1 :
花と名無しさん :
03/09/24 00:35 ID:DB3CjtkG
2 :
花と名無しさん :03/09/24 00:36 ID:DB3CjtkG
1さん乙
27日のフラワーズ発売が楽しみです。 今スターレッドを読み直してます。たぶん同じ頃の漫画だった 竹宮さんの「地球へ」や、百億千億を思い出す個所ありますね。 エスパーって当時のはやりでしたね。
1さんありがと 昔リアルタイムで「ドアの中のわたしのむすこ」を読んだ時 ぶっ飛んだ 当時 少女漫画でSFなんてなかったからね (もっとも SFなんて呼び方さえ知らなかったし)
>>5 ダーナ・ドンブンブン好きだー
精霊狩りシリーズはSFファンタジーでかつ少女マンガしてていいよね。
助手Aでオスカーが出てくるのもご愛嬌
でもやはり基本は「あそび玉」でしょー
>6 助手Aのオスカー! 嬉しくて涙モノだったよ、当時。
9 :
花と名無しさん :03/09/24 23:04 ID:apR0i0Sg
皆さん萩尾作品を読んだきっかけは何ですか? 特に若い人。
おばさんは答えられないのね…。うっうっうっ。でもいいの。 それ(若い人)、私も聞きたいから。
若いです。 友人が「○○ならわかってくれる気がする」といってトーマと風木を貸してくれ、 その当時(15)はスルーしてしまったのですが数年後読み返してみると あれよあれよとはまっていきました。あと10年前に産まれたかったです。
12 :
花と名無しさん :03/09/25 00:07 ID:6QlOFNrx
>9 24ですが若い人に入るでしょうか(^^;) ハズカシイ話ですが、自分の描いたまんが(同人誌)を見た人、何人もが 「『トーマ』すきでしょう?」と言ったので、この年になってやっと読みました。 絵に話にすっごくハマった。中でも好きなのは『トーマ』と『11人』です♪
13 :
パンピー :03/09/25 00:10 ID:???
何の同人誌描いてるんですか? とても読みたいです。
12です >13 数年前にあった、女子高生が主人公の某ロボットアニメです(^^;) 敵方に耽美な美少年の軍団(?)が、居たんですよ〜。
19歳。 友人にすすめられたから。 最初はポー。 凄かったあの時の衝撃…。
22歳。 子どもの頃に 家にあったSF雑誌のバックナンバーで…。 しばらくの間「ラーギニー」は「銀の三角」と 同じシリーズだと思い込んでいました。 それから間が空いて、評論や 色々な漫画家さんが影響を受けた作家として 名前を挙げていたのをみて興味を持ち ちょうどよく文庫が出てきた時期だったので読んでみて ああ、この人だったか〜と懐かしく思いました。
42歳 …退場します…
いま20歳と7ヶ月です。初めて読んだのは19歳で「トーマの心臓」です。 中学生くらいの頃に「イグアナの娘」のドラマを観ていましたが…。 萩尾作品を読んだキッカケは、確か大島弓子さんの文庫の解説で 萩尾さんの名前が出てきたからだと思います。竹宮さんも同じ時期に読みました。 大島弓子さんを読んだキッカケは大学の授業でよく名前が出てくるからです。 大学に入るまでは24年組なんてカケラも知りませんでしたが、すぐにハマりました。
18歳です。 たまたま本屋で見かけて 『そういえば好きなサイトの方がおもしろいって言ってたな。』と、 なにげなく手に取ったのが「トーマの心臓」で、 そのままどっぷりとハマってしまいました。
>>17 ・・・・・・44歳
旅に出ます(>_<)・・・・・・
23 :
17 :03/09/27 00:12 ID:???
>>22 21はちょっと気遣ってくれたんだと思うよ
年寄りが話に入りたそうにしてたもんで(藁。
でも、21のお母ちゃんとほぼ同年代かぁ。
なんというか、 …なぁ… (藁
気遣ってるつもりで実は失礼ってのはよくある罠。 「仲間に入れてあげる」意識があったわけじゃないだろうけど<21
26 :
21 :03/09/27 01:37 ID:???
旅にでる必要などないですよう って意味ですー(>_<)気に障ってたらごめんなさいm(_ _)m
自分はもっと10代や20代が萩尾に触れてもいいのにと思う。 大島さんなんかもそうなんだけど…。も、もったいない。 私は19で読んで2ヶ月ほど。 今まで読んできた多くの漫画に費やしていた、思春期や青春期のもやもやとしたものを、 こんな作品で消化してみたかった。 現実逃避として漫画を読むとしても、こんな世界に連れていって欲しかった。 今も味わえるけど、もっと早くに読んでいたかった、と思う。 私もきっと、50過ぎても読み続けると思う。 リアル時代にこういう作家がいた人たちが羨ましいです。 24年組が巻頭カラーとかだった時代があるんだ、と思うと羨ましくて…。 ちなみに父(50)のすすめで読みました。ある日私が友人に借りた漫画をぱらぱらとめくって いた彼が、「お遊戯会だな」とつぶやき(まあ実際なんとなく借りたつまらん少年漫画だった)、 次の日「ポーの一族」と「銀の三角」を持ってきました。
24歳。 夢の遊眠社の『半神』を見て原作に興味を持ったのがきっかけ。 で、探し出して原作読んだらえらい短い上に、あまりに濃い内容で、 しばらく放心してしまった。あの衝撃は一生忘れない。 その後、マンガ夜話(陰陽師の回)の萩尾先生を見て 再び激しい衝撃を受けたのは言うまでもない。
27歳。 13歳の時にFMのラジオドラマ「マージナル」を聴いたのがきっかけ。 それから図書館で「トーマの心臓」を読んだけどよくわからなかった。 本格的に買い集め始めたのは、10年前ぐらいのマンガ文庫ブームの時。 「スター・レッド」「銀の三角」「百億の…」等を夢中になって読んだ。 「マージナル」の原作を読んだのはもうちょっと後だけど、やっぱり一番好きかな。 成人してお金が自由に使えるようになってから、いろいろゆっくり集めてます。
18です。 中1くらいのとき、図書館で文庫本を借りたのがきっかけ。 『訪問者』と『11人いる!』が最初だと思います。 りぼん・ジャンプ・手塚治虫くらいしか読んだことなかったので 衝撃でした。
>17 >20 安心しろ。50のオレサマがいる。
キリヤを思って涙する気持ちはわかるけど 失った時間は取り戻せないんだよ、渡会さん。 キリヤぐらいの年の子に嫌われたり殴られたりしてる お父さん達たくさんいるだろうけどあの人たちは子供が 小さい頃自分になついてた思い出があるからメソメソしないで あきらめられるんだろうなあ。
いくつになっても漫画読んでいたい。 私の母は41歳なのですが、漫画否定派。 なのでここの住人の4、50代の方々が強く好きです(*´д`*)ポッ 萩尾さんの漫画をどのようなきっかけで 読むようになったのか忘れてしまいましたが、 確か何気なく「ポーの一族」を手にとってから どんどんハマっていったと思います。
34 :
29 :03/09/27 22:46 ID:???
>>29 の自分のレスが、オンラインカジノのコピペに見えてきた…
>17さん、>20さん、>31さん
初期作品の頃からお読みでしたら、おすすめを教えてもらえませんか?
SF系と有名どころ、あとは新しい作品から集めているので、
中〜短編の良いものを読み逃している気がするのです。
25歳。 去年までアダルトチルドレンだったけど、萩尾望都と24年組で 二年で同人誌はじめた。一度読んでみなよ。 初回のみだけど、ポーの心臓を買えば30モエ(4000ヤオイくらい)萌える。 萌えるだけ萌えてプレイせずに監禁することもできるし、ルーレットでエドガーかアランに 思い切って賭けてしまえば50パーセントで同性愛者になる。 萌えなきゃブックオフで売ればいいだけ。暇つぶしになる。 美少年とか虐待とか色々あるのでマジでお勧め。
36 :
10 :03/09/27 23:28 ID:???
10 のおばさんです。49歳。 >34 呼ばれてないけど、「あそび玉」当時から追っかけてるので、 参考までに。 第一期の全集はお持ちですか? この中の短編はどれも心うたれます。 「三月うさぎ…」「毛糸玉に…」「キャベツ畑の…」 「アメリカン・パイ」など。 あなたが、どのくらい集めていらっしゃるか わからないので。 有名どころ、といっても、 範囲が広すぎてね。 既に読まれた作品名を挙げてくだされば、 それ以外に、お知らせできます。 でしゃばりおばさんで、ごめ。
37 :
29 :03/09/27 23:31 ID:???
>>35 ヤラレタ…ワラタ…すごいわアナタ。
殆ど意味不明なのに
最後の行だけホントだし。
(メール欄に愛が感じられます)
アロイス、君は美しい瞳、あそび玉、温室、感謝知らずの男、X+Y、 マリーン、イグアナの娘、ローマへの道
>>10 早速のレスありがとうです!
文庫(新旧)や全集や愛蔵版や、古本屋で見つけ次第買っているので
(ファンなら新品買うべきかと思うのですが…)
とにかく読みたい!と思っているので
文庫や全集で収録作品が重なってても(゚ε゚)キニシナイ!! !
持っている本の形態はかなりバラバラです。
紹介してくださった作品はどれも未読のようです。
「アメリカン・パイ」は中学生のときに借りて読みましたが
悲しいおはなし…という印象しか残ってないのです。
過去スレでも良作と評判のようなので、早速購入しようと思います。
持っている有名どころ(原作付きは除きます)
「ポーの一族」「トーマの心臓」「メッシュ」「A−A’」
「11人いる!」「東の地平 西の永遠」「半身」「エッグ・スタンド」…書ききれない
「残神」含むプチフラワーの単行本、あとは
>>29 に書いた作品です。
>オレサマさん、お答えありがとうです! 「あそび玉」は必読のようですね。なんとなく読んだ記憶があるのですが蔵書をひっくり返しても どこにも収録されてない…と思ったら 「スター・レッド」のエスパー訓練ゲーム(ビンの中の玉を念力で色分けするやつ)シーンのことと 勘違いしていたようです。 しかし、「あそび玉」と「アロイス」は全集の「半身」に収録なのか! 持ってる「半身」は文庫で未収録。でも(゚ε゚)キニシナイ!! がんがって探します。 「マリーン」好きです。あと「10月の少女たち」「スペース・ストリート」の短編連作も好き。 たくさんのレスに付き合って頂いてありがとうございました。 でももう寝る時間なのです。 みなさん、おやすみなさい…
41 :
10 :03/09/28 00:53 ID:???
>39 「訪問者」を忘れてました。オスカー、ごめん。 年寄りはもう寝る時間なので、続きはまた明日。 かわりにフォローよろしく。
42 :
20 :03/09/28 01:04 ID:???
いやあ、ホントに旅に出てたもんでレス遅れてスミマセン(ウソです。単に仕事からボロボロで
帰ってくるのでスレチェックできなかっただけ)。
>>21 さん、全然気に障ってなんかいませんよー!お気遣いありがとう。
ひがみ根性出したわたしがいけなかったです。反省!
>>31 ,36の方々にも励まされました。
で、オススメかぁ〜・・・・
わたしは学校帰りのあんみつ屋さんでポーを見つけたのがきっかけで、そのあとはお小遣いが許す限り
見つけたものは買ってたのですが、ポーには本当にハマりましたね!最近読み直したけどやっぱイイワ。
トーマも大好きだし、11人いる!、メッシュ、マージナル、銀の三角なども。
っていうか長編はだいたい好きなんだけど、「百億の・・・」は以前にも理解したという記憶がないし
今読んでもいまいちピンとこないし集中できない。あと、昔の短編は苦手なのが多いかも。今一つ挙げられるのは「ビアンカ」。あの手のはだいたい苦手だ〜。
>>39 さんはかなり読んでらっしゃると思うので、他に薦めるべきものは何だろう?
アロイス、海のアリアも良いな。
まとまってなくてスマソ
萩尾は全作品読んでもたいした量ではないし、 なにせ失敗作の無い人(私見)だから、全部読むと良い。
海のアリアいい! 「死にたい」 「死ねば?」 ニッコリ のシーンはとっても萩尾的。 窓からの逃走、共鳴、封印された記憶の解放、もある。
>>20 さん お帰りなさい、おつかれさまです。
萩尾作品はSF、ファンタジー、家族もの、心理ものなど、私の好きななジャンルを殆ど網羅してるので
うーん、宝くじでも当たったら(買ってないけど)全集ぜんぶ揃えたくなってきてしまいました。
バレエものはそれ程興味なかったんだけど、人体の美しさに惹かれました。
それでは今度こそ、おやすみなさいー
やられた!やるぜ
>>31 !
マリーンは良いよ。短いけどなんというか、時間の向こう側から泣ける。
漏れは原作があってもなくても、ちゃんと「マンガ」としてつくりあげることの出来る
この人は尊敬しています。自分のものにチャンとなっているというか、
作品として昇華できる力というか、とにかく凡俗が語っちゃいけないレベルで(藁。
ちょっとずつ買っていっても、コレクターみたいに「揃える」ことに執着しなければ
大したことにはならないから、見かけたら買っておくと良いですよ(藁。
萩尾全集欲しいなぁ…出ないかな。 昔出たレディコミサイズのは嫌い。。文庫っぽく出て欲しい。
出た文庫全部集めれば最終的にはほぼ全作品網羅、ということに なるんじゃないですか。 また新たに文庫サイズの全集出されてもとまどいます。 個人的には新たなシリーズの作品集が何回も出るより 前に出版されたものが絶版にならない方が嬉しい。
49 :
39 :03/09/28 19:07 ID:???
ウフフ…
昨夜薦めてもらった作品を探しに行って
全集版の「半身」ゲットしました。
「あそび玉」を読んでる途中です。マターリしたお話だと想像していましたが
ガツンと良い意味で裏切られました(SF好きなので)
持ってる文庫と重複しちゃってる作品も、カラーで入っててお得な気分。
>>46 古本屋巡りは大好きなので、コツコツ集めていきます。
近所の古本屋マップを作って、ルートもいくつか設定してるぐらいですからw
渡会さん(;´Д`) パイン!! タカ!?!?!? 謎は深まるばかり。
夢と現実との関係は複雑怪奇ながらいろいろ出て来ますが 火星とのからみはいまだやや抽象的。 パインははじめ女かと思いました。アオバの年と考え合わせると 現実のパインとタカ(キリヤ)があの年なのは理屈に合ってますね。
52 :
10 :03/09/28 20:43 ID:???
>39 43さんの言うとおり。全集、全部揃えてもソンは無いですよ。 初期作品の第一期全集が、古本屋で見つかるといいですね。 今出てる、文庫もいいけど、小さい絵なので、 せめて大判コミクスサイズで読んで欲しいです。 おばさんは「あそび玉」から、と書きましたが、 ファンの某データサイトで確かめたところ(なにしろ大昔のことなので) 「ポーチで少女が子犬と」(COM)が出会いでした。 思春期の乙女にはガツンときました。 「精霊狩り」シリーズはお持ちですか。 「この子売ります」は御気楽ミュージカルコメディ。 深刻なお話のあとに良いです。
私はバレエものが結構好き。 「フラワー・フェスティバル」は伏線も絡まりあってるけどコメディだと思う。
54 :
39 :03/09/29 19:45 ID:???
>52 第一期全集の始めの方は、なかなかお目にかかれず…。 意外と近所の地味〜な古本屋なんかにありそうな気がするので 宝探し感覚で行ってみます。 ネット通販やオークションを使えばけっこう見つかりそうだけど 実物を見つけて手に取った時の感動には換えられないものですね。 (しかし個人的なことですが、引越しが近づいている今はこれ以上 漫画を増やせない…それまで古本屋巡りは禁止なのです…)
>39 内緒でがんばれ!
萩尾さんは多作なのでおすすめ作品もまためっぽう多い。 個人的にはは描いた順に読んでみるのがいいかなと思います。 描かれた 時代背景を考えたり、絵の変化を確認できたりできるし。 初期〜中期のコメディはテンポやセリフ回し、ギャグの切れ味等々 結構好きだ。 「精霊狩り」シリーズや「赤ッ毛のいとこ」 「キャベツ畑〜」(佐藤史生先生特別出演)あたり。 「あそび玉」は大昔、ぱぷの別冊で萩尾さんの特集やったときのを 取り寄せて読んだなあ。原稿を編集部が紛失したから幻の作品 だったんだよね。今では全集にも収録されてるが。
バルバラが最高の傑作になる!
パインはバルバラからニューヨーク、日本、とどんな経過をたどった んでしょうね。 アオバは自分が永遠の命を得て、外の世界の人がいきながらえるために 両親の心臓を食べた。両親はアオバの思い出になった? チャナはそれを予知して、死ぬ前にアオバこそ希望、と言ったのだろうか。 チャナはなぜ予知した? エズラの遺伝子? エズラは実はセラヨハネで、 アケミさんの前世の夫。 アオバ→チャナ→エズラ→アケミ→キリヤ ワタライとタカが会ったところはアオバの夢じゃなくワタライの夢で、 タカはキリヤの無意識だと思う。アケミはだいぶ前にキリヤの心から いなくなって、父が自分に会いに来てくれるのを待ってた。ワタライは 意識層ではなつかないキリヤに悩んでるのが彼の脳のどこかはキリヤの 本心をキャッチしてて、夢で彼に教えてくれてるんだ。
59 :
花と名無しさん :03/09/30 09:59 ID:40+7Pceb
パインはエズラ(世羅ヨハネ)じゃないですか?13歳の顔「天使のような美少年だな」とそっくりですよ。
遅ばせながら1乙餉 バルバラはコミクス派だからスレの内容がよくわからんが楽しそうだね。 複線だらけなのかな?でもせめて十巻くらいに餅突いてほすぃ。 最近 ウは宇宙のウを買って読んだけど・・・ 絵は気にならなかったけど話が意味わからん。 あたしが凡人で萩尾さんが天才ということなのか?
>>60 ウは宇宙船のウは
後に原作を読んだけど、
原作もコミックもそのまま同じ雰囲気だったことにびっくりした。
>ウは宇宙船のウ あの叙情的な雰囲気がいいんだべさ
萩尾さんのブラッドベリの漫画化はすごいですよ。 漫画を先に読んで後から小説を読んだ作品、 小説が先で後から漫画を読んだ作品、両方あるけど、 どちらもまったく違和感なし! 原作の小説に忠実なんだけど、やたら文字が多いわけでもない。 あと、SF板には『百億の昼と千億の夜』のスレがあるけど、 そこでも原作の小説の台詞を丁寧に取捨選択したんだな、と 褒められていた。
わりと評価高いのね〜。 頭が話についていかない場合は・・・? 原作も読むべし?
>55 (うん!内緒でがんがる!) ?
>>64 うーん、原作の方が懇切丁寧な説明がついている
というわけでもないと思いましたが。
もともと何十年も前に書かれたSFまたは幻想小説(?)なので、
人によってはとっつきにくいのかな…。
ただ萩尾さんの漫画での台詞回しや文体の雰囲気が
気に入ったのなら、小説に手を出してみるのはよいかも。
原作ものと言えば『恐るべき子供たち』を読もうかどうか迷ってます。 コクトーの原作読んで、結構自分には難しかったんで… どちらも読まれた方、漫画は比較的分かりやすいでしょうか?
百億は原作から入った。 上手く言えないけど、萩尾さんのSFの基軸になってる気がする。 バルバラ、完結してから読もうと思っていたが、 残酷って10年も連載してたの…? …。
>>67 漫画のほうが面白いと思うが、やはり暗い。
>>68 バルバラはそんなに長くならないそうだよ。
>>68 せっかく連載してるんだからリアルタイムで読んだ方がイイヨー
あああ来月が待ちきれない〜のも漫画の楽しみなのに。
作者と同じ時代に生きている私たちにしか味わえない楽しさだしね。
74 :
花と名無しさん :03/09/30 21:31 ID:uBCCZtqJ
時間が経って読むと分かったりするよ それはそれでまた感動する 銀の三角がそうだった
銀の△は一回目では理解不能だったのでもうちょっと成長したら再読してみる。
そうかー生まれて初めて萩尾さんのリアルタイムなので、 やっぱり読もうかな。 銀三は二回読めば大丈夫だよ。私も一回目は「何か面白いんだけど 何が面白いのか分からなかった」。 一回読んだら時間をなぞりながら2回目読んでみれ〜。 パズルがすぱすぱハマルような感覚がある。 しかし銀をリアルタイムは厳しいかもしれん
今月号の柱に書いてあった作者コメント… “冷臓庫”は“冷蔵庫”の間違いです。 しかし、中に入っている物体からするとその表現もあながち 間違いではないと思う。
>77 未来のトリビア 「雑誌掲載時は“冷臓庫”だった。 次号で本人が訂正した。」
先月号のフラワーズにはバルバラ載ってなかったみたいだけど 隔月掲載なのですか? 単行本派だったけど、リアルタイムで読もうかなと思って。
隔月じゃないよ。不定期に一ヶ月休む。来月は掲載される。 最後に書いてある、次回は○月○日発売の○月号、というのを 注意してみる癖がついた。
ブラッドベリは怪奇っぽい作品もなかなか面白いですよ。 10月はたそがれの国が何だこれわ?!って感じですけど これこそがブラッドベリって感じの作品集です。 情緒的SF作品なら火星年代記がおすすめ。 漫画化されてない作品も良いのでこれをとっかかりに是非読んで みて欲しいな〜。竹宮さんも作品の中に使ったりしてましたね。
ブラッドベリはモー様の愛読書だった。
モー様の「集会」が好きだ。<ウは宇宙船のウ
>80 そうなのですか。サンクス! では今月号買ってこようっと。
おじさんが(・∀・)イイ!<集会
>67 実は原作が自分的にはかなり良かったので 萩尾さんのはちょっと泥臭く感じたな。 単に文を読んでで姉弟やいじめっ子に対して感じてたカリスマ性が 絵になって「え?こんな感じ?」と馴染めなかったって事だと思うけど。 でも私はコクトーのは映画とかも全部 映像にすると泥臭いと感じたので(本人が関わった奴も) 私の中の映像・絵に向かない文(原作)っぽい。 でも原作がとっつきにくかった人には読みやすいとは思う。 解り難くはないですね。
バルバラ1巻読んだよ。登場人物が多くてセリフも多いから話を理解するのに 苦労するけど、複雑で読み応えありますね〜。絵柄が凝ってるから何度も読み返せる。 それにしても萩尾さんの心理描写には毎回驚かされる。複雑な人間の心理を よくあれだけ掴めると思う…。それでやっぱり、美少年がイイ!
「バルバラ」は、渡会の前に次から次へと 様々な形のバルバラが現れてくるのが楽しい。 最後に全ての糸が一本に合わさるんだろうなと思うと 今からわくわくするよ。
67です >69さん レスありがとうございます。今度読んでみます^^
「恐るべき子供たち」は当時リアルタイムで読める環境だったが 萩尾さんの絵の変わりようについていけず敬遠してしまったんだよな。 絵が怖いという印象しかない。機会があれば読んでみたい。
「恐るべき子どもたち」の頃の絵って 確かにちょっと怖いようなかんじ。 でもそれがかえって原作のイメージに忠実なような気もする。 私も原作よりかは萩尾さんの方が分かりやすいと思う。
こんにちは。はじめまして。 漫画を買う行動がちょっと恥ずかしくって、 でも萩尾さんの読みたっくって・・・ 「萩尾望都」って字に浸りたいので 一緒にお話しさせて下さい。
>>92 いらっしゃいませ。存分に語ってください。
>90 91 絵、怖いんですか〜。 トーマの頃とかとは全然違うんですか?今の絵に近いとか??
お返事ありがとうございます。 小難しい本を買うときに紛れて萩尾作品を手に入れます。 そうして買った中に「恐るべき子供たち」もありました。 絵はちょっと怖かったですけれど、 何しろ飢えていたものですから。 後で原作を読みましたが、 先に漫画を読んでおいたので、 感情移入しやすかったように思います。
96 :
花と名無しさん :03/10/02 16:53 ID:ux3/X9O3
「残虐な神が支配する」って「風と木の詩」にそっくりでは?
97 :
花と名無しさん :03/10/02 16:56 ID:ux3/X9O3
>>96 似てるのは性的虐待を扱う部分だけ。テーマも内容も全然違う。
タイトルも間違ってる。
高校時代、日本史の先生(男性!)に『トーマの心臓』を借りて以来、 モーさま命です。 でも、『バルバラ』は…?? 萩尾さん本人が描いていない絵(キャラ)がいっぱいあると感じるのは、 私だけ??(今月号のカラー表紙でさえ…) 同じ感想の萩尾ファンの方は、おられませんか?
バルバラ面白いけどな。 毎回続きがすごく気になる。 早くまとめて一気に読みたい。
>99 最近の萩尾さんは読んでない人ですか?? 昔のしか読まない人には違和感ありそうだけどいつもの絵だと思いますけど… ジャンルで絵が違う事あるから、近作でも残酷とはちょっと違うと思うけど 海のアリアやあぶない丘とかはこんな感じの絵ですよね。 >96 まるで違いますよ。読んでないのかな。 どっちも名作だと思います。
>>97 うふふ。そうかもしれない。
「銀の三角」も買ったのだけれど、
どう読めばいいのでしょう。
あつく語れるように理解したいのですが・・・
103 :
99 :03/10/03 17:15 ID:9khFMlCM
>>101 いえいえ、そういう話ではなくて。
『バルバラ』の第1・2話は、全てのキャラを萩尾さんが描いてると
思います。もう、ホントに素晴らしいです。
でも、例えば、『フラワーズ』2月号の目白先生、
怪しいコマが多いような気が…。
(P.23の1・6・7コマ目、P.29の3コマ目、P.30の6コマ目、
P.32の1コマ目などが、顕著。
P.29の茶菜さんも、描き方の文法(?)から違ってるよーな。)
絵のヘタな人が、いきなり上手く描くのはムリなのと同様、
絵の上手い人がヘタに描くのは至難の業でしょ?
初めて気付いたのは、確か『フラワーズ』12月号だったと
思うのですが、「萩尾さん、こんな絵になっちゃったの!?」と、
心臓が止まるかと思うぐらいの衝撃でした。
でも、「あ、アシスタント」と思い直し、ちょっとホッとして…。
やっぱり、こんなふうに思うのは私だけなのかな…?
