1 :
花と名無しさん :
04/07/01 00:03 ID:yue61Hp9
2 :
花と名無しさん :04/07/01 00:04 ID:yue61Hp9
_ -ー--―- .._ ノ´ ヽ 〃 `ーく , '´ \ / /, ヽ、 ヽ i 、 ( `、ヽ }リ il (jり ノ , ヽ ヽノ Y' , リ ノ / , イ 、、 }li il ! リ }((,イ 〃 , / { {{ r(_ノノ ノ人_ノノ〃_,イリ` }! t {、 い.ヽ.__トこ._'⌒ー-,r_ニ.´^tフ,.イt 彳 /〃 {{下、.‐'フfrrヘ` i '{kタk {{ ヽ',.イ いヽ_ハ. いヾ:ェタ. l ^'宀'´ !ラく小{ `爪_ ゝくヘ ´^ | ,ハ.ノノノ ``ヽ._ゝベ、 _´_ /、(し´ `いr、\ ´ー ` ,.イゝー'´ ゞ-ク{ `丶 .__ _,/l!ト、 /:::l \ / l:::ヽ ,.イ::::::::::! /r:く_ l::::::l`ー- ._ _,.-'´:::::|::::::::::::!_,.-‐''_}::{_ ̄`ヽ:::!::::::::::::`ヽ、 ,.-'´、::::::::::::::!:::::::r'´::,r'´イ ´ト. ̄ヽ::/〉:::::::::|::::::ハ ,::::::::::::i::::::::::::`フ´ヽ'r'7:::l |::| 「`"、::::::::::::!:::/ /:i l::::::::::::::!::::::::::/:::::::::::::l.l::::| !:| |::::::::::ヽ::::::!:/:/:::::| l::::::::::::::::!:::::::::ヽ::::::::::::l:::::ト、 ,!::|.l::::::::::/:::::::!〃::::::::! !:::::::::::::::::!::::::::::::ヽ::::::::!_::ト、 ` ,l:::l:|:::::::/::::::::l/::::::::::::|
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8 :
花と名無しさん :04/07/01 01:27 ID:Ys9BrT+6
>1 御疲れサマー。 ( ´∀`)つ旦~ <茶ドゾー
前スレ、AA発掘してきた者ですが、なんか…と、トップにずらっと来ると妙な圧力 ありますね(w
>さん乙です。 このAAトップだと萩尾さんのスレっていう説得力があるなあ 誰が作ったのか知らないけどホントうまい ところで漫画夜話の再放送っていつになるんでしょうね 夏休み頃かな
今までも職人さんはいたよねw 銀△ネタの吉野家のやつとか
うわっ 10で誰にお礼言ってんだ、私は orz 1さん、スレたてサンクスでした 即死防止カキコ
フラワーズ、うちの近くの本屋さんで売ってない…。 他の所も回ってみたけど全滅っぽい。 読みたいよう、誰か今号の話のバレを…バレを…。
コンビニにもないでつか? 今月のネタバレ キリヤは、キリヤは、キリヤは実は一度・・・・・・・・
ぅきゃゃゃぁあぁぁあああああーーーーーーー!
こらこら
>>14 まさかこの後“ペットセメタリー”のような展開になったのでは?
ジョジョの奇妙な冒険元ネタ検索HP ジョジョ1巻にあったんだが、 ジョ、ジョジョの元ネタの大きな一つが「ポーの一族」ってマジか!? き、気づかなかったけど…!? 類似・馬車が雨の中転がり落ち、子供だけが助かる その子をふびんに思って連れ帰る(エヴァンズの〜) 拾って帰った子供が吸血鬼になる(メリーベルと…) 主人公の名前がすべて同じ 何代にも渡って話が続いていく 懐中時計がなくなって作中鍵となる誰かがそれを持っている(ポーではアラン ジョジョではディオ) など、一巻〜数巻まで以外は見当たらないが、確かに言われてみれば… ジョジョあるよ家に 吸血鬼ネタでも大分違うなあと思っていたのだが…感性が違うとは大きいんだなあ…しみじみ ちなみに初期ジョジョは、 ジョジョの父が馬車から転がり落ちて助かる それをディオの父が発見し、盗みをしようとするが、 ジョジョ父は助けてくれたんだと思う 後々ジョジョ父はディオをひきとってジョジョと一緒に育てる 大切にしていたジョジョ(ジョナサンね、初代は)の懐中時計?をディオがどうかしたんだったかな? 盗んだんだったかなー ディオは吸血鬼の仮面の力で吸血鬼となる などなど
ホシュ
バルバラ、ちょっとお約束な展開になりそうな悪寒。そろそろ折り返し地点かな?
話によって作品としての質に波がある。 今月は下の部類。 今までの最高は第二話。それと、トキオが バルバラで象に追いかけられたり雷ジジのとこで 働いたりする回もよかった。 がんばれハギオ!
>>18 そうかなあ偶然じゃないの
あのサイトちょっとコジツケか隅つつきみたいでいいきぶんじゃないよ
吸血姫由維っていう漫画で、手や頬を合わせて血をあげる、っていうシーンがあって、
意味がわからなかったんだけど、あとでポーの一族読んでわかった。元ネタがあったんだなー
「孔雀の庭」 坂田靖子 次は「わ」よろ。
>>23 ご、誤爆か??
それとも新しい遊びの提案なのか???
>22 まあ勿論吸血鬼物という時点で一定のパターンはあるわけだが、 自分ちにあるジョジョを読むと、ポー由来説を違うよ!とは言えないw むしろそうやって見るとギャグ的というか上手く言えないが面白い
中村うさぎ・倉田眞由美の「うさたま見聞録」ってガイシュツですか? 「アランはホスト顔」のところ、思わずヒザを打ちました。
ジョジョはあからさまにパクってても気づかないこと結構あるね。 パクリっていうかネタ元をうまく扱ってると思う。
>27 二人とも好かん >28 つうか荒木の感性が独特すぎて、ネタ元の匂いを完全に別物にしてる どこかで、「そういえば言われてみれば元ネタはそれだな」と確信が持てる物も、 ずーっと全然気づかなかった ツェペリがレッドツェッペリンだってことにさえ…orz
30 :
23 :04/07/03 23:25 ID:???
ああっっここだったか!! 誤爆スマソ!! orz
なんだかあまり今月のバルバラの話題が出ないね。萎え展開だったかなー。
>31 うーん、ひきのわりには…って感じ
次回がけっこう山場な気がするが、なんだか個人的にあまり好まないオチになりそうで欝。
山場と見せかけて二転三転してほしい展開だったなあ。 ありゃキリヤを手に入れるためのフェイクだと思いたい。
>ありゃキリヤを手に入れるためのフェイクだと思いたい。 誰が手に入れるの?
寝てる人。
寝てる人の性格がようわからんねえ 小さい時もデカイ時も 頼むからエヴァオチだけはよして下さい…
例え要素がエヴァと同類だったとしても、 表現や作品の形としてはまったく違うものになると思うんだけど、 それでもいやなものなの? もしそうなら全部オリジナルのストーリーでないといけ無くなっちゃうけど、 それはさすがに無理だろうと思う。必ず何処かに類型があるよね。
さすがにここ数年でメガヒットだったエヴァがチラつくと、 デジャヴ感は強いんじゃない? みんなひとつなら悲しくなーい、というのは… 今の所、心理要素もまあ被る点もあるし
みんなひとつなら悲しくなーい、だからいっしょになろー、と アオバは主張するが、それに対し そんなことなーい、悲しいことも辛いこともあるのが本当の人生、 と受けて立つのがキリヤ。
「みんなひとつに」は、どっちかというと「マージナル」のラストと かぶるっぽい。 キラが「地球の意思」を感じて溶けていくあたりね。
青羽が起きてた時辛かったのは分かるけど、そこから何で「みんなひとつ」の思想になっていくのかよう分からん。 やっぱりエズラが吹き込んだんだろうか。 だとしたらエズラの狙いってなんだろう…。 結婚してた時からあんなひきこもりチックな精神世界の持ち主だったんだろうか…。
ここには諸星大二郎の「生物都市」を知っている奴はおらんのか?
>>43 |∀゚)ノシ イルヨー
でも「生物都市」は、肉体的な融合の方のインパクトが強いからなー。
イルヨ~〜。 で、バルバラなんだけどそもそもエヴァとは大きなフレームが全然違うので いまエヴァオチとか言ってる人の感覚が上手くつかめない。 意識共有して、とかの部分だけならほとんど関係ないし、そこでケリがつくような 話の構造になってないと思うんだが。火星の話もまだ全然表層部分だし 青葉とエズラは関係あるかそれとも明美の側にだけなのかとか、 まだまだいろいろ伏線はいっぱいだ。キリヤもね。
>43 極論だよ…古いし でもあれ怖いんだよなあ 実は生まれて初めて読んだ漫画。トラウマです…orz エヴァとフレーム違うかなあ… 自分はネタ被っててもあんまり気にならないけど、 エヴァオチの危機感は分かる メインテーマに「補完計画」を持ってこないでほしいなあ、という気持ちが強い テーマが一緒だと、どうしても比べちゃう 山場の時、さあ混ざろう!とかやられたら鬱… それを拒絶して帰ってくるキリヤ→親子和解 とかもっと鬱
>山場の時、さあ混ざろう!とかやられたら鬱… >それを拒絶して帰ってくるキリヤ→親子和解 とかもっと鬱 今回それっぽかったし、同じこと2回やらないと思うが
…すみません。エヴァを知らない私はずっと、『もののけ姫』ぽいぞって、 思ってました。確信の処が…。
個人的にはなんとなくあまり哲学というか精神世界には深入りせず、 このままSF謎解きエンターテイメントに撤してほしいなー、バルバラは。 青羽についてはこれから描写がありそう。無いと困るw
そうだねえ。 前回までは「いよいよこれから念入りな謎解き!」な展開だったのに 今月号でいきなり足を払われた感があった。 でもまだまだ沢山謎は残ってるし、きっとまだ序の口なんだろう。 こんなもんでは終わらないと思う。
萩尾さんに限って消化不良で終わることはないとは思う。 今月は肩透かしだったけど代表傑作の一つに入りそうと期待してるよ。
わしゃ、それより萩尾先生が描線枯れ枯れ病に掛からないか心配で心配で。 今回ちょっとその気配がしたような気がしたんで。 杞憂だといいんですが。
もうちょっと目の書き方は枯れてもいいなぁ。 カレイドスコープアイ
描線確かに気になる まあ、合ってるとは思うけど、どうも繊細さが…
やはり年のせいもあるんだろうか。 漫画家は目・肩・腕・腰を痛める人が多いと聞くので。 休みつつでも連載が続いていることに感謝せねば
明らかな狂いや雑さはないけど、確かに繊細さが危ういかも。でもカラーきれい。
考えてみると明美さんも深いキャラだよなー。 今回なんて、とても女性とは思えんような顔になっちゃって。 若い頃は無神経で押し付けがましいけどまっとうで可愛い感じだったのに、何があってあんな風に…。 新興宗教にはまったトシを思い出しちゃった。
若くて子供できたから結婚したんだもんな。 5年後だったらトキオはアケミとはつきあわなかった ような気がする。 さて、もう一度マリエンバートとお床入りしたときに トキオがマリエンバートの夢に入ったらどんななんだろ。
大黒さんが胡散臭くて気になります。
カラー…きれい…むむ うん、綺麗だけど、全サのテレカだったかのイラストが萎え萎えだったのを思い出した
全サはトキオだったからなー。あれが単行本二巻表紙とかなら応募したのに。
今回の話を見る限り、明美さんはキリヤの謎?について気付いてたっぽいね。 死んだキリヤと今のキリヤへの愛情とかは本当にあったんだろうか。 じいちゃんや叔父さんはまともなのに…。
明美さんは、なんかその場しのぎとつじつま合わせに必死な人に見える 子供が子供産んじゃったっていうか… 前キリヤがどう死んだのか知らないけど、 自分のせいじゃない、自分はちゃんとしてる、自分はちゃんと子供を愛してる、 自分はしっかりした人だ(ボランティア)、っていうのを外に見せよう見せようと してる。 キリヤに対しても、誰に対しても。 自分の価値と存在理由を守るのに必死な感じ。 子供産んだ死んだっていうのも、母性や愛情に関わる問題というより、 自己保身というか…
>>63 おぉ!まさにそんな感じ。なんかすっきりしないキャラだったけど、
自分のせいじゃないって感じで逃避してるッぽい!!私は問題ない!ポーズも強い!
外面が生死に関わるくらい気にしてそう!
まさにいろいろ禿道です。
なんつーか、「○○をしている私って、なんてステキ♪」って感じの 人なんだと思う>明美さん 愛情深く家族に接している私、ステキ。 自然回帰な生活を送っている私、素晴らしい。 その○○に支障が出るようなこと、「○○をしている私」を 否定するようなことは全部、敵や妨害に見えるんだと思う。 単行本派なんで、2巻まで読んだ印象だけど。
そうだねー。明美さんは自分で自分を正当化して、そんな自分しか見たくないんだと。 うまく正論っぽく自分をだましていくタイプ?そのうち破綻しそうだが。 現実にもこういう人いますよね。
トキオと別れる時の理由にしてもなんかすごい自分勝手な感じがしたよ。 一方的に自分の意見押し付けてそれによって相手がどう思おうがお構いなし、話し合いの時間も与えずバッサリ、って感じ。 そりゃ自分の夫が夢に入ってくるなんて嫌だけど、あんな人格を全否定するような言い方しなくてもね。 その台詞言ってる時も余裕の笑顔っぽくて怖い。 こういう女嫌だなあーと心底思ったよ。
68 :
63 :04/07/10 19:06 ID:???
>自分のせいじゃない、自分はちゃんとしてる、自分はちゃんと子供を愛してる、 自分はしっかりした人だ(ボランティア)、っていうのを外に見せよう見せようと してる。 同時に自分にも言い訳してるんだろうね 彼女の虚勢であって、それがないと自己を保てないってことだろうけど それがなければ彼女は無価値なんだろうし 現実には大小違っても誰にでもあるから、明美さんに憑依してみてw 彼女ってどんな人だろうと 思って考えたら、うすら寒くなった。 そういう意味では、ヨハネ(前世の恋人)を先生が彼女に投入したよね? あれが、「女として自分を求める人がいない」(彼女は外への言い訳にしかキリヤを愛していないのだから、 母としての存在理由は心の奥底では無価値)という心の欠乏を、 「前世からの永遠の恋人と決定していて、自分への愛情に一切疑う余地がない」ヨハネという存在 (立派で非の打ち所のない人)で埋めたのだとしたら、先生がやってることは治療…だろうか? 自分の想像でしかないけど、明美さんが時夫をあれだけ嫌うのって、その関係が生々しいからじゃ ないだろうか。 キリヤは自分の子供というポジションで有る程度自由になるし(なんてったってガキだから対等の 人間ではない)、ヨハネは前世の理想化された恋人。先生は先生。ボランティア。 彼女は理想化された、完璧な「美しい世界」で生きてる。 だけど、時夫だけは、よく分からないちょっと頼りない男だし、旦那だったし、好きなようにならないし、何より 自分の暗部を暴く可能性がある(夢見)。 キリヤのことに関わると一番今までの言い訳がバレそうだし。 長くてごめん。
>>67 > その台詞言ってる時も余裕の笑顔っぽくて怖い。
あの顔はほんとにコワイと思った。
>>68 そうか!
あの不自然な離婚の時の態度(とどうしても感じる、私は)も、
「男だから自分の子かは分からない」という
トキオの冗談への過剰な反応も、
離婚した後キリヤに関わる事を極端に嫌がったのも・・・
トキオの能力によって自分の暗部が暴かれる事への
恐怖だったということなのか。
って今ごろ納得してる私ってorz
なんにしても明美さん怖いに1票。
そんで、それは自分もこうなる可能性があるかも、という
怖さもあるような気がする。
そうそう 明美さんに対する嫌悪とか怖い感じって、生理的嫌悪というか、 自分の中にある嫌な面を露悪させられてる感じなんだよね〜。 でも実際は彼女は怖がってるんだと思うんだが… 自分と向き合うことも含め。
72 :
63 :04/07/11 00:34 ID:???
単に想像ですが、もし大黒先生の行っている治療が、「欠けた物を埋める」 ことだとしたら(明美さんに対して)、それはアオバの言う全体になる。 ということにも繋がるものがある気がする 更にその治療実験にヨハネがつきあっていたのだとしたら、 大黒先生はこの件の奥深くに関わっていることになる
>68 離婚時の不自然な態度は、この人に夢見られたら嫌だという個人的嫌悪を、 彼女得意の「世間的にも間違えてない=私間違えてない」というもので 覆い隠してのことだと思う そう本人が思ってなくても、社会的基準で物事をまず考える人間はいない 「世間体」を気にする、とよく言うが、その場合「世間」は有る意味=自己 だから まず自己があって、それが社会に照らし合わされると思う
明美さん自身の闇は癒される、というか改善されることはあるのだろうか…。 残神では母親との関係は多少曖昧に感じたから、バルバラでは白黒きっちりつけてほしいな。 (あれはあれでリアルで良いが) そのことでハッピーな展開にならなくてもね、展開によっては母子の決別とか有り得そうだから。 時夫は明美さんにとってはもう本当にどうでも良い人のままなんだろうか。 二人の関係にも何か変化がほしいと思う。
明美さんに白黒ついて欲しい気は勿論するが、 明美さんが現実と向き合う図って激しく怖い それとも憑物が落ちたような感じになるのかな… とにかく明美さんのヒステリーって心臓に悪いよね
>とにかく明美さんのヒステリーって心臓に悪いよね だね。 本当にものすごく自分勝手だし被害妄想だしで激しくムカつくんだけど、 細かい描写がリアルで現実の生活の中で出会いそうというか。
そうそう 自分、萩尾先生明美さんの描きかた上手すぎと思う 初期の、上にも出てるけど「私って正しいでしょ」的なあのなんとも言えない 違和感、なんかザラっとしたような嫌な感じ! 離婚時の「ん〜、私間違ってる?」もそうだけど、 手元にないからあれだけど、「世界は素晴らしいのよね。未来に希望を もたなきゃ、時夫」とか(伊勢でこんなシーンあったよね) 蕎麦だったかをキリヤに送るシーンとか(これは別に嫌じゃないんだけど、 キリヤ目線だったから) 本当に何も間違えてないんだけど… 笑顔で宗教勧誘してくるオバサンに似ている どうでもいいけど自分の家の近くに出没する宗教勧誘は、子連れで来るから 最悪です しかし明美さん、単独でフツーに育ってああなるわけが… どうしよう明美さんの過去が話の山場だったらw
要するにアレですな、「城」の話。 「白いパーツしか使いたがらないので、 永遠にお城が完成しない」人。
本当に宗教オバサンだよね…。 こういう人って一応善意でやってるからタチ悪い、話が通じないんだよね。 自分が正しいことをしているって信じてるから説得難しいし、最初から理論武装して全て分かってる気になってるから 不用意な発言するとこちらにはもう訳分からんような次元の話にまで話が飛んじゃうし。 こういう人を束ねる宗教者って人は苦労しないんだろうか。 なんか信者の方で勝手に思い込むってこともありそうだしさ。 こんな人に慕われるってことはヨハネは相当マメな人だったんだろうなあ。
そう、話が通じないの!論点が微妙にずれるというか。しかも一応言うことは正論だし。 そうゆう自分も明美さんのような要素を自分に多少感じて欝。
皆さん、明美さんみたいにならないように気を付けましょう。 明美さんはきっと萩尾先生が読者に下さった反面教師なのさ…。
でも難しいのは、そういう人=悪人 ではないんだよねえ 憑物に憑かれてるというか…実際オウム信者だって個人個人はなーんも悪い奴じゃなく、 むしろきさくで気の優しい、社会の波で生きるにはちと弱いいい人だったりするわけだし そんな人たちが、自分の保証や存在の証明、居場所を欲しがったりして変なのにハマっちゃうとああなる まあそこまで行くと極論だけど、あそこまでじゃないけど明美さんは自分にも居る 明美さんの場合も元はフツー(理屈くさかったかもしれんけど) だと思うんだが、何がどーしてあーなったのか 個人的に、増幅させたのは大黒先生ではないかと思うんだが… 理論の欲しい人に理論を生身であげちゃってるわけだから… そら前世の完璧な恋人がいてそれが宗教めいたことやってたら、存在の後ろ盾はバッチリさ ヨハネはマメというより詐欺系の匂いが…
あるいは明美さんの理論武装と本音隠しは、「それだけヒスにならないと」隠し切れないだけの トラウマがあるのかもしれない キリヤ関連とかで
明美さんはこれまでの母像の集大成かもしれない かわいそうなママや、 子供を愛してないとは言えなかったイグアナの娘の母 本心に言い訳していた星の傷の青年の母 綺麗な物しか見なかったサンドラ
残神のナディアとマージョリーの母親もかなり…
今日の名前ランってデフォルトが変わってるの?のテスト。 関係ないことでごめん。
>86 ほんとだ… 私んとこ民主党が未だに昔政治やってるよ タメ口でテレビで公約とかしてんじゃねえよ というわけで阿部幹事長も見れたし自民に入れてきた 投票デビューだ かなりスレ違い
私も今、共産党に入れてきたよ。 萩尾ファンは党派をこえて広がってるなあ。
共産党ですか…
2chのエセウヨサヨども、 政治の話は専門板でやれ。
90が一番怖い
現実にいたら明美さんはきっと公明党
うっっ すっげー納得なんかすごくよくわかるんだけど、ヤバい発言ヤメチクリ〜
2chでも書いちゃいけない本音かも・・・・
まぁおちつけw そんな気がするってだけで、 別に事実でもなんでもないからこの辺で終わっておこうw。 これ以上だとやっぱりいろいろと問題も出そうだしね。 それより選挙には行きましたか? どこの支持者であれ、まずは投票、すべてはそれからだ。 明美さんはいろいろと「弱い」人の代表なんだろうね。 そういう部分がそれぞれみんなにあって、内在する弱さの象徴とでも言うか。 もし自分の子供が…って事になると、みんなかみしめて生きて行くんだけど、 この人は「なかったこと」にしたかったんだろうなぁ。哀しいね。
そう 明美さんの存在って、嫌だけど、悲しいよね 「何のために自分は生きてるのか」っていう理由が欲しい人にも見える 必死だなあ、と。
そんなにカリカリせんでも人生は結構テキトーでも生きてけますよ〜。 その方が楽だし勝ち組ですぜw …とアドバイスしてあげたいな、そんでもって軽蔑されちゃうんだろなw
人間生きてると、「なかったこと」にしたいことはいっぱい出てくる。 それでも絶対戻れないこともわかるので、前に行くしかないんだよね。 何とかすれば「なかったこと」になるかも、という人は、やっぱり 弱いんだけど、その弱さが哀しい。 「いやもうホント、なかったことに…。あ”〜〜!でも絶対無理!」 ってわかるからなぁ。それを踏み越えて行くところに強さが現れると思うけど、 戻れるものなら戻ってやり直したい。そう思いつつ、「あ”〜!絶対無理」なわけで。 このグルグルを、何処かで「あ〜ぁ、もうしょうがない」と思い切れないと ひょっとしたら明美さんみたいに何かにすがってしまうのかもね。依存はあくまで依存で、 自立したことにならないね。しっかり立っているようでも、足下はけっこうアヤシイ。 といって、何にも依存してない人もいないだろうから、なかなか難しい話なんだろうね。
古本屋で「バルバラ」1・2巻見つけたんで 斜め読みしてみた じっくり読まなきゃわけ分からんことはよく分かったよ。
100ゲット
モザイクラセンで消化しきれなかったものを ぶちこんでる?
入ってないかな。手元に無いので自信が無い。 でも、これ、リアルで見た記憶はある。大昔。 ところで、ここ、こんなにびしばしご本人の絵を 載せちゃっていいん?詳しくは見てないけど どこにもそれらしい断り書き見つかんなかった。 英語なんで単なる見落としかなあ。
>>103 こりゃおもいっきりやばいでしょ。海外のサイトはこの手の無断掲載
が横行してる。
>102、103 このトップページの絵は少コミの巻頭ピンナップの裏の絵だと思うけど。 表が確かエドガーとアランのゴシック風のカラーで、裏がキャラクター紹介 みたいなこの絵だった。 どっかのイラスト集にもはいってなかったかなあ?
>>102 おおお懐かしい!大昔に見ました。105さんの言うとおり、ピンナップの
裏のイラストでした。
数年後に何かのイラスト集に再録されていたような気もしますが、
どれだっけ?お役に立てずスマソ。
へえ、海外紹介サイトこんなんか〜 結構しっかりしてるなあ…つーかイラスト使い放題orz イラスト初めて見た〜
サーバーが海外なだけで、管理人は日本人じゃないの? メールのドメインco.jpだし名前も・・・
始めてみるイラストが結構ある。 トーマの冒頭のモノローグ英語にするとああなるのね…。 英語の勉強にはなるかも。
英語版ポーの一族とか欲しいな
トーマ,中国では「天使心」てタイトルなのか。。。
天使心…w
…某してぃはんたーのパラレル続編と どう区別をつけるつもりなのだろう…>天使心
ていうか天使心って言われると、妙に萌え漫画っぽさが増すなあw トーマが上目使いで見てそうな…
「天使心」というのが中国語でどういうニュアンスの表現なのか知りたい。
>>114 えんじぇるはーと、ね・・・
区別つけるとしたら「天使心臓」か?
他作品は中国語でなんだろうね? 闇一族とか闇血統とか? 中間人々 被支配残酷神々 寄宿舎師走
霜月学校 在十一人! 米国的餅 危険丘上家 爬虫類娘 こんな感じ?
在十一人!みたいな気がするけど 実際はなぜか「第11人!」だった。 英語版はThey were Eleven!だし 各言語それぞれの感覚があるんだろうね。
霜月学校か・・・。いっきに地味になる気が。 They were〜ってのもなんだかすごいなぁ。 闇血統ワロタ。実際どうなんだろうね?エドたちは貴族だから大人とか呼ばれるのか?
