1 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:
いちおつ
乙
前スレ960氏乙
960GJ
即死回避おつ
職人さんよろしこー
乙
>1乙カレー
おつ
>1GJ
1gj
待ち
職人さん待ち。
待機
待ってます
まだ?
カモーン
25 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/03/07(金) 09:29:45 ID:1EXWTYQ8
職人さん待ち。
日々待ち
27 :
惣流・アスカ・ラングレー ◆xalL3ZgKFs :2008/03/07(金) 12:57:37 ID:O8gIyDaE
グーテンモルゲン!
今日はシンジとパチンコを打ってみたわ。私たちのパチンコが出てるみたいだけど。
興味ないわ。私は黒ひげぽぽんぽんを打ったわ。3千円打ったけど全然ダメ!
嫌気がさしたから羽根物の肛門……じゃなかった黄門様を打ったわ。
4千円で当たったけどなんだかいやらしい顔をした中年太りのおじさんが出てきたわ。
まったくタマタマがで出ないから帰ったわ。ホントはお金がなかったのよ、うるさいわね!
グーテンモルゲン! アスカ!そして乙!w
パチはやらないっ決めたよ、俺はw
金がいくらあっても足りないしな・・・
てか定期的に日記うpしてくれるとすごくうれしいんだけど・・・
二日目
まち
パチウンコはチョン系893の資金源となっております。
あなたがパチウンコに注ぎ込んだお金は北に送金され
やがて核ミサイルとなって日本に返ってきます。
32 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/03/13(木) 14:46:31 ID:dGB0oUZg
保守age
待ち
待ち
960マダー
36 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/03/18(火) 08:15:25 ID:OHZbNS4S
職人さん、マダー?
まだorz
もう職人さんは来ないのかのぅ
だとしたら寂しいのぅ
39 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/03/19(水) 13:42:58 ID:8IZRH43w
そうじゃのぅ、さびしいのぅ
ラララ…
待機
42 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/03/23(日) 08:44:25 ID:QovSLnaX
まち
43 :
960:2008/03/23(日) 09:12:58 ID:QovSLnaX
遅ればせながら>1乙です。
早速,使わせていただきます。
44 :
960:2008/03/23(日) 09:13:19 ID:QovSLnaX
「3,2,1,はいっ!」
「……で,俺は二人を今すぐに葛城のところに届けなきゃならないんだが,
残念ながら俺の車は二人しか乗れない」
「遅刻させて,葛城にどやされるのもご免だし,さてどうしたものか……」
あごの無精ヒゲを撫でながら,加持さんが煙草を燻らせる。
話の内容からすると至極困っているはずだが,そんな様子は微塵も見えなかった。
それを聞いたアタシに,いいアイディアが思い浮かんだ。
「はい!はーい!」
元気良く手を挙げるアタシ。
「加持さん,いい方法があるわ!アタシが加持さんのヒザの上に乗っていくの!」
「アスカ,それじゃ,俺が運転出来ないよ」呆れたように加持さんが話す。
「でもまあ,ヒザの上っていうのは採用させてもらおう,……シンジ君」
「はい?」
この時,シンジは何も考えていなかったに違いない。
45 :
960:2008/03/23(日) 09:13:40 ID:QovSLnaX
「もー,サイアク!なんでこうなるのよ!」
ぶーたれるアタシ。
加持さんのヒザの上のはずが,なぜかシンジのヒザの上。
しかもエランの窮屈な助手席に二人乗りだから,必然的にシンジとぴったり密着する羽目になる。
いくらフルオープンでも,これはとっても暑い。
「あつい!あつい!あつい!このバカシンジ!」
「ボクの上でもそもそしないでよ!アスカっ!」
「アンタの座り心地が悪いからでしょ!,シンジこそ,絶対にヘンなとこ触んないでよ!」
「触るわけないよ!」
そう言われることを予想していたのか,既にシンジは両手を挙げて『降参ぽーず』だった。
「命かけてまで触ろうとは思わないよ」ぼそり,とシンジ。
「なんか言った?」「なんでもないよ!」
46 :
960:2008/03/23(日) 09:14:01 ID:QovSLnaX
「ちょっと,首筋に鼻息かけないでよ,くすぐったいんだから」
「アスカこそ,髪の毛が鼻に入って,こそばゆいよ」
「やだ,アタシの髪の毛に鼻水つけないでよね」
加持さんはそんなやりとりを聞き流しながら,結構なスピードでエランを走らせる。
ブレーキング,ブリッピング,シフトダウン,前輪に荷重をかけくるりと交差点を回る。
「どぉっとっとっとっと」
遠心力が,アタシの体をエランから放り出そうとする。
「ちょっとアンタ!ちゃんとアタシのこと押さえてなさいよ!」
「触るなって言ったじゃないか!」
「むぅ……」
47 :
960:2008/03/23(日) 09:14:26 ID:QovSLnaX
それでもアタシは,降参ポーズを取るシンジの手を無理矢理取り,自分の腰に回した。
「ほら,シートベルト代わりよ,ちゃんと押さえてなさいよ」
「それ以上上に上げたらコロスからね」
「えっ……」何故か赤くなるシンジ。
緊張からか,シンジの手のひらが汗をかいているのが伝わってくる。
もう,暑苦しいったらありゃしない。
アタシがそんなコトを考えていた矢先に,もそもそと何かがお尻に当たる。
「ちょっと!お尻触んないでよ」
「……」
「なんで黙るのよ」
「……」
「あれ?ちょっと待って,アンタ手はアタシの腰に……」
「……」
「……いやぁ!!!このエッチスケベ変態!!!もーイヤぁ!!!」
「カーット!!!」
48 :
960:2008/03/23(日) 09:16:24 ID:QovSLnaX
撮影前,ヒカリと話した。
「良かったじゃない,碇くんの気持ちが分かって」「え?」
「だって,好きって言われたんでしょ?」「え?」
「碇くんもよく言ったわね,どさくさにまぎれてだろうけど」
思ってもみないチェックに,思わずどっひゃーなアタシ。
「だって,スキはすきだからシンジが言ったのは……」
動揺からか,自分でもナニを言っているのかワケが分からなくなる。
49 :
960:2008/03/23(日) 09:16:53 ID:QovSLnaX
ノンノン,と人差し指を眼前で振るヒカリ。
「分かってないわね,で,どうするのよ?」「どうって?」
「OKするの?」いつになくワクワクしている,好奇心が後ろから沸き立っている。
「ナニを?」「あーあ,とぼけちゃって,アスカは碇くんのこと好きじゃないの?」
「そりゃまあ,キライじゃないけど」「じゃあ,決まりね」
「決まりって?」「カップル誕生!よ!」
「ねえねえ,いつ返事するの?」
その時,アタシの中で,かたん,とスイッチが入った。
「……ヒカリ」「ん?」「アタシ,返事しないわよ」
「えー,なんでーっ!もったいない!あの碇くんなのよ」
「前にも言ったと思うけど,アタシ,レンアイってしない主義だから」
アタシの凍り付くような返事。
急に空気が気まずくなる。
「そ,そっか,そうだったわね……ゴメンね」
触れちゃいけないトコロに触れたのに気付き,慌てるヒカリ。
50 :
960:2008/03/23(日) 09:17:14 ID:QovSLnaX
確かによくよく考えてみると,そんなコトを言われたような……気がする。
でも,ひょっとしたら,気がするだけで,実は単にアタシの勘違いってだけ……かもしれない。
間違いだったらとっても恥ずかしいんで,今さら正面切って確かめようもない。
そんなこんなで,シンジとは顔を合わすたびに気まずい思いをしている。
しかーし,仕事場も一緒,学校も一緒,住まいも一緒。
こんな環境で顔を合わせないでいられるワケはない。
でも,そんなコトはお構いなく,撮影は続く。
しかも,こんな時に限って,密着バリバリの撮影。あー,もう,逃げ出したい!
けど,アタシはカメラが回りだせばそんなコトはおくびにも出さない,プロだからね。
「これ,一応,セットしておくから」
小道具さんが手動ポンプをこしゅこしゅと動かすと,
それに合わせて筒状のものがふくらみ始めた。
「何ですか?これ?」
「うーん,惣硫さんみたいにキレイな人に聞かれると,ちょっと言いにくいなー」
小道具さんは腕組みしながら,その出来映えを見ているようだった。
「ま,こんな感じかな」
「???」
51 :
960:2008/03/23(日) 09:17:45 ID:QovSLnaX
「碇さん,惣流さんスタンバイお願いしまーす」
「……」「……」
普段なら,きゃいきゃい言いながら撮影に入るのに,今日に限って無言のまま。
「どうしたの?二人とも?そんな真剣な顔して」
「な,何でもないです!ねーシンジ」
急に水を向けられたシンジが慌てて取り繕う。
「そ,そうだよ,ね,アスカ」
お互い,笑いが引きつる。あーあ。
外に用意されていたのは,本物のエラン。
……やっぱりシンジの上に乗らなきゃダメか。
ためいきを一つ。
なるべく目線を絡ませないように,シンジの上に乗る。
「いいねー,そのイヤイヤな感じ」
感じじゃなくって,ホントにイヤイヤなんですけど……。
このお尻の下のもにょもにょも,とってもイヤな感じだし。
52 :
960:2008/03/23(日) 09:18:20 ID:QovSLnaX
「はい,OKでーす」「休憩はいりまーす」
アタシは小道具さんを見つけた。
「さっきのヤツ,やーっと分かったわよ,もうイヤねー」
冗談めかして,小道具さんの背中を軽くはたく。
「さっきのって,これのこと?」
小道具さんの手には,さっきの筒型ミニ空気枕。いやん。
「あれっ?これ使わなくなったって聞いて,外したんだけど……せっかく作ったのにさ」
残念そうに小道具さん,……え?
「すみませーん,惣流さん,撮影再開なんですけど,ちょっと押しますから」
「どうかしたんですか?」
「碇さんが『落ち着くまで待ってほしい』……だそうです」
落ち着くって……ナニが?
……いーやぁー!!!キライ!キライ!キライ!大っキライ!
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 好調撮影中!
2008年ロードショー予定!
53 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/03/23(日) 11:13:06 ID:SirCW9mN
来た…!GJ
オッテュ
うーん…
キモw
シンジ生殺しw
なんかよう分からんかった
つまり小道具を使わずに素で膨張してしまったってことだろ(笑)
乙
960氏乙です!待ってました♪
GJ
おつ
gj
o2
酸素
まち
960乙
等価世炉
まだ
マチ
保守
syonbori
74 :
960:2008/04/25(金) 22:14:03 ID:xSJmdZrX
>>52 空が鈍色。
アタシもそれに合わせて,ちょっとアンニュイに浸るフリをしてみる。
たまには,普段と違う演技もやっておかないと。
それに……ね。
外を見ながら,はふん,と大きめのため息を1つ。
「アスカ,どうしたの?ため息なんてついちゃって」
ほら,釣れた。
「おなかすいたの?」
は?
ちょっとアンタこのうら若き天才美少女子役の惣流・アスカ・ラングレー様がため息ついてんのよ
それを一言目に「おなかすいたの?」ですって?
ふざけんじゃないわよアタシのこと何だと思ってんのよ
アタシだって物思いにふける時くらいあるわよ心配する方向が全っ然違うわよ
ひょっとしてアタシのこと朝ご飯と昼ご飯とおやつと晩ご飯のことしか考えてない
おなかのすいたバカなオンナだと思ってない?ちょっとちょっとちょっとねぇねぇってば!
そんな噛み付きそうなアタシの顔を見て,シンジが一言。
「今日の晩ご飯,ハンバーグだよ」
「わぁい♪ハンバーグだ♪ハンバーグだ♪」
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 好調撮影中!
2008年ロードショー予定!
あれっ?
