● 参考書籍
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書名:軌道エレベータ−宇宙へかける橋−
著作者:石原藤夫、金子隆一・著
出版社:裳華房
判型:B6
ページ数:153ページ
発行年月日:1997年7月25日
本体価格:1500円(本体価格)
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「楽園の泉」 ハヤカワ文庫 SF 731
アーサー・C・クラーク (著), 山高 昭 (翻訳)
※AMAZONにて取り扱い不可
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「星ぼしに架ける橋」 ハヤカワ文庫 SF 490
チャールズ・シェフィールド (著), 山高 昭 (翻訳)
※AMAZONにて取り扱い不可
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「SFはどこまで実現するか」講談社ブルーバックス B-801
ロバート・L・フォワード著,久志本克己訳,講談社 (1989)
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まっすぐ天へ (1) イブニングKC
的場 健 (著) 協力・金子隆一
5 :
1:2005/10/03(月) 18:12:46 ID:SMAQjEd8
2getがないというのも寂しいなあ。
せっかく気合いを入れて一気に書き込んだのに。
6 :
オーバーテクナナシー:2005/10/03(月) 18:33:17 ID:HDsB4Ped
行くまでにいったい何日かかるんだろう
3万6000キロ
途中で故障したらどうなるんだろう
>>1乙。
アニメやコミックで、軌道EVが主要ガジェットとして出てくる物のリストはないんだろうか?
自分は「銃夢」シリーズと、「砲神エグザクソン」しか知らないが。
>>9 参考文献の巻末にあるよ。
書名:軌道エレベータ−宇宙へかける橋−
著作者:石原藤夫、金子隆一・供著
14 :
Kひげ:2005/10/04(火) 10:48:24 ID:0rqzudlp
>>4 アーサークラークいいね〜〜
未来に希望を持ってしまうよ。
2001年宇宙の旅、の時も未来に夢を持ったけど
これから、爆発的に良くなる、かな〜〜??。
<< 21世紀 >>
(´・ω・`)
>>14 そうか?一つのギミックに驚いた後は、そこからの発展が何もないじゃないか。
あれほど詰まらんSFをよく書き続けられたものだと思うよ。
「2001年」の場合は
>一つのギミックに驚いた後は、そこからの発展が何もない
というのとは違うような気が駿河・・・。
まあアイデアひとつでひたすら枚数を伸ばすような作品も多いが、
昔のSFだからなあ・・・。
18 :
オーバーテクナナシー:2005/10/05(水) 01:04:52 ID:1kWl1RQ6
>>16 古典、だからね、
センスオヴワンダーが全ての、古きよき時代の話さ、
今の若いもんには解らんだろうが..
ま、あの時代なら通信衛星3コのアイディア出すだけでも大したもので…
今の私たちなら、何ができるかなぁ?
冥王星の向こうにもそう簡単にモノ飛ばせるわけでもないしね
>>14 >これから、爆発的に良くなる、かな〜〜??。
よくなる要素が一つもないなあ・・・・・と悲観的になるな。
宇宙開発もどうなるんだろうね。有人月面探査はいけそうだけど、火星はきついか。
21 :
ストラトス:2005/10/05(水) 22:55:43 ID:V64LqHx3
えーと
あまりすすんでいないようなので
みなさんにちょっとお伺いしますが
liftport社が掲げるような最も基本的構造の軌道エレベーター
を前提として、( )を基準としたら、
@2018年に完成する予想度合(絶対不可能0⇒9ほぼ確実に完成)
A個人的利益抜きで純粋に応援する気持ち(一切協力したくないC⇒A是非協力したい)
はどの程度ですか?
私は7Aってな感じです(これって夢想家レベルですかね?)
1C+。
「絶対あり得ない」というほどの自信はないが、
こんなの金集めの方便だと思うから、
「計画通りに」成功するとは思わない。
その時期までに実用的な長さのCNTリボンが、
本当に出来るかどうかですら怪しいと思ってる。
Cではなく「C+」なのは、「お手並み拝見」程度の意味。
23 :
ストラトス:2005/10/05(水) 23:50:14 ID:V64LqHx3
lp社は詐欺にちかいということですか。。。
だまされてるんですかね?
実は新株の公募でもあれば応募したくらいなんですが・・・
@0
AC
どちらかというと詐欺に近いものを感じるかな。集めた資金の大半は社員の給料とかで
消えるんでない?高給取りだろうし。
こういうものは普通は基礎技術の裏づけと建設資材の確保があった上で
詳細な建設計画を発表して資金を集めてスタートするものだし。
普通の大型土木プロジェクトのように。
そのうち建設素材のあてがないので無期延期とか発表するんでないの。
資金集めの契約書の免責にあったりして・・・・
>>23 投資の判断はご自分で。
勧めもしないし、止めもしない。
成功して巨万の富を築くも、
失敗して借金まみれになるも、
あなたの判断次第。
26 :
ストラトス:2005/10/06(木) 22:43:32 ID:L7RVT09i
>>25 ご安心ください。投資判断を仰いでいるわけではありません。
過去に株取引を中心にいろいろ損してきましたが、一度たりとも他人のせいにしたことはないですよ。
(自分はそっち系に近い仕事をやってるんで。。。あと借金してまで賭けてみようという訳でもないです)
ただ、自分としてはなんとかこのすばらしい事業を成功してほしい
と願ってやまないものですから、ただ傍観者でいるよりも
ほんとに微々たることでも手助けにならないものかと日々考えてるわけです。
もろ文系の知識で諸所の問題についてココで書き込みしていたのも
できるかぎり多くの人にこの事業を理解してもらい、できれば、
微々たる力でも、事業に協力できるようなアイデアが出てこないものか、
なんてことを考えてのことです。
私としてはやはり金融系のアイデアしかでてこないんですよね。。。
で、どの程度推進派の方がいるのかなって聞いてみたかっただけです。
>26
> もろ文系の知識で諸所の問題についてココで書き込みしていたのも
> できるかぎり多くの人にこの事業を理解してもらい、できれば、
> 微々たる力でも、事業に協力できるようなアイデアが出てこないものか、
> なんてことを考えてのことです。
これはちょっと危険な考えな気がする。
リスクとリターンをよく考えて投資するが吉。この場合のリターンは金でなくて
技術の発展と考える人だと投資する価値はあるのかもしれない。
>>21 前提によって大きく変わるわ。
liftport社が掲げるような最も基本的構造の軌道エレベーターを前提として
これを信じるに足る誰かが将来やるときに支援する。もしくは要素技術開発に投資する→5A
これをLiftPort社がやるのを信じて支援する→0C。
夢はあるが、用度は低いと思う
2018年程度では、打ち上げの方がコストは低いだろう
現在の発展途上国が宇宙ビジネスに参加する時期だろうから
裾野は広がっていると思うがね
むしろ、人口問題や食糧危機への解決技術が望まれるだろうし
観光程度の宇宙開発では動機として不足だ
よって、0C-
30 :
ストラトス:2005/10/07(金) 00:03:30 ID:mIhiRHI5
>>27 リスクは十分承知してますよ
もちろん詐欺臭いというご指摘も親切心からとお察します。
ただ、仕事柄、VCからたんまり資金を調達して社長が乱脈経営をして
会社をつぶしてサヨナラなんてなことを多数みていると
自分のお金は有効につかってほしいななんて思うわけですよ。。。
もちろんリターンを想定しない投資なんてありえませんから
もしLP社に出資する場合は寄付になってもいいって覚悟
もある程度必要かもしれませんね
(でも残念ながらまだ株や社債の一般募集はないようですが・・・)
31 :
ストラトス:2005/10/07(金) 00:11:34 ID:mIhiRHI5
>>28 そんなにLP社って信用ないんですか。。。。
でもこの事業について積極的に活動してるのは
ここしかみあたらないんですよね・・・
>これを信じるに足る誰か
ちなみに
NASAならOKですか?
JAXAではどうですか?
>もしくは要素技術開発に
私もそれ考えています。
東レや帝人などのCNT技術開発に貢献しそうな企業がまず挙げられますよね。
でも、その会社の株を市場で買っても、開発資金に繋がるわけでもないんですよ
で、CNT開発資金に使途を限定した社債なんてよさそうですよね
(ただ、使途限定なんてあまり意味がないんですよね・・・)
それにCNTも軌道エレベーター用途ではなく、他の用途にいってしまうと
私的には意味が薄いんです。
で、ダイレクトな効果を期待するとLP社がやはり第一候補に上がってきてしまう
わけです。。。
32 :
オーバーテクナナシー:2005/10/07(金) 00:12:13 ID:X67pM4Cz
一応理系のつもりだが、人間が地上に束縛されたままというのも
夢が(あるいは明日が)無いと思うので、
2B、くらいかな?
>>26 文系で金融系かー。
「なんか凄い技術じゃん!」と騙されて投資をしようと思うあたり、
JM-NET(ジャパンメディアネットワーク)に投資した人と変わらん様な気がする。
34 :
ストラトス:2005/10/07(金) 00:35:22 ID:mIhiRHI5
>>29 用度低いですかね?
私は人類の観点からかなり優先度の高い技術だと
思いますが、、、
私が思う軌道エレベーターの究極の建設目的は
「人類という種の保存」です。
現在のちまちました宇宙開発技術の進捗ペースでは
人類が宇宙で長期間生きながらえるだけの技術を獲得するには
時間が掛かりすぎるというか、全く期待できないといった感じでは
ないでしょうか?
もちろんスペースコロニーとか火星のテラフォーミングといった
大規模な宇宙開発は夢の又夢かもしれませんが、それに近づくためには
大量の物資を宇宙に上げる設備がもっとも必要になるのではないでしょうか?
ま、お察しの通り、去年放送していたNHK地球大進化なんかに
影響されての意見ですがね。。。
そういった意味で、宇宙旅行なんて(金持ちから新技術の開発資金を捻出する
方便ならいいですが)、既存の古いロケット技術で、
大量の汚染物質を大気中にまきちらして、
将来の懸念になるデブリを発生させ、一部の金持ちの
欲求を満足させるだけの行為としか思えないので、嫌悪感を覚えますね・・・
>>34 そういう嫌悪感なら、
スポーツカーあたりを先に叩くべきじゃないのか?
5リッターV12で二人しか乗れない車なんて、
大気汚染物質をばらまく金持ちの道楽だろ?
ロケットが古い技術?
「宇宙開発に置いては比較的古くからある技術」ではあるが、
「完成された・枯れた」技術ではないぞ。まだまだ発展途上だ。
軌道EVの用度が云々は、実はどうでもいい。
軌道EVは手段ではない。目的そのものだ。
そこにあるのは知的好奇心と野心だけだ。
文系にはわかりづらいと思うが、
理系は自分の知的好奇心と野心を満たすために、
目的と手段を入れ替える。
「軌道EVがあるとこんなに便利ですよ」は、
後付けの、見せかけの目的に過ぎず、
その真実は、軌道EVを作るための手段だ。
たまたまそれに気が付かない文系が、
政治的・経済的な目標をかなえるために
新技術を手段として利用しようとしたときに、
理系と文系のもくろみが見かけ上一致して、
計画が実行に移される。
アポロ計画も、スペースシャトルもそうだ。
理系はただそれを作りたいだけなんだ。
それが彼にとって楽しいから。
訂正。
>たまたまそれに気が付かない文系が、
…これはちょっと間違いだな。
たまたまそれに気が付かないか、
気付いていて、あえてそれを利用しようとする文系が、
が正しい。
2018年完成は絶対不可能としか思えん。誰がやっても。
>>31 あまりに謙虚さ誠実さに欠けるんですよ。
ケーブルが最大の問題なのにリフト作ってPRとか。
口の悪い人には投資詐欺と言われるわけだ。
そんなことでもしないと投資は集まらないという意見もあるだろうけど、
そんなことして集めても、実現できずに熱が冷めたら終わり。
下手するとこれがトラウマになってまっとうなプロジェクトが立ち上がるのを
阻害しかねない。
前にも書いたけど強度の高い軽量なケーブルは軌道エレベータ以外にも用途はあるんだし、
そっちを目指してほしいところ。
>>35 その視点はかなりいけますね。ちょっと感動。
>>31 >NASAならOKですか?
>JAXAではどうですか?
現時点ではNASAだってだめだわ。
可能性が説かれているだけの時点で10年ちょっとで実現を約束するなんて
無謀といわれるケネディ演説ですらやらなかったぞ。ロケットが衛星軌道に達してから後の宣言。
ツィオルコフスキーさんが机上でうだうだやっているころに
"We choose to go to the moon"っていうようなもんです。
夢として語るのはいいけど(語ってほしいけど)・・・・・・
まずCNTロープを作れ。そこでやっと出発点だ。
41 :
Kひげ:2005/10/07(金) 15:15:54 ID:apdG1Trw
そうそこが問題、まだ0.2mmでしょ〜
36000Kmまして72000Kmは夢の夢
まずロープありきでしょうね。”シ ン ミ リ ”
42 :
オーバーテクナナシー:2005/10/07(金) 15:51:14 ID:IpbQbe1D
外からの資源を降ろすほうが、用途として魅力があるわな
無重力化でできる均質な合金なも興味があるし
純粋な遠心分離も可能だから、薬剤の発展にも寄与しそうだ
そうした複合分野に投資できるなら興味あり
43 :
ストラトス:2005/10/07(金) 20:33:29 ID:mIhiRHI5
みなさん
あまりにLP社を責め過ぎてはいませんか?
彼らはまだ一般に向けて投資資金も募っていませんし、
例えばCNT構造物が実現できるとか、2018年に絶対完成させる
とかの断言はしていません(あくまでも目標ですよね)。
虚偽の情報を流布して、人々をだましているとはいえないと思います。
昨今のリフトの実験でも、リフト昇降システムの基礎的実験であって
CNTリボンについては触れていませんし、
あれをもって軌道エレベーターの実現が飛躍的に近づいたというような
表現でもありませんでしたよ。
CNT以外の研究をすることがそんなにプロパガンダに見えますか?
そういえば、ロープ
果たして、ロープという形状が正解なのだろうか
たとえば、ベルト型も何かしらの利点がありそうだ
軌道まで一本でなくても良いだろうしね
建設時は、ロープを下ろすんだろうけど、結構圧巻だろうな
繰り出しながら、バランスをとるのは難しそうだ
45 :
ストラトス:2005/10/07(金) 20:53:44 ID:mIhiRHI5
>>35 >5リッターV12で二人しか乗れない車なんて、
>大気汚染物質をばらまく金持ちの道楽だろ?
ちと勘違いしてませんか?私は環境保護団体ではないですよ。
私は先進国の人間が自らの欲望を抑えて環境保全をするのは
根本的に不可能に近いと思ってます。
だからこそ、地球に依存しない生命維持技術を人類は持つべきだと
思ってるだけです。
ただ、私の知る限り、ロケットの打ち上げによる環境汚染は甚大なもので
はありませんでしたか?かなりの量の化学物質を撒き散らし、大量のCO2等を
発生させるのではなかったのではないでしょうか?
それとベンツのSLなんかとでは比較するのはどうなんでしょうか?
ま、軌道エレベータと直接関係ないですがね
>ロケットが古い技術?
ここは突かれるかなーと思ってました。
正直ロケットは前記の通り嫌いです。ただ、軌道エレベーター敷設のためには
必要な技術でもあります。古い技術と書いてしまいましたが
正確には、経験的に安定した技術でしょうかね?
宇宙旅行者を乗せるわけですから、安全性に最も配慮したロケットが用いられる
訳ですよね?それが技術の向上や新技術の開発に繋がるのでしょうかといいた
かっただけです。
もちろん、経験を重ねて、既存の技術をより確実なものに
するのには役立つと思います。でも、せっかく巨額の資金を投じるのなら
CNT開発等に向けてほしいと思ったまでです。
もちろんその前提には軌道エレベータ案への賛同が不可欠ですがね。。。
>>43 >彼らはまだ一般に向けて投資資金も募っていませんし、
ああいう発表したこと自体が募ったのと同じ。
>あれをもって軌道エレベーターの実現が飛躍的に近づいたというような
>表現でもありませんでしたよ。
そもそもあれと軌道エレベータを結びつけるのが問題。レベルの問題でも
なく、まったくの筋違いの話だよ。
47 :
ストラトス:2005/10/07(金) 21:08:02 ID:mIhiRHI5
>>35 それと理系の人ってそんなに利己的なひとばかりなんですかね?
分野はだいぶ違いますが私の理系の友人はそんな風には言ってませんでしたよ。
奇麗事かもしれませんが、社会に貢献する技術を開発したいってな感じでしたね
ま、私は高校で物理などをほとんど番供していないという意味で文系という表現を
してしまいましたが、理系と文系というわけ方も不適切だったかもしれませんね
(逆に理系の人をひとくくりで表現することにもなりかねないわけですしね)
>>45-47 別に車の件も自分はどうでもいいんだけどな。
「環境汚染云々」と言うこと自体がスレ違いだから、
ああいった形で婉曲表現したんだが、まぁ確かに分かり難かったな。
ロケットによる環境汚染って甚大なのか?
たとえば自動車と比べてどれぐらい?なんかソースある?
軌道EVの建設・運用での環境汚染が少ないと言うのは確かなのか?
軌道EVに使うCNTリボン製造に必要なエネルギーと、
それに伴う環境汚染を計算に入れると、
そんなに「環境にやさしい」気はしないんだが。あくまでも想像だけど。
そもそもCNT自体も、生物に対する影響がどれほどあるかは、
研究が始まったばかりだったと思うが。「第二のアスベスト」になるかもしれんぞ?
何かの理由でリボンが切れて洋上に落ちたらどうなる?
数万キロのリボンが地球自転の影響を受けてなびきながら落ちることを想像すると、
結構怖い話が作れそうだが。
それと、ロケットが、「経験的に安定した技術」だとは思わないが。
打ち上げ失敗は今でもそこそこある。H2A6号機の失敗もついこのあいだ。
単なる「燃焼と燃焼ガスの反作用による推進」だけなら、
いくらかは安定しているかもしれないが、
いろんな技術の結晶としての「ロケット」として考えると、まだまだ発展途上。
>理系の人ってそんなに利己的なひとばかりなんですかね?
理系に限らず文系も。日本の文系の代表である政治家見れば、
「文系は利己的ではない」なんて言えないと思うけど。
手段と目的を入れ替えるのは理系・文系に限らず多くの人がやってること。
金融やってるならわかると思うが、
金融は「いかにして人の金を合法的に吸い取るか」以外の何者でもないだろ?
科学者・技術者なら
>>35の後半が嘘では無いことにピンと来る人も多いと思う。
しかし、この話題は本論ではないのでここまでにしたい。
おまけ。
実は
>>35の後半は、二つのインスパイヤ(笑)が含まれている。
一つはコミック「プラネテス」2巻P20-P22の、八郎太と五郎のやりとり。
もう一つはリーナス・トーバルズの本のタイトル。
タイトルだけではなく、それがテーマでもある。
それぞれ自分で調べてみるのもいいだろう。
わからなければ引用しますが。
50 :
Kひげ:2005/10/07(金) 23:47:16 ID:apdG1Trw
そうですね、HUロケットは水素と酸素ですね、
環境にえらい良かったりして、(水素エンジン)
51 :
ストラトス:2005/10/07(金) 23:53:24 ID:mIhiRHI5
52 :
ストラトス:2005/10/08(土) 00:07:10 ID:ouSsADQ4
>>48 >軌道EVに使うCNTリボン製造に必要なエネルギーと、
>それに伴う環境汚染を計算に入れると、
>そんなに「環境にやさしい」気はしないんだが。あくまでも想像だけど。
私の想像でははるかに環境にやさしいと思いますけど
ま、CNT製造技術が確立されていないので断言はできませんが。。。
>そもそもCNT自体も、生物に対する影響がどれほどあるかは、
>研究が始まったばかりだったと思うが。「第二のアスベスト」になるかもしれんぞ?
それは以前にも書き込みましたが確かに憂慮すべき事案の一つではありますが
仮にアスベストと同様の性質だとしても、現在の世界中のアスベストの使用量
に比べれば微々たるものではないでしょうか?そのくらいの許容量は十分にあると思いますが。
>何かの理由でリボンが切れて洋上に落ちたらどうなる?
>数万キロのリボンが地球自転の影響を受けてなびきながら落ちることを想像すると、
スペースシャトルが事故したとき、悲惨だとみな思ったと思いますが
家に落ちてくるのを心配した方はいなかったでしょう。
ましてや幅数メートルあるかの薄いリボンが落ちてきてどうですか?
大気圏上部は燃え尽き、大気圏下部では一反木綿のようにひらひら
落ちてくるだけでは?と私は想像してます。
53 :
ストラトス:2005/10/08(土) 00:11:41 ID:ouSsADQ4
おまけ
理系・文系の件、蒸し返す訳ではありませんが・・・
もしかしたらLP社はどうしても軌道エレベータを作りたい理系の方がたくさんいて、
世の人々をだましてでも、お金を集めて研究開発し、完成させたい!
なんていう純粋な技術屋で、金儲けの詐欺師集団なんかではない。
なんて考え方できませんかね?そうすれば、皆さんも納得して協力できませんか?
54 :
オーバーテクナナシー:2005/10/08(土) 00:21:30 ID:2RHYCqhy
もともと、フォンブラウンにせよ、
自分が宇宙に行きたいからロケットなんか始めたんじゃなかったけ?
55 :
ストラトス:2005/10/08(土) 00:30:20 ID:ouSsADQ4
正直目的なんてどーでもいいんですよ
ただ、みんな協力姿勢Cなんてきたもんですから
とても残念に思いましてね・・・・・・
もしかしたら、2ちゃんみている人の中から
軌道エレベータの諸問題を解決しうるアイデアもでるかも
しれないじゃないですか・・・・・・
今、具体的に動いているのはLP社しかない訳ですから
なにもそんなに非協力な態度を示さなくてもいいのでは?
>>48 科学者うんぬんに関しては基本的に同意
というか,科学者なんて何を考えて何をしようが結果的に,
他人のお金で好き勝手やる仕事だということに変わりがないわけで,
そのことに自覚的でない科学者の方がかなわん.
これは利己的とは微妙に違う.
が,軌道エレベーターの環境汚染なんて無視できるレベルだと思う.
もしCNTを炭素繊維レベルの長さで作れるプロセスが確立したなら,
(ちなみに,自分はそんな可能性は万に一つもないと思うけど)
必要なエネルギーも炭素繊維から桁で変わることはないと思う.
なにせ,配列が少し違うだけだし.
というか,そのレベルの投入エネルギーで作れない限りCNTで軌道エレベーターを作るのは,
プラチナでダムを作るような話にしかならない.
あと,リボンが切れたらただそのまま落ちてくるだけだと思うが.
その際に,CNTが飛散しないようにしとけばいいわけで,
(燃えて消えるように仕込むも良し,飛散しないように埋めておくもよし)
そんな,ぐだぐだ言うようなことではないと思う.
(CNTのまっとうな繊維の実現可能性に比べれば)
>>51 軌道エレベータができてもその手の環境汚染にはあまり影響しないんじゃないかな。
ぐぐって見たけど、過塩素酸塩は固体ロケットの酸化剤として使われてるそうだ。
で、静止軌道に衛星を投入するには、精密な軌道制御ができる液体ロケットが使われてる。
これは水素−酸素だから環境負荷はあまりない。
軌道エレベータができても低軌道に衛星を送るのはロケットを使うだろうし、環境対策というなら
固体ロケットから液体ロケットへの移行のほうが有効だろうね。
58 :
Kひげ:2005/10/08(土) 00:37:31 ID:b0SFYQSe
そんなに柔軟でしょうか、カーボンファイバーの板のようなものじゃ〜
ないですか、折れて地面に突き刺さる、様な気がしますが、なんたって
地上最大の剛性ですから、危機感をあおるわけではないが。
59 :
ストラトス:2005/10/08(土) 00:41:14 ID:ouSsADQ4
>>58 たしかに剛性はあるでしょうけど
比重は著しく軽いはずですよね
例えていうと固めの発泡スチロールのながーい板が倒れてくるような
ものではないですかね?
倒れるスピードも大気に押されて遅そうな気もします。
>>57 液体ロケットが全部水素-酸素なわけではないし,水素酸素が万能なわけでもないから,
その言説はどうかと.
あと,軌道エレベーターが出来た時の低軌道投入がどうなるかは面白いかもね.
少なくとも,地上からロケットで打ちあげるのは軌道エレベーターの途中から
ロケットで軌道速度まで加速するのよりも空気抵抗の分圧倒的に効率が悪いのでありえない.
問題は軌道エレベーターから推進剤をあまり使わずに低軌道に投入する方法があるかなんだけど,
推進剤を使わない効果的な減速方法があればうまく行くんだろうが,
そのためだけにスカイフックを作るのもどうかと思うし.
テザーだと減速に何年かかるかわからないし.
61 :
ストラトス:2005/10/08(土) 00:50:43 ID:ouSsADQ4
>>57 どうも酸素と水素だけのロケットというのは想像できませんが。。。
>静止軌道に衛星を投入するには、精密な軌道制御ができる液体ロケットが使われてる。
というのはもしかしたら3段目以降の話ではないですか?
ちなみに普通の?液体ロケットは、
>常温では燃料の蒸発を考慮せねばならず、燃料種別によってはタンクが腐食したり極めて毒性が強いガスが発生する。
という記述もwikiでありました。
ま、仮に有毒ガスがでなかったとしても
ロケットが排出する二酸化炭素等のガスだけで膨大な量ではないですか?
<以下引用>
>ロケットはどのくらい二酸化炭素をだすの?
>これはロケットによって異なるのだけれど、宇宙研のM-V型ロケットの場合、第1段から第3段まで
>合わせると約110トンの燃焼気体を噴射するよ(1トンは1000kg)。
>噴射される気体には色々な分子が混ざっていて、それらの中で二酸化炭素は多いほうから数えて、
>数で7番めです。重さで6番めぐらいの量で、全段・全燃焼時間合わせて約1.7トン含まれています。
>ちなみに重さで最も多量なものは一酸化炭素で、その量は約24トンです。大気が十分に濃い低高度
>領域で排出された一酸化炭素は大気中の酸素とさらに反応して二酸化炭素になると考えられます。
>地上から30kmぐらいまでの高度を飛ぶ第1段ロケットから出される一酸化炭素は16トンくらいかな。
http://www.isas.ac.jp/kids/faq/q_a/058.html
62 :
ストラトス:2005/10/08(土) 00:58:29 ID:ouSsADQ4
あ、忘れてた
大気汚染なんかよりもデブリ問題の方が深刻ですよ
これは今のところ掃除する技術は人類にないはずですよね?
大気汚染はみんなで我慢したり、化石エネルギー使用の抑制でカバーできますが、
デブリ回収はできません。
それこそ、やっとCNT技術が進んで軌道エレベータ建設の技術的な目処がたったころに、
デブリ問題で軌道エレベーター設置・運用に致命的な問題を引き起こす
ことになりかねませんか?