江戸大人!ってそんなのいや・・・ 金髪銀髪 花的祝祭 菓子菓子菓子 此娘売却可
エドガーって名前はどうなるんだろう 気になることばかりだ
ふと思い出したが、前に北朝鮮の子供が日本の漫画読んでるってクローズアップされてたけど、 どー見ても同人誌だった なぜ同人誌が…
同人誌ならeBayに出せばアメのオタクが 高価買取りしてくれるかもしれねーぜ
>>123 中国語って外来語の音に漢字をむりやりあてはめる
らしいので(Taxi→的士、とか)、やっぱり「江戸賀」とかに
なっちゃうのかも。
江戸賀は辛い… でも中国名に直されるのも辛い… 日本語さあ、カタカナって便利だねえ これで日本もカタカナなかったら、平仮名・漢字表記かアルファベット表記だったもんね
中国名は微妙だねw ヨウ!とかレンホウ!とかになっちゃう…orz 日本で言えば、太郎とかになっちゃうようなもんだもんね
亞蘭なんてステキじゃない?
亞蘭、いいかも。
中国語って、語感と同時に意味も当てるんじゃなかった? 永独我 は?
そこって変わったサイトだね。 どのフォントにも対応するためなんだろうけど、 一見テキストだけど、ほとんど画像で作成されてる。 だから(当たり前だが)わたしのPCにないフォントでも表示されちゃうし。 でも、すごい有益なサイトなんだろうなあ、専門としてる人たちには。 で・・・アラン、ある? 検索が不可能(画像だから)なので見つからないよー 根気がないのが一番だけどw
このサイトから類推すると、「愛徳華」 て感じになるかな?
そこによると ジェーンさんて「珍」さんなんだねw
爆笑 チンかい
マシューさんもかわいそう。 「馬休」って。
>>137 あわてない、あわてない。馬休み、馬休み。
不覚にもほんのり笑った
「赤毛のアン」のマシューさんにはぴったりかも。
141 :
132 :04/07/21 00:54 ID:???
>133 こちらのPCには中国語(簡体字と繁体字の両方)を表示させるソフトが入れてあるのを 忘れてました。すみませんでした。 Allan として、「艾倫」というのが掲載されてます。 そのリンクに Get a Chinese Name というサイトがあり、英語で入力すると 中国語に変換してくれます。名字と誕生日と、名前に望むイメージが必要です (外見がいいとか、富を象徴する名前とか) 「ポーツネル」のスペルとエドガーの誕生日をご存知の方、いませんか? (ちなみに Poe で検索したら、「彭」が出ました。発音は「ポン」です。 中国では一般的な名前ですが、ちょっと凹みました・・・) あと、愛徳華は「アイドゥファー」みたいな発音になり、「エドワード」の 当て字に使われます。 「珍」は玉偏で、素晴らしいものを表すので、名前などによく使われますよ。
エドガー・アランポーの中国名を調べればいいんだろうか
江戸川乱歩 だれかが書く前に書いてみたw
シーン
>142 そうですね。 Edgar Allan Poeは「埃徳加愛倫坡」 Aidejia Ailun Po (アイドゥジァ・アイルン・ポォ に近いかな?)になります。 アランは、ヨモギの「艾」よりは「愛」がいいですよね。 なんだか長々とスレ違いのようになり、失礼しました。
>>145 いえいえ、おもしろいです。中国語勉強してるんですか?
「おいでよ、ひとりではさみしすぎる・・・(うろ覚え)」
の中国語表現なんかも知りたいな。
147 :
145 :04/07/21 20:46 ID:???
ありがとうございます。皆さんやさしくていいスレですね。 中国語はもう●●年(2桁・・・)ほど前に勉強していました。 146さんのリクエストにお応えしたかったのですが、 まずは他のサイトで見つけたものを(たぶん出版されたものだと思うので)。 「天使心」の「多馬(泣)」少年が、「尤里」へ向けたメッセージで あまりにも有名なので、皆さんおわかりになると思います。 『這是我的愛....... 這是我心臟的聲音! ?應該........ 能瞭解............ 』
148 :
145 :04/07/21 20:53 ID:???
あらら、やはり文字化けしてしまいましたか・・・ 3行目の?は、「イ尓」(ni)です。英語の you に当たります。 ついでに説明してしまうと、應該は should というか、「〜なはずだ」 能はそのまま「できる」で、瞭解は日本語では諒解でしょうか。
知らなくてもなんとなくわかってしまうのが中国語
本当だ、わかるね何となくw
「多馬」・・・泣けますね。 オスカーはどうなるんだろう(びくびく)。
う〜ん、オスカーねぇ 央史凱、音蘇歌、押忍喝、雄蚊、etc 実は、翻訳サイトによると 奥斯峠 だった。 (ホントは峠じゃなくては山偏が付かない文字)
>145 まあ、話題もしばらくないですから。 海外での扱いなんてのは興味あるし。 しかし多い馬か…せめて冬の馬にしてくれよー >152 雄蚊は駄目だろ! なんかヒワイだぞ
>153 あの・・・ 「冬馬」だと発音は「トンマ」になってしまうらしいよ・・・
>>154 日記読むとどうも“松木”という人がガンガっぽい。
しかし、見事に誰が誰かわからんな。舞台にいきなり11人出てきておもむろに
「11人いますがなにか?」って言って終わりそうだ。
トンマの心臓…
ワラタ
「勝手に11人いてくれ」と思ってしまった。
「え〜〜、該当卒業試験会場に起きまして、規定外人数の受験者が 一会場内に集中した件、目下原因は調査中であります。 しかしながら、今回の事態を重く見、当該管理局の指導もありまして 本国会会期中には法案を提出、規約の修正と、より柔軟な対応を測るべく、 善処いたしておるところであります。」 「なお、本案件成立のおりには、受験会場内人数による受験者の不利な事態などは 解消されるものと思われます。 これにより、何らかの手違いで11人いたとしても、現場の柔軟な対応が可能となり、 そのまま問題なく試験を続行していただける物と考えております。 え、誠に今回は不手際により、関係各位に多大なるご迷惑をおかけしたこと、 誠に遺憾に存じます。今後、このような事態のないよう、当該局共々努力してまいる所存です。」 「これを持ちまして本案、議員各位のご質問の回答とさせていただきます。 今後11人いたとしても、 「11人いますがなにか?」 という対応で十分対処できるものと考えますので、皆様のご理解とご協力、 よろしくお願いする次第であります。」
>161 「原因は」と申されますが、管理局側ですべての受験会場に11人受験者が集まるよう 手配したことではないんですか、議長!? 「11人いますがなにか?」という姿勢の受験生ばかりだったら、選考にならないと・・・w
「162氏のご質問については当該の部局に確認中でありますっ。 当方で現状把握している時点ではありますが、局側から手配したという事実は 確認できておりません。一部局員の個人的な判断による、との談話が出ておりますが、 私どもとしましては組織的な対応、という判断には至ってッおりません。」 「新聞等では、11人目の受験生は当局のスパイではないか?等という 事実に反した論調もございますが、当局としてはそのような事実はございませんっ!」 「なお、受験生の中に某王族の親族が含まれていたことは、当方も確認していない 事実でありまして、そのため某王族からの圧力による調査開始、等という 論説もありまするが、そのような事実は一切ありません。 また、一部報道では該当局員の11人目である試験官が証言を始めた、等の 記事もございますが、現在身元を確認中であり、当方としては一切関知しておりませんっ」 「報道各位、皆様方におきましては、冷静、かつ論理的な判断をいただきますよう、 強く、強くっ!お願いするものでありますっ!」
タダ 郷本直也 フロル 斉藤洋一郎 画像にあるデカイ数字をクリック汁。それぞれのコメントが出てくる。
>>165 お〜。こんな仕掛けが。
でもあれがフロルでっか。
なんかこう、見なくても程度がしれるなー。
男11人集めたらサッカーでもヤレヨ。-t( ^o^)。o 0
タダ役のかた、「役のイメージをこわさないように」とか言うんなら まず髪を黒に戻して。そして白のヘアバンドを・・・。
フロル役もう少し中性的な感じの人は居なかったのか・・・
>>166 でもあと11人いないと試合は出来ないよ。
エドガー、アラン、メリーベル、男爵、シーラ、老ハンナ、 キングポー、クエントン卿、ポリスター卿、 (11人には)あと二人足りない。 話は飛ぶが、マチアスが一族に加わっていれば・・・ と残念に思ったのはわたしだけではないはず。
ポーの血は潜在的に子孫に受け継がれて行ったんでしたっけ? >マチアス 当時中坊の私は、ポーの第三部は未来SFモノだ! と激しく期待したものでした。 (一部・二部が、過去・現在なように思ったので) 今となっては、ポーの続編描いてくれなくて良いです。 バルバラ十分面白いです。
もしもマチアスが仲間に入っていたら、 流浪の旅には加わらず、 どこかのひっそりとした小さな館で、 本を読み、植物を育て、茶を飲んで暮らしてて、そこを時折エドガーとアランが 訪ねるというイメージ 子供だから無理かもしれないけど、 彼の家の周りの森は全部彼が植えた植物、みたいなのを妄想する。 優しいから血もなかなか吸えない。
>171 受け継がれたのはキリアン マチアスは温室の人
>173 そうでした。失礼しました。 >172 そのイメージ良いなあ。
何ひとつこの世に生み出す物も創り出す物もないかわりに、 木を植え花を植えるマチアス イイ 彼が消えた後も森と温室とクリムゾングローリーは残る
その温室でランジュが・・・・
仲間に加えるんだったらマチアスの方がアランより向いてそうだ。 アランは植物より動物を愛してそうだからなあ。
アランは植物より動物が好き。動物の中ではダントツに「オンナノコ」! なのに、本命はエドガー? そのギャップが可愛いと言えば可愛い。 でも、マチアスの方が一族に向いているに1票。
マチアス、薄幸なのにあんなことになって可哀想だった。 しかも好いてた子に。 あのときはエドガーとアランが憎かったな。
高校生のとき「小鳥の巣」(フラワーコミックス3巻)まで読んで、 (私のなかでは)未完のまま放置して18年…のうち中年女と化した自分。 だが、このスレを読むにつけ、どのように完結したか知りたくいた。 今日たまたま文庫版を発見し、オトナ買いして再読。最終章まで読みふけり。。。 ・・・・・もう、滂沱の涙が止まりません。 高校生のとき読まないで、むしろ良かったと思う。 既読の部分でさえ、感じる重みが全く違う。 萩尾さん、これ書いたとき20代だったんだよね。。。 只者ではないよ、やはり。
>>170 残りの二人はエルグとなぜか丸坊主の星がはいります。そこであの有名
なセリフ「地球は危険だ!早く火星に帰るんだ!」が出るのです。
マチアスは…なりゆきで仲間にされたっぽいからどうでもいいや。
ポーは、なりゆきで仲間にされた人がほとんどでは? (あれの望みだったとか、一人ではさびし過ぎるとか) マチアス、コロス選択もあったのにそうせず仲間にしたあたりで お眼鏡にかなってたんだと思うよ。
ポーの一族についての感想にはあんまり共感しないが 最後の方はおもしろい。
少女漫画のキャラクターの見分けがつかず、服装や髪型を確認しながら前のP をめくりつつ読んでたって…なんかすげーマヌケやぞ。
>>185 それって連載当時の事じゃない?
1970年代前半の少女漫画を、今と同じに考えちゃ
いかんと思うよw
大陸中国から来た私の友人は、「トーマの心臓」を見せたとき ユーリとオスカーが似てると言った。
>187 うーん・・・・・。 モノの見方、認識の仕方、能力、感じ方、いろいろあるからなあ。 りんごでも、平面に描かれたモノと実物でも、(違う)という感覚の人も いるからなあ・・・。人間の頭の中のことは不思議がいっぱいだ。 二人は外見は全く違うけど、中身は似てるとこがあると思う。
びっくりした、らもさん。ご冥福をお祈りします。
>>189 スレ違いだろって・・・
わー、ホントだびっくりした。合掌ナムナム
>>189 ん?ラモスなら試合見に来てたぞ?
ともおったら、そうですか、中島さんですか。
一番マンガに近い系統の人種だったなぁ。
ガッショ~
飛んでる人だったねえらもさん 実際ほんとに萩尾さんと友達だったんだろうか… 御冥福お祈りしますわ
らもさんが好きだと言っていた 「アメリカンパイ」と「ゴールデンライラック」 を読み返しました。 他にも何かありましたよね?
「11人いる!」の解説書いてる。既出だけど。 「一回死んだらええのんじゃーっ!」と思ってたけど、 ほんとに死なれると心にぽっかり穴が・・・。
今月のバルバラは扉絵とサブタイトルに鳥肌立った(・∀・)b 萩尾さんてほんとにセンスあるなぁ。 だけど、若干絵が崩れ気味・・・ 来月休載だからゆっくり休んでほしい。
バルバラ…話が微妙だったかもorz いや、なんというか…そう、絵だな コマ割りがイマイチ萩尾さん的センスをイマイチ感じなかった
今月は話はおもしろかったけど、 一部台詞で話を運んでいるところがあった。 漫画なんだからもっと視覚で勝負しいほしい。 でも来月は読めない。悲しい。
バルバラ、立ち読みだけじゃついてけません。絵は上手いなとはいつも 感じるが、感性にうったえるような、イマジネーション溢れるようなシーンが 見受けられなかったかな…。でも十分おもしろいです。
エビで**ってことは、キリヤエビ食えるんだね?
最近思う 萩尾さんの読書紹介本が欲しい 今まで萩尾さんが読んで面白いと思った漫画・小説・映画を、 短い解説文と共に紹介してほしいよ
電話帳みたいになりそうな予感
そういえば、萩尾さんはちびまるこちゃん1巻発売の頃、本屋になくて 「みんなコミックス出るの待ってたんだなあ」っていうエッセイ書いてたの 思い出した。 それ読んでりぼん読者でもない自分も読んでみたんだが。 今のさくらももこは読んでないだろうと思うけど。
203 :
花と名無しさん :04/07/30 00:33 ID:O65xtlsa
白泉社から9月にでる「達人が選ぶ女性のための漫画文庫100」って文庫に 萩尾さんと清水さんの対談が収録されるらしいよ(以前MOEに載ったもの)
バルバラの2巻探して5軒本屋を梯子したけどなかったよ 発売月にゲットしておくべきだったな 台風の中チャリで本屋めぐりしたのに
流れぶった切ってスマソ。 今までサンドラは虐待を見てみぬ振りしてたと思ってたんだが 過去スレ読んでサンドラは虐待を知らなかったと知って残神読みかえしますた。 たしかに、虐待を知ってたらデビーを憎んでた理由が説明つかないね。 1回目読んだときはひたすら鬱だったけど読み返してみたらラスト、サンドラのキス になんか感動した。 イアンとジェルミ視点で描かれてたから、すっかり騙されました。 これが萩尾さん得意の語りの罠ってやつか。
>204 田舎だけど発売日に一冊しか入ってなかったorz ゲットしたけどなんかせつない
204です そう。最初から入荷してなかった可能性もでかい。セツネー ろまんがとかいっぱい置いてあったのに。萩尾先生は入荷しないの? 明日は台風が去っていれば電車で街中の本屋にいってくるよ
>>206 おうおう、こういうの一度見たかったんだ。保存しちゃうよ。ありがd
センセ猫タンやっぱり飼ってるのね。
すず姫かわいい。
210 :
花と名無しさん :04/07/31 23:58 ID:q6V5F/Rc
白タビ猫たんにハァハァ。。 それにしても猫飼ってる漫画家さんって多いですね。
マックらしいけど本体どこ? と思ったら足下に何やらw ミラードドライブですか。うるさくないのかな? これで1巻単行本の表紙とかはフォトショの確信が高くなりました。
なかなか気合の入った散らかりぶりだ。
大島さんのところからもらった猫タンもいるんだよね?
>>213 え? そうなんだ。
どのコを貰ったんだろう?
萩尾さんの家って東京? 庭広いな・・・。何坪くらいあるんだろう。
>>211 つーか、あれで使えるのだろうか?
起動だけは出来そうだが・・・
萩尾さんの家は本川越とかきいたような・・・ 庭広いよね
飯能じゃなかったのか
もうキャベツ畑はないトコなのかな。
キャベツ畑もあるかもしれん
>>216 使うときだけ片づけると思う。ゴメン、当たり前だねw
作業的にはスキャンしたデータの加工だけっぽいから
マウスがほとんどではと想像。勘だけど。
それよりもモニタが液晶で、カラーマッチングの方がむずかしいのではと
たいへん余計な心配をしてみるw
大先生の仕事場だけに、いろいろ興味深いです。
>>221 多分、ほとんどが白黒だろうから
カラーマッチングの心配はしてないと思われ。
それより本人がやってらっさるのだろうか。
>>222 おぉ!なるほど、トーン処理とかでしょうか。
私は単行本の表紙とかフォトショだと思うので、
そっちのことがアタマにありました。確かに白黒なら関係ないw。
ご本人はおやりではないと思いますよ。
他にやらないといけなさそうなことがいっぱいありそうですし。
いや、知らないんですけどねw
>>223 カラーの処理もやるかもしれないけど
どうなんだろうな?
日野日出志みたいにプリントアウトしたものに
さらに書き足すとかしているのだろうか。
それとも処理した画像はデータ入稿?
キャリブレしてもフィルタがけにRGBで処理して
入稿時にCMYKに変換。これでまた色変わるし
あんまりやってないかもね。
フォトショといえど処理部分は基本的には8ビットですからね。 カラーなら数字上はかなりの色が落ちますし。 でも、現場でCMYK変換するのは私は反対なんですよ。 製版でやってもらわないと、やっぱり色の忠実性ってむずかしい。 最近漫画家の人も、多色刷りの原画なんかを発売することもあるようですが、 萩尾さんはどうなんでしょうね?原稿も劣化するし、できればきれいなうちに きれいな「大原画全集」みたいなのをだしてくれませんかね〜w。 2万円ぐらいなら買っちゃうんですけどね。 36〜50枚ぐらい入ってて、説明の冊子とCD-ROMとかw。 昔出たのは買ったんですけど、印刷の方が良いですね。 リアリティがあります。 むりでしょうね〜。
「銀の三角」ってよく意味がわからないのですが…
流れぶったぎってすまんが、さっきギャラクシーエンジェルというデムパ風味のアニメを ちらっと見たらサイフリートにそっくりのキャラが出てて吹いた。 八角眼鏡かけて長髪なびかせて登場。ゲストキャラだからもう出ないと思うが。
マイナーなアニメ・漫画にコソーリ出てるキャラは けっこういるような気がする。 サイフリート見たかったな。私もあんな先輩に誘われたらヤコブの 2階はしに行くかもしれない。
ロマンシングSaGa2にはモロにサイフリートとトーマって名前のキャラ が出てるってのは既出? ちなみにトーマは王子様で、サイフリートは中ボス。
サイフリートなんてあの漫画読んでなかったら絶対出てこない名前。 ドイツ人にきいてもそんな名前ないっていう。
>>230 それについては私も前々から気になってた。たぶんスペルは
Seifried なんだろうけど、それだと「ザイフリート」になってしまう。
どうしても「サ」の音にするには Sseifried とでも綴るしかないけど、
こんなスペルはちょっとありえないと思う。
Sifriedってのはどう?
>>232 それだと「ジフリート」でつ。('A`)
11月のギムナジウムでシューベルという苗字を使ったら それもドイツ人ではありえないとマニアに言われたと萩尾さんが なにかで書いてたな。 シューベルトから一文字取っただけなんだって。
リンドン・エドリンって名前はイギリスにあるのかな? おじさんとは思えないかわいい名前だ。
>226 確か三角形、七角形って特別な意味あったなあ、と調べてみた ちなみに七角形(不可能)=ヘプタゴン で、聖千秋の漫画で過去と現在を行き来する話ある 某所よりコピペ 三角形 △ 円と同様、様々な魔術などに、ある時は単体で、ある時は他の図形と組み合わせて使われる。 三角形の3つの角には特別な意味が重ねられている。 大地と水と空、父と母と子、現在と過去と未来、キリスト教的には父と子と聖霊など…。 これ以外にも3という数字で表されるものは多く、 それこそ際限なくいろいろな意味を重ねることができる。 また三角形という形が見た目に安定感を感じられる形をしているという事も、 いろいろなところに用いられる別の理由の一つなのかも。 彼らが行き来する時の点も3点(4点?)だからね 3つの場所におさまりの悪い物・合わない数を整理しようとしている
あと、サイフリートとは関係ないけど、先行する漫画の間違えた知識が 漫画界でメジャーになってることってある 魔方陣は実際は魔方陣の中に術者が立ち、外部に魔物を呼び出し、陣の中に魔物が入れない ようになっている しかし水木しげる「悪魔君」で魔方陣の中に呼び出したため、 グルグルとかでさらに固定化、王道に
>237 へぇ〜へぇ〜 なんか魔法陣の中に呼び出したほうが安全っぽいね。
本来魔方陣は術者の身体を守るためのものなんだな
>226 あと、作中で博士が言ってる三角人たちの宗教観、 「3が現象界の限界の数で、それ以後は無限に…」っていうあたり、 3次元は現実だけど、4、5…は違う
シューベルの時は234さんの文の後に、萩尾さんがドイツにだってフランス系やイギリス系等の 人がいるはずなのにって書いてた。 自分としては実在の人物じゃないんだから、それっぽければOKだな。
242 :
231 :04/08/06 19:24 ID:???
>>231 自己ツッコミ。
ググったところ、南ドイツでは S が清音気味に発音されるらしいので、Seifried を
「サイフリート」と表記してもおかしくないかも。
シュロッターベッツは南ドイツだったということで。
>>235 バリー・リンドンて人がいた。でも苗字か・・・
リンドン・エドリンって誰だっけ? 喉まで出かかってるのに、思い出せん・・・(;゚ Д゚)
ブッシュの前の前の前の前の前の前の前の前の前のアメリカ合衆国大統領は、 リンドン・ジョンソン ではなかったでしょうか?
235です、レスどうもです。
結局、いない名前ではないようですね。
フロルベリチェリ・フロルとかと違って。
>>244 さん、リンドン・エドリンは「残神」のイアンの相談役の人です。
みょーな登場シーンが印象に残ります。
>>246 dクス!
あの異様に存在感のある人でつね(・∀・)b
思い出せてスッキリしました。これで安眠できそうだw
>>242 「下ればハイデルベルグ
上ればカールスルーエ」
というセリフからシュロッターベッツはその中間辺りにあるだろうから
南というよりは西かな。
発音については自分はよく分からないから、どっちでもいいとして
実際地図を見るとカールスルーエよりハイデルベルクの方が北に位置してる。
上のセリフから勝手に逆の位置関係を想像してた。
249 :
231 :04/08/06 21:50 ID:???
>>248 あら、そんな台詞ありましたっけ。完全に忘れてた。でもハイデルベルクや
カールスルーエのあたりなら、完全に南ドイツですね。
たぶん「下る、上る」というのは、ライン川のことを言ってるんだと思います。
カールスルーエもハイデルベルクも、ライン河畔に位置する都市なので、
上流側に位置するカールスルーエからみれば、ハイデルベルクは「下る」
方向にあるといえます。
・・・とかなんとか言ってたら、久々にまた読みたくなってきた。
>たぶん「下る、上る」というのは、ライン川のことを言ってるんだと思います。 ああ、そうか納得! このセリフがあるオスカーとエーリクの外出は好きなエピソードなので 自分はよく覚えてたw ところで「スピリッツのパイ」って本当にあるのかな? いつもこのシーンになると食べてみたくなるんだけど。
>ところで「スピリッツのパイ」って本当にあるのかな? >いつもこのシーンになると食べてみたくなるんだけど。 同感。 でも、最初読んだ時「ヨハンナ・スピリッツのパイ」と思い込んでしまい 何故かずいぶん後まで気づかなかった。 スピリッツってググってもラム酒等の蒸留酒とか キトサンからつくる健康食みたいなのしか出てこないんだが、何のパイなんだろう。 どなたかご存知の方教えて。 「ヨハンナ・スピリ」の駄洒落ってことはないと思うんだが…
そのヨハンナ・スピリだと思ってたw
>>243 「バリー・リンドン」映画見たら決闘ばかりやってたな。
ポーのオズワルドの時代あたりとかぶるから面白かった。
当時の決闘のルールってすごく変だね。
あれは私も合理性がわからない。 先に撃つ権利持った人がほとんど勝ちじゃないか。
「決闘だ!」と宣戦布告した方が先に撃つ権利があるんだったっけ?
言ったもの勝ちか! そりゃ決闘も増えるわw
自分も「ヨハンナ・スピリッツのパイ」だと思ってたけど 「スピリッツのパイ」とも、どっちにも取れるよね〜w で、スピリッツの語感と絵から何となくナッツを使ったパイかな〜と。 ヨハンナ・スピリの洒落は多いにありそうだ。ほら、エドガーとアランとポーを バラバラにしたように。
決闘ルールは、「あの当時の銃はめちゃくちゃ外れやすいんだ」と 自分を無理やり納得させていたよ・・・
銃の精度も命中率も実際メチャクチャ悪いはず。 今のピストルだって訓練してなけりゃ的に当らない。 10歩離れて振り返って同時に撃つってのも見た事あるけど、あれは いつ頃のどこのルールなんだろう。 「ヨハンナ・スピリッツのパイ」は何年もたってから、ヨハンナが カフェのおばさんの名前じゃ内科と思い当たった。 どっちにしろ何のパイかはわからないんだけど。
>259 自分は最初に読んだ時から、 あの町の若者に人気のある店の名前 (名物おばさんがいる)だと思ってました。 今でいうところのマックやミスドみたいな。 そう読んだほうが台詞の流れが自然に感じますです。
>カフェのおばさんの名前じゃ内科 書き込んでから気づいた。 orz スピリッツのパイを探しにノルトバーデンまで逝ってきまつ…
何か、此処ってサロンみたいだ。萩尾望都の。 一般人が入っちゃいけない秘密の扉。
私、普通にファンな一般人だけど、1日1回ロム&たまに書き込みさせてもらってます。 おネエさまたち、怖くないですよぉ。
最近、伝芸板に行くようになって「色子」という言葉が 本当にあるのだと知った。マージナル読んだ時は萩尾さんの 造語かと思ってた。
>>264 私は念者って言葉がほんとにあるって知ってびっくりしたよ。
そりゃあるだろ‥
>264-265 知ってたよ。
「ぼくはアシジンの色子だけど、念者はグリンジャだ」 という台詞があったけど、みんながそんなこと言い出したら システムが破綻しますね。
私も造語だと思ってた。創造の中の制度だと思ってた。 最近マージナル読んだんだけどすごく面白かった。 それで残酷な天使だっけ、を全巻揃えて4巻まで読んだ所。 はまる作品そうでない作品があるんだけど、マージナル、ローマへの道、メッシュ、 感謝しらずの男、文庫のイグアナの娘みたいな話が好きで、トーマの心臓、恐るべき子ども達、 他古いのが苦手な私にお薦めはどの作品でしょうか?
