ドラクエ5の双子のSSスレ

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1名前が無い@ただの名無しのようだ
だれもたてないから一応立ててみる。
あとはよろしく
2名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/27(土) 17:15:34 ID:8Ku5wSQsO
だが断る
3名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/27(土) 17:22:23 ID:PXAXBKAh0
DQ5の主人公の子供たちである双子の兄妹、王子と王女に萌えるスレです。
双子に関係するSSや萌え絵の創作・投下は大歓迎。

前スレ

ふたりの萌え語り〜DQ5の双子萌えスレ〜
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/ff/1141690256/

     >
/∨∨へヽ
〃(*゚ o゚ノ過去スレ・まとめサイト・避難所・関連スレ・注意書きは>>2-5辺りを参照。

∞ノノハヽ   
|||(*゚ー゚@vsage進行、荒らし・煽りは無視して進むように
4名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/27(土) 17:23:34 ID:PXAXBKAh0
いつもふたりで〜DQ5の王子と王女SSスレ5〜
ttp://game8.2ch.net/test/read.cgi/ff/1091156075/l50
初代スレ  近親相姦〜DQ5の王子と王女
ttp://game6.2ch.net/test/read.cgi/ff/1081474477/
二代目スレ  ふたりはらぶらぶ〜DQ5の王子と王女SSスレ2〜
ttp://game6.2ch.net/test/read.cgi/ff/1082691544/
三代目スレ  ふたりの世界へ〜DQ5の王子と王女SSスレ3〜
ttp://game6.2ch.net/test/read.cgi/ff/1083424080/
四代目スレ  不思議なふたり〜DQ5の王子と王女SSスレ4〜
ttp://game8.2ch.net/test/read.cgi/ff/1086043624/l50
五代目スレ
いつもふたりで〜DQ5の王子と王女SSスレ5〜
ttp://game8.2ch.net/test/read.cgi/ff/1091156075/l50
ふたりの大冒険〜DQ5の王子と王女SSスレ6〜
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1096071867/
ふたりの物語〜DQ5の王子と王女SSスレ7〜
ttp://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1106494439/

小説まとめサイト
ttp://smcf.xrea.jp/dq5/
ttp://www.geocities.jp/dq5ss/index.html
避難所
ttp://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/game/2960/1091201564/
えちいのはエロパロ板に【ドラゴンクエスト官能小説1〜8】があるのでそちら に。
子供も見ているので大人は自分で探しましょう。
5名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/27(土) 17:27:26 ID:PXAXBKAh0
6名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/27(土) 17:38:48 ID:e67KZmLm0
エロ絵も募集していますのでどんどんうpしてください
7名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/27(土) 17:41:08 ID:sCgl3opPO
>>1
8名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/27(土) 17:47:17 ID:XsIapJUuO
テンプレも人任せなくせに過激な主張をするんじゃない。

>>3-5
乙カレー
9名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/27(土) 17:49:29 ID:awnmc9fO0
カレー食いたくなった
10名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/27(土) 18:49:17 ID:WfwTTKFxO
ティミー
ポピー
が懐かしい
11名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/27(土) 20:10:59 ID:e67KZmLm0
さて、新作を頂きましょう
12名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/28(日) 03:30:22 ID:nPH38uh/0
>>1
乙です
13名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/28(日) 16:02:24 ID:G6Yn6+hk0
過疎ってるなあ
終わりだな
14名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/28(日) 16:17:46 ID:YYXccYdm0
丸々5日間あるんですがドラクエXってどのくらいでクリア出来ますか?
15名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/28(日) 16:20:29 ID:qxGTlMRB0
前スレ終わって それで終了だろ…もう、建てんなよ
PS2リメイク以降、>>6みたいな
キモイエロ目的のロリコンがやたら増えたから
ここで絵とか描く気も失せた。

>>8でも言われてるがスレだけ建てて
エロ絵募集してますって、最悪だなコイツ。
コイツみたいなヤツがいるから、
角二で王女好きはキモイ言われるんだよ。
16名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/28(日) 16:42:26 ID:G6Yn6+hk0
各2にいってる時点で100%エロ目的だろwwwww
絵がヘタクソで抜きのやくにたたん作者に限ってやたら高尚ぶりやがるwww
17名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/28(日) 17:15:57 ID:G6Yn6+hk0
晒しage
18名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/28(日) 18:59:20 ID:qxGTlMRB0
>>16
オレの場合、エロでもないのに角二やらふたばで晒されるから見に行くんだがな
ところでキミは>>1なん?
もし>>1ならクレクレしてないで何か自分で書いて見てはいかが?
つーか、晒しageって変態ロリコンの自分自身を晒してるんか?
19名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/28(日) 19:05:38 ID:qxGTlMRB0
ついでにな「王女のエロ絵描いて下さい」って
そいつの性癖丸出しのシチュをビッシリ書き込んだメールとか来るんよ
無視していると、また別のメアド使って似たようなメールよこすんだよ
さすがにキモイと思わんか?
20名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/28(日) 19:08:10 ID:G6Yn6+hk0
1じゃねーよwww
通りすがりにすぎん。
さすがにそんなメールがいってるとは想像もできんよ。災難だな
ところで、おたくの絵をみせてよ
21名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/28(日) 19:09:40 ID:OzuF7ZsB0
>>1
フローラとビアンカのSSスレかと思った
22名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/28(日) 19:17:39 ID:qxGTlMRB0
>>20
すまんねw
オレも読み返してみると言い過ぎた感はある。
>>1の書き方見てメールを思い出しちまって、愚痴ついでに言ってもうた。

2ちゃんで絵は晒すことはあるが、この状況で晒したら身元バレるから
悪いが簡便だw
23名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/28(日) 22:24:29 ID:+bDe2oanO
いつのティムポピか気になるな。
時期によってはクオリティがまちまちだからな。
まぁ俺が言うのも些かおかしな話だが。
24名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/28(日) 22:27:40 ID:+bDe2oanO
アンカつけ忘れた!
>>10
25名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/28(日) 22:28:42 ID:G6Yn6+hk0
エロだけが目当てじゃねーよwwww
SSの挿絵とかも見たいんだよww
おれはそんあメールおくるような非常識なことはしないぜww
もっかいやる気になって絵を描いてくれよ!
26名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/28(日) 22:47:46 ID:qxGTlMRB0
>>25
まともな流れで落ち着いた頃に、
知らぬ顔して描くかもしれないんで そん時よろ。

噛み付かれたもんだから、>>1認定しちゃって悪かったねw
27名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/29(月) 18:12:43 ID:LclW0GR30
それにしても職人がこなくなったな
絵もSSも
28名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/30(火) 18:25:48 ID:PZlChi6H0
>>26

●ーンフリーか?
29名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/30(火) 19:05:19 ID:CqCFroYZ0
あの姉御は頼まんでもエロ描くだろwwwwww
30名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/30(火) 19:18:34 ID:PZlChi6H0
現役でまだこの板におるのかいな
31名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/30(火) 22:09:05 ID:PZlChi6H0
32名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/31(水) 23:06:13 ID:HKgb7GUh0
ホシュ
33名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/01(木) 00:30:21 ID:kZikmNfy0
G6Yn6+hk0=LclW0GR30=PZlChi6H0=HKgb7GUh0

一人しかいない予感!
34名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/02(金) 20:05:30 ID:vrGFQamfO
危ないからあげるぞ
35名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/02(金) 20:40:16 ID:7k/IlhZE0
クレクレ厨が必死に保守ってるスレ発見
36名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/03(土) 16:09:00 ID:LJQ2N7ZL0
サクラ大戦2で、
レニとアイリスは双子のイメージにピッタリ合うんだよな。
ただし、アイリス=王女なのは文句なしとしても、
レニ=王子なのは性格からして違和感あるかも。
(特にPS2の王子と比べると)
あと、その他のキャラはこうか?

さくら=ビアンカ
すみれ=フローラ
マリア=マリア
カンナ=ヘンリー
紅蘭=サンチョ
織姫=ドリス
大神=5主人公
37ボーンフリー:2007/02/03(土) 22:51:29 ID:PtPVfVam0
保守
38名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/03(土) 23:47:51 ID:nyAczHUc0
他人の名を使ってまでクレクレ厨が保守かよ
最悪だな
39スタリオン鼻高々:2007/02/04(日) 15:24:00 ID:koZtbeJw0
 
40名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/04(日) 15:27:45 ID:ILq5CGLGO
>>36
全然似てねぇんだが
41鑑定人の心臓 ◆2RWckQhR2. :2007/02/04(日) 17:42:28 ID:koZtbeJw0
 
42テンプレ:2007/02/05(月) 15:56:57 ID:h1Up/iOJ0
もう落とせよこのスレ
43名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/05(月) 15:59:25 ID:4NLJlsTMO
タバサ「お兄ちゃん、らめぇ」
44名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/05(月) 16:38:12 ID:nY8PEKEo0
俺、DQXは王子×王女の双子至上主義者なんだけど、
このスレではコリンズ×王女派ってどのくらいいるの?むしろ主流?
45名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/05(月) 17:38:01 ID:RYkMF6XiO
個人的な意見としては、
コリ×タバ派という訳でもないが近親相姦はイカンという感じ。このスレでは極端なくらい少数派。
しかしもはや住人など殆どいないのだから、「このスレでは」などというのも野暮な話だろう。
46名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/05(月) 17:39:44 ID:zHzhErGW0
コリンズ王女かあ…
双子カプよりマイナーな悪寒
47名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/05(月) 19:08:52 ID:YRGzSlTV0
PS版の会話聞いてると王女はコリンズのことむちゃくちゃ嫌ってるが
48名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/05(月) 23:00:07 ID:V6wZhc8A0
コリンズの性格考えれば自然。
むしろ小説等の王女がコリンズにゾッコンというのが解せぬ。
ちなみに漏れは近親ソカーンOKさ。相思相愛ならば。
49名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/05(月) 23:00:59 ID:V6wZhc8A0
おっと、久々だからsage忘れた。
50名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/05(月) 23:06:20 ID:SU5M/kaQ0

                               )ヽ.〃二.、.⊆⊇.
.                           love  )ノ;>O<,' ==、ヽ
                             ;.'^彡ン(,.^ヮ〈ノハヾ、i.l
 私たち 純真無垢の小説版カプテンテット+ ノ,リノji"'(につ从ー^.iフ!i
 いろいろクレームもあると思いますけど、     〈仁〉=0=iJ⊂)゙ノリ         +
 とにかくラブラブさせていただいてまーす!      Lヽ__.ゞ i.__ゞ
.  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄+     .し'ノ   ヾヽ.)   love
      love     ._ _., '  ̄!`ヽ   ._ _.   , - ー 、 +  _ ._  !\!\.   ,'  ̄ ミ、
  ,. -― 、.,-―.'、  , '´.,_丞 |-〔(、X,)〕  /〃^rヽ. 〃;:三三ミ .〃.,.、i,.ミ;.ゝ∧へヘ.  / ノ(ヾリ  /´ ̄、>
  !{X}i!ii'iiii ノ从リ〉 i /ノノノ)0)」 ゚.ー゚ノ! .i川ノK⌒ヾ!イW(~,ノリ  i川ーv-ヘヾ /,~リヾ ノ川`ヮ从 〈,.=;= 、 i
  ヾ(!゚ヮ゚ノリ`-´ノ! .ノゞ(!*’- K"`ー':フ、 .!川l,ソ'⌒リi゙w(*゚ -゚ノ''  |i.リ^.ー゚ノiσ)^ヮ゚ノ ノリ/K_X_) i(´ヮ`*i_ノ
  /゙j巫ゞ<i坐i> ((ソ(ミゞづU!=ロ曰J 川l∩*^ヮノ!ムモ壬ヨ}  lリ.)`V゙)ノ〔にづフつ じ〉=viJ と[.!∀__!,ゞ
 .ん';_;_,ゝ/トT」ゝ ゙ゝ/ ; .ノ L___,! + /゙ヾ)二)つU曰÷!Jノ(ノヽ ,イ  〉==@i.   く/-/┤ゝ l_Å_∪  love
           ん、;___,ゝ |-/|-l  ムvく/__ゝ 〈_!__j_,ゝ. +  > )ノ .〈,リメンゝ   し'`J    じ.し'
       +          ̄. ̄     し'ノ   |-/|-|   (ノノ   |=/=/  +
                    love        ̄  ̄  .       ̄. ̄
51名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/06(火) 11:36:21 ID:AQAL9PTX0
>>48
ナカーマ(´・ω・)人(・ω・`)
コリンズは大人になってもヘンリーみたいな好青年にはならないと思う
52名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/06(火) 11:55:29 ID:0D0reWYC0
というか元から双子カップリングスレなんだと思ってた
53名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/06(火) 17:40:24 ID:wsczQQRn0
54名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/06(火) 18:51:37 ID:kpZbivnQ0
>>47,48
基本的に誰とでも仲良くできそうなPS版王女が、
あれだけはっきりと嫌悪を露わにするんだから相当だよなw
55名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/06(火) 22:29:02 ID:T1tuLvLpO
>>53
そこ知ってる。
個人的には名探偵サマルが好きだな。

て、X双子と関係ないか……。
56名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/06(火) 22:47:51 ID:wsczQQRn0
双子いっぱいでてくるよ
オリキャラが多くてびっくりするけど、かなり緻密に作りこんである
いろんなサイトみんなも紹介してくれ
57名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/06(火) 23:51:13 ID:AQAL9PTX0
久しぶりにペコ氏のサイトにいこうと思ったら…もう閉鎖してしまったのか。
もう一度見たかったな…グランバニア劇場orz
58名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/07(水) 00:36:25 ID:lYqpXk+wO
>>53
小説「強き心は」

双子とパパス(双子の祖父)が共演する話なんだけど

泣ける話だな。
59名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/07(水) 19:22:29 ID:Vn8pHroS0
peko氏の旧urlでいいから教えてくれ
60名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/07(水) 20:35:11 ID:Vn8pHroS0
グランバニア車 ◆DQ5/ZUO1O
この人もいまどこにいったの
61名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/07(水) 21:07:48 ID:GSYTXWnyO
王子が記憶喪失になったSSの続きが気になる
62名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/07(水) 22:37:26 ID:myQ9x2yC0
>>59
「はらへりんこぐぅ」様
ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~haraherinkogoo/

63名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/08(木) 16:25:36 ID:+xFg7y8i0
ずっと気になっていたんだが
>>57のペコ氏と>>59のpeko氏は同じ人なのか?
64名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/08(木) 21:59:10 ID:B995Jf/g0
そのサイトサルベージも不可
なんで閉鎖したのかねえ
飽きたのかな
65名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/09(金) 20:42:33 ID:nnqyd+B10
まだここあったのか
66名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/10(土) 21:56:54 ID:zGW+v8kN0
前スレ終わって それで終了だろ…もう、建てんなよ
67ボーンフリー:2007/02/12(月) 03:55:37 ID:bsX7w31sO
保守
68名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/12(月) 04:05:53 ID:oWgZdNC40
本人様ですか?
69名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/12(月) 10:39:58 ID:tsObvdf00
本人のわきゃないだろw
本人だったらトリップ使うし
70ポーンフリー:2007/02/14(水) 15:23:21 ID:tiw9W6nL0
干すh
71名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/14(水) 15:30:21 ID:q4gP9IIO0
本人様ですか?
72テンプレ:2007/02/15(木) 18:31:39 ID:+4kfFAqE0
73名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/16(金) 19:01:58 ID:QG34Bqe10
hoshuも空しいほどのスタレぶり。
どーなってんの?寿命か
74名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/16(金) 21:44:50 ID:1/2tNR0eO
まだかろうじてもってたか。
でもイマイチ盛り上がりに欠けるようだな……。

みんな飽きたのかな。
75名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/16(金) 22:12:56 ID:ZGkWTEE2O
すみません…ドラクエ5で効率良くレベル上げるにはどこであげればいいですか?
76名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/16(金) 22:16:43 ID:gyr5yqPPO

死んだら^^
77名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/17(土) 07:35:09 ID:O/Bb6gPc0
>>75
機種名と自分の進行状況ぐらい書け
78名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/17(土) 13:18:00 ID:2WwJvSL90
クソレスでもホシュにはなるのね
79名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/17(土) 17:58:20 ID:2WwJvSL90
80名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/17(土) 23:27:02 ID:2WwJvSL90
81名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/18(日) 21:35:58 ID:Pji3Udfc0
専用ロダ おねいた。  共通パス syota
http://vladimir.ddo.jp/one/
http://vladimir.ath.cx/one/
http://vladimir.moe.hm/one/
ttp://inpio.moe.hm/  
専用ロダ おねーさま 共通パス syota
ttp://syota.moe.hm/
・関連サイト
女装少年板(お絵かき板)
ttp://rakugaki.site.ne.jp/noa/
「計画」女装少年中心イベント
ttp://ketto.com/br/
女装少年ゲーム(仮)公式サイト
ttp://red.ribbon.to/~josogame/
Project J資料室
ttp://jososho.hp.infoseek.co.jp/
プロジェクトJ設定板
ttp://jso.hp.infoseek.co.jp/
「SYOTAX」(過去ログ)
ttp://syotax.jpn.org/
ショタほのぼの板
ttp://shota.jpn21.net/Oebi02/
ショタ大人の時間板
ttp://shota.jpn21.net/Oebi03/
ショタ練習・らくがき板
ttp://shota.jpn21.net/Oebi04/
萌え少年板|萌え筋肉板
ttp://www2.pinky.ne.jp/~shota/
http://eromangadouteigari.13.dtiblog.com/
82名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/18(日) 21:37:52 ID:Pji3Udfc0
83名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/19(月) 19:55:58 ID:VujnVbo60
そうそうVの小説のハードカバーの扉絵はレックスが主人公に抱きついて泣いてるシーンが書かれていた。今日はじめてみたが、なかなかいい
84名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/19(月) 21:34:05 ID:wS2tU6dN0
>>83
をを。あのシーンは小説版の中でトップクラスに好きな部類だ。
あのシーンをイラストで見れたのは嬉しかったにょ
85名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/19(月) 23:21:36 ID:E2IIpdf/0
>>83
レックスってだれ?小説にそんな恐竜みたいな名前のヤツは居ないお
86名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/20(火) 01:35:48 ID:gSyD5KaA0
タバサって・・・サマンサタバサか( ノ゚Д゚)ヨッ!!
87名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/20(火) 04:26:35 ID:KilBKdqh0
レックスって聞くとオールバックのネールの末裔を思い出す
88名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/20(火) 09:39:09 ID:i7biSq5n0
>>84
漏れ気付かなかった。あれの場合はティミーたんだったな。

>>86
サマンサってムーンブルクの王女のデフォ名のひとつだっけ。
サマンサもタバサも出所は奥様は魔女かのう。
SFC・GB版は金髪だから、DQ2サマンサとDQ5タバサは親子ということでFA?
89名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/20(火) 20:30:04 ID:WU1kR3ni0
>>83,84

ちとうpして見せてくれないかね
90名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/22(木) 02:41:37 ID:E7mknYhL0
俺からも頼む
91名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/22(木) 22:09:44 ID:fBXS1KRe0
>>89
スキャナがボッ壊れてて今ちと無理なのねん
92名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/23(金) 18:01:46 ID:cIRn6p+S0
ほかの人たぬむお
93名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/24(土) 01:29:50 ID:5z9wvbnhO
新書版(上製本、文庫本ではない)ならX小説三冊とも家にあるが、携帯からだとどうなんだろ?
確かにティミーがリュカに泣きながら抱きついた絵だが。
94名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/24(土) 23:52:14 ID:HmH52JLQ0
http://vista.jeez.jp/img/vi7232864548.jpg
おまいらが言ってるのってこれ?昔ネサフ中に拾ったんだが
95名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/25(日) 18:39:37 ID:DlVMHvor0
>>94
そう、それ。
このシーンは特に好き。絵だとリュカの逞しい腕に対してティミーの細っこい腕の対比が萌え
しかし天空の剣の形が少し変なんだよなあ・・・刀身に対して切っ先の竜が小さい
まあ好きだにょ
96名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/25(日) 19:30:47 ID:udeTIy5n0
どう見ても主人公は勃起中です
あろがとうございます
97名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/25(日) 20:06:12 ID:k52FI+MV0
変態…
98名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/26(月) 15:30:19 ID:mZQKV3+40
>>94
このイラストは小説ではどういったシーンなの?
99名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/26(月) 20:24:34 ID:EOLATVGa0
わかってるくせに・・・

対面座位で激しく息子を犯してるんですよ
100名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/27(火) 19:05:31 ID:dVCJnJHt0
おいきえてる
101名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/27(火) 19:31:49 ID:pGOOKHKb0
>>99
き、貴様ァ!
そんなこというからもう息子をヤってるようにしか見えないぢゃねーかwww!
そすて(;´Д`)ハァハァする漏れはショタ紺
102名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/27(火) 19:40:36 ID:dVCJnJHt0
消えていてみれんぞ!!
もっかいたのむお
103名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/27(火) 19:42:55 ID:8tq3ayrh0
■ おすすめ2ちゃんねる 開発中。。。 by FOX ★
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104名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/27(火) 21:00:16 ID:dVCJnJHt0
おもしろい気のじゃないか
105名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/28(水) 21:03:43 ID:+7yGK1uRO
落ちそうだな
106名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/28(水) 21:07:00 ID:SA4Y8PVe0
落とすかよ
107名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/01(木) 00:47:59 ID:SvEinFKf0
見える!そう簡単には落とさせはせん!
108名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/01(木) 13:27:55 ID:nSxjulpPO
なら、なぜあげないんだ?
109名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/02(金) 21:30:46 ID:dd6soJt40
だーーーーーーーーーーーーーれも
話つくらんのな
110名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/03(土) 08:13:18 ID:+qQ0VlSx0
作る予定がないので
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111名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/03(土) 11:12:02 ID:RF4zNhDw0
直リン用のスレとしてオレがもらうわ、ここ
112名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/03(土) 19:12:21 ID:If1IgXUDO
>>109
正直たるいんじゃないか?
113名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/05(月) 19:15:03 ID:bPBMmTtU0
hosu
114名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/05(月) 19:57:17 ID:FHD2oES90
おれのリンクスレなんでむだなかきこみはやめろ

115名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/05(月) 21:16:02 ID:sV27Lf6qO
>>114
何様?
116名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/06(火) 01:49:25 ID:INB2mR+i0
俺様
117名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/07(水) 20:24:51 ID:FCJCUstD0
いやゲマ様
118ボーンフリー:2007/03/09(金) 12:27:06 ID:ErBCR0lo0
保守
119名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/09(金) 12:28:51 ID:/H5HDN91O
>>117
マジか
120名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/09(金) 15:22:23 ID:8EYJ4Scs0
>118

たのむからあたしの名前をかたるのはやめて
121名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/10(土) 22:19:55 ID:tLGoR8om0
>>120
本人ですか?
122名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/10(土) 22:44:21 ID:qHnOJstSO
話がかみ合わないな。なんかグダグダだ。

ところで、誰も職人さんが来ないな……。
123名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/11(日) 00:25:19 ID:SNfih+7W0
ネタは無いことは無いが、上手く文章の組み立てが出来ない。
ちなみに漏れは投稿経験無しの処女ぢゃけんのー
124とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/11(日) 04:37:48 ID:lmuJ5mbu0
ヘボイなりに妄想SSを投下さしていただきます。
これは、V主人公がビアンカを選んで、その後にもしもフローラとアンディに子供が生まれていたら。
フローラもビアンカと同じで勇者の血統だから、その血をひく子供も勇者の資質を持っていたら?
そして、もしも主人公一行のパーティに仲間として加わったなら?という「もしも」妄想です。

タイトルは「勇者である事の意味と、その重さ」です。ではよろしければどうぞ。
125とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/11(日) 04:39:21 ID:lmuJ5mbu0
序章

初めて会ったその人は、想像していた以上に抱きしめてくれた腕が力強くて暖かくて。
初めて会ったその人は、夢に思い描いた以上に抱き寄せられた胸が頼もしくて優しい眼差しで。
だけど、二人とも同じ事を思ったんだ。
とても優しくて静かに力強い人だけど、目の奥と横顔がどこか寂しそうで哀しそうだって。
だから、二人で同じ事を思ったんです。
この人を助けよう、これからも何処までも追いかけて必ずそばにいて支えになろうって。
ボクの名前はトンヌラ。グランバニアの王子で、一応伝説の勇者らしい。実感は無いんだけど。
サンチョが言うには、この名前はビアンカお母さんが考えてつけてくれたそうなんだけど…ハァ。
わたしの名前はポワンです。グランバニアの王女で、実感は無いですが魔法の大天才らしいです。
サンチョが教えてくれたんですけど、この名前はお父さんがつけてくれたんだそうです。
ボクたち双子は、今まで長い旅をしてきた。…生き別れの父さんと母さんを助けるために。
わたしたち双子は、今日ついに石像にされていたお父さんを助け出したところです。

忘れない、決して忘れないよ…ストロスの杖にまつわる今までの旅であった事…絶対に。

そして、おかえりなさい…お父さん。
126とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/11(日) 04:41:49 ID:lmuJ5mbu0
第一話 

グランバニア王城の兵士の訓練所の一室で、二人は対峙していた。
離れたところからその様子を緊張した様子で見つめるポワンとサンチョとお供のモンスターたち。
トンヌラは、目の前の自分の父親が剣の稽古をつけてくれている嬉しさに胸が高鳴っていた。
幼い頃から王族のたしなみとして仕込まれたグランバニア流剣術の型に自身を構えさせる。
目の前にいる父親は、優しく微笑んだまま右手の木刀を軽く前に掲げ左手は腰に添えているだけ。
トンヌラは木刀を大上段に構え、すり足で間合いを半歩詰める。
すでに剣の間合いであった互いの距離が更に縮まったが父親は相変わらずにこにこ微笑んでいるだけ。

 −父さん、子供だから甘く見てるんだな…あいにくと、ボクだって実戦経験は重ねてるんだ!

ハァッ!と裂帛の気合いを込めて相手の木刀を持つ小手をめがけて木刀を振り下ろす。
小手に当てた、と思った瞬間に視界が横にぐるりと回る。
足払いをかけられたと気づいたトンヌラは受身をとって、素早く横転して起き上がる。
木刀を右斜め下段に構え、さっきよりも更に気合いを吐いて相手に打ちかかる。
打ちかかるたびに軽く受け流され、一向に木刀をかすらせることも出来ない状態が続く。

 「ぜえっ、はあっ…へへ、さすがに…ぜえっ…父さんは強いや…ぜえっぜえっ」
127とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/11(日) 04:43:35 ID:lmuJ5mbu0
正直ショックを受けてはいたが、同時にとても嬉しかった。
自分は今までサンチョやグランバニア兵たちはもとより、仲間モンスターたちとの稽古でも上位だった。
スライムナイトのピエールやさまようよろいのサイモン、メッサーラのサーラにエリミネーターのエミリー。
父が仲間にしてきたモンスターたちに、かなり強い種族がいる事。
その中に、達人級であるくらい剣術など武器の扱いに長けた者もいる事。
それらから、自分の父親は強いという事は漠然と理解していたが…予想以上だった。
今ならわかる、ピエールたちがあの方は強い、我らが王は強いと口を揃えて褒めていた気持ちが。
自分より強い者にしか仕えない誇り高い魔族でさえもその強さを褒め称えていた理由が。
疲弊に息を荒げ肩を上下させている自分に比べ、父は最初の時点から姿勢を少しも崩していない。
そんな事をぼんやりと思っていると、訓練場にカラーンと乾いた音が響くのに気づく。
ふと手が軽くなった感触に視線を下にやると、木刀を石の床に落として転がしてしまっていた。

ぐらり、と視界がぼやけて急激に眠くなって身体が傾く。

ああ、倒れるんだなと思った時にはトンヌラの身体は父に抱きかかえられていた。
鼻をくすぐる、長い間生き別れだった父のにおいに幸せを感じながらトンヌラはそのまま眠りに落ちた。
128とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/11(日) 04:45:14 ID:lmuJ5mbu0
その様子を見て、ポワンたちは急いで二人のそばに駆け寄る。
トンヌラに外傷は全くない、強いて言えば床に転がされた時の受身や打撲の痕があるくらいである。
幸せそうに父の腕で寝息をたてるトンヌラにホッとしながら、ポワンはため息をつく。

「もう、お兄ちゃんったら無鉄砲なんだから…お父さん、ごめんなさい」

ごめんなさい、と言ったところでポワンの口に父に人差し指を添えられる。
キョトンとして父を見ると、にこにこ微笑みながら軽く首を横に振って見せている。

「えっと…ありがとうございます」

父の意図を理解して言い直すと、父はポワンの髪をその手で撫でてくる。
幼い頃からやれ王女だ魔法の大天才だと言われ周囲からは常に一歩距離を置かれてきた。
本気で叱ってくれたり向き合ってくれるのは、サンチョや仲間たちぐらいだった。
サンチョやピエールたちが撫でてくれる事はあったけれど、父に撫でられるのは今が初めてだった。
普通の家庭環境の子供ならごく当たり前な、父に髪を撫でてもらっているという事実にポワンは戸惑う。
嬉しくて、でも何だか恥ずかしくて、だけどとても心地よくて。
撫でられる感触に任せて目を閉じていると、不意に目の下と頬を拭われる。
目を開けると、父が心配そうに顔をのぞきこみながら、いつしか流していた涙を拭ってくれていた。

「あの、辛いとかじゃないんです、これは…嬉しかったんです。ごめんなさ…ありがとう、お父さん」

兄トンヌラの背中に、その小さな手を回しながらポワンも求め探し続けた父の胸に顔をうずめた。
129とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/11(日) 04:52:00 ID:lmuJ5mbu0
それから数日後。
トンヌラ王子とポワン姫たちは馬車に揺られてサラボナの街への道を父と仲間たちと進んでいた。
新たに母ビアンカを探し出し救出するために父グランバニア王は精鋭を連れて旅に出る事にした。
一国の王でありながら兵たちを各地にやる事をせず自ら探す事にしたのには理由がある。
それは、ビアンカをさらったのは…あのゲマが、そして光の教団だと判明しているからだった。
先代グランバニア王であったパパスの無念を自らの手で晴らしたい。
そして相手が光の教団である以上、普通の兵士たちでは状況に対処できないであろうからだった。
世界中の人々は、ごく一部をのぞいて光の教団の脅威にさらされながらも気づいていない。
そして、光の教団が悪しき企てをおこすならば…それに対抗して戦えるのは確実に自分たちだけ。
それ故に、グランバニア王は自分が今まで仲間にしてきたモンスターたちだけを連れようとした。
しかし、そこにトンヌラとポワンとサンチョが強引についていく事になった。
城に留まるように説得したグランバニア王であったが、双子たちの決意は固かった。
結局グランバニア王は、トンヌラ、ポワン、サンチョ。更に仲間モンスターの中から選りすぐって。
冷静沈着にして回復魔法とイオ系魔法を操る魔法剣士、スライムナイトのピエール。
多彩な魔法と特技を操り、実力を見込まれ伝説の武具「奇跡の剣」を授けたメッサーラのサーラ。
幼少の頃からグランバニア王の頼れるもう一人の親友であったキラーパンサーのゲレゲレ。
この四人+三匹で旅に出ることになった。
残りの者はもしものときのために、本拠地であるグランバニア国の守護につかせた。
こうして、グランバニア王と、そして宿命の双子の冒険の旅が再び始まったのであった。
130とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/11(日) 04:57:30 ID:lmuJ5mbu0
今、馬車の御者はサンチョがつとめている。馬車の周囲はピエールとサーラが固めている。
馬車の幌の中で実を休めているのはトンヌラとゲレゲレと、ポワンとグランバニア王であった。
この辺は変わらないな、と父が懐かしそうに呟くのを聞きながらポワンはじっと自分の父を見ていた。
視線に気がつき、不思議そうに自分に微笑みかけてくる父親に、ポワンは思い切って聞いてみた。

「お父さん、お兄ちゃんはどうしてトンヌラって変ちくりんな名前なの?」

ゲレゲレと同じで母ビアンカのセンスだ、との即答にトンヌラとポワンはうっかりずっこけかけた。
隅っこでどよーんと暗い空気を漂わせながらいじけはじめた兄を横目に、ポワンは再度質問する。

「じゃあ、私の名前は?」

すると、父は娘に向き直って身を乗り出して話し始めた。
それは、父がまだ子供だった頃の話。まるで絵本の物語のような、妖精の国での冒険のお話。
そして、そこで出会った妖精の長の名前がポワンといった事、それから名づけた事。
それら全部を話し終えると、ポワンの髪を撫でながら父は娘にいつにもまして優しい微笑みを向けた。
131とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/11(日) 04:58:51 ID:lmuJ5mbu0
「ポワンはよかったね…ステキな由来のある、ステキな名前でさ。
 …お父さん、お母さんがボクのこの名前考えたときにせめて何か言わなかったの?」

隅っこからいぢけたムードのまま質問を投げかけた息子の視線から目をそらす父。
ん?と双子がじっと父を見つめると、視線を自信なく泳がせながら決して目を合わせようとしない。

「…本当は、トンヌラって名づけたのはお父さんだったりする?」

ポワンがさりげなくそう言うと、父は物凄く不審な態度で必死に首を振って否定する。
サラボナの街につくまで、グランバニア王は我が子の疑惑の眼差しにさらされ続けたのだった。

サラボナの街でいったん馬車を街の公共の厩舎に入れた後。
父はサンチョをつれて、ルドマンという人の屋敷へ出かけていった。
トンヌラとポワンはゲレゲレを連れて、ピエールたちに留守を任せて街を探検する事にした。
ストロスの杖にまつわる旅で訪れた時と、サラボナの街は変わらない賑わいだった。
ふと、やや町外れのほうにある二階建ての小さな邸宅の前まで出た時。
132とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/11(日) 04:59:45 ID:lmuJ5mbu0
双子は、そこで…もしかしたらあったのかもしれない、もう一つの運命と初めて出会った。
不思議な雰囲気の女性と細いシルエットの青年の側にいる、オカッパの女の子が双子たちを見ていた。

青い髪、青い瞳。

その他は、ポワンに極めてそっくり、というか全く区別がつかなかった。
驚いた事に、旅するために冒険者の服装であるポワンと服装までも全く同じだった。

「初めまして、トンヌラ王子、ポワン姫」

髪の色が青である他はあまりに似すぎているその女の子は、声までもポワンとそっくりだった。

「私の名前はタバサ。夢であなたたちの事もストロスの杖にまつわる事情も知っています。
 二人が今日ここに来るは知っていました。だからこうして待っていました。
 私も今日から、あなたたちの仲間になります…もう一人の勇者の血をひく者として」


続く。
133名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/11(日) 14:27:43 ID:S0hlx6f20
ビアンカの趣味っすか……トンヌラ王子・゚・(ノД`)・゚・。


なにはともあれ期待してますよー。
134名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/12(月) 13:19:12 ID:NlP8tpTW0
135名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/12(月) 13:51:21 ID:NlP8tpTW0
専用ロダ おねいた。  共通パス syota
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136名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/12(月) 15:42:44 ID:NlP8tpTW0
137名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/12(月) 17:10:05 ID:T3unawxlO
>>124-132
GJ。
続き期待してますよ。
138とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/14(水) 20:48:57 ID:lJmmm+w00
第二話
タバサ、と名乗った女の子はそう言ってぽかんと口を開けたままの双子に上品におじぎした。

「それじゃ、お父さんお母さん…タバサは行ってまいります。今日から勇者の仲間として」

細いシルエットの青年と不思議な雰囲気の女性に向き直って、微笑んでそう言うタバサ。

「いってらっしゃい、タバサ…ビアンカさんとあの人によろしくね」

涙ぐむ青年のそばにいる、タバサの母とおぼしき青い長髪の不思議な女性がトンヌラ王子たちを向く。

「改めて初めまして、トンヌラ王子にポワン王子…私はフローラ。こちらは夫のアンディです」

フローラと名乗ったその女性は、どこか懐かしいにおいを感じた。

「フローラの夫のアンディです。娘のタバサをお願いします、トンヌラ王子、ポワン姫」
139とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/14(水) 20:50:42 ID:lJmmm+w00
その態度は礼を失してはいないのだけど、あまりに強引で一方的なタバサ親子に双子は慌てる。

「と、トンヌラですっ!挨拶が遅れてごめんなさい!」
「ぽ、ポワンと言います!挨拶が遅れてごめんなさい!」

慌てて遅れて挨拶をする双子に、思わずタバサとフローラは噴出しかけ、アンディは苦笑してしまう。

「構わないです、トンヌラ王子、ポワン姫。…自分でもいきなりで一方的で強引だと自覚してますから」

髪の色以外、自分の双子の妹にそっくりなタバサにそう微笑みかけられてトンヌラ王子は赤くなる。
目の前にいる初めて会う少女の微笑みが、とても可愛かった。妹とあまりにも似すぎているのに。
にこにこと微笑んでいるタバサに、トンヌラは思わず頬がゆるんでだらしなく照れ笑いを返してしまう。
その途端、ポワンがトンヌラの足をげしッとカカトでしたたかに踏みつける。
ぎゃっ、とカエルがつぶれたような悲鳴をあげて飛び上がる兄を横目でにらんで腕組みするポワン。

「こ、こほん…大変失礼なのですが、夢で見たとか仲間になるとか突然言われても困るのですけど」

真剣な表情でそう言うポワンに、タバサは頷く。無理も無い、自分たちの旅は物見遊山と違うのだから。
140とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/14(水) 20:51:37 ID:lJmmm+w00

「ビアンカさんが勇者の血をひいていたのと同じ様に、フローラお母さんも勇者の血をひいています。
 そのフローラお母さんから産まれた私も、同じように勇者の血をひいてここにいます。
 トンヌラ王子、ポワン姫は遥か大昔の天空の勇者の物語を聞いた事はありますか?」

真剣な表情で問いかけるタバサに、ポワン姫もまた真剣な表情で答える。

「遥か大昔、地獄の帝王エスタークの脅威に世界がさらされていた時。
 天空人の血をひく、天空の武具に身を包んだ勇者が導かれし者たちと共に世を救った。
 勇者や導かれし者たちの行方は不明だけど、その血は世界中に散ったと言われてる…。
 文献は幾つも残されてるけど、描写があまりに曖昧だったりと信用し難いものも多すぎるけれど」

ポワンの回答にタバサは安心した表情で頷いて、自分の話の続きを語り始める。

「導かれし者たちの中に、サントハイムと呼ばれた王国の姫君がいたそうです。
 その姫君は、夢で未来を知る事ができる血をひいていたそうです。
 あまり詳しい事まではわからないけれど、多分私はその血を今の時代に受け継いだのでしょう」

タバサの目は、ウソをついていたりからかったりしている目ではない。
それに、タバサの姿格好は明らかに長い冒険の旅に出るための用意だ。
仮にウソやからかいにしても、あまりに用意周到だし手ガ込みすぎてもいるし第一理由が無い。
141とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/14(水) 20:53:47 ID:lJmmm+w00
「先ほども言いましたが…幼い頃から私はあなたたちに関して色々な夢を見てきました。
 グランバニア王の人生に何があったのか…先代のパパス王の死…そしてストロスの杖のこと。
 漠然と、私はあなたたちと共に邪悪に立ち向かうのだと幼心に確信していました。
 ポワン姫…あなた程ではありませんが、私も魔法使いとしての修行を積んできました。
 今ちょうど、あなたたちのお父様もルドマンおじい様から私に関しての話を聞いているはずです」

タバサは、ポワン姫に対してあくまでも真剣な表情と眼差しで再び言う。

「私はタバサ。トンヌラ王子、ポワン姫…あなたたち勇者の仲間に今日から私も加わります」

やっと頷くポワン姫と、地べたに座ってさっき踏まれた足に涙目でべホイミをかけるトンヌラ王子だった。

まだ幼い我が子を連れてサラボナを発つ馬車を、ルドマンとアンディとフローラはいつまでも見送った。
142とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/14(水) 20:55:31 ID:lJmmm+w00
時々遠雷を閃かせる暗雲を貫くように、デモンズタワーはあくまで邪悪にそびえ立っている。
トンヌラ王子やポワン姫にタバサを置いて、グランバニア王は探索のために塔へ赴いていた。
連れて行ったのはサンチョとピエールとサーラ。探索の理由はビアンカの手がかり探しである。

「夢でも、結局ここにはほとんど何も無かったとしか出なかったんだけど…ね」

タバサは先ほどからため息をつきっぱなしでデモンズタワーを見上げ続けている。
トンヌラ王子たちはといえば、あまりいい思い出がないせいか馬車の中にひきこもりっぱなしである。
かつて、王子たちがストロスの杖にまつわる冒険でこの塔に立ち寄った時。
塔の中で巨大な獅子の魔獣…アームライオンに襲われた。王子の危機に初めて天空の剣が応えた。
後の調査にて、その時の雷は扱える者のごく少ない強力な雷撃呪文ギガデインだろうとされた。
しかし問題は、その時の探索で初めて王子と姫は自身を命あるものの血で汚したという事。
潔癖な二人にとっては、あまりにもきついトラウマを思い出させる場所でしかないのだ。
そんな考え事や王たちは無事だろうかという心配に頭を巡らせるタバサに、馬車の中から声がかかる。

「ねえタバサあ…僕たち二人っきりにしないで、君も馬車の中に入っておいでよう」

普段の勢いの良さが全く見られない弱々しい声でトンヌラがタバサに手招きしている。
143とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/14(水) 20:59:29 ID:lJmmm+w00
タバサは、何かあった時にすぐ動けるようにと馬車の外で待機していたところだった。
夢で二人のトラウマの深さをよく知っているタバサは仕方ないか、と馬車の中に入っていった。
馬車の中の片隅で、王子たちは互いに抱きしめあったままじっとしていた。
ポワン姫に至っては、デモンズタワーの邪悪な魔力のにおいがこたえるのか嗚咽を漏らしている。
タバサでさえも、この塔のあまりの邪悪なにおいに時々頭痛が襲ってくるほどだった。

