オリジナル・二次創作を問わず、男一人対女複数をテーマにした物語を書くスレです。
基本的には複数プレイや、そこに持っていくまでの過程を中心にしたいですが、
二股三股等、とにかく「男一人が複数の女性と関係を持つ話」もOKとします。
百合の話題はほどほどに、反応するのもほどほどに
ネット小説等に関する情報交換も行っています。
(・∀・)スキ(・∀・)スキ(・∀・)タイスキ
(・∀・)スキ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(・∀・)スキ(´∀` )<ハーレムはいいぞ。語れ!
(・∀・)スキ( ) \_____
(・∀・)スキ| | | (・∀・)スキ
(・∀・)スキ(_(_) (・∀・)スキ
(・∀・)スキ(・∀・)スキ(・∀・)スキ
前スレのをそのままコピーしただけなんだ、もし、間違っているものが
あったら指摘し、適時修正してくれるとありがたいんだ。
乙
乙
女狂屋敷の続きが読みたい
最後に投下された直後に例のゴタゴタがあったし、嫌になってしまったのかな…
俺も読みたいね、あの話は個人的にかなり気に入っている。
>>8 千歳さんの秘密とか知りたくて悶々としている俺も通りますよ。
しんちゃんハーレムで年末年始なんて凄いコトになりそうな予感してたのに...
小足刻み蟲さんの続きを待っている。
あの都合のいい世界の話がもっと読みたい。
いい感じのところで続くになってしまったし。
漢字で一画しかないのは「一」と「乙」だけ
つまり何が言いたいかっていうと、
>>1乙
ここって作家さんが長く居着かないスレだよね
やる気が起きたので投下する
その日、我が家に珍しい客人がやって来た。
「お久しぶりですわね太一様」
絵理奈・ローゼンハイム、近隣で一番の名家の娘である。
以前に彼女が妖魔に取り憑かれた事件があって以来、俺たち姉弟は懇意にしている。
「なぜあなたがここに? 用件があるならこちらから出向いたのに」
「私が呼んだんだ」
不意に車椅子に乗った姉さんがやって来た。
「姉さん、どうして?」
「うむ、いい加減もう一人くらい女が必要だと思ったんだ」
「まさか姉さん、絵理奈さんを巻き込むつもりなのか?」
「安心してください、覚悟して参りましたから」
「そんな……」
絵理奈さんは清らかな女性だ。
透き通るような白い肌、流れるような金の髪、吸い込まれるような碧眼。
姉さんが戦乙女なら絵理奈さんは聖女だった。
「絵理奈さん、あなたにはもっと相応しい方がいるはずだ。
何も俺なんかの子を宿さなくても……」
「そんなことありません、あなたは自分が考えているより素晴らしい方です」
「そうだぞ太一、私が程度の低い男の子を孕んだとでも言うつもりか?」
その言葉に俺は尻込みしてしまう。
姉さんの人を見る目に間違いはない。
それに絵理奈さんだって思慮深い女性だ。
一時の感情の迷いで大きな決断をくだすような二人ではないが、
しかし本当にいいのだろうか。
「太一様、私のこと……お嫌いですか? それとも魅力がないとか?」
「そんなことはないよ、俺にはもったいないくらいだ」
あれ? 俺何を言ってるんだ? これじゃまるで抱く気満々みたいじゃないか。
「そうだろう、絵理奈は美しいからな。太一もまさか嫌がったりしないだろう」
「嫌がったりはしないけど、でも」
「太一、男は度胸だぞ。それに女に恥をかかせるもんじゃない」
いいのかそれで? 何かが間違ってるような気がする。
絵理奈さんはこうやって座っているだけでも楚々として美しく
一枚の絵画のような趣のある人だ。
清らかでまるで降り積もったばかりの新雪を見るようなそんな気分にさせてくれる。
そんな女性を俺が汚すって言うのか?
「太一様、絵理奈を太一様のものにしてくださいませ」
ドクン
そのセリフを聞いた瞬間、俺の心臓が高鳴った。
絵理奈を組み伏せ思うさま貪るところを想像してしまったのだ。
「太一よ、自分に正直になれ。お前は絵理奈のことを欲しているはずだ」
生唾を飲み込む音が嫌に大きく響く。
俺は、ついに首を縦に振ってしまった。
スルリスルリと衣擦れの音が聞こえる、それは絵理奈さんが服を脱ぐ音。
俺に食べられるために皮を剥く音でもあった。
「太一、もう振り向いてもいいぞ」
その姉さんの合図とともに振り向くと、そこには二つの美しい裸体があった。
黒い下着だけの姉さんと白い下着だけの絵理奈さん。
二人はグラビアアイドルも霞むような美しさと性的魅力に満ち溢れた。
「絵理奈、太一の股間を見てみろ。
股間が膨れ上がっているだろう?
あれはお前を自分の女にしたがっているということなんだ」
「や……そんな、嬉しいような恥ずかしいような……」
恥じらいに身をよじるような仕草が逆にそそるものを感じさせた。
俺はたまらず制服を脱いで下着姿になり、彼女たちが横たわるベッドへと上がった。
きしむベッドと自分の心臓の音。
彼女たちの息づかいが嫌に大きく響いた。
「今日の主賓は絵理奈だ、可愛がってやってくれ」
言われるがままに絵理奈さんのほうを向くと、彼女は上気した顔で俺を見ている。
「太一様……」
「絵理奈さん」
美しい肌はシミ一つなく透き通るようで、触ることすらもためらわせた。
軽く握っただけでアザになってしまうのではないかという危惧。
だけどそれが逆に情欲をそそらせる。
「太一様、私キスがしたいです」
「それはいい、太一のキスは腰まで痺れるからな」
「そんなに……」
痺れてたのか姉さん……という思いは置いといて、
絵理奈さんの唇を思わず凝視してしまう。
柔らかそうなプルンとした唇、この唇を今から味わうのか。
「ところで絵理奈は男性とこういうことをした経験は?」
「あの……私の通ってる聖アントニウス女学院は幼稚舎からのエスカレーター式なので
同年代の男性とお会いすること自体が……」
なんということだろうか、絵理奈さんは純粋培養の温室育ちだったのだ。
こんな比較対象すらない中で俺に全てを捧げようとする女の子を食べちゃっていいのか?
「案ずるな、お前は女たちを幸せにできる男だ。
絵理奈も幸せにしてやるがいい」
そう言われてしまっては仕方がない。もう覚悟を決めるしかない。
俺は絵理奈さんの可憐な唇に自分の唇を重ねた。
「んちゅ……んん……はむ……んぁ……」
驚いて逃げる舌をからめ取り、絵理奈さんをかき抱いた。
「んはぁ、本当に腰まで痺れます……」
「ふふふ、太一にもっと凄いことをしてほしくなったんじゃないか?」
「もっと凄いこと……?」
呆けた顔をする絵理奈さんのブラをそっと外す。
「やん……」
「綺麗だ」
顔を赤らめる絵理奈さん、その胸はプルンと美乳で、
姉さんとは違った魅力に満ち溢れていた。
俺はその先端にあるピンクの突起にむしゃぶりついた。
「ひゃうっ あん やぁぁ」
意外にも敏感な絵理奈さんは乳首を舌で転がされただけで感じてしまっていた。
「可愛いよ絵理奈、やはり私が見込んだだけのことはある」
「お姉様ぁ ひゃう 私怖いです」
「案ずるな、太一にその身を委ねるんだ」
乳首を舌で弾くたびに絵理奈さんは可愛く身悶えしていく。
いつの間にか俺はこの極上の料理を前にしてギチギチと
男の象徴を最大限まで勃起させていた。
頃合いと見た俺は乳首から舌を離して彼女の姿を見た。
くったりと脱力した彼女は息も荒く、高ぶった性感に翻弄されているのが見てとれた。
俺は自身の下着を脱ぎ捨て、彼女のパンツへと手をかけた。
スッと下ろそうとすると彼女の腰が一瞬震えた。
だが俺は構わず引きずり下ろした。
「あ……はぁ……」
敏感な部分が外気にさらされ、絵理奈さんは小さな喘ぎを漏らした。
やはり綺麗でいやらしい。
しっとりと濡れそぼったそこは密やかな美しさがあった。
「絵理奈さんって意外とエッチだね、オマンコがチンポを欲しがっているよ」
「やぁぁぁ……言わないで……」
指摘されると恥ずかしさからか、ヒクンヒクンと震えて蜜を吐き出す。
完全に発情した男を知らぬそこはそれでも自分の本懐を遂げようと
全霊をこめて男の悦ぶ姿へと変貌しているのだ。
俺はヒクつく肉の花弁を割り開き、ゆっくりと舌を這わせた。
「あっ!? ひぃっ!?」
強すぎる快感にのけぞる絵理奈さんは舌を振るうたびに腰をビクビクと振るわせて快感を露わにした。
独特の美味なる蜜が次から次へと溢れ出て、男のものを欲しい欲しいと
訴える秘所を舌でなぶり犯した。
「凄いだろう絵理奈? これをされると私もたまらずイかされてしまうんだ。
処女には刺激が強すぎたかな」
姉さんに見られているということがさらなる興奮を呼んだ。
愛する姉さんの前で他の女を犯しているのだ。
「太一よ嬉しいぞ、私が仕込んだ性技で処女を快楽に溺れさせるとはな」
そう言って姉さんは自慰を始めてしまった。
姉さんの喘ぎを聞きながら他の女の蜜を味わうのは腰が抜けそうなほどの刺激だった。
思わず勢いこんだ俺は絵理奈さんの可愛らしいクリトリスを吸いたてた。
「あ……!? ああぁぁぁぁ!!」
ビクンビクンと震える身体がのけぞって、不意に脱力してベッドに沈みこむ。
絵理奈さんはイってしまったのだ。
それも盛大に。
ハァハァと息を荒げた絵理奈さん、だけど俺は休ませるつもりなどなかった。
「や……ダメ……」
「どうしてだい? これをしなければ君は僕のものになったとは言わないよ」
そう言って俺はペニスの裏スジでクリトリスをこすりあげた。
軽い喘ぎをあげながら、絵理奈さんは少しだけ怯えていた。
「安心しろ絵理奈、初めは痛いかもしれないがすぐに気持ちよくなる。
太一の形に馴染ませられるのは何というか至福だぞ?」
そう言って姉さんは絵理奈さんの頭を優しくなで始めた。
それを見た俺は今がその時と感じて、たっぷりと絵理奈さんの蜜をまぶしたペニスをあてがった。
「んあぁ……うぅ……痛ぁ」
穴の拡張とともに引き延ばされた処女膜が痛みを与えているようだ。
「これ以上入れば処女を完全に失ってしまう。
絵理奈さん、いや絵理奈。俺だけの妊婦奴隷として生涯仕えてくれるかい?」
絵理奈の顔に一瞬迷いのような感情が走った。
「本当は……本当はあなたを独り占めしたかった。
だけどあなたは独り占めするには大きすぎる。
だからせめて私を独り占めしてくださいませ……」
そう言う絵理奈の覚悟に俺も気持ちを定めてた。
ゆっくりと、だが確実に絵理奈の中を穿っていく。
背中に回した絵理奈の爪が食い込んでいく。
絵理奈も耐えているのだ。
「痛いならやめようか?」
そう言うとフルフルと首を振った。
やめてほしくはないらしい。
だから俺も迷うことなく彼女の中を抉り進む。
不意にズンと先端が壁に突き当たった感触に出会う。
そここそが膣の最奥、子宮口だった。
「……太一……様……」
「絵理奈、そこが赤ちゃんを作る場所だ。
赤ちゃんがお腹の中にいるのはとても幸せなことだぞ」
「あたしも……ほしーです……」
痛みで朦朧とした様子の絵理奈だったが、それだけはハッキリと言った。
だから俺も容赦なく彼女の膣を俺専用に作り替えるべくピストンを始めた。
「痛ぁ……あぅぅ……」
苦悶の表情を浮かべた絵理奈、姉さんとの時はこうだったろうかと疑問に思いながら、
しかし人それぞれということもあろうと思って考えるのをやめた。
ゆっくり、ゆっくりと馴染ませるように彼女の膣肉を抉っていく。
そうしていくうちに彼女の口から甘い吐息が漏れだした。
「あはぁ……ん……ぅ……」
「慣れて来た?」
「まだ痛い……ですけど……何か違う感覚が……んん」
「それが太一のものになるってことなんだ」
「太一様の……ふむぅ」
姉さんが絵理奈の唇を奪った。
くちゃくちゃと唾液が音を立てて淫靡だ。
俺は構わずに絵理奈の膣襞を堪能し尽くす、何度も何度も
長い時間かけて。
そうしていくうちに絵理奈の中は俺のペニスを味わうような動きを見せ始めた。
「ぷはぁ……太一様ぁ もうダメです、来てくださいませぇ」
「く……行くぞ、孕め!」
「あふぅぅ!」
ドクドクと信じられない量のザーメンが溢れ出していく。
その全てが絵理奈の膣穴へと注がれていく。
「あぁぁ……温かい……」
清らかだった絵理奈の奥の奥まで汚し尽くす。
その快感が尋常じゃない量の射精を実現させた。
「くっ……うっ」
ズルリとペニスを引き抜くと、絵理奈のそこからは血混じりの白濁液が溢れてくる。
「これで……私……太一様のものに……」
「よかったな絵理奈」
「……お姉様」
女同士だからこそ通じあうものがあるのだろうか。
二人は優しく微笑みあっていた。
それはとても絵になる光景で、不覚にも俺は再度の高まりを感じずにはいられなかった。
「おや太一、絵理奈を犯しただけでは足りなかったか。
しょうがない奴だな、仕方がない。
私で好きなだけ発散するといい」
そう言って絵理奈の上に四つん這いになった姉さんは既にトロトロに蕩けていた。
俺はそんな姉さんの尻を掴み、ねじ込んだ。
とりあえず絵理奈はここで終了
もう少し文章力があればと悔やむ日々
乙
全快の姉さんがみたいな
>>26 GJ
ハーレム拡大に積極的なヒロインがいると安心クオリティー。
俺はしがないサラリーマンで、安いとは言えボーナスが出たんで気晴らしに娯楽施設に遊びに行ってみた。
脳に直接データを送り込んでお好みのストーリーの主役になって物語を夢の中で楽しめるアトラクション、そのリクエストに「宇宙海賊になって大冒険」といっておいた。
しかし、いざ始まってみると、あんまり宇宙海賊は関係なくただ延々とハーレムプレイを楽しむイケメンのハーレム主になっていたわけだが。
夢から覚めたあとオペレーターに感想を聞かれたので、夢の内容を話したら登録したストーリーとちょっと違うと首を傾げられた。
とりあえず店を出て、家に戻ろうとしたら、ものすごい美少女とすれ違った。
なんかどこかで見たことがあるなーとおもったらさっきの夢の中で出てきたハーレムの女の子のひとりと瓜二つ。
なもんでおもわず夢の中で出てきたその美少女の名前を呟いたら、
「なんでその呼び名を知ってるの!?その呼び方はあの人しか知らないはずなのに!?」と詰め寄られてしまった。
なんとか彼女をまいて家に帰ってみれば部屋にはほかの女達が何人も踏み込んでいた。
なんとそいつら全員さっきの夢にでてきたやつらだった。
このあたりでなんか思い出してきたよ。
そういえば俺はこいつらのハーレム主でマンネリに変化を付けようと逃げ出して顔を整形して記憶を封印してたんだっけ。
思い出した途端にポンコツ家政婦ロボットの中から美少女が現れて、「やっと思い出したみたいね、これからどうするつもり?」とか聞いてきた。
もちろん、以前のハーレムの女達を集め直して、さらにもっと女を増やしてやるぜ。
人間てのはおかしなもんで、あれほどマンネリで逃げ出したかったハーレムも、いざ逃げ出して退屈な毎日が続くと、あの頃のハーレムが恋しくなっちまう。
さぁ、久しぶりにハーレムを楽しもうか!
というネタを考えた。
タイトルは「スペースアオダイショウ」あたりで。
>29
まずは、件のオペレータだな。
>>26 GJ!
考えてみたら主人公はかなりのシスコンだな。
とはいえ自分専用の女とか独占欲刺激される表現はやはりいいもんだ。
>>29 股間にサイコガンをもつ男
同じ蛇でも、せめて男性器を連想させる鎌首を持った毒蛇にしてやれよ
ハブとかマムシとか
ほしゅ
恥ずかしながら、初投稿です。
なかなか話が進まず、まだ序章といったところですが……
お手柔らかにお願いします。
残暑もようやく和らいだ九月下旬。台風一過で雲ひとつない青空の下、
庭の掃除に勤しむ少女。台風のおかげで大量に落ちた落ち葉を竹箒で集める
作業はかなり大変だ。そう暑くもないのに30分もしていると、次第に
汗ばんでくる。そういえば、去年の11月頃だっただろうか、落ち葉の山に
さつま芋を入れてみんなで焼き芋を焼いたのを思い出す。お昼ご飯までは
まだずいぶん時間があるのに食べ物のことを考えてしまうのは、育ち盛り故か。
落ち葉の山が出来ると、チェインバーの早苗様が近づいてくる。その涼やかな
表情には汗一つ浮かんでいない。
早苗「唯さん、この辺りの落ち葉は全部集められたようね。
そうしましたら、落ち葉をビニール袋に入れて焼却炉まで運びなさい。」
唯「分かりました。早苗様。」
両手をお腹の前で合わせて、肘の角度は45度にして、お辞儀は60度。
早苗「いいお辞儀ね。でも、竹箒はお辞儀する前に地面に置いてから。」
唯「はい。申し訳ありません。」
早苗様に指摘されて、慌てて竹箒を地面に置く。慌ててしまうと、
今度は竹箒を地面に置く仕草が見苦しくなってしまう。そうすると
また「申し訳ありません」と早苗様に謝るのだが、気持ちが焦って
しまうせいで、今度はお辞儀が崩れてしまう。
早苗「ふふ、いいのよ、そんなに恐縮しないで。でも、普段から意識して
いないと。いざご主人様の前に立った時、失礼があってはいけないでしょ。」
早苗様に優しく言われると、同性ながら頬がぽぉっとしてしまう。
それと同時に『ご主人様』という言葉を聞くと、それだけで胸が熱くなって
鼓動が高鳴ってしまうのだ。
早苗「それから、そこの落ち葉を焼却炉まで運んだら、ここはもう終わりに
していいわ。皐様がお呼びよ。」
今度こそきちんとお辞儀をしてから、仕事に戻ろうとすると、まだ早苗様の
話は終わっていなかった。『皐様がお呼びよ』という言葉に、はしたなくも
「えっ」と言葉を漏らしてしまう。静かに歩み去ろうとする早苗様の背中に
「早苗様っ」と声をかける。
唯「――お待ち下さい。皐様がお呼びとは……?私、何か粗相を致しました
でしょうか?」
早苗「私は、皐様のご用件までは伺っていないわ。ごめんなさい。」
早苗様は微笑を残して立ち去って行った。――皐様が、私に……何の用かしら。
唯が鎌倉市の郊外にあるこの屋敷にやって来たのは約一年半前のことだった。
高い塀に囲われた敷地の内側には庭と言うより森に近い木々が生い茂り、
ボートが浮かべられる池さえあった。門から木々の間の石畳の上を5分ほど
進むと、木々の抜けた先に二階建てのコの字形の洋館が建つ。
欧羅巴の小さなホテルを思わせるその建物は、戦前にとある財閥の当主が
建てたものであり、『本館』と呼ばれる。そして、本館の奥には渡り廊下で
繋がる平屋の日本家屋が建てられ、『離れ』と呼ばれる。本館と離れと
少し距離を置いたところには『寮』と呼ばれる三階建ての簡素な建物が
建っている。
この三つの建物には約80人の男女が住むんでいる。と言っても、男性はこの屋敷の
当主である桐原真ただ一人である。その他は全て女性であり、真に仕えるメイド達
であった。唯もその一人である。敷地内でメイド達は名字を名乗ることはなく、
ただ名で呼ばれる。メイドとして仕えるに至る理由は様々であるが、唯の場合は、
両親が真に援助を受けてその見返りとして差し出されたのであった。唯は中学卒業を
待ってから、期待と不安を胸に屋敷への門をくぐった。
最初はメイドとしての見習い期間で、トレーニーと呼ばれる。その期間は1〜2年
に及ぶ。ここで、メイドとしての礼儀作法や仕事、心構え、主人に対する忠誠を学ぶ。
また、徹底した食事制限や運動カリキュラムでメイドに相応しい体型を作り上げる。
トレーニーとして仕えるメイドは15〜19までの少女とされ、処女・非処女
は問われていない。このトレーニーとしての期間に、少女たちは篩にかけられ、
見込みのない者は暇を告げられる。
トレーニーの仕事は、屋敷の下働き全般であり主人の視界に入ることは許されない。
8年前、遥というトレーニーの少女が本館の中で迷ってしまい(広いと言っても
慣れれば迷うことはないのだが)、偶然真の目に止まり、トレーニーになってから
僅か半年でレディに取り立てられるということがあった。それ以来、そんなチャンス
を狙ってか、トレーニーの中には主人の目に留まろうと画策する者達も増え、
今では、故意にせよ過失にせよ、トレーニー期間に主人の目に触れた者は即刻
暇を出すという規則が作られることになった。
唯は、屋敷に来てから一年三ヵ月後、無事トレーニー期間を終了し、ウェイティング
となった。ウェイティングになって初めて正式なメイドと認められ、メイド服が支給
される。ウェイティングになると、一気に仕事が増える。トレーニー達と共に
下働きをするだけでなく、チェインバーやレディといった先輩メイド達の世話も
しなくてはならない。
さらに、メイドの本分である主人への奉仕の仕事もウェイティングになると
与えられることになる。まだ、自分から話しかけたり、目を合わせたりする
ことは許されないが、主人の視界に入ることは許される。ウェイティングに
任される仕事は、二つ。朝当番と入浴係である。
朝当番とは、ご主人様を起こす仕事である。真は普段離れで寝起きしている。
朝当番を命じられた者は6時半に離れに行き、カーテンを開け、天気によっては
窓を開けて新鮮な森の空気を部屋に入れる。レコードに針を落としてから、静かに
真の寝台の上に上がる。ここで真が起きてしまえば、朝当番の仕事は「おはよう
ございます、ご主人様」と挨拶をし、真にバスローブを着せて浴室に案内するまで
となる。真が起きなかった時は……真の性器に口で奉仕をすることが許される。
真はいつも裸で寝ており、下穿きを脱がせる必要はない。いや、朝当番の奉仕を
受けやすくするために、裸で寝ているのだ。真は性器に絡みつく舌と口腔の柔らかな
温かい感触で目を覚ます。真が「おはよう」と言ったら、朝当番はすぐに奉仕を
止めなくてはならない。真が黙っていれば奉仕を続けることが出来る。そして、
真を絶頂にまで導けば、精を飲むことが許される。これは朝当番を命じられた者に
とって最高の栄誉であり、ご褒美であった。唯は、ウェイティングになってから、
三ヶ月。朝当番は既に五回経験しているが、未だ精を飲ませてもらえたことは
なかった。同じ時期にウェイティングになったメイドが嬉しそうに、ご主人様の精を
飲ませて頂いたという話を聞くと「おめでとう」と微笑みながら言うものの、
心の中は複雑だった。しかし、嫉妬という感情はご主人様に仕えるメイドにとって、
もっとも忌むべき感情であり、唯はその感情を押し殺す。自分も次こそはと心に
誓っているが、まだ次の朝当番の日は決まっていなかった。
入浴係とは、言葉のとおり、真の入浴を担当する係である。真は屋敷にいる時は
毎日二度入浴する。浴室は離れにあり、朝担当の浴室係は真が起きる前から準備をして、
真が朝当番に案内されて浴室に来るのを待つ。ウェイティングが任されるのは
ほとんど朝の入浴である。二人一組で担当し、真の身体と髪を洗い、きれいに
肌を拭いて服を着せるまでが仕事だ。この時、ウェイティングのメイド達は
真の肌に直接触れ、身近に接することが出来るが、あくまでも冷静に仕事を
こなさなければならず、決して欲情してはならない。真の性器も丹念に洗うのは
当然であるが、射精にまで至らせる必要はない。むしろ、風呂場で真を射精させ
貴重な精を浴室に吐き出させることは、無作法とさえ言えた。入浴係の仕事は
職人的なテクニックを要し、訓練は欠かせないが、入浴係の訓練はウェイティング
になってから始まるため、唯はまだ訓練中の身であった。
ウェイティングの期間は1年から3年。文字通り、真に選ばれるのを待つ期間で
ある。真に選ばれると、レディと呼ばれる真の傍で仕えるメイドとなり、本館に
部屋が与えられる。現在のレディは10人。約80人のメイド達の中から選びぬかれた
美姫達だった。彼女達は、ウェイティングの期間中に主人に見初められ、レディ
として選ばれる。その瞬間から、本館に移り、全ての下働きから解放され
真の身の回りの世話に専念することになる。すなわち、もっとも近くで奉仕する者で
あり、夜伽もほとんどレディ達の中から指名される。
チェインバーは自ら志願、あるいはキーパーに薦められて就くことになる。
ウェイティング期間が1年を過ぎ、2年が過ぎ、自分より後にウェイティングに
なったメイドがレディになると、ウェイティングのメイド達は次第に自分は
レディには選ばれないのではないかという不安に襲われる。たとえレディに
なれなくても、メイドとして主人に仕えることの喜びに変わりはない。
ウェイティングの期間が長くなればなる程、メイドとしての技量は上がり、
屋敷にとっては必要な人材になっていく。そうするとウェイティングとしての
下働きやレディの世話などに時間を費やすことは人材活用の点から非効率となる。
そこで、これらの仕事を免除し、トレーニーやウェティングの指導・教育、
自分の得意分野を活かした仕事に特化して主人のために働くのがチェインバーである。
チェインバーになると、寮内に個室が与えられ、トレーニーやウェイティングからは
レディと同じく『様』付けで呼ばれることになる。また、真に直接接する機会も
多いことから、夜伽や夜の入浴係として指名されることも稀にあり、さらには、
これまで二例しかないが、チェインバーになってからレディに指名されることも
ないではない。
現在、屋敷には、10人のレディ、18人のチェインバー、31人のウェイティング、
23人のトレーニーがいる。平均年齢は、22.7才。その全てが自らの主人であり
屋敷の当主である桐原真を尊敬し、深く慕ってした。10人のレディ達の年齢は
一番上が34才、一番下が18才である。そして、レディのうちの一人はキーパーと
呼ばれ、82人のメイド達の指導監督にあたっている。その人物こそが唯を呼び出した
皐であった。
皐は、34才。この屋敷に来て真に仕えるようになってから17年。今となっては
数少ない真が屋敷の当主になった時に集められた最初のメイド達の一人である。
5年前に四代目のキーパーとなった皐は、チェインバーからレディになった二例の
うちの一人でもある。この五年間で屋敷の運営方法を改革し、メイド達の教育や管理も
より効率的かつ合理的なものへと変化させた。それまで曖昧だった休暇についても
制度化し、退職金制度も充実させた。労働条件の改善に尽くしながらも、主人に仕える
というメイドの本分については、些かの妥協も許さなかった。先に挙げたトレーニー
期間中における主人の視界に入らないようにすることの徹底もその一つである。
これにより、トレーニー達は誰かが抜け駆けするんじゃないかという疑心暗鬼に
捉われることなくメイドとしての仕事の習得に専念することが出来るようになった。
その一方で視界に入ったら即暇を与えるという罰については、よく事情を聞いた上で、
それが本当に不可抗力であれば、ごく軽い罰で済ませた。このように厳しいながらも、
硬軟併せ持った柔軟な姿勢から、メイド達には笑顔を見せない厳格なキーパーとして
恐れられながらも、主人からの信頼は篤く、メイド達からの人望も集めていた。
唯は、その皐に呼び出されていたのだった。唯達、ウェイティングの指導は、
チェインバーによって行なわれるので、キーパーに直接呼ばれることはこれまで
なかった。皐の世話をするのはウェティングの中でもベテランやチェインバーが
しているので、直接お世話することもない。唯はなぜ皐に呼ばれたのか不安で
堪らなかったが、仕事中はムダ話は厳禁であるため、同じウェイティングの親しい
仲間達のところに行き相談することも出来ず、一人煩悶していた。
――もしかして、お暇を出されるのかしら……。唯はそのことを考えるだけで
背筋が凍りつく思いだった。ウェイティングになって、ご主人様のより近くで
お仕えすることが出来るようになった。そして、朝当番では短い時間では
あるがご奉仕もさせて頂いている。唯は今の仕事にとても充実を覚えていたし
喜びも感じていた。この屋敷を出されたら、一体何をしたらいいのか……考える
だけで途方に暮れる思いであった。
粗相があったとすれば、昨日の朝当番の時だろうか。まだ一度も精を頂けて
いないということもあり、少し気負ってしまったかもしれない。ご主人様に「おはよう」
と言われた時、また駄目だったと少し落胆してしまった……。ご奉仕の最中に
自分の気持ちを優先させてしまうなんて、メイドとして失格だ。その後、どうした
だろうか……。確か、ご主人様が水を飲みたいと仰られて、それを準備して……
初めて頼まれたことだったので、少し動揺してしまったかもしれない。ご主人様の
部屋の中に何があるかというのは、予め研修で教わっていた。冷蔵庫から地下水を
くみ上げた清水をコップに注いで、お渡しした。あの時、何か言われたような……
自分が何と答えたかよく覚えていない。直接お声を掛けて頂いたのは、屋敷に
上がった日にご挨拶した時以来だったから、気が動転してしまったのだ。
――もしかすると、あの時粗相をしてしまったのではないか……。
早く皐様の部屋に行かなくてはいけないと思いながら、気が重く、自然と
落ち葉をビニール袋に詰める作業がスローになる。気持ちもどんどん重くなって
いった。そんな唯の堂々巡りの思念を遮ったのは同じウェイティングのメイドの
声だった。声の主は莉子。唯よりも10cmは背の高い伸びやかな手足の健康的な
美少女だった。
莉子「唯、どうしたの?手が止まってるわよ。」
唯「莉子さん……ダメよ、お仕事中に。早く仕事にお戻りになって。」
莉子「私の担当している所は、もう済んだのよ。それで、ぐずぐずしてる
唯のところを手伝いに来たんじゃない。感謝しなさい。」
唯「ありがとう。でも、お仕事中は『さん』付けよ。」
莉子「唯ったら、ホント生真面目なんだから。誰も聞いてないわよ。
……でも、分かったわ、唯さん。」
ぺろりと舌を出す仕草がとても可愛い。莉子は軍手を付けた手で落ち葉をビニール
袋に押し込んでいき、みるみる落ち葉の山が減っていく。莉子は唯より一つ上の
18才。屋敷に来たのはほとんど同じ時期で、ウェイティングになったのは莉子の
方が一月早かった。寮では同部屋でメイド達の中では一番仲のいい相手といって
いいだろう。
莉子「何かあった?ほら、また、手が止まってる。こんなんじゃ日が暮れてしまうわ。」
唯は少しの間逡巡した。早苗様から皐様に呼ばれていると言われたが、このことを
秘密にするようにと言われたわけではない。莉子に話してもいいものだろうか。
莉子が、唯の顔を覗きこんで「どうしたの?」と聞くと、唯は思い口を開いた。
莉子「皐様に!?一体、何のご用かしら……」
唯「私にも分からないわ。莉子さんは、皐様に呼ばれたことってある?」
莉子「んー、一人で呼ばれたことってないわね。」
唯「……そう。」
――やっぱり、普通にあることじゃないんだ。大抵のことなら、わざわざ私を
呼ばなくても、早苗様に伝言すればいいだけのことだ。誰かを介してでは伝えられない
ことなのかしら……。
莉子「ほら、そんな顔しないで。まだ悪いことって決まったわけじゃないんだから。
私たちの想像のつかないようないいコトかもよ。ここは、私がやっておくから、唯は
皐様の部屋に行きなさい。これ以上、遅くなったら、それこそお叱りを受けるわよ。」
確かに、そうだ。唯は、作法どおりに丁寧にお辞儀をして「ありがとう」と莉子に
言ってから、本館に向かう。この敷地内で走ることは運動カリキュラムの時か泥棒を
追いかける時しか許されていない。唯は早歩きで本館へと急いだ。
本館に着くと、化粧室に行き身だしなみを整える。ウェイティングの服装は全て
規定どおりに定められ、他の人と差異を出せるのはせいぜい髪型くらいだ。
唯のショートボブの髪型は屋敷に来た時から変っていない。鏡を見て、リップを
塗り、カチューシャの位置を整える。服装の乱れは、皐様が一番嫌うところだ。
爪も清潔に磨かれていることを確認し、化粧室を出た。
本館の右棟(入り口玄関から向かって右側を右棟、左側を左棟、真ん中は真ん中と
メイド達は呼ぶ)には、食堂に厨房、洗濯室や教室などがあり、主としてメイド達の
働くエリアだ。その一階の奥まったところに、キーパーの部屋がある。来るのは
トレーニー期間を終えた時以来だ。唯は、もう一度、自分の身だしなみを確認してから、
ドアを三回ノックする。
唯「唯です。早苗様から皐様がお呼びと聞いて伺いました。失礼します。」
皐様はキーパーの執務室では大抵デスクに向かい膨大な事務作業をこなしている。
「わたしに、わざわざ返事をさせる手間を取らせないで」とウェイティングになった
時言われており、ノックして名を名乗ったら返事を待たずにドアを開けて部屋に
入るのが決まりだ。作法どおりに丁寧にお辞儀をする。この時も、60度以上に
傾けてはいけない。メイドがそれ以上深くお辞儀をする相手はご主人様だけだからだ。
皐様は、キーパーというウェイティングのメイド達からすれば、雲の上の地位に
ありながら、メイド達が自分に必要以上に媚びることを嫌っていた。
お辞儀をして顔を上げると、大きなマホガニー製のデスクに向かい、本を読んでいる
皐様の姿があった。その本は表紙を見ると外国語のようだ。豊かな黒髪に切れ長の
瞳、通った鼻筋に、薄い唇。いかにも和装が似合いそうな容姿ではあるが、シンプルな
シルクの白いシャツに黒の細いパンツという姿もとても似合っていた。唯から
すると、なぜご主人様はすぐに皐様をレディにしなかったのかと、皐様がチェインバー
からレディになったという話を聞いた時は不思議に思ったものだ。しかし、この話には
続きがある。皐様は、ウェイティングになってから一年も経たないうちに、自ら
チェインバーに志願したそうなのだ。その時、皐様はこういったと伝えられる。
レディになってご主人様のお近くに仕えるのに相応しいメイドは他にもいる。
自分が、チェインバーになれば、ご主人様に接する時間は少なくなるが、その分
より多くの時間を自分にしか出来ないご主人様のための仕事に使える、と。
それから程なくして、そのことを他のレディから聞いたご主人様は、慌てて皐様を
レディに指名したということだ。だから、レディになりたかったら、二年でも三年でも
ウェイティングにしがみ付きなさい、チェインバーからはレディになるなんてほとんど
ありえないんだから、とチェインバーの先輩メイド達はウェイティングの後輩達
に言うのだった。
皐「唯さん、ご苦労様。少しそこに腰掛けて待ってもらえるかしら。」
皐様の柔らかな声が耳に心地よく響く。唯はお辞儀をしてソファには座らず、立って
待っていようとすると、皐様が此方を見る。その視線に気付き、ソファに座った。
皐の視線が本に戻ると、唯は控え目に目だけを動かして室内を見回した。本が隙間
なく積まれた天井にまで届く本棚、壁に掛けられた過去三人のキーパーの写真、
本館の前でご主人様を中心にメイド達が並ぶ写真、座り心地のいいふかふかのソファ。
ここは代々のキーパー達が守ってきた歴史を感じさせる部屋だった。
どのくらい経っただろうか。皐様が本を閉じて、唯の方を見た。唯は背筋を伸ばし
その視線を受け止める。
皐「台風でずいぶん葉が落ちたでしょう。ご苦労だったわね。私が思っていたよりも
いくらか早く来たみたいだけど、仕事はしっかり終ったのかしら。」
唯「はい。莉子さんが手伝ってくれましたので。」
本当は、莉子に途中で任せてきてしまったのだが、ウソにはなっていないはず。しかし
皐様はウソがとにかく嫌いだ。皐様が口を開く前に、もう一度口を開いた。
唯「申し訳ありません。正確には、莉子さんが後はやってくれると言ってくれたので
お言葉に甘えてしまいました。」
皐「そう。唯さんはずいぶん仕事が遅いのね。それとも、唯さんの周りだけ他のところ
よりも葉が多く落ちていたのかしら。」
唯「いえ……申し訳ありません。早苗様から皐様がお呼びと聞いて……正直
言いますと、少し気が動転してしまいました。初めてのことでしたし、何か粗相を
してしまったのではないかと……。」
皐「そうだったの……確かに、突然怖い怖いキーパーに呼び出されては、驚いて
しまうわよね。ごめんなさい、そこまで気が回らなかったわ。」
唯「いえ……そんな……申し訳ありません。」
皐から頭を下げられると、思わず立ち上がり、両手を前に出して大きく振る。そんな
唯の仕草がおかしかったのか、皐の顔にこの日初めて笑みが浮かぶ。釣られて、
唯の顔も綻んだ。
皐「唯さんにとって、悪い報せじゃないのよ。少し、というか、かなり異例なこと
ではあるんだけど……。」
唯は微かに首を傾げて、皐様の言葉を待つ。
皐「今夜の夜伽、ご主人様が唯さんにお命じになったわ。今日の後の仕事は全て
免除するから、今夜の夜伽に備えなさい。細かい作法については、恵麻さんから
説明させるわ。」
皐はデスクの上の電話の受話器を手に取ると、恵麻の部屋に電話をかけている。
唯は、頭が混乱して返事すら出来ていなかった。――ヨトギ、ヨトギって……
もしかして、夜伽のこと!?
皐「もしもし、恵麻さん。私の部屋に来て下さる。」
皐が受話器を置くと、改めて唯の方を見る。皐の表情と声はいつしか厳格なキーパー
のものに戻っていた。
皐「唯さん、ご主人様からの直々の指名よ。返事はどうしたの。」
唯「はいっ。つ、謹んでお受け致します。」
唯は、立ち上がり作法どおりにお辞儀をした。
支援?
規制か?
とりあえず乙
続きに期待
これが序章って事かな
乙、続きに期待してます。
目覚しフェラっていいよね大好き
49からの続きです。
恵麻の部屋の電話が鳴る。新しいお菓子のレシピをノートに書き留めていた
手を休め、受話器を取る。
恵麻「もしもし……畏まりました、皐様。」
レディ同士は本来ならば、『さん』付けで呼び合うことになっているが、
キーパーだけは別格である。鉛筆で、頭の中のインスピレーションを
走り書きすると、姿見で身だしなみを確認してから部屋を出た。
レディになると、メイドとしての品格を損なわなければ、服装は自由となる。
この日の恵麻の装いは、キャメルベージュのタックスカートに黒の七分丈の
タートルネック、白のハーフエプロン。肩にかかるエアリーミディアムの
ピンクブラウンの髪はフェミニンな雰囲気を醸し出している。
現在、21才。レディの中で二番目に若く、友里と真の寵愛を二分していると
言われているメイドであった。
ここで言う寵愛というのは、必ずしも正確な表現ではない。主人である真の
最も傍に仕えるレディともなれば、皆が主人の寵愛を受けているからこそ、
数多いるメイド達の中から選ばれているのである。そして、真は決して
飽きっぽい性格ではなく、新し物好きでもなかった。ただ、真にもやはり
雄としての性とも言うべきか夜伽に選ぶメイドに時折偏りが生まれることが
ある。そして、今はその偏りが10人のレディ達の中で恵麻と友里に生じている
のであった。
しかし、夜伽により多く選ばれたからといって、メイドとしての価値が高い
というわけでは必ずしもなかった。メイドは真の生活のあらゆる場面でサポート
することが使命であり、料理、掃除、洗濯といった家事仕事や、ビジネス面での
サポート、一緒に趣味を楽しんだりすることと、夜伽との間に価値の上下はない。
ただ、一つ違う点があるとすれば、メイドとしての奉仕は、メイドが主人に
一方的に捧げる愛であるのに対し、夜伽の場面では、それが双方向になる場合が
あるという点で、メイド自身にとっては充実感や満足度は異なるといえよう。
そして、夜伽を重ね、より主人からの愛を実感したメイドは、さらに良いメイドに
なっていくこともまた事実であった。
それ故、夜伽に関しての寵愛を一度は受け、それを失ったメイドであっても、その
ことについて誰を恨むわけでもなく、その失われた時間をむしろ他のことで主人の
役に立つように努めるのだった。主人に仕えるメイドの最も忌むべき感情は嫉妬で
あり、その感情を多く抱く者は、メイドとして失格なのである。
皐が恵麻を呼んでからドアがノックされるまで、3分ほどだっただろうか。
その間、唯はソファに座り、皐が自ら紅茶を淹れるのを眺めていた。皐の動作には
全く無駄がない。トレーニー期間からコーヒー、紅茶、お茶の淹れ方には長い時間
を費やしているが、唯にとっては苦手な科目の一つであった。一人で練習している
時には上手く出来ても、誰かに見られているとうまく行かないのだ。
恵麻「恵麻です。失礼します。」
ノックの音で、ふと我に返りドアの方を見ると、長身の女性が入って来る。直接
言葉を交わしたことがなくても、その女性が恵麻と分かる。唯も立ち上がり、
お辞儀をする。顔を上げれば、155cmの唯よりずいぶん背が高い。166cmの莉子
よりも高いだろうか。ピンクブラウンの髪に包まれた顔はとても小さく、身体は
細い。体型の維持のためにどれだけの努力をしているのであろうかと思うと、
つい体系維持の努力を怠りがちな自分を戒めた。
唯「はじめまして、恵麻様。私は……。」
恵麻「はじめまして。唯さんでしょ、知ってるわ。」
唯「えっ……どうして…でしょうか?」
恵麻「当たり前じゃない、同じご主人様に仕えるお仲間でしょ。……と言っても、
なかなか思い出せないという方も中にはいらっしゃいますけどね。」
にっこりという言葉の似合いそうな恵麻の笑みを見て、唯も微笑む。自分もいつか
あんな素敵な笑顔を浮かべることが出来るのだろうかと思いながら。
皐「恵麻さん、お休みのところ悪いわね。昨夜は夜伽ご苦労様。」
皐が淹れ立てのティーカップとお皿を持って恵麻に近づく。恵麻は紅茶を見て、心底
嬉しそうな表情を浮かべて、礼を言って受け取る。
恵麻「わぁ、皐様の紅茶が頂けるなんて……シアワセ。昨夜は、ワインを頂きながら
古いフランス映画の鑑賞をご一緒させて頂きました。思いの外、ブルゴーニュの赤
の酔いが回ってしまったのか……あるいは映画が退屈だったのかは分かりませんが、
早々にお休みになられました。」
皐「そう。それじゃ、あまりロマンチックな夜とはいかなかったのね。」
恵麻「いえ……私にとっては、ご主人様と過ごす時間は、いつもロマンチックそのもの
ですわ。」
唯は、レディ達の会話を憧れの眼差しで見ていた。何て素敵なお二人なんだろうか、と。
自分もいつかこんな会話がしてみたい。二人の醸し出す雰囲気に酔いしれていた唯にも
皐はティーカップを渡す。唯は、丁寧にお辞儀をしてから、受け取った。恵麻の立ち姿
を真似して、唯も立ったまま紅茶を頂いた。
皐「ところで、恵麻さんを呼んだのは外でもないわ。今夜、ご主人様は夜伽のお相手に
唯さんをご指名になられたわ。唯さんにとっては、初めての夜伽ですから、恵麻さんが
作法を教えてあげて。」
恵麻「はい……初めての夜伽なのに……ご主人様からご指名があったのですか。」
皐「えぇ、しかも、まだウェイティングになって三ヶ月目よ。異例なことというのは、
私も分かっているの。でも、これは決定事項よ。分かりましたね。」
恵麻は目をぱちくりさせて、しばしきょとんとした表情を浮かべていたが、カップに
残った紅茶を一気に飲み干すと、ティーカップとお皿をデスクに置いた。
恵麻「畏まりました、皐様。せっかく淹れて頂いた皐様の紅茶をゆっくり楽しむことが
出来なかったことをお許し下さい。唯さん、こうしてはいられないわ。早く準備に
取り掛かりましょう。」
唯も紅茶を一気に……飲み干すには至らず、ティーカップをデスクの上に置くと、
恵麻に手を引かれて皐の部屋から出て行った。
恵麻は右棟2階の使われていない一室に唯を連れていった。使われていないとはいえ
室内は清潔に保たれており、ドレッサーには必要なものは全て揃っている。恵麻は
ドレッサーの椅子に唯を座らせて、自分は背後に立ち、肩越しに鏡を通じて唯と
視線を合わせた。――可愛い子ね。この子一人を見ていたら、そんな目を惹く容姿
ではないのかもしれない。でも、10人の自己主張の強い美貌を持った少女たちが
集まったら……この雛菊のような少女の魅力が一際輝くことだろう――
恵麻「唯さんは、いくつ?」
唯「17…になったばかりです。」
恵麻「そう。私が夜伽を初めて勤めたのは19の時だったわ。すごく緊張したこと……
それ以上の期待と幸福感に包まれていたのを今も覚えているわ。何度も頭の中で想像
したことがいよいよ現実になるんだ……って。唯さんもそうでしょ?」
唯「……はい。でも、ご主人様のことを頭の中で……そのようなことは決して。」
恵麻「いいのよ、恥ずかしがらなくても。私だって、二年前までは寮に居たんだから
隠してもムダよ。ご主人様のことを想ってもいいけど、ご主人様をオカズにして
自慰をしてはいけない、なんて、きっと一番守られていないルールね。聡明な貴子様
がどうしてこんなルールを作ったのかは、愚かな私にはとても分からないわ。あっ
今、私が言ったことは皐様にはナイショよ。それで……したことあるんでしょ、
ご主人様のことを想って。」
唯は顔を真っ赤にして俯くものの、鏡の中の恵麻の視線は逃がしてくれない。小さく
頷きながら、顔を上げて「でも……破瓜はしてません。」
恵麻「そう、唯さんは処女なのね。私は、ご主人様が初めてでなかったから……。」
恵麻は少しだけ寂しそうな顔をするも、すぐに笑顔に戻る。
恵麻「じゃあ、まずはエステを予約しないと。唯さんはまだ若いし、必要ないかも
だけど、初めての夜伽は特別綺麗な身体でお勤めしたいわよね。」
電話を取ってエステの予約をする恵麻。エステティシャンもこの屋敷内のメイド
である。恵麻は皐の部屋に居た時よりもリラックスした様子で唯に対しても言葉遣いは
少し砕けている。唯と恵麻の年齢差が4つであるのに対し、恵麻と皐の年齢差は13
であることからすれば、これも当然か。同じレディであっても恵麻にとっては皐は
未だに畏れ多い存在であった。
夜伽とは何か。それは、メイドの仕事の一つである。主人は、通常19時に夕食を
食べて20時過ぎに夜の入浴をする。その後の離れの寝室に戻った後の時間を一緒に
過ごすことを『夜伽』と言う。時に性奉仕、性交渉を含むが、必ずあるわけでもない。
主人である桐原真は39歳であり、未だ老いは程遠く、精力も人並み以上であれば
複数の女性と連日交わることを望むこともあるが、そうは言っても、毎日メイドを
抱くことを義務付けられるとすれば、それはもはや主人ではなく奴隷であろう。
メイドの仕事は主人の眠るまでの時間を、リラックスして過ごしてもらうことである。
時には、複数の者が同時に指名されることもあり、服装も離れの内部ではメイドの
品格を損なうものでも主人が望めば良いものとされた。そして、メイドは主人が
眠りについた後、朝当番が来る前に部屋を出なければならない。時には、主人から
自分が起きるまでいるようにと命じられることもあるが、その時は朝当番の仕事が
なくなってしまうので、朝まで一緒に過ごしたメイドは、その日の朝当番に付け届け
をして謝罪するのがメイド間のルールであった。
毎夜の夜伽について、誰を指名するかは、主人の権限である。主人は多くの場合、
レディの中から選び、時にウェイティングの中から気に入った者やチェインバー
の中から選ぶこともある。しかし、時折、主人は指名をキーパーに委ねる場合がある。
この時、キーパーは、ウェイティングの中から未だ夜伽の経験のない者やしばらく
夜伽に呼ばれていない者を選ぶのである。ウェイティングのメイド達の多くに
とっては、主人との夜伽は大きな喜びであり心の支えでもあるので、キーパー
としてはそういった者達に主人の情けを与える機会を作るのも役割であった。
このような慣習から、主人がこれまで夜伽に呼んだことのないメイドを夜伽に
指名するということはなかった。少なくとも、メイド制度が整ってからのこの
12年間では、トレーニーの時に見初められた遥を除けば、皆無であった。
稀にこれに近い例としては、朝当番や入浴係の時に主人が気に入ったメイドがいた
場合に、キーパーを通じてそろそろ夜伽に呼んでもいいんじゃないかと打診し、
しばらくしてから、主人が夜伽の指名をキーパーに委ねた際に、そのメイドを
選ぶことはあった。それは、夜伽をするだけの訓練が済んだかどうかの判断を、
メイドを束ねる立場にあるキーパーに委ねていることの証であった。
それ故、ウェイティングになってから僅か三ヶ月で、未だ夜伽どころか入浴係
の経験も無い唯が名指しで主人から夜伽に指名されることは異例のことであった。
しかも、唯より先にウェイティングになりながら、未だ夜伽を経験していない
メイドもいるのである。皐は、主人の真意を図りかねるものの、主人の強い意向を
受けて唯を呼び出し、指名があったことを伝えたのだった。
恵麻が唯のためにエステを予約した後、二人でサンドイッチのランチを取る。
恵麻はランチを取りながら、唯に夜伽の作法を教えた。
恵麻「最初の夜伽の時は、ご主人様が『離れ』にいらっしゃる前に、『離れ』で
お待ちするの。遅くとも20時半にはお部屋に入っていた方がいいわね。夕食は
早めに食べておいた方がいいから、17時に食べましょう。最初の夜伽なら、ご主人様
は必ずお情けをかけて下さるから安心して。昨晩は一度口に出したきりだから
今夜はきっと唯さんのことたっぷり可愛がってくれるはずよ。」
恵麻が『可愛がってくれるはず』と言うと唯は赤面してしまう。頭の中の想像では
唯は何度もご主人様に可愛がってもらっていた。しかし、いざ本当にそんな場面が
訪れるとすれば、果たして自分は正気を保っていられるだろうか。それに、唯には
不安なことがあった。
唯「もし……もし、ご主人様にお情けを頂いているのに……私の身体が……そのぉ
ご主人様の愛情を感じられなかったらどうすれば……初めてだと、なかなか身体が
気持ちについていかないことがあると聞いています……。」
唯にとって、それはもっとも恐ろしいことであった。気持ちはこんなにご主人様を
求めているのに、身体が痛みや苦しさを感じて喜べなかったら。もし、痛がる素振り
なんて見せたら、もう二度と夜伽には呼ばれないかもしれない。かと言って、演技が
出来るほどの経験は当然ない。だから、莉子と初めての夜伽のことを話していて、
既に経験を済ませている莉子のことを羨ましいと感じることさえあった。
恵麻「大丈夫よ。ご主人様は初めての女性の相手をするのに慣れていらっしゃるから。
それに、初めてをご主人様に捧げるってことはとても幸せなことよ。唯さんのアソコに
初めて入るのがご主人様の男性器で、ご主人様の形に馴染んでいくのって……。」
唯「あと……そのぉ、ご主人様の……男性器のことは何て呼べば……。」
唯は消え入るような声で聞く。その恥ずかしげな表情は恵麻から見ても、可愛すぎて
恵麻は唯がご主人様に必ず愛されるであろうことを確信した。恵麻は秘密めいた笑みを
浮かべて答える。
恵麻「安心して。ご主人様が教えてくれるわ。」
唯は、全ての準備を整えて、離れに向かう。服装は、恵麻が選んでくれた。
恵麻「唯さん、着痩せするタイプなのかしらね。ご主人様好みのエッチな身体
してるわ。」
お風呂に入った後、広い衣裳部屋で下着姿になった唯を見て恵麻は言った。唯は
見られているのが同性であってもじっくりと見られてしまうと、恥ずかしかった。
しかも、目の前の女性は長身で細身で腰がきれいに括れていて、高いお尻の位置
から細く長い脚が伸びている女性の憧れのような体型であり、それに比べれば
自分の体型などは色気のない幼児体型に見えてしまう。
恵麻「ブラのサイズはいくつ?C?今、少しきついんじゃない。Dを着けてみたら。
ほら、こっちの方がちょうどいいでしょ。でも、今日はこっちにしましょうか。
どう、このベビードール。唯さんに似合いそう。」
唯はブラを着けず、白いベビードールを着て、その下に白いショーツ、白のハーフ
ストッキングを穿く。そして、仕来たりどおり、その上に恵麻から借りたハーフコート
を羽織る。本館内では、メイドとしての品格を損なう格好で歩き回るわけにはいかない
ので、ハーフコートで服装を隠すの。渡り廊下を渡り、トレーニーが寝ずの番を
務める詰め所を抜けて離れの広い寝室に入った。ご主人様はもう浴室に入っている
ようだ。ご主人様が出てきたら……この部屋で二人きりになる。唯の心臓は早鐘の
ように高鳴り続けた。
唯にとって異常に長い時間が過ぎた後、入浴を終えた真がナイトガウンを纏って
寝室にやって来た。唯は気配を感じると、立ったままご主人様にだけする45度の
深いお辞儀をして夜伽の挨拶をする。
唯「今宵の夜伽を勤めさせて頂きます、唯と申します。何分、初めての夜伽故……
粗相のなきよう精一杯勤めさせて頂きます。」
唯はお辞儀の姿勢を保ったまま、真の言葉を待った。
今回はここまでです。
また続きを書かせて頂きたいと思います。
乙
こういう屋敷の主人になりたいな
思わせ振りな展開がいいな。大長編の予感
いろいろな意味で丁寧。良い。
トレーニーと聞いてマクドナルドのバイト思い出した
更新マダーー
しきたりやら、儀礼やら、心得やら、考えるのって、直接エロでないけど楽しいよね。
設定厨ぽいけど、いい感じ。
コメントありがとうございます。
59の続きです。
真「顔を上げなさい。」
主人の声でゆっくりと唯は顔を上げる。その背は唯が見上げる程に高い。
唯はこの屋敷に来てから、主人以外の男性を見ていない。休暇に実家に
帰省するメイドや、街に買い物や遊びに行くメイドも少なくはないが、
唯は敷地から一歩も外に出ないという意味では少数派と言えた。
顔を上げたものの、主人の顔を1秒と見詰めてられない。なぜなら
主人が自分のことも見ているからだ。しかし、いつまでも顔を俯いていては
かえって失礼に当たると思い、顔を上げて主人の首の辺りで視線を
彷徨わせる。
真「少し酒を飲む。用意してくれ。」
真は唯の横を通り過ぎて革張りのソファに腰を下ろす。ソファは部屋の
バルコニーに向けて置かれており、バルコニーは池に張り出した形で
設置されており、月明かりがソファの前のテーブルに差し込んでいる。
唯は「畏まりました」と言ってお辞儀をし、室内の一角に設えられた
バーカウンターでお酒の準備をする。トレイの上に、スコッチウイスキー
のボトル、グラスを置き、氷は四角い大きな氷をアイスピックで砕いて
小さくしたものをアイスペールに入れる。おつまみの種類はいくつかあり
何がいいか聞くべきなのかと悩む。分からないことがあったら、聞いた
方がいいとは分かっているのだが、失礼なのではないかと思うと、言葉が
出ない。すると、ソファに座った真が、そのことに気付いたのか唯に声をかけた。
真「つまみは適当でいい。それから、唯も自分の飲むものを用意しなさい。」
自分の悩みを見透かされたことの驚きよりも、主人に自分の名を呼ばれた
ことに舞い上がってしまい、「畏まりました」と答えるのが、数秒遅れた。
名を呼ばれたのは、屋敷に来て約一年半で初めてであった。主人の甘く低い
テノールの声で呼ばれると、普段は何とも思わない『唯』という平凡な名
がずいぶん上等に思えてくるから不思議だ。それから急いで、つまみを準備
する。チョコレートにナッツにビーフジャーキーを皿にそれぞれ載せて
主人の下に配膳する。
真「唯の飲み物はどうした?」
唯「私は……結構です。」
真「私は用意しなさいと言ったはずだ。二度同じことを言わせるな。」
指導されたように1対1の水割りを作っていると、主人に静かな声で叱責される。
「申し訳ございません」と言って頭を下げると、飛び跳ねるようにして
立ち上がり、バーカウンターで自分の飲み物を用意する。通常であれば
主人と同じ席で酒食を共にすることは、メイドの立場では決して許されない
ことだが、夜伽の時間は特別であるということを失念していた。夜伽の時間は、
メイドとしての本分よりも、主人の意向を優先すべき、というのが決まり事
であった。それ故、服装についても貞淑であるべきメイドに相応しくない服装も
許されるのであった。唯は冷蔵庫の中からオレンジジュースを取り出し、グラスに
注ぎ、急いで戻った。
真「ここに座りなさい。」
テーブルの横に正座する格好で酒を作り、グラスを渡すと、主人が
ソファ自分の横をポンポンと叩いた。主人の隣に座るなんて畏れ多いと
思いながらも、主人の意向が優先と思い直す。それに、隣同士に座れば
主人の視線から逃れられるという気持ちもあった。主人の瞳は、唯にとって
太陽にも似て、とても直視は出来ないのだった。
真「その服、よく似合ってる。唯には白が似合うな。」
唯「ありがとうございます。」
真「そう固くなるな……と言っても無理か。まぁいい、気にせず緊張していなさい。
いずれ回数を重なれば慣れる。」
唯「慣れるなんて……ないと思います。こんなにご主人様のお傍に居て……
名前を呼んで頂いて。……胸がいっぱいです。」
真「唯は、私の傍で私に仕えるのが仕事であろう。傍に居て緊張ばかりしていては
私に仕えることなど出来ないではないか。」
唯「申し訳ありません……緊張せぬよう努めます。」
唯は手に持ったグラスを見詰めながら、ぎこちない会話を交わす。オレンジ
ジュースは唯が飲んだことのないくらい美味しいものであったが、今は喉を
滑り落ちる冷たさしか感じられない。会話は長くは続かないが、主人は
それも然程気にすることのない様子であった。唯は、時々主人のグラスを見て
残り少なくなれば、酒と水を注ぎ足し、氷を重ねた。
真「ベッドへ行こう。」
主人のグラスが空き、グラスを受け取り酒を注ごうとすると、主人が唐突に
行った。いずれあるべき言葉ではあったが、唯にとってその言葉は待ち焦がれた
ものであり、不安ゆえにいつまでも言わずにいてくれればと願う言葉でもあった。
立ち上がり、ベッドに向かう主人を見送り、テーブルを片付けようとすると
主人が「後でいい」と告げる。唯は、心の準備も未だ整わぬまま、数歩歩いて
広いベッドの脇に立つ。主人はその中央に既に寝そべって、肘を付いて横向きに
なって唯を見た。
真「緊張してるな。緊張するなとは言わないが、せめて怖がらないで欲しい。
唯に怖い思いをさせるつもりはない。出来ればリラックスして欲しいんだが
……まずは奉仕をしてもらうか。朝当番は何度もしているから、慣れている
だろ。」
主人の優しい言葉に、唯は涙が零れそうな思いだった。寮では、夜伽をした
メイドは皆から質問責めに遭うのが通例であった。既に何度も夜伽に呼ばれた
メイドは言葉少なではあるが、初めて夜伽をしたメイドは興奮もあり、いかに
自分が主人に愛されたかを誇らしげに語り、唯もそれを聞いて、自分の時は
どんな風に愛してもらえるかを日々妄想してきた。メイド達が口を揃えて言う
のは、主人の優しさであった。唯は、今その主人の優しさに初めて触れて
胸が詰まる思いで、少しでもその気持ちに応えようと改めて決意するので
あった。
唯は、深くお辞儀をしてから、ベッドに上がり、膝立ちで進むと主人が広げた
脚の間に座ってガウンの紐を解き、肌蹴させる。朝に見る主人の男性器は
いつも隆々と聳え立っているが、今はまだそこまでの状態ではなかった。
唯は「ご奉仕させて頂きます。」と口上を述べてから、それに捧げ持つよう
にして両手を添えると顔を静かに近づけて唇を付けて舌をねっとりと這わせて
いく。すると、主人の分身は少し反応を示し、唯を嬉しくさせた。
真「朝当番では、まだ最後までさせたことはなかったな。今日は時間はたっぷり
あるから、最後までしてみなさい。」
唯「ふぁ…ぃ、…ありがとうございます。」
主人の精を飲めるという期待で顔が綻ぶのを隠せぬまま、お礼を言うと、顔を
横にして主人の分身を下から上へと何度も舐め上げる。朝当番の時は、いつ
「おはよう」と言われるかと焦ってしまい、うまくできないと自覚していた。
時間を気にしなくていいというのは唯にとってはこの上ない手助けであった。
――しかし、朝当番の時と違うのは、主人の視線であった。奉仕に没頭しよう
しても、主人の視線を感じると、集中出来ない。――私なんかを見てくださる
なんて勿体無い――主人の視線を独占することに唯は未だ慣れていなかった。
真「唯、こちらを見なさい。私は単に唯の口に出したいわけじゃない。唯と
心を通わせたいんだ。」
唯の心と顔と……股間が熱くなる。唯は視線を主人に向ける。……さっきまで
よりは長く見詰めることが出来た。視線を逸らし、また視線を交差させる。
奉仕をしながら主人に見詰められているのは、見守られているような気がして
不安が取り除かれるのを感じた。主人の視線は、監視やあら捜しをするものでは
なく自分を見守るものであることに、今初めて気付いた。
真「手も使っていいんだぞ。手で扱きながら、口と舌と顔の動きをシンクロ
させて。……そう、視線も忘れずに。唯のいやらしい顔たくさん見せてくれた
方が興奮する。」
主人の視線と言葉を浴びて、唯はいつしか雑念を捨てて、奉仕に没頭していた。
もっと主人に奉仕したい、心を通わせたい、自分を見て欲しい、と思うとこれまで
よりも積極性が出てきていた。固く大きく膨らんだ真の分身を口に深く咥え込み
ながら、根元を手で柔らかく握って顔と一緒に上下に動かす。舌を竿に絡みつかせ
涎がたらたらと零れるのも構わず、苦しささえも唯にとっては奉仕の喜びで
あった。さらに……いつしか唯の心と身体も昂り始めていた。唯は無自覚ながら、
奉仕に没頭するうちに、秘所からは蜜が溢れ、ショーツをぐっしょりと
濡らしている。
真「出すぞ。」
主人の言葉に、喜びが湧き上がると共に口で受け止めるための心の準備をする。
主人が言葉を発してから10秒後、唯の口の中に熱い迸りが放たれる。唯はそれを
咥内で受け止める。舌に広がる苦味と酸味、匂いが唯の頭を陶酔させ、少しずつ
飲み下していく。主人の貴重な精を飲むことの出来る喜びで、頭がくらくら
してくるほどであった。
射精が終った後も、咥えたまま残滓を吸い上げるように鈴口に吸い付く。主人の
精は唯にとっては麻薬にも似て、一度飲んでしまえば、また何度でも少しでも
味わいたくて仕方なかった。それから、口を離して、丁寧に舌で主人の分身を
清めていく。
唯「ご奉仕させて頂きありがとうございます。……んっ、あれ……。」
知らぬ間に唯の大きな瞳から涙が零れていた。唯自身も自分の涙に戸惑ってしまうが
気持ちが昂ぶって涙が止まらない……。
唯「すいません……んひっく……初めて、ご主人様の…飲ませて頂いて……
グスッ……嬉しくて…ぇ。」
上半身を起こした主人が唯の頭を優しく撫でながら、目尻から零れる涙を親指で
拭いてやる。そして、ティッシュを取って泣きじゃくる唯の涙を拭く。唯は頭に
触れる主人の掌の温かさで、次第に心が落ち着いていくのを感じていた。
真「落ち着いたら顔を洗ってきなさい。それから、口もゆすいで。」
唯「はぃ……畏まりました。お見苦しいところをお見せして……。」
真「いいから、行きなさい。」
唯は、正座の姿勢のまま頭をベッドに付くくらいまで下げてから、洗面所に
向かった。鏡を見ると、泣き顔で目を赤くし、鼻水も少し垂れていた。こんな
顔を見られてしまった恥ずかしさで顔を赤くしてから、顔を洗う。口をゆすいで
しまうのは、まだ主人の味が口の中に残っているので名残惜しかったが、洗口液
で口を何度もゆすいだ。
今更ながら、唯は自分のショーツがぐっしょり濡れていることに気づいた。溢れた
蜜はショーツからも零れ、腿にも跡が残っていた。奉仕しただけでこんなに濡らして
しまうなんて……ご主人様にはしたない子と思われてしまうと思えば、唯はいちいち
赤面してしまう。色白の唯の顔は、羞恥による赤面を容易に見る者に伝えて
しまうのであった。唯は少し迷ってから、ショーツを脱いで洗い物の籠に入れて、
ウェットティッシュで秘所と腿を丁寧に拭いて、洗面所を出た。
部屋に戻ると、主人はベッドで目を瞑っていた。もしかして、もう寝てしまった
のかと、気落ちした気分と僅かな安心の気持ちがないまぜとなった。唯が静かに
ベッドに近づくと、主人の目が開いた。奉仕の時に目を合わせたおかげで、主人と
見詰め合うことにも少しだけ慣れた。主人の隣に来るようにという視線に頷くと
主人は起き上がり枕を背にベッドに座り、唯も主人の横に座った。
真「唯は初めてだったな。――キスの経験あるのか?」
唯「…あ、ありません。男の子とはあんまり話したことも……。」
真「こんなに可愛いのにな。唯のことを他の男に取られる前に、メイドに出来て
よかった。」
唯「そんなお言葉……私には過ぎたお言葉です。メイドの皆様はみんなお綺麗で
優しくて……私もいつかそんな風に……なりたいです。」
唯が言葉の末尾に決意を込めて言って、主人の顔を伺う様に視線を合わせると、
主人の手が伸びて唯の顎に触れる――主人の顔が近づいて、二人の唇が軽く触れ
合った。
真「これが唯のファーストキスだな。ベッドの上でというのも散文的か……」
唯「……ありがとうございます。」
初めてのキスに頭がぼーっとしてくるも、お礼の言葉だけは最後は消え入りながらも
何とか紡いだ。主人の顔がまた近づいてくる。また唇が触れ合う。唇が主人の唇に
挟まれ、擦りあう。唯はキスの心地よさを初めて知った。唯の理性が蕩け始め、
身体から力が抜けていくのを感じる。主人の腕が唯の肩に回されると、自然と
しなだれかかってしまう。唯の両腕はだらりとして、手持ち無沙汰に開いたり
閉じたりする。主人に自分から触れることは、まだ勇気が必要であったが、
主人の唇が離れると、唯は目を閉じて控え目に唇を突き出してキスを求めた。
――キスして欲しい、唯は切実に願い、それは叶えられた。主人の舌が唯の口の中に
入ると、今どうなっているか分からなくなっていく。力はますます抜けて、
手を上げることすら出来ない。主人が覆い被さってくると、唯はそれに身を委ね、
ベッドに身を横たえる。主人の右手が唯の左手を取ると、唯はその手と指を絡め、
ぎゅっと握った。
ここまでです
うおお超GJ!