私は「海のアリア」が好きですけど このスレでは評判悪いです。
>269 モザイクラセン
>>269 A−A’とかも。
とりあえず「残酷な神」読んじゃってね。つらいぞう。
>206 TVでピカソの特集やってた時に北野武が 『この人は絵さえ描ければそれでよかったんだね』 みたいな旨の事言ったのを思い出した。
>>270 >>271 >>272 ありがとうありがとうありがとう。残酷読んでから全部揃えてみます。
残酷な神、まじで辛いです。既に最初からずっと辛いです。最後までこの調子かと思うと
暗い気持ちですが、先が気になってしょうがないです。一番はまってるかもです。
>>274 お察しします。
たぶん9巻でいーい感じのカタルシスがあって、
その後は好みの分かれるところですが、たぶん
今ほどつらくはないんじゃないかと。
残酷な〜は、読んでる間辛かったけど、一番最後の部分では トーマから30年経過した作者の「愛」についての考察の深まりが わかったので読んでよかったと思った。もう一度読めと言われると なかなか決心がつかないが。
>276 そうだね。 「残酷な〜」は、「もう一度読みたい」と思わなかった最初の萩尾作品。 別に悪い作品という意味ではないけれど。
>>246 あのみょーな登場のしかたってさ、ツインピークスですよね
カイルマクラクラン意識してるよね
「このパイうまいかな」とか。
長年萩尾さんのファンしてるけど、一番読み応えある作品と聞かれたら「残酷」と答えます。 萩尾さんの代表作を問われたら違うものになるけれど。 今の所一番心に響く作品です。
>237 遅レスだけど、固定化したのはグルグルじゃなくてゲームだと思う。
メッシュとマージナルが好きなんですが、次なに読んだらいですか?短編以外で。
>>281 では『銀の三角』、『スターレッド』などいかがでしょう。
海のアリア
>>282 うまいレファレンスです。
あまり湿っぽくないスピード感がある長編となると、
『銀の三角』、『スターレッド』でよいか、と。
同じくメッシュ・マージナル好きな私は 「A-A'」と「訪問者」をおすすめ。 透明な空気が似てると思う。
>259 それは西部劇で、基本はアメリカじゃない? >281 それしか読んでないなら、ポーは読んでおいていいんじゃないかな
「訪問者」の前に、「トーマの心臓」を読んだほうがいいと思うな。
288 :
281 :04/08/11 15:52 ID:???
みなさまありがとうございます。 ポーは読んだことがあるのですが文字が多くて死にそうでした。 あとびびったのは両性具有とか同性愛がおおいんですねぇ。
>>288 ポーのどこに両性具有が?
あの程度で文字が多くて死にそうなら
是非、大島弓子でも読んで死んでみてください。
文字の多さとお勧め度の高さならぜひ三原順を…(スレ違いですが
>>288 メッシュとマージナルから入ったなら、確かに
両性具有と同性愛のまっただなかですね。
「そうじゃないのも一応ある」という意味で
フラワーフェスティバルをお勧めしてみる。
でもホント性に直結したものばかりだよ。ポーももろそうじゃん。 ドラゴンボールなんて性ないもん。 ついでに文字も少ない。 女って同性愛とかみて興奮するの?なんで? ドラゴンボールなんか読んで男ってガキとか思ってたりした?
した。
>>288 「11人いる!」どうでしょう。
両性具無の人が混じってますが、まっ宇宙人てことで。
288さんには、初期短編集を是非読んで欲しい。 人間味溢れる話ばかりだよ。 萩尾さんのもう一方の面が見えます。
>292 自分はDB直撃世代なんでそうは思わないが… 趣旨というかベクトル違うしね 畑も違うし、楽しむ部分も全然違うよ 第一今だと少女漫画の内容レベルも低年齢化というか、簡単になってきてるし 性のあるなし、BL要素は女には根深い物があるんだと思う 少女期の少女は性があると生々しく感じる・もしくはそういう対象となることを嫌悪して、 精神的な愛の形を求めたり、もしくは性のない少年の身体に自分を投影することで 安心してそういう物を読める それが初期トーマ、風木、その後のバナナフィッシュなど 最近はそれがひっくりかえって、女の身体だとあざといことを男に投影することであざとく ないふりをしたり、いろいろな要素が重なって肉欲入り交じるBL萌えとなっている
男はDBみたいなスコーンと明るいのと、エロエロエロな肉欲とはっきり分かれてるけど、 女のはそういう風に分けなくても楽しめるって感じだろうか DBが餓鬼とは思わないなぁ アラレちゃんやDBのあの明るさは強いよ 同じ土俵で比べてもねえ
アラレちゃんはしんみり系も多いよね。あれは結構女性にも。 DBは「ギャルのパンティおくれ」までだな(笑 スレちがいスマソ。
ジャニオタ哀れってことだな。 > 女の身体だとあざといことを男に投影することであざとく > ないふりを って読解できないんだけど。 男はマジでサイヤ人かっこいいって言ってたんだよ。 スカウターとか紙で作ったもん。 アラレちゃんとDBは全く違うものだと思ってるんだよ。
あごめん読解出来た。
男にとってDBは愛の物語だよ。同じ土俵でいいとおもう。
>>297 さんに禿げ上がるほど同意。
ところで私もスーパーサイヤ人はかっこいいと思う。でも女性はもっとリアルさを
求めるというか共感できて、尚且つ、いそうでいなさそうなキャラが人気な気がする。
エドガーやバナナフィッシュのアッシュのように、弱さや欠点もあるほうが好まれるような。
私も大好きですが。スレ違いスマソです。
鳥山明は全員記号的っちゃ記号的だし、人気のベジータだってスゲー浅いんだけど、 その浅さが良かったんじゃないかと 否定してるんじゃなく、あの個性分けとキャラ作りは良いよ あとあの画面作りと描写力は半端ないしやっぱり ギャルのパンティおくれか… 今アラレちゃんとか読むと、そういうギャグはいわゆる「オヤジギャグレベル」だなw 悟空たちとエドガーたちは比べられないなあ… 悟空とかは「異物」だけどエドガーなんかはどっちかって言うと「同種」「同類」というか、 自分の一部になっていくキャラなんだと思う、女にとっては。
>300 ジャニオタ哀れがよく分からないが… それにそんなバカにしたような解説しなくても、皆分かってると思うんだが…
>>305 ジャニーズってのはあれレイプしないでしょう?
ゴクウもレイプしないよね。
性を剥奪されてるんだよ。
>>288 別にびびるこたぁないと思うが。
同性愛なんて、聖書の時代から注目を浴びている現象だし。
そういや、
萩尾さんのキーワードは同性愛(主に男性)&両性具有に加えてもうひとつ、
「双子」「クローン(コピー)」ってのもありますな。
>>292 ふつーに当たり前のように読んでいたので、
性的なものという風には感じていなかったなあ。
大人になってから、同性愛観点から見たりするっていう考えを知ったくらいなもんで…。
DBも同時期に読み始めたけれど、
私はそっちの方が、エッチだなぁなんて思っていました。
>>306 ドラゴンボール、性的にも面白い部分いっぱいあるよ。
天然無知の悟空が、数ページ後にいきなり子供作ってててビックリとか。
描かれてない空白の期間を、ファンはあれこれ勝手に想像するよ。
同様に、殺すか殺されるかの関係だったベジータとブルマがいきなり
結婚もせずに子供作ったエピソードも、漫画の中ではほとんどスルーで
ドライに描かれてる分、ドラマ性がすごいし。
スレ違いで何だけど、306さんてジャニーズのこともドラゴンボールのことも
あまり良く知らないでイメージだけで語ってる気がしたんでつい。
萩尾先生ってピッコロ大魔王みたいだね。次々凄い作品を産み出す。
311 :
花と名無しさん :04/08/13 03:01 ID:TZl7Hjhc
「残神」のジェルミってロンドンでキャスと男娼やっていた頃、ハイスクールに遊びに行ったら 不良グループにボコられたり、薬マニアのクラスメートに迫られたり、別にグレッグに限らず苛めたくなるというキャラだったのだろうか・・・
312 :
花と名無しさん :04/08/13 03:10 ID:TZl7Hjhc
あとサンドラって年齢いくつの設定だったんだろう? グレッグは48と死んだあと判明したが・・・「まだ若い」とかいう形容あったから35・6ぐらい?
そんなもんでしょうか。サンドラが秘書デビーに 「なによその厚化粧!若いつもり?」とつっかかった回想シーンにびびった。 あなたのほうが年上では・・・と。
>>311 そじゃなくてさ、
だってその前はビビや他の人たちと普通に過ごしてたじゃん?
ああいういわれ無き暴力を受け続けていると、それが終わったとしても
別の場面で変な対応が出てしまって、それを敏感に感じて虐める人間がいる
終わったときに全て何もかも取り戻せれば良いけど、そう上手くいかない
それを表してるんだと思う
うまいと思った
最初のきっかけは、いじめも暴力も何の理由も無いんだよね
でもやられているうちに理由が出来てくる
そんな感じがします
315 :
花と名無しさん :04/08/13 22:59 ID:F2L5anNh
35〜より下だとジェルミを生んだのが若すぎるよね 20ぐらいの時の子供で36。再婚相手は48だからかなり年下で若い、と。 デビーに対抗するのに「若いつもり?」ということを持ち出したりサンドラって 妹タイプというか、いつまでも自分が若く(子供)で自分が一番ちやほやされて大事にされてないと 耐えられない!って人なんだよね・・・ ジェルミにも嫉妬してたりしたしな
>>309 確かに。
描かれなかった部分、
むしろ描かれなかったところこそすごいと思った。
>311 イギリス人はアメリカ人を見るといじめたくなる
ジェルミが自分は誘われてるとサンドラに言わないのが理解できないので そこで読むのやめちゃったんですが。
いや、自分でも言えないなあ。 今ならともかく、学生時代は言えなかったと思う。
ジェルミはサンドラにガチガチの愛情持ってたし サンドラが悲しみにまるっきし耐えられない人なのも分かってたから、 言うに言えないってやつでしょう
「司祭」という映画の中では、実父に犯されてる娘が 母親には言えず神父に相談してた。物心ついた子供に とっては言うのをためらうことなのだと思う。
>>318 再び幸せをつかんだと思ってハッピー丸出しの実母に、
「実は、義父(実母の再婚相手)に毎夜犯されてます(しかも新婚)」
なんて言えるわけないだろう。
ここで必要なのは、
叔父叔母とか祖父母とか、キリスト教社会だから教会の人とかの、
立場は近い第三者だったんだろーなー、とか。
長く見知った教師などもそうだろうが、転校したばかりだったしな、ジェルミは。
うーむ、萩尾さんたら逃げ道をがっちり奪っているのだな。すごい。
ジェルミが桜小路くんのイメージとかぶるのは私だけでしょうか。 顔赤らめたりされると特に。ジェルミファンに殺されるかな。
ジェルミファンじゃないけど桜小路とかぶるとは思えない
>>322 は?だからそこまで読んでねーっつーの。その前の段階でだよ。
> 叔父叔母とか祖父母とか、キリスト教社会だから教会の人とかの、
> 立場は近い第三者だったんだろーなー、とか。
日本語がわからんよ。
「バルバラ異界」ぜんぜん意味わかんねー
>326 他の作品はお読みですか? 合わない様でしたら無理に読むのをやめて、 まだ未読の、違う作品を読んでみるのも ひとつの手ですよ。 個人的におススメは「アメリカン・パイ」。 いやつい先日入手して、衝撃でしたので・・・。
>327 「アメリカン・パイ」読みましたよ。私もすごく好きな作品です。 どうも私は萩尾SFと相性が悪いようで… まともに読み通せたのは4〜5作ぐらいです。 たいてい挫折してしまいます。特に「銀の三角」と「海のアリア」が何度読んでも 理解できないのです。あきらめるべきなんでしょうか…
すいません328=326です
>>328 銀の三角はともかく、海のアリアは一本道のわかりやすい作品だったと思うが…
SF的ガジェットの存在が理解できないってことですかね?
それならもうSFは一切諦めた方がいいと思うです。
オレは銀の三角、海のアリアとか大好きで、斬新は一巻も買ってない。 アレは全然合わなかった。生理的に受け付けなかった(つまり最初は読んだ) なにも全部読めるようにならなくてもイイと思うので、 好きなのだけ読めばいいですよな。これほど勝手に決めて良いことも 他にそうそうないだろうしw。
「アメリカン・パイ」 singing, this'll be the day that I die ですね。 たしかDon McLeanの1972年のヒット曲。8分もあるので、 ラジオのリクエスト番組でも最後までかけてもらえなかった。 (1度あったかも) this'll be the day that I dieのところは、当時リア厨だったので 歌詞の内容に衝撃を受けたのですが、その後4-5年たって、 全集のI期でした?に収録されて読んで、萩尾先生も、 同じインパクトうけたんだな、ってうれしかった。 自分語りスマソ
スレずーっと読んでて、ドラゴンボールの話が出てきたのにはワラタ。 ピッコロって両性具有だよね。つーかナメック星人はみんな雌雄同体か。 ・ナメック星人の繁殖システムでは遺伝子は進歩しにくいのでは? ・最長老になる条件とはどんなものだろうか? ・ピッコロってクローン? などとSFっぽい疑問が。ナメック星人は気になる存在だな〜。 萩尾スレなのにすみません。
>>331 同意。
自分も銀の三角と海のアリア大好きだ(・∀・)b
アリアはここでの評判悪いみたいだが。
あれだけ作品があったら苦手な作品があるのも当然だし
無理して読まなくても好きな作品を集めればいいと思う。
海のアリアは楽しみ方分からない人いると思うよ 自分は読み物としたら結構好きだけど、SFとしたら穴がありすぎるのと、 筋が通ってないというか、萩尾さんにしては行き当たりばったりなのが気になるし
「百億の昼と千億の夜」って良くわからない…
どこがわからんのか書かないと さぱーりです
「百億の昼と千億の夜」 少年チャンピオンだっけ、連載時は、よくわからなかった。 単行本で、絵とイメージの広がりに感動した。 還る道はないのに涙した。 原作読んだらもっと緻密なSFで、納得した。 SFにはSF読みの、少女まんがには少女まんが読みの それぞれ文法があるのだね。 それに残酷な神となると、そのテーマに引っかかり があると、最後までつきあえたり、逆に受け付けなかったり するんだろう。引っかかりがないと、普通引くよ。 かくいうわたしは、「あぶない丘の家」がすき。
なんか兄ちゃんが女になったり、猫嫌いだったり、平安時代に行ったり、未来 から少年が来たりっていう奴だったよね。ゆるい出来だと思うが私も好き。
自分以外にも「海のアリア」好きな人がいてうれすぃー。 漫画のアニメ化は基本的に嫌いなんだけど、アリアの最後のあたりとか バルバラでアオバ人形がたくさん降って来るところなんかはアニメに したら綺麗なんじゃないかと思う。
11月のギムナジウム→トーマの心臓→湖畔にて→訪問者 と読み返すとせつなくなる。萩尾先生すごすぎ。
百億は自分に無常観みたいなものがあるととてもよくイメージが感じられる。 あ〜、絶対いつかオレ死んじゃうよな〜とかw そんで、むなしさと共に阿修羅に共感する。
銀の△はどうすればわかりますか?
なんだこのスレ・・・ . .: : : : : : : : :: :::: :: :: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: . . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::: /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::  ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄
とっくに売ってしまったんでうるおぼえだが、 アリアは死んじゃった男の子が哀れすぎて、その割に作風は軽くて受け付けなかった。 本物は滅茶苦茶プライド高くて外聞を気にするタイプで、 それゆえに誰にも相談できず、色んなものを抱え込んだまま死んじゃったんだよね。 それなのに、死んだあとで変な地球外生命体が、 勝手に自分のふりして馬鹿をさらすって最悪じゃん・・・。
百億〜と銀の三角って、最初読んだときは意味が分からなくてなんじゃこりゃ〜! って思ったもんだ。 その後、これは意味なんか考えてはいけない漫画なんだって思った。
「誰が殺したトーマスクック」
漫画の意味が分からない、ってのはどういう意味なんだろ。 とりあえずあらすじはわかってるんだよね?
┏━┓ ┏━━━━━┓ ┏━┳━┓ ┏━┛ ┗━┓┃ ┏━┓ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃┃ ┗━┛ ┃┏━━━━━━━━━┓ ┃ ┃ ┃ ┣━ ━┫┃ ┏━┓ ┃┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃┗━┛ ┃ ┃┗━━━━━━━━━┛ ┗━┻━┛ ┗━┓ ┏━┛ ┃ ┃ ┏━┳━┓ ┗━┛ ┗━┛ ┗━┻━┛ じま
>347 それじゃ時刻表アリバイものの推理小説じゃんっ!!
持ってたw。イギリスにいるとき便利だった。 あっちの人はおれが時刻表読めるのが珍しいらしかった。 「そういうのは駅員の仕事なのよ」といわれたw。 そうかも、と思った。
>346 意味は十分有ると思うけど…
>343 私も3回くらい読み直してやっと内容がつかめた。 バルバラはたぶんもっと読み返すことになるんだろうが。
ものすごい亀レスですが残酷な神読み終えました。
>>275 9巻でやっと溜飲下がりました。事故の描写はもっと後半だろうと予測していた
のですが、意外と早く、おまけのその後がとても丁寧に描かれていたのが
予想外で嬉しかったです。ジェルミの捻れた愛情表現がなんとも魅力的でした。
7巻くらいまでは読み返すのは勇気がいりそうですが、それ以降は
これからも何度か読み返すだろうと思います。
古本屋で偶然A-A'(文庫)を見つけたので買って読みました。
マージナルと残酷なを読んだ後だったので、キラやジェルミ、イアンとかぶせて
読んでしまうところがありました。最後に収録されてる話が印象に残りました。
あとカイトが飛びかうシーン、あの絵いいですね。
残酷なの表紙裏に記されてる萩尾さんの一言や裏表紙の写真など
楽しくみてました。特に写真、なんか魅せられました。これは萩尾さんが
撮ったんでしょうか?
次はモザイクラセンと海のアリアとスターレッド、半身?とかいうのを
探してみようと思います。
私も銀の三角は3回読んでようやく全貌が掴めた。 入り組んだ構成の中心を貫いている寂しさに泣いた。
「銀の三角」も「スターレッド」も「百億〜」も 意味がわかるかって聞かれたら返事に困る程度にしか読めてないけど、 何度も読み返すうちに登場人物の心の中の寂しさ、寂寥感みたいのが実感されて 思わず胸が痛くなって涙が出そうな時がある。
スレ違いかもだけど アテネオリンピックの開会式で 空中に浮くギリシャ彫刻?がバラバラに割れて ゆっくり空中に飛び散るシーン、 残酷のジェルミが心を取り戻すシーンみたいで綺麗だった。 (何巻かは失念、 イアンがジェルミの体を組み立てて心のかけらを嵌め込むところ) 中から出てきたギリシャ人も体の線が萩尾漫画の人とおんなじだった。
中の人などいなかった!
11人いる!
マウスがいない
11人いるのに!
少女漫画は死んだ!
少女漫画家は死なない!
中島らもは死んだ!
11人いるってば!
五輪ピックなんて見ない!
ケンカすんな!
そして誰もいなくなった
でも実はまだいるのです。
半身でなくて半神なのがしびれた。
しびれたのはXXクラゲのせいです。
医者はどこだ
>355 親に否定され続けた子供の、たった一人の本当に小さな存在の巨大な孤独と絶望が、 全宇宙を壊してしまう引きがねになる…というセンスの上手さと悲しさが、あの作品の 最大の良さだと思う 猛烈に小さな存在が、ばく大な威力を持ってる。しかもそれが最後の悲鳴って。 メインはマーリーとラグトーリン二人なんだけど、あの話の悲しみ、切なさの 起点となってると思う。 ラグトーリンもマーリーも、結局は取り残された子供のようなもの。
374 :
373 :04/08/17 01:06 ID:???
いや、勿論ラグトーリンの魅力も絶大だし(かっこよすぎ)、 マーリーの存在も上手いんだけど、 あの子供を中心に据えて、しかもあの子供の内面描写がゼロっていうのは……凄いなあ 普通あの子供の苦しみが世界を壊すってなったら、あの子供を語りそうなもんだけど、 ただひたすら殺されつづけて、叫ぶだけ
銀の三角のころって絵がすごく完成されてるというか、安定してるよね。 ラグトーリンなんか美しすぎ。
「宮沢賢治の銀河鉄道っぽさを意識して描いたことがあるが出来なかった」と昔何かで読んだが、 銀三角かな、とも思う
バルバラの3巻はまだ出てませんか?
でてまそん
でてにゃー
エロキュスだよね?
”とってもしあわせモトちゃん” 現実逃避したいときに読みます。
とっても駄作ね望都ちゃん
あれはいいよね。 読むと落ち着く。
>>382 そうそう。
ラグトーリンは狂言回しだから(でも、ちょっと出たがりw)。
消防の頃、ラグトーリンに憧れて、 バスタオルを頭に巻いていた。
厨房の頃マーリー2に憧れてボロ毛布をまとって…
さようなら バラの咲く村 ポーの村
一句詠めました
バーイバイ、ミスアメリカン パイ♪ いい歌だ。ノシ
This'll be the day that I die. あんまし明るい歌ではないな。w
>>393 ちさころ、日曜になると米軍キャンプのFMでよく流れてた。
バーイバイ〜アメリカンパイ♪のフレーズがツボはまって、ずっとリピートしてた。
最近まで、こんな悲しい歌だと知らなかったっす・・
>393-395 みんなそゆことゆてると唄っちゃうぞ! A long long time ago, I can still hear the music that came..... さび So, bye bye Miss American pie, drove my chevy to theあれっ忘れちった。
I can still remember how that music used to make me smile. だったまちがってた。訂正。
>>396 ……drove my chevy to the levy, but the levy was dry
だったかなぁ。うろ覚え。
ものすごーく長い歌詞なんだよな。
とってもしあわせモトちゃんって、全部はコミクスに収録されてないよね。 もう一度読みたい話が色々とあったはずなのに、思い出せない…
トーマの心臓を読んだんだけどさ、 俺も男にキスしたり、おしゃれに紅茶のんで文学談議するけどさ あんなに単純にロマンチックじゃないよ もっと“雑”なもんだよ そういうのもちゃんと描かないとダメなんじゃないかとオモタ ここ10年くらい超消費パロディ社会で なんか価値観が150度位(微妙)ベクトルが変わってしまったんじゃないかと。 だから反動的におもってしまった 「今この現実」を見据えた少女漫画ってある? 岡崎京子もチョットちがうんだよな。「時代」を感じた 引用とかねw
超消費パロディ社会+「ネット」でまた岡崎と変わったのかな・・・
>>400 そりゃ当たり前だ。
トーマは四分の1世紀以上も前のマンガだから、
2004年の今となっては、いろいろ違うところもあるさ。
第一、少女漫画だし。
当時の少女漫画界は一大転換期だった、ということも考慮に入れてほしいぞ。
「今この現実」ったって、読み手(例えば年齢)によっても「現実」の舞台が違うからな。
一概になんとも言えないかと。
トーマの肝臓
トーマの腎臓
トーマの脾臓
トーマのすい臓
>>402 禿同。25年も前で、しかも外国の話を今の日本と直結させて
論じてもあまり意味がない。ほとんどリアルタイムで読んだ
自分にとって、萩尾マンガは衝撃的だった。
ちなみに“トーマの腎臓”云々は「黒もん」で既出だ(w
>407 あ、その黒もん読んだ。 個人的には、神はきらいなので、ポー>11月>トーマだけど。
「湖畔にて」も良いよね
410 :
403 :04/08/21 07:48 ID:???
>>407 知らなかった。馬鹿なこと書いてごめんなさい。
>>410 「黒もん」だってずいぶん昔のマンガだし。w
知らない人もたくさんいるだろう。
謝る必要はない。
412 :
407 :04/08/21 20:05 ID:???