「二人とも、もうじき王たちも戻ってくるから…ね?」

慰めようと、涙ぐんで嗚咽をもらし続けるポワン姫を背中から抱きしめてタバサが優しく話しかけてくる。
力なく無言で頷くだけのポワン姫に、タバサはここに来る事に対してもっと反対すべきだったと悔いる。

 −グランバニア王も、あれで頑固な上にちょっとその場の空気を読めない部分があるのよね。

ふう、とため息をつきながら泣きじゃくるポワンの髪を出来るだけ優しく撫で続ける。
トンヌラも、本当にいつもの元気が全くない様子でポワンの背中をさすり続けたりしている。

 「だい、じょうぶ、だよ…ありがと、二人とも。
  私だって…少しでもお母さんの手がかりが欲しいというお父さんの気持ち…わかるから」

泣きじゃくりながらも、健気にそう強がるポワンをタバサは更に強くけれど優しく背中から抱きしめた。
144とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/14(水) 21:01:38 ID:lJmmm+w00
「ごめんなさい、トンヌラ王子、ポワン姫…私の夢ももっと確実ならいいんですけど…いつも曖昧だから」

肩を落としてそう言うタバサの手をとって、トンヌラは首をふってにっこり笑う。

「王子とか姫とか、そんな風に呼ばなくてもいいよ?友達なんだから、呼び捨てがいいな」

トンヌラ王子と一緒に泣きながらも笑って頷くポワン姫のそんな態度にタバサは目をパチクリさせる。
少し考えてから、改めて双子に向き直ってにっこり微笑んで頷いた。
そして程なくして、結局何も手がかりは見つからず落胆したグランバニア王たちが戻ってきた。
手がかりこそ無かったけれど、新しく仲間モンスターを加えて戻ってきていた。

「ゴロゴロ…俺様、ロッキー。それは立派な爆弾岩…頑丈、メガンテ得意…任せる」

いつもは嬉しい、歓迎すべき新しい仲間にさすがの双子もタバサもガクガク震えながら怯えてしまう。

「す、少し友達は選んだほうがいいと思いますッ!」

タバサの絶叫にサンチョは諦めのこもった深いため息をつき、グランバニア王はキョトンとしていた。
145とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/14(水) 21:02:47 ID:lJmmm+w00
それから更に数日後、グランバニア王一行はテルパドールへ至る砂漠の道なき道を進んでいた。
タバサが、砂漠で美しい女王が光り輝く何かをトンヌラに授けた夢を見たからだった。

「うあっづーい、あづいあづいあづいあづいあづい暑いいぃぃぃ〜…」

トンヌラ他子供たちは完全に砂漠の暑さにまいって、下着だけになって馬車の中でのびてしまっていた。
いつもの調子でトンヌラがポワンの側に座ろうとしたら、こつんと横っ腹を肘でつつかれる。

「トンヌラ、私はタバサです。…それから女の子二人が下着姿なんですからあまり寄らないでください」

暑苦しいし、とぼやくタバサに変なのと思いつつ出来るだけ離れた位置へと馬車内を移動するトンヌラ。
馬車の中は日陰になりつつも群れないように幌の一部をあけて風通しを良くしているが、それでも暑い。
トンヌラもポワンもタバサも身体中が汗でびっしょりで、下着までも完全に汗でびっしょり濡れている。
ぐったりとして無言になってしまったポワンとタバサを見比べて、トンヌラはぼんやりと思った。
 
 −顔格好だけでなく、下着の趣味も似てるんだなあ…二人とも同じイチゴ柄だぁ。

下着の女の子二人を観察していたトンヌラの顔面に、タバサがアルカパ名産安眠枕を炸裂させた。

続く。
146とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/14(水) 21:06:59 ID:lJmmm+w00
タバサ LV19 人間 女 フローラの娘
魔封じの杖 安らぎのローブ 銀の髪飾り うろこの盾 祈りの指輪
メラ→メラミ マヌーサ・ラリホー・マホトーン ホイミ→べホイミ レミーラ

基本的に魔法使いタイプ。力や身の守りにHPは伸び悩むが、MPと賢さ、次いで素早さがよく伸びる。
母親フローラの血を濃く受け継いでいるが、ポワン姫ほどの魔法の大天才になるには至らなかった。
契約できた魔法の系統も、吹雪系と爆発系のポワン姫と違い、火炎系と補助系が多い。
性格が頭脳明晰のポワン姫に同じ魔法使いとして負けまいと、人知れず魔法の努力を欠かさない。
ちなみに教本にしてるのは、祖父ルドマンが何処からか見つけてきた「マトリフの書」である。
祖父ルドマンの強引な性格の影響なのか、タバサ自身もかなり強引で押しの強い部分がある。
ポワン姫と姿格好は似ていても、育った家庭環境もまた人格形成に影響を及ぼすという一例。
147名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/14(水) 22:24:00 ID:3ywxKXAsO
>>138-146
GJ
タバサ(フローラの娘)レミーラが使えるなんて1の勇者みたいだね。
148名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 19:53:07 ID:naRZGaae0
149名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 20:14:47 ID:WWcrscLI0
>>138-146
GJ!タバサ可愛いなぁ。
実際あり得そうな話だから余計いい!
150名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/17(土) 16:21:43 ID:ZHj2K4u+0
つまらねえーーーーーーーーww
151名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/17(土) 17:24:36 ID:T1ZlgYFS0
GJ!!
トンヌラも男の子だなぁと王が思ってそうだ
続きがどうなるか楽しみ
152名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/19(月) 00:32:44 ID:QovWbp2M0
hosu
153名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/20(火) 13:52:48 ID:Wp8Ax3Z/O
あげ保守
154ボーンフリー:2007/03/20(火) 15:54:01 ID:gxVX7sl30
保守
155ポーンフリー:2007/03/20(火) 17:50:41 ID:WCJrcq030
hoshu
156ポーンフリー:2007/03/20(火) 19:10:36 ID:WCJrcq030
つづきはまだか
157ポーンフリー:2007/03/21(水) 17:38:31 ID:QVmVsEh00
p2!の単行本をながしておくれ


158ボーソフリー:2007/03/22(木) 12:48:35 ID:6ApJjXwD0
保守
159ポーンフリー:2007/03/22(木) 17:56:05 ID:xQcuiZzL0
ホシュ
160名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/22(木) 19:29:32 ID:XD81BrJF0
本人様ですか?
161名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/22(木) 19:38:46 ID:uuZZSr4z0
どうみても精子です。本当にありがとうございました
162とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/22(木) 20:32:30 ID:HAg7IOjB0
第三話

あたりは、不思議なひかりに包まれていた。
ひかりを放っているのは、宝冠ともとれるデザインの、それは天空の兜。

「さあ、トンヌラ。天空の兜がこうしてあなたを呼んでいます…どうぞ、かぶってみてください」

やや緊張した面持ちでテルパドール女王アイシスが綺麗な声でトンヌラにそう促す。
トンヌラは、天空の兜を見つめたまま動かなかったが、やがて一言だけ呟く。

「わかる…これ、天空の兜だ。なんだか凄く懐かしい感じがする…ボクは、きっとこいつをかぶれる」

背中に背負った天空の剣と天空の盾を、兜の前にかざすと兜だけでなく剣と盾もひかりを放ち始める。
トンヌラたちのいる一室に、天空の武具が放つひかりと鈴の音のような共鳴音が静かに広がる。

「天空の兜が…共鳴している…では、それが天空の剣と天空の盾…それでは、あなたが…」

女王アイシスが、目の前にいるまだ年端もいかない男の子を見つめてごくりと言葉を飲み込む。
163とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/22(木) 20:33:20 ID:HAg7IOjB0
トンヌラの後ろに控えていたグランバニア王、サンチョ、ポワン、タバサたちも眼前の光景に声が出ない。

「お兄ちゃんが…本当に天空の勇者様だったんだ…」

ポワンが漏らしたその一言に、トンヌラの肩がぴくりと動く。
やがて盾を剣をもとにおさめると、トンヌラは女王アイシスに対して意外な台詞を放った。

「ごめんなさい、ボクはまだこいつをかぶれません…ボクはまだ、伝説の天空の勇者になれません」

そう言うと、トンヌラは驚いている皆に顔を見られないようにしてポワンの手をひっぱって走り去って行く。

「…無理もありません。伝説の天空の勇者はこの世界の全ての希望たる存在。
 トンヌラは…まだ8歳でしたか?それでは、勇者の重すぎる責任と宿命が怖くても仕方がありません」

女王アイシスの声に失望するような感じは全くなく、むしろトンヌラを気遣っているのがわかった。
164とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/22(木) 20:34:08 ID:HAg7IOjB0

「王子は」

サンチョが沈痛な声で、弱々しく語りだす。

「王子は、今までもずっと頑張ってまいりました…ぼっちゃんが戻ってくる以前までも。
 自分たち兄妹に親がいないも同然の境遇や、同年代の友達が全くいない事を嘆いた事もありません。
 どんなに傷ついても倒れても、戦闘訓練で弱音を吐いた事もただの一度もついぞございません。
 このサンチョ、ぼっちゃんに代わって王子たちの親代わりを勤めてきたつもりではありますが…。
 それでも、王子の無理して笑う寂しい横顔や背中を見るたびに自分の無力をどれほど嘆いたか。
 先代のパパス様が、死に物狂いでやっと見つけた天空の剣を何故自分が装備出来ぬかと嘆いたか」

サンチョは必死に涙をこらえるも、これまでのトンヌラの姿を思い出すたびにどうしても涙が溢れてしまう。
すると、意を決した表情のグランバニア王が女王アイシスに対して向き直る。

「グランバニア王…そこまで言うのなら、このテルパドール女王アイシス、あいわかりました。
 私たちテルパドールの民も、8歳の子に無理やり勇者の宿命を背負わせるほど愚かではありません。
 今は待ちましょう…トンヌラが心も身体も成長して、いつか自らの意思で勇者の宿命を背負う時を」

その頃、トンヌラはテルパドール城の外にあるオアシスの池のそばで座り込んで落ち込んでいた。
池の水面をじっと見つめると、水面の波紋に歪む自分の顔がまるで今の自分を笑っているようだった。
165とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/22(木) 20:35:36 ID:HAg7IOjB0
はぁ、とため息をつくと右手に誰かの手をずっと握っている感触があるのを思い出す。
あの時、兜を目の前にして色々な気持ちで胸がいっぱいになってこらえきれなくて、つい握ってしまった。
そうっと手を離して、ここまで引っ張っていってしまった手の主に顔を向けて言う。

「ごめん、ポワン…ボク、弱虫だったよね」

そう言って、ギョッとしてしまう。そこにいたのは、タバサだった。
ポワンもいたけれど、実際にはタバサがポワンの手を握ってて、自分が握っていたのはタバサの手。

「もう、お兄ちゃんってば…いくらわたしとタバサが似ていても間違えるなんて有りえないよ〜…」

ふくれっ面の妹と、苦笑い気味のタバサにトンヌラはかーっと恥ずかしくなってしまう。

「ご、ごめん二人とも…ほ、ほらあんな状況だったしさ、あ、あははははは…」

誤魔化そうと無理やりから笑いを作るトンヌラに、二人の女の子ははぁ、と同時にため息をつく。
166とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/22(木) 20:37:20 ID:HAg7IOjB0
「でも、トンヌラの気持ち…私、少しだけどわかります」

タバサがふわりとトンヌラの隣に座るなり、そう言ってくる。トンヌラに向ける目は真剣そのもの。

「私も、小さい時から…たびたび襲ってくる闇の気配の足音を何度も夢で見て泣いてきましたから」

そういえば、タバサは自分たちが現れる事さえも夢見で予言してきている。
不意に、タバサがトンヌラから視線を外して水面を見つめる。

「小さい頃の事ですが、私も魔物たちにさらわれた事があります。
 恐らく、光の教団がドレイとして利用するためと勇者の可能性を少しでも摘むためにでしょう」

仲間になってからも、自分の事はなかなか話さなかったタバサの過去に双子の兄弟は息を飲む。

「ルドマンおじいさまや、おじいさまが雇った冒険者パーティーの活躍で事なきを得ましたが…。
 それでも、今でも夢に見て怯えずにいられないほどに…あの時ほど怖かった時はありません。
 この闇という現実からは戦わない限り逃れられないのだ、と幼心に確信したのもその時でした」
167とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/22(木) 20:38:45 ID:HAg7IOjB0
トンヌラは、初めて過去を語るタバサの横顔に陰がある、と感じていた。
そして、その陰は自分たちの父親が時折みせる陰と同じだ、とも感じていた。

「トンヌラ。…誰も、あなたを責めません、責められません。…よく、わかりますから。私」

再びトンヌラに向き直って正面からにっこり微笑むタバサの目じりにはうっすらと涙が滲んでいた。
トンヌラは、その涙をそっとぬぐうとすくっと立ち上がって。

「ありがとう」

はっきりとした声でそう言って、くるりとポワンのほうを向く。
ポワンは、大好きなお兄ちゃんとタバサが何だかいい雰囲気なのにちょっとムスッとしていた所だった。

「ポワン、ごめんな。ボク、頑張って強くなるから。頑張って、自分で勇者って名乗れるようになるから」

にかっといきなり普段の元気を取り戻してそう宣言する兄に、ポワンはパチクリとしてしまう。
168とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/22(木) 20:39:54 ID:HAg7IOjB0
「よし、まずは武器屋防具屋で装備を整えて、戦ってレベルアップして…それから仲間も増やそう!」

天に向かって勢いよく拳をぐっと突き出していつにもまして大声張り上げるトンヌラに二人は苦笑する。

「でも、その前に…」

そう言い終える前にいきなり着ているものを脱ぎだして下着一丁になって池に飛び込むトンヌラ。
どぼーん、と勢い良く音がしたかと思えば、ばしゃばしゃと水をかいて二人を呼んでいる。

「お兄ちゃんったら…私たち、今、水着持ってきてないのに…ねえ、タバサ」

渋々と足だけでも裸になってスカートの裾をまくりあげるポワンに、苦笑しながらタバサも従う。
ぼんやりと二人のそんな様子を見ていたトンヌラだったが、スカートをまくりあげる動作にドキリとする。
特にタバサの足ってきれいだなあ…とぼーっと目を奪われていると、顔にいきなり水をかけられる。

「もう、お兄ちゃんてば女の子のこーゆー姿をじっと見てるなんて信じられない、サイテーッ!」

そんなふうにやいやい騒いでる三人を、グランバニア王たちは城の外壁の上から微笑んで見ていた。

続く
169とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/03/22(木) 20:42:48 ID:HAg7IOjB0
LVアップ!
タバサ LV25 人間 女 フローラの娘 
天罰の杖 身かわしの服 銀の髪飾り うろこの盾 インテリ眼鏡
メラミ マヌーサ・ラリホー・マホトーン・メダパニ べホイミ→べホマ レミーラ

複数に攻撃出来る手段を持たないので、天罰の杖をグランバニア王の厚意でレンタル。
補助呪文メダパニと上級回復呪文べホマとの契約を可能にした事で支援能力が更にアップ。
ただ、本人は何とかして自力で複数に攻撃出来る手段を覚えたいと思っている。
攻撃呪文が不得手なら補助呪文で、とも努力しているがそれもなかなか契約できない。
王女は短剣や軽い剣も扱えるがタバサは今のところ杖までが限界である。
インテリ眼鏡を装備して、その方面の方向けへの萌え属性だけは無意味に大幅アップ。
170ポーンフリー:2007/03/23(金) 11:51:45 ID:HU/AxpxB0
保守
171ポーンフリー:2007/03/23(金) 19:29:33 ID:WiCeArsK0
tuづきをはやくかいて
1日1レスぐらいがいいわね
あんまりあくと、忘れちゃうの前のお話
172名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/24(土) 01:48:11 ID:o5jpKJfAO
オネエ言葉はちょっと……
オルゴを思い浮かべてしまう……。
173名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/24(土) 10:14:46 ID:rOq9a+Mt0
>>172
「ほほほほほほっ」「美とは何かを教えてあげるわ」
正直、今までで一番生理的にもキモい大魔王だったなー。オルゴ・デミーラ。
174名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/24(土) 12:57:55 ID:o5jpKJfAO
>>162-169
GJ
タバサの無駄に萌え属性アップにww。

>>171
今日からあなたのことをオルゴデミーラと呼ぶことにしました。

異論は認めます。
175SEPTEMBER GIRLFRIEND :2007/03/24(土) 14:54:46 ID:9Pl1d/H/0
ポーンフリーあらためオルゴデミーrあ
176名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/25(日) 19:24:59 ID:BNSqjFRO0
ポーンフリー
↑ここが女の顔に見える件
177女の霊:2007/03/26(月) 00:31:18 ID:7XqBYB+M0
ポーン 出現ついでに保守age
178SEPTEMBER GIRLFRIEND :2007/03/27(火) 21:45:29 ID:wAHa89Zx0
hしゅ
179甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 01:05:28 ID:zKcgBxuP0
お久しぶりでございます。
と、いっても覚えている方がいらっしゃるかどうか。

長い間放置してあった甘辛物語を完結させましたので投下します。
続き物ではありますが、今回の話だけでもおおよその内容は分かると思います。

保管庫にはこのひとつ前の話はなかったので念のため避難所に書き込みました。
180甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 01:06:40 ID:zKcgBxuP0

 忠実なしもべ

「それでお前らの親父とお袋は何処にいるんだ?」
ザイルが興味津々な様子で聞いてくる。
「鳥さんの話だと石に変えられちゃったみたいなの。」
「石に……そりゃ探しても見つからないわけだ!」
「しかもお父さんたちがいなくなった時期に石像を売ってた人がいたらしいんだ。」
「そいつを追っていけばいいんだな。」
「いや、そっちはドリスお姉ちゃんたちに任せてある。」
「それじゃお前達は何をするんだよ。」
「杖を手に入れるの。」
「杖?」
「石にされた人を元に戻す力がある杖なんだ。その杖がある場所も分かってる。」
「それならさっそく取りに行こうぜ。」
「取りに行く必要もなんだ。杖を持ってるのはお父さんの仲間モンスターなんだから。」

「なんだよそれ。だったらさっさともらってこいよ。」
「それがそう簡単にはいかないんだ。」
181甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 01:07:41 ID:zKcgBxuP0
僕は昔のことを語り出した。

――あれは2年前
「ねえお兄ちゃん、武器屋のおじさんが困ってるの。病気になったんだって。」
「ふーん、それは大変だね。」
「東の方に行くとその病気を治す薬草が取れるらしいの。」
「じゃあ僕たちで取りに行こうよ。」
「モンスターさんが出るから無理よ。」
「いい考えがある。プックルを連れて行こう。」
「でも、プックルだけだとたくさんのモンスターさんが出てきたら危ないの。」
「プックルに聖水をかければいいんだよ。これでモンスターは寄って来ないさ。」
「お兄ちゃん凄いの。先が思いやられるの!」
「それ使い方間違ってるよ。」
しかし、このソラの言葉は僕達の行く末を暗示していたのだった。

「お兄ちゃん、暗くなってきたの……」
「……おかしいな、迷っちゃったのかな……」
「恐いの……」
「大丈夫だよ。プックルがいるもん。」
ソラの手前そうは言ってみたけど僕も不安だ……
「おやおや、こんなところにうまそうな人間がいるぞ。」
モンスターだ! 呪いのマスクとメイジキメラとストーンマンがいる!
「何でモンスターが近寄れるんだよ!」
「聖水の効果が切れたの!」
「頼むプックル!」
「おっと! そうはいかんよ!」
呪いのマスクの目が妖しく光る。
「呪いをかけた。これでその猫ちゃんは動けないぜ!」
182甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 01:08:42 ID:zKcgBxuP0
「ひゃはははー! 夜はモンスターの時間だ! 夜更かしする悪い子はお仕置きだ!」
メイジキメラが襲いかかってくる!
「ぎゃぐあ!」
突然メイジキメラが燃え出した。 ……あれはメラミ?
「夜はモンスターの時間か。確かにその通りだ。しかし悪いが我々もモンスターなんだ。」
メラミが飛んできた方を見るとメッサーラがいた。
「お2人ともご無事ですかな。」
スライムナイトが話しかけてくる。その横には普通のスライムもいる。
「てめーら人間の味方をするつもりか! なめやがって! やっちまえ!」
呪いのマスクの掛け声に反応しストーンマンの拳が振り上げられた。
「ぐべっ!」
ストーンマンの拳は何故か呪いのマスクに振り下ろされた。
「スラリンのメダパニです。」
メッサーラが解説する。ストーンマンは混乱したまま逃げ出していった。
「モンスターでありながら人間に尻尾を振る裏切り者ども……」
メイジキメラが恨めしそうな声を出す。
「貴様らはすべてのモンスターを敵に回すことになるのだ! ぐは!」
プックルが止めを刺す。スライムナイトのキアリクで麻痺から回復していた。
「すべてのモンスターを敵に回す、か。もとより覚悟のうえだ。」
メッサーラがつぶやく。
ああ、やっと分かった。このモンスターはお父さんの仲間たちだ。
「ありがとうなの。ピエール、スラリン、サーラ。」
「助かったよ。こんなことなら初めからみんなで来ればよかったね。」
僕はすっかり気が抜けて、崩れるようにその場に座り込んでしまった。
「我々モンスターは自分より強いものにしか従いません。」
あらら。案外冷たいんだね。
「強くなってください。それまで私たちはお2人に力を貸すことはできません。」
183甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 01:09:58 ID:zKcgBxuP0
「……そんなことがあったのか。」
「結局薬草は座り込んだときに偶然マントにくっついて、もって帰れたんだよね。」
「いや、そんなことはどうでもいい。」
どうでもいいだなんて武器屋のおじさん可哀想。
「とにかく、お父さんの仲間達に強いところを見せる必要があるんだ。」
「それって直接戦って分からせるってことか?」
「うん。それしかないよ。」
「仕方ねーな。おいらも手を貸すぜ。」
ザイルはこう言ってくれたけどソラはあんまり乗り気じゃないみたい。
「ソラは戦いたくないのかい?」
「いいモンスターさんと戦うのは……ちょっと嫌なの。」
「僕もできればやりたくないよ。でもさ、この戦いには意味があると思うんだ。」
「意味?」
「うん。モンスターに力を見せ付けて従わせるってこと以上の意味がね。」
正直僕にもどんな意味があるのかわからない。でも、きっとなにかある。
「私には分からないの。でも、お兄ちゃんを信じて私も戦う。」
ソラはそう言ってくれた。僕を信じてくれたけど、これで何もなかったらどうしよう。

「それで勝機はあるんだろうな?」
「僕達も強くなったからね。ちょっと見てて。」
僕は大きな岩山の前に立ち呪文を唱える。
「ライデイン!」
雷鳴がとどろき岩山に向かって光の線が走る。
「ライデインが使えるのか!」
「ずいぶん練習したからね。この岩山に向かって何回もさ。」
「凄いぜテン。これで勝ちが見えてきたな。」
184甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 01:10:59 ID:zKcgBxuP0
僕達の前にはピエール、サーラ、スラリンの3匹のモンスターがいる。
決闘を申し込み、あの岩山の前に呼び出したのだ。
「ルールは3対3だよ。」
「分かりました。どれほど強くなったか見せていただきましょう。」
そういうと同時にサーラの手にメラミの炎が現れる。
「そうはいかないぜ! マホトラー!」
ザイルがサーラの魔力を奪い取りメラミが消えていく。
「すばやさには自信があるんだ。」

「うおりゃ!」
スライムナイトのピエールの攻撃を僕は天空の盾で受け止める。
隙のできたピエールに今度は僕が天空の剣で斬りつける。
「見事な剣さばきです。」
僕の攻撃があたったにもかかわらずあまりダメージはないようだ。
「スラリンのスクルトがなければ危ないところでしたな。」
さすがお父さんの連れていたモンスター。チームワークがいい。
「でもチームワークなら負けないよ!」
僕の再びピエールに斬りかかる。攻撃にあわせてソラがバイキルトをかけてくる。
「イオラ!」
ピエールが魔法で牽制してくる。しかし――
「イオラ!」
すかさずソラが相殺してくれる。
天空の剣は確実にピエールを捉えた!
185甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 01:12:52 ID:zKcgBxuP0
「うぐあ!」
ザイルが足元に転がり込んでくる。
「すまねえ……やられちまった。あいつ魔法だけじゃなく剣も達人だ……。」
ザイルがやられた。
ピエールにはダメージを与えたがベホイミで回復してしまう。
このまま3対2になったらかなり不利だ。
いよいよあの呪文の出番だ!
「ライデイン!」

「驚きました。まさかライデインを放つとは。」
サーラが感嘆の声をあえげる。
「しかし、まだ使いこなせてはいないようですね。」
僕のライデインは練習と同様、岩山に当たっただけだった。
「な、なんであたらないんだよー!」
僕の動揺した隙にスラリンがブーメランを投げつけてくる。
その攻撃を何とかかわすと今度は回復を終えたピエールが襲い掛かってくる。
僕の対応は完全に後手に回ってしまっている。
ソラはヒャダルコでサーラの足止めをしようとしている。

このままでは負ける。
ごめんよソラ。せっかく信じてくれたのにこの戦いの意味を見つけるどころじゃないや。
この戦いで分かったことといえばお父さんのモンスターがとても強いことくらいだ。
せっかく近づきつつあるお父さんが、なんだかとても遠くに感じた。
僕にはまだ届かない、とても大きな人だ。
そしてお父さんのモンスターもとても大きい……
186甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 01:13:53 ID:zKcgBxuP0
「ソラ! イオラだ! あの岩山に向かって撃つんだ!」
僕に突然のひらめきが浮かび、それと同時に叫んでいた。
ソラは言われたとおりにイオラを放つ。
「お、おい! 岩山に八つ当たりかよ!」
ザイルが倒れたまま怒鳴りつける。
違う。そんなことじゃない。
「いかん! 離れろ!」
サーラが叫ぶと同時に岩山が崩れだす。
3匹のモンスターは岩山を避けていた。
「狙いはこれでしたか。しかし残念でしたね。」
違う。僕の狙いはこれでもない。
「ライデイン!」
僕は再びライデインを唱えた。

「……お見事です。」
ライデインはサーラとピエールに直撃した。
2人がやられたことでスラリンは降参し僕達の勝ちが決まった。
「しかし、テン様はライデインを使いこなせなかったはずでは?」
「使いこなせなかった。だから岩山を崩したんだ。」
「どういうことです?」
「簡単なことだよ。雷は高いところに落ちるんだ。」
だから、岩山がなくなれば雷は僕達より背の高いサーラたちに落ちる。
「なるほど賢い。そして、強い!」
ピエールはうれしそうに声を上げる。
「私たちモンスターは強いものに従います。どうぞお受け取りください。」
そういうとサーラは1本の杖を差し出してきた。
「ストロスの杖です。この杖を使えばお父上の石化も解けましょう。」
あれ、お父さんが石になっていたことまで知っているの?
「私たちはこのときをどれほど待ち望んでいたことでしょう。」
187甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 01:14:54 ID:zKcgBxuP0
お父さんの仲間達は自分達より弱いものに従いたくないわけじゃない。
ただ、ずっと待っていてくれただけなんだ。
僕とソラがお父さんの力となれる強さをもつこのときまで。

「テン様、ソラ様。これからは父上同様あなた達にも従います。」
「我らを自分のしもべだと思い、どうぞ何なりとご命令をおあたえください。」
サーラたちが僕達の前にひざまずく。
「駄目! しもべだなんて駄目なの! 私たちはお友達になるの!」
ソラらしい発想だ。
「と、友達でございますか。」
「これはなんとも。お父上以上に難しい命令をなさいますな。」
そう言ってみんなで笑った。

こうして僕達はストロスの杖を手に入れた。
やっと、やっとこれでお父さんとお母さんに会うことができるんだ!


――忠実なしもべ  完
188甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 01:16:26 ID:zKcgBxuP0

おとうさん

お父さんが見つかった。石にされたお父さんは石像として売られていた。
その石像が売られていった先が分かったんだ。
お父さんは小さな島にある屋敷にいるらしい。今、僕達はその島へ向かう船のなかにいる。

「うううー! なんだか落ち着かないー。」
「無理もありません。ずっと探していた坊ちゃん、いえお父さまに会えるのですから。」
そう言うサンチョもなんだかそわそわしている。
「ソラは落ち着いてるね。」
「そんなことないの……。」
声が上ずっている。ソラは緊張しているようだ。
「早くお父さんに会いたいよ。まだ島につかないのかなー。」
船の周りには霧が出ていて遠くまで見えない。
「おかしいですね。とっくについていてもおかしくないのですが……」
と、サンチョがしゃべっているときガコンという音とともに船に衝撃が走った。

「どうやら座礁してしまったようです。」
「えー! 大丈夫なの?」
「修理が必要なようです。幸い陸地が見えるのでいったんそこに船をつけましょう。」
ううー、ここに来て足止めを食うとは。
「お兄ちゃん遠くに明かりが見えるの。町があるのかもしれないよ。」
「それは助かります。場所が確認できますよ。」
船を船員に任せてその明かりを目指し僕とソラとサンチョは歩き出した。
明かりは遠くに見えたけれど歩き出すとすぐに町に着いた。
町の人を見つけサンチョが町の名前を尋ねた。
「あら、あなた達も迷い込んでしまったのね。ここはデスコッドと呼ばれる場所よ。」
189甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 01:17:49 ID:zKcgBxuP0
デスコッドなんて町は聞いたことがない。僕たちは他の町の人にも話を聞くことにした。
その結果分かったのはここがデスコッドという名前であるということだけだった。
「わけが分からないよ。いったいここは何処なんだ!」
「デスコッドさ。」
僕たちが休憩している酒場のマスターが答える。
「デスコッドは世界地図で言うとどこなんだよ。そんな名前、何処にも載っていないよ。」
「その地図の世界とは別の世界にあるのだろう。」
「何で船に乗ってそんな世界に来ちゃうのさ!」
「船では来られないとすれば、ここはデスコッドじゃないのかもしれないな。」
僕は頭が痛くなってきた。
「ここがどこか。本当のところ誰にも分からないのさ。
来ようと思っても来られない。ここへ来るには迷い込むしかないんだ。」
僕はますます頭が痛くなった。

「迷い込んでしまった人はここから出ることができないの?」
ソラが不安そうに聞く。
「いや、道を見つけて出て行くのもいる。お前らも自分の道を探してみるんだな。」
「意味が分からないよ。」
「ここで言う『迷い』というのは『心の迷い』だ。」
「ますます分からないよ。僕達はお父さんに会おうと思っただけなのに……」
「お父さんと会うことに迷いがあるのかもな。」
「そんなことないよ! そうだろソラ。」
「私は……ここへ来ちゃったのは私のせいかもしれないの。」
ソラの告白に僕はショックを受け声も出なかった。
「私たちはお父さんに会いたいと思っている。でも、お父さんもそうなのかな……」
「会いたいに決まってるよ!」
「でも、お父さんは私たちのこと見ても誰だかわからないよ……」
そういわれてみればそうだ。お父さんは僕達が赤ちゃんのころしか知らない。
「それに、私たちも……」
考えてみれば僕達はお父さんを知らない。見たことがあるのは偽者のお父さんだけだ。
190甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 01:18:51 ID:zKcgBxuP0
「だから私、不安なの。お父さんをちゃんとお父さんだと思えるのか……」
僕には考えてもみないことだった。ソラがそんな不安を抱いていたなんて。
「……きっとお父さんも私たちを自分の子供だって思えないよ。
私たち必死にお父さんを探したのに……」

「ああーもう! さっきから聞いてればあんたたちなんなのよ!」
突然酒場の隅で飲んだくれていた女の人が叫んだ。
いや、あんたこそなんなのよ。
「お父さんをお父さんと思えないですって? 会ってもみないで何で分かるのよ!」
踊り子風の服を着た褐色の肌のお姉さんのシャウトが続く。
「そんなことはあってから心配しなさい!」
「でも、でもお父さんは……」
「どう思うかなんて気にしてちゃ駄目! あなたが会いたかったら会えばいいの!」
いいの? でも、ソラを説得してくれているので何も言わず聴くことにする。
「お父さんが会いたくないなんて言ったらこっちから子供を辞めてやりなさい!」
そんな無茶な。
「ずっと探していたんでしょ? あなたがちょっと勇気を出せば会えるのよ!」
そういうとその女の人はぎゅっと僕達を抱きしめた。
「大丈夫。あんた達みたいに可愛い子ならどんな父親だって嫌だなんて言わないわ!」

「どうやら道を見つけたようだな。」
酒場のマスターがつぶやく。
「今日のところはここで休んで明日の朝出かけるのがいいだろう。」
僕達はその言葉に従うことにした。
191甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 01:19:51 ID:zKcgBxuP0
次の日の朝、僕達は出発を告げるため再び酒場に訪れた。
「僕立ち行くよ。」
「ああ、もう迷うなよ。」
「昨日のお姉さんは?」
「彼女も出て行った。君達に感謝していたよ。」
あれ、お礼を言いたいのは僕たちの方なのに。
「あの人は父親の敵討ちの旅をしていたらしい。妹と一緒にな。」
「え……」
「だが敵討ちに失敗し、自分も危ない目に遭った。それで迷った。
このまま敵討ちを諦めひっそりと暮らした方がいいのではないか。
父親もそれを望んでいるのではないかってね。」
「……そうだったんだ。」
「だが昨日君達と話しているうちに思いなおしたわけだ。
父親がどう思っているか関係ない。自分の気持ちの問題だってな。」
あのお姉さんも道を見つけてここから出て行けたんだ。きっと敵が討てるよね。
さあ、僕達も出発だ!
192甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 01:20:53 ID:zKcgBxuP0
僕達の目の前に石像が横たわっている。
サンチョが持ち主に石像を譲ってくれるように交渉している。
ソラが石像にストロスの杖をかざす。
石像にゆっくり命が宿っていく。
僕は目の前の出来事をまるで夢を見ているかのように眺めていた。
「や、やはり王でございますね! さ、探しましたぞ。
わ、わかりますか? サンチョでございます!
おお! お気がつかれましたかっ! さあ坊ちゃんたち、お父上ですぞ。」
声をかけなきゃ。お父さんと初めてお話できるんだ。
「わー! あなたが僕のお父さんですね!
ボクお父さんのこと いっぱいいっぱい探したんだよ! 」
う、ちょっとわざとらしかったかな。ソラはどうだろう……
「はじめましてお父さん。わたしソラです。
この名前、お父さんがつけてくれたんですよね。
お父さんのことはサンチョおじさんからいつも聞かされてました。」
うわ、ぎこちない!
「そしてお母さんのことも……。」
ソラの分まで僕がしゃべらなきゃ。伝えたいことはいっぱい、いっぱいあるんだ!
「それから世界がたいへんだってこともね!
ねえお父さん! 僕たちといっしょに今度はお母さんを助けにいこうよ!
それから悪いヤツをやっつけて僕たちが世界をすくうんだよね!
お父さん、聞いて!
お父さんが残していった天空のつるぎ。僕、装備できたんだよ!」
「まあまあ坊ちゃんたち。
そんなにいっぺんにいろんなことを言われても。
ここはひとまずグランバニアのお城に戻ることにしましょう。さあソラさま。」
「はい。」
193甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 01:21:54 ID:zKcgBxuP0
その日の夜。僕は自分の部屋で今日の出来事を思い返していた。
やっと会えたお父さん。優しそうなお父さん。
覚えていないはずなのにどこか懐かしいお父さん。
不思議と僕にはお父さんが僕のお父さんだと分かる。
何故だろう……。

――ああ、そうだ。
ソラの目だ。
お父さんの目はソラの目だ。
懐かしいと思ったのは、ずっと見ていた目だからなんだ。
僕はソラのおかげでお父さんがお父さんだと分かったんだ。

そのときノックの音が聞こえ、部屋にソラが入ってきた。
「ああ、ソラ。お父さんは――」
「お父さんは私のお父さんだよ。お父さんはお兄ちゃんにそっくりだから……」
ソラも同じことを考えていたんだ。
僕たちはいても立ってもいられずお父さんの元に駆け出した。
そしたらお父さんは言ったんだ。
僕はまだ自分の置かれた状況の心の整理ができていない。
でも、お前達が僕の守るべき家族だということは分かる。
お前達は僕の大切な人、お前達のお母さんにそっくりだ――って。
なんだかみんな同じことを思ったみたいだ。

これまでソラとの2人で両親を探す旅は、
今度はお父さんと3人でお母さんを探す旅になる。
どんな大変な旅でも負けないよ。僕にはソラがいる。
そしてこんどの旅はお父さんもついているんだから!