漏れはほとんど気にしない。 サク~シャが描こうがアシさんが書こうが、あんまり変でなければいい。 その論でいくと背景もサク~シャが描かないといけなくなる。 背景は良くてキャラはダメ、の線引きがなんかよくワカランので。
>99 うわーごめんなさい。101です。 うーんでも2月号と12月号って単行本に入ってる部分ですよね? 目白先生みたいな一回キャラは萩尾さんは案外適当に描くので(w あんまりわからないんですけども… P29の茶奈さんというのは単行本のページの何Pの事でしょうか? 単行本のページ数で書いて下さったらもっとよく比べられるんですが… (雑誌はとっておいてないんです) 99さんは同じ号の主要キャラ(時夫やキリヤ)も変だと思うって事ですか? 萩尾さんはかなり絵の早い方だと聞くので、私は大事な場面以外は たまに狂っていてもあまり気にならないんですけどね。 個人的には私は、近作のSF風味作(「アリア」や「あぶない〜」の頃)に 少し粗くなったなと感じた時期がありました。 中期のA-A'とかの頃があまりにも整っていたので。 でも慣れてしまうとあれも味があって今は好きですけどね。 マージナルには今の絵に向かう片鱗がある気がしますね。
作品ごとに絵のタッチは微妙に毎回変わってると思うけど 別人が描いてるとは思えないな。 むしろ萩尾さんは背景なんかもある程度ご自分で描かれてるような 気がする。人物との差を感じないタッチなので。
以前話題になった「まんがABC 」で ・・・一本の線が 愛せなくなったら 漫画家は終わりである・・・ と 書いておられた 作品によって 多少タッチがかわったり 作中でも雰囲気が違うのも 愛を感じる限り 有りでしょう
>102 まあ、気負わず読まれたら? 私も銀の三角を自分なりに咀嚼するのに かなりの時間がかかりました。 何度も繰返して読み返すんだけど その時の年齢、精神状態にもよるけど 全然違ったように読めてしまう。 まあ、私がアホだったってことなんですけど。
>>102 ここのレスを気にしないで先入観持たずに読んだほうがいい。
人によって解釈はさまざまなので。
>108 ありがとうございます。 ”その時の年齢・・・”ということに納得しました。 SFものでも、「11人いる」「スター・レッド」「マージナル」を 読んだときは、ページをめくると直ぐ引き込まれたものですから、 これはどうしたものかと思案しておりました。 リアルタイムで読んだものは、 何度読んでも好きなことに変わりはないのですが、 年齢を経て自分の立場が変化する毎に、 新しい感動が増えていく気がします。
背景まで自分で描く漫画家って少ないだろうけど、 絵の上手い人が描くと背景も本当にきれいだなあ、と思う。 「メッシュ」あたりは背景もかなり萩尾さん自分で描いてるように思うんだけど、 どうだろう。
>109-110 108さんにお返事いただいたのがうれしくて、 長い時間かかって書き込んだ後、 書き込みボタンを押したら・・・ お返事うれしいです。ありがとうございました。
絵の鑑定家なら背景を作者が描いてるかどうかもわかるんだろうか。 オレみたいなシロートは顔しか判断できない。なぜ顔でなら判断できるのかも 不思議だ。
>>114 現代モノなどなら資料見ながらアシさんが分業で描くのは可能だけど
SFモノや現実にはないような背景の場合は萩尾さんの頭の中にしか
資料は無いですよね。だからご本人が結構描き込んでいるのではないかと。
もちろん全部が全部とは思わないけど。
余談ですが高野文子さんは他人の線を入れたくないという理由で全部自分で描ける
絵に変えていったそうです。
>107 そうです。この言葉。 マンガ家の命。 「まんがABC」のテーマというか。 ああ、やっぱし、もう一度読みたい! 他スレで持ってる人いる?って聞いても 知らないっていう人もいて、ちとショック。 是非再掲して欲しい。
すんごいどうでもいいけど手塚は描かなくなっても、顔だけはペン入れてたっていいますよね。 顔だけはやっぱり全然違って見えてしまうんだろうな。 銀三は2回で咀嚼。多分自分に合っていたんだろうと。 ちなみに19歳。 マージナルは八回読んでも未だにモゴモゴする…。 マージナルに、「一度でいいから頭に浮かんだすべての絵を描いてみたい」みたいなことを 書いてらっしゃいましたね、萩尾さん。 私はいまのところ彼女の作品で、彼女じゃないような気がしたことは一度もないなぁ。
萩尾さんを見てると、 本物の天才と言うのはいつまでも、その創作欲も力も衰えることはないんだな、と…。 物語を描くために生まれてきた人なんだなあ、って、とても思う。 中には自分の心をえぐるようにして生み出す作品もあっただろうに。 随分年代が上だから、もはや自分の中では偶像的になってるのだけど、 同年代だったら何か得体のしれない嫉妬に狂いそうになるかもしれない。
>118 同意。あんまり賞賛すると痛い信者扱いされるけどSFのセンスとかまったく 衰えず面白い漫画を描きつづけられるのが凄い。漫画への探求心というか いろんな事に関する興味が人一倍あるんだと思う。(それが衰えないことが脅威だ…) 絵に関することだけどあの年齢で1ページ描くのもかなり体力を必要を するんだと思うけど、「残酷」あたりはさすがにデッサン狂いみたいな個所が 見られたな。 でも萩尾さん昔の連載とかでも締め切りに終われてるのが痛いほど感じられるような 凄いペン入れはあったし、今みたいな細かい絵柄はきついんではないかな。
>萩尾さんはかなり絵の早い方だと聞くので >一本の線が 愛せなくなったら 漫画家は終わりである 私は事情を知らない(知らなすぎ)ので、 こういった言葉を読めるのがとても嬉しい。なーんか感謝。
私は絵のことあんまりわからないけど30年くらい萩尾さんやその年代の 漫画家の漫画読んできて今の絵を見ると、萩尾さんの絵は確かに昔の 瑞々しい線は出せなくなってるけどやっぱりうまいし豪華な絵だと思う。 ストーリーは今でも愛してるけど絵が衰えちゃった人々が多いのでつい 比較する。
萩尾さんの作品で聞くのもあれですが、 好きなキャラ(萌えキャラとも言う)いますか? 私はエドガーとレヴィ…。
メイヤード、ワタライのような大人
>>122 一瞬、「トーマ」の盗癖少年のどこに萌え?と
思ってしまった。
あの子は「レドヴィ」でしたね。
フラワー・フェスティバルのリュスが結構好き。
妙に大人っぽく達観してるようなところがあるかと
思うと、天然ボケだったりして面白い。
メイヤードはあらゆる意味で萌えたな。 アシジンやイアンみたいな体力バカ系にもいつも萌えまつ(*´∀`)
やっぱりメイヤード。 リアルタイムでどっぷり。 ラスト直前なんて、もう・・・。 メロメロでした。
ユーリが好きだなあ。 あと、「11人」の王様(名前忘れちゃった…)
>>127 マヤ王バセスカだね。
昔はオスカーが好きだったけど、今はユーリが好きだなあ。
エドガーも大好きだった。萌えなんて言葉が存在しない頃だった。
車輪の下を読んでいたら、 無性にトーマの心臓を読みたくなりました。
「車輪の下」は大昔読んだけど内容忘れた。 「デーミアン」や「知と愛」にはトーマに通じるものを 感じる。
131 :
103 :03/10/04 18:39 ID:???
>>105 すみません〜、あまりのショックに単行本買ってないんです。
でも、第4話でいえば、主要キャラも萩尾さんじゃないとこ
たくさんあるよーな。(ラストあたりは、目白先生も萩尾さんですよね。)
よっぽど時間がなかったんでしょうか??
知り合いの絵描きに何話か見てもらったところ、
「別人の絵がある」と断言してました。
(崩れてるとか粗いとかじゃなくて、ぶっちゃけ、
ヘタなんだもん。で、クセも違うんだもん。
萩尾さんのわけない。←すみません、断言してしまいました。)
『バルバラ』はネームも駆け足だし、数ヶ月に1回の連載でも
いいから、じっくり描かれた作品を読みたいです…。
どこまでこだわるかは個人の差があるだろうけど、 高野文子さんみたいに十年に一冊しか読めないよりは ファンにとってはいいと思うけどね。
バルバラが数ヶ月に1回は辛いだろ。 九月号はいくつか萩尾さんに見えない絵が あったんだけど、素人の私にわからない程度なら 他の人が描いたのでもいいよ。絵にこだわりすぎて 連載できなくなる漫画家よりいい。
>131 他人が描いたかどうかなんて第三者が断言できんだろ。 所詮推測にすぎないんだからガタガタ言うなっての。 作品のクオリティを上げるために他人の手を借りるというなら それは作者の意図として受け止める器量があってもいいんじゃないの?
9月号読み返してみたけど、 気になったのは青羽の顔がときどき違う人物にも見えたこと。 (白目の部分までトーンが貼ってあったりなかったり) これって何かの伏線じゃないのかな?多重人格とかそういう… それから『残神』の後半は大ゴマやイメージカットが多かったけど、 『バルバラ』では複数人物の会話シーンが多いから気になるのかも。 確かにライカとかサブキャラの顔はデフォルメ効きすぎに見える。
自分は絵よりストーリを重視するから、例えアシが描いていてもあんまり気にしないなぁ。
萩尾さんはやっぱり絵だと思うんだけどな がんがってほしい
初年マンガや青年マンガと違って少女マンガは絵を別人が描くのは 難しいと思うんだが。
139 :
138 :03/10/04 21:05 ID:???
初年→少年
竹宮恵子氏だったと思うけど、昔病気か何かで描くのが難しい状況に なった時、アシスタントにペン入れをまかせたことがあるそうです。 それでも人物の立ちポーズは本人が描いた、と。 目とかは似せて描くことは出来るけれど、人体のバランスは難しいと か。 絵はもちろん大事だけれど、ネームと作品としての流れがあれば、そ んなに気にならないな自分は。
>103 はずかしながら自分キャリアの長い漫画家なんですが 私目にはかなり微妙…というか アシさんの絵だと断言できる程ではないかな〜と思うレベルですね。 多分ロングや飛びゴマの一部の絵をおっしゃってるんだと思うんですけど ああいう絵はガッチリ下絵が入っているのをアシサンがブルブルペン入れるのと 疲れた本人がラフな下絵にグラグラペンを入れるのとでは そう差がないって事は多々あります。 かなーり変な絵になっても飛びゴマまでは普通直さないんじゃないかと。 勿論103さんのおっしゃる通り キャラにアシさんの手が入っているという可能性もないとは言えませんが でもああいった絵は、狂い度の大小はあっても以前の作品にもあると思うんです。 アリアとか私は好きですけど、今回程度の脇キャラのアシサン風人物絵は既にありますよね。 ああいうのはどうだったんでしょう…気になりませんでした? バルバラで、3話で急に初めて気になった、とおっしゃるのが不思議な気はしました。 まあ絵に対する主観の違いもあるし、趣味もありますから何とも言えませんけども 絵描きさんに見て頂いたとおっしゃってたので、 こういう見方の絵描きもいますよと、職名乗り発言してしてみました。 どっちにしろ103さん、バルバラ単行本だと雑誌より駆け足気になりませんよー 機会があったら単行本でも読んでみて下さいね(´∀`)。
142 :
花と名無しさん :03/10/05 00:46 ID:8QK57kMm
コミックス派なんですが、第2話(コミックス78ページ)の 鎌倉観光の一団以外は、まるまる1册、すべて萩尾さんの絵に見えますです。 もしも他の人が描いたら、このくらい隔たりがあると思うんですが・・・。
うわっ! あげてしまった。ごめんなさいっ。
>142 (w 旗持った後姿のお姉さんはかなり他人の絵丸出しだが 老人達は描いた人の頑張りが見えるよな(w アシさん達も皆さんガンガッテくれ!
昔は先生同士でお手伝いしあって背景からモブまで描いたりってことも あったみたいだね。大泉時代の萩尾さんと竹宮さんみたいに。 それはそれで特徴が現れてて面白かった。 あと木原さんの「銀河荘なの!」にエドガーが特別出演してたりね。 作家同士の交流が垣間見えて楽しい。 最近はあんまりこういうの無いですね。
146 :
103 :03/10/05 16:29 ID:???
>>141 すみません、実は私も絵描きなんです。
>バルバラで、3話で急に初めて気になった、とおっしゃるのが不思議な気はしました。
茶菜さんのお母さんのアップに衝撃を受けたからです (^^)
(それまでは、萩尾さんがんばってたんだなあって、
勝手に解釈してます。)
なんにせよ、どれほどの人が、こういうの気になるのかなと、
それが知りたかっただけなんです。
どうもお騒がせしました。
>134 作品のクオリティを上げるために他人の手を借りるというなら 上がってるのか?
2話の扉の絵なんてびっくり。。 イメージが自由で生々しいくらいリアルな表現しますね 目の表情だけで感情を書いてみせたり 血が落ちてくる現象も実際の映像より劇的に見える感じ 誰が書いたなんて小さいこと言わず味わいませんか
まあ、結局あれだよ。 買ってきた寿司おりのイクラが模造品だったというので怒るか、 味はたいして変わらねえって気にせず喰っちゃうかって問題だ。 この場合、萩尾寿司もスーパーのパック寿司も同じ値段で売ってんだから、 「萩尾寿司は昔はこんな仕事はしなかった」と言っても、そりゃちょっと酷な話だ と思わないか?
>150 その例えだと萩尾寿司は模造品と決め付けてるようでちょっと 気になるんですが… 見た目も味も満足してるお客に失礼です。
>150 反論組は模造かあ?と言ってるんでは。 駄目だった人は、いくらに傷がぁああ!嫌あぁあ!って感想で 反論の人は、てゆーかいくらだし・・・1個潰れてたから何?何故気にする? って事かと。 どっちも萩尾ラブの末の意見だと思うがナ。
それでも、少女は何を読みたいかに関する仮定を作ることは 必ずしも安全ではありません--特にそれらの仮定が、 ジェンダーと味に関する従来の西洋の雑貨の中に境界である場合。 ロボットと戦うことを含むものがすべて少年のために意味されると 仮定することは合理的に安全ですが、それはモートHagioが Aであるような古典を含む少女のために最も創造性のあるSFと ファンタジーmangaのうちのいくらかが書かれたことに 注目する価値があります、1つの'またSutaaやり直し(赤星)。
うわー、そうですかそうですね…。
>>154 自動翻訳は大抵の場合意味不明。
原文のほうがまだイメージが湧く。(私の英語力では細かいニュアンスがわからんけど)
158 :
花と名無しさん :03/10/06 02:49 ID:PblgFvYn
なんかあんまり「残神」のジェルミに萌え〜!って言うの聞かないが イアンのほうがやっぱり人気あるんだろーか・・・? 個人的にナディア好きじゃなかった。サンドラはともかく。グレッグもともかく(笑)
>158 普通にイアン×ジェルミにのた打ち回るほど萌えましたが ここは801板でも同人版でもないので 萌え〜萌え〜言うのも躊躇われます。 てか158の萌えもそういう意味ではないのかも… 記念に一回2ch語で書いておきます… 16巻萌え狂ったよなぁっ・゚・(ノ∀`)・゚・ 遭難キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
>159 |∀・)ミテルヨー
私はトーマくらいのやおいなら全然OKだけど、そういう801的萌えは残神にはなかった。 ちょっとスレ違いだが、モノローグスレでなるしまゆりの同人誌のモノローグが間違えて 晒されていて、それが桑幽だったらしいんだ。もうそんなものがあること自体理解できんくてびっくりした。 個人的には、蔵馬を女に見立てて誰かと絡ませる801とかならわかるんだけど 男らしい人同士がくっついてるのってどうも解せんし、軽く嫌悪。 もちろん16巻に嫌悪はあんまりなかったが、萌え狂いとは遠い境地にいたな。 11巻は好きだし萌えたんだけど。。。 ちなみに理解できないっていうのは、馬鹿にしたり拒絶したりしているわけではなく むしろ私にはわかんないので羨ましいなっていう感じです。 たまにいる801面に固執しすぎてストーリーを見ていない人はどうかと思うけど。
自分自身は801スキーなほうだが苦手な人もいるのでここではなく 専用スレでどうぞ。 ちなみに私は残酷もトーマも801とは思ってません。 だってヤマもオチもイミもしっかりあるしね。
801にヤマオチイミ無しという意味を持たすのはもう時代的に死にすぎですが (今は萌え要素のある同性愛物かと) 大御所作家系の801萌え話は嫌悪する人が多いから一般板では無理でしょうね。 まあ801板でもそういう専用スレはないので(やはりどこでも嫌悪厨がやって来るので続かない) 寂しい気持ちも解るけど、まあオフで801スキー友達と話しとくしかないよね。 私は801スキーで801萌え読みをするという楽しみは 洒落と遊びでどういう漫画にも使えると思うから たまには残酷もトーマも萌え読みモードで楽しむ事はありますが。 (勿論初読の時や殆どの場合は、萌えなしノーマルモードでしか読みませんが) でもまあここでは普通読みの方と楽しく普通話をしています。
>>163 だから801話は他所でやってくださいって暗に言ってるんだけどね…
165 :
♀ :03/10/06 14:45 ID:???
マージョリー、バレンタインに萌え。 エメラダにも萌え。 でもラグトーリン最強。
漏れも801はお腹いっぱいでつ。 SFでのお話の設定で火種?と火消しが出てきますよね。 あれって何か元になってるような設定があるんでしょうか? この対立する2つが核となるお話がすごく読みたいです。
>>166 火消しと火種の彼、続11人に出てきたね。
そういや核になる話って何だっけ…
168 :
花と名無しさん :03/10/06 21:00 ID:Go/Vezvf
萩尾、竹宮、吉田がやおいを書くからいけねえんだろ。
作品どうこうではなくここは21歳未満の人も来てるので その手の話題はその手の場所でやるべきだと言ってるんだが?
私は個人的にはやおい大好きだし萩尾モトの漫画の中の誰と誰でどうの、 と妄想することもあるけど、少女漫画板とやおい板がわかれてるのはたすかる。 限度を知ってる人がたまにちらっとやおい話するのはたとえばこのスレでも 本当はかまわないと思うんだけど、やおい好きの中にはなんでもかんでも やおいフィルターを通してみて一人で盛り上がってる奴がいる。やおい板の中で 妄想たくましくするのは楽しいけど普通の少女漫画話の中でそればっかりは つまらないよ。 だから、限度を知ってる人であってもそういう話はなるべくやおい板の方でしてもらった 方がいいかな。風紀委員みたいに厳しく言うつもりはないけど。
まあ801話題を出した人達も 萌えも時々ありまーすくらいにしか言ってない訳だしいいじゃないですか。 そう過剰に反応しなくてもすぐ流れる話題じゃないかな。 ところでまだ私が小さな子供だったころ 小学生向けの「少女漫画のかきかた」みたいな本があって 今の大御所ばかり、勿論モー様もイラストや漫画を描く行程を 描き下ろしで紹介している本がありましたが…皆さん結構持ってたりします? エドガーの2色原稿の描き方を描かれてて感動だったなー
古本屋の100円コーナーで見つけて買ったよ。
>166 うろ覚えで申し訳ないのでけど、 昔見たスパイが絡んでいるような映画か小説にありました。 続11人いるを読んだ後に知ったので、 へぇ〜(トリビアのAA略)と強く思いました。 でも、なんだったか忘れちゃったんですよね・・・、 すごく感心したことだけは覚えているのですが・・・。
>>171 「少女マンガの描き方」でしたっけ。懐かしい〜。
持ってたような気がするんだけど…見当たらない。
代わりに「しあわせ星占いなる本」が見つかったが…。
(萩尾さんのカラーのカットだけのために買ったらしい)
175 :
174 :03/10/06 23:54 ID:???
「しあわせ星占いなる本」→「しあわせ星占い」
>>171 あったあったあったー!
大人になって、何度か思い出してはいたけど
子供のころ、余りに読みまくって、既にバラバラに分解してたよ…
でも捨ててはないと思うけど。
そのころは、そこに載ってる漫画の殆どを読んだことなくて
でも、うっとりと眺めてた記憶があるな。
後になって、こ、この場面は、あの本の!!って見つけたときチョト感動した。
つーか、同じ本かどうか分からないけど(タイトル覚えてない。小さくて分厚い本)
ユーリがエーリクの頬にキスする場面がでっかくあって
横に解説があったのをはっきりおぼえてます。
「後ろにそびえたつ校舎が別れと新しい出発を演出し」云々・・・
それよんでも、「何の場面???どういう意味?」って感じだったけどさ。
あと、エドガーとメリベルの扉絵があったよねぇ?
いや、も一度>171よんでみて、 違うホンかも・・とおもった・・・ そんな凄い内容じゃなかったような・・・ 勘違いおはずかしスマソ!! 懐かしくって。
では私も昔話を。 その昔、シャンテオーレというハイチュウみたいな菓子のパッケージに 萩尾さんのイラストが使われてたことがあって買い集めたもんだった。 覚えてる人います? それに入ってたカードかなんかを送って萩尾さんのイラストハンカチが 当たったような気が…
最近ちょっとでも自分の気に入らない話題があると 「荒れるから」「21歳以下の人がいるから」という大義名分を持ち出してきて 話を規制したがる人がいるね。つまらん。 自分が気に入らないならそうはっきり言えばいいのに。
>179 流れ嫁
なんか笑えるスレ。 流れに逆らって恐縮だが最近の話。 今月号で渡会がタカをバルバラで肩車したのと六月号で キリヤの夢の中で渡会がキリヤを肩車したのが符号してる。
ところで「ゴルディアスの結び目」読んだことある人いる?
184 :
花と名無しさん :03/10/07 12:59 ID:bJHcY01z
>>183 ああ、この対談すごくいいな。
時間の話が面白かった。
あー、成る程…>対談 エヴァの話は面白いね。リア時代ハマッた口で、あらゆるうさんくさい分析見たあと でもあるから。 あれはもう作者が作品の奥へ逃げて隠れちゃったなぁと思ってたがw どんどん心的描写 で何が言いたいのかとか見えなくなって隠れていくし。謎は解けないまま消えていくし(シトって 結局何だったの?みたいな。他人なのだという概念しか与えられなくて、物語の中のリアルが ない)。 でもすべては庵野監督は波状している、っていうその一文で納得してしまった…。 あれからの彼はずっと波状している。
こういう対談で面白いのは萩尾さんの交友関係とか興味ある対象が 伺えることですね。 情動の部分やテクニックの話が面白かった。 エヴァはもういい歳になってから見たので、完璧にははまりきれなかったな。 最後の最後でアレだし…たしかにモニタ蹴っ飛ばしたくなった(w リア厨あたりに見てたらかなりはまったと思うがナー
バルバラ異界はタネ本あったのか。読んでみよう。 同い年どうしの対談らしくていいね。ハギオマンセーもしてないし。
>182 むか〜〜〜〜し読んだ。 本ももうどっか言っちゃったけど。あまり内容は覚えていなくて 対談で言われてるくらいのことしか思い出せないな。 ゴルディアスの結び目というのは、どっかの王が、 グチャグチャに結んだ結び目を解けるかという難問を出して、 誰もほどけなかったんだけど、 結局は一刀両断に結び目を切ってしまうという故事。 結び目をほどくというのが精神分析 切ってしまうというのが直接サイコダイビングすることの 比喩じゃなかったかな。 これが元なんだというのを聞いてよけい楽しみになってきたよ。<バルバラ
今読んでまつ
190 :
189 :03/10/09 04:29 ID:???
読み終わりました。途中は面白いが最後が理屈っぽくなったり 抽象的になったりで不満。 バルバラとの共通点は、 ・10代の少女が眠っていて、ポルターガイスト現象が起こる ・少女は心臓を食べた ・夢に入っていく人がいて、夢の中で幼女と会う
心臓まで一緒なんだ。
タネ本はあるでしょー。 どんな作家もきっかけがあるものだし。 無から有を生み出すわけではないのだよ
「心臓を食べた」みたいなスプラッタ系は今までの萩尾さんには なかったよね。小松左京から来てたのか。 大黒が予告したようにキリヤが渡会を殺して心臓を食べることになる んだろうか。憎んでるから殺す、という形ではなくて茶菜がアオバに 心臓をあげたように渡会がキリヤに心臓を渡すために。 バルバラの住人が死んだ人の心臓を食べて、その住人の血から十条製薬は 若返りの薬をつくってるってことはナナミさんに処方された薬がそれだろうか。
194 :
花と名無しさん :03/10/09 23:35 ID:B4I8Jsx2
「心臓を食べる」というのは「いや〜な感じ」がとてもした。 物語の中心からははずれてしまうけど、「食べる」という行為について改めて考えてしまう。 たとえば、なぜ摂食障害という形で問題は現れるのか? 「残酷な神が支配する」は性がテーマではない、というけれど、やはり読めば 「性って何?」と考えずにはいられないように。
すみません、sage忘れました。 タカとキリヤはやはりという感じでしたが、パインはよくわからない。 今後がたのしみです。
>194 >物語の中心からははずれてしまうけど、「食べる」という行為について改めて考えてしまう。 サブタイトルが「飢えないためのレシピ」だから、外れてないと思うよ。 テーマの一つでしょう。
比喩として食べたいくらい愛するという表現もあるしね。 一般人だって植物も動物もその身を食らって我が身を生かしてるのだから 感謝と愛情を持ってしかるべきなんだよな。 相手の心臓を食べるという行為がどういう意味に繋がるのか興味ありますね。
萩尾さんはメッシュでもゴヤの「我が子を食らう〜」に触れてたし 親との対人関係表現にああいうのはよく匂わすよね。
子供を食らうのは鬼子母神、では子供に食われる親って何だろう。 子供の飢えを満たすために自らを与えるって感じかな。
>>198 カマキリの雄と雌はエチーしたあと雄が食われる
そんな関係を匂わせてると・・・?
銀の三角と百億の昼と千億の夜 どっちか一冊買うならどっちの方がいいですかね?
だめ、どっちも買いましょう。
203 :
201 :03/10/11 18:58 ID:???
じゃー先によむならこっちってのはあります?
どちらも難解だが自分は銀の△の方がわからなかった。 ただ、「銀の△サイコー!!」とさけんでる人はよく見るが 百億千億は原作つきのせいもあるかもしれないが最高度の絶賛は見たことない。 のるかそるかで△にかけてみてはどうか?
>199 子に自分の身を食わせる蜘蛛っていましたよね。 子への自己犠牲の究極の形。 でも萩尾さんが書くと、子供を自分の元に縛るための 究極の行為に見える。
漏れは百億〜のアシュラが大大大好きだああああああ! 百億も次でいいから買って読んでね。
私は帝釈天が好き〜
銀の三角はコンパクトで重厚で物悲しくてSFですげー好きだ。
13禁なら百億に一票だなぁ でも私はsf三部作ではスタレッドがいちばん好き〜
sf三部作なんてあるの?
謎が多いなw>210
SFと言えばマージナルだな
215 :
花と名無しさん :03/10/12 09:11 ID:a0wr4yuk
エーリクかあいい。
216 :
花と名無しさん :03/10/12 09:49 ID:UZ24HgI4
「A-A'」が好きだ。一角獣人はアスペっぽいね。
>>216 アスベって何だ?アスベルガー症候群か?
百億は原作別だけど宇宙感というか、空間の広がりが凄い。 萩尾さんの作品初めてすきになったのが百億だけどどっぷりはまりました。
チャンピオンで連載されたので萩尾さんも少年誌を意識しながら 描いてたんじゃないかな。<百億 映画マトリックスの中でバーチャル映像見せられてる姿見て 百億を思い出した。
漏れは百億先をお勧め。 三角はいきなりではややこしいかも。いまどっちがと聞くくらいなので、 あまり慣れてないだろうから。 なので、読みやすい百億。
>>220 そう だから スターレッド読んだ?って思った。
読んでなかったら、もっと読みやすいスターレッドからがいいよ。
話し変わるけど、ZABADAK詳しい人います?
224 :
222 :03/10/12 23:36 ID:???
>>223 そうです。
5、6年前の高校時代、ZABADAKファンの知り合いが
そういうアルバムがあるって教えてくれて、
その当時多少しZABADAKをかじった程度なんですが、
そのアルバムがどういういきさつで作られたとかについて
知ってる人がいるかな?と思ってちょっとカキコしてみただけなんです^^
>>224 そのまんまモロ萩尾さんの漫画をイメージして
作ったアルバムらしいよ。
自分もいつか聞きたいと思ってるんだけど、
なかなかレンタルしてない・・・
銀の△は、初めて読んだとき「え? 主人公が死んじゃうのってあり?」でカナーリ衝撃&違和感。 そのまま読み進めて納得しました。2度目からはハマリました。 そんな自分なので、マージナルもバルバラも「こういう世界観、世界観」と思って読んでます。
227 :
222 :03/10/13 00:14 ID:???
>>225 ありがとうございますv
是非聴きたいなあ…。
私も探してるんですがレンタルでは
なかなかないんですよね…。ブックオフでもなかなか…。
やっぱり買おうかな。
ZABADAK自体も集めてみたいし。
228 :
花と名無しさん :03/10/13 00:26 ID:IYD8alL7
…はっ、ZAVADAKのオフィシャルサイト見てたらこんな時間に、、 キャラメル・ボックスにもつながるとは興味深い。 萩尾望都さんの作品も演劇と縁が深いから、ZAVADAKの「銀の三角」ぜひ聴いてみたいです。(最新のZAVADAKも聴いてみたくなりました)
ZABADAKは昔好きだったので「銀の三角」も持ってると思って探したら、持ってなかった。 音蔵の「創世記 ザ・ベスト・ザバダック+2」には一部の曲は収録されてないんですね。 ちょっとショック。オリジナルを聞いてみたい。
ずいぶん昔だけど、深夜に対談番組があって 野田秀樹と萩尾望都がゲストの回のトークの合間に ZABADAKのライブを流していた。 銀の三角とかわにの夢とか。 そして、ZABADAKにどっぷりはまった私。 「銀の三角」なら「WATER GARDEN」に全部入ってなかったっけ?
銀3角って確かそもそもSFマガジン連載だったよね? ところで銀の三角、 種族が急速に数が減っていく(生殖が成立しない)っていう所に悲しみを描いてるのかなと思うんだけど、 たった一人の生存である小さいパントーが父親に打たれている(性的な存在を責められる)っていう部分、 どうもワカラナイなあと思っていたら、 萩尾さんはアダルトチルドレンですか…?