63 :
Kひげ:2005/10/08(土) 01:02:22 ID:b0SFYQSe
液体水素、液体酸素に不純物が入った場合
気化温度で分離しそうなきがする
純粋酸素に純粋水素じゃ〜ないかな〜。
64 :
Kひげ:2005/10/08(土) 01:14:12 ID:b0SFYQSe
デブリのスレッドの私の書き込みみて
解決するかは、わからないが。
デブリがあろうがなかろうが、地球の公転速度+αで飛んでくる流星雲は避けようが無い
多少切れても致命的な事態にならないように作るしかないだろうねぇ。
一番キツイのは、最初の細ーい奴をうまい事下ろして、
「さあこっから増設だ」って時にぷつん、と。
>>53 理系というか技術者集団ならなおさら技術の優先順位(CNT)を引っ込めて
リフトのアドバルーン(まさに)だけあげるような真似はできないでしょう。
>>67 つフォン・ブラウン
自己実現のためならナチスも冷戦も利用する奴もいるわけで
69 :
オーバーテクナナシー:2005/10/08(土) 12:18:09 ID:khZAPDv1
未来技術風に、成長するロープってどうだしょ
最初は細いロープだけど、栄養剤とか原料のようなものを
ロープに潤滑しつつ、太陽光などをエネルギーに少しつづ
太くなるんでゲスよ
>>69 静止軌道側から随時新しいナノチューブロープが生成されて
地上側へ入れ替わって行くとか
何年かに一度、地上側に貯まったカーボン廃棄物をエレベーター使って軌道ステーション上に運ぶ
>>52 >スペースシャトルが事故したとき、悲惨だとみな思ったと思いますが家に落ちてくるのを
>心配した方はいなかったでしょう。ましてや幅数メートルあるかの薄いリボンが落ちてきてどうですか?
スペースシャトルは長さ数万キロもないが。「幅」にすり替えて「長さ」をごまかそうという気か?
>大気圏上部は燃え尽き、大気圏下部では一反木綿のように
>ひらひら落ちてくるだけでは?と私は想像してます。
リボンに使うCNTってそんなに簡単に燃えるのか?カーボンファイバでもかなりの耐熱性があるぞ。
棺桶に入れたCFRPの釣り竿が火葬されて、樹脂が消え、ファイバだけ丸々燃え残ったことがある。
そもそも簡単に燃えるなら軌道EV用リボンとして不適当では?
C/Cコンポジット並みの耐熱性は必要だと思わないか?
それに、CNTリボンになったときのどのような物性を持つか知らないが、
もし、「刃物で簡単に切ることが出来ない」「数百℃程度の炎で炙っても燃えない」
「誰でもどこでも簡単に手に入る薬品等で溶かしたりもろくしたり出来ない」
つまり、簡単に切ることが出来ないような物だったら、
とてつもない長さがあるがゆえに、その場から動かすことすら出来ないぞ。
それでも仮に日本国内なら何らかの方法で短期間に片づくかもしれないが、
赤道上で自転で巻き付くようにして落ちたら、多少の風の影響を受けたとしても、
被害に遭うのはアフリカ・南米・オセアニア及び洋上だ。
CNTリボンに求められる強度・耐久性・耐熱性・耐薬品性等が高いがゆえに、
それが廃棄物になったときの処理にかかるコストとエネルギーは、想像すら出来ない。
廃プラスチックの処理どころの問題じゃない。
これで毒性でもあった日には、「史上最悪の物質」と言われるだろう。
そして、それを片づけること自体が人類にとって極めて困難なプロジェクトになる。
リアルに想像してみてくれ。自分の家の上に覆い被さる、
どうやっても動かせない、両端が見えないほどの長さのリボンを。
そして、それが見えないどこかで、今、100万Vの送電線に触れようとしている瞬間を。
72 :
Kひげ:2005/10/08(土) 16:06:59 ID:b0SFYQSe
カーボンファイバー(CNTは不明)ですが高温化で酸化
すると書いてありますよ、近くに酸(空気)がある場合。
(400度以上と書いてありました)。
衛星とか大気圏突入して燃え尽きるのは大気への侵入角度が浅く長時間熱に晒されるからでしょう。
軌道エレベーターの場合ほぼ垂直に落ちてくるだろうから燃え尽きてくれないんじゃないかな?
74 :
Kひげ:2005/10/08(土) 16:44:12 ID:b0SFYQSe
コロオリにより加速されるマッハ10ぐらいには(横方向に加速)。
地上で自転が1000kmhとして32000Km上空では
160000Kmhの速度で動いている、なかなか早い。
>>72 それは知ってるし、現状の単層CNTだって500℃ぐらいで燃える。
しかし、その程度で燃える物が軌道EVのCNTリボンとして適当な材料なのか?
たばこの火だって800℃ぐらいはあるんだぞ。
>>75 何を言いたいんだ?
軌道エレベーターに耐熱性が要求される局面がどこにあるよ?
軌道エレベーターに大気圏突入でもさせる気ですか?
流星雨に関する懸念だが、
ケーブルの前面(?)投影面積を考えれば、
被弾率は24個の人工衛星やステーションと、
あんまり変わらないんじゃないのか?
>>74 上が加速されても下が地上とつなぎ止められてる事を忘れてませんか?
下から順次地上に落ちる事になるから横方向の対地速度なんてほぼ0ですよ。
79 :
Kひげ:2005/10/08(土) 17:22:29 ID:b0SFYQSe
すみません計算間違え
160000Kmではなく6400Kmhでした
すまそ。(1000:5000 = 6400:32000)
自転速度 地球の半径 上空の速度 紐の長さ
80 :
Kひげ:2005/10/08(土) 17:27:53 ID:b0SFYQSe
4日ぐらい前に書いたんですけどケーブルは
上が切れた瞬間にある高さで切り離す
のです、後出しのジャンケンですみません。
切り離したところで自由落下じゃ燃え尽きるコースに乗ってくれるか疑問なところ。
そんな事よりもエレベーターと人工衛星が衝突した時の補償問題が気になるところ。
仮に切れないようなエレベーターができたとして、ぶつかってこられて問題ないのか?
例えば日本の人工衛星が軌道エレベーターにぶつかった場合、LiftPort社(或は所有する組織)が衛星を弁償してくれるのか?
それとも日本がエレベーターの修理費を支払う事になるのか?
軌道エレベーター完成後に低軌道衛星を打上げるのはLiftPort社的に問題ないのか?
衛星打ち上げ実績の無い国が新規に衛星を打上げるのはテロ行為にならないか?
軍事衛星の場合存在自体公表されない場合があるから責任追及もできないかも知れない。
軌道エレベーターは国際問題の原因にもなると思うから2018年じゃ無理でしょう。
>>76 …熱圏って知ってる?
熱圏は大気の密度が低いからと言って、
耐熱性を無視していい訳じゃないよ?
83 :
ストラトス:2005/10/08(土) 18:27:47 ID:kcDFIECC
>>71 なにかCNTについて勘違いしてませんか?
よくダイヤモンドと比較して引っ張り強度がダイヤモンド以上とか
書いてありますが,決してダイヤモンドを繊維状にしたようなものではありませんよ。
(仮にそのような繊維を作ってもすぐ切れると思います,強度には色々な指標があります)
CNT自体弾性が非常に高く,私は一反木綿という表現が適切かと思います。
なお,炭素自体は燃えるようですよ
CNTは耐熱性 2800℃(真空中) 750℃(空気中)だそうです。
火葬でカーボン繊維が燃え尽きなかったのは,火葬は通常,遺骨を残すために
温度を低めにしているからと思われます。
ま,バーナー等で燃やすのは大変そうですが,部分的な裁断・破断は容易かと思います。
それと忘れてはならないのは軽さです。アルミの半分程度の比重だそうです。
だから,リボンは幅数メートルで長さが数万キロの厚めのアルミ箔みたいなもの
(もしくはそれを重ねたようなもの)と思います。
あと,揚げ足取るわけではありませんが,仮にあなたの考えで裁断も分解もできない
撤去に困るものだとしたら,それが毒性をもって人々に害を与える物質になりますかね?
アスベストと同様の懸念を引き起こすのは,CNTが微細かつ人体内で分解不能な物質として
肺等に残留し,発ガン物質になる可能性が指摘されているのであって,裁断も分解もできない
ということはむしろ好都合ですよね。。。
CNTについては下記サイトを参考にしました。
http://www.nanoelectronics.jp/kaitai/nanotube/properties2.htm
84 :
ストラトス:2005/10/08(土) 18:50:57 ID:kcDFIECC
>>71 それと
>100万Vの送電線に触れようとしている
とのくだりですが,いま建設目標とされている軌道エレベータ
ではケーブルを送電線として用いる計画ではないはずです。
現時点ではリフト動力の電源は電波で電力を送信する方法を研究しているようです。
確かLP社のコンテスト課題に上がっていたような気がします。
ま,仮に送電線としても用いたとしても
切れた時に送電を止めれば済む話ではないでしょうか?
>>84 落下時、地上の既存の送電線にふれるという話でしょう。
>>83-84 別にそのへんは勘違いしてない。
また、送電線云々はCNTリボンを送電線として使用する話ではない。
以下問題点をまとめる。
空気中での耐熱性が低い→軌道EV用リボンとして不適当
空気中での耐熱性が高い→落下時に燃え尽きず地上に落ちる・落下した後の処理が困難
機械的強度が低い→軌道EV用リボンとして不適当
機械的強度が高い→落下した後の処理が困難
毒性有りで切断が困難→毒性の被害は少ないが、切って処理することが困難
毒性有りで切断が容易→短く切って処理すればいいが、毒性による被害が懸念される
導電性が高い→「地上の」送電線などに落下した場合の被害が甚大
石油系樹脂が抱える「作って使うには便利だがゴミになった途端処理に困る」と、
根本的には同じ問題を抱えているというのを理解するのは、そう難しいことではないと思うが。
>>82 で,熱伝導の良いCNTのチューブが加熱されて燃えてしまうとでも?
加熱もされないだろうし,大気の密度が小さいから燃えもしないだろうね.
89 :
ストラトス:2005/10/08(土) 22:52:00 ID:ouSsADQ4
>>86 84は確かに私の勘違いでした。
CNTの問題点列挙いただきましたが。。。
まず素人の感覚としては
@耐熱性:2800℃(真空中) 750℃(空気中)では足りませんか?
熱圏を心配しているみたいですが、wikiで2000度近くになることもあると
したうえで、大気密度が極端に低いので熱くはないと記述されていました。
前スレでもどなたかが、サウナの例を挙げてうまく説明してくれましたよ。
(しかも熱圏はもっとも真空に近い大気圏で耐熱限界もかなり高そうです)
A機械的強度:残念ながら私には計算して根拠をしめすことはできません。
ただ、LP社やNASAなどが軌道エレベータ実現の鍵はCNTといっている
くらいですから、専門家達はいけると判断しているのではないでしょうか?
(私は単純にそれを信じているだけ)
B毒性:先ほどNHKでアスベスト特集をしていましたが。ほんと問題ですね。
CNTで同様の問題が懸念されるのは確かに遺憾ですが、前スレでも書きましたが
正直たいした影響はないんではないでしょうか?
アスベストは生活に密接したところに大量にあり、しかも飛散する可能性も高い。
それに対して、赤道上に建設される軌道エレベータのリボンは人口がほとんどないところ
に建設され、崩壊・落下しても大半は海に落ちるでしょう。つまり、微細粒子の飛散するリスクは
低い訳です。仮に地上に落ちてもアスベストと同様の処分を適切に実施すればいいだけです。
ま、このあたりはCNT技術の進展の後に調査すればいいだけではないですか
何もいまから否定する必要はないのでは?
90 :
85:2005/10/08(土) 22:53:21 ID:cKQ4/8ng
>>86 大気中耐熱性というのは周囲の分子による攻撃の問題なので、
耐熱性の問題はコーティングで解決できるんでない?
包んでしまえば真空中と同等ですよ。
熱圏とバンアレン帯の部分だけ保護すればすむのでそう重量増にはならんでしょう。
落下時の問題だけど、いくら切りにくくても長さあたりの質量は軽い。
まとまってひとかたまりで落ちてくるならともかく、実際には
各運動量の関係で東側に倒れ込むと思うので、被害はそれこそ
送電線に引っかかる程度じゃなかろうか。
それとて被害を想定してそこの電線だけ地中化すればいい
(赤道以外には落ちないから)
片付けるときは軽い特性を生かして巻き取ればいいじゃん。
全部でも700tちょいと見込まれているんだから、地上分2-300tくらいは
数カ所がんばって切れば(空気中なら1000℃あれば焼き切れるようだし)大丈夫でしょ。
>>88 大気密度が低いから云々は自分も書いているが、
熱伝導性が高いからといって、高度80km〜800kmの熱圏で受けた熱を、
全部その範囲外に逃がせるものでもないと思うが。
CPUクーラーや車のラジエターとは訳が違うぞ?
>>89 その耐熱性で足りるかどうか自分もわからない。
なにせ、CNTリボンをそこに置いたことがある人はいないのだから。
NASAやLP社だって、出来てもいないCNTリボンで本当に大丈夫なのか、
誰も保証できないはずだ。既に出来ていたアポロだってシャトルだって、
何度も実験して飛ばしたにもかかわらず、トラブルを何度も起こした。
機械的強度にしても同じく、予想される数値でしかない。
誰もその強度を保証しているわけではない。
毒性もあなたは楽観的観測、私は悲観的観測と言うだけで、真実はわからない。
ここから大元の話題。CNTリボンなどのいいところばかりを表に出して、
問題点をあきらかにしないLP社に対して、応援や投資なんて、とてもじゃないがする気にならない。
>>90 何でコーティングする?材料が思いつかないが。
そしてコーティングの重量をどう計算してる?
下手するとリボン本体より重くなるかもしれんぞ。
送電線だけの問題?農作物に被されば生育に影響が出るし、
機械に絡まれば故障するし、洋上に漂えば船のスクリューに絡むし、
道路上にぶら下がれば交通の邪魔になるし…想像力をもう少し使おう。
送電線の地中化の費用は誰が?
そもそも10万・100万Vで大電流を流す送電線が、それほど簡単に地中化できるとでも?
赤道以外に落ちないと言うことは、無風を想定してのこと?
巻き取る?フラットで障害物がない場所以外はどうする?
赤道上には山も、川も、谷も、そしてアマゾンの密林もあるし、
洋上ならどれだけの船を出せば短期間で巻き取れる?
そもそも転がして巻き取ることが出来ない場所で引っ張って巻き取るなら、
長ければかなりの抵抗があるから、数カ所切ったところでビクともしない。
93 :
ストラトス:2005/10/09(日) 00:38:30 ID:ZhPm1hs9
>>91 >NASAやLP社だって、出来てもいないCNTリボンで本当に大丈夫なのか、
>誰も保証できないはずだ。既に出来ていたアポロだってシャトルだって、
>何度も実験して飛ばしたにもかかわらず、トラブルを何度も起こした。
彼らは別に世間に対して保証する必要もないでしょう。彼ら自身が行けると
判断すれば実行するだけでしょう。もちろん倒壊時のリスクは考慮してのことと
思います。結局、専門家の彼らがやろうとすることを信じて応援すかどうかでしょうね。
>毒性もあなたは楽観的観測、私は悲観的観測と言うだけで、真実はわからない。
楽観的ですか?とても合理的な結論だと私は思っています。昨今、日夜報道された
アスベストの脅威についてはそこいらのオバサンでも十分認識できているはずです
(しかも身近なところに大量に存在し飛散リスクも高いところもある)。
しかし、街を行き交う人々はマスクを常備したりしません。ま、微細組織のリスクなんて
しょせんその程度ということですよ。
>ここから大元の話題。CNTリボンなどのいいところばかりを表に出して、
>問題点をあきらかにしないLP社に対して、応援や投資なんて、とてもじゃないがする気にならない。
たしかにLP社は胡散臭いところはあります。ただ、不利な情報を意図的に
隠蔽しているようには見えませんが。。。
CNTの問題は杞憂かもしれませんよ。
せめて見守る程度のスタンスでいいのではないですか?
LP社を積極的に潰すべきだとか誰か言ってるのか
それ以前にナノサイズの素線を太く束ねる技術もないし将来できるかどうか。
将来的にも原子ベルでの結合切断の欠陥を調べることもできないし。
長くて素線を束ねた構造だと原子レベルの欠陥を根絶するのは不可能でない?
あらかじめ欠陥を見込むと無駄に素線の本数が増えて・・・
研究の主流は電子部品とかへの応用がメインで構造材やってるとこってあまりないよな。
同じ金を出すのなら基礎研究やってるところに寄付した方がいいと思うな。
LP社はベンチャーとしても怪しすぎる。
>>93 NASAは、納税者である米国民に対して保証する必要があると思うし、
LP社は、出資者に対して保証する必要があると思うが。
出来るかどうかもよくわからない軌道EVに、
莫大な税金をつぎ込む政府は国民の信頼を得られないし、
それが会社組織と出資者に置き換わっても同じ。
アスベストの害自体はずいぶん昔から言われていたが、
その影響について楽観的だったため、今になって大問題化してる。
自分は「何を今さら…」と思いながら昨今の報道を見ている。
他にもそのような例は、PCB・ダイオキシン・薬害(多数)等いくらでもある。
それと、せめて見守るスタンスがあるからこそ、自分は
>>22の評価なのだが。
…ところで、送電線の上にリボンが落ちたら云々について、
勘違いを認めていただいたのは嬉しいが、解決策の提示が無いようだが。
>>91 だから,たとえ温度が上がったとしても,何も起きないだろうと言ってるのに.
あと,CNTが黒いというのも含めて温度は極めて上がりにくいと思うよ.
>>92 熱圏がなくても電子線対策でどちらにしろコーティングは必要.
多分今の技術だとPIあたりでするのが穏当だと思う,
CFRPみたいな感覚で埋めようとすると質量が無視できなくなるが,
いざとなればCVDで薄くつければいいだけ.それで用が果たせる材料の探索は
CNTよりも全然楽.
98 :
ストラトス:2005/10/09(日) 01:21:31 ID:ZhPm1hs9
>>96 22の評価くれた方でしたか。名前みんないれてくれないんで
IDだけでは判別つきませんよ
アスベスト問題の楽観状態は、問題が顕在化したあとも日常生活をみてみれば
事実上大して変わっていないということ書いたつもりなんです。
送電線断線問題ですか?私としては・・・
@大気圏落下で焼け残る長さは私はせいぜい例の熱圏800kmくらいと
根拠ナシに想像してますが。大西洋の大きさにくらべれば確実に海洋落下かと予想します
A仮に送電線に掛かったとしても、軽いアルミ箔のようなものがひらひら風にのって漂って
きて、送電線に絡まるだけで、実は断線には至らないのではとも予想してます。
Bさらに、仮に断線しても、また繋げばいいだけのことだと思います。もちろんコストは
掛かりますがね
>>97 >たとえ温度が上がったとしても,何も起きないだろう
の根拠がわからないと言っている。単なる予想ではないのか?
ついでに >温度は極めて上がりにくい の根拠も。
ポリイミドは、耐熱性が500℃程度までしかなかったと思うが。
ポリイミドじゃなくても、CVDで薄膜コートして、それで用を成す物ってなんだ?
「たぶんあるだろう」ではあまりにも心許ない。
そもそもCNTリボンに簡単にCVDコートできるのか?
そしてその薄膜は、軌道EVの運用で剥がれたりしないのか?
ペンキ屋のおっちゃんが梯子かけて塗り直すわけには行かないと思うが。
>>98 えっと、送電線が断線する話ではなく、伝導率が高いCNTリボンが、
送電線と民家に…いや民家だけではなくて可燃物、たとえば樹木なんかでも、
とにかくその両方に触れたらえらいこっちゃになると思いませんか?
あるいは送電線と電話線とか、送電線と川とか、もう何でもいいんですよ。
もう、なんかここまで言わないといけないってのも疲れる…
自分が軌道EVやCNT反対派だと思われるのも何なんで、
ここまで反論しておきながら、それでもあえて。
自分も現段階でCNTリボン以上の可能性を持つ物を知らない。
軌道EV実現に最も近い材料だろう。「軌道EVをとにかく作る」だけならば、
今想像の及ぶ範囲できっと最適の材料だろう。
そして、軌道EVは是非とも実現して欲しいのは、自分も変わりない。
>>99 大気密度低いのになんで燃えるの?
というか,低いどころか熱圏なんて中真空の領域.
真空だと熱はほとんど大気からの寄与じゃなくて,放射で制約される.
熱圏の温度なんか心配するくらいなら太陽からの熱を心配した方が良い.
>>98 本論ではないので書くのもどうかと考えたが…
アスベスト、身近にそれがある人は大騒ぎですよ。
身近にないから日常生活が変わらないだけでは?
建築関係のスレでも、「塗り壁がもろくなってるけど大丈夫か」なんて質問が多数。
「2ちゃんで聞いてそんなことわかるかボケェ!専門家に調査依頼しる!」って回答が多いですが。
>>101 真空に近いと言うことは、対流も伝導も期待できないから、
放射でしか放熱できないのはご存じの通り。
太陽赤外線も書かなかったのは悪いが、もちろん温度を上げる要因。
燃えないまでも高温にさらされ続けて劣化しないと思う?自分はそれを保証できない。
それと、「耐熱性=燃焼するかし無いか」だけではないので勘違い無き様。
CNTリボンを何年も電磁波や高温にさらし続けて、耐久性を調べた人は、
まだいないはずだが。
あと、コーティングの件は?
>>103 で,あなたの世界の人工衛星は普通に飛んでいるだけなのに,
600度とかになっちゃうわけですか.素敵な世界ですね.
PIは対宇宙線用のコーティングの例を挙げただけ.
PIが耐えられなくなるような非常識な温度は仮定できないから,
別にこれでも十分.
CVDうんぬんは質量比がどうなるんだと世迷い言を言うから,
必要性があればいくらでも軽くできるという例を挙げただけ.
CNTなんて絵空事が許容できるのだから,この程度の技術上の飛躍は許容できるだろ.
>>104 そうか、君は人工衛星の話をしていたのか。
自分は熱圏でのCNTリボンの話をしているとばかり思っていたよ。
熱圏の薄い大気は2000℃にもなるが、CNTリボンはそれほど熱くならないとか、
仮に熱くなっても劣化しないと言っているのかと思っていたが、
それはこちらの勘違いだったようだ。
君はポリイミドが熱圏に何年、何十年と言う長期間置かれても、
さほど劣化しないと考えてるんだな。
ならば見解の相違で、同じ意見に落ち着くところはないだろう。
ところで、ポリイミドをどれぐらいの膜厚でコーティングするんだ?その総重量は?
熱等で劣化しないにしても、軌道EV運用時の耐久性は何往復ぐらい?
CVDで軽くできるって、コートする物質はなに?
CVDという技術が存在するのと、
実用的な物質でCNTリボンをコートすることは、別の問題だが。
「少なくとも存在するCNTをどうやってリボンにするか」と言う飛躍と、
「現時点で全く存在しない物質をCVDコートすれば大丈夫」と言う飛躍では、
あまりにもギャップがありすぎると思うのは自分だけ?
あ、「存在しないコート材料」では面倒だから、
今後は「オリハルコン(仮)」と呼ぶことにしない?
まあ熱圏での温度って大気分子の平均速度から出したものであるから、熱量にするとどんなものやら。
それでも日があたると熱くなりそうだが、「CNTだけなら」熱伝導性も良いとかいう話だっけ。
ケキョーク何度になるかは良く判らないのかねえ。
>ケキョーク何度になるかは良く判らないのかねえ。
そうなんだよな。
なのに「CNTなら大丈夫」「燃えない」「劣化しない」と言われてもねぇ。
まあリボンたらす実験では、長期間保たなくてもイイ!
と考えてそうだなあ。
そもそも長いCNTのヒモがまだ夢だという現状ではw
解らないなら、劣化するとか燃えるとかも言えないんじゃねえの?
議論が相当不毛な方向に行ってるぞ。
まあ可能性を論ずるヨタ話ぐらいならいいんじゃないの
それならこのスレ向きつーか2ch向き
>>109 えーと、今の話の発端は、
>>21で、
実際の所、解決していない問題が山積みにも関わらず、
LP社が「2018年までには何とか作りたいなー」みたいなことを言うから、
「こんな問題があるんじゃねーのか?それを解決していないのに、
どうしてLP社を応援するとか、LP社がそれを成し遂げるとか言えるだよゴルァ!」
な状態な訳で。
で、「何で応援しないのよ?何で実現可能性を信じないのよ?」と聞かれるから、
「これこれこうの具体的な解決策を示してみんかい!」と言ってるわけ。
つまりLP社の与太話を、ここで与太話で混ぜっ返してる状態。
>>95 できる前にそんなこと言っても・・・・・
CNTでケーブル作る技術ができたとしても即エレベータ建築じゃないでしょ。
そんな議論はケーブル作ってから考えればいいと思うのだが。
エレベータ以外の用途いくらでもあるので検証できないことを今心配するのは
無駄なような・・・
>>105 熱圏の温度環境を誤解していると思うよ。
1000度とかの希薄大気に包まれているとは言っても、
それは単に大気分子が1000℃相当の速度でぱらぱらとぶつかっているだけ。
対流圏や成層圏の衝突頻度とは何桁も違う。
でもって結果流入する熱量はきわめて低くなる。
一方、放射冷却の方は日陰側から可能なのね。
太陽熱放射+熱圏からの熱流量が放射冷却と釣り合うところで
温度が落ち着く。自ら熱を発する部分でなければ解決可能なのは
人工衛星が実証している。人工衛星は熱圏は飛んでいないけど
太陽光の方が大きいし、人工惑星などは熱圏以上の「高温」に相当する
太陽風にさらされている。
>>111 投資って言ってるのが間違いなんじゃないかね。
儲けたい、じゃなくて役に立ちたい、のが目的なら、そりゃ寄付だろ。
>>105 CNTリボンが人工衛星以上に熱くなる理由がないと言うことなんだが.
同じ場所を恐ろしくゆっくり移動しているだけ.理解してる?
あと,ポリイミドは現在でも人工衛星その他で使われていて数年の耐久性はある.
さらに吠えているが,CNTをどのような形状で糸に出来るのかわからない以上
コーティングも提案できないというのが理解できないのかねえ.
ある程度の大きさの構造物になったCNTを囲うだけで十分かもしれない.
これならポリイミドのフィルムを貼り付けたとしても質量比は無視できるレベルだし,
今でも出来る.
つまり,今でも問題はないが
(というか,今でも出来る技術から,求められるCNTリボンの素の強度が決定される)
CNTが出来る時代ならもっと良いものが出来るかもねという話.
現状は逆。
物理的な条件から軌道エレベータのケーブルに必要な比強度が算出されており、
それを実現させそうな素材は今の所CNTのみ。だが現状のCNTはアスベストにそっくりで
どう改良されるのかや、改良された末の特性の見当すら付かないので心配だ。
先の事が分らんのでやきもきしてるだけ。
117 :
オーバーテクナナシー:2005/10/09(日) 21:47:01 ID:k5Wk4nYI
なぁ、軌道エレベーターって、自転軸には建設できねーの?
118 :
Kひげ:2005/10/09(日) 21:48:36 ID:CQX8jIGk
赤道しか出来ません
119 :
オーバーテクナナシー:2005/10/09(日) 22:06:04 ID:ki9b1hdn
>>117 「軌道エレベータ」の定義には入らないかもしれないけど、
いわゆる静止型でなければ、設置する軌道、形状に赤道という制約はないのでは?
あと作用流体(質量?)をパイプのようなものの中を還流して、
例えば電磁力などによりその運動量の一部を反力として得るタイプのものなら、
形状に相当自由度があるはず
とうとうORS厨が来たか・・・
柔軟性という点ではあの方が良いよな
電気が止まるとアレだが
軌道エレベータも本当に安定するかどうか
ま、定期便みたいなもんですな。
設定自由度の高さと実現するための技術的ハードルの高さは比例する。
またその自由度を求めるのは誘致したい人々等、極一部のわがままでしか無い。
軌道エレベータが出来るのなら地上でありさえすれば何処でもいいよ。赤道上?全然オッケー。
ほんの僅かな利便性の為に恐ろしく高い技術ハードルを超えなきゃならんのは我慢ならん。
「より良い事は良い事の敵」−悪魔に魂を売ったと自称したフォン・ブラウンの言葉−
「本当に輸送に使える巨大エレベータ」の技術的ハードルもえらく高いと思う
「CNTができれば全部桶」なんてものではないオカンが
それに輪を掛けたモノよりは確実に低い。
125 :
Kひげ:2005/10/10(月) 02:49:08 ID:vQdxsWwE
>>119 あと作用流体(質量?)をパイプのようなものの中を還流して、
例えば電磁力などによりその運動量の一部を反力として得るタイプのものなら
??