――甘辛物語――  完
194甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 01:25:41 ID:zKcgBxuP0
やっと完結することができました。
ずっと気にはしていたのですが手がつけられないでいました。
登場モンスターがしゃべれる必要があったためほかの方とかぶりました。すみません。
タイトルと双子の名前は天空物語が借りましたが結局まだちゃんと読んでないです。

これで甘辛物語はおしまいです。
読んでくれたかたたちにお礼を申し上げます。ありがとうございました。

P.S. 『あまから』は『天』『空』の訓読みからつけたもので、特に意味はありません。
195名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/28(水) 19:36:22 ID:hP9Ecw8D0
>>179

避難所ってどこですかあ?
伝説の勇者まで読ませてもらいましたが・・・・
196名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/28(水) 20:28:16 ID:hP9Ecw8D0
おーい
気になってよめないよ
197名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/28(水) 20:52:48 ID:Zb4hgilL0
保管庫
http://www.geocities.jp/dq5ss/index.html

保管庫ミラーサイト(画像板つき)
http://smcf.xrea.jp/dq5/

どっちも機能停止してるっぽいけどね。
198名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/28(水) 21:17:24 ID:hP9Ecw8D0
ari


甘辛さんとても文才がありますね楽しかったです
またぜひ書いてくださいね いつまでも待ってます。どうもありがとう
199甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 22:08:31 ID:zKcgBxuP0
避難所は >>4のところにリンクがあるこれです。
ttp://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/game/2960/1091201564/

FF・ドラクエ板全体の避難所ですね。
200甘辛物語 ◆8fpmfOs/7w :2007/03/28(水) 22:11:57 ID:zKcgBxuP0
連続失礼。避難所の56-61が抜けている話です。
201名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 22:32:13 ID:8XycakE/0
うーむ甘辛氏、素晴らしい物語でした。感謝します。
202名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/31(土) 00:56:59 ID:PqzuqSJZ0
anaru
203名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/31(土) 18:10:51 ID:KGN3KQSD0
おおー、懐かしい作品が簡潔したか。
このスレもまだ生きているのか
204名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/31(土) 21:28:13 ID:zS4wNXDF0
いま甘辛物語全部読んだ。楽しかったです。作者の人お疲れ様でした。
205名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 18:52:15 ID:Dm+2uGFU0
さあこの流れで作品をうpしてくださいよ
206とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/02(月) 03:40:25 ID:4fC3UlBK0
第四話

グランバニア発の船に揺られて、幾数日。
テルパドールでの天空の兜にまつわる一件から、すでに半年が過ぎていた。
あれから更に各地を冒険するも、依然ビアンカ王妃の行方は知れないままだった。
しかし、エルヘブンにて魔法の絨毯と魔法の鍵を入手したのは大きな収穫であった。
現在はグランバニア王の持つ魔法の地図で確認しつつ未踏の地域を目指しているところであった。
しかし、海の強力な魔獣どもに阻まれ遅々として海路を進められない。
そろそろ、一行および船の乗組員たちにも疲弊が見え始めた頃でもあった。
そこで、グランバニア王はちょうど近くであったラインハットに寄る事を決定する。

ラインハット。
グランバニア王にとってもサンチョにとっても、良くも悪くも様々な思いのある因縁深い国である。
そして、そのラインハットにてトンヌラ、ポワンとタバサにとっても忘れられない出会いが待っていた。
207とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/02(月) 03:41:16 ID:4fC3UlBK0
「ここが、ラインハット王国なのね」

初めて来るラインハットという異国に足を踏み入れたタバサはそう呟いて周囲を見回す。
街中は幸せそうな笑い声にあふれており、行き交う人々の顔にもかげりは全く無い。
露天や店の呼び込みの声も元気いっぱいで、この国が栄えている事を良く示す。
巡回している兵士の数も多めだが、人々からよく声をかけられ、兵士も決して威圧的ではない。
治安は良く守られつつも、人々に緊張はなくただ幸せな笑顔と声があるばかり。
グランバニア同様、この国も善き政策にて良く治められている事がタバサにも良くわかった。

かつて、ならず者や魔族とまで手を結び危険な軍事国家への道を歩もうとしていたとは信じられない。

「かつて、まだ王子だったグランバニア王と、ここの王子様によって今みたいになったと聞くけど…。
 トンヌラとポワンのお父様って…いつも思うけれど、本当に凄い人なのね」

感心して振り向くと、しかしそこにトンヌラはいなかった。

「お兄ちゃんなら、あの向こうの方に走っていったよ…あ、戻ってきた」

勢い良く戻ってきたトンヌラは、ポワンとタバサの顔にぐいっと空に浮かぶ雲のようなものを突き出す。
208とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/02(月) 03:42:57 ID:4fC3UlBK0
「いい臭いがするなーと思って向こうを見てたら、ワタガシ売ってる露天が見えたんだ!
 というわけでホラ、これ二人の分っ♪…ああそうそう、ボクのおごりでいいよっ」

二人にワタガシを渡すと、上機嫌で自分の分をほおばるトンヌラに二人は同時にくすりと笑う。
ポワンとタバサ、大部分において違いはあるものの、色々なところで本当の姉妹のようだった。

「ありがとう、お兄ちゃん。いただくね」
「ありがとう、トンヌラ。ご馳走になりますね」

二人は同時にトンヌラにお礼を言って、同時にワタガシをほおばる。
口に甘いニオイと味が広がって、とても幸せな気持ちになれる。

「トンヌラ王子、ポワン姫、タバサ様。お父上が皆に綿菓子を買ってくれましたよ、おや…?」

三人が振り向くと、一行の分の綿菓子を抱えたサンチョとグランバニア王が目をキョトンとさせていた。
しばらくして一行はまず宿屋で部屋を借りてから、ラインハット王城にて謁見する準備を整える事にした。
209とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/02(月) 03:44:07 ID:4fC3UlBK0
男性陣とは別に借りた部屋でポワンとタバサは、一つの着衣一式をじーっと見つめていた。
はーっ…とやるせないのがよくわかる深いため息をつくタバサと、苦笑いするしかないポワン。

「どうしても着なければダメでしょうか、これ…?」

タバサが「これ」をつまみあげて、げんなりした表情で懇願するようにポワンのほうを向く。

「気持ちはわかるけど、手持ちでそれが一番キレイな服だよ?…今までの服はもうボロボロだし」

再びため息をつくタバサが、うさぎの耳に似たもののついたヘアバンドをつけて鏡を見る。

「テルパドールで届けられたインテリ眼鏡は特に疑問を感じませんでした。
 エルヘブンで届けられた魔法のそろばんは、むしろありがたかったです。
 でも、これは…これは、何か違うと思う…というか、危険なニオイがしてなりません、うん」

うさ耳バンド、バニースーツ、銀のトレイ、網タイツ。
それは、魅惑のバニースーツ一着だった。しかもタバサのサイズにピッタリの。
ちなみに、バニー一式と共に送り主であるルドマンからの手紙が同封されていた。

「我が愛しい孫娘よ、それを着てラインハット王城に向かうのだ。さすれば素敵な出会いが待っていよう」
210とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/02(月) 03:45:42 ID:4fC3UlBK0
「ルドマンおじい様…一体、私っていうか、8歳児に何を期待しているんでしょうか」

遠い目で故郷の方角を恨めしげに見つめる、切ない8歳児の魔女っ娘タバサであった。

ところ変わって、ラインハット王城謁見室。
ラインハットを治めるデール王とグランバニア王が握手を交わしながら話しこんでいる。
タバサは、自分に突き刺さる視線が痛い。
王と話し込むグランバニア王の後ろで、タバサたちは皆肩膝をついて頭を低くしている。
宿を出てから入城してもなお、自分に刺さる視線が痛い。
やがて話が終わり、上階の部屋にいるヘンリー夫妻に謁見する事になり、皆が静かに立ち上がる。
バニースーツに刺さる、周囲の大臣や兵士たちの視線が痛い。
本当は、城下町で適当なちゃんとした服をみつくろってそれで行こうとしたのだけれども。
宿を出る直前に、ご丁寧にルドマン家のメイドたちが待ち構えていて無理やり着替えさせられた。

「ルドマンおじい様、タバサは一生お恨みします…うっううう…」

半泣きで、ラインハット王城の城内を進んでゆく。
やがて上階のヘンリー王子の夫妻が住む一室の前に辿り着き、皆に続いてうなだれながら入る。

「誰だ、お前っ!?」

すると、すっとんきょうな子供の声が聞こえて、それまで恥ずかしさでうつむいていた顔を上げる。
そこには、身なりのいい格好をしているけれども、何だか意地悪そうな顔つきの男の子がいた。
211とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/02(月) 03:53:16 ID:4fC3UlBK0
ヘンリー夫妻とお茶を飲みながら、グランバニア王たち大人たちの再会の喜びの時間が過ぎてゆく。
先ほど、すっとんきょうな声を出した男の子はコリンズ王子。ヘンリー夫妻の息子だという事だった。
もう先ほどのように視線が刺さってはいないものの、コリンズ王子にはさっきから見つめられていた。
ただ物珍しくて見るならともかく、視線をたどると胸とか足とかにいってるのがタバサは耐え難かった。

「へぇ、サラボナのタバサちゃんっていうのか。凄い格好してるから何事かと思ったよ」

ヘンリー王子のもっともな発言に、乾いた笑いを返すしか出来ない。
もうさっきかずっと顔が耳まで熱い。きっと、それはもう真っ赤になってしまっているんだろう。
出されたお茶は、高級なハーブティーだとはわかるけれどイヤな緊張で味がわからない。

「お子様が、似合わない背伸びなんかするんじゃねえよ」

コリンズ王子が、ふん、と鼻を鳴らしてそう言った瞬間にタバサの中で何かが切れた。

「炎の精霊よ、契約にもとづき我が手に邪悪なる者を焼き尽くす怒りの炎を貸し与えたまえ」

すうっと上に高々とかかげた人差し指に中級火炎魔法メラミの火球がごうっ、と現出する。
212とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/02(月) 03:54:49 ID:4fC3UlBK0
「わあぁー!タバサちゃん、ストップストップ、落ち着いてー!」「ま、魔封じの杖何処だー!」
「こ、この馬鹿、コリンズ、謝れ、早く謝れ!」「タバサ、コリンズ君を殺しちゃダメー!」

再会の喜びのお茶会が一転、修羅場になりかけた。

「悪かった。ゴメン」

ひきつった笑顔で無理やり頭を下げさせるヘンリーと、とりあえず拝むような姿勢で謝るコリンズ王子。
とりあえず、その場は何とか丸くおさまったが、タバサは完全に恥ずかしさで涙目だった。
下を向くと、あふれそうな涙と鼻水がこぼれしまいそうだから、そっぽを向きつつ顔を上に上げる。

「…もう、いいです。無作法な視線と発言を以後謹んでいただければ」

つい、と横からポワンが差し出してくるハンカチを受け取って涙と鼻水を音を立てないようにして拭う。

「あー…あれだ、子供は子供同士で一緒に遊ぶのが一番だろう。
 よし、コリンズ!トンヌラ王子とポワン姫、タバサちゃんたちに城を案内してあげなさい」

気まずい空気を何とかしようと、ぽんと手を叩いたヘンリー王子により、子供だけになった。
213とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/02(月) 03:55:48 ID:4fC3UlBK0
「…おい、タバサ」

いきなりコリンズ王子に呼び捨てで呼ばれて面食らっていると、体に何かかけられる。

「本当はその格好、イヤなんだろ?しょうがないから俺のマント貸してやるよ」

ふん、と鼻を鳴らしつつも何だか恥ずかしそうなコリンズ王子に三人はキョトンとしてしまった。
グランバニア王城とはまた違った趣のラインハット王城を進んでいく子供たち四人。
イタズラ好きで、手を焼かせるけれどもコリンズ王子は大人たちに可愛がられている様子だった。
だけれど、トンヌラとタバサはさっきから妙だと気づいていた。
王城には王族だけでなく貴族たちも住んでいるはずだが、子供の姿が全く見えない。

 −もしかして、同年代の子供の友達がいなくて、あんな態度とってしまうのかな。

トンヌラはだんだんコリンズ王子と気が合って来た様子だけども、女の子二人には評判が悪い。

 −ポワン、あんな無神経でいじめっ子の顔してる子は嫌いだもん。
 −タバサも、右に同じです。そもそも助平な視線で無遠慮にじろじろ見つめてくる殿方は論外です。

「あのなぁ…全部聞こえてるぞ、お前ら」
214とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/02(月) 03:57:14 ID:4fC3UlBK0
謁見が終わり、ラインハット王城を出た時にはすでに空は夕焼け模様だった。
タバサの手には、コリンズ王子からお詫びと称して強引に渡された帽子があった。

風の帽子。

清らかな青に品のいい金と宝玉の装飾と、可愛らしい羽飾りがあしらわれたもの。
一種のマジックアイテムであり、瞬間移動呪文ルーラの効果を無制限におこなえる逸品。

「…口は悪いし無神経だし助平だけど、意外と義理堅くて優しいところがある、のかな?」

王城に至る街道を城下町へと歩きながら、タバサはそんな事をぽろりと呟く。

「えぇ〜…さっきも言ったけど、私はコリンズ君ってわがままで好きになれないなあ」

ポワンの遠慮無しに嫌悪感むき出しの台詞に、苦笑いで返す。

 −ルドマンおじい様の言ってた素敵な出会いって、もしかしてこれの事だったのかなぁ。

そう思いながら物問いたげに上を見上げるも、夕焼け雲は何も答えてはくれない。
トンヌラ、ポワン、タバサ。
天空の勇者の血をひく子供たちの冒険は、まだ続くのであった。

続く
215とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/02(月) 03:58:15 ID:4fC3UlBK0
LVアップ!
タバサ LV34 人間 女 魔女っ娘☆バニー
魔法のそろばん バニースーツ 銀のトレイ うさ耳バンド インテリ眼鏡 網タイツ
メラミ マヌーサ・ラリホー・マホトーン・メダパニ・ボミオス・ピオリム べホマ
レミーラ レミラーマ 盗賊の鼻 フローミ みる

遅咲きながらも天空の勇者とその仲間たちの血が開花し、そろばん系の武具を扱えるように。
ステータスも、相変わらず賢さやMPに素早さが高い上昇率を見せるものの落ち着いてきた。
また、戦闘中およびダンジョン探索時に役立つ補助呪文や特技もモリモリ習得。
祖父ルドマンに贈られたバニー一式も、しっかりグラフィックに反映されている。
本人は何だか危険なニオイを感じるし恥ずかしいのだが、けっこう守備力が高いので仕方なく装備。
相変わらず複数に対しての攻撃呪文や特技は覚えられないがアイテム類でカバーしている。
どうやら自分は柄の長い武器に関しての才があるようだと気づきつつある。
最初から持たされている「マトリフの書」にて気になる記述を発見、更に読み進めている。
216名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/02(月) 18:28:50 ID:Bm6AhezX0
76 名無したん(;´Д`)ハァハァ sage New! 2007/04/02(月) 00:59:29 ID:24pdv1CH
2年前に発表されてから、まだ全然開発進んでなさそうだなw。
http://koneko-club.web.infoseek.co.jp/toppage/20050401/nanakono123.htm
217名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/02(月) 18:37:45 ID:JAoRbdhZO
>>216
だって、発売予定20005年wだろ?
そりゃ、まだまだ先だ、バロス
218名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/02(月) 20:35:50 ID:Bm6AhezX0
メドローア輸入は勘弁
219名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/03(火) 01:33:26 ID:tI8FuJQ60
何か、このスレにおいて根本的に決定的なものを間違えてる気がしてきた。
220名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/03(火) 17:54:05 ID:Q36KTTjh0
どういうmeanですかな?
221名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/04(水) 19:36:14 ID:JfwZxZsU0
222名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/04(水) 22:21:50 ID:qLVLAZmF0
双子の会話に(・∀・)ニヤニヤしてしまう

リメイクは偉大だ
223名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/04(水) 23:32:02 ID:+izxvXzU0
>>222
同志よ!漏れもだ!
しかも声無しの文字媒体だから余計に萌える。
声有りだと演技力や声のイメージひとつで良くも悪くもなってしまうし。文字のみでこれほど萌えるとは思わなかったけどなあ…
王子も王女もどっちも鬼可愛い・・・おかげで元々ロリな奴だったが、ショタにまで目覚めちゃったキャハ。
スタッフは神だ・・・!
しかしあの台詞量の膨大なこと・・・シリーズ最大の台詞量だなや(*´Д`)
224名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 12:51:09 ID:K2k8MqajO
それも狙いだったのかもな。
225名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 22:14:22 ID:Lh5e/mkz0
この会話って魔界についた直後だったっけ

「ど…どうしよう…。わたし ちょっとこわい…。」
「がんばれ。ボクがちゃんと守ってやるからな。」
「お兄ちゃん…。」
226名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/07(土) 15:20:34 ID:emn2KMrQ0
なんか娘がどっかの町で「パパと一緒にお風呂に入るのはイヤ!」みたいなこという気がするんだけど、どこだっけ?
227名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/07(土) 21:06:57 ID:zYcnmn7J0
>>225
魔界転送後の祠に到達した時の極短い期間の掛け合い。一度でも外に出たらもう見れないよ。
何人も見逃した奴がいるそうな・・・
恐がる王女にも萌えたが、それ以上に王子の男らしさ、兄らしさに燃えた・・・!

>>226
それかは知らんが、夜のグランバニアで
「えっ、お風呂ですか?ひとりで入れます。お父さんとじゃ恥ずかしい……」
というのはある。8歳で既に恥じらいを持ってるとは(;´Д`)ハァハァ
母救出後なら「お母さんと入ります」に変わる。娘を持つ父の夢は潰えたわけか
228名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/07(土) 23:02:18 ID:hIah+LTM0
>>227
そんなにレアな会話だったのかw
子供の会話は面白かったから
場面変わるごとに「はなす」やってたな。
母はパーティに入れてなかったけど、子供は常に入ってた
229名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/07(土) 23:07:03 ID:emn2KMrQ0
>>227
dクス!

やっぱロリ・・・
やっぱロリがいいな
いや待てよ・・・やっぱりショタか・・・
やっぱりショタがいいか
いややっぱりロリか・・・ロリが
いや・・・それよりもショタ・・
230名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/08(日) 01:41:32 ID:WNMdRudDO
>>229
うるさいよww
231名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/08(日) 09:42:31 ID:AiJxWEBV0
>>229
とりあえずロリもショタも両方いくと(・∀・)イイ!よ。
素直になれ。お前は虎になるのだはぁ
232名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/11(水) 19:01:38 ID:2lZqp0tFO
一応保守しとこう。
233名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/11(水) 22:04:19 ID:uDdGZwer0
234名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/13(金) 00:57:27 ID:AGCNoJZg0
干す
235名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/13(金) 22:56:41 ID:L8izCdRU0
236名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/14(土) 13:57:02 ID:7lLFDF1C0
5主「父さん新しい呪文をマスターしたんだ」
双子「見せて見せてー」
5主「バギムーチョ!!」
237名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/14(土) 14:39:21 ID:Qp4mUS91O
新呪文はふざけてるとしか思えない。
238ポーソフリー:2007/04/16(月) 01:43:04 ID:Zz0KxVQ+0
保守
239名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/16(月) 10:32:44 ID:CiBT7g2q0
X主人公にはグランドクロスがあると期待してたのは俺だけ
240名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/16(月) 19:58:02 ID:jx82WAVm0
>>236
しかし王子は「かっこいい!」とか言いそうな
241名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/16(月) 22:45:28 ID:s0NfppNCO
天使なレックスと悪魔なタバサで話を作れないものか。

素材的には面白そう。
242名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/17(火) 21:00:21 ID:zJ2LBGNM0
どんな手を使っても兄貴とヤりたい妹の計画・・・で話し書いて
243名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/18(水) 18:30:07 ID:yBD229yAO
>>242
どちらかというと
ここでは相応しくない内容だと思う。

ただ単にタバサが意地悪てんなら構わんけど。
244名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/18(水) 20:13:30 ID:/Yrp9MVA0
ここは単なる板違いのエロパロスレなのか、それとも全年齢向けのドラクエVネタスレなのかわからなくなる。
過去レスに、なんかエロゲーらしきショタゲーのアドレスが張られてるしな。
245名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/19(木) 00:39:45 ID:0ancs78h0
こう言っちゃ悪いがPS2リメイク以降、
やたらエロを求めるキモイ奴らやクレクレが入ってきて職人らしい職人が撤退した。
どう見ても他のキャラ萌えスレとは別物になっている。
最萌トーナメントの頃の様な盛り上がりは二度とないだろうな。
246名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/19(木) 01:33:34 ID:s2Dt1/9T0
>>245
PS2リメイクで王女の何処のエロゲだっつう重度のブラコンな台詞連発で悪寒が走った。
それで、性能は使えるんだが王女は置いていった事がある。今はもう慣れたがな。
247名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/19(木) 02:17:05 ID:eq9RsNBC0
そうかあ?
双子スレって元々エロかったぞ、むしろ王子関係がw
248名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/19(木) 08:36:29 ID:YB3F6gTu0
つーかそんなに嫌悪するなら話しかけなきゃいいだけじゃね?
会話は必須じゃないんだから。話しかけなきゃSFC版のまま。
漏れはあの会話に胸キュンだがな。双子セットでな。
エロ欲しい時は己で量産するし。
クレクレ言ってる連中もそんなに欲しいなら自分で量産すればいいのにな。
249名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/21(土) 05:11:48 ID:vO2N9zKs0
原作では王女は王子のこと名前で呼んでたくせに
リメイクで追加されたセリフはすべて「お兄ちゃん」。

双子なのにきも〜いと思った。狙いすぎ。
250名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/22(日) 02:55:33 ID:ZD6CtyM20
>>249
全てじゃない。名前で呼ぶところもある。
「双子だから」お兄ちゃんと呼ぶのがおかしいと言うなら、4のミネアがマーニャを姉さんと呼ぶのもおかしいんだな。
まあ嫌なら嫌でいいんじゃない?そんなに「きも〜い」ならやらなきゃいいだけだし。
251名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/22(日) 09:27:31 ID:qy6mwAn60
>>249
その原作とのギャップに萌えると誰かが言っていた
252名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/22(日) 10:19:41 ID:Cojp5x1C0
>250
誤解している人が多いが、マーニャとミネアは双子ではない
253名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/22(日) 11:46:15 ID:ZD6CtyM20
>>252
マジか・・・!?
wiki中・・・・・・確かに「双子」という文字はどこにもない。
96へぇ。
254名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/22(日) 13:53:25 ID:fwiQzDI40
むしろなぜマーニャとミネアが双子だと思ったのかを知りたい
255名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/22(日) 22:11:20 ID:T2EZz/SC0
このキチガイスレッド、なんなの
頭がおかしくなりそう

256名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/23(月) 19:10:55 ID:SAb+Wc4M0
tonnnuraさんつづきまってるんだけど。
257とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/24(火) 01:58:10 ID:Dx2MYxAN0
>>256
何だかSS保管庫にある作品群とは全然違う、ただ板違いのエロだけしかここで求められてない気がして、それで止めてたよ。
ただ、一人でも続きを待ってくれてる人がいるんなら喜んで最後まで書かさしていただきます(・ω・)
258とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/24(火) 04:09:54 ID:Dx2MYxAN0
第五話

「怒りの精霊よ、我らに仇なす悪しき者どもを引き裂く裁きを…イオラッ!」

ポワンの中級爆裂呪文イオラの詠唱に従い、その場の大気が震えつつ空に高熱を伴う光弾が集まる。
モンスターたちは、攻撃呪文の射程範囲から逃げる暇も伏せる暇もなく、炸裂する爆炎をもろに受ける。
対峙しているモンスターはメガザルロックが三匹とアンクルホーンが一匹。
今のポワンの強烈な一撃で、モンスターたちは総崩れになっている。
メガザルロックのうち一匹が、自己犠牲呪文メガザルを唱えて仲間を回復させようとしている。

「大地の精霊よ、我が求めに応じて彼の者達を圧倒的なる重みで縛らん…ベタンッ!!」

回復の隙を与えまいと、ポワンに続いてタバサが覚えたばかりの重力呪文ベタンを唱える。
瞬間、モンスターたちのいる場所だけ異常重力が発生しモンスターたちを巻き込み地面が陥没する。
タバサのベタンの威力により、メガザルロックたちは陥没した地面の底で次々に気を失い沈黙していく。
もはや、残るは未だ目から闘志を失っていないアンクルホーン一匹のみ。
陥没した地面の底から、アンクルホーンが雄叫びと共に恐るべき跳躍を見せてタバサに飛びかかる。

「させるかぁッ!」

しかし、そこへ飛び込んできたトンヌラがアンクルホーンに盾をぶつける形でタックルをかまして止める。
259とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/24(火) 04:10:52 ID:Dx2MYxAN0
アンクルホーンがうるさそうにその丸太のごとき太い腕でトンヌラの身を横殴りに弾く。
弾かれながら、トンヌラは空中で自分の身を回転させて、その威力をのせた回し蹴りを繰り出す。
その回し蹴りは思わぬ反撃だったのか、アンクルホーンの顔面に直撃する。
よろけるアンクルホーンを見て、トンヌラは空中で強引に体勢を整え、続けざまに拳と蹴りを繰り出す。
一撃一撃の威力は軽いものの、落下中の空中で乱発できるほどの高速の拳と蹴り。
蹴りでアンクルホーンを押し出す形でトンヌラは着地するが、アンクルホーンは地面に叩きつけられる。
そのままトンヌラは背中に背負った天空の剣の柄に手を伸ばし、剣の間合いに距離をとる。

「お、おのれ…妖精の森を汚す人間どもめっ!これでも、くらえいぃぃ!」

程なくして起き上がってきたアンクルホーンが、怒りの形相で両手の間に呪文の炎を作る。

「光の精霊よ、己を省みぬ輩どもに苦痛を与える業火を我が手に…ベギラマあぁぁぁぁッ!!」

中級閃熱呪文ベギラマ。多くの魔物や魔法使いが得意とする、もっともポピュラーな攻撃呪文である。
しかし、発動する寸前にベギラマの業火はアンクルホーンの両手の中でふっと消えてしまった。
白目をむいて、その場に前のめりに倒れるアンクルホーンの背後にグランバニア王がいた。
グランバニア王が、その手のパパスの剣の刃の無い刀身の反身の部分でみね打ちにしたのだった。
260とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/24(火) 04:11:54 ID:Dx2MYxAN0
「お父さん、ありがとう!」

戦いが終わったのを感じて緊張した構えをといたトンヌラのもとに、ポワンとタバサが駆け寄ってくる。

「お父さん、お疲れ様でした」
「お疲れ様でした、グランバニア王」

それを見てとって、後方で馬車のそばで待機していたサンチョたちも駆け寄ってくる。

「ぼっちゃんたち、お疲れ様でした。…さて、後はいつも通りに…ですかな」

サンチョの言葉にグランバニア王はこくりと頷く。

「うん、いつも通りに、この魔物さん達を手当てしてあげて…それから先を急ぐんだよね!」

完全に気を失っている、今しがた戦っていた相手をチラリと横目で見てトンヌラがそう言う。
261とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/24(火) 04:12:41 ID:Dx2MYxAN0
「憎まず、殺さず、赦しましょう、でしたか。…このサンチョ、ぼっちゃんのそんな考え方が好きですよ。
 ただ優しいだけなら誰でも出来ますが、その身命を賭して優しくある事に覚悟を決めるのは難しい」

「ボクも、そんなお父さんが大好きだよ!
 だって、そんなお父さんだから色々な魔物さんがいっぱい仲間になるんだよね」

「私、本当にお父さんがそういう人で嬉しいです。だって、私も魔物さんたちが好きだから」

「グランバニア王のそんな姿勢は、ただエルヘブンの民の血を引いているからだけでは無いのですね」

そんな会話を交わしながら、全員で手分けして手当てを施していく。
やがて、トンヌラが最後にアンクルホーンを手当てしている最中の事。

「…何をしている、人間」

その声にトンヌラが手当てしていた手をふと止めると、寝転がされていたアンクルホーンが上体を起す。
262とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/24(火) 04:14:06 ID:Dx2MYxAN0
「何故、殺さない…そればかりか、こうして手当てまでするとは一体どういうつもりなのだ」

警戒している表情で疑問を投げかけてくるアンクルホーンの目をじっと見据えてトンヌラが答える。

「だって、僕達は本当は敵なんかじゃないから。
 この森に来て、こうして妖精の村を目指しているのだって、天空のお城を蘇らせるためだから」

じっと真剣に見つめてくるトンヌラの台詞に、アンクルホーンはわずかに眉を片方だけ上げる。

「…私、ポワンと言います。トンヌラの言うとおり、私達は敵なんかじゃありません。
 私達、ただ行方不明のお母さんを探しているだけなんです。そのために旅をしてきたんです」

そっと歩み寄ってきて静かにその場に両膝をついて話しかけてくるポワンをアンクルホーンは見つめる。

「ふむ…どうやら、罪無き妖精たちを捕らえるために侵入してきた悪しき者どもでは無いようだな。
 して、トンヌラといったか…トンガリ頭のちんまい坊主、ちょいとその剣を我輩に見せてみろ」

アンクルホーンに頷いて、トンヌラは背中から鞘ごと天空の剣を外して渡す。
263とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/24(火) 04:23:44 ID:Dx2MYxAN0
渡された天空の剣を鞘からそっと抜いて、アンクルホーンはやけに熱心に観察している。

「この剣に施されている意匠、妖精の村の図書館で読んだ本で見たことがある…。
 もしや、わぬしら…今、世界を覆わんとする暗雲を晴らすために遣わされた天空の勇者たちか」

アンクルホーンの言葉に、その場の全員が同時に、真剣な表情で深く頷く。
天空の剣を丁寧に鞘に戻してトンヌラに返した後、アンクルホーンは目を閉じて何かを考えていた。

「…全て、話を聞かせてみよ」

やがて目を開いてそう言ったアンクルホーンの正面に、グランバニア王が座って全てを話し始めた。

「我輩はアンクルホーンである。名前はアンクル。今日より、わぬしらの仲間となろう…!」

アンクルの先導で妖精の森を進み、やがて一行は妖精の世界へと辿り着いた。
昼間でも暗い森から一転、清らかな光に満ち春のにおいのする風と桜色の大地。
そしてここでも、天空の勇者の血をひく子供たちにとって忘れえぬ出会いが待っていたのだった。

続く
264とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/24(火) 04:25:04 ID:Dx2MYxAN0
LVアップ!
タバサ LV39 人間 女 ルドマンの孫娘
魔法のそろばん 魔法の前掛け キトンシールド 風の帽子 インテリ眼鏡 
メラミ ベタン マヌーサ・ラリホー・マホトーン・メダパニ・ボミオス・ピオリム べホマ
レミーラ レミラーマ 盗賊の鼻 フローミ みる インパス

努力の甲斐あって、ようやく広範囲にダメージを与える手段として重力呪文ベタンを習得。
この呪文は普通に魔法使いをやっていて覚えられる呪文ではなく、マトリフの書にしか記されていない。
高い魔法力と素早さを維持しながらも、少しずつ魔法のそろばんによる棒術をも会得しつつある。
棒術の師匠は、杖をも自在に使いこなすグランバニア王である。
不得手があるものの高い成長力を見せていたタバサだが、ここに来て能力の伸びが落ち着いた。
ベタンを覚えたとはいえ、タバサの役割は旅におけるパーティの間接的支援なのは変わらない。
265名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/24(火) 18:57:56 ID:d0r16cdUO
>>258-264
GJ

>>257
そういうのは全然スルーして構わないよ。
この板ではいかがわしいSSはアウトだと俺も思うし。

これからも頑張って下さい。
266名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/24(火) 23:06:58 ID:iJ7ZLOe90
すまん、つづきはできるだけはやくしてくれ。頭から余韻が消える前に
267名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/24(火) 23:11:29 ID:DyJ/oQRh0
GJ!
続きを期待してます
268名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/25(水) 20:42:29 ID:zg/Jml/o0
269名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/25(水) 22:38:55 ID:zg/Jml/o0
ダイ大の技をいれるなら王子にギガブレイクを習得させねば
270名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/26(木) 21:00:39 ID:T05M+qxm0
271名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/28(土) 00:39:13 ID:aoVNH/UK0
ほしゅアゲ
272とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/29(日) 17:32:00 ID:qCZIKpnv0
第六話

「神の城が再び天に昇り、世界に平和が訪れる時を心からお待ちしています」

質素だけども品が良く可愛らしい彫刻と飾りつけの施された玉座で、妖精ポワンは丁寧に頭を下げた。
それを受けて、グランバニア王も片膝をついて礼と敬意を込めて頭を下げる。
グランバニア王にならって、後ろに控えていたトンヌラ王子たちも同じようにポワンに礼をする。

トンヌラたちは、ここ妖精の村にて長のポワンに謁見してきたところだった。
村の長とは言え、妖精の世界にて季節の変化を司っているので、ポワンは実質、女王に近い立場。
もう一つ、グランバニア王が幼少時代に訪れた時の春風のフルートにまつわる冒険にも関係していた。
しかしどうにも、自分の妹と目の前にいる小さな妖精が同じ名前なのでトンヌラたちは困惑もしていた。

ところで、トンヌラはさっきから気になって仕方が無かった。
ポワンの横で、じっとトンヌラを見つめてきている妖精の少女の視線が、である。
あまりにもじっと見つめてきているので視線を返すと、にっこりと微笑んでくる。
妖精というのは美形揃いなので、対面するだけでも照れるのに微笑まれるとどうにも恥ずかしい。
自分の父であるグランバニア王と話をしているのを聞く限り、ベラという名前らしかった。
突然、話の最中にベラがくるりと自分を向いてマジマジとさっき以上に見つめてくる。

(い、いったい何だろう…さっきから見つめてきて、恥ずかしいったらありゃしないなあ)
273とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/29(日) 17:32:46 ID:qCZIKpnv0
謁見をすませ、妖精の村の宿屋で部屋を借りて旅の疲れをとる。
トンヌラは木で作られた質素なベッドに寝転がりながら、考え事をしていた。

(さっきのベラって子、謁見が終わって出る時も最後まで僕の事を見てたなぁ)

本当に何だったのだろう、と腕組みをして寝返りを打ってみるもやっぱりわからない。
父に聞いてみようかとしたが、サンチョとこれからの旅の方針を話し合っていたのでためらわれた。
身体を起し、ベッドの上であぐらをかいて座りながら、横目で窓から外の景色を見てみる。
窓の外には、さきほど訪ねた、桜の花が咲き乱れる不思議な大樹で作られた妖精の館が見える。
ふと、イシスで天空の兜から逃げ出した時の事を考える。
自分は果たして、あれからどれだけ強くなれたのだろうか。どれだけ皆が待ち望む勇者に近づけたのか。

未だに自信はない。

確かに自分は天空の武具を扱える、勇者の証である電撃呪文デイン系も扱えるようになった。
戦いにおいても、よほどの事が無い限りは8歳の身空でかなりの魔物と渡り合うことも出来る。
客観的に自分を見ると、普通の子供では到底有りえない武芸の才に加え戦闘経験も重ねてきた。
それでも、祖父パパスや父が命を賭けて探し、世界の危機を救うと皆が待ち望んだ勇者と名乗れない。
小さい頃から聞かされてきた勇者という存在の大きさ、人々の期待の大きさに応えられる自信がない。
ただ、自分がパパスや父や母の血をひいている事、その事実にだけは確かに誇りを持てるけれども。
274とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/29(日) 17:33:33 ID:qCZIKpnv0
伝説の、天空の勇者と同じ偉業を自分が果たせるとはとても思えない。
目の前にある戦いや、確実に世界を蝕みつつある光の教団の脅威から逃げる気は欠片もない。
怖いけれども、その影に怯えをおぼえるけれども、妹や家族や仲間たちを思うと勇気がわいてくる。

心に、勇気はある。

あるけれども、どうしてパパスや父じゃなくて自分が勇者として選ばれたのだろうとも考えてしまう。

「お父さん、サンチョ。…僕、ちょっと外を散歩してきます。この世界の事もよく見ておきたいし」

(ウジウジ考えてるのって、やっぱり僕らしくないよね。)

宿から出て、少し歩いてると妖精たちが立ち話していたり生活の営みをしているのが目に入る。
中には、スライムなど魔物や人間の老人とお茶を囲んでいる妖精の姿も見える。
少なくとも、この妖精の世界には自分の知っている世界にある闇の足音は無い。

「そういえば、お父さんが昔よりも妖精の姿が減ってるって言ってたけど…何でだろう?」

ふと、そう口に出して呟いた時、妖精の森でのアンクルの台詞が頭によみがえる。

  罪無き妖精たちを捕らえるために侵入してきた悪しき者ども…

まさか、と考えて首を横に振って否定しようとする。妖精を捕らえるなんて、一体誰が何のために。
275とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/29(日) 17:34:17 ID:qCZIKpnv0
「残念だけど、そのまさかなんだよね」

声に振り向くと、そこにはあのベラがいた。自分に気づいたのを見とめるとトンヌラへ軽く手を振ってくる。

「トンヌラ君、だよね?ちょっと、ベラおねーさんとお話しよ、ね?」

そう言われていきなり手を掴まれると、たちまち凄い勢いで何処かへ連れられていってしまった。
そうして連れてこられたのは、桜の大樹の館に至る道の途中の池のほとりだった。

「えっと、あたしはベラ!聞いてるかもしれないけど、昔トンヌラ君のお父さんと冒険した事もあるのよ」

やっと手を離してくれて、そうニコニコと無邪気に自己紹介してくるベラにトンヌラは当惑していた。

「あ、うん。僕はトンヌラ。改めまして、グランバニアの…王子です」

旅暮らしが長かったのとトンヌラ本人の性格のせいか、どうしても王子と名乗る事にためらいがある。

「うん、聞いてる!そんでもって、この時代での天空の勇者様なんでしょ?」

ベラの、疑いの全くない、天空の勇者、という単語にトンヌラは少しうつむいてしまう。

「確かに伝説の天空の勇者の血をひいてはいるけど…まだ胸をはって勇者を名乗れる自信ないから」

ん?とまたじっと見つめてくるベラの視線から逃げるように目をそらすトンヌラにベラは首をかしげる。
276とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/29(日) 17:35:14 ID:qCZIKpnv0
「君のお父さんから聞いてたけど…本当に、勇者の資格があるのに勇者だって自信がないんだね」

ベラがそう言いながら、その場にある木の切りかぶで作った椅子に腰掛けるのにトンヌラもならう。

「自分で言うのもなんだけど、同じ年の普通の子供よりは僕はずっと強いと思う。
 強いんだろうけど、それだけじゃだめなんだとも思うんだ。
 だって、今すぐ世界を救ってみせろと言われても、僕、なんにも出来ないもの。
 今だって、この村から妖精が減ってる理由もわからないし、すぐ何とかできもしないしさ。
 かつて世界を救った伝説の天空の勇者みたいな力なんて、僕、なんにも持ってないんだもの」

本当に自信なさそうに、自分の手を見ながら話すトンヌラにベラはあごに手をあてて考える。

「んー…トンヌラ君は、人に勇気を分け与えてあげられる人だって、君のお父さんが言ってたよ」

そのベラの言葉に、トンヌラは首を横にふって話を続ける。

「それは、逆だよ。いつだって、僕のほうがお父さんや妹やみんなから勇気を分けてもらってる」

トンヌラがそう言うと、ベラは不意にトンヌラの手を両手で包み込むように握ってくる。

「トンヌラ君、やっぱり勇者だよ。その言葉を言えるんだから、間違いなく勇者だよ。
 だって、色々な人たちとお互いに勇気を分け与えあえるなんて、やっぱり勇者だと思うよ。
 勇気ある者こそが勇者だってのも間違ってはいないけど、勇気を分け合える者も勇者だと思うもの」
277とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/04/29(日) 17:36:14 ID:qCZIKpnv0
ね、とにっこり微笑んで強く頷いてみせるベラに、トンヌラは少し涙がにじんでしまう。
イシスでの一件以来、ずっと自分の胸にあった不安をベラの笑顔と言葉がすっかり晴らしてくれた。
自分の手を包み込んでくれているベラの手に、トンヌラはそっと自分のもう片方の手を重ねる。

「ありがとう、ベラさん。勇気を分けてくれて。僕、今なら…今なら、勇者だって胸をはって言えると思う」

微笑んでいるベラに、トンヌラも精一杯に微笑みを返してそう言う。
何だろう、とても不思議な気持ちだった。何だかとても幸せで、でも何故か胸が少し痛くて。

「じゃあ、勇気のオマケ!これからもトンヌラ君がずっと勇者である事に自信を持てるように」

不意に目をつぶって、自分の唇にその唇を重ねてきたベラにトンヌラは固まってしまう。
凄く驚いたけれども、ベラを離す気になれない。逆に、もう少しだけこうしていたいと思ってしまう。
やがて、びっくりして見開いてしまっていた両目を静かに閉じると、世界が静かになった。

ところで、そんな二人の様子を物陰から盗み見していた二人組がいた。

「あ、あ、あ、あんの年増あぁぁぁぁっ!わたしのお兄ちゃんのキスを奪ったあっ…むぐっ」

「もう、本当にブラコンなんだから…いいから、今は二人をそっとしといてあげようよ?」

暴れだすポワン姫と、それを羽交い絞めにして押さえつけるタバサであった。


続く。
278フリオニール:2007/04/29(日) 22:05:45 ID:Vj8U+zll0
ここにドラクエ5について書かれていますよ。
http://homepage3.nifty.com/ffdq/dq5.html
279名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/29(日) 23:52:55 ID:0TrpNtbw0
とんぬらさん相変わらずGJ!続きも期待してます
280名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/01(火) 06:45:06 ID:+XDvn3HIO
保守
281名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/01(火) 21:47:10 ID:EDvbiqDv0
つまんね
282名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/02(水) 00:00:25 ID:28OCGXLT0
>>278
ttp://homepage3.nifty.com/ffdq/profile.html
いてええええっwwwww
283名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/02(水) 23:34:44 ID:WeKyvIPoO
一応保守
284名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/02(水) 23:37:48 ID:sJ1ZXqA00
とんぬらさん、GJ!
ベラとトンヌラのキスに萌えました!
ヤキモチ焼いてるポワンも良いっすねwww
さすがですwww
285名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/02(水) 23:45:02 ID:6No+BssL0
このままハードsexにいって書いてよ
286名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/03(木) 00:59:34 ID:oc8aQS+aO
>>285
まてまて
287名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/03(木) 21:33:34 ID:Uq54I8ou0
>>273
いつポワンがトンヌラの妹になったのか。
288名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/03(木) 22:19:47 ID:oc8aQS+aO
>>287
最初から読もうぜ
話はそれからだ。
289とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/05/04(金) 14:02:22 ID:O+5E1ji50
第七話

テルパドール王城の謁見室にて、トンヌラは女王アイシスに深く頭を下げると、くるりと背を向けた。
トンヌラ王子の頭には、あの天空の兜が輝いている。

「勇者トンヌラ様…どうか、ご武運を」

謁見室を出る直前、玉座の女王からの声に振り返る。

「この僕の身体に流れる血と、みんなから分けてもらえる勇気に誓って」

一度女王のほうへ向き直り、トンヌラは迷いの無い表情で天空の剣を天へ掲げてみせた。
女王が綺麗な笑顔で頷くのを見とめて、トンヌラたちはテルパドール王城を出た。

「それじゃ、次は何処に行くの?」

ポワン姫が瞬間移動呪文ルーラの用意をしながら、そう尋ねる。

「確か、妖精の村の長の言葉に従うなら…妖精の女王の城を探すんでしたね」

タバサが手元のメモをめくって、ふむ、とあごに手を当てる。

「僕は、タバサが夢で見たっていう、サラボナに現れる巨大な影が気になる」

トンヌラがタバサをちらりと見て、そう意見を示す。
290とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/05/04(金) 14:03:33 ID:O+5E1ji50
「ああ、壷の悪魔ですね…確かにあれを封じている壷は赤くなっています。
 封印は解かれようとしていますが…まだニ、三月ほどは余裕があるとも感じています。
 初めの頃は、まだあの時の私達の強さでは到底叶わないので敬遠していましたね。
 …そういえば、最初にサラボナを出立してからもうそろそろ一年が立とうとしているんですね」

タバサの言葉に、その場の全員が、言われてみれば、もう一年かぁ、とそれぞれ感慨深げに呟く。

「みなさん…一つ、このサンチョめの提案も聞いていただけますでしょうか?」

その言葉で、全員がサンチョに注目する。

「私めは、ここでいったんグランバニアに戻ってしばしの休息をとるのが良いと考えています」

グランバニア王が、ぽん、と自分の手を叩き、そのほかの全員が目をパチクリとさせる。

「タバサちゃんの話にもありましたが、ビアンカ様を探す旅を始めてからすでに一年が立とうとしています。
 それに加えて、王子と姫もストロスの杖にまつわる旅から実質休みなしで旅を続けてきています。
 ぼっちゃん、いえ、グランバニア王にいたっては石になっていた時も入れれば十年近く旅しています。
 全員、自覚してはいないでしょうが、そろそろ身体に疲労がたまってきているはずです」

サンチョの言葉に、グランバニア王とトンヌラ王子とポワン姫が同時に肩をゴキゴキと回してみる。
291とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/05/04(金) 14:05:00 ID:O+5E1ji50
「特に王子に姫にタバサちゃん。いかに普通の子供より強いと言え、そこは生身の人間。
 自分自身も気がつかないところで、身体と心のあちこちに無理がかかっているはず。
 私たちの旅は先を急がねばならないのも事実ですが、ここらで休息を取るのが良策だと考えます」

グランバニア王とタバサがグキグキと首を回してみると、仲間モンスターたちもつられて動く。

「…と、いうわけですが、いかがでしょうか」

サンチョの提案に、全員がこくりと頷く。言われて初めて身体の疲労に気がついた者もいるらしい。

「じゃ、グランバニアにルーラするんですね?飛翔の精霊よ、我らを在るべき場所へ転移させたまえ…」

ポワンがルーラの詠唱をはじめると同時に全員の身体がふわりと空中に浮き、やがて彼方へと飛んだ。
292とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/05/04(金) 14:06:06 ID:O+5E1ji50
…ところ変わって、ここはグランバニア王城。
一行が旅の途中の休息をはじめてからすでに一週間がたった頃。

ポワン姫は自室でベッドに座って、好きな作家の恋愛小説を読んでいるところだった。
姫の部屋の本棚には魔法に関する学術書の他にも、恋愛小説が所狭しと並んでいる。
…その中の幾つかに兄妹恋愛物のカテゴリーに入るのまで混ざっているのはご愛嬌というべきか。
ふぅ、と息をつきポワンは四葉のクローバーの押し花が施された栞を挟んで本を閉じる。

「…お兄ちゃん、今日は何してるんだろ」

最初の頃は、お風呂の中で程なくして寝てしまっていたほどに疲労のたまっていた兄を思う。
休息をはじめて三日目までは、夜早く寝たにも関わらず昼過ぎまで起きてこなかった。
もっとも、それは自分やタバサも同じだったのだけれど。
サンチョの言うとおり、本当に自分の気づかない疲労がたまっていたんだなと初めて自覚した。
改めて、サンチョの気配りに感謝しなければ、とポワン姫は心から思う。
ちなみに今着ている服は冒険のための装備ではなく、軽めの子供サイズの王族のドレスである。
部屋を出て、途中すれ違う城の衛兵や小間使いたちと挨拶を交わしながら兄の部屋に向かう。
293とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/05/04(金) 14:06:58 ID:O+5E1ji50
「お兄ちゃんー、入るよ?」