そのテーマを描くから本人がそうというのは極論だと思うけど アダルトチルドレンテーマは好きなのでいつも描いて欲しいナー
>231 創作をする上でよくモチーフに使われてるので 興味のあるテーマの一つではあるのだと思う。
久しぶりに「はるかな国の花や小鳥」を読んで 絵と物語の美しさにあらためて感動した。
漏れはたまたま掘り返していたら、訪問者がでてきたので 思わずじっくり読んでしまった…。 最後にギムナジウムのシーンになって「それは遠くだねぇ」の逆光の絵とか、 いろいろみてていまから救われそうな未来があるようで、泣けてきた。
>231 性的な存在を責められるっていうのがわからない。
むしろ「性的でない」のを責められてると思うんだが。
性的に未分化っていうフロルの設定に憧れたな。 将来自分で性別を決められるっていいよね。 銀の三角やハーバルビューティの、季節によって発情期が決まってて 子供は季節モノっていう設定も実際もそうだったらいいのにと思った。
>>231 父親との葛藤が、萩尾マンガの根底に流れるテーマです。
>>239 父親というか、両親だよね。どちらかというと母親との葛藤が多い気がする。
校長やグスターフやシドやグレッグなんかは生まれたときからオヤジだったような キャラだが、渡会はエーリクやアベルやモリ等の美少年が大人になって父親になった キャラのように見える。
>>241 あー本当にそうだ。言われてみたら気が付いた。
母親との葛藤テーマが多いんじゃないのかな。 父親像は悪役も善人も案外ステレオタイプな気がする。 母親のほうが良くも悪くも生身っぽい。
同性だから、という見方は間違ってますか? 漏れは男なので確かに父親像の面白い描かれ方がないナァとおもいます。 面白いというのは、興味深い、焦点が当たっているという意味で、 男性としての形はあるにせよ、「父親像」としての描かれ方はほとんど記憶にありません。 代理でとか、象徴的に、というのはなくもないのですが。
245 :
244 :03/10/17 06:25 ID:???
訪問者の「父親」は、ダメな「男」と見た方がしっくりきます。 あくまで「女」からの視点かな?と。 魅力的に描いているようで、最後に破綻するのはそうなんでしょうか。 息子を預けた親友は毒のない「いい人」だし、本人はどっかいっちゃうし。 もちろん自分がいい加減な人間なので、そんなコト言わないでくれ!という どこかで許されたい、という部分がありますが(藁。
246 :
239 :03/10/17 07:55 ID:???
“萩尾作品における、父親との葛藤”という話は、作家の橋本治氏や 某マンガ専門誌のスタッフたちと話をした時にも出たんですが、 父親に限らず“支配者としての親”との関係が根底にある作品が 非常に多いと考えています。 個人的には「ビアンカ」「ポーチで少女が小犬と」「雪の子」 「秋の旅」「セーラ・ヒルの聖夜」「トーマの心臓」「訪問者」 「メッシュ」「銀の三角」「イグアナの娘」そして「残酷な神が 支配する」等々。
個人的な見解では、父性と言うのは神に例えられていることが多い。 もちろん母=神である場合もあるけれど(残神ね)。 例えばトーマでは 「たぶん父のような人間に」というユーリの父性信仰→祖母によって抑圧 神様を信じたいという信仰→サイフリートによって抑圧 この二つは根本的に一緒の構図を取っている。
ちなみに橋本さんはどうも男性的な視点からしか漫画を読み取れない人だよね。 だからこそあっと思うこともあれば、全然読み違えていたりする。トーマの読み取りとかは納得できん。
249 :
239 :03/10/17 14:56 ID:???
その昔、大島弓子の「綿の国星」の中の「女の感性、女の感性」という セリフが、自分に対して「男にゃわからん」と言われているような気がしたと 書いていましたね。自分のパロディマンガでもそれをネタにしていたし。
母親ネタですが、 「かわいそうなママ」は、別コミの【母の日特集】号(1971年5月号)に 掲載だったんって。 勿論他は心温まるようなお話ばかり。 ・・・・・・・・・・すごいなあ。
>橋本さんはどうも男性的な視点からしか漫画を読み取れない人だよね。 賛成。橋本氏は好きだがそれは感じる。ゲイなのと女の感性がわかるのとは 違うのか、と考えたりする。余計なことでスマン。 萩尾さんは年齢が上がるにつれて女性については年取った人の心情も描けるようになったね。 今だったらユーリのおばあさんの心情も同情的な視点から描けるんじゃないか。
萩尾望都さんの作品には「緊張感」があり、それが魅力。 その緊張感が高いドラマ性を生んでいる。「悲劇」を描くことのできる作家だと思う。 たぶん萩尾望都さんが小さい頃上映されていた、日本映画にあるような、 「こいつほんまにワイの子かいな?」とか「アンタはほんまだめなおひとやすなあ」 などと男女(夫婦)が言いながら、えへへ、ぐへへ、と笑いながら暮らしてるような話を描くことはないでしょう。 これは萩尾望都さん個人の資質であると同時に「時代」との関係を思わずにはいられない。 萩尾望都作品の多くが「西洋」が舞台になっているのは、とっても正しいと思う。 どこの国の話にしろ人間の普遍が描かれていることにまちがいないのだが。 やはり、「神」「愛」「夫婦」「親子」のリアリティがちがってくると思う。
そうだねえ、ジェルミが日本の男子高校通ってたら合わない合わなすぎる。
少数派かもしれないけど、自分が一番心理的にガツンと来たのは 「感謝知らずの男」だった。 巻末で誰かが少年の体を使って少女の心を表現…と書いてたけど、なんというか、そうだなと 思う。でも誰にでもある切なさがあった。 「僕は親切には値しないんだ〜感謝知らずの男になりたい」のレヴィのモノローグ、 何回か読むたびにジワリジワリとする。 ふたつめの、「僕は進化するイグアナになる」も好き。 萩尾さんの作品の主人公は、それまでは少し遠い存在だった。 エドガーよりはアランの方が読者に近いように思えるし、ジェルミも可哀想だけど 「わかるわかる」という感じではなかったし。 だから感謝知らずは初めて主人公に感情移入できた。
感謝しらずはいいよねー 私は感情移入して読んだんじゃないんだけど 単に可笑し面白い(*´∀`)どうしてくれようあのカップルw 萩尾さんのユーモア物は上質で大好きですよ。
みんなうまいこと言うなあ。 もう一度もってる作品を読み返す楽しみが増えたよ。
「狂おしい月星」は切ないレヴィを書いてて好きだ。萩尾さんらしい作品。 「あれで根性さえよけりゃねー」のレヴィも大好き。
生きる力の弱さ、といわれて、「人間の文明によって裸にされて弱くなった地球」と結びつける思考。SF嗜好。悲観的地球観。 「親切と笑顔の人」の描き方(そういう人を憎むこともできずただ描き方が「意地悪」になるばかり=「とにかくほっといてくれー」) そして、ヌイグルマー。 これらは特別「‘少女’の心」とは思わないけど、とっても現代的な「若さ」だとは思う。 1話から3話へと進むにつれ、レヴィの他者を見る目がやさしくなっていってるように私には思えるのだけど、 俗っぽくいえばこれがオトナになった、ということなのかな。 「共鳴できた」と思える瞬間を持たなくてもヒトは生きていけると思うけど、 そういう瞬間を持っている人間はやはりしあわせ、だと思う。それはもしかしたら幻だったとしても。
感謝知らずってユーモアなの? 全部せつなかったよ
ユーモアもあれば切なさもある。 ポーだってそうだろうが。
259が言ってるのはそういう意味ではないのでは…?>260 感謝知らずを「ユーモア物」と言っているのに対しての疑問だろ。 ポーはどうやっても「ユーモア物」とは分別されないと思われ。
「一週間」はポーの中でもユーモア物だね。 あのときのアランはかわいかった……
263 :
260 :03/10/21 00:00 ID:???
ああ、255 が「ユーモア物」って言ってるからか。 私は255は単に「ユーモアのある作品」て言ってるだけだと思ったから 259の意味するところがわからなかった。バカでごめんね。
いや、260さんが受け取った通りだと思うよ。 「感謝知らず〜=ユーモア‘物’」ってカテゴライズするのが255さんの意図じゃないもの。 ところで、私は「とってもしあわせモトちゃん」が好きなのですが、 その中で忘れられない話があって ジョニー君に女性陣が試験官のように質問するんだけど、ジョニー君のお答えが 「そんなことを僕に質問して困らせないのがホントの教養」…って感じで。 正確じゃないかもしれないけど、これ好きです。ずっと胸の内にある。
モトちゃんは翻訳モノの漫画っぽいノリだね。(スヌーピーとか)
「人ハ 泣キナガラ 生マレテクルノダ」―リア王
267 :
259 :03/10/21 15:05 ID:???
261のとり方です〜。スイマセン。 ところでアランの死に際(うっ)って、時計に足をひっかけて階下に落ちた…で いいのでしょうか。描写を見ても分かりにくかったので…。
>>267 死んだかどうかは各人の判断に任せるとして、そういうことです
炎の中へ引きこんだのが「時計」というのが象徴的ですね
>268 へえ、それは考えたことなかったな そういわれてみれば
ほんとだ。そういわれてみれば。 どうも違和感のある描写だと思ってたがそういうことか。
さらに、その時計の中にはアランによってエディスが閉じ込められて いました。時計の中の少女は永遠に変わることがありません。グロフ先生の 懐中時計の中のアンナニーナのように。 「ときどき お人形のかわりに時計の中にはいりたくなるわ」(エディス) しかしエディスを自分と同じ永遠の時の中に封じ込めようとしたアランの 願いは叶うことがありませんでした。なぜなら、家中に充満したガスに “オルゴール時計”が火をつけ、アランはエディスの姉のシャーロッテと 同じように炎の中に消えていったのです。 これらは単なる偶然ではなく、作者が考え抜いた描写だと思っています。 そうだといいな(w
一週間大好き。私20歳で、全然リアル世代じゃないけど昔の漫画の方が全然面白い。 今の漫画ってつまらなすぎて買う気起きません。 関係ないかもしれないからさげます。
273 :
269 :03/10/21 23:07 ID:???
時間――とりわけ不死というのは萩尾作品の中で散見されるモチーフ だけども、それって大体が男性に与えられる属性なんだよね。 当然、メリーベルやラグトーリンという例外もあるけれども。メリーベルは殺されたわけだし。 なんだったかな、本で、エルグの持っている視点と言うのは、2000年?だっけ? 生きてきたという時間軸の、直線的な視点で、それに対してレッド・星が 持っている視点は消失点がない、多角的な視点だと書かれていて なるほどなと思った覚えがある。宮迫だったかな?この論は。 ラグトーリンもそういった視点を持っている人だなと思った。 で、バルバラでは女の人が「若返る」というモチーフが使われて、 そこでは当然「産むこと」がテーマになってくる訳で… 突き詰めて考えてみれば面白いと思うけどまだ種の段階だけど、なんか符号を感じる。
274 :
269 :03/10/21 23:27 ID:???
連投スマソ…&上のラスト一行、だけどが被っていて変な文でした。 >272 私と同世代だ。探せば面白い漫画いっぱいあると思います。私も半年前 同じようなこと言っていましたけど、萩尾さんの命題を受け継いでいる人も 一杯いるし。モノローグスレに良作が多いのでおすすめです。
>今の漫画ってつまらなすぎて買う気起きません。 と言う二十歳より「萩尾さんの大ファンです。最近の漫画家では 〇〇の××という作品がおもしろいですよ」と教えてくれる二十歳の 方が役に立つ。
最近読む漫画でおもしろいので挙げられるのが フラワーズの漫画家しかない23歳…。 あ、浦沢直樹の20世紀少年はいいです。
>>275 ヒカ碁はあらすじから想像するより面白かった。
>>273 萩尾作品の少年たちは大人になることに対して何の抵抗も感じないし、
むしろ成長を待ち望む場合が多い。
一方、少女たちは大人の女になることを拒絶します。それは女性にとって
色々な意味で過酷な“世界”に対する拒絶です。しかし時間を止めて
少女のままでいるためには、「ビアンカ」や「雪の子」、「みつくにの娘」
といった物語の少女たちのような方法しかない。そうでなければ
「ポーチで少女が子犬と」の少女のようになってしまいます。
萩尾作品には、成長するという現実を前向きに受け止めて生きていく
場合と、成長を拒絶しようとする場合の両方のケースが様々な形で
描かれていますが、どちらも基本的には“この世界(システム)との戦い”
であると思います。
自分は古くからの萩尾ファンですが今連載中の作品では「のだめカンタービレ」 がおすすめです。 特に5巻で彩子がドラベッラの歌唱に開眼するシーンはナースタースの 告白に匹敵するくらい感動しました。
280 :
269 :03/10/22 22:21 ID:???
>>278 前半の段落はちょっと違った見解を持っています。
萩尾は少女たちが大人の女になることを拒絶するからこそ少年という表象を
利用したのだと思います。つまり初期萩尾作品の中で少年の中身は少女なのだと。
初期短編では少女を主人公としたものが多いですね。
しかしそのころはまだ「社会のシステムとしての女」に抱く警戒心は薄かったのではないかと思います。
少年という体を纏うことで、孕むこと、血を流すこと、破られることを回避できるわけですが、
成長への不安は性の対象になる不安として顕在化したままだと思います。
それはキスされて息がとまるエーリクしかり。女になりたくないというフロルしかり。
そしてなにより、ユーリがトーマに抱いた感情を「自分自身にも秘めごとのように隠してきた(残神)」。
後半部分には同意ですが、成長するという現実を前向きに受け止める例は
あまり思い浮かびません。それこそフロルくらいでしょうか?
フロル自身も「結果的には」前向きになっただけで、主題は性転換への拒絶でしょうし。
その最たる象徴的な存在はメッシュですね。「あなたがそうと望むなら、花にも鳥にも娘にも」
"この世界との戦い"というのはまさに的を射ていますね。
281 :
269 :03/10/22 22:24 ID:???
ちなみにフロルから派生して、ヨダカ、キラ、タクトがいるということも一応付け加えておきます。 オービンさんの視点は面白くてとても参考になります。
>>280 >萩尾は少女たちが大人の女になることを拒絶するからこそ少年という表象を
>利用したのだと思います。つまり初期萩尾作品の中で少年の中身は少女なのだと。
同感です。もちろん、すべての初期作品がそうというわけではありま
せんが、少女から大人の女になるということがどういう意味を持つのか、
また多くの場合に世界が女性に対してどれだけ過酷であるかが、初期の
頃から萩尾望都にとって重要なテーマだったのは間違いないと思います。
この点について忘れてはいけないのが「ビアンカ」です。この話に登場
するビアンカ・オースティンは両親の離婚というつらい現実を前にして、
鏡の中の自分と一人遊び時や森の中での踊っている間だけ自由でいられます。
一方、森の中で自由に踊るビアンカの姿を見た主人公のクララは、自分が
目撃した“永遠の少女”を描くためだけに画家になろうと決意します。
この作品は、萩尾望都がマンガ家として何をテーマにして描いていくのかを
読者に伝える決意表明だと思います。
>後半部分には同意ですが、成長するという現実を前向きに受け止める例は
>あまり思い浮かびません。それこそフロルくらいでしょうか?
そのことに関しては“少女の化身としての少年”ではなく“現実の男の子”
との関係を描いた初期作品「10月の少女たち」を見逃すわけにはいきません。
不老不死を完全否定しなかったのもよかった。>ポー 周囲の人たちがぼんやりと憧れているというか。懐古的な感じが…。 「覚えているよ魔法使い」で泣けそうなのは私だけでしょうか? 19歳。今も面白いのはいっぱいありますよ。面白さの種類が違ってきてもいますが。 最近セラムンにハマり直しましたw いい意味で少女漫画的。 他、しゃにむにGOなんかも好きです。 ハンターとワンピースもなんだかんだ言って面白い。
>「覚えているよ魔法使い」で泣けそうなのは私だけでしょうか? 私もです(w というか、あのエドガーの言葉でオービンの生きてきた時間が肯定された わけですから、彼が涙ぐんだのも無理はないですね 生活苦、病気、戦争など、生きていく上での様々な苦しみを味わい続ける 多くの人々は、不老不死の人々がいるという伝説を一種の救いとして いたのだと思います。しかし、実際に永遠の時を生きるエドガーは 「10年たっても同じ朝を迎える」ことの苦しさの中でもがいている。 「人間にとって、本当の幸せとは何か」ということを、「ポーの一族」を 読むたびに考えてしまいます。
セラムン読んでた子達ももうお年頃なのね〜 自分はバリバリの少年漫画だとついて行けなくて ハンターとワンピはダメでした。レベルEは好きだったんだけどね。 フラワーズで好きなのはバルバラとろまんがです。
昔読んだ時にはこれ以上ないっていうほど面白かった>萩尾作品 でも最近なんだか自分の精神状態が ストーリーや絵について行けないもどかしさを感じる これって何だろう? ポーなんてハマリまくって100回くらい読んだのに 最近読んだら「ふ〜ん・・・」って感じ でもバルバラは何となく楽しみにしてます 花で気になる漫画の一つです
今、なんとなくネットで萩尾望都の単行本一覧眺めてて マージナルの、小学館A5版の表紙、 めっさ綺麗じゃないですかーーーー!! 彫刻のような・・・美しいー 文庫でしか持ってないけど、文庫の表紙も、綺麗で丁寧で 単行本の中ではかなり好きな方。 でも、でかい(んですよね?A5って)うえ、あんな綺麗なんていいなぁ。 でも、愛蔵版みたいのって、他のもほんとーに綺麗ですねー・・・ ああ、かっとくんだったのにー気付いたときには遅いんだよなー こういうの持ってる方、うらやましいです。
マージナルの愛憎版は古本でよければ入手は簡単よ。 だらけで買ったとき何セットか売ってた。
文庫は小さくなっちゃうから単行本サイズがいいね。 文庫でしか持ってなかったので雑誌サイズで11人が出た時ソッコーで買ったよ。
雑誌サイズの11人いる! イイ! 私はブコフで見つけて買いました。 これから老眼が進むので文庫はもうだめぽ。
私は小学館の愛蔵版で揃えてたけど、収納場所に困って文庫が出たとき 喜んで買い換えちゃいました。 今思うとすごく残念・・・・・・あんなにキレイで文庫では読めない作品もあったのに 取っておけばと何となくショックだわ。 「残酷な〜」も一通りコミックスで読んでから文庫待ちで売っちゃったけど やっぱり残念。今読みたいのに手元に無いのは自分の所為なのにね。
>>291 それは残念でしたね。
でも一回かったのを売っちゃったりするのかー
なんかもったいなくて自分じゃ出来ないな。
ポーの文庫の表紙、なんか変だった。
おどろおどろしい感じ・・・
ポーこそ愛蔵版でずっしりとした重みを感じつつ
読みたいなー
ポーの愛蔵版は「月蝕」というマイナーな短編も入ってておすすめです。 オオカミが主人公の西洋童話風の話。
私銀3角の文庫綺麗で感動したー。イイですよねぇ。 うちの父も萩尾一緒に読むのですが(すすめてきたのがそもそも父) 最近文庫は辛そう。このパソもどうも見づらいと思ったら、見えないらしく位置が 前になってる…。近いって。 ポーは思春期が去ったぐらいで読んだので、物凄く焦れる物があったなぁ。 リデル?人形の話は泣けた泣けた。 時を扱った作品としたら銀3角とともに傑作でしょうね。 何かひとつ、映像作品が見たいなぁ。 >285 上手く言えないけど、冨樫はレベルEは本気だったと思う。ハンターは絵には三割内容6割の 力しか出してないんじゃないかな。でもレベルEってあんまり売れなかったんですよね確か。 不思議だけど、計算しつくして構築してなおかつひっくり返りもあって「面白い!」という 作品は、「少年誌」>小学生の男の子女の子その他 には大ヒットとはいかないのでしょうね。
ハンター×2ってアニメしか見てないけど、もしかしたら「11人入る」 に影響受けたのかなと思われる設定があったな。 目が赤いのとか「スターレッド」思い出させたし、考えすぎと言われればそれまで なんだけど…。
スラダンの花道は一角獣種です。
私もです。
私は大の冨樫ファンで萩尾ファンだけど、ハンタ面白いよ。 少年誌の王道の中で冨樫的な反抗精神をどう出そうかっていう感じが 様々な意味で見え隠れしてw。 幽白の時から人気絶頂の時に辞めたり、トーナメント描かなかったり、 主人公を魔族にしちゃったりしてて、レベルEで好きなことやって、 ハンタでおとなしい振りしながらやりたいほーだいやってる感じ? なんだかんだでゴンは「狂ってる」し。虫編つまらんとか思ってたけど キャラが身を挺してw面白くなってる。今週とかすごかった。 んで、どうしてこうべらべらとすれ違いの話題を続けたかってゆーと 萩尾さんと「システムへの抵抗」っていう点で共通点があると思うからなんだな。 お互いの主人公が「フリークス」であり「異端児」であるところなんて、 とっても共通してるよ。進む道は違っているといえ。
ありがとう。ハンタのコミックス買って読んでみるよ。
>>298 >萩尾さんと「システムへの抵抗」っていう点で共通点があると思うからなんだな。
萩尾望都や竹宮惠子といったマンガ家たちは、自分たちの描きたい
「それまでとは違う少女マンガ」を描くために、ありとあらゆる
手段を用いて頑張ってきた。アンケートで上位になった御褒美として
描く作品で好きなことをやったり、締切直前に原稿の一部を差しかえたり、
もちろん男性編集者と喧嘩腰の議論をやったり。
冨樫という作家がここ数年やってきたことに関しては、スレ違いだから
いちいち描かないけど、少なくとも萩尾望都は「抵抗の手段」だからと
いって読者に金を払わせる雑誌というメディアで、あんな子供の落書き
みたいな作品を載せたりはしないだろ。
もしも百歩譲ってあれが「実験的作品」だとしても、やって良いのは1回だけ。
あんな風に毎週続けるというのは単なる手抜き。そもそもすでに「エヴァ」で
やってしまった手法なんだし。
今のハンタしか知らないので以前のレベルがどうだったのか知らないが 確かにあの絵は無いと思う。 あの絵でなくてはならないというポリシーがあるわけじゃないよね? 単行本で直すのかね?どうでもいいけど。 ところで「システムへの抵抗」ですが現在少コミが性コミなどと揶揄されるように 男女エロ漫画満載になってしまったのは何故だろう。 先人があんなにがんばっても結果はそれですかって感じで 「ぼくの子孫じゃそんなもんか」というエドガーのセリフを思い出してしまう今日この頃。
子供達にとってはおもしろい漫画よりエロの方が価値があるんで 売れてるんだろうな。 昔だったら萩尾・山岸・大島を追ってたような子達は今のエロ漫画には あきたらずに少年漫画に走ったりしてるんだろうな。 冨樫の絵についての批判はいやってほど目にする。逆に、そんなひどい絵描いても ファンが毎週の連載を心待ちにしてるほどすごい漫画家なのかと思えてきて自分も 良さがわかりたいと思う。
手塚治虫もかなり雑な絵を描いてたこともあるよね。 他人(石森など)にペン入れさせたり…。下書きのまま掲載したり。 いや、冨樫を擁護する気はないんだけど。
>>302 >冨樫の絵についての批判はいやってほど目にする。逆に、そんなひどい絵描いても
>ファンが毎週の連載を心待ちにしてるほどすごい漫画家なのかと思えてきて自分も
>良さがわかりたいと思う。
阿呆なファンがマンガ家を駄目にした典型的な例だと思うよ
客に暴言を吐く寿司屋をありがたがってちやほやする連中と同レベル
>>303 >手塚治虫もかなり雑な絵を描いてたこともあるよね。
全盛期の手塚治虫の忙しさは今の「売れっ子マンガ家」の比じゃなかった。
それに手塚が「毎回下書きに等しい絵を連載」していたわけでもないよね。
昔からの萩尾望都ファンとしては、冨樫なんかと同列に扱われちゃたまらないです。
ふーん。そうなんだ。 最近2ちゃんで勉強になること多いっす。
本日「残酷な…」を1巻から17巻まで一挙まとめ読み。 リアルタイムで読んでいなかったのがマジで悔しい。 イアンは鈍いけどいいなーと単純に思ってしまうのが読後最初の感想。
>303 別に客に暴言を吐いてはいないと思うが。>富樫 ま、絵はたしかに下書きまんまのときもあるけど 絵だけキレイでツマラン物より話が面白いものを読みたいので そんなに苦にはならない。 というか絵が荒れてるときは それなりの展開をひねり出せている場合が多いので ああこの展開をひねり出すのに時間をとられたんだねえ、と思う。 私も昔からの萩尾ファンだけど富樫も同じくらい好きだ。 ただ方向性は違うので同じ土俵で比べても仕方ないよね。 和食も食べるし洋食も食べる。 おいしければ(ストーリーがよければ)、見てくれは気にしない私。
「システムへの抵抗」という点で共通点を感じたのは298の個人的感想に すぎない。それに対して異論反論出るのも当然。 自分は別に富樫のファンでもなんでもないので萩尾さんと同列に語られても ハァ?みたいな感想しかない。 ところで現在は同人誌という手軽な発信装置があるためプロ作家でさえ 「システムへの抵抗」などせず描きたいものは同人に流れる傾向にある。 戦う必要もないんだろうね。
309 :
307 :03/10/26 14:32 ID:???
>303 でなくて >304 でした。 私は萩尾作品と富樫作品に特に共通点は感じないけど どちらもそれぞれに好き。 賛否両論興味深く読んでたけど 304の 「阿呆なファンがマンガ家を駄目にした典型的な例だと思うよ 客に暴言を吐く寿司屋をありがたがってちやほやする連中と同レベル」 というのはどうかと思ってね。
同人誌は百年以上前からあったでしょ。今は即売会が盛んで流通が簡単に なっただけで。いいことだと思うよ。商業的に成功しそうもないので編集者に 描かせてもらえなくても直接読者相手に勝負できるんだから。
萩尾作品を、マンガを愛する44歳の男性に貸したら、 「この人、天才ではないね。なんで人気あるの?」と聞かれた。 私も萩尾さんを天才とは思ってなく、天才でなくっても萩尾作品は大好きで、 天才じゃないと、面白くないのかコノヤローと言ってやりたかった。 ところで、ファンの人で萩尾さんを天才だという人がいるけど、 どのへんに才を感じるのか、ちょっと聞いてみたい。
44歳くらいの年齢だったら、潜在的に萩尾ファンになる素質がある人は 若いときにとっくに出会ってるんじゃないかな。 311って若い人でしょ? 天才の定義がわからないので私は萩尾望都が天才でもそうでなくても 一向にかまわない。一番才を感じるのは非凡さ。作品を読んでて不意を つかれるような台詞がいくつもあった。 友人に読ませたらつまらないと言われたとがっかりしてる人よくいるけど 私に言わせると自分がおもしろいと思うから他人も面白いと感じるはずだと 考えるのは大バカ。つきあいたくないタイプ。
コマ割りと最適の絵柄を選択することにかけては、掛け値なしの 天才だと思う。 シリアスからコミカルへのグラデーションが豊富で、どれもこれも いちいちピタッとストーリーに嵌っているのが素晴らしい。 「メリーベルと銀のばら」の冒頭、スープを飲むエドガーとメリーベルには、 別に悲しい場面とかではないのに涙ぐんでしまう。 重い内容の「残神」にも、フッと息が抜けたようなカットがあって、こういう 緩急自在な表現はさすがだなと思った。 特に終盤のナディアが好きだ。 母親への同情が空回りしたり、真剣に恋に悩んでいるのに相手のせいで ドタバタになったり、「ああ、人間ってそうだよねえ〜」と、ちょっと嬉しくなった。 (「イグアナの娘」も、本質的にはそういう話なんだと思う) ストーリーにもキャラクターにも、シリアスとコメディーが共存しているって いうのは、小説ではなかなか表現できないマンガ特有のものだと思うけど、 それをここまで自在に操れるのはトンデモナイ才能だと思うよ。 (個人的には、手塚治虫を超えてるんではないかとすら) 長文でごめん。
上手く言えないが努力型の秀才タイプな感じ>萩 計算しないで描いてる>天才 計算しつくして描いてる>萩 まあ言えるのはとりあえず圧倒的な才能だろう。天才じゃなくてもどーでもいいけど。 「天才」と言うなら同じ24年でも大島とかかなと思う。
萩尾さんは24年組の中でも突出した才能の人だと思う。 緻密な構成力と画力、最高峰と言っていい。 だが作品を読んで泣いた事はないんだよ。 昔の木原敏江作品はとにかく泣けた。 当時どっかの評論家が萩尾は秀才で木原は天才と称していたが 天才と秀才という呼び名でくくるなら萩尾さんは秀才タイプだろうね。
>>307 >ま、絵はたしかに下書きまんまのときもあるけど
>絵だけキレイでツマラン物より話が面白いものを読みたいので
>そんなに苦にはならない。
いや、それじゃいけないでしょ。
そこで怒らなきゃ。特にファンなら。
まあ大好きなレストランだから「今日は忙しくてここまでしかできませんでした」
とか言いながら塩胡椒したけど火を通していないステーキとか出されても
食べるような人ならそれでも良いんだろうけど。
泣ける泣けないは個人差。 自分は木原さんで泣いたこともあるけど「訪問者」でも泣いた。
「萩尾望都は秀才で木原敏江は天才」と言ったのは、確か栗本薫だったと思います。 まあ自分としては天才でも秀才でも良いんですが、萩尾望都がデビュー前から 努力の人だったことは確かなようです。普通、マンガ家志望の人はとにかく 作品を描きまくり、その多くは途中で挫折してしまったりするのに萩尾望都は 延々と地道なデッサンを続け、作品を描き始めたと思ったら、あっと言う間に デビューしていたとか。
ウー c(`Д´c)(・∀・)カコイイ!!
