1 :
花と名無しさん:
時代物マンガを語ろう・・・のスレが落ちたみたいなので
範囲を広げて立ててみました
2 :
花と名無しさん:2008/08/19(火) 01:33:21 ID:???0
3 :
花と名無しさん:2008/08/19(火) 02:42:23 ID:uipfP9Z7O
自分はグリム系をよく読むのだが、純粋に歴史・時代物好きな人には
あのジャンルってどう映ってるの?
4 :
花と名無しさん:2008/08/19(火) 06:26:30 ID:???0
そうかー、金瓶梅ってグリムだったんだーって表紙だけ見てスルー。
5 :
花と名無しさん:2008/08/19(火) 06:46:16 ID:???O
時代物、歴史漫画でよく出演してる人気の人物は?
6 :
花と名無しさん:2008/08/19(火) 10:18:21 ID:gbdQy+GtO
7 :
花と名無しさん:2008/08/19(火) 10:29:32 ID:???0
>5>6
男性なら沖田(というか新撰組?)かなぁ。
女性なら誰だろう?淀君とか?
イメージ的に、男性メインだと幕末、女性メインだと
戦国時代が多い気がする。
8 :
花と名無しさん:2008/08/19(火) 10:39:10 ID:???O
ルネッサンス時代だと
チェーザレ・ボルジア
9 :
花と名無しさん:2008/08/19(火) 11:51:08 ID:???0
チェーザレ・ボルジアと一緒にレオナルド・ダ・ビンチもよく出演してる
昔ダ・ヴィンチを美形に描いた漫画を読んだときはどん引いた
ルクレツィア・ボルジアも兄上チェーザレと共に人気の歴史人物w
ベタなところで、マリーアントワネットとか…
13 :
花と名無しさん:2008/08/20(水) 11:18:19 ID:KCKIBe2p0
チェーザレといえば花冠のマドンナ
チェーザレといえばバビロンまで何マイル?
チェーザレと言えば無名の端役
織田信長もよく出てくるよ。
チェーザレといえば『チェーザレ』
『妖女伝説のボルジア家の毒薬』
(少女漫画じゃないけど)
今ほんの思いついただけだけど
沖田総司
『浅葱色の風」『あさぎ色の伝説』『天まであがれ』『だんだら』『風光る』
織田信長
『愛しの焔』『信長君日記』『小姓のお仕事』『御伽草子白夜』『風知草』、河村恵利作品もろもろ
織田信長は、蘭丸とセットが多いのかな?、少女漫画的には。
信長で>19以外に思い出すのは
『水影草』『緋の風』などの三浦浩子作品ですな、自分は。
チェーザレと言えば氷栗優の『カンタレラ』は再開するのでしょうか?
『クラウン』終わったみたいですけど。
>>21 氷栗スレでの会話によると、作者公式で再開する予定だと発表してるようですね。
いつ再開かまでは、まだ確認してないけど。
>>20 少女漫画では濃姫とセットの方が多いんじゃないかな?
そういえば、まだ出てないので美内すずえの「虹の戦」なんてのもそうだし。
『7つの黄金郷』でオリビエがクレメンテ公爵に
「あのチェーザレ・ボルジアだって・・・・」のセリフのあとに
華麗なチェーザレの姿が紹介されていたw
森川久美さんの「ヴァレンチーノ・シリーズ」ってチェーザレの話じゃなくて
15世紀ヴェネチアの元首、男装の麗人の話だったのね
織田信長の漫画も描いてますね
「信長King of Zipang」
有名なのに漫画で描かれたことのない人はいるかな
昭和天皇とか?
伊藤博文とか
29 :
花と名無しさん:2008/08/26(火) 20:03:42 ID:cveTxbL4O
佐久間智代もルクレツィアの話し描いてるぞ。
タイトルなんていったかな?
やっつけっぽかったけど。
世界史スレから
チェーザレ・ボルジア関係(少しの出番も)の漫画を描いた漫画家の方々…
・南部ひろみ・森村あすか・山本鈴美香・山田ミネコ・星野之宣
・青池保子・さいとうちほ・川原泉・まつざきあけみ・秋乃茉莉
・かやまゆみ・戸川視友・滋野深雪・真崎春望・佐久間智代
・岡田純子・遠野麻紀・氷栗優・森みずほ・惣領冬実…の各先生方…
(描いた方まだいるかも?)
チェーザレ・ボルジアに比べてロレンツィオ・メディチを描いた漫画は何気に少ないかな。
コミックスになってるのだと、長池とも子と森川久美のくらいしか思い浮かばない。
(秋乃茉莉にも回想シーンでちらりとセリフなしで登場するのがあるけど)
>>28 映画のコミカライズだけど、「長州ファイブ」で主人公の一人として描かれてる。
かわぐちかいじさんのレオナルド・ダ・ビンチを描いた
「COCORO-心-」に
ロレンツォ・デ・メディチとかルネッサンスの芸術家たちが出演
少女漫画じゃないがな
少女漫画じゃなければ、伊藤博文も常連でしょ
>>17 「ボルジア家の毒薬」壮絶で好きだなあ
あれが毒薬ってのは良く考えたら無茶苦茶だけどw
「妖女伝説」自体お勧めだ
他にはクレオパトラ、サロメ、ゼノビア、ヒトラー、八百比丘尼、ルクレツィア
レオナルド・ダ・ヴィンチ、カテリーナと色々出てる
「チェーザレ」も2巻読んだ
単行本高い
>>29 「もう、天使には会えない」(『憎みこそすれ、嫌いになれない。』に収録)
BLレーベルに収録されてるからずっと読み逃してた
>>30 同じく
ボルジア関係の漫画いろいろ
・燃える虹の詩・ミストラル−風の軌跡−・7つの黄金郷
・イブの息子たち・エル、アルコン−鷹−・パトロールシリーズ−風の迷宮−
・妖女伝説「ボルジア家の毒草」・バビロンまで何マイル?・花冠のマドンナ・恋物語「宝塚版チェーザレ・ボルジア」
・白のフィオレンティーナ・逆光のメディチ・花都追想録
・賢者の石、薔薇よりも赤く雪よりも白く「死都の聖女」
・憎みこそすれ嫌いになれない「もう天使に会えない」
・時をかけた少女たち 「1500年の禁じられた恋ルクレツィア・ボルジア」
・まんがグリム童話「チェーザレ・ボルジア」・「ルクレツィア・ボルジア」
・「サンチャ・タラゴーナ」・「紅連の支配者カテリーナ・スファルツァ」
・「モナリザ−フェラーラの薔薇」…いろいろ
今、連載中は「チェーザレ」「カンタレラ」「まんがグリム童話」に時々…
三国志はどうなんだろう
人気あるよね
少女漫画で三国志と言えば、
・諸葛孔明〜時の地平線〜
・三国志列伝〜破龍
・江東の暁
・ストップ!劉備くんシリーズ
あたりがぱっと思い浮かぶな。他にもたくさんあるのは確実だし。
あげ
今更ながら
>>1乙
前スレは縛りがきつかったのか、なかなかレスが続かなくて悲しかった。
えっとこのスレででてきてなくて今面白く読んでいるのは
恋ひうた/江平洋巳(フラワーズ連載中)
女王の花/和泉かねよし(年に数回どんと載る形式?)
後者は非歴史もの(現実にあった時代のお話じゃない、一種のファンタジー)
だからこのスレでは範囲外かな?
フランスの宮廷物・革命物も結構人気かも。
コミックス1冊以上の中・長編でも結構思い浮かぶし。
キャンディ・キャンディやはいからさんが通るも時代物に入るのかな
如星シリーズ描いてたころの藤田あつ子が好きだ…。
中国物とイギリス物。
これも時代物、ってことでいいんだよね?
ハーレクインヒストリカルのコミカライズが好きだ〜!
「セラフィーナ」「シャーロットの冒険」「泥棒は恋の始まり」
あたりが特に好きだな。おてんばな女性の話。
藤田あつ子さん、好きだったなあ。
清朝のお話なのに辮髪してないのは少女漫画だから仕方ないとしてw
確かまだ皇なつきさんがデビューする前だったからもどきやファンタジーでない
中国ものってこの人が初めてだったような気がする。
衣装や小物の描き込みが細かくて目でも楽しめたのに、
最近グリム童話雑誌で見かけて、あまりの絵の変わりようにびっくりした。
皇なつきは修善寺物語で知ったな。
これと燕京伶人抄、花のこえの頃の絵と作品が好き。
面白い神話物は?
>>50 里中満智子の「マンガギリシア神話」
原典にほぼ忠実なんだけど、登場する神々のキャラが同じ作者の他の作品のキャラとかぶってて面白い。
「イティハーサ」水樹和佳子
日本神話を題材にした……といっていいと思うファンタジー。
神話物好きなら読んで損はないと思う。
53 :
花と名無しさん:2008/09/14(日) 09:18:35 ID:pForagPiO
>>50 正確には神話ものじゃないけどグリム雑誌で読んだ
「エレクトラ」とアキレウスの話しがよかった。と言うか、
この題材を漫画にしたのが珍しかったので印象深い
でも作者は忘れた。
>>48 私も久しぶりに見たら、凄く絵が変わっていたというか
薄くなっててびっくりした
>>50 諏訪緑の「サンソウの仮面」「西王母」のシリーズ。
中国神話をうまくアレンジしたファンタジー。
神話ならば あずみ椋『緋色い剣(あかいつるぎ)』。
ヴァイキング・北欧神話の題材を、
オーソドックスかつユニークに溶け合わせている。
>>45 はいからさんが入るなら
大和和紀さん作品はヨコハマ物語とかN.Y小町とかも入るかと。
明治・大正は立派に時代物だよ。
戦前までは時代物の括りでよろしいのではないかと。
今と風俗も考え方もまるで違うからねえ。
キャンディの時代って第一次だっけ? 第二次世界大戦だっけ?
メガネの兄ちゃんが戦死したよーな……
大和和紀の時代物なら「にしむく士」が一番好きだな
私も好きー。
江戸情緒ならコレだよね。
町民の生活がよくわかる。
主人公が苦労しないから安心して読める。
(生活苦はあるがw)
>>58 第一次だよ
キャンディって今生きてたら百歳くらいか?
戦国時代ものってなにかない?
市川ジュン
タイトルど忘れしたけど、比較的最近、南北朝か鎌倉時代ぐらいのを
描いてなかったっけ?途中で掲載誌が休刊になったりして
結末がどうなったのか、コミックス発刊状況も確認してないんだけどw
女の子(姫様?)が主役っぽくて、○○王みたいな呼び名が出てたよ。
フランス革命時代の話で森園みるくさんの
女性セブンに連載中の「欲望の聖女 令嬢テレジア」
面白い
>>62 個人的に面白いのは「愛しの焔」
設定がちょっと意外。
この後史実の主人公とどうストーリー上整合させるか楽しみ。
>>61 おお、そういえばメガネ兄ちゃんの飛行機が二枚羽根だったよーな……
発掘して呼んでみればいいんだけど。
第一次は1914-1918だから、生きてたら100才越えだね。
タイタニックのヒロインのようだw
>>62 河村恵理が、戦闘シーンが全くない
短編をたくさん描いている。
マイナーどころが多いので、興味深い。
自分は日本の古代〜平安あたりが好きで、小説とかもよく読むんだけど
日出処の天子
青青の時代
アマテラス
天上の虹
あさきゆめみし
とか有名どころばっかりだけど少女マンガならこのあたりが記憶にのこってる
この未だに謎が多い時代が興味引かれる
あとコバルトの氷室冴子さんとか昔はまりました(ヤマトタケル、銀の海金の大地、ジャパネスク等)
>>68 そのラインナップで古代幻想ロマンシリーズがないのは何故だ。
ところであさきゆめみしがアニメ化するね。
この時代が舞台のまっとうなアニメって以外と少ないので楽しみ。
(ファンタジー平安物なら色々あるけど)
古代幻想ロマンシリーズは有名どころというより、知る人ぞ知るだと思うけど。
余談だけど長岡作品なら、「ナイルのほとりの物語」のエクソダスの話と「飛火野幻想」が一番好きだ。
>>63 『鬼国幻想』
南北朝時代の始まりのころの話で、
大塔宮が男主人公(途中で死ぬけど)
完結したけどラストになるであろう3巻はまだ出てない。
かやまゆみも「時をかけた少女たち」のシリーズで戦国物いくつか描いてたな。
あと、むかーし、佐々木慶子が描いてた「信長君日記」が好きだった。
>>71 ありがd。『鬼国幻想』だったか。
確か2巻も買ったんだが、最近漫画の整理してなくて山積みの中に埋もれてしまってw
完結したのにその分がコミクス化してないのが残念だ。
もう一度、1巻からまとめて読みたいタイプのストーリーだったのに。
ひかわきょうこの「お伽もよう綾にしき」はどうだろう?
戦国時代を舞台にしたファンタジー(というかオカルト……てほどでもないか)
架空の国で戦国有名人は出てこないけど、あの時代の雰囲気はあると思う。
この作家さんは西部劇(荒野の天使ども)っつー、
珍しいジャンルも書いてらっさる。
>>74 そういった例を出すと、
山口美由紀なんちゃって時代モノ:「春告小町」「雛菊街道」「ひとゆり峠」
神坂智子:「べんがら格子の家」「蒼のマハラジャ」
辺りも当てはまりそうな気が…。
実在の歴史上の人物が、少なくとも一人ぐらいはいた方がいいのでは?
…と思ったんだけど、
>>43とかでも「非歴史」として出てるのかw
「べんがら格子の家」は神坂さんのリアル親戚の人をモデルにした実話ではなかったっけ。
一応伝記ものといえるのでは。
>>75 うーん、基本的に歴史モノ→実在の人物・事件を扱った話(例「天上の虹」)
時代モノ→昔の時代背景を元に描かれた話
(少女漫画じゃないけどわかりやすいから「エマ」)
というカテゴリー分けがあるから、ひかわさんのを出してみたのだが。
「荒野の」はともかく「お伽もよう」はビミョーだったかな。
あ、「マハラジャ」は時代もので良しだろう!
英国支配から独立までの藩王国が舞台だし。
好きだなあ、「マハラジャ」
78 :
75:2008/09/18(木) 04:24:20 ID:???0
スレタイよく見たら、神話まで範疇に入れちゃってるので、
実在の人物じゃなくても良かったんだねw
神様なんて、いるかいないかなんて誰にもわかる訳がない。
>>77のレスの通り「時代物」というカテにすればおkかも!
79 :
77:2008/09/18(木) 17:46:34 ID:???0
時代物といっても、今連載中の津田雅美の「ちょっと江戸まで」は
これはカテゴリーエラーだろうな。
開国しなかった“現代”の江戸だから。
これこそが江戸風ファンタジーであって時代物ではない。
いや、けっこう好きなんだけどねw
あと神話物といっても「アリーズ」とか。
これはどうなんだろーな〜。
「イティハーサ」薦めた私としても、これは神話物のジャンルにはいれたくないな〜。
神話世界の登場人物が現代に転生して…とかってのはちょっと神話物として見るのには抵抗あるかなあ。
あくまでも個人的趣味だけど。
>>80 前のアリーズは持ってるしけっこう好きなんだけど、
このスレの「時代・歴史・神話」というジャンルとは違うと思うんだ。
世界背景・時代考証がどこまで出せているかが重要なのかと。
そんな私が好きなのは
「アルカサル」(歴史物)
「修道士ファルコ」(時代物)
「ファサード」15巻の「アマテルたま」&「ニギミタマ」(神話物)
>>79 関係ないけど津田雅美ってカレカノの人だよね
カレカノしか知らないんだけど、その開国しなかった江戸っていう設定が面白そうで何だか読んでみたくなった
>>82 カレカノな人です。
まだ四話でコミックスにも当然なっていないので、
LaLaのバックナンバーが置いてあるマンガ喫茶にGO!
ところで、なんかいい古代モノはないかのう?
今、よしながふみが連載してる「大奥」はどうなるだろう?
連載当初からパラレル時代劇との煽り付きだけど、
男女逆転以外の歴史の進み具合は、リアルな日本の江戸時代の
エピを上手に料理してるので、歴史モノ+SFでいいかな。
「大奥」よろしいんじゃない?
「ぢつは信長は女だった!」みたいな話もよくあるし、
歴史に取材してうまく調理してあるものなら。
性別逆転ものはあんまり好むところではないけど
「大奥」はわりとおもしろい。
15代やるのにどのくらいかかるかねえ。
全10巻構想らしいが。
あれはでも、パラレルワールドの江戸時代って設定だからな。
公式には男ということになってたけど、実は女だったってのとはちょっと性質が違うような。
大河ロマンとしてはすごく面白いマンガだと思うけど、どうだろう?
>>83 日本の古代物なら山岸凉子「青青の時代」が面白いと思う。
民話とかメルヘンとかまんが日本昔ばなし系でショートコミックだけど、
奈知未佐子や近藤ようこ作品なんかもいい
奈知さんの『雲のおしゃべり風のうた』収録「地蔵とおせんぼ」は泣いた
奈知さんので泣けたのは「越後屋小判」だなあ。
猫好きには切なくてたまらない。
90 :
83:2008/09/21(日) 01:03:54 ID:???0
>>87 ありがとう。
「青青の時代」持ってます、おもしろいよね。
イヨがシビに魚を貰ってネコのように食べるシーンがかわいい。
卑弥呼の存在が無理なく描かれていて良い。
でもこれ、連載はcomicトムプラスなんだね。
……もしかして少女漫画に入らない?
山岸さんだと「ツタンカーメン」もあるな。
あ、これもcomicトムプラスだ。
佐々木けいこ(いまは「慶子」)の
「信長君シリーズ」、まとめて文庫化してほしい。
佐々木慶子といえば、ギリシア神話のイオンのエピソードを漫画化した話も好きだな。
元は感動的な古典劇なのに、笑えるコメディに仕立てられてる。
佐々木慶子って『悪魔少女』の?
たぶんそう。
あの『イオン』、いいのかこんなジコチュー女でハッピーエンドで?
と驚くほどの話だけど面白かったね。
本田恵子のお江戸は眠れない
とか
リョウとかはどうなるんだろ?
本田恵子(お江戸)…絵に釣られて買って、失敗したと思った。
一応江戸時代が背景だけど…どうだろ?
江戸風味ファンタジーって感じじゃないかな。
リョウは読んでるうちになんだかどんどん設定がぶっ飛んでいって途中でついていけなくなったな。
あれが歴史物なら、萩尾望都の『あぶない丘の家』の「あぶない壇の浦」の方がよっぽど本格歴史物に見えるけど。
「あぶない壇の浦」いいよね。
ああいう感じで義経と頼朝の関係を描いたのはないんじゃないかな。
杜野亜希の「碧のミレニアム」は?
瀬戸内海の戦国時代の歴史エピをうまく絡めてて面白かった。
SF設定ありきだけどw
まだ描かれていない時代ってあるのかな
縄文時代?
卑弥呼とかよりかなり前の、猿人から少しだけ抜け出しました的な?
短編だけど里中満智子が石器時代の話を描いていた。
「愛の伝説」だったかな?
人間がまだ生殖のためだけに結ばれていた時代、はじめて愛によって結ばれて子供をもうけるカップルの話。
>>100 あれ、途中まではよかったけど、ラスト打ち切りになったせいで回収出来なかった伏線が多かったのが残念。
高室弓生の「ニタイとキナナ」「縄文物語」は縄文時代の話。
少女漫画なのかどうかよく知らないけど。
ちょっとお聞きしますが、荻野吟子を主人公にした漫画ってありませんか?
>>107 比古地朔弥「タイムマシン」という連作物の中の一つが荻野吟子の話だったけど、
単行本化はされてないみたい。
荻野吟子は大正時代が舞台の「ガラス通り診療所」の中で、
ヒロインの大姑の女医さんの恩人として話題にあがってたけど、
脇キャラでさえないシルエットとしてだけの存在だったと思う。
>>100 99だけど、ごめん表現が悪かった。
SF的とか手法の問題じゃなくて、
義経と頼朝の兄弟のありようというか関係の解釈のことなんだな。
鎌倉ものに詳しいわけではまるでないのだけど。
それはそれとして。
里中満智子の「海のオーロラ」も歴史物に入れてヨシだろう。
古代エジプトをメインに邪馬台国、戦時中のドイツと続くお話。
少し前の作品だけど、けっこう好き。
>110
「海のオーロラ」は最後の未来編であまりに絵柄が合ってなくて爆笑しました
最初のムー大陸は神話と言うか伝説ものになるんでしょうが、
その後の話は確かに歴史ものの枠ですね
その大元ネタとも言える「火の鳥」は月並みですが「鳳凰編」が好きです
荻野吟子 読んだ気がする。
YOUかヤングユーかな…。連載だったはず。
夫に性病をうつされて 男性医師に診察された悔しさから女医を目指して とか 再婚した男性が北海道に行ったので後から自分も行ったけど 戻ったとか。
これしか思い出せないのでググるか 捜索スレがいいかも。
>>111 「未来編」は確かにw でもまあ一応ハッピーエンドだし。
ムーとかの話はないよ。エジプト、日本、ドイツと来て……だから。
未来編以外は何らかの歴史に取材して描かれたものだな。
久しぶりに引っ張り出して読もうかな。
火の鳥の歴史物なら「太陽編」もよいね。
壬申の乱を知ってから読むとかなりおもしろい。
「鳳凰編」アニメには涙したよ。
明治の女医といえば昔、杉本苑子の短編で荻野吟子の次の次くらいに女医になった女性の短編読んだ時、
彼女が「あすなろ坂」に出てくる芙美夫婦の友達の女医さん(名前忘れた)とイメージ的にかぶった。
たぶん、その実在の女医があの女医さんのモデルの一人じゃないかと推測してるんだけど。
>荻野吟子
大昔に、木内千鶴子が漫画化したのを読んだ覚えがあるけど、
単行本化されてるかどうかは不明。
116 :
花と名無しさん:2008/09/30(火) 20:39:53 ID:eA5uc8eV0
少女漫画最古の長編歴史ものとして
水野英子の「白いトロイカ」1964年週刊マーガレット
ロシア革命を背景にしていますが、創刊まもない週マ
の読者の小学生にも読みやすく描いてあります。
毎回、髪型、ドレスが変わる主人公の華麗な美しさなど。
古い絵柄ですが、今みてもデッサン、構図など抜群の上手さです。
しかし、登場人物が殆ど死んでしまう悲劇的なラストに涙。
「ベルサイユのばら」の手本になったのはいうまでもありません。
厳密にはロシア革命以前の話だけどね。
いろいろかなり史実とはずれてるし、なんちゃってロシア風歴史物と見た方がいいかも。
考証無視すれば作品自体としては好きなんだけども。
>>104 それと同じコミックスに収録されてた短編で
坂本竜馬の女を描いてたのがあった。
史実に出てくる有名な人じゃなくて、
その前の初恋の女、みたいなポジションで。
>>118 「花影」だったかな?
確かコミックスの表題作でヒロインの名は、さな子?
