だんだんと強力な魔物が増え始め、酷使し過ぎたせいでひび割れてしまうセイケン。
「神から与えられたセイケンが壊れるなんてありえない」と仲間が言うが、
単純なティオは実際に壊れたんだから仕方ない、修理をしよう、と言う。
修理できる人物を探していると、謎の占い師が現れる。
占い師の言うままエルフ(ワンダ曰くヒキコモリ)の里の更に奥へ向かうティオ達。
そこでは巨大なドラゴンが二匹格闘していた。
勝った方に見つけられ、焦るティオ達に話しかけるドラゴン。
なんと彼は先代勇者…つまり1000年前の勇者の従者らしい。
しかも、連れて行かれた先にはその先代勇者その人、神名(カナ)が!
見た目が若く、しかも千年も前の人間なのになぜまだ生きているのか、と聞くと
勇者はこの世界の人間ではなく、元の世界の時間で年をとるから、との答え。
事情を話し、カナにセイケンを修復してもらうワンダ。
スマンwwwなんで間違えたんだろうwww
セイケンを修復したカナはこの奥に魔王を封印した場所がある、と告げる。
自分たちはここで魔物を食い止めているのだ、と。
かつて魔王を倒した勇者ならこの人にも手伝ってもらったほうが、
と思うものの、既に体が不自由なカナをみて思い直すティオ。
ティオ達はカナとドラゴンのジークに別れを告げ、ついに魔王のいる地へと向かう。
なんとか復活前に間に合った…と思いきや、
魔王の配下の文字通りの捨て身の行動で魔界へのゲートが開き魔王は復活してしまう。
苦戦するもののまた現れたグレイの協力もあり、
なんとか魔王を倒してゲートを再封印する事に成功する。
魔王を倒した!と喜び凱旋するティオ達。
しばらくのんびりした後、仲間をそれぞれの故郷に送ろうとする。
しかし、突如空に閃光が走る。
調べてみると、
ここから勇者がこの世界に現れ、そして帰っていく
といわれる塔から発射されたらしい。
解散を保留して塔に向かうティオ達。
塔の頂上にはいたのは神の兵器・イプシロン。…そしてグレイだった。
グレイは言う。
自分の姉は神に勇者として召還されたが帰ってこなかった、と。
せめて、と姉の記憶を探したが結局見つからず、神に復讐をする事にした、と。
手始めにこのイプシロンでこの世界を壊す、と。
止めようとするティオ達だが、ワンダを除いて全員が金縛りにかけられてしまう。
1対1で戦うワンダとグレイ。
ワンダのセイケンがグレイの大剣の刀身を打ち砕いた、次の瞬間。
「残念だったな。今砕いたのは鞘だ。」
中から現れたのは巨大な鍵…セイケン。
そう、グレイこそが真の勇者だったのだ。
なすすべも無く一方的にやられるワンダ。
セイケンで立ち向かえば本物のセイケンで打ち砕かれ。
勇者の装備、ウイングブーツで空を駆ければ更に上の速度で落とされ。
切り札の星獣を召還すればグレイもまた星獣を召還してそれを倒す。
勇者としての力全てにおいて上のグレイを倒すため、
(おそらく)神に渡された宝珠で自爆しようとするもグレイに奪われるワンダ。
と、そこにこれまで敵対していた魔族の少女が現れる。
彼女の力を借りてなんとか自由を取り戻したティオ達は、ワンダを助けようとする。
たとえグレイが神に選ばれた真の勇者でも、私にとっての勇者はワンダさんだ、と。
グレイが召還した星獣をなんとか倒し、ワンダを回復するティオ達。
そこに援軍が現れる。ジーク、そしてカナだ。
カナを見て驚愕するグレイ。そう、彼女こそグレイの姉だった。
なんで帰ってこなかったんだ、と聞くグレイに、
こんな体になっちゃったから…、と返すカナ。
こんな姿を見せたら、次の勇者は召還に応じないかもしれない。
それなら、と。私もこの世界が好きだから、と。
カナに説得され、素直になったグレイは言う。
実は最初からイプシロンの砲撃は地上には向いてない。
真上に向けて放たれるだけだ、と。
しかし、再びイプシロンを見たときに顔色を変えるグレイ。
照準が変更されていない。このままでは地上に向けて…
イプシロンを止めるために手を尽くすグレイ。
しかし、何をやっても効果がない。
覚悟を決めたグレイは、最後の手段に出る。
ワンダから奪った宝珠を使い自爆するグレイ。
効果があったのか停止するイプシロンだが、グレイは影も形も無い。
そこに現れる自称・神。
魔王を倒し、反逆者グレイをも倒すとは、とワンダを誉める神。
やはりグレイが勇者であった事、ワンダが実は従者であった事、
グレイが裏切った為急遽ワンダを勇者に仕立て上げた事。
様々な事を語る神。
最後に神はイプシロンを再起動、魔界へのゲートを砲撃すると言いだす。
ゲート周辺の大地や生物ごと吹き飛ばすという神に反発するティオ達は神と闘う事に。
グレイが持っていたセイケンを手に、イプシロンを破壊するワンダ。
負けを認めろ、と言うワンダに
負けたのは私ではない、イプシロンだ。私は負けていないと捨て台詞を吐いて天界に逃げ帰る神。
と、イプシロンを倒したせいか塔が崩れはじめてしまう。
塔の屋上に取り残されてしまうティオとワンダ。
空を飛ぶためのホウキは折れ、ウイングブーツもグレイとの戦いでもはや使い物にならない。
万事休すか、と思われた時、ホウキの代わりにこれで飛べないかな?と言うワンダ。
セイケンだ。
これならイケるかも!と勢い付くティオだが、二人分だと浮かばない。
自分を置いていけとワンダは言うが、ティオは聞き入れない。
そうだわ!といい服を脱ぎだすティオ。
これなら…!
しかしそれでも浮かばないセイケン。
あとちょっと、他に削れる物は…
おもむろにナイフで長かった自分の髪をバッサリ切ってしまうティオ。
その甲斐あって無事にセイケンは浮かび、塔からの脱出に成功する。
無事降りれたものの、スッキリしないティオ。
神の事だ。
ティオが憤慨していると、いつかの謎の占い師が現れる。
彼は言う。
「大丈夫、神は今頃逮捕されています。」
正体を問われ、答える占い師。
自分は神よりも上の存在…いわば上級神だ、と。
神が世界を私物化しているのには気付いていたが証拠が無かった。
これでようやく捕まえられる。
そう言う上級神。
どうやら神は大地をかけて魔王と賭けをしていたらしい。
いつから気付いていたのか、と問うティオ。
千年ほど前でしょうか。とさらっと答えた上級神をティオは思いっきりぶん殴る。
「最初からじゃないの!証拠が無かった?
証拠が何よ!どれだけ犠牲になった人がいると思ってるの!?」
グレイやカナを思い、激昂するティオ。
ワンダもティオを止めつつも「今のは謝らない」とはっきり上級神に言う。
渋々ながら非を認めた上級神は、ある事を告げに来たと本題に入る。
先程の戦いでこの浮遊大陸を浮かせていた力が失われた。
この大陸は数年の内に元の地上…つまり現在の魔界に降りてしまう。
だから勇者ワンダ一人で今から地上に行き、大陸が降りるまでに魔物を一体でも減らしてくれ、と。
それを承諾するワンダに「私もついていく!」と主張するティオだが、却下される。
そして再会を約束して一人旅立つワンダ。
七年後。
この間に大陸が地上に降りたが、予想よりも混乱は起きなかった。
きっと「勇者」が大物の魔物を減らしてくれていたからだろう。
大人になったティオは各地を旅して魔物を退治して回っている。
ワンダに再び会える日を信じて。
ある日、小さな村を訪れたティオに魔物出現の知らせが入る。
知らせを受けて向かった先には魔物、そして魔物と戦う何者か。
この辺りには私以外対抗できる人はいないはず…
魔物を倒した人影は、こちらに向き直る。その手には…巨大な鍵。
そこには髪こそ伸びたものの別れた時と変わらない姿のワンダがいた。
「ワンダさん…。ワンダ。ワンダ!」
完。
以上でっす。
タイトル間違いは収録の時に直していただけるとありがたく。
ハズカスィー。
補足ですが、塔から脱出する時に服を脱いだり髪を切ったりしたのは、
物語独自の魔法理論に基づいてです。
要するに「見た目の大きさ」が大きいと魔法で浮かしにくい、って感じです。
乙っす!
と言っても途中まで読んで面白そうだから買うことにして読むのやめたけど
前スレの535、このスレの
>>205までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
1ヶ月以上経ったので「ディシディア ファイナルファンタジー」「FRAGILE 〜さよなら月の廃墟〜」を
●執筆予告がある物 の欄から消しました。
歪みの国のアリス、エンディングが抜けてるので思い出して書こうと思ったがバッドエンドが多すぎ
全部書けないのでグッドと、一番印象に残った因果律を書き換えるバッドだけでも
グッドの方は、首だけの猫と旅立つ、母親の墓に墓参り、母親の婚約者に貞操狙われる
の3個だったかが最後の選択肢で変わる、だったはずで、三つとも見て初めて全てが解る
最後の真相が解るのは墓参りのやつで、墓参りにいったら例の箱が置いてあって、それが開いて最後の真実が再生される
アリスが割腹した後、白兎が入ってきてそれに気付いた母親がこれ以上アリスを傷つける前に、自分を殺すよう白兎に訴える
それを聞き届けた白兎は、母親の包丁で母親の首を刎ねた
病院で持っていた包丁と首は、この際に入手したと思われる
首から下まで消失した理由は知らん、アリスを容疑者にしないよう気遣って不思議の国に持っていたのかも
一番唖然としたグッド(?)エンド
婚約者が貞操を狙うというのは、婚約者が母親と結婚しようとしたのは実はアリスを狙ってのこと
母親がアリスを殺そうとした最後の要因はこれに気付いたから、アリスのせいで苦労しっぱなしです
んでもって母親の婚約者だからという名目でアリスを引き取ろうとする婚約者、アリスにげてー
しかし、うっすらそれに気付いた叔父さんが、アリスをこっちで引き取ると言って婚約者を睨んでおしまい
首だけ猫と旅立つというのはそのままで、叔父さんの家に行くために家を出る際、猫を見かける
その猫を見てチェシャ猫を思い出してると、後ろから「その猫は美味しくないよ」と言われて振り向くと、
玄関に置いたスポーツバッグの上にチェシャ猫の首を発見、そのままお持ち帰りをする
因果律を書き換えるバッドというのは、アリスが自分が産まれてきたことを否定した結果
母親がアリスを出産するはずだった手術で焼け焦げた赤ん坊が腹から出てくる
そこに喪服を着たハートのクィーンが来て「どうかこの子を祝福してあげてください」と両親に告げて、その子を連れて行って終わり
これによって父親も死ななければ母親も狂わずに済む、アリスが想った誰も傷つかない未来へと繋がる、ただしアリスはそこに居ない
以上が歪みの国のアリスのED、アリスと母親は何をおいてもお互いを愛してましたって話、ちなみに俺は以前に書いた人とは別人な
>>207 エンディングは「歪みの国のアリス」のページにはないけれど
「歪みの国のアリス Part2」というページに分割して収録されています。
@wikiの仕様上、一定以上サイズの大きいページは投稿できないため
このように長いページは分割して収録することがあります。
>>207エンディングの内容、ちゃんと書いてあったけど…?
1ページ目にPart1とか書いてないし、2分割な事も書いてない
あとPart2という表記だとシリーズ物の続編のようにも見える
一番上にPart1と書いて容量の都合で2分割されていることも書く、またはPart1/2と書いて、Part2の方もPart2/2と表記する、
Part2とかの表記を(Part2)とカッコ付きとかに変更するとわかりやすいかもしれんね
>>205 やあ、そう言ってもらえると頑張った甲斐があったなぁ(笑)
212 :
207:2009/02/25(水) 21:19:49 ID:rCOB6LC80
マジかよ
更新履歴から飛んだんで、Part2には気付かなかった
スレ汚しすまん
213 :
ゲーム好き名無しさん:2009/02/25(水) 21:46:51 ID:oUaMB1H00
STALKER Clear Skyお願いします
中二病臭いストーリーばかりだね^^
216 :
ゲーム好き名無しさん:2009/02/26(木) 00:56:13 ID:pOlskFBR0
これはアメリカのゲームです。1度やってみてください。
これは、たった3分でできるゲームです。試してみてください。
驚く結果をご覧いただけます。
このゲームを考えた本人は、メールを読んでからたった10分で願い事が
かなったそうです。このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果を
貴方にもたらすでしょう。
約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。
たった3分ですから、ためす価値ありです。
まず、ペンと、紙をご用意下さい。
先を読むと、願い事が叶わなくなります。
1.まず、1番から、11番まで、縦に数字を書いてください。
2.1番と2番の横に好きな3〜7の数字をそれぞれお書き下さい。
3.3番と7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。(必ず、興味の
ある性別名前を書く事。男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら同姓の名
前をかく)
必ず、1行ずつ進んでください。先を読むと、なにもかもなくなります。
4.4,5,6番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さ
い。これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。
まだ、先を見てはいけませんよ!!
5.8、9、10、11番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。
6.最後にお願い事をして下さい。さて、ゲームの解説です。
1)このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。
2)3番に書いた人は貴方の愛する人です。
3)7番に書いた人は、好きだけれど叶わぬ恋の相手です。
4)4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。
5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。
6)6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。
7)8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。
8)9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。
9)10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。
10)そして、11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。この書き
込みを読んでから、1時間以内に10個の掲示板にこの書き込みをコピーして貼って下さい。そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。もし、
貼らなければ、願い事を逆のことが起こるでしょう。とても奇妙ですが当
たってませんか?
全部読み飛ばした
↓いつもの流れで
現在、旧スレが30K余り残ってます
長文でもあと5、6回はいけると思います
のでストーリー投下の方は旧スレ埋めに協力おながいします
スネークテイルズの最後投下しようと思ったけど
前スレ行った方が良いみたいなんであっちに持っていきます
前後しちゃってすまない
Wii「428 〜封鎖された渋谷で〜」のストーリー教えてください。
Last Day 希望の歌(ジン・アヤルート)1/2
ジンの話を聞いて自分も悪魔を消すために協力すると申し出た主人公は次の日レミエルの元へ行きアヤの完成させる歌と召喚サーバーを使い悪魔を消す作戦を伝えた。
迷うレミエルだったが決心したように召喚サーバーの元に行くにはベルの王にならなければならない事を話し、これからアマネを救うと同時にイザ・ベルを倒すためアマネの精神世界へ送ると話した。
理由を問いただすが時間がないためまずはイザ・ベルを倒しアマネを救ってくれとの事で主人公達はアマネの精神世界へと送られた。
そこは一本の大木と泉のある美しい草原で一体どこにイザ・ベルがいるのかと辺りを見回すと大木の傍にアマネが立っているのを見つけた。
主人公たちが呼びかけるとどこからともなく声が響き辺りの風景が赤一色へ変化した。
「人の心に土足で入るなんて許せないよねえアマネ」そう呟いて現れたのは、まるで巨大な蜘蛛のような悪魔イザ・ベルだった。
襲いかかるイザ・ベルへ攻撃を仕掛け倒そうと試みるがイザ・ベルへ攻撃する度に大木の傍にいるアマネが傷つく事に戸惑う主人公たち
しかしレミエルはイザ・ベルが弱まれば支配も弱くなる、細心の注意を払いながらイザ・ベルへ攻撃して下さいと言われ攻撃すると言葉の通りアマネの意識が戻り主人公たちの所へ戻ってきた。
それに激昂し再びアマネを取り込もうとアマネの影を召喚するイザ・ベル。だが、主人公たちの攻撃の前に倒れ「ベル・ベリト様申し訳ありません!」と叫んで消滅した。
そしてその力が主人公へと流れ込み、同時に全員現実の世界へと戻る。
アマネから礼を言われ召喚サーバーについて聞くと、召喚サーバーは魔界に存在し、その前に行くためには東京を魔界に堕とさなければならないと言われそれが教えきれなかった理由だと分かった。
そしてレミエルも主人公を信じ、アマネを介して東京を魔界に堕とすため東京を守護する四天王を倒さなければならないと話した。
時間がないためすぐ護国寺へ向かいビシャモンテンに会うとすでに状況を理解しているが自分はそれでも使命があると話して望まない戦いを始める事になった。
ビシャモンテンを倒すと任せたぞと言い残し消滅した。次は残り2名の内ゾウチョウテンのいる千岳寺へ向かうとすでにビシャモンテンが倒された事を察しており主人公たちを待ちかまえていた。
戦闘が始まる時、背後からコウモクテンが現れ挟み撃ちの形で襲われたが何とか倒すとついに東京の守護がなくなり魔界化が更に悪化した。
だが迷っている暇はない、六本木ヒルズに向かい翔門会の元にいるベル・ベリトを倒すため翔門会に辿り着くと入り口にベル・ゼブブが立ちはだかっていた。
「他のベルを取り込み、今や私よりも強くなったベル・ベリトの元へお前を倒し、その力を運んであげましょう」そう言い放つベル・ゼブブは悪魔を召喚し主人公たちに襲いかかってきた。
そして主人公たちが思いの外実力をつけていると分かると召喚した悪魔を餌にして自分の子を出し、更に攻撃を仕掛けてきた。
激闘の末にベル・ゼブブを倒すと主人公を讃えるような台詞を残し、消滅。その力は主人公へと流れ込んだ。
Last Day 希望の歌(ジン・アヤルート)2/2
いよいよ最後のベル、ベル・ベリトとの戦いを前にしてアマネの父である教祖の元へ辿り着くと、教祖はアマネが自分を裏切った事を怒り、神によって左右されるこの世界の歪み、人間は神から独立しなければならないと叫んでベル・ベリトを自分を生け贄にして召喚し息絶えた。
「愚かな人間だ、本当に私が人間ごときに協力していると信じていたのだからな。だが神を滅ぼすという事だけは守ってやろう、今こそベルの王となり私が神を滅ぼす時だ!」
2人のベルがついに対峙し、王を決めるという戦いも最後となった。
父の死に放心するアマネを支え、強烈な攻撃を仕掛けるベル・ベリトの元へ移動用操作パネルを利用して辿り着き、全力で戦う主人公たち。その巨体が崩れ落ち、怨嗟の声と共にベル・ベリトが消滅してついに戦いは終了。主人公はベルの王となった。
息をつく暇も無く、自衛隊による最終決断が下される前に悪魔を帰さなければならない。歌を完成させて追いついたハルと共に主人公たちは屋上へと上がりナオヤの組んだ悪魔召喚プログラムに辿り着いた。
そこでアツロウがハッキングし、ハルが完成させた歌を流すと始原のベルである巨大な塔バ・ベルが現れた。バ・ベルは問う、王たる力を示せ、と。
主人公たちはその言葉に従いバ・ベルを撃破。主と認めたバ・ベルは「何をするのか」と問い、全ての悪魔の帰還、と主人公が言うと自分たちのCOMPから悪魔が消えた。
これで悪魔は消滅し東京は守られたのだが安心するのは早かった。主人公は神による管理を完全に止めるためにバ・ベルを封印する事を決める。
防衛機能が発動したバ・ベルと戦い、それに打ち勝ち主人公は最後の命令を下した。
「二度と現れるな」
その台詞の通りバ・ベルは誰の手も届かぬ場所へと還り、東京から悪魔が全て消滅した事で全ての人々が救われた。
力の放棄により意志を見せた事が意外だと話すアマネへ主人公は「父を亡くす方がもっと辛い」と話すと「・・・王とはその力ではなく意志によって決まるのですね」とアマネが呟いた。
それからしばらくして主人公、アツロウ、ユズの3人が平和になった東京を歩いているともう動く事もない主人公の改造COMPにメールが届いた。
今回は試練を乗り越える事が出来たがまだ終わったわけではない事、もし主人公が己の欲望に任せて力を使うのならば我々は天界の全勢力を持ってこれを阻止する。と書かれたそのメールを見ながら主人公は空を見上げるのだった。
相変わらず読みにくい上に遅くなりましたが最終日ニュートラルエンドです。間違えてセーブしたので他のルートはちょっと厳しい予感。
このゲーム、分岐多いのにセーブが固定だから間違えてセーブすると目も当てられないのが痛い・・・。
最後にうろ覚えだけど少しだけまとめ
イザ・ベル:恐らくイゼベルの事。バアル信仰をしてユダヤ教を迫害したが最後は転落死の後、馬に踏まれ犬の餌になるという中々壮絶な最期を遂げた人。
ベル・ベリト:バールベリトの事で契約と認証を行う悪魔。腹黒なのか邪悪な契約を認証して多くの人間を地獄に墜としたらしい。名前は有名な悪魔であるバアルとベリトの合成語と言われていて今作ではベルの王の設定とかけているのかなと想像したり。
バ・ベル:あの有名なバベルの塔の事でベルの力の塊として登場。最後の最後に出てきて射程無制限攻撃や全耐性など凶悪なスキルを数多く所持、しかもニュートラルルートでは全ての悪魔が消えてから最終決戦なのでスキルとレベルをミスると間違いなく詰む。
自衛隊の最終決断:前に書いた超電磁結界を発動する時間の事。
という感じでデビサバ終了です。例によって突っ込み処は満載だと思いますが話は間違ってないからセーフ・・・かな。
乙ー。
でも今回ニュートラルルートって無いよね?w
ロウもカオスも皆殺しだぜヒャッハー!
なメガテン的ニュートラルルート、欲しかったなぁ。
一応ジンがN、ナオヤがC、アマネがLって扱いだったかと。
他のエンドの分類までは分からないけど・・・
アツロウは悪魔をコントロールして兵器(というより抑止力)化
ユズは無理やり脱出してバッドエンド(一応クリア扱い)
だったかと。
>>226 その答えは思いっきり見当違いだぜ
LNCのどれにあてはまるか、って話だろ?
まあそれはいいんだが
そんなド派手にネタバレするんなら新作ネタバレトリップくらいつけようぜ
俺は知ってるからいいが
まだやってなくて楽しみにしてる奴もいるんだからさ
デビサバ投下した者ですがLastDayのアヤと書いてある部分、実際はハルです。
微妙にミスって申し訳ない・・・wikiの方で修正した内容にしておくのでご容赦を
ps3 龍が如く見参 よろしくおねがいします!
へたくそで詰んでしまって・・・
前スレようやく埋まった。
前スレ大神の人、(容量への挑戦という意味も含めて)乙です!
ワンダースワンの仙界伝封神演義と仙界伝2をお願いします。
PSのFFZのストーリーの続きってもうないのかな
wikiに既に載ってるんだけどすごいいい所で切れてるんだよね
>>233 未解決に名前が挙がってるくらいだからないんだろう
いいとこっつーかものすごい序盤だな
あれは、スレの埋め立てついでに、
気まぐれで投下されただけだから。
続きには期待しない方がいいな。
別にあれの続きじゃなくたっていいが
最後まで書いてくれる人が登場するのを待っている。
前スレの581まで、このスレの
>>236まで、連絡用掲示板の「差し替え・追加スレッド」の120までを
Wikiに収録、未解決リストに反映しました。
3ヶ月以上経ったので「2999年のゲーム・キッズ」「サイバーボッツ -FULLMETAL MADNESS-」
「ペルソナ4」を ●途中 の欄から消しました。
ガンパレードオーケストラ書きたいです
シナリオに重複があるので白・緑・青全ていきたいんですが
予約したい方いれば譲ります
ちょうど再プレイしてるところだからペルソナ4を書かせて貰っても良いかな?
文才ないからちょっと心配だけどなるべく分かりやすくは書くつもり
>>238 予約なんて早いもの勝ちじゃね?
というわけでぜひお願いします
>>239 というわけでお前さんも
いちいち許可なんて取らずに
ばんばん予約してばんばん書いて下さい
thx
ではお言葉に甘えてペルソナ4予約させていただきます
なるべく間が空かないように努力するんで待っててください
243 :
GPO白:2009/03/06(金) 22:46:49 ID:dmFmrR1mO
>>240 ありがd
携帯からなんで遅いかもです
あと文章・内容おかしかったら指摘お願いします。
244 :
GPO白:2009/03/06(金) 22:55:03 ID:dmFmrR1mO
とりあえず背景・用語・設定・お約束などから書いていきます
※お約束※
その1:私見ですがガンパレ世界ではメタファーが大きな意味を持っているようで。
なので用語も正確には書けませんが悪しからず。
その2:自由度の高いゲームなのでストーリーはありません。
が、『ストーリーらしきもの(仮称メインシナリオ)』ならあります。
普通のゲームならただのイベントなんですけどね。で、『』←この部分がスレの意図に沿ってると思われるのでココを順次投下していきます。
※用語・背景など※
【幻獣】
黒い月とともに第五世界に突如現れ、人類を滅ぼそうとしているモンスター。
サイズや形質は様々ですが目が赤い特徴があります。
倒すor逃げるときは消えます。
倒しまくれば勲章がとれたり英雄になれます。
その正体はゲーム中は触れられることはありません。
【黒い月】
地球と月の間に突如出現した謎天体。
これもゲーム中は(ry
【第五世界】
いわゆる平行世界。
平行世界は全部で7つあると言われており、ガンパレードマーチ(以下GPM)の続きがGPO。
ですからGPM世界=GPO世界=第五世界。
私たちのいる世界は第七世界。
その他の世界は
第四世界=精霊機導弾
第六世界=式神の城、絢爛舞踏祭
でお隣りの世界になってます。
それぞれまとめWikiを参照していただければ多少補完できるかと。
第五世界はバイオ、サイバネティクス技術が発達していて、GPOの登場人物はほぼクローンです。
生産された順に第一〜第六世代までは確認。
だんだん人間ではなくなっています。
また、後述の人型は古代の巨人をクローン再生して骨格を利用してます。
この世界はゲーム開始時点で日本以外の国、土地はほとんど幻獣の支配下にあります
【OVERS】
オーバーズ。人型の制御プログラム。
介入にも使えて便利。大抵夢見がち
【人型】
全高9mくらい。
人間が乗って動かし、第五世界では人型戦車と呼ばれています。
245 :
GPO白:2009/03/06(金) 23:02:01 ID:dmFmrR1mO
【介入】
別の世界の人間や義体(つかロボット)の視点でうごけます。
イメージ的には別世界の幽霊がとりついて好き勝手に体を使ってる感じ。
介入するとかなり好き勝手できるので、好きなキャラを自室に連れ帰って朝まで〇。〇〇とかできます。
ゲーム的には介入したキャラ=その周回の主人公。
ちなみに一部キャラに介入が気付かれると「悪趣味」「犯罪者」などといわれる。
プレイヤー以外にも介入している人はいるようです。
好きなキャラに介入できるので固定の主人公キャラはありえません(が、暫定的に自キャラを指して主人公と呼びます)。
主要キャラはギャルゲー的攻略により、専用endが見れます。が、本筋とは無関係かつ膨大な量になるので書きません。
その他用語解説の必要が生じた時点で随時書いていきます。
では白からメインシナリオ(仮)書きます。
246 :
ゲーム好き名無しさん:2009/03/06(金) 23:14:08 ID:8KY9Wmi30
中二病患者用ストーリーばかりだね^^臭い臭い
247 :
GPO白:2009/03/06(金) 23:19:32 ID:dmFmrR1mO
ゆめが人をくるしめるのなら
ゆめが人をたすけることもできるはずだ。
ゆえにわれわれはこのプログラムを建造する。
力のかぎり。われわれがわれわれたるために。
OVERS Systemは全プレイヤーの同一存在を生成しています……
「初めまして。もしくは…お帰りなさい 」
とりあえず最初はストーリータイプ[戦闘記録]しか選べないのでこれでゲームスタート。
GPO白はストーリータイプ[戦闘記録]と[神話]があり、戦闘記録は幻獣との戦闘の発生頻度が高いモード。
神話は繰り返しプレイすることでGPO世界がより理解できるようになっています。
あとモードによって選択できるメインシナリオが違います
はじめ世界観の説明。
→第五世界1945年、人類の天敵幻獣が出現。
→人類ほとんどあぼーん。
→政府が自衛軍(自衛隊?)立て直しの時間稼ぎに学生を学兵として徴兵。
→GPO白ではそんな学兵の一人として、死なないようにがんばります(1999年12月スタートで最長3ヶ月間続けると一周クリア)。
まぁ死んでも一周回るんですが。
最初は赴任してきたばかりの小隊長として部下にあいさつしてきたり変な髪型の教師からレクチャーを受けつつ技能訓練や身体能力を伸ばしていきます。
今回は選択できるシナリオの中からライバルと対決編に入ります。
2日目。
朝一、会議室で上官から模擬戦に参加を命じられます。
相手は軍でも期待のホープらしく、こちらをなめてかかってます。
部下から装備を奪って戦車に乗り換え、サクッと蹴散らして模擬戦終了。
3日目からは授業→訓練or戦闘→就寝→授業…の作業に入ります。
このゲームはイベントがランダムなので運が悪いと何も起こらないまま一周終わってしまうのですが、一応ライバル対決編でこの後起こり得るイベントをざっくり。
→ライバルがコネを使って部下を引き抜こうとする。(ヒロインの愛情が下がるor自分の評価が下がる)
→ライバルが自慢話をしにくる。(疲労する)
→ライバルがコネを使って無謀な作戦に参加を要請してくる。
最後の作戦で勝利すると勲章がもらえて転属条件達成。
【転属】
同シリーズの後発の作品に前作、もしくは前々作で特定条件を満たしたキャラを登場させられるGPOのシステム。逆行は出来ない
248 :
GPO白:2009/03/06(金) 23:46:25 ID:dmFmrR1mO
『英雄の敵討ち』編
ストーリータイプ[戦闘記録]から『英雄の敵討ち』編。
このゲームのシナリオはゲームスタート時に、発生する可能性のある場所に移動するとランダムで発生するみたいです。
→『英雄の〜』編に入れる場所に移動すると戦闘になり、主人公が憧れる軍人とともに戦うことになります。とりあえず勝利する自軍営。
しかし、敵は増援を繰り出してきます。
多勢に無勢でこのままでは確実に全滅してしまいます。
英雄「俺が囮になる。お前は逃げろ!」
こうして自分は助かりましたが英雄あぼーんで下がる士気。
落ち込む主人公に上官が言いました。「君が次の英雄になれ」
こうして主人公は英雄になるために自らを鍛え上げる決意を固めるのでした。
この後はイベントが発生する条件を満たすとランダムに以下のイベントが発生します。
それまでは勲章を取ったり技能訓練を機械的にこなしたりしなくてはなりません。
あと英雄は「ひでお」じゃないです。念の為。
→英雄を殺した敵がこちらの戦区に回ってきたらしい、と聞かされ戦闘に。
ターゲットをその戦闘で倒せれば転属条件クリア
上官や周りにも新しい英雄として認められる
→英雄の遺族がこの近くに住んでいる、と聞かされます
(必ず救出作戦になります)。
→戦闘前に上官に「勝ったら勲章をやる」と言われます。
遠まわしに絶対勝てと言われているらしいです。
プレッシャーかけてる?
