いまはこんなスレを立てるべきときじゃない
>>1 乙。というか、ありがとう。
こんな時に不謹慎なのかもしれないけど、ココが生きている限り
出来るだけ頑張ろうと思う。「しっかり投下して、それから死になさい!」と。
乙
前スレ存命中に、とりあえず触りだけ。
リナレイの日記
朝。窓から射し込む陽の光に、清々しい目覚めを迎える、
ハズだったのだが、私を起こしたのは、怒声とも言える叫び声だった。
「くぉらー!レイっ!いつまで寝てるんだ、起きろ!!」
私の住むマンションの、下の方から声が聞こえる。窓から下を覗いてみると、
拡声器を持ったミサト先生の姿があった。
しまった!今日は、遠足の日じゃない!
そうか、ミサト先生、迎えに来てくれたんだ。・・・って、バスで乗り付けてるよ・・・。
どうせ来るなら、部屋まで来てくれればいいのにぃ・・・。
さすがの私でも、この起こされ方は、かなりハズカシイぞ。
近所のおばちゃん達に、後で何言われるかわからないよ・・・。
あーあ、私はまた一つ、伝説を築いてしまったようだ・・・とほほ。
でも、せっかくの遠足だし、わざわざ迎えに来てくれた事は、素直に嬉しい。
とか、ちょっとばかり感激していたら、ミサト先生、
「な〜に言ってんの!今日の主役は、アンタ達でしょ、ア・ン・タ・た・ち♪」
って、視線の先には、ひとつだけぽっかりと空いたシートが・・・。
その空いたシートの隣では、碇君がちょっと顔を赤らめて、うつむき加減でいる。
そう、席決めの時に、ジャンケンで負けた私は、二人掛けの席に碇君と座る事になっていたのだ。
このバスの中で、男女相席となるのは、私達の座席だけ。
ただでさえ目立つのに、私が遅刻して一人でバスに乗り込んだものだから、
それはそれは周囲からのニヤケた視線を、一身に浴びる事になってしまったのだった(鬱)。
ところで、「遠足」って、どこに行くの?
バスは目的地を目指して走り続けている(たぶん)。
その間、周りの席はワイワイガヤガヤと楽しそうにしているが、私達の席は、
どことなく違和感・・・・・・無いわね、まったく。
きっと、碇君の、あまりの自己主張の無さが、いい方に働いている、んだと思う。
「あ、綾波、あの、クッキー焼いてきたんだけど・・・食べる?」
アンタねえ、男のコでしょ!さすがにこれは引くかも・・・。と言いつつも、どれどれ、ひとつ。
モグモグ・・・うまい!!許す!全面的に許す!これからもクッキー焼きに精進してくれたまえ♪
ところが、朝食抜きで家を出てきたのが悪かったのか、夢中でクッキーを
食べている内に・・・・・・あれ?もう無いの?
クッキーを焼く男の子の存在に、私が引いていたハズだったのだが、気付いてみれば
私の食べっぷりに引いているのは、碇君の方だった。
で、何?このクッキー、私のために作ってきてくれたの?
え?後でみんなで食べようと思って?
・・・・・・・・・・・・ごめん・・・・・・・・・・・・。
「それだけ美味しそうに食べてくれたら、僕も嬉しいよ。」
碇君は気を遣ってくれたけど、そういう慰めって、余計に重くのしかかるのよね・・・。
うう・・・ホントごめん。後でなんかオゴるから勘弁してえ!
で、空腹が満たされてくると、今度はなんか、まぶたが重くなってきたぞ。
そうだ、今朝は、私が睡眠を充分に取れていない状態であるにもかかわらず、
ミサト先生の大声で起こされたんだった。
碇君は私に話しかけてくるし、私としても、普段、碇君と話す時は、大概、
間にアスカが挟まっている事が多いので、今日は、色々と直接話せると思ってたんだけど・・・。
・・・意識が遠のいていく・・・。碇君は一生懸命、何か話しているみたいだけど、
碇君、君が何を言っているのか分からないよ・・・。ごめんなさい、そして、おやすみなさい。
「りりす、これ、貴方がつくったの?」
私はリリスに聞いてみる。
「え、はい、私が作ったよ。お口に合わなかったかな?」
「そんなことないわ。私は誰が作ったのかな?と思っただけよ」
私は、パンをほおばり、スープをどのに流し込む。
「ごちそうさま」
私はそれだけをいうと、食器をもって流しにおいてリビングに戻る。
ベッドに横になると、ミケがベッドの上にのってくる。私と遊んでほしいらしくて
前足を出してくる。私はミケの足の肉球をぷにぷに触ってあげたの。ミケは気持ちいいらしくて、
一緒にあくびする。尻尾も振り出す。そういえば、ミケはつめを出してきたことなんてないわね。
まだつめとか、できていないのかな?
「ミケ、貴方は足のつめとかないの?」
私は、ミケの足を見ながら言うと、ミケはつめをひょこっと出してくる。たぶん、私にはつめを出したりする理由がないのだと思う。
私が、碇君に対して、惣流さんのように後ろから蹴り上げたりしないのと一緒ね。私が彼を蹴り上げたりする理由なんて、ないもの。
>>7-8 乙〜。前にも言ったけど、バスの補助席という発想に感服。
食ったら眠くなるリナレイ萌えw
>>9 乙です。本編の綾波は孤独なわけだけど、
こっちではりりすやミケが居て楽しそう。
オッテュ
私が思うのには、どうしてそんなことまでする必要があるのかわからない、ということ。
私は、碇君に対しては、今まで色々思ったり、気遣ってくれたりしてもらったことがあるから。
碇君の言うとおり、確かに一度碇君の頬を引っ叩いてしまったことがあった。そのおかげで、
それからしばらくの間、私、碇君に避けられていたように思うの。
碇君との絆が芽生えたのは、第5使徒との戦いの後から、かな?
投下は百合ネタでもおk?
>>12 少し前までは文体が嫌いで読まなかったけど…うん、いいじゃん。良くなってる。
おつ
「レイッ!ちょっと何寝てんのよ!起きなさいよッ!!!」
ふう、何だか今日はよくどやされる日だ。今、怒鳴っていたのはアスカだ。
ん・・・、えと、なんだっけ。ああ、バスで遠足に来ていたんだっけ。
んで、何?目的地に着いたわけ?眠い目をこすりながら、アスカにそう訊いたら、
「いいから起きなさい!!!」と、また怒鳴りつけられた。
何でアスカはそんなにカッカしているんだろう?不思議に思い、今の自分の状態を
確認してみると・・・・・・。どうやら私は碇君の肩にもたれかかって寝ていたようだ。
別に、そんな事で怒らなくたっていいじゃん!中坊じゃあるま・・・中坊か。
だから席決めの時、言ったんだよ、「アンタ達二人で座りなよ」って(怒)!
アスカは、プンスカむくれているので、質問相手を委員長に変更。
どうやら今は、トイレ休憩のためにPAに停車中のようだ。
ついでに、遠足の目的地まで訊いてみたら、旧東京方面に出来た遊園地だそうだ。
遊園地って、そんな、子供染みたトコロ・・・・・・大好きだ!!!
再びバスが発車する前に、アスカが「座席をボックス席にして、ゲームをしよう」と
言い出した。このバス、座席を180度回転させて、4人席に出来るらしい。
私達の前の座席、つまり、アスカと委員長が座っていた席を回転させ、後ろ向きにして、
4人が向かい合うボックス席にする。その作業が終わり、それぞれ自分の席に着く。
と、思ったら、アスカが私の席、要するに碇君の隣に、ちゃっかりと座り込んだ。
私が、いやらしい視線をアスカの方にやると、アスカは顔を真っ赤にしながら、
「な、何よ!私は車に酔い易いから、進行方向を向いた席じゃないとダメなの!
シ、シンジは知ってるわよね?」
・・・何を言ってるんだか。話を振られた碇君も碇君で、
「え、あ、うん・・・・・・そ、そうだった・・・・・・かな?」
まったく、何なのよ、この二人は。見ている私が疲れてくるわ。
4人して始めたゲームは、トランプの「ナオ抜き」。このゲーム、私が小学校に
上がる頃までは「ババ抜き」と言われていたんだけど、いつの間にか、
誰からともなく「ナオ抜き」と呼ばれるようになっていた。何故だろう、不思議だ。
ちなみに、これから使うトランプ、アスカが持ってきたんだけど、昔で言う「JOKER」
の替わりに、「ナオコ」という、ワケわかんないオバサン絵柄のカードが入っている。
そんな調子でナオ抜きを始め、何回か勝った負けたとやっていたんだけど、
飽きはじめたアスカが「次のゲームに、何か罰ゲームでも賭けない?」と提案。
ほほう、言ったな!それなら、と、「3位が4位にキスをする、ってどう?」と逆提案。
私がこんなダイタンな事を言ったのは、勿論、今までの自分の勝率を考えての事。
アスカは何やら考え込んでいた様だったけど、アスカなりの打算が働いたのか、
「いいわよ、受けて立つわよ!」と言い放った。不安げな表情を浮かべる碇君と
委員長だったが、どうやら彼らの意向は無視のようだ。恐るべしアスカ・・・。
ふふふ、どうせアスカの事。自分と碇君で3・4位を狙ってるんでしょw。
そこで、不正を防ぐ為、勝ち抜けた人から監視役に回るルールを再び提案。
アスカったら、顔を青くしちゃって・・・。うひゃひゃ、分かり易くてオモシロイ♪
そして運命の大一番が始まった。しかし何順かを順当に消化し、碇君が私から
カードを引く順番になった時、大事件が勃発した。少なくとも私的には。
対面の私からカードを引こうと、碇君が座席から少しお尻を浮かせて、前屈みになった時、
バスは急カーブに差し掛かった。よろけた碇君が手を付いたのは・・・・・・私のムネorz。
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
たぶん、私は必要以上に叫んでいたと思う。だって、そういう性格なんだもん。
それと同時に、反射的に碇君の左頬を叩いてしまった。
ついでに言うと、碇君の右頬は、逆上したアスカによって叩かれていた。
オッテュ
まあ、碇君だってワザとやったわけじゃないし、私だって、ちょっとハズカシイけど
別に怒ってる訳でも、悲しんでる訳でもないのに、何故か涙が出てきてしまった。
これが「オンナのコの本能」ってヤツなのかなあ?
ところが、この私の涙が、「第三の女」に火を点けてしまった。
「イ・カ・リ・くう〜ん!オンナのコ泣かせたのよ!責任取んなさいよ!」
い、いや、いいんちょ、責任って、そんな大袈裟な・・・・・・。
碇君も人がいいモンだから、委員長の言葉を真に受けている。
「え・・・・・・責任って、どうしろっていうの?」
「これだけの事したんだから・・・・・・綾波さんと、ケ、ケッコンしなさいよ!」
あの〜・・・それって、いつの時代の価値観?これには私も大笑いしそうなんだけど、
委員長が真顔で怒ってるだけに、笑う訳にもいかず、それをこらえていると、涙が出てくる。
「笑い泣き」ってヤツ?その涙を見て、委員長がまた怒り出すという悪循環。
「ヒカリぃ、いくらなんでもそれは・・・・・・。」
さすがのアスカも引いている。「アスカは黙ってて!」と一喝され、あえなく轟沈。
いつも温和な委員長が、暴走モードに突入してしまった。
「もう誰にも止める事はできない」なんても言ってられないので、
何故か、当の被害者である筈の私が、委員長をなだめる事で、何とか事態を収拾。
さすがに、もう「罰ゲーム」とか言ってらんないぐらいに、場が冷め切ってしまった。
その中でも、碇君は、殊更シュンとして、必死に私に謝ってくる。
なんか、碇君も可哀想に思えてきた。当の被害者である筈の私が、碇君を慰める。
あれ、私ってホントに被害者だったんだよね?それさえ疑問に思えてきたよ・・・・・・。
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``ソ::::|\ /|::::く´
´リィ_| ` ‐'´ リハヾ
〈:.:. ̄``'' "´ ̄ 〉、
/ }:.:. |ハ
_r'´ /:ノ:.:. トヘ \、_
// /:.≧=、_ー- -‐ '´ l \ヽ、
,.、‐'´ / /:.:.:  ̄ ‐ ̄ | ヽ 丶、
碇所長に叱ってもらわなきゃ。
乙
おつ
GJ
「試作計画の件?」
私は、いつの間にやら松代に帰っていたリリスさんから電話をもらって、そんな話に驚いていた。
試作?今度は何を試作しているというのかしら?なんでも、その使徒の遺伝子を採集するというのは
だいぶ苦労があったとのこと。
どういった苦労があったのかわからないのだけど、ようやく試作が終わって、
調整飛行をしている、ということなの。
どたばたという音がしている。勢いよくドアが開いて、りりすが大声で言ってくる。
「レイちゃんっ。大変だよっ。よくわからない飛行隊がとんできているよ」
よくわからない飛行隊?私はリビングに行って、カーテンを開けてみる。
窓の外に、光り輝くコウモリといえばいいのか、何とたとえればいいのかわからないのだけど、
そういうのが高速で近づいてくるのが見えた。
ここに向かっているようなので、一応カタパルトとブレーキシステムを用意する。
やがて、その光る高速飛行隊がベランダに設置されたカタパルトに乗る、、のではなく、
速度が速すぎてそこには乗れず、窓ガラスを突き破って、リビングの壁に大きな音を立てて衝突したわ。
まち
27 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/22(月) 20:42:31 ID:2b3Z+HNF
このレスを見た人はめっちゃA幸運です○
えっと、このレスを、違う掲示板に3つ貼り付けてください!
そうすると下記のよぅなことが起きますヨ♪
◆好きな人に告られる!!
◆告ったらOKもらえる!!
◆彼カノがいるコゎめっちゃLOVEAになれる!!
◆勉強、学年トップ!!
◆男女にモテる!!
◆5キロ痩せる!!
◆お小遣いが上がる!!
上記のことが起きます。
あたしの友達Mが、これをやったら、上記全て起きて、今は彼氏とめっちゃラブ×2です&♯9825;
先生からも好かれ、男子に8人から告られました。
女子も友達がたっくさんいます!!
この魔法のようなパヮーを信じて、貼り付けてください!!
疲れた・・・・・・。色々あり過ぎて、遊園地で遊ぶどころか、
遊園地に到着する前の段階で、私は既に、心も体も疲れ果てたよ。
そういう訳で、少し私を休ませてください、おやすみなさい。
なんて気持ちを固めた途端、理不尽なくらいに唐突に遊園地に到着。
ミサト先生から注意事項の説明が一通りされる。
「・・・で、入り口左の休憩所に、本部を設けて、誰かしら先生が待機しているので
何かあったらそこに連絡するように。以上。それでは、解散!」
説明を聞き終わると、各グループが、それぞれ園内に散って行ったんだけど、
私達のグループだけは、何故かミサト先生に呼び止められた。
「ちょっと、アンタ達だけには、私の携帯の番号教えとくから。」
「なによう、先生も私達と遊びたいの?」私がそう訊くと返ってきた答えは・・・。
「・・・アンタが何かトラブるとしたら、シャレんならない事、しでかしそうだから、
私に直通の番号を教えとくだけよ!」
えーっ、ちょっと待って、「アンタ達が」じゃなくて「アンタが」なの?うええ・・・。
で、私達とミサト先生が、揉めながら話していると、そこにやって来たのは、
私の天敵にして学年主任の赤木先生。それと、私がこの学校に転校してくるちょっと前に
赴任してきたという伊吹先生も一緒だ。
「ミサト、連絡事項も伝えたんでしょ?さあ、私達も園内を見て回るわよ。」
「あ、赤木先生?『ミサト』って・・・一応、公式行事なんだし・・・。」
「いいじゃない、遠足の日ぐらい。カタイ事言いっこ無しよ。マヤはどこへ行きたい?」
「わ、私は先輩と一緒なら、どこへでも・・・。」
そっか。先生達も仲良しグループで遊びに行くんだ。立ち去り際に赤木先生が、
「アンタも、少しぐらいハメを外しても、今日なら大目に見るわよ。」
と言ってくれたので、「いやあ、リッちゃん、話が分かるねえ。」と軽口を叩いたら、
頭をコツンと叩き返された。全然、大目に見てないじゃん!!!
「なんや、お前ら、まだこないな所におったんか。」
先生方から解放された私達に話しかけてきたのは、碇君のグループのジャージ男。
遠足にまでジャージで来ているのか、などと、変な所に感心しつつ、周りに目をやると、
私は大変な事に気付いてしまった。・・・制服着てんの、私だけじゃん・・・。
ちょっと!今日は私服でいいなんて話、聞いてないわよ!
誰も私に教えてくれなかった事を、みんなに対して抗議すると、アスカが即答で
「HRの時間は、常に『いない』か『寝てる』のアンタが悪い。」だって。
うう、仰る通りでございます、ハイ・・・。
んで、ジャージ君。キミ達こそ、遊びに行かないの?
「遊びに行くと言うたって、こないな所で、男3人で、どないしろと言うのや。」
なるほど。じゃ、今日一日、そこいら辺で見張り番でもやっててね♪
さて、それでは早速遊びに行こう♪と浮かれていたら、委員長がジャージ君達に、
「あの、それなら私達と一緒に行動しない?」などと話しかけている。
前々からアスカに、それらしき話は聞いていたけど、委員長、まさか、ジャージ君の事が・・・。
「あ・・・・・・。これは、『遠足を楽しめていない人がいるといけない』っていう
委員長としての責任感で声を掛けてるだけなんだから!それ以外のなんでもないのよ!」
・・・似ている・・・。アスカと委員長の、気になるコへの接し方。これは「類友」だわ。
委員長に誘われたジャージ君も、顔をしかめて見せてはいるものの、満更でもない様子。
そんなワケで、男女6人で行動する事が決定してしまった。
が、しかーし!この6人で行動するとなると、もしかして、私にはメガネ君が
あてがわれてしまうの?・・・メガネ君には悪いが、私はそれを断固として拒否する!
まさか、アスカと委員長、私を置いて、しけ込んじゃったりしないよね?
私達、友達だよね?信じてるよおぉぉぉぉぉ・・・・・・。
乙かれです
あーアスカと委員長って、「類友」だったのか、なんか納得した
オッテュ
嫌われ役って決まってるのね
形容しがたい大きな音を立てて、その飛行体はリビングの壁に衝突。
とりあえず、埃などを取り除くために天井の真空清掃システムを稼動。
10秒もせずに埃などがすべて吸われて、飛行体の姿があらわになる。
「いった〜い」
光る翼をしまいこみながらその子は話し始める。
「げほげほっ、レイさんこんばんは。私はアラエルXXです。ちょっとお散歩に来ました」
「私は綾波 レイ。もともとはリリス。ここまでお散歩に来たというの?」
私はちょっと困った顔をする。調整飛行というような話をされてはいたけど、
そんな話をしているうちに新しく加わる子が高速で突っ込んでくるとは思っていなかったわ。
アラエルと名乗るその子はリビングにおいてある冷蔵庫の上に座る。ちょっと行儀が悪い子ね。そして話し始めたの。
「私、先週呼び起こされて、今日まで色々調整されたりおなかの中のものを抜き取られたり
ということばっかりだったのよ。今日になって、試験飛行をしてこいといわれて、
今日はここに来たってわけよ。それと、私はあなたに殲滅されたわけだからね!」
「逆恨みされても・・・」
私はそう彼女に言う。
「私は、翼の力と、ターボジェットエンジンで飛行することができるの。
貴方よりは早く飛ぶことができるわ。
フィフスコピーの殲滅には、役に立てると思うけどって、げほっ。げほげほ・・・」
そういって、彼女は咳き込み始める。何度も咳き込んで、最後に・・・
「げおほっ!」
そして、彼女の口から赤いものが出される。え、血?赤い血。赤い色は私は嫌いだけど、
彼女、体の調子が悪いのかな?
「アラエルさん、大丈夫?」
私は、咳き込みながら吐血するアラエルさんをリビングベッドに寝かせる。
体の調子がまだ悪いというのに、試験飛行をしてくるなんて。
途中で吐血なんてしたらどうなっていたかしら?
もしかしたら、ターボジェットエンジンとかいうもので相当体に無理がかかっていたのかしら。
そのあたりは、私はよくわからないのだけど、でも、彼女をこのままにはしておけないよね。
「碇君、ちょっといい?」
そう言って、私は碇君を呼ぶ。
「何か暖かいもの、そばとかうどんとか、作ってもらえる?」
私はそういうと、碇君にそうつたえて、暖かいおそばなどをつくってくれるようお願いしたの。
あ、一応、メガネ君の名誉の為に書いておくと、「嫌われ役」
ではなくて、「残り物」だから。あんまり福がありそうには見えないけど。
・・・って、うわあ!全然フォローになってないじゃん!
咳き込むアラエルさんを介抱しながら、わたしは彼女の口の周りについている血をティッシュで拭いてあげる。
「まだ、体の調子が悪いのでしたら、ここでしばらく休んで」
私はアラエルさんにそう言ったの。これ以上血を吐かれてしまっても、手当てのしようがないもの。
アラエルさん、すこし落ち着いてきたみたいね。咳き込むのもやんできたみたい。
碇君がおそばをつくって、もってきてくれたの。碇君ちょっと困った顔。
「この子、どこから来たのかな?」
「彼女、今さっき窓の外から突っ込んできたわ」
「突っ込んできたって、そんな・・・」
やっぱり困惑している様子。でも、私はお箸でそばをつまんで、アラエルさんのお口に入れたあげる。
アラエルさん、一人で食べられると、どんぶりと箸をもって、自分で食べ始める。一応おなかも空いていたみたいね。
そばを食べ終わって、私はお箸とどんぶりを彼女から預かり、キッチンに持っていく。
その後、アラエルさんをベッドに寝かせる。一体、この後も何人増え続けていくののか、私にはわからない。
開発といっても、どこか不審な点がある。
まだ確認が取れてもいない、確証もないのだけど、彼女たちの体というのは、もしかすると・・・・・
38 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/25(木) 23:11:22 ID:MWb2cqmA
「レイちゃん、お風呂沸いたよ〜」
りりすがおふろを沸かしてくれたみたいね。私はとりあえず、
パジャマと着替えのパジャマなどを持ってお風呂に入る。
今日もミケが一緒。ミケもお風呂が好きになったみたいなの。
私は、桶にお湯を汲んで、ちょっと水で薄める。
あまり熱いと、ミケがやけどしてしまう可能性があるから。
ミケの肉球をぷにぷにしてあげる。
ミケを桶に入れてあげる。ミケは咽喉をごろごろ鳴らしながら
とっても気持ちよさそうなの。
私も、頭と体を洗って、湯船につかる。お風呂は気持ちいいな。
お風呂からあがって、私はパジャマに着替えこむ。
そして、ミケをつれて、書斎部屋に行く。
39 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/27(土) 14:49:51 ID:1ZqX9Nc7
てst
40 :
憂月鬱日 ◆.5wljPk1.c :2007/01/27(土) 21:54:02 ID:VtQNDN9B
ミケを書斎部屋に放してあげると、真っ先に私のベッドの上にのって丸くなる。
「にゃおん」
私のほうをみて、ミケが鳴くの。遊んでほしいのかな?
私はベッドに横になり、ミケの足の肉球をぷにぷに。ミケは身持ちよさそうに尻尾も振り出すの。
あくびもし出すということは、ミケはもう眠いのかな?
「み〜」
ミケは眠そうに目を開けたり閉じたり。とりあえず、私は書斎部屋の電気を消して、
リビングに戻ったの。
41 :
憂月鬱日 ◆.5wljPk1.c :2007/01/27(土) 22:05:25 ID:VtQNDN9B
「アラエルさん、もう寝ちゃったみたいだよ」
リリスが私にそういってくる。ターボジェットエンジンで体に相当負荷がかかって、それで吐血して、さらには疲れてしまって。そういうことからすれば、すぐに寝てしまっているのもわかる気がする。
「レイちゃん、私お風呂入ってくる」
りりすはそういって、着替えなどをもってお風呂に行ってしまったの。
私は、寝ているアラエルさんの髪をなでる。髪型も、髪の色も私と一緒。そして、リリスさんとりりすも髪型と髪の色が一緒。
今は戦闘状態ではないから、たぶん普通にみればどっちが私なのかわからなくなるはず。
性格というのか、人柄というのか、外見で区別ができにくくなってきているから、それで判断するしかないのかしら?
用途というのは、使徒の殲滅。とはいえ、最近はフィフスコピーが出現していないから、大義が崩れてきている。
42 :
憂月鬱日 ◆.5wljPk1.c :2007/01/27(土) 23:00:03 ID:VtQNDN9B
私は、まだXXプラントのこと、まだわからないところがたくさんあるし、アラエルさんのことも、まだよくわからない。
確かに、使徒アラエルは、私が自分の体?からロンギヌスの槍を引き抜いて、陸上競技みたいな格好で宇宙に向けて槍投げをしてそれで命中、殲滅ということになったのだけど、
私自身陸上競技なんてやったことはないし、鞭打たれて陸上競技をやり続けるくらいなら、とおもっていままでもそういうのはパスしてきたわけだから。
私が陸上競技なんて、自分でも想像できない。むしろ私は走れない。
フィフスコピー、彼らも、どこからやってきているのかしら?あだむより作られし生命体、というのは私が知る限りの情報。
人は(リリンというのは)リリス(私)から作られし生命体、ということは重々承知のことよ。
あだむと私は、敵対関係。私は、この街とジオフロント、そして人類を守る使命があるの。たとえ私の体にどんなことがあっても。
でも、リリンというか、碇君はそれを望まないでしょうね。私自身、余地無で見たような補完計画の行く末なんて望んでいない。私は、私の黒い月中にみんなの意志を連れて、皆が望む世界を、一緒に作り上げたい。
まち
44 :
憂月鬱日 ◆.5wljPk1.c :2007/01/30(火) 14:08:42 ID:nWfbvaYm
「レイちゃん、お風呂気持ちよかったよ」
りりすが、そういってバスタオルで髪を拭きながら私に言ってくる。碇君にお風呂に入ってもらうように伝えたの。
私は、りりすに聞いてみたわ。
「りりす、貴方の体のことだけど、もしかして、本部の培養層にあった私のコピー体、ということはないでしょうね?」
りりすは、そんなこと知らないといいたげに、首を横に振る。
「知らない」
彼女にしては珍しく、冷たく言い放つ。以前の私と同じ。
45 :
憂月鬱日 ◆.5wljPk1.c :2007/01/30(火) 14:09:47 ID:nWfbvaYm
「レイちゃん、知らないものは知らないわ。私は、リリスちゃんを作る過程で偶然できたものに過ぎないのだから」
呼称以外は、以前の私のように冷たく言い放つ。以前の私は、皆にこんな風に言い放ってきたというわけね。
「造る。レイちゃんと一緒、私たちは使徒を殲滅させるために、必要だから作り出されたの。それ以外の何者でもないわ。
そういうことを聞いてくるのなら、貴方の存在意義は何?」
りりすが私に聞いてくる。彼女がこういうことを私に着てくるとは思っていなかった。
「りりす、変なこと、聞いてごめんなさい、今の葉聞かなかったことにしてっくれる?」
私は、リリスにそう言ったわ。
「レイちゃんの存在意義を教えて」
りりすが聞いてくるので、私は渋々答えたの。
「私の存在意義は、この街を守ること、そして、私から生まれたという人類を守ること。それが私の存在意義よ」
りりすは、くびを横に振る。
「レイちゃん、それじゃ答えになってないわよ。貴方の仕事は、結局のところは私たちと同じ、使徒を倒すことでしょ。
今の貴方は、本体とは別のものだから」
46 :
憂月鬱日 ◆.5wljPk1.c :2007/01/30(火) 14:11:10 ID:nWfbvaYm
確かに、今の私はリリスそのものではない。本体と一緒になれば、また違ってくるでしょうけど、私自身、本体と一緒になったら、その後のことはどうなるか、想像ができない。
今までどおり、ジオフロントでずっと眠り続けることができるのか、それとも、補完計画のために利用されてしまって、ということになるのかしら?
今の状況では、後々のことがまったく私にはわからない。
「xxプラントのメンバーも、今後増えるでしょうから、そのメンバーが今後どういう風に展開していくのか、それは私にも、リリスちゃんにもわからない。
でも、レイちゃんも本体と合体せざるを得ない日は来ると思うわね」
彼女は、そのように冷たく言い放つと、{おやすみなさい}といって、会議室に行ってしまったわ。
彼女、何か隠してるような気がする。
47 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/30(火) 14:16:13 ID:y7faY80q
レイ「あなたは死なないわ。私が殺すもの。」
シンジ「何を言ってんだよ、綾波!」
レイ「アイーン」
ゲンドウ「これ俺が教えたギャグー!笑」
ユイ「六分儀さん…」
ゲンドウ「ユイ!やらせて!一回だけだからさー!レイでもいーや!ねー!やらせて!」
マヤ「ふけつ…」
委員長とジャージ君、こちらについては問題ないと思う。
広いようで狭い遊園地内。どこでばったりクラスメイトに遭遇するかわからない
状況下で、二人きりで歩けるだけの親密度が、まだあの二人には「ない」と踏んでいる。
一方のアスカと碇君。まあ、碇君は間違いなく引っ張り回されるタイプなので、
要はアスカの出方次第か・・・。アスカが碇君を引っ張り回す様は、絵になりそうだなあ。
アスカは基本的に気分屋だ。普段は私達に対しても、割りと勝気な態度をとる。
でも本人の機嫌がいい時は、妙に優しく接してくる。そのギャップが不気味に感じる事も
あるけれど、実はアスカの本性はこっちなんじゃないか、と私は見ている。
まあ、素直じゃないのは周知の事実だし、普段の態度には、照れ隠しも含まれていると思っている。
で、だ。今の自説を踏まえて考えると、現在のアスカの機嫌が良ければ、
いきなり碇君との「デレモード」に突入してしまう可能性がある。
ねえアスカ、遠足とはいえ、立派な学校行事なんだから、あまり勝手な事は・・・・・・。
なんて思案を巡らせているうちに、既にアスカは碇君を引っ張って
すたすたと先に歩いて行ってしまった。だからぁ、アスカぁ・・・・・・。
残った四人で、先に行ってしまった二人を必死に追いかける。
・・・って、あの二人、私達を撒こうとしているんじゃないでしょうね?
園内に行き交う人込みに紛れた二人を見失ってしまったよ。
こうなってしまうと、気分屋のアスカの事、行き先を特定するのは、難しいかも・・・・・・。
まったく、ちゃんとグループ行動してくれないと、私達まで怒られるんだからね!
ところが、意外と簡単に、アスカと碇君は発見された。
突如、辺りに響いた叫び声。声のした方を振り返ると、ソフトクリームの売店の前で、
アスカが碇君の頭を、ぽかぽかと叩いている。一体、何があったんだろう?
・・・なんて、実は、考えるまでも無く、想像できるんだけど。
これはきっと、無意識に、「素」で碇君に接してしまったアスカの照れ隠し。
よくあるのよね、ふと我に返って、キツく当たり出すの。いわゆる「デレツン」ね。
と、まあ、こんな風になりながらも、6人で仲良く(?)遊ぶ。
乗り物に乗ったり、お昼を食べたり、ショップを覗いたり・・・・・・。
アスカと委員長は、それぞれ碇君やジャージ君の話に触れてこない。
6人で話している最中に、言葉を交わすことはあっても、二人きりで話さない。
なんか意識しすぎなんじゃないの?と思うぐらい、不自然だ。
でもこれって、カレシ持ちでない私に気を遣ってくれてるのかなあ?
そう考えると、申し訳ないような気もするし、肩身が狭いよ・・・。
アスカ言うところの、「残酷は優しさの中に」ってヤツだよね・・・。
そこで、友達想いのレイちゃんとしては、二人に少しばかりのサービスをしようと思い立った。
アスカと委員長が、碇君やジャージ君と、ちょっぴり親密な時間を過ごせるような作戦。
ただ、この作戦には、「私」という尊い犠牲を伴うんだけど・・・・・・。
「遊園地」のメインイベントと言えば、やっぱり「じぇっとこーすたー」だよね?
そいつに乗るために、並んで順番待ちしている最中、アスカと委員長に囁きかけた。
「ジェットコースターの席って、二人掛けだけど、ちょっと、オトコのコと一緒に
座ってみない?私は、メガネ君と座ろうかなー、なんて思ってるんだけど。」
さすがに、こう切り出すのは、ちょっとハズカシイかな、なんて思ってたんだけど、
全く以って本意でない事なので、むしろ機械的に、さらっと言う事が出来た。
ただ、私の意図など知る由もないアスカと委員長は、バカみたいに口をあんぐりと開いて
私の事を見ている。うう、恥かしさよりも、この視線の方が屈辱的かも・・・・・・。
話に食いついてきたのは、まあ、予想通り、アスカの方だった。
「何?仕方ないわねえ。それじゃ、ヒカリは、ジャージ男と座んなさいよ。
アタシは、その、なんだ、余っているバカシンジで我慢するから。」
仕方ないわねえ?余ってる碇君で我慢?その言い分には、ちょっとばかり腹が立つ。
ホントに我慢してるのは、私の方なんだから!!!
オッテュ
乙
この板の職人さんが素晴らしい作品の続きを投下する前に駄作を勝手に投下します
貰い物の月チョコ日
今日は私が日直なのでいつもより早く教室に到着
するとそこには既に一人の女子生徒の姿が。洞木さんだ
手には何か綺麗にラッピングの施された小さな箱型の物を確認
私は声をかけずに、暫く彼女の行動を教室の外から観察することにした。
彼女はジャージの机の前に立ってみたり、机の中を何度も覗き込んだり、
かなり怪しい行動を繰り返しては、仕切りに時計に目を見遣る
見ているだけでは何も解決しないと思い、私はさりげなく
「…何を…しているの?」
と声をかける。洞木さんはジャージ近辺の机と椅子をバタバタと薙ぎ倒しながら、
私に驚きと焦りの入り交じった表情を見せた後、平静を装いながらも上擦った声で
「お、おはよう、綾波さん。今日は随分…早いのね」
と答えた。問い掛けには全く関係のない挨拶を返してくるあたり、予想以上に動揺していることがわかる。
「手に持っている…それは何?」 「え?これは…その……、ほら今日は2月14日だから…。」
本当は知っているのだが、敢えてよく分からないという視線を彼女に送ってみる。すると
「日本では2月14日はバレンタインデーといって、尊敬する人や普段お世話になって
いる人に感謝の気持ちを込めてチョコを渡す風習があるの。」
と、とても丁寧に説明をしてくれた。さらには
「だから私も…、今日ある人にチョコを渡そうと思っていて……それで…ね」
『そこまでは聞いていないし、聞いてはいけないのでは?』と思うことまで話してくれる。
本当に彼女の天然さと人の良さはギネス級
「そう。鈴原君に渡すのね」先程から観察していた結果を元にそう呟くと、
洞木さんは顔を真っ赤に紅潮させたまま俯き、そのまま固まってしまった。
その間私は彼女の薙ぎ倒した机と椅子を綺麗に元通りにする。ふぅ…、日直の仕事も大変
「あの…綾波さん、これ…。」そう小声で言いながら、洞木さんは鞄からもうひとつ別の
ラッピングの施された箱を取り出し、私に手渡しながら、
「良かったら誰かに渡して。きっと喜ばれるはずだから」
私は明らかに眼鏡と碇君に渡す筈であったであろう義理チョコ(鞄にもう一つ同じ物があったことから)を
何も言わずに口止め料として有り難く受け取ることにする。このことにより碇君と眼鏡には洞木さんからもらえる
チョコは無くなってしまうわけだが特に問題はないので黙認する。
教室では男子生徒共が朝、下駄箱にあったなかったの話しで盛り上がっていた。
授業中や休み時間。いつも感じる碇君の視線が今日は4割増しになって注がれる。何故か他の男子からの視線も今日はやけに多い
特に私が机の中や鞄の中から物を取り出す時は『手に突き刺さるのでは?』という錯覚に陥る程視線は強くなった
またもう一人似た境地に立たされている不憫なのがいる。それがセカンド
私に向いていない視線はほぼセカンドに向けられているといっても過言ではないはず……。
なぜか人気を二分することになってしまったのだが、理由は私には分からない。
でも碇君の熱い視線は私に注がれていることから私>>セカンドであることに多少優越感を覚える。
そして昼休みになり、碇君と眼鏡とジャージがいつものように3人でお弁当を食べているのを確認、
教室にセカンドとセカンドを宥められる洞木さんがいることも充分に確認し、私は今日の作戦の行動へと移る。
恥ずかしさを滲ませるように歩く演技をしつつ、ターゲットに接近
「碇君……」
「ん…?どうしたの綾波?」私は朝に口止め料として手に入れたチョコを堂々と眼鏡とジャージの目の前で、
教室の注目を集めつつ、碇君に手渡そうとする。
「あの…洞木さんに…今日はお世話になっている人に…チョコを送る日だって……教えてもらったから…」
わざと途切れ途切れに口ごもりながら言い、すかさず「受け取って…くれる?」
と、頬を微かに紅潮させ紅の瞳を潤ませながら言うと「も、もちろんだよ、あっありが…う。」
驚きと焦り、嬉しさ、恥ずかしさを同時に表わしたような碇君の表情は少し可愛かった。
当然これを黙って見過ごしてくれるはずのないセカンド。普段通りならここで『お約束のこと』が起こる筈なのだが、今日は違う。私に抜かりはないもの
一連の行動に激怒したセカンドは今にも飛び掛かってきそうなのだが、そこは『恋に恋する乙女』、セカンドストッパーの洞木さん
私の行動を碇君に対する愛の告白と勝手に勘違いし、
「ダメよ、アスカ!邪魔しちゃダメ!」
と、いつもの数倍以上狂暴なセカンドを完璧に抑え込んでいる。彼女はきっとサーカスの猛獣使いになれる。
予想通りの展開に一人で達成感と満足感に浸る私
午後の授業中碇君はジャージと眼鏡にからかわれ、何故か眼鏡には執拗にいじめられていた。
セカンドは飢えた野獣のように殺気立ったまま私を睨み続ける。
碇君は涙目で私に助けを求めてるいるようだが、敢えて私は関係ないという態度をとり続けた。
今日は随分長い日記になってしまった気がする…
追伸
洞木さんは無事にジャージにチョコを手渡したそうだ
「綾波さんに刺激されて、私も手渡すことにしたの」ということらしい。私の演技もなかなか…。
でもチョコはお世話になっている人に贈るはずなのだが…。だっていつも迷惑を起こすのはジャージのはずだから
それと碇君は家に帰ってから大丈夫だったのかな?
オッテュ
上町
碇君がお風呂からあがってきたみたい。りりすと話をしているうちに、お風呂に入ってきてくれたみたいね。
「綾波、どうしたの?」
碇君が不思議な顔をして聞いてくる。私とりりすの話は聞いてはいなかったとは思うのだけど。
「何でも、ないの」
私はそういうと、リビングの電気を消して、碇君を書斎部屋に招き入れる。
「今日は、一緒に寝るのはだめかな?」
私は碇君に問いかける。碇君、ため息をついて、あきれたような顔をする。
「綾波も本当はこんなに甘えん坊だったんだね」
甘えん坊?私が?彼にはそう見えるのね。でも私は甘えん坊じゃないとおもうの。
だた、彼と一緒にいたいだけなの。
ベッドで丸くなって寝ているミケを起こす。ミケをベッドの上に移して、私と碇君はベッドにごろん。
ミケもまた丸くなって、目を閉じたのだけど、シーツの上にとんと降りてくる。そして、碇君の指のそばに行って、彼の指を小さな舌でなめ始める。
「ミケ、くすぐったいよ」
碇君、ちょっと困ったような顔でミケに言うの。そういうミケのしぐさもちょっぴりかわいい。
碇君の所にもぞもぞと入り込もうとするミケを私が指でとんとんたたく。
「ミ?」
そう鳴いて、私のほうをみるの。思い出したように、ミケは常夜灯のある段にさっと移動して丸くなる。
「ミケは僕と寝たかったみたいだけど・・・」
今日は私と寝ましょ。私は部屋の電気と常夜灯を消す。
「おやすみなさい」
私はそういって、目を閉じたの。
「レイちゃん、おはようございます」
今日も私はりりすに起こされる。夕べのつんけんした彼女はどこに行ったのかしら?
私はまたベッドから起き上がると、スリッパを履いてキッチンに行く。
「おはよう綾波。朝ごはんできたよ」
碇君が朝ごはんを作ってくれていたの。私は彼が作ってくれた目玉焼きを口に運ぶ。
やっぱり鳥さんはでてこない。
パンをほおばり、スープを飲み干して、流しに食器を片付ける。
私は着替えをとりに、いちど書斎部屋に戻ったわ。
今日も学校はお休み。今日は何をしようかな?
私、紅茶を入れる。私はコーヒーはだめだから。着替えを終えて、紅茶を飲みだす。
順番待ちは順調に消化し、いよいよ私達の搭乗する番が回ってきた。
ジェットコースターの座席の最前列から、それぞれ、私とメガネ君、
アスカと碇君、委員長とジャージ君の順に席を埋める。
私の隣に座っているのがメガネ君であることは、まあ、不本意ではあるけど、
そんな事を超越して、ジェットコースターは私の心を潤してくれるハズだ。
私は、コレに乗るのがホントに大好きなんだよねえ。
「私は、コレに乗るために生まれてきたのかもしれない・・・。」なんちって♪
ところが、いくら待っても、一向にジェットコースターが発進する気配が無い。
不安になって係員に訊いてみると、何でも、「安全確保のための電気系統の点検」
を行うべき運行回数に、丁度、当たってしまったらしい。
メガネ君が話しかけてくる。空白になった時間を埋めるつもりなんだろうけど、
彼の話、戦争や兵器の話題ばっかりで、ワケわかんないんだよね。
「メガネ君、君が何を言ってるのか、わからないよ・・・。」なんちって♪
それでもメガネ君は、得意気に話しているんだけど、私には、そっち系の属性は皆無なので、
「へえ」とか「で?」とかしか言葉の返し様が無い。
メガネ君、きっと自分では、「俺の話っておもしれえ!」とか思ってんだろうな・・・・・・。
・・・・・・・・・はっ、あまりの退屈さに、思わず、うとうとしてしまった。
しっかしまあ、いつになったら動くんだろ、このジェットコースター。
ふと横を見ると、メガネ君が青い顔をしている。ははーん、実は怖いんでしょ?
早く動くといいねー、なんて話しかけたら、吐き捨てるように、こう言われた。
「・・・・・・今、戻ってきたとこだよ!」えっ、嘘でしょ?
確認の為に、私の真後ろに座っているアスカに尋ねる。お願い、嘘だと言ってぇ・・・。
「アンタねえ、普通、コレが動いたら、眠ってても目が覚めるわよ!常識的に。」
ふふん、このレイちゃんを常識的な秤にかける方が間違ってるのだ!えっへん。
「・・・・・・ホントにバカね・・・・・・。」
鬱だ。遊園地最大の楽しみを、文字通り寝過ごしてしまうなんて・・・・・・。
もう一人、メガネ君も鬱になっているが、これは多分、彼の力説中に
私が居眠りしていたからだろう。
「なんや、お前ら似たモン同士やな。」
委員長との時間を作れて、上機嫌のジャージ君が話しかけてくる。ウザイからあっち行ってて!
「ねえ、次はアレ行こ、アレ♪」
これまた上機嫌なアスカの指差す先には、こちらも遊園地の定番「おばけ屋敷」。
だけど・・・。私、それパスするわ。ちょっと・・・おばけ関係は苦手なんだよね。
私の抵抗も空しく、民主主義に則り、多数決で私もおばけ屋敷へと連行された。
順番待ちの列の最後尾には・・・あれ、ミサト先生達じゃない。
先生達もおばけ屋敷なんかに興味あるの?
「んー、マヤちゃんが『どうしても嫌』って言うんで、どうしても連れて来たくなって・・・。」
・・・ミサト先生、そんな意地悪ばっか言ってるから、カレシも結婚に踏み切ってくれないんだよ!
それと・・・・・・伊吹先生、お互い頑張ろうね・・・・・・。
並んでいる間も、建物内から悲鳴が聞こえてくる度、鬱度が増していく。
おばけ屋敷って、「おばけ」そのものも嫌だけど、あの「いかにも」って脅かし方が嫌なんだよね。
根が素直な私は、脅かされても、素直に驚いちゃうのだ。
私達の順番が来て、建物に入って行くのと入れ替わりに、私達より先に中に入っていた
ミサト先生達が、どうやら一周し終えたらしく、出入り口ですれ違った。
伊吹先生、泣いちゃってるよ。そんな怖いのかなあ。私、どうなっちゃうんだろう・・・。
とりあえず、アスカでも盾にして進み、何事も無く戻ってこれる事を祈るしかない。
ところが、アスカもやっぱりオンナのコ、おばけが出てくる度に、
怖がるフリ(多分)をして、碇君にしがみついている。
だが、今の私にとっては、アスカが碇君といちゃついている事よりも、
その都度、私の「盾」が、視界から消える事の方が、死活問題なのだ・・・。
おばけ屋敷を歩いていると、結構、人の性格が出るもんだな、と思った。
私のように、一歩一歩、慎重に先に進む人。
アスカのように、邪念に囚われている(多分)人。
委員長のように、不安げながらも冷静に努める人。
ジャージ君のように、何も考えず(多分)ずけずけと進んでいく人。
メガネ君のように、実況解説していないと気が済まない人。
そんな中、普段通りの自信無さげな表情を浮かべ、アスカにしがみつかれても、それに逆らう事無く、
おばけにまで愛想笑いを浮かべている碇君は、ある意味、大物だと思う・・・。
だが、そんな碇君のお陰で、私の「盾」は、デレデレに溶けている。
こうなったら自分の身は自分で守るしかないのかな。ええい、もう、ヤケだ!
自分なりに集中力を高め、神経を研ぎ澄ます。怖くないぞ、怖くないぞ・・・・・・。
ん?私の背後で物音が。ははーん、さては、おばけが私を脅かそうとしているな。
「先手必勝」という言葉が私の脳内を駆け巡り、脅かされるより先に、音のした方を振り向いた。
そこには、とってもグロい造りの、おばけの顔が。
・・・あ、あは、こんにちは。・・・うええ、やっぱり怖いモノは怖いよう・・・。
あ、あれ、体に力が入らないぞ?意識もだんだん薄れてきた・・・。
おばけ屋敷で失神なんてカッコ悪いなあ、これもアスカが盾になってくれないから・・・。
次に私が意識を取り戻したのは、帰りのバスの中だった。
私が目を開くと、心配そうに私を覗き込む、碇君の顔が映った。
「あ・・・綾波・・・。『私には盾が無い』なんて、悲しい事言うなよ・・・。」
私、そんな事言ったのかな?だって、ホントに無いんだもん、盾。
でも、みんなに心配かけちゃったかな。どの面下げて、起き上がればいいの?
「笑えば、いいと思うよ。」
笑って誤魔化せって?・・・まあ、それが私のキャラではあるけど・・・。
しかし、なんだか今日は寝てばっかり。こんな事なら家で寝てればよかった・・・。
作家さん乙
オッテュ
上町
前回までの日記
正月早々、暴走半島まで日の出を見に行った、レイと奇怪な仲間たち。
その帰りがてら、小さな漁港に立ち寄り、魚介類の確保(要するに釣り)に努める。
しかし、欲張ってイセエビを捕獲しようとした碇司令は、密漁の疑いで
警察に連行されてしまったのでした。
救 月 済 日
食べ物というのは、人を盲目にさせるモノなのかしら?
昨日、私とセカンドで釣ったアジや、リョウちゃんが素潜りで獲ったサザエなど、
料理してネルフの皆で頂いたのだが、その場に碇司令がいないことに
疑問を唱えた者は、誰もいなかった。
そして一夜明けた今日になっても、皆は昨日の残りを口に、幸せそうな表情を浮かべている。
少しぐらいは、司令官が不在であることに不安を感じないのかしら、などと思案するも、
よく考えたら、使徒との戦闘を繰り広げていた時でさえ、戦闘指揮は主に
葛城三佐が執っていたのだし、たまに司令が直接下す命令は、大概、無茶なモノばかり。
特に、碇君に対する嫌がらせみたいなモノが多かったわね。
ひょっとして、碇司令は用済み?可哀想な碇司令。
主人が不在の司令室を訪ねると、そこでは、副司令が何やら、書類の作成をしている。
ちょっと覗いてみると、その書類には、「使徒出現による生態系への影響」という
タイトルが付されている。
突如、電話が鳴った。副司令が待ち構えていたように、受話器を手にする。
「・・・・・・はい・・・はい・・・。では、そういう方向で、宜しく。」
副司令は受話器を置くと、疲れ切った顔でため息を一つ。
「まったく、碇の奴、また恥をかかせおって・・・・・・。」
聞けば、どうやら警察からの、碇司令の身元確認のための電話だったらしい。
そして副司令が現在作成中の書類も、碇司令の密漁を正当化するために、
関係各所へと提出する、報告書なんだそうだ。
どんな事が書いてあるのか興味あるので、ちょっと見せてもらう事にする。
趣旨
使徒の出現した事が、自然界の生態系及び、生命個体に対し悪影響を及ぼしている
危険性があることが確認された為、その場合の対処方法を講じる必要がある事から、調査を行う。
概要
通常、人間の目の届かない場所に生息する、水棲生物の採取及び調査。
初月漁日、午前10時より、房総半島某所にて実施する。
結果
今回、採取する事のできた生物の内、タコ、エビ、カニについて、不審と思われる
異変を確認。それぞれの生体に、数字の1・5・9に酷似した模様が浮かび上がっている。
それぞれの種について、各3個体のサンプルが得られた事から、突然変異ではないものと思われる。
但し、これが使徒の出現と因果関係のあるものかどうかは、現在調査中。
・・・・・・公式に提出する報告書が、こんないい加減でいいのかしら?
「なに、構わんさ。どうせ碇の名前で提出するんだからな。」
普段は真面目な副司令なのに。人は、自分の責任で無いとなると、こうも大胆になるものなのね。
よし、面白そうだから、私も書き足してみよう。
予告
更なる調査を行うため、近日中に鹿島沖にて、アンコウについても採取、調査を行う予定。
調査結果によっては、ウミガメ、ジュゴンにまで対象範囲を広げる可能性もある。
次回「高級品でも単発絵柄」、この次はアンコウ鍋を、サービス、サービス♪
・・・ちょっと、わざとらしく書きすぎたかしら?これを見た副司令の感想は、
「・・・碇にサービスされても、誰も喜ばんぞ。」だそうだ。
オッテュ
乙
ガギエル鍋はどうだろう。
GJ!
雑記
今日はバレンタインデーといって、チョコレートをプレゼントする習慣が
あるそうなのだが、そんな事とは関係なく、私は自分自身がチョコを食べたいので、
スーパーに買いに行くことに。
しかし、バレンタインデー効果なのか、そのスーパーでは
私のお気に入りの「明治ハイミルクチョコレート」の在庫が切れていた。
肉も、魚も、野菜も、穀類も、あまり好きではない私にとって
これは死活問題に関わる。バレンタインデーが憎い。
「チョコはハイミルク」が私のポリシーなので、代替品を購入する事はせず、
ミルクキャラメルと、ざらめせんべいを買って店を出る。
帰り道の途中、駄菓子屋に寄って、5円チョコを100個、大人買い。
習慣に従い、ネルフ本部の皆にプレゼントする事にする。
内訳
碇司令:冬月副司令:碇君:リョウちゃん:青葉二尉:日向二尉:ペンペン
30 : 20 : 15 : 15 : 10 : 1 : 9
「本部のみんな」でもないペンペンに負ける日向・・・
乙
オッテュ
雑記
10数年前に、犬の感情を、人間に分かるように翻訳する
「ばうりんがる」という機械が流行ったのだが、現在、ネルフ内では
赤木博士がその機械にチューンアップを図ったモノがテストされている。
どのようにチューニングされたのかというと、ズバリ「ペンギン語の翻訳」。
要するに、ペンペンを対象とした翻訳機に仕上がっているのだ。
という訳で、暇潰しに、その機械を持ってペンペンのところへ遊びに行く。
ペンペンは、昨日私があげた5円チョコを並べて、何やら喚いていた。
「クエ・クエ・クエ・クエ・クエ・クエ・クエ・クエ・クエー」
(1・2・3・4・5・6・7・8・9)
どうしたの、ペンペン?
「クエ、クエ、クエー!」
(ボクはペンギンだから、碇司令達より数が少ないのは仕方ないとしても、
この9個という半端な数字は何なのさ!)
あ、1個は日向二尉にあげたから・・・・・・。
「クエ、クエ、クェクェクェー・・・?」
(えっ、ボクの分が1個、あのメガネ野郎のために減ったの?)
違うのよ、ペンペン。ペンギンにあまりチョコを食べさせると、健康に悪いらしいの。
葛城三佐からもそう言われていたから、数を減らしたのよ。
「クエ、クェクェ、クエクエ、クェー。」
(そっか。アヤナミさんは、ボクの体を考えて、ボクに9個くれたんだね。
じゃあ、もしボクが、10個食べても大丈夫な体だったら、メガネの分は・・・。)
さあ?多分、無かったんじゃないかしら。
「・・・・・・・・・クェ。」
ペンペンのあの勝ち誇った態度を、私は死ぬまで忘れる事ができないだろう。
オッテュ
日向くんにやるくらいなら包み紙だけでも渚くんにやれば?
乙
GJ
gj
ちょwwペンギンに負けるメガネがあまりにも哀れ杉www
ってか、
> 肉も、魚も、野菜も、穀類も、あまり好きではない
こっちの方がちょwww
襲 月 来 日
今日は朝から、赤木博士が、ジオフロント各所に設置されている
監視・防犯カメラの定期メンテナンスを行っていた。
このメンテは、各カメラを直接検査する訳でなく、各カメラを一時機能停止させ、
そこにマギを走るプログラムから、ある種の信号を送る事によって、
各カメラの状態を診断する、という方法で行われる。
作業は順調に進んでいたが、昼過ぎに、このメンテとは別のところから事件が発生した。
いつものように、マギのモニターを監視していた青葉二尉が、突然、声を荒げた。
「第3新東京市・108番ゲートより、侵入者あり!パターン・オレンジ!
マギは現時点での判断を保留しています!」
「ありえないわ!108番ゲートは、現在使用禁止で封鎖されているハズよ!
マヤ、映像をスクリーンに回して!」
「ダメです、カメラがメンテ中のため、機能を停止しています!」
久々に、発令所に緊張が走る。侵入者に対して、どう対処するかを協議する為、
非常召集が発せられた。が、集まってきた人々の顔には、
「どうせまた、くだらない事だろ」という色が、ありありと浮かび上がっている。
伊吹二尉から、赤木博士の見解が伝えられる。
「まず、封鎖中のゲートを侵入経路に選んでいる事から、目標は、人目を避けている
ものと思われます。何か、ジオフロントで隠密行動を働く可能性も・・・。」
葛城三佐の目が、一瞬にして本気モードにチェンジ。
「それって、使徒ではない新たな敵かも、って事?・・・まさか、戦自・・・?」
疑心を抱く葛城三佐とは、打って変って、冬月副司令は、暢気なもの。
「108番ゲートから侵入しただけに、単なる煩悩の塊であるといいんだがな・・・。」
結局、積極的な結論は出せず、侵入者の出方次第によっては、
最悪、交戦も辞さないという、受けの姿勢に回るという事に落ち着いた。
当然、エヴァなど無い現在では、白兵戦となるのだろうが、サードインパクト時に
それを経験しているオペレーターズには、自信とやる気が満ち溢れている。
特に、日向二尉の瞳には、常軌を逸した輝きが湛えられている。
そんな時、発令所内に、マギからの警報が響いた。
慌てて青葉二尉が、モニターへと向かう。
「目標、微速ながら、ジオフロント内を本部方面へと移動しています。
あっ、目標についてのマギからの解答が出ました!・・・これは・・・?
パ、パターン・黒?・・・・・・い、碇司令です!!!」
騒然とする発令所内。確か、碇司令は、警察に留置されていた筈だったが、
この間、冬月副司令が作成、提出した報告書の効果で、無罪放免となったのかしら?
でも、そんな事より私が驚いたのは、マギに碇司令の固有パターンが登録されていた事。
マギ開発者の怨念か、調整者の悪戯か、果てさて。
ともあれ、侵入者の正体が、その侵入した施設の最高責任者であった、という、
非常に理解し難い状況である事が判明したため、その侵入された施設の職員としては、
侵入者であるところの最高責任者に説明を求めるため、平たく言えば、玄関までお出迎え。
遠くの方から、本部入口に向かってフラフラと歩いてくる碇司令の姿は、
さながら、北斗の拳の冒頭のケンシロウのよう。私の体内の北斗の血が騒ぐ。
ようやく入口付近まで辿り着いた碇司令に、最初に語りかけたのは冬月副司令だった。
「どうだった、久しぶりの拘置所は?・・・17年ぶりだな・・・。」
「・・・ああ・・・間違いない、冤罪だ。」
「いや、密漁は立派な犯罪だぞ!・・・しっかりしてくれ、碇・・・。」
お年を召しても気苦労の絶えない副司令には、少し、同情する・・・。
続けて、厳しい口調で詰め寄ったのは、赤木博士。
「碇司令、108番ゲートは、貴方の指示で封鎖したのですよ?司令自ら、規律を
乱すようなことをされては困ります!」
「そうだったか?何故かゲート周辺に、厳重にバリケードが施してあったのは、
その為か・・・。まあ、問題ない。」
私は、碇司令の誤魔化すような回答に、赤木博士の厳しい追及を期待していたのだが、
「まあ、司令の身に何事も無かった事だし、今後は慎んでいただきたいものですわ。」
と、あっさりと終息。博士は、発令所から、ここまで歩いてくる間は、随分と
怒っている様子だったのに、ひょっとして、博士も「ツンデレ」ってヤツなのかしら?
ところで、第3新東京市には、ネルフ本部直通の専用通路があった筈だが、
何故、碇司令はその通路を使用しなかったのか、それについて葛城三佐が質問すると、
「私が、ヘリ以外で外とジオフロントを移動する機会など、冬月先生を、初めて
ここに招待した時以来だぞ、そんな通路など、どこにあるか忘れてしまったよ。
108番ゲートだって、たまたま見つけたから使ったまでだ。」との事。
「逆に、私から諸君に訊きたいのだが、私の分は残っているんだろうな?」
突然の碇司令からの逆質問に、戸惑う面々。一体、何のことだろうか?
「・・・・・・さしみ・・・・・・。」
ああ、この間、捕獲してきた、魚介類のコトか。しかし、「私の分」も何も、
配膳の時点で碇司令の分など、確保されていなかったような気がするが・・・。
この場に集っていた人々が、それぞれ「カメラのメンテ」「ギターの練習」
「スイカの水やり」「煙突掃除」など、適当な理由をつけて退散していく。
碇司令、つまりはそういう事のようです・・・。
だが、魚介類「も」得意でない私は、食べ切れなかった分を、残してあるので、
それを碇司令に分けてあげる事にしようと思う。
よく分からないので、机の引出しに保存しておいたのだが、大丈夫よね、きっと・・・。
おつ〜♪
108だけに煩悩の塊って、冬月もとうとうボケたかと思ったけど、
実は正解だったんだね。
あと、
> 特に、日向二尉の瞳には、常軌を逸した輝きが湛えられている。
やっぱり、自爆か? 自爆なのか!?
ワロタww
カッコ先生乙だお
乙
ゲンドウ超カンガレ!レイのまごころだw ド根性で食え〜!
オッテュ
稲荷町
重 月 症 日
碇司令が体調不良の為、付属病院に緊急入院してしまった。
見舞いに出向いた病院の受付で、碇司令の症状について尋ねると、
本人は腹痛を訴えていて、重度の下痢に見舞われているという。
ひょっとすると、私が昨日、差し上げた刺身の所為?
