1 :
オーバーテクナナシー :
2009/01/31(土) 06:31:49 ID:7O/l8kCb
2 :
オーバーテクナナシー :2009/01/31(土) 06:33:54 ID:7O/l8kCb
3 :
オーバーテクナナシー :2009/01/31(土) 06:35:59 ID:7O/l8kCb
4 :
オーバーテクナナシー :2009/01/31(土) 06:38:22 ID:7O/l8kCb
■FAQ(続き) Q4. 宇宙線や太陽フレアで健康に問題起きないの? A. 通常時の宇宙線ならば土砂を数メートル敷くことで遮蔽できる。しかし、宇宙線問題は まだよく分からないことが多いようで、今後の観測結果が待たれるようです。 Q5. なぜスペースコロニーが必要なのですか? A. 地球外活動の拠点として、また地球に人が住めなくなった場合のためにも 必要だと思いますけど・・・ Q6. テラフォーミング(他の惑星を住めるように改造する)の方が現実的では? A. 関連スレ紹介で該当スレッドを紹介していますのでそちらをご覧ください。 なお、テラフォーミングを行うにはスペースコロニー建造よりもお金と時間がかかります。 Q7. コリオリの力は問題になりませんか? A. 計算結果より、地球上とは大きく違った問題の起きることがわかっています。 Q8. 増えすぎた人口をスペースコロニーに収容させることは可能ですか? A. そのためには1日に数十万人を宇宙に送り出す必要がありますが、 ロケットに替わる高効率な輸送手段が開発されない限りは難しいと思います Q9. 人工重力は不要だと思いますが? A. 人工重力がないと、固定していないものが全て空中に浮いてしまって 収拾がつきません。骨密度や筋力の低下など、人体への悪影響もあります。
テンプレに書いてある「宇宙植民島」が入手できないので、 "The High Frontier: Human Colonies in Space"を Amazonで注文した。 コレでいいんだっけ?
USDKRW: 1376.70 (-0.86%; 09:59:04 JST)@tnok KOSPI: 1191.22 (+2.41%; 09:59:07 JST)@tnok
ゴメン、市況板の数字を誤爆した。
看取るスレから出張乙。しかし何故このスレにww
惑星間航行が確立されるまでは、必要な元素のうち所要の多い水素と炭素は、地球から 運び上げるしかないんだろうなあ。ロケットは非効率なので、それ以外の方法が望ましい。 窒素は地球の上層大気を超低軌道衛星でスクープできる。 酸素は月の岩石から得られる。窒素と夫な序方法も可。
>>10 typoです。orz
×窒素と夫な序方法
○窒素と同じ方法
惑星間航行に難しい技術などないだろ やたら時間がかかるだけで、大気圏脱出に比べたら楽なもんだ。 木星の重力圏脱出も大変だろうが。
>>13 概念論はイイから、月軌道あたりを基準に太陽系の各所に到達するための
速度変化を計算してみな。木星の低軌道とか大変なんだぜ。
加速は大変だろうが…減速するだけだからな。 太陽帆でも出来る。 問題は経済的に見合うかだけ 少なくとも中東タンカー並みの時間じゃないと商売にならんだろうしな。
太陽帆って、ちゃんと計算したのかな。 探査機程度の質量を地球軌道付近から、外惑星に向けて出発させるのにも大げさなサイズが必要。 木星あたりだと、太陽光は地球軌道付近の1/27。さらに内惑星に向けてなので、外側へ航行する 何倍もの時間もしくは帆が必要(ヨットで風上に向かうアナロジーな)。 これを数トンでなく、数万トンクラスで何千機も。 所要時間は…計算するまでもない。
レーザー光帆だな。
1万トンのペイロード(帆の質量込み)を1/1000Gで加速するには、帆が完全鏡面と考えても、 現在の世界全体で消費されている電力の8.6倍の出力のレーザーが必要。 これを12日弱照射して秒速10km。 ちなみに帆が地球軌道付近の太陽光の100倍のエネルギー密度まで耐えられるとすると、 帆の面積は220平方km。 エネルギー効率悪すぎ。
>>18 数万トンクラスの宇宙船何千機も必要とするならペイするだろ。
どうせ元は太陽光だ。
そんな馬鹿でかい輸送船作らなくても、 適当な場所にマスドライバー浮かせて1tごとにでも小分けにして発射、 マスキャッチャーで受け取るで十分だろ。 もし木星から地球までは一発で送れないとしても、途中に中継基地を 作ればすむ話だ。
>探査機程度の質量を地球軌道付近から、外惑星に向けて出発させるのにも大げさなサイズが必要。 勘違いしているようだが ほとんどは大気圏脱出のためだし、逆にあの程度の燃料で木星まで到達できるのかと驚くほど。 (フライバイだけだから、という面もあるにせよ) >木星あたりだと、太陽光は地球軌道付近の1/27。さらに内惑星に向けてなので、外側へ航行する 勘違いしているようだが 軌道を変えて地球軌道に近づくだけなら簡単だよ。軌道速度が速すぎてとどまれないだけ 地球軌道で強い太陽光を受けて減速すればいい。 >何倍もの時間もしくは帆が必要(ヨットで風上に向かうアナロジーな)。 勘違いしているようだが ヨットで風上に向かう まさにそれだがw減速すればいいだけなのでw
木星まで行っても結局資材の大半は重力井戸の底に埋まってるんでね?
>>19 それだけのエネルギーを太陽光発電でまかなうつもりだったのか。
地球近傍でも、島3号なんかよりはるかに大きいサイズになるぞ。
ましてや木星近傍だと、ガリレオ衛星レベルの大きさに。
本末転倒だな。
>>21 > 探査機程度の質量を地球軌道付近から、外惑星に向けて出発させるのにも大げさなサイズが必要。
> 勘違いしているようだが
> ほとんどは大気圏脱出のためだし、逆にあの程度の燃料で木星まで到達できるのかと驚くほど。
> (フライバイだけだから、という面もあるにせよ)
>>16 が言ってるのは太陽帆のことだろ。
木星くんだりまで出かけなくても、近づいてきた彗星捕まえる方がお手軽だな。 反射シートで太陽光を遮れば、ただの汚れた雪玉だ。 好きなだけ削って持ってくるか、軌道を変更してやればいい。推進剤には事欠かないし。 戦術核より小規模の爆薬があれば、簡単なんだが。金属ヘリウム実用化されないかな。
>>23 恒星間飛行用にレーザー光帆考えてる人居るから
それ流用しただけだよ。
それに、木星側で受光施設作れば、向こう側でも利用出来る。
というか、数万トンの宇宙船用意できるのなら、推進剤も用意できるだろ。
>>26 恒星間航行用に数万トンクラスの宇宙船をレーザー推進する文明はスペースコロニーより
ずっと後だろ。扱われるエネルギー量考えてみ。
>>18 の2,3桁上じゃないとダメだぞ。
というかレーザー推進は基本加速専用なんだが(フォワード方式というのはあるが)。
あと、片道旅行だし。
で、レーザー推進より核融合駆動のほうが何桁も少ないエネルギーで済むのな。
>>22 衛星の大きさは月より小さいからマスドライバーでOK
そして、衛星軌道から木星の重力圏から抜け出すには
地球の重力圏を抜けるような短時間で強力なロケットはいらない
イオンロケットのような低推力で長時間稼動できる推進法を使えばいいからなあ。
Amazonで買った”The High Frontie"が届いた。 絶版になっている「宇宙植民島」の原書だ。 第三版で、シャトル運用開始後の成果も盛り込まれているようだ。 ビデオCD−ROMが付いてるとは知らなかった。なかなかお買い得だったかも。 英語はネイティブではないんで、時間掛かると思うが読んでみる。
>>25 木星から打ち出した物体よりも
彗星のほうが軌道速度はるかに速いぞ。w
>>31 > 木星から打ち出した物体よりも
> 彗星のほうが軌道速度はるかに速いぞ。w
これが言えるためには、木星から十分な時間を掛けていいという条件が必要だね。
典型的なホーマン軌道が使えるとしたら、 2.7年要するんだが、それだと
>>15 の言ってる
中東タンカー並みの時間は望めないね。
なんで木星公転周期が12年なのにそんなにかかるんだ? まあ12年でも十分長いけどw
>>33 えー?そんなに長いか?桁読み間違えてない?
あと、彗星だが「はるかに」ってほど速い?
簡単のため、地球の軌道平面と同じ順行の彗星が近日点距離0.5AU、離心率1.00と
した場合、地球軌道を横切る時に近くに地球が居たとして相対速度がなんぼか教えてくれ。
>>34 >>33 が答えてくれないので、自分で計算してみた。
くだんの軌道要素の彗星で、地球との相対速度は 22.8km/s。
月とのフライバイで捕獲できる速度を越えてるから、人為的に減速しないといけないね。
ちなみに木星軌道から地球軌道までのホーマン軌道への遷移と離脱に必要な 速度変化は 14.4km/s。彗星の捕獲より有利そうに見えるが、これには木星系の 重力井戸からの脱出が含まれていない。 エウロパ軌道付近からの木星の脱出速度は 19.4km/s。 エウロパからの脱出速度は 2.03km/s。 木星本体でなくエウロパから資源を得るだけでも、都合 36.0km/sもの速度変化が必要だ。
化学ロケット燃料を作るプラントも作ればいい。 なにしろ月に油田があるようなものだからな。
>>37 以下の点が不明なので回答お願いしたい。
> 化学ロケット燃料を作るプラントも作ればいい。
・どこに?
・化学燃料ロケットの燃料に何を想定しているのか?
・化学燃料ロケットの燃料を何に使うのか?
> なにしろ月に油田があるようなものだからな。
・月に油田があったとして、利点は?たとえにしてもわからない。
自己レス 月に油田があると、現在ほとんどないとされている、炭素・水素は得られるな。 あとは些細なことしか思いつかない。
水があれば水素と酸素で燃料になるだろ。 もし月でロケット燃料が作れれば わざわざ地球の重力井戸の底から打ち上げる必要がないので 火星も木星も楽に行けるな。 些細なこととは思われないが。
月に水があればいいことだろうね。 でも、今しているのは「月に油田」というおよそありそうもないたとえについてなんだが。
月は月でも木星の月でしょ? 水でもメタンでもいくらでもあるじゃん。
木星圏の放射線帯から電力作れんかね。
44 :
でゆん :2009/02/14(土) 00:12:10 ID:RT/owQcV
>>36 木星圏からの物資輸送が行われるのはしばらく後のことに
なりそうだね。
で、1基目のスペースコロニーはどうしようか。月の低軌道に
スタンフォードトーラスを作るってのはどう?
と、懲りずに振ってみる。
>>44 月の低軌道て、周回ごとに半分太陽光遮られるからNG。
あと、潮汐力は距離の3乗に反比例するので、スタンフォードトーラスの回転軸(長い)が、
月心を指向しようとするのではなかろうか。
スタンフォードトーラスの回転軸は、黄道の極に向いていなければならない。
46 :
でゆん :2009/02/14(土) 01:08:10 ID:RT/owQcV
なるほど。出来上がってからL5なりへと移動するのもつらいだろうし。 やっぱり建造場所は最初からラグランジュ点の方がよいか。
スペースコロニー作る前に、月面コロニーが先だな。 重力は地球人養成ギプスでいい。
48 :
でゆん :2009/02/14(土) 01:28:40 ID:RT/owQcV
>>48 > 地球低軌道への物資運搬も考えたら月低軌道に施設があった方が
> よいかと考えていたけれど、マスドライバーでL5に送った物資を
> LEOに転送する方が楽なのかな。
> 月周回軌道で物資を受け取るとすると、マスドライバーの射出
> タイミングが限られる。
L1かL2で受け取れないのかな。
マスドライバからの物資は小分けに多数が飛来するので、近い方が
散布界が小さい。いくら発射時に精密誘導しても、近い方が有利。
物資運搬用の施設にコロニーは大げさすぎる。
スケールはわからないが、人員は電波の遅延等を考慮して緊急対応
要員が数名いれば事足りるのでは。大部分は自動制御か遠隔操作で
済みそうに思う。
50 :
でゆん :2009/02/14(土) 10:22:31 ID:RT/owQcV
>>48 は、 L5 にスペースコロニーを作ったなら物資搬送も片手間にやって
もらおう、程度のつもりだった。
地球低軌道への物資輸送は、スペースコロニーの建造に先立って考える
べきだったね。
51 :
オーバーテクナナシー :2009/02/14(土) 13:27:24 ID:RLF8fQq1
人工太陽による密閉型コローニなら 外壁をいくらでも厚く出来るからデブリにも耐えられそうだけど。 ミラーによる開閉型コロニーは構造的に脆弱すぎて無理だろうな、 ガラスだけで宇宙線を遮断できないし。 しかし、人工太陽はどうやってつくるか。原子炉はコロニーでは危険すぎる やっぱ核融合炉の実現が待たれるな
53 :
オーバーテクナナシー :2009/02/14(土) 19:28:06 ID:RLF8fQq1
>>51 待てよ、住居エリアと発電エリアを分厚い鉛壁で区切れるんなら
原子炉でも大丈夫そうだな。
発電エリア内を真空状態にすれば汚染が広がりにくいしな。
54 :
でゆん :2009/02/15(日) 00:52:20 ID:P3xT38rO
>>51 ガラス + 6kmの大気(島3号の場合)。それで十分かどうか議論の
わかれるところだけど。
コロニーで原子炉って、放熱問題解決できるんだろうか?
ISSとかどうしてるんだろ。廃熱。 輻射熱で排出するにしても、そもそも光子はどこから出てくるのか。懐中電灯がなぞだ。 熱を一箇所に集めて金属とかチンチンにして、太陽にポイ捨てできるんだろうか。 車のボンネットで目玉焼きができそうなのにコロニーはだいじょうなんだろか。
ハロゲンヒーターでも目の前にして考えたらw 放熱云々を言うなら、原子炉というものは基本的に熱を電気エネルギーに変えているわけで。
>>55 ISSは日陰側からどんどん熱が逃げていくし、表面の塗装で光を反射してるから
何もしないとどんどん冷えていく。基本的にはヒーターで暖めることでバランスを取る。
>>51 島三号の窓は板ガラスじゃないだろう。具体的にどんな設計かわからないが。
スタンフォードトーラスの窓では太陽光は何度も屈曲した光路を通って、地上に到達する。
言うまでもなく、放射線遮蔽を有効にするためである。このため太陽は紗が掛かった状態、
薄曇りのような陽光と考えられる。
島三号の窓もそれに準じるだろう。外部の宇宙空間から、窓越しにコロニーを覗き込んで、
「シリンダーの中に街が見える!!」なんてことは望めないだろう。
あと、中性粒子の遮蔽には水が有効だ。数メートルの水の層を設けるのも一案だ。
密閉型コロニーの人工太陽は、収束した太陽光を使うのが最も適切だろう。
次善策はSSPSの電力で、中の発光体を光らせること(ジオンのコロニー)。
原子炉など効率が悪くて無駄。生じるエネルギーの10%も光にできないだろう。
残り90%は廃熱。
そもそも、運用開始後は太陽光以外は自給自足するのが、スペースコロニーのコンセプト。
核分裂や核融合の燃料を補給し続けなければならないというのはそぐわない。
そもそも太陽光が不要なら、恒星間宇宙船のほうがよろしかろうと思う。
>>56 一応ツッこんでおくと、原子炉は核物質から核反応で熱を発生させるもの。
そこから熱交換器を一段なり二段なり介して、蒸気タービンで発電機を回して
エネルギーを得る。
熱電子発電やMHD発電の実用化はまだ。
いずれにせよ、原子炉から出てくるのは熱で、電気エネルギーではない。
いや、結局熱を電気に変えてるのが基本だから 温度調整機構がなければ地球上でも宇宙でもどこでも運用できないのが原子炉だという意味。 (ジオンのコロニー)の「発光体」のほうが謎だよ。どんな物質で変換効率はいくつなんだw
61 :
でゆん :2009/02/15(日) 10:59:32 ID:P3xT38rO
地球の平均気温は摂氏15度程度。地球近辺の宇宙ステーションは
やはり寒いらしい。
排熱が問題になるのは、内部で一定以上の熱を発生させる場合。
地球上でも、火力発電所や原子力発電所では大量の冷却水を確保
可能であることが立地条件になる。宇宙では放射による冷却しか
できないので、発電方式は限られるだろうね。
>>58 「宇宙植民島」によると、島3号の窓は50cm四方のガラスだったと記憶
している(手元にはない)。
ガラスは外が見えないなら、青くして青空にするといいね。 真上と横に青空がその間に地面が見えるんだろうけど、そこそこいいかも。 慣れれば青空も要らないだろうけど。 まあ初めは直径500mの軸100mぐらいで窓なしだろうね。もったいないし目も回る。
>>59 ボイジャーがゼーベック効果の原子力電池つんでなかった?
>>61 > 「宇宙植民島」によると、島3号の窓は50cm四方のガラスだったと記憶
> している(手元にはない)。
私も「宇宙植民島」は所有していないが、先日入手した原書の"The High Forontier"には
窓の材料についての記述は通して読んだが見あたらなかった。
その小さいユニットのガラスというのは、宇宙博のムックで読んだ記憶があるのだが、
所有していないのではっきりしない。
>>63 月面で使用する原子炉とのことだね。半月太陽光の利用できない月麺や、太陽光密度の
小さい外惑星探査機で原子力を使うというのはいいんだけど、太陽光の豊富な場所で
わざわざ使うのは二の足を踏むわな。デメリットの方が多そうだ。
>>64 積んでる。ソ連時代の偵察衛星も積んでたな。ロシアになってからはどうなんだろう。
>>65 宇宙では冷却をどうするのかという参考にね。
太陽光の少ないトロヤ点や木星以遠のコロニー建築には
原子炉が使われると思う。
どっちにしろ非常用の電源は必要だ。
さて核燃料をどっから持って来よう。
>>67 > 宇宙では冷却をどうするのかという参考にね。
> 太陽光の少ないトロヤ点や木星以遠のコロニー建築には
> 原子炉が使われると思う。
一時滞在ならともかく、恒久的コロニーなら集光鏡が使われると思う。
>>2 のスペースコロニー2081の小惑星帯のコロニーもそんな運用。
> どっちにしろ非常用の電源は必要だ。
太陽光発電を多重化して冗長性を保たせる。近隣のコロニーと送電網を
構築する等、方策はある。非常用電源なら枯れた技術でガスタービン
エンジンやトレンドのスターリングエンジン等がある。
幸い、運転に必要な酸素や温度差は豊富にあるんだし。
それに現行の核分裂原子炉は、定出力運転が基本で、緊急時の
出力としては不向き。
ひとつの技術で固めるのは危ういし いろんな選択肢が活用されると思うよ。 集光すれば光が強くなるといっても、 集光設備が大きくなる姿勢制御が難しくなるし コロニー間がそれだけ離れてしまうわけで、メリットばかりではないな。
71 :
でゆん :2009/02/16(月) 01:27:29 ID:sU9rp3ny
>>63 なるほど。これは月面基地で使用するにはよさそうですね。
>>65 にも書いてあるけど、月面基地では夜間電力供給の
問題があるため、太陽電池以外の発電が望ましい。
それでも、構造の複雑さやラジエータの占有面積、ランニング
コスト、安全面などを考えると、スペースコロニーでは
太陽光発電ということになるだろうね。
>>67 ラジエータを使うというのはわかってるんですよ。ただし、それ
だけじゃ能力が不足するだろうという見込みなんです。
>>63 の原子炉の出力が小さいのも、冷却能力がボトルネックに
なっているんじゃないかと想像するわけですが。
>>68 >>さて核燃料をどっから持って来よう。
そういう議論が必要という点でも、原子炉は不利じゃないのかな。
太陽発電衛星から月面基地に送信すればよいのでは
何の本だったかなぁ? 木星以遠(というかカイパーベルトやら)への人類の入植案として、 彗星やらに十数人のコロニーを作って太陽光発電やらで自給自足するか、 でかいスペースコロニー作って彗星を使い潰す方針で核融合するか、 ってのを読んだ覚えがある。 まぁ、そんな辺りまで出張るのは当分先だろうけど・・・。
いきなり卑近な例で恐縮だが、私は歯の治療をしてくれる人がいない 場所へは行きたくない。 現在、歯科通いをしているわけではないのだが。 実際、歯が痛くなった時には「世界の命運とかどうなってもイイ」と思えてしまうので。
もちろん。 そういう一定の職業が揃うに十分な人口が?万人以上という条件があるわけだ。
>>52 亀レスで申し訳ない。リンク先を見てみたが、バックナンバー在庫あるんだから
買えばいいのではなかろうか。
>>76 >>74 の十数人のコロニーというのを読んで、そういう想像をしてしまったわけだ。
ほぼ確実に歯科技能の持ち主はいないだろうなあ。普通の医者はいても。
それはコロニーというより昭和基地みたいなもんだろ。 あらかじめ身体・精神検査があり、やっかいな持病がある人は外されると思う。
未来なんだから、 患部に薬を塗り塗りしただけで癒る虫歯治療ってのもあるさ。 遠隔ロボットによる手術だって。
>>79 > 未来なんだから、
> 患部に薬を塗り塗りしただけで癒る虫歯治療ってのもあるさ。
思考停止良くナイ。「未来なんだから」で片付けたら議論の成立余地がない。
> 遠隔ロボットによる手術だって。
太陽系内でウロウロしている段階で、オーバーテクノロジーのFTL通信が……
いや虫歯に薬塗って癒すっての、こないだテレビで見たぞ。
>>81 そういう情報は誰でも持っているわけではないから、明記しないと
単なる願望かと思ってしまう。
個人的にはブクブクうがいするだけで、虫歯菌が根絶できると嬉しい。
虫歯菌を殺す確実な方法は1000℃以上にすることだが、残念なことに、
生きている人間に適用するのは(たぶん)ムリだ。
塗って虫歯の痛みをとるだけなら、今治水というのがあるが 治療できるのがあるとは知らなかった
iPS細胞などの発見により、再生医療は近いうち劇的に進展が 起こるといわれているね。 まあそれでも治せないものは治せないだろうけど…
逆に考えると、 何人くらいのコロニーなら、歯科医師+歯科医療設備を持ち込む余地が出るのかな?
ISSみたいなスペシャリストの集まりだと、医師歯科医師兼務の人が十数人にひとりくらい いても不思議ではないが、開拓者の集団だと、数百人くらいかな。一人に頼るリスクを避ける なら千人超くらい必要かも。 以上私見。 日本だと医師免許と歯科医師免許両方取るのに、12年大学行って、両方の国家試験 通らないといけないのかな。
塗って治す方は置いといて、超光速など現有技術またはその延長で考えられる以外の要素を 持ち出されるのはNGでしょう。 > 遠隔手術
小さいコロニーが近場に何個も散らばってると 遠隔手術は便利だぞ。
>>62 > まあ初めは直径500mの軸100mぐらいで窓なしだろうね。もったいないし目も回る。
1G必須ならそんなに直径の小さなコロニーはNG。
1分に2回弱自転するが、大半の人間は恒常的には耐えられない。
どうしてもこのサイズにしたいなら1/4G、毎分1回転。
>>91 直径500mは、
wikiのNASAの研究でほとんどの人が快適に暮らせるサイズ。500mでと書いてあったので・・・・
よく見ると半径500mだった。しかも1rpm(1回転/1分)以下。計算すると0.55Gだね。
火星の周回軌道にもってって、火星テラフォーミングの前線基地にしたいので、
火星だと0.37G。同じにすると半径500mで0.8rpm、ゆっくり回せば半径減らしていいのかな。
火星の面積は地球の陸地の面積と同じぐらいらしいので、結構使える。
テラフォーミングで海はできるのかな。なら減るな。
91氏の直径500m、1rpmで2.8G。(月は0.165G)
月で暮らすことを考えればGをもっと減らせそう。
それとも月で恒久的に暮らすのは無理なのかな。
月のクレータにパラボラアンテナみたいな形の回転する都市を作るというのはどうだろう。
回転イスに乗って頭横にして目をつぶって、気持ち悪くならない回転数と言うわけでもないな。
ガンダムのスペースノイドは0.8G環境らしいが・・・参考にしちゃまずいよね。
妥当そうだが面白くない。たぶん地球に帰ることを想定してるからかな。
外(宇宙)にでた人は地球には帰ってこないよ。こんなつらい環境(1G)はないからね。
そういえば、前に火星かなんかのコロニーの絵で、 地上にシリンダー型のあれ置いてぐるぐる回すようなのを 見たことがある・・・。 さすがにちょっと無理があるだろと突っ込みたくなった。
惑星表面で人工重力か。 なにか見失ってるな。
>>94 でも、低重力下では骨が弱くなるらしいし、1G未満の惑星では必要では?
だから地球人養成ギプスをだね
1G環境にもどらなければ困らない
>>96 > でも、低重力下では骨が弱くなるらしいし、1G未満の惑星では必要では?
(1) 0G下ではなく、低重力下で骨が弱くなることは立証されていない。
なにより低重力環境での長期滞在記録がない。
いかにもありそうではあるが、しきい値以上の重力があれば、正常な代謝が
行われるという考えもある。
アーサー・C・クラークは作品中ではあるが、月の重力があればOKという説を
披露していた。
(2) 低重力惑星に住むとなれば、ほとんどの人は永住前提だろう。
短期滞在茶の地球人だけが帰還を意識して、四肢や身体に重りを付けて
生活するとか、ジムでトレーニングすればよい。需要があるなら高重力ジムでも
作るとか。
万が一、火星など低重力惑星出身者が、地球に来る時は、電動車椅子とか
パワーアシストスーツなどを使用すればよい。まあ、できるだけ寝っ転がって
いるか、バスに浸かっておけばよい。
火星のテラフォーミングに成功したら、 地球は空っぽになるよきっと。 人口問題の解決を宇宙に求めるのは無理って言うけど。 とりあえず、子供をたくさん生んで働かせるお母さんから、まず送り込んで・・・ギブアップ。 日本人は絶滅するまで待ってから。送らなく済むな。 とりあえず核戦争を起こ・・・・
自作フィクションの設定考えるのもお門違いだしな。 >ガンダムのスペースノイドは0.8G環境らしいが・・・ そんな設定初めて聞いたが(というかスペースノイドって…)まあいいシャア板へ 回転パラボラって、外側に行くにつれて重力方向が外向きになるよね。 (半径が大きくなると遠心力が強くなるから) すると家を建てるには球面の内側に建てるような感じか。 円筒の内側に建てるのもちょっとややこしいが、球面になるともうお手上げっぽいw あと、月面なら空気の摩擦はないけど地面との摩擦は考えないとな。
>>95 報告よろ。まじめに検討されたコロニーデザインって、
有名どころのシリンダーやらトーラスやらベルナール球やら以外に
どんなのがあるのかねぇ?
SFなんか漁ればいくらでも載ってるけど、たぶんほとんどが適当だろうし・・・。
>>103 悪いけど、週末忙しかったので、大林組のコロニーのまとめ書いてない。
期待せず待て。
> 報告よろ。まじめに検討されたコロニーデザインって、
> 有名どころのシリンダーやらトーラスやらベルナール球やら以外に
> どんなのがあるのかねぇ?
> SFなんか漁ればいくらでも載ってるけど、たぶんほとんどが適当だろうし・・・。
とりあえず、前スレの末尾付近で紹介した、オニールのサンフラワーと、クリスタルパレスを
思いつくが。
105 :
でゆん :2009/02/23(月) 22:37:26 ID:XGjfiHCp
>>65 我が家にも到着。"The High Frontier"。
>>通して読んだ
早いな・・・。
>>99 ソース失念ですが、低重力下では骨が脆く、高重力下では
骨が強くなるそうです。ソースが確認できたらまた書きます。
(ちょろっと探したんだけど、見付からない。困った)
骨が脆くなるのは、たとえ地球に帰らないとしてもまずい
んじゃないんですかねえ。何かにぶつかって骨折とか、
腕相撲で骨折とか、くしゃみしたら骨折とか。
NASAで人を3ヶ月ほど寝たきりにさせてどの程度足の骨密度が下がるかとか、 やってるし、もろくなるのはもろくなるよね。腕とか鼻は問題ないかも。
>>105 >
>>65 > 我が家にも到着。"The High Frontier"。
> >>通して読んだ
> 早いな・・・。
いや、精読したわけじゃないです。添付CDのビデオは未見です。
なんとなく「宇宙植民島」より内容が多いような……
改版で加筆されたのか、それとも日本版が抄訳だったのか。
クリスタルパレスの図解も載ってますね。
今まであいまいだった、島一号の太陽光の光路もよく理解できます。
>
>>99 > ソース失念ですが、低重力下では骨が脆く、高重力下では
> 骨が強くなるそうです。ソースが確認できたらまた書きます。
> (ちょろっと探したんだけど、見付からない。困った)
ええと、こちらもソース失念してますが、高重力の方は遠心機でソ連か
どこかの実験例があると思います。しかし、くどいようですが低重力の方は
実験例がない。0Gならありますけどね。
> 骨が脆くなるのは、たとえ地球に帰らないとしてもまずい
> んじゃないんですかねえ。何かにぶつかって骨折とか、
> 腕相撲で骨折とか、くしゃみしたら骨折とか。
108 :
でゆん :2009/02/24(火) 00:22:02 ID:5s0vOzQc
>>低重力の方は実験例がない。0Gならありますけどね。 たしかに実験環境自体がなさそう。うかつな書き方をしてしまいました。 >>医療関連(歯医者含む) 日本の場合、就業者数約6151万人に対して医療・福祉関連約53万人です。 一応、目安として。
大林組のコロニー要約執筆開始。 あまり期待しないでね。
0Gじゃなくて微小重力>>>>低重力!かな。 高重力でねずみとかでテストするのは、高重力と1Gとの違いで1Gと低重力の違いを研究してたと思うよ。 当たり前か。 いろいろ数字が出てくるといいなぁ。
111 :
でゆん :2009/02/27(金) 22:40:08 ID:tYgI8mOw
>>87 2004年の日本の人口10万人あたりの
医師数 211.7 人。
歯科医師数 74.6 人。
薬剤師数 189.0 人。
だから、数千人単位のコロニーなら専門の歯科医がいても
いいのでは。(予防処置があたりまえになった場合は別かも
知れないが)
虫歯菌に感染してない人が、コロニーに住めるんだろうな。
>>110 さらにツッこんでおくと、「微小重力」も正しくない。ISSの高度でも地球重力は地表の
85%はあるからね。自由落下してるのでキャンセルされて見えるに過ぎない。
「微小加速度」と言うべきだろうけど、0Gが簡潔でわかりやすいからね。
>>112 一人の人間にいる一兆個もの細菌から、特定の種類だけ取捨選択して排除するような
方法はないけどなあ。そんなのが可能なら、人体で異常な活動をするガン細胞だけを
排除するような副作用のない抗ガン剤に応用できる。
ましてや、初期のコロニーでも万人単位の人がいるのに、そんな防疫はムリ。
高度300〜400kmの円軌道を飛行するスペースシャトルや宇宙ステーションで行う実験はこの現象を利用している。このような物体中では10^-6g程度の微小重力精度が維持されていると考えてよい
>>113 >一人の人間にいる一兆個もの細菌から、特定の種類だけ取捨選択して排除するような
抗体ってすごいよな。
一万人を打ち上げられる未来には、虫歯はなくなってるといいね。 都市伝説なのかな、歯を磨かなくても虫歯にならない人がいるって。口臭も。 感染でなるって。ピロリ菌みたいな感じですかね。
つ(やっとこ)
先日購入した大林組の季刊誌「季刊大林」バックナンバーNo.41 1996「ラグランジュ・
ポイント」の記事にあるスペースコロニーについて要約してみた。
フィクションの紀行文の形を取っているが、そういう雰囲気は割愛。
・コロニー名称:「スペース・ナッツII」
・場所:月と地球の間のラグランジュ点 L1
−月からのマスドライバーの資源集積ポイントに近い
−月と地球の交通の要衝
・大きさ:長軸1.9km、短軸1.8km
・形状
文では表現しがたい。アポロチョコの底面同士を合わせた感じか。
貝殻のようでもあるし、クラゲのようでもある。胡桃が名称の由来だろう。
・構造
宇宙船格納庫、観測施設、貯蔵空間を兼ねる外殻と居住空間、工場等生産施設のある
内殻から構成される。中央にディスク状の「自由回転コア」があり、中心に人工太陽がある。
自転軸は太陽を向いており、太陽側が「サンサイド」、反対側が「スターサイド」。 通常、
外殻は両サイドが合わさって閉じた形で固定しているが、宇宙船入港時には 回転して
ずれた形となる。また、乗降時には内殻とシンクロして自転する。
「サンサイド」外殻表面は太陽電池と太陽高集積システムが取り付けられている。集積
された太陽光は光ファイバーで人工太陽に導かれる。人工太陽は両サイド共用。
「スターサイド」先端にはソーラーセイルが取り付けられている。 セイルはコロニーを
L1に留めておくための仕組みである。
「サンサイド」と「スターサイド」の内殻は自由回転コアを挟んで逆方向に自転しており、
コロニー全体の角運動量がゼロになるようにしてある。
内殻はコロニーの総人口2000人の主な居住空間で、人工太陽があるので全周360°が
地面である。人工重力が0.5G〜1.0Gまでの空間に居住する。
http://uproda11.2ch-library.com/src/11162818.jpg :外観イラスト
http://uproda11.2ch-library.com/src/11162817.png :構造断面図
>>118 乙! これはまた、なんとも独特な・・・。
宇宙船格納庫があるから、外殻は回転しないで内殻だけ回すのかな?