軽くノックしてから王子の部屋の扉を開くと、部屋の絨毯の真ん中で王子とタバサが本を開いていた。

「あ、ポワン!今さ、今日もタバサにマトリフの書を見せてもらっていたんだ」

「ポワン姫、改めて今日はこんにちは。お兄さんの部屋にお邪魔させていただいています」

二人に笑顔で軽く手を振りながら、後ろ手に扉を閉めてポワン姫も部屋に入っていく。
王子も旅に出る前によく着ていた軽めの王族の服で、タバサも軽めの清潔な身なりに着替えていた。
ポワン姫は、ちょうど王子が本を読んでいる影にならないよう気をつけながらそうっとページを覗き込む。
そのページは、魔法を使うにあたって普段からの瞑想修行がいかに大事か書かれているページだった。

「…お兄ちゃん、今でも充分に凄い魔法が使えるのにまだ覚えるの?」

「んー、デイン系や回復魔法をもっと上手に使いこなせる方法はないもんかなぁって」

「ふーん…このマトリフの書って、ベタンとかもあるけどむしろ魔法使いの心得や使うコツに詳しいもんね」

ふと見ると、王子とタバサの足元には他にも武術書らしき本も三冊くらい乱雑に積み重ねられている。
294とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/05/04(金) 14:09:01 ID:O+5E1ji50
「んーと、これは…いつものグランバニア流の兵法や剣術の教本だね」

「うん。妖精の村の図書館に、何だか凄い武術書もあったんだけど、僕にはまだ無理っぽかったから。
 …ギガブレイクとかブラッディースクライドとか、いかにも凄そうだったんだけどねえ。
 書き記した人によれば、子供のまだ成長してない身体では肩を壊すだけだとも書いてあったし」

「だから、普段から慣れてるグランバニア流かぁ。突撃屋のお兄ちゃんにしては冷静だねー」

「…ポワンって、時々さりげなくきついよね」

少し顔をしかめながらポワン姫の頬をつつくトンヌラ王子と、ぺろりと舌を少し出すポワン姫。
そんな、双子の兄妹のやり取りにタバサは微笑ましそうに少し微笑む。
ふと、タバサが以前に気になった事を思い出して呟く。

「それにしても前にポワンと、このマトリフの書を読んでいた時も二人で気になった部分」

「あー、メドローアの事?…あれはさすがに無理だと思うよぉ、いくらなんでも」

「そうですねー、センスが無い奴には一生出来ない、とまで書いてありましたしねぇ…」

ポワンとタバサの台詞に、そのメドローアに関する記述を探して読んで、トンヌラはうへぇ、と唸る。
295とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/05/04(金) 14:11:20 ID:O+5E1ji50
「極大消滅呪文だなんて…なんていうか、これが出来たら正真正銘の天下無敵っぽいよ…」

顔を引きつらせて苦笑するトンヌラ王子に、女の子二人もうんうんと頷く。

「で、さ。僕はむしろ、このパパスおじい様が記した手記で気になった部分があるんだ」

トンヌラがそう言って、ついっとパパスの名が記された手記を拾い上げてページをめくる。
トンヌラがページを開いて床に置くと、ポワンが右からタバサが左から覗き込む。

「これは…伝説の天空の勇者様が最後に編み出した技…!?」

「ギガソード、ですか…!」

二人に、トンヌラは真剣な表情で頷く。
296とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/05/04(金) 14:14:48 ID:O+5E1ji50
「ここに書いてあるパパスおじい様のメモによれば…。
 グランバニア流はもともと天空勇者の仲間の王宮戦士の流派が今に伝わった物。
 それに加えて、伝説の天空の勇者が使った武術の技の流れもくんでいる。
 ここに書いてあるギガソードは、パパスおじい様の考案したグランバニア流ギガソードなんだ」

はーっ…と感嘆の息をもらす二人を見て、トンヌラはパパスの手記を懐にしまい込む。

「だから、僕は…このおじいさま流のギガソードを覚えるよ。これこそ、僕が受け継ぐべきだと思うんだ」

そう力強く言うトンヌラ王子の表情にも台詞には、迷いもかげりも無い。
多くの人々に待ち望まれた伝説の勇者として強くなりたい、されどただ強いだけではありたくない。
人、妖精、天空人、そして魔物でさえも罪なき者を常に守りきれる、そんな勇者でこそありたい。
だからトンヌラは古代の常識を超越した技よりも、祖父パパスの血と魂を感じるギガソードを選んだ。

伝説の天空の勇者の血と魂を受け継ぐ子供たちの旅は、まだ終わりが見えない。



続く。
297名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/04(金) 23:45:00 ID:4FXVynYE0
つまらんな。この話は
298名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/04(金) 23:58:15 ID:G1nIyssE0
キターーー!
いよいよギガソード習得か!?次にwktkしてます!
299とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/05/05(土) 18:27:00 ID:l6vtlMdj0
第八話

目の前の、自分たちの数倍はある巨躯を誇る一つ目の巨人が断末魔の雄叫びをあげる。
巨人は、光の教団の神官ラマダ。巨人族のパワーに加え極大呪文やブレスをも繰り出してきた。
光の教団においてかなりの地位を誇るだけに、確かに強力な敵だったがトンヌラ達は難無く倒した。

トンヌラの身を、まばゆく清らかな純白の輝きを放つ天空の鎧が包んでいる。

最後に残っていた天空の武具は、皮肉な事に光の教団の総本山にこそあった。
トンヌラだけでなく、グランバニア王をはじめ仲間たちの装備もかなり強力な物を揃えていた。

そして、その神殿の最上階に捜し求めたビアンカ王妃が石像に変えられた姿のままそこにいた。
トンヌラ王子とポワン姫が最初にグランバニア王を石の呪いより救い出してから今日まで実に二年。
グランバニア王が、ゆっくりと歩み寄り、かつての自分同様に変わり果てた妻を無言で抱きしめる。
トンヌラとポワンは、互いに手を握りながらそっとその後ろから生まれて初めて自分の母親の顔を見る。

「…お母さん、綺麗だね。元に戻してあげれば、もっと綺麗な笑顔にしてあげられるよね」

「……お兄ちゃん…うん。お父さん…私、私も頑張ります…だから、だから…」

本当は自分達も駆け寄って母を抱きしめたいだろうに、後ろでじっと我慢している双子たち。
グランバニア王は、そっとビアンカから離れて…後ろで涙を浮かべている我が子たちの涙を拭った。
300とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/05/05(土) 18:27:45 ID:l6vtlMdj0
神殿の奥は、迷宮だった。
通路に灯りが点っているに関わらず、迷宮を進むごとに闇へ、更に暗い闇へ落ちていくような感覚だった。
それに加えて、徘徊している魔物たちもまた強力で幾度と無く行く手を阻んできた。

「…お兄ちゃん、お父さん」

今しがた息絶えた悪魔神官やダークシャーマンの死体を見下ろして、ポワン姫が悲しそうに言う。

「この人たち…もと人間だよ。どうして魔物になっちゃったのかわからないけど、もと人間だよ」

あまりに悲痛な声でそう言うポワン姫をタバサが背後からぎゅっと抱きしめる。

「うん、そうだね…でも、この人たちは…今は、今だけは僕たちが殺さなくちゃいけないんだ。
 僕にも、どうしてこの人たちがこうなったのかわからないけど…せめて心を天に帰してあげようよ」

諭すトンヌラ王子の声にも、先ほどからずっと元気がない。特に、殺すという単語でトーンが落ちる。
無理もない、王子も姫ももともと潔癖で殺さずを旨としてきた上に殺し合いそのものに慣れていない。

「ポワン、今は先へ進もうよ。歩いていけるだけ、前へ歩いていこうよ。
 きっと、光の教団さえ無くなってしまえば…新しく誰かがこうなる必要もなくなるはずだから」
301とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/05/05(土) 18:30:21 ID:l6vtlMdj0
トンヌラが、じっとポワンの目をみつめて手を差し伸べてくる。
そのトンヌラの手と目を交互に見ていたポワンは、やがて無理やり微笑んで頷いて手を取る。

「お兄ちゃんの、あの剣技があれば…ブオーンさえ一刀両断にしたギガソードなら。
 …必要以上に苦しませて死なせる事もないもんね。うん…そうだよね」

更に迷宮を深く深く進む、更にこの暗く冷たい闇を深く深く落ちる。
そして、一行は遂に神殿の最奥にて光の教団の全てを統べる教祖イブールと対面する。
それは醜悪な、まるで大蛇か邪竜のような顔に、仰々しい悪趣味極まりない派手な法衣。

「…そんな…この人、その魔力のニオイは…エルヘブンの人…なの…!?」

あまりの事実にショックを受けるポワン姫に、イブールは凶悪な牙を見せてニヤリと邪悪に笑う。
よろけるポワンを、タバサとサンチョが慌てて支える。

「お前が、お母さんに呪いをかけたのか!お前が、光の教団を操って今まで酷い事をしてきたのか!」

盾を構え、背中の剣に手を伸ばして精一杯に勢い良く吼えるトンヌラにイブールはまたニタリと笑う。
イブールは、笑った直後に大きく息を吸い込み、輝くまでに凍てつく冷気のブレスを吐いてくる。

「慈悲の精霊よ、光の衣にて我らを守りたまえ…フバーハっ!」

とっさにトンヌラ王子が防御呪文を唱えるが、その防御壁ごしでもあまりに強力な冷気が身を蝕む。
タバサが、イブールが呪文を唱え始めたを見とめて遮るように呪文の詠唱をはじめる。
302とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/05/05(土) 18:33:05 ID:l6vtlMdj0
「極大爆裂呪文…イオナズン…っ!」

「させないです!護法の精霊よ、水晶の壁にて我らに守護を…マジックバリアっ!」

タバサのマジックバリアは間に合ったものの、先ほどのブレスに加えて極大呪文の威力はこたえる。

トンヌラ王子、ポワン姫、タバサががくりと膝をつく中、グランバニア王とサンチョたちが踊りかかる。
王とサンチョ、その他仲間たちの凄まじい連続攻撃に、イブールの凄まじい攻撃が止まる。

「癒しの精霊よ、僕たちに救いの光明を…べホマラー…!」

トンヌラが無理やりふんばりながら唱える回復呪文で、全員の傷が一気に癒えていく。
傷が癒えると同時に、ポワンとタバサも同時に攻撃呪文の詠唱を始める。

「火山の精霊よ、その噴火のごとき怒りを私達の敵に落として…イオナズンッ!」

「業火の精霊よ、あらゆる罪悪を焼き清める魔手を彼らに…メラゾーマッ!!」

しかし、イブールが身体を捻ってグランバニア王たちを振りほどくとまた更に凄惨な笑みを見せる。

「魔法反射呪文…マホカンタ…!」

畳み掛けるように放った攻撃呪文が全てトンヌラたちにはね返って直撃してしまう。
303とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/05/05(土) 18:35:48 ID:l6vtlMdj0
タバサのマジックバリアで威力が和らげられてるとは言え、先ほどにも増してダメージが大きい。

「…べ、べホマ…ラー…!」

しかしそれでも、トンヌラやタバサやグランバニア王が回復呪文を使いながら全員がまた立ち上がる。
トンヌラが天空の剣から凍てつく波動を放ち、イブールの魔法効果を消し去る。
ポワンとタバサが呪文を唱え、グランバニア王やサンチョや仲間たちが次々に攻撃を仕掛ける。
絶叫と、剣戟の響きと、怒号と、呪文の詠唱と、光と闇と、野望と勇気が何度も交差する。

グランバニア王がイブールを大振りに横に薙ぐが、あっさりかわされてしまう。
しかし、かわされて充分だった。グランバニア王の背後から、大きく跳躍する小さな影がある。
トンヌラが、突っ込むグランバニア王の背後にピッタリ隠れて一緒に突っ込んでいたのだった。
それは、何ていうことはない簡単なフェイントだが、今この時においてイブールは完全に虚を突かれた。
空中にて天空の剣を大上段に構え、トンヌラは完全に隙だらけのイブールを真下に捉える。

気合い鋭く、心静かに…ただ、その思いの丈を、勇気こそを剣に乗せるべし…

トンヌラの脳裏に、パパスの手記にてギガソードに関する記述の一つが思い出される。
全身をバネにし、筋力も魔力も…そして天空の剣そのもののオーラさえも刃に変えて一気に放つ。

「グランバニア流…ギガソードおぉぉぉぉッ!」

天空の勇者の雄叫びで、世界を暗雲で覆おうとした光の教団の断末魔は掻き消えた。

そして…。
304とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/05/05(土) 18:38:23 ID:l6vtlMdj0
僕は…夢を、見ていたんだと思う。
それは、いつかきっと叶うと信じてやまない、それは本当に幸せな夢。

お父さんがいて、妹がいて、家族がいて、仲間がいて、みんながいて。
そして、あんなに捜し求めた、お母さんがいて。

お母さんが、微笑んでくれている。とても綺麗で優しい笑顔で、微笑んでくれている。

でも何故か、お母さんの頬を涙が伝っていて。
だから僕は、どうしてお母さんが泣いてるのかわからないけど…手を伸ばして涙を拭う。

「あ、お兄ちゃんってば、やっと気がついた!」

ポワンの素っ頓狂な声に、トンヌラはびっくりして身体を震わせてしまう。
ふと気づくと、自分の手をポワンがぎゅっと握っていて…ビアンカが抱きかかえていて。

「お兄ちゃんてば、最後のギガソード撃った直後に気絶しちゃったのよ…。
 それよりほら、お母さんだよ…ずっと捜し求めた、私達のお母さんだよ、お兄ちゃん…!」

ポワンの言葉に頷きながら、自分と妹を強く抱きしめてくるビアンカに、トンヌラは優しいにおいを感じた。
その初めて感じる優しいにおいは、夢見た以上にあまりにも本当に優しすぎて涙があふれてしまう。

「お母さん…お母さん…!お母さんーっ!」

生まれてすぐ生き別れになり、ずっと捜し求めてついに出会えた母の胸で勇者の少年は初めて泣いた。

終わり
305とんぬら ◆8x8z91r9YM :2007/05/05(土) 18:40:21 ID:l6vtlMdj0
LVアップ!
タバサ LV46 人間 女 ルドマンの孫娘
正義のそろばん 天使のレオタード 水鏡の盾 風の帽子 インテリ眼鏡 
メラミ→メラゾーマ ベタン 
マヌーサ・ラリホー・マホトーン・メダパニ・ボミオス・ピオリム マジックバリア べホマ
レミーラ レミラーマ 盗賊の鼻 フローミ みる インパス

契約出来た呪文を全て覚えきり、装備も最強のものを揃えた最終バージョン。
例によって、装備の幾つかはルドマンが何処からか見つけて届けたもの。

この話は、これでお終いです。今までGJとか言ってくれてた人、マジでありがトン。
書いていて気がついたのだけど、自分は王子に孫悟飯のイメージを抱いていたんだなーと自覚。
まーなんというか、あんまり萌えれる話を書けなくていや本当、正直ゴメンね(・ω:;.:...
306名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/05(土) 21:58:55 ID:v6WuZTSEO
とんぬらさんお疲れ様

つ花束
307名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/06(日) 00:34:14 ID:sy6takjQ0
>>305
おつ!好きな話だったぜ!
308名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/06(日) 17:36:04 ID:4r1R+hsl0
さあ次の話を期待しましょう
309名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/06(日) 19:04:33 ID:W4KmrH57O
期待!とんぬら氏に続編、魔界編も書いて欲しいですね。
310名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/06(日) 23:00:39 ID:4r1R+hsl0
46がイブールならミルドは楽勝・・・
ミルドがエスターク級ならいい勝負になりますよ
311名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/08(火) 00:22:03 ID:diTKal+H0
!!?
久しぶりに覗いてみたら終わってたぁぁぁ!!!
寂しいので、1レス劇場でも。

誰も重くて装備できなかった天空の剣・・・
誰も重くて装備できなかった天空の鎧・・・
他にも兜、盾をこの少年は、いとも簡単に装備できてしまった・・・。

王子「ねぇ、父さん、僕って・・・もしかして・・・」
主人公「ああ、お前は伝説の・・・。
王子「伝説の・・・力持ち!?」
主人公「・・・」
息子はまだ己の使命に気づいていない・・・

元ネタ:4コマ
312名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/08(火) 17:44:03 ID:0GoaiftY0
天空の剣は剣身に呪文を帯びることができる!
なんて妄想していた
313名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/08(火) 18:53:09 ID:NSYRvxP1O
>>312
想像してみたら
子供のくせに息子がかっこいいな。
314名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/09(水) 18:39:41 ID:23/KBoWI0
ギガデインを剣にまとって攻撃ですか。
ダイですか?
315名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/10(木) 21:38:12 ID:Dv7Wc9lBO
ところでさ、天空物語って面白いの?

教えてエロい人。
316名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/11(金) 00:08:18 ID:/zesr3630
人それぞれだな。好き嫌いあるだろう。
アタシはそれなりに面白い。つーか双子が可愛い。
まあ双子がメインというだけで買いなのだが。作者も好きだし
317名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/12(土) 00:34:29 ID:h96WioQP0
保守age
318名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/12(土) 15:45:33 ID:eejgI4ga0
王女
E 月の扇
E 不思議なボレロ
E マジカルスカート
E 幸せの帽子
 
王子
E 太陽の扇
E プリンセスローブ
E ビアンカのリボン
E ガーターベルト
E ガラスの靴
319名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/12(土) 20:03:00 ID:T/UNbSGq0
saaつぎのおはなしカモン

320名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/13(日) 19:38:31 ID:VvoyYvaq0
話だれかかいてお
321名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/15(火) 18:55:46 ID:iOLG6fk0O
保守あげ
322名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/15(火) 23:38:04 ID:tkgQ1lHe0
だれか書いてくれよ
323名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/16(水) 17:41:20 ID:mKHNVP6i0
新作KITAIAGE
324名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/16(水) 21:06:48 ID:mKHNVP6i0
やいはやくかけ
325名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/16(水) 21:24:50 ID:dMu6BH5f0
調子のんなカス
326名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/17(木) 07:29:16 ID:9uMTwyly0
絵に描いたような最悪なクレ厨だなw
327名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/17(木) 17:39:18 ID:HuQzUn9g0
もと職人だが、こんな手合いが騒いでちゃナチュラルにやる気なくすなあ。
まあ、それ以前に保管庫が死んでるから保管されようがない現実じゃなあ…。
328名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/17(木) 17:42:14 ID:yhwjJ95Z0
別にいいんじゃね。
職人は別に一人じゃないし、
嫌なのにわざわざ書いてくれなくても構わんよ
329名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/17(木) 20:19:20 ID:R9QHj+3r0
>>327

一部のゴミのせいでスレ住人が全員ゴミだとは思わないで・・・・
ありがたく読んでる人もいるはず

>>328

いけ
330名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/19(土) 23:12:54 ID:r5WZ6lvN0
ほす
331名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/20(日) 19:03:24 ID:w69ksZrBO
さて、この流れどうしたものか……。
332名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/21(月) 20:18:45 ID:UYnNbSg60
天空物語ってあんまりエロくないな
王女のパンツや水着はあったけど
333名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/21(月) 20:45:23 ID:Bt3hO3/P0
そりゃエロ漫画じゃないもん(・ω・)
334名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/22(火) 01:36:21 ID:tLbuTU+e0
無理を承知であえて言うが…

 エロクレクレ 捨 て ろ っていうか、 諦 め ろ
335名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/22(火) 19:57:31 ID:CKeGujPRO
エロパロ板じゃないもんなここは。

まったりのんびりするスレだからな。
てことでOK?
336名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/22(火) 20:49:44 ID:2TNIh/tE0
おけ。
たまにエロいのが来てもただの偶然ってことで
337名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/23(水) 22:27:17 ID:3VS6/7Od0
なんかエロ嫌がられてるみたいでエロ投下しにくいなぁ
しばらく様子見しよ
338名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/23(水) 22:34:51 ID:EQZ0jlv70
どの程度かにもよるんじゃね?
ほんのりエロなのか、もうホントに18禁になっちゃうようなハードなエロなのか。
339名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/23(水) 22:37:26 ID:qqWpqZHq0
双子について表現する場合に、エロスが不可欠な場合もあるよな
頭ごなしに否定するものじゃないよな
340名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/23(水) 22:37:37 ID:sSx9MIj20
ハードなものでもぜんぜんいい
ぜひたのむ。
341名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/24(木) 17:33:05 ID:TRkna31K0
>>337

投下してくださいよ。
まずそこから恥じまります
342名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/24(木) 22:20:09 ID:TRkna31K0
                ___
                 /∵∴∵:\
              /∵∴∵∴∵:ヽ
              i∵∴∵∴∵∴ |
              |∵(・)∴∴(・)∵|
            /i、∵ / ○ ヽ.∵ /\
           /∵ ヘ,:〈.三|三 〉:/∴:ヽ
           _/∵∴. \ヽ.― / /∵∴:l
           |/∵∴/ ̄ ̄~~~~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
         /∵∴/              |
         l∵∴l                |
         |∵∴|                   l
         l∵∴l              /
     .=-―‐‐l∵∴|-,,,_  ‐-,,,_      /
   _,,;-‐=ニ二_i;;;;;;;;;;i_二ニ=-‐'''~
   ~'''‐-   ~"'''―-----―'''
                              tanasinn


343名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/25(金) 01:35:47 ID:3+fasEdDO
あれ?以前のスレと雰囲気が全然ちがうなぁ。
昔はリレーに参加して楽しかったなぁ(遠い目)
344名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/25(金) 19:32:27 ID:TkujcegxO
>>343
じゃあリレー小説するけ?
345名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/26(土) 00:29:37 ID:k8kJly5n0
王子と王女は馬車の中で揺れていた
346名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/26(土) 00:43:00 ID:y7pE3lB10
「んん…っ はぁん… この振動、気持ちいいよぉ…」
347名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/26(土) 05:01:30 ID:n/SEtm+yO
「きゃっ!おにいちゃんに聞こえちゃったかも・・・」
348名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/26(土) 19:05:21 ID:YvPDsEcn0
タバサ、レックスの子を身ごもる
349名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/27(日) 00:00:50 ID:k8kJly5n0
タバサの大きな腹部を見て、父は不審に思った
350名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/27(日) 19:30:17 ID:2LDXxUFp0
ドラゴンのつえでタバサの腹を突いてしらべることにした。
思いっきり助走をつけて全力渾身の力で
351名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/27(日) 19:40:12 ID:bD9Rfp2l0
本当に変態しかいないスレですね
職人が消えるのも当然だ
352名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/27(日) 21:14:55 ID:30jCIP2J0
その声を聞いて振り返った父。
そこにいたのはなんとスライムだった。
353名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/28(月) 01:06:50 ID:SR1MkOmjO
>>351
スライム「同意ですじゃ」
354名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/28(月) 19:50:51 ID:D4pdvXHj0
職人を追い出すためにわざといやな書き込みをしている奴が存在しているようだな
355名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/28(月) 20:02:11 ID:NPcRDbbi0
ロリはともかく、ペドは精神病なんだよ?
356名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/28(月) 21:03:46 ID:HT6UWP0m0
ひどい奴がいるものだな
357名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/28(月) 21:29:41 ID:JMvV1Kau0
そんなにエロ欲しいなら、エロパロ板行って自分でスレ立てるなりすればいいのにな。
358名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/28(月) 22:56:03 ID:S0aBF9PV0
エロがどうとかの問題じゃないな。
359名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/29(火) 00:59:12 ID:8OPZuptu0
頭ん中で想像してればいいだろ
360名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/31(木) 00:48:37 ID:TiWuFilI0
息子の方が兄貴だったんだな
PS版やって初めて知った
361名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/31(木) 17:47:43 ID:hyNNwqK30
お兄ちゃんのお嫁さんになるとか言ってるのがかわいい
362名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/31(木) 18:21:44 ID:U6mo/TWd0
新作まってますよしょくにんがた
363名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/31(木) 18:25:27 ID:fmHkaRuPO
>>355
ところでペドってなんだ?
364名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/31(木) 19:22:39 ID:cEZAdtTe0
>>361
そう言う変に狙いすぎなキャラが嫌で去った住人が多数…
SFC版でのイメージと違いすぎるんだよな
そして変な方向のロリコンが増えた…このスレの流れを見ればよく分かるだろう
365名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/01(金) 00:06:27 ID:yfJsI/Sl0
まあ捨てる奴あれば拾う奴ありよ。ならばPS2版は別物と思えばいいさ。
俺はPS2版好きだがな。俺は双子二人とも好き。二人で一セット。
ちなみにかつてのイメージのも好きだ。
どちらであっても俺には「グランバニア双子」には変わりない。
尤もPS2版双子好きだが、エロばかり求めるのは嫌だな。双子の魅力はそんなじゃない。
――――っと語ってみるてすと
366名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/01(金) 02:07:48 ID:RKlZE26n0
絵に描いたような子供だもんなぁ
367名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/01(金) 13:20:57 ID:SaUm7oiF0
>>355
無知蒙昧な俺が調べてみた限りでよければ。

ぺド=ぺドフィリア(幼児性愛)の略。
年端もいかない幼い男女の子供(幼児)に性的欲求、性的衝動を感じる性癖。
よく言われるロリコン=ロリータコンプレックスは幼女に恋愛感情、性欲を感じるもの。
ぺドフィリアとは学術的な言葉であり、ロリコンは学術的な言葉ではないそう。
ロリコンは言葉そのものが混乱しているのもあって、実に広い意味での欲望の形があるが、ぺドフィリアは多分に幼児に対する性的サディスティックな場合が見受けられる事がある。
ちなみにロリータコンプレックスの由来は、古い文学の「ロリータ」にあり、ロリータとは実はれっきとした女性名なんである。(多分)
ちなみに幼い男児に恋愛感情や性的欲求を感じるのはショタコンと言われる。
ショタコンは、「鉄人28号」という古いスーパーロボット漫画の主人公「正太郎」から由来するらしい。
ロリコンよりも、ぺドフィリアは恋愛感情よりも無分別に性的欲求が強くとらえられることもある、らしい。

ここまでしかわからんかった。ゴメンよ。
368名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/01(金) 14:06:09 ID:RKlZE26n0
>>367
折角調べてもらって悪いんだけど
誰も聞いてないから
369名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/01(金) 19:24:26 ID:OJc7ivet0
>367
いや、俺が聞いてる
ロリの更に下の年齢対象嗜好がぺドだと勘違いしてる奴が多いが
ぺドの2時成長期前の子供なら性別無分別で性欲対象にする
ロリコンとは囲いが違う

そもそもロリコンは俗語
ぺドフェリアは学術語だ
370名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/01(金) 19:28:07 ID:72iOOkMb0
おまえらキモい
371名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/01(金) 19:29:58 ID:ei7+CM8F0
折角面白かったのに、あげちゃって。
372名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/01(金) 20:58:25 ID:LhsaPkqPO
なんか思いもよらない流れになってちょっと驚いたが。

へぇ〜
373名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/01(金) 23:19:41 ID:cdJGdsny0
小説スレと見せかけてただのクレクレ厨のすくつ(なぜかry)になっている
疑似バーボンスレと聞いて飛んできますた
374名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/02(土) 20:03:31 ID:CapTIjPD0
ペドフィリア大国日本万歳
375名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/02(土) 21:11:10 ID:A1eOF0620
えーからさっさとはなしつくって
376名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/02(土) 21:12:45 ID:pzaBMtHe0
>>375
調子に乗るな
377名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/02(土) 22:07:42 ID:A1eOF0620
まちきれんのじゃたのしみにしとんのや
378名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/02(土) 23:38:05 ID:O0izzZvI0
>>377
お前のような奴が職人のやる気を削ぐとわからんのか。
わからんのなら幼稚園から出直してこい。
その態度で「待ち切れん」だの「楽しみ」だの、バカか?
379名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/02(土) 23:46:54 ID:A1eOF0620
プゲラ
一匹釣れますたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アハハハハ
380名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/02(土) 23:57:15 ID:O0izzZvI0
釣られてやったまでよ。満足か坊や?
381名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/03(日) 00:07:59 ID:rE3FKRjJ0
俺も含めて坊やばっかりだな。
382名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/03(日) 12:15:31 ID:BYCN1P4F0
どうでもいいからかけy¥って
383名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/03(日) 15:27:31 ID:BYCN1P4F0
ねえ結局トンヌラsしか話書いてないじゃん
400にもなるのに。どーなってんの?
384名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/03(日) 19:47:05 ID:BYCN1P4F0
はやくしろ
385名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/03(日) 20:04:17 ID:+tKJvMxp0
絵に描いたような最悪なクレ厨だなw
386名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/03(日) 23:39:53 ID:0IfNSAP10
欲しい、くれというなら
まずは自分も短編でいいから話を書くのが筋という物。
自分は何も出さず何も行わず、他人にだけ何かをしろと強制するのはどうかしている。
他人に何かを望むなら、自分がまず何らかの代価を支払うべきだ。
387名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/04(月) 00:26:19 ID:NcgKyzFM0
>>386
黙ってろ、の一言で十分。
388名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/04(月) 00:33:01 ID:Fb7YcAp90
そんなことより王女の丁寧語にでも萌えようぜ
389名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/04(月) 00:35:26 ID:NcgKyzFM0
タバサ「おとうちゃん、うちイオナズン覚えてん。見てくれはる?」

こうですか?
390名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/04(月) 00:57:41 ID:Fb7YcAp90
レックス「タバサそれイオナズンちゃう!ワイのワイルドワイバーンや!!」
391名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/04(月) 11:37:18 ID:Yh9wMfwv0
レックス「せっっかくだから、俺はタバサの赤いアソコを開くぜ!」
タバサ「それ以上言えば覇王翔吼拳を使わざるを得ない」
392名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/04(月) 18:19:44 ID:LAmoqkdE0
さあ書いてやったぜ
これで代価ってやつ?になるんだよなあ?
さ、書いて暮れや
393名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/04(月) 18:35:45 ID:cc6Uh5YiO
馬鹿が一人
394名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/04(月) 21:16:34 ID:wOePzCcg0
>>390
ガンマかw
395名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/04(月) 23:27:09 ID:LAmoqkdE0
寝るぞ
わしが起きるまでには
いい作品を貼って置けよ?
396名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/04(月) 23:30:29 ID:GSadmqv80

つ『いい作品』
397名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/05(火) 19:00:48 ID:4z5rOBWZ0
クソ住人ばかり。職人もくるわけねーよなあwww
398名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/05(火) 23:00:00 ID:Zb6Kn+8O0
などと意味不明の供述をしており、詳しいことは不明
399名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/06(水) 20:07:57 ID:Y65bIDOR0
新作はどんな感じですか。期待してまっていてもよいのでしょうか
400名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/06(水) 21:52:20 ID:Y65bIDOR0
401名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/07(木) 22:57:55 ID:EYqc5yya0
まじで廃墟だなwwwwwwww
402名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/08(金) 18:34:46 ID:vycsDRzE0
403名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/13(水) 08:49:08 ID:yWdoez4zO
潮時だな。
404名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/13(水) 18:00:54 ID:SSc8QU7d0
おわりだな。リアルで。
405名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/18(月) 22:10:49 ID:kGye51He0
さすがにあげておこう
406名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/19(火) 22:33:05 ID:DU8pd+xE0
407名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/23(土) 15:10:33 ID:7FdfNyCY0
コピペの練習や直リンクするためだけのスレになりさがってるなww
408名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/24(日) 19:55:49 ID:zX/HG+J50
409名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/27(水) 19:54:06 ID:NB5t9uq40
410名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/01(日) 23:29:25 ID:jiaw5bOq0
411名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/03(火) 20:36:06 ID:K+b09ecs0
412名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/05(木) 18:20:59 ID:5ffDF8VE0
413名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/14(土) 16:20:41 ID:sSIxMAYD0
memoホシュ
414サンチョ:2007/07/19(木) 14:33:31 ID:G3h86nNxO
サンチョ『さて今日は少し変わったお勉強をしましょうね』
王子『サンチョおじさん…また動物実験はやだよ』
サンチョ『いえいえ…今日は天然マタンゴを使って保健の勉強をしますから』
王女『…保健てなぁに?』
サンチョ『…言葉で説明するより実際やりながらの方がお二人にはわかりやすいかと思うので…ん、王女様、ちょいとここに横になって下さいまし』
王女『アッチョンブリケ』
415名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/19(木) 18:26:23 ID:xcSRL2TJ0
王子が受けじゃないのかよ
416名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/19(木) 19:39:36 ID:ydZSSRRq0
王子の受け小説書いて
相手はピピンで
417名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/19(木) 20:09:21 ID:X1ZiIcM50
腐女子巣に帰れ。
418名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/20(金) 10:19:13 ID:K7dDufdRO
オスガキとヤッてもつまらんだろ
てか続き書くのすでに面倒になった…
419名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/20(金) 11:08:27 ID:vqRWBEgb0
いらないからいいけどな
420名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/20(金) 21:45:03 ID:9xDu3MEN0
オスガキとやる話をたのみます
相手はゲマで
421名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/21(土) 13:46:31 ID:0Ppwo1xo0
これでも見てシコってろ、アホどもwww
http://www.odnir.com/cgi/src/nup0988.jpg
422名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/30(月) 17:48:41 ID:u/1QKFwYO
見る影もないな
423名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/31(火) 17:22:37 ID:c1E/BgiWO
>>420
うさだにしか興味ないゲマー
424名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/31(火) 20:23:58 ID:VxtMdfAZ0
リメイクキター
425名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/02(木) 22:19:13 ID:xxGiO+nz0
426名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/05(日) 20:13:13 ID:+eThNpD3O
職人さんが頑張ってたころが懐かしい。
427名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/08(水) 15:30:45 ID:nMvWoGqzO
三日間書き込み無しかここも随分廃れてしまったな……。
428名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/08(水) 17:53:18 ID:p4uDjS3z0
どうすればまたしょくにんさんがきてくれるようになるのかなあ
429名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/08(水) 22:30:59 ID:nMvWoGqzO
そういえば
前にタイムトラベルネタ考えたことがあんだけど文才ある方いらっしゃるか?

要は双子がある原因で4の時代に行ってその原因を解決してまた5の時代に戻ってくる……という。
クロノトリガーのようなもの。

まぁでもこれは所謂チラシの裏だからなぁ。気にしないで…

俺には文才がないのは以前いくつか小話を書いて自分でも分かっているし……
長編を書くには今は宿題やらバイトやらで忙しいのでまぁ無理だろう。
430名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/10(金) 21:53:18 ID:ltNeMynb0
431名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/13(月) 23:07:12 ID:RZsOwgn60
432名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/17(金) 11:13:59 ID:aoOTytxlO
おはんら
パロポロスレが頑張ってるのになっさけない……
433名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/17(金) 18:53:10 ID:BW41pkfc0
あんなの頑張ってるとは言わない
434名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/20(月) 01:31:57 ID:P96dN/0SO
昔DQ5の双子にパロム・ポロムの名前つけたよ。懐かしい…

使える呪文の系統が元ネタと逆で混乱したなー。
435名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/20(月) 10:08:00 ID:/h69689aO
パロム→黒魔法
ポロム→白魔法

対して
男の子→オールマイティー
女の子→攻撃魔法
だもんな
436名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/20(月) 19:52:06 ID:Vow3k1EO0
テイルズでドラクエ5をだしてくれたら戦闘がとっても楽しそうだね
双子の声優はやはり男の子は折笠愛で
437名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/21(火) 15:54:21 ID:FU0ivrgK0
キャラデザがいのまたむつみになるから嫌だ
438名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/21(火) 19:34:43 ID:4SGO6zIj0
439名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/22(水) 01:00:56 ID:JQyBo8APO
DSリメイクでどんな絵柄になるか密かに楽しみだったりする。

ところで考えてみたんだが、FFみたくトゥーンでないリアルな3DにしたらDQのキャラは一体どうなるのだろうか?

無論双子も

男の子の髪型は再現不可な気がしないでもない。
440名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/22(水) 08:31:44 ID:LGjXwngO0
>>439
蔵ウドの髪型と大して違わんと思うが?
441名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/23(木) 23:33:51 ID:h6Te+ICJO
あれだな
あの歳であんなにワックス付けてそうな髪型、王子は間違いなく将来禿げると思う。

まぁゲームのキャラなんで10歳からは成長はしないんだけれども。

リメイク版の絵柄
あまりに微妙すぎたので再リメイクには少しだけど期待してるぜ。
442名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/24(金) 22:33:03 ID:Px/I8JOC0
「今のはメラではない…。メラゾーマだ。」
443名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/26(日) 01:39:45 ID:MccHr3M6O
>>436
今の絵柄なら
男の子は池澤春菜(烈豪の豪の人)辺りが合いそうかな

女の子は思い付かぬが

でもDQは声ない方が良いな。
あったらなんだかゲームやってる自分が恥ずかしくなるから。
444名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/30(木) 21:31:28 ID:Zmlmd9Li0
DQは声無い方がいい
CDシアターのようにベテランさんならばともかく、ソードみたいなのはヤメテクレ…
セティアの声とか媚び媚びの上に棒読みで萎えた

>>441
あれは癖っ毛だっっつつ!!!
445名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/31(金) 22:57:52 ID:73NSt1OFO
CDシアター聴きて〜〜〜〜

ククリと二代目ジュジュの人だよなたしか。
446名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/02(日) 15:24:46 ID:o25tRSpD0
>>444は柴田亜美氏?
だっっつつ!!!  っていう表現と、棘髪(偽勇者&パプワ)に反応していることから
447名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/02(日) 20:58:21 ID:MfkR8hbm0
>>446
そうかもね。
ちなみに わたしは堀井雄二です。
448名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/03(月) 18:14:15 ID:r3EUFOTjO
いやいやいやいやwwww

それはない
449名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/06(木) 22:59:21 ID:7eVl2iL/0
なぜなら、>>448こそが堀井雄二だからだ
450名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/07(金) 22:19:48 ID:NOF8kKj5O
堀井さん
双子が主役張れるほのぼのとした外伝だしてくれ。

リメイクがまた出るらしいから。望み薄かな……。
451名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/08(土) 10:50:59 ID:GhmOU/p+0
漫画版があるじゃない
452名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/12(水) 09:07:19 ID:uif0i5sBO
漫画版は絵が可愛すぎるじゃありませんか。
453名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/15(土) 00:28:57 ID:bmCOl9NNO
だがそれがいい
454名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/17(月) 09:47:38 ID:EBAA/PrM0
幼い双子つながりスレとして、

双子の魔道士 パロムとポロムを語るスレ

http://game11.2ch.net/test/read.cgi/ff/1187280392/

こちらもよろしく。
455名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/17(月) 14:02:43 ID:a1Tp+DTvO
双子と言えば
エドガーとマッシュもだな。いい歳した兄ちゃんだが。(27歳)
456名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/18(火) 20:47:18 ID:iFFg/3O7O
というかいい加減あげてみる。
457名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/18(火) 21:01:17 ID:vekT9Q2s0
そろそろ新しい職人さんこないかなあああああああああああ
458名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/20(木) 01:09:19 ID:EjvzHNARO
話題でも振るか

再リメイクで劣化絵が改善されてることを祈る。

PS2版はあまりにひどすぎる。特に女の子が悲惨……(まぁ男の子もだけどな)。
せめて基本体の絵はオリジナル版みたく笑顔にしろよ……。なんで睨んでんだよ。

スーファミ版は可愛いらしかったのにな……。若干腕は太かったにせよ。
459名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/20(木) 20:33:41 ID:4vcp7ome0
そうか? 俺はリメイク絵でも好きだが…迂闊にも王女可愛いとオモタぞよ
少なくとも王女はSFC絵より好きだわ。まあ好き好きでしょ
しかしガイドブックのイラスト、SFCみたいに豊富じゃなかったのが残念無念
460名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/20(木) 22:57:12 ID:4bGHsGRv0
PS2はなによりも、竜玉の二番煎じから離れたことがgood
461名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/21(金) 00:20:11 ID:bHXDGO64O
オリジナルのラナルータの挿絵はかなり好きだな。
女の子が男の子の毛布をひっぺがしてるの。

女の子(少し意地悪く)「もう朝よ、クーパー!」
男の子「えぇ、アニーそりゃないよ!」
的な会話が聞こえてきそうだ。

和む。
462名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/21(金) 00:50:52 ID:moCOtjRw0
あー、あのラナルータ絵は好きだわ。
あのアニメみたいなイラストを見て、いつかアニメになるのかな〜とか期待していた時があった
463名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/21(金) 21:55:38 ID:bHXDGO64O
>>462
アニメ化は結局しなかったがCDシアターならあるんだよなぁ。

聴きたいぜ。
464名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/24(月) 00:07:11 ID:6fIwiWDTO
双子可愛いよな……
最近あまり盛り上がらないのが残念。

ところで俺は金髪派だが皆はどうよ。
465名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/24(月) 21:04:39 ID:lQAyZQ1UO
水色もいいもんだぜ?
466名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/27(木) 16:02:26 ID:cQk4RLrSO
話がさっぱり盛り上がらないね。
467名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/27(木) 21:27:59 ID:N58lHuQa0
CDシアター、中古屋なんかでよく見かける。ただし5以外
見つけても5以外は大概1000〜2000円くらいなんだが、5だけ4000くらい
5だけ定価より高い…
それでも二年程前にポンバシにあった、たまたまオープン初日の中古取り扱い店舗で偶然1巻見つけて買ったお

ちなみに俺は金髪好きだが青も悪くないにょ
468名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/28(金) 00:42:08 ID:Z4zcU6IkO
シアター聴きたいな……。結構探したが、東京では絶望的な気がする。(数が多い筈のロト編すら見つからぬ)

前調べたら
男の子…ククリ(吉田古奈美)
女の子…ちびうさ(荒木香恵)
だったか。
どうイメージしても二人共可愛いな。

ところで、主人公…ベジータ(堀川亮)は未だに信じられん。イメージとのギャップがありすぎて。

ちなみに俺は両方金髪派かな。
469名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/28(金) 11:55:27 ID:lLBrR9AP0
金髪双子にサトシとサトコって名前付けたら
グランバニアに帰ってきたばかりの父にトラップの洗礼を食らわす娘と
それを謝る息子が浮かんだ
470名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/28(金) 22:34:52 ID:YpbSGHXR0
金髪双子で名前はエドガーとマッシュ。
機械好きで女好きな王子と修行好きの筋肉ダルマの―――すまん俺が悪かった