しかし、碇司令は、あの刺身を違和感無さそうに、完食していたから
刺身が原因ではないような気もする。
でも、本部に帰還してから、碇司令が口にしたものは、あの刺身だけだというし、
そう考えたら、原因はあの刺身しかないような気もする。
あ、あと、取調中に食べた(推定)カツ丼の可能性もあるわね。
碇司令の病室を訪ねると、そこには既に、冬月副司令が滞在していた。
ベッドに横になる碇司令の傍らで、いつものように「休め」の姿勢で直立している。
何だかんだで、この二人は、やはりいいコンビだと痛感。
「おお、レイ、わざわざスマンな・・・。」
力無く笑って見せる碇司令に、まずは持参の、お見舞いの品を渡す。
どんな品が見舞い品として相応しいのか、よく分からなかったので、身近にあった物で
それらしい物を、いくつか持ってきただけなのだが。
ひとつは、赤木博士から貰ってきた栄養ドリンク。博士の研究室に何本かあったのを
頂戴してきた。もちろん許可は貰っての事だ。もうひとつは、入院中に読める本。
何を隠そう私は、学校では「ゴホンといえば龍角散、ご本といえば綾波さん」と言われる程、
読書家で有名だったのだ。その蔵書の中から、何冊かをチョイスしてきた。
あと、牛小屋の側で咲いていた椿を、鉢植えにして持ってきたのだが、
それを出した瞬間、室内に不穏な空気が流れた。な、何か悪かったのかしら・・・?
私と入れ替わるように、冬月副司令が本部に戻る事になった。
「レイも来てくれた事だし、私は一度本部に戻るよ。碇、お前が、逮捕だ、病気だ、と本部を
長く空けると、私の仕事が増えてかなわん。さっさと戻って来い。」
素直な表現ではないが、冬月副司令の優しさが垣間見えた気がする。
残された碇司令は、自嘲気味の笑いを浮かべながら言った。
「まったく、冬月先生とお前ぐらいだよ、見舞いに来てくれるのは。
リツコ君・・・は兎も角、息子のシンジさえ顔を見せないとはな。
・・・私は、我が子の育て方を誤ったのかも知れん・・・・・・。」
何ともリアクションの取り辛いぼやきに、「碇司令は子育てしたのですか?」
などと、突っ込む訳にも行かず、私には、ただ薄らと笑みを浮かべるより他に術は無かった。
ところで、碇司令の具合の程なのだが、顔色こそ冴えないものの、
こうして会話する事ができるぐらいだし、受付で聞いたほど、重症ではないのかしら?
「ああ、レイが来てくれたお陰で、ずいぶんと元気が出てきたよ。」
ここで、ずっと気に掛けていた事を訊いてみる。体調不良は、ひょっとして、私のお刺身の所為?
「な、何を言うんだ、そんな事は決して無い!断じてあるはずが無い!
そうだ、きっと久しぶりにシンジの腑抜けた顔を見たからだ、そうに違いない!」
それでも私が不可解な顔を浮かべると、碇司令は、私が持ってきた栄養ドリンクを
一気に飲み干すと、ベッドから飛び起きて、
「ほーら、レイの持ってきたお見舞いのお陰で、ゲンちゃん、こんな元気になっちゃったぞ!」
と、ラジオ体操・・・とも言い難い、珍妙な動きをとって見せた。
まあ、本人がそこまで言うのだから、体調不良はきっと碇君の顔を見た所為なのだろう。
私は、碇司令が飲んだ後放り捨てた、栄養ドリンクの瓶を捨てるために拾った。
ん?ラベルにマジックで何か書いてあるわ。「強力下剤 マチガエルナ! 赤木」
軽快な動きを見せていた碇司令が、急に止まった。そして、泣きそうな顔で呟いた。
「・・・・・・出ちゃった・・・・・・。」
レイたんがゲンドウの暴露本を出せば
サードインパクト後最大のヒット本になるお
レイちゃん、カワイイ。
ゲンドウ、いつにも増して壊れてきてるなw
オッテュ
乙
おつ
大学に落ちたぁ・・・
うあぁ、これからどうしよ。
レイ、私を導いてくれぇ
人生は長い
>>109 ごめんなさい、こんな時、どんなレスをしていいか、分からないの。
大学に落ちたと言っても、それで貴方が死ぬ訳じゃないわ、私は守らないけど。
重要なのは、今後の進路を早く決めることね。
それと、失敗は成功への糧にしなきゃダメよ。・・・あ、リョウちゃんが来た。
「
>>109、オレはここで他人事のように言うしかできない。だが君には、君にしか出来ない、
君になら出来る事がある筈だ。誰も君に強要はしない、自分で考え、自分で決めろ。
自分が今、何をすべきなのか・・・。ま、後悔の無い様にな。」
・・・という事らしいわ。この答えでダメなら、二つの提案をするわ。
1・サードインパクトを起こして、みんな一緒に滅んでしまう。
2・人類補完計画を発動させ、「アイツの学歴はオレの学歴」化する。
「ポカ!」
痛っ・・・あ、赤木博士・・・。
「ダメよ、レイ、変な事教えちゃ!」
隠 月 密 日 Side A
今のオレはツイている、そう思わずにはいられない碇司令の入院だった。
オレは今、「とある物」を探している。と言っても、具体的な対象物がある訳ではない。
オレの求める条件を満たしてくれる物であれば、どんな物でもいいんだ。
その、オレが求める条件とは、ズバリ「碇司令に対する切り札」に成り得る物。
知っての通り、オレは永いこと、日本政府・延いては「ゼーレ」と、「ネルフ」の間で
イソップ物語の蝙蝠のような立場を取り続けてきた。
碇司令は、それに気付きながらも、ずっとオレを泳がせてきた。
最終的にオレが下した判断は、「ネルフの方が、オレの求める真実に近い」
というものだった。オレはゼーレを裏切る決意をし、ゼーレの命により拉致してきた
冬月副司令を解放した。勿論、ゼーレがオレを消しに来ることも覚悟していたさ。
ゼーレの暗殺者に撃たれ、オレの命も尽きようとしていた時、瀕死のオレを救ったのは
碇司令の手配した者達だった。後で聞いた話によれば、碇司令はオレに対して、
アダム輸送やJAの件で、借りがあると感じていたらしい。
それと同時に碇司令は、オレの諜報活動能力を高く買ってくれていたようで、
現在のオレは「保安諜報部・諜報一課長」という役職を任されている。
まあ、今までにこなした仕事は、「新規開店ホールの情報収集」ぐらいなんだけどな。
これだけ厚遇されているにも拘らず、オレが一抹の不安を払拭し切れないのは、
碇司令が、一度自分に背を向けた者に対し、どんな仕打ちに出るか、間近で目にしているから。
言うまでも無い、日向の事だ。
ヤツに聞いた話だが、ヤツは一度、嫌になってネルフを飛び出した事があるらしい。
その原因は、上司(葛城)に、鶏肉の調達の為、屠殺を命じられた事なんだとか。
飛び出してはみたものの、行くあても無く、復職を希望した日向に碇司令が与えた仕事は
オペレーターへの復帰ではなく、レイが飼っている牛や魚の世話、ペンキ塗り、煙突掃除。
発令所に姿を見せれば、青葉やマヤちゃんの雑用として使われている。
無論、今のオレに、日向のようにネルフに背くつもりなど、さらさら無い。
だが、過去の事とはいえ、オレがネルフに対し、不利益になるような事を行ってきた
男である事実に変わりは無い。碇司令の気まぐれで、いつか日向のような仕打ちを
受けないとも限らない。その危機を回避する為にも、碇司令の弱みを握っておきたいんだ。
今年の年頭に、碇司令達と日の出を見に行った帰り、小さな漁港で釣りをした。
「イセエビを獲る」と張り切っている碇司令を目の当たりにした時、ある奸計が閃いた。
「碇司令が本部を不在にすれば、オレの目的は果たし易くなる」
オレは、碇司令がイセエビ獲りに夢中になっているのを確認すると、
「イセエビの密猟者がいます」と警察に通報した。俺がその場を離れる為、
釣りに飽きて素潜りに興じているフリをしていると、案の定、駆けつけた警官によって
碇司令は連行されていった。
その日の夜から、オレは目的遂行の為に、司令室の物色を始めた。
しかし、オレが何の成果も挙げられないでいる内に、碇司令は釈放されてしまった。
が、司令は本部を素通りするように、即入院。冒頭の様に、オレがツキを感じたのは、その事だ。
それにしても・・・。108つ有ると言われる、碇司令の「ひみつファイル」の内、
106つまでがダミー。そして、今、オレが手にしているのが「107つ目」のダミー。
果たして残りのひとつが、本物であるのかどうか。オレの当初の目的とは別に、
そいつを自分の目で確かめたいという欲求が、沸々と込み上げてきている。
だが、それもこれまでか・・・。オレの後頭部には、冷たい筒状のものが突き付けられている。
冬月副司令か、リッちゃんか、いや、オレの跡をコソコソつけ回しているのは
葛城ぐらいか・・・。いずれにしろ、オレの命は、そいつの人差し指に委ねられている。
・・・せめて、オレの後ろに立っているのが、日向でない事を祈る。
>>111 ん、ありがと
一晩寝たらなんとか落ち着いたよ。
後期で受かるようがんばります。
>>114 京都大学理学部で形而上生物学専攻がお勧めだお
オッテュ
隠 月 密 日 Side B
本日、碇司令が退院してくるとの連絡があった。
私は、碇司令の出迎え準備として、司令室の掃除を思い立ち、
ホウキとチリトリ、バケツに雑巾を持って司令室へ。
部屋に入ってみると、そこには、何やら難しい顔をして、本棚とにらめっこしている
リョウちゃんの姿が。その両手には一冊のファイルが拡げられている。
どうやらリョウちゃんは、私が入室した事にさえ気付かない程、そのファイルに
見入っているようだ。その様子に、私のイタズラ心がちょっと刺激される。
私は、手に持ったホウキの柄を、リョウちゃんの後頭部に押し当ててみた。
リョウちゃんは私が思っていたより、やましい事をしていたようで、
手にしていたファイルを、そのまま下に落とすと、後向きのまま両手を挙げた。
「・・・君に黙って、こんな事をしていて済まない。だが、君の手にかかるのなら、それも本望だ。
最後に一言言わせてくれ。・・・『ずっと一緒に暮らさないか?』8年前、言えなかった言葉だ。」
・・・・・・ちょっと!何を言うのよリョウちゃん!それって・・・プロポーズ?
ダメよリョウちゃん、私には零号牛という人・・・いや、牛が・・・。
私が動揺している隙に、リョウちゃんはホウキの柄を頭から反らし、振り返った。
「・・・・・・なんだ、レイか。・・・葛城じゃなくて、良かったような・・・。」
葛城?・・・そうか、リョウちゃんと葛城三佐って、そういう関係だったのね。
情報通の私が知らなかったぐらいだから、本部の誰もが、まだ気付いていないに違いない。
これって、口止め料を請求できるのかしら?等と皮算用をしていると、
「・・・レイ、あのな、葛城には、変な事言わないでくれよ?」
うふふ、リョウちゃんの方から、話を持ちかけてきたわ。
安心して、リョウちゃん。私はここで無闇に金品を要求したりはしないわ。
そのかわり、いつか私が何かをお願いした時は、断らせないんだから♪
「ふう、まいったな。碇司令の弱みを握るつもりが、レイに弱みを握られてしまうとは。」
ん?リョウちゃん、また口を滑らせたようね。何の事?碇司令の弱みって?
私の追撃に、リョウちゃんは観念したように、自分が今、この部屋で
何をしようとしていたのか、包み隠さず話してくれた。
話を要約すると、リョウちゃんは自分の保身の為に、碇司令の弱みを握っておきたかったらしい。
「なあ、レイ、頼むよ、何か碇司令の秘密を知ってたら、教えてくれないか。」
碇司令の秘密、と言えば、先日、入院中の司令を見舞った時に、司令が仕出かした
とんでもない秘密があるのだが、それを人に話してしまう事は、ある意味で
司令の人権を奪うようなものなので、人道的見地から、その暴露は自粛しておく。
それはそうと、リョウちゃんに、この部屋を物色した成果を尋ねてみると、
幾つかの「ひみつファイル」と銘打たれた資料を発見したそうだが、
どうも、碇司令に対する決定的な抑止力にするには、インパクトが弱いそうだ。
それらの秘密資料の内の幾つかの所在を、リョウちゃんに教えてもらって
目を通してみると、それは私や碇君の小さい頃のアルバムだったり、お小遣い帳だったり、
雑誌の切抜きだったりと、何故、秘密資料なのか理解しかねるような物ばかり。
確かにこれでは、リョウちゃんの役に立つとは思えない。
ところが、その中には、碇司令の弱みを握れる可能性のある資料があったのだ。
碇司令の日記。パラパラとページをめくってみた感じでは、この日記は、
以前、碇司令が誤って処分しそうになった、司令がパチプロ生活を送っていた頃の日記に
続く時期に書かれたもののようだ。こんな面白いものを見逃すなんて、
リョウちゃんもまだまだ甘い。
私がその日記に、本格的に目を通そうとした時、私の携帯が鳴った。
赤木博士から、「碇司令が戻られた」との連絡。リョウちゃんにその旨を伝えると、
「間に合わなかったか・・・。最近、運がツイてると思ってたんだけどなあ・・・。」
・・・ウンが付いてる?リョウちゃん、握ってるじゃない、司令の弱み。(Side Cに続く)
日向より怖いレイちゃんか……。
ところで、唐突にゲームエヴァ2を思い出した。
あのゲームの中ではなぜか2人目より3人目のレイの方がテンション高いよね。
10人目超えると言動が怪しくなるらしいけど、まだ誰も見た者は居ないらしい。
オッテュ
乙
エヴァ2
PS2版に挑戦したけど、一風変わったゲームシステムに馴染めず、断念。
ってか、綾波さん、10回も死ぬの?4人目なんて、まだまだだね。
更に、去年、「造られしセカイ」という続編(移植?)が発売されたので
PSPまで購入して再挑戦したものの、やはり途中で断念。
今では立派なコレクターズアイテム(?)として保管されてます。
結局、今まで一番長く遊んだエヴァゲーって、CRエヴァ2だな・・・。
という訳で、どなたか、PSPのおすすめゲームって何か教えやがって下さい。
そうなんか
エヴァ2の作者って命をなんだと思ってるんだろうね
そんなゲームなんて死んでもやるもんか
命を軽視しとるのは十回も死なせたプレイヤーなんじゃね?
何回も生き返るのはゲームのシステムのせいだろ
>>123 セガサターンの名作ソフトが結構移植されてるから、その辺からとっかかって見ては?
「サクラ大戦1・2」とか「プリンセスクラウン」とか「街」とか。
あるいはEVAが出るってことでスパロボMXとか。
隠 月 密 日 Side C
病院から、碇が退院するとの連絡を受け、迎えに。
このところ、リツコ君とレイに見舞いを任せっ放しだったので、
碇の顔を見るのも久しぶりのような気がする。尤も、ここ十数年、毎日のように
顔を合わせていたのだから、一日会わないだけでも違和感があるのだが。
それにしても、リツコ君とレイを遣っておけば、あの碇が大人しくしているというのだから、
奴も丸くなったものだ。月日は人を変える。道理で私も歳を取る訳だ。
ひとつ申し訳なく思うのは、日向にお見舞いを頼んだ日。
日向の奴、病室にも入れてもらえず、そのまま帰ってきたそうだ。
仕方なくその後、代わりに青葉に行かせた時は、そんな事は無かったらしいのだが、
碇、何故そこまで日向を毛嫌いするのだ・・・・・・?
その辺りの今後の対処なども頭に巡らせつつ、病院へと急ぐ。
病室で私の迎えを待っていた碇の姿は、至って健康そのもの。まあ、退院の許可も下りている事だし、
そもそも入院の理由が「腹痛」で、特に悪い診断が下っていた訳でもないので、
それほど心配していた訳ではないが、元気そうな姿を見れて何よりだ。
腹痛の原因にしても、碇の事だ、大方、がっついて腐った刺身でも食ったのだろう。
「来てくれましたか、冬月先生。」
碇は、やや上目遣いの、冷たい視線で私を見据えると、一言、そう言った。
この目つきは月日を経ても、全く変わっていない。前言は撤回すべきか・・・。
私は、ある時の事を思い出した。この「嫌な目つき」を始めて見た、あの日の事だ。
当時、碇は、否、六分儀は、か。色々と悪い噂の堪えない男だった。
奴がトラブルに巻き込まれ、警察に拘留された時、奴は、全く面識のない私に
身元引受けを依頼してきた。私も、奴に少し興味があったので、それを引き受けた。
勿論、「ユイ君から」噂話を聞いていたから、興味を持っただけなのだが///。
しかし・・・もう少しまともな出会い方は無かったものだろうか・・・。
そんな思い出に浸っている事など、おくびにも出さず、碇と共に本部へと戻る。
そのままの足で、今や碇の自宅と化している司令室へと向かう。
室内には、レイと加持の姿があったが、まあ、これも最近では見慣れた光景だ。
ただ、いつもと違って見えるのは、加持のニヤケ面が、不敵な笑みに感じられる事ぐらいか。
「おかえりなさい、碇司令。」
レイと加持が声を合わせた。碇も満足そうに、
「ああ、すっかり調子が良くなった。ん、加持君、君もご機嫌そうじゃないか。」
「いやあ、最近、どうもウンがツイているようで・・・。」
・・・どうしたのだ碇、顔色が真っ青だぞ・・・?
碇は目線をレイの方へ流した。レイは首を、もげそうな程左右にブルブルと振っている。
加持はただ笑みを浮かべている。・・・何をやっているんだ、こいつらは・・・。
「加持君、私から司令の座でも奪う気かな?」
おいおい碇、加持はそのような事は言っておらんぞ。何の冗談だ?
「いや、そんな大それた事は考えていませんよ。オレは今の立場を保障して貰えれば充分で。」
「・・・そうか。やはり私に成り代わり司令の座に就くつもりだな・・・。」
碇、人の話、聞いてるか?会話が噛み合っておらんぞ。
今度は碇の奴、レイを手招きすると、そこで密談を始めおった。
横で話を聞いていた感じだと、どうやら加持は、「碇の秘密」とやらを掴んだらしい。
碇はそれでも、秘密の漏洩が信じられないといった面持ちだったが、レイに
「彼の諜報一課長という立場を考えれば、情報入手は不可能ではないと思います。」
と、希望を絶たれると、「加持の秘密を教えてくれ」とレイに懇願する始末。
だが、碇にとって都合のいい事に、レイは加持の秘密をも握っていたようだ。
「加持君、残念だが君に司令の座を譲る事はできない。だがそれでは君も納得しないだろう。
そこでだ。折衷案として、双方の秘密を知るレイが新司令、という事でどうだ?」
・・・・・・ちょっと待て、碇。私は今から「レイの部下」ということか?
名前を変え忘れた!
冬月の日記です・・・。
乙〜 レイが司令になるのか、続き待ち
オッテュ
これまで最も死なせたキャラクターはウルトラマグナスです
乙〜♪
> レイは首を、もげそうな程左右にブルブルと振っている。
カワイイ♥
>>ALL
いつもいつも、レスどうもです。目を通してくれる皆さんに感謝♪
>>126 中古ゲーム屋に探しに行ってきた。
「プリンセスクラウン」と「スパロボMX」を目当てに行ったんだけど、
どちらも売ってなかったよ・・・。残念。
サクラ大戦は、パチスロを結構打ったよ。
原作は、タイトルぐらいしか知らないので、演出とかは意味不明だったけど、
金髪の小さい女の子が「どこなのサンポール」とか言ってたのを覚えてる。
♪はっしっれーこうそくのー てーいーこーくかげきだんー♪
>>131 ひょっとしてそれは、ネルフではない、「某組織の総司令官の死の謎を解く」
という内容のゲームだったりします?
>>133 貯めたお年玉で初めて買ったゲームがコンボイの謎でした
おつ
携帯ゲーム板のスレから、PSPお薦めソフト一覧。参考までにどうぞ。
▼アクション… 、塊魂、ロクロク、DASH、メタルギアOPS、GTA、グルミン、イレハン、MHP2、バトロワ
▼シューティング…エースコンバットX
▼FPS…メダルオブオナー
▼スポーツ…ウイイレ10、NBA Live、パワースマッシュ、みんゴル
▼RPG…空の軌跡、テイルズ(エターニア・ファンタジア・レディアント)、ヴァルキリー、ブレイブ、ヴァルハラ
▼ARPG…煉獄2
▼SRPG…ジャンヌ、ディスガイア
▼格闘… ストゼロ3、鉄拳DR
▼テキストアドベンチャー… 流行り神、街
▼レース… リッジ
▼アクションパズル… カンガエルEXIT、ルミネス
▼パズル… もじぴったん
▼音ゲー… ギタルマン
▼その他…ぼくの夏休み、どこいつレッツ学校、遊戯王GXタッグフォース、バイトヘル2000、メタルギアAC!D
>>136 あなたは、いい人ね。各ゲームについて、ちょっとググってみたところ、
「テイルズ・オブ・ザ・ワールド」に、ジャージ、フィフス、碇・元司令の
中の人が出演している事を確認。購入に向けて検討中。
私は司令になったので、ネルフの予算で買うことにする。
>>134 あなたが悪いんじゃない、タカラが悪いのよ。
ゲーム開始早々、ROMカセットから殺気が溢れているもの。
>>126 「プリンセスクラウン」は廉価版が出ているようなので、
そちらも視野に入れて探してみる。
またまたアクセス規制。何か、3ヶ月に1回ぐらい被害に遭ってるんだけど、
皆さんご利用のプロバイダは、如何ですか?
乙
つきさして
140 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/24(土) 13:54:19 ID:MjqyqF+q
随分長くなったので、思いつくままに、4人目日記・ここまでのまとめ(兼補足?)
舞台…サードインパクト(以下T・I)後の世界。自我の有る者はLCLから戻りつつある。
が、T・Iの余波で世界は物理的にも甚大な損害を被り、一般人は生活も困難な状態。
T・I時に初号機と共に空へと上昇していったジオフロント(黒き月)は、都合良く
元の位置へと着陸。かつ、自給自足システムを有している為、地上より恵まれている。
そのため、ネルフ職員達は、本部に住み込みで働いて(遊んで?)いる。
登場人物
レイ…T・I時にリリスへと還ったレイの魂だったが、人としての生活が長かったせいか、
肝心なところでリリス本体と分離してしまう。魂だけの存在として彷徨った末、
ゲンドウが隠し持っていたレイの体(=魂の器)を発見、4人目として蘇生する。
なお、体のスペアは、もう一体存在する。現在、ネルフ司令。
得意技は幽体離脱、無想転生。怖いものはオバケ。
ゲンドウ…ある意味、影の主役。T・I後は、それまでの緊張感から解放されたのか、
お茶目な、と言うよりは単なるバカオヤジと化している。
それでも、日本政府に対し、エヴァや次なる使徒の存在をちらつかせて脅すなど、
ネルフの存続、延いては自身の保身には余念が無い。
ユイと出会う前はパチプロとして生計を立てていた。猪木信者。
趣味は家庭菜園、日曜大工、釣り。怖いものはリッちゃん。
シンジ…原作では主人公だったが、この日記では、釣りや料理ぐらいしかしていない気がする。
「碇君って、私より何もないと思う。」(4人目・談)
アスカ…T・I時の母との邂逅で、精神的安定感を得たアスカは、少し丸くなった(かも)。
以前のように、レイにきつく当たる事もなく、むしろ友好的(なつもり)。
相変らず漢字の読みが苦手。おさるさんパンツ。
ミサト…チルドレンのお姉さん的存在。日記の方向性の問題で仕方ないのだが、
たまに出てきても、やはりバカな事しかしない。
リツコ…天才科学者。原作同様、様々な物を開発するが、役に立たない物ばかり。
本人的には「科学者としての欲求を満たすモノを創っている。」。
ある意味トラブルメーカー。
冬月…ネルフの最後の良心。原作同様、ゲンドウに付き添っている(保護者として)。
「自分の足腰が年の割に丈夫なのは碇のお陰」と、内心感謝している。
マヤ…某政府関係者から「ゲロを吐く機械」と呼ばれている。
青葉…・・・ごめん・・・。
日向…一度、ネルフを去るが、他にやる事も無く、再就職。単なる便利屋として使われている。
加持…冬月誘拐事件の後、殺害されたものと思われたが、ゲンドウの手配で一命を取り留める。
ゲンドウが助けた理由は「女の子が可愛い店、紹介しますよ」という約束を履行させる為。
ちなみにレイは、リツコに倣って「リョウちゃん」と呼ぶ。
ペンペン…洞木家に預けられていた筈だったが、T・Iにより人類が姿を消してしまったので、
途方に暮れて第3新東京市を彷徨っているところを、レイに捕獲される。
レイのペット…・牛:(零号牛・初号牛・アラエル)ジオフロントで肉牛として飼育されていたものを、
レイが譲り受けた。(3号牛)日向からプレゼントされた黒毛和牛。
零号牛は、無法者からレイを護って死亡。哀しみを知ったレイは無想転生を体得。
・ヤギ(さくら・いちろう):ゲンドウがシュレッダーの代わりに購入。
・水棲生物:スイカ畑近辺の溜池で採取。
その他…・王小人(わん・しょーれん):中国武術の達人で、医学にも通じている為、加持蘇生の
切り札としてゲンドウに招聘される。ゲンドウとは共に拳法を学んだ仲。
・トーリー:アスカの大学時代の友人。アスカを親友と思っている。無礼でブス。
・ジェームス・ポソド:ネルフのドイツ支部イギリス出張所から本部へと
転勤してきた英国人。任務完遂確率7%から、ダブルオーセブンと呼ばれる。
原作には無さそうなもの
ゲンドウの畑・水田…加持のスイカ畑の隣に、シンジを使って開墾した。
チャーザー村…日向の故郷。「原作に無い」と言うより、合併により村としては既に存在しない。
牛小屋…レイのペット達のおうち。老朽化〜建替え〜火災〜再建という流れで、現在三軒目。
砂場…ネルフ中庭に在る。一時、レイが砂遊びにハマる。
自習室…学校に行けないチルドレンの為に、ミサトが本部内の一室を提供。
ネルフ生活部…職員の福利厚生を担当する部署。食堂や大浴場の運営などを行っている。
パチンコ屋…廃墟と化した第3新東京市に、ポツンと一軒だけ、何故かオープンした。
2ちゃんねる…レイが書き込みをする。接続にマギを使うことも。
アクセス規制の巻き添えを食らったり、トリップの付け方を教わったり・・・。
ゲンドウの日記…パチプロ時代の収支や、ユイと出会った頃の事が記されている。
聖帝十字稜…本部建物の改修の際、「形が似ている」という理由から、ゲンドウの一存で
ユイの墓稜として、本部の構造に組み込まれた。
房総半島…ネルフ一行が日の出を見に行った場所。原作では水没しているような気がする。
リツコの発明
汎用人用決戦武器・ロンギヌスの槍…ゲンドウが投擲実験中、民間人に誤爆。
汎用猫型収納機器・どら慰問…本部の手狭を解消する為に製作。腹部のポッケに何でも入る。
水浮性ベークライト…水に浮くベークライト。人に制裁を加える時に用いられる。
ベークライト漬けにして海に捨てる、とか。ある意味、コンクリ漬けよりエグい。
・・・なんか、あまりまとまっていませんね・・・。
前から読んでくれている方には総集編として、最近目に入れてくれた方には
概要を伝えられればと思ったのですが・・・。
>>141-143 アクセス規制明けおめ♪
零号牛、最近見ないと思ったら死んでたのか……。
今、EvaWikiが見られない(よね?)んで、
頭の中で公式設定がかなりあやふやになってるんだけど、
>>141-143を見て益々それが加速したよw
145 :
◆baBf7pKwd2 :2007/03/26(月) 21:28:32 ID:DSafwMCw
今日はまた外を出歩こうかな?それとも家でゆっくり、のんびりすごそうかしら?
PCの画面を見てみると、まだライブチャットにはだれも来ていないみたいね。
とりあえず、書斎部屋のいすに座り、私は本を出して読みはじめる。
昨日は外に半日出たから、今日は家でゆっくり過ごそうかしら?
プリンターが動き出す。松代からFaxが届いたの。
「アラエルさんの容態を教えてほしい」ということみたいね。
私は、パソコンに向かって、メールソフトを立ち上げて、松代のリリスさんにメールを書いて
出したわ。今はリビングのベッドで休養していることもメールに書き加えたの。
別にFaxでなくても、メールでくれればいいのに。
今度は私の携帯電話が鳴り出す。榊さんから、ラックサーバまたみたいとういことのようで。
惣何度も見て飽きないのかな?今日ここに着たいということ。まぁ、学校が休みだから私は別にかまわないのだけど、
また家の中を掃除するとかしたいかな?
予定を変更。ばけつにお水を汲んで、雑巾も一緒に持ってきて、水にぬらして雑巾を絞る。
ベッドの上や本棚、色々拭き上げていく。
「レイちゃん、お手伝いしよっか?」
りりすが書斎部屋に入ってくる。そういうことなら、ということで色々お願いできればとは思っていたのだけど、
りりすにはリビングやキッチンを掃除機をかけてもらうとして、碇君にはお風呂とおトイレをお願いしたわ。
今日の午前中はお掃除で大体終わりかな?
ぴんぽんと、玄関のチャイムがなる。私が出ると、榊さんがいたの。
「綾波さんおはよう。お邪魔してもいいかな?」
そういうので、まずはリビングで寝ているアラエルさんを紹介して、榊さんには卒倒してもらったわ。
彼女をアラエルさんの横に安置して、私はお掃除の続きを始めたの。
「綾波、お客さんかな?」
碇君が気にかけてくる。なんでもない、と切り返しておいたの。
私は自分の書斎部屋の吹きあげを終えて、りりすや碇君の様子を見に行く。
りりすのほうも掃除機がけが終わったみたいで、碇君もトイレの掃除を終えたところのようね。
私は、卒倒した榊さんを起こし上げて、会議室に連れて行く。
榊さんは、会議室のいすにかけて、歓声のような声をあげているの。
「綾波さん、リビングにいたのは誰なのかな?」
榊さんが言うので、アラエルさんというと、不思議そうな顔をする。
「ずっと思っていたのだけど、やっぱり、綾波さん、何か隠してない?ここにいるりりすという子とか、
あのアラエルさんとか、みんな綾波さんにそっくりなのよね?三つ子なの?それともクローンとかなの?」
彼女、鋭いわね。というよりも図星。秘密を知られたら大変なことになるから、どうしようかな?
「やっぱり、綾波さんは私たちとは違う。お願いだから、私だけには本当のことを言ってくれるかな?」
碇君ならすでに知っているのだけどね。
「貴方の言うとおりよ。でも、ほかの人には言わないでくれる?」
約束してほしいと私は彼女に伝えて、私はプリンターから誓約書を出して書かせたわ。
「綾波さん、デジカメで写真とってもいい?」
そういって、彼女はデジカメを出してくる。そして、私の肩に手をかけて、彼女はカメラのレンズを
私たちの顔のほうに向けてシャッターを押す。
パシャパシャと何度か写真をとられてしまった。
そのご、碇くんやりりす、そしてアラエルさんの写真もついでに撮る。彼女、撮った写真を何に使うつもりかしら?
「綾波さん、写真プリントしてくださいな」
そういって、榊さんは私にメモリーを差し出す。私は家で写真のプリントなんかしたことないわよ。
渋々受け取って、私は書斎部屋のパソコンに入れる。
そして、プリンターの電源を入れて、用紙をセットする。
プリンターで写真を刷り上げる。出てきた写真を、私は榊さんに渡した。
「インク薄いよ。綾波さん、もう少し濃く印刷してもらえないかな?」
贅沢ね。まぁ、私はプリンターなんてあってもめったに使わないから別にかまわないか。
私は、フォトインクをせっとして、写真を印刷をする。
榊さん、自分の家のパソコンとかで、写真プリントできないのかな?
「榊さん、あの、自分のパソコンやプリンタで写真印刷できないの?」
私は榊さんに聞いてみる。
「え、あ。それが、インクとかもったいなくて・・・」
まぁインクもメーカーによって高いといえば高い。
「綾波さん、メールアドレス教えてくれるかな?」
榊さんがそういうので、私は彼女にメールアドレスを教えてあげると、彼女は携帯電話を取り出し、
メールを打ち始める。そして、しばらくすると私のパソコンにメールが届く。
「これ、私のアドレスだから」
そういう榊さん。そして、私もそのアドレスに返信する。
憂月さん、お久しぶり♪
まったりムードの日記、期待してます。
綾波さん(4人目)のゲーム日記
通販で注文しておいた「プリンセス・クラウン(廉価版)」が届いた。
リョウちゃんが欲しがっていた「リオ・デ・カーニバル」の収録された
パチスロゲーム(中古)と、代引き手数料を合わせて¥5309也。
私が不在の時に配達されたので、冬月副司令が支払いを立替ていたようだ。
副司令にお金を返したかって?何を言うのよ、私はネルフの司令だもの、
経費で落とすに決まっているじゃない!
悪いが副司令には、領収書を持って財務担当者のところへ行ってもらう。
私は普段、機械にしろゲームにしろ、説明書などほとんど読んだ事が無い、
「習うより慣れろ」派なのだが、今回に限って、何故か目を通す気になった。
ゲーム開始までのストーリーを簡単に説明すると、割とありがちな話なのだが、
「25年前に起きた、人間と魔族との戦いで、人間に勝利をもたらした殊勲者、
女王エルファーラン。時は流れ、エルファーランがこの世を去った今、
その血を受け継ぐ3人の娘達が・・・。」と言った感じ。
だが、ここで私の心に残ったのは、ストーリーより、その3人の娘達の名前。
長女・エリエル、次女・シドラエル、末娘・グラドリエル・・・・・・。
何故なの?主人公のハズなのに、主人公として然るべき名前ではないような気がする。
と言うよりむしろ、殲滅すべき相手の名前のような気がするのだが・・・。
その後、操作方法や、他の登場人物の紹介のページをパラパラと見たが、どうやら
このゲームには、ウルトラマグナスやロディマスコンボイは登場しないようだ。残念。
説明書を読んでいたら眠くなってきたので、今日はもう寝よう。
次に注文した「テイルズ・オブ・ザ・ワールド」が届くまでに、クリアできるかしら?
榊さんは、私と何をしたいのかしら?そのあたりをはっきりしてもらえないかしら?
一応、私も彼女ととった写真を頂いておく。
インクの在庫を確認する。まだ大丈夫みたい。
「綾波さんて、いっぱいお金もってそうでいいなぁ〜」
榊さんがそう言って来る。彼女、まさか私の持ち金が目当てなのかしら?
私は、マギに彼女のマークを継続するよう支持したわ。でも、マギは拒否する。
拒否?どうしてなの?私は、今後は榊さんには十分注意するようにするしかないのね。
午後になり、榊さんは帰っていったの。ラックコンピュータが見れたからいいとか何とか。
結局なんだったのかな?よくわからないよ。
あまり私にはよくわからない世界。お掃除もだいぶかたづいた。
お昼ごはんも榊さんが平らげていったし、やっぱり何をしたかったのかよくわからない。
「レイさんご迷惑かけました」
アラエルさんがおきだす。彼女、夕べからずっと寝てばかりだったの。眠そうな目をこすりながら、
「アラエルさん、体の具合はどおですか?もう大丈夫なの?」
私はアラエルさんに問いかける。
「体はもう大丈夫です。でも、もうしばらくこちらに厄介になっても大丈夫ですか??」
確かに、松代に帰るにはそれなりに飛効力とか、ゼルエルさんのように空間転移を使って行き来するか
しかない。でも、まだ体が本調子ではないのなら、しばらくここにいてもらおうかな。
ここには、こうした人たちばかりが集まってくる。何度も考えてきたけど、どうしてなの?
「レイさん、量産期の話って、聞いてます?」
量産機、s2機関を搭載した、各支部で建造している機体。
「その話なら、知っているわ。松代でもその話が出てきたみたいね」
アラエルさんが私に量産機の話を振ってきた。たぶん、私の余地無に出てきた、白くて空を飛べるもの。
今はもうないけど、零号機には飛行能力なんてないし、ましては初号機や弐号機にもそんな機能備わっていない。
かといって、XXのメンバーじゃ大きさが違いすぎる。たぶんみんな私の背丈と一緒でしょ。
「宇宙も飛んで、大気圏突入もできるらしいです、すごいですよね。私も宇宙や大気圏突入はできるみたいですが・・・」
でも、彼女一人だけが宇宙を飛んだりできても、量産機の数が違いすぎる。たぶん、全部で9体はいるはず。
そんなことを考えていると、突然、空間に歪ができる。たぶん、ゼルエルさんが来たのね。
歪から、ゼルエルさんが出てきたの。
「レイさん、アラエルを迎えに来たの。それと、少し碇君と話してもいいかしら?」
え?碇君と?なの。私はかまわないと告げて、碇君をゼルエルさんに貸す。
「綾波、ちょっと外出てくるよ。この子と話をしてくる」
「え、わかったわ」
そういって、碇君はゼルエルさんを連れて外に出たの。私はアラエルさんと話をすることに。
「急にお願いなんてしてしまって、ごめんなさい。碇君なら、私の話を聞いてくれると思って」
「え、急に言われたから、どういうことを話されるのかな?って思って」
「私の話。聞いてくれるかな?」
「僕なんかでよかったら、話してよ」
ゼルエルさんが話し出したの。
「使徒としてこの街やジオフロントを襲って、その後貴方の初号機と戦って、そして私は食べられた、
という話は知っているでしょ?」
「何度か聞いたよ。僕はそのときの記憶って、ないんだ」
「人それぞれ、でいいのかな?みんなそういうことって誰でもあると思うから。私は侵食までされて、
その後DNAを回収されて、こういう体になって、XXのメンバーとして生みだされたわけなのだけど、
私は力をつかさどる天使、だったから、力だけは強くて。あ、でも今みたいに通常状態といえばいいのか、
こういうときはそうじゃないのだけど、
戦闘状態のときは、白い帯みたいなのが背中から出てくるでしょ?そういう時は力がみなぎってきくるの。」
でも、その力を使って、この間のようにりりすに当たったりすることもあって、私は色々お仕置きばかりをされてしまって。
まち
オッテュ
私、気が短いわけじゃ何のだけど、その、お酒飲んだりとか、
そういうのよくないと思ってやったのだけど、そういうのがよくなかったみたいで。
そういうことをすると、松代で身柄を拘束されたりして、
服とか無理やり脱がされて、腕を上から縛り付けられて抵抗とかなにもできないようにされて、
暴力的な機械で、私の体をぼこぼこに。そして、その後、
私が意識を朦朧していたりするときに、下剤を無理やり口から流し込まれて
おなかの中を空っぽにして、そして、取りもちみたいなもので、
無理やり腸を引き抜かれたといえばいいのか、抜き取られて途中で切断されたりしたの。
断腸の思いなんてよく言うけど、痛いなんてものじゃなくて、
本当に痛くて苦しいの。一応いつも再生活動を体がするのだけど、
その間はたつことなんてままならなくて、以前、生理?というのかな?
そういうことと重なってしまったことがあったのだけど、私、ベッドの上で寝転んでいることしか
できなかったから。そして、血を吐いたりするから、意識もやっぱり朦朧としていて。
碇君、私はまたこういうことにならないようにしたいの。どうすればいいのかな?
私はこの間のでもう3度目。次はないというか、次は私が消されるから」
「消されるって、そんな」
碇君が驚いて言う。それに、ゼルエルさんが答えたの。
「驚いた?でも、事実なの。だって、私はもともとは使徒。
人を襲撃したりしないように調整操作されているから。それをしたら、お仕置きが待っているって、
何度も話してきたとは思うのだけどね碇君なら、話を聞いてくれると思って、相談したの」
「そういうことを言われても・・・」
「碇君、私の頭を、なでてくれる?」
「え、あ、なでるの?」
そういって、碇君はゼルエルさんの頭をなでなで。
「うん、気持ちいいな。」
ゼルエルさんが碇君にそう話す。
「あの、僕もお願いがあるのだけど、いいかな?」
「え、うん」
「君の足を触らせてくれるかな」
「え、私の足?って、あ・・」
碇君はゼルエルさんの靴を脱がして、靴下や足を触りだす。碇君、私じゃ飽き足りないの?
「ど、どうして私の足なんか・・?」
「だって、細いし、デフォルトで靴下、白をはいているから」
「そ、そんな・・・。でも、碇君の手、温かい」
「綾波にも同じことを言われたよ」
そういって、碇君はゼルエルさんを触るだけ触っていたようなのだけど・・・」
オメ。
今日、アスカラングレーに2回突き飛ばされる。
碇くんが8回叩かれてるのを確認。
覚えていろ・・・ニヤニヤ
(*゚ー゚)碇くんの白ブリホスィ
まち
○月×日
>>159 さんは碇君の白ブリが欲しいらしい。
ユーザーのニーズに応える。商売繁盛のヒケツ。
今だ一冊先を行く弐号機パイロットに勝つため、
銭湯でどさくさにまぎれて白ブリゲット。
ぱんつのない碇君。
拘束具から開放されたらしく高速で腰を振りつつ、
「フォー」
とか叫んでた。彼の中では最新のギャグなのだろう。
○月×日
冬月副司令が言った。
「いい歳して銭湯で下着をなくすな。」
「問題ない。全て計画通りだ。」
碇司令はいつも通りニヤリと笑った。
オッテュ
乙
○月×日
近所のスーパーでソフトボール大のたこ焼きを発見。
思わず衝動買いしてしまう。
おかげでコンビニでカスタードたいやきを買うことができなかった。
仕方ないので『実録! 闇社会!』を立ち読みしながら時間をつぶす。
今日は学校がないので暇だった。
1時間ほど立ち読みしたら飽きたので、
レイによって成人雑誌コーナーに行き、
立ち読みしている人の隣に立って嫌がられていると、
いつの間にか碇君がコンビニの隅っこでコソコソとしていた。
明らかに私を避けていたので、
堂々と真正面から声をかけてタイヤキをたかる。
だが、たこ焼きとタイヤキを持って帰ろうとしたら碇君、
「……綾波って、本当は肉食べれるんじゃない?」
余計な事を言う碇君には、
ソフトボール大のたこ焼きからそれ相応の大きさのタコを引っ張り出し、
無理やり口に詰め込んで帰った。
嫌がる碇君を見ていると無償にイジめたくなる私。
でもココロが命じているので正しい事だと思う。
乙〜
乙
GJ
任 月 官 日
「まったく、やり方が汚いよ。」
ネルフ司令である私の前で、そうボヤいているのはリョウちゃんだ。
批判の対象となっているのは、碇・元司令。司令職こそ私に譲ってみせたものの、
その後に、自分で勝手に「終身名誉司令」なるポストを創り、その座に就いている。
つまり、組織の最終的な実権は手放していない、ということだ。
通常、「名誉〜」などという役職は、文字通り「名誉職」であるものだが、
現在のネルフの場合、むしろ「司令」である私の方がお飾りになってしまっている。
別に権力が欲しいわけではないが、「実権のない司令」という自分の立場には、腹が立つ。
「レイ、この書類にハンコを押しておいてくれ。」
厚さ10cmにもなろうかという書類の束を、私の机に無造作に置いたのは、冬月副司令。
このご老人、礼儀というものを知らないようで、司令である私に向かって、
「レイ」と呼び捨て。確かに実権は、終身名誉司令に握られてはいるが、
少なくとも「司令」は、「副司令」よりは格上の筈。それでも呼び捨て。
まあ、この人に関しては、碇・元司令に対しても「碇」と呼び捨てにしていたぐらいだから、
今更、注意を喚起したところで無駄だろう。三つ子の魂〜、ではないが、きっと
幼少時から、礼儀について躾けられる機会が無かったのだろう。
冬月副司令には、早い時期にその職を退いて、隠居して頂こうと思う。
こうなってくると、副司令の後任人事も考えておかなければならない。
現況から判断するに、候補として挙がるのは、リョウちゃん、葛城三佐、赤木博士、といったところか。
そこで、人事については伏せたまま三人に接し、どんな反応を示すか観察する事にする。
副司令といえば、司令を補佐する重要な役割。私の手足となって働いてもらうのだから、
私に対する忠誠心を見せてくれる人でなくては。
私が書類に判を突いている間に、候補の一人であるリョウちゃんは、どこかに行ってしまったので、
代わりとして、手始めに発令所へと行ってみる。ここでは副司令候補の一人である、葛城三佐を発見。
日向二尉、青葉二尉と何やら世間話をしていたようだが、私の姿を確認すると、
司令に接する態度とは思えない程、気さくに声をかけてきた。
「あらレイ、暇なの?そういえばシンちゃんも中庭で暇そうにしてたわねえ。」
・・・またも呼び捨て。しかも、何故か碇君の話を振ってくる///。
暇そうに見える私に気を遣って、暇人を紹介してくれているのか、それとも、単に
からかわれているのか、判断し難いが、司令たる者、物事を都合良くばかり考えてはいけない。
よって、後者と断定。これで葛城副司令の線は消えた。
次に私が向かったのは、赤木博士の研究室。実は、私の中では、最有力副司令候補。
職務中には、親友の事でも「葛城三佐」と役職名を呼ぶような真面目な人だし、
任務には、情を挟まず、忠実に遂行してくれるタイプなので、自分の腹心にぴったりだと思っている。
「綾波司令・・・どうしたの?何か相談でも?」
・・・・・・初めて司令と呼んでくれた・・・・・・。嬉しい。
これで、少なくとも、職務中も「マヤ」と呼び捨てにされている、伊吹二尉には勝った。
と、思ったのだが、博士は私の顔をまじまじと見つめると、
「レイ司令・・・上から読んでもレイ司令、下から読んでも令司レイ・・・。」
・・・下から読んだら「イレシイレ」、百歩譲っても「令司イレ」なのだが・・・。
「ロジックじゃないのよ、ジョークってヤツは・・・。」
確かにジョークとは、ロジックというより、屁理屈的要素が強い部分があるとは思うが、
それ以上にロジックじゃないのは、赤木博士のジョークセンスのような気がする。
それでもまあ、初めて司令と呼んでくれたので、副司令第一候補は赤木博士としておこう。
ただし、「真面目な人」という評価は、取り消しにさせてもらう。
「上から読んでも〜」とか聞いていたら、何故か無性にお茶が飲みたくなってしまった。
次期副司令候補の検討を一時中断、給湯室に寄る事にする。
流し台でお茶を汲み、茶箪笥に入っていた、ざらめ煎餅を持って隣にある畳部屋の休憩室へ。
休憩室の中から人の声がする。どうやら先客がいるようだ。
一瞬、入室を躊躇するが、今の私は司令なのだ、遠慮する必要など、無い。
もしも先客が、見知らぬ人でも、私は気まずい沈黙には慣れている。そう自分に言い聞かす。
幸いにも、中に居たのは見知った顔、捜していたリョウちゃんだった。
が、そのリョウちゃんの前には、妙に赤い顔をした冬月副司令が座っている。
「よ、よう・・・。こりゃまた、マズい所に来たな・・・。」
和室の中に男二人。内一人が赤い顔をして、おまけに「マズい所に来たな」。
これらの情報を総合して、私に導き出せる答えは・・・・・・///。
予想とは違った意味での気まずい沈黙に、さすがの私も戸惑う。不潔よ、二人とも!
・・・ふと気付いたのだが、この部屋、異様な匂いが充満している。
この臭い、お酒?飲酒経験の無い私には、頭がクラクラする程の臭いだ。
とすると、副司令が赤い顔をしているのは、ひょっとして・・・。
「いやあ、まいったよ、副司令、昼間っから飲み出しちゃってさ、愚痴るわ愚痴るわ。」
リョウちゃんが嘆く。酔って愚痴をこぼす副司令など、想像し難いのだが・・・。
副司令を見ると、やはり目が据わっている。あ、その目で睨まれた・・・。こ、怖い。
「レイ、お前が悪い訳ではない。んなこたあ判っている。だがな・・・。
普通、司令職が空いたなら、副司令が昇進するものだろう、それなのに碇ときたら・・・。
なんだってこの歳になって、中学生の部下にならねばならんのだ・・・。」
副司令にも人並みに出世欲はあったようだ。そう思うと、なんだか急に副司令が可哀想になってきた。
別に私に罪は無いが、私に出来る事は、副司令のポストを留任とする事ぐらい。
・・・次期司令を目指して、また副司令として頑張って下さい・・・。
>>169-171 乙〜♪
山本山知ってるレイちゃんワロスw
冬月は愚痴りだしたら長そうだよね。
>>161 うっかりスルーしてしまったけど、乙です。
いやぁ、面白い。
さすが、綾波スレ。イイ職人が揃ってますなぁ。
オッテュ
乙
GJ
名 月 誉 日
先日の一見以来、私の中で、冬月副司令を見る目が変わった。
酔っ払って本音を曝け出していた副司令。意外と人間臭くてカワイイところがある。
今の「副司令」としての職務を全うして、是非、時期司令の座を掴み取って頂きたい。
が、当の本人は、その当日の事など忘れているのか、はじめから記憶に無いのか、
至って平然と副司令としての職務に従事している。
さすがに私の事を「綾波司令」とは呼んでくれないが、まあ、その事は大目に見よう。
冬月副司令の論法で行けば、「次期司令は、副司令が昇進すべき」となる。
という事は、「冬月司令」誕生の為には、私が司令職を辞す時まで、現・副司令が
継続して副司令職に就いている必要がある。
そこで私は、冬月副司令に、一つの肩書きを与える事を思いついた。
碇・終身名誉司令に対抗して、「冬月・終身名誉副司令」、これだ。
善は急げ、早速、冬月副司令を呼んで、話を持ちかける。
が、しかし、喜んでもらえると思っていた私の期待とは裏腹に、
名誉副司令への就任は拒否されてしまった。私に断りを入れる、その口調は
やんわりした物だったが、表情の歪み具合から、強い拒絶の意が感じられる。
どうしてかしら?次期司令の座は、約束されたようなモノなのに・・・。
折角、ナイスアイディアと思っていたものを御破算にされ、ちょっと鬱。
副司令は何事も無かったかのように、自分の仕事を進めているが、
私の方は、どうも副司令と同じ部屋に居辛い気分になってきたので、席を外す。
と、司令室を離れてはみたものの、特にすることも無いので、ちょっと早めの昼食を取る。
今日のお昼はスパゲティ。ミートソース・ミート抜きを司令特権で作ってもらう。
食後は、自販機コーナーで休憩しようと、そこに向かうと、丁度、用を足して
トイレから出てきたセカンドと遭遇。
「あらファースト。何よ、今日はいつもの10倍位、辛気臭い顔しちゃって。」
・・・結局、今までに私を「司令」と呼んでくれたのは、赤木博士だけ。もう、諦めた。
それにしても、人を見るなり「辛気臭い顔」とは失礼な!
とは言っても、今の鬱な気分を考えれば、そう言われても仕方ない気もする。
まあ、ここで顔を合わせたのも何かの縁、思い切って、副司令が不機嫌になった件について
セカンドに相談してみる事にする。
「・・・あんた、ヴァカぁ?」
・・・今日はいつもの10倍位、「バカ」の部分が強調されているような気がするが、
今や、司令へと昇りつめた私に対する嫉妬と思って、聞き流す。
そこまで言うなら、その「ヴァカ」にも理解できる回答を示して貰いたいものだ。
「あんたねえ、『終身名誉副司令』なんて肩書き貰ったら、平たく言えば
『死ぬまで名誉副司令』って事じゃない!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「逆に言えば、『死ぬまで司令の目は無いよ』って宣告されてるようなモンでしょ。
そんな事言われて、一体誰が喜ぶってのよ!」
成る程、さすがセカンド。伊達に齢14で大学を卒業している訳ではないわね。
「・・・・・・ホントにヴァカね・・・・・・。」
褒めたつもりだったのだが、どうやらヴァカにされたと感じたようだ・・・。
ついでと言っては何だが、終身名誉副司令に代わる、冬月副司令の肩書きを
考えてくれないか、とセカンドに打診。何か良い案があれば、教えを授けて欲しい、と。
セカンドの反応は、思いの外、早かった。彼女の口から出た答えは、
「あんたが今言った、『それ』でいいんじゃない?」
???良く分からないが、セカンドを信じてみよう。早速、副司令に対し、
新しい肩書きを伝えると、さっきまでの不機嫌面から一転、ニヤけた嬉しそうな顔になった。
副司令の新しい肩書き、それは「終身名誉教授」。これで良かったのかしら?
>>176-177 乙〜♪
思えば、冬月は頭もいいしルックスもイケてるし権力もそこそこ有るのに、
ユイさんへの想いが絶ちがたいためか未だに嫁なし跡継ぎなしで可哀想な人だよね。
いや、跡継ぎはこっそり作ってるかもしれないけどw
オッテュ
乙です
「次期指令」 カワイソス(´・ω・`)
181 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/23(月) 07:23:47 ID:ip1AjVAv
ageてみる
182 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/04(金) 16:34:50 ID:QZQTfd8q
「うんりゃぁぁぁぁぁ!」
本部の中の一室で、私は肛門に差し込まれたフックにつけられたロープで、
カーテンで仕切られて見えないのだけど、その中にあるはずのものを
引っ張りながら大声をあげる。
朝まで来ていた制服を脱がされて、今はシャツとスパッツと、普段ははくこともない
白い靴下を履かされ、靴を履かされずにずっとそんなことをさせられていた。
もう3時間ほどそんなことをしている。足の裏はなぜかもう真っ黒。
床を何度蹴っても、靴下が滑るだけで私は前にすら進めない。
そんな中で、横で赤木博士が私のふくらはぎを鞭でたたき続けるの。
ふくらはぎがが痛い。そして肛門も痛いし、苦しい。
いつまでこんなことをさせられるのか、私にはわからなかった。
新 月 牛 日
冬月副司令は、「終身名誉教授」という肩書きを、大層気に入ってくれたようで、
私が「教授」と呼びかけた時は、「何だね、綾波司令。」と応えてくれる。
ただし、「副司令」と呼んでしまうと、その時はレイ呼ばわりに逆戻り。
なので、極力「教授」と呼ぶよう心がけている。傷の舐め合いの様で、ちょっと嫌だが。
それはさておき、今日も私が司令室で雑務をこなしていると、
ふくし・・・教授が入室してくるなり、私に告げた。
「綾波司令、リツコ君が、お前のことを捜しておったぞ。」
ちょっと待って!捜しているというのなら、まずはこの部屋に訪ねて来るのが
筋のような気がするが、赤木博士は、ここに姿を見せてはいない。
・・・要するに「来い」って事なのね。最早、司令の威厳も何もないわ・・・。
そんな訳で、渋々と赤木博士の研究室に向かってみると、そこはもぬけの殻。
人を呼び出しておいて、この仕打ちはないのでは、と憤慨してみるも、
厳密には、直接呼び出された訳ではないので、事故にでも遭ったものと思い、諦める。
仕方なく、来た道を司令室へと戻っていると、伊吹二尉の声で館内放送が流れた。
「業務連絡です。あ、綾波司令は可及的速やかに、第2実験場へと向かって下さい。」
・・・ふふふ、綾波司令、か。さすが赤木博士、部下の教育も行き届いているようだ。
この程度の事で機嫌が良くなってしまう自分を、多少、情けなく感じつつも、
根が良い人である私は、何のわだかまりも無く、第2実験場へと進路を変えた。
それにしても、そんな場所に呼び出されるとは、まさか赤木博士、またろくでもない事を?
よく考えてみたら、赤木博士が変な実験をしてトラブルでも起こしたら、
その責任は司令である私が負わされるのでは?それを思えば、今までずっと司令職に
就いていた、碇・元司令って、結構偉い人なのかも、などと感心しつつ、
わざわざ実験場まで降りて行くと、赤木博士の姿は、はるか上の管制室に。・・・憎い。
私が管制室に入室するなり、赤木博士が語りかけてきた。
「レ・・・、綾波司令、突然だけど、エヴァ、分かるわよね?」
今更何を言い出すのかと思えば・・・・・・。
「エヴァ初号機には、シンジ君のお母さんの、そして弐号機にはアスカのお母さんの
魂が宿っていた事も、あなたは気付いていたわよね?実は、そのエヴァを造った時の
技術を改良して、第2次E計画を進めようと思っているの。」
非常に危険な匂いがする。できればそんな話に関わりあいたくないのだが、
計画が上手く行っているのか、上機嫌な赤木博士の顔を見ては、無下に否定もできず、
博士に言われるまま、新計画の試作機とやらを見に、再び実験場へと降りる事になった。
赤木博士の話によると、今回は、エヴァのような巨大な物を造っている訳ではないらしい。
今から目にする試作機とやらも、実験場の隅に、シートを被された状態で置かれているが、
小型の乗用車ぐらいの大きさであろう事が推測できる。
赤木博士の指示で、伊吹二尉が、その試作機を覆っていたシートを剥がす。
中から出てきた物体、これは四足歩行する動物を模しているようだ。まさか・・・。
「実験的に零号牛の魂をサルベージしてみたわ。汎用牛型決戦肉牛として・・・。」
しかし・・・この外見はメカゴジラ、若しくはメカマミーを髣髴とさせる。
おまけに「零号牛・改」のつもりなのか、コバルトブルーとホワイトを9:1の比率で調合した
カラーに塗装されている。こんなのは、私の可愛い零号牛ではない。
「最終安全装置を解除すれば、零号牛が動き出すわ。機体と魂が直接シンクロするの。改良型S2機関を
搭載してるから、マギから停止命令が出ない限り、延々と動いてるから。あ、ATフィールドも展開できるわよ。」
なんとも物騒な零号牛になってしまった。あ、こっちを振り向いた。・・・怖い。
角から尾まで、決戦肉牛として甦った零号牛。しかし、そんな能力、何処で使えばよいのやら。
「それじゃ、後は任せたわ。あなた、飼い主でしょ、零号牛の。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・え・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
オッテュ
新牛キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
乙です。
> あ、こっちを振り向いた。・・・怖い。
ワロス&カワユス♥
この作品は、頭の中で無口・無表情のレイを思い浮かべながら、
心の声として読むと一層面白いね。
零号牛のテールシチューが楽しみ
1〜3冊目のDatでいいから持ってる人いないかな?
読みたいけど読めないorz
>>綾波さん(4人目) ◆0tXLzE7Lmk
いつも乙!!
楽しんで読ませてもらってますぜ、ぐへへ
>>憂月鬱日 ◆.5wljPk1.c
内容はいいと思う
思うんだが、これ日記じゃないんじゃね?
これなら小説投下スレに投下した方がいいと思われ
剥 月 製 日
昨日はひどい目にあった。
汎用牛型決戦肉牛として蘇生した零号牛・改を、赤木博士に押し付けられたのだが、
あまりに見てくれが悪いので、その件を赤木博士に抗議した。
すると赤木博士は、日向二尉に連絡をつけて呼び出すと、
どこからともなく持ち出した、大判の牛革を加工させると共に、それを零号牛・改に
肉付け(革付け?)する作業を行わせた。あれ?日向二尉って、葛城三佐の部下だったような気が・・・。
ともあれ、その作業のお陰で、外見がかなり旧・零号牛に近づいてきた。嬉しい。
それと、日向二尉が人の役に立っているのを見るのも久しぶりだ。
確か、以前、ネルフが停電した時に、選挙カーを強奪して使徒襲来の一報を
もたらした時以来の事だと思うから、逆に言えば、随分と長いこと、役立たずであったようだ。
零号牛・改に、更に改を加えるに当たっては、その動力源である改良型S2機関に対し、
マギから停止命令を送って、零号牛を完全に停止させてから作業が進められた。
この点からは、暴走したら内部電源が切れるまで手の打ちようが無いエヴァよりは
かなり安全性は高いものと思われる。
この再改造で、一つ不満なのは、せっかく貼り付けた牛革の上から、再度
コバルトブルーに塗装されてしまった事。この辺りは赤木博士のポリシーなのだろうか?