反力を取った瞬間にケーシングに、反反力が発生する、流体からエネルギー
をとれば流体の速度が落ちるだけ、もしそれが出来ればロケットは要らない。
126 :
オーバーテクナナシー:2005/10/10(月) 08:07:56 ID:uH6fVVFM
>>120 そうそう、ORS,Orbital Ring Systemsというんだったね、
名前が出てこなかったよ、ありがトン
>>125 Kひげタンにレスつけると、収拾がつかなくなりそうなので、気が進まないけど、
暇なのでカキコしてみるよ
>反力を取った瞬間にケーシングに、反反力が発生する、
その反反力で、重力に抗してケーシングなり、システムを軌道に保持するんじゃなかったっけ?
反反力でシステムが運動量を得てしまうのがまずいなら、同じ軌道を反対方向にも同じだけの作用質量を還流して、不要な反反力の成分を打ち消せばよいのでは?
>流体からエネルギー をとれば流体の速度が落ちるだけ、もしそれが出来ればロケットは要らない。
おっしゃるとおりだけど、落ちた速度を埋め合わせるエネルギーを還流軌道のどこかで補充すれば良いだけでは?
その意味では、作用質量を還流させるのは、連続的にロケットを打ち上げ続けてるようなもの、と言う気がする
>>125 この場合ORS(パイプ)は動かずにただ形を維持するだけなので、
流体からエネルギーを得る必要はないですよ。
単に弓状に走る流体が、変わりつつある流体速度の反作用として
パイプに対し重力に拮抗する力を与えるだけ。パイプが動かない時は
エネルギーいりませんし流体もエネルギー失いません。
実際には摩擦などのロスがあるし、最初に立ち上げるとき、
そこから何かを打ち上げるときはエネルギーいるんですけど、
流体に圧力勾配があればそれが流体速度を維持することになるよ。
パイプ方向の速度維持は流体を送るためのポンプが担っているわけ。
ホースに水を流すのと一緒。定常状態で断面積が同じなら、
蛇口部から出口まで流体速度は落ちないでしょ。
まあ、維持するだけで莫大なエネルギー消費しそうだな。
128 :
Kひげ:2005/10/10(月) 11:50:49 ID:vQdxsWwE
ん〜〜〜〜わからなくなった。
うまくいけば宇宙での有力な駆動力になる。
些細な疑問
ねじれってどこら辺で吸収するんだろ?ところどころのジョイント部に回る部分を付けて置くのか?
?何がねじれるんだ?ORS?静止軌道エレベータ?人間関係?
132 :
130:2005/10/10(月) 14:04:17 ID:XBfEti+Z
地上と、静止軌道エレベータをつなぐケーブル
>>132 静止軌道側を地上に同期するように自転させる
134 :
オーバーテクナナシー:2005/10/10(月) 17:29:13 ID:lsNe1bdX
>>130、
>>133 何か勘違いしてないか?
いわゆる静止軌道エレベータは、自転軸上(極点上空)には、
少なくとも地上に固定した形では設置できないと思うが??
199以降出ているORSは、静止軌道エレベータとは別物と考えた方がいい
135 :
オーバーテクナナシー:2005/10/10(月) 17:43:55 ID:bUjufnTh
軌道エレベータの位置が赤道からちょっとでもずれたらまずい?
たとえば1kmとか。
136 :
オーバーテクナナシー:2005/10/10(月) 18:15:01 ID:Ai+2+aJo
>>135 前スレで倒れるとか、巻きつくとか、議論になってたけど、
基本的に遠心力と重力の釣り合いで安定な構造だから、大丈夫じゃないかな?
復元力が減衰しなければ振動はすると思うけど...
前スレで議論済みですか
すまそ
人が軌道エレベータに乗れるようになるといいな。
>>135 1kmくらいならいけるかもしれないな。ただし、
地上から上にのばすことはできないので、上空から一度赤道におろし、
その下端を設置場所まで引っ張る羽目になると思う。
140 :
オーバーテクナナシー:2005/10/10(月) 21:47:40 ID:H5BzcaGq
>>135 軌道エレベータの基部(地上部)の位置の話か?
それなら、数万kmにもなる全長からすれば1kmぐらい誤差だと思うが、
いずれにせよ遠心力を生じるカウンターウエイトは赤道面にあるから、
基部は赤道から多少ずれても、上に上がるほど分力で赤道面に漸近するんじゃなかな?
(あまり基部が赤道から遠いと(高緯度だと)、下から見上げたら傾いてるのがわかるかも知れない。)
空気の温度差による歪みのほうが大きそう
>>119 太陽から一天文単位のところに、太陽周りのオービタルリング設置だ。
地球プラス月の分だけ、太陽の反対側にカウンターウェイトを置こう。
静止衛星って地球に落ち続けてるんだよな
てことは、エレベも落ち続ける構造物という側面もあり?
落ち続ける自由落下と遠くに飛んで行く軌道速度の釣り合い状態
地球にも火星みたいに高さ20km位の山脈があればな。
軌道エレベーターのような面倒臭いものを作らなくてもいいのにな。
銀河鉄道999みたいなノリで宇宙へ飛び出せるのだがなー
汽車は闇を抜けて…
146 :
オーバーテクナナシー:2005/10/11(火) 06:51:32 ID:oWSB4h19
>>142 べつに、設置するのは好きにしたらいいけど、静止軌道エレベータじゃないんだから、
カウンターウエイトはいらんのじゃないか?
軌道エレベータの荷物が落ちたら危ないよね
その辺考慮されてるかな?
模型か完成予想図でもあると、燃料として吉
軌道エレベータの一部がなにかのはずみで落ちるだけでも危ない罠
150 :
142:2005/10/11(火) 22:39:52 ID:NQfoX4KJ
>>146 リングに据付ではなく,リングのそば.
全体におよぼす地球重力の補正用に,地球相当の重量が
太陽をはさんで反対側に必要だってこと.
151 :
オーバーテクナナシー:2005/10/12(水) 00:24:37 ID:J7+66Jzg
>>145 火星には海が無いからでは?
地球も海を無くして海底を地上面とすれば1万m級の山が沢山できる。
(磁気浮上)鉄道を山に沿って作り、地上で加速して打ち上げる事でコストを下げる研究もされてるよ。
>>145 気球で高々度から打ち出すのもコストを減らせる
>>152 火星の場合,山脈の高さというよりも大気が地球に比べて薄いのが一番大きいかと.
>>152 エベレスト級で地上の約30%の大気圧、高度20kmで地上の約100分の1の大気圧だったかいな?
うろおぼえなんで細かいこと忘れちまった。
CNTで大きさ3万Km以上の構造物をつくるより、CNTで高さ20kmの構造物を作るほうが、
簡単だと思うのは俺だけ?
しかもヒマラヤ山脈の上に作ればもっと簡単になるし…
俺のしょーもない予想によると、将来ヒマラヤ山脈の利権をめぐって争いが起こる予感がする。
勘違いしてるようだから言っておくけど
大気の薄い20kmの標高からロケット打ち出しても
地表で打ち出すのとたいした違いなんて無い
高度50kmくらいまでなら大気を揚力として利用できる
滑走路離陸型のスペースプレーンの方が(・∀・)イイ!!
>CNTで高さ20kmの構造物を作るほうが、簡単だと思うのは俺だけ?
CNTは引っ張り強度は期待できるが、その他はどうなんだろ…?
チタン鉄骨(鉄じゃないのでおかしな表現だが)とかの方がよくない?
それでも20kmの高さは無理か。
いずれにしても、高さ20kmなら上の方は揺れっぱなしだろうな。
アクティブダンパーなんかで揺れを押さえられるんだろうか?
158 :
オーバーテクナナシー:2005/10/12(水) 16:41:05 ID:lEZiZLo8
実際、軌道エレベーターの前に、成層圏プラットホームが先に完成するだろうし
それを足がかりに、エレベーターも建設されるだろう
159 :
オーバーテクナナシー:2005/10/12(水) 17:28:48 ID:ieC7BvN2
>>155 軌道エレベーターって重心が静止衛星の高度に来ないといけないもの
じゃない?そうしないとずれてずれて大変
>>156 俺は
>>155でロケットを使うとはひとこともも言ってないぜw
とはいえ俺のほうも説明が足らんかったね、
空気抵抗さえなければマスドライバー使って宇宙は上がることが出来るけど現実はそうじゃない。
そこで大気の希薄なところでマスドライバーを使ったらどうかいな、
と逝ってみたわけよ。
>>157 きみきみ、それは比較の問題だよ。高さ20kmの構造物の建造が困難である、それは俺も認めるよ。
だがそれは静止軌道まであるような構造物を建造する場合の難しさと比べるとどうかいな?
ってことに尽きるのじゃないかね?
あと揺れの問題についてだが、それは建造物の形状を工夫すれば解決すればいいと思うよ。
現に登山者は高さ8kmのエベレストの山頂でも全く揺れを気にしていないようだからね。
要は『比較』の問題だよ。
>>160 >きみきみ、それは比較の問題だよ。
橋の構造でスパンが一番長く取れるものと、
なぜその構造が一番長く取れるのか、
1000文字以内でレポートを書くように。
>エベレストの山頂でも全く揺れを気にしていない
評価:もう少しデンパな感じで理論付けできるよう頑張りましょう。
>>161 一応、マジレスしているつもりなんだけどね、
『レポートを書くように』とか『評価』とか言われてもこちらは困惑するばかりだよ...orz
すまんかったね、お互い無駄な時間を使ったようだ。
>>162 え!?マジレスだったのか…
そりゃある意味凄いかもしれん。
軌道エレベータは遠心力を使って重量を減らしてるんだよね?
>>161 圧縮と引っ張りの差を言わせたいんだろうけど,
「理論上は鉄でも軌道エレベータが作れる」と主張するのと同程度には
高さ20kmの構造物は現実的な発想なんじゃないの.
>>165 20kmの構造物を建てようと思ったら
まず土台となる基礎の設置面圧とか考えねばなるまい
3万6千kmの大きさのものを作ることを論じている香具師が、
その千分の1以下の大きさのものを作ることで目くじら立ててどうするんだ?
総重量とか考えると立てたくもなるだろうよ。
そこで夢の素材、カーボンナノチューブの登場ですよ(笑
>>167 そのへんはまさに吊り橋とその他の構造の橋の比較の問題かな。
圧縮強さで、鉄とCNTの引っ張り強度の比と同じくらいすごい素材はあるのかな?
なければ妄想すらできない分軌道エレベータの方がまだ現実に近いかも(現実ではない)
171 :
オーバーテクナナシー:2005/10/13(木) 14:02:32 ID:lUyg2+2z
>>170 材料ありきより、必要な材料を妄想するのが、未来技術板
より強靭で軽く安価なれば、くもの糸でもよろしい
>>171 まあそういうこといったらどちらが現実的かってのがここでは粋でないってことか。
173 :
ストラトス:2005/10/13(木) 14:12:26 ID:+K0y7yUe
>>167 どうも誤解されているようなので・・・
軌道エレベータは一般的な意味での構造物と捉えるのは少々無理があります。
もっとも単純な設置方法は静止衛星から地球に向かってケーブルを垂らす
方法です(宇宙側にも伸ばしますが)。
つまり地上から見れば,くもの糸のようなものがたれさがってきているだけで
地面から積み上げていくような建造物とは全くちがうものです。
確かに地上3万6千km(反対側も含めると10万km)の構造物とはいえますが
あえて極端なことを言えば,地上とつながっている必要すらない構造物です。
ですので地上20kmの構造物(建物)とは比較できないことになります。
(先日突然自宅PCがいかれたので,会社から書き込んでいます。。。)
軌道エレベータをビルと同じ様な構造物だと言い張るなら、
風船の下にぶら下がってる糸だって構造物だと言える。
まあ巨大な構造物だとぶらぶら動く(と扱う)構造物って珍しくないけどな
いずれにせよ、自重*遠心力と重力によって引っ張られつづけている訳で、
それに耐えるためには結構なテーパー比(静止衛星軌道が一番太い)が必要
材質にもよるけど、遠望から見てもそれほど太さの違いってないんじゃね
南の空を水平線の下から伸びる、ひょろ長い線が夕日に向かって沈んでいく
等間隔に並ぶ航空警告ランプが、下方の線を彩っている
望遠鏡で見ると、上部は宇宙の背景にとけ込み判然としない
そんな光景かもしれない
静止衛星軌道での太さにもよるか
逆に静止衛星軌道側で見ると太い!ということに?
寿命に達した軌道エレベーター
建設当初は、地球からの加工品を宇宙へ運び出すのが主目的だったが
月や小惑星から資源が十分に採取できるようになり
その目的は急速に意味を失いつつあった
構造本体は堅牢だが、それに伴う付随施設は老朽化が進んでいた
開発機構は廃棄を決定し、地上側の質量を段階的にパージし
反対の大部分は遠心力により宇宙空間へと引き上げられていった
あのー、人間を運ぶと言う一番重要な任務が残ってるんじゃぁ……
人も住めなくなってるんだよ、廃棄するころには。
だって、老朽化した輸送システムでヒトは運べないじゃん
182 :
オーバーテクナナシー:2005/10/14(金) 01:55:39 ID:yjTfkXqr
>>178 地球側のアンカーを解除すれば勝手に上昇していくと思うんだけど・・・
>182
なんとなく静止軌道上で糸巻器みたいな動きになりそうだな
185 :
オーバーテクナナシー:2005/10/15(土) 00:33:24 ID:Gl4xYzkL
月に合わせて上下したり、みそすり運動したり
あと剛体じゃないから波打ちそうだな
本日未明、赤道人工島の軌道エレベーター廃棄が最終段階を向かえ
最後のパージが開始されました
此に伴い、落下した一部が津波を起します。これは、過去数十回に及ぶ
パージの中で最大のモノとなり、太平洋沿岸部では数センチの津波が
発生する模様です。
環境に対するCNTの影響も考えろ
>>185 地球じゃなく、エレベータの重さ自体がアンカーになってる。
ある程度の高さで切れば、切ったところより上の部分には
地上に残った切り株の重さ分だけ上向きの力がかかるはず。
著者は思い出せない(ニーヴンだったか?)が、「インテグラルツリー」を思い出した。
192 :
オーバーテクナナシー:2005/10/15(土) 05:44:09 ID:ZiYCZzNG
われわれはつきへ行きます。行かなければいけないのです。
なんか話を聞いているとこれはエレベータよりロープウェイを想像するんだが、
実際に作られたとしたら見た目はどちらのほうが似ている?
その辺の普通のエレベーターだって
外箱取っ払ったらロープウェイに似てるんじゃないか
195 :
オーバーテクナナシー:2005/10/15(土) 19:33:59 ID:qJx5Lbjl
軌道上CNTプラントが稼働して、数年が過ぎた頃
成層圏プラットホームが一次ケーブルを見守る周回に入った
常時4台の飛行船による、位置管理と保守点検が実施される
CNTが気圏に突入すると、多くの調整が必要だからだ
197 :
オーバーテクナナシー:2005/10/16(日) 10:30:13 ID:f0q+NRYK
まあこの位は多めに見てやれ
じゃ、やめる
200 :
オーバーテクナナシー:2005/10/17(月) 14:19:35 ID:pruRv7cI
ワイヤーが飛んでってるのスゲー笑える。
>>202 リフトポートのFAQによると、大気圏外のCNTは加速して大気圏に落下した
ところで燃え尽きる。大気圏内のCNTは全長数十キロ程度の薄いフィルム状
なのでひらひらゆっくり海上に落下するだけなので被害は出ないとされている。
想定どおり7.5kg/kmの素材なら100km分でも1t以下。大気圏内や低軌道の
エレベータの箱(とペイロード)が問題だろうが、これも太平洋の真中なら危険
範囲は数100kmで大きな問題にはならないだろうね。
205 :
オーバーテクナナシー:2005/10/18(火) 11:52:46 ID:Q199fMMW
>>204 LiftPortが計画(妄想?)する7.5kg/kmのワイヤでは実用に足るペイロードを得るのは難しそうだけどね。
>>205 ん?根拠は?
テーパーなしの軌道エレベータが成立すると言うことは、もっとも厳しいところで全質量の1/4くらいだっけ?の
張力に耐えているわけで(100t以上)、ちょっと余裕を見込むだけで(太くしても軌道エレベータの可否には関係ないが、貨物運搬余裕には貢献できる)籠込み10tくらいはどうにかなるんでないの?
208 :
オーバーテクナナシー:2005/10/19(水) 00:48:34 ID:TgCQIfDL
>>207 今回報道された範囲ではリフトポートの輸送計画は5t/dayになってるね。
CPを考えた時この数字自体が「実用に足る」かどうかは意見が分かれると思うけど
この程度の細いワイヤ一本で「実用化」するのは心許ないね。
「実用」を謳うならそれなりの冗長性を持たせる必要があるんじゃない?
今静止軌道への打ち上げ価格は1tあたり安くても40億くらい。単純計算だと5tで200億。
単価を5分の1に引き下げてもSE1基の売上は年に1兆2000億。
1本のワイヤは耐用限界があるが、最初のエレベータで次のエレベータを建設する計画
だからシステム1基あたりの平均建造費用はずっと安くなる。
パケット通信や半導体の例でもわかるように価格が下がると指数関数的に市場が拡大
する。仮に価格がトンあたり1億くらいになれば1基数百トンのハイテク無重量生産プラント
や最後には軌道観光ホテルの建設の需要も出てくるだろう。(東京で港区にホテルを建設
するのにも地価がそのくらいする)
しかしSEの運輸システムの安全性(冗長性)の最大の問題点は、1基のケーブルが破断
した場合、全部のSEがドミノ式に破壊されてしまうことらしい。((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
いちおうの対策は予備のケーブルを軌道上に待機させておくことだが。
10万キロのケーブルを一瞬で自爆させるうまいシステムはないだろうか? 全長にわたって
爆薬のフィラメントを埋めておいて…?
210 :
209:2005/10/19(水) 07:34:55 ID:3goHJIhA
ちなみに1兆2000億というのは40億x300日という計算。
静止軌道までの運賃が 往復1億円/t かかる時間が昇り1週間以内になれば
宇宙観光も現実化するだろう。
体重+手回り品+空気+飲食物その他消耗品=200kgとすると往復単価は2千万。
1億円で3週間の宇宙旅行ができれば日本だけでも年に100人くらいのものずき
や目立ちたがりが出るんじゃないかw
急病になったときの救急車がえらく高いものにつきそうだが。
211 :
209:2005/10/19(水) 09:04:45 ID:3goHJIhA
人民がもっと安くしてくれるか
あそこは、打ち上げ市場には暫く参入しないんじゃないの?
まあ、独自打ち上げするようになれば、需要が減るから安くなるだろうけど
なんで参考文献に野尻抱介「ふわふわの泉」がないのだ。
215 :
オーバーテクナナシー:2005/10/24(月) 23:32:42 ID:ibRWusV2
「ふわふわの泉」は低軌道カタパルト(マスドライバ?)とでもいうべき物で、
SE(宇宙エレベータ)ではないと思われ
216 :
オーバーテクナナシー:2005/10/24(月) 23:33:02 ID:O+vZnkKs
ふわふわ、が無くても低軌道マスドライバの方が現実的に思えてきた。
現状の技術的困難は、巨大な低軌道プラットフォームを実現するような
気球などの地盤が作れないことかなー
218 :
オーバーテクナナシー:2005/10/26(水) 00:06:23 ID:VQjmNhk2
低軌道マスドライバの困難(の一つ)は、その大きさ(長さ)
「ふわふわの泉」にもでてくるように、人間が耐えられるような加速度として、
例えば3Gぐらいの加速にすると、軌道速度に達するにはマスドライバの長さは1000kmにもなる。
マスドライバの長さは、加速度に反比例するので、仮に貨物専用として30Gを許容するとしても100kmは必要
219 :
オーバーテクナナシー:2005/10/26(水) 00:18:00 ID:B+8DB5sd
そこで重力カタパルトの登場だね。
あれなら打ち出す物全てに等しく重力が働くから加速度は関係ない。
>>218 1000kmや100kmでも宇宙エレベータよりは短いから脳
だが、軌道エレベータと違って、下から支えなくてはならない
アメリカはほんとにこういうのいいな。
だから世界の最先端なのかね。
225 :
オーバーテクナナシー:2005/10/27(木) 01:33:05 ID:td2vF1xM
>>224 今の段階でリフターを研究する意味があるんだろうか?
実用に足る数万キロ以上のテープの製造に目処が付いてから始めても充分間に合うと思うけど・・・
イベントなんだろ
>>218 なんで全部直線で考える?
サイクロトロンみたいにぐるぐる回して、
最後だけ直線で打ち出せばいいじゃないか。
これなら直径100mでも出来るぞ。
>>227 >サイクロトロンみたいにぐるぐる回して
ヒント:うける加速度
>>227 アフォ?
単純計算で直径100mで軌道速度まで加速したら約60万G
人間なんて跡形もないだろ
すまん,半径で計算してたorz
半径50mなら120万G
釣られ過ぎw
メル欄嫁
気付かれないようなオチは、出来が良いとは言い難い
233 :
オーバーテクナナシー:2005/10/28(金) 00:12:41 ID:YhYuXMCG
気付かれるも何も明記されている訳だが・・・
むしろ気付かなかった奴の頭の出来が悪いだけだろ。
2人だけだからん
235 :
227:2005/10/28(金) 01:22:40 ID:IHA9JNvj
ありゃ、釣れてる。
>>231 ばらさずに釣られたふりして、
メル覧になんか書けばよかったのに…
236 :
228:2005/10/28(金) 08:42:38 ID:FdNa7wBP
どうせ俺はクマー
237 :
名無しSUN:2005/10/29(土) 08:16:28 ID:BcB5VIpq
>>230 等速度じゃなくて加速度円運動だから、さらにGがかかるぞ。
・・・・120万30Gくらい。
超サイヤ人でも死ぬな
240 :
オーバーテクナナシー:2005/10/30(日) 07:13:37 ID:0OBdK37I
>>229,230,238
Gで量るんなら一桁数字が大きくないか??
CNTより金属炭素での技術の方が先に確立されそうだな。
まあ、物性的な条件がクリアされてれば別にCNTにこだわる必要は無いがな。
243 :
オーバーテクナナシー:2005/10/30(日) 16:21:57 ID:PrdUd1IW
複合材みたいなヤツ?
じゃなくて炭素原子が金属結合してるってことじゃないの?
夢で聞いたことがある希ガスール
>>245 金属に似たものって
グラファイトくらいしか想像できない
ダイヤも金属炭素だっけ。
金属の定義って何だっけ?
俺は自由電子があることからグラファイト?と思ったんだけど。
金属水素と同じ文脈で金属炭素というものがあるらしい.
つまり,狂ったような高温高圧の下では炭素も金属になる(はず)ということ.
>>249 周期律表を下にたどるとSnとかPbとかあるもんなあ
>250
すごく脆そうだな
ナトリウムは金属だと思うけど、金属ナトリウムなんて、わざわざ「金属」をつけることがあるな。
金属じゃない状態のナトリウムがあったような、無かったような・・・・・・。
実際、どうなんだっけ?
>>252 身近なナトリウムがみな化合物またはイオンで、単体のナトリウムがあまりになじみがないからわざわざ注釈つけると思われ。
ただナトリウムといったらナトリウムイオンのことと思われてしまうから。
>>252 それは上と逆で、金属状態のナトリウムは、通常見かけないからだろ。
こんな過疎板でケコーンかよ…
>>255 私たち気が合いますね。
ポッキー食べる?
状態変化だろ液体窒素とかあるし
>>257 金属って溶けても金属じゃね?(Hgなど)
気体だと流石に違うと思うけど。
259 :
オーバーテクナナシー:2005/11/14(月) 23:07:57 ID:ejd7EnHO
age
もうageる必要も無いだろ・・・
5年後、このスレは賑わってることだろう。
262 :
オーバーテクナナシー:2005/11/15(火) 23:55:37 ID:wXf19p01
いやいや2年後でしょ
がんばろうよ
265 :
オーバーテクナナシー:2005/12/03(土) 23:23:25 ID:exXEwzAB
266 :
オーバーテクナナシー:2005/12/10(土) 00:40:13 ID:ccfFN12q
がんばろう
267 :
オーバーテクナナシー:2005/12/10(土) 13:06:23 ID:cYVW2WJh
金属炭素なんて軌道エレベーターよりも難しいと思うよ。
温度をあまり上げずにテラパスカル領域まで圧縮しないといけないんだから。
見込みがありそうなのは、レーザーで多段圧縮するか、サンディアのZマシンを使うことだろうね。
それで一瞬の合成に成功したとしても、回収できる見込みがない。
まして大量合成なんて夢のまた夢。まさにオーバーテクノロジー。
今のところレーザー多段圧縮でダイヤモンドを圧縮した結果、反射率の増加が見られて、
「金属炭素?」かもねって学会発表されている状態。
そもそも、金属炭素が世に知られるようになってしまったのは、阪大のT先生が某TV番組で、
とんでもない大風呂敷を広げたからだと思うけれどね。
ちなみに、水素の金属化だけど、ネリスの実験結果は、今では怪しいとされている。
彼はそれでノーベル賞を夢見たそうだけど。
↑
誤爆スマヌ
273 :
オーバーテクナナシー:2006/01/10(火) 05:25:02 ID:yhGOwOIF
これはもうだめかもわからんね
日本語版も良いね!
>>268 金属水素は木星で既出。
しかも超電導物質だといううわさ。
木星往還船がきっと、たくさん持ち帰ってきてくれるよ。
ただし、木星の内部の圧力の高い部分から取り出したら普通の水素になるヨカーン。
276 :
オーバーテクナナシー:2006/01/21(土) 23:28:57 ID:XvzoK1hx
今年も頑張るぞ
>>275 >木星往還船がきっと、たくさん持ち帰ってきてくれるよ。
それはすごい宇宙船ですね
>>277 そんなところへ往還できる宇宙船が作れる耐圧技術があるなら、
自前で金属水素も作れそうな予感。
マジレスする話題じゃなかったな・・・
279 :
オーバーテクナナシー:2006/01/30(月) 01:01:42 ID:g0ROm9vL
あげ
>>280 アニメのコイルはベースボールシームにしか見えない
284 :
オーバーテクナナシー:2006/02/01(水) 00:46:02 ID:Qn/GVXZP
hosyu
>>285 うわ、絶版中だったのか。
工房の頃読んで、しびれたなぁ…。他にJPホーガン三部作とか…。
287 :
オーバーテクナナシー:2006/02/12(日) 02:08:26 ID:CqBdFXuz
ほしゅ
最近漠然と思ってるんだが……
今世紀中に軌道エレベーターか全く新しい輸送手段が出来なければ、
人類は衰退気か、そうでなくとも長い停滞期に入るような気がする。
>>288 それはない
ぶっちゃけ人類が自分から経済規模を縮小して地球にある資源だけで喰っていけるようにやりくりするほど賢いとはとても思えん
ほっといても地球を食いつぶして他所にでていく羽目になるんだから。
食いつぶしたら、他所に行くためのエネルギーも尽きるぞ。
291 :
オーバーテクナナシー:2006/02/12(日) 17:30:30 ID:1XWM6yQB
人類は地球外に出て行く必要は毛頭ない
宇宙は生命のみなもとに満ち溢れているからだ
292 :
オーバーテクナナシー:2006/02/12(日) 19:56:51 ID:cOhbSbJW
>>291 1行目と2行目にまったく関連性が無いわけだが
きっと、>291は地球を監視してる異星人なんだよ。
294 :
オーバーテクナナシー:2006/02/12(日) 23:11:05 ID:K7g/ucqw
>>289 ほそぼそと地球の表面にしがみついて・・・
統率がつかないまま核戦争で絶滅するか
それとも
地球環境の激変についていけなくなるか
それとも
隕石衝突で絶滅するか
地球外に出て繁殖する手段をもっと真剣に
考えるべきとと思うが・・・
295 :
オーバーテクナナシー:2006/02/13(月) 00:24:43 ID:agivES6/
ロケットばっか飛ばしてると
そのうちデブリで塞がれて
宇宙に出れなくなる
296 :
オーバーテクナナシー:2006/02/13(月) 00:31:32 ID:DY0msvNQ
思い上がるな人類よ
宇宙は人類を必要としていない
汝隣人の背中のみ見つめて生活せよ
297 :
オーバーテクナナシー:2006/02/13(月) 00:54:34 ID:agivES6/
なんでそう
宇宙を擬人化ないし神格化したりできるのかな?