彼女も実在の人物でいくつか小説にも書かれてる結構有名な人だよね。
先日インドのジャイプール行ってきまして
「青のマハラジャ」の世界にどっぷりつかりこんできました
現地のガイドさんが「コレ知ってる? 前にお客さんに教えてもらった!」と
「マハラジャ」の単行本を出してきたときにはメチャ笑ったww
「青のマハラジャ」の名脇役・ジャイプール王のジャイと
第三妃のデヴィは実在の人物です
ジャイプールのアンベール城の宮殿博物館に遺品がいろいろ
独立前のインドのマハラジャってのがどれほどバカバカしい金持ちか
よーくわかるから機会があったらぜひ見てみて
107です。
荻野吟子情報、ありがとうございます。
確か2〜3年前に分厚い読みきりだけの雑誌で立ち読みして、
それから興味を持って渡辺淳一の本を読んだりしたもので…。
吉岡弥生やシーボルト稲も、漫画で読んでみたいなぁ。
市川ジュンさん書いてくれないだろうか。
>>121 シーボルトの娘の稲の話は、昔、庄野ひろ子「オランダお稲」というのが世界文化社からコミックスで出てましたよ。
運がよければ古本で見つかるかも。
>>121 少女漫画でなくてもいいのなら、
シーボルト稲は、みなもと太郎『風雲児たち/幕末編』に主要人物の一人として出てくるよ。
『風雲児たち」なら幕末編以前の少女時代の頃の話の方がヒロイン的に扱われてると思う。
捕手
「八雲立つ」(樹なつみ)
古代編っていうのがあったね
神話の世界w
母の蔵書だと「アンジェリク」などの木原敏江作品
「ベルサイユのばら」「女帝エカテリーナ」「オルフェウスの窓」などの池田理代子作品
姉の蔵書だとさいとうちほ作品
…自分で買ってないのに結構読んでるなぁ
七つの黄金郷のつづきが読みたいなあ
歴史ロマンデラックス?という雑誌が前にあったよなぁ
あったねえ、角川のASUKA増刊か別冊だったっけ
秋田で描いていた作家さんが多かった気がしたけど。
ファンタジーロマンとかもあったような。
今ああいうの、又はあれに近い雑誌てないのかな。
ASUKAといえばこの前見かけたら少女誌でなくなってた。
青年誌なら「乱」とかあるけどね。
ときどき少女漫画系の作者も描いてる。
ところで、『リョウ』って結末はどうなったんだろう?
途中でついてけなくなって投げ出しちゃって最後まで読んでないんだけど、
どう終わらせたのかはちょっと気になる。
132 :
花と名無しさん:2008/10/15(水) 13:26:18 ID:+emWCXXs0
リョウの最後は頼朝が基地外になります。
133 :
花と名無しさん:2008/10/15(水) 19:38:20 ID:PhSoh8YKO
>>128、
>>129 歴史ロマンDX
好きだったなぁ…
ミステリーDXやファンタジーDXてのもあってあの頃が一番ASUKAが輝いていた…
今はただのヲタ雑誌だな。
外国ロマンDXってのもあったね。
>>121 まだ見てるか分からんけど、埼玉県民から情報を。
「マンガ荻野吟子抄」という本を、吟子出身地の妻沼町(今は熊谷市)が
村おこし事業で10年ぐらい前に出したよ。図書館で読んだ。
少女漫画じゃないので絵柄に華は無いです。舞台版の漫画化なのかな。
埼玉県以外には出回って無いかもしれないけど、もし興味があれば
>>121さんの地元図書館を通じてお取り寄せとかもできると思う。
神坂智子シルクロードシリーズにまとめて収録された中の一編の
初出が、歴史ロマンDXになってるのに最近気付いて驚いた。
架空の時代モノだけどコミックス「猫の見た夢」に収録された話は
明治〜大正時代の佳作なイメージ。
大三島神社の「つるひめ」のマンガがあったよ。戦国時代かな?
神社で買ったwどこかにしまいこんだので、細かいことは分からないけど。
>>136 それは杜野亜希「碧のミレニアム」
じゃないかな。スレでも既出。
>>137 いや、「碧のミレニアム」も持ってるよ。
上に書いたのは、つるひめ主人公の伝記物。
大三島神社で買ったから、書店では売ってないかも。
原ちえこの「千夜恋歌」には
源平ものとか平安とか飛鳥時代辺りのいっぱい載ってたと思う
あとルネッサンスの辺りのとか
やまざき貴子のムシとか
少年漫画だけど銀魂とか
保守age
夢幻伝説タカマガハラ
ほしゅ
今日は大河ドラマ最終回だが、評判良かったみたいなので
同じ原作でコミカライズしたら面白そうだけど無理かな…。
原作そのままコミカライズしたら
女子受けしないと思うの。
旦那を嫌ってた篤姫とか。
>>146 宮尾さんの原作未読だがTV脚本と原作が大幅に違うの?
大河の篤姫は、夫を敬愛してる風に見えたよ。
>>147 毎年そうだけど、大河は原作の名を借りた
別物だと思えばいいかと。
原作というより「原案」という感じ。
大河といったら、河村さんの姫金のお話は
来年の大河の人物関係を知るのに丁度よかった。
大河では華姫=景勝妹が、この漫画では雪姫=景勝姉となってた。
景虎妻=景勝姉の方が史実に近いのかな。
景虎妻の享年から逆算すると、景虎妻と景勝は同じ1556生まれだったりする。
景勝は11月生まれだから、双子じゃないとしたら景勝姉になるはず。
「兄」か「弟」かに比べると、跡継ぎ問題に関わらないせいか
「姉」か「妹」かはあいまいなこと多いよね。
(思いっきり時代・国が違うけど)
マルクス・アントニウスと政略結婚したオクタヴィア
(クレオパトラより美人だけどクレオパトラに夫をとられた)は
オクタヴィアヌス(=アウグストゥス)の姉か妹か本でまちまち。
「姉」のほうが有力だけど。(この姉と弟は顔そっくり)
河村さん、小田原北条氏を描きたいって「ぱふ」のインタビューで
だいぶまえに(歴史もの小特集のとき)言ってた。
氏照の愛妻物語もやってほしいな。
まだ出てない?「王家の紋章」「天は赤い河の〜」
>>151クレオパトラというと里中さんも描いてたな。
ひかわきょうこの「彼方から」は神話ものに入るか
>>152 里中版「クレオパトラ」では妹の存在は完全にスポイルされてたな。
ところで市川ジュンの「鬼国幻想」の完全版が出たので、まだ読んでない分の下巻だけ買って読んだ。
1000円だったけど、普通のコミックスの二冊分のボリュームだし、「風の杜夜話」のその後も読めたんで
まあ、元は取れたな。
里中『クレオパトラ』では、
オクタヴィアは「じみだから」のセリフ通りほんとに地味な容姿だった、
弟オクタヴィアヌスはキラキラ美少年なのに。
逆に黒田かすみ『クレオパトラ』では
オクタヴィアだけ美人。
史実通り美形姉弟に描いたマンガは
さかもと未明『マンガ ローマ帝国の歴史』しか知らないや。
>>153 『彼方から』が神話はちと苦しくないか?
ひかわさんといえば、『お伽もよう綾にしき』のあとがきで、
すずと「ととさま」の関係は
足利直義&直冬がヒントだと書いてあった。
『鬼国幻想』でも仲良しの感じで登場。
へぇ
お伽もよう綾にしきってちょっと気になってるんだけど
史実は関係ない(実在の人物が出ていない)ファンタジー時代劇なの?
>>158 2行目の予想でだいたい合ってるんじゃないかな〜??と個人的感想。
歴史に詳しくないので、間違ってるかも知れないがw
発想のヒントになった事柄や人物がいるだけで、なんちゃって時代劇。
陰陽師のヒーロー+ヒロインもある程度使える子(潜在能力が高そうな不思議設定)で、
10月発売のメロディで完結したよ。
160 :
花と名無しさん:2009/01/12(月) 20:09:32 ID:/nk7xRhxO
あげ
時代物は好きなんだけど、みんな前髪バサバサなのが苦手だな
少女漫画であまりに武骨なのはどうかと思うが、月代剃ってるヒーローも見てみたい
天地人に出てくる越後は
「古代中世の雰囲気」で統一しているらしい。
だから髪型も古風で着物も直垂なんだとか。
月代を当たり前に剃るようになるのって1560年ぐらいからか?
月代は少女マンガだと作者に画力がないとしっくりこないからねえ。
私が読んだ中だと、よしながふみの「大奥」と山岸凉子の「かみかくし」と大和和紀の「にしむく士」は
でわりとしっくりきてるヒーローが月代そってる漫画だと思う。
自分が今まで見たなかで一番良かった月代は
今市子だったりする。
小説の挿絵だったんだけど。
実在して月代剃ってたらしい沖田総司や信長も大体前髪ついてるね。
少年漫画でも見ない。
あるとしたら青年誌か、主役格を外れてる場合。
「あさぎ色の伝説」は総司が主人公の少女漫画だけど月代剃ってるよ。
ていうか、初めて読んだ新選組物の漫画がそれだったんで、沖田総司というとあの髪型のイメージがある。
里中満智子の「アトンの娘」、池田理代子の「ポーランド秘史」「栄光のナポレオン」
木原敏江の「杖と翼」「夢の碑」は既出?
池田理代子の2作以外は過去スレで既出。
池田さんの作品は「オルフェウスの窓」「ベルばら」辺りは挙がってたけど。
どっちも学研漫画みたいで微妙だったような>ポーランドとエロイカ
池田理代子なら、エカテリーナの方がずっと面白いと思う。原作付きだけど。
でも一応エロイカの方はベルばらの続編だよね、ロザリーとか出てくるし
ロザリーよりアランが問題だと思う>「エロイカ」
いや、問題ってことはないけどw
アランとベルナールのあの最後はないと思った。
アランはベルばらから通して一番好きなキャラだったから特に納得いかなかった。
ベルナールは実在のモデルがいたけど、アランはいないんだよね、確か?
ナポレオンじゃなくてアランを主人公にした方が面白かっただろうと思う。
しかしロザリーの家族はみんなろくな死に方しないんだね…。
ベルナールはとりあえずモデルよりは長生きしてたが。
>>172 最初読み始めた時はアランが主人公で彼の目を通してナポレオンを描くのかと思ってたんだけどな。
アランが死んでから、ストーリー的にも面白くなくなったと思う。
>ロザリーの家族はみんなろくな死に方してない
まだエロイカのラストで息子のフランソワが生き残ってたはず。
関係ないけどオスカルのミドルネームもらったんだな、彼は。
保守
保守
河惣益巳の「火輪」は神話に入るかな?
中国っぽいけど架空の国だそうだが。
>>176 あれはファンタジー漫画だと認識してるな、自分の場合は。
文庫版の解説では、中国の神話等をよく研究して上手に取り入れてると
高評価してる人もいたけど。
うん、ファンタジーと神話だと微妙に違うな
名前や設定は中国の神話からもってきてるけど、
れっきとしたオリジナルのファンタジーだよね。
西の国とか東の国は特に。
過疎ってるね保守
これまで少女漫画なのか分からなかったが、最近この板に雑誌スレが立ったので少女漫画とみなして一つ
「姫武将政宗伝ぼんたん」阿部川キネコ 1〜3巻
政宗が男装の麗人設定。
基本はコメディだし、特に1巻はギャグ率高かったけど、2巻後半辺りからは普通に政宗マンガになってる。
次の巻では人取橋かな〜輝宗いいキャラだから惜しい
愛姫かわいいよ愛姫
歴史上実在の人物が実は女だったって設定は結構あるよね。
源義経とか明智光秀とか服部半蔵とか。
今まで読んだ中で一番怪作だったのは、レオナルド・ダ・ヴィンチが女だったって短編。
息子まで産んでるんだけど、女であることを隠すために付け髭までつけて男装する母親にその息子が切れていた。
マドモアゼルモーツァルト…は少女漫画じゃないか
この人、実は女性でしたという漫画等が存在することに違和感がない人(実際ある)
→源義経、沖田総司
この人、実は女性でしたという漫画等が存在したら怖い人(さすがに見た事ない)
→豊臣秀吉
下の項目に徳川家斉を入れようとしましたが(こども数十人)、このスレ的には
ファンタジーの域に入れられている「大奥」でそのうちあるかも、てことで
はずしてみました。
趙雲が女になってる漫画もあるよね
三国志のキャラや戦国武将全員女のエロゲもw
どちらかというと男性向けの題材だね>女体化
好きな武将が格好良く活躍して、
なおかつ萌える可愛い女の子化するというのは
でも、逆に歴史上の女性が実は男だったって設定のマンガはなぜか思い出せないな。
なんかあったっけ?
歴史に名前が残っているというと大多数が男だからな
せっかく数少ない女を男にしてもいまいち面白くないんじゃないか
歴史に名を残す女性って
ほとんどが誰かの妻・愛人ってことが多いからな
わざわざ男にする意味がないというか
エリザベス一世が男だったとかの設定ならあってもいいような気がするけどな。
(昔、映画監督のエイゼンシュテインが自分の映画の中でエリザベス一世役を男優にやらせようとしてたそうだし)
>>188 女性を男にすると相手の男が実は女性だったって場合以外はBLになっちゃうからな。
腐女子には受けそうだけど。
>>189 エリザベス1世が男に生まれていたら
そもそもヘンリー8世は7回も離婚再婚を繰り返したりはしなかったし、
アン・ブーリンは処刑されなかっただろうし
異母弟や異母姉を差し置いて子供達の中でまっ先に即位しただろうし
ロンドン塔にも幽閉されなかったよ
普通の賢王としてそれほどのドラマもなく人生を終えたと思う
男装の麗人はかっこいいけど、女装の男はね〜。
ジャンヌダルクが男じゃつまんないし。
女だからこそドラマチックな人物ばっかだよね>歴史上の人物
勢力争いに巻き込まれそうになるから、女として育てられたなんて設定があったとしても、
そのまま女として一生終えたじゃ歴史上の人物として漫画にならないし。
190のレスのように腐設定くらいだよね。>女から男へ設定変更漫画
>>192 女→男で真っ先に思い出すのは、「不思議の国の千一夜」かな。
男装の女性・女装の男性なら「ざ・ちぇんじ」だし。
どちらもファンタジー系だから許容出来たけれども、
同じ事を歴史上の人物でされるとワロスwな気分になるのは何故だろう。
>>192 >勢力争いに巻き込まれそうになるから、女として育てられたなんて設定
神坂智子の「白いチューリップ」がそういう設定だったな。
トルコの王子が命を守るため、王女として育てられるんだけど、
やっぱり王位継承の資格を持つ年齢になったら男に戻るんだよね。
>>183が触れてる「大奥」は将軍の側室や大奥の上臈が男という点では
女→男にも該当してるな。
相手が男→女だから腐設定じゃないし。
実在じゃなくて架空の女性が実は男っていう時代物やファンタジーだったら結構ありそう。
坂田靖子の『大穴国王誘拐事件』は「姫の方が支持率が高いから」という理由で(w)、
王子が不本意ながら表向き姫にさせられていたし、
内村春菊の『満月物語』はペテン師の一味の少年が「かぐや姫」を名乗って作中ずっと十二単衣姿だった。
どっちも内容的にはBLじゃないけど、掲載誌がそっち系だったんでBLレーベルからコミックスが出ていて
誤解されそうなある意味気の毒な作品だ。
弁天小僧は女装設定か?
女→男設定ではないけど。
>>107-108 遅ればせながら、最近、「来間博士のタイムマシン」のタイトルで単行本が出たらしい。
「この世界の片隅に」を読んで、初めてここに来ました。
>>180面白そう。
安倍川キネコということは、4コマですか?
ありがとうございます!
見てみます。
202 :
花と名無しさん:2009/05/17(日) 22:01:00 ID:7lyJBQvi0
>>189 舞台だったらあるんだけど。
かれこれ15年くらい前に玉三郎がやってた
元はスペイン人?が書いた戯曲だそうで
203 :
花と名無しさん:2009/05/18(月) 08:44:32 ID:Y+9RaXMn0
沖田総司の甥の写真見てショック受けたな
しかもそっくりだそうで・・・
美男のイメージ強いもんね
>>198 この間出た単行本にはその話は載ってなかったです。
歴史上有名な女装男といえば
シュヴァリエ・デオンかな
ドラマの素材としてかなり美味しい人物だと思うけど
あんまり登場する作品がないよね
なんか彼は、生涯見ると可哀相になってきてしまう
アニメのシュヴァリエが、面白い使い方してて良かったよ
サラディナーサ
保守がてらに。
名香智子さんが凛花で連載しているシリーズもの、
主人公は架空の人物?だけど舞台はルイ15世摂政時代の
フランス宮廷。
絵がきれいだからドレスなど見ているだけでも楽しめる。
赤石路代のアルペンローゼ
AMAKUSAや天星などなんちゃって歴史物が多い人だけど
これは第二次世界大戦下の恋人たちの話
スイスの最高司令官ギザン将軍が優しい小父さんとして物語に絡んでくる
自分はこの作品でスイスがナチにどう抵抗したかを知ったw
hosyu
少女漫画に登場するキャラだと平教経と足利直義が何気に好きだな。
作者によって微妙に性格が違うとこもよい。
213 :
花と名無しさん:2009/09/11(金) 10:57:36 ID:ptNh1UnB0
学研マンガでさかぐち直美さんが手がけた
紫式部や淀君が自分の初めて読んだ漫画だった
綺麗な絵だと人物伝も面白く読めるんだよね
里中さんとか何書くのかな
>>212>>213 4号 里中満智子 聖武天皇
35号 碧也ぴんく 土方歳三
49号ふくやまけいこ ひめゆり学徒隊
全員はまってると思うわー
歴女ブームだから戦国あたりで誰か女性作家来そう
39号 樋口大輔 板垣退助
↑確かこの人も少女漫画描いてなかったっけ?
軽々しく「偉人」って言葉使うなよと思う。
たしかに偉人じゃない人も混じってるよね
明智光秀とかなんでいるんだっていうw
明智はまあ、偉人といえないこともないかもしれないけど、
むしろひめゆり学徒隊を「偉人」という言い方する方が違和感あるなあ。
偉人の解釈かなあ。戦争がある時代の人物なんて大半人殺しじゃんって言えばそれまでだし
でも別に「偉人伝」とか銘打ってるわけじゃないし、子供に分かりやすい言葉で
そういうアオリになってんじゃないの?
自分達が子供の頃はもっと無造作に偉人って言葉が使われてたし
そんな神経質に反応する必要も無い気がするけど
あのシリーズって、子ども向けの学習漫画の範疇なの?
前に朝日新聞社から同じ形式で出てた「日本の歴史」みたいな一般向けなのかと思ってた。
気になる作者のだけ買おうと思ってたんだけどな。
>>219 ジュニアシリーズらしいね
ジュニア向け歴史や古典のシリーズって昔から時々有名漫画家がやってたけど
そういうのは所謂学習漫画と違って大人でも結構読めたよ
「学習漫画」と銘打たれてるのでもなかなか読めるのあるしね。
集英社版の「学習漫画。世界の歴史」であずみ椋が描いたのなんか
思わずパリコミューンのくだりで泣けてしまった。
そういや、パリコミューンを描いた漫画ってあんまり見たことないな。
なんかあったっけ?
30年以上まえに『巴里のイザベル』とかいうアニメが
パリ・コミューンの時代背景だったときいてはいるけど
マンガではほかに(上記の学習まんが以外)知らないな。
集英社の「学習漫画世界の歴史」全20巻 は
文庫では「漫画版世界の歴史」として全10巻で出直してる。
少女まんが絵なのは約3分の1.
比較的名の知られてるのは、芳村梨絵(ムハンマドなど)、笈川かおる(フランス革命など)
あたりか。
私としては6巻(笈川、あずみ)を推したい。
風と木の詩は一部時代が重なるんだけど
パリ・コミューンは出てこない
森川久美の「シメール」ではちらっと時代背景の解説に出てきたような気もする。
少女漫画系の学習漫画だと
昔、中央公論社から出てた原のり子の「フランス革命」や「ジャンヌ・ダルク」
高橋由佳利の「ちびまる子ちゃんの樋口一葉」もなかなか面白かった。
中央公論のって、手塚治虫が監修だったシリーズ?
あれではロシア革命の巻も原のり子が担当だったね。
どういうふうに担当を決めるのか興味ある。
同じ中央公論から出てた「マンガ日本の古典」は漫画家が担当したい作品を希望して決めたらしい。
「吾妻鏡」のあとがきで竹宮惠子がそんなことを書いていた。
>>227 あのシリーズ、同じ宇宙人のコンビがずっと人間の歴史をウォッチングしていくって設定だったけど、
それぞれの巻を担当する漫画家の絵によってかなり顔が違ってるのが違和感あってずっこけた。
ウサギ耳の宇宙人だねw
>>227 フランス革命とロシア革命は同じ人が書いてたね。
普通にストーリー漫画っぽく読める感じで好きな巻だった。
正直、中公版で原のり子が描いてる「世界の歴史」と「世界の偉人」の巻は、
彼女のオリジナル作品より面白いと思う。
先にそっちの方読んで、期待して「ヒターノの娘」とか読んでがっかりした覚えがある。
>>212 今日が創刊だったんだね。
朝日新聞にカラー刷りの広告が載ってた。
足利尊氏がなんかイッチャテル感じで笑えたw
>>212 誰を描くのか知らないけれど、船戸明里も描くらしい。ソースは本人コメント。
234 :
花と名無しさん:2009/12/02(水) 19:02:06 ID:PpzuEM6yO
船戸さんのは随分絵を変えてたな
諏訪緑の時の地平線。
本屋で見つけて文庫版を購入したけど、
画面の大きいコミック版が欲しい。
史実との照合がどうなのか分からないけど、
視点(解釈?)がおもしろかった。
作者の中で世界観がちゃんとあったと思う。
236 :
花と名無しさん:2010/01/19(火) 21:52:17 ID:z/oNhfjw0
諏訪緑といえば、ひすいの国の2巻は出ないんだろうか?
雑誌で追いかけていなんで、1巻以降の話が画かれてるかも知らないんだけども。
時の地平線のコミックサイズはもう絶版なのかな?
>>236 1巻以降の話はまだ未発表
今は別シリーズ描いてる
>>238 サンクスです。
未完結ってことですね。
別シリーズもやっぱり中国ものなのかな?
>>239 そうです。未完です。
今の連載は、霊鳥に育てられた少年と大天使の話で
シルクロードファンタジーっぽい感じです。
季刊なので1巻発売にはもうちょっとかかりそうです
>>240 再度レスありがとうございます。
シルクロードファンタジーですか。
玄奘西域記やうつほ草紙の路線ぽい?
>>227 第二次世界大戦を扱った巻で
史実ではドイツで強姦虐殺略奪をしまくりの赤軍の将校が
ドイツ人軍人を助けていたのはブサヨの捏造(願望)だろうね
244 :
花と名無しさん:2010/01/22(金) 17:53:19 ID:xmb8GuEq0
諏訪緑って今も現役なんだね
玄奘シリーズ好きだった
神坂智子のシルクロードシリーズや
長岡良子の描く古代日本
山岸凉子の古代日本・エジプト
森川久美のルネッサンスイタリアなんか好きだったな
基本ファンタジーだけどうまく神話を使って史上の国・民族を登場させてくる
クリスタルドラゴンや木原敏江なんかも好きだったな〜
私はSFやファンタジーの色が入ったものが好きで
別に里中満智子・大和和紀・池田理代子とかのガチ歴史系が好きな子がいて
また別に山内直子とか篠原千絵が好きな子もいて
3人でクラスに漫画を回しまくった小中時代だった
>>244 クリドラはまだ完結してないので、過去形はちと淋しいお( ´・ω・)
神話ものだと、秋里和国「ルネッサンス」…はちょっと違うのか?
古い作品では西谷祥子「日の輪月の輪」とか。
神話って言うと
あきの「オリンポス」は…淡々としてて盛り上がりに欠けるんだよね
神話の漫画化って、忠実に漫画にしても面白いのもあれば、つまらないのもあるし
作者流にアレンジしてあってもまた同様なんだよね。
個人的に忠実な漫画化で面白かったのは里中満智子の「マンガ・ギリシア神話」
作者流の漫画化で面白かったのは諏訪緑の「サンソウの仮面」「西王母」のシリーズかな。
コロコロポロンってアニメが大昔にやってて、
幼い自分はいつも楽しみだったよ。
今調べたらプリンセスに連載されていたんだね。
歴史ものかは微妙だけど一応少女漫画と言う事で。。。
>>249 あじまセンセでロリ(ポロン)が主人公の割には意外とまともな話だったような。
神話をパロった先駆け的作品かもと今なら思える。
ゼウスを筆頭に他の大人たちが駄目過ぎてワロタよ。
>>249-250 プリンセス連載の方は「オリンポスのポロン」で、さらにアニメ版にともなって徳間書店の方で描かれた「コロコロポロン」てコミックスもあった。
今はまとめてハヤカワ文庫から出てるんじゃなかったかな?