この色合いは、牛として非常に不自然だ。まあ、旧・零号牛もコーラで脱色して
黄色い牛に仕立てていたので、元々不自然な牛ではあったのだが。
それにしても気になるのは、今、零号牛の皮膚として使われた牛革。
いくらネルフ本部とはいえ、そんな物が備品として保管されていたとは考えにくい。
それに・・・・・・何だか、生前の零号牛の皮膚に似ている気がする。
そういえば、零号牛が亡くなったあの日の、ネルフ食堂のサービスメニューは
「牛ステーキ定食」だったような。・・・いや、そんな事あるハズないわよ・・・ね?
再改造も一通り済んだ後、赤木博士の手により再び最終安全装置が解除され、
今度こそ零号牛が動き出す。ああ、感動の再会ね。
「もお〜〜〜〜〜〜♪」
緊張感の無い咆哮(?)をあげる零号牛。さっきまでとは違い、
外見がメカ零号牛ではなくなっているので、これなら彼の復活を素直に喜べる。
私の姿を確認した零号牛は、私の元へと駆け寄って来た。
どうやらちゃんと私の事を覚えていてくれたようだ。
これは嬉しい。が、私の手前で止まるものとばかり思い込んでいたら、
もの凄い勢いで、私に向かって突っ込んでくる。ち、ちょっと、止まりなさいよ・・・。
どうやら、新しい体を手に入れたばかりの零号牛は、まだ、自分の体を
上手く制御することができないようだ。
止まれ、止まれ、今止まらなきゃ、私が轢かれちゃうじゃない!だから、止まってよ!
・・・という私の願いも空しく、暴走した零号牛は速度を落とすことなく、
私に接触。結果、私の体は跳ね飛ばされ、激しく壁に激突・・・。
「エヴァより安全性は高いと思われる」という前言は撤回しておく。
零号牛はその後も、(牛なりのスピードで)辺りを暴走し続けた。
私は踏み潰されないように、身を縮めているのがやっと。
これではただのバカ牛じゃない!お願いだから天山みたいな真似はやめて!
壁に叩き付けられた私を救助するため、救護班が駆けつけた頃、ようやく零号牛は落ち着きを取り戻した。
医務室へと搬送される途中、薄れ行く意識の中で、赤木博士の呟きを私の耳が捉えた。
「零号牛が跳ね飛ばしたかったのは、私ね。・・・・・・間違いなく。」
なら何で私がこんな目に・・・・・・。零号牛にはしっかり目標を定めて貰いたいと思う。
そんな訳で全身打撲のため、身動きをとることができない。
今日の日記には書くことが無いので、昨日の続きを書いている。ベッドの上で。
オッテュ
乙!
乙!!
>なら何で私がこんな目に・・・・・・。零号牛にはしっかり目標を定めて貰いたいと思う
これで思い切り噴出してしまったw
怪 月 鳥 日
最近、碇・元司令の姿を、あまり見かけないと思っていたら、
碇君と親子水入らずで、旅行に行っていたらしい。
私は、ついさっき青葉二尉に話を聞いて、初めて事を知ったのだが、
こんな時に何を考えているのか、わざわざオセアニアまで出かけて行ったそうだ。
そして、二時間ほど前に、「今、帰る途中」という連絡が入ったという。
それから程無く、二人を乗せたヘリが、本部内のヘリポートへと着陸した。
暇な職員の出迎えの中、ご機嫌顔で降りてきた碇・元司令と、冴えない表情の碇君。
おおよそ、どんな旅行であったのか想像するのは、さして難しい事ではなさそうだ。
碇・元司令の土産話によると、オーストラリアもまた、人類補完計画の影響の為か、
現時点ではかなり人口が減少しているようだ。が、「不幸中の幸い」とでも言おうか、
その分、雄大な自然がより強調され、その点に関しては、碇・元司令も満足した様子。
セカンドや伊吹二尉は、碇・元司令の話に、嬉々とした表情で聞き入っているが、
私としては、楽しそうな話を聞かされれば聞かされる程、司令である私に無断で
そんな旅行に行っていた事に対し、立腹を抑えきれなくなってきた。
しかも、移動に使用したヘリは、ネルフ司令専用機じゃない!
まあ、旅行については個人の自由だし、百歩譲るとしても、公用機であるヘリを
私に一言も無く使用した事に関して、碇・元司令を詰問すると、悪びれる様子も無く、
「あのヘリは、隠月密日付けで終身名誉司令専用機に配属換えとなった。」
・・・・・・もう、司令なんて辞めたくなってきた。
私の心中など察するはずも無く、碇・元司令の土産話は続く。
「でな、でな、オーストラリアの草原で、変わった鳥を捕まえたんだ。シンジが頑張って
捕まえたんだぞ!レイも動物は好きだろう?」
碇君の冴えない表情と、顔や腕の無数の傷の原因は、それか・・・・・・。
碇・元司令に促され、ヘリの後部に搭載されたコンテナの裏側に回る。
そのコンテナの扉が開かれると、中から出てきたのは、おそらくダチョウ目に属するのであろう、
巨大な鳥。捕獲地がオーストラリアである事を踏まえると、生息地がアフリカである「ダチョウ」
という線は消え、その容姿から「ヒクイドリ」「キーウィ」である可能性も消してよさそうだ。
「モア」がすでに絶滅した種である事を考慮すれば、この巨大な鳥は、
「エミュー」であるものと思われる。
それにしても大きい。突然変異か、亜種であるかもしれない。
「そういう訳で、レイ。この鳥の世話を頼みたいのだが・・・・・・。」
「ちょっと待ったぁ!その鳥、私が飼いた〜い!」
碇・元司令の頼みに、割って入ったのはセカンド。まったく酔狂な・・・・・・。
「そうか。ではアスカ君に頼むとしよう。シンジが頑張って捕まえた鳥だ。
くれぐれも丁重に扱うようにな。」
こうして、セカンドに飼育されることになった怪鳥は、ひとまず私の牛小屋の、
空いている牛房を仮住まいとする事になった。
とはいえ、数時間前まで野生であったこの鳥、素直に牛小屋まで誘導されていくはずもなく、
ネルフが誇る用務員、日向二尉が全身を痣だらけにしながら、何とか曳いていった。
道中、鳥のローリングソバットが決まった時には、日向二尉の最期に直面するかと思った。
「ほーれ、お食べ♪」
鳥が牛房へと収まると、早速、セカンドが何やら餌を与えているようだ。それは、何?
「何、って、ギザールの野菜よ、ギザールの野菜!」
ギザールの野菜?どこからどう見ても、キャベツにしか見えないのだが・・・。
「あんたバカぁ?これがキャベツに見えるのは、気持ちの問題よ!
日本人はカタチから入るものだ・・・ってミサトが言ってた・・・。」
セカンド、そもそも貴方、日本人ではないのでは?・・・って、そうじゃなくって、
その鳥、チョコボではないのだが・・・。
オッテュ
ついにアスカにもペットがw
なんで綾波チョコボ知ってんだよwww
エヴァの世界にもFFとかあるのかもなw
そういうゲームしながら、レイがメインのストーリーより世話に走ってそうなのが、
目に浮かんできて和みながらも笑えるw
調 月 教 日
今日も朝から、セカンドは牛小屋に入り浸っている。
「ほーれ、今日は、ミメットの野菜よ♪」
・・・だから、その鳥はチョコボじゃないと何度言えばry
昨日、私がその事を指摘した時は、顔を真っ赤にしながら
「しっ、しっ、知ってるわよ!そんな事!」
なんて言ってたくせに、まだ、あの鳥がチョコボであるという希望を捨て切れないようだ。
セカンドは、何とか鳥と仲良くなろうと必死の様子だが、
それも鳥からすれば迷惑な話のようで、セカンドの手から餌を貰いつつも、
同時に指先に噛み付くなどして、抵抗する構えを見せている。
半べそをかきながら、なおもセカンドは鳥との接触を試みる。
「ねえ、お願いだから、私を見て・・・。」
動物に媚を売るのは下策であるとは思うが、このままの状態が続くと、また精神崩壊
しかねないので、少しはセカンドを構ってやってほしいとも思う。ねえ、エミューさん?
傍から見ていると、セカンドは邪険にされているようにしか見えないのだが、
本人はそれに気付いていないのか、涙を掃って笑顔で牛房へと近寄って行く。
そして、何を思ったか、その鳥に手綱を付けて、牛小屋の外へと曳き出してしまった。
「まさか」、とは思ったが、セカンドは、その「まさか」をやらかした。
曳き出した鳥の背中に飛び乗ったのだ。あれ程「チョコボではない」と言っているのに、
セカンドにとっては、エミュー=チョコボである事が既成事実となっているようだ。
その光景にハラハラする間も無く、セカンドはあっさりと振り落とされた。
そのまま鳥は暴走を始めたが、ちょうどその近辺で、私の牛たちの寝藁を干す
作業をしていた日向二尉によって取り押さえられた。
その結果、日向二尉の体には、また痣が増える事になったのだが・・・・・・。
当然と言えば当然だが、日向二尉よりセカンドの方が心配なので、彼女に駆け寄る。
落馬、じゃない、落鳥して地面に体を強く打ちつけたらしく、
腰を抑えた状態で、地面にごろんと横たわっている。大丈夫?
「何も言わないで!・・・・・・私はエミューに乗るしかないのよ・・・・・・。」
乗るしかない、って、セカンド以外、誰もエミューを乗用にする事など
望んでいないような気もするが、どうやら彼女も、変な使命感に駆られているようだ。
・・・と言うか、エミューだと分かっているなら、乗ろうなどと考えないで頂きたい。
私の願いなんて、基本的に裏切られる方向にある事ぐらい、薄々気付いてはいるが、
今のセカンドの目からも「絶対、エミューに乗ってやる」という決意が窺える。
こうなったら、精々、失敗して大怪我でもする事を祈るばかり。複雑だ。
日向二尉が、捕らえたエミュー「に」曳かれ牛小屋へと戻って来た。
セカンドに手綱を渡そうとしたのだが、鳥の引く力に耐え切れなかったのか、
渡す寸前のところで、手綱は日向二尉の手から、するりと逃げた。
今まで後ろから押さえ付けていた力から解放されたエミューの首は、
お辞儀をするように、前にのめった。そして、その顔が、前に立っていたセカンドの胸に・・・。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
セカンドチルドレン、完全に沈黙。のち・・・・・・。
「なーにすんの!H!チカン!変態!信じらんな〜い!!!」
激昂したセカンドの右ストレートが、エミューの顔面を貫いた。
目を疑うような光景だが、エミューが吹っ飛んでいる。碇君はいつも、こんな力で殴られていたの?
が、それを境にエミューの態度が一変した。どうやら、野生動物の本能として、
力のある者(セカンド)に、服従するか、怯えて暮らすかの択一で、前者を選択したようだ。
こんな偶然の結果、セカンドはエミューに跨る事に成功。余裕があるのか、手綱も持とうとしない。
私は、まだ不安なので、セカンドが乗り慣れるまでは、綱を曳いて補助しようと思う。
「ファーストはどうしてその紐、持ってるの?」・・・・・・手綱、だから・・・・・・。
うむ、手綱のために数十行書いたか
オッテュ
何か健気なアスカに萌えた
日向は・・・
あ 月 い 日
Eドバシ・ドットコムで、カメラの液晶保護フィルムを買った。
金440円也。これに対し送料は500円。通販で商品価格より送料が高くつくのは
初めての経験。嬉しいような、空しいような。封筒で送ってくれればいいのに。
あ 月 う 日
昨日買った商品が、もう届いた。商品代金と送料の合計金額の10%の
還元ポイントが付加されていた。高い送料を払った甲斐があるというものだ。
ついでに振り込み手数料にも、ポイント付加してくれればいいのに。
あ 月 え 日
調子に乗って、通販で液晶テレビを購入。ネルフ名義で領収書を貰う。
あ 月 お 日
昼過ぎに知らない人から電話が来た。何でも、赤木博士に紹介されたらしい。
電話口の男は、一方的にしゃべった挙句「明日、来てくれるかな?」と言う。
赤木博士の顔を潰す訳にもいかないので、「構いません、行きます」と答えると、
その男は延々と「明日、来てくれるかな?」を繰り返している。
だから、行くと言っているのに・・・。気持ち悪いので、そのまま電話を切った。
あ 月 か 日
到着したテレビを昼過ぎにつけると、サングラスの男のトーク番組が放送されていた。
話の内容から判断するに、普段はゲストとトークしているらしいのだが、
今日はゲストがいないらしい。コーナー終了時に、男が自分の友人に電話をかける。
「明日、来てくれるかな?」「いいとも〜!」・・・・・・あれ?
ひょっとして、今日予定されていたゲストって・・・・・・。
あ 月 き 日
午後1時頃、テレビをつけると、初老の男が人生相談に乗っていた。
「・・・(略)奥さ〜ん、そんなことじゃダメ!もっとビシッと言ってやらなきゃ!」
答えとしては正論なのだが、それが出来るような相談者なら、悩みはしない。
相談者が求めているのは、正論よりもむしろ、逆転の一手であると思う。
あ 月 く 日
午後9時頃、テレビをつけると、ドラマをやっていた。「渡る世間はクズばかり」。
見ていて思ったのだが、「クズばかり」なのは主人公の身内であって、決して世間ではない。
その辺りを履き違えないで頂きたい。
あ 月 け 日
深夜、テレビをつけると、新日本プロレスの中継をやっていた。
最近、新日が面白くなりつつある。これも永田さんと越中のおかげだと思う。
しかし棚橋は、何年やってても塩分が抜けない。先行きは暗い。
あ 月 こ 日
午後3時頃、テレビをつけると、日本ダービーを中継していた。
勝ったのは牝馬のウォッカ。可憐で、美しく、強い。まるで私のようだ。
この64年振りとなる牝馬優勝の快挙には、素で感動した。四位騎手、おめでとう♪
あ 月 さ 日
午後7時頃、テレビをつけると、巨人対広島をやっていた。
巨人の先発は門倉、今日は負けだ。番場蛮の先発していない巨人になど興味は無い。
あっ、前田がホームランを打った。実はセカンドは大のカープ&前田ファン。
明日は彼女の機嫌が良いに違いない。
神速の乙
りっちゃんの「いいともー」が聞きたいw
言ってるはずだよね。
乙っ!
ってか、りっちゃんは誰の紹介で出たんだろうね?
想像が広がるw
乙
綾波司令、TV見るのが仕事か?w
オッテュ
FF 月 1 日
マトーヤの洞窟で、ほうきに話しかけると「とくれせんたぼーび」と言われたので、
Uコンの下を押したまま、リセットボタンを55回連打して、ROMを半抜きにしたら、
セーブデータが消えてしまった。メーカー相手に訴訟を起こそうと思う。
FF 月 2 日
ゲームがバグって、白魔導士だったはずの「ミンウ」が、
ヒゲ面戦士の「カンウ」になってしまった。どうすれば元に戻るのだろう?
FF 月 3 日
クリスタルの力を得て、順調にジョブが増えているのだが、いつまで経っても
「司令」や「チルドレン」が出てこない。お陰でいつまで経っても私の職業は「たまねぎ剣士」。
オニオン装備が無駄に沢山たまっている。誰か買ってくれないかしら?
FF 月 4 日
パロムとポロムが石になった。悲しい。
FF 月 4−2 日
何事も無かったかのように、パロムとポロムが再登場。
感傷に浸っていたのを台無しにする展開だ。開発者には苦言を呈したい。
FF 月 5 日
ガラフが死んだ。悲しい。でも、シルドラが死んだ時程ではない。
そのガラフに代わって、孫のクルルがパーティイン。
ガラフが死んでも代わりはいるもの・・・。
FF 月 6 日
ティナの暴走と覚醒、ケフカが黙っちゃいませんぜ・・・・・・。とか言ってみる。
FF 月 7 日
エアリスは赤毛に青目。外見はセカンドに近いが、内面は私に似ていると思う。
だから、私とセカンドがフュージョンすると、エアリスに近い人物が誕生するはずだ。
ゴテンクスよろしく「レスカ」。更にユウナとフュージョンすれば「ユウナレスカ」ね。
FF 月 8 日
リノアは嫌い。FFシリーズは、結構重要な登場人物が、途中で死ぬ事が多いので、
死なないかな〜♪と思っていたら、結局生き残ってしまった。
憎まれっ子世に憚る、とはこの事ね。
FF 月 9 日
もしFF9実写版を作るなら、スタイナー役は西田敏行に演じてもらいたいと思う。
製作者には申し訳ないが、8・9辺りは本編より、おまけの方が面白かったりする今日この頃。
FF 月 10 日
ブリッツボールは、球状の水槽に2チームの選手達が入って行う、
サッカーとラグビーとハンドボールを足して14で割ったような水中スポーツだ。
でも選手達は何故か窒息しない。ひょっとして、あの水槽の中の液体は、LCL・・・・・・?
FF 月 10−2 日
スフィアハンター・カモメ団のリーダーは、リュックのお兄さん。皆には「アニキ」と呼ばれている。
そんな彼に、私が新しいアダ名を考えた。その名も「志賀」。我ながら、いいセンスだと思う。
FF 月 11 日
インターネット回線をゲームに使うと、赤木博士に怒られるので、断念。
FF 月 12 日
液晶テレビを買ったら、お小遣いが無くなったので、断念。
FF 月 13 日
本作は、年老いた主人公、ナベツネが、伝説の野球選手を求めて旅をするという、
今までのシリーズとは一線を画した異色作として仕上がっている。
もちろん、一人旅をする訳ではなく、FA傭兵を雇って、モンスターとの戦いに備える。
その中で、使える傭兵を長く雇用して、パーティの戦力を上げていくのだが、
高い金を払って雇った傭兵が、既にピークを過ぎていたり、怪我で戦闘に参加できなかったり、
FA宣言してパーティを抜けてしまったりで、意外と難しい。
でも、この作品の問題点は、初期状態からナベツネが大金持ちで、補強に失敗しても
全然痛くない事と、「伝説の野球選手は既に引退してしまっている」という結末だろう。
FF 月 14 日
2015年現在の最新作。純和風がテーマで、主人公は「佐藤」「鈴木」「高橋」「田中」の4人。
ストーリー展開は、ファンタジーの王道を行くものだが、最後の最後で現実に引き戻される。
なんとラスボスの渡辺さんは、生身の人間で、佐藤が剣で斬りつけると即死。
エンディングで佐藤が、銃刀法違反及び殺人の現行犯で逮捕されてしまうのだ。
今までプレイしてきたゲームの中で、「たけしの挑戦状」の次ぐらいのショックを受けた、
どうしようもないゲームだが、14−2という続編が、ファミ通の発売スケジュールに載っている。
果たして続編は、佐藤の服役後の話なのだろうか。気になる。
5 月 31 日
大真面目な話、メール欄の文字列は[sage]以外だとagaってしまうって、
今、初めて知った。不快に思った方がいたら、ごめんなさい。
と言うか、[age]以外はagaらない仕様にして頂きたい!
と逆ギレしてみる・・・・・・。
いやいや気にしない
毎度ながらGJでした
オッテュ
FF2の思い出はイエローソウルx8やクアールx8に遭遇し先制攻撃を受けたことです
四様、芸風変えたのか?
>>218 昔流行っていたけど文字コードにsageが含まれていると下がりまっせ
ちょw
俺の嫁に氏ねだと(#^ω^)ビキビキ
ハーティリーたんかわいいよハーティリーたん。
オッテュ
FF日記After
FF 月 1 日
よく考えると、「とくれせんたぼーび」を逆さに読むと「びーぼたんせれくと」。
どうやら私のコマンド入力が間違っていたようだ。起訴は取りやめにしておく。
FF 月 2 日
本部内食堂のおばちゃんが、野良クアールに残飯を与えている。
住み着かれると使徒なんかより危険なので、ブラスター(投石)で一掃しておいた。
職員達の安全を確保する事も、司令の重要な役目。任務完了!
FF 月 3 日
結局、「司令」や「チルドレン」というジョブは、出てこなかった。
だが、ちょっと心惹かれるジョブが。・・・司令を退任したら、忍者になろうと思う。
FF 月 4 日
今作の主人公はセシル。人は大人になるたび、弱くなるんだと思う。
今作のヒロインはローザ。ちょっとどうしたのか、分からない。
今作の賢者はテラ。ワロス。
FF 月 5 日
今作では、固有名を持つチョコボが登場する。その名前は「ボコ」。
いつの日かセカンドが、あのエミューを「ボコ」とか呼び出しそうで怖い。
あと、敵キャラ「ギルガメッシュ」の職業は、やっぱり「ナイト」だと思う。
FF 月 6 日
ティナは、幻獣の父と人間の母との間に生まれた、いわゆる「ハーフ」。
こんなカップリングが可能ならば、人と使徒の組み合わせの方が、まだ現実的だ。
そこで、こんなゲームを考えた。生物を生産し、育成するゲーム。
日向二尉×サハクィエル(なかなか相性が良さそうです。)
渚カヲル×シャムシエル(アダムのインブリードが効果的ですね。)
・・・・・・是非、やってみたい。赤木博士、作って下さい!
FF 月 7 日
仲間の死は、深い悲しみをもたらす事を痛感。
これからは私も、なるべく自爆は控えようと思う。
FF 月 8 日
ちょっと説明不足だったようなので補足すると、厳密には、
「リノアも嫌!セルフィも嫌!セカンドはもっと嫌!!
ゼルも嫌!キスティスも嫌!でも、スコールが一番嫌!!」
・・・あれ?もう一人ぐらい、仲間キャラがいたような気がするが、誰だっけ?
FF 月 9 日
主人公、ジタンには、尻尾が生えているのだが、この尻尾が切れてしまうと、
「大ジダン」に変身、攻撃力がアップする。その代わりに、選択できるコマンドが
「頭突き」のみになってしまうのと、頭髪が徐々に抜けていってしまうのが難点だ。
FF 月 10 日
残り字数が少ない。多分FF6が悪いのね。もう、いいわ。
オッテュ
なんだか急に”Dの嘘”を思い出しました
乙〜♪
最新作ってXIIだっけ?
やってみたい気もするけど、最近根気がないから無理かな。
歳はとりたくないものやね(´ω`;)
>>四人目さん
>>FF8
アーヴァイン忘れられてるw
そして更に、親父達三人組も忘れられてるw
毎度毎度乙ですよ!
あれ?サイファーじゃないの?
アーヴァ・・?誰だっけ。
>>226 「Dの嘘」ググってみました。自分よりも遥かに壊れてる人の存在を知って、
ホッとしたような、悔しいような・・・(悔しがっちゃマズいか)。
>>227 RPGって、一回緊張感が途切れると、次に「またやろう」って思った時には、
ストーリー忘れてたりするからねw
そんな綾波さんが、ここ数年で一番遊んだのは、エヴァのパチンコゲームだったりする。
>>228 言われてやっと思い出せたかも。帽子被ってる奴だっけ?
あと、語尾から越中を感じるよw
>>229 アーヴァインより、サイファーの方が覚えてるよぉ・・・。
確か、サウザーっぽい顔の敵役で、子分が風神と雷神だったような・・・。
前 月 編 日
伊吹二尉が、プライベート用のパソコンを新調したらしいので、
お古のパソコンを、司令室に引き取ることにした。
と、言うのも、現在、司令室に設置されているパソコンは、
碇・元司令が、長年、使い続けていた物で、私には操作法が良く分からないからだ。
それもそのはず、そのパソコンは、私が生まれる10年以上も前に
生産されたもので、NEGの「PC−8901」という機種。
今時のパソコンのように、画面を見ただけで、マウスを使って直感的に操作できるような
インターフェイスは備えておらず、何か処理を行う場合には、
キーボードからのコマンド入力を要する、厄介なものだ。
現在の本部内の、司令室以外の場所に設置されているパソコンの大部分には、
赤木博士が開発した、汎用人格移植OS「MR2」の試作型が搭載されていて、
こちらの機能が非常に高い分、8901の不便さが浮き彫りになる。
ちなみに、「MR2」には、とある三人の人格が移植されている。
ミサ・・・リョ・・・リツ・・・これは企業秘密なので書けないが、
まあ、そんな三人のイニシャルから、「MR2」と命名された訳だ。
赤木博士の目指した「MR2」の方向性としては、「マギの簡易版」と言うべきもので、
本家・マギ同様、OSによる意思決定機能もサポートしているらしいのだが、
参考までに言っておくと、私は、M・R・Rの三者の意見が一致したのを見た事が無い。
脱線して「MR2」の話が長くなってしまった割に、実は、
今回、私が貰ったパソコンには、「MR2」は搭載されていない。
このパソコンには、今から8年程前に発表された「びす太」というOSが
インストールされている。この「びす太」も、発売当初は不評で、
散々叩かれたらしいのだが、まあ、8901より使い辛い事は無いだろう。
早速、8901から、データを移行しようと思ったのだが、
この新しいパソコン、5インチのFDを入れるところが見当たらない。
そういえば、FDという媒体自体、8901以外で使用したことが無いわね。
・・・・・・さて、どうしよう・・・・・・。
とりあえず、伊吹二尉の私室を訪ね、協力を求めることに。
事情を一通り説明し、伊吹二尉に解答を出してもらったのだが、
どうやら、これはFD云々という問題ではなくて、
仮にデータを移行しても、そのデータ自体に、新しいパソコンとの互換性が無いらしい。
それでも「どうにかして」と頼み込むと、伊吹二尉が、旧データを
新しいパソコンで使えるデータに変換する、簡易プログラムを組んでくれる事になった。
データ移行については、新旧のパソコンを、ケーブルで直接接続して転送する事に。
さすがに伊吹二尉でも、外付けの5インチFDDなど、持ち合わせていないそうだ。
さて、それでは司令室に、と行きたいところだが、今度は接続用のケーブルを探すことに。
8901には、汎用のUSB端子などという、便利なものは付いていないので、
それ相応のケーブルが必要なのだが、伊吹二尉がそれをしまった場所を失念したらしい。
大方、もう使うことも無いだろうと思って、片付けたのであろうが、
そんな道具の行き先は、ごみ箱か、若しくは押入れの最奥と決まっている。
私が、不用意に押入れのふすまを開けた、その時だった。
「見ちゃ、らめえ〜//////」
「ろれつ」が回らない程、動転した伊吹二尉によって、私は押入れの前から、突き飛ばされた。
伊吹二尉は押入れの前に立って、その中を隠そうとしているが、彼女の小さな背中で
押入れ全体を隠し通せるはずも無く、隙間から顔を覗かせているのは、何とファミコンのカセット!!!
「レイ・・・ちが、あ、綾波司令、このコレクションの事は秘密にして、お願いっ・・・。」
そんな、隠す程の事でも・・・・・・赤木博士にはバカにされるわね、確実に。
こうして伊吹二尉の秘密を握った私は、意気揚々と司令室に・・・あれ、何か忘れてるような・・・。
オッテュ
乙
びす太ワロタw
マヤちんのことだからちゃっくんぽっぷとマッピーは絶対にある!
A 月 B 日
碇君に「エグゼドエグゼス」のカセットを借りに行ったら、「何それ?」と言われた。
私が、それはファミコンのゲームだと教えてあげると、
「今時、ファミコンのカセットなんて、持ってる人いるの?」と鼻で笑われた。
それを言うなら、今時、DATを所持している碇君の方が、よっぽど奇特だと思う。
A 月 C 日
セカンドに「ボコスカウォーズ」のカセットを借りに行ったら、
「そのゲーム、私が借りてやりたいぐらいよ!」と、何故か怒られた。
詳しく話を聞くと、さすがのセカンドでも、「N天堂の第一次黄金時代」のゲームは
所持していないようだ。そして、意外とセカンドとは話が合いそうな事に気付く。
今度、「アトランチスの謎」について、熱く語り合おうと思う。
A 月 D 日
伊吹二尉に「フォーメーションZ」のカセットを借りに行ったら、
「さすがは綾波司令ね、フォーメーションZの良さが分かるなんて♪」と感心された。
そして、フォーメーションZばかりでなく、エグゼドと、ボコスカと、
更に、頼んでないのに「スペランカー」と「コンボイの謎」まで貸してくれた。
伊吹二尉はいい人。大好きだ♪
今度のネルフ上層部の会議では、「伊吹マヤの一尉昇進」を議題に挙げようと思う。
A 月 E 日
この間、私の部屋に買った液晶テレビで、ファミコンをやりたいので、
伊吹二尉に頼んで、ファミコンにAV出力端子を取り付ける改造をしてもらった。
彼女は嫌な顔ひとつせず、と言うよりむしろ喜んで引き受けてくれた。
今度のネルフ上層部の会議では、「伊吹マヤの副司令昇進」を議題に挙げようと思う。
A 月 F 日
今日は、ネルフ幹部会議があった。参加者は、私、碇・元司令、冬月副司令。
私は、予てから考えていた通り、「伊吹マヤの副司令昇進」の話を切り出した。
結果は、と言うと、賛成1・条件付賛成1・反対1。
碇・元司令の付けた、「副司令の制服をミニスカートに」という条件に対し、
即答しかねるので、とりあえずこの議題は保留となった。
A 月 G 日
昨日の会議の続き。副司令がだめなら、と、今日は「伊吹マヤの一尉昇進」
を議題として提案。碇・元司令も賛成の雰囲気だったが、冬月副司令の
「伊吹君だけを昇進させたのでは、青葉がかわいそうだ。」という一言で一転。
「そうだ。彼も彼なりに頑張っている。共に昇進させるか、あるいは・・・・・・。」
・・・という訳で、逆に日向二尉を三等兵に降格する方向で、話はまとまった。
A 月 H 日
実は、ネルフには三等兵という階級は、今まで存在していなかったので、
私は司令として、その処遇を考えなければならない。
現状では、職員達は全員、本部住み込みで、衣食住は支給も同然な訳だし、
その上、日向三等兵に高額な報酬を払うなど、それこそ税金の無駄遣い。
決めた、日当580円!その代わり賞与だけは、年12ヶ月分としてあげよう。
A 月 I 日
日向マコトとの契約更改。碇・元司令に同席してもらう。
私が、三等兵降格の件と、その処遇を提示すると、不服を隠さなかったが、
「働くなら早くサインしろ、でなければ、帰れ!!!」
という、碇・元司令の一喝に怯えて、一発でサインしてくれた。
再び昇進できるよう、明日から頑張ってね、日向三等兵♪
日向…
三等兵てw
オッテュ
乙!日向、いい男になれるよ、日向…
しかし恋愛関連は一切出てこないのなw
勲 月 章 日
世の政治家などというものは、徒に自分の功績を残したがるものだ。
一応、「功績」という言葉を使いはしたが、そう思っているのは
当の本人だけで、周りにしてみれば、ただの迷惑でしかない事も、よく見受けられる。
民意を反映しているとも、採算を考えているとも、到底思えないような
事業を手掛け、結局残ったのは「悪名」だけ、それでも本人は満足している、
そんな局面を目の当たりにすると、赤木博士でなくとも「ぶざまね」と言いたくなる。
・・・とは言うものの、私もネルフ司令という要職に就任し、
全権とまではいかなくても、それなりの権限を手にした今、
前述したような人達の気持ちが、少し分かるような気がしてきた。
司令としての権限を使って、「何かをやってみたい」気持ちになったのだ。
しかし、具体的に「こうしたい」という方針があるわけではない。
そこで、最近「心の友」であると認定した、セカンドに相談してみる事にする。
あまりにも漠然とした質問を投げかけたので、セカンドは、一瞬の躊躇を見せつつも、
「そうねえ・・・。んじゃ、まずは自分の考えを示すスローガンでも
考えてみれば?例えば、『IT革命』とか、『聖域なき構造改革』とか、
『美しい組織・ネルフ』とか・・・。」
スローガンを掲げる、とか、そんな大袈裟なのは嫌だが、セカンドが教えてくれた事を
ヒントに、何か私の出来ることを探してみようと思う。
「美しい組織・ネルフ」。ネルフでは、ちゃんと掃除婦のおばちゃんを雇っているし、
彼女達が、手抜きせず一所懸命に清掃を行ってくれているので、いつも綺麗になっている。
自分で言うのも何だが、司令である私は別格としても、葛城三佐、赤木博士、伊吹二尉にセカンドと、
私には劣るものの、美しい女性も揃っている。よって「美しい組織・ネルフ」は問題無い。
問題無い、と言うことは、逆に「着手すべき事も無い」とも言えるので、
残念ながら、「美しい組織・ネルフ」を基に「功績」を残す案は、却下。
残る2つから、何をすべきか模索すべく、本部内をふらついてみると、
ネルフ大浴場に隣接する、ネルフ・フィットネスに、葛城三佐と日向三等兵の姿が。
最近、日向三等兵は、本部業務と全く関係の無い仕事が増えて、大忙しらしい。
「それじゃあ、いくわよ、日向君・・・。」
「・・・いいですよ、貴方と一緒なら・・・。」
「済まないわね・・・・・・リョウジの、ぶゎかぁ!!!」
葛城三佐の繰り出す、腹部へのヒザ・顔面へのヒザ・昇龍拳(強)の3段コンボが炸裂。
「リョウジの、ぶゎかぁ」って、リョウちゃんと喧嘩でもしたのかしら?
その腹いせに日向三等兵が・・・。成程、大変な仕事が増えたようだ。
「うげっ、ふごっ、うわらば・・・・・・あー痛え・・・・・・。」
大技を食らい、悲鳴を上げる日向三等兵だが、何とも満足気な表情を浮かべている。
ひょっとして、昇龍拳で脳に衝撃を受けて、おかしくなっちゃったのかしら?
はっ、これは、もしかすると、セカンドの言っていた
「あー痛え革命」?日向三等兵にとっては、痛みすら快楽に変わるというの?
確かにこれは革新的だ。文字通り「痛みを伴う革命」ではあるが。あ、痛くないのかな?
とにかく、「あー痛え革命」では、日向三等兵に先を越されてしまったようだ。悔しい。
失意の中、再び歩き出すも、どうにも足取りが重い。これは別に「あー痛え革命」の
ショックの類ではなく、単に私のお腹が「そろそろ栄養補給の時間」であると告げているようだ。
本能に従い、ネルフ大食堂に立ち寄ると、碇・元司令を発見。
元司令は一枚の写真を見ながら、それに語りかけていた。
「ユイ、シンジがな、父の日に手袋を編んでくれたんだ。・・・羨ましいだろ?」
碇・元司令にとって「人類補完計画」とは、ひとつの「逢いてえ革命」だったのかもしれない。
いつも乙!
日向マコト…哀れなりって思ったけど、Mか!?Mなのか!?
それと誰がうまいことかk(ry
乙
誰がうまいこと(ry
オッテュ
4人目の綾波さん大好きだわwwww
乙〜3段落ちとはやられたww
全くスレ違いだが、日向日記(多分、初回にして最終回)。
天 月 才 日
ネットで、昔のスポーツニュースを漁っていたら、こんな記事を見つけた。
米・大リーグで、一郎選手と桑多投手の日本人対決が実現し、
見事に三振を取られた時の、一郎選手のコメントだ。
「桑多さんとの読み合い? 僕のことを読んでるヤツがいるとしたら変態ですよ。
まあ、桑多さんが変態かもしれないですけどね。いや、参りました。」
俺もネルフ内では、変態扱いされる機会が多い。
一郎・桑多・そして俺。天才と変態って、紙一重なんだよな。
天才は天才を、変態は変態を知る、ってのは、この事だよ。
常人には、俺達の事は理解できないんだよ。良く分かってるよ、一郎は。
だが、同じ紙一重でも、世界を舞台に活躍してる彼らと、しがない三等兵の俺。
あまりにも差がありすぎる。俺は過小評価されてるんじゃないのか?
今度、レイちゃ・・・じゃなくって、綾波司令に、俺の事をもっとアピールしてみよう。
いつの日か、こんな組織に収まり切らないビッグな男になってやる!
オッテュ
乙〜♪
中の人、ほんとに日向好きだねw
決 月 行 日
「美しい組織・ネルフ」には、今更、着手する余地も無く、
「あいてえ革命」は、日向三等兵や碇・元司令に、既に実現されており、
結局、私に残されたのは、「聖域なき構造改革」という、一番厄介そうな課題であった。
ちょっと話が逸れるが、碇・元司令ならまだしも、日向三等兵にまで、「あいてえ革命」で
先を越されていた事には、非常に腹が立つ。そろそろ永久追放にしようかと思う。
さて。改めて「休題」と言う程、長い「閑話」でもなかったが、とにかく本題へ。
果たして、ネルフにとっての「改革」とは、どのような事か?
まずは、それを明らかにしなければ、行動の起こし様が無い。
そもそも、特務機関ネルフとは、使徒の調査、研究、殲滅を目的とした
国連直属の機関のはずだ。その裏では、ゼーレという組織の指導の下、
人類補完計画の遂行を担っていた訳だが、この事実は、未だ表面化していない。
その真実を知るゼーレの構成員は、自ら望んで補完されたのだから、
固有生命体として、この世界に戻って来るとは考え難い。彼らは死んだ訳ではないが、
実質的に「死人に口無し」状態である以上、世間に対するネルフの存在意義は、
今までも、そしてこれからも「使徒の脅威に対抗するための組織」という事になる。
これまでも碇・元司令が、日本政府や国連に対し、新たな使徒の存在をちらつかせ、
半ば「脅し」をかけていたお陰で、ネルフは「有事の際の切り札」となるべく、
世界中からの期待を集める組織として、今もって存続していられる訳だ。
とはいえ、それがいつまでも続くとは限らない。次の使徒の襲来など、ありえないのだから。
そう考えると、ネルフは次の立ち位置を定めておく必要がある。
民間企業のように、多角的に業務の幅を広げ、社会貢献すると共に、間接的な部分でも、
地域環境問題への取り組みをアピールするなどして、ネルフに好意を持って貰わねば。
差し当って、簡単に出来そうな事って何だろう?・・・・・・時期的には「くーるびず」?
「くーるびず」。改革のはじめの一歩としては、あながちハズレでもない気がする。
もっとも、「構造改革」という点からは、ズレてしまうかもしれないが。
ハズレでない、そう思った理由は、前世紀末に問題とされていた「地球温暖化」。
皮肉にも、セカンドインパクトによる世界人口の減少で回避されたのだが、
皮肉の上乗せのように、「日本温暖化」いや、「日本常夏化」という事態を招いてしまった。
消費電力も減らず、結果、日本のCO2排出量は、国際社会でも批判の的となっている。
「くーるびず」に率先して取り組み、環境問題への貢献を世間にアピールすれば、
きっと、ネルフを好意的に捉えてくれる人も増えるに違いない。
そもそも、今までの本部内は、冷房をガンガンに効かせているくせに、
職員は皆、長袖を着用し、葛城三佐はジャケットまで羽織っているし、
碇・元司令や副司令に至っては、厚着というレベルにまで達している。
これを不経済と言わずして何と言おう?本部内で季節相応の服装でいたのは
私達チルドレンだけ(しかも学校の制服)だったのではないか?
いまや首相でさえ、ノーネクタイで通用する時代なのだ!
・・・と、長々、「くーるびず」を正当化するよう自分に言い聞かせ、実施に移ろうと思う。
改革を浸透させるためには、組織の末端の者に押し付けるのではなく、
上の者から、進んで取り組む姿勢を見せなければならないと思う。
しかし、私の着ている第一中の夏服は、十分涼しい。となると、標的は副司令か。
さて、副司令の制服を、どんな服にするか。・・・このスカートなんか、涼しいわね。
そうだ!スカートを制服にすれば、この間の会議で、碇・元司令に付けられた、
「伊吹マヤの副司令昇進」の条件も同時に満たせるではないか!私って天才♪
という訳で、司令強権を発動し、副司令にスカートを履いて貰う。涼しいでしょ?
副司令は、茹で蛸の様に赤い顔をして、私の問いかけには無言を貫いている。何が不満なのかしら?
ともあれ、「聖域なきコウゾウ改革」は一応の成果に辿り着いた。嬉しい。
尾通!
だから誰がうまいこt(ry
しかし、司令は意外と考えてるようで、まだ心がわかってないのねw
オッテュ
4人目さん相変わらず上手いわ
漏れも見習わなきゃな
ナニハトモアレ乙
乙〜♪
保守そして待ち
要 月 望 日
「聖域なきコウゾウ改革」で一応の成果を上げられた事には、非常に満足しているのだが、
どうも職員からの反応が芳しくない。副司令のスカート姿に不満があるようだ。
私には可愛く見えるのだが、要望が多いので、仕方なく制服を元に戻す事にする。
座 月 読 日
ネルフ図書館で本を探していたら、今春採用されたばかりの職員が、
通路に座り込んで本を読んでいた。立ち読みならまだしも、座り読みは許せない。
座り読みが許されるのは、貧血気味の私だけだと就業規則にも定めているはずだ。
まったく最近の若者ときたら・・・。腹が立つので尻を蹴り上げておいたが、
どうにも怒りが収まらないので、保安諜報部に「パーン」を命じておいた。
「パーン」の意味するところは内緒だ。
興 月 味 日
図書館から借りてきた、「伊賀忍術秘伝書」を熟読。
あまりに面白いので、紅茶を沸かしていた事をすっかり忘れる。
もちろんコンロは立ち消え。ガス漏れ警報機の作動により駆けつけた
技術開発部の職員に助けられる。ホントに死ぬかと思った。
映 月 像 日
碇君に忍者の話をしたら、「くノ一忍術帳」というビデオを
貸してくれると言うのだが、ジャケットからして頭悪そうなので、丁重にお断り。
F 月 C 日
伊吹二尉に「忍者くん」を借りに行く。当然のように所有しているから怖い。
数 月 字 日
日向三等兵に、好きな数字を聞かれたので、「4」と答えておく。
逆に質問したら、彼は「3」が好きらしい。さすがは「3」等兵。愛着があるのね。
「3と言えば三沢さん」らしいので、エルボーを三発プレゼント♪
虐 月 待 日
青葉二尉に、好きな数字を聞かれたので、「1億」と答えておく。
逆に質問したら、彼は「僕は・・・4が好きっスね・・・。」と答えた。
何となくだけど、日向三等兵は、「いじめてやろう」と思われるタイプ、
青葉二尉は「そっとしておいてやろう」と思われるタイプ、そんな気がした。
電 月 脳 日
伊吹二尉に、好きな数字を聞かれたので、「0」と答えておく。
逆に質問したら、彼女は、目を輝かせて語り始めた。
「やっぱり基本は9並びよね〜。それと、255とか、65535とかっていう
数字を見ると、やれるトコまでやったんだっていう、達成感があるのよね〜♪」
・・・・・・伊吹二尉、ゲームのやり過ぎ・・・・・・。
服 月 装 日
私自身、服装にあまり興味が無いので、今まで考えもしなかったが、
どうやらスカートというのは、基本的に女性専用の着衣らしい。
セカンドに言われて、今、気付いた。副司令には、辱めを与えてしまったようだ。
でも、別に碇君がスカートを履いていたとしても、違和感無さそうな気がするのだが。
採 月 取 日
明日、予定している釣り大会に備えて、餌のミミズを採りに行く。大漁(ミミズが)。
>>綾波さん四人目
いつもながら乙です
>伊吹二尉に「忍者くん」を借りに行く。当然のように所有しているから怖い
未だにファミコンにはまっているレイが怖いです
>でも、別に碇君がスカートを履いていたとしても、違和感無さそうな気がするのだが
これは色々なSSによく書かれてますよね
でも、俺としてはシンジがどうしても女性顔に見えないんです、助けてください
次回投下も心よりwktkしてお待ちしております
乙〜♪
ミミズが大漁w
>>262 貞本さんは、なんかのインタビューでシンジは男版ナディアだって言ってたよ。
よく見ると似てるんだよね。アスカもだけど。
>>263 男版ナディアでしたか
シンジの顔より、声のが中性的だなと、彼女と二人して言ってたところです。
もっかい1から見直して中性的か見てきます。
情報ありがとう。
オッテュ
爆 月 釣 日
今日は、碇・元司令主催の「第一回・ジオフロント釣り大会」。
私が司令となったために、失職した元司令の暇潰し企画だ。
失職、と言っても、本人は「終身名誉司令」を名乗り、口だけは動かしている訳だが。
今回の釣り大会は、ネルフ内において、「特定の役職を持つ者」及び、
「階級が二尉以上の者」と参加資格が定められている。
例えば、「保安諜報部・諜報一課長」の職に就いているリョウちゃんは参加できるが、
三等兵は参加できないと言う事。言うなれば、三等兵は参加できないと言う事。
くどいようだが、三等兵は参加ry・・・。どうにも作為的なものを感じる。
会場となるのは、例の、スイカ畑の傍らにある、農業用溜池。
もっと広い釣り場を探しても良さそうなものだが、きっと、碇・元司令も、
なるべく狭い会場にして、各人員とのふれあいを求めているのだろう。
大会と言うからには、賞品などが出るものか、碇・元司令に尋ねてみると、
「勿論だ。大物賞、数釣り賞、総合優勝などを、と考えているぞ。」
それで、賞品は一体、何になるのですか?
「いや、まだ思案中なのだが、とりあえず総合優勝者には、私の熱いキッスを・・・。」
総合優勝がそれでは、他の賞も、推して知るべし。優勝しない程度に御茶を濁すとしよう。
さて、無駄に本格的な開会宣言などが、碇・元司令によって執り行われた後、
それぞれに自分の狙ったポイントを目指して、各人が散っていく・・・、
と思ったのだが、葛城三佐などは、木陰に陣取り、既に酒宴の準備に入っている。
「いや〜、元司令のお誘いとあっちゃ、無下には断れないでしょ。大人の事情ってヤツよ。」
むう、私のように、釣りがしたくて参加している人ばかりではない訳だ。
そんな姿勢で臨まれるのは、私から見れば、釣りを冒涜されているように感じるので、
「釣るのなら早くしろ!でなければ帰れ!!」と一喝してやりたいところだが、
残念ながら私には、そこまでの胆力が備わっていないので、我慢しておく事にする。
と、まあ、文句を並べてみた訳だが、この暑い中、釣り続けるというのは
体力的にキツいものがあるので、葛城三佐の酒席は、休憩所として重宝する事になりそうだ。
幸いにも、伊吹二尉用にジュースやお茶も用意されている。
とりあえず釣りを始めよう。以前、碇司令(当時)や碇君と、この池に来た時は、
タガメ採取に夢中になって、釣りをする前に竿を折ってしまうという失態を犯しているので、
淡水魚を釣るのは、実質的に今回が初めてと言える。
まずは、いきなり大物に拘らず、手軽に釣れそうなクチボソ釣りにチャレンジ。
相手が小さな魚だけに、目印(ウキ)に出る反応も、微細なものかと思いきや、
ある時は一気に消し込んだり、ある時はモゾモゾとエサを突いている様だったり。
水中の魚の様子を想像すると、釣りにハマっていく人の気持ちが分かった気がした。
数匹を釣り上げ、コツを掴んできたところで、セカンドに水を差される。
「・・・・・・エサ、付けて・・・・・・。気持ち悪い。」
???以前、海に釣りに行った時は、平気でイソメを針に刺していたのでは???
「イソメはいいけど、ミミズは嫌!」
似たようなものだと思うのだが、セカンド曰く「ミミズは口が無いから嫌」なんだそうだ。
その辺りの判断基準は、私には到底理解できない。
セカンドの釣りの様子を観察していると、彼女の性格的なものか、
ウキがほんの僅かにでも動くと、それに反応して合わせてしまう。
その釣り方が間違いであるとは言い切れないのだが、もう少し落ち着くようにと
アドバイスすると、見事に一匹を釣り上げた。私って、指導者向き?
「シンジ〜、見て見て〜♪釣れた釣れた〜!」
セカンドは余程嬉しかったのか、釣り上げたクチボソを、碇・元司令の命令で
飯盒炊飯の準備をしていた碇君に見せに行った。
「アスカ!そんなに振り回してたら、魚が死んじゃうよ!」
「え?・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・・・。」
不幸にも命を落としたこの魚は、碇君の手によって調理される事となった。(つづく)
オッテュ
あああ綾波司令に一喝されたい。。。。
> セカンド曰く「ミミズは口が無いから嫌」
カワイイ
しかし、ネルフの人たち釣り好きだねw
今、狙っていたクチボソという魚は、大きくても精々10p程度。
これから、もう少し大きい魚を狙おうと思うのだが、その前に、休憩がてら
他の人達の釣況を偵察しに行こうと思う。
まずはリョウちゃん。彼は竿すら持っていない。彼が手にしているのは、糸と、その先に括られた、
生魚の頭(そういえば、昨日の食堂のサービスメニューは、アジ刺身定食だった)だけ。
「ああ、俺はザリガニを獲っているんだ。ほら、シンジ君が飯盒の隣に
湯を沸かしているだろう、アレで茹でて食うんだ。なかなかウマいぞ♪」
リョウちゃんから、普段は全く感じられないセカンドインパクト世代の逞しさが
放たれている。ちなみに、ザリガニのエサといえば、煮干やスルメが定番だが、
魚の生血の集魚効果には、到底及ばないそうだ。
次は青葉二尉。いかにも素人っぽく、動きがぎこちないのだが、
「結構、面白いっすね、釣りって。」
などと、余裕の表情を見せているので、彼の足元のバケツを覗いてみると、
大きなフナが3匹も泳いでいる。・・・・・・青葉二尉のくせに生意気だ。
彼の三等兵降格も、考慮しなければいけないかな、と思った。
「冬月!頑張れ!冬月!!!」
突如、対岸で大声が上がったので、駆けつけてみると、
冬月副司令が、竿を三日月のようにしならせて魚と格闘中。かなりの大物のようだ。
「ぬう・・・ぬりゃああああ!!!」
副司令が力任せに魚を抜き上げる。掛かっていたのは、とても大きなナマズ。
「やった、やったぞ、冬月、凄いぞ、冬月。」
まるで自分が釣り上げたかのように、飛び跳ねて喜ぶ、碇・元司令。
見ている私もドキドキしてしまった。こんな気分になったのは、
以前、碇君に「綾波って、お母さんって感じがする」と言われた時以来だ。
ホントに凄い。よし、私も今度は、ナマズを狙ってみよう。
副司令の使っていた仕掛けは、太い糸に大きな針だけのシンプルなもの。
こんな簡単な仕掛けで、あんな大物が釣れるものなのかしら?
ちょっと釣り方を教えてもらおう。
「この釣法は、ポカン釣りと言ってな、昔から伝わるナマズ釣法なんだよ。
この簡単な仕掛けで、木陰や水草の際で、エサを水面で躍らせて
ナマズの注意を引いてやる。釣り方としては、これだけの事さ。」
・・・私の知らないところで、「魚類ポカン計画」が発動していたとは。
ネルフは私が考えていた程、甘くないわね・・・、恐るべし、冬月副司令。
いつの間にか、騒ぎに引き寄せられて来たセカンドが、副司令に問う。
「はいは〜い、しっつも〜ん!エサは何を付けるんですかぁ?」
副司令は、ナマズの大きな口から、釣り針ごとエサを引き抜いて見せた。
針に付いていたのは、元々が何であるのか、辛うじて分かる程度に無残な姿に変形したカエル。
カエルは・・・ちょっと嫌。今度はセカンドにエサ付けしてもらおう。
副司令にカエルを分けてもらって、自分の釣り座に戻る。
ナマズ用に太目の釣り糸で仕掛けを作りかえて、あとはエサを付けるだけ、という時だ。
「・・・・・・エサ、付けて・・・・・・。気持ち悪い。」
ちょっと、セカンド!私の中では貴方がエサ付け係と決まっていたのに・・・。
「口があっても、カエルは嫌!」
・・・まあ、私も含め、カエルは女性には敬遠される傾向が強いので、仕方ないか。
しかし、このままでは、せっかく貰ってきたカエルが無駄になってしまう。
丁度そこに、ザリガニ獲りに飽きたリョウちゃんが、フラフラと寄ってきた。
「アスカ、レイ、どうだい調子の方は。おっ、クチボソがいっぱい釣れたじゃないか。
ん?・・・これは美味そうなカエルだなあ、唐揚げにすると、結構イケるんだぜ。」
・・・・・・なんだか今日のリョウちゃんは、必要以上にワイルドだ。
折角なので、カエルはリョウちゃんの胃に収めてもらう事にした。(つづく)
乙〜♪
リョウちん喰えるモノは何でも喰っちまいそうな勢いだなw
オッテュ
ほ
「ナマズを釣りたいなら、このクチボソをエサにすればいいじゃないか。」
リョウちゃんから、そんな助言をもらい、それを信じて釣りを再開すると、
またまたセカンドが、何やら言い出した。
「ねえ、加持さん。ナマズって、もしかしてルアーでも釣れる?」
ルアーというのは、疑似餌の事。金属、プラスチック、木材、ゴムなどを材料に、
主に魚やミミズやカエルに模して作られていて、それらを捕食する魚に有効だ。
カエルをエサとする事からも分かるように、ナマズという魚は、
水棲生物を捕食するような肉食魚であるので、ルアーで釣れる要素は、充分にあると思う。
「ああ、俺はやった事はないが、ルアーでも釣れるらしいぜ。」
リョウちゃんにそう教えられたセカンド、すぐにルアー釣りの用意にかかる。
私はルアー釣りの道具を持っていないので、エサ釣りを続行。
「見てなさいよ!アタシの、欧州仕込みの華麗なルアー釣りを!」
セカンドがチョイスしたルアーは、ソフトプラスチック製のカエルを模したもの。
成程、ナマズの捕食していたエサとマッチしている。
さすがに自分で「華麗」とか言うだけあって、セカンドは、その第一投目でルアーを、
見事、蓮の葉に乗せてみせた。水に飛び込むカエルを演出する、という事か。
「ヒ〜ット♪」
どうやらセカンドのルアーに魚がかかったようだ。内心、焦る私を尻目に、
30p程のナマズを釣り上げた。先を越されて非常に悔しい。
「加持さあん、針、外して〜♪」
セカンドはナマズに触る事に抵抗があるようで、リョウちゃんに助けを求めている。
触りたくないのなら、最初から釣らなければいいような気もするが、
ナマズという魚も、あの通り、見た目がちょっとグロ系の魚であるので、
あまり突っ込むのはやめておこうと思う。私も触りたくないし。
と、私の竿にも反応が。・・・・・・手応えから、大物ではなさそうだ。
力任せに引っ張ると、簡単に釣り上がってきてしまう。不本意ながら。
なんと、仕掛けの先に付いていたのは、弱ったクチボソを捕食しようとしたタガメであった。
これを見たリョウちゃんが、セカンドを放ったらかしにして、駆け寄ってくる。
「凄いじゃないか、レイ。これ、ペット屋に高く売れるぞ!こいつは価値がある。」
・・・タガメってのは、釣ってこそ初めて価値が出るモノなのね・・・。
タガメに興奮しているリョウちゃんの姿に、セカンドは不満の様子。
「加持さん!この池、ブラックバスはいないの?私、ナマズなんか釣りたくない!」
どうやらセカンドは「駄々っ子モード」に突入してしまったようだ。
ブラックバスといえば、獰猛な肉食魚で、ルアー釣りの好対象魚として知られる。
外来種で、日本には約90年程前に、本部近くの芦ノ湖に放流されたのが最初らしい。
外来種であり、獰猛で肉食というのは、私のイメージするセカンド像に通じるものがある。
「残念ながら」という前置きの下、リョウちゃんがセカンドに言い聞かせている。
「バスがこの池に繁殖すれば、在来種は全て滅びると言われている。食物連鎖でね。
それを止められるのは、バスを駆除する能力を持つ、人間だけだ。
・・・つー訳で、自分で考え、溜池の水抜きをした際に、バスを殲滅しておいた。」
セカンドの不快指数が上昇していくのが、肌で感じられる。
「いーわよ、もう!どーせアタシには、ナマズ程度がお似合いよ!」
自分に被害が及ばぬうちに、この場を離れるのが賢明であると判断。
「あ、おい、待てよ、レイ!」
ごめんなさい、リョウちゃん。私が行ってもリョウジはいるもの・・・。
ひとまず、休憩所という名の宴会場へと戻ると、碇君が、炊きたてのご飯で握った
おにぎりを持ってきてくれた。もぐもぐ・・・なかなかおいし・・・
「どう、綾波?昨日の夜作った、牛肉のそぼろ入りなんだけど・・・。」
・・・・・・碇君、これなんて嫌がらせ?(つづく)
オッテュ
GJ
「ちょっとぉ、シンちゃん、ビールまだぁ?」
葛城三佐からの要請。碇君は、料理の合間を縫って、ビールを届ける。
「ついでにさあ、何か摘む物があると嬉しいんだけど。」
「あ、じゃあ、今、加持さんが獲ってきたザリガニでいいですか?」
「んもう、何だっていーわよ!」
葛城三佐の酔い加減から察するに、ザリガニなどと言わず、
その辺の草でも石でも与えておけば、問題無さそうな気もする。
葛城三佐の傍らには、伊吹二尉が、赤い顔をして横たわっている。
赤木博士が心配そうに、その様子を伺っているのだが、
「ミサトが自分のペースで飲ますから・・・。マヤ、普段からお酒なんて、
そんなに飲まないのだけれど、このコも断れないコだし・・・。」
当の葛城三佐は、そんな事など気に掛ける様子も無く、飲み続けている。
碇君がザリガニを持ってくると、葛城三佐は、数匹をおもむろに掴む。
「は〜い、マヤちゃ〜ん、元気出して。イ・セ・エ・ビよん♪」
殻(上半身)のついたままのザリガニを、意識の無い伊吹二尉の口の中へ、
次々と押し込んでいく。赤木博士も、自分の身に累が及ぶ事を恐れてか、
止めに入る事が出来ずにいる。酩酊者、恐るべし。
ここにいると、私の身も危険そうなので、この場も離れる事にする。
新たなポイントを開拓すべく、池の周囲を物色。今迄、釣りをしていた対岸辺りまで
歩いてくると、岸辺に茂った丈の長い草むらから、がさがさと音がする。
ちょっと不気味だが、思い切って藪の中を覗いてみると、そこには見知った顔が。
そこにいた男、日向三等兵は、私を見ると、慌てた挙動で
「し、知らないよ、釣り大会なんて!僕はプライベートで釣りしてただけだよぉ・・・。」
・・・私は、釣り大会の話なんて、一言も話してはいないのだが。
きっと、日向三等兵も、仲間に入れて欲しくて、ここで釣りをしていたのだろう。
ちょっと可哀想に思えてきた。
見ると、日向三等兵は、数、型共に、なかなかの釣果をあげている。
私は、日向三等兵の大会参加を、碇・元司令にお願いしてあげる気になった。
もうすぐ計量の締め切りが迫っている。日向三等兵、計量所へ急いで!
宴会場で、副司令と杯を交わしていた碇・元司令に、日向三等兵の件を伝えると、
「そうだな、釣りに参加した者も少ないようだし、特別に参加を認めよう。」
あっさりと承認を得る事ができた。後は結果発表を待つばかりだ。
数十分後、表彰式が始まり、碇・元司令から結果が発表される。
大物賞は、70pのナマズを釣り上げた、冬月副司令。
「おめでとう、冬月先生。賞品には御蔵島黄楊の将棋駒を差し上げよう。」
「本当か、碇!・・・今迄、お前と一緒にやってきて良かったよ・・・。」
数釣り賞は、地味にこつこつと二十匹ものフナを釣り上げた青葉二尉。
「よくやったな、青葉。君にはレスポールをやろうと思うが、どうだ?」
「マ、マ、マジっスか!!!一生、人類の新たな歴史創りに、ご一緒させて頂きます!!!」
そして、総合優勝には、飛び入りで参加が認められた、日向三等兵が輝いた。
「・・・・・・君か・・・・・・。賞品は、私の熱いキッスを・・・・・・。」
日向三等兵は、目を閉じ唇を突き出して待機。しかし、その暑苦しい日向三等兵の唇には、
碇・元司令の熱いキッスではなく、熱い鉄拳が叩き込まれていた。
日向三等兵の前歯は、全部、折れていた。いくらなんでも、あんまりだ・・・。
「で、君は、何か賞品として欲しい物はあるのか?遠慮無く言ってみたまえ。」
「え・・・・・・あ・・・・・・う・・・・・・。」
「何?いらない?そうかそうか、殊勝な心掛けだ。差し歯ぐらいは作ってやるぞ。」
こうして無事、表彰式も終了し、私達は、泥酔した葛城三佐を放置したまま本部に戻る事に。
あ、そういえば、私が釣ったタガメは何処?碇君、知らない?