→英雄が死んだ同じ場所、同じシチュエーションで戦うことになります。
これらのイベントは死んだらもちろんゲームオーバーですが勝ちorただの負けでも普通にゲームは進みます。
なので今一つイベントの意味が…
『英雄の敵討ち』編終了
249 :
GPO白:2009/03/07(土) 02:06:59 ID:U/w1puZMO
『幻獣共生派』編
ストーリータイプ[戦闘記録]から『幻獣共生派』編
主人公が街中を通ると幻獣共生派のアジトが破壊された現場に出くわした。
無惨に殺された共生派の死体を前に主人公は思わず呟く。
「可哀想に…」だが、その言葉を聞いている者がいた…。
幻獣共生派編に入ると主人公や部隊の周りを共生派がうろつくようになります。
主人公は彼らの仲間であると疑われ、仲間にもプレッシャーがかけられます。
「何とかしなければ…」
焦燥感に駆られる主人公ですが具体的な対策は決められず、時間だけが過ぎていきます。
精神的に追いつめられる主人公。
そんな主人公の前に共生派があらわれ、裏切りを促すのでした…。
ここで裏切るか?裏切らないか?決断を迫られます。
直後に最終戦闘になりますが裏切らないほうが難易度は低めです。
どっちを選んでも戦闘の結果で分岐します。
大勝すると疑いを晴らして転属クリアとなります
イベントが地味な上になかなか起こらないので途中忘れてますが
【幻獣共生派】
幻獣マンセーのテロリスト、もしくはテロリスト予備軍。
見かけたら問答無用で殺しても良い。
疑われると魔女狩りみたいなことにも
ちなみに幻獣は緑を蘇えらせるそうですがもしかして(´Д`)ナウシカデツカ?
250 :
GPO白:2009/03/07(土) 02:12:53 ID:U/w1puZMO
『ペンタ第五世代復讐』編
ストーリータイプ[戦闘記録]から『ペンタ第五世代復讐』編
これだけちょっと毛色が違っていて、特定の場所に行くのではなく特定の戦闘で負けると始められます。
条件は幻獣軍の親玉が「ペンタ5」のとき負けること
主人公は過去にペンタ第5世代に負けていた。
屈辱が胸を刺す。
この苦しみから逃れるためには奴を殺すしかない…!
基本戦って勝ち続けるだけで進行します。
ちなみに最初のペンタ5戦は狙って負けない限り負けません。
勝ち続けていると、・ペンタ5が同じ戦区で暴れている
・ペンタ5が最近の自分の活躍で引っ張り出されてきたようだ
・ペンタ5が力をつけて危険になった。気をつけろ
・部下を人体実験に使わせろ(変わりにペンタ5の情報をやる)
などのイベントを経てペンタ5と再戦します。(イベント飛ぶことも良くありますが)
再戦で勝てば転属クリアですがボス戦としてはゲーム中1、2を争う難易度の低さで緊張感は皆無。
【ペンタ5】
ペンタ第5世代。
クローンの第5世代は対幻獣用に造られましたが、ほとんどが人類を裏切って幻獣側につきました。
手から出す怪光線と臭い息で戦います。
主要キャラの何人かも第5世代ですが性格も能力もダメダメです。
『ペンタ第五世代復讐』編終了
これで[戦闘記録]はとりあえず終わり、ストーリータイプ[神話]のほうのシナリオに入りますがとりあえず落ちます。ノシ
途中までですが投下します。
ゼロの活躍によりコピーエックスは倒された。
それから一年後。
最悪の事態を逃れることが出来たシエル達は半壊したレジスタンスベースを去り、
別のレジスタンスと合流、新たなレジスタンスベースを建造し生活を始めていた。
しかしゼロがレジスタンスの元に戻ってはきてはいなかった。
一方、ゼロはシエルやレジスタンス達のことを案じながらもネオ・アルカディアの追撃から逃れていた。
ぼろ布を纏い、傷だらけになった体で砂嵐の吹きすさぶ荒野を一人歩くゼロ。
そこにネオ・アルカディアの軍勢が襲い掛かる。
「ちっ、しつこい奴らだ…」と呟きながらゼロは荒野を一人駆け抜ける。
ゼロは迫り来る軍勢を退け、大型メカニロイド「メガ・スコルピオ」を倒した。
しかしさすがのゼロにも限界が来ていた。ゼロはその場に倒れてしまう。
そこに四天王の一人、ハルピュイアがアステファルコンに跨り現れる。
「…ゼロ…生かしておくべきか…それとも…」
場面は変わってレジスタンスベース。
元は別のレジスタンスにいた司令官、エルピスがレジスタンスの皆に挨拶をしている。
彼はエネルギー研究で多忙なシエルに代わって司令官を務めていた。
「レジスタンスの皆さん…長い間、ご苦労様でした…
皆さんのおかげで、ようやくこの新しいレジスタンスベースが完成しました…
私エルピスもこうして新しいベースの司令官としてここに立てることを大変、光栄に思います…
これからも…これまで以上に努力いたしますので…みなさん、よろしくお願いします!」
「アカルイミライヲー!」レジスタンスの隊員達の声が司令室に響く。
これからも頑張ろう、と声をかけながら出て行く隊員たち。そこへ入れ違いでシエルが現れる。
「フフ…照れくさいですね、司令官なんて…本当に私なんかでよかったんでしょうか?」
「ネオ・アルカディアから逃げるだけで精一杯のレジスタンスをまとめ、同等に戦えるようになったのはアナタのおかげ…」
「そんな…私がこんなに頑張れたのも…ひとえにアナタが…シエルさんがいてくれたからこそです…」
「ただ…これだけは忘れないで欲しいの…レジスタンスは飽くまで、自分達を守るための手段、ってことを」
「フフ、分かっていますよシエルさん!飽くまで、シエルさんの研究が完成するまでの時間稼ぎですよね
しかし…まだエックスが復活していない今、今がチャンスなんです!
自信があります…今回の私の作戦だけは、ぜひやらせてください…」
「………分かったわ…だけど本当に、無理だけはしないでね…」
「はい、分かりま…」
エルピスの言葉を遮るようにレジスタンスの隊員の一人が司令室に駆け込んでくる。
「た、大変です!!外に、ゼっゼロさんが!!ゼロさんが倒れてます−−!!」
「えっ…ゼロが!?」
「さっ、こっちです」
どうやらレジスタンスベースの外にゼロが倒れているらしい。レジスタンスと一緒に外へ出て行くシエル。
「わーーーゼロさーーーん!!」
他の隊員たちもゼロのところへ向かう。
「………ゼロ…さん、か…」
エルピスが呆れたような声でポツリと呟く。
救出されたゼロはセルヴォによってメンテナンスルームで修理を受けていた。
しばらく動かなかったゼロの体がわずかに動いた。
「ゼロ…!」
意識を失っていたゼロが目を覚ます。
「生きていたのね…ゼロ!!」
「おお!ゼロ!目を覚ましたかー!まったく、こんなにボロボロになりおって…よく…生きて、帰ってきたな」
シエル達に救われたことが分かったゼロだが、ここかどこかは分からない。
「…ここは?」
「私達の、新しいレジスタンスベースよ…あなたのおかげで私達はネオ・アルカディアの追及を逃れ…
ここで新しい生活を始めることが出来たの。本当にありがとう…そしてすぐに迎えにいけなくて…ごめんなさい…」
「さ、シエル。話は尽きんだろうがもう少し休んでもらおう。これからはずっと会えるんだからな。
ところでゼロ。君が持っていた武器はほとんど壊れていたから私が修理しておいた
新しい武器も用意しておいたから、後で私の部屋まで来てくれたまえ」
部屋に戻っていくセルヴォ。
「じゃ、私もちょっと席を外すわ…私も研究室にいるから元気になったら、会いに来てね。待ってるわ」
そう言ってシエルも自分の部屋に戻っていった。
メンテナンスルームを出て、司令室を通って研究室に向かうゼロ。だが、エルピスに呼び止められる。
「フフ、ちょっと待ってください。もしよかったら自己紹介させてくれませんか?ゼロ…さん。
私この度…この新レジスタンスベースの司令官となりましたエルピスと申します。
ゼロさんのことは常々シエルさんから聞いておりました…ぜひお力を貸してください。
共に戦いネオ・アルカディアを倒しましょう!!」
「ネオ・アルカディアを倒す…か。倒してそれで終わりなら、シエルもあんなに悩まないだろうな。」
ネオ・アルカディアを倒そう、というエルピスにゼロは言う。
「そういうあなたはどうしようと…」
「分からん」
「フフハハ、ゼロさん…意外と冗談がお好きなんですね…ともかく、今後ともよろしくお願いします。伝説の英雄…さん」
少しギクシャクしたがエルピスの自己紹介が終わり、ゼロはシエルの研究室に向かう。
シエルはゼロの体の心配と、今まで探しにいけなかったことを詫びる。
「よく…ここまで来てくれたわね…」
シエルの話によると、ゼロはこのレジスタンスベースの前で倒れていたらしい。
しかしゼロには話がわからない。本来自分が倒れたのは荒野の真っ只中だったはずなのだから。
悩むゼロだったが、シエルが研究しているものについて話を聞く。
シエルによると、今研究しているものはエネルゲン水晶に代わる新しいエネルギーらしい。
成功すれば、世界を根本的に変えられるとも説明した。
元々、ネオ・アルカディアがレプリロイドを弾圧し始めたのは、エネルギー不足が原因だった。
人間の社会を守るため、能力の低いレプリロイドがエネルギーの無駄遣いだと判断し処分していたのだ。
この世界の争いはエネルギーを巡る争い。だから新しいエネルギーを開発できればこの争いは終わるはず、とシエルはゼロに話す。
シエルはこの話ををエルピスに話も話したが、笑われたらしい。
彼は口ではシエルの研究の完成を待っているが、本当はネオ・アルカディアを倒す以外には平和にする方法をないと考えているらしい。
シエルの話を聞いた後、セルヴォから新しい武器、チェーンロッドと修理された武器を受け取るとゼロは司令室へ向かう。
そこでエルピスからゼロにこなしてほしい4つのミッションを受ける。
ミッションで、「デュシスの森」へ向かった仲間の救出に向かう。
森の奥にある遺跡へ進み、仲間を簡易転送装置で救出しながら奥へと進んでいくゼロ。
遺跡の最深部で、ネオ・アルカディアのレプリロイド、ヒューレッグ・ウロボックルに襲われている仲間を発見する。
彼はそこで調査目的であるベビーエルフを捕獲したらしい。彼を逃がしてゼロはウロボックルと戦う。
戦いの末、ウロボックルを撃破したゼロの前に、エックスが現れる。
「久しぶりだね…ゼロ…」
「エックス!」
「どうやらボクも、ゆっくり休んでいる場合じゃなくなりそうだ…ベビーエルフが2人とも目覚めてしまった…
ベビーエルフはまだ子供だ…2人は、心細さに打ち震えながら母を求めて泣いている…」
「…何が言いたい、エックス…」
「ベビーエルフ達は母に会うためならなんでもする…人の心を揺さぶり、運命を狂わせる…
母である、ダークエルフに…ボクが封印している、ダークエルフに会いたいがために、ね…」
そういうと、エックスはまたどこかへと去ってしまった。
「待てエックス!…ダークエルフ…だと…?」
エックスの言っていることは分からなかったが、ゼロは『ダークエルフ』という言葉が妙に気にかかっていた。
今日はここまで。
ちなみに、ネオ・アルカディアがレプリロイドを弾圧していた理由が1から変更されたっぽい。
1では「イレギュラー化を恐れて」だったけど2からは「エネルギー不足のため」になった。
乙
GPO途中で挫折したからありがたい
ペルソナ4を途中までですが投下します
前任者の方の続きから雪子救出までです
間違い等あれば気兼ねなく指摘お願いします
259 :
ペルソナ4:2009/03/07(土) 12:14:53 ID:KxQeOqv70
その夜テレビのニュースで雪子の実家である天城屋旅館と雪子が取り上げられる。
また、その夜のマヨナカテレビを見ると着物姿の女性の姿が映る。
夢の中でまたベルベットルームに招かれる。
クマと交わした約束=契約に基づきベルベットルームへ訪れる権利を得、鍵を渡される。
翌日、陽介がペルソナ能力が覚醒すると同時にテレビに入る力が得られたと言う。
直後に千枝が雪子との連絡が取れないと慌てながら飛び込んでくる。
しかし実際には忙しくて連絡が取れないだけで念のためジュネスでクマに聞いてみるが誰も居ないという返事だった。
その夜マヨナカテレビを見ると鮮明な映像が映し出された。
雪子がドレス姿で映っており王子様を探す為逆ナンをするらしい。
普段の雪子とのギャップの大きさに驚く陽介を落ち着かせ、千枝に連絡を取るように指示する主人公。
翌日に3人で集まることに。
次の日、3人でテレビの中の世界に潜入する。
雪子の気配を頼りにクマの案内で連れてこられたのはマヨナカテレビで映っていた城のような建物だった。
城の中に雪子が居ることは間違いないというクマの発言を聞いた千枝は1人で城の中に入ってしまう。
後を追いかけた主人公たちが見たのは、「自分には千枝に守ってもらう価値が無い」という雪子の心の声を聞いて動揺する千枝の姿だった。
260 :
ペルソナ4:2009/03/07(土) 12:15:24 ID:KxQeOqv70
そこに現れたもう一人の千枝が「自分よりも美人で人気のある雪子が自分に頼る姿はたまらなかった」と心の底を暴く。
その声に耐えきれず、千枝は「アンタなんか、あたしじゃない!!」と言ってしまう。
その言葉を受けてもう一人の千枝は大きなシャドウの姿へと変身する。
千枝を守りもうシャドウを倒すともう一人の千枝は元の姿に戻った。
なおももう一人の自分を否定しようとする千枝だが、主人公や陽介の説得を受けて自分を受け入れる。
こうして千枝もペルソナを手に入れる。
力を手に入れたことですぐにでも雪子を助けに行こう焦る千枝だが、体力の消耗が激しい。
異界の霧が晴れる日=現実の世界に霧が現れる日までは雪子が死ぬことはないという説明と、
絶対に失敗できないから万全の態勢で臨もうという説得を受け入れ、救出を延期することを承諾する。
広場に戻った3人とクマは改めて雪子を助け、事件を解決することを誓う。
また、陽介は主人公の力が一番強く、冷静にみんなを導いてくれるとの理由で主人公に仲間たちのリーダーをやってくれることを頼む。
その意見に千枝とクマも賛成しこうして「自称特別捜査隊」が結成された。
再び城に向かう自称特別捜査隊一向。
以前千枝に追いついた部屋で雪子らしき人物を発見する。
見た目は雪子と同じだが普段の雪子とは全く違うその言動から雪子のシャドウだと気づくが、雪子のシャドウは一足先に奥へと進んでしまう。
後を追いかけて城の最上階に到着すると、そこには雪子とシャドウの2人がいた。
天城屋の女将という決められた将来を、結局自分の救いとはならなかったと千枝を否定しどこかに行きたいと願うシャドウ。
雪子はその言葉に耐えられず「あなたなんか…私じゃない!」とシャドウを否定してしまう。
今までと同じように否定の言葉を受けて力を増すシャドウ。
大きな籠の中の鳥の姿へと変身したシャドウを皆で迎え撃つ。
激戦の結果なんとかシャドウを倒すと、シャドウは元の姿へと戻る。
自分の本心を受け入れた千枝の心からの言葉を受けて、雪子はシャドウを受け入れることを決心する。
これにより雪子もペルソナを手に入れることができた。
長時間テレビの中に居たために心身の消耗が激しい雪子を慮り、話を聞くことは雪子が回復してからとし一旦解散する一同。
なんとか友達を救うことができた達成感を胸にそれぞれ自分の家に帰るのだった。
261 :
ペルソナ4:2009/03/07(土) 12:17:06 ID:KxQeOqv70
今回は以上です
なるべく早く続きを投下するようにします
262 :
GPO白:2009/03/07(土) 13:29:47 ID:U/w1puZMO
[神話]『〇〇を探す』編
ストーリータイプ神話から『〇〇を探す』編
神話編はいくつか使命があり、今回は『〇〇を探す』使命から全部まとめて
探すものは平和、恋人、離散した家族、過去の記憶、英雄
基本的にはランダム要素であるイベントを起こして情報を集め、目的のものを手に入れるって感じ。
情報は〇〇は〜技能が必要とかとるべき勲章を教えてくれるだけ。
ランダムイベントなので見なくても良く、技能・勲章を既に持ってれば意味なし。
導入部はそれぞれ
平和・恋人
→主人公は何かがもの足りない。
…そうだ平和(or恋人)を手に入れよう!
離散した家族
→行方不明になった家族はどこに…?
とりあえず母親を探そう
→過去の記憶
自分には失われた過去がある
取り戻さなければ…
英雄
→戦いは絶望的な状況だった。
だがあきらめるわけにはいかない。
そうだ英雄を探そう!
みたいな流れ
最後は探しているものが見つかって良かったね。チャンチャン♪
という終わり方
英雄だけは「探している間に自分が英雄になってました」で終わり、使命達成(転属クリア)
『〇〇を探す』編終了
263 :
GPO白:2009/03/07(土) 13:34:40 ID:U/w1puZMO
『超巨大幻獣を倒せ』編
導入が2パターンあって
→戦いは絶望的な状況だった。
だがあきらめるわけにはいかない。
そうだ幻獣の親玉を倒そう!
→猫の神さま「あれ倒してきて」ハァ?
幻獣を殺しまくって人類最強になり、最終戦闘で超巨大幻獣ヌッコロスと使命達成。
巨大幻獣はFF10のシンの体内って感じ
『超巨大幻獣を倒せ』編終了
『よき神々』編
最近とてつもなく
ツイつない主人公。
きっと貧乏神でもついてるに違いない。
そうだ神さま探してこいつを何とかしてもらおう
→これは良く覚えてませんが結局神さまは見つからなくて自分で何とかしたはず。
貧乏神云々は結局主人公の勘違い(GPMの不幸少女田辺と同じオチ)。
『よき神々』編終了
『復活する使命』編
主人公はかつて伝説級の人物でしたが失敗して、今は静かに暮らしてます。
でもまだ諦めたわけではありません
→十分な能力を身に付け、部隊のメンバーから信頼されれば復活(使命達成)
『無能な人』編終了
264 :
GPO白:2009/03/07(土) 13:40:40 ID:U/w1puZMO
>>263最後ミスった(恥)
『無能な人』編
主人公は無能で有名。
部下にも馬鹿にされてます。
→復活する使命とほとんど同じ。
成長して必要な能力身に付ければ使命達成
『無能な人』編終了
これでGPO白の[戦闘記録][神話]のメインシナリオ全部終わりです。
端折ってると思われるかもしれませんが、本当に使命に関する話がプレイ中ほとんど出てこなくて。
単調な育成作業&戦闘をずーっとやってます(育成&戦闘が一周の八割以上。残りはギャルゲー要素)。
緑・青は追加シナリオがありますが、ここまでの全てのシナリオも搭載されてます。
なので緑・青は追加されたシナリオを書くに留めます。
で、一旦落ちます。
GPO乙です
キャラ毎のイベント書くのかと思ってたけど、3章+転属組はまず無理な量ですしね
残りも頑張って下さい
266 :
GPO緑:2009/03/08(日) 10:21:20 ID:QDfU5qhgO
>>265 dクス
さすがに全キャラ(+転属後のイベントまで)は一人では書けないッス…
専用スレ下さい。
あと、検証してて訂正箇所見つかったので
「白のシナリオ全部緑・青にも搭載」は間違いでした。
緑→全搭載+α
青→[戦闘記録]と『超巨大幻獣を倒せ』編、『過去を探す』編+α
が正しいです。
失礼しました。
今から緑の+α部分投下します。
267 :
GPO緑:2009/03/08(日) 10:28:41 ID:QDfU5qhgO
ひとはしあわせになることをねがって
たいようのこえをきくのをやめました。
ほしぼしにせをむけ、つきのめぐみもわすれました。
まどのそとではたいようはかげり、ほしぼしはおち、
つきはうかばず、はなはかれ、あさつゆがなくても、
ひとはそれをたにんごとだといいました。
ひとりのひとのこがそれはおかしいといいました。
じぶんだけがよければそれでいいのかと。
ひとりのひとのこはひとであることをはじて
猫になり、山に登ります。
失った何もかもを取り返し、正義の御旗を
打ち立てるために。その旗こそはストーブよりも
暖かい部屋よりも我が心を暖める、
真の友を得る唯一の冴えた方法。
猫は善行忠孝を名乗り、世に渦巻くあしきゆめの
ことごとく、邪悪な企みのことごとくを敵にまわし、友が来るのを待ちました。
貴方が猫の友であるならばコントローラを
手にとりなさい。
OVERS Systemは全プレイヤーの同一存在を生成しています…
GPO緑はGPO二作目ですが白と直接話がつながってるわけではないです。
舞台が移動してます(前回青森。今回中国地方の山の中)。
世界観は前回と共有。
また、今回は敵中に取り残された陣地で民間人を守りつつ、脱出の機会をうかがいます。
参謀の案は「民間人を守って戦う正義のヒーローを演じ、軍上層部がここを見捨てられないようにしてやろう」
というわけで民間人と交流したり守ったり、自分たちの戦いぶりをアピったりしつつ今回も3ヶ月間生き残りを目指します(2000年3月スタート)。
追加されたストーリータイプは[ヒーロー]。
[ヒーロー]は主人公が、よりドラマチックな活躍をするようです。
大体、学校を軸にストーリーが進みます。
268 :
GPO緑:2009/03/08(日) 10:31:24 ID:QDfU5qhgO
ストーリータイプ[ヒーロー]から。
『番長』編
登校すると「この学校には番長がいる」
との噂が聞けます。
「番長」ってまだ絶滅してなかったんだーと聞き流しぎみの主人公。
そのあとランダムイベントで人助けをしたりしなかったりして民間人と交流。
いずれにしても部下の一人がパンピーに高圧的に出るので
「ワレ、カタギの集に何しとんじゃ!」
とシバき倒します。すると謎の刺客に襲われるので返り討ちに
※刺客は「俺の屍を越えて行け」と言い残して倒れます(嘘)。
罠臭いなぁと思いつつ刺客のくれた情報の場所に行ってみるとやっぱり罠でした。
新たな刺客が襲ってくるので倒すと↑の※までループ(しないときもある)。
何度か繰り返すと番長にたどり着くので問答無用に殴り倒し、学園には平和が訪れるのでした。
→転属
暴れ過ぎて放り出されたみたいですがこれで『番長』編終了
269 :
GPO緑:2009/03/08(日) 10:43:07 ID:QDfU5qhgO
『幻獣共生派の暗躍』編
※注※『幻獣共生派』編とは別シナリオ[ヒーロー]で番長編に進んでないとき、こちらに進めます。
ある日、上官に共生派の目を引くぐらい派手に活躍して見せぇや、と言われます。
いやそれ命の危機だからなぁと思いつつ関わりあいになりそうな予感
(もしくは
すでに共生派に目をつけられていて向こうから接触してくる導入)。
予感的中で学園内外を怪しいヤツがうろついている。
とりあえず内部に侵入されてしまった様子(侵入者未発見で機密を奪われる)。
侵入した共生派は見つけたが自爆装置を仕掛けたらしいのでまずそれを解除
(見つけられないと爆発して部下が入院)。
ヒロインや部下が共生派に狙われるのでガードしたり、
流出した情報を基に奇襲してくる幻獣軍をけちらしたりと大活躍の主人公。
すると相手は本気でこちらを始末にかかるのでここで決着をつけることに。
最終戦闘で幻獣の群れを叩き潰せば転属
色々分岐がありますが大筋こんな感じ。
『幻獣共生派編』との違いは分岐の複雑さと戦闘で勝ちムードか負けムードか、ですね
『幻獣共生派の暗躍』編終了
これで緑追加シナリオは終了。
次の青はGPM〜GPO緑までの集大成。
なのでGPMキャラのみでプレイできるスペシャルシナリオがあります。
再プレイしつつ背景なども少し詳しく書きたいと思いますので少し長めに落ちますが必ず書きます。
ではノシ
XBOX360 BRAIDお願いします。
未解決から「御茶ノ水電子製作所」制作の同人ゲーム「LONGESTCAPERUNNER」のストーリーを。
二人の主人公の視点を自由に交代しながらストーリーを進める形式で、
「デュアルサイト シティアドベンチャーゲーム」だそうです。
私がプレイしたのはブラウザ上でできるウェブ版です。
他にダウンロード版があるみたいだけど、たぶん内容は同一だと思います。
このゲームには、人死にを多く出しまくってストーリーを進めた場合に到達するバッドエンドと、
極力殺さず、命が助かる可能性がある人は全員助けて進めた場合に到達するトゥルーエンドがあるらしいです。
でも間違って序盤にトゥルーエンドに向かうフラグを潰した状態でセーブしちゃったので、
もうあえて、死ぬ可能性がある人を全員死亡させて進めて、バッドエンドルートを書きます。
読んでて「なんでこんなにあっさり人死にまくってんの?」とか「展開が不自然」とか
思う人が居るかもしれないけど、そういった理由なのでご了承を。
※注意※
このゲームには長崎市の実在の地名・施設名が、外見も名前も地図上の位置もそのまま出てきているらしいんですが
【ストーリーはフィクションであり、実際のそれとは一切関わりありません】。当たり前ですが一応。
念のためこのスレの書き込みの中ではなるべく具体名を伏せたり、伏せ字を入れて書きます。
※登場人物※
高菜 志穂:主人公その一。お気楽な変人少女だが、実は人の死をほとんど意に介しない異常性格。
チャイニーズマフィア「林東会」から宝物“葬王”を強奪する。
上代 惟志:大学生。志穂の彼氏。志穂とともに林東会から“葬王”を強奪した。
林 健:ジーンズショップ店主の青年。父親が華僑二世の密輸商だったため、華僑の裏事情に詳しい。
店の赤字で借金がかさみ、店の常連の惟志に“葬王”の強奪計画をもちかけた。
咲村 葵:健の恋人。彼女も健の強奪計画に協力している。
陶 世劾:主人公その二。林東会のメンバーで、黒スーツ姿の痩せた男。拳銃の扱いに自信がある。
林東会の「大人」の地位を継ぐために、奪われた“葬王”を追う。
庚大人:林東会の指導者「大人」の地位にある、冷厳な老人。本名は庚 良東。
庚 文啓:林東会のメンバー。庚大人の孫で、まだ若いが頭が切れて威勢もいいと評判の実力者。
そのため、後継者に選ばれた陶世劾に嫉妬している。射撃がへたくそ。
白:中華街で料理店を営む老華僑。庚大人の昔馴染みで、情報通。世劾とも親しい。
==プロローグ==
西暦2000年、物語の舞台は長崎市――。
ある日、中華街の中華料理店で行われていた、福建マフィア「林東会」の小会合。
そこに青年と少女の二人組が乱入し、そこにいたマフィアたちに銃を突きつけていた。
その二人組は、マフィアたちが運び屋から受けとろうとしていた
「老華僑の至宝、“葬王”」という兎の置物を奪ってその場から去った。
スクーターに二人乗りして逃走する二人組、少女「高菜 志穂」と青年「上代 惟志」は強奪の成功に喜びあう。
==陶世劾サイト==
それから一時間ほどして。林東会の長崎における拠点である中華風の旅亭において、
林東会の主要メンバーである男「陶 世劾」は、
奪われた宝物“葬王”の奪還を林東会の指導者「庚大人」から命じられていた。
庚大人は世劾の実力を評価しており、自分の「大人」の地位を継ぐ者として世劾を指名しているのだが、
個人の実力のみでは組織の維持はできないとも考えていた。
必要なのは周囲からの人望。そのためには大人の地位を受け継ぐ「儀式」を行う事が重要であり、
“葬王”とはその儀式に使われる宝物だったのだ。
新たな「大人」となるため、世劾は“葬王”を自分の手で取り戻さねばならない。
また、その儀式には“葬王”とともに“灰律”という青銅製のプレートのような物も使用されるのだが、
“葬王”の奪還に加え、長崎市にあるはずだが行方が分からなくなっている4枚の“灰律”も
在り処を調べ、集めてくるようにという奇妙な指示も庚大人から下された。
世劾は“葬王”が奪われたことやこの“灰律”集めすら儀式の一部であるかのように感じ始めていた。
福建から博多に死ぬような思いで流れ着いた、ただのチンピラだった世劾を拾ってくれた庚大人。
今では林東会の重鎮にまで登りつめた世劾は、近々その庚大人の後継者になろうとしているのだ。
こんな事でつまづくわけにはいかない、すぐにガキどもを捕まえ、後悔させてやる、と心に決める。
強奪犯の行方は、林東会の情報網であっさりと判明した。
市の中心部にあるアーケード街に位置する雑居ビルの、華僑三世の青年「林 健」が
店主をしている小さな店にあの二人組が逃げ込んだという情報が入ってきたのだ。
世劾は一人でその店に片を付けに行くつもりだったが、庚大人の孫「庚 文啓」が
自分の部下を引き連れ、無理矢理ついてくる。
文啓は林東会の中でも有数の実力者であり、自分を差し置いて次期「大人」に指名された
世劾を目の敵にしていて、このように何かと世劾に突っかかってくるのだ。
しかたなく文啓やその部下と一緒に店に踏み込む世劾。
店内には情報どおり強奪犯の青年と少女が居り、それに加え店主である林とその女かと思われる若い男女も居た。
慌てた様子で銃を手に取った青年だが、世劾は自分の拳銃で素早く青年の腹を撃ち、昏倒させる。
しかし少女の方は予想外の身軽な動きで文啓の部下の銃弾から身をくぐってあっという間に裏口から逃げおおせ、
林やもう一人の女も、文啓が「殺しちまったら尋問できない」との余計な考えで世劾の腕を押さえたおかげで
取り逃してしまった。「最初から足を撃つつもりだった。邪魔しやがって・・・」と苛つく世劾。
仕方なく、世劾は少しでも手がかりを得るべく倒れた青年の体を探る。すると財布から、
この市にある大学の学生証が出てきた。この青年は「上代 惟志」と言う名前でその大学の教育学部の学生らしい。
その時、外から人のざわつきが聞こえてきた。さっきの騒ぎを聞きつけた野次馬が店の前に集まってきたようだ。
店の入り口には「本日閉店」の張り紙が貼ってあるので入ってまではこないかも知れないが、長居はできない。
文啓は、「ここからは俺のやり方でやる」と言い放って部下達とともにとっとと姿を消してしまった。
世劾も急いで裏口から抜け出す。
他に手がかりも無いため、仕方なく上代の通っていた大学へと足を運ぶ世劾。
学生数人に上代について聞いてみたところ、上代は大学にあまり来なくなっていた事や
「高菜 志穂」という有名な変な女と付き合っていた事を聞くことができた。
さらに高菜の友人だという女からプリクラを見せてもらい、高菜が強盗の片割れだと確認した世劾は、
その女から高菜の住んでいるアパートの住所を聞き出してすぐにその住所の場所へ移動し、部屋に踏み込む。