>>468
実際聴いても青年リュカの声だけはちと馴染まない。ベジータというか横島というか…
471名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/28(金) 23:54:41 ID:Z4zcU6IkO
そういえばリュカは今度ギルバートをやるそうだ。

スレ違いか
472名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/30(日) 03:26:06 ID:BaMXe1a0O
そもそもなぜSSスレに>>1はしたのか……。

まったりと語るだけでもいいのでは。
473名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/30(日) 04:31:31 ID:dTqKsCIr0
レックス「>>1を〜、苛めて楽しみたいのは〜」 アニー「どこのどいつだぁ〜い?」
>>1「あ、あのぉ、わからないですぅ〜」

レックス・アニー「私たちだよッッッ!!」

レックス「オラオラオラオラ!!死ねやこのメスブタが!!!」
アニー「苛めらんのが好きなんだろ!?気持ちいいんだろ!? え? >>1さんよぉ!!」
>>1「うっ!イタッ!あっ!ああっ・・・・・・もっと・・・・、もっ・・・、と・・・・」
レックス「痛ぇか?苦しいのか?ああ!?もっと苦しめやゴルァ!!」
アニー「ハーッハッハッハ!貴様、いい声で鳴くねぇ・・・。カンジて来ちまったぜぇ・・・・・・」
>>1「あッ・・・ああンっ・・・きっ・・・、気持ち・・・いい・・・・・」





コレがほんとのSS。双子だから二つのS
474名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/01(月) 09:09:24 ID:UpgdV9iJO
どうツッコミをいれようか……
475名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/01(月) 12:38:58 ID:EAPcyXhzO
金髪も青髪も好きだけど、青髪の息子が全体的に青多すぎるんだよなぁ。
リメイクではもう少しなんとかなるかな?
476名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/01(月) 23:18:33 ID:ES5j8H2q0
服装も結婚相手によって変わったらどうだろう
477名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/02(火) 21:19:52 ID:RDhx5s4EO
再リメイクで会話システムどうなるかな。

ピピンと双子、フローラのイメージがことごとく崩壊したなぁ。

そしてヘンリーの株が上がったなPS2版は。
478名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/03(水) 00:32:23 ID:Mw+ogK+d0
俺はその誰もが株上げたがな。
ヘンリーはもちろん、ピピンなんて空気だったのがナイスな汚れキャラに変わってるし
双子はもう言わずもがな
フローラもいかしたオナゴになってる

開発同じだから大丈夫とは思うが、さらなるキャラ改変は御免被る
会話システムそのものが無くなるのは問題外
479名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/04(木) 17:49:19 ID:2TICDcW3O
再リメイクはいつなんだろうな……

4はあまり期待してないが。5、6には期待している。
480名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/08(月) 20:37:48 ID:9yfgyojLO
保守
481名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/10(水) 10:41:34 ID:0lQ0cW9sO
実際双子の名前のデフォルトってなに?
もしくは広く一般な名前は?
482名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/10(水) 11:04:09 ID:k0UgxrcdO
>>481
とりあえず…
男の子・女の子の順で

リメイク版(プレステ2)だと、レックス・タバサ
小説版とCDドラマ版(CDシアターDQ5)だと…ティムアル(CV・吉田古奈美)・ポピレア(CV・荒木香恵)
漫画版(天空物語)だと…テン・ソラ

ついでに
オリジナル版(スーファミ)だと…クーパー・アニー(ただしデータ上のみでゲーム中では表記なし)

他にも有名なのはあるが忘れました。
483名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/12(金) 21:44:10 ID:Pzkn7DSgO
小説版は通称ティミーとポピーだな
ゲームでは「ィ」がなくてつけられないけど
リメイクで小さいイが使えるようになればなあ
484名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/13(土) 00:42:46 ID:Bb/6wCaHO
なんとなく双子の声のイメージは

男の子→矢島晶子(純粋な少年)
女の子→荒木香恵(少し背伸びしたい少女)
だったが

CDシアターだと男の子は吉田なんだな。
まぁ腕白なら合いそうな気はするが。
485名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/14(日) 14:09:19 ID:pQ1dnGwf0
職人様いらしてくれ
486名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/15(月) 22:28:53 ID:L469obfRO
職人さんも来ないので
とりあえず双子の可愛さについて語ろうぜ。

俺は元々男の子、子供のくせにかっこいいなとか思ってたんだが。

小説版でどちらも好きになったクチかな。
いやその前に4コマで気に入ってたかもしれん。

発売から15年
双子がリアルな人間なら今25歳ってことになるな(ゲームクリア時10歳だから)
487名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/18(木) 17:05:04 ID:lSUcZ8kr0
>>481-482
他に「ガイアとレイア」「ペペルとポポカ」「ドラおとクエこ」もお忘れ無く、ちなみにこれらはSFC版公式ガイドブックの画面写真が出典。
あとゲームブック版では「クリスとフィラ」だった気が。
488名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/22(月) 19:14:56 ID:xnOEv70c0
>>486

4コマがてにはいらんのよねえ
どっかにうpられてねーかな
489名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/22(月) 23:24:24 ID:R/go76hxO
そういえばCDシアターニコニコで聴けるぞ
やや非合法だが
分割されているので携帯からでも聴けるし(機種、時間帯にもよるが)

でもまだディスク1の分しかアップされてないから双子が登場するディスク3まではあと1〜2週間待つべし

幼少のリュカの声を聴く限りじゃティミーの声は合ってそう(声は同じそうなので)
演技もさることながら吉田古奈美はなかなかいい声優だと思う。

>>488
とりあえず4コマはアマゾンに頼むとか近所のブックオフに行きゃ1冊はあるだろ。
ただ初期のはネタが4までしかないけど。
490名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/23(火) 01:03:05 ID:Uc7C79A50
今度のはイラスト付きだな
491名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/24(水) 21:27:40 ID:V6qiDpSJ0
小説で主人公が息子を犯してる絵があると聞いてやってきました
492名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/25(木) 02:25:05 ID:xVZ3DmckO
そんなものはない
493名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/25(木) 17:31:12 ID:fEf3m9Jw0
そんなものないぞ?
494名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/25(木) 18:15:51 ID:H+t4wIRM0
腐女子フィルター恐るべし
495名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/25(木) 20:31:44 ID:hBGeGUaD0
王子の受け小説書いて
相手はピピンで


496名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/26(金) 18:38:56 ID:aC94vMn40
いやここはサンチョで
497名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/26(金) 19:17:11 ID:KnlWUTr60
腐女子の分際で表社会に出てくるな
巣に帰れ
498名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/26(金) 19:25:47 ID:gneH26yj0
普通に俺も読みたい、だれかよろしく
499名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/28(日) 00:37:36 ID:e0mDfCdd0
受けとかそういう腐女子仕様じゃなくて
普通に仲がいい描写の小説じゃ駄目なのかよ
500名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/28(日) 00:44:10 ID:AXPD2KMF0
ダメなんだろうな。
801板でやればいいのに
501名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/28(日) 08:10:44 ID:zDDgB4EY0
>>498-499
自演乙
さっさと巣に帰れ
502名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/28(日) 08:24:39 ID:e0mDfCdd0
499だけど腐女子じゃねえwwwwwふざけんなwwwwwww
503名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/28(日) 09:56:46 ID:NUXA//JT0
よせ、相手にすんな
504名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/28(日) 19:06:50 ID:f1y1DbS30
おや?ながれがおかしい。
べつにそっち方面のデモいいだろ。
えりごのみすると余計にすたれる
505名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/28(日) 23:07:08 ID:OqyPBPoJ0
そんなものでしか盛り上がれないならいっそ完璧に廃れてしまえ
506名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/29(月) 02:07:38 ID:14JShkapO
前スレのタバサ記憶喪失ネタの続きが気になって仕方がない

結局どうなったんだっけか?
507名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/29(月) 08:11:38 ID:GOcsxnH60
>>505
同感。
ホモネタなんかでスレを腐臭まみれにするぐらいならDAT落ちの方がまし。
508名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/29(月) 17:55:07 ID:S0u5dflQ0
寂しい流れなので、一発書いてやろう。
509名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/29(月) 19:09:41 ID:S0u5dflQ0
「レックス、おしり...出して。」
頬ををピンク色に染めて、タバサが言った。
「お父さんに教えてもらったの。
 男の子もおしりで気持ちよくなれるって。」
タバサの手にはボクのと同じくらいの大きさのバイブが握られていた。
ボクは上ずった声を上げて後じさった。
「や、やだよ、そんなの!」
「タバサ、レックスに気持ちよくなってほしいの!」
「あぅう...タバサぁ...」

こうですか?わかりません><

510通りすがり:2007/10/30(火) 01:44:54 ID:WJEsWOM6O
「僕らいつまで、こうして一緒に眠れるのかな…」

ランプの火を消して暗くなった部屋に、ティミーの呟きが溶ける。
ベッドの上の双子を包む、リラックス効果のあるキャンドルの匂い。
ぽふん、と横になってシーツを被ったポピーは、ぱちくりと瞬きをひとつして兄のいる方を見やった。

「こうして一緒に眠れるのは、子供のうちなんだって言ってたんだ、おじ様が」
「……どうして子供のうちなの?
大人になったら一緒に寝るのは悪いことなの?」
「わかんないよ、そこまで」
「……わたし、困る。
一人になったら、怖い夢見た時も我慢しなくちゃいけないのでしょう」

シーツの衣ずれの音がして、ティミーは自分の左手を耳の横のあたりにもってくる。
やっぱり思った通りにポピーの手があって、ティミーはその温もりを感じながら柔らかく手を重ねた。

「閃いたよポピー、大人になったらベッドが小さくなっちゃうから一緒に眠れなくなるんじゃない?」
「お洋服みたいに?」
「そう。
だから、大人サイズのベッドならいいんじゃないかな。
明日サンチョやピピンに作って貰えないか相談しよう……」
「うん。そうする……。
良かった………あたし眠くなってきた」
「僕も。今日は手を繋
511途切れたorz:2007/10/30(火) 01:49:28 ID:WJEsWOM6O
「僕も。今日は手を繋いで寝よう」
「うん……」

ほどなくして、月明かりの差し込む部屋に双子の寝息が広がる。
話を聞いていた空の星達は、可愛らしいその内容に微笑んで、ちかちかと瞬きあっていた。

End
512名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/30(火) 01:51:00 ID:SE8kxM730
いいね
513名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/30(火) 07:49:59 ID:dsZhQsPCO
>>510-511
途切れたのはドンマイ。

なかなかいいね。
514名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/30(火) 17:45:23 ID:sHm7RMnJ0
>>509

続きをもちろんかくんだろうな?
515名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/30(火) 21:39:30 ID:sHm7RMnJ0
はやくうううううううううううううううう
516名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/30(火) 22:07:19 ID:sHm7RMnJ0
あげ
517名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/31(水) 00:19:27 ID:EBgsdBWU0
またうざいのが
518名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/31(水) 19:51:36 ID:kewdtimc0
509だがほんとにキボンぬしてんのかね?
519名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/31(水) 20:00:20 ID:7CgQGGCM0
横からキボンヌ
520名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/31(水) 20:00:45 ID:kewdtimc0
スレちがいで迷惑でないなら書きましょう。
521名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/31(水) 20:09:45 ID:V1mproOcO
スレチならやめてほしい
522名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/31(水) 20:14:48 ID:kewdtimc0
そういってるだろ?
523名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/31(水) 22:33:55 ID:HF191udEO
この流れをどうにかせんと……

>>509
とりあえず、ピンクだかどっかにDQ官能小説スレがあるからそっちへゆけ。多分コアなのが喜ぶぞ。
ここだと嫌がる人がいるからな。
変なのも沸くし。

まぁ境界が難しいっちゃそうなんだが。
なんとなく分かるだろ?
524名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/31(水) 22:51:50 ID:WLkJU/VD0
というか、ここは全年齢板
525名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/31(水) 23:01:18 ID:kewdtimc0
そうか。では消えるとしよう。
526名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/31(水) 23:04:57 ID:BN1I/J0j0
うん
527名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/01(木) 17:39:21 ID:pE/XjEFT0
やっぱ書くことにしたわ♪
見たくない人はNGにでもしてください。
528名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/02(金) 01:21:50 ID:QlZf9ytY0
>>527
最低の態度だな。死ね
529名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/03(土) 17:50:31 ID:7FSIUQFG0
どうやらここは乞食のほうが偉いらしいぞwwww
530名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/05(月) 22:08:42 ID:zJ0+6+sU0
とうとう乞食も職人も消えあとは落ちるばかりプゲラ
531名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/06(火) 11:28:05 ID:FXj1KxPcO
双六クリア、タークget!!記念かきこ。
532名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/06(火) 20:25:44 ID:4jFg8eNz0
双子登場したな。かわいかった。
533名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/06(火) 20:51:02 ID:R/9ypoz4O
ニコニコで聴いたがCDシアターの双子かわゆいな

吉田小南美の演技 リュカの時とはまた違ってていい
声は同じなのだが

リュカ→お利口さん
ティミー→元気いっぱい
みたいな感じかね

あと船のエピソードは本編にあってもいいと思う。
そりゃ初めて生き物を殺めたら怖くて寝れんわな。
あの辺は久美の脚色から来てそうだな。
534名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/07(水) 01:14:39 ID:My38egVG0
ポピーかわいい
535名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/09(金) 22:08:13 ID:TN4yROHxO
533達が言ってるCDってどうゆうとこで売ってるかな?他のスレでも聞いたんだけどイマイチ分からなくて…知ってる人いたらよろしくお願いします。
536名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/10(土) 02:17:44 ID:IWIC6e0DO
ブックオフとかに行くと稀にある。
ただ地域差もある。
あとはネットオークションだな。

ちなみにロト編の方が数が多いらしい。

ニワンゴのニコニコ動画にあるからそこでも聴ける(ただし著作権とかにひっかかる)

詳しくはCDシアタードラゴンクエストと検索すりゃいろいろでるべ。

ちなみに
双子のキャストは男の子は吉田古奈美で女の子は荒木香恵。
どちらもかなりハマり役。
537名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/11(日) 09:05:36 ID:5wMYFNIgO
536マジでサンクス。とりあえず、昨日一日中市内の古本屋回ってみたけど無かった…仕方ないから日本橋でも行こうかなっと思ってます。後はヤフオク等かぁ…ニコニコでは聞いたけど、やっぱマジで欲しいですね。
538名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/11(日) 09:22:15 ID:73+sCQon0
主人公がベジータ声で「ビアンカァ!!!!」は燃える。
539名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/11(日) 20:02:01 ID:Df5OF7aV0
ところでいつ例の場所はエロ絵再開するんだろ
540名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/12(月) 00:13:11 ID:k2J/7XlcO
>>539
なんだ藪から棒に

>>537
あんた東京の人か?
日本橋に新古書店なんかあったかな……さっぱり記憶にないんだが。
百貨店やらオフィスやらで
千代田区の神保町なら古書店わんさかだが。(世界一の古書店街らしいので)でも古書店にはあまりそんなのないだろうし。

ん、それとも大阪の人なのか?あっちにも日本橋って知名があるかんな。

まぁ聴きたい奴は誰しもが通る道だ。頑張れ。
俺も遠くのブックオフに行ったものだよ。
結局未だに実物には拝めんが。
541名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/12(月) 11:59:14 ID:6E26zWh+0
エロいのつづきまだ??
542名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/12(月) 18:17:38 ID:yy4A5761O
540さん。僕は大阪人っすよー。その通り大阪にも日本橋なる地名があり、今では大阪の秋葉原と思われる程になってます。そこで見つけれたら最高なのだが…今日またニコニコでシアターCD見たが、3、4、5共ネ申だわ。あぁ中毒になりそう…
543名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/13(火) 20:29:23 ID:gc96RTLS0
エロいのつづきかけ
544名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/13(火) 21:58:37 ID:BTpUIVENO
>>542
そっか大阪の人か〜
東京の日本橋は所謂オフィスビルと百貨店、その他諸々が軒をつらねてるよ。五街道の起点もいわずもがな。
ちなみに秋葉原と日本橋は若干距離がある。歩いたら小一時間はかかるな。

ニコニコでCDシアター
一応ここは双子スレなので双子について語ると
役合ってるわ可愛いわ掛け合いに和むわで俺はノックアウトしたww
やはり和む要素は必要だよこのスレにも。

それにしても5のストーリーの秀逸なこと。
545名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/14(水) 01:39:32 ID:gmYzGkAYO
545さん。確かに5のシナリオは秀でてて凄いっすねー。僕のシアターのお気に入りは、やっぱ付加イベントがあることかな。2のローレとムーンが結ばれたり、5の双子が最初の戦いで悩んだりするのは実際ありそうで非常に良いイベントだと思うな
546名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/14(水) 01:49:28 ID:gmYzGkAYO
↑間違えた。最初544さんです。
547名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/15(木) 18:32:45 ID:Ookgl0OJ0
548名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/15(木) 22:20:22 ID:zw1fGkasO
>>545
なんか軽いな〜俺のが年下かもしれないのに。
まぁ2chでそんなこと書き込むのは愚問か。

>>547
気になるが見れぬ。
549名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/16(金) 00:26:30 ID:12pH+7ahO
548さん。まぁ最初は敬語やら何やらは使うって人間なんだよ、僕は。2ちゃんでもさ。とりあえず、ヤフオクで1、2、3と5の一枚目はゲット。大阪の日本橋にその2と3あるかな…
550名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/16(金) 00:44:30 ID:MwpWgkWUO
>>549
おめでとう!
あるとこにはあるんだな〜。

佐々木望みたく声がかなり変わった人や
戸谷さんや塩沢さん、鈴置さんの様に鬼籍してしまった方も出演してらっしゃるからなぁCDシアターは。キャストなら銀河英雄伝説に引けをとらないしさ(こっちには敬さんは出とらんが…)。
貴重な逸品を後生大事にとって置くのだよ。

それにしても双子もそうだがドラクエを愛しすぎて俺は病気だよ。まだ若いのに困った困ったw。
551名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/16(金) 14:09:56 ID:aIje9+YPO
なにこの低年令なやりとり
552名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/16(金) 14:48:42 ID:12pH+7ahO
550さん。とりあえず、ゲット出来たのはめちゃ嬉しいですわ。やっぱ声が出るドラクエって最高だわー。若いのにドラクエryって僕も全く一緒だよ。5の2、3は日本橋でゲット目指してみるよ。ドラクエデビューがFC2の現在22歳の俺ガイル
553名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/16(金) 22:52:34 ID:67h8l/g/0
554名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/18(日) 19:13:42 ID:WGyZFqRE0
555名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/18(日) 22:03:13 ID:olWUh0B60
556名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/20(火) 22:03:37 ID:l2mnNkrb0
557名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/23(金) 14:22:57 ID:sgj7JgO90
一応保守 気に入りのSSがあったから
558名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/23(金) 18:25:14 ID:FjmWihMoO
ここ最近まともなSSが投下された記憶が俺にはないんだがどの辺りだったか……
559名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/26(月) 22:38:46 ID:ODQutqJ+0
リンクするためのコピペスレになりさがってやがるwwww
560名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/29(木) 01:12:17 ID:tGSQgUjM0
やべえwこのスレ懐かしすぎ
初代からしばらく見てたがいつの間にかフェードアウトしてたわ

そろそろDS版でて盛り上がるだろうから期待age
561名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/29(木) 01:58:45 ID:GJOP0EtTO
盛り上がるといいな。
562名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/30(金) 00:52:32 ID:QuCMWH1E0
DS版発売記念age
563名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/01(土) 15:52:29 ID:NMnJq9bW0
564名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/09(日) 01:57:08 ID:UOgu35Gn0

565名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/18(火) 19:43:59 ID:2w1JjXZe0
グランバニア車さんとか、昔いた絵かきさんの絵がもう一回見たいんだけど
どこいけばいいんやろ
566名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/19(水) 15:26:51 ID:WMeHgZlaO
この前古本屋でマンガの天空物語を11巻セットで1300円でGET。皆さんは値段どう思いますか?内容は非常に面白かったのだが…主人公見つけてからも詳細に描いてほしかった。皆さんは感想とかありますか?
567名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/19(水) 15:39:10 ID:spgqyeahO
天空物語、終わり方はあれでいいと思うよ。
ゲームで描かれなかった主人公に会うまでの物語だし、その後の続きはゲームでやればいいだけの話だし。

ソラちゃま可愛いよソラちゃま。
568名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/19(水) 17:57:23 ID:S0S/uPBW0
やっとアクセス規制解除……今回は長かったな
かなり昔であれなんだが、タバサが記憶喪失になるストーリーのSS覚えてる人いる?
いたら続きの投下を再開しようかと思うんだけど
569名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/19(水) 19:38:49 ID:zd3hM1380
ぜひたのむ。このスレは好きなんだ。どんなに廃墟になってもね
570名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/19(水) 19:41:09 ID:+DXBsZLnO
あったな 懐かしい
571名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/19(水) 20:20:11 ID:orzOhGWx0
>>568 懐かしい。好きなお話だったので是非お願いします。

自分もアクセス規制でしたw
572 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 20:40:14 ID:S0S/uPBW0
トリップこれであってたっけw
それでは投下再開。余りにも間が開いたのでテキストファイルでうpしました
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?dlpas_id=0000023755.txt
パスは hutago
DLすれば本日投下予定分までは読む事が出来ます。
573 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 20:42:04 ID:S0S/uPBW0
 頬に当たる風が、乾いた涙の後を冷たくなぞってゆく。その冷たさが太陽の陰りを知らせていた。
 辺りは濃く茜色に染まり、夜の到来が近い事を主張する。
 レックスは未だに膝を抱えたままその場を動けずにいた。
 この場所に来た時から感じていた自己嫌悪はさらに強いものになり、妹を傷つけた後悔がその上に積み重なってゆく。
 その重さが足に絡みつき、肩にのしかかっているようで彼はその場を動けない。
 ため息をつこうとして、けれども吐き出す事無くそれを飲み込んで、二度三度とかぶりを振る。
 あまりにもレックスに似合わない仕草だった。
 タバサ、泣いてたな……。
 泣き顔を思い出して、キリ、と奥歯を噛む。
 生まれた時からずっと一緒だった二人だ。当然喧嘩もすれば、お互いが泣くほどやりあった事だってある。
 しかし、今回のように泣かれた事は今までになかった、と思う。
 タバサがごめんなさいと発した時の表情が頭にこびりついて離れない。
 そんな顔をさせたのが自分自身だ。
 その事実が苛立たしいのでもなく悔しいのでもなく、どうしようもなく悲しかった。

  カツン、という靴の音とともに生まれる気配。
 ……タバサっ!?
 勢い良く顔を上げるが、そこにいたのは妹の姿は無く、予想していたよりもずっと背の高い影。
 軽く片手を上げてゆっくりとレックスのそばに歩み寄ってくる。

「お父さん」
「どうした、タバサと喧嘩でもしたのか?」
574 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 20:44:37 ID:S0S/uPBW0
 レックスの言葉に間髪を挟んだのみで、アベルが応える。
 響きには咎める様なものは含まれてはいなかった。
 父さんは僕がタバサを泣かせた事を知らないのだろうか?
 考えるが、もしそうだとしたら喧嘩をしたのかどうかを尋ねて来るはずがないともレックスには思われた。
 じゃあ、やっぱり僕を叱りに来たんだろうな……。

「……喧嘩じゃないよ。喧嘩じゃない」
「そうなのかい?」

 俯いて視線をそらせたレックスの隣に腰を下ろす。

「僕が悪いんだ」

 伏せ目がちに、ゆっくりとだがアベルに視線を向けるレックス。
 少なくともレックスには父の姿はいつも通りに見えた。

「ひどい事を言って傷つけたんだ」

 誤魔化す事無くその言葉がすんなりと出てくる。
 アベルはそれでも咎める様子は見えない。それどころか穏やかな微笑みすら浮かべている。

「じゃあ、謝らないとな」

 父の言葉にレックスは再びうなだれてしまう。
 ひどい事を言って傷つけた。そこまではレックスも十分に理解しているのだ。
 自分が悪い事も知っている。それでも、そこから先どうしたら良いのか分からないのだった。
 悪い事をしたんだから、謝る? それはそうかもしれない。でも謝ったとして、それからどうすれば……?
 そう考えるとどうしても実行に移せないレックスだった。
 アベルは息子のそんな心情を察していたのだろう、来る前から心の中に用意していた言葉をゆっくりと紡ぐ。
575 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 20:46:23 ID:S0S/uPBW0
「僕も、昔フローラにひどい事を言って傷つけてしまった事があってね」
「そうなの……?」

 ひとつ頷いて続ける。

「うん、まだフローラと結婚したばかりの時の事なんだけど」

 ほんの少し苦笑しながらの父を意外そうな面持ちで見上げた。
 アベルとフローラはレックス達から見ればとても仲の良い夫婦で、喧嘩をしたところを見た事は無い。
 そんな父を母をレックスは大好きだったし、二人が仲違いしているしている姿など想像した事も無かったのだ。
 だからアベルがフローラをひどく傷つけた、と言われてもにわかには信じられない。

「本当に?」
「本当だよ」

 レックスの目は丸く見開かれて父の話の先を促す。

「フローラは僕と結婚するまではそれこそ典型的なお嬢様ってタイプでね。
 修道院で修行はしてたけれど、とても僕と一緒に厳しい旅が出来るような娘じゃなかったんだ」

 それはレックスも理解出来る気がした。
 旅は時に険しい山道や洞窟を探索しなければならない事も少なくない。
 それまで不自由なく暮らしてきた少女にとって、それがどれ程厳しいものであっただろうか。
 アベルの話は続く。
 フローラは最初こそアベルと肩を並べて歩いていたそうだ。
 だが歩き慣れていない彼女はすぐに脚を痛めてしまい、酷いまめが出来てしまう事もあったと言う。
 そんな少女に魔物との戦いなどまともに出来る筈もなく、戦いではいつもアベル達の後ろで守られているのが常だった。
576 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 20:48:10 ID:S0S/uPBW0
 もちろんそれは当然の事であって、むしろフローラのような年頃の娘が旅や戦いに慣れている等という事の方が稀有であろう。

「要するに足手まといではあったんだけど、それ以上に脚の痛みに顔をゆがめたり魔物に怯える彼女の顔を僕は見たくなかったんだ」

 フローラの穏やかな微笑みに、優しい表情に惹かれたのだから。

「……それで、どうしたの?」

 アベルは茜色の空を見上げた。

「歩かなくて良いように馬車の中にいて貰う事にしたんだ。フローラは少し悲しそうな顔をしたけれど、僕はそれが正しい事だと思ってた」

 そしてある時、洞窟を探索する機会があった。
 フローラはアベルについて行くと言ったが、アベルはそれを承知しなかった。
 彼女を町の宿屋に残して、自分と仲間の魔物達だけで出発してしまったのだ。
 洞窟の探索から帰ってきたアベルが見たのは、怪我をして治療を受けているフローラの姿だった。
 町外れで呪文の鍛錬をしていて魔物に襲われたらしい。

「あの時は本当に肝を冷やしたよ」

 そしてその後にやってきたのは急激な温度の変化だった。
 どうして勝手にそんな危ない事をしたのか。折角安全な場所にいてもらうようにしたのにこれでは意味がないでは無いか。
 そんな思いがアベルの口から次々と流れて出た。

「フローラは足手まといだから、無茶をしないでくれよ! ……そう言ってしまったんだ」

 そこまで一気に喋って、アベルはひとつため息をつく。
577 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 20:49:07 ID:S0S/uPBW0
「お母さんは……」
「泣いたよ。泣いて、ごめんなさいって謝った」

 レックスの息を飲む音が聞こえる。
 語る父の表情は苦い。レックスも先ほどのタバサを思い出してしまい、表情は暗い。
 それは忘れたくても忘れられない思い出なのだろうか。レックスは一瞬そう思ったが、その予想は外れていた。
 アベルにとってそれは、忘れたくない大切な思い出だったのだから。

「でも、フローラは強かった。本当に強かったんだよ」
「どういう事?」

 一度レックスと視線を合わせて頷いてから続ける。
「ひとしきり泣いた後、フローラを慰める事もその場から逃げ出す事も出来なかった僕に言ったんだ」
 足手まといになってしまってごめんなさい。それに、私の事を本当に大切に思ってくれてありがとう。
 けれど、私は私を妻に選んでくれたあなたの傍で、あなたと共に歩んで行きたいと思っています。
 今は支えられてばかりだけれど、いつかはあなたを支えてあげられるようになりたいと思うから。
 時には無茶をするかもしれないけれど、あなたが大切にしてくれている私自身をないがしろにするような無責任な事はしないと約束します。
 だから……。
「だから、今はまだ足手まといの私を、認めて欲しいんです」
578 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 20:51:03 ID:S0S/uPBW0
間違ってエンターで書き込み……、ちょい見辛いがご容赦下され
そろそろ連投規制に引っかかりそうな予感!
579 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 20:51:57 ID:S0S/uPBW0
 アベルの表情は話を進めるうちに晴れやかなものになっていた。大切なものを慈しむ優しい表情。

「フローラの言葉を聞いて、気づいた。
 僕は、フローラを大切に思っている気持ちを理解されていないんじゃないかって不安に思っていたんだって。
 それと、自分がどれ程フローラの気持ちを理解できていなかったのか、もね」

 だからな、レックス。
 続けようとしたアベルは隣に座る王子の横顔を見て言葉を止めた。
 レックスの顔からは先程までの沈んだ表情は消えうせ、何かを見据えるような力強い光がその瞳によみがえる。
 その顔を見ただけで、もう大丈夫だと信じる事が出来た。
 彼とフローラの自慢の息子は、転んで傷ついたとしてもきっと自分で立ち上がってまた前に進める強さを、そして誰かが隣で転んでいたら手を差し伸べる強さを持っている筈だったから。

「僕、タバサに謝って来る」

 立ち上がったレックスは次の瞬間にはもう走り始めている。
 後ろ姿を眩しげな表情で見守るアベル。
 その小さな背中が。
 アベルには、ほんの少しだけれど。
 大きいものに感じられた。
580 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 20:52:59 ID:S0S/uPBW0
 タバサはフローラの部屋から自分の部屋に戻って来ていた。
 まだ泣き腫らしたまぶたは完全には元に戻っていなかったけれど、心の中はフローラの部屋に行く前の暗く重いものではなくなっていた。
 お風呂に入るために着替えやお風呂セットを準備しながら、先程のフローラの言葉を思い出す。
 すぐ傍に支えてくれる人がいるのなら、転びそうな道だって上手に歩いて行けるわ。そんな時には甘えて、頼っても良いのよ?
 フローラはその言葉通りにタバサを支えてくれた。それはとても安心できたし、タバサにとって嬉しい事ではあったけれども。
 どうしても、心の片隅にこびりついた黒い染みが拭えない。小さいようで、けれども無視する事の出来ない染み。

 図書館や食堂に連れて行ってくれたレックスの優しい顔が忘れられない。
 レックスさんはわたしの記憶を取り戻す為に色んな協力をしてくれた。記憶を失って不安だったわたしの傍にいて、支えてくれていた……。
 タバサを返してよ!
 その言葉を放った時のレックスの辛そうな顔が頭から離れない。
 そう、あの時のレックスさん、とてもとても辛そうな顔をしてた……。
 
 タバサはぶんぶんと頭を振って考えるのを中断する。
 考えれば考えるほど、自分が何を考えているのか、どうしたいのか、どうすれば良いのか。それが分からなくなってしまうタバサだった。
 ふう、と全身でため息をついたタバサはベランダに通じる扉を開け、ゆっくりと歩を進める。
 手すり越しに下を覗き込んでみる。

「あ、あれ?」

 吸い込まれそうな感覚。手がかすかに震えていた。
581 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 20:54:27 ID:S0S/uPBW0
 タバサはぎゅっと目をつぶって一歩、二歩と後ずさりしてゆく。
 背中が開けっ放しになっていた扉にあたってはめ込まれていたガラスが音を立てる。
 タバサはその場にへたり込んでしまった。
 どうしたんだろう、怖い……。
 手すりもあれば作りのしっかりしたベランダである事は少し考えれば分かる事だった。
 けれどもタバサはぎゅっと閉じられた目を開ける事が出来ない。

「怖い、怖いよ……」

 膝を抱きかかえるようにしてみても恐怖は消えない、不安は増したように感じられる。

「助けて……」

 かすかな声がタバサの口から漏れた。
 思い浮かぶのは、とても優しい母フローラでも、とても大きくて強い父アベルでも無かった。
 あんなに冷たい言葉をかけられたのに。あんなに怒っていたのだから来てくれるはずなんてないのに。
 それでも思い浮かんだのは、自分を助けてくれると真っ先に信じられたのは。

「助けて、レックスさん……!」
「タバサーーーーーー!!」

 声と同時に部屋に飛び込んできたレックスはきょろきょろと視線をさ迷わせる。

「タバサ! いないの!? タバサ!」

 ベッドに誰かが寝ているふくらみが無い事を確認したレックスは、タバサの部屋にしては珍しくタンスが開けっ放しになっている事に気づき、
 次いでベランダに通じる扉が半開きになっている事を発見した。
 ガラス張りの部分からは膝を抱えてうずくまっているタバサの後姿も見えている。
 レックスは扉に急いで駆け寄り、扉の三歩手前で立ち止まった。
 数瞬の空白を経て、意を決し口を開く。

「……タバサ」
582 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 20:56:37 ID:S0S/uPBW0
 妹の反応は無い。
 それは王子が突然部屋に飛び込んできて咄嗟に反応出来なかったからだったのだが、レックスはそうは受け取らなかった。
 意を決して勢い良く頭を下げる。

「ごめん!!」
「……え?」
「さっきの事、酷い事言って本当にごめん!」
「どう、して……?」

 タバサのかすかな声が聞こえる。
 レックスは一歩足を踏み出す。ベランダまで後二歩の距離。

「僕は、怖かったんだと思う」

 さらに一歩。ベランダまで後一歩の距離。

「ずっと一緒にいたタバサが何処かに消えてしまったんじゃないかって、それが怖かったんだと思う。それに、僕の気持ちも」
「レックスさんの、気持ち……?」

 タバサの声がさっきよりもはっきりと聞こえる。

「……うん。その、上手く言えないんだけど、僕とタバサはずっと一緒にいて、僕はタバサの事を大切な妹だって思ってて、
 きっとタバサも同じように思ってて、もしタバサがそれを忘れちゃってたら、僕の大事な気持ちも何処かに消えてしまうんじゃないかって……」

 一言ずつ区切るようにゆっくりと。
 自分の気持ちを言葉にしてゆくレックス。

「でも、違ったんだ」
「……?」
「僕の気持ちは、絶対に消えたりなんかしないって、分かったんだ」
583 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 20:57:30 ID:S0S/uPBW0
 タバサを泣かせて、自分自身を傷つけて、そして父に導かれて。
 その末に見つけた答え。

「タバサは、僕にとって大切なたったひとりの妹だから。タバサが忘れていたとしても、それは絶対に変わらないから。だから……」

 重い、鉛のような足に懸命に力を入れてもう一歩を踏み出す。
 レックスの身体がベランダに出る。
 タバサはもう手を伸ばせば触れられる距離だ。

「だから、だからっ……」

 懸命にその先の言葉を捜すレックス。
 大切な妹に伝えなくてはいけない事があるのに。
 肝心の言葉が出てこない。
 どうしたらこの気持ちを、自分が傷つけてしまった妹に伝える事が出来るんだろうか。
 そんな思いだけが溢れているかのようで。
 言葉にしなくても、言葉に出来なくても、レックスの思いは伝わったのだろうか。
 王子の言葉の先を紡いだのはタバサだった。

「……ありがとう、ございます」
「えっ!?」

 見上げるタバサと視線が絡まる。

「わたしの事大切に思ってくれて、嬉しいです。だから、ありがとうございます」

 ほんの少し前に酷い言葉をかけられたけれど、それでも部屋まで訪ねてきて、自分の言葉で謝罪するレックスの気持ちが嬉しかった。
 だから、ありがとう。
584 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 20:58:58 ID:S0S/uPBW0
 でも、とタバサは思った。
 レックスは間違った事を言っていると思った。
 他の事は良いかもしれない。でも、その間違っている部分だけは絶対にそのままにしてはおけないと思った。

「でも、レックスさん間違っています」

 レックスは少し驚いた顔をして身構える。タバサからどんな言葉をかけられるのか考えが及ばない。

「わたし、忘れてなんかいません」
「……?」

 そう言ったタバサの目は、レックスからすると不思議なほど柔らかな優しい光をたたえていた。

「わたしの気持ちです」

 言いながらゆっくりと立ち上がる。

「確かにレックスさん達との思い出は忘れてしまっています。でも分かります。わたしはレックスさんが大切だって、大好きだって分かります!」
「あ……」

 そうだ、そうだった。タバサは記憶を無くしたその日にも言っていたではないか。
 レックスといるとあたたかい気持ちになれるのだと、そう言っていた事をどうして忘れてしまっていたのか。

「わたしには思い出がないから、だからこの気持ちが『タバサさん』と同じものかどうかは分からないけど」

 この気持ちが嘘である筈がない。この気持ちが無くなってしまうなんて絶対にない。きっと、『タバサさん』にだって負けてなんかいない。

「レックスさんが大好きだって気持ちは忘れてなんかいません!」
585 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 21:01:13 ID:S0S/uPBW0
 そこまで言って。
 タバサは自分の言っている事の大胆さに気が付き。

「だ、だから、だからですね……」

 耳まで真っ赤にして、次第に語尾を小さくしながら。

「れ、レックスさん、間違って……います……」

 レックスを優しく否定した。

「そ、そっか……」
「はい……」

 妹は顔を赤くして再びうつむき、兄は照れたように視線を斜め上に向ける。

「……ごめん」

 そう言ったのは、レックス。

「僕、タバサの気持ち全然分かってなかった……」

 父が母と言い争いをした時もこんな気持ちになったのだろうか。
 一瞬考えて、すぐにその思考を頭の隅に追いやる。
 今一番に考えなければいけない事は、目の前で赤く小さくなっている大切な妹の事の筈だったから。
 うん、とひとつ頷いて。

「僕も同じだよ。タバサの事、だい……じに思ってる」

 半ば以上、す、と言いかけて照れて言葉を変えた事が王女にも伝わってしまう程誤魔化しが下手だった。
586 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 21:03:30 ID:S0S/uPBW0
「タバサが困っていたら助けてあげたいって思うし、記憶をなくして大変な今がその時だと思うんだ」
「レックスさん……」
「さっきは本当に酷い事を言って傷つけたけど、僕の事を許して欲しいんだ。だから……ごめん!」

 言葉と同時に勢い良く頭を下げた。
 決してスマートとは言えなかったけど、それがレックスにとっての精一杯の謝罪だった。
 タバサにはそれが分かるから。
 だって、さっきまで冷たく凍えていた心が、こんなにもあたたかいから。

「レックスさん、手を貸して貰えませんか」

 顔を上げたレックスの目の前に小さな手が差し出される。
 自分の右手をその手に合わせると、タバサは両手でそれを包んだ。

「震えているの、分かりますか?」

 言われて、気づいた。
 確かにタバサの手はかすかに震えていた。
 頷いたレックスを見て言葉を続ける。

「さっきそこから下を見てみたら、すごく怖くて、レックスさんが来てくれてからかなり収まったんですけど、それでもまだ少し震えてるんです」
「そんな! タバサは高いところが苦手なのにどうしてそんな事を……って、あれ? でもさっきは」
「はい。さっきレックスさんを追いかけて行った時は夢中だったから。だから高いところに行っても平気だったんだと思います」
「そう、なんだ。じゃあやっぱり……」
「そうです。レックスさんが言った通り、高いところが苦手でした。本当に怖くて、立っていられなくて、目を開けていられなかったです」

 話しているうちにその時の感情を思い出したのだろうか、手の震えが少し強くなった。
587 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 21:04:45 ID:S0S/uPBW0
 レックスはぎゅっと妹の小さな手を握る。その体温がタバサを安心させる。
 ああ、やっぱり……。
 レックスさんはわたしを助けてくれるんだ、と。
 記憶ではなく、心の底からわき上がって来る気持ちがそう言っていた。

「その時、わたし言いました。レックスさん助けてって……」

 タバサが頼ってくれた。その事はレックスを勇気付けたし、とても嬉しい事だったけど。
 そんなに頼ってくれていたタバサを傷つけたという罪悪感がどうしても頭を離れない。
 けれど。
 タバサは責める様な事はしない。
 頬を薄い桜色に染めて、大切な宝物を愛でるような表情で。

「そしたらレックスさん、来てくれた……」

 酷い言葉をかけられたけれど。
 それでもレックスの事を嫌いだなんて思えなかった。
 本当に心細かった時に、誰かを頼りにしたい時に。
 最初に名前が浮かんだ人。

「だから、許してあげます」

 それが、答えだった。

「ほ、ほんとう?」

 驚いたように確認するレックスにしっかりと頷いて。

「わたしからも、お願いがあるんです」
「え、何かな。僕に出来る事だったら何でもするよ!」
「わたしは、さっきレックスさんに言われたみたいに『タバサさん』と違うところが沢山あるかもしれません」
588 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 21:07:12 ID:S0S/uPBW0
 真っ直ぐにレックスを見たその視線をずらさない。

「でも、それでも、わたしにとってレックスさんはとても大切なお兄ちゃんです」
「あ……」

 タバサが記憶を失って初めてその呼び名で呼ばれた。
 それだけで喜びが身体を駆け巡る。

「そんな大切なお兄ちゃんに記憶がないせいで嫌われてしまうなんて、絶対に嫌です……」

 本当はその言葉を否定したかった。嫌いになんてならない、そう言いたかった。
 けれども、タバサにそう思わせてしまったのは他でもない自分自身なのだ。
 だとしたら自分に出来る事は……。

「今はまだ無くしてしまったものが多くて、思い出せない事が沢山あるけど、でも、
 わたしもっと一生懸命頑張ってきっと無くしてしまったものを取り戻すから! だから……」