くっそレベル高っけくっそw
いいな、唯w
思ってた以上にえろいww
72の続きです。
主人の愛撫が始る。ベビードールの上から唯の硬さの残る乳房を掌で包み込むと
撓むように揉む。そして、主人の唇は唯の頬から顎のラインを唇でなぞり上げると
首筋へと降りていく。唯の息遣いが少しずつ荒くなっていく。恵麻の言うように
主人は処女の扱いに慣れていた。左手は唯の身体を愛でるように撫でていき、
その手付きは感じさせようというよりも、強張る身体をリラックスさせるための
ものであった。主人の左手は、やがてベビードールの裾から腿の内側へと入り
込む。その手が脚の付け根まで達した時、主人は口を開いた。
真「下着付けてないんだな?……汚してしまったのか?」
唯「っ……すいません。」
真「唯は濡れやすいんだな…覚えておくことにしよう。」
唯は目を瞑ったまま消え入るような声で伝えるが、主人が微笑んだような雰囲気を
感じて、ますます恥ずかしくなった。主人の前戯は優しく高価な陶器を扱うような
動きであった。しかし、初めて男性の手に触れられる唯にとっては、主人の触れる
箇所全てに肌が粟立つような感覚を覚え、いつ導火線に火が点いてもおかしくない
ような心地で、これが嵐の前の静けさであることを未経験ながら感じ取っていた。
主人の手が唯の膝の裏から内腿、脚の付け根までを何度も往復し、そろそろ唯の
口から吐息が漏れそうになると、不意にその指の先が秘唇に触れ、唯の口から
息遣い以上の意味を持った声が漏れてしまう。それに呼応して肩口にキスを落として
いた主人の顔がベビードールの肩紐に沿って胸元へと近づいていき、唯の乳房に
顔を埋めた。
主人の指技は匠だった。触れているのはごく僅かで動いているか動いていないかも
分からないほどの動きながら、そっと秘唇の割れ目を撫でられるだけで、唯の口
からは溜まらず声が漏れ、蜜は奥から泉のように湧き上がる。唯の身体は快感故に
ぴくぴくと震え始める。自慰では決して訪れえぬ快感が唯の小さな身体を包み込み
始めていた。唯は怖かった――これから起こる事が、身体の奥の何かとてつも
ないものが呼び起こされるのではないかという不安で叫びだしそうになるのを堪え
ながら、主人が与えてくれる快楽に身を委ね、甘い喘ぎにも似た声を漏らし始める。
唯「――っん、ひぃ…ゃぁんっ。」
唯は不意に絶頂を迎えた。膣口の入り口に指の腹を押し付けられ、それと同時に
陰核に甘い刺激が加わると、もう限界だった。自慰で覚えた絶頂よりも、その
余韻は甘く、罪悪感も感じずに済んだ。主人の「イッたか」という言葉に、
何も言うことはできず、目を瞑ったままコクリと頷いた。
真「イク時は、口に出して言うんだ。これはメイドとしての心得だから覚えて
おくように。」
唯「か…しこまりました……ご主人…さまぁ。」
唯の声は震えていた。未だ主人の息遣いを身近に感じる程に互いの身体は密着し、
片方の手は握ったまま、もう片方の手は唯の身体を優しく撫でている。
まだ始まったばかりなのだ。これから未知の世界に連れて行かれる。不安は
大きくなるばかりであったが、主人に手を握られていると、唯はほんの少しだけ
安心できた。
その主人の手が離れた。唯は目を開き、縋るような視線で主人の姿を追うと、主人は
唯の両膝を持って、M字に開かせると、その間に身体を入れた。――もうすぐだ
……一度は力が抜け切ってリラックス出来た唯の身体が再び強張る。主人は唯の
身体を起こし、ベビードールを脱がせた。唯のお椀型の乳房と、控え目な乳輪
が主人の目に晒される。灯りはベッドサイドの淡い間接照明とカーテン越しに
差し込む月明かり。優しく短いキスを交わすと、唯の身体はそのまま寝かされる。
身に付けているのは、もはやハーフストッキングのみ。唯の口元は震えて歯を
鳴らしながら、濡れた瞳で主人を見上げた。
主人は、自らの分身に手を添えて、唯の秘唇に宛がうと、膣口を探るように何度か
先端で探るように突く。主人の分身は熱く、唯の全身は触れられるだけでバターの
ように溶けていく心地だった。主人は、唯と視線を合わせて見詰めてから、少しずつ
分身を唯の中に押し込んでいく――――
唯「んんっ……ぁあぁっ――」
唯の身体は異物の侵入に強く抵抗した。少し入っただけで、息が出来ぬような苦しさ
を覚えて喉の奥から悲鳴が響く。――ダメ、こんなの入りっこない――それが唯の
正直な感想だった。
主人は慌てることなく、入らないとみると、それ以上強くは挿入しようとせず、まだ
先端のいわゆる亀頭の半ば程のところで腰を止めた。身体を折って唯の上半身と自分の
胸板を密着させると、唯の唇を奪い、最初から舌を唯の口内に侵入させて荒々しく
蹂躙した。激しいキスに唯は応えることも出来ず、ただただされるがままとなり、
鼻で荒く息継ぎをしながら、唾液が流し込まれればそれを飲み下した。しかし、今は
キスの快楽よりも、何より唯の両脚の間から侵入を試みる異物の痛みと苦しさが
身体を支配し、それどころではなかった。感情はただ一つ、このままでは主人に嫌われて
しまうのではないかという恐怖だった。唯はその恐怖から逃れようと、初めて自分から
主人の身体に縋りつくように両手を伸ばして主人に触れた。主人の二の腕や胸板は
どこも固く頼もしかった。その固い胸板の圧で乳房が撓み、乳首が軽く擦れると
もどかしい気持ちになる。互いの動作は静かであったが、唯にとっては嵐のような時間
が過ぎていくうちに、いつの間にか主人の分身の亀頭部分までを唯の身体は侵入を
許していた。
真「大丈夫?」
唯「ぁぅう……だいじょ…ぶです。気持ちいいです。」
真「ムリしなくていい。苦しいと思うが、少し我慢してくれ。だんだん唯の身体に
私のものが馴染んでいく。もう頭は全部入ったぞ。唯の中は狭くて、締め付けも
きついが、とても具合がいい。」
二人の身体は密着していた。唯の顔の目の前に主人の顔があり、鼻と鼻とが触れ合う
ほどだ。それでも唯の身体には主人の重さはほとんど感じられない。きっと主人が
ムリな体勢を取っているのだということに、この時は気付いていなかった。主人は
身体を密着させたまま唯の上半身にキスを落とし、両手は身動き取れない唯の身体を
這い回った。脇腹から脇の下を撫でられ、声を漏らす唯。いつしか万歳を取らされて
脇の下にまでキスをされるとくすぐったくて身を捩る。主人は唯の身体の力が抜けた
時を見計らってほんの数ミリずつ唯の中に侵入していく。やがて主人の竿の半分までが
唯の中に埋められた。
真「唯…分かるか?入ってるの。よく我慢出来たな。もうほとんど入ってる。」
唯「……うれしいです。」
真「これから少し動く。痛くても我慢しろ。」
唯の顔には汗が滲み、身体からも汗が噴出していた。唯の秘所から侵入を果たした
主人の熱い分身が、その熱を唯の全身に行き渡らせているようであった。主人の『動く』
という言葉に、唯は気が遠くなる思いであった。それは主人への慕情だけでは何とも
しがたいものであった。動いていない状態でも、膣口は裂けそうな痛みがあり、
そこから鈍痛がお腹にまで伝わってくる。息苦しさはいよいよ深刻でさっきからただ
ひたすらぜいぜいと荒い息遣いだけが室内に響いていた。唯は、ご主人様に対して、
こんな自分が申し訳なかった。主人は、具合がいいと言ってくれたが、きっと気休めに
過ぎないのだろう。ご主人様の分身さえも受け入れられず喜びを感じることの出来ない
ような身体なら、もう暇を出されてしまうに違いない。
主人は予告どおりに腰を使い始めた。ある一定量を保っていた痛みと苦しさは、
跳ね上がり、唯は悲鳴と言うほかない声を上げて、その痛みを忘れるように首を振って
泣きじゃくり、両手は主人の身体を押し返そうかというようにすごい力で主人に
押し付けられた。唯は全ての感覚を感じないようにと、目をぎゅっと瞑り、身体を
無闇矢鱈と動かし言葉にならない悲鳴を上げて、痛みと苦しさを堪えた。主人の
身体は、唯がいくら押してもびくともしないが、それでも押し続けた。傍から見れば、
それはレイプにしか見えないであろう。しかし、その内実は、主人はメイドに
対し優しく労わる気持ちで接しており、メイドもまた主人のことを受け入れたいと
いう気持ちでいっぱいであった。しかし、その互いの気持ちも少女の未熟な身体が
通じ合うことを許さなかった。
――――少しだけ痛みが引いた気がして、抵抗の力を弱めた。その時、気持ちも
ガードが緩み、遮断していた感じないようにしていた痛みと共に、感じたことのない
快感が唯の中に生じていることに唯は気付いた。これは何だろうと、思うと、感覚を
開くと、また激しい痛みが全身を走る。しかし、痛みと同時に全身を満たすような
快楽の波が身体をそっと洗っていく感覚も確実にあった。――これがエッチの快感
…なの?――一度、その快楽に気付くと、その快感が主人の分身との結合部から、
主人が動く度にポンプから汲み出される湧き水のように生まれていることが分かり、
しかもそのポンプから汲み出される快楽の量は時間が経てば経つほど増してくる
のだった。
唯「ひゃぅう――はっ、はぁう……ぃいっ、ぁんっぁんあんっ。」
主人を押し返そうとしていた手はいつしか主人にしがみ付き、悲鳴は切羽詰った
喘ぎ声へと変っていく。ポンプから出る水は、もうすぐ唯の持つ容量を超える。
それが分かっているのに、水はどんどん汲み上げられて、止めることは出来ない。
溢れてしまったら、一体何が起きるのか……不安と恐怖に表情を歪ませて、
ただひたすら主人にしがみ付く。快楽が唯の身体から溢れ出した時、唯は
声にならぬ声を上げていた。
真「イッたか?」
主人の声がどこか遠くに聞こえる。目を開いても何も見えない。唯は目を開いた
つもりになっていたが、瞼を開く力もなかった。唯は呆けたような声で「わかり
ません」と答えた。これがイクということなら、自慰で得ていた絶頂とは一体
何だったのか。あまりに激しく強烈な快感に、自分の身体の中にこんな感覚がある
なんてと怖くなる気持ちさえする。一度動きを止めていた主人の動きが再開
される。痛みはもう意識しなければ感じない程度となり、息苦しさもさっきまでのが
ウソのように感じられず、口からはすぐに堪えきれぬ声が紡がれる。
真「イク時はちゃんと口に出していうんだ。同じことを二度言わせるな。」
唯「はい……あんっ、そんな……すぐにっ…ご…主人さまぁ――きゃふぅ、
きゃぅんっ――や、いぃやぁ…すぐ、またすぐに、い……イキますっぅ。」
すぐにまた絶頂を迎えるが、今度は主人は休む時間をくれなかった。主人は
身体を起こし、唯の腿を抱えて、ずんずんと腰を振り、打ち付ける。今の唯は
快楽で荒れ狂う海に浮かぶ小船のように、寄る辺なく、主人の身体に手が
届かないと知るや、シーツを握り、あまりの快感に我を失いそうに鳴る自分の
身体と意識を保とうとした。
唯が二回立て続けに絶頂を迎えると、主人の動きがゆっくりとなった。もう竿の
七分まで挿入を果たしているか、主人は性器の形を唯の膣内に馴染ませるように
腰を鎮めたまま、唯の上半身をじっくりと愛撫する。唯の身体はさっきまで以上に
敏感となり、どこを触れられても、それだけで声が出てしまう。唯は自分の出す
エッチな声が恥ずかしくて、目を開けることも出来ない。キスをしながら、主人に
舌を出すようにと言われると、小さなピンク色の舌を差し出して中空で絡ませ、
誘われるままに主人の口の中にも舌を入れて舌同士を絡ませた。その度に主人の
分身に絡みつく唯の膣壁は主人の竿を締め上げ、亀頭に吸着しそれ自体がえも
言われぬ感触を主人の分身に味合わせるのだった。この時、主人も射精衝動を堪える
ことに耐えていたとは、唯には気付くすべもない。
小休止を終えて、再び主人が動き始めると、主人にもゴールは見えていた。そのゴール
に向かって、唯を追い詰め、タイミングを見計らいつつ、唯が絶頂を迎える直前で
引き金を絞り、唯の中に精を吐き出した。
唯「イキますぅ――ぁあ、ご主人様の熱いのぉ、たくさん……嬉しい……ご主人様の精を
上の口だけじゃなく……、下の口にも頂いてぇ。……、――えっ、ご主人様の……まだ?」
真「私のは、一度じゃ満足しないようだ。もう一度唯を味合わせてくれ。今度は
後ろからだ。四つん這いになれ。」
その後のことは、よく唯は覚えていない。くたびれきった身体に鞭打って身体を起こし
四つん這いになって、主人を迎えた。主人の分身は、今度は驚くほど簡単に奥までの
挿入を果たせた。後ろからだとまた当たる場所が違った。唯にとっては正常位の時
より、感じるポイントに主人の先端が当たってしまい、ひたすら快楽を貪った。
いったことを主人に報告も出来ぬほどに狂わされると、やがて意識を手放した。
唯が目が覚めると、外はもう明るい。今生まれたのではないかというくらいによく
眠れ、寝ていたことすら覚えていなかった。昨日あれだけ疲れたはずなのに、身体は
軽く、力が漲っているようだ。――昨夜は、初めての夜伽で……初めて精を飲ませて
もらって……その後、いっぱいいかせて頂いて……それから――はっと身体を起こして
時計を見る。時計の針は……もう7時を回っていた。ご主人様はどこに?そう思うと
今更ながらに、浴室から水音が聞こえてくる。入浴中か、と思うも、自分の今の状況に
一気に血の気が引いていく。ご主人様のベッドで夜を明かしてしまうなんて、しかも
自分はまだウェイティングの身で、今回が初めての夜伽だというのにだ。こんな増長
したメイドが過去いただろうか。夜伽のメイドが朝まで離れの入り口にある詰め所を
通らない時は、朝当番で詰め所に来たメイドは、詰め所のトレーニーから朝当番
不要と告げられる。この日の朝当番だったメイドのことを思うと、胸が痛む。唯は
幸いなことに、その前日の夜伽のメイドが朝まで主人と過ごして朝当番が不要に
なるという経験はなかったが、それがどれだけ自分を失望させるかは容易に想像
できる。しかも、朝まで過ごしたのがレディではなく、ウェイティングのメイドで
自分の後輩だとすれば、いくら温厚なメイドであっても心穏やかではいられない
はずだ。
ベッドの下に落ちていたベビードールを拾って、とりあえず身につける。寮の朝食の
時間は7時半だ。それまでに戻らないと……気持ちは焦る一方だが、何も言わずに
出て行くわけにもいかないだろう。じりじりする思いで主人を待っていると、浴室から
メイドに服を着せてもらった主人が出てきた。
真「おはよう、唯。あんまりよく寝ていたから、起こさずにいた。」
唯「おはようございます、ご主人様。申し訳ありません、図々しく朝まで過ごした
上、ご主人様のベッドで寝過ごしてしまうなんて……。このような粗相をしてしまい
何て申し開きしたらいいのか……。」
いつも完璧にしなくてはと心がけているお辞儀も、崩れてしまい、半べそを
かいて平身低頭する。主人がすでに朝の装いをしているのに、自分が未だベビー
ドール姿というのも申し訳なかった。そんな唯を主人は鷹揚とした態度で慰めた。
真「申し開きなんていい。私が唯に朝まで過ごすよう命じたと、皐には私からも
口添えしておく。そもそも、初めての唯に二回も求めた私が悪いのだ。私も
年甲斐もなく励んでしまった…許せ。」
唯「許せだなんて……そんなこと仰らないで下さい……。それに、私、ご主人様が
出された後、お掃除もさせて頂いておりません……でしたよね?本当に申し訳
ありません。」
真「もういいから。早く行かないといけないだろ。夜伽ご苦労であった。
下がってよい。」
自分が仕出かしてしまったとんでもない粗相に、この程度の謝罪で済ませていいのか
と不安になるも、きちんとした謝罪をする時間がないのもまた事実であった。唯は
それから部屋を出るまで、何度も謝罪をしてから、寝室を飛び出す――一度飛び出して
からハーフコートを忘れたことに気付き、ハーフコートを取りに戻り、ハーフコートを
羽織ってから、もう一度深々と作法から外れたお辞儀をして部屋を出た。
詰め所のトレーニーに一礼をして、駆け足にならぬようこれまでで最速の早歩きで
本館に戻り、昨日着替えをした部屋へと急ぐ。本館は主人を朝食に迎える準備で
忙しそうで、幸いなことに唯に気を留める者はいない。部屋に入り、急いでメイド
服に着替える。シャワーを浴びる時間はなさそうだ。それでも、最低限の身だしなみ
として髪を梳かし、カチューシャの位置を整えて部屋を出た。一瞬恵麻には挨拶を
していきたいと思うも、そんな時間はなく、恵麻の部屋に向かってお辞儀をした
だけで済ませた。
本館を出て、寮の1階の食堂に向かう。時間は……ぎりぎり間に合わなかった。
唯が大食堂に入ると、ちょうど「いただきます」の挨拶をした後で、遅れて食堂に
入って来た唯に約60人のメイド達の視線が集まり、少しの間ざわついた。
朝食の時間に遅刻することは、当然規律違反であり、反省文を書くことと、夕食抜き
の罰が与えられる。唯はこれまで一度も遅刻したことはなかったが、自分の席に
付く前に担当のチェインバーの所に行き、遅刻したことを報告する。
唯「申し訳ありませんでした。」
早苗「夜伽ご苦労様。但し、遅刻は遅刻よ。後で反省文を書いて持ってきなさい。
席についていいわ。」
お辞儀をして、早苗の元から離れて、自分の席に付く。周囲の視線が痛い。唯が
昨夜夜伽を勤めたことは皆知っている。この様子だと、唯が主人から直々に指名された
ことも伝わっているようだ。初めての夜伽の上に、朝まで共に過ごし、あまつさえ
朝食に遅刻してくるなんて、調子に乗っていると思われるに違いない。唯は、自分の
ことを噂されているように思い、居た堪れなかった。そんな唯を助けてくれたのは
向かいに座る莉子だった。莉子は唯の額に手を宛てた。
莉子「唯さん、少し熱がありそうね。朝食は食べないで、部屋に戻った方がいいんじゃ
ないかしら。早苗様には私から言っておくから、部屋に戻りなさい。」
唯は、莉子の言葉に甘えて「ありがとう、莉子さん」と言ってから食堂を出た。唯が
食堂から出ると、食堂から自分のことを噂する話が聞こえる気がしたが、唯はほとんど
駆け足で自室に戻った。ベッドが二つとライティングデスクが二つ置かれただけの
簡素な部屋である。ウェイティングになると、それまでの4人部屋から2人部屋に
変る。唯の同部屋は莉子であった。しばらくぼーっとしていると、莉子が戻って来た。
エプロンのポケットからトーストを出して、唯に渡した。
莉子「もぉ、唯ったら、すごいじゃない。初めての夜伽で朝までご主人様と一緒に
過ごすなんてぇ。昨日なんて、唯が皐様に呼ばれた後、唯の噂で持ちきりだったのよ。
最初の夜伽なのに、いきなりご主人様からご指名って、一体、唯何したの?抜け駆け
してご主人様の気を惹くようなことしたんじゃないかって疑う子もいるのよ。」
唯「そんなことしてないわ、信じて、莉子。私だって、どうして突然指名されたのか
さっぱり……。」
莉子「私も含めて6人抜きだもんね。あー羨ましいなぁ。私のデビューはいつに
なるのかしらね。まぁ、そんなこと言ってもしょうがないわね、それより、昨夜は
どうだったの?後で、みんなから集中砲火に遭うと思うけど、私にだけ、先に教え
なさい。」
唯は照れて言いたくないという素振りを見せるものの、莉子に押し迫られて渋々と
いう様子でぽつりぽつりと話し始める。正直なことを言えば、唯も誰かに話した
かったのだ。
唯「そんな特別なことなんて何もなかったの。でも、とても優しくして頂いて……
最初はすごく痛がってしまったんだけど、途中から気持ちよくなってしまって……
最後の方は、実はあんまり覚えていないの……。」
莉子「そんなこと言って。唯は自分の心の中にしまっておきたいんでしょ。でも
唯ならそうよね。朝まで過ごすよう命じられるなんてすごいじゃない。きっと
すごく気に入って頂いたんじゃないの?唯の身体、結構エッチだもんねぇ。」
唯「そんなことないわよ…莉子の方がスタイルいいじゃない。細くて胸もあって。
ご主人様には、多分、気に入ってもらえなかったわ。たくさん粗相してしまったもの……。
夜伽にはしばらく呼ばれないと思う。」
夜伽の指名が早かったからといって、レディに早くなれるというわけではなかった。
最初の夜伽で相性が悪いと、しばらく夜伽に呼んでもらえないことも多く、そうすると
レディの座は遠ざかる。大事なのは、むしろ二度目にいつ呼ばれるかであった。
最初の夜伽を勤めた後は、主人が望めば夜伽に指名される。早ければ三度目に
呼ばれた後にレディに指名されることもあるし、20度以上呼ばれてから、レディに
指名されることもあるのだった。レディに選ばれるかは、全て主人の気持ち次第であった。
それからも、莉子は唯に根掘り葉掘り話しを聞いた。この時、莉子が唯から聞いた話は
その日の夜には寮中に広まることになる。しかし、この話を唯から直接聞いたのは
結局、莉子だけであった。なぜなら、この日の昼に、唯は11人目のレディに指名され
その日のうちに、本館に移り住むことになったからであった――――。
これで一応終了です。
読んでいただいた方、ありがとうございました。
>>85 来てたー!
なんというGJ
読ませるわ〜
厳密に言うと、ハーレムものなのか、これ
単なる主×メイドのような
とりあえず、乙
いやハーレムじゃん
ハーレム構成員の一人が今回の主人公だったんだろ
それに、ほかのメイドさんたちの話も書いてくれるかもしんないじゃないか!
というわけでGJ!
GJ!!!
もしよければ他の娘っこの話も読みたいのですが‥
裸にガーターで待ってる
>>87 メイドスレ向きな話にも見えるよな。
ハーレムぽさが薄いのが気になるのは確か。
>90
なんかさ、複数のメイドに夜伽を命じそうに見えないのがな。
毎日屋敷中のメイドを集めてハーレムプレイするくらいがいい
多分だが、作者は女性なのでは?
女性視点というのは、結構新鮮な気がしたな
主が空気だもんなwwww
エロいのはエロいし、文章の書き方は好きな方なんだけれど
主の描写というか男としての存在感が無い。
むしろ、女性中心だけで回ってしまっているようでレズというか
百合小説のような雰囲気があるのよね。
タイプの違う二人の少女にWパイズリさせて、乳房の感触の違いを楽しむとか、
姉妹の尻を並べて味比べとか、露骨なモノを読んでみたい。
GJ!
確かにメイドスレの方がしっくりする気はするが、このスレチな訳じゃないし、
他の子との事も想像がかきかきたてられてよかったよ。
ただ、何故か主人がガチムチ毛むくじゃらで、アルムおんじ並みのヒゲ親父で脳内再生された
>>96 メイドスレは、主人とメイド1対1の純愛が好まれる傾向があるので、
少しでもハーレム要素を入れるならこっちのスレの方がいいよね。
このペースで一人に絞ったSSを何人分か投下して、
最後に全員参加のハーレムプレイという構成でもいいかも。
主が男の娘っぽいメイドハーレムの需要はありますか?
誘い受け乙
まあ書きたきゃ書けば
注意書きしとけば叩かれないかもね
テス
>>99 誘い受けのつもりはなかったのです。ごめんなさい。
需要がなかったらスルーしてください。
タイトルは「上津美千鶴の平穏な一日」です。
トリップもつけますので、もし不快でしたらどちらかをNGワードにしてください。
※注意:主人がロリショタです。
登場人物:よみがな
上津美 千鶴(かむづみ ちづる)
本條 玲香(ほんじょう れいか)
円城寺 日菜(えんじょうじ ひな)
水野 冬百合(みずの ふゆり)
麻月 美沙緒(あさつき みさお)
松木 夜宵(まつき やよい)
大島 美月(おおしま みつき)
1.可愛いご主人様の朝は早い
絡みつく舌の感触で目が覚めた。
この必死に貪るような吸い付き方は……玲香さんかな?
体を起こして下に目を向けると予想通り、ぼくの可愛いメイドさん達の内の一人、メガネ美人の本條玲香さん
が、ぼくの足の間に四つん這いになり、はしたない音を立てながら、ぽってりとした唇で勃起を咥え込んでいた。
きりっとした切れ長の目にメガネが良く似合う玲香さんは24歳。ツヤのある長い髪を普段はアップにまとめ
ており、仕事のできる美人秘書といった風貌だ。実際、事務処理能力はとても高く、うちに来てまだ日が浅いに
もかかわらず、書類関係は現在彼女が取り仕切っている。
そんな彼女が、今は髪を下ろし、お仕着せのエプロンドレスも脱いで、扇情的な下着姿を晒している。
こぼれんばかりの大きな胸を覆うのは、紫のブラ。カップにはブラックレースをあしらい、中央に小さなリボ
ン。ガーターベルトはブラとお揃いの紫で、そこから伸びた真っ赤なサスペンダーが、紫のフリルで縁取られた
黒いフィッシュネットを吊っている。パンツは履いておらず、むき出しの白いお尻が揺れている。空腰を使って
いるんだ……ふふ、えっちだね。
その後ろには、縦横の幅1m程のキャスター付きの姿見が、4m四方ほどの特注ベッドの脇にくっつけるよう
にして置いてあり、玲香さんの秘密の部分が、真っ赤に充血し濡れそぼった陰唇から、淫らにひくつくお尻の穴
まで、くっきりと映っている。
ぼくは玲香さんの口唇奉仕を受けながら、可愛く揺れる白いお尻越しに鏡をのぞき、自分の寝乱れた髪を指で
梳いて軽く整える。
さらさらのショートヘア。
黒目勝ちの円らな瞳。
長い睫毛。
桜の花のような唇。
うふふ、ぼくってば、あいかわらず極上のニンフェット。
この外見と、「千鶴」なんていうお嬢様めいた名前でよく誤解されるけど、残念ながらぼくは女の子じゃない。
そして、同性愛者でもない。そりゃ、男からラブレター貰ったりとか、男から告白されたりとか、男からナンパ
されたりとか、男から(以下略)は日常茶飯事だけどさ。でもその度に、全てまるっとお断りしてる。
まあ、女装癖はちょっとあるかもしれないけど。だって、女の子の格好したぼくも、すごく可愛いんだもん。
それにメイドさん達もぼくを着せ替え人形にしたがるし。でもでも、学校にはちゃんと男子の制服で通ってるし、
普段着だって男物だ。髪もほら、別に伸ばしてないでしょ?
それなのに性倒錯者疑惑がなかなか払拭されないのは、この外見や名前以上にどうもぼくが上津美家の一員で
あることが原因みたい。
つまり、
「金も地位もある旧家の人間なんて、みんなどこかしら精神を病んでいるに違いない!」
っていう感じ。
なんというか、分かりやすい偏見だよね。あるいはやっかみかな。
まったく。
ぼくは、こんなにも女性を愛しているというのに!
ぼくは、こんなにも女性を愛しているというのに!
……大事なことだから、二回言ったよ?
その証拠、っていうわけでもないけど、ベッドの上には玲香さんの他に、二人のメイドさんがぼくの両脇に裸
で横たわっている。二人とも、ぐったりという感じで熟睡中だ。昨夜、ぼくと三人で遅くまで愛し合っていたか
らね。
可愛らしい寝息のハーモニーを伴奏に、玲香さんが、荒い鼻息とペニスをすする音を寝室に響かせている。
「ふあっ、んんっ……おはよう、玲香さん。うふふ、もう腰がおねだりしてるね。それに、やらしい穴が両方と
も、鏡に映って丸見えだよ」
あれ? そういえばこの鏡、ここに置いた覚えはないぞ? 確か部屋の隅に置いてあったはずなんだけど……。
「ねえ、この鏡、玲香さんがここに移動させたの?」
こくこく。
咥えながら頷く玲香さん。
「ぼくにおまんこ見せるために?」
こくこくこく。
「うふふ、まったくぅ、この露出狂めっ!」
「んうぅ〜」
ぼくの言葉責めにも、嬉しそうに反応する。
「おちんちんを待ちきれずに、よだれを垂らしてぱくぱくいってるはしたないところを見てほしかったの? 相
変わらず変態だなぁ、玲香さんは! それに舌の動きも、もう、えろ過ぎるよ。ぼく、もうイっちゃいそう……
あっ、んんっ! そんなにがっつかないで。今、飲ませてあげるからね」
その言葉に応じるように、玲香さんは口をきゅうっと窄め、上下に頭を振る。さらに、舌で先端の切れ込みを
ほじるように刺激し、射精を促す。間を置かず、ペニスの根元から先端にかけて痺れるような感覚がやってきた。
「んっ! で、出るよっ! ふあっ、はううぅ……っ!!」
限界に達したぼくのペニスがびくびくと震えながら、玲香さんの口内へ、朝一番の精液を注ぎ込む。
「んぅぅぅぅ……うぅぅぅっ……んぅぅぅぅっ……!」
勢い良く吐き出されるぼくの欲望をいっぱいに受け、玲香さんは恍惚の表情を浮かべながらも舌を蠢かせ続け
る。空腰が止まり、ググッと後ろに突き出された股間から淫液が勢い良く飛び出し、鏡を濡らす。
「あれ? お潮吹いちゃったね。もしかして、お口に出されただけでイっちゃったの? うふふ……玲香さんっ
てば、本当にえろい体になったよね」
玲香さんは、ぼくのセリフに目を細めると、射精直後の敏感な亀頭に追い討ちをかけるように、舌を絡め、し
ごきたてる。そしてストローのように先端を唇ではさみ、ちゅぅぅぅぅぅっ……と思い切り音を立て、中に残っ
た精液を残らず吸い上げる。
「やっ! ふあっ、やあぁんっ……!」
イったばかりのペニスには刺激が強すぎて、ぼくは思わず仰け反り、恥ずかしいあえぎ声を出してしまう。
玲香さんは管の中の最後の一滴まで搾り取ると、精液をこぼさないよう唇を締めながらゆっくりと顔を上げて
いく。そして、ちゅぷ……という音とともにペニスを解放すると、口の中に溜めたゼリーのような白濁液をちゅ
くちゅくと咀嚼し、転がし、その味をじっくりと味わう。口を開け、口腔内で糸を引く様をぼくに見せつける。
つー……と、口の端から垂れる涎混じりの精液を音を立てて啜り、唇の周りに付いた分も舌で拭い取ると、喉を
鳴らしながら嚥下し、全身をぶるぶるっと震わせた。性臭のする息を大きく吐き出すと、まだ硬さを保ったまま
のペニスに顔を押し当て、いとおしそうに頬擦る。こういう、うっとりとした表情の彼女は年齢よりも随分幼く
見えて、保護欲と嗜虐欲を同時にそそる……僕以外の男には、絶対に見せたくない顔だね。
それにしても、なんか暗いなぁ。今、何時だろう?
時計を見る。
ああ、3時か――――3時?!
「なっ、ちょっ、ちょっと玲香さん!」
「あぁん、千鶴さまぁ、おはようございますぅ」
「おはやすぎるよ! まだ夜明け前どころじゃないよ!?」
ぼく2時間も寝てないじゃん!
「は、はいぃ……申し訳ありませぇん……。私、その……朝まで我慢できなかったんですぅ。だってぇ、昨日は
えっちしてもらえなかったんですもん……」
「だって玲香さん、昨日は仕事大変だったでしょ? 呪いの言葉を吐きながら書類の山に埋もれてたじゃない。
邪魔しちゃ悪いと思ったんだけど」
「邪魔なんて、とんでもないです……千鶴さまに可愛がっていただけるほうが嬉しいです」
ぼくのペニスを、根元から舐め上げる。
「んぅー……だいたい千鶴さま、こんなに可愛いお顔で、こんなに可愛いロリータボイスで、見た目すっごい美
少女なのに、それなのに、こーんなにおっきくて硬くて立派なおちんちんついてて! しかもしかも、とーって
も絶倫! なんですもんっ。もう……こんなの、反則ですよぉ。我慢できるわけ、ないじゃないですかぁ」
うーん、まあ、そうかもね。玲香さん、もうすっかり淫乱だもんね。
玲香さんがぼくの下で働くようになって、2週間とちょっと。とある大手企業に勤めていた彼女を、ぼくがス
カウトしてきたんだ。
非常に魅力的な容姿にもかかわらず、長らく恋人がいなかった玲香さん。彼女のちょっとキツそうな見た目が
男を怯ませるのか、それとも仕事一筋で奥手な性格が災いしたのか……たぶん、その両方だったんだろう。さす
がに処女ではなかったけれど、むしろそれだけに、健康的な肉の欲求を密かに持て余していた。
そんな時目の前に現れたのが、ぼくだ。
少女めいた、可憐で清楚で愛らしく幼い――ただし、性器だけは大人顔負けの――十二歳の美少年の肉体にい
ともあっさりと溺れた彼女は、すぐさま会社に辞表を出し、そのまま、ぼく専属のメイドの一員になったんだ。
いや、実は彼女が仕事を辞めたのはそれだけが理由って訳ではないんだけどね。まあそれはまた別の話。
しかし、まさかここまで堕ちてくれるなんてねぇ。
てきぱきと書類を片付けびしびしと指示を出す、『頼れる凛々しいお姉さま』な姿しか知らない前の職場の人
達は、こんなとろけきった、えろえろモードの玲香さんなんて、想像も付かないだろうなぁ。
ぼくの前だけで乱れてくれるっていうのはとっても嬉しいんだけど、でも言う時にはビシッと言わないといけ
ないよね。
「じゃあ何? 玲香さん、自分がえっちしたいからぼくを起こしたの? それって、メイドさんとしてはどうか
なって思うよ?」
「も、申し訳ありませぇん……いっぱいいっぱいご奉仕しますからぁ、お許し下さぁい……」
玲香さんはそう言って、左手で勃起の皮を根元に引っ張ると、右手でまだ射精後の感覚が回復しきってない先
端を包み、思いきり擦りあげた。
うわっ、射精直後にこの責めは、つらい……っ!
「れ、玲香さんっ!? ちょ、っと……ひゃうっ! やめっ、やめなさいっ! んっあぁっ! あああっ!」
ぼくの静止も聞かず、玲香さんはさらに激しく責め立ててくる。右手のひらを亀頭に押し当て、ぐりんぐりん
とローリングさせる。
「ああん……びくびくいってますぅ……気持ち良いですかぁ?」
「やっ、やめな、さいっ、てばっ! あひいぃ! やぁっ、だっ、だめぇ…………!」
ぼくは腰をひねって、柔らかい指による甘い責め苦からなんとか逃れる。そして、ばっと身を起こすと、玲香
さんを仰向けに押し倒し、しっかりと組み敷いた。
「れ、玲香さん! もう……もう許さないんだからねっ! 言ってもわからない人には、お仕置きしちゃうぞ!」
「きゃあんっ、ご、ごめんなさい……お仕置き、いやですぅ……」
その言葉に反して、とっても嬉しそうな玲香さん。メガネ越しの瞳が『してして(はーと)光線』を放ってい
る。まったく、しょうがない人だなぁ……。
でも、そんな顔をしていられるのも、今のうちだけだよ。ぼくだって、たまにはご主人様としての威厳を示さ
なきゃだもん。
「玲香さん……今日は本気でお仕置きだからね。覚悟してよね」
ぼくはすっかり準備完了している玲香さんのアソコにペニスを押し当てると、一気に奥まで挿入した。
「ふあっんおぉぉぉぉっ…………!」
その途端、玲香さんは、まるで抱き枕を抱くように手と足でぼくの体にぎゅっとしがみつくと、びくびくんっ!
と跳ねた。
「あれ……? もしかして、挿れただけでまたイっちゃったの?」
「はいぃ……い、イっちゃいましたぁ……はあっ……はあっ……」
「ふうん、本当にイきやすい体になったねぇ。うふふ。でも今からそんなだと、先が思いやられるよ?」
玲香さんの快楽の波がおさまるのも待たず、ぼくは彼女を押さえ付けたまま、ゆっくりと腰を使い始めた。
「ふひぃぃっ! ひあっ! んあああっすっすごいぃっ! 千鶴さまの、お、おちんちんがぁ、奥まで、来てま
すぅ……! んあぁっ! ふっ太いですぅ! お腹の中いっぱいですぅ! はひぃっ! えっえぐられるぅっ!」
玲香さんの肉襞がペニスにねっとりと絡みつき、膣全体が貪欲に締め付けてくる。でも、亀頭の感覚はさっき
よりは少し回復してきてるし、自分のペースで動けるので、余裕を持って玲香さんの体を堪能できる。ぼくはつ
ながったまま玲香さんの足首を掴んで持ち上げ、彼女の体を折りたたむと、上から突き入れるように責める。
「ふあっ! いいっ! これいいですぅっ! んふぅ……!」
そして、腰を動かしながら玲香さんの両足を抱きしめる。足の位置が変わるたびに、玲香さんの中も微妙に形
を変え、粘膜の違う部分が刺激される。
「んあぁぁっ! ああすごいぃぃっ! ひいぃぃんっ!」
腰を引き、掴んだ足を揃えたままゆっくり倒して横向きにさせる。
「ひぃぃっ、中がっ、ねっ、ねじれちゃうぅっ! んおっおぉっ!」
そして彼女の腰を掴み、ペニスで吊り上げるようにして四つん這いにさせると、後ろから下腹を叩きつけるよ
うに責め立てる。
ぱじゅっ、ぱじゅっ、ぱじゅっ、ぱじゅっ……。
突く度にあふれ出す愛液の水音が、肉同士のぶつかる音と交じり合い、淫らなリズムを奏でる。それに合わせ
てお尻の穴が物欲しげにひくついているのが、なんとも卑猥で良い眺めだね。
「あっ! あっ! あああっ! あおおーっ! ひぃっ! んひぃっ! ひぐっ! またっ! またイくぅぅっ!
イっちゃいますぅ! ああ、またぁっ……!」
「またイくの? うふふ、そんなに何度もすぐイくなんて、まったく、玲香さんの体は欲張りさんだなあ」
そう言いながらも、玲香さんが絶頂を迎える寸前を見計らい、ぼくは腰を押し付けるようにして動きを止めた。
「うあぁぁ……あ? あえ? な、なんでっ!? ちっ千鶴さまっ!?」
なんでって? それはお仕置きだから。
おあずけされた絶頂を求めて腰を振ろうとする玲香さん。ぼくはそれを両手でしっかりと押さえ込み、動きを
封じる。
「ああっ、そ、そんなぁっ! やめないでぇっ! してぇ! してっ、くっ、くださいぃっ! もっ、もう少し、
なのにぃっ! おっお願いしますぅ! 動いてくださいぃっ! お願い、お願いですぅっ! ふああっ! この
ままじゃ、くっ、狂っちゃいますからぁっ! お願いぃぃっ! 動いてぇっ! イかせてっ! イかせてぇっ!!」
「だーめ。その前にまず、自分の粗相の後始末をしなきゃ。でしょ?」
腰で押すように、四つん這いのままベッドの縁、鏡の前まで進ませる。
「ほら、良く磨かれた鏡が、さっき玲香さんが噴き出したえろ汁で汚れちゃってるよ。舌で舐め取って、キレイ
にしようね。そしたらまた、いっぱいいっぱいしてあげるからね」
「はっ、はいぃ、舐めますぅ……舐めますからぁ……っ!」
玲香さんはベッドから身を乗り出すように鏡に顔を近づけると、舌を伸ばし、れろり、れろり……と自身の粘
液を舐め取った。
「なっ舐めましたぁっ! イかせてくださいぃっ!」
ググッと玲香さんの腰が力む。けど、ぼくが相変わらず押さえているので動けない。
「まだだめだよ。玲香さんのえっちなお汁は取れたかもしれないけど、今度は玲香さんのえっちな唾がいっぱい
付いちゃっているじゃない。もっとちゃんと……ね?」
「そ、そんなぁっ!」
ぼくは、急かすように玲香さんの奥を軽く小突いた。
「は、や、く!」
ツン、ツン、ツン。
「ふぁっ! あっ! あぅっ!」
そしてまた止まる。
「ああっ、やっ、やめないでぇ! しますぅっ! ちゃんと、しますからぁっ!」
玲香さんは音を立てながら、必死で鏡を舐め、啜る。けど、いくら玲香さんが頑張っても、鏡の表面に唾液が
塗り広げられていくだけだ。まあ、舌でキレイにしろというのが、そもそも無茶な命令だからね。可哀想だから、
このくらいで許してあげようかな…………ここは、ね。
ぼくは玲香さんのお尻を掴んだまま、ペニスが抜けそうになるギリギリまでいったん腰を引くと、一気に奥ま
で突き入れた。
「はひぃぃぃぃっ!」
そこからは短いストロークで、奥を小刻みにノックし続ける。
「うっ、あっ、あっ、おっ、ふひっ、んおぉぉ……っ!」
四つん這いのまま背中をそらし、呻く様な嬌声を上げる玲香さん。お預けされた分の快楽を取り戻そうとする
かのように、腰が突き出される。
ふふ、あわてなくても、約束どおり『いっぱいいっぱい』してあげるからね。
ぼくはつながったまま背後から手をまわし、玲香さんの豊満な胸をブラごとすくい上げ、抱きしめた。腕に力
を入れ、そのまま引き寄せて後ろへ倒れ込み、尻餅をつくように座る。その勢いで、ズンッ! と突き上げるよ
うに結合が深まった。
「んおおおおっ! ふっ深いいぃぃっ! 奥ぅっ! おぐうぅっ!」
ぼくは体を震わせて喘ぐ玲香さんの膝を掴み、足を左右に大きく開かせる。
「見てごらん。玲香さんがぼくのちんぽをはしたなく咥え込んでるところ、鏡にくっきりはっきり映ってるよ」
「はいぃぃっ! 見えますぅ! 私のえろいまんこ丸見えですぅ! 千鶴さまのおっきいおちんちん、奥まで来
てますぅっ!」
玲香さんはふしだらなセリフを吐きつつ、M字に開脚したままベッドに手を付くと、激しく腰を振りたてて、
散々じらされたあげくの快楽を、狂ったように貪る。
「んおおぉぉっ! イくぅぅっ! イくっ、ですぅぅっ! 今度こそっ、イっ、イくのぉぉっ! んぉぉっ!!
イぐぅぅぅぅぅっ! うぅぅぅぅあぁぁぁ…………っ!」
髪を振り乱し、いやらしい雫を撒き散らしながら達する玲香さん。達しながら、全身を波打つように震わせる。
今までじらされた分、絶頂感が長く尾を引いているみたい。「んおぉ……おぉぉ……」と低く呻き声を上げなが
ら、たっぷり一分ほど気を遣り続け、やがて力尽きたようにぼくに寄りかかってきた。
おっと、まだまだ休むのは早いよ?
ぼくは首筋に舌を這わせ、甘噛みながら、左腕を玲香さんのお腹に廻して体を支え、腰を突き上げる。空いた
右手の人差し指と中指を揃えると、すっかり剥き出しになったクリトリスを8の字を描くように愛撫する。
「うあっあぁぁっ! だめぇっ! 今は、だめ、ですぅっ! あひぃぃ! くすぐったいぃ! ひあぁぁっ!!」
「えー、やだなぁ玲香さん。さっきはあんなにして欲しがってたじゃない。ぼくに遠慮なんか、しなくてもいい
んだからね。うふふ……」
逃げようとする玲香さんを押さえ込み、のしかかるように体を正常位に入れ替えると、腰を送る速度を次第に
上げていく。しばらくじたばたと暴れていた彼女だったけど、すぐにまた甘い声を出し始めた。
「ふひっ、ひっ、んあぁ! やだぁっ! なんでぇっ!? くすぐったいのにっ、す、すごいのぉ! んおぉっ!
ああっ、まっ、またイくっ! またイきますぅっ! ああイくっ! イくぅぅぅぅぅっ!!」
ガクガクと体を波打たせてまたもや達する淫乱メイドさん。ぼくは、身悶える彼女の体を抱きしめ、押さえ込
むと、休まず責め続けた。
「ふあっ、う、うそっ、イってるのにぃ……! 今イってるのにぃ……! またっ! イっ、イきながらぁっ!
イかされぇっ、ちゃうぅぅぅっ!! うえぇぇっ! んああっ! あひっ! すごいぃぃ! すんごいのぉっ!
んおぉっ!! おっ、お仕置きっ、すっ素敵! 素敵ぃぃっ! ああっ! またイくぅーっ! おまんこまたイ
くですぅっ!! んおぉぉぉぉ…………っ!!」
イきっぱなしの玲香さん。彼女の媚肉が、イく度にペニスを淫らに締め付け、搾り取るように蠕動する。絡み
ついた肉襞も馴染んできて、その一つ一つが、ちゅうちゅうと肉茎に吸い付いてくる。さらに、張り出してきた
子宮口が、ぼくの最も敏感な器官の先端を咥えるように捉え、てろてろと責め立てる。
「ふぁ……す、すごいね、玲香さんのおまんこ……『早く精子をくださいー!』って、びくびく震えながら、や
らしくおねだりしてるよ。さっき上のお口で飲んだばっかりなのに……まったく、はしたないゾ、このえろメイ
ドめっ♪」
「も、申し訳……ふひっ! 申し訳っ、あ、ありませっひあぁっ! んあっあっ! ごっ、ごめんなさいぃっ!
えろまんこでごめんなさいぃぃっ!」
謝りながらも、さらに締め付けを増す玲香さん。さっき一回射精してなかったらとっくに限界……っていうか、
もう二回目が出ちゃいそう。だけど、玲香さんの弱いところ、ぼく知ってるもんね。ぼくがもう一度イっちゃう
前に、玲香さんをもっともーっと、気持ちよくしてあげるからね。
ぼくは、玲香さんの中のざらざらした部分を探り当てると、カリの出っ張りで激しく引っ掻いた。
「うああぁっ?! そっ、そこっ! そこだめぇぇっ! おぉんっ、あおっ! おひぃぃっ! ああぁっ! ま
たぁっ! またなのぉ! またイくのぉっ!! ふひっひぃぃっ! またっ、イっ、イきっ、ますぅぅぅっ!!
うひぃっ! ちっ、千鶴さまのっ、おちんちんでぇっ、私のおまんこ、またイっちゃいますぅぅっ!!」
「んんっ……ぼくも……玲香さんのおまんこがえろ過ぎて、また出ちゃいそうだよ。ねえ、どこに出して欲しい?」
「ああっ! なっ、中っ! 中にぃっ! 中にくださいぃっ! ちっ、千鶴さまのっ、せっ、精子をっ! 玲香
のどすけべまんこの中にぃっ! いっぱい注いでくださいぃっ! ひぃっ、ひあぁっ……! ああっ、なんか、
くるぅっ! すごいのきますぅっ! んおぉ、おぉぉっ! と、とんじゃうっ! とんじゃうのぉぉっ!」
「ぼっ、ぼくも……もう……ああ……で、出るよっ! ふぅっ、うぅぅぅぅぅ…………っ!」
「んおおっおおおっおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ………………っっ!!!」
ぼくが精液を流し込むのと同時に、玲香さんは獣のような叫び声を上げ、髪を振り乱しながら白い首筋を突き
出すように全身を大きく後ろへしならせる。そして、糸が切れた人形のように手足をだらしなく投げ出した。
深い絶頂が長引いているのか、気を遣った女体独特の淫らな汗の香りを発散しながら、びくびくびくっ……と、
断続的に痙攣を繰り返す。
「ぅぁ……ぁ……ぁぉぉぉ……」
小さく呻く玲香さんの上に、ぼくもぐてっと倒れこみ、形の良い大きな胸に顔を埋める。挿入したままのペニ
スが、震えながら二度、三度……と吐精を続ける。玲香さんの中も優しく蠢き、それを揉みしだく。
ぼくはそのまましばらく余韻を楽しんだ後、まだ硬さを失わないペニスを、ゆっくりと引き抜いた。
体を少し上にずらし、玲香さんの口から垂れ流されたよだれを、拭うように舌で舐め取る。
そして、柔らかくキス。軽く触れ合わせ、唇で唇をなぞる。玲香さんが誘うように、まだぼくの精液臭が残る
口を開く。それに応え、ぼくは舌を差し入れる。お互いの口の中で、舌同士を絡ませ、擦り合わせ、啜り合う。
二人の唾液が混ざり合う。それを味わい、飲み込み、相手の喉に流し込む。ぼくが口を離し、顔を上げると、二
人の間に雨上がりの蜘蛛の巣のようなねっとりとした糸が一瞬架かり、切れ、玲香さんの口の中に落ちて行った。
「ん……ふぅ……」
大きな胸を、まだつけたままのブラの上から円を描くように優しく揉む。ブラのホックを外し、脱がせ、柔ら
かな白い乳房と、その中心で痛そうなまでに赤く勃起した乳首を露出させる。そして、右の乳首を人差し指で爪
弾きながら、反対側の乳首を口に咥えると、唇で挟み、舌で擦り、歯で甘噛む。
「はぁっ……はぁっ……千鶴さま、大好き……はぁっ、ん……おっぱい、気持ちいいです……はぁ、はぁ……」
息も絶え絶えに、しかし嬉しそうに反応する玲香さん。
胸に埋まったぼくの頭を優しく抱きしめ、髪を梳くように撫でてくれる。
「うふふ……千鶴さまの御髪、さらさら……はふぅ……」
満たされたような、恍惚とした表情。
……って、うーん、もしかして、これ、後戯だと思っているのかなー?