総人口2000人なので仕方ないとは思うが、住めるところがちょっと少なそうか?
コアを挟んで反対側が逆回転というのは、中の人にとっては
かなり凄い光景だろうな。
毎秒2回転ぐらいの勢いで回転している大地が見れるわけで。
120 :
119 :2009/02/28(土) 16:50:29 ID:LD8YYIJb
間違えた ×毎秒2回転ぐらいの勢いで回転している大地が見れるわけで。 ○毎分2回転ぐらいの勢いで回転している大地が見れるわけで。 毎秒回転されたら、いくらなんでも壊れる。
独創的なのをつくろうって感じがいいね。かっこいいや。 卵形にしないのはそのほうが遠心力に対して強度が得られるからかな。 外殻回したり止めたりって・・・気軽に行けないな。
>>119 > 宇宙船格納庫があるから、外殻は回転しないで内殻だけ回すのかな?
基本は内殻は自転、外殻は固定です。
書いてないですが、自由回転コアも固定。
宇宙船発着の時は、自由回転コアがどちらかのサイドとくっついたまま、もう一方の
サイドが60°ずれて発着所がむき出しになり、テザーとかアームが伸びます。
で、外殻から内殻に出入りする時に、そのサイドの外殻と内殻がシンクロすると。
なお、前の説明で割愛しましたが、実は内殻は常時自転している居住区の外側を
月の土壌(レゴリス)で作られた静止した放射線障壁が覆っています。
スタンフォードトーラスと同じ手法ですね。
> 総人口2000人なので仕方ないとは思うが、住めるところがちょっと少なそうか?
少ないですね。1.0G付近に住民。低重力のところに療養者と住み分けるみたいです。
> コアを挟んで反対側が逆回転というのは、中の人にとっては
> かなり凄い光景だろうな。
> 毎秒2回転ぐらいの勢いで回転している大地が見れるわけで。
いやいや、自由回転コアは不透明で、なおかつ両サイドの居住空間は独立なんで。
両サイドと自由回転コアの間は気密隔壁があって、人工太陽の付近が透明になっ
てる以外は、その気密隔壁が立ちはだかってます。世界を隔てる壁ですね。圧迫感
がありそうです。
自由回転コアや反対側のサイドは見えません。
反対側のサイドに行く時はサイドと、自由回転コアを同調して乗り移り、もう一度
同じことをやらなければいけません。面倒です。
土曜に貼った画像、もう見えないね。
124 :
118 :2009/03/04(水) 15:57:04 ID:D7eGE3X/
>>103 SFでも次の2作は比較的考証がしっかりしててオススメ。
シリンダー型
「サリバン家のお引越し」野尻抱介 ISBN-13: 978-4150307585
スタンフォード・トーラス
「未来の二つの顔」J.P.ホーガン ISBN-13: 978-4488663056
同コミック文庫版 画:星野之宣 ISBN-13: 978-4063601640
ガンダムは島3号がペアになってないので考証的にはNG。
余計な一言を付け加えたくて仕方ない年頃
虫歯に関しては一朝一夕になるものじゃないし、出発前にチェックして歯磨きをしっかりやってれば 一年や二年ではそうそう問題にならないと思うな 数百人数千人規模のコロニーなら一生を過ごすというよりラボとか仕事場だろうし、半年に一回 地球に帰還して休暇ついでに治療とかすれば済むんじゃないかな
>>125 島3号自体が回転速度や放射線遮蔽の観点からとっくにNGになっていると思ったが。
現在考証的にありうるのはスタンフォードトーラスの外側に動かない遮蔽版をつけたタイプのみ
129 :
でゆん :2009/03/09(月) 22:55:12 ID:FFXUWEH2
>>118 人工太陽には何を使うんだろう?
>>126 まあ、ガンダムは板違いだけどね。スペースコロニーのオリジナル
の設定は意図的に変更されているという話をどこかで読んだ。
>>127 地球の重力井戸の底から人や物資を打ち上げるには莫大なお金が
かかるので、スペースコロニーは基本的に自給自足です。
歯医者も例外にはならないだろうと思います。半年に一度
地球で休暇、というのもコスト的にほとんどの場合無理です。
130 :
118 :2009/03/09(月) 23:31:37 ID:b7yqEpqD
>>129 > 人工太陽には何を使うんだろう?
>>118 にも書いたとおり、光ファイバーで太陽光を導いてくるだけ。
記事には書いてなかったけど、両サイドで交互に使うんだと思う。
> 地球の重力井戸の底から人や物資を打ち上げるには莫大なお金が
> かかるので、スペースコロニーは基本的に自給自足です。
> 歯医者も例外にはならないだろうと思います。半年に一度
> 地球で休暇、というのもコスト的にほとんどの場合無理です。
歯医者はねー、必要がなかったら要らないし、要る時は即日要る。
痛み止めでガマンしてもせいぜい2,3日。
半年治療を待ってとかムリ。定期治療なんてのもほとんど意味ない。
日本でよくやってる歯石取り、あれ気休めにしかならない。
地球近辺なら遠隔医療が可能だったら
まだ言ってるのかw ラグランジュ点でもかなりのラグがある 微妙な操作が必要な手術でそんなのは無理じゃない? それに回線が空いてるとは限らない
心配せんでも宇宙技術よりコンピュータ技術の発達の方が早い。 「ここをこうする」と指定すれば、勝手にロボットがやる。
内容が曖昧すぎて、否定も肯定もできかねます。 もう少し具体的に。以下の3項目を明確に。 ・宇宙技術 ・コンピュータ技術 ・「ここをこうする」
今の技術でも勝手に運転するロボットカーはできるよ ただ、事故を起こしたら責任取らされるから作るメーカーがないだけ。 手術ロボットも同じ問題だな。 遠隔手術は離島などやむをえない事情に対応するためで これから移民者を募るって場所に医者もいないんじゃおかしいだろw
移民と言っても仕事する為に居るわけで 資源や施設の開発で小人数でバラバラに住んでいる、てケースも考えられる。 むしろ集中して住む方が不自然だ。 エリア全体での医療を考えるわけだよ。
ID:Bo6d+YL2は手前勝手に前提を決めて、それをベースに議論を進める。 それでは誰からも受け入れられない。
138 :
でゆん :2009/03/10(火) 23:30:36 ID:JtT8WvG+
>>130 これは大変失礼しました。
>>133 医療ロボットが実用段階になったなら、あらためて計画に
組み込めばいい。それからでも遅いとは思えません。
医療ロボットの問題はむしろスペースコロニーとは別に議論
すべきです。まず最初に地球上の医療に対するインパクトを
考えないと。そこで回答が出ればスペースコロニーも自ずと
それに倣います。
>>137 十数名の小規模コロニーで歯医者はどうしよう、ってとこから話は始まる。
なんの為にそんな小人数で住まなきゃいけないか、は
最初に考えにゃいかんでしょ。
だから、十数名のコロニー(?)は昭和基地と同じで スペシャリストしか住まない。 治療困難な病人は地球か大きいコロニーに後送されます 終わり。
142 :
でゆん :2009/03/11(水) 01:15:13 ID:h0sZqCGN
>>139 >>十数名の小規模コロニー
それって宇宙ステーションとどう違うの?
そもそもそんな少人数しか住めないのなら 自給自足が成り立たないので(生産に携わる人間が少なすぎ) 食料や生活物資は他から送ってもらうしかない 要するにコロニーの定義とあわない。w 少人数が(遠隔手術ができるような)近距離に分散して住んでるなら そのどこかに医療施設があるでしょ。そこに運べばいい 建設に携わってる会社だか国だかが高い給料で医者を置いてるはずだから。
144 :
118 :2009/03/11(水) 10:18:11 ID:2yMzGwWj
大林組の季刊誌「季刊大林」バックナンバーNo.41 1996「ラグランジュ・ポイント」 ■目次概要 ・ 宇宙構造物の最新理論とデザイン/名取通弘 樋口健 ・ ラグランジュ・ポイントの宇宙都市『スペース・ナッツU』建設構想 監修:名取通弘 構想:大林組プロジェクトチーム ・ ラグランジュの重力平衡点/石井信明 ・ 宇宙の中での我々/古在由秀 ・ 均衡について/加藤秀俊 ・ 日本のロケット開発史 ・ SFイラストに描かれたスペースコロニー ベスト7/石原藤夫 ・ 「ラグランジュ・ポイント」の文献16 4,5項目はエッセイですが、まあ総じて宇宙関係です。 送料込み1000円を、高いと思うか安いと思うかは主観でしょうね。 数学的説明が少しありますが、建築とかお好きな方にはオススメです。
まあ電力さえあれば、食糧生産できるだろう。 敢えて生物を使わなくとも、科学的に合成して食べちゃうぞ。 青物は細胞をプリンタで印刷して葉っぱ状にする。
146 :
118 :2009/03/12(木) 15:19:37 ID:sQaiQxBM
>>145 せっかく地球に近い居住環境を作り出しながら、人造食品? ないだろ。
遠隔手術とか合成食料とか 怪しげな技術(失礼w)をいったん排除して 太陽反射炉とか水耕栽培とか手堅い技術だけで作ったところが スペースコロニーの画期的なとこなのにな…
いやその生態系、現在も実現してないから
149 :
でゆん :2009/03/12(木) 22:30:58 ID:yoEHHHqY
>>いやその生態系、現在も実現してないから 水耕栽培にせよ田畑にせよ、すでに存在していますが。
化学合成した合成食料は普通にありだろう。 緑藻をペーストにしたのや、虫を原形を留めたまま食べたいつーなら別に止めはしないが。
いつのまにそんな2択になったんだ…w
大方テクノバーンかギガジーンあたりの『○○は宇宙食に最適!』って記事に影響受けたんだろ。 こういう輩は思考回路が単純すぎるから困る。
そんなものは読みはしないが 循環生態系に都合の良い生物だけ選択してると かえって不自然になるぞ。
化学合成が不自然じゃないとおっしゃるのかw それで、化学合成の利点は「キモくない」以外になんかあるの
155 :
118 :2009/03/13(金) 20:58:35 ID:Cs91AYn4
>>153 > 循環生態系に都合の良い生物だけ選択してると
農業プラントを生態系の一部にするか、独立させるかの前提条件を初めに
提示しましょうね。
オニールの島一号や島三号では農業プラントは別。
スタンフォードトーラスではトーラス内みたいですね。
生態系の確立というのは難しい課題ですが、地球の丸ごとコピーは
絶対ムリ。コロニーの規模に応じた生物が選択されるでしょう。
まあ、コロニーが具体化したら、バイオスフィアの後続研究がなされる
でしょうから、ハードルが極めて高いと言うこともないでしょう。
私見ですが、人間に害をなす生物は、環境の維持に有用とかいう利点が
なければ、排除する方向で考えるのも自然と思いますよ。
156 :
でゆん :2009/03/13(金) 21:00:40 ID:V619g9fg
>>150 >>緑藻をペーストにしたのや、虫を原形を留めたまま食べたい
過去ログでは食べたくないというのが主流でした。まあ、過去
ログ読んでないかも知れませんが。このスレで虫を食べます
というレスもなかったと思います。
だれも言っていないことに対して「止めはしないが」というレス
は非常に不思議です。
ま、島3号クラスのコロニーでも落雷はないから、地球の窒素サイクルは自然には 成立しないわけで、じゃどうするかというと、窒素肥料を散布するという地味な対策に なるんでしょうな。 生態系の維持と農業生産、食糧の確保ってのは地球では不可分でも、コロニーでは レベルの違う話として分けて考えても全然構わないのですよ。
何の為にコロニー作るかと言えば、実は人間が住む為じゃないんだよね。 それはあくまでも方便で、「小地球」を作るのが本義。 人間なんて軍艦島で上等だ。 だが循環系の確立が前提なら、絶対実現できない生態系もある。 やはり化学的工業的な支援をされた「植物園」 が最終到達点だろう。
>それはあくまでも方便で、「小地球」を作るのが本義。 初めて聞いたなw 軍艦島じゃあ、結局物資を外から運ばないと保持できないから論外だよ。 今の軍艦島を見ればいい。掘り出す資源がなくなれば誰も住まないじゃないか。
160 :
118 :2009/03/14(土) 07:18:04 ID:3JxRNybx
>>158 > 何の為にコロニー作るかと言えば、実は人間が住む為じゃないんだよね。
人間が住むためだよ。
小地球を作るのは手段であって目的じゃねーよ。アホか。
宇宙に人間が住む理由が、そもそも無いんだな。
技術的に可能で、かつペイするなら、生存圏は拡大するんだよ。
コロニーを作るより安い方法で何とかなるならコロニーを造る人はいない
コロニーを別の単語に入れ替えても成り立つ一般論だな
コロニー作れる技術があって、地球に住めない連中がいるなら きっと作って住み着くよ・・・イスラエルとか。
ユダヤ民はあそこが聖地だからダメぽ。 一つ宇宙を聖地にする宗教でも作るか?
>>167 そんなもん、解釈次第でいくらでも。
イスラム教徒だって宇宙に行く時代だぞ。
それならパレスチナ紛争あっというまに解決で、結局宇宙に行く理由自体なくなるじゃねえかw
>>164 「コロニーを作るより安い方法でなんとかなる」方法を説明してくれないと、
取っかかりにもなりゃしませんよ。
地球が来年あたり滅亡する、て宗教なら喜んで宇宙に往くけどね。 ま、緑蟲ゼリーでも食べたまえ。
なんだか食品色素が虫が原料って知って大騒ぎしてるスイーツと同じレベルだなw
じゃあ、もう景気対策の公共事業で作って移民するからいいよ。
>>3 によれば、とりあえず10兆円あれば作れるんだし、
75兆円で7基も作れるんだぜ?
>>173 私新参だけど、たぶんそれはオニールの島一号ベースの試算。
現在では、その設計はよろしくないことがわかっている。
代替として提唱されたスタンフォードトーラスはトーラス部を静止した放射線遮蔽覆が
囲む構造で、これが質量の大半を占めるはず。うろ覚えですが、50万トンをより確実に
1桁以上重いので、建設費も莫大なはずです。質量に比例するとは申しませんが。
あと、70基も作るなら、スケールメリットというか量産効果で劇的に単価は下がると
思いますよ。
放射線防御は余りの鉱石屑をくっつけるだけだから 金はそんなにかからないはず 構造重量が増えて骨組みが高価になる可能性はある
ミラー式より、ジオンみたいな密閉型コロニーの方が 構造が単純でかつ剛健に作れるよな。 人工太陽くらい電力供給さえ解決できたら。 コロニーの外部に原子力発電所を取り付ければOKのような。
>>177 ま、島三号タイプは無理ですわな。ミラーの先端10G超えるし。窓の部分が構造上のネックに
なるし。
人工太陽は現実的に考えると著しく効率が悪い。
太陽光→電力→人工光 と二つの過程の間に現行技術レベルだと5エネルギー効率は,6%を
軽く割り込む。画期的な技術的飛躍がない限り50%は困難。
太陽光はミラーで集光して、直接光路を確保するか、光ファイバーでコロニー内部に導入する
のが現実的解。
だから島三号は数十年前に没になったって。 窓が大きすぎて宇宙線防御がしづらい トーラス型みたいに放射線防御壁を外側につけることもできない 表面積にくらべて空気が大量に要りすぎる 等の理由で。 なんでアニメで使ってるのかはアニメの製作者に聞いてくれ 見栄えがいいからだろうけどなw
俺らの生活を考えれば太陽光を直接取り込むことがいかに無意味かわかりそうなもんだが。 広大な空間を照らす方法を考えるより、広大な空間をそもそも作らない・作ってもいちいち照明しない設計にすればいいだけだ。
>>179 文頭に「だから」があるのは日本語としておかしいだろ。
>>128 の人ならそう書いてよ。
>>180 地下都市を勧めとくよ。人工重力作らなくていいぞ。
気に障ったんなら悪かったが いまだにコロニーは実現できないとか批判する奴の大半が 島三号をもとに考えてるのは何か滑稽なんだよな。
>>177 >人工太陽くらい電力供給さえ解決できたら。
>コロニーの外部に原子力発電所を取り付ければOKのような。
人工太陽使うかはともかく、コロニーって太陽光発電で有り余るほど
電力あるんじゃなかったっけ?
っていうより、オニールが想定した主な輸出品目が電気だし。
>>182 シリンダーと言っても、前スレ終わるあたりに出てきたディミータータイプもあるし。
二重シリンダーの間隙に大気を満たすので、必要量が節約できる。
>>183 同意。核分裂だろうが核融合だろうが、消耗物資が半永久的に必要というのでは
コロニーのあり方として正しくない。太陽光以外なくてもやっていけなければ。
>>184 それは原理主義というものではないか?
実際、理想としてあっても完全なリサイクルは出来るかどうか怪しいし
地球軌道より遠い小惑星や木星に資源を求めていったほうが現実的。
そのためには太陽光が少なくても生活できる原子力の利用も考えないと。
太陽光を使ったエネルギーの生産では、光が得られる面積が大きな問題になる。 宇宙においては、それがほぼ完全にクリアできる。 太陽光の熱や光電効果を使うのなら、原子力よりも保守、運用が楽だと思う。
宇宙では、太陽風や宇宙線で太陽電池の劣化が激しい。 同じく太陽熱利用もミラーの劣化が激しいと思う。 数年で大規模に入れ替えを行うメンテナンスをするよりは、 こじんまりとした原子力の方が効率がいいかもしれない。 原子力なら、原子炉の古い炉心は捨てて、新しいのを入れる と言った簡単なメンテナンスも可能。
>>188 太陽光発電なら、古い太陽電池パネルは捨てて、新しいのを入れる
と言った簡単なメンテナンスも可能。
だと思いますが、何が違うの?
規模が違うだろ規模が! 家庭用のソーラーパネルだと思ってるのか? それに宇宙空間だぞ。
>>188 宇宙空間で原子炉を使うと、放熱は輻射に頼るしかないので、巨大な放熱翼が必要ですね。
太陽電池とどちらがかさばるか定量的に検討されましたか?
また、照明に遣う分は太陽光なら、電力に変換せず集光してコロニー内に導入できるので、
効率は著しく高いですね。
太陽系内では天体の影など、ごく限られた場所を除いてはほぼ常時太陽光を受けられます。
太陽から距離がある場所でも薄膜に、アルミの数原子層を蒸着した集光鏡で、望むエネルギー
が調達可能ですがね。複数の集光鏡を使えば、冗長性も確保できましょう。
だから太陽光直接採光なんて実質無理なんだから諦めろっての。
>>191 まずは熱について先に。原子炉の放熱については確かに意識していなかった。
しかしだ、密閉型コロニーにおいて熱収支がどうなるか不明である。
仮に熱収支がマイナスであれば、原子炉の熱を利用しコロニーを暖める。
これがすなわち、原子炉に放熱となりえる。
もし熱収支がプラスなら、コロニーの放熱と原子炉の放熱は大変だと思われ。
しかしだ! 太陽電池でも太陽熱発電でもまったく同じように放熱の問題がある。
これの状況は同等であると思われる。なぜなら、今の探査機や観測衛星等は
太陽光による発熱の問題で、常に太陽方向を向いている状況ではない。
太陽電池が温まり過ぎないように、角度を変えたりして熱問題に対処している。
巨大なコロニーでこのような方法は難しく、何らかの放熱手段が必要だ。
>>191 原子力アレルギー?
木星あたりでも、かなり太陽光は弱くなるので
それこそ量的検討が必要では
>>192 なんで借金取りみたいな口調なんだよ?w
可視光線だけ直接取り込むには鏡で反射させればいい。
輻射熱で放熱って、どっかに計算式ないのかな。 車のボンネットでもチンチンになるのにISSは平気だったり・・・・ 原子炉つんでる人工衛星があったり。 地球からの輻射熱だけでも結構あるらしいし、さっぱりわからない。
>>192 スタンフォードトーラスも太陽光です。光路は反射鏡で屈曲させたり、光ファイバーを
使うことで最後部が、曝露しない工夫は無論必要です。無理な理由の裏付けなく決め
つけるのは議論以前の問題ですがね。
>>193 まじめに立案されたコロニーの構想には必ず放熱システムが盛り込まれています。
>>194 太陽からの距離の二乗に比例した面積の集光鏡が必要です。
コロニー以外の宇宙ステーションや宇宙船で核を使うことにはまったく異存ありません。
>>195 シュテファン・ボルツマンの法則は知っておいていいと思います。
>>196 >まじめに立案されたコロニーの構想には必ず放熱システムが盛り込まれています。
その答えが、原子炉は不利であるとの説明になっているか不明。
太陽利用は、巨大な受光部分がそのまま大きな発熱量である。
原子炉利用の密閉型は、その熱量はない。
しかhし、定量的な比較はできないのが残念。
>>194 木星辺りなら始めからそういってくれ。
その辺なら原子力だよな、という話なら、たぶん反論する奴はいない。
地球付近なら、太陽光のエネルギーが有り余ってるし、
太陽電池の調達も月などから簡単に可能って話だから、
太陽電池のほうが楽だろ。
場所はいくらとろうが問題ないし、極端な話コロニーからは
離して設置してもいいんだし。
太陽エネルギーの変換手段に太陽電池しか考えていない人が多くて意外だ。 今の太陽電池の効率は低いので、オニールの構想でもタービンで発電することが考えられていたのに。 この方式なら、太陽電池パネルの欠点はない。タービン発電に関しては原子力と同じ土俵だ。 原子力の方の非タービンの発電の実用レベルはあまり認識してないのだが、どうなってるのかな。
ステファン・ボルツマンの法則を教えてもらったので、 原子力発電の廃熱が中で収まるか、とりあえず計算してみました。 コロニーの温度を15℃。全表面ガラス張りにして計算すると、 輻射熱で失われるエネルギーはオニールの島3号(直径6km、長さ30km)で、243,149,072kW。 スタンフォードトーラスで(直径1.66km、断面経130m)で、832,547kW。 2003年日本の一次エネルギー総供給量23076PJより、 計算すると1人あたりの必要かも電力(6.1kW)。原子力発電の熱効率は32%。 濃縮ウラン21トンで100万kWの発電所を1年間運転。より計算。 島3号で1000万人、廃熱(122,000,000kW)、100万kW原発122基。ウラン年2500t。 トーラス1万人、廃熱(122,000kW)、100万kW原発0.12基。ウラン年2.5t。 一応収まりそう。信用しないでくれ。1桁違ってるだけでもう収まらないな。
最後が間違ってた。取り出した電力も最後は熱になると考え。原発数も違ってた。 島3号で1000万人、廃熱(183,000,000kW)、必要原発数 100万kW原発61基。ウラン年1250t。 トーラス1万人、廃熱(183,000kW)、必要原発数 100万kW原発0.06基。ウラン年1.25t。 でも収まる。
それって、コロニーが太陽に加熱される分を含んでる?
鏡張りで全反射想定。要するに太陽に加熱されない。
いや100%太陽熱利用のコロニーでも放熱板がついてるとしたら (たしかにスタンフォードトーラスの想像図にも大型の放熱板が書いてあった) 放熱は原子力のウィークポイントにはならないと思うが。 太陽電池/反射鏡の交換サイクルと原子力炉芯の交換は 明らかに原子炉のほうが長いと思うが確証はない。
太陽エネルギーの利用はタービンとかスターリング機関だろ。 なんで、太陽電池なんか想定してるの。効率悪すぎ。
>>200 > 輻射熱で失われるエネルギーはオニールの島3号(直径6km、長さ30km)で、243,149,072kW。
島三号のサイズは直径6.4km、長さ32kmだと思う。
なるべく一時資料に近い文献を参照すべきではないかな。
メートル法で丸めた数値を使うと、そのうち辻褄が合わなくなるように思う。
マイルで丸めた数字にも大した意味はないがね… アメリカはコロニー建設の時代になってもメートル法使ってないんだろうなあ…
コロニー外壁修繕でまでインチネジに苦労するんけ フランスはトルクス使ってるのかなあ
日本も旧JISが未だに・・・。
ああ、今見直したら、ガラス張りって書いしまってる。鏡張りのつもりが。 ガラス張りは暑くて死ぬな。ISSとかも白だし。 コロニーの輻射熱の計算方法。 ステファン・ボルツマンの法則(E=σT^4)で288K(15℃)の時のエネルギー(W/m^2)。 390.89=0.0000000567*(288.15^4) これにコロニーの表面積をかけるだけ。意外と簡単。あってれば。 太陽定数(地球が太陽から受ける1m^2あたりのエネルギー)を使うと。 地球軌道上の50cm*1mの鉄板の温度。片面で垂直に太陽光受けてる場合。T[K]=(E/σ)^(1/4) 331.29(58℃)=((1366(太陽定数)/2)/0.0000000567)^(1/4) 地上だと3割引なので、 303.02(30℃)=((1366(太陽定数)*0.7/2)/0.0000000567)^(1/4) 鉄板はちんちんになるので間違ってると思う。誰か指摘してくれ。
地上の場合、大気があるからかな。それを考慮して計算してないからだねきっと。 スレチごめん。
鉄板は真っ黒ってことで。ついでに、 ISS(国際宇宙ステーション)の形って覚えにくいけど、あれって、 常に太陽電池パネルが太陽方向に向くよう回転してて、多分放熱板も、太陽光を受けない方向を向いて、 しかも本体は進行方向があって、90分で地球一周なので写真で見るといつもちがう形なのかなと思った。 普通に考えると太陽の方向へ向けてほっといて、つきに一回調整すればいいような気がする。 あの程度の大きさでも潮汐力で向きが地球に対して固定するよう力がかかるのか。 方向の調整は巨大石臼を中で回してるのかな。 すれち誘導されそうだな。とりあえずISS=コロニーってことで。
ISSの太陽電池は常に太陽の方向を向いていない。 正しくは、ISSの下方向を地球に中心軸に向けて中級の球面上を進んでいる。 地球から見た場合はISSの下が常に見える。(月と同じだ)
おっと、申し訳ない。常に太陽方向を向く運用方法もあった。 その場合のメリット 姿勢制御が容易 ISSから見た太陽の方向が常に同じ方向になるため、太陽電池パドルの指向制御を行わなくても発電できる デモリット 常にISSの-X側に太陽光が当たるため、その部分が高温になりすぎ、逆に+X側は冷えすぎる アンテナが構造物で遮蔽されて通信範囲が狭くなる +Z側に取り付けられた地球観測用の窓から地球を見ようとしても1/4周回分しか地球は見えない
訂正 ×デモリット ○デメリット
補足説明。ISSは普通
>>213 の姿勢であるが、太陽の位置によっては発生電力が
不足してしまいます。このため、そういう時期には
>>214 XPOP姿勢という姿勢を取ります。
LVLH姿勢は、
Z軸を地球中心方向
X軸を進行方向
に向けて飛行する姿勢です。この姿勢は、ISSの+Z側に取り付けられた地球観測用の窓を地球に常に向けることができ、地球観測に好都合であること、ほぼすべての面に太陽光が当たるため、ISSの温度制御が比較的容易なことなどの特徴があります。
>>210 鉄板も地球も黒体じゃないから、放射するエネルギーは理論値より少ない。
一方、天体にはアルベドがある。地球は0.39程度を反射する。
だから、黒い鉄板はもっと熱くなる。地球は低くなるかな。
まあ、大気がある天体は黒体輻射にほど遠いから。
金星なんか理論値からすごく逸脱する。
なるほど、意外と気軽に変えられるんですね。LVLHでぐぐったら解説ページもありました。 CMG(1基281kg、6600rpm)で姿勢制御するんですねぇ。フライホイールは200kgぐらいかな。 そういえばスペースシャトルが発射されてから3日もたってからISSについたので、遅っと思ったけど。 調べると投入高度:約226km、ドッキング高度:約361km。たぶん38分で投入高度に達して、 145km高度を上げるのに45時間かけてる・・・
片側あぶる構造でも、ヒートポンプで熱運ぶだけでたいした問題じゃないよ
前は気になってたけど、計算してみる地球軌道付近ではたいしたことないとおもいました。 反射率と、放熱板で何とかなる。砂漠のほうが大変そう。
0Gでもヒートパイプは動作するだろ。生存に関わることは、できるだけ フールプルーフに作っておいたがいいよ。
>>213-215 えーと、何か根本的に勘違いしてると思われ。
現在のISSは予圧モジュールの進行方向を固定した上で、
太陽電池パネルを回転させて常に太陽を追尾しています。
このとき、太陽電池の空気抵抗によりISSの姿勢は崩れていきますが、
軌道を一周したときにちょうど元の姿勢に戻るようにコントロールします。
これをTEA(トルク平衡姿勢)と言います。
ただし、フライト12AでP3/P4トラスを取り付ける以前は太陽電池を回転させる機構がないので、
ISS全体の姿勢制御を使ってP6トラスの太陽電池を太陽方向へ向けていました。
これがXPOP(軌道面垂直X軸姿勢)です。
ちなみに、ISSのTEAでは軌道上で±約10度まで姿勢の変動が許容されています。 これは厳密にLVLH(X軸を進行方向に、Z軸を地球の反対方向に)を維持しようとすると CMGが飽和しやすく、推進剤の消費が激しくなるためです。
>>222 「CMGの飽和」って、角運動量を目一杯ため込んで、それ以上無理ってことかな?