アタマの構造が知りたいねw
宇宙に出ると神父になりたくなるからな。
神秘性はありそう。
月面に行った12人のうち、船長のほとんどは宇宙関係の事業に関わったのに対して
着陸船パイロットのほとんどは宗教関係に傾倒していったというのを聞いたことがあるな。
そりゃ本業から締め出されたからじゃないの?確か着陸船パイロットってのは
乗組員の中では一番下っ端だったのではなかったかと。
宇宙関係が縮小して一番つぶしが利かなくなるスキル持ってた人たちだった
ってこともあるし。
ぶっちゃけ宗教関係者として重要なのは、知名度と集団心理の把握と、カリスマ。
後は分かるだろ?
宇宙は広過ぎて、他惑星植民はペイしそうにない。他恒星なんて言うまでもない。
大航海時代は、途中の空気は吸えたし目的地にはそのまま住めた。
巨大隕石や全面核戦争のロスクに備えるなら、スペースコロニー数個でいい。
>>302 ペイしそうにないのは、今の技術力ではな。
宇宙船が進歩すれば、悪くないと思える日もやってくる。
・・・それがいつのことかは、100年後か1000年後か、
そもそも本当に来るのかはわからんがorz
>>302 とはいえ、大航海時代だってものすごい犠牲を払って他の大陸に渡ったんだけどな
生還率だけ考えれば宇宙開発の方が安全なくらい
305 :
オーバーテクナナシー:2006/02/15(水) 20:14:26 ID:Hh3+mDYo
>>302 だからこそペイできるように努力するんでは?
しかし既存のロケットの乱発は
デブリを増やすだけで
将来の宇宙開発の妨げとなる
306 :
オーバーテクナナシー:2006/02/18(土) 00:58:34 ID:1M9QVdb6
金持ちのアホどもが
宇宙旅行なんていくのには厳しい規制をすべき!
スペースデブリが増える(から
>>308 そのうち落ちてくるような低い軌道ならOK?
そのうちじゃ困るな。
デブリ回収業者が出てくるから大丈夫。
宇宙産業も盛り上がるよ。
需要があればな。
戦争でもなければあまり進まない気がするね。
313 :
オーバーテクナナシー:2006/02/19(日) 00:21:54 ID:OiP4HzY+
314 :
オーバーテクナナシー:2006/02/19(日) 00:23:32 ID:OiP4HzY+
あ、
プラネテス自体は面白いとおもうよ
おれも全部見たし
でも
将来あーなるとはとても思えないw
アニメは厨臭杉で嫌だった>>プラネテス
316 :
オーバーテクナナシー:2006/02/24(金) 00:45:31 ID:DLhmMQId
100年後の未来か。
きっとくらいんだろうね?
中国が人口にモノ言わして軍をあっちこっちに派遣して。
きっと理不尽で惨めな世界だろうな。
>316
100年後くらいの中国は超高齢化社会で福祉国家かスラム国家の二択だから。
高齢化社会ってのは高齢社会への以降状態の事だぞ。
>>316 100年後の未来・・・・
美しい裸に何も纏わず
人は皆、愛せるかも知れない。
320 :
オーバーテクナナシー:2006/02/25(土) 23:00:33 ID:nswos5yZ
s
321 :
オーバーテクナナシー:2006/03/08(水) 23:38:54 ID:fEDOEHV2
ほしゅ
322 :
オーバーテクナナシー:2006/03/12(日) 01:19:01 ID:0ot8xi0H
>>322 なんでよ???
1原子の結合ならそりゃ簡単に切れるだろ。
現実の物質は数グラムで10^23個以上の結合があるわけで
楽しみだけど、乗りたくはないなぁ。
>>323 切るために使った力も分子間力だから数グラムで10^23個以上あるわけですけど.
たとえば,被覆すると切れちゃったりしたらやでしょ.
CNTが切れるためには、「数グラムで10^23個以上の結合」の全てを切る必要はない。
ある地点での結合(数十個?)が切れればCNTが切れたことになる。
>>326 そのときのCNTの太さは? で、軌道エレベータとか建材として議論される際の
CNTの太さは?
ちゃんとスケールを考えようや。2桁も違えば全く別世界だぜ?
>ちゃんとスケールを考えようや。2桁も違えば全く別世界だぜ?
10^23なんて持ち出してきた奴に言ってやれよw
330 :
オーバーテクナナシー:2006/03/18(土) 23:08:09 ID:+fhyktnY
書き込みするなら
あげようよ
みんな
有線式は色々考えて無理っぽかったので、無線式で想像してみる。
垂直に打ち上げるロケットタイプ。
燃料は酸素と水素を混合爆発させる。
そのためのエネルギーは地上側真下から真上にレーザーで伝達させる
大気圏中は大気の熱膨張も利用するのでそのぶん機体は軽くできる。
このタイプのって既出?
だったら素直にダイダロスで
>>331 レーザーアブレーションロケットは開発中。
燃料はただの水と、大気圏内は空気だ。燃焼はさせない。
>>331 問題はロケットエンジンの1段目に使えるほどのエネルギーのレーザーを分単位、
きれいに方向を制御して発射するなんてできるのかどうかということかなあ。
レーザーは真上固定で、浮かぶ方が位置制御すればいいんじゃね?
真上固定だと、目的地がずれてる時に困らね?
ロケットが上昇時に真っすぐ上に上がっていくわけじゃなかろう。
むしろ
複数の基地からレーザー照射して
でかいものを打ち上げよう。
俺らには関係ないけど、このペースで衛星を打ち上げ続けると
いつか軌道上のデブリでオービタルリングを作ることが可能ジャマイカ?
心配せんでもいつか必ず出来るよ >> 軌道エレベータ
340 :
オーバーテクナナシー:2006/04/07(金) 21:17:04 ID:6jlaUQp4
上げ
341 :
ad:2006/04/07(金) 21:44:46 ID:NQtn1hJW
342 :
ad:2006/04/08(土) 00:42:59 ID:/bFkNM0m
レーザーは空気のゆらぎの問題もあるな
344 :
オーバーテクナナシー:2006/04/22(土) 21:08:04 ID:FNm4VSPP
地球に軌道エレベータ作るより、
月面あたりで非同期スカイフックの実験とかする方が先だろ。
PORSの机上(紙と鉛筆では無い)実験とかもいいかもしれない。
実現の難しい度
軌道エレベーター>>>>>核融合炉
来てくれたのは良いが↑…
まあ乙
「地上の太陽」である核融合炉、はたして今世紀までに実用炉が出来るでしょうか?
必要は発明の母
更に原油が高騰すれば・・・
このエレベーターは
夢とか昔の米ソの宇宙競争とかを抜きにした場合
やる意味があるの?コストとかの問題で・・
実現したらすごいなぁとは思うけど夢物語にしか思えない
今の所、最もお安く宇宙に物を持ち上げる手段と思われるが。
もし本格的な宇宙開発、つまり人類の基盤を地球から宇宙に移すつもりならいずれは必要になる。
もっとも、その場合でも本当に宇宙に上げなければならないのは人間だけだから、
最悪、上げるのは基本的な生産を可能にするプラントと情報を詰め込んだコンピュータと受精卵の詰まったカプセルだけ、という手もあるが。
極超音速スカイフックの実用化計画ってないのかな?
日本主導でやってくれたら面白いのに。
ロケットはどうせ後追いになるんだし、技術的に確立されたら
断然ロケットより有利だから、是非挑戦して欲しい。
宇宙開発せず地球号の中だけでやって行こうとすれば
文明の発展に限界があることは既に明らかだからね
>>351 なんで極超音速スカイフック、あんまり進めようとか出てこないんだろうかね?
話を聞く限り、意外と簡単に実現できそうなのに・・・。
ドッキングの難易度が高い?
それとも、中途半端にロケットを使わないといけないから
(or メリットを生かすためには専用ロケット開発が必要だから)、
コスト的に利点が少ないと判断されてるんだろうか・・・?
>>353 宇宙(地球の衛星軌道)も、結構混雑してますんで。
月にいけるエレベーターは作れますか?
現実的にそろそろ研究&実用化に本腰入れないとヤバイのだけどねえ。
軌道エレベータorスカイフック
隣の国の砂漠化ももう止められない段階まで進みつつあるみたいだし。
肝心のアメリカはやる気ナッシングなのがなあ。
2018年運行予定だろ。
>>354 片っ端からどけるべし!
スカイフックに比べたら、どうせ大したものは浮かんでないw
Robert Zubrinが極超音速スカイフックを改良したアイデア
(非同期式みたいにスカイフックが回転する)を発表してるみたいだけど、
実際はどうなの?
軌道にゴミ(2足ロボ)打ち上げてる暇があったら、スカイフックの展開実験
とかして欲しい・・・orz
スカイフックってどうやってモーメントを与えんの?
そのモーメントに耐える素材ってあんの?
>>359 スカイフックならカーボンファイバーで強度は十分。
モーメントは持ち上げてばっかりだと失われるから、同じだけの質量を地球に降ろすのが前提。
回転運動に持ってかなきゃならないのに質量って…
明らかにアンバランス
スカイフックの運動を、計算どおりに制御できるなら
その推進術使って、宇宙に上がる方が遥かに簡単だ。
素材も含めて
>>359 太陽電池使ってイオンエンジンでも吹かし続けていればどうにかならんかな?
持って行かなきゃならない必要な噴射物も少なくなるし。
太陽電池→イオンエンジン→スカイフックに蓄積→一気加速に使う
スカイフックがちぎれたらどうなるの?
>>364 そこはほれ、計算されている。角度 もとい強度とか。
366 :
オーバーテクナナシー:2006/05/07(日) 23:24:25 ID:YOkaQCbL
>>364 毎日交通事故起こってるし
たまに飛行機だって落ちる。
原発だって爆発する世の中で
スカイフックがちぎれたぐらいで
世の中変わらん。
>>364 まぁ、マジレスすると、ぐるぐる回りながら、
上は飛んで行き、下は落ちて来るんだろうな。
>>369 でもたぶん、一本の長さはあんまり変わらないんだろうなぁ、と思って
しまう俺ガイル。
それでも2歩ぐらい前進する画期的なことなんだろうとは思うけど。
軌道エレベータには届かなくても、ケブラー以上の強度を持つ繊維としてなら
もう十分使えるのかな?糸みたいな写真あるし。
地球温暖化対策にしても米中がやる気なし
他の途上国もやる気なし
成長と地球環境を両立させようとすれば手詰まり
宇宙開発という解を用意しない限りは
そして、宇宙開発を現実的なコストで行うには
スカイフックは必需品
巨大なヒートシンクをつくればいいんじゃね?
宇宙開発が解になるか?
ぶっちゃけ戦争で人口減&核の冬がてっとr(ry
374 :
名無しSUN:2006/05/13(土) 11:17:58 ID:WBKCT8RN
>>369,370
新聞記事の斜め読みの記憶では、このワイヤーの強度、
100kg/mm^2って書いてあったような気がするんだけど、
誰か正確な数字知らない?
375 :
名無しSUN:2006/05/13(土) 11:25:28 ID:LLK11gUa
連投でスマンが、
>>370 >でもたぶん、一本の長さはあんまり変わらないんだろうなぁ、と思って
しまう俺ガイル。
紡糸できたってことは、長さはいくらでも長くできると思われ
数cmの短ファイバーでも、撚りあわせてつなげるんだから、限界は(理屈の上では)ないはず
例えば、木綿糸がそうだと思う、
毛糸も(撚りはほとんどゆるいが)同じかな?
絹糸は、繭玉から数kmのファイバーがとれるっていうから、違うような気が、
誰か、エロイ人、教えて?
>>375 いや、それだと普通の用途には問題ないのだろうけど、軌道エレベータ
に必要な強度が達成できるのかは怪しい気がする。
分子レベルで一本の細長い糸なのと違って、紡績した糸じゃ糸と糸の境目
が構造上の欠陥になる。
(分子レベルの糸だと、5000 kg/mm~2 ?)
たぶん強度は(既存の糸より高かったとしても)このスレで求められて
いるものにはだいぶ届かないんじゃないかと・・・。
377 :
名無しSUN:2006/05/13(土) 14:41:17 ID:OUbgTZo9
前から疑問なのだが、撚り糸の強度って、素線(ファイバー)の強度とは、
どういう関係になるのかな?
撚りを強くしていけば、素線(ファイバー)どうしの摩擦力が増して行き、
撚り糸全体としても、素線の引っ張り強度に近いところまで行くんじゃないかな?
あるいはうまい結合材で素線同士を結合できれば、結合材の引っ張り強度はたいしたことなくても、
素線の全長に渡って引っ張り力を分散すればいいのだから、
素線の強度を引き出せるのじゃないかな?
>>377 詳しくは知らないが、一本の欠陥の無いカーボンナノチューブだったら
科学上の炭素原子間の共有結合の強さが強度の限界になるけど、
撚り糸だとそういうのとは全然違うレベルの結びつき(摩擦?)
が強度の限界になるはず。
頑張ろうがなんだろうが、1桁か2桁かぐらい違う結果にしかならないん
じゃないのかなぁ・・・。
個々のチューブの間の相互作用は黒鉛の層同士くらいのものだろうから
かなり弱くて撚ってつくったものの引っ張り強度はかなり低いんじゃない?
個々の素線のサイズがかなり異なるんでロープの概念は通用しないような。
普通同量のロープは線を束ねたモノより線を撚ったモノのほうが弱い。
確かに、縄に綯うって行為は、繊維が短いから有効なのであって、
吊り橋のメインケーブルは束ねてるだけだな。
>>378 1本の繊維長がどれくらいかにもよるのだろうけど、
たとえグラファイト並みの相互作用でも、面積は繊維断面積より圧倒的にでかい。
繊維間で平均で断面積×(繊維長/繊維径/2)倍程度の接触があるとして、
グラファイト並の結合力×(繊維長/繊維径/2)がCNTに近いオーダーの数値になるなら
1桁落ちくらいで収まってくれないかな?
まぁ、理想的には軌道上まで一本の分子で到達するのがいいんだろうけど
>>383 そこでカーボンナノシートだ!
チューブは断面が円だが、一周で完結せず二周目にはいる。
二周目もそこで閉じないで、外にむかってらせん状にグルグルと
果てしなく回る。
すると「炭素で単分子」のはてしなく太いケーブルができる。
構造上、強度はカーボンナノチューブとほぼ同等。
385 :
オーバーテクナナシー:2006/05/18(木) 22:08:48 ID:1NKWFlEc
あげとこ
386 :
月舘渉:2006/05/18(木) 23:11:05 ID:DyAg8Uf6
丼だけ材料がいる・・ かけいさんしたひとは?
>>386 極超音速スカイフックなら、GTOに1.5tを打ち上げられる規模で、16.5tらしいよ。
他は膨大すぎてよく覚えてね。ぐぐると長さとかは直ぐ出てくるから、
計算できるとは思うけど・・・。
これがアトラスの火なのか!
よさないか!
394 :
オーバーテクナナシー:2006/05/26(金) 07:38:19 ID:2W60SCy7
今更次郎
じゃあカーボンなのチューブで。
佐渡島、夢の島、北海道の原野、高千穂の4箇所に建造しよう。
397 :
オーバーテクナナシー:2006/05/28(日) 21:47:26 ID:WbkF3zeL
裏側にも作らんとバランス悪い
398 :
オーバーテクナナシー:2006/05/29(月) 01:29:38 ID:vsrfebcF
というか、日本が赤道直下になるのか。
>>398 いや、別に赤道直下じゃなくても可能ではあるはずだけど・・。
ただでさえ困難なのにもっと技術的に困難になるけどな、
オービタルリング必須だっけ?
>>400 いや、多分赤道方向にしなるような感じでいけるとは思う。
それとアンカー部分の強度がかなりいるな。運用面もかなり
制約受けそう。
言ってみれば赤道上にたてたエレベーターの基部を、ぐいっと
日本の方へ引き寄せた感じ?
以前のスレで出てた軌道エスカレーターになってしまうってやつだな。
>>402 いや、むしろロープウェイってとこだろな。
上空(というか静止軌道くらいのところ)ではほぼ垂直になる。懸垂線みたいな感じ。
現在考えられている軌道エレベータは、ケーブルを張るだけだから張力のみになるし。
間違ってないよなぁ? 変だったらツッコミよろ。
>>359、他
イメージだが。
まず、スカイフックの全長を移動する、適当な重さを持ったものを想像すれ。
スカイフックの回転に合わせて、地上に降りる側で中心から先端に向かって走らせる(真下にきた時に端に来るように)。で、宇宙側に戻る時には、逆に端から中心に向かって走らせる。
ブランコ揺らすのと同じ感じ、だと思うが。
釣り合いを考えるなら、宇宙側も、上昇する時に中心から端に向かい下降する時に端から中心に向かうモノを用意すれば良い。
動力は太陽電池でモーター動かせば良いでそ?
荷物の上げ下げをしなくても、回転運動の付与は↑これでできると思うが、如何。
>>404 スカイフックが剛体でなければ、
「上昇する時に中心から端に向かい」も「下降する時に端から中心に向かう」も
どちらも上端の高度を下げるような力を加えることにならないか?
>>405 スカイフックが剛体でなくても、回転していれば遠心力で張りつめているだろうし、
「上昇する時に中心から端に向かう」も「下降する時に端から中心に向かう」も
どちらも宇宙側…重心位置より外側…での動きであり、地上側(重心位置より下
側)で同時に、この動きの反動を打ち消す(同時に回転力を付与する)方向の動き
をさせれば良いだけの話、だと思うが、如何。
スカイフックで沈没する日本を引っ張りあげる。
ペケポン!
>>406 つねに同時に、同じ場所で逆方向の力が加わればいいんだろうけどね。
ベルトコンベアみたいになってればイイのかもな。
でもエレベータの数が少ないと問題があるんじゃないか?
たとえば地上に降下するエレベータは今いる場所を常に東向きに引っ張り、
上昇するエレベータは今いる場所を常に西向きに引っ張る。系全体の
モーメントは変わらないが、上昇/下降中に発生した位置の変位は残る。
スカイフックの遠心力が重力と釣り合ってるだけなら、スカイフックは段々
下がってくる一方だろうし、遠心力が勝ってればいつまでも振動し続けるん
じゃなかろうか。
チューブの重心を保つために静止衛星の軌道からさらに14キロさきまで
伸ばさないとちぎれるってほんとうですか?
14km??
>>409 ×14キロさきまで→○14万キロさきまで
×伸ばさないとちぎれる→○のばさないと地表に対し静止しない
>>411の言うとおりおもりでも可。ただしおもりでやると総重量は増加。
413 :
オーバーテクナナシー:2006/06/13(火) 02:03:06 ID:Gne67Dbf
age
>>412 伸ばさないと自重で落ちてくる、ではないか?
>>414 適切な速度があれば短くても落ちてこない。地上に対し静止しないだけ。
適切な速度がなければ長くても落ちてくる。
>>415 普通、軌道エレベータってのは地上に対して静止してるものを指すわけだが。
417 :
409:2006/06/13(火) 23:47:10 ID:HgQOuPnr
みなさんありがとうございます
静止衛星の軌道の先にISSのようなプラントを取り付けてオモリ代わりにしたら
安定しますか?
>>417 もちっと具体的な条件を出せ。何が言いたいのかわからん。。
低軌道に巨大質量をおいて釣り合わせたいのでは?
錘に代わりも何も無い。
十分な質量があって固定されてれば何だって錘だが。
何に対しての錘りか、あくまで重心は静止衛星軌道上。
下にたらすヒモの代わりがカウンターウエイト。
低軌道上に重心を持ってきたら成り立たないよ。
って言っとけば良し?
422 :
オーバーテクナナシー:2006/06/14(水) 23:17:50 ID:ueSUpwzI
遠心力の変わりに重りを使うって事だろ。
もち重りは静止軌道よりも外の軌道になる。
重りの位置を近づけようとすればするほど重りは重いのが必要。
423 :
オーバーテクナナシー:2006/06/14(水) 23:32:12 ID:bffmJHrX BE:344341474-
そういう議論する前にまず普通のエレベータの信頼性を極限まで上げないと
と思うな、最近は・・・
まあまあ……
エクアドルの首都、軌道エレベーターの倒壊で壊滅か? 【USO供同】
エクアドルの首都キトーとの通信が本日未明以来完全に途絶している
のは軌道エレベータのカウンターマス【→今日のキーワード】の落下に
よるものではないかと危惧されている。
軌道エレベータを設計製造したSHIT(シンドラーハイパーインテリジェント
タワー)社では、設計に一切問題はないとの見解…
将来を見越すとシンガポールとかギニアの辺りに立てるべき何だろうけど
宇宙移民とかさ
メガフロート作ってそこに建てればいいよ。
とりあえず。
オーチスか三菱か東芝か日立にお願いしたい。
429 :
オーバーテクナナシー:2006/06/15(木) 21:11:19 ID:IeJDRCcF
フジテックなめんな
>>427 そもそも「建てる」といってる時点で駄目。
軌道EVは建てるものではなく、ぶら下げるもの。
地上と触れる必要すらない。
カーボンナノチューブ……ホントに実用化&量産化できるんだろうか……
月の引力とか気象条件によってチューブが流されたらどうなる?
それと地球が難しいなら先に月に作れないの?
月まで材料を運ぶメンドくささを考えたことないのかよ
>>435 月に対しての静止軌道って、月面からどれぐらいになるんだ?
月から地球までの距離と同じになる
そういえば学生時代、月の静止軌道の高度を求めようとして、
頭こんがらがってやめたっけ。さすが俺。赤点ばっかりの学生時代。
そうか……月-地球間の距離になるのか
439 :
オーバーテクナナシー:2006/06/17(土) 01:01:33 ID:RTXuu1bF
月-地球間で月面に停止するのは、ラグランジュポイント。それもL4とL5だけ。
ずっと近いL1とL2の立場が無いぞ。
どっちにしろ月面に対して停止はしてるが、月の衛星として月重力を中心に回るのは無理。
>>433 月の軌道エレベータって発想は昔からあるよ。
もっとも現状だと、どうやって月に荷物を送るのかが問題になるわけだが。
月ならマスドライバーが使えるし。
いや、だからどうやって地球から月まで材料を送るかって問題で……
やっぱり地球にもマスドライバーが必要か?
よほど特殊なもの以外は現地調達であろ。
>442
土台はレゴリス焼き固めたコンクリートが使えるので、それほど資材はいらないはず。
糸…………?
お釈迦様からくもの糸でも吊り下げてもらうか?
ああ、ごめん。
俺は「月面なら軌道エレベータなんか無くてもマスドライバーで十分なんじゃないの」と言いたかった。
>>447 あ、そっちか。軌道エレベータの地上施設だと勘違いしてた。スマソ。
449 :
名無しSUN:2006/06/18(日) 11:40:25 ID:fYKYa1Vq
地球でマスドライバーが現状できてないのは脱出速度のせい?
いま造れる最高最強のマスドライバーを月でも造れるとしたらそれは月で使えるってこと?
>450
空気抵抗がないから。
地球でマスドライバーを作ろうとするとマッハ25程度まで加速した場合に
荷物も施設も衝撃波に耐えられないし、
空気抵抗のない高さに建築すると、富士山の何倍もの高さが必要。
453 :
オーバーテクナナシー:2006/06/21(水) 00:18:28 ID:R+cVfkmm
>>452 単純化すれば関係無し。月でも水星でも大気がなけりゃ、マスドライバーで十分。
大気が有るから空気抵抗の問題で、軌道エレベーターが必要になる。
大気の有る惑星でも、熱水素気球を足場にした、実質大気圏外のマスドライバーでも作れれば別だが。
太陽光発電で自給自足でどこまで揚がれるんだろ?
>>452 関係ある。軌道速度が1km/s強 vs 8km/s強だし。
地球の軌道速度が1km/sちょいなら大気があってもどうにかなるだろう。
いや、そんなに重力弱かったらそもそも大気なかったかもしれんが・・・・・・
ということで、どっちにしても・・・
>>454 と思ったけどやっぱり大気があると無理だな。
軌道上で1km/sはなんとか実現できても(今の技術じゃ無理)、
増ドライバーを離れた瞬間から急減速。
結局大気圏から突き出たレールがないと無理だな。
10000mくらいの構造物なら技術的には可能とか聞いたことあるんだが
なんでも積み上げれば高くなるだろうけどね。
459 :
オーバーテクナナシー:2006/06/21(水) 02:08:25 ID:8InAUHZ8
>>ID:ztUbaeu3
常識で考えれ。
大気が無くてたって、荷物を秒速8kmまで増速するシステムなんぞ作ったら、金掛かってしょうがない。
一気に1000G掛けて構わないような、ソリッドな荷物なら大砲でぶっ放した方が早い。
人間だとかもっとデリケートな荷物で1G加速するなら一体何秒加速させなきゃいかんのか。
磁気的に加速しようが、ロープで引っ張ろうが、そんな加速させるなら、レール作るよりロケット使い捨ての方が安い。
>456
加速レールだからそれなりの高度でそれなりの長さが必要だからね。
>>459 >レール作るよりロケット使い捨ての方が安い
そりゃそうだ、だから現在ロケットなんだろうが。
まあここは未来技術版だし、金のことは抜きにしようぜ。
それはいいとして、8km/s出る大砲ってジュールベルヌの小説の外にあるのか?
1000Gかけていいとしても砲身は3.3km要るんだが・・・・・
>1G加速するなら一体何秒加速させなきゃいかんのか
8600÷9.8=878秒。15分弱。ただし加速路は3854kmになるがな(w
人間でも2Gくらいは我慢してもらおうぜ。それなら加速時間半分、加速路は1/4(それでも900km)
4Gくらいはかけよう。今時のロケットでもそれくらいはかける。
>>461 じゃあ加速路を短くするために、
サイクロトロンみたいに円形にして、
最後に放り出すってのは?
>>463 わかってるじゃん>メール欄
>>462 ロケット並みの4Gなら1/16で・・・・それでも240kmだよーん
赤道上に自転が加速するように大量のエンジンを並べ
100年くらいかけて、自転を速くしてみるってのは?
1日が40分位を目標として。
>>464 この手のメル覧見たらスルーってのが基本だと思ったんだが…
まぁ2ちゃんも昔とは違うから仕方がないか。
その速度にしたら粉々だろ
確かに遠心力で潰れそうだが・・・
1000Gかけていいようなソリッドな物体という条件なら行けそうな?
あと円の直径を広げても駄目なのか?
海上とかなら行けそうだが
469 :
オーバーテクナナシー:2006/06/21(水) 16:39:44 ID:ZLZd1i9p
1000Gかけていいようなソリッドな物体なら、マスドライバーでも4km要らない。
円の直径を広げるなら、いっそ、地球の円周+100kmくらいのにすりゃ、低軌道な軌道リングになるぞ。
>>469 ペイロードに増速装置を付ければレールが簡略化出来る。
経路制御も出来ればレール自体いらない。
…ギアナスペースセンター?