だとしたら、甘いよ玲香さん。
これは後戯なんかじゃない……ただの中継ぎなんだからね。
ぼくは、感覚が回復してきた、まだまだ萎える気配を見せないペニスを再び彼女に挿入し、動かし始めた。
「ひぃっ!? あっ、あのっ! ちょっ、ち、千鶴さまっ!? ……んおぉっ! ……はぅぅっ! ごっ、ごめ
んなさい……い、今は、ちょっ、ちょっと……あひっ! ふっ深いの、来た、ばっかりで、つ、つらいんですぅ
……おひぃっ! ……お、お願いしますっ! くっ、くすぐったいんですぅぅ! も、もう少し……もう少しだ
け、や、休ませてくださあひぃぃぃぃっ! んおおおっ! おふぅっ!」
暴れて逃げようとする玲香さんをぎゅっと抱きしめて動きを封じる。
だめだってば。これ、お仕置きなんだから。
ペニスを突き入れる度、ぶちゅ、ぶちゅ……と卑猥な音を立て、ぼくの精液と玲香さんの愛液のブレンドが泡
になって溢れ出す。
「うあっ! あひっ! ほ、本当に、や、やめ、てっ、やめてくだっふひっ! おっ、お願い、ですからぁっ!
ひぃっ! ……ゆ、許しっんおぉぉっ! 許してぇっ!! もう許しっふひぃっ! 許してくだっんおああっ!
ふひぃぃっ!! ひぃぃっ! いやあぁっ! ああーーっ! もう、だめぇっ! もうだめぇぇぇ…………っ!」
全身をわななかせながら腰をくねらせ、なんとか逃げようとする彼女。
ぼくは逃げられないよう、抱きしめる腕にさらに力をいれると、構わず腰を使い続けた。
「だぁーめっ♪ 言ったでしょ、玲香さん……もう許さないって」
自ら進んで罠にかかった淫らな獲物に、ニヤリと笑いかける。
「起きる予定だった6時まで、お仕置きだからね」
「う、嘘……そ、そんなっ! いっ、いやぁ……あひっ! そんなの、む、無理、ですぅ……そ、そんなにされ
たら……うぁっ! こ、壊れちゃう……っ! あひぃぃっ! お、おまんこ壊れちゃいますからぁっ! うあっ!
許してぇっ! あっ、あひっ! あひぃぃっ! 死ぬっ、死んじゃうぅっ! んおぉぉぉ…………っ!!」
時計を見る。
今、3時34分。
6時まで、あと2時間半弱、たーっぷりイジメてあげるからね。
長々とお目汚しごめんなさい。
えっと、続きは明日にでも。
支援
まだハーレムじゃないな
続き期待。
>>118の続きです。
4時。
「…………はーー…………はーー…………はひぃぃぃ…………もっ……もう……だめぇ…………うあぁ…………
も、もう、だめ……ですぅ…………はーー…………はーー…………はひぃっ…………ち……ちづっ……るっ……
さまぁ…………あぉ…………おね、がい、ですぅ…………くひっ…………もう…………だめ、なん、ですぅ……
んおぉぉぉ…………」
「もうだめ? またまた、嘘ばっかりなんだから。そんな事言って、玲香さんのえろえろおまんこ、ぎゅうーっ!
って、ぼくのおちんちんをしっかりつかんで離さないじゃない。そのえろい体は、まだまだ全然イき足りてない
んでしょ? ねえ? もっと、いっぱいいーっぱい、イきまくりたいんでしょ?」
「ち……違いますぅ……もう……イきたく、ないですぅ……もう、イきたく、ないよぉ…………いやあ…………
イきたくっ、ないっ、のにぃ……あ、また……またぁ…………やだぁ、もう、やだよぉ…………いや、なのにぃ
…………おあぁぁ…………ぁぁぁ…………」
もはや仰け反る力もないのか、虚ろな目で弱々しく首を振りながら達する玲香さん。
今ので、えーと……何回目だっけ?
イった回数を数えさせればよかったなー。ま、いっか。
ぼくは、玲香さんの震える両膝を抱え込み、体を折り曲げると、上から腰を打ち付けるように責め続けた。
「はひぃ…………はひぃぃぃ…………もう……もう……ゆる、ひてぇ…………」
「だーめ、ゆるしません♪」
4時12分。
勃起の付け根の、そのまた奥の方から、甘美な感覚がやってくるのがわかる。
ぼくはペニスを抜き、膝立ちで玲香さんの顔まで移動すると、手でしごき、本日三回目の射精を行う。
激しい責めでずれかけたメガネが、まだまだ粘性を失わない淫らな白濁で覆われる。
ばしゃっ、ばしゃっ……と次々に撃ち出される精液が、筋の通った鼻や半開きの唇、艶のある前髪に追い討ち
をかける。
「ふぅーーっ…………ふぅーーっ…………うあぁ…………ち、ちづるさまの、せーしぃ…………はぁっ、はぁっ
…………お、お顔にいっぱいです…………う、うれ、しい、ですぅ…………はふ……」
玲香さんは、顔にかかったぼくの欲望を震える指で拭うと、それを口に運び、ちゅばちゅばと吸う。
「んー…………ぷは……ちづるさまの……んぐ……んんっ……とっても、おいしい、ですぅ…………はぅぅ……」
「なーんだ。玲香さん、まだ余裕あるじゃない? じゃあ、まだまだ大丈夫だよね」
「そっ、そんなっ! あのっ……その……お、お口っ……お口でご奉仕、しますからっ! だから、お、おまん
こは、もう許してください……」
玲香さんは、なんとかペニスを捉えようと、必死で舌を伸ばしてくる。
それをかわして、ぼくはベッドサイドに置いてある水差しを取り、注ぎ口を咥え、中の水を飲む。それから、
その注ぎ口を玲香さんの口にもあてがう。
「とりあえず、水分を補給しないとね」
玲香さんは、注ぎ口に吸い付くと、口の端からこぼしながらもごくごくと水を飲み干していく。
「玲香さん……唇と舌でしごくような動きをしても、それ水差しだからね? もう、そんなにぼくのおちんちん
が欲しいの? しかたないなぁ。でも大分回復してきたし」
ぼくは水差しを玲香さんの口唇愛撫から解放し、元の位置に戻すと、腰を沈め、まだまだ萎えないペニスを入
り口にあてがう。
「続き、しよっか」
挿入し、抽迭を再開する。
「ひゃあおぉぉっ…………おぉぉっ…………んおっ…………もう…………しぬぅ…………しんじゃうぅ…………
あおぉぉぉぉぉっ…………」
4時43分。
「…………はひぃ…………ひぃ…………も……もう…………はーー…………はーー…………だめぇ……れしゅぅ
……はーー…………かはっ…………や……やしゅ……やすましぇ……てぇ…………お……おね……がい……ひま
……けはっ…………ちょ……ちょっとで……いいでしゅ、からぁ……お……おねがいでしゅぅ…………んほぉぉ
…………くはっ……あおぉ……や……やひゅ、まひぇて、くだ、ひゃいぃぃ…………」
あーあ……だんだん呂律が回らなくなってきちゃった。まだまだ、先は長いっていうのにね。
「もう、しかたないなぁ。じゃあ、ちょっとだけ休憩しようか」
そう言って、ずるんっと勢いよくペニスを引き抜く。
その瞬間、玲香さんの股間から、ぷしゃぁぁぁ…………と体液が噴き出した。
激しすぎてもう、潮なんだかおしっこなんだかわからないや。
「…………はひぃー……はひぃー……ふあっ……あ、ありがとうござ」「はい休憩おしまい」
抜いたばかりのペニスをまた一気に奥まで挿入し、膣壁を掻き毟るように激しく抽迭する。
「んがあおぉぉぉっおぉぉっ…………そんなぁぁ…………ひぐぅっ…………ひゃぉぉっ、んおおぉぉっ…………
まっまだ……ひっ……まだっだめっ……なん、ですうぅっ…………おあああああっ…………ひっ、ひどいぃっ、
ひどいぃぃ……うあぁぁ…………こんなぁ…………くはっ…………いやぁ……いやだよぉ……やだぁ……やなの
にぃ…………んあぁぁ…………はひいぃ……んぁぁ……またぁ…………またくるぅ…………もう、やぁぁっ……
ひやあぁぁぁっんおっおぉぉぉぉぉぉ…………かはっ」
白目をむいて手足を痙攣させる玲香さん。
さっきまでキツく絞るようだった膣壁も、すっかり緩んでしまっている。元々の具合の良さで、あいかわらず
ぼくのペニスにねっとり絡み付いてくるけどね。
でも、こんな調子で、あと1時間以上も耐えられるのかな……?
といっても、どっちにしろ止める気はさらさらないんだけどね。
5時2分。
「うにゃ……? あ、ちづちゃま、おはよーございまーふ……」
玲香さんを責めている中、隣に寝ていたメイドさんの片割れ、円城寺日菜さんが目を覚ました。寝ボケまなこ
を軽く握った右手で擦りながら、左腕だけで可愛らしく伸びをする。ちなみに、裸だけど、靴下だけは履いたま
まだ。お約束だよね。
「んっ……おはっ、ようっ、日菜っ、さんっ」
ぼくは腰を動かしながら挨拶する。
栗色のふわふわ髪を背中まで伸ばした小柄な日菜さん。
童顔、幼児体型、話し方も舌っ足らずな彼女は、ぼく専属のメイドさんたちの中でも一番幼く見える……って
いうか、ぶっちゃけぼくより年下にしか見えない。本人いわく「よねぽ風に表現するとぉ、『バスには、小学生
の料金で乗れる』でぇす!」だそうな……『よねぽ』がなんだかは、よく分からないけれど。
しかし実際にはメイドの中では一番の年上で、メイド長さんだ。もう29歳だったりする。しかも一児の母。
人は見た目で判断出来ないね……って、まあそれに関しちゃ、ぼくもあまり人のことは言えないけどね。
ちなみに、ぼくに最初に女性の体を教えてくれたのも、この人だ。
「ふにゅぅ……あれ? うっわ、れーちゃん、なんだか、すごいことになってますねー?」
「うん。お仕置き中なんだ。玲香さん、あまりにもはしたないから」
「…………あぁぁ…………おあぁぁ…………おっ、おね、はひっ……ひな……しゃんっ…………はひっ、ひぃっ
…………た……たしゅ……へ…………へあおぉぉ……たしゅへてぇ…………」
涙とよだれと精液でどろどろの顔を日菜さんのほうに向け、玲香さんが助けを求める。
「えー? 助けて欲しいのー? おっけー、わかったよー!」
そう言うと日菜さんは玲香さんの体に腕を伸ばし、触るか触らないか程度にわき腹に指を這わせ、くねらせた。
「ふおぉぉっ、おぉぉっ……んおぉぉ…………おがぁっ……かはぁ…………ひゃっ、ひゃめれぇ…………ひぅっ
……なんれぇ…………なんれぇぇぇ…………ひあっ、あおぉぉぉぉ…………」
イきまくって全身が敏感になっている玲香さんに、これはかなりの刺激だろうなぁ。
「なんでって? れーちゃんが、もっといーっぱい気持ちよくなるように、手助けしてあげてるんだよ?」
そう、日菜さんはこういう人なんだ。
もし本気で助けてもらえると思っていたんなら、玲香さんはこの人のことをまだ良く判っていないね。
あるいは、頭が朦朧として、思考力が低下しているのかもしれない。
「すごーい。ちづちゃまが腰を使う度に、おっきいおっぱいが、ぷるんぷるん! って揺れてるねー」
そう言って、日菜さんは指をわき腹から胸へ移動させ、発情を誇示する先端をぎゅっとつまんだ。
「……ふーんだ、どーせヒナは小胸ちゃんですよーだ! なーんか腹立つから、ヒナからもお仕置き〜っ!」
つまんだ両方の乳首を、ぎゅうぅぅぅっ! と、思いっきり引っ張る。
うーん、見事なまでに理不尽だね。
「んおっ、んおぉぉっ……や、めれぇ……いた……ひ……ひぐっ……かはっ……!」
「うっわ、だめだよ、日菜さん……全然お仕置きになってないよ。中がびくんびくんいってるもん」
「えー。んもー、れーちゃんはドMでしかたないなー。じゃー、ここはどーかな? かな?」
日菜さんは左手はそのままに、右手を結合部位へ伸ばすと、玲香さんのクリトリスを人差し指の腹で押さえ、
小刻みに動かした。
「…………んおぉぉぉ…………おぉぉぉぉっ…………ぉぉぁ…………」
「にゅふふっ、悶えてる悶えてる。れーちゃん、かっわいー」
「すごい……すっかり緩んじゃってたのに、またぎゅうぎゅう締め付けてきたよ。ぼく、また出ちゃいそう……」
「またー? ちづちゃま、朝かられーちゃんに何回出したんですかー?」
「ん……えっと、3回、かな」
「あ、ずるーい! ヒナ、昨日の夜は、1回しか出してもらってないのにぃ」
「仕方ないでしょ。昨日は日菜さんも責める側だったんだから」
「えー、だってぇ……ふゆゆんも、れーちゃんと一緒で『いじめてちゃん』なんだもん。誰だって責めたくなっ
ちゃいますよぉ」
そう言って、まだ目を覚まさないもう一人のメイドさんに目を向ける。
内巻きにゆるくカールさせたミディアムヘアーが小悪魔的な印象の彼女は、水野冬百合さん。うちで住み込み
で働きながら大学に通っている、19歳の女子大生だ。
ミーハーっぽい外見とは裏腹に、とっても恥ずかしがり屋さんの彼女。もう何度もぼくと体を重ねているのに
いまだに慣れないらしく、淫語責めなどすると顔を真っ赤にして身悶えてくれる、素敵なお姉さんだ。その恥じ
らいっぷりたるや確かにいじめたくなる可愛らしさで、昨夜もぼくと日菜さんに二人がかりで責められ、恥ずか
しい言葉を何度も強要され、あるいは聞かされ、涙を流して羞恥に耐えながらも繰り返し絶頂に導かれ、気絶す
るように眠ってしまんだ。
まあ日菜さんだって、冬百合さんを責めながら自分も感じちゃってたので、その後ぼくに責められると、すぐ
に何度もイっちゃったんだけどね。
その日菜さんに目を戻すと、小ぶりの口をいっぱいに開けて、舌を突き出していた。
「ん? おちんちん欲しいの? だめだよ、今は玲香さんを絶賛お仕置き中なんだから」
「やぁ……も……う……やらぁ……へぁぁ……」
「うー……。んじゃあ、手伝わせてくださーい」
日菜さんはそう言うと、後ろからぼくに抱きついてきた。背中に、彼女の大変慎ましやかな胸が押し付けられ
る。肩甲骨の下辺りに、勃起した乳首を感じる。前に回された彼女の手が、ぼくのお腹の上辺りを撫ぜ、そして
徐々に、胸のほうへと上がってくる。
さわさわ……さわさわ……。
「んっ、あふっ……く、くすぐったいよ日菜さん……」
「えへへっ。でも、気持ちいいでしょう?」
日菜さんはそう言うと、ぼくの胸を揉むように愛撫し始めた。
「ふあっ……やぁ……んっ……」
「にゅふふ。ちづちゃま、お胸で感じてそんな声出しちゃうなんて、本当、いつも思うけど、オトコノコにして
おくのはもったいないですよねー」
「んんっ……もう……っ! そ、そんな事言ったら、日菜さんだって、女性にしておくにはもったいないほどの
フラットな胸じゃ痛たたた! ごめんごめんっ! 謝るから首に歯を立てるのはやめてっ!」
「うう……ちづちゃまの、いぢわるぅ……」
「……えー」
お互い様のはずなのになんだか不公平だよね! しかもぼくご主人様なのに。
「もうっ、デリカシーのないちづちゃまには、メイド長であるヒナから教育的指導だもん!」
日菜さんは、ぼくの前に回していた右手を、お腹、脇腹……と這わせていき、お尻で止めると、そこをゆっく
りと撫で回し始める。耳元に「にゅっふっふー」という、不穏な笑い声が届いた。
えっ? ちょっ……ま、まさかっ!?
「ちづちゃまのお尻、気持ちよくしてあげますからね」
日菜さんはぼくのお尻の穴に中指を押し付けると、ぐにぐにとほぐすように動かし始める。
「れーちゃんのお汁がここまで伝ってきてて、すっかりぬるぬるですぅ。これなら、ローション使わなくっても、
中指一本くらい平気ですよね」
「ま、まって! だめっ! お尻はやだぁっ!」
「もー。そんな可愛らしく抵抗されたら、かえって止まらないって、ちづちゃまも分かってるくせに」
そ、そんなぁっ!
ぼくは必死で逃げようとするけど、前は玲香さんの中にズッポリと入って締め付けられ左右にも動けないし、
後ろに腰を引いたらそのまま日菜さんの指が入ってきちゃう。まさに前門の虎、肛門の狼……ってそんなこと考
えてる場合じゃない!
「ひ、日菜さん! だめでしょ、ぼくの言うこと聞けないの!? ね、お願い……」
「優しくしますから……ね? とーっても気持ちよくしてあげますから」
ぬぬぬぬ……。
ゆっくりと、日菜さんの指がぼくの中に入ってきた。
ん、あぅ……だ、だめぇっ! こんなのっ……だって……。
「お尻……弱いのにぃ……んんーっ、ふひっ……」
「ちづちゃま、相変わらず、お尻すごいですねぇ。感度もそうだけど、中の具合も絶品です。たぶん、うちのメ
イドの誰のお尻よりも名器ですよ。ヒナ、指だけでイっちゃいそうですぅ」
「そ、それなんか違う……それに、そんなの、別に嬉しくなんか……んあっ……あひっ……ああっ、も、もうっ
……ふうぅぅっうあぁぁっ!」
彼女の指が奥まで届いた瞬間、ぼくは玲香さんの中に射精してしまった。
「あ、すごぉい、ちづちゃまのお汁が管を通るのが、指先で分かりますぅ。その度に、お尻の穴がきゅうきゅう
締まってやらしいです」
くっ、屈辱的……。なのに、ぼくのお尻は自分の意思に反して日菜さんの指を咥え込み、更なる刺激を求め、
ひくひくと蠢いてしまう。
玲香さんの中に入ったままのペニスは、蠕動する肉壁にしごかれ、イった後に休む間もない。
「ヒナの指、美味しそうにはむはむしてますねー。ほら、ここグリグリされるの、気持ち良いんでしょぉ?」
日菜さんは、ぼくの中で構わず指を動かす。鍵型に曲げ、ペニスの根元の裏辺りをこりこりと弄る。
「あひぃぃぃ……っ!」
こんな……こんなの、もう、いやぁ……っ!
ぼくは打ち寄せる快楽に耐えようと、玲香さんの体に抱きついた。胸の谷間に埋まったぼくの頭を、玲香さん
の両腕が弱々しく包み込む。
「ふあぁ……ち、ちじゅりゅしゃま……らいしゅきれしゅぅ……しゅ、しゅきしゅぎて、あらひ、こわれしゃい
ましゅぅ……」
「んあっ! ぼ、ぼくも、あっ、んっ……れ、玲香さんのこと、大好きだよっ……あひっ!」
「ちづちゃまちづちゃま、ヒナはー?」
「うぅ……こんなことする日菜さんは、んうっ……きっ、嫌いだもんっ!」
「えーー! ちづちゃま、ひどぉい! ぷんぷんっ! あ、でもぉ、下のお口は上のお口とは違う意見みたいで
すよぉ? ほらぁ、こぉんなにヒナのこと、愛してくれてますぅ」
「もう、いやぁっ! 日菜さんの、ばかっ……ばかぁっ! あっ、だめぇ! お尻の穴グリグリしながら背中に
舌這わせないでぇ……っ! こ、こんな……うひっ! ひ、日菜さんっ! あとで、あとでひどいんだからねっ!
おっ憶えておきなさぁぁぁっ! んあぁっ! ふあぁぁ……っ!」
5時37分。
さて、と。
「どう、日菜さん、それの付け心地は?」
「あのっ……すごく……も、もどかしいですぅ……はぅ……」
ベッドの隅にうずくまり、切なげな吐息をつきながら身悶える日菜さん。
そのくびれの少ない細腰には、さっきのお仕置きとして、ちょっとごつめの貞操帯が取り付けられている。
特注のそれは、内側にぼくのものより二回りほどスリムな電動の張り型が二本付いていて、日菜さんの前後の
穴に挿入されている。それぞれ手元のリモコンで振動やピストン運動をさせられ、強さもツマミで調節できる。
また、腰の部分が小型のローションタンクになっていて、定期的にそこから管を通って、張り型の先端から射精
のように潤滑液が注ぎ込まれる仕組みになっている。長い時間装着していても負担が少ない安心設計だ。まあ、
うちのメイドさん達は皆お汁たっぷりタイプなんで、必要ないかもしれないけれど。ちなみに、今はどちらのス
イッチもオフにしてある。さっきまでぼくのお尻を責めたてていた可愛らしい指が、カリカリカリ……と貞操帯
の股間部分を引っかいているけど、もちろんそれでどうなるものでもない。
あ、念のため言っておくけど、日菜さんの指はちゃんとウェットティッシュで綺麗にしてあるからね?
「ち、ちづちゃまぁ……あぅ……えっ、ええっと、そのぉ……せ、せめて……あぁ……ス、スイッチ……入れて
ほしいなー、なーんて……はふぅ……」
「こうかな?」
そう言って、両方のリモコンのスイッチを入れ、ツマミを中間くらいの強さまで上げる。
「んんーーーっ! ふぅぅぅぅ……っ! うあああぁぁ……っ!」
日菜さんはシーツをぎゅっと掴み、実年齢の半分以下にしか見えない幼い顔立ちに淫蕩な表情を浮かべ、その
ロリータボディで快楽を味わう。
「ふあぁぁ……ヒナ、もう、もう……っ!」
「もう、イきそう? じゃあ……」
スイッチを切る。
「あ、やぁぁっ! やめちゃやだぁっ! ちづちゃまぁっ!」
続きを求め、がくがくがく……と、激しく腰を振る日菜さんだけど、ぼくがスイッチを入れない限りどうしよ
うもないんだよね。
「日菜さん、さっきぼくが『やめて』って言っても、やめてくれなかったじゃない。だから反対に、日菜さんが
『して』って言ってもしてあーげない」
「ああっ! ごめんなさいっ! ごめんなさいぃぃっ!」
……まったく。玲香さんといい日菜さんといい、こうなることが分かってて、どうして毎回毎回おいたをする
んだろうね?
そう思って、玲香さんに目をやる。
「……かはっ……はっ……おおっ……」
虚ろな目で涙や涎を垂れ流しながらぼくの左腕にしがみつき、全身を痙攣させている彼女には、日菜さんのと
同じような貞操帯が装着されている。違うのは、前の方に入ってる張り型がぼくのと同じくらいのサイズだとい
うこと、クリ責め用のイボイボ突起が付いていること、それからランダムモードになっていることくらいかな。
強弱浅深、次々と変わる動きに、玲香さんの体は慣れることも出来ないみたいで、悩ましげに眉根を寄せて耐
えていたり、かと思うと突然目を剥いて呻いたりと、なかなかに大変そう。あ、おもらしした。可愛いなぁ……
後でベッドメイクが大変そうだけど。まあ僕がやるわけじゃないし、別にいいか。
しがみつかれた左の手の甲を玲香さんのおへその辺りに添えると、お腹の中の動きが伝わってくる。そこを優
しく押し、撫でながら、右手で日菜さんの髪を梳く。
「ほら日菜さん、謝るにしてもおねだりするにしても、まずは誠意を見せなきゃ、でしょ?」
そう言って、彼女の頭をぼくの股間へ引き寄せる。
「じゃあ、まずはお掃除、お願いね。まだ咥えちゃだめだよ。舌だけでね。あ、手も使っちゃだめだからね」
「は、はいぃ……」
ぼくの足の間にぷにぷにした子供のような手を付くと、日菜さんは可愛い舌をちろっと出して、ぬめついたペ
ニスを付け根から先端に向かって舐め上げ、ぼくと玲香さんの淫らな液を拭き取っていく。
「えぁぁ……はぅ……ちづちゃまとれーちゃんのお味ですぅ……」
「うふふ、美味しい?」
「は、はいぃ……美味しいですぅ……」
そのまま日菜さんにご奉仕させながら、ぼくはまだ目を覚まさないもう一人のメイドさんに手を伸ばし、寝顔
の頬をそっと撫でる。
「冬百合さーん。朝だよー。そろそろ起きなきゃだよー」
呼びかけると、冬百合さんは「んん……」と、さえずるような可憐な声をあげる。けど、起きる気配はない。
「冬百合さーん。冬百合さんってばー。起きてー。おーい」
ぺちぺち。
手の動きを『撫でる』から『叩く』に――と言っても、もちろん軽く――変えてみる。
……うーん、起きないね。もう少しで目を覚ましそうではあるんだけどなぁ。鼻つまんでみようかな。
そう思って伸ばしかけた指が、冬百合さんのつややかな唇に、はむっと捕らえられた。
へえ……無意識でも咥えちゃうなんて、冬百合さんもおしゃぶり好きなんだねぇ。
ぼくはそのまま人差し指と中指を揃えると、彼女の口の中にゆっくりと差し入れた。噛まれちゃうかな? と
ちょっと心配したけれど、まあ可愛い女性に指を噛まれるっていうのも、それはそれでありかな、とも思ったり。
幸いなことに……と言うべきか、冬百合さんは歯を立てることもなく、まるでロリポップキャンディーを舐め
るように、舌でぼくの指を愛撫する。
だけど、ぼくの指が冬百合さんの口を塞いでしまっているわけだし、だんだん息苦しくなってきたらしい彼女
は「んぅ」と可愛らしく呻いて、恥ずかしがり屋の女子大生は、それでようやく目を覚ました。
「冬百合さん、おはよう」
うっすらと目をあけた寝起きの冬百合さんは、すぐには状況が飲み込めないみたいで、ぼくの指を咥えたまま、
しばらくぼーっとしていたけれど、次第に意識がはっきりしてきたんだろう、くりっとした目を大きく見開くと、
『ぼんっ!』という音が聞こえてきそうなくらいの勢いで、一気に顔が赤く染まった。
耳までどころか、首筋、胸元からお腹の方まで真っ赤になった冬百合さんは、「ほへっ!」と声を上げて飛び
のいた。ぼくの指がねっとりとした糸を引きながら、にゅるんっと口から抜ける。
「ご、ごめんなさい……千鶴君、あの、えと、お、おはよう、ございま……ひゃうっ」
小さな悲鳴を上げると、自分の肩を抱くようにして胸を隠し、足を閉じる。つい数時間前まで、快楽にむせび
泣きながら淫語を言わされていたというのに、今また、裸を見られただけでこんなに初心な反応を見せてしまう。
これが、うち一番の恥ずかしがり屋さん、水野冬百合さんだ。
ぼくは冬百合さんの目の前に、彼女の唾液で濡れそぼった指を突き出した。
「ほら、冬百合さんがあんまり一生懸命すけべなおしゃぶりするもんだから、ぼくの指、こんなにねちょねちょ
になっちゃったよ。そんなに美味しかった?」
「その……ご、ごめんなさい……。でも、私、寝てて……」
「うん、そうだね」
ぼくはニヤリと笑って言い継ぐ。
「無意識って怖いねー。すごくえろいしゃぶり方だったよ。冬百合さん、本当はやっぱり好き者だったんだね」
「そんな……す、好き者じゃ、ない、です……」
「そうかな?」
ぼくはそう言って自分の指を、冬百合さんの唾液を舐める。
「あっ、あっ、な、舐めちゃ、だ、ダメですっ」
「ふふ、やっぱりえっちな女の人の味がするよ」
「そんな……千鶴君、ひどいです……」
恥ずかしさに顔を歪めながら涙目でこちらをにらむ冬百合さん。
ああ可愛いなあ……。可愛すぎて、もっといじめたくなっちゃうよ。
「ほら日菜さん、えっちな冬百合さんのえっちな唾だよ」
ぼくは、熱に浮かされたようにペニスを舐め清めている日菜さんに指を突きつけた。日菜さんはぼくの股間か
ら顔を離すと、その指に舌を絡ませながら口に含み、ちゅばちゅばと音をたてて味わう。ぼくがゆっくりと指を
引き抜くと、唇との間に糸がかかる。彼女は「ぷふぅー……」と大きく息を吐いた。
「日菜さん、どうだった? 冬百合さんの唾は、えろ女の味だったでしょう?」
「ひどい……え、えろいのは、千鶴君の方じゃないですか……」
あはは。ま、確かにそれは否定は出来ないね。
しかし日菜さんの返事は、
「指よりも、おちんぽ咥えさせてくださいぃ……」
目をトロンと潤ませ、ハッ、ハッ、とはしたない雌犬のような荒い息づかいでそんなことを言う。
うーん……日菜さんにも冬百合さんへの言葉責めに参加してほしかったのになあ。
「もう、しかたないなー。じゃ、咥えて」
いいよ。
そうぼくが言い終わる前に、日菜さんは小さな口を目一杯開けて、ペニスに吸い付いた。
「んちゅうぅ……ん……んん……」
日菜さんのフェラチオは、玲香さんのように「早く精液ください〜!」っていうがっついた感じではなく、ペ
ニスの味そのものを味わうような、やわやわとしたものだ。ゆっくりと舌を這わせ、ちゅっ、ちゅっ……と優し
くリズミカルに吸う。当然、刺激も比較的少なく、すぐには射精に至らないので、温かく柔らかな口の中の感触
を長く楽しむことが出来る。
「美味しい?」
尋ねると、日菜さんは茎の中程を甘噛んで答える。痛くならない程度の力の入れ具合といい、下の歯でスジを
こりこりとする動きといい、さすが、男のツボを心得てるなぁ。その高いテクニックと、幼い外見とのギャップ
がたまらないね。……いや、実年齢の事は言ってはいけないよ?
冬百合さんは、恥ずかしそうに顔を背け、そんなぼく達の様子から視線をそらしている。
だけど。
「ダメだよ、冬百合さん。ちら見してるの、ばればれだからね? それに、足、もじもじすり合わせちゃって。
おまんこ疼いて、おちんちん我慢できないんでしょ? やっぱり、冬百合さんはえろえろさんなんだね」
冬百合さんは目をぎゅっとつむると、ぶんぶんと首を振って否定する。
「ふーん、この後に及んで、まだ違うって言うの? ふふ、往生際が悪いゾ。ほら、日菜さんからも何か言って
やって」
日菜さんは、ちゅぽんという音とともにぼくのペニスから口を離して言った。
「ふゆゆん、ムッツリーニ」
それだけ言うと、またペニスを咥え込んだ。
…………。
ええと……それ、何?
「あの……ど、どういう意味なんでしょうか……?」
「さあ……?」
ムッツリスケベ――ってこと、なのかな?
日菜さんて、時々こういうよくわからないことを言うんだよなぁ。
ぼくが知る限りではただ一人、同じくうちのメイドさんである松木夜宵さんなら、この人の謎の言動の全てに
的確なツッコミを入れられるんだけどね。彼女に後で訊いてみよう。
「さて日菜さん、もうすぐ6時だね」
そう言って、ぼくは手元のリモコンのスイッチを入れ、すぐに切り、また入れ、切った。
「ふぐうっ……んむ……んーっ! んんっ! むぐっ、むぐうぅっ、んーっ!」
日菜さんの呻き声は、さっきとは別の意味で何言ってるか解らないけれど、ニュアンスは伝わってくる。
「イきたい? イきたいよね? じゃあ、6時までにぼくをイかせられたら、このリモコンを渡してあげる」
貞操帯を外してはあげないけれど、ね。
すると日菜さんの口使いが、途端に激しくなった。
亀頭を中心に舌を絡め、しごきたてる。唇をきゅっと締め、強く吸いながら頭を振り、窄めた頬で擦りあげる。
「んんっ……すごい、日菜さん、必死だね。これじゃ、すぐに出ちゃいそうだよ」
でも残念ながら、もう時間がないんだよね。
時計に目を遣る。
今、5時59分。
秒針は、「10」の文字を過ぎたところ。
あと、7、6、5、4、3、2……。
6時。
コンコン、とノックの音。時間ぴったりだ。
「千鶴さん、おはようございます。6時ですわよ」
「はーい、起きてるよ。入っていいよ」
「失礼いたしますわ」
扉を開けて入ってきたのは、メイドさんのコスプレをしたお嬢様だった。
もとい。
うちのメイドさんの一人、麻月美沙緒さんだった。
ぼくの通う榊之宮学園中等部の三年生で生徒会書記。現在15歳。ぼくの二つ上の先輩だ。
豪奢で派手な縦ロール、整った細面に意志の強そうな瞳という彼女は、一見、高笑いが似合う我儘なお嬢様の
ように見える。と言うか、実際つい先日まで、彼女はそこそこ大きな会社の社長令嬢として、何不自由ない生活
を送っていたんだ。
そんな彼女が、どうしてうちでメイドさんをしているのか?
話せば長くなるんだけど、簡単に言ってしまえば、彼女の父親の会社が乗っ取られてしまったからだ。新経営
陣によって会社から完全に追放されてしまった麻月家は、一気に凋落してしまったんだ。蓄えはあったようで、
いきなり路頭に迷うことはなかったみたいだけれど、榊之宮の高い学費を払い続けることは難しく、そのままで
は美沙緒さんは転校を余儀なくされていただろう。
そこで、ぼくが話を持ちかけたんだ。
ぼく専属のメイドさんになれば、学費だけじゃなく、今後生活の一切を面倒見るよ、ってね。
…………なんだかぼく、すごく嫌な奴みたいだなぁ。いや、それは否定しないけどさ。
でも、ぼくが彼女に手を差し延べたのには、いくつか理由があるんだ。もちろん、最大の理由は、彼女のこと
が好きだから、なんだけど、他にも色々と、ね。まあ、それはまた別の話。
美沙緒さんが手際よくカーテンを開けていくと、窓から柔らかな光が差し込んでくる。心地好い朝の陽に照ら
されて、猥雑な部屋の空気も、爽やかに塗り替えられて……いくはずもないよね、この状況じゃ。
強制快楽に身悶える玲香さんの肌や、口唇愛撫に必死な日菜さんの表情が、明るくなって、よりはっきりと見
えちゃっている。
うん、もう潮時かな。どっちにしろ時間だしね。
「ふあっ……日菜さん、残念だけど、んっ、時間切れだよ。はい、おしまい」
ぼくは、玲香さんにしがみつかれている左腕をずるんと抜き取り、両手で日菜さんの頭を股間からどけようと
する。だけど、日菜さんはしっかりとぼくの腰にしがみつき、ペニスから口を離そうとしない。それどころか、
さらに強く吸い付いて、ぼくを射精へと追い込んでいく。
「こ、こら、日菜さん! ダメだってば! んうぅっ……ふあ、あうぅっ……も、もう時間切れ! タイムオー
バー! タイムアップなの! んあっ、ダ、ダメだって! ふああっ、あっ……も、もうダメ、もうダメェッ!
み、美沙緒さんっ! お願い、日菜さん取ってぇっ!」
「はい……? あ、ちょ、ちょっと日菜さんっ!? 何をなさってらっしゃるのっ!?」
「ああ、もう出ちゃうっ……もう出ちゃ……ふぁっ、あぁぁぁぁ……っ!」
美沙緒さんの助けも間に合わず、ぼくは日菜さんの口内に精液を流し込んでしまった。
小さな口いっぱいにぼくの欲望を受け止めた日菜さんは、美沙緒さんに後ろから羽交い締めにされ、ペニスか
ら引き剥がされながらも、うっとりとした顔を見せている。
「……まったくもう。これじゃ、お仕置きにならないじゃない」
ムスッとした顔で睨みつけると、日菜さんは口の中に精液を溜めたまま、
「ひふひゃひゃっへはぁ、ほほっはほはほほ、はわひーへふぅ」
「わかんないよ!」
「おそらく『ちづちゃまってばぁ、怒ったお顔も、かわいーですぅ』と言ってるんですわ」
日菜さんの背後から美沙緒さんが通訳してくれた。
「なるほどー。まあそれは真実だからしかたがないね」
「それは……ええ、その通りかもしれませんけど……なんだか物言いが腹立たしいですわね。それはそうと日菜
さん。頂いたお情け、まだ飲み込んではいけませんわよ」
「ふへ……?」
「ほら、あちらに物欲しそうにしてる方がいらっしゃるでしょう? おすそ分けして差し上げましょう」
その人物とは……?
って、冬百合さんしかいないよね。
ぼく、日菜さん、美沙緒さんの視線を受けて(玲香さんはそれどころじゃない)、冬百合さんはすでに真っ赤
な顔をさらに赤く染めた。
「そ、そんな……物欲しそうなんて……そんな、こと……ない、です……」
消え入りそうな声で言う。
「あら、羨ましそうに見てらっしゃったと思いましたのに……気のせいでしたかしら? では日菜さん、冬百合
さんはいらないそうですので、わたくしに下さいませね」
美沙緒さんは前にまわり、日菜さんの顎を指で持ち上げると、唇を重ねた。そしてじゅるじゅると音を立てて、
日菜さんの唾液ごとぼくの精液を啜り上げた。美沙緒さんもなかなかの意地悪さんだね。
「あ……」
それを見た冬百合さんは思わず声をあげてしまい、あわてて口を押さえる。
「うふふ、やっばり欲しいんだ。もう、素直におねだりも出来ないなんて、やっばり冬百合さんは可愛いなあ」
ぼくはそう言って、冬百合さんを優しく抱きしめた。
「ふあっ、ち、千鶴くぅん……」
そして、腕の中でふるふると震えながら、小さく吐息をもらす彼女の耳元に舌を這わせ、そっとささやく。
「でも、欲しいんならちゃんとおねだりしようね。さあ、ほら」
「あう……そ、その……………………しぃ……す……」
「なあに? 声が小さくて、良く聞こえないよー?」
「あの……ほっ、欲しい……です……」
「欲しいって、何をー?」
「そんな……い、言わなくても、わかるでしょうっ!?」
あ、ちょっと怒った。でも迫力無いっていうか、むしろもっといじめたくなっちゃう。
「いやあ、はっきり言ってくれないと、わからないなー。ねぇ、教えて。冬百合さんは、何をそんなに欲しがっ
てるのかなー?」
「ううう、だ、だから……その……」
「その?」
「せ……せ……精子、です……」
「誰の?」
「そんな……そんなの、ち、千鶴君のに、決まってるじゃないですか……っ! ほ、他の人の、なんて……絶対、
お断りです……っ!」
「ん、ありがと。じゃ、続けて言ってみようか」
「ふえぇぇ……もう……千鶴君のばかぁ……」
「早く言わないと、美沙緒さんが飲んじゃうよー?」
「あうぅ…………だから、その…………ち、千鶴君の……せっ、せっ……精子……欲しい……です……」
「もっと、もっと大きな声で」
「 千 鶴 君 の 精 子 、 お 口 に 欲 し い で す ぅ ー っ ! ! 」
やけ気味に叫ぶ冬百合さんは、もう涙目だ。ああ、まったく、いとおしいなぁ!
「はい、良く言えました。それじゃ、頑張ったご褒美をあげないとね」
ぼくは冬百合さんを一回ギュッと強く抱きしめ、濡れた目尻に軽くくちづけると、体を離し、美沙緒さんの方
を向く。元お嬢様は、まだ口に含んだままのえろ汁を、今にもイきそうな表情で味わっていた。
ぼくは彼女の頭をそっと引き寄せる。
「さ、それはぼくから冬百合さんにあげるからね。渡してね」
そう言うと、美沙緒さんは名残惜しげな顔をして、淫液でぐちゅぐちゅと口を漱いだ。
「そんな顔しないで。後で直接ご馳走してあげるからさ。ね?」
ぼくは上を向いて口を開ける。その言葉を聞いた美沙緒さんは、上気した美貌にニィッと嬉しそうな笑みを浮
かべると、伸ばした舌伝いに、ぼくの精液、日菜さんの唾液、そして美沙緒さん自身の唾液のブレンドを、ぼく
の口へとしたたり落とした。
ぼくの口中に、むせかえるような甘くはしたない芳香が広がる。
さらに美沙緒さんは唇を押し付け、舌を割り込ませるようにして残った分を押し込むと、ぼくの舌に絡み付か
せ、蠢かせた。
「んんっ……んちゅっ……ちゅっ……」
その動きにぼくも応える。二本の舌で中身が撹拌され、まるで水飴のように粘度を増していく。美沙緒さんは、
このウェットなディープキスだけで軽く達してしまったみたい。腰からかくんっと力が抜けて、その場にへたり
込んでしまった。
ふぅ……。ふふふ、これでこのスペシャルブレンドには、ぼくの唾液もプラスされたね。冬百合さん、今から
これを味わわせてあげるからね。
再び冬百合さんを抱き寄せると、右手の指を彼女の左手の指に絡ませ、恋人握り。そして左手で彼女の後頭部
を支えながら、ゆっくりと顔を近づけていく。冬百合さんはギュッと目を閉じながらも、唇は小さく開き、ぼく
からの施しをふるふると震えながら待ち受ける。
……。
……。
そのまましばらく焦らしてみると、冬百合さんは「あれ?」って感じで片目を開けた。
そこを狙って、ぼくは彼女の唇を奪い、口中の甘露を流し込む。
「んんーっ! んっ……んん……んぐ……」
左手で首筋に触れると、彼女の喉が動き、飲み込んだのが伝わってくる。
ぼくはそのまま冬百合さんの頭を押さえ込むように抱き、その唇をむさぼるように味わった。再び目を閉じた
彼女は、両手をぼくの脇腹にそっと添える。ぼくが手を離すと、彼女はゆっくりと後ろへ倒れていった。離れて
いく唇同士を結ぶ淫らな糸に引かれるように、ぼくは冬百合さんの上にのしかかり、彼女の両膝を掴んで大きく
開脚させる。
「ほうら、恥ずかしい格好だよ。こうされるの、嬉しいんでしょ?」
「そっ、そんなことなんむぅっ、んぅー!」
何か言おうとする冬百合さんの唇を再び奪い、反論を封じると、ぼくは腰を進め、亀頭を濡れそぼった割れ目
にあてがい、一気に奥まで突き入れ
「はいそこまでですわ」
……ようとしたら、いつの間にか復活した美沙緒さんに後ろから羽交い締めにされ、冬百合さんから引き離さ
れてしまった。おあずけをくらったぼくのペニスはビクンビクンと震え、下腹を叩いて不満を表明する。
「やあんっ、美沙緒さん、ひどいよぉ」
「だって、遅刻してしまいますわよ」
えー、いいじゃんちょっとくらい……と思ったけど、生徒会役員としては見逃せないんだろうね。うちのクラ
スの担任、大島美月先生なら、多少の遅刻くらい大目に見てくれるんだけどなぁ。
「さ、頼子さんがお風呂の用意を整えてますから、参りましょう」
ぼくを解放して、クローゼットを開ける美沙緒さん。
そっか、今日のお風呂当番は、頼子か……。
ぼく付きとしては一番の古株の、真面目で几帳面なメイドさん。彼女のことだから、もうとっくに準備を終え
て待ってるんだろうなぁ。だったら、早く行ってあげないとね。
「ん、そうだね、すっかり汗かいちゃったし、続きはお風呂でしようか。ね、冬百合さん」
はしたなく股を広げたまま待ちの状態で固まっていた冬百合さんは、あわてて体を起こすと、真っ赤な顔を両
手で覆ってごまかすように「うー、うー」と可愛く呻いた。
「あら、わたくしのお口にに直接いただけるのではありませんでしたの?」
後ろからぼくにバスローブを着せながら、美沙緒さんがわざとらしく拗ねる。
「うふふ、わかってるって」
と、その前に、えーと……。
「あれ、リモコンどこかな?」
「玲香さんのと日菜さんのでしたら、わたくしが確保しておりますわ」
そう言って、エプロンドレスのポケットから2つのリモコンをとりだす美沙緒さん。良かった、これを渡して
しまったらお仕置きにならないもんね。さすが美沙緒さん、グッジョブ、だね。
ぼくはリモコンを受け取り、待ちきれないって表情の日菜さんの顎をつかんで持ち上げる。
「うふふ、スイッチ入れてほしい?」
「ああん、ちづちゃまぁっ! お、お願いしますぅ! お口でしましたよぉ!」
「でも時間切れだったしなぁ……あはっ、そんな顔しないで。もう、特別だからね」
そう言ってぼくはツマミに指をかけると、ゆっくりと動かしていった。
「んうぅーっ! んーっ、あっあっ……あ、あれ……えっ?」
快楽を味わいながらも、困惑の声をあげる日菜さん。
なぜなら。
「やぁっ! お、おしりの方だけしか動いてないですぅ!」
そう、入れたのはアナルバイブのスイッチだけ、それも最弱で、だ。
「こ、こんな、やだあ! ちづちゃまぁ、もっと強くしてぇ! 前も動かしてぇ!」
「だぁめ。本当は時間切れだったんだから。お尻の方だって、スイッチ入れたのはオマケなんだよ?」
「でもっ、でもっ! こ、これじゃ、かえってつらいですぅ!」
「そう? じゃ」
スイッチを切る。
「ふあぁっ! やあぁっ! 切らないでぇっ!」
「なあに、スイッチ入れたらつらい、スイッチ切ったら切らないでって、もう、日菜さん、我儘だゾ♪」
そう言って、リモコンを日菜さんの目の前にちらつかせる。
「オンとオフ、どっちがいいの?」
「おっオン! オンですっ! オンしてぇっ! イかせてぇっ!」
「おっけー、オンだね」
ぼくはニッコリと笑うと、再び最弱の刺激を彼女のお尻に与える。
「んーっ……うあっ……やぁ……まっ、前もぉっ! 前もしてぇっ! せ、せめて、もっと強くして下さいぃっ!」
「それはだめって言ってるじゃない。日菜さん、それと玲香さんも、しばらくそのままここで反省してなさい。
ぼくはお風呂入ってくるから。さ、行こうか、冬百合さん、美沙緒さん」
「そっ、そんなぁっ! ちづちゃまぁっ!」
すると、もはや息も絶え絶えの玲香さんが、力を振り絞るように弱々しくぼくの腰にしがみついてきた。
「はひっ……りょっ……りょくっ……じっ……りょくじぃっ……」
りょ……?
ああ、6時。
「そういえばお仕置きは6時までって言ったっけ。じゃ、お仕置きの時間は、ここまでにしようか」
「はいっ、はいぃっ……あっ、ありがろぉ、ごあいま……う?」
ぼくは安堵の表情を浮かべる玲香さんの腕を振りほどくと、軽く小突いてベッドに倒し、言った。
「で、ここからは教育のお時間ね」
ああ、それを聞いた玲香さんの絶望感あふれる顔ときたら!
あまりの愛らしさに、カウパーが先端から溢れて、床にポタポタと滴っちゃった。
そしてクローゼットから取り出した手錠で玲香さんと日菜さんをベッドに繋ぐと、冬百合さんと美沙緒さんを
連れて部屋の外に出た。ドアを閉めながら、ベッドの上で身悶える二人に声をかける。
「じゃあね。二人ともちゃぁんと反省してよね」
「…………あー…………あー…………ひあ゛っ…………」
「ちっちづちゃまぁっ! ヒナおかしくなっちゃうっ! ヒナおかしくなっちゃうぅぅっ! 許してぇっ! 許し」
ぱたん、とドアが閉まった。
続く
今回は以上です。
読んでくださった方、ありがとうございました。
続きは、いずれそのうち。
まあ需要があれば、ですが。
おおお、一気に来てた!
続き? もちろん待ってますよ!
乙だ
やはりハーレム主は性豪でなければな
乙でした
152 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/06(木) 12:14:17.92 ID:Ycj+GMDs
GJ!
名前だけ出てる他の娘にも期待
乙ですとも!
これぞハーレムという良作だ。
主が主導権握っている作品を読むと安心感があるな。
154 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/07(金) 13:00:03.12 ID:vKMJZ1AY
久々の小説だ。
登場人物見ただけじゃ誰が男か分からなかったけど、面白いし、主人公の話し方が年に合ってるしキャラクターがとてもイメージしやすかったから続きもよろしく。
155 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/07(金) 13:18:00.70 ID:vKMJZ1AY
36から96
ハーレムの要員視点というのはとても斬新だと思った。
後、文章の書き方が他のハーレムものとずいぶん違って、これの場合はきれいなエロさ
他のハーレムものが写真だとすればこれは絵を見ているような感じ。
保守
ハーレム要員の女の子視点SS、ほかにオススメないですか?
>>148 これは良いな
まだ出てないハーレム要員も居るし続きに超期待
対象2、3人、無理矢理込みでもハーレムになる?
>>159 別に二人でも良いかと
無理矢理は大丈夫でしょう
>>159 注意書きを忘れなければ、そうそう叩かれることもないでしょう。
ありがと
いつになるか分からんけど
出来たら投下するよ
ハーレム物書いてるけど感想が殆どつかない。
>>164 なろうで書いてるけど、感想が付かない。
ここのハーレムソムリエな方々に読んで貰って感想をとも思ったが
このスレに投稿されてる作品を読むと、
自分の書いてる内容ではエロが全然足りないかなと思うのでやめときます。
ワインと違って葡萄ジュース程度しかない。
>>165 「エロ薄め」と注意書きして投下すればオッケー。
ハーレム感が高ければ多少エロが薄くてもどんとこい、って人も多いと思うから、いちどトライしてみては?
ただし、過去作の再掲は、騙りの無断転載と怪しまれる可能性もあるから、
出来るだけ新作投下が吉。
167 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/15(土) 08:23:12.61 ID:u9L+6jRQ
どうもなろうとかだと感想書く気にならないんだよなぁ。
さておき最近ちょこちょこなろうのハーレム作品チェックしてたから
多分見かけてるな。どれだろう。
>>166 そうですね。短編でなにか新作書いたら一度ここに投稿してみることにします。
>>167 なろうにはハーレム多いですからw 読んでてくれてたら嬉しいですけど。ないだろうなw
ではでは。お邪魔さまでした。
>>165 >>168 なろうですか
どの作品かわからんw読んでみたいかも
転載は
>>166が書いてるように無断転載と勘違いされるかと思ったが
酉無しで以前エロパロのスレに投下したのではなく
なろうに書いてるならエロパロにも投下してるってあっちに注意書きしたら
大丈夫なような気がする
だな。
注意書きさえあちらで書けば作者自身の投下なら大丈夫だろう。
(第三者の無断転載はあかんが・・・・)
ここに過去作の再掲載をやったあと、向こうに作者さんが本人証明を書いたとして、
それを私達が確認するということは、作者さんがここになろうでの名義をさらすわけで。
それだったら向こうで読んで向こうに感想を書いていけば、なろうでのPVも上がって、読んだ人の足跡がカタチに残る。作者さんも読者数の目安がわかる。
となると、わざわざ手間をかけて作者さんがここに過去作を再掲載する意味も薄れてくる。
それだったら、
新作投下→興味が出たら「なろう」のほうも読んでね→なろうでの名義を公開
のほうが、作者さんのリスクも少ないと思うよ。
「ここの住民の感想を聞いて、評判が悪ければここになろう名義を公開しない」という手札が一枚増える分、作者さんの心的負担も軽減されるかも。
少し長めのものを投下予定。
現代日本を舞台にした高校生主人公による、女子高生4人のハーレムものです。
彼らの日常的なハーレムセックスを書きました。
故に、これといってストーリー的な起伏はありません。
今回のSSは、自己満足の実験的な部分や思いつき、私の趣味嗜好に走りすぎたきらいがあります。
注意点、あるいは嗜好、傾向のたぐいを書き連ねてみますので、読むか否かの判断の助けにしてください。
・全部の容量で100KB以上あるので分割します。今回で半分くらい。
・たぶんいつもの449。
・男の主人公一人称。しゃべり方が硬い、くどい、理屈っぽい。
・ハーレム構築済み。厨二的ハーレム。
・寒いノリなんで、そういうの勘弁という方はスルー推奨。
・特にこれといった事件や山場があるわけでもなく。
朝から学校に行き、夜にみんなでセックスするだけの話。
・男は巨根で絶倫、大量射精。とにかくファンタジーなセックスです。この手のエロSSにリアリティを求めちゃヤですよ。
・ディープスロート、女の子の喉を犯しますよ。
・マヨビーム射精。口淫からの精飲。膣内射精後の精液すすりなど、精液の描写が多いかもしれません。こってりどろどろ回し飲みとか「うげっ、気持ち悪い」ってひとは回避回避。
分岐を設けて、苦手な人は読み飛ばせるようにしました。(前スレで部分的アンケを取った、アレです。)
・やっぱり一番のネックは、主人公の語り口調かな。
何レスか読んでみて、肌に合わないと思ったらやめた方がいいかも。
これだけ注意点を書いたら、誰も読まないかもしれませんが、それはそれで。
とにかく、パスしたいひとはタイトル『こんなメディアミックスを考えた』でNG登録を推奨。
投下はNG登録が行き渡ったと思われる今夜を予定していますが、SS投下や雑談等、お気になさらずにスレ進行願います。
ほかの方のSS投下があった場合は、当方は少し間を空けて投下するようにしますので、『ガンガンいこうぜ』で投下・雑談のほど、よろしくお願いします。
ついにマヨビーム来るか……!!
>・たぶんいつもの449。
どういう意味?
それ以外は大丈夫そう
レズ、ロリ、スカ、リョナがなけりゃ多分いける。
期待!