「え?タガメなら、さっき加持さんが煮ていたような・・・・・・。」
・・・今日のリョウちゃんは、ブラックバスどころではない、獰猛な肉食獣のようだ・・・。
オッテュ
>日向三等兵は、目を閉じ唇を突き出して待機。
男のキスを、逃げずに待ち受けている・・・
今回も傑作を有難うございました。
乙〜♪
ゲンドウはレスポール派っぽくて青葉はストラトキャスター派っぽいね、
なんとなくイメージで。
ここのゲンドウは高見沢氏ばりのおもしろギターっぽい気がする
予算でフライングGとか作ってそう
修 月 理 日
赤木博士が浮かれた顔をしているので、どうしたのかと尋ねてみると、
「あら、綾波司令。実はね、ついさっき、エヴァ射出口の修理が完了したのよ♪」。
今更、そんなものを修理して、何を射出するつもりなのだろう?
というか、私に一言も無く予算の無駄遣いをするのは、そろそろやめて欲しいのだが。
昆 月 虫 日
「この間は済まなかったな、レイ。」
リョウちゃんが、この間食べてしまったものの代わりに、と、タガメを採ってきてくれた。
牛小屋に置いてある水槽に、仲間が一匹増えた。嬉しい。
凄 月 惨 日
昼過ぎに牛小屋の水槽を覗いて見ると、クチボソの数が三匹、減っている。
よく見ると、一匹はタガメに捕食されていた。
今迄、ザリガニでさえ、他の生物と仲良くやっていたのに・・・。
タガメの凶暴性だけはガチだったようだ。
とりあえず応急処置として、タガメをバケツに隔離。
タガメは飛行能力も有するらしいので、虫取り網で蓋をしておく。
だが、いつまでもこのままにしておく訳にもいかないので、今度、
今、使っている私の体が保存されていた水槽を、ここに移設してもらおうと思う。
会 月 議 日
食堂で、赤木博士が技開部の職員と相談をしていた。
「この設計だと、このままじゃ火薬が足りないわね。」
困った時の人助け。ニュー○ッチ・チャーシュー麺を食べる時、いつも余ってしまう
「かやく」を提供するも、露骨に嫌な顔をされる。私の厚意が踏みにじられた気分だ。
忠 月 告 日
「何も無理してチャーシュー麺を選ぶ事、ないんじゃないの?」
赤木博士にこう言われた。それもそうだ。
今度からは、エー○コックの「わかめラーメン」に鞍替えしよう。
原 月 因 日
先日の「タガメ事件」だが、どうやら原因は、
飼育係の日向三等兵が、エサをやり忘れた事らしいと判明。
この人的ミスで、日向三等兵の命300個分に相当する、クチボソ三匹の命が失われた。
温厚な私も、そろそろ限界。永久追放に踏み切ろうかと思っている。
到 月 着 日
以前、私の体の保存に使われていた水槽が届いた・・・のだが、
こうして牛小屋に置いてみると、思った以上に大きい事に気付く。
とりあえず水で満たして、タガメを放・・・そうと思ったけれど、
気持ち良さそうなので、まずは私が入ってみる。
・・・タガメには悪いが、夏の間はプールとして使おう。まあ、「常夏」な訳だが。
納 月 涼 日
夕方になったら発令所に集まるように、と赤木博士からの連絡。
私が発令所に行くと、既に集まった人達が、第3新東京市の映し出されたモニターを見上げている。
「みんな集まったようね。それじゃ、マヤ、やって頂戴。」
「進路クリアー、オールグリーン。発射準備完了・・・・・・発射!」
ひゅぅ〜〜〜・・・・・・どど〜〜〜ん!!!かぎや〜♪たまや〜♪
久々に稼動したエヴァ射出口から打ち出された「それ」は、夏の夜空に大輪の花を咲かせた。
成程、エヴァ不要の時代の射出口の使い道、か。それもまた、いいかも。
・・・ところで、私の提供した「かやく」は使って貰えたのだろうか?
オッテュ
乙〜♪
いつも敢えてチャーシュー麺を選んで、チャーシューを残していたのかw
ageage
まとめサイトってないの?
夏 月 休 日 (リナレイ日記)
夏休みに入ってからというもの、私の朝起きは早い。
ってゆーか、蒸し暑くて、どうしても目が覚めてしまう。
ホントはエアコンを使えばいいんだけど、自分の寝相と相談すると、
どうしても使えないのだ!小さい頃から「夏カゼはバカがひく」と、からかわれ続けてきた
身としては、この時期のカゼだけは、どうしても避けなきゃね、うん。
それに、休み中は、いつ遊びのお誘いが来るか、分からないじゃない?
学校ならまだしも、カゼで遊びを欠席なんて、私のプライドが許さないのだ!
んで、朝早く起きて何をするのかと言えば、まずは近所のガキんちょを引き連・・・、
いやいや、連れられて、山にカブトムシを採りに行くのさ。
朝早いから、まだ活動中の虫もいるけど、虫が普通に見つからない時は、
適当な木を探して、私の「スーパー・デストロイ・テポドンキック」を
お見舞いしてやるの。そーすっと、木から虫がポトポト落ちてくるんだよね。
ガキんちょ達は大喜び、私もストレス解消できて、一石二鳥ってワケ。
その後、ラジオ体操に参加するガキんちょ達を見送って、私は一人、家に帰る。
え?オマエはラジオ体操に参加しないのかって?
バッカだねえ。私が、そんなメンドい事、するワケ無いじゃん♪
いつもより睡眠時間が短い分、家に着く頃には、再び睡魔に襲われる。
体の要求に応え、も一回、寝直す。また暑さで目が覚めるまで。
そんな感じで、だいたい次に目を覚ますのは、いつも11時頃なんだけど、
今日は違った。アスカから電話があって、それよりちと早く起きたのだ。
「・・・・・・プール行こ。あの、すっごいスベリ台のあるとこ。」
え〜っ、行く行く!!!カゼひいてなくて良かったぁ〜♪
待ち合わせ場所に現れたのは、アスカと碇君の二人だった。
アスカの話だと、いいんちょは田舎に帰っているらしく、メガネ君とジャージ君に
ついては、「汚らしいから呼ぶな」と碇君に厳命したそうだ。可哀想だけど、同意。
プールに着いて、入場券を買って、入場ゲートをくぐった時の事。
「おめでとうございま〜す!お客様は、今夏1万人目の入場者で〜す!」
ゲート係のお姉さんに呼び止められた。何だか豪華記念品を貰えるらしい。
んー、でも入場する時、ちょうどアスカと並んで話してたんだよねぇ・・・。
ねえ、1万人目は、どっち?
お姉さんに聞いてみたけど、「お客様でお決め下さい」だって。
しか〜し!豪華記念品が懸かっているからには、お互い引く訳にはいかない。
よし、記念すべき1万人目の入場者の座を懸けて、アスカ、勝負よ!!!
せっかくプールに来たんだし、ドッキドキ水泳対決!!と行きたいトコだけど、
自分達以外のお客さんもいて、プールの端から端まで泳ぎ切れそうもないので、
ブックブク潜水対決!!〜レイが勝てば大当たりだよ〜に変更。
碇君の「用意、スタート!」の合図と共に、私とアスカは水の中に潜る。
むう・・・早速苦しいぞ!こんな時は、別の事を考えて気を逸らすに限る。
んー、祇園精舎の鐘の声、富士山麓オウム鳴く、南斗りっぱな聖帝十字稜、
・・・、・・・・・・、・・・・・・・・・、・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・、・・・・・・・・・、・・・・・・、・・・はっ。
あれ、ここはどこ?私、死んだかな?でも息してるな。まだ、生きてる。
「あんた、バカぁ?気を失うまで潜ってるなんて、信じらんな〜い!」
そっか。私は勝利を得る為に、溺死し損ねていたみたいだ。
アスカが助けてくれたの?ありがとね。えっ、人工呼吸まで?
ちょっと何赤くなってんのよアスカ!あたしゃ、そんな趣味無いよ///。
で、そこまでして手に入れた記念品、プールのマスコットキャラのぬいぐるみ?
・・・・・・何よ、それ(激しく怒)!!!
GJ
最近小文字gj氏を見ないな
乙〜♪
たぶん、レイが気絶している間、誰が人工呼吸するかもめたりしたんだろうねw
一応書いておくけど、シンちゃんと自分を見比べて、
「シンジにやらせるよりはマシ」と自分が人工呼吸をする覚悟を決めた
アスカの心情は、文字数の都合で割愛しましたw
おつ
なんか代数が増えてるし
gj
otsu
怪 月 談 日
最近、「サードインパクト復興支援チャリティCD」なるものが
発売されたのだが、このCDを巡る不思議な現象が、一部の層で話題になっている。
とは言っても、それが話題になっているのは、主にネット中心で、
私が誰かに直接話を聞いた訳ではないのだが、
実はその不思議な現象について、ネルフの面々が関係しているのでは、と、
個人的に確信しているフシがあるので、備忘録がてら日記に書いておこうと思う。
あれは、確か2ヶ月程前の事。
普段から目立たない故に、たまに存在感を示すと、事の外目立つ
青葉二尉が、とある話を発令所に持ち込んできた。
「皆さん、ちょっと時間、いいっスか?」
「ダメッ!」(葛城三佐)
という事で、話が終わりそうになったのだが、青葉二尉が、いつに無く食い下がるので
とりあえず話だけは聞いてあげる事にする。
「実はオレの大学時代の先輩が、バンドやってるんスけど、今度、そのバンドが
復興支援CDを出す事になったんスよ。それでですね、その先輩から、
『サードインパクトに勇敢に立ち向かった、ネルフの皆さんにレコーディングに参加して欲しい』
と頼まれまして・・・。」
話を聞くと、葛城三佐は手のひらを返したように、
「あらぁ、青葉君、意外と顔が広いのね。どっかの変態三等兵とはエラい違いだわ。
勿論、喜んで参加させてもらうわ。ね、リツコ、ね、ね♪」
「そ、そうね、まあ、それで少しでも人の役に立てるなら・・・。」
「スゴイです、センパイ!私達、CDデビューできるんですかぁ♪」
・・・何か違うような気もするが、まあ、話は参加の方向でまとまった。
数日後、青葉二尉に案内されて、青森にあるレコーディングスタジオへ。
ここは、サードインパクト時の物理的被害も比較的軽微で、録音作業に支障も無さそうだ。
「うわあ、スゴイです♪マギの中も凄かったけど、ココはココでまた・・・♪」
所狭しと並ぶ録音機材を前に、少女のようにはしゃぐ伊吹二尉。
「ああ、マヤちゃん、何なら建物内を自由に見学してきなよ。バンドには
オレの方から話しとくからさ。」
・・・今日の仕切りは、いつもの青葉二尉とはまるで別人のようだ。
「ねえアスカ、お言葉に甘えて見学しに行きましょうよ。」
「うん、行く行く!別の部屋でタッキーもレコーディングしてないかな♪」
・・・初めて知ったわ、セカンドがピエールのファンだったなんて・・・。
さて、スタジオに残った組では、レコーディング作業の詳細を詰める。
私達には女声コーラスを、青葉二尉にはマラカスを担当して欲しいとの事。
しかも、企画の性格上、一体感を表現したいという意図から、
トラック毎の録音を行わず、一発録りで仕上げるらしい。これは緊張する。
バンドのテンションが上がってきたところで、早速、録音に移るべきなのだが、
見学に出かけた伊吹二尉とセカンドがまだ戻ってこない。スタジオの使用時間の
制限もあるそうなので、残念だが二人を欠いたまま録音を開始する。
演奏にミスもなく、曲が中盤に差し掛かろうとした時の事だった。
「セ〜ンパイっ♪」
見学を終え、録音の真っ最中のスタジオに上機嫌で戻ってきた伊吹二尉。
しかしまあ、奇跡的な程に悪いタイミングで戻ってきたものだ・・・・・・。
伊吹二尉の声が、マイクの直近で拾われなかったのは幸いだが、完成した音源を
聴いてみると、ハッキリではないが、薄らと「先輩」と言う言葉が確認できる。
そしてその声が、CDを聴いた人達の間で「幽霊の声では」と話題になっているのだ。
ちなみに「ラロッカ」というバンドの「月」という曲なので、
機会があれば、是非、多くの人に事の真偽を確かめて貰いたいと思う。
オッテュ
幽霊マヤ…w
ワロタ、GJ
おつ
おつです
…ピエール瀧w
乙〜♪
……ピエール瀧ww
どーこでぇ こぅわれたの Oh Friends ♪
心レイ現象
過 月 去 日
司令室の片付けをしていると、保存されていた膨大な資料に混じって
碇・元司令の日記を発見。
ぱらぱらと眺めてみると、どうやらこれは、碇君が生まれる前の
時期のものである模様。
以前、碇・元司令が処分しようとしていた日記を、拾って読んだ事があるのだが、
それは、碇・元司令が、まだ「六分儀さん」であった頃に書かれたもので、
京都でパチプロとして生計を立てていた六分儀さんが、
行き付けのパチンコ店でコーヒー売りのバイトをしていた碇ユイさんや、
現在の冬月副司令と出会い、ゼーレの配下の組織に職を得て、
そして、ユイさんにプロポーズする決意をするまでの事が記されていた。
日付から判断するに、この日記は、その直後の時期の物に該当するようだ。
飽きっぽい性格が反映されてか、日付が飛び飛びではあるが。
あまり人のプライベートを覗くのは・・・大好きなので、早速、読んでみよう。
ちなみに、六分儀さんが、その時期好んで打っていた台は、「玉ちゃんファイト」。
碇ゲンドウの日記(4人目日記・番外編)
あ 月 ぬ 日
ユイと知り合ってから、そろそろ一年が経つ。彼女と初めて出会った時の事は・・・
♪ 出玉溢れる シマを抜けて コーヒーワゴン 貴方を見た
誘うような瞳と 風に揺れぬ短い髪 ときめく出会いに胸は 張り裂けそう
こんな私がユイの口利きで、ゼーレ資本の和食チェーン店
「メリー庵」の経営を任されるに至っているのは、何かの因縁だろうか?
未だに良く分からんのだが、ゼーレって何?外国の大金持ち?
今度、ユイに聞いてみよう。まあ、そんな物知らんでも、問題無い!
あ 月 ね 日
今日はユイの大学の卒業式。私はこの日を待ちわびていた。
晴れて社会人となるユイに、結婚を申し込むためだ。
流石に今日は、ユイも友人達と騒ぎたいであろうから、会うのは遠慮しておく。
私の昔からの夢、「お婿さんになる」が叶うかもしれない。
「碇ゲンドウ」。ふふ、悪くないな。申し訳ないが、六分儀の家名は、
私の弟で、Jリーグの選手をやっている、ゲンゾウに守ってもらうとしよう。
南葛エスパルスのSGGKと呼ばれるゲンゾウが言うには、
最近出会った加地亮ジという少年に、将来の日本代表となる資質を感じたそうだ。
まあ、そんな事、私には関係無い!少年の名前の字も適当だが、問題無い!
あ 月 の 日
なんとなく形式的に、ユイに祝電を打ってみた。
「教員に ありがとう 母校に さようなら そして全ての卒業生に おめでとう」むふ。
あ 月 は 日
意を決してユイにプロポーズ。多少、どもってしまったが、
私の気持ちだけは、しっかりと伝わったようで、思いのほか簡単にOK。
人生なんてチョロいもんだ。あまりにも問題無さ過ぎで怖い。
あ 月 ひ 日
しかし、ユイはこのまま家庭に入ってくれるのだろうか?訊いてみると、
「あら、言いませんでした?私、メリー庵に就職内定してるんですよ。」
うは〜、24時間、ユイと一緒じゃないか!もう、いつ死んでも後悔無い!
あ 月 ふ 日
以前、私が某掲示板に立てた、【LYG】京都大学の碇ユイたんはエロカワイイ【LYG】
というスレが、まだ保守されていた。久々に書き込んでみるか。
「 ユ イ は 俺 の 嫁 」
勝った・・・。私はこのスレの全ての住人に勝ったのだ。ウヒャヒャ、ざまあみろ!
あ 月 へ 日
・・・と、勝ち誇ったまではよかったが、そのスレにこんなレスが。
「六分儀、調子に乗るな!」「氏ね」「夜道に気をつけろ!」。
更には私の旧住所まで公開されている。私にユイをとられて悔しいのは分かるが、
個人情報は勘弁してくださいよ・・・あなた、冬月先生・・・なんでしょ?
あ 月 ほ 日
最近、仕事のせいでパチンコを打てる時間が無いので、ユイに相談してみる。
「会社は私が見てるから、行ってらっしゃいな。どうせゼーレのダミー会社なんだから。」
・・・待ってくれ、メリー庵って、その程度の存在の企業だったのか!?
あ 月 ま 日
ユイの許可を得たので、今日からまた「玉ちゃんファイト」と戯れる事に。
しばらく来ないうちに、このホールも様変わりしてしまった。
時代の流れか、パチスロコーナーが増設され、逆にパチンコは減台。
なんでも「大花火」というパチスロ機は、目押しのできる人なら、1回の当たりで
1万円分を超えるメダルを獲得できるのだという。目押しのできない私には関係無いが。
という訳で、終日「玉ちゃん」を打ち切る。+22,500円也。問題無い!
あ 月 み 日
が、やはり一撃で諭吉一人の魅力は捨て難く、今日は大花火に挑戦してみた。
スロット経験者なら分かると思うが、初心者がリールの絵柄を目で追おうとすると、
リールの回転に合わせて首が上下に動いてしまうものだ。
スローモーションのヘッドバンギングのようで、傍から見ていると非常に格好悪い。
今日の私も、そんな状態に陥っていた。慣れないスロットなどに手を出すと疲れる。
目がショボショボしてきたので、台から目を逸らすと、私に熱視線を送っている
青年と目が合った。さては、貴様、見ていたな!私のヘッドバンギングを!
彼は、彼にとって奇異な存在である私と目が合ってしまった事に戸惑っているようで、
「次のリアクションに困った」という表情を浮かべている。
・・・・・・笑えば、いいと思うよ・・・・・・。
あ 月 む 日
昨日、自分の意志とは無関係に、頭を振りすぎた為か、ちょっとばかり昔の事を
思い出してしまった。「職業:ミュージシャン」もいいな、なんて思っていた頃の事を。
来期のメリー庵・求人枠には、バンドマン枠を設けようと思う。(つづく)
オッテュ
回胴導入後、大花火を一度試して大敗をきしたのをきっかけに
ギャンブルはやめました。
メリー庵ってちょwwwww
GJ
毎度お疲れ様です。GJ
しかし、中の人の「腕力」には驚かされる。
よくアイデアが尽きないな〜、と。
今日学校にレイちゃんが転校してきたよ。
「レイです。英語で言うとゼロ」だってさ。
おつ
ここから半年程、日記帳が「碇ゲンドウのパチンコ収支帳」化しているので、
その期間の日記は割愛するものとする。まあ、ここから先が、この日記帳の核なのだが。(綾波・記)
あ 月 め 日
ゼーレから私宛に手紙が届いている。仕事もせずパチンコを打ってる事がバレたか!?
と、内心焦りながらも内容に目を通す。
「かつらぎちょうさたいに、くわわって、なんきょくにむかえ。 ぜえれ」
何だこれは、出張命令か?しかし、何故に南極?メリー庵は和食チェーン店だぞ。
まさか、新たな食材にオキアミでも使うつもりか・・・?
あ 月 も 日
ゼーレの手配により、葛城調査隊に名を連ねた私は、今日、南極に向かう。
「いってらっしゃい、大変でしょうけど、頑張ってね。」
ユイはそう言って、私を送り出してくれた。
昼過ぎに、ユイが作ってくれたオニギリを食べていたら、とても寂しい気分になった。
あ 月 や 日
南極に来るまでは鬱で仕方なかったのだが、一面の銀世界を目にすると
思わず童心に返ってしまう。
ゼーレによって無理矢理、調査隊員にねじ込まれただけの私は、
特に自分の役割も無いので、同じく隊に参加していた葛城博士の令嬢、ミサトちゃんを
誘って、一緒に雪だるまを作って遊ぶ。ミサトちゃんは、明るく素直ないい子だ。
将来生まれてくる、私とユイの子も、こんな風に育つよう、切に願う。
あ 月 ゆ 日
しもやけになった。新美南吉の「手袋を買いに」を思い出した。
あ 月 よ 日
ミサトちゃんが、「ペンギンを見に行きたい」と言い出した。
それも、イワトビペンギンがいいと言うのだが、ペンギンマニアを自認する私に
言わせて貰えば、南極にイワトビペンギンは生息していないと思うよ。
「それなら、温泉ペンギンがいい!」
いや、それもどうかと・・・。結局、皇帝ペンギンで納得するよう説得。
そこいら辺を探し回って見つけたペンギンの群れに、ミサトちゃんはご満悦。
「かっわい〜!いいな〜、私、ペンギン飼いたいな〜♪」
こんなバカでかい皇帝ペンギンに可愛さを感じるセンスは私には理解できないが、
なんとも子供らしい発想じゃないか。君なら、いつかきっと飼う事ができるさ・・・。
あ 月 ら 日
しかし・・・・・・寒い。もう無理だ、帰る・・・・・・!
あ 月 り 日
こんな寒い所に居られるか!私は、調査用のヘリを一台盗んで、日本に帰ることにした。
逃げちゃダメだ?何を言うか、これは勇気ある撤退だ!
なるべく私の足跡を残さないよう、個人情報の書類も持ち出して万事OK。
あとは明日の決行に備える。ミサトちゃん・・・済まない。隊長にも謝っといてくれ。
あ 月 る 日
うおりゃ〜!ヘリの起動に必要なのは気合だ。操縦など、あとは「習うより慣れろ」だ!
しばらくは自動操縦モードに切り替え、持ち出した書類の内容を確認する。
・・・・・・「光の巨人に関する調査報告」?やべえ、間違えた!(つづく)
* *
* + gj
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
オッテュ
乙
南極から無傷で帰って来れたのにはこんな裏話があったからなのか・・・
おつ
あ 月 れ 日
本日未明に日本に到着。メリー庵本社の屋上にヘリを強制着陸させ、
タクシーで我が家へと帰る。ユイはまるで私の帰宅を知っていたかのように
「おかえりなさい、寒かったでしょ。お風呂が沸いていますよ。」
と、南極での事には一切触れず、優しく私を出迎えてくれた。
仮眠の時間を設けた後、久々にユイと昼食を共にする。
その時だった、私達が地震のような衝撃に襲われたのは・・・・・・。
ユイと二人、テーブルの下に潜って遣り過ごした後、テレビに目をくれると、
例の、「もんた」の番組内で、ニュース速報が読み上げられている。
「只今入ったニュースです。先程の衝撃波は、南極にて発生した大規模な
爆発の余波である模様。爆発の原因など詳しい事は、分かり次第お伝えします。
なお、これに伴う津波の恐れがあります。沿岸部にお住まいの方は、充分ご注意下さい。」
私の住む京都では、さほど被害も無かったが、他の地域では、地震の時と同じように
建物が倒壊するなどの被害が出ているようだ。そして何より、津波の影響で
南関東のほぼ全域が水没、夥しい数の犠牲者を出した模様。多分、「みの」も・・・。
恐ろしい事だ、もし、私が南極から逃・・・いや、撤退していなければ今頃は・・・。
はっ・・・・・・ミサトちゃん!私には無事を祈る事しかできない。
あ 月 ろ 日
ゼーレからFAX。今度、ゼーレの人間が、仕事で日本に来るので、
その活動拠点として我が家を提供して欲しいとの事。
来日するのは、ゼーレの首領(ドン)、カール・ロレンツの息子のキール。
次期首領候補か。手厚くもてなせば、私の出世の道も開けるかも♪
あ 月 わ 日
歓迎会の準備をする間も無く、キールが我が家にやって来た。
「おっす!わし、きーる。げんちゃんゆいたんよろしくな!」
私の予想を大幅に裏切り、随分とファンキーな男のようだ。
今回の来日の理由を尋ねてみると、その目的は「情報操作」であるという。
先日の南極での爆発事故(巷では、セカンドインパクトと呼ばれている)の
原因について、キールは我々に説明をしてくれた。
その原因とは、「光の巨人を云々〜」(難しくて私には理解できないので割愛)
というのが真相であるが、これを「巨大隕石の衝突」と置き換えて流布したいそうだ。
え?光の巨人?ひょっとして、私が間違えて持ち帰った、この書類と関係あるのか?
「いかりん!すごい!おてがら、おてがら!!!」
・・・・・・何だか良く分からんが、褒められた・・・・・・。
あ 月 を 日
東京が水没してしまったため、仮の政府が置かれている長野へ向かう。
キールの目的である、情報操作の工作を行うためだ。
キールの行動は直線的だ。脇目も振らず、仮の首相官邸へと突撃。
当然のように、警備員に侵入を阻止されるが、ここで一言。
「ぜーれのものですが、なにか?」
その一言で、警備員達は顔色を一変させて散って行き、数分の後に
首相との面談が実現した。凄いな、顔パスならぬ、組織名パスか。
首相と相対しても、キールの強気な姿勢は変わらない。
先の南極での爆発は、巨大隕石の衝突によるものだったと一方的に通告。
「・・・わかりました。この件に関しましては、そのように発表致します。」
この日の午後、政府から、キールの望んだ通りの情報の発表がなされた。(つづく)
乙
何かシュールw
キール壊れてるwwwwww
GJ
オッテュ
おつ
336 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/18(火) 12:40:46 ID:ZhVEbmnD
便秘月 不通日
「便秘というのは、どういうことなの?」
私は榊さんにメールを返信する。榊さん、すぐに返信をくれたわ。
「最近あまりお通じがなくて、おなかが痛い毎日なんだよ〜」
普段の会話振りからは想像できないようなメールの本文。とりあえず、
後ほどここにくるように彼女に指示を出したわ。
ラックサーバは現在落ちているとはいえ、現品ばかりはここに残っている。
彼女を手なずけるのも今後の為にも良策と判断したわ。
あ 月 ん 日
とりあえず、日本での目的を果たしたキールは、我が家で寛いでいる。
キールの労をねぎらうと共に、和風のもてなしをするため、
ユイが「うどん」を茹でている。
「ゆいたん、なにこれ?すーぷすぱ?」
初めて目にするであろう「うどん」に、キールは戸惑いを隠せない。
私が説明してやると、キールは器用に箸を使って、うどんをすすり始めた。
「いかりん、うまー!これ、うまー!」
当たり前だ!ユイが作ったんだ、うまいに決まってるじゃないか!
か 月 あ 日
今日は、日本が世界に誇る娯楽「玉ちゃんファイト」でキールを接待するため、
マイ・ホールへとキールを案内、遊戯の概要を説明して聞かせる。
今日のパチンコは、あくまで接待。釘を見て、一番期待値の高そうな台に
キールを座らせ、私は、その隣の「玉砕確定台」を確保する。
しかし・・・キールの台は、ここ数週間でも最高級の釘調整じゃないか。
何だってこんな激甘台を、人に打たせなきゃならんのだ!
私の「台を選ぶ目」の正しさを実証するように、キールは500円の投資で
16Rの当たりを引き当てる。比べて私の台は・・・いくら投資する事になるのやら。
「いかりん、あたった、あたった♪どうすればいい?」
そのまま打ってりゃ、どんどん玉が増えてくよ、問題無い!
キールの足元に、ドル箱の山が築かれていくのと対照的に、私の財布は薄くなるばかり。
この出費、どうにかしてメリー庵の交際費で落とせないものか?領収書無い!のだが。
か 月 い 日
昨日、パチンコで大負けしたショックで、動く気力が無い。
キールが日本の土産を買いに行きたいので、付き合って欲しいと言い出したが、
私には無理そうなので、代わりにユイと行ってもらう事にした。
ユイ、センスの良い土産を選んでやってくれ・・・・・・。
と、思っていたが、帰ってきた二人が手にしていたものは、「木刀」。
ユイ、修学旅行のお土産じゃないのだぞ、少しは真面目にやってくれ・・・。
でも、キールも満足しているようなので、良しとするか。問題無い!
か 月 う 日
私が南極から持ち帰った「光の巨人」に関する書類は、実は重要なものらしい。
キール個人としてではなく、ゼーレとして提出を求められたので、これを快諾。
キールの勧めに従い、スキャナを使って、これの写しをパソコンに保存する。
か 月 え 日
南極近海で見つかった救命カプセルから、ミサトちゃんが救出された、との報。
本当に良かった。困った事があれば、何でもオジサンに言ってくれ、力になるぞ。
か 月 お 日
キールの帰国の日がやって来た。迎えの専用機が、メリー庵屋上に到着。
見送りを済ませた後、家に戻り、キールが滞在していた部屋を覗くと、一通の封書が。
「げんちゃんとゆいたんのおかげで、にほんでは たのしくすごせました。
おかげで にんむは かんたんにはたせたし、ゆいたんの うどんは おいしかった。
ぱちんこも おもしろかった。げんちゃん、こんどは すろっとも おしえてね。
ありがとう。きみたちにあえて うれしかったよ。 きーる ろれんつ」
涙で顔をクシャクシャにした私を、ユイは黙って優しく見つめていた。
以上が、今回発見した日記帳に記されていた内容である。
碇君が生まれた時まで至っていなかったのが、少し残念ではあるが、
碇・元司令が、無駄に強運の持ち主である事や、キール・ロレンツとの間に
生まれた、奇妙な友情などが垣間見えて、私としては、それなりに興味をそそられた。
また機会があったら、この日記帳の続きを探してみるつもりだ。
見つかった折には、今回同様、某匿名掲示板に転載してしまおうと思う。
日付的には、もうそろそろ碇君が誕生するはず。
次の日記帳が、早く見つかるといいな、楽しみだ。(綾波・記)
オッテュ
gj
前スレって1000までいきましたか
乙
GJ
おつ
パチスロ 「新世紀エヴァンゲリオン〜まごころを、君に〜」 概要
ボーナスなど
(BIG)赤7揃い・青7揃い 約400枚獲得
(BIG)黄7揃い 約250枚獲得
(REG)黄・黄・青揃い 約50枚獲得+レイチャンス
レイチャンス REG後50ゲーム間、リプレイ確立が大幅にアップし、
出玉を増やしながら次回ボーナスを狙える
暴走モード 特定役を契機に突入、次回ボーナスまで出玉を現状維持できるモード
小役など
ベル(10枚役)・スイカ(15枚役)・チェリー(1枚役)・リプレイ(再遊戯)以上、基本小役
(黄7・エヴァンゲリオン・チェリーのいずれか)・ベル・ベル(特殊リプレイ、暴走突入契機)
全ての小役にボーナスと重複当選の可能性あり
(小役が揃った時には、多少なりとも同時にボーナスが成立している可能性があるという事)
小役の強さ チェリー>>>>>スイカ>>>>>(越えられない壁)>>>>>ベル・リプレイ
液晶演出など
司令室ステージ・シンクロステージ(レイ)・部屋ステージ(シンジ)・
学校ステージ(アスカ)を行ったり来たりしている最中に演出が挟まる
基本的にパチンコ「奇跡の価値は」に準ずるが、スロオリジナルの「学園エヴァ」演出も有り
というのを前提として・・・・・・
孫 月 君 日
学校のお昼の時間は、いつも私にとって、淋しい時間です。
他のみんなは、集まってお弁当を食べているのだけれど、
元来、人見知りの激しい私は、その輪の中に入っていけません。
別に私が誰かを嫌っているとか、私が誰かに嫌われているとか、
そういう事ではないと思うんだけど、みんなで寄り集まってってのは
ちょっと・・・・・・ね。苦手です。
今日も、屋上で一人、お弁当の代わりに、加持さんから60円相当のメダルと
交換で貰ってきたスイカ(300円相当)を食べていると、
突然、現れた惣流さんから、勝負を挑まれました。
ドッキドキ水泳対決。何でも、私が勝ったら大当たりなんだそうです。
何が大当たりなのか、良く分かんないですけど。
惣流さんは、私の所属している「ネルフ」という組織の同僚で、
根は優しいコなんですけど、時々、私に対して敵愾心を剥き出しにします。
私をライバル視しているようです。私は歯牙にもかけてないんですけど。
あまり乗り気では無いけれど、惣流さんの押しに負け、渋々とプールへ。
まあ、惣流さんの気の済むように、なんて、消極的な気持ちで勝負に
臨んだところ、案の定、負けてしまいました。
当然、大当たりも無し。本気でないとはいえ、やっぱり、ちょっと悔しいです。
「綾波はスイカばっかり食べてるから、力が出ないんだよ。」
気落ちした私に、碇君が声をかけてくれます。彼も惣流さんと同様、ネルフの同僚。
真面目で一所懸命な人ですが、主に料理当番としてのみ、組織の役に立っています。
彼の勧めに従って、今度、さくらんぼ(40円相当)も昼食に取り入れようと思います。
え?さりげなく所々でヒドい事言ってる?そ、そんなハズは・・・・・・。
早速スロネタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
GJです
>>347 チェリーボーイ>>>>>スイカ親爺って事わ
シンジ・青葉>>>>>加持?
オッテュ
教 月 室 日
学校の授業は退屈です。
私は、幼少の頃から、ネルフで教育を受けてきたので、
ここで講義されている内容には、何一つ、真新しさを感じません。
多分、アメリカで大学を卒業している惣流さんも、同じように感じていると
思います。ただし、彼女の場合、国語の授業だけは必要かもしれませんが。
これは絶対内緒ですよ、実は彼女、漢字の読み書きができないんです。
彼女を見て、笑ったりしないで下さいね。ホント、内緒ですよ!
実際の所、エヴァのパイロットの中で、学校に来る必要があるのは、碇君だけ。
ま、私や惣流さんと違い、普通の環境で育っていたんだから、当然ですね。
授業中は、暇なので、紙飛行機を作って飛ばしたりして遊んでいます。
私は結構、凝り性なので、それ専用に色紙を用意して、使っています。
飛んでいる紙飛行機に気付いた人が、そのとき使った色紙の色によって
「青だ!」「緑だ!」「虹色だ!」と、一喜一憂している様を見るのは、楽しいです。
私が飛ばした紙飛行機が、喜んで貰えてるんだなあ・・・って。
時々、紙飛行機を折る前の色紙に、メッセージを入れています。誰宛という訳ではありません。
「対決よん♪」これは、私の上司の葛城さんの口調の真似です。さて、誰に届くかな♪
・・・・・・ぐっすん、紙飛行機が、惣流さんの机に不時着してしまいました。
あんな挑発的な言葉、惣流さんが目にしたら、私、殺されてしまうかもしれません。
あれ?何だか、惣流さんが混乱しています。
そうだった、惣流さんは漢字が読めないんでした。助かったあ♪
え?口調が違うだけで、やってる事は前任者と変わらない?そ、そんなハズは・・・・・・。
何時の間に入れ替わったんだ…w
GJ
スロネタGJ
ナルホドあの紙飛行機、レイが投げてたんだ…
オイラにも虹色投げてよ〜
進 月 歩 日
私達の学校では、授業にパソコンが導入され、
それは授業中、教科書になり、ノートになり、辞書や計算機にもなります。
日本の最先端技術の象徴である、第3新東京市の小中学校に
テストケースとして導入されたのですが、その結果、この地域の学生の
計算や書き取りの能力は、全国水準を下回るという弊害も招いています。
それは、ある面で仕方ないかな、という気もするのですが、
それよりも、パソコンを使って、授業中にチャットやメールをする事が
できてしまう、というのが、学習の妨げになっていると思います。
私や惣流さんは、元々、ここで学ぼうという意識が希薄ですから
よいのですけれど、他の生徒達にとっては、多分、誘惑になっていると思います。
赤木博士は、時々、「頑張ってね」という励ましのメールを送ってくれます。
葛城さんなんか、いきなり「対決よ!」とか、授業中にどう反応していいのか
困るような、意味不明のメールを送りつけてきます。
それどころか、最近では、葛城さん家のペンペンまでもが、
パソコンの使い方を覚えたらしく、自分の写真を送りつけてきます。
まあ、これは一種の「癒し」になるから、いいんですけどね//////。
それと、本文無しの、添付画像だけのメールも多いです。
「ベル」とか「リプレイ」とかが大写しになっているだけ。ちっとも嬉しくありません。
あ、またメールが来た。これは・・・・・・スイカの画像です。
スイカを見たら、何だかお腹が空いてきました。まだ授業中ですが、
早めに屋上で昼食にしようと思います。
え?根府川の人が私を見てる?そ、そんなハズは・・・・・・。
オッテュ
ごめ、正直五人目は面白くないわ
いいや!五人目はまだまだこれから、もっと面白くなるさ!
期待してるぜ!乙!
全然レイっぽくない…
リナレイですらないと…
どこが綾波レイなわけ?
オリキャラじゃん
>>356 いつもいつも、どうもです。見て貰えてると思うと励みになります。
>>357 率直な感想、ありがとうございます。
負け惜しみじゃないけど、半分は「あ、やっぱり」という気持ち。
勿論、最初から「つまらない」と言われる事が分かっているものを
投下したという意味じゃなくて、半信半疑だったという意味ですよ。
>>358 せっかく、そう書いてもらったのに、期待には応えられそうにない・・・。
ホントにゴメン・・・。
>>359 >>347で前提としたように、スロエヴァに登場する綾波さんの、
自分なりのイメージなので、オリキャラと言われればオリキャラですね。
一応、スロットに登場する綾波さんが、どんな感じなのか書いておくと
・照れながらVサインを作ってみせたりする
・アスカと水泳対決をして勝つと、ニッコリと笑う(微笑むってレベルじゃない)
・同、負けても悔しそうに再戦をアピールしたりする
そんなトコからイメージしたのが5人目です。だから、何も無いところから
創り出したオリキャラって訳じゃないんですけど、「これもひとつの可能性」って事でご容赦。
で、どうしようかと考えた結果、この話は打ち切りにしようと思います。
理由としては、当初抱えていた「エヴァスロ打ちの更に一部にしか届かないかも」
という漠然とした不安が、確信に近くなってきた事と、元々が、10話ぐらいの
短期物の予定だったので、まあ、早く終わる分にはいいか、という気になった事。
いずれにしても中途半端で申し訳ないです。
期待してくれていた方も、ストック分だけは放出するので勘弁してください。では。
真 月 黒 日
今日は、朝から何も口にしていません。
加持さんが出張中で、主食のスイカが入手できないのです。
黙って持ってきても、多分、怒りはしないと思うけど、それはちょっと・・・ね。
そんな訳で、無気力状態で授業を終え、ネルフ本部へと向かいます。
今日は定期シンクロテストが行われる日なのです。
テストは、エヴァの起動実験を兼ねて行われるのですが、
私はこれが、どうも苦手。実戦の為のエヴァの起動には、失敗した事が無いんですが、
テスト中の起動には、度々失敗します。私って、本番に強いタイプかも。
エヴァとシンクロするには、精神を集中する事が必要です。
目を閉じ、雑念を捨て、零号機を動かす事だけをイメージします。
今回も、その基本に従って・・・と思ったのですが、
極度の空腹のためか、精神が乱れてしまいます。
何とかして「食欲」という雑念を抑え、テストを完了させなくては・・・。
「食」とは関係ないイメージを思い浮かべ、雑念を止める努力をします。
ん〜・・・「ベル」、ん〜・・・「リプレイ」、ん〜・・・「スイカ」!
はっ、いけない!「スイカ」じゃない、「レリエル」!・・・・・・何とかセーフ。
ん〜・・・「さくらんぼ」!・・・・・・もうダメ、食べたい・・・・・・。
雑念に負けた私は、閉じていた目を開いてしまいました。
残念ながら、テストは失敗、そう思ったのですが、何故かシンクロに成功していました。
きっと、零号機も「さくらんぼ」を食べたかったんだと思います。
え?零号機には、物を食べる口が無い?そ、そんなハズは・・・・・・。
シ 月 者 日
エヴァのパイロットは、基本的に3名ですが、これは「正」パイロットの事。
ジオフロントの電源と同じように、「正」以外にも「副」と「予備」が存在します。
「副」には、私達のクラスメイトの鈴原君が選出されていたのですが、
余りに役に立たない為、解雇。今では一庶民として、幸せな生活を送っています。
そして「予備」なのですが・・・。委員会から直に送り込まれて来た子で、
渚カヲル君といいます。当初、碇司令は、彼の受け入れを拒否したらしいのですが、
任店堂DSとの抱き合わせという条件で、やむなく引き取る事にしたそうです。
彼もまた、14歳の少年なのですが、赤木博士の診断を受けたところ、
「精神年齢3歳」との結果が出ました。まあ、ペンペンと同じくらい、って事です。
なので、彼は学校ではなく、近隣の「市立第一保育園」に通っています。
渚君は、日本国籍を有していないので、義務教育の対象となっていないようです。
ところが、困った事に、この渚君、時折、保育園を脱走してしまうのです。
まるで痴呆気味のお年寄りが、老人ホームを抜け出してしまうように。
別に足腰に持病を抱えているとかの事情があるわけでもなく、
本人の気分の赴くまま、行方不明になってしまうんだそうです。
この間などは、ビーチバレー大会に飛び入り参加して、
パートナーの上げたトスを、オーバーヘッドキックで相手コート内に叩き込み、
顰蹙と喝采を半々に浴びていたそうです。
またある時は、葛城さんのお宅に勝手に上がりこんで入浴していたり、
学校に紛れ込んで、バスケの練習をしていた碇君からボールを奪ってみたり、
私と水泳対決をしていた惣流さんの代わりに、隣のコースで泳いでいたりと
やりたい放題。しかも私、負けちゃったんです・・・・・・。
え?私が渚君を嫌っているように見える?そ、そんなハズは・・・・・・。
オッテュ
綾波なりきりキボンヌ
せめてレイらしく
退 月 治 日
常夏の国である現在の日本とはいえ、8月の暑さは熾烈を極める。
盛夏を過ぎてからも続いていた灼熱地獄が、ようやく落ち着いてきた今日この頃。
気温も30℃程度に安定し、幾分過ごし易くなってきた。
まあ、セカンドインパクト以前なら、30℃は暑い部類に入るらしいのだが。
一様にバテ気味だったネルフの職員達にも、かなり活気が戻ってきた。
「秋」という言葉は、セカンドインパクト前に生まれた人達にとって、潤いとなるのだろう。
昨日など、葛城三佐が、発令所に焼酎を大量に持ち込み、宴会が行われていた。
勿論、業務終了後の事だが、発令所のモニターを使った「月見」だそうだ。
さて、そんなご乱行から、一夜明けた今朝の発令所。
昨晩、あれほど深酒していたはずなのに、私がここに来た時には、全員が
顔を揃えていた。普段からの司令の指導の賜物であると自画自賛。
ところが、職員達の顔色は、一様に冴えない。さすがに二日酔いが残っているのだろうか、
などと懸念しつつ、各員を見回っていると、途中で副司令に呼び止められた。
副司令は、知る人ぞ知る酒豪で、葛城三佐さえもが一目置いている。
彼に関しては二日酔いなどとは無縁であるはずだが・・・・・・。
「レイ、実はな、玄関前に『アレ』が出てな、皆、怯えているのだよ。」
ちょっと待って!「アレ」って何?ま、ま、まさか、オバケ・・・・・・?
そういう事なら、私の専門外なので、是非ゴーストバスターズでも呼んで解決して頂きたい!
「いや、な、巨大なヘビが出たらしいんだが、何しろ、ここの職員のほとんどが
野生動物などに親しみの無い世代だろう?必要以上に怖がってしまってな。」
成程、季節が変わって、人と同じようにヘビの動きも活発化しているようだ。
「職員の安全を守る」という、司令としての使命感に駆られた私は、玄関前の様子を見に行く事に。
セカンドを誘ったが、「細長いのは苦手」と断られてしまったので、とりあえず一人で。
問題の現場、本部のジオフロント側への出入り口から、一歩外に出てみると
・・・・・・こんにちは・・・・・・。
ああ、間違いない、ヘビだ。頭が三角形である事から、マムシであると思われる。
相手が毒ヘビである事、産卵期と冬眠前のヘビは凶暴である事を考慮すると、
下手な手出しは危険だ。一旦、発令所に戻って次善作を練る事にしよう。
副司令に相談しようと思ったが、運悪く、そこに碇・元司令も同席。
「毒マムシに対抗するなら、三太夫ならぬ三等兵」
という、碇・元司令独自の理論で、日向三等兵が駆り出される事になった。
日向三等兵を伴い、再びヘビの居座る現場へと向かう。
こちらを見据える、獲物を狙うような眼光に威圧されつつも、進み出てヘビと相対する。
対峙する事、十数分。このままでは埒が明かないので、私は、日向三等兵に
突撃命令を下した。彼は、捨て犬のような目で私を見るが、全く哀れみが湧いてこない。
大丈夫よ、貴方が死んでも、代わりは五万といるもの、と、彼を勇気付ける。
突撃だと言ったのに、日向三等兵は、恐る恐るヘビに近寄って行く。
あ・・・・・・腕を噛まれた。ヘビは自分の体を、日向三等兵の腕や首に絡めている。
リアル・マムシツイストを見る事ができて、ちょっと感激。
あれ?ヘビには口は一つ。という事は、日向三等兵がヘビに噛まれている今なら、
私がヘビに噛まれる心配無く、ヘビを捕獲できるのでは?
私は、勇気を出して、ヘビの首の付け根を、右手で押さえた。危険防止の為、ヘビの口は
そのまま日向三等兵の腕に押し付けておく。
「綾波!父さんが、これを持って行ってやれ、って。」
建物内から駆け出して来た碇君が手にしてたのは、昨晩の宴会の時に飲み残されて、
発令所に放置されていた焼酎の空き瓶。マムシ焼酎でも作る気かしら?
こうして、被害が出る前に、ヘビの捕獲に成功。・・・あれ、何か忘れてるような・・・。
オッテュ
乙〜♪
綾波さん、強っw
おつ
眼鏡カワイソス
問題ない
GJ
gj
○月×日 晴天
今日、何年ぶりかの使徒がせめてきた。
私はこっそり抜けだして道端で見物してたら、男の子と目があったので速攻隠れた。
その後ネルフに帰った時、うっかりしてネルフのすごく長い階段からおっこちて大怪我をしたと思ったら
碇司令が出撃しろとか言い出した。キレそうになった。でも待機中にヘマした私も悪い。
その後運ばれる際にさっきの男の子が目に入り、か弱い女の子を演じれば
代わってくれるかなーと思ってやってみたら、まんまと釣れた。
でも、運ばれてる最中は痛がってる素振りを見せてなかったから、白々しいと思われたかも。
オッテュ
おつ
>ネルフのすごく長い階段
って時たま出て来るあれかw レイがシンジひっぱたいた
_z::::::::::::::::::::::::::::::::z
ィ:::::::::::;ィレ'i/ヽ、:::::ゝ
7::::::i′_,r‐-v 、,.._r
ゝ:::レ' ヽ__丿T( )
! ヾ i ゝ `〈
\1 `i r==ャ ./
| !│ │i 綾波レイとか好きだから!
|ヽ l..____| |
| \ /
/::ヽ、  ̄ ̄| ,..,...,、
/:::';::::::::ヽ、 r' ,':ヽ_// /゙!7
/';:::::::::';:::::::::::ヽ 〃:/// / /!|
/:::::::::゙;::::::::゙;ヽ::::::::::ヾ:/ ' ' / //,!
/:::::::::::::::::゙;::::::::゙;:::\::::: / / ト、
/:::::::::::::::::::::゙;::::::::゙;:::::::\| ′ / |::::ヽ
,':::::::ヾ::::::::::::::';:::::::::';::::::::/ ,ノ /:::::::i::',
,':::::ヽ:::ヽ::::{_}:゙;:::::::::i::/ /ヽ \:::|:::',
(・ω・`)ヾ(゚ω゚o)ノ゙碇君…私と一つにならない?それはとてもプニプニ!
(´・ω・)σ)゚ω゚O)ノ゙フニ
・ω・`))) ヾ(o゚ω゚)ノ〜3
被 月 害 日
先のヘビ騒動に関し、「被害無し」という書類を作成したら、
それを目にした冬月副司令から、「日向の件があるじゃないか」との指摘。
ならばと「人的被害無し」という表現に改めると、
「アレで一応、日向も人間なんだが・・・。」だそうだ。
最近、日向三等兵をヒトとして扱っていなかったので、すっかり忘れていた。
見 月 舞 日
そんな訳で、ヘビ捕獲作戦において、負傷した日向三等兵を見舞いに
ネルフ本部付属病院へ。
ひとまず担当医に話を聞くと、「命に別状は無い」とのこと。
この一言で、わざわざ見舞う気力が失せた。そのまま帰る事にする。
懐古趣味ではないのだが、ここに来るとどうしても、事ある毎に
ここに運び込まれていた「あの頃」を思い出す。あまり良い思い出ではないが。
隠 月 蔽 日
水に漬けられ、泥を吐かされているマムシの入った焼酎の瓶が、
発令所の片隅に放置されている。気味が悪いので、戸棚に隠しておいた。
が、運悪く、その棚は葛城三佐の私物入れだった模様。
棚を見て発狂する葛城三佐。・・・・・・碇君が片付けた事にしておこう。
退 月 院 日
こちらの想像よりも早く、日向三等兵が発令所に姿を見せた。
まあ、彼の主業務は牛の世話なので、ここに来たところで大した意味は無いのだが、
とりあえず快気祝いぐらいの事は、してあげなくては、という気持ちはある。
任 月 命 日
始業前の朝礼時に時間を割いて、日向三等兵の快気祝い及び、
身を挺して、ヘビの捕獲作戦に貢献した功績に対し、辞令を下す事にした。
「二階級特進」。最近見始めた、某機動戦士アニメの中で、
そのようなシーンがあった影響だ。あれは戦死者に対するものだったが、
今回の辞令も、生きてても死んでても大差ない日向三等兵に対するものなので、
細かい事は気にしないでおく事にしよう。
「それだけ・・・・・・それだけ、なんですか?」
不服を唱える日向三等兵。私のせめてもの気遣いが、台無しにされた気分だ。
今の態度に対して、二階級特降の処分を加味しておこう。つまりは、現状維持。
三等兵から一等兵に昇進すれば、私裁定で日当50円アップするのだが、
彼は自ら、その機会を拒否したようだ。また日当580円で頑張って貰おうと思う。
新 月 種 日
最近見始めた、某機動戦士アニメの主人公は、ニュータイプらしいのだが、
アムロと言えば「奈美恵」、レイと言えば「綾波」が一般的となった昨今では、
彼は「ニュータイプ」と言うより、むしろ「過去の人」であると思う。
ちなみに、私は零号機でガンダムに楽勝する自信がある。
負けたら切腹してもいいぐらいだ。私が死んでも代わりはいるもの。
・・・と言いたいところだが、口は災いの元。大口を叩くのはやめておこう。
勝負には時の運の要素も絡んでくる。勝負事に限っては、絶対という言葉は使えない。
下手に公約なんかして、それを果たせないほど恥ずかしい事はない。
ガンダムには多分、勝てると思うが、ゴックにだけは、どうしても勝てる気がしない。
オッテュ
乙〜♪
ミサトさんもマムシは怖いのか
それとも蝮酒ができると狂喜していたのかw
>勝負事に限っては、絶対という言葉は使えない。
>下手に公約なんかして、それを果たせないほど恥ずかしい事はない。
亀田のことかー!
乙
○もよろ
保守
十日町
藤花町
燈火街
陰 月 口 日
一部の職員の中に、陰でセカンドの事を「アカゲザル」と呼ぶ者がいる。
何を根拠にアカゲザルなのかは、私にも良く分からないが、
多分、彼女がサルのぬいぐるみを気に入っているから、程度の些細な理由だろう。
ところが、彼らの中には、陰口を叩く場面を、わきまえていない者がいて、
今日も館内清掃職員から「綾波司令、あのアカゲザルが・・・」
などと話しかけられた。彼らは私とセカンドが、不仲だとでも思っているのだろうか?
転 月 倒 日
中庭を碇君と歩いていたら、不自然にもバナナの皮が落ちていた。
碇君に「気をつけて」と言おうとした瞬間には、既にバナナの皮を踏んで派手に転倒。
久しぶりに「どんな顔をしたらいいのか」迷っていると、
「笑えば、いいと思うよ。」と、これまた久々に碇君。
しかし、さすがの私でも、お尻を強打して、しかめ面の碇君を見て、笑う事はできない。
そんな機転を利かす余裕があるなら、もっと足元に注意を払ってほしいと思う。
菌 月 狩 日
アカゲザ・・・、セカンドに誘われ、碇君を含めた三人でキノコ狩りへ。
パンツルックで現れたセカンドは、目的地の森に着くなり、
木に登ってキノコを探している。成程、アカゲザル・・・か。
だが、キノコを探すなら、木の上より、足元を探す方が確実だと思う。
食用となるキノコを探している途中で、ワライダケを発見。
昨日「笑えば、いいと思うよ。」と言われたばかりだし、
私が笑うと、碇君が喜んでくれそうなので、
このワライダケは持ち帰って、後で食べてみようと思う。
中 月 毒 日
昨日採取したワライダケを、焼いて食べてみる事にする。
形式的には七輪を用いたいところだが、それだと、万一が起こった場合、
あらぬ疑いをかけられそうなので、愛用のカセットコンロを使用する事に決定。
結論から言うと、ワライダケでは笑いは起きなかった。
その代わりと言っては何だが、顔が引きつった様に強張り、体が麻痺した事は事実。
お陰でコンロの火を消すことができなかった。
ガス欠で自然消火したが、もし、七輪を使っていたなら・・・・・・怖い。
昼 月 食 日
碇君が、主力スタッフにお弁当を作ってくれたので、中庭で頂く事に。
皆で中庭に移動中、不自然にも落ちていたバナナの皮を踏んだ、日向三等兵が転倒。
それを見た瞬間、昨日のワライダケの後遺症か、顔が引きつってしまった。
すると碇君、
「綾波、そんなに笑うモンじゃないよ!」
まったく、「笑え」と言ったり、「笑うな」と言ったり。ワケの分からない人だ。
私が貰ったお弁当には、肉類はおかずに使われておらず、
また、その量も、腹八分目程度に落ち着く、絶妙なボリューム。
この辺りの気配りに、碇君の几帳面さが伺える。やるわね、碇君。
食後にはセカンドが、デザートとしてバナナを提供してくれた。
少々、食べすぎな気もするが、セカンドに至っては、意に介した様子も無い。
セカンドは一本のバナナを食べたのだが、その後がいけなかった。
食べ終わった後のバナナの皮を、その場にポイ捨てしたのだ。
しばらくの間、碇君と三等兵の刺さるような視線が、セカンドに注がれていたのは、言うまでもない。
反 月 論 日
清掃職員のオバちゃんに、愚痴をこぼされた。
「綾波司令も見たでしょう?いくら中庭だからって、あのサル、
バナナの皮をポイ捨てですよ?私達の仕事を増やさないで欲しいもんだわ。
まったく憎らしいアカゲザル、あんな躾をした親の顔が見てみたいわ!」
オバちゃんには、とりあえず弐号機の写真を見せておいた。
しかし、オバちゃんの言い分の方が、至極真っ当なので、セカンドを厳重注意
・・・・・・するはずだったのだが、
「い〜じゃん別に。私の捨てたバナナの皮が養分になって、植物が育つんだから。」
いや、そういう問題ではないのだが・・・・・・。
調 月 査 日
アカゲザルについて、ちょっと調べているうちに、ふと感じる事があった。
アカゲザルは外来種であるが、実験動物として使われ、日本でも野生化し、
ニホンザルとの混血化が問題となっている。
エヴァパイロット自体が、実験的要素を含んでいた事を思えば、
外来種、実験動物、混血・・・・・・セカンドそのものではないか!
なるほど、さすがは我がネルフの職員が考え出した陰口だけあって、
単なる悪口に留まらず、しっかりと皮肉が効いている。
と、最初は感心してしまったが、ちょっと蔑視がひどすぎるし、
戦友であるセカンドが、そう呼ばれていると思うと、他人事ながら腹が立ってきた。
よって、今後、ネルフ内でアカゲザルの話題は禁止にしようと思う。
が、その後、赤木博士が実験用にアカゲザルを飼育している事が判明。
私では赤木博士を制御できない。さっきの話は無かった事にしよう。
乙〜♪
ストーリー性がww
けっきょくアカゲザルにこだわってるわけですな
オッテュ
400
401
続きまだーコーラサワー
まち
大 月 蝮 日
私が生まれた頃から飛躍的に普及したという「インターネット」は、
今では完全に生活の一部となっており、その拡大と共に育った私達の世代には、
インターネット無しの生活など想像もつかない。
その発展の過程において、様々なサイトが生まれ、時代を彩ったそうだ。
午前中、私は、そんなサイトの一つ「貴方管(あなたチューブ)」を閲覧していた。
「貴方管」は、いわゆる「動画共有サイト」で、世界中だか日本中だかの、
ユーザー達がアップロードした動画を見る事ができる。
話は逸れるが、「管」と言えば「♪ストップ・ザ・シーズン・イン・ザ・サン」
というのが有名だが、2015年を生きる日本人としては、もう夏は終わって欲しいという
気持ちで一杯だ。セカンドインパクト以前の人は、何を考えていたのか理解に苦しむ。
まあ、「管」の場合、カブトムシと同じで、活発に活動できる期間が
夏に限られていたらしいので、ずっと夏のままでいてほしかったのだろう。
・・・・・・って、何の話をしていたんだっけ?
「貴方管」を閲覧すると言っても、何か特別に目当てがある訳ではなく、
ただ、何と無しに、目に留まった動画を見ていたのだが、
結構面白く感じられたのが、「發音ミク」の動画だ。
「發音ミク」というのは、強いて言うなら「バーチャル歌手」であって、
具体的には、音声合成ソフトウェアと、そのイメージキャラクターを指す。
歌声も出来が良く、少なくともセカンドや葛城三佐よりは、歌が上手いと本気で思う。
そんな發音ミク動画の中で、一際目を引いたのが、「發音ミクにグラディウス歌わせてみた。」。
グラディウスのBGMに詞を乗せ、發音に歌わせる動画なのだが、これを見た途端、
グラディウスをやりたい衝動に駆られてしまったので、伊吹二尉に借りに行く。
こう見えて、私はシューティングゲームには、結構自信がある。
伊達にエヴァのパイロットをやっていた訳ではない。
もし、エヴァが十字&A・Bボタンで操縦できたなら、どんな使徒にも遅れはとらなかったハズだ。
伊吹二尉は、赤木博士の研究室で仕事中だった。
が、一刻も早くグラディウスをやりたいので、遠慮せずに話しかける。
単刀直入に、「ファミコンのグラディウス貸して」と頼んでみると、
どうも伊吹二尉の様子がおかしい。一体、どうしたのだろう?