投下乙です
アスカの頭をナデナデしてあげたい今日この頃
乙かれです。待ってました。
早く劇場でアスカが見たいっす。
オッテュ
78 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/04/27(日) 01:05:38 ID:3CXFcMgr
GJ
79 :
960:2008/04/30(水) 20:43:09 ID:68/IHCab
>>74 「はい,これ」
と,シンジから渡されたのは,几帳面に畳まれたアタシのパジャマ。
「ボタン取れかかっていたから,付けておいたよ」
「……」
ちょっとあっけ。口が半開きになる。
……普通の14歳の男の子じゃないわよね,料理に裁縫まで得意なんて。
そんなシンジに,家事の苦手なアタシは,ついつい意地悪く当たってしまう。
「アンタって,本っ当に世話好きよね,そのうち,ぜひウチの嫁に!ってもらい手が来るかもよ」
ボタンの付け具合を確かめ,そして意地悪く笑みながら。
80 :
960:2008/04/30(水) 20:43:31 ID:68/IHCab
普段ならムキになって怒るのに,今日に限って何故か余裕のシンジ。
そして―――。
「それもそうだよね,ボク,いーっつもアスカの世話焼いてるもんね」
アタシと同じようににやり,と意地悪く笑みながらシンジ。
ぬ,ぬわんですって!
ちょっとアンタ,それでアタシを小馬鹿にしてるつもり?
このアスカ様を出し抜こうなんて,100万年早いわよ。
「じゃあ,アンタ,アタシのヨメになるってコト?」
そうアタシが切り返すと,途端,シンジは茹で上がったタコみたいに真っ赤になった。
「えっ?ヨメ?……アスカのお嫁……さん?」
そう言ってもじもじと,人差し指の先をつけたり離したり,とても照れくさそうに。
そんなシンジを見て,アタシも自分で言っておいて,急に照れくさくなる。
頬が上気する,鼓動が早くなる。
「……んなワケないでしょ!バーカ!」
慌てて部屋へ緊急避難する,勢い余ってベッドにダイブする。
まだ,心臓がドキドキしてる。
何やってんだろ?アタシ?
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 好調撮影中!
2008年ロードショー予定!
投下乙です
撮影の方はどうなってんでしょ?
82 :
960:2008/04/30(水) 23:06:08 ID:68/IHCab
>>80 「3,2,1,はいっ!」合図と同時にカチンコが鳴る。
カメラがアタシをじっと見つめるのを目の端で確認してから,アタシは『アスカ』を始める。
何だか急に寂しくなって,シンジの背中を後から抱き締める。
動かない右腕をかばって,ぎこちなく。
自分の頬をシンジの,その薄い背中に擦り寄せる。
「アスカ……?」
普段とは違うアタシの行動に,シンジの軽い戸惑いが背中を通して伝わる。
シンジはどう思っているの?
耳元での小さな問い掛け。
シンジはアタシの手を静かに解いた。
そして,改めてアタシに向き直り,優しい瞳をして言った。
「ボクはこの生活がずっと続けばいいなって思ってる」
「ボクがアスカの傍に居て,アスカの支えになれるなら」
いつの間にかアタシの背中にシンジの手が軽く回されている。
しばし,そのままお互いを見つめる。
83 :
960:2008/04/30(水) 23:06:41 ID:68/IHCab
そして,シンジがその腕に力を込める寸前,
アタシはシンジの瞳の奥にあるものに気付いてしまった。
これはアタシへの憐れみだと。
パイロットたる資格も無くし,もう何も無いアタシへの。
アタシはシンジの腕を乱暴に振り解き,後ずさる。
「痛っ……」無理に動かしたからか,裂かれた右腕が痛む。
表情が,追いつめられた猫の様に険しくなるのが自分でも分かる。
残った右目でシンジを睨む。
「アスカ……?」
シンジはアタシの突然の豹変に戸惑う。
シンジですら気づいていないその無意識の行動。
強者が弱者を助ける,そのささやかな優越。
それは,アタシにとって屈辱以外の何者でも無かった。
「アタシに触らないでっ!」
「どうしたの?アスカ?」
「カーットっ!はい,OKでーす,それじゃ10分間休憩入りまーす」
「えぇーっ!まだ撮るの?」「今日はあと1シーンだって」
「げー,早く帰りたいわよ」「公開まで時間ないんだからガマンがまん」「ぶぅー」
乙かれです
うわああ破はヤンデレ(?)なのか!
ていうか破ですでに量産機戦終わってるのか!?
ていうか「公開まで時間ないんだから」って信じていいのか!????
投下乙です
そういえば劇場版は量産機戦がどうなるんだろ?
スパロボαみたいにアスカのピンチに駆けつける吹っ切れたシンジと初号機とか
合体・巨大化する量産機とかないかなw
乙
87 :
960:2008/05/01(木) 11:35:33 ID:8PnkC2jG
>>83 撮影終了後――。
「ただいまー」
あー,今日も一日やっと終わった。疲れたつかれた。
着替えてご飯を食べておフロに入って一息つくと。
……おっ,背中が空いてる。
そんなことで,なんとなくシンジの背中になついてみる。
シンジを後ろから,むぎゅっ!と抱きしめ,頬を背中に当ててすりすりっ……とする。
ほっ。
シンジの匂いに,自分でも驚くくらい安心する。
「あ,アスカぁ?」驚くシンジ。
……やばっ。
まーた,やっちゃった。
これは,ごまかすしかないわよね。こんな時のアスカはっと……。
88 :
960:2008/05/01(木) 11:36:05 ID:8PnkC2jG
「何よ」
行動とは正反対のつっけんどんな対応。
我ながら,感じ悪うぅい,でも,こればっかりは仕方ない。
「また練習なの?」
「そうよ,悪い?」ホントは違うけど。
「ボクの台本には,こんなシーンなかったはずなんだけど……」
「あら,アタシの台本にはあるわよ」ホントはないけど。
訝しげにアタシを見るシンジをヨソに,構わずすりすりするアタシ。
何か面白くなさそうに,独りぶつぶつとつぶやくシンジ。
「―――アンタ,ひょっとしてメーワク?」
「迷惑とか,そんなのじゃないけど……」
その返事に気が引けて,シンジを抱きしめていたアタシの腕の力が抜ける。ちょっと距離が離れる。
急にトーンダウンしたアタシをシンジが振り返り,見る。
振り返ったシンジの表情がいつになく真剣,マジ。
ん?
ここでアタシは,ふとデジャブなコトに気づく。
あ,そっか。さっき撮ったシーンとシチュエーションがそっくりなんだ。
と,すると,次はシンジがアタシを抱き寄せようとして,アタシはそれを拒絶するのね。
そんなことを考えていたら,目の前のシンジは意を決したように目を閉じ,そして開いた。
そして,一瞬間を置いて,シンジは何の前振りもなく,アタシのことを羽のように抱きしめた。
ちょ,ちょっとぉっ!
予想だにしないシンジの行動。
89 :
960:2008/05/01(木) 11:36:29 ID:8PnkC2jG
かなり焦った。まさかシンジが抱きしめてくるなんて。
ホントは,突き飛ばしてやらなきゃならないシチュエーション。
でも。
でも,ちょっと気持ちよかった。
だから,ちょっとだけ,ちょっとだけこのままでいよう,と思った。
いつも頑張っているアタシへの,ほんの少しだけのご褒美。
でも,そんなささやかな幸せを許してくれるほど,この撮影は甘くなかった。
爆砕ボルト点火!と囁くような声がしたような気がした。
ちょうど,アタシの背中に回されたシンジの手のあたりでぱちん,と何かが弾ける。
……えっ?
90 :
960:2008/05/01(木) 11:37:48 ID:8PnkC2jG
「―――なんてコトすんのよ!このスケベ!」
こぼれ落ちそうになる胸を片手で押さえる。
残った片手でシンジをひっぱたく。
その勢いでキャミワンピが肩から外れる。あらわになる鎖骨と背中。
さらに勢いをつけて,弾けそうになる胸。
あわてて両手で押さえ,前かがみになる。
息を荒げ,シンジのことをにらみ付ける。この間約0.5秒。
「服の上からブラのホック外すなんて,どこのヘンタイよ!」
「ご,誤解だよ!ボクはなんにもしてないよ!」
「じゃあ,どうしてこうなんのよ!アンタ以外あり得ないじゃない!!!」
「そ,それは……」と,言いごもりつつも,シンジの目線の先にはアタシの谷間。
有罪確定。
「こんの,バカシンジぃ!!!」
両手が使えないから,ハイキック。
熱くなってたから,スカートだったこともつい,忘れて。
シンジはマンガみたいに鼻血を飛ばしていた。
もう,知らないしらないシラナイっ!!!
――――同時刻。司令室。
「上手くいったようだな」
「ああ」
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 好調撮影中!
2008年ロードショー予定!
すりすりするぬこみたいなアスカカワイスwww
lフ"⌒`マ
从ノ从 从). / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ハG ゚ 0゚ノ、 < うにゃっ?(アタシのこと呼んだ?)
. 从c(,_uuノハ \______________
オッテュ
乙
街
まち
待機
h
O
100ー!
101 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/06/04(水) 20:37:18 ID:4PEpYwy2
101
アスカ「ひゃぁくにぃ〜っ!」
まち
ハフン
アスカたん
投下まち
十日町
まち
長く等価がない
シンジ「アスカ、日記は続けることに価値があるんだよ。」
アスカ「え〜〜〜?だってめんどくさいんだもん。」
アスカさんは撮影で忙しくて日記が書けないんだよ
そのうちまた書いてくれるさ
まち
もう三ヶ月か
114 :
960:2008/08/07(木) 19:47:36 ID:ac5D02d0
>>90 こうして,また日記をつけられることに,監督を始めとするスタッフの皆様,
そしてこの日記を読んでくださっている皆様の暖かいご配慮に深く感謝します。
……って最初に書けってさ。
はいはい,ほーんとスタッフのみなさんの寛大なおココロには感謝してますよーだ。いーっ!
……そう,ことの起こりは数ヶ月前までさかのぼる。
「シーン♯960リテイク5回目いきまーす!」「3.2.1.はいっ!」
『だいたいね,シンジがそんなに甘っちょろいから,こんなことになるんじゃない』
『そういうアスカだって見てただけじゃないか!』
『やめなさい!二人とも!』
アタシはシンジを思いっきり睨みつけ,威嚇するようヤツの鼻先まで顔を近づける。
鼻と鼻がつきそうなくらい。
『今度あんたがヘマやらかしたら……ぷぷぷっ……』
「……」
「……ヘマったら……ぷははははははははははははははははははははははっ!!!」
「カット!」
「……アスカ,5回目だよ,ここで笑うの」
腹を抱え爆笑するアタシをあきれたように見るシンジ。
「だ,だってアンタの顔間近で見たらなんかおっかしくってさ,つい……」
目尻の笑い涙をぬぐいながらアタシ。
またかよ,といった感じのスタッフ。
ざわめきがスタジオの中に広がる最中,それは起きた。
115 :
960:2008/08/07(木) 19:48:13 ID:ac5D02d0
「……撮影を止めろ」
それは,なんの前触れもなかった。
全ての始まりは,この静かな重いコトバからだった。
「そこまでだ」
今まで沈黙を守っていたカントクが,その口を重々しく開いた。
そして,だんっ!と机を叩き,やおら立ち上がるとカントクは皆にこう宣言した。
「撮影を無期限に凍結する」
「と,凍結ですか!?」スタジオ内のざわめきが一瞬で静まりかえる。
そして,誰かれともなく皆の視線がなぜかアタシに集まる。
……ア,アタシのせいじゃないわよ。
「台本の修正を開始―――」
相変わらず,有無を言わせぬ強引な物言い。
「カ,カントク! それではスケジュールに,2008年の公開に間に合いません!」
悲痛なスタッフの叫び。
「本当に良いのか?このままでは製作委員会が黙っていないぞ」
副カントクがカントクの意を翻そうとする。その口調から相当焦っている様子が伺える。
が,その願いは叶わなかった。
「構わん,今の台本よりは役に立つ,やれ!」
カントクに動じる様子は全くなかった。
「……やっぱりアスカのせいじゃないの?」アタシをそっと指さすシンジ。
「ちがうわよ!!!」
116 :
960:2008/08/07(木) 19:49:11 ID:ac5D02d0
「ところで,話聞いた?」「何の話?」「撮影凍結だって」「えーっ,何でー」
街のあちこちで,撮影凍結の話が話題になっている。
肝心のこっちは,撮影凍結どころじゃない。
だって,リハーサルすらないんだから。
ああ,ギャラが……日当が……貴重な栄養源のスタジオ弁当が……。
「あのカントクのコトだから,たぶん,こーゆーコトになるんじゃないかと……」
シンジがお茶をすすりながら,全てを悟ったように言う。
ホントにマイペースなヤツだ。
アタシはギャラがどうなるか,これからどうなるのかこーんなに心配してるのにっ!