いつもいつも読むたびに泣いてしまうのは 「ゴールデンライラック」です。 地味かな・・・・
ゴールデンライラックは、年をとるほどに良さがわかりそう。 子供の頃はいまいちだった。 だんだんいいなと思ってきた。 ケコーンしてから読むと、また違うんだろうなと思う。
質問。 マージナルで、ゴーが、「キラはアシジンの子供を受胎している」って言ってるけど、 対応したのはグリンの方だからグリンだったんじゃないの? そして受胎した子供はどうなったの?地球を産み直したって感じの解釈でオケ?
>>322 読み直してみれば全部描いてあると思いますが、
ゴーはキラがグリンジャと交わったのを知りません。
キラはアシジンの恋人で、アシジンと寝たとしか思ってないので
受胎した子をアシジンの子だと思いこんでます。
それから、受胎したキラは死にました。よって子供も死にました。
地球に戻されたキラは氷室に閉じこめられていた方です。
>>321 >ケコーンしてから読むと、また違うんだろうなと思う。
「ゴールデンライラック」に限らず、読む年代に応じて感情移入する
キャラが変化したりして面白いです。
例えば「トーマの心臓」の場合、学生の頃はオスカーの“2人の父親”の
気持ちとかが今ひとつ理解できなかったのですが、今は以前よりもわかる
ような気がします。
>325 ゴーの勘違いの前に、アシジンが「おまえ(ゴー)は長官(メイヤード)の恋人で」 と言う途方もない勘違いが好きです。
>311 やっぱり「11人いる」みたいな作品を描かれた日にゃー、天才と呼ばざるを えないでしょう。いったいどこからあの映像を拾ってきたのか世界構築の 描写力は並みじゃない。それが絵の魅力の全てではないけどやっぱり凄い。 >316 丁寧に見えてもつまらん絵より、下書きでも味のある絵なら全然OKだと思うが。
>326 いい萩尾ファンだけどいい批評家じゃないね。
328 :
298 :03/10/27 03:20 ID:???
298です。ああ、香ばしい人を逃しちゃったみたいで残念。一応言っとくと、萩尾さんへの愛を100とするなら
富樫さんへの愛は27くらいかな。そんなにいきりたたなくても、と思うけど、とりあえず
>>300 さん、
もう一度
>>298 を読み直してくださいね。冨樫さんの絵が実験的とか、富樫さんの態度が実験的なんてどこに書いてありますか?
私が言いたかったのは、「少年漫画の王道を突っ走っている振りをしてるけど"本当はフリークス"である主人公」
というのが、萩尾望都が書く異端児に似ていると私は思うということですよ。
ちなみに、
>>304 さん、どうやら
>>300 さんと同じ匂いがプンプンしますが、違ったらごめんなさい。
>昔からの萩尾望都ファンとしては、冨樫なんかと同列に扱われちゃたまらないです。
共通点がある=同列なんでしょうか?では同じお笑いをやっているから明石屋さんまとダンディ坂野は
同列なのでしょうか?意味がわかりません。もう一度
>>298 を良く読んでみてください。
長年萩尾望都を見守り続けてきたことだけが誇りのオバさんが、ちょっと気に食わないことを書かれただけで
脊髄反射していたら、スレが成り立たないです。それとも「萩尾さんと共通点があると私は思いました」と発言する
こと自体があなたにとっていけないことなのでしょうか?私や萩尾さんが反抗したいのは、あなたのような
理不尽なマイルールを振りかざす「システムぶってるもの」に他ならないと思うんですが、どう思われますか?
(´-`).。oOなんかどっちもどっちっぽいね。レスしなきゃよかったのに…。
スルー。
>>328 もそんなにいきりたたなくても、と思うが
>
>>300 さんと同じ匂いがプンプン
>長年萩尾望都を見守り続けてきたことだけが誇りのオバさん
妄想入っているし
確かにどっちもどっちっぽいなあ
相手を無意味に罵倒する箇所がないだけ >300のほうが>328より数倍マシと思う。 328はかなり痛い。
>>328 アイタタタタタ…
あなたとっても香ばしくなっちゃいましたね。残念です。
298は「共通点がある」って言っただけで「実力が同等だ」と受け取るのは なんだか痛いファンの見本みたい。 個人的感想でも正しい意見ばかりのレスにしなきゃいけないルールなんて ないんだし、自由な意見が出ないことのほうがスレとしては面白くない。 他の漫画家を語るときは言い方に気を遣ったほうがいいかと。 そっちのほうが荒れる元だと思うが。
>>334 298の意見に対して自分なりの解釈で反論はちっともかまわないと思う、痛くはない。
そのほうが面白い。
それに対しての328(298)の反論もOK。
だけど328にちりばめられたあの相手への罵倒の連なりはいかがなものか。
読んでると気分が悪くなる。
ところで298さんが言う「システムへの抵抗」って、どの作品のどのあたり? それとも少女マンガ界での萩尾さんの言動? 竹宮さんならよくわかるんだけど。
何故にそこまで相手を罵倒できるのか…
>>328 に書かれた言葉は全て
>>328 自身を表していることに早く気づいてほしい。
338 :
298 :03/10/27 12:15 ID:???
>阿呆なファンがマンガ家を駄目にした典型的な例だと思うよ
>客に暴言を吐く寿司屋をありがたがってちやほやする連中と同レベル
これがは樫さんを好きといった私への罵倒に当たると思いますので、
わざと挑発的に書いただけです。不快な気分になった方、申し訳ありません。
私はこういう、「長年萩尾ファンの自分」>「冨樫ファン」のような
見下した言い方がとても嫌だったのです。申し訳ありませんでした。
>>300 さんの意見はもちろん自由意見ですが、
引用レスしてアンカーまでつける以上「論旨」を汲み取っていない以上
>>308 さんの言う異論反論にすらなりえてないですよ。
「冨樫という作家がここ数年やってきたこと」も「落書きみたいな絵」も
自分が考えたことで私は言及していない。論旨である異端児については
一言も触れず、冨樫ファンを罵倒。しまいには「長年のファン」(関係ないでしょう、これ)
「同列に扱われたくない」(扱っていません)…
やはりこの二人の言い分には納得できません。
339 :
298 :03/10/27 12:17 ID:???
これは冨樫〜の間違いでした。
>>336 萩尾さん自身が、お姉さんやお母さんに、「漫画なんて止めて結婚しなさい」と
言われ続けてきたような、女性の行動を規定する社会のシステムに対する反抗です。
>>338 > ちょっと気に食わないことを書かれただけで
> 脊髄反射していたら、スレが成り立たないです。
100回読み直して反省してください。
脊髄反射して「わざと挑発的に」書いていたら
スレが成り立ちません。
341 :
298 :03/10/27 12:20 ID:???
>>340 最初に罵倒されたと思ったからこそです。あれは罵倒に当たらないのでしょうか?
論旨を汲み取らないで罵倒することを許すことが出来なかったのです。ごめんなさい。
342 :
334 :03/10/27 12:22 ID:???
>335 確かに328の最後のレスはちょっと言い過ぎだが、298への反論でレスの内容を 規制するようなことを書いてきたから感情的になったんだろう。 当事者じゃないけど反感を覚える。 前スレから気に入らない意見がでると規制したがる人がいるらしいが、同じ パターンで相手の気分を害して自分が荒れる元になってるのが気付いてないらしい。
343 :
298 :03/10/27 12:31 ID:???
初めから
>>338 のように書けばよかったですね。不快な思いをした方、重ね重ねすみませんでした。
あとは
>>342 さんの仰るとおりです。前スレ最後の残神の話、本スレでのやおい話…
まじめに議論しているのに、「荒れるから」という理由でマイルールを押し付けてくる人が
いますよね。私にはそこも納得できませんでした。わかってくれる方もいるようなので消えます。
お騒がせいたしました。
えっと、「システムへの抵抗」というとらえ方面白いと思いました。 作品の中の主人公がシステムに抵抗する、ということから、 作者の萩尾望都さんがシステムに抵抗しながら創作した(してる)ということに 話が移行してるようですが、そのどちらも面白い。 私は、「システムへの抵抗」ということはあまり意識して読んでいませんでした。 最近興味持ったのは、やはり作中主人公(と作者)が違和感を感じてる人々の描き方です。
345 :
344 :03/10/27 12:45 ID:???
335までしか表示されてなかったとき書き込んだので、なんだかマがぬけてたらすみません。 今から336〜読みます。
>344 その「違和感を感じている人」がマジョリティなのが面白い。 感謝知らず〜では、レヴィに構うカップル二人は「善意」っていう 大義名分を背負っているし、メッシュの「苦手な人種」なんかも、 うそつきでそばかすのルーにメッシュは共感を抱いていますし… 苦手なのはポケーっとしたお姉さんの方。 半神でのユーシーとそれを誉める人々もマジョリティにあたると思うんです。 主人公はそういう意味で異端児ではあるのかも。
347 :
344 :03/10/27 12:53 ID:???
336〜から読みました。「きえます」っていつも思うけど、なんでそーなんの? 言葉のいきすぎがあったら改めて、「次」から気をつければいいことで、異なる考えを述べ合うことをやめる必要はないのでは?
348 :
344 :03/10/27 13:05 ID:???
>>346 さん
まさに、私が思ってたのもそういうことです。
ところで、以前このスレで紹介されてたインタビューでの萩尾都望さんの言葉が
私には面白かったです。そういう違和感を感じた人々に対して、「どうしてこの人たちはこういう
ことを言うのだろう?と思う」 といった言葉でした(正確ではないですが)。
一見のんびりしてるように聞こえるけど、それより、個々の事象をあげつらうのではなく、また、この場合はマジョリティーに対する社会学的視点というより、
なんというか人間というものに対する探究心、のようなものを感じました。
この探究心が萩尾ワールドの広がり、(スケールの大きさ、骨太な構成)に結びつくと思うのですが、
時間がなくて(のせいではないが)、うまく結び付けられませんでした〜
>>347 このスレ自体から消えるということではなくコテハンでその内容を
話すことをやめるということです。
>>300 >>304 両本人様がいらっしゃいませんし、
これ以上長引かせるのもスレの本題から離れるかと。
また何か意見があったら、ちゃんとした言葉遣いで書き込みさせていただきます。
350 :
344 :03/10/27 13:12 ID:???
>>349 早とちりしてごめんなさい。また意見のやりとりができてよかったです!
ひゃ〜昼やすみ終了〜 では、また、みなさんのご意見をたのしみにさせていただきます。
>>343 マイルールの押し付けは確かに不快だが不快を表明するのに
わざわざ煽るようなこと書き込めばどうしたって荒れる。
やおい話も度が過ぎなければOKという人もいれば絶対イヤだって人もいる。
まじめな議論でも長引けば妄想に走りやすいからイヤだという人の気持ちもわかる。
そして富樫に限らず他作家を引き合いに出せばどうしたって好き嫌いで荒れやすい。
荒れないように話題を選ぶのは確かにつまらないので規制するつもりはないが
それなりの配慮は必要だと思う。
なんだどーしたんだこのスレ。
まああれだつまり結局荒れたって事だ。 ところでバルバラの2巻はまだ〜
萩尾望都と「システムへの抵抗」を考える時、私が連想するのは 彼女に対して“女とはかくあるべし”という押し付けをする両親に対する 抵抗(反抗)と、もうひとつは“少女マンガはかくあるべし”という 当時のマンガ業界に対する抵抗(反抗)ですね。 萩尾望都や竹宮惠子など、いわゆる“24年組”と呼ばれているマンガ家たちは 編集側と打々発止のやりとりの果てに、少しずつ自分が本当に描きたいマンガを 発表できるようにしていったと言われています。どんな世界でも、先駆者と いうのは大変なんですね。
>351 >不快を表明するのにわざわざ煽るようなこと書き込めば わたしはこれを最初にやったのは明らかに>304だと思った。 その>304がスレの内容を制限しているのが問題だと思うんだが、どうか?
オービン、おまいはこのスレで訳知り顔に書き込むには若すぎる。 名無しに戻れ
>>355 スレの内容を制限してる(マイルールの押し付け)とは取らなかったなあ。
こういう意見も出るだろうとは思ってたし。
>357 その前から他の漫画家の話はでてた。マイルールとまではいわなくても 長年のファン・・・とか言っちゃうあたり、書き込みにくい雰囲気になったと思うんだよな。
長年のファンも新規のファンも一緒になって侃々諤々、和気藹々語り合えばイインジャネーノ? 老いも若きもそれぞれ参考になる部分あると思うんだけどね。 で、356のような意見がマイルールの押し付けの思えるが。
>>359 うーむ、40過ぎて「若すぎる」と言われるとちょっと嬉しかったり(w
>>354 で書いた事は作家の橋本治氏や萩尾望都の幼なじみの某氏と話をしたり
萩尾望都自身があちこちで書いてきたエッセイなどを読んだ上での意見
なんですけどね
>>359 まさにそれが理想ですね!
>>360 コテハンでいると、大体は荒れますよね。特にここは名無しの多い板だから。
私としては、
>>356 さんの言い分に納得できないとは思いますが、
ひっそり名無しで意見してくださると嬉しいです。
四十すぎてオービソにする礼儀もわきまえない奴め
>>361 わかりました。後で自分の発言を検索するのが楽だというだけの理由
ですから、ここでは名無しになることにします。
>>362 なんだとこの三頭身が(w
自分の発言を検索・・・
>>348 >萩尾都望さんの
ここが禿しく気になるんだが、どうやったらこうなるんだろう
366 :
348 :03/10/28 01:46 ID:HSajBx8b
>>365 ははは^^ ..ナイスツッコミ!
って笑ってる場合じゃないですね。萩尾モトさま、皆さん、失礼しました。
…ちなみに、私がそう力入したわけではないのです、
時々かってにひっくりかえってる ほら↑
367 :
348 :03/10/28 01:47 ID:???
あ〜今度はサガってる〜スミマセン!
鏝半 age厨 ^^ .. 三重苦のチュプは頼むから新半Rで
しかもageといて サガッてる〜 て オバチャンは夜中は寝てろ
どうしてそういう余計なことを言うかなあ。最初の2行だけでいいだろうに。 何十年もファンをやっているからといって若いファンをバカにするのも 逆に長年のファンを“オバチャン”呼ばわりするのも同じくらい見苦しい。
もういいよ、戻ろう…。 スルーで。 >×長年のファンをオバチャン呼ばわり ○厨をオバチャン呼ばわり
どなたか353の後からに巻戻して下さい。
バルバラ、コミックでは何話ぐらい進んでるの? 罵倒風味のレスには辟易したけど、他の作家さんを知ることができたから ちょっと私には収穫があった。
ああ・・・「知らない作品」を知ることができたから、でした。
今月は渡会さんに会えなくて悲しい・・・ 次は12月か 個人的には渡会が出る回の方がおもしろい。 明美さんがせめてグレッグくらい存在感のあるキャラならいいのに。
>>376 ありがとう!
それで2巻目の話が出てるんだね。
最新作も常にチェックしているけど、いちばん好きなのは「ポーの一族」から 「恐るべき子どもたち」くらいまでの絵柄。あと、初期の「雪の子」とかの 冷たく乾いた雰囲気の絵も大好きです。
思いきって「残酷な…」を全巻一気に購入だっ! それも中古じゃなく! …でも、結構品ギレの巻が多い。 もしかして、じきに文庫化すんのかな。 買うの我慢して待った方がいいと思う?
熱心なファンならすべてのバージョンを揃えるべし! それに最近ではあまりないけど、昔の単行本と文庫ではセリフなどが微妙に 変化していることがあるんだよね。「トーマの心臓」のエーリクの 「あいつ××だ!」とか。
383 :
花と名無しさん :03/10/29 23:23 ID:dL9Ryrw5
萩尾望都と冨樫義博に「システムへの反抗」要素が共通してる ってのは頷けるなー。 萩尾望都の場合、それは母性への不信であったり女性であるが ゆえに強いられる規制に対する反抗心から生まれたものなんだ ろうけど。だからこそ一般社会のものの見方とは一線を駕す発想が できるんだろうな。 一方、冨樫義博は「売れ筋の漫画」を描くことを編集側にすごく 強要された漫画家なんだよね。冨樫は発想や考え方にしても一種 独特のものがある人だし、編集側の利益重視、作品の質は二の次 というような体制にはかなりの反発心があったんじゃないかな。 ちなみに冨樫漫画では「レベルE」が好きです。ギャク漫画で ありながらストーリーは緻密な複線と意外性に富み、作者の鬼才ぶり が感じられます。絵柄もギャク漫画には不似合いなリアル絵。 萩尾漫画では「ポーの一族」、「半神」、「訪問者」が別格。
共通性があるかどうかは分からないけど、レベルEは確かにガクブルだった。 少年漫画にも、ここまで話が「練れる」人がいたんだと驚愕した。構図・見せ方も とび抜けてて、「うわぁ天才だ」と思ったよ…。 感動したとか影響を受けたとかそういう要素を排除して、「一番好きな漫画は?」 と聞かれたらレベルE1巻。 内容、黒いけど。信者扱いされてもいいや。 残酷、なかなか進まないから途中でやめちゃったー。 先が見えない(それがいいのかもしれないけど)というか…。でも終わったら終わった で田舎だから手に入らないんだよね。エレ*トはするんだけど、で自分の中で終わって いるので非常にビミョウだ。 萩尾漫画で自分の中で別格は銀三角とポー。
>383 そういった漫画家の態度?作品以外の反抗、というのもあるけど、作品の中でも やっぱり反抗している感じがありますよね。今週も凄かったようで… それでも人気が凄くあるんですけど、「王道」には染まりたくない、 ドラゴンボールの二の舞にはなりたくない!っていうのを凄く感じるんです。 それって当時の萩尾さんたちが、少女がお姫様になってハッピーって話を 書きたくない!って思っていた(と思う)に似ていますよね。 善悪二元論から離れたい感じも共通しているかな、と思います。
萩尾望都はたぶんね、反抗とかいう意識はなくても王道のお姫様漫画は かけなかった人だと思う。5年早く生まれてたら人気漫画家にはなれなかったかも しれない。
5年くらいなら充分間に合うような気がするな。今も現役バリバリで活躍してるし。
なるほど。 作品のあれは反抗なのかな? 裏をかいてるというか、「斜め上を行く」というか。 一歩前も予測できない作家ですよね、確かに(今作は本人もしてるかは不明)。 まあ雑誌とトラブルもあったそうですし(幽白の中期以降は凄かった…)、今や数少ない 「好き放題作家」ですよね(でもDBもやっぱりありえないぐらい天才だと思うけど)。 夢を与える作家ではとりあえずないけど>冨樫 がく然とさせられる作家ではある。 今週、凄かったようで…。 そして来週も物凄いそうで…(何もゾンビにしなくても… 勧善懲悪じゃない=大人になってから鼻につかない というのもあると思う。 これだけじゃなんですね。ところで、「萩尾さんの恋愛漫画」オススメはありますか? 自分、バレエ短編2つ読んだんですが、びっくりするほどつまらなかったので…。 良作があれば。
個人的にはメイヤードとナースタースの悲恋萌えだが、マージナルは 全体としては恋愛漫画じゃないしなあ。 バレエ短編二つでびっくりするほどつまらなかったのって何? 「青い鳥」の 中のだったら確かにつまりないのもあったような気はするが。
>>388 ばぎおさんの恋愛モノですか。
そこからしてどうばっさり定義していいんだか…
そのバレエ短編2個は恋愛要素ありませんでしたか?
「A−A’」純愛大?ロマンって感じ。 バレエ漫画でロミオとジュリエット踊るの「青い鳥」かな? でもやっぱり「恋愛物」というよりは「SF」に傾いてしまうのかなぁ。
A−A’と 同シリーズの X+Y は? ハッピーエンドですよ。 染色体にこだわりますか? モリはそんなの気にしてないのが好き。
393 :
388 :03/10/30 00:40 ID:???
>389 文庫「感謝知らずの男」に入っていた、弟の好きな子を好きになったっていうロミジュリと、 昔の男に比べてしまう海賊の話です。 これ読んで、他にも恋愛テーマの作品があるのかな?と思って。 短編はわりと未読です。A-A'の一角獣はよく分かりませんでした(スイマセン >392 読んでみます
萩尾さんの作品って恋愛モノというくくりで一筋縄でいかないものばかり だからな。 でもみんなよーく読めば恋愛モノと言える。
私的に恋愛ものというとベストはスターレッドかなあ。
そうか、忘れてた。あれはSFだけど王道の恋愛ものに1番近いかもね。 自分はバレエ漫画の「ローマへの道」のラファエラとマリオが現実感あるように 感じてけっこう好き。
おとぎ話すぎるかもしれないけど「マリーン」! 必読!
>>396 そうですかー。わたしはローマは
ドメステックVと母子葛藤というイメージです。
恋愛経験値低いです。
「フラワー・フェスティバル」かなぁ・・・。 少女漫画っぽい恋愛ものって感じがして、結構好きです。
400ゲト
401 :
396 :03/10/30 01:15 ID:???
ドメステックVも母子葛藤も出て来たけど、あのお母さんは本質的に 母性愛あふれる人で誤解を解くのがあの話のテーマだったし、ラファエロに 「イタリア語でしゃべるのは疲れる」と言って喧嘩するマリオや「パパがママに暴力ふるった から私は暴力ふるわない人と結婚したかったのに」というラファエロの言葉が リアリティがあってよかった。
んじゃ、私は「モザイクラセン」を推そう。 あれって時間にするとほんの2日ほどの間なのに 内容深いし、 主人公の二人もハッピーエンドで好き。 バレエの話だったらほとんど恋愛がらみのようなかんじだけど 「姫君と海賊」も好き。 空港でスーツのまま踊るシーン好き。
完全犯罪-フェアリー-も、わりと恋愛色強めかな。 登場人物が行動を起こす理由のほとんどが、 恋愛がらみの話だからなー。
>>401 そうそう、珍しくあの母親って「理想の母」で終わっているんだよね。
愛を学んじゃった訳だし。萩尾さんの理想の母親って一体…と
読み終わって考えたもん。まあそれも、残酷な神が支配するでは
「親は愛と一緒に暴力も教えるんだ!子供にとって親は神だ!
親に子供を育てさせちゃいけないんだ!」に逆戻りするわけだけれども。
そしてマリオのお母さんとサンドラは正反対の人…という。
萩尾さんの時代には「親はあっても子は育つ」という有名な格言があった。
母子関係はふつう恋愛じゃないやん…
「エッグ・スタンド」 悲劇だけどね
>>388 客観的に恋愛マンガだったら
「この娘うります」か「ゴールデンライラック」位?
でもこの二つはなんか力抜いて楽に書いてるように見えて
人に薦めるのはちょっとためらわれる。(私は好き)
萩尾さんは性別も異種間も時間軸も飛び越えてるけど すべてにおいて愛を描いてる。 萩尾フィルターを通した恋愛ドラマだって思うよ。 ところで青年誌に掲載された「影のない森」と「十年目の鞠絵」 地味な作品であまり評価されてない気がするが今読むとしみじみする。 掲載時に読んだときは全然ぴんと来なかったのに…
若い頃にピンとこなくても、ある程度の年齢になると「こういうことだったのか」 とかわかる場合もあります。萩尾作品は一生楽しめますね。
>>409 鞠絵、好きでした。
あの、完全なる時への憧憬、トーマなどへも通ずる切なさをひしひしと感じます。
「影のない森」を読むと、本当に白と黒による表現が上手い人だなあと思う。 「帰ってくる子」もせつないね。
「影のない森」を読み返したとき、女の子の名前が「ななし」だったので 思わず吹いてしまった…2ちゃんに浸かりすぎな自分
バルバラどんどん話が複雑になって面白くなってくる。ストーリィ的には スターレッドの次くらいいいみたい。 絵も凝ってるし、何度も読み返しても面白い。最近あんまり読みつづけてる 漫画がないもんでSFでこれだけ読める漫画があるのがうれしい。 ほんとに少女漫画SFファンタジー不作だし。萩尾さんがいなくなったら 同人向け以外読み応えのあるものがなくなってしまうのかな、寂しいな。
今月はニューヨークでの話が出てきてまた一つふろしきがひろがったね。 でもヨハネのやってるグリーンホームの話だから、ひろげつつもたたんでる のかな。 愛は暴力、恋は呪い
バルバラのカラー、美しい…。 正直ジェルミたちのカラー嫌いだったので、ああいうちょっとファンタジックな 絵が見れると嬉しい。リアルタイム初めてで、カラーもジェルミたちと 既刊本の表紙以外で見たことないから、 次回予告とかの小さいカットで「へぇ〜」って思う。 わがままだけど、萩尾さんには死ぬまで描いてほしいな。読者の希望なんだけど。 どこまでこの人が現役で輝き続けるのか、見ていたい。 失望されない作家だよね…。 「ひとつの作品を愛される」じゃなく、こう次々と名作を産まれると、ほんと…。 少年誌板では「2作名作が出せたら天才」と言われてるのに>これは大衆ヒット成功だけど でも、「凄く大御所でお年上の作家さん」と思いがちだけど、まだ54ぐらいだよね? あだち充ぐらいじゃないっけ>52歳とかそのぐらいのはず確か 24年組より上に わたなべまさこさん 細川御大 しかいないからつい思うのだが。 うちの父と3,4歳しか違わないのかー。 自分の父親がやけに元気に創作活動してるので、全然若いじゃんとか思ってしまう…。
残酷のカラー嫌いな人もいるんだねえ。 ああいうスケッチアート系が1番好きなのでヘーって感じ。 でもバルバラ系もカラフルで好きだけどね(´∀`) そして54かあ〜実は40代後半くらいかと思ってた。 腱鞘炎が酷いそうなので身体を大切にいつまでも頑張って欲しいね。
私も残酷のカラー絵は好きだった。 話は嫌いなのに絵はすごいといつも思ってた。 残酷の画集見ると、とにかく絵を描くのが好きな人で いろんな絵からヒントを得て自分でも実験的に描いて みてるんだろうという気がした。
24年組だから、 そうだね54ぐらいだね。 でも正直写真ではかなり老けてるね…。
出版社パーティーで時々お見かけしますけど若々しいですよ(´∀`) 地味な顔でらっしゃるので写真だと老けて見えるかもしれない。
「老けてる」だなんて・・・ 「地味な顔」だなんて・・・
あの三婆は本当に死んだのか? サンモリッツの病院てのが気になるんだが。 若返ってまた出てきたり?
ナナミさんのボディスーツに使った薬の開発のための実験台になったのかも しれないですね。実験成功してどこかで若い娘になってるかもしれない。
今月号読みました。ライカがキリヤの手、ばくっ!!ってするとことそのあとがいい。 パリスを呼んだのはキリヤかも、というのもライカ鋭い。 ベッドの船でバーバーランドへ行くときの「星を釣りながら」や 3姉妹が遠くへ行くときは「レースの天がいつきの」ベッドの船で… というところに萩尾望都さんを(勝手に)感じてウレシクなります。 ラストの「どうしてオレはバルバラの夢をみる?」「オレもなにか食ったのか?」で ワカリヤスクなったような気になりますが、では「食べた」のは何?とは今はまだあまり考えずに、つづきをたのしみにします。
うちの地元にはバルバラとやらが置いてないのですが… 掲載されている雑誌なんでしたっけ? 教えてチャソですいません
>425 小学館の月刊少女雑誌「flours(フラワーズ)」だと思う… 雑誌名があいまいだが。 ところで単行本は地元でなくても最近はネットで買えるのでお試し下さい。
>>425 月刊flowersフラワーズ(小学館) 毎月28日発売 です。
見事にダブりました。。
月刊「小麦粉」も面白いかもとオモタヨ(・∀・)
430 :
426 :03/11/02 02:45 ID:???