ハヤカワ文庫版でペルセポネが話によって全然違うルックスだった理由の後付けがされてたのが収穫だったりして。
時をかける少女たちってタイトルだっけ?ちょっと忘れたけど
一話完結式で史実のヒロインをかいた少女漫画あった
はっきりいって出来はよくない。現代の価値観で書いてるし登場人物が今の学生言葉つかってる
ただ歴史知らない小中学生が気軽に見る分ならいいんだけど
正直、漫画の内容に文句はいわないけど、後書きは問題あるわと思った
漫画は少女漫画としてアレンジする以上、史実無視するのはあってもいい
けど、後書きで全然史実じゃないことを『史実として』紹介してるエピソードがね
偉そうに史実として語っていただけに「もっと勉強したら」としか言いようが無くて・・。
>>252 かやまゆみのやつだよね。
たしかに突っ込みどころはいろいろあるけど、
作者がもう病死しちゃってるから、なんとなく悪口は言いにくい…
>>248 諏訪緑ってこうやってみると歴モノ専門作家なんだね。
イメージは地味作家なんだけど、一貫してるところなんかは頑固なんだな。
今連載されている(できれば過去連載されていたものも含めた)作品の一覧
みたいなものを載せているところってあるんでしょうか。
グリム系とか入れるとかなりの数になりそうですが(あれはエログロや
パロディが多いけれど、わりとまともなのもたまにあるからあなどれない)。
自分が知っているのはプリンセスゴールド、凛花に連載中のもの数本くらいで
他に今どんな作品があるのか疎くて。
>>255 歴史マンガのサイトはいろいろあるけど、あまり網羅されてはいないんじゃないかな。
連載中の漫画ならこのスレか、少女漫画図書館スレで聞いた方がいろいろわかるかも。
>>253 死んだのかあの作者。悪口っていうか事実だからねえ
諏訪御寮人をヒロインにしたときも後書きで史実として
信玄が彼女にめろめろだったのは本当らしいといい。その根拠として色んな本に信玄の本命として出てたからとか
上の息子差し置いて四男の彼女の息子を跡継ぎにしたからと堂々と言っていたけど
そもそも信玄が諏訪御寮人熱愛ってのは新田って作家が創作した作り話でその作品が有名になっただけで
歴史資料で彼女が寵愛されてたって記録は無い(諏訪御寮人については出自と息子生んだということくらいしか記録のこってない)
四男が後を継げたのも信玄の溺愛ではなく、単に長男切腹、次男障害者、三男早世だったので
たまたま運よく跡継ぎの座が転がり込んできただけってのが事実なんだが
どうやら小中学生相手にする漫画伝記程度のものを読んだ知識でものいってるとしか思えなかった
資料として使っていたのがその新田さんの「武田信玄」と井上さんの「風林火山」らしいから
諏訪御寮人贔屓だったんだと思う
武田勝頼夫人の佐代の話だって新田さん「武田勝頼」の創作エピソードからまんま使っていたしね
名前までそのまま拝借していたのはちょっと驚いたな
資料として渡されたのが歴史系の雑誌とか研究書じゃなくて小説だったっぽい
あーあ…
小説は史実じゃないって事ぐらい普通分るだろうに…
渡された本を鵜呑みにせずに図書館にでも行って
自分で調べればよかったのにね
頼まれのやっつけ仕事にそんな手間かけてられません!
じゃないの
書きたくてずーっと暖めてきた話ってわけじゃないんだろうし
小説は史実じゃないって事ぐらい普通分るだろうに… >>
小説原作である大河ですら
三条夫人(信玄の正妻)は信玄と不仲の悪妻ってのはあくまで新田や井上の創作で
子供5人いたことから実際は仲良かったらしいという説を取り上げてきたってのにねえ
三条夫人のこともちょっとかいてあって信玄と仲悪いってきっぱりだもんね
せめて参考文献として歴史資料ではなく小説よみましたっていうべきだったね
確か信玄の子孫で現代に残っているのは諏訪御寮人ではなく三条夫人の血筋の方だしね
子孫が見たら絶対にいい気分しないと思う
アリーズ
ファンには悪いけどキャラクターがギリシャ神話のイメージとほとんどあってねー
自分ギリシャ神話すきで
結構イメージ固まってたから
違和感ばりばりだった
わたなべ志穂の華の姫
結構斬新つーかとんでも解釈とかあるけど、秀吉と北政所のキャラが良かった
特に少女漫画らしく変に善人もしくは悪人にさせられるかと思っていたけど
鶴松絡みの北政所の感情の揺れは個人的にはぐっと来た
石井あゆみの信長協奏曲読んだ
最初どうかな?と思ったけど、面白かった
>>267 少女漫画ぽい漫画なら他にも色々あるけど
少女漫画限定で話す板だから除外してる
少女漫画ぽいと少女漫画の境目は分からないんだから
ぽかったらいいんじゃないかと思うが…
掲載誌の問題でも、最近は少女漫画家が青年少年漫画に書くケースもあるし
>>269 でもその場合、同じ作家の青年誌掲載の漫画の話題は漫画板に
スレ立て直したりしてるよ
他にもレーベルで話題分けしたりしてるし一応線引きはあった方が
ルールに従ってていいと思うけど
そういう個人スレを立てるかどうかの話じゃなくて
このスレで話すかどうかだよね?
掲載誌で分けるとかあんまりキッチリしなくても
少女漫画ぽいならば、このスレでもいい気するが
学研マンガ何かどうするんだ?みたいな話もあるし
まあ、別にどっちでもいいと思うけど
元々は、時代物マンガを語ろうだったから
「少女漫画雑誌掲載」じゃないと駄目!ってルールは本来は無いよ
あまりにも、それいくらなんでも少女漫画じゃないだろ…ってのは板違いになるだろうが
この板で話す必要性は無いとは思うが
大体このスレ縛りがキツイせいかただでさえ過疎ってるのにw
どっちでもいいと思うけど
たった一レスに対して、それ少女漫画じゃないだのこういう話になるならば
掲載誌に注意してレスした方が面倒くさくなくていいんだなとは思った
少女漫画でもファンタジーアレンジ多すぎると駄目とか色々あったよね
青年誌の時代漫画については漫画板にスレがあるから
そっちで語ればいいと思うけど
あったあったw
自分としては、ゆるーく話せるといいなと思うんだけど
色々な考え方の人がいるから仕方ないかもね
今更265だけど、色々申し訳なかったです。
以後気をつけます。
大和和紀の「イシュタルの娘」ってもう完結したのかな?
戦国無頼って読んだ人いる?
立ち読みができなかったんだけど気になってるんだ
ゲームっぽいのかな
>>278 ゲームっていうより下手な同人誌みたい
執筆者は同人誌やBLの作家が大半のようだし
発売元を調べたらBLやエロ系の編集部だった
>>277 コミックスになったら読もうと思ってたんだが
ビラブ2010.3号だけたまたま買ったので最終ページを見たら
> ■次回登場をお楽しみに■
って、この作品は終わったので大和先生の次回って意味か?
はたまた、イシュタル〜の次回って意味なのか?、よくわからない。
とりあえず最新号にも次号予告にもwebで確認できる限りでは
次回の掲載予定はないって感じだねぇ。
BLなのかあー
私も本屋で見かけて、気になってました。
BL系アンソロみたい? 苦手だな
>>280 レス、サンクスです。
私もコミックスになったら読もうと思って途中の回チラっとのぞいただけなんですが、
その回の最終ページは完結してる感じだったんでしょうかね?
「イシュタルの娘」は連載途中の気になる場面で切れてる
そして大和先生は年末に旦那様を亡くされたそうで
原稿にはしばらくとりかかれないんだろう
>>283 な、なんですて?!大和さんって確か高齢出産だった筈なので
まだお子さん成人してないよね?これから1人で育てていくのか
旦那さんだって70歳にはなってないだろうに… 合掌。
「イシュタルの娘」というタイトルから古代バビロニアとかの話かと思ったら
日本の戦国時代(から江戸時代?)なのかー
あさきゆめみしは一世を風靡したよねえ。
処天は歴史?神話?
歴史に題材を得たファンタジー、という認識だ>ところてん
一時捏造記事が出て騒いでたね、処天。
289 :
花と名無しさん:2010/03/08(月) 15:45:51 ID:vNrflZFg0
「あさきゆめみし」は最高!
コレ以上の、源氏物語マンガ版はありえないっ!ほどだと思う。
290 :
花と名無しさん:2010/03/08(月) 15:49:16 ID:IbPzoUNa0
>289さん
私も同感!!
原作だけじゃなく、ムックも揃えちゃいました。
291 :
花と名無しさん:2010/03/08(月) 23:17:51 ID:vNrflZFg0
「あさきゆめみし」は、10代20代の頃に読んだ時には、
六条御息所が怖い女性だと思ったけど、年齢を重ねた今
あらためて読み返すと、六条御息所も愛に翻弄された可哀そうな女性
の一人だと思った。
あさきゆめみしは
紫の上を持ち上げるために
他キャラを原作以上に下げまくっているので
個人的にはいまいち
293 :
花と名無しさん:2010/03/09(火) 10:34:57 ID:Z5e6Z+R+0
池田理代子先生の「聖徳太子」好きです。
あさきゆめみしは衣装が綺麗で好きだ。カラーとか素晴らしい。
後半絵柄が変わって残念。
>>283 えええーーー
それは…しばらく描けなくても仕方ない(-人-)
大和和紀先生の他の漫画のカラーには魅かれないんだけど
あさきゆめみしは本当にきれい
298 :
花と名無しさん:2010/03/10(水) 15:34:52 ID:ovNyhf+i0
わたなべ志穂の「華の姫」あれは超が付くほど最低。
史実にぜんぜんそってないし。てか、相馬って誰?聞いた事ないんだけど・・・。
茶々の人生で一番大切なのは妹の「初」と「江(お江与)」。なのにこの二人が出ないってのがめちゃくちゃおかしい!
歴史漫画書くなら史実通り書けっての。
>>298 へえ、そんなにひどいんだ。
絵が趣味じゃなかったんで買わなかったけど、買わなくて良かった。
>>298 史実通りでなくてもいいけど、納得させられるようなストーリーがいいね。
お江与で思い出すのは池田理代子の「春日局 けふぞ火宅を」かな
パクりとか色々言われる池田さんだが私はこの春日局結構好きだな
いや、史実には沿ってないだろうけど(描きたいのはエロ含む愛憎少女マンガなんだろうし)
時代モノ=史実に沿ったものじゃないでしょう
オリキャラとの恋愛だってよくあることだ
ついでに一番大事なのがなんで妹たちになってるんだ?
三姉妹は最初出てきてたけど、結局嫁いだあとはバラバラになっちゃうし、あえて描いてないだけかあもしれないでしょw
こないだ雑誌に三女主役の短編も描かれてたし
むしろ少女漫画で史実に忠実な物ってあんまり望んでないなー。
(勿論あっても良いと思うよ)
本当に気になる事なら漫画以外で調べるしね。
作者の個性で脚色されるからこそ面白いと思うな。
その脚色がうまくいった作品と失敗した作品があるんだよね。
作者の力量によるもんなんだろうけど。
「天上の虹」で太安万侶が実は大津皇子の遺児だった、なんてのは成功した脚色例だと個人的には思う。
中宮彰子がヒロインの歴史漫画が読みたい
あんまなさそうだな
定子主役でさえ見たことない
清少納言とか、和泉式部とか主役ならあるのにね
河村恵利の「枕草子」は実質、彰子がヒロインだったような気がする。
あ、間違えた。
彰子じゃなくて定子だった。
江平洋巳「恋ひうた」
和泉式部の話なので、紫式部、中宮彰子から
清少納言、皇后定子までいろいろ出てくる
「非実在青少年を規制」する都条例が通ったら、歴史上18歳未満で結婚した
少年少女達の、歴史漫画での表現も味気ないものになりそうだな…。
無理矢理大人の設定にしたり、説明書きの文章だけで済ませたりとか?
>>312 少女漫画の歴史物はもともとエロシーン少なくない?
チュン朝や半裸で抱擁程度のベッドシーンなら
今までとそんなに変らないと思う
成年誌やレディコミのエロ系吉原漫画とかは
打撃あるのかもしれないけどね
>>313 天上の虹はエロシーン多いよね。全裸とか全裸とか全裸とかw
里中満智子が条例反対に躍起になるのもムリないか
少女漫画に歴史時代もの、特にヨーロッパ近世ものが減ったなあと思ってたけど
今どきの少女小説レーベルでは古今東西の歴史ロマンスものが
毎月何冊も出てるんだよね
(珍しいものだと古代チベットが舞台のものとか)
歴史時代ものを書きたい&読みたい人は
みんな少女小説の方に流れちゃったのかな
>今どきの少女小説レーベルでは古今東西の歴史ロマンスものが
毎月何冊も出てるんだよね
あと、ハーレクイン系やレディコミ系の「グリム童話」にも多いね。
昔の少女漫画で育った世代には入り込みやすい。
漫画だとやっぱり絵にするのが大変なのかなあ。
衣装に小道具、建築物、下手に手を抜けば一発で丸わかり。
でも「後宮」の後書きで作者さんがお約束さえ押さえとけば
あとはそれほどでもとか書いていたような。
好きという情熱があればどうにかなりそうか。
結局は編集の意向が大河歴史ものを歓迎してないってことかな。
雑誌一冊に一本くらい非現代ものがあってもいいと思うんだけど
今だと秋田書店とかグリム童話系にばっか固まってるイメージだね。
>>317 後宮は海苔眉と叩かれ、背景が白過ぎて叩かれと散々不評だったと
雑誌スレを読んで感じた。
「あさき」があるから、宮廷物には美麗さを求められても仕方がないし、
今はネットですぐ検索出来るから、あまりにも史実とかけ離れた装束類の絵は
好きで詳しい人には一目瞭然。
不勉強な作者だと手を出し難い分野になったようにも思う>歴史物
でも、古文や歴史に通じる人にとっては、読みごたえがある作品に仕上がったと
個人的に思う>後宮
平安時代のオリジナルで頑張ったのは「きらきら馨る」だと思う。
単行本に書かれた風の○子並に痛い発言は、
文庫で結構削除されたからか、割と良作に仕上がっていて驚いたw
綺麗な絵で骨太の歴史漫画を読みたいな。
サラディナーサみたいな、歴史上の人物とオリジナルの人物の関係が濃いものも
今の時代は難しいのかなあ。あれくらいハッタリかましてくれるとそれはそれで
爽快感がある。
とはいえリアルタイムで読んでいたのが高校生時代だったので、今ああいうのが
でてきたら細かい突っ込みどころばかり気になってしまうのかもしれない。
雑誌スレではさんざんな扱いだけど風光るは絵はきれいだし歴史背景の説明が
丁寧で、そういう面は好き。(ちょうど今の大河と同じ時代で、大河でははしょられた
安政の大獄の説明はためになった。)
ただ、オリジナル人物(ヒロイン)と歴史上の人物の関わり合いが、ともすると
いわゆるドリー夢同人系というのか、有名人から言い寄られたり彼女の行動で
歴史が動くみたいなところが鼻につく。
うん、やっぱ難しいなw
オリジナル風味といえば「恋ひうた」も、キャラ立ちメインで話が動いてたので
史実を踏まえて次はどう料理してくるんだろうという楽しみがあった。
最後かなりあっけなかったけど。帥宮編の続きがきになる。
>>319 サラディナーサみたいなベタで
つっこみ所多いけど
勢いで読ませてくれる歴史漫画自分も読みたい
風光るは、何かこう…作者が透けてみえるのがキツイ…
このあいだ、病院の待合室に「なんて素敵にジャパネスク」のコミックスが中途半端に1冊だけあったんで初めて読んでみた。
ほんとに一昔前の少女漫画テイストで、今読むとやっぱりなんか感覚的に古さを感じてしまう。
あれってまだあの調子で続いてるのかな?
>>321 一度長い休載期間があったけど、今「人妻編」がちょうど佳境に入ってるところかと。
それが完結したら、氷室さんの原作ジャパを全部消化したことになるので
それで本当に終わるんじゃないかな〜と思っている。
原作の方、読み返してみようかなぁ。
保守
篠原千絵がオスマン帝国物(ヒロインはスレイマン大帝の寵妃ヒュツレム)の連載を始めたよ
>>280,283で続きを心配していたのだが
遅ればせながら読んだ「イシュタルの娘」 1巻の巻末に
二巻は12月13日発売予定と記載あった。
コミックス1巻はまだ話の導入部って感じで
まだまだ長くかかりそうで、逆に楽しみになった
とても丁寧に「小野於通」の生涯を描きそうな雰囲気を感じた。
於通自身の守り(守護霊?)ってどんなのかなぁ?
「イシュタルの娘」は於通に霊感があるって設定は別に要らないと思った。
あれのせいで本格歴史物が幾分オカルトがかった感じがするのが惜しい。
>>326 自分、歴史を題材にした漫画を読むのは好きなんだが
全然モノ知らずで詳しいことがわからない。
於通の研究に、そういう巫女みたいな能力があるかも説みたいな
描写がどっかにあるって事はないのでしょうか?
>>327 帝が病気になったとき神通力で治したという話を聞いたことがあるような気がする
すんげえ薄い記憶なんで間違ってたらすまん
BE-LOVEで生徒諸君の人がマリアテレジア描いてるけど
いまいちだった
それでふと思ったけど、マリアテレジアって有名だけど
あんまり漫画化されてないんだっけ
サブキャラでは割と見るような
あと学習漫画で読んだ
若い頃は超美少女で
ホモと結婚させられそうになったりしたけど初恋の人と恋愛結婚して
数々の戦争を乗り越えて
って劇的な人生おくってるのに
あんまり主人公としてはスポットが当たらないね
確かにサブキャラではちょこちょこ昔から登場してるけど、
もしかして主人公としては庄司陽子のが初?
もしかしたら、確かにはじめてかも
人物的には有名だし、ちょろちょろ出てきたりはするけど
主人公にするには
有名すぎる
成功しすぎてる(継承戦争とか苦労してるけど、基本的にハプスブルクの惣領娘)
後ろ暗いところがない
てことで、真っ当に描いたらそれこそ学習漫画みたいになっちゃうからかなあ。
女王、女帝にはつきものの愛人関係一切ないし。
>>324 今でてる号が2話目かな。
そこは少女漫画的にはむしろちゃんとしてて好印象なヒロインに見える
ただ、肝っ玉かあちゃんなイメージがあることはあるんだよね
あと子供多すぎw
そういや、ビクトリア女王がヒロインてのも見たことがないな。
やっぱり同じ理由からだろうか?
ファンタジー色強いけど、もとなおこさんの短編でビクトリアが主役なの無かったっけ?
ああ、そういやあったな。
でも、やっぱりあれは自分の中では史実に基づく歴史物よりファンタジーの中にジャンル分けされる作品だな。
ドリーナ姫だね
あれは天使が出てくるからなあ…
ドリーナ姫は、結構面白かった
昔の河惣さんあたりが、そういう逆境に負けない女王
みたいなのを描いたら面白そうだと思った事あるな
今の河惣さんには、期待しないけど
時代も国も変わる話だけど、柳原さんのとりかえ風花伝の完結編
ようやく読んだ。面白かった。
絵はかわいいしキャラもかわいいけど、結構きつい展開描く作家さんだよね
>>329 今日、後編立ち読みしてきた。
カウニッツが「ベルばら」で刷り込まれたイメージと全然違う二枚目青年で、
しかもマリア・テレジアに惚れて告白したあげく振られていたのがなんとも…w
こじき乙>立ち読みしてきた
へー、こんな過疎スレに荒らしや釣りが出るんだ、しかもわざわざ1日間置いて…ww
篠原さんの、ヒュッレムの話(夢の雫 黄金の鳥籠)2話目、読んだ。
史実だとスレイマン即位は26歳でヒュッレム寵愛はその数年後みたいだけど
この作品だと即位直後で皇帝自身も若そう。
今のところサバけてる風の皇帝が、どういう風にヒュッレムに傾き彼女のためなら
他の女としないとか正式に結婚するとかいう常識外れのことをするんだろ。
なんとなく、イブラヒムを含めた三角関係展開になりそうだと思った。
第一皇子の母マヒデブランがいい人そうだったから、史実を知るといろいろ辛いな。
同じく、マリア・テレジアの話後編を読んだ。
確かに、××が起こりました、○○しました、って羅列に終始していただけだった。
(しかもフランスに嫁ぐのは、当初はマリー・アントワネットはなく姉の方だったが
死んでしまったのでスライドでアントワネットが嫁ぐことになった、あたりの事情は
スルーしていたりと、かなり適当。)
事実列記のみといえばフラワーズの先月号で萩尾さんが描いてたカトリーヌ王女も同じ感想。
神視点で事実の列記に終始するだけなら、歴史本を読んでるのと変わらない。
どうせ描くなら、作者のオリジナリティをもっとだしてほしい。
たとえば、マリア・テレジアは偉大な為政者だけど家庭面でみると子供たちのうち
お気に入りの子とそうでない子がいた。そうでない子視点から、偉大な母の栄光を
華やかに豪勢にでもシニカルに描く、とか。
――あ、カウニッツが言い寄ってくる場面はオリジナリティあったか。
しかし、あれは、話の流れからいってあってもなくてもどーでもいい感じだったのがなんとも。
>>346 商事に過度な期待をしてはいかんよ
どうせ適当に集めた資料で描いてるんだから
「生徒諸君!教師編」もほとんど取材はせず、脳内ソース使用らしいから
>>340 とりかえ風花読んだ
主人公(風花?)がほぼ空気だったけど、面白かった
周りの登場人物がいいよね
斉木久美子の花宵道中読んだけど面白かった
もう連載終わりそうではあるけど
>>349 あれ面白いよね
ちょいちょい救いがないけど…
女性セブンって時々面白い漫画もってくると思う
なんとなく買った『きらきら馨る』がすごく面白かったのでスレに来てみました
他に読んだことある時代・歴史物は
・なんて素敵にジャパネスク
・心に星の輝きを
くらいなんですけど、同じような
・時代/歴史物
・身分違いの恋 or はちゃめちゃなお姫様
・あんまり昔な感じじゃない画風
っていう感じの漫画でオススメってありますか?
最近読んだのでぱっと思いついたのは
後宮(鎌倉時代、南北朝)
とはずがたりの漫画版。主人公のフラフラ具合は原作準拠なので
合わなければ感情移入しづらい。個人的に御所様の歪みっぷりが面白かった。
恋ひうた(平安時代)
和泉式部の、少女時代〜弾正宮為尊親王との死別あたりまでの話を回想形式で。
その後の帥宮敦道親王との話は本誌で不定期に読み切りとして続いている。
女王の花
架空中華ものだからスレチか。
お姫様は元気ではちゃめちゃ系、身分違いの悲恋もたっぷりあります。
>>351 彩雲国物語の漫画が、なんとなく合いそう
漫画じゃないけど、こないだ読んだ少女小説が
冷泉天皇とその妃の一人(たぶん)を扱っていて、
あの時代はありそうでなかなかなかったからどきどきで読んでる
道長の時代は合っても、祖父や曽祖父の時代を描いたのってなかなかないよねえ
平安とはいえいろんな話があるんだし、描いてくれる人ができれば良いのに・・・
冷泉天皇て今でいう自閉症か発達障害みたいな感じだよね。
大鏡なんか読むと、それまで名前と系図でしか知らなかった、
記号としか捉えていなかった当時の人物たちがすごくリアルに
感じられて面白かった。
ちょっと手を加えて料理すると面白い話作れそうなんだけどなー
誰かやらないかなー
漫画だと絵にするのが難しいか。
長岡さんとか描いてくれないかな
長岡さんだったら前に冷泉天皇が出て来る話書いていたよ
連載ものの一話限りのゲストキャラだったけど
その作品だと狂気を装っている感じだったかな
保守あげ
喜多尚江の「銀のトゲ」に冷泉帝がメインキャラの話があったと思う。
確か現実逃避でおかしいふりをしてるという設定じゃなかったかな。
ネットで評判が良かったから愛しの焔を読んでみたけどイマイチだった
絵は綺麗だったけど、光秀の思い込みの激しさやいきなりのホモ描写に萎えたw
濃姫の扱いも適当で同情してしまい、余計に主役達に感情移入出来なかった
最後の方は皆いい年だろうに全然老けてなくて笑ったw
クィルプスキー公を描いた作品があったらいいのに
ホモが苦手な女もいるだろうからそういう時は注意書きして欲しいね…
史実通り!と言われても元の史実捻じ曲げて少女漫画にしてるんだし
>>345 あれ、少女マンガよりレディコミ向けの素材だよね。
ヒロインがあっという間に子持ちになり、相手役も早々に三十路に突入すんだから。
>>347 それでも大御所扱いで継続的に仕事の依頼があるのがすごい
商業誌作品で「注意書き」って、どうやって?