「アンタ,そんなのでやっていけるの!?この先!!!」
「あ,これに出るって決まってから,TVとかCMとか結構いろいろオファーが来てるみたいだから」
指折り数えながら,シンジが何気なく話す。
「今まではこっちの撮影に縛られて,全部断っていたからね」
あ,そう。
左様ですか。さすが,無敵のシンジ様。
アタシはうつぶせになって求人情報誌をめくりながら,独りむくれた。
……やっぱ,14歳ってのはネックよね。
履歴書の年齢欄をこっそり18歳と書いてみた。
ちょっと,オトナっぽく化粧をしてみた。
「アスカ……」そのまま二の句が継げないシンジ。
「アスカ,あんた水商売じゃないんだから……」同じくミサト。
思いっきり,2人にあきれられた。そんなにヘンかな?
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 撮影凍結中!
2008年ロードショー(未定)!
おっつ!
破遅いね
GJ!待ってました!
GJ!
生きててよかった
オッテュ
乙
122 :
960:2008/08/15(金) 00:18:47 ID:1e9oWz2u
>>116 「アスカ,今月の食費は?」「……」
「アスカ,今月の電気代は?」「……」
「アスカ,今月の家賃は?」「……」
「アスカ,今月の……」「うっさいわねーっ!ないものはないわよ!」
そう,撮影が止まり,同時に日払いギャラも止まったアタシは,あっという間に経済的に破綻した。
それを面白がって,シンジはわざとアタシに督促をかける。
「アンタこそどうなのよ!アタシにそこまで言うならちゃんと,ぜーんぶ払ってるんでしょうね!」
「当たり前じゃない」きょとんとしたシンジ。
「うそっ!ギャラは止まっているはずでしょ!」
「だってボク,ギャラ以外に『:序』の出演料とか映画グッズの印税とかあるもんねー」
「ってことは……」
「そ,ミサトさんも同じだよ」
「がーん……」
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 撮影凍結中!
2008年ロードショー(未定)!
orz...
乙
>>122 乙かれっす
アスカがんばれ超がんばれ
『破』で人気再燃グッズも爆売れ大金持ち、になるよきっと
っていうか『破』ほんとに見られるのか心配になってきた……。
オッテュ
126 :
アスカ:2008/08/15(金) 15:26:35 ID:???
今日もしちゃった(///)
127 :
蒼龍:2008/08/16(土) 20:49:11 ID:0RfFMp+v
一緒にお酒を飲んだ。ドイツのシャンパン。マドンナ。
懐かしいお酒。でも初めて飲んだ。
コルクを抜いた音は大きくてらしくなくびっくりした。
あいつはいつもながらビビッてた。
10分経ってもコルクの一つも開けれない・・・
ほんっっっっとにイラつく。
でもそこがらしいのかもしれない。
まだミサとは帰ってこない。
ほす
ほ
130 :
960:2008/08/24(日) 12:01:17 ID:ORUE8qZv
>>122 「シンジー,きょうの朝ご飯は?」
片手にフォーク,片手にナイフを持って,だんだん!とダイニングテーブルをたたいて催促する。
「……アスカ」
「おなかすいたの!」
「誰かさんが食費も電気代も家賃も入れてくれないから,ご飯はしばらくこれだけだよ」
そう言って目の前に出されたのは,パンの耳。
「うっ……」アタシは黙るしかなかった。
時計の秒針の音だけが,しばし部屋の中に響く。
「……アンタの分は?」ややあってから,アタシは聞いた。
やりきれない,といった表情でシンジが話す。
「連帯責任とかいって,ボクまでこれだよ」
同じようにパンの耳がもう一皿。
「……ざまあみやがれ」唇を読まれないよう顔をそむけ,ぼそりとつぶやく。
心の中では拍手喝采。アタシにあんなにいばっていたくせに。へへーんだ。いい気味よ!
「なんか言った?」ぴき,と音を立ててシンジのこめかみに♯が浮かぶ。
「いや,別に……それより,おいしそうね,このパンの耳」
「アスカっ!」
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 撮影凍結中!
2008年ロードショー(未定)!
凍結中ってwww
乙!
バムクッヘンあげる
つ◎
真ん中をあげるの?
真ん中の一番柔らかいところ
135 :
960:2008/08/24(日) 18:17:02 ID:3SC4WrUI
>>130 だいたい,シナリオの修正とか言って,製作側の都合で撮影を中断しているのが悪いんじゃない!
ギャラが日当っていうのもひどいんじゃない!訴えてやる!
……と小声でぶーたれてみる。
はぁー。大声で文句言えたらいいのにっ!もうっ!
……おなかすいた。
育ち盛りのアタシには,さすがにパンの耳だけでは全くをもってエネルギー的に不足だった。
そんな時だった。
スタジオのゴミ箱に,何かいいものはないかとごそごそあさっていたところ……。
ゴミの中に丸められたスポーツ紙。ふと目にとまった募集広告。
なになに,『募集!超時空シンデレラ!要緑毛,要普免,未経験者歓迎』
……ダメじゃん。アタシ免許持ってないし,髪の毛の色も違うし。
次いこ,次。
『急募!銀河の妖精!毎週金25:55〜26:25,残業あり,交通費実費支給,委細応談』
……ふーん。
いったんはなにげにスルーした。けど,銀河の妖精って表現がひっかかった。
こ,これは……。改めて食い入るように見つめる。
ちょっと,ちょっと,ねえっ!ひょっとして,これってアタシにぴったりじゃん!
この,何の変哲もない募集広告が,アタシには天の啓示に見えた。
ひとり,薄暗いスタジオの片隅で瞳キラキラしてた。
でも,一瞬だけ,ほんのちょろっと,契約事項がアタマをよぎった。
二重契約。明らかな契約条項違反。
でも,空腹という生理的欲求の前では全てが正当化された。
気がついたときには,すでにアタシの中の人は相手先にアポを取っていた。
ワロタw
むしろ
グレンラガンの敵役かラムネで来ると思ったがGJ!
乙です。
あっちは一度どん底に落ちても復活させてくれるしな……。
でもアスカ歌えるの?
138 :
960:2008/08/28(木) 04:31:47 ID:lrSwz0Py
>>135 「ねえシンジ,ここから外神田ってどう行けばいいのよ?」
「外神田?うーん,そこなら小田急乗ってそれから乗り換えじゃないかな」
そこでシンジは,ふとギモンに思ったらしかった。
「外神田って……なにかあったの?」
「い,いや別に聞いてみただけよ」
まさか,オーディションを受けに行くとは口が裂けても言えるはずがない。
「ふーん,何なら一緒に行こうか?」
「遠慮しておくわ」
オーディション当日。早朝。
ちょっとだけやましいアタシは,まだ寝静まっているマンションをこっそり後にする。
いつもはシンジという頼りないナビがいるのに,今日は独り。
そして殺人的なラッシュにもまれ,やっとのことで電車を降りる。
日本人って信じがたいほど従順ね。こんなの毎日やってたら気が狂うわ。
なんて考えていたら人の波が押し寄せてきて,アタシは流された。
気づいたときには……ここどこ?
手近な人に尋ねようとしても,みなアタシのことをハレモノのように避ける。
アタシ,ニッポンゴとくいアルのに。ダイジョウブなのに。ガイジンだからって。
139 :
960:2008/08/28(木) 04:34:54 ID:lrSwz0Py
迷いに迷ってようやくついたオーディション会場のビル前。
ちょっと怯んだ。
「……」
ええい!昔やった飛び込み営業に比べたら,どうってことないわよっ!
気を取り直し、肩をイカらせ真っ直ぐ前だけを見てずんずんと進む。
エレベータの中で深呼吸。集中力を高める。よしっ!
電子音が響き,トビラが開く。行くわよ,アスカ。
と,その途端,行き違いにどん!と誰かにぶつかった。
拍子で相手もアタシも尻もちをつく。
「いたっ!ちょっと!気をつけて……よ?」
文句を続けようとして言いかけたが,ぶつかった相手を見てちょっと驚く。
そう,髪の毛が真緑色。ニンゲンじゃないみたいに。
「……」
そして無言で顔を上げた相手を見てもっと驚いた。
「なんでアンタがここにいるのよ!」
140 :
960:2008/08/28(木) 04:35:56 ID:lrSwz0Py
「それはこっちのセリフよ,セカンドパイロット」
そこでアタシは気がついた。「アンタ,その髪の毛ひょっとして……」
はっ!とするファースト。両手で真緑色の髪の毛を覆い隠そうとする。
「なによ」
「ははーん。アンタもオーディション受けに来たんだ」
「アンタもってことは,セカンドパイロット,貴女もよね」
「そうよ,アンタと違って余裕のあるご身分じゃないからね。自分のくいぶちは稼がなきゃならないのよ」
「……」
いつもなら言い返してくるはずが,無言の返事しか返ってこない。
その理由はすぐに分かった。
睨むようにアタシを見る紅い瞳が涙で潤んでいる。
涙?泣いてる?あのファーストが?
「……なにも分かってないのね」
そのまま向き直ると,ファーストはエレベータの向こうに消えていった。
141 :
960:2008/08/28(木) 04:36:43 ID:lrSwz0Py
なんなのよ,まったく。
独りごちて,改めて気をとりなおす。さて,戦闘開始だ。
「え,惣流・アスカ・ラングレー……さん?」面接者の目が点になる。
「はい!」第一印象は大切に,元気よく返事。
「あのー,確か惣流さんは,今『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の撮影中ではないのですか?」
「あ,それは,ちょっと,ごにょごにょ……」
「当方としても願ったりですが,貴女のような著名な女優がオーディションに応募してくるなんて,何かあったのですか?」
「あ,それも,ちょっと,ごにょごにょ……」
「そうですか。それでは惣流さん,演技のほうは結構ですので,歌のほうをお願いします」
へっ……?うた……?
「そうです。歌です」
うた?歌うんですか?誰が?
へっ?
……まさか,ひょっとして,アタシがですか?
アタシ,演技には自信ありますけど,歌はちょっとカンベンしてください。
独語訛りでもいいからって,……ホント,カンベンしてください。
「いえ,歌は銀河を救うのです!」
142 :
960:2008/08/28(木) 04:39:00 ID:lrSwz0Py
……ええ,結局歌いましたよ,押し切られて。半分ヤケでしたけど。
「ふらい,みつざむーん,えんれっとみー……」
「……はい,結構です」
せっかく覚悟して歌ったのに,途中でぶっちぎられた。ぷん。
「それでは,結果は後日通知しますので」
数日後。
「どうしたのアスカ,さっきからソワソワして」
「うっさいわね!アンタには関係ないでしょ!」
ぴんぽーん。
き,キタ―――――――――――――――!!!
こうして,アタシは新たな役を得た。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 撮影凍結中!
2009年ロードショー(未定)!
GJです!
最近投下多くて素直に嬉しい。「破」2008年春公開って幻だったのかな…
だめだ、話がわからん?マクロス?