常時6600rpmで回してて、軸を傾ける方向に応力を得るらしいから、 姿勢変更の負荷でトルク負けし回転数が維持できなくて、 慣性モーメントが減り続ける状態の事じゃないかな。
>>223 そうです。
特定の方向への姿勢制御を続けていると中のジャイロの回転速度の限界になって
それ以上は同じ方向への姿勢制御が出来なくなります。
こうなると、スラスタを使って姿勢を維持しながら、回転を落とす作業をしなければなりません。
これがアンロードと呼ばれる作業です。
すいません、>225は多分間違い。 個々のCMGには特異点と呼ばれる角運動量を発生させることが出来ない方向があります。 この特異点の存在により、CMGは保存できる角運動量に限界があり、 CMGが限界を迎えトルクを発生できなくなることを「飽和」と呼ぶ・・・そうですが・・・
227 :
223 :2009/04/04(土) 15:30:41 ID:o59nQ0CG
>>226 > すいません、>225は多分間違い。
> 個々のCMGには特異点と呼ばれる角運動量を発生させることが出来ない方向があります。
え?互いに特異点をカバーしあうためと、冗長性の確保のために4個あるんじゃないの?
>>225 のほうが合点行くんだけど。
>>227 普通の三軸制御の衛星であれば、>225で正しいはずです。
ただ、>224でも指摘されていますが、CMGってのは回転数は固定して、
軸を傾けることでトルクを発生させています。
手持ちの参考書では、CMGの飽和の原因は特異点であるとはっきり書いてあります。
ただ、ISSに関する全般を扱う本なので、それ以上の細かい説明が無いので・・・。
ただ、おっしゃるとおり、特異点をカバーし合うために4つのCMGがあるはずなのですが・・・。
すいません、ここは私にはよくわかりません・・・。
昔の電話の受話器のコードも角運動量を貯めすぎて 時々アンロードしてたな。
昔っつーか、オフィスの電話は今でもカールコードが主流だし、家庭用でも 親機だけカールコードのセミコードレスはけっこう多いと思うがな。 まあ、親機はホコリかぶってたりするんだけど。
231 :
でゆん :2009/04/05(日) 22:04:41 ID:TaASXxsR
>>199 「宇宙植民島」では、月面では夜間も発電できる小型の原子力
発電所が有望、地球上では夜間・天候の問題があるから太陽光
発電は向かないと書いてあったと記憶している。地球近辺の軌
道上では十分なエネルギー密度があるので、太陽光発電がよい
とも言っていたと思う。でなけりゃ、SPSSとか言い出すわけな
いし。
子供の科学で連載していた宇宙島の少年ってどんな話だったっけ
>>231 SSPSね。
L1/L2に SSPS置いて、月面にレクテナ展開すればいいのではないか。
レクテナの下で、ヘリウム3や他の資源を採掘してたっていいんだし。
>>232 そんなのがあったのか。クラークの「宇宙島へ行く少年」とは別物なんだね。
>>231 月面の熱伝導率は著しく低いので、1mも掘ると温度は年中ほぼ一定。
同じ理由で表面温度の昼夜の較差が大きい。
スターリングエンジンや、低圧蒸気タービン、ゼーベック効果などで発電できるんじゃないの?
麻生さんがSSPS(Space Soler Power System んなのしらんっつの)の実証機を作るとか、 あったけど、エイプリルフールだったのかな。素朴に考えて、レーザーやらマイクロ派で地上に送るって、 それ推進力になっちゃうんじゃないのかな。 (コロニーの売電システム関連ということで)
>>236 値は定量的に把握した方がいい。
光圧=エネルギー/光速
光源方向に完全反射する場合はこの倍。
SSPSの受ける光圧は、太陽光と送出するマイクロ波の合力。
これで計算してみ。たいした値にならんから。
ちなみに、太陽定数1370kw/s^2を光速で割ると4.6e-6Pa。
>>237 また、やっちまった。単位が違う。
太陽定数は1370w/s^2。光速で割った値はそのまま。
>>238 いかん、もちつけ俺。太陽定数は1370w/m^2。
thx。計算してみる。 電磁波全般に使えるのかな。核パルスエンジンの推力計算もできそうだ。
>>240 電磁波全般に適用できるが、核パルスエンジンは生成物があるのでダメだろう。
ややこしそうなので、レーザー推進にしときます。 地球が動いてるので狙った場所に進めるのは無理かな。
レーザー推進は光学分解能の限界があるからねぇ。
今日外出してたら、れんげ畑を見かけた。田植えの前に耕し込んで肥料にするやつだ。 当面自然に落雷が発生するようなサイズのコロニーは建設されないだろうから、 地球のような窒素サイクルは実現できない。順当にはこれを補填するのは、 窒素系化学肥料の散布と言うことになるのだろうが、日本では前からこれを レンゲソウなどのマメ科の草本を植えることでも行ってきた。 ほとんどの植物と違い、マメ科の植物は根に共生する根粒細菌の助けにより、 空気中の窒素を利用することができる。 将来はコロニーでもあちこちで、レンゲソウやクローバーを見かけることに なるのだろうか。 コロニー内の大気に窒素が含まれてる前提ですけどね。
時々農業ブロック内で放電してやったらいいんじゃないの
>>245 放電で窒素化合物作るなんておびただしいムダだろ。
農業ブロックなら、おそらく水耕農法だから水に窒素系肥料加えるだけ。
そもそも窒素は貴重なので、農業ブロックでは大気に加えないのがデフォルトかも。
でも、豆類ブロックだけは通常空気。
コロニーじゃ魚は淡水魚メインでなんだろうな。海水魚でも一部は養殖できるんだろうが、 さすがにマグロは難しいかと。
小骨の多い魚と、昆虫は持ち込み禁止でおながいしまつ。
>>248 昆虫いないと、被子植物の受粉に支障を来します。
風媒花はいいんでしょうけど。
>>245 ある程度初期ストックあれば、人間の排泄物からのリサイクルでいいだろう。
過疎ってるんで、スレ読み返してたんだが、太陽エネルギーの利用で、太陽電池しか かんがえてない連中が多いのは情けないな。 一番効率が高いのは直接利用だが、これは昼間の環境の実現がメインだろう。 次に効率が高いのは、太陽炉による外燃機関(蒸気タービン・スターリングエンジン)に よる発電だろう。コ・ジェネと組み合わせれば効率80%は堅い。 なんで、クソ効率の低い太陽電池なんかに固執するのか理解できんわ。 次世代の量子ドット方式や光学レクテナでも、高効率は期待できないだろう。
経済的な問題?=打ち上げ重量の問題かな?パネルなら軽いし、いくら広げてもいいからね。 宇宙用は高いし、性能よくても15年で半分の効率になるらしいけど。(要確認)
地球から打ち上げるわけでなし、重量は問題にならないと思われ。 やや不安なのは耐久性だが、 人工衛星と違って人間(或いはロボット)が常駐できるし、部品も供給できる。
>>253 主語が明示されていないので何の話をしてるんだか。
太陽電池なのか、外燃機関なのか。
> 地球から打ち上げるわけでなし、重量は問題にならないと思われ。
宇宙でも、質量に見合ったエネルギーが必要なのは常識だろ。
> やや不安なのは耐久性だが、
> 人工衛星と違って人間(或いはロボット)が常駐できるし、部品も供給できる。
なにを対象として語っているのか。
太陽電池は可動部分を必要としないため、振動や高加速に強く、地球からの打ち上げに 適しているため、現状では広く採用されている。 これに対し、太陽光集光型外燃機関は、機械的動作機構を含むため、使用例がほとんどない。 しかし、高エネルギー効率と、大規模化が容易なため、軌道上での組み立てが可能になれば 普及していくと考えられる。
オニール博士のプランでも 打ち上げのためにタービンなどの重量を極限まで減らす必要がないので 発電衛星はコロニーで作ったほうが安上がりだと言ってた
コロニーとか、やっぱ夢があるというかワクワクするじゃん。 純国産コロニーとか造ってほしいな。国内の技術も伸びるし景気回復にもいいだろし。 自由落下状態だと色々問題点もあるから回転して擬似重力作るヤツね。 テザーと太陽光で電力得つつ高度操作して、イオンエンジン(ハヤブサのあれ)で回したりさ。
低重力化して、体力の弱った老人たちがすめるようにする 筋力、循環器系が落ちるから二度と地球に戻らないようにできる コロニーの名前は 姥捨て山 で
>>258 キミもそのうちそっち側へ行くのわかってる?
あまり品格のないこと言ってると、明日は我が身だぜ。
それにそんなことには誰もお金を出したがらないので、実現しない。
そのくらいわかれ。
>>258 地上はゆとり若者だけが残され少ない資源を巡ってヒャッハー!殺しあいか
残酷すぎるw
【科学】月面上に特異点「モノリス」か…NASA
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news7/1239345702/ >米航空宇宙局(NASA)は1日、月面南緯43度、西経11度の地点に、理論的に説明のつかない特異点を見つけたと発表した。
>(中略)
>の中でも20ケルビン程高く、これも誤差の範囲を超えている。我々は月面地下数十メートルに何かがあると確信している。
>私は、この事実を知ってから、2001年宇宙の旅を既に百回以上見た」
>週明けにも、オバマ大統領から全米に向けてのテレビ会見が行われる。
つり
専ブラなので、開くまでもなくポップアップで釣りとわかる件。
>>261 もともと月面には理論上説明がつかない重力の異常に強い部分が観測されていて
それをヒントにクラークが発想したのがモノリスなんだよねー
知ってた?知ってた?w
>>264 ウソを書くな。2001年を書いた時点で、月面の重力異常はまだ発見されていない。
それに2001年には元となる「前哨」という短編が書かれていて、執筆時はもっと前だ。
あーぁ…
アポロの月探査の記事にwktkしてた身としては
>>264 のような書き込みは可哀想にすら思える。
コロニーで使う水って、どこから入手するの?
彗星ね。メリットとデメリットを天秤に掛けたらどっちが多いかな。
わざわざ彗星を受け止めるのは危険すぎるのでは? 地球から持ってこれないなら、小惑星帯や土木の衛星から輸入した方が良いと思う。
>小惑星帯や土木の衛星 言葉足らずだった。「そういうのもひっくるめた水を多く含む小天体」だ。 必ずしも「彗星」として観測されるものではない。
木星系や土星系の衛星は別のデメリットがあるけどね。
酸素は月の石から抽出できる。初期の小型コロニーなら地球から水素だけ 持って行くのはアリかな。 太陽風でも集められればいいけど、さすがにねえ。
コロニーと近い軌道に氷でできた天体をのっけて少しづつ切り出せば良いんじゃね? 大きめの天体にすれば隕石の避雷針にもなるし。
276 :
268 :2009/05/16(土) 00:50:35 ID:gvn36uw/
>>275 そういうことを訊いたんじゃないんだけどな。
そういう天体をどこからどのようにして入手するかが問題。
なんとか惑星間飛行を可能にした程度の技術レベルだと、天体を動かすのは
かなりハードルが高いよ。
>>276 「なんとか惑星間飛行を可能にした程度の技術レベル」だと
スペースコロニーを作るのは難しい、が答えじゃない?
もちろん規模にもよるけど、少なくとも大きなものは無理でしょ。
天体を建設地に持ってくる以外で比較的簡単そうな方法といったら、
逆に天体上に工場を作って、切り出したのをマスドライバーなりで
小分けにして飛ばすとか。
>>277 > 「なんとか惑星間飛行を可能にした程度の技術レベル」だと
> スペースコロニーを作るのは難しい、が答えじゃない?
「なんとか惑星間飛行を可能にした程度の技術レベル」は舌足らずだったかな。
少人数のグループを惑星間旅行に送り出せる程度の時点を想定した。
スペースコロニーは既存の技術またはその延長で利用可能な技術だけで実現するというのが
基本コンセプト。今のところ実現できるというのが検討に関わった人の大方の見解だが。
> もちろん規模にもよるけど、少なくとも大きなものは無理でしょ。
技術の発展は階段を少しずつ上るのが普通。真空管からトランジスタを経ないでLSIは
ないし、ヘダ号を作らずに戦艦大和もない。初めは数千人から一万人ていどのコロニー
から始めるのが妥当。
> 天体を建設地に持ってくる以外で比較的簡単そうな方法といったら、
> 逆に天体上に工場を作って、切り出したのをマスドライバーなりで
> 小分けにして飛ばすとか。
外惑星の衛星からだと、速度増分が大きすぎてマスドライバーは無理。
一旦集積して運ぶ必要がある(ウィンドウとか気化防止とか)。
地球軌道にコロニー作ってるウチは地球から持ってくれば良いだけの話だろう。 水に限らず多くの資源を地球に依存している状況が長く続くと思う。 そのうちアステロイドあたりで氷を切り出して大型宇宙船に満載して 運ぶようになるかもしれないけど、コストパフォーマンスで考えたら 圧倒的に地球依存の方が良いだろうね。
>>279 不確定要素として軌道エレベータの存在がある。ここ100年以内には実現しそうもないと
考えられていたが、CNTの発見・合成で恐ろしくチープに建造できるかもしれない。
まあ、十年以内に可能とかそんなお花畑はともかくとして50年以内だと、けっこう有望かも
しれない。そうすれば水か水素を地球から安価に調達するのも可能だ。
専用スレがあるのでこの辺で。
>>280 実現するかどうか不明なモノは、ない前提で。
>>278 で「スペースコロニーは既存の技術
またはその延長で利用可能な技術だけで実現する」と書いてるよね。
水って地球からどうやって運ぶのよ。 コロニーで必要な量って尋常じゃないぞ。
最初のコロニーは、国際宇宙ステーションのデカい奴と考えれば、其処まで大量の水は要らんだろう 最小の資材で、直径1km(1Gなら)のコロニーを作るならトーラス型かな
>>283 直径1kmで1Gだと、自転周期が45秒で、多くの人が不快に思うレベル。
これ半数以下に抑えるためには自転周期は1分以上にする必要がある。
ちなみに、最小の資材で直径が大きく取れるのはトーラス型ではなくダンベル型。
ああ、そうそう rpmと直径を混同してたわ ダンベル型って何ぞ? スカスカの車輪型よりも構造材が少なくて済むなんて 信じがたいんだが…
>>285 > ダンベル型って何ぞ?
> スカスカの車輪型よりも構造材が少なくて済むなんて
> 信じがたいんだが…
同じサイズの二つの居住区画を長い棒、またはケーブルで接続したモノ。
重心を中心に自転させる。
コロニーで提唱されているトポロジーでは最もシンプルなタイプ。
フィクションでは某アニメのプラントがコレを少々アレンジしたモノ。
はいはいはいはい 2001年宇宙の旅のディスカバリー号の奴ね サンクスサンクス
ディスカバリー号の人工重力区画はリング状だろ。
あー、火星行きの有人宇宙船の話とかで見たことあるわ。 こういう奴だな。 | ̄ ̄\ / ̄ ̄| |底 上>----------<上 底| |__/ \__| でもこれって、もう片方に移動したり、無重力区間利用するのが 面倒そうだよね。途中を紐みたいなものじゃなくて、 荷物が通れるパイプ上にすればいいのかな? トーラス型の一部を切り出したような感じの。 | ̄ ̄\ / ̄\ / ̄ ̄| |底 上=== 港 ===上 底| |__/ \_/ \__|
>>289 > でもこれって、もう片方に移動したり、無重力区間利用するのが
> 面倒そうだよね。
前者はその通りだが、後者はトーラス型でも同じ。
むしろトーラス型だと、スポークの本数が少なければ、リム部分を水平に
スポークの根元まで移動してそこから登っていくことになるので面倒。
>前者はその通りだが、後者はトーラス型でも同じ。 ごめん、真ん中使うのがメンドイは、上の真ん中がただの紐の図 (真ん中を活用してない、本当に単純な構成)を想定して言ってた。 下の図ならトーラスと同レベルなことは書いてて気づいてる。
>>292 > 2010年で縦にグンルグル回ってたぞ
じゃ、2001年じゃないじゃん。
ちなみに2010年のディスカバリー号が回ってたのは、無人になって遺棄されて以降、
人工重力区画の角運動量が、船体に徐々に移ったため。つまり意図した自転ではない。
>>293 シリーズ物だから良いんだよ
理由についてはサンクス
>>293 気になったのが、映画で出てくるボーマンのジョギング。
あれって人工重力のリングに沿って走っているが、
やっぱり走る方向で重力が大きく変わるんだろうか?
>>296 あれくらいのサイズだから、接線速度は大したことないでしょ。
自転と同じ方向に走ったら重くなると思う。たぶんそっち向き。
自転と逆方向に走って軽くなったら運動の意味がないし、万が一0Gになって
しまったまま空中に飛び出したら、リングのどこにぶつかるか制御できないので
危ない。
>>297 どこかに、「走行時方向指定→」とか書いてあれば面白かったろうなw
・・・と思って見なおしてみたが・・・ないな。
>>298 映画版のディスカバリー号のデータが見つからなかったので、小説版を探してみた。
人工重力区画の直径は10.5m。これを自転周期10秒で回すと、直立した成人男性の
重心あたりが1/6Gになる。月の重力とほぼ等しいが、これが彼の世界では人工重力
の標準値だそうだ。
これでリングの接線速度を算出すると秒速3.3m=時速11.9km。まさにジョギングの速さ。
自転と逆方向に走ると浮いてしまいますな。自転と同じ方向同じ速度でに走ると
どうなるか? 止まってると1/6Gだから倍の1/3G。ではなく、2/3G。遠心力は接線速度の
自乗に比例する。
「あー、走ると血が下がるなあ」という感じなんだろう。
でも、10秒で1回転は速すぎる。慣れないと目が回ることは必至。
当時はそこまで問題視してなかったんだろう。
月の極にある水は大した量じゃなさそうだな。
301 :
オーバーテクナナシー :2009/05/31(日) 01:19:16 ID:Q1lOZhjG
ウロボロスの波動 アムスピバイナ
カーリーシリーズは私もたいてい読んでるけど、それがなんなの? 林譲治スレあるから、そっち行けば?
ISSで、たった2,3人暮らすだけでも莫大な資金が要るのに。経済的裏づけや 経済的目的が薄いコロニーに、地球からの資源を目もくらむような資金で 補うのは無理があると思うが。いかがなものだろう。 ISSですら国際協力でやっているが、停滞や後退ばかりで、もうすでに老朽化が 来ている。よほど経済的な見返りがないと数千人規模のコロニーは無理だろう。
>>303 オニールの最初の提案でも経済的な見返りは考慮されてるよ。
宇宙太陽光発電とセットでやって、その莫大な利益でさらに建設を進めることになってる。
まぁ、現時点では宇宙太陽光発電自体が建設コストでペイしないけど。
>>303 ↑にも言及されているが、オニールの最初の著書からコロニーの建設費用の
償還計画が見込まれている。
日本語版はもう絶版だし、記述も端折ってあったが、英語版は現在も版を重ねている。
一読してはいかがだろうか。
参考:
>>29-30
306 :
オーバーテクナナシー :2009/06/02(火) 19:57:32 ID:gf2nBACf
>>299 ランニングマシンだと割り切ればなかなかの出来
「人類火星に立つ」サイエンスシミュレーションって銘打ったドラマでは、宇宙船が火星往復時に、 2010年のディスカバリー号状態で、毎分4.5回転で人口重力0.7Gを作ってたけど。 もしかしてこの回転数でも問題ないって研究でもあるのかな。2〜3年前の作品と思われるが。
>>307 「慣れろ」ってことでしょうかね。
それが選抜の条件にも含まれるでしょう。
>>308 地球上じゃ選抜する環境自体作れないじゃないかな。
それ以上きつい環境で試験化も知れないが、多分短時間でしょ、何日もの
試験自体不可能と思う。選抜が可能なのかどうか?
某マンガでは空気や建設資源の節約のためにほとんど無重力空間にしてたな。 無重力だと壁面も天井も全部床にできるから省スペースになるとか。
>>307 Wikipediaによると、半径100m未満で3rpm以上では酔うという調査結果
があるらしい。半径500m以上で1rpm以下ならセーフという推測も。
それが正しいなら、毎分4.5回転はアウトじゃないかな?
宇宙船の長さ逆算したら62mだね。たぶん。wiki記載基準だとずっぽり酔うね。 宇宙酔いは乗り物酔いする人と関係ないみたいだし、なれるけど。 これは乗り物酔い(遊園地)耐性が高い人はOKなんじゃないかな。 まっ酔い止めでOK。たべなきゃいいし。いちねんはんほど。 ちっちゃいコロニーだと、酔う人は持病扱い。 めまいよく起こす人は地球の回転についてけないからだよ。月か、金星に行けば治るんじゃね。 あと。もしかすると、赤ちゃんの時、高い高いとか、ぐりぐり振り回したりしてると耐性ができるかも。 アレルギーもそう。赤ちゃん汚いとこほっとくと・・・違う違う。 痛みもそうなんだって。赤ちゃんの時痛い目にあわせておくと・・・ダメダメ。
>>312 その番組の宇宙船は、62mが一塊になった宇宙船?
確か、マーズダイレクトかなんかの計画案では、
宇宙船とロケットの残骸(帰還用のロケットだっけ?)
を紐でつないで、半径を長くとって回転させることが検討されてたはず。
(これはこれで、姿勢制御とかに課題があるらしいが。)
そういうのなら、小型の宇宙船でも酔わないんじゃないかな?
宇宙飛行士って暇なのかね。 私はまた、事前にぎゅうぎゅうに詰め込まれたミッションを、不測の事態に直面しつつ 限られた資材と機転で切り抜けていく、過労死真っ青の仕事かと思っていたぞ。
>>315 ISSなら結構ミッションがぎゅうぎゅうだと思うけど、火星探査とかなら
移動時間は暇なんじゃないかな?
火星滞在時も、天候なんかによっては探査できないこともあるだろうし。
まぁ、人類初の火星探査とかだと、嵐が来ても嵐を観察してろ的な
ミッションがあって忙しいだろうけど。
>>316 > ISSなら結構ミッションがぎゅうぎゅうだと思うけど、火星探査とかなら
> 移動時間は暇なんじゃないかな?
理由は?地球近傍と惑星間空間の大きな違いは、地球の有無だろうが、
地球から離れたことで観測できるモノもあるんじゃないか。
地球磁気圏の広がりとか、太陽−地球のラグランジュ点とか、地球から見た
太陽の死角とか、惑星間空間そのものの太陽風の様子とか。
>>317 >理由は?
乗り物の用途が違う=搭載しているであろう設備が違うから。
移動用で軽量化が必須な宇宙船に、固定施設である宇宙ステーションと
同レベルの機材は積まんだろ。
まして、移動期間は年単位、どう考えても時間が余る。
ISSも面白実験とか見てると、暇そうに見えるもんね。みんなニコニコしてるし。 受験生のほうが忙しそう。ニコニコもできない人はメンバーに選ばれないんだろうけど。 日本人的感性から言うと、デレ〜としててもカメラ向けられたらシャキーン!として、 忙しそうなふりをして欲しいね。実際は逆なんだろうが。 いちゃつくカップルを見たくないような、狭量な感情なわけだが。
ISSは設計上、日常メンテに一日あたり2人日の作業時間を必要とするからね。
点検ばっかやってそうだ。自動化して乗員に負担かけないようにしないと。
>>321 基本設計が1980年代後半〜1990年代前半で古いから・・・。消耗品も多いし。
ISSほど広くないし 食料や酸素を節約するため、なるべく動かないで欲しいから。
>>323 なるほど。でも運動しないと、火星で立てない可能性があるよね。着陸時に骨折れたら笑えないねぇ。
運動以外は薬づけで眠らせるとか。ひえ〜。
325 :
でゆん :2009/06/06(土) 22:59:51 ID:z+J2y0uy
>>279 コスト的には小惑星からの方が有利。
地球から持ってくる場合も小惑星から持ってくる場合
(小惑星の平均軌道から地球近辺までのホーマン軌道で計算
してみた)も必要な速度増分は約 11 km/s 。しかし、
推力が小さくてもよい小惑星からの輸送の方が安く済む。
燃料代も激安。細かく砕いた砂粒を進行方向の逆に射出すれば良い。
>>325 でゆんさんだ。お久しぶり。
射出速度は太陽系を離脱する速度でお願いします。
そうでないと、将来、太陽系内レベルのデブリ問題になりかねないので。
327 :
でゆん :2009/06/06(土) 23:48:50 ID:z+J2y0uy
>>326 ここしばらく規制の巻き添えで書き込めませんでした。
>>325 小惑星帯から地球へのホーマン軌道だと11.3km/s程度必要だけど、火星でスイングバイさせる
重力アシストを使うと、速度増分は6.19km/sで済みますね。
100億トン程度の小惑星の90%の質量を地球軌道まで運び、速度増分の変更は延べ1年で終了
させる(全旅程はもっと掛かる)とすると、必要な加速度は1/50,000G。必要射出速度は58.7km/s。
初期推力は1.96GN。うーん、これはエネルギー要りそう。
329 :
でゆん :2009/06/08(月) 21:40:23 ID:ZVQRT9Ek
>>328 >>重力アシストを使うと、速度増分は6.19km/sで済みますね。
なるほど。これだけ違えば使わない手はないですね。
しかし、ことスペースコロニーの資源供給の点では、小惑星その
ものを持ってくる必要はないわけで(328氏は別の目的を考えている
のかも知れませんが)。
必要な元素を必要なだけ輸送すればその方が安上がりだと思います。
彗星起源の小惑星なら、水もまだ内部にあることが期待できます。
こういう小惑星は、太陽に近いスペースコロニーの軌道に持って
こない方が水分維持にも有利でしょう。
330 :
でゆん :2009/06/08(月) 21:56:29 ID:4X5fKKYx
あ、
>>328 では小惑星そのものを地球軌道に持ってくるとは言って
なかったですね。間違いました。すいません。
>>329 ゴメン、地球軌道付近での減速を加えてませんでした。
必要な速度増分のトータルは 9.13km/sです。
思ったほど劇的ではないですが、節約するのなら使わない手はないと。
>>330 100億トンの小惑星そのものを持って来る想定です。間違ってません。
ただし、質量の10%を反動質量として消費します。
332 :
でゆん :2009/06/10(水) 23:11:19 ID:a1bdE8wY
ありがとう。しかし、
>>328 を読んだ時点で推進剤質量が全体の10%だと
読みとらないといかんね>>自分。
このスレではあまり盛り上がらない話かも知れないけど、
>>289 みたいな
デザインの小型スペースコロニーで実験するところから本当は始めなければ
ならないんだろうね。
ダンベルの片方の底からもう片方の底までの距離を1マイルとすれば、
1G の重力を 1 rpm で出せる。住人一人あたりの床面積は 67 平米(これ
には異論を唱えたいところもあるが)と計算されているので、例えば10人
住まわせるとなると、総床面積 670 平米、ダンベルの玉一つあたり
335 平米となる。円形だとすると半径 53.3 m
さて、何人で始めるのがいいんだろう。
閉鎖生態系実験のバイオスフィア2は、 1.27ヘクタール(12700m2)で8人。2年目標だったみたい。 1Gは使うコロニーないと思うので、やめて月か火星に合わせて。 住人一人あたりの床面積は 67 平米はどこの数字? 東京23区より少し人口密度が高いレベルだね。 12700m2+アルファで8人でいいんじゃないかな。 根拠はおんなじぐらいあればできるかなっという。
別にバイオスフィア2にこだわる必要はないと思うけど。 あれはミニ地球的なプロジェクトでいろいろ制約をつけてたけど、 実際のスペースコロニーではエネルギーの許す限り、空気浄化装置なり 機械類でまかなってもいいんだし。
バイオスフィア2。 建設の目的は人類が宇宙空間に移住する場合、閉鎖された狭い生態系で果たして生存することが 出来るのか検証すること。 実験はこの中で農耕、牧畜を行い食料と水分、そして酸素を自給自足することを最大目的としている。 牧畜は不要と思うけど。農耕もバイオプラントとかですむならそれでいいし。なるべく金かけずに小さく作って、 かつ、何度も段階を踏まずに、次には、恒久的に運用できるスペースコロニーを作れるような パイロットシステムがいいんでないの。バイオスフィア2に特にこだわるわけではないけどね。 でかすぎる?一人当たりの面積は居住区の面積じゃないのかな。
>>332 289みたいな規模なら、最近よく建設されてる超高層マンションに近いんじゃないの
都の人口一人当たりの面積って、道路のウェイトがわりと大きいんじゃないかな
車がいらないマンション内部と考えれば道路も最小限で済む
337 :
でゆん :2009/06/11(木) 21:46:30 ID:ac30+wm5
すません。
記憶を頼りに
>>332 書きましたが、間違ってました。一人当り 47 平米です。
ソースは
>>2 の「スペースシャトルの科学」です。体積は一人当り 823 m^3 が
必要と書かれています。著者の新田さんは、バイオスフィアJに係わりのある
人だったと記憶しています。
新田さんの本は他にも「宇宙に生きる」を読んでますが、いずれにせよ
氏のなされている仕事は、宇宙ステーションでの短・中期的な居住を
どうするかという視点にあるので、スペースコロニー推進派的には
少し方向性が異なっている感じを受けました(いきなりスペースコロニーの
ような、超長期居住目的の実験をやろうとしても、予算が下りないだろう
ことは十分に理解できることではあります)。
バイオスフィア2の成果を盛り込んで バイオスフィア3をやってみれば、また違う結果が出るんじゃないかと思うんだが・・・。 予算がな・・・。
339 :
でゆん :2009/06/11(木) 22:10:55 ID:ac30+wm5
>>333 バイオスフィア2は、失敗したプロジェクトという以前に、設計・実施
内容いずれも科学的に評価されていないという難点があったと思います。
したがって、失敗したデータをそのまま使うわけにはいかないと思います。
成功するために、バイオスフィア2のデータを生かすことはもちろん必要ですが。
>>334 空気浄化装置なり機械類の性能がよく、信頼性も高ければ、確かに
そうですね。しかし、これまでの宇宙ステーションの例を見るに、
それは(現状では)難しいでしょう。可能になるのは、スペースコロニー
の第2世代以降になると思います。
340 :
でゆん :2009/06/11(木) 22:57:21 ID:ac30+wm5
>333
>>1 Gは使うコロニーないと思うので、やめて月か火星に合わせて。
私は、1Gとするのが適当な判断だと考えています。
重力を小さくすると、筋力・骨密度ともに低下し、今まで地上で
できていたことができなくなります。事故などによる人体の
破壊度合は大きくなり、老年期の骨粗鬆症も深刻になり、日常生活に
支障をきたすでしょう。
これらのリスクを冒してでも低重力にする理由、もしくは、これらの
リスクが存在しないとする判断する理由があるのなら、低重力とする
議論にも価値はあると思いますが、どうですか?