【肥満】のバッドステータスを与えるのか。
【それはまよキン】
ゆえに、いま現在俺は、生徒会で生徒会長をやっている。
わが校では生徒会役員になったものは通常の部活との掛け持ちが許可されておらず、強制的に休部状態になってしまう。せっかく作った落語研究部にも入れていないというわけだ。
今は二年の冬、就任したのが一年の夏で、かれこれ1年半が経過する。通常一年が任期なのだが、今年、二年の夏の任期交代時期に生徒総会の信任を得てしまい、不本意ながらも
二期連続生徒会長だ。
仕方がないので、落語研究部は今の任期が明けてからの余生として楽しむことにしようと思っている。このまま無事任期を終了させて、お勤めがあけるのは三年の夏だ。その後から
卒業までの実質数ヶ月の部活動になるが、やむを得まい。
簡単に自己紹介を終えたところで、冒頭の件に話を戻すとしよう。
俺には四人の、親しい間柄の女子がいて、同時に交際をしている。
このあたり、世間一般で言うところの『四つ股』、実に不誠実な状態となるわけだが、しかしこれには事情があり、弁明の機会を頂きたい。
まず、高校入学当初には、俺には恋人同士といえるような、お互い好いた好かれたの関係確認が取れた異性もなく、あまり華やかとはいえない学生生活が始まった。
しかし、変化が起こったのは、このころからだ。
当時、俺の周りにいた親しい異性の友人はといえば、幼馴染の『倉沢茜(くらさわ あかね)』と、同じく幼馴染の『山科久子(やましな ひさこ)』の二人くらいだった。
それ以外の女子はといえば、級友としてたまに雑談をする程度で、残念ながらそれほど親しいとはいえないものばかり。どうやら俺は、このような硬い話し方のせいで、
女子たちからは気軽に話しかけてもらえなかったらしい。
倉沢茜は、俺が小学生に入ったときに、隣の家に引越ししてきた幼馴染だ。彼女のご両親は共働きで家を空けることが多く、見かねた俺の祖父祖母が彼女の面倒を良く見ていたため、
必然的に俺と一緒にいる時間が多かった。ちょうど、俺の両親が事故に巻き込まれて他界した直後で、祖父たちは俺が寂しくないようにと、年の同じ子供を一緒に面倒見ていたらしい。
そして俺と倉沢茜の関係は、それが小学校を卒業してからも続き、中学、高校へと移行する。仲の良い幼馴染であり、気心の知れた悪友でもある。
山科久子は、俺とは二歳の年齢差があり、年上である彼女から俺は弟のような扱いをされていた。幼いころから俺は彼女のことを『久子姉さん』と呼び、実の姉のように慕っていた。
家は、俺が生まれる前から隣に住んでいて、両家とも家族ぐるみの交友が多かったらしい。
しかし、俺が小学生に上がる前、久子姉さんは病気療養のため二年間療養所で過ごすこととなり、戻ってきたときには俺と同じ学年で復学した。ゆえに現在、同級ながら二歳年上という、
奇妙な状態となっている。
幼いころから交遊のある二人は、ある意味必然、思春期に差し掛かった俺にとっては恋愛対象となった。
明るく行動派の茜は気立ても良く、芸能界に出ても通用する見栄えのよさ。聡明で聖母のような優しさを持つ久子姉さんは、学園でも男女共から憧れの視線を受ける。
このような女子が傍にいるとなれば、思春期の男である俺が好意を持たないわけがない。
180 :
>>179:2011/10/17(月) 03:55:10.79 ID:mLgS/3bA
ごめん、まちがえた。
181 :
>>172:2011/10/17(月) 03:58:01.18 ID:mLgS/3bA
では、投下します。
長いんで、規制に引っかかったり、寝落ちしてしまって投下を中断してしまうときがあるかもしれません。
忍法帳関連で、投下を中断するかもしれません。
そのときは、日を改めて投下します。
俺には、四人の恋人がいる。
昭和は遠くなりにけり、いまは平成の世になって久しく、かく言う俺も平成生まれ、十七歳花の男子高校生である。
喋り口調が堅苦しく、爺むさいのは致し方ない。幼いころに両親をなくし、祖父祖母に育てられたため、どうにも硬い口調になるのはやむをえないと割り切っていただきたい。
名前は花村エイジという。エイジはエイジで特に漢字が当てられてはいない。ちゃんと戸籍謄本にも片仮名でエイジと書き記されている。
俺としては、片仮名名前というのは浮ついた感じがしてなんとも落ち着かないわけだが、これも父母が残した想いの一つであり、これから一生涯付き合わねばならないものだから、
慣れていくしかないというものだ。
現在特定の部活動はおこなってはいない。運動が不得手だとか歌舞音曲文化芸術関連に疎いとかいった類が理由ではなく、入りたい部活(落語研究部)が無かったからだ。
世の若人の落語離れもはなはだしく、俺の周囲にも同好の士はいない。なんとか規定人数をそろえて創部申請しようと試みたがなかなか集まらず、
こうなったら生徒会にもぐりこんで裏から手を回して部を作ってやろうとしたら、木乃伊(みいら)取りが木乃伊になってしまった。
ゆえに、いま現在俺は、生徒会で生徒会長をやっている。
わが校では生徒会役員になったものは通常の部活との掛け持ちが許可されておらず、強制的に休部状態になってしまう。せっかく作った落語研究部にも入れていないというわけだ。
今は二年の冬、就任したのが一年の夏で、かれこれ1年半が経過する。通常一年が任期なのだが、今年、二年の夏の任期交代時期に生徒総会の信任を得てしまい、不本意ながらも
二期連続生徒会長だ。
仕方がないので、落語研究部は今の任期が明けてからの余生として楽しむことにしようと思っている。このまま無事任期を終了させて、お勤めがあけるのは三年の夏だ。その後から
卒業までの実質数ヶ月の部活動になるが、やむを得まい。
簡単に自己紹介を終えたところで、冒頭の件に話を戻すとしよう。
俺には四人の、親しい間柄の女子がいて、同時に交際をしている。
このあたり、世間一般で言うところの『四つ股』、実に不誠実な状態となるわけだが、しかしこれには事情があり、弁明の機会を頂きたい。
まず、高校入学当初には、俺には恋人同士といえるような、お互い好いた好かれたの関係確認が取れた異性もなく、あまり華やかとはいえない学生生活が始まった。
しかし、変化が起こったのは、このころからだ。
当時、俺の周りにいた親しい異性の友人はといえば、幼馴染の『倉沢茜(くらさわ あかね)』と、同じく幼馴染の『山科久子(やましな ひさこ)』の二人くらいだった。
それ以外の女子はといえば、級友としてたまに雑談をする程度で、残念ながらそれほど親しいとはいえないものばかり。どうやら俺は、このような硬い話し方のせいで、
女子たちからは気軽に話しかけてもらえなかったらしい。
倉沢茜は、俺が小学生に入ったときに、隣の家に引越ししてきた幼馴染だ。彼女のご両親は共働きで家を空けることが多く、見かねた俺の祖父祖母が彼女の面倒を良く見ていたため、
必然的に俺と一緒にいる時間が多かった。ちょうど、俺の両親が事故に巻き込まれて他界した直後で、祖父たちは俺が寂しくないようにと、年の同じ子供を一緒に面倒見ていたらしい。
そして俺と倉沢茜の関係は、それが小学校を卒業してからも続き、中学、高校へと移行する。仲の良い幼馴染であり、気心の知れた悪友でもある。
山科久子は、俺とは二歳の年齢差があり、年上である彼女から俺は弟のような扱いをされていた。幼いころから俺は彼女のことを『久子姉さん』と呼び、実の姉のように慕っていた。
家は、俺が生まれる前から隣に住んでいて、両家とも家族ぐるみの交友が多かったらしい。
しかし、俺が小学生に上がる前、久子姉さんは病気療養のため二年間療養所で過ごすこととなり、戻ってきたときには俺と同じ学年で復学した。ゆえに現在、同級ながら二歳年上という、
奇妙な状態となっている。
幼いころから交遊のある二人は、ある意味必然、思春期に差し掛かった俺にとっては恋愛対象となった。
明るく行動派の茜は気立ても良く、芸能界に出ても通用する見栄えのよさ。聡明で聖母のような優しさを持つ久子姉さんは、学園でも男女共から憧れの視線を受ける。
このような女子が傍にいるとなれば、思春期の男である俺が好意を持たないわけがない。
しかし、俺はそのどちらにも告白することなく、このころは深く悩んでいたのだ。
二人それぞれに対する好意は甲乙つけがたく、そのどちらかを選ぶことなど簡単に出来ようはずもなかった。
優柔不断のそしりもあえて受けよう。
そんな折、我々の学級に転入生がやってきた。
その名を北条クリスという。
これもまた俺と同じく片仮名名前の彼女だが、彼女の場合は欧州からの帰国子女で、日本人に帰化しているために自然な運びで片仮名の名前となった。クリスをあえて栗栖や九里巣などに
直すことのほうが不自然だ。暴走族でもあるまいに。
北条クリスは、転入してきても学級にうまく馴染めないでいた。たどたどしいながらも日本語は話せるため会話は不自由しないのだが、文化の違いからか級友の会話の中に溶け込むことが
出来ないのだった。
それでいて、なぜか北条クリスは俺に声をかけることが多かった。俺の席が彼女の隣であったことも大きい要因だと思うが、引っ越してきた彼女の部屋が俺の家の向かいの団地に
あったため、何かと世話を焼いていたことも起因するだろう。
そうこうするうちに、俺にだけ見せる儚げな笑顔や可愛らしい仕草に心を引かれていく、俺。気が多いやつだと呆れる向きもあろうが、思春期の男子が、己に心を許してくれるような
美少女に対して心が揺れることもままあることだとご容認願いたい。
さらに、俺の周りにはもう一人の女子が現れる。
それが、藤川みらんだ。
彼女は俺のひとつ後輩で、俺たちが二学年に昇級した春に入学してきた女子である。
藤川みらんもまた、俺の家のはす向かいに引っ越してきた。以前暮らしていた土地とはずいぶんと勝手が違うらしく、不案内なこちらの暮らしに困っていたところで知り合った。
以後たびたびそのような場面に出くわしては世話を焼いてやっていたのだが、それが続くといつの間にか懐かれてしまっていたという顛末だ。
本人はけして器用なほうではないのだが、それを補ってあまりある頑張りが健気で、ついつい応援してしまう。いつも笑顔で前向きな意気込みであるのも好印象だ。
こうして、俺には親しい四人の女子ができた。同時にこの四人同士もまた、友人として仲の良い関係を構築していった。
だが俺は、彼女たちを友人以上に、女性としての恋慕を抱いていた。しかも誰かひとりを決めあぐね、四人ともが好きで好きでしょうがなかった。
誰か一人に告白して、果たしてそれが実ったとしても、俺はほかの三人への思いをきっぱりと断ち切れるのか、自信がない。
その自信がないということは、彼女たちへのけじめがつかないわけで、誰に対しても誠実さを欠く結果になってしまう。
この頃は、俺自身の心が一つに定まらない以上こちらから求愛は出来ない、と悩んでいたのだ。
しかし、現実とはなにが起こるかわからないものである。
冒頭からの話の流れから判るとおり、現在の俺はこの四人の女子と同時に付き合っている状態にある。
今から遡ること三ヶ月、まだ夏の日差しも強く残る九月の頃。
下駄箱のなかに残された手紙に呼び出されてみれば、差出人であるこの四人が俺を待ちうけていた。
ふつう、一般的な同年代男子であれば、相手がたとえ可愛らしい女子だとはいえ、複数のそれから呼び出されたとなれば不安も多いだろうと思う。たいていの女子は集団になると
男子を糾弾するものと相場が決まっているのだから。
俺も例に漏れず、友人として親しく接してきた女子達から、真剣な話があるといわれて、かなり緊張していた。
これが、そのうちの誰か一人だけからの呼び出しならば、すわ恋の告白かと気もそぞろに浮かれようが、四人同時ともなると、世間一般で言うところの愛憎入り乱れた修羅場の可能性も
考えられたからだ。
この時点でまだ誰とも交際していないくせに修羅場の危惧などと、我ながら自惚れていたとも思うのだが、俺を呼び出した顔ぶれからどうしてもそのような心配をしてしまうのだ。
そして蓋を開けてみれば、かなり突飛な申し出。
「あたし達四人と、同時に付き合ってほしいの。」
代表して言ったのが、茜だ。
彼女らの言い分を簡単にまとめるとこうなる。
幼なじみの久子姉さんは、昔から俺のことを好きでいてくれたのだが、茜の気持ちも分かっているので、なかなか告白に踏み出せなかった。そして茜も同じく、久子姉さんの気持ちを
考えると抜け駆けすることをためらわれた。
そのまま二人は停滞していたのだが、そこへクリスが現れた。クリスもまた俺への恋を自覚したのだが、同時に茜、久子姉さんが恋の仇敵でもあることに気が付いていた。
さらにそこへ、みらんまでもが参入する。
そうして、四人が俺への恋心を抱えたまま過ごしていたわけだが、とうとう思いあまって喧嘩となった。想いをぶちまけるような口論の末、いっそのこと四人同時に付き合ってもらおう、
という結論に至ったのだそうな。
「エイジくんには、わたしたちを、一緒に好きになってほしいの。」
久子姉さんがそう言った。俺を合わせた五人すべてが幸せになるにはこの方法しかないのだと。
もちろん俺は迷った。彼女らからの申し出とは言え、四つ股という不義理を犯して良いものか。
しかし、ここで俺がそれを断れば、俺たちの友人としての関係も消滅するだろう。俺がここで誰か一人を求めて求愛したとしても、四人はそれを受けることはしない。友人としての関係を
捨てたくはない、他の三人が不幸せになる選択を受け入れたくはない、というのだ。
つまり俺に与えられた選択は、すべてを得るか、すべてを失うかの二択なのである。
もしかすると、俺が悩んでいることを見越しての告白だったのかもしれない。
そして俺は、前述の通り前者の選択をした。
四人と同時に恋人関係になることを約束したわけだ。世間様からは不義理と非難されようが、大事なのは俺たちの気持ちである。俺たちがそれぞれ、他の四人のことを大事に思うのであれば、
それは普通の恋人たちとなんら変わることがない。
なんにせよ、すべてを失うよりはずっといい。
しかし、さすがに堂々と四つ股を公言するのは公序良俗に反すると思うので、この関係は原則非公開となっている。
そうなると恋人らしい逢引は知己の目が届かない遠方にせざるを得ないし、校内でも、一線を越えた男女の空気を匂わす行為は禁止とした。
いろいろと歯がゆく思う部分もあるがやむを得まい。彼女らも、そのほうがいいと同意してくれている。
そうして、彼女たちの求愛を受け入れた俺は、四人の彼女持ちとなった。
結局、俺が抱えていたのは、俺一人だけの問題ではなかったのである。一人で悩んでいても、何も解決しなかったのは道理なのだ。
心惹かれる魅力の女子たち四人に対して、そのすべてを一人で愛するというのは、世の習わしからは反する行いである。
一般的な良識があるものからすれば、不義理か強欲、不誠実と詰られるだろう。
しかし、俺達は真剣なのだ。
茜の明るさ、クリスの儚さ、みらんの健気さ、久子姉さんの暖かさ、そのどれもが俺の心を惹きつけて止まない。
四人の女の子、その一人一人が好きで好きで好きすぎて、にっちもさっちもいかなくなった俺。その想いに嘘も偽りもない。
たしかに、性欲に基づく下卑た欲望も多々あることは認める。他の男に渡したくないというみっともない独占欲もある。
だが、それらをすべてひっくるめたものが、彼女たちに対する想いなのだ。
そう言うわけなので、俺は今、未来を模索している。
彼女たちと、これからずっと一緒にいるためにはどうすればいいのか。
経済力を付ける必要もあるだろう。
世間の非難をうまくかわすための方策も必要だ。
そして、俺は四人とも、大事に愛していきたい。
それが、彼女たちが俺に告白してくれたことへの、答えの一つになるのだろうと思うからだ。
「おはよう、エイジくん。」
冬の朝、空気は冷たいものの天気は良い。その日も俺が朝の支度をすませて家をでると、玄関先で久子姉さんが待っていた。
「ああ、おはよう、久子姉さん。」
俺がそういって挨拶を返すと、久子姉さんは朝から眩しい微笑みを浮かべた。その眩しさは強烈な熱線を発する輝きとも異なって、見る者を優しく穏やかな気持ちにさせる、
癒しに満ちた眩しさだ。
俺の家の隣に住んでいる久子姉さんは、いつも俺が家をでる前に、玄関先に立って俺を待っている。呼び鈴を鳴らすでもなくただただ大人しく立ち控えている様は、まるで
ご主人様を待つ躾の良い仔犬のようだ。実に慎ましい愛らしさがある。
久子姉さんは俺よりも二つ年上で、当たり前だが俺たちより大人だ。精神的にも包容力があり、俺たちの会話を言葉少なに聞きながらも、時折挟む小さな一言で
流れを良い方向へと向けることが出来るのだ。
容姿に関しても、もちろん大人だ。背丈も高く手足も細いわりに、出る部分引っ込む部分の減り張りがはっきりと付いていて、女性としての魅力は同じ学年の女子とは
一線を画する素晴らしさ。
流れるような黒髪も美しく、お姉さん的な要素が満載だ。面立ちも、ほんの少し垂れ目なところが、優しく甘えさせてくれそうな雰囲気を醸し出していてる。実際、
優しく甘えさせてくれるわけだが。
「今日も寒いね。」
久子姉さんが吐く息で白い靄を作る。ただの息でさえ幻想的な美しさに変えてしまうこのお方、存在自体が女神といっても差し障りないだろう。
そんな女神様と毎朝会えて、いつもの通り会話できることの幸せを噛みしめる。
今日も良い一日になりそうだ。
俺と久子姉さんが何気ない会話で幸せな気分に浸っていると、そこにもう一人、朝の同道者が現れた。
「おはようございます、エイジさん、久子さん。」
冬の朝日がきらきらと輝く金髪。北条クリスだ。
クリスは俺の家の向かいにある団地の一室を借りて住んでいる。毎朝、部屋の窓辺から階下を見下ろし、俺が玄関から現れるのを確認してから出かけるのだという。
そうするとちょうど良い頃合に合流できるらしい。
「おはよう、クリス。」
「おはよう、クリスちゃん。」
北欧系白人の血を引くクリスは、色素の薄い真っ白な肌と青い瞳、そして鮮やかな金髪という、まったく日本民族の持ち得ない特徴をこれでもかと組み合わせた神秘系の美少女だ。
しかし、それら特徴のクリスであっても、あまり派手で嫌味に見えないのは、彼女の氏素性によるところが大きいだろう。聞くところによると八分の一ほどは日本人の血が混ざっている
らしい。その絶妙な民族因子の配合が完全な欧米人の特徴を程よくまろやかにして、日本人の美意識に馴染みやすくしているのだろう。
背は女子にしては少し高く、しかし全体的に肉感に欠け、痩せぎすの印象がある。それにくわえ、癖の無い金の長髪、肌の透明感、凪のように穏やかな表情など、儚げな空気をまとう
クリスを俺は妖精のようだと思っている。
「はい、今日はワタシの番だから。」
地味な布袋に包まれた小さな荷物、それは男物の弁当箱。
その中には、クリス手作りの弁当が入っている。
俺の弁当は、四人同時に付き合うと決めた次の日から、彼女たちが順番に作ってくれる。とはいっても、付き合っていること自体が周囲に秘密なものだから、あまり派手なことはできない。
そういうわけで、彼女たちは男物の無骨な弁当箱を順番に持ち回り、毎朝こうやって俺に手渡ししてくれる。
「今日は、前回の感想を元に、卵焼きの食塩を0.5グラム増やしてみた。
ぜひ味わって、感想を聞かせてほしい。」
クリスが言うとおり、俺は前回、彼女に感想を求められて、「もう少し塩味がほしい」と言った。今回はそこを手直ししてきたようだ。
実際、クリスは、料理を自分で作ったことがないと言っていた初回から比べると、格段に上達した。
毎回感想を求められて、それを修正するように工夫をしてくるものだから、今となってはほとんど俺好みの味付けばかりになっている。
俺が「美味しいよ」止まりの曖昧な感想を言うと、甘い辛い酸い苦いそれぞれ本当に適切なのか、歯触り喉越し、後味はどうなのかと、事細かく反応を求められるのだ。
そしてそれらから得た情報は、確実に次回の弁当に反映される。そうしてその微調整を繰り返してきたのだから、ますます完成に近づいてきているというわけだ。
とにかくクリスは、俺の食事の好みに関してはとことん食い下がり、妥協しない。
ちなみに、他の三人に関して腕前のほどを語れば、久子姉さんは安定して安らぐ味付け、文句なし。みらんのほうははまだまだだけど、だいぶ上達してきた。
茜に関しては最近ようやく、料理とは人間が食べるものだということを理解できてきたようだ。長い目で見守ってやろう。
「エイジ先輩、久子先輩、クリス先輩、おはようございます!」
冬の空気を心地よく震わせる元気な声、藤川みらんだ。
クリスの団地の隣にある新築の一戸建てに越してきた彼女は、俺たちが学校に向かって足を進めた頃合い丁度に玄関から出てくる。
朝から元気な挨拶と共に、勢いよく九十度に腰を曲げた。
それに合わせて、俺たちもそれぞれ挨拶を返す。
みらんはひとつ下級生で、しかもその中でも小柄なほうだから、俺よりも頭ひとつ身長が低い。
ぱっちりとした目や、柔らかそうな頬、小さめな鼻など、まだまだ子供っぽい顔つきなのだが、そういったものすべてひっくるめて、可愛らしいと表すことができるだろう。当然、
体つきも子供のそれに近いのだが、そのあたりはまだまだ発育中、本人に言うと頬を膨らませて怒ってしまう。
少女趣味の布紐で結わえた二束の髪は、童顔のみらんによく似合っている髪型だ。おしゃれで可愛らしい。左右から流れる髪の束の長さも肩口までと、すっきりとまとまって
爽やかな印象がある。
「あれ? 茜先輩は?」
みらんはくるりとあたりを見渡して、いつもの面子の欠けた一人を捜した。
「さっき、携帯電話に連絡があった。すぐに追いつくから先に行っててくれ、だってさ。」
俺がそう答えると、みらんは苦笑を浮かべて、茜先輩またですか、と呟いた。
俺の家の隣(久子姉さんの家の反対側)にある茜の家は、丁度みらんの家の正面に当たる。車もあまり通らない細い道をまたいだ向かい合わせになっているのだ。
とにかく、俺の家の両隣と向かいはす向かいに住む女の子たち。ご近所づきあいにもほどがある。俺の家を取り巻くように住んでいる彼女たちとは、毎朝こうやって集団登校するし、
帰りもたいていは集まって帰ることになっている。
ちなみに俺の家の裏手には、小学校に入る前から住み手のいない古びた日本家屋がある。昔、そこの住人と遊んだ記憶はあるものの、今はもう遠い記憶、ほとんど覚えていない。
同い年くらいの姉妹が居たような気もするが、それほど親しくしたわけでもないはずだ。どういう理由かも知らず、明確に別れの記憶もないままに、いつの間にか無人の廃墟になっていた。
それ以後は、周囲からは幽霊屋敷として評判の家で、さすがにここには誰も引っ越してこないようだ。時折人の気配がするのは、誰かが肝試しがてらに遊びに来たのか、もしくは本当に
幽霊が住む屋敷なのか。
話がそれたな。戻そう。
で、普通ならここで茜も合流するわけだが、今日のように時折朝に間に合わないことがある。
そういうときでもたいていは、登校中に追いついてくるくらいの脚力を持っている奴なのだが。
そうして、茜を残して登校する俺たち。
学校までは少し道のりがあり、のんびり徒歩にしてだいたい三十分くらい。
冬の朝、肌寒いながらもそれが気持ちよく感じるのは太陽が少し暖かいからだろうか。
登校中の道すがら、雑談をかわす俺たちだったが、それがふと途切れた。
通学路にある廃工場、その周辺に数台の警察車両が物々しい赤色灯を回転させながら停車している。
数人の警官があわただしく立ち回り、立ち入り禁止を表す黄色い仕切で通路を塞いでいた。
「また、なにかあったのかな?」
「そ、そうかもしれませんね?」
俺がいうと、三人の女の子たちは曖昧に、返答した。
ここしばらく、この町のあちこちで事件が起こっている。
事件といっても、幸い死傷者は出ていないのだが、それでも建物や車、あるいは電柱などの公共物が壊れされていたりする。
犯人は、素行の悪い不良集団だと噂されているのだが、いっこうに捕まる気配がない。
「物騒だよな。みんなも、とにかく夜歩きは控えろよ?」
「そ、そうだよね、気をつけないといけないよね。」
「は、ははい、わかりました!」
「う、わかった。」
女の子が件の犯人に出喰わしたりすれば、間違いなく悲惨なことになる。そうならないためにも、彼女らには夜歩きをしないように、常々言い渡してあるのだ。
「おっはよーーーーーー!!」
と、そこに元気いっぱい、脳天気な声が届いた。
茜だ。
「みんな、遅れてゴメン! エイジもおはよー!」
「おはよ。おまえもいい加減、早起きしろよな。」
「えへへ、ゴメン! 夕べ夜更かししちゃってさ!」
あまり懲りた風の反応ではないが、それでもこの元気さはそういった細かなことは吹き飛ばす爽快さに溢れている。
改めて紹介するが、こいつは倉沢茜。俺が小学生に入る頃からの幼馴染で、家同士の付き合いもありほとんど家族のように育てられてきた。
とにかく明るい元気な女子で、ある意味脳天気ともいえるお気楽さが売りである。
茜がいるだけで暗い話題も影を潜めてしまうくらい、底抜けの明るさだ。そういった陽気さで周りを楽しくさせる、みんなの中心的な女子なのだ。
茜は、ゆるりと丸みがかった髪を襟元あたりで切りそろえた小ざっぱりした髪型で、彼女自身の活動的な性格をよく表している。
それだけではない。細くすらりとした眉は意志の強さ、ぱっちりとした吊り目がちの瞳は勢いのある行動力といった風に、とにかくこいつほどその性格と、外観から受ける印象が
ことごとく合致する女子も珍しい。
胸の大きさも申し分なく、健康的な肢体は生命力に溢れている。なんというか、太陽のような、健全な女性の魅力がある、というか。
そして彼女の難点を挙げるとすれば、性格が大雑把で、女性らしい繊細さに欠け、思考行動常にそそっかしいところだろうか。
特に、落し物はしょっちゅうで、それを探すのに良くつき合わされる。
「で、みんな、何の話してたの?」
早速茜は、みんなの会話の輪に入ろうと伺ってきた。
「いまそこで、また警察が来てたんだよ。たぶん、また建物とかが壊されたみたいだな。」
俺がそう教えてやると、茜はなんだか顔を青ざめさせた。さすがの茜も驚いて不安になってしまったのだろうか。
「あ、あはは、ぶっそうだね!?
エイジも、夜は絶対一人歩きしちゃダメだよ!?
コンビニに行くとかだったら、あたしが着いてったげるからさ!」
「ばか、逆だろ。おまえがどうしても夜出歩くんだったら、俺に声を掛けろよ。」
「そ、そうだね、そうするよ!」
こういうのをお転婆娘というのだ馬鹿者。何かあってからでは遅いのだから、ここはおふざけ無しで素直に従ってもらいたい。
「とにかく、学校から帰るときは、みんなで一緒に帰ればいいんだよね?」
久子姉さんが話をまとめるような言葉を発した。まぁ実際その通りなので、ここはみんな等しく同意した。
「またヘマした。」
「・・・・・・ごめん。」
歩き始めた後ろで茜とクリスがなにやら言っているのだが、小声なのであまり良く聞こえない。さしずめ、茜がクリスに朝寝坊のことを責められているのだろう。
さて、本日は土曜日である。
基本的に土曜日の授業は午前中のみで、午後からは生徒それぞれ任意の行動時間となり、部活にいそしむもの、早々に帰宅してしまうもの、大きく分けて二分される。
ちなみに俺の場合は、問答無用で生徒会活動に充てられるため、気楽に週末を謳歌するというわけにも行かないのだ。
「エイジくん、今日の生徒会、出来るだけ早く終わらせようね。」
柔らかい声で、囁くように久子姉さんが言う。久子姉さんは、生徒会の書記だ。俺が成り行きで会長になってしまったとき、手伝いを申し出てくれたのだ。
五人歩く登校もそろそろ学校の見え始めたころ、生徒会書記殿がそういった話題を振ってきたのにも理由がある。
今日は土曜日、夜ともなればみんな集まってのお楽しみがある。
毎週土曜日は、クリスのご両親が職場に泊り込みで働いているため、家には彼女ひとりきりとなるわけだが、この物騒なご時世に女の子一人で夜を明かすのはよろしくないだろうと、
われわれ友人たちが『お泊り会』を開くのが慣例となっている。
しかし、いくら友人同士とはいえ、恋人でもある男女が一夜を共にすれば、どうしてもお互いの愛情を確かめたくなるというものだ。
もちろんそれは俺と、誰か一人の女子とだけというわけではなく、俺とこの会合に参加する女子全員が対象となる。
平たく言えば、五人集まって一緒に情を通わせるのだ。男一人と女四人が入り乱れて交わる、略して乱交である。
俺たちはまだ高校生だが、大人になるまで清い交際を、などと初心なことは言わない。お互いを愛し合い、求め合った末に身体の交わりがあるのだから、ごく自然な流れだろう。
そういうわけで今晩は、夕食をみんなでとり、そのままお泊り会へとなだれ込む。
そのためにも、午後の雑用とも言える生徒会活動を早々に切り上げよう、と久子姉さんは言っているのだ。
ちなみに、俺と久子姉さん、そして生徒会役員たちが仕事をしている間、茜やクリスたちが何をしているか。
茜、クリス、みらんの三人は、落語研究部の部員である。
当然ながら部活動、といいたいところだが、彼女らは俺が集めた創部のための頭数、いわゆる幽霊部員なので、部室を待合室代わりに俺たちの仕事終わりを待っているだけなのだ。
俺は直接覗いたことがないので定かではないが、宿題や予習復習などの自主学習に充てているらしい。クリスとみらんはともかく、茜に関しては眉唾だがな。
そうして登校時間も終わり、学校にて学業に従事する俺達。
今日もいつもどおり、土曜の時間が過ぎていく。
時間を進めて今は二限の授業が終了した休憩時間。
俺は席を立ち、隣の教室に向かった。
今日は、とある人物にあっておきたいからだ。
朝でも昼でも夕でもなく、授業の合間に行くのには理由がある。
朝の授業前ならばまだ登校していないかもしれないし、放課後ならば帰ってしまわれるかもしれない。その点授業の間の休みならば、花詰みにいくぐらいしか席を外す理由も無かろうと
踏んだわけだ。
それほど確実に会っておきたい相手というのは、実は先日、恋文で俺を呼び出した女子生徒なのだ。
一昨日、俺の下駄箱になにやら意味深な手紙が放り込まれていた。すわ果たし状か、とも思ったが、桃色の封筒に愛らしい便箋で書かれたそれは、どう見ても恋文だった。中身ももちろん、
見てくれにたがわず直球な恋文で、かいつまんで言うと、今まで俺にひそかな恋慕を向けていたのだがとうとうそれを告白する覚悟が完了したので、明日指定の場所に来てほしい、
というものだった。差出人は、隣の教室に在籍する女子。残念ながら面識はない。
健康的な思春期の男子としては、女子から好意を示されて浮かれるのは仕方のないところ。しかしこちらは恋人のいる身、しかも四人。これ以上恋の告白などされても困るので、
お断りの返事をするために呼ばれた場所に行くことにした。
お断りの理由としては、好きな女の子がいる、などといいつつその相手をぼかすことで適当に煙に巻くしかあるまい、と。俺は彼女持ちではあるがそれは公然のものではないので、
そのあたりを詳(つまび)らかにするわけにもいかない。あたりさわりのない様に架空の想い人をでっち上げていくしかないのである。
で、翌日つまり昨日、呼び出された場所に出向いてみたものの、誰も来ない。
こりゃあ、騙されたか、と適当に切り上げて帰ったわけだが、やはり気になるわけで。
昨日、一昨日の回想を終え、本日。
前述の通り休み時間に、彼女の教室に行ってみた。
結論からいうと、出会えなかった。
俺が彼女の教室に行って、名前を告げて呼び出してもらおうとすると、なんと、彼女は昨日で転校してしまい、今日からはここにはこないとのこと。彼ら級友ですら、
本日急に知らされたのだという。まさしく夜逃げをも連想させる急な転校は、いろいろと複雑な家庭の事情があるのだろう。
つまり彼女は、転校の前日に手紙を靴箱に入れ、自分がこの学園から去る最後の時間に俺を呼びだしたということになる。
そうなるともう、今となっては彼女から真実を聞き出すことも出来ないわけだ。
俺になにを伝えたかったのか、はたまた実は悪戯だったのか。
そのあたり、少々もやもやした思いを抱えながら、自分の教室に戻ってくると、久子姉さんが俺を待っていた。
「きっとあの子も、エイジくんのこと、本当に好きだったんだよ。」
なんだか寂しそうな表情で、久子姉さんがそういった。手紙をもらったときに、久子姉さんには相談していたので、事の顛末は知っている。しかし、手紙をくれた彼女のことは、
あまり知らないはずだ。
それでも久子姉さんがいうと、そんな風に思えて安心できてしまうのが不思議だ。これが人徳という奴だろうか。
人と人の縁は一期一会。俺のほうからは顔も窺うことの無かった彼女だけれども、それでも俺が気にかけていないだけで、彼女との縁があったのだろう。ままならないものだなぁ。
あるいは、袖振り合うも多生の縁ともいう。もしかすると彼女とは、俺の前世で縁の近い間柄だったのかもしれない。
とにかく、今は彼女と連絡を取ることも出来ないし、あえてわざわざお断りの意志を伝えるまでもない。久子姉さんがいうように、彼女が本当に俺のことを好いてくれていたというのなら、
せめていい思い出に、五割り増しで美化して心にとどめておいて欲しいものである。
そして、さらに時間は進んで、夕方。
校内の活動をつつがなく終えた俺たちは、毎週土曜日お泊り会の日の慣例として、みんな一緒に下校して、その足で外食する。
外食のあてとしては、俺たちが週ごとに順番で店を決めて、そこにみんなで押し掛ける形になる。たまに、久子姉さんが自分で食事を作ってくれてみんなに振る舞ってくれたりもするけど、
たいてい久子姉さんも俺と一緒に生徒会活動で遅くなるために、毎週土曜日のお泊まり会の日は、みんなで外食が通例だ。
さて、今日はクリスの希望で、新しくできたすき焼き屋にいくことになった。
最近流行の、食べ放題形式のお店で、時間内であれば好きなだけ肉や野菜をお代わりできるという、食いしん坊御用達の店なのだ。
「スキヤキ・・・・・・。」
クリスが、そっと息をはき言葉を紡ぐ。
クリスは、普段はほとんど働かない表情筋を、彼女にしては珍しく豊かに動かして、すき焼きへの思慕を訴える。
春の陽気のような、心暖かな雰囲気がクリスから発せられ、あたりには花が咲いたような錯覚すら感じてしまう。
よほど楽しみにしているのだろう。
俺も楽しみだ。
実は、最近そのすき焼き屋の近くに、厚めの肉を焼いて食わせる米国風の焼肉店が出来たのだが、こちらも密かに楽しみにしている。今度俺の番にでも、提案してみるか。
そして、隣町まで電車で出かけ、目的地に着いてみると、なにやら様子がおかしい。
店の照明が落ちている。
おかしい。確か、定休日は今日ではないはず。
そして、店の前まで来てみると、入り口に張り紙がしてあった。
『店舗修繕のため、しばらくの間、閉店いたします。』
「ス、スキヤキ・・・・・・。」
クリスの、先ほどまでの期待感が見る見るしぼんでいくのが、端から見てもよくわかる。
クリスのまわりにあった春の陽気はあっという間に冬に逆戻り。
道行く人を捕まえて、この張り紙の顛末を訪ねてみた。
なんでも本日昼過ぎに、店内で暴れる客が出て乱闘騒ぎになり、急遽営業停止となったのだという。
運が悪いといえばクリスにとってはその通りなのだろうが、ある意味、その騒動に巻き込まれなかったのだと考えれば、運が良いともいえる。
俺はクリスを宥めて、後日遠出でもしてすき焼きを食べにいこうと約束した。
そして、今晩の食事である。
仕方がないので、近くに出来たという米国風焼肉店に向かってみると、どうやら経営的生存競争に敗れたらしく、あっさりと店じまいをしたあとだった。
仕方がないので、結局電車で地元の町に戻り、近くの回転寿司で済ますことになった。
くるくると回る寿司を遠い目で眺めながら、その向こうの夢幻世界にあるすき焼きに叶わぬ想いを馳せるクリス。そんな彼女を見るのが忍びなかった。
そしてなぜか、みらんまでもが申し訳なさそうに、取る皿も控えめなものばかりだった。意気を下げているクリスに気を使っているのだろうか?
なんとも、間が悪いことである。
食事のあと、俺たちはその足でクリスの家に向かった。
そしてこのあと、みんなそれぞれ風呂にはいる。この手の団地に相応のこぢんまりした個人用浴槽、男女あわせて五人が同時に入るにはかなり狭いので、いつも別々に入浴だ。
俺としては全員一緒の入浴が理想であるのだが、今のところ実現できていない。狭ければ狭いなりに恋人同士の肌も必然密着するわけで、そのあたり男の俺としては大歓迎なのだが、
女子たちのお許しが出ていない。お互い身体を許した間柄なれど彼女らにしてみれば、身体を洗うところは乙女の秘密なので見せることあたわず、ということらしい。
一緒に入浴というのも男の浪漫ではあるが、すべてをあけすけにせずに女性らしい恥じらいを失わないでいてもらうのもまた、俺からすれば浪漫である。ここはあまりがっつかず、
折を見て(隙を見て)混浴に持ち込むとしよう。
男の特権として一番風呂に与った俺は、風呂上り簡素な部屋着に着替えた。今夜恋人たちと情交の宴を繰り広げるからといって、入浴後すぐに全裸待機というのも品性を欠く。
とりあえず他の四人の入浴が済むまでの間、居間でくつろいで待つこととなっている。
待っている間に馬鹿馬鹿しいお笑い番組を眺めながら、濃い緑茶を飲む。祖父から教わったのだが、情交前にこれを飲むと、精力増進に効果があるらしい。効果といっても
若干の気休め程度のものだが、栄養剤や強精剤、蝮酒など、いかにもなものはあまり好ましくないので、このくらいがちょうど良い。(もちろん酒類は未成年なのでご法度である)
まだまだ若さの勢い余る十七歳、そんなに若年時代からその手の回春剤に頼るというのもいかがなものかとも思うのだが、都度一度に四人の女子を相手にしようというのだから、
些細な薬効くらい得ていても罰は当たるまい。
そして見ていた番組が終わり、時事時勢を紹介するものに変わった。
なんでも、一部地域で実施された意識調査からすると、夫婦あるいは恋仲の男女の意識において、子供が欲しいという回答が急激に増えてきているのだという。
この少子化の時代に、よい傾向ではないか。調査によると、それらの回答率上昇が顕著になったのは、特に今年の秋頃であるという。
ちょうどそのころはといえば、俺達が性交を始めた頃合いだ。そのときに俺達が件の調査に回答すれば、子供が欲しいという回答の割合もほんの少しだけ上乗せされたに違いない。
彼女たちもゆくゆくは、との想いを持っているらしく、俺にしてもそれはやぶさかではない。
しかし、さすがに現実は、高校生の身で彼女たちを妊娠させるわけにも行かないので、安全日の確認あるいは避妊具の着用を行っている。
「エイジ〜、先に部屋で待ってて〜。」
奥の部屋から茜の声。語調から察するに何か企んでいるようだ。どことなく声に弾みがあり、含みがある。何をやるのか知らないが、向こうには久子姉さんもいることだし、
行き過ぎたことにはならないだろう。
女子たちが身だしなみを整えている部屋ではなく、いつもの部屋に向かった。
いつもの部屋、というのは、もちろんクリスの部屋のこと。五人のお泊り会、当然男女の睦み事を行う場所なのだから、それなりの広さは必要だ。幸い彼女の寝室はそこそこ大きめの
寝台があり、五人がくつろいでも窮屈でない程度の広さもある。女子高生の部屋にしては飾り気も少ないが、日本に来る前の文化の違いもあるのだろう。
綺麗に片してある机の上には、写真立てがひとつ飾ってあるきりだ。俺がクリスに贈った写真立て、そこには俺とクリスが二人で肩を寄せ合っている写真が入っていた。先日みんなで
神戸に遊びに行ったときのものだ。
一見すると普段の無表情にも見えるが、よくよく見ると頬を染めて、嬉しそうに微笑んでいるのがわかる。いや、他の人間にはわからないだろうが、俺とクリスにはわかる。
神戸の土産物屋で、俺がみんなに一つづつ贈った写真立て、ならばそれに入れる写真を撮ろうということになって撮ったものだ。だからクリス以外のみんなも、こんな感じの写真を
持っているのだ。
俺がクリスの机に向かって、そのころの思い出を振り返りながら写真を眺めていると、部屋の扉が少し開いて、茜の声がした。
「じゃじゃーん、これから、エイジ'sカノジョーズによる、ランジェリーファッションショーを行いまーす!」
扉の隙間から、首だけを覗かせた茜が、無駄に意気高くそのように宣言した。
「な、なんですかカノジョーズって!? ラヴァーズですよラヴァーズ!!」
「もう、エイジはカタカナが苦手なんだから、英語よりも日本語のほうが気に入ってくれるんだってば。」
後ろのほうから、みらんの声だけが聞こえる。首を引っ込めた茜がみらんの抗議を封殺しようとした。
まぁ、確かに俺は片仮名は苦手だから、単純に日本語の『彼女』のほうがしっくりくるんだがな。
だが、なんだろう、茜が口にすると、ものすごくくだらなく聞こえてしまう。『彼女』の複数形で『彼女ず』なのか。あるいは野球の球団名などに倣った命名なのか。
そんなことをつらつらと考えているうちに、再び茜がこちらに向かって声をかけてきた。
「とにかく始めるから、エイジはそこでちゃんと見てるように!」
やれやれ、と俺が椅子に腰掛けたまま扉のほうを眺めていると、唐突に音楽が鳴り始めた。
軽快な曲調の洋楽で、規則的に響く重低音が曲を盛り上げていく。
そして、その曲にあわせて一人、部屋に入ってきた。
その女子はみらん、藤川みらんなのだが、今の彼女の姿はいつもの寝間着姿ではなく、肌も露わな下着姿なのだった。
「それでは、トップバッターは藤川みらん!
ふりふりのフリルが可愛い、ロリータ風のインナーだっ!」
確かに、みらんが着けている下着は、大人の色気と言うよりも子供らしい可愛らしさが溢れている。上下お揃いの意匠で、淡い桃色の下着はなんとも少女趣味の乙女風、みらんに実に
似合っている。おそらくこういったたぐいの少女向け下着は、下手に成熟した体型の女子が着ると、いびつになってしまい、激しく似合わないことだろう。その点、まだまだ子供な体型の
みらんならば、比類無く似合っている。
みらんは、俺の少し手前の空間を舞台に見立てて、くるくると踊るように姿勢を変えては、愛らしい下着姿を俺に見せつけてくれる。
胸の膨らみもまだまだ控えめな、成長途中の女の子。
「コットンの下着からは卒業したい、でもまだシルクは恥ずかしい、そんな乙女心にばっちり応えたのがこのインナー!
味気ない子供の下着から、おしゃれなガールズインナーへのちょっとした背伸びが可愛らしい!
乙女チックなファンシー下着、それを身につけるのは、カノジョーズの中でも屈指の子供体型、藤川みらんちゃんでーす!」
「もう! コドモコドモ言わないでください!!」
舞台袖(扉の向こう)に引っ込んだみらんは、実況担当の茜に猛烈抗議。しかし相変わらず茜はのれんに腕押しな感じで聞く耳持たない。
「さぁ、次のモデルさんは、カノジョーズきってのクールガール、ヨーロッパから来た刺客、北条クリスちゃんだー!」
そして次に入ってきたのは、無駄のないすっきりとした下着姿のクリスだ。
「おへそまでの短いブラスリップと、シンプルなレースのパンティー、デザインこそは当たり障りのないものですが、そこは地味派手なクリスさん、それをクールに着こなしております!
色はショッキングなレモンイエロー、なんとも大人な感じのおしゃれガールですっ!!」
すらりすらりと見事な姿勢、一挙一動足が実に絵になっている。クリスは歩きながらも扇情的に、それでいて下品にならないぎりぎりの線で、こちらに向かって姿勢を決めた。
欧州白人の持つ、白磁器のような肌は、鮮烈な黄色の下着と相まって、まばゆいほどに輝いている。
手足にしろ胴にしろ、儚ささえ感じるほどの細い体躯。しかしそれでいて骨ばった印象はなく、なだらかに丸みを帯びた、女の子の身体。
クリスは自分のその武器を、質素だが華のある下着で飾っている。
刀で言えば日本刀、白鞘の太刀といったところか。
「茜さんのアナウンスは、ファッションショーというより格闘技試合の入場アナウンスのように聞こえるんですが。」
艶のある踊りを一通り終えて、舞台袖に引っ込んだクリスが茜にもの申す。しかし茜は馬耳東風どこ吹く風と言った感じであまり取り合わない。
そして次に登場したのは久子姉さんであった。
「3番バッターは、カノジョーズの最年長にして最後の良心、山科久子姉ぇだー!!
久子姉ぇの本日の下着は、なんと黒!
レースも細かなシルクのブラとパンティ、そしてガーターベルトにストッキング、すべてがとにかく黒!
今日はとにかくアダルティ、他の子供なんかとは比べないでよとばかりに、大人のアピールでエイジを悩殺するつもりです!」
言いたい放題である。
茜の解説はさておき、久子姉さんの下着姿は気品溢れる優雅さで、見ている俺を釘付けにする。北欧人の血を引くクリスに負けないくらいの肌の白さは、黒い下着を着ることでぐっと
引き立つ。
久子姉さんは、顔を真っ赤にして恥ずかしがりながらも、優雅に歩いては俺に下着姿を披露してくれる。その姿に下品さはなく、芸術のような美しさがあった。
「黒い下着のエロい人、久子姉が歩くだけで、大人のフェロモンがムンムンと捲き散らされております!
今はしゃなりしゃなりと大人しくあるいていますが、いつどこでガバーっと大股開きをするかわからない危険さがあります!
おおーっと、お客さん、踊り子には手を触れないでください!!」
どんどん実況がいかがわしくなる。ここは場末の花電車か。
行き過ぎの感がある茜の実況に、とうとう我慢できなくなった久子姉さんがきびすを返し、舞台袖に引っ込んだ。
「茜ちゃん! なんてアナウンスするの!?」
「あっ! あだだだだだだだだだだ!!!」
叱咤する久子姉の声に、悲鳴を上げる茜の声。扉の向こうのことなので姿は見えないが、これは久子姉さんによるお仕置き、『こめかみぐりぐり』が茜に炸裂しているのだろう。昔から、
俺や茜の悪戯に対するお仕置きの定番だ。
「う〜〜、いたいなぁもう・・・。
とにかく気を取り直して、いくよっ!
さぁ! 華やかに開催されましたランジェリーショー、最後のトリを勤めますは、カノジョーズいちばんの美少女! 倉沢茜ちゃんの登場だー!」
「茜ちゃん、それは聞き捨てなりません。」
「異議あり! 茜さんが一番とは、根拠のない発言です!」
「茜先輩ずうずうしいです!」
茜の自己紹介に、すかさず異議申し立てる三人。
声しか伝わってこないが、扉の向こうではものすごい波風が立っている模様。うかつに覗かないほうが良いだろう。
「もー、みんな細かいなぁ。宇宙スケールで考えてよ!」
でた、茜の得意な言い回し、『宇宙尺度』。
自分の発言に対して、他者からの突込みを受けた際に振りかざす理論武装。
『細かいことをぐだぐだ言うな。そんなものは広い宇宙から見ればほんの些細なことなんだ。』
まぁ、理論武装といっても、穴だらけなんだが。
宇宙が広大であることと、理屈が大雑把であることには何の係わり合いもない。
とにかく、茜はこういう強引な宇宙尺度の理論で相手の意見を封殺することがある。
「たとえあたしが『いちばんの美少女』を名乗っても問題ないじゃん! 美少女なのは間違ってないんだし。
みんなだって、可愛いって言うのは間違いなんだから、呼ばれ方にこだわるなんて、スケールちっさいよ!
じゃあ、久子姉ぇは『いちばんの美女』ってことで!
で、クリスは『美クールビューティー』、みらんは『美ロリータ』、ってか『美ロリ』!!」
「まぁ、美女っていわれるのも悪くないかも。」
「クールビューティーだけで結構です。『美』はビューティーと意味がかぶっていますし、そもそも見ればわかる道理ですから。」
相変わらず、茜の主張はざるのように穴だらけだ。しかしその穴を、勢いだけで埋めてしまうのが茜のすごいところ。
なんだかんだでみんなを納得させてしまった。
「み、みらんはロリータじゃないですよっ! みなさんとも少ししか年も違わないじゃないですか!」
一人納得していない奴もいたが。
「ええい、とにかく行っちゃうよっ!!
おまたせ登場、満を持して!!
どうよ! 茜さんのセクシー下着姿は!?」
馬鹿がいる。
誰がなんといおうと間違いない、こいつは馬鹿だ。
扉を開けてこちらに現れた茜は、先の三人同様下着姿だったのだが、同じに扱うと他の三人から非難されそうだ。
まず、これはどう見ても、下着ではなく、『紐』だろう。
それでもあえてこれを下着だというならば、ぎりぎり譲って『助平下着』だ。
まず、下着ではなく紐だからして、胸などはほとんど隠せていない。乳首、及び乳輪部分をかろうじて隠す、申し訳程度の布が紐によって引っ張り付けられているだけだ。
乳房にいたっては、全露出と言っていい。
胸でさえその有様だから、股間はもっとすさまじい。
下着としての機能性などは、最初っから存在しないくらい、見事なまでの割り切り具合。平面と呼べる布地部分は、わずか陰卓を隠す部分のみ。猫の掌よりわずかに大きいくらい
だろうか。それ以外は見事に包み隠さず、股間のあわい、肝心の性器、その並びをただ一本の紐が通過するのみだ。
しかもそれらの布のどぎつい桃色は、なんというかぎらぎらしていてあけすけな助平さ、どう見ても女の子の可愛らしさとはかけ離れている。
これはまだ、全裸のままであったほうが幾倍も健康的なのでは無かろうか。
「じゃーん!
今日は、エイジにとっておきの下着を見せるってことで、思い切って新調しました!!