乙です。
「アタシ,ニッポンゴとくいアルのに。」ワラタ
歌はMay'nさんの吹き替えですねw
>>144 そのとおり、マクロスFをモチーフにされてるんでしょう。
シェリル・ノームは努力系ツンデレで、アスカにはいい役だと思う。
オッテュ
続き期待しながら保守
アスカさん、シェリル役は恋愛面で負けそうですよ……
ランカもデカくなりましたね…
あと何気に目の色も対応してるのね
150 :
960:2008/09/22(月) 20:10:35 ID:NRf7Nd4f
>>142 いくらアルバイトとは言え,仕事は仕事だ。真剣に演らなきゃ。
と,言いつつも台本といっしょに渡された歌詞と振り付け,それとご丁寧にSDATに入れてくれた曲。……かなりブルーになった。
でも,アタシは惣流・アスカ・ラングレーよ!プロなんだからイヤだなんて言ってらんないわ!
しゃこしゃこ聞きながら昼寝をしているシンジからSDATをこっそり奪い取り,部屋にこもる。テープをセットし,ヘッドホンをかける。
振り付けなんてユニゾン以来。あの時は大変だった。バカシンジのせいで。
そんなことを思い出しながら,もらった曲をSDATに入れ,ヘッドホンをつけ,スタート。
レッスンの時にチェックされたことを思い出しながら,歌う,歌う,踊る。
結構ノリノリ,特にサビの部分は気に入った。
すぅーっと息を大きく吸い,吐き出すように声を出す。
「もってっけえええええええええええっっっっ!!!!!!!」
こんな感じかな。……いや,とにかく練習,練習あるのみよ。
でも……。
でも,ひょっとしたら……。
ひょっとして,ひょっとしたらいきなりトップチャートとかに載ったらどうしよう?
そしてライブとか歌番組とか出ちゃって。
そうしたら,こんな極貧生活とはオサラバよ!
……と,あらぬ妄想が膨らみ,ひとり幸せな気分になって,調子にノリノリで歌ってた。
と,調子に乗って歌ってたら,いきなり肩をとんとんされた。
びくっとして振り返る。なんだシンジか。
「なんかあったの?すごい声で怒鳴ってたけど」
「な,なんでもないわよ」
シンジが勝手にアタシの部屋に入って来たのを怒るのも忘れ,かなりドキドキした。
「あ,ヘッドホンつけて歌ってたんだ。……ぷっ」
「なに笑ってんのよ」「はずかしいぃー」人のことを指さしにやにや笑うシンジ。
151 :
960:2008/09/22(月) 20:11:19 ID:NRf7Nd4f
いくらニブいシンジでも,ばれるんじゃないかって?
大丈夫。アイツお子さまだから早寝早起きなんで,深夜枠なんて見ないのは確認済みよ。
おかげでやりたい放題。
ヘアメイクさんに髪を染めてもらった。
そしてスタイルも役柄どおりに軽くウェイブ気味にセットしてもらう。
雑誌を読んでいるシンジの後ろにこっそり近づき,驚かせる。
「わっ!」
「わぁっ!」
「びっくりした……アスカ……なの?どうしたの?その髪?」
「どう?ストロベリーブロンドよ」
「……」
「ちょっと気分転換に染めてみたのよ,似合う?」
キレイに染まった髪をアタシは見せびらかすようにかき上げる。
「そ,そんなことしたらカントクに怒られるよ!」
「だってしばらく撮影ないじゃん。これくらい平気へーきよ」
「……そうだよね」あきらめたようにシンジ。ナゼか元気がない。
「それにしてもお腹すいたね」あ,そういうコトか。
「そうね,このアタシがどこかで美味しいものをご馳走してあげてもいいわよ?」
「お金ないのに?」
「それはこのアタシにまっかせなさい!じゃじゃーん!」
このためだけにわざわざ現金でもらったギャラをトランプのように扇形に広げ,
シンジに見せびらかす。
「ど,どうしたの,それ?」驚き,目を丸くするシンジ。
「んー,ひ・み・つ」
「まさか援交?」「……」
ばきっ。
「このバカシンジ!」
152 :
960:2008/09/22(月) 20:12:05 ID:NRf7Nd4f
「じゃ,行ってきまーす!」
「行ってきますって……どこに?もう夜になるよ?」
「ひ・み・つ」
上機嫌でウィンク。アスカにしてはサービスしすぎってくらいに。
「ひみつひみつって……最近アスカおかしいよ?」
「あんまり詮索するオトコはきらわれるわよ」ノンノンっと人差し指を軽く振る。
アタシの新しい役はアタシというより『アスカ』で演ったほうが,しっくりくる感じだった。
しかも銀河の妖精だったはずが,アタシが演るとスタッフ曰く『銀河の女王様』っぽいそうな。
衣装が軍礼服→ボンテージみたいな衣装だし,マイクはムチだし,露出も多いから……だと勝手に納得することにした。
アタシのキャラからじゃないわよね……ま,いいけどね。バイトだし。
一番の心配のタネだった歌は,結局,別の人が歌うことになった。
と,いうことでアタシは口パク。あんなに練習したのに!ぷん。
そんなに歌がヘタなんだろうか,アタシって。がっくり。
「おはようございまーす」「おはようございます,惣流さん」
こっちの主役は女形をしているだけあって,ちょーきれーな顔立ち。
シンジとも違って,ちょっと格好良かったりする。
お姫様だっこのシーンが今から楽しみ。
緑の髪の人もいた。でも,ファーストじゃなかった。
アイツ落ちたんだ。ざまー。
「ちょっと,彼女のイメージと合わなかったんでね」
「もっとも,使ってはみたかったけど,包帯必須というと役柄が限られるんで,ちょっと……」
ま,そりゃそうだ。
153 :
960:2008/09/22(月) 20:12:51 ID:NRf7Nd4f
こっちの撮影は順調順調,ギャラもアタシの女優としての格に相応の額をちゃーんと前金でもらった。
アタシへの周囲の心遣いも極上。どっかのカントクも見習ってほしいわ。
「はい!OKです!お疲れさまでした」
さて,今日も終わったおわった。
「惣流さん」スタジオの帰りがけに眼鏡の人に呼び止められた。
「これから飲みに行くんですけど,もしよろしければご一緒にいかがです?」
「お誘いは嬉しいんですけど,でも……アタシ,未成年ですよ」
「大丈夫ですって!それよりこんな機会でもないと,『あの』惣流・アスカ・ラングレーさんとなんか飲めませんから!」
「……」ま,いっか。
街に繰り出す。
「ねえ,あれ,『アスカ』じゃないの?」
「うっそー,ホンモノ!?」
美形の男優を従え,夜の街を練り歩く。
周囲の人たちの注目が一手に集まる。気持ちいいっ!
数時間後。記憶の中ではもう何次会か定かじゃなかった。
「せっかく練習したんだから……アタシの歌を聴けぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
場が一気に盛り上がる。
「もってっけえええええええええええっっっっ!!!!!!!」
アタシは最高潮に楽しんでいた。
もう最高!
眼鏡の人はすごっく気づかい細やか。シンジもこれくらい出来ればいいのに。
主役はぶっきらぼうだけど,見ていて目の保養だし。
アタシは勢いに乗って次々とグラスを空けていった。
154 :
960:2008/09/22(月) 20:13:37 ID:NRf7Nd4f
そして更に数時間後。
深夜をとうにすぎて,家に帰り着く。あれっ?灯りがついてるぞっと。
「たらいまー」
「アスカっ!何時だと思ってるの!」
「あれーしんじだーおはよー」
「おはよーじゃないよ!ケータイはつながらないし,こんな夜遅くまでいったいドコ行ってたの!」
「ふふーん,いいところ,よ」
「うっ,お酒臭っ」
「いいじゃない,アタシがドコに行こうと。ほーら,アタシ達の生活費よ」アタシはポケットの中から無造作に丸めたお札の束をシンジに渡そうとする。
「これでいいんでしょ?」
「よくないよ!」シンジはアタシの手を払いのける。舞い落ちるお札。
「何すんのよ!このバカシン……」
シンジは目線を床に落とし,肩を震わせていた。
「バカアスカ……」ぽたりと水滴が落ちる。
そして俯いたままそのまま自分の部屋へと戻っていった。
……なんなのよ,一体。人がせっかくいい気分で帰ってきたのに。
お金だってちゃーんと稼いできたのに。もう。
155 :
960:2008/09/22(月) 20:14:25 ID:NRf7Nd4f
そんな時だった。
あ,電話だ。ヒカリだ。こんな遅くになんだろ?もしもし?
「ちょっとアスカいったいドコ行ってたのよ!碇くんがアスカが帰ってこないって大騒ぎして,
レベルEEEまで探しに行くとかケーサツに捜索願いだすって言い出してもう大変だったんだから」
「私のところにもアスカから連絡ないかって五分おきに電話来るし」
「もうアスカが行きそうなところあちこち探しながら電話しまくってたみたいよ,もう,なだめるのに大変だったんだから。ねえ聞いてる?アスカ?」
「……うん,聞いてる」
「とにかく,アスカがいくら『アスカ』でも碇くんに心配かけたことは謝りなさいよ」
「……うん」
一気に酔いが醒めた。
……心配してくれてたのか。
今までずっと独りだったから,そんなこと思いつきもしなかった。
こつん,とシンジの部屋のフスマにおでこをつける。
「……シンジ,起きてる?」
「……」無言の返事。
「……おやすみ」
「もしもし」アタシはスタッフに電話を入れた。
アタシの出番は深夜の生放送じゃなく,収録にして欲しいと。
156 :
960:2008/09/22(月) 20:15:10 ID:NRf7Nd4f
『もってっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!』
いきなりリビングに聞き覚えのある歌声が響く。
「ど,どうしたのよ,コレ?」内心の驚きをオモテに出さないようシンジに尋ねる。
「あ,ケンスケが貸してくれたんだ,なんか出てる役者がアスカそっくりなんだってさ」
「そ,そう」
相田ケンスケめ,アイツなら深夜枠欠かさずチェックしてそうだもんな。全く余計なことしやがって。
アタシは,バレないかどうか内心どきどきもので,シンジの様子をうかがう。
「いや,ホント,この人ずいぶんアスカに似てるねー」
「でも,セリフの声は似てるんだけど,歌の声は違うしなー」
シンジはじっとアタシを見つめる。
「ねえ,これ……ホントにアスカじゃないの?」
「ち,ちがうわよ!」
「そんな大きい声出さなくても……それにしても似てるけどなー」
「他人のそら似よ,そら似」
ふーっ。ヤバいヤバい。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 撮影凍結中!
2009年ロードショー(未定)!
オッテュ
乙乙
乙ですわ
乙
マクFも最終回……
マクロス主人公の、まさかの「両方とも俺の嫁!」発言にアスカさんもお怒りです
162 :
960:2008/10/10(金) 20:50:25 ID:4oSdFbkQ
>>156 アルバイトがおおやけになった。
若い女の声で匿名のタレコミがあったらしい。きっとファーストだ。アイツ自分が落ちたからって。
問いつめられたアタシは最初はバックれた。でも,打ち上げのときの乱痴気騒ぎの写真を突きつけられては,どうしようもなかった。なんでそんな写真がココにあるのよ!
「タレコミの主から証拠として送られてきたんでね」
そして,今までにないくらい,力いっぱいおこられた。
告げられたのは自宅謹慎。役を降ろされなかったのが奇跡的だった。
もっと厳しい処分を想像していたアタシにはとても意外だった。
「彼奴がそれでいいと言うなら,そうなんだろう」苦虫をかみつぶした顔で副カントク。
「どうして彼奴は惣流君にだけは甘いのか」独り言のように呟く。
アタシはそれを聞かなかったことにした。
そして,撮影もリハーサルもないコトをいいことに新しい役になりきっていたアタシに,スタジオでもマンションでも居場所はなくなった……はずだった。
スタッフの間では公然の秘密になっている様子だったが,何もなかったように誰もこの話題について触れるヒトは居なかった。
アルバイト代は違約金でチャラ。肝心の役もフタマタかけられてエンド。いいとこ全然ナシ。
なんか自分の行方を暗示しているようで,心境的にかなり複雑だった。
映画化するってハナシだから,続けてあの役狙ってたのに。あーあ。
シンジはアタシのきわどい衣装のシーンをスローで見ていた。
瞬殺した。
163 :
960:2008/10/10(金) 20:51:25 ID:4oSdFbkQ
ただ,いいニュースが一つ。
シナリオの修正が終わり,撮影が再開された。
渡された新しいシナリオを見ると……アタシの場面がやたら増えてる。
「ああ,惣流さんの演技の出来が良くって,カントクがシナリオの修正を決断したらしいですよ」
え?