ふらっとブックオフでとはずがたりを漫画にしたものを読んだ。
性コミレーベルで絵も表紙からだいたい予想ついたけど、
中身は予想以上にアレだった。
絵柄(特に髪型)が絵柄なので、中高生のコスプレレベルにしか見えん。
コマもでかいし所構わず脱いだりやってたりするし、状況説明ないし、
主人公が父親を「お父さん」というのには脱力。
思わず海野つなみ版(後宮)で口直ししてしまった。
名前と衣装きせれば時代・歴史ものになるわけじゃないとしみじみ思った。
スレタイで夢幻伝説タカマガハラを思い出した
小学生んとき読んだ
木曽の義仲とかが出てくる漫画で
もしくはそのあたりの時代の漫画で
おもしろいのってありますか?
その辺では、飴あられさんの漫画と
リョウは読んだことがあります。
あずみ椋はそのものズバリ北欧神話「ニーベルンゲンの指輪」を描いているのだが…
ワーグナーのオペラで有名なヤツね。(もっとも自分が読んだ理由は当時流行ったセイn…おっと板違い)
義仲義経ってありそうで意外に数ないかも。
鎌倉ものなら夢語りシリーズ、前九年後三年の役あたりだったらむか〜し秋田で
誰か描いていたような記憶があるけど。
>>368 「冬の落日」 河村恵利(『冬の落日』収録)
「記憶の破片」 佐久間智代(『風は時を奏でる』収録)
とかは義仲が主役。
佐久間智代は源平の辺りの話を何冊か描いてる。
河村恵利も、平家方から源氏方までコマゴマと短編がある。
市川ジュンも平安末期〜鎌倉政権樹立で何作かある。
面白いかどうかは分からないけど、一応情報として。
確かに、息子の義高の方が題材になってる気がするなぁ。
>>370 まさか田辺真由美の「風花の賦」を見かけるとはw
あまり描かれない時代でどマイナーだったけど、コミックス持ってたよ。
>>370 >>371 ありがとう
さっそく見てみる!
義高大姫の漫画は、なんか桜がどうこうみたいなの
読んだことがある気がします
義高でぐぐったら出てくるかな
義高大姫系のだと、どの辺がおすすめでしょうか?
少女漫画に限らないが、義経を漫画にすると女性化していて弁慶とラブラブってのがいくつかあるね。
>>372 義高と大姫が出てくるので知ってるのは、
河村恵利「清水鏡」
藤野もやむ「あの日見た桜」「ひとさきの花」
湯口聖子「夢語り・青の情歌」
かやまゆみ「時をかけた少女たち・1183年のお婿さま−鎌倉に咲いた純愛−」
義仲が出てくるのは、
かやまゆみ「時をかけた少女たち・1184年の女武者−巴御前と義仲−」
のみがけい「虹のごとく」
あと市川ジュンの「華の王」が北条政子の話でなので義高もちらっと出てた気が。
おお、ありがとう!
片っ端からチェックする!
夢の雫 黄金の鳥籠 3話め、読んだ。
ようやく盛り上がってきたかなー。
史実はおいといて、マヒデブラン様きてますきてますw
宝石だ金貨だ豪勢だけど、あんなことされててなにも知らされてないのか
知ってても何もできないとしたら、皇帝の権威ってなんなんだろうなーと思った。
後宮に限れば、母后と皇子のいる第一夫人の方が絶大な力をもってるんだろうね。
源平〜鎌倉で義仲や義高・大姫が出てくるのなら竹宮惠子の「吾妻鏡」もそうだな。
ストーリー的には原典なぞってるだけだからそれほど面白くはないけど、
竹宮さん描く登場人物のキャラクターはなかなか魅力的だと思う。
>>377 頼朝がホモくさい顔でなんかいやだったw
私は頼朝は割と良かったと思うけどな。
むしろ、義経の方がホモ臭い顔だったような気がする。
一番好きなのは畠山重忠だけど。
>>369 あずみ椋は『ニーベルングの指環』だけでなく、
オーソドックスな北欧神話+ヴァイキングで
名作『緋色い剣』(あかいつるぎ)もあるよ。
SG企画10巻本ならばいまでも買えるはず。
なぜか『指環』はマンガ化いくつもある。
里中さん、理代子さん。
松本零士も(これはつまらなかった・・・・・・)。
>>376 ヴェータをプッシュしていた
宦官長はマヒデブランにつくのか
ヒュツレムに乗り換えるのか気になった
宦官長はイブラヒムを嫌っていたけど
権勢の維持拡大のためなら
嫌いな相手とも手を組みそうな性格だし
382 :
花と名無しさん:2011/03/04(金) 22:00:43.95 ID:yepXqYXLO
最近平安時代にタイムスリップする夢を見て、
烏帽子被った青年とムッハーな事してしまいました。
しばらく余韻に浸るべくこのドキドキを維持したいので、
日本の歴史物で胸がキュンキュンなるような少女漫画がないか教えて下さい。
学生時代に「リョウ」と最近「だんだら」は借りて読みました。
歴史色が濃くてもそんなに濃くなくてもどっちでもいいです。
とにかくドキマギしたいのです。
子供寝かした後のご褒美タイムに読みたいので、アゲます。
宜しくお願いします。
>>382 過去の時代にタイムスリップするラブストーリーということでいいのかな?
絶版だけど石本美穂「御伽草子白夜」なんかどうだろう?
>>383 レスありがとうございます!御伽草子白夜ですね。
ブクフにあるかな?探してみます。
タイムスリップは問いません。キュンキュンできればなんでも!可です!
>>382 「天下一!!」碧也ぴんく
JKが戦国時代にタイムスリップして
男装で信長の美形小姓部隊に入る少女漫画
今三巻まで出てるけど連載がかなりキュンキュンしてきた
ちなみに恋愛の相手は信長じゃなくて森乱丸
386 :
花と名無しさん:2011/03/06(日) 14:37:46.65 ID:vMAkkGC1O
>>385 382です。ありがとうございます!
「天下一!!」さっそくアマゾネスでポチりました。
早く来ないかな。
ほしゅ
天下一、自分もコミクス買ってるけど
ちょっとノリが古臭くて痛く感じる時がある
特に信長の「キ・ボーン」とか
小姓達で何かをする時のやりとりとか
天下一はレビュー等の評判が良いのと織豊時代好きの人が褒めてたから
読んでみたけど面白かった。
この作者さんは人物や事件の解釈がいつもちょっと新しい事と、
時代描写が丁寧なのが良いね。
里中さんの旧約聖書が出た。
この人のギリシア神話やオペラは翻訳紹介されてほしい。
聖書のマンガ化は何種類あるんだろう。
知ってるのを挙げると
藤原カムイ、ジョージ秋山、あずみ椋、
その他「まんがで読破」シリーズ。
>>390 ミキマキや佐藤ヒロシも描いてたな。
アニメ版なら手塚治虫も。
あとイエス・キリストの伝記物なら安彦良和も。
全体でなくて一部のエピソードの漫画化なら長岡良子の「ナイルのほとりの物語」でもいくつか描かれてた。
長岡さんのヨセフは美少年だったな。
モーゼの優男ぶりはちょっと笑ったけど。
決別されるファラオの心理が切なかった。
モーゼは里中さんの「アトンの娘」にもちらりと出てきたな。
ヒロインの側近の子孫かも?みたいな感じで。
もとむらえりの淀君漫画が更新されてたから読んだけど何あのお江w
大河を意識してるんだろうか
前のお市もだったけどこの人のこの手のキャラがうざい
来年の大河は清盛、保元の乱平治の乱メインにやるそうで
鳥羽院を巡る二人の妃の争いもじっくりやるぽい。
今時大河人気をあてこんで、てのもないだろうけど、あの時代を描いた作品て
ほとんどないのでどこかやってくれないかと今からwktkしている。
一番現実味のありそうなのがグリムなんちゃら系、いわゆる残酷エロ系雑誌と思うけどw
昼ドラも真っ青な、寝取りあり三角関係てんこもり、その気になればガチホモにも
事欠かないという……。
日曜夜に韓国歴史ファンタジードラマやってるけど、(あそこまでドラマとして脚色してると
白けるけど)日本ももっと歴史物はやればいいのに。
戦国や幕末以外にも、ドラマになる題材は転がりまくってるのに。
大河は戦国時代以外は視聴率とれないうえに
江戸戦国ものに比べると衣裳とかセットにお金かかるんだよ
聖徳太子とかすごーくやりたがってるけど2時間ドラマでせいいっぱい
そういえば明治時代のドラマも普通の時代劇よりお金がかかるらしいね。
それとやっぱり視聴率がとれないせいでいわゆる「開化もの」は余り作られないって新聞か雑誌で読んだことがある。
「ヨコハマ物語」なんてドラマ化すれば面白そうなのに。(舞台化はされてるけど)
最近は戦国時代前後ばっかりだけど、昔は明治維新と半々ぐらいだったよ。
大河ドラマに限れば維新とだぶらない近代物は「獅子の時代」「春の波濤」「いのち」くらいか?
どれも大河ドラマの中では視聴率低かったらしい。
それに懲りてつくるのやめちゃったんじゃない?
>>399 つ 「山河燃ゆ」
結構面白かったけどね。
NHKは基本的に視聴率気にしない局だけど
視聴料の徴集率に大河と朝ドラの視聴率がかかわってくるらしいので
大河と朝ドラの視聴率だけは気にしてるみたい
『獅子の時代』はもろに幕末維新だったぞ
あと、主人公が実在した人ってとこもポイントだよね。
まあ、これは過去で失敗したからなんだけど。
歴代大河ドラマだと視聴率ワースト1は日野富子が主人公の「花の乱」で
ワースト2が坂本龍馬が主人公の「竜馬がゆく」で
ワースト3が宮本武蔵が主人公の「武蔵」だって。
これ見ると最大のポイントは結局ドラマとしての出来なんじゃないかな。
まあ、漫画の場合についても言えることだけど。
姉プチの篠原さんの(題名覚えにくい)
皇帝陛下は後宮で何が起こっているのかなんとなくわかった上で、
でも現在の興味は別次元にあるから、自分の子を孕んだ妾が消えても
どーでもいい、ってことなのかな。
主人公を毒殺しようとした?古株の妾の行く末を見て。
昔は後宮の女を臣下に払い下げるってネガティブなイメージがあったけど
皇帝のお召しもなく殺らなきゃ殺されるヘビーな環境から外に出られて、
見知らぬおっさんであったとしても有り難く迎えられ「誰かに必要とされる立場」に
なれるのなら、結構なことだな。
>>394 どちらかというと「イシュタルの娘」の江(こっちは「江与」だが)
の方が似ているような。
髪型とか馬を乗り回すじゃじゃ馬少女とかね。
>>394 「妹」キャラのパターンがそれしかないんでは?
そういや、再来年の大河ドラマは新島襄の奥さんだって。
今度の震災で予定を急遽変更したそうだけど、当初は何をやる予定だったんだろう?
大河板のスレでは、プロデューサーと脚本、恐らく主演も去年あたりに決まってて
題材だけスライドしたのだろうといわれてるから、もともと幕末だったのか
女性主人公なのは確かだろう、といわれてた。
2014か15は戦国時代がガチともいわれている。大阪の陣400周年なので
真田幸村あたり主人公で脚本家は三谷幸喜とか、もうまことしやかにw
(実際三谷幸喜は幸村主役で書きたいと大河関連の本か雑誌に言ったらしい)
正直、福島や東北に縁の深い人といっても他にもっと適当な人がいそうな気がする……。
優等生で身内の知名度が高い保科正之は
大河好みの素材なのにスルーされているね
新島嫁は朝ドラでやった方がいい素材
今年江やっちゃったからね。
今年・来年が江でなければ保科正之あったかも。
福島関連で朝ドラでやるならむしろ、瓜生イワ(浅草寺の境内の片隅にちょこんと座ったおばあさんの像の人)をやってほしい。
会津戦争を機に社会福祉事業にその後の半生を捧げた人だし、こっちの方が震災との関連ではふさわしい気がする。
>>409 幕末で女性主人公で東北関連でもなかったとすると、和宮とかシーボルトの娘のイネの話とか?
原作付きなら白石一郎の「天翔ける女」が幕末の茶商人大浦慶の話だったな。
そういえば、庄野ひろ子の「オランダお稲」って漫画では大浦慶はイネの親友として登場していた。
>>405 実力主義で後継者を決め身内殺しが合法だった
オスマン帝国ならああいう考え方の皇帝陛下がいてもおかしくはないんだよね
>>414 跡継ぎならもうすでに男の子いるもんね。
これ以上男の子が増えても次の皇帝になる子以外は殺されるんだから
どっちにしろ同じとドライに考えたのか。(女の子の場合はどーすんだ)
後にこのシステムじゃ後継者がいなくなっちゃう!ってことで緩和されたそうだけど
ヒュッレムも皇帝に迫っておねだりするなら自分と正式に結婚して!だけでなく
子供のその後のこともつけ加えればよかったのに……。
ヒュツレムは自分の子供をスレイマンの後継者にするために
あらゆる政治工作や陰謀を構想実行しているよ
その弊害があまりに大きかったから
ヒュツレムは生前から多くの人に憎まれていた
スレイマンの寵愛を一身に受けた女性なので
人気はあるが彼女の敵対者は評判のいい人が多いのでアンチも多い
>>404 それ、竜馬がゆく以外はここで話をしてる大河ドラマじゃないんだけど。
東北というならば今、話題になってる藤原三代辺りはどうかな。
大河ドラマの話したいならよそでやりなよ
>>417 炎立つ のこと、時々でいいから思い出してください……
あの時代を描いたのは田辺真由美「風花の賦」くらいしか知らないなあ。
夢語りシリーズといい、秋田は歴史物時代物好きには有り難い出版社だ。
夢語りは絵がな…
数年前に湯口聖子の新作見たけど、ずいぶん昔に比べてうまくなってた。
いっそ今の絵でリメイクしたものを読みたいくらい。
湯口聖子って、同人で本出してて
問題起こしてなかったっけ
花もまたきみのためが更新されてたから読んだ
秀吉の行動は予想通りでああやっぱり…なんだが
全く茶々に同情できないのは何故だw
そしてこの漫画も江が果てしなくウザイ
浅井三姉妹の中では夫がメジャーじゃないせいか、やっぱお初がヒロインの漫画って少ないね。
三人の中である意味一番アクティブに生きた興味深い人物で少女漫画のヒロインに合いそうだと思うんだけど
>>423 一度だけの結婚だしね
まあ子供できなくて側室にできちゃうけどさw
ラノベだと来月「初・恋」というふざけたタイトルがでるよ…>初主役
期待はまったくできんがw
>>424 その側室はお初の侍女でお初が自分の借り腹として差し出したという説もあるみたいね。
自分の家臣には慕われてた人らしい。
お初が主人公のマンガだと河野恵利の「初花染め」っていうのがあるけど、短編だしいまいちインパクトがない作品だったな。
インドの神様を描いた漫画を教えてください。
阿修羅とか。
クランプの聖伝と萩尾さんの百億の昼と千億の夜なら読みました
(ファンタジーとSFですが)
>>427 どうもありがとう!
おもしろそうだから買ってみます
うわっ懐かしいw>輪廻男
ガネーシャ君のパパン呼びとか覚えてる。
てか作者がインド好きなんだろうなというオーラがバンバン漂ってた。
同じ作者さんの斬る!も好きだったな。
あの人はシリアスものよりああいうツッコミありきの蘊蓄風コメディが似合ってる。
旦那さんがインドの人なんだよね
>>429 「インドな日々」面白いよ
歴史にも時代ものにも全く関係ない旅エッセイ漫画だけど
まさかこのスレで流水さんの作品タイトルを見るとは思わなかったなぁ
流水さんは時代物も描いてるよね。
ナントカ楼ドリームとかいう明治の始めの頃の吉原が舞台の話。
翠月楼ドリームス、この前レディコミ誌(再録率高し)に載ってた。
廓もの繋がりで、花宵道中が評判よさげなんだけど読んだ方います?
時代でいうとどの辺りなんでしょう。
あと雑誌スレではかなり酷評だけどw絵はすごく奇麗な廓源氏、これは江戸時代?
花宵道中は天保の改革あたりらへんの話だから江戸末期
最初はバラバラだった登場人物たちのエピソードが一つに繋がっていくので
読み進めるほど人間関係がわかって面白くなる
ちょっと切ないけど最後は希望の持てる終わり方
原作はエロエロらしいけど漫画内の描写はヤングレディス誌レベルで
そこまでエロくはない
全5巻で読みやすいしお薦め
漫画の遊郭物はエロか、花魁のサクセスストーリーとか光の部分だけ取り上げて、
大部分の遊女が置かれた影の部分が余り取り上げられないのが物足りない。
>>434 ありがとう、読んでみる。
>>435 翠月楼ドリームスが再録されてた雑誌に、これも恐らく再録だろうと思われる
田舎の遊郭が舞台っぽい話があった。明治〜戦前くらいの時代だったかと。
ぱら見なのではっきりは覚えてないけど、ヒロインの姉妹か友人が、故郷に
言い交わした男がいたのに女郎にされ、きもい客相手に処女を散らされ
翌日首をつった、というエピソードがあった。全体的に実録もの調だった。
あと、店頭の試し読み用薄い冊子で見ただけの、たぶん青年誌掲載らしき遊郭もの。
主人公は禿で、芸事はピカ一だが口が悪くがめつい天神(花魁の一つ下の位らしい)の
姐さんが強烈だった。なんというかブラック企業に入ってしまった新入社員の目からみた
名物社員伝みたいな感じで。これは幕末かな、たしか舞台が大阪。
>>436 上のは曽根富美子の「親なるもの 断崖」だね。
あの作者、いろいろ社会派物描いてるけど、絵がどうも下手すぎて読んでるうちにだんだんむかついてくる。
最近は昔に比べて更に下手になってる感じだし。
>>436の下のは「難波鉦異本」だね。
幕末じゃなくて江戸時代初期だよ。
井原西鶴とかが出てくる。
ブラック企業は上手く言い当ててる。
女王の花は既出?あまり面白くはないけど
私は好きだけど、架空の国の話だからこのスレ向きではないはず。
古代中国の雰囲気をかなり再現しているとは思う。
歴史漫画にハマって史実を調べたら
好きなキャラの実態を知り愕然となる
創作の都合上スペックを低めにされた実在の人物に同情する
歴史漫画好きならこういう体験は何度かしているよね
池田理代子の「天の涯まで―ポーランド秘史」は自分で調べるまでもなく
巻末に史実と違う設定の一覧が箇条書きで載っていて
主人公の生い立ちや境遇などいくつもの重要なポイントが創作だと明かされていた
親切ではあるけど読後の余韻もあっという間に冷めてしまった
別に好きなキャラでもないけど、ロベスピエールは「ベルばら」で初めて知って、
その後フランス革命のことをもうちょっと知る内にイメージが変化した人物だな。
漫画ので見たビジュアルのイメージで刷り込まれて、
実際の肖像画や写真みたら愕然としたってのもありがちだよね。
私の場合はジャンヌ・ダルクが王位に導いたシャルル王太子だな。
美内すずえの「白ゆりの騎士」で見たイケメンのイメージがずっとあったから、
本人の肖像画を見て少なからず幻滅した。
>創作の都合上スペックを低めにされた実在の人物に同情する
源頼朝やその妻の北条政子は義経を主人公にした場合、
ひどい人間として描かれることが多くて同情するね。
頼朝と政子は日本史の登場人物だから
歴史漫画での脚色と史実の違いが分かる機会が多い分マシだよ
ベルばらで悪役ポジションを割り当てられた
デュ・バリー夫人とミラボー伯爵は
そのチャンスにすらほとんど恵まれていない
史実のデュ・バリー夫人って生き汚い印象しかない人なんだが…
ミラボー伯って「ベルばら」ではそれほど悪役としては描かれてなかったような?
確かに最後は革命を裏切ったと書かれてたけど、彼の死についての簡単なコメントとしてだし。
まあ、見た目は気の毒なくらいすごいブ男に描かれてたけど。
「ベルばら」の作者が後に書いた「フランス革命の女たち」という本では
デュ・バリー夫人は無知でかわいい女という感じで漫画と全然違っていた
『歴史の影の男たち』でも、
作品中での扱いとはかなり違う。
>>447 生き汚いっていうのはギロチンの前で死にたくないと大騒ぎしたこととかな。
元は平民だし、貴族の誇りを胸に粛々と死に向かう、なんて気がなかったんだろうね。
でも宮廷時代は気さくで陽気な人柄で好かれていたらしいし、
良くも悪くも庶民的な性格だったみたい。
ストーリー上の都合で、人を陥れる為に
平気で侍女を毒殺するような女にされたのはやっぱり気の毒。
452 :
451:2011/08/29(月) 22:05:42.49 ID:???0
自分のレスよく見たら、1行目、「こととかかな?」と疑問形にしたつもりだったんだが、
断定形になってた…。すみません。失礼しました。
創作を史実と誤解する人は一定数いる
マイナー系素材を扱うときは
興ざめする人もいるから具体的に「この部分は史実と違います。実際は・・」と説明する必要はないけど
「この漫画は史実をもとにしたフィクションなので細かい点は
史実と違う点がいくつかあります。」程度の説明をおまけページや
後書きでやってくれるなら
ひいきの実在人物が貧乏くじをひかされているような設定でも
割り切れるんだけどね
作者自身は自作についてやたら語るべきではないと
原則として考えているけど、
歴史ものについては、
史実ではこうだったとか、参考資料とか、
作中で悪く描いたけど作者個人では好きだとかの裏話は好きだ。
>>454みたいな意味で歴史物は巻末の作者の後書きも面白い。
だが、渡辺多恵子は別
篠原千絵の「夢の雫、黄金の鳥籠」は既出?
明後日1巻発売だ
ヒュッレムは予告カットでは史実通り赤毛
姉プチでのカラーページでは金髪なんだよね
>>457 このスレを「篠原」で検索するとちょこちょこでてくる。
題名覚えにくいんで、私も「篠原さんの」呼びしてるw
あの主人公含め後宮の女に執着心なさげな皇帝が
どういう経緯を経て主人公と結婚するほどまでに
ぞっこんになるのか、気になるところではある。
スレイマン大帝も登場する歴史漫画「海の綺士団」
オスマン帝国の大宰相ソコルル・メフメット・パシャと
海賊兼オスマン海軍提督ドラグート・レイスは
青年設定だが史実ではどちらも孫がいてもおかしくない年齢だw
日本史ではよほどマイナーな人物でない限り
このような脚色は不可能だね
>>460 戦国なんとかみたいなゲームだとよくあるけどなw
タイトルも作者も、掲載誌すら知らなかった、今ぐぐってみて初めて知った。
チェックしてみるわ。
篠原さんのやつ、ヒュッレムとイブラヒムの本心にスレイマンが気づくのは
いつかな。きっと第一夫人が先に気づいてまた策謀巡らすんだろうな。
小説で異世界ものだけど流血女神伝も読んでみようと思った。
>>460 もとむらえりの「愛しの焔」はラストに行くほど実年齢からはぶっとんだ設定になって
読者がついて行けなくなるよ。
>>463 その漫画ガラシャのことは
どんな設定でつじつまを合わせているの?