低重力による害は確認されてないでしょうが、筋力・骨密度がその定住環境のGに合わせて 変化するのは推測できます。 地球に戻ればつらいでしょうが、しばらくリハビリすれば問題ないでしょう。 宇宙で老齢期を迎えた人はわざわざ地球に戻ってこないでしょう。 ある時期にどうするか本人が選択するんじゃないでしょうか。 地球に戻る必要がなくなれば、誰も1Gなんて、、、ありがたがる人はいないでしょう。 まずは低重力のコロニーか月で人類が1Gに永遠に縛られるのかテストしてみる必要がありますね。
そんなに悩むようなことか? とりあえず1Gで最初のコロニーを作った上で、中二階で0.8Gのフロアや 0.5Gのフロアを作って、動物でも飼育すればいいだろ。 何もいきなり居住フロア全体をリスクにさらす必要は無い。
1Gで進めていいですよ。ここで議論しても世界標準が決まるわけではないので。 そのうち独立して、コロニー落としするかもしれませんが。まだ先のことです。
人間の身体が1G用に作られているんだから1Gが最適と思われる。 建設上の都合でそんなに回転できないというなら多少はやむを得ないが 最終的には1Gになるのが望ましい
>>344 結論には同意するが、先頭行は必ずしもそうではない。
進化というのはランダムに起こるので、1Gに合わせたと言うことではない。
例えば、一日のサイクルは24Hより幾分長い方が最適らしい。
重力も検証してみないとわからない。
346 :
でゆん :2009/06/12(金) 22:38:07 ID:dmfZ7hec
私が1Gに拘っているのは、スペースコロニーでの生活の質を悪化させ
たくないのが理由です。地球への帰還が楽になるのは、おまけ
みたいなものです。
>>コロニー落とし
で思い出したけど、白亜紀末の大絶滅の隕石説が出されたのが1980年
だから、ガンダムのコロニー落としより後です(これにびっくりした
のは私だけ?)
ちなみに、地球に衝突する巨大隕石の監視・駆除はスペースコロニー
の主要任務の一つと考えています。
>>345 慨日リズムは生物種や個体によってまちまちですよ。ヒトは確かに25
時間ですが、24時間より短い生物種もあります。
>>345 いや、「1Gに合わせて」進化してきたのは事実だろう?
(一日の速度は昔はもっと速かったが、それに比べると重力はほとんど変わってないと言える)
重力が変化すれば血管の太さ、骨の硬さなど複雑なパラメータが変更され
内臓などに予想もつかない負担が起きるかもしれない。
たとえば人間は直立することによって腰痛などの病気を抱えることになった。
進化で姿勢が変化しても、ある部品の強度を都合よく上げることはできない
(材料は限られてるから)つまり、進化は魔法ではない。
現在の宇宙飛行士でも無重量空間では恒常的頭痛に悩まされる人がいる
これは三半規管異常による乗り物酔いの延長ではなく脳の血管が膨張し
血流が変化することによる、地球上では起こりえないタイプの頭痛らしい。
>>346 >だから、ガンダムのコロニー落としより後です(これにびっくりした
1stガンダムの「コロニー落とし」は、(多分)ヤマトの遊星爆弾から発想されたもので
単に大きな爆弾というか…環境破壊兵器という位置づけは(作品中では)あまりなかった
(放送終了後に出版された本で粉塵による二次被害、地球の自転速度の変化について言及されている)
後の逆襲のシャア(1988)で「核の冬」という概念に言及され環境を破壊するものという意味づけが
付加された。これには当然隕石説の影響もあるでしょう。
>>347 > いや、「1Gに合わせて」進化してきたのは事実だろう?
ダウトだ。
突然変異はランダムに発生する。その中で環境に適応した個体が生き残っていく。
決して目的指向で起こるものではない。
「1G環境で生き残る」=「1Gに合わせて進化」ではない。
人間の身体も現環境に最適化されているわけではないことは、貴君が挙げる例でも
明らかではないか。
もう言葉遊びになってる気がするよ。 適応だの最適化だの美しい(?)言葉で飾っても 実態は「環境に合わなかった個体は死ぬ(または子孫を残せない)」だけなんだよね… 低重力環境しか残ってないならしかたがないが、 わざわざ低重力環境で子供を育てて、下手をすれば死ぬか一生寝たきりになるかもしれない (成長のどの段階で障害が発現するかも予測できないからね) という博打をわざわざ行うほどの利点が見えないんだよね… 「1G以外に適応する」利点がね。
地球に戻らなければ困らんよ
>>346 コロニーでの最適Gがいくらになるか。これはデータがないので議論しても結論は出ないでしょう。
今のところ、0Gでの長期滞在からの類推でしかない。
もしかしたら、一日のうち一定時間をコロニーの軸で働いてる人たちは、バランスを取るために、
それ以外の時間を 1.2G環境で過ごした方がイイということになるかもしれない。
現時点では、テラフォーミングと違って環境を人間の方に合わせられるのがコロニーの利点なんだから、
1Gでデザインしておいて何ら不都合ないと思うけど。
>>351 「困らない」では利点にならない。
たとえば人間は直立歩行によって森林が減りつつある世界で行動範囲をひろげられるという利点があった
それがなければ、腰痛で故障が多い変種として消えていったかもしれない。
それに、「地球に戻れない」というのは心理的にすごいマイナスだろう
(実際、経済的な理由で大半が戻れないとしてもだ)
コロニーそのものの構造体に1Gに絶える強度を持たせる必要が無くなり軽量化できる
ときにイスラム教徒はどっちに頭下げて礼拝すんのかのう
利点はもちろん体が楽なこと。宇宙に行った人は無重力を喜び、地上に降りて1Gを地獄に思う。 もし、コロニーに0.8G区画と1G区画を作ったら、健康おたく以外は0.8Gに住むよね。 あと、コロニーの強度とか必要な資材の問題。どの程度の違いが出るのか誰か計算プリーズ。 一番の懸念が生殖から子供の成長だろうけど、 実験は必要だが、問題が起きるとしてもパーセンテージの問題だと思う。 まぁ背は高くなるよね。日本人が栄養を取れるようになって背が伸びたのと同じように。 同時に糖尿病体質が欧米より多いといったような、環境が変わったことでの病気は出るでしょう。 はたして、日本人は質素な食事をしてちびのままでいたほうがよかったのか。 ガンダムのコロニーは0.8Gみたいだな。人生の1/3を寝て過ごしてる人類が、 1Gじゃなきゃ健康でいられないなんてへん。宇宙の滞在記録は2年ぐらい。 地球上でも0.5%の違いはあるみたい。 胎児は羊水に浮いてるんだが、果たして影響はあるのか。 とはいえ、1Gで話しは進めてもらっていいです。できたら俺が回転ゆるめに行くけど。
身体が楽なのは利点か? 重力は身体に緊張を与え組織の結び付きを強める働きもあるので、 楽だからという理由で減らしてしまうのは安直に思えるな。 いっそのこと気圧も下げてはどうか。 酸素の分圧が同じなら呼吸は困らないし壁が軽量化できて肺の負担が減るはず(ただし火災の危険が上昇w)
僕は寝起きが悪いもんでね。
>>357 沸点が低くなって、料理とか、熱い飲み物や食べ物がムリになるがそれでもいいのか?
猫舌ならいいだろうが。圧力釜がないと煮物もできないし、ご飯も炊けない。
あと、豆類など窒素を省くと生育できない植物類もある。実験レベルならともかく
永続的にはいろいろまずそう。
>人生の1/3を寝て過ごしてる人類が、1Gじゃなきゃ健康でいられないなんてへん。 骨格の影響でなくて循環器、内臓への影響。 寝ている間も内臓には重力がかかってる 羊水の中の胎児も同じ。水中に浮いてる潜水艦の中でも1Gが働いている。 重力が弱くなれば血圧も弱くなって血栓の危険が増したり 腹腔は重力に対して圧力で支えているので、この圧力が弱くなり 内臓にかかる圧力も下がる影響は?などといろいろ気になることがある。 単に背が高くなるくらいではすまないように思える。
そうなんだしらなかった。潜水艦の中の人も浮いてると思ったよ。海の中でも1Gかかってるんだ。 2年間宇宙へ行ったったきりの人もいるわけなんで、低重力耐性はあると思う。 低重力固有の問題もあるだろうけど、たいていは程度の問題だと思う。 実験しなきゃわかんないね。人類が地球の重力の呪縛から逃げられるかどうかなんで、 その程度の手間は惜しまない方がいいと思う。
>>359 電子レンジで温めればよい
というのは冗談だが…低重力でも困らないというなら低気圧でも困らないだろうという反論なので…
しかし脱線だが電子レンジは酸素もいらない水蒸気もでないから
宇宙では便利かもよ?
電気代がかかるが
>>362 > しかし脱線だが電子レンジは酸素もいらない水蒸気もでないから
ネタだよね?
>>361 >2年間宇宙へ行ったったきりの人もいる
いないいない。
連続滞在記録はヴァレリ・ポリヤコフの1年2ヶ月。
通算滞在記録はセルゲイ・クリカレフの2年と2ヶ月だけど、これは宇宙飛行4回分の合計。
ISSに滞在する宇宙飛行士は1日1時間〜2時間の運動が義務づけられてるわけで
子供に同じ事はできんでしょ。
>>364 了解。でも1年2ヶ月で充分。なにが充分かしらんが。
興味はあるね。ISSでSEXから子育てまでやって欲しいな。放射線のほうがやばいわけだが。
ISSは週6日毎日2時間て書いてあるね。戻ったときのためやってるんでしょ。
じゃなくて低重力。スペースコロニー無重力にせよ!とか言ってないし。
>>362 楽になれるわけでないので、気圧を下げるのは、積極的には賛成しないけど、
コロニーの強度に関係するよね。利点が多いなら低気圧でいいんでないの。
あ〜。元気が出るなら酸素圧あげてもいいな。しらんげど。
>>365 すげー。回ってるよ。スカイラブのほうが幅が広そうだね。
皆でやると船体が回りそうだけど。CMG(姿勢制御装置)の代わりに使えないかな。
367 :
でゆん :2009/06/13(土) 20:53:47 ID:nu2rnhPL
>>348 >>ヤマトの遊星爆弾
ううっ、確かにそうだ。忘れてました。恥かいたけどよかった。
>>重力
例えば骨。陸にあがった脊椎動物は、骨の中にミネラルをため
込んでいます。その不足が長期的に続くのはよくない。
微小重力環境下では、骨密度の著しい低下が進行します。骨密度
の低下により、生体活動に必要なミネラルが不足し、場合に
よってはイオンチャネルが正常に働かないという事があるかも
しれません。
>>人類が重力の呪縛から逃げられるかどうか
もう少しゆっくりやりましょうか。
破骨細胞や骨芽細胞の活性を副作用なく操れる技術が現実に
なれば、微小重力環境下で長期間活動させられるかも知れません。
暑ければ脱ぎ、寒ければ着るように、脱着可能なスーツとして
微小・低重力に対応する技術が開発されるかもしれません。それは、
やはり宇宙に住み着いてしばらくしてからのことでしょう。
それこそ、スペースコロニーに住み着いてから「お前ら、重力に
縛られ続ける気か?」と言った方が説得力もあります。
陸にあがった動物たちも、「骨にミネラルため込んでおけばいい」
という結論に至ったのだろうし、打開策はあるはずです。
火星の重力は地球の1/3だ、火星コロニーの方が可能性が高いことを考えると、 1/3でもOKという方向に走るだろう。だからコロニーも1/3までOKとなってしまうだろう。
初期は、火星開発目的で地球圏で作ったコロニーを火星軌道に乗せるんじゃないかな? その時点ではコロニー内の疑似重力は1Gだと思う。 やがて火星地上に住む人、とくにネイティブ火星人が多くなってきて彼らが自発的に コロニーを作るようになったらその重力は火星基準になると思う。
どの重力にするにしても 運動用・地球への準備用とかで1G 港と工場なんかの低重力って最低でも2つ、間に居住用の一つの重力があるのが現実的だと思う
重力が1/3で済むコロニーって、利点多くないか? 巨大にしなくても重力出せるし、強度も楽になる。 内部の移動もらくらくだ それに、火星のテラフォーミング案は、直接火星基地になってるが?
最近火星のテラフォームがスペースコロニーより簡単に出来ると信じてる人が多いようだが 一体どこから生まれた誤解なんだろう…
例えば数百人規模のコロニーが出来るのはどちらは早いだろう?
俺は火星だと思うが、あまり根拠は無い。
>>372 は俺の誤解を解いてくれ
>>373 火星の植民とテラフォーミングを混同してないか?
>>734 俺が言いたいのは、火星の方が先に定住すれば1/3の重力での環境に
問題が無くなると言っているのだ。!!!!あほか
日本語でおk
>>734 は、かってにテラフォーミング終了まで拡大解釈して、
あほな批判をするな。
>>375 >火星の方が先に定住すれば1/3の重力での環境に
>問題が無くなる
低重力のスペースコロニーで問題ないか?って話をしているのに
火星の低重力に適応できたら問題ない、って主張がされているような。
みんな、当面は問題ないか判らないから、やっぱり1Gだよね?
って話なんじゃないの?
仮に火星の開発がスペースコロニーより先に進んだとしても、
定住した移民者が低重力で病気を患って全滅するとか、
体に異常を抱えつつも地球に帰ってこれないので社会問題になるとか、
そういう展開もあるかもしれない。
火星には適応できるみたいなノリで話を進めるのは不味いでしょ。
実際、火星コロニー案には、地上付近に円筒形の回転する
居住区をおいて1Gを確保する、ってのまであるんだしさ。
また、宇宙開発が素晴らしい速度で進んだとしても、
しばらくは地球が人類の中心地、というのは変わらないと思う。
その状況で、地球に二度と降りれなくなるような重力にしてしまうのは、
居住者にとって不親切だと思うよ。
研究の結果、リハビリすればすぐ適応できるとかなら別にいいけど。
やはり火星教団が紛れこんでたか…w 冗談はともかく、火星に数百人規模の植民地を作るには 地球軌道上に数千人規模の植民地がないと無理だな
>>379 その場合、月にも相応の人数が配置されると思う。
ときに、コロニーの話をするに当たって、火星ってなにか存在意義あるの?
別に資源面で重宝するとかなさそうに思うんだが。
>>377 >>372 に言及しているからそう思われても仕方ないんじゃないのか。
別にただ指摘されてるだけで、攻撃されてると妄想して逆ギレするのは
どうかと思うけどね。
煽られ耐性以前だね。
わかんないけど、火星のテラフォーミングまたは火星開発の前線基地として 火星近傍にスペースコロニーを作るって事じゃない。 地球に無意味に作るより、意味があるだけ現実性が高いかも。 ま、中継基地みたいな規模の小さなものは、地球に近傍に先にできるかもだけど。 コロニーと名づけるようなものができるのは火星が先かもねって話でしょ。 きっと。
そういえば、火星近傍に作る場合ってどんな軌道に作るんだろう? 地球近傍だと、地球−月間のラグランジュポイントとか 言ってたわけだけど・・・。 火星−フォボス−ダイモスのバランスが取れるところとかに作るのかな?
>>383 何が無意味なんだい?
煽りととられかねない言動は謹んだほうがよい。
単純に考えて火星では人員輸送が大変な以外に、フォボスとダイモスしか資源衛星がないから
資源確保もちょっと難しいんじゃないかな。
>>385 そうですね。無意味というか、
人類が宇宙に出てく足がかりとか、人類滅亡を防ぐため(海底都市か地下都市のほうが安上がりかも)、
とかは考えられるけど。作る理由としては弱いかもという意味で。
火星には水があるので人類生き残り計画としては、火星とセットがいいかなと。
作るのは地球軌道上でしょうね。地球で1Gでいいです。いづれ連邦とは戦う・・
>>386 結局理由は「水がある」だけなの?
火星植民しても他に太陽系内に火星型惑星はないし、そこで終わっちゃうんだよね。
ノウハウが活かせない。
スペースコロニーなら地球の可住表面積を越えて増やして行けるけど。
漠然と「引っ越すとしたら星の上かな」と思ってる人は多そうではあるな。 何しろオニール以前はみんなそう思ってたわけで。 惑星移住派が欲しいのは、重力と大気に保証された安定感なんだと思うけど、 火星を地球化したとして、どこまで安定するもんだろうか。 結局空気漏れを防ぐために星ごとでっかい殻で覆って、 「惑星サイズのコロニーが出来ました」なんてオチだったりして。
蓋があったらコロニーなのか?
>>384 火星の衛星は月に比べて格段に小さいところが気になるな。
火星に軌道エレベーターをたてて資材を運び上げるという手も有るが… それ自体が大工事だしな。
>>384 火星の衛星は捕獲した小惑星らしくあまりにも小さいので、L4/L5での重力によるアンカー効果は期待できない。
なおかつ、火星に近すぎ。ダイモスは火星の静止軌道の少し外、フォボスは火星の自転より3倍以上速く公転する。
かといって、太陽−火星系のL1/L2は遠すぎるので、公転周期1,2週間ほどの中途半端な軌道になるんじゃないかと。
そもそも、小惑星帯じゃなく火星の回りにスペースコロニーをおくメリットが理解できないんだけど。
交通の拠点なら火星の衛星か宇宙ステーションでいいし、住むのなら火星の衛星そのものに住んでしまえばいい。
重力が小さいから掘るのにそんなに不都合はないし、衛星の質量自体が宇宙線や太陽風の遮蔽となる。
重心の周りをリング状に旋回すれば、人工重力も可能。
もし火星開発をするならコロニーを一丁運んだ方が足場作りがやりやすくないか? 1から衛星開発したり火星にドームを作るんじゃ、開発スタッフが落ち着いて 休める場所ができるまで何年もかかってしまう。 静止軌道に宇宙ステーションでもいいけど、疑似重力も欲しいでしょ。
>>393 > もし火星開発をするならコロニーを一丁運んだ方が足場作りがやりやすくないか?
運んでみ?
コロニーの質量と惑星間の移送に要するエネルギーを甘く見すぎている。
コロニーの移動にはエネルギーかかるといえばかかるけど スイングバイ使えば地球軌道を離れるときと火星軌道に 乗るときだけで後は微調整ですむでしょ。 適宜に細々と物資を送るなら時によってはスイングバイを 使えないときもでてくるだろうし、かかるエネルギーも 時間も、はじめからコロニー持っていった方が少なくて 済むと思うんだけどね。
396 :
でゆん :2009/06/16(火) 21:49:23 ID:Yemf4/FE
>>388 それどころか、スペースコロニーを否定する人(惑星ショービニスト
とも言う)もいます。
>>395 えーと、あなたの言うスイングバイとは何ですか?
>>395 出発地と目的地でスイングバイを使う手法は初耳だ。kwsk!!
行程途中での加速/減速/方向変更しかできないと思っていたが。
地球でスイングバイして、水星で何度かスイングバイして、水星にいく探査機もあるみたいだが?
>>398 メッセンジャーと同じ手法は使えないよ。
火星に持って行けるようなスペースコロニーを作る頃には、地球周辺の衛星軌道が稠密で
コロニーのようなでかい構造物を何度もスイングバイさせることはできない。
まぁ、地球→火星の移動といったって、コロニーの規模にも よるから一概に否定はできないとは思うけど。 計算してないけど、人口数百人の小規模コロニーをイオンエンジンなりで 10年かけてのんびり移動していく、とかならあまり非現実的では ないんじゃない? 現地に直接拠点を作るのと、どちらが効率がいいかはともかく。 あ、地球付近ではもう小さすぎていらない、というのを移動 とかなら経済的にも割に合うかな?
ガリレオ (探査機) 金星に向かい、金星、地球、地球とスイングバイを行って増速する方法を用いて木星に向かった。 メッセンジャー (探査機) 地球、金星、金星、水星、水星、水星でスイングバイ。よりみちしちゃだめよ。
はやぶさ(工学実験探査機) 地球スイングバイを経てイトカワへ
403 :
でゆん :2009/06/16(火) 22:46:48 ID:Yemf4/FE
>>401 月、地球を使う方法はあるようですね。
しかし、スペースコロニーを使って火星をどうにかするという
話はスレ違いなので、火星開発のスレでやるべきですね。
>>399 デブリが掃除されてれば、、、高々数キロの物体が通る隙間はあるでしょ。
>>404 >>395 から返答がないので、無茶を承知で尋ねるが、地球から火星へコロニーを送る
スイングバイの手順をデザインはどうなるか教えて欲しい。
関連して話してるように見えるのでいいんじゃないかな。
407 :
でゆん :2009/06/16(火) 23:44:51 ID:Yemf4/FE
>>405 わかりません。ガリレオで探してみては?
ISSはコロニーなのか?
>>409 ISSは宇宙ステーション
(1) 名称(International Space Station)からしてそう。
(2) コロニーは太陽光以外は自給自足が原則(完成後)、ISSは補給の消費が前提。
(3) コロニーは自立した社会が原則、ISSは地上で立案したプログラムで行動。
(2)と(3)は微妙な基準な気がする。 それを満たしていなければオニール・シリンダーでも 宇宙ステーション扱いになってしまうのかな? 経済的、政治的に完全に独立した宇宙島は、宇宙島が 多数建造される時代でもできないんじゃないか?
>>411 政治はともかく、経済的には独立してもらわないと困る…
多数のコロニーを建設なんて到底無理になります。
(宇宙人の侵略に対する基地とか無理矢理な設定が必要になるw)
基地と植民地の違いは、
(1)訓練を受けた専門家が
(2)短期間滞在するのが
基地というのが一般的な定義じゃないか。
独立じゃなくて自立ね。スペースコロニーでは獲得できない資源も あるだろうから経済的に独立は困難だろう。
>>411 >>410 は原則的な意味で書いた。言葉足らずだが、実際にはゆるく適用するか、目標とか
理念程度に受け取ってもらっていい。
実際はコロニー同士や月・地球と物資のやり取りがされないはずはないし、人・情報も行き来する。
天変地異で地球との接触が断たれた場合、やろうと思えばなんとかなるのがコロニー。そんなイメージ。
ISSは長期滞在クルーというのが半年ぐらい滞在してるから、 コロニーといってもいいかも、しれないかもしれない。 英語ではスペースコロニーとは言わないんじゃなかったっけ。 コロニーという単語がまずいみたい。
>>416 入植・植民を意味するからかな?
英WikipedhiaだとSpace habitatになってるな。
ISSは永住者がいない時点でコロニーとは言わないと思う。
上手く纏まっていないし、ちょっとズレてるだろうが 宇宙植民という形で筒型やドーナツ型の巨大人工島だけを 「スペースコロニー」というのは違うと思っている 地上では船上生活者や土地を持たないテント生活の遊牧民でも 住人とされている国があり、一方では日本のように生活資源の大半を 輸入に頼っている国もある(日本は自給自足できないわけでもないし 船上・遊牧生活をやめて定住することもできるけど) 土地や自給自足できる建造物を「スペースコロニー」と定義するのか 宇宙空間を土地と見立てて、採掘資源を売買して生活できるように なったりした場合、ISSのような宇宙住居(または宇宙船生活)集団を そう呼ぶのか?どちらも移民・入植には変わりないと思うが ま、スレが指定しているモノがどれかは創造できるんだけど 些細な話だから気にしないでくれ
あ、ID変わってしまった
んー。 少なくとも滞在者のスケジュール管理から、軌道・姿勢の制御、補給物資の種類と数量、 その他もろもろ全て地上側によって管理されてるISSをスペースコロニーというのは違うと思う。 コロニーというからいは宇宙側に主体性が欲しい。
421 :
でゆん :2009/06/18(木) 00:59:30 ID:LTReUSnR
>>408-
語の定義を始めるとちょっと苦しいですね。私もスペースコロニー
という用語自体再考の余地があると思います(日和って使ってますが)。
英語では
>>417 の space habitat 以外にも space settlementとも
言うようです(他の言い方もあるようだ)。
日本語では
>>411 氏のように宇宙島という訳語を使う人もあり、
私も一時期宇宙島と書こうかと考えたことがあります。
あえて新語を提案するなら軌道生態系とか軌道都市くらいかな。
422 :
でゆん :2009/06/18(木) 01:18:34 ID:LTReUSnR
ロニー地球間の貿易はきわめて小さな量しか成り立ちません。 むしろ、地球との経済的な結びつきは期待できないと言ったほうが よいと思います。地球という重力井戸の底からの物資の輸送価格が 極端に高コストだからです。 このコストをH2Aを例にして出して見ます。 H2Aは1機85億円で地球低軌道に10トンの打上能力があります。 1g当たり850円です。何を運ぶにもこのコストがかかります。 2リットルのペットボトルの水が17万円です。これだけの 輸送費をかけても貿易が成り立つのは貴金属なみに高価な ものだけです。 (打上げコストは、H2Aの1/2から1/3程度への圧縮は可能だろう と思います)
423 :
でゆん :2009/06/18(木) 01:26:30 ID:LTReUSnR
増えすぎた地球の人口も、同様の理由で宇宙に移民させることが 困難です。世界では年間7800万人もの人口が増えています。 一人の体重を60kgと仮定し、7800万人を地球低軌道に送り出すには 約4000兆円かかります。これは、生命維持装置その他のコストを 一切無視しています。ちなみに世界の年間総GDPは約6000兆円です。 同様に重力井戸の底にあるという理由で、他の惑星の開発にも 私は多くを期待できません。
>>418 遊牧民は一応経済的には自立してる(建前は)
日本も経済的には自立してます(他国に食料をめぐんでもらってるわけじゃなく、貨幣で買ってるから)
ISSはまったくの赤字で自立からは程遠い
長期間いる人は、長期滞在の研究のためか、帰りのロケットが来ないか
あるいは宇宙飛行士の不足で交代人員が来ないかw(でも真剣にそうです)
のいずれかです。
経済的に自立できるような系を考えると、ある程度の人口を持った
筒型やドーナツ型のスペースコロニーになってしまうわけ。
>>417 そのWikipediaの冒頭の記述を読んでみ?
Space Colonyも呼称の一つだから。要するにOne of Them。
植民地を連想させるから排除された、ということではない。
日本語では仮名書きにした場合、ハビタットやセトゥルメントでは長いし、馴染みがない。
O'NeillのThe High FrontierでもColonyやHibitatが混在してるから、気にする必要ないと思う。
オニールのプランだと増えすぎた人口の吸収や農業生産地としてコロニーを 作ることになってるけど、そういう用途では採算が合わないと思う。 あくまで宇宙開発の一環と考えた方が良くないかな?
>>422 >ロニー地球間の貿易はきわめて小さな量しか成り立ちません。
>むしろ、地球との経済的な結びつきは期待できないと言ったほうが
>よいと思います。地球という重力井戸の底からの物資の輸送価格が
>極端に高コストだからです。
極めて小さな量しか成り立たない、は言いすぎじゃない。
金融立国コロニーやハリウッドコロニーみたいなものなら、
データのやりとりだけで大規模な貿易が成立するでしょ。
それスペースコロニーでやる意義あるの?という意見は置いといて。
あとは、地球に輸出する(落とす)だけの半ば一方的な貿易なら、
コスト的な壁はないと思う。
地球からは・・・本当に貴重なものや、これまで人類が地球に溜め込んできた
資金を吐き出してもらう形になるかな。
>>427 L4/L5から低軌道へのΔVは 4.1km/sも必要なんだが、無視していいコストじゃないぞ。
>>428 重力に逆らって大気圏を突破して地球から上げるためのΔVと、
宇宙空間を移動するためのΔVじゃ、価値がだいぶ違うと思うが。
比推力的な意味で。
>>426 宇宙開発自体が採算がとれないの王様みたいなものでw
研究目的なら、人数はなるべく少なく規模はなるべく小さくしたほうがいいわけで
結果的に一人何役もこなす過密スケジュールに。
>>429 推進剤をどっから調達するか、とか
輸出品の原料をどっから輸入するか、とか
コロニーってガンダムみたいな一箇所穴開いたり、毒ガス発生したら全滅みたいな作りにはしないだろ あの度デカイ開閉式の鏡とかガラス部分も無意味だし 大型船だって一部浸水してもいいように区切ってるんだし 太陽光をあんなんで取り込むなら光ファイバーとかLEDで電灯付けるだろ ガンダムのコロニーって普通に無いと思う
>>433 早く逃げるんだ
ガンダムのコロニーしか知らない程度の知識で書き込むと総攻撃を受けるぞw
435 :
オーバーテクナナシー :2009/06/18(木) 20:52:10 ID:rlOScDIq
>>434 コロニーといえばガンダムが基本。
ESC連打
遠い将来的には資源の供給先として、宇宙開発も実用性をおびてくるとは思うけどね。 そして、宇宙の労働者の生活のためにやがてはコロニーが建築される。 あるいはエジプトのピラミッドのように、景気対策の公共事業としてコロニー建設を… まあ希望的観測ですが。
なんとなく、軌道コロニーじゃなくて軌道エレベーターが拡張されてリングになっちゃうような気がする。 あくまでも妄想の範疇だけど。
軌道エレベーター作ったは良いけど不況になって宇宙開発は停滞 しょうがないからエレベーター上部の宇宙港をゆっくり拡張みたいな流れとかありそうでイヤダ
>>431 別にウランやらが必要なわけじゃないし、小惑星や彗星、
それで足りなければ月辺りから確保できると思うけど・・・。
というか、(規模の大きな)スペースコロニーってそういう資源
の加工なりを行う拠点、ってイメージなんだけどさ、
ひょっとして世の中では単品で自給自足してるイメージの方が主流?
>>437 軌道エレベータだけでも現代の技術ではハードルが高い(不可能?)のに
軌道リングはもっと難しいだろ
441 :
418 :2009/06/19(金) 00:15:33 ID:aeWzW47E
宇宙で巨大建造物を建設できる前提として 輸送コストや資源調達方法がある程度確立している筈 (今現在やろうとするのは不毛に近い話だろうし) その時代に家族単位や会社単位で宇宙での生活を労働者として または研究者として可能になっているのではないだろうか? そういう背景で考えると巨大建造施設はもっと公共的な 生産や貯蓄、緊急避難場所のような存在になっているような 気がするんだが 現在の技術に毛が生えた程度でイキナリ宇宙島を建設する訳がないし 民間技術の習熟があった上での宇宙生活だと思うのだが その前提で「スペースコロニー」の意味を考えてみた
宇宙の移動住居みたいなものか。 難しいんじゃないの。ISSみたいな小規模施設じゃ放射線防御も難しいし 細胞分裂の活発な妊婦や子供では危険なしろもので バンアレン帯の外には出られないはずだし。 そういう防御を地上並みにするには大規模な施設で防ぐしか確実な方法はあるまい。
>>432 なるほど、地球近辺での速度変更には使えるな。
しかし、月軌道付近から低軌道へのトランスファ軌道への速度変更はタダではない。
まあ、これも行き来が頻繁になれば、ロータベータを使うとか解があるんだけどね。
バンアレン帯のまっただ中にISS作るの?