「まあ,結果的には惣硫さんのせいになるんでしょうが,映画が良くなるんならいいんじゃないんですか?」
「こっちはいきなり仕事が増えてパニックでしたし,スケジュールは延びに延びたしこれから大変ですよ」
と,イヤミっぽく言つつスタッフ。アタシを見る目は大型冷凍庫なみにひややか。
「おかげで綾波さんの出番が減ったんで,所属プロダクションからの抗議が大変だったみたいですしね」
え?
『何も分かってないのね』
そう言ったファーストの言葉の意味がようやく分かった。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』好調撮影中!
2009年夏ロードショー予定!
164 :
960:2008/10/10(金) 20:52:06 ID:4oSdFbkQ
あーん。むぐむぐ。
あーん。むぐむぐ,むぐむぐ。
おいちいー。
晩ご飯。
設定上,利き腕を真っ二つに裂かれたコトになってるアタシは,毎回シンジにごはんを食べさせてもらってる。
片目は包帯ぐるぐる巻きなんで,距離感もつかめないし。
「アスカ……」
はに?
「ボクの分がなくなりそうなんだけど」
「そう,よかったわね」
「……」
それにしても,シンジはアタシに食べさせるのが上手。
アタシの目線を読んで,先回りして食べたいモノを口に運んでくれる。
「アンタ,食べさせるのうまいわね」
何気なくそのことを褒めたら,シンジが一言。
「ああ,だって『:序』の撮影の時,綾波もケガしてることになってたから,その間ずーっとボクが食べさせてたもの」
「……」
ぴきっ。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 好調撮影中!
2009年夏ロードショー予定!
オッテュ
>利き腕を真っ二つに裂かれた
>片目は包帯ぐるぐる巻き
設定上?EOEなのか???
新劇の撮影進行が舞台なのでは?
ケチ付けるわけじゃなくいきなりなぜ旧劇の設定が出てきたのかがわからんもんで
来年の映画でもアスカの出番がガッツリあることを願いつつ乙
乙
やっと破も動き出した
>164
オチがカワイイ乙
ほ
ほほほ
あげとこか
保守
960氏
乙
175 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/11/22(土) 15:09:48 ID:iu38O5ya
アスカ声優が変わっちゃうのはガッカリ
ソース?
>>175 まじっすか?
それは…残念だなぁ
アスカの声は宮村嬢しか思い浮かばん…
しかし俺が宮村なら
あんだけ哀憎怨怒渦巻く中に戻ってこようとは思わんだろうなぁ・・・
投下街
待ち
あみん
182 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/12/10(水) 08:27:37 ID:blmiC0cW
保守しましょう
マーチ
マッチ
185 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/12/22(月) 09:13:05 ID:8VvPGeQi
保守
May 9
夜、サードチルドレンのバカシンジとファースト、保護者のミサトと麻雀をやった。
ファーストの奴、やたらついてたけどがきっといかさまにちがいないわ
この天才アスカ様をばかにしやがって
May 10
今日、ネルフのおえら方から新しいエヴァの世話を頼まれた。
妙に口が永くての白いウナギような奴だ。
生きたえさがいいってんで、フィフスを投げこんだら、奴ら、足をもぎ取ったり内臓を引き出したり
遊んだあげくやっと食い始めたわ。
May 12
今朝5時頃、宇宙服みたいなプラグスーツを着たバカシンジに突然たたき起こされて
アタシもプラグスーツを着せられた。なんでも、ネルフで事故があったらしい。
ネルフ職員の連中ときたら、夜も寝ないで実験ばかりやってるからこんな事になるのよ。
May 13
昨日からこのいまいましいプラグスーツを着たままだから、背中がむれてしまって妙にかゆい。
いらいらするんで、腹いせにあのウナギどもの飯を抜きにしてやった。
いい気味ね。
May 14
あまりに背中がかゆいのでリツコの所にいったら、背中におっきいバンソウコウを貼られた。
それから、もうアタシはプラグスーツを着なくていいとリツコがいった。
おかげで今夜はよく眠れそうだわ。
昨日、ネルフから逃げ出そとした職いんが一人、射さつされた、てはなし。
夜、からだ中 あついかゆい。
くり のはれ物 かきむし たら 肉がくさり落ちた。
いったいあたし どうな て
やと ねつ ひいた も とてもかゆい
今日 はらへったの、うなぎ のエサ くう
かゆい かゆい シンジ― きた
ひどいかおなんで ころし
うまかっ ですぅ。
かゆい うまい やすい
かゆ うま
うっうっウマウマ
待ち
まちるだ
保守あげ
ほ
199 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/02/09(月) 06:27:02 ID:PUsi1DRQ
おりゃ
待ち
エヴァ板良スレ保守党
エヴァ板良スレ保守党
保守
204 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/05/07(木) 21:23:57 ID:pxzB7tjh
ほす
上げ
期待待ち
207 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/05/24(日) 04:28:10 ID:6yoW6NpZ
このスレ活気がないのか?誰か何か書いてくれ…ハアハア
208 :
960:2009/05/26(火) 11:58:12 ID:???
いつもの夜。
いつもの夕食。
「あれ?どうしたの,二人とも?」
「つーん」アタシ。
「ふんっだ」シンジ
「またケンカ?」
「ちょっと聞いてよ!ミサト!」「聞いてください!ミサトさん!」
ミサトの両耳にそれぞれの声がきんきん響く。思わず両耳を塞ぐミサト。
「はいはい,わかったわかった。順番にね。…じゃ,アスカから」
アスカを優先することで,無意識のうちにこれ以上のトラブルを避けるミサト。
「アタシは,コイツが珍しく買い物に行くって言うから,わざわざ一緒に行ってあげたのよ。それをコイツは…」
そこまで言ったとき,邪魔が入る。
珍しくシンジがアタシのセリフを遮り,「アスカがグズグズしてるから,売り切れちゃったんじゃない!」
ひくっ。
ソレを聞いたアタシのコメカミが知らない間にひくり,と動く。
「たかが映画の前売り券ごときでガタガタ言わないでよ!あー女々しいったらありゃしない!」
「だから,前売り券は前売り券でも,イラスト付きは限定版なんだって,何回も言ったじゃない!」
「そんなオモシロいかどうかもわかんない映画の前売り券なんて,限定版だかなんだか知らないけど,どうでもいいじゃない!」
「自分も出演(で)ているくせに,なんて言い方するんだよ!」
「美しいアタシの華麗な演技と映画の出来不出来は別よ」つーん。
>>208 乙です。お待ちしておりました。
マリのイラスト付きだったんでわざとグズグズしてたのかなあ。
オッテュ
記念age
213 :
960:2009/05/28(木) 21:39:42 ID:???
>>208 「ミサト!」「ミサトさん!」
二人して裁定をミサトに求める。
「うーん,そうね…」考え込むフリのミサト。
でも,その頭の中は,目の前でおいしそうに湯気を立てている夕食で一色に塗りつぶされていた…はずが,チーンと何かをひらめく。
「ふーん,そうなんだー,へー」ニヤニヤするミサト。「ひょっとして,買いに行ったのは『:破』の前売り券じゃないの?」
「そうよ。ミサト,よくわかったわね」キョトンと,ちょっと,拍子抜けっぽくアタシ。
「そんなの,招待券で行けばいいのに,コイツってばさ…」
ミサトはそんなアタシの説明を全部聞き流し,「で,シンジくんは何でアスカといっしょに行こうとしたの?」
「それは…」なぜか口ごもるシンジ。
あらかじめ答えを分かっているような表情のミサト。
「つまり,アスカを置いてさっさと行けば良かったのに,そうしなかった理由があるのよねー」
「…」話がマズい方向に転がりだしたのを察知したシンジ。
「お一人様一枚限り,だもんね」
「…」シンジ黙秘。
「シンちゃん,アスカの分と合わせて二枚getして,いったいダレと行くつもりだったのかっなー」
そう言って,ミサトは目線だけでアタシのほうをちらっと見る。
えっ?
ひょっとして。
ひょっとしたら。
アタシ,と?
バカな。…そんなバカな。このアタシがバカシンジと二人で映画だって?
ありえない。
でも,そう思いつつも,顔はナゼかほころぶ。あれっ?
なんで?ナンデ?
なーんてトリップしてるそんなアタシに,
「アスカ,顔が崩れてるわよ」ミサトの妙に冷めたツッコミ。
はっ!いけないイケナイ。
あわてて,緩んだ頬を元に戻す。
214 :
960:2009/05/28(木) 21:41:45 ID:???
その様子を見ていたミサトは,アタシにふっ,と哀れむように笑んだ。
えっ?
そして,目線をつい,とシンジのほうに変え,爆撃を開始する。
「確か,今日発売の前売り第一弾の絵柄は,『綾波レイ』よね」
「…」真っ赤な貝になるシンジ。
はい?
いま,なんと…。
思考が一瞬,停止する。そして,再起動。
…な,なんですってぇ!
怒りと驚きがゴッチャになり,パクパクと言葉が出てこない。
何かを言いかけるアタシをミサトは継ぐ。
「でも,役の上のシンジ君ならまだしも,リアルのシンジ君が『レイ』の前売り券でアスカと映画なんて,そんなKYな事をする筈は無いわ」
容赦のない爆撃。気分はもう作戦部長なミサト。くだけた部屋着とミスマッチな語調。
「…」赤が青になり紫になるシンジ。その目はもうどこも見ていない。
そして,本日最大の爆弾が落とされる。
「ズバリ,『綾波,今日のために君のイラスト入りの前売り券を用意したんだ』ってトコロっかな?」
「ミ,ミサトさんの…バカぁっ!」ばん,と勢いよく開けられるドア。
外の夜の空気が部屋に染み込む前に,既にシンジの姿は無かった。
取り残されるアタシとミサト。
放心するアタシ。自分の推論がビンゴだったことに満足するミサト。
960さん乙です(^O^)
216 :
960:2009/05/28(木) 21:43:46 ID:???
「残念だったわねー。アスカ」いたずらっぽく,意地悪く。
でも,アタシは全然聞いちゃいなかった。
「…ってコトは,アイツは自分のデート用のチケットをアタシを並ばせてgetしようとしてたの!」
「ま,そういうコトになるわね」背中で必死に笑いをこらえているミサト。
アタシはシンジを追いかけて走り出していた。
もちろん,アタシのコトをバカにした罰に,ブン殴るためだ。
「待ちなさいよ!こんのバカシンジめ!」
「はあ,若いっていいわよね…」
一人残されたミサトは,誰もいなくなったダイニングで,ビール片手に夕食をツマみだす。
いつもの,平和な風景。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 好調撮影中!
2009年6月27日ロードショー予定!
>>216 乙!乙!
破公開までいよいよ1ヶ月切りましたね!
破!破!
うぉぉ!乙ぅ!
オッテュ
アスカ可愛いよ
221 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/06/08(月) 00:06:23 ID:IUN+DqAx
乙
あすか
223 :
960:2009/06/18(木) 16:18:03 ID:???
>>216 いつもの夜。
いつもの夕食後。
「あれっ?」冷蔵庫を開け,何かを探したけど見つからないらしいシンジ。
えっ?
ひょっとして,ひょっとしたら?