どう? かわいい? セクシー? エロい?」
当の本人、得意げだ。
自信満々のいやらしい下着姿で、俺に意見を求めてくる。
あえて、茜に求められるまま、俺が感想をいうならば。
「おまえは痴女か。」
「はうっ!」
俺の率直な感想に、茜は衝撃を受けた。
目の前の痴女は、どうやら自覚がなかったようだ。
「エイジが喜ぶと想って、思い切って選んだのに〜!」
「加減を知れ。」
俺が短く切って捨てると、がっくりと手を突いて落ち込んでしまった。
そうするとすぐに、茜の自爆を見届けた残りの三人も部屋に入ってきた。
「だから言ったでしょう? その下着はやりすぎだって。」
「品性のかけらも感じられない。」
「茜先輩のセンスは、オヤジすぎます。」
「だって、普通の下着なんて、いつも見せてるじゃん。
せっかくランジェリーショーやるんだったら、ド派手なサプライズがいるんじゃないかなーって、思ったんだもん!」
茜の言葉に、三人の女は非難の声を止めた。
なんというか、茜は馬鹿だが、馬鹿なりに純粋で、俺たちの雰囲気を馬鹿なりに盛り上げようとがんばっているのだ。
そう考えると、さっきは冷たく切りすぎたかな、と少しの罪悪感もわいてくる。
仕方がない。
こいつが落ち込むところは、あまり見ていたくないからな。
「まぁ、たとえ茜が痴女だって、俺は好きだぜ。」
俺が、慰めの言葉を言う。痴女ということは否定していない。
「痴女は痴女でも、俺だけの痴女なんだよな?」
「うん! あたし、エイジのためにもっとエロくなるからね!」
俺が励ますと、茜はもうすっかり元気になって返事をした。
まったく、現金な奴だ。
せっかくだからということで、本日の情交は俺以外、先ほどの下着着用のまま行われることになった。
「たまには気分を変えて、下着姿のわたしたちを犯すのもいいでしょう? ちょっとくらいなら汚しても良いから。はい、バンザーイ。」
久子姉さんが俺に万歳を促して、着ていた部屋着を頭から脱がせた。
「みらんたち、どうやったらエイジ先輩が喜んでくれるか、いつもいろいろ考えてるんですよ?」
そういってみらんが、両手をあげたままの俺から、肌着をくるくると巻き上げて抜き取る。
「次はさ、コスプレなんかどう? 婦警さんとか、女子自衛官とか!?」
確かにそれも面白そうな催しだ。俺がそれを一考している間にも、茜は俺の下履きをずるりとずらして引っこ抜いた。
「ただの衣装を着るだけではなく、それに簡単なシナリオを付けたイメージプレイなどはどうでしょうか?」
俺の最後の着衣、下着をするりと抵抗無く脱がせたのはクリス。確かに、彼女の提案は面白そうだ。
「そうだな、楽しみにしてるよ。」
これで、俺は丸裸。いつもは俺も含めた全員が裸になるのだが、本日は先述の趣向により女子一同は下着姿なので、俺だけが全裸で少し恥ずかしい。
「今日の記念写真は、エイジだけ真っ裸だよね!」
茜が写真機を設置して言った。
いつもの慣例で、お泊まり会のはじめにはこうやって全員集合の写真を撮る。毎回毎回の気分を盛り上げるべく、茜が提案したことだった。実際、睦み合いが始まってしまえば、
全員が一緒の写真に写ることもそうそうないと言うことで、最初の一枚だけはこういった記念撮影風の集合写真を撮ろうと言うことになったのだ。
その枚数は回を重ねるごとに写真も増えるわけだから、今ではそこそこの量になっている。最初の一枚以降は、余力のあるものが随時写真を撮るような流れになっているので、
淫らな写真ばかりどんどんと貯まるというのが実態なのだが。
「それじゃあ撮るよ〜!」
そう言って茜が先導し、皆が構えたところでぱしゃりと一枚。みんながにこにこと表情を決める中、俺だけがいつもぶすっと愛想のない表情なのだが、そのあたりはご容赦願いたい。
俺を含めた五人全員が乗ると、やはり狭く感じられるクリスの寝台。縁から転げ落ちないようにすると必然的に、俺たちは寝台の真ん中に集まり、肌を寄せ合うようになる。毎日丁寧に
磨かれた、女たちのすべすべな肌が俺の肌に触れただけでもぞくぞくする。
五人がそれぞれの姿勢で寄り添うと、自然と円陣を組むような形で顔を寄せ合い、そのままの流れで接吻を始める。
四人の女と一人の俺、それぞれの顔が、息が触れ合うくらいまで接近するなか、まずはその一人、久子姉さんの唇を選んだ。
「ん、ちゅっ、んん・・・・・・。」
頬を染めて順番を待つ三人の、羨望のまなざしを受けながらも、俺の接吻に応じて唇をあわせる久子姉さん。
久子姉さんの慎ましい大きさの唇を、俺が無理矢理強姦するように貪ると、それでも精一杯大きくあけて懸命に応えてくれる健気さが嬉しい。女神の唾液は果物の甘い果汁にも似て、
まさしく甘露だった。
「・・・・・・ん、は、ぁ・・・・・・、エイジくんのキス、素敵・・・、とろけちゃいそう。」
唇は離れたものの、まだお互いの鼻先が触れ合う距離で、熱っぽい息とともにささやく久子姉さんの言葉に、俺はじわじわと体が熱くなるのを感じた。
「つぎ、あたし。」
いつもの元気もどことなく艶のある茜が、ほんの少し顔を寄せただけで、すぐにでも接吻できる距離になる。
「エイジ、エイジぃ、・・・・・・好き、・・・あたしがエイジのこと、すごく好きなの、わかってる?」
先ほどの痴女扱いをまだ根に持っているのか、恨みがましい声色で、そんなことを言った。俺はそれに言葉で答えずに、唇を重ねて応じてやった。
「んう、ん・・・・・・、は、ふぅ、ん・・・・・・。」
俺が舌を動かすと茜は嬉しそうに、大胆に舌を絡めてきた。お互いの唾液を混ぜあうような接吻に茜の息があがり初めてようやく、俺は彼女の唇を解放した。
「クリス先輩、お先、いいですか?」
みらんはまず最初に、もう一人残った俺の恋人に伺いをたてた。クリスはそれに小さく肯いて了承、ようやくみらんは俺に唇を寄せてきた。
「あん・・・、先輩のキス、すごく待ち遠しかったです・・・・・・。」
嬉しそうに囁く彼女、最初にちょん、と唇の先をふれあわせたあと、静かに、しかしじわじわと強く、唇を押しつけてきた。
みらんは、性交時の燃え上がり方はどちらかというとあとになってから激しくなる性質のようで、まだこの段階は大人しいものだ。俺が舌を差し入れても、まだその扱いに戸惑っている
節がある。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・っは、はぁ・・・ん、」
長い接吻も、みらんの息が切れたあたりで中断。離れた唇からは、接吻の名残の唾液が部屋の明かりを受けて仄かに輝く。
俺の舌に口の中をかき混ぜられて、その刺激にぼうっとしたみらんのかわりに、今度は順番が最後になったクリスが唇を差し出してくる。
「ワタシも早く、エイジさんとキスしたい。エイジさんと、セックスみたいなキスがしたい。」
お互い、これまで幾度となくおこなった接吻で、お互いの唇の間合いは十分承知している。俺とクリス、同時に唇を寄せ合ってお互いが求めるような接吻だって、接吻初心者のように
鼻や歯をぶつける愚も犯さない。
俺とクリス、相手の舌を自分の口に引き込んで激しく吸い上げたり、舌の腹をこすりつけあったりと、お互いが相手のやった愛撫をお返しするように応酬を続ける。
四人のうち、年下のみらんにまで順番を譲って最後に控えたクリスは、おそらくこうやってじっくりと時間を掛けた接吻をやりたかったのだろう。
「ン、ふー、ンふーー、ンん、ふムん、ンフゥ・・・。」
普段のクリスならば耳をそばだてても聞こえないような鼻息が、接吻に夢中になった今は悩ましい喉音も混ざってどんどん漏れ出している。そして、彼女が望んだ『性交のような接吻』は、
彼女自身が昇天したことで一段落。
「ン! ンン! ンンーーーーーー!」
声を出せずにそれでも喉を震わせて、クリスは絶頂した。
舌と唇、口内だけの刺激で彼女を性的絶頂に導くことが出来たのは、何も俺が超絶技巧者であるからというわけではない。
これはただの、口内粘膜の接触にあらず。
お互いの愛を確かめる行為なのだ。
「エイジずるい! あたしもキスでイキたい!」
絶頂の脱力と放心で、実に幸福そうなクリスに代わり、再び茜が接吻をせがんできた。
俺とクリスの接吻を見て、羨ましくなったのだろう。
「エイジ先輩、みらんも、お願いします!」
「わたしも、エイジくんと、もっとエッチなキスがしたい・・・。」
茜以外の二人も、俺とクリスの接吻にあてられたようだ。
女子より求められて、これに応じてやらないのは男子の名折れ、もちろん俺は残りの三人だとてちゃんと接吻絶頂を味あわせてあげるつもりだ。
最後の一人、久子姉さんを接吻で逝かせてやると、ようやく俺も一段落。
寝台の上には、横たわって絶頂の呼吸を整えている久子姉さんとみらんの二人がいて、同じく接吻を終えたあとの俺には、早々に回復したクリスと茜が寄り添っていた。
「んふ、おつかれさま・・・。」
茜が、俺の肩や首に啄むような接吻をして、俺を労ってくれる。俺はそれに無言で応じた。実際、四人連続接吻絶頂のあとなので、今喋ると呂律が回りそうにない。
「今度は、ワタシたちがエイジさんのこと、気持ちよくしてあげます。」
「エイジはじっとしてて、イキたくなったら我慢しないでいいんだからね?」
俺は、あぐらをかいた姿勢のまま、二人に言われる通りに奉仕を堪能することにした。
ひやり、と俺の肉棒に冷たい感触。
「エイジさんのオチンポ、もうすっかりガチガチですね。」
肉棒をからめ取るようにあてがわれているのは、クリスの指だ。掌で握るようにして指を回しても、指先は握りきれていない。彼女の白く細い指で握られると、相対的に俺の肉棒が
ずいぶんと黒くて、太く見えてしまう。その対比がやたらと煽情的だ。
それにしても、クリスの掌はひんやりとして、気持ちいい。彼女の体温が低いのか、俺の肉棒が熱すぎるのか、比較でしか計れないのは仕方ない。とにかく、俺の肉棒の熱を
吸い取るようなクリスの掌で肉棒を優しくなでられると、背筋をぞくぞくと電気が走るような気持ちよさ。おもわず陰嚢の皺もきゅっと引き締まる。
「エイジさん、ワタシの手、冷たいですか?」
「ああ、冷たくて、気持ち良い。」
さわ、さわと、緩く握った手で俺の肉棒を撫でるように扱くクリス。まだなにも滑りを纏っていない指で強く擦るわけにもいかず、やんわりとした刺激を俺に送ってくれる。
それは射精に導くようなどぎついものではなく、なんともむず痒いような感触だ。
「じゃあエイジ、あたしもシコシコしたげるよ〜。」
俺の耳元あたりに接吻していた茜がそういって、自分の掌をべろりと舐めてから俺の肉棒をつかんだ。先ほどから俺の陰茎を満遍なく撫で擦っていたクリスと二人がかりだ。
茜の掌はクリスと真逆で、ずいぶん暖かい。特に今は、冷たいクリスの体温に慣れかかったところだから余計に熱く感じられる。
その掌に付いた茜の唾液でぬめりを得て、クリスの掌までもがさすり方を変えてきた。優しくくすぐるような触れ方が、ぬめりで指の腹を滑らせるようになってきたのだ。
「もうすこし、唾を足した方がいいかもしれませんね。」
そしてクリスはいったん引っ込めた掌に、自らの舌で唾をまとわせ、ぬめりを補充した。相変わらずひんやりと冷たい掌が、唾液でぬるぬるになった肉棒をにゅるにゅると擦り出す。
「エイジのオチンポでっかいから、まんべんなく塗るには足りないんだよ。」
亀頭を中心に掌でこねるような愛撫をしていた茜が、何度目かの唾液を補充する。今度は、親指と人差し指で作った輪っかで雁首の根本をぐねぐねと絞るように擦る。茜の暖かい指に
焚きつけられるように、俺の肉棒の温度も上がった気がする。
「あうぅ、みらんもやります、混ぜてくださいー。」
「わたしも、エイジくんを気持ちよくしてあげたい。」
絶頂から復活したみらんと久子姉さんが、こちらに身を寄せてきた。すでにクリスと茜によって独占されていた俺の肉棒には手を忍ばせる隙はないように思われたが、そこはそれ、
俺の肉棒に対する執着の半端ない女子たちのことだから抜かりはない。
久子姉さんのしなやかな指が輪を作り、肉棒の根本に絡んだ。親指と人差し指だけのとぎれた輪っかは、肉棒の太さに追いつけないままそれでも強く、時に優しく締め付けてくる。
みらんの小さな掌は肉棒でなく、俺の陰嚢を包んだ。袋の中身への刺激はあくまでも優しく、繊細な指使いで俺の性感を別方向から攻め立ててくる。
男の股間に群がる、女子四人の掌。それぞれが思い思いの方法で肉棒をまさぐるものの、それでいて四人の息が絶妙にあっているところが奇妙なのだ。ばらばらの動きながら、
それぞれがお互いの動きを邪魔しない、女同士の連結感。
「くっ、四人がかりとか、すぐに射精(だ)してしまうぞ!?」
先週のお泊り会から一週間、射精を禁じて溜めた精子は、今にも勢いよく飛び出していきそうだ。しかし、女子たちにいいように弄ばれてあっけなく漏らしてしまうのは、どうにも
男子の矜持が許さない。つまらない意地なのかもしれないが、『男の耐久力』のようなものを誇示しておきたくもある。
「いいよ、このまま出しちゃっても。ていうか、出るところ、見たい。」
「みらんも、エイジ先輩が気持ちよく射精するところ、見てみたいです。」
「なんだかんだでいつも、エイジさんはワタシたちの膣の中かお口に射精するので。」
「そうよね、エイジくん、あまりお外で出さないから。」
女子たちがそれぞれに俺の射精を促す。基本的に俺は、射精する場所は女子の膣内か口内と決めている。女子の危険日に避妊具の中に出すのはやむなしとしても、それ以外は、極力
俺の精液を女子の体内に注ぎ込みたいという強い欲望があるのだ。
「大丈夫だよ、そとにだしても、射精したザーメンは全部、あたしたちが飲んであげる。」
俺の思考、嗜好を察した茜が、そう言ってから、あーん、と口を大きく開けた。
「エイジさんのザーメン、拭って捨てるなんて勿体ないことは出来ませんから。」
同調したクリスも、茜を真似て口を開いた。久子姉さんもみらんも、同じように口を開いた。
女達の愛撫に早々漏らすのはやはりしゃくだが、ここまで乞われて射精(だ)し惜しみするのも男気がないというべきか。
「よーし、それじゃあ、みんなの顔を汚してやるから覚悟しろよ!?」
そうと決めたら、思いっきり射精してやる。
座った姿勢で女達に肉棒をいじらせていた俺は、立ち上がり、腰の位置を彼女たちの顔のそばに寄せた。
そして、彼女たちの顔を寄せさせ、並ばせた。クリスと茜が肩を並べ、久子姉さんが二人の背後から肩越しに顔を割り込ませ、みらんが端に並んで横一列にそろった。右から茜、
久子姉さん、クリス、みらんの順だ。
「みんな、口を開けて、舌を出して。」
俺の指示に、彼女たちは素直に従った。
四人の女が、顔を並べ、口を開けて舌を出し、俺の射精を待つ。
こうしてみると、つくづく美貌の女達だと思う。
未だに子供の幼さが残るあどけないみらん、作りの美しさを明るい表情で際だたせる茜、白亜の彫像を思わせる均整の取れた美しさのクリス、菩薩様のような慈愛の表情が少しだけ
大人びた久子姉さん。
こんな美少女四人に乞われて射精するとは、そこいらの男子ではとうてい実現できない、夢のような喜びだ。
しかも、この美しい顔を、粘ついた白濁で思う存分汚してもかまわないのだ。嗜虐と背徳の喜びに、思わず俺の背筋にもぞくぞくと震えが走った。
「射精まで、みんなの喉を使うぞ。」
俺は、高まって太くなった肉棒を、茜の口に押し込んだ。
「んぐっ! んんーーーーーーーーーーー!!!」
唇をいっぱいに開いて、俺の肉棒を受け止める茜。口淫も最初の頃は不慣れで時折歯を当てたり、喉を突かれてえづきもしたが、今では太くなった肉棒を根本まで飲み込んで、喉で俺を
喜ばせることが出来るようになった。
「んん! んっ、んぐっ! んぶっ、ぐっ、んん〜〜!」
四人並んだ姿勢では顔を自由に動かしづらいのだろう、いつもの茜がするような前後の動きは控えめだった。その代わりに俺は、茜の頭を押さえて自分から腰を使った。
慣れてきたとはいえ相手は女の子、喉に限らず身体全体が繊細に出来ているのだから、あまり無茶をしすぎるといけないのでなかなか加減が難しい。
「ぐぶっ、ぐぇっ、んぐぅ〜〜〜〜!!」
茜が苦しそうに喉を震わせた。俺も興奮しているせいか、加減が効かなかったのかもしれない。俺は茜の頭を掴み、深々と埋め込んだ楔をずるりと引き抜いた。
「んぐっ! んはぁっ!!!・・・・・・・ん、もうやめちゃうの?」
と、茜は苦しげな表情の中にも淫欲の火照りを浮かべて言った。
そうなのだ、ついつい俺がやりすぎたと思っても、茜や他の女子たちにしてみればそれが許容範囲であることが、ままある。俺が慎重すぎるのか、女たちが想定以上に丈夫なのか、
あるいは四人そろって、痛さや苦しさに対して喜びを感じる被虐の資質があるのか。
俺の性癖は極端な嗜虐嗜好というわけではないと思うのだが、それでも軽度の自覚はある。世の男ならたいていは嗜虐被虐どちらかの毛が多少なりとも含まれているらしいから、
その程度のものではあるのだろう。
しかも、性的な興奮が高まると自制の力も弱まってくる。我ながら、奥底に眠っていた別人格が呼び起こされたかのような変わり様を見せることもある。
俺は、続けて喉姦をねだる茜の頭を撫でて宥めてやり、続いて隣の久子姉さんの喉を使うことにした。
「エイジくん、わたしのお喉、好きに使ってもらって良いけど、今日はそのまま出しちゃだめよ?」
釘を刺されてしまった。
実際、先ほどの茜の喉ですら、気を抜けばすぐに暴発してしまいそうな快楽だった。きつい喉奥に亀頭を押し込み、締め付けられた尿道から勢いよく精液をぶちまけて胃袋に流し込む、
そんな茜の喉奥に直接射精したときの快楽を思い出し、ついついそれを実践しかけたくらいなのだ。
約束したものを違えるわけにはいかない。出来るだけ我慢しつつ、射精限界ぎりぎりまで彼女たちの喉を楽しむとしよう。
「じゃあ久子姉さん、いくよ?」
「うん。」
俺に肯いてから久子姉さんは、もう一度大きく口を、あーん、とあける。きれいな舌が、俺の肉棒を誘うように広げられた。
俺はひとまず、その舌の上に亀頭を置くように位置を決めてから、開いた唇をいっぱいに使わせて、太い肉棒を咥えさせた。
「んむ、んっ、んふぅ、」
俺の肉棒を口いっぱいに咥えた久子姉さんは、喉を鳴らし、鼻息を荒くして、それでも俺の性器を口内で愛おしんでくれる。
久子姉さんの口内、頬の内側や舌の腹の柔らかいところに亀頭が擦り付けられて、ぞくぞくする快楽を与えてくれる。
なにより、苦しげな表情ながらも久子姉さんは、本当に俺の肉棒を愛してくれるのが伝わってくる。
「く、うっ、気持ちいいよ、久子姉さん・・・・・・。」
うめき声に混じって、俺が久子姉さんの口唇愛撫の具合を素直に吐露すると、ますます彼女は張り切ってくれた。
久子姉さんはそのまま、口に含んだ肉棒を、喉奥に飲み込み始めた。
「んぐ・・・・・・んん・・・・・んんーーーー。」
顎をあげ、唇と口内、喉をうまい具合にまっすぐな道にして、ぐびぐびと肉棒を飲み込んでいく。
俺も、久子姉さんの動きにあわせて、ゆっくりと腰を進めていくと、陰毛の深いところまで彼女の鼻先が潜り込んだ。
俺の肉棒の先端、亀頭付近は丸ごと久子姉さんの喉で締め付けられ、痺れるような気持ちよさ。俺は思わず深い息を吐いてしまう。
俺の根本まで口の中に納めた久子姉さん、さすがにその状態を長く続けるには苦しすぎるようで、肉棒をずるずると吐き出しては再び飲み込むという往復運動を繰り返した。
これは、非常にまずい。気持ちよすぎて、俺の射精までの忍耐力がすごい勢いで削られていく。
「ひ、久子姉さん、それ気持ちよすぎて、保たないって!」
俺は思わず弱音を吐いて、姉さんの頭ごと肉棒から引き剥がした。口内がいきなり空になったせいか、今まで堪えていたえづきにむせて、咳込んんでしまった。
「げほ、げふっ! ・・・・・・ふぅ、はぁ、・・・・・・。」
「ご、ごめん、久子姉さん。」
「もう、急に抜こうとするから、思わず追いかけちゃったじゃない。
エイジくんの精液、お喉に欲しかったのにぃ・・・・・・。」
むせて真っ赤になった表情で、そんな恨み言を言う久子姉さん。最初に言っていたことと真逆のことを言っているが、俺の肉棒で喉を犯されて久子姉さんも流されて、
たがが外れてしまったのだろう。やはり久子姉さんも被虐の性質を持っているのだ。
「ワタシも、やはり直接喉で精飲させてもらいたくなってきました。
顔射は後回しにして、ひとまずワタシの喉で射精してください。」
隣の顔のクリスが、久子姉さんの苦しげに恍惚した表情を見て、そう言った。西欧彫像のような表情をとろりと蕩けさせて、すっかり空気にあてられている。
「だっ、だめです! エイジ先輩の精液を独り占めとか、ずるいです!!」
「・・・・・・わかりました、やむをえません。」
隣のみらんにすぐさま抗議されて、クリスは渋々あきらめたようだ。
「ではエイジさん、次はワタシの喉をお使いください。」
そしてクリスは、先ほどまでの女に続き、口を開けて俺の肉棒を誘った。
薄い唇を精一杯に開いて、口内の粘膜が俺に見えるようになると、ぬるりと滑る舌を出してきた。
「じゃあ、遠慮なく。」
俺は、さんざん高ぶって射精寸前の肉棒を、クリスの唇の中に突っ込み、そのまま一気に喉を埋めた。
「ン、ンフーーーーーッ・・・・・・。」
そんな俺の荒々しい扱いにも、クリスは慣れたもので難なく喉奥まで肉棒を飲み込んでいった。
このあたりが日本人と西欧人の違いなのだろうか、クリスの喉は他の女子に比べて柔軟で、えづきも少なく深い挿入が可能なのだ。
俺はそんなクリスの喉を楽しむべく、他の女子たちよりもやや手荒に、腰を使って出し入れを開始した。
ずちゅぅ、ぐちゅっ、ぶちゅぅーーー、
「ン! ン! ンン! ンンーーーーーー〜〜!」
それでも、喉奥を埋められて苦しいことには変わりないらしく、普段は落ち着いたクリスも目を剥いて呻きだした。整った彼女の顔が、口を肉棒で塞がれていびつに歪んだ様は、
心の奥底にある黒い快感を呼び起こす。女の子が苦しんでいるさまを見て喜ぶなんて、俺の魂には嗜虐の魔王が眠っているのかもしれない。
俺は、このままクリスの喉奥に射精してしまいたくなる衝動をこらえて、何とか切り上げることにした。彼女の喉から肉棒をずるりと引き抜こうとするが、クリスはそれを追いかけ、
名残を惜しむように口唇の締め付けを強くして抵抗してきた。おかげで、危うく口内で漏らしてしまいそうになった。
「・・・・・・アァ・・・ハァ・・・、やっぱりほしいです、エイジさんのザーメン、喉から直接おなかに流し込んでほしかったです・・・。」
先ほどまでの苦しそうな表情が、肉棒の栓を抜かれて開放されたとたん恍惚のものへと変わっていた。普段あまり表情を変えないクリスであっても、快楽が過ぎればこのように
蕩けた表情にもなるのだ。
俺は彼女の乞いに、後で、と応じておいた。実際、そのようにしてやりたいというのは俺の欲望でもあったからだ。
「じゃあ、次はみらんの喉を使うぞ?」
「はい! たくさん、たくさん使って、キモチよくなってくださいね!」
健気な申し出に、俺の肉棒もやる気でびくんと疼く。
しかし、みらんの口唇は、四人の中で一番小さい。年齢が一つ下ということもあってか、大人と子供の成長過渡期において、一人だけまだ子供らしさが抜けない風貌をしている。
頭の大きさも心なしか小さめで、その小さい口は俺の肉棒を受け入れるのにはまだまだ無理があるのだ。
しかし、みらんは持ち前の健気さ、がんばる心を発揮して、俺の太い肉棒を懸命に咥えてくれる。
自分はたとえ苦しくても、俺が喜ぶことをみらん自身は己の喜びと見いだして、献身的ともいえる性奉仕をしてくれるのだ。
そしてみらんは、口を限界まで開けて、舌を出来るだけ突き出し、『肉棒を欲しがる淫らな唇』の形を取った。犬が餌をもらうためにお座りの芸をしてみせるように、彼女も俺の
肉棒で喉を犯してもらいたいが為にこのような服従の姿勢を見せる。実に愛らしい。俺はみらんの唇に、ゆっくりと亀頭を押し込み、含ませた。
「む!ぐぅーーーーーーーーんんん・・・・・・。」
ねっとりとした唾液が充満する口内を、ぐちゅぐちゅと亀頭でかき混ぜてやる。みらんは歯をたてないように、それでいて舌だけはぐねぐねと亀頭に絡めて、俺を楽しませてくれた。
ともすると童女のようにも見える幼い顔立ちのみらんが、唇を間抜けなくらいに大きく広げて男の性器をほおばる様は、ずいぶんと背徳的な光景にも見える。
時折、頬をすぼめて強く吸い上げるようにして、口内と亀頭の摩擦を高めてくる技能は、先も言ったみらんの献身的奉仕の技である。
しかし、みらんに対する口唇性交もまだまだこれから先がある。他の女達と同じように、彼女もその奥の喉が使えるのだ。三人に比べてやや作りの小さい喉は俺の肉棒の質量体積を
受け入れるにはまだまだ未成熟な気もするが、それでもみらんには、俺の持ち物に早く慣れて欲しいという期待がある。
みらんの口内が俺の亀頭に馴染んだ頃合いを見計らって、俺はゆっくりと腰を押しつけて、肉棒をすべて口内に押し込んだ。口内の唾液が程良く馴染んだ亀頭は、根本から
押し込まれることで少しづつみらんの喉奥に潜り込んでいった。
「うぐ! ぐぐぅ・・・・・・!!」
「うっ! ・・・・・・みらんの喉、きつくて気持ちいいよ。」
他の女の喉も、俺の肉棒を余裕を持って受け入れてくれているわけではないのだが、みらんはさらに別格だ。手荒に扱えばすぐにでも壊れてしまいそうな、未成熟な喉だ。
肉棒の根本、ごわごわと茂る陰毛までもがみらんの唇を犯し、唇から口腔、そして喉奥に繋がる長い穴を作ったみらんは、それを俺の肉棒で限界まで塞がれて、苦しげな呻き声を
上げることしかできない。先ほどまでの亀頭愛撫のような余裕はとうに失われており、今はただただ俺の肉棒の暴虐に耐えているだけだ。
みらんの作ったこの穴は、入り口も狭いが奥はもっと狭い。下半身にある女性器がいちばん未成熟なみらんは、やはり上半身の口腔性器(くちまんこ)も下半身の性器に比例する。
俺はみらんの口腔性器を、ゆっくり、慎重に往復し、その圧力と感触を楽しんだ。さっきのクリスの口腔性器で、ほとんど射精寸前まで高まっていた俺の肉棒だが、みらんの未成熟を
気遣うことで逆に射精までの限界を長引かせることが出来たように思う。
「おぐ、ごぉ・・・・・・・・・ごぉお・・・・・・!」
俺の肉棒の出し入れに、みらんはえづきを堪えて、少女らしからぬ潰れた呻き声を上げた。子供のような繊細な喉、迂闊に使えば取り返しの付かないことになるのは必至。
それでも、みらんの喉は確実に俺を射精に導いてくれた。苦しげに呻きながらも俺を受け入れてくれる幼い喉に、みらんの健気さの現れを感じた俺は、無性に彼女を愛おしくなった。
四人の女の子の喉を立て続けに犯し、それぞれ特徴のある使い心地を堪能した俺だったが、もう、どうにもあらがいようのない限界が迫っていた。精巣の埒が開き、放たれようとする
精液はこの段階でも恐ろしい量であることが予測できる。その噴出を、尿道が閉じるほど肉棒に力を込めて押さえているだけなのだ。少しでも忍耐力がそがれると、たちまち暴発する。
もう、限界だ。
俺は、みらんの喉から肉棒を抜いた。
「いくぞ、今から出す。みんなの顔に、思いっきりぶっかけてやるぞ!」
男の俺の掌でも握りきれない太さの肉棒、よくぞこんな太魔羅を繊細な喉で受け止めてくれた。
四人の女の献身に、胸を焦がすような愛着を感じながら、俺は彼女らの美顔めがけて一気に射精した。
びゅうっ、びゅうううううううーーーーーーーーーっっ! びゅーーーーーっ!
射精される精液が、あまりにも濃く、粘度が高く、大量で、激しい勢いをもって次々と吹き出すために、途切れることなく一本の太麺にようになって女達の顔に降り注ぐ。
「・・・っ! はぁっ! ああっ!」
初撃を髪から額にかけて受け止めた久子姉さんは、言葉にならない驚きの声を上げた。そのまま一筆書きの精液は、瞼をまたぎ、舌の上にまぶされた。
「ーーーーっ! すごい・・・・・・」
久子姉さんから続いて切っ先を向けられた茜が、自分の目の前で肉棒が精液をびゅるびゅると連続して吐き出す光景に、素直な感嘆を漏らす。
びゅくーーーーーっ びゅるるーーーーーーーーっっ!!
「・・・・! ・・・・・・・・・・・・・・!!」
茜から続いてぶっかけの標的にされたクリスは、どうやらあまりの衝撃に言葉を失っているようだった。
びゅうっ、びゅううっ、びゅううううう・・・・っ
さすがに射精の勢いも終盤は衰えてきて、みらんの顔にはすぐ近くまで亀頭を寄せてやらないと着弾しない。そして最後まで、尿道口を彼女の舌に擦り付けて、長かった射精は終わった。
「・・・・・・すごかったです、エイジ先輩の射精・・・。」
惚けた声で、みらんが言った。俺は、その声を聞いてようやく、詰めていた息を解放して、大きく呼吸した。
俺の精液をたっぷりと顔に振りかけられた女子四人は、驚きと興奮の限界を突破して、呆然と精液まみれの顔をさらしていた。
「はーーーー、すごい、大迫力だった。」
心底感嘆して、茜が言う。そして隣の久子姉さんと顔を見合わせてから、またまた驚いて。
「久子姉ぇ、すごい、顔中ザーメンでドロドロだよぉ!」
「茜ちゃん、あなただって。」
同じく、クリスとみらんもお互いの顔にかかった精液に驚き、興奮しあっている。
四人の顔は俺の射精した精液で繋がっていたが、並んでいた姿勢を崩すことで白いねばねばを引きながらそれぞれ離れていった。
「はぁっ、なんだか、ゾクゾクします。ザーメンを顔にぶっかけられてイキそうになるほど興奮するなんて、ワタシ、変態なのかも知れません。」
「みらんも、エイジ先輩に汚されるの、嬉しいとか思っちゃうのって、すごいマゾのひとみたいです。」
精液で女達の顔を汚すことが、こんなに興奮するとは俺自身予想外だった。美しいものを俺の白濁で汚す行為は、犬猫が自分の縄張りを主張するために体臭を擦り付けるのと同じような
ものなのかもしれない。この女達は俺のものだ、という独占欲を満たすのにも効果的なのだ。
それにしても、相変わらず俺の精液は量が多い。悪友どもから聞く『普通の射精量』なんて、軽く振り切っている。しかも、これが一日何度も連発可能なのだから、世に言う絶倫性豪の
先達にいくらかは近い段位をいただけるのではないだろうか。
と、俺が射精のあとの虚脱感に呆然としていると、目の前の女達に動きがあった。
「すごいよ久子姉ぇ、エイジのザーメンで顔がベトベトだよ。」
「ああん、茜ちゃん、はやくわたしにも、茜ちゃんのお顔にかかったエイジくんの精液食べさせてぇ。」
久子姉さんの顔の精液を、茜が舐め取り始めた。美少女二人が、精液で汚れた顔を寄せてじゃれ合うようにしてお互いの顔に舌を這わせる姿は、じつに淫靡で悩ましい。しかも二人が
分け合っているのは、俺の吐きだした精液なのだ。
少しのあいだ俺が、茜と久子姉さんの戯れる様に心を奪われていると、残る二人が俺に身を寄せてきた。
「エイジ先輩、お疲れさまです、ザーメンかけてくれて、ありがとうございました!」
「射精したオチンポをきれいにするのは、お恵みをもらった女の勤めですので。」
みらんとクリスは、俺の肉棒に顔を寄せ、舌と唇で清めだした。顔射を終えてもまだ萎えない俺の肉棒は、四人分の唾液と女の顔に届かずこぼれた精液で汚れている。それを二人は
丁寧に、愛おしそうに舌ですくい取り、唇で吸い取っていく。
「ハァッ・・・・・・、エイジさんのオチンポ、まだこんなに固いままです・・・。」
俺の肉棒の竿をしゃぶりながら、クリスが言う。彼女の顔には、今さっき出したばかりの精液がべっとりと付いたままだ。粘度が高すぎて太麺のようだった精液も、ようやくとろとろと
溶けて混ざり、滴ろうと流れ始めている。
「エイジ先輩のオチンチン、ちゅっ、んちゅっ、・・・逞しすぎてなんだかもう、尊敬しちゃいます〜。」
亀頭まわりの残滓を舐めとっていたみらんが、頬を染めた笑みを浮かべて、俺のちんぽに接吻をする。
「あー、クリスのザーメン、こぼれちゃうよ、みらん、早く!」
久子姉さんと戯れていた茜が、あわてた声でみらんを促した。クリスの顔にぶちまけられた精液が、頬を伝い流れ出して、顎先から滴になって落ちようとしているところだった。
「あっ! わっ、わわっ!!」
クリスの顎にある、雫になる前の溜まりを、みらんはとっさに舌で受け止めて、舐めとった。
「みらんちゃんも、もうすぐこぼれそうよ?」
久子姉さんの言葉で、今度はクリスが交代。みらんの頬を伝う精液を唇で吸い取った。眉目秀でた女子二人が、互いの顔に舌を這わせあって精液を舐めとっている姿は、まるで
じゃれあう仔猫同士を思わせて微笑ましいと同時に、大変いやらしい。
普通なら女同士が顔を寄せている姿は同性愛の関係を連想させもするだろうが、その二人の唇にまとわせているものは他ならぬ男の精液であり、男性排除の倒錯的な百合関係とは
一線を画す。クリスの薄い唇が白い精液をどろりと纏い、みらんの小さな唇がはしたなく白濁にまみれている。これはどう見ても百合ではなく、牡の性を求める牝としての正しい姿だ。
そしてクリスとみらんがお互いの顔を舌で清めあっているうちに、今度は茜と久子姉さんが俺の肉棒をしゃぶりにきた。
「あたしたちにも、お掃除フェラさせてよね〜!」
先ほどまでクリスとみらんによって清掃されていたために、今の肉棒はそれほど汚れている印象はないのだが、それでも二人は舌と唇で俺の肉棒を愛撫してくれた。
茜が、俺の竿の根本から指で強く締め付けて、尿道内に残っている精液をしごきだした。歯磨き粉を容器からひねり出すような要領で、残っていた最後の精液がにゅるん、と出てきた。
「あは! まだこんなに残ってるじゃん!」
茜はそれを、実に嬉しそうに舌先に乗せ、美味そうに含んだ。
茜にしろ、さっきまでお互いの顔にかかった精液を舐めあっていた久子姉さんにしろ、今もそれを継続中のみらんやクリスにしろ、みんな、本当に精液が好きなんだなぁ、と感心する。
「みんな、本当に精液が好きなんだなぁ。」
思っていたことがふと口から漏れて、呟いてしまった。
すると、俺の肉棒に顔を寄せていた久子姉さんが、口唇奉仕を中断して、俺に視線を向けた。
「エイジくん。」
そして、優しく諭す口調で俺の名を呼んだあと、
「わたしたちが好きなのは、ただの精液じゃなくて、『エイジくんの精液』なの。
それを間違えないでね?」
と、優しく微笑んだ。
先ほどまでの淫靡に火照った表情だが、それでも久子姉さんの笑顔は優しく、愛情に満ちているように見えた。
205 :
>>172:2011/10/17(月) 04:41:56.34 ID:mLgS/3bA
ひとまずここまで。
本日初めてスレを開いて、なんかずいぶんスレが進んでるなぁ、と思った方は、
>>172にNG登録用のチェック項目がありますので、それをご参考に。
読んでみるか、と思ったひとは、
>>182からどうぞ。
続きは、後日投下します。
>>181-205 GJ
イラマチオは大好きだ
しかしこの女の子達なんか秘密あるのね
幽霊も居るようだし
続き期待
描写細かいねGJ
続き待ってます
乙
この先も読みたくなるね
GJ
廃屋の幽霊
工場の事件
ラブレター
このへんが怪しい
続きが楽しみだ
GJ!
続きを読むのが楽しみになる書き方と話運びだったわ。
211 :
>>172:2011/10/21(金) 03:18:55.72 ID:ALwhBMJd
前回の続きを投下します。
例によって、回避の方は
>>172を参照の上、タイトル『こんなメディアミックスを考えた』でNG登録推奨。
212 :
>>172:2011/10/21(金) 03:21:19.05 ID:ALwhBMJd
ちなみに、ほとんどエロシーンのみです。
エロに疲れた方、適当に息抜きしながら読み流すことを推奨。
下着姿の四人の女子。
彼女たちが、横臥の姿勢のまま、横に並んでくっついている。
少女趣味の下着を付けたみらんが、膝を抱えるようにして横に寝ころぶと、その丸まった背中を抱くようにして助平下着の茜が貼り付いた。そして同じようにして黄色い下着のクリス、
上品な黒の久子姉さんが続くと、四人がひとかたまりになって背中にしがみつくような形になる。親亀の背中に子亀、孫亀、曾孫亀がのってできあがった塔が、ごろんと横倒しに
倒れ込んだような感じだろうか。
その姿勢は、俺から見て丁度、女子たちの股間がこちらに向けられた位置で、下着の布に覆われた少女の秘所が横一列に並んで一望できる。
(一人だけ、布ではなく紐になっている奴がいるが。)
これからいよいよ、女子たちと本格的なまぐわいを始める。
「さて、誰から入れようかな?」
俺が、ぎんぎんに硬直した肉棒を握って下方に傾け、女達の穴をよりどりみどり、どれにしようかなと選んでいると、女達からの誘いの声。
「あたし! 絶対あたしから!」
「先輩、みらんのおまんこも濡れ濡れで、もうガマンできません〜!」
「ワタシのアソコ、切ないのです。エイジさんのオチンポで、早く埋めて欲しいんです。」
みんな、先を争って俺のちんこを欲しがっている。
こういう風に、女子から競って求められるのは、男にとってひじょうに心地よいものだ。ちょうど、人気芸能人が女子高生たちから黄色い悲鳴を上げて呼びかけられている状況に似ていると思う。
ふと、俺を求める女子の中に、ただ一人久子姉さんが混ざっていないことに気が付いた。
「あれ? 久子姉さんは、入れて欲しくない?」
俺が聞くと、久子姉さんは眉根を寄せて困った表情を作ってから、
「ほしい、すごく欲しい。・・・・・・だけど、エイジくんの好きにして欲しいから。」
と、のたまった。ううむ、なんという謙虚。まさに日本女子、大和撫子の鑑。
よし、一番最初は、久子姉さんに決めた。
俺は、久子姉さんの陰部を隠す下着の、股布の部分を引っ張ってずらすと、現れた横向きの女陰に亀頭をあてがった。下着を着けたままの性交は、なんだか『犯してる』感が強くて、
なかなかに興奮を増大させる。自分の中にある黒い性欲が高まっていくのがわかる。
「じゃあ、久子姉さん、いくよ?」
クリスの背中にしがみついている久子姉さんの、絡めた上方の足を持ち上げて、それを抱え支えにして一気に肉棒をぶち込んだ。
「あ、あーーーーーーーーーっ!!」
久子姉さんが悲鳴を上げた。女の艶が乗った、悩ましい悲鳴だ。
「あはあぁっ! そんなっ! いきなりおくまでっ! あぅ、ああ、つっ!!」
体位としては、女の片足を抱えた側臥位となる。四人がひっついているために動きこそ少ないが、その密着度は十分ある。みっちりと腰を密着させ、根本までの挿入が可能な姿勢。
口淫の後に戯れた前戯で十分に濡れていたはずだが、それでもいきなりの挿入に、激しい衝撃を受けているみたいだ。
久子姉さんの膣内は、暖かくて柔らかい、実に心地よい感触だ。しかし、入れるときと抜くときでその抵抗が異なる。
ぬるぬるの愛液にまみれた膣道は、俺の肉棒が押し進むのを招くような挿入感だが、抜くときには逆に吸い付いて離れないような抵抗がある。あるいは膣内の襞が奥向きに、釣り針の
返しのように開いているために、俺の亀頭の雁に引っかかって抜けにくくなっているのかもしれない。
「あっ! あっ! ああっ、あん! 奥をこつこつ小突かれたら、だめになっちゃいそう! ふああっ!」
俺の腰が久子姉さんの股を強く打ち、挿入された肉棒が最奥を容赦なくつつき回すと、久子姉さんの性感も性急に頂上へ駆け上がり、身も世もなく善がりまくる。
普段は穏やかな淑女である久子姉さんが、こんなに破廉恥に乱れる様は、俺以外の誰に見せることもない。まさしくこの瞬間、久子姉さんの痴態を独り占めにしているのだ。この充足感、
半端ではない。
そうして俺が、欲望の赴くままに腰を振り、久子姉さんの膣内の襞々を嬲り続けていると、久子姉さんが早々に窮まってしまった。
「あーーーーっ! だめっ、もういくっ! いくっ、いく、いくいくっ、だめなのにっ! エイジくんを気持ちよくしてあげなきゃいけないのに、わたし一人だけでいっちゃうーーーーーっ!!」
俺の肉棒に膣奥を小突かれて、久子姉さんがいった。
同時に、膣内部がひくひくと震えて、俺の射精をねだった。
だが久子姉さんには申し訳ないが、ここでは放たない。
久子姉さんの膣がもたらすいまわの際の超絶快楽を、歯を食いしばってこらえた。そして、絶頂に身を固くしていた久子姉さんの、波の頂点を過ぎ去った頃合いを見計らい、
肉棒をずるりと引き抜いた。
女が、俺に寄り添って快楽の絶頂を迎えるのに、俺は射精せず女だけ一人でいかせるのは、どうにも薄情な気がしないでもない。
しかし、女達は俺に愛されて、一晩でなん遍も、なん十遍もいきまくるのだ。それが四人ともなれば、そのすべてに俺が射精で応えるのは厳しいものがある。
彼女たちにはそのあたりの、男女の達し方の違いをふまえていただくしかなかろう。
と、久子姉さんの膣から抜いた逸物、早く誰かの膣に納めなければ風邪を引いてしまう。
「さて、今度はみらんのまんこをいただくとしようか。」
「せんぱいっ! はやくきて、きてくださぁい!!」
みると、少女趣味の下着は、股布をびっしょりと濡らしており、その幼げな意匠を裏切る淫靡さを見せていた。
たとえ幼く見えても、みらんも立派な女であるということだ。
俺は、今度はみらんの下着の隙間から女の器官をめくりだし、ぷっくりとした柔らかな媚肉を広げて見た。
「あいかわらずみらんのまんこはちっさいな。こんな小さい穴に、よくもまぁ俺のちんこが入るものだ。」
「それは、先輩がみらんの穴をズボズボして拡げちゃったからですよ〜。もう完全に先輩専用の穴になっちゃったんですからっ!」
まぁたしかに、みらんの言うとおりこの穴を女の穴にしたのは俺だからなぁ。
みらんの穴の所有権をあらためて認識して気分も上々、俺は、粘膜の中の小さなすぼまり、膣口に、肉棒の先端をあてがった。
それでも毎度毎度、みらんに挿入するときには、彼女を壊すのではないかと恐ろしくなる。
しかしその迷いも、結局はみらんの持つ小さな道具が与えてくれる快感を思い出してどこかに消えてしまう。とにかく犯したい、早くこの小さな穴を味わいたい、と、
欲望だけが大きくなってくるのだ。
もちろん、その欲望の通りに好き放題やれば、本当に彼女を壊す危険性がある。俺は何とか、持ち前の理性でそれを押しとどまり、ある程度限界ぎりぎりの所で急制動をかけることが
出来るようになった。
「はやく〜っ、焦らさないでください〜!」
みらんに乞われて、俺はその小さな膣に肉棒を埋め込んでいった。
「はひぃ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
狭い膣を大質量の肉棒で広げられて、みらんは悲鳴を上げた。少女らしからぬ可愛いげのない声で、年下の女の子にこんな悲鳴を上げさせてしまうことには少しばかり後ろ暗い気持ちになる。
自分よりも年下と言うだけでなく、肉体的にまだ高校生ほどの成熟を見せていないのが、みらんという女子だからだ。
それでも、一度肉棒が潜り込んでしまえば、少女の小さな道具だって男を喜ばせる立派な名器となる。
そのようなわけで、今日もまた俺は、未成熟とは理解しつつも、みらんのちびまんこを堪能してしまうのだ。
「みらん、いくぞ、がんがん突きまくるぞ!」
「はいっ! きてくださいっ! おもいっきり、みらんのまんこをつきまくってくださいっ!!」
肉体は未成熟ながら、女としての性感は日に日に磨かれている。みらんは、俺の乱暴な予告にも、すでに女の喜びを期待しているようだ。
俺はみらんの了解を得て、宣言した以上の激しさで幼い性器を突きまくった。
「はうーーーーーーーーっ!! ぁあーーーーーーーーっ!! 」
身体ごと揺さぶられる荒々しい突きに、みらんはただただ言葉にならない悲鳴を上げるだけだった。もちろんその悲鳴には、苦痛や嫌悪の色はなく、すっかり女として覚えだした喜悦に
溢れていた。
「あひいぃっ! おなか、やぶれちゃいますっ!! みらんのまんこ、こわされちゃいますぅっ!!」
壊される、とか言葉だけ聞くと痛々しい訴えなのだが、声は間違いなく喜んでいる。入れる前の小さなすぼまりが、まさかここまで大きな逸物をくわえ込むのだから、
女体の神秘侮るべからずだ。
少しばかり遺憾であるが、挿入前には心にとどめていた年下の少女に対する労りの気持ちも、今ではすっかり薄れてしまっている。年下であろうがみらんも女、十分に男からの性感を
受け止めることが出来るのだから、遠慮も失礼にあたる、などと、男本意の現金な思考に切り替わってしまっていた。
俺の激しい突き上げに、膣内からこそげ掻き出されたみらんの愛液が、ぐじゅぐじゅと下品に泡立つ。
「わお! すっごいヌレヌレ!」
俺がみらんのまんこを突き回すのに夢中になっていると、彼女の背中から声。四人くっついて並んでいたみらんの背中、茜が、俺とみらんの結合部に手を伸ばし、指先でいじりだしたのだ。
「あ! あかねせんぱい!? だめですっ! いじらないでぇっ!!」
茜の指先は、俺からはあまり見えないものの、どうやらみらんの膣口周辺を撫でまくっているようだった。
「いーから。あとが控えてるんだから、さっさとイっちゃって!」
「ひぐっ!!!」
おそらく茜の指先は、みらんの陰核を責めだしたのだろう。ただでさえ俺の肉棒で狂おしく善がっているところに、強烈な刺激が加わって、みらんももうどうしようもないくらいに
高まっている。
これは、じきにみらんも果てるな、と考えていたら、俺たちの結合部にまた別の指が忍び寄ってきた。
「みらんさんのアソコは浅そうだから、エイジさんの根本も寂しいでしょう?」
みらんの背中の茜、その背中にいるクリスが、手を伸ばしてきていたのだ。
そしてクリスは、みらんの膣に収まりきらない俺の肉棒、その根本に指を絡ませて、きつく締め付けた。
「うっ!」
クリスの指の輪は自分から動かず、あくまでも俺の腰の動きに任せて竿を擦るだけなのだが、そのぶん指の力加減を絶妙に変えて、俺の肉棒を愛撫する。いわば、みらんの膣の
延長のようなものだ。
「ほらほら、ええのんか? これがええのんか〜?」
「ひ! だめだめっ! 摘んじゃダメですぅ〜っ!!」
どこの助平親父か、と突っ込みたくなる茜の言葉にもみらんは悩ましく悶える。二人がかりの責めに、もうみらんは陥落寸前だ。
「いやあっ! あかねせんぱいのいじわる〜っ!! みらんイクときはエイジ先輩のオチンポでイキたいのに〜〜っ!!」
みらんの健気な訴えだが、それでも茜は容赦なし。
「ひゃんっ!!」
しかし、不意に茜は頓狂な声を上げてみらんいじりを中断した。
「じゃあ、あとがつかえてるんだったら、茜ちゃんの準備も今しちゃいましょうか?」
復活した久子姉さんが、茜の背中のクリス越しに手を伸ばして、茜の股間をいじり始めたようだ。
「あっ! だめっ! 久子姉ぇ、それだめっ!!」
久子姉さんにいじられて、とたんに声の色が変わってしまった茜は、もうみらんをいじめる余裕も失ってしまったようだ。
久子姉さんの絶妙な援護で、みらんは何とか俺の肉棒だけに集中できるようになった。
「うれしいっ! せんぱいのオチンポでいけるの、うれしいっ! いくのうれしいっ! いく、いっちゃいますっ! っあーーーーーーーーーっっ!!」
・・・と思ったら、すぐにもみらんは果ててしまった。
ここでもまた俺は強靱な忍耐力を発揮して、射精をこらえる。強く噛みしめすぎて、奥歯が痛くなるほどだ。
「エイジさん、ガマンはお体に毒です。」
しかし、俺とみらんの結合部に手を伸ばしていたクリスが、俺の陰嚢をやんわりと撫で回した。
「うあっ、ちょっ、まて!」
みらんの絶頂による膣の収縮は、それはもう壮絶な快楽で、俺の肉棒を強烈に締め付ける。それを必死にこらえていたところに、陰嚢をくすぐるような刺激を加えられては、
自制も何もあったものではない。
俺は、こらえきれずに、みらんの膣奥にびゅーびゅーと射精した。
「・・・あっ、あっ、出てる、出てます、みらんのまんこに、エイジ先輩の精子がいっぱい出てます・・・・・・。」
絶頂の熱にうなされながらも、みらんが呟く。
「いま、みらんさんの子宮に向けて、さっき見たような射精が行われていると思うと、すごくエロティックです。
さっきは顔に受けていて、当たると痛いくらいの勢いでしたから、いまこの子宮の中は大変なことになってるのではないでしょうか。」
「そうね、さっきみたいな勢いで大量射精したら、みらんちゃんの小さな子宮じゃ、すぐに溢れちゃうかも。」
クリスがみらんの腹を撫でながら、久子姉さんが茜をいじめながら、それぞれ呟いた。
俺は、女たちの言葉を耳の端で聞きながら、みらんの膣内に射精する快感に浸っていた。びゅうびゅうとまだ勢いよく吐き出される精液が、少女の胎を満たしていく。
俺はあまりの快楽に酔って、肉棒を膣内いっぱいに受け入れたみらんの下腹部が、注ぎ込まれる精液でいっそう膨らんだように幻視した。
女の子宮を、男の欲望で満たすこの快感は凄まじいものだ。もちろんみらんは俺にとって大事な女の子であるから、大切に愛してやりたい。ゆえに、それをまるで精液貯蔵庫のような
道具扱いにするのは非常に気が引けるのだが、それがかえって男の征服欲を刺激するのだろうか。
そしていつかは、みらんや他の女たちの子宮に、俺たちの愛の証としての、子造りのための射精をしたい。
「エイジっ! 早く、次あたしっ!!」
俺がみらんの子宮に注ぎ終わり、ひと息ついてから肉棒を引き抜くと、大きく広がっていたみらんの膣口がすぐさま閉じられた。太い逸物を受け入れても、膣のしまりはきついままで
保たれているようだ。
そして、俺の肉棒が自由になったとみるや、すかさず茜が求めてきた。
「あたしのマンコにも、ガマンしないでブワーっと出して良いからね!? ってか出してよ!? 出してねっ!?」
「しかたないな。でも、俺が出すも出さないも、おまえのまんこ次第なんだからな?」
俺は、そんな挑発めいた憎まれ口で茜に応じた。もちろん、茜の持ち物も油断ならないことは十分心得ている。せめて最初の一巡くらいは射精を我慢しようと思っていたのだが、
そんな決意も早々に漏らしてしまった今となっては説得力に欠く。
しかしそれでは、最初に我慢した久子姉さんに申し訳が立たない。出来るだけ我慢するぞ。
茜の姿勢は変わらずに、絶頂に力尽きたみらんの背中にしがみつくように横たわり、その背中にクリス、そして久子姉さんが繋がっている。
茜の股間は、先ほどから重ねて言うように、恥丘から尻までを隠すつもりもまるでなく、紐が一本繋がっているだけである。
そんな紐一本、これからその女穴に肉棒を挿入するにあたって、少しの障害でもない。俺は亀頭をあてがうと、そのままずぶずぶと膣奥深くねじ込んだ。
「あくぅ−−−−−−−−っ!!」
押し込まれる肉棒によって吐き出されるような悲鳴。
「きた、きたきたっ、エイジのチンポ、あたしのなかにきたっ!!」
「そんなこと、いちいち言わなくてもわかるって。」
実況中継でもするかのような茜。そんなことは、入れられているおまえと入れている俺からすれば当たり前のようにわかることだ。
「だってぇ、一週間ぶりなんだもん、寂しかったんだから!」
拗ねるような、甘えるような声で言われると、なんだか非常にいじらしく思えてしまう。同時に、俺の逸物を包み込む茜の膣道が、きゅんきゅんと痙攣のようにひくついて、いかにも
嬉しそうにしている。
心も身体も等しく俺のことを求めてくれているのだという実感が感じられる。小さい頃から一緒に育った茜が、俺のことを愛してくれるのだという事実が、俺の心を高揚させる。
こんなに愛しい女が俺を求めているのだから、俄然燃えないわけにはいくまい。
「じゃあ、一週間分、突きまくってやるからな、覚悟しろよ?」
言葉が悪いかもしれないが、茜との性交は、遠慮会釈も全く不要。乱暴に、自分勝手に、とにかくやりたいようにやっても茜は受け入れてくれる。未発達のみらんや繊細なクリス、
柔らかな久子姉さんの身体と違って、運動によって健康的に育った茜の身体は、俺が少々乱暴に扱おうとも、ばねの柔軟さとしっかりした骨格でもって応じてくれるのだ。
俺は、言葉通りに思いっきり突きまくった。
茜は下半身に力を入れてくれていて、俺を包み込む膣全体で絞り込むように締め付けてくれる。その狭い穴を俺は強引に押し広げて奥深く抉り、膣襞ごと引きずり出すようにして
腰を引いてはまた奥に突き入れる。
「ひっ! あうっ! エイジのおちんぽ! すごい! ガンガンくるっ!!」
膣全体で俺の形を感じているらしく、みっちりと隙間なく密着する膣壁が実に気持ちよい。特に、茜の膣内は四人で一番体温が高く、その熱がさらなる快楽を俺に与えてくれる。
茜にしても、俺の動きが増すに従って、おおよそ二乗する勢いで性感が高まっていくかのような有様だ。俺の突きを受けて防御を固めるような具合で、身体がどんどん強ばっていく。
みらんの背にしがみつく力もぎゅぎゅうと増している。
「はうっ! キモチイイ! キモチイイよう!!
キモチよすぎて、あたしバカになっちゃう!!」
普段から馬鹿だ、などと興を削ぐ無粋な突っ込みはしないでおく。
とにかく、茜の絶頂が近い、ということだ。
馬鹿になる=絶頂を迎える、ということなのだろう、それをこらえることで茜の締まりもさらに増す。はばかりを我慢するときのように腰をもじもじさせるものだから、肉棒の
抜き差しにさらなる襞のひねりが加わって、恐ろしい快感が俺を襲う。
「くそ、もう保たないか・・・。」
歯を強く噛み射精を堪えるも、俺も限界だ。発射回数を押さえようともくろんだ当初の意志も、みらんの子宮に一度漏らしてしまったとなればあとは有耶無耶だ。
なんという意志の弱さ、うぬう。
「だしてよ、さっきみたいにびゅるびゅるって! あたしのおまんこに、エイジのセイエキおもいっきりだしてよっ!!」
ええい、こうなれば自棄のやんぱち、おもいっきり射精してやろうじゃないか!
腹をくくってしまえばあとはただ射精に向かっての最終疾走、とにかく乱暴に、力技で茜を絶頂に突き上げる。
茜の膣は、奥の行き止まりを強く突き上げると、びりっ、と電気が走るような刺激がある。まさか本当に電気が流れているわけでもあるまい、おそらく俺の亀頭の極点に強い摩擦が
加わり、痺れるような快楽が走るのだろう。とにかくこれは、世間で言う名器に違いない。しかもとびっきりの。
「だめえっ、いく、いく、ばかになっちゃうっ! エイジっ! すき、すきっ、いっ、〜〜ーーーーーーーーーっ!!」
声にならない悲鳴を上げて、茜が絶頂した。男の意地で先に射精するのをぎりぎりの所で堪えていた俺、茜の陥落に手綱を緩めたとたん即座に射精。
「ひうっ、・・・でてる、だされてる、エイジのザーメン、ドバドバでてるよぅ・・・・・・。」
俺の肉棒の芯に通っている管から、すごい勢いで精液が発射される。精液は、あとからあとから吹き出して、肉棒の脈動が追いつかないくらいだ。その大量射精は当然俺の快楽に
直結する。あまりの気持ちよさに、くらくらと目眩がした。
射精の間ずっと俺は茜の腿をつかみ、ぐいぐいと腰を押しつけて膣の最奥に亀頭を潜り込ませ、女の体内を征服する喜びに浸っていた。
何度も何度もびゅうびゅうと膣奥に精液を流し込みながら、射精の勢いを時速に換算すれば、瞬間最大時速で新幹線くらいは越えていそうだ、などと馬鹿なことを考えてしまった。
俺も茜のことはいえないな。
茜は、絶頂とともに意識を手放してしまったらしく、ぐったりと弛緩してしまっている。
それでも茜の膣は、痙攣のようにひくひくとざわついて、射精のあとでも俺の肉棒を萎えさせようとはしない。おかげで、収縮する膣圧にも俄然抵抗できるくらいに、肉棒の硬度は
健在である。
俺は、肉筒に残った最後の一滴まで茜の胎内に出し終わってから、名残惜しみつつ彼女の肉壷をあとにした。
女たちは、横臥の姿勢で一列縦隊、背中にしがみつくような姿勢で並んでいるから、俺としても次に犯す穴を迷うことがない。
みらんの後ろに並んだ茜の次はとくれば、白亜の妖精、クリスの肉壷が準備万端控えている。
「つぎは、クリスの番だ。」
茜を犯している間、白い肌を火照らせて待たされていたクリスは、俺の宣言に、弱々しい声で応えた。
「あう、はやく、はやく下さい、エイジさんのオチンポ、ワタシのオマンコの中に下さい・・・。」
クリスは、今にも泣き出しそうに表情を弱めながら、俺に哀願する。
「ハヤく、はやくしてくれないと、ワタシ、おかしくなってしまいます。
エイジさんのオチンポが恋しくて、狂ってしまいそうなのです・・・・・・。」
切ないおねだりは、真に迫っている。本当に余裕がなさそうだ。
俺は、そんな彼女に応えるように、焦らすこともせずすぐに挿入した。
「ンヒッ! ンアアーーーーーーッ!!」
俺の肉棒が潜り込む速度にあわせて、押された体内の空気を吐き出すようにクリスが泣く。
真っ白な肌に、細い手足。クリスの身体はすべて、特別脆そうな印象で、狭い膣穴に太い肉棒を差し込んだだけで全身を引き裂いてしまいそうな儚さがある。まさに妖精のような存在だ。
しかし俺は、たとえそんな儚げなクリスの身体だって、容赦なく貫き犯していく。相手の身体をいたわる良心と、儚いものを自分の手で壊してみたいという欲望がせめぎ合い、
たいていは後者が勝るのだ。もう少し根性見せよ、俺の良心。
「もっと、もっと強く、ワタシを犯してくださいっ!!」
まぁ、本人もこのように望んでいるようなので、あとは俺の気の持ち様ということなのだが。
複数の女子をいちどきに抱ける、大変恵まれた境涯の俺、女たちに失礼かとも思いつつもついついその肉体を比較してしまう。
焼けるように熱い膣襞で艶めかしくひくつく茜、狭く小さい穴でこれでもかと締め付けてくるみらん、入れるは易いが抜くが難い抵抗の妙が楽しめる久子姉さん。
そしてこのクリスの持ち物も、独特の味わいがある。
膣肉の締め付け具合が、ただ収縮するだけではなく、雑巾を絞るような螺旋の動きをするのだ。
世に名器の数あれど、クリスのような独特の動きをする肉壷の持ち主はそうそういないだろう。
「エイジさん・・・、ワタシの、オ、・・・オマンコ、キモチ、イイですか?」
俺の表情を読んだのか、クリスが問いかけてくる。ああ、と俺が短く、しかしはっきりと答えてやると、にこりと微笑んだ。普段のクリスにはこれほどはっきりとした、表情での
感情の発露はほとんどない。
俺の答えにクリスは安堵したようで、俺に犯される快楽に身を委ねた。
「あ、ああっ、はうっ! エイジさん! ああっ、エイジさん! すごい、ステキです、エイジさんに犯されて、ワタシ、幸せですっ!!」
俺が、螺旋に締め付けるクリスの性器に負けないように、緩急深浅をつけて責め立ててやると、クリスがそんな甘い声を出した。
普段の言葉に感情の抑揚が少ない分、性交の際に漏れる睦言にはとびっきりの艶があふれている。
そんな言葉を聞いてしまうと、俺としてはますます励まざるをえない。そんな言葉をもっと聞きたくて、がんがんと腰を叩きつける。
俺の情欲の炎が、クリスの冷めた感情を溶かすのであれば、いくらでも燃やし尽くしてやろうではないか。
「アアッ! ヒャウッ! 太いッ! エイジさんの太いオチンポで、ワタシの子宮をグイグイ攻められてます!
ワタシのオマンコだけじゃなくて、子宮口までエイジさんのカタチに拡げられちゃいますッ!」
眉根は困った風に寄せられて、それでも口元は嬉しそうにほころんで、どちらともとれる言葉を漏らすクリス。
俺は、そんなクリスに、俺の股間が感じた彼女の変化を告げてやる。
「でも、子宮を下げて俺のちんこを迎えに来てるのは、クリスのまんこの方だぜ?」
クリスが、快楽に紅潮する顔をさらに赤く染めて、ひと息飲んでから答えたのは。
「ハイッ! エイジさんのオチンポが欲しくて、すぐにでもザーメンを流し込んで欲しくて、子宮を降ろして待ちかまえてるのは、欲張りなワタシのオマンコです!」
といった素直な回答だった。
そうまで欲しがられては、もう俺も出し惜しみなどしない。
「それじゃあ、おもいっきり出してやる。子宮口(くち)をあけて待ってろよ。」
そして俺は、最後の猛加速で腰の回転を早め、射精までの燃えるような快楽を貪った。
クリスも俺に激しく揺さぶられるまま獣のような声を上げ、首を左右にばたばたと振りながら体内で高まる絶頂の波に流されている。
「アゥーーーーッ! もうダメ、エイジさん、きて、だしてくださいっ! 出されてイキたいっ! エイジさんのザーメンでアクメしたいっ!」
俺は、一緒に限界へと駆け上がるクリスに乞われて、限界まで堪えていた射精を解放した。
「ヒ! アァーーーーーーーーッ!」
俺の射精が先かクリスの絶頂が先か、問うのも馬鹿らしいほど同調した二人の最後。
びゅーびゅーどくどくと、まるで漫画の擬音のように、クリスの子宮内に流れ込む精液の音が聞こえる気がするのは、あまりにも激しい射精の勢いが脈打つ肉棒の脈動と合わさって、
俺の体内を伝わって音として耳に届いているからなのかもしれない。
クリスも精魂尽き果てたようだ。ずいぶん幸せそうな顔をして、だらしなく表情を弛緩させている。こんな彼女の表情、間違いなく俺だけの物なのだ。
クリスを犯しているときに不思議に思うことがある。
彼女は、高校のはじめに北欧から日本に帰化した訳だが、当然それ以前は北欧の国で育ってきたわけだ。生まれてから十五年ほど、周囲の環境とともに育ったとあれば、その国の言語は
彼女の本能に直結し、こういった性交の本能的なあえぎ声でもそれが現れると思っていたのだが、どうにもそういったことが見受けられない。
先ほどのように、咄嗟に出る喜悦の声も、ほかの三人同様日本人の女子らしい言葉なのだ。
まさか、そういった声を演技の上で発しているのかともおもったが、彼女の感じ方はとても演技とも思えない。
で、本人にそれを聞いてみたわけだが、その答えは、「家では日本語で会話していたし、小学校、中学と日本人学校に通っていたから、日本語に馴染んでいた。」とのこと。
別段俺はクリスに、洋物の成人向け映画女優の媚態を期待しているわけではないから、それはそれでいいのだが。
少しくらいは、と残念にも思う俺は、なんという贅沢者なのか。
と、ここまで続けてみらん、茜、クリスと彼女たちの絶頂に合わせて俺も膣内で射精、子宮の中に精液を注ぎこんできたのだが、そうなると最初に抱いた久子姉さんにだけは射精を
こらえていたことが、なんとも落ち着かない。
実際、俺が射精していないとはいえ、久子姉さんは十分に性の絶頂を味わい、満足を得ているはずだ。子宮の中に精液が満たされなくとも、女性の性感にはそれほど影響ないようにも
思える。
しかし出来るならば、何事も不公平なく彼女たちにあたりたいと常日頃心がけている俺だから、四人のうちたった一人だけ違う扱いでいるのはどうなのだろうか、とも思うわけだ。
俺としては、最初のうちこそ射精を制限する意図もあったが、今となってはもうそんな理由は反故にされたも同じ。
そして、うっとりと絶頂の余韻に酔い、力尽きて横たわる女たちを見てみる。
満足そうな表情の女たちの中、ただ一人だけがわずかな寂しさをともした瞳で、俺と目が合った。
(わたしも、膣内に出してほしかった・・・)
やっぱりか、久子姉さん。
なんとなく、瞳で訴えかけられた言葉を察してしまった俺は、今度はちゃんと膣内に射精してやるべく、もう一度久子姉さんの物欲しげにひくつく性器に挿入を開始したのだった。
「はうん! エイジくん! もうだめえっ、またいく、いっちゃうっ!」
「はしたないな、久子姉さん。さっきから何回もいきっぱなしだ。」
「だってえっ! エイジくんがいけないんだものっ、エイジくんのふといオチンポでオマンコ犯されて、わたし何回もいかされちゃうのっ!!」
太腿の付け根から大きく足を広げさせると、久子姉さんは丸見えの股間を恥ずかしがって股を閉じようと身をよじる。俺はその上にのしかかり、開いた股が閉じないように押さえつけ
ながら、久子姉さんの女の穴を散々犯した。
俺たちの中では一人だけ、少し大人の身体の久子姉さんだが、こうして男の俺が組み伏せてしまうと、なんとも儚げなか弱さで、他の三人ともさほどの違いもない様にも思える。
自分よりも小さく、弱いものをいとおしいと思う気持ちが胸を満たす。
出来るだけ優しく可愛がってやりたいとは思うものの、いざこうして男女の交合が始まってしまうと、なんだか女たちを苛めて喜ぶ黒い気持ちが膨れ上がってくるのだ。
情交のあとになって後ろめたく思うこともあるが、結局そういう意地悪なことを彼女たちに嫌がられたことは一度もない。
彼女たちが嫌がらないのならば、少しの意地悪も楽しんで良いと言うことだろう。身勝手だとは思うが、これも女たちに許されての、男の贅沢というやつなのだ。
そうして、俺は久子姉さんの肉壷を逸物でえぐり、ほじりぬいて楽しんだ後、いよいよ限界を迎えた。
「エイジくぅん! わたしイキたい! エイジくんのせーえきで、オマンコのなかドロドロにされながらイキたいっ!
みんなみたいに、おなかのなかにたくさん、たくさんせーえきだしてほしいのっ! エイジくんのせーえきでイキまくりたいのっ!!」
普段はみんなの中では一歩引いて、あまり我侭を言わない久子姉さんの、女の本音が出た。性感が高まり、身体が燃えてくると、さすがの久子姉さんもずいぶん素直になる。
俺はそれに応えてやるべく、最後の一突きとともに溜めていた精液を解き放った。
「久子姉さん!」
「きてぇーーーーーー!!」
びゅうっ、びゅぅーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!
「くひぃーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
あられもない悲鳴を上げて、久子姉さんが絶頂する。俺は、その絶頂の燃料を継ぎ足すような気持ちで、次から次へと途切れることなく射精した。久子姉さんの身体の奥、男の精液を
待ちわびる子宮の口に、尿道口を直接押し付けての射精だ。陰茎の脈動もどっくどっくと力強く、大量の精液をとにかく女のなかへと送り込むのに余念がない。
久子姉さんは、俺の精液を子宮に受けて、長い、長い長い絶頂を迎えてしまった。普段の清楚な彼女からは想像も付かないくらいの、浅ましい絶頂だ。
俺は、まだまだ続く射精の快感に腰をとろけさせながら、こうやって彼女を絶頂に導けた満足感を味わっていた。
これで、膣内射精が一巡した。
ふう、と一つ深い息を吐いて、横たわる女たちを見た。こぞって満足そうな表情と弛緩しきった肢体で、男ならではの達成感を与えてくれる姿だ。
そして俺の視線は自然に、彼女らの股間に向かう。先ほどまでは俺の太い肉棒が納まっていた女穴も、今ではすっかり元通りにすぼまっていた。
しかし、そこをどろどろに汚す性交の残滓が、俺たちが先ほどまで激しく愛し合っていたことを物語っている。
いちばん最初に射精したみらんの股間は、いつの間にか下着がずり降ろされて、少女の縦筋が露出していた。
小さな膣の中に収めた精液の多くを吹きこぼしていたはずだが、みらんの縦筋からはとろりと一筋の白糸が流れ出るのみだった。時間がたっている割に、敷布に作られた染みもほとんど
見かけられない。
思うにそれらこぼれた精液は他の女たちによってぬぐわれているのだろう。先ほど、顔射によって汚れた顔を舐めあっていたように、舌を使って舐め取ったものがいたのかもしれない。
そういえばこれまでも時折、俺が四人のうち誰かに射精してから次の行為に移行したあとに、あぶれた他の女がそうしているのを傍目で見たことがある。
先ほど誰かが言った、俺の精液を拭って捨てるのは勿体ない、という言葉は、こういう実践に基づいているのだな。
次に射精した茜は、だらしなく大股を開いた姿で、ぐったりとしている。相変わらず紐下着は股間を何も隠すことをしないので、膣内射精された精液をせき止める布など存在しない。
みらんと違って、溢れる精液を舐め取る余裕のあるものがいなかったのか、みっちりと閉じ始めた膣道から押し出された精液が、腹筋の痙攣とともにこぼれたままだった。おそらくは
潮吹きのように、びゅうびゅうと勢いよく精液が噴出したのだろう。股間から少し離れた敷布にまでしずくが飛び散っている。
そのあとに抱いたクリスは半脱ぎにされた黄色の下着が腿を縛っていたが、むき出しになった股間から今も精液が漏れ続けていた。茜ほどの勢いはないものの、緩やかな膣の収縮に
合わせてごぼり、ごぶりと大量の白濁が吐き出されている。女穴から肌を伝い、敷布にこぼれた精液は、布地が吸い取るのも間に合わないくらい粘度の高い塊で、ぷくぷくと
泡を孕みながら溜まっている。
いったいどれほどの量が注がれたのか、出した本人ですら驚くほどだ。この寝台の本来の主であるクリスには申し訳ないが、敷布の洗濯は大変だろうといつも思う。
最後に、さっき出したばかりの久子姉さんの股間を見る。俺達が繋がっているときにはずらしてあった黒の下着が元に戻り、股間を覆っていた。その股布は、こぼれた精液で湿り、
うっすらと滲み出ていた。
しかし、先ほど出したばかりとはいえ、膣からこぼれる量が少ないように思う。今の滲んだ精液にしろ、おそらくは射精が終わったあと俺が逸物を抜くときに掻き出されたものだ。
つまり、久子姉さんは俺の出した精液を、今もほとんど体内に納めたままだということだ。
これはおそらく、久子姉さんの膣襞が、身体の内側に向かった『返り』のようなつくりであることが原因だろう。流れ出そうとする精液を襞が受け止めて、こぼれるのを防いでいるのだ。
意外に欲張りな身体なんだなぁ、などと、本人に正直言ってしまうと、恥ずかしがって拗ねてしまうかもしれない。
狭い寝台で並んで横たわる女たち、下着姿の肢体とあけすけな股間を見ているうちに、またぞろ俺の股間が熱くなりだした。連続で五発も射精した直後だというのに、
なんという欲張りなのか俺の身体は。
未だ絶頂の余韻を楽しんでいる女たちを前に股間の疼きを持て余していると、のそり、と一人が動いた。
「あいかわらず、スゴいタフだよねぇ、エッチの時のエイジは。」
苦笑しながらそう言ったのは茜だ。身を起こしたときに胎が押さえられたのだろう、弾みでぴゅく、と膣口から白濁が吹き出した。
勿体ない勿体ない、と呟きながら茜がそれを掌で受け舐めとっていると、彼女に続いて他の女たちも回復してきた。
「すいません、エイジさんを放置して自分たちばかり悦楽に浸ってしまいました。」
「みらん、ダメダメです〜。すごくイキ過ぎちゃいました。」
クリスとみらんが半身を起こすが、残る久子姉さんはまだ起きてこない。まぁ、先ほど果てたばかりでいくらも回復していないのだろう。
「久子姉ぇが復活するまで、エイジも手持ちぶさたでしょ、あたしがチンコ舐めてあげるよ。」
そう言って茜が、精液で滑る掌で俺の逸物を握りしめ、しゃぶりだした。
「はぷ、んく、ん・・・・・・、これって、手持ちぶさたじゃなくて、チンコ持ち無沙汰?」
肉棒に頬摺りしながら、自分でうまいことを言ったつもりなのか自慢げな笑顔を見せる茜を、俺は久子姉さん譲りの『こめかみぐりぐり』で評してやった。
「いたいたいたたた、ひどいよー!」
あまり阿呆なことを言うのは勘弁して欲しい。萎えたらどうするつもりだ。
ぐりぐりに懲りて反省したのか、あるいはただしゃぶるのに夢中になったのか、茜は熱を込めて尺八を継続した。
223 :
>>172:2011/10/21(金) 03:59:21.29 ID:ALwhBMJd
そして俺は、彼女たちの艶かしい姿に新たな性欲を刺激されつつ、茜の尺八奉仕に早くも次の精液を放出する寸前だった。
「んむっ、んん、ずじゅる、・・・・・・はやく、あたしもエイジのザーメン飲みたい、出したてのザーメンを、喉から直接ゴクゴク飲みたい!」
俺の欲望と茜の淫願が合致した。もう、迷うことも待たせることも必要ない。俺は出すだけ、茜は飲むだけ。肉棒を茜の口内深いところに突き込みながら、遠慮会釈なしに射精した。
茜は慣れた具合に俺の精液を出されるままに飲み干していく。俺の射精を妨げないどころか、喉をうまく使って射精の勢いを加速させる。茜がえづかないで巧い具合に飲み込むので、
こちらも気兼ねなしでびゅうびゅうと射精できた。可愛い幼馴染の頭を自分の股間に押さえつけて、その喉に直接精液を流し込む行為は、ぞくぞくと背筋を痺れさせる。
「ん! んぐ! ・・・んぐ!」
まるで、茜の喉を膣に見立てたような、性交に伴う膣内射精をしている気分だ。
「ああっ! 茜先輩がエイジ先輩のザーメンを直飲みしてます!」
俺が茜の胃袋への射精にひと息ついた頃合いに、みらんが声を上げた。声に促されて、久子姉さんとクリスもそれを察知したらしく、抜け駆けを非難する視線を茜に向けたあと、
それを懇願する視線に変えて俺を見た。
なんとも強欲な女子連中だ。それほどまでに俺の精力を枯らしたいのか。
いいだろうとも、受けて立つ。
こちらの精力も十全完璧、まだまだ余力十分だ。
この一週間貯めに貯めた精力を、すべて残さず出し尽くすつもりでお相手させていただこう。
「ああっ!だめぇっ! もうチンコのことしかかんがえらんないっ!! あたしバカになっちゃう!」
もうすでに馬鹿だろう、などといったことを今更言うつもりはない。性交の最中は性交のことだけを考える、それでいいのだ。そのあたり、茜は実に正直だ。
俗に言う『まんぐりがえし』の体位で、茜の身体を上から押さえつけるようにして犯してやる。首を下に、腰だけを上に上げた状態で、男が真上から垂直に腰を叩きつける体位だ。
茜の視界には必然、彼女自身の性器と、そこにぶち込まれている俺の肉棒が見せつけられているわけだから、先の茜の譫言もまま納得できる。
「アッ、アッあッ! アアッあンッ! ヒッ、アひッ!!」
続いてクリスをまんぐりがえし。手足も腰も、クリスのそれはあまりにも細すぎて、この体位で犯すとすぐにでもぽっきりといってしまいそうだ。
「はっ、はげしく、もっと激しく犯してください!」
それでもクリスは、さらに俺を求めてくる。あまり調子に乗りすぎて本当に身体を傷めてしまわないか心配になるが、クリスの穴があまりにも気持ちよすぎて、俺も自制が
効かなくなってくる。俺ががんがん腰を叩きつけるたびに、クリスの身体がずんずんと沈み込む。彼女の身体が柔らかいことが幸いしているな。
「せんぱぁいっ!! みらんのまんこ、もっとおちんぽでえぐってくださいっ!!」
次のまんぐりがえしはみらんだ。彼女もまた、俺の強い攻めを求めている。
他の三人よりも背が低く、尻を真上に上げたまんぐりがえしの姿勢になると腰の高さがみんなより一段低い。そうすると必然的に、俺もみらんの小さい身体を低い姿勢で
打ち付けることになる。上下の勢いも激しく、みらんの穴を突き抜ける勢いで犯してやった。
「やだ、こんな恥ずかしい格好、エイジくん許してぇ!」
最後のまんぐりがえし、久子姉さんだ。五人での性交も盛り上がってきた今ですら、こういった羞恥の姿勢には抵抗があるようで、瞳を潤ませて哀願してくる。
しかしまぁ、ここでやめるとみんなに対して公平でないし、実はあとで不公平を訴えてくるのが当の久子姉さん本人なのだからな。
俺は、みんなよりひと足先に女の身体になってきている久子姉さんの、高くあげられた女の穴に逸物をずぶりとはめ込み、真っ白な身体を押し曲げさせるようにして、上から腰を叩きつけた。
「くうっ! ひ、あうん! あっ、あっ、うぐっ!!」
この『まんぐりがえし』という体位は、女を真上から押しつぶすような動きになって、『彼女たちを屈服させているんだ』という男の欲望を満足させてくれる。
いまだって、俺に押しつぶされるような姿勢で犯されている久子姉さんの苦しそうな表情のなかに、その姿勢を喜ぶ女の顔がうかがえる。こんな姿勢で犯されて善がってしまうのは、
苦しさよりも快楽が勝っているのか、あるいは俺から与えられる苦しさが嬉しいのか、そのどっちかなのだろう。
あるいは両方なのかもしれないが。
女が四人、ひとつの寝台の上で、性器を真上にあげたまんぐりがえしの姿勢で俺の挿入を待ちこがれている。
俺から容赦のない責めを受けているから、そんな不自然な姿勢でいるのもつらいはずなのだが、俺が最前言い渡した言葉に皆懸命に従っているのだ。
俺が言ったのは、『最後まで姿勢を崩さないでいたやつに射精する』だ。
この約束で俄然やる気を出したのか、みんなの根性はたいしたものだ。さっきから何巡か攻め続けているが、懸命に姿勢を持ちこたえている。みんなのがんばる様子だと、夜明けまで
もつれ込みそうな気配さえ感じさせる。
このままでは埒が開かないから、そろそろ本気で攻めていこうか。今夜はこの我慢大会で終わらせるつもりはないし。それに、約束を果たすどころか、最後の一人になる前に俺が
射精してしまったら格好悪い。早めに決着をつけるとしようか。
まんぐりがえし我慢大会が終わったあと、女たちはぐったりしているが俺の肉棒はまだまだ元気な様子。最後まで耐えた女子の膣内にたっぷりの射精を終えた直後だというのに、少しも
萎える気配がない。
それでも息は少し上がってしまった。
俺は、寝台の縁に腰掛けて小休止、とひと息付いていたのだが。
「エイジ先輩、お掃除に来ました〜♪」
一番早くに脱落し、その分ひと足先に回復したみらんが、寝台の足下に降りた。そして俺の太股の間にひざまづくと、ぬるぬるとした粘液にぎらつく肉棒に、ちろちろと舌を這わし始めた。
「はぁ〜。それにしても、すごく元気ですよねぇ、先輩のオチンポ。
じっさい、これが小さくなってるところ、見たことがないですよ。」
ちゅっ、ちゅっ、と啄むような接吻をしながら、まさに惚れ惚れとしたような熱い溜息。
「そりゃーね、あたしたちみたいなビショージョ軍団とエッチしてるんだから、ちょっとやそっとじゃ萎えないに決まってるじゃん。」
と、無駄に自慢げな声。
我慢大会の二番目の脱落者、茜がいつの間にか復活。みらんと同じように寝台を降りて、俺の股間に並んでひざまずいた。
茜は体力的に特化した面があるため、俺もついつい遠慮無しに攻めてしまうきらいがある。そのせいでみらんに次ぐ脱落、四人中三位という残念な結果となった。
それにしても、美少女軍団とは。自分で言うか。
確かに、間違いなく美少女であることは疑いようがない。俺自身の好みを差し引いて、世の男子どもに彼女らの美醜を問うたとしても、十人いれば十人誰も異存なく極上と答えるだろう。
しかし軍団と言うには、四人は少ないような気がする。
「ばか、あたしたちは一人一人は一騎当千の強者なのよ。
それが四人も揃えば四千騎、りっぱな軍団じゃないの。」
相変わらず唐突な理屈を展開する奴だ。
「そんな四千騎を相手に一騎駆けするんだから、エイジのオチンポも相当なものよねぇ。」
そういって、俺の肉棒にうっとりと頬摺りをした。
「エイジくんは、昔から頑張りやさんだったから。」
茜の言葉を引き継ぐように久子姉さんの言葉が重なった。
久子姉さんは寝台に横になったまま、かろうじて上半身だけを動かして俺の膝の上に頭を乗せた。
我慢大会には僅差で優勝を逃した久子姉さん、その頑張りが徒となって、意識は回復したが腰が立たない状態のようだ。
「自分だけ楽しむんじゃなくて、私たちのことも大事に思ってくれるエイジくんの素敵なオチンポだもの。」
久子姉さんはそういって、非常に愛おしそうに、恍惚として肉棒に舌を這わせた。
そんなふうに三人が揃って俺の股間に顔を寄せ、当初の名目である男根清浄などはさておいて、それぞれに俺の逸物とじゃれ合い始めた。
俺はその光景を見下ろし眺めながら、はて、何か物足りないななどと思い始めたのだが、すぐにその根拠が明らかとなった。
「ううっ、皆さんズルいです・・・。」
俺の背後の寝台から、恨みがましいクリスの声。
我慢大会の残り二強となったとき、久子姉さんとクリスでずいぶんとがんばったものだから、たとえクリスが勝ったとはいえそれも僅差、ほとんど限界なのは久子姉さんと同じ。
そんな状態で俺の射精間際の猛攻を受けたものだから、激しい絶頂とともに張りつめていた意識の糸も切れてしまっていた。子宮に俺の精液を受ける代わりに、ずいぶんと深刻な痛手を
受けてしまったようだ。
そんなクリスもようやく復活。だがやはり手痛い衝撃のせいか、声はすれど身体の動く気配はない。
「わ、ワタシも、エイジさんのオチンポにご挨拶がしたいのです。」
そうしてようやく、思うように動かない腰をずる、ずると引きずるようにして這い、なんとか俺の腰に近づいた。
「わ、クリスってばスゴい執念。」
茜がその姿を嘆息して評した。
「茜さんだって、ワタシと同じ立場ならこうなってるはずです。」
息も絶え絶えそう言って、久子姉さんと向かいの膝に顎を乗せた。
「ん、フフフ、また、エイジさんのオチンポに気持ちよくしていただきました。
最後にお恵みまでいただいて、本当に素敵でした。
もうワタシ、これから一生、このオチンポに逆らえる気がしませんよ。」
クリスは、まるで崇拝するかのように肉棒を捧げ持って、長い接吻をした。
そんな風に、女子たちに自分の持ち物を褒められると、やはり男として気分も良いし、自信も出てくる。そしてその自信が肉棒の硬度強化に繋がって、彼女たちをますます悦ばせることが
出来るのだから、お互いにとって良いことずくめだ。
案の定、俺の肉棒は、早く次の行為に移りたくてうずうずしているのだ。
俺が好きで、いつも要求しているから彼女らもそれを察したのだろう、こちらが指示する前に四人が四つん這いになって尻を並べてくれた。
四人もの女の子を同時に抱けるという、男としては破格の境遇、それを存分に満喫できるのがこの尻並べといえる。
女たちは、うつ伏せの姿勢から尻だけを高く掲げ、横に一列並んでみせる。
その姿勢は、男である俺に向けて、女子にとってあけすけに晒すことがはばかられる性器と排泄口を、無防備に捧げるようなものだ。それらすべて、女としての大事な器官や、恥ずかしい
部分が俺だけに捧げられたものだという、彼女たちの意志なのだ。
これが野生の動物であれば、集団の長にすべてを預ける、服従の姿勢であるともいえようか。
「エイジくん、どれでもお好きなオマンコを使ってもいいんだよ?」
敷布に顔を寄せながら久子姉さんが言う。
軟らかそうな肉の付いた丸い尻だ。
「コレ、ぜ〜んぶエイジのものなんだからさ、遠慮無しにガバッといっちゃってよ!?」
ゆらゆらと尻を揺らしながら茜が言う。
きゅっと締まった、張りのある尻。
「願わくば、ワタシのオマンコに射精していただけると光栄です。」
真っ白だった尻をほんのりと桜色に染めて、クリスが言う。
肉も少なく、こじんまりとした小さな尻。
「みらんのオマンコも、エイジ先輩に壊れるまで使って欲しいです〜。」
皆から一段低い尻の高さを、懸命につり上げて揃えようとしているみらんが言う。
まだまだ女の肉もほとんどなく、やや固さの目立つ尻だ。
女たちからこぞって肉体を差し出され、その所有権を一身に受け取っているこの状況、男としてはこの上ない幸福だ。複数の女たちの身も心も独占するという欲望も満たし、味比べをする
ように肉体を貪るという肉欲も満たすことが出来る。
実に、贅沢の極み。
しかし、現状の俺は、彼女たち自身が自らを道具扱いしている節を感じて、若干の戸惑いはある。
恋人同士、お互いの人間性を尊重した性交を心がけるべきなのではないか、という気持ちもなくはない。
だが、こうして嬉々として差し出された尻を眺めながら思うに、彼女たちのそれは、おそらく彼女たち自身の被虐的な性質からくるのかもしれない。「道具」のように乱暴に扱って欲しい、
その方が自分たちも気持ちよくなる、ということなのだろう。
それならば、恋人としての気持ち的なものはこの際割り切って、この性交の場においては、彼女たちを思い通りに、乱暴に扱ってあげた方がいいのかもしれない。
そうとなれば、遠慮もいらない。
「ひゃあん!」
「久子姉さんのおまんこ、相変わらず綺麗だなぁ。」
俺は、思うままに尻を撫で回し、いまだ精液をとろとろとこぼす割れ目を広げてその様を評してみたり、
「どれ、穴の中を調べさせてもらうかな。」
「あう、ゆび、エイジさんの指がワタシのオマンコに入ってきます・・・。」
膣口に指をつっこみ、その本数を二本、三本と増やしてはぐねぐねと暴れさせ、その膣壁の感触を確かめてみたり、
「ちんこを入れて欲しかったら、自分で広げておねだりしてごらん?」
「あ・・・・・・・あぅ・・・、エイジ先輩、ちっちゃくて使いにくいかもしれませんが、みらんのオマンコに先輩のオチンポを入れて下さい。
みらんのオマンコは、まだまだ先輩のザーメンを欲しがってぱくぱくしてる、お下品なオマンコなんです。」
いやらしい言葉と一緒に、ぷっくりとした大陰唇を自分の指で広げたり閉じたりと、浅ましいちんこ乞いをさせてみたり、
「もっと、膣を締めたり緩めたり、強弱つけてちんこを咥え込んで。」
「あふ・・・あ、ん、んん・・・ぁ、こ、こう? エイジ、こんな感じのオマンコで、気持ちいい?」
はめ込んだ肉棒を、締め付けの変化を付けさせたり、膣口だけ締めさせたりと、性器での奉仕の仕方を躾てみたり。
とにかく俺は、女たちの身体を思う存分楽しませてもらった。
もちろん彼女たちだって、何度も何度も絶頂し、善がりまくった。
そんな風にして、今週のお泊まり会の夜は更けていった。
ふと気がつくと、夜が明けていた。
冬の朝日はまだ高くないが、かすかな光を窓の隙間からこちらに届けてくれる。小さく囀る小鳥の声も、新しい朝の到来を告げているようだ。
そうして俺はといえば、先ほど久子姉さんの膣内に、たっぷりの精液を射精したばかりだった。
いったい、一晩で俺はどれほどの精液を彼女らに注ぎ続けたのだろうか。その量、ざっと見ても一升瓶どころの騒ぎでは無さそうに思う。まじめに計測すると自分の射精量が人間離れ
していることを物証として裏付けてしまいそうで、恐ろしくなってしまう。故に行わない。
こういうことは、少々うやむやである方がいいのだ。
結局俺は、一晩一睡もすることなく、肉棒の萎える暇もないまま彼女らを抱き続けた。
それなりにこだわって、女子たちの下着も脱がせないままで交わっていたのだが、それも次第にはらはらと脱ぎ散らかされ、最後はほとんど丸裸になってしまっていた。
最初は、女子たち四人を相手にするにあたって、自分の射精回数を制限して精力温存を図ってみたのだが、あまり意味はなかったようだ。結局、俺の精力が尽きる前に彼女らのほうが
音を上げてしまったからだ。
俺がもう少し射精量を制限していけば、それだけ彼女らを長く可愛がってあげられると思っていたのだが、特にそういうこともなく。
今日に限らず、これまでも彼女らは限界ぎりぎりだったということか。
久子姉さんは先ほどの絶頂を境に、気を失ってしまった。寝台の上に横たわる茜やクリス、みらんにしても、最後の絶頂からそのまま睡眠状態に移行してしまっているようだ。
仕方がないので俺は、久子姉さんの女穴から逸物を引き抜くと、寝台を降りて風呂場に向かい、手早く湯を浴びて身を清めた。
そのあとはいつもの通り、この家の台所へ向かった。
みんなで夜通しまぐわったあと、翌朝の食事を作るのはいつも俺の役目なのだ。
台所で火をおこし、鍋に水を張って湯をわかす。とりあえずいつも通り、味噌汁と納豆、海苔と焼鮭でも用意しよう。
いまだ硬さを失わない逸物は、女子たちを続けて抱くときには心強い限りなのだが、性交が終わって朝食の準備をするときには、前掛けをするのに邪魔になる。白い前掛けを押し上げて
元気に盛り上がる姿は、とてもみっともなく、彼女らには見せられない姿だ。そもそもこんな説明、誰が得をするというのか。
とにかく、来週からは射精回数の自制などは気にしないでおこう。
食事の準備が終わり、女たちに起きるよう声をかけたが、皆目が覚めたものの腰に力が入らないらしく、すぐには出て来れないようだった。
今日は日曜日だ。
天気もいい。
少し遠出をして、みんなで景色のいい場所に行くのも悪くない。
そうだな、足を伸ばして、山に向かうのもいいな。
紅葉の終わった山は、枯れた木々がもの侘びしい美しさを見せてくれるし、冷たい滝を眺めるのも身が引き締まって気持ちいい。
食卓で彼女たちを待っている間、俺はそんなことを考えながらうつらうつらと微睡んだ。
ふと、傍らに二人、誰かが居るのに気がつくが、緩く閉じていく瞼をあげることも出来ずにいた。
おそらく、起きてきた彼女らが、微睡む俺に寄り添ってくれているのだろう。
俺はそのまま彼女らにもたれ掛かり、ほんの少しのつもりで眠りについた。
微睡みの中、俺の髪をなでてくれる彼女の仕草に、心穏やかな暖かさを感じる。
俺を包むその二人からは、なんだかとても懐かしい匂いがした。
END OF TEXT
231 :
>>172:2011/10/21(金) 05:32:36.86 ID:ALwhBMJd
以上です。
最後まで読んでくださった方、お疲れ様です。本当にお疲れ様です。
ちなみに、蛇足になりますが、ヒロインたちについていろいろ設定を作っています。
しかし主人公のハーレムライフにはそれほど影響ないかなと思いますので、後日、ハーレムスレ補助掲示板に投下します。
投下したらお知らせしますので、お暇な方は、さらっと目を通してみてください。
乙!
GJ
最後の二人は久子と茜?
種明かしはお預けか〜
続き期待
読みたいSSの三択。
1:ハーレム結成しました! みんなのバージン頂いちゃうぞ!
2:ハーレム継続中!今日は新入り歓迎会!
3:ハーレム円熟中!いつものメンバーでコッテリと!
出来たばかりのハーレムと、お互い気心も知れあったハーレム、皆さんはどのへんが興味あるだろうか。
全部
というか1→2→3の順じゃないか?
俺が書くと1→3→2になりやすい
1と3に興味がある。
1→3→2で問題無いなw
三択で聞いたのに、当たり前のように全部盛りになってる件。
短編で書くときに、「そこで描写されるハーレムがどういうタイミングにあるのが興味ありそうか」が知りたかった。
とにかくご意見ありがとう。
4:生まれたときからハーレム。精通は幼いときから面倒見てくれた人の中。
そもそも全部欲しいからハーレム、っていう人が多いスレだろうに、
選択肢で聞いたらそりゃ全部盛りになるわなw
>>243 赤ん坊の時からハーレム要員を傅かせて
その人達で童貞喪失とか理想だなw
>>244 まぁ、独占スレだしね
ハーレム構築も安定後も新規要員補充もみんな見たいわなw
じゃあ別系統なら選択肢が成り立つかな
1・超モテ男、黙ってても女の方から寄ってくる
2・超策士男、あの手この手で女を篭絡していく
3・超キモ男、片っ端から攫って監禁してハーレムを作る
>>246 4・オラオラ系、策とか練らずに直球ハーレム
5.超能力男、MC能力かなんかでよりどりハーレム
全部
>>250 朴念仁ほどはいかないまでもか?
>>246 >>247-248のも含めて全部かな。
3.のは監禁しているうちに女の方が堕ちてメロメロになってしまう系も
好きだな。
完堕ちした女が主のハーレム構築を手伝うようにするとか。
ハーレムじやないけれどディエップ工房が書いてた僕友のエロ同人誌
みたいにハーレムの女の子に休日中ずっとフェラさせるというような
のも好き。
総合すると、
基本はモテ男で女の方から寄ってくる。鈍感だから好意に気付かない場合もあり。
寄ってこない堅物女はあの手この手で堕とす。
落ちない場合は攫って監禁。場合により超能力や催眠術を駆使してでも堕とす。
ハーレムが完成したらオラオラとヤりまくる。
でおk?
>>246 俺も
>>247-248含めてみんな好きだが強いて言えば3かな?
理由は他はまあ、見掛けるが3は供給作品が少ないからw
>>251が書いてる見たいに堕ちて完全にハーレム要員になった女性の協力とか
キモ男に拐われて堕ちるまでの本気で嫌がってる姿とかを
ねっとり書いてるのが読みたいよ
>>253 ああ、それで良い気がしますねw
個人的には3系のは、堕ちて欲しくないなあ
弱み握ったり、堕ちてないけど反抗できない状態で
自分の置かれた状況に絶望して泣く泣く言いなりに服従したり
涙を流しながらも勝気に主人をにらみつけたまましゃぶらせたりさせたい
三択とかのアンケートとっても、書くほうからすれば全然参考にならないんだよね
雑談として話題にする分にはいいんだけど
・好きなタイプのヒロインは?→結局全部
・好きなタイプの主人公は?→選択肢から選びつつも注文が細かく異なる
人柄の良いフツメンが、いくつもの偶然が重なって複数の女の子に好意持たれる、って感じのが読みたい。
偶然といっても、あくまで主人公の人柄の良さに女の子が気付くきっかけ程度にすれば、
「運が良かっただけ」ではないし、イケメンでもないから「顔が良かっただけだけ」でもない感じで。
イケメンのパーフェクト超人がモテモテなだけの作品は(たとえ本人が鈍感でも)やっぱり嫌だな、俺は。
逆に、事故や事件に悉く巻き込まれてその度に女の子を助けて惚れられる、自称不幸体質ハーレム
>>258 それ保管庫の『狂竜』が当てはまるような気がする。
>>257 >>260と同意見。
こういっちゃ何だがハーレム作ろうって奴は大抵心のなかに何かしら
ドロドロした物を持ってるからハーレム作ろうという衝動とか意欲
に繋がる傾向もある。
人柄が良いとか、人格者だったりしてたらハーレムなんて作りませんよ
きっと。
だってハーレムは「他の男にやるくらいなら俺が貰って(奪って)やる」
ってのが前提なんだし。
>>258 449◆dPbouk8tpE氏の「傷跡」の主人公も近いかも。
自分から首突っ込んで怪我を負うタイプだけど
>>260-261 何かしら理由をつければいい。
処女は暴力団とか人買いとか変な宗教に狙われるって感じの設定で。
>>260-261 人柄が良いという書き方が悪かった。
何か内面に好かれる要素がある、程度の意味。
イケメンだからハーレム築いてる、っていうのが嫌なだけ。
>>264 では、イケメンで内面も魅力的ならいいんだよね?
ツッコミ合戦になってますがなw
そこはイケメンだから気に食わないってくらいの気持ちでいいんじゃないけ?
聖闘士星矢の城戸って結局最低でも101人の子ども作ってて
だいたい100人くらいの女とやりまくったんだよな
封神演義の周国文王は雷震子が100人目の子どもなんだよな
俺も100人孕ませてみてー
一輝と瞬の母親なんか兄弟つくれるぐらいにはヤってるっつーのに孤児扱いはヒデーと思うが
それ以上に檄とか市の母親ってどんなんやねん
十人ぐらいでハーレムを作ろうとしたら外れだったとか、
闇鍋ならぬ闇ハーレムとか、
部下の未亡人とか。
449さんのオチが気になる…
むかしむかし、
世界の果ての城に魔王が住んでいました。
誰よりも強く恐ろしい魔法と、誰よりも強く逞しい身体を持った魔王は、
何よりも若く美しい娘が大好きでした。
世界中のあちこちから美しい娘を攫っては、いくつもの呪いをかけました。
「俺以外の男には指一本触れるな、触れさせるな」
「永遠に若いままでいろ。俺が死ぬまでは不死だ」
「どんな娼婦より淫らになれ。ただし自慰は禁止」
「俺に仕え、奉仕することを何よりの幸福としろ」
囚われた娘たちは、何年も、何十年もその体を魔王に捧げ続けました。
「………………調子に乗りすぎたなぁ」
魔王は後悔していました。
魔王は周辺の国や町、村から、毎年美しい娘を生贄として受け取っていました。
それが100年あまり続いたのです
今や魔王の城には1000人を超える娘がいました。
みんな永遠に年を取らず若いままです。
みんな魔王に身体を捧げたくてたまりません。
今日も魔王は数十人の娘とまぐわいました。
「スマン。もうギブ」
「「「「「「「「ええーーー!?」」」」」」」」」
900人以上の娘からブーイングの大合唱が起きました。
魔王の呪いは強力で、誰にも、魔王自身にも解くことはできませんでした。
魔王はもう生贄に娘を貰うことはしなくなりました。
魔王は毎朝毎晩、精力の限り頑張りましたが、娘たちは不満を募らせてしました。
そこへ、一人の賢者が現れました。
「魔王よ、娘たちよ、私に任せなさい」
魔王は喜びました。
「おお、偉大なる賢者よ。娘たちの呪いを解いてやってください。そうすれば私はもう悪事はやめます」
しかし賢者は言いました。
「それは無理だ。魔王よ、お前に呪いをかけよう」
賢者は杖を魔王に向け、呪文を唱えました。
「一時も休むこと無く、果てること無く、永遠に女を抱き続けろ」
以来、魔王の城では絶えず嬌声が響き続け、魔王と娘たちは永遠に幸せに暮らし続けましたとさ。
めでたしめでたし。
魔王対策にはハーレムが効果的だということだな。
魔王が900又のおろちだったらどうしよう。
肉桶を900個用意すれば互角の勝負?
276 :
>>172:2011/11/03(木) 00:47:04.61 ID:KNNHGrFg
で、自分の投下の後にレスが止まると怖いので、雑談ネタを振っておく。
三姉妹と同時につきあうことになりました。
みなさんは、それぞれの性格配分はどんな感じがお好みだろうか?
たとえば。
長女:天然ボケ
次女:いきあたりばったり
三女:真面目な苦労人
あるいは、既存の漫画やアニメから引用も可。
例:キャッツアイの三姉妹
長女:アホの子じゃない程度に天然
次女:しっかり者
三女:天真爛漫な少女
もの凄く無難な感じだけどこんなのが好み
>>278 長女:アホの子じゃない程度に天然
次女:しっかり者
三女:S
が好き
何となく好きなエロゲやらアニメやらが分かりそうな質問だw
長女:温厚でいつもにこにこしてるけど実は怖いS
次女:いたずら好きでいつも意地悪してくるS
三女:口数が少なくクールで人を年上扱いしないS
>>278 次女と三女が逆なら真恋姫無双の張三姉妹が近いな。
……長女はちょいアホの子か。
>>277 長女:甘えさせてくれる
次女:同級生で主人公とかけ合いできるような
三女:冷静・クール
……なんだこれはw とりあえず、こんな感じで。
>>282 こんな感じのエロゲあったよなぁと思いながら書いてたけどそれだわ
ただやっぱり次女三女はこれがいいかな
長女:めっちゃ巨乳
次女:かなり巨乳
三女:すごく巨乳
めっちゃ巨乳と、それなりに爆乳では、どっちが大きいんだろうか
>>285 単純に、
長女:超乳
次女:爆乳
三女:巨乳
てのでは駄目なのか?
>>277 長女:しっかり者だが主人公への依存性アリ
次女:活動的で明るいが実は寂しがり屋
三女:甘えん坊、でもこっそり策士
>>285 上から
豊満
生意気
正義
でどうでさう?(棒
長女>ゴールデンレトリバー
次女>ボーダーコリー
三女>柴犬
なんかもう性格配分じゃないなw
なら、こんなのも有りだろ
長女:正妻の子
次女:妾の連れ子
三女:妾腹の子
長女:天然・大きめ
次女:クール・小さめ
三女:世話焼き・普通
個人的には四姉妹の方が好き。
長女:流されやすい
次女:元気者、超エロい
三女:純粋
次女が主導で色々やってくれる感じで
長女:あら大変、勃っちゃってるじゃない。んもぅ、早く出さなきゃカラダに毒よ?
いい?今度から出したくなったら遠慮なく言ってね?約束よ?すぐに私が出させてあげるから。
でも、私がいない時大丈夫?苦しくない?心配ねぇ。そうだ、いつでもどこでもすぐ出来る様にずっと一緒にいればいいのよ!
次女:あ!勃ってるじゃん!もう、なんですぐに言わないのよ!なんか、私が悪いみたいじゃない!
え?何勝手な事いってんのよ!あんたが良くても私がよくないのっ!だまって、私に出させなさい!
すぐ勃つのね。もうずっと私が付いてなきゃだめね、感謝しなさいよ?ほんとに世話がやけるんだから!
三女:あ、もしかして勃ってませんか?あの…、えっと、私に出させて貰えませんか?!
上手じゃないかもしれないけど、一所懸命やりますから、お願いします!どうしても出させて欲しいんです!
ずっと側にいますから、気が向いた時で結構ですから特訓して下さい!私、ちょっとでも気持ちよく出来るように上手になりたいんです!
もう、
長女:痴女
次女:サキュバス
三女:小悪魔
毎朝誰が跨っているかは、おたのしみに、っと。
長女:熟女
次女:お姉さん
三女:先輩
四女:同級生
五女:後輩
六女:妹分
七女:ロリ
八女:幼女
九女:ペド
ここまで来ると、
自分が
7才
10才
12才
14才
16才
18才
22才
30才
40才
50才
70才
100才
の選択枝と組み合わせて108通りの煩悩のハーレムものが読みたいなあ。
長女:生徒会長系。 スペック高い。
次女:出来過ぎた姉に比べられる平凡な苦労人。 しっかり者。
三女:無口な本読み少女。
>>276 お疲れ様です
ハーレム結成裏話が楽しかった
忍者ゲーム待ってます
>>277 長女:姉妹の母親的存在
次女:姉妹の父親的存在
三女:お子様
>>276 GJ
クリスにワロタwwwww
そして幽霊w
>>277 長女:主人公大好きでお姉さんぶるのが好き
事ある毎にエロい事しようとする、おまけに地頭が良い天才肌
次女:真面目でおっとり可愛い美人というか美少女
主人公慕っていて色々尽くしてくれる、家事担当
三女:甘えん坊で若干我が儘
主人公の後ろをちょこちょこ付いて行くタイプ
>>297 それは良いな
熟女からペドまで犯したいぜ
BabyPrincessの人数を半分にすれば
>>297のが出来そう・・・。
>>297 それは同腹の姉妹じゃ無理だろw 腹違いならともかく。
どうしても同腹にしたいなら、母親はエルフとかにすればいいかもね。
長女:人間
次女:ハーフエルフ
三女:エルフ
両親がともにハーフエルフなら、こんなのもできるかも。
もうみんなおっぱいでいいよ
皆ロリというのも捨てがたいよ
長女:修道女
次女:看護婦
三女:三菱自動車京都のワンピチア
四女:マリア・シャラポワかアンナ・クルニコワ
いやワンピが好きなだけです。
皆ゴムというのも捨てがたいよ
オナホの実を食わなきゃな
おまいら未来に生きてんのな。
>>319 ちげーよ!w
だがハーレムスレにふさわしいワンピだな!
おまいらハードル上げ乙
そういやハードルとハーレムって似てるよな
318 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/06(日) 12:41:35.68 ID:wp2wR2Qq
ワタシ達みんな、ご主人様のことを考えるだけで、心も体も、とっても疼いてしまうんですよぉ……。
ンッ……アア……だ、だから、はっ、早く抱いてくださいぃ……っ! もう、我慢できませぇん……っ!
ピクピクおねだりしちゃってる恥ずかしい場所に、ご主人様のおち○ちん入れてくださいぃ……っ!
すみません、こんなのしか思いつきませんでした……。
あと三姉妹なら
長女:強気のツンデレ高校生。でもヘタレ。すぐ暴走する。主人公だいしゅき。
次女:長女を焚きつけて暴走させ、混乱する周囲を見て楽しむ小悪魔中学生。
でも詰めが甘いのでしっぺ返しで痛い目を見ることも多い。主人公だいしゅき。
三女:姉二人を言葉巧みに誘導し、裏から事態を掌握する、末恐ろしい小五ロリ。主人公だいしゅき。
が良いと思います。
ところで、「上津美千鶴の平穏な一日」、
>>147の続きを投下させていただきます。
NGはトリップかタイトルでお願いします。
※ハーレム主が男の娘注意。
2.女子大生メイドのお腹の憂鬱(準備編)
私は千鶴君と美沙緒ちゃんに引きずられるように廊下に出た……一糸纏わずに。
うう……私にも千鶴君が羽織っているようなバスローブとか、せめてタオルでも使わせてくれれば
いいのに……。そりゃ、千鶴君には体の隅々まで見られちゃってるわけだし、その……えっ、えっち
な事だっていっぱいされてるし、今さらって思われるかもしれないけど、でも、恥ずかしいものは恥
ずかしいんだもん。胸とかお尻とかももちろんそうだけど、一番見られたくないのは、実はお腹のあ
たり。最近ちょっと油断しちゃって、お肉が……。私は左腕で胸を、右腕でお腹を隠し、足を閉じて
縮こまるような姿勢で歩いていく。
ああ、他のメイドさん達はスタイル良くって羨ましいな。年下の子達はみんなスレンダーで綺麗だ
し、年上の人達はみんな出る所は出て引っ込む所は引っ込んでるし……。最年少組は、まだくびれも
少ない幼児体型かもしれないけど、あんな小さな子達と比べても、かえってむなしいだけ……。日菜
さんは……なんか色んな意味で勝負にならなそうだし……。
それに千鶴君。もう、無駄なお肉なんか全然付いてなくて、しなやかで、かといって暑苦しい筋肉
質って感じでもなくて、お肌はすべすべだし、無駄な毛も全然無いし、顔も溜息つくほど可愛らしい
し……。これで本当に女の子だったらさぞや世の中を騒がせたんだろうなって思うけど、でも私はも
う千鶴君のいない生活なんか考えられないし、他のメイドさん達も多分みんなそうなんだと思うし、
学校にはファンクラブがあるらしいし、校外にもファンはいっぱいいるみたいだし、ファンの中には
男子も結構いるそうだし、意外とそういうのは性別関係ないのかもしれないなっていうか、こんなに
可愛い子が女の子のわけがないって日菜さんも言ってたし、むしろ男の子だから良いんだっていうか
「ひゃうっ!?」
……そんなことを考えながら歩いていたら、千鶴君が後から抱き着いてきた。
あん……お尻に千鶴君のが……当たって……やぁ……びくびくしてるぅ……。
「冬百合さん、さっきからお腹を押さえてるけど、もしかして寒い? 廊下のエアコンの温度、少し
上げさせようか?」
私を温めようとしてくれているのか、そう言いながら身体を強く密着させてくる千鶴君。嬉しいけ
ど、空調効いてるから寒い訳じゃないし、それに、お、お尻の割れ目に、千鶴君の男の子の部分が食
い込んで……っ!
「んっ……い、いえ……大丈夫、です……」
すると、先を歩いていた美沙緒ちゃんが振り返り、呆れたような顔をして戻って来た。
「あっ、ほっ、ほら千鶴君、せっかく美沙緒ちゃんが起こしに来てくれたのに、こんなことしてたら
遅刻しちゃんぅーーっ!?」
美沙緒ちゃんがキスしてきた。
えっ!? なっ、何っ!? えぇっ!?
私の混乱をよそに、美沙緒ちゃんは私の口の中に舌を差し入れ、私の舌に絡め、丹念に扱いていく。
唇同士を優しく擦り合わせ、愛撫する。中学生とは思えないテクニックに、私は追い込まれていく。
さっき千鶴君のを「おあずけ」されてもどかしい気分だったから、なおさら感じちゃう。それに、背
中には千鶴君のぬくもりがあって……ああ……。
美沙緒ちゃんに解放された時、私のお股は恥ずかしいほど濡れそぼっていた。
「はあっ……はあっ……はあっ……」
もう、何をするの……いきなり、こんな……。
「もう、何をしてらっしゃいますのお二人とも」
それはこっちのセリフよーっ!?
「本当に遅刻してしまいますわよ? あと、千鶴さん。どうやら冬百合さんは太ってしまったのを気
にしているようですわ」
ぎゃー! 美沙緒ちゃんっ! 気付いてたのーっ!? っていうかなんで言っちゃうのーっ!?
「え、そうなの? そんな、気にしすぎだよぉ。冬百合さん位だったら、むしろ女の子っぽくって可
愛いよ? ねえ、美沙緒さん?」
そう言って、千鶴君は私の右腕を取ってお腹からはがしていく。
「あっ……やっ……」
私は必死に抵抗するけど、やっぱり力では敵わない。どんなに可愛くても、年下でも、千鶴君は男
の子なんだもの……。露わになったお腹を、美沙緒ちゃんが品定めするように見つめる。
ああ、やめて……そんなに観察しないで……。
「そうですわね、これ位なら……」
むにゅ。
ひゃああああっ! つ、つままないでぇっ!
「…………」
そしてなんで黙るのーっ!? どうして目を反らすのーっ!?
「……まあ、温かくて抱き心地良さそうですし、よろしいんじゃないかしら?」
「ど、どういう意味ですかぁっ!」
ひどい……もう……美沙緒ちゃんのばかぁ……。
「はいはい美沙緒さん、あんまりいじめないの。冬百合さん泣きそうじゃない。気にしちゃダメだよ
冬百合さん、ぼくが好きだって言ってるんだから。それが一番重要でしょう?」
「……それは、そう、なんですけど……でも……」
「ふふ。まあそこは、複雑な乙女心ってやつですわよねぇ。あ、ひょっとして冬百合さん」
美沙緒ちゃんは私のお腹のお肉を指先で突っつきながら言った。
「便秘?」
「べっ!? なっ……にを……ちっ、違っ……」
何を言い出すのこのお嬢様はーーっ!?
「そうなの? じゃあお尻開発してお通じ良くしてあげる!」
何を言い出すのこのご主人様はーーっ!?
「ぼくのお肉注射で、白いお薬いっぱい浣腸すれば、きっとお通じも良くなるよ」
そう言って、千鶴君は私のお尻の穴にぐりぐりと押し付けてくる。
あ、や、うそ……こ、こんなところでぇっ!?
今まで、指や舌でなら、そこを弄られたり、中まで犯されたりしてきたけど、でも……っ!
「いやぁ……そんなにおっきいのは、こ、怖い……ですぅ……」
「うふふ。冬百合さんのここ、おちんちん挿れられるの初めてだもんね」
「あら冬百合さん、後のお穴はまだ千鶴さんに捧げてらっしゃらないの? うふふ、安心なさって。
千鶴さん、とっても優しくしてくださいますもの。すぐにとっても気持ち良くなりますわ。でも千鶴
さん、まだだめですわよ?」
美沙緒ちゃんは千鶴君のそこをきゅっと握って制止する。
「ふひゃっ!? み、美沙緒さんっ?」
「こんな所でお通じされたりしたら、後片付けが大変ですもの」
「ああ、それもそうだね」
「し、しませんーっ!!」
ちゃんとおトイレ行くもん! 我慢するもん!
「じゃあ、続きはお風呂でしようか。ね? それとも――」
千鶴君は、中指で私のお尻の穴を撫でながら尋ねる。
「――やっぱり今すぐここにおちんぽ突っ込んでほしい?」
「ふえぇ……っ!?」
私は、ぶんぶんと首を横に振って否定する。初めてが、廊下で、なんて……晒し者じゃない……っ!
他のメイドさんが通るかもしれないのに……っ! それに、例え今すぐじゃなくても、やっぱりお尻
に、あんなに太いのを入れられるのは、怖い……。
で、でも……。
千鶴君にそこを犯される……指や舌ではなく、大好きな人の【男】に犯してもらえる――そう思う
と、ぞくぞくと、恐怖とは別の、はしたない期待の震えが体の奥から溢れてきちゃう……。
顔を上げると、千鶴君が私を見て微笑んでいた。
「冬百合さん、待ちきれないって顔だね。うふふ。それでも、お風呂まで我慢してね」
「ふあ……っ!」
やあんっ! 私の心、見透かされちゃってる……っ! もお、恥ずかしいよおっ!
「っと、その前に、ぼくもお手洗い行きたいな。さっき日菜さんにお尻弄られちゃったからか、何だ
か催してきちゃって」
そう言って千鶴君は、真上を向いた逞しい部分を見せ付ける様に腰を突き出した。
これはつまり、その……「このままだと用を足し難いから、鎮めてね」って事、よね……?
千鶴君の、お、おち……ん……はうぅ……。よ、喜んでご奉仕しちゃいたいけど、でっ、でもっ!
は、はっきり「して」って言われたわけじゃないのに、自分からそこにむしゃぶりつく、なんて……
やっぱり、恥ずかしい……。
「まあ、早速直飲みさせていただけますのね」
私が躊躇している間に、美沙緒ちゃんが千鶴君の前に跪いて、
「いただきまぁす……あむ……」
ぱくっと咥え込んでしまった。
「あ……」
先、こされちゃった……。そう思ったら自然と声が出てしまい、二人がこちらに振り返る。
「うふふ、まぁたそんな羨ましそうな声出しちゃってー。もう、可愛いなあ。大丈夫、冬百合さんに
も後でおちんちん、おしゃぶりさせてあげるからね」
あう、言わないでぇ……こっち見ないでぇ……。恥ずかしい……顔を背けて手で覆ってしまいたい。
だけど私の目は、千鶴君を頬張る美沙緒ちゃんに釘付けになってしまい、動かせない。
美沙緒ちゃんはもうこっちを見ておらず、お口での愛撫に一心不乱だ。両手を千鶴君のお膝に添え、
根本付近まで咥え込んでいる。先端は多分、喉まで届いてる。ぶじゅるるる……と音を立てて吸い、
ほっぺたが窄まっている。さらにそのまま前後に激しく首をふり、しごきたてる。溢れ出した涎が千
鶴君のを伝って、たまたまの方までびちゃびちゃに濡らしていく。美沙緒ちゃんの口元からも、ぽた
ぽたと床に滴り落ちる。千鶴君の息は、どんどん荒くなっていく。はぁはぁ言いながら「んっ」とか
「ふぅっ」とか喘ぎ声を上げる彼はすごく可愛らしく、色っぽくて、見ているだけで私も堪らなくなっ
てきてしまう。思わずお股へ伸びそうになる指を、私は必死になって押し止める。そんなこと、人前
で、なんて……恥ずかしくて死んじゃう。まっ、まあ、その……千鶴君にはもう、目の前で何度もさ
せられたんだけど……だからって、恥ずかしいものはやっぱり恥ずかしいんだもんっ!
私がそうしている間もお口で愛撫され続けている千鶴君は、限界が近づいてきたみたいで、声が切
迫したものになってきた。壁にもたれ掛かり、美沙緒ちゃんの頭をほっそりとした手で優しく抑える。
「うあっ、あっ、ああっ! ……うふふ、美沙緒さん、また腕を……じゃないや、お口を上げたね」
「んっ、んっ、うー♪」
「ああっ、んーっ! すごく、気持ち良い……んんっ、も、もうすぐ出るよ……ああっ! 出るっ!
出るっ! ううぅぅーっ!!」
一際高い声で呻く千鶴君。腰を突き出すように背筋がぴんっと伸び、手がきゅっと美沙緒ちゃんの
髪を掴む。全身がかくかくと震える。美沙緒ちゃんは激しい動きを止め、ちゅうちゅうと音を立てて
吸い出している。
ああ……今、美沙緒ちゃんのお口に、千鶴君のが注がれているのね……。そのまましばらく震えて
いた千鶴君は、壁にもたれたまま、ずるずる……ぺたんと尻餅をついてしまう。
美沙緒ちゃんは、まだお口を離さない。
「ふはー、はー、はー……えへへ、美沙緒さんがあんまり上手なんで、いっぱい出ちゃった」
いたずらっぽい表情でぺろっと舌を出す千鶴君。はうぅぅ……か、可愛いぃぃ……っ!
その顔に美沙緒ちゃんも見蕩れてしまったようで、上目遣いで千鶴君を見上げる顔が、恋する乙女
のように上気しちゃってる。いやまあ、私達全員、千鶴君に恋しちゃってるんだけど。
「んー、ううーん♪」
そして咥えたまま猫撫で声を上げると、ごきゅごきゅという音が聞こえてきそうな程大きく喉を動
かした。
ああ、の、飲んでる……千鶴君の……。いいな……私も、もっと欲しいよぉ……。
さらにちゅうちゅうと、中に残った分も吸い出す美沙緒ちゃん。その刺激が堪らないのか、千鶴君
が「ああっ、あっ……んぅっ!」と切なく素敵な声を上げ、私達をさらにときめかせる。
全て飲み干したんだろう、美沙緒ちゃんの喉の動きが止まる。だけど千鶴君のを離す気配は無く、
咥えたまま、再びお口をもごもごさせ始めた。
「ううぅっ! み、美沙緒さんっ! うあっ、ああっ!」
達したばかりを責められて、千鶴君はさらに悩ましげな悲鳴を上げる。でも仕方ないよね。美沙緒
ちゃんのお口からのぞくそれは、まだまだ全然おさまっていないんだもん。鎮めるには、もっといっ
ぱい出させてあげないと……。
だけど、私に代わってくれても、いいじゃない……。うう、わ、私だってご奉仕、したいのに……。
お口の中に、さっき口移しで貰った千鶴君の味が甦る。その記憶だけで、背中にぞくぞくと何かが
走り、おまたと胸の先端がじんじんと疼く。耐え切れず、とうとう私は指を下に伸ばし、快楽に喘ぐ
千鶴君の顔を見ながら自らを慰め始めててしまう。
くうぅぅっ、はっ、恥ずかしいよぉ……っ! で、でも、もう、我慢できないんだもん……っ!
幸いなことに、二人とも行為に夢中でこちらを見てはいない。気付かれないよう、私は左の人差し
指を噛んで、はしたない声を抑える。
「うあ……っ! みっ、美沙緒さんっ! また、出るよ……ふあっ、ああああ……っ!」
そうしている内に、千鶴君がまた低く呻いて、美沙緒ちゃんの口中へ精子を追加した。
美沙緒ちゃんはそれでも口の動きを緩めず、それどころかさらに激しく責め立てる。窄めたほっぺ
たが凄い勢いでうねり、内側の舌の蠢きを物語っている。
「うああだっダメぇっ! 出てる時れろれろしないでぇっ! あーっ! あーっ!!」
千鶴君は美沙緒ちゃんを引き剥がそうとするけど、美沙緒ちゃんは腰にがっちりとしがみつき、離
れない。
「あああっ! も、もういいっ、からっ! もう萎え始めてるからっ! もっもうっうひゃあっ!
ああーっ! あっあぐうぅぅぅぅ……っ!!」
千鶴君の首がのけ反り、両足の指がきゅっと丸まった。立て続けにイっちゃったみたい。
美沙緒ちゃんのお口はまだ止まらない。
「あ゛ーっ!! もうダメぇっ!! ほんとにダメだってばぁっ!! もう萎えてるでしょおっ!?
あおっおぉーーっ!! また出ちゃうっ!!」
じたばたと暴れながら、千鶴君が――こっちに顔を向けた!
きゃあーっ!! いやあーっ! よりによって、中指出し入れしてるとこ、見られちゃったーっ!!
「ふっ冬百合さんっ! オナってないで助けてぇっ! おひっ、んぐっ、んおおぉーっ!!」
悲鳴を上げ、身をよじりながら千鶴君が助けを求めてきたけれど、はしたない姿を見られてしまっ
た私は、恥ずかしさの余りその場に座り込み、身体を隠すようにして丸まり、顔を伏せてしまった。
ご、ゴメンね、千鶴君……。
「ちょっ、ふっ、冬百合さんっ!? うあっああっ! みっ、美沙緒さんっ! お願いだから半勃ち
おちんぽ無理矢理イかせないでぇーっ! あっ! もうっ! あ゛ーっ! あ゛ーっ! あ゛ーっ!
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……っ!!」
甘い呻き声を吐きながら、千鶴君はまた達してしまったみたい。その声が魅力的過ぎて、うずくま
りつつも、私は指の動きを止められない。んっ、んっ、んっく……ふああ、千鶴君のイき声を聞きな
がら、私もイっちゃうよぉ……っ!
「おあ゛ーーっ! あ゛ーーっ! もうダメもうダメもうダメぇっ!! もう萎えてるからあっ!
あ゛ーっ! 萎えたまま出りゅぅーっ!! ん お゛お゛……っ!! ふひぃっ! もうやめれぇっ!
あぐぅっ! つ、つらいんだよぉっ! ちんちん痺れちゃうからぁっ! あ゛ーっ! あ゛ーーっ!
ん あ゛あ゛あ゛ーーーっっ!!」
休む間もなく、さらに何度もイかされちゃったんだろう。千鶴君は、まるで少女の断末魔のような
叫び声をあげる。彼の、切なく追い詰められた絶叫と共に、私も達してしまう。
「んっ、きゅうっ、うぅ――っ!」
指を噛んでいるのに、恥ずかしい声が漏れてしまう。
下を向き、必死に声を抑えようとしていると、ばたんばたん……っと床を叩く音が聞こえてきた。
そっと顔を上げて目を遣ると、いつの間にか千鶴君の上に逆向きに馬乗りになった美沙緒ちゃんが、
お口にいっぱいの精子を含んだまま、半分以上萎えてしまった千鶴君のを左手で掴み、右手の平で、
先端の粘膜の部分だけを円を描くようにひたすら撫で回していた。
音の正体は、狂ったように暴れる千鶴君の足が床を叩く音だった。
「あぎゃぁおおおおっ! んっおーっ!? お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛……っ!!!」
美沙緒さんはお構い無しに千鶴君を責めたて続ける。千鶴君は身をよじってなんとか抜け出そうと
しているけど、マウントポジションを取られた上、両腕も足に踏まれてしまっていて、動かせない。
やがてそれですら耐え難くなったのか、千鶴君の足はぐぐっと力んで内股に固まった。指先はきゅうっ
と丸まり、ふるふると小さく震えている。されるがままの千鶴君の姿を見て、私はまたときめいてし
まう。庇護欲に似た感情で、胸がきゅうんと高鳴る。だけどその感情とは別に、妙な嗜虐欲までもが
刺激されてしまい、今しがた達したばかりだというのに、私の体はまた発情してしまう。
うう……私、恥ずかしい娘だ……。いたたまれない気持ちになりながらも、目は千鶴君の痴態から
逸らす事ができない。
「あ゛お゛お゛お゛っ!! お゛お゛お゛お゛っ!! も゛う゛い゛や゛ーーっ!! も゛う゛い゛
や゛ーーっ!! お゛ち゛ん゛こ゛こ゛わ゛れ゛る゛ーっ!! ん゛か゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
あ゛あ゛あ゛あ゛…………っ!!」
やや持ち上がってる程度の萎えた状態のまま、千鶴君はさらに何度も射精する。どろどろした白い
体液が、美沙緒ちゃんの指に絡み付いていく。
途中から、びゅーっびゅーっと、射精の勢いがすごく激しくなった。――ううん、精液にしては、
やけに透明で粘りもないし、量も多い。あれって、もしかして……お潮? すごい……男の子がお潮
吹いちゃうとこなんて、初めて見た……。
「あ゛か゛ーーーーっ! ん゛お゛お゛ーーーっ!!」
ぷしゃあー……ぷしゃあー……。
断続的な潮吹きを強制される千鶴君。
「も゛う゛や゛め゛れ゛ーーっ!! あ゛お゛お゛っ!! う゛き゛い゛ーーっ!!」
必死の懇願も無視して、美沙緒ちゃんはひたすら責め続ける。千鶴君のお潮が、彼女の顔や腕や胸
にかかり、メイド服を濡らしていく。
ぴゅー……ぴゅー……ぴゅっ、ぴゅっ、ぷしゃあー……。
その後も、美沙緒ちゃんは何度も何度も千鶴君にお潮を吹かせた。もう完全に萎えきってしまって
からも、しばらく快楽責めから解放しなかった。
「はーー……はーー……はひっ……はーー……あーー……けはっ」
手足をだらんと投げ出し、廊下に横たわりながら、肩で息をする千鶴君。あそこももう、すっかり
力を失って、やっぱりだらんと垂れ下がってる。千鶴君は恨めしげな目で美沙緒ちゃんを睨め付けて
いるけど、当の美沙緒ちゃんはしれっとしたもので、口の中に溜まった大量の精子をいったん手の上
に出し、千鶴君と私に見せ付けた。
「あ……」
思わず、羨ましげな声が出ちゃう。
「あらいやだわ冬百合さん、そんな声をお出しになって。あなたは先程頂いたでしょうに。意地汚い
ですわよ? これは、わ・た・く・し・の、ですわ」
そう言って手に唇を付けると、じゅるるるるる……と音を立てて啜り上げ、口の中に戻す。そして
くっちゃくっちゃくっちゃ……と、味を確かめるように咀嚼し、ごっくんと嚥下した。
「えふっ……ふうぅぅ……ああ……千鶴さんのお味ぃ……」
そしてそのまま、その場にへたり込んでしまう。千鶴君のを飲み込んで、達してしまったみたい。
きっと、さっきもお口に出されるたびに、軽い絶頂を迎えていたんだ。羨ましいな……。
とりあえず私は、千鶴君の体を抱き起こした。
「ち、千鶴君……その……だ、大丈夫?」
「はー、はー……ん、ありがとう冬百合さん。冬百合さんは優しいね」
千鶴君は天使のような笑顔で私の髪を撫でてくれる。
きゃう……っ!