「え、その・・・実は、グラディウス、持ってないの・・・・・・。」
「マヤ、本当なの?あんな名作を・・・コレクターとして、ありえないわ。」
「そ、そんなぁ。でも、グラディウスUや沙羅曼蛇なら、ちゃんと持ってます!」
「グラディウス自体は持ってないんでしょ?・・・・・・ぶざまね。」
伊吹二尉の表情が、急激に曇ってきた。ここで雨でも降らされては困るので、
彼女の顔を立てる意味も込めて、「ホントは沙羅曼蛇を借りたかったの」とか、
「わあい♪」とか、無理矢理、明るく振舞ってみた。
自分で言うのも何だが、かなり不自然だったと思う(明るい私、という絵的に)。
伊吹二尉が赤木博士から、キツイ表現を受けて、いじけるのは毎度の事だが、
今回の件では、ファミコンコレクターとしての自尊心も傷付けられたようだ。
彼女は仕事中ではあるが、これ以上傷口の拡がらない内に赤木博士の元を離れ、
沙羅曼蛇の保管されている伊吹二尉の私室へ。
そこでカセットを借り受け、自室へ戻った私の手には、何故か「ツインビー」が
握られていた訳だが、それはさておき。
伊吹二尉に、失った自信を取り戻させるため、明日からグラディウス入手に尽力しようと思う。
・・・・・・ツインビー、楽しい・・・・・・。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
相変わらずマニアックGJ
乙かれ〜♪
思わず、セカンドとツインビー対戦なども妄想してみたw
>セカンドや葛城三佐より
をいを〜〜〜いw
オッテュ
おつ
ツインビーか…
最初の面の皿だかフォークだかが素っ飛んで来る所で全滅し、何十回とやったのに結局全クリ出来なかったな…orz
まち
このスレまだあるのか、頑張ってるなあ。
今でも1冊目を読み返す時がある、というか読み返してる最中。
1冊目は小悪魔書いてたな
_
〃 彡ミヽ
| | レ"`ヽ.|
|(| | ゚ -゚ノ| 投下を待つであります。
|(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
 ̄ \/___/
入 月 手 日
朝からツインビーのROMカセットを持って、セカンドの部屋を訪ねる。
勿論、2人同時プレイで攻略する為・・・ではなく、昨日から求めている
ファミコン版グラディウスのカセットの所在の調査を兼ねての事だ。
ゲーム好きのセカンドなら、グラディウスを所有しているかもしれない、
そう期待していたのだが、セカンドから返ってきた答えは、
「グラディウス?何それ?」
という、素っ気無いものだった。
まあ、冷静に考えれば、グラディウスは、私達の年齢の倍以上の歴史を持つ
ゲームな訳で、セカンドがそれを知らなかったとしても無理は無い。
こんな調子だから、彼女の目には、このツインビーも斬新に映ったようだ。
伊吹二尉のコレクションに加えてもらう為、グラディウスを探しているのだ、と
セカンドに説明すると、
「ホントはアンタが遊びたいんでしょ?ま、いいわ。何かの機会があったら
探してみてあげるから。感謝しなさい。」。
なかなか痛いところを突かれた。伊吹二尉に提供するつもりなのは本当だが、
当然、自分が充分遊んだ後での事なので、真っ向から否定もできない。
最大の心当たりに肩透かしを食らったので、とりあえず一旦、自室へ。
昨日と同様に、「貴方管」を閲覧しながら次の策を練る事とする。
すると、發音ミク動画の中に、こんなモノを見つけた。
「發音ミクが、僕を讃える歌を歌ってくれました」
♪何かがネルフに起きる時 エアのギターが輝いて
青葉が飛び立つ 青葉が戦う 青葉 青葉 青葉 ウルトラマン青葉♪
・・・・・・一人、悦に入っている「彼」の姿が目に浮かぶ・・・・・・。
司令である私が困っているのだから、現況を言えば「何かがネルフに起きる時」。
きっと「エアのギターが輝いて」いるに違いない。よし、「彼」に協力を求めよう。
「え、マジっスか!オレに出番が?・・・よっしゃあ!!!!!!!!!!!!」
そう、貴方の出番よ。グラディウスを探して欲しいの。頑張って、ウルトラマン青葉。
「あ、グラディウスなら、オレ、持ってたんだけど、さっきアスカちゃんが来て、
どうしても欲しいって言うから、あげちゃったよ。」
出番、終了。・・・・・・さよなら。
グラディウス探しを、セカンドが忠実に実行してくれていた事に喜びを感じつつ、
確保してくれた品を受け取るために、セカンドの部屋へ。
しかし、ここで想定外の事が、セカンドから提案された。
「あんた、言っとくけどさあ、人を動かすって事は、お金がかかる事なのよ?」
足元を見られ、定価の4900円で売りつけられた。箱も説明書も付いていないのに。
それにしても、青葉二尉から、タダで貰ってきた物を定価で転売するとは恐れ入った。
彼女のイメージカラーの赤は、その「燃える商魂」の象徴だったのかと痛感。ぼんばいえ。
このままでは、私が損をしてしまうので、伊吹二尉に9800円で買い取って貰おうと思う。
という訳で、早速、伊吹二尉に品物を提示し、交渉に入ると、彼女は、その価格に難色を示した。
私としても、最低限、原価だけは回収したいので、4900円で話に折り合いをつける。
ところが、今度は品物を手にした彼女から難癖をつけられる。
「あれ?これ、私のだ。ほら、ここに私の名前が書いてあるでしょ。」
カセットの裏側を見ると、確かに平仮名で「いぶきまや」と書かれている。
これはどういう事?私は、カセットの入手経路を、伊吹二尉に説明した。
「そっか〜。何でグラディウスが無いのかと思ってたら、青葉さんに貸して
そのままになってたんだ。ありがとね、綾波司令。探してきてくれて。」
え、あの、その・・・・・・私が出した4900円は、どうなるの???
レイ…払い損www
ワロタGJ
オッテュ
おつ
なあ いつからレイはレイ司令になったんだ?
二年ぐらい前じゃなかったっけ?
致 月 命 日
本部の大浴場に隣接するネルフ・フィットネスで、セカンドを見かけた際に、
4900円を返してもらえるように交渉した。
当然のように「じゃあ、グラディウス返して」と言われたが。
アレは伊吹二尉の物だった、と、事情を説明しても、
「いい?私はあんたと商談したの。それが成立した時点で、グラディウスは
あんたの物。それをどう使おうとあんたの自由。私には関係無いも〜ん♪」
それでも、しつこく食い下がっていると、
「なによ、あんた、私を泥棒扱いしたいワケ?」
と逆ギレされた。「泥棒とは言わないが、詐欺に近い」と、素直な感想を述べると、
更に激昂したセカンドに、ダンベルを投げつけられた。
当たったら死ぬところだった。やはり正直者は馬鹿をみると思う。
そういえば最近、マムシの捕獲だとか、ワライダケ試食だとか、ダンベルの的だとか、
一歩間違えば命を失いかねない状況に巻き込まれる事が多い。
まあ、ワライダケについては、自分の興味本位で食べてみた訳だが。
しかし、普通に考えて、「司令」という役職は、そんなに命の危険に
晒されるものだろうか?今更ながら疑問に思えてきた。
例えば対立する組織などから、命を狙われるような事は、あるかもしれない。
でも、私の場合、結果として自ら窮地に足を踏み入れている事が多い気がする。
これも私の生まれ持った性格的なものなのだろうか?
いや、マムシやワライダケやセカンドが、対立組織の暗殺者であった可能性も・・・無いか。
とにかく司令となってからも、何故か私の役回りには、危険が付きまとう。
下手に「私が守るもの・・・。」などと言ってしまって以来、私のポジションが
確立してしまった様だが、私だって、たまには守られる立場になってみたいものだ。
そんなこともあって、今日、私は一つの決断をした。
碇・元司令に「休職願」を提出してきたのだ。
いまいち、役得の感じられない司令職に飽きてきた・・・・・・
というのもあるのだが、本当のところは、「北斗神拳に次ぐ特技を身に付けたい」
そう思い立ったからだ。
お目当ての特技は「忍術」。以前、FF3をプレイして以来(
>>224)、
「忍者になりたい」という願望を持っていたのだが、最近、ネットで検索して、
三重県の伊賀という地区に、忍者の里があるという情報を掴む事ができた。
そこで、ネルフの仕事をお休みして、伊賀まで忍術を習いに行こうと思った訳だ。
この事を碇・元司令に話すと、最初は強く反対されたが、
私の決心が固い事まで伝えると、渋々ながら了承してくれた。
しかし、司令が不在となることは、組織の運営上、支障をきたす事にもなる。
そこで、碇・元司令が司令職に復帰し、かわりに私が終身名誉司令を名乗る事になった。
それでも碇司令は、私を伊賀に行かせたくないらしく、
「忍者など、もういない。行くだけ無駄だ。」
などと言うのだが、私は騙されない。立派な忍者になって帰って来ようと思う。
なお、私が伊賀に行く条件として、碇司令に「日報の提出」を義務付けられているので、
日記を書くことは続けようと思う。
付記
何故、私が北斗神拳を使えるのか、自分でも不思議に思う時がある。
私なりに考えて、「北斗神拳創始者もまたリリンである」と結論付けた。
北斗宗家の血も、元をたどればリリスに還りつく、そういう事にしておこう。
乙〜♪
> などと言うのだが、私は騙されない。立派な忍者になって帰って来ようと思う。
困った子だww
427 :
421:2007/12/03(月) 07:31:24 ID:???
428 :
422:2007/12/03(月) 14:10:13 ID:???
オッテュ
乙
おつ
12月4日
来るべき伊賀行きの日に備え、私は今、心身をリフレッシュする目的で、
一人、箱根の山奥の温泉に来ている。
零号牛に乗って来たので、厳密には一人と一匹で、だが。
温泉旅館に来たはずなのだが、サードインパクトの影響か、
この辺りには人の気配が無い。湯治客はおろか、旅館の人達も、だ。
よって、宿も温泉も貸し切り状態。
断りの入れようも無いので、宿は勝手に使わせてもらう事にする。
とりあえず気に入った部屋に荷物を下ろし、寛いでいると、携帯にメールの着信が。
碇君からだ。普段はネルフ本部に住み込みでいる為、用がある時は
直接会って話せば済んでしまうので、こういった形での対話は、ある意味斬新に感じる。
to 綾波
今日、アスカの誕生日なんだけど、プレゼントに何をあげたらいいかな?
・・・・・・そんなの決まっているじゃない。
to 碇君
お金。
to 綾波
そんなストレートな物じゃなくて、他に何か欲しい物あるのかな?
to 碇君
牛の飼料、手裏剣、スーパーファミコン。
to 綾波
それは綾波が欲しい物でしょ!そうじゃなくって・・・・・・質問変えるわ。
14歳の女の子って、どんな事に興味があるのかなあ?
to 碇君
凡人であれば、おしゃれ、美容、そんな事かしら。
to 綾波
そっか、ありがと。プレゼントは、僕と綾波の二人から、って事にしておくよ。
to 碇君
私には、出せるお金が無いわ。
to 綾波
いいよ、質問に答えてくれたお礼だから。それより、ゆっくり体を休めてね。
碇君のお陰で、セカンドに無料で「貸し」を作ることができた。
来年の私の誕生日には、セカンドから何かを貰えるだろう、ラッキー♪
誰もいない温泉で、一人で「強羅絶対防衛線突破!」などと言いながら
湯舟に飛び込んだり、潜水に挑戦して溺れそうになったりなど、
ひとしきり遊んだ後、部屋に戻ると、私の携帯に、また着信の形跡が。
to ふぁーすと
ちょっとあんたばかしんじになにをおしえたのよ
to 弐号機パイロット
何のこと?
to ふぁーすと
あんたとしんじのぷれぜんとこれひとをばかにしてるの
今度は画像が添付されてきた。一体、碇君は何をプレゼントに選んだのだろう?
画像を表示しますか →はい いいえ ポチっ
これは・・・・・・鼻毛カッター?・・・・・・い、碇君、何を考えているのかしら。
オッテュ
乙〜♪
漢字が使えないセカンドww
乙かれです
いくらなんでも女の子の誕生日プレゼントに鼻毛カッターは……w
乙
まあ、こう考えてみなさいよ
鼻毛がのぞいて見える絶世の美女と、
鼻毛なんて見えない普通のかわいい女の子の、
どっちがいい?
おつ
まち
灯火街
新 月 台 日(番外編)
来年の頭に、パチンコ「CR新世紀エヴァンゲリオン〜使徒、再び〜」が発売される。
今回は「綾波レイ」が主役らしい。
パチンコ史に残る名機となった初代、それを発展継承させた〜セカンドインパクト〜、
もはや名前だけで売れる台に昇り詰めた〜奇跡の価値は〜、
そして、いい加減飽きられる頃の4作目にて、客離れを防ぐ最終兵器として、
作中1番人気を誇る「綾波レイ」が起用された訳だ。
当然、「綾波」が主役であるので、ちびレイや2人目、私の「世を忍ぶ仮の姿」である
リナレイ、挙句の果てには「3人目」ことリリスにまで出演依頼が来たらしいのだが、
どういう訳か、私(4人目)の元には、今のところそういった話は無い。
これはどういう事か?私は他人を装って、開発会社である「ビスティ」に電突してみた。
「済みません、ちょっとお伺いしたいのですが、〜使徒、再び〜は綾波が主役だそうですが、
4人目は登場するのでしょうか?」
「はあ?4人目?何言ってんの、こっちゃあ忙しいんだよ!!!!!!」
・・・・・・そのまま電話を切られたしまった。
どうやら私の出番は無いようだ。4人目は用無し・・・・・・か。
私なんて、いらない綾波なんだ・・・・・・。
碇君の気持ちが、ちょっとだけ分かったような気がした。
が、どう考えてもおかしい。本当にいらない碇君や、単なるパイロットだった2人目などとは違い、
私は今や、特務機関ネルフ終身名誉司令の身。わたしが「いらない綾波」のハズがない!!!
きっと〜使徒、再び〜は、サードインパクト迄のお話なので、その後の存在である4人目の
登場機会が無いだけ・・・きっとそうだ・・・そうに違いない・・・たぶん・・・。
灯火♪灯火♪
オッテュ
>本当にいらない碇君
さらっとすごいこといってない?w
出 月 発 日
伊賀への出発を、大安吉日無風快晴の本日に定めた。
「いいか、レイ。絶対に知らない人に付いて行ってはならんぞ!
生水は決して飲むな!それからそれから・・・・・・。」
碇司令の心配性にも程がある。あまり子供扱いしないで欲しい。
私だって、もう14歳。外から帰ったら、うがいと手洗いをする事や、
寝る時には、ちゃんと腹巻をしなければいけない事ぐらい知っている。
碇司令の言葉は、あまり気にせず、出発の準備に勤しむ。
とりあえず荷物を零号牛に括り付けたのだが、どうも私は旅行下手なのか、
その量が甚大となってしまった。まあ、零号牛は生身の牛ではないので、
多少の負荷には耐えてくれる・・・・・・と思う。
同行する零号牛以外の牛の世話は、雑用係である日向三等兵に任せた。
私の留守中に、牛達に万一の事があったら、その時は命で償ってもらう約束だ。
三等兵も単なる馬鹿ではないので、その辺りは上手くやってくれるだろう。
出発について、別に誰に話したという訳ではないが、
私が荷造りをしている所に、皆がぞろぞろと集まって来てくれた。
この辺りが私の人徳の為せる業だと思う。
「あんた、旅に出るんでしょ?これは私からの餞別よ。」
どういう風の吹き回しか、セカンドが私に餞別をくれるという。
手渡された紙袋の袋口から中身を見ると、これは・・・・・・例の鼻毛カッター?
こんな物を貰っても、私は「鼻毛なんて見えない絶世の美女」なので、
使用する機会も無い。無駄に荷物が増えるだけなので、紙袋ごと碇君にスルーパス。
碇君もまた、袋の中を覗いて中身を確認していたが、それを目にした時の
悲しげな表情が印象的だった。
さて、準備も済んで、いよいよ出発に向け、私が零号牛に跨る。
皆の「頑張れ!」という暖かい声援を受け、華々しく出発!
今回の出発に先駆け、赤木博士が零号牛に新機能を追加してくれた。
それは、「加速装置」。これを作動させる事により、零号牛はマッハ5の速度での行動が可能になる。
作動スイッチは、もちろん奥歯。さながら「サイボー牛(ギュ)009」と言ったところか。
さあ出発よ零号牛。奥歯を噛んで加速装置を作動させて。
「????????」
・・・・・・どうやら理解出来ていないようだ。
仕方ないので、強制的に零号牛が奥歯を噛むように仕向ける。
一旦、零号牛の背から降りて、彼の顔の側面から、好物である青草を近付けてみた。
私の思惑通り、彼は奥歯で青草を噛み始めたのだが・・・・・・。
最初はいつものように、のろのろと噛んでいたのだが、当然、噛んでいる内に
加速装置のスイッチが入る。まあ、そう仕向けたのだから、それでいいのだが、
いきなり音速を超える速度で青草を平らげたかと思うと、今度は急に走り出したのだ。
多分、零号牛にとっては、普段と同じように歩いているつもりなのだろうが、
それをマッハ5でやられては堪らない。間の悪い事に、こんな時に限って
零号牛の手綱を掴んでいた私の手は、その手綱に絡んでしまっている。
今の零号牛は、マギから停止命令が出ない限り、活動し続けるので(
>>184)、
私は延々と引きずり回されるハメに。零号牛が、あまりに高速で引っ張るため、
私の体は宙に浮き、思った程、擦り傷を負わなかった事が不幸中の幸い、か。
それでも、ようやく赤木博士がマギから停止信号を送ってくれた時には、
かなりの怪我を負っていた。もう、出発どころの騒ぎではない。日を改める事にする。
それまでに、加速装置のスイッチは私が操作できる部分に移設してもらおうと思う。
あと、マッハ5の空気抵抗には耐えられそうに無いので、減速の要望も出しておこう。
乙華麗
灯火♪灯火♪
加速装置wwwww
おつ
オッテュ
まち
後 月 日 日
と、いう訳で、日を改めて伊賀に向けて出発。
前回の予定日にヘマをやらかしてしまった為、見送りに来てくれたのは
碇司令と赤木博士だけだった。しかも博士は、零号牛の加速装置の説明に来ただけ。
やはり信頼するに足りるのは碇司令だけなのか、と、改めて痛感。
少々落ち込み気味だが、気を取り直してネルフ本部を後にする。
最近、ジオフロントから外に出ていなかったので忘れかけていたが、
地上の気温は非常に高い。太陽に晒されているだけで、どんどん体力が消耗していく。
そんな私を尻目に、零号牛は元気そのもの。それはそうだ、彼はS2機関を動力としているのだから。
その無尽蔵のスタミナは、往年のジャンボ鶴田を髣髴させる。私は映像でしか見た事無いが。
鶴田コール「ツ〜ル〜タ・オー」に因んで、「零・号・牛・モー」などと彼に声援を送っていたら、
頭がクラクラしてきた。熱射病か。どうやら応援されるべきは私の方だったようだ。
体 月 力 日
浜名湖にてウナギを食べて体力を付ける。本当は肉と同じく、魚も好きではないのだが、
そうも言ってはいられない。先はまだまだ長いのだ。
などと思っていたが、よくよく地図を見てみたら、既に全行程の半分くらいは
踏破している事が判明。私が思っていたよりも日本は狭いようだ。もっとゆっくりと進もう。
殿 月 様 日
今日、通った地域は、この間行った箱根の温泉(
>>432) のように、人がいなかった。
それを良い事に、岡崎城に宿泊。私が天下を取る日も近い。
公 月 害 日
どうしても「喘息」が先に出てしまう四日市市を通過。
国の高度成長と、工業に対する科学的検証の足りなさが生んだ公害と言って良いのだろうか。
我がネルフでも、化学工業的実験は日々行われているが、その際には、周りの環境に
与える影響などを充分考慮して欲しいものだ。赤木博士が責任者なので、あまり心配はしていないが。
磐 月 田 日
鈴鹿市を通過。全く関係ないが、世界中を探しても、サイレンススズカより速い牛など
零号牛を措いて他にないだろうと、ちょっと優越感に浸る。
そのまま西へ向かうと、無人の工場が稼動しているのを発見。
おそらく稼働中にサードインパクトが勃発してしまったのだろう。
もちろん、原材料が補給されていないので、ただ機械が動いているだけで、
製造が行われている訳ではない。が、工場の片隅に、未出荷の製品があるのを発見。
【オレがジュビロの中山だ!コレがセカイの亀山だ!】
どうやら、ここは「♯」の液晶製造工場のようだ。
いわゆる「世界の亀山モデル」は、ここで生産されていたらしい。
そうと分かれば、零号牛の積荷を一旦降ろし、代わりに液晶を積める限り積む。
そして零号牛には、加速装置を最大出力にして、ネルフ本部まで配達に行ってもらう。
あとは碇司令に、積荷を降ろしてもらえるよう、携帯で連絡。一時間もあれば戻って来るだろう。
大体思った時間で零号牛は、亀山−ネルフ本部間を往復してきた。
さて、あと一山越えれば伊賀に辿り着くのだが、険しい山道であろう事と、
現在時刻を考慮して、山越えは明日にする事にしよう。
オッテュ
あの辺りですね
灯火オツカレー(_´Д`)ノ~~
おつ
乙
gj
忍 月 者 日
♪そ・れ・ゆけ〜亀山 豪快にシャープにかっ飛ばせ・・・
という訳で、今日はいよいよ亀山市を発ち、伊賀市を目指す。
余談ではあるが、90年代初頭から亀山とシャープを結び付けていた、阪神ファンの先見の明には恐れ入る。
厳しいものになると予想されていた山越えだったが、
幸いにも、きちんと整備された道路があったため、それほど苦にはならなかった。
「忍者の里」というイメージから、隔離された地域という先入観を強く持ち過ぎていたようだ。
しかし、伊賀市内を見回ってみると、まばらに人の姿は見かけるが、
忍者らしき人の姿は確認できない。よくよく考えて、
「闇に生きる、影の存在である忍者が、こんなに開けた市内に住むはずがない」
という結論に到達。周辺の山の中を探ってみる事にする。
忍者を探すため、結局「隔離された地域」に足を踏み入れなければならない。
この際なので、思い切って山深いところを目指すつもりだ(零号牛が)。
道なき道をかき分け、未開とも思える山中を、当ても無く進む(零号牛が)。
ただ零号牛に乗っているだけなので、非常に楽チンだ(私が)。
しかし、進めど進めど山の中の景色など、大して変わり映えも無い。
何も考えずに進んで来てしまったため、もはや自分の現在位置すら分からない。
携帯のGPSで測位して、経緯を赤木博士に報告し、位置を割り出して貰おうとも
考えたが、・・・・・・残念ながら、携帯は圏外になっている。
さすがに私でも、経度と緯度の数字だけで現在位置を特定する事はできない。
なんだか、自分が今、日本国内に居るのかさえ、不安になってきた。
仕方なく、一旦、市街地に戻ろうかと思いかけた時、背中に殺気を感じる。
振り返るとそこに、「鎖かたびら、草鞋履き、背中に背負った忍者刀」という
いでたちの男を確認。これは、ひょっとしなくても、忍者?
忍者は私に敵意があるらしく、手裏剣を投げて攻撃をしてきた。
しかし、私は北斗神拳の使い手。奥義・二指真空把の前では、手裏剣など止まったヒトデに過ぎない。
私が投げ返した手裏剣は、見事、忍者のおでこに刺さった。満足だ。
手加減はしたので、傷は浅いはずだが、額から血を流しながら忍者は言う。
「貴様、何者だ!何故このような所に居る!」
人にものを尋ねる態度には見えないが、相手は、私が探していた忍者なので、
慇懃丁寧に、自分の名前や、第3新東京市から忍術を会得しに来た事などを伝える。
ところが、この忍者、第3新東京市を知らないらしく、「それはどこだ」と
しつこく聞いてくるので、「箱根の近くだ」と答えると、
「むう、貴様、風魔の回し者か!」などと、態度を硬直させてしまった。
そうだ、よく考えれば、何もわざわざこんな遠くまで来なくても、
箱根付近には風魔一族の末裔が潜んでいるはずだ。
箱根ならネルフ本部からでも、充分通える距離ではないか!
以前、何かで聞いた話によれば、風魔の末裔は、現在「風間」姓を名乗り、
結花、由真、唯の三姉妹が頭領として一党をまとめているらしい。
思い立ったが吉日、さっさと山を下りよう。
「ちょ!!!ちょっと待ってくれ!!!」
踵を返そうとした私を、何故か忍者が引き止める。
話を聞くと、今の時代、忍者の世界も若者の人材難に陥っているそうで、
後継者問題が深刻化しているらしい。
「どうだ、後の世に伝えてくれるなら、忍術を教えてやってもよいぞ。」
要するに、忍術を継承してくれる者が欲しい、という事か。
「教えてやってもよい」という言い方は気に入らないが、まあ、教えてもらう身なので仕方ない。
そのかわり、こちらからも多少、条件を付けさせてもらう。
「三食宿付き、祝祭日休養」という条件で、この忍者に弟子入りしてあげる事にした。
灯火♪オツカレー(_´Д`)ノ~~
オtッテュ
おつ
GJ
悲 月 惨 日
今更感も漂うが、「明けまして、おめでとうございます」。
祝賀の言葉、初めての言葉・・・・・・染兄弟にも言ったことないのに。
と、新年の到来を喜びたいのは山々なのだが、今の私は、それどころではない。
そう、年末年始恒例の「アクセス規制」に遭っているのだ。
規制の原因を作ったのは、おそらく「某三等兵」と、私は睨んでいるのだが。
という訳で、今回は携帯からの投下で、通常日記はお休み。
しかし、このまま引き下がってしまっては、「ネタ系日記」の名折れだ。
そこで、日記以外のネタを、実験的に作ってみた。つまらないものではあるが。
つ【お年賀】
http://imepita.jp/20080106/108940 なんだか適当で申し訳無いような気もするが、まあ、今年も宜しくです。
二人(?)共カワユス…!!
お年賀ありがとー今年も期待してます。
今年もヨロシクヽ(゚Д゚)
あけましてオッテュ
おつ
悪金あけおめ
>>471 何で分かったの?
まあいいや、ちょっと日付が遡るけど。
師 月 匠 日
私の師匠となった忍者は、その名を「服部十二指腸」というらしい。
有名な伊賀忍者「服部半蔵」の子孫に当たり、父の名は「カンゾウ」、母の名は「ツバメ」、
叔父の名は「シンゾウ」というそうだ。
師匠の住む集落は、私達が出会った場所のすぐ近くにあった。
本当は、出会った場所も含めて、伊賀流の結界の中にあるらしいのだが、
私も細かい事を気にせず、その結界の中に入ってしまったため、不審者と思われたようだ。
しかしそのお陰で、こうして師弟関係を結ぶ事になったのだから、世の中どう転ぶか分からない。
集落には、師匠以外の人の気配が無かった。
さすがは忍者、と思いきや、師匠が言うには、
「ある日突然、人間が蒸発するように姿を消す事件が起こったのでござる。
拙者もそれを目撃して、衝撃のあまり気を失ってしまったのでござるが、
意識が戻った時には、拙者以外の全ての人間が、いなくなっていたのでござる、ニンニン。」らしい。
今更、考えるまでの事も無いが、人類補完計画の発動時の事だろう。
別に私が悪い訳ではないが、何となく申し訳無いような気もする。
が、とりあえずここでは、「不思議な事もあるものね」などと適当に相槌を打っておく。
そんな訳で、師匠は、集落で飼われていたロバなどの動物の世話をしながら、
ここしばらくは人と接する機会も無く暮らしていたようだ。
それもあってか、師匠は必要以上に私と話をしたがる。
元来、どちらかというと無口な方である私にとって、これは非常に鬱陶しい。
さて、肝心の忍者としての修行だが、初日という事でまずは手始めとして、
私の身体能力を測るため、短距離ダッシュやら反復横跳びやらを課される。
人並み以上の記録は出せると思うが、忍者として必要となるだけの
体力を示せているかどうかについては、自信がない。不安だ。
12月31日〜1月1日
31日の忍者の訓練を終えた後、山を下りる。
第3新東京市で行われている、恒例の年越しイベント「IKARI GENOME 」に
テレビ電話で出演するため、携帯の圏内に入る必要があるからだ。
去年は格闘技の試合にも出場したが、今年は前座の歌謡ショ−への参加だけ。
一応、「ヌルヌルな人」との試合も計画されていたが、私が修行中のため、お流れに。
「ヌルヌルな人」は、「三崎」という選手と対戦する事になったそうだ。
今年の出し物は、セカンドらネルフ女性職員、それに零号牛や、私の飼いヤギ
「さくら」「いちろう」とユニットを結成、「イブニング娘。」をやる。
♪に〜っぽんの みらいは(モウ モウ モウ モウ)
♪せ〜かいも うらやむ(メエ メエ メエ メエ)・・・・・・
・・・・・・零号牛やヤギ達が、どこに参加したか分かって貰えただろうか。
とりあえず自分の出番を終えると、後は特にする事も無い。
せっかく山を下りてきたのだから、何か楽しげな場所を探す事にする。
聞いた話では、ここ三重県では、大晦日にはパチンコ店のオールナイト営業が
許可されているらしいので、それを探してみよう。
サードインパクト後の人口減の影響で、第3新東京市でさえ営業しているパチンコ店は1軒のみ。
果たしてここで見つけることが出来るのかという不安をよそに、あっさりと発見。
大衆娯楽の恐るべき底力を、まざまざと見せ付けられる。
店内では、店員から年齢確認を要求されるが、「こんな時のために」と、
以前、リョウちゃんに作って貰った偽造免許証を提示、事無きを得る。
オールナイトで「スーパーボム」というスロットを打っていたら、メダルを3000枚もゲット♪
ネルフ本部に帰る時には、このお金でお土産を買っていこうと思う。
GJ
意外や意外、自分も恐らく同じプロバ使用と思われ
それはともかくまた再発しそうな雰囲気ですが?
オツカレー(_´Д`)ノ~~
いつも面白い日記をありがとう
オッテュ
オールナイトは未だに経験なしです
おつ
もつ
1月2日
昨日は徹夜でスロットを打ったので、今日は体調が少し狂っている。
何だかんだと理由を付けて、今日も忍者の修行はお休み。
その代わりと言っては何だが、せっかく三重県まで来たので、
零号牛と伊勢神宮まで初詣に行く事にする。
昨日のパチンコ店も閑散としていたのだが、ここ、伊勢神宮も
以前、テレビで見たような賑いは無い。ここにもサードインパクトの爪跡が見える。
が、混雑していないのは、私にとっては好都合。
昨日、間違えてパチンコ店から持ってきてしまったメダルを、賽銭箱に投げ入れる。
ふざけている様に見えるかもしれないが、このメダルの価値は、1枚20円。
「御縁がありますように」とか言って5円を投げるより、神様も喜ぶに違いない。
ついでに絵馬も奉納してみた。祈願するのは勿論「忍者になれますように」。
セカンドではないが、「私はエマに乗るしかないのよ!」。
帰り道に、食堂に立ち寄り空腹を満たす。
「スペシャル定食」というのを注文したら、イセエビの活き造りが出てきた。
そういえば、イセエビは三重県の「県の魚」に指定されているらしい。魚ではないのだが。
全く関係ないが、沖縄の県魚は「タカサゴ」。角界とは、これまた全く関係ないようだ。
だが、私にとってイセエビで思い出されるのは、去年の正月の事だ。
碇司令がイセエビ密漁の現行犯で逮捕されたり、刺身を食べて、腹を壊して入院してしまったり。
今となっても全くいい思い出ではない。
松阪市で零号牛の旧友のところに顔を出した後、
夕暮れ前に忍者の集落に戻ると、いきなり師匠にまくし立てられる。
「綾波殿!お主、本当に忍者の訓練を受ける気があるのでござるか?」
・・・・・・・・・・・・ある!!!
1月3日
仕方なく、今日はおとなしく忍者の訓練に打ち込むことにする。
私が素直に修行に励むと、師匠も嬉しそうな顔を見せる。
しかし、未だに忍者の技術の核心には触れさせてくれない。
今日も命ぜられたのは、走りこみと垂直跳びの練習だ。
何でも、「走る」「跳ぶ」というのは、あらゆる忍者働きの基本になるそうで、
これが出来ないうちは、次の段階に進ませないというのが
師匠の教育の基本方針だそうだ。
と言われても、別に私は本職の忍者を目指している訳ではないので、
さっさと忍術を教えて欲しいというのが本音だ。師匠に
「最近の若者は、下積みが長いと付いてきてくれない」と進言してみたが、
「こればかりは譲れないでござる!」と師匠も取り合ってくれない。
仕方ない、私の能力を見せ付けて、強引に先に進むしかない。
垂直跳びの試技。踏み切る際に、地面に向けてATフィールドを展開、
私の体は、それに弾き飛ばされ、高々と宙に舞った。
こんな発想も、日々ファミコンのゲームに精進している賜物だ。
着地の際も、同様にATフィールドを展開、衝撃を和らげようとするも、
僅かに失敗して、足を挫いてしまった。それでも、今のハイジャンプ(10mぐらい跳んだ)は、
師匠を驚かすのに充分な効果があったようだ。
痛めた足首を擦っている私に、師匠が駆け寄ってきて、こう言った。
「凄い跳躍であったが、大丈夫でござるか?着地に失敗したようだが、
綾波殿は、まだ訓練中の身、気にする事無いでござる。
拙者が訓練中の時分など、何度、足の骨を折った事か・・・・・・。」
・・・ジャンプの練習で骨折?・・・師匠のあだ名は「スペランカー」にしよう。
乙〜♪
なんというお正月w
オツカレー(_´Д`)ノ~~
スペランカーwww
オッテュ
おかげ横丁の豆腐ドーナツがお勧めです
全く伝統的ではないですが
おつ
ところで"◆0tXLzE7Lmk"さんの日記の中のレイはシンジのことが好きなのだろうか…
死守
488 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/01/21(月) 00:01:12 ID:/YAA2Lwh
獲得枚数 416枚
gj
洗 月 濯 日
荷物の整理をしていたら、衣類を包んであった風呂敷に
穴が開いているのを発見。幸いにも予備を持って来ているので、それに包みかえる。
自分の衣類を洗濯するので、ついでに師匠の服も洗ってあげようと思い、
彼の衣類を漁っていたら、触るのも躊躇われるような汚れた忍服が数着、出てきた。
これだから独身男性は・・・・・・。少しは碇君を見習って欲しいものだ。
忍 月 術 日
私の身軽さを認めた師匠が、ついに忍術を教えてくれるそうだ。
「ちょっと、それを貸すでござる。」
そう言うと師匠は、私の風呂敷を手に、近くにあった木に登っていった。
「よく見てござれよ、これが【ムササビの術】でござる。」
師匠は木の上で風呂敷を広げると、思い切り良くジャンプ、両手両足で
自分の背面に回した風呂敷の四隅を摘む。
成程、風呂敷に空気抵抗を受けて、滑空する術のようだ。
だがしかし、私が師匠に渡したのは、昨日の穴あき風呂敷。
あれでは空気抵抗が穴から逃げてしまう。案の定・・・・・・落ちた。
御 月 遣 日
ムササビの術に失敗、負傷して寝込んでいる師匠に、おつかいを頼まれ、
伊勢神宮前のおかげ横丁という所へ「豆腐ドーナツ」を買いに行く。
折角の機会なので、私は「豆乳のソフトクリーム」に挑戦。
おかげ横丁に来たからには、赤福餅を買わずに帰る訳にはいかない。
私からの師匠へのお見舞いとして購入。赤福餅は私にとって数少ない好きな食べ物だが、
とりあえず師匠に食べさせ、食後の様子を見てから私も頂こうと思う。
立 月 替 日
赤福餅を食べた師匠に変化が見られなかったので、私も食べてみる。
やはり美味しい。こういった伝統的な銘菓が、不祥事によって姿を消すような
事があっては淋しいし、あってはならない事だと思う。と言うか更生して下さい。
何故なら、私が積極的に「食べたい」と思える食品が減ってしまうから・・・。
それはそうと、師匠は、昨日のおつかいで私が立替えたお金を返してくれない。
と言うか、この人、お金を持っているのだろうか?
スペランカーだけに、お宝(金)に辿り着けなさそうな人でもあるが。
隠 月 身 日
墜落事故からの復活を果たした師匠が、またまた忍術を教えてくれるそうだ。
「ちょっと、それを貸すでござる。」
そう言うと師匠は、私の風呂敷を手に、近くの茂みの中にいった。
「よく見てござれよ、これが【隠れ身の術】でござる。」
師匠がこちらを向いて風呂敷を広げると、彼の姿は周りの景色に溶け込んでしまった。
成程、自分の前に風呂敷を広げて身を隠す術のようだ。
私の風呂敷は唐草模様なので、周囲の草むらに馴染んでしまったようだ。
人の姿の見えなくなった茂みから、師匠の声だけが聞こえてくる。
「さあ綾波殿、拙者が何処にいるか、分かるでこざるかな?」
私が戸惑って周囲を見回していると、更に挑発的な師匠の言葉が続いた。
「もしも見破れるものなら、そこにある手裏剣を、力一杯投げ込んでもいいでござるよw」
・・・・・・ここまで言われて引き下がっては、特務機関ネルフ・終身名誉司令の名折れ、
私は遠慮なく手裏剣を投げつけた。・・・風呂敷の穴、目がけて・・・。
正直、師匠に弟子入りしたのが正しい判断だったのか、不安になりつつある。
オッテュ
オツカレー(_´Д`)ノ~~
ちょwww酷いwwwww
乙
乙です
つ赤福
おつ
gj
悪 月 化 日
隠れ身の術の訓練中、私が師匠に向かって投げた手裏剣は、
彼の臀部に命中、結果として彼の持病である「切れ痔」を悪化させる
事になってしまった。その都合で今日も忍者の修行は、お休み。
そこで、お隣の滋賀県は琵琶湖まで遊びに行ってきた。
目的は勿論、ビワコオオナマズの稚魚の捕獲。
日本最大の淡水魚という事で、以前から憧れを持っていたのだが、
私の中に息衝く、形而上生物学への探求心が、それを増長させるようだ。
と格好良く言ってみたものの、形而上生物学が具体的にどんな学問なのか、
実は私も、全く理解していないのは内緒だ。特にセカンドに。
とりあえず、今日捕獲したビワコオオナマズの稚魚は、ネルフ本部に連れ帰り、
牛小屋にある水槽で、大きくなるまで育てようと思う。
ある程度の大きさになったら、ジオフロントにある地底湖
(戦自突入時に弐号機を隠した湖)に放流して自然繁殖させる予定。
残 月 像 日
今日、師匠が指導してくれたのは「分身の術」。
素早く動き回る事で、まるで術者が何人も存在するかのように見せる忍術で、
高度な術者の手にかかると、残像と実体の見分けもつかないぐらいだ。
師匠もこの術には自信があるようで、実際、かなりの使い手だった。
が、しかし・・・・・・。実は私は、この術が使えるのである。
嘘だと思うなら、第拾四話の後半開始から2分ぐらいを、じっくり見直して欲しい。
きっと、私が「高度な術者」である事に納得して貰えると思う。
一応言っておくが、あれは別に私のダミーを並べた訳ではない。
疲 月 労 日
昨日、分身の術の実演に張り切り過ぎた師匠が、筋肉痛の為、またお休み。
忍術を披露して疲労してしまっているのでは、世話がない。
正直、忍者の修行にも、そろそろ飽きてきた。
そもそも私は、FFシリーズをプレイして忍者に憧れを抱いたので、
「ムササビの術」や「隠れ身の術」には、大した興味も湧かないのだ。
私が教わりたいのは、「せんせいこうげき」や「にとうりゅう」。
師匠に直談判して、これらを教えて貰えるように要求しようと思う。
それが叶わぬなら、ここを辞め、侍(越中)か風水師(小林)に弟子入りするつもりだ。
不 月 要 日
昨日考えた要求を師匠に伝えると、彼は彼なりに私の興味を
繋ぎ止めようと思ったのか、凄い忍術を教えてくれると言う。
その名も「忍法・壁歩き」。
この忍術は、平らな地面を歩くのと同じように、壁や天井を
自在に移動するというもの。
どこが凄い忍術なのかというと、「重力を完全に無視している事」としか言い様が無い。
今まで教わった忍術は、「風呂敷に空気抵抗を受けて滑空」とか、
「風呂敷を被って身を隠す」とか、「高速移動して残像を作る」とか、
それなりに誤魔化しの効く理屈があったが、「壁歩き」には、それすら無いのだ。
しかし、どんなに凄い忍術であっても、この術を利用する場面の
想像がつかない。「凄くて、しかも無駄な術」だと思う。
でも、この術の原理についてだけは、非常に興味があるので、
本部に帰ったら、赤木博士に「壁歩きの原理究明」を依頼しようと思う。
乙かれです
レイならATフィールドで壁歩きだろうが空中浮遊だろうが習わなくっても(ry
オツカレー(_´Д`)ノ~~
確かに無駄だなぁwww
オッテュ
死守
おつ
MACHI
gj
まち
秘 月 孔 日
依然、師匠は私の要求を聞いてくれない。
何を言っても「物事には順序がある」の一点張りで、彼なりの「忍者育成方針」を
曲げてくれそうにはない。どうやら先は、まだまだ長そうだ。
そんな訳で、今日の課題は「金縛りの術」。
レイだけあって霊感の強い私は、たまに夜中などに金縛りに遭うのだが、
この術では、他人を意図的に金縛り状態に至らしめる事ができるらしい。
「綾波殿、拙者から体の自由を奪う事が出来るでござるかな?」
師匠はいつも、新しい術の伝授の前に、こんな言い方で私を試してくる。
その言葉は、まるで私を挑発しているように感じられて、ついつい熱くなってしまう。
さて。どうにかして師匠を動けなくしてやろう。
別に揚げ足を取るつもりではないが、師匠が言ったのは「体の自由を奪ってみろ」
という事で、その方法が「金縛り」に限定されている訳ではない。
そこで私は、得意の北斗神拳を使う事にした。
師匠の背後に回り、膝の裏にある【宇誤腱】という経絡秘孔を突いてみよう。
この秘孔を突くと、その名の通り、約3分間「動けん」ようになるのだが、
その3分の間に無理矢理体を動かそうとすると、秘孔の副作用として、体内の
あらゆる臓器が膨張、「ひでぶ」になってしまうという、非常に危険な秘孔でもある。
その旨をしっかりと師匠に言い聞かせて、私は師匠の宇誤腱を突いた。
が、師匠は私の説明を、話半分にしか聞いていなかったようで、
「何をバカな事を言うでござ・・・・・・・・・・・・ひ・で・ぶ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
わ、私は悪くない!私は「動いてはいけない」と、ちゃんと忠告したはずだ!
・・・・・・・・・・・・・・・・逃げよう・・・・・・・・・・・・・・・・。
逃 月 亡 日
ここは強調して書いておくが、師匠が「死んでしまった」ので、
忍者の修行は中断せざるを得なくなり、仕方なくネルフ本部に帰る事にした。
師匠の死について、あらぬ嫌疑をかけられても嫌なので、
人目につかぬよう、わざわざ山中を通って紀伊半島の南端まで出て、
そこから海路を使って第3新東京市を目指す。
紀伊半島の南端=本州最南端にある、和歌山県は串本町にて、
海辺に打ち捨てられた小舟を物色、これを零号牛に引いてもらう。
動力が「牛かき」なので、下手にモーターがついた船より静かで良い。
しかし・・・・・・帰りの一行は、何とも大所帯になってしまった。
と言うのも、忍者の里で飼われていた動物達を、そのまま残してくる訳にもいかず、
全て連れて来てしまったのだ。
数羽のニワトリ、犬、猫、ロバ、琵琶湖で捕まえたビワコオオナマズ、
それに私と零号牛。このままブレーメンまで行って、音楽隊でも始めたい気分だ。
帰る際には、年末にスロットで勝ったお金を使って、お土産を買う予定だったのだが、
このような事情になってしまったので、買い物に行く余裕も無かった。
とりあえず串本町で路地栽培されていた金柑の実を、たくさん摘んできたので、
これを各員に配っておこうと思う。(金柑は、串本町の【町の木】である。)
それと・・・・・・買い溜めしておいた赤福餅が、沢山残っているので、
これもお土産品に回してしまおう。若干、消費期限を過ぎてしまっているので、
今のうちに、その年月日を書き換えておこうと思う。
安全面を考慮し、まずは日向三等兵に食べさせて様子を見る予定。
(_´Д`)オツカレー
また死人が…w
513 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/02/13(水) 14:17:58 ID:GF39VUlQ
ひでぶwwww
おつ
乙
オッテュ
gj
GJ
灯火街
藤花俟ち
稲荷町
遊 月 戯 日
通販で注文していた、認天童DSのゲーム「まごころを、君に」が届いた。
一月半ほど前に、某「尼損」をチェックしていたところ、他店の価格相場の
約3分の2程度の値段で予約受付をしていたので、即注文を入れたのだ。
おそらく価格表示のミスであろうから、ダメ元のつもりでいたが、
さすがは大手企業、注文当時の表示価格¥2,899を覆す事は無かった(実話)。
実勢価格との比較で、約¥1,500の得をしたようなもの。
たかが1,500円と笑うことなかれ。中学生にとって、その金額は
次の小遣い日までの間、心まで豊かにしてくれる程の価値があるものだ。
私もネルフから「並の中学生の小遣い以上の金額」の手当ての支給を受けているが、
その殆どが牛やヤギの飼料として消えてしまうので、少しでもゲーム購入資金を
浮かす事が出来たのは、非常に嬉しい。
さて。早速、ゲームを開始しようと思ったのだが、とある問題に直面。
実は、私はDS本体を所有していないのだ。
以前、碇司令に貰った初代・ゲームボーイなら持っているのだが、
これにゲームカードを差し込んで、起動する事は出来ないかしら?
試しにやってみたが、明らかに差込口が違う。ダメなのね・・・・・・。
仕方がないので、今度は、どこかのショップがDS本体の販売価格を
誤表記するのを待つ事にしようと思う。
出来れば、桁数を一つ少なく表示ぐらいの、壮大な間違いを希望する。
灯火キタキタキタ━━(゚∀゚≡゚∀゚)━━━!!
実話スゲー!
524 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/02/23(土) 10:28:54 ID:AKfE9hW/
レイ「強予告キタキタ――――――!!!!!!!」
オッテュ
改 月 造 日
赤木博士と話しをしていたら、話題がDSに及ぶ。
なんと、赤木博士がDSを作ってくれるそうだ。
厳密には「作る」ではなく「改造する」で、そのベースとなる
2画面型のゲームウォッチが必要となるらしい。
さよなら、ドンキーコング・・・・・・。
入 月 手 日
伊吹二尉に、ゲームウォッチをDSに改造して貰う事を話すと、
「ダメよレイ!そんな貴重な物は、ちゃんと取っておかなきゃ。」
と諌められた。
確かにドンキーコングは惜しいが、私に今必要なのはDSである。
「それなら、私のお古をあげるから、それで我慢しなよ。ちょっと不具合があるけど。」
伊吹二尉はいい人だ。やはり次期副司令の座は彼女のもの・・・・・・
と思ったが、よく考えたら、既に私自身が司令の座を退いていたのだった。
起 月 動 日
伊吹二尉が私にくれたのは、Liteじゃない方のDSだった。
まあしかし、善意で譲ってくれた物なので、贅沢も言えない。
いざ、カードを挿して電源を入れてみると・・・・・・
色が出ない・・・・・・。伊吹二尉の言っていた「不具合」はこれか。
これでは、3種類の「7」絵柄や、「ネルフ」絵柄と「ゼーレ」絵柄の見分けがつきにくい。
善意で譲ってくれた物ではあるが、これはちょっと・・・贅沢を言いたい!
おつ
色がでないのか……
オツカレー(_´Д`)ノ~~
オッテュ
乙
GJ
gj
画面にセロファン
疑 月 問 日
今(2015年)から10年以上前に、「素朴な疑問」を持ちネタとする
お笑い芸人が、流行語大賞を受賞した事があるらしい。
私はその事については覚えていない、いいえ、知らないの。
それは別に、当時の私が1人目で、今の私が多分4人目だと思うから、ではなく、
単に興味の対象外だったからなのだが、今になって、当時を知る人からネタを伝え聞いても、
何故、こんなネタが流行ったのかについて「なんでだろ〜」と疑問を覚えてしまう。
私と同じ齢のはずだが、ドイツ県コウベ市出身ということで、
お笑いに造詣が深いセカンドが、その芸人に関する最新情報を仕入れてきた。
現在、一発屋として完全に沈黙している彼らが、再起動を目指していると言う。
まずは人気のテコ入れとして、メンバーチェンジを敢行、現在でもある地方では
神認定されている、元プロ野球選手のR・バース氏を新メンバーとして迎えるそうだ。
それに伴い、グループ名を一新、人気映画をもじった名前になるそうだ。
そして、今まで一方的に疑問の投げっ放しだった「なんでやねん〜」に代わる
芸風として、「ツイン・ボケ」を導入、これでネタを展開していくのだという。
テツ and Re:バース 〜トモ更迭〜
ボケ合う心が、私を壊す・・・・・・
全くもって興味が湧かないので、やはり全くもって期待していない。
なお、この度、元・JA開発責任者が、「ささやきシロウ」という芸名で
芸人デビューするという未確認情報も入手した(ソースは勿論セカンド)。
こちらには少し期待しているが、私とキャラが被るのではないかという不安もある。
オツカレー(_´Д`)ノ~~
オッテュ
538 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/03/04(火) 15:28:03 ID:/U8Gnpjo
時田シロウwww
JA乙
乙
書 月 込 日
どうやらアクセス規制が解除されたようだ。
規制中、ずっと規制解除要望スレをROMっていたのだが、
解除と同時に住人達が、それぞれの居場所へと旅立っていく様は、
今までにプレイした、どんなRPGのエンディングよりも泣けた(実話)。
という訳で、
>>510の続き。
忍者の修行を断念した綾波さんが、第3新東京市に帰ってくるところから。
帰 月 還 日
ジオフロントに到着して、最初に顔を合わせたのは、
丁度、畑作業を終え、本部に戻る途中のリョウちゃんだった。
「よ、よう・・・・・・早かったじゃないか。」
確かに、忍者を目指して旅に出て、二ヶ月足らずで帰ってきたのだから、
「早かった」とも言えない事は無い。
しかし、忍者の修行に行ったというより、実質的には東海・近畿地区の
観光旅行になってしまったので、私としては「長旅だった」という感が強い。
リョウちゃんには、お土産として特別に、串本町で抜いてきた
金柑の苗をプレゼント。スイカ畑の傍らで育てて貰いたいと思う。
あと、今更ながら、勝手に金柑を取った事を、この場を借りて謝っておく。
「生産者の方、ごめんなさい。」
さて、無事に帰った事を碇司令に報告。
出発前の約束(
>>425)通り、修行期間中の日報(昨日までの日記)を提出する。
「レイ、この【経絡秘孔・宇誤腱】というのは、いったい何だ?」
・・・やはり、そこに来たか。仕方なく、師匠が亡くなった経緯を詳細に説明。
「そうか。レイの北斗神拳で忍者が1人・・・・・・問題無い!」
そうだ、私は何も悪くないのだ。碇司令のお墨付きを貰って、ちょっと安心。
その後、私の帰還を皆に伝えるため、碇司令が招集をかけてくれた。
私の希望により、集合場所は本部内の中庭としてもらった。
帰還早々ではあるが、私には、やっておくべき事があるのだ。
連れ帰った動物達の里親探し。動物達の展示場所として、中庭を選んだ訳だ。
まずはニワトリ。意外な事に、葛城三佐がこれに興味を示した。
「いや〜、ペンペンのお友達にどうかな、と思って。」
確かに同じ鳥類なので、仲良くなれる可能性はありそうだ。
ただし、「クエ」と「コケ」で会話が成立するとは、到底思えないが。
しかし、ニワトリを施設内で飼う事には、葛城三佐以外の全員が反対した。
理由は「朝、うるさいから」とのこと。
結局、ニワトリ達は本部外で飼われる事になり、
そのために、碇司令が牛小屋の脇に、鶏小屋を建ててくれる事になった。
お次は二匹の猫。これは私の予定通り赤木博士に引き取られる事になり、
その場で名前まで決められた。メス猫が「はるえ」、オス猫が「しげる」。
まあ、赤木さん家の家族になるのだから、妥当と言えば妥当な命名か。
続いては犬。冬月副司令が愛おしげに視線を送っている。
「いや、私も最近は、碇の後ろに突っ立っている時間が減ってきているので、
代わりに、足腰の鍛錬のため散歩でも日課にしようと思ってな。」
成程、散歩のお供か。好感触なので、もう一押しして引取りを承諾して貰う。
「生き物を飼うなど、よん15年振りだな・・・・・・。」
「ああ、間違いない、ポチだ。」
という訳で、こちらの名前は「ポチ」に決定。副司令も満足そうだ。
最後の紹介となったロバは、どういう訳か不人気だった。
このまま飼い手が現れないと、ロバには荷馬車に乗って、市場に行って貰う事になる。
絶体絶命のロバに救いの声を掛けたのは、「あの人」だった。
「シンジ、お前が飼うんだ。これは命令だ!」
「無理だよ・・・見た事も触った事も無いのに、飼える訳無いよ!!!」
「・・・・・・説明を受けろ。」
こうなってしまっては、最早、碇君に拒否権などは無かった・・・・・・。
このロバには「ロヴァンゲリオン(愛称・ロヴァ)」と名が付された。
544 :
綾波大好き:2008/03/09(日) 01:36:54 ID:???
オモシロいわぁ!
オッテュ
オツカレチャ━(´∀` )━ソ!!
最後ワラタw
547 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/03/09(日) 08:37:46 ID:grd+vKpK
シンジは戸惑うwww
乙〜♪
ナマズはどうしたwww
乙
gj
GJ
GJ!
趣 月 味 日
久々に仕事を得た「大工のゲンさん」こと碇司令は、
ああでもない、こうでもない、と、鶏小屋の完成に思いを巡らせている。
以前、牛小屋を作って貰った時には、バリヤーだの、迎撃ミサイルだのといった
牛小屋にあるまじき過剰な設備を施した結果、予算が足りなくなって
碇君の机やベッドを材料として徴収するという暴挙を犯した挙句、
自らの不始末で、落成当日に全焼させた前科のある碇司令(多分3冊目参照)だけに、
なるべく簡素な作りにして貰えるよう、念を押しておく。
また、作業の手伝いを碇君に依頼したようなのだが、
どうも体裁よく断られてしまったらしく、その代わりとして
リョウちゃんを無理矢理、付き合わせている。
こういう雑工的な仕事は、日向三等兵が適任だと思うのだが、
碇司令曰く、「あいつとは・・・・・・嫌だ!」だそうだ。
鶏小屋については碇司令に任せるとして。
私は、昨日引き取られていった動物達のご機嫌伺いに。
折角、ここに連れて来たのだから、みんなには幸せになって欲しいものだ。
中庭に仮住まいしている、ニワトリとロヴァは、至って元気そう。
ニワトリは放し飼い状態で、好き勝手に歩き回っては、地面をつついている。
ロヴァは碇君にブラッシングして貰っていて、とても気持ち良さそう。
何だかんだ言っても、碇君も結構、ロヴァの事が気に入ったようだ。
「あのさ綾波、これからのロヴァのおうちについて相談なんだけど、
綾波の牛小屋に、牛房の空きがあったら貸して貰えないかなあ?」
私の牛小屋に現在入居しているのは、零号牛を含む牛4頭、ヤギ2頭、
セカンドのエミュー1羽で、まだ牛房に空きがあるので、碇君の申し出に快諾。
ただし、ロヴァの入る牛房は、「ロヴァ格納庫」と呼ばせて貰う。
ロヴァの引越しは、鶏小屋の完成後にニワトリを移動させるのと
時を併せて行う事を碇君と約束した後、今度は猫の様子を見に赤木博士の研究室へ。
赤木博士は元々、猫好きな人なので、引き取られていった猫達が
可愛がられるであろう事は想像していたが、猫達の様子を見る限り、
予想以上に大事にされているのが感じ取れる。
構い過ぎず、放置し過ぎず、程好く飴と鞭を使い分ける様は、
さすがに猫飼いのベテランといったところか。
拾う猫あれば捨てる猫あり。赤木博士の興味が「はるえ」と「しげる」に
注がれるようになったため、構ってもらえなくなった猫もいる。
その名も「まや」。こちらは赤木博士に常に構って欲しい猫なだけに、
現状は少々、可哀想な気もする。
何とか赤木博士の関心を引こうとする伊吹二尉の姿は、痛々しくて
見るに耐えないので、そそくさと研究室を後にすると、
丁度、ポチを連れて散歩に出かけようとする副司令と遭遇。
「どうだ、レイ、碇の仕事を視察しようと思うが、一緒に行かんか?」
反対する理由も無いので、視察と称した散歩に同行する事にする。
鶏小屋の建設現場には、既に4本の柱が立てられていて、
建屋についての、おおよそのメドは立った模様。
「おや、冬月先生、愛犬の散歩ですかな?」
得意満面の碇司令、副司令と談笑する余裕を見せていたのだが・・・・・・。
ポチが、柱に【マーキング】してしまったものだから、さあ大変!
何かが物理的に切れる音と共に、親の敵でも見つけたような形相に変貌した
碇司令が、怯えるポチを追い掛け回す。訳も分からず逃げ回るポチ。
追う人間と追われる犬の姿は、いつしか私達の視界から消えていった。
結局、1人と1匹は、その日の内に保安諜報部に身柄を確保されたのだが、
それ以来、ポチは決して碇司令に近付こうとしなくなった。
オッテュ
乙!
ロヴァw
乙
特装版のジャケットが綾波レイから
ただの真赤に変わっているのは許せない。
通常版も買えってことか!
あの綾波はマウスパッドにもなっていたがカワイイぞ!
絶対に戻して欲しい。
gj
GJ
乙
おつ
O2
芸 月 夢 日
From 伊吹二尉
「新しいゲームソフトを手に入れたんだけど、私の部屋に遊びに来ない?」
数時間おきに、こんな内容のメールが送信されてくる。
猫達のおかげで、赤木博士に構ってもらえなくなった伊吹二尉が
寂しさを紛らわせるため、私に助けを求めているのだ。
不本意ではあるが、「ゲーム」というのは、私やセカンドを釣るには
特効エサであるので、思い切り釣られて、伊吹二尉の部屋に遊びに行く事にする。
それにしても、ゲームに釣られるというのも悲しい性だ。
そもそも、何故、私がゲーム好きになったのかと言うと、まあ、暇潰しのためだ。
元来、人と関わるのが苦手な私は、学校の休み時間などには本を読んで
時間を潰していたのだが、さすがに自宅で過ごす時間もそれでは飽きてしまう。
そこで、趣味の幅を広げようと、幾つかの候補を挙げてみたのだ。
一番すんなりと入り込めたのは漫画。まあ、これは読書の延長線上にあるとも言えるが。
お気に入りは、セカンドの日本語教材にもなっている【男塾】。
この漫画を読んで、私は「命」に対する間違った価値観を植えつけられたのだが。
そのほか、占いなどの一人遊びも試してはみたのだが、
どうも私には向かなかったようで、占いのつもりで「こっくりさん」を
やってみたところ、「ながと」と名乗る狐(たぶん)に取り憑かれてしまい、
それが本部を巻き込む大問題となって以来、一切、手を出していない。
まあ、そんな一人遊び探しの候補の一つがゲームだった訳だ。
正直、最初は「ゲームなんて・・・」と馬鹿にしていたものだが、
なかなかどうして、その面白さに嵌ってしまったのだ。
私が中学に転入し、第3新東京市で一人暮らしを始める事になった時、碇司令が
「一人では淋しいだろう」と気を遣って、初代FCとGBをプレゼントしてくれた。
貰った時は「使う機会も無いだろう」と思っていたのだが、こんなきっかけで、
以後、私の愛機となった。実は、思い入れは零号機に対するより強かったりする。
碇司令がゲーム機本体と一緒にくれたゲームカセットのうち、
初めに手を付けたのは、一人遊びの定番「テトリス」だった。
それからゲームに慣れるに従って、RPGやADVにも手を染めていった。
「たけしの挑戦状」で、どうしても先に進めなくなって、
碇司令に攻略法を聞きに行ったのも、今となってはいい思い出だ。
・・・と、回想話は置いといて。
伊吹二尉が手に入れたという「新しいゲーム」への期待に胸を膨らませて
彼女の部屋を訪ねたところ、喜色満面の彼女が手にしていたのは、
なんと「マリオブラザーズ」だった(しかも「スーパー」じゃないやつ)。
「見て見て!コレずっと欲しかったんだけど、何故か手に入らなかったのよね♪」
無邪気に喜ぶ伊吹二尉の顔を見ると、むげに責める事もできず、
思わず同調し、2Pのルイージ役に徹して協力プレイをしてしまった。
いずれ、伊吹二尉の腕が上達してきた暁には、マリオ2人プレイの本来の楽しみ方である
「殺し合い」の醍醐味について、滔々と語り聞かせようと思う。
・・・で、この話もちょっと置いといて。
実は数日前、伊吹二尉に、「赤木博士に構って貰うための秘策」を授けた。
それは、ゲーム好きと猫好きが、「猫の登場するゲームを共に楽しむ」というもの。
今現在、私が伊吹二尉の相手をしているという事は、この作戦は失敗に終わったと思われるが。
で、伊吹二尉は赤木博士に何のゲームを勧めたのかしら?