まあ、「トーマの心臓」とくれば、誰でもああやってボケてみたく なるよね。川原泉は「プーの一族」とか書いてたし(w
トーマの五臓ろっry
パタリロもクックロビン音頭を踊っていたことだし。w
>>412 「プーの一族」はホント笑った。
川原さんは萩尾作品好きなんだろか。登場人物がポーをべた褒めしてたし・・・
「メリーベルと〜」のミニパロディもしてたなw
こうしてみると萩尾作品っていろんな漫画に使われてるね。 それだけ与えた影響がすごいってことか。 そういや桑田乃梨子が主人公にシュロッターベッツの制服着せて ユーリの台詞言わせてたな。
新聞とかによく出てくる少女漫画家は池田、里中だけど、萩尾先生のほうがずっと 実力があるよね。
影響といえば、森博嗣が萩尾作品にすごく影響を受けたそうだね。 夢野久作をも超える大作家だと公言してるしw 「ミステリ研究室」で萩尾さんを熱く語ってて、読んでてなんだか嬉しかった。 その中で萩尾さんのウェディング姿のグラビア持ってるって書いてたんだけど、 萩尾さんそんな写真撮ってたのか。だれか詳細キボン。
>>418 「実力」って言い方は違和感があるなぁ。
私は評論家じゃないし、作品の価値というものを、何を物差しにすべきかわからない。
ただ、萩尾さんたちが少女漫画界および少年漫画のジャンルにも
大きな影響を及ぼしたということはリアルタイムで感じた。
一番驚いたのは、
当時、
少年漫画雑誌の中での最大手誌に少女漫画家の萩尾さんが、
しかも「百億の昼と千億の夜」などという、
光瀬龍原作の難解なSFものを連載したということ。本当にびっくりした。
雑誌編集部の英断もたいしたもんだ、と素直に思った。
ただ、雑誌の売り上げに貢献したかどうかはちょっと……っつか、かなり心配。w
百億本当にわからない
オチが付かないからだろうなぁ。 結末のないところが結末な訳で、そこからまた無限が始まるんだから わからないと言うのはまだ読み手の引き出しが整ってないんだろうね。ガンガレ!! あれはいろいろと横道にそれた知識があると面白い。 神側の代表としてキリストが出てるけど、それも操られた存在だし。 話がぶっ飛んで悪いけど、宇宙がなぜできたかを考えるとわかるかもしれない。 宇宙物理学的にじゃなくて、ビッグバンの前はなに?とか、膨張し続ける宇宙の外側ってなに? という素朴な疑問を考えるのが楽しいのじゃw。 ちなみに上の2つは「宇宙物理学」の範疇じゃないらしい。
>>418 池田、里中は積極的で社交性があってそっち方面に意欲もあるから頻出すると思う。
萩尾望都もけっこう漫画の話題としては出るけど
本人は「漫画で勝負」って思ってるからじゃないかな。
水泳団体解説で中村麻衣が金髪で白っぽく輝いてて 萩尾マンガみたいだなって思った
萩尾漫画は照明あてすぎ
池田、里中も、もちろん大先生なんだけど、萩尾さんとは作家性があまりに違う。
里中は少女漫画全体を引っ張り、池田は少女漫画に関心の無かった層をも引きつけ
萩尾さんは、更に同業者、漫画家を目指す者、
等全ての漫画、編集、クリエイティブに関わる層に
後世に亘る一大ショックを与えた。
>>420 編集部は英断だったと思うけれど、今になって思えば、SFの専門誌なんかで
連載した方が、作家・読者ともに幸せだったかも。
その後の銀三角の出来など読むにつけ。
電波漫画
>>426 >編集部は英断だったと思うけれど、今になって思えば、SFの専門誌なんかで
>連載した方が、作家・読者ともに幸せだったかも。
そうかもね。
あるいは、竹宮さんの「地球へ…」を連載したカルト誌、『マンガ少年』とか
(まだ創刊してなかったかな?)。
でも、
やはり一般少年漫画誌に連載されたこと、そこにこそ大きな意義があったとも思う。
あ、掲載雑誌は原作者(光瀬龍)の意向もあったのかもね。
確か、『ロン先生の虫メガネ』が連載されていたのも『百億〜』と同じ少年誌だったかと……(うろ覚えですいません)。
マンガ少年は復刊と言うべきだw。一応名前だけで判断すれば。 ロン先生もチャンピオンですね。 あのころのチャンピオンはいまとはまったく芸風が異なる雑誌だったので 時代に残る名作は結構あったような気がする。 一時不良系マンガに傾倒したときからなんか雰囲気が変わっておかしくなった。 萩尾望都が掲載された雑誌とは思えない変貌ぶりにあきれたw 最近になってまた芸風が変わってるけどね。
そういえばチャンピオンは「吾妻ひでお」もいたしね。 「みだれモコ」とかも好きだったな。 すぐ終わっちゃったたけど。 うろ覚えだけど百億が載ってるからチャンピオン買って それで吾妻さん知ったような気がする。 がきデカとかBJとかマカロニとか同時期だっけ? 鴨川つばめ氏は萩尾さんの中学の後輩だそうだけど。 これだけ長く描いてる漫画家で、ほとんどの作品が現役で出版されている人は 少ないよね。 手塚御大と、他には誰だろう。 それだけ需要があるってことだろうなあ。
「ドカベン」の水島新司も連載されてた・・・チャンピオン 掲載されていた作品がバラエティー豊かで ちょっと実験的な雑誌だなーと思っていたけど そんな所が少女コミックに似ていた 今はどちらも当時の面影さえないワケだが・・・・・・
で、バルバラ異界はどう?
>400 トーマの心臓については、男同士の恋愛はあーじゃないという人が出るが、 あれは言ってしまえば男同士の恋愛ではないからね 男の人は馴染めなければ「へっ」と思ってしまうんだろうけど 少女の投影された姿だ、とは100%は言いきれないけれど、 彼らを「生の少年を描こう」として萩尾さんも描いてないと思うよ どこぞのインタビューで、自分の少年像はリアルなそれではない、精神の具現であるみたいな ことも言ってるし あの作品はゲイとかリアリティを追求したものではないし、 有る意味で少女たちの欲する完全に美しい理想世界の具現なのだと思う 性欲もなく、肉欲もない完全に安全な世界での物語 彼らには性なんてそもそもなく、男でも女でもない。 彼らのしているのは『恋愛』ではなく、有る意味普遍的な意味での『精神愛』や『無償の愛』 『魂の愛』と言ったような、性のない物なのだと思う アンテに限って言えば、ありゃーオスカーにマジ惚れしてるが 篠田節子だったかが、「感謝知らずの男」の解説で、萩尾の作品に出てくるのは 伸びやかな肉体でアイデンテティーの確立を模索している少年の姿をした少女であり、 少女たちもまた少女である…というようなことを言っていたが、それに近い すべては外部との接触や発展で産まれる物じゃなく、思春期の内面世界での問題の咀嚼な気がする
アイデンティティ、か
>433 じゃあ、「トーマ」も「バナナブレッドのプディング」の「バラの茂みのところ」 と大して変りのないことを言ってるってか。 へたすると「エバ」のTV版26話と同じだな。 スレ違い鼬買い深くお詫び申し上げます。
イタチ飼うのかΣ(゚д゚lll) 文字読めなかったよ、鼠を由とする・・・二階堂には辛いな。 鼬買い不覚お詫びも牛揚げます。
>433 14歳って年齢は「性」を感じないからいいというようなコメントをしてたし、 そこらへんからもう現実からは隔絶されたもののような気がする。
バルバラ異界はどうですか?
現実の14歳の脳内には性はいやというほどある。少なくとも漏れは そうだった。 性別役割分業や性や妊娠・出産・結婚・人生設計とは無縁な舞台で 愛(ナノダロウカ)を描こうとした・・・ってのは25年前から散々既出。 でも、残神を知った今、性とは無縁、ではなく、性や体に裏切られ 虐待された魂が自己肯定感を取り戻す苦闘の物語なのだね、>トーマ 萩尾先生が20代だったのか50代だからなのかで、トーマと残神に 分化してしまう・・・いや読者・時代・媒体によってかもしれないが。
バルバラおもしろいよ。 こっちは映画化の報を期にひさしぶりに「われはロボット」読み返して、 だだーっと泣いたりしているSF好きなんで、 そのへん考慮に入れて欲しいけど。
>439 うーん、残酷はそうだろうが、トーマはどうかな〜。 自己肯定はそうだろうけど、トーマと残神って底に流れる物は近いけど…うーん まあ残酷は性的な物を使うことで性を自認して越えたわけだが 現実に性の感覚を欲してようが望んでようが、作品には関係ないしね バナナフィッシュだってレイプシーンやセックスシーンはあるが、最終的には精神愛を描いたんだし、 そういう物に対するシンパシーは多くの人が持ってるんだろう 特に性を知らない時期の子は、無垢愛や無償の愛なんて物には憧れてしまうだろうな だからBLブームがあったんだろうし(今歪んで来てるみたいだけど)
>440 気のせいかもしれないがCMのあの作品なら、 久々にショボショボのロボットを見たなーと思ってたんだが、 まさかあれか…? 嘘だわあれがわれはロボットとは思えんぞ
いや、映画は見てないからよくわかんないよ、ロボット。 でもアシモフのロボットはヴィジュアル的にカクカクしててもいいんじゃない? ストーリーは小説とはぜんぜん違うラストを用意してあるそうですけど。 スレちがいスマソ。
バルバラ異界のない八月
>442-443 スレ違いだけど、あれは本来アシモフとは関係ない作品だった はずのモノなんで…。 監督がロボットメインの映画を作ろうと思った ↓ 作ってるうちに、なんかアシモフのロボット物とテイストが似てきた ↓ とりあえず版権取っておこう ↓ じゃあついでにヒロインをスーザンにしとこうか くらいのものだとか。 向こうの映像業界は、ものすごくそのテの権利問題にうるさいらしいので、 「なんか似た物があったらとりあえず版権取っとく」ということが普通らしいです。 つい先日も、ブラッドベリが「華氏911」にいちゃもんつけてたくらいで。
ああら、そうなの…勉強になった。ありがと>445
>つい先日も、ブラッドベリが「華氏911」にいちゃもんつけてたくらいで。 マジで?老害だなw
>>447 老害と断言できるのはすごいなぁ(いや、マジで)。
小心者のせいか、どーゆーイチャモンか知らないうちは何とも言えん。
「ブラッドベリのいちゃもん」報道は曲解されて伝わってるんだそうだ。 もとは、「私の政治についての考えとは関係ないが、タイトルを無断で 使われたことに抗議したい」という主旨だったのが、 日本に伝わった時には「私の政治的な考え方と映画は相容れない」 という風に変わってしまった。 (元の言い方今ちょっとわからないです) ブラッドベリが映画の主張自体にいちゃもんをつけたわけでは ないのです。
マイケル・ムーアは「ブラッドベリに敬意を表してタイトルを借りた」 って言ってたから、ブラッドベリの抗議はまさに寝耳に水だったんではなかろうか。 それでも、許可くらい取っとけと言いたいが・・・ 萩尾望都とは全然関係なくなってきたなw潮時か・・・
スレ違いもスレ違いままだけど
>>442 あのロボ映画のCMをテレビで見ました。
BLAM(ブラム…綴りあってるかな?)ってマンガのロボデザインのパクリかと思ったよ。
当のマンガはぼそぼそした絵でしょぼしょぼ(泣)ロボットがオカルティックに
大量にダウンロードされて来るのがなんとも言えず楽しかったのだが…
昔小説も読んだ口なので、アシモフにもあの漫画家にも謝れってちょっと思ったよ。
つまらない映画に仕上がってたら、がっかりしてしまう。
今夜の「トリビアの泉」を観て「6月の声」を連想した人は、 筋金入りの萩尾ファン。
見てない。
>今夜の「トリビアの泉」を観て「6月の声」を連想した人は、 筋金入りの萩尾ファン。 詳細教えて下さい。 うちのビデオ故障中なんだ…
>>454 「芝刈り機の音だけのCDがある」ってやつだったよ。
>456 レス、サンクスです。 なるほど、外庭の芝刈り機ですね。 あのヒロインの名前好きだったな。 「エディリーヌ」だっけ。
森英恵にセンスがちかいかも
>>455 448は「断言できる」という主張に対して感想を述べただけで、
ブラッドベリの抗議内容を知りたい、
と言ってるわけではないのでは?
まあ実際、面白くはないべや 自分の小説作品のタイトルを、政治的な意味の強い作品のタイトルに使われたら、 それはカラーが完全に違うし しかも許可もとってなかったら、そら爺さん突っ込むよ。 まだ毎年短編と本出してる現役作家だしあの人。 まあムーアはボロも出まくりで見ていていたいたしいがな… われはロボット映画はそんなんでいいのか…orz 読んだことないけど、なんかそれって失礼な作り方… 「ドラえもんに似てきた、ドラえもんにしとけ」と思うと無茶苦茶もいいとこ だぞ
>462 なつかしい!! 持ってるはずだけど、どこにあるかわからない orz このイラストって画集に入ってないんじゃないかな。
懐かしい!! ・・・・使い倒してしまったが・・・・・・orz
絵を見られたのは嬉しいけど 出品者のつり上げを疑われるから やめなよ
>465 ………
( ゚д゚)ポカーン
465は吊り上げの解釈を間違えているのか、それともアクセスしたら 入札価格が上がるとでも思ってるの?
>>462 表紙の絵がいいな。
ちょっとほしいかも。
2ちゃんに晒す→このスレ内で欲しい人が出てきて入札する→ 何人も入札するから値が上がる→(゚д゚)ウマー ってこと?
誉めてるわけじゃないが、他スレならともかく このスレでその手のことは起きにくい気がする…>貼ったからって値段が上がる ていうか3枚目の写真、オスカーがいると思ったらエヴァンズの弟か
私、保存してます♪ 本当は観賞用と保存用に2つ欲しかったのですが 当時のお小遣いでは無理でした。
価格が上がる上がらないは別にして、吊り上げは故意に入札して価格を上げる行為だから
ここでURL晒しても別にオクのルール違反では無いよね?
>>471 今、読むまでオスカーだとばっかり思ってたw
「11人いる!」の両性人間が好きなんですが、 ああいう子がでてくる作品ほかにありますか?
性格で言ったらフロル似は結構たくさんいる気がする 中性的できつくて、でも明るい子。 ゴールデンライラックとか。初期のコメディっぽいのにも。 現在連載中のバルバラにもいるし 両性云々に惹かれるのだったら 「A-A’」シリーズ、マージナル、スター・レッドとかのSF群。
性格だけなら、エーリクだってフロルっぽいとこあるしね 写真、よく見えないんだけど、「レオ」って何??
>>476 獅子座
それより、その獅子座のキャラが誰だか判らない
478 :
476 :04/08/27 20:00 ID:???
ああ、星座で分けてあったのか〜
>>477 獅子座のキャラ、ポーのキャラじゃないのでは…?
双子座も??だし、
CAPRICORNの文字の横はどう見てもエーリク。
ということは、その上のはやはりオスカー?
獅子座と双子座は当時も萩尾キャラにあてはまらなくてわからなかった。 左の二人はオスカーとエーリクだと思う。ユーリいないんだよね。 この頃の絵はほんとに綺麗だ。
名無しさんキャラに負けちゃったのかよユーリ・・・(つД`)
今も昔も名無しさん最強!w
ほんとだ、意識してなかったけど表紙の絵、凄くいいね〜
残神の文庫化キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !! 10月が楽しみだなぁ。
∧_∧ ( ;´∀`) ちんこ勃ってきた。 人 Y / ( ヽ し (_)_)
>484 正直、単行本買ってなくてよかった… 文庫買う買う
全10巻みたいだね。表紙が楽しみだ。 萩尾さんは女描くの苦手だと言ってたけど、せめて1回くらい サンドラかマージョリーに表紙を飾って欲しいな・・・
>488 このサントラ、発表当時 テ ー プ を購入したよ…アイムァオヴァ アニメは正直アレだったけど、主題歌を歌ってる カウンターテナーがすごいきれいな声で大好きだった。 機会があればぜひ。
たっか! でも曲タイトル気になる…「メニール」なんて曲作ったのか(w
>488-489 映画館に見にいきますた。 昔NHKでやった11人に比べれば、ナン倍もましですた。
オレはオクネタが全部宣伝だとは思っていないが…
ここはおbさんが多いからね 騙し易い
>491 >昔NHKでやった11人 黒歴史を……w
怖いもの見たさで見てみたいw DVD販売してるけど買う程ではないんだよね。レンタルしてるかなぁ。
498 :
488 :04/08/30 02:27 ID:???
言われるかもしれないなーと思って書き込みましたが、宣伝じゃないです。。 今日で出品期間終わったから、終わってから晒せばよかったですね。 晒したおかげじゃないと思いますが、えっらい高騰したんですなぁ。。
> 晒したおかげじゃないと思いますが このヴォケ
>>480 > 獅子座と双子座は当時も萩尾キャラにあてはまらなくてわからなかっ
双子座はアロイスかな?
11人いるにもある、「一人多い」「でも最初から多かった」「最初から*人目なんていない」 ってテーマは、やっぱり「そして誰もいなくなった」が最初なのかな。
>501 ざしきわらし(東北の伝承)じゃないのかな?? 11人いる!はミステリ仕立てでもあるから「そして誰も〜」の系統だと思うけど、 >、「一人多い」「でも最初から多かった」「最初から*人目なんていない」 というのはまんま座敷わらしやその系列の民話にあるよ。
「そして誰も〜」は、10人の中の一人が犯人って設定でありつつ、 全員死んじゃうってとこが怖かったですね。
>502 それはちとムリヤリ
>>502 同意。
昔、萩尾先生が作品エピソードを語ってくれるラジオCMがあって
(小学館文庫発刊記念のころだった気が)そこで、そんなことを言っていた。
宮澤賢治の座敷童子を読んで、なんて面白いんだろう、
これでなんか出来ないかしらと思ったそうな。
萩尾望都の一番の傑作は「ポーの一族」? それしか知らないんだけど
>506 何が言いたいのか知らんが、ぐぐれば…? まあ、スレ最初に作品名だけでもあっていいかとは思うが
>>501 「11人いる!」は、宮沢賢治の「座敷ぼっこ(わらし)」に
影響されて描かれたもの。小学館文庫の最初のヴァージョンの
あとがきで、萩尾望都自身が言っている。
懐かしくなって「11人」のアニメ(何年か前、BSで放映してたもの)を見直した。 フロルの声がどうしようもなくヘタっぴだけど、それさえガマンすれば けっこう楽しめるアニメだと思った。EDの歌もキレイでした。
フロルの中の人が“オーロラ輝子”になるんだから、人生って わからないよね(w
半神欲しいんだけど、 コミックスで手に入れられないかな? 文庫だと読みにくい。
>>512 作品集に入ってるからブクオフあたりで探してみては?
下半身 ノ } ゙l、 」′ .,/′ .,ノ _,,y .,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ ,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/ l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _>< 《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` { \《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ } \ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕 .゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .} ゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト ゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ 〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } .,l゙ l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ | ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ, | ノ′ ヽ 〔 ミ } } ′ } { .| .ミ .< 〔 〕 .{ \,_ _》、 .{ .} { ¨^^¨′¨'ー-v-r《 〔
バルバラの三巻っていつごろ発売になるのでしょう?
話題がないよな…
話題かあ・・・ バルバラ読んでる方、「ここが面白いよ」という ポイントがあればぜひ語ってほしい。 読もうかどうしようかいまだに迷ってるので。
今頃「バルバラ」2巻購入。 心の底からお願いします、神様。萩尾先生を殺さないで下さい。 老いて、一本の線しか書けなくなっても、先生は生きていて欲しい… 「バルバラ」に溺れています。ここが面白いと語る語彙を持てない自分が 悔しいです。でも、読めて自分は幸せをかみしめています。 読んでいる間は、酩酊気分です。 ちょっと落ち着くために昔の作品、読み直しに逝ってきます。
>517 自分的にはまだなんとも言えないけど、 謎は多いけど、ある意味ではとても読みやすいと思うな 未来観がそんなに古くさい感じしないし、なんか実際そうなりそうな気さえしてしまったり。 基本的に今の所常に次回が気になる感じかな。
>>517 うーん、まだ話の途中なんで説明しづらい。
でも、おもしろいよ。
早く3巻、出ないかなぁ。と待っている。
近所に漫画喫茶とかブックオフがあるなら、
そこで『バルバラ』を読んでみたらどうだろう?
>>517 ポイントかぁ・・・
これは連載時の感想なんだけど、まず第2話に驚かされた。
第1話を見たときは「またファンタジー路線なのかなぁ」と正直ちょっとがっかりして、
花達スレでも評判悪かったんだけど、2話で見事にひっくり返されました(・∀・)b
まさかこうくるとは、って花達スレでプチ祭り状態になった記憶が・・・
読んで損はないですよ。ミステリな感じでも読めるしSFな雰囲気もあるし。
なんといってもサブタイトルが毎回うまい。8話のには鳥肌たったよ・・・(゚д゚)
眠り姫は眠る血と薔薇の中と、 公園で剣舞を舞ってはならない だっけ このふたつ好き
517です、みなさんどうもありがとう! 内容はわからないままですが、熱い思いが伝わってきました。 ブクオフ行くたびに探してますが、今のとこバルバラはぜんぜん 見かけないんです。やはり誰も手放さないのだな。
まだ2巻までしか発売されてないからねぇ もう少し巻数が増えたら手放す人も出てくるんじゃない?
SFでも宇宙の彼方や知らない砂漠が舞台じゃなく 花小金井や秋葉原や御茶ノ水みたいな手近な場所が 出てきて、時間も自分がたどりつけるかもしれない程度の 未来で、それでもちゃんとSFしてるのが気に入ってる。
んー・・・でも火星はいらなかったなあ。 SFよりもミステリでせまってほしかった
スターレッドのあの巨人の帽子はなんなんだ
>526 ああ、分かる 正直SFとしても、火星がどうというネタはちと古くさい… 25歳以下には、「なんで火星?火星ってSFによく出るの?」という程度だろうし
火星ってただ単にネタとして扱い易い性質もった星なのでは〜
ネタって言うか単に地球では無いけど生物が住めそうなってだけの符号じゃないの?
火星って水があったかとか将来移住できるとか科学者にいろいろ研究されて 面白いと思うんだけど。萩尾さんも多分そこら辺の情報はキャッチしてると思う。 ミステリだけじゃなく、科学的なことを取り入れるのが萩尾さんのSFの 面白い所だと思う。
ガイシュツ? 牧村さとる「おいしい関係」の中表紙、ポーのパロだよね。
>科学的なことを取り入れるのが萩尾さんのSFの >面白い所だと思う。 すげえな。SFって意味知ってるのか?
>529〜531 ポカーン… 火星SFをあまし知らない人も多いのだな 自分は528の言うことも分かるが… しかしそのぶんSFが読まれてないってことなんだろう SFがなんの略か知ってる?スペースファンタジーとか思ってない?
SF=スペースファンタジー?って聞かれた事がある。高校生の頃。 野田英樹さんの「半神」、賛否両論って感じだけど自分は好きです。 言葉とイメージがどんどんつながって、違う所へぐいぐい引っ張られる様な 楽しさ。ビデオでは伝わりにくいのに、今「バルバラ」で同じ様な楽しさを 感じています。平面上でやってのけるもー様はすごいです。
あまりにも使われてきた記号だからね>火星 萩尾さんは昔から使い続けてるみたいだけど、そういや自分は火星物は萩尾さんが最初だったなあ その後火星がSFの世界でずっと使われてきたって知った 最近のSFは、宇宙物自体がないし、 大体が平行世界は宇宙じゃなくネットの中とか、マトリックスみたいに夢の中って感じだね バルバラは身近さが最初好きだったから、自分は火星に飛躍した時「うーん…」と思った どうも馴染みが薄いのか、地球外に話が飛んでいくと、リアルさが失われて感じる 単に未来の夢を見ているだけで楽しめたかなあ
SFはともかくそういえばSFXのXって何
バルバラは残酷以上にどろどろしてきそうなのがイイ! しかし、長く続くのかな。
3〜5冊ぐらいですぱっと華麗に終わって欲しいなあ 美しくまとまって欲しい しかしそうなると、萩尾さんの意欲次第じゃ次とか吸血鬼かしら
541 :
530 :04/09/03 13:36 ID:???
>>534 えっと‥ 火星シリーズも 異星の客 も読んだけど それらはスペースファンタジーかね?
火星の砂とか宇宙戦争あたりならどう?サイエンスフィクションって言える?
そういう風に古今東西のSF作家が好んで題材にしてる「火星」を踏まえて
非地球の代名詞として背景に使ってるだけじゃないかと思ってるんだけど。
>533 SFってサイエンスフィクションでしょ? サイエンスって科学だよね?SFってまったくの空想ごとじゃなくて 科学を取り入れてるフィクョンでいいんでなくって?違ってるんなら533 の言う正しいSFを言ってもいいよ。でもさ小声でいうけどサイエンスフィクションを サイエンスファンタジーだろうが要は漫画が面白ければいい話だよね。 え?それを知れないと非常識?恥知らず?でもこういうネタで延々とレスがつくのが 2chの面白い所だよね!
>542 畳み掛けるようにずれた事言うあなたがグレッグ並みに怖い。(苦笑 SF定義したい人は「@SF作家としての萩尾望都@」スレに逝った方がいいんじゃない?
自分より知識が無い香具師等はみんな馬鹿
>541 ちと痛い 528は単に「未だ火星使うってなんか古くさい印象」と言ってるだけなのに、 なんでこーいう話に そしてスペースファンタジーって…orz なんにしろ知らない人が知ってる口をきくのはどうかと そら突っ込む人も出るから
546 :
528 :04/09/03 15:13 ID:???
アララ… 自分は火星がSFで使われてきたのも知ってるし、 人が住めるかもというロマンを持ってSF作家が好んできたのも知ってるが、 ただ単に「印象として古い気が」個人的にしたというそんだけ
ちょっと前?の「本の雑誌」でSF者の特集やってたけど…ほんと大変だなー SF者って(笑) それもこれも萩尾先生が悪いw 火星を題材にするのが古い気がするのはないです、わたしは。 「火星」は萩尾作品の中で記号の一つだと思っているので。 今後の展開でどう使われるかが気になりますが、「バルバライコール火星」は 嫌だなあ。
>538 特撮の意で使われてるSFXは、「special effects(まんま『特殊効果』)」が 訛って省略されて出来た、らしい。 「effects」→「FX」って感じ。 「You」が「U」で代用されるみたいなもんらしいけど…わかりにくいよね。 火星が出てくるのは古いって言われてもなあ…現実には、いまだに火星への 有人飛行は実現してないんだし、近未来の描写としては、「近い異界」としての 火星は妥当なセンだと思うけど。 ブラッドベリフォロワーな萩尾さんにしてみれば、かなり心外な言われ方では ないかと。
>>548 546は、ナメック星にでもすれば新しく思うのだろうか。
ナメック星も古いか・・・・(-_^;)
最近の傾向としては、確かに「近い異界」は宇宙や異星人、火星ではなく、 前にも出たが「ネット中」「電脳世界」「夢の中」「平行世界」「崩壊後の世界」 になってきてるとは思う 多分大友やマトリックス、押井やエヴァなんかの感覚だろうな ハイラインや、まあブラッドベリ…はどうかな。そのへんはともかく、 星野宣一のような感じとか、確かに今の人が見たら入りにくいとは思う SFってそもそも、どうしてもすぐ古く感じてしまうジャンルだと思うよ とっつきにくいし 映画で映像的に特撮とか使うせいもあるし、どんどんネタが被ったり使い古されたり していくから…(今円盤がやってきただの、異星人が侵略しにきただの、ワープしただのは、 よほど上手くやらないと厳しいと思う) 昔の漫画にポケベルが出てて「古っ」て思うような感じが、他の作品より得やすいというか バルバラの未来観は結構好きだが ナメック星… あの星の人たちがナメクジだと知ったのは随分後だ…
ナメック星人→ナメックジン→ナメクジ カルゴ→エスカルゴ デンデ→でんでんむし 懐かしくはないな DBまだまだ全盛だから
ポーを読んだせいでバンパイアものにかなりはまった人、多いんだろうな。 個人的には小野不由美さんはツボでした。
星野宣一って誰?