しかし中には高菜は居らず、先んじてここを突き止めた文啓が皮肉げに笑って立っていた。
文啓は、高菜はここに戻ってはいないということだけを世劾に教え、こちらを馬鹿にして立ち去っていく。
探しても特に手がかりも見つからず、世劾も立ち去ることにする。
上代のアパートにも行ってみるが、やはりこの部屋からも手がかりは何も見つからなかった。
==高菜志穂サイト==
志穂・健・健の彼女の「咲村 葵」、の三人は、葵のマンションで今後の事について話し合っていた。
惟志がやられたことや素性がばれた事に動揺している健と葵だが、志穂は
「いーじゃん。モノはあるんだしコレを売っちゃってぱーっとグアムでもサイパンでも・・・。」
と能天気に喜んでおり、全く気落ちしていない。
しかし健は、この“葬王”だけじゃなく“灰律”も揃えてクライアントに渡さないといけないことになった、と言い、
そんなに甘くないと志穂に釘を刺した。ちなみにクライアントが誰なのかについては口を閉ざしている。
「ていうかこの“葬王”ってなんなのー?」といまさら聞いてくる志穂に、林は昔の偉い人が持っていた
権力の象徴で、いつの時代でもそういうものを欲しがる奴が居る、と語る。
だが、“葬王”とセットになる、“灰律”という青銅製のプレート4枚は数十年前に一度集められたっきりで、
そのときに老華僑の四つの大家に預けられ、その後は誰も行方を確かめていない。
その家系も、伝えられているのは「郭」「琢」「茗」「岳」の四つの名前のみで、
家の消息も既に不明、具体的にどこの誰なのか分からなくなってしまっているらしい。
今回の事件を起こす前に前もって健と惟志が調べたが、やっと一人の名前と居場所が分かっただけだった。
市の観光スポットになっている石造りのアーチ橋「眼鏡橋」の近くにある公園
「中島川公園」で、アイスの露店を出している「琢春」という人らしい。
「住所はよく憶えてねぇ」などと曖昧な事を言う健に葵は呆れるが、
そもそも調べるのは惟志の担当だったので詳細は惟志だけ知っていたのだ。
会いに行くにはその露店に行くしかないようだ。
その時、志穂はなんとなくテレビをつけてみる。
テレビではちょうど健の店でのことに関するニュースが流れており、その中には
惟志が死亡していたという内容もあった。健は動揺してテレビを消す。
比較的現実的な健は、「このヤマはやめた方がいい。考えてみろ。死にたくねぇだろ?」と言い始める。
しかしそう言われて「考えてみた」結果、志穂の出した結論は
「人生冒険だよね!後悔だけでこれからの人生送りたくないし。私やるぜー」という
楽観的で前向きというか無思慮で猪突猛進なものだった。
「じゃ葵も」と葵もそれにノリで賛同するが、健は
「じゃあ止めないけど、素性が割れてる俺は隠れるぞ」とあくまで消極的だ。
健は取引の時間や、取引予定の場所が長崎市を一望できる山「稲佐山」であることなどを志保たちに教え、
店から逃げるときに拾ったという惟志の拳銃を志穂に渡すと、
取引のそのときまでの間、どこかに姿を消すために出て行った。
志穂と葵は“灰律”を手分けして探す事にし、志穂は中島川公園の琢春、葵はその他の人を探すために動き出す。
さっそく中島川公園にやってきた志穂。いくつかあるアイスの露店のうちの一つからアイスを買い、
売り子のおばさんと話をする。とりあえず名前を聞いてみると、その人が琢春さんだった。
なんと一人目で当たりだ。しばらく世間話をしたり、志穂の珍妙な思い出話を披露して面白がらせたりした後、
「石版みたいなもの」をねだってみると、「これのことかい?」と小さなプレート“灰律”を出し、
なんともあっさりと「私が持っていてもしょうがないし、お嬢ちゃんにあげるよ」と渡してくれた。
数十年放っておかれただけあって、“灰律”の重要性は失伝してしまっているのかもしれない。
とりあえずなんとなく疲れたので自分の家に戻ってみることにする。
すると、家の中から暗い色のスーツ姿の目つきの悪い男たちがぞろぞろと出てきた。
「マッフィーたちの追っ手だ!」、と気づいた志穂は急いで身を隠す。
しばらくすると、家からはさらに一人のマフィアが出てきた。
惟志を撃った奴だ・・・と気づく志穂だが、悔しいが今はどうしようもない。
出て行ったとはいえ、しばらくはこのあたりから離れることにする。
==陶世劾サイト==
“葬王”の奪還はもちろんだが、“灰律”も集めなくてはならない。
それに強奪犯たちも、“葬王”を狙ったという事は“灰律”にも近づく可能性がある。
世劾は“灰律”のありかについて詳しいことを聞くために、中華街にある、冒頭で強盗たちの襲撃があった
あの中華料理店にやってきた。この店の老主人「白」は庚大人と同じ釜の飯を食った仲の老華僑であり、
“葬王”や“灰律”についても詳しいはずだからだ。
しかしそれらの事を聞く前に、もしかすると犯人の一味らしい「林 健」の事も
華僑どうしの縁で知っていないかと聞いてみると、「親父同様のろくでなしじゃ」と吐き捨てた。
健の父どころか祖父の時代から知っているらしいが、語るのも嫌といった様子であまり喋ってはくれなかった。
ついでに文啓の事を話題に出すと、文啓の悪口を言う世劾に苦笑しながらも、
「わしもあいつのやり方はあまり好きになれん、あいつは力に溺れるタイプじゃ」と批評した。
もっと自分を抑える道を知っていれば庚大人も後継者選びで苦労しなかっただろうに、としきりに残念がっている。
世劾は「現実はこんなもんだ」と言ってそれをあしらい、白は「お前の口癖じゃな」と笑った。
本題の“灰律”の件について彼に詳しく聞いてみると、数十年も前の事だから記憶が曖昧だといいながらも、
「四枚の“灰律”は四つの華僑の家に別々に預けられている」ということと、
「歓楽街「思案橋」で占いの店を出しているルシオラという女性」と
「中島川公園でアイスの露店を出している琢春という女性」がそれぞれ
その家の人間のはずだ、という事を思い出してくれた。
白に礼を言って外に出ると、嫌な気配を感じる。
辺りを観察してみると、文啓の手下の一人がこちらをうかがっていた。
監視でもしているのか?と気を悪くする世劾だが、特に何かをしてくるわけでもないので放っておく事にする。
さっそく、教えてもらった思案橋の占い屋に向かう。
華僑の店らしく中華風の占い屋に入ると、チャイナドレスを着た幼い子供が現れて、
「お客さん、死相が出てるよ」と世劾に話しかけてきた。
占いに来たんじゃない、ルシオラとに会いに来たというと、その子供は自分がルシオラだと名乗った。
子供が苦手な世劾は内心毒づきながら、“灰律”についての話を切り出す。
すると突然口調が変わり、「“葬王”の儀式が始まるのか。庚大人は引退か。聞いていないが」と遠い目で呟いた。
それは一瞬の事で、すぐに元の子供っぽい口調に戻ったが、見た目や普段の態度どおりの人間ではないようだ。
話していないはずの文啓の行動のことまで言い当て、しかも文啓を昔から知っているかのようなことを言う。
「不思議なガキだ・・・」と、底知れなさを感じる世劾。
とりあえず「“灰律”を持っているのか?」と聞くと、すぐに奥の部屋からプレートを持ってきて、
「はい、あげる」と軽く渡してきた。
当然、世劾は“灰律”を見るのは初めてだが、どう見ても安物の、どうってことないプレートだ。
こんなものに振り回されている事にため息をつく世劾。
ついでに、「最近の林東会の動きについて知らないので教えて」とルシオラに問われたので、
“葬王”や“灰律”が必要になった経緯を話してやる。
「ほう・・・通りで気が乱れていた。しかし帰すべき所に全ては帰す・・・」
とまた例の口調になり独り言を呟くルシオラ。だがやはりすぐに元の口調に戻り、
「おじさんは後継者としては庚大人の後継者としては合格だね、目を見れば分かるもん」、とも褒めてくれた。
まあ用件は済んだので礼を言って店を出ようとすると、ルシオラが「・・・来る」と呟いた。
その瞬間、銃を持った男二人が店に乱入し、「“灰律”を渡してもらいましょうか、陶大兄」と脅してくる。
どうやら文啓の手下たちのようだ。素直に渡すわけにはいかない世劾も拳銃を抜いた。
二対一だが、上代を一発でしとめたように世劾の拳銃の腕は確かだった。
相手の銃撃を床を転がって避けながらあっさりと一人の眉間に当て、
仲間の死に動揺したもう片方の肩と両足も撃ちぬき、戦闘不能にする。
「もう大丈夫だぞ」と言いながら振り返ると、ルシオラは血を流して倒れている。
流れ弾が胸に当たったらしく手遅れのようだ。だが、不思議と顔には笑みが浮かんでいた・・・。
世劾は生き残った方の男に向かい、これは文啓の差し金なのかと確認する。
文啓の手下は命乞いをしながらそれを肯定し、さらに世劾から問い詰められた末に、
今回の強奪事件そのものも文啓が黒幕だと白状した。
世劾が後継者として指名された事が気に食わなかったため、それをぶち壊そうとしているらしい。
色々と聞き出して用無しになった男に「アリガトよ」と言って撃ち殺して、世劾は文啓をどうするか考える。
大人に真相を報告してもいいが、手ぶらで戻るのは格好がつかない。
なにより、こちらを騙した代償を文啓に支払わせなくてはいけない・・・。
ふと、幼くして命を落としたルシオラを見やる。「別に同情も詫びもしない。世の中とはこんなもんだ」
とだけ一人ごち、占いの店を後にした。
ルシオラの店に襲撃があったと言う事は、白から聞きだした“灰律”の家系二人のもう片方である、
琢春のもとにも文啓の手が回っているかもしれない。
世劾は中島川公園に向かい琢春のアイス露店を探すが、どの露店なのか知らないためなかなか見つからない。
無駄に時間が経ち、諦めかけたところで、公園の端の方で何かの騒ぎが起こっている事に気づく。
見ると、アイス屋の女と黒スーツの男が何か激しく口論しているようだ。琢春と、文啓の手下だろうか。
と、その時、激昂した黒スーツは何と人目のある中にもかかわらず突然拳銃を引き抜き、女に向けて発砲した。
女は崩れ落ち、周囲の悲鳴を聞いて自分がやってしまった大事に気づいたのか、男は大慌てで逃げ去った。
女は苦しそうにあえいだ後、唇を震わせ、「世の中こんなものさね」と、
奇しくも世劾の口癖のような言葉を呟いて事切れた。当然、突然の殺人事件に、周囲の野次馬は大騒ぎだ。
世劾は「こんな状況に巻き込まれるわけにはいかない、“灰律”の事は後で確かめればいい事だ」と判断し、
足早にその場を立ち去った。
しかし、興奮したとはいえ衆目のど真ん中で発砲するとは、あの文啓の手下は相当焦っているようだ。
いや、手下たちが失敗した事を知った文啓本人が、大人に企みが露見する事を恐れて焦っているのかも知れない。
今回は以上です
続きを明日書き込みます
>>280 乙
そういやこんな話だった……懐かしい
==高菜志穂サイト==
葵と落ち合う場所として前もって決めていた、大波止埠頭という波止場の近くにある、最近完成したばかりの
ショッピングモール「夢彩●」へとやってきた志穂。葵を探すが、まだ来ていないのかなかなか見つからない。
しばらく探してやっと葵を見つけるが、遠くから彼女に声をかけようとしたまさにその時、
見た事のあるマフィアの若い男(文啓)が葵に近づいて行くのに気づいて焦る。
しかしそいつは、葵を捕まえるでもなく話しかけ始めた。志穂は驚いて「あおい!」と呼びかける。
しかし男は志穂を見ると突然「ん、てめえは!」と商業施設の中にもかかわらず銃を抜き、
声を荒げて必死で追ってきた。葵と志穂は命からがら全力で走り、何とか逃げ切る。
逃げ切った先で、志穂は葵を問い詰める。
どうして敵のあいつと話していたのか。あいつは敵なのに!動揺して混乱している志穂。
だが葵は、顔を憶えてなかったからあの人がマフィアだなんて気づかなかった、
きっと話しかけて誘い出して襲うつもりだったのね、と言い、志穂に「ありがとう」とお礼を言う。
志穂は「そうだったのか」とあっさり安心した。そして「じゃあ助けたお礼に」と葵に3万円を要求した。
そんなごたごたの後、葵は「思い出した事がある」と、自分たちが通っている大学の民俗学か何かの先生
「郭 海民」の事を話題に出す。その郭先生は華僑出身の人だし、“灰律”について何か知っているかも・・・。
志穂はそれを聞いて、さっきまでの危機や葵への疑念をあっさりと忘れたかのように元気よく
郭先生の元に向かうと宣言し、葵とまた別行動を始めた。
大学に着き、郭先生の研究室を訪ねる志穂。けっこうイイ人そうで、志穂の変な言動も面白がってくれる。
そして志穂が「“灰律”の在り処とか知ってる?」と先生に聞くと、
「もちろん知ってますよ。だって僕が持ってますから。」とあっさり答えた。
「ちょーだいちょーだい!」とあのアイス屋のおばさんの時のようにねだってみる志穂。
するとやはりこの人も、「なんだ、これが欲しいの。はい、あげますよ」とタダであっさりくれた。
「そういうガラクタはここにいっぱいあって、増える一方で困ってたんだ」
と語る先生。やはりこの“灰律”の価値については伝えられていないのだろうか?
「うひゃあ!いやったー!ラキィィ!どんなもんだー!」と大喜びの志穂。
ちなみに「郭ちゃんはなんでこれ持ってたの?」と聞いてみると、
「家に代々伝わってきたものなんですよ。研究に使えるかと思って、こちらに移したんです」
との事だった。そういえば「郭」という名字は健が言っていた、
“灰律”を預かっている四つの華僑の家の名前の中にあったはずだ。
そんなのもらってもいいの?と改めて聞いてみるが、
「気にしないでください。僕にはもう必要のないものですから。」との返事だった。
“灰律”について他に知らないかと聞いてみると、他の“灰律”の場所は残念ながら知らないとの事。
だが、“灰律”の意味についてを頼んでもいないのに語ってくれる。
――“灰律”とは、「周易 繁辞」という書物によれば陰陽における万物の形であるという。
――陰陽剛柔の四つから成り、世界のすべてをその四つが現す。
――対して、“灰律”と対になる“葬王”はインド神話からきたと考えられている。
――“葬王”は兎の形をした置物だが、インド神話で葬王は兎の支配者だから兎を象られているのだろう。
――そういった理由から、“灰律”は老華僑が渡来したこの土地で「万物を手にする事」の象徴とされ、
――“葬王”は万物を手にしたうえで「老華僑たちの支配者となる事」の象徴とされたと・・・
「ぐーぐー」
――ですから君の持っているようなものが作られたわけです。
――しかしこんなものは結局過去の因習でしかないんですよ。古い権威にすがり付いているだけでね・・・
この先生の場合、別に失伝したわけではなく、伝えられてきた内容に共感できないため
価値を見出していない、ということだったようだ。
小難しい話だったので志穂は居眠りをしてしまい、まともに聞いていなかったが。
手に入れるべきものは手に入れたので、郭先生に別れを告げ、志穂は大学を後にした。
==陶世劾サイト==
これまで聞いた“灰律”を持つ人間に関する情報を使い果たしたため、白がさらに何か思い出していないかと
またあの中華料理店に足を運ぶ。
残念ながら白は何も新しい事は思い出してはいなかったが、たまたま食事に来ていた劉という白の仕事仲間が
“灰律”という言葉を聞きつけて話に加わってきた。劉が言うには、あの大学の郭という教授が
“灰律”を受け継ぐ家の人間だという話を聞いた事があるらしい。
なんでも、長崎の華僑でも一、二を争う古い家柄なんだそうだ。
情報のお礼に劉に食事をおごり、世劾は大学へ向かう。
大学の郭の研究室を訪ねた世劾だが、誰も居なかった。
留守なのかと思い、待たせてもらおうと入るが、そこで机の陰に血を流して倒れている男の死体を発見する。
「おそらくこの男が郭なのだろうが・・・文啓の仕業だろうか?それともあのガキどもか・・・」
首を刃物で切り裂かれているこの手口から、殺しに手馴れた者の仕事なのは間違いないようだ。
ともかく誰かに見られるとまずい状況であり、世劾は早々に大学から退散した。
行くあてがないため、仕方なく多くの人が集まる長崎駅に来てみた世劾。
なんとはなしに駅周辺のロータリーを眺めていると、部下を引き連れた文啓が立っているのを見つけた。
今顔をあわせるのはまずいと身を隠して相手の様子をうかがうと、何かを携帯電話で話していた文啓は
満足げな笑みを浮かべると、部下たちとともに車に乗って去って行った。
何か収穫があったらしい。とすれば、こちらもうかうかはしていられない。
焦る世劾は、今のところ一番の情報源となっている白のもとにもう一度向かう事にする。
白の店で彼に会うと、さすがの情報通と言うべきか、思案橋で世劾が文啓の手下たちを返り討ちにした事や
そればかりか強奪事件の黒幕が文啓であるという事実まで情報を仕入れていた。
さらに、先ほど文啓が何かを受け取るために稲佐山に向かった、という重要な話も教えてくれた。
世劾は白に礼を言い、「今夜にでも一杯おごらせてもらうぜ」と言って店を去ろうとする。
しかしその時、白は世劾を呼び止めて「・・・世劾。大勢死んだか・・・?」と聞いてきた。
普段の白とは違う雰囲気に戸惑う。
「赤の他人が何人死のうが、ワシには関係ない。だが、身内からはなるべく死人を出したくはない・・・」
と今更な事を言ってくる白に、世劾は
「こうなった以上、自分と文啓のどちらかが死ぬしかない、そいつは庚大人も御承知のはずさ」
と答える。
だが白は「庚大人」という言葉を聞いて、「・・・そいつはどうかのう」と言った。
不思議に思い、世劾がその発言の真意を問うと、白は重い口調で語りだした。
この騒ぎの中で判明した事だが、文啓が今回の事件を起こした動機としては世劾への妬みだけではなく、
上海マフィアの老舗「四拝幣」との取引を裏で目論んでいるせいもあったのだという。
“葬王”の儀式を行って「大人」となった者自身が推し進めでもしない限りそんな取引はできない。
福建マフィアの名誉を泥を塗るような行為でもあるからだ。
そんなことになる事を庚大人も恐れていた・・・。
そこまで聞いて世劾は不思議に思う。「庚大人が恐れていた」という事は
庚大人は文啓の持っていた「四拝幣」との取引の計画に気づいていたのか?
しかし白は「そうだったらまだマシだったんじゃが」とため息をつき、その世劾の疑問を否定した。
庚大人は誰かが「四拝幣」と繋がっている事は知っていたがそれが誰なのかは掴めなかったのだ。
そして、
「・・・これ以上はワシに言わさんでくれ。察しはつくじゃろう?・・・まあ、1つだけ言っておこう。
庚の奴とは古い付き合いだが、引退するなんて話はとんと聞いたことがない」
という白の言葉を聞いて考えを巡らせ、全てを悟った世劾の頭は真っ白になった。
引退するという話を昔馴染みには全くしていない。
つまり、引退するという話は最初から本気ではない。
「四拝幣」と繋がっている「誰か」とは次期「大人」の地位に近い世劾か文啓のどちらかだろうと、
庚大人には予想がついたはずだ。
しかしどちらなのかという決め手は全く掴めず、それぞれにまともに聞いても正直に答えるはずも無い。
そんな状況で確実に尻尾を出させるにはどうすればいい?
例え嘘でも後継者を決めてしまえば、どちらがその「誰か」にせよ動きを見せるはずだ・・・。
庚大人は、そう考えたに違いない。そしてこの茶番劇が始まった。
天涯孤独の世劾にとってたった一人の肉親とも言える庚大人は、世劾を疑い、騙し、利用したのだ。
いや、世劾だけではなく今回の事件に関わった人間全てが、庚大人の手のひらの上で踊っていたのだろう。
今回の事件で殺された奴はとんだ殺され損だ・・・いや、殺されるのに損も得も無いが。
と妙に可笑しい気分になり自然と笑いがこみ上げてくる世劾。
笑いながら、「あんたは最初から知っていたんだろう?」と白に問いかけた。
「殺すかね、ワシを」と覚悟しているようなことを言う白に、世劾は
「なぜ殺されるかもしれないとまで思っていながらこの事を話したりした?」とさらに問う。
「老害って言葉があるじゃろ?庚の奴にも、いい加減その事を悟って欲しくてな」
「・・・なるほど」
白の答えに満足した世劾は、最後の質問をぶつける。
庚大人の本心を知っており、今こうしているようにその事を世劾に伝える気もあったなら、
なぜ白は世劾の“灰律”探しを手伝ったのか?集めても無駄な事だと知っていたのに。
「・・・“灰律”の一枚が岳という家に伝わっている事は知っておった。」
「岳」。庚大人の亡くなった奥方の姓だ。要するに、“灰律”の一枚は庚大人のもとにあるのだろう。
世劾が“灰律”を集めていけばいずれその事実に突き当たる。そして自ずと庚大人の真意に気づく・・・。
そう考えた白は、他人から告げられるよりも世劾本人に気づかせようと、手助けしていたのだろう。
「悪いが、一杯おごるのは明日にしてくれ。今日はこれからもう一仕事ありそうだ。」
それだけ言い、世劾は白の店を出た。白は何も言わずにそれを見送った。
==高菜志穂サイト==
“灰律”を2つ集め、これで半分集まった。しかしもう何の情報も持っていない志穂は、
健が「“灰律”の持ち主の情報集めは惟志の担当だった」と言っていた事を思い出し、
惟志の家に手がかりが無いか捜索する事にする。
惟志の家の中を漁っていると、ベッドの下からメモがされた紙切れが出てきた。
内容は断片的だが、「依頼人→?・林が情報を握りすぎてる」とか、
「健は何か隠してる?・要確認!・裏あり?」など、健を疑っているような文章が並んでいた。
だが、志穂は「よくわかんないや」との一言で済ませてしまった。
そうこうしているうちに、取引の時間になってしまう。
“灰律”はすべて集まりはしなかったが、仕方がないので取引の場所である稲佐山に向かうことにする。
稲佐山に着いた頃には、すっかり日も暮れていた。
健たちを探してあちこちをうろうろすると、野外音楽堂で健と葵を発見する。
しかし、その周りはマフィア三人が取り囲んでいた。
慌てて、拳銃を抜いて健のもとに駆けつけてマフィアたちを撃とうとする志穂。
しかしなぜか健はそれを止め、「この人たちは敵じゃない。大事な取引相手なんだからな」と言う。
志穂は「コイツら惟志を撃って、私達も殺そうとしたんだよ・・・なにかおかしいじゃん!」と大混乱。
そんな志穂に葵は「志穂、早く“灰律”を出して」と促した。
そこに「内輪揉めは後にしてくれ」と言って、あの夢彩●で会ったマフィアの男(文啓)が割って入った。
その男は、捨て駒の女にはそろそろ死んでもらうぜ、と笑う。
やるかぁ、と志穂も銃を構えるが、葵が志穂に向けて銃を突きつけた。
「・・・志穂、おとなしくして。」
「え、それ銃?もしか私を狙ってんの?」
「おとなしくしてれば、痛くないよ。多分ね」
「えっ、葵、ちょったんま・・・」
「バイバイ。志穂」
ぱん!ぱん!
しかし、銃声が響いた後に倒れたのは葵だった。
え?もしかして、私が葵を撃ったの?と、無意識に反撃したため混乱中の志穂。
呆れたマフィアの男は「仲間内で何やってんだか。殺すってのは・・・こうやるんだよ!」
と部下二人とともに志穂に銃を向けるが、志穂は混乱しすぎて逃げる事もできない。
だが、そこにさらに乱入者が現れた。
突然、マフィアに向かって銃を構えて現れた男は、惟志を撃ったあのマフィア(世劾)だった。
え?マフィアも仲間割れ?とさらに混乱を深める志穂。
==陶世劾サイト==
稲佐山に到着し、あの強奪犯たちと取引しているであろう文啓を探す世劾。
その時どこか近くで響いた銃声を聞きつけ、そちらの方向へ向かう。
すると、あの強奪犯の女「高菜 志穂」が銃を構え、「林 健」は顔を青くして倒れた自分の女を介抱し、
文啓とその部下二人が高菜だけを取り囲んでいるという妙な場面に出くわした。
状況からして、さっきの銃声は倒れている女を高菜が撃ったと言うことだろうか。
文啓たちが高菜に向かって銃を向けるのを見た世劾は、銃を持って突入し、
文啓の部下たちが驚愕している隙をついてあっという間に二人とも射殺した。
激昂した文啓は闇雲に銃を乱射してきたが、元々射撃が下手な文啓の腕では
世劾に命中させることはできない。あっさりと世劾に肩を撃たれて銃を取り落としてしまった。
文啓は血の流れる肩を押さえながら、憎憎しげに世劾と会話する。
“葬王”の強奪を依頼したのが自分である事や、「四拝幣」と繋がっている事も悪びれもせずに認めた。
「もう飽きたんだよ俺は。朽ち果てた庚家にも、こんなせまっくるしい場所にも!」
などと吐き捨てている。
そんな会話の最中、突然文啓が横に飛びのくと、その陰から、
隠しておいたらしい最後の文啓の手下が飛び出してきて発砲してきた。
不意を突かれたがギリギリで飛びのいたせいか世劾から銃弾は外れ、逆に世劾の銃弾は
その手下の眉間をきっちり捉えた。しかし文啓は林の中に逃げ込んだらしく、見失ってしまった。
昔から悪運だけは強い奴だ、と毒づいた世劾は、残った二人を見やる。
その二人の態度は対照的だった。
男は尻餅をついて恐怖に震えている。一方、女はおかしいほど平然とした顔で突っ立っていた。
高菜だけが文啓に始末されかけていたさっきの状況からして、この女は林に騙されて利用され、
捨て駒にされかけたと言ったところなんだろう。
「お前には色々してやられたが、結局俺たち二人ともが間抜けだったわけだ」
と話しかけると、「ちくしょー!!私の銭はー!?」と叫びだした。
どういう娘なんだこいつは?と高菜の変人ぶりに呆れる世劾。
一方、震えている林。この男には自分をはめたその代償をきっちり払ってもらうことにする。
銃を頭に向けると顔面蒼白になり命乞いをしてくるが、高菜はそれを見て「情けな!!」と呆れている。
「人が死ぬなんて知らなかった」だの「俺は文啓さんに逆らえなかっただけなんだ」だのと
泣き喚いている林に銃を向け、「殺ってもいいんだろ?」となんとなく高菜に聞いてみる。
高菜の答えは「やっぱずりぃ奴は情けなく死ななくちゃねぇ。最後あたりでついでみたいにあっけなく」
と言うよく分からんものだった。それに苦笑し、引き金に手をかける。
恐怖のあまり「なんで俺がこんな目に!」と絶叫する林だが、
「理由なんかあるわけないだろ」と言い放って世劾は林の額に発砲した。
そう、理由なんかない。世の中こんなもんだ。
次に、高菜志穂を撃つかどうか考える世劾。
しかし、こいつと俺はこの茶番劇で同じ間抜けを演じた縁だ、と考え、今はやめておく事にする。
「これからどうするんだ?俺は今から行くところがあるんだが」と高菜に聞いてみると、
「一攫千金の夢は諦めん!こうなりゃやけくそじゃー、兄ィについていきまっせー!」
と相変わらず妙な事を言っている。世劾は苦笑し、「好きにすればいい」と言った。
世劾は、高菜と二人で庚大人の部屋を訪れていた。ボディーガードも居らず一人のようだ。
世劾から高菜が強奪犯の一人だと聞かされても、そして銃を突きつけられても庚大人は
全く驚いた様子を見せない。それどころか完全に平然とした様子で
「その選択は正しい。さすがはワシの見込んだ男だ」と世劾を賞賛した。
世劾が「俺はあなたを尊敬しています。それはこれからも変わらないつもりです」
と別れの言葉を告げると、庚大人は
「そいつはうれしい。ああ、そうだ、これを渡しておかんとな」と言って、
懐から最後の“灰律”を取り出した。
「ありがとうございます」そう礼を言って世劾が引き金にかかった指に力を込めたその時・・・
背後のドアが突然開け放たれる音が響いた。
世劾は本能的に横に飛びのき、素早く相手に向かって引き金を引く。
銃声が二発とどろき、額に穴の開いた文啓が床に倒れた。
「・・・あばよ。兄弟」
しかし、そう言った世劾も次の瞬間自分の体の異変に気づき、倒れた。
庚大人も高菜も無言で世劾を見つめている。
文啓の弾など俺に当たるわけがない、なぜだ、なんだこれは・・・。と疑問に思う世劾。
しかし世劾は撃たれた胸を押さえながら微笑み、薄れゆく意識の中呟いた。
「・・・理由なんかないよな」
==高菜志穂サイト==
「邪魔もんも消えたし、お宝ちょーだい。動いたら撃っちゃうぜー」と、
死体二つを前にして表情も変えずに庚大人に銃を向けて脅迫する志穂。
大人はあっさりと灰律を志穂に渡し、「こんな状況で逆らうほどガキではないよ」と言う。
「世劾の奴なら平気で君の言葉を無視しただろうがな」
「でもあっけなく死んじゃったじゃん。私は生き残ってるよ?」
「・・・大したお嬢さんだ」
褒められて得意になったのか、結局最後は私がはっぴーでごーじゃすな人生を送るのだぁ、と
一人で盛り上がっている志穂。しかし庚大人は
「一度血塗られた道に足を踏み込んでしまった者が果たして幸せをつかめるかどうか」
と、そこに水を差した。至宝を持って逃げたとなれば林東会からの追っ手がかかりつづけるのだ。
「間違いなくこれからの君に安穏の時は無い」と警告する大人。
しかし志穂は「それもいいかな。でんじゃーな人生もあり。んじゃね。」と言って部屋から・・・
出ようとしたが、思い出したように急に振り向き、
「忘れてた。これ、さっき褒めてくれたお礼ねー。お釣りは要らないよ」
と言って庚大人の額に発砲した。
そして、死体が一つ増えて三つになった部屋からさっさと出て行った。
==エピローグ==
刑事たちは、庚大人たちの死体を見ながら頭を抱えていた。
今日だけでむやみやたらと死体が出ており、ついには福建マフィアの「大人」である、
この庚良東までがやられたのだ。
刑事たちは福建マフィアと四川マフィアの抗争が原因だと誤解していた。
そこに若い刑事が駆け込んできて、「またホトケが出ました!」と報告する。
頭を抱えて報告の続きを促すと、死体の状況を読み上げ始めた。
「中華街のど真ん中で銃撃戦があり、黒服の男が数人と・・・」
そこまで聞いて刑事たちは「やはり林東会と四拝幣の抗争か・・・」
とぼやき始める。だが、報告には続きがあった。
「・・・それと身元不明の若い女性が1人。」
FIN
これでLONGESTCAPERUNNER終了です。
最初に書いたように、これはバッドエンドルートを突き進んだ場合なので
出るキャラ出るキャラほとんどが死亡というひどいストーリーになってますが、
トゥルーエンドでは誰も死なないハッピーエンドらしいです。
お疲れ様でした!