 もう裏切らないように、ひとりぼっちで震える事がないように。
 タバサを信じる事だと。
 そう思った。

「だから、今はまだ『お兄ちゃん』の事を思い出せないわたしを、『レックスさん』が知らないわたしを、認めて欲しいんです」

 転びそうな道だって、傍で支えてくれる人がいれば上手に歩いて行ける。
 フローラはそう教えてくれた。
 忘れている事を思い出す。それは雲をつかむようなもので、実際のところどうすれば良いかなんて見当も付かない。
 何か良い方法があるのかもしれないし、ないのかもしれない。
 あっさり思い出せる事もあるのかもしれないし、ずっと思い出せないのかもしれない。
 たとえその道がどれだけ険しくて大変なものだったとしても。
 レックスが傍にいてくれたなら、きっと歩いて行ける。
 そう信じられたから。
589 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 21:08:24 ID:S0S/uPBW0
 だからこそ、今自分がいる場所を、今の自分を認めて貰わなければいけないんだと。そうでないと一緒に歩く事が出来ないのだと。
 タバサは直接的な言葉ではなかったにしろ、フローラから教えられた気がしたのだ。
 レックスもまた、王女の言葉を聞いて父とのやりとりを鮮烈に思い出していた。
 フローラを大切にするがあまりに、彼女を否定してしまった父。
 それでも父と共に歩んで行く事を望んだ母。
 自分はそんなに格好の良いものではないとレックスは思ったけれど、タバサにきつくあたってしまったのは、記憶を共有する妹を大切に思うがゆえの事ではなかったか。
 レックスの手を包んでいるぬくもり。
 一度は振り払われたその手を差し出すのにどれ程の勇気が必要だったろう。
 その強さは、その優しさは、紛れも無くタバサのものだった。それを他の誰よりも知っていた筈なのに、傍にいたのに、見えていなかった……。
 目の前にいる少女は間違いなく自分の妹なのだと、記憶ではなく心の底からわき上がってくる気持ちがそう伝えていた。
 だから、万感の思いを込めて。
 真っ直ぐにタバサの瞳を捕らえて、力強く頷く。
 どんっ、と。
 小さく軽い感触が身体にぶつかってくる。

「レックスさんっ……、レックスさんの……」

 それ以降は言葉にならなかった。
 タバサの表情は近すぎて見えないけど、レックスには泣いているのが分かったから。
 妹が泣き続けないように、泣き止んで笑顔になってくれるように、彼女を抱く腕にぎゅっと力を込める。
 腕の中のぬくもりがかすかに震えている。
 レックスにはそれがとても悲しく感じられて。
 何があっても傍にいると、絶対に守るんだと。
 そう思った。
590 ◆pioDgkR/KE :2007/12/19(水) 21:11:19 ID:S0S/uPBW0
とりあえずここまで。
まだ終わりじゃないぞ、もうちょっとだけ続くんじゃ本当にもうちょっとだけw
途中からの投下なので最初から読んでみたいという人も>>572でよろしく頼みます。
591名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/19(水) 22:19:39 ID:orzOhGWx0
>>590 超GJ!
続き楽しみにしています!
592名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/20(木) 17:27:23 ID:rAa3LCK/0
わけあって最近目覚めた
だが残念なことにこのスレ趣旨とは少し方向性が違ったようだ
593名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/20(木) 20:01:57 ID:rAa3LCK/0
よし、全部読んだぜ
文才あってすげえ
594名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/20(木) 20:27:25 ID:65/UIbsb0
>>592
目覚めたって文章書きにかい?
久々にSSの投下もあった事だしエロとかローカルルールに違反してなけりゃ
この機会に思い切って挑戦してみてはどうか
595名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/20(木) 20:45:25 ID:4TN/xUYu0
エロ禁止なんてだれが決めたの?
596名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/20(木) 21:11:31 ID:3Zcr04on0
全年齢板なんだからエロは禁止だろ常考
597名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/21(金) 13:22:26 ID:t0xV704a0
おすすめ2ちゃんにMUGENてのは珍しい。
598名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/21(金) 19:42:02 ID:UKVO2+C60
ttp://mugen-restaurant.jp/

ここで王子と皇女のキャラが作られているからではないか
599名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/21(金) 19:52:31 ID:IUVPiktHO
>>572-590
嫁はビアンカにしてください。
レックス・タバサなんだらかやっぱりビアンカが望ましい。
600名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/21(金) 20:57:38 ID:t0xV704a0
>>598
すごそうだな。
MUGENスレ見たら王子に関するやや病的なカキコwがあったんで
そいつが足しげく関連スレ回ってるのかもしれない。
>>599
ビアンカだとアベルの思い出話がしっくりこない危険。
この話はフローラでいいと思う。
601名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/21(金) 21:00:07 ID:2N9YUEVz0
何でレックス・タバサだったらビアンカが望ましいんだ?
フローラ嫁でもレックス・タバサだった記憶があるんだが違ったかな
602名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/21(金) 21:47:48 ID:UKVO2+C60
>>600

そんな変なカキコあった?ちょっとどこか教えてくれますかね?
603名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/21(金) 21:59:01 ID:t0xV704a0
>>602
SSじゃないよ。◆pioDgkR/KE氏のSSで洗われた心がヨゴレる危険あり。
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/game/1197368089/660-665
604名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/21(金) 22:16:38 ID:UKVO2+C60
まったく、世も末だな・・・。
605名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/21(金) 22:29:34 ID:IUVPiktHO
>>600>>601
アベルって名前、レックス・タバサだったらビアンカでしょう。
606名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/21(金) 23:07:21 ID:Gsfj3Uuz0
>605
日本語でおk
607名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/22(土) 00:34:56 ID:rW4VarmAO
痛々しいのがいるな。
608名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/22(土) 19:45:59 ID:j5Hzsgvi0
レックス・タバサならビアンカ(笑)
ショタコンクエスト(笑)
609 ◆pioDgkR/KE :2007/12/22(土) 21:28:15 ID:5EEKs5gT0
「レックスとはどんな話をされたんですか?」
「あー、うん、色々とね。男同士の話って言うか、そんな感じの事を」
「あら」

 フローラは穏やかに微笑む。

「教えてはくれないのです?」

 にこにこ、と。
 柔らかい笑顔でフローラが問う。
 アベルはどうにかして話した内容を秘密にしたいと考えて、すぐにそれがはかない抵抗だと悟る。
 何だかんだで彼は妻には滅法弱く、隠し事なんて出来やしないのだ。
 観念しましたよと苦笑してフローラに向き合う。

「レックスが自分の気持ちを見失っているように見えたから、僕の経験を踏まえてアドバイスを少し」

 フローラは少し首を傾けて頬に手を当てる。表情は微笑みのまま崩れない。

「あの時の事、ですか」

 頷きで返事して続ける。

「レックスは不安なんだ。これまで当たり前に自分の傍にあって自分のものだった気持ちが急に無くなったような気がしているんだと思う。
そんな不安の光は眩しすぎて他の輝きを飲み込んでしまうんだよ」
「でも見えなくなっているだけで、気が付きさえすればそこに必ずあるもの、ですか」
「そう、あの時も同じだったよ。
自分の気持ちがフローラに伝わっていないんじゃないかと不安で、フローラの考えている事や思っている事に気づけなかった。
レックスはずっと傍にあった気持ちを見失っていたけど、僕はずっと求め続けていたものが傍にあるのに気がついていなかったんだ」
610 ◆pioDgkR/KE :2007/12/22(土) 21:29:37 ID:5EEKs5gT0
 話は子供達のものから自分達のものへと移り変わっていた。
 それはきっと言わなくても二人とも分かっている事だったけど、それでも言葉に出す事を選んだのだ。
 だからフローラは話を止めない、アベルは続ける。
 言葉にしなくても伝わるものは確かにあるけれど、言葉にする事でより伝わる事だってある。二人はそれを知っていたから。

「僕は怖かったんだ。父さんはゲマに殺されてしまった、サンチョとは生き別れてしまったし、親友だったヘンリーもラインハットに残る事になった……」

 表情は苦い。

「僕が好きだった人は、傍にいて欲しかった人は、皆僕から離れて行ってしまうんじゃないかって」

 だからフローラが支えられるだけではなく、自分を支えてくれる存在になるのだと言ってくれた時、本当に嬉しかったのだ。
 本当は傍にいて欲しいのに、本当に大切に思っているのに、失ってしまう事を恐れて遠ざけてしまっていたから。
 フローラはそれに気づいていたに違いない。アベルの瞳に宿る優しさを、その奥に潜む寂しさを感じ取っていたのだろう。
 けれど彼女も不安を抱えていたのだ。
 今なら分かる。フローラだって、支えられてばかりの自分に苦悩していたのだ。
 守られてばかりの、支えてあげたい人を支えられない弱い自分から逃げ出したくなった日もあったのかもしれない。
 妻のそんな気持ちに気づけなかった事、気づかせてくれた事、それはあの日の出来事が与えてくれた最も大きなものだった。  

「私は……」

 フローラの視線が真っ直ぐに夫を射抜く。

「私は、あなたの支えになれていますか?」
611 ◆pioDgkR/KE :2007/12/22(土) 21:30:23 ID:5EEKs5gT0
 ああ、フローラはこういうひとだから。
 自分の抱える寂しさに気づいてくれたひと、そして自らの弱さを認めてその上で前に進める強さを持ったひと。
 だからこそ、一緒にここまで歩いて来れたのだ。

「もちろんだよ。フローラが傍にいてくれて本当に良かった。これからもずっと一緒にいて欲しいと思う」

 何のためらいも無くその言葉が生まれた。
 そしてそっとフローラの頭に手を添えて自分の胸に抱きしめる。 
 ありがとう、と。
 その言葉を同時に呟き身体を離す。

「レックス達は大丈夫でしょうか?」
「もう大丈夫さ、二人を信じよう」

 願わくば。
 子供達がお互いに大切に思う気持ちを見失わないように。
 すぐ傍にあるその気持ちに気付きさえすれば、きっとどんな事だって乗り越えて行ける筈だから。



 ――――何処かから爆発音が響いてきた。
612 ◆pioDgkR/KE :2007/12/22(土) 21:35:11 ID:5EEKs5gT0
今回は短いですがこんなところで。
最後までこのシーンは入れるかどうか迷いましたが、入れました。蛇足でなければ良いのですが。

ビアンカ嫁については、以前は書いて欲しいという書き込みはあったような。
その時もレスしましたがビアンカを書くには愛が足りないので他の職人さんに任せますw

後は本当に短い話があと一回で終了だと思われます。
613名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/22(土) 21:43:08 ID:SDUQvnjh0
>>612 GJ!乙でした。
614名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/22(土) 21:49:37 ID:j5Hzsgvi0
公式小説にしてもおかしくない出来栄えです。
ゲームではビアンカ派だった自分ですがまったく気になりませんよ(´∀`*)
615名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/23(日) 00:25:25 ID:Uxv4pjbJ0
爆発で記憶が戻ってハッピイエンデといったところでしょうか
それともなにか思いもよらぬ展開があるのか・・・・
616名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/23(日) 12:00:34 ID:kfx/PQGbO
>>612
でしたら愛情を持ってビアンカ妻を書くか、
フローラは書かないでください。
617名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/23(日) 12:06:51 ID:2hX+jsPD0
↑わざとらしいな。
618名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/23(日) 15:23:19 ID:7b9YVpO+0
酷すぎる。職人がいなくなるわけだな
619名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/23(日) 21:32:15 ID:UaofSY6vO
>>612 続き楽しみにしてます!
ビアンカもフローラも好きな自分は楽しく読ませてもらってます!

ビアンカで書けとか言ってる奴は自分で書くか、ビアンカ嫁専用のSSスレでもたてればいいのに。
620名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/23(日) 22:32:32 ID:kfx/PQGbO
ビアンカをちゃんと大切にしてくれる作品を作ってください。
621名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/23(日) 23:24:36 ID:2hX+jsPD0
ビアンカ派ウゼー

っていうレスを期待してるんだろ
622名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/24(月) 03:13:45 ID:x8s3UHBm0
今日はクリスマスイブ!性なる夜やでーしかし!(#^ー゚)v

今年も…ハァハァ……去年に…ハァハァ…引き続き……ハァハァ…愛しい……ハァハァ…俺の……ハァハァ…ティミーきゅんとポピーたんの……ハァハァ…かわいいお顔に……ハァハァ…
俺の……ハァハァ…股間の袋から……ハァハァ…白くて……ハァハァ…熱くて…ハァハァ…
美味しい…ハァハァ…プレゼントを……ハァハァ…たっぷり……ハァハァ…あげるからね……ハァハァ……ウッ
ノ \ア /ヽァ/ヽァ/lァ/lァハァハァ(((;;゚∀゚))))ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア

ありがとう死ぬほど嬉しいって?そんなに喜んでもらえると俺もむっちゃ嬉しいわー(;*´¬`)
623 ◆pioDgkR/KE :2007/12/24(月) 11:00:52 ID:d9bO6V0b0
 これは不幸な事故だとレックスは思った。

 タバサが泣き止んだ後、小さなくしゃみをしたものだから、きっと寒いのだろうと部屋の中に入るように促した。
 タバサも快く承知して部屋に入ろうとして、ベランダに散乱しているものに二人同時に気づいた。
 夜のとばりは完全に降りていて暗かったけど、部屋の中からもれて来る明かりがそれをタバサのお風呂セットだと知らせていた。
 そうかタバサはお風呂に入ろうとしていたのか。
 なんて事を考えながらひとつひとつ拾ってゆく。

「じ、自分で拾いますから!」

 なんてタバサは言ったけれど、

「そんな遠慮なんかしなくて良いって!」

 レックスはタバサの力になると心に決めたばかり。
 どんなささいな事でも妹の力になりたかったのだ。
 そんなレックスの気持ちを誰が責められると言うのだろうか。
 拾うレックスの手際は良い。タバサはなんだかぎこちない。

「これで全部かな?」
「はい、えっと、その、多分そう、かな?」

 返答ははっきりしない。
 視線はきょろきょろ行ったり来たり。
 そこでレックスはタバサの背後、さっきまで彼女がしゃがみ込んでいた場所に何かが落ちているのを見つけた。
624 ◆pioDgkR/KE :2007/12/24(月) 11:01:30 ID:d9bO6V0b0
「ああ、これかな?」

 さっとその場所まで移動して拾い上げる。

「ま、まって下さいレックスさんっ……」
「えーっと、これは……あ」

 拾ったものが何だろうかと、つい両手で広げてしまったのがまずかった。
 そうかタバサはお風呂に入ろうとしていたんだから。
 着替えだって準備しているだろうし。
 その中にはこんなものがあったって何の不思議もないんだろうけれど。
 それをたまたまレックスが見つけて、たまたま何だろうかと確認の為にじっくり見てしまっただけの、不幸な事故。


「み…………」

 瞬間、膨れ上がる魔力。

「ま、待ってタバサこんなところで……って、魔法思い出し……」
「見ないでーーーーーーーーー!!」 


 響く爆発音。宙を舞う二人の身体。そして――――。
625 ◆pioDgkR/KE :2007/12/24(月) 11:02:14 ID:d9bO6V0b0
「――――と、言うわけなんだけど……」

 レックスの説明を聞く両親の顔は、喜んで良いのか呆れたら良いのかという何とも言えない表情。

「それで、タバサ。記憶の方はもう大丈夫なのかい?」

 問う父の声。
 応える娘の声はいつも通りの、いつも以上の元気の良いもの。

「はい、もう大丈夫です。心配かけてごめんなさい」

 アベルはフローラと顔を見合わせて安心したように頷きあう。

「そうか、いや一時はどうなる事かと思ったけど本当に良かったよ」
「ええ。でもタバサ、そうは言っても病み上がりなんだから無理をしないで暫くは安静にしているのよ?」

 そんな両親の心配が嬉しかったから、少しでも安心して貰えるように素直に頷く。

「はい、そうします。わたしもお父さんとお母さんの事を思い出せて本当に良かったです」

 そして隣に座るレックスを細目でにらんで。

「記憶が戻ったのも、お兄ちゃんのおかげだね」

 声が冷たい。

「だからっ! あれはわざとじゃないって言ってるじゃないか!」
「わざとじゃなくてもお兄ちゃんにはデリカシーが足りないよ!」

 そんな二人のやりとりはちょっとした喧嘩なのに何故だか少し微笑ましい。
626 ◆pioDgkR/KE :2007/12/24(月) 11:03:07 ID:d9bO6V0b0
「記憶が戻ったらこれだもん。タバサなんか……」

 ずっと記憶喪失でいれば良いんだ、と言おうとして、でもそんな事勢いでも言える筈も無くて。
 タバサの記憶が戻って嬉しいのはレックスだって同じだったから。
 だけど。

「だあ、もう! 僕食堂でご飯食べてくる!」

 それを素直に口に出せないのは彼の悪いところではないのだろう。立ち上がってすぐに走り出そうとする。
 タバサもそれが分かっているから引きべきところは引っ込める。

「待って、お兄ちゃん。折角だし今日は皆で一緒に食べようよ」

 皆で食事をする。それは普段当たり前にやっている事で、タバサが記憶を失っている間も殆どは一緒だったのだが、
それでもやっぱりこの日は改めて言葉にしてみる。
 レックスも本気で一人で食事を取ろうとしていた訳ではないし、むしろその申し出は嬉しいものだったからすぐにタバサに向き直り頷いた。

「う、うん。別に良いけど」

 両親も続く。

「それなら今日は私が腕を振るおうかしら」
「それは良いね、僕も手伝うよ」

 双子の顔がみるみる内に輝かしいものに変化する。
 アベルもフローラも決して料理が出来ない方ではなかったが、何と言っても二人は王と王妃だから家族の食事はお城の料理人が作る事が多い。
 でも今日のような日は料理人達の仕事を奪ったとしても文句は出ないに違いなかった。
627 ◆pioDgkR/KE :2007/12/24(月) 11:04:03 ID:d9bO6V0b0
「わたしも手伝います!」

 言って元気良く立ち上がった。

「ええ、お願いするわね」
「よーっし、じゃあ僕は先に厨房に行ってるよ!」

 言葉もそこそこに走り出すレックス。

「お兄ちゃん!?」

 タバサの言葉に一瞬だけ立ち止まって振り返る。

「ほらっ、早く早く!」

 促してまた走り出す。
 レックスの後姿を見つめるタバサの表情が、ぽかんとしたものからふんわりとした微笑に変わる。

「……レックスさん、か」

 小さな小さな呟き。
 聞いたのはタバサだけ。
 そして微笑みは笑顔に。


「待ってよ、お兄ちゃん!!」

 タバサも駆け出す。
 顔を見合わせて笑いあうアベルとフローラ。
 双子の声が城内に響く。

 そんな、いつも通りのグランバニアの夜がふけてゆく――――。
628 ◆pioDgkR/KE :2007/12/24(月) 11:10:40 ID:d9bO6V0b0
と、言う訳でこれにて完結です。
とにもかくにも、忘れずにいてくれた人、ありがとうございます。
基本的に遅筆なので書きたいものはあれど次を書くかは決めかねてます。
書くとしても、フローラ嫁の場合は双子とか名前変えた方が良いんだろうか?
読む人が比較的慣れた名前の方が感情移入しやすかろうとあまり考えずに
使ってたんだけども。
629名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/24(月) 19:16:37 ID:A5rN3LaM0
ティミーきゅん……ハァハァ…おにいちゃんからの……ハァハァ…白い…ハァハァ…プレゼント……ハァハァ…おいしかったかい?……ハァハァ…
今度は……ハァハァ…ティミーきゅんの……ハァハァ…ちっちゃな…ハァハァ…かわいい…ハァハァ…
袋の中に……ハァハァ…いっぱい…ハァハァ…詰まってる……ハァハァ…薄くて…ハァハァ…白い…ハァハァ…プレゼントを……ハァハァ…
おにいちゃんの……ハァハァ…お口に……ハァハァ…いっぱい……ハァハァ…出して…ハァハァ…欲しいなあ……ハァハァ…
怖がらなくても…ハァハァ…いいんだよ……ハァハァ…とっても……ハァハァ…気持ちいいから……ハァハァ…
ノ \ア /ヽァ/ヽァ/lァ/lァハァハァ(((;;゚∀゚))))ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア

いっただっきまーーーーーーーーーーーすっ!
ぱくっ!!
チュポチュポチュポチュポチュポ!!!
630名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/24(月) 21:11:39 ID:apDgU0/60
あちこちのショタスレで似たレスを見た気がする
631名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/26(水) 12:53:14 ID:kI6ANqecO
>>628 レックスとタバサのままでいいと思いますよん
632名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/26(水) 13:29:59 ID:AwgOT4h20
dat落ちしてるので>>603の内容をキボンヌ
633名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/26(水) 17:24:57 ID:clwQ0bcf0
お前らときたらショタの話ばかりだなw
634名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/29(土) 21:49:29 ID:q7iAgeR+0
603のうpマダー?
635名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/29(土) 23:26:48 ID:IQrXN9n10
SS投下してもまったく盛り上がらないな
636名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/30(日) 23:05:31 ID:laQ68WaR0
すまん>>611で満足しちった
637名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/30(日) 23:53:06 ID:7hs6fCIU0
SSの組み立てって難しいなw
638名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/01(火) 01:10:56 ID:S9d0YyTs0
おまえら聞いてくれ。
さっき毎年恒例の「俺のティミーきゅんとポピーたんをオカズにあけおめと同時に射精しようプロジェクト」に挑戦してたけど、また失敗だった。
今年は1秒遅かった(去年は2秒早かった)
しかもあせってしごき過ぎて左足がこむら返りしちまったorz
死ぬほど痛くて立ち上がれねえ。
年明けからツイてねえ…。
でもいつかピッタリ当ててえなあ。

で、あけおめ、ことよろ。
639名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/01(火) 11:34:12 ID:biVgvAy40
それが釣りじゃなくて、双子が好きでこのスレでSS読みたいと思ってるなら
そういう書き込みをしない方が良いと思うよ。

明けましておめでとうございます。今年もよろしく。
640名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/01(火) 11:37:01 ID:cB8VAJxL0
638はマルチコピペだ
ゲームキャラ板のQMA各キャラスレにも貼られている

多分622,629と同一人物
641名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/04(金) 23:59:01 ID:F+yjCu670
hosh
642名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/07(月) 13:05:28 ID:fp+b9Q9k0
いまだにPS2版プレイしてない
643名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/08(火) 00:20:43 ID:EJwM6fwn0
PS2版しかプレイしてない
644名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/08(火) 01:57:02 ID:MHw1PhFe0
両方やったが俺はPS2版の双子のが好きだな。やっぱ会話の存在は大きいわ。
王女が王子を呼ぶ時、○○(名前)だったのがお兄ちゃんになったのが気に入らないってのもあるらしいが
645名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/08(火) 11:59:24 ID:sqaLRzfC0
SFCと久美佐織と天空物語でおk
646名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/09(水) 11:45:30 ID:aFFuX2jJO
小説だと
王子…軽くシスコンで若干反抗期(といっても年相応だと思う)
王女…軽くファザコン(長年父親不在だったのでこれは仕方ない)で電波(通訳してたし)、船を設計できるくらい頭がいい。

CDシアターだと
性格がさっぱりしてる(時間が少ないのもあるが)上、吉田古奈美、荒木香恵の声と演技がハマってて良かった。

でもリメイク版は上記二つよりアクが強いような気がする。良くも悪くも。

天空物語は読んだことないから分からんけども。
647ペコ ◆mMVie/E99. :2008/01/10(木) 22:47:19 ID:GjDLQePT0
新年あけましておめでとうございます。

はじめましての方、お久しぶりな方、ご無沙汰してます。
トリがかわってますが、(PCがアボンしたので、トリも消えました;)恐らく本人と言える存在です。

HPはですね、プロバイダー変えたら消えちゃいました/(^O^)\

ふと思い出したのでこのスレを見かけたら自分のサイトについて上の方で書かれていたため、ご報告もかねてスレ致しました。
日付みたら一年前でしたが・・・

このスレでは大変お恥ずかしい個人的妄想を書かせて頂き、また、いろんな作者さまの作品を拝見できたのは、
今の自分がある上で大変有意義なものとして胸にしまってあります。

また機会があれば何かしら書きたいなと思っていますので、その時は生暖かい目で見守りください。
648 ◆SSS1Rus0TY :2008/01/12(土) 01:22:32 ID:7e917SA40
うお、どなたかと思えば。
あけおめことよろ、お元気そうで何よりっす。
投下お待ちしておりま〜す。
649名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/12(土) 01:52:16 ID:F5KE0+wD0
>>647
おおお! あけおめでゲス!
貴方が再び来る事を心待ちにしており申した!
また双子で萌えさせてくだちい・・・
650ペコ ◆mMVie/E99. :2008/01/14(月) 11:12:37 ID:RALQIuaD0
覚えている方がいて光栄デスw

以前とは書ける環境が違った為、少しずつ少しずつ書いてます。
というわけで、忘れないうちに投下していきます

「you」

バンッ!

勢いよく扉が開き、中から一人の少女が飛び出してきた。
「待ちなさいッ!」
男が制止させようと声を上げるが、少女は振り返ることなく走り去っていく。
男も続けて外に出て辺りを見回すが、すでに少女はその場にいなかった。

「ハァ、ハァ、ハァ…。」
しばらく走り続けた後に少女は両手を膝につけ、呼吸を整えているのか肩で息を何度か続けると、最後に深く深呼吸を2度3度行う。
「・・・・・・・・・・ふぅ、結構走ってきたわね。ここまでこればそう簡単にお父さんには見つからないわ。」
走ってきた後をキョロキョロと見回すと、少女は両手で髪の毛を束ね、予め持っていたヒモで器用に結び始める。
「あー、長い髪も考えものね。やっぱり短い方が楽でいいのに・・・。」
シュッと風を切る音でヒモを結び終えた少女はその場から離れるため、歩き始める。
「さて、どうしよう。勢いよく飛び出してきたけどまったく何にもこれからどうしようかなんて考えてないのよねー。」

──────────────────
651ペコ ◆mMVie/E99. :2008/01/14(月) 11:19:58 ID:RALQIuaD0
少女は退屈していた。
父はとある城の王であったが、少女は今の自分を望んではいなかったからだ。

「・・・贅沢って思われるかもだけど・・・違うのよね・・・。」

ハァと大きくため息をこぼしながら街中を歩く少女。
「結構大きな街ね・・・。もしかしたらお父さんが探してる人、見つかるのかも?」
行きかう人々を横目にそう呟いた。

立ち止まる少女。
「うん、やっぱり帰ろう!お腹すいちゃったs」
言いかけて振り返った瞬間、少女の視界を白い何かが遮った。

次の瞬間・・・
652ペコ ◆mMVie/E99. :2008/01/14(月) 11:27:00 ID:RALQIuaD0
一人の青年が宙を舞った。

「ウ、ウワァァァ・・・!」
「・・・エッ?・・・アーーー」

少女は幼い頃から武道を嗜んでいた。
そして、何故かその武道が自分の趣味趣向と合っていたのかメキメキと腕をあげ、
結果として視界を遮られた事に反射して相手を華麗に投げ飛ばしてしまったのだ。

「・・・クッ・・・っと」
青年は空中で身体を捻り、頭から地面に叩きつけられそうであった体勢を瞬時に立て直して地面に着地した。
「・・・ウッソ?・・・。」
少女は驚き、一瞬我を失っていたがすぐに青年の下へと駆け寄った。
「あ、あの・・・大丈夫?」
ヒョコッと顔をあげた青年は少女と視線を合わせるとニコリと笑顔を作り
「うん、大丈夫だよ。」
怪我を負わせなかったことにホッと胸を撫で下ろす少女。
「・・・あなた何者?自慢じゃないけど、わたしに投げられてそんな綺麗に受け流されるなんて初めてのことよ?」
「そうなんだ?いやぁ、でもビックリしたよ。いきなり投げ飛ばされるんだもん」
653ペコ ◆mMVie/E99. :2008/01/14(月) 11:30:19 ID:RALQIuaD0
「な、なによ?野蛮な女だって思ってるの?」
少女は両拳を握り、身構えた。
「いやいや、僕もよく前見てなかったしお互い怪我とかしないでよかったよ。」
見れば青年はさっきまで行きかっていた街の人達とは格好が少し違っていた。
「・・・あなたもしかして旅人?」
頭のてっぺんからつま先までをゆっくりと見下ろして少女はそう言った。
「え?うん。そう。探し物をしててね。この街にそれがあるみたいなんだ・・・。」
「ふ、ふーん・・・。そう、よかったわね・・・。」
さっきまで握っていた拳をゆっくりと開いたり閉じたりを繰り返す少女。
「ありがとう。それじゃあ・・・僕は行くね。」
「う、うん・・・。」
小さく頷き、少女は青年の背中を見送った。
というよりは、何故か足が動かなかったのだ。
青年の背中はやがて小さくなっていき、少女の前から消えていった。
それでも、少女は動けない。動けるようになったのは遠くから聞き慣れた父の声が聞こえてきてからだった。

──────────────────


つづきは夜にでも
654名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/14(月) 19:09:19 ID:5rBz6j/p0
DS版リメイク案
【DQ】DS版ドラクエ5に期待すること【X】
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/ff/1199720621/792-808
655名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/15(火) 00:44:33 ID:nqs6M7MY0
>>650
おお、早速キタ!
656ペコ ◆mMVie/E99. :2008/01/15(火) 21:22:06 ID:Vy2tMwJh0
続き投下です

夜になり、少女は宿屋のベッドに横になりながら天井を見ていた。
「・・・名前・・・聞けなかったな・・・。」
「・・・・・・なんで・・・素直に謝れなかったんだろ・・・。」
「探し物・・・・・・見つかったのかな・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・って、何黄昏てるの、わたし!」
少女はガバっとベッドから身体を起こし、窓の外に視線を向ける。

コンコン

「どうぞー。」
少女の答えの後に、静かに扉が開く。
「機嫌・・・直してくれたかね、ドリス・・・。」
「お父さん・・・。」
部屋の前に立つドリスの父、オジロン王。
「べ、別に機嫌損ねてたわけじゃないわ。退屈だったから・・・。」
ドリスはベッドのシーツを両手で摘んで下を向きながら呟いた。
「そうか・・・済まないな。父としていつもドリスに寂しい思いをさせてしまって・・・。」
オジロンはゆっくりと部屋に入りドリスに近づいた。
「う、ううん・・・。だって、パパス伯父さん探す旅なのに勝手に着いて来ちゃったのはわたしだもん。
・・・そりゃ、ちょっとは寂しかったけど・・・。」
ドリスは小さくなりながら呟くと、オジロンはドリスの隣に腰かけ
「そうか。その事なんだが、今回の旅で終わりにしようと思うんだ。」
「・・・え?」
「パパス伯父さんを探す旅だ。やはり王としてそう城を長く空けるわけにはいかんしな。」
オジロンはドリスの頭を撫でながら答えた。
「そっか・・・。」
657ペコ ◆mMVie/E99. :2008/01/15(火) 21:26:06 ID:Vy2tMwJh0
ドリスはその後に父が言った言葉を覚えていなかった。
気がつけば先ほどと同じように天井を見上げていた。
ただ、最後に部屋を出るときに言った言葉だけは頭の隅に残っており、ドリスは呟く。
「あと、5日滞在してお城に帰る・・・か・・・。また会えるかな・・・。」

──────────────────

それから数日後、何故か寝付けないドリスはこっそりと宿屋を抜け出す。
宿屋の前にある噴水に腰掛、あの日に出会った青年の事を思い出し、
「・・・ハァ・・・・・・。」
と、ため息を漏らす。すると、噴水の反対側から
「・・・フゥ・・・・・・。」
聞こえてきたあの声に、顔をあげるドリス。
「え?え?えぇ?」
立ち上がり反対側に身体を向けるドリス。
湧き出る水の隙間から見える人影を見つけると、ドリスは息を飲んだ。
声に気づいたのか、青年はドリスの方を向く。
「君は・・・。」
658ペコ ◆mMVie/E99. :2008/01/15(火) 21:32:45 ID:Vy2tMwJh0
青年の横に座るドリス。両膝に手を乗せ、青年の声に耳を傾ける。
「まさか、同じ宿に泊まってたなんてね。」
「・・・うん。で、でもあれから全然会わなかったね・・・。」
「あ、ああ。うん。ちょっとね、いろいろあって。」
そういうと、青年はドリスと出会った日の翌日からの出来事をドリスに話しはじめた。

探し物が見つかった事。
それを手に入れるには2つのリングを取りに行かなければならない事。。
そして・・・

「・・・・・・・・それで、僕は一緒に旅をしたビアンカって女性と、
あそこに見えるお屋敷に住むルドマンさんの娘・フローラさんのどちらかを花嫁として貰い受けなきゃいけないんだ・・・。」
その言葉を聞くと、ドリスはビクッと身体を奮わせた。
「それって、け・・・っこん?」
ドリスの胸が大きくドクンと高鳴った。
「うん。どちらかに決めないといけない。明日、それをルドマンさんに伝えないといけないんだ。」
「そう・・・なんだ・・・。」
無意識に涙が溢れる。

(ああ、わたしはこの人のことを好きなんだ。一目見たときから・・・。)
659ペコ ◆mMVie/E99. :2008/01/15(火) 21:38:08 ID:Vy2tMwJh0
「どうしたの?」
青年がドリスに言う。
ドリスは片手でゴシゴシと眼をこすり、涙を拭くと
「な、なんでもない。ちょっと・・・ね。」
「泣いてるみたいだけど・・・?」
「な、なんでもないって言ってるじゃない!気にしないで。全然大丈夫だから!」
ドリスは立ち上がり、青年に背を向ける。
「か、勘違いしないで。べ、別に悲しいから泣いてるんじゃないの。ただ・・・ただ・・・。」
「?」
青年は首を傾げる。
「・・・何でもない・・・。帰るね。眠くなっちゃった・・・。」
「ああ、うん。」
ドリスは一歩前に歩き、背中を向けながら青年に話しかけた。
「自分の気持ちに・・・正直になるといいよ。お父さんいつも悩んだらそうしてるし・・・わたしも・・・。」
「自分の気持ち・・・正直に・・・そうだね。ありがとう」
青年は胸に手を当ててそう答えると、ドリスは駆け足でその場を離れて宿屋の中に消えていった。

自分の部屋に戻ると、ドリスはベッドにうつぶせになって倒れこみ
「うそばっかり・・・正直に言えてないよ・・・わたし・・・。」
と呟き、声を殺して泣きはじめた。

──────────────────
660ペコ ◆mMVie/E99. :2008/01/15(火) 21:41:14 ID:Vy2tMwJh0
翌朝、いつの間にか泣き疲れて眠ってしまっていたドリスは教会の鐘の音で目を覚ます。

「・・・むぅ・・・。」
ベッドから顔を上げ、窓の外の空を見る。
「・・・鐘の音?け・・・っこん・・・式?・・・ああ・・・・・・・・。」
ドリスは再び顔をベッドに伏せる。
溢れる涙をこらえながらドリスは起き上がる。
「大丈夫・・・もう泣かない・・・。」
グシグシと眼をこすると、扉の向こうからオジロンが声を掛けてきた。
「ドリス。起きたのかね?今日は城に戻る日だからね。」
「はぁーい。」
気の抜けた声でドリスは答えた。

しばらくしてドリスが宿屋を出ると、あの青年が花嫁らしき女性と二人で歩いている姿が目に入った。
「・・・何よ、ニヤけちゃって・・・。」
ドリスは青年の背中にゆっくりと忍び寄っていく。
(いいなぁ、幸せそう・・・。)
661ペコ ◆mMVie/E99. :2008/01/15(火) 21:50:37 ID:Vy2tMwJh0
真後ろまでやってくると、青年の背中をドリスは両手で力いっぱい押した。

ドンッ

「ウワッ」
油断していたのか、はたまたドリスの力が予想以上に強かったのか、青年はバランスを崩して前のめりになる。
青年と女性は驚き、後ろを振り返る。
ドリスの顔を見ると、青年は少しだけハニカンだ笑顔で
「君は・・・。」
と、呟く。
ドリスは両拳を腰に当て、フフンとした笑顔でこう言った。

「お幸せに!」

662ペコ ◆mMVie/E99. :2008/01/15(火) 21:53:28 ID:Vy2tMwJh0
──────────────────

―わたしの初恋、初めての失恋。
あなたは覚えていないかもしれないけど、
わたしはあの時のあなたの笑顔と空の青さは忘れないよ。

いつかあの子達にも話してあげようかな?
この間、あなたの事をあの子達から聞かれたわ。

「お父さんはどんな人?」って・・・

わたしはちょっと考えてこう言ってあげたの

「やな人よ。かっこよくて、やさしくて、強くて、なんでもできて・・・そうねー、
欠点と言えば欠点がないことくらいかな?」
そうしたら、あの子達は顔を見合わせて「早く会いたいね。」って笑顔で言うの。

「ねぇ、あなたは今どこにいるの?」―

そう呟いてドリスは窓を開けて空を見上げた。
そこには、あの時と同じ青い空がどこまでも、どこまでも続いていた・・・。


―『you』 序章 おわり―

次から双子が登場します

663名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/16(水) 01:50:28 ID:2LYPymqU0
>「やな人よ。かっこよくて、やさしくて、強くて、なんでもできて・・・そうねー、
>欠点と言えば欠点がないことくらいかな?」

どっかで聞いた事がある台詞だな。
664ペコ ◆mMVie/E99. :2008/01/17(木) 20:56:09 ID:0j2XDjm00
>>663

お目が高いですね。CLAMP好きなので;
あと、全然関係ないですけど釘宮病です。
665名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/23(水) 12:54:57 ID:RWfg0y0oO
ペコ氏、お久しぶりです!
GJ!
666名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/29(火) 05:44:59 ID:s0zvWXnEO
保守保守

なんだかんだで双子すきだかんな〜

DS版発売でまた少しは盛り上がるだろうか……
667名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/29(火) 05:46:18 ID:s0zvWXnEO
sageちゃった……
668名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/03(日) 20:24:52 ID:8jPOOitc0
ここはSS限定なのか
一般的な双子の萌え話題やファンサイトの話もしたいってこたぁねーか?
669名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/04(月) 07:57:29 ID:iisYfXcY0
ここでOKです
670名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/04(月) 17:58:23 ID:YQtLDU6q0
Valhalla Shrine以外にも双子メインのサイトってあるのかな
671名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/04(月) 19:37:48 ID:WsDasXfN0
>670
名前だすなよ…
つーか自分で健作すりゃいいじゃん
672名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/04(月) 19:46:34 ID:YapBnSaY0
萌え話題はともかく外部サイトの話題はちょっと……
673名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/05(火) 00:27:48 ID:0K0sPT7h0
>>671
好きなファンサイトの話なんかもできたらいいなと思って。
いまどき2chで晒されたら荒らしが行くってもんでもないだろうし。

SSスレだけに、ここの住民さんはイラスト系とかには興味ないんかな。
674名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/05(火) 00:48:06 ID:jiTvHFor0
>673
つ伏字
675名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/05(火) 01:21:29 ID:Uqm6c7to0
>>673
イラスト扱ってるとこも見るが最近はどこもあまり更新しなくなったからなあ
定期的にみてるのは>>670のブログくらいだ
676名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/05(火) 09:54:52 ID:VsVlFnsU0
んー、でもSS置いてるサイトとかブログあったら教えて欲しい気はするな。
もちろん自分で探そうと努力はしてるが、ワードを色々変えて検索しても
さっぱり引っかからん
677名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/05(火) 22:05:47 ID:0K0sPT7h0
>>674
おk、次からは伏字にするよ
>>675
ブロクも双子の話がたくさんあって面白いからけっこう見てる
コメつけたことはないけど
>>676
リンクもまわってみたけどメインで扱ってるとこはないね
678名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/06(水) 01:12:09 ID:5ncbA16k0
「某ロワ小説」ってのが何のことだかわからなかった
679名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/06(水) 15:34:41 ID:QFTzhiDy0
ん?
680名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/06(水) 17:09:32 ID:5ncbA16k0
>>679
上の>>670の人のブログの中に「某ロワ小説」って単語があって
バトン小説でもやってるコミュでもあるのかと思って。
681名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/06(水) 20:05:52 ID:qgssiqhz0
FFDQバトロワのことぢゃね?
682名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/06(水) 22:55:01 ID:E84rSkSX0
双子を取り扱っているサイトはそれなりにあるけど、
双子がメインのサイトとなると……思いつかんなあ
683名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/06(水) 23:27:39 ID:qgssiqhz0
双子メインのサイトは知ってる限りでも片方の指に余るくらいだな
中には完全に更新止まってる所もあるが・・・
日記でも何でも、更新してるとこと言えば>>670か某同人サイトくらいしか知らん
684名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/07(木) 00:48:00 ID:lFsLKf460
いくつか知ってたけど消えたり小規模になったりしてる
理由はリメイク版のキャラが従来のイメージと違いすぎた為とか
それで嫌気が差した訳ではなくリメイク版で好きになった人に来られても
話が合わないからとか
685名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/07(木) 05:11:02 ID:j3XvZAV20
有名だな。おすすめ2chにムゲンスレがよくあるのはやっぱそこのブログの影響かw
686名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/07(木) 13:03:53 ID:bU/+y7x/O
デモンズタワーを攻略できないから双子に会えない俺涙目
DQ5で一番面倒なダンジョンだと思う
687名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/07(木) 13:33:20 ID:FKQCAr1b0
適当にレベル2つ3つ上げれば大抵どうにかなる
688名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/07(木) 15:25:58 ID:j3XvZAV20
わざわざ岩はこんできたのにちょっとした操作ミスでけっきょく大ダメージ
689名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/07(木) 22:43:04 ID:2te0VBL10
あれは耐えて進むものだと思って強行突破していた
消防時代
690名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/09(土) 00:07:02 ID:cX57yHDqO
リメイク版のセリフには何の問題もないが
たったひとつ不満があるとすれば、父と母の呼び方だな。
「お父さんお母さん」じゃなくて、王族らしく
「お父様お母様」か「父上母上」にしてほしかった。
691名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/09(土) 01:24:52 ID:sgmG6smB0
むう・・・俺はもうSFCから「お父さんお母さん」でしっくりきてるからそのままでいいな
「父上母上」とかだと双子が遠い存在に感じる・・・
692名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/09(土) 13:31:17 ID:4sBmwlPf0
リメイクのキャラやらセリフがイメージと違いすぎて
サイトの双子率縮小したオレが来ましたよw
SSではなく絵がメインだったけど。SFC版やティミポピのつもりで描い物を
レックスタバサで受け取られるのは辛いものがあるんすよね。
未だに双子好きは全く変わらないから描いてはいるけどw
693名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/09(土) 20:15:08 ID:sgmG6smB0
俺はSFCはともかく(あんまキャラ立ってないが)、小説のティミポピはあまり好きではない
ポピーはともかくティミーが苦手。SFCの時からイメージしてたより口が悪かったんでな
ティミポピでも某サイトのティミポピは好きな方だ。>>692のことかは知らんが
ちなみにレクタバ大好きだがな
694名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/09(土) 21:26:24 ID:cX57yHDqO
自分のイメージだと
王子はやんちゃ、ちょっと悪ガキで親父やサンチョとかによく怒られてる
王女はおとなしい子、恥ずかしがり屋で引っ込み思案
という感じ。
今PS2版やってるが、はやく会いたいわ。
695名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/10(日) 20:39:10 ID:pnH7WgI20
某ブログで言ってたが、DS版のジェリーマンのモシャス、人間キャラにも化けるといいな
双子の戦う姿を見てみたいぜ
696名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/11(月) 21:40:48 ID:FEBB/Ye80
>>694
王子に「ヤンチャ・悪ガキ」ってイメージはないとおも。
王女はけっこうあたってる。PS2版なら。スーファミ版はおしゃまだったがな。
697名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/11(月) 21:49:57 ID:exoY/xBs0
王子は昔から、元気でやんちゃな正統派少年キャラをイメージしてたからPS2版もすぐ馴染んだ
まあさすがにおねしょ癖があるなんて予想もしなかったがww
王女は確かに意外だったがむしろそのギャップがたまらん。前のイメージが無かったら今ほど好きでは無かったかもよ
698名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/11(月) 22:47:39 ID:FEBB/Ye80
おまいらクリスとフィラも忘れるなよ
699名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/11(月) 23:42:35 ID:xwpz3ywgO
PS2版だが
王子は前髪長すぎて目がかくれてしまってるな。
親父や王女みたく切り揃えたらいいのに。
700名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/12(火) 10:48:11 ID:Xxm2KAb80
天空物語のテンだけは無理だ。ワンパクすぎて。
だから名前がテンだった理由でなりきりスレをしばらくスルーしてたんだが
読んでみたら断然かわいいでやんの
http://game.2ch.net/ff/kako/1025/10256/1025626111.html
701名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/13(水) 03:10:21 ID:9XpIeviJ0
>>693
ティミーそんな口わるかったっけか?いけねっみたいなくだけた言葉はつかってたが
逆にプレステ2やMUGENの王子はこんにち風の少年キャラっぽいつうかな
ショタコン受け狙ってるようなあざとさを感じる人もいるかもよ、女性的というか
小説のティミーの口が悪いって具体的にどういうセリフのことだろう
702名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/13(水) 06:42:01 ID:0VafbHXI0
天空物語好きなんで子供の名前はいつもテンソラなんだが
ここではテンソラ派ってあまりいないんだな(´・ω・`)
703名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/13(水) 09:10:04 ID:D6ecIXrvO
うちはマーボーとアンニンだ
704名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/13(水) 10:47:35 ID:nWt9G50v0
mugenの王子はまだ声を実装していないので、自分で声を搭載して使ってます
705名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/13(水) 12:16:01 ID:Q0V5IDSVO
セシルとマリー
706名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/13(水) 19:19:55 ID:11ruZcsy0
ソラはいい子すぎていまいち萌えれない
707ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/13(水) 21:49:21 ID:v7MD2W5oO
明日はアレな日なので、今日と明日の二回にわけて投下します。


朝の日差しがカーテンの隙間から差し込む中、
ふと目覚めた僕を襲うのは刺すような冷たい空気。
「うぅ〜、寒い・・・。」
暖かいシーツが再び僕を睡魔の世界に連れていく。

・・
・・・
・・・・

「──て、起きて。お兄ちゃん。」
「・・・んぐぅ・・・。」
この声は・・・・・・タバサ?
「お兄ちゃん、起きてよ〜」
そう言って、タバサはまだ半分だけ夢の中にいる僕の身体を揺らす。
「早く起きてよ。今日はヘンリーさん達が来る日だよ?」
「ああ、うん・・・。わかってる。」

タバサの声に導かれるように僕は目を開ける。
「おはよう。お兄ちゃん。」
「おはよう・・・。」
上半身を起こしてタバサと挨拶を交わす。
すぐにタバサは僕の部屋のクローゼットの戸を開け、ゴソゴソと服を取り出し始めた。
まだ眠たい目をこすりながら僕はタバサの後姿をボーッと眺めていると、
テキパキとたたんだ服をタバサはベッドの上に置いてもう一度僕の顔を見る。
「起きた?目覚めた?寒いのはわかるけど、ちゃんとしてね?」
708ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/13(水) 21:53:31 ID:v7MD2W5oO
焦点の合わない目を無理矢理タバサの方に向けてジーッとタバサの顔を見る。
タバサも僕の顔を目で追っていたから、ついでは目と目が合ってしまう。

「・・・・・・・・・・・・・・・ッ!」

みるみるうちにタバサの顔が紅くなっていった。
「タバサ。顔紅いよ?熱でもあるの?」
身を乗り出してタバサのおでこに自分のおでこを当てる。

「へ?あっ・・・ナッ・・・なっ・・・ちょっ!!」
しばらく当ててみるが、確かに熱い。

「あ、どんどん熱くなってきた。本当に大丈夫?風邪じゃないの?」
「ちがっ・・・ちがうわよっ!」

途端にタバサは顔を背けてベッドの上に置かれた服を指差す。
「は、早く着替えてね。部屋の外で待ってるから・・・!」
そう言うと、バタンと扉を閉めて出て行った。

──変なタバサ。



朝食の最中、隣に座るタバサはなんだかボーッとしてた。

やっぱ風邪じゃないか?