>>464 ガラシャは全く登場しない。
私もそのへんどうつじつま合わせるのかが興味あったんだけど、肩すかしもいいとこ。
作者はひたすら光秀と信長の関係だけに関心があったみたい。
戦国ゲームなんかだと
「毛利元就と織田信長と伊達政宗が戦ったら誰が天下を取る!?」
という世代を超えたシュミレーションがコンセプトだったりするので年齢がめちゃくちゃだったりする
>>466 しかも明智光秀が青年で玉(ガラシャ)がロリ子だったりする。
何歳の時の子だw
明智光秀が実年齢に近く描かれた少女漫画は「天下一」ぐらいしか読んだ事ないなあ
信長より年上だと分からないものが多い気がする
女にされてるのはさすがに「愛しの焔」ぐらいだと思うがw
青年率の高さも新選組が人気な理由の一つだろうね
佐々木慶子の「信長君シリーズ」なんかだと、光秀は最初桶狭間の戦いあたりでは信長より年食ってる感じだったのに、
本能寺のエピでは信長は老けておっさんになってるのに光秀は若返って見た目青年になってる不思議w
そういや、あの作品でも光秀は信長に惚れてたな。男だけど。
いがらしゆみこが、歴史物(?)連載はじめていた
花のジョセフィーヌ
素材と漫画家の知名度は十分だね
内容が良ければ売れるよ
出だしはそこそこ面白かった。
いがらしゆみこの名前見て
さすがに無茶苦茶絵とか崩れてるんじゃないかな…?と思って読んだら
結構安定してた
何となくイメージ的に正統派ヒロインぽくない人だからかな>あんまり主役が無い
花のジョセフィーヌって題名だけだと
原ちえこさんぽいと何故か思ったw
そういえばフォスティーヌというのがあったな
>>476 ナポレオンと初婚じゃないし、わりとビッチなところがあるし、
あまり少女漫画のヒロイン向きじゃないかもね
>>475 秋乃茉莉の「アレキサンドライト」の中であった。
ジョセフィーヌの幼なじみのトルコの皇太后とダブルヒロインだけど。
ちょうど今やってるいがらしゆみこのとかぶっていて興味深い。
遅レスになるけど池田理代子の「オルフェウスの窓」のユスーポフ公も実像と全然違うんだよね。
実際は堅物の軍人なんかじゃなく、ナヨッとした貴族のボンボンでラスプーチンとも折り合いは悪くなかった。
ラスプーチン暗殺に走ったのは確固たる信念があったわけでもなく周りの空気に乗せられただけで
革命勃発後は奥さん連れて海外亡命したとか本で読んだ。
ロシアつながりで、わたなべまさこの「百塔」を思い出したけど、
あの主人公兄弟は架空の人物みたいだけど、デカブリストということで、
実在のデカブリストがモデルになっているなら、
兄弟の父親のロゴスキー伯爵夫妻の人物像はひどいかも。
実際のデカブリストの両親は、総じて高潔な人物が多かったらしいから。
いがらしさんのジョゼフィーヌ、ふつーに面白かった。
大御所なのに絵が変わってない・荒れてないってのも好ポイント。
アシさんががんばったのかもしれないけど。
あの絵柄で現代物だと古くさく感じるけど、フリルにレースてんこもりの
世界ならすごく合ってる。
多分書いてるのはアシだと思。
>>475 岸田恋っていうナポレオンファンの女性漫画家が、少女誌じゃないけど「ネオ・ダイナスツ」っていう
未来SF版ナポレオン戦記を描いてた。
その中でジョゼフィーヌが男装の軍医をやっててナポレオンと出会うんだけど、マイナー出版社の都合でか
コミックス1巻で止まったまま続刊が出ない……。
ちなみにこの作者は世界文学のコミカライズシリーズで「戦争と平和」「赤と黒」を描いたり
NHKで放送したアニメ三銃士のコミカライズも手掛けてた。
486 :
485:2011/09/26(月) 23:38:31.27 ID:???0
ネオ・ダイナスツはジョゼフィーヌ視点なので、一応主役と言えるかも。
岸田恋は日本の古典のコミカライズとか、クラシック音楽の作曲家の伝記漫画なんかも描いてるね。
今まで読んだ中ではバッハの伝記漫画が面白かった。
バッハの楽団の団員がロック歌手っぽいルックスだったり、
バッハが任侠映画の格好になって「義理と人情の板挟みか」とつぶやいたり
いろいろ遊びが入っていてw
広い意味での学習マンガのデータサイトがあればいいのにな。
本によっては、担当マンガ家になんの紹介もつけないことがあるのは腹立つ。
監修者よりもマンガ家のほうが気になるのに。
ジョセフィーヌはヒロインとしてはいまいちじゃないかなあ。
他の男の愛人やってて、その後ナポレオンと結婚したけど
ナポレオンからもらったラブレターを友人の前で読み上げて笑いものにしたり
結婚後も戦地に会いに来てくれって手紙をスルーして遊びほうけてたり、
そのあげくナポレオンが浮気に精を出し始めたら態度変わって…
って、女からもあまり支持されないと思う。
それよりオーストリアの貴族のお嬢さんの方がヒロインぽい。
貧乏貴族の美貌の娘が10代で60代の金持ち爺に見初められて嫁がされて、
夫への愛情はなかったけどその後ナポレオンに見初められても結婚してるからと断り続け、
でも周りの圧力から泣く泣くナポレオンの愛人に収まって、
そのうちナポレオンを本気で好きになって子供もできたと思ったら
どっかの王女との結婚を画策してると聞いて自分から身を引いて
それでもずっと思い続けて流刑に処されたときもついていこうとしちゃうという
昔の少女漫画のヒロインも真っ青な人生送ってる。
ポーランド人じゃなかったっけ。
池田理代子さんの、ポーランド人将軍主人公の漫画で読んだ。
ぐぐったところ、「天の涯まで」というタイトルだった。
ナポレオンの女性関係でいえば、婚約者だったデジレも
周り巡ってスウェーデン王妃になるからドラマチック。
なんかそれまんま漫画で見た歴史だなw
>>489 ジョセフィーヌはだからこそあんまり漫画のヒロインにならなかったんだと思う
でも、その後半の女の子もツッコミ所多い人生歩んでいるので
歴史的に見たら別段ザ少女漫画のヒロイン!って子でもないと思うw
つか
>>489の後半部分はまるっと池田さんの漫画のままの知識のような…
マリア・ヴァレフスカは、なんつかベタな少女漫画ぽいつーのは分かる
ナポレオンが死んだ後再婚したけど、ナポレオンの指輪をつけたままだったとかw
どんな感じで描くかにもよるんじゃ
一般的イメージだとこうだけど、実は純粋な子だった路線かもしれないし
自分のやりたいようにやってどこが悪いのよ路線で突き進むかもしれないし
女性セブンか何かでやってた藤本ひとみさん原作の歴史漫画は
後者ぽい感じで結構面白かった
でも少女漫画的には前者路線かな
>>489 ついでに王妃になったマリー・ルイーズもナポレオン没落後は興味なしで
他の男にいれあげてるもんな…
少女漫画的じゃあないわな
小説だけど、ライヒシュタット公(ナポレオン2世)とゾフィー大公妃(シシィのお姑さん)の
悲恋ものがある>帝冠の恋(須賀しのぶ)
フィクションかと思ったら、実際二人はオーストリア宮廷で仲良かったらしい。
気の強いバイエルンの王女と、夫の親戚筋の病弱な貴公子がフォーリンラブ
結構おいしいシチュだ。
事実は小説よりも奇なり、なヒロインが多いな
それだけ波瀾万丈な時代だったってことだろうけど
漫画に出てくるゾフィー皇太后はたいてい嫁いびりする意地悪な姑として描かれてるよね。
また残ってる肖像画がそういうイメージの顔だし。
名香智子の「麗しの皇妃エリザべート」とか肖像画そっくりの顔立ちだったけど。
ルートヴィヒ1世の選んだ「美人ギャラリー」の36人には
娘のゾフィーもはいってるくらいなんだけどね。
息子の妻(ルートヴィヒ2世の母)がいて、
愛人ローラ・モンテスがいて、
自分の妻がはいってないくらいだから、
親の欲目ではなかったろう。
一連のレスを見て、手近かにあったさちみりほの『君がくれし小夜曲』に入ってる「皇妃エリザべート」を読み直して見たけど、
やっぱこれまで読んだエリザべート物で一番ひどい書かれ方だなーw
ラストの「ウィーン市民は皇帝の嘆きに深く同情したが
彼女自身の死を悼む者はもはや誰一人としていなかったという」って解説は本当なんだろうか?
他の漫画のエリザベートの死の受け止められ方とどっちが正しいやら…
>>501 それはまあ、受け取り方それぞれじゃない?
どっちも誇張はあるだろう
>>500 若い頃は美女って言うとマリア・テレジアを思い出す。
年取ってからの肝っ玉かーちゃんな肖像画しか知らなかったんだけど
あるとき少女の頃の肖像画をみて魂消た、なんつー美少女!と・・・。
あれならベルバラでアントワネットがフランスに嫁いで初めて王宮の
バルコニーに立った時の描写もさもありなんと思ったわ。
>>503 マリア・テレジアこそ初恋をかなえたわけだし、
少女漫画向けなのにあんまり見かけないなあ
同じくヴィクトリア女王とかも少女漫画的なのにね
(ファンタジーでならもとさんがかいてたけど)
…共通点として、子沢山がいかんのか?
マリア・テレジアはわりと近頃、庄司陽子が描いてたけど、コミックスにはまだなってないみたいね。
なってるよ。
生徒諸君・教師編の最終巻に収録されてる。
あ、そうなんだ。
表題作じゃなかったから気が付かなかった。
教えてくれてサンクス!
マリア・テレジアは「肝っ玉母さん」的なイメージが少女漫画向けじゃないのではないかと推測。
あと旦那がちょこちょこ浮気してるとか、
政治・戦争を真正面から書くことになるからそれも少女漫画向けじゃないと判断されるだろうし。
>>501 私が読んだ歴史の本ではウィーン市民はエリザベートにあまり関心がなかったという記述が多いかな。
15年ぐらい前にウィーンに行ったときには、ハプスブルク家関係の博物館・美術館の展示物は
なんといってもマリア・テレジアが中心という感じで、エリザベート関連のものはとても少なかった。
日本人はやけにエリザベートが好きだけどウィーンではこんなものかと思ったよ。
4年前に行ったらエリザベートだらけになっていて笑った。
ミュージカルがあたってからだ、と隣のガイドさんが言ってたw
昔、神奈幸子の「ロスマリンの伝説」は脇役だけど若い頃のマリア・テレジアが重要な役で出ていたな。
子ども心にもあの漫画の彼女は毅然としていてかっこよく思えた。
>>501のさちみりほの「皇妃エリザベート」はそもそも掲載誌の「バカ女特集」のテーマで描かれたもんだしw
まあ、作品や作者によっては180度違うイメージで描かれる人物もいるから。
この場合のエリザベートはそこまではいってないけど。
藤本ひとみの「ハプスブルクの宝剣」に娘時代のマリア・テレジアが出てくるけど
これ宝塚では舞台化されてるけど漫画家はされてないからなあ
×漫画家
○漫画化
マリア・テレジアは「ベルばら」のイメージが強いのが一因のような気もする。
>>508 そいやフランスでもマリー・アントワネットは人気ないよね
それこそベルバラブームが来るまでは…
つくづくブームってすごいなw
マリー・アントワネットが主人公のマンガも「ベルばら」以外では、
学習マンガを除けば読んだことないな。
フランス革命を扱った漫画でもほとんどちょい役ばっかり。
やっぱり「ベルばら」がインパクト強すぎるせいなんだろうな。
そういえば、「フーちゃん」のいまいかおるが昔「ベルばら」をパロッたギャグ漫画描いてたな。
作者の分身の漫画家が中国系の妖精だか魔法使いだかの男の子と女の子といっしょに「ベルばら」の時代にタイムスリップする話。
マリー・アントワネットやオスカルも出てきた。
>>506 情報ありがとう。
ーーでもさ、こういうふうに大長編の最終巻の穴埋めに
ぜんぜん関係ない作品を使うって最悪だと思う。
特にこの場合、歴史ものということで読んでみたいだけで
その作家のほかの作品に関心のない読者も少しはいるだろうから。
「こんな収録は許せん!」みたいな話だけど。
>>517 うん。
マリア・テレジアの話は読みたいけど、「生徒諸君」は好きじゃないから、買ってまでという気にはならない。
その作品は知らんけど短編だから同じ作者の他の作品のコミックスに収録されたんでしょ?
それってごく普通のことだと思うのだが…
>>519 長期シリーズの現代の学園ものと抱き合わせで
歴史漫画はちょっといかがなものか、ということでしょ。
庄司陽子の場合、他に選択肢がないのでしょうがない
のではという気がするけど。
じゃあ歴史好きのために数十ページだけの単行本を出せとか言ったらそんなのは無理だろう
コミックス未収録作品になるよりどっかに収録された方がよっぽどいいと思うけど
普通はジャンル買いより作者買いする読者の方が多いし
話はそのまま続いてるんだから終了させる必要も無いのに、中途半端な話数で一旦「教師編」終了させて
新章から第1巻として新たに始めた為、「教師編」最終巻は2話分+マリア・テレジアという構成になった。
それなら他の短編と抱き合わせにすればよかったのに。
庄司陽子の歴史物で同じレーベルから「コルティジャーナ・オネスタ」が出てるから、
どうせならそれと合わせて再編集した単行本を出してほしかったな。
>>523 それはそれで不満が出ると思うぞ。
すでに持っている人にしてみれば、もう一度買わねばならんわけだし。
書き下ろしで、歴史物を描いてもらって、それをあわせて本にするのが
一番ではあるんだろうけど。
別の傾向の話が同じ単行本の中に収録される事そのものは
結構あるので、そこは別に構わん気もしなくもない
>>524 さもなくば既に絶版になっている歴史物とあわせた本にするとか。
といっても、庄司作品の歴史物っていうと他には2.26事件を扱った「テンペスト」くらいかな?
絶版にはなっているけど、それと一緒というのも違和感はある。
何か他に洋物であったっけ?
やる夫 テレジア で検索すれば
マリア・テレジアの傑作同人サイトを見つけれるよw
編集はそこまでガッチガチにジャンルごとに分けた単行本なんて出さないだろー
いっそ、まるっきり傾向バラバラの短編集のほうがまだいいって気がする。
でも正直あのマリアテレジアはたいして面白くはなかったけどね。
前後編だから雑誌買ったけど。
「うちは少女誌!」と主張してたからここで書くけど、
数年前にコミックブレイド(少年マンガ的少女誌)の増刊「ZEBEL」2に
朝香祥原作、あやめぐむ画「Idus Martiae」というローマ史ものの読み切りが載った。
ユリウス・カエサル暗殺のあと、遺言状によって
そのあとを継ぐ決意をするオクタヴィアヌス少年18歳とその仲間たちの話で、
ローマ史好きにとってはたまらないエピソードを扱った貴重なものだった。
私は当時その情報を得て雑誌を買ったけど、
あやさんのコミックスはゲームもの、FT系だけ3種類しか出てないし、
これが収録されるみこみはなさそう。
歴史ものは、その題材ゆえに手を出す読者が少数はいるけど、
敬遠してしまうほうがずっと多いのかな。
そういや、いわゆる「歴女ブーム」ってあまり少女漫画誌まで影響は及んでないのかな?
歴史物が増えたって話題も聞かないような気がするんだけど。
客層が違うんだと思う。
歴女と言われる人たちと少女漫画愛読者と。
既存の読者放り出してその手の読者を新規開拓するのはリスク大きいと思う。
どマイナー雑誌で何でもいいから新規客増やしたいとか
編集部が迷走してわけわからん新連載スタートさせてばっかりの雑誌以外では
手を出しにくいのでは?
>>531 プリンセスで何故か戦国ものの読み切り企画が載ったりした
伊達政宗とか幸村の娘主役のやつとか
どっちかというと歴女ブームより
大河に便乗した漫画の方が多いよね
そろそろ次の大河ドラマ便乗ものも出始めてるしね
佐久間智代の源平物の再刊とか
全然関係無いけど、2002年発売のパンドラパニックの2巻には1987年の小学三年生に掲載された恐怖のドレスが収録されていた。
そういや、里中満智子のかなり昔の作品で「花影」が再版されたのも大河便乗だしな。
来年あたり、西谷祥子の「飛んでゆく雲」とか復刻されるかもしれない。
佐久間智代の源平ものは便乗だろうけど
蝉丸シリーズがメインコミックスになるのは嬉しい
この調子で徳川家康の話とチェーザレの話も復刻されるかな
あの人は今BL漫画ばっかり描いているから読む気がしない
佐久間智代って家康の話も描いてたんだ。
はじめて知った。
家康と築山御前の話。少年周波数の番外編コミックスに載せられていた。
他にも全然歴史と関係ない現代漫画とBL漫画が
メインになっているコミックスにちらっと歴史ものが載っていた。
>>532 篠原千絵の「夢の雫 黄金の鳥籠」は第1巻が発売後2週間で増刷
でも篠原スレは史実ネタで盛り上がらない
青年誌系歴史漫画スレの歴オタ率の高さと対照的だよ
>>540 篠原スレはちょっと前から変な荒らしがいついてまともな書き込みが
あまりない状態だし。
題材的にも微妙に盛り上がりにくいとは思うよ。
スレイマン大帝にしても、教科書的には有名人だけど、日本人には
比較的馴染みのない時代と人物だからなあ。
個人的な好みの話になるけどスレイマンは恵まれすぎ
ヒュッレムの言いなりになり過ぎでフィクションの素材としては魅力に欠けるな
夢の雫でも前半はイブラヒム、後半はムスタファの方が設定的にはおいしい立場だし
夢の雫、黄金の鳥籠
このマンガがすごい!にランクインしてたねー
あのランキング判定基準がいまいちよくわからんw
夢の雫、黄金の鳥籠
今回ちょっと画面が白っぽかったな。でも普通の漫画の何倍も背景を描くのに時間とられそう。
衣装、特に装飾類も手間かかりそうだし、大変だ。
少し前、皇帝の子をはらんだ妾があっさり消されたのに、そのことを皇帝は毛ほどにも
気にしてなかったのは、彼女に特に思い入れがなかったというのと、そのくらいで消されるような
無能な者には興味ねーよ、ということだったんだろうね。
三角関係ものは数多あれど、イブラヒムは皇帝に忠誠を誓っていて、皇帝も有能な家臣と
信頼していて、あの二人の関係も強固なんでこりゃまた面白い。
史実はわかっているけど、この漫画の設定だとこの先どう転ぶかなかなかわからなくて先が気になる。
夢枕獏の小説「シナン」では
「夢の雫 黄金の鳥籠」のマヒデブランの妊婦殺しは
ヒュッレムがしたことになっていたよ
スレイマンはヒュッレムを心から愛するようになっても
つまみ食いは止めずに時々妾をはらませていたがその妾は
ヒュッレムの指示でボスフォラスの海に沈められたが
ヒュッレムにぞっこんのスレイマンはその所業を黙認していた
多分、トルコにこういう伝承が伝わっていて
夢枕獏はそれを取り入れ
ヒュッレム主役の「夢の雫 黄金の鳥籠」ではマヒデブランの仕業になったんだろうね
大河ドラマ関連で、河村さんの既刊コミックスが帯つけて平台に並んでた。
プリンセスゴールドにいがらしゆみこと木原敏江が載ってて豪華だなーと思った。
今時の若い人には古い絵に見えるかもしれないけど、フリフリドレスやゴージャスな巻髪
見られて嬉しい。
夢の雫、黄金の鳥籠。皇帝の妹がでてきたわけだが。
wiki情報だと一人の女性につき皇子は一人のみの慣習があったらしいオスマントルコ。
しかし同腹の妹がいたということは、皇子を産んだ女性はもう夜伽に召されない
ということではなく、同腹の二人目の皇子が産まれたらすぐ始末します、女であった場合のみ
生かします、てことなの???
>>548 それいったら、漫画じゃ毎週金曜は第一皇子生んだ側室と過ごす決まりがあると2巻にあるぞ
決まりはどうなんだろうね、時代によって違うとか?
>>549 あーなるほど、時代によってちょこちょこ変わっていったのかね。
皇帝の兄弟皆殺しルールも、もうちょっとするとさすがに万一のためのスペアが
必要ってことで殺されることはなくなるし(とはいえ黄金の鳥籠入りだけど)。
少女漫画じゃないけど「かの名はポンパドール」
ルイ15世の寵姫ポンパドゥール夫人の話らしい。読んだことある人感想プリーズ。
ルイ15世といえば、名香さんが凛花で山猫天使繋がりでずっと描いてるね。
こちらもちょうどポンパドゥール夫人がでてきた辺りだったっけ。
少女漫画では全然ないのでそっち系は全く期待出来ないけど
頭の切れる女性のサクセスストーリーと思えば結構面白い
というか面白くなっていくのはこれからって感じかな
三枚のペチコート作戦のあたりが早く読みたい
>>548 あの頃の決まりでは、
新皇帝が即位する時に、男兄弟を全員絹紐で絞殺する。
事故や病気や反逆があるから、スペアとして即位決定までは兄弟を生かしておく。
と昔読んだ。
なるほどねえ。そんで新皇帝が皇子時代にすでに男子儲けていれば
跡継ぎ候補&スペア役はそっちにいくのか。
555 :
花と名無しさん:2012/05/27(日) 10:17:08.61 ID:H1zzTn+s0
佐藤賢一か、傭兵ピエールの漫画もつまんねかったなぁ
佐藤賢一作品ならフランス革命のノンフィクション小説を漫画化したほうが需要がありそうだね
有名だけどフランス革命はややこしすぎてわかりにくいから
学研まんがみたいだな
そして学研まんがの方が米印の薀蓄が多くて面白かった
学研に限らず、学習漫画系の「世界の歴史」や伝記漫画はけっこう面白いものが多いと思う。
下手すれば描いてる漫画家のオリジナル作品より面白い場合もあるw
そういえばこの前読んだ凛花で名香さんもルイ15世とポンパドゥール夫人の
出会いのシーンあったな。
あっちは王妃は多情な王に辟易している真面目タイプだったのに、こっちは
鬼瓦みたいな顔に狭量な性格で、ちょっとヒドス。
>>556 背景とかキチンと描き込んで有るし、画力は有る人だと思うんだけど、絵柄が内容に
全然合ってない。
肝心の人物に全く華が無くて、主人公なんてぶっとい眉毛の少年顔に大人の女性の
体が付いている感じで違和感有り捲くり。
>>561 話が進むと顔はともかく性格は悪い人じゃないと分かるよ
というか旦那さんにまっとうに愛情を抱いている王妃様が
政治に口出しして自分を蔑ろにする愛人に好感持てなくても仕方ないw
夢の雫黄金の鳥籠にハプスブルク家のフェルディナンド大公が登場
このルックスで端役はありえないw
篠原さんはスレイマン大帝の後継者争いだけなく
ハプスブルク家とオスマントルコのハンガリーをめぐる確執にもスポットを当てる気だね
565 :
花と名無しさん:2012/06/12(火) 23:32:38.43 ID:LZ6/vvHE0
>>561 あれは辟易してるってより熱愛され過ぎて、
しょっちゅう妊娠出産され過ぎて疲れただけな感じするが
>>564 ハンガリー、オーストリアとでてきて更にwktk
端的に当時の両国更にフランスイタリアの状況を説明しててよかった。
惜しむらくは特に前半画面が白かったことかな。もっとがっつり
装飾品など細かく豪勢に描きこんでほしい。アシさんがんばれ。
皇女の想い人、ラストのイブラヒムの行動など、もうベタベタの王道なのに
だからこそそれがいい!