で、そのソリッドなでかいパチンコ玉を宇宙に送る意味は?
>>471 材料のインゴットだろ。
んで、宇宙で溶解してパーツに形成。
熱源は太陽熱をミラーで集光。
…受け止めるのが大変だな。
インゴットで地球から打ち上げにゃならない材料というと…なんだ
474 :
オーバーテクナナシー:2006/06/22(木) 23:40:04 ID:pX2mPDLm
地球をかすめる炭素型小惑星や彗星を捕まえる技術が無い間は、炭素や氷の塊は、地球から打ち上げる事になるかも。
月からは十分な量が得られないかも知れないのは、これくらいじゃ?
カウンターウエイトの前にロープは?
炭素のインゴットを大気中でそんな速度にしたら、あっという間に燃え尽きてしまうし、氷についてはなおさら…
普通の金属でも採掘→精錬する設備や機材が整うまでは、
どっちみち地上から送らないといけないだろ。
白金とか希土類元素は地球から送らないとだめかも。
月面だと鉄、アルミとかは豊富にあるようだけど。
窒素は?
窒素何に使うんだ?
植物を育てるためじゃないか?
空気の78%は窒素、とかそういう話?
つーより、たんぱく質やアンモニアや硝酸に窒素が入っている、という方だな。
あぁ、なるほど。
大気圧の調整って窒素がベスト??
膣粗
>>485 真空中の気密室で?
デブリなどの衝突での急速な減圧が起こる危険を考慮すると、ヘリウムの方が良いはず。
ダッグボイスになちゃうが。
大気中に窒素がないと、窒素固定細菌が働けないから生態系の維持に悪影響が…
いつからここはスペコロスレになったんだ?
まあまあ……
そういや、本家のスペコロが寂れてるな
>>487 ヘリウムは分子が小さいから漏れやすいとか、そういうのはない?
月面に窒素とか空気っぽいものをバラまいて擬似大気を作るの?
マスドライバー建てても意味無いじゃ・・
>>358 偉い人に、(軌道上では)足なんてかざりです。偉い人にはそれがわからんのですっ!と訴えないと。
>>364 片側は宇宙の彼方に。もう片側は極超音速で地球に激突してくる。
どうでもいいんだが、いつの間に第一宇宙速度が秒速8km強になったんだ?
8600とか言う具体的な数字まで出ているし。
俺の知らない地球の話だな。
>>496 誰か密度が地球なみで8.6km/sになる惑星の半径の計算式教えて栗。
生徒にひけらかしていばるのに使うから。
>>498 密度が均一なら厨房にだって計算できるだろ?
>>498 (∝=比例)
質量(体積)∝半径^3
重力加速度∝質量/半径^2
↓
重力加速度∝半径
円軌道速度に必要な加速度=重力加速度∝軌道速度^2/半径
↓
半径∝軌道速度^2/半径
↓
半径^2∝軌道速度^2
↓
軌道速度∝半径
>>500 >円軌道速度に必要な加速度=重力加速度
ココが全く理解できないのだが、よかったら教えてクレ。
>>501 真空中を飛ぶ物体には重力しか働かない。
となるとその物体の加速度は当然重力加速度と一致。
衛星軌道上の物体の運動は等速直線運動ではないので、
衛星軌道をとるには物体に力がかからなければならない。
軌道をとらせるための加速度=重力加速度が常に
成立することが衛星軌道に乗る物体の条件になるわけ。
楕円軌道でも同じだがここでは単純化のために円軌道にして
地球もゆがみのない球と言うことにしている。
>>498 計算式は
r = v sqrt(3/(4 π d G)) (m)
d = μ / G / (4 π re^3 / 3) (地球の密度 kg/m^3)
μ=3.986005e14(地球重力定数 m^3/s^2)
G = 6.672e-11(重力定数 m^3/kg/s^2)
re=6378137(地球赤道半径 m)
v=8600(その星の第一宇宙速度 m/s)
e14とか書いてあるのは「×10の14乘」を意味する。
sqrtは平方根。
面倒くさいので地球の形は赤道半径で球と仮定。
>>504 俺も書いてみる。
表面重力加速度 g = G*M*1/r^2
(G=重力定数 M=その星の質量 r=その星の半径)
M = ρ*4/3*π*r^3
(ρ=平均密度 地球と同じなら5800kg/m^3くらい)
代入したら g = 4πρG/3 * r
軌道の加速度 A = v^2/r
Aとgは等しいから
v^2/r = 4πρG/3 * r
v^2 = 4πρG/3* r^2
1/√(4πρG/3)は454程度なので、
v = r / 454
r = v */√(4πρG/3)
v=8600なら、 r = 6756km。
r=6400kmなら、
>>500,502
ちなみに重力加速度は、どんなに地球からに離れても必ずかかるもので、
円軌道だから必要な加速度とかそういうものではないので注意。
>>505 間違えて送ってしまった
1/√(4πρG/3)は 786程度なので、←訂正
v = r / 786
r = v * 786
v=8600なら、 r = 6760km。
r=6400kmなら、8142m/s (地表ぎりぎりで軌道に乗った場合)
>>506 うーん、そういうニュアンスじゃなくて、
重力がかかっている結果が円運動だから、
実際に円運動している以上重力と円運動をさせる力とは一致しているはずだ!
ということでよろしこ。
509 :
オーバーテクナナシー:2006/07/20(木) 22:43:11 ID:TNl3N2Ew
mente
これからの流行は紐無し軌道エレベータ、これ最強。
紐の強度にたりる物質がないとか、そういう些細な問題はこれで全解決。
それ、エレベータじゃないだろ
いや、軌道エレベータの弱点を克服した見事なアイデア!
…問題はどうやって上がるのかということだな。ロケット?
困ったときは、とりあえずプラズマって言っとけ。
プラズマ!
515 :
オーバーテクナナシー:2006/07/28(金) 00:24:49 ID:gM/stBrL
困ってんのかw
くもの糸を束ねればいいんじゃね
517 :
オーバーテクナナシー:2006/07/28(金) 02:02:21 ID:QD2hs2OV
パロマ
518 :
オーバーテクナナシー:2006/07/28(金) 02:06:15 ID:QD2hs2OV
なあ、軌道エレベーターの線がプッチンと切れたら先に付いてるカゴ?
っていうかステーションっていうのかはどうなる?宇宙の果てに飛んで
ゆくのか、地球に落ちるのか、地球に落ちるのならまだ中に乗ってる
人は助かるかもと思うが、宇宙に放り出されたら100%死ぬよね。
宇宙なら回収の可能性もあるが
地球なら燃え尽きるって気がする
カウンターウェイトも同時に切り離せば静止軌道上のステーションはその場にとどまれるな
軌道エレベータは静止軌道より少し高い軌道に、静止軌道速度と同じ
軌道角速度を持たせて、地球に繋いだ紐で振り回して静止させる
のが前提なので、紐が切れたら慣性飛行に移行する。具体的には180度
反対側がさらに軌道高度の高い楕円軌道になる。
静止軌道より遥かに高い軌道にエレベータを設置しない限りは、宇宙の
彼方に吹っ飛んでいく事は無い。
地球に落下は逆噴射して、意図的に落下させない限り有り得ない。
ちなみに落下させる場合、地表面での速度は秒速11km弱になるので
どんなに頑丈な人間でも助かる可能性はゼロ。
522 :
オーバーテクナナシー:2006/07/28(金) 21:59:03 ID:uINmjyOw
518です。
なるほど、方々良くわかりました。
まとめるとステーションは宇宙にとどまるってことだな。
でも、上がる途中のエレベーターに乗ってた人は死ぬんだろうな・・・。
静止軌道上にエレベーターのカゴがあったら、空気がある間はだいじょうぶかな
基本的に、ステーションは静止軌道上とカウンターウェイトとしての先端と、二カ所に設けるんじゃないかな。
紐が切れた場合、昇降中のエレベーターがどうなるかだが、切れた部分より「上」にあれば宇宙にいく、
比較的助かりそうな気がする。
切れた部分より「下」の場合は、地上に落下する。
なんか助かりにくそうな気がする。
地上に落ちて来る場合でも、そんなに上空で無い範囲なら、地表との相対速度が少ないから、たんなるパラシュートでも助かりそうだけどね。
十分に上空なら、静止軌道でこそ無くても、大気圏に触れない楕円軌道に持ち込めそうだし。
微妙な中間地点でだと不幸だな。
ナノチューブ君が錘になるし静止軌道内だと遠心力も無く空気も薄いので絶望的なんじゃね?
以前のロープ状の発想の頃のだと錘になるだろうけど、今のフィルム状のだと、そのままでも空気抵抗が十分大きそうだ。
ま、いざって時ように、気密室部分だけを切り離せるように作ったりするだろうけど。
むしろ、機密服を着てスカイダイビングしてしまった方が安全かも分からんね
>527
単なる気密服だと空気抵抗の薄い上空で加速がつきすぎて
低空に侵入したときに大火傷を負うことに。
薄い大気で効率よく減速するためにバリュート(ガンダムじゃなくて)のような装備がいると思われ。
>バリュート(ガンダムじゃなくて)
プ・・・
531 :
オーバーテクナナシー:2006/08/19(土) 20:27:55 ID:u2eePx1T
あげ
>>527 機密のつもりでも、スパイ活動によって漏れるぞ。
とりあえず失敗覚悟で静止衛星からワイヤーを垂らしてどこまで地表に近づけられるか
可能な限り実験してほしい。
534 :
オーバーテクナナシー:2006/08/28(月) 06:12:15 ID:XaWE7bLR
その無駄で危険な実験を行うメリットはなんなの?
>>523 実験つーのは、ある程度予想したり仮説を持ったりしたものを
現実と比較して、予想や仮説の精度を上げたり修正したり
するもの。
よほど実験のコストが低いとか、あるいはもう実用段階に近くて
製造技術が確立し、切れる長さの精度を検証するとかでないと
意味がないと思う。
ワイヤが切れて地上に落下して被害を出させ、軌道エレベータ
反対運動を盛り上げたいとしたら大いに意味がありそうだけどね。
>>538 ターンAガンダムのザックトレーガーは自己分解したね。
540 :
名無しSUN:2006/09/18(月) 12:09:35 ID:b2GzkCbp
ホシュ
541 :
オーバーテクナナシー:2006/09/22(金) 01:20:37 ID:wsrHLDQH
ほしゅはあげてね
542 :
名無しSUN:2006/09/30(土) 15:59:34 ID:e0rz9j6n
あげあげ
旧約聖書をベースにしている限り無理なんじゃない?
バベルの塔の再来だ、という話になりかねないよ。
経済的実利さえあれば気にしないでしょ
>>543 塔を建てるんじゃなくて、紐を宇宙から垂らすんだから
問題ないでしょ。
聖書の教えを守ってるやつらが戦争するかっての
守るから戦争するのでは?
GJ
しかし地上ステーションの半径が16kmだと、高さ1600mの建造物になるが…
違う、16000mだw
それだけでエベレストの倍の標高になってしまうわけだが…
554 :
548:2006/10/21(土) 05:05:48 ID:n3pUwliS
>>552 自分でも無茶だなとは思ったのですが、軌道ステーションと同じ大きさのを
なんとなく置いてみました。
エレベータの細い部分で大気の影響を避けたり、施設を置いたりしているという
感じです。
周りの気候にはだいぶ影響がでそうですが。
スカイフックがどんだけ質量と長さを持っているか…
もういいや
極超音速スカイフックなら今の素材で作れるんだろ?なぜ作らないんだ?
ちぎれて落ちてきた時の責任問題?
金
需要もないしな
手ごろな超超音速航空機を開発するのが面倒だからじゃね?
いままでは、他に需要が無かったし。
NASAは2004年11月16日にスクラムジェット機でマッハ10での飛行に成功したと発表した。
ロケットと違い、このエンジンは液体酸素を積む必要がないため費用が安く、
低軌道を飛ぶ宇宙往還機への応用が期待されている。
極超音速スカイフックの下端は100キロメートル。このジェット機は34キロメートルまで上がれた。
国際宇宙ステーションは質量419t。一方スカイフックはたった質量17t! 先に極超音速スカイフック打ち上げるべきだろ!
空気との摩擦で回り始めたりしないだろうか?
マッハ10といえば、サンダーバード1号より速いのか・・・スゲェ
>>561 マッハ10でエンジンを燃焼させただけで、実験機の推進力はロケットだったからなぁ。
>>565 動くかどうか良くわからんような物を主動力にはできねーよw
>>565 マッハ10の風洞設備なんて無いから、ロケットの先端にくくりつけて実験しただけ。
>>561の実験は
B52に高度1万3157mまで連れてってもらって、そこで切り離し。
ブースターロケットで高度3万6184mまで上昇後、大気中の酸素を吸入して水素燃料を燃やす
「スクラムジェットエンジン」に点火。10000km/hの速さで飛びました。
ttp://www.i-mezzo.net/log/2004/11/18120239.html ということなので、ロケットでマッハ4.5ぐらいまで加速し、後はスクラムジェットのみでマッハ10に加速し飛んだ。
このX43Aでの実験は終わってて、NASAは年一回のペースで飛行実験してたから、そろそろ次の実験機が飛ぶ頃。
スクラムジェットエンジンは、マッハ5程度から、理論値の上限であるマッハ15までの
広い速度域での利用が期待されている。らしい。
>>568 マッハ4.5くらいまで加速してから点火して、
スクラムジェットだけでマッハ9まで加速したってのはどこかに書いてあるの?
NASAのプレスリリースを見てもそれは書いていないけど。
一般論として、スクラムジェットは一度マッハ4まで加速すればマッハ15まで使えるとしか書いていない。
しかも燃焼時間は10秒みたいだ。
もしMach4から10秒の燃焼でMach9.6に達したのなら、17G加速したことになるが・・・
>>569 と思ったら去年のプレスリリース見てたorz
今年のはどこかな。これから出かけるので後で〜
>>569 リミッタ解除したんじゃないの?
どうせ無人機だし、ミサイル見たいなもんじゃ?
>>568 >このX43Aでの実験は終わってて、NASAは年一回のペースで飛行実験してたから、そろそろ次の実験機が飛ぶ頃。
というか、当分超音速飛行の実験予定はない罠。
X43Aも回収するだけの予算が付かなかったから記録目的に飛ばすだけは飛ばして海の藻屑。
やっぱり、宇宙開発の課題は技術じゃないな。
予算だ。
っつぅか需要。
…総じて言うと「やる気?」
やる気だね、結局。冷戦再開したらいんだが。
それよか2035年に落ちるかもしれない小惑星が、もっとでかい人類絶滅サイズだったら、
超スピードで宇宙開発されるな。あーあ。
いや、冷戦再開は流石にちょっとw
でも、今の技術だと月がダイヤモンドの塊でも採算取れねーからなぁ…
>>553 の新型偵察機はX43がベースになってるようだけど、マッハ10は半端じゃない。
サイドワインダーやスパローなどの航空機搭載ミサイル・・・・マッハ3前後
マーベリックなどの空対地ミサイル・・・・マッハ2前後
トマホークなどの巡航ミサイル・・・・・マッハ0.8前後
レーザー兵器でもできない限り打ち落とせないね。軍事的な需要でもいいから開発が進むのを祈る
>>572 液体燃料ロケットでも困難な加速度出せるのか?
(ミサイルの一部はこの加速度出せるけど固体燃料ロケットブースターで実現だよな)
液体ロケットなんて危険な物できれば線上では使いたくないからな、固体ロケットならちょっとぶつけたくらいでは爆発しないし
582 :
オーバーテクナナシー:2006/11/04(土) 22:07:26 ID:RBcwU4XH
age
>>581 レンチをサイロに落としてタイタンがどっか〜ん?
584 :
オーバーテクナナシー:2006/11/16(木) 01:12:06 ID:/r/c9WWV
軌道エレベーターができたら何個の人工衛星が衝突するんだろ・・・
国際宇宙ステーションみたいに飛び回ってるやつとかとくにw
>>584 / ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) 軌道変えるだろ・・・
| ` ⌒´ノ 常識的に考えて・・・
. | }
. ヽ }
ヽ ノ \
/ く \ \
| \ \ \
| |ヽ、二⌒)、 \
>>584 SFでは人工衛星を全排除するとかなってるな。
そのときだけ軌道修正したりすれば問題ないが、放置しても絶対にぶつからないという軌道は
低軌道にはなさそうなので、全部管理する必要があるのは辛そうである。
「楽園の泉」では、火星軌道エレベータがフォボス(ダイモスかも)を避けるのに
軌道エレベータの方をうまく動かすという解決策をとっている。
>>588 数が多くてもぶつかるほどのニアミスはたまにだから、どうにかなるんでない?
ただ楽園の泉みたいに共振利用じゃなくアクティブな変形だと
すごいエネルギーが必要になりそうだが。
規模って言い換えた方が解り易いかな。
火星のヤツとは大きさも質量も張り具合も違うんだよ?
デブリテロが起きそうな。
レールガン研究の名目の1つが
デブリの撃墜だ
>>593 ぶつからないのが前提だし、火星の軌道速度でもぶつかればムリポの気がするので
あんまり関係ないかも。
>>590は了解。確かに規模はだいぶ異なりそうだな。
火星の静止軌道は・・・・・自転周期はだいたいいっしょで質量が10%しかないから
(こんなに軽いんだ・・・)、軌道半径4200km、地表からわずか800kmか・・・・??
カウンターウェイトなしでも長さ2000kmくらいですんでしまいそうだな。
>>594 あーカウンターウェイトなしならもっと長いか・・・それでも地球よりだいぶ短くなるなあ。
荷物を軌道エレベーターで上に運ばせると、反動でエレベーターが下がっちゃうよね?
同じ量を下に降ろさない限りは。
スカイフックで宇宙船を宇宙に放る時も、反動でスカイフックが下がりそう。
そこんとこ教えてくれない?
>>596 燃料をエレベータで運んで、リブーストする。
イオン推進とかの効率のいいエンジンを使えるから、普通のロケットでものをあげるよりも経済的。
>>596 同じ量(質量)じゃなくてもいい。
カウンターに十分な加速度を与えればいいだけ。
例えば、食料持ち上げのカウンターとして、
もの凄い勢いでうんこを打ち出すとか。
>>596 厳密には静止軌道に投入せずに少し上の軌道にする。そこの軌道速度は
静止軌道よりのろいので、地球につないだ紐で静止軌道速度で振り回す。
その速度差が、そのまま張力となって、その張力分は何のロスもなしに
上げ下げできる。
ステーションを静止軌道においてカウンターウェイトつける場合も同様。
え?ステーションの慣性質量?をワイヤに負担させるの?
>596
たしか理論的にはカウンタウェイトを昇降させてバランスとるんじゃなかった?
>>601 >たしか理論的にはカウンタウェイトを昇降させてバランスとるんじゃなかった?
下のものが上に到達した時は自転と逆方向に、
上のものが下に到達した時は、自転方向にワイヤを押す。
初期状態ではワイヤは鉛直方向にまっすぐ伸びてるはずだけど
荷物もカウンターウェイトも、向きこそ違えどちらもワイヤを曲げる
力として働くことになる。
・・・ってことは、どちらもワイヤを下に引っ張ることになりゃせんか?
荷物とカウンターウェイトがずっと同じ位置にいれば打ち消しあう
だろうけど、エレベータだから上り下りするし、同じ位置にとどまり
続けることはありえないし。
604 :
オーバーテクナナシー:2006/11/23(木) 22:30:51 ID:IgN4GA04
>>603 だから
ワイヤの張力を用いるんだよね。
ステーション部の維持は基本的にはカウンターウェイトで
エレベータ部の可動保持は基本的にはワイヤ張力で
ちゃうかな?
…ひょっとして、メインケーブルの類いも何もかも
一端を地表に固定するとか思ってる…?
軌道エレベーターは何のために静止衛星軌道に重心を置いているのかなど考えないのでは?
608 :
オーバーテクナナシー:2006/11/24(金) 22:45:37 ID:KkkdkszN
>>605 固定するでしょ。
どの予想画像みても固定してるよ。
でもそれによってステーションを保持するのではないということ。
ステーションの保持は重心の固定化で行う
ワイヤの総重量で地球方向に引っ張られる力と
カウンターウェイトで宇宙方向に引っ張られる力とを
バランスさせて保持するわけ。
そういった意味では極論するとワイヤの端は地面に固定する必要は無い
でもある程度のブレを抑制する意味でもワイヤの固定は必要ということだろうね。
ちゃうかな?
軌道エレベーターって言葉が悪いよなあ
静止衛星から伸びた釣瓶みたいなもんだから「軌道釣瓶」とでも呼べば分かりやすいのに
>>608 それで説明としてはいいと思う。
ただ、固定するのは地球側の気象の影響があるから固定せざるえない。
高層ビルでさえ風で揺れるのに大気圏貫く建物では相当な風の力を
受ける。それを衛星側だけで制御するのはエネルギーの膨大な無駄になる。
便宜性から入っても、エレベーターの入り口がふらふらしていたら乗れないし。
固定しなければならない理由はいっぱいあるが、固定しなくてもいいという理由は
ほとんどない。
612 :
オーバーテクナナシー:2006/11/25(土) 10:12:19 ID:YHEUhEQu
これ、どうやって作るのが一番安いの?っていうか今現在作る技術
はあるの?
>>603の話で固定しているなら、
荷物上昇してエレベータに対しては下向きの力がかかっても、
その分地上固定部のテンションが減ることで相殺されるんじゃないかな。
傾きがひどくなってきたら適当な噴射で補正。
荷物上昇でエレベータが下がり、速度が上がったエレベータが軌道前方に傾けば
エレベータ全体の位置エネルギーを放出され前に傾いたままバランスするかな?
適当な噴射でエレベータを地球から離れる方向に加速して元に戻す?
(たぶん後方に押し戻したらエネルギー失ってもっと変なことになる?)
なんだか上空のカウンターウエイトが謎の力で上昇を続けてて軌道塔本体を
地面から引っ張り上げてるみたいなモデルで話してないか?
地球って言う馬鹿でかい質量が細い紐でぐるぐるカウンターウエイトを廻してる
って系で考えないと。
軌道EVを素直に赤道上に作るとしたら、
対流圏では常時貿易風に押されることになるんだよなぁ。
かなりの力が掛かると思うが、そのへんはどうするんだろ?
赤道無風帯、とゆーのがあるらしいが。
>>615 上昇する荷物は軌道後方にエレベータを押すよね。
すると「遠心力」は低下する。
下降するカウンターウェイトは軌道前方にエレベータを
押しながら下りるが、その力のかなりの部分が土台を
通じて地球を押すのに使われてしまう・・・事はないか?
>>616 そりゃそうなんだが、わざわざそう述べてみたところで
今までの話で、結論に違いの出るものがあったっけ?
>>619 固定されてればケーブルが静止軌道の重心を引っ張る事になり、本質的に危険。
固定してなければケーブルの地表端も西へ動くだけ。
西、つーか東西か。
安全のためケーブル地表端は地上に固定されてはいけない。
>謎の力
っつ、遠心力
>>621 入り口がふらふら移動してしまってどうやって乗るのよ。
621の試算では入り口はどれくらいの速度で動くの?
>>623 お前、エスカレータや観覧車のゴンドラに乗れないとでも?
それよりは遥かに、遥かにゆっくり。多分ちょっと見には認識できない移動速度だよ。
移動速度は上げ下げする質量差と軌道エレベータ総質量の比に依存する。
>>624 それはおまえの妄想。
試算を出せよ。
数十dのものを移動させた場合
気象による変動
熱膨張収縮による変動
その他、影響のある事柄で度くらいの移動になるか。
そのたびにエネルギー使って位置修正するのか?バカらしい。
おまえの考えだと10mの位置にものを固定するのにヘリコプターを使うようなもの
普通に考えたら10mの棒の先に固定する方が簡単、楽、手間いらず。
>お前、エスカレータや観覧車のゴンドラに乗れないとでも?
こいつの作った軌道エレベーターは人間しか運べんのか?w
626 :
オーバーテクナナシー:2006/11/26(日) 13:21:15 ID:IAEgpbez
固定しないとただの静止衛星だから地上で荷物を載せた途端に重心が下がって
衛星本体が落ちてくるんじゃね?
>>626 いきなり落ちてくるほど危ういバランスなのか?
軌道エレベータ全体の質量からすれば地上で積む荷物なんて誤差範囲では。
(スラスタなりで修正はするだろうけど)
>>621 固定しないなら軌道エレベーターじゃなくてスカイフックで十分。
>それよりは遥かに、遥かにゆっくり。多分ちょっと見には認識できない移動速度だよ。
固定しても安全じゃん。崩壊する前に軌道修正すればいいだけ。
固定しないことのデメリットの方が遥かに大きい。
エレベーターの揺れがおまえの考える理由だけだと思いこんでいるんだな。
それは浅はかというもの。
>>627 だから重心は静止軌道より少々外側に置いて地上で繋ぎ止めておくようにすれば
スラスターなんて使わなくても大丈夫という話。
だいたいこのスレに、簡易でも良しとして計算出せる人何人いるんだ?
みんな妄想してるだけ。
今現在技術が無いんだから、出来たとして… で妄想するしかないだろう。
>>625 試算を出せといってるが総重量を数十トンで見積もってる時点で見積もりが甘すぎる。
近未来に軌道エレベーターが完成したとして、やっぱり名前は「軌道エレベーター」なんだろうな。
誤解与えるから名称変えて欲しいんだが
>>625,628
工学的素養は全く無いね。
気象変動、熱膨張収縮、どれも固定しない理由にはなっても固定する理由にはならない。
橋げたや鉄道のレール、道路の目地、みんな剛体接合しない様に作る。
上下左右に揺れるフェリーにも平気で乗り降りしてるよな。車も人も。
数十トンの貨物。全長15万?Hの質量に対して話にならん。
一番クリティカルな状況として軌道エレベータ建設の最初期、
パイロットケーブルを伝って同質量の二本目のケーブルを運び上げる場合とかが
考えられるんだがね。
レールは膨張方向と大きさを考えて、その分をキャンセルできるように保持されてるし
橋げたも同じようなもんだが。
フェリーとか揺れるものも許容範囲内なら積み下ろしも問題ないが荒天下では不可能と。
例えとしては最適かどうか。
ぶれが大きくなれば当然実用上問題は出てくると思うが。
数値的にどのくらい末端がぶれるというか振れるのか計算できればいいが何か
資料ないもんかね。
>>632 もし固定しなければ、静止軌道でのスピードからして地上に
達する時点で、だいたい時速8千kmで東向きに飛んでる
(飛ぼうとしている)はず。
その時点でカウンターウェイトは静止軌道に上がってるから
この荷物に働く抗力は存在しないことになるから。
カウンターウェイトは同じ速度で、こんどは西向きに静止軌道上の
ステーションを押そうとしているところ。
>>633 静止軌道は対地速度ゼロ!だから静止軌道っちゅうんじゃ!ばかたれ!
地球の赤道での自転速度は時速1660キロ。
635 :
617:2006/11/26(日) 23:34:43 ID:ikTUjO+h
誰か偏西風についての返答を…
636 :
617:2006/11/26(日) 23:35:21 ID:ikTUjO+h
間違えた、貿易風だorz
>>636>>617 1月には赤道収束帯が南下し、インド洋赤道付近は北方からの貿易風に晒され、
7月には逆に北上した赤道収束帯に伴い南方からの貿易風に晒される。
また、上空では貿易風に伴うハドレー循環による逆方向からの気流が吹き付ける。
いずれにしても対流圏界面は赤道上でも18キロ程にしかならないので
地球側36000キロのケーブルは気にしなくとも大丈夫。
>>630 このすれの住人では計算できないが
このすれの住人全員の頭脳を結集しても及ばないぐらいの人間たちが
真剣に研究しているはなしだよ
>>634 時速1,660kmで高度36,000kmを24時間で一周してみろボケ
>>630 妄想と、推測、予測、仮定とは全く違うんだが・・・日本語大丈夫?(妄想に根拠は要らない)
>試算を出せといってるが総重量を数十トンで見積もってる時点で見積もりが甘すぎる。
>625は「数十dのものを移動させた場合 」と荷物のことを入っているのに
おまえはエレベーターの総重量のことを言っているぞ?。日本語大丈夫?