>>444 >>418 のような発想について検討してみたんだが…
ISSのような小規模な設備をバンアレン帯の外で運用するのは
経済的・安全性的にあわないんじゃないかということ。
すごい放射線防御ができてるかもしれないけどね。
447 :
418 :2009/06/20(土) 02:08:00 ID:Wjp7oXmG
建設場所について前提がズレている人がいるようなので技術的な問題とは別に 少し補足すると・・・ 宇宙の何もない場所に住居施設を建設する事に何の利益があるのだろうか? そこに住む住民は何から利益を得ればいいのか? と考えると、某アニメのようなスペースコロニーの建造方法はどちらかというと 宇宙の何もない空間に島流しにされているような状態じゃないか?と思う 人口が増え地上に住む場所がなくなるといった理由は、超極所な宇宙空間に 生活の場を移転させる理由としては極浅く、環境を整備できる大型施設を作れば 地上には生活できる場所が現在よりも(宇宙施設よりかなり割安で)出来てくる それよりも宇宙で生活する上での糧を得るためには資源を持つと思われる 小天体郡や惑星・衛星の近くに探査と資源採取を両立しながら、同時に 近隣の空間への中継施設とするほうが経済としては成り立つのではないだろうか
じゃあ資源のない日本はとっくに終了してるわけだね…
土壌と水が豊富で広大な経済水域を持ち空気はなんぼでも供給される日本に資源が無い? スペースコロニーと比較するレベルで?
>>449 日本に水が豊富って海水のこと?真水は決して豊富じゃないが?
降水量×国土面積÷人口の一人あたり降水量は世界平均の1/4。
昔から水争いが絶えない土地だったのを、先人の努力で安定して廉価に清潔な水が
入手できるようにした。
それでも降水状況によっては渇水期の水不足があるわけだが。
451 :
オーバーテクナナシー :2009/06/20(土) 11:06:18 ID:JEQgSKtV
普通に豊富だっての 世界平均は一部の地域が大量に降るから高くなってるだけ
452 :
オーバーテクナナシー :2009/06/20(土) 11:08:35 ID:JEQgSKtV
基本的に米作が可能てことは水が豊富だってこと
話がずれてるようだが… 資源のあるとこにだけ人が住んでるわけじゃないでしょってこと。 それに、月面は半月間夜で太陽エネルギーが使えなくなる。 無重力工場が作れない 月から資源を打ち上げるのは地球よりはるかに簡単で 見かけと違って月面とスペースコロニーの経済的な距離は近い。
研究と資源採取以外にコロニー作るメリットが無いのが目的なんじゃないの?
×目的⇒○問題
歴史上、それ以外のメリットなんてあるか? 地球滅亡(元の居住地の環境悪化)か、宇宙人が攻めてくる(異民族の侵入)しか移住圧力はない
人間は他の動物と違って賢いから、今の居住地の永続性に疑問を感じて常に新しい居住地を探すわけだが、 他の動物並に愚鈍なバカが足を引っ張るのが問題だな。
大航海時代が来る前の古代人も、海の向こうまで行くことに何の意味があるか理解してなかったな
人間が地球上に広まったのは、大航海時代のはるか昔。 まともな文明すらも無かった時代だが、なにか?
460 :
でゆん :2009/06/21(日) 10:13:32 ID:CsvfW+pk
>>426 >>宇宙開発の一環
宇宙開発の担い手としての役割も期待しています。
地上からの宇宙開発は前述のようにお金がかかるので、それを
スペースコロニーが請け負うわけです。これが一つの柱。
>>427 質量を持つ物体の貿易がほとんど成り立たないと言うべき
でした。質量を持たないものであれば障壁は小さいですね。
コロニー側の商品としては宇宙開発、メテオロイドの監視・
駆除、電力供給(地球に強力な電波を送信すべきではない
などの理由でお蔵入りになる可能性もありますが)あたりが
有望かな。商品ではないけれど、地球企業の誘致もありかと。
(災害や政情不安に備えて拠点を分散している多国籍企業など、
関心を示してくれるんじゃないだろうか)
購入物はソフトウェアや、コロニーでは調達不能な物資と
いったところかな。
461 :
でゆん :2009/06/21(日) 10:20:33 ID:CsvfW+pk
>>447 >>小天体郡や惑星・衛星の近くに探査と資源採取を両立しながら、同時に
>>近隣の空間への中継施設とするほうが経済としては成り立つのではないだろうか
どこに中継するんですか?
>>457 良く言えばロマンチック
悪く言えば"人類の賢さ"を疑いたくなる発言だな
動物が地球上に広く分布してるのはなぜだw
>>458 大航海時代は資源の採取でしょ
あと宗教上の対立が原動力の一つか。
別にみんなが宇宙に進出しようと思う必要はないよ。 人類は60億人もいるんだから、定期的に誰かしらの人なり どこかしらの国なりが宇宙進出を目指すよ。 時期尚早なりでうまくいかなければ大損するだろうけど、 そのうち技術力やらのタイミングがあって成功すれば、 その集団が宇宙で発展する、というだけのこと。 大航海時代だってそう。 早すぎたヴァイキングの北米入植は、損害を出しただけで終わりだった。 でも、まさに適切なタイミングで行動したコロンブスやその後の 入植者は、大きな利益を得ることができた。 いまや彼らの末裔は世界中で大いに繁殖している。 宇宙開発だって、同じような話だろう。 打ち上げコストが当面高すぎて解決の目処が立ってない問題はあるにしろ。
宇宙開発は大航海時代よりも南極探検だな。 具体的な利益につながる道のりは遠い。
>>464 もう少しみんなが躍起になるものがあればいいんだけどねぇ・・・。
金の塊みたいな小惑星でも見つかれば、我も我もと乗り出してきて
一挙に開発が進むとは思うんだけど。
たとえ儲けられたのが最初の一例だけだったとしても。
>>463 インディアンを無視してるのが気になったw
北米は決して人間の生存に適した条件がなかったわけじゃないが、宇宙は…
>>466 いや、大航海時代は、ネイティブアメリカンが欧州由来の伝染病で
壊滅的な打撃を受けていた時に一気に制圧したわけで、
「まさに適切なタイミング」なのだよw
>>467 いやバイキングが失敗したのは時期の問題じゃないだろwって事
>>468 いやまあ、>463が正しいとは思わんけどw
バイキングはネイティブアメリカンと抗争になって追い返されたわけで。
一方、スペインのアメリカ入植は、伝染病によって混乱状態にあった
ネイティブアメリカン同士の抗争につけ込んだわけで。
(コロンバスの新大陸発見以前に大型漁船による小規模な交易があって
伝染病はそのときに持ち込まれたらしいから)
もちろん、タイミングだけの問題じゃないが。
470 :
463 :2009/06/22(月) 02:29:04 ID:sojJTi17
伝染病はコロンブスの新大陸発見以降ですよ? インカに天然痘が蔓延したのは1526年ごろだし、北米も1540年頃の 探検家がミシシッピ川流域の多数の大集落を目撃していますから。 ただし北米も既に病気が広がりつつあり、1600年ごろにきた入植者は、 大集落とは遭遇していませんが。 (草思社「銃・病原菌・鉄(上)」より) もっとも、やってきた本人達はまさか自分達が伝染病を蔓延させている とは思わなかったでしょうけど。 時期の問題がちょっと言葉足らずだったようなので・・・。 技術力やらが適切なレベルに達したタイミングで行動した人・集団が 利益を得られる、 人間はまぁ大勢居るから、誰かしらの人なり集団なりが 定期的に行動に移しているはず、 なので、賛成しない人がいようがなんだろうが、そのうちちょうどいい時期 に行動を起こした人・集団が成功するだけでしょう、と言いたかった。
471 :
463 :2009/06/22(月) 02:29:44 ID:sojJTi17
後、スレ違いになるけどヴァイキングについて。 ヴァイキングの北米入植が失敗したのは、航海技術・造船技術の不足が 原因として大きい模様。 10世紀頃の技術では大西洋を直接渡ることができず、グリーンランドから 海岸沿いに3000kmもの沿岸航海をせざる得なかった。 このため、出発地のグリーンランド自体の生産力の低さとも相まって、 北米にまともな戦力を送ることができず、現住民との抗争に耐えられず、 撤退を余儀なくされたとのこと。 (草思社「文明崩壊(上)」より、って上と同じ作者の本だな。) 後もう少しグリーンランドが南にあったら、ヴァイキングも成功したかも しれなかったが、彼らにとっては残念なことに、 あの地理と当時の技術力ではどうにもならなかった。 このスレ風の言い方をすると、後少し地球が小さくて重力が軽ければ どうにかなったかもしれなかったが、残念ながら今の技術力では アポロ計画が限界で(ry
いや、結局インディアンは「障害」としか見なしてないじゃん インディアンがアメリカ大陸最初の「入植者」だろ?w 別にインディアンの肩を持つつもりはないが、 ヨーロッパ人の入植は単なる領土紛争であって 「人間が生きていけない環境を開拓したぞ!」と言っても アメリカ人以外は「はいはい、頭大丈夫か」と言うしかないねw
473 :
オーバーテクナナシー :2009/06/22(月) 04:48:52 ID:MgQc9HW8
欧州白人以外は人間じゃないんだろう
474 :
463 :2009/06/22(月) 10:15:14 ID:sojJTi17
>>472 だって別に北米入植の同義的うんぬんを議論したいわけじゃなくて、
どういう時に障害を乗り越えて入植が成立するかとかそういう例に上げた
だけだから。
インディアンなんて、火星や月の環境と同じ障害物でしかありませんが何か?
しかし現地での交易や道案内も可能で、たとえ母船が壊れても頑張れば 生きてくことだけはできるアメリカ大陸と、生きていくのに必要なものが 何もない宇宙では差が激しすぎるな。
はっはっは頭悪いなあタコw 「障害物」すらないのが宇宙なんだよ。
477 :
463 :2009/06/22(月) 12:21:43 ID:sojJTi17
>>475 だからあくまで、チャレンジは繰り返し行われるので、
適切な技術力で入植を試みた人が成功し、そうでない人が失敗する、
という例だと何回言ったら(ry
別にアメリカ大陸への入植と宇宙移民の難易度が同じようなものだとは
言っとらんわ。
例えが悪かったか? CDを使ったゲーム機はいろんな会社が開発したが、
早すぎたPCエンジンは失敗して適切な時期に行動できたPSは
成功できた、とか言えば通じるのか?
>>476 じゃあとっとと移民しろよ。
真空や低重力は障害物ではないんだろ?
478 :
463 :2009/06/22(月) 12:28:01 ID:sojJTi17
ああ、PCエンジンやプレイステーションと宇宙開発は同じように考えらない、 という反論は無しでな。 最初から、 >打ち上げコストが当面高すぎて解決の目処が立ってない問題はあるにしろ。 と、宇宙開発には他の問題と比べてコストが高い(人類存続中にできるかというレベルで) という問題があるのを意識した上で、 誰かしらチャレンジを繰り返してそのうち成功する奴が出てくるだろう、 だから反対する奴がいてもそんな気にする必要はない、成功した奴が得をするだけ、 と言っているんだから。
もういいよ。 お前は何もわかってない。 PCエンジンが失敗? 頭おかしいなw (レーザーアクティブとか言うならわかるが…w)
バイキングのほうが技術レベルは高かったのに人数で勝るインディアンに勝てなかった。 つまり移民は細々とやるんじゃダメで ある程度の規模がないと成功しないという教訓しか導き出せないな。
宇宙開発に適切な時期ってどんな時期だ? 地球では人が住めなくなる時か、容易に地球外の資源を採掘できるほど技術の高まった時か… どちらにしてもあと100年や200年でそれが来ることは無さそうだな。
地球に人が住めなくなる時にコロニー作る人的資源や資源があると思えん
地球に人が住めなくなったら大気圏脱出に核パルスロケットが使用できるので 移民はぐっと楽になるw
484 :
463 :2009/06/22(月) 21:18:03 ID:sojJTi17
>>479 お前が文章を何も読んでないことは判ったから、もういいよ。
スレ違いの内容も多いしこの話は止めるよ。
>>480 だから、大規模にやるためには技術の発展が必要だったんだろ?
っていうか、別にヴァイキングはただの例だと(ry
>>481 そこが問題だな。宇宙開発の場合、その前に人類が滅亡とか
平気でありそうなのが困る。
日本が何はともあれチャレンジする側に回ってくれることを祈るわ。
技術的に可能でも、チョモランマの頂上やマリアナ海溝の底に大都市を築こうとは だれも思わないだろう。そんなことに適切な時期など存在しない。 夢のない話だが、宇宙開発も同じかもしれないぞ。
実際豊富にあるのは太陽エネルギーくらいのもんだしな。 他の資源は総量こそ凄いけど、集める手間がバカにならん。 (もっとも、その総量が桁違いだからこそ進出の意義が強調されるわけだが) 海水から資源を採取して海上都市を造るがごとし……かも。
海には養殖と言うすばらしい資源があるはずなのだが。 夢のような海上都市や海底都市は山のように語られているが。 実現したためしがない。宇宙などそれ以上に何も無い。
SF板とは思えないほど新しい事を嫌う奴ばっかだな、このスレ。
>>488 SF…?
ついでに突っ込んでおくと
科学的根拠のない妄想はSFじゃなくファンタジー
>>491 最近、宇宙観光の分野が盛り上がってきてるのは、金持ち相手なら
採算があう見込みがたってきたからじゃないの?
最初の宇宙植民はコロニーより月や火星、小惑星のドームが先かな?
>>492 何にせよ、実現しなきゃ先は続かないからな
実現する事で、問題点や改善案なども具体的に検討できるようになるんだから
地球は、ここ20年くらい停滞したままだったんで、まじめに検討すべきだろう
月は良いスタート地点になると思う
そういえば、民間の宇宙観光会社が打ち上げた宇宙ステーション って今どんな感じなんだっけ? ジェネシス1とか2とかいう奴。 まだまだ試験用?で、本格的なのを2011年だか15年だかに打ち上げる って話だけど、その割にはあまり話しに上がらないような?
496 :
でゆん :2009/06/25(木) 01:13:23 ID:f9AsHOSi
前の方で、人口増対策としての宇宙開発がコスト的に無理だという ことを書いたんですけど、宇宙開発そのものは否定していません。 年間7800万人という人口は、例えば日本という平均よりは大きな国 でも受け入れられないわけで、月も火星もスペースコロニーもその 役には立ちませんよ、と指摘しただけです。 要は適切な規模のスペースコロニーを考えたい、というだけのこと です。「スペースコロニー建造は無意味」と受け取られそうだなと 思ったんで念のため。
497 :
でゆん :2009/06/25(木) 01:21:33 ID:f9AsHOSi
>>487 >>夢のような海上都市や海底都市は山のように語られているが。
>>実現したためしがない
鋭い指摘だと思いましたが、海上・海上都市建設コストと現行の
漁業のコスト、宇宙都市建設コストと宇宙開発のコストを比べた
上で判断すべきかと。
スケールメリットというものもあるから、量産できれば現行ロケットでも1,2桁くらいは打ち上げコストを 下げられるんじゃなかろうか。それでも年間1億弱はムリありますけどね。
>>496 というか、今の世界人口が本当かどうかも謎だからな
実際は言われてる数の1/3くらいかもしれない
そう考えると、あんま深くは考えなくてもいいかも
>>499 まあ、個人的な妄想に留めておいた方がイイ。
中印だけで世界人口の1/3越える。
中国なんか一人っ子政策で、実際カウントされてない人口がどれだけいるやら。
>>498 量産効果はモノによって効き方が違うからね。
最初から大量生産を前提にした設計をしてないと、90%とか99%のコストダウンは難しい。
逆に、量産を前提に設計したものを少量生産すると、すごいコストがかかる。
>>501 最初から量産前提で設計しなければ量産とは言わないだろ。
つまり設計コストが分散して安くなるのが魅力であって…
ところで地上から打ち上げるより空中発射のほうが当然安くなりそうなのに
ろくに実用化されてないのは不思議だな
軍事目的ならさらにメリットがあるし。
503 :
でゆん :2009/06/25(木) 01:55:59 ID:f9AsHOSi
>>498 ロケットのコストダウンはそこまでは難しいでしょう。
宇宙開発総コスト圧縮のための月面基地、スペースコロニーという
考え方に賛同者はいないのかな。
>>502 ロケットの場合、設計コストは税金で賄う構造になってるから、量産しようがしまいが関係ないよ。
空中発射は、航空機関系のコストが上乗せされてしまうので、
現代の技術だと簡単に安くはならないのが実情。
>>504 技術上の話なのか政治的な話なのか
それらしい事を言いたいだけなのか
じゃあ民間事業主体が参入すればオッケーですねw
空中発射が有利なのは離陸して飛び立つまでは航空機と同じだから
航空機の器材やノウハウが流用できて経済性や安全性が上がるという所
さらに発射方向が基地に関係なく自由に選べる。
>>505 まあ、どっちかというと技術論だと思うけど。
全部民間資本となれば、それこそイニシャルコストを償還しなきゃいかんのでハードルが上がる。
量産前提の設計ってのは、アイソグリッドの削り出しのようなワークタイムのかかる加工を止めるとか
作業者の熟練度に左右されるような加工を回避するとかそういうのね。
空中発射は、現在の技術だと、ロケット燃料を搭載する以上は
安全確保のために民間用の空港や機材を流用できないのよ。
分離機構やらを考えると航空機も専用に用意することになるし。
前半、専門用語はわからないのでスルーさせてもらうが、要するに量産化と言ったら通常再設計コストまで入っているという事。 後半は打ち上げ専用の空港を作ればいいだけ。 空港の設営維持業者は星の数ほどあり、ほんの少数しかないロケット発射台設営維持業者に比べると コストも安全性も優位にあり、競争によりさらなる発展が望める。 何も民間の「施設」を流用しなくてもいいんだよ…w
>>507 >>498 に「現行ロケットでも」ってあったので、ああいう書き方をした。
が、自分で読み返すとちょっと論旨が一貫してないな。すまん。
後半は打ち上げ専用の空港を作るって事は、空港の人員や施設の維持費を
全部打ち上げだけで賄うことになるので、結局のところコスト的には不利だろう。
専用の空港を作ると言うことは施設も人員もそこへ貼り付けることになるわけだから。
(打ち上げのあるときだけ出向させても良いが、そうすると出張費ってかたちで乗っかるし)
もちろん、打ち上げ受注が十分に多ければ専用空港が採算にのるだろうけど
その損益分岐点はかなり上の方にあると個人的には思う。
>結局のところコスト的には不利だろう。 そりゃあ通常の空港に比べたら割高だろうな。 しかし、なぜ通常の空港と比べなければならないんだ? ケネディ宇宙センターなどが競争相手だし、比べればそうとう割安なはずだが。
>>509 何を根拠に割安なはずと言ってるかはわからんが・・・。
発射台以外の打上基地の施設は全部必要なんだけど。
ロケットの組立や衛星メンテのための施設なんかは全部残る。
ロケットがよほど小型化できれば別だけど、
航空機で行ける程度の高度や速度じゃ打ち上げ能力にはそれほど効果がないから
ロケットの大きさ自体は現状維持で、コストダウンはあまり期待できない。
結局、通常の打上基地のコストに、空港と飛行機のコストが丸々乗っかる形。
そのうち義体や高性能マニュピレーターを持ったロボットが 安価に量産できるようになったら、宇宙に人間は不要になるかもね。
>>512 その論理は地球にも敷衍できるわけだが。
>511
えっと、これの一番上かな。
http://www.usef.or.jp/gijyustu/etc.html この研究は低軌道1トン以下の小型衛星打上を対象にしてるので
主力ロケットの場合は話が変わってくる部分もあるだろうけど…。
・パッケージ化された個体ロケットを使うことで空港での組み立て作業は省略できるとしている。
・小型衛星を対象にしてるので衛星の組立・整備施設も小型化して過般型にできるとしている。
そういう前提を成立させることで、空港を共用可能と考えているらしい。
で、打上能力では空中投下式でペイロードが1.5倍、水平発射式でペイロードが2倍になるらしい。
1段目が無くなるほどではないが、思っていたよりは効果があるようだ。
ただ、このくらいのペイロード増ならブースター追加で実現できるのがほとんどだろうから
コスト的に成立するかと言えば、難しいんじゃないか。
…だから、なんでそこでブースター追加と比較するのかわからない。 まだ研究されてない分野でコストは未知数というのが正確なところだから 今まで知らなかった技術について、性急に判断するのは控えたほうがいいんじゃないかな。
空中発射型の問題に、大きなものは上げられないことだろうな。 飛行機に詰める大きさの限界があるだろう。
>>514 なんかpdfが落ちて来ないんで訊きたいんだが
> 空中投下式でペイロードが1.5倍、水平発射式でペイロードが2倍
ってのは何と比べて?
>>515 割と手垢の付いた分野だと思うけど・・・。
>>517 "名前をつけて保存"で放置してると数分で落ちてきた。
同じロケットを地上発射したばあいと空中発射した場合で比較してる。
地上発射のばあいでペイロード40kg(LEO250km)のロケットと、
地上発射のばあいにペイロードが600kg(LEO500km)のロケットで比較してるが
どっちのばあいでも投下式の空中発射で1.5倍になってた。
>>513 極論すればそうだと思う。
でも、人を生存させること自体が困難な宇宙空間と
必要であろうがなかろうが人がわんさかいる地球上では
人間のコストが大幅に違うから、人間と機械を入れ
替える基準もぜんぜん違うと思うよ。
最近日本で空中発射ロケットを開発とか言っているのは、 性能の問題よりも、打ち上げ機会の確保的な理由らしいな。 種子島でもいろいろ制約があるから。 あと、飛行機の速度なんてゴミみたいなものだから、一段目がなくなる なんてことはありえないぞ? 性能が上がるってのは、空気抵抗が減るって話と、発射場所を赤道付近 にするから地球の自転速度が加わるって話だろ?
>>516 現在の航空機ベースで考えればそうだが
全翼機など、設計を工夫すればいろいろな可能性がある
スペースシップワンなど奇想天外な形状をしていた
>>520 揚力を利用できるのも利点の一つだ
バカ正直に上向きに打ち上げる必要は、本来あまりない。
>>522 ちゅうか、お前さんのは結局
「俺は思いつかんけど、まだまだ空中発射に可能性はあるんじゃねーの?」
って言ってるだけなんだわ。
いや最初っからそう言ってるんだけど…? そしてお前のは 「俺は思いつかんけど、駄目な気がする」 だけだろw
>>521 ああ、ごめん。その辺の話全部書いてあるな・・・。
>>522 ちょっと待った。揚力を使うってのは空中発射とはまた別の話じゃね?
>>524 いや、俺は現行技術を積み上げていっても成功しないと言ってるわけでな。
「ブレイクスルーがあれば成功するよ」と言われても、それが出来るなら苦労せんわ。
頭ごなしに駄目だと決めつけてるわけじゃなくて、今まで色々研究とかされてるわけで
その結果として、現行技術だと難しい訳よ。
>>525 いんや、要は、揚力使って高度を稼ぐことで、1段目が重力損失で無駄に消費してる燃料を
航空機で肩代わりすればいいわけで・・・。
高度10kmを航空機で稼ぐだけでペイロードが1.5倍になるという試算になっておる。
高度20kmあたりに100トンくらいのロケットを輸送できる航空機があれば、
かなり魅力的な話になると思うが・・・。
じゃあ具体的にはどうすんのってところで頓挫するけど。
>「ブレイクスルーがあれば成功するよ」と言われても、それが出来るなら苦労せんわ。 別にあんたにやれとは言ってないw ロケットが唯一無二の解決策か?という疑問に対して そうでもないんじゃないの?というのが論旨だ。 というか、ロケットは今後ブレークスルーが「あっても」多分無理だからなあw 飛行船と飛行機の関係に似てる 飛行船時代は飛行船が未来の空中輸送の主役だと信じられていたが 今ではごらんのありさまだ。
>>528 いや、航空機とロケット、気球とロケットの組み合わせは昔からアイデアとしてはあるわけでなぁ。
んで、小型衛星の打ち上げ用ならなんとかってところまではきているわけだが、
そっから先は航空機側の限界がネックになってるわけで。
まあ、ロケットエンジンが理論限界にぶち当たってるのは事実で、
解決策としては、ベンチャースターみたいに構造質量比の改善を考えたり
エアブリージングエンジンを研究したり色々やってはいるわけで。
>>530 >15項目をイラスト入り各8ページで解説
ページ数と挿絵の量的に、このスレの住人にとっては知ってて当然の
話題しか出てこなさそうだな。
一応立ち読みだけしておくか。
しかし、どんな規模のものを言っているのか不明だが、
>スペースコロニー=200年後
か・・・長いな。仮に科学技術の発展は指数関数的に加速する、っていう
収穫加速の法則なんかをフルに適用できたとしても、2050年ごろか。
ん?そう考えるとそうでもないかな?
>科学技術の発展は指数関数的に加速する 最近は各分野で頭打ちになってきてるぞ
個別の事象は限界が出るが抜け道を見つけるもんだ トランジスタの限界をICが突破した 新世代技術の開発は続いてるし ムーアの法則はいまだに続いてる
>>534 言いたいことはわかる。その理念には同意する。
ただし、トランジスタとICはサイズが違うだけで質的な変化はない。
真空管とトランジスタを例に挙げるならわかるんだが。
>>534 ほんのちょっとしたアイデアで一気に抜けるからね
少しでも多くの頭脳が稼動すれば期待もひとしお
>>537 文脈としては科学技術のブレークスルーの話で、ムーアの法則は枝葉だと思うんだけどな。
ムーアの法則って、あくまで現実の事象に名前を付けただけで 科学的な根拠は0だぜ。
大きさがブレイクスルーの理由にならないなら ナノマシンやカーボンナノチューブですら ブレイクスルー扱いできないね
経験則は未来にも有効な保障はない アポロの頃のスピードなら今頃火星まで行ってるはずだから。
>>541 ナノマシンやカーボンナノチューブを、既存の何かのサイズを小さくしただけの何かと思っているのなら
ちょっと残念な人だな。
>>542 ベトナム戦争がなかったら、よりにもよってイスラエルがあんなに産油地帯のそばに建国されなければ、
ニクソンがドルを慎重に扱っていれば、1984年5月2日の地球の太陽面経過を火星で観測できてたかも
しれないってアーサー・C・クラークが言ってた。
いや、戦争や危機が無いと、技術って急速には発展しないと思うぞ。 特に大規模技術は
>>540 ムーアに関しては法則それ自身が自己予言成就効果を発揮しているから経験則ですらない。
>>545 >537のムーアの法則のグラフは、法則が提唱された1965年じゃなくて
1900年から描かれてるんだけど・・・。
当然自己予言成就じゃないよね?
利用可能なエネルギーについてはもう全部出尽くした感がある。 核融合はとーぶん実用的に使えそうにないし。頭打ちじゃないか? 未来技術だから架空のエネルギーを出してもいいが。正直どうなんだ 宇宙に格安で行けるエネルギーが出てくると思う? 起動エレベーターも核融合と同程度に見込みが低いし。
×起動 ○軌道
549 :
でゆん :2009/06/28(日) 17:57:35 ID:aDkBr+Sj
(・・・反物質エンジン)・・ボソ
>>550 地面を掘ったら反物質が埋まってるわけはないので
他のエネルギーをつかって作り出さなければならない。
そのためのコストは化学燃料その他より安くなることはまずない。
つまり反物質はいまのところ取り扱いの危険なバッテリーにしかならない。
>>544 ベトナム戦争や中東戦争で発展した技術で役立ってるモノって何がある?
兵器技術そのものは除外な。
WWIIならゴロゴロ思いつくんだけど。
レーザー推進ね… 衛星軌道や月面にレーザー照射施設を建設するわけか。 レーザー照射施設自体のエネルギーは太陽光発電で良いのかな? 完成すればメンテナンスに莫大な手間と予算がかかりそうだけど 地球圏の開発は一気に進むな。
ライトクラフトの公式サイトは、いったいいつになったら更新されるのだろうか・・・。
>>551 三次元or時間軸のどれかを反転できれば、通常物質が反物質になるんだけどな。
エネルギー保存則にも反しないしね。
どうやってやるかというとSFになっちまうけど。
>>549 と
>>553 のレーザー推進は別物だろ。
前者は外部からのレーザーで推進剤を加熱し化学ロケットを上回る噴射速度を得る、
後者は外部からのレーザーの輻射圧で推進する。
ちなみに後者は数十AU以上とか恒星間の初期推進ならともかく、地球近辺の移動には
べらぼうに非効率。
>>552 アロンアルファ
元々ベトナム戦争時代に戦場で傷口をふさぐために開発
なんか反物質はすぐ消えちゃうんだけど、 ヘリウムの電子の1個を反陽子と入れ替えると、ちょっびっともつみたいなことが書いてあった。 そのヘリウムはもしかして半反物質というのだろうか。。それともちょっとだけ反物質とか。
>>555 時間軸を反転した時点で、保存則とかどうでもいいと思うがw
>>557 その世界の"ちょびっと"は多分数ナノ秒とかそんな世界なので
誰も気にしないと思います
>>557 反物質が消えるのは通常物質と反応するからで、反物質自体は対応する通常物質と同じ寿命なんだが。
プラズマ化して磁場で封じ込めておくくらいしか、今は保持手段がないかな。
もっともそれを心配するくらいの量、集積できてないんだけどね。
>>559 厳密には寿命が違い、それがこの宇宙に反物質がほとんどない理由だと言われている。
たとえ魔法によって反物質を生産できたとしても、ガンマ線の形で発生するエネルギーを
推進力に変えるのは難しいだろう。
核パルス推進のほうが現実的。
>>560 > 厳密には寿命が違い、それがこの宇宙に反物質がほとんどない理由だと言われている。
CP対称性の揺らぎのことだろうと思うが、反物質が単独では安定なことにあまり関係はない。
> たとえ魔法によって反物質を生産できたとしても、ガンマ線の形で発生するエネルギーを
> 推進力に変えるのは難しいだろう。
> 核パルス推進のほうが現実的。
反物質同士の反応で、ガンマ線しか出ないとお思いか?ハドロン同士の反応はずっと複雑だぜ。
反物質を大量の通常物質とお反応させて、核推進より高い噴射速度を得るというのが手っ取り早い
方法だと思うがね。
核推進だって、発生する荷電粒子やガンマ線を熱の形で推進剤に与えるという方法は同じ。
魔法の反重力物質の話はもういいよw
>>562 そんな話はだれもこのスレではしていない。
SF的には、通常物質をくるっとひっくり返して〜てのはあるが、 このスレの想定技術から見ると魔法過ぎるな。 そもそも反物質エンジンとか核融合エンジンってのは、 大気圏内で吹かしていいもんなのか?
>>563 反物質には重力が反対向きに働くかもしれないって知らないのか?