>429 ぼんやりしていたんだ信じてくれ…・°°・(ノД`)・°°・ 英語変換辞書をいれていた為にこんな事に…自分の( ゚Д゚)ヴォケ!!
>>430 おもしろかったよ!
お〜、そういえばそうよなぁ。ってオモタ。
イイ感じッす!
しかしありえないぐらい恥ずかしい表紙だった…。
前回明美さんが「何よー、疑り深いパパね」と言ってたのは前振りか。 やっぱりキリヤ=タカなんだろうか。
どういう関係なのかはわからないけど、バルバラのタカは現実のキリヤに 対応してると思う。渡会が夢の中で会ったタカが「お父さんを待ってた」と 言い、肩車を喜び、でもあるところからこちらには来られない、「ごめんね お父さん」というのは、夢の中のタカがキリヤの無意識の本心だけど意識層には 上げられないんだという意味だと思った。
突然、別の話題ですが。 さっきテレ東で熊川哲也が「海賊」を踊っているところを映してました。 私は、海賊ってミカヤとオリバーがやっているところしか知らなかったんですが、 まるで見たことがあるような感覚が起こって不思議な感じでした。 あーほんとに絵の通り踊ってら、と妙なところで感心してしまいました。 「海賊と姫君」は結構好きな作品です。 またバレエマンガ描いてくれないかなぁ。
男性は女性ダンサーの引き立て役であることが多い クラシックの演目の中で海賊は男性ダンサーが最も 華やかに踊れるものですよね。 萩尾さんも海賊をネタに一話描きたかったんでしょう けどバレエものの中では個人的には評価高くないです。 バレエマンガがもっと見たいのは同感。 サクセスストーリー志向じゃないところが他の作家のバレエものと 一味違ってていい。
437 :
425 :03/11/04 01:11 ID:???
みなさんありがとう。 携帯厨なので、ネット詳しくないもんで…注文とかよくわかんないので おっきな本屋行って探してみます。
バルバラ読み直してて、今さら大黒の怪しさに気づいた。 なんか雰囲気的に、よきアドバイザー的なポジションだと思い込んでた。
今更「残酷な」を読了しましたが、 ナターシャがイアンに、グレッグからビシバシされてた時の話をするとこ。 リン・フォレストを出ていってから 「ロンドンで子宮と卵巣の一部を取ったの。ストレスかしらね」 とあったんですけど、 グレッグの誕生会から帰って出血してたじゃないすか。 入院して「子宮が腫れてる」って、その時既に子宮は無かったんでしょ? 「子宮の一部と卵巣の一部を取った」ってことだったのかな。 最近婦人科の病気になったので、思わず反応してしまいました。
むか〜〜し、エリザベス・テーラーが子宮を半分取ったという記事を読んで あんなもの半分残して何か良いことあるのかと疑問だった。今だに疑問だ。 残酷な〜は雑誌でしか読んでないのでナターシャの件は覚えてない。スマン。
ホルモンは卵巣だと思う。 コミックス持ってないので、439さんのご指摘は 確認できないけど。スマソ。 439さんどうぞお大事に。
>439 例えば子宮筋腫とかは今大人女性の5人に1人はなるって言うし 友達も手術した人が多いんですが 片方だけ取って片方は残すとかは普通ですよね…そういう事じゃなく?
筋腫が二つあって大きい方だけとって小さい方は残すの?
>445 いえ筋腫というのは子宮に出来る悪めの腫れ物の事で 卵巣は左右2つある訳ですから1つを残すという手術はありますね。 ものすごーく悪い時は卵巣や子宮の全摘出とかあるわけですが 未婚の人はこれを避けましょうか?と医者に言われる事が多い訳です。 ナターシャも未婚だしなあ…
卵巣を1つとるという事は生理が2ヶ月に1回ということ? コミクスもってるけどナターシャの話全然覚えていない・・・
卵巣が片方だけになってもホルモン周期は二つの時と変わらないので 一ヶ月に一回です。
卵巣は2つあっても交互に排卵するわけじゃないです。 全くスレ違いになっちゃうけど 右の卵管がつまってて、左の卵巣を失っても、自然妊娠・出産した例があるそうです。 (右卵巣で排卵→左卵管で受精、子宮が体・卵管が腕・卵巣が掌とすると、 T字型でなく、両腕を背中に回した様な立体的な配置で、卵巣と卵管はつながってない。) 人体ってすごいですね。スレ違い・長文スマソ。
450 :
439 :03/11/06 19:22 ID:???
著しくスレ違いな話題をふってしまってスマソ。 こんなに子宮・卵巣話が連続するとは思ってなかったス。 婦人科病人としては、女たらしのイアンと付き合っていた ナディアは、子宮頚ガンの定期検査は欠かさないで欲しい とか思ったのを最後に、この話題を締めさせていただきます。 ども。
本日発売のダ・ヴィンチ、p183 左下に萩尾望都の回答が。 「だから知りたい、現代作家の健康法」のアンケートに答えてます。 見るべし! 小さいけど顔写真つき 軍事板のどこかのスレで、戦争中に英国軍の戦闘機乗りは夜でも目が よく見えるように毎日ブルーベリーを食べてた、だから戦績がよかった、 でもブルーベリーはそんなに長い時間効果は続かない、みたいな話を 読んだことあります。
ブルーベリーは知らなかったが英国軍がビタミンC補給のため ローズヒップティーを飲んでいたのは有名ですね。
子宮・卵巣話、萩尾望都さんの作品に描かれてる世界(宇宙)に通じるものを 感じて面白かったです。「立体的な配置」という言葉に(「スター・レッド」に出てくるような) 絵を浮かべてしまいました。(この話題また出してしまってすみません。) 「ダ・ヴィンチ」、明日読んでみます。 (英国軍、ブルーべリーの方も聞いたことあります。<「ブルーベリー」のCMで、だったりして(笑))
ダ・ヴィンチ、言われるまで気がつかなかった。451さんサンクス。 「常に傑作を提供し続けるマンガ界の至宝」という表現に一人頷いてしまいました。 ブルーベリーは何年か前にみのもんたの番組でも取り上げていたと思います。 萩尾さんがあんな番組見てるのかもと想像したら笑っちゃいました。
萩尾さんは結構ミーハーで、少年漫画やTVバラエティなんかもよく見てる みたいですね。SFや古いものへの造詣も相当なものですが。 適度なミーハー精神こそが「常に傑作を提供し続ける」秘訣なのかも、と思いました。 ところで「金曜の夜の集会」を読み返してジワッと来てしまいました… 弱いんだよ〜果たされない約束というやつに〜 同じ本(A5版『A-A'』)の「左利きのイザン」も悲しいよ〜 もうひとつところで、上の「イザン」の辺境惑星遺跡を発掘調査する ブール博士、実はほとんどのSF作品に登場して黙々と掘っていますね。 味わい深く切ない名セリフが多くて、私の中ではオスカーよりも好きな ゲストキャラなのです。
456 :
455 :03/11/07 17:00 ID:???
ほとんどのSF作品、というより 多くのSF長編作品、というべきだったかも…
ベビーダックス↓ ○| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_○| ̄|_
トキオとパインは似てるように見えるが本当は トキオはアジア人でパインは白人なんだろうか。
トキオは昔&夢の中だと黒髪だけど、 今は染めてるのかな。
そうでつね。タカを肩車してるときは黒髪で キリヤがバルバラに入ったときにキリヤの夢(?) の中でキリヤを肩車してるときは明るい色。 芸が細かい。
黒時夫って初めは、第1話でうっかり髪の毛塗ってしまったから 仕方なく夢の中限定でああなったのかと思ったが…子供の頃で も黒だからわからなくなってきた。 染めてるんだろうね、たぶん。しかし、似たような年のドミパパと 比べるとかなり若いな。十条製薬の化粧品で老化でも抑えてい るんだろうか?
「この娘うります!」は30年も前の作品だからね。 今の子供の親は皆見た目は若いよ。
「影のない森」を読み返して主人公が30前だったことが判明してビクーリした。 ドミパパみたいなひげはやしてるし40は超えてるかと脳内で思ってた。
ポーで「もう40のオバアチャンなのに!」 お、おばあちゃん!?と思った覚えがある
>463 ブロンソンのようなヒゲが流行ってたんでしょうね。
40はオバアチャンなんだよ、本当に。これはアオリじゃなくて自戒。 30代で孫ができた友人もいるし。 ポー読んだのが12かそこらだったら全然抵抗のない台詞だと思うな〜
昔の女性は出産後すぐに死んでしまう人も多かったし、平均寿命も短かったから 特に若い人から見たら40ならオバアチャンだろうね。 髪も染めてなけりゃ白髪だってあるだろうし。
30代で孫って凄すぎるよ。親子でいくつで子供産んだんだ…。
まあ今だったらちょっと考えられないよね<40でおばあちゃん 40すぎで子供を生むような人もいるしね。
地方には結構いるよ今も。<30代ばぁさん。
地方のほうが結婚が早いからかもね。 でも30代で祖母なんて…DQNっぽいイメージしかないや。
キリヤがガンガレば渡会だって30代でおじいちゃんになれるよ。 渡会さんちは二代続けてできちゃった婚みたいだし。
ふと、「半神」を読んだ時どうして新鮮味がなかったんだろうって考えていた。 せつないし、みんな衝撃だったって言うのに、自分はどこかで見たような気がしていた。 そしたら、この間頭部がつながった姉妹の手術のニュースがあったことを思い出した。 自分が読んだのはあのニュースの後だったからなー…。 手術、成功して欲しかったですよね。悲しかった。 スレ違いスマソ。
>473 あんまりここで話題になって逆に先入観で期待が大きすぎたのもあるかも。 以前はベトナム戦争での枯葉剤の影響でああいう兄弟、姉妹がいっぱいいたからね。 自分はベトドクちゃんを思い出したが。 内臓が完全に一緒になってたり頭部が繋がってると手術も大変だろうな。
最近萩尾望都さんの第3期(?)の作品群を読み返してます。 評判だった「イグアナの娘」は当時、「これは別に萩尾望都さんが描かなくても いいような気がする」と思ったものでしたが、今読み返してもその感じがしました。 と、書くと反対のご意見の方も大勢いらっしゃると思いますが、、。 そのあと、一連のバレエ作品を読むと、自分が萩尾望都作品に「ダイナミズム」「ドラマ」を 求めていることがよくわかりました。
>473-474 あの後、同じように頭が繋がった状態だった赤ちゃんの 分離手術が成功したってニュースがあったからね…。 あの姉妹の手術に関するノウハウが活かされたんだったら いいな、と思ってる。
>>475 リアルタイムで読んだ時イグアナは確かに萩尾さんじゃなくても…と思ったよ。
でもあの作品読んで初期の「毛糸玉にじゃれないで」を思い出した。
あの作品に繋がるものがあるなと思った。
母と娘の確執をよりストレートに出せるようになったんだなあと。
あと友人がまさに「イグアナの娘」まんまの母娘関係になってたので
リアルでありえる世界なんだと思いましたです。
ガイシュツでしょうが、 最近になって「11人いる!!」の文庫を買いました。 もう、何でしょうね?!中学生だった当時、フロルに夢中でした。 懐かしいじゃなく、、、再燃しました。 可愛いよぉ〜〜フロル。 当方♀、当時、バイセクシャルだと思ってました。 今は真性だなと周囲に迷惑かけずに生きて行こうと思ってます。
479 :
花と名無しさん :03/11/14 00:52 ID:Yb1xq0qR
475です。 さっき書いて消した部分なのですが、「イグアナの娘」、 テーマは初期から今に至るまで萩尾作品の多くの底にある 「親子の問題」だと思います。私が感じたのはその「描き方」でした。 しかし、479さんのように救われる方が大勢いらっしゃるのは間違いないことで、 やはり萩尾望都さんが描いてくださったことに意義がありましたね。自分の発言、少し 不用意でした。すみません。 しかし、この問題は、もっと男性が萩尾作品を読まなければ根本的に良くならないように 思えます。(なんかムチャクチャ言ってますが、、。もちろん、「娘さん」「お母さん」が 読んで、自分で解決していくようになるのは素晴らしいことだけど。) 余談ですが、私の知人の男性は、「イグアナの娘」を「イグアナである娘」だと思っていました。 「母=イグアナ の娘(=イグアナ)」と私が言ったら驚いてましたが、 私の解釈でいいのでしょうか?どうでしょうか?
あたしも「イグアナである娘」だと思ってたわ。
私もw 「イパネマの娘」みたいに。
483 :
花と名無しさん :03/11/14 04:18 ID:2qLIPzBt
初めてカキコします。 数日前に『恐るべき子供たち』を読み萩尾さんを知ったばかりです。 あまりの衝撃で、ラストシーンと共にストーリー全体さえどう捉えていいのか分からなく、今とてもモヤモヤしてますw でもこれ原作は別の方なんですよね。ここで語られるべき作品じゃないですかね・・? どうしても皆さんの感想など知りたくてレスしちゃいました。 スレ違いだったらごめんなさい。
>>483 「恐るべき子どもたち」を語れないなら「百億の昼と千億の夜」も
「マリーン」も「ハワードさんの新聞広告」も「ウは宇宙船のウ」も
語れなくなってしまいます。問題ないですよ。
私は原作を知っている状態で「コクトーの作品を萩尾望都がどう料理
するのだろうか」とワクワクしながら読みました。そして、あらためて
彼女の技量の凄さを実感しました。
本人も好きらしいから、萩尾望都が「エヴァ」を描いたら凄いだろうなあ(ぼそっ
>>483 『恐るべき子供たち』は原作(コクトー)に忠実だなぁ、と思いましたよ。
原作も読んで比べてみてはいかがですか?
私は当時の絵柄が一番苦手なので、あまり読み返してませんが…。
(絵だけですけど、竹宮惠子さんが描いたダルジュロスは好きです。)
あと、私はどうも原作つきの萩尾作品にあまり魅力を感じません。
コクトーのあの作品のマンガ化はとても興味深いのですが…。
483さん、ぜひぜひ他の作品も読んでみてください。
>>481 さん、
>>482 さん
レスありがとうございます。ご意見きけて嬉しいです。
「イグアナ(=母)の娘」という私の考えだと、
あ・ま・り・に・も「母親の娘」そのものの話(の題)になってしまうという
意見もくだんの知人がいってました。
でも、「そのものの話」だと思うんですよねぇ、私は。
魔法使いのところへ行ったイグアナ=お母さん だと思うし。
話題転換:
コクトーの原作は読んでないけど、映画は観ました。
萩尾作品も素晴らしいと思います。あの頃の絵柄がぴったりのように思えます。
西洋の世界を描く才能が萩尾望都さんには溢れてるなあ。
>>486 イグアナの娘はイグアナ だと思った。
イグアナの母とイグアナの娘。
似たもの同士で同属嫌悪というか。
私は、最初に主人公のことだと思わせておいて実は母親のことでもあり、 さらに生まれてきた娘のことでもある、という意味だと解釈しています。 ちょっとした運命のいたずらで我が子を愛せなかった母親と、そのために 母親を愛せなかった娘。その連鎖を主人公の娘の前で断ち切るという 物語だと思うのです。児童虐待の連鎖性とかが根底にあるのだと。
原作つきの「マリーン」や「温室」、私は大好きです。 「恐るべき子供達」のマンガは原作に忠実なんですか。 連載中に映画を見たとき、映画に忠実なマンガだと思いました。
部屋に貼っている紙に書かれた文字なんか、笑っちゃいますよ
>>488 さん
そうですね、「連鎖」と「連鎖を断ち切る」話だと私も思います。
そして、注目したいのはその連鎖の「始まり」が「人を愛した」ことであること。
「‘人’を愛して自分の正体(=‘イグアナ’)を隠して結婚して」、だけど生まれた娘が「その隠した自分の正体に
そっくりだった」ことからくる悲劇。(
>>487 さんのおっしゃる「同属嫌悪」だと思います。【隠した自分】と同属、というのがポイントだと。)
さらに注目したいのは、その連鎖の「終わり」のきっかけ(幸運なきっかけ)が、主人公が「人を愛した」こと。
自分が‘イグアナ’でも大丈夫な人(牛?w)と出会えてお互い愛し合えたこと。
(‘羊’じゃダメだったんですね。。これは「相性」の問題でかたづけちゃっていいのかな?)
「始まり」も「終わり」も「人を愛した」ことからくるのにこの違いは?
自分の正体さらけだしても大丈夫な人に出会えたら、生涯たったひとりにでも出会えたら
OK!ということだとやはり思ってしまいます。もし、(もし!)無理解な親に当たっちゃったとしても
素晴らしい出会いはあると。(「恋人」「伴侶」じゃなくてもさらけだせると思うけど、やはり、親にも見せない
姿(動物くん)をさらけ出せるのは恋人にではと、、)
また、恋人に出会うまでの子供の期間が一番辛いと思います。。。そんなとき、ひとつの曲、一冊の本がどれほど救ってくれるか!
この「イグアナの娘」もそんな一冊だと思います。
>>492 「人を愛する」だけでなくそれによって「自分を受け入れる」ことが
できた事がお母さんとの決定的な相違でしょうね。
例えは変ですが自分の顔を嫌って整形して結婚した女性に
整形前の自分の顔そっくりの子供が生まれたようなものかも。
自分の正体をユニークな存在として受け入れることが出来れば
不幸な連鎖は断ち切れるんだよね…
>>494 さん
おっしゃるとおり、
「自分自身が」自分を受け入れられるかどうか、が肝要なのでしょうね。
あと上記の例えでいくと、
女性が何故自分の顔を嫌ったか、変えたか、ということまで「イグアナの娘」には
密かに描かれていると思います。
あぶない丘の家 と海のアリアが好きです
全作品の中で「ポーの一族」が一番好きです
作者には悪いけど、もう自分の中の第一位は「ポーの一族」で絶対に 動かない。あとは「雪の子」かな。中学生の頃に読んだから、特に 印象が強いのだと思う。
萩尾望都さんの漫画以外に何年も好きな漫画家ていますか?
手塚治虫
>>499 佐藤史生、高野文子
…お二人ともとっても寡作
色々いても・・・ 萩尾さんには、自分の中での 一番いい椅子に座って頂いてる感じww
「萩尾望都が好き」は広言できるが、 「池田理代子が好き」は恥ずかしくって言えない。
佐藤さん好きでつ。しりとりに参加できるほどでわないが(w 萩尾さんの影響を受けた流れとしては、花郁悠紀子・坂田靖子とかもずっと好きですね。
大島弓子 (新作描いてくださらないかなぁ〜
新作よりも身体が大事。 初期からの萩尾ファンはほとんど同時に大島ファンと推測する。
全作品の中では『11人いる!!」が好きです。 (東の地平西の空はゴメン) …で、この頃、現役だった手塚先生としか、 萩尾先生を比較の対象にしなかったんでした。 (ごめんなさい) でも、フロル、キャラ萌えですみません。 ついで、フロルの設定、 1人の男に葯20人の女ってどうなんだろう? あっと、いう間に人口爆発? わかんねぇっす。
強いて言えば「メッシュ」かな 好きな漫画家はイパーイ居るが萩尾さんだけは特殊な位置だ 漏れの中で(個人的にだけど) 他の漫画家とは世界観や独創性という意味で圧倒的な差がある。
人口爆発するのでフロルみたいに他の星に嫁に行ってくれると助かります。
「寝ても覚めても萩尾望都」という頃は、竹宮惠子、大島弓子といった 24年組と呼ばれる作家たちの作品を貪るように読んでいました。彼女たちの、 新しい少女マンガを創造しようという意気込みが伝わってくるような作品 ばかりで、こちらまでやる気が出てきたものです。 今は萩尾望都を別格として、良く読むのは坂田靖子かな。「この人の頭の中は どうなっているんだろう?」と思ってしまう発想が面白いし、疲れた時には 心を癒してくれる感じです。
私も別格で萩尾望都。 ついで山岸涼子、佐藤史緒、岩舘真理子(コメディより、キララのキ、 アリスにお願い、白いサテンのリボンみたいな繊細な残酷さのある話が好き) 佐々木倫子、森脇真末味。などなど。
>505 しりとり参加しなくてもいいから、顔出してよね、待ってるよん。 若い人には、別格になるのかな?モト様。 聞いてみたいです。
萩尾望都の漫画>>超えられない壁>>その他の集めてる漫画
萩尾望都を別格にしているものは何なのだろう。世間の評判? 個人的には大島、山岸との間に「超えられない壁」は感じない。 違いがあるだけで表現者しての優劣があるとは思えないなあ。
「その人にとって」超えられないもの、なのでは?
表現者としての優劣なんて考えたことはないが 萩尾望都は特別。別格。特別席。これはもう仕方ない。
優劣で作家を見る事はないなあ…特別に好きだなとは思うけど。 新しめの作家さんでもすごく好きな人がいて、その人も特別。 その人を萩尾さんと優劣て比べろと言われたら勿論萩尾さんが優なんだけどw でも特別さは変わらないんだよね。自分にとっての特別は 「自分の感情が激しく揺さぶられる作品を描いた人」だ
>>515 512だけど、別格と言うのは単に私にとってと言うことだよ。
元々、他に好きな作家は?と言うレスからの流れだったし。
世間の評判とか表現者としての優劣とか、
そんな風に取られるとは思わなくてビクーリした。
私は511ですが、同じくビクーリ(w
萩尾さんの作品にはまったことで人生や世界観が変わったことってありますか?
ない
大昔に「トーマの心臓」を読んで少女漫画に対するイメージが変わった 人間の内面の奥深さも漫画で表現できるのだと知った その前は恋愛物ばかりだと思っていたので
「雪の子」を読んでマンガの持つ力の凄さを思い知らされました。
漫画家の全作品読んでみたいと思わせるのは大島弓子さん、伸たまきさん。 山岸涼子さんや岡崎京子さんとか凄いと思わせる人もいるけど合わない作品もある。
私も伸たまきは好きです。ちなみに今は「獸木野生」でしたっけ?
萩尾さんは信者じゃないんだけど 時々読むと「ああッ漫画っていい!」と思わせてくれる(w 原点漫画だな。
個人的に、親子の問題で思春期〜今(20代後半)にいたるまでかなり 悩んでいた(いる)ので、それもあって萩尾作品は私にとって別格です。 友達に言わせると「いつも同じテーマで描くね、この人」らしいですが。。
いつも同じテーマでとは思わないけど、繰り返し使われてる概念や モチーフが多いとは思う。共鳴とか封印された記憶とか。
でもそれをいろんなストーリー展開で見せてくれるのがスゴイ。
>>510 わ!ごめんなさいね。失礼な書き込みで。
大好きだから、つい…のツッコミなんですよ。
『11人いる!!』って、
私が読んだ頃、思春期の頃。
萩尾先生に何が起こったのかは知れませんが、
物凄く『絵』が、変りました。
ショックでしたよ。
青の語は(自分の中で)結構スルーで
現在の萩尾作品を楽しみにしてます。
>>431 失礼に思ったらば申し訳ありませんが、
なんでそれが510さん宛のツッコミなんざんしょ?
わかりませせせせせ
こ、こんなスレがあったとは。 現在20ですが、小学生のときから萩尾作品を読んでそだち、 17のとき何気なくトーマの心臓を買って読んで以来、 もう信者といわれて仕方のないくらい萩尾望都に傾倒してます。 今までは1番にトーマ、2番にバナナブレットのプディング、3番にピンポン と思っていたけど、過去の作品群をほぼ揃えかけている今となっては 萩尾作品以外は漫画じゃないんじゃなかな、くらいに思いはじめました。 (言いすぎですけど言い過ぎじゃない気持ちなんだ) 「雪の子」を読んだことがないので気になりすぎて眩暈がします。 文庫化されてるんのかしらべてきます。 おじゃましました。
私は男でしかも40歳なんですが、中学の頃に書店で何気なく立ち読みした 小学館漫画文庫の「11月のギムナジウム」(現在、書店に出ているのとは 別のもので、表紙は別のイラストレーターが描いている)に衝撃を受けました。 表題作も凄かったですが、同時収録されていた「雪の子」での独特の感性と 美意識には本当に感動しました。その後、「ポーの一族」を読んで完全に ノックアウトです。 それまで、手塚治虫や赤塚不二夫をはじめとする少年マンガだけがマンガだと 思っていた私ですが、この時の出会いで萩尾望都が自分にとって最高の作家と なりました。ちなみに、他に大好きなマンガ家は坂田靖子とつげ義春です。 坂田靖子は妻も気に入っています。
535 :
534 :03/11/17 07:36 ID:???
>>533 現在、書店に出回っているものとしては秋田文庫の「アメリカン・パイ」に
「雪の子」が収録されています。
萩尾さんみたいに現役で何十年も読者を魅了してる 漫画家っていないのでは?と思います。 文庫化になった「ポーの一族」を読んだとき 今までの自分が読んでいた漫画は くだらない絵本だったのか?と思いました、それほど衝撃的でした 昔のララは凄かったとか「マンガ夜話」の話とかにもでてきたけど そのときリアルで楽しめた人が羨ましいです。
わたなべまさこは萩尾望都が子供の時からずっと描きつづけてるし 24年組の多くのマンガ家も萩尾さんと同じくらい長く読者を 魅了しつづけてると思うが。
感受性の豊かな時期に萩尾さんの作品に出合ったので どっぷりはまった。 イギリスにも旅行したしなあ。
「恐るべき子供達」は絵柄が変り出した作品として 記憶してるけど今見ると初期の絵柄の面影がずいぶんあるのね。
絵柄は故意に変えていった気はするな。 内面的に何か変化があったのかな。
いろんな描き方を試してみるのが好きな人なんじゃないかと メッシュのMovementや残酷な〜の画集を見ると思う。
絵柄は時代と共に自然に変わったのかと思ていた
絵はマージナルのが一番好きだな。
ポーのエドガーって、初期、横顔笑えるくらい不細工なのないですか? や、けなしてるんじゃなくて、何度か読み返してるうちに、「あなた誰?」っていう エドガーが一人、二人…。 萩尾さん以外だと…。誰が好きだろう? 今好きな人を、十年たっても好きかと聞かれたら疑問だ。 萩尾さんは一生好きだと言えるけど。 でもあえて言うなら、三浦建太郎、高橋留美子、冨樫、いくえみ綾、…やまざき貴子。 やまざき貴子は思春期をくれたので…。
このあいだ、トメイ行ったんです。トメイ。 そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。 で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、エロキュス、とか書いてあるんです。 もうね、アホかと。馬鹿かと。 お前らな、エロキュス如きで普段来てないトメイに来てんじゃねーよ、ボケが。 エロキュスだよ、エロキュス。 なんか親子連れとかもいるし。一家4人でトメイか。おめでてーな。 よーしパパケスキーモ叫んじゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。 お前らな、チケット代やるからその席空けろと。 トメイってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。 王宮前広場の向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、 刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。 で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、カデル・マー!とか言ってるんです。 そこでまたぶち切れですよ。 あのな、カデル・マーなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。 得意げな顔して何が、カデル・マーだ。 お前は本当にクーデターを起こしたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。 お前、カデル・マー!って言いたいだけちゃうんかと。 トメイ通の俺から言わせてもらえば今、トメイ通の間での最新流行はやっぱり、 小船で川下り、これだね。 エロキュス誘拐して川下り。これが通の楽しみ方。 川下りってのは小船で川を下ること。宙港とは逆方向。これ。 で、それにエロキュス誘拐。これ最強。 しかしこれをやると次からラグトーリンにマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。 素人にはお薦め出来ない。 まあお前ら素人は、海賊版カセットでも聞いてなさいってこった。
思わず青耳が変光しちゃうくらいワロタ
いろんな物、見たかったんだ。OK。
>>545 面白すぎるよ…
別バージョンとかあるんですかね?