それだけで、心がふわふわしちゃう……お腹の奥が、きゅうんって、なっちゃう……っ!
「それにひきかえ、美沙緒さんってば、もお……。後でお仕置きだからねっ!」
「まあ、心外ですわ」
美沙緒ちゃんは座り込んだままこちらにじり寄ってくると、私の反対側から千鶴君の体の下に手を
差し入れ、支えた。
「このくらいしっかりぴゅーぴゅーさせてあげませんと、千鶴さん、すぐまた復活してしまいますで
しょう? わたくしは、千鶴さんのお望みに応じて、ただ必要な処置を施しただけですわ」
「……だ、だからって、こんな」
「第一千鶴さん、あなただって事あるごとにわたくし達を無理矢理お責めになるじゃありませんの。
人の事言えませんわ。ねえ、冬百合さん?」
「ふぇっ!?」
え、わ、私に振るの……っ!?
ええっと、まあ、確かに……昨夜だって、私にいやらしい言葉、いっぱいいっぱい言わせるし……。
言わせながら、恥ずかしいポーズとらせるし……。それに、何回も何回も、もうダメですって、許し
てってお願いしても、しつこくしつこくイかされたし……。
「あ、あの……うん。い、イっちゃった後は、その……優しくして、欲しいかも、です……」
「……ぼく、優しくない?」
「そっ、そんな事はっ……あの、その………………と、時々……」
「うー」
私の言葉に、千鶴君は唇を尖らせた。
「なんだよもー、二人してー! ぼくはご主人様だからいーのー!」
じたばたじたばた。手足を振り回して駄々をこねるご主人様。やだもう可愛い……っ!
「だ、だいたいっ! もしあの状態でぼくが本気で抵抗して、美沙緒さんの顔とか蹴っ飛ばしたりし
ちゃってたら、どうするのさっ!?」
「あら」
美沙緒ちゃんは、分かりきった事を聞く子供に言い聞かせるように、優しげに微笑み、言った。
「千鶴さんはそんな事しませんわ」
……うん、そうよね。千鶴君、私達を本当に傷付けるような事は、絶対しない。だからこうして、
喜んでお仕えしてるんだもの。だから……。
「だから……千鶴君、大好きです……」
「……っ! ん、もう……んもうっ、二人ともぉ……っ! あーもーいーよ! とにかく! ぼくは
おトイレ行ってくるからねっ! 二人は先にお風呂場行って、頼子と一緒に待っててよねっ!」
千鶴君は私達から顔を背けると、よろよろと立ち上がり、ふらふらと壁伝いに歩いてお手洗いの方
へ行ってしまった。あれ、ど、どうしよう……お、怒らせちゃったかな……?
「ふふ、珍しい。千鶴さん、照れてましたわね」
……えっ?
「う、嘘……もしかして今の、照れ隠し、だったの?」
「えっ?」
「えっ?」
美沙緒ちゃんは驚いた顔で私を見た。
な、何……? 私、なんか変な事、言った?
「照れ隠しって言う程、隠してなどいませんわよ? ばればれですわ」
ええっ!? そうなの!?
「と言うか、あんな分かりやすいツンデレにも気が付かないなんて……。前々からそうかなとは思っ
ていましたけど、冬百合さん、あなた、もしかしてかなり鈍感な方なんじゃありません?」
「ど、鈍感……」
そ、そんな……。そんな事は……。だ、だって……。
「ち、千鶴君は、『冬百合さんはとっても敏感だね』って言ってくれました!」
「……それは意味が違いますでしょう?」
溜息を吐きながら首を振る美沙緒さん。あう……ちゅ、中学生に馬鹿にされた……。
「まあいいですわ。とにかく、わたくし達もさっさとお風呂に向かいますわよ」
「あ、は、はい」
美沙緒ちゃんにうながされるまま私も立ち上がり、お風呂場へ向かうのだった。
今回はここまでです。
お読みいただきありがとうございました。
続きは、またそのうち。
来週くらいには。
>>330 なんでかと言えば当然レスアンカーミスですw
GJ!
続きを全裸待機して待ってますんで、風邪引かないうちにたのみます!
スレとは直接関係ないけれどPSPのゲームでハーレムしかも、
孕ませアリなゲームが出るみたいよ(エロゲーじゃありません)。
http://www.enterjam.com/?eid=4020#sequel スパイクが産み出す新たな挑戦!『CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ!』を発表!
「俺の屍を越えてゆけ」に似たコンセプトだな。
「世界を覆う穢れを祓うこと。そのために『十二星座の巫女』と子を成すこと。」
ってあるから主人公がヒロインたちを孕ませて子供を作らないと世界が滅ぶ
という。
>333
出産スレでそれの話題が出ていたな。昔、それっぽいネタを書き込んだという人とか。
理想郷にある逆行ものの作者さん、被災されていたのだなあ。
次の正月用企画のタイトルだけ思いついた。
『新春言祝大戦ドラゴンハーレム』
ドラゴンの魂を宿した女の子を何人ゲットできるか、みたいな。
いっそ人外全般で、とか思ったけど、干支にかけてるんだな
>337
その次は蛇娘か。
とりあえず、作成のモチベーション上げるのと、納期意識を持つために言ってみた。
『勇者ポーカー』みたいな感じになる予定。
あまり迷惑をかけないように配慮するよ。
>>340 期待してる
俺、今度こそ小ネタでもSSにして投下するよ
最近サキュバスクエストにハマってるお・・・。
フリーウェアのエロゲーなんだがSEXして夢魔を倒すというシステムなんだ。
絵が可愛いので手軽に抜けるし、地味に戦闘音楽などがよくできている。
ttp://sqdt.net/
344 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/15(火) 05:07:22.99 ID:uKbIxRyx
なんで今更。しかもフリーなのって短編の追加なし版だけじゃねーの?
というか昔結構やりこんだけど、ハーレムってよりやり捨て&セックスバトルだし
ここで紹介する類のものじゃないだろ。
おはようございます。
「上津美千鶴の平穏な一日」
>>327の続きを投下させていただきます。
登場人物:よみがな
・原井部 頼子(はらいべ よりこ)
・他は
>>101参照です。
※
・今回はご主人様のために体温めておきましょう的な百合です。
百合とかレズとか絶対やだー! って人はご注意ください。
・あとはいつも通りハーレム主が男の娘注意です。
・ちょっとだけスカ会話あります(スカ行為はありません)。
本当、広いお風呂よね……。浴室っていうより、大浴場? 千鶴君と私達メイドが全員が入っても
まだ余裕がある。まあ、お掃除がちょっと大変だけど。
そんなお風呂場の、実家の私の部屋の数倍はある脱衣所で、美沙緒ちゃんがメイド服を脱いでいく。
私はもう脱ぐ物もないし、先に入ってても構わないんだけど、何となく隣で待っている。
あ……やっぱり美沙緒ちゃんのパンツ、お漏らししたみたいにぐしょぐしょになってる……。
「なっ、何ですの? 人の下着をじろじろと……」
「ごっ、ごめんなさい……あの、ただ、すごく濡れてるなって……」
「それは、し、しかたないじゃ、ありませんの……。千鶴さんのお情けを、あんなにたくさん注ぎ込
んで頂いて、いっぱい飲ませて頂いたんですもの。濡れるどころか、浅いのが連続して来てしまいま
したわ。それを言うならあなただって、ほら」
美沙緒ちゃんはそう言って、私の内腿に手を伸ばした。
「んひゃっ?!」
「わたくし以上に濡れてらっしゃるじゃありませんの。こんな所にまで涎を垂らして……」
そして、恥ずかしい粘液を塗り広げていくように、私の敏感な内腿を愛撫する。柔らかい虫が這う
ような巧みな指使いに反応して、私の奥から、またいけないお汁があふれて来ちゃう……。
美沙緒ちゃんは流れ出したそれを指ですくうと、私の目の前に突き出し、見せ付ける。
「ほら、こんなに。冬百合さん、わたくし達を横でただ見ていただけですのに……やはり千鶴さんの
仰る通り、冬百合さんは相当の好き者なんですわね」
「だっ、だからっ! 私は、好き者じゃ、ないですってばぁ! それに、た、ただ見ていただけじゃ
……ない、です、もん……」
「おほほ、そうでしたわね。我慢出来ずに、ご自分でなさってましたものね」
「……はうぅ」
「それでよくもまあ『しゅきものじゃ、にゃいれしゅぅ』などと。一体どの口で仰るのかしら」
「わっ、私、そんな喋り方じゃありませんっ! そ、それに……それに……」
「それに?」
「それに、わ、私だってっ! 朝、千鶴君のを、お口にもらったんですもんっ! ちゅーしながら、
もらったんですもんっ! しかたないんですもんっ! えっちな気分に、なっちゃったんですもんっ!
美沙緒ちゃんと、一緒なんですもんっ!」
4つも年下の子にえっちな行為を指摘されて、はしたない娘と決め付けられて、恥ずかしくて悔し
くて、顔を真っ赤にして反論してしまう。反論というか、言い訳だ。無理があるとか大人気ないとか
思うよりも前に、言葉だけがどんどん先行してしまう。
美沙緒ちゃんは、私の勢いに驚いたようにやや身を引いた。
「ふ、冬百合、さん……?」
「それにっ! それに美沙緒ちゃんにだってっ! さっき廊下で、あ、あんな風に、キスされてっ!
ぞくぞくってしちゃったんですもんっ! 我慢できなくったって、しかたないんですもんっ! 私が
好き者だからじゃないんですもんっ! 全部全部、千鶴君と美沙緒ちゃんのせいなんだからーーっ!」
はぁっ、はぁっ……。
ぶんぶんと腕を振りながら、勢いに任せてそこまで言い放ってしまった後、ちょっぴり我に帰った
私は、急に自分の言った台詞の恥ずかしさに堪らなくなって、両手で口を押さえ、顔をさらに赤くし
てしまう。ああ、もう、私、何叫んじゃってるのよぉ……っ! 顔、耳まで熱いよぉ……っ!
そんな私を、美沙緒ちゃんはそっと抱きしめた。
「ふあ……み、美沙緒、ちゃん?」
「やですわもお! 冬百合さんってば、年上なのに可愛すぎですわっ! 千鶴さんがいじめたくなる
のも、分かりますわねぇ」
そう言って、さらにぎゅっと、抱きしめる腕に力を込める。私達のお胸が、押し合って潰れる。
……あ、お胸はまだ、私の方があるみたい。ちょっとほっとする。そしてすぐ落ち込む。中学生と
張り合って、どうするのよ……。
美沙緒ちゃんは、軽い自己嫌悪に陥っている私をさらに強く抱き締めると、乳房で乳房を愛撫する
ように円を描き始めた。すっかり固くなったお互いの先端同士が、こりこりと擦れ合う。その度に、
お胸の先から電流が走り、背筋を通っておまたを痺れさせる。
「んっ、あっ……っ! だ、ダメぇ、美沙緒ちゃん……あっ、やあ、ダメ、ですぅ……ふあぁっ!」
「まあ冬百合さんたらっ、んっ、も、もしかして、勃起乳首こすられて、あんっ、イきそうなんです
の? おほほほ、なんともはしたないお体ですわね。恥ずかしがり屋に、ふぅんっ、な、なるはずっ、
ですわっ! んっ、ふぅ……ふぁぁっ!」
「いやぁ……ち、ちが……ああっ! ああっ! やだぁ……んんーっ!」
そ、そんな、はしたない体、なんて……っ! それは美沙緒ちゃんだって、同じでしょお……っ!
美沙緒ちゃんだって、えっちな声、出てるじゃない……っ!
そう思うけど、快感のあまり頭がぼうっとしてしまって、上手く言葉に出来ない。恥ずかしい喘ぎ
声しか出せない。
しかも、抱き締められながらなので、美沙緒ちゃんの耳にささやくような格好で……。いやぁ……
きっ、聞かないでぇ……っ!
「おほほ、さあ、恥ずかしくイってしまう所も、早く見せて下さいませっ!」
「んーっ! ああ、ふうぅ……っ!」
「いつまで待たせるの」
ああっ、もっ、もうっ! もうダメぇ……っ!
「きゃうぅっ!?」
奇妙な悲鳴を上げながら、崩れるように座り込んでしまった。……美沙緒ちゃんが。
えっ?
「きゃあっ!?」
抱き締められていた私も当然、美沙緒ちゃんに引きずられて、彼女にのしかかる様に倒れてまう。
そして図らずも、美沙緒ちゃんのお腹に頭突きを食らわせてしまった。
「ぐげえぇっ! げほげほっ! げほ……っ! ちょ、ちょっと、冬百合さんっ!? 痛いじゃあり
ませんのっ! 思わず乙女にあるまじき呻き声を上げてしまいましたわっ!」
「あ、ご、ごめんなさ」
「謝らなくていい。美沙緒は乙女じゃない」
「……えっ?」
「な、なんですってっ!?」
上からの声に顔を上げると、そこには無表情の女の子が全裸で仁王立ちしていた。
前髪をぱっつんに、後ろ髪は肩で切りそろえた、精巧な日本人形といった佇まいのこの美少女は、
原井部頼子ちゃん。千鶴君と同じ13歳で、私達の誰よりも長く千鶴君にお仕えしている、最古株の
メイドさんだ。なんでも原井部家というのは代々上津美家に仕えてきた家系らしく、千鶴君と同じ年
に生まれた頼子ちゃんは、当然のように千鶴君にお仕えする人間として育てられたそう。この事を初
めて聞いた時は「どこの江戸時代の話?」ってびっくりしたし、法律とか人権とか、色々と気になっ
たけど、でも、今は単純に羨ましいって思っちゃう。だって、生まれながらにして千鶴君のもの――
なんて、なんだか運命的じゃない? 私も、千鶴君の為だけに生まれてきたかった、かも……。
「ちょっと頼子さん!? 今わたくしに膝かっくんなさったでしょう!?」
「した」
私の下敷きになったまま声を荒らげた美沙緒ちゃんに、頼子ちゃんは表情を変えずに答える。
あ、だから美沙緒ちゃん、転んじゃったんだ。
どうでもいいけど頼子ちゃん……おまた、丸見えだよ……。
「し、したって、あなた……なんでそんな事なさいますのっ!?」
「時間」
「え? あ、そ、そうですわね……いえ、わ、分かってましてよ!? 早く千鶴さんをお風呂にお入
れしないと、遅刻してしまうと仰りたいんでしょう?」
こくんと頷く頼子ちゃん。
この子って口数が少なくて、時々こうして必要最低限の言葉しか喋らない事があるんだよね……。
付き合いの長い千鶴君や美沙緒ちゃん、それに日菜さんやそのお子さんの菜々ちゃんといった人達に
は、それでも通じるみたいだけど。
とりあえず、私達は立ち上がった。美沙緒ちゃんは立ち上がりながら、再度抗議する。
「ですけど注意を促したいのであれば、一声掛けて下されば良いではありませんの!」
「掛けた」
「何も転ばさずとも……え?」
「声は掛けた。『いつまで待たせるの』と。でも二人ともレズプレイに夢中で気が付かなかった」
え? そ、そうだった……? ぜ、全然分からなかった……。
だって、仕方ないじゃない……美沙緒ちゃんがあんな風に、お、おっぱいを……するから……っ!
「だって、仕方ありませんわ。冬百合さんがおっぱいで可愛くおねだりするんですもの」
「してませんーっ!」
そっちからしてきたんでしょうっ!?
涙目で睨み付けるけど、美沙緒ちゃんはそれを軽く受け流す。
「まあ、お口では催促なさいませんでしたけど、はしたない体はしっかりと恥ずかしい欲求を訴えて
らっしゃったじゃありませんか。あんなにびしょびしょに濡らして。乳首もびんびんでしたわ」
「そう。冬百合は恥ずかしい子ね」
「ううー……」
よ、頼子ちゃんまでぇっ! ばかぁ……っ!
思わず両手で顔を覆ってうずくまってしまう。そんな私に美沙緒ちゃんと頼子ちゃんは
「そういうのはいい」
「早くお風呂で千鶴さんをお迎えする準備をいたしましょう。冬百合さんの淫乱なお体の、ね」
と促した。そして両側から腕を掴んで無理やり立ち上がらせ、浴室に連行する。
そ、そういうのって、何よぉ……っ! 淫乱な体じゃ、ないもん……っ!
もう、二人して、いじめないでよぉ……。
「美沙緒、千鶴は」
私を引っ立てながら、頼子ちゃんが尋ねる。
「今、お花を摘みに行かれてますわ。じきにお見えになりますわよ」
「そう……」
美沙緒ちゃんの答えを聞いた頼子ちゃんの声は、少し残念そうだった。
「おしっこなら、私達が飲むのに」
「そ、そう……ですわね……。で、でも、大きい方みたいでしてよ?」
「千鶴のなら……でも千鶴が嫌がるからやめとく」
「……え、ええ……その方が、よろしいと思いますわ……」
頼子ちゃんの発言に、流石の美沙緒ちゃんも引き気味だ。私も、ちょっと引いちゃう。
おしっこなら、精子の延長みたいなものだし、まだ耐えられるっていうか、むしろ喜んでって感じ
だけど、でも、大きい方となると、いくら千鶴君のでも、ちょっと……ねぇ? 千鶴君も、その趣味
はないって言ってたし……。
「そ、それにしても」
と、扉を開け、中に入りながら話題を変える美沙緒ちゃん。どこかの温泉旅館かスパリゾートの様
な岩風呂は、とにかく広い。床は頼子ちゃんがあらかじめお湯を流しておいたんだろう、すでに温か
くなっている。
「『乙女じゃない』とは聞き捨てなりませんわね。このうら若く清楚で麗しいわたくしを、オバサン
だとでも仰るおつもりかしら?」
……あ、自分で言っちゃうんだ。まあ、うら若くて麗しいのは否定はしないけど……清楚?
「何を言っているの」
頼子ちゃんはあきれた様な声で答える。
「あなたも私も、乙女は千鶴に捧げたでしょう」
「あ、ああ、そう言う意味でしたのね……。それなら確かに、前の乙女も後ろの乙女も、千鶴さんが
優しく奪っていってくださいましたわ」
美沙緒ちゃんは納得って感じでそう言うと、こちらを見て、勝ち誇った様に笑った。
「冬百合さんは、まだ後ろの乙女を捧げてらっしゃらないそうですけど。おほほほほっ!」
「冬百合、千鶴にお尻でイかせてもらった事、無いの? 可哀想に……」
頼子ちゃんは憐れみの目を投げかける。
な、何よ……そんな……可哀想言わないでよ……っ! わ、私、だって……っ!
「わっ、私だって! お尻でイかせてもらった事くらい、ありますもん! 昨日だって、千鶴君に、
お尻でいっぱいイかされましたもんっ! 今日もこれから、お尻に千鶴君の、お、おちっ……んっ、
いえ、そ、その……あれを、く、くれるって、言いましたもんっ!」
「まあ」
「へえ」
「……」
二人が、私の顔を凝視する。
……ああっ! またのせられて、恥ずかしい事、口走っちゃった……っ! やぁ……見ないでぇ……。
だけど、左右から腕を組まれているので、逃げ出す事も、顔を隠す事も出来ない。
「今の発言をどう思われます? 頼子さん」
「言いたい事は理解した。冬百合はお尻を犯されるのが大好きな、恥ずかしい子」
「ふえぇっ!?」
や……ち、違……違うのぉっ!
「おほほ、昨日もお尻でいっぱいイけて、良かったですわね」
「今日もこれからお尻を犯してもらえる。羨ましい」
「な、何でそうなるんですかぁっ!?」
「何で? あなた今自分でそう仰ったじゃありませんの」
「『昨日もお尻でイかせてもらった』『今日もこれからお尻にくれる』。自慢げにそう言った」
「あ、うぅ……」
べっ、別に自慢したかったわけじゃ……っ! ただ、二人が、あんな言い方、するから……っ!
「さあ、では冬百合さん。これからお尻に頂く為に、準備しておきましょうね」
「良くほぐしておかないと。千鶴のは大きいから」
頼子ちゃんは、壁際に置いてある、かなり大きめのお風呂マットを持って来て、床に敷いた。
え、じゅ、準備……? ほぐすって、ま、まさか……っ!
「あ、や……ちょ、ちょっと、待ってぇ……っ!」
必死で抵抗する私を、美沙緒ちゃんと頼子ちゃんは二人がかりでバスマットに跪かせる。そして、
美沙緒ちゃんが膝を、頼子ちゃんが手首を掴んで、そのまま私を無理矢理四つん這いにさせる。
「まあ、絶景。前後の穴が丸見えですわ」
後ろから覗き込んだ美沙緒ちゃんが言う。
いやあーっ! ダメぇーっ! 見ちゃ、やだぁ……っ!
私は体をひねって視線から逃れようとするけど、手足を押さえられていて、全然動けない。
ああ……見られてる……っ! 恥ずかしいところ、全部見られちゃってる……っ!
「おほほ、恥じらいながら、震えるお尻を左右に振るなんて、誘っているようにしか見えませんわよ?」
「やだぁっ! 違いますぅっ! お、お願い……見ないでぇ……っ!」
「まったく、冬百合さんたら。もう散々見られてますでしょうに。まだ恥ずかしいんですの? 一体
どれだけ恥ずかしがり屋さんですの? もうそろそろ恥ずかしがりの在庫が切れてもよろしいんじゃ
ありませんこと?」
「やぁ……へ、変な言い方、しないでくださいぃ……っ!」
好きで恥ずかしがってるわけじゃ、ないんだからぁ……っ! で、でも……見られたくないのは、
それだけが理由じゃないの……。だって、だって……っ!
「あら? あらら? なんですの? 恥ずかしい恥ずかしいと仰っておきながら、ここはうれし涙を
流し始めてらっしゃるじゃありませんの」
ああっ! いやぁっ! 言わないでぇっ!
「まあまあ、そうでしたの。冬百合さん、ただの可愛い恥ずかしがり屋さんではなくて、恥ずかしい
のが気持ち良い、露出狂の変態さんでしたのね」
「うぅ、ううー……っ!」
私はぶんぶんと首を振って否定する。けど、はっきりと証拠を見られてしまっている以上、それに
説得力なんか無い。涙を流しながらぎゅっとつむった私の目尻を、頼子ちゃんがペロッと舐めた。
「んひゃぁ……っ!」
「そうね。冬百合の涙、変態が流す嬉し涙の味」
「なっ、なんなんですかぁそれはぁ……っ!」
「しかしそうなるとあれですわね、冬百合さんがいつまでたっても恥らいを忘れられないというのは、
実は初心だからではなく、淫乱だから、なのでしょうね。いつまでたっても、見られて、恥らって、
それでいやらしく喜んでいるんですもの」
「あうぅ……」
わ、私だって、元からそうだったわけじゃ、ないもん……っ! ただ、千鶴君に恥ずかしい格好を
見られたり、恥ずかしい台詞を聞かれたり、恥ずかしい匂いを嗅がれたり、恥ずかしい場所を触られ
たり、恥ずかしいお汁を味わわれたりしてるうちに、だんだんだんだん、えっちな気分になるように
なっちゃった、だけだもん……っ! 千鶴君に調教されちゃった、だけだもん……っ!
あ……やだ……今、美沙緒ちゃんのいる位置に、千鶴君がいる事を想像しちゃった……っ! どう
しよう……か、体が、反応しちゃう……っ!
「あら、おほほほ。お尻の穴がひくひくと、窄んだり開いたりして誘ってますわ。いやらしい涎も、
さらに溢れて床に滴ってますわよ。くすくす、我慢できませんのね。仕方のない方ですこと。心配し
なくとも、ちゃんとして差し上げますからね」
言いながら、美沙緒ちゃんの顔が近づいてくるのが分かる。お尻に、息がかかる。
ああ……ダメ……ダメぇ……っ!
「んっふあぁっ!」
お尻の穴に濃厚なキスを受け、私は悲鳴を上げて、手足を押さえつけられたまま仰け反ってしまう。
さらに美沙緒ちゃんは、尖らせた舌でつんつんと穴を突く。
「やぁ……き、汚いですぅ……っ!」
「冬百合さんの体で汚いところなんてありませんわ。っていうか、千鶴さんに汚い場所を犯させたり
など、させられませんわ」
皺の一本一本を確かめるように、執拗に舐める。
「ふぅ……んんぅ……っ!」
そしてぐぐっと押し付け、ゆっくりと私の中に侵入してきた。
「うあ……ああ……っ!!」
くにくに、くにくに……と、巧みに舌を蠢かせ、お尻の味を味わう美沙緒ちゃん。腰を引いて逃げ
ようとしても、手足を押さえられたままでは少ししか動かせないし、美沙緒ちゃんの舌も追いかけて
来る。ああ……いやぁ……っ! 千鶴君といいこの子といい、まだ中学生なのに、どうしてこんなに
上手なのぉっ!? 私、もう……もう、イっちゃう……っ!
だけど、美沙緒ちゃんは寸前で舌を離してしまう。
「み、美沙緒ちゃん……!? な、なんでぇっ!? なんでぇっ!?」
今度は私が、美沙緒ちゃんの舌を追いかけるようにお尻を突き出してしまう。だけど当然追い付く
事はできない。寸でのところで快楽に逃げられてしまったお尻は、勝手に左右に振れておねだりして
しまう。は、恥ずかしいよぉ……っ! でも、それ以上にもどかしくって、止められない……っ!
「あら、おちんちんはまだでも、お尻でイけるくらいには開発済みですのね。でもまだダメですわ。
千鶴さんが犯す前にわたくし達でイかせてしまうわけには、いきませんもの」
「そ、そんなぁ……っ! い、いじわる、しないでぇ……っ!」
私は堪らず、腰を後ろへぐっぐっと突き出して愛撫を求めてしまう。恥ずかしいけど、でも、我慢
出来ないよぉ……っ!
そんな私に、美沙緒ちゃんは言い渡す。
「おほほ、いじわるなどしませんわよ? 先程言った通り、ちゃんとしてあげますわ。まあもちろん、
イかせて差し上げる事は出来ませんけれど、ね」
そして再び、お尻をお口で責める。
「いやぁ……ひ、ひどいですぅ……んっ! ああっ! ふあぁ……っ!」
でもまた、イく寸前で舌を離す。
「うあぁ……っ!」
間を置いて、また舌を……そしてまた寸前で離し……。
ああ……もう……おかしく、なっちゃう……っ!
「お、お願い、美沙緒ちゃん……っ! 何でもするからっ! 恥ずかしい言葉も、何でも言うからっ!
だから、お願いっ! 最後までしてぇ……っ!」
「ダメですわ。千鶴さんのための準備ですもの。これもメイドの務めですわ」
「あなたも千鶴のメイドなら、千鶴の事を第一に考えないと」
頼子ちゃんまでそんな事を言う。
「だいたい冬百合さん、あなた恥ずかしいのが快感の変態ではありませんの。恥ずかしい事しようが
言おうが、なんらペナルティにも交換条件にもなりませんことよ」
美沙緒ちゃんはそう言うと、また私のお尻に舌を這わせる。
「そんなぁ……そんなぁっ!」
「冬百合、安心して」
頼子ちゃんが、いたわる様な口調で囁く。
「冬百合のやらしい、恥ずかしい顔は、私が見ていてあげるから」
やぁ……ダメぇ……み、見ないでぇ……っ! ますます、我慢できなくなっちゃうからぁ……っ!
美沙緒ちゃんの舌は構わず私を苛み、焦らす。頼子ちゃんは、そんな快楽に歪む私の顔を、じっと
見つめ続ける。こんなの……気が、狂っちゃうよぉ……っ!
「ひうぅぅーっ! ああ……もうやぁっ! もう、いやぁっ!!」
お願い……っ! 千鶴くぅん……っ! 早くぅっ! 早く、来てぇ……っ!!
今回は以上です。
読んでいただいた方、毎度ありがとうございます。
ではまた。
乙
GJ
だがやはり射精シーンがないと寂しいな
続き期待
媚薬ザーメンの魅力
媚薬もいいが、不思議な薬・魔力とかで平凡な男がハーレム作る
パターン(ありがちやね)のも読んでいきたいね・・・・。
長めのハーレム物を投下もしくは投稿するならどこがいいかね?
ここじゃ邪魔になるほど長いのかい?何レス位?
ちなみにこのスレの残り容量は140kbほど。
きりのいいところで分割してもいいと思うよ。
流れを読まずに10レスほどの短編を投下。
注意事項
ファンタジーもの・ショタ主・タイトル無し・ヤマ無し・本番無し
気に入らないという方はIDでNG登録をお願いします。
青空の下、穏やかな昼下がり。
町から少し離れた街道には、時折通る旅人の他に人の姿は無い。
人気のない街道の脇、視界を遮る草むらを抜けた先で、
「だ、だめ、駄目です、駄目ですってばぁっ、うっ、うぁぁ…」
少年が一人、何かを堪えるように目を固くつむり、弱弱しい悲鳴を上げていた。
少年の名はクリス。若くして勇者として選ばれ、魔王を倒す旅に出た勇敢な剣士として世間に広く知られている。
身体が小さく、童顔と相まって、実際の年齢よりも幼く見えてしまうことが悩みの種。
それが世の一部女性達からの人気の元であることには無自覚だった。
そんな彼の大きく開いた足もとに、
「んー?何が駄目なんだ、クリス?お前のココ、何度出してやっても収まらないじゃないか」
「んちゅっ……んっ………ん〜っ……ちゅっ…」
膝をついて足にしがみ付き、クリスのむき出しの股間に顔を寄せる二人の女性。
彼の履いていたズボンやパンツは辺りに乱暴に脱ぎ散らかされ、上半身もシャツ一枚となっている。
足元の一人、燃えるような赤毛の大柄な女性は、挑発的な上目づかいでクリスに意地悪な笑顔を向ける。
全身をクロークで覆い隠すような格好で、隙間から引き締まった腕を出し、クリスの右足に絡みついている。
もう一人は、黒髪をおかっぱに切りそろえた、クリスよりもさらに小柄な少女。
身に付けた黒のローブが少しぶかぶかなのが、子供らしい雰囲気を強調している。
彼女は、クリスの下半身、裸の足の間にあらわになった肉棒を一心不乱に咥えこんでいる。
クリスの、小柄な体躯に似合わぬ大きさで隆々とそびえるソレを、小柄な少女は何の躊躇も無く喉の奥、根元まで飲みこむように頭ごと揺り動かしている。
自ら亀頭を喉の奥に擦り付けるように動き、小さな舌が肉棒を磨くように絡みつく。
「そ、そんな、出す度に吸って、無理矢理大きくしてるのはエレーナさん達じゃないですかぁ!」
「へぇ、そんなこと言ってるけど、どう思う?マリナ?」
「んっ、んっ……ちゅ〜っ、んっ……」
エレーナと呼ばれた方の、意地悪な笑みの女性は、隣、一心不乱に肉棒を咥える少女に目を向ける。
マリナと呼ばれた少女は、しかし見向きもせずにとろんとした目でイラマチオを続けている。
その表情は夢見るように甘く蕩けきっていて、大好きなケーキを頬張る少女のような可憐さである。
精一杯開かれた小さな口と、そこに突き刺さる肉棒とが無ければ。
「あーあ、もうトんじまってるな、コイツ……それじゃ、私はこっちをもらおうかなっと」
エレーナは軽く苦笑して、マリナの頭の下、クリスの足の間に潜り込んで、
「う、あぁぁ!?エレーナさん、そこは、あぁぁぁ……!」
「へへ、チンポの方はマリナが独り占めしてるから、私はこっちをもらうぜ…ちゅっ」
クリスの足の間、睾丸に軽く口付けをした。
片手で陰嚢を掴み、裏側へと舌を這わせるエレーナ。口から漏れる吐息だけでも敏感な部分には強すぎる刺激だ。
慣れない場所への愛撫に、堪え切れずクリスが腰を引こうとすると、
「駄目ですよ〜、クリス様」
背後からしっかりと腰を押さえつけられ、後に引けなくなってしまった。
クリスの後ろ、シャツ越しの背中に柔らかな笑顔を寄せ、腰に手をまわしてすがりつく女性が一人。
純白の法衣を身にまとう、ふわふわな金色の髪の女性は、引こうとするクリスの腰を逃がさないように腕に力を込めて押さえつけている。
「折角マリナちゃんとエレーナさんが御奉仕して差し上げているというのに、腰を引いちゃうなんて可哀想ですよ〜?」
「は、離して下さい!ソフィアさん!」
「そんな悪い勇者様には〜、オ・シ・オ・キ、ですね〜」
「やぁ、やめて……ひぃあ!?」
膝立ちで、クリスの腰をしっかりとホールドしたまま、ソフィアはクリスの尻へと顔を寄せ、吸いつくようなキスをする。
尻たぶの間、むき出しになってしまっている肛門に吸いつき、舌をのばしてグリグリとえぐるように責め立てる。
後ろから押しだされるようにクリスの腰は前へと突きだされ、自然、正面のマリナの喉を肉棒でえぐるような形となった。
「んっ……!む……んっ、ん〜っ!」
突然の衝撃に目を白黒させたマリナだが、すぐに適応したらしく、より激しく頭を前後させてクリスの肉棒を責め立てる。
前後から挟み込まれ、快楽からの逃げ場をなくしたクリスは、マリナの頭に手を乗せ、必死に漏れ出そうになる声を堪えることしかできない。
「やめっ…!てっ…、下さい……!そんな、汚い……!」
「うふふ、やめて、と言われてすぐやめたら、オシオキにならないじゃないですか〜」
「あ〜あ〜、汚いところを仲間に舐めさせて悦んでるなんて、酷い勇者様だよなぁ?マリナ」
「んぐっ……んっ、ちゅ〜っ!」
「す、吸わないでぇ!」
聞いているのかいないのか、エレーナからの問いかけに、マリナは強く、ストローのようにクリスの肉棒に吸いついた。
「汚くなんてありませんよ〜。毎日毎日、私達が勇者様の御身体を清めて差し上げているんですからね〜?」
「そうそう、昨日もキンタマの裏まで丁寧に舐めて清めてやったもんな…あむっ」
「あらあら、エレーナさんったら、そんなに大きなお口で、はしたないですよ〜?……んちゅっ」
むき出しのまま、収縮していた陰嚢をまるごとエレーナに咥えられ、肛門をソフィアの舌でほじくられる。
マリナの口戯も激しさを増し、クリスにはとうとう喋る余裕も無くなってしまったらしく、時折口から喘ぎが漏れるのみ。
僅かな間草むらに少年のあえぎ声と吸いつく水音とが響き、
「あ、駄目、う、あぁ…あぁぁぁぁぁ!」
クリスが大きく叫ぶと同時、腰がビクンと大きく跳ね、マリナの喉を深くえぐった。
マリナの頭をクリスの手が掴み、二度、三度と跳ねる腰に押さえつける。
しかしマリナは蕩けきった表情のまま、苦しそうな様子も見せず、髪が乱れるのも構わずに自らクリスの腰にすがりつき、喉奥で肉棒を受け入れる。
数回大きく腰がはねた後、十数秒細かく痙攣し、それからようやく腰の動きは落ち着いた。
肛門を舐っていたソフィアが顔を離し、柔らかな笑顔のままで脇からマリナの様子を窺う。
「ふふ、一杯出たみたいですね〜、お尻の穴がひくひくして、勇者様が気持ちよくなっているのが、はっきり伝わってきましたよ〜?」
「射精するときにキンタマ咥えてると、ビクビク震えてるのが分かって、本当に分かり易い奴だな〜、お前は」
脚の間で陰嚢を咥えてしゃぶりつくしていたエレーナも、満足そうな笑顔で這い出て、再びマリナの横に並ぶ。
「ん……ちゅっ、ずぢゅ〜っ!ずず…ぢゅ〜!」
「ああぁ、あぁぁぁっ!」
腰の動きが止んだ後に、マリナは口と喉とを巧みに動かし、クリスの肉棒から大きな音を立てて絞りだそうとする。
クリスが掴んだ手でマリナの頭を遠ざけようとするも、しっかりと腰をホールドしたマリナはびくとも動かず、逆に離されまいとして吸いつきを強くする始末。
それからさらに十数秒かけ、クリスの腰が最後に大きく震えると、マリナは満足そうに喉を鳴らし、腰にしがみつく手を離した。
マリナの口の中から抜き出された肉棒は、その小さな口に収まっていたのが信じられぬような大きさのまま、ぬらりとした粘液にまみれ、マリナの唇との間に何本もの粘液の橋をかけている。
マリナは大きく喉を鳴らし、クリスに向かって口を開けて見せる。先程まで一杯に溜まっていたであろう精液は欠片も残っておらず、れろれろと動く小さな舌が殊更に卑猥な雰囲気を醸し出していた。
「ほら、クリス様〜?マリナちゃんってば勇者様が御出しになった精液、ぜ〜んぶ飲んで差し上げたみたいですわよ?」
「きれいにチンポの掃除までしてもらったんだから、ちゃんと礼を言わなきゃダメだろ〜?」
すべてを出し切るような射精直後の思考の空白の中、クリスは乱れた息で、促されるままにソフィアとエレーナの言葉に従う。
「その…ありがとう、マリナ……あの…とても、気持ちよかったよ」
「…ん」
頭に載せた手でマリナの頭を撫でてやると、小柄な少女は満足げに目を閉じる。
撫でられるままに頭を揺らして頬を染める姿は年相応の可愛らしいもので、とても先程まで喉奥で肉棒を受け止めた淫秘な姿とは重ならないだろう。
そんなマリナの小動物のような可愛らしい仕草を見て、穏やかな気分になっていたクリスだが、
「それじゃ、次は私の番ですね〜」
と、横からソフィアに肉棒を優しく握られ、ひぃっ、と悲鳴をあげてしまった。
「そんな、ソフィアさん、今出したばっかりじゃないですか!」
「そんなこと言っても、クリス様のオチンチン、まだこんなに元気じゃないですか〜」
ソフィアの手の中、ゆっくりとしごかれるクリスの肉棒はビクビクと小刻みに震え、先程射精したことを感じさせないような力強さで勃起してしまっている。
先端からは既に先走りの汁が垂れ始めていて、滑った粘液がソフィアの白く透き通るような指先をゆっくりと這うように汚していく。
「だ、だって、マリナが思いっきり吸いつくから…!」
「あらあら、折角マリナちゃんが一生懸命ご奉仕したのに、悪く言っちゃうんですか〜?」
「違うよ、そんな意味じゃ…」
「どちらにせよ、こんなに大きくしてたらクリス様のズボンに収まりきりませんよ〜?」
片方の手を横から、もう片方をクリスの足の間を通して下から、しっかりとクリスの肉棒に手を添え、腰を逃がさないソフィア。
エレーナは立ち上がり、クリスの上半身、汗と唾液でシミがついたシャツをゆっくりと脱がしていく。
マリナはまだ悦楽から立ち直れていないのか、呆けたような表情でクリスの顔を見上げていた。
「お、おかしいですよソフィアさん!こんなところでこんなことを…!」
「またそんな事を言って、大きくしているのはクリス様じゃないですか?これじゃあズボンの中に収まらないでしょう?」
「これくらい、放っておけば自然に元に戻ります!」
「でも、ここはそうは言っていませんよ〜?」
足の下から回した方の手で、肉棒の下、陰嚢が掴まれる。
先程までエレーナに咥えられていた部分は、ソフィアの指でもまれてふにふにと柔らかく形を変える。
ピクンと体を震わせ、顔をしかめるクリスの表情を見て、エレーナは満足げに息を吐き出し頬を染める。
「クリス様ってば、いつもたっぷりと精液をお出しになるのに、ここは小さくてかわいらしいですね〜?これじゃあ、放っておいたらクリス様のタマタマが破裂してしまいますよ?」
「あ、ありませんよそんな事!余計な心配はしないでください…」
「そ、れ、に〜……」
柔らかだったソフィアの笑顔が、妙に鋭く、妖しいものに変わる。
それはいつもの優しいお姉さんの顔では無かったが、クリスが気付くより先、体に絡みつくエレーナによってクリスの視界から隠された。
「私達み〜んな、クリス様に純潔を奪われてしまって……私達にいやらしいことを教え込んだのは、クリス様自身ではないですか」
「そ、それは……んっ!?」
何か言おうと開いたクリスの口を、エレーナが素早く顔を寄せてふさいでしまう。
エレーナの腕がクリスの身体を絡み取り、身動きもできないままエレーナの舌に口内を蹂躙されるクリス。
「町の宿に泊まった晩、夜中にクリス様が部屋にやってきて……出迎えた私の腕を掴んで、そのまま強引にベッドに押し倒したんですよね?」
「んーっ、んぁ、んーっ!!」
「クリス様はとても強引で…怯える私の服を剥ぎとって、そのまま……とても怖かったですわ」
話すソフィアの表情をクリスから窺い知ることはできず、必死でエレーナに抵抗するも軽々と抑え込まれてしまっている。
ほぅっ、とソフィアの口から漏れた熱い吐息も、舌の絡み合う水音で埋め尽くされたクリスの頭には入らない。
「私達を代わる代わる、何度も何度も組み伏せて…意識がもうろうとして、何度許しを求めても聞いてはくれなくて…」
肉棒をしごく手が、徐々に熱を帯び、激しくなっていく。
ようやく我に返ったらしいマリナが、クリスの顔と目の前の肉棒とを交互に見上げ、おぉ、と驚きとも感心ともつかない声を出す。
肉棒の先端から漏れ出した先走りが、肉棒に絡むソフィアの細い指にねばりつく。
エレーナが唇を離し、二人、大きく息継ぎをする。軽い酸欠からか、クリスの顔は一面真っ赤に染まってしまっている。
「そうだぞ、クリス。お前に押し倒された時は本当に痛くて怖かったんだからな?」
「…凌辱魔」
今現在クリスの身体を軽々と捕まえて離さないエレーナがしおらしげな声を出して見せ、マリナの方はポツリとクリスの胸に刺さる一言。
それはからかいの色を含んだ、いわば冗談のような言葉であるのだが、クリスには笑うこともできず、落ち込んでしまう。
クリス自身、異常な興奮からかその時の記憶が混濁しているのだが、僅かに残る記憶だけでもお、自分の行為の罪深さに申し訳ない思いに苛まれる。
夜中、異常なほどに溢れる欲情を抑えることができないままに、パーティの皆の部屋に行き、その場で全員を強引に犯し尽くした。
事が終わった明け方に、必死で頭を下げて謝り、寛大にもパーティの皆、クリスを許して今も共に旅を続けてくれている。
クリスはもはや彼女たちに対して頭が上がらない状態なのだ。
「クリス様ってば、私たち一人一人に、いやらしい命令をして…私達、思い返すだけで恥ずかしくなってしまいます」
「そ、それはもう忘れていいですからっ!」
「あら、私なんて今後、神ではなくクリス様のオチンポに忠誠を誓う、なんて誓わされたのに、今更忘れるなんて出来るはずもありませんわ」
言われ、戻り始めたクリスの頬の色が再び赤く染まる。
自分で覚えていない興奮から来る発言を、しっかり覚えているらしい相手から指摘されて恥ずかしさに顔を覆いたくなる。
両手を上げようとするも、エレーナによってしがみ付かれた状態ではどうすることもできず、赤くなった顔をエレーナとマリナにいい様に見られてしまう。
「ちなみに、私はこの胸をいつでも好きなように揉みしだかせる人形になる、と誓ったぜ?」
「私は、お口の恋人……じゃなかった、お口奴隷」
クローク越しにエレーナの大きく柔らかな胸がクリスに押しあてられる。体をくねらせ、エレーナは自ら擦り付けるように絡みつく。
マリナは口を開け、口の中で小さな舌を動かして見せる。幼い容姿に見合わぬ扇情的な雰囲気を醸し出している。
「ですから、仕方ないんです。一度誓ったのですから、役目は果たさないといけませんからね」
「や、やめてっ!謝りますから、忘れて下さい!」
「そもそもこれはクリス様を思ってのことなのですよ?」
ぎゅ、と肉棒を強く握りしめられ、苦痛にクリスが顔をしかめる。
固く肉棒を握りしめたまま、陰嚢をつまむようにもう片方の手で引っ張り、もてあそぶソフィア。
「私達はクリス様を信じていますが…クリス様が暴走なさるほど強い性欲があふれ出るなんて、もしかしたら何かの呪いかもしれないでしょう?」
「え、でも、特に教会では異常はないって…」
「教会での診断も万全ではないかもしれませんし、呪いではないにしても何か体に異常があるのは間違いないと思います」
えぇ、と不安になったのか、クリスが情けない声を出した。
実際、あの晩以来クリスは毎日、発作の様に突如として湧き出る性欲に悩まされているのだ。
自分の身体がどこかおかしいのかもしれないと不安がるクリスに、安心させるよう、柔らかい声でソフィアが言い聞かせる。
「ですから、私達がこうやってクリス様の性欲を吐き出させて差し上げているのですよ。こうすれば、何に問題も無いはずです」
「で、でも、悪いですよ、そんなの…」
「いいんです。クリス様が苦しんでいるんですもの。私達、仲間として放ってはおけませんわ」
「ソフィアさん……」
クリスが、エレーナとマリナとを窺うように見る。
エレーナは優しく微笑んで見せ、マリナも、無表情のままながら頷いて見せた。
仲間達が自分を想ってくれている。自分が仲間として受け入れられている、という安心感。
二人に対して嬉しそうに笑顔を向け、感謝の言葉を口にしようとして、
「さ、タマタマに詰まった精液、性欲ごとたっぷり吐き出して下さいね、かわいい勇者様」
「ソフィ……あ、ああぁ!?」
明るくはずんだ声とともに、ソフィアの、肉棒をしごきたてる手が激しくなる。クリスの口からは突然の快感からの喘ぎ声が飛び出す。
しごかれ続けた肉棒はクリス自身の知らないうちに限界に近づいていたようで、先端から先走りの汁がぴゅっと飛び出した。
勢いよく飛び出したそれは、クリスの肉棒の正面、クリスを見上げるマリナの顔にと降りかかった。
「わっ、ごめんっ!マリナ!」
「……ん」
思わぬ狼藉に慌てるクリスだが、マリナの方は特に気にしてはいない様子。
平然としたまま、額へとかかったそれを、指ですくい取る。
指先でテカテカ光る汁を数秒見つめ、
「…ぺろ」
そのまま口へと運び、舐め取ってしまった。
「や、やめてっ、マリナっ!そんなの汚いからっ!」
「クリス様のなら、平気」
慌てるクリスの様子などどこ吹く風で、物足りないと言わんばかりに指をしゃぶるマリナ。
行為自体は幼いものであるのに、その姿はクリスの目にはたまらなく淫靡に映る。
「あらあら、マリナちゃん、そんなにクリス様のお汁が好きなの?」
「……」
口では答えずに、こくこく首を縦に振るマリナ。その視線は先程からクリスの肉棒、その先端部分に食いついて離れない。
ご飯が皿に盛られるのを待つ子犬のような仕草に、ふふ、と楽しそうにソフィアは笑い、マリナに向けてひとつ提案をする。
「それなら、お口をあけて待っていれば、すぐにクリス様がマリナちゃんの大好きな物をくれるみたいよ〜?」
「そんな、汚いです!」
「……あーん…」
マリナの頭をどかそうとしたのか、それとも抑えようとしたのか、自分でもわからぬまま伸ばそうとしたクリスの手を、体にしがみつくエレーナが巧みに抑え込む。
エレーナの力はクリスよりもはるかに上で、抑え込まれればクリスには身動き一つできなくなってしまう。
一体どういう技を使っているのか、クリスはもがくことさえできないまま、目の前でマリナが目を閉じ、口を大きく開けているのを見ているしかない。
「ひひ、さっきもマリナが全部飲んじまったんだし、また飲んだって大して変わらないって、クリスっ」
絡みついたまま、エレーナはクリスの首筋に舌を這わせ、肌の上に浮いた汗を舐め清めていく。
クローク越しに感じるエレーナの柔らかい体の感触が、クリスから思考能力を確実に削いでいく。
「さ、マリナちゃんが期待して待っていますよ?たっぷり出してあげて下さいね?クリス様」
「あ〜ん……」
待ちきれないとばかりに、マリナの小さな舌が口から僅かに伸ばされ、細かく上下に動かされる。
最後に、ソフィアにきゅっと陰嚢を掴まれ、
「ぐ、うあぁああ!」
「わ…」
まるで放尿の様な勢いで、クリスの肉棒から精液が噴き出した。
黄ばんだ生臭い液体がマリナの顔へと間断なく吐き出され、その小さな顔の大半を埋め尽くしていく。
マリナは舌を突き出してクリスの精液をねだり、その口の中に吐き出された精液を溜めこんでいく。
強烈な射精は数秒続き、その後も、ソフィアの手にしごかれるまま、竿の中の残滓をマリナの口の中へと垂らしていく。
マリナの口一杯に溜まり、口の端からこぼれそうになるまで出して、ようやくクリスの射精は収まった。
「お疲れさまでした、クリス様。随分気持ちよかったみたいですね〜」
「……」
ソフィアに声を掛けられても、射精の余韻で放心状態のクリスの耳には届かない。
茫然としたまま眼下、顔中を白濁にまみれさせたマリナを見下ろし、
「ん……はふぅ……」
口を閉じ、くちゅくちゅと口内で精液を味わっているらしいマリナの姿を、焦点の合わない目で見る。
ハムスターのように頬を膨らませ、舌で口の中にたまった精液をかき混ぜるマリナの顔は、年齢に見合わぬ恍惚の表情となってしまっている。
「あーあー、そんなにかけられて、こぼしたら勿体ないんじゃないのか?」
「……ん………ぅ」
どうやら見下ろすエレーナの言葉も耳に入らないようで、マリナはうっとりと眼を閉じたまま、すっかりクリスの精液でトリップしてしまっているようだ。
一方でクリスの肉棒は元気を失い、ソフィアの手の中ですっかりしおれて小さくなってしまった。
放心状態からようやく回復したのか、クリスは拘束から解放されようと身じろぎする。
絡みついていたエレーナとソフィアはあっさりと離れ、クリスはしばらくぶりに身体の自由を取り戻した。
「これで、小さくなったし……もう、大丈夫ですよね…?」
恥辱と快感に満ちた性処理がようやく終わると思い、クリスは思わず安堵の溜息を漏らす。
しかし、それを見たエレーナは納得がいかない様子。
「えー、折角次は私の番なんだぞ?まだもう一回くらいは出せるんじゃないのか?」
「だ、駄目です!もう終わりました!今日はもう大丈夫です!」
クリスはエレーナの視線から身を隠すように股間を抑え、辺りに散らばる自分の下着を拾おうとする。
しかしエレーナはそれを許さないようにクリスへと近づき、肩に手をまわして組もうとする。
「いやいや、もう大丈夫、の油断が危ないんだって。念のために、もう一発、いやさ、四発でも七発でも、出しておこうぜ?」
「要りません!あ、あんまり絡みついてこないでください!」
顔を真っ赤にして、絡みついてくるエレーナから離れようとするクリス。
その必死な様子に、エレーナは不敵に笑ってさらに肩に回した力を込める。
「そうやって赤くなるのはまだ性欲が残ってるってことだろ?恥ずかしがらずに、任せておけって」
「ち、違います、そんな……」
言いつつ、クリスの目は自然、すぐ目の前、エレーナのクロークの首元、僅かに空いた隙間に吸い込まれるように惹きつけられる。
その意味を熟知しているエレーナは、自分の誘惑にクリスが抗えないことを知り、満足そうに、そして意地悪そうに笑った。
「そんなに照れて、クリスが気になってるのは……ココだろ?」
「!?!?」
クリスの視線の先、クロークの襟元を手で開いて見せるエレーナ。
クロークの内側、エレーナの身体は一面、肌色で、身を覆い隠すものは無い。
「お前は本当に好きだよなぁ、この恰好が」
硬直したクリスから離れ、クロークを脱ぎ捨てるエレーナ。
その身は裸というわけでもなく、しっかりとビキニアーマーを装備している。
しかしながらそれは『大切な部分を隠す』といった程度。
『一応ここだけ隠しておけばいいんだろ?』と開き直ったかのような面積で、身体の大半は健康的につややかな肌を晒してしまっているのだ。
『糸と布切れと金属片』にしか見えないその装備は、丁寧に、非常に高度な防御魔法が編みこまれているらしく、現状最も高い防御力を誇る逸品だ。
しかしこんな夜の裏路地に立つ娼婦ですら恥じらい避けるような意匠の品、人目にさらすことなど出来ないようで、普段からエレーナは身体をクロークで覆い隠して旅をしている。
実際のところ、時折クロークの影から覗く身体のラインに、クリスは性的に惹きつけられてしまっていた。
気付かれないように、意識していない様振る舞っているが、事あるごとにチラチラと視線だけでエレーナの影を追ってしまっている。
それが既にエレーナどころか仲間全員に気付かれてしまっていたりするのはまた別の話。
そんな普段は到底見ることのできない姿を、今、エレーナは堂々とクリスの視線の前に曝け出している。
エレーナの均整のとれた身体の凹凸、曲線にビキニアーマーの糸のような紐が食い込み、全裸よりもその美しさ、淫らさを強調してしまっているようだ。
目を大きく見開いたまま、身じろぎもできずにクリスは生唾を飲み込む。
手で覆い隠したはずの肉棒が、たちまちに勃起し、隠しようも無く天をついてそそり立つ。
「…あは、本当に、体は正直だよなぁ、クリス?知ってるか?そういう口でいやいやと言っても身体は素直に蕩けるようなのを「ツンデレ」とか言うらしいぜ?」
エレーナが一体どこからそのような妙な知識を仕入れたかはさておき、
硬直したままのクリスの片手を取り、自らの豊満な巨乳へと押し当てるエレーナ。
なされるがままに乳房に押し付けられた手も、すぐに自然と指を動かし、その乳房を揉みしだき始める
クリスの視線は握られるままに形を変え、しかし力を弱めれば押し返す、弾力豊かな巨乳にくぎ付けとなり、もう一方の手も引き寄せられるように空いている方の乳房に添えられる。
息を荒げて夢中になる少年を見て、満足そうにエレーナは微笑む。
「さぁ、私の身体を好きにしていいから、その代わり……お前の身体は、私の好きにさせてもらうぞっ」
はぁ、と艶めかしい吐息を一つ。エレーナの目は既に情欲にまみれた雌の瞳となっていた……
青空の下、太陽の低くなる夕方前
町から少し離れた街道には、時折通る旅人の他に人の姿は無い。
人気のない街道の脇、視界を遮る草むらを抜けた先に、
「戻ったぞ、ソフィア……随分派手にやっているな」
一人、女性が音も立てずに奥の草むらから現れ、一人立ったままでいたソフィアの横へと歩み寄る。
高い背丈に、動きやすそうな独特な服装。腰に革袋をいくつか下げ、背中には小型の弓。
金色のストレートロングの髪から、エルフの特徴である、先の尖った耳が突きでている。
レンジャー姿のエルフの女性は、ソフィアの視線の先、絡み合う男女たちの姿を見て、無感情に感想を言う。
そこには裸のクリスの脚の間に入り、膝で持ち上げた腰の先、肉棒を胸で挟んでしごきたてるエレーナと、クリスの頭を正座した膝に乗せ、抱え込むようにして唇に吸いつくマリナの姿があった。
「ほらほら、腰がビクンビクンしてきたぞ?イきそうで苦しくなってきたんだろ?私のパイズリで、腰が抜けるほど、た〜っぷり出してやるからな?」
「……っ!…………っ!」
エレーナは胸の間から覗いた亀頭に唇を寄せ、舌を突き出して尿道をほじくるように動かしている。
時折痙攣するように跳ね上がる腰をしっかりと受け止め、逃がすまいというように肉棒を胸の谷間に固くホールドしている。
マリナはクリスの頭を両手でしっかりと押さえつけ、小さな舌でクリスの舌を絡め取り、引きずり出すように吸いつく。
唾液の一滴も残すまいというかのような強烈なバキュームで、ずじゅじゅじゅ、という音が断続的に、静かな草むらに響き渡る。
二人がかりでの上下の熱烈な愛撫に、クリスは反応も薄く手を虚空に伸ばして彷徨わせるばかり。
時折、マリナが唇を離す僅かな合間に、かすれた喘ぎ声が上がるのが辛うじてソフィアたちのところまで届いている。
「あら、お帰りなさい、リリさん。成果はどうでした?」
「十分さ。これだけあれば、当分は素材には困らん」
リリ、と呼ばれたエルフ。彼らのパーティの最後の一人は、腰に付けた袋の一つの口を少しだけ開けて見せる。
袋の中には、採集の成果と思しき様々な草の葉や根、よく分からない液体の入った小さな瓶がいくつか詰まっている。
「それは良かったです。やっぱりお薬があるのとないのとでは違いますもの。調合の専門家さんがいると頼りになりますね」
「まぁ、私自身、楽しませてもらっている訳だしな。次、良いか?」
「ええ、いつもどおり、一番目はリリさんで」
ちょうど終わりそうですね、とソフィアが笑顔で視線をリリからクリス達へ戻す。
エレーナのパイズリはラストスパートとばかりに勢いを増し、苦しみを堪えるようにクリスは両手を頭上、マリナの頭に回してしがみつく。
クリスの方からより深く密着してきたことにマリナは喜びを隠しきれず、舌を引きぬくような勢いで吸いつきを強め、淫らな水音がより一層大きく響き渡る。
「イけっ!イけっ!イけぇっ!!お前のタマタマの中のザーメン、全部ひり出しちまえぇっ!!」
「ん、ずじゅっ……ずじゅううううううううっ!!!」
「………っ!ひぁっ…!――――っ!!?」
最後に、マリナがひときわ大きな音を立てて口を吸うのに僅かな喘ぎ声を漏らして、
クリスの腰が大きく跳ね上がり、胸の谷間、覗いていた亀頭から勢いよく精液が噴き出す。
「あはぁっ……すっごい出てるぞ…」
勢いよく噴出する精液を顔や髪の毛にまで浴びて、恍惚とした表情でエレーナはペロ、と唇を舐める。
腰が付き出るたびに噴水のように精液が溢れ、半ば固形化したものが覗きこむエレーナの顔にへばりつく。垂れ落ちた分の精液が胸の谷間にこぼれおちて白濁のプールを作りだす。
精液の噴出が終わり、エレーナが何回か胸で肉棒をしごきたて、残った分も絞り出すと、クリスはマリナの頭に回していた手を力無く下ろした。
マリナが口を離すと、唾液と、汗と、涙とでぐちゃぐちゃに汚れた顔のクリスが、ようやく唇が解放された事に荒々しく息をつく。
もう指先を動かすほどの体力も残っていないのか、ぐったりと身体をエレーナとマリナに支えられたまま、動くのは呼吸のたびに大きく上下する胸元ばかり。
くぱぁ、とエレーナが胸を開いて、挟まれていた肉棒を開放する。精液でべったりと糸を引く巨乳の狭間から、小さく萎んでしまった肉棒がぽろりと力無く倒れた。
「……精液…」
「こらこら、お前はさっきたっぷりもらっただろ?これは私の分なんだからなっ」
クリスを膝枕したまま、エレーナの胸にこびりついた精液をすくおうと伸ばしたマリナの手を、エレーナは軽く払いのける。
両手で自身の胸に手を当て、肌の上にこびりつく精液を伸ばすように揉みこんでいく。白く細かい泡が肌の上に線を引き、粘液の糸が手のひらと乳房の間に橋をかける。
「ああ、勿体ない……」
「私は飲むよりもこっちの方が好きなんだよ…うぁ、くっさぁ……」
ベタベタになった手のひらを鼻に近づけ、その強烈な生臭さをかぎたてるエレーナ。
臭い臭いと文句を言う割に、その顔は陶酔しきっており、顔にへばりついた精液を指ですくっては胸になすりつけるように揉みこねている。
ビキニアーマーの紐や布地が精液を吸着し、まだらに模様が付いてしまっている。
「こんな臭いが身体にへばりついて……こんなの一生取れなくなる…私の身体は精液の臭いプンプンさせるようになって、クロークの隙間からいつも精液の臭いが漏れ出すようになっちゃって……」
「……エレーナ……変態…?」
自分の世界にトリップしてしまったらしいエレーナに冷えた視線を送るマリナ。精液を諦め切れないのかエレーナの胸をしばらくの間見入っていたが、
「……がっかり」
結局諦めたらしく、再びクリスに顔を近づける。
唇に軽くキスをし、それから顔中にべたべたとひっついた体液を舌で丁寧に拭い、飲みこんでいく。
「……はふぅ」
猫のようにクリスの顔を舐め清め、幸せそうに息を吐くマリナの顔はやはり恍惚としていて、エレーナの事をどうこうと言えた立場ではない。
「さ、次は私の番だな」
「はい、行ってらっしゃ〜い」
リリは事が済んだのを確認すると、腰の荷物から小瓶を一つ手に取り、残りの荷物を傍らのソフィアに預ける。
近づいて、立ったままクリスの顔を覗き見るが、心ここにあらずといった様子のクリスは何の反応も示さない。
「マリナ、エレーナ、そろそろ交代してくれ」
「ん…なんだ、戻ってたのかリリ」
「…お帰り」
声をかけられ、ようやくリリの姿を認識したようで、二人は不承不承ながらもクリスから身体を離す。
代わってリリはクリスの横に跪くと、そのまま地面に横たわるクリスの身体を優しく引き起こし、
「クリス、起きろ。大丈夫か?」
「……あ…リリ…?」
耳元で話しかけられ、ようやくクリスの瞳に光が戻る。
息が整わぬまま、立ちあがろうと上体を揺らすが、力が入らないらしく背中を支えるリリに体重を預ける格好となる。
「ごめん、リリ…僕、少し疲れてて」
「大丈夫だ、栄養剤を飲ませてやる」
リリが手にしていた小瓶を開くと、甘ったるい匂いがクリスの鼻を突く。
僅かに意識が飛ぶような陶酔感。リリは瓶の中の透明な液体をそのまま口に含むと、
「ん……ちゅ…」
クリスの後頭部を抑え、口移しで口の中へと流し込む。
リリの唾液交じりの液体は、流し込まれるままにクリスの喉を滑り、胃袋へと注ぎこまれていく。
リリの口の中から液体が無くなると、余韻に浸るようにバードキス。なされるがままに口づけを受けるクリスであったが、
「……リリ?」
「どうだ、クリス、元気が出てきたか?」
「うん、それはそうだけど…」
手足の指先に少しずつ感覚が戻ってくる。
試しに片腕を挙げてみると、何の問題も無く動く。
身体が軽くなったようであり、今すぐにでも立ちあがって、歩いたり走ったりもできるだろう。
それなのに、酷い違和感、さらに言えば、自分の身体が自分のものではないような気分がする。
視界、あるいは意識に靄がかかったような状態で、どこが悪いというのでもなく、妙な感覚。
「なんか、気分が…ボーっとして」
身体の感覚が戻っても、やけに意識は遠くなる。
身体の奥、どこかが発熱しているようで、しかしそれは全く不快ではない。
クリスが目を向けた先で、リリがとても優しい眼差しを向けてくれる。
「だいぶ疲れたんだろう。もう少し待てば、すぐに薬も効くはずだ」
「くす、り…?」
「私の手製の栄養剤だぞ。そこらの町の薬屋なんかとは比べ物にならんさ」
リリが調合に関して専門家であることはパーティーの皆、よく理解している。
エルフの一族に伝わるあれこれの技術があるらしく、その効果はそれぞれ自身の身体で十分に経験しているのだ。
たまに妙な気分になったり、やけに変な匂いや味がしたりと気になるところも多いが、何よりリリの腕を信用しているクリスはそれに文句をつけたことは無い。
だから今回のも、そういうものなのだろう、とクリスは安心して、
「―――――――!?」
突然、身体が燃えるような感覚。
身体が自然に跳ね上がるようで、しかしそれはリリの手によって抑え付けられた。
「ど、どうしたクリス!?」
「か、からだ…が…」
胸が締め付けられるように苦しく、意識が煮立てられ、溶け出していくような感覚。
胸の奥に生じた熱が、ゆっくりと腹を下り、下半身へと流れ込み、溜まっていく。
「お、おい!大丈夫か!?今のはただの栄養剤で、そんな変な副作用なんて…!」
心配そうな顔で、クリスの目を覗きこみ、肩をゆすぶって慌てるリリ。
この症状を、クリスはよく知っている。
忘れようにも忘れられない、身体の奥にしみついたような感覚を。
「リリ!」
気が付けば、クリスはリリの肩を掴み、押し倒していた。
大人しく横たわったまま、ぽかんとクリスを見上げるリリの顔。
美形が多いというエルフの中でも特に整っていて、これが絵画の中から出てきた想像上の存在だと言われればきっと多くの人が信じるだろう。
碧の瞳は宝石のように透き通っていて、見る者を魅了せずにはいられない。
色素の薄い唇も、髪の隙間から時折覗ける首筋も、何もかも……
「リリっ!リリっ!リリっ!リリっ!」
気が付けばクリスは、リリの名を繰り返し叫びながら、自身の下半身をリリに擦り付けていた。
肉棒は先程までの萎びた姿が嘘のように力を取り戻し、既に先端からは先走りが漏れ出て、肉棒についていた先の精液と混じってクリスの服を汚している。
衣服越しにでも感じる、線の細くやわらかな感触に、快感から来る喘ぎを止めることができない。
「ごめんっ!リリっ!こんな……こんなぁっ!!」
クリスは必死で腰を止めようとするが、あふれ出る肉欲に逆らうことはできなかった。
快感の喘ぎも、無作法にすり寄る下半身も、クリス自身の意志ではもうどうすることもできない。
いつかの夜の繰り返しを何とか避けようと耐えようとするも、身体を襲う情欲の熱はクリスの理性を蕩かし、剥ぎとっていく。
「ごめんっ……ごめんなさい…っ!」
「クリス……」
リリは、そんなクリスの姿を見て、
「いいんだぞ、クリス、無理をしなくとも…」
「リリ…っ!」
優しく、クリスの背に腕をまわして、抱きしめる。
体と体が密着し、腰を振るクリスの肉棒が、より強くリリのお腹に押しあてられる。
戸惑うクリスに、リリは優しく語りかける。
「ごめんな、クリス…お前がまだ興奮してるのに、私が栄養剤なんて飲ませたから…だから、我慢できなくなってしまったんだな?」
「リリ…違…」
「クリス」
背中に回した手を、クリスの脇を通して頭に回し、目と目を合わせる。。
涙目になってしまっているクリスを見て、リリは微笑む。
「いいんだ、クリス。そんなに苦しいのなら……私で、気持ちよくなってくれていいんだ」
「リリ……」
「ふふ、遠慮なんてするなよ?私達、仲間じゃないか…」
そのまま、リリはクリスの頭をゆっくりと自分に顔に近づけ、甘く口づけを交わす。
反射的に伸ばしたクリスの舌を、口の中で受け入れ、自分の舌と絡めて与えられる唾液を飲み下す。
濃密なディープキスの中、頭の中に響く水音と、下半身から沸き立つ熱の中に、クリスの残った意識はゆっくりと蕩けていき、
最後に彼の意識に映ったものは、優しく自分の目を見つめるリリの、美しくもどこか妖しく揺らぎを含んだ、碧色の瞳だった。
―――――――――――――――――
しかし、精力剤も速効性に遅効性に、理性を蕩かせたり記憶を混濁させたり、よくもまぁ色々な薬を作れるもんだ。エルフの技術とやらには感心するよ、本当に。
…私は、リリに感謝してる。
まぁ、そりゃ私だって、こいつのおかげでこうしていられる訳だ。そういう面では感謝していないでもないぜ?