>>564 > SF的には、通常物質をくるっとひっくり返して〜てのはあるが、
> このスレの想定技術から見ると魔法過ぎるな。
同意。コロニーは、現有技術かその延長で実現が確実視されているものだけ使うというオニールの
コンセプトにも反する。
> そもそも反物質エンジンとか核融合エンジンってのは、
> 大気圏内で吹かしていいもんなのか?
ダメ。噴射速度が速い=高温過ぎる。
ジェットエンジンに対する高バイパスターボファンのように大量の空気を吸入して、運動量を
与えるようなモノができれば別だが。
それに、噴気に含まれる反応生成物が放射能を帯びてる気がするんだが。
>>565 寝言はよせ。反物質はすでに合成されているが、そんな性質は確認されていない。
つか、陽電子にしろ、反陽子にしろ正の質量を持っているのだが。
>>565 いや、普通の物質と質量同じだし。
そもそも加速器とかで普通に反物質作って実験・観測してるから。
重力が反対だったら、当の昔にニュースになって駆け巡ってるよw
もっというと、重力が反対だとホーキング放射の結果、
ブラックホールから反物質だけがあふれ出すことに・・・。
>>567 つーか質量マイナスだと対消滅時に発生するエネルギーがゼロになるとか
>>565 は考えないの?
慣性質量と重力質量が別個だと、等価原理が無効になるのをお忘れなく。
ジェラルド・スミスだっけ?半世紀程度で反物質エンジンが実用化できるとか言ってたの ま、恒星間とか惑星間飛行ってことだし、地上から直接漫画のように飛び上がる必要もないし 核パルスと違って反物質反応なら残留物がないとかなんとか(反物質エンジンでググれ) 後は保存方法のブレイクスルー待ちってとこか?
>>570 物理の初歩はどうでもいいから重力が反対に働くとどうなるか
サルにも分かるように説明してくれ
重力の原理から書いたほうが早いかも知れない なぜ引き込まれるのか?
そんなCERNで何億ドルもかけて研究してるようなことを1レスにまとめて書けるかw
>>569 自分でも知らない事をググれとかw
恒星間飛行で反物質が有効なのは、途中で補給できないから
最も効率のいいエネルギーを選ぶ必要があるせい。
磁場で封じ込めるなら、保管してるだけでエネルギーを食ってるんじゃないの?
核融合なら残留放射能がない組み合わせもある。
>>574 あのー、磁石がエネルギー喰うとか思ってるヒトですか?
超電導磁石なら、超伝導の維持にエネルギー使うかもしれないが、核融合に使う元素類も
保存には低温が必要で五十歩百歩。
> 核融合なら残留放射能がない組み合わせもある。
たぶん、中性子が出ない反応と勘違いしてるね。
>>575 同じことだな。
中性子が防御壁を放射能化するから。
有害なのは中性子「だけ」ではないよ
>>577 ID:tiGbi/qFはあまり原子力関連には明るくないようだ。
残留放射能がない核融合とか言ってるし、「放射能化」とか昔の核アレルギーの人が
使いそうな変な用語使ってるし。
どうして中傷戦法に切り替えたのかわからんがw 残留物が何なのか説明すればいいのではないかな。 もちろん「正しい用語」でw
>>579 どうして逆ギレしなければならないか不可解だが、要はあいまいな記述をしなければ
いいのではないか。
正直
>>574 も
>>576 もどう読んでいいのやら。
こういうのが「あいまいな記述」だと思う。 >有害なのは中性子「だけ」ではないよ 私も原子力には明るくないので教えてくれ
>>580 何処があいまいなのかわからないが…
「核パルスと違って残留物がないとかなんとか(しかしずいぶんあいまいな発言だな…)」に突っ込んで
「核融合反応でも残留放射能がないものもある」と言っただけ。
あとは「なんとかなヒトですか」とか「核アレルギーの人」とか
理論的に反論できないから中傷に移ったと言われてもしかたない発言だけだな…
それで中性子以外の有害物とは?
(あまり今の議論に関係なさそうだけど一応w)
重水素とヘリウム3でしょ それこそ「詳しくはぐぐれ」だな。 ジェラルド・スミスはぐぐってもよくわからないけど…
>>584 やはり臆面もなくそれ出して来たか。
どこが放射能出ないのかと。
中性子の出ない核反応と言うだけのことジャン。
>>585 何が「臆面もなく」なんだ?
文体で笑いをとるのはやめろよw
で、どんな「放射能」が出るのかね?
ここでまさかの「放射線と放射能の区別がついてないオチ」なのか? どっちが初心者なんだ?
>>586 ヘリウム3と重水素を混ぜて、He3-D反応しか起こらないとでも思ってるのかな?
D-D反応も同時に起きるんだぜ。
こっちは盛り上がっているなー
>>588 先に書かれてしまって技術的内容には同意なんだけど、もうちょっと言い方というモノがあるだろ。
それじゃ、煽ってるようにしか読めない。
まあ、放射線のでない核反応はないわな。
臆面もなく「D-D反応も同時に起きるんだぜ」かw
まあそれはメカニズム的工夫によって何とかなるんじゃないの
D-D反応のほうが発生条件が厳しいし。
>>590 放射線が出ないというのではなく、磁場ですべて制御できるかどうかが問題。
>まあそれはメカニズム的工夫によって何とかなるんじゃないの ソースは?
>>591 > 臆面もなく「D-D反応も同時に起きるんだぜ」かw
>
> まあそれはメカニズム的工夫によって何とかなるんじゃないの
> D-D反応のほうが発生条件が厳しいし。
He3-D反応の1/10くらいらしいけど。
無視できるレベルだな。
いつまで、原子力の話とか続けるの? コロニーには必須技術ってわけじゃないんだろ? あったら選択肢が増える。その程度のもんだろ?
>>593 1/10が無視できるとか、さすがにネタだよな?
いずれにせよ、スペースコロニーの黎明期だと、間に合っても
D-T反応の核融合炉ぐらいだろうな。根拠は無いが。
核融合炉の話が出てるのはスペコロのエネルギーは 太陽光だけじゃつらいということかね?
コロニーの外に置くなら、太陽電池より安くできるんじゃないかな。 さっぱりわからないけど。
ゴシック雑誌読んだド素人が絡んでたようにしか見えんw
なんだか格式高そうな雑誌だなw
>>592 ソースがあるような文体に見えるのか?
どう表現したらいいんだw
根拠もないのに自分の考えが絶対であるかのように偉そうに語るなってことでしょ 文字だけじゃ真意が伝わりにくいんだから、もう少し配慮して書き込もうよ
「寝言はよせ。」とか、そういう表現のことか。 どっちにしろ科学的に確認されてもいない事項(たとえば反物質の重力に対するふるまい)を 自信たっぷりに書き込むのはやめてほしいよな。 まじめに研究してる人に失礼だろ。
光速不変の法則みたいな実験で確かめられたものと 理論上の仮説でしかないホーキング放射みたいなものは 区別する必要があるな。
理論上矛盾なく展開されている仮説と、 理論的にもまともに提示されていない事項(たとえば反物質の重力に対するふるまい)は 区別する必要があるな。
アインシュタインは量子論を認めたら光速以上で情報が伝わってしまい矛盾するとして量子論を認めなかった。 だが実際に量子もつれは実験で確かめられた。 矛盾があったらそこで思考停止せずに新しい理論が作られる。それが本当の自然科学というもの。
反物質の重力は普通の物質と同じ、何も矛盾してないのでおk。 ブラックホールに対生成された量子が片方だけ落ち込むと、 そのままでは矛盾が起きてしまう → ホーキング放射発見。 ということですね? そのとおりですね。
いつホーキング放射が発見されたのかね?w 提唱されたのは知っているが。 ニュートン物理だって体系内部には何も「矛盾」はない。 現実の実験結果と照らし合わせたら合わなかっただけだ。 実験結果も出てないうちにオッケーとか言うのは科学的じゃないな
まぁ、良いんじゃないのw 駄レスでもスレ伸びように良い見えるしwww
あ、ちがったwww 駄レスでもスレ伸び良いように見えるしwwwwwwww
それこそ「当の昔にニュースになって駆け巡ってるよw」だな。 だいたいブラックホールも発見されてないのに…
>>606 >ニュートン物理だって体系内部には何も「矛盾」はない。
体系外部と矛盾があったんだろ?自分で書いてるのに何で判らないの?
>>609 じゃあ、訊くが「ブラックホールが発見される」ってどういうことか、貴方の定義を述べてみ。
>>613 テクノバーンのそのクソ記事なら思いっきしあちこちで否定されてるぞ。
第一、その本ネタ日付2004年。ホントなら等に大騒ぎだ。ナシナシ。
>>614 誤記訂正orz
×等に大騒ぎ
○とうに大騒ぎ
>ブラックホールに対生成された量子が片方だけ落ち込むと、 >そのままでは矛盾が起きてしまう → ホーキング放射発見。 そもそも、この説明あってないだろw 理論上のブラックホールを量子論的にシミュレーションしたら、 放射が起きるということを示しただけ。 別になにかの現実上の矛盾を説明したわけではない >いずれにせよ、反物質に重力が逆に(ry というヨタ話とは比べ物にならんがな。 >等に大騒ぎだ。ナシナシ。 君に仕切る資格があるとは到底思えんな…
>>616 >理論上のブラックホールを量子論的にシミュレーションしたら、
>放射が起きるということを示しただけ。
だから、何で放射が起きると考えたんだよw
>ブラックホールに対生成された量子が片方だけ落ち込むと、
>そのままでは矛盾が起きてしまう
から放射が起きるんじゃないか?と脳内でシミュレーションしたんだろ?
それとも、まさかコンピュータシミュレーションでみたいなもので
見つかったと思ってるのか?
(実際のところ、ホーキングがどういう理由でそれを思い立ったかよく知らないけど。)
>>616 :
> 君に仕切る資格があるとは到底思えんな…
「詭弁のガイドライン」そのままの言動でワロタ
>>617 >だから、何で放射が起きると考えたんだよw
いったい何を聞いてるんだ?
詳しくはホーキング博士に聞いてくれw
俺が言ってるのは、相対論のように実験の矛盾を説明するために
考えられた理論ではないということだ。
なぜならブラックホールもその放射も観測されてないからな。
>から放射が起きるんじゃないか?と脳内でシミュレーションしたんだろ?
>それとも、まさかコンピュータシミュレーションでみたいなもので
いったい何を聞いてるんだ?(2)w
紙と鉛筆でシミュレーションしたかコンピューター使ったか知らないが
たいした違いはない。理論上の帰結としてこうなると言ってるだけだから。
だからもし理論どおりならなくても、物理上はなにもおかしくはない。
途中の理論が間違ってたんだなというだけだ。
すでに決定された事項みたいに考えるのはおかしいんだよ。
「ジェラルド・スミス」でググれってどこに書いてるんだ?
>>619 お前が人の話を聞いてないのはもう判ってるからいいw
>605では(あえて実験のじゃなくて、とは断っていないけど)
理論上の矛盾を埋めるために考え出されていてその理論に矛盾はない、
他方、反物質の重力は普通の物質と同じで・・・という話は
現在の理論で何も矛盾がない、逆方向に重力が働くなんて話は
何も矛盾がない理論を矛盾させてしまっている。
この両者は比べ物にならない、という話をしていたと思ったんだが、判る?
誰もホーキング放射が証明されただのは言ってないんだ、
もちろん、今後の実験しだいで翻る可能性が無いわけではない。
でも、同じ証明されてない理論だからといって、両者が同じレベル
なわけではないんだ。判るよな?
だから、ホーキング放射やアインシュタインを例に挙げて、
反物質に重力が逆さまに・・・って話も、今後見つかるかも
しれないじゃん的な言い方をするのはアホだと言う事。
(>606 はそういう発言だよな?少なくとも俺にはそう読めた。)
いい加減スペースコロニーの話題から外れすぎだし、そろそろ戻そうぜ?
ネタないけど。
>>621 >何も矛盾がない理論を矛盾させてしまっている。
現在の理論が矛盾が起きるからといって、やってもいない実験の結果を決定するのはまちがってる
矛盾したら新しい理論が作られるだけ。
それだけの話なんだがな。話を聞いてないのはどっちだ?
例として、EPRパラドックスは相対論と矛盾しているように見えるから
必死で新しい理論を構築してるところ。現代科学は無矛盾ではない
しかし、自分が理解できないと「人の話を聞いてない」「詭弁のガイドライン」
「ネットで話題になってないから真実ではない、」
典型的なネット弁慶(というか、2ch弁慶)の反応に見えるなw
ネット以外にも知識のソースがあることを忘れないように。
色々書いてて思ったが、画期的な打ち上げ手段が開発されたとしても、
それは既存の法則とは矛盾しない、
その手があったか! or 理論上は可能だがついにできたか!
的なものになるんだな。
軌道エレベータ(or 各種スカイフック)
レーザー推進
大気圏内だけど原子力ロケット(or 反物質)
多段式の再使用型ロケット(or 一部スペースプレーン)
この辺りが本命か? 後、カーボンナノチューブを原料とするフライホイール
をエネルギー貯蔵庫に使ったSSTO、なんてのも考えた人は居るらしいが、
実現性があるのかな?
http://www.koalanet.ne.jp/~anoda/space/mlab16/mlab16.xml (要Firefox)
>>622 >現在の理論が矛盾が起きるからといって、やってもいない実験の結果を決定するのはまちがってる
>矛盾したら新しい理論が作られるだけ。
あー、まぁ俺が明日からいきなり空を飛ぶ可能性も0ではないが、
理論上根拠がないからな。
実験してないので、飛ぶ可能性は残っているが、やはり難しいと思う。
>例として、EPRパラドックスは相対論と矛盾しているように見えるから
>必死で新しい理論を構築してるところ。現代科学は無矛盾ではない
Wikipedia : 光速#超光速の観測と実験
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E9%80%9F#.E8.B6.85.E5.85.89.E9.80.9F.E3.81.AE.E8.A6.B3.E6.B8.AC.E3.81.A8.E5.AE.9F.E9.A8.93 >しかし、光速よりも大きな速度が出現する物理的状況というのは数多く存在する。
とあるように、物質は光速を超えれないというだけだからね・・・。
この場合、ソースはWikipediaだから信憑性がない、のではなく
Wikipediaにすら書いてあるレベルのよくある勘違い、ということだな。
>しかし、自分が理解できないと「人の話を聞いてない」「詭弁のガイドライン」
俺の発言じゃないのも混ざってるけど・・・? もしかして、俺が一人で
レスしてると思ってるの? 過疎スレだけどそこまで過疎じゃないでしょ。
で、そういう突っ込みで議論が進まなくなるの嫌だから、あなたが
人格批判してきてもやり返さないでいたんだけど・・・。
(アホな理論にはアホだと伝えるけどなw)
どんどんそういう方面で反論してほしいと仰る?突っ込みどころ満載だよ?
>>623 前半、煽りぬきで何を言ってるんだ?w
フライホイールはちょっと面白いけど
これは摩擦とかどうなってんの
>>624 よくある勘違いだな、相対論は光速を超えることを禁止してない。
EPRで問題なのは「同時性」の問題
相対論では「絶対時間」は存在せず、離れた地点で「同時」と言うのは意味がない
と定義してるのに量子的収束は離れたところで「同時」に起こってしまう。
物理の数式上は可能というだけで、工学上の検証はされてないみたいだな。 推進剤にフライホイールの運動量を伝えるにはどうしても物理的接触しなきゃならんし そこで必然的に摩擦が発生する。 途中で電力に変えると結局イオン推進になってしまい、噴射速度の問題が… 思考実験としては面白い
>>623 運動エネルギーを蓄えるって、リチウム電池より遥かに危険な気がするんだけど。
超伝導コイルに電力蓄える方が、遥かにアリな感じがするんだな。
最近、コロニーの話から外れてるんで、無理矢理戻すけど、やはり何か進展するためには 月の有人探査が始まらないと話にならないんだろうね。
うん その為には人類が宇宙に行くという体制が必要 今の世界の流れだとちょっとだけ期待できそうな雰囲気
今度のアメリカの探査機が月を細かく探査してくれるらしい。 陰謀論者おまちかねアポロの着陸跡も映るとかw
陰謀論者に付ける薬はない。 アポロが置いてきたレーザー反射鏡すら捏造だと言っている。 今回、裏付ける画像が出てきたってそれも捏造扱いするのは必至。
スペースコロニーに人が住んでいるなんていうのはアメリカの陰謀。 人口一千万人とか言われているが、地上に降りてきたという 自称住民か、またはテレビ・ネットでしか見たことがない。 これらがNASAの工作員なのは一目瞭然である。 先日、お隣の佐藤さんがスペースコロニーに旅行に行ってきたという。 こんなところまで手を伸ばしてくるとは、NASA恐るべし。
>>632 なにそれ?スペースコロニーは既に実現してるとか言うトンデモ話でもあるの?
>>631 捏造に決まってるだろ。
先見性のあるCIAの職員が40年も前にわざわざ月まで行って、
足跡を付けたり、着陸船を設置してきたりしてきたんだ。
証拠の映像が当時のニュースで流れてた。
何故か007のムーンレイカーだったかを思い出したw
さらに未来になれば、 「かつて地球に人間が住んでいたなんて嘘、政府の陰謀」 なんて言われるようになるかもね。
なにがわからないのか説明してくれw
どういう理由で
>>634 の結論に至ったのかがわからない
641 :
でゆん :2009/07/20(月) 16:36:47 ID:L8tzlnaT
どかんと一冊スペースコロニーの本でも出版されないものかな。
>>641 軌道エレベータと違って具体的な動きがないからまるきり新刊は難しいかもね。
軌道エレベータの本なら絶版だった掌華房の「軌道エレベータ」がハヤカワ文庫から
内容もちょい追加になって再刊された。
「宇宙植民島」もハヤカワで再刊してくれないかなあ。
原書読んだトコではシャトル以降の内容も追加されてるし。
643 :
でゆん :2009/07/20(月) 17:07:50 ID:L8tzlnaT
>>530 もスペースコロニーの本なんだけど、8ページしかないのがね。
しかも、紹介画像で6ページ分読めちゃうし。残り2ページか。
最近で、スペースコロニーの本がわりと多数出版されたのは2000年か。
The High Frontier 3rd Editionもそうだし、福江先生の本が出たのも
この年だし。Gundam Centuryの復刊もあった。
644 :
でゆん :2009/07/20(月) 22:36:26 ID:L8tzlnaT
>>244 土壌における窒素を含めた栄養塩類は、再生循環だけではなく、貯蔵庫も
存在することが環境の安定に通じるという研究結果(Likens)があります。
実際、宇宙ステーションのような閉鎖環境の寿命を表す式も再生循環物質量と
資源貯蔵量が大きいほど長寿命と計算します(リゾブスキーの式)。
現在、可能かつ必要なスペコロといえば地球近傍に100人程度が 生活できる小型のもので十分だと思うのだが、それだと地球から 殆んどの資材を持ち上げなければならないと思う。 ただし扱いとしては宇宙ステーションか宇宙ドック、またはホテル。
スペースキャンプ場だね (関係ないけど昔スペースキャンプという子供向け映画があったが) 食料や日用品も絶えず地球から打ち上げなければならないから。
648 :
でゆん :2009/07/22(水) 23:16:13 ID:dNg4zXO3
やはり、月面開発抜きにしてスペースコロニーは語れません。 地球から打ち上げて建造する場合の最大の問題点は、次につながらない ということです。だめになったら次もまた地球から打ち上げるしかない。 賽の河原のようなものです。 ・・・と思ってたけど、月面開発のための中継基地として建造するので あれば検討の余地はあるかもね。地上から直接月までゆくコストと 比べなければならないけど。
649 :
でゆん :2009/07/22(水) 23:21:50 ID:dNg4zXO3
前に書いた(と思う)、地球から宇宙へゆくための低軌道ステーションを、 月面基地やスペースコロニー建造「前」に作るということだけど。
スペースコロニーの定義と必須条件は何ぞ?
>>650 ざっと考えて、主目的が居住なのがスペースコロニー、居住以外なのが宇宙ステーションだろう。
宇宙ステーションの滞在者がエキスパートとか補給不可欠なんてのはその結果。
呼びたいように呼べばいい 登録商標でもないしw
>>652 やっぱコレ考えてる人居たんだな
しかし小惑星の構成物質や全体がコンドライトになってるか
よく調査しないとね
あと刳り貫くと言っても
シールドマシンみたいな道具を固定したりするのも
難しいから掘るのも大変そうだしね
むしろ微小重力でかたまってるだけだから ばらばらにならないように気をつけないといかんのじゃないかね。 地球上の1Gで固まった溶岩みたいなのを想像すると いろいろ違うと思う。
656 :
でゆん :2009/07/23(木) 22:16:59 ID:JvxHNvDj
>>652 今月の新刊ですね。本屋で探してみよう。
ところで、小惑星をくりぬいてそこに居住区を作るというのはオニールの
スペースコロニー論よりも古くて、
>>2 の「宇宙移民計画」には1960年代
米国のD.コウルが紹介されています。
固めるくらいなら普通に建造の材料にした方が 楽かもしれんけどな 放射能や多少のデブリ避けくらいにはなるだろうけど
>>655 小惑星探査機「はやぶさ」の調査結果で、小惑星は今まで想定していたよりも
バラバラになりやすいらしいということがわかったとか何とか。
ちょっと前にディスカバリーチャンネルでやってた。
微小重力が有って、バラバラになりやすいなら コロニー建設はやりやすいんじゃないか? 材料になるような小惑星かは問題だけど
まずはエロスを目指すのか?
661 :
でゆん :2009/07/26(日) 21:17:20 ID:DsTyT6ZL
小惑星を資源として利用してスペースコロニーを作った方が堅牢で 耐久性も上だし、原料の節約にも有利だとウルちゃんも言ってます。 小惑星を削り取って、必要な部分をスペースコロニーに送り届ける方が よいのではないかと。特に、将来地球に衝突が予想される小惑星を 削って資源とできるならば、スペースコロニーの資源調達と地球の 危機回避を同時にできてお得です。
662 :
オーバーテクナナシー :2009/08/01(土) 22:41:29 ID:M/PuKMk2
なんで、高地にロケット発射基地造らないんですかね?
気象条件が安定してないし、物資の運搬がたいへん。 どちらへ向けても陸地の上空を飛ぶ距離が長くなるetc.
664 :
オーバーテクナナシー :2009/08/01(土) 23:25:37 ID:M/PuKMk2
安全性の問題と「物資運搬>その高度までのロケット燃料」って事ですか。 なるほど。
小惑星の近くにスペースコロニーを建設するのか。 それはいい案ですね。 どこの小惑星帯がいいの?
あいうえお
667 :
でゆん :2009/08/02(日) 23:53:47 ID:ec8YfxX6
各小惑星に寄生してコロニーを作るというのは、物流や貿易、物質の蓄積、 軌道計算の容易さ、太陽エネルギー密度などの点で、L点上のコロニーに比べて 劣るのではなかろうか。 資源そのものに近いという小惑星寄生型の利点が、上にあげた問題点を上回る のかどうか。
>>667 建造後にL点に移動するって考えもできるだろ
669 :
でゆん :2009/08/03(月) 02:08:52 ID:Me4nIJlt
建造に必要なエネルギーの入手を考えると、L点より不利だと思うけど。 そう考えるとL点の方が適しているのかな。
L点だとエネルギーの入手が有利ってまさか地球から持ってくる気?w
671 :
でゆん :2009/08/03(月) 02:28:02 ID:Me4nIJlt
小惑星軌道でのスペースコロニー建造は、地球-月系のL点での建造に 比べて、得られる太陽エネルギー密度が小さいので不利でしょう。
水素エンジンは循環型内燃機関(発電機)だが地球外じゃ使えないのか?
>>672 元素が循環してるだけです。永久機関ではない
水を酸素と水素に分解するとき別のエネルギー源が要る。
小惑星帯と言ってもアニメやスターウォーズのアステロイドベルトみたいに
隕石が密集してるわけではないので、資源を集めるには苦労しそう
>>673 別のエネルギー源が永久に得られるなら
問題ないだろ。
永久とは人類が認知できる極大の時間を言うわけだ。
物理でも科学でも"∞"はエンドレスではなく、無限大のことを言う
ぐらい知っているよな?
人智では計れない程度の巨大を無限大という数値で表し扱うのが
∞という意味なぐらい覚えておけ。
エンドレスというのが時間の輪のようなもので、 限りが計れないのではなく、限りが繰り返すことを言う。 極限値の無限大ではなく、値ではないものをエンドレスという概念な。 物の考え反証可能な証明する要素にするには、エンドレスは扱えないという 事実を知らない奴が多すぎる。 無限大とは極限に大きい、誤差を無視できる大きさの極大をいう。 つまり"限り"はある、限りが無いと誤解しているのは厨房ぐらいだ。
要するにエンドレスエイトを見すぎて狂ったのか?w
まあ、空気圧自動車とかで、永久機関みたいなのが出来るとかあるからな 燃料エネルギーが不必要になったら、一気に変わっていく予感もする
>>674 あえて後ろ5行は無視して答えると
別のエネルギー源はたいてい太陽エネルギーになるから
地球軌道から離れるほど確保が難しくなるわけだな。
いや、だから・・・太陽電池に加えて内循環系エンジンじゃ発電機としてダメなの?
内循環系エンジンって何だ
>>677 見たいな株価操作ネタなら専用スレでw
燃料電池や水素エンジンなんかの水と水素/酸素の分解結合を繰り返せるモノを スペースコロニー内で稼動させるので、敢えてそのように書いてみたんだけど 気に入らないようならこの話は止めとく。
682 :
でゆん :2009/08/04(火) 02:07:21 ID:QDoE/GRr
>>679 検討する価値はあると思うけど。
出力はどれくらいなのか、材料は入手できるのか、製造施設はどう
するのか、コストは如何ほどか、耐用年数はどれくらいか、保守は
容易かなど、具体的に比較すれば優劣は見えてくると思う。
ただし私はそういう分野は不勉強なので、どっちがよいとか別の
何かにすべきだとか言えない。
683 :
でゆん :2009/08/04(火) 02:08:14 ID:QDoE/GRr
不勉強なやつに「検討する価値がある」と言われてもうれしくない だろうけど。
太陽エネルギーで酸素と水素に分解するなら 結局エネルギーの総量は太陽光線の入射量で決まってしまうよ。 太陽エネルギーに加えるなら、原子力とか別のエネルギー源を持ってくる必要がある。
というか、コロニー側のエネルギー需要には当然時間変動があるわけで 太陽電池で発電したエネルギーと、コロニーで消費するエネルギーは一致しないのが普通だと思う。 だから、エネルギーに余剰のあるときは蓄電して 不足したときは給電するような仕組みは、太陽電池を使う上で当然組み込む必要がある。 (普通はバッテリー使うと思うけど) あるいは、太陽電池側の発電能力を常に余剰が出るように過剰気味に設計しておいて 余った分は無駄仕事をさせると言うのも方法かもしれないが。
時間的な変動を吸収させたいなら普通はバッテリーだねえ 位置的なものなら電線を引っ張ればいいし どちらにせよ水素は扱いにくいから、あんまり出番は無いんじゃないの?
バッテリーつっても化学反応は物質が経年劣化するので、超電導かフライホイールで。
別に現代的なダムを使ってというのもありだと思うけどな 悲しいくらいにローテクだけど
689 :
681 :2009/08/05(水) 00:42:56 ID:ricnzimU
>>682 火力発電の稼動実績に置き換えれば大体の想像ができると思う
燃料が違うけどタービンで軸を回してる内燃機関に違いはないんじゃない?
>>684 太陽電池に水素の燃焼カロリーが加算されるんだけどね?
>>685 火星軌道では太陽光量が半分になることを考えると
太陽電池パネルの大きさが2倍になると思うけど、資材コストやパネルの
故障時のことを考えると補助電源を持っていても良いと思う
バッテリー関係は詳しくないけど、数千人単位の生活するコロニーで
保持電力が一つの町程度必要だと思うが、その容量を補えるだろうか?
スペースコロニーは移動させる推力は必要ないので、コロニーで一番
積載量の多いだろう燃料として水を利用するのが、核より安全性もまだ
マシだしベストだと思った
>>689 というか、水素って取り扱いが面倒なので・・・。漏れやすいし爆発するし。
エネルギーを貯蔵した状態で輸送するっていうなら、軽いし使うかもしれないけど、
固定的に使うなら、キャパシタとかフライホイールの方が即応性もあるし便利だと思う。
水→水素→水で循環させて使う想定なら、それはあくまでバッテリーの一種として考えた方がいいと思う。
核燃料みたいに、そこから永続的に燃料を取り出せる訳じゃなくて
使った分のエネルギーはどこかで補充する必要があるんだから。
691 :
でゆん :2009/08/05(水) 01:29:42 ID:mvtMsZyG
>>689 >>故障時のことを考えると補助電源を持っていても良いと思う
ここは同意。
>>690 アルミニウムなんかどうなんだろう。
水素やナトリウムよりも扱いに危険はないし、月面の斜長石に含まれている
とも聞く。斜長石にどれだけの率で含まれているのか、それが精製して使う
に十分なもののかわからないのだけれど。
>>689 >太陽電池に水素の燃焼カロリーが加算されるんだけどね?
されない。
エネルギー保存則に反する
「太陽電池」というのは比喩だと思うが
実際は太陽電池はロスが大きいので反射鏡でタービンを回す方式になるんじゃなかったっけ。
ロスもだけど寿命があるのもネック
未来技術とはあんまり関係ない話かもしれないが、他で 聞けそうな話題でもないので此処で聞きます オニールの島3号タイプのコロニーの(天井の窓から見える 背景が宇宙になる部分の)空って、地球と同じように青く 見えるでしょうか? 地球の空が青く見えるのは太陽光線が大気中の微細な塵や 大気の分子等に当たって散乱するためで、エベレスト山の頂上 のように空気が薄いと、空が青く見えず昼間でも星空が見える ということらしいのですが、島3号コロニーの半径3.25km×2 の厚さの大気で同じ現象が起こりえるでしょうか? 斜め上の陸地が見える部分は無理(地球上で数キロ先の山が 霞んで見える程度)でしょうが、背景が宇宙となる方向の空は 青く見えるような気がするのですが?