すげー久しぶりにこのネタを見た。いつみても名作。藁た。
漏れも初めてだけどワロタ。 で、良くできてるよ!名作だってね! ちゃんと読んでないとかけないところがイイ! ところでその海賊版、どうよ(w。
マジカデルマーのとことか笑える
こゆの見ると ☆ チン マチクタビレタ〜 ☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ ___\(\・∀・)<アユネタ職人さんまだぁ〜?? \_/⊂ ⊂_)_ \____________ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :| と言いたくなるなw
昨日、近所の宇宙大学行ったんです。宇宙大学。 そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。 で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、バセスカ引き渡し、とか書いてあるんです。 もうね、アホかと。馬鹿かと。 お前らな、バセスカ引き渡しき如きで普段来てない宇宙大学に来てんじゃねーよ、ボケが。 バセスカ引き渡しだよ、バセスカ。 なんか親子連れとかもいるし。一家4人で宇宙大学か。おめでてーな。 よーしパパ、バリヤーはっちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。 お前らな、バセスカ引き渡すからその席空けろと。 宇宙大学ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。 最終テストに白号に乗り合わせた奴といつ脊髄液の奪い合いが始まってもおかしくない、 合格か不合格か、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。両性体は、すっこんでろ。 で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、国へ帰る、とか言ってるんです。 そこでまたぶち切れですよ。 あのな、国へ帰るなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。 得意げな顔して何が、国へ帰る、だ。 お前は本当に国へ帰りたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。 お前、国へ帰るって言いたいだけちゃうんかと。 宇宙大学通の俺から言わせてもらえば今、宇宙大学の間での最新流行はやっぱり、 半ダースのボート、これだね。 バセスカのボートが半ダース。これが通の見送り方。 半ダースのボートってのはハリボテが五機入ってる。そん代わり本物は一機だけ。これ。 で、それに「グッドラック」。これ最強。 しかしこれをやると帰ったら全員一週間のバツ当番という危険も伴う、諸刃の剣。 素人にはお薦め出来ない。 まあお前らド素人は、フロルの置いた巨大モモでも食ってなさいってこった。
「よーしパパ」はうける。
>>554 ワラタ 乙。
吉牛コピペ自体が最近は懐かしいよな
脊髄液の奪い合い、イイ! やっぱり知ってるもんだと笑えるね。 △は読んだけど頭に入ってないので545はピンとこないのよ。
>554 藁田!グッジョブ!
>>554 宇宙大学通だって!受けた!
いい仕事してますなぁ。
はーい、しつもーん。 過去レス読んでて急に思い立って「残神」を読みなおしたんですけど ジェルミが朗読するバーンズの詩って 作品中では「LOVE」というタイトルになってるんですけど あれって「赤い薔薇」がタイトルなのでは? 「LOVE」というタイトルのみ萩尾センセの創作なの?
>563 ふーん「赤い薔薇」ってのは邦訳のタイトルなの? 原書原文タイトルは?ローズレッド?レッドローズ? 単に「LOVE」という原文タイトルを翻訳者が「赤い薔薇」にしたとかじゃなく? どなたか原書タイトルプリズ〜(・∀・)
原題は「A Red Red Rose」です。
>565>566 563じゃなく564ですが (・∀・)つ"∩ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェーヘェー! 面白い〜ありがとうございました!
568 :
花と名無しさん :03/11/25 14:40 ID:qtK5bQDX
ポーの一族って最後エドガーどうなるの・??
>>568 明確にどうなるという描写は出てこない。
5巻のラストが全て。
失業中。 ひどく気力が無くなった状態で残神を一気読みしたらさらに落ち込んで3日間寝たきりに。 まるでジェルミとイアンの遭難みたいな生活でした。 「三月ウサギが集団で」を読んで持ち直しましたが、 元気のないときに重い漫画に惹かれてしまうことってあるよね。
そういう時は「ゴールデン・ライラック」の元気な主人公から エネルギーを補給すべし!
私は落ち込んでる時には重い漫画を読みたくなるので そーゆー時残神サイコー。 アンダーの極みまで行くと浮上のきっかけを見出せるというか。 自分は暗い時明るいの読むと上滑りしてしまうんだよね… カラ元気しか見つからないというか。 そのかわり明るい時は明るいの読んで究極のハイを登りつめてまつw
573 :
570 :03/11/26 21:16 ID:???
>571 ああヴィーのパワフルさには憧れるねえ。。 「メッシュ」は切なくてちょっと和みたい気分の時にイイと思います。 ほのぼのしたい時は「スペース・ストリート」で。 >572 >アンダーの極みまで行くと浮上のきっかけを見出せるというか。 ここ禿同。 重い→切ない→ほのぼの…といった感じでリハビリみたいに読んでいくのがイイのかな。 ところでたとえば萩尾作品で究極に明るいのってどれだろ?
>>573 >究極に明るいのってどれだろ
「三月ウサギ」や「ごめんあそばせ」「キャベツ畑」あたりのものかな?
「赤っ毛のいとこ」も好き。
>573 元気が出る物が明るく感じるので 「モザイクラセン」や「フラワーフェスティバル」なんか元気です。 読後感が非常に爽やか。
>574 「三月」「ごめん」「キャベツ」などの、 ミュージカルコメディは楽しくてイイよね。 もと様の、品のある?ギャグは、 古いと思われがちだけど、私は好き。 昔のMGMミュージカル映画のような風情があって。 癒し系ですかね。
「とってもしあわせモトちゃん」もお忘れなく。笑えるし、ほのぼのした 気分になれる。元祖・癒し系。
>574 「赤っ毛のいとこ」いいなあ! たまに「のえるの爪研ぎ」思い出して気持ちにカツを入れるときあるよ、自分。
三味線で「炎のロックンロール」は笑える。
スミマセンちょっと見つからないので 教えてチャンしてもよかですか?・゚・(ノД`)・゚ あのナチスの話…占領下のパリで小さい男の子とユダヤの女の子が出てて 男の子はゆで卵の中で一緒に煮られてしまった雛を見た事がある… これなんでしたっけ? どの本に入ってた何て話なのか忘れてしまって 昨日から本だなひっくり返してるんですが見つからない… 友達に貸してなくなっちゃったのかな…
581 :
花と名無しさん :03/11/27 10:22 ID:wFU04kwB
エッグスタンドだよん 何に入ってたかなあ 全集と文庫じゃ違ったかしら 携帯からとりあえず送信
エッグスタンドは、確か訪問者の文庫に収録されてたと思う。
>>578 のえるのキャラが好きだがまりちゃんみたいなキャラも面白い。
独身相が出てると言われてたが沖村とはどうなったかなー。
質問です。 ポーの、中洲の寮学校での生活で、アランがキリアンたちに追いかけられて ナイフを突きつけられるシーンがありましたよね? あれって結局ペーパーナイフじゃなかった…という解釈でオケ? ということはあの時キリアンは本当にプツッときてて半ば冗談ながら「やっちゃいそうになった」 ってこと?>ロビンの二の舞いというか…。
>>585 「すてきなペーパーナイフだね、キリアン」と言ってるのでペーパーナイフ。
ペーパーナイフであっても心臓に刺されればアランは散ってしまう可能性があった。
え?! 「すてきなペーパーナイフだね、キリアン」とわざわざ言わしているので ペーパーナイフではなかった----が普通解釈かと思ってたんですが… ち・違うの?…(´・ω・`)
ああ、そうなのか。 あれは皮肉ってるのかと思った。 ナイフが光ったりしなかったよね?
あれはペーパーナイフ。だけど心臓を刺されたらアランは消滅する。 だからアランは本気で怯えた。で、アランを怯えさせたキリアンたちに エドガーが怒り、その殺意を敏感な1人が感じ取って「エドやめろ!」と叫んだ。
>580です。 >581>582>583の皆さんありがとうございました! わかった!わかりました!・゜・(ノ∀‘)・゜・ 私の持っていたのは全集で 友達に貸したまま帰って来なかった事もわかりました…ヽ(`Д´)ノ 早速密林で全集16と訪問者注文します。ありがとうございます〜
一瞬、頭の上を極楽鳥が飛び、足元には羊歯が、 木々の間に猿たちが声を掛け合った。 尼存かあ。
「ポーの一族」で今だに疑問があるんですが。 キリアンの体内に残された遺伝子の後の話って、結局描かれているんですかね? 「ポーの一族の謎」という本を読んでみたが、それについては 何も語られてなかった。
>592 ああいう描き方してたからネタは萩尾さんの頭の中にあったと思うけど 結局描かれないままでしたね。 なにかの対談でも「さあ、どうなんでしょうね」などとはぐらかしてたし。 今の絵ではもうムリでしょうしね。
>593 早速のレス有難うございます。 これでン10年来の疑問が少しは解けました。気長に待つことにします。 今思い出したこと。 昔「ロッティエヴァンス もうじき八つ」という漫画がありました。 たしか少女フレンドに掲載された漫画だったんで、作者はモー様ではありませんが 絵や雰囲気はもうそっくりだった。 同時期ぐらいの漫画家さんが影響されてたんでしょうか。
>594 その作家さんは知らないですが萩尾さんに影響された 作家さんは結構いましたね。 水上澄子さんのデビュー作あたりはモロどっぷり絵も雰囲気も 似てたなー。好きでした。
質問です。 またポーなんですけど、魔法使いの話で、ケイシイクレイパス…?とかいう名前の 自称降霊術者、首がなくなって消えますよね? あれはどうしてですか?
>>596 バンパネラが死ぬ時、当初は「灰となって風に散る」といった感じの
描写でしたが、後には「異次元に移動したように消え去る」というような
解釈ができる描写になっています。ですから、「ホームズの帽子」で
クレイバスが“消滅”したのは、彼が本当にメリーベルのいる“空間”へ
アクセスした結果だと思います。
クレイバスは俗人っぽかったがやはり交霊術の腕はインチキではなく メリーベルにアクセスしようとしたが結局むこうに引きずりこまれたのだと 思った。その際エドガーはちゃっかりエナジーをいただいたんじゃないかと 勝手に解釈してました。唇が赤かったので。
萩尾ファンなら「エナジー」ではなく「エネジィ」と言いましょう(w それはともかく、エドガーも手をつないでいてクレイバスとは真正面の 位置だったから、「エネジィちうちう」はなかったと思います。
>>596 >>597 前スレでは、「バンパネラは死んだら無になる。クレイバスはその無に引き込まれた」
と書いてあったよ。
>「異次元に移動したように消え去る」
というのの根拠がわからないので、よかったら教えてくり。
601 :
596 :03/11/29 00:57 ID:???
なるほど!! そういうことでしたか、いや分かりました。納得です。 >600 エドガー記憶喪失編の横書きのことでは? 異次元に…っていう説明があった気が
>>594 >昔「ロッティエヴァンス もうじき八つ」という漫画がありました。
>たしか少女フレンドに掲載された漫画だったんで、作者はモー様ではありませんが
>絵や雰囲気はもうそっくりだった。
>同時期ぐらいの漫画家さんが影響されてたんでしょうか。
『別冊太陽 少女マンガの世界U』によると
「ロッティ=エバンス もうじき八つ」
別冊少女フレンド昭和46年10月号掲載、作者は里見潤という人だそうな。
内容は読んでないので、判りましぇん。ファンタジック・メルヘンらしいけど。
>>600 「エヴァンズの遺書」の1/4スペース(雑誌掲載時は広告欄だった部分を
作者のミニエッセイ等で穴埋めしたもの)に、萩尾望都自身が「バンパネラが
ちりと化して散じてしまうなら、パンツとか残ってしまうことになるから、
ロマンチックでない。異次元のアナの中にでもぽっかり落ちこむならパンツは
残らない」という内容のことを書いています。
横レスですが・・・ 汗にもバンパネラ成分(?)が含まれているので それが染み込んだ服もチリと化してしまう(or異次元に移動する)のでしょう。 と今、そういうことにしてみました。
じゃポーツネル男爵のシルクハットは成分が染み込んでなかったのだね。
606 :
604 :03/11/29 14:22 ID:???
>605 可能性 1・頭皮は汗をかかない 2・頭皮の脂はバンパネラ成分を含まない 3・ヅラだった(上記が間違っている場合)
あれは普通に体から離れたから残ったんでしょう。 汗説却下。
そもそも汗をかく必要も無いからなー。 ところでアランを失ったエドガーはその後どうしてるだろう。
作者としては「異次元に落ちこむ」ということで描いているので、 ポーツネルのシルクハットやマチアスの上着のように、消滅した瞬間に 体に密着していない物は残されるということになる。
ソニーのハンディカムのCMを観て、「ビアンカ」を連想したのは私だけ?
>608 分からない部分にロマンがあると思いつつも、結局エドガーには最初から最後まで、 「何か」が欠けたままだったなぁ…と感じる。 またかわりの誰かを探すのだろうか?と思ったり。結局時の悲しみから彼は逃れられない ような。 でもこれで私がもっと子供だったら、「迎えにきてくれるかも」と思って窓を空けて 眠っていたかもしれないな。
どうせまたどっかで美少年をたらしこんだんでしょ。
>612 たらしこむってそりゃ人聞きの悪い
つーか、日本語もおかしいし(w 真面目な話、本人が言ってるじゃん。「もう明日へは行かない」って。
バカな どこかにいるにきまっている
では一緒に最初のページをはじめましょう。
ウン・・・
クリスマスは?
ロンドンで
サセックスに行くよ。
もちろん携帯はボーダフォンで
オービンは今年で103歳かあ
やばい、このスレおもしろい。ファンじゃなきゃわからない面白さだね。 ところで萩尾望戸ファンの人と知り合うにはどうしたらいいでしょう。 まわりに萩尾望戸さんを知る人すらいない… 関係ないからsage
(・∀・)ニヤニヤ
>623 萩尾望戸?きみなんてしらない
つめたいことば・・・
>>623 さん
萩尾作品はバラエティーに富んでるから、
あなたの周りのそれぞれの人が好きそうな作品から
貸してみる、というのはどうでしょうか。
(口で言うよりいきなり本をとりあえず渡してみる、のがいいと。。)
>>623 萩尾望都
これをコピーして、辞書ツールを使って単語登録しましょう。
それから語り合いましょう。
みんなすごいな… 冷たいと言うか何というか… まぁスレタイにもある文字を間違えてしまったからなぁ…
>>623 ごめんね。つい調子に乗っちゃって・・・
萩尾さんのファンの人って私の周りにもいないのですよ。
ここで楽しみましょ!!
627でした。
>>633 そうか、トーマの心臓でしたか…
みなさんすごいなぁ…
「トーマの心臓」と言えば、「湖畔にて」も良かったよね。さらに、 この作品の「夏が過ぎると星がたくさん流れ落ちる夜がある」という フレーズから、「リフレイン」という曲が生まれたし。
636 :
626 :03/12/01 20:59 ID:???
>>634 すまんな!おわびにおごるよ
ヨハンナスピリッツのパイふたつ!( ・∀・)つ○○
きみ、財産あるの?
638 :
627 :03/12/01 22:06 ID:???
>>634 昔を思い出してつい反応してしまいました。
ごめんよー。大人げなかったね。
626さんと一緒におごります。
土曜に外出許可とって。。。
639 :
634 :03/12/01 22:10 ID:???
…みなさん…私623さんじゃないんですよ。 実は631です。 本物の623さんはいずこへ?
640 :
626 :03/12/01 22:17 ID:???
>639 それは重ね重ね失礼。 では土曜日はお茶会に招待しよう。場所はヤコブ館の二階はしだよん。
641 :
634 :03/12/01 22:26 ID:???
>>640 ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
リ、リンチッスか!?
643 :
627 :03/12/01 22:38 ID:???
>>623 639
ややこしくしてしまって、ごめんね。
戻ってきてね。
お茶会は四時。
おむかえにあがるから、
そんなに怖がらないで・・・
八角メガネのお兄さんが待ってるよ…
サイフリートがムチもって待ってる・・・ハァハァ
おお 魔の部屋…!
もまいら、ほんとに戻ってきてほしいのかぁ?w
おいでおいでもどっておいで 温室へ…
>647 みんなアイドルがほしいのさ
650 :
634 :03/12/01 23:38 ID:???
やっぱリンチする気じゃないですか!! つ、翼が…
翼…あげる 僕はいらない
シャール君って、そんな冷たい人だったんだ(って作者が違うし
シャールってプランタン顔の人か。
>653 ウマイ!
ル・ベベ教育の必要アリ
オスカーも気が多いな
なんだよアンテその意味ありげなセリフ
だって、ぼくー、見ちゃったんだもん。 オスカーとエーリクがー、ガケの上でしっかり抱き合って キスしてたのー 真昼間なのにー
…神出鬼没な香具師だなアンテ
萩尾センセの作品は、セリフもト書きもすべての文章が韻を踏んでテンポがよくて 行間にも情感溢れてて、ホントに綺麗ですよね。 好きな漫画家さんはいっぱいいるけど、文を覚えるほど何度も読み込むのは萩尾先生の作品くらい。 言葉遊び(セリフ遊び?)するのも、萩尾先生の作品でやるのが一番楽しい!
>萩尾センセの作品は、セリフもト書きもすべての文章が韻を踏んでテンポがよくて >行間にも情感溢れてて、ホントに綺麗ですよね。 そうですね。別に無理して憶えようとしなくても、まるで一行詩のような 美しいセリフやモノローグが自然に心の中に刻み込まれます。例え 相手を罵倒するような言葉でも(w バーロ バーロ バーロー なにが すなおに なれだと おまえに いったい マリエが わかるか ヒゲヅラ
ナーニイッチャンデェコノヤロ とかな
皆さん、萩尾さんが「小説家」だったらと考えたことはありませんか? やはり今のような立場にいらっしゃったような気もしますが、 なぜあえて萩尾さんは漫画だったのでしょう。
絵が巧いから・・・なんちゃって 書ききれない部分を絵で、描ききれない部分を台詞で・・・・・ だから漫画
そこにマンガがあったから。 手塚治虫の作品を読んで「横っ面を張り倒されたようなショックを受け」 漫画家を目指したという方だからな。 小説でも映画でもいろいろ影響を受けるものはあったと思われるが マンガが自己表現媒体として一番身近だったのではないかと。
ああ、手塚信者だったっていうのは有名だよね。 でも読者である自分は、手塚大嫌いで萩尾さんは好き。
私は萩尾信者だけど萩尾さんの魅力はあの絵の上に言葉が乗ってるところに あると思う。萩尾さんの描いた童話はおもしろいと思わなかったし、エッセーも 内容はともかく文体に魅力があるわけではない。 言葉だけを取り出したら大島弓子の方がうまいし岡崎京子はもっとうまい。 でも絵と言葉の相乗作用でできる世界が漫画なんだよね。
「月夜のバイオリン」は、私には、ほのぼのしてていい感じのお話だったけど、 あれ、童話とは違うの? 私は、エッセーも彼女の言葉も好きだし、上手いと感じます。 やっぱり好き好きね、こういうものは。 >絵と言葉の相乗作用 そのとおりですね。 上手い漫画家はその効果を最大に引き出す能力があるんですね。
他作家を引き合いに出すのはどうかね。 個人的に好き好きはあるだろうけどどの作家のほうが上か下かなんて 意味無いですよ。
もしかして何度も既出なのかもしれませんが、 この本を萩尾さんが漫画にしてくれたらいいなと思った本はありますか? 最近、宮部みゆきさんの「あっかんべー」を読んだのですが、 何故か萩尾さんのキャラクター風な人物が頭の中に出てきて しゃべってるんです。背景は江戸時代なのに。 とても楽しく読み終えてしまいました。
萩尾望都は小説も書いているよ。個人的には「人生の美酒」とか 「アムール」みたいなイラスト・ストーリーも好き。
何を今さらと言われそうだけど、萩尾版「新世紀エヴァンゲリオン」を 読んでみたい。綾波やアスカがどう表現されるか興味がある。
アロイスってあまり話題に出ないみたいだけど、印象深い作品でした。
>673 好きですよ。前にも出た話題だけど「悪を呼ぶ少年」を彷彿とさせます。
宮部は萩尾の影響受けてそうだねぇ。 エヴァ…。 エヴァは何も言わずに監督に、ラスト作り直してほしい。精神世界に逃げすぎ。 映画前半(ミサトさん死亡らへん)までのテンポでラストまでいけば最高だった。
私も萩尾さんの言葉が大好きなのに、エッセイはつまらなくてびっくりした。 萩尾さん独特の詩のような言葉が緩慢になっている気がしたな。
萩尾さんは絵があってこそだなと思うよね。
萩尾さんに描いてもらいたい小説は… 「銀河鉄道の夜」かな。ますむらひろしが描いちゃってるけど。 「車輪の下」もいいかも。内容ちょっと忘れてるけど。
マンガにして欲しい作品…。70年代の絵柄だったら、 ヘッセの「知と愛」なんて面白そうだけどなぁ。 「飛ぶ教室」や「チボー家の人々」なんていかがでしょう。
>>679 チボー家は違う視点で高野文子が描いたしな
681 :
623 :03/12/03 11:32 ID:???
戸って素で間違えました。ちなみに変換を間違えたわけだけど 敢えて間違えたという訂正の書き込みをしませんでした。 だってここは2ちゃんだしね
>679 「知と愛」はまんまトーマになりそう。
宮沢ケンジは思想的に嫌いだ
どんな思想か説明しちくり
685 :
花と名無しさん :03/12/03 21:09 ID:Xr6SPAox
萩尾望都、好き〜♪ 青い鳥、トーマの心臓☆ 無償の愛をテーマにした作品は、駄作か逸品か分かれやすくなるし、難しいと思うけど、トーマの心臓すごい。あれは、望都さん自分のために書いたんだろうな
かれこれ30年前に読んだがいまだに飽きません<トーマ
687 :
花と名無しさん :03/12/03 21:29 ID:Xr6SPAox
トーマ、面白いですよね。時代関係なく受け入れられる作品だと思う☆ ‥なのに、友達は自分の世界に入ってみてるみたいで気持ち悪いってυ(TдT) ウエッ、ウエッ
>687 そんな友人はヤコブ館の二階はしのお茶会に招待してあげましょう
作者は、優等生すぎてイヤとどこかで書いてたが。スマソ、マジです。
690 :
花と名無しさん :03/12/03 22:39 ID:TLP569V9
>>676 昔、別ペンネームで小説を書いてらしたけど、これも残念ながら
面白くなかったです。(なんていう雑誌だったかは失念)
やはり漫画でないと彼女の魅力は発揮されないのかも。
たしかに萩尾さんの「銀河鉄道の夜」は読んでみたいなあ。 ますむらさんのも好きだけど。
命綱だ 古風に
へい やあ
694 :
678 :03/12/04 08:42 ID:???
>>684 禿同。>683説明キボンヌ。
>>691 ますむらさんの漫画は読んだ記憶がないのだけど
アニメ映画版は今でも大好きです。だから猫の印象が拭い去れなくて…
ぜひ人間のジョバンニとカムパネルラを、萩尾さんの絵で見てみたいですな。
銀河鉄道の夜は、久石譲が出しているCDアルバムの挿絵の絵 が、萩尾さんの描かれる少年風で、こんな感じで漫画化されたら 猫のイメージじゃない漫画になると思ったことがあります。 他に片山愁さんが漫画化してますげと、あれはエヴァのシンジ 君みたいだったので、萩尾さんの描かれる少年とは違って ました。それもまたよかったですけどね(^^)。
「飛ぶ教室」の映画が公開されてるそうな。 ドイツの寄宿舎つながりで見てみたい。
私の友人はシュロッターベッツを捜しにドイツに行きましたw 彼女と一緒にあちこち旅行したところ、 あの世界はドイツのギムナジウムよりイギリスの寄宿学校の方が近かったなぁ。
イギリスのパブリック・スクールもいいねえ。 「小さな恋のメロディ」が好きでした(古いな) マーク・レスターはエーリクに似てる。
>>697 トーマが飛び降りた場所を探すなら、鹿児島本線に行くといいよ(w
私もシュロッターベッツはイギリスのパブリックスクールに 近いんだろうと思います。 マーク・レスターが12歳の頃ならトーマの役にぴったりだし やんちゃな感じでエーリクと二役なんていいですね。あんな風に かわいくて哀愁もあるような外人の子役はあんまりいないような 気がします。 「哀しみの天使」のディディエ・オードパンみたいなのはよく いるけど、あの子はアンテ役の方があいそうです。
ttp://flowers.shogakukan.co.jp/interviwe/interviwe_04.html 萩尾先生「残酷」終了時インタビュー
読んで思ったんだけど、「引退まであと10年ぐらいはやれそうなので」ってサラッと
言ってますよね。
いや、萩尾先生に関したら当たり前とも思えるかもしれないけど、今の少女漫画家や
小説家なんかにあてはめると、やはりこんな作家さんはなかなかいないなと唸ってしまった。
今前線で活躍して脚光を浴びている作家たちの何人が、当たり前に引退まで描くと言えるかなー
と思い…。
変化しない地位に居続ける作家って、なかなか出ないと思って。しかもおそらくは25、6のころ
から彼女はずっと、宮部みゆき風に言えば一等星なのだなぁ…。
枯渇していく才能が圧倒的に多い中、何が彼女をここまで立たせ続けるんでしょうね…。
と同時に、あと10年くらいかあ、と寂しくなってしまいました。
高校で萩尾さんに出会ってまだ半年足らずなので余計に。
バルバラは初めて連載中に読めるので、ついて行きたいです。
突然だけど、文庫版ポーの帯の文句、凄い上手くないですか? 自分はあれで買いました。 「時を越えて生きる、はるかなる一族へ」 「アランとエドガー。少年たちは時を止めた」 もうひとつはうろなんですけど、「バラの咲く丘に、バンパネラの一族がいた」みたいなフレーズでしたね。 震えがきました。 これが萩尾さん作品との最初の出会いです。 感謝知らずもよかった。「僕は愛には向いてない」 誰が考えてるのかなー。
すごくマンセーしてるわりには同じファンだという気持ちが湧いてこないレス
いや、帯の文句知らなかったので興味深かったですよ。 でも、惹句ってホンモノの方の内容を薄っぺらくしてしまう 可能性もある、ってことですね。うろ(おぼえ)とおっしゃるやつが 一番いい。イメージがぱ〜**っと広がって。萩尾望都さんの広がり。 惹句に目をとめる702さんのセンスは「愛に向いてる」ってことですね? (愛に向きも不向きもあるもんか! という話はまた別)
>703 ?