「アスカ,ボクのアイス知らない?」
ぎくっ,やっぱそうか。
「知らないわよ」 知らないわよ,さっき食べたけど。とっても美味しかったわよ。
表情を読まれぬよう,アタシはテレビから目を離さないで背中で答える。
「おっかしいな……,さっき見たときはここにあったんだけど」
「アンタの思い違いじゃないの?」
やや,しばらくの後……
「アスカ?」
改めて,アタシに疑惑を含んだ声色で問いただすシンジ。
何よ,ちょうど今いいところなんだからさ,邪魔しないでよ,もう。
アタシが面倒くさそうに振り向くと,シンジがじーっとゴミ箱を見ている。
目線の先には,捨ててあるアイスの抜けがら。シンジの分だったはずの。
げっ,……やば。
「……」
「……」
沈黙の中,テレビの音だけが,葛城家に響く。
シンジの眉毛が険しい。こ,これは逃げ切れない?かも?
224 :
960:2009/06/18(木) 16:21:07 ID:???
「……あ,やっぱ,間違えて食べちゃったかも」
てへっ,と舌を出し,可愛らしく言ってみる。
でも,こんなアタシに何度もイタイ目にあっているシンジには全然通用しなかった。
「間違えてって……さっき自分のぶんを食べたばっかりじゃない!」
いいじゃん,アタシはどっちも食べたかったんだからさ。
「……」とりあえず素知らぬフリをして,嵐が通り過ぎるのをじっと待つ。
こうなると,アタシに何を言っても通用しないことは十分分かっているシンジ。
だけど,とっても恨めしそうだった。
「……そんなにアイスばっかり食べてると,今度ばちが当たるから」
ばち?あ,バチね。アタシ,神道でも仏教でもないから別に関係ないわよ。へへん。
……そんなやりとりも忘れたころ,それは起きた。
「うっ」
あ。
あイタ。
あ痛たたたたた,オナカが痛い,イタい,痛い。
アタシは突如として,ここ数年来で最も強烈な腹痛に襲われた。
「どうしたの? アスカ?」
いきなりお腹を抱えてうなりだしたアタシに,不思議そうにシンジが聞く。
「シンジぃ……」
「なに?」
「お,オナカが痛いよぉ……」
冷や汗をにじませながら,アタシはシンジに訴える。
225 :
960:2009/06/18(木) 16:21:50 ID:???
「あーあ」思いっきり呆れられる。「ほら,やっぱり」
「だからアイス食べ過ぎだよって,さっき言ったじゃない。欲張ってボクの分まで食べちゃうからでしょ?」
オナカを押さえ,のたうち廻るアタシにかけられる,何の暖かみもないシンジのコトバ。
だって,抹茶とバニラどっちも食べたかったんだもん。しょうがないじゃん。
それにしてもイタい,痛いよぉ,何とかしてよ,シンジぃ。
そんなに楽しそうな目で見ないでよ,ファーストにはあんなに優しいくせに,もう。
普段なら,絶対殴っている場面なのに,オナカが痛くて手も足も出せないアタシ。
うぅ,死んだら化けて出てやる。
「仕方ないな,もう」
ソファから立ち上がったシンジは,アタシを見下ろしながら大袈裟にため息をついた。
「アスカって独り立ちしてるようで,意外と手間かかるよね」
まるで,人ごとのシンジ。
んなこと,どうでもいいから,早く何とかしてよ。
「はい,これ。飲んで」
シンジはアタシの手を取り,ビンの中からクスリを数錠,アタシの手の平に転がす。
なに,この小動物のふんみたいなのは。
しかも強烈なニオイ。アンタ,アタシを騙そうとしてない?
「これは,日本古来の由緒正しいおなかのクスリだよ。いらないんだったら別にいいよ,返して」
いったん渡したクスリをアタシから取り上げ,ビンにしまおうとするシンジ。
アタシはシンジの腕にすがり,押し留める。
いえいえ,とんでもございません。この際,痛みが治まるなら何でもいいですから。
お願いします,シンジさま。
しっかし,臭いわよね,コレ。これで治らなかったら,タダじゃおかないわよ。
ハナをつまんで,勢いで水と一緒に飲み下す。うえ,まずっ。
……おっ。
クスリを飲み,しばらく床に転がっていると,何となく痛みが弱くなってきた……気がする。
プラセボかもしんないけど。
226 :
960:2009/06/18(木) 16:22:59 ID:???
おー。
それからまたしばらく経つと,痛みは引き潮のごとく引いていった。
この時ばかりは,マジでシンジに感謝した。
でも,その気持ちは口には出さず,ココロの中で囁いただけだけど。
痛みがホントに引いて,一息ついて。
「!」
アタシは,とってもいいコトを思いついた。
……ひょっとして,これさえあれば,山ほどアイス食べても全然OKってコトよね?
クスリのビンを眺めながら,アタシはにんまりと笑む。
「アスカ……」
その様子を見ていたシンジは,アタシからクスリのビンをひょい,と取り上げる。
ああっ! ナニすんのよ!
「ダメだよ,これがあるからって,またアイス無理食べしちゃ」
何となく,アタシの考えているコトを察したらしいシンジの表情。
えぇー! まだ何にも言ってないわよ! なんでよ!?
「だって,アスカってそういうのすぐに顔に出るもの,見れば分かるよ」
はっ,と両手で頬を押さえる。……え,アンタ,アタシの考えてるコト分かるの?
何か,びみょーに嬉しいような嬉しくないような。
「なんか悪いコト企んでるときだけだけど,ね」
「なによ……バカシンジのくせに……」
「アスカ,顔が赤いよ?熱でもあるの?このクスリ,実は何にでも……」
「う,うっさいわね!」
すぱーんっ!
いつもの夜。
いつもの騒がしい夜。
オッテュ
今回は破の宣伝なかったですね
960氏乙です!
乙かれです。
今度の劇場版でも960氏の作品のような嫉妬かわいいアスカが見られたらいいなあ……
俺はまわりの評判がひとしきり出そろってから見ることにしてる
ていうかもう完結して評判聞くまで怖くて見れない
231 :
960:2009/06/20(土) 17:08:05 ID:???
>>226 いつもと変わらない夜,になる筈だった。
「いただきまーす」「いただきます……」
ぷんすかぴーなアタシと,ハレたほっぺがとっても痛々しいシンジ。
撮りの遅くなったミサトに合わせて,ちょっと遅い夕食。
気まずい沈黙の中。
電話が鳴る。
「アスカ」
「イヤよ,どーせ加持さんでしょ!」
「それは無いわ」
お約束の台詞,そして鳴り続ける電話。
「はい」2人を横目で見ながら,これまたお約束でシンジが出る。
さっきのこともあって,我ながら嫌みったらしく,「あーら,無敵のシンジ様にそのような雑用を……」
「アスカ,独から国際電話。チーフさんから」
そんなコト,何も気にせずシンジ。電話をアタシに渡す。
「えっ?チーフから?」思っても見なかった相手からの電話に,ちょっと素に戻る。「貸しなさいよ!」
シンジから電話をひったくり,「おしまいやす……じゃなかった,ぐーてんあーべんと?」
「久しぶりねアスカ,元気でやってる?」
「まね」
「わたしが居ないからって,羽を伸ばしすぎてない?」
うわっ!やばっ。
「いろいろ聞いたわよ」
「……」完黙するアタシ。
呆れように首をすくめるチーフの姿が目に浮かぶ。
「まあ,いいわ。とりあえずクビになってないようだし……ところで,ウチのタレントが『:破』に出ることになって……」
はいっ?
「な,なによそれっ?聞いてないわよっ!」
232 :
960:2009/06/20(土) 17:10:05 ID:???
「今まで独で撮影していて,極秘扱いだったのよ」
ちょっと,ムッとなる。
一応,アタシも事務所のオーナーとして,所属タレントが何に出ているのかは,必ず把握するようにしている。
チーフだってそれは知っているはずなのに。
こちらの雰囲気を察したのか,チーフは
「それは勿論承知しているわ,アスカ。だけど,守秘義務契約の代わりに,ギャラが半端な額じゃなかったのよ」
そう言って,アタシの予想の三倍の額を口にした。
「……」
開いた口がふさがらなかった。確かにその額なら,ネコだって口をつぐむ。
「……で?」しぶしぶ納得したアタシは,右足で左足のふくらはぎをぽりぽり掻く。
「独逸の撮影が終わって,日本での撮影を残すのみになったの。いろいろ面倒見てあげて」
「アタシが?なんでよ?だいたい最後まで独逸で撮ればいいじゃない!」
「残っているのが,アスカや碇さんと一緒のシーンなのよ」
「だいたい,公開まで時間がないじゃない!今から撮って間に合うワケないわよ!」
そこまでまくし立てて,アタシは一つ思い出した。
『:破』から出るという主役級の新キャラ。設定上アタシと同年代の少女,名前は……。
「ちょっと待って。その役名って……」
「私から役名を明かすことは未だ出来ないわ。ただ,そのタレントの名前なら今でも教えられる」
チーフの言葉の端には,一瞬の躊躇があった。
同年代,女優,新キャラ,事務所の所属タレント……keywordがアタシのIQ300の頭の中を駆けめぐる。
まさか……,そんなこと……。
「真希波・マリ・イラストリアス。そう,彼女よ」
先まで晴れ上がっていた夜空には,暗雲が立ちこめ,か細い三日月を覆い尽くしていた。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 好調上映準備中!
2009年6月27日ロードショー予定!
はぁ〜
読む度に(良い意味で)ため息が出ますよw
960氏乙です!
オッテュ
明日いよいよ公開ですね!
楽しみですよ!!!
ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破 公開記念あげ
○月×日 快晴
いよいよ、今日はネルフ本部からの召集を受けて日本へ行く日。あたしのエヴァの
赤と海の紅が映えて実に爽快な日になりそう。飽き飽きした訓練からもおさらばし
て、思いっきりやってあげるわ。
下調べしたデータを見てみると、相当苦労しているみたいね。二人がかりでようや
く倒せたってのが気に食わない。けれど、近接戦闘ができず、山ひとつ吹っ飛ばす
ような砲撃って何?さすがのこれは、あたしでもちょっと厳しいわね。
で、倒したパイロットってのが男の子のようだけれど、どんな奴なのか今日逢ったら
聞いてみよう。あたしのセキュリティレベルもうちょっと上だったらもう少し調べられたの
に残念。
オッテュ
239 :
960:2009/06/28(日) 12:04:17 ID:lkzF+BdI
ほしゅ
241 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/06/28(日) 19:15:48 ID:rBn4x8lH
続き期待あげ
良スレ
>>240 今日、本編観てきたので、1から書き直しでスタートしてみたい。
ただ、もう一回見てこないと覚えていられないので・・・よってこれの続きじゃなく、
書いてみようかなと久しぶりに思って。実に何年振りなんだろうか。
よくまぁ、スレ残ってたなと思って投稿してみました。
乙です。
そうか、破はもう公開されてるのか。
評判いいようだけど12年前の悪夢のせいで全く見に行く気になれないぜ・・・
>>243 待ってますよ!
日記モノは少ししか書いたことありませんが、よくも悪くも、今回の新作で私は創作意欲が湧きました
どうも、アスカが不幸になればなるほどに幸せにしてやろうと甘LASを書く傾向があるようでw
アスカ人としては失格かなぁ……
>>244 実は、序はすっ飛ばしています。後で見ました。
今回は、アスカが出るとのことで見に行きました。非常に良かったような、最悪なような・・・
>>245 日記物(完全一人称)が一番書きやすいので、書き始めたのがきっかけ。
今回の映画もLAS要素アリでよかったのですが・・・・ もう一度見て、頭に入れてそれから
書いてみようかなと。始めに書いたのが03/06/15なので、実に6年振りか。長いもんです。
○月△日
バカシンジの奴、えこひいきにも弁当作って何のつもりよ…
あーもーイライラする!!
アレ?アスカの日記9冊目が落ちてる?