落としたら皇帝が二日間の略奪を許可してくれたんで、皆攻撃にリキはいりまくってます、
という台詞。
そうかーああいう時代だし、異教徒の都だし、落ちたらそれはそれは凄惨なことに
なるんだろうなーとgkbr
台詞一つ、コマ一つで端的に状況を伝える技はやっぱベテランだなと思った。
フェルディナンドVSスレイマンなら大義は
100パーセントフェルディナンドの方にあるね
なにしろフェルディナンドは侵略されている側で
有能で責任感のある統治者として国民にも人気のあった王様だったから
大義に人気は別に関係ないしどうでもいいと思うがw
侵略者VS被侵略者ならよほどのことがない限り前者に大義はないってだけだ
まぁ最初に喧嘩売ったハンガリーに関しては自業自得だが
うん、だからフェルディナンドがオスマン帝国に対して汚いことをしても反感を感じにくいね。
YOUで萩尾望都さんがマルグリット・ド・ヴァロア(アンリ4世王妃)の連載はじめたね。
正直、掲載誌がフラワーズでなくYOUというところに驚き。
内容は、今のところオーソドックスで淡々と進行してた印象。
少し前フラワーズに載ってたフランス王女カトリーヌ(イングランド王ヘンリー5世妃)の
話がえらく説明調で学習漫画みたいなノリだった(主観)で、こちらも伝記漫画調だけど
まだ連載1話だからなんともいえないか。
重箱の隅をつつかせてもらうと、
・「伯母」マルグリットはアンリ2世の妹だから、叔母では。
・彼女の伯母マルグリットはナヴァル王と結婚したから王妃だけど女王ではない
(フランス語でレーヌならどっちの意味でもあるけどさ)
・王妃カトリーム・ド・メディシスが愛妾ディアーヌ・ド・ポワティエを「ディアーヌ様」と
様付けするのに違和感
>>401 遅すぎますが
>NHKは基本的に視聴率気にしない局だけど
そんなことはないと思う
古い話だけど、早坂暁が、
「天下御免」(1971-72)を制作していたとき、この話がつぶされずに済んだのは、視聴率がいいせいだった、
って書いていたぞ
昔の話だといいたいかもしれないが、そのあたりの体質は変わっていないって
574 :
573:2012/08/12(日) 10:01:44.07 ID:???0
ごめん 遅い上にスレチもひどいところだった
でも、「天下御免」は例外、って言いたいかもしれないが、
テレビの裏側の話を読むと、視聴率が低いために、てこ入れ、打ち切り、変更になった作品って普通にあるぞ
>>572 YOUでは前にも「あぶな坂HOTEL」を連載してたけどね。
萩尾さんって考えるとあんまり本格的な歴史物描いてないよね。
第二次大戦中が舞台の「エッグスタンド」と「あぶない丘の家」の中の「あぶない壇の浦」以外に何かあったっけ?
「ポーの一族」はどちらかというとファンタジーだし「恐る子どもたち」も歴史物と言っていいものか?
>>575 「恐るべき子どもたち」はどちらかと言えば時代物かな
「ゴールデンライラック」もそう
「あぶない壇の浦」は本格歴史ものというより歴史ファンタジーな感じ
姉プチ読んだ
スレイマン様、どこまでご存じなんですか〜?w
女一人男二人の三角関係は超定番なんだけど、だいたいにおいて男の片方は
当て馬系だというのに、スレイマンとイブラヒムが絶対的な主従であることと
スレイマン自身が切れ者なため、すごく新鮮に感じる。
一方、今作ではボスキャラ扱いのマヒデブラン、でも彼女にとって他の女が
皇帝の息子を産むことは自分の息子の死に繋がるから、絶対阻止したがる
気持ちもわかる。
あんだけ外野がギュルバハルかヒュッレムかで盛り上がってたら、皇帝の
お召しがないことがむっちゃくちゃ屈辱に感じるだろうし。
でもさ、子供ができた女を下賜することはさすがにないよね…?
ヒュッレム妊娠で下賜できなくなるとかなんだろうか
史実を知っているとマヒデブランは後々血管ぶちぎれまくりじゃないかとは思うw
昔大奥ドラマで見た、間部詮房・月光院・徳川家宣の関係を思い出す。
この後史実ではヒュッレムがイブラヒムを追い落としたような流れなんだけど
どういう風にもっていくんだろう。
「王妃マルゴ」と「薔薇のジョセフィーヌ」の新刊を読んだ。
マルゴの方が絵は良かったけど、ジョセフィーヌの方がストーリーとしては面白かったかな。
ていうか、マルゴは登場人物が多くて人物関係追うだけでせいいっぱいだった。
マルゴ読んでないけど
マルゴ=性的に奔放なイメージと萩尾さんの固い絵が結びつかなくて困る
読むべきか
王妃マルゴはYOUのサイトで一話だけ試し読みが出来たんじゃなかったかな
雑誌でしか読んでないけど、マルゴはまだ幼くて
周囲の状況を傍観してるだけの立場。
成長しても性的に奔放というより天然ちゃん系になりそう。
話は、マルゴ本人の心象風景がたまーにある他は、他の人物が
入れ替わり立ち替わりで、淡々と進んでいく。
逆にいうとあの時代の人物関係を覚えるにはとても適してる。
ジョセフィーヌは、彼女の使用人目線で語られるなど
オリジナリティあって、それが成功してる。
レースやリボンや巻き毛がたっぷりの、古き良き少女漫画な
絵柄で、正直今でも作者があれだけ描けるのはすごいと思う。
「薔薇のジョセフィーヌ」のジョセフィーヌは見た目10代くらいに見えるけど、実際はもっと歳いってたよね。
あのビジュアルだけは違和感がある。
>>582 1巻ではマルゴ本人についてはまだほとんど描かれてないけど、かなりエロいシーンがあちこち出てくる。
>>585 お気楽な女性っぽく描かれてるけど実際は2人の子持ちの30代女性だよね
現代人よりも苦労してるし本当はもうちょっと落ち着いてるとは思う
ジョセフィーヌはナポレオン絡みの漫画ではたいてい登場するけど、
これまでのだとみんな大人っぽい女性に描かれていた。
保守age
黄金の鳥籠
あら、案外あっけなくそんな展開に。
もしあの一夜の結果ヒュッレムが懐妊したらどーすんだろ。
後宮の皆、皇帝母ですら、今まで何人も女が消えていることも
真犯人が誰かすら知ってたんだね。暗黙の了解て怖い。
佐久間智代の名前何回かでてるね
皇女和宮を初めて知ったのがこの人の漫画だったな
>590
佐久間智代は日野富子のが題材も描き方も
面白かったなー。
佐久間さんの和宮は一途な少女って感じで可愛かったよね
ベルバラ、オスカルとアンドレの少年時代で新作
自分は、その後が読みたいな
あの恐怖政治〜ナポレオン〜王政復古…
バルザックや「レ・ミゼラブル」の時代をル・ルーなんかで描いてほしい
エロイカでがっつり描いてますやん>ナポレオン
エロイカは漫画としてはいまいち面白くなかったな。
時代の流れを淡々と追うだけでキャラにもにもあまり花がなかったし。
特に、アランとベルナールを途中で殺したのがな…あの二人が消えてから急速につまらなくなって読むのやめちゃった。
596 :
593:2013/04/30(火) 19:49:09.30 ID:???0
いや、私は、あのル・ルーが恐怖政治時代をどう生き抜いたかが知りたくて
>>595 最初の構想では、ベルナールはナポレオンに反対するが、
アランは、今の時代を乗り切るには、ああいうやり方でないといけないのではないかと思い、
エルバ島までついていくみたいなことをインタビューで言っていたらしいので、読んだときあれ?と思った
単行本で読んだんで、連載とはちょっと違ったんだろうか
>アランは、今の時代を乗り切るには、ああいうやり方でないといけないのではないかと思い、
エルバ島までついていくみたいなことをインタビューで言っていたらしいので
へえ、そうだったんだ。
私は雑誌に連載されてる方を読んでたんだけど、確か最初の方でアランがナポレオンに
「お前のこれからをそばにいて見ていたい」みたいなことを言ってたんで、その最初の構想の方が納得できるな。
ベルナールは、カミーユ・デムーランがモデルらしいね
デムーラン夫妻は、二人とも処刑されているが、ベルナール&ロザリーは恐怖時代を生き延びている
ロザリーが、激動の時代を生き延びるには、逃げ足が速くなくっちゃ、っていうようなこと言っていたけど、
どうやってあの時代を過ごしていたんだろう
その辺、書いてほしいな
ロザリーだって、王党派のジェルジェ家にいたり、牢屋のアントワネットを世話したりしていたんだから、
反革命容疑をかけようと思ったら、かけられる立場だし
ジャルジェだ orz
ロザリーはベルナールがナポレオン暗殺を企てた時、息子連れて国外に逃亡してるけど、
恐怖政治の時代はそこまでしなくてすんだのは、べルナールがロベスピエールと同じジャコバン派だったから?
それならそれでテルミドールのクーデターの後も生き延びたのはかなりしたたかに立ち回ったんだろうけども。
「薔薇のジョセフィーヌ」の新刊を読んだ。
やっとナポレオンと結婚までこぎつけたか。
次の巻で皇后になるのかな。
飛鳥時代あたりが結構好きなので
新説で面白い!と聞いて
中村真理子さんの「天智と天武」読んでみたけど
入鹿贔屓過ぎて、何か全体的に読んででもぞもぞする
絵柄のせいかなあ
そういえばギャルボーイも何か読んでてもぞもぞするんだった…
>>602 2巻まで読んだけど、確かに入鹿や大海人贔屓が強くて、
かえって中大兄や豊璋の方を応援したくなってしまう。
中村さんは絵も話も(多分)しっかりしてるんだろうけど
私も偏り感強く感じたな
後、話の作りが何かこのへんの人物の事はある程度皆さん知ってますよね?
みたいな雰囲気が何か苦手
そういえば里中さんの天上の虹とかも大海人マンセーだったっけ
あれは主人公が大海人の奥さんだからってのもあるけど
天上の虹はもう少しで終わるんだっけ
本当に終わるのかw
三浦浩子の「蒼い旋風」が胸キュンで好きだった
なのにウン十年前に捨ててしまって内容ウロ覚え
確か主人公の姫は命を狙われている為、男装をしいてお目付役(?)の
黒田官兵衛と身分違いの恋をする話だった
>>597 遅レスだけど、当時は作者が声楽の方に夢中になって連載も休載ばっかりしてて
漫画に熱意がなくなってたみたいだから、アランとベルナールの始末を付けて
後は年表をあっさり追うだけで、さっさと終わらせたんだと思う
>>607 あの二人が死んだ後もあっさりというより、けっこうダラダラ長く続いてたような気がするけど。
やる気がなくなったんなら、アランとベルナールを殺した時点でほんとにさっさと終わればまだよかったのに。
ナポレオン物語である以上、没落まで書かなきゃいかんからね
しかし初期のようなジョセフィーヌとの愛と葛藤、周辺を取り巻く人達の心理描写もなく
ただ史実通りにサクサク進めていっただけという感じ
>>606 何か気になって立ち読みで最初だけ読んでみた
面白そうだね
>>610 そう、冒頭はこの先続きへの期待感を抱かせる。
特にベルばら読んだことのある読者には。
ただ、その先途中で失望しないかどうかは保証できない。
ごめん、
>>607へのレスと見間違えた。
取り消します。
>>610 面白いです。読んだ後、黒田官兵衛に恋してたわ
男装は命を狙われてるからでなく好きでやってたみたいだね
614 :
花と名無しさん:2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:3MamTV2C0
ファラオの墓
天馬の血族
>>606 懐かしい。
よく考えるとそんなまだ幼いと言ってもいいような子に手を出すなよwと思うけど。
当時では普通なのかな?
三浦浩子さん懐かしい
「水影草」も好きだったな
十二国記と彩雲国のヒットの影響だろうか、最近中華風歴史ファンタジーの作品が増えたと思う
中華ファンタジー増えたよね。ジャンルとして確立されたからなんだろうか?謎だ
一時期大正物が多かったのも不思議だった
中華風ファンタジーでは「女王の花」が好きだな
「新再生縁」・「狼陛下の花嫁」・「帝の至宝」・「暁のヨナ」(これは朝鮮だけど)辺りは話や設定は良いんだけど、
絵柄が古臭かったり画力が今ひとつだったりなのが残念
画力求めるなら青年誌系の方にたくさんあるからね。
少女漫画だとどうしても主人公の恋愛中心、身の回りの話になる、気がする。
女王の花は政略とかそれなりにがんばってるけど。
キラキラフリフリレースやゴージャスドレスが好きなんだけど、マルグリットとジョセフィーヌ以外
少女漫画で今やっているものは何かあるっけ?
青年誌方面だと、ポンパドゥールは画力いまいちで読む気せず、イノサンは画力高杉
描き込みも本当に素晴らしくて今一番はまってる。あそこまでは求めないけど
美麗精緻な絵でお貴族様の華麗な生活っぷりを堪能したい。
女王の花は仰々しくてちょっと苦手だ
やってることがオーバーすぎて入りこめない
後宮デイズてのもあるね
あとニブンノワン!王子
でもこれは歴史物じゃないか
>>621 キングダムとか蒼天航路は逆に濃過ぎてな・・・
もう読んだかもしれないけど
さいとうちほの「子爵ヴァルモン〜危険な関係〜」はよかった
あらすじ知ってたけど詳しい内容は知らなかったし
ドレス豪華で目の保養
コミックスも2巻にまとまってて読みやすい
中華風ファンタジーなら青木朋の絵が可愛くて好き
加藤四季の『お嬢様と私』が面白かった。他に歴史物ギャグマンガって無いかな〜?
>>626 白井恵理子の「STOP劉備くん!」はどう?
>>625 危険な関係は、グレン・クローズとジョン・マルコビッチの映画が強烈だったなあ。
さいとうさんの絵柄に時代ものは合ってるんだけど、当時の風俗に忠実な
デザインでお願いしたかった。髪型見て、あれなんか違くね?って違和感もっちゃって。
まあそれいったら、如星シリーズでなんで皆弁髪じゃないんだとかいろいろあるけれどw
如星シリーズの人久しぶりに見たら
絵がえらい淡白というか白くなってて驚いた
中華風ファンタジーなら秋乃茉莉の作品も好きだ。
中華風の架空の国や世界が舞台なのも、歴史上の実在の国や時代が舞台なのもどっちも面白い。
秋乃さんは風呂敷広げるまでは面白いんだけど最後でガッカリするんだよな
皇なつきは韓国や中国の歴史物を描いてる
一気にどっと読んだが、すぐ飽きてしまった
絵は綺麗だと思ったけど
皇なつきさん、デビュー直後からリアルタイムで読んでたよ。
本当に繊細で奇麗な絵だった。漫画というよりイラストみたいでさ。
一番好きな頃の絵柄からその後変わっていってしまったのはやっぱり哀しかった。
黄金の鳥籠
祝・ご懐妊。さてどっちの子でしょう。史実的に陛下かな。
ここまでで岡野玲子の「陰陽師」が出てないことに気がついた
半ばから胡散臭くなってくるが、前半は良い感じだったのに
エジプトが出てくる前までは非常に面白かった>陰陽師
いったいどこからエジプト電波を受信したのだろう
その後なんか妙なベリーダンス漫画描いてたし、途中から習い始めてイスラムとかあっちの影響受けたのかと思ってた
青木朋の新刊「天空の玉座」読んだ。
今度のはこれまでの歴史物と違って中華風の架空の国と時代の話だけど、
舞台や人物にモデルが設定されてるだけあって、リアリティーがあって面白い。
結末どうなるか今から楽しみ。
歴オタからのしつこいツッコミ回避で中華風なんだろうけど、中国物って言ってもいいような内容だね
「当時を再現しました系」だと面白くなくなり傾向は何でだろ?
資料を調べすぎるとつまらなくなるらしいが
やっぱ「こうしたら面白くなるけど、当時じゃありえない」的な
展開にしづらいからじゃないの
全部架空設定だよって言っといた方が色々やりやすそう
史実とフィクションのいいとこどりみたいな
作者の「こんなに調べたのよーどうよ(ドヤァ」を感じることがたまにあって
そうすると急に冷めるのは何でだろう…不思議だ
一見○○風に見えて実は史実の人物を扱ってる話が好き
お嬢様と私とか
王国の子とか?
「王国の子」はエリザベス一世がモデルの話ってすぐわかる内容だけど、
国や人物の名前も違うし、設定も主人公の影武者の存在始めあれこれ微妙に違ってるから、
「お嬢様と私」よりは「天空の玉座」に近い系統じゃないかな?
「新☆再生縁」なんかは「お嬢様と私」系かも。
もとなおこのドリーナ姫童話は雑誌掲載時は副題が付いてなくて
最後にヴィクトリア女王の話だってわかる仕組みだったような
作者は架空の世界の物語として描きたかったのに、編集側の意向で時代・歴史物の体裁をとった作品もある。
竹宮惠子の「ファラオの墓」とか。
70年代はファンタジー大作は受けなかったからだって。
和田慎二の「ピグマリオ」も最初70年代に連載された時は不人気で一度打ち切りになっちゃってるし。
「ファラオの墓」は「風と木の詩」が描きたかった作者が、そのために絶対失敗できないという決意で
古代エジプト物とするのを受け入れたって何かのインタビュー記事で読んだ。
美桜せりなの「源氏ものがたり」は不快なギャグ漫画だったな
いくら少コミ読者に馴染みやすいよう描いたにしてもあれはねーわw
言葉遣いが汚いわ横文字だらけだわ、画力底辺でほぼ顔だけ漫画だわ
着物がペラペラで安っぽいわ、年寄りキャラが顔にハの字のシワ描いただけだわ
源氏の口調が「マジ!?ヤッベー!スッゲエー!」なんだよ
あんなひ ど い時代物の漫画は見たこと無いわ
キャラの口調が現代っぽいといえば、とはずがたりにもそういうのがあった。
ちらっと読んで目眩がした。あれに比べたら後宮はすごくしっかり描いてると思うレベル。
てか比べるのが失礼なくらい。
恋ひ歌(和泉式部の話)で「キャンセル」だのカタカナ語がでるのは別に気にならなかったな。
少女漫画じゃないけど、イノサン2巻読んだ。
相変わらず衣装が美麗すぎてうっとり。
いや服飾だけでなく建築・調度品等で目で楽しむ醍醐味がありすぎて嬉しい。
「平安女子部!」てのが不快だったな
ギャグ漫画として読むべきだったらしいが、そういう面白さもなく
厨二病漫画という言い訳も、中二が考えたつまらない漫画という意味でなら納得
アマゾンのレビューがやらせ臭い
>>647 「とはずがたり」も美桜せりな
この作家は古典文学を冒涜しているわwキムタク口調の源氏なんて嫌過ぎる
少コミ読者にも馴染みやすいように描いたと言うのも逆に読者を馬鹿にしていると思う
>>647 「イノサン」てストーリー的にはどう?
気にはなってるんだけど、絵があまり好みじゃないんで買おうかどうしようか迷ってるんだけど。
>>650 第一話はネット上で試し読みできるよ。
主人公は世襲死刑執行人の跡継ぎだけどなりたくな〜いとめそめそしている少年
うじうじ主人公が嫌いだったり流血拷問グロエロホモが全く駄目だとちょっときついかも。
それほど直接的なシーンがあるわけではないのでホラー漫画読めるなら大丈夫レベル
お笑い要素ネタ的要素もあるので全編にわたって鬱になるタイプの話でもない。
>>650 原作(?)は、
安達正勝「死刑執行人サンソン」中公新書
新書だから簡単に読める
ためしに図書館で探してみたら?
で、興味がわいたら読んでみる
はいからさんが通るの少年漫画のような突拍子もないギャグセンスが好き
ちょっと思い出した話
マリ・アントワネットが輿入れのため、オーストリアからフランスへ行く途中、
立ち寄ったある館で見た絵が大変気に入った
それは、思慮深そうな美男子が物思いにふけっている肖像画だった
アントワネットはそれがほしいと思ったが、持ち主がそこにおらず、買えないままそこを立ち去った
処刑の日、アントワネットは、大変驚いた
処刑人アンリ・サンソンこそ、その肖像画の人物だったからである
という伝説があるそうだ(信ぴょう性に関しては、責任を取らない)
史実のアンリ・サンソンは、信仰心暑いカトリック教徒、教養豊かな美男子、死刑廃止論者だったそうだ
信仰心篤い だ
スレチ 失礼
>>651-652 サンクス。
原作の「死刑執行人サンソン」て集英社新書では?
もしそれなら、既読で面白かったので、読んでみます。
>>656 失礼
そうかもしれないです
めんどくさくて、しらべていなかったからw
あと
バーバラ・レヴィ「パリの断頭台」なんかもいいらしいです
津田正美「ヒノコ」は時代物に入る?
古代が好きなんだけど史実がほぼ存在しない時代だけにファンタジーになりがちではあるね
外国物はともかく、日本が舞台の古墳時代以前の古代物はほとんどファンタジー要素ありの漫画だよね。
神とか、人外とか、霊とか、異能力とかが絡むような。
わりとリアル設定なのは長編だと、「ヤマトタケル」「海のオーロラ邪馬台国編」「隼分王子の反乱」くらいしか知らないや。
しかもこの内2作は戯曲や小説のコミカライズだし。
ファンタジー要素のない衣通姫の少女漫画を読んだことがあるけど
これも人物日本の女性史とかいうシリーズの中の1冊だったな
「イシュタルの娘」が好き
これの信長が好きだった
>>658 ヒノコは書道ファンタジーな感じw
「ヤマトタケル」って安彦良和のかな?サムライエースで読んでるけどまあまあ面白いよ
「芙蓉千里」とか女性も読みやすいからこのスレ住民に雑誌買って欲しい
いつも休刊フラグを感じるのが切ない
>>659の「ヤマトタケル」は梅原猛原作の山岸凉子の漫画。
正直、ヤマトタケルが優等生で彼の敵側が一方的な描かれ方であんまり面白くなかった。
少女漫画家のヤマトタケルなら、里中満智子の「古事記」の方が面白かった。
ヤマトタケルがなんかが欠落したいっちゃってる感じの性格で。
少女マンガ家または絵が少女マンガ風の
学習マンガの歴史・伝記ものはここの対象?
集英社の世界史のフランス革命は
昔ぶーけにいた笈川かおるだとか、
元「りぼん」の千明初美が伝記をけっこう描いているとか。
> 笈川かおる
ここ詳しく
個人的にはぜひ扱ってほしいわ
近場で扱ってる本屋ないから読んだことある人の情報あるとうれしい
時代・歴史物を描く時は、最低限の言葉遣いは気を付けてほしい
別に仰々しいのを望んでいるのでは無くて、美桜せりなのようにキムタク口調の光源氏とか、
日本の古典なのにやたら横文字が横行する作品が苦手なだけ
>>667 でも昔の作品の言葉づかいはなり崩して平坦にしてあるよ
24年組の時代物なんて今読むとびっくりする
その当時の若者言葉や横文字もガンガン使われてる
月刊プリンセスで菅野文「薔薇王の葬列」連載開始
原案がシェイクスピアのリチャード三世
冥府へ誘う禁断のダークファンタジー
「千歳ヲチコチ」は現代文化・現代語ばりばりだけど
面白かったし、コメディなら言葉遣いなんかは
あまり気にならないなあ
例えば貴族の子弟や姫ならそれなりに上品だったり
そういうキャラクター性が表現できてればいいかな
ヒーローとヒロインの出会わなさにかけては
そこらの古典より奥床しいしw
話変わるが「修道士ファルコ」が再開してると知らなくて
やっと読んだけど相変わらず楽しい
キャラがあれだけ中世の人になってると
現代語使うだけでギャグになるね
>>669 ぐぐってみたらオトメンの人だったのか、白泉社から秋田へ移籍したのかな?