>>694 薄青く見えるだろうさ。
半径3.25kmという数値は初耳なので、オニールの原著の数字を使う。
島3号直径6.4km分の大気は遠心力による大気の密度変化も考慮に入れて、
1気圧の大気4800mの厚さに相当する。
地球の大気も高度による密度変化を考慮すると、1気圧の大気8400mの厚さに
相当する。
まあ6割程度にすぎないので同等ではないけど、富士山頂からみる程度に
青く見えるってことで。
一応、島3号が工学的には実現性はかなり厳しいという話はおいといて。
696 :
695 :2009/08/07(金) 19:34:20 ID:PtrFGUil
検算したらコロニーの大気密度がちょっと違ってた。 コロニーの直径分の大気は1気圧の大気5500m分に相当。 だから地球大気換算で65%程度。 あまり話の大筋には影響しないけど。
697 :
でゆん :2009/08/09(日) 23:27:33 ID:Joh1wOS+
炭素と窒素の入手先は小惑星(窒素は地球の上層大気からという方法も示され ている)と以前に書いたと思うんだけど、もう少し詳しく。 小惑星にはCI炭素質コンドライトと似た成分をもつと考えられるものがあって、 平均よりも外側の軌道にあるものにそれが多いという(現代天文学小事典より)。 小惑星全体の中の、窒素と炭素の存在比を大まかに見積もると、0.01%と0.03%。 島3号を1気圧に満たすにはそのタイプで直径10km程度の小惑星が必要だけれど、 それも100%近く抽出できれば、の話。そもそも直径10km以上の小惑星の数は 数千と見積もられているから、中後期のコロニーは彗星をふんづかまえるとか 別のことを考えなければならないかもね。
ひぐらしのなくコロニーを
マジレスすると蝉の鳴き声に風情を感じるのは日本人だけらしいから。 欧州には南欧を除いて、蝉居ないし、北米にはいるけどうるさがられてるだけだし。 コロニーに蝉を住まわせるって、日本人が主流のコロニーでも出来ないと。
私は数年前、北京近郊出身の男との仕事の帰り道に、虫の鳴声のうるさい ところにさしかかったとき、虫の鳴声について問うてみたことがあります。 彼は、ちゃんと聞き取っている旨の返事をしました(風情を感じているか どうかまでは問わなかったので、FYIですが)。 10年程前に読んだ角田忠信氏の本(例によって処分済みで手元にない)には、 ポリネシア系かそのあたり(記憶があいまい)に、日本人と同様の反応を 見ているという記述があったと記憶している(音楽なのか虫の声なのか それ以外なのかについても記憶があやふや)ので、虫の声に風情を感じる のが日本人だけなのかどうか、ちょっと疑問ですね。
ハンドル名変更します。スペースコロニーを作りたいというのがわかるように
したつもりです。
>>652 近所の本屋にあったんで買って読んだけど、
>>697 とネタがかぶらなかったん
でほっとしました。レス多い人はわかると思うけど、ネタがかぶることって
結構あります。
ちなみに「宇宙暮らしのススメ」は初心者向けの本だと思うんで、該当
しない人にはお薦めとは言えません。個人的にはあさりマンガが読めたことで
OKと考えることにしてます(面識ないけど、野田さん、ごめんなさい)。
それよりも、スペースコロニーががっつり出ている本を知りたいので、
知っている人は情報プリーズ!
>>702 えーと、それはわかってるんで(注意してレスしたつもり。原典が手元
にないので確認できないことと、読んだところの記憶があいまいなのが
問題ですが)、ROM人にも向けたレスと考えていいですか? 蝉の声単体の話
は知らないんで、私の認識が間違ってたら御指摘願います。
日本人が虫や鳥の鳴き声に風情を感じるのは 言語で子音と母音を一つのモノとして聞き取ってるゆえに どんな音も、言葉に置き換えてしまうせいだと言う説があるよね 普通は子音を右脳、母音を左脳で解釈し 子音を無意識に母音を意識的に聞き取ってるから 曖昧な音は全て雑音として解釈しているのに 日本人は両方左脳で聞き取っているので 全て意識的に聞き取り 結果として風情を感じるという話だった
>>703 不特定多数向けと思っていただいて構いません。
日本のドラマや映画の夏のシーンでは蝉の鳴き声はBGMとしてデフォですが、DVDなどで
海外市場に展開すると、「なんだ、この雑音は?」と評判が悪いので、蝉なしバージョンを
用意するケースもあるとか。
たしかに「ミーンミンミン」やら文字になってるな
外人からしたら共感覚にしか見えないだろうな
ひぐらしは夏が終わるって悲しそうに聞こえて風情があるかしれんが、 ほかは暑苦しいだけだねぇ。
居住地の快適性は重視すべきだけど、 将来的には生態系の保存パックって側面もあるだろう。
>>701 でゆんさん改め小島1号さんですか。
んー、今さらコロニー関係でオススメねえ。
日本語の本は出尽くしてるんじゃないですか。
自分、福江さんの本すら読んでないですよ。The High Frontierは読みましたけど。
洋書ならまだ、よく探してないから掘り出し物があるかも。
これはつまり、スペースコロニーを作るなら、日本人としては せめて一基ぐらいは日本の生活風土にあわせたものがほしいということだな。 街路樹や公園の木々は松や桜や梅、多少は四季があって、 夏にはセミが鳴き、秋にはトンボが飛び交う。住人の主食は米や魚。 宇宙神宮とかがあって、お正月や夏祭りの時期はコロニー中が 盛り上がる。素晴らしい! そして、一番の主要産業はたぶん観光(地球の日本までいけないコロニー人向け)。
さすがにコロニー時代にはアキバはヴァーチャルで済むか…な?
IT方面はかなり発展していそうだ
>>711 宇宙に浮かぶ「トトロの里」だな
ところで、ふと思ったんだが
宇宙コロニーに「街灯」って、必要なんだろうか?
>>714 街灯なしで不自由するほど夜の明るさを落とすのなら必要だろう。
人間が視覚情報を頼りに行動している限りは。
別にスペースコロニー特有の話ではないな。
>>710 2000-2001年はスペースコロニー関連本のプチブームでした。
The High Frontier 3rd Editionも、福江先生の本も、Gundam Centuryの
復刻も、宇宙世紀科学読本もその頃です(The Origineもその頃に開始
されてますね)。それから約10年。新しい知見で分析した物がそろそろ
欲しいところです。月や小惑星探査の結果などを考えると、来年から
再来年にかけてそれが出版されることが理想的だと思います。
718 :
小島1号 :2009/08/25(火) 19:51:34 ID:XPkHEZnt
それと、「お薦め」である必要は必ずしもないです。アンチの本などもために なります。正直、最近このスレのアンチが少なくなって、さびしい思いもして います。アンチの挑発的なレスには怒りがこみ上げたりもしますが、議論を前進 させるエネルギー源として優秀だったりします。今では「アンチレス、 ありがとう」とか本気で思ったりすることが多くなりました。そういう 意味で「荒らしはスルー汁!」という暗黙的なルールのあるスレには折角の エネルギー源に対してなんてもったいないことを・・・などと思ったり もします(度を超えた場合にもそう思えるか? と言われれば疑問ですが)。
21世紀の未来技術関連の本もその頃に結構出ていたね 2030年くらいまでは出ていた スペースコロニーだともうちょっと後なのかな?
720 :
小島1号 :2009/08/25(火) 20:17:17 ID:XPkHEZnt
>>結構出ていた そう言われればそうかも。 何かしら色々集めた記憶はあるんだけど、いかんせん本を捨てまくった 時期が。ああ、本を捨てまくったあのころの自分を頃・・・すのはやめよう。
>>717 継続して興味持っておられるのはすごいな。こちとら、間欠的だから。
最近入手したものでまとまってたのは、前スレで紹介してもらって購入した季刊大林の
スペースコロニー特集「ラグランジュ・ポイント」かな。
722 :
小島1号 :2009/08/25(火) 20:34:07 ID:XPkHEZnt
>>721 田舎育ちで、はやりモノが嫌いなだけです。たぶん。
>>季刊大林
レスあった頃とか買おうとしてたんですが、買ってません。今買ったら
名前ばれそうなんであとにします(意識過剰)。
離れ小島を宇宙に作るとして、 生態系を維持する樹海のような区域と、人間の生活区を二重にして その外側を海水で覆い、一番外板を磁化させた鉱石で固める必要が ありそうな気がするんだけど、そういう建造図はもうどこかに提示されてるの?
今考えられる現実的な工法とか知りたいよね
社会規範も新たに地上と違う感じに造らないといけないのかと思う。
それいいね。特許とか取れないものかな。宇宙の有効利用か。
いや、0ではないし避妊の方が確立低いんじゃないか?
>>726 記事を読んだが、実験自体すごくうさんくさいんだけど。
「ほぼ無重力の状態を地上で再現」てなんなの?
三菱重工|3Dクリノスタット 本装置は直交する2軸により3次元的に対象物(試料)対象物を回転させることにより、 重力方向を連続的に変化させ、 対象物が重力刺激を感受するまえに方向を変える。 すげっ!
本装置は直交する2軸により3次元的に対象物(試料)対象物を回転させることにより、 重力方向を連続的に変化させ、 対象物が重力刺激を感受するまえに方向を変えると共に、 対象物にかかる重力ベクトルの合計を時間的にほぼゼロの状態にします。
こんなのでグルグル回されたら気が狂いそうだ。 それに遠心力がかかるだろ
733 :
小島1号 :2009/08/27(木) 22:53:34 ID:QwxNrYGO
記事を額面どおり受け取っても、受精の確率が半分になる程度だから 避妊を謳い文句にすると訴訟費用だけで立ちゆかなくなりそう。 むしろ、高重力モジュールで子作り確率アップの方が儲けられそう。 (そんな実験結果は知らないが)
>>726 もちろん冗談なんだろうけど
その話を真に受けるなら、排卵に合わせて無重力に
しないと意味無いしな
>>733 生物にはそういった外挿は適用しない方がいいと思う。
8歳から16歳でこれだけ身長が伸びた。24歳や32歳ではどんなに伸びるだろうと言うようなもの。
>>724 何もでないまま工口話に進んじゃったねw
これがエロ話だと…?
738 :
小島1号 :2009/08/30(日) 20:26:58 ID:gV46CQVf
>>735 >>生物にはそういった外挿は適用しない方がいいと思う。
適用できる場合と適用できない場合があります。学問以外の理由に
よって「そうすべきでない」とおっしゃるなら考慮もしますが、
この場合、そうではないと思いますけど。
739 :
小島1号 :2009/08/30(日) 21:55:03 ID:gV46CQVf
電力問題についてもう少し詳しいところを聞きたかったので書きます。 なんども書こうとして断念してきた(知識、とくに実学による知識が ないため)けど、太陽電池による太陽光発電を推してきたのは、特殊な 知識や技能を必要としないところが大きな理由です。電力供給の コストは敷設コスト、燃料コストが語られることが多いですが、 教育コストも無視できない。原子力発電その他をあまり推して こなかったのは、個人的にはそれが理由です。
「太陽電池」ってのが半導体のことなら、一般人が簡単に Si化合物の知識を持っているとも思えない 上の方で出てきた熱タービン方式を言ってるなら、これも 機械構造学などが必要だけど、どの教育コストのこと?
>>740 運用的な話じゃね?太陽電池なら、極端な話、日当たりのよい場所
においてコードつなげるだけで済むだろ?
事故ってもパネル取り替えで済むし。
原子力はまあ言うまでもないとして、タービン使うのも高温・高圧だったり、
素人ではメンテナンスできないと思われる。
随時、地球からスペシャリストが送られてきている今のような状態
なら問題ないだろうが、考慮すべき点ではあるかと。
まぁ、人口10万人とかのコロニーで保守人員が確保できないという
こともないだろうけどさ。
742 :
小島1号 :2009/08/31(月) 22:19:28 ID:eAhlucjr
太陽電池ってさ、どこから持ってくるの?
やっぱ一番重要なのは宇宙での精錬だよな つーか地上のシリコン製造装置は全然使えないだろうし 建造後のコロニーなら使えるだろうけど
いや、「処理コスト」が一番重要だと思うぞ
746 :
小島1号 :2009/09/04(金) 23:49:09 ID:vTKtMxyf
>>743 目的によって違う答えになるけど、この場合は月かコロニーで
作るものだと思っとりましたが。
>>744-745 もちろんコストが一番重要ですけど、大規模に一定期間以上設置する
なら宇宙(というか地球外)で作らざるを得ないので、744も間違って
いないと思います(地球の重力井戸の底から低コストで宇宙に運び出す
手段が開発された場合を除く)。
747 :
オーバーテクナナシー :2009/09/05(土) 00:58:52 ID:JUZsM/C2
オマエは一度自分で書いたことを読み直した方が良いと思うぞ
748 :
小島1号 :2009/09/05(土) 01:43:26 ID:Mebjn825
もっと具体的に
>>748 意味不明な人は放置でいいでしょ。
受け取り手にわかるように書くのがコミュニケーションの基本。
教育コストて交換作業のことでいいの?
751 :
小島1号 :2009/09/08(火) 01:12:32 ID:J3MvmXbL
レス遅れましたが、
>>749 フォローありがとうございます。
>>750 はい、「交換作業を行う人を育てるための教育コスト」です。資源の
有効活用は何も空気や水に限った話ではなく、むしろ人的リソースに
こそ気をつかわねばならないのではないかということです。
人口の少ない社会は、分業の程度が低くならざるを得ないはずで、
専門教育の細分化にも妥協が必要だと思っています(定量的な判断を
したわけでもないし、異論はあって当然だとも思いますが)。
運用する意味での部品交換は部材調達もコストの中に含まれる。 コスト計算の話だが、部材を地球外で作らなければならないなら、そこに 教育コストも当然含まれ、その教育に製造課程もあり、特殊な知識/技能が 必要になるので、発電パネルを交換するだけの教育というのは間違い。 (そんないい加減なコスト計算ではロクなモノが作れない。) それとパネルをコロニー内に設置するつもりなのか知らないが コロニーの中には塵や水分・生物の生理的な事情による昼夜と いった減光要因が多く、発電の効率が悪い。 コロニーの外に発電パネルを置くのが普通だろう。 そうすると、コロニー外作業といった人命に関わる為の専門技能が 教育項目として必須になると思うが。
パネルは当然コロニー外に設置だろう。かつ、工場の技術者とメンテナンス 要員に同じ知識が必要なわけではない。後、 >コロニーの外に発電パネルを置くのが普通だろう。 >そうすると、コロニー外作業といった人命に関わる為の専門技能が >教育項目として必須になると思うが。 スペースコロニーの住人にとっては、別に珍しくもないスキルじゃないの? 漁港町の船舶免許保持者ぐらいのレベルで。 とはいえいずれにしろ、人口1万人やらのコロニーで地球や他のコロニーと 隔絶されている、って状況でもない限り、原子炉なんかだとしても メンテナンスの人材がそうそう不足することはあるまい。 今の地方都市だって、自分のところで人材が育成できなくても、 大都市で育成された連中でカバーできるんだから。 よっぽど辺鄙で孤立したところでもなければ、定期点検のときだけ 来てもらうということだってできる。
このスレでも再三言われてるが、太陽エネルギーの利用は大規模にやるなら 集光ミラーによる蒸気タービンかスターリングエンジンだろ。 太陽電池は効率が低いのと、耐用年数がネック。 宇宙ステーション程度のスケールなら太陽電池の方がいいんだろうけどね。
そういう磨耗があるものは宇宙ではむしろヤバイだろ
757 :
>>752 :2009/09/09(水) 00:14:26 ID:90zG6p++
>>739 が何を言いたいのか未だに分からないが
別の補助的な発電方法について聞きたいということなら
その方向で進めてもらって良いと思う。
旧ソ連が随分前から熱機関の原子炉使ってんのに何言ってんだこいつ
>>756
使い捨ての衛星と半永続的に使うもんを混同すんなよカス
大体規模も全然違うだろうが
偉ぶってるから自分が指摘された事にムカついてるらしぃw
恥ずかしくないのか?
磨耗があるからダメとなるとスペースコロニー自体ダメだな。
確かに
>>756 =
>>759 の発言はこのスレでは恥ずかしいセリフだ。
家庭用のマイクロガスタービンですら空気軸受の採用で潤滑油不要、半永久的に メンテフリーになっているのになあ。1Gの重力下ですら現行の民生技術でこれだけ できるのに。 たぶん宇宙空間での劣化は太陽電池の方が速い。
>>764 軸じゃなくて溶媒で配管が磨耗する心配してるんじゃないの?
>>765 それじゃ接舷できねえべ。映画版2001年のようなアクロバットは現実にはやらない。
あと、スタンフォードトーラスのように自転軸を黄道面に垂直にしておくならともかく、島三号のように
自転軸を太陽に向けるタイプでは、両シリンダーの自転軸同士でメカニカルに角運動量の交換を
行わなければならない。
>>766 オニールの想定していたタービンの作動媒体はヘリウムだったと思うけど。
まあ月のレゴリス焼けば、ヘリウム3の副産物でその数百倍のヘリウム4が得られるわけで。
ヘリウムは質量あたりの熱容量、動粘度の低さにおいてこれ以上ない理想的な物質だけど、
地球上ではべらぼうに高価だから使われない。
全然質問の答えになってないよ
配管なんて交換すれば? 要は一旦打ち上げたらメンテナンス不可能な人工衛星や宇宙探査機とは 使うのに適した技術が違うということ
交換は太陽電池も必要だから、その言い方はどうかと
>>767 は磨耗は十分に少ないと言いたいようだし
どちらでも良い気もする
ちょっと思いついたんだが、コロニーは遠心力を得るために自転するが コイルと磁石つけたら発電できるんじゃないか?
だから、エネルギーについて考えるならせめて永久機関について勉強してからにしろよw
774 :
オーバーテクナナシー :2009/09/17(木) 20:48:26 ID:/2+IylbD
浮上開始
>>695 地球の大気圏約100kmに対して5km分の割合じゃほとんど影響なしじゃないか?
それに問題はどれだけ光が錯乱して白っぽく見えるかのほうだと思う。
真っ黒な宇宙にわずかな青味がかかっていてもヒトの目には認識できないだろう。
月や地球から資源を輸送するには重力圏からの出入りが必要で 非常に大きなエネルギーとリスク、特別な往還機が必要になるから、 低重力の小惑星付近に宇宙ステーションを固定するというアイデアは 非常にいい。おそらくこれが最良の宇宙進出手段になるだろう。
>>775 100kmたって、底の方以外にはろくに空気ないし
成層圏(10Km?)まで上がれば、空は真っ暗
>>775 大気の質量の半分が高度5500m以下にあるんだけど、知らんの?
大気中の光の散乱も半分以上が5km以下。重い砂埃などの微粒子は高空に届きにくいし。
それじゃ6kmの厚さでも結構錯乱するが、単純に地球の半分だとして結構暗い空になると 頭上の窓は青味がかった灰色ってところか 窓の直上から見下ろす宇宙は真っ黒だな
よく晴れた日に望遠鏡で6km離れた真っ黒な物を観察すれば 島3号での頭上の窓の色がわかるかな
真っ黒なモノってもな、理想的な黒体に近いモノって高価な上に目視できるサイズにしづらそう。
参考:カーボンナノチューブでできた世界で最も「黒い」物質
http://wiredvision.jp/blog/yamaji/200905/200905191101.html 他のアプローチとして5000mくらいの山の頂上でみる天頂付近の空の青さでイイ。
富士山より高いんで国内では無理だけど、欧州アルプスのモンブランくらいか。
計算では、空の青さと宇宙空間の中間あたりの青さになるけど、人間の感覚は対数的な上に
鈍感なので、比べても若干濃い青になった程度にしか感じないだろう。
大雑把には飛行機に乗れば体感できる。羽田−伊丹だと7200m、羽田−福岡だと8400m-11000m
くらいまで上がるので、じゅうぶん。5000mよりずっと高いので、そのあたりから見える空の明るさより
コロニーの窓の方がずっと明るいってことだ。
3776mの富士山頂ですでに0.7気圧だから海抜5000mで頭上に乗っかってる分子量は コロニーが1気圧だとするとそこの空にある分よりずいぶん少なくなる 富士山頂から真上を見るくらいでいいのかな
気圧が少ないのになんで? 成層圏以上の分まで足してるの?
コロニーの中心部分こそ気圧が低くなるが 真ん中過ぎてから採光用の窓までは再び 気圧が高くなる
ってことはコロニーの方がのべの気圧が高いから地上の成層圏から6km下=標高5km付近よりも 上空は明るく見えるでしょ。 (上で言っていた成層圏が真っ暗というのを前提にしてるんだが) コロニーの地表が1気圧として中心部は0.75気圧くらい、地上の標高5kmと同程度 …ってちょっと待て。地球では成層圏まで上がっても重力はほとんど変わらないけど 島三号では3000m上がると0Gになってしまう。空気が重力で維持されるなら中心は真空か? ってなんか違う気がする。 コロニーの気圧勾配ってどうなってるの? 直感だと地球では上空100km以上までにわたり重力で引き付けてるから上方の空気の重さが 順次上乗せされて気圧勾配を生じるが、コロニーじゃほとんど壁付近で引っ張ってるだけ、 気圧を生じる主要因は風船と同じで内壁に対する反作用、ってことで中心部でもあまり気圧は 下がらないような気がする。 どうだろう。
>>786 なんか、前スレでいろいろ議論してたような気がしたので過去ログ漁ってみた。
ちゃんと計算したっぽいレスだとこんなのがあった。
でも、その後いやコロニーのは重力じゃなくて遠心力だから同じようには
考えられないだの、いやそんなことないだの、洗濯機だの話が盛り上がってて、
俺には結論がわからん。
886 :オーバーテクナナシー :sage :2009/01/13(火) 21:46:53 ID:9MrYr4PQ
>>885 > その根拠を説明していただけないですか?
1Gの重力下1気圧の時、高度10mで1.2hPa気圧が下がります。
スペースコロニーでは円周部(地表)では1Gですが、重力は中心からの距離に
比例し、中心部では0Gです。重力0Gでは気圧傾度も0。
平均すると気圧傾度は10mで0.6hPa。
したがって半径Rのスペースコロニーの中心部の気圧はR/2の高度の気圧になります。
これが大雑把な説明ですが、きちんと微分方程式で解いても、ほぼ同じ結果が
得られます。
> 地球の重力よりSCの円心力の方が強く働く気がするのですが?
えーと、意味わかりません。
円周部で地球の重力と遠心力が等しくなるようにするべきでは?
1Gの島三号で中心部の気圧は地球の標高1.5kmあたり、約0.9気圧ってところか。 tnx
遠心力と重力の違いはコリオリ力が生じるかどうか、だけでもないのかね。
月面に水がある証拠が発表されたというのに、まだそんな初歩を言っているのかw
現実の方が進んでいるのか・・・ すごいな
月面で水が得られるなんて、アポロ以前にさんざん言われていたこと。 アポロの探査では否定的な証拠しか得られてなかったのが、少し戻っただけ。
月面開拓スレに書いたが、今回見つかったのは野球場のダイヤモンドぐらい の砂でコップ一杯だそうな。 月面基地なら役に立つかもしれないがコロニーには足りなすぎるな。
今回新しいのは起源だよ。 太陽風と月面の酸素が結び付き生成されてるという説 これが本当なら、何億年前に日の射さない狭い極地方に運よく落ちた彗星を探さなくてもいいってことだ。
>>794 まったくだな。10万トンの水を得たかったら、日本の国土面積相当のレゴリスを掘らないといけない。
たかだか直径60m程度の氷の塊だ。小惑星帯あたりから持ってきた方が、時間もエネルギーも
少なくて済みそうな気がする。
月面全部の表面をさらっても1000万トン。
コレにしか頼らないと、それだけでコロニーの数が制限されることになる。
電気関係で必ず必要な金はどこかで採れるのか? もし宇宙に金鉱があれば血みどろの国家間の奪い合いになりそうだが。
金は今となってはさして貴重な金属ではない。
電機関連っていっても、せいぜいLSIとかじゃね?
>>652 の本を買って読んだ
もうオニール島ありえねえ
小惑星の資源だけ地球近傍へ運んでくるのもありえねえ
どうしよう
>>652 広義のスペースコロニーだろうが説明なしに呼称すると
普通はオニール島想像されるだろうから差しさわりがあるだろう
だって島三号とかあれだけ巨大なものを完成させて放射線除けに土も盛って空気全部入れて初めて 人が住めるようになるんだよ? ミラーは後付けでも対応できるかもしれんが 小惑星に穴掘っていけばその初期から工程に応じて段階的に人が住めることを考えたら 島三号の建造はずいぶんと無理があるように見えてきた でも輪切り状態で少しずつ繋いでいけば人が順次移り住みながら建造できる気もするな とりあえず鉱石もってきたとしてどうやって精錬して加工して接合するんだろう、てのもある 1G下の施設とは形態が違うだろうしコロニー作るだけのでっかい設備作る手間もあるし空気もないし 地上と同じ方式なら大量の水がいるし
小惑星はGを得るためにブン回したらぶっ壊れるだろw 地上の岩と混同しちゃいかん
806 :
オーバーテクナナシー :2009/09/29(火) 20:12:36 ID:/E9WpgBN
島三号って窓あるのに放射線防げるの?
807 :
前頭前野 :2009/09/29(火) 20:23:43 ID:vRQQSuE4
ふむ
>>805 しかし地球に飛来してくる隕石は結構固まりみたいだね
本当はどんなものなんだろうね?
>>805 いや、まず島三号の建造過程の考察を頼む
なんか脳内ですっかり夢物語なんだ
でっかい凹面鏡で太陽熱で溶かしてそのあとどうするの?
無重量でどうやって精錬するの?
圧延したり冷やしたりできるの?
最初のコロニー作る前にでっかい工場コロニーが必要じゃね?
つか未読のようだから書いておくと野田氏も小惑星自体を回転させようとは思ってなくて
(そもそもそんな運動量どっからもってくるんだ)
2001年のディスカバリー号のようにメリーゴーランドを中に作る
重力が必要なのは健康と生活の快適さの維持がほとんどだからそんなにでかいものはいらなくて
例として出てるのは直径10mを4.5秒で一回転させ1Gを得る
最近の研究によると回転半径が500mくらいないと体調を悪くするらしいが小惑星まるごと回すのに
比べたら軽微な問題と思われ
>>806 可視光線を含めて必要な範囲の紫外線〜赤外線を通して有害な放射線に対しては遮蔽率の高い物質を使う
言うは易しで島三号の大きな課題
普通のガラスは放射線ですぐ劣化するってんでコスト高なクリスタルガラスが必要ってのも件の本に書いてある
これも野田氏のネタだが太陽に近いイトカワは水などの揮発性物質が蒸散して軽石状態だったという 木星に近い小惑星では太陽熱の量が少ないから丈夫なままかもしれない 氷の状態で水も得られるとされている
また島三号厨房が現れたか。年中行事だねw 島三号はもはや古いデザインです。もはやって言うか三十年くらい前からw 小惑星って火成岩だし重力のないところで固まってるから軽石のように穴だらけのスカスカだろ。ガスと溶岩が分離しない 空気や放射線防げるの?
とはいえ、結構このスレでも島3号を前提に議論しているけどな。 でも、ネタ不足だから今風のデザインも小惑星案もどんどんカモーン
シリンダー形状はいいけど、窓とミラーはなしだな。 全周地面で、光ファイバーで太陽光導入が現実的。
>>811 いや、それなら新しいデザインへのポインタをくれ
ケチつけるだけの有象無象ってんならどうでもいいが
つかレス読まずにけなす人だね。軽石なのは太陽熱のせいだってのに
しかし名前も出せない独自研究者が俺はJAXA主任開発部員より知識と見識が深いのだとか どうやら本気で主張してるっぽいのがつくづく2chだよなあ
>>811 もしかして自転軸を公転面に垂直にしてエネルギー元は近くに太陽電池浮かべる奴か
宇宙空間で簡単に製造できる長寿命の太陽電池が開発されないとは限らないからアリだな
で、誰かどのタイプでもいいからコロニー建造について考察してくれ
>>816 クレクレ言わないで、探してみろよ
日本語だと限られてるが、英語ならすぐ見つかるだろ
やたらゲームばっかりヒットするんだが
>>817 みんなが英語ができるわけじゃないんだから、あると言うならポインタぐらい
載せてくれよ。ネタに飢えてるんだから。
そこから話を広げればいいじゃないか。
知識や見識がどうこうという前に、人として不親切だぞ。
>>819 > 知識や見識がどうこうという前に、人として不親切だぞ。
あっそ、そこまで言うか。
この行がなければリンクの一覧でも貼るつもりだったけど。
なんだよ。結局ただの荒らしだったのか。期待して損したわ。
>>816 >>723 でコロニーそのものは円盤型を創造して書いてた
それよりバイオスフィア2で問題だったコンクリートが二酸化炭素を
吸収してしまうとかの方が重そうなんだよな
ID:e2veuPNH ID:/aioKSmd どっちもアホだな 未来性のある前向きな話題を頼む
クレクレ厨房はいつも勝手なことばかり抜かしよんなw 毎度笑ってしまう
話を進めようとしてる分煽り厨よりマシだと思うぞ 何の知識もなしに全部の板で同じこと書いてるんだろ?
>>822 そもそも、コンクリートって建材に使えるのか?
ビルってなんだろう…
>>814 いや、揮発性物質が残ってたって氷山みたいなものだろ
人間が生活したら熱で溶けだしてしまう
それじゃ構造材を別に作る必要があるだろ?
主任開発部員とか権威に騙されやすいひとのようだが、
自分で考えない人間と議論するヒマはないぞ。
何言っても「上の人に聞いてください」じゃムダな時間だからな。w
>>826 スタンフォードトーラスでは月の土壌や鉱滓から作ったムーンクリートを宇宙線や太陽フレアからの
遮蔽に使うことはよく知られていると思ったけど
なぜ月から資源を採掘するのか。 月は重力が大きく、資源の輸送に向かない。
>>826 コロニーの中身には使えるが、
コロニーのような巨大構造物の構造材料として、
今存在するコンクリートは、粘り(じん性)がなくて使えないと思う。
>>828 最悪の場合として木星付近の軌道に浮かぶ氷の塊に住むことを考える。
氷の表面側から10m残して削り、できた空間を鉄で囲んで居住スペースとする。
居住スペースへは何らかの手段で熱量が送られ20℃を保つとする。
このコロニーには放熱器が備えられ、外部から送られた熱量と同じ分だけ輻射として宇宙空間へ破棄されるため、全体の熱量は一定である。
(これは真空中に設置される居住施設なら常に必要な措置)
さて、このコロニーの外縁部は真空宇宙にさらされてほぼ絶対0度だが仮に-270℃とする。
簡単のため氷全体から均等に廃熱されるとして氷の壁は内側から外側へかけて20℃から-270℃の温度勾配が生じ、
結果として、鉄の内壁から約70cmが溶けて水の層となる。
これぐらいなら壊滅的事態とは言えないのでは?
そして自分で考えるというならこの程度の結果はすぐに出てくるものだと思うが何か間違ってるだろうか?
>>832 いや、コンクリート自体が手に入って何かに使えるかどうかを知りたかった
要するに
>>829 を知らなかっただけ
>>832 コンクリにしろ岩石にしろ、基本的に圧縮には強いけど引っ張りには弱いからなぁ。
>>833 そこまでして氷の形を保つ必要は全く感じないな。
つぶして都合のいい形に作り変えるほうが楽だし安全だな
すでに強度を支えてるのが鉄?の構造なわけだろう。
ついでに、コンクリートが引っ張りに弱いから鉄筋コンクリートが発明されたんだと思うが
コンクリートが引っ張りに弱いことを克服するために、鋼材や鋼線に張力を与えた状態で コンクリートで固める工法がある。 固化後はデフォルトでコンクリートに圧縮応力が働いてるので、その分張力に強くなるという仕組みだ。
コンクリートは、鉄鋼と2桁位強度が弱く、引っ張り試験が難しい。 プレストレスを使ってもコンクリートは、 金属材料と比べて画期的に引っ張りの強度が向上する訳ではない。 コンクリート屋は圧縮に強いと言うが、コンクリートの圧縮強度試験の治具は鉄鋼だったりする。 安く造れるというのはコンクリートの利点ではあるが…。
>>838 コンクリは安いのもだけど重量が(宇宙空間だと質量だけど)鉄と段違い
熱伝導率も鉄に比べればマイルドだし
>>839 熱伝導率もメリットのならないな。
金属材料と比べて強度の土俵が2桁違うし、比強度でもコンクリートは激しく劣る。
信頼性もコンクリートは材料欠陥の塊みたいなもので、主要な構造材料としては使い難いな。
>>840 じゃさ、コロニー内部の建材で一番適正な材質はなんだよ?