乙です
なんかこの話うっすらと記憶があるな
吉野家コピペが流行ってた頃ぐらい昔にやったことある気が
誰かGB(ゲームボーイ)の「名探偵コナン〜疑惑の豪華列車〜」を書いてくれる人はいないでしょうか
いや知ってる人すらいないか・・・推理小説みたいな感じで面白いんです
どなたかドラゴンオエエスト2のストーリーを書いてくださらないでしょうか
凄いはまった記憶があるんですが、すっかり思い出せない。
序盤のストーリーが書き込まれたっきりのWiiのFOREVER BLUEを
補完したいんですが、需要もないだろうし(なにせ2年近く放置だし)どうしようかな、と
書かれていた人と文体を合わせると、とんでもない長さになりそう・・・
連絡掲示板のほうがいいでしょうかね
>>297 ありがとうございます
明日(11日)の夜にまとめて書き込む予定です
>>295 「ドラゴンオエスト」のことなら、後からソフトの作者さんが「T-Dragon Quest」って名前に改名したよ
その名前で1も2もここのまとめWikiにのってるよ
た行の「て」のとこ見てみ
>>296 文体は無理に合わせんでもいいと思う
ここでも連絡掲示板でもwiki直接編集でも、
書きやすいように書いてくれればおk
dead spaceのストーリーを単純明確に教えてください。
有志サイトの解説は読んでみましたが、用語が難しくて理解できませんでした。
結局hammond、kendraは死亡?映画でいったらバッドエンドなのでしょうか?
機種:ニンテンドーDS
タイトル:セブンスドラゴン
詳細お願いします
>>301 詳細解説みつけました
お騒がせしました
「ピカチュウげんきでちゅう」って需要無いよね?
上京の為に部屋片付けてたら出てきたから12年ぶりにやってるんだがピカチュウ可愛い
>>304 すげーなついな
おにぎり食べるピカチュウが可愛くてツナマヨ大好きになった
小学生のとき途中でやめたんだ
もし良ければ書いてください
>>305 あとヒマワリ持って歩き回るのも可愛いよね
途中で疲れて寝ちゃうあたりに禿萌えた
じゃあピカちゅう書かせてもらいます
もっかいプレイし直してPCで書きためてから投下させていただきますね
>>299 遅レス失礼。
教えてくれてありがとうございます。
テイルズ オブ ザ テンペスト
結局誰も書いてないのな
確か2度ほど予約されてなかったか?
まぁいいか
というわけで予約します。
309 :
ゲーム好き名無しさん:2009/03/11(水) 21:41:58 ID:MQq/XIzcO
ピカチュウげんきでちゅうってストーリーあんのかよ。
ただのお話ソフトかと思ってたが
WikiのFOREVER BLUE(Wii)が序盤までしかないので、需要はないと思いますが一応最後まで補完します。
2年前に書かれていた方に似せて、キャサリンの台詞ベースで書き起こしましたが、
かなり長くなってしまいました。お許し下さい。
※ フォーエバーブルーはストーリーより自由な海中散策をのんびり楽しむ癒しのゲームです
※ 文中のキャラクターの台詞やメール内容は正確ではなく、省略・再構成しています
※ 主人公は話しません。男女選べますがグラフィック以外の違いはありません
(前の方の続き、状況紹介から)
ゴンドウイルカのパートナーもでき、財団からはナイトダイビング用水中ライトも送られてきた。
その後は派遣元の財団から紹介される観光客のダイバーたちのダイビングガイドや、
海洋雑誌に載せる魚たちの写真撮影もときどき依頼されるようになります(受けても受けなくても可)。
他にも
「バオウル本島でアクアリウム(水族館)が来月からオープンするんだけど
水槽の中をコーディネイトしてくれって頼まれてるの」
とアクアリウムのコーディネイトを依頼されたり。
アクアリウムはプレーヤーの趣味で今までに見つけた魚たちを水槽の中に配置して楽しめるオマケ要素。
初期版ではこのアクアリウムにバグがあり「シノノメサカタザメ」を配置しようとするとフリーズが発生しました。今は回収・交換済。
それではメインストーリーの続きを追っていきます
ときどき海中写真の撮影を依頼してくるフリーライターのダグラスから気になるメールが届いた。
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Title:人魚伝説の洞窟!
マナウライ付近に住む民族の間には、こんな伝承があったらしい。
――昔々、マナウライには大きな城があったが 地震とともに海に沈んでしまった。
城に住んでいた王女は 白い洞窟に逃げるが、そこもまた海に沈んでしまう。
結局、逃げおくれた王女は人魚になってしまった――
それらしい洞窟を見つけたりしたらぜひ連絡くれないかな?
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キャサリンに相談すると、ケイブダイビング(水没洞窟での潜水)の心得をレクチャーしてくれ、
「白い洞窟ってことは鍾乳洞かもしれないわね。マップの東南付近を探してみたら?」とアドバイスもくれた。
さっそくマップの東南でダイビング開始。1頭のアオウミガメがゆったり泳ぐ後を追うと、そこには大きな海底洞窟の入り口が。
「もしかしたらこの洞窟が人魚の洞窟かしら? 入ってみましょうよ!」
洞窟の中には、真っ白な水中大鍾乳洞が広がっていた。
「信じられないわ! マナウライにこんな場所があったなんて……!
ここまで大規模な水中鍾乳洞なんて聞いたことがないわ」
キャサリンも、財団もこの発見には驚いた。
「近年まれにみる大発見じゃないかしら。まったく、あなたには驚かされるわ!」
ダグラスからもメールが届いた。
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Title:緑のともし火
「白い洞窟」を見つけたらしいな!全く、おまえさんはたいしたヤツだよ。
そういえば例の伝説には続きがあったんだ。
――白い洞窟から唯一、逃げのびたのは王女の侍女
彼女は精霊が指し示す緑色のともし火を追うことで道に迷わずにすんだ――
緑色のもの……もし、複雑な地形に迷ったりしたら思い出してみてくれ。
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さあ、どういう意味なんだろう
夜、キャサリンが海に向かって祈りを捧げながら何かつぶやいている
「……父さん ごめんなさい、あなたの……遺した仕事……まだ わたしには……
あっ……あら、いたのね。何をしていたのかって?
海の神様に、私たちの安全を……そういうわけ 別に何もないわよ」
いつも陽気なキャサリンにも、何か悩みごとがあるのだろうか?
「そういえば 海底に大きな亀裂があるのを見たことある?」
キャサリンの情報に従い “ディープバレー”というスポットに潜ってみると、
驚いたことに、巨大なクジラがその亀裂の中へと潜っていくのに出くわした。
「マッコウクジラだわ!沈降していったみたいだけど……
まるで奈落……とても深い亀裂だわ。専門装備もないのにこれ以上深く潜るのは危険よ」
今のダイビング装備では、追いかけられないらしい。やむなく一旦引き上げることに。
船に戻ると、財団から「大深度潜水用特殊混合エアのテスト」の依頼が届いていた。
150m以上潜れるスグレモノらしい。グッドタイミング!
「マナウライにそんな深い場所あったかしら?
そういえば以前マッコウクジラが深い亀裂にもぐっていかなかったっけ?」
ちょっとキャサリンがボケてるみたいだけど、気にせずあのクジラのことを追うことにしよう。
(※ 普通に進めていれば、一瞬前のことをド忘れしているようにしか見えない)
再びディープバレー“奈落”へ。ちょっとグロテスクな深海魚たちが泳ぐ奈落の底には、
大きなクジラの骨が散らばる「鯨の墓場」があり、先ほど出会ったマッコウクジラが回遊していた。
「非科学的かもしれないけど何か「意志」みたいなものを感じる……
たとえば「門番」みたいな意志を……」
奈落の底ではシーラカンスやダイオウイカなどの珍しい生物にも出会える。
「いよいよもってマナウライって不思議な海だわ
あんな大規模な亀裂がぱっくり口をあけていてしかも独自の生態系が広がってるなんて」
船のデッキでキャサリンが歌っていた。
「…………♪ …………♪ あらやだ聞かれちゃったかしら
この歌? 私の好きな歌よ。小さい頃お母さんから教えてもらった歌……
故郷のバオウルに戻ってきてから……いいえ このマナウライで海を見つめていると
なぜか心によみがえって来たわそれと一緒に いろいろな思い出も……ね」
悲しい思い出なのだろうか。キャサリンは、自分のことは何も話してくれない
また新しいスポット“マリジ環礁”近辺をダイビングしていると、
岩壁に囲まれた道の先、激しい潮の流れに邪魔されて進入できない場所があるのに気付く。
「かなり強い潮流が流れてきているからこれ以上は誰も進んだことはないの」
船に戻ると「ジンベエザメの回遊ルート調査」依頼が財団から届いていた
ちょうどマリジ環礁のあたりで目撃されているらしい。再びマリジ環礁に潜るとビンゴ!回遊するジンベエザメに遭遇
(※ ものすごくコワイけど、このゲームの中ではどんな危険な生物も襲ってこない、ふしぎ!)
「このままついていけば 回遊ルート調査もできそうだわ
ここは潮流が強い場所だけど しっかりジンベエザメにつかまっていれば進めるかしら……?」
キャサリンの提案でこっそりジンベエザメのヒレにしがみついていると、一緒にマリジ環礁の奥へ進むことができた。
誰も入ったことのない環礁の奥には、信じられない風景が広がっていた。
そこにあったのは巨大な石造りの遺構、古代の“海底遺跡”だった。
「なんでこんなものがこんなところにあるの!?
マナウライに伝えられる洪水伝説に関係しているものかもしれないわね……」
先ほどのジンベエザメが見張るようにゆったりと遺跡の上を回遊している。
複雑な潮の流れに邪魔されながらも、海底遺跡の調査を始めた。
「マナウライ島の謎と神秘を読みとく全ての鍵になるわ
だってこの島に残る伝説や神話の多くは はるか昔ここに海に沈んだ国があったことを
示しているのよ。学者魂に火がついちゃう!」
この歴史的な大発見にキャサリン、そして知らせを受けた財団も大興奮のようだ
考古学や地質学の研究者と連絡をとって、調査を進めることになった
遺跡のあちこちで文字のようなものが刻まれた石板・石碑を発見
それらを照らし合わせ、古代マナウライ文字で刻まれた6つの石碑のストーリーを解読
(※ 6つの文の順番は定かではありません、予想です)
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……永劫の眠りが大地を覆わんとす 王国最後の歴史をここに刻まん……
……七種族を統治する白き王の治世 太古の神の怒りが洪水を呼んだ……
……王は証を持ち嵐の神を従え 洪水を起こす神に立ち向かった……
……最後の日、王は白き者に腕輪を与え 王子に従うように言い含めた……
……最後の日、王は黒き者に宝玉を与え 王女に従うように言い含めた……
……王はついに破れ都は水に飲まれたが その子孫は西へ新たな王国を建てた……
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そこには古代王国の滅亡の歴史が刻まれていた
(※ この伝説の通り、宝玉=「人魚の涙」を拾っていると黒いイルカ「オキゴンドウ」をパートナーに、
この遺跡に落ちている「古代の腕輪」を拾うと白イルカ「ベルーガ」をパートナーにできる)
海底遺跡の調査中に「蕃神の偶像の欠片」というものを発見。蕃神とは異国や異世界の神のことだという。
キャサリンに見せるため船へ戻ると
『……血の汚れに罰を……』
どこからか声が聞こえたような気がした……空耳?
キャビンに戻ると差出人不明のメールが届いていた
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Title:後ろを向いてはダメだ
偶像を見つけたようだね・・・。あれの呪いが君をねらっている。
もしかしたらすでに君の後ろに 「いる」 のかもしれない。
深入りすると髪が白くなるほどの恐怖を味わうことになるだろう。
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悪戯メールだろうか。しかし偶然とはいえ偶像の欠片を見つけたばかり。ちょっと気味が悪い
海底遺跡調査を続けているとまた「蕃神の偶像の欠片」を発見。回収して船へ戻ると、
『……ヒンとホアンの子よ……』
やはり、なにかが聞こえたような気がした。
更にまた悪戯メールが届いていた
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Title:それを捨てろ
これは警告だがすぐさま捨てるべきだ。偶像には古代の呪いがかけられている。
あれは旧石器時代を支配した邪悪な神のよりしろなのだ。
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まさか、どこかから見られている?
でもここは誰も居ない海の上、キャサリンと2人きりの小さな船の上なのに。
その後も次々に「蕃神の偶像の欠片」を発見してしまう
そしてその度に、気味の悪い囁き声が聞こえ、謎のメールが届き続ける
『……ワーガに呪いあれ……』
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Title:声が聞こえるか?
君にはもう彼の呼び声が聞こえているだろうか。それは深淵の底の暗黒の呼び声だ。
生きとし生けるもの全てを呪う邪神のささやきだ。
私が何者かって? ……そんなことはどうでもいい
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『……眠れる神に贖罪を……』
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Title:今なら間に合う
彼の目に捉えられる前に逃げ出すんだ。部屋の四方には銀紙を張るといい。
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ついに頭・腕・体・足の4つの欠片が揃ってしまった。何も気付いていないキャサリンが「蕃神の偶像」を復元してくれた。
すると、やはりメールが届いた……。
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Title:これが最後になるだろう
偶像を復元してしまったようだね。もはや手遅れだ。
総髪が白くなるほどの恐怖を君は味わうことになるだろう。
ああなんということだ。監視していたのは私だけでは無かった。
彼もまた私を……。
もうだめかもしれ
窓から何かが
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メールは不自然に途切れ、そして二度と届くことはなかった。
果たして悪戯だったのか。それとも……?
※メインストーリーには関係ないイベントですが、ゲーム中唯一の恐怖要素なので紹介
警告メールの内容はかなり端折っています
この後、あなたには呪いらしきものの影響はまったくないのでご心配なきよう
勿論プレイしている中の人の身にもなにも……おや、こんな時間なのにお客さんみたいだ……
海底遺跡の調査も、素人のダイバーにできる範囲のことはすべて終わった。
のんびりとした日常が戻ってくるはずだったけど、キャサリンがまたふさぎこんでいるみたい。
「ねえ あなたは自分の「なすべきこと」って考えたことある?
「使命」 そう言ってもいいわ
自分が自分であるためになしとげなくてはならない仕事……」
「……私はこのバオウル共和国で生まれたの
お父さんはヨーロッパ人 お母さんがバオウル人
でもちょっとした事情で子供の頃にこの国を離れて 欧米で育ったわ
そして財団のバオウル駐在員として 20年ぶりに故郷に戻ってきたわけ
それで 思い出したの 私の「なすべきこと」を
……あら いやだわ つまらないことをしゃべっちゃったわね 今の話は忘れて」
やっと悩み事を話してくれるかと思ったけれど、まだダメなようだ。
こんなメールも届いた
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Title:購入申請の件ですが……
キャサリン、あなたが先日財団に対して購入を申請した高額機材ですが
これはどういうものでしょうか?
機材の内容は、我々現地駐在員にとってほとんど必要がない
超高感度センサーやその備品などです。
納得のいく説明がなければ、この購入申請は却下いたします。
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そんなものを何に使おうとしていたんだろうか…?
「……そうね……あんな機材はふつう私たちの仕事にはいらないからね……
ごめんなさい 今は何も言えない。 「なすべきこと」を成しとげるまで……
おねがい……これ以上聞かないで このことは 私個人の事情
他人に話すような ことじゃないから……」
ライターのダグラスからメールが届いた。
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Title:グリーンガーデンを探すんだ!
よぉ兄弟。話は聞いてるぜ。なんでもキャサリンの様子がおかしいらしいな。
俺は彼女が子供のころ、まだバオウルに住んでいたころから知っているからな。
きっと……彼女は自分に「過去」にこだわって思いつめているんだと思う。
その「過去」については、彼女から直接聞いたほうがいい。だが、きっと彼女は
心を閉ざし教えてくれないだろう。心をひらくためのてがかりが必要だ。
彼女が海に向かって祈りをささげているのを見たことはないか?
祈りの先に何があるか……それはグリーンガーデンだ。
グリーンガーデンに彼女の心をひらくてがかりが残されているはずだ。
-------------------------------------------------------------------------
さっそくケルプ(海草)に囲まれたダイビングスポット“グリーンガーデン”に潜って探索。
海底に落ちていた「パトリックの懐中時計」を拾い、船へ戻ると、
「それは……! まさかお父さんの!? あの海の底で 見つけた……のね
そうよ 私のお父さんはこのマナウライの海で見果てぬ夢を追った末に命を失ってしまった
いいわ あなたに隠し事はできないようね 「なすべきこと」について 話してあげるわ」
「……以前に言ったように 私はバオウルで生まれた
バオウルには 古くから「ある伝説」がある
知っているかしら? 白き慈母ホワイトマザー……
全ての命の原点だと伝えられる巨大な白鯨の姿の神
そして20年前 彼女はお父さんの前に姿を現したの……
シロナガスクジラ以上の史上最大規模の新種生物だと信じ 科学的な追跡と調査をはじめた
でも迷信深いバオウルではいつしか私たちの家族は社会から 拒絶され孤立していった……
そしてついにある日 お父さんは潜水調査中の事故で行方不明になったの……
私の「なすべきこと」はそう父の成し遂げられなかった ホワイトマザーを見つけ出すこと
そして お父さんの無念を晴らして名誉を回復する それが望みなの
……話は以上よしばらく一人にしてちょうだい 聞いてくれてありがとう」
やっとキャサリンが事情を話してくれた。
今はまだ落ち込んでいるようだけれど、これで少しは前に進めるようになったかな…?
すみません、今日はここまでで・・・
明日か明後日の夜に最後まで書きます、すみません
あと6レスくらいです
乙であります!
FOREVER BLUEといえばCMで流れてたBGMの『祈り(prayer)』は良かったなぁ…
元々、本家のSecret Gardenの『祈り』が大好きだったから
初めてCMを見たときびっくりしたのを覚えてる
しかしサメはサメででもジンベイザメは人を襲う凶暴な奴ではないし、
クジラみたいにプランクトンや小魚を食べる仕様の口じゃなかったっけ?
ジンベエザメは大人しくて怖がりでのんびり泳ぎながらプランクトンとか
小魚とか海藻とかを濾過して食ってるデカイ鮫。人を襲う事はまずないわな
>>320 >>321 しまった! やってしまった……お恥ずかしい
ジンベエザメは確かに襲ってきませんよね
ちなみにホホジロザメやシャチ、毒のあるエイやクラゲ
巨大な牙を持つセイウチやらを触りまくっても全然大丈夫なんです……
ぶっちゃけ、サメの9割以上の種類は人を襲わないんだけどね
鋭い牙を持っているのも沿岸に来ることはまずないからあんまり危険性はないし
ついでにピラニアもいくら腹が減っても人を襲うことはないから
南アメリカの熱帯では現地の子供はピラニアにいる湖で平気で水浴びをしていたりする
以上、まったく無意味な知識でした
おお、典型的なクトゥルーネタが!
FOREVER BLUE乙です。
>>324までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
326 :
GPO青:2009/03/12(木) 07:19:50 ID:HLpNPtLmO
GPO青少し投下しておきます。
土曜までには全投下します。
327 :
GPO青:2009/03/12(木) 07:30:28 ID:HLpNPtLmO
聞こえますか。
私の声が聞こえますか。
私の名前は………
OVERS Systemは全プレイヤーの同一存在を生成しています……
今回の舞台は放棄・撤退することが決まった小笠原諸島父島・天文観測所が舞台です。
撤退が完了するまでの3ヶ月間(2000年6月スタート)にGPO青の目的である『黒い月観測』を成功させましょう。
とりあえずストーリータイプ[ラブコメ]について
GPOのギャルゲー部分を強化しました、みたいなモード。
一応メインシナリオとして
・超巨大幻獣を倒せ編
・過去を探す編
がありますが白を参照して下さい
恋愛絡みのサブイベントが豊富で、伝説の場所で告白を目指したり前世からの恋人と再会したり。
恋人として選んだキャラの攻略がうまくいってれば最後に結婚できるのが最大のキモですか。
本当にギャルゲーだな。
ストーリータイプ[戦闘記録]→白参照。以上。
で[天体観測]いきますがその前に青の用語いくつか。
【能動式望遠鏡】
要するに巨大レーザー砲。
レーザーをぶち当てて着弾前後を観測しましょう、というもの。
黒い月は通常の可視光線は吸収してしまうので現状ほぼ唯一の観測手段。
通称たんぽぽ
【白天】
たんぽぽのオプション。
宇宙まで飛んでいきます。全6機
【絢爛舞踏】
1、すげーたくさん幻獣を殺すと貰える勲章。絢爛舞踏章
2、絢爛舞踏章を授与された人
【自然休戦期】
幻獣は基本夏は攻めてきません。あー夏休み
328 :
GPO青:2009/03/12(木) 07:33:39 ID:HLpNPtLmO
[天体観測]
停泊したフェリーから一人の男(主人公)が降りてくる。
出迎えにきた教師・大迫(通称男先生)に島の分隊について話を聞きながら学校に向かいます。
ここの部隊はもともと天文観測のためにいたのが名目上の守備隊として再編。
そのまま駐留しているらしい。
観測の方は望遠鏡が建設途中で放り出された為に全く機能していないとか。
何でこんなところに自分が配属されたのかわからない主人公に、優しい大迫先生が事情を説明してくれます。
「要するに左遷だよ、左遷」ファッキューベリィマッチ。
そのあと島のもう一人の教師・都 綾子(通称女先生。バレバレですが男先生は女先生に惚れてます)
とクラスメートに紹介してもらい、建設途中の望遠鏡を見学にいきます。
完成していれば、世界最大・唯一の能動式望遠鏡になるはずだった「たんぽぽ」。
今はただのガラクタだね、とKY発言で部下に嫌われてみます。
しかし、主人公がこの島に派遣されてきたことで、天文観測班にとって大いなる転換期が訪れていたのでした。
329 :
GPO青:2009/03/12(木) 07:40:51 ID:HLpNPtLmO
翌日のHRで男先生から重大発表
「島の放棄が決定した」
戦略的にそう重要ではない父島に補給・輸送ルートを確保
しておけなくなった軍部は島民保護のために島の放棄を決定。
3ヶ月後には全員撤退することが通達されたらしい。
生まれ育った島と、恐らくは今生の別れとなってしまうことに意気消沈する隊員たち。
男先生は何かしてやれることはないかと頭を悩ませ、やがて一つの決意を固めるのでした。
明けて次のHR。
男先生は「天体観測をしよう」と提案します。
最後の思い出作りに、自分たちの本来の役目を果たしてから島を出よう。
胸を張って本土に行こう、と
部下たちは、これでたんぽぽの修理ができる、白天を飛ばせる、と希望を見いだすのでした。
やるべきことが見つかると俄然忙しくなってきます。
女先生や隊員たちはたんぽぽと白天の修復・調整。
男先生は政府の支援が受けられるようにロビー活動です。
しかも、何故か自然休戦期にもかかわらず、活発な活動を見せ始めた幻獣からたんぽぽや町を守らなくてはなりません。
ああ、だから自分はここにいるんだな
絢爛舞踏とも呼ばれる主人公は、自分が何故いまこの時に呼ばれたのか?ようやく理解できたのでした。
330 :
GPO青:2009/03/12(木) 07:44:46 ID:HLpNPtLmO
のんきな主人公に、男先生が観測成功のためのアドバイスをくれます。
曰わく、勝ち続けること。
たんぽぽの修理。
人間関係に注意しろ。
やけに生々しいアドバイスだったなぁと思いながら、深夜ハンガーでの作業に向かう主人公。
そこには白天の整備をしている女先生がいました。
しかも白天から引き出されたシリンダーには、しわのある白い生体部品が見えています。
それは一体?と、主人公が問うと女先生は自分の過去を語り始めます。
かつて政府の研究施設・通称ラボに務める技術者だった女先生は
非人道的な実験にも数多く関与し、白天もまたそれらの研究の成果なのだと。
この子たちの面倒を一生見続けるのが自分の贖罪なのだと。
人の脳なのか?と問う主人公。
女先生はほとんどはイルカの脳よと言います。
「さぁ、もういいでしょう。
もう二度と、こんな時間にここへ来ちゃダメよ」
その言葉に背を押されて主人公はハンガーを後にします。
翌朝、男先生からロビー活動が身を結んで政府及び海軍から正式に支援が受けられるようになった、と教えられます。
「大塚君(白天のパイロット)は海軍で飛行訓練を受けてくるように」
みんなで大塚君を見送ったあと男先生から妙な話しを聞かされます。
「諜報部からの情報では敵の狙いはたんぽぽらしい。
いっそ、『あれはただの望遠鏡だ』と教えてやれ、と言ったら『もうやってる』とさ」
それはともかく、たんぽぽの修理は順調に進んでいるようです。
受動観測ならもう出来るようになったんですよ、と隊員に教えてもらいました。
331 :
GPO青:2009/03/12(木) 07:46:35 ID:HLpNPtLmO
一方その頃
国会では黒い月観測のための予算が正式に組まれ、本格的な支援も始まります。また、幻獣の攻勢が激しくなってきたこと。
本土でしか見られない強力な決戦用幻獣が現れたことなどがわかります。
撤退まで残り1ヶ月を切った頃、日本中の原子力空母が集まってきます。
たんぽぽに電力を供給するためです。
たんぽぽ自体の整備も完成に近づいてきました。
観測補助のため、10万個もの観測ブイがばらまかれ、着々と準備が整う中いよいよその日がやってきたのでした。
332 :
GPO青:2009/03/12(木) 07:47:24 ID:HLpNPtLmO
とりあえずここまで。
夜続きをやります
333 :
ゲーム好き名無しさん:2009/03/12(木) 16:00:27 ID:h5bGh+pjO
デジタルデビルサーガ2の、ストーリと
エンディングを教えてもらいたいのですが。
よろしくお願いします。
335 :
GPO青:2009/03/12(木) 18:58:36 ID:HLpNPtLmO
続きいきます
336 :
GPO青:2009/03/12(木) 19:00:50 ID:HLpNPtLmO
観測の日、朝のHR
男先生「今日は晴れだそうだ」
静かな何かが教室に広がる。
男先生「天候で一喜一憂するなんて、俺たちくらいなものだろうな。
今日は女先生と二人でお前たちの思い出づくりを見させてもらう。頑張ってこい」
男先生から激励を受けたその夜、雲一つない星空のもと、黒い月の観測が開始されます。
主人公「各部署、現状知らせ」
「こちら機関、準備よろし」
「こちら冷却、準備よろし」
「こちら観測、準備よろし」
「こちら電算、準備よろし」
「こちら通信、準備よろし」
「遅れました!航空官制準備よろし」
「航空整備は待機中。これで失敗したら怒る」
部下1「全部署確認。隊長?」
頷く主人公「全館放送。
…人類で最初に黒い月を見たものになる。それは観測員として最高の栄誉だ。そしてその栄誉はすぐ近くにある。
そうだろ?みんな。…観測を開始する」
主人公が観測開始を告げるとたんぽぽの砲身がゆっくりとリフトアップされてゆく。
最大仰角で固定された砲身に、放熱板が展開して月下に銀色のたんぽぽが咲いた。
そして
離水する白天が歌を歌っている。
六機の白天は同調しながら歌っていた。
「…イルカの歌?」
337 :
GPO青:2009/03/12(木) 19:06:34 ID:HLpNPtLmO
一斉に全ての白天が唱和し、天空に落ちるイルカたちの歌。
シェルターの中で観測の成功を祈っていた女先生に、何かが語りかける。
「私に…まだ、生きろというの?…何でそんなこと言うの?」
男先生はそんな女先生にかける言葉もなく、ただイルカたちの歌を聞き祈ります。
隊列を組み、ロケットの炎を噴きながら六機のイルカたちは天を登ってゆく。
メインエンジンに点火出来るだけの加速が得られるとマッハ5.4で上昇。さらに加速。
マッハ25で灼熱の六本の矢は天に登った。
振動とGの中機体の制御に集中しながら、大塚はかつて海難事故で亡くした婚約者を感じていた。
大塚「…お前が望むなら、このままずっと飛びつづけてもいいんだぜ」
物言わぬ白天が大塚に答える。
大塚「…そうか……」
白天たちは地球の昼の面に入り、通信が途絶する。
地球を4分の1周して全速を出した白天たちがいっせいに環になり広がっていく。
たんぽぽが能動観測を開始。
巨大な砲身の先端に光が集まっていく。
発射と同時に周囲数百kmに衝撃波と電磁波を撒き散らして。
宇宙に光の花が咲いた。
たんぽぽの砲身は自身が生み出した熱量に耐えられず、溶けて崩壊。
着弾。爆発。
「観測は成功!」
「ちゃんと記録しておいて…私が何をしたのかを。眩しくて、何もみえないから」
338 :
GPO青:2009/03/12(木) 19:08:59 ID:HLpNPtLmO
マッハ28.94高度150kmで上昇する大塚。
やがて5機の白天は宇宙へ飛び去り、大塚の白天は海面に着水した。
意識を失った大塚を海軍の兵たちが回収している。
海軍士官「どうだ?」
軍医「酸素供給システムにトラブルがあったようで」
海軍下士官「無意識で良く着水操作ができたな」
海軍士官「そんなことはどうでも良い。
世界の一番高いところまで行った馬鹿だ。
絶対に生かせ」
軍医「はっ。我々の名誉にかけて」
こうして黒い月の観測は終了した。
339 :
GPO青:2009/03/12(木) 19:16:14 ID:HLpNPtLmO
エピローグ・1
部下たちが騒いでいる。
ついに男先生が女先生にプロポーズするらしい。
みんなで応援するべく、海岸まで行った。
茂みにかくれて女先生の到着を待つ隊員たち。
男先生のところに女先生が歩いてくる。
女先生「それでお話って何ですか?大迫先生」
男先生「あっ、あのですね。…その…今日はいい天気ですな!」
ダメだこりゃと顔を見合わせる隊員たちだったが。
必死で何かを話しかける男先生。
頷く女先生。
「やったか?」「OKした?」「いこうぜ!」「おめでとー!男先生!!」
口々に祝福する隊員たち。
真っ赤になって怒り出す男先生。
男先生「お…お前ら」
…まだプロポーズしてなかったらしい。やっちまったか、と顔を見合わせる隊員たち。
女先生「それで、大事なお話って何ですの?何でもお聞きしますわよ?」
女先生は全部お見通しだったようだ。
男先生「お前ら海岸100周!」
みんな「えー!?」
男先生「うるさい200周だ!」
女先生が笑いながら言った。
「みんな頑張ってね。ついでに大迫先生も」
「…え?」
「…その間に素敵なプロポーズの言葉を考えてね。
私はみんなの為にごちそうを作りながら素敵なイエスの言葉を考えるわ」
男先生「!うぉぉ!お前ら!海岸300周!」
増えてるじゃん!とみんなが怒る
男先生「うるさい!俺がいい言葉を思いつくまで何周でも走るんだ!」
その日は日が落ちるまでみんなで走りました。
340 :
GPO青:2009/03/12(木) 19:18:18 ID:HLpNPtLmO
エピローグ・2
島を離れる前に男先生が言います。
「お前らの見たものは結局機密扱いになっちまったなぁ。
…一体なんだったんだ?あ、いやスマン。話せないんだったな。え…人型…?」
エピローグ3・最後の日に
主人公とヒロインは一緒に分校の戸締まりをすませると並んで石段を降りていきました。
いつか必ず、ここに帰ってくることを誓いあって。
[天体観測]終わり
で、あとはスペシャルシナリオ[GPMモード]いきます
が今日はここまで
乙です
続きが気になる!