────────
709ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/13(水) 21:55:20 ID:v7MD2W5oO
朝食が終えてしばらくするとヘンリーさん達がやってきた。
「よう!レックスにタバサちゃん!」
ヘンリーさんとマリアさんの後ろからコリンズくんが顔を出す。

僕ら二人がコリンズくんに手を振ると、二人の間をすり抜けてコリンズくんがこっちに走ってくる。
「なぁ、知ってるか?今日おやじ達がお前らんとこのおじさんと話す内容」

僕とタバサは顔を見合わせて首を傾げた。
「いや、僕は何も聞いてないよ。タバサは?」
「わたしも・・・。」
コリンズくんは「そうか、そうか・・・」と呟きながらウンウンと頷いていた。

「まぁ、後でわかることだ。そうだな・・・これからもよろしく!って事だ。今言えるのは」
そう言ってコリンズくんは僕にニヤリとして、タバサにはウィンクをした。

僕らは3人で最近の近況について話をした。

僕は相変わらずピピンやお父さん達を相手に剣の訓練。
タバサはお母さんや城の魔道士さんたちと魔法の勉強などなど

コリンズくんはと言うと、「俺には剣の才能もないし、魔法を覚えるほど頭も良くないからな。」とジチョウ的(タバサ曰く)に笑っていた。

──ジチョウってどういう意味さ?
710ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/13(水) 21:56:40 ID:v7MD2W5oO
そんなこんなで夕方になり、ヘンリーさん達と晩御飯を食べることになった。

食事が終わるとヘンリーさんは僕たちに父さんと昔旅をしていた事をいろいろと話してくれた。
カジノで全財産失った事、仲間になったスライムはヘンリーさんに全然懐いてくれなかったのに、ラインハットで別れる時はピィーピィー泣いて大変だった事などなど

コリンズくん達を見送った後、タバサは一人父さんと達の部屋に呼ばれたみたいで、
僕は一人、部屋の中で本を読んでいた。

しばらくすると、ノックの音が聞こえてきて扉の向こうから「わたし、、お兄ちゃん起きてる?」とタバサの声がした。
扉を開けてタバサを部屋に入れると、元気がないみたいで

「どうしたの?」と聞いても「別に・・・。」と答えるだけ。

タバサは何かを言いたいみたいで、「あの・・・」とか「えっとね・・・」とか声に出すけど、すぐに下を向いて黙ってしまっていた。

正直、空気が耐えられないので僕はタバサが座るベッドの横に腰をかけてさっきから何度も言った言葉をもう一度だけ声に出した。
711ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/13(水) 21:58:44 ID:v7MD2W5oO
「タバサ、元気がないみたいだけどどうしたの?」
「・・・・・・・・・。」
やっぱり返事が無い。でも、今度はタバサがゆっくりと口を開く。

「・・・コリンズくんがわたしの事をお嫁さんに貰いたいって言ってるみたいなの・・・それで、お父さんもお母さんも今はまだ早いけれど、将来大きくなったらどうだ?って・・・。」
タバサの口から出た言葉をすぐには理解できなかった。

お嫁さん?結婚?タバサが?だれと?コリンズくんと?なぜ?why?

「冗談・・・だよね?あんまり面白くない冗談だけど(笑)」
「わかんない・・・。コリンズくんから直接聞いたわけじゃないから・・・。
でも、お兄ちゃんはあたしとコリンズくんが将来結婚するのを冗談だと思って欲しいの?」

急に真剣な顔をしてタバサが僕の顔を覗きこんだ。
あまりにも真剣すぎて、僕は思わずタバサから目をそらしてしまう。
「や・・・タバサが決めることだし・・・僕がタバサの将来の幸せを邪魔することなんて出来ないじゃないか・・・兄としてさ・・・。」

タバサは「ふーん。」とだけ言ってそのまま部屋の扉まで歩いていった。
「・・・明日・・・本人に聞いてくるね・・・。」

そう言ってタバサは部屋を出た。

バタンと閉まる扉の音が今夜は何故か響いて聞こえる。

部屋全体に響いたというよりは、僕の心に響いた感じがした。
712ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/13(水) 22:06:57 ID:v7MD2W5oO
続きはまた明日
713名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/14(木) 23:08:59 ID:xfIG6col0
>>704
声つきアプきぼんぬしておk?
>>707
ペコさんお久しぶりです。
おそらく激しくタイムリーなネタktkr
深刻な展開の悪寒
続きに期待です
714ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/15(金) 01:27:30 ID:YmIPVtIEO
>>713ありがとうございます。
気が付けば日付もかわってしまいました。よければ続きどうぞ


翌日、タバサは僕を起こしにこなかった。
いつもより遅めの朝食を取ると、父さんが話しかけてくる
「レックス、今日はちょっと寝坊したみたいだね。」
「うん・・・。」
そう答えては静かにパンを口に運ぶ作業へと戻る。
「タバサは今日、ラインハットに行ったよ。」
「みたいだね・・・。」
生返事を何度か繰り返すと、父さんは僕の頭に手を置いてこう話し始めた。
「タバサから聞いているとは思う。
でも、タバサにも言ったけど、父さんは本人の気持ちを尊重したい。

だから、タバサが嫌だと言えば父さんも無理には話をこれ以上進める気も無いんだ。」
ポンポンと軽く頭を叩いて父さんは部屋を出て行った。

コリンズくんはタバサの事が好きなんだろう。

じゃあ、タバサは?タバサもコリンズくんの事が好きなんだろうか?
715ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/15(金) 01:29:56 ID:YmIPVtIEO
そう考えていると、無性に胸が苦しくなって僕はすぐに城を飛び出した。
メッキーにルーラを頼み、向かったのはラインハット城・・・。

城門まで行くと、門番をしていた兵士さんが僕に気づいて近寄ってくる。
「レックス様ではありませんか。コリンズさまに会いに来たのですか?」
「そうです。」と僕が答えると、二人の兵士さんはお互い顔を見合わせ、
もう一度僕の顔を見てこう言った。
「せっかく足を運んで頂いたのに申し訳ありません。
コリンズさまはつい先ほどレックスさまの妹君とご一緒にお出かけになられました。」

本当に申し訳なさそうな顔で言われたので、ありがとうございます。とだけ言い、
ラインハット城に背を向けて歩き出した。

──────

街を歩いていると、タバサとコリンズくんの姿を見つけた僕は悪いと思いつつも二人の後をつけて歩いた。

コリンズくんは楽しそうにタバサに話しかけているけど、タバサは昨日の夜と同じように少しうつむいたまま「そうだね。」とか「うん。」とか答えていただけだった。

街を出ると二人は近くの川辺で立ち止まる。
716ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/15(金) 01:32:37 ID:YmIPVtIEO
「あのね、コリンズくん。」
「なんだ?」
僕は息を飲んで二人を見ていた。

「昨日、お父さんから聞きました。だから・・・あの・・・ちゃんと、コリンズくんの口から聞かせてください。」

まただ・・・

「あ、ああ・・・。そうだな。やっぱ自分の口から伝えないとだよな。」

また・・・胸が締め付けられる・・・。

「タバサちゃん、俺は・・・君のことが・・・・・・・・・。」



そこから先の事を僕は覚えていなかった。
気がつけばグランバニア城の自分の部屋に戻っていたからだ。
気がついてからはずっと天井を見ている。
しばらくそうしていると、昨日と同じようにノックの音が聞こえてきた。

僕が扉を開ける前にタバサが部屋に入ってくる。昨日とは違って、すっきりとした顔をしている。
717ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/15(金) 01:39:48 ID:YmIPVtIEO
「・・・・・・・・・。」
言葉が出ない。自分が何でそう言ってしまったのかさえ僕にもわからないからだ。
ただ、タバサが今すごく怒っている事だけはわかった。

「あたしは・・・迷惑なんて一度も思ったことない・・・よ?」
「ごめん・・・言いすぎた。」
少しだった涙はいつのまにか大粒の涙に変わっていて、タバサの頬をゆっくりと伝って床にポタポタと落ちていた。


つづく

妙に長くなってしまいました。なので一回区切ります。すいません;
718名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/15(金) 12:44:18 ID:K23Iy+6v0
ふむ、これはこういう文章なのかな?
>>716>>717の間が抜けてるって事はないだろうか
719ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/15(金) 15:31:26 ID:YmIPVtIEO
>>718
本当だ。携帯からなんで間違えたみたい。指摘サンクス

>>716>>717の間デス


「お兄ちゃん。今日ちゃんと起きれた?」
声を出して答える代わりに、僕は小さく首を振った。
それを見てタバサは心配したのか、僕に近寄る。

「もう!やっぱりお兄ちゃんはあたしがいないとダメダメだね!」
タバサは口調は怒っていたけど、顔は何故か笑顔だった。
「今日は、ごめんね。考え事してて・・・明日、明日からまた・・・」
「いいよ、もう。」
最後まで言い切る前に僕は答えた。
「???どうして?」
タバサは首を傾げている。
「やっぱ、そろそろ一人で起きないとダメだし。うん。」
自分でもわかる。僕は声が震えていた。
「お兄ちゃん?」
「ほら、タバサも毎日大変だったでしょ?僕なかなか起きないし。」
「え?そんなこと・・・。」
「ううん。わかってるよ。明日からちゃんと起きるし、ね?」
「でも・・・あたしは・・・。」
「ごめんね、タバサの迷惑も考えないで・・・。」
そう言って僕はタバサの腕をつかんで部屋の外に連れて行こうとした。
「ちょっと、お兄ちゃん・・・離して!」
捕まれた腕を振り払ってタバサは言った。
「あたしは迷惑だなんて思ってない!お兄ちゃん変だよ?何でそんな事言うの?」
見ると、タバサは目に少し涙を浮かべていた。
720ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/15(金) 18:03:55 ID:sbw6GOhA0
続き投下です。最後まで一気にいきます


「あたし・・・あたしね、今日・・・コリンズくんに会ってきたの。
それでね、昨日お父さん達に言われた事をちゃんと聞きに行って来ました。
コリンズくん、あたしの事を好きだって言ってくれたの・・・。
でもね、ちゃんと断ってきたんだよ?あたしは他に好きな人が・・・ずっと前から好きな人がいますって・・・。」
「タバサ・・・。」
グッグッとタバサは両手で涙を拭いた。
「あたし、お兄ちゃんが好き。大好き。だから・・・朝起こしにいくのも全然迷惑じゃなかった。ううん・・・毎日嬉しかった。
朝一番最初にお兄ちゃんの顔が見れるっていつも嬉しかったの・・・。」
小さく消え入るような声そう言うと、でタバサは僕の顔をじっと見つめた。
金縛りみたいに身体が動かなかった。
声を出したくても肝心な言葉がまったく出てこない。
「あたし・・・ね、我慢してたんだよ?」
タバサがゆっくりと話し出す。
「こんなに側にいるのに、気持ちを伝えたいのに伝えれなくて・・・
お兄ちゃん優しいから・・・つい期待なんかしちゃうし・・・。バカみたいでしょ?」
泣きながらタバサはそう言った。
721ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/15(金) 18:05:19 ID:sbw6GOhA0
僕はゆっくりタバサに近づき、手を伸ばす。
「触らないで!」
タバサは強く言って僕の手を払った。
「もう・・・優しくしないで・・・お願い・・・。」
「タバサ・・・。」
それ以上何も言えなくて、僕は足元に視線を落とした。
その瞬間、タバサは勢いよく部屋を飛び出してすぐ隣にある自分の部屋に逃げるように入っていった。
僕はというと、頭の中が混乱していて一歩も動けないままペタンとその場にしゃがみこんだ。

何で今までタバサの気持ちに気づいてあげれなかったのか?
たとえ気づいたとしても、僕はタバサの気持ちを受け入れていたのか?
そもそも、僕自身、タバサの事をどう思っているのか?
722ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/15(金) 18:06:44 ID:sbw6GOhA0
混乱する頭で僕は考えた。
いつしか時は経ち、気がつけば城の灯りは消え、辺りは闇に落ちていた。
僕は手探りでランプに灯りをともし、部屋の窓から顔を出してタバサの部屋を見る。
灯りはついていなかった。もう寝てしまったのだろうか?それとも、まだ泣いているのだろうか?
やがて僕はあるひとつの事だけを考え始めた。

タバサの事だ。
タバサはいつも僕と一緒にいてくれた双子の妹。
辛いときも悲しいときも助け合って僕らは今まで生きてきた。
タバサが悲しそうな顔をすると心配するし、逆に嬉しそうにしていると僕も嬉しかった。

空を見上げる。
冬の空は空気が澄んでいて、たくさんの星が部屋の窓からも見えた。
別に星が見たかったわけじゃないのに僕は何で空を見上げたのだろう?
答えは簡単、僕は泣いていたのだ。
きっとタバサが悲しいから、今僕は泣いている。
僕は手で涙を拭き、窓辺に足をかけて部屋の外へ半分だけ身を乗り出した。
723ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/15(金) 18:08:59 ID:sbw6GOhA0
「タバサ。起きてる?」
返事は無かった。寝ているのかもしれないと思ったが、僕は続けて話し始めた。
「僕、タバサの事をずっと妹だと思ってた。ううん、そう思うようにしてたのかもしれない。
だって、タバサが僕の事を好きだって言ってくれた時、本当は嬉しかったんだ。
それで僕、ちゃんと考えた。タバサの事をどう思ってるのか?って考えた。
でも、僕・・・よくわかんなかった。タバサの事は大切に思ってる。妹としてなのかもしれない。
だけど・・・だけど・・・僕自身、タバサがいない暮らしは考えれない。
タバサといつも一緒にいたい。タバサと笑っていたい。タバサと・・・ずっと・・・。」
言葉に詰まってしまった僕は、ただタバサの部屋の見つめるしかなかった。
すると一瞬、タバサの部屋のカーテンが揺れた気がした。
724ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/15(金) 18:13:18 ID:sbw6GOhA0
静かに開くタバサの部屋の窓。灯りはついていない。
風に誘われてカーテンが外になびいた。
その隙間から、タバサが顔を出してこっちを見てきた。
「タバサ・・・。」
僕は嬉しくなって身を乗り出した。

小さい頃、僕の部屋とタバサの部屋はひとつだった。
お互い一人部屋が欲しいだろうと父さんが城大工にお願いして部屋の中央を区切ったのだ。
だから窓の外の小さな手すりはお互いの部屋に繋がっていて、部屋を区切られてすぐはタバサが寂しがって眠れなかったから僕はよくそこを伝ってタバサの部屋を行き来していた。

「来ないで。」
タバサが制止の言葉を僕にかけてきた。
「・・・ごめんね。変なこと言って・・・。」
タバサは腫れた目を見せないようにして口を開く
「冷静になってみると・・・あたし凄い事言っちゃったね。
変な告白・・・バッカみたい・・・。あたし達は兄妹なのに・・・一緒になれないのに・・・。」
僕はタバサの制止した言葉を振り払ってもう一度身を乗り出す。
タバサはまだ下を向いていて、顔をあげる前に僕はタバサの目の前に立つ。
そして僕はタバサを抱きしめた。
725ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/15(金) 18:15:58 ID:sbw6GOhA0
驚いたタバサは顔をあげ、僕の視線とぶつかる。
「・・・お兄ちゃん・・・。」
「さっきも言ったけど、まだ僕には好きって気持ちがどんなのかわかんない。
でも、タバサと一緒にいたい。離れたくない。それが答えじゃ・・・だめかな?」
そう言うと、タバサは僕の胸に顔を寄せて、小さく「いいよ・・・。」と答えてくれた。

タバサと触れ合う身体は温かくて、頬に当たる風は冷たかったけどそれが気持ちよかった。
今手にあるものを幸せと言えるのかはわからない。
でも、今この瞬間に思っていることは、僕にとって幸せと言えるものだと確信している。

だってそうでしょ?腕の中にいるタバサがこんなにも笑顔なんだ。
タバサが笑っている。それだけで僕はいつでもこんな気持ちになれる。
そう気づいた冬の夜はやがて僕らの体温を奪っていった。
726ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/15(金) 18:17:47 ID:sbw6GOhA0
「クシュン!」
「タバサ、大丈夫?」
気づけばタバサは小さく震えていた。僕はすぐにタバサを部屋に入れて窓を閉める。
「寒いよね?ごめんね、すぐに暖かい飲み物を・・・」
僕が台所に行こうと部屋の扉に手をかけると、背中から「待って」と声がしたから振り返った。
タバサは部屋の中央にあるテーブルを指差して
「すぐ用意できるよ。待ってて」とだけ言ってお茶をいれる用意をし始めた。
その間、僕は妙にタバサの部屋にいることが恥ずかしくなってしまってキョロキョロと落ち着かなかった。
「おまたせ・・・。」
タバサが差し出した湯気の立つカップを受け取り、僕は口をつける。
「あれ・・・これって・・・。」
暖かくて甘くて、少しだけ苦いその飲み物は最近父さんが商人から手に入れたという海の向こうのお菓子の味によく似ていた。
「チョコレート。おいしいでしょ?最近好きなんだ。」
タバサはにっこり笑って自分のカップに口をつける。
「へぇ。父さんからもらったのは小さくて堅かったやつだけど、これもいいね。」
特に会話もなく僕らは冷えた身体を温めるためにチョコレートをゆっくりと飲み干した。
「ありがと。暖かかったよ。」
「どういたしまして。」
僕はタバサに空いたカップを渡す。
さすがに夜も遅くなってきたのでそろそろ寝ようと思い、「それじゃあ。」と言ってタバサに背を向け、部屋を出ようとすると小さく服を引っ張る力で僕の身体は呼び止められる。
振り返ると、タバサが僕の服のはしっこを摘んでいて、その手に入った力はとても弱々しかった。
727ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/15(金) 18:20:56 ID:sbw6GOhA0
「・・・タバサ・・・?」
「・・・ ・・・ ・・・。」
タバサは「あのね・・・」と口に出して顔をあげる
「まだ・・・寒いから、もう少しだけ・・・一緒にいて欲しいの。」
そう言って、潤んだ目で僕を見てきた。
月明かりで照らされたタバサの顔は少し赤味を帯びていて、妙にドキッとしてしまい、僕はタバサに引っ張られるようにベッドの側まで連いていった。

「タバサ・・・。」
「お兄ちゃんが窓開けてお話しなんてするから・・・身体冷えちゃったんだよ?」
タバサはいたずらに僕の手を握る。
「そうだけど・・・でもさっきチョコレート飲んで暖まったんじゃ・・・。」
気づけばタバサは目を閉じていた。
差し出された唇に僕は吸い寄せられるように自分の唇を静かに合わせる。
「・・・んっ・・・。」
タバサの甘い吐息が僕の鼻をくすぶる。
しばらくして離れたタバサは僕の顔を見て嬉しそうにこう言った。

「チョコレートの味がしたね。」


おわり
728ペコ ◆mMVie/E99. :2008/02/15(金) 18:22:58 ID:sbw6GOhA0
2日で投下するはずが妙に長くなってしまいました。
ダメダメですね;
そろそろDS版のDQ5が発売するのかな?
そうしたらまた双子LOVEな方々でこのスレが盛り上がってくれることを祈っていますw

ご静観ありがとうございましたm(__)m
729名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/15(金) 20:50:46 ID:0f7v/oDZ0
ペコさん乙です
ゲームの二人より少しおおきくなった二人のお話のように感じました
730名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/16(土) 22:39:59 ID:HNXG4HQn0
>>728
バレンタインネタGJですた。
コリンズ君の扱いがちとかわいそうだがw
731名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/17(日) 01:49:13 ID:lxVg+tgi0
「バレンタイン=告白」てのは日本独自ぽいね
valhallaのの掲示板閉じてしまったな
732名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/17(日) 11:24:19 ID:rSxZiTB70
ペコ氏乙っす! ペコ節のSS待ってたよ。またDS版を境に盛り上がるといいな

>>731
一時って書いてるからその内復活するんじゃないか?
まあ変な消防みたいな描き込みが続いてたから見れたもんじゃないが
733名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/17(日) 18:29:06 ID:rHDMhTvi0
普段BBSなんて見向きもしなかったのに
閉鎖されるとなんか見たくなってくる不思議
>>732のいう消防にうんざりしたんだろうか

ともあれDS版発売でこのスレがどう変わるかとても楽しみだ
734名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/17(日) 20:27:32 ID:rEpPRTf90
エロ話がないとつまんないんだけど。
735名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/17(日) 21:49:14 ID:HJ4bgr3A0
エロパロ版行け。
行ける年齢なら場所は自分で探せ。
736名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/17(日) 21:55:26 ID:rEpPRTf90
ここの人にかいてほしいの
737名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/17(日) 23:38:26 ID:Jv7k2EeYO
俺の双子のイメージはカツオとワカメだ
738名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/18(月) 01:15:09 ID:+skQVM7+0
その手の例えだとドラえもんとドラミちゃんだな、俺は
739名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/18(月) 07:10:00 ID:cklsuo7o0
>>733
荒らしより、悪意のない消防がいちばん管理人を追い詰めるんだよな。
>>734
俺も、ちっとくらいソッチの話したりソッチのSSやソッチのCGも拝みたいぞ。
>>737
鏡音レンとリンがイメ近。
740名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/19(火) 15:43:53 ID:3pTgPW590
誰か>>572保存してない?
741名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/20(水) 01:37:44 ID:vRQnzHBF0
>>740
SS職人さん本人じゃないけれど補完したよ
苺は甘い1M nm1337.zip 解凍pass:futago

じぶん>>704のMUGENの王子ボイスパッチを希望
742名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/20(水) 18:08:47 ID:eNiMzv630
>>741

ボイス王子差し上げたいけど、さすがにひとさまのキャラの改変物を
勝手にうpるわけにはいかんのです。すまんな
743名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/20(水) 19:53:37 ID:NUOFQ1mx0
いま作者さんがボイスパッチ作ってるから待ってればいいんじゃない?
744名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/20(水) 20:50:29 ID:7eGnS/RE0
自分で声だせばいいんじゃない?
745名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/20(水) 20:59:30 ID:dy4G3yt10
俺のダンディーな声でもいいか?
746名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/20(水) 21:16:46 ID:5J59UcHR0
>>741
サンクス。この職人さん他には書いてないんだろうか。

ところで俺のちょっぴりハスキーと評判の声ならどう?
747名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/20(水) 22:54:01 ID:vRQnzHBF0
たしかに、そうですよね。待つとしますw
748名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/20(水) 23:54:56 ID:UOlcc62F0
>>746
待て!早まるな!
王子たんは可愛い声キボンヌなのにそんなハスキー声とか俺を泣かす気か!ww
749名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/21(木) 19:31:22 ID:1X8z3ryl0
シンフォニアのジーニアスの声を搭載した王子さま作ってみた

750名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/21(木) 22:07:12 ID:ZyA5Y/mE0
>>749
ロックマンの人か
少し小生意気風な王子さまになりそうだな
ボーカロイドのリンとレンの声も想像してみた
外見もなんか似てね?
ニコニコでサムネ見るといつも5の双子に見えてしまうんだが
751名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/21(木) 22:10:09 ID:v3x/qRUp0
どこかから声を引っ張ってきて付けるのなら、
CDシアターから引っ張ってどうにか出来ない?
無論、配布は不能だけど。
つーか、mugenの王子は見たこと無いけどw
752名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/22(金) 00:41:01 ID:FV8a2cWg0
すっかりmugenスレにw
まあネタがないからどうでも良いけどさw
753名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/22(金) 17:42:36 ID:mCGJtD7N0
sndとcnsだけあげれば声はでるよ。それくらいなら構わないのでは?
754名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/22(金) 21:18:33 ID:Ij5bDfFE0
ムゲンの王子ドットはスカートごしの尻が一部やけにセクシィだから困る
>>752
ペコ氏のSSの投稿からそれほど経ってないないのにネタが無いはねえだろ
755名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/23(土) 02:04:41 ID:iEv1d7a+0
>>754
俺も落下中の王子のお尻とか堪らん・・・
あと脚もな。刺突の時の脚なんてしなやかでジュル・・・
屈んでる時なんかは太股まで見えるんだからもう美味しそ(ry
スカート万歳というところか

べ、別にショタコンなんかじゃないんだからね!
756名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/23(土) 19:54:46 ID:NmI9NzAe0
>>753
同感だけれでおそれが原因で荒れたら困るし
>>755
一部の投げ技くらった時にしか表示されないが前につんのめるような動作を
後ろから写したみたいなヤラレ絵のひとつのお尻が一番けしからん
ふとももはジャンプキック

すく○屋はかなりふともも絵の率が高かった
ずっと更新してないし掲示板みるかぎりやる気なくなってるよな、、、、、
ヴァ○ハラも掲示板閉じるしDSがきっかけで戻ってくる人いるんだろうか
757名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/23(土) 20:34:44 ID:0UYZp4Ko0
>>756

ほうどんなケツ絵かみせてくれ
758名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/23(土) 21:12:47 ID:01irIgAwO
王子の服の布ってやっぱスカートなのか?
勝手に中に半ズボンはいてると思ってた。
そうじゃないとまずいだろうし
759名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/23(土) 21:33:36 ID:NmI9NzAe0
イラストで下はいてない絵やパンチラ絵はいくつかみたことがあるぜ、、、、、、

うん。なんか>>754以降話がけしからん方向に逸れてるな
サイトやDSの話で軌道修正したつもりだったのに
760名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 01:35:19 ID:cXbYvVSk0
ノリにノったレスしたあげくに軌道修正したは無いですねw
761名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 01:56:01 ID:1MGVhILn0
>>758
俺は布の下はパンツだと思うというか希望
まあSFCのガイドブックで普通に白パンチラしてるけどww

しかし本当に最近双子サイトは閑古鳥が鳴いてるな。
valhallaは掲示板休止してるがブログ見る限りまだまだやる気満々のようだからいい。その内掲示板復活するかもな

すく○屋で思い出したが、あそこの18金時代の絵板にいたディ〇〇ロってやっぱvalhallaの人か?
762名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 02:12:44 ID:cXbYvVSk0
>まあSFCのガイドブックで
これ靴じゃないすか?
>あそこの18金時代
そんな良い時代があったのか。しかもvalhallaの中の人も描いてたとな?
いろいろアプきぼんぬ。
763名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 02:27:06 ID:1MGVhILn0
>>まあSFCのガイドブックで
>これ靴じゃないすか?
最初はそうオモタが、よく見れば靴なら位置がおかしい。靴より奥にある布に隠れてるし
多分パンツだよ
764名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 02:37:19 ID:cXbYvVSk0
>>763
じゃ角度的にみて靴からみて一番左の白い点はやはりパンツという結論で。
18菌詳細とアプきぼんぬ。
765名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 11:30:17 ID:1MGVhILn0
valhallaの人か確証はないが、件の絵板のログにまだ残ってる
スパムだらけだが
766名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 13:28:49 ID:cXbYvVSk0
d、確証ないってもおでん節全開すぎだろJK
767名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 14:34:19 ID:H1KQeSmH0
He_75311.zip  パス:val

スパムでログから消えた分を補完しとくか
誰かこれ以前の絵を頼む
768名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 15:39:10 ID:cXbYvVSk0
>>767
ありがてえ、ありがたすぐる。
それもってないくらいなんで過去の補完は俺にはむりぽ。当時からしってりゃよかった
769名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 16:04:21 ID:1MGVhILn0
やっぱり同じ人だったのか
あの絵板も以前は双子で賑わってたのにな・・・今はスパムで大賑わい
その絵師はあの板以降はたまにしか見かけないな
最近はアニメ調の塗りだったり頬の線といい、valhallaの人と全く同じタッチで吹いた
誰か>>767より過去絵を持ってる人いないか
770名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 18:13:49 ID:H1KQeSmH0
He_75369.zip

ちょっとおでん絵の整理してきた、古い絵もちらほらと
ほんと懐かしいなあ・゜・(つД`)・゜・。
771名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 18:54:22 ID:2Q9tVvvg0
いい!
772名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 18:57:25 ID:cXbYvVSk0
>>770
すげえな。スライムとダークアイの絵そのた王子ウケ絵がとくに萌える。
ここみててよかった。裏ページでやってくれやせんものかこの路線。
773名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 19:20:12 ID:DgHN2/Bo0
双子スレは、やはりそう言う路線の好きな人ばかりになっちまったんだな…
昔いたの絵描きが消えるわけだ…
774名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 19:43:20 ID:2Q9tVvvg0
エロもそうでないのも両方需要があるのさ
775名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 19:50:48 ID:DgHN2/Bo0
ここ一応全年齢板w
角二でするなり、せめて「未成年有害」とか入れるとか。
つーか、両方需要ってエロ嫌いはさすがに引くだけw
776名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 20:10:57 ID:cXbYvVSk0
昔いた絵師いうても、この絵もすくねの昔の絵板の話だし。ずっとキレイな話して
たわけだからたまにはこんな時があったっていいじゃあねえのw
777名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 21:12:14 ID:h/GogMCJO
王子、男なのにスカートはかされてて
変態に育ったらどうしよう
778名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 21:44:34 ID:2Q9tVvvg0
ふ〜む、エロは核弐でとはいえスレわけしても速攻で落ちるだろ・・・・
どうしたもんかな
779名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 22:18:04 ID:cXbYvVSk0
>>778
リメイク発売が近づくまで少し待って立てる手がありますな。
780名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/24(日) 23:57:48 ID:KX54oj9G0
>>770
再うpお願い
781名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/25(月) 01:11:28 ID:4+tViIi50
>>780
770ではないがホカン
passはfutago
ttp://www11.axfc.net/uploader/20/so/He_75544.zip.html
名前いちおう違うのにおでんと言いきってしまってよいのかと
782名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/25(月) 07:55:42 ID:VKb19ne40
780ではないがdクス
ひとつだけ普通のおでん絵が混ざってるな。つーかおでん絵とはナイスなネーミングw
783名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/25(月) 15:50:00 ID:LGp6Bm3h0
萌えは良いけど、エロまでいっちゃダメだろjk
他所でやれよマジで。
784名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/25(月) 15:58:16 ID:N6RHjBRz0
全年齢板という事を忘れているのか
わかっててわざとやってるのか
785名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/25(月) 16:35:55 ID:4+tViIi50
1 王子のドット絵がエロい件
2 王子のスカートの下について攻略本まじえてくわしく
3 おで、もとい、ディアブロ氏の18禁絵( ゚∀゚)イイ!!
という一連のながれだったわけだがどこらへんからがNGだろう
すく○もキボンと言いたかったがだめのようだなorz
786名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/25(月) 18:11:29 ID:VA/WNAAb0
べつにダメじゃないよ。どうぞどうぞ
787名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/25(月) 18:41:43 ID:4ucqV79j0
788名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/25(月) 21:02:27 ID:VKb19ne40
スマソ
そもそも俺がディアブロの事を聞いたのが発端だな・・・
つい調子に乗ってしまった
789名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/25(月) 22:51:12 ID:t6GI2Y280
エロで楽しんでる奴は つまり本当にキャラを愛しているのではなく、
ちょっとカワイイキャラでエロを想像する不純なロリコンとショタの変態共と言うわけだ。
本当にキャラを愛していたら、そんな鬼畜な想像はヘドが出るだけだ。

オレの様に本当の子や兄弟の様に愛している真性の変態にとって、
双子のエロは殺意が芽生える程、不快なのだ!
790名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/25(月) 23:33:48 ID:4+tViIi50
肉親に勃たないのは、本能的遺伝的にインプットされてるからだとか
愛が本物だと勃たないのでは双子は産めない
791名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/25(月) 23:48:02 ID:KgMccWtx0
>>789
作品の世界観にどっぷり浸りすぎるとそうなるな
例えるなら身内でオナニーされるようなもんだからな、不快極まりないだろう

職人離れの一因にもなっているし、やっぱりここでのエロ非エロの共存は難しいな
792名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/26(火) 00:11:08 ID:mKt8L4nS0
まあ愛の形なんて人それぞれ
真っ当でも愛、歪んでても愛、俺はどっちも好きで双子最愛

話を変えて、PS2では王女がエルヘブンの力の片鱗を見せてたが、
DSではなにかしらストーリー上で反映してくれるといいなあと思う今日この頃
793名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/26(火) 00:49:12 ID:qX6chV3V0
俺としては
愛をもって戦うのじゃ!てもっと心の内面的なもんでいいだろって。
エルヘブンのほうまでだと、ちと血筋君でしゃばりすぎって感じる。
794名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/26(火) 01:01:56 ID:eG3LrgVs0
3つのリングと王女の力で魔界への扉が開くとか
そのくらいはあってもいいかもね
795名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/26(火) 01:53:43 ID:s0ZWmn+/0
789 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/25(月) 22:51:12 ID:t6GI2Y280
エロで楽しんでる奴は つまり本当にキャラを愛しているのではなく、
ちょっとカワイイキャラでエロを想像する不純なロリコンとショタの変態共と言うわけだ。
本当にキャラを愛していたら、そんな鬼畜な想像はヘドが出るだけだ。

オレの様に本当の子や兄弟の様に愛している真性の変態にとって、
双子のエロは殺意が芽生える程、不快なのだ!