>近未来に軌道エレベーターが完成したとして、やっぱり名前は「軌道エレベーター」なんだろうな。
エレベーターをエレベーターというのに何が変なの?日本語大丈夫?
どうでもいいけど
>>630も
>>631もwikiくらい読めよ。630=631っぽいけどw
>>633 なんか猛烈に勘違いしているな。
>その時点でカウンターウェイトは静止軌道に上がってるから
カウンターウェイトは静止軌道よりも外側にないとなんの意味もないぞ。
最期の3行は意味さえわからん。
>時速1,660kmで高度36,000kmを24時間で一周してみろボケ
地球の直径を12700キロとして高度36000キロは直径84700キロの円周上になる。
265958キロを時速1660キロで移動すると約160時間かかる。
で、これになんの意味があるの?恥の上塗り?
地上で時速1660キロならその延長上の高度36000キロなら普通に24時間で
一周するよ。
642 :
オーバーテクナナシー:2006/11/27(月) 08:23:45 ID:C/kWhQFT
>>640 何を必死になってるのか分からんが
俺も軌道エレベーターという名称は誤解を与えると思う
>>642 なんで?目的は人・荷物の上げ(elevate)下げなんだから、
エレベーターが一番適してると思うんだが。
>>634 軌道エレベータが回転しなければ
>>633の言うとおりだよ。
角速度の相対速度が0なのであって、対地速度は2.5km/sくらいある。
安定した軌道エレベータの下端が対地速度ゼロになるのは、
軌道エレベータが月のように公転速度と同周期で自転するから。
カーボンナノチューブ、20倍の高密度化に成功
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061127-00000401-yom-soci 次世代の新素材として注目される超微細の炭素素材「カーボンナノチューブ」を従来の20倍の高密度で
作ることに、産業技術総合研究所ナノカーボン研究センター(茨城県つくば市)の畠賢治チーム長らが成功
した。
99・9%以上の炭素純度を持ち、加工もしやすくなり、寿命の長い高性能電池の電極などへの応用が期
待される。26日の英科学誌「ネイチャー・マテリアルズ」(電子版)に発表する。
研究チームは、アルコールの滴が蒸発する際の表面張力に着目。カーボンナノチューブにアルコールをかけて、
乾燥させると、この表面張力などにより、凝集して、高密度、高純度の集合体になることを確認した。従来の
技術では高密度にするとナノチューブの構造が壊れるなどの欠陥があったが、今回の手法では強度や電気的
特性などを損なうことなく、針、薄膜など様々な形状に加工することができる。
(読売新聞) - 11月27日
スレ的には、精製時間と最長が知りたい
勿論、各強度も。
>>644 >軌道エレベータが月のように公転速度と同周期で自転するから。
細長いものは潮汐力でこの状態に安定する。軌道エレベータ程異常に細長いなら即。
>>637 気にならない程度なの?
軌道エレベーターの受ける空力的抗力がどれくらいになるか解らないけど
普通の高層建築物くらいの力は受けるでしょ。それが、「曲げ力」として
上下で逆方向にかかればケーブル自体にかなりの応力がかかって結構危ないのと違う?
一方だけにかかると引きずり落とす方向に働くし。
>>648 それもそうだな。勝手にそうなるならそれはあえて考えなくてもいいか。
>>642 必死とか言えば、自分が偉くなれたと思うんだろうなw
630みたいなおかしなのを擁護すると・・・皆まで言うまい
一体何をどう誤解されるというのだろうか?
誤解というのなら、何をどう誤解されるというのか
そこの所をはっきり言って欲しいよね
>>649 そもそも風が吹くとエレベータを下に引っ張る程頑丈に地球に固定するのが間違い。
風が吹いたらケーブル下端が持ち上がって曲がりを吸収する様にすれば良い=地球に固定しない。
>>653 ちょっと君に訊きたいが
固定しない
と強固に言い張っているのは君一人?それとも「固定しない派」というのが
いるの?
>>653 おいおい、じゃあ天気予報で
「今日は上空1000m付近の風速が5mを超えますので
軌道エレベーターは運行を停止します」
なんてことになるぞ。そんなんじゃあ使える日の方が少なくなりそうだな。
高度10kmくらいまで覆いをつけておくとゆーのはどうであろ?
地上側は、ケーブル等を十分余裕を持って巻いたドラムが地上にある事になるのでは。
ケーブル下端が風で流されたり持ち上がったりするのは地上側作業も不便だし、
かといって完全に固定するというのも、必要以上にテンションがかかるし。
ドラムは地上に固定で、テンションに応じて随時巻いたりゆるめたり。
要するに「半固定」と言うことで。
>>656 おーい、そんなの建てられるならおおいじゃなくて直接エレベータを支えればいいんじゃね?
>>658 そのおおいをエレベーターからぶら下げればいいだろ!?
>>657 それはちょっと無理があるんじゃまいか?
どの程度の余裕をもたすかしらんが、仮に同方向の風が長時間吹いてドラムのケーブルがキャパを越えたら一気にテンション掛かってブチ切れるし、かといって余裕を持たせ過ぎれば弛みが出てバランスの崩壊が起こる。
やはり固定するというのは無理がある気ガス
661 :
オーバーテクナナシー:2006/11/28(火) 01:33:29 ID:T6UZDRcV
>>660 風で切れるようなケーブルじゃエレベーターは造れないだろうて。
>>660 全く固定せずに軌道からぶら下がってるだけで、
風その他で地上近くはいつでもブラブラして位置が定まらないような物が、
使い物になるのかなぁ?
「オイちょっと誰か!荷物上げるからケーブル捕まえてくれ!」
「ハーイ親方!」
みたいな感じ?
>>660 >余裕を持たせ過ぎれば弛みが出てバランスの崩壊が起こる。
これ何?地上端を開放すれば起こらないことなの?
>>655 えっ、なんで?
はっきりいって固定は無理でしょ
>>664 船で洋上のケーブルを追いかけるって事?
捕鯨のキャッチャーボートみたいに?
「10時の方向にケーブル発見!」
「フック撃て!」
みたいな感じ?
>>660 >仮に同方向の風が長時間吹いてドラムのケーブルがキャパを越えたら
は?そんなの計算してキャパを設定するに決まってるのに?
>かといって余裕を持たせ過ぎれば弛みが出てバランスの崩壊が起こる。
余裕がでたらまた巻き取ればいいだけの話
俺は別にドラム説を支持する気はないが、660は全く「反論のための反論」で
全然考えてないのか、ただ頭が悪いのか。
固定しないと言っている奴は否定意見が出るたびに固定しない理由をころころ
変えているが、はっきりした根拠もなく「固定しない」と言っているだけで
ただのかまって君ってのが実体?
どうも>654の懸念は当たっているようだな
>>659 このスレで一番笑えないジョークだった。
>>665 その「はっきり」の理由は?
>風が吹いたらケーブル下端が持ち上がって(>653)
持ち上がったケーブルにどうやって乗るの?
貨物の上下でメインケーブルの重心は東西へ動く。
風に吹かれればテンションがかかる。
それらが危険だと言われたのは皆、ケーブル下端を地球に固定するという前提から導かれたものだ。
固定しているからそれらの変動が重心を引き下げて軌道エレベータを倒してしまうと言うのがその論旨。
だが、そもそも固定さえしなければそれらの本質的な危険は消滅する。
乗降するのにケーブルが地面とくっついてないと不安だ、と言うのが本性のようだが、
プラットフォームとケーブル、ゴンドラの相対位置が保持出来れば支障は無い。
フェアリングをケーブルに装着するのは妥当。昇降用の電磁レールも敷設するのだし、
何より地球という重りをぶら下げるよりは遥かに軽い。
軌道エレベータは本質的に静止軌道衛星なのだ。
重心の移動は貨物の上下をさせなくとも、風が吹かなくとも、
地球が球で無い事から東西に振られるし、太陽と月の引力で南北にも動く。
それを地球に固定しようと言う方が恐ろしい。
>>669 くっつけていれば楽だと思うのだけどねえ。危険なんかない。
>>669 静止衛星軌道から離れてはいけないと思ってるからいかんのだ。
地上に繋げてしまえば静止軌道の”外に”ずれる分には問題無い。
もちろん地上の繋留部分は上に引っ張られる事になるが
ケーブルにかかるテンションに比べれば無いに等しい。(ケーブルのテンションは静止軌道部分が最大)
静止軌道の外にずらしておけば貨物を上下させても
風に吹かれても上に引っ張られているから勝手に復元する。
地上から宇宙にぶら下がってると思え。
>>671 おれは必要最小限の荷重で済ませたい。
ケーブル下端が安定する最小限のアンカーウエイトで充分。
>>672 地上で繋留する力は、エレベーターで運べる荷物の重さ+αで済むんだが
そんなに大変な事かね?
常態での荷重は変わらんと思う。
だが想定以上の変動があった場合、固定してなきゃ逃げられる。
固定してると逃げられない。
>>669 >貨物の上下でメインケーブルの重心は東西へ動く。
この理屈がわからんな。なんで「重心」が東西?上下ならまだわかるけど。慣性力のこと言ってるの?
それともただの「移動」のこと言ってるの?
*(これ重要)用語の使い方が不適切で理解しにくい。
>何より地球という重りをぶら下げるよりは遥かに軽い
はは〜ん、どうやら地球にくっつけるとエレベーター自体の重心が地球よりになってしまう
と考えているみたいだな。
>乗降するのにケーブルが地面とくっついてないと不安だ、と言うのが本性のようだ
誰も「不安」なんて精神的なことを問題にはしてないんだけど。「不便」なんだよ。
言葉のつっこみで悪いが「本性」ではなくてその場合「本音」だね。
>それを地球に固定しようと言う方が恐ろしい
いや、巨大質量のものがふらふらしていたらその方がよほど恐ろしいぞ。揺れが収まるまで
のんびり待つの?それともケーブル先端を元の位置に戻すのにわざわざエレベーター全体を動かすつもり?
>>671 説明としてはわかりやすいね。実際はテンション「0」ポイントがどこになるかってことだけで
状況によって0ポイントがケーブル内を移動するだけだから、固定した方が有利になる。
固定してない場合、なんかの拍子に0ポイントがケーブルの先端より先になってしまったら、エレベーターが
宇宙に向かって飛び立ってしまう(wので逆に固定しておいた方が安全。
固定してない場合は常に絶妙のバランスをとり続けなければならなくなってメンテも大変、維持費も
大変だな。
元ネタは
>621の
>固定されてればケーブルが静止軌道の重心を引っ張る事になり、本質的に危険。
だけど、引っ張ることになるとしても逆に押すこともあるってことを忘れてるから、おかしなことになる。
ちょっと引っ張られたら落ちると思いこんでいるんだろうな。テンションの変化という概念がないようだ。
何もしなくともメインケーブルは摂動で動く。地球のジオイドや太陽や月の重力によって。
動くものは動くものとして設計すれば良い。固定すれば固定した所に無理がくる。
東西への移動は上下動が軌道高度を変え、軌道の円周が変わり結果的に東西への対地運動になる。
南北は赤道面と黄道、白道面がそれぞれ傾いてる事による。
直径1kmくらいある円形の足場を作って、弛みを持たせることのできる素材で「係留」してもいいな。
>>677 あげられた理由どれもが「固定すると構造破綻を来す」ほどの
動きではないようだが。
高層ビルが揺れたからといって固定されている土台が崩れたりしない。
>上下動が軌道高度を変え
それこそ固定したほうが高度が変わらないのでは?
自分でこういったよね
>摂動で動く。地球のジオイドや太陽や月の重力によって。
じゃあ、普通の人工衛星も動いてしまって地球に落ちたり飛ばされたりする?
しないよね。それは事実が物語っている。で、巨大な質量のエレベーターが
荷物をあげるくらいで、すぐに軌道変更してしまって危険なほど移動してしまうのか?
おまえの話では動いた後、元に戻らないってことになってしまうし、元に戻せるなら
固定しても同じってことになるよ。
>東西への移動
それは
>>669 「貨物の上下でメインケーブルの重心は東西へ動く。 」を訂正した
ってことでOK? 間違いを認めたなら、ちゃんと報告するように。
もうさ、ケーブル無しでいいじゃん。
>>679 気象衛星、通信衛星の寿命は軌道修正用の推進材の量で決まる。
静止衛星は揺れてんだよ。動いてんだよ。それを修正しなくちゃならん程。
その推進材が尽きる前に他の軌道に移って静止軌道を塞がない様にして寿命を終えている。
低軌道衛星はさほど問題にはならんが、静止衛星はその対地位置の精度が命だからな。
軌道運動を学んで欲しい。
>>681 固定しないと軌道修正用の推進材が必要になるのは解っているな。
しかし固定すればそんなもの必要ない。
>>682 軌道エレベータを完全剛体として扱ってないか?
双方とも、自分の印象が強く残っており、相手方の事態はたいしたことがないと思っているのだな。
具体的な試算が出るまでは平行線だろう。
(俺は固定派。固定したことによる無理など、軌道エレベータなどという途方も無い物の存在自体の
無理に比べればたいしたことはないだろうと思える。試算する能力はないw)
>>685 完全剛体と言ったのは俺の間違いだ。
必要以上のテンションが掛かり得る構造は嫌いだ。屋上屋を重ねる無駄にしか見えん。
南北振動は発散する。どのみち推進材は必要。
東西振動はインド洋のすり鉢状のジオイドである程度押さえ込めるが。
嫌いだから認めないってだけかい!
>>681 >静止衛星はその対地位置の精度が命だからな。軌道運動を学んで欲しい。
赤道上空での準静止軌道でも別にいいだろ。
多少揺れたところで軌道EVとしての使用に問題が出るわけじゃなし。
パラボラアンテナでの通信衛星じゃ無くて軌道EVなんだぞ。
どれだけ揺れたら軌道EVとしての使用に影響があるってんだ?
EVとしての使用可能範囲を逸脱しない程度の軌道修正で十分。
通信衛星並にビタッと位置を決める必要なし。
どうせ燃料も補修部品も補修人材もEVで上げるんだから、
燃料切れを心配する必要もないし。
原理的に余分なテンションが掛かるかもしれない仕組みは全部排除したい。
将来実現したらまず間違い無く余分なテンションが掛かるからだ。
「こんなテンションが掛かるとは思わなかった」と言う言い訳は聞きたくない。
>>688 俺は動くのを前提に話してる。
だからケーブル下端を地上に固定するなと。
>>690 では、風に吹かれて揺れて場所が定まらない事への対処は?
風よけ作るって言っても、成層圏偏西風や成層圏偏東風まで考慮するなら、
地上50kmの構造物が必要なわけで、
それ自体を風に耐え支えるなんて軌道EVより困難じゃなかろうか?
現実的に考えて
>>657みたいな方法にならざるをえんだろ?
「兎に角固定はしない」と言うならば、下端を地上すれすれ程度ではなく、
だらんと長く地上に垂らして、その辺にのたくらせておき、
地上プラットホームの穴(ケーブルの場合)や、スリット(帯状の場合)に通して、
端を開放するという手もあるが、それとドラム巻きは本質的に変わらないぞ?
運用を考えないで使えない物を作りたいマッドサイエンティストか?
>>691 うん。657は全然良いよ。
だけどここで言ってる固定ってのはケーブル引きずり降ろす程の強固な固定だぜ?
>>686 インド洋の大海原の真っ只中の海面に繋ぐんだから、そもそも地球への完全固定は有り得ない。
潮汐で上下するメガフロートに繋ぐしか無い訳でね。ドラムに巻き取ってテンション調整するのが必須でしょ。
で、ドラムに固定し続けられないほどのテンションが掛かったら、開放してしまえば良いじゃん。
その間は運行停止して、問題解決したら船で引っ張って来るなり、メガフロート自体で迎えに行けば良い。
>>68 東西運動といっても、荷物の上げ下ろしのたびに上は西に、
下は東に動くだろ?数tだか数十tだかの質量が時速数千kmに
なる位の力が加わるわけで。。
テンションで相殺するとか潮汐力で安定するといっても
エレベータが稼動しつづける限り累積するもんだしな。
「固定」という言葉の意味に「係留」とかも含めて書いてる人がいるな。ちゃんと区別してほしい。
>>695 係留も固定の仕方の一つでしょ。
【綱などでつなぎとめること。】
船を固定するってことは別に船を桟橋に接着剤ボルトでくっつけるんじゃなくて
綱などでつなぎ止めることだよ。
>>696 固定と係留をごっちゃにするなら又粘着するぞ。
>>688 軌道修正なしだと数十度に渡って動くんじゃなかったっけ?
プラットホームでもそれはさすがにまずいだろ
>>694 累積分はエレベータのあちこちでイオンエンジンでもにふかせばどうにかなるんじゃない?
>>697 なんだおまえただの荒らしか。
自分が間違っているとかは絶対に思わないんだなw
>将来実現したらまず間違い無く余分なテンションが掛かるからだ。
だ〜か〜ら〜、将来作るときはそのテンションを計算の上設計するだろ、普通。
余分とか必要以上とか言うのは、あくまでおまえの想像するエレベーターに
すぎないって気が付け。
>>699 済まん。俺も言い方が悪かった。
俺が否定してるのは、ケーブルを引きずり降ろす程のガチガチの固定だけだ。
緩く係留するのには何の異議もない。
あなたが言う「固定」が緩い係留に相当するなら同意する。
何があっても絶対壊れない、これで安全だぜという強固なものなら反対する。
これでいかがか。
つーかみんな繋留の意味で固定って言ってるだろ。
>>702 だから、「下端が持ち上がる」というのが運用上拙いんだって。
下端は文字通り「下の端」だ。
これが宙にブラブラ、あっち行ったりこっち行ったりしたら、
まともに運用できないだろ。
ハリケーンとかが近づいてきたら、衛星側で巻き取って
大気圏外まで退避する方が安全だと思う
>>702 どんなに強固の素材でもあれだけ長いとエレベータ自体が少し伸びて緩衝するだろう。
話ぶっちぎるか。
フジTVの、朝の放送開始のアレなんていうんだろう オープニングCM
みたいなヤツ見たことある? なんか未来の生活みたいなカンジのイメージ映像で
衣装がモニタで選べたり、プレス機みたいので化粧が一瞬で出来たりっていう
一昔前のSFマンガみたいなヤツなんだけど、そこに軌道エレベータが登場すんのね。
一応理屈はわかってるみたいで赤道上に衛星はあるんだけど、それが日本に
繋がれてんのね。だからジョークみたいに軌道エスカレータになってんの。
この人たち日本から何時間かけて軌道上に通勤してるんだろうな っていう。
>>707 今の俺たちには,未来技術を想像しても,吊るすので精一杯だが・・・
しかしさらに未来には柱でズドーンとエレベータを立てられる.
さらにさらに未来には,傾いた柱でも実現できるようになり
軌道エスカレータへと発展するのだ!
俺は「固定しない君」じゃないけど、こんな固定しない方法はどう?
地球側先端は高度10000mくらいにする。どうせ動いてしまうのなら
最初から時速200−300キロ程度で移動するような軌道にする。
先端ターミナルへは飛行機で行き、空中でドッキング。
これなら固定せずにすむし、多少の軌道のずれがあっても構造負担はかからない。
無理に赤道上空にこだわる必要もないし、ケーブルを10キロほど短くできる。
大気中を移動する事になるのでその分ジェットエンジンなどで補助してやる必要が
あるが、不要なときは宇宙に引き上げるって手もある。そのときはカウンターウェイトを
下げて重心を調整するだけでいいから絶えず大気中に先端をつっこんでいるよりましだろう。
すでに誰かが考えていそうだけど、なんか決定的な欠点ってあるかな。
ウン万キロのケーブルの端っこ10キロをケチって
飛行機でドッキングしないと乗り降りできなくなる事にメリットがあるのかと。
>>707 南半球の同じ緯度にもう一本垂らして、
両方で係留(≠固定)すれば、
バランス取れるんじゃないかな?
南半球はオーストラリア沖あたりか?
…台風とかでエライ目に遭うかも知れんが。
>>710 念をおしておくけど、別に固定するよりもいい案だと思っているわけでないですよ。
一つのアイデア。もちろん、10キロけちれるというのはジョークだよ。
一応真剣に(wメリットを考えてみる。
・巨大な地上基地を作る必要がない。
・物資などを一極集中する必要がない
・基地の土地の所有権の争いが起きにくい
・地上からのテロに対して強い
それと「固定しない君」が納得できる?w
アイディアってよりネタなんだろうけどね。
どんなメリットが有っても、今、主流に考えられている、最初の必要最低限の軌道エレベーターだけをロケットで打ち上げて、残りは地上からその軌道エレベーターを使って持ち上げるって手法が取れなくなるので、コスト的に比較にならんし。
飛行機が空中でドッキングする技術が、地味に難しそうですね
えとえと、それならスカイフックのほうがいいとおもうの。
>>714 空中給油のシステムの延長だから、それほど難しくはないと思われ。
確か、無着陸飛行機とか言うアイデアで空中ドッキングするものがありませんでした?
スカイフックは飛行機ぶち当たった時が怖いなァ。
>>716 >それほど難しくはないと思われ。
空中給油は「それほど」難しいんだが。
空軍の訓練されたパイロットだから出来るわけで、
民間機乗りに同じように出来るとは思えない。
一つ間違えればプローブを機体にぶつけて、
当たり所が悪けりゃ致命的な事故になりかねん。
飛行機で乗り付ける…
一体どんなスピードで飛び回ってんだ?エレベータの下端
すぐに空気抵抗で軌道速度を保てなくなりそうだな。
>>719 709に
>大気中を移動する事になるのでその分ジェットエンジンなどで補助してやる必要が
とあるが?
>>718 でも事故で墜落なんて滅多に聞かないな。
空中ドッキングって大戦中にも飛行船と飛行機でも行われているほど。
手動でやらなくても自動化できるし。
>>718 >一つ間違えればプローブを機体にぶつけて、
>当たり所が悪けりゃ致命的な事故になりかねん。
着陸って知ってますか?
一つ間違えば地面と機体がぶつかって
当たり所が悪けりゃ致命的な事故になりかねん。
けど、すべての飛行機が必ず行って、その結果事故に至るケースはかなり希。
プローブアンドドローグ方式のことを言っているんだろうが、とりつくのは一機だけで
いいから無理に難しい方法にする必要はないわな。
>でも事故で墜落なんて滅多に聞かないな。
空中給油自体の頻度が少ないから。
>着陸って知ってますか?(以下略)
そりゃいくら何でも認識が甘すぎる。
事故は離着陸時が最も多い。
「魔の11分」を知らないわけじゃないだろう。
着陸はパイロットが最も神経をすり減らす時だ。
>>716 それ以前に空中給油と違って相手は対地停止しているんだが・・・・
相対速度をゼロ付近に抑えられる空中給油より厳しいぞ。
地表に対して停止させられるなら、わざわざ上空で止めずに
地表近くまで伸ばしてしまえばいいのでは?
>>724 ここでいう対地停止は成層圏を飛ぶ飛行機の速度に比べりゃ止まってるも同然の意味。
飛行機から見れば停止に近い空母への着艦にも似てるね(あれは飛行機の速度も
遅いから空母の速度も重要になるけど)
>>722 頻度が少ないと言うことより、訓練の賜物でしょう。
でも受け渡すのは給油ノズルだけ。
人・荷物の移動ではレベルが違いすぎ。
だったらアメリカの民間が作ったみたいな航空機から発射するシャトルで
直に衛星まで資材運べば…て、軌道エレベーターいらねー!w
728 :
オーバーテクナナシー:2006/11/30(木) 12:26:08 ID:k7MbyRGL
>>723餅つけ
レスするときは元のレスを読もう
元レス>709
>最初から時速200−300キロ程度で移動するような軌道にする。
「相手は対地停止しているんだが・・・・ 」この話はどこから涌いてでてきたのか???
>>722 話が見えてないな。その「魔の11分」でさえ滅多に事故はない。
訓練が必要ならすればいだけ。何が問題なの?わざわざ未熟なパイロット使わずに
ベテラン使うだけの話なんだが。
>空軍の訓練されたパイロットだから出来るわけで、
>民間機乗りに同じように出来るとは思えない。
なんでそこでいきなり民間機乗りがでてくるのか、わけわからんのだが。
>当たり所が悪けりゃ致命的な事故になりかねん。
実際にそんなことがあったら教えてくれ。ありもしないこと心配してどうするw
でおまえは「自動化」というのを軽くスルーするんだなw
>人・荷物の移動ではレベルが違いすぎ。
そういう自分に都合のいいところだけはちゃんと読んでいるんだなw
別に大したレベルの違いではないよ。最初の牽引索だけかければ後は引き寄せるだけ。
>>728 想定ドリフト速度が300km/hってのは読んでなかった。すまんかった。
まー300km/hにするとしても高度10kmでその速度で安定して
飛び続けられる.飛行機は少ないぞ。相対速度はまず300km/hくらいになるだろう。
巨大飛行船の方がいいんでない?
まぁ、そんなに神経質にならなくてもあと100年や200年で実現出来るわけないから心配すんな
>空中給油は「それほど」難しいんだが。
空中給油って「難しくてできない」技術か?軌道エレベーターに比べたら
小学生の宿題並に簡単だと思うがw
現在でも空中給油も着陸も問題なくできるのに、なぜ未来になると
きわめて困難なことになるのか、説明キボン
なんか、飛行機のこと知っているふりをしてみたけど、すぐにぼろが出たってかんじで
笑えた。
>>728 XB-70、2号機の最後は記念撮影用の編隊飛行中、編隊を組んでいたF-104が
XB-70の翼端渦流に巻き込まれてXB-70の翼端から尾翼を破損させた事による墜落事故。
まあ空中でドッキングできるような飛行機は小型機だろうから
大量のあるいは大きな貨物は運べない訳で。
>>728 >でおまえは「自動化」というのを軽くスルーするんだなw
そんなもん当然だ。
具体的な方策も示さず「自動化」の一言で全部片付けられるなら、
問題点は全て自動化すりゃいい。
ドッキングだけじゃなく軌道EVに関わる全ての問題は
「自動化すりゃいいだろ」で終わり。
そうじゃないと言うなら具体的な方策を示して見ろ。
空中給油での事故も起きてる。知らんだけだろ?
ぐぐりゃわかるよ。突っ込む前に自分で調べて見ろ。
日本語じゃそう簡単には見つからんと思うがな。
>>731 空中給油や着陸が「簡単」なら、自分でやって見ろよ?
口で言うほど簡単かどうか、身を以て体験すりゃわかるだろ。
>>732 それなんの関係があるの?
給油機に戦闘機が近づいて落ちたなんて話とは違うし・・・謎だ。
すげー興奮しているなw
>空中給油での事故も起きてる。知らんだけだろ?
じゃあ、翻訳でもしてくれ。
事故=不可能でないのはわかってるよね。
事故があるからダメっていうなら、日本だけでも年間1万人死んでいる
交通事故があるから車は全廃するか?
事故がどう問題なのかの説明もしてくれ。
>空中給油や着陸が「簡単」なら、自分でやって見ろよ?