木曜日の続きのフォーエバーブルー、最後まで行きますね
翌朝
「ずっと考えてたんだけど ホワイトマザーを探すことは
やっぱりあきらめられないわ……」
キャサリンは前よりずっとパワーアップして、決意を新たにしていた。
こうなったら仕方ない。キャサリンに協力してあげよう。
「え……! 私の「なすべきこと」に 協力してくれるって言うの?
うれしいわ! あなたが そう言ってくれるなんて!
たぶん今あなたは この地球上で一番マナウライの海にくわしい人間……
あなたの協力があれば きっとホワイトマザーを見つけることができるはずよ
ほんとうに…… ありがとう」
「まず ホワイトマザーがこの海に存在しているという確証を得る必要があるわ
目星をつけているのは 前に混合エア実験で行った あの巨大な亀裂……鯨の墓場
私の研究では 一つの海域のクジラは一つの墓場を「聖域」として共有し
生きている時にも 何度か訪れるらしいわ。 ホワイトマザーも例外じゃない
奈落の底には 何か手がかりがあるはず そういうワケで さっそく調査をお願い!」
さっそく“ディープバレー”の“奈落”へダイビング。
すると一緒に潜っていたパートナーのイルカが海底で何かを見つけたようだ
「これは……? 生体組織のようだけどヒゲクジラの ヒゲかしら……
ともかく何か手がかりになるかも。 サンプルを採集して戻ってきて!」
サンプルを分析したところ、
「遺伝子鑑定を行ったところ これはシロナガスクジラに非常に近いものの
明確に別種で、とてつもない大きさの生物の持ち物。
…ホワイトマザーの表皮に違いないわ!」
次はホワイトマザーの出没場所を分析するため、
マナウライ海域の他のクジラたちの情報を集めることになった。
ここまでストーリーを進めていれば簡単な調査だ。
「あなたが集めてきてくれた クジラの情報を検証したところ
ホワイトマザーが回遊ルートにしている可能性のある場所が見つかったわ!
今までの調査で ようやく財団に 例の高性能センサーを購入してもらったわ
これを候補地5箇所にセットして監視し続ければ 彼女を補足できるはずよ」
次はセンサーの設置。
キャサリンが通信で指示する通り、海底にセンサーを仕掛けていたのだが……
「あれ? どうしたの? 様子が変だけど……」
しまった、トラブル発生だ。
「えっ!? ケルプに足を取られて浮上できない?
ど どうしましょう このままじゃ……」
このままじゃ、タンクのエアーがなくなって死んでしまう。
何か役立つものは……そうだ、海獣に合図を送るのに使う「海笛」があった!
海笛を数回吹き鳴らすと、パートナーにしたイルカたちがやってきた。
「あっ! この子たち あなたを助けにきてくれたのね! ケルプが外れたわ!」
なんとか助かって船に戻ることができた。
「おかえりなさい! 無事でよかったわ!
ごめんなさいね 取り乱してしまって
……私のお父さんも グリーンガーデンで同じような事故で
帰ってこれなくなったから それを 思い出してしまったの……」
「全部のセンサーを設置したわね。あとは 待つだけね……」
果たしてホワイトマザーは見つかるだろうか?
「センサーから反応があったわ! 行ってみましょう!」
反応のあった現場に急行。
すると――外海のほうからゆったりと、見たこともないほど巨大で真っ白なクジラが
ゆっくりと近づいてきた。
「あれは……!
こ……これが……もしかして……白亜の巨鯨 ホワイトマザー……
なんて雄大な 姿かしら……! まるで夢のようだわ こんな……
……でもあなたが このことが現実である 何よりの「証人」
神秘のヴェールに包まれていた ホワイトマザーは現実に存在する生物
それを証明してくれた ……ありがとう」
こうして、パトリック、そしてキャサリンの悲願は遂に果たされた
(ここでスタッフロールが入る)
「あれからずいぶんと 時間がたったように感じるわね
地球最大の哺乳類ホワイトマザーの発見は またたく間に
世界中が知ることになったわ
学名を決める論文とか書いたりしなきゃいけないから
これからしばらく忙しくなるかもね
お父さんの無念は きっと晴らされたはず
あらためて ありがとう 全てはあなたの おかげよ……」
「え? これからどうするのかって?
これからも何も 私たちは海上駐在員じゃない
今までも これからも 何も変わりはしないわ
ただ この青い海を ずっと見守り続けていく
きっとそれが あなたの「なすべきこと」……」
メインストーリーは、これでひとまず終わりです。
ストーリー≒キャサリンの台詞&受信メール なので、
長々と書いてしまいました。読まれた方、お疲れ様でした
ホワイトマザーの発見後、財団やダグラス、ガイドしてあげたダイバー達から
祝福とねぎらいのメールがたくさん届きます
こんな人からも……
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Title:とても興味深い海だ
はじめまして。突然メールをして驚かせてしまったかもしれないけど、
私は海洋での潜水活動を専門にさせてもらっている者だ。まあ、同業者だな。
君の活躍のウワサを最近よく聞くんだ。同時にマナウライの海のこともね。
新種の巨大ナガスクジラ発見の件もそうだけど、古代遺跡も見つかってるそうだね。
私としてはそっちの方にとても興味があるんだ。
石碑とか人面岩とか、純粋に好奇心からサルベージしてみたくなる。
機会があったらそちらの海にも行くかもしれない。その時はよろしくたのむよ。
From:レオナルド・D
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姉妹作となるエバーブルーシリーズの主人公レオからのメールです
レオといえば、サルベージ!ですよね
さて、あとはのんびり、海中散歩や図鑑集めを楽しんでください。
オマケで“幽霊船”や“海の墓場”というスポットも見つけられます。
347 :
GPO青:2009/03/14(土) 18:45:17 ID:Dae0mjiHO
残り投下します
348 :
GPO青:2009/03/14(土) 18:47:52 ID:Dae0mjiHO
[GPMモード]
別名、最高難易度ゲーム。GPMから続くお約束的ゲームモード。
白、緑のGPMキャラを転属させればGPMキャラのみで部隊をつくれます。
天体観測のとき、彼らが何をしていたか?という『裏・天体観測』みたいなお話。
簡単なキャラ紹介のあとストーリーに入ります。()内は出演した章です。
《キャラクター紹介》
・青の厚志(白)
速水厚志。人型のパイロット。青はあざな。
今回主人公としてストーリを書きます
・芝村 舞(緑)
動物に弱い、人型のパイロット。今回、彼女をヒロインとして書きます
・善行 忠孝(緑)
部隊司令
・原 素子(青)
モデル並みの容姿の整備班長。
かつて善行と付き合っていた
・シマシマ(青)
青の章のマスコットキャラ。猫みたいな目のリス
[天体観測]GPMモード
「これを見ているということは、貴方はたどり着いたのですね。
お帰りなさい。懐かしい故郷に。
長い時間がかかりましたが、再会の約束を果たします。
私の名前は芝村 裕吏。
貴方の第一の敵にして、第一の味方。
心の剣をとりなさい。いつものように。
そして願わくば、この戦いの明日には
天下万民のためにその剣が振るわれることを」
<ゲームデザイナーからのメッセージ>
349 :
GPO青:2009/03/14(土) 18:53:15 ID:Dae0mjiHO
ーはじまりはじまりー
停泊したフェリーから一人の男が降りてくる。
男の名前は善行 忠孝。
九州において伝説の5121小隊を指揮し、熊本城攻防戦を戦い抜いた英雄の一人だ。
大迫「お…来たな。さてと…。歓迎します。善行司令」
善行「やめて下さい。
善行で結構。僕の部下は?
大迫「はっ…あ、えーと。全部来てるはずです。じゃない、はずだ」
善行「結構。行きましょう」
大迫に案内され、学校へ向かう善行。
大迫「熊本城攻防戦の英雄たちが何だってこの島に?」
善行「それだけ、上は観測を成功させたいんですよ」
ーガンパレードの日々、1日目ー
朝のHR
大迫「あー。では始めるか。…お願いします」
善行「はい。
……お久しぶりです、皆さん。司令の善行です。
…こうやってみんなに話すのは、久しぶりになりますね。
ま、互いに昔を懐かしむような年齢ではありませんから、おしゃべりはこれくらいにしましょうか。
我々は夜明けを呼びにきた地獄の悪鬼です。
殺すしか能のないただそれだけです。
我々がやることはいつもと同じ。敵を殺せ。
わかりましたか。みなさん。
…結構。ではこの島に慣れておいてください。
何、結局はいつもと同じだ。
青が小隊長。僕は司令。
この島の住民が脱出するまで我々は戦う。まったくもって、ただそれだけです」
以上、と言って席につく善行。
大迫は話の内容に内心、圧倒されていたが何とか授業を終えた。
350 :
GPO青:2009/03/14(土) 18:56:35 ID:Dae0mjiHO
青の厚志にとってはいつものことだ。
隣りの席で顔色一つ変えずに善行の訓辞を聞き流した芝村 舞にとっても。
絢爛舞踏章を授けられ、呼吸するように殺す自分たちにとって善行の話は「おはよう」のあいさつみたいなものだ。
幻獣に「おはよう」したら次の瞬間そいつは消えてるけどね。
少し笑う青を舞が睨む。真面目にやらんか。
再会したときはあんなに可愛い顔で抱きついてくれたのに。
でも舞の怒る顔が久しぶりに見られたからいいか、と喜ぶ青。
まったく、厚志の奴め。
少しは成長したかと思いきや、まるで変わらん。
伸びたのは身長だけかと考えて先ほどの再会を思い出す舞。赤くなる頬。
あとで殴ってやろう。でもその前にもう少し、その、ほ、抱擁を…。
えぇい、これでは厚志のことを叱れん。いやこれは奴が悪い。
やはりあとで殴ってやると決めて舞は無理やり授業に集中し直した。
バカップル登場。舞踏のはじまり。
舞に抱きついてあきれられた後で都 綾子に会いに行く。
女先生「KEY92…。いえ、キイクニくん生きてたのね…。」涙ぐむ女先生。
「あなただけでも生き延びてくれて、良かった」
青がラボにいたころ、この人は…
351 :
GPO青:2009/03/14(土) 19:01:59 ID:Dae0mjiHO
ー2日目ー
善行「島のほうは慣れましたか?
結構。水辺での戦いは初めてですからね。
どうあれ、この戦いは大変なものになります。
それだけは保証します。
我々が投入されているということはそういうことです。
それともう一つ。
我々の主任務は島民脱出までの守備と時間稼ぎですが、もう一つ、あります。
この島の学兵たちが島を去る最後の思い出作りとして天体観測を行います。
その観測がうまくいくよう護衛するのが、我々の仕事です。
…ええ、正式な任務です。
我々は控えめに言って日本有数の精鋭部隊ですが、その我々は学生たちのささやかな思い出のために戦うことになる。
いい話です。呼吸するように敵を殺す我々にとって、これはとてもいい話だ。
給料をもらってやる任務としてこれほど馬鹿げてこれほど心暖まる任務というものはない。
よろしい。戦いましょう。
我々はいつものように戦い、そしてこの島を離れる学生たちに、暴力の限りをつくしてささやかな思い出を与えるのだ」
本日は以上、と善行。
舞と話す。
舞「なに?お母さんができた?
…まさか姉とか妹とかはできて居らぬであろうな?
そういうのは許可制である!」
青はつねられながら喜びました
352 :
GPO青:2009/03/14(土) 19:03:55 ID:Dae0mjiHO
ー3日目ー
人型について話す善行。
善行「今回我々が使う機材。
すなわち栄光号本国仕様は装備されているセンサー類と火器管制装置が一新されている以外は麗しの士魂号とほぼ同じです。
「士魂」の名は後継機が量産化したために譲ってしまいましたがね。
原主任、整備はお願いします。
パイロット各員は神経接続の調整を」
士魂号。
禁忌の技術が生み出した、忌まわしい自分たちの愛しい兄弟。
熊本ではもう一人の自分として、幻獣たちを殺し尽くした英雄の巨人。
あのとき殺しすぎたせいで、幻獣は本土に狙いを変えたんだっけ。でも、今回はそういうことを気にせず殺戮していい。
敵の目がこちらに向いてくれれば、学生たちは思いわずらうことなく天体観測ができるから。
それは絢爛舞踏の本来の役目。どこかの誰かの未来のために心の剣をふるうこと。
舞はシマシマが気になるようだ。
何もないここの島で舞の心を癒やしてくれるシマシマ。
挨拶すると、びっくりしながら挨拶を返してくれた
353 :
GPO青:2009/03/14(土) 19:09:00 ID:Dae0mjiHO
ー4日目ー
補給について話す善行。
善行「今回もGアサルトー20ミリ水冷式ガトリング機関砲ーをメインに戦います。
ただし、島に物資・弾薬を運ぶルートが段々不安定になりつつあります。
補給は余裕を持って行って下さい。
なに、今回は上も大盤振る舞いで出し惜しみは無しだそうですから。」
そういえば、熊本のときも善行司令が大量の物資を用意してくれてたっけ。
自分たちはそれらを使い、絶大な戦果を上げたんだった。
舞とデートしたりシマシマたちと交流しながらも着々と戦闘準備は整っていく。
天体観測まであと2ヶ月半
354 :
GPO青:2009/03/14(土) 19:14:37 ID:Dae0mjiHO
ー10日目ー
今のところ、幻獣たちは偵察用小型幻獣くらいしか送ってこない。
5121のメンバーにとっては平和な時間が流れていた。
舞「山の中も良いが海も良い」
青は、舞がいてくれればどこでもいいやと言ってぎゅーしました。
舞「ば、場所を選べ、たわけ…」
舞に頬をつねられて喜んでいると戦闘警報が鳴り響く。
オペレーター「幻獣が出現しました。関係者はただちに戦闘配置について下さい!」
善行「やはりきましたね。それでは舞踏の再開です。3、2、1」
港地区を防衛するため出撃した5121小隊。
威力偵察のつもりか、敵戦力は低い。
それでも父島で中型以上の幻獣が確認されたのはしばらくぶりだ。
敵はこれから本気で島を攻略するつもりのようだ。
青と舞は士魂号複座型を駆ると次々に敵を撃ちおとし、初戦を勝利で飾った。
当然のように。呼吸するように
355 :
GPO青:2009/03/14(土) 19:17:05 ID:Dae0mjiHO
ー30日目ー
朝のHR
善行「この数戦でわかりましたが、我々がそうであるように敵も大袈裟な規模でやってきています。
どうにも天体観測を嫌がっているらしい。
まったく学生の最後の思い出作りをなんだと思っているのでしょうね。
まあ、我々にとっては敵や上の思惑はどうでも良い。いつも通り、殺して未来を守りましょう」
敵の攻勢はまだ続く。
戦闘前の一コマ
原「ちゃんと準備出来てる?ハンカチは?」
善行「遠足にいくんじゃないですから」原「これから遠足にいくような顔してるわ」
善行「いけませんね。顔を引き締めないと」
舞「どうしてみんな大事な局面だとリラックスするのだろうな?」心底愉快そうな舞。
人のことは言えないよ、と可愛い舞をぎゅーしてつねられる青。
戦いはひたすらに続く。
幻獣は町を、島をローラー作戦で侵攻しようと攻めたてる。一度たりとも成功しなかったけれど。
その攻めを変えることはせず、ただ戦力だけを増やして同じ戦術を繰り返し各個に撃破されていった。
天体観測まであと1月半
356 :
GPO青:2009/03/14(土) 19:19:00 ID:Dae0mjiHO
ー70日目ー
敵について話す善行。
善行「敵はいよいよ本気ですね。
大人気無いことにヘカトンケイル(超巨大幻獣)までだして天体観測を邪魔してます。
まあ、大きいですからね。全長約50km、そりゃ邪魔にもなります。
あの敵はむやみに大きいので索敵範囲も広い。下には中型、大型幻獣がうじゃうじゃです。
まあ、なかなかにたっぷり苦戦できそうですね」
舞と話す青。
舞「敵は本気になった。逆に言えば、これをしのげば我らの勝ちだ」
青「そうだね」
ーどうせ全て殺してしまう。最後には。
善行と話す青。
善行「結局のところ上は、敵の正体が知りたいんでしょうね。
黒い月の出現と幻獣の行動になんらかの因果関係が認められるから。こんなこと(天体観測)を。
問題は敵の繰り出してきた戦力規模です。これだけの戦力を送って来てるんですからそれだけ大事な秘密があるんでしょうね」
仮に黒い月の正体が知れてもその先が大事だ。もっとも私は別のことを考えていますけどね、と結ぶ善行。
天体観測まであと7日
357 :
GPO青:2009/03/14(土) 19:22:23 ID:Dae0mjiHO
ー74日目ー
朝のHR
善行「黒い月の観測スケジュールが決まりました。3日後です。
それまでにヘカトンケイルを祓います。戦闘準備を、皆さん。5121小隊の同窓会としゃれこみましょう」
ハンガーで人型の給弾やメンテナンスを確認しながら、仲間たちと話す青。
善行「いよいよ最後の戦い。という感じですね。まあいつも通りやりましょう」
信頼してるわよ、と原。
「熊本城攻防戦で最後まで人型を稼働させた整備の力、存分に見せちゃうから」「こっちも頼りにしてるよ」
その日は舞と二人、深夜まで機体の調整をして過ごしました。
358 :
GPO青:2009/03/14(土) 19:29:02 ID:Dae0mjiHO
ー77日目 ガンパレードー
空に浮かぶ、超巨大幻獣を倒しにいく。
善行「それではいきましょうか、皆さん。3、2、1。
アールハンドゥガンパレード(全軍抜刀 全軍突撃)!
アールハンドゥガンパレード!
全軍突撃!我に続け!
この世で一番価値があるのは友情だと、我々が教えるのだ!
我々の命で!明けない夜はないことを!」
ヘカトンケイルは体表面に複数の神経結節をもつ。それらすべてを破壊しなければ、ヘカトンケイルは倒せない。
しかも自分の体の上には無数の幻獣を配置した、まさに空中城塞だ。
青の操る栄光号複座型本国仕様はGアサルトから続けざまに弾丸を吐き出して大型幻獣を、ヘカトンケイルを切り裂いていく。
広大な戦場に点在するヘカトンケイルの弱点のそれぞれが
大量の幻獣に守られている。
幻獣たちもこれが決戦と知っているのだ。ベヒモスやGタランテラといった大型幻獣が何十となく立ちふさがる。
青と舞は僚機とのコンビネーションでそれらを駆逐しながら攻撃目標を一つ一つ破壊していった。
何度となく補給を受け、長い長い戦いにも終わりがきた。
複座型の背中から発射された24発のジャベリン改ミサイルがヘカトンケイルと最後の幻獣たちの一塊を粉砕した。
舞踏はひとまず終わったのだ。
359 :
GPO青:2009/03/14(土) 19:34:01 ID:Dae0mjiHO
エピローグ・1
光の柱が天に登っていきました。
善行が笑って敬礼を送ります。
善行「こちら司令より、敵味方へ。見えたな。
戦争は終わりだ。撤退を」
戦いの翌日、HR。
善行「まあ、大きなイベントも終わりましたし、また今日から普通の日々のはじまりです。
…あー、泳ぎましょうか。実の所、私もそうしたかったんです」
みんなの歓声が上がりました。
エピローグ・2
そして島を離れる日。
青と舞は並んでゆっくりと坂道をおりていきます。
舞はひたすらうしろを気にしています。
シマシマや動物や鳥たちが、舞についてきています。
呆然と立ち尽くす舞の肩に勇気あるシマシマの何匹かが乗りました。
舞「あ、あう…」
一緒に島から出たいんだよ、と青が言うと、シマシマたちが頷きました。
舞はカチンコチンになって顔を真っ赤にして
動物たちを抱いて船まで行進していきました。
青は幸せな気分で舞と手をつないで歩いて行きました。
360 :
GPO青:2009/03/14(土) 19:34:55 ID:Dae0mjiHO
エピローグ・3
船上の青の隣には、いつの間にか善行がいて、島を見ながら微笑むと口を開いた。
善行「結局、黒い月の観測データは封印されて公表表は取りやめになったようです。
…まあ、これぐらいで終わる戦争なんてないんでしょうね。
結構。しばらくは失業はなさそうだ。
…それでは、本土に帰りましょう。次の戦いが待っています」
善行は青の肩を叩くとお茶を飲みに船室に戻っていった。
島が、遠くなっていく……
ーめでたしめでたしー
361 :
GPO青:2009/03/14(土) 20:34:58 ID:Dae0mjiHO
これでガンパレードオーケストラ終わります。
書いたストーリーはゲーム中にないテキストがいくつかありますが、構成するとき書き易くするために追加しました(そのままだと断片的な羅列になってしまうので)。
大筋はゲームのままです。
ゲームをクリアしてもわからないことについていくつか補足しますが下の※↓以下は読まなくても大丈夫。
長々と読んでいただき、ありがとうございました。
362 :
GPO青:2009/03/14(土) 20:37:38 ID:Dae0mjiHO
※↓
【幻獣】
『黒い月の中心にあるもの』が、第4世界人と第5世界の人間の悪い心から作り出した。
倒すと消えるのは半分実体だから。
実は世界間侵略戦争なのです。
【黒い月】
人型+聖銃。
人型は第6世界から、聖銃は第4世界からたまたま流れてきました。
巨大質量のために光をねじ曲げ、黒い円形に見えていました。
【聖銃】
GPMのラスボスとか精霊機動弾の自機のもと。そちらも参照して下さい。
作中の黒い月を作っていたのは精霊〜の妹のほうの聖銃
【オーケストラ】
1、白の章でキャラクターの一人(とプレイヤー)が歌う歌
2、人間が本気で運命を克服しようとするとき、神さまは手を貸してくれます。
白→ペンギン(冬の神)
緑→猫の神さま
青→シマシマ(情報体)
全体→OVERSや絢爛舞踏であるプレイヤーなど、他にも
人と神さまが作り出す新たな和音(≒オーケストラ)の物語がGPO。
実はSFではなくファンタジーでした。というオチ
乙です。
GPO乙です
あの断片的なストーリーしかない作業ゲーをよくうまくまとめたもんだ。相当やりこんだのかな?
しかしあのひみたゆめすぎる…
GPO書いたものです。
ごめんなさい。
あんまりうまくかけませんでした。
ひとつだけ言い訳させてもらうと
プレイしててGPOキャラとGPMキャラの言動の乖離が凄まじかった。
おそらく世界観をゲーム以外の部分で補給してる人間用のモードなんだと思う。
私も色々調べて書きました。
さようならガンパレ
GPO乙です
初めて転属ののみを見たときの衝撃と絶望は忘れようが無い
さらばあのひみたゆめ
FOREVER BLUEの人乙です
人間の器用な指で外せないほど絡まった海草をイルカが助けに来たからってどうにかできるもんなんだろうか
というかプロのダイバーなら絡まったものを切るためのダイバーナイフくらい持っとけよ主人公
イルカは肉食獣だし、噛み切れるでしょう
GPO乙
これが噂に聞く芝文てやつか。想像以上だ
お気に入りのキャラがこんな素人文体で綴られて公式面されたらたまらんわな
>>369までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
芝&その儲はみんなメンヘラ
と知ったときは軽く鬱になったがさらに鬱なのは
今 で も ネ ッ ト ゲ ー ム で 電 波 を 垂 れ な が し て い る こ と だ
それはともかくPSのカウボーイビバップ予約
>>371 そんな電波は受信しなけりゃ良い。
それよりも、空白あけうぜぇよ。
374 :
ゲーム好き名無しさん:2009/03/17(火) 18:28:48 ID:LX+Qa5ReO
機動戦士ガンダム CROSS DIMENTION 0079 予約します。
オプーナって現状未解決のまま?
未解決欄ばかり長くなってるよなー…
いつもここにお世話になってるし、ちょっと頑張ってみるか
ということで大奥記を予約
前から気になってたんだが、やり直しが億劫で…
でもやるぜ
しばらくお待ちを
>>377 大奥記をやり直してくれるなんて、なんという勇者w
期待して待ってる
:::::::::::::::::...... ....:::::::゜::::::::::.. (___ )(___ ) ::::。::::::::::::::::: ゜.::::::::::
:. .:::::。:::........ . .::::::::::::::::: _ i/ = =ヽi :::::::::::::。::::::::::: . . . ..
:::: :::::::::.....:☆彡:::: //[|| 」 ||] ::
>>377 ::::::::::::::
:::::::::::::::::: . . . ..: :::: / ヘ | | ____,ヽ | | :::::::::::.... .... .. .::::
::::::...゜ . .::::::::: /ヽ ノ ヽ__/ ....... . .::::::::::::........ ..:
:.... .... .. . く / 三三三∠⌒>:.... .... .. .:....
:.... .... ..:.... .... ..... .... .. .:.... .... .. .... . .... . ..... .... .. ..... ............. ..
:.... . ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ .... .... .. .:.... .... ..... .... .
... ..:( )ゝ ( )ゝ( )ゝ( )ゝ ムチャシヤガッテ・・・.
.... i⌒ / i⌒ / i⌒ / i⌒ / .. ..... ...................
.. 三 | 三 | 三 | 三 |
... ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪
DSのマリオ&ルイージRPG2を依頼します
SSとPSに移植されたSTG『蒼穹紅蓮隊』
結末の詳細だけでもお願いします。
ジャンルはシューティング&機体の育成あり
主人公たちはカウボーイと呼ばれる賞金稼ぎ
ある日主人公たちの宇宙船(ビバップ号)がゲート(宇宙の高速道路みたいなもん)を通過中、謎の振動&閃光に襲われる
失神から目を覚ますと謎の敵が襲ってくるので撃退する
レジスタンスのおっぱいさんから謎の機械帝国と戦ってるから助けて言われる
レジスタンスに協力して帝国(の巨大ロボット)を倒すとまた謎の振動
宇宙船のリビングで目を覚ました主人公たちがTVをつけると謎の帝国と戦うおっぱいレジスタンスの映画。完
バンダイゲーム事業部に関わると良作アニメが残念な子に育つ、という良い見本。
少なくとも原作好きな人にはおすすめできない
>>383 Exactly(その通りでございます)
カスロボって意外とやってないんだな。BRは結構良作なんだが。
まあそれはそうとポケダン探検隊の続きでもやってみるがいいか?
ストーリーのクライマックスまではそれなりに普通な感じの毎日
6章 ドグローズ
依頼でもクリアするかと思いきや現れたドグローズ、ここでリーダーのスカタンクが初登場。主人公をいきなりKOした危ない奴。
プクリンが近いうちにギルドが遠征に出ると教える。
このことを知りチームドクローズは表向きには遠征の助っ人としてギルドに忍び込み、
夜中になんとギルドの食料を盗み食いしてしまった。
翌日、ギルドからプクリンが大好きなセカイイチがなくなりペラップにリンゴのもりから
セカイイチを取ってこいと頼まれる。
リンゴの森を抜けたところでいたのはドグローズ、しかしリンゴが無い上ドガースとスカタンクの
どくガススペシャルでまたも気絶。リンゴなしで帰ったためペラップに怒られ晩飯抜き、プクリンは
許してくれると思いきや大泣きで最悪の状況へ、しかもそこでドグローズがいい人としてリンゴを提供したので状況は最悪である。
翌日、ペラップに「遠征メンバーに選ばれるのはあきらめろ」と言われ、やる気をなくしかけてしまう。
主人公たちはこれを見たビッパたちに呼ばれ、弟子部屋へ。
ビッパたちは昨日の夕飯であるリンゴをくれ、彼らの言葉に勇気付けられやる気が戻った主人公たち。
今のうちにしっかり仕事を行いつつ、遠征メンバーのリスト発表を待つことにした。
7章 ギルドえんせいへ
ギルドの遠征メンバーが発表される。ギルドのメンバー全員が行くことになった。
今回の遠征は、きりのみずうみの噂の真相を確かめるという目的もあるそうだ。
無事に遠征メンバーとなった主人公たちは、
ベースキャンプのあるのうむのもりを目指しトレジャータウンを離れるのだった。
んでもこっちのチームが新人ビッパにその後輩主パ・・・一人くらいベテランよこしてもいいだろ・・・
えんばんのいわばとツノやまを突破しギルド集合場所へ
8章 グラードンのしんぞう
無事に遠征先のベースキャンプまで辿り着いた主人公たち。
遠征はみずうみの所在、霧の晴らし方についての情報収集から始まる。主はここに着たことがある気がするみたいだが・・・?
……一方、パートナーは森の入口で不思議な宝石を拾う。
それは、正にこの霧の謎を解くカギとなるものだったのだ。
グラードンの像に例の主の特殊能力が発動。・・・誰が話している?流石俺のパートナー?なんぞこれ
宝石を填めると霧が晴れたんで上を眺めると・・・何じゃこりゃ、上に池があるぞ。
そこがきりのみずうみらしいんで向かおうとするとそこにはドグローズ、また気絶させられるのかと思いきや
おやかた登場、おやかたのわがままによりそこから去ることへ。ドグローズはおやかたをどくガススペシャルで倒そうとするが・・・?
9章 きりのみずうみのなぞ
洞窟を抜けると上にあるみずうみに行けるらしい。主パは洞窟の中へ
んで、ドグローズはというと、どくガススペシャルが親方に通用せずフルボッコされてしまった。
そしてギルドメンバーも洞窟の中へ向かうことになった。
そして洞窟の奥にいたのはグラードン!まだ中盤じゃねえか!でも弱いので倒す。
ユクシーは時の歯車を守るためグラードンの幻を作り、それを倒した奴をさらに記憶消去するという手の込んだやり方で守っていた。
しかし記憶消去できるということから主の正体を聞いてみるが、知らない模様。親方達も着たんで今はこの景色を楽しみましょうや、
プクリン達はこの秘密を守ることを誓い、ギルドへ帰ることに・・・
10章 ヨノワール
ギルドに有名なヨノワールが訪れる。高い知識を生かし最近一気に知名度を上げたとか。
どうやら主人公にちょっとした心当たりがあるようだが……?
そんな中、夜にドグローズがギルドの前へ。プクリンは勝てないから主パに嫌がらせを仕掛けるとのこと。
一方、主人公たちはルリリの探していた「おとしもの」であるみずのフロートを奪ったポケモンを追いエレキへいげんへと向かう。
途中縄張りを荒らされたと勘違いしたレントラーたちに襲われるが、追いかけてきたヨノワールに助けられ一命を取り留めた。
んで、このイタズラをした正体はやはりドグローズ。どこまでウザイんだ
12章 とうぞくジュプトル
きりのみずうみの歯車が奪われたと知る。同時に、ジュプトルがおたずねものに。
ジュプトルは歯車のあるところにきっと現れる、と歯車のありかを探す。
主人公の探した砂漠の奥には洞窟があり、その中にエムリットが守る歯車があった。
が、その歯車もあっさりジュプトルに奪われてしまう。
とうぞくジュプトルは11章です。wikiに載せる時直すぜ
あと10章もwikiに載せるときなおします。文が抜けてた。
ヨノワールさんに主の特殊能力のことを聞いてみると、それは時空の叫び。
その物に関する過去か未来のことが見えるらしい。いわばサイコメトリーである。
チャプター12 のこされたかのうせい
ユクシーやエムリットは歯車を守っていた。ではアグノムは…?