帯の文句って編集が考えてるんだろうね。
>>706 そうだと思う
全てがそうかどうか分からないが(特にマンガ界では)
つい最近私(編集者)も超いい加減に帯の文句を作りました
引きつける、売れそうな文句をってことで
もちろんウソは書かないが・・・・
夢ぶちこわしたらゴメソ
そうおっしゃる704さんのお言葉も「愛に向いてる」ってことですね。 (素敵なレスだったもので・・・)
>702 自分は文庫は持ってないし、本屋で手にとったことも無いのですが、 ポーはリアルタイム組ですので、コミックス初版をボロボロにした ファンですが。 これらの文庫のオビ文は、むかーし、どこかで読んだ記憶があるのですよ。 多分、連載当時のアオリコピーや、コミックス発売時のキャッチコピー、 イラスト集とか、ポー特集号とか、そんな本で見たような気がするのですが、 これしかないって名文だから使いまわされてるんでしょうね。 たしか、ポー作品中にも似た文が散文詩的に出てたと思いますが。 なにせ、大昔のことなので記憶間違いだったらすみません。
萩尾さんの小説といえば 80年ちょい前の『奇想天外』に短編数本と長篇1本を見つけたのですが、 漫画ほど印象に残らない内容でした。 あんまり話題にならないけど、当時の評判はどうだったんだろう? 「左ききのイザン」「銀の三角」に発展したと思われるネタもあって(イザンに殺された女が主役の小説とか)、 つい古本屋のひと山を大人買いしてしまいました。
711 :
花と名無しさん :03/12/07 02:39 ID:xbvfb14y
>>701 そうか、あと10年・・・
大島弓子さんとか竹宮恵子さんとか池田理代子さんとか木原敏江さんとか
みなさん長生きして欲しい。もちろんモー様も。
手塚治虫氏や藤子F不二夫氏、石ノ森章太郎氏など男性の漫画家は早死にしてるからねえ。
ところで、花村えい子さんは昭和9年生まれだそうです。69歳、母と同じだあ。
あっちこっちガタがきて弱気になってる母を見てると、この年で漫画描けるだけでも
すごいと思う。母は新聞の字ですら細かくて読むの大変とか言ってるのに。
いっそ わたなべまさこ先生 を越えて下さい萩尾先生! 死ぬまで現役でいて欲しいと思う作家は、彼女と高橋留美子ぐらいだ。 前者はただその作品が読みたいから。後者はその漫画への情熱を見届けたいから。 でも読者のそれはわがまま…。 少年誌で鳥山氏カムバックの声もあるけど、彼にはそんなつもりはカケラも見受けられませんな。
漫画家って肉体労働だから年取ると物理的にキツイと思うが 手塚治虫氏は死ぬ直前まで現役でその情熱はすごいなあと思った。 大先生になってしまうと本人は目しか描かないっていう人も あるだろうけどそれでも「まだ描きたい世界がある」っていう気持ちが あるからだろうし、そういうのが無くなってしまった人には何言っても 戻って来ないかもね。
あの、スレ違いだけど、 鳥山さんに書く気が無いのかどうかなんて本人しか分からないしさ あんまりそういう言い方するのもどうかと DBやめるときのごたごたは有名だし、消えちゃった人の中には世界が無くなったわけじゃない人も沢山いると思う 書き続ける人マンセーも良いけどいなくなった人の作品自体素晴らしいのには変わらないよ
>714 あのさ、話を取り違えてると自分で思わないの?どうすればそういうレスになるの? 誰も描き続ける人のマンセーなんてしてないでしょう。 鳥山氏についてだって、「描いてほしいという声もあるけれど彼は描いていないね」という話でしょ? この間赤丸に自分の作品のパロディ使ったギャグ載せてたけど(栗の頭したクリーザ様とか。笑った…)。 誰も残した作品や今後出てくる作品についてけなしたりしてるわけじゃないでしょう。 彼がとんでもない才能者だったのは誰だって知ってるんだし。 上手く言えないけど。 ファンがずっと描いてて欲しいなーという気持ちを言うことの何が悪い。 でも作者はそうはいかないかもねということでしょ。 マジレスカコワルイ…。
鳥山さんは家のペットの世話が忙しくて、 週間連載は無理だそうだ。
>>717 なんかの単行本に書いてあったけど、
いっぱいいろんなの飼ってるそうだよ。
あと、作ってないプラモデルが、まさに山のようにあるとか 噂レベルではかなりいろいろ流れてはいますね。 とりあえず本人が描く気にならないとかけないだろうし、 無理矢理描かせても面白くないでしょうね? あと、少女マンガ系と少年マンガ系では出版社や読者の受け止め方が かなり違うようです。たとえば、少女マンガ雑誌なんかだと 索引は作者名>作品名で、作者名がデカイ。少年マンガでは作品名がデカイ。 このへんで、作家と作品の捉え方みたいなモノや伝統?見たいな 流れを感じてます。
スレ違いだけど、鳥山氏の漫画の才能と情熱の比例のしなさぶりは有名だしね。 例に出されても仕方ないぐらいに。
>>719 そういえば関係ないけど、週刊少女漫画って少ないもんね。
月刊誌はレディコミ含めると少年誌より圧倒的に多い印象がある。
何にしろ萩尾先生には、隔月でも季刊でもいいから
マターリ長く描き続けて頂きたいものです。
>721 あくまでもどれも伝説だけど、 彼はネームを描かずそのまま一気描きするため(理由は、二回も同じ話描くのめんどくさい)、 原稿があがるのに実質週のうち2日程度だったとか。 編集が目の前で、鳥山が原稿にそのままコマを切っていく姿を見て驚愕したらしい。 アシも一人、週1で入るかどうか。しかもドラゴンボール末期にはもういなかった。 そもそも漫画界に入るきっかけが、「仕事に遅刻しすぎでクビになったから」であり、 ドラゴンボールをあれだけ長期連載させたのは、編集の力だったと褒める人さえいる(賛否 両論だが。本人は最初ピッコロ大魔王でやめる気だった。続いてフリーザ編で)。 事実ドラゴンボールは何度も何度も終わるための伏線が貼られていた。 コメントはいつも「休みたいな〜」「休みくださーい」「休めたぜヘイヘイ!」。 現在資産300億以上、月*億の収入、ほとんど働いてない去年の納税額も5,6億以上、 そりゃマターリ絵本とか作っちゃうよねな勢い。 しんどい週刊連載の世界に戻ってくることはほぼ、ありえない。 まあ情熱がないと言っても、「情熱がある」と言われている人との差なのだが…(手塚や 高橋など)。 まあ、これだけの才能を持っている人の多くが情熱の塊のような人だから言われるのでしょう。 スレ違いさげ。
725 :
723 :03/12/08 17:06 ID:???
ちなみに情熱の塊たち。 200億以上を今まで稼ぎあげながら、男の影もなく、昨年年間納税額1位(しかしこれは他作家 と違い彼女がほとんど節税をしないから)にして、 「最近何か楽しいことはありましたか?」と質問され、 「あら、漫画を描く以外に楽しいことなんてあるのかしら?」と答え、 「可能なかぎり少年誌(週刊)で描き続けたい」と言ったという高橋留美子や(漫画の 奴隷というか、漫画に人生を捧げた巫女のよう)、 「死ぬまで描きたい」と言い、病床で「素晴らしいアイディアが浮かんだ!」と叫んで死ぬ手塚治虫の 方が最近では珍しいということでしょう。 勿論描き続けられるだけの「才能」という前提も必要なわけだし。 「引退まで10年くらいか、描きます」と言ってくれた萩尾先生の発言は個人的には 嬉しい。漫画家っていついなくなってしまうか分からないからね。
萩尾さんは情熱があるくせにちょっとだけ(ここポイント)隠す。 シャイなところが又たまらない(σ・∀・)σ 一生描きそうな予感。一生ついて行くよ先生〜〜〜 >723 ルーミックは過去のヘンシウと ケコンしてたのかと思ってましたが気のせいですか?
このスレでこんなに鳥山氏のことを知ることができるとは思わなかった。ありがとう。 あと10年っていうとやはり淋しいけど、 未完のまま作者が亡くなったりってことが多い中で、 萩尾さんは余力を残して・・・っていうかそういう状態で、 ちゃんと何かを残してくれそうでいいなぁ。
情熱あってもさあ、身体がついていかなくなるんだよ、悲しいことに。 あんまりボルテージあげると脳の血管切れるからほどほどに。
>726 気のせい
「ポーの一族」って未完とちゃうやろか...ちゃうか。
>>730 キリアンの話が未完のように思われてるが
続きはありえなさそうなので完結だと思う。
エドガーが塵になる場面は出てこなかったよね。 映画みたいにせっそうなく続編つくってくれへんやろか。
うーん、でも今の絵で続き描かれてもなあ。
キリアンのエピソードはそのままになってしまったけど、昔インタビューで 「じゃあ、キリアンはあのまま?」「どうでしょう、私責任持てない」とか 答えていたから続編はないだろうね。 続編を読んでみたいという気持ちは強いが、同時にあのままで終わるのも 良いという気もする。
思えば「トーマの心臓」も、そのプロトタイプである「11月のギムナジウム」の 頃から「訪問者」まで、かなり絵柄が変化したなあ。
キリアンだけの短編なんかならあってもいいなーとは思うが。 そういや確かにキリアンだけ未消化だね。 でも絵も違うし描く意味も感じられない。 エドガーはなんだかんだウヤムヤで終わったのがいいと思う。 エドガーが死んだら、世の乙女たちが、「迎えにきてくれないかしら」と思えないじゃないかw
花畑で寝転がってるエドガーはそのまま眠り続けてるような気がする。
現在の最優先事項はバルバラが名作になること。
ほとんどSFものしか読まんけどたいてい終盤が駆け足になるんでないかのう。 「スターレッド」「マージナル」 そんなことない?
740 :
花と名無しさん :03/12/09 02:24 ID:qt/+UQqy
>739 マージナルは、終盤の怒涛のたたみかけがむしろ効果的だと思うから気にならない。 アシジンが「ウーマン」を初めて目の当たりにしてさらっと流したのも、彼に とっての女性性をキラが象徴しているようで良かった。 その後のナースタースの本心があんな形で暴露されたことも、なんて贅沢な エピソードの使い方だろうと思ったよ…信者入ったレスでスマソ スター・レッドは確かに駆け足だった(w 連載中もかなりドタバタしてたみたいだしね 終盤。 でも正直セイ・ペンタが幻視した(?)セイ・へクサ(≒ペンタ)がラストにああやって 出て来た時は寒気するほど感動した。サンシャインの台詞も詩的で泣かせる… ああ、スター・レッド読んで寝よう。お休みなさい
ageてしまって申し訳ありません…
742 :
花と名無しさん :03/12/09 11:17 ID:QdBiGzhw
キリアンってベルリンの壁を越えようとしていたよね。 現実のべるりんの壁が崩壊する映像を見て 「キリアン・・・」と思ってしまったのは私だけではあるまい。 エドガー「前に来た時は壁はなかったのにな・・・・ これからどうなるのかは神のみぞ知る」 というセリフが思い出された人も。
生まれた時には壁はなかった
744 :
花と名無しさん :03/12/09 17:55 ID:QdBiGzhw
>>743 14歳以下?そんな年代の人がここに来てるんだねー。
リアルタイムで読んでいた世代としてうれしいよ。
名作は読み継がれていってほしい。
745 :
743 :03/12/09 18:07 ID:???
父が姉にすすめたみたいで、姉から借りて読みました。 銀の三角が好きです。
>>742 >「キリアン・・・」と思ってしまったのは私だけではあるまい。
あれほど多くの人々の命を奪い、運命を狂わせてきた壁があっさりと
崩壊した時は本当に驚きました。
もちろん、私も「キリアンは髪を切ったのだろうな」と思いましたよ。
壁、TV局のひとりの勘違いから崩れたんだっけ。
へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜
エドガー、今もどこかにいるのだろうか・・・・
アタシが生まれたときにも壁はなかったよー。 生まれてからできたんだよー。ウワーン。
別コミでポーの連載が終わった頃 インタビューの中で アランは死んじゃったけどエドガーは、どっかその辺に 生かしておきます と言うようなことを仰っていたので 今もどこかにいるでしょう
>>750 タン!
ウソでしょ〜!?と思ったけど
あれって、61年?
じゃ、ナカ〜マ!だった(w
チョト哀しいかな・・・?
>>750 私は微妙な時期です。
やっぱり、ウワーンです。
>>751 そのようなお話、私も読みましたよ。
連載の後のインタビューだったんですね。
754 :
花と名無しさん :03/12/09 23:01 ID:QdBiGzhw
743=745タンのお父様が勧めてるってとこがまた何とも・・・ 年代や性別を問わない萩尾さんのスゴさだねえ。 十代前半で銀三角が好きといえる745タンもすごいが。
うちは、娘(小4)に萩尾教育しようと しきりに進めたが「モトちゃん」と「ケーキケーキケーキ」にしか 興味を持たず、残念至極でございます〜
本棚に置いておけば自然に読むようになったりもするけど。 自分の友達も母親の棚から読んだって言ってたし。 無理に読まされるのは正直ウザイかと。しかも4年生で。 どうでもいいけど自分は幼児の頃、父の本棚から「妖怪ハンター」(諸星大二郎)、 母の本棚から「ベルばら最終巻」を読んで激しく鬱になったことがありまつ。 妖怪ハンターは唇がとれちゃってうぞうぞ動いてるわ、ベルばらは目に針を刺すわ クビが飛ぶわ…。 子供心にどっぷり疲れてました(当時読んでたのなんかあさりちゃんぐらいだった)。 今は全然平気ですがね。 自分に子供ができたら一定年齢になるまでベルセルクだけは隔離しておこうと思ってます。
「トーマの心臓」を母親に勧められてたらと 思うとぞっとする。無神経な親。
>>755 今高1の息子ですが、小6の時に
家の本棚から「11人いる!」だけ読んだそうです。
他にはポー、トーマ、レッド、マージナル、メッシュくらいしか
並んでいなかったんですけどね。
好みもあるけど、年齢も関係しますよね。
>>757 幼稚園児の頃、病院の待合室で「へび女」読みました〜
行く度に。
>>758 757さんへではなく756さんへのレスの間違いです。
すみません。
私(20歳)は親がマンガ読まない人たちなので、24年組のマンガは大学に入ってから 読み始めましたが、この歳だからハマったのかもしれませんー。 これらを幼いころから読んでたら、そんなに感動しなかったと思います。 そういう意味でマンガ嫌いの両親に感謝です(w
私は19で手に取ったけど(浪人の合間に…)、 ポーのおいていかれる気持ちとかおいていかれる気持ちとか 身にしみすぎていっそ笑えたなー。 小さい時から読んでたら、むしろどう「いい」のか分からなかった気がする。 この年で客観的に見たからこそ、「うわーっ」と思った。 小さい頃から読んでるのもあるけど、もう読みすぎて麻痺しててどこが面白いのかも 忘れてしまったし…。
私は小5で11人を知り小6でトーマとポーを読んだけどどっぷりはまった。 大人になってからも読み返したし、読むたびに発見がある。 どの歳で読んでも旬の気持ちで読み返せるんだよね。 トーマは萩尾さんが22歳の時に描いたというのがとにかくすごいなと。
リアルで読んでるファンは 小学生の頃から読んでいるのでは? 私もそうだけど・・・ そんで、何度も繰り返し読む楽しさも知った いつ読んでも古くさく感じない 飽きない作品ばっかりだよ
764 :
花と名無しさん :03/12/11 18:09 ID:DrPkW4AE
ポーの一族が連載されていたのは私が小学校高学年の時。 その頃は大和和紀とか可愛い絵が好きだったので 雰囲気が暗くて字の多いポーはイマイチでした。 でもある日、メリーベルと銀のばらを読んでいたら たまたまかかっていた音楽とぴったり合い、泣けて泣けて・・・ それ以来、どっぷりつかってしまいました。 ちなみに曲はリストのラ・カンパネラ。 ポーや「この娘うります」くらいまでなら、小学生もOKだと思うけど。 連載していたのが少女コミックだし。
SFもののオススメを教えてください〜 SF苦手でハードル高めなのです
>765 そりゃやっぱり「11人いる!」が基本かと
767 :
花と名無しさん :03/12/11 21:38 ID:DrPkW4AE
>767 あれ?昔のユリイカの対談でご本人が22歳と言ってたんだが
>身にしみすぎていっそ笑えたなー。 置いて行かれて笑っちゃったエドガーみたいだね。
22歳、ポー。だと思うが。違ってたらごめん。 今手元に資料がないので、フォロー頼む。
771 :
花と名無しさん :03/12/11 22:56 ID:DrPkW4AE
突然だけど、「ラーギニー」って「銀の三角」と通じる所があるよね。 リンクする点が多いっていうか。 世界のバランスを保つために(修復するために)歌ったり弾いたりする人たちがいてっていうあたりが。
ポーを読んではまりまくったのは、13歳の時・・・。 メリーベルと同じ歳なのが嬉しくて、エドガーの迎えをひたすら待っていたっけ。 実は、小学生の頃、一度雑誌で「ホームズの帽子」を読んでいたのだけど(それに気づいたのは、単行本で読んではまってから) その時は訳わからなくて、なんとも思わなかった。 確か雑誌連載中は、全然人気なかったって言ってたよね? やっぱり単行本一気読みしたからこそ、あの世界観にどっぷりはまったまま最後まで読めたんだろうなぁ。
>766 ありがとうございます! 内心「ぜんぶ」という答えを期待していたりもしたのですがw
文庫版ポーって雑誌掲載年月日と順番が違う気がするのですが、 最初の単行本もそうなのでしょうか? またそうでない場合本来の順番は??
ラーギニーの扉絵描いてる時にイメージが広がって描いたのが銀の三角。
あと「時空のトラウマを治す」っていうのは別の話でも言ってるね。
779 :
766 :03/12/12 12:41 ID:???
>774 実は内心「ぜんぶ」と思ってましたが(w
>>775 文庫版、一話ごとに発表年月記載されてません?
自分はそれで並び替えて読んでますが正直めんどくさいw
でも、一度順番に読むことをオススメします。
萩尾さんは「作者の権限をもって、エドガーは死なさせない」みたいな
発言もしてたようです。思い入れ強いのかな、やっぱり。
781 :
花と名無しさん :03/12/12 18:57 ID:ErZbofCB
>>778 やあ、ありがたい!
自分たち兄弟でやってたことがこういう形でいつでも見られるとは!
782 :
775 :03/12/12 19:05 ID:???
ありがとうございました、なんとなく気になっていたので。 多分読み切りとかいろいろ理由があったんだろうなあ、と思いながらも、 初期のころはエピソードとかが前後してたので。
作品発表の順番にしても、時代がいったりきたりしているのですが、それがまた 作品に深みを持たせていますね。
やっぱり皆さん、発表順と時間順とか気になりますよね。 私もご多分に漏れず表を作ったりしてました。 あの時間順をずらしての発表の仕方とか、 ラストの少しうやむやな感じこそが、 エドガーが生きていかねばならない永遠という時の長さを よりいっそう引き立てている気がします。
「キャベツ畑の遺産相続人」雑誌で読んだ時 ウサギになった校長先生をつかまえて 「耳をちょんぎってレコード拭きをつくるわ! 残りは、ジュースにしない?!」って台詞が すごーく怖かった・・・・ウサギのジュースって・・・・・ 数年後全集で読んだらジュースじゃなくてシチューになっていた 私の読み間違い・・・・?
そです。読み間違い。 雑誌当時から、あそこは、シチュー。 ウサギの耳のレコード拭き、のほうが、初耳だったので そっちのほうがびっくりした。ウサギの料理がある ことは知ってたからね。
788 :
785 :03/12/14 14:06 ID:???
それだ!
ランジェの話の原作者って何者…???
>>787 小学館文庫「精霊狩り」では「ジュース」、作品集では「シチュー」、
そして白泉社文庫の「この娘うります!」では再び「ジュース」に
戻っていますね。
萩尾さんて「なかよし」デビューなのか…。
意外だよね。講談社の路線と合わないから初期の頃小学館に移ったのかな。 萩尾さんにも小学館にも良かったね。
>>790 ジュースと写植を打った人は何も疑問に思わなかったんだろうか?
というか、作者に確認したりせんのか?うさぎで普通ジュースは作
らんだろ。
私はパタリロ!を先に読み始め、 『ミカちゃん(ウェイトレス)を丸ごと生しぼりしたジュース』という ネタを知っていたので、後にウサギのジュースと読んだ時も なんにも疑問に思いませんでした。 パタちゃんのあのネタ、萩尾さんからだったのかも、今思うと。
>>794 うわ、なつかしい。「ミカジュー」ってやつだよね
ダーナ・ドン・ブンブンの出てくるシリーズ 何ていったっけ‥ あれ面白かったーー!
>796 『精霊狩り』。第1作目のタイトルがそのままシリーズ名。 私もあれ大好き。壮大で非常に深刻なテーマ(たとえば変貌と差別)を 扱ってるのに、ミュージカルを意識したようなファニーなノリがいい。 いつも思うけど食べ物(というか食卓)の描写が好き。 そしていつもいつも思うけど、ダーナがおっそろしく美脚。ウラヤマスィ…(゚д゚)
>>793 誤植ではなく、「ウサギのジュース」という表現が残酷だとかなんとか
出版社側が気を回して一時変更したのではないでしょうか。
個人的には、あとで「仲良くシチュー鍋の中に落ちた」というセリフとの
バランスで「シチュー」でも良いかな、とは思いますが。
とりあえず、「トーマの心臓」のエーリクの「きちがい」発言を
元通りにしてほしい。
出版社側が気を回してってのはありそうですね。 でもジュースは残酷でシチューは残酷じゃないのかと突っ込みたくなるね。 ウサギのジュースだとリアル感が無いのでむしろ想像上の産物っぽい印象だけどね。 ところでエーリクの「きちがい」発言ってどこでしたっけ?
唐突だけど萩尾作品最後にトーマ読んだ。 …………最後、なんてつまらん……。 オスカーが校長の容態を心配して「許し」を告白するまでは物凄いおもっしろいのに…。 八角眼鏡が安易というか魅力ゼロというか。神父になる!?おいみたいな。 ちょっときたいはずれですた。
>>799 ユーリがエーリクの棒タイを直してから「きみを頃す」と言ったために
その場から逃げ出したエーリクが叫ぶセリフ「あいつ変だ!」は、
もともと「あいつ気ちがいだ!」でした。
>>800 西洋人に対するキリスト教の“呪縛”が理解できないと、なかなか
ユーリの苦悩とかサイフリートの行動とかが実感できないですよね。
802 :
799 :03/12/16 19:36 ID:???
>801 サンクス。フラワーコミックスの単行本だったからうちのは「基地外」になってました。 他の本では「変」になってたんだ。知らんかった。 トーマを描く前にヨーロッパを旅行して、あちらの人たちのキリスト教の根深さを 知り、ああいう話になったとおっしゃってましたね。
>>800 私も最初そう思った。ナンじゃこの終わり方!?意味わかんね、って。
で、なんで神学校行くんだろう、なんでそんなにサイフリートのこと
気にするんだろう、そもそもサイフリートって何なんだろう…って
読み返して考えているうちに、「これはラストが謎だから名作なんだな」
とすら思えるようになったよ。今では自分の中ではある程度説明できるようになった。
西洋人に対するキリスト教の“呪縛”が理解できてるわけではないけど サイフリートの魅力やユーリの苦悩は理解できるよ。 トーマの話になるとトクトクとキリスト教の知識ふりかざす奴がいるからウザイ。 自覚しろきちがい。
>804 だれもふりかざしてないと思うが? 誤植なのかそういう言葉が存在してるのか最初わからなかったのが 11人に出てきたタダの「ずいぶね」
サイフリートのことは萩尾氏も もっと描き込みたかったんじゃないかなーと思う なんせ連載当時アンケート悪くて 打ち切りとの戦いだったそうだし (当初の予定では2〜3年連載するつもりの話だったのに) でも最終回の涙を流すエーリクの頬にユーリがキスするシーンは どの漫画のどのシーンより好きだ
萩尾さんの作品て、連載当時は人気あまりあがらなくて 単行本になると名作に化けるのが多いイメージ・・・
808 :
花と名無しさん :03/12/17 02:14 ID:U1vh8WfC
>>806 あの名作が「打ち切りとの戦い」だったのですか! …信じられません。
もっと長く続いて欲しかった。。・゚・(ノД`)・゚・。
打ち切りになってたら単行本化も望めなかったかもな…
リア少の頃読んだ時はサイフリートがさっぱりわからなかった。 というか存在自体ナチュラルにあぼーんしてた。だって眼鏡八角形だし。 でも二十歳すぎてから読んだらサイフリートにばかうけ。 あんな面白キャラだと思わなかった。おまえギーゼンで何してんだよ! しかも何エーリクに声かけてんだよー!おまけにそこをユーリに見られて マジショック受けてるユーリに楽しい晩だったなとかしょぼい捨てぜりふ吐いてるし ユーリも何でこんな奴好きだったんだよ、おかしくておかしくて笑い止まんねえよ… と一人で爆笑しました。サイフリート最高。今も昔もさっぱりわからないのがトーマ。
811 :
800 :03/12/17 08:34 ID:???
や、キリスト教なのは分かるんだけど…。意味も理解できるんだけど。 出来れば、「心に神を持つ」みたいな終わりに…してほしかったかな、上手く言えないけど。 まあそういう終わり方でもあるんだけど、もう一度神の御前で、っていうのは…。 やはり自然には受け入れにくい。八百万の神様の国の人間としては。 キリスト教圏の発表作ならあれでいいだろうけど…。 個人的には残酷〜の方がスキ。 別にあの終わり方でも、ユーリがサイフリートに惹かれる要因がもう少し欲しかった。 なんか駆け足に駆け足で。後半はドタバタした感じだー。 だってジョンレノン+ドクターキリコ÷2みたいな見た目がまず浮いてるし。 いきなり出てきて神を捨てろ俺が神だって言って暴行してきてもなぁ…。 いやいいんだけど。本当に眼鏡が八角なだけでなんでこんなに気になるんだか。 「八角眼鏡」って出る前に、思わず目の前の友人に「何誰この八角眼鏡」と言ってしまったよー。 メイヤード以来だ、こんな気持ちは(メイヤードはキャラは好きだがやはり眼鏡の形が気になって しまった)。 トーマとオスカーはよかったんだけどなー。 読み終わってから最初のラブレター読むとじんとする。
812 :
800 :03/12/17 08:53 ID:???
分かりにくい発言で失礼…。 葛藤してますw
サイフリートの風貌は70年代だからじゃないかね。八角眼鏡(w なぜユーリはサイフリートに惹かれたか確かに気になるところではあるな。 まあでも誰でも心に隙間はあるし… 「トーマ」を萩尾さんが今描くとずいぶん違った感じになると思う。 「残酷」はある意味トーマの別バージョンと思ってる。
811に笑ってしまったw
815 :
花と名無しさん :03/12/17 15:13 ID:RbrdLwS9
リアル読者で萩尾さまに青春をささげた元マンセーですが トーマはなにも死ななくっても、と今でも思います。
死んでしまったから亡霊化して偶像化してるんじゃないか? トーマが生きてたらエーリクの存在が弱くなるような。
サイフリートに惹かれた「理由」は分かっても確かに若干描写不足で納得はいかず。 自分はトーマの死は悲観的な意味ではないのだなーと思ったが…。 「彼は自分を愛さなくてはいけない」=「ユーリが誰かを愛する心を得る」 ということかな、と…。
818 :
・・・ :03/12/17 20:42 ID:ZWfbISaY
訪問者がすき。オスカー、良い。 半身も好き。
甘みが足らん 酸味もいまいち
オスカーは手塚治虫マンガのロックみたいなものだよね。初期の頃から 色々な作品に登場している。
822 :
819 :03/12/17 22:34 ID:???
サイフリートは性的欲望を意味してたのかも。 煙草の押し付けは強姦の隠喩だったらしいし。
>>810 >>今も昔もさっぱりわからないのがトーマ。
こいつはただのストーカー。ユーリの借りた本を追ってたりと
か、どう考えてもストーカーにしか思えん行動パターン。しか
も、最期は自殺してしまうし。すげータチ悪いよ、こいつ。
トーマ好き。 けどリアルでトーマの愛、最高ーとかいう香具師がいたら、 正直たぶんひく。桶
826 :
花と名無しさん :03/12/17 23:17 ID:RbrdLwS9
>>823 そうなんだ・・・。
じゃあ、813タンが言っていたように
トーマの心臓で描き切れなかった事、描き直したかった事を
「残酷な神は〜」で表現したのかな。
「残酷」はつい最近読みました。
なんか重そうなテーマだし、幼児がいる横で読むと気が散ってのめりこめないから。
子供が幼稚園入ったので、まんが喫茶で一気読みしてきました。
ハッピーエンドにもアンハッピーエンドにもならない、どこか心におもりが残っている感じ。
えっ、これで終わりなの、彼らはこれからどうなるの、っていう感じは「トーマ」に
似てるかな。 まだ、未消化です。
>>824 いま読んだとしたらそう読めるかもしれない。
っていうかそう読むべきかもしれない。
誰かへの愛のために自殺なんてするべきじゃないと思う。
(昔読んだときの感想とは違うけど)
>823 なるほどね。たぶん時代的にそのものズバリの暴行シーンは描けなかっただろうし そういう描き方をしたくなかったんだろうね。 登場人物も役割も象徴的というか暗喩的だよな。 トーマは神、サイフリートは悪魔、エーリクは天使、ユーリはユダ。
829 :
827 :03/12/18 00:39 ID:???
>>828 そうだったのか。全然気がつかなかった。
このメタファーこそが表現したかったテーマと考えると
お話全体が納得できてしまうな。
つうか、823の説は何か著者の語ったソースでもあるの? 自分としては、焼き入れる=いかにも厨房な折檻 みたいなイメージだったけど
この作品は日本人が描いたものだし、キリスト教的図式のようなものが 垣間見えても、「なんちゃって」理解(カルト的理解?)の域は出ないよなぁ。。。 まぁ作者が正統派神学をちゃんと勉強した人なら話は別だけど。
832 :
827 :03/12/18 01:58 ID:???
んー、それをいうなら ・どの宗派の教義がもっとも正確なのか、 ・どの宗教がもっとも正しいか、 ・そもそも宗教って科学的・論理的に正しいものなのか、 って方向に論議が発展しそうだし、 漫画家に研究者かネイティブなみの理解が必要なのかって論点もでてくるな。
>・どの宗派の教義がもっとも正確なのか、 だから「正統派」神学といっているけど。 例えばローマカトリックの正統教義(公式教義)とか。 >・どの宗教がもっとも正しいか、 >・そもそも宗教って科学的・論理的に正しいものなのか、 これは全く関係ない。 要は手前勝手な「解釈」をもとに宗教論的に論じても、カルトと選ぶところがないということ。 >漫画家に研究者かネイティブなみの理解が必要なのかって論点もでてくるな。 だから「なんちゃって」理解といっている。 だけどべつにキリスト教的なものをモチーフにすること自体を批判してるのではない。 単にそれをベタに論じるのはナイーブすぎるといってるだけ。
834 :
827 :03/12/18 02:21 ID:???