ワロス 今時小学生でもそんなこといわないと思うがw
>>735 アンカー忘れた。
興奮しているのは734ね。
ちょっと笑いながら書いたもんでうっかりしたよw
>実際にそんなことがあったら教えてくれ。ありもしないこと心配してどうするw
自分が知らない事を「ありもしないこと」と切り捨てるのは
日本を滅ぼしかけた旧軍の参謀達と一緒だな。
>>735 類似性を抽出することもできないんだね。
それとも考えられない事を考えたくもないのか。
問題を問題として認識出来ないのは、問題だねw
軌道エレベーターは、理屈どおりに作れれば地上部は地面に固定(係留)で間違いない
それについて屁理屈言い出すやつが分ってないだけの話だ
荷物を上げ下ろしする度にシャフトに加わる横向きの力なんてまだ些細な問題
問題なのは低軌道を周回する人工衛星やデブリにとって軌道エレベーターが危険極まりない障害物意外の何者でもないと言うこと
更に毎年、流星雨の軌道に地球の軌道が交差する日には無数の隕石のうちのたった一つでもエレベータ施設を破損させやしないか?と
エレベーターの運用者や利用者や地表に生活する人々は、米ソ冷戦以上の緊張感を強いられるのである
>>738 解ってないのはおまえ。
今の話ははっきり「ネタ」宣言されているよ。
屁理屈は承知の上で話は進んでいるのだが。
つまり
空気嫁
>>737 どう見ても734は稚拙
>知らんだけだろ?
>日本語じゃそう簡単には見つからんと思うがな。
つまり自分も知らないっとこと。
他人への批判が自分にも当てはまるw
その前に動き回る軌道エレベーターなんて意味が無いって
>>740 うわあ! あの後あの戦闘機はどうなったんだろう?
燃料を思い切りエアインテークから吸ったみたいだけど、
大丈夫だったんだろうか?
給油装置の破片を吸い込んでなければ大丈夫だろ
もっともFODしてたら、タービン破損して速攻で火を吹いてる筈
>>737 >類似性を抽出することもできないんだね。
バルキリーの事故は有名。
で、何が類似しているの?
バルキリーは給油機ではなくて超音速爆撃機という珍しい機体
マルヨンはその翼端渦に巻き込まれたがそれはバルキリーの横にいたから
背後から接近する場合とは全く違う。
どこがどう類似しているのかなあ?説明してくれ。
航空際などでも編隊飛行をよく見るが、あれは墜落するような危険なことか?
745 :
オーバーテクナナシー:2006/11/30(木) 21:34:20 ID:IHxe52Sh
>>737 >日本を滅ぼしかけた旧軍の参謀達と一緒だな。
おまえのその好戦的態度の方がよっぽど、
746 :
オーバーテクナナシー:2006/11/30(木) 21:35:15 ID:IHxe52Sh
>723
ぇとぇと、それなら、重心をすこしだけ近く(カウンターウェイトを減らす)して速度を上げたりたり、
遠く(カウンターウェイトを増やす)して速度を下げて飛行機が失速しない程よい速度にするといいと思うの。
地上まで伸ばすんじゃなければ対地静止しなくてもいいの。
っていうことは709でもお話出てたのね。
※エレベーターの大気圏内の部分が受ける空気抵抗を考えると、ジェット気流と同じくらいの速度がいいの?
>732
バルキリーさん・・・(泣
>744
背後から接近したらもっと危険・・・なんじゃないかしら。
>>744 >>739でもネタって言ってるだろ?
転がしてなんぼのネタを思考停止したらそれこそネタを台無しにするんだよ。
アンチテーゼもネタの内。それを否定したらネタと言う事自体を否定することになる。
空中を時速数百キロで移動する先端ターミナルに航空機をドッキングさせる、
そのアイディアに立ちふさがる後方乱流という問題!
さあそれをかいくぐって成立させるにはどうしたらいいか。
と、転がした方が面白いじゃん。
自動化で逃げたってつまんねーんだよ。その自動化されるプロセスで遊べないと。
自動化が図られるってことは自動化しないとやってられない程難しい事の証明にもなるしな。
ネタにマジレスでつきあってやってるのに何だその態度は?
ただのかまってちゃんか。
じゃあもうスルーでいいな。
ここは殺伐としたインターネッツですね
航空機とか既存技術の具体的な話になると
俺こんなことも知ってるぜすごいんだぜ みたいなオタクが出てくるよね
そういう奴はたいてい人の話聞こうとしない
ってかこのスレの人は基本喧嘩腰なのをもう少しなんかとしよう
課題も多いけど、上空ターミナル案はおもしろいネタだと思う
>>751 議論の話になっちゃうけど
「みたいなオタク 」=「人の話聞こうとしない 」
じゃない。自分の意見のために話をねじ曲げる奴がうっとうしい。
例えば
>>747みたいな奴とかw
>>749 ドッキングの方法の方を検討したほうがよくない。
>そのアイディアに立ちふさがる後方乱流という問題!
は難易度はともかく現実できていうんだから問題としては解決されている。
別に「立ちふさがれている」わけでなく、安全度を上げる程度の問題だから、
議論としてはあまり面白くない。
>>753 多少の問題ではあっても問題無しと切り捨てるよりはいいんじゃない?
小さい方が前方に位置し、大きい方がその後方から捕まえに来る方が安定しないかな。
先端ターミナルと飛行機どっちが大きいのか判らんけど。
ホースを繋ぐ所までは実現出来てても、それを引き込んで機体同士を剛体接合するまでは出来てないし。
ホース、ロープで引き込むのはどうしても気流の相互干渉で暴れるんだと思う。
ドッキング言ってるバカは、要するにこの議論を押し進めて
スカイフックだとかローターベーターに話を持っていきたいだけです、残念でした
>>753 747の言動をたどってみると・・・
>>740 >落ち着け!
>>750 >ネタにマジレスでつきあってやってるのに何だその態度は?
>ただのかまってちゃんか。
落ち着かないといけないのはおまえでは?
>>756 >まー300km/hにするとしても高度10kmでその速度で安定して
>飛び続けられる.飛行機は少ないぞ。相対速度はまず300km/hくらいになるだろう。
輸送機で時速600キロ出さないと飛べない飛行機の例をあげよ。
元のネタからすれば748で説明済み。
>>759 地表付近で安定して飛ぶには200km/hは必要な輸送機が
大気密度1/3の1万メートル上空で300km/hで安定して飛べるとは思えんが。
ボイジャーみたいなのはあるが、あれは輸送機とはとても言えない。
未来に出現する可能性は否定せんが。
ボイジャーは離陸速度に200km/hも必要無いしね
>>761 ボイジャーなら成層圏飛行そのものが300km/h位でできそうだ(面倒なので調べてない)
そういう軽量機ならそりゃ可能だが、それは貨物機とはいえんな。
いろいろ調べてみたが、1万メートル上空を300km/hくらいで巡航できそうな
輸送機はなかなか見つからん。戦闘機など小型プロペラ機が370km/hくらいで
巡航できそうだと言う程度。ジェット機では見あたらず。
B-29みたいなのはいい線行ってるが、やっぱり300km/hランデブーは難しそう。
空荷にすれば可能かも知れないが、それじゃあ意味無し。
あったら面白いので、暇な人がいたら探してくれ。
上空ターミナルの対地速度を500km/hとしてケーブルの重心位置を計算してみた。
軌道半径35462.8km、地上高度はおおむね29000kmとなった。
ちなみに公転周期は18時間27分41秒。
地球側ケーブルを7000km縮められる事になる。
もう軌道エレベーター関係ねーし
上空ターミナルの対地速度600km/sだと、
軌道半径34411.9km、地上高度おおむね28000km、公転周期17時間38分49秒。
8000kmの短縮効果。
ところで、そのスカイフックと極超音速スカイフックのまぜこぜ案だが、
「下端が安定しない」という問題はどう解決するんだ?
対流圏最上部〜成層圏最下部あたりまでぶら下げたケーブルの下端が、
揺れもせず対地速度一定を保てるわけでも無かろう。
成層圏だって風が吹いてるんだが。
そんなフラフラした相手に、空中給油の延長線上の技術でドッキング?
だからドッキング言ってるバカは、要するにこの議論を押し進めて
スカイフックだとかローターベーターに話を持っていきたいだけだから相手にするな
もうレーザーでエネルギー供給&誘導の垂直ジェット噴射でいいだろ?
もう面倒だから地球側に固定で良いじゃないの。
軌道エレベーター刷れなんだし。
面倒だっつってもただ投げ出すのは思考停止だ。
下端の安定は航空機程度には抑えられるだろう。ケーブル、ターミナルに動翼がついて空力制御。
静止軌道型と比べ、風向き一定とも見なせるのでケーブルそのものの断面を流線型に整形し、
その表面を同じく水平断面を流線型に整形されたリフトが上下するのも有り。
ホバリングしているハリアーを空中で掴む、スカイフックというクレーンアームタイプの降着装置がある。
スカイフックにスカイフックを装備するのもいいかもしれない。
赤道上を動かすと静止軌道をスイープする事になるのである程度の軌道傾斜角は必要。
他の衛星群とも干渉しない、しにくい軌道を見つけなければならない。
中緯度帯、高緯度帯をカバーしろと利用者からの要請もあるだろう。あるいは我が国を通るな、とか。
そうすると問題は低、中緯度帯の発達した熱帯性低気圧が経路上にあっても避けられない事だ。
流石に直撃すれば上空ターミナルの破壊すら招く恐れがある。
赤道上に位置する静止軌道型の軌道エレベータなら熱帯性低気圧だけは避けられると見込める。
>>770 >下端の安定は航空機程度には抑えられるだろう。
と言うことは航空機程度に、乱気流で暴れる可能性はあるって事か。
>>770 勘違いしてるようだから言っておくけど、長期的に考えたら赤道上空には絶対留まらないぞ
地球の自転軸が太陽を回っている公転軸から傾いてるし、月だって赤道上空を回ってるわけじゃないから
>>772 そういうのはほぼ静止の軌道エレベータでも同じじゃないのか?
月太陽だけじゃなくて地球自身の歪みもあるし。
軌道エレベータ以前に静止衛星もこれがあって軌道修正を必要としてるし。
>>770 はじめっから非静止エレベータにしちゃうと言うのか。それはそれでおもしろいな。
対地速度を時速数百キロ、ドッキング場所を乱流の少ない成層圏にもっていけば
あるいは安定したドッキングが可能になるかもしれん(今の技術じゃ苦しいが)
でも係留して普通に地上から上がった方が楽でないかなあ。
>>765試算で必要な軌道エレベータ長が半分くらいになるなら
あるいは対地静止を捨ててでもこっちを検討する余地はあると思うのだが、
8000kmくらいならがんがって係留したいなあ。
>>773 >そういうのはほぼ静止の軌道エレベータでも同じじゃないのか?
そう、つまりそういうこと
>>773 ネタ元は
>>709 709には不要な時にはケーブルを引き上げると示されている。
一瞬台風飛び越せるかもとか思ったけど、応力テーパーのケーブルの上下は不可能だ。
>>774 だから、何?不可能とか言うの?
摂動による重心の振動はリフト運行による振動を逆位相にかけて打ち消せるかもしれない。
>>775 テーパー付きでも、静止衛星軌道が一番太いんじゃなく、より上も同じ比率でテーパーを付けて、適度な長さでアンカーでバランスを取ってるタイプなら、全体的に上下しても千切れない。
>>777 千切れないとかじゃなくて、全体を動かすのは効率悪過ぎ!アホかと・・・
全体を動かさないようにと思い、下にエレベーターボックス替わりに巻き取り器を付けて下から巻き取るなんてしても、重心が静止軌道より上に上がっちまうしな。
短くなった分、全体を動かさなきゃならないのは変わらんし。
重心を動かして軌道周期を変えてしまうよりは、アンカーで巻き取って全体を上下させ重心は静止軌道上で変えない方が効率が良いんじゃないか?
>>775 思うに、対地速度300km/hとか500km/hに速度を保つ努力と、
ほぼ対地上静止に保つ努力とでは
あまり変わらない気がするんだが。
そういう努力をしなければ音速越えしてしまいそうだ。
赤道上空にほぼ静止にコントロールしたエレベータを、
どうしても係留したくなければ空母みたいなもので追っかけたらどうか?
±60km/h以内程度にコントロールできるなら現在の技術でOK。
ケーブル全体を上下させるのは不可能じゃなかった。
ケーブルの重心位置をリング状のウエイトを設置しておき、
ケーブルを上下させるのに合わせてウエイトを反対方向に動かし、
共通重心を定位置に保つ。
ただし、ウエイトにはメインケーブルに匹敵する質量が無いと非現実的な距離を
動かさなくてはならなくなるのでそこが困りどころ。
長距離を動かすか大質量を動かすか。
最大メインケーブルの二倍の質量を動かす事になる。
移動型のターミナルは巨大にすべき。
運搬のためのシャトル輸送機が何機もターミナルにドッキングしてぶら下がっている。
ターミナルにはエレベーター待ちの人がロビーにあふれ、そういった人のための
アトラクション施設などや宿泊施設なども完備。もちろん、そこでは密室殺人なんかも
起こって未来探偵が鮮やかに解決。
>>773 移動ターミナル方式でメインケーブルの地球側長さを半分にして計算してみた。
軌道半径24271km、公転周期10時間27分10秒、ターミナルの対地速度3827km/h、マッハ3.4。
太陽追い越しちゃうよ。
ちなみに音速1200km/hの対地速度として計算すると
軌道半径29425km、地上高度おおむね23000km、公転周期13時間57分12.6秒
メインケーブル地球側長さは静止型の64%になるけど、遷音速領域はまず実用しないでしょう。
>>782 クラウドベースはロマンですよね。
>>783の計算間違えた。
ケーブル半減での対地速度は2160km/h、マッハ1.8でした。
>>783 極超音速スカイフックと運用がにているものと考えると、
軌道エレベータとスカイフックの中間型といえんこともないな。
>>783 計算乙
確かにマッハ1では中途半端すぎてダメでしょうね。
超音速だといろいろ面倒なことになるのでやっぱり時速500キロ程度が
いいように感じるね。
移動ターミナルといっても結局は荷物の受け渡しができればいいので、
飛行機で運んだコンテナ(カプセル)だけをターミナルに引っかけるだけで
ターミナル自体は無人でよいと思う。(ちょっとロマンはないけど)
コンテナは輸送機に背負った形(飛行機の上にスペースシャトル乗っけて運んだ
ことがあったでしょ)で、コンテナ自体が空力的に安定していれば、引っかけた後
そのまま引き込んでエレベーターのレール(?)に乗せてしまうことができる。
空になっておろされたコンテナはそのまま切り離して自力滑空で空港におろすか
着水後回収とかで再利用できるし。
降りてくるのは空荷ばかりじゃない。
むしろ宇宙産の資源や精密機械とかもちろんヒトも降ろす事を考えないと。
貨物の上げ下ろしは±ゼロが軌道エレベータ運用の基本だし。
それに大気の中をケーブルが動くならその分の空気抵抗を補償しなきゃ。
移動ターミナルにはある程度の推進装置が必要でしょう。
これの燃料もいつか宇宙から降ろす様になるかも知れん。
>>788 >もちろんヒトも降ろす事を考えないと。
コンテナグライダーに乗せればいいんじゃね。
ターミナルから切り離された瞬間はかなり乗り心地悪いだろうな。
XF-85 ゴブリンみたいな折り畳み式の滑空機だと面白そうだ。
リフティングボディーみたいなのが無難だろうけど。
そんな制御不能なモノは、元の軌道エレベータより実現が難しそうな気がするのだが・・・
コンテナをそのまま落とすのは乗客心理としてどうかな。
その前に2万キロだか3万キロを下降してくる訳だし、
1G加減速運行だと最高速度は秒速18キロか?
下端で必ず止めるとした方が安心ではなかろうか。
>>783 もっとゆっくりさせようと思ったら、月からケーブルを下ろすしかない?
最初に実現されるべき、ミニマムな軌道エレベーターはワイヤーを降ろしただけのようなものになる
そんなもんが大気のある高度10kmを時速500kmで動いたとしたら下端はブレまくってて制御しきれない
下側に凧のようなものを付ければ?と思うかもしれないが、そうは簡単に行かないだろう
高度11kmを時速500kmで飛行している航空機の胴体下面からワイヤーを垂らしたらどうなるか・・・
風にあおられて制御が困難な事くらい、小学生にだって想像出来るよね?
何処かのお馬鹿さんには、そう言う事考える頭ないみたいねヽ(´ー`)ノ
軌道エレベーターの下側は地表に対して動き回らないほうが良い!というより地表に対して動き回らない事が必須条件だろ?!
>>795 楽園の泉あたりでそのへんの話でてるな。考察というほど深く書いてないが。
フリーのままで制御しながらおろすのはしんどい。
一度係留してから悪天候に出会うならそれは何とかもつだろうというはなし。
>>795 無制御に動き回るケーブル先端を捕まえられなければ地上に固定する事も出来ないね。
>>796 そこら辺、今の目で描かれたら変わりそうな気がする。
航空機が着陸出来ない所に居る要救助者にハーネスに結んだヘリウム気球を上げさせ、
航空機がこの気球とハーネスを結ぶケーブルを引っ掛け、要救助者をぶっこ抜いて回収する
これまたスカイフックと呼ばれるシステムがある。
これを応用すれば軌道エレベータのパイロットケーブル自由解放端の少し上、
自重で安定した所をさらに重い航空機で引っ掛けたままケーブル下端を地面まで降ろすもよし、
そのまま移動ターミナル役になってもよし。移動ターミナル役が交代するのも有りだね。
クラークがパイロットケーブル下端に括り付けた「飛翔体」ってのが
どのくらいの大きさなのかは良く判らないけど。
>>797 毎回フリー端とランデブーするのと、
最初の1回だけ固定時にやればいいのと
どっちが楽かは明らかだろう。
あとは固定が可能なのかどうかだけが問題。
>>795 自分で勝手に設定してそれにあってないからできないという方がバカじゃね。
>最初に実現されるべき、ミニマムな軌道エレベーター
なに勝手にミニマムなエレベーター作ってるの?
>時速500kmで動いたとしたら下端はブレまくってて制御しきれない
現実マッハ3で飛ぶ飛行機があるのに制御しきれないってどういうこと?
>下側に凧のようなものを付ければ?と思うかもしれないが
誰がそんなこと思うよ?それこそ制御できない凧なんて付けたらよけいぶれるw
凧の空力解ってないとしか思えないレスだな。
>小学生にだって想像出来るよね?
小学生ほどの想像力もない奴がいっても説得力なし。
>というより地表に対して動き回らない事が必須条件だろ?!
思考停止してるなら書き込みなんてしない方がいいよ。
全ての問題点が地上に繋ぎ止めれば済む件。
馬鹿 → 馬鹿じゃね? → バカ → 馬鹿
馬鹿をいちいちつけるな。
お前らも一応は学術の徒なんだろ
相手を見下す事から始めて何を生み出せるのか
移動ターミナルの対地速度750km/hで、地球側ケーブル長さを26600kmにすると、
静止型に比べてケーブル総質量を半分に出来る。(単純テーパーの場合)
そんなどっかの国のISDNみたいな、ちょっとケチった為に欠陥だらけの軌道エレベーターはイヤダ!!!
>>803 それが「欠陥」になるかどうかはわからないでしょ。
803には何がどう欠陥に当たるのか説明して欲しいな。
>>804 803じゃないが、対地速度が大きくて乗り降りに苦労するのは
静止したエレベータが当たり前になれば欠陥級の欠点だろ
ケーブル総質量1/2、長さは7割程度の縮小で実現可能性が桁違いに異なるんでないなら
わざわざ移動式にすることはないんじゃないか?
これが極超音速スカイフックレベルまで短くなり材料への要求も低くなれば、
超音速ランデブーしてでも使おうと考えるのだろうが、
>>802は中途半端な節約量だと思う。
>>805 静止型が当たり前になればって、建造後に移動ターミナル方式はそりゃナンセンスだよ。
当然存在していると言うあなたの前提がそもそもおかしい。
どちらも存在しない状態で、さあどっちだと言う話だろ。
特徴はどんなものでも利点にも欠点にも出来る。
心情的にはおれも静止軌道型だけどね。
>>806 いや、実現可能性と利便性のバランスが必要で、
実現可能性が少し増えて利便性が大きく損なわれるならだめじゃん、と。
スカイフックは利便性↓ 実現可能性↑↑なので肯定的な人が多く、
短縮移動エレベータは利便性↓ 実現可能性わずかに↑なので疑問視されるって
とこじゃないかなあと思うのですが。
地球を一周する道路(線路)をつくって、駅がその上を移動するように
しよう。 線路上は動いても、線路からは離れない。
そいつを地球側のアンカーにしよう。
どうせなら上端もアンカーがあったほうがいい。月まで渡そう。
駅はせいぜい時速50kmで移動すればよし。ホンの一工夫で
乗降もらくらくだ。
荷物をいくら上げようが下ろそうが、月の軌道を変えるまでには至らない。
だからエレベータのどこから飛び立とうが問題なし。
だったら静止しなくていいんだから赤道上じゃなくてもいいな。
日本にも作れるぞ。ただその場合、ヘタすると特ア各国なんかと
線路続きになっちまう。そっちの方が問題だな。
自転と同期させずに軌道傾斜角をつけると軌道はどんどんずれるぞ。
自転と同期させた上で傾斜角をつければ南北に伸びる8の字道路になる。
>>810 月につなぐというなら長さが・・・・・しかもこれバランスしていないエレベータだから張力が・・・
地球赤道面と月公転面は一致していないから結構伸縮がありそうだし。
それ以前に月軌道が結構な楕円か・
>>813 素材技術が許すならそれも面白いかもしれんが
素材は天然ゴムでよろしく
まさにゆ〜とぴあだな
東京、せめて日本国内に軌道エレベーターは設置不可能ですか?
日本最南端、沖の鳥島でもだめですか?
>>819 現実的には赤道直下のみ。
日本を赤道直下に持っていくか、
赤道を日本を通る位置に持っていけば(=地軸をずらす)問題なくできる。
あるいは現在赤道直下にある国を日本にする(=占領する)とか。
>>820 エレベータの途中からナナメにワイヤーを張る手もあるね。
北半球と南半球に。
>>821 出来ないとは言わないが…
リスク大きいんだよな。仮に片方が切れると、
一本だけが切れるのより始末が悪い。
片方が切れたらもう片方も切り離すとかしなきゃならん。
あと、張っちゃダメ。垂らさないと。
これだけは譲れない。
823 :
819:2007/01/02(火) 10:07:37 ID:x1oo7/Nk
逆Y字型軌道エレベーターは初めて聞きました。どうやって建造するのでしょうかね?
とある企画会議でエンジニア≒おたくだから秋葉原に軌道エレベーター基地があったら世界中の濃い人が集まって面白いかなって・・・
ガラパゴス沖はアメリカ、インド洋沖はイギリスというかEUが押さえるとしてロシア、中国そして日本はどうしますかね?
赤道直下の重力的、政治的に安定したところは少ないですね。
争奪戦の予感・・・?
>>822 安全性のリスクは当然、大きくなる。
まっすぐ垂らすのができて、さらに次世代以降だろうね
だけど、ナナメのワイヤは張らざるを得ないだろ?
>>823 遠い未来のお話ですから・・・
重力はともかく、人が平和に暮らせるようにならんと。
そういや北極南極上空はOK?
静止衛星は赤道直上じゃないと出来ないから、無理
地球を挟んで180度向こう側の赤道上の軌道(静止衛星軌道に限らない)の衛星を、
EVのワイヤーでつないでワイヤーを北極南極を通るように2本展開する。
ダイヤ型の頂点が二つの衛星と北極南極。これでOK。
>>827 それじゃ重力に対抗できない。ワイヤーってのは引っ張りには強いが押されるのには弱い。
チューブで繋いで流体を流して遠心力で対抗とかしないと。
>>828 何でワイヤーが押されると思うの?
二つの衛星で引っ張ってるはずだが。
こんな感じで。
北極
↓
衛星→・<○>・←衛星
↑
南極
>>829 んなことしたら共通重心が下がって静止衛星にならないだろうな。
衛星を少し遠目にすればいいんだろうが、
ぴんと張力で直線的にのびてる軌道エレベータのようにはいかない気もする。
軌道エレベータより変なストレスがかかりそう。
>>829 押されると思うんじゃなくて、押して重力に対抗しなきゃ落ちるじゃん。
その形で、北極上空で、引っ張りで、重力に対抗する方向の力にならないでしょ。
いやだから、静止衛星の軌道じゃなくてもいいって書いてるじゃん。
つまり地球に対して衛星が静止しなくてもいいって事。
極の上でワイヤーがゆっくり回転しててもかまわないでしょ?
まぁターンテーブルのようなものでワイヤーを支持する必要はあるかも知れないけど。
そのターンテーブルがEVのプラットホームを兼ねると言うことで。
もちろん静止衛星軌道から赤道上にワイヤーを垂らすよりははるかに困難だとは思うけどさ。
空気抵抗で速度が落ちる分をターンテーブルで加速してやるのか。
縄跳びみたいだな。平べったいターンテーブルってより塔の上から横に張るんだろうけど。
>>833 加速までは…下手したら巻き取り機になりかねんし。
あくまでもワイヤーが地上をこすって減速しないって程度で。
ターンテーブルというような表現が不味かったかな。
極に塔を建てて、水平なパイプの中をワイヤーが通ってるだけ。
その水平なパイプは衛星に同期してゆっくりまわってる。
そのパイプの下にプラットフォームがあるって感じかな。
プラットフォームもパイプと一緒にまわる。
両極エレベータは衛星軌道からケーブルを垂らすと言うより、
積極的に振り回してケーブルをピンと張らなきゃならない。
並の衛星軌道よりも重心高度はもっと高く、軌道速度よりも速く回す。
ケーブルの比強度はもっと軽く強くして自重以上の張力に耐えなきゃならん。
大気圏内の部分は揚力を意識した形状にして、赤道周囲でだけ大気圏外に出てるなんてのだと、短くって良いかもな。
先進国の多い中緯度はまだ大気圏内の最上層で、飛行機で昇ってドッキングできる回転速度くらいにすると使いやすそうかも。
速度的に音速を超える部分は大気圏外じゃないとマズイのだろうから、ちとそこまで低くは無理か?
>>832 おお、なるほど。極につなぐから対地速度はかなり緩徐になる訳ね。
ただし、極付近のワイヤーはたとえ直線を保ててもほぼ仰角0度でかなりの長さに渡り地面にずりずり。
実際にはワイヤーの重みでたわみ、かなりの距離をずりずりしてしまう。
かなり高軌道でも、地面をやっと離れる部分でも既に時速数百キロでずりずりしてしまうのではなかろうか?
結局このずりずりの相対速度を抑えるには静止衛星化するしかない。
>>832 いやいや、だから、極上空のプラットフォームやパイプの高度をどう維持するの?って疑問なんだよう。
>835の話でもまだダメだよ。全体が地球に落ちる。
>836の大気圏内で形状で揚力を得るのはいいが、空気抵抗分を常に補給しなければならない。
>837の、はじめから極付近は地面に触ってるって話だったの?
>837のは不都合な点をいじっていくと結局いままでの軌道エレベータになりそうな気がする。
あんなの実現しようと思うなら剛性強度でなんとかするしかあるまい。
鋼鉄よりも強度があって、カーボンナノチューブより軽い素材を
開発するんだ。
スレ頭の方読んで思ったんだが、リボンが全て赤道上に巻き付く形で落下した場合、
馬鹿正直に陸地に引っ掛かってそのままになるのだろうか?