主人公は、ビッパが宝物にしていた水晶から時空の叫びを使い手がかりを見つける。
洞窟の奥に向かうと、ちょうどまさにジュプトルが歯車を奪おうとするところだった。
ヨノワールの助けもあり、なんとか歯車を守り切ることに成功する。
チャプター13 ヨノワールのひみつ
ヨノワールとジュプトルは未来から来た・・・。ジュプトルは「ほしのていし」を起こすため歯車を奪い
ヨノワールはそれを阻止しに来たんだって、ほしのていしが起こると風も吹かず水滴も落ちず暗いまんま。
いわば真っ暗な空間でザ・ワールドが発動しているような状態である。わかりにくい?
「近くアグノムたちが歯車を封印する」という噂を流し、ジュプトルを誘い出すことで、
ついにヨノワールはジュプトルを捕獲する。俺たちなんもすること無しかい!
ジュプトルを連れ未来へ帰ろうとしていたまさにその時、
ヨノワールは主人公たちまでも時空ホールへと引きずり込んだ。急に拉致んな!
ここで倉庫の中にオレンの実とかピーピーマックスがそれなりに無いと涙目になる。未来編突入
チャプター14 みらいせかいへ
気がつくと主人公たちは牢屋に入れられていた。
ヤミラミたちに処刑されそうになるが、ジュプトルのアドバイスで脱出に成功する。
岩が浮いてるぞ、いったい何が起きたのだろうか?ジュプトルによると未来はほしのていしが起きているとのこと。
あれ?ほしのていしはアンタを未来に帰したんだから阻止することができたんじゃないの?
ヨノワールが自分達を処刑しにきて・・・わけわかんねえよ。パートナーはジュプトルを信じることができない上
ジュプトルは自分を信用していない奴を仲間にするつもりは無いんで置いて行かれてしまう。とりあえず進むか・・・
チャプター15 ほしのていしのしんじつ
何か手がかりを探すため、パートナーは主に滝らしき物(流れていないんで)に触れて
時空の叫びを発動させようとするが・・・発動しない。理由は結局ストーリーが進んでもわからずじまいだが
後で俺が適当にそれっぽく解釈しておく。そしてジュプトルのもとへ・・・
ジュプトルから未来の世界でなぜ星が停止しているのかについて、真実を聞く。
じげんのとうはディアルガが闇に染まりこのままじゃ破壊してほしのていしが起こるから
時の歯車をじげんのとうへ納める必要があること。またヨノワールは歴史改変を阻むため
ディアルガが送った刺客であること…主人公たちは星の停止を防ぐ決心をした。
そして主人公の正体・・・それはジュプトルのパートナーである。ほしのていしを防ぐため共に過去へ行くことに
その際に主人公は記憶を失い、ポケモンの姿になる。記憶があるまんまだったら主も捕まった上パートナーに会えないと
とある理由によりじげんのとうへ行けないんでゲームオーバーでしたね。
そしてセレビィの力を借りて再び過去へと戻る。
チャプター16 よあけのおもい
起きたらそこは海岸、過去へ帰ってきたのである。これにて未来編終了
サメハダ岩にパートナーがとりあえず休めるところを作ったのでそこで寝ることに。
時空の叫びって未来じゃ時の歯車に関することしか起こらなかったんだって、何でだろうね。
例え記憶が無くても姿がポケモンでも主人公は主人公、ジュプトルは主人公を信じることに、
そして朝・・・パートナーとジュプトルは朝日を見つめる。未来では暗いまんま、何としても星の停止を守らなければ・・・
しかし過去では主人公たちは行方不明、ジュプトルは犯罪人。不用意には動けない。
そのためジュプトルと主人公たちは、他人に見つかる危険の少ないキザキのもりで1個目の歯車を回収する。
その一方で、じげんのとうがあると言われる、まぼろしのだいちも見つけ出さねばならない。
まぼろしのだいちの手がかりを探すため、主人公たちは意を決しギルドに帰ることにする。
未来で時空の叫びがあまり使えないのは時の歯車の近くでは時がわずかに流れていて、
未来じゃ星が停止してるから過去今未来の概念がねーんじゃねーの?
チャプター17 ギルドのなかまたち
ギルドに戻ってきた主人公たちは、ギルドの皆に未来世界であったことを話した。
多少困惑していたものの、皆最後には話を信じてくれた。ペラップが一番最後に納得したが
「みんなを試した」とのこと、嘘だな。まぼろしのだいち探しにも協力してくれるそうだ。
ペラップが言うには、温泉にいるコータス長老なら何か知っているかもしれないとのこと。
主人公たちは、たきつぼのどうくつを経由し温泉に向かうことにした。
で、コータス長老に会ったわけだけど・・・長老は何か知っているぽいが思い出せない模様。ジジイだし
不思議な模様が手がかりってしか情報は得られなかった。
チャプター18 ラプラス
海岸へ行ったけどやっぱ手がかり無し。ラプラスが海岸を横切っているのを見ただけ。
パートナーの持っていた遺跡の欠片。それが、まぼろしのだいちへ行く為の『証』だった。
その上プクリンの証言により、欠片と似た模様がいそのどうくつにあると判明。
明日にはギルドで名を上げいそのどうくつに向かうことになった。
でも磯の洞窟にはペラップがやられたことがある強敵がいる模様。主パペラップでパーティを組むことに。
磯の洞窟中間部分でドグローズと会い、またも遺跡の欠片が盗まれることに。どこまで嫌な奴らなんだ。
しかし磯の洞窟最深部に行くと倒れたドグローズが。「強敵」にやられた様子、スカタンクはパートナーに遺跡の欠片を渡した。最後に強引にいい奴にするつもりだな。
そして例の強敵がいた場所へ、ペラップが以前あいつらがいた場所を思い出したものの手遅れ、二人の身代わりになって倒れる。
強敵とはカブトプスとオムスター×2だった。でもあんまし強くないんでボコる。
ペラップは以前、親方をかばうためにこいつらに倒されたようだ。最後に親方のおかげでやってきたジュプトルも来て、奥へ進むと・・・
そこには遺跡の欠片と同じ模様の壁が。遺跡の欠片を置くと共鳴して光り出しラプラスが来た。
彼は幻の大地へ導く者だと言う、ラプラスの背中に乗り幻の大地へ・・・
こっからニコ動を見て書くんで長くなります。
あと人じゃないけど未来人って書きます。書きやすいっしょ?
チャプター19 まぼろしのだいちへ
主達が幻の大地へ向かう頃ギルドへ戻る仲間達、以前カブトブス共の不意打ちに親方を守るためペラップが身代わりになったという。
その後カブトプス共は追い払ったがペラップを助けられず呆然としていた時ラプラスが現れペラップを助けたとのこと。
そしてラプラスは世界の平和を守るためあの不思議な模様について探求しないでくれとのこと。
ディアルガは時間を司るこの塔に色々な奴らが訪れるのを恐れたため、幻の大地を時の狭間に隠したのこと。
時と時のほんの隙間?わからねーよ。それはともかくプクリンは遺跡の模様と長老の話でラプラスのことを思い出しまた会うことに。
どうやら幻の大地へ行く者は遺跡の欠片が選ぶらしい。そいつの元へ未来人が来たのは偶然か必然か・・・
そして朝になり・・・時と時の狭間が見えたらしいぞ、よくわからんけど。音を出すの推奨だぜ!こっから良曲オンパレードです。
ラプラスの体が海から浮き・・・空を飛んだ!いや時の海を渡っているらしいけど空を飛んだぞ!そしてラピュタっぽいやつが見えるぞ!
ラピュ・・・幻の大地に到着し奥へ進む。そして虹の石船のところへ、遺跡の欠片を填めると動くらしい。
遺跡の欠片を填めようとした所でヨノワール登場!またもや未来送りにされそうな所で反撃をすることに。
勝利!ヤミラミ共が未来へ返っていく。そしてヨノワールからとんでもない事を聞かされる。
歴史改変すると未来人が消滅する?まあちょっと考えればわかりますね。
だが時の動く世界のほうが幸せだろうし、元々主人公達もそれを覚悟の上で過去へ来たわけだ。仕方が無い。
でもパートナーはどうする?あいついい奴だけどヘタレだよな。主人公がいなくなれば独りぼっちだし・・・
パートナーが欠片を填めたとき、起きあがるヨノワール。ジュプトルは致命打を受け・・・ヨノワールを道連れに未来へ返ることに!
さらばジュプトル!「別れは辛いが頼んだぞ」と言葉を残し未来へ去っていく・・・
別れが辛いのは・・・ジュプトルと主人公のことではなくパートナーのことであろう。
しかしそんなことを告げた状態で最後の旅へ出られるのだろうか。
重い運命、それを話すこと無く戦うことに。行こう、なんとしても星の停止を止めるんだ!
チャプターファイナル さいごのぼうけん
時限の塔へ着く主人公達、ここで最凶の敵ポリゴン一派が登場。
ポケモンショックで濡れ衣を着せられた恨みをぶつけるかのように放電ぶっぱしてくるぞ!
しかし肝心のピカチュウにはあんまり効果が無かったり。
最上階へ着き時の歯車を収めるようとするとディアルガ登場、まだ闇に染まりきっていない。
塔も崩れかけてきてるんで倒すのは今しか無い!音入れろよ!絶対俺みたいに後悔するぞ!電車の中?知るか!
ディアルガを倒し、今のうちに時の歯車を収めることに。歴史改変成功である。
時限の塔から帰ろうとするが、足が重い。そして体が光に包まれ・・・最期の時である。歴史が変わったんだから。
主人公がいたから強くなれた、ここまで来られた。想い虚しく光が激しくなり消滅。さらば、主人公。
帰ろう、それが主人公の最期の頼みだから。虹の石船に乗り・・・時限の塔が離れてく、主人公が遠くなっていく・・・
その事を街のみんなに話した、二度とこんな事が無いように。そして数日後の夕方・・・
海岸へ向かうとクラブ達の泡が、久しぶりだな、いつ頃だろう・・・主人公に会った日だ。
思い出される冒険の日、勇気を与えてくれた主人公との毎日。でも今はいない。
大泣きするパートナーをなだめるビッパ、最後にいい仕事するなぁ。
そんな中・・・ディアルガの力によりパートナーとビッパの前に光の球が・・・
【Fin】
チャン、チャン♪というわけで終了です。個人的に最後復活しないほうが好きだけど
それだとクリア後どうしようだしね。クリア後書くのどうしよう・・・蛇足感がするし
おつかれ!ずっと待ってたんだ…続きは前作もゲンガーの部分だけwikiにあるし、ダークライ辺りだけあればいいのでは?
主人公が未来で時空の叫びでないのは過去と未来では発動の仕組みが違うとかなんとかじゃなかったかな?なんか自分も曖昧だな…
ポケダン乙です。
ゲームセンターCX 有野の挑戦状の
ガディアクエストのストーリーの要望があったようなので書きます。
有野の挑戦状はゲームinゲームで、ファミコンテイストのゲームが8本入ってます。
そのうちの1本がRPGの「ガディアクエスト」です。
プレイ感覚ドラクエ、ストーリー展開メガテンのニュートラルルート的な感じ。
なお、プレイすると大体10時間未満でクリアできるという短さです。
ストーリーは、要約すると3行で終わります。
よって、少し詳しく書こうと思います。(要約は最終レスで書きます)
主人公の3兄弟は、王様に呼ばれ話を聞く。
冥界の者たちが地上界を滅ぼそうとしており、姫をさらっていったという。
冥界に続くデモンズダンジョンへ行き、冥界の王を倒して地上界を救ってくれと言われる。
デモンズダンジョンの最下層へ行く道は、扉で閉ざされており行けないので、
仕方なく別の道でいけるところまで行ってみると番人がいた。
「古の盟約を破り、闘いを挑むと言うのか!」と言われるが問答無用で倒す。
するとヘブンズキーを渡されてこんな言葉を残された。
「ヘブンズタワーを登るがよい。いずれこのデモンズダンジョンにある扉の鍵も手に入る。
遠回りだと思うだろう?古の盟約を破ろうというのだ。簡単に先へ進めるなどと思うなよ」
過去、3つの間に激しい戦いが起こり、世界のバランスが崩れて滅びかけたとき、主人公の祖先が救った。
そして盟約を結んで扉の鍵を天界・冥界で交換し、関係を断絶した。
そのため、冥界の扉を開くためにヘブンズタワーに行かなければならない。
ヘブンズタワーを登っていくと、番人がいた。
「戦って強くなってまた敵を倒して…それで何が変わると言うのだ」などと言われるが問答無用で倒す。
すると、デモンズキーを渡されてこんな言葉を残した。
「お前たちはかつて勇者が残した答えを全く理解していない。
この鍵で開く扉の先に進めばどんな変化をこの世界にもたらすか、いずれわかるだろう。
その責任は、地上の人間たちが負わねばならん。後悔することなど許さんぞ…!」
再びデモンズダンジョンに入り、閉ざされていた扉を開いて最下層へと向かう。
最下層に冥界の王がおり、「私も冥界の正義のために戦おう。冥界を侵略する魔の手から我が民を守るために!」と、結局戦闘に。
倒すと、『冥王の言霊』を手に入れ、言葉を残して倒れる。
「何のために戦うのか。誰のために戦うのか。今一度思い返してみるがよい。
答えを誤れば世界はお前たちの望まない未来へと向かうであろう。」
冥王を倒したが、姫は行方不明のまま。とりあえず王様に報告。
すると王は、冥界の王が倒れたため世界のバランスが崩れているという。
冥界の力が弱まったせいで力を増した天界の魔物が襲ってきたら…ということで、天界の王も倒しに行くことに。
拒否もできないので再びヘブンズタワーの最上階へ向かう。
最上階には天界の王がおり、「世界とあなた方を見守っていました」といわれるも、結局戦闘に。
倒すと『天王の言霊』を渡され、言葉を残して倒れる。
「時が流れ、世界が変わる。今がその節目となるでしょう。
今まで何のために戦ってきたのか、それをよく思い出してみることです。」
やはり姫は戻らず、上空の暗雲も晴れない。
とりあえず王様に報告をすると、
「これで世界は滅びを免れたのだ!
冥界の王と天界の王は倒れ、地上界を脅かすものはもはや存在しない!
これからはこの私が責任を持って3つの世界を治めよう!」と高笑いをする。
あからさまに怪しいが、宴の準備ができるまで暇なので、王族の墓へ墓参りに行くことにする。
王家の墓標で『冥王の言霊』と『天王の言霊』が光を放ち、王家の鍵を入手。
この鍵で城の裏にある扉を開くことができ、入ると姫が閉じ込められていた。
王家の結界により、魔の手から危害を加えられることはなかったようだ。
姫は魔物にさらわれたのではなく、父である王に閉じ込められたのだという。
王は王妃を亡くしてから禁術に手を染め、何者かに心を奪われた。
姫に「父上を止めてください!」と言われ、王の元へ。
冥界の王と天界の王を倒し、3つの世界を支配すれば、禁断の力が手に入る。
王にとりついた者はそれが目的だったようだ。
世界を暗闇で覆われるのは勘弁願いたいので、戦うことにした。
王の心に棲んだ闇を打ち払い、王は正気を戻し、罪を償うことを約束した。
王を失った天界、冥界、地上界の新たな王として、主人公達3人が力を貸すこととなった…。
ガディアクエスト 第一部『異界の王の宴』
END
【要約】
地上界の王の命令で、冥界の王と天界の王を打ち倒す。
それは地上界の王が3つの世界を支配・禁断の力を手に入れるためだった。
地上の王をぶん殴って、3つの世界の力の均衡を戻した。
このストーリーは、ゲームセンターCX 有野の挑戦状2に入っている「ガディアクエストサーガ」につながっています。
設定的にはガディアとサーガの間にガディアクエスト2があるらしいですが、その詳細は不明です。
なお、ゲームセンターCX 有野の挑戦状でストーリーらしいストーリーがあるのは、
『ガディアクエスト』と『からくり忍者ハグルマン3』というやつだけです。
以上、長々とありがとうございました。
そうそう、チャプター5まで書いてくれた人が着たならwikiのチャプター6以降
書き直しちゃって下さい。多分あの人のほうが文作るの上手いだろうし
ポケダンとガディクエ乙。
GCCXは懐ゲー集ってだけじゃなくガセネタ・攻略本ネタが豊富なのが良かった。
ガディアクエストは懐ゲー臭を出しつつも
トンデーケやコバシーリといった快適な技があるのが好印象だった。
隠し守護者アリーノーの各場所のヒントや禁断のスタッフロール直行とかよく考えられてるよね。
神秘と幻想の大陸、アレウーラ。
大陸に君臨した種族[レイモーンの民]が、獣人戦争によって衰退してから100年。
大陸の支配権は[ヒト]に移り、各地で[レイモーンの民]は迫害を受けていた。
それは、辺境の村フェルンでも例外ではなかった。
フェルン村の小さな家に、少年カイウスと、その父ラムラスは住んでいた。
「オレももう15だよ!オレは外の世界が見たいんだ!」
カイウスは父と口喧嘩をして、家を飛び出した。
その足で教会へ。教会に住んでいる、幼馴染の少女ルビアに会いにきた。
「今まで黙ってたけど、あたし、次の冬が来る頃に、ジャンナに行くの。
学校に入学して、僧になる勉強をするんだ」
その勉強は8年もかかるとルビアは言う。
「淋しくなるな。でも、自分で決めたことだもんな。頑張れよ」
ふたりは遊びに行こうと、村を出ようとしたところに、金色の鎧を身に着けた騎士がやってきた。
どうやら怪我をしているらしい。
騎士は教会に担ぎこまれ、司祭が治療を施したが、気を失ったまま目を覚まさなかった。
その夜、カイウスは寝ずの番を任された。
「でも、どうして騎士様がこんな辺境にやってきたんだろう?」
首を傾げるカイウス。ふと騎士は目を覚まして、カイウスに言った。
「最期の頼みを聞いてくれ。私の荷物の中に、赤い大きな石が入っている。
その[ペイシェント]を首都ジャンナの大公様の元へ届けてくれ――」
騎士はそのまま息絶えてしまった。カイウスは騎士の荷物を調べると、確かに石が入っていた。
石を取り出すと、カイウスが首から下げているペンダントの赤い石と共鳴するかのように光りだした。
「母さんの形見の石と共鳴している?」
にわかに外が騒がしくなったので、カイウスは急いで[ペイシェント]と呼ばれた赤い石をポケットに入れた。
光は収まった。
カイウスは教会を出た。村中に謎の黒いモンスターが徘徊していた。
ふたりはカイウスの家の前までたどりついた。ラムラスが黒い魔物に囲まれていた。
「これから何が起こっても、目を逸らさず見ていろ、いいな」
ラムラスはそう言うと、オオカミ男のような姿に変身し、魔物を全てなぎ倒してしまった。
突然のことに驚くカイウス。
「あんた、[リカンツ]――化け物どもの仲間だったのか!」
ラムラスが変身するところを見ていた村人が騒ぎ出した。
ラムラスとカイウスは家の中に逃げ込んだ。
カイウスはさっそく[リカンツ]とはなんなのかラムラスに聞いてみた。
「[リカンツ]というのは、[ヒト]が我々を蔑んで呼ぶときの呼び名だ。
[リカンツ]とは[レイモーンの民]のこと。[ヒト]の形をしているが、獣人化という特殊な能力を持った種族だ。
今まで隠していて済まん」
父が[ヒト]ではなかったなんて――と動揺するカイウス。
自分もあんな風に獣人になるのだろうかと思ったが、ラムラスはさらに話を続ける。
「我々[レイモーンの民]には、体のどこかにあざがある。
それは[ザンクトゥ]と呼ばれる、[レイモーンの民]の証(あかし)だ。
だが、お前の体には[ザンクトゥ]が現れていない。だから、お前が獣の姿になることは無いのかもしれない。
――私はお前の本当の父親ではない。私はお前を幼い頃に、メリッサ様から預かったのだ。
お前の母、メリッサ様は、レイモーン王家最後の王族。
100年前の獣人戦争のとき、レイモーンの国は滅んだ。
散り散りになった[レイモーンの民]は、[ヒト]の中に紛れて、静かに暮らしてきた。
だが、[ヒト]は我々を異端者とみなし、異端者狩りと称して捕らえられた。
メリッサ様も異端者狩りに――。
お前の父親がどこかに生きている。お前は父親を探しなさい」
ラムラスを狩るために、首都ジャンナの教会から異端審問官がふたり村にやってきた。
異端審問官は覆面の女ロミーと、仮面の男ルキウスといった。
ふたりはカイウスの家の前で、出てこないと家に火をつけると脅した。
ラムラスは大人しく出て行った。カイウスはルビアと共に、スキをついて村から逃げ出した。
しばらくたった後、カイウスは、一人でこっそり村の様子を見に行った。
ロミーとルキウスは、騎士が持っていた[ペイシェント]を探しているらしい。
騎士は教会に運び込まれたと聞いたロミーは、
口封じのために司祭と奥さん――ルビアの両親を惨殺した。
そして異端審問官たちは、ラムラスを連れて村を去っていった。
「こんなのってありかよ。ひどい、ひどすぎる――!」
ルビアと合流し、両親が殺されたことを話す。
ルビアは、両親の仇を討つと心に誓った。
カイウスも、生きているという父を探し、そして捕まったラムラスを助けたかった。
ふたりは異端審問官たちを追うことになった。
船に乗ろうとしたが、子供だけでは乗せてくれないというので、
少々危険だが黒の森を抜けて、首都ジャンナへ向かおうということになった。
昼の間はなんとかなったが、夜になるとモンスターが凶悪化してしまった。
カイウスとルビアはモンスターに囲まれてしまった。
「困っているようだね。俺たちが力を貸してあげようか」
さっそうと男ふたりが現れ、モンスターを倒した。
若くてチャラチャラした感じの男はティルキス、無口な男はフォレストと名乗った。
「俺たちはセンシビアっていう島から来たんだ。
お前たち、なんかワケありって感じだな。とりあえず、付いて来い」
4人は森を抜け、小さな町に着いた。
このまま町に入っては怪しまれるので、ティルキスとルビアは兄妹、
フォレストとカイウスは親子という設定で、ふたり組みになって行動しようということになった。
その夜、眠れないカイウスは宿屋を抜け出して外に出た。
心配して追ってきたフォレストに、カイウスは秘密を打ち明けた。
「何でだろう。フォレストにだけは話してもいいような気がしたんだ」
「――お前には[ザンクトゥ]がないから、[レイモーンの民]ではないのだろう」
「じゃあ、オレの本当の両親は誰なんだろう」
「これだけ言える。他人は他人、自分は自分だ。お前が今せねばならないことは、
本当の自分を見つけることなのかも知れんな。迷うなよ、カイウス」
翌日。合流した4人はジャンナに入った。
三方を海に、一方を川に囲まれている巨大な町だ。
海の上に城が建っているが、今は城の中には誰もいないらしい。
昔、とある事件があり、それをきっかけに国王はアール山という山の上に住んでいるという。
その他に、大きな教会がある。教会のトップである教皇がいるらしい。
ティルキスとフォレストは用事があるというので、宿屋で落ち合う約束をして別れた。
カイウスとルビアは、まず騎士の願いを叶えるべく、大公に会おうとしたが、門前払いにされてしまった。
そして、ラムラスがどうなったか探るべく、教会の方へ行ってみることにした。
フェルンで捕まった[リカンツ]はその日のうちに処刑されたという。
「父さん、ごめん。オレ、助けられなかったよ――」
しょげかえるカイウスをルビアが励ました。ふたりは港の方へと行った。
ふたりを騎士たちが追いかけてきていた。
どうやら、騎士たちもカイウスが持つ[ペイシェント]を狙っているらしい。
「こっちよ!こっちへ来なさい!」
見ると教会の尼僧が手招いている。尼僧のおかげで、騎士たちを撒くことが出来た。
「わたしはアーリア。あなたたち、どうして追われているの?
――答えたくないならいいわ。早くジャンナを離れたほうがいいわね」
アーリアと別れて、ふたりは宿屋に向かった。
宿屋ではティルキスとフォレストが密談中だった。
「センシビアに現れた魔物は、教会が[プリセプツ]を使って生み出したのは間違いないようだな」
そこへいきなり僧兵が現れた。
「[ザンクトゥ]――。その男、[リカンツ]だな!」
フォレストは異端審問官に捕まり、教会へと連れて行かれた。
ティルキスは逃げ出し、カイウスとルビアを連れて港の方へ行った。
アーリアの手引きで、フォレストが捕まっているであろう教会の地下へ侵入することに。
アーリアは僧侶でありながら異端者狩りに反対しているという。
地下水路を進んでいくと、フェルンにいたのと同じような黒い魔物が現れた。
黒い魔物は[スポット]と呼ばれている。[プリセプツ]と呼ばれる特殊な魔法を行うと、
副産物として[スポット]が出現してしまうのだとアーリアは説明した。
[レイモーンの民]たちが多数捕まっている牢獄を発見した。
その奥にはフォレストが鎖につながれていた。鎖をある程度解くと、
フォレストは獣人化して鎖を引きちぎった。
カイウスに会わせたい人がいると言って、フォレストはラムラスを連れてきた。
処刑されたというのは嘘だったのだ。教皇は、何がしかの理由によって、
[レイモーンの民]を処刑したように見せかけて、牢獄に集めていたのだった。
「やつらは、我々から[ペイシェント]のことを聞き出そうとしているのだ。
[ペイシェント]とは、我々[レイモーンの民]に伝わる赤い宝石のことだ」
他の囚われた[レイモーンの民]を解放し、カイウスたちはジャンナを出ようとした。
川に架かる橋の上で、騎士たちに囲まれてしまった。
一同は川に飛び込んだ。
カイウスは川をしばらく流されたところで目を覚ました。
側にはアーリアとラムラスがいる。他のメンバーはさらに流されていったらしい。
そこへロミーがやってきた。ラムラスはロミーに操られ、アーリアとカイウスに襲い掛かってきた。
カイウスは応戦し、ラムラスを動けなくした。
ロミーは妖しげな術でラムラスを殺した。ラムラスは石像のようになった。
これが[レイモーンの民]の死だ。
「父さんに何をした!」
カイウスは怒りのあまり自分が抑えられなくなり、ついに暴走―ー獣人化し、ロミーに飛び掛った。
「ラムラスにあなたを殺させて、[ペイシェント]を手に入れるつもりだったけど、まあいいわ」
ロミーは逃げていった。
[ヒト]の姿に戻ったカイウスはショックで動けなかった。
「オレも[リカンツ]だった――」
アーリアはなんとかカイウスをなだめた。
川のほとりの町でみんなと合流し、情報交換。
教皇は、[生命の法]という[プリセプツ]を行おうとしていたらしい。
[生命の法]とは、死んだ人を蘇らせるものだ。
[生命の法]の実行のために[ペイシェント]が必要だったらしい。
「[ペイシェント]には強力な魔力が秘められているわ。
教会は[ペイシェント]を生み出すことが出来ないの。
[ペイシェント]は、[レイモーンの民]が作ったと言われているわ」
「昔、獣人戦争の頃、レイモーンの国の宰相クベールは、
通りかかった旅人から[ペイシェント]の精製方法を聞き、
[生命の法]を実行しようとしたという記録が残っている。
だが[生命の法]は失敗し、[スポット]が蔓延ってしまったらしい」
「もともと、[プリセプツ]は[レイモーンの民]の文化です。レイモーンへ行ってみましょう」
アーリアがそう提案した。
延々と東の方に進む。東の門という巨大な壁が張り巡らされている所に着いた。
その前に、ルキウスとロミーが待っていた。
「大人しく[ペイシェント]を渡せば見逃してやろう」
両親の仇の姿を見て、ルビアは激昂した。
「何言ってるのよ人殺し!!」
カイウスは獣人化してルキウスたちに突っ込んでいって、追い払った。
「またオレは獣人に――。オレの体はどうなっているんだろう。
もし、また獣人化したら、みんなを襲ってしまうかもしれない」
苦悩するカイウスをフォレストが励ました。
「カイウス、心配するな。お前はまだ力が制御できないだけなのだ。
これから、慣れていけばいい」
ルビアも悩んでいた。
「戦うカイウスを見たとき、あたしは、怖かった。[ヒト]にはない、巨大な力――」
門番に賄賂を渡して東の門を通過すると、一面に砂漠が広がっていた。
その砂漠の中心あたりに、もう廃墟となってしまった都、レイモーンがある。入ってみて一同は驚いた。
石像と化した[レイモーンの民]――つまり死体がたくさんあった。
中に入ると、大きな書庫がみつかった。役に立つ本がないかどうが探してみようとしたところへ、
ルキウスとロミーが再び姿を現した。
「ここにはもう役に立つものなんてないのよ。とっくに調査済みってわけ」
「[生命の法]とはなんなの?それで教皇様はなにをなさろうとしているの」
アーリアの問いに、ルキウスが答えた。
「教えてあげよう。教皇様は、この世界を憂えていらっしゃる。
[ヒト]や[リカンツ]がいがみ合う世界をね。
だから、教皇様は、失われた尊い魂を再びこの地に呼び戻し、憎しみの連鎖を断とうとなさっているのだ」
ルキウスはさらに続ける。
「カイウス、きみの持っている[ペイシェント]は、[リカンツ]の魂そのものなのだよ」
[ペイシェント]は[レイモーンの民]の魂から精製するものらしい。
石像と化した[レイモーンの民]は、[ペイシェント]を作るときの犠牲者だとか――。
カイウスは取り乱してルキウスを殴った。ルキウスの仮面が外れて飛んだ。
「その顔、カイウスに?」
ルキウスの素顔はカイウスによく似ていた。
「カイウス、仲間にならないか?ぼくはきみの弟だよ」
「弟――?ふざけるな!誰がお前の仲間なんかに!」
当然断るカイウス。
それならば強硬手段に出るまでと、カイウスはルビアを捕らえた。
「お前が持っている[ペイシェント]と引き換えに、この娘を返してやろう」
約束の場所にやってきたカイウス。
「約束通り、ルビアを返せ!」
カイウスはロミーに[ペイシェント]を渡した。
だがルビアはルキウスの後ろから動こうとしない。
「カイウス、あたしそっちにいけない。もう何を信じていいのか解らない――」
ルビアは両親が[リカンツ]によって殺されたと嘘を吹き込まれていたのだった。
「いいんだ、お前がそう思ったのなら、それでいいんだ」
カイウスが立ち去ろうとしたとき、ロミーの手の中の[ペイシェント]と、
カイウスのペンダントが共鳴し光りだした。
「その[ペイシェント]もこっちへ渡してもらおう!」
ルキウスとロミーの態度が豹変した。
「断る!これは母さんの形見だ!」
「カイウス!逃げて!」
ルビアがロミーとルキウスを止めようとした。
「いまいましい小娘め!あなたもわたしのこの手で両親と同じところに送ってあげるわ!」
それを聞いてルビアは、両親を殺したのはロミーなのだと悟った。
「よくも騙したわねーっ!」
カイウスとルビアは協力してルキウスとロミーを撃退した。
「これほどとは――。だが、[ペイシェント]は手に入った。今日のところは引き上げるとしよう」
「迷惑かけてごめんなさい」
ルビアはパーティに復帰した。みんなで今後の方針を決めることに。
[ペイシェント]を手に入れたロミーとルキウス。その[ペイシェント]は今頃は教皇の手に渡っているだろう。
そして教皇は[生命の法]を執り行うに違いない。
「[生命の法]で命を呼び戻す――そんなことで世界を救えるのかしら?