宣之だっけか >552 自分は屍鬼は空しいくらい楽しめなかったが、十二国は好き どうも子供を産む産まないによる男女権や社会構造に疑問もあるのだが、 ストーリー展開だけで面白い ただバンパイア物で言えば、「面白いな〜」と思えたのは、ないなあ… インタビュー・ウィズ・バンパイアは映画1は好きだが、続編酷いし、原作はハマるほどじゃ なかったし、ダレン・シャンはどーにもならんし… 新作映画も激しく微妙
宣之って誰? ・・・・ごめん。
>555 ぐぐろうよ SF漫画家 いかにもハードSFですという漫画を描く 絵も上手い 結構マニアックだと個人的に思うが、最近コンビニによくある単行本である 「2001夜物語」「妖女伝説」など 自分は得意ではない
御大の知名度も下がったなぁw。 メジャー誌に書いてないからしょうがないけどね。 ある意味萩尾望都とは対局にあるような作家だけど、 裏返してみれば同じなのかもしれない。 「空飛ぶ円盤」も裏返ってできたことだしw
いやー、でも近作「ムーン・ロスト」はかなり評判良かった。 面白かったよ実際。 彗星の影響で月破壊→地球の気候に大影響、 じゃあ月の代用品を持ってこよう! つー大胆な話で。 単行本を買った人には、抽選で「月の土地」が当たるかもしれない プレゼントもあるそうで。
>554 「屍鬼」駄目でしたかー「インタビューウィズ…」続編あったんでつか! 見たい様な見たくない様なw ダレン・シャンはわたしも駄目でした。タイトルも作者も思い出せないですが、 最近読んだ文庫の戦う?ヴァンパイア、面白かったです。海外ものですが。 萩尾先生でいうともひとつ。 恩田陸はどないでしょ?わたしは ものすごく「好きなんだね!あなたも!」と肩をどつきたくなりましたが。 親しみ込めて、ですよ。
560 :
554 :04/09/04 01:39 ID:???
>559 うーん、屍鬼は、 心理吐露があまりに説明的で。 そのわりに、暴力描写や殺人に説得力を全然感じなくて、 最終的にただ血と死と殺人の、読む山のない連鎖を読んだだけって感じだった。 血に溺れそうな印象しかない。 一部でポーにつながる物があると聞いた分、多少情緒とノスタルジーを期待 したのもあり、あの感情のないような部分にちょっと嫌悪感が。 問答無用に殺す描写があるのはいいんだけど、どうしても「そりゃ、ないだろ」 という部分が拭えず…。その無常観や無為感を作者は表現したかったのかも しれないけど、あまりにはい死んだー次ーはい殺すよーって感じで… 個人的にそういう描写を好く素質はないし、 どうしても、どう想像しても、自分の中では「それはないな」と思ったので… それは正義だとか人情だっていうレベルではなく、「あそこまでの恐慌」に 至るにしては、理由不足、説明不足、ヒステリー不足というか…。肩すかしのような。 現実にそう有りうるのだとしても、「そうか、こういうものか」とまで思うに 至らず。 ホラー、ミステリーとしても、「次どうなるハラハラ」という感じもなく、 読後感が自分の中で最低でした。 共通の嫌な感じがたまーに十二国でもあるんだが。 例えば娘に異様に古い意識で対応する父の描写とか、泰麒に対する祖母とか、 圧迫された母の描写とか、魔性の子における集団ヒステリーとか、 「そうか〜〜?」という正体不明の違和感がたまに出ます。 ポーが血まみれじゃなくてよかった インタビュー〜には、血の描写は必要だったんだな、とは思う それは肉欲、性欲、暴力など、現実的なことをある意味やっていく作品だから。 でも無性と精神のポーに肉欲や激しい暴力、怪我描写なんかがついたら、 それは夢ではなくなってしまうのだな
561 :
554 :04/09/04 01:39 ID:???
非常に長くなってしまいすみませんでした 恩田読んでみます
>558 月の土地って、有る意味財産だよなあ 将来どう化けるかわからんし、 化けなくとも売れば売れそうだし、 子供に継いでもヨシ!
>>562 誰も所有権の保障をしてくれないのと違う? 月って誰のモンでも無い筈だから。
>556 てめえがぐぐれよ。 ・・・ってぐぐってみたらほんとに「宣之」で278件ヒットしたw
「之宣」 まああれだ、そんなもんだよ(ニガワラ >563 ああ、そうか。 でもそれじゃ土地貰えなくない? 自称オレのもんになるとか言われても。
「之宣」 まああれだ、そんなもんだよ(ニガワラ >563 ああ、そうか。 でもそれじゃ土地貰えなくない? 自称オレのもんになるとか言われても。
一応、ちゃんと(…かどうかは定かではないが)した代理店があって、
「月の土地売ります」という商売をしてるらしい。
ttp://keitai.main.jp/ranking/etc/lunarembassy.html まあ実質「月のココんとこはあんたのもの」という証明書がもらえる
だけ、と言えば言えるんだけど。
もしその土地に何かしたい(建物たてるとか)なら、それは自費で
ドゾー、と。
ちなみに昔「ほしの のぶゆき」というゲームシナリオライターがいてなあ。
ずっと星野氏本人だと思っていたことが…。
月や火星の土地を売っていますが、売ってる人はこう言います。 「NASAにさぁ、『売るけど良いか?』って聞いたんだよ。そしたら何も言ってこなかったから問題ないと思うよ」 月や火星がアメリカの所有物になったという話は聞いてませんw。 アレはあくまで「洒落を買う」モノなんですが、かのアメリカ人は所有権を認められないと間違いなく 訴訟を起こすので、世界の失笑を買うことになる(はずなんだが…。 意外と今の世界情勢では「買った人のモノ」になるかもナァ。無視するとアメリカは戦争ぐらいするぞ。 そもそも販売するためには所有しないといけないはずなんだが。アメリカに所有させた覚えはないよなぁ。 萩尾さんも買ってたらどうしようw。オレも買おうかな?w
うーん要するに微妙とね〜 でも「星の命名権」にしたって、あれは一応世界的に通用するんでないのか? どこぞで協議でもないが、同意しあってのことだと思っていたがなー。
>560 そうですね、情緒やノスタルジーを期待するとかなり違いますね。わたしが 面白く感じたのは、同じ土地を見てるのにヴァンパイア側の安住の地を求める心理と 人間側の閉塞感の違いでした。エドガーやアランがさまよい続けた悲しさを 思い起こしたので、ツボにはいったのかも。 集団ヒステリーとまではいかないけれど、ポーでも彼らを狩り出そうとする動き がありましたよね。(オービンのように)異質なものを追いかける、これは ポーではソフトな描写だったですね。だから美しい夢の様な作品に出来たのだと 思います。最後のオービンの語りなどは絶品!ですね。 ただ個人的に血に溺れる作品も好きなのでW ごめんなさい、身近にもー様を話せる人がいないのでつい長くなってしまって。
月や火星の土地の話で藤子F氏の漫画思い出しちゃったよ。 異星人が主人公の土地に空港建てるって買い来るやつ。 萩尾ファンと星野・諸星両御大のファンってけっこうかぶってそう。
自分は星野センセは駄目だったけど、諸星センセは好きだ。 あたっててちょと恥ずかし。
766 :無名草子さん :04/09/04 20:37 大昔の漫画に、母親に死なれて寄宿学校を出奔、 悲しくて引き篭もろうと思ってたら大嫌いな同級生が迎えにきたので八つ当たり、 そんな甘ちゃんに見事なびんたと説教を与えた弁護士さんがいました。 やっぱりハリーにもしっかりした大人がきちんと説教してやってほしい。 一般書籍板「ハリーポッターについて語ろう【ネタバレ】4 」でハケーン、嬉しかったんで。
>573 おお、これは名言ですね。私はハリポタって、あまり好きじゃないんです。 引き篭もり少年が成長する物語ではあるけど、人間を最初から蔑視して いるような設定とか気になってしまって。 ところで息子がハマっている「デカレンジャー」の先週のエピソードで、 悪役が逃走途中で邪魔になる車を襲い、乗っていた一家3人のうち、 息子だけを母親の懇願で助けてしまうという話がありました。 これで悪役がその息子を育てたりしたら、「リデル・森の中」だなと バカなことを考えてしまいました。
>573.574 やはりハリーポッターは子どものための読み物なのだと思いまする。 大人の視点から読むと、子どもの身勝手な所が鼻につくのでは。公平に読むなら もっと大人をハリーに関わらせていくべきでしょう。でもだからこそ、子どもに 支持されるのかもしれませんね、ハリーは。 寄宿学校を子どもの楽園と描くか、成長の門とするか。 でも、大人になった今でも寄宿学校は憧れだなあ。
ハリポタは子供のための物語だけど、子供の心の成長に役立たなそうな物語だなあとは思う。 15ぐらいの時学校で読んだけど、当時の心じゃ嫌悪が先に立ったなあ…。 「この家は自分の家じゃない」っていう設定にしても、あの義親って読者の目で見れば自分の 親なわけで。そういう設定は腐るほどあれど、あそこまで悪意のある描き方は…。 その後天才として魔法学校に入学、何の苦労もなくあらゆる面で優遇され、マンセーされていく っていうのは、さすがにちょっと卑しいなあと思った。一度決まった結果が、優遇されてくつがえ されるっていうのも、ちょっと性格が悪いし。 「僕はこの家の子供じゃなくて、もっと有名で何もしなくても特別な人間で…」っていう妄想を 限りなくかなえてしまったんだな、と思う。 でも子供は素直にそういうの嬉しいんだろうな、と思うし、それこそが受けた理由の大きな部分 なんだろうけど、ちょっと読み物としたら、もっとハリーは苦労して自分の力を見出す部分が あって良いはず。 というか普通の物語はその「選民思想」の余白を考えてたりするんだが。 星野先生は自分も駄目だが、諸星は好きだ。 小さい頃は全然わかんなかったけど(むしろ妖怪ハンタートラウマ)。
子供だからまだ許せるってのもあるかもね 映画のCM、ハリーがすげー成長してて、 なんか、アホっぽく見えてしまった。 いい年して…みたいな感じかも。 一部ではハリーマンセーは逆転の伏線じゃないかって意見も あるみたいだけどね。
>>576 ハリポタはイギリスらしい、残酷な面の多い作品。
年くってからもう一度読むと、感想変わるかもよ。
(まあ、それはハリポタには限らないが)
>576 >でも子供は素直にそういうの嬉しいんだろうな そうですね、自分もええ年の大人ですがいいなあーって思ってしまいますね。w そういう物語もあっていいんじゃないかなって思います。 でも、ダレン・シャンはあっていいとは思えなかった…嫌悪感が先に来てしまった。 >578 >年くってからもう一度読むと、感想変わるかもよ。 そうなんですよねー年いくと感想変わる。萩尾センセでいうと 昔「この娘売ります!」駄目だったんです、私。 今は違う。最近「残神」読み直してまた違う感慨を持ったし。 し好も変わるしなー
580 :
花と名無しさん :04/09/06 10:45 ID:kduaNcgt
既出ならスマンが、十一人いる!って原作があるの? 小松左京の十一人というショートショートが元ネタと聞いて読んでみた。 まさに原作と、いう感じだったんだが、どうか?
あーっと…? 11人だっけ?バルバラは、小松に寝ている女の子のまわりでいろいろ 起きるってのはあるが
>>580 そうなのか?
小松左京は萩尾の「11人いる!」を読んで高く評価してたぞ。
確か、どっかで解説も引き受けていた。
話が逆で、小松がインスパイアされて書いたものじゃないかなぁ。
確かめてみたいので、
その「十一人」ってどの本に収録されているものか教えてくれないか?
583 :
580 :04/09/06 21:48 ID:???
>>582 ハルキ文庫の小松左京ショートショート全集1
ホクサイの世界のP157
1964年7月20日サンケイスポーツ掲載とある。
十一人いる!より前だと思う。
小松の「十一人」の方がずっと前に書かれたものだよ。でも、
小学館文庫版の「11人いる!」では、萩尾望都は宮沢賢治の
童話からヒントを得て高校の時に原案を練っていたと書いている。
また、その文庫版の解説は小松左京だが、「十一人」との
関連については何も語っていない。
ちなみに
ttp://www.iocorp.co.jp/chronicle/sktable.htm ここによると「十一人」刊行は萩尾望都が高校生の頃。
だから、もしかしたら「十一人」からもヒントを得たの
かも知れない。
>583&584 ありがとう! 萩尾さんのほうは「座敷わらし」にヒントを得たものと勝手に思っていたのだが、 小学館文庫版のほうも見直してみる(実家にあるので、手元にない)。 とりあえずは、小松さんの「十一人」を探して読んでみます。
586 :
564 :04/09/06 22:58 ID:???
>585 漏れが書いている“宮沢賢治の童話”が「座敷わらし」を 題材にしたものです。念のため。
587 :
584 :04/09/06 22:59 ID:???
しまった、564ではなくて、584です。失礼。
残神の文庫発売日は10月15日だそうだ。 お値段610えん(・∀・)b
小松左京のショートでバルバラと似た話っていったら『ゴルディアスの結び目』 かな?ってか設定はまんま同じだよね?もしかして激しく既出? あの話、もう10年以上前に読んだんだけど、すごく印象的で確かにバルバラ 読んだ時にすぐに思い出した。(ちなみに『ザ・セル』を観た時も…) だんだんスレ違いになってくるが、あの話が書かれたのってもう20年近く前 でしょう?それを考えると小松の頭脳ってすごい気がする…
>>589 似てるかなぁ?
『ゴルディアス〜』を読んだの、もう20年くらい前でうろ覚えだが、
今度実家に行ったら取ってこよう。
『ザ・セル』は未見なので、なんとも。すいません。
精神世界がどーのこーのという話なら、他にもいろいろあるのだが……。
>589 あ、そうそう 元ネタっていうか、萩尾さん本人が言ってるよ 寝てる少女のまわりでいろいろ起きてっていうのが印象深くて、そこから… みたいなことを対談で。
>>590 589ではないが、
「バルバラ」&「ゴル・・・」(&「ザ。セル」)の共通点
・ある少女が某所にある研究所で(セルでは殺人犯)眠りについている、
どうやっても起きない
・夢にダイブできるダイバーがよばれる
・少女の夢にダイブ、ダイバーそこで少女のトラウマに触れる夢を見る
(バルではカニバニズム?ゴル&セルでは幼児虐待)
・少女にダイブ治療されること(起こされること)を拒否される
・少女の夢の影響が外の世界にもあらわれる(セルにはそうゆう描写はない)
自分も今手許にゴルディアスがないので細かいところが違っていたらゴメソ
枝葉はともかく、骨子となる設定は似ているように思われる。
精神世界というより夢にダイブして治療という感じかなあ?
だからパクリだとかそうゆうことは言ってないのでその辺誤解なく。
ゴルとセルとバルか・・・
「金曜の夜の集会」、くりかえされる夢の様な世界が自分の中ではバルバラに 近く感じるのですがどうでしょう? 「ザ・セル」はきれいでしたね。萩尾先生がそれを見て調理し直したものが バルバラなら、それはまたそれでうれしいな。 萩尾先生の思考を辿りたいって、アブナイ感情かなあ。
595 :
580 :04/09/09 20:12 ID:???
>>584 『座敷童のはなし』読みました。
小松、萩尾両氏ともにヒントを得うる内容でした。
『十一人いる!』は有名でも、『十一人』は読んだ人が少ないのか。
このスレを見ている人なら、まず間違いなく『十一人』を読めば、
『十一人いる!』を連想するはず。
>>592 解説ありがとう。
何にせよ、いずれゴルディアスはまた読み返してみるよ。
もちろん、
設定や雰囲気が似てるってだけで短絡的にパクリなどと騒ぎ立てませんので、ご安心を。
小松も萩尾も大好きな作家ですし。
ゴルディアスかあ。指摘されてみると確かに。 作品として描こうとしているものは、反対方向だから言われるまで気づかなかった。 ゴルディアスそのものバルバラと雰囲気まるで別だけど、 ゴルディアスに収録されている他の短編(岬にて、すぺるむさぴえんす、あなろぐらヴ) あたりも合わせて比較してみると、共通するモチーフは意外に多いかも。 作品のイメージとしては、山田正紀の神獣聖戦も似ているかもね。
>>599 ある意味恐怖w
コラじゃないよね、コレ?
ブラクラ貼るな!
私は「ザ・セル」みたときは夢枕獏のサイコダイバーかとおもった。 ****** ずっと疑問におもってたんですが 「エッグスタンド」で 「ママは僕を孵らず死んだ卵を温めるように愛した」ので殺したって、 性的な意味含んでる?
>603 先生がどんなつもりであれ、そういうとり方もできるね。面白いな。 私は 「これから育って自分の元を巣立っていくもの」ではなく 「ずっとずっと孵らず(自分と分離した一人格にならず)愛玩できる自分の持ちもの」 として愛する、ような意味かと思っていた。 もともと生きてないおもちゃ=「お人形」よりも残酷な感じがする。死んだ卵ってグロテスクな表象だ。
ユニコーンの夢の解釈がイマイチ出来ない さほど好き!という話ではないのだが、あれは成たる島ってどういうところ? あれは未亡人として生きて行く決意をしたの? それとも胴の輪の人とくっつこうとしてたの? 二人で輪を外そうとしている描写が何を意味しているのか分からず
>>603 わたしも604と同じような解釈でした。でも、母親からの過剰な束縛は性的な意味を
孕んでいても不自然ではないと思います。
わたしとしては「残神」のサンドラが夫が死んだ後
ジェルミに自分の事を名前で呼ばせたりってシーンに過剰な束縛に似たものを
感じました。
> 性的な意味 って何じゃらほい
>>607 文字通り近親相姦という意味だろう。
この作品では精神的な近親相姦というか支配を意味してるような。
サンドラにも通じるね。
>>606 >わたしも604と同じような解釈でした。でも、母親からの過剰な束縛は性的な意味を
>孕んでいても不自然ではないと思います。
そうかなー。あの作品の場合、あんまし考えなかった。
それより、時代背景もあんなだし、母親の不安感とか。
……あー、そっちから多少の性の匂いはあったかもしれんが、
あくまでもほんのりって感じ。
エッグスタンドのラウル?の母親って子どもの年齢の割に老けてない?
>>610 戦争中だし子供だって絶望して年相応じゃなくなるだろうよ
>609 母親の不安感はわかるんだけど、母親があの踊り子のねーちゃんみたいな 人だったら、彼みたいに不幸な殺人者は生まれなかったと思う。
あの母親の支配にセックスが含まれてたとは思わないがなあ ほのめかす描写もなかったし、脳内補完のうちじゃない? 単に自分が生んだ子供は自分のもんだ、絶対自分を捨てるな離れるな大人になるなっていう ガチガチの支配だと思ってた 男女親子間でセックスが絡むと、作品上そこを避けるわけにはいかないと思う 嫌悪、嫉妬、肉欲…スルー出来ないだろう 少年はいろんな人と性的関係にあったが、その描写が=母ともそうだったから とはなりにくい 気がする じゃあ男と寝るのはどうして?父を思い出して?(まさか)とかいろいろあるかもしれないが、 あんまり脳内で情報を補完してもな
性的な意味=セックスではないですよ。 かつて?サンドラが夫を亡くしてジェルミに自分を名前で呼ばせ、といった所で 彼が女性として母親をみるように強制されていたと思うんですね。 同じく、ラウルが外の世界に触れる事を許さず、他者との適度な関係を学ぶ機会を 奪った母親の意図の中には、自らの抑圧された性的欲求などが含まれていたのでは ないかと思ったのです。彼が様々な相手に身を任せ、そうする事によって殺害に 及ぶのは性的に束縛される事を拒否する意味合いもあったのではないでしょうか。 確かに作品に描かれている事以上に推測を進める事は脳内での補完かもしれませんが、 そうして作品を展開させるのも、読む楽しみだと思いますよ。
萩尾作品は、ゆがんだ母子関係多く語られているよね。 すぐ作者に結び付けるのは安直だとは思うけど、 萩尾自身の母親ってどんな人なんだろう。と時々思ってしまう。
>615 …わたしもです。 でも、前に読んだ萩尾さんのエッセイ本ではそんなこと書かれてなかった と思う。ほとんど内容忘れてるけど。
>>616 以前、『ダ・ヴィンチ』の萩尾望都特集にインタビューがあって、
そこで母親について触れていたような気がする
うろ覚えだけど。
ラウルのママはママとして愛してほしかったと思う 勿論それ以上の物もあっただろうけど、 自分の管理下・支配下に置ききった状態を保ってたわけだから 作者のことだしあれだけど、 親子関係がそんな円満な人だったとは思いにくい ポーの受賞報告にしても、ギャグにしてはあまりに堅い報告だし、 受賞しても「周りの方にお礼を…」という形で、確かに現代的に望まれる「よくがんばったわね」 と誉めてくれるタイプではなかったのだろう まあ誰にでも多少はあることではあるが、彼女には永遠のテーマのひとつなんだろうと思う
>>618 シンプルに、時代背景もあるだろうね。>作者のこと
当時、「漫画家」なんてのは、まだ「かたぎの商売」じゃなかった。
それに、
女が仕事を持つとするのを良しとしない親世代も多かった。
女性の社会進出とは直接関係ないが、
私の世代('80年代前半が高校時代)ですら、
「女が4年制大学なんてとんでもない」という家庭が友人に多くて驚いた
(経済的な問題では、もちろんない)。
> ('80年代前半が高校時代)ですら
80年代くらいだったかな、確かLaLaで漫画家さんがリレー形式で描く 16ページの日常エッセイマンガみたいなのが連載されてたことがあって、 萩尾さんも描いていたはず。 その中で、話を組み立てているときは雑念や他からの干渉を入れたくない (頭の上に不安定なブロックが積みあがってるようなイメージ画があって、 『今動くと崩れる…』とあせっている)、というようなことが書かれていて、でも 「どうしても入ってきてしまう雑念」が、ふきだしのように周囲に散りばめられていた。 そのふきだしの中に、「家族のことも思いやれない人間が、他人を感動させるような話を 書けるものかね」と書かれてるのがあった。なんか妙にそれだけ生々しい感じで、 実際に萩尾さんが、家族か誰かに、そんな風に言われたことがあるのかなあと。
第二期作品集のモザイク・ラセンに入ってる話かな。
>621 それ、憶えてる。 そのセリフを言ってたのは確か萩尾さんのお父上だった。 エッセイとか全部読んでるわけではないが、父親と姉に対しては 色々あるみたいだけど。
>>621 LaLaの増刊号か何かに載った「デクノボウ」?
あの話は先生の内面がよく出てました。
最後カトレア養護院の話がなんか…せつない。
家族より、漫画家仲間が気が休まるんでしょうね。
なんか萩尾さんが漫画の賞を取ったときに両親に 「もう漫画で賞も取ったんだから満足したろうし結婚したら?」 みたいなことを言われたとか記憶しているのだが・・・・・ 「とうとう両親は私の仕事を理解してくれなかった」みたいな感想を 書いていてこれは萩尾さんつらいだろうなあと思った。うろ覚えでスマソ。
>>625 それ私も読んだことある。
エッセイに入ってたやつかな?
萩尾センセの両親は萩尾センセを神みたいに崇めてる人間がいること、 考えられなかったんだろうなー センセがカトレア苑なんて作るんなら、今からでもヘルパーの資格とるよ!
20歳のころじゃない? ポーと11人で30ぐらいの時漫画賞とって、ある意味で名声共に 絶頂期、親が「賞もとったし満足でしょ、もうそろそろ絵本描くぐらいに したら?」みたいな話をしたとかしないとかだったと思う 自分にとって漫画を描くということが道楽でなく どんな意味をもつのか、伝えることが出来なかった…みたいなことを言ってたな 時代が大きいんだろうなと思うけど 漫画家なんてヤクザな商売だと思われただろうし、今でさえ、子供が 「漫画やりたい」って言って、すとんと納得する親ばかりとは言えない ましてや娘がホモやら虐待やらSFやら描いてたら、その世代の親には 理解を越えてる世界じゃないかと思う ただ最近の母親像は、あれは母というより「母になれない少女たち」だなあ と思う その母たちが死んだり殺されたりするのも、親への憎しみの表現というよりは、 なんというか…自己否定とも違うけど、死んでいるのは母なのか誰なのか
父の友人に創作でちゃんと身をたててて評価も受けてる人がいるんだが、 彼は萩尾さん世代だが、ある時親に、 「すまん、お前はがんばってると思うし、きっと才能もあるんだろうなと 思う。でもどうしても自分にはお前の作品が理解できないし、わからない。 お前が何がしたいのかも分からない」 と言われたらしい。 しょーがないことだよなあ
うん。私も親と子供って完璧には理解し合えないものだと思う。
ちゃんと創作している人にとってはよりつらいものだろうけど
完璧に理解されなくてもいいんじゃないかなあ。
でも
>>629 さんの友達の親御さんはちゃんとわかろうとはしているから
まだいい両親だと思うなあ・・・・・私的にだけど。
客観的・分析的理解は可能かもしれないが、 そこにお互いに近過ぎる私情が入るからね 理解できないというより、「わかりあえない」のかもしれない
少女漫画は、家族がテーマって多いね why?
whyって…
>>630 血のつながりがあったって、
親子とはいえ別人なんだから完璧に理解し合うのは無理だよね。
でも、信頼したり容認することはできるよな。
629さんの友人と親は、とてもいい関係を築いていると思う。
635 :
629 :04/09/18 05:44:10 ID:???
どうなんだろう。 詳しくは知らないが、発言自体は、もっとぼーっとした感じだという印象だったが。 「いやー、お前がなんかやってんのは知ってっけどよ、とーちゃんにはさっぱりわがんねんだわ、 わりいなあ」 というような方向というか
たしか「訪問者」を描いたきっかけが、 父親に「もう十分に長い間、趣味で漫画を描くことを許したのだから そろそろ結婚しろ」みたいなことを言われたからじゃなかったっけ。
かわいそう。
>638 結婚して子供をなすことが女の義務&幸せへの確実な切符 という暗黙の世代的コンセプトへの反発なのでは?