>>841 コンクリートをコロニーの内装に使う事には反対する訳ではない。
コロニーの重要な強度を受け持つ根幹の構造材料には、
今の時代に世界にあるコンクリートは、宇宙では使えないだろうということ。
何かと言われても、宇宙での材料特性の実験もまだだから答えようがない。
コロニーの設計方針も決まっていないから、どういう材料が適当か何とも言えない。
宇宙の環境での小さな暴露試験をようやくISSでやっている段階かと。
どんな材料でも製造の実験はまだまだ先だな。
宇宙での元素の存在率のデータが理科年表とかに出ているが、
それをみると、宇宙にたくさんあって構造材料に使えそうなのは、
今の鉄系の材料を、宇宙用にもっと技術開発したものになるのかと思う。
コンクリートだと更新性も不安ってのもあるわな 建て直しをやるような物にはならないだろうし
>>836 ・作業の初期の段階から掘った分だけ空間が使用できる
・放射線遮蔽
・デブリ対策
内張りは溶けた水を遮る/建造物を支持する以上の強度はいらない
むしろ別の断熱性のある素材にすれば水の層自体なくなるだろう
てか
>>833 は氷の混じった小惑星では溶けて住めないという
>>828 への反論って流れを読んでくれ
ふむ
金属系は酸化腐食するから問題なんだよな
847 :
オーバーテクナナシー :2009/10/04(日) 01:38:09 ID:XghBU4E+
宇宙でも酸化腐食って酷いの? そんなに水分も酸素も其処此処に無いと思うんだけど
宇宙線と紫外線に堪えられればいいだろうな
>>844 放射線やデブリ対策なら、鉱物スラグをまわりに積んでおくだけでいい。
スタンフォードトーラスはそういう形になってる
>内張りは溶けた水を遮る/建造物を支持する以上の強度はいらない
1気圧を支えないといけないだろう。
地球上の岩や氷山のつもりで考えがちだが、
無重力0気圧で生成された小惑星や彗星には
そんなに強度は無い。
地球上では溶岩や氷からガスが抜ければ大気圧で穴がふさがる
重力で空洞がつぶれ、より強固な岩になる
ところが宇宙空間では大気圧も重力も無い
肉眼ではみえない細かい穴だらけで、まさに軽石みたいなものだろう。
>>849 だから流れを読んでからレスしてくれって
木星側の軌道は太陽熱が届かなくて揮発性物質が残留し軽石になってないって前提なんだからさ
「いいや探索していない木星側も全部軽石だそうに決まった」って主張するのは勝手だが
話の流れが別なんだから俺のコメに言われても困る
>>850 いや、生活廃熱とかでその揮発性物質とやらが融けちゃった場合の話をしてるんだろ?
話の流れを読んでないのか?
>>851 >>833 を読んだ上で言ってるのか?
別の言い方をすれば廃熱しないなら鉄で作っても融ける
コンクリートは融けないかもしれんが中の人は蒸し焼き
以上
>>852 だーかーらー
液体になっちゃったらその部分は構造材になり得ないって言ってんだろ
>>828 あたりは
ってことは内壁自体が構造強度を持たなきゃいけない
気圧と、居住区回すんならそのGに耐えるくらいの
> 別の言い方をすれば廃熱しないなら鉄で作っても融ける
いきなり何関係ない話始めてんだよ
排熱するななんて誰も言ってないだろうが
氷の中に住むなら融けないように氷との間の断熱はきちっとして排熱は氷を経由せずに別の開口部から行う
それでいいだろ
氷が融けても問題ないとか言い出すようじゃ
>>833 は自分で考えない方がいいかもしれんわ
>>853 氷の中に住めて融解物質の混ざった小惑星に住めない理由を述べよ
>>854 また「住めない」とか誰も言ってないこと言い出す…
いろいろ無駄だろって話なのに
固体の氷ならそのまま構造材になる
気密壁にもなる
内壁の外に液体の層があったら内壁自体に構造強度を与えなければならない←無駄
最外殻の固体部分で対真空の気密は間に合ってるのにわざわざ内壁に対液体の気密が必要←無駄
>>847 地球でいう酸化腐食は、宇宙ではあまり問題ないと思う。
>>856 ISSの高度だと大気上層の活性分子が悪さしてるけどな。
>>855 >>828 の
>>いや、揮発性物質が残ってたって氷山みたいなものだろ
>>人間が生活したら熱で溶けだしてしまう
これは否定できた(必ずしも融けない)でいいの?
俺が成り立たせたいのは
1. 小惑星帯の外側軌道で氷をくり抜いた構造体(水の層はとりあえずなし)に人が居住できる
→これは
>>853 で認められた、ように読める
2. 小惑星帯の外側軌道で氷を含んだ岩の小惑星をくり抜いて人が居住できる(氷だけでも住めるくらいなので)
の 2. なんだが同意してもらえるか?
念のため言っとくと俺は
>>828 じゃねーぞ
そして融けることに同意して話を続けちゃったのは
>>833 だ
>>858 いいんじゃねーの?
>>828 がどう思うかは知らんが
スペースコロニーより困難そうなのは居住区を回転させ続けるための機構ぐらいかね
なんだかんだ言って、地球近傍に住むことにこだわる人が多いのは、 「いざという時、逃げる場所が近くにあること」なんじゃないかと。
ミエミエのスレ伸ばし工作に何ムキになってんだか。
ムラのあるスレだなあ
梅
梅
>>858 エスキモーの家みたいなことを考えてるの?
(内部からの熱で常に溶けているが外からの冷却によって崩壊することはない)
残念ながら宇宙空間はまったく冷却効果がない(真空は最高の断熱材)ので
絶対零度とか関係ない。生活空間と外壁の間に断熱材をつめる必要がある
さらに構造補強までする必要があるとすれば、最初からばらして材料にするのと変わらない。
>>866 > 残念ながら宇宙空間はまったく冷却効果がない(真空は最高の断熱材)ので
ええっと、シュテファン・ボルツマンの法則とか知らないんだ
梅
>>867 黒体輻射でバーベキューするつもりなのか?w
そんなに気が長いならともかく、普通のスケールでは冷却はほとんど望めないと言っていい。
>>869 スペースコロニーなら、長期的に熱収支が釣り合うのは存続のための
必須条件なので、冷却が望めないということはありえないだろ。
スペースコロニーとして建設した以上、巨大なラジエータなり、
何らかの冷却を達成するための機構は用意していると考えるべき。
温度的に氷が先に融けるんじゃね?とか、そういう話は知らんが。
>>870 考えるべきっつーか、どの構想のコロニー見ても必ずラジエータの
放熱翼が付いてるわ。
単語に反応するスクリプトか? 一応、小惑星掘って住めばコロニーなんていらないじゃんという人に 反論してるつもりだったんだが
>>872 いや、小惑星だって、別に掘って終わりじゃなかろうて。
それは揚げ足取りだろ。
素朴な疑問だが、小惑星ってどうやって掘るのかな? 超低重力だと固定が出来ないから、スコップ一つ使うのも大変そうだが。 はやぶさの時は結構悩み所だったよね? それなりの重しがあれば何とかなるのか、 固定具をどうにかして撃ち込むのか、 氷か何かで固めるのか……。
>>871 巷のオニールシリンダのイラスト見てもよくわからんのだが
放熱翼の様子がよくわかるお勧めの図とかある?
>>873 それじゃコロニーとコストが変わらないから
とくに小惑星が有利じゃないよねっていう反論なんだよ。
逐語的に反応しないでくれ。
>>875 オニールシリンダはデザインが古いから放熱板ない。
あるいは反射板の裏側が放熱板だろう。
877 :
オーバーテクナナシー :2009/10/14(水) 01:10:23 ID:33ef/EWw
>超低重力だと固定が出来ないから、スコップ一つ使うのも大変そうだが。 最初に深く三点にロケットアンカー打ち込んでワイヤーで牽引しながら堀り 熱や溶剤で周囲を固めながら掘り進む感じだろうな 小惑星の引力が少ないと難しいのは確かだと思う
小惑星の資源を使って新たに宇宙ステーションを作ればいいんじゃないの? 住むべき土地は自分で作る。
それがスペースコロニーって言うんじゃないの? わざとか?w
>>872 いらないっつーか土地代に相当な差がでそうってところ
地球近傍のコロニーは超絶高級リゾートで
単に宇宙で暮らしたいとか重力井戸を出ていろいろしたいって目的の人は小惑星へ行くだろう
だから建設コストはたいして変わらないって証明されたよね?… たとえて言うなら 岩山に洞窟を掘るのではなく 砂山に穴を掘って暮らすようなもの コスト的利点がない。最初からコンクリートの材料にでもしたほうがいい。
882 :
オーバーテクナナシー :2009/10/15(木) 22:00:41 ID:2jl2+y3d
コロニー建設資材用に有望な小惑星の選定しないとな
883 :
オーバーテクナナシー :2009/10/16(金) 00:08:58 ID:zTcaohnH
ほんとうに、重力がないより、少しあったほうが 住みやすそう、月くらいに、 あそこからなら簡単に宇宙に出れる。
脱出速度2375m/sが簡単ねえ…
オモチャみたいな月着陸船(の上段だけ)で人間二人が脱出できるんだからな 資源採取の場所としては最適だろう むしろ小惑星で適当な奴って、そんなに数がないんじゃない
例えオモチャみたいだと主張するLM上部でも、人間二人との重量比を 考えないとダメだろう。 ロケットなんかでは月の重力ですら荷が重いんだよ。 月からの資源持ち出しは軌道エレベータなりマスドライバーなり使わないと。
惑星に住むというのはあまりいい選択肢ではない。 宇宙ステーションに住み、惑星から資源を採掘して宇宙ステーションを 広げるというのが宇宙時代の標準になるのではなかろうか。
HighFrontierとか読んでると、別に目新しい意見ではないわな。
>>888 俺の意見に目新しさはなくても、優先順位を明確化することは大事。
>>881 証明されたって…実際に外側の小惑星がどうなってるかまた調べてもいないのに
つか軽石って実際に見たことあんの?手で割れるもんでもないしあれで器作ったら気密保てると思うぞ
本物の石より適当に脆くて軽いのは加工コストが低減されて有利とすら言える
俺としては小惑星に住むことは一笑に付すほどありえないことでもないし
スペースコロニーの構築コストは安く見積もられすぎてると思う
イトカワ一つが脆そうってだけで定量的判断もなしに決め付けるのは馬鹿馬鹿しい限りだ
惑星殖民は重力固定の問題がある。 宇宙ステーションは重力可変だ。
>>891 惑星状で円筒とかすり鉢とかをぐるぐる回すという提案もされていてだな・・・。
すくなくとも火星の本と月の本にぜんぜん別々のデザインのが
載っているのを見たことがある。
とはいえ、スペースコロニーほど大規模で安定したものは難しいの
ではと思うが。概要しか書かれてなかったので詳細は不明だが。
>>891 そこは重要な点だよな
惑星の方はまずテラフォーミングしなきゃいけないから
あれだけで、何百年も掛かる計算
火星レベルで500年クラスじゃ先が思いやられる
採掘とかなら、まあ早い段階で実現も有り得そうだが、住むのはまだ先だろう
先に実用化するのはスペースコロニーだろうしな
月は例外としても
894 :
オーバーテクナナシー :2009/10/17(土) 02:51:03 ID:4RGvjQ59
無重力下の精錬て研究してんの? 一番重要な気がするんだが
895 :
オーバーテクナナシー :2009/10/17(土) 02:56:02 ID:4RGvjQ59
あーでもコリオリ力を無視すれば 小さい空間でも遠心重力作れるのか しかしダウンサイズも重要な要素だよな
>>894 USERSでやったし、きぼうでもやる予定。
ただ、基地を作るための大規模プラントの技術開発じゃなくて、
宇宙でしか作れない希少価値のある合金って方向性だったような気はする。
897 :
オーバーテクナナシー :2009/10/17(土) 03:11:24 ID:4RGvjQ59
あとどうやって鉱物を選別するかってのも 研究が必要だよね ウィドマンシュテッテン構造を探そうにも切断しないと解らんし
軌道エレベータ前提ならコロニーも作れそうな気がする 地上で作った部品を適切な高度まで持ち上げて制動用の燃料と一緒に離せば好きな軌道へ送り込める まずは投資に値する経済効果が見込めないといけないが
>>898 軌道エレベータありならまあ大概のものは何でもどうとでもなるからな。
問題は、軌道エレベータは物理的には不可能じゃないけれど・・・
というようなシロモノで、できるのを待っていたら、それこそ建設開始が
いつになるのか判らないという点だ。
>>899 軌道エレベータなしだと月面なり小惑星帯なりに工業基盤ができてからだと思うんだよな
それらよりもすでに実際に建築計画が出ている軌道エレベータのほうが早いかもしれない
調べたら2018年に稼動開始予定だそうな
だってスペースコロニー計画もアポロ計画なみの予算がかかるらしいし 既存のテクノロジだけでは不可能な軌道エレベーターはもっとかかるだろう そんな金今の状況じゃあどこからも出てこないわな。
アポロ計画の予算であんなバカでかいものを何にもないところに作れるというのが驚きなんだが 技術の進歩はすごいな
アポロ計画の予算で作れることが証明されてるの? 実際に工費が増え続けてしまったら意味がない。
>>900-901 正直その会社は胡散臭いw
いや、長〜〜〜いカーボンナノチューブの製造法に見通しが何も付いていない
のに2031年とか言われても、根拠は何よ?その頃には実用化されているだろう
って予測?とか思ってしまうわけで・・・。
スペースコロニーみたいにそれ自体は技術的に不可能ではないだろう
(ただし輸送手段とコストに難あり)ってものと、
技術的に当面不可能なものは一緒には考えられない。
これが、スカイフックを建設します、とか言っているなら頑張ってください
と思うんだけどねぇ?
>>903 いやアポロ計画なみと言ったら普通は小規模な戦争なみって感覚だと思うぞ。
それでも絶対無理ではないというところがミソ
まあそういう試算したのは三十年前のオニール博士なので、単なるキャッチフレーズ程度に考えたほうがいいW
>>905 うん、CNTの長さがムーアの法則類似で複利計算で伸びても所要の長さになるのに
あと50年前後かかりそうってのを以前軌道エレベータスレでしてたな。
現時点でなんら強力なブレークスルーが見つかってないので、2031年は眉唾物だ。
まあ、隠れ技術が政治的要因で相当隠れてそうだから、それも期待材料か 出来ないなら話題にもならんだろうから
アメリカでは素材技術はどれくらい進んでいるかな。
911 :
小島1号 :2009/10/25(日) 18:30:40 ID:lArrG0TF
>>797 おお、ありがとう。正直、最近はコロニーで暮らすために必要な道具
とか元素とかで悩んでいたんでうれしい。しかし今はあんまりな状態で
買っても読めないから、買うべきかどうか、当たりだけつけておくよ。
先進国の軍事費を全部宇宙開発につぎ込めたら 今頃はもっと進歩してただろうな まあ現実は厳しい
同感
割とそんな風にやったのがアポロだったんじゃないの
各種保険料払うのを止めたり、 家のカギが壊れても交換するのを止めて、 そのお金で美味い飯を食いたい? 実行する奴はいないな
>>915 ローンで新しい家を買うのも理解不可能か?
そもそもうまい飯なのかどうか アポロは軍事的価値が望まれて実現したけど 今は何か宇宙進出の経済価値が見出されないと難しいな 宇宙には静止衛星だけあれば充分って人がほとんどだろう
地球外惑星から資源を採掘しながら宇宙に定住するというのが 宇宙開発の最終目標だとおもう。 宇宙コロニーは宇宙開発の最終目標だ。
宇宙開発の前に開発持続性の確立とかあるし 地球が太陽に飲まれるまでに外に出れれば良いって考えもあるだろ
コロニーの実現にはマスドライバーが必要だろうな テーパー付きの軌道エレベータと同じく 技術的には作れるらしいが、やっぱ迎撃不可能な巨大隕石でも来ないと 費用対利益的に無理なのかなぁ
さすがに難しいんじゃないの? 途中まで飛ぶカタパルトくらいしかできないんじゃない?
マスドライバーって月面に作るものとばかり思っていたが地球に作るのかよ
今はトンネルアクチュエータとか有るんだ市 より大きなものを作れないってことは無いでしょ リニアも軌道伸ばせば限界ないし
地球のマスドライバーが実現しないのは、あまり短時間に 第一宇宙速度まで加速をかけると、慣性力が強くなりすぎて 人間が耐えられないから。 人間が一定時間耐えられる重力は9Gまでだから、7.9km/sまで 9Gで垂直に打ち上げるとして、90秒間9Gの加速に耐えなければならない。 加速に必要となるマスドライバーの長さは垂直に354km(!)。 マスドライバーの長さを数kmにおさえるには、1000G以上の加速を かけないといけないが、人体はとても耐えられない。
>>924 マスドライバーは低軌道に乗せるには垂直打ち上げじゃないか。
むしろ水平なのかな?
マスドライバー関連の話がしたきゃ、専用スレへどうぞ。
コロニー建設と絡むならスレチとは言えないけど、
>>920 にしてもどう関連するか
書いてないし。
建設への障害だろ
地球の地表から衛星軌道まで打ち上げるマスドライバーの構想は実在するが Gが大きすぎて人間はもとより精密機械も無理らしい 資材の打ち上げには使えるかも
耐G可のペイロードならマスドライバのような大げさなガジェットでなく、 ライトガスガンで打ち上げ可能だ。
1800G以上かかるんじゃないの?
マスドライバーの長さをxとし、マスドライバーの加速度をyg(gは重力加速度)、 第一宇宙速度をv1とすると、低軌道投入に必要なマスドライバーの長さは、 大気の影響を無視すると、 x=(v1の二乗)/2yg v1=7.91km/s、g=9.81m/s2だから、 x=3190/y(km) となる。10Gの加速で飛ばすとマスドライバーの長さは319km、1000Gだと3.19km。 大気の摩擦力や重力を考慮するとこれ以上になる。
人間を搭載できるマスドライバーを建設するには、長さ数百キロの 加速器を螺旋状に作る必要がある。 欧州のLHC加速器の巨大版のようなものだ。
螺旋に作るのはあまり意味がない 回転運動は加速運動だから、そこでも加速力が必要でなおかつGがかかる 簡単に言えば遠心力
マスドライバーのスレでやれ
PS 過疎ってるけど、おまいらの考察より深い…レスもある。
937 :
小島1号 :2009/11/13(金) 21:51:24 ID:ZPZJdBy+
>>804 初期型として島1号が提案されています(島1号にも色々問題ありますが)。
小惑星への居住はツィオルコフスキーからして否定的な意見です。野田さん
の本は小冊子なのでしかたのない部分はあると思いますが、この否定意見への
回答がなかったように記憶します。小惑星上で生きてゆくためのプランも
ほとんどありません。オニールのプランは十分とは言えませんが、生きてゆく
ための方策を提案しています。
小惑星に目を向けるという点がよかったと思いますが、そこでの居住という
ことであれば、意あまって言葉足らずだと思います。
プランたって太陽光を取り入れて循環型の生態系を構築、以上に何かあるの? そんなのコロニーでも小惑星でも同じでしょ
小惑星は強度計算ができてない 多分まわせばバラバラ 真空の無重力では固まる要素がないから。
回さないんだって スレ読みな
簡単に言うと、都合のいい小惑星がそんなにない。 わざわざ軌道計算してランデブーして捕まえてくるコストに見合わない。小さすぎる
捕まえてくる発想はなかった
手も触れずにもってくるのか すごい魔法だなw
>>943 一応突っ込むけど、このスレで一般的な小惑星を持ってきてコロニー作る話じゃなくて、
小惑星に移住して中にコロニー作る話へのレスだろ?
軌道そのままでそこに住むのか? それは島流しって言うんじゃないか?w
資源の精製と製品の製造はすべてスペースコロニーで行えばいい。 小惑星では資源の採掘だけ行って、スペースコロニーに工業都市を 形成すればいい。
スペースコロニーはみんな島流しだろ。 納得して住むのなら、構わんわな。
一応説明すると、ラグランジェポイントどうしなら距離一定で数日?で行き来できるが、 小惑星はそれぞれ別の軌道に乗ってるわけで、行こうと思ったら毎回軌道計算して さらに数ヶ月かかるわけ。 アニメやスターウォーズに出てくるアステロイドベルトみたいなイメージで考えてるのかなw
>>948 誰もそんなこと言ってないけど。
自分の脳内の投影じゃないのか?
数日と数ヶ月、伝染病が急速に発生したら全滅するまで助けが来ないレベルだ。 さらに通信タイムラグが1秒と数分の違いは事実としてあるんだが その違いについてはどう考えるのかな。
>>950 野田さん案だと、基本的に日常的に行き来するつもりはないんじゃない?
人口がいっぱいになったり資源を使い潰したら次の小惑星に移動する程度で。
孤立・全滅のリスクは許容?
生活スタイルが全く違うから、一般的なスペースコロニー像を意識しつつ
語るのは難しい話題な気がする。
まぁそういう案もあるよって話か。
スペースコロニーAを作るための資源の精製と部品の製造はすべてスペースコロニーBで行えばいい。 そのスペースコロニーBを作るための資源の精製と部品の製造はすべてスペースコロニーCで行えばいい。 中略 そのスペースコロニーZを作るための資源の精製と部品の製造はすべてスペースコロニーAで行えばいい。
そもそもラグランジュポイントに多数のオニール型コロニーがあった場合、 お互いの位置関係は変化するだろう つまり衝突の危険性がある 大質量のコロニーを動かす人も大変だが 現実にはコロニーのような物が作られるとしたら、まずはもっと地球に近い所に建設されるだろう 小惑星を使うとしても、地球から大量の機材や人間を運ぶ必要があるのは変わらない
>>953 > そもそもラグランジュポイントに多数のオニール型コロニーがあった場合、
> お互いの位置関係は変化するだろう
うん。
ただし、コロニー相互の引力は無視していい。計算すればわかる。
> つまり衝突の危険性がある
それはない。L4・L5点の周りの安定軌道(短期モード)は23,000kmの総延長で、コロニーを
100個並べても十分間隔が確保できる。
> 大質量のコロニーを動かす人も大変だが
距離の近いコロニーについては、ケーブルなどで物理的に接続し、「クラスター」と呼ぶ
単位で管理する案もある。
> 現実にはコロニーのような物が作られるとしたら、まずはもっと地球に近い所に建設されるだろう
地球に近いほど重力傾度は高くなる。地球を周回する物体には、おおむね地球の中心からの
距離の3乗に反比例する力が働く。ISSとHTVが接近する時に、10mしか離れていなくても
常に修正していないと同じ位置に停止できないことで認識された方も多いだろう。
> 小惑星を使うとしても、地球から大量の機材や人間を運ぶ必要があるのは変わらない
目標とするモノに比べればわずかだわな。種モミみたいなもんだから。
>>952-953 これってネタなのかマジレスなのか判断がつきかねる
>大質量のコロニーを動かす人も大変だが
人力かよw
無視していいって、単に無視すると宣言しているだけだろう 「位置が大体あの辺りに安定している」というだけの事で、 多数の物体が同じラグランジュポイントにある場合の物体間の距離自体、 三体問題を解く最に「無視」してしまう位小さな距離になるだけの話だ それは相互に衝突しない事の保証にはならない
>>953 ちゅうか、地球近傍なんかデブリの巣なんだけどね。
特に静止軌道より下。
お互いの軌道を見て 適時スラスタ吹かしてやりゃあ良いだけだろ
959 :
オーバーテクナナシー :2009/11/20(金) 17:58:50 ID:9IyFLkTY
月さえ無ければ普通に地球を周回すれば良いだけなんだけどな いっそ金星上の周回軌道に作った方が楽なんじゃね?
月がなければ、数百億トン単位の資源を得るハードルが一気に高くなるんだけど。
>>958 太陽帆や低出力イオンエンジンでもいい。
ダムや巨大橋だって毎日保守費用がかかってるだろう。
作ったらほおっておけると言う発想がそもそもない。
>>961 化学ロケットにしろイオンエンジンにしろ推進剤を消費するというのは、
長期的に見て好ましくない。
太陽帆は望む推力を得るにはコロニーに比べてさえ極めて大きな帆が必要だ。
(でなければ、そもそもコロニーは太陽光の光圧で動いてしまう)
コロニー間の力の伝達は引力はCNTなど丈夫なケーブル、斥力はマスドライバーと
マスキャッチャーで行うのはどうだろうか。
ドライバーって言うほどのものは要らんな 外壁から手放すだけで飛んでいくんだから
失われた運動量は何かで補う必要があるのは変わりがない
966 :
小島1号 :2009/11/21(土) 19:25:22 ID:0Z1iSBNM
>>918 宇宙開発の最終目標は、人によって違うようです。私の場合は
「地球(や太陽系)が居住不可能になった場合にも、生き残ること」
というのを最終目標に置いています。
なので、空気や水なども地球に依存することは避けたい、という
考えがレスに時々にじみでています。
>>919 地球外の開発を担える存在が、現在の人類文明以降出現しないという
可能性もあります。
次世代の宇宙開発文明が出現するとしても、一番乗りの栄誉が現在
自分が所属している人類文明のものであった方がうれしいですし。yt
967 :
小島1号 :2009/11/21(土) 20:05:48 ID:0Z1iSBNM
>>966 最後のytはコマンドの打ち間違いです。気にしないでください。
>>920 >>迎撃不可能な巨大隕石でも来ないと費用対利益的に無理なのかなぁ
発見した時点で、建設のための時間が足りないのでは・・・
>>956 L4,L5の軌道問題は、三体問題としてだけではなく、太陽も含めた四体
問題として解かれた結果を
>>954 は語ってくれていると思うんですが?|y!|
>>961 放っておける軌道ということでL4,L5が候補になっているんだと認識
していたんですが、間違っていたら御指摘お願いします。
月や火星にこだわらずとも、もう少し重力が低くて鉱産資源が 地表にむき出しになっている惑星を資源採掘地に選べばいい。
>>968 月より重力が低い惑星なんかあるわけないだろ。
それとも、貴殿は太陽系のモンじゃないとか?
>>969 いくらでもあるよ。
小惑星アムンとか火星の衛星フォボスとか。
>>970 > 惑星を資源採掘地に
> 惑星を資源採掘地に
> 惑星を資源採掘地に
読み間違いか?小惑星や衛星とは書いていない。
>>971 小『惑星』も惑星の一種ですがwwww
別に俺は大惑星といった訳じゃないしwwww
衛星も惑星だよ。
惑星は光や熱を出さない星。
>>972 あーあ、やっちゃった
スレの残り少なくて良かったね
永く恥を晒さないで済む
974 :
オーバーテクナナシー :2009/11/22(日) 01:58:33 ID:kWlfhAAu
最近争点になった単語だからな 冥王星は惜しい事になったよね
下げスレだったのかご免
そろそろ次スレ立てますか?
だから、小惑星も惑星の一種だといってるの。 惑星"Planet"の一種が小惑星"minor planet"じゃん。
往生際悪いなあ。 自然科学は用語の定義にはうるさいのに。 惑星の定義で揉めたのって記憶に新しいだろ…
小惑星の対義語として惑星という言葉を定義するのはおかしい。 主惑星(mejor planet)や大惑星という言葉を当てるべきだ。 一般的な感覚からして、惑星(planet)は小惑星(minor planet)を含んでいる。
少なくとも俺の定義では惑星は小惑星を含んでいるから、 あまりくだらない揚げ足取りをしないことだな。
でもその用法を使うと非常にまぎらわしい 小惑星は小惑星と書くのが無難
まあまあ 言いたい事はどちらも分かるんで、矛を引っ込めて ひとまず次スレを
立てて来ようか?
IAUの定義にイチャモン付けるようなバカがいるとはな。回線切って吊って詫びるのが適当だよ。 「少なくとも俺の定義では」?小学生でも恥ずかしくて言えんわな。
>>962 イオンエンジンがもっとも消費推進剤が少ないはずだよ。
運動エネルギーは質量かける速度の二乗なので
マスドライバーはかえって効率が悪い。
>>985 マスドライバー+マスキャッチャーの組み合わせだ。
キャッチボールするだけで質量はどこへも行かない。
エネルギーの消費だけで、運動量を交換する。
そんなに質量欠損を心配しなくても どうせ月からの資源は建設後も途絶えることがないと思う。 完全循環とか現在の科学では無理だし
どうも私にはスレ立ての了解が出ないようだから、誰かお願いできますか?
>>986 エネルギー消費も要らないんだなあ
外壁へ物を持っていって離すだけで飛んでいくんだから
まあ完全にイラネなんて事は無いだろ どこかでロスは起こるし
ロスはこの場合問題にならんよ リリース/キャッチの際にレールの摩擦で運動量の一部が熱になっても コロニー間に斥力が発することには変わりない
回転がわずかに遅くなるだろ。ほっておくと重力がどんどん軽くなるぞw あと、どうがんばっても軸方向には発射できないよね。
>>回転がわずかに遅くなるだろ なんで? 回転力の反作用だと思ってるの? >>軸方向には発射できないよね 並列するコロニー間に斥力を生じる話だろ?
反作用だろ。永久機関じゃないんだから。 あとコロニー間の引力だけじゃなく、複雑な姿勢制御が必要になるだろ。
997 :
小島1号 :2009/11/23(月) 21:49:41 ID:uhcR2gIj
>>996 乙です。
>>994-995 作用・反作用には力が必要です。
回転しているコロニーの外壁に取り付けられた船をコロニー外にリリース
したとして、その時点でのロスは摩擦熱程度でしょう。ただ、船をコロニー
外壁に設置する際にかかる力、加速度はロスの対象になるんではないんで
しょうか?
受け取る方は大変だな
受ける側は回転してる壁で受けるんだろ? そうとう高度な制御が必要だし 船には微調整と姿勢制御のバーニヤが必要だろうな マスキャッチャーというのはただのケブラー繊維のバスケットで なにも高度な制御は考えられてない。 どっちにしろ、そんな苦労はする必要がないと思う 低出力のイオンロケットを噴射してればいいだけ。
1000 :
小島1号 :2009/11/24(火) 01:13:50 ID:dRHDgX4F
そんなときには高速道路のインターチェンジで培ったサイクロイド曲線を 応用して、ポケットから取り出したハンカチを振るのです。 「さよ〜なら〜!」
1001 :
1001 :
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