249 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/06/29(月) 00:41:44 ID:AVxMIDIN
250 :
960:2009/06/29(月) 16:45:19 ID:EMphDgar
>>232 この奇妙で楽しい同居生活に,いつか終わりが来ることは分かっていた。筈だった。
しかし,分かっていながらも,何時からその事実から目を背けていた。
そして,終局は突然に訪れ,アタシの全てを破壊した。
『:破』が終わった。
アタシはただただ呆然とするしかなかった。
足は震え,踏みしめているはずの地面でさえ脆く崩れ,底の見えない闇が見えていた。
上映の終わったスクリーンに向かって送られる,拍手と賞賛。
もう誰もアタシのことを見ていなかった。
現実から離れても,事実は変わらなかった。
アタシのスレは落ち,板は新たなLRS,そして新キャラを賛美する声で埋め尽くされていた。
アタシの居場所は何処にも無かった。
天井に掛けたロープにゆっくりと首を通す。
結局,アタシは自分の息の根を止める『:破』を自分で宣伝していたのか。
気付いたアタシは笑った。自嘲的に。
そして,
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 好調撮影中!
20XX年ロードショー予定!
さよなら。
>250
シンジはどこだ!早く助けて
>>250 オーイ!!((( ;゚д゚)))ガクブル
254 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/06/29(月) 22:27:29 ID:Dn8/2WiE
>>250 泣いた。。。。すごくアスカかわいそうだった・・・
生きていたけど何あのダサイ眼帯・・そしてパンフの内容
アスカの日記可愛い
だーれもいない部屋。明かりがついているのは、このキッチンだけ。
あたし、何やってんだろ・・・目の前には、大根・にんじん・ごぼうに、
それと、色が欲しいってんで、パプリカと、豚肉。腕組みしても、何
もできるわけじゃない。けれど、何か釈然としない。
だいたい、バンソーコーの数で勝ったとでも言いたいの?お弁当た
べなかったくせに。あーもう腹立ってきた。考えたって始まらないわって
んで。作業開始。
要するにスープよ スープ!全部捌いて、ベースはコンソメでいいかし
らね。それと味噌。ちょっとここで味見・・・・んー、コレでいいのか悪い
のか。とりあえずスープって感じだから、大丈夫。今日は、バンソーコー
二枚で済んだわ。そう、それだけエコヒイキより上手ってことだ。
ご飯は・・・あれは、駄目ね。原型がなくなっているし。スープにはパン。
これ常識ね。早く、帰ってこないかなっと思っていたら、ミサトが先に帰って
きて、チャチを入れてきた。性悪女はさっさと酒での飲んで寝てしまえ。
食べてくれるかな・・・
>>251 綾波と初号機の中でよろしくやってます。
オッテュ
アスカ死なないで><
262 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/06/30(火) 19:51:53 ID:4+waLVFI
あげ
ホシュ
264 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/07/03(金) 17:30:24 ID:8zSdBXdT
いま、ある芸大の映像学科で色々と勉強中!
10年後までには庵野さんに取り入り、エヴァのスタッフ入り…
つうか自分の企画を通してアスカを映画にするから期待してて。
「ASUKAエピソード」みたいな感じで、両親の物語やドイツでの誕生秘話、エヴァパイロットとして…までの物語を描いていきます。
素晴らしい物語を届けるからみんな待っててな。
>264
10年かぁ..まだQが公開されてなかったりして
普通にありえそうなので怖い・・・
昔からオチには難産してるからなぁ
ラストは2015年に合わせて来るんでしょ
アスカ新劇では可愛くなってたね
>>269 式波アスカのキャラクターで書いてみるのは面白そうだね
271 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/07/06(月) 03:50:55 ID:bAQgFm3X
オナヌーしてるシンジ君を今度はまじまじに見て、本番しようかでなだれ混んでくれれば…。
13年後にまたエヴァやるなんて思わなかったからチャンスは無いわけでもない
やってるうちに上手く自分の方向性を見つけ出せるといいね
272>
冬月さんはけっこうやばいかも
困ったときの山ちゃん
>>272 みやむーの代わりなら
例のモノマネ女が使える
960さん頑張って下さい
保守
アスカ可愛いよアスカ
まだかまだかと
保守
来月日日
初めての実戦。輸送機からエヴァでのエアボーン。
といっても、HAHOやHALOの経験もあるし、こんなの楽勝だった。
ホントは、ジャイアントストロークエントリーをキメたかったけど
OFに却下された・・・ふん! 冗談が判らない人と話すのは疲るのよね!
そんな事より、使徒!!! なによアレ!
一撃でコアを破壊したと思ったら、あんなインチキ!
振り子時計の仕組みとかを、思わず考えてしまったわ。
バレルがどことか、エスケープメントがコアなのとか・・・
今思うと、ばかみたい。
なんだったかな、こっちの格言? ことわざだと思うのだけど、えっと,
ヘソが茶をわかせ、案ずるよりもノーペインノーゲイン?
まぁそんなのどうだっていいわ! アフターカーニバルよ!
とにかく、ココで無様なマネは出来ないの。えこひいきや七光りの前では。
しかし、さえないヤツだったな七光り。使徒を3匹(匹って数え方おかしいかな?)
倒したって聞いてたから、どんな凄いヤツだと思っていた。
イカリシンジだっけ? あんなヤツに絶対負けない!
今日の日記は、とりとめない事を書いてしまった。きっと時差のせいね。
う〜ん・・・眠れないし、久しぶりにゲームでもしよっかな。
大好きなゲーム機。セカンドインパクト前のビンテージ♪ 名前の由来も素敵。
白鳥は優雅に泳ぐけど、水の下では・・・なんだか私みたいじゃない? って、
・・・ちょっとナニ書いてるのよ! やっぱ寝る!!!!
相変わらず上手
>250の続きってあるのかな・・
>>284 わからない
けど俺は更新されるのを楽しみにして待ってる
保守
Nicht in Panik zu verfallen Uuu Reiseいに…お、おちつけわたし・・・だいじょうぶ
今日の出来事を冷静に振り返ってみよう。何かみえてくるかもしれない。
満月 裸日
本部での手続きが終わり、ここでの住居がミサトと同じマンション、つまり
同居だと告げられる。あぁ〜この時点で、何かおかしいって気づくべきだった。
一足先にマンションへ向かい、そして・・・愕然とした。
狭すぎる! 荷物が半分も入らない。しかも部屋の扉(?)が可動式のパーテーションで
カギすらないなんて! 日本人って危機感あるの? 死ぬの?
そんなことより信じられないのが,、七光りもここの住人=同居という事実。
あ、ありえないぃ! そんなの、むりムリ、無理!!!
帰ってきた二人に文句を言うが、ミサトはパイロット同士のコミュニケーションの一環
ノークレームノーリターンでお願いしますとか、ワケわからないコトを言う。
アイツはアイツで固まってるし・・・もう、はっきりしなさいよ! 男でしょ!
ミサトの言葉が、あとコンマ何秒遅かったら・・・アイツに蹴りを入れる所だった。
「これは命令よ、アスカ」
・・・従わざる得なかった。仮にもユーロ空軍所属、この台詞の前では無力よ。
今となっては、何故アイツに蹴りを入れなかったのが悔やまれる・・・意識を削ぐべきだった。
食事の後の惨事は思い出したくない。こぼれたミルクは盆に返らないのね。
はぁ・・・冷静に振り返って、なにか見えただろうか?
というか、なにかみられ? ナニカミラレタ・・・えええ? いやぁ!!!!!
オッテュ
GJ
おっつ
良いあわてっぷりだなぁ
平月 穏日
ワタシ現在、信じられなヰことに日本の中学校ヱ通い早漏、あ、候? え?
もちろんミサトの命令。Sir Yes,Si…Ma'am! はいはい、神は天にいまし全て世はことも無き。
授業中は平気だけど、休み時間がチョット(いや結構)苦痛だったりする。
アッチではビックリスワンゲームで時間を潰してたし、同じようにココでも通用すると思っていた。
はぁ・・・甘かったわ。七光り以外の男が、私に話しかけくるってのは想定外よ。
「おお! キミ、すごいね! これってWSで、でしょ? 横井さんの意志を受け継いで!
内蔵電池問題どうしてるの? kwsk。エミュじゃないんだ凄いぃょおっ( ゚∀゚)o彡
携帯ゲーム機はノット アドバンスだよねぇ〜電源入れて! 血液型と誕生日を確認すr」
問答無用のCQC。下から顎への蹴りで脳を揺らし、現状の脅威を無力化でQ.E.D.
アノ日アノ時アノ場所で痛感した教訓。あんな間違いは二度としないわ!
意外だったのがアイツ。クラスで結構明るいの。ジャージとメガネ(名前知らない)と
仲良くしてるし、エコヒイキに話しかけたり・・・なんか腹が立つ。
理由はわからないけど、違和感というかなんだかムカツクの! なんかヘン、だよね? ワタシ。
明日は失われた生態、青い海のオーパーツだったかな、なんちゃら海洋生態系保存ラボ?
に社会見学(もちろんミサト命令)。日本人って、緊張感ないのよねぇ。
アイツはなんだか楽しそうに、明日のランチ? の下ごしらえしてる。
食べたいモノなにかあるかな?って聞かれたから「とにかく肉イッパイ!」
と言っておいた。所詮人造肉でしょ? 期待はしてないわよ。
さっき台所を見たら、アイツ未だ居る。ランチボックスのレイアウトを試行錯誤してるみたい。
嬉しそうにニコニコして。バカじゃないの、まったく・・・早く寝なさいよね。
乙!
韻を踏んでますね
だからどうだと言う訳ではないんですがね
オッテュ
GJ
さらっと読んでしまったが
ネタが凝ってて座布団あげたいです
問答無用のCQCw
乙っした
298 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/07/30(木) 14:44:18 ID:RWUlw1WZ
保守がてら、あげてみる
親指を右手に、人差し指は頭、左手に小指を。指の形を人形で隠す。
わたしは特別。アイツらとは違う。だからこれからもひとりでやっていくのよ。
立月 旗日
緊張感のない現場。今日はミサトの命令で社会見学に行った。あ〜なんか疲れた。
同世代のコと一緒に行動するってのが、はじめてだったからかな。
エヴァにコンタクトの比じゃないくらい、洗浄(浄化?)工程を経て施設内へ。
ミサトがココに来なかった理由がわかった。化粧全部おちるし、眉毛も消えちゃうモンね。
わたしとしては、持込機材申請したワンダーが、凄くキレイになったのがうれしかった。
機動音もさわやかな感じになったし♪
しかしホントに無駄な施設! 箱物娘。だったかしら? 世界がうらやむとは思えないぇい。
もっと、他に使うべきお金があるとおもうけどな。まぁ確かに、青い水の中を泳ぐサカナは
美しかったけどね。あ、いや・・・ホントはね、おいしそうだった、かな?
おいしいといえば、七光りのランチ。くやしいけどおいしかった。あじつけが繊細で
深みがあるというか・・・とくに、大豆のポタージュが絶品だった。そう、コッチの言葉で
山車が轢いてるってヤツよね?
エコヒイキも山車に轢かれたみたいで、おいしそうにのんでいた。ていうか、エコヒイキって
よくわからない。肉が食べられないなら、ちゃんと前もって言えばイイのに。
ホント! 自己完結してるのよね。なんか、なぜかわからないけど腹が立つのよ!
PS.あぁ〜本当に緊張感なさすぎ! 使徒でもこないかしら! コノ戦いが終われば
故郷にかえるんだー!・・・なんてね。
山車に轢かれたレイ (-人-)ナムナム
大豆のポタージュという表現がうまい。
保守あげ
大儀です
オッテュ
エヴァ板良スレ保守党
保守ありがとうございます。
次の日記は使徒戦闘や、添い寝イベント等、盛りだくさん(?)