ここまで必死になられると、何というかキモイ。
本人もキモいと認識しておられるようだけど、改めてキモイ。
796名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/26(火) 07:26:33 ID:fgPuk7dn0
ネタをネタと(ry
まぁ、少なくともエロは板違いのうえに職人離れの一因であることは間違いないだろうね。
でも、絵の職人がいなくなった理由はエロだけではなくスレタイにも原因があるのでは?
SSスレと書かれている以上、SSメインのスレって感じで
見る人書く人、限定されるというか。
SSスレと書かず、萌えスレの方が幅が広くて良いんでない?
797名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/26(火) 12:31:18 ID:ugOHnNMdO
次のスレタイは「DQ5の双子を語る」とかにしたほうがいいね
798名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/26(火) 15:35:15 ID:pMVhhw7E0
スレタイは別に何でも良いと思うけど、全年齢板なんだからエロ禁止はテンプレに
しっかり書いておいた方が良いと思うぞ。と思ったら>>4に一応書いてあんのか。
799名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/26(火) 15:39:34 ID:qX6chV3V0
>>795
エロ嫌いがいるのはわかるし、全年齢板では自重しろってのもわかるが
エロ嫌いが本当の愛で、本当に好きならエロにはならんとまで言われると
良い気はせんのもたしかだな。
800名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/26(火) 17:57:52 ID:cfj1Tn7Y0
スレタイからSS抜きは是非お願いしたい
801名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/26(火) 18:29:43 ID:qX6chV3V0
それは賛成だがそれでSS職人が遠慮してSS自体の数が減るのも困るんで>>1の中身にSSのことも表記してほしい
802名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/27(水) 15:07:39 ID:b2SAI3bD0
某ブログじゃないが、本当にリメイクの情報こないなw
803名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/27(水) 21:56:14 ID:X2pJFbbh0
早く発売日の情報とかこないとそのブログの人に春一番が吹かないそうだなw
しかしいい加減情報欲しい所だな確かに
804名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/27(水) 23:17:50 ID:b2SAI3bD0
>>803
某ブログじゃないが、マジで発売延期ありそうだよなw
805名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/28(木) 23:25:32 ID:fNoz0bPZ0
>>777
主人公だってそうじゃねえか
806名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/29(金) 01:26:27 ID:jlCaotE70
DS版の公式絵の良し悪しが気になる
公式絵ではスーファミ版のほうがよかったからな、、、、、、
807名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/29(金) 22:13:59 ID:Pd/AhXjM0
    ┏┓┏┓          ┏━━━━━━┓  ┏┓  ┏━━━━┓┏━━┓
    ┃┃┃┃          ┗━━━━━┓┃  ┃┃  ┗━━┓┏┛┃┏┓┃
┏━┛┗┛┗━━━┓  ┏━━━━━┛┗┓┃┃  ┏━━┛┗┓┃┗┛┃
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┗━━━━┛┗━━┛  ┗━━━━━━━┛┗━┛┗━━━┛
808名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/02/29(金) 23:39:01 ID:vGfdHREw0
なんか春発売が怪しくなってきたな本当に・・・
809名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/01(土) 02:15:21 ID:YZbVfNjx0
月単位で決めても平気で伸ばすドラクエで
春なんつー曖昧すぎる言葉信用するほうがおかしい
810名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/01(土) 08:08:55 ID:p7WS9xD30
PS2の5も8もDS4も予定通りだったからな。信用したくもなりマウス
811名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/01(土) 18:26:50 ID:YZbVfNjx0
>>810
そういえば最近はあんま延期しないな
どちらにせよ4のときはもっと早くから情報でてたんで今回は危ない

話かわってニコでムゲン用の王子君でていたけれど弱いな(´Д`)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2481369
ドラクエ厨的にはもっと性能高くしてほしいんだけど、ライデイン明らかに小さくて
いかにも一般人なキャラに勇者が負けてる構図はドラクエファン的に複雑すぐる
812名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/01(土) 23:01:53 ID:jIsYci3l0
>>811

ちゃんとギガデインも持ってるから安心しろ。なかなかあたらんがな。
813名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/01(土) 23:23:24 ID:YZbVfNjx0
>なかなかあたらんがな。
駄目やんwww
814名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/01(土) 23:31:53 ID:p7WS9xD30
>>811
ライデインの範囲大きくしたら格ゲー的に少し不味いよ
けどこのライデイン見た目以上に攻撃判定広いし使い易い
まあベギラマからの対空→超必の連撃が強力だが
今後のアップに期待しよう

>>812
タッグ戦でならギガデイン使えそう。ガード不可だし、画面中央に引き込めば何とか
815名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/02(日) 02:27:46 ID:UHIJ/Z9yO
>>805
パパス 半裸、皮の腰巻き
主人公 スカート
王子  スカート

変態が遺伝したな
816名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/02(日) 04:43:00 ID:DUV2JsHJ0
mugenつながりだが今日カンチョーマンいうキャラを見つけてmugen王子きゅんと
たたかわせてみたらすげぇ変なキモチになっちゃったよおw
お前らもためしてみれ。"mugen カンチョーマン"でアンド検索でぐぐればでてくるから。
マジオヌヌメw

3月1日づけですくね屋にネーム欄が管理者のカキコがあったからひっさびさにやる
気だしたのかと期待したらスパムだったというオチ。まぎらわしいスパムめが。
再開してもかなり謎な戦闘機ものの二次創作か

以下18禁。
ホモホモおちんちんランドでチ○コのコラされた王女のイラストをみつけたぜw
さらに主人公化のコラまであったが王子コラが先だろ常識的に考えて
817名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/02(日) 04:45:04 ID:DUV2JsHJ0
>>815
少年期に伝染した変態って設定萌えるよな
818名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/03(月) 00:48:39 ID:+8NWaeOKO
パンツをはき忘れるくせのある王子
819名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/03(月) 03:33:22 ID:oWBoypq+0
>>818
履き忘れて激しくうごきまわったら、布に地肌がこすれてだんだん変なキモチになる
んだろうな。そんな状態でモンスターの攻撃くらったりしたらさらに刺激されてハンパないことに

ところでいたストDSではどんな位置づけなんですか?
主要キャラじゃないっぽいけどイラストは存在するから気になってるんですけど
セリフあるなら買うぜ
820名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/03(月) 08:46:32 ID:6afstTj20
ん?
いたストDSにはいないはずだが・・・?
821名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/03(月) 21:34:00 ID:oWBoypq+0
>>820
ええ、まったく出ないんですか?
パケイラストにいたようなきがしたんだがサブキャラどまりかあ
822名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/03(月) 21:53:10 ID:lyTbNHv70
823名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/03(月) 22:07:08 ID:6afstTj20
サブキャラでもいないんじゃないか?
というか背景キャラとしてでもいるのなら俺今すぐ買いに行くぞ?
どこも店閉まってるが
824名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/03(月) 22:12:10 ID:oWBoypq+0
まちがえますた。ドラクエFFinいたストでした
あっちはでますか?
正直当時は主人公の服装がいけてないという感想だったけど二人が
出るなら買うかもしれない。
825名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/03(月) 22:18:23 ID:lyTbNHv70
いたストには双子は出てません。サブキャラですらありません・・
ネタバレ厳禁なんだろう。
826名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/03(月) 23:30:42 ID:t2e0jcpa0
5からは主人公ビアンカフローラの3人
827名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/04(火) 00:03:13 ID:fl0BNO580
なんだよサンチョいねーのかよ
828名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/04(火) 15:09:49 ID:ZjESWT7L0
ネタバレか。
そういえばそういう存在だったんだよな。
攻略本でもどう考えてもバレバレなのに謎の少年少女と書かれてたし。
829名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/05(水) 00:08:02 ID:6Jewdr+PO
>>828
バレバレか?
一番最初はわからなかった。
830名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/05(水) 01:01:51 ID:1w+sp28Q0
そういえば双子が登場するのは物語後半だったな。
遅い登場にも関わらずこの俺様に強烈な印象を残してくれた幼子に乾杯(´ー`)ノ
会得する呪文を見れば、未プレイでも「漢の子」が勇者と気付くな

ところで、俺はカンチョーマンよりも某スライムの方がやばいと思う
カンチョーどころぢゃねえぞアイツは
しかもデフォルトで耐久値高過ぎでギガデインぶつけてもまるでダメージにならん
コイツと王子を戦わせるとそれはもう王子が可愛そうなことに・・・
831名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/05(水) 02:36:38 ID:+E99GCtB0
>>829
鳥山らしくメインキャラの父子・母娘は同じ絵柄ってフォーマットを地でいっている。
しかも皇女のキャッチコピーかなんかには「勇気は父、優しさは母」てかいてあるんだが
これ決定的。
てか、いたストでネタバレがヤバいって、いつのゲームだ5は。双子出せよ。
>>830
浣腸マンの一点攻めもやばいだろ。
1本目とっても2ラウンドめあたりから足腰ぐらついて、だんだん追い詰められて
さらに執拗な一点攻めにあって最終的にはすっかり目覚めてしまうんだろうな。
城に帰っても後ろが疼いて疼いて・・・・・・王子自身もそのことが恥ずかしくて
王女の顔がまともに見られない。逃げるように閉じこもってしまったレックスを
追って寝室に入ったタバサ。ベットの上には毛布を抱きながら悶えるように震え
(掲示板管理人により以下の文章は削除されました)
832名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/05(水) 14:06:09 ID:e/i1cheIO
王女にスポットが当たりがちだったが王子も普通に可愛いなと思う俺にはいい流れ
双子セットで大好きだが、最近は王女以上に王子に萌える
俺をショタに引き込んだ恐るべき奴。これが勇者の力か
こんな弟欲しいぜよ
833名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/05(水) 21:50:51 ID:1w+sp28Q0
>>831
それはなかなか萌えるシチュ。
その後はきっとタバサに小悪魔フラグが立ってレックスを苛めたくなるんだぜ。
色々語りたいが18金になるので自粛
834名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/05(水) 22:47:35 ID:DuKhirdj0
なんか心底気持ち悪いカキコミが多いですね。
いえ、私もそういうの嫌いじゃないんです。
835名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/05(水) 23:25:48 ID:T+TO+Xrf0
正直今のこのスレは気持ち悪いってレベルじゃねえぞ
ショタ自重しやがれ
836名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/06(木) 04:30:53 ID:Lz9x0tv+0
格闘ゲームのキャラになったせいでスレの男性割合が急増したのが原因。
女子はカプも、あくまでほのぼの萌え、可愛らしさ重視の傾向なのとてがてて
ショタホモは主キャラがめちゃめちゃにされても支配感で喜ぶ奴が多い。
自重すると口だけいってまるで自重しないのもショタホモ。
837名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/06(木) 07:59:48 ID:7GplinN20
ヴァ〇ハラの掲示板復活してるな
やっぱ絵板のあの落書きみたいな荒らし絵は軒並み消えてる
838名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/06(木) 18:30:39 ID:Lz9x0tv+0
荒らしというか困ったちゃんのように見えた。
やはりあれが原因だったか。
839名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/07(金) 22:28:49 ID:mZ/8zi/j0
>>831

このカキコミが強烈に気持ち悪いんですが。
オッキしました。
840名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/08(土) 00:50:12 ID:wK4kxIPr0
>>839
831が普段はまともに萌えSS書いてる人のカキコだったら嫌だよなw
841名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/08(土) 17:23:25 ID:wK4kxIPr0
そろそろ双子でウッウッーウマウマがでてもいいころなのに
842名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/09(日) 11:08:50 ID:JYMjqypx0
そもそもドラクエでのウマウマがまるでない件について

なんでドラクエってこういう流行りもののネタにされないんだろ。
843名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/10(月) 02:39:54 ID:Gh+2oHIw0
おまいら、ドラクエ4コマ劇場はどうよ?
頭身高くて髪型もアレンジ強いが、浅野りんの双子がかなり好きだ。
844名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/10(月) 03:54:48 ID:fo8tP3PH0
4コマとはまた懐かしい
結城まさのへの王女が好きだった
845名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/10(月) 09:01:52 ID:phmtxzRr0
浅野りん氏の双子も可愛いよな
まさのへ氏の王女はリメイク版とは別ベクトルで大好き。イベントでスケブ描いてモラタ
あと智氏の双子も激萌えだったなあ
俺はDQ5単独の4コマ3冊は永久保存確定だ
846名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/10(月) 14:53:27 ID:Gh+2oHIw0
>リメイク版とは別ベクトルで
ドラクエ4コマはリメイク出る前だからスーファミ版ベースなんだよな。

そういえば魔人ぐり子もやけに激しいギャグ路線に入る前の
少女マンガ風だった初期のはやたら可愛い。4コマでなく1Pのほうとか。
847名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/11(火) 21:49:59 ID:lSHF8mgKO
双子が主人公の続編がやりたい。
事前に髪の色(金髪or青髪)と主人公(王子or王女)を選べて、
二人は17、8才くらいに成長してて、
王女は魔物を仲間にする能力を持っている。
ボスは魔族の王となった5主人公。
グランバニアが滅びて、魔王を倒しに行くところからスタート。
848名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/11(火) 22:34:21 ID:JIF+XiuD0
>>847
後半ボツ!
849名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/12(水) 01:29:14 ID:XHx+QlPN0
>>843
新山たかしと、成田美穂
>>847
不思議のダンジョンシリーズあたりを出してほしい。
成長は、、、せんほうがいいな俺は。
850名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/12(水) 21:11:13 ID:r1p1viU7O
王女は将来はラインハットに嫁いでコリンズと結婚、という説が有力らしいが
エルヘブンの族長になるというのもありだと思う。
851名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/12(水) 21:39:22 ID:xnjEyBtc0
俺の脳内では王女は王子と結婚して仲睦まじくグランバニアを治めております
852名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/12(水) 21:41:28 ID:RV/DQqsV0
>>951
リメイク以降、王子王女の関係はそれがデフォになっちゃったな
853名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/12(水) 21:41:58 ID:RV/DQqsV0
>>851だった。
854名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/13(木) 00:02:29 ID:r1p1viU7O
こうすりゃいいんだ。
王女は若くしてエルヘブンの族長になるが
王女のことが諦められない王子は昔のパパス伝説を思い出し、
エルヘブンに行って王女を連れ去り、駆け落ちする。
または族長就任式当日に駆け落ちするのもよし。
855名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/13(木) 00:50:48 ID:0TRsaCv10
だがリメ版でも王子から王女へ恋心みたいな描写ってないよな。
まあ原作で近親○○ネタをモロにやられたら引くから正解か。
856名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/13(木) 02:45:23 ID:yf6At4HK0
8歳の男なんてそんなもんだよ
857名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/13(木) 08:39:52 ID:w108mQ4E0
ED時点(10歳)でも色気より食い気だろうな。王子の場合は切欠が要るな
もっとも「あのドレス、王女が着たらきっと可愛いよね」とか口走るのを見るに、
満更でもなさそう
858名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/13(木) 20:05:42 ID:AWJSzxWe0
グランバニア王となった兄を補佐する女性大臣というのもありだな。
859名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/13(木) 21:20:24 ID:0TRsaCv10
こんなかんじですか

このすれ>王子×王女
よくみる>王女×コリンズ
ふじょし>王子×コリンズ
おたくA>俺×王女
おたくB>俺×王子
860名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/13(木) 23:30:21 ID:djclanuMO
少数派A>主人公×王女
少数派B>主人公×王子
861名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/13(木) 23:43:38 ID:2DhLrnXa0
サンチョ×王子は〜?
862名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/14(金) 00:18:07 ID:V75gYhEHO
王女を家に連れて帰りたい
863名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/14(金) 00:24:27 ID:lheKsUXc0
>>859
王女×コリンズということはコリンズは王女の尻に敷かれるのか
864名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/14(金) 01:03:50 ID:wFTH2b260
コリンズ×王子

俺のズリネタ
865名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/14(金) 11:31:23 ID:2yQjP6HS0
ピピン涙目www
866名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/14(金) 12:07:38 ID:/818fIrp0
腐女子巣に帰れ
867名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/14(金) 21:33:52 ID:wFTH2b260
婦女子じゃありません><
868名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/15(土) 00:28:36 ID:G7YgrSbi0
数年前の王子スレは、腐女子がニーソ履いて逃げ出すほどのショタ男の溜まり場だったんだがな
869名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/15(土) 03:19:52 ID:tA96nK9Q0
>>868
ショタスレなんて、ふだんは市民権を得られん腐男子の声が
大きいからそんなものだ。てか、コリンズ×王子のネタはむしろ男子系だな。
子生意気系ショタであるコリンズが責め手になってるあたりショタホモ路線。
870名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/15(土) 08:03:58 ID:7nj4VYLz0
何故リンクにドラマなんかがあるのか…
871名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/17(月) 21:32:03 ID:JgW20COS0
俺の中で王子は少しマゾっ気があることになってる。
872名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/18(火) 00:20:53 ID:Ksc4pM/40
ここで文を投下してみる

※主人公と子供達はデフォ名を採用

気持ちの良い陽光が街に目覚めの時を報せる朝。
とある街の宿で一夜を明かし、出立準備を整えたアベルとその一向は、チェックアウトする為に宿のフロントに赴いた。

「おはようございます。夕べはお楽しみでしたね♪」
「…え?」
開口一番、宿の主人がニヤニヤしながら何かトンデモナイ事を言ってきた。

お楽しみって――アレだろ? いやだけど、今僕にそんな相手はいない。ビアンカの居所はまだ掴めていないし…
ご主人は何を勘違いしてるのだろう…

「えっと、すみません、何かの間違いと思いますが…」
アベルが説明するも、しかし主人のニヤケ顔は解けない。
「またまた〜♪ 気にしなくていいんだよ。宿でそういうことは珍しくないんだからな。しかし凄い声だったぞ? 隣の客室にまで聞こえそうなくらいだった。うん、若いって羨ましいなあ。俺もあと85年若ければ……」
「声…?」

変だな。そんなはずはないんだが…。
昨日は僕も疲労が溜まってたからか、すぐに爆睡してしまったから何も聞かなかったが…
何かの聞き間違いか、別の部屋と勘違いしてるんじゃないのか…?
だって僕の泊まった部屋には僕と後は子供達だけ―――

「ん? あれ、レックスとタバサは?」
ふと、つい今まですぐ傍にいた子供達がいない事に気付いた。
「ああ、お二人なら今しがた、足早に表へ出て行かれた。ん、そういえば何やら顔が赤かったようだが・・・」
「何! 本当か、ピエール?! う〜ん、二人とも疲れが出て熱でも出してるんじゃないだろうな。それなら無理せずにもう一泊した方がいいな」
873名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/18(火) 00:21:21 ID:Ksc4pM/40

「はあ…びっくりした。まさか宿屋のおじさんが聞いてたなんて…」
「お父さん疲れてるみたいだし、タバサのラリホーでぐっすり眠ってもらってからなら大丈夫だと思ったんだけどな…」
「やっぱり宿屋さんじゃ…出来ないね」
「う〜ん、タバサがもうちょっと声を抑えてくれたら大丈夫だと思うけどなあ」
「う――、だ、だってそれはお兄ちゃんが激しくするから…だもん……。それにお兄ちゃんだっていっぱい声出すじゃない…!」


今日の昼にふと思い浮かんだものだが、以前に見たようなオチだな。ご愛嬌ということで。
別にやらしい内容ではない。普通だ
874名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/18(火) 10:04:04 ID:xGOXGTFi0
ひさびさのSSが!
>それにお兄ちゃんだっていっぱい声出すじゃない…!
(*・∀・*)=3
875名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/18(火) 14:28:45 ID:kvXTUZ8m0
mugen王女ボイスパッチ
http://neko-loader.net/archive/src/neko3902.zip.html
P=ポピレア
876名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/18(火) 20:23:58 ID:xGOXGTFi0
>>875
再うpきぼんぬ
877名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/20(木) 09:11:13 ID:+RQJT4Qm0
875は荒らしのようですよ。
別掲示板でも暴れまわって、晒し目的で875のコピペをした。

それより、双子ちゃんの萌える装備コーディネートの話をしないか?
878名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/20(木) 21:41:01 ID:/30BSyxY0
>>877
ならば王女には踊り子の服でFA
普通に装備出来るしなあの高露出度
879名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/20(木) 22:04:09 ID:+RQJT4Qm0
>>878
マーニャのかっこうと同じだっけ?
すごいことだw
880名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/21(金) 00:16:39 ID:p05NC8jR0
王子はステテコパンツがいいだろう
きっとブカブカだ!
881名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/21(金) 11:52:33 ID:P/VlApxU0
王子も鎧よりローブ系装備できればそっちのほうが似合いそうなんだけどな。
もしくは通常の服だが、そっちは守備力低いのばっかだ。
882名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/22(土) 17:36:56 ID:dwIC9eZw0
王女は天使のレオタード派。ビアンカもおそろい。
883名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/22(土) 20:40:28 ID:aTfOKHhh0
久しぶりに書いてみた。タイトルは未定。

 既に日は落ちて、薄暗くなり始めた森におおよそ似つかわしくない少年と少女の姿があった。
 少年が背負う剣や少女が携えている杖が、不釣合いさを煽っている。
「……なんだかスゴいところに来ちゃったみたいだな……」
 行く道を遮るように生い茂る植物を掻き分けながら、少年──兄のテンは先を進む。
「真っ暗になる前に、さっきの町まで戻ったほうがいいと思うけど……」
 不安げな表情を浮かべる少女──妹のソラは、おもむろにテンの服の裾を掴んだ。
「ボクの勘だと、もう少し行ったところに小さな村があるはずなんだ」
「ホントかなぁ……」
 根拠のない兄の言葉に訝しがりながらも、ソラも歩みを進める。

「……お父さんは戻ってくるまで町に居ろって言ってたけど、ボクはじっとしていられないんだ。
 ──少しでも早くお母さんを助け出したいからね」
 テンの瞳は、母を助け出すという決意に満ちていた。
 妹のソラでさえも滅多に見ない、勇者としてのテンの眼差し。
「……うん、そうだよね。お母さんも一緒に、早く家族一緒になりたいもんね。
 それならお父さんも許してくれるよね」
 テンの決意にほだされて、ソラもついていく覚悟を固めた。
「でも、もし……」
「え?」
「もしお父さんに怒られたら一緒に謝ってくれるかな……?」
 さっきまでの真剣な表情から、いつものテン──普通の少年の顔に戻っていた。
 そのギャップにソラは思わず笑顔をこぼした。
「うん!」
884名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/22(土) 20:43:07 ID:aTfOKHhh0
 しばらく進むと遠くに小さな明かりが見えた。
「ソラ! あれ見て!」
 突然テンの歩みが速まる。立ちはだかる草木を薙ぎ払うように先を急ぐ。
「え……、ちょ、ちょっと待ってよぉ!」
 テンから離れぬようにソラもスピードを上げる。

 歩みを進めるにつれ光は大きくなっていく。それも一つや二つではなかった。
 ランプの灯火であろうか。明らかに人々の生活が感じられる。テンの予想通り、集落がそこには存在した。
「ほら、ボクの言う通りだっただろ? ここには村があるって」
「そんなこと言って、ただの偶然でしょ? あんまり調子に乗らないの」
「えへへ……」
 ソラに小突かれ、テンは思わず苦笑いをしてしまう。
「もう……。でも──お母さんの居場所について、何か情報があればいいね」
「うん」

 歩を進めようとしたその時、二人の耳に悲鳴が轟く。
「ソラ!」
「うん!」
 二人は既に行動に移していた。その悲鳴は、この今にも闇に包み込まれそうな森であっても、
常人ならば聞き逃してしまうようなものであったが、二人の耳には確かに届いた。
これは、父の旅に同行し培った経験があってこそと言う他ならない。
 集落へ通ずる道から外れ、悲鳴が上がった場所へと一直線に進むテン。その後ろを追いかけるソラ。
先程の道より更に多くの植物が行く手を遮り、かつ足場も悪い。まともに歩ける場所ではない。
だがそれでも二人は先を急いだ。この先で起こった出来事がただ事ではないと理解しているからだ。
885名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/22(土) 20:46:25 ID:aTfOKHhh0
 近づくにつれ、そこでは呻き声が発せられているのがわかる。
 森の草藪を抜け、悲鳴が上がった場所にたどり着いた。どうやらここは集落に続くもう一つの道らしい。
ここもさっきまで二人がいた道同様、ひどい有様だった。
 辺りに目をやると、一人の少女を視認できた。だがその少女は左脚を抱えたまま倒れ込んでいる。
二人はすぐに駆け寄る。
 少女の顔は青ざめ、額からは脂汗が滴り落ちている。震える身体と荒い吐息も事の重大さを窺わせた。
「何があったんですか!?」
「モンスターに……襲われて……脚を……」
 少女は二人を一瞥すると、苦しみながらもテンの問いかけに声を絞り出すようにそう答えた。
意識はまだはっきりしているようだ。
「失礼します」
 患部と思われる箇所をかばうように置かれていた少女の手を外し、ソラは状態を確認する。
左腿の外側に裂傷が見られた。多少の流血はあるものの、傷はそれほど深いものには見えなかった。
 傷の具合のみで考えればこの症状は異常だった。いくらなんでもここまで苦しむようなものではない。
だとすれば、少女を襲ったと思われるモンスターの毒牙にかかったのか。それならばこの症状も納得できる。
だがソラはその傷にある違和を感じていた。
886名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/22(土) 20:48:35 ID:aTfOKHhh0
(モンスター……に? でもこの傷は……)
「どうなの、ソラ」
「怪我は大したことないみたい。だけど……」
「わかった、傷の治療は任せて。『傷つきし者に安寧を……。ベホイミ』」
 回復魔法の呪文の詠唱が終わると同時に、少女の身体を淡い光が包み込む。すぐさま傷口は治癒するものの
なおも少女の苦しみは続いている。やはり身体が毒に蝕まれているようだ。
こうなれば全身に回る前に解毒しなければならない。
「これじゃ駄目なのか……。もしかして毒に?」
 回復魔法をかけても一向に良化しない少女の容態を見てテンは問う。ソラは無言で頷く。
「ソラ、あの村に行こう。教会に行けば解毒してもらえる」
「うん。──これを飲んでください。少し苦いけど我慢してくださいね」
 ソラは袋から毒消し草を煎じたものを取り出し少女に与える。
 先ほどの症状から考えてただの毒消し草ではとても全快するとは思えないが、少なくとも
容態の悪化くらいは食い止められるかもしれない。自身の経験と照らし合わせてみても少女の症状は
それくらい異常と言えた。
 毒消し草を口にして少女の表情も若干和らぐ。ソラの狙い通り、毒の進行は一応収まったように見えた。
だが少女は苦しみから逃れるように意識を失う。
「急ごう」

つづく
887名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/23(日) 18:42:00 ID:zYKRCM8e0
新作ktkr!
なにか大作の予感
888名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/23(日) 19:18:18 ID:voPn6CH90
つまらん 3点
889名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/24(月) 00:50:18 ID:jhZPqy+m0
これは先が気になる・・・!
応援!!
890名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/24(月) 16:12:22 ID:FmXAPbzX0
期待じゃー
891名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/24(月) 22:08:21 ID:mrYe8LlP0
いやもう書かなくていい。つまんない
892名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/25(火) 00:20:22 ID:HdqgQV6V0
幼い二人だけの冒険って萌えるなあ
ソラが傷を見て思ったことは何か・・・
893名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/26(水) 17:23:08 ID:Dq47xYph0
幼いころのパパとママのように
894公認会計士宣彦:2008/03/26(水) 20:36:17 ID:fav4u+fWO

氏ねカス重婚酒乱冠マントサンチョ以下
895名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/27(木) 07:53:03 ID:1M7LGXX90
な、携帯だろ?
896名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/29(土) 23:14:24 ID:7UpIW9pd0
変な奴がいるからなかなか続き投下されないじゃないか・・・。。
897名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/29(土) 23:17:45 ID:yq2MR6ux0
結構。つまらんから。
898名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/30(日) 00:47:18 ID:Az7LC2X10
ま、春厨は無視しよう
もういい加減DS版5の新情報が恋しい俺様
899名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/30(日) 01:04:03 ID:soKa5YeC0
mugenスレのクレクレ荒らしが逆流してきたんだろ。
DS版の絵が気になるな。
900名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/30(日) 18:12:27 ID:o/EfQXtq0
こんな書き込みの少ないスレに一週間も粘着なんて暇なんだなあ
絵か、青髪の双子絵が欲しいが公式じゃ無理かね
901名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/30(日) 22:56:17 ID:eoo5lqY90
つまんないよかかんでいいよ
902名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/30(日) 23:03:44 ID:Az7LC2X10
10年以上前のDQカードダスで公式版青髪双子があったよ
勇ましい表情で剣を手にしてる王子と、その王子に守られるような不安げな表情の王女に幼き日からテラモエス
903名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/31(月) 11:58:12 ID:WYJml7iS0
>>901 公式になるかはわからないけどこの間いとこの家に行ったら
青髪の子供たちと一緒だったミルドラース戦の500pパズルが置いてあった。
ちょっとかっこよかった。

それより攻略本の謎の少年、少女はもうやめてほしい。某ゲームのアルティ
マニアまでとは言わないけどちゃんとした設定が書いてある本がすごくほしい。
攻略本もいいけど設定資料集みたいなものが出てくれれば3つは買う。
904名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/03/31(月) 20:55:32 ID:RZra7x/r0
最近の鳥山絵が顔が縦つぶれてて好きじゃないのだ、、、
905名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/01(火) 02:24:49 ID:dKKFjuN20
PS2版の王子絵はあんま可愛くないかも
906名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/03(木) 01:14:45 ID:Ol95X0hEO
トンヌラ王子とサトチー王女
907名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/03(木) 21:15:05 ID:qc98MVuJ0


 IN THE BASHA

 | ああ〜 やっぱ王女は  /
 |    シマリが違う〜!! /
.   ____
   | |・∀・|  /⌒⌒ヽ
   | |\  |`イ∞ ノハぃ) カク
.  (( |_|_ィ⌒`」 川・ _・ノ|
    ノ と、_入`_,つ λ う
 カク
908名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/06(日) 21:24:44 ID:43zzDJxZ0
スレとまってるじゃん
909名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/08(火) 23:26:55 ID:T8OO6bLv0
それにしてもイラストもテキストも、双子職人がすっかりいなくなったなあ・・・
テキスト系でサイト持ちの双子職人ってもういないんじゃまいか?
廃墟になってたり消滅してたりジャンル変更したり
悲しいねえ
910名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/09(水) 11:46:08 ID:cFWfzKri0
>>886氏の続きが気になる
911名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/09(水) 23:11:56 ID:L7ATUViG0
だから〜〜
かかなくていいよツマラン
912名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/09(水) 23:54:10 ID:3ZWzNbL50
暇人乙

>>886氏の続き、俺も気になるぜ
913名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/11(金) 05:44:07 ID:d7n3/I5G0
ムゲンで踊り子の服装備の王女とかつくってみてえなあー
914名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/11(金) 07:59:48 ID:Rb1zL5iL0
>>913
それはイイな
しかしやろうと思ったら全グラ書換えだから大変だぞ?
915名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/12(土) 01:17:38 ID:sUqIxUiO0
爆発やヒットスパーク抜きで書き換え400枚くらい必要っぽいな
下手でも1から手描きの別のを作ったほうがいいか
916名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/15(火) 01:39:42 ID:GaQkPcnZO
きょうだい喧嘩はするんだろうか
917名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/16(水) 23:59:24 ID:6S/CSGRQ0
PS2の会話システムでは二人ともいい子なので、あんまケンカもしなそうなイメージ
918名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/17(木) 07:06:44 ID:Ji3/d72l0
PS2版のはあまり喧嘩しなさそうだな。清々しいくらい仲良いし
それだけ仲が良いから、逆に喧嘩になったら凄そうだが
戦闘力も並の人間を凌駕してるし、仲良いギャップで歯止めがかからなかったり?
919名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/17(木) 23:26:13 ID:YhnHOIMXO
戦争に行く可哀想な子供たち
920テリ:2008/04/18(金) 21:41:41 ID:cqWxLWqu0
DQ5を買おうと思っている方、よく考えてください。

・勇者ではない主人公
・最強装備が杖
・生々しい性描写
・重婚
・「女性は子供を産む機械」発言
・戦争に行く子供たち

このように、DQ5は現代社会にそぐわない内容となっています。
それでもあなたは買いますか?
まともな神経の人なら購入をやめるはずです。
921テリ:2008/04/18(金) 21:47:54 ID:cqWxLWqu0
・レヌール城のお化け退治・・・子供の夜の徘徊→非行に走る原因
・大神殿での強制労働・・・非人道的行為
・アルカパのイベント・・・青少年の健全な育成の阻害
・結婚イベント・・・重婚
・戴冠式・・・無能な君主の誕生
・妊娠した嫁に山登り・・・女性虐待
・デモンズタワー→石化・・・親の子育て放棄、ネグレクト、国民のことを考えない君主
・双子が仲間になる・・・子供が武器を持つ→少年犯罪の増加
922テリ:2008/04/18(金) 21:49:22 ID:cqWxLWqu0
みなさん
DQ5は重婚容認の糞ゲーです。
重婚は主に発展途上国でしか認められていない制度です。
このことで数々の人権団体、政治団体などから批判されるでしょう。
こんなゲームをしているとろくな目に遭いません。
DQ5を買うのはやめましょう。
923テリ:2008/04/18(金) 21:53:10 ID:cqWxLWqu0
作品中、とてもかわいそうな子供たちが登場します。
彼らは無謀な戦争に行ってしまった父のせいで
両親のいない孤独な子供時代を過ごします。
そして彼らは、普通の子なら幼稚園に行っている年齢の時に旅に出ることになります。
身勝手な大人たちは幼い子供に武器を持たせ、死と隣り合わせの戦いを強要させているのです。
とても痛々しい描写です。
現実世界にも、このような子供たちはたくさんいます。
くだらないDQ5などというゲームを買うお金があるのなら、
募金活動をしましょう。
924名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/18(金) 22:03:38 ID:Fboz+XS20
>>921
「家宝目当てで求婚」「女に結婚相手の選択権なし」
のほうが批判としちゃピンとくるがな。
925名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/18(金) 22:04:46 ID:bX3h8Xn00
はいはいスルースルー
926名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/18(金) 22:31:09 ID:LpP2RRVZ0
DS版楽しみだな〜
927名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/19(土) 17:44:58 ID:veak9JEx0
愛する王女に、膣内射精で、家庭崩壊(゜∀゜)!
928名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/19(土) 20:39:02 ID:JjRzFkY80
>>927
それをしていいのは王子だけだ
929名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/19(土) 22:27:59 ID:hexQX/lf0
「だめだよおにいちゃん……そこはおしっこする所だよぉ…舐めたら汚いよ」


王女(妹)はそういったが、ボクは便器をなめつづけた。
930名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/20(日) 18:11:31 ID:VBdJLuQ30
>>849
成田美穂の描く双子は可愛くて大好きだった
931名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/21(月) 00:20:20 ID:UE2NQoPS0
うん、成田美穂いいな。
こんどフィギュアが出るんだな。ようやく上のほうでプチ議論があった
王子のスカートの中身がが。
短パンはいてたら幻滅。
932名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/23(水) 20:14:02 ID:/x4L1vOh0
mugenの王子王女の声なにがいいかな・・・
933名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/24(木) 01:16:37 ID:HU/8bK0c0
どうやらDS版も顔グラ付きっぽいな
スクショではPS2版の使いまわしらしいが
>>932
俺は王女のはリョナ2板てところのパッチ使ってて王子はボイスなし
934名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/24(木) 20:07:12 ID:5FKCkWPO0
どこのスレだ?
935名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/25(金) 09:45:47 ID:gT7dWrnA0
>>934
MUGEN制作スレみたいな名のスレの5からいけるアプロダ。
しかし板が特殊な嗜好だしここで普通にDL推奨していいものか。
936名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/25(金) 15:43:25 ID:a7ht9DwS0
5にリンクはないけど
937名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/25(金) 15:45:55 ID:a7ht9DwS0
もうリンクはってください
938名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/25(金) 18:05:29 ID:qR+OgU2L0
PSじゃ兄と妹という設定だけど姉と弟のほうがよかったな。
939名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/25(金) 20:30:03 ID:+DO2DfjP0
姉弟も悪くないが俺はやっぱ兄妹かなあ。
妹の王女より、幼いのに妹や両親の為に頑張る小さなお兄ちゃんって萌える
940名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/25(金) 23:35:13 ID:gT7dWrnA0
双子は同じでいいや。どっちが兄でも姉でもなく。4コマみたいに。
941名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/26(土) 00:43:08 ID:wQVqhXFa0
姉弟よりは兄妹のほうがいいけど、「双子」って感じが一番萌える
年の差がないんだからお互い名前で呼び合って欲しかったかな
PS版は娘の「お兄ちゃん」呼びが多すぎた…
942名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/26(土) 23:09:12 ID:cyyvYVuD0
そこんとこ、PSリメイクから入った人とギャップが生じるところだな。
943名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/27(日) 09:35:13 ID:zaowPYEo0
俺SFCからやってるが寧ろそのギャップに萌えたわ
けどDSで再び変わってたら嫌だなあ
944名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/27(日) 20:18:13 ID:KG66Re2J0
DS版は双子テキスト豊富にして欲しいところだが、
PSで十分量あったからそのまま移植かもしれんな・・・
945名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/27(日) 20:20:09 ID:ZeCM5Mn/0


弟 テン
妹 ソラ



ZE
946チリー:2008/04/27(日) 21:17:31 ID:a4YCSxpd0
歴代主人公比較
DQ1・・・鎧兜、ドムドーラ、これぞ武士道
DQ2・・・シドー戦で唯一最後まで生き残る
DQ3・・・小さい頃から勇者のエリート教育
DQ4・・・逆境に打ち勝ったイケメン勇者
DQ6・・・優しさと強さを兼ねそろえた勇者
DQ7・・・謙虚で控えめ、無欲な勇者
DQ8・・・好感度ナンバー1、カッコ可愛い

DQ5・・・奴隷、重婚、クズ、非童貞だから純潔ではないw最低ww
947名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/27(日) 21:23:34 ID:zaowPYEo0
>>945
あれ?おめぇがお兄ちゃん?ww
948名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/27(日) 21:23:55 ID:nfI7VDNY0
949名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/28(月) 19:19:16 ID:us3ToVE10
王位継承順でもめないように、王子が先に生まれたことになったのやも
950名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/28(月) 22:56:14 ID:M8UBGqNxO
SFC版は王女のマントの色がビアンカだと赤で、フローラだと黄色だったよね。
この違いがPS2版では赤で統一してたから、軽く腑に落ちなかった。
いちいち細かいことなんだけど、その微妙な違いもリメイク版に忠実に再現してほしかったなぁ。
951名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/29(火) 00:08:27 ID:C47wUeSvO
>>950
王女のマントってピンクじゃなかったっけ
952名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/29(火) 00:17:29 ID:5cTTSjXUO
>>951
説明足りなくてすまそ。
ようするに「赤系」ってことだよ。まあ、正確に言えばピンクだけどね。
953名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/29(火) 03:15:54 ID:paV67OKn0
俺はワインレッドに見えるな。マントの色
954名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/29(火) 10:26:11 ID:SQwjyOlE0
フローラ嫁にすると王子の髪とマントの色が一体化しちゃうんだよな。
凄く見づらかった。
娘のほうは青でも可愛いんだが、息子は金髪のほうが好きだな
955名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/29(火) 15:09:46 ID:C47wUeSvO
DBオタは金髪王子
956名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/29(火) 19:50:20 ID:8SSKflPx0
おい王女のボイスみつからんぞ
957名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/29(火) 21:51:11 ID:qez8VSfp0
>>951
王女のマン⊃ってピンクじゃなかったっけ
958名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/30(水) 05:35:03 ID:cbQFNKTB0
>>955
金髪双子好きだけど、DBのスーパーサイヤ人は目つきも性格もきついから
あんま同視したくないなぁ。
>>956
まんまなのに、みつからないほうがおかしい。
959名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/30(水) 19:01:29 ID:bC4sYPgHO
SFCからPS2と計7週くらいやってるがフローラ選んだことない。毎回ビアンカ
金髪のほうがかっこいい
DSの発売まで我慢できねえからPS2のやってるよ。今回は主人公名がアレンだから、息子・グレン、娘・カレンにした
三人並べるとなんかいいかんじだ
960名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/30(水) 20:23:32 ID:L/FsP7cE0
>>958

もうきえてるんだけど。
961名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/30(水) 23:12:57 ID:Aq9UQhINO
王子:しん
王女:あい
962名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/01(木) 14:14:03 ID:P2DLqSpxO
主人公:ジオン
王子:シャア
王女:セイラ
金髪が似合う
963名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/01(木) 17:06:59 ID:szU/4bQ50
おうじょの声どこですか
964名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/02(金) 00:28:38 ID:C3jO/eGlO
おうじょのあいで我慢しろ
965名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/02(金) 01:19:19 ID:5Mc2xEnG0
>>964
俺ならそれで我慢出来る
966名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/02(金) 03:18:03 ID:2wtHdVl10
某所で「パッチくれなきゃ作者にチクる」と暴れたキ●ガイだから放置推奨です>ALL
967名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/03(土) 23:31:45 ID:YwaFzxbI0
>>965
ざんねんそれはローラひめの愛だ
968名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/03(土) 23:39:29 ID:4922mx3m0
>>967
いや、エンドール王女の愛という可能性も否定できない
969名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/03(土) 23:43:22 ID:wd4Qb83b0
    |┃≡
    |┃≡
    |┃ ∞0∞       
 ガラッ.|┃〃/ハ)ヽ)    
.______|┃Jハ’∀’ル ...
    | と     l,)
______.|┃ ノーJ_
970名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/04(日) 02:36:09 ID:yGPL/5Dp0
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971名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/04(日) 19:51:41 ID:fA1DAFsI0
職人さんこなくなったなあ、小説楽しみにしてるんですよ〜〜お願いしますね













ペロペロ
972名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/05(月) 20:45:05 ID:6fMSbBbS0
まだかな〜〜〜
なんでこんなにさびれてんだろDSででれば少しは
人も来るのだろうか


















ペロペロ
973名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/06(火) 15:47:00 ID:YJLwltyF0
昨日DS版予約してきたぜ
これで双子に会える・・・
974名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/06(火) 15:54:45 ID:CiMrSQoF0
これで少しは人がもどってくるいいね











ペロペロ
975名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/06(火) 20:50:06 ID:zr8DtMI2O
976名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/08(木) 20:14:07 ID:paLX0Mjz0
なんでひといないのかな〜〜〜









ペロペロ
977名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/08(木) 22:49:13 ID:VjfiWSe/O
とりあえずペロペロはやめるんだ。
978名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/11(日) 11:19:38 ID:DWbB05lP0
つか、ほんと過疎だな。もうスレはこれで終わりでいいな?
979名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/11(日) 13:20:39 ID:xXgjK5mm0
誰かが次スレ欲しいと思えば立てるだろうし、思わなきゃ立たない
成り行きまかせでいいんじゃね




















ペロペロ
980名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/11(日) 14:56:18 ID:DWbB05lP0
キモいやつだな

こういうのしかいないんじゃ人もカソルわな
981名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/11(日) 14:58:15 ID:N8bqwPlxO
汚いマソコ
982名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/11(日) 15:27:29 ID:DWbB05lP0
このスレうめてやるよ キモいから
983名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/11(日) 15:53:33 ID:DWbB05lP0
うめええ
984名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/11(日) 18:51:17 ID:DWbB05lP0
ume
985名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/11(日) 19:31:41 ID:RHQn+TdxO
次スレはいらないよ
986名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/11(日) 19:43:46 ID:DWbB05lP0
おk!それじゃうめようぜ
987名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/11(日) 20:20:58 ID:DWbB05lP0
今日中にうめます
988名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/11(日) 21:20:09 ID:DWbB05lP0
13ですよ
989名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/11(日) 21:20:52 ID:RHQn+TdxO
ショタ・ロリヲタは
オタクの中でも最下層
990名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/11(日) 21:29:51 ID:DWbB05lP0
最後だよ。みんなでなんか書き込みしたらどう?
991名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/12(月) 17:57:21 ID:Vd4Dmw4h0
だれもこないのね。ほんとオワットル
992名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/12(月) 19:27:48 ID:Vd4Dmw4h0
kauntodauso
993名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/12(月) 21:04:54 ID:Vd4Dmw4h0
あと7
994名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/12(月) 21:37:01 ID:Vd4Dmw4h0
rokuuu
995名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/12(月) 23:43:18 ID:hkAxdZpmO
DQ5はビアンカにハァハァするゲームです
双子は つ い で です
996名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/05/13(火) 16:18:32 ID:8NQs3WZe0
【SS】ドラクエ5の双子萌えスレ2【その他】

前スレ
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/ff/1169885195
997名前が無い@ただの名無しのようだ
新スレいらないよ
何も出来ないクレクレが建てて、クレクレが無意味に保守するようなスレだ
建てるにしろ、もう少し間を置いてからにした方が良いよ