そうか。
私もキリストっぽい香りを嗅いだつもりで 楽しんでますが、問題ないでしょ。 漫画ですから。 833の言いたいこともとてもわかりますが 漫画ですから。 誰かが『トーマ』からキテレツなキリスト教理解に入っちゃっても 私個人は全然関係ないしね。
>単にそれをベタに論じるのはナイーブすぎるといってるだけ。 でもこの作品は明らかにキリスト教をモチーフにしてるのは事実だし それを語るのが悪いことだとは思わん。別に宗教論をぶちあげるわけでなし。 漫画ってやっぱり読者を想定して描かれる娯楽だと思うし そういう学問的な見地から作品を描くもんじゃないよ。 「なんちゃって」理解だとしてもこの作品がすばらしい作品であるのは 明白だろう。 自分はこの作品で宗教に興味を持ったクチだけどキリスト教は合わなかったが。
いや、別にこの作品を楽しむことを批判してるわけじゃないのです。 私自身もこの作品は好きですしw ただ(宗教的)メタファー云々、というのがあったので、 「これはマンガだよ」ということを確認しておきたかっただけなのです。 気分を害した方、すいません。。。
宗教的メタファーと言っても、ユーリが自分をユダになぞらえたりする シーンが出てくるのでおのずと他のキャラの役割が見えてくるだけで 宗教学に発展するような話じゃないよね。 ユーリの内的描写として描かれてるわけで。
>>838 >ユーリが自分をユダになぞらえたりする
>シーンが出てくるのでおのずと他のキャラの役割が見えてくるだけで
でもそれは正統派神学の理解に則ったものですか?
私が心配なのはこの作品を娯楽としてでなく、宗教書として
「誤読」してしまう人たちが出てきてしまうことです。
オウム事件のように後々迷惑を被るの私たちですから、こうして何度も
「これはマンガだよ」と繰り返しているのです。。。
トーマからΩかよ…、なんか怪しくなってきたな まあ、ユーリは最後に出家解脱するしなー… 日本の伝統的エンタテイメントにのっとって 外来宗教からハイソでインテレなイメージを拝借した、ただの漫画 ということで、安心して839は寝れ。
トーマ読んで宗教に興味持つこと自体は別に悪いことではないよね。 「マクロス」観て自衛隊に入ったって人もいて、それを愚かだという 連中もいたけど、大抵の人間は職業に限らず人生における重要な選択を 以外と単純かつミーハーな理由でおこなったりするもの。 それにトンデモな拡大解釈の挙げ句に犯罪とかやらかすのは、幼児を別として 本人の責任だからね。それに、そういう真性のヴァカは 「これはマンガだから」といった他者の忠告なんて大抵は 脳内を素通りしちゃうと思う。 この国って、テレビコマーシャルで犬がスノボやるシーンにわざわざ 「これは演出です。動物は大切に」とか入れないといけないくらい 判断力のないル・ベベだらけだからなあ(鬱
まあ、「キリスト教がモチーフ」なのは別にいいと思うんだけど…>トーマ 最終結論まで、完全にキリスト教というか、まるでただの聖書のようというか。 最後だけ、なんだかどこかにある話をなぞったような、違うパズルをはめたみたいな 違和感が消えない。 そこに心理的な世界や思春期的なものを盛り込むなら、そこから一歩出てきてほしかったよ。 キリスト教の「愛」だけにとらわれたような気がする。 オスカーの告白までは身近の「愛」も描けてたんだけど、唐突に「愛」が遠くなってしまった。 あと個人的にサイフリートの外見と、サイフリートがなぜユーリにそこまで執着したのか、という 描写が欲しかったかな。 サイフリート、外見がオスカーなだけで印象が違うよう。 絶賛の人が多いようだが、自分はこの作品は失敗してると思う。
>>838 禿同。
私はトーマとキリスト教は全然関係ないと思ってる。モチーフというよりは、
西洋文学の観念構造を引用しただけでしょう。構造をマネしただけ。
とりあえず宮迫千鶴の「超少女へ」を読んでみると、
そこらへんの構造と主題の矛盾と整合が書いてあるのでオススメ。
>>842 さんのいう失敗も、部分的には成功しているっていうことも分かると思う。
個人的にはサイフリート=悪魔(
>>828 )、という理解は間違っていると思う。
彼はデミアンみたいなものでしょう。それに対応できる柔軟さを
生真面目なユーリは持っていなかっただけだと思われる。
それと、トーマ=神も間違っていると思う。トーマは天使でしかない。
神は別にいる。と思う。
トーマは天使だと自分も思う。 サイフリートは上手くは言えないけど、堕天の手助けというか、そういう存在だよね。 デミアン…うーん難しい。ユーリの気持ちだけとらえるなら頭のいいヤンキーに 憧れる優等生、なんだけど。デミアン。デミアンは、「最初からすべての答えは お前の中にあり、導き手もお前自身なのだ」という存在だからなあ…。ちょっと イメージがプラスというかどっちかというとルペペ。。 ただ、前に誰かが言ったように、「心に神を持つ」というなら、もっとより強い 力が足りなかったかな、と思う。 最後に神父になってしまったユーリの中には、すべてを一度自分の外に放り出してしまったような、 なんともいえない「は?」という感じがある。 「宗教とトーマは関係がない」確かにそうだった。 形を借りただけで、言いたいことは別にあったと思う。でも確かに、話が進むにつれて、 実体が宗教の方向へ移って行きすぎたような気がする…。 ユーリが神の御前でもう一度〜というくだりがあるけど、神様至上の考えはそもそも日本人には ないから、神父になるというのは飛躍しすぎたように感じられた。 要するにイマイチ共感できない。「理解できる」のと「共感できる・感動する」は違うから。 日本人にとって心が対話したり触れ合ったりするのはあくまで他者(神道では要するに絶対神はいない。すべての物に 神が宿っている。つまりは周囲がそのまま神というか、おてんとさまに顔向けできないというのは つまり=世間に顔向けできない、ということなのであって)だから、ユーリは寮の中、ルペペや オスカーと一緒に成長すべきだったと思う。自分の中の「神」、「愛」をそのまま外部である 教会や神像に移してほしくはなかった。見つめるべきは外(天)にいる神ではなく、 自分の中にある「神」であってほしかった。 勿論そういう答えでもあるのだろうけれど、ね。
トーマは死んでしまってるので肉体が無く、最初から精神的な存在になっているため ユーリがトーマの愛に気付いた時、より彼に近い場所にいたいと思った場所として 神学校があるのかと思ったのでさほど違和感は無かったな。 肉体の愛を描きたかったわけじゃないだろうからね。 ただ、せっかく将来優秀なビジネスマンになれたかもしれないのにおばあさまの 借金が返せなくなって大丈夫なんだろうかと心配したが(w 結局ユーリは外に出る必要があったんだと思う。 吹っ切れてしまったあとはあんなに嫌っていたヤコブ館の二階はしの部屋にも 入れたし、「ルネッサンスとヒューマニズム」も顔色変えずに読めるようになった。 それこそが彼にとって必要なことだったんじゃないか? 宗教(キリスト教)にこだわってる人が多いけど精神的な愛を描くにあたって キリスト教をエッセンスにしただけであって別に宗教自体を描いてるとは思わない。 だからカルトの心配は無用。 おおざっぱにくくってしまったが確かにトーマは天使だろう。 肉体を捧げてしまうあたりキリスト的ではあるが。 サイフリートも存在自体が悪魔ではなく、彼に惹かれてしまい自分からあの部屋に 入ってしまった自分を裏切り者のユダに例えればそう見えるというだけで。 宗教的にこだわってるのは終始ユーリだけなんだよね。 そのこだわりが反転して→神学校へ というのはいかにもユーリらしいと思ったがな。 長文スマソ
皆さん、トーマを読み込まれていてすごい。 私はといえば、 愛してるってことが僕のカード でも僕の望んだことは気付いてくれること っていうオスカーの言葉で全てを解決してしまってました。単純だナァ・・・ トーマはユーリに世の中の愛情の存在を伝えようとし、 (彼が何故自ら命を落とさなければならなかったのかまだ分かりませんが) ユーリの心は友人たちによって 愛情を受け入れられるようになったんだろうって。 神については語れる知識はもってないのですが とりあえず、もう一度読んでみます。
私もトーマ大好きだったけど、846さんと同じようにそこまで深く考えたりしなかった。 でもいろいろログ読んだ中では、845さんの意見が一番わかりやすいというか そうだなぁと納得できました。 でもその作品を読んでどう受け取るかは個々の自由だよね。 みんなトーマの心臓が好きってことには変わりない。 そんなに好きじゃないって人ももちろんいるだろうし。 でもこんなに論じることがつきないってのは、それだけで凄いよ。
トーマはラストが未消化な感じがして物足りなかったんですが、 その後、残神読んで少しだけ充たされました。 (残神も完全には消化されていないのですがトーマよりは・・・)。 トーマ初めて読んだときは 「神学校に逃がすなんて、萩尾さん、ユーリの扱いに困ったのかな」 と思いましたが、対談によるとその通りのようですね。
萩尾さんは親子ものを中心軸に描くと未消化になると思う…。 スパイスとしてなら絶品なのだが。 テーマにしてしまうと…。
>849 そのテーマを完全に描くことができるようになるために、作品を描き続けて いるのかも知れないと思っています。
どこかのインタヴューかなにかで、萩尾さん自身が自分の両親・肉親への拘りというか、 葛藤というか、悩んだ時期があったので、世の親子問題に強い関心を持っていて、 そちら方面の専門書など読みまくっていたときがあったらしいですね。で、当然 その手の作品を描いてみたくなる、表現者としてはそうであってほしいものです。
京都府宇治市立宇治小学校(小松美恵子校長、824人)で18日昼、1年の男子児童2人が 教室に侵入した男に刃物で切られた事件で、宇治署が傷害の現行犯で逮捕したのは近所に 住む無職の男(45)と分かった。同署によると、男は精神科に22回入院し、 17日に「被害妄想」と診断されていた。 調べに対しても「火星から来た」などと供述しているという。
>852 マリオネス峡谷にでもはまって一生戻ってきてほしくないね。
>萩尾さんは親子ものを中心軸に描くと未消化になると思う…。 トーマは親子ものが中心軸ではなく(スパイスであって)、未消化だよね。 親子ものに限らず、未消化なところが好きで萩尾ファンな人っているだろうね。 スターレッドとマージナルのラストには「なんじゃこりゃー」と叫んじゃったけど、 あれらのラストは皆様いかがでしたか? ラストにクローンや性の転換もってくるところが凄い・・・。
マージナルのラストは感動した。
マージナルは…。うーん。 キラの死?が思いがけず唐突にしかもドタバタの中で起きたような気はする。 自分はキラが「地球を生み直す」というような解釈をしたけど、もう1人のキラを 最後に出したのにはどういう意味があったのだろう…。 「もう一度三人で岩屋で暮らしたい」ということかなあ。 個人的にはSFは銀の三角マンセーなので、直後にマージナルを読んでしまってうやむやに してしまったかな。 私は萩尾さんの話、「どうぞ」って解釈をゆだねられたり、曖昧な感じで終わる作品より、 きっちりと「完・結!!」って話の方が好きだったりする。 ポーなんかは自分の中では「完・結!!」に入るんだけど。 だから銀が好きだったりする。
萩尾さんの作品で「完・結!!」と思ったのはあんまりないなぁ。 「この娘うります!」「ばらの花びん」「11人いる!」「海のアリア」とかかな。 「アロイス」と「メッシュ」のラストは好き。 「ポーの一族」はラストが辛くて辛くて。エドガー今も彷徨ってるんだろうなぁ。
海のアリアはラストだけすごく良かったなぁ・・・最初ッからこの調子で書けよって思ってました。 ところであぶない丘の家はあれで完結?
あぶないは企画物だったみたいだし 終わる辺りは雑誌も揉めてたから適当に終わったって事では。 アリアのラストは良かったけどね。 あぶないもアリアも角川の仕事は萩尾さんはやり難かったんではないかと思うよ。
>「ポーの一族」はラストが辛くて辛くて。 うんうん、そして美しくて美しくて、切ない・・・ いまだかつてあれほど美しくて切ないラストは見たことがない! 時を越えて私の永遠の作品なのです。 以上、ポーマンセーの一読者でした。
あぶない丘とアリアは「機会があったら続き描きたい」って萩尾さん言ってたよね。 あれで完結でもいいけどなぁ。バルバラの方が好きだし。
同感。バルバラに全エネルギーを注げ。 若くないんだから。
863 :
・・・ :03/12/21 19:58 ID:+MKfqFZW
オスカー、良い。
ニュースで「(インフルエンザの)ワクチンが足りない」って聞くと つい「11人、いるのに」と続けてしまう…
数が限られる…… 数が限られる…… などとリフレインしてみたりw
ワクチンをくれ! 私は受験生なんだ!!!
5歳以下の子供だけにしかやれん!
オレの家族はどうなるんだ!?
869 :
866 :03/12/22 14:51 ID:???
ていうか私はどうなるんだ!(本気)
いっそ感染して自分の体からワクチンを取り出せ
クロレラを持ってない
>866 古い言葉だがグッドラック
875 :
827 :03/12/22 23:25 ID:???
宇宙大学の試験委員会っつうのもいい加減だよね。 受験生を危険にさらすなんてさ。
>866 大丈夫、国に帰るのが一年遅れるだけだ
>>866 どうせ合格したやつらだってバイトやボランティアで
一年間は入学しないのさ
今年流行るのはインフルエンザじゃなくて、デル赤ハン病なのか? ねずみ退治の駆除剤まいちゃってるしなーウチのマンション。 マウスが もう いません
質問です。 A-A'買いました。で、この一角獣ネタなんですけど、星野之宣(名前がうろだ…)の 2001夜物語(これもうろだ…)に一角獣のネタがあったことを思い出して、 SFでは一角獣って何か意味があるんですか?
>879 SFだから意味があるのかと言われればそれは無いと思う。 一角獣は神話など想像上のものだからSFと親和性が高いというだけじゃないか?
一角獣は、一角獣だよ。角が一本ある生物。 または、角らしきものがある(角に代わるものがある)生物。 SFに限らず、いろんな作品に大昔から出てくるよ。 マンガ以外にもね。 一角獣をどう意味付けしようと、作者の自由。 二つの作品が似てたとしても 特別な意味はないでしょう。 どっちかの作者がそれに影響されたと 言ってれば別だけどさ。
882 :
827 :03/12/23 11:37 ID:???
「赤いたてがみの一角獣」...萌え。
頭にコブがあるというのでボウズにするとヌーのようにとんがってるのかな。
884 :
ヌー :03/12/23 18:46 ID:???
マージナル再読中。 話の本筋とは違うマルグレーヴとナースタースの幼少時代や 学校での平和教育とは?などをぼやんと想像して楽しんでます。 この世界のもっと未来、または過去の始まりを描いてくれないかな〜。 (もちろんバルバラの後で。
今日はイブだぞ! 遭難の準備はOK?
>886 押忍。行って来まつ!
セーラ・ヒルの聖夜
海のアリアを買ってきますた。 うわー、なんか日本の話が初めてだから、凄い違和感! 女性のホリープが消えるまでは凄くよかったんだが…。 ところで、自分は文庫派(というか単行本が手に入らない)なのですが、 萩尾さんの作品って単行本だけだとどのくらい出てるんでしょうか? ああ、単行本が見てみたい…。古本屋でポーの5巻しか見たことない。
文庫だと絵が小さくなってもったいない。 単行本より作品集くらいのサイズがいい。
892 :
さて :03/12/25 18:54 ID:???
クリスマスはロンドンで
>>892 楽しいロンドン、愉快なロンドン、ロンドーン、ロンドン。
みなさん、ロンドンにちなんだネタをロンドン書きこんでください。 エリザベート→;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
犬
イグアナの娘(文庫)を読んだ。 全体的に親子物を集めた巻でしたね。 イグアナは面白かったけど、個人的に幸福にも親子関係であまり悩んだことがないので(少なくとも、 ああいう抑圧とか愛の押し付けとか虐待とかそっちの悩みはなかった。せいぜい 一緒に歩くのが恥ずかしい時期が一時あったぐらい)、 全体的に、こんな悲しみを抱いている人世の中がいっぱいいるんだなー、という感じだった。 ところで、死んだ弟の姿が見えるって、宮部の模倣犯にありますね(死んだ姉だけど)。 元はここかな?
死んだ肉親の姿が見えるってだけなら古今東西わりとありがちなネタですよ。
899 :
897 :03/12/26 14:04 ID:???
「母親が、弟をいるものとして扱っている」>「母親が姉をいるものとして扱っている」 「息子にだけ弟が見える」>「息子にだけ姉が見える」 「弟はいつも息子の側にいる」>「息子のことを姉がいつも追いかけている」 「弟は成長しない」>「姉は成長しない」 こんなかんじ。
ナスタスといえばマクレーヴがあぼーんしたことを知ったときのシーンが萌え
今唐突に思い出したが青池さんの「イブの息子たち」で 「百億のヒットラーおじさんと千億のヒットラーおばさん」という ネタがあったのを思い出した。
>>901 森脇真末味さんの「レプリカント」(タイトル違うかも?)で、「百億のお昼と千億の夜」=朝が無いとかなんとか使われてたような…
ヒットラーおじさんって野は、 藤子@の「ひっとらあ伯父さん」が元ネタかな?
今月は火星がドーンと出てくるのかと思った。バルバラ
>903 さあ?イブの息子たちのほうが古いんじゃ? 「激メン!」が流行った頃だから(古すぎて誰も分からないか) ヒットラーおじさんが阿修羅のカッコしてるコマがあうのさ
906 :
827 :03/12/27 00:26 ID:???
>906 多分「帰ってくる子」のことをいってるんだと思う。 廣済堂出版文庫の「異形?アンソロジー」のために書き下ろした作品で、 5年位前に出版されてました。 イグアナの文庫に再録されたんですかね?
はい。イグアナの文庫に入ってますね。 私はこれに出てくるお母さんがまるで「うまく行ってる継母」 みたいにヒデくんに対して母親としての熱の感じられない人に 見えた。
909 :
906 :03/12/27 01:35 ID:???
>>907 >>908 あいがとう。
文庫掘り返して読んでみたよ。
昔たしかに読んだのに忘れてた。こんないい作品なのにね。
897のスレ見て、そういや「模倣犯」テレビでやるな。と思いつい見てしまった。 …きっと原作は面白いんだろうね… 大昔の実写版11人見たくなった
やめれ
うん、あれは黒歴史だ…実写の11人は。 当時リアルタイムで見てしまった者として忠告する、 知らないほうが幸せなものは、確かに存在する。 ワスレラレルモノナラ ワスレタイ・・・_| ̄|○ ガクリ
模倣犯は原作もそこまでプッシュされるもんでもないと思うが…。 実写11人、小学校の時学校で見せられましたが…_| ̄|○ 萩尾ファンになった今も、そのせいで11人あんまり好きになれない。 すっぱい思い出がよみがえる。
実写の11人、配役キボンヌ
916 :
914 :03/12/27 11:23 ID:???
>>915 ありがと
す、すげ〜。映像の世紀に匹敵するかも。
>915 左側はヌーなのか?鉄拳の間違いじゃないのか? 映像の世紀か…。昨日「世界は地獄を見た」だったから、今はあんまり触れたくない。 毎年見ちゃうなー。 今月のバルバラ面白かった!!
918 :
花と名無しさん :03/12/27 15:47 ID:kORxj3En
>>915 ぐおおおー…… 強烈なものをみてしまった。
こんなのがあったんですね。アニメ版のほうはまだ観れたけど。
中央のベレー帽の人は作者みたいだ。 有名人の名前って「さん」つけるのかどうか迷ったから 名前かかないけどホントはどっちがいいの? つけないと失礼な気もするし、 つけるとなれなれしくて失礼な気もするし。
>912 っ同意 自分だけじゃないってわかって嬉しいよ
>>915 うわ……。
一人だけで写ってるのは王様なの?うおぉ。みんな不細工。
ほんとだ鉄拳がいる
三ツ矢雄二11人目として出てたらしい。 でも石頭役じゃないという…?
まあキャストがアレでもコスチュームがナニでも、 ドラマとしてちゃんとしてれば許容できた、かも知れない。 (いや激しく無理ぽなのは承知の上だが) そもそも11人目が誰で、なんのために侵入したかという 部分が原作とちがっておるのでにんともかんとも。 実写版11人で、私が思わずテレビを床に叩きつけたくなった ほど鳥肌モノだった部分。 宇宙船の外部に爆弾を取り付けるくだりで、フロルが足を 滑らせて放り出され、タダがそれを追って飛び出すシーン (このへんは一応、原作に忠実)において。 虚空を漂いながら、フロルが言うセリフ… 「タダ…ぼくを離さないでいてね…このままずっと…」 すでにこの段階で恋愛モード100%状態。 ドラマ終了後、友人と半泣きで長電話しましたよ(受験の 年のお正月だったというのに)。
禿藁! そのドラマ、観てしまった方々はホントにお気の毒! 私は見逃しててラッキー!!(・∀・) なんにしても皆さんの叩きっぷりが最高に アヒャヒャヒャヒャ ヘ(゜∀゜ヘ)(バ゜∀゜)ノ ヒャヒャヒャヒャ でつ!!
>そもそも11人目が誰で、なんのために侵入したかという >部分が原作とちがっておる そう、そう、なんか人種差別とか、そういう社会派なテーマに すりかわっていて、しかも表現が一面的な「お涙頂戴」もの。 どうしようもなかった… で、いっしょに見ていた家族に 「こんなくだらないマンガなの?」的なことを言われて はげしく幼心がキズついた記憶が。 萩尾望都はこんなんじゃない!!!! と叫んでもわかってはもらえず……_| ̄|○
王様、恋のカマ騒ぎの岡村にしかみえん
>924 同志!なにがイヤだったかって、あの宇宙空間のラブラブモード・・・ 「このままずっと、こうしていよう・・・」とかほざいてましたね! 私も涙声で友に電話しましたよw 「サザエさん見ればよかったね」とか言って・・・ 話変わるけど 発売中の「YOU」bQ号18ページ 森本梢子「ごくせん」の中に トーマとユーリとエーリクが出演してまっせ。
>928 うpキボン
スキャナ持ってないのよん。ごめんね〜 コンビニで立ち見てくださいまし。 ちなみに勿論萩尾さんの絵ではないです。
よりによってなぜごくせんに…!?
「ごくせん」見たよ。トーマのキャラっぽいけど、かわいくないね・・・。 想像シーンで小さく登場。
昔の「パタリロ」に一コマだけ登場したエドガーとアランは すごく上手かったなー。 後ろ姿なのに、ちゃんとあの二人だとわかったもんなあ。
「ラシャーヌ!」でわ?
ドジ様の「銀河荘なの!」にもエドガーが友情出演してますな。 これは萩尾さん直筆特別出演。
エドガーとアランは大島弓子の「海にいるのは」にも登場してましたね。 萩尾作品に別の漫画家の筆が入ってるシーンって何かありますか? 私には竹宮恵子と佐藤しおぐらいしか判りませんでした。
>933 パタリロには、11月のギムナジウムが出てきたような。
魔夜峰央(特に「パタリロ!」)の場合、萩尾望都ネタはいちいち書くのが 疲れるくらいたくさんあるよね。「萩と万年青でハギオモト」とか。 槙村さとるの「おいしい関係」でも「ポーの一族」のコスプレ(?)が あったな。
>>936 「小鳥の巣」は佐藤さんアシストしてるね。
萩尾さん、水樹和佳(現在は和佳子)の「樹魔」のお手伝いをされたそうだ。
ジャングルとか描いてたのかなあ。
誰か、前に萩尾さんがエヴァとかについて対談してたページのリンク持ってる人いませんか?
集英社HP見てたら(立ち読める)、亜月亮の漫画に オスカーとユリスモールの名前が登場してたよ‥犬だけど。
犬かよ(w
赤毛のクリスティーって誰だ?
>>941 「エヴァンジェリストがやってきた」の登場人物はみんなエヴァや使徒だよね(w
>945 犬の名前だよ<赤毛のクリスティー
948 :
945 :03/12/30 21:01 ID:???
マジレスかよ(w
>938 血色のいいメリーベルねw >943 見た。犬なのに、髪型がオスカーとユーリだった・・・
>>943 漏れも見た。
で、あの馬にのってるのは実はジルベール??(ちょっとだけ様子が似てた)
新年早々バルバラ1巻読みました。 いや、面白い。 個人的には銀三角以来の手ごたえというか。次が気になって仕方ない。 眠る青羽も綺麗だし、夢の中の千里も恰好良いし、現実世界(未来)のイメージも おされに思えました。花スレでは服が古いとか未来が古いとか言う意見もありましたが。 歳をとった人の気持ちも見事だなあ…。少女・少年漫画の「大人」や「老人」って、 少女たちを中心としてるからか都合よく記号化してしまっているのが多いけど、 人間が集まってるって感じがバルバラはした。 でも主人公は誰??
主人公に一番近いと思うのは渡会。でもキリヤになるときも 青羽になるときもある、という感じかな。マージナルも主人公不明でした。 年寄りが記号じゃなく表現できてるのは私も感じます。自分が年取ってきたから それがわかる。 千里は第一話から何かのカギを握ってるように見えましたがでもずっと眠ってた。 最新号でやっと目覚めて語り始めましたね。
ナナミさんが切ない…。 「いいわ、もう余生だし」が怖い台詞だった。なんとなく。
ハゲの一角獣種の頭部はどうなってるのか 友達といろいろ描いて遊んだのを思い出した。
ビリケンさん風なってるに一票
次スレは980でいいかね。
>>956 そだね。ここのゆっくりした歩みだとそれくらいでちょうどよいかと。
>954 「もりあがった頭部」ってどんなんかね。 文具キャラの肉まんちゃんを想像したけど。
萩尾センセの長編SFマンガ新作が読みたい。 全20巻ぐらいの超大作。 読んだあと1週間ぐらい現実復帰できないようなスゴイやつ。 読みたい。。。
萩尾さんの体力が心配だなそれ、でも読みたいなあ
バルバラって結構読み応えあると思うが。 無駄に巻が長いより、銀の三角みたいな凝縮されたものが読みたい!
下手な人だったら(すみません語弊あるかもしれないけど一般論って事で) 妙に引っ張ってしまうようなシーンでも、萩尾さんだと2〜3コマでサラサラっと 進んでしまうとこがある。 読み手に投げかける言葉の選択が抜群なんだと思う。 「モザイクラセン」なんて、同じような話でマジネバーエンディングにしてしまう 人だっているだろうな。 絵という空間的なセンスだけでなく、時間を捉える感覚がいいってことなんだろう。 短編は特に、音楽を聴いている気分で読める。 だから途中で止められない。
わかるぅ〜 なんか贅沢なかんじがするよ
初期短編とかよくこんなページ数でまとめられるなあってのが 多々あるね。
でも正直、しょうがないんだけど親子問題は食傷気味というか、お腹イッパイ…。 バルバラは親子問題が異様に多いので、1巻、数回読むとしんどかった。 今までのような子供からの一方通行の目線じゃなく、親(大人)側の視線があるのは いいなあと思えるし、時夫なんかはキャラとしても凄く好きなんだけど。 キリヤが「世界に手ごたえが〜」とか「安全な世界へ」とか「大人になって〜しなきゃいけない」 って言ってるあたりは、もう疲れてた。
ちと気になったんだが手塚作品の「ばるぼら」ってバルバラと関係あるの? 語感が似てるだけか意味があるのか。
萩尾さんの一角獣は、なんでか、 パーン(牧羊神)のイメージなんだな。 エドガーのせいだろうか。
>>967 大昔読んだが「ばるぼら」ってヒロインの名前だったような気が…。
「ケーキ ケーキ ケーキ」では30年以上前に「パティシェ」という 言葉が使われているんだね。感動。
最近、英会話教室で「パティシエ」と言ったら 良い言葉を知っているとほめられました。 英語では英語読みになるのでなんか情緒のない響きだった。
………普通に知ってるべさ。最近は。
「パティシエ」って言葉、「王様のレストラン」ではじめて知った気でいたが 「ケーキ ケーキ ケーキ」ですでに知ってたんだなあ。自分。
975 :
花と名無しさん :04/01/09 02:37 ID:QlIWxlfJ
\∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 1000とり合戦いくぞゴルァ!! ,,、,、,,, /三√ ゚Д゚) / \____________ ,,、,、,,, /三/| ゚U゚|\ ,,、,、,,, ,,、,、,,, ,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,, \ 一人でやってれ / //三/|三|\ タリー ∪ ∪ (\_/)タリー タリー まだ早えよ〜 ( ´Д) タリー タリー / つ (\_/) (\_/)ノ⌒ヽ、 (_(__つ⊂(´Д`⊂⌒`つ(´Д` )_人__) ))
(゚д゚)ウマー
馬ー