「え?ドラクエ4だよ。だって、トル『ネコ』が出てくるじゃない・・・・・・。」
・・・・・・ありえないわ!!!
オツカレー(_´Д`)ノ~~
ネコ出なねーよw
567 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/03/28(金) 07:39:14 ID:4vqXMNw9
568 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/03/28(金) 10:08:59 ID:2S7nY63/
モンハン2Gが出てくるのかと思ったwww
乙
オッテュ
煩 月 悩 日
ネルフの「表向きの」業務を紹介している「特務機関ネルフ・公式HP」。
この度、「綾波さんのお悩み相談掲示板」を設置してみたところ、
思いのほか反響が大きくて、少々、戸惑っている。
そもそもは、碇司令の案で「アクセス数増加」を見込んで企画されたのだが、
よもや世の中に、私に悩みを聞いて欲しいという人が大勢いるとは思わなかった。
カルテ 1
「俺、品格や暴言の事で悩んでる。死にたい。」(27歳・力士)
気にする事無いわ。体裁を繕って品格を保つより、自分に正直な方が良いもの。
大体、見た目だけで言うなら、貴方の事を痛烈批判している、
喪黒福造みたいな顔をした某脚本家の方が余程、品格が無いと思う。
品格には疑問、暴言は吐き放題、おまけに漢字が(K)読めない(Y)某惣流さんだって
立派にセカンドチルドレンを務めているわ。貴方も頑張って!
「ありがとう。これで何の躊躇いも無く、母国でサッカーが出来るよ。」
・・・・・・え・・・・・・?
カルテ 2
「俺、よくロス疑惑の人に間違われて悩んでる。死にたい。」(41歳・Jリーガー)
気にする事無いわ。名前そのものを間違われている訳ではないのだから。
世の中には、何年同じ職場にいても「青山」だの、「若葉」だのと、
名前を間違えられるどころか、覚えてすらもらえない人だっているのよ。
そんな小さな事を気にしてはダメ。貴方は「キング」なんだから。
「そうだよな・・・。その『青木』って人に宜しく言っといてくれ。ヴァモラ!」
カルテ 3
「俺、自分の進退とか友人の去就の事で悩んでる。死にたい。」(39歳・大リーガー)
ひょっとして貴方は、漢字に(K)詳しい(K)コンビの人かしら・・・?
そうだとしたら、貴方は凄いわ。自分の夢を追いかけて、一度はメジャーのマウンドに
立ったんですもの。それは多くの国民に勇気と希望を与えたと思うわ。
貴方は人に褒められる立派な事をしたのよ、胸を張っていいわ。
この先、貴方がどんな道に進んでも、誰もが貴方の自由を認め、そして
応援してくれるはずよ。まさにパーフェクト・リバティね。
貴方の友人については・・・ごめんなさい、こんな時、何を言っていいか分からないの・・・。
「燃え尽きました。何一つ悔いはありません。これからはキヨを応援します。」
マジカルて 4
「俺、スタメンとかローテの事で悩んでる。死にたい。」(49歳・プロ野球監督)
・・・・・・4番とエースが一気に抜けてしまった球団の監督さんかしら?
「いえ、一流選手を獲得し過ぎて起用法に困ってるんです。その件の批判も多いし・・・。
僕は(獲得を)止めてって言ったんだ、でも、父さ・・・フロントの人が・・・。」
そうやって、嫌な批判から逃げているのね。でも安心して、私にとっては
YGよりも、HCから主砲を引き抜いていくHTの方が、切実で由々しき問題だわ。
・・・そうだ、獲得し過ぎた選手をHCに移籍させるってのは、どうかしら?
ラミ、グラ、クルーン、ガッツにイにヤワラ亭主・・・ネルフ権限で徴発もアリね。
「・・・ごめんなさい、贅沢な悩みでした。徴発は勘弁して下さい・・・。」
こうして今日も4頭の迷える子羊達を導いてあげる事に成功した。
やはり、良い事をした後は気分が良い。明日も頑張ろう。
GJ
何気に毒舌だなwww
乙かれです
でもこんな世間ずれした綾波さんは嫌だw
オツカレー(_´Д`)ノ~~
ちょw すげー笑ったわwww
オッテュ
誕生日期待
OTL
4月某日 晴れ
赤ザルが碇君との結婚が決まったと言った。
わたしは目の前が真っ赤に染まったように感じて気が遠くなっていくのを感じたわ。
気がついたら足下には頭から血を流して死んでいる赤ザルがいて、手にはどこからもってきたのか斧があった。
わたしは恐ろしくなって隠蔽工作を始めたわ。死体をばらばらにして使徒が来そうな所にまいておいただけだけど。
後に知った話ではその日はエイプリルフールと言って嘘をついて良い日だったらしいの。
碇君は赤ザルとの結婚なんてあるわけないっていってたし…。
わたしは今使徒が来るのを待っているの。
セカンドの死体が見つからないうちに、早く来て、使徒さん。
と言うような事をノートに書いてたら誰かに肩を叩かれた。
振り向いてみると引きつった笑顔を浮かべたセカンドが立っていた。
ゲームはLASになったんだからちょっとぐらい大目に見ても良いじゃない。
と、思った。
生 月 誕 日(3月30日)
今日は私の誕生日らしい。碇司令が祝宴を催してくれるという。
「誕生日」と言われても、私は永遠の14歳なので、特に感慨は無い。
みんなだって困るでしょ?私が年を取ったら・・・・・・。
私が司令室に遊びに行くと、丁度、その誕生会の企画の最中だった。
「せっかくのレイの誕生祝いだ。冬月、第3新東京ドームを押さえてくれ。」
「今日は【×日本】のコンサートに使用されるようだが・・・?」
「ふざけるな!!!レイの誕生日は、一年に一回しかないんだぞ!!!」
しかし、私の誕生会にドームのキャパは大きすぎる。冬月副司令の冷静な判断により却下。
という訳で、計画は大規模に縮小されて、会場はネルフ食堂に変更された。
それが妥当であるとは思うが、あまりの落差に、少々滅入ってみる。
会場が決定すると、碇司令は今度は碇君に連絡を取った。
「シンジ、今日はレイの誕生パーティーを行う。お前には料理を任せる。」
「うん、わかった。それじゃ今日は、全部肉抜きで御馳走を作るよ。」
「も・・・・・・問題・・・・・・な、い・・・・・・。」
完全な肉食動物である碇司令からは、落胆の色が伺える。
「我々は引き続き準備を行う。レイは午後7時前に会場に来てくれ。」
段取りは碇司令がつけてくれるようなので、私は一旦、部屋に戻って時間を潰す事にする。
ただ、「仕切りが碇司令」という部分に一抹の不安を感じないでもないが・・・。
一応、出席者の事も考慮して、碇君に「普通の料理も作るように」と連絡した後、
部屋で「カラテカ」に興じていると、あっという間に時間が過ぎて、もう6時半だ。
主役が遅刻する訳にはいかないので、とりあえずネルフ食堂へと向かう。
私が食堂に到着した時には、葛城三佐や赤木博士をはじめ、かなりの数の人が集まっていた。
中には全く面識の無い職員もいたが、私のために祝ってくれるのだから、まあ、嬉しいかも。
「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」「ク、ク、クェ〜」
パーティーの開始と同時に、皆からの祝福を受ける。が、ここで安易に
「ありがとう」などと言ってしまうと、ここで終わってしまいかねないので、軽い会釈で済ます。
そんな和気藹々とした雰囲気(何故か変換できた)のところへ、闖入者が現れた。
「スイマセン、仕事に手間取って、遅れちゃいました。」
声の主は日向三等兵。素直に謝っているのだが、これに碇司令が激怒した。
「貴様、レイの誕生会に遅刻とは、どういう了見だ?死ね、死ね、死んで詫びろ!!!」
「ひいい・・・・・・スイマセン、スイマセン・・・・・・。」
「碇・・・さすがに『死ね』は可哀想ではないか・・・?」
「ではマギの判断を仰ぐとしよう。伊吹君、どうなっているかね?」
「マギは全会一致で切腹を支持しています!!!」(持参のノートパソコンで確認)
日向三等兵の命運も、ここに尽きるか、と思われたが・・・。
「しかしな、碇。このめでたい席を、血で汚す訳にもいかんだろう・・・。」
「冬月先生がそこまで仰るなら、処分は再考しなければなりますまい・・・。」
こうして命だけは助けられた日向三等兵だが、今度は五等兵に降格処分される事になった。
私が司令を務めていた時に定めた「ネルフ就業規則」では、
五等兵の賃金は、「日額320円・365日労働休日無し」とされている。
超法規的機関であるネルフは、「労働基準法」の制約を受ける事もないので、
洒落のつもりで作った規定だったのだが、よもや運用される事になるとは思いもしなかった。
五等兵というのは、一応、私の定めた限りの、ネルフ内最下位の階級だが、
この調子で行くと、日向五等兵が更なる降格処分を受けるのは、時間の問題であるので、
それを見据えた下位階級の新設を、碇司令に提案しておこうと思う。
と、そんなつまらない事に構っていると、せっかく碇君が作ってくれた
ご馳走が冷めてしまう。美味しいものは温かいうちにいただかないと。
料理のテーブルに目を遣ると、こ・・・これは・・・・・・。
☆☆☆【綾波専用】☆☆☆
テーブルの一部が区画され、そこが【綾波専用】とされている。
当然、私専用なので、トマトやらニンジンやらイチゴやらといった、野菜、果実が
並べられていて、何故か例外的にマグロの刺身とタイの塩焼きが混じっている。
しかし、これらの食品群の共通点・・・。
【○○専用】と言えば、少年には「赤色」を思い起こさせるものなのだろうか?
ついでに言ってしまえば、私は肉類程ではないが、魚類も苦手だ。
専用コーナーを設けて貰えるなら、その事も碇君に伝えておくべきだった。私の失策だ。
【認めたくないものだな、自分自身の、若さ故の過ちというものを・・・。】
「ゴメン、綾波。せっかく父さんがタイを釣ってきたものだから・・・。」
おめでタイ、か。いいのよ碇君、肉は避けてくれたんだから、気にしないで。
タイは魚だもの、【ニクとは違うのだよ!ニクとは!!】。これは青い人か。
さてさて。お誕生日といえば、プレゼントを貰えるのが通例。
私としては、誕生日の価値は、全てそこに集約されていると思っている♪
伊吹二尉からは「ドアドア」「ワギャンランド」「ぼくってウパ」といった
本人の趣味丸出しのFCソフトを貰った。良。
赤木博士からは、ちゃんと画面の映る「DS Lite」を貰った。神。
ペンペンからは、生サンマを貰った。・・・・・・責められない・・・・・・。
碇君とセカンドから貰った紙袋には、どこかで見たような気がする
「鼻毛カッター」が入っていた。死。
「今日は中京競馬場で『高松宮記念』というGTレースがあってな・・・。」
そんな前振りはいらないわ。碇司令、一体何を貰えるのかしら?
「そこに、ファイング【レイ】ン、ローレルゲ【レイ】ロ、タマモホットプ【レイ】
という3頭の【レイ】馬名の馬が出走していた。これら3頭の単勝馬券を、
1万円分ずつ買っておいた。レース結果はまだ知らんが、これをプレゼントする。」
こういったプレゼントは、評価が微妙だ。大金になるかもしれないが、反面、
ただの紙くず3枚となる可能性も大きい。ましてや、データに基づいた予想ではなく
【レイ】が馬名に含まれているというだけの理由で買った馬券など、尚更だ。
で、レース結果は、どうやって知る事ができるのかしら?
「この辺りで調べてくれ。」
http://www.jra.go.jp/datafile/seiseki/g1/takamatsu/result/takamatsu2008.html 果たして評価が「神」となるか「死」となるか?後のお楽しみとしておこう。
両手に抱えきれない程のプレゼントを貰えたので、嬉しい。
本音を言えば、今すぐ部屋に帰ってFCやDSで遊びたいのだが、
さすがにそれは祝ってくれたみんなに失礼な気もするので、もうしばらく我慢。
まあ、実際には、私の誕生日云々とは別に、単に集まって騒ぐ事に
楽しみを感じている人も多いんだとは思う。
でも、私も、そしてみんなも、この場に居る事が「楽しい」と感じている、
その気持ちは、本当だと思うから・・・・・・。
今日だけはみんなに、素直に「ありがとう」と言いたいと思う・・・・・・。
散会後、余韻に浸りつつも自室に戻る。
さっき、碇司令に貰った馬券が、最高の結果になっていればいいな、などと思いながら
教えられたアドレスにアクセスすると、なんと、3頭の【レイ】馬名の内の1頭、
ファイングレインが見事1着、710円の配当がついているではないか!
これが1万円分だから・・・・・・日向五等兵の半年分の賃金以上の払い戻しだ。
「コン、コン」
誰かが私の部屋のドアをノックする。まさか・・・・・・強盗?
「レイ、当たったな。・・・・・・済まんが、元本分だけでも返して貰えないか?」
余韻は全て吹き飛び、現実に引き戻された気がした・・・・・・。
司令現金過ぎwwww
GJ
オツカレー(_´Д`)ノ~~
GJ!
ところで馬券て一口何円?
>>585 100円
だから71000円の払い戻しになった計算
そりゃレイも余韻が吹き飛ぶ罠
おつ
オッテュ
>>579 落ちが良かったw
できたらまた書いてください。
乙
今日は日曜日。
エレベータの中でセカンドと会話した。
何を話そうかとモジモジ悩んでいた。
シンクロテストの成績がここのところ不調のセカンドを
励ましてあげようとアドバイスをしたら頬をビンタされた。
私から話しかけたから雪が降るとか何とか言って怒ってた。
セカンドはあたしのこと嫌いなのかな。。
エレベータの中一人残された私は涙が止まらなかった。
594 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/04/05(土) 10:37:07 ID:lCZqioMn
テラカワイソス
今日、シンジ君が本部の庭に連れて行ってくれた。
とても綺麗な処だったので驚いた。
必要のない処には行ったことがなかったので、こんな場所があることを
私は、まったく知らなかった。
庭の水に手を付けていると、不思議に気持ちが軽くなって、
ずっと言いたかったことが初めて言えた・・・
でも
そのせいなのか、もう遅いのに眠れない。
596 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/04/07(月) 10:36:13 ID:nDpmFfNR
リアルでいい!
乙
GJ
今日の学校は、夏季試験日で早仕舞。
ネルフのテストもないので、行き帰りに通る公園に寄ってブランコに乗った。
鞄をぶら下げて振ると、ブランコの振れが大きくなる。
身近に感じる慣性の法則。
腕の長さ分だけ回転半径が増して、身体に対する鞄の重量比分以上に振れる。
その対比率を暗算した。
私のママ?って言っていいのか?
はとても優秀な人だったと聞いた。
でも転校してきた司令とママの子供のシンジ君は赤点を取りそうだ。
明日の体育はプール。
私の更新カード。
赤木博士はまだくれないけど、誰か届けてくれるのかしら。
600get
乙
602 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/04/15(火) 09:05:06 ID:82PT2Cas
シwwンwwジwwww君wwwあかてんwww
私はいつも、鍵をかけない。
そのせいか、シンジ君が入ってきたとき、私はお風呂に入っていた。
シンジ君が碇指令の眼鏡を手に取る。
やめて! そこは私の日記が。
「シンジ君は赤点を取りそうだ」と、つい昨日書いたばかりの日記が!
碇指令の眼鏡を奪い取ったら、バランスを崩して、バカシンジ君が倒れ込んできた。
下着をばらまくわ全裸の私に抱きつくわおっぱいは鷲掴みにするわ。
「どいてくれる?」あまり責めるのも無粋だから、そっけなく助け舟を出してやった。
なのに、馬鹿シンジ君は時折奇声を上げながらどうにかセキュリティカードのことを口にする。
もっと、違う言い方をしてほしかった。
オッテュ
>>596>>597>>598>>601>>602 みなさん、ありがとうございました。
>>603 スゴクオモシロイです(笑
ありがとうございました。
私、実はこの回、考えていたんですが、どうも私の日記は陰気に陰気に
なって行くのでどうしようかなぁ・・と思っていたのですが、一気に
笑わせてくれてありがたいです。
これからもたまに書くんで、その時はまたフォローよろしくお願いします。
>>605 >どうも私の日記は陰気に陰気になって行くので
読み手としては、色んな日記があった方が面白と思うよ。
基本的には綾波って、「陽」のタイプじゃないと思うしw
陽には陽の陰には陰のよさがある
別に気にせんで書けばいーんしゃねーの
綾波さん(4人目)もう来ないのかな。待ってます。
ちょっと間が空いてるだけだ
せかすな
>>606>>607 ありがとうございます。
嬉しいです。
>>608>>609 綾波さん(4人目)さんも読みたいですね。
私も好きで、楽しみにしています。
励ましていただいた皆様と4人目をお待ちのみなさまに、スゴク面白い
スレッドがあるので紹介させて戴きます。
「古畑任三郎と戦わせたいエヴァキャラ」
これの406から綾波レイの密室殺人事件が書かれていますが、物凄い傑作です。
私は読みふけって深夜になってしまいました。
次にシンジ君ネタが投下されるようですので、とりあえずお楽しみクダサイ。
でもみなさん、ご存知ですかね。
それだったらスマソ。
612 :
ウエポン皇帝 ◆CgzCX71nOI :2008/04/17(木) 14:01:51 ID:UB/FywPz
(*´Д`)ハアハア
レイたんく…
(*´Д`)ハアハア
泣いている漏れを
(*´Д`)ハアハア
優しく
(*´Д`)ハアハア
慰めて
(*´Д`)ハアハア
ナデナデしてくれた
(*´Д`)ハアハア
レイたんくを
(*´Д`)ハアハア
漏れが一生守る
(*´Д`)ハアハア
ネルフに向かうため、部屋から出るとベンチにまだシンジ君がいた。
私を見ると立ち上がって追ってきて、何かオドオドと言い訳を繰り返していたけれど、電車の中では、最近勉強を始めたヘブライ古語の文法書を読んだ。
早く裏死海文書の原典を読めるようになりたい。
それから行った私のハーモニクスのテストは成功。
零号機は起動したものの、それから大変なことが起こった。
第五の使徒、(裏死海文書によるとラミエル)が襲来して、迎撃に出たシンジ君は大きな衝撃を受け、失神。
病院に運ばれた。
私もついて行き、病室へはスタッフの代わりに食事用のカートを運んだ。
シンジ君の意識が戻るのをまっているのだけれど、ショックが大きかったのか寝たままだ。
寝ているのに、時折、涙を見せるのは何故?
後、2時間以内にシンジ君が起きないと初号機には私が乗ることになる。
コンピューター制御で照準するのだけれど、ポジトロンライフルは地球の自転、磁場、重力の影響を受け、直進しないので初弾は誤差修正になるだろう。
ラミエルが撃ってくれば、加粒子砲の影響でなおさらだと思われる。
その時、第二射まで20秒掛かる。
その時点で2人目の私はいなくなるだろう。
だから今のうちに日記を書いておくことにした。
614 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/04/18(金) 10:45:00 ID:E3KTEUPu
つづき期待
615 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/04/18(金) 16:50:06 ID:77Wguefd
乙
ほぜん
ある図書館員の日記@第3新東京市第壱中学校2年A組
今日、惣流・アスカ・ラングレーという転校生が来た。
ドイツ系のクォーターで、胸がデカクて、腰の位置が高くて、抜群のスタイルと派手な美貌で、男どもはみんな大騒ぎだ。
ケンスケなんてもう写真を売って稼いでいる。
エヴァンゲリオン弐号機パイロットらしい
綾波が来たときは、まだエヴァの存在自体が知られてなかった。
でも深紅の瞳と空色の髪の彼女には、それだけで近寄り難い何かを感じた。
周囲とまったく馴染まなかったけど、なんだか超然としていて、班分け、組み分けで、一人取り残されても、
まったく意に介する様子がないのには、逆に驚いた。
そのうち綾波にはなんだかヤバそうな組織、ネルフの黒服を着たおっかなそうな連中が付いているという噂がたった。
それでますます誰も近寄らなくなったが、本人は休みがちな中、登校する時は、黙って自分の席に着き、授業を静かに聞き、
掃除を真面目にやり、淡々と学校生活を送っていた。
俺はいつしかその姿を目で追うようになって、やっと自分が綾波に恋をしていると気づいた。
これが初恋か? まったく初めての感覚だったので、分からなかったのだ。
そんな綾波と俺には、他のクラスメートにはない一つの接点があった。
綾波は休みも多かったし、早退も多かったが、ネルフの用事がないときは、よく図書館に来ていた。
俺はもとからの図書委員の司書役で、放課後はカウンターに座っていたので、いつも同じ席に座る綾波を見ることが出来た。
彼女の集中力は驚異的で、1冊の本を読み出すと閉館までずっと読み続ける。
清潔な横顔は、いつまで見ていても見飽きず、俺は自販機で買ったコーヒーを飲みながら、
自分の読書の傍らに、その美しさを楽しんだ。
今から振り返れば、それは至福の時間だった。
会話は、綾波が読みきらなかった本を借りるときだけ。
「○月×日までです」
「はい」
それだけ。
冷淡な印象のわりには、声は軟らかく、なんとはなしの哀感があって、
そんな一言を聞くだけでもいつまでも耳に残り、もう最高だった。
俺には積極的に声を掛ける度胸はなかった。
・・・以下の話は、ご希望があったら続けますが、どうしましょう?
イイヨイイヨー
続きぜひキボン(*´Д`)
年 月 度 日
ドイツやらアメリカやらに支部がある事からも分かる通り、
特務機関ネルフは国際的に広がりを持つ組織である。
ちょうど半年程前、今春の新規職員採用の為、各国においてプロモーションを展開した。
各国政府にお願いして、とあるネルフ職員の一日を追ったビデオを頒布したのだ。
(半年前)当時、まだ司令を務めていた私が、ビデオの製作を指示したのだが、
実は、私が完成試写をする前に、各国労務省へと引き渡されてしまった。
果たして、どのような仕上がりになったのだろうか・・・・・・。
05:00
起床。牛小屋に出向いて放牧、寝藁上げ作業。牛糞を近隣のスイカ畑へ運ぶ。
新しい牛の寝床を整えた後、朝食。今日のおかずは「よっちゃんいか」。
07:00
早めの出勤。牛の飼い主の14歳の少女から借りた漫画を読んで時間を潰す。
大声で笑っていたら、同僚達から不審な目で見られる。
08:45
朝礼。前日の反省点、本日の注意点などを手短に通達。
しかし、本映像の主人公に関しては、連日のように名指しで猛省を促されるだけの時間だ。
09:00
朝礼後、日課である煙突掃除に向かう。手馴れたもので30分程で片付ける。
10:00
発令所に戻ると、ちょうどお茶の時間。一番下っ端の彼は、自販機コーナーへと走る。
皆に頼まれたジュースを買っていたら、小銭が飲まれてしまい、泣く泣く自腹を切る。
11:00
昨夜、恋人と喧嘩をしたとやらで不機嫌な直属の上司から、人間サンドバッグを命じられる。
腫れて二倍ぐらいになった顔に恍惚の表情を浮かべている。気持ち悪い。
12:00
昼食。他の職員達が、和気藹々と食事を進める中、彼は一人で十人掛けのテーブルを占拠。
・・・・・・というか、誰も彼の側に近寄りたがらない。
13:00
午後イチの仕事は、広報部に頼まれた、公用車のペンキの塗り替え。
白い車を黒に塗り替えるのだが、車体の下半分を塗り終えたところで、
ペンキを使い切ってしまう大失態。見事にパトカーを完成させてしまった。
広報部長は大激怒、塩を撒かれる。
15:00
幹部二名が将棋を指しているところに、お茶出しに行く。
劣勢に立たされている側に「白旗でも揚げますか?」などと余計な事を言ってしまい、
本日二度目のフルボッコ。鼻血を流すも「問題ない」で済まされる。
16:00
エヴァパイロットの少女が、新たに開発した必殺技「ペガサス流惣拳」の実験台に。
無数の拳を一つも避ける事ができず、立ったまま失神、少女に付き添われて
付属病院に運ばれる。どうやら小宇宙(コスモ)の燃焼が足りなかったようだ。
17:00
本日の担当医である高橋女医から、
「♪お国に帰りなさい〜 殺(や)られる前に〜 貴方が育った故郷へ〜と〜」
と、生歌で有難い忠告を受けるが、何を勘違いしたのか、
「いいですよ、貴方と一緒なら・・・。」などと、その場の空気を凍りつかせる返答。
付き添いの日本語に堪能でない少女からも「日本語でおk。」と愛想を尽かされる。
19:00
手当てを受けた後、病院から自室に直帰。
朝食のおかずの「よっちゃんいか」で、当たりが出たので、晩のおかずも「よっちゃんいか」。
21:00
翌朝も早くから牛の世話があるので、早めの就寝。
が、隣室の住人が、ギターの練習を始めてしまい、うるさくて眠れない。
結局、眠りに就いたのは、午前1時。許される睡眠時間は、精々3時間か。
成程、某三等兵(当時)に迫ったドキュメントとしては、よく出来た映像だと思う。
ついでに、今年の求人募集に応募が無かった理由も分かった気がする・・・。
>>618 乙。綾波に惚れる子がいても不思議はないよね。
ただ、悲恋になるのは確実だが……。
>>620-621 乙〜♪
相変わらず、日向さんテラカワイソスww
よっちゃんいかとビールならミサトさんが釣れるかもw
オツカレー(_´Д`)ノ~~
日向w
白旗にワロタw
オッテュ
───私の名前はレイ。心に空白を持った中学生。何も無いけど零号機パイロットの1stチルドレン。
私と同じ子供は自分の写真販売をやってる2nd、碇司令にナイショで初号機と意志疎通してるシンジ君。訳あってエヴァに乗ってる鈴原君。
仲間がいてもやっぱり起動テストはタイクツ。今日も2ndとエレベーターでちょっとしたことで口喧嘩になった。
チルドレン同士だとこんなこともあるからシンクロ率が下がる。そんな時私は一人でドグマを歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美…?違う気がする。溶け合う心が私を壊すとでも言うのかも。
「あなた誰?」・・。そんなことをつぶやきながら模擬体やエネルギー反応センサーを軽くあしらう。
「私と一緒にならない?」誰もかれも同じようなセリフしか言わない。
ネルフのテクノロジーは優秀だけどなんだか執拗でキライ。もっと空っぽの私を見て欲しい。
「君は僕と同じだね・・。」・・・また、と空虚な私は思った。無視するつもりだったけど、
チラっとリリス付近の男の顔を見た。
「・・!!」
・・・チガウ・・・今までの人間とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚が私のカラダを駆け巡った・・。「・・(カッコイイ・・!!・・彼は使徒・・?)」
男はホモだった。どこからともなく降ってきた初号機に握り潰された。「今よ!シンジ君!」アンチATフィールドを展開した。
「ガッシ!ボチャン!」ホモは死んだ。ゼーレ(笑)
626 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/04/23(水) 22:46:58 ID:mTkmZB4e
ワロタww
627 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/04/24(木) 03:42:17 ID:WKTdNGUc
零号機ATフィールド全開!!
/ ̄ ̄ ヽ/ ̄ \
/ \
/ /_,-、 / i ,.-、_\\
///'"‐'// i .} \'‐、ヽ,ハ
i∧_,i.'" { { { } } i \_i i
}/ // j从 i i ', } } }、', ', i i l
《i i/ /∧!, l, l l! ,' ,'ハ!'_, ', l !!
! i .!'lイ!'≧,=j-、',|lノノ'ィ=≦ 〉i . /
゙ヘ 〈 \゙ー'゙ ヾ ゙ー' /∧i!ノ
\ \ i: //ノiノ
\!、i、 一 /Nノ!'
_,. -'"> > >、>、__,< < < <"'-、_
,. - '" / / <゙゙゙  ̄U ゙゙゙̄> \\ "' -、
r' r'" r'" `\ /´ 'i \ `ヽ
/,j / / ゙ー゙ ! i i',',
. /// / ̄¨ーj [,'][,'] 「¨ ̄\ ',>,',
i i/ r' ∧ ! | ∧ ゙ヽ ヽjヘ
/ / //^i>' i l∧', ', ヘ
ワトス
おつ
4/11(日)
「せきをしてもひとりなのね」
20年後、文豪として評価される。
○月×日
街を歩いていると、パチンコ屋から出てくる葛城三佐に会う。
明るい繁華街とは対照的に、暗い表情。
「奇跡の価値は〜」とか言っていたが、そんな都合のいい奇跡などいらないと思う。
○月×日
街を歩いていると、パチンコ屋から出てくる赤木博士に会う。
にぎやかな繁華街とは対照的に、険しい表情。
「だいたいね、1/100以下の勝率で勝てるワケないでしょ」とか呟いていたが、
じゃあなんでそんな勝負をしたのか疑問だ。
11月8日
碇君と相田君、三人で一緒に屋上でお弁当を食べた。
碇君は相田君とばっかり話してる。
空の色は好き。
碇君…
途中で鈴原君と委員長と2ndが来た。
でも2ndは私にエビフライをくれた。
私が拒否すると、ポテトサラダを開けた口に直接押し付けられた。
…おいしかった。
2ndって意外に優しい子なのかな。
634 :
絵晩下痢音:2008/05/06(火) 05:36:48 ID:gP4zc/26
ミサト「トイレ行くわよ。綾波は?」
レイ「わたしはうんこはしないもの」
シンジ「綾波はなぜうんこはしないの?」
レイ「絆だから」
シンジ「絆?」
レイ「そう絆、みんなとの絆、でも本当はアニメだから」
シンジ「あれ? 綾波、どこ行くの?」
レイ 「トイレ」
シンジ「…………」
レイ 「収録、終わったから」
636 :
絵晩下痢音:2008/05/09(金) 23:19:24 ID:j6XyNUkC
シンジ「ぼくはうんこしない天使の女の人にあこがれてるんだけど?」
ミサト「おあいにく様。私はするわよ。」
アスカ「あんたバカー。私もするに決まってるじゃないの。あんたって本当にバカね。」
レイ「私は今トイレに行ったけどしっこを少ししただけ。わたしうんこはしないもの」
生理もなさそ。
こども産めないから
638 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/05/10(土) 11:44:01 ID:y0Ny5cnP
7月2日
午前中は学校に行った
2時限目の体育はプールだった
セカンドと洞木さんは見学していた
男子は校庭でサッカーをしていた
セカンドは「こっちを見るな変態」と叫んでいた
校庭から碇君の視線を感じたけど見て見ぬ振りをした
学校からの帰宅途中突然雨が降ってきた
駅前の本屋に入り避難していたら、碇君とセカンドが傘をさして目の前を通りかかった
碇君とセカンドは私に気付き、碇君は何故か私を直視せず
私に傘を強引に渡すとそのまま走っていってしまった
セカンドがいろいろ言っていたが嬉しかった
その後碇君の温もりが残った傘をさして帰宅した
夕方の訓練ではシンクロ率が下がってしまい、碇司令に心配されたけど熱を出した碇君のことが気になってしょうがなかった
傘も返したいし、お見舞いに行きお礼もいいたい
しかしセカンドには「あんたのせいよ」と言われ、傘も100円のビニール傘だから返しに来なくていいと言っていた
何故セカンドは私が碇君と接触するのを嫌がるか?
私にはよく分からない・・・
セカンドは碇君と葛城一尉と一緒に住んでいるらしい・・・
このドロドロとした感情はなんだろう?
少し気分が悪い・・・
639 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/05/10(土) 12:12:41 ID:gYxF8jel
お薬飲んだら良くなった。
クスリ、ちゃんとヤらなきゃ…。
7月5日
今日は昨夜から徹夜で再起動実験だったため疲労がたまり、部屋に戻るとスカートと紺のソックスを脱いだだけの格好で夕方まで寝てしまった。
ドアをノックする音で起こされ、ドアを開けると碇君が立っていた
学校でたまったプリントを届けに来てくれたらしい
私を直視しないで帰ろうとする碇君を呼びとめ、部屋にあがってもらった
碇君が部屋に入ったと同時に私はめまいをお越し、その場に倒れてしまった
朦朧とする意識の中碇君に抱きかかえられ、碇君の温もりを感じた
意識が戻りベッドに座ると碇君の携帯が鳴った
電話口から激怒したセカンドの声が聞こえてきた。碇君は困った顔をしている
どうもセカンドがここにくるみたいだ・・・
碇君には帰ってもらおうと思ったが私を心配して本部に連絡をとってくれた
しばらく沈黙が続き、私は碇君が始めてここに来た時の話をしたら、碇君は顔を赤くしてうつ向いてしまった
するとドアが乱暴に開き、スゴい顔をしたセカンドが立っていた
セカンドは奇声をあげながら部屋に入るとカバンで碇君を激しく叩きだし、次に私の顔を平手で叩いた
碇君はセカンドに部屋から連れだされていった・・・
私は一体何がしたかったのだろう・・・
641 :
絵晩下痢音:2008/05/10(土) 19:49:24 ID:kYEvAfJr
シンジ「綾波はさっきニンニクラーメンチャーシュー抜きを食べたのだから本当はうんこするんじゃないかな?」
レイ「わたしは食べたものは100パーセントエネルギーにかえる事ができるの。だからうんこはしないのよ。」
642 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/05/11(日) 00:28:29 ID:aMkic/BN
なんというドラ設定
綾波さん待ち
リーチ 一発 綾波レイ
今日は母の日、碇君が言うにはお母さんに感謝する日らしい
私には母の記憶も父の記憶もない
学校からの帰宅途中、碇君と惣流さんに声を掛けられた
少し歩くと碇君は花屋に入り、赤い花を買いそのまま去って行った
惣流さんと2人。。。
何故か心地良くは無かった
惣流さんは私の母のことを聞いてきたが、私は分からないと答えた
沈黙が続き、私は惣流さんの母のことを聞くと惣流さんは怒り出し行ってしまった。
部屋に戻ると、タンスの上に植木鉢に入ったいろんな色の花が置いてあった
添えられているカードを見ると碇司令から贈られてきたものだと分かった
碇司令。。。。どうして。。。。?
気付いたらいろんな色の花の中の赤い花だけを見ていた
すると何故か碇君のことが頭に浮かんできた
再 月 開 日
人類補完計画発動により、世界中の人々がLCL化してしまったため、
一時的に大幅減少していた人口が、徐々にではあるが増加傾向にある。
勿論、新しい生命の誕生では無く、LCLからの帰還者によるものだが。
面白いもので、自己主張の強い国民性を持つ国では、帰還者の数も多い。
逆に、共産主義が根付いている国では、回復の伸びあしが悪い。
補完計画の性格を考えれば、何となく納得してしまう結果だと思う。
残念ながら、日本は共産国家ではないにも関わらず、人口回復率は低調である。
これも日本人の国民性を考えれば、想定し得る結果であるとも言えるが、
特に地方よりも、都市部での人口回復率の低さが顕著なものとなっている。
よく「都会で暮らす人は、日々の生活に心身共に疲れ切っている」と言われるが、
そんな事も、都市部の住民がLCLから戻ってこない一因のような気がする。
それを考えると、ネルフというのは、つくづく自我の強い職員達の集団だなと思う。
まあ、どう考えても補完されたまま、大人しくしていられそうな面々にも見えないが。
で、だ。今日、何故長々と人口の話をしたかというと・・・・・・。
これまでの説明の例に漏れず、ここ第3新東京市も、人口回復が遅れ気味である。
マギによる調査の結果、盛時と比べ、約10%程度の人口であるとの推定される。
冷静に考えれば、散々、使徒の襲来を受けた挙句、終いには戦自の攻撃対象と
なるような街に戻るなら、補完されたまま生きて行こうと考える人が多くても
全く不思議ではない、というか、それも賢明な判断とも思える。
人口が盛時の10%とはいえ、第3新東京市は元々の人口の多かった街だ。
現状でも地方と比べれば、それなりの人口を有する。それ故に多少の問題が起こっているのだ。
補完計画発動前に、戦自の攻撃を受けていたため、第3新東京市は
他の市町村と比べても、著しい物理的損壊を被っている。
おまけに、碇司令の一存で、事後復旧はネルフ本部を最優先としたため、
一般市民に至っては、未だに野宿を余儀無くされているという状況。
広々とした旧市街には、外国資本(?)のパチンコ店が一軒、店を構えるばかり。
私は昨年末、伊賀まで忍者の修行に行ったので、その折に多少、
他地域の被害及び復興の状況を目にする機会があったのだが、その限りでは
第3新東京市以上に荒んでいる地域は「無かった」と言わざるを得ない。
伊賀のある三重県では、神宮や和菓子屋などが営業を再開していたが、
第3新東京市は「北斗の拳」の世界と、そう変わりないというのが現状なのだから。
一応、冬月副司令が、国などに復興支援の要請を働きかけてはいたが、
あちらとしても、現首都である第2東京の整備を第一と考えているようで、
なかなか色よい返事を貰えないでいるそうだ。
副司令がリョウちゃんに指示を出して、諜報活動を行った結果、国側のスタンスとしては
「第3新東京市?どうせまた使徒にぶっ壊されるんだから、後回しでいんじゃね?」
という意見が大勢を占めているようだ。本当は、もう使徒など来ないのだが、
ネルフ存続の建前として「使徒の再攻撃に備えるため」と事実を偽っているので、
今更、「使徒はもう来ません」などとも言えない。困ったものだ。
しかし、これ以上、市民に浮浪生活をさせてもおけないので、
打開策をマギに諮ったところ、第3新東京市営住宅の建設案が提示された。
労働力に浮浪市民を雇用すれば、就職難も同時に解決できる。
問題はその資金なのだが、マギ案ではネルフ主導で工事を行う事が推奨されている。
資金提供を嫌がる碇司令を、副司令が無理矢理に丸め込んで、
マギの原案に添った形での市営住宅の建設が決定された。
果たして、まともな建物が出来上がるのか、楽しみでもあり、怖くもある。
オツカレー(_´Д`)ノ~~
649 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/05/12(月) 08:06:41 ID:DTHVClZs
楽しみでもある
待ってた待ってた!!
12日 雨
今日はいいことが一つ。
教室の掃除してたときのこと。
ぞうきんがけしてたこともあり床が滑り安くなってたせいで
セカンドが転びそうになったところを助けてあげたの。
そしたら勢い余って押し倒された形で転んだの。
恐かった、とどさくさに紛れてセカンドに抱きついたの。
セカンド……大胆なんだから…(/// ポッ
オッテュ
4人目さんも他のみなさんもマジで乙かれです
楽しませてもらってます
収 月 納 日
冬月副司令に言われ、渋々ながら住宅建設を許可した碇司令。
ただ、造るなら造るで、どうしても譲れない一線があるという。
それは、旧・第3新東京市のように、ジオフロントの天蓋部に、住宅を収容できるようにする事。
何故、そのような事に拘るのかと尋ねてみたところ、
「・・・・・・その方が、カッコイイではないか・・・・・・。」との事。
「秘密基地(この場合、ネルフ本部及びジオフロント)には、無意味に凄い機能が
有れば有る程、視聴者の興味を引くことができるのだ」というのが碇司令の持論。
不覚にも納得してしまった。悔しい。
着 月 工 日
市営住宅の建設予定地を整地、建物の基礎を打つ。
本来、コンクリートを使うべきなのだろうが、金を使いたくない碇司令の指示で、
本部内に保管されている、大量の特殊ベークライトで代用する事に。
カートレインを使用して、ベークライトを地上に搬出。
市内では、住む場所にも困っている人がいるというのに、ジオフロントでは
カートレインまで復旧している。こんな事実を市民が知ったら、暴動に発展するのではと懸念。
心配事がもう一つ。ベークライトは、原料にホルムアルデヒドが使われているようだが・・・。
漏 月 洩 日
「今日は水道工事に挑戦するぞ!」。意気揚々と出かけて行った碇司令だが、
昼前には、びしょ濡れの姿で本部に帰って来た。
どうやら宅地内に水道を引き込もうとして、水道本管を破壊してしまったらしい。
昼食後、補修用のベークライトを持って、淋しげに再び出かけて行った。
副 月 業 日
第3新東京市の建造物をジオフロントに格納するシステムについては、
以前から技術開発部が携わっていた。
今回の市営住宅建設で、余計な仕事が増えたのでは、と、赤木博士に尋ねてみると、
「いいのよ、コレはコレで面白がってやってるから。」・・・・・・大人だ。
しかし、住宅建設資金捻出の影響で、技術開発部の研究費がカットされる可能性が
ある事については、快く思っていないようで、その話に触れると、急に無口になった。
赤木博士の額に、これまでに見た事がないぐらいの見事な怒筋が浮かんだので、
記念に携帯で写真を撮ろうと思ったら、思い切りひっぱたかれた。・・・・・・まだ痛い。
糖 月 尿 日
このところ、ずっと住宅建設現場で、何がしかの手伝いをしていた碇司令が、
今日は朝から発令所にいるので、どうしたのですかと尋ねてみると、
「もう飽きた」んだそうだ。まあ、予想通りの答えではあるが。
現場責任者代理として、日向五等兵を派遣したらしいのだが、
どう考えても、何かの役に立つとは思えない。案の定、10時頃には
「誰も僕の言う事を聞いてくれない」と、すごすご退散してきた。
本部で碇司令が、のんびりとしているのも久々なので、昼食を御一緒しようと
昼前に司令室を訪ねると、碇司令は既に、副司令と共に重箱をつついていた。
・・・・・・ずるい・・・・・・。
天重、かつ重など、重物はカロリーが高いので、司令や副司令の年齢になったら、
なるべく控えた方が良いと思うので、そう進言すると、
「レイは心配性だな。そんな事ばかり気にしていると、いつかハゲるぞ。」
と言われた。長年、碇司令を心配している副司令が禿げていないから大丈夫だと思う。
お疲れさまです。
いつも楽しませて頂いてます!
オツカレー(_´Д`)ノ~~
658 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/05/16(金) 09:23:49 ID:4WTQ9hzt
面白かった!次も期待してるよ!
さすが、落ちがよい
オッテュ
661 :
絵晩下痢音:2008/05/17(土) 19:52:53 ID:dJ0nXK5c
ミサト「最近災害が多いわね。」
シンジ「僕が行かなきゃ」
レイ「わたしが行くわ」
アスカ「まずは中国四川省方面、生き埋めになっている人たちの救出よ」
レイ「えーわかったわ」
*12時間経過
シンジ「父さん、ミャンマーのサイクロン被害の現場はどうなの?」
碇指令「国際救助隊のサンダーバードに先に行ってもらったぞ」
「それと念のためにマグマ大使にも救援に行ってもらったぞ。」
ミサト「なんか古くさい名前ね。」
レイ「その人たち誰?わたしは知らないわ」
冬月「おまえたちまだ日本にいたのか?」
レイ「中国で1万人救出して今帰ったところよ」
碇指令「ご苦労だったな。直ちにミャンマーへ向かってくれ」
ミサト「絵晩下痢音発進」
シンジ「なんか臭そうだなー」
アスカ「ところで絵晩下痢音さん、あんた何歳?どうせスケベなオジンなんでしょ」
絵晩下痢音「そう、48歳のスケベなオジンだよ。でもアスカちゃんも14歳にしてはエッチな事をよく考えてるませた中学生って感じだね」
アスカ「もーう、超ムカつくわ。あんたなんか大嫌い」
662 :
絵晩下痢音:2008/05/17(土) 20:36:55 ID:dJ0nXK5c
アスカ「それに優等生さんがうんこしないなんて事を言った言い出しっぺもあんたでしょ。」
「わたしでもするのにそんな事絶対に許せないわ」
レイ「わたしは食べたものは100パーセントエネルギーにかえることができるの。でも厳密には99.999パーセントなの。」
「だから本当は3ヶ月に1度だけほんの少しだけ排便があるの。」
「でもそれは3グラム位で無味無臭なの。」
663 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/05/18(日) 04:14:37 ID:9QqMJJY6
(´゚А゚`)ハァ?
664 :
絵晩下痢音:2008/05/18(日) 13:52:46 ID:64b8NQNy
リツコ「綾波レイのからだは本当にそうらしいわ」
アスカ「検便の時どうするのかしら。ご苦労様ね」
どこが日記なんだ?
668 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/05/19(月) 14:59:30 ID:P5h5Dkxl
この4コマは2ちゃんねるの『綾波レイの日記 4冊目』を読んでいて思いつきました。このスレの綾波さん(4人目)はいろんなスレに超ユニークな SS を投下されていて只者とは思えません。個人的に心の師匠とさせていただいています。 (2008.03.29)
だってよ
>>666 4人目の綾波さんがメガネかける話あったっけ?
ほす
保守
業務連絡
次の投下物について
>>655の最後の日付=【糖 月 尿 日】
【糖 月 尿 日】の次の日=【其 月 翌 日】
という設定なので、一応、日付に注意して読んでやって下さい。
(ここから下は、4人目の私見ですので、興味の無い方はスルーでお願いします。)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>666 ええと、今更ながら、ちょっと言わせて貰うと、「仮に」その作品がパクリだとしても、
逆にパクられた本人が、どれをどうパクられたのか理解出来ていませんwww
ちう事は、「パクリという範疇にある物ではない」と言うべきかなと思います。
せっかく教えてくれたのに、否定するような形になって、申し訳ないけど・・・・・・。
つか、よくよく考えたら、4人目日記自体が、北斗の拳やら男塾やらブレイブストーリーやら
挙句の果てには、貰ったレスまで露骨にパクリまくっている日記ですた・・・・・・。
あと、リンク先ページの管理人・Adrienne さんは、某日記スレの職人さんで、
なんだか恥ずかしいぐらいに4人目を持ち上げてくれてますけど、4人目的には、
書き手として「戦友」とでも言うような存在の方です(戦争に行った事無いけど。)。
4人目日記なんかより、オシャレな感じの日記ですので、興味があれば御一読をお勧めします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
んでは、本題。
糖 月 尿 日 (SIDE:冬月)
何だかんだ言いつつも、市営住宅の建設に協力的だった碇の奴、
趣味の日曜大工の延長ぐらいの軽い考えで、毎日現場に顔を出していたのだが、
どうやら、もう飽きてしまったようで、今日は日向に現場監督をさせている。
まったく、出掛けていれば、何をやらかすかと不安にさせるが、
本部に居たら居たで、何かと手間のかかる、非常に面倒な男だ。
まあ、その辺りがユイ君の言っていた「カワイイ人」なのかもしれんがな。
久々に碇の雑談の相手をしていると、何かの話の流れで、
サードインパクトの時の話に至った。碇はあの時、ドグマの奥に篭っていたので、
奴に代わって発令所で指揮を執っていた、私の体験談を話してやった。
それこそ、戦自の侵入から、量産機の容姿、弐号機の最後まで・・・・・・。
碇の奴、少しはしんみりするものかと思っていたが、奴の口から出た言葉は
「・・・・・・うな重食いてえ・・・・・・。」
だった。確かに、量産機の姿をウナギに例えた私も悪いのかもしれんが・・・・・・。
この男の事だ、一度言い出したら、ウナギを食うまで満足せんだろう。
だが生憎、ネルフ食堂でもウナギなど仕入れていないはずだ。
私はこの男を、何とか説得しようと努力した。が・・・・・・。
「ウナギが駄目なら、それに代わるモノを探せばいいのですよ、冬月先生。
確か牛小屋で、レイがナマズを飼っていたはずだ。アレを蒲焼にしましょう。」
そんな!!!お前はレイが大切にしているナマズを食うというのか?
やむなく牛小屋まで来てみた。それでも私は、碇にも最後の良心が残っている事を信じている。
・・・・・・碇、本当にこれ(ナマズ)でいいんだな・・・・・・?
「ああ、我々にはウナギが無いのだ・・・・・・。」
もう、私には碇を止める事はできない。レイ、本当に済まない・・・・・・。
其 月 翌 日 (SIDE:レイ)
私が忍者の修行をしていた時に、修行の合間を縫って琵琶湖で捕獲した
十数匹のビワコオオナマズの稚魚。伊賀からネルフ本部までの輸送の際に
二匹ほど死んでしまったが、それ以外は元気に、牛小屋の水槽で泳いでいる。
水槽の水には、赤木博士特製の成長促進剤(HB−108)が溶かしてあって、
普通の水による飼育よりも、成長の速度が格段に速いらしい。
私は通常の成長速度を知らないので、「らしい」としか言えないが。
とはいえ、皆が皆、揃って成長する訳でもなく、その内の二匹の成長が
大きく遅れてしまっている。私は、その二匹を応援する意味を込めて、
「直哉」「びわ子」と名付けて特別に可愛がっている。
勿論、命名は、彼らの出身地「滋賀県・琵琶湖」に因んでのものだ。
ただし、私には雌雄の見分けが出来ないので、もしかしたら「直哉」が
女の子だったり、「びわ子」が男の子だったりするかもしれない。
さて。ここ2〜3日、私用で忙しく、牛小屋の管理は日向五等兵に
任せきりだったのだが、本日、久々に小屋を覗くと・・・ナマズの数が足りない・・・。
丁度、セカンドと碇君が、それぞれエミュー、ロヴァの世話をしていたので
心当たりは無いかと尋ねてみると、
「あんたバカぁ?私がそんな事、知るワケ無いじゃん!」
「そういえば、昨日、父さんと冬月さんが、ここに来てたっけなあ。」
「ああ、アヤシいオジサンが、何かゴソゴソやってたわねえ。」
と、ナマズ誘拐犯特定に有用な証言を得ることができた。
これを受けて、我が「ナマズ誘拐事件・特別捜査本部」(所在地・牛小屋)では、
被疑者に事情聴取を行うため、ネルフ本部・司令室へと捜査員を派遣した。
・・・・・・とは言っても、捜査員は私一人しかいない訳だが。
私が司令室に向かう途中、昨日の午前中限りで現場監督をクビになった日向五等兵と
すれ違い、何か話しかけられたが、無視。馬鹿を構っている暇は無いのだ。
司令室には、丁度、碇司令が一人、ハンコ捺しの業務に勤しんでいた。
牛小屋の水槽から、綾波直哉くん、綾波びわ子ちゃん(共に推定・生後6ヶ月)が、
何者かによって誘拐された事、犯行現場付近で、司令及び副司令らしき人影の
目撃証言がある事を説明すると、司令の背筋が一瞬、ピンと伸びた。どうやら大当たりっぽい。
「あ、ああ。ナマズの事か。・・・実はな、冬月が冥土の土産に、どうしても
うな重を食いたいと言い出してな。レイには悪いと思ったが、ウナギの代わりに・・・。」
・・・・・・食べたの?直哉とびわ子を、食べたの・・・・・・?
なんだか微妙な事になってしまった。【冥土の土産】とは、ある意味魔法の言葉であり、
どんな極悪人でも、親切に気前良く「冥土の土産に教えて」くれたりするものだ。
これでは、冬月副司令を責めたら、私が凄くケチな人のようではないか?
しかし、土産を胃の中に収めてしまった以上、副司令には冥土に行って貰わねば。
直哉とびわ子の仇討ちも兼ねて、副司令暗殺作戦を決行。大往生!!!
通路に隠れ、副司令を待ち伏せるも、見事に失敗。なぜ気付かれたのかしら?
「そりゃ、お前、それだけ殺気を漂わせていれば、碇でも気付くぞ。」
・・・・・・そうか。私もまだまだ修行が足りないようだ。
「ちょっと待て!何故、私が命を狙われねばならんのだ!!!」
副司令が憤慨しているので、ナマズの件を問責すると、ここで意外な事実が発覚。
ナマズを食べようと言い出したのは、なんと、碇司令の方らしいのだ。
今度は副司令と共に、再び司令室を訪れると、そこには何故か、
碇司令と、ナマズの入ったポリ袋を手にした日向五等兵の姿が。
これは一体・・・・・・どういう事なのか、分からなくなってきた・・・・・・。
其 月 翌 日 (SIDE:ゲンドウ)
「嬉しい誤算」というのは、このような事を言うのかもしれん。
昨日、どうしてもウナギが食いたくなった時に、ウナギの代替品として
蒲焼にしてみたナマズの事だ。見た目はグロいが、なかなかの味だった。
どうしても、もう一度食ってみたい。
私は、その欲求に駆られ、司令室に日向を呼び出すと、
牛小屋のレイの水槽からナマズを一匹、掬ってくるようにと命じた。
日向が牛小屋へと向かったのと入れ違うように、今度はもの凄い形相をしたレイが、
この部屋に飛び込んできた。どうした、シンジと喧嘩でもしたのか?
なに?ナマズを知らないか、だと?・・・・・・やはり気付かれたか・・・・・・。
普段は無表情なレイだが、今日は珍しく激昂している。こいつは本気でヤバい。
とりあえず、「冬月が冥土の土産に食った」事にして、この場を逃れる。
私の話を聞き終わると、レイはすぐさま部屋を飛び出そうとした。何処へ行くのだ?
なに?冬月を冥土に送る?・・・・・・すまん、冬月。
難を逃れ、ほっとしたのも束の間、司令室には次の来訪者が。日向だ。
何だ、そのナマズの入ったポリ袋は?そんな物騒なものを持ってウロウロするな!
えっ、私の命令で牛小屋から持ってきた?マジにゲロマズな状況ではないか!!!
こんなところにレイが戻ってきたりしたら、絵的には間違いなく私が黒幕だな。
・・・・・・待てよ、悪者に相応しい男が、私の目の前にいるではないか!
日向君、二尉に昇進させてやるから、私と口裏を合わせないかね・・・・・・?
程無くして、レイと冬月が怒鳴り込んできたので、私は、いかにも被害者っぽく言ってやった。
「レイ、見ての通り、我々にナマズを食べるよう勧めたのは、この男だ!!!」
日向、罪を被り切ったら、二尉に昇進させてやるからな・・・・・・。
オッテュ
オツカレー(_´Д`)ノ~~
ゲンドウ流石w
名前が外道なだけあるww
乙華麗
681 :
666:2008/05/29(木) 09:29:17 ID:???
乙です
>>673 4人目さんの名前が出ていたので反応しただけです
パクりはいい方が悪かった
ナマズが食われたww
683 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/05/30(金) 11:26:01 ID:D9Rmbrhk
殉職により3階級昇進ww
乙
久しぶりにリリスとしての力が見れるのか?
乙すぎて憤死寸前
ひゅーが君は3階級特進プラス30階級格下げくらいか
>>686 それだとナマズより日向のほうが階級が下になってしまう
それも面白いなw
ひゅーが君
階級 : 軍曹 兼 便所掃除
主な任務 : 各種苦情処理、人身御供
保守
更 月 翌 日
普段は温厚な私だが、昨日は、かつて初代零号牛が殺された時以来の
激しい怒りという感情を覚えてしまった。
日向五等兵が、上司達の機嫌を取ろうとする気持ちは、分からないでもない。
だからと言って、直哉とびわ子を勝手に食材にしてよいという理由にはならない。
どうも日向五等兵は、自分の立場というものが分かっていないようなので、
それを体に教えてア・ゲ・る♪事にした。
びんたびんたびんたびんたびんたびんたびんたびんたびんたびんたry
・・・・・・あまりすっきりしない・・・・・・。
破 月 棄 日
碇司令が、自分に言い聞かせるように、小声で呟いている。
「約束・・・・・・そんなものは、破る為にあるものだ・・・・・・。」
一体、誰との約束を破るつもりなのだろう?
まあ別に、私との約束でなければ「問題ない!」のだが。
履 月 行 日
綾波直哉・びわ子誘拐殺鯰事件の被告人・日向五等兵は、日本の法律では
大した罪に問われないが、ネルフの職員感情を慮って審議した結果、
明日、独自にネルフ内裁判(超法規的)の場で裁かれる事となった。
最後の自由を満喫するように、五等兵は碇司令に纏わり付いて、しつこく
「約束」とか「二尉」とか言っている。あっ、碇司令が銃を抜いた!
「日向君、【死人に口無し】という言葉を知っているかね?」
銃口を向けられた五等兵は大人しくなった。そのまま撃っちゃえばよかったのに。
時 月 事 日
日向五等兵の処分についてだが、判決は私に委ねられた。
私としては、事件当初は犯行の悪質さから、死刑が妥当だと思っていたが、
時間を置いて冷静さを取り戻した今では、少し考えが変わってきている。
ある言葉を思い出した。私の先代の北斗神拳伝承者の言葉だ。
「日向には、地獄すら生ぬるい!」
という訳で、日向五等兵には、あの世の地獄に行ってもらうのではなく、
この世で、生き地獄を歩んでもらう事とする。
幸いな事に、先日のネルフ軍法会議で、無期懲役以上・死刑以下の刑罰として
終身刑を創設する事が決定しているので、日向五等兵は、その適用第一号となる。
日向五等兵に課される役務は、今までの彼の業務とそう変わらない。大きく違うのは、
無給である事と、個室が独房である事、それに命令に対する拒否権が一切なくなる事だ。
なお、五等兵という階級は、元々価値がある物ではないので、便宜上の呼称として
そのまま継続して使用される事も併せて決定した。
放 月 流 日
生き残ったナマズ達の安全を考え、当初の計画よりも少し早いが、
彼らを地底湖へと放流する事にした。
丁度、牛小屋にいたセカンドが、運搬を手伝ってくれると言うので、
ナマズを1匹ずつ分けてビニール袋に入れ、それを零号牛とエミューに括りつける。
道中、セカンドに、ビワコオオナマズについて説明したところ、大層興味を持ったようで、
このナマズ達が成長・繁殖する頃には、一緒に釣りに来ようと約束した。
この日記は御都合主義なので、たぶん3日もあれば立派に成長していると思う。
碇司令は、約束は破るものだと言うが、今のところセカンドとの約束を破るつもりは無い。
GJ
オッテュ
オツカレー(_´Д`)ノ~~
日向…www
どんだけ鼻つまみ者なんだw
保守
多分、私は700だと思うから。
6月16日
今日は久しぶりに学校だけの日だった
授業は午前中だけで帰りに碇君に呼び止められ何人かで釣りに行くことになった
鈴原君と相田君は楽しそうだったけど碇君と惣流さんと洞木さんはずっと奇声を発していた
どうもエサも魚も苦手らしい
惣流さんの提案でチーム戦でどれだけ釣れるかの勝負が始まり、私は相田君と同じチームになった
最初に相田君が魚を釣り、次に私の持っている釣り竿に魚がかかったが重くて
釣り竿が川に引き込まれそうになったが碇君が手伝ってくれたおかげで
魚を釣ることができた。
その後何故か惣流さんと洞木さんの様子が変わり、結局日が暮れるまで釣りをしていた
保守
食べたい
保守
七 月 夕 日
to 各員
本日1930より、本部中庭にて七夕祭りを行う。遅刻の無いように。
碇司令から、こんなメールが届いた。
七夕祭りと言えば、仙台市が有名だが、ここ第3新東京市から程近い
旧・平塚市で行われる祭りも、なかなかのものだ。
私も小さい頃、碇司令と赤木ナオコ博士に連れられて行った事がある。
この日は年に一度だけ、織姫と彦星が逢う事を許された日である。
おとぎ話では、織姫は「天帝の娘」とされており、
「天帝の守護拳」北斗神拳の使い手である私としては、
間接的に織姫を守護すべき立場にある訳だが、
個人的には、「牛飼い」を職業とする彦星の方に親近感を覚えてしまう。
また、最近の研究で判明した事だが、彦星という男性は、
大層な浮気癖の持ち主だったらしく、ある年などは、織姫との年に一度の
約束をすっぽかして、他の女性との密会を企てた事もあるらしい。
「ベガ(織姫星)はベガでもホクトベガ」というフレーズは、あまりにも有名である。
・・・と、まあ、民明書房の本から得た豆知識は置いておいて。
短冊に書き込む願い事を思案していると、再び碇司令からのメールが。
to レイ
スマンが、ジオフロントの外れにある林から、笹を取ってきてくれないか?