「ぼくは家の中で許される子どもになりたかったのだ」 …だったら悲しいなあ(神様=親の隠喩で)。
「訪問者」の父親ってひどいと思う?
ひどくないよ。 ただ、弱い人だと思う。許されない弱さだ、と言ってるんじゃなくね。 最後の最後で、子供を家の中の子供にしてやれずに 自分が逃走することを許してしまう、そういう弱さ。 誰が悪いってのもないと思う。皆かわいそうだよね、あの話…
自分の子供じゃないので弱いとはおもわんなぁ 絶望的ななか歩いてゆくさまは、むしろカコイイと思う
グスタフおやじはオスカーが自分の子じゃないって知っていながらも オスカーを深く愛していて、でももろもろどうしようもなくなって自分は ぼろぼろだし、オスカーの実父のミュラーは元気だし校長先生という 立派な社会的立場もあるからオスカーを彼に返した方がオスカーのためだと 思って、それしかないと考えてミュラーのところへつれて行って、 後ろ髪ぐいぐい引かれながら去って行ったんだと思う。 みんなかわいそうだね(;_;)
愛したいけど愛せない人ばかり グスタフは訪問者的にもトーマ的にも生死不明、だけど、 どちらかというと死に近い未来しかありえないような終わり方だよね 人にはどう足掻いてもどうにもならない泥沼というのがあるなあ… あらすじスレの紹介が結構好き。 さてみなさん、バルバラがひと月ないと、このスレの伸びもやはりおちますね
バルバラ意味わかんない。
バルバラは、銀△みたいに、全部通して何度か読まないと わけわかめな作品になるのではなかろうか。 銀△連載中あれを理解できた人なんかいたのだろうか。 とはいえ漏れ銀△まだちゃんと理解できていないのだが…。
萩尾SFって読む人を選ぶと思う。 好きな人は好きだけどわからない人は全然っていう。
649 :
花と名無しさん :04/09/19 21:33:06 ID:/MNUUInF
ラーギニーとかわからんかったなぁ・・・そういえば。
>>649 とてもシンプルな話だったと思うのだが。
ジャンルとしては、SFではなくファンタジーかと。
いま再読すると、案外わかるかもよ。
>>647 銀の三角は……掲載紙SFマガジンだよね。
読者に濃い人が多そうなので大丈夫だったかも。
>>651 うん、SFマガジンですた。
こういう雑誌だからこそ可能だった話かもね。
個人的には、萩尾SFの中で一番難解だと思う>銀の三角
初読の際、ふつうのスピードで読んでいったら分からなさ過ぎてw
落ち着いて再読したら納得できた経験アリ。
主人公が何度もコピーされたり、
赤砂地とかミューパントーとか時系列が前後するので、
そのへん混乱する原因だった希ガス
何回も何回も読み込んでやっと(それなりにだけど)理解・・した気がするw が、調子にのって海外のオタに勧めたら、その余りの難解さに途中でほうり出された。
S-Fマガジンですよう。・゚・(つД`)・゚・
一回目でうーん、二回目でナルホド、3回目で完成って感じ、銀△ でも「難解」ってほどじゃない気がするなあ なんというか、余計な知識が必要だったり、読者が考えなきゃならないような 意味深で作品内で解決されてない問題はないし。 全部作品内で教えてくれてるからねえ。 基本軸は百昼だよね、銀△。外部からの調整に気づく内部者。 個人的には百昼の原作読んだ時が一番きつかったよ いや面白いし文章も美麗だったけど、レッツSFという感じでなあ
流れとめてゴメン 「人は二度死ぬ、肉体の死と、忘れられる死と」 (ちょっと意訳) って、他の漫画で使われてた記憶がある。 最近萩尾さん読んで、元ネタはコレだと思った でもアレってパクリだったって事かな? 何の漫画で使われていたか知っている人いませんか?
657 :
花と名無しさん :04/09/20 17:34:57 ID:u9+qJUXB
銀△も百昼も難しいって言ってる人多くて驚いた。 あの深い切なさは唯一無二ですね。
>686 ていうか、結構フレーズ自体はよく使われるというか 哲学系の本でも見たことあるし、発言集みたいのでも見たことあるし 他の漫画って、例えばワンピースとかかねえ
ごめん、言い方悪かった あのフレーズ使ってた漫画が思い出せないんだけど、知ってる人いませんか 人を説得するシーンかなんかで 「人は二度死ぬと言う。一度は肉体が死んだとき、二度目は人に忘れられたとき」 って言ってたんだけど・・・ そんなによく使われてるの?
>>659 過去スレでもその言葉の出典について話題に上ったことがあったけど、
福永武彦の『草の花』(1954年)が元ネタだという説が有力。
どこかで聞きかじったモチーフを元になにか鬼の首取ったように パクリとか言うのはどうかと思う。 オマージュとかインスパイアとか言い様があると思うんだが。 パクリって盗作と同義だろ?
そだね
本歌取り ちょっと違うか。 典故 ちがうな。
>>656 それは、死を意識したことがある人なら、
誰でも考えることだからなー。
いろんな人がいろんな表現であちこちに使っているんじゃないか?
お騒がせしてスマソ ちょっと思い出してきた たしか「人は〜〜んだという」って言い方だったから、引用とも取れるかも ・・・だからなんだって感じだけど
>>665 引用は原典をそのまま抜き出して用いて出典も明記するものだから意味が違うよ。
667 :
665 :04/09/21 13:26:38 ID:???
そうなんすかΣ(´Д`lll) 知らんかった・・・じゃあなんていうんだろう・・・
換骨奪胎 ってことでどうか
669 :
665 :04/09/21 14:07:18 ID:???
ありがとう、じゃあそれで 読めんかったけどヽ(´∀`)
でも事実だし
>>669 メモ欄かレス書き込みする所に「コピペ」して「反転」させ、「変換」を押すと読みがでてくるよ。
結構便利。
674 :
669 :04/09/21 17:05:29 ID:???
>>668 トーマの遺書の「人は二度死ぬという云々」のくだりは、
換骨奪胎ってほどのものではないのでは?
こんな言葉があるけど、僕の場合はこーですよ、と言ってるだけだし。
広義の「引用」でいーんじゃねーの?
論文とかじゃないのだから。
ワンピの医者のおっちゃんも言ってる 「今から化け物が来る、俺の息子だ、手をだすな」(だっけ)のあたりで
魔王が坊やをつれてゆく
バルバラの三巻がはやく読みたい
>677 マイファーター、マイファーター♪
ワンピでは 化け物=息子 なわけで、化け物が息子に手を出しにくるわけではないのだが ワンピースもあのあたりまでは面白かったなあ
で、バルバラいつ頃?
>681 スマソ、記憶が小学生の頃なもんで…
|\_/ ̄ ̄\_/| \_| ▼ ▼|_/ \ 皿 / ん? 呼んだ? / \ _ | | マオウ | |_..∬ |\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 旦.\ ./..\\ \ / \|=================| \ ノ \ \ .\ \ .. \
はっくしょーん
だい
ま
oh!
おうっ! まさに、♪壺の中から〜
はははん〜はっ
飛んでく〜る!!
おもしろーい! とってもしあわせモトちゃん。
ポピパパピパポー
なにもかもなくしても/希望がなくても/世界が不条理でも/舞台だけは美しかった /あそこには幸福があった/舞台にだけは青い鳥が住んでいた ああ / 舞台て / きれいで / 夢みたいだ 涙が止まりません。
・・・そんなことを言われるとどうしていいかわからなくなる・・・
そういう時はスルーをスルー・・・ゴメソ
>696 不覚にもワロタ
>695 何気にいいひとだ...
>698 ヤン・・・(照れ) ありがと!
なんか厨房くさいスレになっちゃったね、ここ。 ついでに700ゲット
だいじょうぶ。ここの人は、話題がきちんと固まっていれば そのようなお話ができるし、はははぁ〜ん、なお話もできる 大人の人が多いです。みんないいひとだよ。
ほんと いいひと多いと思った。 頭いくて、人にやさしい。
703 :
花と名無しさん :04/09/26 01:51:32 ID:y8TQc4Ju
モトちゃん読んでる人達だからね。
ウォーカー君が、自分のことを「チューブ(みたいなもの)だから」と お茶を飲んでは頻繁にトイレへ行く、みたいな話ってなかったっけ? 記憶違いかな。
脂んぼ 大塚愛 脂浮く君と 抱き合ってたい もしあの向こうに抜ける髪があるなら 愛し合う二人 いつの時にも 隣どおし脂とあたし 脂んぼ もう一回 脂浮く君と抱き合ってたい もし遠い未来を予想するのなら 抜けている髪達 いつの時にも 隣どおし脂とあたし脂んぼ
大昔のランデヴーが出てきたのでなつかしくて見てみたらいきなり NHKの「11人いる!」の写真がばばーんと! もう心臓に悪いったら…
たしかフロルが無国籍風だった・・・・・・
萩尾さんの漫画は絶対ドラマ化アニメ化一部舞台化して欲しくない、 原作厨とか心が狭いとかなんとか言われようと…。特に○塚とトーマ 辞めて欲しかった…、
見なきゃいいんだよ。 NHKの「11人いる!」見て悟った。 自分も純真な頃はドラマ化を許す漫画家に 腹が立ったが、今では漫画家さんも生活があるし、 と理解するようになった。
俺も純真な頃はマジメに怒ってた。でも…もうふっきれたねぇ。今では 原作とのギャップを楽しむようになったよ。つーか、色んなところで突っ 込み入れて自分なりに楽しんでる。 どうせ原作通りになんか出来やしないんだから、と腹をくくり、初めから B級映画のノリで見ると怒りなんか全然わかないよ。むしろ大笑いでき てお腹一杯。
商業ベースにまちがって乗ってるから辛いんですよね。 「これを先に見て勘違いされたら!」って思ってしまう。w 出来の悪い同人誌なら仲間内だけで流通するだろうに…って出来だったりするから。 で私、深津絵里のやつみた事ないんですが、あれはどうなんでしょ?
なんつうか監督が原作を母体にオレ様解釈で構築したりするから 受け付けがたいんだよな。舞台とかアニメとか。 深津絵里のは未見だが、本来少年役のところを少女でやろうというところが まさしくそれで、そういうわけでわざわざ見たいとも思わない。 深津絵里は好きな女優さんだけどね。
マンガ(あるいは小説)がアニメ化されたり実写化された時点で、 もう別の作品と思うべきですよ。 自分にはまればラッキーだし、違和感を覚えてもしょうがない。 だって、初手から表現方法が違うじゃん。 それに伴って設定や内容、演出だって変わるし、 第一、脚本家や演出、監督などの制作スタッフは原作者と違う人なのだから。 それと、年月をおいて見直すと、感想が変わることもある。 私の場合、「11人いる!」を最近見直したら、 初見ではむかつくだけだったけど、今回は意外とおもしろさを感じたよ。
内容以前に知名度のある漫画家の漫画だからという理由でやられると 悲惨なことになる気がする。 萩尾さんは絵が上手すぎるからキャラでもイメージ強すぎるんだよね…。 それを某華劇団とかでやられると…ビジュアル的に貧血起こして倒れそうになる…。 夢の遊民社の「半身」は許せる気がするのは何故だろう。
いっそのこと「イグアナの娘」みたいに原案程度にしてくれたほうが いいかもしれない。
>714 「半神」はね、なんででしょうね。わたしが考えたのは ・原作が短編だった ・脚本に萩尾先生が関わっていた ・野田英樹の調理がうまかった というとこなんですが。
多くの場合、監督が「自分の表現」に作品をしてしまうから、 身勝手な主張やテーマが入って、全然色が変わってしまったりするんだよね それが首を締めてることがよほど多いんだが… 自分の物にしてしまおうという欲が見える 十二国とハガレンの脚本家(あいかわ?のぼる?)がわりと評判よくて見てみた時思ったのは、 世界観をきちんと作ってあること。 多少ヨレたり、大げさなシーンがないことはないけど、見る人とちゃんと同じ世界を共有してる と思った。十二国なんかはオリジナルキャラ入ってるし、ハガレンはオリジナルストーリーだけど、 壊れてないし、後者はアニメの方が面白い時期があったぐらいだった。 調理が丁寧なんだろうな。 この場合、自分の物として扱ってないけど、彼の物として作品はなっていた。
割と骨太な作品の場合、監督の脚色が入ってもかなりうまくいく場合が多いような。 少女漫画の場合世界観がナイーブで読者によって捉え方もさまざまだったりするし。 今の鉄人28号はアニメ化によって相当監督の世界観が反映されてて原作の能天気さが まるで無くなってるけど結構好き。
メッシュ…久々読み返した。 ミロンみたいな人いいなぁ 懐が大きい人だよなぁ 概婚者の呟きでした。
ミロンはグランパに似ている。 グランパもいい男だ。
>716 >・脚本に萩尾先生が関わっていた そうなんだ。それなら本格的に萩尾さんの漫画を表現するって気合を読み取れますね。 >717 鋼はストーリィ的には見事に破綻してしまったようだけど、演出面は優れてて 原作の足りないものとか上手く引き出してあったと思う。 製作者の実力にかかってるんだよね、カレカノも成功してる例だと思うけど 萩尾さんの漫画も、製作者が演出哲学をもってて漫画を超えるくらいの実力が あると上手くいくんだろうけど、ただ漠然と制作しちゃうとほんと 陳腐な代物になる。出崎(だったかな)の「11人いる!」も駄目。 ある意味原作超えてくれなきゃ創って欲しくない。
概婚者…新しい2ちゃん用語?面白いね、初めて見た。 原作を映像化するのって、作品のファン全部が気に入るってのは 難しい、というか不可能ではあるけど、 映像の作品のクオリティが高いと新しいファンを増やせるもんね。 別物であると考えるのは必要だけど。
どうでもいいけど手元の大昔の別冊たからじま?で、 ハガレンの脚本家が脚本エッセイ?書いてる というかここんとこというか昔から、アニメ自体がやっつけだからねー ハガレンの演出・脚本が誉められたのも、一定のレベル以上のものを常に出してたわけで、 十二国にしても、見てみれば別にすごくひねってあるわけでも、 セルの枚数が多いわけでもないんだけどね 制作側の意識差だろうなあ あとすごく本当にどうでもいいけど、たった今スヌーピーと一緒にいる黄色い鳥が、 スヌーピーの父ではないのだと初めて気がついた 20年も思い込んでいた ちょっと考えれば分かるのに…
どうでもいいけど今時セルを使ってるアニメは無いよ
原作モノがどっちに、どう転ぶか。 そりゃ、ある意味賭けだ。 ハリー・ポッターのように原作者がよほど強烈に注文をつけない限り。 ま、原作者が許可出している以上、 「どうなってもいいサ、ダメ元で楽しむよ」くらいの気持ちがないと。 諸星大二郎ファンでもある自分としては、 『幸福の木』が映画化されることにも驚いたが、 そのヒロインは『天花』に出てた人と聞いて2度びっくり。 さー、どうなることか、と今からいろんな意味でワクワクですよ。w
>>712 今の深津絵里をイメージしてはいけない。
実年齢10代半ばの深津絵里は、十分に少年だった。
> > あとすごく本当にどうでもいいけど、たった今スヌーピーと一緒にいる黄色い鳥が、 > スヌーピーの父ではないのだと初めて気がついた > 20年も思い込んでいた > ちょっと考えれば分かるのに… さりげないけど凄い!目からウロコが落ちるような 勘違いですね!
鬼太郎、目玉おやじの関係と混同してたとか?
>723 あれはレミちゃんだよ。
>>726 ハリポタは原作者注文つけすぎだろ。
あそこまで口出されると映画にする意味あるのかと。
そのわりには駄作だなハリポタ。 やっぱり中途半端に関わってはいけないという事か。
そうか、何かに似てると思ってたら、SnoopyとWoodstockか・・・
>>731 同意。
でも、作品ができてからブチブチ・グダグタ文句つける原作者(やファン)よりは潔くてよい。
>>732 興行的には成功してるから、いーんじゃないの?
(個人的には駄作とは思わないけど。おもしろかったよ)
ハリポタを面白いと思える人には文句もないだろうね。
ハリポタは監督がいやがりそうだなと思った。 まあでも意外性は無いけどつまらないわけじゃない。 映画を見たら原作読まなくてもいいやと思わせてしまうのは諸刃の剣だが。 ネバーエンディングストーリーの目を覆うばかりの改変に比べればはるかにマシ。
>>737 うちの子供は小2の時「ネバー〜」をビデオで見て、「本」も読みたいって言い出した。
図書館で借りてやったけど期限までに読み終わらなくて(当たり前か)買ってやった。
あらすじと登場人物の大まかなところは頭に入ってるのですごく楽に読めたみたい。
それ以来「読書」も好きなものの一つになったから個人的にはすごくビデオに感謝してるんだ。
原作→映像劇は違和感ありまくりだけど、
映像劇みて原作を読みたいて思う人はけっこういるんじゃないかな?
それだと原作者にはありがたいと思う。
>>738 自分は一番最初の映画の「ネバー〜」にはまって原作もはまったんだけど
その後の映画の第二弾、第三弾にはがっくりだったのです。
人気出たからってあんまりな展開だったもので。
でも「ネバーエンディング」のほうがはるかに映画としての面白さはある。 「ハリーポッター」は映画というより、ダイジェスト版みたいになってしまって デズニーランドみたいな映像だけ気楽に楽しむのはいいけどせいぜい 中学生くらいまででしょ。 原作者信者を怒らせるくらい改変があっても映画として成功してくれればいい。 指輪でも映画では効果のある(と思われる)改変に信者が「原作と違う」と大クレーム。 ほんと頭固い…。
指輪信者はハリポタ信者より層が厚そうだから思い入れもすごそう。 指輪映画はよくできてたよ。ハリポタより好きだ。 映画としての楽しさを優先すべきというのは同意だが「ネバー〜」の 続編、続々編は映画としてもどうかというレベルだったよ。ハリウッド調だし。 ファンの方には申し訳ないが。
743 :
花と名無しさん :04/09/28 14:53:14 ID:IeonH2zo
最初の「ネバー〜」はとても可愛くて良かったけど続編、続々編は最悪だった… 夢は無いし女の子は性格悪すぎだし俗っぽすぎるし。 あれにネバーと付ける意味が無い。 ハリポタは好きでも嫌いでもないけど比べるのに次元が違う位ネバー続編は酷いよ。
お花たち買った バルバラ読んだ グルングルンで早くも続きが待ちどおしい
ポーの一族アニメ化は難しいだろうなァ ちょっと怖いもの見たさでした…
純粋に、ファンタジー映画・ファンタジー作品っていうのは物凄く低迷してたらしい ネバー以降ファンタジーはなかったと言ってもいい 1はそれでも良作と言われたが、原作ファンのブーイングは凄かったらしいし 日本ではドラクエやFF、宮崎なんかをはじめとしたアニメがあったからそういう印象はないが、 ハリポタの内容レベルが低くても、あれだけ子供の選民願望を満たした、 計算してるのか?と思うほど都合のいい王道ファンタジーは、 真新しかったんだろう 自分は、ポーはもしやるなら萩尾作品の中じゃ一番「失敗」しなそうだと思うんだが 原作ファンに100点貰えなくても、あれを使ってクソになる監督って、 ありえない気がするし アニメがもうちょっと発展して、浮ついた感がなくなったら、見てみたい
レッド・星のあれがみてみたい。タイトル忘れた。
あと指輪映画は、個人的には、 ファンタジーファンとしては楽しめたんだけど、「映画」としたら、 グダグダ、テコ入れのない展開、無駄ありすぎ、伏線の回収の遅さその他は酷かった 欲張りすぎたというか…あれ、半分の長さに出来ただろ、と思うんだよね ファンタジーの良さはあり余ってたけど、映画に必要なリズム感とか、サプライズとか、 疾走感とかゼロだった 家でお菓子食べながら見る分には楽しいけど、映画館に行くと退屈な映画って感じ 個人的にはハリポタもそうなんだが
アニメでみて見たいという意味です
>>748 指輪映画とはロード・オブ・ザ・リングのことだよね。
アラゴルンとアルウェンのくだりが長すぎで無駄に思えるくらいで
思い切って枝葉を落としたすばらしい映画だと思うけど。
つーか、ここ萩尾スレでしょ。
萩尾スレってみんな大人だねぇ これ、ヤ○ギシスレだったら・・・(ry
>751 あそこにはヘンなのいるよね…(w。 スレ違いで申し訳ないけど指輪は1,3が良くて、2はタルイ。 でも原作も中盤はだらだらしててそこら辺も忠実につくってあるのかな〜?と(w 戦闘シーンばかりでダルいなと思われる所もあるが、しかし3の戦闘シーン、 美術は見事だった。 この位のレベルの意気込みでやってくれるなら、ポーとかのアニメ化は見て 見たいな。
たしかに山○スレに比べたら優しい人が多いね。
でも昔はここも変なのいたよ。荒れまくってた記憶が… ロード・オブ〜レベルでポーの映画は見てみたいけどそうなると 海外資本に頼らざるを得なくなる。それはシャクだな。 アニメでも興行的に客呼べるかどうか疑問。 カンヌあたりでまず章を取っていただければ可能かな。 なんて商業的なことばかり考えてしまう小市民。
755 :
754 :04/09/28 19:38:02 ID:???
章→賞
押井守監督でポーなんかどうかな。
>756 じょーだん!いやだよ!
よくも悪くも、なにやっても押井作品にしかならんからの… 嫌いじゃ無いけど、甲殻しかりパトレイバーしかり 面白いの作るとは思うけど
トーマの心臓のアニメ化も怖いもの見たさでみてみたい…
押井のポーってエドガーとかが引用多発脳内完結へ理屈ブツブツいいだしたりして…。 下からアングルの風景画が意味もなく多発してりして…。w…。
マンガを原作にしていても、 アニメや実写、ミュージカルになった時点で別の作品になんだよ。 原作者がどの程度関わろうと、 表現方法が違うのだから当然だし、監督等の制作スタッフは原作者じゃない。 別のものと思って、よくも悪くも大らかに見るしかない。 私は、見るからには前向きに楽しむようにしているが、 「まず、批判ありき(原作が最高なんだよ! ゴラァ!)」と 感じたり考えたりする人は、少し肩の力抜きなよ、と思うなぁ。 それに、 原作から派生した映画やミュージカルも、 原作ヌキで楽しんでる人だっているんだし、原作への導入になるかもしれないし。
>>758 それがクリエイターの矜持というもの。
でも、
甲殻は原作読んでないけど、映画は個人的にはつまらなかった。w
矜持キタ━━━━━(。A。)━━━━━!!!!
「ポーの一族」をアニメ化するとしたら、監督よりもむしろ 音楽にこだわりたい。中学の頃からプログレにハマっていたので、 「ポー」を読む時はMIKE OLDFIELDの「HERGEST RIDGE」という曲を 延々と聴いていた。たぶん、このスレに来ている人は誰も知らんと 思うけど、個人的には「ポー」にはこの曲しかないと思う。 だけど菅野よう子あたりなら、きっと感動的な曲を書いてくれそう。
攻殻は地上波で見たが面白かった。 原作はエロエロらしいので見ていない。 まあ萩尾作品で他のクリエーターによる別媒体作品をわざわざ見たいと 思わないクチなのでこの論争(?)もなんだかなあと。 あえて言うなら今のバルバラあたりはドラマ化やアニメ化してもイケそうな 気はするな。
作家性の高い監督が手がける場合、原作をアニメ化、ドラマ化という扱いじゃなく コラボレーションという扱いがふさわしいのかも。
>>765 スレ違いなのであまり言いたくはなかったが…一応気になって眠れなくなるので…
攻殻原作は確かに一部エロいシーンもあったが、別にエロエロではな〜い!!
『11人…』ドラマの惨状を目の当たりにした私は以後マンガ原作ドラマには
どうもアレルギーだわな…
768 :
765 :04/09/28 23:51:43 ID:???
>764 ポーならやっぱりクラシックだな〜…。
まあ攻殻原作、作者が乳フェチのケがあって、ほっそりした体型の 女性でも乳だけバーンと不自然なくらい目立つから…。 あと、コンピューターの補助で生身の人間ではコントロールできない 動きや感覚を操ることができるサイボーグ同士で、えっちなことをして その感覚を「記録」した、エロビデオならぬエロデータを売る、っつー話 (もちろん非合法)なんかはかなりエロいシーン満載だから、誤解されて もしゃーない部分はあるかも。 2は2で、主人公が「ネットに入り込んでデータの海を泳ぎまわる」シーンで、 何故か自分のイメージがすっぽんぽんになってるから、パッと見「どの ページ見ても裸のねーちゃんがいる」状態だし…。 体感データの記録を売り買いして、他人の感覚を味わうなんて非合法商売、 「銀の三角」や「バルバラ」の世界あたりでもありそうな話だわな。
ファンタジーつながりならやっぱり デヴィッド・ボウイのラビリンス! ボウイといえば萩尾望都! と、つなげてみる。
>>765 原作はエロエロなのか。
映画はつまらんかったが、じゃあ、読んでみようかな。w
……と私などは思う。
エロエロらしいからといって読まないのは、なんでだろう
(本当にマジメに聞いてます)。
ましてや、映画はおもしろかったと言っているのに。
スレ違いなんで、気が向いたら、そーっとレスお願いします。
バルバラの続き読むのが待ちきれないと 2ヶ月前には言ってたくせに発売日を忘れた俺は痴呆。
775 :
花と名無しさん :04/09/29 02:06:06 ID:ps5OEBu2
攻殻話はもうかんべんして下さい・・・ 最近の声優は鼻につくし俳優が声優やってもorzだから ポーの雰囲気保つのは難しいですね。
776 :
765 :04/09/29 02:15:04 ID:???