時の娘を読んで以来長年のリチャード3世オタで今年の遺骨発見ニュースに
踊りまくった一人なので、公式サイトにある試し読み分だけみてきた。
うーん歴史物描くには画力がちょっと……。
まーシェイクスピア原案だしトンデモ設定なところに突っ込みはいれない。
ピカレスクロマンものとして上手に発展していったらいいね。
>>671 以前オトメンの人の新選組物を読もうと思ったけど顔+会話が延々続く漫画で挫折したわ
顔は綺麗だし現代コメディならいいんだけどシリアスな歴史物はちょっと厳しそうだね
リチャード3世といえば森川久美の天の戴冠が好きだった
天の戴冠、読んだことある。
こういう解釈もあるのかと思った。というよりいかにも少女漫画的だった。
蒲生さんがあのシリーズずっと続けていってエドワード4世やリチャード3世の時代まで
描くのだと思っていた頃がありました。。。
この人も画力もうちょっと系だったけど、史実考証わりとしっかりしていた。
蒲生さん、あのシリーズの続編・新作って触れ込みでコミックを最近出してなかったっけ
まだ買ってないんでどうなっているかよく分からんのだけど
>>674 なにー?!とぐぐってみた。
新作はキンドル版の8月にでたやつかな?黒太子の描き下ろしらしい。
書籍はないんだorz。電子書籍はまだ手を出してないんだけど
これを機にちょっと考えてみるわ。
作者公式サイト(地味にみづらいッス)では新作のランカスターが年内公開予定。
ツイッターとブログもあるので情報をチェックするにはそっちがいいのかな。
実に私得な情報、ありがとうございました。
リチャード3世ってシェイクスピアでは極悪人(悪人としての魅力があるけど)として描かれてるけど、
本当はそんな悪人じゃなくて正義感の強い人物だったって説もあって、「天の戴冠」もそっちよりな感じだよね。
私はシェイクスピアより先にそっちを読んでそのイメージが強かったんで、
はじめて「リチャード3世」を読んだ時はギャップが大きすぎて困惑してしまった。
ちなみに秋乃茉莉の「賢者の石」シリーズでも甥たちを殺したんじゃなくて最後まで命を守った善人として描かれてる。
>>666 665さんではないけど、ストーリー的には割と淡々とした感じだった。
(文庫版では同時収録のあずみ椋の産業革命以降のヨーロッパの話の方が面白かった。)
ビジュアル的にはロベスピエールが美形というのでもないけれど、
これまで見た漫画の中でいかにも切れ者的なクールで一番印象に残る風貌だった。
でもこのシリーズ、監修がいいのか全体的に偏りなく客観的に描かれていて好感がもてるので、
個人的には学習漫画の中でもおすすめだと思います。
>>676 「歴史は勝者が作る」の典型だからね>リチャード3世
漫画や創作物に限らずリチャード3世が人気あるのはシェイクスピア大先生の嵌まり役が
あったことが大きいが、政治手腕に長けた人物はそれだけでも冷徹な印象になりがち
河村恵利さんの作品は、キャラが全員死んだ魚みたいな目で表情に生気が無いのが気になった
あと、この人も言葉遣いがあまり良くないね
さすがに横文字は横行していなかったけど
>>680 死んだ魚みたいな目より
目の形が△なのが気になってしょうがない
大阪の人なので大阪が舞台の話はさすがに上手いなーと思うけど
死んだ魚みたいな目かなぁ・・・
子供キャラなんて表情豊かで可愛いと思うけど
最近短編しかないので昔みたく長編が読みたい
河村さんはキャラの見分けが付き難いのがちとツライ
大津皇子と草壁皇子の話は逆に良かったけどw
>(文庫版では同時収録のあずみ椋の産業革命以降のヨーロッパの話の方が面白かった。)
あずみファンとしてはありがとうと言わせてw
(いえ、笈川さんに悪意なんかないですよ)
あずみさんは旧約聖書のマンガ化全3巻もあるのでそちらもお勧め
件の世界史マンガ、集英社文庫では「漫画版 世界の歴史」10巻本になっていて、
市民革命&産業革命の6巻の次には現代史の10巻が、絵もわりに魅力的で好きだ。
里中満智子の「若き日のブッダ」が出たんで、読んでみたけど
正直言って、うーん…
登場人物たちの独白が解説的すぎていまいち面白くない。
前作の「ブッダをめぐる人々」が合理的解釈から描いていて仏伝ものとしては斬新で面白かったから期待してたんだけどな。
清原なつの「光の回廊」なかなか面白かった。里中さんのファンだけど同じキャラでも全然違う
書き方で楽しいね。長屋王とか阿倍内親王とかはこっちの方が好きかもw
>>683 あー なんか忘れたけど女皇子の長編は良かったんだけどね。
ただ男女パターンが定着しすぎちゃってるのが気になる
けして話のクオリティが下がってるとは思わないけど。
古代史や枕草子は良かったから若い頃みたいにもっと冒険してみて話を作ってほしいんだよな。
終わり方は微妙だったけど長編(明日香時代のやつ)は結構好きだったな
長い話はあれ以来描いてないよね
連作はあっても基本読み切り
さいとうちほの「とりかえ・ばや」が面白くてハマっているわ〜
原典がとりかへばや物語だから、話の筋や結末はわかっているんだけど、
絵柄が綺麗で見せ方が上手い
ちなみに自分は中将より帝萌え
平安ものなのに髪結ってない男性キャラがいたので脱落したわ。。。
あの(絵が上手いとはいえない)きらきら馨るでさえ
前髪はあっても皆結ってたのに。
遙かなる時空の中で みたいに、平安時代風の異世界物語と
割り切ればいいのかな。
さいとうちほのは可也期待してたんだが、主人公関係者以外の顔とかがモブ過ぎて…
そろそろ長い作家さんだし、歴史物の新しい知識の取り入れや描き込みきついのかもしれないが
むしろベテランだからこそ手を抜かずに描いて欲しいんですけど
上の方であがってるシェイクスピアの「リチャード三世」で思い出したけど、
シェイクスピアの「ヘンリー六世」ではジャンヌ・ダルクの描かれようがひどい。
卑怯で邪悪で淫売みたいな魔女扱い。
もしあれで初めてジャンヌ・ダルクを知って、そのイメージで他の作品読んだらギャップが大きすぎて驚くだろうな。
まぁフランスと戦争していたイギリスやし・・・
イギリスから見ればそう見えるんだろうな〜と思う
日本の伝記や漫画だと基本的にフランス視点の聖女な英雄だよね
むかーし、数十年前の週刊マーガレットに載ってた短編コメディーで、
ジャンヌ・ダルクがアル中でいい加減でだらしない性格の漫画を読んだことがある。
ジャンヌ・ダルクが現代にタイムスリップしてきた話で、不摂生な生活で余命幾ばくもないと知って
どうせ死ぬなら、死後聖女として20世紀まで讃えられた方がいいと思って元の時代に帰る話。
なぜ、彼女が聖女とされたかというと、火あぶりになりながらつぶやいていた
20世紀で出会った麻薬の名やヒーロー格の青年の名前を、見物していた人間たちが聖者や天使や神様の名前と勘違いして
「おお、それでは彼女は死ぬまで神の名を!」
と勘違いしたから。
>もしあれで初めてジャンヌ・ダルクを知って
日本人でそれだったらむしろスゴイ。
シェイクスピアの中では決してメジャーなほうではない作品だし。
『イブの息子たち』が初ジャンヌという人はいるかな、
ムチぶんまわし女でわりにかっこいいけど。
自分が驚いたのは、現アンゴラ共和国の「ンジンガ女王」
歴史こぼれ話みたいな本で、
好色淫乱、人肉が大好物の人格異常者みたいに描かれているから、読んだ人も多いと思う
でも、これは、ポルトガル側の記録で、当の王国の方では、
美しく気高い女王でポルトガルの侵略と戦った女性で、
その王国だけでなく、ブラック・アフリカのヨーロっパへの抵抗の象徴みたいな女性
http://www.youtube.com/watch?v=TO22jFE5EVg どっちが正しいか、自分にはわからないけどね
立場が違えば、ここまで違う記録が残されるのかと驚いたよ
曹操・曹丕や司馬仲達なんかは魏の側から描くか蜀・呉の側から描くかでかなり違ったイメージになっているよね。
(個人的には魏の側から主人降格で描いた漫画の方が好きだけど。)
フランス革命のサン・ジュストやロベスピエールもメインキャラか脇キャラかでけっこう人物像がが違っている。
ロベスピエールは上にあがっている集英社版の学習漫画の「世界の歴史」で笈川かおるが描いてるのが一番好きかも。
>>698 主人降格でしばらく考えたけど、もしかして主人公格?
>>699 そうです。
ごめんなさい、書き込んでから気が付きました。
普通に通じたよ
「主人降格」なんて変換があることに驚きだw
ロベスピエールやサン・ジュストは主人公かそのサイドで出ることがけっこうあるけど、
ダントンがメインは見たことない
(『杖と翼』で味のある脇役だけど)
やはりビジュアルは重要だ
ロベスピエールも漫画の中でのビジュアルはあまり美形には描かれてないけどね。
「ベルばら」はまあいいとして、「杖と翼」や「薔薇のジョセフィーヌ」なんかでは
むしろ残っている肖像画よりちんちくりんでひどい気がする。
森川久美の漫画のサヴォナローラ見たあとに肖像画見た時はショックだった
>>691 手抜き多いよね画面が明るくて見やすいけど古典らしくない
どんな身分の女性でも顔や姿が丸出しで現代人のコスプレっぽい
読者のほとんどはキャラ萌えと女押し倒しで盛りあがるみたいだし
705に書き忘れた
場面転換はなめらかで主役の生真面目さもきちっと表現してると思う
だからよけい残念、あの雑誌の方針には合わせてるのかもしれない
とりかえばやは今までのさいとうちほ作品に比べるとイケメンが少ないよね
せいぜい睡蓮(男の娘だがw)・石蕗・帝・吉野の宮くらいしかいない
でも、キャラの顔がモブくても、作画自体は手抜きだとは思わないな
作家スレでどうぞ〜
>>704 私は美内すずえの「白ゆりの騎士」を読んだあとシャルル7世の肖像画見てショックだったな。
漫画の方の長髪の美形のイメージが刷り込まれてたから。
>>661 途中までは独自設定やご都合展開も楽しく読めた
ただ近衛信輔はああまで貶める必要はなかったと思う
あの書に出会って涙が止まらなかった自分は脱落した
「イシュタルの娘」は、ヒロインが巫女気質で異能の持ち主ってのが嗜好的に受け入れにくい。
タイトルからしてそれが作者にとっては必須なんだろうけど、
そういう超常的な要素のないリアル設定だったら、個人的にはもっと面白かったと思う。
ブ男が史実のロレンツォ・ディ・メディチも
本当にブ男に見える絵で描かれたことはほぼない。
肖像画に似せているのは惣領さんくらいしか知らない
(醜くは見えないけどね)。
少女マンガじゃないけど、かわぐちかいじのも男前だったし。
豊臣秀吉は脇キャラだと肖像画に似て描かれてることが多いけど、
ヒロインの相手役だとかなり美化されてる。
特に「戦国美姫伝花修羅」はすごいイケメンに描かれていて一瞬、同名の別人かと思った。
花修羅の秀吉はヒロイン母に恋慕してた設定がおねねファンの自分には
受け入れがたかった(お市様にならともかく)
オリキャラに好意を抱かせるのは歴史物では諸刃の剣だね
その漫画なら信長の設定の方が受け入れがたくて途中で読むのをやめたわ
>>712 彼が主人公やメインキャラの漫画自体少ないしね。
でも、肖像画のロレンツォも美男というほどではなくてもそれほどブ男には見えないけど。
>>715 自分は聖女扱いされていた母親が堂々と托卵していたのがダメだったわ
主人公に対する父親の態度ヒデーって思っていたけど
自分の子じゃない上に男児だったらお家乗っ取りだったんだから
そりゃ母子共々冷たく当たるわ・・・と逆に同情した
托卵疑惑はさんざん書かれてたが托卵はしてないような
信長が何もできなかったとか言ってなかったっけか
花修羅は歴史どうこう以前に主人公ageが凄まじくて引いてしまった
信長も光秀も秀吉もオリキャラも全て主人公絶賛しまくりってどうなのかと
>>718 オリキャラの主人公をねじ込んで持ち上げたら歴史も話も破綻したのを
登場人物のドヤ顔と絶叫で感動的にもりあげてた感じの漫画だった
読者置いてけぼりはツラい
某未来SF漫画を思い出すな。
歴史物に限ったことじゃないけど、読者サイドから見て納得できる人物として描かれてないのに
作中持ち上げまくられてるキャラはイラッとくるね。
岩崎陽子の無頼を読んで芹沢鴨がとんでもなく美形でかっこいいことに驚いたんだけど、そもそも芹沢鴨が不細工な印象になったのは何故なのかな?
木原敏江あたりでは既に不細工になってたけど。
大河の新撰組だと佐藤浩市が演じてたからイケメン枠じゃなかろうか
当時の人にしちゃすごい大男な人だよね
手塚治虫の「新撰組」 萩尾望都が中学生の時の作品だが、
これで、既に不細工
>>722 岩崎さんの新撰組は似たような顔が多くて美形と不細工の差が分からなかった
子母澤寛とか司馬遼太郎とか読んでないけど
不細工説の源流ははこのあたりなんだろうか
和田慎二の「あさぎ色の伝説」では芹沢鴨って中性的な美形じゃなかったっけ?
それより、残ってる肖像画ではどうみてもブ男に近い沖田総司が漫画では美形となってるのが不思議だ。
やっぱり、剣豪で若くして結核で死んだから?
肖像画に近く描かれたビジュアルのは少女漫画じゃないけど山科けいすけの「サカモト」くらいしか知らない。
芹沢鴨は、不細工というより、粗暴な印象がある
でも、子母澤にしろ司馬にしろ、かなりの捜索が入っているみたいだし
729 :
728:2013/11/10(日) 22:04:21.78 ID:???0
捜索→創作
沖田は、「燃えよ剣」の中で美青年となっているね
まあ、夭折した剣の天才は美青年でないと様にならないしw
>>729 実際はヒラメ顔だったらしいけどねw
ドラマ的には美青年の方が盛り上がるよね
「あさぎ色の伝説」では沖田総司はきりっとした美形に描かれてるけど、
作中さかんに「ヒラメ顔」と言われてたんで、「ヒラメ顔」ってああいう美形を言うのかと子どもの頃思っていたw
沖田は肖像画(写真?)を見た時にショック受けたけど
幕末ってこういう顔が美青年だったのか!
という方向のショックだったなw
実際、美的感覚なんて時代や民族によって違うものだし
浮世絵なら美形とされる顔の系統のような気もするし
いやー史実美形は土方の方でしょ
あまりのイケメンぶりに「この人の姉妹なら美人に違いない」って
縁談が舞い込んだとか
あーウチに魚拓がいっぱいあった
ヒラメとか何だかんだ字面だけで頭の中は海中だった
漫画で決定的不細工枠だと感じたのは木原さんのだったけど、そうか、手塚があったか。芹沢鴨。
あさぎ色は、というか、和田さんはあまり不細工なキャラ登場しなかった気がするな。
なんにしろ今少女漫画で魅力ある歴史人物描いてもらえたら嬉しいよ。
主人公・善人=美形
悪役=不細工
とわかりやすく描く人いるね
憎まれ役が美形だと人気でちゃうもんね
源義経も実際はブ男だったっていうね
「平家物語」ではチビで出ッ歯となってるけど、
漫画ではチビはともかく、出ッ歯の義経って見たことないなw
手塚治虫の「火の鳥」の義経はどちらかというと悪人だったけど、美形だったな。
源義経が実は女性だった・・・と言う作品が結構あるよね?
リョウとかね
漫画化された藤本ひとみの小説でもルイ14世が女になってて、史実では女性の人が男にされてたわ
これは漫画の原作として書いたのを、後から小説にして出したものだったはず
最近は源義経じゃなくて伊達政宗とか信長が女性だった創作物が増えてるような気がする
こういう女体化武将の対象にもブームがあるんだろうか
男性向け漫画やアニメでは三国志とか女性化してるのが多いよね。
ちょっと違うけど一騎当千とか三国乙女とか。
「大奥」みたいに完全に男女逆転設定もそのバリエーションかな。
>>744 登場人物全員女性化はギャルゲが元ネタ
男子の好きな武将&可愛い女の子という組み合わせ
>>744 ゲームだけど、コーエーの決戦で三国志やった時に一部のキャラが女性化してた。
最近の女性化デザインみたいな(ギャルゲっぽい)有り得ない露出とかなかったからつい受け入れちゃったけど、于禁がオカマなのだけは泣いたわ。
乙女ゲでも関羽が女体化しております
この流れでふと思ったけど歴史・時代ものに限らず
「面白い設定」じゃなく「面白がる設定」が増えたような…
普通のは描き尽くされた感じだしね
大体の有名人は描き尽くされたから、実は女だった、○○だった〜のようなとんでも設定を考えるか
よっぽど知名度の低い人物を探し出してくるか…だね
青池保子のアルカサルのドン・ペドロも、日本の一般知名度は低かったし
>和田慎二の「あさぎ色の伝説」では芹沢鴨って中性的な美形じゃなかったっけ?
いや違う、でっぷりして目のギョロっとした悪役顔だった。
もしかして清河八郎と混同してる?
史実無視の美形化は珍しくないけど、
『無頼』は好きだけど、
「美形の芹沢鴨」だけは受けつけられない〜〜!
少女マンガだと、セリフの上では非美形のはずなのに、
絵がそれを裏切っていることもしばしば。
森川さんのロレンツォなんて、
「わたしはそれに恵まれなかったので美にこがれてやまない」などと、
その顔で言うかって感じ。
森川さんとしては美形にしようと意図しないでフツーに描いているだけなのだろうが。
少女漫画のヒロインが、「私って地味だし冴えないし可愛くないし」と自虐しても、
瞳が大きくてふんわりした髪で可愛い場合が多いしな〜w
あるあるw
途中から美形になるというのも。
成長につれ顔が締まったり緊張した表情が多くなったりは自然で良い
まあ、少女漫画はどうしても主役級はある程度美形を普通の基準にするよね。
森川さんのロレンツォがあのセリフを吐くのは、確かにその顔なら充分恵まれてるよなんだけど、あのシーンは切なげで綺麗であの表情は印象深い。
あれが肖像画模写したような絵なら「はあ、そうですか」としか思わなかっただろうな。
無頼の芹沢鴨も無頼の登場人物とだけ考えれば魅力的な人だった。悪人面の芹沢鴨じゃ、あんな悲哀は感じなかったと思う。多分。
近藤勇は写真が残ってるせいかごついビジュアルで描かれることが一般的だけど、
かやまゆみの「時をかけた少女たち」でヒロインの相手役になってた話ではかなり美化されて男前になっていた。
「時をかけた少女たち」も台詞がくだけ過ぎていて、コレじゃない感が酷かったわ
作者が故人だからあんまり悪く言いたくないけど
山岸凉子や長岡良子の歴史物や時代物も登場人物がカタカナ語をけっこう使ってるよね。
「日出処の天子」を初めて読んだ時、この時代の人間にこんな言葉使わせていいのかなと思った覚えがある。
>かなり美化されて男前になっていた。
あの作者の絵の標準で描いてあるだけなんだろうけどね。
森川さんのロレンツォや河村さんの秀吉も同様。
『あさぎ伝』『風光る』の沖田も、セリフではヒラメと言ってるのに
絵は単にいつものヒーロー顔w
そりゃ、ほんとにヒラメで見たいわけじゃないけどw
里中満智子の「浅葱色の風」の近藤勇は写真通りごつい。
そして同じ作者の描く「天上の虹」の藤原不比等は近藤勇と似たごつい要望だけど、
章によっては主役級のポジションでシリアスに描かれてるけど、美形じゃなくても全然違和感がないのは、
作者の力量によるもんだろうか?
↑要望じゃなくて容貌だった。
>>760 あれはわざとかなと思ったことがある。
登場人物に現代語を使わせることで、
これは、ファンタジーですよ、史実じゃありませんよということを
読者に思わささせるために
当時は仏教が広まってなかったので
「地獄」とかすら使えなくて苦労したって山岸さんが言ってた
>>761 しかしひらめを少女漫画風に描くというのもなかなかツライと思う
少年漫画家なら女性でも描けるかな、 うん
少年漫画でも文字通りにひらめ顔の沖田なんて見たことないよ。
ヒラメ顔って普通に描きにくいしな
美形の方が描きやすいw
青年漫画だけど「仁−JIN−」の沖田はまさにヒラメ顔だった
>>752 和田慎二の「あさぎ色の伝説」の芹沢鴨って細身で白目のない絵柄じゃなかった?
>でっぷりして目のギョロっとした悪役顔だった。
これって渡辺多恵子の「風光る」じゃない?
>>765 金子という言葉も出たけど、当時は、日本にはまだ貨幣はなかったはずですし
本屋で平棚に並べられてた「王国の子」
あらすじ読むにエリザベス1世の話みたいだけど
歴史物なんでしょうか、それともファンタジー色が入っていたりする?
絵柄はぐぐって見る限りわりと地味系だった。
テューダー朝の豪華な衣装を、アルカサルの頃の青池さんや
チェーザレの惣領さんみたいな絵で読みたいもんだ。
王国の子は、イギリス&エリザベス一世をモデルにした架空世界だよ
国名のイギリス→ゼントレン以外は、父ヘンリー(結婚6回)、姉メアリ、弟エドワードをはじめ
父最後の王妃キャサリン・エドワード・シーモア・ウィリアム・セシルとかまんまだけどなw
ぶっちゃけエリザベス一世もの(+身代わりの影武者)として読んでもさほど違和感ない
>テューダー朝の豪華な衣装を、アルカサルの頃の青池さんや
チェーザレの惣領さんみたいな絵で読みたいもんだ
青池保子の「エル・アルコン」や風間宏子の「ビオランテ」はどうかな?
ありがとう
なんでそこまで史実そのまんまなのに国名変えて架空世界にしてるんだかw
史実厨からの突っ込み避け?
本来描きたいのは少年が女性の影武者になる部分でその他の設定は
既存のものを拝借してるだけだから?
史実を大幅に脚色した作品もたくさんあるのにね。
わたなべ志穂の「華の姫」を読んだ
茶々のお話なんだけど、時代物でも相変わらず男キャラはハゲが心配になる薄毛なのに
スカしたキャラで笑ってしまったw
どの男キャラもみんな薄毛っぽいだから、描く時の手癖なんだろうな
>>770 『風光る』もそうだけど、『あさぎ伝』でも鴨はでっぷりギョロ目だった。
細身では全然ないし、目の中では白い部分が大きかった。
いや、「黒目」部分も黒くなかったような。
沼先生タイプの目。
>>775 読んだ印象だと、後者のような気がした。
この作者って現実の歴史を下敷きにして架空の国の話を作るのが好きなんじゃないかな
「赤の世界」って連作オムニバスもヨーロッパの架空らしい国の第二次大戦から現代までが舞台のファンタジー+SFっぽい話だったし。
それって悪くいうと自分で一からオリジナルの話作る気がないってことじゃ
漫画にしろ小説にしろ現実の歴史を下敷きにした架空世界話は珍しくないけど
(たとえば、なぜ今また漫画化?と思ったアルスラーン戦記とか)
風俗や人物の名前・関係まるっとそのままというのはさすがにどうよと個人的には思う
>和田慎二の「あさぎ色の伝説」の芹沢鴨って細身で白目のない絵柄じゃなかった?
それは清河八郎じゃない?