笹はある意味、七夕の主役とも言えるのだが、
碇司令の事だ、それすら用意せずに七夕祭り開催の通知をしてしまったのだろう。
仕方ないので、零号牛と共に笹の採取へと向かう。
来年以降の事を考慮し、数本の笹を、本部近くに移植しておいた。
to レイ
浴衣を着せてあげるから、今すぐ衣裳部屋まで来なさい。
今度は葛城三佐からのメール。衣裳部屋というのは、厳密には
保安諜報部所有の倉庫で、変装して諜報活動を行う必要がある場合に
使用する各種衣服が大量に保管されている事から、こう呼ばれている。
浴衣・・・か。第1中の制服以外の服を着るのは久しぶりだ。
別に制服に不満がある訳ではないが、たまには気分転換になるかもしれない。
少々期待しつつ、衣裳部屋に来てみると、そこには葛城三佐とセカンドが。
浴衣姿の葛城三佐と、変な軍服のようなものを纏ったセカンド。
「ん〜、なんか浴衣って、しっくりこないのよね。」
セカンドには「和の心」が分かっていないようだ。それにしても、その服は何?
「なに・・・って、ベガよベガ!おりひめの星って、ベガなんでしょ?
くらえっ、サイコクラッシャ〜!!!」
えっ、ス○U?・・・・・・・いや、七夕はコスプレ大会ではないのだが。
ついでに言うと、セカンドは(アラエルに)サイコクラッシュされた側だと思う。
さて。日も暮れて、各人が続々と中庭へと集まり始めた。
庭の中央部に、飾り付けをした笹。こうして祭りが進行できるのも、
私が苦労して笹を取ってきたおかげ。皆は私に、もっと感謝してほしいと思う。
思い思いの願いを書いた短冊を、笹へと吊るしながら、セカンドがポツリ。
「これで願いを叶えようなんて、都合のいいお祭りね、【ななた】って。」
???ななた???七夕は漢字の【なな】とカタカナの【た】ではなく、
両方とも漢字で【たなばた】と読むのだが?
「し、知ってるわよ!自分では何もしてないのに、願いが叶っちゃうヤツでしょ!」
音的に似てはいるが、それは、たなぼ・・・・・・もう、突っ込むのはやめておこう。
追記
いやらしいとは思いつつも、みんなが短冊に書き込んだ願い事を、
ちょっとばかりリサーチしてみた。
「せかいがわたしにひれふしますように!」:惣流アスカ
残念だが、私と同時期に、この世に生を受けた事を恨むしかないわね。
それにしても、汚い字だ・・・・・・。
「父さんが皆に迷惑をかけませんように。」:碇シンジ
「シンジと一緒に旅行にでも行きたい!」:碇ゲンドウ
・・・・・・どっちが保護者だか分からないわ。
「第3新東京市のキャバクラ、営業再開しろ!して下さい!」:加持リョウジ
「新車のローンを帳消しにして下さい!!!」:葛城ミサト
「何でもいいから、予算を研究開発費に回して頂戴!!!」:赤木リツコ
「FCの【バイオミラクル ぼくってウパ】が欲しいです♪」:伊吹マヤ
なんて俗物的な人達だ・・・・・・。
「立ち疲れた、手頃な椅子が欲しい。」:冬月コウゾウ
「恩赦!少しは身軽になりたいよ・・・。」:日向マコト
この辺りは結構、切実な願いと見える。
「特に何も無いっス。」:青葉シゲル
さすがは【ミスター・人畜無害】。
「君の側で眠らせて どんな場所でもいいよ」:ヒカル
・・・・・・誰だろう?うただろうか?
えっ、私の書いた願い事?
都合の悪い事を隠せるのは、執筆者の特権である・・・と思う。
オッテュ
オツカレー(_´Д`)ノ~~
最後の短冊のせいで電車の中で吹いちまったw
乙
乙〜♪
アスカのひらがなが可愛すぎるw
715 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/07/15(火) 03:16:06 ID:1xX/ms25
とりあえず保守
保守
乙
竜謎 月 5 日
最近、どういう訳か私の日常は、日記帳ではなく
【ぼうけんのしょ】に記録されている。何故だろう?
・・・・・・まあ、原因は分かっているのだが・・・・・・。
開 月 始 日
物語は、主人公【あやなみ】と、その父・パパスが旅を終え、帰宅する場面から始まった。
序盤の掴みとして、妖精の国へとお呼ばれしてみたり、幼馴染と幽霊退治してみたりと、
非凡な日常を送る【あやなみ】。そんなある日、父・パパスが、隣国・ラインハットから
王子の教育係を仰せ付かる。これでニート生活ともお別れね、おめでとう、パパス。
事 月 件 日
職を得て、安定した生活が望めると思っていたら、肝心の王子が誘拐された。
駄目、王子がいなくなったら、収入源が消えてしまう・・・(涙)。
慌てて捜索に出かけたものの、あえなく誘拐犯に返り討ちにされる。
まったく、戦闘時にATフィールドも展開できないような、軟弱な主人公に
【あやなみ】の名を与えてしまった事を深く後悔。
救出に来たハズのパパスまでもが倒れた。ダメな親子だ。
時 月 流 日
誘拐犯に敗れてから十年。【あやなみ】は、変な宗教団体の奴隷として働かされていた。
基本的に、私がこの世で信じているのは、碇司令と氏神様ぐらいなので、
この展開は、いくらお話とはいえ、非常に不本意である。
が、ひょんな事が看守の妹を助ける結果を生み、お礼代わりに逃がしてもらえた。幸運だ♪
流 月 浪 日
誘拐事件以来、共に奴隷生活を送っていた王子と一緒に、各地を彷徨う。
王子の要望もあって、一度、王子の母国、ラインハットに立ち寄ったら、
「自分はここに残る」などと言い出した。なんて薄情な人だ!!!
結 月 婚 日
紆余曲折を経て、何故か【あやなみ】は結婚する事になった。
三名の結婚相手候補者の中から、一名を選ばなくてはならない。
ビアンカ:戦闘中、パンチボタン連打で電気ビリビリの人・・・だと思う
フローラ:HB−101効果で成長力がアップしそうだ
ズボラ :葛城三佐の事かしら?
・・・・・・結婚相手候補者の名前が、全て女性の名前のなのが気になるが、
同性婚という概念も浸透しつつある昨今、あまり深く考えるのはやめておこう。
出 月 産 日
結局、結婚相手に選んだのはビアンカ。そのビアンカが、冒険中に倒れた。
介抱してくれた教会のシスターの見立てでは、「ご懐妊です」との事。
これって・・・・・・【想像妊娠】というヤツかしら?
捕 月 獲 日
パーティーの戦力強化の為、モンハンに勤しんでいたら、
【ばくだんいわ】の【ロッキー】を仲間にすることに成功。
すぐさまモンスターじいさんの下に赴き、名前を変更してもらう。
【ロッキー】の新しい名前は【あすか】。・・・・・・よし♪
買ったのかwwww
ばくだんいわの名前に吹いた、GJ
乙!
綾波さん(4人目)は懐ゲーヲタやなぁw
オッテュ
オツカレー =c⌒っ゚Д゚)っ
724 :
番外編:2008/08/01(金) 20:29:39 ID:???
知人(の手紙)襲来
夏休みも中盤に差し掛かった時、とある知人から映画のチケットが届いた。
みんなは私の事を暗いだの、人付き合いが悪いだの思っているかもしれないが、
私にだって友人がいないわけではない。
チケットは以前スー〇ーロボッ〇対戦で共演した獣戦〇隊のリーダー、藤〇忍氏からだ。
耳障りだった彼の掛け声、「やーーーってやるぜ!」が酷く印象的だ。
どうやらこのチケットは、共演した全員に配られているらしい。
タイトルは・・・・・主演・藤〇忍
「それでも僕はやってない…」
笑えばいいと思うよ…わかってるわ、碇くん…
笑わざる終えない。
不覚にも腹筋を鍛えられてしまった私…
スケジュール空けておかないと。
勝手に番外編スマソ…
>>724 4人目さんっぽいテイスト、ナイス。
このスレ、面白すぎるww
終えないって
まち
見知らぬ、劇場
という訳で、映画を見に行ってきた。
上映館は、青森県は恐山の麓にある「シアター・サンズリバー」。
遠隔地であるので、碇司令に頼んで、特別に専用ヘリを飛ばしてもらった。
何故そんな場所を上映館に選ぶのか?ちょっと疑問には思うが、
絶対に私の知らない映画館で上映すべき、何らかの事情があったのだろう、多分。(日付部参照)
この作品は、余程の話題作だったのか、地方の映画館での上映にも拘らず、
普段、テレビで見かけるような人々も、多数、来場していた。
その中に、今や「ジャ○ネット」の広告塔のイメージが強くなってしまった感もある、
森本レオ似、西田敏行似、妙な肉体派、の3人組の姿も見えた。
鯛ほどの価値は無さそうだが、腐ってもお笑い芸人、観客達に囲まれて、
持ちネタである「やーーー(ってやるぜ!)」というのを披露していた。
何だか妙に寒々しいのは、ここが霊峰・恐山の麓であるからという理由ではないと思う。
無意識に「つまらない」と呟いてしまった丁度その時、3人組の内の小太りの男と
目が合ってしまった。聞こえてしまったかしら?訴えられたらどうしよう・・・・・・。
さて。エミューだかチョコボだかの倶楽部を構っている場合ではない。
今日の最大の目的である、映画の上映が始まった。
私が下調べしたところによると、この映画「それでも僕はやってない…」 は、
痴漢の現行犯で逮捕された藤〇忍氏が、悪徳弁護団と共謀し無罪を勝ち取ろうとするのだが、
果たして結末やいかに・・・・・・というストーリーらしい。
が、銀幕に藤〇氏の姿は無く、代わりに初号機カラーの作務衣を着た汚らしい男が。
「♪それでも わ〜た〜し〜は〜やってない〜 けっぱくだ〜」
・・・・・・どうやら、上映室を間違えてしまったようだ。
残念ながら、藤〇氏主演の映画を見る事は出来なかった。
過ぎた事を悔いていても仕方が無い。せっかく青森まで来たのだから、
何か、お土産でも探してから帰ろうと思い、それらしき店のある場所へと足を延ばす。
土産物を物色中、一人の女性に声を掛けられた。
私が、この地ならではの物品を探している事を伝えると、彼女は、
自分が出している店に寄っていくよう、誘ってくれた。
彼女の名は、「鷲尾いた子さん」といって、その名の通り、イタコを生業としているらしい。
確かに恐山とイタコは切っても切り離せないような気もするが、
私が今探しているのは、そういった類の名物ではなく、土産品である。
「まーまー、そう言わずに、ちょっとお試しだけでも見てきなさいよ。」
イタコのお試しと言われても、私は常識派なので、故人と接触を図ろうなどとは
考えた事も無いのだが・・・・・・モノは試し、あの人に会ってみよう。
いた子さんに、ある人物名をリクエストすると、その人物の霊がいた子さんの体に乗り移った。
お久しぶりね、ばあさん。
・・・・・・苦しい・・・・・・嘘です、ごめんなさい、もう「ばあさん」って
言いませんから、首を絞めるのは止めてください、ばあさん・・・・・・。
「どう?お試しはココまでだけど、お望みの人には会えたのかしら?」
凄い!!!あの首を締める角度、握力、紛う事無き赤木ナオコ博士、そのものだ!!!
私は今まで、イタコというものを侮っていたようだ。この特殊能力は、とても
人間業とは思えない。素晴らしい!!!感動した!!!
私はイタコの事を、えらく気に入ってしまったので、
土産代わりに、いた子さんをネルフ本部に連れ帰る事にした。
勝手に番外編の番外編スマソ…
ばあさんw
オツカレー(_´Д`)ノ~~
ばぁさんw
732 :
番外編:2008/08/05(火) 18:53:31 ID:???
レイ・ザ・サードお宝奪還作戦?
夏休みに入り、はや二週間がすぎた。
私は自由研究の資料を探しに市内の図書館へ向う。
図書館に向う途中、ふと足下を見ると何やら大きなメダルのような物が落ちている。
金色に輝くこのメダル…
ブッ〇メイトで高く売れるわ♪
そんなことを考えながら図書館に向かう途中、なんども黒ずくめの男達を目撃する。
何やら探し物をしているようだ。
ネルフの諜報部?どちらかと言うとコ〇ンの黒の組織に近いかっこうだ。
これは…何かある!
そう直感した私は、先ほど手に入れたメダルをポケットからとりだした。
メダルには立派な鷲のマークがある…
これは!ムー大陸の財宝部屋の鍵!?もしくはインカ帝国の秘宝を示す羅針盤!?
男ならここで、一切れのパン、ナイフ、ランプを鞄に詰め込んで出かけるのだろうが…
なにぶん私は忙しい。
とりあえずブックメイトに向かうことにした。
オッテュ
乙
735 :
番外編:2008/08/13(水) 23:21:46 ID:???
新機体【もうすぐ秋ですね】
最近零号機にも飽きてきた私は以前、某ゲームシリーズで共演したクワ〇ロ大尉のもとを訪れた。
大尉は有名なMS乗りで、赤い彗星などと呼ばれていたらしい。その反面、ロリコン説などもあるのだが…
今日はそんな凄腕の大尉からMSを頂くためにやってきたのだ。
大尉に理由を説明すると、快く了承してくれた。
大尉と一緒に格納庫へ向かう。
やっぱり…ゲ〇ググや大尉の専用〇クみたいなカッコいいのがいいわね…
ズ〇ックみたいなずんぐりしたのはちょっと…
あれこれ考えながら歩いていると、とある機体に私は目を奪われた。
その機体はずんぐりむっくりした機体だったが、どことなく愛嬌がある。
キミに決めた!大尉が止めるのを振り切り、私はアッガイを手に入れた。
【6:46】碇司令からの着信で起床。「いつもお前と共にある」等といわれた。おかげで寝起きが悪い。
【7:02】朝食で使ったニンニク醤油漬けの容器に司令の眼鏡が入ってた。気にせず捨てた。今まで気がつかなかった事に腹が立つ。
【7:36】登校。ダルい。家を出るときに電話が鳴る。外出中の電気代がもったいないので受話器を外しておく。
【8:07】道を歩いていると、後ろから司令がダッシュで追いかけてくる。黙って見送った。
【9:30】机に向かっている。下を見ると司令の毛深い手が足をつかんでいる。ふりほどき蹴りをいれる。大人しくなった。
【10:39】窓際に立ち空を眺めていると、司令が落ちてきて目があった。思ったより小さな音がしただけだった。
【12:24】交差点を歩いていて、すれ違う時に司令が「また会ったな」と言ってきた。黙れ池沼。
【14:26】携帯に着信記録16件。かけてみる。「わたしだ…ブチッ…ツーツーツー」
【16:12】部屋の前でマスクをした司令が声をかけてきた。「実はわたしだが」右ストレートを入れる。うずくまったまま動こうとしない。
【17:30】トイレに行くと司令の人形が落ちている。「わたしだ。いつもお前と」そのままトイレに流した。
【20:32】シャワー後、鏡を見ると司令の上半身が風呂場の扉から覗いている。黙って扉を力一杯閉めた。
【21:25】携帯を再度確認、着信記録が49件。番号は全て同じ。
【21:42】ベッドの下に司令がいたのでボコって追い出した。大の男が泣くのはうるさい。
【22:10】目の前で鳴ったので仕方なく電話に出る。「わたしだ、今お前の後ろにいる」後ろは壁だ。
【23:34】着信がしつこく鳴り響く。電話線を抜いた。
【0:12】就寝。今日一日でかなり疲れた。
【2:40】急に目が覚める。金縛りのようだ。司令が天井にへばりついて恨めしそうにこっちを見つめている。だが睡魔には勝てない。
白 月 黒 日
私が使っているDSは、伊吹二尉から譲ってもらった「Liteじゃないやつ」で、
以前にも書いたような気がするが、何故か、色が出ない。
先日、「どら慰問」の漫画を読んでいたら、のび犬のママが、映りの悪い
テレビをなおす技として、「テレビ本体に一定の角度から衝撃を加える」というのを
披露していたので、私もそれに倣って、DSに衝撃を加えてみた。
結果、私のDSも色が出るようになった。ただし、上の画面だけ・・・・・・。
戦 月 力 日
モンハンの甲斐あって、【あやなみ】パーティも面子が揃ってきた。
やはり、私の仲間として相応しいのは、エヴァパイロットのチルドレンだ。
最初に仲間にした【ばくだんいわ】に【あすか】と名付けたのも、
私がセカンドの事を信頼しているからであって、決して他意は無い・・・・・・ハズだ。
その後に仲間にすることに成功したメンバーを紹介すると・・・・・・。
【スライム】の【しんじ】
【くさったしたい】の【とうじ】
【パペットマン】の【かをる】
・・・・・・面子は揃ったが、戦力の充実と言うには程遠い。
成 月 長 日
スライムの碇君は、成長につれ【めいそう】や【かがやくいき】という強力な技を覚えた。
それに引き換え、ばくだんいわは【メガンテ】や【メガザル】といった自爆系の技ばかり。
【自爆】と言えば私の専売特許なのだが、この際なのでセカンドに譲ろうと思う。
本 月 題 日
ビアンカが双子の男女を出産した。
男の子は、将来、勇者になる予定なので、周囲に威圧感を与えるよう、【てぽどん】と命名。
女の子には、私の名と、ドラゴンQに因んで【ふじなみ】と名付ける。
喜んでいたのも束の間、今度は何故かビアンカが魔物にさらわれてしまうという展開。
敵の拠点に救出に向かうも、返り討ちに遭って石像にされてしまう始末。
せめて【あやなみ】にも、零号牛のような強力なパートナーが居てくれたら・・・・・・。
経 月 過 日
石化させられたまま数年が過ぎ、成長した【てぽどん】と【ふじなみ】が
ようやく助けに来てくれた。
思えば、この子達が生まれてすぐから石像になっていたので、
実質的に初対面とも言える。元気そうに育っていてなによりだ。
「はじめまして、おとーさん!!!」
・・・・・・おとうさん?わたしが、おとうさん・・・・・・!?
動 月 揺 日
なんと【あやなみ】は男性だった。動揺を抑えきれないので、とりあえず
【あすか】にメガンテを唱えさせてみる。・・・・・・ちょっと楽しいかも♪
消 月 失 日
私の【ぼうけんのしょ】が消えてしまった。
ゲームを中断する時に、リセットボタンを押さずに電源を切ったからかもしれない。
もう一度やり直す気力も無いので、碇君に買い取ってもらおうと思う。定価で。
オッテュ
乙
乙〜♪
実は誕生プレゼントでリツコさんからDS Liteを貰った筈だけど、
綾波さんは忘れてるみたいだねw
んじゃ、
「綾波さんは貧乏性なので、とりあえず動かなくなるまで古いのを使い切る」
って事でw
744 :
綾波さん:2008/08/16(土) 23:10:45 ID:???
私は貧乏じゃない…
終 月 戦 日
暑い。何だか良く分からないが、とにかく暑い。
私が生きてきた14年の内でも、今年は際立って暑い。
・・・・・・と、毎年この時期には、同じ事を感じている訳だが。
だが、今年の場合、単に暑いだけでなく、大気の状態が不安定で、
時として「ゲリラ豪雨」と言われる局地的な集中豪雨に見舞われるなど、
異常気象と言って差し支えない原因による被害も多発している。
このゲリラ豪雨、文字通り「集中豪雨」と言った感じで、
ピンポイントで局地的に降雨をもたらすため、ある地域では洪水になっていても、
ほんの数キロ先では、一滴の降雨も観測されていないなどという事が多々ある。
従って、トータル降水量は多くとも、日照りに遭っている地域も少なくない。
幸いにも、ここ、ジオフロントは地表に露出している訳ではないので、
集中豪雨の被害に遭う事は無い。技開部設計の人工降雨システムによる
定期的な降雨もあるので、極端な水不足になる事も無い。
お陰で、今年もリョウちゃんの畑では、スイカが丸々と実っている。
ところが、である。直上の第3新東京市は、どうやら日照り地域に該当しているようで、
数ヶ月前に着工した市営住宅の建設現場などを中心として、高温多湿に起因する
いわゆる「熱中症」を発症する作業員が後を絶たない状況らしい。
マギによる市政を通じて、実質的に第3新東京市を管理下に置くネルフ本部としても、
市民の安全衛生確保という観点から、対策を講じる事となった。
こんな時でも、物事を大袈裟な方向へ持っていくのは碇司令。
司令の提案した対策は、「第3新東京市北部へのダム建設」。
これを行うことによって、【飲料水の安定確保】及び【集中豪雨時の治水対策】
の両方を一気に解決する事ができるというのが司令の言い分だ。
ちなみに私は、ダム建設推進派として名を連ねている。
「ダムが完成したら釣りに連れてってやる」と言われ、つい・・・・・・。
しかし、よくよく考えてみると、第3新東京市近郊だけを見ても、
丹沢湖、津久井湖、相模湖と、水源となるダム湖は多数、存在している。
更には治水対策と言っても、ダムがその機能を発揮できるのは、
ダムより上流部での降雨に対してであって、第3新東京市で発生した豪雨に対し、
何らかの効果がある訳でなく、そもそも雨水など、市の南側の芦ノ湖に流れ込んでしまう。
つまり、考えを詰めていけば、「碇司令の提案はいいかげん」という事だ。
それに対し、ダム建設反対派である冬月副司令や赤木博士の意見は現実的で、
「まずは市内の上下水道復旧を最優先に」とか、「熱中症予防は心がけから」とか、
「ダム建設か・・・・・・税金の無駄遣いだな」といった正論を掲げている。
勿論、中には「ダム造る金があるなら給料上げろ」などという理由で反対派に
回る金の亡者もいるのだが、その人は以前、公用で人を迎えに行った際、
ローン返済中の愛車を損壊してしまい、それ以来、車代金と修理費の支払いに追われている
かわいそうな人なので、特に実名を記す事は控えておく。
まあ、そんな訳で、ただの熱中症対策が、何故かダム建設にまで飛躍し、
その是非を巡ってネルフを二分する大論争となる・・・・・・ハズも無く、
大多数の反対派VS二名の推進派という構図に落ち着いた。
「二名」というのは、言うまでも無く、私と碇司令の事である。
こうまで支持数に差があると、いかに碇司令とはいえ、ダム建設を強行する事などできない。
ましてや天敵である冬月副司令と赤木博士を向こうに回しているのである。
副司令は、圧倒的支持を背景に、ダム建設撤回を求める「ボツダム宣言」を発布した。
碇司令には、これを無条件に受け入れるより他に術は無かった。
オッテュ
乙
749 :
綾波レイ:2008/08/18(月) 21:28:49 ID:???
さっき碇くんにしてもらったわ・・・気持ちよかった・・・
750 :
(_´Д`)ノ~~ ◆HARUSE.IUg :2008/08/18(月) 22:51:38 ID:JKA/PkDp BE:1410421477-2BP(191)
オツカレー(_´Д`)ノ~~
乙
○月○日 リナレイ
えーと、今何人目だっけ
不倫現場で
パターン青
嫁です
なんて言えば尊敬するw
通 月 販 日
碇司令がパソコンのモニターの前で、何やら激しく頭を振っていた。
モニターには「薬天市場」のページが映し出されている。
「おお、レイか。最近は便利なモンで、これで買い物ができるらしい。」
言うまでもないが、ヘッドバンギングとネットバンキングは別物である。
鋼 月 鉄 日
霧島さんという人が、ネルフ本部を訪ねてきた。
手形とサインを貰った。額に入れて飾っておこうと思う。
女 月 友 日
霧島さんは、タニマチに囲まれるような人気商売に就いているらしい。
温厚で善い人なのだが、長年、そんな生活を続けていた所為か、
時折、周囲の空気を読まぬ我侭な行動に出てしまう事がある。
本人には全く悪気が無いので、憎めないというか、タチが悪いというか・・・・・・。
今日もネルフ食堂で、食券販売機の前に並んでいる行列に
屈託の無い笑顔で割り込んで、怒った後列の人から罵声を浴びていた。
「霧島、マナー守れ!!!」
あれ?今、別の誰かが呼ばれたような・・・・・・。
採 月 集 日
雑木林にノコギリクワガタを捕まえに行った。
最初は、黒いカナブンぐらいしか見つからなかったが、霧島さんが
クヌギの木に鉄砲をかますと、虫がたくさん落ちてきた。霧島さんはいい人だ。
捕 月 獲 日
雑木林にミヤマクワガタを捕まえに行った。
今日は霧島さんがいないので、代わりに零号牛がクヌギの木に体当たりすると、
木が折れてしまった。虫は取れたけど、環境も破壊。零号牛はダメな牛だ。
あと、大きなスズメバチの巣を発見したので、日向五等兵に駆除してもらおうと思う。
餌 月 付 日
リョウちゃんからスイカを貰って、クワガタに与える。
「たくさん食べて、大きくなあれ♪」と言いたいところだが、
これ以上、大きくなる事はないだろう、残念ながら。
狙 月 撃 日
碇司令が薬天市場で注文した「超ボリューム花火セット」が届いたので、花火大会。
私は日向五等兵の頭上で線香花火。激しく散っていた火花が段々と細くなってゆき、
そして最後に玉の落ちる風情を味わっていると、なにやら背後が騒々しくなってきた。
その方向に目を遣ると、なんと、体の大きな霧島さんが、ロケット花火の
格好の的とされていた。碇司令など、ドラゴン(花火)を手に、霧島さんを追い掛け回す始末。
霧島さんご自慢の浴衣は、黒く焦げ、穴が開いていた。かわいそうに・・・・・・。
帰 月 還 日
数日間、滞在していた霧島さんが、第4新墨田市へと帰っていった。
9月場所に向けて、良い気分転換になったと満足そうに語っていた。
ちなみに、この霧島さん、実は(2人目)なんだそうだ。
霧島さん(初代)のマナ弟子に当たるらしい。霧島だけに。
乙かれどすこい
目指せ蔵前国技館
才 ゛ノ 力 ν一_¢(・ω・`)
クワガタやカブトにスイカばっかあげてたら虫もお腹壊すらすぃですお
乙です
>>757 ゲンドウ「とっくに両国ですよ、先生」
冬月「はて、そうじゃったかのう」
ぉっ
オッテュ
ヒュウガ君、五等兵に落ちぶれていたか
もう∞等兵を目指すしかないな、こりゃ
保守
私が守るもの
ho
☆
かき
同 月 行 日
本日の碇司令の予定は、午後2時より第2東京にて政府関係者との会合。
その折に、私も第2東京まで同行するようにと言われた。
「レイ、季節はまさに食欲の秋だ、たまには何か美味い物でも食いに行こう。」
普段ならこういった時には、副司令が同行するのだが、
今回は、都合により同行不能とかで、代わりに私と青葉二尉を帯同する事に決めたらしい。
出発前、今回は不参加の副司令に呼び止められた。
「レイ、第2東京の本屋で【月刊・棋界】を買ってきてくれんか?」
副司令はそう言うと、私に千円札を一枚、手渡した。
おつりは駄賃としてくれるそうなので、喜んで引き受ける事にする。
確か【月刊・棋界】は定価880円なので、私は120円儲かる計算だが、
いっその事、私の所持しているPCエンジンのソフト「奇々怪々」(略称・キカイ)
を副司令に手渡して、1000円丸々横領してしまおうかなどと考えてしまう。
さて。私達はネルフ専用機にて、昼過ぎに第2東京へと降り立った。
碇司令の参加する会合の開始までは時間があるので、とりあえず昼食をとる事に。
何でも、近辺に、よくグルメ雑誌などに採り上げられるラーメン屋があるらしい。
早速、その店を探し当て、入店。評判店という割には、そう混雑していない。
メニューに目を通すと、残念ながらニンニクラーメンは扱っていない模様。
司令と青葉二尉はスタミナラーメンを注文するようなので、私もそれに合わせる。
出てきたラーメンの具から、チャーシューを碇司令、生玉子を青葉二尉にお裾分け。
その分、卓上に置かれたトッピング用のおろしニンニクを、麺が隠れる程度に乗せてみる。
肝心の味の方はと言うと・・・・・・ニンニクの味しかしない。
それどころか、碇司令に至っては全く口に合わなかったようで、表情が険しい。
「こんなやわな味では、この店に★ひとつ付ける事は出来ぬわ!!!」
世紀末覇者・拳王ならぬ「麺王」の異名を持つ碇司令にとって、
この店の味は満足できるものではなかったようだ。
このままだと暴れ出しかねないので、早急に店を出る事に。
事無きを得た後、碇司令は当初の目的である会合へと向かった。
私と青葉二尉は、会合が終わるのを待つ間、第2東京見物へ。
とりあえず、副司令に頼まれた【月刊・棋界】を求め、書店に立ち寄る。
難も無く【月刊・棋界】を探し当て、副司令から預かった千円札と共にレジに提出したところ、
「お嬢ちゃん、悪いね、今月号は特別定価で、1080円なんだよ。」
何たる事!!!と嘆いても仕方ないので、自腹で80円は立て替えておく。
後で事情を話せば、副司令ならちゃんと不足分を払ってくれる・・・・・・と思う。
予想外の出費で、私の残金は40円になってしまった。
この所持金では、ろくに買い物もできないので、
青葉二尉の行きたいお店を優先的に見て回り、時間を潰す事にする。
青葉二尉の希望で辿り着いたのは、楽器店。
バンドスコアやギターの弦などを購入して、ご満悦の青葉二尉とは対照的に
お金の無い私が、物欲しそうな顔をして店内を物色していると、
「シンジ君達には内緒っスよ。」
と、カスタネットを買ってくれた。なんだかうれしい。
近くの公園でリズム打ちの練習をして、更に時間を潰した後、
会合を終えて戻ってきた碇司令と合流。碇司令は会合の席で、何やら
飲食店の割引券を貰って来た様なので、そのお店で夕食をとった後、ネルフに帰還する事に。
・・・と、地図を頼りにやって来た、そのお店は何と焼肉屋。まるで嫌がらせのようだ。
楽しそうに肉を焼く2人を横目に、私は網の隅でアレを焼くばかり。
別に私は、1日中ニンニクを食べるつもりで第2東京まで来た訳ではないのだが・・・。
乙です
同じく久々だったので感動しました
>>770 ちょw
オッテュ
オツカレー(_´Д`)ノ~~
774 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/10/30(木) 14:34:27 ID:u3h8h2DQ
は
ひ
ふん
11 月 26 日
777をゲットした♪
恋 月 文 日
碇君、私よ。
多分、このレスを読んでいる時は、私がアクセス規制に遭った後だと思う。
ごめんなさい。ひろゆきにも「勘弁してくれ」と言っといて欲しい。
規制ついでと言っては何だけど、私が日記を書いていたスレがあるの。
私の代わりに保守してくれると嬉しい。場所は2ちゃんねるのエヴァ板よ。
碇君、アク禁は荒らしと共にある。迷わず嘆いて欲しい。
もし、規制が解除されたら、8日前に書き込めなかった日記を書くわ。
じゃあ・・・。
・・・・・・こんなアニメを見た。意味が分からない。
オッテュ
ほっしゅ
あ
駄 月 賃 日
「読書の秋」ということで、昨日(
>>768)買ってきた【月刊・棋界】を副司令に届けに。
特別定価・1080円のうち、80円を私が立て替えた事を伝えると、
「そうか、悪かったな。ほれ、釣りはとっておけ。」
そう言って副司令が私の手に握らせたのは、100円硬貨。
おかしい・・・。このお遣いで、私は120円の利益を得るはずだったのだが・・・。
武 月 藤 日
「スポーツの秋」ということで、碇司令とプロレス観戦に。
今日のメインは、グレート・ムタVS諏訪魔の三冠ヘビー級選手権。
碇司令に付き合う形で、かなりの回数の観戦を重ねた私だが、
未だにムタの正体が誰なのか分からない。碇司令は何か掴んでいるようだが・・・。
膝 月 蹴 日
「スポーツの秋」ということで、碇司令とプロ野球観戦に。
シ青原監督率いるオリッタスと、鐘田監督率いるロッチの試合だ。
この試合の見所は「乱闘」。両監督とも率先して最前線に加わるので、とても盛り上がる。
両者とも、ただの野球人で終わらせるには惜しい逸材だと思う。
玉 月 蹴 日
「スポーツの秋」ということで、碇司令とサッカー観戦に。
サッカーは紳士のスポーツであると言われるが、玉を足蹴にしたり、
相手選手のユニフォームを引っ張ったり、転ばされた振りをする行為が、多々見受けられる。
日本人の私には理解できないが、英国紳士とはこういったものなのだろう、多分。
下 月 手 日
「芸術の秋」ということで、碇司令と写生大会。
「レイは何を描いたのかな?・・・・・・縄文式土器か?」
・・・・・・目の前にある花瓶なのだが。
声 月 優 日
「芸術の秋」ということで、碇司令とカラオケボックスに。
林原めぐみの真似をして歌ったら、「凄く似ている」と褒められた。
伝 月 説 日
「柔術の秋」ということで、ヒクンソ・グレイシーを講師に招き、セミナー開催。
しかし、その最中に、思わぬアクシデント発生。
まさか、私が「400戦無敗」の伝説に終止符を打つ事になろうとは・・・・・・。
音 月 楽 日
「芸術の秋」ということで、この間、青葉二尉に買って貰ったカスタネットの練習。
かなり上達はしてきているが、最近、独奏による表現に限界を感じてきている。
いずれはタンバリン、トライアングル、ウッドブロックなどのメンバーを集め、
世界に通用するパーカッション・グループを結成しようと目論んでいる。
・・・流石に無理があるか。あまりな妄想は、今後、控えるようにしよう・・・。
4人目日記・シーズン01 おわり
記 月 念 日
シーズン01・終了ということで、ネルフの皆と一緒に記念撮影を行った。
数時間後、プリントアウトされた写真を見て、私は愕然とした。
なんと、私の瞳が黒く写っているではないか!
最近のデジカメの自動赤目補正機能は大したものだ、と思わず感心。
・・・・・・いや、それは補正されては困るのだが・・・・・・。
次回からは、今までのボツネタ改変集、若しくは「4人目日記EX」を予定。
(チラ裏)
書き込みをサボってたのと、規制に遭っていたのとで、
今回分を書き込めた時には、既に「秋」は過ぎ去っていました・・・。
生れて、すみません。
オッテュ
乙<これは乙じゃないわよ、ポニーテールよ、文句ある?
ウッドブロックwwww
乙
4人目日記EX〜あの時の真相、全て話します〜
襲 月 来 日
予てから言われていた通り、第3新東京市を使徒が襲ってきた。
ところが、これに対抗すべき決戦兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットである私は、
先日の零号機の起動実験中の事故による負傷加療のため、絶対安静の身。
でも大丈夫。今日、予備のパイロットが到着する事になっている。
その人は碇司令の息子さんらしい。使徒殲滅は彼に任せて、私は治療に専念しよう。
と思っていたのだが、その肝心の碇君は、エヴァを眼前にしながらも
乗りたくないと駄々をこねている様子。非常に嫌な予感がする。
あ、通信が入った。え、予備が使えなくなった?
・・・・・・結局、私がエヴァ初号機で出撃する事になってしまった。
ベッドに寝かされたままの状態で、私はエヴァ格納庫へと搬送された。
私のベッドが役立たずの碇君の前を通過した時、本部内に大きな振動が走った。
どうやら使徒は、ネルフ本部の所在に気付いて、直上の地表に攻撃を仕掛けてきたようだ。
私の体は、この衝撃でベッドから投げ出されてしまった。
床に体をしたたかに打ちつけ、ようやく治りかけていた傷が、また口を拡げた。
実は、LCLは意外と傷口に沁みるので、これからエヴァに乗るのが憂鬱になってきた。
私が必死で痛みに耐えていると、それまで棒立ちで俯いていた碇君が
私の方に駆け寄ってきて、私の体を助け起こしてくれた。
彼は、その時に自分の手に付着した、私の血を見て何やら呟いている。
そしてしばらくの後、彼は意を決したように言い放った。
「やります・・・・・・僕が、乗ります!」
・・・乗るなら乗るで、もっと早く決断してくれれば良かったのに・・・。
天 月 井 日
昨日、碇君が乗ったエヴァ初号機が出撃した後、私は再び集中治療室へと戻された。
私はその後、室内に設置されたモニターで、碇君の戦いぶりを見ていたのだが、
それは、私の将来に不安を抱かせる結果となった。
戦闘開始直後から、初号機は「死んだふり」。
かなりのダメージを負うまで、一方的に敵の攻撃を受けまくった。
と、思いきや、突如、息を吹き返した初号機は、打って変わって
敵使徒の腕を折ったり、突起を折ったりした挙句、
その突起を凶器にして、使徒をメッタ突きにするなど、残虐ファイトを展開。
恐れをなした使徒が自爆、これを初号機が耐え凌いだ事で決着を見た。
ここまでの状況から、碇君という人について判断した、私なりの結論。
・出撃前に私の血を見て態度が好戦的に一変した事
・相手の出方を伺うどころか、死ぬ寸前まで相手の攻撃を受け切った事
・使徒界随一の萌えキャラと言われる(らしい)サキエルに対する、残虐な攻撃
以上の事から、碇君は、かなり危険度の高い「変態」であると断定。
今後も、なるべく関わり合わないようにしようと思う。
さて。集中治療室での手当てを終えた私は、一般病室へと移された。
ベッドに寝かされたまま、病院内の廊下を移動、途中で不幸にも碇君と遭遇。
彼は、寝台に横たわる私を、物凄く上から目線で見下していたような気がする。
怖い。やっぱり彼は怖い。赤木博士より怖い。
そのうち、「零号機と初号機の2機で作戦を展開」とかなったら嫌なので、
碇司令に頼んで、早めに次のチルドレンを召集して貰おうと思う。
乙〜♪
実際サキエルは萌える。
ボコったのはユイさんだけどねw
オッテュ
四人目さん、カヲル君も出してやってください
793 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/12/26(金) 03:52:20 ID:vXzuTe7N
あげ
なるほどこうくるか乙
心 月 向 日
今日の体育の授業は、水泳だった。
最近、あれこれと理由を付けて、体育の授業を「見学」しがちだったので、
「たまには」と、意を決して授業に参加する事にした。
プールから下方に見えるグラウンドでは、男子生徒達の授業が行われている。
碇君ほか2名が、こちらを見ながら息を荒げているので、
私の特殊能力の一つである、綾波イヤー(地獄耳)を働かせてみると、
「綾波のムネ、綾波のフトモモ、綾波のフ・ク・ラ・ハ・ギ〜!」
胸部や臀部より、脹脛を重視する辺り、やはり変態レベルが高いと思う。
ちなみにこの3人、クラスの女子からは「3バカトリオ」などと呼ばれているが、
この表現に「頭痛が痛い」に通じるものを感じるのは、私だけだろうか?
(それぞれ「3」「痛」の重複という意味で)
あと、参考までに一応、私の他の特殊能力も書いておくと、綾波アローは超音波、
綾波ビームは熱光線、綾波ウイングで空を飛べるような気がする。
届 月 物 日
最近、変な眼鏡を手に入れた。先日の起動実験中の事故で気絶した時に
どこからか入手したようで、意識を取り戻した時には、何故か手に握られていた物だ。
見た目は、碇司令の眼鏡に似ているが、どうもフレームが歪んでいるようにも見える。
きっと先鋭的なデザイナーの手による物であろうと推測、以来、大事に保管している。
さて、今日はまたまた水泳の授業があった。今日のプールは塩素が濃かったらしく、
非常にベタつきが強いので、帰宅後、念入りにシャワーを浴びていると、
何やら寝室の方から物音が聞こえる。不法侵入者のようだ。
浴室を出て、恐る恐る寝室の方を覗いてみると・・・・・・変態・碇君がいた。
彼は、私の大事な眼鏡を盗もうとしている。私は、自分がバスタオル一枚の姿である事も忘れ、
眼鏡を取り返そうとしたのだが、さすがに男子の力には敵わず、逆に押し倒されてしまった。
貞操の危機・・・である。こんな時、どんな顔をすればいいか、少し考えたが、
「野生動物に襲われた場合、まず眼力で負けてはいけない」という話を思い出したので、
それを実践し、碇君をじっと睨むと彼が僅かに怯んだので、その隙に脱出。
その後も毅然とした態度で服を着ると、部屋を捨てるように逃げ出した。
今日は本部で起動実験があるので、急がなければならない。
碇君の尾行の気配を感じつつも、「本部まで辿り着けば安全」の一念で
なんとか本部入口まで来てみたが、カード認証に手間取っているうちに、碇君に追い付かれてしまった。
どういう訳か、碇君が私のIDカードを手にしている。
眼鏡泥棒にして強姦魔、ストーカー、カード泥棒。この人、もう、どうしようもない・・・。
零号機の起動実験中に使徒出現、碇君が初号機で出るも、敵の長距離射撃に胸を貫かれ、敗退。
日頃の悪行の報いだろう。天は我々をよく見ているのだ!
決 月 戦 日
昨日出現した使徒への対応策の協議の為、葛城一尉と赤木博士に作戦会議室に呼ばれる。
葛城一尉から、使徒に対する超長距離射撃で対抗するという案が出された。
この作戦では零号機と初号機の共同作業が不可欠、一方が射手となり、
もう一方が盾を装備して敵の攻撃からの防御役となるのだ。
私は、この会議で1つの希望を通させてもらった。それは、私が防御役をやる事。
なぜ防御役を選んだかというと、私は碇君のことを全く信用していないからである。
もし碇君に防御役をやらせて、彼が万一、裏切って逃げ出したりしたら、
その時射手に回っている私は、身を守る術無く、敵の攻撃に晒される事になってしまう。
ましてや、彼には、つい最近もネルフを逃げ出した前科があるではないか!
とりあえず、そこまで決まった時点で、病室で休んでいる碇君に、作戦概要を伝えに行く。
そこで私はおぞましい物を見てしまった。まさか碇君に露出狂の気まであったとは・・・。
作戦の準備段階に入ると、今度は碇君が「死ぬ、死ぬ」と煩いので、仕方なく
「貴方は死なないわ、私が守るもの。」
となだめる。皮肉交じりで言ったつもりだが、どうやら碇君には通じていなかった模様。
深夜0時、作戦開始。初弾は敵味方共に外す。敵は即座に第二射を放ってきたので
予定通り私が盾で防御。しかし、あっという間に盾は融解、零号機が直撃を受ける。
エントリープラグ内のLCLが沸騰していく。熱い、このままでは茹でレイになってしまう。
意識を失う寸前で、LCLの温度上昇が止まった。どうやら味方の第二射が敵を仕留めたようだ。
とはいえ依然として高温のLCLをどうしたものかと困っていると、突如、エントリープラグの
扉が開き、LCLが排出された。扉の向こうには碇君。きっと、茹った私を見て笑いに来たに違いない。
その後、完全に意識を失ったので覚えてはいないが、「笑え」とか何とか言われたような気がする。
鳴 月 電 日
傷も大分、癒えたので、久々に登校。
すると、何と碇君が、私のクラスに編入されているではないか!
・・・これは新手の嫌がらせかしら?鬱だ。
悶々と過ごしていると、赤城博士から携帯にメールの着信。
「使徒襲来の為、非常招集。シンジ君にも伝えておいて頂戴。」
・・・これも新手の嫌がらせかしら?鬱だ。
仕方なく、碇君を探すと、校舎の裏手で寝ているのを発見。
恐る恐る接近、彼が私の存在に気付いたところで、
「非常召集、先、行くから。」と用件だけを手短に伝えて、速攻で逃げた。
とりあえず命令通りに本部までやって来た。が、いかな非常時とはいえ、
零号機は先日の起動実験に失敗して以来、凍結されている・・・というか、
ベークライトで凝結されてしまっているので、私に出来る事も特に無い。
司令に指示を仰ごうと思い、司令室にも行ったが、どうやら司令は外出中の模様。
仕方なく、ネルフ本部内に設けられた自分の個室で、昼寝をする事にする。
目覚めた時には、既に初号機が使徒を殲滅していた。よかったよかった。
雨 月 逃 日
数日前から碇君が行方不明になっていたのだが、本日、正式にネルフからの抹消が決定。
先日の、使徒シャムシエル戦のVTRを見る限り、やはり変態ぶりは揺ぎ無かったので、
そんな碇君がネルフを去ってくれる事は、私にとっては平穏な日々の到来を意味する。
とか喜んでいたら、舌の根も乾かぬうちに、また戻って来た。鬱だ。
Good job! 乙です!
オッテュ
わほほーい
オッチュ
>>797 > 「笑え」とか何とか言われたような気がする。
名場面がw
人 月 造 日
今日は、葛城一尉と赤木博士が本部を留守にしているので、
実験やら訓練やらといったものは一切お休み。
何でも「日本重化学工業共同体」の開発した、決戦兵器のお披露目会に出席しているらしい。
民間企業が何のつもりで決戦兵器など開発したのか知らないが、
先日の使徒戦で零号機が大破してしまった現在、使徒に対抗する戦力が不足している事は事実。
その穴埋めに足るような物であってくれれば良いのだが。
そんな訳で今日は本部に行かなくてもいいので、放課後、町に繰り出した。
目的は、Wii最後の超大作といわれる、ドラゴンクエスト12の予約。
燃えろプロ野球2015との抱き合わせ予約でも辞さない覚悟だ。
行き付けのおもちゃ屋にて手続きをして、予約券を貰う。
実は、まだ発売日すら決定していないので、仮予約の段階だが、店主が言うには
「ん〜、まあ、50本ぐらいは入荷出来ると思うから、何とか行き渡ると思うよ。」
との事。ちなみに私の予約券の番号は49番。いろんな意味で不安だ・・・・・・。
とりあえず目的を果たしたので、その後は当ても無く通りをふらふらしていると、
変態トリオの内の一人、いつもジャージを着ている人に遭遇。
確か、鈴木だか清原だかという名前の人だったと思う。興味が無いので覚えてはいないが。
この人を見るといつも思うのだが、校則というのは一体、何の為にあるのだろう。
他のみんなは制服で登校しているのだから、先生達もジャージ着用を厳しく注意すべきだと思う。
ジャージの人は、お菓子の沢山詰まった紙袋を抱えていた。
何でも、これから入院中の妹さんを見舞いに行くらしい。私が彼の抱える紙袋を凝視していると、
「なんや綾波、そんな物欲しそうな目で見んといてや!」
と、袋の中のお菓子からチョコバットをくれた。
彼の好感度10ポイントアップ♪
来 月 日 日
来日の為、航海中のセカンドチルドレンを迎えに行くとの事で、
葛城一尉が変態トリオを連れて、ヘリで洋上へと向かった。
私も誘われたのだが、碇君と一緒なのが嫌なので遠慮しておいた。
一行はセカンド及び弐号機を輸送してきた空母・オーバーザレインボーに着艦後、
そのまま海路にて新横須賀に帰港する事になっている。
新横須賀は元々、小田原という地名であったが、セカンドインパクトからの復興の際、
時の総理大臣の鶴の一声で、新横須賀と改称される事になったそうだ。
当時の首相こそ、旧横須賀を地盤としていた、恋墨巡壱郎氏である。
それはさておき、実は、今日は私も新横須賀に出かけていた。
今後、零号機の武装として槍を採用する事になるので、どこかで槍を習うよう命令が出たのだ。
そこで、新横須賀にある「総合武術覇極流・伊達道場」に入門しようという訳である。
道場主である伊達臣人師範は、若い頃、関東豪学連というDQN団体の総長を務めていた
危ない人だが、その強さにかけては男塾史上でも屈指の実力者だと言われている。
格闘経験の無い私など、軽くあしらわれるかと思ったが、意外とあっさり入門許可が下りた。
きっと「天才は天才を知る」と言うやつだろう、多分。
しかし、修行は厳しそうな雰囲気。お習字とそろばんの稽古は、当分お休みする事になりそうだ。
入門手続きを済ませた後、報告の為に本部に戻り、碇司令の元に向かうと、
司令室の入り口で、見知らぬ男性とすれ違った。誰なのかと司令に聞いてみたところ、
「あの男はスパイだ。レイも不用意に近付くな。」と言われた。
司令室を退室後、休憩所にて先程の男性と出会ったので、
「糸で網作って」とか「壁登って見せて」とか頼んでみたが、
「おいおい、俺はスパイだーマンじゃないんだから、勘弁してくれよ。」
と、やんわり否定された。碇司令の話も、あまりあてにならない・・・。
オッテュ
807 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/01/22(木) 01:36:08 ID:IEcjLpMK
保守
相変わらずあんたはすごいよ
感心するわ
編 月 入 日
ベンチで本を読んでいたら、変な外人に声を掛けられた。
流暢な日本語を話すので、勤勉な人だなと思ったら、その人がセカンドチルドレンだった。
セカンドチルドレンからは、簡単な自己紹介の後、「仲良くしましょ」と言われた。
多分、まだ日本に来て日が浅いので、友達もいなくて不安なんだと思う。
なんか照れ臭いので「命令があれば、そうするわ」と答えてしまったが、仲良くしてあげようと思う。
渾 月 名 日
日本の生活に早く馴染めるように、セカンドチルドレンに渾名を考えてあげた。
その名も「土井」。・・・なぜか怒られた。何が気に入らなかったのだろう?
再 月 考 日
日本の生活に早く馴染めるように、またセカンドチルドレンに渾名を考えてあげた。
その名も「篠塚」。・・・なぜか嫌な顔をされた。おかしいな、いい渾名なのに・・・。
更 月 考 日
日本の生活に早く馴染めるように、またまたセカンドチルドレンに渾名を考えてあげた。
その名も「仁志」。・・・口をきいてくれなくなった。せっかく私が一所懸命考えているのに・・・。
断 月 念 日
日本の生活に早く馴染めるように、また×3セカンドチルドレンに渾名を考えてあげた。
その名も「元木」。・・・ついに泣かれた。諦めた、彼女のことは普通に「セカンド」と呼ぼう。
真 月 相 日
セカンドは広島のファンだったらしい。渾名の発想点が根本的に間違っていたようだ。
惨 月 敗 日
また使徒が現れた。初号機と弐号機が迎撃に向かうも、敢え無く返り討ちにされる。
国連軍のN2爆撃により、使徒の足止めには成功したものの、再侵攻は時間の問題、との事。
私の零号機が壊れていなければ、あんな使徒に遅れはとらないはずなのだが。
書 月 替 日
「それじゃレイ、私は現地を見てくるから、後の事は頼んだぞ。」
そう言って出掛けたのは副司令。昨日のN2爆撃の余波で地形の変化した場所を
視察しに行ったのだ。地図の書替えの検証の為である。
実は副司令は、自分の所有する白地図の書替えが結構、好きなようで、
事ある毎に、こまめに手書きで修正を加えている。「後の事は〜」と私が頼まれたのは、
修正の下準備、つまり、白地図の現状の海岸線を、修正液で消す作業である。
パソコンでも使って作業すれば良さそうなものだが、こんな前時代的な方法で
地図の修正を行う副司令の事を、「現代の伊能忠敬」と呼んであげたい。敬愛を込めて。
特 月 訓 日
先日の使徒に対抗すべく、碇君とセカンドが特訓中の葛城宅にお邪魔した。
どんな血の滲むような訓練をしているのかと思えば、単にファミリートレーナー
ttp://familytrainer.jp/index2.html で遊んでいる様にしか見えないのだが・・・。
私も、ちょっとやらせてもらったが、結構楽しい。碇司令に頼んで買って貰おう。
心 月 重 日
特訓の成果もあり、使徒は殲滅したものの、碇君とセカンドは即座に仲間割れ。
渋い表情でモニターを見つめる副司令。地図を描いたり恥を掻いたりと忙しい人だ。
乙かれです
キョウコさんが広島出身なのかなあw
オッテュ
色だけで選んでそう
乙です
アヤナミさん素敵過ぎですw
保守
あげ
半月書き込みがスレに無くても落ちないこの板って…
居 月 残 日
今日からクラスメイト達は修学旅行。しかし私達エヴァパイロットは、
いつ何時、襲来するか分からない使徒に備えて、第3新東京市に待機という憂き目に。
ちなみに行き先は沖縄。かつては温暖な観光地として人気があったようだが、
セカンドインパクト以降は、気候とそれに伴う風土的な魅力は無くなってしまっている。
沖縄なんて、本州より暑いだけ・・・全然、悔しくなんかないんだから!・・・とか言ってみる。
修 月 行 日
修学旅行中で、2年生はお休みなので、伊達道場へ槍術の稽古に。
どうも私は格闘術に向いているらしく、その上達ぶりを自分でも実感する事ができる。
私に稽古をつけてくれる、師範代の雷電さん、飛燕さん、月光さんも良い人達で、
今日は雷電さんから「大往生流鶴足回拳」、月光さんから「チャク家流棍法術」の指導を受けた。
今度、日向二尉を相手に、その威力の程を試してみようと思う。
溶 月 潜 日
浅間山火口で使徒のタマゴが見つかったとかで、捕獲作戦が行われる事になった。
エヴァに特殊装備を装着しての、火口内での作業になるが、零号機は特殊装備に
未対応の為、ここでも私は本部に居残るハメに。
セカンドは「作戦終了後、温泉に入れる」と喜んでいたが、何もそんな遠くへ行かずとも、
本部周辺にも温泉は沢山ある。・・・全然、悔しくなんかないんだから!・・・とか言ってみる。
本部内をフラフラしていたら、例のスパイの人に、荷造りの手伝いを頼まれた。
温泉ペンギンのペンペンを、クール便で作戦班の宿舎へ送り付けるのだという。
昨日、月光さんに教わった「チャク家流梱包術」が、早速、役に立った。
スパイの人は、その後、急ぎ足に出掛けて行ったが、一体、どこへ行ったのだろう?
静 月 闇 日
新横須賀港にイワシの群れが接岸しているという情報を掴んだので、
「夕方、釣りに行こう」とセカンドを誘うと、OKの返事が出た。
放課後、先ず用事を済ませる為、ネルフ本部へ向かい、無人ゲートにIDカードを
通したところ、何故か反応が無い。どうやら停電中のようだ。
困った。釣りの道具は、本部内の倉庫にしまってあるのだ。
やむを得ず、非常時用の手動扉からジオフロントへと続く敷地内へと入る事に。
しかし、その先に延びる通路など、普段使った事が無いので、当然、ジオフロントまでの
道順も分からない。とにかく闇雲に歩き回るハメになってしまった。
しばらく歩いていると、私達の居る通路の上方にあった車両進入口を、
一台の車両が、拡声器で何事か喚きながら通過して行くのを確認。
「使徒、接近中!繰り返す、使徒、接近中!」
これは・・・・・・。急いで使徒を倒さないと、釣りに行けなくなってしまう。
時間と文字数が惜しいので、近道を使う事に。空調用のダクト、この中を這って行けば人の居場所に
繋がっているはずだ。途中、セカンドの余計な口出しで無駄足を踏むも、なんとか本部に到着。
既に発進準備の整えられていたエヴァに乗り込む。停電中で射出不可の為、自力で地表へ。
地上を目指し、射出ルートの縦穴をよじ登っていると、穴の上からの使徒の攻撃に遭う。
私達の頭上に、溶解液を垂らし込んできたのだ。先頭を登っていた弐号機が直撃を受け、
幾らか滑り落ちると同時に、携帯してきた唯一の武器であるライフルを落としてしまった。
横穴に避難して作戦会議。セカンドが提案した「Aが身を挺して溶解液を防御、その隙に
Bが穴の底からライフルを回収、上で待機しているCがライフルを受け取り、攻撃」
という作戦を採用。問題は「誰がAの役をやるか」だが、これも
「言い出しっぺの法則」という碇君の一言で、セカンドが任される事となった。
この作戦が功を奏し、使徒は倒せたのだが、事後処理が済んだ頃には、辺りは闇。
結局、釣りは中止になってしまった。私は夜釣りでもよかったのだが。
南 月 下 日
司令と副司令が、避暑を兼ねた南極旅行に出発した。
「ちゃんとお土産を持って帰るから、良い子にしているんだぞ。」
司令は一週間分の生活費として100万円置いていってくれたので、これで宝くじを買おうと思う。
昇 月 進 日
葛城一尉が、三佐へと昇進した事を祝うパーティーが開かれたらしいのだが、
何故か私は招待して貰えなかった。声ぐらい掛けてくれてもいいのに。
奇 月 跡 日
遥か上空に身を置き、分裂した自らの肉体による爆撃を仕掛けてくる使徒が出現した。
数回の爆撃の度、誤差修正が行われ、いよいよ次は本体ごと第3新東京市を
直撃してくるだろうと予測された段階で、葛城三佐が立案したのは「素手で受け止める」作戦。
単純な作戦の割に成功率は極めて低いらしく、作戦開始前には遺書まで求められる。
挙句、成功報酬は私の嫌いなステーキだというのだから、エヴァ操縦士もロクな仕事じゃないと思う。
仮に作戦が最悪の結末を迎えたとしても、私にとっては、(2人目)が(3人目)に
変わるだけの事、と軽く捉えていたが、よく考えてみたら、この地が壊滅してしまえば
(3人目)用のボディも失う事になると気付き、ちょっと気合を入れなおす。
作戦開始と同時にロケットスタートを決めた初号機が、逸早く使徒の降下予測地点に到達。
使徒を受け止めている間に、私の零号機がATフィールドを切り裂き、弐号機が
プログナイフで使徒のコアを破壊。奇跡のような確率をくぐり抜け、作戦はあっさりと成功。
作戦成功報酬の「ステーキ」は、セカンドの提案で「ラーメン」に変更。
「私はミサトの財布の中身を心配しただけで、べ、別にアンタの為に変更したんじゃないんだから!」
と言いつつ、値段を考えず「フカヒレチャーシュー」を注文していたセカンドは、
やっぱり私の為に変更を提案してくれたんだと思う。
それと、今回の作戦に於ける「強運の持ち主」葛城三佐には、宝くじの購入に同伴して貰おうと思う。
オッテュ
乙かれです
この先のドロドロ展開どうなるんだろ?期待してます
成層圏よりの投下に乙
823 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/02/23(月) 10:59:05 ID:8LYo3k4Q
敬礼あげ
824 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/02/26(木) 00:40:59 ID:+o/LzyBX
あか
825 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/03/06(金) 23:32:16 ID:yl+3gaXP
期待あげ
綾波とひとつになりたい・・・あン
侵 月 入 日
今日は、「プラグスーツの補助無しに、直接肉体からハーモニクスを行う」実験があった。
その為、全裸でエヴァの模擬体に搭乗する事を強要された。
三人揃って、全裸でエントリープラグへ向かう最中、碇君がずっと小声で呟いていた。
「勃てちゃダメだ、勃てちゃダメだ、勃てちゃダメだ・・・・・・。」
何の事だか分からないが、まあ、彼にも彼なりの事情があるのだろう。
実験中、私の乗った模擬体が勝手に動き出すという、不測の事態が発生。
緊急退避措置として、三体の模擬体からエントリープラグが射出された。
射出先は本部外部の模様。全裸なので、エントリープラグから出る事も出来ない。
仕方なく諦めて、寝ながら救助を待つこと数時間、ようやく到着した救護班に
救出された時には、パイロット三人とも、憔悴し切っていた。特に顕著だったのが碇君。
蒼い顔をしてボソッと「暴発してしまった・・・」などと言っていた。
いつも変な人ではあるが、今日の碇君は、特に変だ。
一体ナニを「勃てちゃダメだ」なのか、一体ナニが「暴発してしまった・・・」なのか、
私には全く見当が付かない。ホントに何の事なんだろう?興味津々。
魂 月 座 日
今日は、「機体相互互換試験」というのがあった。
「どう?レイ。初めて乗った初号機は?」
碇君のニオイがする。初号機のプラグ内に染み付いているようだ。
通常、パイロット搭乗時には、プラグ内はLCLで充たされる。という事は、このニオイは
碇君がプラグに乗ってからLCL注水までの僅かな時間か、若しくは注水後にLCLを
伝わってプラグに染み付いた事になる。恐るべし、碇君の体臭!