>>773 まあ嫌がる人も多いのでこの話はこの辺で。
嗜好の問題ということで。
>771 むかし、ボウイとドヌーブが吸血鬼を演じてた映画があったなぁ ゴシックな感じで、退廃的で、インタビュー〜よりも ポーに通じるものがあったように思う。
押井は古さとか、時代のあるノスタルジーが出来るのだろうか どうも現代的というか、シンプルでメタリックな中に入れる寂寥、って印象が強いからなぁ 指輪は正直賛否両論だろうと 映画板でもクソ扱いと神扱いの差がハッキリしてるし 自分的にはナシ パイレーツオブカリビアンの方がリズムあってオモロカッタ ってここ萩尾スレだし フラワーズも出ましたが、今月のバルバラは…説明的でしたねえいつにも増して…
押井の作品の虚無感寂寞感はポーに通じる所もあるけど、暗すぎるというか ポーにはもっと艶というか色気が欲しい。 百億と千の夜とか、銀の三角あたりのほうが雰囲気的に合ってるような気がする。
い、い〜ままで黙っていたがこの際ハッキリ言っておこうw! 「オシイに萩尾は無理!」 まず、「イヌ」が出てこない!w … それはともかく、萩尾望都の面白さってお話の根底に そこはかとなく漂うファンタジーッぽさが良いのじゃ! オシイだとその辺が無くてギスギスしてるゾw。 萩尾のどれをやらせてもまったりと画面が暗くなりそうでイカン。 「華「が無いからなぁ。 やっぱりマンガはマンガが一番じゃよ、うむうむ。
魚眼はやめてホスィ
押井は淡泊だからネ 淡泊って言い方はあれだけど 銀△とかいいかなと思うが、あれは映像化して面白い話じゃないし 今月のバルバラ… 絵もちょっと微妙だた カーラさんがどういうポジションなのか分かったのはよかったけど、 ヨハネが結局誰でどーなのか、名前が多くてわかねくなった
783 :
花と名無しさん :04/09/29 18:01:26 ID:ps5OEBu2
押井いらな〜い
>785・・・白泉の人?
今月のバルバルは最後に出た美形につきる。 あれがエズラ? ヨハネ?
788 :
773 :04/09/30 01:04:29 ID:???
>773 プラネテス見てましたね?
>>787 ベッドに誰もいないとこみると、若返った御本人みたいだね。
どことなく千里に似てるなぁ、どんどん青羽の夢と繋がっていくのか。
それよりも枝垂桜の場面が気になってしょうがない・・・
しょっちゅう出てくるけど詳しいことはまだ何も語られてないんだよね。
私もどことなく千里に似てると思った。 バルバラの第一話は読んだ時はただのファンタジーに 見えたけど今読み返すといろんな暗示がひそんでる。
794 :
747 :04/09/30 10:15:03 ID:???
書き方がウンコでスルーされたのかとオモテタ。 ありがとう790と793 あれ、好きだったんだよな〜
プラネテスのアニメスタッフくらい原作の良さを十二分に理解して 原作以上のオリジナル話を作れるなら萩尾作品もうまく調理してくれそうだな。
>>791 若返ったアゾーレ名無しさんは、どことなく“悪の千里”って感じの
人だったなぁ。
バルバラの千里、もしかしたらこの人なのかも。普段寝てばっかり
なのは現実世界で起きているからで、たまに寝たきりになる時に
向こうの世界で千里として目覚めてるとか?
>>747 >>793 >>794 「レッド・星」でまんま「スター・レッド」が出てこないとかありえないと思ったyo
。中点まであるし。別に、「うんこ」とは思わなかったけど。「あれ」というのもナ
ニ?みたいな。代表作の一つですし・・・。
この作品、萩尾センセがどこかで、最後の方で収拾がつかなくなって、ヨダカを
女にして星を生ませてしまいました・・・えへっみたいな発言してたような。
なんか、気取らない先生らしくて良かった。
「・・・星オマエヲ愛シテイル・・・愛シテイル・・・愛シテイル・・・」うるッ。
>797 千里は何かのカギを握ってる人には見えたけど今月まで エズラと結びつかなかった。 眠ることで夢と現実を行き来してるのかも。
エズラと千里は同一人物っぽいな。 エズラは夢で見た火星生命体の話を予言して、千里も夢でバルバラの予言をしてた。 2人とも両方の世界で結構重要な地位を占めてるし・・・ 夢の人物と現実の人物がどんどん繋がっていってるね。 こりゃ年表と相関図がいるなw
801 :
花と名無しさん :04/10/01 04:12:52 ID:MY6oo2sE
>>798 ヨダカが女になったのにはほんと驚いた。ロングヘアーのヨダカママ美しすぎる。
元が美少年で良かったと思った。ラバーバと結婚は萌えた(*´д`*)
>798 ど忘れって言葉知ってます?
>>802 「ジンギスカン」って歌
だれが歌ってるんだっけ?と
忘れるような感覚だねw
例えが…w ジンギスカン は、大昔に大量の歌手が一気に歌ったので 忘れるというか、知らない方が正しいと思うよw。
たとえるなら「ひゃくとおばんって何番だっけ?」と言っているようなものかと。 あとで考えると笑っちゃうけど、別に珍しくもないよね。 X-Yのタクトはどんな女性になったんだろう。 ちょっと見てみたかったな。
>>801 でも、あれは形だけの結婚だろ? 後見人として。
まあ、作品内で明言されてないので、解釈は人それぞれだが。w
私はそう思う。
807 :
初です :04/10/01 21:53:20 ID:yMclRa+g
最近古本屋でトーマを見つけ、名作らしいし読んでおくか、 くらいの軽い気持ちで読み始めたら、すっかりはまってしまいました。 最初はユーリが好きだったけど、 読んでいくたびにオスカーの魅力に気付きました。 頭がよくて優しくて、若いのに色々悟っちゃって。 ラストでユーリが神学校に行ってしまうシーンではオスカーやエーリクと 共に置いていかれたような淋しく哀しい気持ちになりました。 そして届かなかったオスカーの気持ちが切ない・・ なんか興奮気味ですみません、レスの流れにもそってないし。
>807 そういうあなたに、『ぱふ』1980年12月号-特集萩尾望都 の、P44-45 「ダイナミック・ルポ 第3話 たかでりゃくんのパラレル・レポート」高寺彰彦 を送ろう。 >ユリスモール・バイハン(仮名)は神学校を卒業して聖職者としての道を歩んでいた・ >静かに微笑して、当時の想い出を淡々と語ってくれた > >彼(ユーリ)はまだあの手紙を持っていた…
>>808 初めて来た人にそんな混乱させるようなレスつけなくたって…
あの「ぱふ」は確かに特集本としては秀逸だったけど
手に入れられなかった人も多いだろうしさ。
ネタにマジレススマソ
>808 そのパラレル・レポート気になりますー。 ちょっと調べてみました。かなりの高値がついていますね。 >809 まんまと混乱しちゃいました〜。 あ、あの手紙って?誰からなの??って。
ついていけないので、バルバラは完結してじっくり読むのを楽しみにします。
ポーの他媒体は見たくないと長年思っていたけれど、 ランプトン は、料理次第でいい話しになるかもしれないと、 ポースレの方で書いた。 アニメでは無く、堂々と実写。 外国スタッフで作るなら、ハリウッド資本よりヨーロッパの作家性の高い監督。 日本人スタッフで作るなら、設定も日本に変更して。 下手にファンタっぽく作らない方が、成功するんじゃないかな。 話に乗り遅れでゴメン。
814 :
798 :04/10/02 00:27:19 ID:???
>>747 >>802 ごめんねー。なんか、誰も答えないから、ますますそう思っちゃいました。
気にはなってたんですけど。
ど忘れなんかしょっちゅうですよ・・・。ちょっと性格悪くなってきてる
かも。反省。
815 :
花と名無しさん :04/10/02 02:11:27 ID:3OJ9vRAR
2巻から全然読んでない「バルバラ」。 キリヤの能力の説明みたいなのないですか?
2巻までしかでてないよ
>>817 816は花たちに連載してるのを読んでないって言ってるのでは?
あー、ネラバレが知りたいって意味だったのか。
×ネラ ○ネタ
アニメ版『鋼の錬金術師』の最終回の無邪気なアルに、 スターレッドのラストのリトル・セイを思い出してふと切なくなった。 スレチガイスマン
>777 むかし、ボウイとドヌーブが吸血鬼を演じてた映画〜 二人とも口から血が似あう・・・ 観たかったなぁ。今頃スマソ
823 :
816 :04/10/03 22:35:46 ID:???
>818 そうです。ネタバレはダメですか? 個人的にキリヤの能力がずっと気になってます。かなり身が軽い事、 渡会さんと親子関係なら夢に関する能力があるのでは?、その能力の為に エズラが近づいてきたのではないのか?、その辺はもう本編で 語られているのか気になってます。
>>823 ネタバレは別に早売り関係とかじゃない限りいいんじゃない。
キリヤの能力・・・って身が軽いのはお神楽やってたからだし、特別な力
があるとは考えたことなかったなぁ。青羽とシンクロしてるのも青羽の方から
って感じだし・・・そこらへんはまだ本編でも語られてないよ。
ただ明美さんが前回重大発言したためキリヤが本人かどうかも怪しくなってきたが・・・
身軽なのは、元々飛べたから!?
うーん・・タカ?
>>777 &822
『ハンガー』だったっけ?最近DVD化されてるよ、いつぞやか萩尾先生もこの映画
が好き?だか、気になる?だか言っていた覚えが…もう15年程前の話しですな…
この映画のピアノ曲が好きだったよ…スマン…だんだんレスからそれてきた…
バルバラのパインはパリスそっくりでおまけにタカという名の子と 幼い頃一緒に育った。そのタカはある日突然消えて、明美さんによると その頃キリヤが一度死んでヨハネが生き返らせてくれたと言う・・・ 時夫は、キリヤは赤ちゃんの頃はタカみたいなキリッとした眉だったのに今では 薄くなってしまっていると回想している。 バルバラの子供たちは飛べるほど身軽だが、現実のキリヤもすごく身軽。 おまけに菜々美さんによればパインはエズラの小さい頃にそっくり・・・ そして問題のエズラだかヨハネだか分からない謎のアゾーレさんは 千里に似た美形に若返っていずこかへ・・・ 自分で書いてて頭がこんがらがってきたw
830 :
777 :04/10/04 00:28:42 ID:???
>>823 雑誌に出てる話題ならネタバレにはならないけど
まだ自分が読んでないなら単行本出るまで我慢した方が楽しくない?
先にあらすじ知っても気にしないという人間もいるんですよ
>827 <822もサンクスよ・・(遅
>>832 そういう人とは友達になりたくないな。
きっと本もあとがきから読むタイプだろう。
835 :
花と名無しさん :04/10/04 12:23:30 ID:6qgCzwKt
>>843 きっとそういう人も、あえてあなたと友達になりたいとは思わないよ。
利害一致で円満解決。
何でいきなり友達になりたくないとか言う話しに発展するんだ・・・恐ろしい人。
837 :
823 :04/10/04 13:12:55 ID:???
>824 >青羽とシンクロしてるのも青羽の方からって感じだし でも、バルバラの島はキリヤの手の形から出来てるし、青葉の想像力だけで ここまでの世界の構築は難しいんじゃないか?と語られている所もあったので、 一方的ではないと思うのですが。 >828 ありがとうございます。スジがみえて嬉しいです。 >832.835 代弁ありがとうございます。w >831.834 そうです、あとがきから読む人です。気が小さいのでドキドキしつづけると しんどいのです。友達になれなくて残念ですね。
…………。
釣られる人多すぎ
>836 …恐ろしい人。は、やはり白目で言わないと。
とりあえず843は 誰もが友達になりたくないと思うような事を言わねばなりません
843 :
花と名無しさん :04/10/04 23:00:13 ID:cCN0WduS
人間なんて鼻くそ。
844 :
834 :04/10/04 23:17:18 ID:???
845 :
花と名無しさん :04/10/04 23:18:57 ID:YM7C7KBJ
>636 :花と名無しさん :04/09/18 11:14:07 ID:??? >たしか「訪問者」を描いたきっかけが、 >父親に「もう十分に長い間、趣味で漫画を描くことを許したのだから >そろそろ結婚しろ」みたいなことを言われたからじゃなかったっけ。 もしそうだとしたら、「グスタフ=萩尾さん」かな。 グスタフは赤の他人の子・オスカーの父親役を押しつけられている。 オスカーは父親役のグスタフが母ヘラを殺したことを知っていて表向きには責めていないが、 父親役をしてくれないグスタフには思いっきり責めるのである。 萩尾さんは父親に良い娘役・孫の母親役を押し付けられている。 そして萩尾さんはオスカーに神様の役を押し付けるのである。 因果なな〜。 ・・・遅いレスですみませぬ。
>>845 じゃ、ヘラは萩尾さんのお父さんか?
良き夫、良き父役を押し付ける存在。
グスタフは愛していながらも殺してしまう。妻殺しのようで実は親殺しの暗喩か。
結局彼は現実から逃げてしまうから自分自身の投影とは言えないかも。
でも賛否ありそうだけど考えとしては面白い。
役割分担をはっきり区別する必要はない気がするな どのキャラの中にも、萩尾さんなり萩尾さんの知っている人なり入ってる かもしれんし、入ってないかもしれない。 ただ訪問者で言えば、私はヘラ・グスタフ・オスカーすべてに 作者自身とその家庭環境ははっきり投影されてると思う 子供の立場にいるオスカーは、抑圧されても満たされなくても親を追いかけて、 親が自分を選んでくれなくても許そうとするし、 家庭において正しくありたい、強くなりたいと思ってもどうにも出来ないグスタフ が逃げていく気持ちも作者はきっと分かるのだろうし、 またヘラの死は穿った見方をすると、親殺しであるけどそれは自分の死の 願望でもあるとも見れる 萩尾さんの話はよく親殺しが出てくるけど、それは=親にいなくなって欲しい とか、抑圧から逃れたいということではなく、むしろ自己否定であるように 見える。
親殺しが自己否定というのはどういうこと?
849 :
847 :04/10/05 07:21:40 ID:???
あくまで主観だけど、現実的に、「あー親憎いなー」「うざいなー」と思う感情を そのまま昇華して、親がいなくても子供は生きていけるとか、親を殺すことでの 子供の正当化を表現しているというよりは、 「ああ、私のせいで不幸にしてしまう」「死なせてしまう」「こんなに駄目な子供で ごめんなさい」というような、罪悪の表現というか。 例えばポッターで義理の親が嫌な目にあうのは、義理親(親)が憎い、うざいという表現。 例えばこれが山岸涼子御大だと、母親に対して死ね、とか憎い!とか言う時は、確かに愛情も 残ってるんだけど、本気で怨念のように「死ね」「憎い」とキャラは思ってるし、そこで 母親が死んでも、それは憎しみの結論、達成として表現される。 でも萩尾さんの場合、それは愛憎で言えば憎、も確かにあるのだろうけど、 どちらかと言うと、「永遠に取り返しのつかない喪失」「謝罪」「罪悪」という感じがする。 親の悪事を暴露するための死というよりは。 あんまり上手く言えないんだけど…。 精神関連でも、「他人を殺したい」「親を殺したい」という欲望を酷く抱く人間(それに思い悩み 罪悪を抱く人間)は、つきつめれば本当に抹消したい・死なせたいのは自分だと気づいてしまう、 というのがあるらしい。 まあこれは関係ないけど。
>>849 う〜ん。自分はちょっと違うかな。
そういう自己否定もあるかもしれないがこの作品で言いたい事は
「悲しみ」の感情じゃないかな。
許される存在になりたい→でも許される事はないのだ という。
自分の存在を受け入れてもらいたい人に受け入れられないというのは辛い事だ。
大人になるための通過儀礼としても親殺しではないことには同意。
通過儀礼としても親殺し→通過儀礼としての親殺し
わたしも850にほぼ同意。 >自分の存在を受け入れてもらいたい人に受け入れられないというのは辛い事だ。 っていうのでいいと思う。 萩尾先生の親子関係から読み込むのは少し穿ちすぎな気もする。 「砂の器」も入ってるらしいから。 グスタフはヘラを愛してたんだろうけど、あんなふらふらする男ははっきし 言ってヤだなw。でも、ヘラも愛するグスタフとの家庭が欲しかったから オスカーを作った。ボタンの掛け違いのような、不幸。 決定的な何か(神)が来ても、親の罪をチャラにできる必要とされる子どもに オスカーはなりたかったのに、 決定的な何か(不義の事実)は自分で、殺したヘラの顔とよく似た自分が グスタフを追いつめていた。 「悲しみ」「絶望」の物語だとわたしは思う。
>>852 うん。「訪問者」においては悲しみと絶望の物語なんだけど
ラストでユーリと出会うシーンは希望を暗示してると思った。
その後オスカーはシュロッターベッツへの「訪問者」となって
ユーリと実父に会う。南へ行ったグスタフにイメージが重なるユーリを愛してたけど
気づいてくれる前にトーマが捕まえてしまった。
実父には耳元で「愛してる」と大声で言ってやる。伸ばしたその手を校長は受け止めて
くれるだろう。オスカーはやっと「許される子供」になれたんだなあと。
オスカーは罪人を裁く神ではなく許される子供になりたかっただけだから。
トーマを読んだ頃はオスカーほどの者が今更父親を欲しがるものだろうかと
思ったけど「訪問者」のおかげで理解できた。
ユーリのその後が読みたいな…
855 :
花と名無しさん :04/10/05 16:26:28 ID:/Gu1oH2e
親殺しかどうかは判らないけど、とりあえずオスカーはグスタフを庇った時点で殺人事件の共犯者だよね。 最近中学生が母親の死体遺棄の共犯者になっちゃった事件があったけど、あの時オスカーを思い出してしまったなぁ。 グスタフは父親役を放棄して、自分の夢の通りに南米に行ったのかと思ってた。 そして本来の自分を取り戻し、過去を忘れて(忘れようとして)生きているのかと。 だからオスカーには手紙を出さなかったのだと思ってた。 しかし、確かに妻殺しの自責の念から自殺したとも考えられますね。 ・・・だけど、国内で死体が見つかれば、身元は判るんじゃないかな・・・。 ドイツって記録とかしっかりしてそうだし。(知らんけど) ・・・案外どっかの修道院で坊さんになっていたりして・・・。(「恩讐の彼方に」みたいに) >>ラストでユーリと出会うシーンは希望を暗示してると思った。 そうなんだろうか・・・。 不幸な子供が互いの傷を舐めあってるようにみえたなぁ・・・。(ユーリの未来を知っているだけに。) オスカーは許された子供になれたんでしょうかね。そうだといいなぁ・・・。 ミュラー校長が病床で「いい子だよ。グスタフの息子だ。」って言っているのが凄く気になって気になって・・・。 表向きはどうあれ、二人が分かり合っていたらそれで良いのですよね。
>>853 ラストの光であふれた美しい中庭はそこだけ見ると希望のようにも見えるけど、
その先ユーリに待ってるものを思うとむしろあの場面の美しさがちょっと怖かったな・・・
857 :
852 :04/10/05 18:30:31 ID:???
>853 そうですね、あのシーンは「希望」ですね。 855の不幸な子どもが…というのはあまり思えないな。あそこから、オスカーは 「人に許される存在」という呪縛から逃れたように思えるし、彼の賢さを理解して くれるユーリに出会えたのだから。 ユーリのその後、か。なんか結構つまんない人生歩んだんじゃないかと思って しまうw
>>857 そうかな。カトリックはあれで結構政治と関わったり、
布教活動やらで、海外に行ったり、その気になれば
いろいろやるべき役割は見いだせそうだけどね。
贖罪のために神父になったにしろ、彼なら
それだけに終わらず、そこに新たな目的を見つけるのでは
ないだろうか。
859 :
857 :04/10/05 19:40:41 ID:???
>858 ユーリの野望、とか?w 潔癖な性格が変わるかな。トーマとの事によって人間の幅は広がってるだろうし、 彼の統率力は、と妄想が広がってしまいますね。 ああーもう一度学生の頃に戻って、もう一度萩尾作品と出会いたい。 あの頃の感性で読み直したい。
860 :
853 :04/10/05 20:07:30 ID:???
ラストのユーリと出会うシーンが希望に思えたのは最近なんです。 お話はその後の「トーマの心臓」につながるわけでそれでいえば 希望とは言えないのだろうけど、トーマのラストではユーリも救われ オスカーも居場所を見つけられる。 そのきっかけになったのはやはり「訪問者」であったエーリクなわけで… なにか環境が変わることで人は変わる。人が変わることで環境も変わるという そういうことも言外に伝えてるような気がしたのでした。 それを希望と呼んでみた。 だから訪問者もトーマも自己否定とは違うよなと。 まあグスタフは現実から逃避してしまうからそう言えるけど オスカーはそれすら許しているんだな。切ないね。 ユーリは憑き物が落ちたように吹っ切れてると思うのでその後の人生は 波瀾があっても的確に対処していくイメージ。 あまり物語りにはなりにくそうな感じがするな。 ともあれトーマの明るい日差しのラストシーンはやっぱり希望のイメージですね。
861 :
〜(7)の379ではない :04/10/05 21:53:22 ID:gd+ysg69
すみません ここの過去スレの『〜(7)』379で出た話題ですが、 「出会いは神の御業、別れは人の仕業」 というセリフが、どの漫画なのかがわかりません。 .hack//SIGNの10話では、萩尾望都 だといわれているのですが・・・ わかる方、お願いします。
グスタフがブエノスアイレスあたりで のたれ死ぬ姿を読んでみたい。 シブイ物語になりそうだ。
863 :
花と名無しさん :04/10/06 04:41:45 ID:EDRI8Hl/
>861さん 判らないです・・・。望しわけない・・・。 「訪問者」のラスト私は、 「シュロッターベッツ、親父はいるし、家に似てるし、明るいけど、僕の求めてるものとは違うんだよ〜・・・。(泣)」 って感じに思える。自分が愛して欲しい人はそこにはいないのだから。 自分が子供の頃親戚に預けられた時にはその家の人にいくら親切にしてもらっても、お母さんが迎えに来るの待ち侘びてた。 実際オスカーが校長の愛を素直に受け入れられるようになるまでに5年かかってるんだし。 描かれているのは「希望」かもしれないけど、すぐに受け入れられなくて戸惑ってるという感じなのかな。(と今思いついた。) 色んな意見があって面白いですね。 「トーマの心臓」は好きな作品だけど、何回読んでも最後に判らなくなるので、他の人の意見が読めてと嬉しい。 >ユーリはオスカーの賢さを理解している ・・・?そ、そうかな〜・・・。 ユーリはオスカーの何をも理解していなかったんじゃ・・・。眼中になかったよ〜な・・・。 完璧を目指すユーリにとっては悪の純度が足らないんじゃないかな。 極端から極端に走って中間がないのがユーリなんで。(自分がハーフだからだろーか。) ユーリ修道僧は、きっと自己犠牲ができる現場を選ぶんだろうな〜。 伝染病患者の介護をしてて伝染病にかかって死ぬんだろうな・・・。(妄想) ユーリはありきたりの聖人になってしまいそうな気がするな〜・・・。 >グスタフがブエノスアイレスあたりで >のたれ死ぬ姿を読んでみたい。 >シブイ物語になりそうだ。 うわ〜・・・。自殺ではなくてのたれ死ですか。でも死ぬとするならそうかも・・・。 その場合アルゼンチンへの渡航費はどうしたんだろ。 やっぱカメラは売るのかな・・・。南米に着くものの、失明していて何も見えない。 見えない瞼には、死んだ妻と捨てた息子の恨めしそうな顔が浮かび。 狂えればまだ良いのだが、正気を持ったまま苦しみ、 最後は南米名産の麻薬に手を出し、廃人になってしまっているグスタフ・・・。(妄想)
>>861 結構なマニアと思ってるが記憶に無いなあ。
少なくとも萩尾さんの代表作では見かけてないと思う。
残酷な〜だとかいうのをどこかで見かけたことが歩けど未確認。
>861 中期以前の作品はまんべんなく読んでるつもりだけど記憶に ないなぁ…。残酷も9巻以降にはなかったと思ったけど(見逃してたらごめん)
いかにも「ハギオモトの作品」に出てきそうなセリフってことで 作られた第三者による創作か都市伝説かもしれない。 検索しても出典が明記されてないのばかりだし。
>>861 萩尾作品では記憶にないな・・・
たしか過去スレでも「萩尾じゃなくて大島か三原辺りでは?」って結論に達してなかったっけ?
三原順くさい希ガス
三原順ぽいフレーズでもない気がするけど
萩尾さんじゃない希ガス
>>867 さんのいうとおり、創作なのでは?
それかインタビューとかエッセイの小見出し系・・・
少なくとも作品内にそのまま出てきそうなセリフとは
あんま感じられない。
他の作家さんからの出典間違いってのは流石に・・・
どちらにもすげー失礼な話で勘弁してほしい。
前のレス見たときも思ったけど、個人的には あんまり萩尾さんらしい台詞だと感じない。 大島さんとも思わない。 編集者がつけたアオリ程度のものじゃないかと。
初期の竹宮さんっぽい気もする・・・
>>861 のフレーズを読んで
萩尾さんのものだったら
坂田靖子の「塔にふる雪」の文庫のあとがきかなと思ったら
そっちは「天の視座と人の心と」だった。
全然違ったよ・・・・。
でもこのエッセイで萩尾さんは
神秘的なもの、人智を超えたもの(たとえば心を打つような美しい現象とか)
を神という言葉に置き換えてるので
やっぱり
>>861 のは萩尾さんの概念からは
あまり生まれそうにない言葉なような。
(キリスト教圏が舞台の物語の中でのキャラクターのセリフとかなら
ありえるかもしれないけど。)
萩尾さんならそのフレーズを使わずとも作品のなかで表現してしまうんじゃないか。
銀のしずく 降る降る まわりに
シロカニぺ ランラン ピシカン コンカニぺ ランラン ピシカン …? カムイユカラって萩尾作品に出てきてたっけ?