そもそも、なぜ今になって教皇様は[プリセプツ]を?」
ここは僅かな手掛かりだとしても欲しいところだ。
雪深い北の森の中にサンサという村がある。
そこは生き残った[レイモーンの民]がひっそりと暮らしている場所であり、また、フォレストの故郷だ。
[生命の法]について知っている人がいるかも知れない。一同は北に進んでいった。
サンサに着いた。長老に話を聞く。
「かつて[レイモーンの民]は繁栄を極めていた。しかし、繁栄は増長を生み、
互いに争うようになり、[レイモーンの民]は滅びようとしていた。
それを憂えた宰相クーベルは、ある方法を使って世界を救おうとした。
だが、それは叶わず、[レイモーンの民]の血の涙だけが残った――。
これが、この村に語り継がれてきた伝説じゃよ」
結局具体的なことは解らずじまいだった。そこに急いでやってきた人が言うには、
フォレストの友人のトールスという男が有志を募り、ジャンナを襲撃しようとしているとのことだ。
一同はトールスがいるという町に急行した。
「話は聞いた。ジャンナへの襲撃はやめろ。
俺は[ヒト]とも上手くやっている。傷つけあうのはよせ」
フォレストがトールスを説得しようとしたが、トールスの意志は固いようだった。
「ならば、少し待て。俺が教皇に会って決着をつけてやる。異端者狩りが無くなれば文句はあるまい」
「解った。お前を信じてここで待つことにしよう」
一同はジャンナに入り教会へ向かった。教会ではルキウスが待っていた。
「待っていたよ、カイウス。これ以上先に進ませるわけにはいかない」
ルキウスを倒す。
「ぼくの負けだね、兄さん。行くといい」
「どうして兄弟で争わなければならないの?」
ルビアの問いに答えるルキウス。
「これが宿命なんだよ。兄さん、どうしてぼくのことを解ってくれなかったんだ。
ぼくは兄さんのように自分の中に流れる[リカンツ]の血を認めることが出来なかった。
ぼくも本当は、異端者狩りを止めたかったんだ。だって、自分を裁いているみたいだろ。
でも、教皇様は本気で[リカンツ]を――」
ルキウスは床に倒れて動かなくなった。
「ルキウス――オレは必ず教皇を止める!」
教会の一番奥の部屋。そこには美しい女性の姿をかたどった石像が置いてあった。
「あの石像、どこかで見たことがあるような――」
カイウスはふらふらと石像に近づいていった。
「その石像に近づくでない!近づけば命は無いぞ」
石像とカイウスの間に割って入るように教皇が現れた。
「お前が教皇か!これ以上[生命の法]を使わせるわけにはいかない!!」
「愚かな――。良かろう、相手をしてやる」
教皇はギラギラした目でカイウスたちに襲い掛かってきた。
強力な魔法を連発してカイウスたちを圧倒しようとしたが、なんとか倒す。
「――私はなぜこんな所に?」
教皇はまるで別人のようになってしまっていた。
「聞いてくれ。今日はメリッサが蘇る日。そして、命を落とした[レイモーンの民]も全て――」
あの石像はメリッサの死体らしい。
「あなたは、[生命の法]に失敗して、体はおろか心まで[スポット]に巣食われていたのでしょう」
ティルキスにそう言われて、教皇はハッと我に返ったようだ。
「思い出した。私は国王に呼びだされて――何てことを!
私は妻を失った悲しみに耐えられなかった。そして、この世にメリッサをもう一度蘇らせようとしたのだ。
クベールの忠告を聞いていればよかったものを。お前はカイウスか。
よく聞け、[ヒト]と[レイモーンの民]の間に生まれた子よ。お前とルキウスがいれば、王の――」
そこまで言ったところで、部屋にロミーが入ってきた。
「故郷が近づいて、パワーも上がっているの。すぐ楽にしてあげるわ」
ロミーの一撃で教皇は倒れ、[ペイシェント]を取り落とした。
「素晴らしい純度の[ペイシェント]だわ。これがあれば今度こそ――」
ロミーは[ペイシェント]を拾って去っていった。
息も絶え絶えな教皇は最後の力を振り絞って言った。
「カイウス、クーベルに会え。彼は全てを知っている。行くのだ、北の最果てアルデハビッツへ!」
カイウスは教皇の側に行って膝をついた。
「しっかりしろ、あんたはオレの――」
「私はあまりにも多くの罪を犯した。その報いは受けねばなるまい。さらばだ、カイウス」
教皇は静かに息を引き取った。
教会を出ると辺りは[スポット]だらけだった。
困っているところへトールスが仲間を引き連れてやってきた。
「ジャンナの[スポット]は俺たちが掃除しておくさ。任せてくれ」
「みんな、ありがとう――」
一同はジャンナから脱出することに成功した。
教皇に言われた通りに、アルデハビッツを目指す。
アルデハビッツはアーリアの故郷だという。
アルデハビッツに到着し、早速クーベルに会う。
クーベルは確かにおっさんだが、それほど年を取っているとは見えないし、
ましてや、100年前から生きているようには見えなかった。
「あんたは100年前――獣人戦争のときのクーベルなのか?まだ生きているなんて――」
「確かに、わしは屍も同じじゃ」
「教皇様があなたに会えと仰いました。[生命の法]について教えてください」
アーリアがそう言うと、クーベルは語りだした。
「かつて、わしはある旅人から[生命の法]を授かった。
[生命の法]を執り行うには、とてつもない力を必要とした。そのために造られたのが[ペイシェント]だ。
何千もの[レイモーンの民]の魂を凝集して[ペイシェント]を造りあげたのじゃ。
――わしを虐殺者と罵りたければ罵るがよい。
だが、あのときはそれ以外に[レイモーンの民]を救う方法は考えられなかったのじゃ。
そしてわしは、教わったとおり[生命の法]を執り行った。
すると、空間に真っ黒な扉が開いて、辺りのエネルギーを全て飲み込んでしまった。
今、レイモーンの周囲が砂漠化しているのはそのためじゃ。
旅人は残った[ペイシェント]を持って去っていった――。
[ペイシェント]には、寿命を延ばす力が秘められている。
このわしも、[ペイシェント]の力で100年を生きることが出来たのじゃ。
旅人もまた、今も生きておる」
これではっきりした。[生命の法]がなんなのかを知っているのは、その旅人だ。
「直接聞けばよかろう。旅人とは、アレウーラの国王じゃよ。
王は強いぞ。おぬしらには、その覚悟があるかのう?」
みんなの気持ちは決まっていた。
「ならば、力を渡そう。国王を倒すために構築した[プリセプツ]を」
ルビアは「セイグリッドシャイン」、アーリアは「テンペスト」を覚えた。
国王はアール山の頂上に住んでいる。一同はアール山を登っていった。
中腹あたりにロミーが待っていた。
「わたしもそろそろ里帰りしたいのよ。だからあなたたちには死んでもらわなきゃ」
ロミーは体から瘴気を漂わせている。
「兄さん、ロミーは特殊な[スポット]だ。そのままでは止めは刺せない」
死んだと思われていたルキウスが現れて言った。ルキウスがロミーに向かって念じると、
ロミーは真の姿――全身真っ黒な[スポット]の姿に変わった。
カイウスとルビアは親の仇を討った。
「終わった――父さん、やったよ!」
頂上まで登り、国王が住んでいる建物の前に着いた。
そこには見えない壁が張り巡らされていた。
試しにティルキスとフォレストが見えない壁を押そうとしたがびくともしない。
「なるほど。[ヒト]も[レイモーンの民]も入れぬ領域か」
「オレがやってみる!」
カイウスが進み出て押してみると、見えない壁は一瞬にして消えた。
国王の待つ部屋へとやってきた。国王はなんと、少年の姿をしていた。
[生命の法]とは何かと尋ねると、国王は語った。
「[生命の法]とはすなわち、私の世界と繋がる扉を開く法なのだ。
実験の失敗によりこの世界に流されてから幾星霜――。
私は元の世界に戻る方法を考えていた。しかし、[生命の法]はなかなか完成しなかった。
私はまずクーベルに、そして教皇に実験させた。
結果、扉は開き、我が国の住人[スポット]が現れた。
見よ!我が故郷が最も近い今こそ、[生命の法]が完成するときだ!」
国王は[ペイシェント]を使い、頭上に真っ黒な次元の扉を開いた。
その中で真っ黒な[スポット]が蠢いているのが見える。
「[生命の法]なんか、完成させるもんですか!」
だが国王は余裕の表情だ。
「[ヒト]の命をもってしても、[ペイシェント]は精製可能なのだよ。
何度失敗しようと、材料には困らんさ」
「――何てことを!オレが絶対お前を止める!もう誰も死なせはしない!」
国王との最終決戦。厳しい戦いの末に勝利を勝ち取った。
「なぜだ。この私が負けるなど――。お前たちのどこにそんな力が?」
「我々は自分のために戦ったのではない。仲間のために戦ったのだ」
国王は死んだが、まだ次元の扉が開いていた。
「もう一度[生命の法]を使って、扉を閉じるのよ!」
「だけど、もう[ペイシェント]が――」
「オレのがある!きっとこのために持ってたんだ。いいだろ?母さん――」
カイウスのペンダントを使うことになった。
「[プリセプツ]は大丈夫。もう何度も見たから」
アーリアが[生命の法]を執り行い、次元の扉を閉じた。
三ヶ月後。
ジャンナでは[ヒト]と[レイモーンの民]双方が出席する評議会が開かれるようになった。
[レイモーンの民]の代表はフォレストだ。
ティルキスはアーリアを連れて故郷のセンシビアに帰ることになった。
ルキウスは異端審問会を解散させた。
カイウスは以前からの希望で、他の大陸に行って世界を見て回りたいという。
旅立ちの日。ジャンナの港にみんなが見送りに来ていた。
「なぁ、ルビア。お前はこれからどうするんだ?」
「僧になる勉強をするわ。だから、しばらくお別れね」
カイウスはルビアに着いてきてほしいのだが、素直に言い出せないでいる。
「カイウスがどうしてもって言うんなら、あたしも一緒に行ってあげようかしら」
ルビアの方からそう言った。
カイウスとルビアは仲良く船に乗り込んだ。船は次の大陸に向けて出港した。
おわり
>>410までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
スレの容量が450KBを超えたので新スレを立てました。
スレたて乙
スレ立ては乙なんすけど毎回毎回前スレが延々残ってること考えると
もうちょい後で立てるようにしてもいいんじゃないかと思うの
残り50KBて結構多いよ
TOTの人乙。しかし
×アルデハビッツ→○アデルハビッツ
×クーベル→○クベール
です。ストーリーにはさほど関係ないですが気になったので。
>>409の書き込みでおよそ2.5kだから、
大体長文レス20〜30分は余裕があるだろうな。
PS3のデモンズソウルをお願いします。
できれば、ヒロインらしき火防女ってキャラ重視なかんじで。
>>418 プレイもひと段落ついたんで、まとめてみましょうか?
お断りしておくと、フリープレイなRPGなんでストーリーに関してはキャラやイベントなどを通しても多いほうではなく、
道中とデーモン討伐がプレイの大半で火防女も見せ場は少なめです
ストーリーの大筋と各エリアのイベントもちょろちょろまとめてみようと思うんで、少し時間がかかるのはご容赦を
大奥記予約したんどすが
長文で20レス以上なんだけど、このスレだと危ないかな・・・?
>>420 まとめたデータと残り容量とで検討してみてはどうでしょう?
もしくは投下できる分まで投下しきって続きは次スレという手もありかなー、とは思いますが…
じゃあ、小分けにして書いていこうと思います。
どうぞよろしく
423 :
大奥記:2009/03/22(日) 02:50:50 ID:Ni/Wg+dM0
■まえおき
大奥記はいろいろと特殊な話題性があったゲームなので、
前置きとして少し申し開きさせてください。
まず、時代考証をこのゲームに求めないでください。
時代背景、大奥のしきたり、人物の方言や話し方などはすごく適当です。
歴史に詳しい方にはツッコミたいところだらけと思いますが、我慢して下さい。
突っ込んでいると、果てしなく長くなるのでほとんど無視しました。
歴史に詳しくない方も、決して大奥記の中での描写を信じないでください。
ファンタジーだと思ってください。
また、大奥記がユーザインタフェース、システム、グラフィック等、
ゲームとしては厳しい評価をされていることは皆様ご存じと思います。
しかし、軸となるシナリオはなかなか良いという評価もあります。
まあゲーム中でのシナリオの見せ方は圧倒的にダメダメなんですが……。
おそらく完成時には泣いたと思われる、元シナリオを考えた方々に敬意を表し、
少しでも大奥記の“良いところ”が伝わると良いと願って紹介します。
大変長くなりますので、お暇なときにどうぞ。
424 :
大奥記:2009/03/22(日) 02:52:14 ID:Ni/Wg+dM0
■卯月(4月) 〜卯の花が咲くころ〜 その1
主人公時子(ときこ)は大奥に奉公にあがることになった。
大奥総取締役(そうとりしまりやく・大奥を仕切るトップ)の舞子(まいこ)様から
「御末(おすえ・水汲みや荷物運搬など力仕事担当)」という役職に任命された。
御末は一番位の低い女中だが、そこから出世して将軍側室になった女中も居るのだから、
一心に仕事に励むようにと訓示された。
時子は頭の中でひそかに考えた。
(なんとしてでもこの大奥で出世して、将軍に謁見できるようにならねば。
それしか将軍に近づく手段はない…)
時子は、なにか特別な目的があって大奥にやってきたようだ。
ちなみに時子の着物は、白地に紫の矢柄のいかにも時代劇の女中さんぽい装い。
時子はさっそく御末仲間に挨拶して、仕事開始。
先輩御末のお陽(およう)の指示で、大奥の中をおつかいに行ったり来たり。
そんな中、「御犬子供(おいぬこども・御末より下の雑用係)」のやえちゃんから
「呉服(ごふく・衣装仕立て係)」の千鶴(ちづる)様から借りていた針を
代わりに返してきてくれるよう頼まれる。
千鶴様のもとを訪ねると
「針を貸して何日経ったと思っておるのか。そもそも針は上様から拝領した大切な道具
それをホイホイと代わりに届けますじゃと? あきれて物もいえぬ」
などと難癖をつけられ、
「“そなたとやえが結託し、針を返さず私を困らせた”と報告しておこう
貴様のような脳無しなど、さっさと消えてくれるほうが大奥のためじゃ」
とんだ言いがかりまでつけられてしまった……。
大奥入り初日、誰もが憧れるきらびやかな世界に来たはずだったのに、
時子、いきなり針のむしろの大ピンチ。
425 :
大奥記:2009/03/22(日) 02:53:41 ID:Ni/Wg+dM0
■卯月(4月) 〜卯の花が咲くころ〜 その2
お陽によると、千鶴様の新人イジメは有名だが、みな泣き寝入りしてきたという。
それを聞いて時子は思いついた。
「ひとりで叶わなくとも、力を合わせればなんとかなるかもしれません
千鶴様からいじめられた皆様の証言を集めれば……!」
定例報告までに、女中たちからできるだけ多く証言を集めることにした。
★ここから情報収集パート★
集めた証拠は「札(ふだ)」となり、申し開きの場(裁判みたい)で提出できる。
喜んで証言を書いてくれる人もいれば、おびえてなかなか証言してくれない人も。
数日かけて十分な証言を集めたところで情報収集完了
時子(この証拠をつきつければ…勝負よ、千鶴様…!)
★申し開きパート★
千鶴様が「呉服」の上司である おこち様に報告したため、
時子はおこち様に呼び出され、2人の前で申し開きをすることになった。
千鶴 「数々の無礼は上様に対する反逆も同然。追放すべきです!」
時子 「いいえ、その話は出鱈目です!」
おこち「それでは、千鶴が嘘をついている証拠を提示できるのですか?」
ここで次々に女中たちの証言をつきつけ、千鶴の陰湿な新人イジメを明らかに。
おこち「千鶴殿、どうやら処分はそなたに必要なようですね…
謹慎処分とし、舞子様に報告させていただきます」
こうして時子は逆に千鶴様をこらしめることに成功した。
時子
(しかしこれは、まだ序章というべき受難……。大奥は「魔物の住処」
そう思い知らされる出来事が今後、何度も降りかかることになるのでした)
426 :
大奥記:2009/03/22(日) 02:55:24 ID:Ni/Wg+dM0
■補足事項
4月は導入ということでパートを分けて書きました。
ストーリーは4月〜翌年3月の全12ステージです。
今後はなるべくイベントメインに、でも詳細に紹介したいと思っています。
※ちなみに申し開きに失敗すると、
「その後、大奥にて時子様の姿を見た者は誰もおりませんでした」でGAME OVER
そういった証拠不足や選択間違いによる単純なBAD ENDは今後もカット。
※ロークオリティなポリゴン・顔グラですが、他の女中たちとくらべれば時子さんは
美人さんにみえます。「風流な顔」と仲間にほめられたりもします
それではストーリー紹介に戻ります。
427 :
大奥記:2009/03/22(日) 02:56:42 ID:Ni/Wg+dM0
■皐月(5月) 〜早苗を植えるころ〜
先月の功績が認められ、「御三之間(おさんのま・掃除担当)」に任命された。
異例のスピード昇進。着物も薄赤地の、少しだけ高級そうな模様にランクアップ。
古参女中のお紺(おこん)様に声をかけられ
「人を蹴落として出世とは流石ね」といきなり嫌味を言われる。
「あなたのような新参の田舎者を放っておくと大奥の秩序が乱れる」と挑発され、
時子はつい「そんな秩序ならないほうが良い」と反論してしまう。
ますます怒ったお紺様
「あなたがある事件を起こしたと証言させて舞子様に報告してあげますわ。
起こしてもいない、ウソの事件をね。覚悟してなさい」
と、お前を陥れてやる宣言をして去って行った。
再び先月と同じように戦わねばならない。
まず深夜に廊下を見回る御切手(おきって・警護係)たちの目をかいくぐり、
お紺様の部屋の前で盗み聞きすると、
時子に将軍御座所でボヤ騒ぎを起こしたという罪を着せようという
壮大な独り言をお紺様が呟いている。これででっちあげ計画が明らかに。
おつかいをこなしながら女中たちを味方につけ、前もって嘘証拠を潰していく。
さて舞子様にお紺様が訴え出たため申し開きの場となる。
お紺様は独り言どおりの証言をするが、時子の仲間女中たちの証言により、
目撃はすべて嘘だと明らかになってしまう。
すると舞子様
「ふふ、私もしらばっくれるのはよしましょう、お紺殿。
警備に私もいたのですよ。そなたが炭を塗りつけているところを見ましたよ」
それをなぜ最初から言ってくれなかったのか…。
ともかくお紺様は謹慎処分となり、時子は今月も無事危機を脱した。
時子(でも私は確かに世間知らずな田舎者だった…
だからこれから恐ろしい事件を幾度も経験していくことになったのだ…)
本日はここまで…
また夕方にでも
大奥記乙
KOTYとして知ってはいたが普通に作ったら面白そうだ
430 :
大奥記:2009/03/22(日) 13:27:59 ID:Ni/Wg+dM0
■水無月(6月) 〜田に水を引くころ〜
京都に赴いていた御台所(みだいどころ・将軍正妻)の綾子(あやこ)様と、
側室の桃乃(ももの)様の2人が大奥に帰ってきた。
2人は由緒正しい朝廷の血筋の方で、御台所は将軍正室として、
桃乃様は唯一の世継ぎを産んだ側室として大奥でとても力がある。
御台所から挨拶に来るよう呼び出された時子だったが
「下卑た目をした品のない女。つまらぬ女じゃの」と冷たくあしらわられた。
桃乃様にもご挨拶したが、無口な人で何を考えているかさっぱりわからない。
部屋に戻ると事件が起きていた。奥女中たちの衣服が何者かに盗まれたという。
この件を舞子様に報告すると
「時子殿、これまでも色々な事件を解決してきたそなたに解決を命じます」
犯人探しを命じられてしまった。
さらに悪いことに、それを聞きつけた御台所の綾子様が
「解決せねば、そなたらは追放じゃ!」と無茶を言い出した。
目撃証言を追っていくと、どうやら犯人は大奥に出入りできる男のようだ。
老中の補佐役で連絡係として舞子様に会いに来る森田帯刀(たてわき)が、
アリバイに関して嘘をついていたことがわかる。当日の目撃証言もあり間違いない。
申し開きの場で告発し、見事勝利……と思いきや
帯刀「さすがですな時子殿。まったく評判通り。
実は時子殿が実に聡明な有望株と噂で聞いて、
嘘の事件をつくって解決してもらおうということだったのだ」
なんとこの事件はすべて芝居だったのだ。冗談のつもりが、
手違いで御台所に聞かれてしまい、ことが大きくなってしまったという。
帯刀「非礼の詫びに、そなたの活躍は必ずや幕府に伝えておきましょう」
ともかく今月も追放はまぬがれ、舞子様からお褒めの言葉をいただいた。
「そなたの聡明さは毒にも薬にもなりうるもの。
そなたが正しく生き続ければ、大奥の悪しき血を清めてくれるかもしれません。」
時子(この言葉がのちに深く自分の身に関わるとは、まだ知らなかったのです…)
431 :
大奥記:2009/03/22(日) 13:29:32 ID:Ni/Wg+dM0
■ここにきて唐突に入る時子の回想シーン
――父上!
――時子…わが藩は幕府の怒りを買い、お取り潰しとのお沙汰じゃ。
――よいか時子。復讐なぞ考えるな。そなたは名門小椋(おぐら)家の一粒種。
そなたさえ無事ならお家再興も可能かもしれぬ。
時子
(八年前、故郷の千歳藩(ちとせはん)はお上の命により取り潰しになった。
父は切腹を命じられ、私は家臣の家に引き取られた。
辛い辛い八年間、私はなんとか生きてきた
すべては…上様への復讐のために……!)
432 :
大奥記:2009/03/22(日) 13:32:46 ID:Ni/Wg+dM0
■文月(7月) 〜稲穂が膨らむころ〜 その1
先月までの功績が認められ、大奥取締役の舞子様から
「御次(おつぎ・仏間や台所、そして催し物の歌踊りなど担当)」に任命された。
4つほど段階をすっ飛ばしての大出世だ(呉服や御切手よりも上)。
舞子様によると、時子を御次に推薦してくれたのは、時子の器量と頭の回転の速さに
感心した「上臈御年寄(じょうろうおとしより・偉い人)」のお百合様だという。
御次の上司はお矢那(おやな)様。
茜(あかね)という新人の女中も同時に「御次」に任命された。
茜は一見、親切そうに見えたが……
茜(誰があんたなんかと仲良くするかよ。あたしは直参旗本の娘よ。
あんたなんかに負けるかって。今のうちに潰してやるわ)
時子、茜にすすめられてお風呂(御湯殿)に入ったが、なんと水風呂だった。
茜 「あんたみたいなイモ娘には水風呂のほうがお似合いと思っただけよ
サヨナラするまで、あたし流の素敵な“おもてなし”をさせて頂くわ」
時子(ますます妨害工作が増えるわね。でも乗り切ってみせるわ。
出世して将軍に近づき、亡き者にする。それが私の復讐!)
ついに時子の目的が明らかに。
「御次」は将軍へお目通りもでき、人前に出ることも多い仕事。
時子の衣装は濃赤の着物にランクアップ。みな綺麗だと褒めてくれた。
時子ばかりが注目されるのに茜はますます腹を立てた。
時子が御次部屋に戻ると
(無い! 私の催し道具が無い! 茜殿ね…!?)
こうして今月も時子は事件に巻き込まれたのだった…。
時子(“おもてなし”にはお答えしなくてはね。私も、私流の“おもてなし”で!)
433 :
大奥記:2009/03/22(日) 13:33:44 ID:Ni/Wg+dM0
■文月(7月) 〜稲穂が膨らむころ〜 その2
なくなった道具は三味線・扇子・鳴り物の、御次にとっての三種の神器。
お矢那「いかなる事情があろうと、御次の命といえる道具をなくすのは最大の失態。
上役に知られれば追放です! 必ず見つけ出すのです」
茜は身分は高いが新人なので、道具を隠すには協力者がいたはずだ。
夜、茜の部屋で盗み聞きすると、ひとりは「御三之間」のお瑠璃(おるり)とわかる。
お瑠璃を問い詰めると、卯月の敵だった千鶴(ちづる)に脅されて仲間になったと白状。
隠していた扇子を返してくれた。
次は千鶴を脅は……問い詰めると、後で千鶴は服毒自殺を図って倒れてしまう。
医者の榊先生が、千鶴の部屋から三味線を見つけて返してくれた。
あとは茜殿に証拠をつきつけて、罪を暴くことにした。
時子(待っていなさい、茜殿。最高の“おもてなし”をしてあげるわ!)
お矢那様に申し開きの場を開いてもらい、証拠をつきつけて茜が犯人であると告発。
茜はついに自分が鳴り物を炭置所に隠していることを白状した。
お矢那「愚か者! 御次の命といえる道具をそのように扱うとは!」
自分は悪くないと見苦しくあがく茜だったが、厳重注意を受け、舞子様にも報告された。
かくして茜殿の陰謀を退け、御次としての生活が始まった。
月が変わるころ、はじめて将軍の前で歌い、踊ることとなった。
時子
(私は本懐を遂げる日が近づいたことを内心、噛み締めていたのでした。
精一杯の媚びをたたえて舞う私の心には冷たい復讐の炎が燃えていたのです
そして日は巡り、夏の到来とともに、私の大奥での生活もますます、
劇的な激しさを増していくこととなったのです)
434 :
大奥記:2009/03/22(日) 14:39:38 ID:Ni/Wg+dM0
■葉月(8月) 〜葉のおちるころ〜 その1
時子たち御次が、将軍生母の望春院(ぼうしゅんいん)にお目通りすることに。
廊下を歩いていると、望春院と舞子様が話しているのを立ち聞きしてしまう。
舞子様は望春院に、時子の頭がおそろしく切れるという話をしていた。
舞子 「末恐ろしい娘です。もし彼女が千歳藩の生き残りでさえなければ
大奥を任せても良いとさえ。最も血筋の上では……。」
望春院「口は災いのもとですよ、舞子殿。桃乃(ももの)が外しているとはいえ、
軽々しい言葉はなりませぬ。」
時子(私の話…? でも、どういう意味?)
他にも、お篠(おしの)というかなり年がいった白髪の女中にも出会う。
「そなたが時子か、またも上様の身中の虫が増えたのう」と気になる言葉をかけられた。
帯刀(6月の男)にも会ったので、千歳藩は大奥でも有名なのかと尋ねると、
「…色々事情があるので、その件は公けにされぬほうが良い」と忠告された。
時子(父上のことは、この大奥にも何か関わりがありそう…)
さて、望春院に挨拶すると
「時子殿は千歳藩の小椋修康の息女でしたね。
藩の不始末は過去のこと。今は新たな気持ちで奉公に励んでください」と忠言される。
時子(千歳藩の人間が当然将軍を良く思っていないことはわかるのに、どうして
望春院様は私を大奥に置いておくのかしら…? はやく本懐を遂げなければ)
舞子様に呼び出された時子
「重大な話があるのです。上様より、夜伽の御相手としてそなたが指名されました」
時子「…えええっ。こ、光栄です(来たわ、この時が…。上様、お覚悟…!)」
女中たちからも祝福の言葉をかけられた。
先月争った茜(あかね)は陰で「時子なんて殺してやりたい!」と悔しがっていた。
その茜の様子を、先ほどの怪しい女中お篠が盗み見て、笑いを漏らしていた。
435 :
大奥記:2009/03/22(日) 14:40:59 ID:Ni/Wg+dM0
■葉月(8月) 〜葉のおちるころ〜 その2
そんな矢先、上様が鷹狩の最中に倒れ重体という知らせが届き、大騒ぎに。
時子は御台所の綾子様に呼び出され、何も分からないまま責め立てられた。
綾子「上様をかような目に合わせたのはそなただな!