ちなみに碇君のニオイは、イカのニオイに酷似。臭い。
嘘 月 沈 日
赤木博士が、新兵器の試作に使う電子部品を買いに、新秋葉原に行くと言うので、
丁度、欲しいゲームのあった私も同行する事に。
但し、赤木博士は、先に友人の披露宴に出席するとかで、その後に駅で待ち合わせる事にした。
約束の時刻丁度に、赤木博士と合流。某・秋月で赤木博士の求める部品を買った後、
某・そfまpで私の欲しかった「ワギャンランド」を購入。
目的は達したので、赤木博士と「夕食を取ってから帰ろう」などと話していると、
前方から見慣れた顔の酔っ払い二名が接近。葛城三佐とスパイの人だ。
「あ〜らリツコ、これから仕事じゃなかったのん?」
「必要な資材の買出しも、立派な仕事の内よ、ミサト。」
どうも話を聞いていると、三人は一緒に披露宴に出席していたようだ。
都合良い場所で葛城三佐と出会ったので、以前、計画した(
>>819)
「葛城三佐と宝くじを買いに行こう♪」作戦を実行。この間、碇司令に貰ったお金で
500枚の宝くじを購入。葛城三佐の強運にあやかって、私が億万長者になる日も近い!
もう充分に満足なので、私としては、このまますぐにでも帰りたい気分だったが、
葛城三佐が「せっかく四人いるんだから、マージャンでもやろう」と言い出した。
私はあまり乗り気ではないが、何せ相手は酔っ払い。断ろうにも話が通じない。
仕方なく、近くの雀荘へ。不純な大人達の勝手な取り決めで、
「店内での遊戯、飲食を含む一切の料金は最下位の者が負担」という賭けまで設定されてしまった。
最初から暴力的な強さでトップを独走する[アカギ]博士、何とか次点を争う
私とスパイの人、離れた最下位に、酔いで思考回路が働いていない葛城三佐、という展開。
葛城三佐は、最終局に最下位脱出を狙って、萬子の清一色を狙っていたようだが、
勝負に出た[五索]切りを、赤木博士に直撃されて、活動限界を迎えた。
しかし、葛城三佐は、何故に危険牌となりそうな[五索]を抱えていたのだろう?
それは今回のテーマが「ウーソー(嘘)とチンイツ(沈黙)」だったから・・・ではないと信じたい。
翌日追記
酔っていたとはいえ、麻雀経験がファミコンの「ファミリー麻雀」しかない私にすら
勝てなかった葛城三佐は、大層なショックを受けたようで、周りの静止を振り切って
「い〜のよ、どうせ私が払うんだから!」と飲酒を重ね、自力歩行が不可能な程に泥酔してしまった。
スパイの人が背負って、葛城三佐の自宅まで送り届けたらしい。そのスパイの人が言うには、
「いやぁ、ずっと背負ってたらさ、何だか葛城の付けてた香水のニオイが俺にも
移っちまったみたいでさ、アスカにも変な目で見られちまったよ。」
それでも、イカのニオイがする人よりは、ずっとマシだと思う。
それにしても「奇跡ってのは、起してこそ初めて価値が出るものよ」と言い放ち、
実際に奇跡を起して見せた葛城三佐の強運は、一体、どこに行ってしまったのだろう。
運の尽きていた葛城三佐に付き添って貰って、購入した宝くじが500枚。
何か、私は大変な事をしてしまったような気がする・・・・・・。
乙〜♪
同い年の美少女二人の裸見せられて勃てちゃダメとか、
中学生には酷だよw
オッテュ
母 月 親 日
碇君に「綾波って、お母さんって感じがする」と言われた。
何でも、掃除の時に私が雑巾を絞るのを見ていて、そう感じたらしい。
でも、私はごく普通に雑巾を絞っていただけなので、それがお母さんに見えると言うなら、
碇君の目には、雑巾を絞る女性の大半が、お母さんのように映っているのだろうと思う。
あと、碇君は女の先生を「お母さん」と呼んでしまった事があるタイプだとも思う。
死 月 至 日
かつて、中国西部に「彷徨える湖・ロプノール」というのが存在したらしいのだが、
私は今日、この目で見てしまった。第3新東京市に「彷徨える底なし沼」が出現するのを!
それは、使徒襲来の報を受け、エヴァで迎撃に出た時の事だった。
このところ、メキメキとシンクロ率を伸ばしている碇君が、調子に乗って
単独で使徒に銃撃を仕掛けた瞬間、初号機の足元に、その底なし沼は出現したのだ。
哀れ初号機は、底なし沼に飲み込まれていった。この分だと碇君も助からないだろう。合掌・・・。
不測の事態に撤退命令が下され、私とセカンドは、何もしないままに退却した。
使徒は国連軍に包囲され、私達ネルフは、その様子が見える場所に本営を構えた。
セカンドの口から、碇君を批難する言葉が溢れる。「自業自得」「お調子者」・・・
確かにその通りなのだが、故人を悪く言うのは、私の主義に反するし、納得できない。
「貴方は、人に褒められる為に、エヴァに乗ってるの?」
・・・と、強く言ってはみたものの、良く考えたら、私も「絆だから」エヴァに乗っている
だけなので、人様がエヴァに乗る理由を、ああだこうだと言えたものではなかった。
ごめんなさい、セカンド。碇君亡き今、貴方とはもっと仲良くやっていかねば。
病 月 後 日
昨晩、一夜通して考えたのだが、セカンドとより親密な関係を築くのに、スキンシップは欠かせない。
その為には、やっぱり「釣り」。お互い、大物が掛かった時に、取り込みを協力したり、
釣れたポイントを教えあったり、釣果を分けあったりすれば、自然と友情も深まるはずだ。
先日の釣行は中止になってしまったが、また頃合を計って釣りに誘ってみようと思う。
さて。昨日は使徒迎撃に出たものの、一矢も報いぬうちに退却となってしまった為、
その使徒(学名:デンスケスイカ)は、依然として野放しのままである。
今朝、召集が掛かったので、使徒への対応策についての話でもあるのかと思ったら、
ネルフ上層部の判断で、なんと使徒は無視して底なし沼を攻撃する事になったという。
しかも攻撃目標には、勝手に「ディラックの海」などと名付けられていた。
せめて、「ディラックの底なし沼」にしてほしかったと思う。
とりあえず決まった方針は、今更、覆し様が無いので、命令されるままに
底なし沼攻撃作戦に参加する事になった。私とセカンドに下されたのは、
「とにかく合図があったら、全力でATフィールドを展開して。」という指示だった。
あとはタイミングを見計らって、現存するN2兵器全てを使って総攻撃をかけるらしい。
エヴァの配置を済ませ、作戦開始を待つばかりとなった頃だった。
底なし沼の上空に放置されていた使徒に、突如として亀裂が入った。
状況が把握出来ずに、ただその様子を眺めていると、何故か使徒の中から初号機が、
血飛沫と共に飛び出して来た。???いつの間に初号機は使徒の中にワープしたのだろう???
そちらに気を取られている内に、「彷徨える底なし沼」は、また何処かへ彷徨って行ってしまった。
作戦自体は中止、回収された初号機からは、衰弱した碇君が救出されるという結果になった。
碇君はそのまま入院の運びとなった。事後処理で多忙な葛城三佐から、
「シンちゃんの意識が戻るまで付き添ってやって」と依頼を受けたので、仕方なく病室に篭る。
そういえば、碇君の体臭が「イカのニオイ」から「血のニオイ」に変化していた。なんか怖い。
オッテュ
乙である
俺も先生をお母さんと呼んだことあるわ
あれは小学3年のときだったかな・・・
837 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/04/01(水) 07:48:56 ID:d+VPS1CG
空 月 巣 日
自分の部屋に帰ると、何故か碇君とその友達がいた。
「ごめん、勝手に片付けといたよ、ゴミ以外は触ってない。」
碇君は、そんな口実を付けて、私の部屋を詮索していたようだ。
「片付け」をしていたとは言っても、それで不法侵入が帳消しになる訳ではない。
だが相手は男性二名。罪状を問い詰めて自棄を起されても困るので、仕方なく
「ありがとう」と言っておいた。本来、感謝の言葉の筈だが、まさかこのような場面で使うとは・・・。
四 月 適 日
司令室で碇司令のPCを弄っていたら、極秘事項ファイルを発見してしまった。
パスワードを要求されたので、適当に「lovelyrei」と入力したら、見事に合致。
ファイルの中身は4thチルドレンに関する事項だった。
資料によると、4th内定者は、2−A変態トリオの一人、鈴花君らしい。
よし、彼とも友好的に付き合う為に、早速、彼の渾名を考えよう。
4th・・・第四・・・ヨン・・・彼の渾名は「ペ」にしよう。
作 月 業 日
ついでに
>>836の渾名も考えた。その名も「碇君」。似た者同士ね♪
【四 月 適 日・碇シンジの日記(抜粋)】
最近、綾波は人の渾名を考えるのが好きみたいなんだ。
アスカの事なんか「東出」とか呼んで喜んでるしw(アスカは嫌がってるみたい)
まあ、綾波本人が勝手に満足してるだけで、その渾名は全然周りに広まらないんだけど。
多分、父さんは「ヒゲ眼鏡」、冬月さんは「爺さん」、青葉さんは「ジョニー」ってトコかな。
う〜ん・・・ボクは一体、何と呼ばれてるんだろう・・・気になる。
命 月 択 日
4thと共に松代で起動実験をしていたエヴァ3号機が、使徒に乗っ取られてしまったらしく、
これを迎え撃つ為の出動命令が下された。
「いいか、レイ。使徒に乗っ取られたとはいえ、元々はエヴァ3号機だ。
パイロットも乗っている。出来れば手荒な事は避けて、鎮圧して貰いたい。」
碇司令にこう言われたので、可能な限り人命尊重を優先したいと思う。
3号機が私の待機地点に現れた。本当はここで食い止めなければならないのだが、
3号機に乗っている鈴橋君には、チョコバットを貰った恩がある(
>>804)事を思い出して
攻撃を躊躇してしまい、不覚にも逆に活動停止に追い込まれてしまった。
辛うじて生きていた通信回線に耳をやると、どうやら弐号機も返り討ちに遭った模様。
頼みの綱は碇君。今度は碇君と司令の通信をキャッチした。
「シンジ、実はな、3号機には・・・・・・。」
「分かってるよ、『あれは使徒だ、我々の敵だ』、そうでしょ、父さん!」
「いや、だからな、3号機のパイロットは・・・・・・。」
「使徒殲滅は、ボクの仕事です!そうでしょ、父さん!」
「ちょ・・・シンジ、アレには、お前の友達が・・・・・・。」
「戦いは、男の仕事!」
ここで通信回線は、初号機の方から一方的に遮断された・・・・・・。
「パイロットと初号機のシンクロを全面カット、回路をダミープラグに切り替える!」
「しかし、ダミーシステムにはまだ問題も多く、赤木博士の指示も無く・・・・・・。」
「シンジに友人殺しをさせるよりはマシだ。やれ!」
発令所の苦渋の決断により、ダミープラグで再起動された初号機は、
何の躊躇いも無く、3号機ごと使徒を殲滅、パイロットの鈴畑君は半死半生の体で救出された。
こんな惨事に発展してしまった原因の一端は、碇君にあると思う。
自分の任務を遂行するのもいいが、「やる気」が有り過ぎるのも、ちょっと考えものだ・・・。
オッテュ
841 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/04/05(日) 01:05:44 ID:QoJ2EANk
おつであります!
842 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/04/06(月) 03:25:26 ID:oIWXpNKY
Rイ「今日、碇君をひっぱたいてやった。何か不思議な感じがした。快感というのかしら?もしかして私ってドS?」
期待あげ
入 月 院 日
昨日の夕方、私が零号機と共に回収されてネルフ本部に戻ると、そこでは大変な事が起きていた。
3号機パイロットの件で碇君が逆ギレして、初号機を盾に碇司令を恐喝したらしい。
困った碇司令は、初号機エントリープラグ内のLCL圧縮濃度を限界まで上げる操作を行い、
搭乗者にして恐喝犯の碇君を気絶させる事で、事無きを得たらしいのだが。
その碇君は、鈴春君と共に、ネルフ付属の病院に入院させられていた。
まあ、碇君の方は軽傷なので、目を覚ますとさっさと退院してしまったらしいが、
鈴早君は左足を切断するという重症を負った為、しばらくはここを出られないだろう。
昨晩、縫合外科の権威、ドクター・ボンベが緊急招聘され、鈴端君の左足を接合する手術が行われた。
牛の角から作られた、擬似大腿骨を埋め込む事により、左足の機能を復元するこの手術は、
見事に成功。完治した時には、彼の左足には1000万パワーが宿っている事だろう。
そんな訳で、今日は、彼の様子を伺いに病院に行ってみた。
病室前に掲けられている名札を頼りに、彼の病室を探す。444号室「鈴原トウジ」・・・これかな?
私が病室に入ろうとした瞬間に、部屋の中から何故か洞吹さんが出てきた。
「ここに来たのは、委員長として公務で来たのよ、それ以外の何でもないのよ・・・。」
彼女は必死に弁明しているが、これは嘘。彼女が鈴原君に好意を持っている事ぐらい、
セカンドからの情報で知っている。「洞吹は泥棒の始まり」、彼女には注意を払っておこう。
報 月 告 日
昨日の様子をセカンドに話したら、ひとつ指摘を受けた。
「あのさあ、ヒカリの名前は【洞木】なんだけど・・・・・・。」
あれ、そうだっけ?・・・素直に「いいんちょ」と呼んでおけばよかった・・・。
【報 月 告 日・惣流アスカの日記(抜粋)】
自分の興味の対象以外に無頓着なのはいいけど、人の名前ぐらいはちゃんと覚えてよね、ファースト!
離 月 脱 日
父子間の確執の末、変態・碇君がネルフを去ることになった。
もう会う事はあるまい。ネルフ女子職員の間に、平和が訪れた。
男 月 戦 日
また使徒が襲来した。使徒は地表の装甲を破り、ジオフロントへと侵入して来た。
モニタに映った使徒の外観は、寸胴・首なし・手が伸びる・・・・・・
この使徒の渾名は「ゴック」にしよう。
先陣を切って、セカンドの弐号機が火器で応戦するも・・・・・・
さすがゴックだ、何ともないわ。
弐号機はゴックの繰り出す南斗聖拳のような手刀に首を刎ねられ、敢え無く敗退。
私の方はといえば、初号機で出るようにと命を下されたが、初号機のエントリープラグが
あまりにも臭かった為、集中を欠いてシンクロ出来ず、起動に失敗。
仕方なく、前回の戦いから、まだ修理の終わっていない零号機で出撃する事になった。
今の零号機は、左腕が失われている。さて、どう戦ったらよいものか。
・・・と、何故か右手にN2爆弾が握られていたので、これを使って自爆覚悟で
ゴックに立ち向うも、残念ながら一矢すら報いる事は出来なかった。
ネルフ本部内へと侵入していくゴック。最早、誰もが絶望に包まれたその時、
その危機を救ったのは初号機だった。初号機はケダモノのような強さでゴックを殲滅すると、
そのままゴックを捕食し始めるという変態性を発揮。初号機に乗っているのは碇君に違いないと確信。
どういう経緯で碇君がネルフに戻ったのかは知らないが、彼のお陰で危機を回避できた事は
事実なので、礼を言うべく本部内を探したが、彼の姿が見当たらない。
赤木博士曰く、シンクロ率が上がりすぎて、初号機に取り込まれてしまったのだという。
やはり変態の事は理解出来そうに無い。碇君は私達とは別世界の住人なのだろう。
乙!
変態、変態ってカワイソスw
人のこと変態変態言ってますけど、あんたそのうち巨大化するよ!
オッテュ
綾波さん、あんた...w
850 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/04/22(水) 20:33:30 ID:brdNadDV
今日分身してネルフのみんなを溶かした
第1日(1日中爆睡のため、日記なし)
第2日
目覚めると、私は何故か病室に居た。
一昨日は戦闘直後という事もあり、緊張感が張り詰めていたので気付かなかったが、
肉体的にかなりのダメージを受けていたらしく、(一昨日分の)日記を書き上げた所で力尽きたようだ。
その戦いで、零号機と弐号機は激しい損傷を負ってしまった。
修理には時間を要すると思うので、今、次の使徒が襲ってきたら、完全にアウトだ。
発令所も酷く破壊されたので、昨日からは予備の第2発令所が稼動しているそうだ。
現在、必要最小限にしか機能していないので、本格稼動の為に、徐々に引越しが進められている。
私も、機材や書類を運び出す手伝いに駆り出された。まあ、それは全然構わないのだが、
葛城三佐に大量の酒瓶を運ばされた事だけは、どうしても納得いかない。
第3日
初号機に取り込まれた碇君のサルベージ計画が、水面下で進行しているようだ。
現在の碇君は、自我境界を失い、量子状態のままエントリープラグ内を漂っているらしい。
そこから碇君の肉体を再構成するというのが、この計画の概要なのだが、今一つ理解し難い。
日向二尉が暇そうにしていたので、ダメ元のつもりで、この件を尋ねてみたら、
「あー、要は海水を蒸発させて塩を作るようなモンじゃね?」
という答えが返ってきた。聞いた相手が悪かったか・・・。
第30日
サルベージ計画の要綱が完成したようだ。十年前に実験済みのデータを原案としているらしい。
当時の実験は失敗したようだが、出来れば今回も失敗してほしい。全ネルフ女子職員の為にも・・・。
第31日
碇君サルベージ計画が実行に移された。
この計画に関し、私に関与できる事は何もないので、赤木博士とその助手達の為す事、
そして事態の行く末を見守るばかり。
特に何も起こらないので、うとうとしかけていたところ、突如の警報に眠気を飛ばされる。
緊張感を増す発令所、赤木博士とオペ3人の怒号が響く。実験に異常が発生したようだ。
「全作業中止、電源を落として!」
「駄目です、プラグがエクジットされます!!」
エントリープラグから流れ出るLCL。これで全ネルフ女子職員の恒久の平和が・・・
・・・実験に失敗した筈なのに、こぼれたLCLの中に、何故か肉体を取り戻した碇君がいた。
まあ、身内から犠牲者が出るのも気分の良いものではないし、これはこれで良し、
・・・という事にしよう・・・と自分に言い聞かせておこう・・・。
33日目
夜、司令室にて、碇司令&副司令とお茶を飲んでいたら、赤木博士からの着信。
「ミサトを飲みに誘ったら、断られちゃった。今からみんなで出てこない?」
という訳で、司令室の3人+伊吹・青葉の両二尉で、夜の街に繰り出す事になった。
「よ〜し、今日は、ゲンちゃんがみんなに奢っちゃうぞ♪」
碇君が無事だった事で、碇司令は大層ご機嫌。居酒屋に陣取り、私以外の皆にビールを勧めている。
皆が酔いに顔を紅潮させる中、何故か赤木博士だけは、顔面蒼白になっている。
「わ、私は知らないわ・・・マヤはビールで悪酔いするのよ・・・ミサト以上にね・・・。」
伊吹二尉は酔って、珍妙なチューハイを作っては、皆に強制的に飲ませている。
材料は、店で出される料理と、卓上の調味料。まともな飲み物になるハズがない。
私は未成年なので、アルコールは赦されたが、私の飲み物を作る伊吹二尉の手には、何故か豚足が・・・。
ちょっと!変なモノ入れないでよ!!
補足 伊吹二尉のチューハイ教室♪
私が飲まされた物
炭酸水+カキ氷のシロップ+サウザンアイランド+バニラエッセンス+豚足
その他に振舞われた飲み物の一部(命名は全て伊吹二尉本人)
1・タンタンハイ・・・焼酎+ラー油+ごまドレッシング+砕いたハンバーグ(碇司令に提供)
2・生命のスープ・・・焼酎+ラーメンの鶏がらスープ+アジのたたき(冬月副司令に提供)
3・N2BOMB・・・納豆+ニコチン+ウォッカ(青葉二尉に提供)
※ニコチンは赤木博士のタバコの吸殻から調達していた。別に殺意は無かった模様。
4・カツラギハイ・・・焼酎+2で余ったラーメンの麺+カレー(赤木博士に提供)
伊吹二尉は、いつも以上に陽気だったからタチが悪い(しかも、飲むのを拒否すると泣く)。
参考資料 シンジ君の変態への足跡(カッコ内はレイの思い込み)
・逃げちゃダメだ(私の血を見て好戦的に・・・変態だ)
・サキエル戦での暴走(いくらなんでも攻撃が残虐すぎる、怖い人だ)
・綾波のフ〜ク〜ラ〜ハ〜ギ〜(脹脛フェチ、変態だ)
・綾波に新カードを届ける(不法侵入、強姦未遂、変態の上、犯罪者)
・笑えば、いいと思うよ。(人が苦しんでるのに「笑え」だなんて・・・)
・マトリエル戦(セカンドを盾にするなんて、男らしくない)
・初号機エントリープラグの臭い(理由は無いが、直感的に変態の香りがする)
・お母さん、って感じがする(同級生にお母さんと言われるのは、ちょっと嫌)
・トウジとプリントを届けに(2度目の不法侵入、次は警察に通報しよう)
・3号機撃破(平気で友人を手にかけるなんて・・・)
・ゼルエル戦(なぜ、そこで食べる!もう言葉が出ない・・・)
注・シンジ君自身は、ほぼ原作通りの行動を取っている。
乙〜♪
オッテュ
幸 月 運 日
先日、葛城三佐と買いに行った宝くじ(
>>828)が、当たっていた。
500枚購入した内に、なんと1等・前後賞が2組も!
’15年現在、1等賞金が3億円、前後賞が各1億円なので、総額10億円を入手した事になる。
・・・この事は、みんなには内緒にしておこうと思う。
そして当たりくじは、ひとまず「秘密の場所」に隠しておく事にしよう。
誕 月 生 日
碇司令から呼び出され司令室へ。
「レイ、実は、こんな書置きが私の机の上に・・・。」
【ふゆつき あずかた かえします 10おく できますか ようい】
片言の日本語は、却ってネイティヴな日本人には理解し難いものがあるので、
ここは敢えてセカンドに翻訳を依頼すると、次のような回答を得る事が出来た。
【冬月は預かった。無事に返してほしければ、10億円用意しろ。】
身代金10億円!・・・宝くじが当たった事を内緒にしていて正解だったようだ。
恋 月 愛 日
日向二尉から、衝撃の告白を受けた。
「実は僕、最近、生まれて初めて女性を好きになったんだ。」
彼が葛城三佐の身辺で、何やらうごめいている事は知っているが、本人が
「初めて女性を好きになった」と言うのだから、ここはそういう事にしておこう。
そのお相手というのは、先のゴック戦の時に、避難が遅れた為に本部に保護されていた
民間人の女性らしい。その女性も災難だと思う、いろんな意味で。
用 月 意 日
10億円を用意できたのか、司令に聞いてみたところ、
「金関係は冬月先生に任せていたので、通帳やカードが何処にあるのか分からない。」
らしい。どうやら副司令は無事に済みそうに無い。
告 月 白 日
「レイちゃん、悪いけどコレをあの女性に届けてくれないかな。」
日向二尉からこんな依頼を受けた。彼の指し示す先には、80歳位の老婆、まさか・・・。
言われるままに、日向二尉から、プレゼントである「洋梨」を受け取り、老婆のもとへ直行。
ばあさんに「洋梨」を差し出したものの、ばあさんは「様子゛見」。
訝しがって受け取ってくれないので、手っ取り早く事情を説明する事にした。
「日向二尉が言ってるわ、ばあさんは【初恋】って。」
ばあさんは事情が飲み込めず、動顛しているようなので、とりあえず日向二尉の写真を見せてみると、
何故か急に暴れだし、物凄い力で私の首を絞めた。日向二尉の好意が、余程屈辱的だったのだろう。
ばあさんは興奮のあまり気を失い、病院に搬送されて行った。大事に至らなければいいが・・・。
帰 月 宅 日
誘拐されていた筈の副司令が、何故かスパイの人に連れられて、司令室に帰って来た。
碇司令は号泣しながら、スパイの人の手を強く握り締め、声にならない言葉で
「ありがとう、ありがとう、冬月を無事に連れ帰ってくれて、ありがとう。」
と、しつこいくらいに、お礼を繰り返していた。
スパイの人が退室した後、碇司令は諜報部員数名を呼び出すと、スパイの人を尾行するよう命令、
更には特別高等救護班に緊急受入態勢を整えるようにと指示を出した。
「これぐらいの事は、してやらんとな。10億円出さずに済んだと思えば、安いものだ。」
碇司令は、一体何をしてやろうというのだろう?さっぱり理解出来ない。
綾波さん乙♪
オッテュ
おつ
どうなる??スパイのひと!
待ち
殴 月 打 日
最近、セカンドが調子を落としているようだ。
シンクロテストを行っても、シンクロ率は下がる一方で、回復の兆しも見えない。
今日、移動中のエレベーターで、セカンドと丁度一緒になる機会があったので、
彼女のスランプ脱出の糸口になれば、と、私なりにアドバイスを送った。
「心を開かなければ、エヴァは動かないわ。」
ところが、どうもこれがセカンドの癇に障ったらしく、彼女は私の事を「人形だ」と罵倒し、
更には私の頬を平手で叩くと、怒りながらエレベーターを降りてしまった。
叩かれた左頬が真っ赤に腫れてしまった。とても痛い。少し腹立たしい気もするが、
セカンドは今、2日目で情緒不安定になっている筈なので、今日のところは大目に見てあげようと思う。
鈍 月 美 日
久々に使徒が襲来した。初号機は碇君の件もあり、絶賛凍結中、
弐号機はセカンドが目下絶不調の状態である為、私の零号機が迎撃する事になった。
・・・はずだったのだが、功を急いだセカンドが、命令を無視して出撃。
やむを得ず役割を入れ替え、私はセカンドのバックアップに回る。
案の定、不調のセカンドは、遥か上空の使徒が放つ光線に晒され、大ピンチに。
今か今かと救援に入るタイミングを見計らっていたところ、碇司令の命が下る。
「ドグマを降りて、槍を使え。」
ついに来た。今こそ、覇極流の道場に通って槍を習った成果を示す時だ。
敵との位置関係を考えると、使うべき技は、これしかない。
覇極流超奥義・宇呂ヤケ(リッシンベンに炎)瀦!!!(どんな技かは各自調査)
これにて使徒を楽に一蹴。あとはセカンドにダメージが無いと良いのだが・・・。
外 月 泊 日
セカンドの事がちょっと気になっていたのだが、
当の本人は周囲のそんな心配を知ってか知らずか、洞木さんの家にお泊りで遊びに行っている模様。
一応、洞木さんに連絡を入れたところ、
「アスカなら、セガサターンで遊んでるから心配しないで。」
との事。・・・・・・セガサターン・・・・・・羨ましい。
嘘 月 技 日
午後から伊達道場に顔を出す。そこで、例の超奥義について衝撃の事実を知らされ、
いささか人間不信に陥りつつある。
電 月 話 日
碇司令が長々と電話で話し込んでいた。
「頼む、日本に来てくれよ。蘇生させて欲しい漢が一人、いるんだ。」
電話の相手は、中国は神拳寺という寺の偉い人らしい。
碇司令は一体、何処でそんな人脈を築いたのだろう?
それ以前に「人を蘇生させて欲しい」などと、まともな相手に頼める事ではない。
碇司令か電話の相手のどちらかが「頭の可哀想な人」なのだろう。
並 月 駄 日
どうしてもセガサターンが欲しくなったので、ネルフの倉庫を漁ってみたところ、
残念ながら目当ての物は見つからなかったが、代わりにドリームキャストを発見。
部屋に持ち帰り、起動しようとしたところで、使徒襲来の為、招集。
この続きは、使徒を倒して帰ってきてから書こうと思う。
乙〜
オッテュ
乙です
まて?このまま二人目は出撃して自爆するんじゃ?
まだそれは言うな
全ては次の話がきてからだ
た
871 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/06/03(水) 09:58:27 ID:/6igVbq0
並 月 駄 日(3人目・追記)
ふう、酷い目に遭った。
今回出現した使徒は、ヒトに一次的接触を試みてくるタイプだったのだ。
そんな事を予想すらしていなかった私は、不覚にも使徒に一次的接触を許してしまった。
緊急事態に、バックアップの弐号機が射出されたのだが、
弐号機はリフトからピクリとも動かない。セカンドは未だ復調ならず。
この際、仕方ないので、私は零号機を捨てて緊急脱出しようと思ったが、
なんとここで、凍結解除された初号機が、弐号機の代わりにバックアップに出てきたのだ。
ここで私が零号機を捨てたら、使徒の攻撃目標は初号機に移ってしまう。
初号機は使徒を殲滅するかもしれないが、碇君は戦線離脱した私を逆恨みするに違いない。
はっきり言って私にとっては、使徒なんかよりも碇君の方が数倍怖い。
私も腹を括った。使徒を道連れに自爆しよう。
下手に生き残って、後で碇君にネチネチ言われるよりはマシだ。
そんな訳で私は自爆をした。戦闘の状況をモニターで監視していた赤木博士が、
即座に新しい綾波ボディを用意してくれていたので、私は3人目として、今、ここにいる。
ただ、爆発の衝撃があまりにも大きかったので、記憶の一部が定かではない。
和 月 解 日
昨日の時点で、私は生死不明とされていたのだが、今日になって生存情報が解禁された。
私がそれらしく病院で待機していると、情報を聞きつけた碇君達が駆けつけて来た。
「あ、綾波、生きてたんだね、良かった・・・本当に良かった・・・。」
人目も憚らず号泣する碇君。あれ・・・ひょっとして、碇君って、良い人?
考 月 察 日
憎さ余って可愛さ百倍・・・とでも言うのだろうか。碇君の事だ。
確かに碇君は変態だ。そこは疑う余地も無い。しかし、変態=悪人としたのは短絡的だった。
考えてみれば、碇司令や赤木博士だって、私に対して良くしてくれるものの、
世間的に見れば、どちらかと言えば変態寄りな人達ではないか!
長い事、誤解していてごめんなさい、碇君。勢い余って好きになってしまいそうだ。
記 月 憶 日
自分の昔の日記を見ていたら、どうも私は高額の宝くじに当選していたらしい。
だが不幸な事に、当たりくじを隠した「秘密の場所」とやらの記憶が無い。
どうにかして、引き換え期限までには思い出さなくては・・・。
壊 月 憎 日
碇司令の指示で、ゼーレの会議に出席していた赤木博士が、
ひどく不機嫌そうな顔をして帰って来た。
何かあったのかと尋ねてみると、
「間違えたのよ・・・。間違えて、指定されていたビルの、隣の建物に入ってしまったの。
そこで行われていたのは、【SOD主催・全員素人・全裸オーディション】。
何故か成り行きで、参加してしまったわ。その答えが、コレよ!」
そう言って赤木博士が見せてくれた紙切れには、こう書かれていた。
【あなたもAV撮影に参加してみませんか?候補:熟女モノ】
「・・・貴方のように、若く美しい肉体が憎いわ。だから、壊すの。憎いから・・・。」
赤木博士は、そう吐き捨てると、セントラルドグマの方へ走って行ってしまった。
「壊す」って、何を?あまり無茶な事をしなければ良いのだが・・・。
乙!
乙〜。・゚・(ノД`)・゚・。
オッテュ
リッちゃんのAV…
買います!僕が買います!
男優もやります!
↑お前碇シメジだろw
乗ります!
僕が(リツコさんに)乗ります!
断 月 罪 日
赤木博士が「壊す」と言っていたのは、4人目以降の私の身体の事だった。
正直言って、私は「綾波レイ」として、この世に生まれた瞬間から、
世の中の全ての女性の羨望と嫉妬の対象となる覚悟は出来ているので、
この程度の仕打ちを受けたところで、気に・・・も・・・留めな・・・い!
赤木博士も、一時的な感情から自分のしてしまった事を悔いているようなので、
私と碇司令の二人して、「誰にでも間違いはある」とか「壊れた物は作り直せばいい」とか
必死になって励ましの言葉をかけたのだが、本人は「処罰を受ける」と言ってきかない。
仕方ないので、本人の意思を尊重する形で、とりあえず独房に入って貰う事にした。
急遽、独房の一つが、赤木博士を収容する為の特別房に改築された。
面会自由、テレビ・エアコン・インターネット完備、ドリンク飲み放題、東スポ配達。
ボタン一つで、小間遣いの日向二尉を呼び出せるという充実振りだ。
改築作業中から、薄々とは感じていたのだが、この独房の設備、私の部屋より豪華ではないか!
なんだか私も独房に入りたい気分になってきた。
辺 月 鐘 日
セカンドの様子が変だ。
ベッドに寝たきり、目は虚ろ、まるで認知症にでもなってしまったかのようだ。
お笑い好きなセカンドの事、「3の倍数と3が付く数字の時だけ正常になります」
というネタの為に、常時、阿呆のふりをしているのだろうか?
でもセカンドは、数を数える事もしない。だからいつまで経っても阿呆のままだ。
疎 月 開 日
ここ最近、使徒との戦闘が激しくなってきた事に加えて、
先日の私の自爆が決定打となり、安全確保の面から、第3新東京市に避難勧告が出された。
これにより、ネルフの職員については、本部内の施設に住み込む事になる。
鈴原君は、妹さん達家族と一緒に、関西方面へと避難するそうだ。
洞木さんは、祖父母の住む鬼怒川へ。温泉地という事で、葛城三佐からペンペンを託され、
今日の午後、政府の用意した避難用の特別列車に乗って、旅立って行った。
あと、名前は忘れたが、碇君の友達で、軍ヲタの眼鏡の子は、
行く当ても無いので、学校の裏山に防空壕を掘って暮らすらしい。不憫だ。
シ 月 者 日
セカンドが「3の倍数と〜」というネタにどっぷり浸かって、身動きが取れない為、
ゼーレからセカンドの穴を埋める「フィフスチルドレン」が派遣されて来る事になった。
【なんとかカヲル】という名前である事以外、何の情報も得られないらしい。
フィフスチルドレン、未だ到着せず。
念 月 力 日
ネルフ本部の入り口付近で、うろうろしている人を見かけたので、声を掛けると、
その人は「カヲル」と名乗り、「自分はチルドレンだ」という。
フィフスだ。私は、フィフスを葛城三佐のところまで案内した、のだが・・・。
「変ね、さっき入った情報では、14歳の男の子って聞いてるんだけど。あなた、お名前は?」
「あたし?私は、明石薫だよ!」
「この子・・・フィフスじゃなくて、【絶対可憐】の方のチルドレンじゃない?」
どうやら人違いだったようだ。フィフスチルドレン、未だ到着せず。
オッテュ
乙です
酸素
886 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/06/11(木) 17:19:48 ID:mPjZsnV+
Zでつ
遠 月 足 日
フィフスから、碇司令にメールが届いたようだ。
to 碇司令
上野という所まで来ました。でも、第3新東京市へ向かう交通機関がストップしています。
迎えのヘリかなんかを寄こして貰えませんか?
そういえば、私が自爆して以来、第3新東京市は避難勧告地域に指定されているので、
市内を通過する道路や列車は封鎖されている。先日、洞木さんが乗車していった
疎開者用の特別列車を最後に、市外との行き来が一切無い状況なのだ。
to フィフス
若いんだから、歩いて来い。
to 碇司令
わかりました。御徒町という所で、お土産を買ったので、楽しみにしていて下さい。
なんと健気な。しかし、フィフスチルドレン、未だ到着せず。
迷 月 子 日
to 碇司令
道に迷いました。僕は今、どこにいるんですか?
to フィフス
知るか!
to 碇司令
目の前の湖に、ドラム缶の浮橋が架かっています。これが芦ノ湖ですか?
フィフスチルドレン、未だ到着せず。
誰 月 ? 日
to いかり
たぶちゃんまいご?けいたいにGPSついてないの?
to いかり
ごばくすまそ
フィフスチルドレン、未だ到着せず。
貞 月 顔 日
to 碇司令
お腹がすきました。限界です。猫って食べられますか?
to 碇司令
廃墟でピアノを見つけました。空腹を紛らわす為に弾いてみます。
to フィフス
来るなら早くしろ、でなければ、帰れ!!!
フィフスチルドレン、未だ到着せず。
遭 月 遇 日
to 父さん
偶然、フィフスチルドレンのカヲル君と出会いました。すごくいい人です。
これから、彼と一緒に、そちらに向かいます。
フィフスチルドレン、遂に到着する・・・・・・のか?
このまま司令室にいれば、フィフスと会えるかもしれないが、実はこの後、
伊吹二尉とドリキャスの「シェンムー」を攻略する約束があるので、今日のところは諦める事にする。
オッテュ
キール...
乙
出 月 会 日
どうも「3人目ボディ」が、しっくりこない。
要は慣れだと思うので、早く馴染むようにと散歩をして体を動かしている時、
フィフスチルドレンと初めての接触を持つ機会を得た。
「やあ。君は、僕と同じだね。」
こんな若白髪の少年に「同じ」などと言われたのだから、非常に不愉快な初対面だ。
「僕は、カヲル、渚カヲル。【カヲル】でいいよ、綾波レイさん。」
なんだかマイペースな人で、一方的に話を進めてくる。
とりあえず本人の申し出通り、彼の渾名が決まるまでは「カヲル」と呼ぶ事にしよう。
なお、私の事は「レイ様」と呼ぶように指導しておいた。
蟹 月 食 日
カヲルが御徒町で購入したという「お土産」を持ってきてくれた。
「はい。レイ様には、この大きいのをあげるよ♪」
そう言ってカヲルが差し出したボウルには、ズワイガニが1匹、入っていた。
何でも、御徒町の魚屋で、店主希望小売価格・10匹で5000円のところ、
粘り強い交渉の末、+3匹&スルメ10枚のオマケを勝ち取ったそうだ。
「どう、レイ様、スルメも食べるかい?」
残念だが、スルメは消化が悪そうなので辞退しておいた。
とりあえず、カヲルを「良い人」と認定。
空 月 洞 日
カヲルに貰ったカニを食べようとしたが、中身がスカスカだった。
裏切られた気分だ。
斬 月 首 日
このところ「慣らし運動」として日課にしている散歩。
毎日、通るコースが大体定まっていたので、今日は新鮮味を求めて
普段は行かないような場所へ行ってみる事にした。
狭いようでいて、意外と広いネルフ本部。
私としても、大部分を把握しているつもりではあったが、それでも盲点はあった。
この施設、立ち入り禁止区域が非常に多いのである。
別に、「立ち入り禁止」のルールを破りたい訳ではないが、
「普段は行かないような場所へ行ってみる」という趣旨のもと、
「迷わず行けよ、行けば分かるさ」の言葉に背中を押され、
私は、数ある「立ち入り禁止」扉の内の1つを潜る事にした。
私の選択した扉には、ICカードによる施錠がなされていたので、
以前拾った、碇司令の机の引き出しの中に落ちていたカードを挿してみると、見事に開錠。
誰かに見つかっても怒られないよう、しゃがんだ姿勢で扉を潜った。
扉の向こうには、下方へと続く螺旋階段が延びていた。
覗き込んでも最下層は全く見えない。かなりの深度があるようだが、
好奇心の赴くまま、とりあえず行けるところまで降りてみる事にした。
どのくらい階段を下ったか、いい加減、飽きてきた頃、下方に何やら蠢くものを確認。
どうやらエヴァ初号機と、その初号機に握られたカヲルのようだ。
何故、初号機とカヲルが・・・同年代の男子の間では、こんな遊びが流行っているのだろうか?
カヲルは私の存在に気付いたらしく、初号機の手の中から私の方を見上げ、にやりと笑ってみせた。
助平な笑顔だ。・・・・・・カヲルの渾名を思いついた。
「パンツ覗き魔」。
綾波さん乙!
パンツ除き魔ってw
オッテュ
まさかのw
900 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/06/30(火) 10:52:32 ID:qc65iNSR
今日はいか くん の
べ とう 食べ
おいし
た
です
薬
かゆい…
うま
901 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/07/03(金) 01:12:45 ID:4j/lbKZS
・・・
被害妄想つか嫌らしい妄想して勝手に相手を嫌悪してヤな奴だなこのレイw
カヲルとアスカと指令は笑えた
○月×日 雨
食事回の準備、たくさんの材料を買ってきた。ホームセンターでは、食事をするための
台も買ってきた。準備は万端。手の傷が少し痛む。けれど、嫌な気分じゃない。誰か
の為に何かをしたい そんな気持ちになったのは初めてだった。
作業開始。寸胴に水を張る。赤木博士から頂いた旧世紀の料理本によると、ここで
出汁をとらなくてはならないと書いてある。現在の日本ではその出汁の材料は全くとい
っていいほど手に入らない。顆粒状の合成出汁で対処。
次に材料を処理。大根、にんじん、ごぼう、キノコ、それと、ワカメと豆腐。取り掛かろう
とした時に、まず二人が来てしまった。碇君と指令が・・・・ 二人は気まずそうな顔をし
ながら、家の中に入ってきた。紅茶を出し、様子を伺う。話し声が聞こえない。困った。
調理を続けていると、また切ってしまった。声に反応したのか、二人が台所まで来た。
以下、記憶している会話の内容を記す。
「見ていられん。レイ、包丁を貸せ」
「綾波、なんか手伝うよ。お米持ってきたんだ。鍋貸してくれる?」
「シンジ、鍋の火を掛けろ」
「・・父さん、材料終えたら、後は僕がやるよ」
無表情で材料を処理する碇指令、少し嬉しそうな碇君の顔。そして、それを
見ている私。せっかく、振舞おうと思ったけれど、仲良くしてもらうという目的は、
果たせると考える。
弐号機パイロット、赤木博士、葛城一佐が到着。料理をしている指令と碇君
を見て、皆複雑そうな顔をしていたのが印象的。食事会はとても楽しいひと時に
なった。
この冷たい部屋がとても暖かい部屋になった。指令が持ってきた重箱の中身は
手作りのおかず。赤木博士のワインと葛城一佐のお酒、弐号機パイロットの
デザート。あの時、皆でお昼を過ごした時とまた違う感じ。とてもとても、素敵な
時間。
乙!
ぽかぽかした。乙です
>>903 > 「見ていられん。レイ、包丁を貸せ」
> 「綾波、なんか手伝うよ。お米持ってきたんだ。鍋貸してくれる?」
> 「シンジ、鍋の火を掛けろ」
> 「・・父さん、材料終えたら、後は僕がやるよ」
今回のゲンドウならありそうな会話だなあ。
超乙です。
味噌汁
何 月 処 日
最近、日記を書いていて、ふと気付いたのだが、
私は、自分が思っていたよりも、自分の感情や思想を人前で出さないタイプだ。
実際、口には出さないものの、こうして日記を書くと、
胸中にあるものが文字となって溢れ出してくる。
性格的に無口なもので、「綾波は根暗」と思われがちなのだが、
将来的展望を見据えて、根明キャラにイメチェンしたいという願望も無い訳ではない。
でも、いきなりでは少し恥ずかしいので、碇君やセカンド相手には無理。
根明デビューする時は、まずは試験的にカヲルを相手にしてみようと思っている。
その際の最初の一言も、私の中では既に決まっている。
「あ゛〜!あんた、今朝のパンツ覗き魔!」
何故、「今朝の」なのかと言えば、こちらにも諸般の事情がある訳だが、
まあ、その辺りの詮索は、とりあえず避けておいて、最終的には
♪食パンくわえた綾波 追っかけて 裸足で駆けてく 陽気なカヲル君♪
と、このくらい能天気な性格になれたらいいな、と思っている。
ところが、昨日来、カヲルの姿を見かけない。
最後に彼を見た時、一緒に遊んでいた碇君(初号機)なら何か知っているのではと思い、
それとなくカヲルの所在を尋ねたところ、泣きそうな顔をして黙り込んでしまった。
仕方なく、今度はチルドレンの上司たる葛城三佐に当たってみたところ、
「彼は使徒として処理されたわ。初号機の手によって、ね。」
嘘だ嘘だ嘘だ!カヲルが使徒だったなんて、そんなの嘘だ!
彼は素直に私の事を「レイ様」と呼んでくれたし、お土産のカニもくれたし、
私のパンツを見てニヤニヤしていた。使徒がパンツを見て喜ぶハズが無い!
「事実よ、受け止めなさい。」
葛城三佐が冗談を言っている風には見えない。カヲルは本当に使徒だったのだろう。
そこで私は、カヲルに対する認識を改める事にした。
人間の中にも、碇君のような変態はいるのだ、
使徒の中にも、パンツが見えて喜ぶ変態使徒がいても、良いではないか。
・・・いや、良くはないが、「変態」も含めて人(使徒)の個性、否定は出来ない。
いずれにしろ、カヲルは変態ながらも「善い使徒」そうだったので、
彼が殲滅されてしまった事には、少し淋しさも感じる。
だが、返す返すも残念なのは、彼がいなくなってしまった事により
「綾波根明計画」を無期限延期とせざるを得なくなってしまった事だ。
祝 月 福 日
最近、発令所では「おめでとうゲーム」というのが流行っている。
どんなゲームかといえば、まずはゲームの標的となる一名を決定し、その標的を、
不特定の多人数で、話の前後と何の脈絡も無いタイミングで「おめでとう」と祝福する。
意味不明の祝福に標的が混乱する、その様子を見て楽しむゲームである。
勿論、二度目にはネタが割れているので、一人を標的に出来るのは一回限りとなる。
標的の反応も様々で、伊吹二尉の時は、本気でオロオロしていたし、
青葉二尉は何故か真剣に怯えていたし、日向二尉に至っては、
いい気になって調子に乗り、それが碇司令の逆鱗に触れ、拷問室に一週間拘束されている。
さて、今日の標的は碇君。浮かない表情の彼を、皆の祝福攻めが襲う。
どんな反応を見せるか楽しみにしていたら、彼は満面の笑顔で
「ありがとう。」
・・・・・・なんか、この無闇な素直さが、少し羨ましく思えてきた。
真 月 心 日
ジオフロントにあるネルフ本部内の私の部屋からでも分かる程度に、
上の方(地上)が騒がしくなっている。
何が起こっているのか、確認する為に、伊吹二尉に連絡したところ、
どうやら戦自がネルフ本部に攻撃を仕掛けているらしい。
これまでネルフは、役立たずの戦自に代わって、使徒の侵略から人類を守ってきた。
そのネルフを攻めてくるとは、忘恩の徒も甚だしい。
特に、文字通り命懸けでエヴァに乗って最前線で戦っていた
私達、エヴァパイロットにとって、戦自の行為は許し難いものがある。
私は、命令次第では戦自を迎え撃つだけの決意を固めた。
今か今かと出撃命令を待っていた私の携帯に、ついに着信が入った。
「レイ、ちょっとターミナルドグマに用がある。出てきてくれ。」
あれれ?着信は葛城三佐からではなく、碇司令からのものだった。
この非常時に、そんな暢気で良いのかという疑問も無いではないが、
司令からの命令であれば仕方ない、日記は中断して、ちょっと行ってくる事にしよう。
あと、何か嫌な予感がするので、先に書いておく。
ずっと調子の悪かった3人目ボディだが、どうやら本格的に不良品だったようだ。
正直、長くは持たないかもしれない。代わりとなるボディは、赤木博士が
全て破壊してしまったので、場合によっては、しばらく綾波は姿を消す事になる。
本当に最悪の場合には、先日発見したリリスボディを間借りして凌ごうと思っている。
4人目日記EX:おわり (4人目日記・第壱話につづく)
終わっちゃうの?
寂しいよ…
オッテュ
乙です。
TV版の最終回そういうことでしたか!
気が向いたら新劇綾波日記も書いてください。
今日 また 薬を貰った。
飲んだ。
これを飲まないと、私でなくなる 私がなくなる 私の形が保てなくなる。
テロメアが人より短いらしい、老化がはやいらしい。
私誰?私誰?アタナ誰?
タイプミスが惜しい
でも事実
綾波はクローン技術だったりする。たぶんカヲルも似たような感じで
917 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/07/15(水) 14:59:45 ID:22FHhlkp
あげ
エヴァ板良スレ保守党
ゲンドウのアダムにある生命の実奪ったっから〜ってクロニクルにあったなぁ
だから綾波さんはまだまだ生きられるよ
920 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/07/23(木) 23:09:55 ID:SkTpeQ/h
tgg
2人目&3人目が日記を書き込んでいた期間中(ある意味逆行中)の
4人目の日記(ある意味進行中)
3 月 某 日
今日は、日本の4連覇が懸かった、'15・第4回WBCの決勝戦。
ネルフの専用機を使って、みんなで米国まで応援に。
葛城三佐や赤木博士のように、ビールを片手に、お気楽観戦の人達を尻目に、
碇司令だけは本気で応援モードである。周りの観客の迷惑を顧みず、
無理矢理、青葉二尉にトランペットを吹かせ、声援を送っている。
♪嵐を呼べ レッツゴー レッツゴー 勝利を呼べ レッツゴー レッツゴー
アーチを架けろ 輝く光浴びて それ行けタツノリ〜
いくら応援しても、監督がアーチを架ける事は無いと思う。
試合の方は、決勝戦に相応しい投手戦となった。
今や日本のエースとなったマー君が完璧なピッチングを見せれば、
相手チーム、K国の投手陣も一歩も譲らず、0対0のまま9回裏の日本の攻撃に。
2死・走者無しという場面で、日本ベンチが動いた。
ここまで温存してきた、代打の切り札を起用したのだ。
この切り札が日本代表に選出されたのには、ちょっとした「いわく」がある。
実は、第2回大会以降、某CD球団の所属選手は、代表に選出されても、悉く辞退している。
この状況に「他球団に申し訳ない」と、CD球団の監督自ら代表入りを志願したのだ。
♪三冠落愛 広角打法〜 レフトへライトへ ホームラン
相手投手の放ったボールは、まるでバットに吸い寄せられたかのように真芯で捉えられ、
その打球はサヨナラホームランとなって、レフトスタンドへと消えていった。
さも当然のように、悠然とダイヤモンドを一周する落愛監督、広角打法健在なり。
で、監督がアーチを架けてしまった訳だが・・・日本が勝ったので、まあ、良しとしよう。
4 月 某 日
某・北の国がミサイルの発射実験を行った。
その際のミサイルの軌道が、日本上空を通過して行く危険な実験だったのだが、
この件を重く見た日本政府からネルフに対し
「有事の際には、エヴァによる国防活動を望む」との要請があった。
だが、表向きに情報公開はしていないが、エヴァはサードインパクト以降、行方不明となっている。
それでも碇司令が政府の要請を断る事が出来ないのには、とある事情がある。
実は、現在のネルフの存続理由が、未だに「エヴァによる使徒への応戦」とされているからだ。
エヴァや使徒の機密情報が、ゼーレ及びネルフの範囲に留まっていたのをいいことに、
碇司令がネルフ存続の為に情報工作を行い、いかにも次の使徒の襲来が迫っているような
情報を流し、政府やら国連やらを脅かした結果である。
勿論、使徒の襲来など無い訳だが、第18使徒は人間なので、まるっきり嘘という訳でもない。
とにかく、エヴァが必要な状況になってしまったので、本日、技術開発部に
「新エヴァ建造命令」が下された。碇司令によれば「ただの巨大ロボでよい」との事。
4 月 某 日
以前、私が林原めぐみさんの真似が出来る事はこの日記にも書いたが、
そんな話を何処で聞きつけたのか、私にレコーディングのオファーが来た。
依頼されて歌ったのは、なんと林原さんの新曲のC/W曲。
A面曲と同じ「集結の園へ」という曲を歌ったのだが、上手く真似すぎて
林原さんが歌ったものと、ほぼ同等の仕上がりとなってしまった。
これでは面白味が無いので、「私が普段、話すような感じで」もう一度、歌い直す事になった。
このCDは、近日中に発売予定。どのくらい売れるか楽しみだ。
ちなみに私は、ペンペンの物真似もできるのだが、これは恥ずかしいので人前で披露した事が無い。
乙〜♪
スレの容量がアレなので次スレ立てたほうがいいかも
オッテュ
928 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/08/01(土) 07:29:11 ID:zr+xyqQc
保守あげ
5 月 某 日
某・北の国が、ミサイル実験に続いて今度は核実験を行った。
またも日本政府からの国防協力要請を受けた碇司令は、浮かない表情。
「冬月先生、一体、どうしたものか・・・・・・。」
「むう、葛城君の言葉を借りれば、【マジにゲロマズ】と言ったところか。
エヴァが現存しない事が知れたら、ネルフの存続に関わる。大問題だな。」
「かくなる上は、お台場から等身大ガン○ムをパクって改造するか。」
「碇・・・さすがにそれには同意できんな。」
一応書いておくが、お台場とは、2ndインパクト後の水際に再建された
「第2お台場」の事である。
先に発布された「新・E計画」の責任者である赤木博士が、
計画の進行状況の説明の為、司令室に姿を見せた。
「で、どうかねリツコ君、新エヴァの建造は順調に来ているのかね?」
「さすがに、この期間とこの予算でエヴァを造り直すのは難しいですわ。」
「造り直すって・・・別に従来のエヴァと同等でなくて良いのだが。」
当面、ネルフが必要としているものは、万が一のエヴァ出動要請に備えて、
体裁を取り繕う事が出来るだけのもので充分である。
当然、シンクロ云々とか、ATフィールド云々とかの実装の必要は無い。
碇司令が「ただの巨大ロボでよい」と言っていたのは、この事である。
とはいえ、赤木博士が単なる「お飾りのエヴァ」を造って満足するとは思えない。
基本的に技術開発部には、仕事と趣味が一緒になっているような人が多いので、
多分、碇司令より本人達が満足するものを造ってしまうんだろうと思う。
この新エヴァ、次スレに日記を書く頃までに完成していると良いのだが。
6 月 某 日
プロレスラーの氷川光秀さんが亡くなった。
試合中に相手選手のバックドロップを受けて動かなくなったとの事。
長年、激しいプロレスを体現してきた人だけに、
その試合のダメージだけでなく、勤続疲労もあったのだろうと思う。
大黒柱を失った、NOVA所属の選手には、悲しみを乗り越えてがんばって欲しい。
今はただ、ご冥福をお祈りする事しか出来ない。
6 月 某 日
種牡馬のアグネスクキオンさんが亡くなった。
繋養先の牧場で、急性心不全の為、動かなくなったとの事。
短い期間ではあったが、トップサイヤーとして君臨した馬だけに、
その日の体調だけでなく、多頭数種付けによる疲労もあったのだろうと思う。
全兄のアグネスフロイトさんには、悲しみを乗り越えて頑張って欲しい。
今はただ、ご冥福をお祈りする事しか出来ない。
6 月 某 日
マイケルさんが亡くなった。
多分、嘘だと思う。
基本的に生命体は、「私が死んでも代わりはいるもの」と都合良くはいかないハズだが、
マイケルさんだけは違う。そのうちひょっこりと、マイケルさん(2人目)が現れても、
私は驚かないと思う。
・・・でも・・・とりあえずご冥福をお祈りしておこう。
おうっ、こっちにも!
乙乙!!
勤続疲労ワロタwww
……いや笑っちゃダメか?
オッテュ
エヴァ板良スレ保守党
ほしゅ〜
絶 月 望 日
既に書き上がっていた、本日分の日記のテキストファイルが、何故か消えてしまった。
ショックなので、もう寝る。
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
次 月 擦 日
赤木博士に頼まれて、今日から「新・E計画」の実験を行う予定だったのだが、
不覚にも寝坊。きっと昨夜遅くまで「ドラクエ9」をやりすぎたのが原因だと思う。
初日から遅刻じゃ、かなりヤバイってカンジではあるが、
特に、赤木博士の行う実験に遅れるなど、ある意味、自殺行為とも言える。
「遅刻、遅刻〜」で済むところも、「地獄、地獄〜」を見る事になりかねない。
取るものも取り敢えず、食パン一切れをくわえて、実験場へと全速力。
遅刻回避に精一杯の誠意を見せたつもりだったが、僅かに間に合わず、赤木博士に
「1分28秒の遅刻ね。遅れた分は確り働いてもらうわ、被験者として。」
と宣告される。
まあ、私の努力が報われないなんて、今に始まった事ではないので、
ここは素直に諦めて赤木博士の言うがままに従おうと思う。
さて。今過程で行われるのは、新エヴァのコックピット周りのテスト。
エヴァ搭乗兼緊急脱出システムとして、エントリープラグは継承され、
また、基本的な操作方法についても、旧エヴァから引き継がれているようだ。
ただし、新エヴァは人造人間ではなく、単なる巨大ロボとなる予定なので、
シンクロという概念については、廃止される事になりそうだ。
何度となく、シンクロによる幻痛に見舞われてきた私としては、喜ばしい限りである。
もう一つ、大きく変わっているのが、エントリープラグの挿入位置。
旧エヴァでは、エントリープラグは、エヴァの首の後ろから斜めに挿入されていたが、
このお陰でエヴァは常に猫背気味だった。これを是正する為、新エヴァでは、
人間で言う「背骨」と平行するように、プラグが挿入されるように改良されるらしい。
その為にプラグの挿入口が、お尻の位置に変更されたのは、ちょっと気に入らない。
ジャニーズのKAT−TUNがコンサートツアーで
赤西仁が綾波レイを文字って「あやふやれい」で
下ネタ連発中wwww
オッテュ
乙です。面白すぎるw
エヴァ板良スレ保守党
08 月 30 日
全日本プロレス両国大会を見に行った。
試合内容も良かったので、大変満足。
でも、試合以上に印象に残っているのは、
横綱・白鵬が観戦に訪れていて、試合に参加していた
元横綱・曙との意外なツーショットが見れた事。
それと開演前の会場に、残酷な天使のテーゼが流されていた事だ。
しかも、「【A.D.2001】(完全新録音カバーバージョン)」
(要するに私が歌っているヤツ)。
更に、休憩明け直前には「次回予告」、大会終了時には「Fiy me to the moon」
が使われているという用意周到ぶり。
ああ、間違いない、音響スタッフにエヴァヲタがいる!
・・・という訳で、次に行く時には、チケットを買わずに会場付近を
フラフラしていようと思う。
「あっ、綾波だ!」と気付いてくれれば、タダで入れてくれるに違いない。
おつです。
綾波さんとなら、一緒にプロレス見に行きたいな もちろん、俺のおごりで。
俺、プロレスのこと詳しくないけどねw
エヴァ板良スレ保守党