>878 やめろよ!気になるじゃんー カムイユカラ、出てないと思う。萩尾作品では。 でも、何で見たっけ?>自分
880 :
花と名無しさん :04/10/08 11:23:54 ID:kWlGCwjd
こないだ本屋でフラワーフェスティバル(文庫版)を買った。 最近マンガ本は直ぐ返品されて回転が速いので 数年前の萩尾作品を置いてある店はそこだけだった。 レジでおばちゃんに「この人の作品いい作品でしょ〜? でもこの人の作品最近売れないのよね。 昔好きだったから返品せずに置いてあるんだけど。宣伝して欲しい。」 と言われてしまった。何と答えて良いのかわからなかった。
今度本屋に行ったら自作POPを作れといってあげてください。
>880 マニアとまではいかないけど一応ファンです。ふらっと立ち寄った 本屋で未読萩尾作品発見したら必ず買う。で、つい最近私も「フラ ワー」買いました。文庫本コーナーで置いてあった萩尾作品はこれ っきりでした。 以前、残酷の13巻あたりを間違えて2冊買ってしまって、ビニールカ バーついたままのやつを古本屋へ持っていったときの買い取り価格 に驚愕。地方だから・・・?とも思ったけど・・・。 びっくりついでに、管野のTVいぐあなファンだった親戚の小学生♀が うちに来てコミック見て「りか・・・人間の顔もかわいくないんです けど・・・」と言っていた。これもちょっとショック。単に好みの問 題と思いますけど。 ここのスレの人達はみんな凄いですよね。読んでて嬉しくなりますヨ。
日記、終わり? 次はチラシの裏にどうぞ
中期以降の絵柄は確かにハギオファンの自分でもグロいと思われる時が あるから小学生じゃムリないかも。
>>885 >中期以降の絵柄
今の絵柄になってから結構抵抗あったなぁ。
海のアリアやあぶない丘の家を読んで
「案外昔と変わってないのかもしれない」
と感じてやっと受け入れられるようになりました。
絵が変わってからは抵抗あっていくつか未読が多い。 作品集揃えようかな。
絵はずいぶんと変化あるからね。 でも、全然変わらないよりイイと思ってる。 人間長くやってればいろいろ変わるってもんさw ま、こっちも変わってるからねw 作者だけではないって事ですな。
889 :
花と名無しさん :04/10/10 05:18:44 ID:k2WiaXsG
「フラワーフェスティバル」コンクールの演技順が「背の順」とあったけど、 バレエのコンクールってホントに背の順なのでせうか&その理由はなんぞや。 教えてたもれ。
裏方さんが残ってる子の中で 「次はこの子」ってすぐわかるから・・・・・とか?
>>885 中期って、いつから?
激太りの「ゴールデン・ライラック」あたりのこと?
>>891 「恐るべき子供たち」あたりのリアルタッチっぽくなったころかな?
銀の三角はやけにツッとんがってたね
銀の三角の頃の絵好きだなぁ。 ラグトーリンなんか隙のない完成された感じの絵だったし。 今は少し粗めだけど、例えるなら絹と麻みたいなもんか。どっちも味わい深い。
ラグトーリンはイイ! いくらまねしようと思っても描けなかったなあ。
ラグトーリンは萩尾漫画で一番の大美女だと思うな。 レッドセイもなかなかだけど。
ラグトーリンにあこがれて前髪とサイドの感じを似せてみた。 素材が違うから結局全く違うものになってる。けど維持してる。あほだ。
銀の三角の章毎の表紙が好きだったです。 アールヌーボーっぽいような、モンドリアンぽいような。
中世的な女性の多い萩尾キャラでは結構女っぽかったラグさん。
でも少年ぽい。あまりセクシーな感じは無い。
>>901 そうか?歴代女性キャラのなかでも上位にくるセクシーさだと思ったが。
まぁ人それぞれか・・・
ラグトーリンセクシー系だと思う 深遠な謎も合間って、不思議な色香があります
萩尾キャラで、個人的にセクシー系のトップは 女モードになったキラ(プチフラワーコミックス版 2巻で、グリンジャの前で一瞬だけ見せたアレ)。 あと、帝釈天に精神攻撃を受けて動揺していた 時限定の阿修羅王(『…転……』のシーン)。 ラグトーリンがその次くらいかな。
>>904 阿修羅(・∀・)イイ!!
初登場のときから大好きだったな。
906 :
花と名無しさん :04/10/12 01:11:42 ID:R8d9H3Yu
美少年の顔が欧風から中東風になった気がする。
>>906 マージナルの時は舞台がまんま中東っぽかたからな。
あと、残神のジェルミも眉毛が一続きになるんじゃないかとイアンに
気にされるくらい濃い目だし。
アシュラはなー どうも原作後に読むと、胸の描写とか違和感あって、少年以外には見れないんだよねえ ラグトーリンは珍しく性的な背景も見せたし、 着替えやら髪を触るやらだけでも、どこか超越してるけど女の域を出ないでいてくれた ラグトーリンの魅力って、「超越した何者か」であるのに、 生々しい人間の一人であるように描かれていることだと思う
ラグトーリン 名前が麗しい
一体何割の人が最初 ラグトーリンをラトグリーンだと思い、 マーリーをマーリンだと思っているだろう
いや、思わんかった。
セクスィー(;´Д`)ハァハァ
そういやSF板で見たな…ラトグリーンだかラグトリーンだか
マージナルのアナスタシア(だっけ・・・?半分キカイの人が死んだとき 何でもくれるっていった!って泣いた人)とか 話の要からは外れたところにでてくるお嬢さんっぽい人たちが好き
ナースタースだね。
女性キャラだとマージョリーが良かったなぁ。 血に染まったバスタブに沈んでる姿まで綺麗だったw サンドラも息子依存症のとこを除けば結構好きなキャラだったな。
グレッグの元妻、神秘的だった。
>>916 ソレソレ
ナスタスだー
アリガト
「ぜんぶくれるっていったのに」萌えー
私の好きな萩尾ギャルはみどりとヴィ−でつ。 この二人のキャラは他の女キャラに比べると 暗いトラウマとかないし、神秘的ってんでもないけど 「活き活きしてる」感じがいい! とくにヴィーはちょっとすると嫌味な感じになりそうなのに 愛さずにはいられないキャラってのが 読んでる自分にもすごい感じられた。
>>920 私もヴィーが好きだな。
前向きとか後ろ向きとかこだわらず、何があっても「生きなきゃ」という姿勢がすごい。
「あの時代」だったからこそ、光ったというのもあるだろうが。
……ごめん、みどりって誰だっけ?
922 :
920 :04/10/13 11:29:07 ID:???
>921 フラワーフェスティバルの主人公 五所みどりです。
あぶない丘の家、アズにいちゃんが化けたアズねーちゃん萌え〜。
>>922 ありがとう。(921です)
あー、あの人か。
……といっても、あの作品はあんまりよく読んでなかったから、よく覚えてないや。
今度、実家に言ったら読み直してみます。
「ぜんぶくれるといったのに」ではなくて、 愛以外は、なんでもくれると言った、 だからなんでももらったわ、 っていう話だったと思ったけど、ナースタースのそのシーン。 ナースタース、わたしも大好きなキャラ。
私はダーナが一番好き んで、漫画の男性キャラで初めて好きになったのが一丸
ダーナ・ドンブンブン好きだー 当時は萩尾さん普通にラブコメ描いてたよな。 一丸はちょっとオスカーにキャラかぶるとこあったね。
> 愛以外は、なんでもくれると言った、 > だからなんでももらったわ、 > っていう話だったと思ったけど、 うん。ちゃんと覚えてまつよ はしょっただけでつ 誤解を生じてたらスマソ
私の心はるかその先を行く
エロキュス!「ケスキーモ!」ってか色っぽーい。
931 :
花と名無しさん :04/10/14 02:45:09 ID:/c/xja2f
ケスキーモ! ケスキーモ! カデル・マー! マー ケスキーモ! 我が神たれって言うのは「ケスキーモ」の意味なんでしょうか? 「ケスキーモ、カデル・マー」二文での意味なんでしょうか? ちょっと気になったもので・・・分かる人居たら教えて下さい。
魅力的なキャラとしてはラグトーリンや阿修羅王の他に、 「何もかも取り戻せますとも」の名台詞で私を勇気づけてくれた マドンナもはずせない。
ヴィーって誰だっけ
>>933 ゴールデンライラックの主人公
私も好き、 元気よくて前向きだものね。
今週の週刊朝日に萩尾さん載ってる。 「団塊の女たち」というルポで表紙にも目次にも名前ないけど。 ちょっと前ここで話題になってた家族の話です。
メイヤードとナースタースのカップルはよかったね。悲劇に終わっちゃったんだが。 病気だから女を愛してしても受け入れられないメイヤードが最後に言った言葉が 「・・・ナ・・・スタ・・・ス・・・」だもん。萌えたわ〜
昔と比べて文庫本って高くなったよな。
大学の授業で野田秀樹の「半神」見せられたのと、 最近ブラッドベリにはまってたのもあって萩尾作品読み漁ったけど、いや面白いねぇ。 「ポーの一族」なんかはもう何回読み返したかわかんないくらいだけど、 惜しむらくは周りに萩尾読んでる人がいない・・・女の子も知らん言うしつД`) まだ残神とかバルバラとか出してるのに若者の間ではマイナーなんだろか。 誰か身近な人と話し合いたい、リアルタイム読者が裏山です( ´・ω・`)。
その昔の文庫本、珠玉傑作集「赤ッ毛のいとこ」ン十年ぶりに 読み返してみた。「あふりかぞうが好きっ こまわりくん」と か「欽ドン 見逃した」とかあって笑った。こんなんあったん だネー。
>940 のえる、面白くて魅力的な子だよね。 「半田溶助女狩り」なんて言う女子高生、ちょっといないよ(w
文庫のイラストとかって絵柄が当時のと違っててちょっとイヤだなぁ。 937の残酷は違和感なかったが。
>937 うーん。。デザイン的には悪くないんだけど、もともと萩尾さんのイラストは とても美しいので、あんまりここまで手を入れてほしくなかったなぁ。 個人的に萩尾さんの表紙で一番すきなのは「海のアリア」シリーズ。裏表紙も素晴らしい。
>942 文庫版トーマの表紙のユーリなんて別人みたい。 目力が強いっていうか、顔が濃いっていうか。 エーリクはまだかわいいけど。
実は、ポーの一族は、有る程度以上の年代以下には、そこまでの知名度はないんだよね そこまでの知名度っていうのは、24年組前後の「有名作」は、 ベルばらとが柄亀とか、あるいは王家とか、 長く続いて目につきやすいパタリロとかって感じで。 メディアとのつながりとかで目立ってるのもあるんだろうけど。 ポーは映画やアニメ、ドラマになったこともないし、長くダラダラ続いたわけでも、 所謂王道の少女成功系の話でもないし、 目につく機会もないし、紹介される場もなく、 ただそれでもなお延々と読まれていくのは、「名作だから」としか言いようがないなあ
確かに今の人にはあまり知名度なさげだね>ポー
逆に今現在進行形のポー読者って何処で萩尾作品を知るのか気になる。
>>939 の例はちょっと特殊なような気もするし、やっぱ親から薦められてとかが多いのかな?
そもそもはじめっから「多数派」じゃないわけよ。 少数の熱烈なファンが何十年も離れずにいるだけ。 知名度は低くても熱心な漫画ファンが名作漫画 の紹介本とか見れば必ず出てるでしょ。 BSまんが夜話でも最初のころ取り上げたし、今年に 入ってからもポーはBSで紹介されたから、そういう 番組を見る層にとっては知名度抜群のはずなのよ。
70、80年代から知名度はあまりないと思われるよ。漫画が好きなオタクとか 美術関係に関心が強いかとか知る人ぞ知る的な存在で、今もブレイクしてる 漫画にくらべれば(NANAとか?)ひっそりと読み継がれてる漫画だと 思われる。 ポーのアニメ化って、岩窟王みたいな世界観でやってると凄くあうんじゃないかな〜と 思うんだけど。
私の初萩尾体験は、中学か高校の頃、 コクトーの「恐るべき子供たち」を感想文書くために読んでて、 とちゅう読むのだるくなってマンガで読んじゃえーってところで手に取りました。(描写はかなり忠実) そのときは、ちょっと古い感じの絵っていう認識しか無かったんだけど、 そのあと、予備校に通ってたときに、萩尾ファンの女の子に薦められて、トーマの心臓を読んでからハマりました。 大学が美大だったせいもあってマンガ好き多いからか、 私の大学時代の友人は、"全員"、萩尾・大島・山岸を読み込んでたりする・・・。 24年組少女マンガとかガロ系とか大友・岡崎とかみんな普通に読みまわしてたような環境でしたw
まー結構マンガ読む人なら知ってそうではある。 時代が古いだけに特集とかマンガ批評の本とか読まないと普通人は接点なさげ。 いや川原泉の「笑う大天使」を読めば一発か。 ん、川原ももう古いのかな(;´Д`)
私はかれこれ25年近く前から 萩尾さんには親しんでるかなぁ。 姉の影響から入ったけれど、どの作品からって 特定は出来ない、記憶が古すぎて。 でも、彼女から受けた影響は 少なからずあります。
オレはここ最近のファンだけど、やっぱマンガ感想系のHPかなんかで名前を見て、 マンガ喫茶でポーの一族読み始めたのが最初だった。 ちょっと恥ずかしかったがその後ブクオフ周って全部購入した。 残神は漫喫に置いてなかったのでブクオフで13巻まで立ち読みした。 まだ最後まで読んでないので激しく結末が気になる。 ブクオフで立ち読みはやはり女子高生の視線が痛いのでやりたくない。 思い切って購入するべきか・・・。
4年くらい前にトーマの同人誌読んで後から原作にはまった。 その後はずるずると他の萩尾作品を読み漁ってる
954 :
花と名無しさん :04/10/15 03:22:42 ID:8ShG4xj3
漫画も演劇も小説も詳しくありませんが 萩尾さんが一目置かれている大作家だって事は幼い頃から知っていました。 漫画系じゃないTVで「漫画家の天才は男は手塚治虫、女は萩尾望都」 と言われたりもしてましたし。 その後大人になって好きなミュージシャンが影響を受けたと紹介していたので 最初に「トーマの心臓」、次に「スターレッド」を読みました。 感動でふらふらになってしまい、しばらくは数えきれない位読み返しました。 後は、はまり続ける一方です。 読む前は少し取っ付き難い印象を持っていたのですが、 こんな事ならもっと早く読んでおけば良かったと後悔しました。
11人いる!を読んだ小5からファンになってかれこれ30年経ってる…
自分は小6の時に古本屋で「ポー」の赤い本を手に取ったのが出会い。 アーティスト、作家をすごく好きになると 「同時代に生きてて良かったー!」と感謝してしまう。でも、まわりに 話せる人がなかなかいないのがちょっと寂しい。 が、偶然ママ友で発見! 砂漠で同じ種族をみつけたような気分だったよw
私はここ最近のファン。 親と友人から。 聞いたことはあっても、吸血鬼だってことも知らなかった。 今では信じられないけど、川原泉なんて聞いた事もなかったし。 大島弓子も知らなかったなー。 ただタイトルだけなら、「ポー」は聞いたことあった。 でもこのへんの人たちって、ある一定ライン以上の漫画読み&物語好きは、 いずれはやってくる領域だよね 関心ない人は永遠に来ない 柄亀とかは関心なくても立ち寄るけど
958 :
花と名無しさん :04/10/15 15:55:45 ID:nWc2MmDN
私も比較的最近のファン。 「ポー〜」はリアルタイムではさすがに知らなかったのだけれど、 小学館の「少女漫画入門」で一部紹介されてたので小学校のころから知ってた。 ランプトンの絵があって「この子兄さんに似てるわね」「よせよ」っていう場面。 絵が怖そうで、怖い話かと思ったので決して読む気にはならなかった。 実際に萩尾作品に出会ったのは大人になってから。 立ち読みでよんだPFの「残酷な神が支配する」の絵の上手さに驚いた。 PFを立ち読みしたのもその時が初めてで本当に偶然。 次に「トーマ」と「11人いる!」を読んで、古本屋で全集を買った。 よく考えてみたら、小学校の時に年の離れたお姉さんがいる友達に「トーマ」を薦められたことがある。 私は初めの方を見て怖そうな感じだったので読まなかったのだ。 その子の持っていた竹宮作品は結構借りて読んだ。(「ファラオの墓」「地球へ・・・」等) その子は「竹宮恵子より萩尾望都の方が絵が上手いので好き」と言っていた。 食わず嫌いで時間を無駄にしたような気もする。
ポーを大人になってから読んでいまいちピンとこなかったのですが、 ほかの萩尾作品は大好き。 という話を何気なくふつうの漫画好きの友達にしたら、 「じゃあそのポーの単行本くれ!!」とすごい勢いで言われた。 そんなに好きだったのか・・・知らなかったよ。 でもやらんよ。
ちとワロタ 夢を喪失することを理解するぐらいの年代で読むと、わああと思うよね
消防でトーマ、ポーにはまったので14歳という年齢には神聖なものがあったな。
14歳って、具体的に何か、学問的というか科学的というか物語的というか、 そういう世界で特別な数字なんだろうか? 確かに日常の中で成長と自我との関係等でぽっかりした時期ではあるけど、 いろんな作品見ても「14歳」って特別扱いだよね。 例えばエヴァンゲリオンも14歳だし、 石田衣良は「14フォーティーン」出したし、ポーも14歳、トーマも14歳 とっさに思い浮かばないけど他もイロイロ どうでもよければ幽白も14歳
性的な境目ってそのころじゃない? 親の庇護の下で純粋な好奇心や興味が行動の動機になるか(14歳以前) 生殖する動物として(名誉欲とかの社会的な欲とかふくめて できるだけよい異性を獲得する目的で)動くか その辺で分かれてきそうな。
次スレは980ぐらいでいいですね。
自分はまさに中高時代にポーやトーマとリアルに出会った。 たまに「もっと若かったら」と思うことは当然あるけど これだけは本当に幸運だったと思うし、当時萩尾作品を読んだことの無かった 自分にトーマを薦めてくれた友達に感謝!
中高時代て、遅くもないジャン
>962 小夜の縫うゆかたの小夜も14だね 私は小学生の頃、りぼん・なかよしを経て少コミ・別コミへ そして小夜と11月のギムナジウムに出会い 「ケーキケーキケーキの人だ!」と 宝物をみつけた気持ちになった 初めて「漫画の作者」を意識した瞬間でした その後は、965さんと同じ中高でトーマ・ポー どっぷりのリアル世代 幸運だと思う、この年代に日本に生まれて
968 :
965 :04/10/15 20:33:35 ID:???
>>966 ゴメン。言葉が足りなかった。
「もっと若かったら」というのは今の自分の年齢のことです。
ポー、トーマを中高の時に読めたのは自分にとってベストだったと思ってるよ。
いや、あたしも同じくベストリアルタイムの人間なんだけどさ、 幸運であったと思うよ確かに。それは実感済み。でもさ、 おかげで、10代から50代になるまでずううっと 萩尾漫画がなくっちゃ生きていけない頭と体に 改造され続けちゃった。いいのか悪いのか、うん、いいんだろうな。
楳図かずお作品、「14歳」。 どうして名前があがらないんだろう? 萩尾ファンの多くは少年(青年)漫画は読まないんだろーか。 ここの来てる人で、この漫画知ってる人います?
知ってます 14歳に満たざる者は〜という法律もあったね 今年齢の方はどうなってるんだったか知らないが
今気付いた。 昔からずっと”梅”図かずお だと思ってたよママン
良いのよ
5年くらい前に11人と半神を貸してもらい萩尾さんを知り、 近所の図書館に作品集がたくさんあったので、 最近片っ端から読み漁ったため 短編は作品と名前が一致してなかったりして・・ そんな中で一番はまったのはトーマ!ダントツです。 読み終えて2週間はユーリやオスカーのことを考えてばかり。 ラスト近くの校長室で話すユーリとオスカーのシーンを もっと丁寧に書いて欲しかったな。 ユーリがオスカーに対して心を開いて話す場面って ほとんどなくて物足りない。 まあエーリクに対しても最後のシーンだけだけど。 物足りないくらいがちょうどいいってものなんでしょうか?? 話それますが手紙のやりとりをめぐって電気をパチンパチンと つけたり消したりしながら喧嘩するシーンはテンポが良くて好き。 ぼくはねむいんだ、ってセリフも良かった。
リアルタイムで良かった…といえる作家か… 自分はセラムンやエヴァ、スラムダンクなんかの直撃世代 リアルタイムで良かったと思う漫画は、まああるんだけど、 萩尾さんが言われるのは、ポー・トーマのあの集中した密度の作品だから だろうなあー あれと共有した時間は、きっとキラキラした時間だったろうと思う(まあでも それは単行本で読んでも、出会えた喜びには変わらないのだろうけど) 自分世代は、ぶっちゃけ過去の名作まとめて読めて楽なんですけど、 触れない人は絶対触れないからなー リアルタイムじゃなければ良かったと思う漫画は結構あります… 一番思うのはベルセルク… 決して作者がダレているのでも、終わらせる気がないのでもない きっちり毎回ちゃんとした完成度で描いてくれてる でも、あと何年ついていけばいいのか…orz 終わってから読めば良かった…
978 :
花と名無しさん :04/10/16 02:12:36 ID:/NcCuXpD
>>965 ,
>>967 ,
>>969 好きな漫画、音楽、映画などがほとんど60年代後半から70年代なので
リアルタイムの方々に嫉妬を覚えます。
文学が盛んで海外に強い憧れがあり、宇宙に対しても今より解明されてなくて
もっと色々な事柄が新鮮で目新しかったと言う空気の中で
萩尾作品をリアルタイムで読みたかったと激しく思えてならないのです。
ageるほどの情熱を感じる文章だね。
>978 今だって解明されてないことや謎のこと、 開いていく世界はあるのよ… その時代その時代を美化せずとも、違いはあれど違いはないのよ
>違いはあれど違いはないのよ ?
自分はなんとなく言いたい事はわかる
違いはあれど変わりはないのよ ・・・で、どう?
しかし、変革期ならではの面白さはもう味わえないよね。 だいたい今成熟してちょっと停滞期に入ってるし。>マンガ
まあ、停滞は変革の前触れさー… 確かに出尽くしたから、どう変化していくやらー なんでも、一時期は、例えばうる星とかだったら、宇宙なのにコタツやテレビが出てきたり、 別作品のさりげないパクリが入ってたり、 エヴァなんかにもある、現実をちょっともじって入れるようなのが主流になりかけたけど、 最近はハリウッド的というか、「まとまりのある」「物語らしい」「完成された」作品を 作りたがる傾向が出てきたらしい。
萩尾さんの作品の素晴らしさは不変と言っても 変革期の物を高度経済成長期、バブル期、バブル弾け後に読むのでは それぞれ微妙に印象が違ってくると思いますよ。
微妙に印象が違うと言えば、 友人に勧められて15歳の時にトーマ読んだんだけど、その時は全くピンとこなかった。 昔のマンガの割には絵がキレイだな〜と思ったくらい。 少年愛に対しての抵抗感がバリバリだったもんで。 んで翌年、11人いる!読んでからもう一度トーマを読み返して激ハマリ。 何で去年はダメだったんだろ?と不思議に思ったもんだよ。 15〜16歳くらいが自分の中の変革期だったのか…?
本でも漫画でもなんでも自分にとっての「旬」の時期ってあるね。 その時だからこそ影響を受けるというものが。 大人になると作品の意図やネタ的なものの見方をしがちになってきて 当時の鮮明なショック状態のような影響の仕方はできなくなってて ちと寂しくなる。
昔からいろんな流れがあったよ。マンガは流行を作るものだからな。
ニューウエーブとか不条理マンガとか。
>>987 当のハリウッドはネタ切れで日本のマンガや映画を買い付けまくって
リメイクで安く上げようとしているが。
>>987 >別作品のさりげないパクリが入ってたり、
見極めは難しいんだろうけど、
「うる星」の場合、それはパクリではなくパロディだろう。
気軽に「パクリ」という単語を使わないほうがいいと思うぞ。
パクリは盗作と同義語だからな。
A-Aダッシュはヴァーリィのオマージュとか?
>>995 ヴァーリィに似た話があるんですか?
「へびつかい座ホットライン」とか「バービーはなぜ殺された」とか
クローンがじゃんじゃん出てきたというのは憶えていても、くわしくは憶えてない。
しばらく前「攻殻機動隊 Stand Alone Complex」というアニメ・シリーズを観て、
最初のほうの話でクローン・ネタがあって、ヴァーリィと思ってしまいました (^^;
# スレちがい気味ゴメソ
攻殻はパロディ多い ……バトゥ編の映画、ブレードランナーにしか見えんかった
>>996 似た話というか。
特定の個人の分身(クローン)を作るというネタはSFのアイディアとしてはかなり
古いものなんですが、実際に肉体のコピーは作れても、記憶(=肉体が体験
してきたことの積み重ね)はコピーできない、という認識が一般的だったんですな。
だから、いきなり成人の肉体を複製しても、脳の方は生まれたての赤ん坊と一緒。
ヒトラーやマリリン・モンローのコピーを作っても、「本人」を複製できるわけではない、
という。
で、「記憶は記憶でバックアップを取っておいて、万が一の時にはコピーの方の脳に
記憶を移せばいいじゃないか」というアイディアが出てきまして、それを、病気になったら
病院へ行くように、「何かあったときのためにバックアップをとっておくのが普通」という
システムがある世界、というのを最初に書いたのがヴァーリイだったんですね(記憶の
バックアップにはそれなりにお金がかかるので、資金に余裕がない人は半年とか1年に
一回しかコピーが取れず、復活しても記憶にギャップができる)。
個人レベルでの遺伝子改造も普通で、体毛の代わりに羽根生やしてたり、異星の生物と
共生関係にあったり、性転換も自由自在という、ちょっとグロいといえばグロい未来世界で。
「A=A’」の、(過去の遺伝子改造が先祖がえりで出てくる)一角獣種とか、クローンの存在の
仕方なんかは、かなりヴァーリイを意識してるなーと思いました。
ただ、ヴァーリイのクローンは「多少記憶に問題があっても本人」と認識されてるのが、ちょっと
あっさりしすぎてる感じはあるので、「A=A’」でクローンと接した人たちが、「同じ人間だけど
同一人物じゃない」という葛藤に悩むあたりには、むしろ納得した感じがしました。
…長くてごめん。
>>998 私もヴァーリィの後に読んだんだけど、
うまくアレンジというか、料理してるなぁと思った。
彼の作品に描かれていない部分を膨らませて見事に昇華している。
SFでは割とそういう他の作品で使われたアイデアを
より発展させていくってパターンがよくあるけど、
それがうまくいった好例だと思う。
たまには1000とってみるか… 1000ならマンガ最強!
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