で、まとめるのに悩んでいます。しばし・・・
待ちますよぉ〜
307 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/08/18(火) 19:17:46 ID:NdPRywJ4
hosu
なやぼやいた
309 :
哀ch:2009/08/24(月) 15:07:20 ID:HM79ADR8
あすかは、嫌いだ
9月 日
世界が終わってから数日が過ぎた。今が何月の何日かもわからない、恐らく9月だと思うがもう日にちの概念なんて必要無いかもしれない。
瓦礫の街を散策すると色々なものが見つかる、このノートもそうだ、出来ればナイフの一つでも落ちていないだろうか
しかし真に遺憾だが現状ではあの男がいないと私も困る、贖罪のつもりかあの男はかいがいしく私に尽くしてくれている、せいぜい利用してやろう
何もない日々を最低な環境で最低な男と過ごす、中々に楽しいものだ。
いつか必ず殺す。
9月25日
生きている時計を発見する、サードインパクトから9日経っていた事が分かる
昼にシンジにお風呂に入りたいと話しかけてみた、おどおどと返事をする様は気持ち悪かったが努力するとのこと。
期待はしていなかったが夜には見事なドラム缶風呂が用意されていた。しかし奇跡的に水道が生きているとはいえ、もったいない気もする。
でも9日、いやそれ以上ぶりのお風呂はとても気持ちよかった、顔を真っ赤にしながら火をくべるシンジにも満足する、そうやって私に仕えていれば良いのだ。
9月26日
シンジのばかばか!せっかく私がこんなにアプローチしてんのに何よ!!
もっとぎゅってしてほしいのに〜!恥ずかしいからって…ほんっとにバカ!
あぁ…でもそこが可愛いのよね〜許してあげるから明日もちゅっちゅしようね!バカシンジ!
でも、アスカらしい
5月25日
明日から日本となる。加持さんからやってみると良いと言われ日記を付ける事に。こういうのは苦手だ。
迎えにはサードチルドレンも同行するらしい、どちらが優れているか教えてやろう。
5月26日
洋上にて使徒襲来、初出撃となる。サードチルドレンも同乗し使徒を撃破。
やはりサードチルドレンはお荷物だった。まあ多少の度胸はあるようだが、ちょっとの経験があるからと得意になるな。
私一人で充分なのに。
5月27日
事情により日本の中学校に転校する。実に煩わしい。バカなガキの相手などしていられない。
だが羨望の眼差しというものは少し気分が良い、もう少し黙っていてくれればだが。
5月28日
シンジのばかばか!せっかく私がこんなにアプローチしてんのに何よ!!
もっとぎゅってしてほしいのに〜!恥ずかしいからって…ほんっとにバカ!
あぁ…でもそこが可愛いのよね〜許してあげるから明日もちゅっちゅしようね!バカシンジ!
>>314 だから一日で何があったというのだwwww
でも可愛い
サードインパクト後の二人だけの世界でシンジを怨みながらも徐々にデレていく歪んだ日常の日記
本編をなぞりクールに他人を見下して孤高でいようとする子から徐々に普通の女の子になっていく日記
どっちか書こうとしてなんか我慢できなくなった結果がご覧の有様だよ!
エコヒイキが真っ青な顔して学校来たから、理由を聞いたの。
そしたら肉を食べれるようになりたくて、でも食べてみたら気持ち悪くて吐いちゃったんですって!
ほんと、つくづく、ハイパーウルトラ馬鹿ね。
でも、そういえば痩せたような気もするわ…
まさかこんなこと何回もやってるなんて事は無いだろうけど。
あの子普段何食べて生きてんかしら?
ちょっと気になるわね…
9月27日
何という事だろう、昨日の夜の記憶が無い。
昨日は無事な大きめのスーパーを見つけ、そこでお酒を見つけて、それで夜中に飲んでみたのだ
ドイツのワインがあったのがまずかった、懐かしかったし、美味しかった。
気がついたら今日になっていて、頭がとても痛かった。シンジの様子もおかしい。
ニコニコしてると思ったらこっちを見て真っ赤になる。言動も明らかにおどおどというより照れているそれだ
気分が悪い。恐ろしくて前日の日記はまだ見ていない、何か書いた記憶はあるが、何を書いたのだろう
シンジを殺して私も死ぬ事にする。ゴメンね、ママ。
9月28日
流石にコレで人類の歴史を終わらせる訳にはいかない。人類が帰還してこの日記と二人の死体を発見されても困る。
シンジには先日の事は間違いである事、まだ許す気は無い事、お酒の恐ろしさを教えておいた。
いつもなら気持ち悪いとか最低とか言うとヘコんでるのに、ニヤニヤしながら聞いていたのがムカつく。
気持ち悪いマゾ野郎だ。殴っておいたがまさか喜んでいないでしょうね?
とにかくもうお酒は止めよう、飲むにしても一口にしよう…
9月29日
ん〜、やっぱりシンジの匂いって良いに・お・い☆
髪の毛もさらさらだしぃ…ずっとぎゅってしてたいなぁ…
でもでも!シンジにぎゅってされるのも良いし…どうしよう…困っちゃう。
困っちゃったからぁ、もいっかいぎゅってしてもらおうっと!
シンジはまだはやいって言ってたけど、もう、待てないよう!
まだ素直になれないんですよ
323 :
299続き:2009/08/28(金) 23:06:21 ID:???
Первая月 Любовь日 その1血
今日からアイツの事はシンジと呼ぶことにした。えっと・・・さっき決めた!
衛星軌道急降下爆撃の使徒が、ジェリコのラッパを鳴らしたからかな?
とにかく、むちゃくちゃな作戦。落下する使徒を受け止めて SATUGAI
落下予想範囲、弾道計算は「オンナのカン」←ありえない(sweet) 甘い! AMAI!
ワタシ一人でやれる思った。そのつもりで作戦に望んだ。
使徒の落下予測軌道が変わり、間に合わないと思ったとき、ナナヒ・・・アイツの
「コッチでなんとかする」 って言葉を聞いたとき、シンジが両腕から血を流しながら
使徒を受け止めていたトキ、エコヒイキがコアを受け止めた時。
全力で走っていたら、頭が真っ白になった。アイツらを助けたかったの。
こんな気持ちになったのは初めて。既存施設の被害を最小限とか、そんなのは頭になかった。
たとえ世界が終わったとしても、知ったこっちゃ無いわ。絶対どうにかするの!
only ワタシ一人じゃ…何も出来なかった。コレカラモヒトリデヤッテイクノヨ。
lonely電源が切れたプラグ内で考えていた。親指人差し指小指。
Only is (not) lonely ヒトリ≠コドク
我ながらステキな言葉が浮かんだ♪ コピーライターの才能アルかもしれない!
うんうん。未知との遭遇♪
そう!イキヨイ? 外のサイレンの音がうるさいし、寝れないし、あれだし! えっと、WSの
電池もないし、暇だし、えっと…今から…シンジ…と話してみよう。いろんな事、話したい、し。
寝ていても関係ないし! うん、大丈夫よね?
オッテュ
325 :
318:2009/08/29(土) 04:09:49 ID:???
今日、エコヒイキが学校を休んだ。
なんか心配よねー。
死んでたりして(笑)
シンジはシンジで心配そうな顔して机眺めちゃってさ。
なんか面白くないから寝る。
メモ:あの子とアドレス交換
327 :
318:2009/08/30(日) 05:45:26 ID:???
エコヒイキなんて呼んじゃダメよね。
綾波レイ、か。
変な子だけど、なんか可愛いのよね。
今日レイとメールしたの。
あの子普段ケータイを何につかってるのかしら?
絵文字の一つも無いじゃない。
もしかして嫌われてる?
ま、慣れてるわよ
慣れてるからいいのよべつに。
私は一人でやってくの。
今日のお弁当はタコウィンナーだった。
日本人て器用ねぇ。
今度シンジに何か作ってあげようかしら。
パスタにしようかな。
あの子、シーフード大丈夫かしら?
オッテュ
おっつ
LARなのかなこれは
331 :
329:2009/09/01(火) 21:47:36 ID:???
332 :
318:2009/09/02(水) 04:56:18 ID:???
今日レイがうちに来たの。
シンジに料理教わるって約束してたみたい。
しょうがないから私も一緒に料理したわよ。
カレー作ったんだけど、シンジってムカつくくらい器用にジャガ芋剥くじゃない?正直悔しいわ。
レイは指切るし、肉見て怖そうな顔してるし。
でもまぁ、それなりに美味しかったし、ちゃんと料理始めるには良いキッカケかな?
なんか疲れたけど、ちょっと楽しかった。
他人と居るのも良いかもしれないわね。
でもあの子にアスカさんなんて呼ばれるのはちょっと照れるわ(笑)
レイはアスカの事を名前で呼ばないんじゃないか?
2号機の人とか2番目の子とかだろ
オッテュ
上げねば落ちる
職人町
保守
ほっし
341 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/09/20(日) 22:52:59 ID:+FNZ2kG3
ほす
ほ
344 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/10/02(金) 04:31:06 ID:/0YsT2k/
し
の
あ
き
意味なくユニゾンwww
惣
流
・
ア
ス
カ
ラ
ン
グ
レ
レレレのレ〜イ♪
伊
吹
マ
ヤ
葛
西
臨
海
水
族
館
371 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/10/11(日) 22:13:28 ID:eZZ2pfLy
碇
君
よ
374 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/10/13(火) 03:27:04 ID:BGO8ngWQ
こ
チ
ン
見
え
て
る
◯月×日
今日はシンジと西臨海水族館に行った
バカシンジは短パンから横◯ンが出てた
ソレは可愛いかったのだが・・
ファーストが何処からともなく現われて
顔を赤らめつつもガン見していた
何時かコロス
よく判らないが悔しかったので
バカシンジのアレを蹴ってヤった
使えなく為ってたらどうしよう?
PS
心配は無用の様だアイツは間違いなくMだ
さて、この問答何と解く?
あ
な
き
ん
す
か
い
う
ぉ
ー
か
ー
395 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/10/26(月) 14:54:46 ID:nADHev12
age
ま
き
な
399 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/11/01(日) 02:56:49 ID:y56y9scu
み
マ
リ
ア
ス
ペ
ホ
シュ
赤
ワ
イ
ハ
い
ひ
ま
エヴァ板良スレ保守党
保守
ほしゅ
ほ
エヴァ板良スレ保守党
保守
エヴァ板良スレ保守党
エヴァ板良スレ保守党
421 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2010/04/17(土) 07:15:50 ID:Mb9wUrOI
今日、ネルフのおえら方から、新しい化け物の世話を頼まれた。皮をひんむいたゴリラのような奴。
生きたエサがいいっていうから、3号機を投げこんだら、奴ら、足をもぎ取ったり、内臓を引き出したり遊んだあげく、やっと食いやがる。
今朝5時頃、宇宙服みたいなテストスーツを着たシンジに突然たたき起こされて、アタシもスーツを着せられた。なんでもケージで事故があったらしい。
リツコったら夜も寝ないで実験ばかりやってるから、こんな事になるのよ。
昨日から、このいまいましいテストスーツをつけたままなんで、背中がむれちゃって妙にかゆい。
イライラするから、腹いせに2号機のLCLを抜きにしてやった。いい気味よ。
朝起きたら、背中だけでなく足にも腫物ができてた。
エヴァのケージがやけに静かなんで、足引きずって見に行ったら数が全然足りない。
LCLを三日抜いたくらいで逃げちゃって。おえら方に見つかったら大変だわ。
昨日ねるふから逃げ出そとした研究いんが一人射さつされた、てはなしだ。
夜、からだ中あついかゆい。
胸のはれ物 かきむし たら 肉がくさり落ちちやた。いったいあたし どうな て
やと ねつ ひいた も とてもかゆい今日 はらへったの、えうぁ のえるしえる のむ
かゆい かゆい シンジ― きたひどいかおなんで ころしうまかっ です。
かゆい
うま
422 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:
おもっくそバイオハザードやんww