そなたがやったと申すものがおるのじゃ。死罪程度ではすまさぬぞ」
時子(上様暗殺の疑いをかけられてしまった。
我が手で仇を討たずして死なれるのは私の望んだ結末ではない。
なんとしても疑いを解いて、復讐のことはそのあとに考えよう)
医者の榊先生の見立てに寄ると、上様が鷹狩に出かける前に大奥で飲んだお茶に
どうやら毒が仕込まれていたらしい。榊にも頼まれ、真犯人探しをすることに。
いつものように聞き込みしていくと、またもお瑠璃と千鶴が、
茜に命令されて時子が犯人と密告したと白状した。
だが茜を問い詰めると、他にも時子が犯人と密告した女中が居るとわかる。
茜と千鶴は時子に謝り、ついに和解した。
お茶に毒を入れる機会があったのは、毒見検分役をしていたお篠とわかる。
御台所に話を聞くと、時子のことを最初に密告してきたのはそのお篠という。
望春院に話を聞くと、お篠はかつて、懐妊中の望春院を毒殺しようとしたために
失脚した過去があるという。
この調査中に森田帯刀と会うと、犯人ではないかと責められる。それを否定すると
帯刀「失礼仕った。“将軍が藩を取り潰したことにされている”から、
あなたは恨みに思って仇討ちをしようとしているのかと思った……」
時子「今なんと仰られましたか…? 上様は、千歳藩取り潰しに関係ないと!?」
時子の仇は上様以外に居るという衝撃の事実が発覚した。
幸いに将軍は無事に回復した。時子とお篠は御台所に呼び出され詰問されることに。
綾子の厳しい質問にすべて答え嫌疑を晴らすと、次は逆にお篠様の罪を追及。
ついに罪が明らかになったお篠は正気を失って高笑いし、呪いの言葉を叫んだ。
436 :
大奥記:2009/03/22(日) 14:43:56 ID:Ni/Wg+dM0
■葉月(8月) 〜葉のおちるころ〜 その3
そして、ついに時子が上様の夜伽をつとめる夜が来た。
上様は時子の美しさと聡明さを褒め、ぜひ側室にしたいと言った
時子「上様、私はもう少しで誤解するところでした
上様を父小椋修康の仇と思い、復讐すべく大奥入りしたのでございます。」
上様「小椋修康は余が幼い頃、たいそう世話になった恩人だ。
取り潰しを知った時は、余は泣いた。惜しい方を亡くした」
やはり千歳藩の取り潰しは、将軍の知らぬところで行われていた。
上様「余はそなたの父親代わりにはなれぬが、そなたの苦しみを分かち合いたい…
不甲斐ない男だが、そなたの傍でいつでも力になろうぞ」
えー、この後の夜のあれやこれやは飛ばしますが、
こうして時子は上様と結ばれ、側室として寵愛を受けることになったのでした。
翌夜、時子は大奥を追放されるお篠を見送りに出た。
時子はお篠が狂ったフリをしていただけだと見抜いていた。
自分の思いを最も理解していたのは、同じ立場の時子だと悟ったお篠は
「お主の敵は大奥に居る。父上の仇を討ち、大奥の乱れを鎮めてほしい」と
言い残して去って行った。
※ちなみに今月の調査中に帯刀から千歳藩取り潰しに上様が関わっていないと
いう情報を得ていないと、夜伽の夜に上様を暗殺してしまいBAD ENDになる
ちょっと中断します。9月のメモがない・・・
絵本シリーズ第2弾です。
とりあえず人物紹介と導入部だけ投下。
ソニック:ご存知、世界最速のハリネズミ。
アラビアン・ナイトに引き続き今度はアーサー王伝説の世界へ召喚される。
カリバーン:喋る聖剣。ソニックの剣の師匠となる。
意志を持ち、使い手を選ぶとされている。
ちなみに、アーサー王伝説で岩から抜いた剣はこちら。
マリーナ:魔術師マーリンの孫娘にして宮廷魔術師。
今回ソニックを召喚した張本人
アーサー王:エクスカリバーの鞘に宿る不死の魔法により、
心を邪悪な力におかされてしまったかつての名君。
ランスロット・ガウェイン・パーシヴァル:円卓の騎士からはストーリー部分には三人のみ登場。
順に、シャドウ・ナックルズ・ブレイズが担当。
湖の貴婦人ニュミエ:アーサー王にエクスカリバーの鞘を与えた人物。
担当は「自称」恋人
好物のチリドッグを食べようとしていたソニックは、突如異界へと召喚される。
「突然の召喚をお許し下さい!異界の騎士様」と、自分を召喚した少女が言う。
周囲を見渡すと、只者ならね気配を漂わせる騎士と無数の怪物に囲まれていた。
ひみリンの時の事を思い出したソニック、「こういうパターンは慣れっこさ!」と
チリドッグを空高く放り投げ、その一瞬の間に怪物を一掃する。
残るは馬上の騎士一人。
一気に仕掛けようとするソニックだったがマリーナに止められ、転移魔法で一時撤退します。
残された騎士、アーサー王は崖の上から様子を見ていた
円卓の騎士達にそれぞれ後を追い、処刑するよう命じるのでした。
441 :
大奥記:2009/03/22(日) 19:01:29 ID:Ni/Wg+dM0
■長月(9月) 〜夜が長くなるころ〜
すみません、9月のストーリーメモ前半を間違えて消去してしまいました。
やり直す元気が出ません。箇条書きですみませんがお許しください。
そのうち差し替えられたらやります。
・時子、側室になり階級は「御中臈(おちゅうろう)」に。
衣装はピンクの着物に白い内掛に。
部屋も女中の長局から側室の豪華な部屋に移った。
・将軍お世継ぎの芳松君が行方不明に。御台所により時子は犯人扱い
・先月追放されたお篠が、大奥を出たとたん入水自殺したという
とても信じられない。殺されたのでは……?
調査を進めていくと、御台所綾子派の女中たちが怪しい動きをしている。
御台所を問い詰めてみると、激情して追い払われた。
しかし動揺を誘うことができた。なにか動きを起こすはずだ。
夜、怪しい気配の後をつけていくと(選択肢によっては即死EDあり)
綾子様が誰かと芳松君を誘拐したこと、その始末について密談していた。
やはり黒幕は御台所だった。そして下手人は誘拐の際に手に怪我をしてたらしい。
さらに静かになった大奥内を歩き回ると、助けを呼ぶ芳松君の声が聞こえ、
閉じ込められている場所もわかった。
手を怪我している者を探すと、お江未(おえみ)という女中だけだった。
桃乃様に頼んでお江未を申し開きの場に呼び出し、下手人と告発し証明した。
こうして無事に芳松君は戻り、時子は桃乃様から強く感謝された。
時子
(黒幕が綾子様という事態になるとは思いもよりませんでした。
それがこの大奥の恐ろしさ。お篠様のことを思うと
これからは自分の命も気をつけないといけないようです…)
442 :
大奥記:2009/03/22(日) 19:04:29 ID:Ni/Wg+dM0
■神無月(10月) 〜神を祭るころ〜
御台所の綾子は時子と桃乃を追放する計画を立てていた。
申し開きの場も与えず、御台所の権限で2人を即追放すると宣言。
舞子様たちは反対したが
「わらわは大奥においては神にも等しき存在じゃ!」と完全に暴走している。
舞子様が桃乃様と時子の元へ訪れ、御台所の命令で2人は追放になると告げた。
時子は必死で走りまわり、桃乃様と芳松君の嘆願、森田帯刀の力添えもあり
上様と望春院に話をつけ、申し開きを上様立会いで開けることになった。
いつもと同じく情報集めをしようとしたのだが、
御台所が権力で大奥中を押さえつけ、女中たちは口も聞いてくれなくない。
しかし舞子様はこっそりと陰ながら応援しているという書状を寄こし、
ずっと味方をしてくれていたお陽も綾子様の命令だとこっそり教えてくれた。
さらに、なんとあの茜までがこっそりと話してくれた。
茜「御台様に呼ばれてるの。仲間に引き入れようって腹ね…。
ずいぶん迷ったけど、行かないわ。あたしは正々堂々と戦うんだから。」
それを聞いた桃乃様は茜にスパイになってもらう案を思いついた。
茜の手引きで御台所との密会を盗み聞きし、陰謀の証言を引き出した。
そして上様と望春院を聞き役とした申し開きの場に時子と御台所綾子は臨んだ。
身分を問わず公正な判断をするという上様に向かい、
綾子様が無理やり時子と桃乃を追放しようとした陰謀の証拠を突きつけた。
さらに「ただの悪戯」と言い逃れようとした綾子に芳松君の誘拐の黒幕が
綾子であった証拠も突きつけた。望春院もその事件のことを認め、
温厚な上様も世継ぎにまで手をかけようとしたことに本気で怒った。
綾子には、次に何かをしたら蟄居を命じるという裁定が下された。
※綾子はおそらく皇族か貴族の身分高い人なので処分は甘い。
時子
(この日の出来事が、大きな災いとなって我が身に跳ね返って来る。
因果応報……その言葉の重さを感じる日は、すぐそこまで迫っていた)
443 :
大奥記:2009/03/22(日) 19:05:44 ID:Ni/Wg+dM0
■霜月(11月) 〜霜降りのころ〜
御台所綾子が時子を見かけるたび怒鳴り散らすようになり、時子は困っていた。
何やら大奥の中が騒がしい。
桃乃様に聞くが、先月とは打ってかわって冷たい視線で時子を見るばかり。
舞子様のところにも行くが、老中の土岐重惟(ときしげただ)と
深刻そうに相談していたので場を外した。
森田帯刀に尋ねると「御台所の綾子様が夕べから行方不明」と教えてくれた。
時子も大奥内を調べまわるが、どこにも手がかりはない。
夕方になって再び帯刀に会うと
「綾子様は堀の中で見つかりました…。見つかった時には既に…」
御台所は遺体で発見された。背中を刺されていたという。
なんと桃乃様が舞子様に「時子殿が刺した」と嘘の告発をしていた。
時子はもちろん出鱈目だと責め立てたが、
「そなたが怪しい証拠を、申し開きの場で出させて頂きます。」
これほどはっきり言うからには、なんらかの策略が動いているはずだ。
大奥内に血痕はないこと、綾子の死因は出血死ではないことなどを調べる。
桃乃様は“綾子を刺したのは白い着物の人物”と言っていることがわかる。
桃乃は時子が証拠を集め切れないよう、急いで申し開きを開かせた。
お唯(おゆい)という女中が、時子らしい白い着物の女が赤い着物の女を
刺したのを見たという。時子は、それは時子を陥れるための芝居だと告発した。
数少ない証拠から犯人は時子と同じ白い着物のお百合様だと主張。
しかし決定的な証拠はない。申し開きに失敗したかと思ったその時、
お百合が突然現れ「すべて時子殿のおっしゃるとおりです…」と認めた。
しかも時子を陥れる芝居は舞子様と共謀して行ったというのだ。
それを聞いた望春院「いづれにせよ、綾子は長くなかったのじゃから…」と
恐ろしいことを何気なく言い、事件をもみ消すことに決めた。
しかも綾子に代わる御台所代行にお百合を無理やり任命した。
時子(事件は解決した。だが桃乃様の豹変は私の希望を踏みにじった…)
444 :
大奥記:2009/03/22(日) 19:07:23 ID:Ni/Wg+dM0
■師走(12月) 〜一年の終わりとなるころ〜
桃乃様は時子とは口も聞かない。芳松君と話すのも止められた。
お百合様からは先月のことを謝罪された。
女中たちが何やら騒がしい。
歌舞伎と三橋艶之丞という二枚目俳優の話題で持ちきりのようだ。
用事で大奥を外出して戻ったあと、舞子様の元にうかがうと
「あなたがとんでもないことをしてくれたお陰で大奥の一大事です!」
と突然責められる。なにがなにやらわからないが、
「とぼけても無駄です。しばらく謹慎とします」と命じられてしまった。
訳もわからないまま咎を受けるのはごめんだ。舞子様に理由を尋ねると、
時子が役者の三橋艶之丞と不義密通(浮気)したというのだ。
「今回は証拠もある、申し開きもできまい」と取りつくしまもない。
誰かが、時子が三橋にあてたという艶書(ラブレター)を舞子に提出し、
艶之丞本人も密通を認めたというのだ。
先月の件から、お百合が今回味方してくれるらしい。
艶之丞に使者を送り、本人の証言を聞いてきてくれた。
密通していないという艶之丞の証言を得た。
望春院を訪ねると、次々に相手を陥れようとする大奥の悪しき慣習を憂いて
これまた味方をしてくれるらしい。舞子様に話を聞くので、
その場を立ち聞きして情報を押さえるよう手引きしてくれた。
密告者は御中臈のお郁だとわかった。
申し開きの場にお郁を引き出し、お郁の密告はすべて嘘だと暴く。
さらにお郁が偽造した艶書に、外に漏らしてはならない大奥の機密事項が
含まれていたことを指摘し、逆にお郁の罪を糾弾した。
お郁はもともと御台所綾子派だったため、後ろ盾がなくなり、
あせってライバルの時子を陥れようとしていたのだ。
お郁はその晩、毒を仰いで自らの命を絶った。
「綾子様、仇を討てずにすみませんでした」と書置きを残して…
時子(陥れられた相手とはいえ、お郁様の不憫さに私は涙した。
そして私はひしひしと感じた…。大奥が動いている、と…。)
445 :
大奥記:2009/03/22(日) 19:09:48 ID:Ni/Wg+dM0
■睦月(1月) 〜仲睦まじくするころ〜
時子は将軍の子を懐妊した。
舞子やお百合、望春院に報告すると祝福され、上様もとても喜んだ。
夜、望春院から呼び出しの手紙が届いた。急いで向かおうとしたところ――
何者かに縁側から突き落とされ、時子は流産してしまった…。
(必ず見つけ出して、必ず復讐してやる…。絶対に許せない……!!)
我が子を殺された時子は、今までと違う心底からの絶望と怒りに燃えた。
時子を呼び出した手紙は偽物だった。
調査していると、事故直後に廊下に落ちていた手紙を拾った怪しい女中が、
台所でそれを燃やそうとしたことがわかる。間一髪で燃やされずにすんだ手紙を
取り返した時子は、台所に偽手紙を置き、犯人をおびき出す罠をしかけた。
手紙を取り返しに現れたのは女中のお佐和(おさわ)だった。
時子は申し開きの場にお佐和を引き出して問い詰めた。
お佐和は桃乃様に命令されたのだと白状した……。
時子は桃乃を直接責めた
「私の子をごみのように殺した…あなたも同じ目に合わせてやりたいわ!」
しかし桃乃は衝撃的な真実を告げた。
「それはできません。わらわの子、芳松はもう殺されたんどす。
わらわの傍にいるあの子は、どこの馬の骨とも知れぬ他人なんどす」
桃乃は最近になって、大事に育ててきた息子が自分の子でないと知った。
そして苦しみから正気を失い、懐妊した時子を襲ってしまったのだ。
自分は殺されても構わない、でも時子に芳松の仇を討ってほしいと
泣いて頼む桃乃。時子はあまりの事実に言葉を失うばかりだった。
時子(敵は、大奥に居る…)
446 :
大奥記:2009/03/22(日) 19:11:29 ID:Ni/Wg+dM0
■如月(2月) 〜寒さで重ね着するころ〜
桃乃は追放になった。大奥を出れば殺されることを分かっている桃乃は
時子に最期の別れを告げ、芳松君の仇を討ってほしいと頼んで去った。
大奥入りして十ヶ月。多くの驚くべき真実を知った時子。
父、桃乃、お篠……全員の仇を必ず討ってみせると決意を新たにした。
母を失って落ち込み、食事もとれなくなる芳松君。すっかりやつれている。
滋養のある食べやすいもの……と考える時子に、
最近ではすっかり頼りになる味方の茜殿が病人食についてアドバイスをくれる。
「か、勘違いしないでよ。あんたのためじゃなくて自分の手柄のためよ!」
薬膳について医者の榊先生にも相談しようと部屋を訪ねるが留守。
見慣れない黒い箱が置いてあった。こっそり箱を開け「封された手紙」を手に入れた。
※ しかし欲を出して他にも手がかりを探そうとすると即座に殺されてBAD END
手紙には、葉月(8月)の将軍毒殺未遂事件が陰謀だったことが記されていた。
実は毒を盛ったのは医者の榊で、その罪を“知ってはならないことを知った”
お篠に着せたのだ。時子もうまく操られていたのだ。
立ち直った芳松君は、桃乃から本当の母ではないと聞かされていたが
それでも桃乃の仇を取りたいと時子に語り、2人は共に闘う約束をした。
芳松はなぜか時子になついている。時子もなぜか芳松に懐かしさを覚える。
手紙が盗まれたことに気づいた榊先生が夜にこっそりとどこかへ向かう。
後をつけて様子を探ると、榊が相談している相手は沙月と……舞子様だった!
3人は芳松君が替え玉であること、それを知ったお篠と桃乃を処分したことを話していた。
時子は舞子様と2人きりで話をしたいと申し出た。
時子がすべて知っていると告げると、舞子はもちろん時子のことも消そうとした。
しかし、実はこの会話は芳松君も隠れて聞いていたのだ。
芳松が「命をかけても恩人の時子を助ける!」と舞子に立ち向かうと、舞子は身を引いた。
舞子は芳松君の死を隠蔽し、大奥に歪みを作り出したことをずっと後悔していたという。
そして時子を次期大奥取締役に任命し、職を辞した。
時子(最後の決着の場は目前であると、私は心に噛み締めた…。)
447 :
大奥記:2009/03/22(日) 19:13:53 ID:Ni/Wg+dM0
■弥生(3月) 〜草木がだんだん芽吹くころ〜 その1
時子は豪華な赤の金襴の内掛をまとい、大奥総取締役としてトップに立った。
(ついにこの時が来た。父上の仇討ちができる時が…!)
望春院から、舞子、沙月、榊先生の処分を一任された。
上様(芳松替え玉はまだ知らない)は寛大な処分をするようにと言い、
時子は処分を厳重注意に留め、舞子のことも相談役として引き留めた。
残る謎をすべて明らかにし、大奥の闇を取り払うべく時子は調査を開始。
お百合を訪ねると、今まで隠し通してきた芳松君の真実を話してくれた。
当時御小姓だった沙月が、赤子である芳松君を誤って縁側から転落させたこと。
事故だったが、芳松は後頭部を打って死んでしまったという。
沙月は具合が悪く、直接話が聞けない。
沙月が「井戸に幽霊が出る」とおびえているという噂を聞き、
時子は井戸の底をさらわせた。すると頭の割れた子どもの白骨が見つかった。
芳松君が赤子だったころを知る古い女中たちの情報から、
沙月とあと“2人の男女”の首謀者が居ることがわかる。
具合の悪いはずの沙月がどこかへ出かけていく。
後をつけると、彼女が向かった先に居たのは望春院、そして老中土岐重惟だった。
首謀者は彼らだったのだ。すっかり気弱になっている沙月と土岐に対し、望春院は
「時子のような羽虫一匹、今までと同じく消せばよい。
それが大奥というもの。アーッハッハッハ」とついに本性を現した。
時子(今まで起こった事件すべてが、世継ぎ替え玉の隠蔽に繋がっていた!
この腐敗した大奥に私がケジメをつけさせていただきます!)
時子は大奥総取締役の権限で、望春院、土岐重惟、沙月を呼び出した。
最初はしらばっくれる3人だったが、時子が次々に証拠を突きつけていくと
沙月がまず罪を認めた。望春院は沙月ひとりに罪をかぶせようとしたが、
それを許さず責めると、土岐重惟も「だから私は反対したんだ!」と罪を認めた。
しかし望春院はそれでも諦めなかった。時子は最後の証拠を突きつけた――
448 :
大奥記:2009/03/22(日) 19:15:51 ID:Ni/Wg+dM0
■弥生(3月) 〜草木がだんだん芽吹くころ〜 その2
※ 弥生のここまでの調査を進めるのと並行して、一連の重要イベントがある。
このイベントをこなすか否かで最終エンディングが分岐する。
--------------以下、重要フラグイベント
お百合のもとを老中土岐重惟が訪れ、何やら密談している。
お百合「血より濃きものなしと申しますが、眉目に優れた若君……。
私はこれで良かったのやもと思っています」
土岐 「しかし、あってはならぬこと…。ことに銀坊(ぎんぼう)が
何の心配も無きまま現状に至っておるだけにのう」
時子(これは、芳松君の話……? 銀坊とは………)
その後再度お百合に会い「銀坊」について聞くと、
今の芳松君の本名は「銀之助(ぎんのすけ)」だと教えてくれた。
時子は衝撃を受けた。銀之助とは……時子の死んだ弟の名前だ!
千歳藩がお取り潰しになる直前に、1歳にもならずに死んだのだ。
そしてそれは芳松君の事件とまったく同じ時期…。
まさか、芳松と時子は姉弟だというのか……!?
---------------ここまで
449 :
大奥記:2009/03/22(日) 19:17:42 ID:Ni/Wg+dM0
■弥生(3月) 〜草木がだんだん芽吹くころ〜 エンディング1
時子は最後に望春院たちの密談を押さえた証拠を突きつけた。
望春院ももう言い逃れはできなかった。しかし
「時子殿、これ以上言うまでもございますまい。ここで死んでいただきます」
望春院はこれまでのように時子も消そうとした。ここまでか……そう思った時
上様「母上、そこまでになされよ!」 将軍が助けに来てくれた!
上様
「大奥が余のために存在するというならば、母上のやり方は余の考えに
反するものじゃ。なぜ真実を教えてくれなかったのじゃ。
だが、そなたらがなんと騒ごうと芳松は可愛い我が子じゃ。異論は挟むまいな」
上様のきっぱりとした態度を見て、望春院は
「我が過ちを、我が子に諭されて嬉しい」と言い残し、毒をあおって自害した。
こうしてひとつの戦いが終わった。
◆◆◆エンディングその1◆◆◆
すべてが終わったあと、時子は大奥総取締役の部屋(千鳥の間)に戻った。
これから大奥総取締役としての本当の戦いが始まる。
皮肉なものだ。徳川家をあれほど憎んだ自分が、大奥の首座となるとは…。
時子「大奥ではわたくしが法。上様といえど、わたくしに従っていただきます!」
御台所、将軍生母、世継ぎの母。大奥のそれまでの権力者はすべて消えた。
時子様は、芳松君を後ろ盾に大奥で絶大な権力を誇り、徳川家をも操っていった。
時子様は神仏のごとく崇められ、同時に悪鬼のごとく恐れられた。
富と権力は女を金毛九尾の狐に変える。
そう、かの望春院がそうであったように――。
大奥記・完 (時子魔王エンド)
450 :
大奥記:2009/03/22(日) 19:20:03 ID:Ni/Wg+dM0
■弥生(3月) 〜草木がだんだん芽吹くころ〜 エンディング2
時子は最後に望春院たちの密談を押さえた証拠を突きつけた。
・・・・・・こうしてひとつの戦いが終わった。(ED1と同じ流れ)
◆◆◆エンディングその2◆◆◆
すべてが終わったあと、時子はまっすぐ上様の元へ向かった。
上様「よく頑張った。時子……余はそなたを誇りに思うぞ。
そなたはこれからもずっと、余の傍に居てくれるな?」
時子「はい、上様……!」
大奥での血生臭い争いに疲れ果てた時子がすがったのは上様の愛だった。
時子はその後、上様への愛に生きた。幾年かのち時子様に御子が生まれ、
将軍の血筋でない芳松君に代わり、お世継ぎとなった。
時子「私の子が将軍家の跡取り…父上、これで良かったのでしょうね…」
時子は世継ぎの母として、絶大な権力を手に入れた。
しかしそれは、時子様を中心とした陰謀渦巻く戦いの再開を意味するのでした。
大奥記・完 (愛に生きるエンド)
大奥記あと1レスというところで、規制くらいました…
夜にまた戻ります、どなたか支援お願いします
乙です
ストーリーは面白いですね
後一つEDがあるんですか
楽しみにしています
まだあるのか 期待
乙です支援支援
確かに読んでると面白いね
続きが気になってどんどん読んじゃったもん
あの大奥記をレポートするなんて乙すぎる。
大奥記はプレイ動画を見たことがあるけど
途中で脱落してしまったほどなのに
よくここまでその文章力で書けたね
やばい…ストーリー読んでるとめちゃ面白そうだw
乙です!ラスト楽しみだなー
459 :
大奥記:2009/03/22(日) 21:30:30 ID:Ni/Wg+dM0
■弥生(3月) 〜草木がだんだん芽吹くころ〜 エンディング3
※ 芳松君の正体イベントをこなしていることが条件
時子は最後に望春院たちが千歳藩を取り潰し、
時子の弟である銀之助を芳松の身代わりとした証拠を突きつけた。
望春院「ならば、仇の私を討つが良い。憎いじゃろう。ハーッハハハ」
上様「母上、そこまでになされよ!」
将軍が時子と望春院を止めてくれた。
「時子、そなたがここで母上を討てば、そなたも修羅の世界に染まってしまう。
そなたを修羅に落とすのは余には忍びない、どうか耐えてくれ…。
そなたらがなんと騒ごうと芳松は可愛い我が子じゃ。異論は挟むまいな」
上様に責められ望春院は毒をあおって自害。
こうしてひとつの戦いが終わった。
◆◆◆エンディングその3◆◆◆
上様
「時子、そなたには本当に辛い思いをさせた。
余は、芳松がそなたの血縁であったことを喜んでいる。
にごり切った将軍家の血は、断ち切られるべきであったのだ。
余にはそなたが必要じゃ。これからもずっと、余の傍に居てくれ」
上様は、芳松の正体を知った上で、世継ぎとすることを望んだ。
真実を知った時子と芳松君は、しばし姉と弟として向かい合った。
時子「私は嬉しいのです。父上から託されたお家再興の夢……
それがこんな素晴らしい形で現実になったんですもの」
芳松「それがしも嬉しい。共にこの江戸城で父上の分まで頑張っていこう」
かくして時子様は、芳松様のために将軍家に仕え、
大奥に命を捧げることを誓ったのでした。
大奥記・完 (真・乗っ取りエンド)
これで終わりです。
460 :
大奥記:2009/03/22(日) 21:34:45 ID:Ni/Wg+dM0
良かった、書き込めた
大奥記、以上で終わりです
ご支援いただいた皆様ありがとうございました。
残り1レスで規制かかった時は泣くかと思ったよ…
このスレでおさまって良かったです
読み返してみると
最初は敵で後半は味方の正統派ツンデレの茜が好きなもので、
彼女のことだけ少し細かく書いてしまっているようです。すみません
お陽さんややえちゃんのほうが重要人物かもしれないのに…
何か質問、間違いツッコミなどありましたらどうかよろしくお願いします
乙です
黒いっすねw
大奥記乙です
頑張った、アンタ頑張ったよ
本当に乙です
面白かったー
望春院はなんで替え玉を使おうと思ったんだろう?
465 :
大奥記:補足:2009/03/22(日) 22:47:42 ID:Ni/Wg+dM0
>>464 ゲーム中の説明は「混乱を押さえるため」「大奥を揺らがせないため」くらいでしょうか
望春院の思惑としては、自分の息子が将軍、そしてその直系の跡継ぎ息子まで生まれ、
揺るぎない地位と権力を得た直後のできごとだったので、
とりあえず隠して、問題先送りって感じだと思います。
参考表
芳松を死なせた →沙月
替え玉を作った →望春院、老中土岐
当時から正式に知っていた →舞子様、医者榊
当時から感づいていた →お百合様(命が惜しいから知らないふりは他にも)
最近気づいてしまった →桃乃、お篠
466 :
大奥記:補足:2009/03/22(日) 23:18:13 ID:Ni/Wg+dM0
最近気づいてしまった →桃乃、お篠、御台所綾子
訂正です
乙でした
とても読みやすくてどんどん読み進められました
こんなに面白く読めたのはシナリオ本来の面白さだけでなく
書き手さんによるものが大きかったと思います
この読後感の良さは、まさに大奥記の良いところが
こちらに伝わった証なのかもしれません
>>467までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
次スレが立った後に前スレが長く残りがちな事に対して、
Wikiの「スレ天麩羅」の末尾に
>前スレの容量が一杯になって書き込めなくなるまでは、なるべく前スレを優先して使用してください。
>(前スレのURL)
と書き加えてみましたが、どうでしょうか。
「450KBを超えたら」の部分ももっと大きな数字に変えるべきでしょうか?
大奥記乙 こうして読むとなかなかに面白い
>>469 480ぐらいでいいんじゃね?
最近このスレ人少ないし。
>>380でマリオ&ルイージRPG2を依頼した者です。
本作の名が何故か執筆予約のほうに入っていますので、どなたか修正願います。
紛らわしい書き方をしたのでしたら申し訳ありません。
このスレの
>>472、次スレの18までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
「スレ天麩羅」の「450KBを超えたら次スレが立つまで書き込みを控えてください。」を
「480KBを超えたら次スレが立つまで書き込みを控えてください。」へと変更してみました。
>>472 間違えて入れたのは私です。すいません、修正しました。
wiki編集も乙なんだぜ
リクエストです。
ハード:FC
タイトル名:SDガンダム ガチャポン戦士5 バトル オブ ユニバーサル センチュリー
476 :
FF6補完:2009/03/26(木) 23:05:11 ID:u6xoBqoD0
需要はないと思いますが一応後半の仲間集めイベントを補完します。
マッシュ・ティナ・ロックはもうとっくに書かれているので省略。
セリスたちはファルコンが始動した直後に鳩が飛んでいったマランダに着いた。女性の家に手紙がついていたが
その手紙は「〜ござる」で終わっていた。おそらくカイエンが書いたのだろう。
女性が手紙を返信すると、ゾゾに向かって鳩が飛んだ。
ゾゾに行き、探索していると洞窟に着いた。洞窟から抜けるとそこにカイエンがいた。
一行が獣ヶ原にたどり着き、そこで敵と戦った後ガウが仲間になった。そこの近くにある洞窟に行くと、シャドウが倒れており
救護のためすぐにサマサに急行した。元気になったシャドウはどこかへ消えてしまった。
コロシアムでシャドウと戦うとシャドウが仲間になった。
一行はジドールの屋敷に行くが奇妙な出来事ばかりがおき、大パニック。
どうやら屋敷の中にいる悪霊の仕業らしい。なんとか悪霊を退治するとリルムを仲間にし屋敷を後にする。
その後リルムたちは怪しげな塔に向かい、ストラゴスを説得し仲間にする。
ナルシェに行くとモブリズの村ほどではないが廃墟だった。ロックが扉を開けて
貴重なアイテムを手に入れ(ロックがいればだが)炭鉱に向かうとモグがいた。
雪原の敵を倒しつつ崖につくと崖が崩れ洞窟に入ると魔石があった。それを取ると
ウーマロが襲い掛かるが逆に返り討ちにあいモグ達が説得した。
三角形の形をした島で謎の生物に飲み込まれた一行が着いたのは洞窟だった。
その洞窟の奥にはゴゴがいて仲間になった。
428予約。
葱、なにこれルパンVSコナン?
479 :
ゲーム好き名無しさん:2009/03/29(日) 22:29:14 ID:45h4AcLs0
未解決にFF12レヴァナントウィングがあるのですが、需要ありますか?
最近クリアしたのであるならストーリーまとめてきますが
すみませんageてしまいました
あるぜ!
埋めついでに
428予約した者ですが
出来る限り削ってみたけど結構長くなりそうな予感。「街」ほどではないと思うけど・・・
わかり辛いとか、長すぎるとかいうのはカンベンな。
このスレの
>>482、次スレの58、連絡用掲示板の「差し替え・追加スレッド」の124までを
Wikiに収録、未解決リストに反映しました。
>>481 じゃあ、FF12レヴァナントウィング予約しますね
まとめてきます
前にDSの「ドラゴンボールZ 舞空烈戦」をこのスレでリクエストしたんですけど
リクエストをキャンセルさせてください。
実際4月28日にリアルタイムで貼ったら面白そうだなとちょっと思った。
11時以降はリアルタイムとまではいかなくても一時間毎にまとめて少しずつ貼ろうっと。
連投規制にかからなくて済むし。
以下、どうでもいい解説。
タイトルは「よんにいはち」と読むのが正しいらしい。知らんかった。
4月28日は四谷の日でもあるらしい。
主人公毎に「○○編」という名前が付いてはいるがタイトルはついていない。
例えば『街』の桂馬編は『オタク刑事、走る!』というタイトルがついていて、
独立したストーリーとしても読めるが、428は独立してない。
というのも428は最初バラバラな話が一点に収束していく構造になっているから。
大沢編は『街』の市川編に近い感じ。独特の雰囲気を出そうと頑張ったっぽい。
タマ編は本当はタマ自身が語り手。
加納、亜智、御法川編はどれも結構似た文体で書かれていたように思える。
その他のことはWikipediaでも見てくれ。
>>486 桂馬編は「ゲーマー刑事、走る!」じゃなかったっけ。
おたく刑事は体験版だと思。
スレ見た感じ見当たらなかったのでよろしければ
「FFCCEoT(FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES Echoes of Time)」
の執筆をさせていただいてもいいでしょうか?
>>488 予約とか無いみたいだしいいんじゃね?
依頼も無いみたいだから需要があるかどうか分からんが
>>489 ではFFCCEoT予約します。
依頼が無いし新作ですから確かに需要があるかは…。
でも需要か出たときあれば良いかな、と思いまして。
ヤッター巻き添え規制解除された!
PSPの「煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.」を予約します。
前作は持ってないが、独立したストーリーらしいので大丈夫だろう……
このスレの
>>491、次スレの158までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
3ヶ月以上経ったので「ときめきメモリアル3 〜約束のあの場所で〜」
「マナケミア〜学園の錬金術士たち〜」を ●途中 の欄から消しました。
1ヶ月以上経ったので「ロックマン ゼロ3」を ●執筆予告がある物 の欄から消しました。