本物のリボンでたとえる。
真っすぐに延ばしたひもを左右の手の指2本に乗せる。
このとき、支える点の面積が少ないと、自重でたわんで隙間から下に落ちていくよね。
同じ原理で、高速で海底に引っ張られてゆく糸ノコギリが赤道上の物体を寸断する…なんてならないかな。
物理かじったことすらない素人考えですが。
しかもちょっとやそっとじゃ切れない丈夫な奴がw
>>841 引張りには強いが、横からのせん断には弱いぞ。
それと、軌道塔は無限の平面から始まって上空の終点で謎の力に
引っ張られて立ってる訳ではない事に留意。
先っちょに錘の付いたゴムひもが地球に振り回されてるってイメージ
の方がそれらしい。
今思いついたが何かの拍子で上空で破断しそうになった場合は、
上空へのテンションが残っている内に速やかに地上で切り離して
やって軌道塔全体を上空に廃棄できるような安全機構が組み
込まれるかも知れない。
地面に近い部位はそのままデロデロととぐろを巻くだろう。
その内東に落ちる様になり、見る見るうちに落下位置が東に移動していって
モルディブに作ったならインド洋を渡うちに落下速度は音速を越え、
インドネシアに届く頃には空力加熱で灼熱化したケーブルが都市を、
ジャングルを横断落下してゆき、アマゾンに届く頃には軌道速度を遥かに超えた
落下速度のため全部燃え尽きて地上に届きませんでした…って感じにならんかな?
正に地球規模の事件になるな。
ところで来月からアニメ化されるライトノベルにロケットガールというのがある。
小柄で軽い女の子を安全係数を切り詰めた国産の小型ロケットに乗せる話だ。
発射基地はソロモン群島。
軌道エレヴェーター基地はその辺でも良いのかな?何故かインド洋沖ばかり話題になるけど。
砲神エグザクソンだとハワイ沖だ。
>>843 >落下速度は音速を越え
落下速度は音速超えるかな?隕石でも時速600キロぐらいだと思ったが。
>>846 軸方向に落ちれば空気抵抗が側面しかないんで結構速度上がりそう。
>>844 インド洋の赤道上はジオイドが大きく凹んでいる。理科年表に図があるよ。
なので制御を失った静止衛星はその上空に引き寄せられ、静止衛星の墓場とも言われている。
軌道エレベータをそこに設置しとけば多少の変動すら吸収してくれる安定した設置場所。
クラークもそれを前提にスリランカをそこまで動かした。
> クラークもそれを前提にスリランカをそこまで動かした。
日本語で
日本語で、も何も、そういう設定の地球上での軌道エレベーター建造小説にしたってだけ。
でも、そこにスリランカが在る地球だと、安定した場所がそのせいでズレんじゃないかと思うのだが……
設定上スリランカを現実の地図と違う場所に動かした。
物語の中でスリランカを地殻ごと違う場所に動かした。
どっち?
>>852 たった一つのことを知るために丸一冊読めるかよ。
>>853 読んで損はない本だから、読め。
最近再販されたから入手は楽だと思われ。
スレ違いの話題になるが、ジオイドはマントル密度の分布が効いてるものと思われる。
地殻をどうこうしても差異は無いだろう。
超磁力兵器が地球規模の地殻変動を引き起こしてしまい、
世界の2/3が海底に沈んでしまった後の、超自然児が冒険活躍する未来の話?
>>851 …教えてやろうとも思ったが、読んでないのにこのスレに参加するのはおかしいと思った。読め。
>>857 うるせー、このボケ!
そんなもん読んでなくとも、このスレには初期の初期から参加しとるわ!!!
>>858 参加してもかまわんが、やっぱり読めよ。
読んだ方が"話しに付いていける”から。
SFガジェットである軌道EVを語るのに、
大御所の代表作である元ネタを読んでないと言うのは、
ちょっと寂しいぞ。
862 :
オーバーテクナナシー:2007/02/03(土) 05:51:12 ID:58+kq0Lo
何の本かはよく分からないけど、興味津津だからageておくね。
本の紹介ヨロシコw
>>862 おっさんが軌道エレベータに人生をかけて過労死する話。
『楽園の泉』 アーサー・C. クラーク著
早川書房 ISBN-13: 978-4150107314
>>851 >物語の中でスリランカを地殻ごと違う場所に動かした。
そんなのハードSFじゃありえないとわかりそうなもんだが…
大カタストロフものになってしまうw
867 :
オーバーテクナナシー:2007/02/24(土) 19:13:21 ID:SpjonyiC
軌道エレベーターを作るために、地軸を動かして赤道を動かす話を想像して笑た。
そう取られる書かれ方でも有るか。思い付かなかったよ。
単に、スリランカだけが赤道上に有る設定か、ユーラシア大陸全体を南よりにしてスリランカが赤道上になった設定かって聞きたかっただけだろうに。
>851の読み方は>866が正しい。>867はおかしい。
>851は「設定上〜」と「物語の中で〜」と対比させて「どっち?」と訊いているのだから、
「物語の中で」は物語が始まる前の設定上のことではない。
>850が「そういう設定の地球」って書いてるのに、「どっち?」なんて訊く>851もおかしいが。
今30歳だが死ぬ前に軌道エレベータの完成だけはなんとか見届けたいもんだ
>>869 と言うことはあと10年で完成しないといけないのか。
あと50年だろ
>>869は40才で
…いや、なんでもない。気にするな。
オゾンという文字を見かけないが、影響は無問題なのですか?
>>873 のまネコやAVEX関連の問題があるので、
オゾンはちょっと。
電離層が通電して消えてしまった……とゆーネタがどこかにあったやうな。
876 :
オーバーテクナナシー:2007/03/18(日) 21:01:25 ID:095xo864
ハサミでチョッキンしたら1億トンの構造物が地球に落下するんだよね?
切られて大騒ぎになるような高度まで、どうやっていくかが問題だけどね。
ハサミは比喩だろ?デブリ問題のこといってるんじゃねーの?
構造物は衛星軌道だろうから彼方へすっ飛んでいくんじゃないか?
カーボンブレードが地上の近場から物をスパスパ切りながら
舞い降りてくる可能性は否定できんが
軌道エレベーターと宇宙太陽光発電、そして月基地の順番は?
軌道エレベーターを作ってからなら、宇宙太陽光発電も月基地も楽。
でも大規模な宇宙太陽光発電による軌道上工場なしに軌道エレベーターを
作るのはかなり困難。
また、まず工場メインの月基地、次に月の軌道エレベーター、
最後に地球の軌道エレベーターと大規模宇宙太陽光発電の同時進行、
というのもいいかもしれない。
そんなに大規模な軌道エレベーターを一気に作る話は、フィクションでしかない。
静止衛星軌道に4トン打ち上げて、糸状の軌道エレベーターを作って、後は地上から伝わらせて本数を増やし、リボン状にしてゴンドラを運営。
リボンの本数を連続して増やして、安全性と保守性を確保して、定期的にリボンを取り替えながら使い続ける。
そんな予定ですな。最初の軌道エレベーターを作れる技術も無しで、月基地や太陽光発電衛星は難しいっしょ。
てか、宇宙発電衛星の必要性は分からん。成層圏プラットフォーム太陽光発電の方が良さそうに思うんだが。
月基地は、完全無人で、小さなロボットによる自給自足自己増殖で作ってくって手も有るが。
自己増殖ロボット技術があるなら水星をダイソン球殻化すれば
エネルギー問題は完全に解決するはずじゃ?
自己増殖ロボット技術で全てが解決するなら、人間をロボットのように使うのでも全てが解決するはずだが……
>>881 最初の一発目でいきなり36000kmの糸が必要な訳でしょ?
それも着地点が定まる様、風でも揺れない位頑丈な糸が。
成層圏で気球とでも結合してから、地上まで降ろせば良いだけ。
何も、糸のまま地上まで降ろす必要は無い。
成層圏までどうやって材料や資材を運ぶつもり?
対地速度ゼロでその高度で空中に浮かび続けながら資材を積みおろし出来るとでも?!
成層圏までなら気球で上がれるから、そのくらいの高度で糸の先を追い駆けて、気球と繋いで、気球ごと地上に降りて地上に固定してから機材の積み下ろしをしたら?
糸の先に発信機でも付けて、気球で追い駆けて捕まえてさ。
静止軌道から下ろした糸の総重量を考えれば、成層圏での風くらいなら、流される範囲もたいした事なかろう。
気球って成層圏の気流に逆らって動けるもんなの?
プロペラ付けときゃ動けるだろ。
気球が嫌なら飛行船でも成層圏プラットフォームでも、好きなので良いよ。
成層圏ってほとんど風吹いてないと思ったが。
894 :
オーバーテクナナシー:2007/03/27(火) 21:03:29 ID:GhcwbnGk
失礼します。初めて書き込みさせていただきます。
軌道エレベーターに使うケーブルですが、ダイヤモンドでは張力・せん断力は不十分なのでしょうか?
持ちこたえられるなら、CVD法で紐を作ってケーブルを編むという手もあるかと思ったものですから・・・。
「水惑星年代記」(大石まさる)を読んでいて作れたらなあと思い書き込ましていただきました。
895 :
ハインフェッツ:2007/03/27(火) 21:16:18 ID:9myq0Q2g
ダイヤモンドのCVDで繊維を作るんすか?
うーん「少なくとも現時点では」成長速度が遅すぎて非現実的ですね。
最近のトレンドは猫も杓子もCNTなんですけど…
なんってったって強度だけでなく柔軟性も十分だとが判ってますから。
>>894 ダイヤモンドの引っ張り強さより、カーボンナノチューブの引っ張り強さの方が計算上は大きいんですよね。
ダイヤモンドでもテパーを付ければ大丈夫なのですが、欠損の無い結晶を作るのが難しそうでテパー比が大きくなりそう。
現在の製造技術の難しさからみて、カーボンナノチューブの方が将来性が有りそうと見られてる訳です。
>>896 その手の緯度に依存する風に関しては、赤道上は無風地帯では無かろうか?
まあ、風が強くとも、対流圏のような短時間の変動が少ないので、捕まえやすいだろうとは思うのだが。
一度捕まえれば、数キロメートルくらい巻いてテンション調整しながら、ゆっくり移動すれば良いので問題は少ないはず。
地表で捕まえようとすると、風で揺れて周囲を切り裂きまくりかねないからなあ。
899 :
オーバーテクナナシー:2007/03/28(水) 07:51:50 ID:XTSg12+J
894です。
素人の質問に皆さんいろいろ答えていただきありがとうございました。
カーボンナノチューブの合成法・・・調べてみましたがすでにいろいろ開発されているのですね。
今の勢いで開発が進められていけばいずれ10万キロのケーブルを作ることも夢ではないのかも知れませんね・・・。
昔のSFなどだと軌道エレベーターの素材がダイヤモンドだったりしたので作れるのかなあと思い質問させて頂きました。
だから、無理でしよって言ったのよ
上の方のでワイヤーで気球も係留するとかいってた人が居たけど、ワイヤーの重量が気球の浮力を奪うから無理だし
そもそも気球が空気密度の低い成層圏まで浮かび上がれるような浮力を得るのはかなり難しいんだよ
>>901 >そもそも気球が空気密度の低い成層圏まで浮かび上がれるような浮力を得るのはかなり難しいんだよ
それはないだろ。観測気球は普通に30km以上まで上がってるし。
成層圏下部なら楽勝じゃね?
難しいのは長時間1カ所にとどまるようコントロールすること(高度、水平方向とも)だろう。
ところで、軌道EVのワイヤーとかリボンとかって、
最終的には一本につながってるんだよね?
これは、はじめから一本に作るんだろうか?
それとも複数をつないでいくんだろうか?
つなぐのはたぶん強度的に不利になるよね?
もし一本で作るなら、EVになるまでは巻き取って置いておく?
そうすると、一巻きの大きさどれぐらいになる?
それとも、静止衛星に原料を持っていって、
作った端から垂らしていくんだろうか?
>>902 いや、あれも観測機器を乗せた重量をあの高高度まで浮かび上がらせるのに相当苦労してるんだよ
>>903 いちばん簡単かつ効率的なのは、静止軌道にケーブル生産設備を作って
そこからケーブルを作りながら随時地球側に伸ばしていく
できるなら、まず初めにカウンターウエイトとして使える小惑星なり巨大隕石なりを
静止軌道上に持ってきてそこにケーブル生産設備を作りたい
そして巨大隕石や小惑星を制止軌道に持ってくる為には、現在よりも3世代くらい先の宇宙技術が必要
具体的には月面の有人基地をベースに火星まで有人の定期行路宇宙船を飛ばせるくらいの宇宙インフラが大前提だろう
>905
軌道エレベーターを作るのに軌道エレベーターが必要、といいたくなる話だね。
化石燃料ロケットで現代より大規模な宇宙技術は可能だろうか?
まあそれを言うなら、鉄道なしで鉄道を作ること自体どうやって
やったのだろうとも言えるけれど、大地がある鉄道建設と
宇宙とはかなり違うよね。
化石燃料ロケット
初めて聞く言葉だ。
>>906 まあ、鉄道を敷くには馬車があれば十分だろうけど
軌道エレベーターにはその中間段階がない…
スカイフックか?
>>901 成層圏気球からロケット打ち上げとか
いろんなアイデアがあるようだが。
>>908 >成層圏気球からロケット打ち上げとか
H2型ロケットとか打ち上げるの?
150年後くらいには可能かもしれないけど、それて何か利点あるの?
超大型の航空機作って、そこからロケット発射したほうがマシな気がするし
やっぱり滑走路離陸型のスペースプレーンが本命だろう?
スペースプレーンは化学燃料ではエネルギー密度が低すぎて上がらんのだよ。
外部給電するか、物理燃料を使うしかない。
まあ、だからCNTフライホイールバッテリーでって言ってる人も居るけど。
>>909 >そもそも気球が空気密度の低い成層圏まで浮かび上がれるような浮力を得るのはかなり難しいんだよ
これに反論しただけで、スペースプレーンとの効率比較は知らん。
H2ロケットにそんな計画はないが、150年後という根拠もよくわからないな。
プロペラで成層圏まで上がって打ち上げというアイデアもあった。
既存の方法じゃうまくいかないことはわかってるんだし、あらゆる選択肢を考えるべきだろう。
目先のことばっかり見てると何も出来ないよ。
このスレの最大のダメな点は
技術的なブレイクスルーを何個クリアしなければならないか?どんな技術的問題があるのか?
きちんと提示して語れない事なんだよ
出来たら良いねー、夢があるねー、だけでは
ガキが『僕の将来の夢はハリウッドスターになって大金持ちになる!』なんて言ってるのと
いつまでたっても同レベルなんだよ
現状の技術では莫大に資金を使うという力技でなら、なんとか月面に降り立てるって事は可能だけど
21世紀の現在では、そこまでして月面の石コロを地球へ持ち帰る事には科学的にも技術開発的にも
あんまりメリットはないわけだよ、それよりも今は次のステップへ移行する為の技術的な壁が山積みで
それを乗り越えた先のいちばん近くにあるのが、軌道上や月面の居住区やスペースプレーンだろう
と思う
>>912 いや別に…現実的なプロジェクトを立ち上げる気もないし、
またそういうものに参加するってわけでもないし。
積極的に実現しようって話がしたければ、
未来技術板じゃなくて、土木建築板とか、
そういったところでやれば?
>>912 この人は板に掲げた
「未来技術」
という文字が見えないらしい。
>>913 >>914 君たちは・・・・
タイムマシンや重力制御装置やワープ航法じゃあるまいし、理論も実現の為の技術も判らないような物と
理論も必要技術も明確に判ってる軌道エレベーターのような物では、未来技術板としての語り口も違ってくるだろ
投げ出された興味の対象に対して掘りさげた考査もできないのか?
ゆとりって、本当に想像力が無いんだね・・・
>投げ出された興味の対象に対して掘りさげた考査もできないのか?
まずオマエがしろよ。
>ゆとりって、本当に想像力が無いんだね・・・
言ったもん勝ちってかw
>>912 いくらでも出てるだろ。
散発でまとまりがないだけで。
気になるならまとめた上、補足して君が提示して
ついでに次スレのテンプレに入れてくれるとうれしい。
>>915 読解力のないおまえがゆとりだとしか思えんのだがw
>このスレの最大のダメな点は
まずおまえが駄目人間だと気が付けw
ついでに言うと
>>916 禿同。詭弁の典型、
9.自分の見解を述べずに人格批判をする
だね。
>>916 >>919 君たちって、結局そうやって引用する事しか出来ないんだろ!?
本当に想像力も創造性も低そうだから、そのへん自覚持っといた方がいいと思う
>>920 > 君たちって、結局そうやって引用する事しか出来ないんだろ!?
突っ込みいれてるだけじゃんw
>>921 それさえも理解できないんだろう、彼はw
>>920 御高説は承りましたから、
具体的な問題点とか、それを克服するための技術的なお話などを、
具体的に語っていただけませんか?
あなたならそれが出来ると見込んでいますが。
成層圏って意外と風が強いのはわかったけど
空気薄いから影響少なくね?
>>917 月の軌道エレベータって、地球の軌道エレベータより建設難易度が高くて、
運用にもはるかに融通が効かない、って話じゃなかったっけ?
月の自転が遅いから。
>>925 その上、軌道速度遅めで大気がない月面じゃあリニアモーター射出みたいなのが簡単にできる可能性があるからな。
この板にもゆとりの波が・・・
そんなの5年も前から(ry
やっぱり胡散臭すぎたか
夢目標と現実に置かれてる立場の剥離が凄まじいなw
家賃滞納で追い出されるって・・・どんな財務状況なんだよ
もともと投資詐欺だろこんなの。
収入もないのに会社が運営できるわけ無いじゃん。
静止軌道に幅一キロの太陽電池リングができれば、
どれくらいの発電力があるのだろう。
太さ十キロの多目的リングは何億人収納できるのだろう。
>>934 地球の影を落とさないようにすれば反対側でも発電できるので、倍になる。
太陽電池パネルを可動にして太陽に向けても、軌道と太陽の関係が接線になるところがどうしても
影になるところがつらいな。
静止軌道に並べるより太陽同期軌道とかいいな。これなら影になるパネルはなく使える。
軌道エレベータをうまく使って設置できないのが難点か?
太陽電池としてなら、水星をばらしてダイソン球殻にするほうがいい。
もちろん赤道部分は空けて、各惑星への日照は阻害しないように。
>>936 お月さまは地球の赤道上を周ってないでしょ。太陽と惑星も同じなの、太陽の赤道上だけ空けても駄目なのよ。
>>937 細かいこと言うなよ。太陽の赤道面の±数度に惑星軌道は収まってるんだから、
その辺開ければOKでしょう。冥王星は惑星じゃなくなったから楽できるし(w
>>938 その程度だけ開けても、地上での日照量がかなり減ると思う。
>>939 ダイソン球の大きさ次第だろ。
ダイソン球がある程度大きくて、地球から見て、スリットの大きさが太陽視直径以上で、
太陽がスリット内にちゃんと入っていれば日照量はほぼ変わらない。
つーか水星程度の質量でダイソン球が作れるのか?
>>941 仮に水星の全てが薄膜太陽電池の原料になる、密度は同じ、
ない物質は元素変換でもなんでもありということにする。
体積:4.86e20 m^3
10°のスリットから地球にちゃんと日が当たるようにするには、
10°に地球から見た太陽視直径0.5×2の分をを加えれば充分かな?
たとえばダイソン球の半径が1/11AUなら、20°開いていればOK.。
1/11AUのダイソン球表面積=2.83e23m^2
水星物質をこの球体状に作れば、厚みは 1.7mm
実際には20°スリット分だけ表面積は小さいので平均厚みはもう少し厚くなる。
これくらいなら薄膜太陽電池+支持・形状コントロールができる程度の物体は
できるのではなかろうか。
>>942 ダイソン球の面積を半径1AUで計算していたよ。orz
計算し直したらダイソン球表面積2.34e21m^2
水星物質を使ったダイソン球の厚みは平均20cmとれる。
>>940 太陽の直径と同じくらいのスリットが必要だな
水星軌道でなくても、水星の太陽電池などにならない廃棄物を
地球軌道ぐらいまで噴出した反作用で焼けないぎりぎりの距離に
太陽に近づけて球殻を作ってもいいのでは?
というか軌道エレベータースレッドなのだが。
軌道エレベーターができたら、確かに物資を宇宙に持ち上げるのは
楽になるけど、だからといって宇宙太陽光発電だけでエネルギー問題が
完全に解決するだろうか?
もし本質的に、太陽電池が宇宙だろうが地上だろうが海上だろうが
砂漠地帯の太陽電池に宇宙から鏡で日光を増強しようが
「太陽電池を作り、メンテナンスし、廃棄するのに消費される
石油」>>「太陽電池が廃棄されるまでに作り出すのと同じだけの
エネルギーを火力発電で作るために必要な石油」
だったとしたらただの石油の浪費にしか過ぎない。
詳しくは
ttp://env01.cool.ne.jp/
>>946 ってこの薄膜太陽電池、そもそもシリコンじゃなかった(^^;)
>>942 水星の体積が間違ってるぞ。
半径で無く直径を3乗しただろ。
>>948 しまった・・・結論が8倍違うな。でも20cmが2cm強になるから結論は変わらないかな?
そもそも水星物質が全部太陽電池パネルの材料になると言う仮定が無謀すぎるけど。
マンハッタン計画(の、当時の国家予算との比)の何割出せば
二十年以内の軌道エレベーターは可能だろうか。
20年という期間から考えて研究開発から始めるんだろ、常識的に考えて…
衛星軌道上での生命維持、衛星軌道上の航空技術、宇宙ステーション等の設備の問題
宇宙空間に滞在する事自体がまだまだ研究段階なのに、軌道エレベータ作れって?!
よちよち歩きをがやっと出来るようになった幼児に、
谷と谷を渡す送電線を張る工事をやらせるような話だよ
その幼児を20年掛けて教育すれば現場監督にするくらい楽勝っすよ
>>953 平安時代の宮大工に鳴門大橋作らせるって感じかな?
可能性は見えないわけじゃないけど、まだ技術も材料もない・・・・
別の技術で作ってしまったりして・・・・そういう展開、軌道エレベータで起こったら\(^^;)/だな。
今日本とアメリカが「いくらかかっても軌道エレベーターを作る!」
とやれば、どれぐらいの雇用が生まれるだろう。
ニューディールになるだろうか?
>>956 宇宙空間での作業だから極力自動化を目指す→研究開発部と自動作業機械メーカーだけうはうは
→雇用はたいして生まれない 予感。
>>957 あ、打ち上げ部門とその周辺を忘れてた。
スカイフックは地上に固定してあるだろ
>>960 あ、スカイフックがぐるぐる回る奴全般を指す呼称だと思ってました。
非同期軌道スカイフックとかロータベータとか言う奴です。
>>956 その費用を他に回した方が雇用は増えるだろうな。
>>961 いや、スカイフックは全部ぐるぐる回るんだが、単にスカイフックといった場合は概ね地球に向いたとき下端が地面との相対速度0になる
964 :
オーバーテクナナシー:2007/05/28(月) 18:20:58 ID:JeMwqxbW
成層圏プラットフォームとかで、上空の大気の薄い一定位置で待機してて、
宇宙から真下に向かって落ちて来たように見える一端が、一番下に来た時に
積み降ろしをするって感じだろうな。
タイミングがシビアすぎるような気がして、どうにも怖いが。
それは極超音速スカイフックだろ
966 :
オーバーテクナナシー:2007/05/28(月) 19:02:54 ID:JeMwqxbW
ん?単なるスカイフックと言う場合は、非同期軌道スカイフックで
最下端の地表面に対しての相対位置が固定だって話では?
極超音速スカイフックの方には
>>959のロケットは使えると思うぞ。
うん、極超音速スカイフックへの往復にはロケット必要だな
>>955 むむむ。
つり橋か斜張橋で作るかと思えば、錦帯橋になったり、猿橋になるわけか。
どんなアプローチにしても軌道エレベーターができあがったらうれしい。
火星辺りならケブラーで出来んもんか?
>>969 楽園の泉に出てるな>火星軌道エレベータ
かなり楽みたいね。
まあISSが未だに完成しないことを考えれば軌道エレベーターなんてとてもじゃないが完成しそうにないけどな。
もっと安全で効率の良い打ち上げ方法が出来ない限り無理だろ。
で、それが出来たら軌道エレベータの存在価値は下がる。
>>971 効率としては、
軌道エレベータ>>>>効率のいい打ち上げ手段>今の打ち上げ手段
だろうけど、そもそも軌道エレベータで上げ下げしたくなる物資(当然軌道エレベータ建設資材を超える量)が
あるかどうかが問題だな・・・・なければ永遠に作られない。
まず需要が見つからなきゃ・・・それまでは地道に材料開発だ
(CNTなど材料技術自体は他の用途にも役立つ)
建造コストに関しては、
糸巻一つ上げればあとはどうにでもなるのか、
それとも宇宙工場とでも言えるくらいの物を上げなきゃならんのか、
にもよるな。
宇宙がお安くなれば需要は出て来るだろうが、
衛星の数は軌道と電波の限界があるし、今メインの宇宙ビジネス=通信・観測衛星利用は早い内に飽和しそう。
しかし、資源開発や宇宙殖民が利益を出すのはずいぶん先だろうし、新しい商売を考えにゃならんか。
(その時点の進出状況にもよるが)
SPSなんかは大規模構造物だし、すぐに見返りがあるしで良さそうだ。
……送電関係で揉めなければいいが。
結局衛星上げるだけならロケットで良いじゃんてことなんだよな。
原子力とかレーザー/マイクロ波推進エンジンが実用化される方が早そうだしなぁ。
マスドライバーは可能性ないの?
軌道エレベーター
マスドライバー
核ロケット
在来型ロケット
のそれぞれの検討をして欲しいもんだ。
>>975 大気圏外に作れるならいいんだけどね。>マスドライバー
核ロケットは安全性で問題ありそうだな。
むしろ原発か太陽光発電所+蓄電装置から、レーザー放射してレーザー推進ロケットあたりがいいかも。
SPSとかが完成したらけっこういけるかも。
俺のマスドライバーは最大2mだからだめだ。
完全なマスドライバーじゃなくて通常のロケットに有る程度の初期加速を与えることで
燃料の搭載量を減らしペイロードを増やすって使い方は出来ないかね。
地殻の厚いところに100Km位の深い縦穴を掘ってマスドライバーを作ればペイロードをかなり増やせると思うが。
>>977 100kmの縦穴掘って、それをマスドライバとして使い続けるために維持するのは非常に大変。
>>977 投資に見合う効果が期待しにくいんだよ。
第一宇宙速度秒速7.9キロだが、空気抵抗などのロスがあり性能的には秒速10キロのデルタが欲しいとされる。
マスドライバーで秒速1キロまで初期加速すれば、必要なエネルギーの1%でしかない。秒速2キロに加速しても4%だ。必要なロケットエネルギーを99%あるいは96%に減少させるために必要なマスドライバー建造にどれくらいのコストが掛かると思う?
マスドライバーに大気圏外まで打ち上げまでをさせて、
大気圏外で危険な原子力(or 核融合)推進するってことじゃないか。
どの高度で大気圏外とするかは微妙だけど、
高度500kmならデルタは3.13km/s
200kmなら1.98km/sでいける。
981 :
オーバーテクナナシー:2007/06/02(土) 22:05:12 ID:xBupi4zn
マスドライバーで打ち上げただけの大気圏外じゃ、推進剤として噴出した
死の灰が地球に落ちて来るよぉ〜。
あれらって核廃棄物を推進剤にしちゃうんだろ。
>>981 考えられている原子力ロケットは、
何らかのガスを原子炉で加熱して噴射するもの。放射能はそうひどくはないだろう。
MHD発電用ガス炉ってのが研究されているから、可能性はある。軽量化が無理っぽいけど。
下からレーザー照射でエネルギーを与える、というのは無理?
そこでスカイフックですよ。
スカイフックなんて作るくらいなら普通にエレベーター作った方がマシ
現在のロケットでも天候悪けりゃ打ち上げ中止
>>987 雲が出たくらいじゃ中止にはならんよ。(雷雲なら中止だけど)