目は海槌麗巳タイプ。
「王国の子」はエリザベス一世のパラレル二次創作みたいな感じがしないでもない。
作者がエリザベス一世の物語を考えてる内にふくらんだ妄想を漫画化したみたいな。
そういえば『ガラスの仮面』の劇中劇『ふたりの王女』も、
エリザベス1世とメアリ・スチュアートの話を考えていて出来たという噂。
油ののっていた時期のミウッチーが描いていたら面白かっただろうな。
>>782 噂じゃなく、公式にそう発表されたんだよ
ガラかめスレのまとめサイトから引用するけど、
2001年頃に発売されていた再収録雑誌に、花ゆめ編集部が作った
「ガラ仮面新聞」というページがあって、そこに書いてあった
ttp://www31.atwiki.jp/garakame/pages/18.html > 舞台 『ふたりの王女』 ★主な出典:月刊ガラかめ第8-9号
> ※第9号ガラ仮面新聞より:16世紀に実在した、イングランドの女王エリザベス1世と
> スコットランド女王メアリーの2人の女王が、美内にインスピレーションを与えたと紹介されている
沖田総司の肖像画は、本人そのままじゃなくて、姉のおみつさんのまごを元にした想像図だって言われてるよ
ところで、ヒラメ顔って、どんな顔なんだろう??
じゃりん子チエのひらめちゃんみたいな顔w
つーか、日本人の中でものっぺりして凹凸ない感じ?
おひなさまの顔では
と書くとなんか美形みたいだ
日出処天子の王子もヒラメ顔だし
>>782-784 作者本人がインタビュー記事で
「本当はエリザベス一世とメアリ・スチュアートの漫画を描きたかったけど、
『ガラスの仮面』にかかりきりで描く余裕がなかったので、かわりに『ガラかめ』の劇中劇として
二人の話を取り入れた」
と言ってたのを読んだことがある。
でも、美内すずえがストレートにエリザベスT世とメアリ・スチュアート本人の話として漫画にしたら
ガラかめの「二人の王女」ほどには面白くなかったかも知れない。
この人の描いた歴史物って「はるかなる風と光」にしろ「白ゆりの騎士」にしろ
史実が濃い部分より、オリジナルの創作の部分の方が面白かったし。
「二人の王女」もエリザベスとメアリの歴史上のエピより完全な創作の人物やエピの方が印象が強い。
二人の王女は、異母姉妹の話だったから
メアリー一世とエリザベス一世の話だと思っていたので
メアリースチュアートとの話だと知って今びっくり
メアリー一世との子供時代の設定と、
メアリーステュアートとの大人になってからの女王同士の戦いを混ぜたのかしら
「二人の王女」は歴史上のエリザベスとメアリの関係をベースに
作者が先行して描いた「王女アレキサンドラ」の先祖たちの話として描いたのかな。
「王女アレキサンドラ」は19世紀の架空の王国の話だけど、どっちも国名が「ラストニア」。
(なんかラトビアとエストニアを足して割ったような感じだけど、地理的にはバルト海沿岸の設定?)
王女アレクサンドラ、
19世紀末あたり?の広がりがないドレススタイルが美しくて
絵だけでも楽しめたわ。
伯爵令嬢も話自体はわりとトンデモなんだけど
華やかなドレスや毛皮やら何やら(と、濃厚な細川節)は
今でも好きでたまに読み返す。
伯爵令嬢はヒロインの乗った乗りものが必ず事故る
そして大勢の死者が出てもヒロインは絶対助かる
もしかしたら後年のタイタニックにも乗船してたのかもしれない
「二人の王女」のオルゲリドは生い立ち的にはエリザベス一世だけど、
成長後の生き方や外見のイメージは池田理代子の「女帝エカテリーナ」ともかぶる。
もし、「王女アレキサンドラ」がオルゲリドの子孫だとしたら、
やっぱり、形だけの夫を幽閉・暗殺して、愛人つくってその間にもうけた子の子孫ということになるんだろうか?
とか、妄想したりして。
エリザベスとメアリの線から行くと、アルディスと駆け落ち相手の子孫ということになる。
エカテリナ二世は、ロシア帝国の継承権を持たず、夫から譲られたという形だった
そして、皇太子は、一応、夫の子(のはず)だった
だから、正式な夫を持つことができなかった
でも、オリゲルドは、正式な王位継承者だったから、アシオの死後、再婚はできたはず
796 :
795:2013/12/02(月) 22:54:10.02 ID:???0
エリザベスとメアリの関係で言うと、
エリザベスは子供がなかったから、後継者にメアリの息子を指名している
現イギリス王家は、その子孫
子孫を考えたら、最後に勝ったのはメアリということになるw
だから、この関係を当てはめるなら、
オリゲルドの死後、アシオとの間に子はなかったので、オリゲルドは、
後継者選びのため、アルディスの後を追い続け、その子孫を後継者に指名というところか
>>756 >途中から美形になるというのも。
成長につれ顔が締まったり緊張した表情が多くなったりは自然で良い
男キャラの場合、ヒロインの相手役になって途中から美形になるケースもある。
これは別に時代・歴史物に限らないけど。
「ベルばら」のアンドレなんて最初の頃はほとんどモブキャラみたいな地味な顔立ちだった。
自分もまっさきにアンドレが浮かんだw
少年漫画だし、ヒロインの相手役でも何でも無いがヒカルの碁の伊角さんとかwww
『陽の末裔』の外伝とも言える「懐古的洋食事情」シリーズでは、
本編の脇役が主人公になったら
別人のように美化されていたことがしばしば。
「天上の虹」の新田部や諸兄もその口かな。
本編が長いから登場するのは続編に当たる「長屋王残照記」や「女帝の手記」の方が先だけど、
二人とも年取ったとはいえ別人過ぎるだろw
薔薇のジョセフィーヌが駆け足で終わっちゃった
ギリシア皇太后になったエイメはジョセイフィーヌを離婚したナポレオンを恨んでたというけど
ページが足りなかったのかそのエピソードもやらなかった
>>802 終わっちゃったんだ?
コミックスではやっとこれから本編かと思ってたのに。
まあ、彼女の人生は実際、皇后になるまでの方がドラマチックで面白いかもしれないけど。
離婚後の人生も面白いと思うんだけど
最期までジョセフィーヌは優しいいい女でナポレオンと相思相愛でみたいな
キレイキレイなままだった
エイメはオスマン・トルコでは?
オスマンといえば黄金の鳥籠
スレイマン陛下、相変わらず後宮の女の争いは自力でカタつけろ俺知らねの超放置主義
マヒデブランのヒュッレム攻撃が相変わらず手駒の宦官に襲わせる→失敗続きでマンネリ化
生まれる子は時期からしてメフメト皇子ぽいけどこの作品でどちらが父親なんだろ
今回特に後半のモブシーン担当アシは板東いるかさん?
どうせなら普段書いているぶんか社雑誌でヒュッレムなどオスマン・トルコ描いてほしいわ
くどい絵柄だけどすごく上手い人だから映えそう
篠原千絵があっさりした絵なだけに、アシスタント絵の濃さが悪い意味で引き立っていたな
>>805 板東さん、先月号のまんがグリム童話でオスマン・トルコ物描いてるよ。
ヒュッレムの孫のムラト3世の時代の話だった。
シャジャル・アッ・ドゥル描いてくれないかな?
マムルーク朝の開祖
当時の歴史書には、「比類なき美貌と知性を併せ持つ」と記録されているそうだ。
元をただせば、ハレムの女奴隷だったが、身分を解放させて皇后まで上り詰めた。
夫の皇帝が重病で死にかけていたとき、十字軍が攻めてくる
その最中に、皇帝は死亡。シャジャルは皇帝の死を隠して場内をまとめ上げ、
50日間の攻防戦の後、敵王を捕虜にするという手柄を立てる。
莫大な身代金と講和条約で王を解放するが、この時、ハレムの性奴隷上がりの政治的手腕に敵も味方も舌を巻いてしまう。
これで、軍と官僚とを味方につけ、子がいなかったので、自分の子でない皇太子が後を継ぐが、
この人がなぜか窓から落ちて死んでしまう・
そして、代わりにシャジャルが即位。女スルタン(スルタナ)に。
しかし、女の支配を嫌がる人が多く、政治がうまくいかない
しあkたないので、適当なのを、無理やり、前妻と離婚させて結婚して、相手を皇帝にして裏から操ろうとしたが、
新しい夫は、皇帝にしてやった「恩」を忘れて、いうことを聞かない。
仕方ないので、殺して新しいのを探したが、夫殺しなので、敵を激怒させ、味方も離れて行った
敵につかまり、離婚させた前妻に引き渡され、その前妻も「女を殺すのに男の手は借りない」と女奴隷たちに木靴で殴り殺させる
在位50日
長いこと無視されてきたが、正式な即位式を上げたことと、短くともその間に善政を敷いたことによって、最近、皇帝に数えられだした
歴史物に限らず黒人女性がヒロインの漫画自体あんまりないしね。
肌の色のトーンやベタが面倒だからだろうか?
里中満智子や長岡良子のオペラの「アイーダ」を漫画にしたのでもなぜかアイーダは白い肌だったし。
竹宮恵子がジプシーのセルジュの肌にトーンを貼ろうとしたら
編集から止められたって経緯があったな
一番の理由は人種うんぬんというより読者人気が出ないからだと思う
さいとうちほの円舞曲シリーズやブロンズの天使では英印混血やアフリカ黒人の血を引くヒーロー格がトーンを貼った黒い肌になってたけど。
プーシキンなんて肖像画で見る限り、純粋ののロシア人ほど白い肌じゃないにしろ、そこまで黒くもないのに。
あれは作者の好みなんだろうな。
プーシキンって母親も白いよ…日焼けサロン行けば黒くなるかも
カラー絵を見て、誰だろう?この人って本気で分からなかった
美人妻と金髪男と並べても見分けやすくするためじゃないかな
それから、顔色を黒くすると、感情を表現しにくいからじゃないか
白土三平「バッコス」は登場人物は黒人なんだが、
顔色は白が基本で、光の加減でつやとして黒く見える(意味が分かるかなあW)って感じだった
探したら、メキシコのマリンチェとかベトナムの超姉妹とかインドのラクシュミー=バーイーとか
歴史ものにしたら面白そうな女性は多いんだけど、日本ではまだまだ無名
ああいう国が先進国になったら、知られるようになるのかもしれないが
超姉妹は「怖いグリム童話」で安武わたるか誰かが書いたのを読んだことがある。
同じ雑誌でラクシュミ=バーイーの話もあったかも。
本人が有名じゃなくても、作者が魅力や興味を感じて漫画のヒロインに描かれた人物はあるけどね。
文月今日子の「銀流沙宮殿」のゼノビアとか水野英子の「エリザベート」とか、
私は両方とも漫画を読んで初めてその存在を知った。
小説や漫画から有名になった人物もあるね
チェーザレ・ボルジアなんか、塩婆の「チェーザレ あるいは優雅な冷酷」で知られるようになったんじゃないか?
また、池田理代子が「女帝エカテリナ」を連載していたころだけど、
ロシア大使の席に侍った芸者さんが、当時の人物にえらく詳しくて、
ロシア大使から、なんでそんなことを知っている?貴女は本当に芸者かと
怪しまれた事があったらしい。まあ、大使を接待するような芸者さんだから、トップクラスの人で、教養のある人だったんだろうけど
「女帝エカテリーナ」の連載時代というと、まだソビエト時代だからなあ。
スパイとでも思われたのかもw
逆の場合だけど、大学の時、ロシア語の先生は学生時代語学の勉強のため、毎月ソ連大使館でやってた映画上映会に通ってたら、公安からマークされたという話を聞いた。
マリーアントワネットだってベルばら前はそんな歴史的有名人でもなかったらしいしね
作者がフランスに行った時、現地人に「なんで日本人のあなたがそんな人物に興味あるの?」と言われたとか
チェーザレはもともと歴史上、割とメジャーだったんじゃないのかな。
(ていうか、私は「優雅な冷酷」の方をむしろよく知らなかった。)
皇妃エリザベートやルートヴィヒ二世なんかはミュージカルや映画が知名度に反映してるかも。
あ、今年の大河ドラマの新島八重もか。
そうかな
マリー・アントワネットは、ツヴァイクの伝記が有名だったが
チェーザレは、マキャベリが「理想の君主」として記録しているね
あと、映画「第三の男」のなかで、
「ボルジア家の悪政はルネサンスを生んだが、スイス、300年の平和は何を生んだか?ハト時計さ」
という名文句がある。
>>822 あの台詞はオーソン・ウェルズのアドリブというのは本当なのかなぁ
15年ぐらい前にウィーンに行ったときは、観光の目玉としてクローズアップされてるのは
とにかくマリア・テレジア、でついでにマリー・アントワネットという感じだった
エリザベートなんてその他大勢だったね、せいぜい運動してた吊り輪がどうこうってぐらいだったw
オーストリアでは人気なかったらしいから、エリザベート
旦那の皇帝は人気あったみたいだけど
舞台エリザベートは本場ウィーン版より
ヅカ版の独自設定の方が評価されて逆輸入されたとか聞いたな
以前は川上貞奴とか日野富子とか大河ドラマでどちらかというとマイナーな人物取り上げると
視聴率が低かったらしいけど、最近は学習したのか、コミカライズを何種類も出したりとか
事前にせっせと宣伝してむしろドラマ化をきっかけに知名度をあげる効果がはかられてるみたい。
江とか八重の桜なんて3種類くらいコミックスを見かけた気がするし。
>>818 ぜんぜん?
チェーザレ何て歴史どこじゃメッチャ有名な人だし
チェーザレって一般的には「ボルジア家の毒薬」という映画で知られるようになったはず
そしてその映画を見て塩見さんがチェーザレに興味を持ったと
エリザベートは、日本ではあまり有名でなくとも、
ヨーロッパでは人気があったのでは?昔から映画にもなって美人女優の役どころだったし
銅像も、旧ハプスブルグ帝国圏に結構あるって
人気はないよ……少なくともオーストリアでは逆に嫌われていたくらい
皇后なのに公務ほったらかしてあっちこっち旅行しまくっていたからね
美人で悲劇的な最後だったこともあって知名度はあったけどさ
まあ王妃や皇后なんて、国をひっくり返すような迷惑行為やらかすとんでもないDQN女か
よっぽど悲惨な死に方するかでないと、歴史的な知名度低いわな
さもなければ、未亡人になってから政治的なイニシアチブとった場合とか。
北条政子とか天璋院篤姫なんかもそのケースだろうけど。
漫画では里中満智子の「アトンの娘」のツタンカーメンの王妃が後半未亡人になる話が面白かった。
>>830 オーストリアでは元々人気ないよ国ほったからして旅三昧だったんだから。
エリザベート少しでも読んでる人なら判るけど、彼女の人気が合ったのはハンガリー。
そもそも彼女の夫はWW1の切欠になったオーストラリア皇太子夫婦殺害当時の君主の妻だから
そんなに昔の人でもないんだよね
節子、オーストラリアやない、リアや
>>833 3行目の意味がなかなかわからなかったけど、つまり
「エリザベートはWW1勃発時のオーストリアの君主の妻」ということだよね?
エリザベートの夫はWW1開戦時のオーストリア君主だけど、
エリザベート自身はその10年以上前に亡くなってるよね
「グルジア」が、ロシア語名のグルジアでなくて
英語の名ジョージアで呼んで!と主張しているけど
(本名は「サカルトヴェロ」)、
オーストリアは「エスターライヒ」と呼んで!と言いたくならないのだろうか。
マリー・アントワネットやエリーザベトはかえって日本でのほうが人気だろうね。
自国で人気あるらしいマリア・テレジアは日本のマンガでヒロインはったことは
・・・・・・庄司陽子のは面白くなかったからなあ。
先日再放送のあった『ちょっと贅沢!欧州列車旅行』「ウィーン」で、
マリア・テレジアといって出した肖像はアントワネットだったぞw
エロイカより愛をこめての皇帝円舞曲はマリア・テレジアがゲストヒロインとも言えるw
>>838 何年か前にオーストリーって呼んでね!って言ってた気がする
>>839 マリー・アントワネットやエリーザベトが日本で人気があるというのは、
日本人の「判官びいき」もあると思うよ・・あと、チェーザレ・ボルジアなんかも
以前、小松和彦(違ったら失礼)辺りの人がおっしゃっていたんだけど
「日本人は、敗者の運命に快楽を感じる。それは、とうとう王朝の交代のなかったこの国の歴史と関係あると思います」
マリー・アントワネットはともかく、エリザベト皇妃は敗者かなあ?
人生の最期は暗殺だから悲劇的ではあるけど。
でもオーストリア帝国や帝室の滅亡と彼女の死は直接関係があるわけでもないし。
同じく暗殺されたケネディやリンカーンやガンジーを敗者とするのと同じ程度に違和感はある。
人生を自分のやりたいことができずに終わったんだから、十分敗者という気がする
それから見たら、ガンジーなんか今でもその思想は生きていて、暗殺されても十分勝利者って感じだ
キング牧師なんかもね
キング牧師は暗殺されたが、その思想は、人類の歴史とともに永久に残る
十分、勝利者って感じだ
>人生を自分のやりたいことができずに終わったんだから、十分敗者という気がする
それ、基準にすると、一見勝者に見えて敗者ってのは結構いそうだよね。
漫画の主人公なんかはラスト、「人生に悔いなし」より「私が望んだのはこんな人生ではない」って方が多いかも。
そうするとほとんどの主人公は敗者?
皇妃エリザベートの孫娘を描いた水野英子の「エリザベート」なんかは
ヒロインが生涯その時々で自分の望む生き方貫き通したって意味では勝者なのかも知れないな。
エリザベートは、不幸はあったが本人はわりと好き放題生きてたとも
自分の向いてない世界に押し込まれてしまった人生だったとも
創作的にはどっちでも出来るタイプの人だよね
>>841 あんまりヒツジの国と間違われるんで、違う国アピールがんばったけどあっという間に挫折した模様ですw
エリザベートは自国は兎も角、美貌の王妃としても有名だったから、
各国王室の中で関心を引いていたことは確かだとおもう。
>>845 それ言ったら、火あぶりになった盗賊だって満足してるかもしれないし。
そもそも満足か不満足かなんて本人以外わかんないぞ。
845は実際の当人じゃなくて「漫画の主人公」としての話だけどね。
まあ、立場上は敗者でも、自分の生き方には満足したって描かれ方の人物も結構いるしね。
どっちも主人公になってるコミックスは一作しか読んだことないけど、
天璋院篤姫やメアリ・スチュアートなんかは敗者側だけど、自分の意志を貫いたように描かれてたし。
「王妃マルゴ」の2巻を読んだ。
けっこうシビアな歴史上の事件が出てくるのに、
恋に恋するヒロインはじめ主な登場人物が世間知らずな10代の王族なもんでなんかノリが学園ラブコメな感じ。
過疎ってるのが寂しいので私のベスト5なぞ(順不動で)
日出処の天子(山岸凉子)
天上の虹(里中満智子)
眉月の誓(長岡良子)
華の王(市川ジュン)
お嬢様と私(加藤四季)
世界史苦手だから日本モノばっかりなってしまうなぁ、唯一の海外モノがギャグとか・・・
源義経の正妻とその子供って、静の影に隠れて存在すらすっかり忘れられがちだけど、「華の王」ではちゃんと最後までいっしょにいたのが良かったな。
ああ
正妻の方もっと取り上げられるといいよね
竹宮惠子の『吾妻鏡』(マンガ日本の古典シリーズ)に登場する義経の正妻は
もちろん夫と運命を共にする所まで書かれているんだけど
「静とも姉妹のように仲が良かった」というのは本当なんだろうか
アゼルバイジャン
アゼルバイジャン
アゼルバイジャン
アゼルバイジャン
859 :
花と名無しさん:2014/02/11(火) 17:51:49.30 ID:LyXPmt9Y0
竹宮惠子の『吾妻鏡』よると北条政子は日本最初のウーマンリブで一夫一婦制を主張した女性となってたからね。
なんかイメージが里中満智子の「マンガギリシャ神話」のヘラとかぶる。
政子の視点から描いた「華の王」で義経の正妻がしっかり描かれるのは当然といえば当然だろう。
「薔薇のジョゼフィーヌ」の最終巻読んだ。
確かにラスト駆け足すぎてあっけなかったかな。
エイメが回想と手紙でしか出てこなかったのも残念。
でも、ジョゼフィーヌの死まで描いた漫画読んだの初めてかも。
池田理代子の「エロイカ」は最後どうなったんだっけ?
>エロイカ
持ってるのに記憶があんまりはっきりしないw
ナポレオンが皇帝の座についてからはかなり進展が駆け足になってて
もう作者がさっさと終わらせたがってるのが丸分かりな雑な描写だった
流刑島に送られて死ぬまでの顛末は、ナレーションでサクサク進めて終わったような
探し出して久々に読んでみよう
862 :
花と名無しさん:2014/02/28(金) 18:36:41.33 ID:HdZKMTIr0
あげ
歴史秘話ヒストリア、先週は和泉式部だった
江平さんの恋ひうた、そういえば帥宮編は中途半端なところで終わったままだ
単行本未収録だし、雑誌とっとけばよかった……
フラワーズは今さいとうさんがとりかへばや連載しているので
時代がもろ被るから掲載難しいのかも
なんにせよ気を長くもって待ってます
黄金の鳥籠
スレイマン陛下の母上もやはり只者ではありませんでした
可愛い息子のために障害はなんとしても排除したいマヒデブランの気持ちも
わかるんだけどな、なんてったって皇帝になれなきゃ殺されるんだもの
皇女の一度だけの問いにヒュッレムは何と答えるんだろう
本人だってわかんないのに
次回はロードス包囲戦かな
メフメト2世の次代(バヤズィト2世)次々代(セリム1世)ともに即位時は
兄弟たちとの争いがあったから、メフメト2世が孫とクリミア・ハンの姫を
めあわせたとしても、その子孫が順当に帝位につく保証はなかったんじゃあ
とふと思った
前に話題にあがってた菅野文の「薔薇王の葬列」の1巻が出てたんで読んでみた。
この作者の新撰組物は読み終わったとたんに内容忘れるくらいつまらなかったんであまり期待してなかったけど、
これはなかなか面白くて続きも期待できそう。
まあ、作者の完全なオリジナルじゃなくてシェイクスピアが下敷きになってることも大きいんだろうけど。
コミックスでてたんだ
歴史ものは絵で楽しめる部分もほしいと思う派なので
いまいち食指が伸びなかったが……
だいたいどれくらいで終わりそう? まだわからないかな
数冊で終わるようなら買ってみようかと
ずっと新再生縁を読んで来たけど、劉大人があまりにも下衆過ぎて脱落しかかっているわ
>>866 確かにどれくらいの長さになるかはまだわからないけど、
「リチャード三世」と「ヘンリー六世」が下敷きらしいから数冊で終わるんじゃないかな。
ヘンリー六世の人物像は個人的には原点より印象に残る描き方で好き。
失礼、原点じゃなくて原典だった。
>>868 ありがとう
店頭で見かけたら試しに買ってみる
あさってはイノサン4巻だ、またしてもいろいろ衝撃的な内容なんだよな
お人形の回は衝撃的だった
『薔薇王の葬列』のリチャードが鬼太郎に見える
そういや1〜2年くらい前に坂口よしをさんが新懲組の話描いてたな
読切だったから単行本収録されてないけど
そしてタイトルど忘れ
>>872 作者本人のブログに告知されてた「花のおまわりさん」ていうのじゃないかな。
もともと「おまわりさん」ていう呼び方は幕末の新徴組に対して江戸の町の人たちが使ったのからきてるんだとか。
そのことを私は、佐藤賢一の小説「新徴組」で知ったけど、小説自体も面白かった。
いつかドラマ化か映画化されないか期待してるんだけど。
『薔薇王の葬列』、ネットでの広告をよく見るし、
書店にはお試し冊子もあるし、宣伝に中々努力しているね。
なにか便乗したいメディアでもあった?
>>864 国力の差と擁立された恩があるから
ハフサの父王は不利な条件の政略結婚でも受け入れたんでしょ
既出の「王国の子」
面白いけど国名そのままの方が分かりやすくてよかった
エリザベスが女王になるまでをやるのかな