ふふふ、こうしてみると、初めての時を思い出しますね〜。腰をヒクヒク振っちゃって、かわい〜。
初めて、ねぇ…フェアにやりましょうって言っておいて、いざクリスが来たら早速手を取って誘って一番乗りだったんだよな?ソフィア。
…計算高い……腹黒…?
そもそも、あの一件を計画したのもお前だったし…虫も殺さぬような顔して、よくもまぁ…
いいじゃないですか、これで皆が幸せになれるなら。私は皆さんのことを想ってこそ、ですよ?
はいはい…今日はここでキャンプすることになるかな。今のうちに準備しておくか。
近くに川があるみたいですし、立地としては申し分ないところを選んでますからね〜。
…リリの次は、私の番。
そんなに慌てなくても、どうせ今夜も一晩中頑張ってくれるだろうよ。あいつの薬の効果は実証済み、なんだからな。
そうそう、物資は前の町でしっかり買い込んでおきましたし、特に急ぎの用事も無し。次の町まで当分時間をかけても大丈夫ですし。
今日も、明日も、明後日も……楽しみ……
既に理性の溶け落ちたクリスの耳に、そんな会話が届くことは無く、
人気のない街道脇には一晩中、男女の喘ぎ声と汁気に満ちた卑猥な音とが響き続けていたのだった。
以上です。
文章整形に失敗していたらしく、区切りが妙な所になっていて読みにくくなってしまいました。
スレ汚し失礼しました。
GJ、本番なくてもエロかったよ。なんという痴女ハーレム。
あと気になったのは、イラマチオ(イマラチオ)ってのは男が能動的に女の口を犯す行為で、
女が能動的に性器を口唇愛撫するフェラチオの対になる言葉だったような。
最初のシーンでクリスくんは、及び腰ながらも腰をガンガン振ってるのかー、とか混乱しちゃったよ。
ディープスロートと混同してるのかも。
>>373 乙です!!こんなエロくて抜けるハーレムってエロリッチ以来です。
無敵の専業主夫で夜は凄まじい男
社会的に地位のある女性たち
うんいいね
>>377 社会的に立場のある女や仕事の出来る女を侍らせるのは良いね
能力のない男がハーレム主というのも気が引ける
ならば料理は五つ星
掃除洗濯お針仕事に子守まで
なんでも欠かさずに完璧にこなす上に
全員を性的に満足させる
専業主夫らしいからそうなんだろう
惚れ症のハーフエルフさんの第一部ってもうふたばに上がってないの?
あるよ。
DLするところでページ変えなさいな。
>>379 別に5つ星でなくてもいいじゃない。
DIYが得意でなんでも自前で作ってしまうとかでもよ。
完璧超人でないと駄目っていう発想は個人的には受け付けんな。
店が開ける程の味より家庭的な味の方がポイントは高いかも
能力のない男が有能な女を侍らすのも良いもんです
>>386 確かにそれもいい。
ただ、このパターンだとショタ主に走る人もままいるのよな。
能力ない=年齢が低い(ショタ)って図式はどうにかならんものか。
ショタなら母性本能をくすぐるとかあるだろうけど、
年齢高めで能力がないだと主人公が魅力的にならなくて
なんで女が寄ってくるか説得力なさすぎだろ。
>>388 何にもないのに寄ってくるなら、今の俺らもハーレム作れてないとおかしいもんな。
現実的すぎるのは確かにきついけど、あまりにも現実離れしてるのもきついからなぁ。
その辺をなんとかするなら精液に媚薬効果でも持たせるか性技を超人級にでもしないと
その理由に『優しさ』『努力、根性』『フェミニスト』なんかの思想、性格が与えられてる場合が多いよね。
そういうのって、ペットをみんなでシェアする感覚もあるかもね。
ペットっつうか、ヒモ?
というか、パーフェクトな女でもどこかしら悩みや欠点があって、そこを主人公の優しさやらがフォローしていった結果、ハーレムになった、って感じなんじゃないかな。
超金持ちだからで良いだろう
如月群真の舞FAVORITEか
幼少期にガッチガチにフラグ建築しといたとか
昔住んでいた街の大学に入学してみたら
幼なじみがいっぱいでしたとか
劉邦さんとかは無能だけど、
韓信さんとか張良さんとか蕭何さんとか侍らせてるけどな
司馬遼太郎曰く人の話を聞く才能は有ったから、だとか
人の話をじっくり聞くって才能だよね
なんか考えてたら面白くなってきた
ハーレムに直せば、その(超有能な)女の子の話にちゃんと真摯に耳を傾けてやって、
その子がどんな能力を持っているかをちゃんと理解してやって、
その子が能力を発揮出来る場をポンと太っ腹にくれてやるような無能男、かな
男本人の人柄に魅力もあることも必須っぽいけど
項羽のおっちゃんは自分が有能だっただけに、自分の中に他人の能まで発揮させてやる余裕が無かった、とか
連投になって済まんが
男の人「今からでも項羽になびきませんか」
女の子「項羽は嫌いです。 私を用いてくれなかったからです」
男の人「・・・・・・では劉邦は?」
女の子「好きです。 私を用いてくれたからです」
なんかやっぱり萌えるわ
>>400-401 萌えるのは同意、だがそういうのは無能とは言えないw
良い指揮官タイプだな、所謂部下の献策を聞いて最後の決断、責任を取る系統
使い古された言葉で言えば有能な怠け者だな
人の話をじっくり聞くのはすごい能力だよ。特に女の人相手だと。
自分語り7時間(途中ループあり)とか聞いてる側の心が死ぬ
>>403 いや……そこまでいくと女性だからとかいう問題じゃないような気が……
拝一刀?
恋姫無双の一刀さんだろうw
>>402 いいじゃない有能な怠け者
所属組織にもよるけれど窓際の無能な係長が実は・・・とかでもいいんだよ。
エロパロとして読むんだから何も全部が全部金持ちだったり、ショタだったり
しなくていいじゃないか。
有能な怠け者はあまり係長みたいな中間管理職向けじゃないけどねw
金持ちの放蕩息子の家柄だけで社長になった奴が実は……とか
トップ級の役職向き
>>409 >金持ちの放蕩息子の家柄だけで社長になったやつが実は
カジノで借金作りまくり、100億円くらい関連会社から不正に金を借りまくるんだな。
>>409 パトレイバーの後藤さんは中間管理職じゃないか。
>410
関連会社から百人くらい美人社員を集めてだな。
後藤さんみたいなおっちゃんがハーレム作っているならあれはあれで
納得させられるよ。
パトレイバー自体はハーレムとは無縁な作品だからハーレムの出番は
無いけれどねw
>>409 有能な怠け者に関してはドイツ軍人のハンス・フォン・ゼークトの理論
(実際にゼークトがこの理論を自分の口から述べたという証拠はおろか
記録もないので俗説である可能性が高い)があるよ。
ゼークトの組織論より
有能な怠け者。これは前線指揮官(中間管理職)に向いている。
理由は主に二通りあり、一つは怠け者であるために部下の力を遺憾なく発揮させるため。
そして、どうすれば自分が、さらには部隊が楽に勝利できるかを考えるためである。
これを見てまさに後藤さんのこと指してるよなと思ったよ。
後藤さんの場合、有能で切れすぎるから左遷された部分もあるんだけれどね。
ちょっとイメージしてみた。
〜〜〜〜
そのための部屋に向かうたび、後藤は言いようのない不安にとらわれる。
十数年続けてきても変わらない。
尾行や職業倫理から、ではなく、無事乗り切れるかどうか、で。
背徳感を感じないでもないが、それ以上の責任感がこの関係を肯定していた。
この関係を、その継続を望んでくれる相手に、
そこまで自分を買ってくれる相手に、
『精神的にお返し』しなくてはならない、と。
足が向く日に、移動経路に、規則性は無い、筈だ。視線も、気配も。
それらを再確認し、端末の電源を確認し、
さらに念のために別の階で降りた後、部屋まで戻る。
「おーい?」
職場となんら変わらない口調でドアを開けて中を覗く。
中の物陰から何人かがこちらを伺うが当然返事はない。
万一露見すれば全てが崩れるのだから、誰もが沈黙を守る。
玄関に入り鍵と鎖を掛ける。と、世間から自分達が閉じ込められる。
女たちの声を背に受けながら後藤はそう錯覚した。
そのための部屋で後藤を歓迎するのは、
かつて助言を与えたり助け船を出したりした女達。
職業上の必要からだったり、同僚として話を聞いたり。
中には酒場で良い男を紹介しただけだったりもするのだが、
どこをどう勘違いしたのか、
後藤の中に揺るぎない大木を見てしまった者達。
「せーの。」
「「おかえりー」なさーい」
居間ののれんを潜った瞬間、さまざまな年齢の声が重なる。
自分の職業上、あってはならないこと。
この部屋に居る複数の異性と。
あの想い人以上に。
それは自身の職への背信。
もちろん罪。
だが。
「今日は前みたいに酔い潰すのは勘弁してくれよ?
上下(うえした)両方から睨まれちゃったんだからさ」
そんな第一声になる自分に苦笑いする。
今日は、三人で済むことになってるが、どうも二人増えそうだな。
口々に囃し立てられる中、食卓に座り家庭料理の山に箸をのばしながら、
それぞれの顔を、頭で分類する。
露骨な食材を用いた料理を口に運びながら、後藤は思う。
無事乗り切れるか? と。
そして言うのだ。
「そこそこうまい、けど、これはさすがに露骨過ぎるんじゃないかあ?」
頭の中の不安とは別の事を。
〜〜〜〜
ここまで書いて思ったんだが、
年齢的に、なのか職業階級的に、なのか、
『キャバ嬢にデレデレするおっさん』との違いって難しくないか?
若い女にデレデレするのに、キャバに行くしかないのと、
キャバにも行くけど別に行かなくてもそこそこモテるのと、別物でしょう。
後藤隊長は後者かと。
419 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/26(土) 21:58:16.88 ID:ua6BVP4a
特車の女子+自衛隊の不破+進士の嫁が交代で通い妻として後藤の身の回りの世話をする
>>419 >進士の嫁
一瞬誰だっけ? と思ったw
後藤さんみたいな主人公の話であって主人公を後藤さんにしちゃいかんでしょ
南雲さんは?
特車の女子に入ってるでしょ。でなきゃ不破さんがつながらない。
自分に都合のいいエロファンタジーワールドのハーレム小説が読みたいお…
小さい時から乳母や子守り女や母の侍女が
よってたかってみたいほうだいさわりたいほうだい
精通する前から挿入しまくり
朝立ちはいつも騎乗位御奉仕
性の飢餓とは無縁の生い立ち…とか。
>>424 ノクターンノベルでも見てこい
ランキング上位のジャンルは「ファンタジー・チート・ハーレム」ばっかりだ
こういうとこに投下されるのはある程度クオリティ保証されてると思うけど、ノクターンは駄作も多い
ノクターンやなろう、理想郷なんかは玉石混淆だから、
逆にこれがよかったって報告をしてくれると助かるw
ノクターンは特に危険
ハーレムタグで読者釣っておいて
中盤以降ヒロインNTR、主人公奴隷化する作品あったり
いわゆる地雷作者がいるんだよな
釣るというか、途中で主人公ピンチにしたいけどネタに詰まってNTRになるパターンもあるな。
あと、作者がNTRのなにが悪いかわかってないパターンw
ボカして書いたが
>>430にはバレてるなw
とある場面読んで感想見に行ったら、作者が感想返しで
「後半でヒロインNTR側から取り返す予定なんですが、
そこまで行ったらNTRタグはずしていいですよね?」
とか言ってて、こりゃダメだと切った記憶がある
>423
いや待て、南雲さんは女“子”なのか?
>>429-431 いるいるそういうどうしようもない作者がいるからノクターンは危ないw
こっちが寝取るのは(ハーレム小説だから)仕方なくとも寝取られるって
オチだったりすると作者は何もわかってない奴認定しか出来ないからな。
メモリのJEDECとか他の工業製品みたいなお墨付きというか認証が
得られている小説が出回っていればいいんだがなー。
商業漫画・小説以外の同人系だと少ないからなー。
同人誌でも表紙買いは危ないのでハーレム作品を中心に購入する時は
十分注意して買ったりする。
>>432 女性ではあるが「女子」ではないな。
そのためのリンク集と情報管理。
いまここに作品情報投下しても更新されるかわかんないけど。
理想郷のさようなら竜生は最近のヒットだなぁ。人外ハーレムで二度美味しい
HR総合スレ向きのプロットが出来つつあるんだけど、ハーレムスレの諸兄にも意見を仰ぎたくなった。
一瞬おいてこれも一種の寝取られである事に気が付いた。
それに気がついた段階で、
>>436のレスをしなければ普通にHRスレ投下作として誘導も出来ただろうに、
わざわざNTR感を意識させるだけだったな。
>>436 雉も鳴かずば撃たれまい。
まず作品を投稿してみて、反応を見た後で実はこうでした、と言う形の方が
良かったろうな。
損をしていることだ
ビッチが一途になるスレを見ていて考えた。
外見が残念なスペックのオタク(ミリオタにしとくか)が主人公。
ある日、eBayで購入した英国軍で使用されていた古い腕時計を
触っていると、その腕時計を生前愛用していた英国軍兵士の霊が
時計から出てくる。
その霊が言うには、生前自分は複数の女性と付き合っていてハーレム
状態だったが、オーバーロード作戦に参加し、負傷した仲間を衛生兵の元
に運んでいる途中、独逸軍の銃撃で即死してしまったと言ふ。
その時に自分の魂がこの時計に宿ってしまい、成仏しそこねた。
戦後、自分が愛していた彼女たちがどうなったのかが気になったのもあり
あの世にいけないが、足取りを掴もうにも自分は動くこともままならないので
途方にくれていた所に自分と会話ができる主人公と出会った。
英国兵士は自分を故郷(ブリテン)に連れて行き、彼女たちのその後の
足取りを掴む手伝いをする事のせめてもの礼に、主人公にハーレムを
作るための手助けとレクチャーをしてあげようと持ちかける。
ここまでネタ
フィアとか一目連みたいなキャラ?
あえて、詳細な設定をしないネタ
主人公 外見フツメンなオタ
嫁 元キャバ嬢
女子高生二人組 嫁公認で付き合っている
中学生 女子高生の紹介で付き合いだした子
NTR……
ハーレムでNTRぽい表現をするならと仮定するならば、
ワーキングの伊波さんが参考になるやもしれん。
伊波さんは主人公に惚れてはいるんだけどフラグブレイクされている。
でも、伊波さんの『病気に耐えられる男キャラ』が現れるとその男と仲良くなってしまう。
その光景を見た主人公の一言
「苦労して愛情を注いで飼っていた噛み犬が、別の人にあっさりなついた気分」
ここまでならハーレムのスパイスになる!?
失せろ
ハーレム要員の女同士はアリかナシか随分揉めたよなあ
ノクターンとなろうなら、最近は奴隷ハーレムと駆け出しプログラマーが比較的マシだった
死んだ兄の恋人たちを寝取るハーレム
ドラゴンハーレムが楽しみだ
久し振りに勇者ポーカーでもしてみるか
V/7CH8yX
(英大文字のQ〜Z) 重戦士アリス【巨乳】【ロリ】【姉妹】【強気】【ツンデレ】+【死神】(記号の/.)(+以外の記号)
(数字の1〜9、0) 衛生兵アマンダ【騎士】【シャープ】【姉妹】【ビキニアーマー】【協調性】+【巨乳】(英大文字のA〜C)
(英大文字のA〜P) 機重魔導士キャスカ【ぱんつ】【協調性】【無口】【シャープ】【騎士】+【騎士】(数字の6〜8)
(英小文字のv〜z) 怪獣少女チェリー【強気】【さみしんぼ】【ツンデレ】【はいてない】【ロリ】【善人】+【清楚】(英大文字のW、X)
姉妹丼1点だけか
アマンダに巨乳がついて、晴れて巨乳姉妹に
協調性と強気とシャープがそれぞれ2つずつでケンカしてるなぁ
>>450 せっかく補助掲示板あるんだからあっちでやってくれ。
こっちに報告しないでいいから。
悪堕ちもののハーレムはあるけど、悪堕ちから更正もしくは浄化みたいなハーレムは無いかな?
>452
二次ドリかなんかにそんなのが。
後、だいぶん昔のだが、異常犯罪者の心理を分析するうち彼らの人格を内包してしまった心理学者を、彼にベタボレな女医や看護婦が治療する話が。
ただ、体は愛する人でも精神が別人になりきるからなぁ。
>>453 その話を聞いて、パプリカ (アニメ映画)を思い出した。
455 :
453:2011/12/05(月) 23:21:50.89 ID:0LSg/EsX
>454
いや、そっちは相手の精神に入り込むんだっけ?
こっちのは犯罪者人格が発現して女たちを犯している時に強力なスタンガンでその人格を潰す話だった。
>>452 二次ドリに、サキュバスに教育を施して更正させ、人間と共存させよう、みたいな
話がある。主人公はその教官で、ヒロインは生徒になるサキュバスたち。
生まれたばかりで捕獲されたのが多いので、サキュバスなのに処女率が高かったりする。
クリミナルガールズとか
ちょい上の方に出てた後藤さんとかの「有能な怠け者」の例
・アレクセイ・アレクセーヴィチ・ブルシーロフ
ロシア帝国軍人でWW1の東部戦線において世界で初めて浸透戦術を実行し、
オーストリア=ハンガリー帝国軍を壊滅させて国家の英雄となった人。
陸軍幼年学校での評価は「活発で遊び好き、だけど善良で正直」、「高い能力を持つが、
怠けたがる傾向あり」。
・ヤルマル・シーラスヴォ
冬戦争・継続戦争を戦い抜いたフィンランド軍人。
冬戦争勃発時は小学校の校長を務めていたが、敗残兵混じりの1個師団で
完全充足の赤軍2個師団と戦いこれに勝利。
元々は軍を退役し、残りの生涯を学校教育と文化活動に勤しもうとしていた矢先
に戦争に巻き込まれる。
・パーヴォ・タルヴェラ
マンネルヘイムの弟子で反共、民族主義者。
有能だが、適度に手を抜くタイミングを心得ていたようで冬戦争中はソ連赤軍が
置いていった大量の兵器・物資を鹵獲し、自分の部隊を強化していた。
戦間期には老齢に達していたマンネルヘイムの代理人としてドイツと交渉したり
してた。
大戦後は一旗揚げるために、南米に渡り会社を興して成功。
その後、フィンランドに戻り稼いだ資金でマンネルハイム元帥記念協会を設立する。
でっていう
で、それがどうした
男の子だ〜い♪
ハ ズッコケタ
ハ ズーズーズッコケタン♪
ここって何のスレだっけ?
教育係「坊ちゃま、女とは何ですか?」
坊ちゃま「守るべき存在だ」
教育係「不正解、チンポで服従させるためにいる性欲処理便器です」
坊ちゃま「そんなのおかしいよ、人間には等しく人権があるんだ」
教育係「いいえ、血のつながりがあろうと恩があろうと他人の恋人だろうと(教育係だろうと)即レイプ! それが男というものです」
坊ちゃま「レイプは犯罪だよ……」
教育係「女が嫌がるからレイプなのです、仕えるべき主が誰なのか、オマンコで納得させてやるのが主の務めですよ♪」
坊ちゃま「ぐぬぬ……」
>>466 ハーレムって本番に行く前のこういう設定見て妄想するのが
一番わくわくして興奮するかもしれない
坊ちゃん付きの侍女
紅楼夢だとファースト:襲人、
セカンド:晴ぶん(雨冠に文)
サード:麝月
………
母や姉の侍女とか、妹の女家庭教師とか、
日本だと乳母、乳兄弟姉妹、
イギリスだと女家庭教師(ガヴァネス)、
中流以下だと子守女・ねえや、
宮廷設定だと女官・女官長とか、
宮女チャングムの教育、とか(女医)
御屋敷(城館)附属の教会の修道女とか、
関連病院の看護婦さんとか、
専属の女スイミングインストラクター
専属の女ヘアデザイナー
専属の女トレーナー
専属の女マッサージ師
専属の女子フィギュアスケート選手に
専属の女子新体操選手に
専属の女優、専属の歌姫、専属の少女歌劇団
HRM(ハーレム)48… 英語だったらHLM48かも。
いい意味でヒドいなw
まだまだ幼い許嫁、妾にする恋人、教育係、秘書、女執事、メイド、女奴隷
引き取った可愛らしい孤児、助けてあげた母娘、自分がオーナーをしてる会社の雇われ女社長
こんな感じなら
自宅屋敷の巨乳メイド、巨乳コック、巨乳執事
オーナーを務める要員養成女子高の巨乳女子高生、巨乳女教師、巨乳職員
オーナーを務める制服専門アパレル会社の巨乳秘書、巨乳スーツ社員、巨乳OL服社員
オーナーを務めるレストランの巨乳ウェイトレス、巨乳コック、巨乳職員
オーナーを務める病院の巨乳女医、巨乳看護婦、巨乳職員
オーナーを務める運輸会社の巨乳運転手、巨乳バスガイド、巨乳パイロット、巨乳スッチー、巨乳職員
オーナーを務める警備会社の巨乳警備員、巨乳職員
オーナーはもちろん、ハーレム要員のオーナーでもある
みたいなハーレムSSを書こうと、構想を永年練り続けている。
もう、何年も…。
メイド姉妹とイチャイチャしたい
>473
まずは、朝目覚めたら、巨乳メイドにまたがって
起こされているところから書くんだ。
昨夜の記憶があいまいで、
自宅に戻っていることが認識できてなくて、
他の誰かに「重いよ」とねごとで苦情を言うところから。
そしたら巨乳メイドが括約筋で怒りの反応を…
そんなに巨乳が好きなら、巨乳んちの子になっちゃいなさい!
>477
あらあら、お姉さま、失礼いたしましたわ。
わたくしといたしましたことが、おほほ。
>476
そのままもげろ!でも書いてくれたら許す
巨乳ハーレム…最高じゃないか
482 :
473:2011/12/14(水) 06:50:38.88 ID:acyhCKJo
御神体を勤める神社の巨乳神主、巨乳巫女 を追加
>>476 ごめん、朝は巨乳メイドの目覚ましフェラで起こして貰う事にしてるんだ。
巨乳メイドのフェラの感覚で気持ちよく覚醒して目を開けると、別の巨乳メイドの巨乳が目の前にあって、
それをほおばりながらゆっくり目を覚ますんだ。
でもついあんまり巨乳ねぶりに夢中になってると、フェラ役の巨乳メイドが自分も構って欲しくて段々と
フェラが強く激しくなってきて…ふぅ。
では、フェラ担当の巨乳メイドさんのスペックをば頂けます?
おいくつで、ご主人様にお仕えしたのが何年前?
お宅のメイドさんの朝の制服は、黒ワンピにエプロンドレス?
こちら向きでフェラ?69向き巴型でフェラ?腰あたりに横向きでフェラ?
掛けぶとんはおなかだけ?掛けぶとん潜り込みフェラ?
>>483スマンまだスペックまでは詰めてないわ。
>>482書いた時のイメージは、まだ場慣れしてない感じだったから、高校のメイド実習で来てたか、卒業配属直後位で17〜18歳かな。
高校入学時に主人に心も体も巨乳も捧げて服従を誓ったから、その時点で主人の所有物。どう扱おうが主人の気分次第。
正メイド服は、黒ワンピにロングエプロンドレスだけど、新人だったらひざ上スカートでもいいかも。日によっては乳出しだったり、裸エプロンだったり。
メイド実習だったら、憧れのヘッドドレスはなしってのもありかな。
掛け布団だかタオルケット腹までまくって正面足側からフェラで目覚ましし。
ただ起こすだけが目的ではなくて、主人に朝の目覚めを気持ちよく過ごしてもらう事が目的なんで、時間をかけてまったりと。
主人の気分がよければ、その場で御褒美して貰える。
ただし目覚まし役は、その日のお傍係2人の役目だから日替わり。昨日のお傍係は朝まで一緒で、朝に後任に引継ぎ。
そんな感じ。書く時には変えてるかもしれんけど。
「天使にラブソングを」の見習い修道女さんみたいなイメージした。
見習いの制服とかヘッドドレスのかわりになんだっけ、髪をまとめる
白い布1枚の三角にみえるやつ。頭巾じゃなくて、なんていうんだっけ。
昔の給食の調理員さんがしてたようなやつ。
三角巾かな?それもいいね。
巨乳看護婦さんも、戴帽式まではそうだったんじゃないかな。
いや、巨乳じゃなくてもだけど。
いっそ、ハーレム主が看護師(♂)とか。
俺が勤めている病院は、隣接している看護学校から看護師の卵が
看護実習に来てるけれど三角巾なんて付けてないぞ。
普通の、給食着の頭巾みたいなのをしてるだけ。
ナースキャップとか、あんなエロいアイテムを廃止するとかプロ意識が足りんよ
ナースもののAVは前髪を上げないからイヤ
お傍係が二人で、一人が見習いなら、
正メイドが見習いメイドをびしばし指導しながらフェラかな。
指導係の巨乳メイドは、エプロンドレスの胸元をはだけて、
巨乳を口に含ませてくれてて、ときどき息をもらしながら、
見習いのフェラを言葉で指導するんですね。
正メイドの右手は実は自分の秘所を…
ナースキャップは病室から病室に細菌を運ぶ媒体になってるらしいから廃止の意見が多いとかなんとか
細目に交換するとか駄目なのか
>>490 そのプロじゃねぇだろw
>>493 細目にする意味が無い。
髪の毛に付着する細菌を防止するためとはいえ、病棟によっては駄目だしな。
近所にある呼吸器科・結核専門病院に入院していた家族を見舞いに行った時
も、ナースさんたちは簡易的な帽子か、つけていないかのどっちかだった。
今感染者が増えているというマイコプラズマ肺炎だって、飛沫・空気感染だから
ナース帽子の形状というかデザインによっては危険。
本当に感染防止するんだったらシャワーキャップみたいな
不織布防止を使い捨てにするのがコスト的にも正しいだろうな。
ロマンは0だけど。
そこまで注意するなら帽子だけでなくて衣服も不織布のが良いだろうね。
医療業務に使える水準じゃないから一例でしか無いが作業用使い捨て不織布外套とかエプロンみたいなのはホームセンターに行けばあるし。
>>495 手術着の時に着けるアレか
たしかに感染防止を徹底するならあれが正しい気がするな
しかし何のスレだここ
せめて抗菌ナースキャップとかでなんとかしてくれよお
精液が万能薬な男の子と病弱な女の子たちのハートウォーミンなハーレム物という電波を受信した
一発で完全治癒すると逃げられるから
一年くらいの継続摂取が必要だな
>>499 むしろ副作用で定期的に精液摂取しないといけない体になるとか
完全治癒はするけど麻薬みたいな中毒性があるのか
>>499 二次ドリ文庫にあったよ。
主人公は竜だけど、その体液が万能薬だから病弱な姫様のために倒されて連れてこられる、っていう。
中毒性のある設定じゃなかったけどね。
>>500 中毒性は無いけれど、女の子達のほうが精液に依存するようになるとか
もいいな。
回復はするが完治はしない、でもいいかもな
唾液だけどさくらんぼシンドロームってのがあったな
少量の精液が主食のサキュバスハーレムでもよいような気がしてきた。
MC催眠スレ、魔法超能力スレの域だな。
まあそれでも巨乳ハーレムなら文句ないけど。
見習い巨乳メイドの口技が、一日一日と習熟して練度が向上していく。
先輩巨乳メイドに評価を求められ、要素毎に点数を告げる。
細かいところを先輩巨乳メイドに聞き返され、
ギンギンのブツをもてあました御主人様は、
切れてしまう。
「今はもういいから、跨いでくれ。いつものとおりはいてないんだろ」
と先輩メイドの腕を引っ張る。
うれしいような、困ったような顔で、
自分の職務を思い出した先輩巨乳メイドは
エプロンの下の黒いメイドドレスの裾を持ち上げ、
膝立ちで、器用に先を手にもって合わせ、
ゆっくりと体重掛けずに見えないガイドスケールに
沿わせるように迎え入れていく。
「んあっ」
最後に体重をかけて子宮口が突き上げられると、
今の状況を忘れて声が漏れてしまう。
お勤めしていてこの瞬間が一番嬉しい。
御主人様に仕えるメイドでよかったという
安心にも似た気持ちで、心が満たされていく。
思いとはかけはなれたところで
腰が快感を求めて勝手に動く。
前後にしゃくりあげ、戻すときに肉芽をなじるように
グラインド。鍛えられたメイドの腰は無意識に
御奉仕と自分の快楽を両立させるだけのテクニックを発揮する。
骨盤の底の筋肉の収縮は、御主人様をリズミカルに締め付け始める。
いいねぇ
どんどん書いてくれよ
いや、すみません。473氏が長年温めている構想を
チクチク刺激して具体化してもらおうと煽ってるだけなんです。
こんな私が調子によってアドリブ任せで書き込んですみません。
×調子によって
○調子に乗って
別に調子に乗ってても何の問題もない
これまで巨乳ハーレムで盛り上がっておきながら何故パイズリに関するレスが一つもないのか
クィンティブルパイズリ
ハーレムか
何もかもみな懐かしい
516 :
509:2011/12/18(日) 16:49:47.67 ID:HxCovIfe
安価が多すぎて確認しながら読む気にならない
Cでいうところのポインタの多用?
>>473 の続編は510にまかせた。オレは番外を書く。
の一行で済む話を……
男優一人に女優たくさんが所属するAV制作会社とかいいな
>>522 歓楽のハレムのどっかにあったぞ、そういう話。
自社の事務職という設定の女優を出演させるAVってあるよね?
ハーレムエロ小説としては新入りハーレム要員に他のハーレム要員も交えて
床作法教育とかが醍醐味だよね
>>525 確かに。
不慣れな扱い方だと主も、痛みを感じるし。
ねえ、クリスマスプレゼントなんだけど・・・
お姉さん達じゃダメ?
そうすれば、これから毎日お姉さんたちにあなたの身の回りのお世話ぜ〜んぶしてもらえるのよ?
おっきくてふかふかなベッドの上で、朝はお姉さんたちの全身舐め奉仕で気持ちよーく目覚めて、夜は何十人ものお姉さんたちにたっぷり可愛がられて、
最高の気分でおちんちんから精液ぴゅっぴゅって出させてもらえるのよ?ねーえ、想像しただけでも出ちゃいそうでしょ?
他にも、そうねえ・・・お風呂は、夜景の綺麗なワンフロアまるまる使った広ーいお風呂で、
あなたの体は、全身泡でぬるぬるになったお姉さんたちがマットの上で頭からつま先まできれいきれいしてあげる
その後は湯船の中でお姉さん達をはべらせて、ゆったりと贅沢なバスタイムを過ごすの。どう?素敵でしょ?
ご飯だって、お姉さんたちの心のこもった手料理を、手でも、口移しでもお好きなように食べさせてあげる
おっぱいに盛り付けてあげてもいいし、あなたがしたいなら女体盛りだってしてあげるわよ?
デザートは・・・ふふ、何がいいのかな?
プールも作っちゃおうか?休みの日はセクシーな水着姿のお姉さんたちと一日中気持ちいいことしましょうね
みんなでオイルマッサージもしてあげちゃうから、平日の疲れをしっかり癒してもらおうね?
思いつきで書いた
細かい設定は一切ナシ
く、口移しは、け、結構です。
俺は口移し好きだけどな
飲み物は口移しで、唾液交じりになった物をゆっくり流し込ませ
乳皿に盛られた料理に皿ごとかぶり付き、手掴みで口に運ばれた料理を指からねぶりとる
自分の体にこぼれた料理は、ナプキン代わりに舌で舐め取らせる
インド料理屋に始めて行ったやつが食べ方を聞いたら、ひげを生やしたウエイターが指で料理を
グチャグチャとかき混ぜ、そのままつまんで口に押し込んできたと言う話を思い出した
若いインド美人がこんなサービスしてくれるなら嬉しいんだけど
>>530 なるほど
オメェンコォをぐちゃぐちゃに掻き回してそこで食べる
と
>>527 いいよ、いいよ
ちんちん立ったよ
次も、期待してる
当方
>>337なんですが、皆さんにお知恵をお借りしたいのです。
2ちゃんとかPinkみたいに日替わりでIDが表示される無料掲示板って知りませんか?
したらば?
したらばは、補助掲示板で確認してたら、IDが日替わりじゃないみたいなのであまり適さない感じでした。
そこは設定で変えられるよ、っていうか補助掲示板じゃなくてしたらば本家を確認しときなって
どうもありがとうございます。
ちょっとやってみます。
なんとかいけそうです。
ありがとうございました。
準備が出来たら、声をかけに来ます。
>>531 ギルティクラウンで相手の胸に手を突っ込むと武器を取り出す能力者がいるんだ。
もしアトミック文庫で相手のマ○コに手を突っ込んで武器を取り出すハーレム主がいたら、
ギルティクラウン乙っていってやんよ!
シャイニングハーツだっけ、女の子から剣を取り出すやつ。
メガブレイドも女の子を武器に変えてたな。
このデンでいくと、弁慶さんはヒロイン999人のハーレム持ちだな。
弁慶はただのコレクターだからなあ。
集めたらあとは愛着なさそうで。
マ○コにアレを突っ込んで心を盗んでいくハーレムヒーローの物語がいいな。
自分が最初に見たのはウテナだな>武器取り出す
あれもある意味ハーレムと…無理があるな
桜国ガイストってのもあったな。
モンスターが剣になる…だけだと思ってたら、中盤から人間もどんどん剣になってった
エレメンタルジェレイドは女の子が武器になってたけど
一人、武器になる女の子を12人くらいはべらしてる奴がいた
全員殺されたけどね
保管庫の「勇者九十九」しか浮かばなかった。
あれは武具が女の子になっているのだろうけれど。
真っ先にX思い出した
まあ、女は死ぬけど
レジェンドライダーたちを女として、ディケイドがハーレム主なら、武器化ハーレムが作れるよ。
「ちょっとくすぐったいぞ?」
シャイニングハーツだったかウィンドだったかは男からも出せたな。
まあ正直割とありがち。
ぶっちゃけギルクラどうこうはいつぞやの種どうこうに通ずるものを感じる。
このスレ的にポイントなのは、
・女の子と武器の関連性(性格や外見、境遇などが武器の特徴にマッチしているか?)
・女の子と主人公の関連性(愛情、主従、依存、など)
・女の子の武器化プロセスがエロいか?(メガブレイドだと女の子の武器化にはアクメが伴う、とか)
・ハーレムであることに意味があるか?(敵や状況に応じて武器/フォームを切り替えるために、常に複数ヒロインが必要、とか)
辺りなんじゃないかと愚考する。
このへんを満たす作品はなかなかなくて、いつも2次創作かオリジナル設定の妄想に終わるんだよね。
あけましておめでとうございます
正月らしいハーレムといえば何だろうか?
干支ハーレムとか
遅れてきたサンタハーレム
オーソドックスに巫女さんハーレム
そんなあなたに
つ「五人のミコガミさま」
七福神全員女性化ハーレム
あけおめ
なんか投下ない?
なんか書きたい気分だからお題おくれ
ドMな娘のハーレムで
小学生のロリっ娘も居るよ、的な
ドラゴンハーレムまだっすか〜?
7人の龍娘を屈服させることで願いが1つだけかなうとか
7人の龍娘を陥落
↓
願い事は「7人を俺のものにする」
↓
「なってるじゃん」「なってます」「なってるよ」・・・
↓
orz
他に願い事はないのか?ではさらばだ→世界中に散り散りに
7人の龍娘を陥落
↓
願い事は「ギャルのパンティをおくれ!」
↓
「私のパンツあげるー」「待て私が先だ!」「ずるいー私のパンツがいいよね」・・・
↓
どっちにしろハーレム
俺が書けるとは言えないが、
どんな龍娘がいるだろうかとか考えてみようぜ。
誰かがその娘たちで商業デビューしたとしても泣かないから。
おまえ等も泣くなよ?泣くんじゃないぞ?
自分のホームページでシリーズもののハーレム小説が書きたいんだけど、
このスレ的にNGな要素(輪姦、乱交とか)も入れたいんだ。
NG要素のある回は注意書きをした上で、番外編(ストーリーには影響しない)にしておいたら
このスレの住人は読んでくれるかな?
>>570 別にこのスレ住人が読まなくても、林間乱高ありのハーレムものは普通に需要あるだろうから、エロ小説系のサーチエンジンに登録すればいいとおもうよ。
独占主義のハーレム好きは、たぶん、
「このヒロイン可愛いから好きだけど、飛ばした林間話では誰彼ともなく股を開くビッチになってるのかも?」
みたいな疑心暗鬼に陥るやつもいるだろうから、
無理にすすめなくてもいいんじゃないか?
>>571 ありがとう
乱交許容のハーレムって独占派にもハードなのが好きなひとにも相手にされなくて
なんか肩身がせまいんだよな(´・ω・`)
NGなしのハーレムものができれば投下するかもしれないのでそのときはヨロシク
>>572 逆に言えば、ニッチな需要はどこかしらあるわけで、そういう人たちの集まるところをさがしだすのもいいんじゃないか。
このスレも、独占派以外に許容派もいるわけだから、そういう人に向けて(注釈つけた上で)HPアドレスさらしても問題ないはず。
とにかく、自分の好きなものを書こうぜ!
ニッチは言い過ぎたようなきがする。
独占ハーレムも十分ニッチだよな。
自演乙としか
お好きにどうぞ
>>577のスレを立て逃げした
あの荒らしが戻ってきたのか…
自分の立てたスレで存分にやってくれよ
ごめん、なんかめんどくさいことになっちゃったね
まあ、見えない敵と戦ってる人はどこにでもいるから
スレ的にNG要素入ってるって本人が理解してるのに
あえてこのスレで質問し、NG要素の独白愚痴書き込んでたら「うぜぇ」って感じる人もでる
SS作家スレあたりで語ればいいのに、何故ここで質問したし…
え、このスレってNG要素はあるけどハーレムな作品を語るのなしでしたっけ?
それを使って延々粘着する荒らしが出たからなしになって久しい
>>583 そうなんだ…
なんか潔癖症みたいなスレになっちゃったな
乱婚好きの俺としては悲しいわ
嗜好は人それぞれあるだろうけど
乱交含めたハーレムはここじゃ嫌われるからね
何事もTPOだよ
>男一人対女複数をテーマにした物語を書くスレです。
ここじゃ嫌われる以前にスレ違いです。
意見はそれぞれだろうけど別スレがあるんだから住み分けた方がよろしい
それじゃあスレタイに独占っていれたらいいんじゃね?
「男一人対女複数をテーマにした物語」でもちょっとでもNGがあればスレチなんだよね?
初期のスレから
>基本的には複数プレイや、そこに持っていくまでの過程を中心にしたいですが、
> 二股三股等、とにかく男一人が複数の女性と関係を持つ話もOKとします
とあるのに、なぜ他の男を入れたがるwww
百合乱交好きの荒らしが立てたスレ
>>576あるんだから
NGあるならそっち使えばいいだけ
もう正月終わったけど、ドラゴンハーレムこないね〜
>>591 「百合乱交好きの荒らしが立てた」というのが印象悪すぎて二の足踏むわw
そのスレ、注意書きからしてこっちのスレへのヘイト全開だし
しかし、3Pや4Pの過程で女同士の絡みがあるのぐらいは
描写の都合ということでお目こぼし願いたいもんだが
お目こぼしするかどうかは読んだ奴次第だろ。
ただ、
>>577が立てられた前後のこのスレの過去ログを読んでりゃ
俺が
>>594だとしたらとてもそんな内容をこのスレに案内する気にはなれないよ。
袋叩きにされるのが目に見えてる。
主人公以外の男がからまなきゃ誰からも文句でないよ
そのスレ立てた荒らしが妙なテンプレにしてるのは
投下された小説に百合が有ったらほめて、百合が無いと作品をけなす
というハーレムスレに関係ない基準で感想書いて、皆から叩かれたせいだw
そういう描写を否定する気はない
もっと百合書け、むしろ男イラネという馬鹿とそれに過剰反応する馬鹿が表れて
スレが荒れる覚悟だけしとけばいい
久しぶりにのぞいてみたらお前らまだそんなくだらないことで言い争いしてたのかよwww
一体何回同じ話題繰り返せば気が済むんだ
そんなんだから職人に敬遠されるんだよ
語るだけならよそでやれ
ここは小説を書くスレだよ
594のような人間が現れる限りこの手の罵り合いは無くならないと思う。
住み分けされているのに、いらぬ干渉を無理矢理しようとするから訳が
わからない事になってんのにねぇ。
あ、まだやってたの?
いつの時代のことだか、詳しくは伝わっていないが、
寝室担当メイドや着がえ担当メイドが大勢いるなかで、
身分はそんなに高くないのだが、着がえ担当メイドのなかに、
とても御主人さまのお気に入りのメイドがおったとさ。
何れの御時にか、女御更衣数多侍い給ひける中に
いと止ん事無き際には在らねど、優れて寵めき給う在りけり
源氏のあれはハーレムとはちょっと違うような気がするけどね
和服ハーレム
浴衣
振袖
十二単
巫女服
あと何がある?
忍者服
貫頭衣
袴
柔道着
まわし
割烹着
単衣
ロリも熟女も近親相姦もあって至れり尽くせりだな
ツンデレ、ブス、癒し系も
615 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 04:31:27.63 ID:BfZeKSHu
夜中にふと思い出したが、個人的にハーレムものってミリタリーや政治とつなげて考えると一番萌える。
単にハーレム小説といったら某キャッスルシリーズが一番に好みってだけなんだけどさ。
>ミリタリーや政治とつなげて考えると
どゆこと?
ただの個人的な趣味主観の話だろ
>>616 大国の皇帝が周辺の小国との同盟関係を維持するために、
年頃の姫君と政略結婚(もちろん複数)
ハーレムの形成や維持、将来についてうだうだ考えず、エロに集中出来るな。
>>619 王様を政治から遠ざけるために、
美女をかき集めた後宮へ王さまを押し込み、
中では酒池肉林させる代わりに、
外の世界には関与させないのですね。
まあ、その王様が実は国を憂う賢い男であったが、
政治の実権を握る重臣による暗殺を避けるために、
あえて愚か者のふりをしてハーレム三昧という設定は…誰得だろう。
なんだか、堺雅人さんがにこにこしてる某大河ドラマのシーンを連想した。
「余の顔、見忘れたわけではあるまいな?」
「何を偉そうに……まさか、国王陛下!?」
目の前に立つ男の正体に気付き、大臣の顔から血の気が失せる。
普段高慢な大臣の様子に狼狽えた商人が頓狂な声で叫ぶ。
「陛下……? 普段後宮でロリババア相手に腰を振ってるあの国王陛下ですと!?」
「いや、最近のお気に入りは巨乳の娘相手に酪農家気取りで搾乳プレイをする国王陛下だ」
青い顔をしたまま、商人の頓狂な物言いに言い返す。
貧乏旗本の三男坊みたいにはいかないな
「上様、お手向かいいたしまするぞ」
こわばった声でそう言い放った悪代官の手には巨大な張型が…
>622-623
もちろん、大臣は熟女で商人は三つ編み眼鏡で悪代官はデコ娘だな。
大臣は耳年増のメガネっ娘処女だろjk
あ、熟女でも可だ……、じゃ全面的に賛成で
ファンタジースレの魔王シリーズみたいなのいいよね
>>615 隋の勃興から唐の安史の乱あたりまでお奨め。
皇后のたっての希望で一夫一妻を認めさせられた隋の文帝、皇后の死後のそのはっちゃけぶり、
煬帝の女遊び、唐の高祖の子作り生活、太宗のクーデターと弟嫁の寝取り、
武則天の尻に敷かれる高宗、実は息子の嫁だったのが玄宗の後宮に入った楊貴妃……などなど。
典型的な、セックス&バイオレンス物語になる。
設定はファンタジーの世界。
主人公の亡き父は先代国王、その同母弟が現国王、この兄弟の異母弟が、宰相として
抜群の政治手腕で国を支えるが、宰相には娘ばかりで男児なし。
主人公には妾腹でハーフエルフゆえに継承権なしとみなされる兄がいて、同母弟もいる。
現国王に一男一女あるが、息子の出来が悪い分、娘の出来はかなり良い。
で、男性しか国王になれないはずのこの国で、国王が病に倒れる。
長い闘病生活が予想されるなか、後継者問題が顕在化。
外戚や有力貴族、国教の教団からエルフやホビットなど国内少数派の思惑も絡み、
宮内庁侍女副総監をスパイとしてる盗賊ギルドも暗躍して……。
>628
宰相の娘たちがてんでに主人公たち後継者のハーレムに入って王妃になろうと伴侶を盛り立てる、世はまさに大ハーレム時代なり。
寝取られが発生すると継承権を失いかねないので、相手のハーレムに入る前に自分のハーレムに入れなきゃいけない……
……ああ、カードゲーム『ハートオブクラウン』の始末か。
あれ、最近先帝が東方にも妾と娘を設けていた事が判明して、これで八人目か……
プレイヤーはこの、六人プラス双子一組のうちの一人or一組を選んで擁立し、貴族や侍女を味方に付けて彼女を皇帝とするのです……って逆だった。
日本語でおk
地位の高い女官も、
身の回りのお世話係も、
うっかり手を出すとそれなりの政治的代償を払わされる感じが
なんだか怖い設定だな。
メイド服やらドレスやらが期待。
ハニートラップ返り討ちハーレム
主人公にハニートラップを仕掛けた女は骨抜きにされ漏れなく後宮入り
>632
『迷宮キングダム』のリプレイで、そうして生まれた三人の異母姉妹が新たなハーレム主を捕まえ損なったのが。
>>628の続き。
王宮のメイド(侍女)は公設私設の両方あり。
公設侍女は、宮内庁に所属し給料も国庫から支払われる、公務員みたいな感じ。
人事権も宮内庁にある。制服は黒か濃紺のエプロンドレスで、スカート丈もくるぶしまで。
私設侍女は、王族それぞれがポケットマネーで雇う。公設侍女と違って、仕える王族の枠を
越えての異動はない。メイド服も制式のものとしないでよいので、ミニスカヘソ出しも有り。
ただし、このような装いの私設侍女は王宮の公的エリアへの立ち入りに制限がある。
これらは侍従(男性使用人)についても同様。
この国では王族のみ、一夫多妻制。
ただし、正妻か、それに準ずる妻妾との子にしか、王位継承権は認められない。
他の子は最終的に、騎士や貴族として独立し、王宮から離れる。
私設侍女は、大奥の部屋子みたいなことだな。
>>634の続きと訂正。
>この国では王族のみ〜〜王宮から離れる。
を以下に訂正。
この国では王族のみ一夫多妻制。明確な数の制限はないが、普通の王族は王よりも少ない人数で
しか持てない。太子だけ例外。つまり、無制限に持てるのは王と太子だけ。
王位継承権は正妻か、それに準ずる妻妾との子が優先される。
他の王族は基本的に王の曾孫の世代まで王族で、以降の世代は臣籍降下するのが原則。
魔王に滅ぼされかけた国を救った勇者と、生き残りの姫が建国。
勇者は姫との間に5男をもうける一方、仲間だった戦士、傭兵、僧侶、魔術師、精霊使いとの
間にも子孫を残す。
姫との子孫は男系で、仲間との子孫は女系で、それぞれ現在まで存続してる。
国の規模は魔王侵攻以前の数割で、他は同じ文化圏ながら複数の別の国になってる。
魔王再来に備えての統一、さもなくば連合が理想的だが、上手くいってない。
お前は何がしたいんだ?
ここに書く予定でいるが?
まだ決まっていないものが多くて、すぐに書けないけど。
設定やプロット晒されてから本文投稿するのと
1から新規投稿するのとじゃ
読者がうけとるおもしろさが全然違う
作品書く予定なら、勿体無いから設定チラ晒しやめときなよ
小説を書くスレだよここは
世界各国のムチムチ美女を犯し尽くしたい
起承転結なんか考えずに、こんなハーレム欲しいってなSSでもありなのかね?
いや、まだ書いてないが
設定の投げっぱなしはいらない
エロの投げっぱなしならほしい
こんばんわ。
「上津美千鶴の平穏な一日」
>>351の続きを投下させていただきます。
※ハーレム主が少年注意
登場人物:よみがな
・向島 樹(むこうじま いつき)
・向島 睦(むこうじま むつみ)
・他は
>>101>>345参照です。
3.可愛いご主人様のちょっとした主張
トイレから出て、バスローブを羽織り直す。
ふう。今朝も快便でした♪
……これってもしかして、さっき日菜さんがお尻を弄ってくれたから、かも? うーん、お仕置き、
今からでも少し手加減してあげようかなー。
それに、今日は尿瓶を使わずに普通におしっこ出来たのも嬉しい。いつもはすぐに勃起しちゃって
用を足しづらいペニスを、美沙緒さんがしっかりと搾り取ってくれたからね。僕専用の特製の尿瓶は
口が下向きに付いていて、勃起したままでも用を足せる仕様にはなっているんだけど、たまには普通
にしたいじゃない?
これは後で美沙緒さんにも、いっぱいお礼しなくちゃね。それはもう、いっぱい、いっぱい、いや
になるくらいいっぱい――ね。たとえ美沙緒さんが「いや」って言っても、お礼をやめたりはしない
もんね。くっくっく……。
でもまあその前に、まずは冬百合さんだよね。ペニスも、用を足し終えた直後からむくむくと回復
して、既にすっかり臨戦態勢だ。うふふ、待っててね、冬百合さん。その恥らう素敵なお尻の穴を、
じっくりたっぷりねっとりと犯してあげるからね。
そんな風に、いやらしく喘ぐ冬百合さんの姿を想像して先端からカウパーを溢れさせながら歩いて
いると、廊下の向こうからがらがらという音と女性の話し声が聞こえて来た。
「大丈夫よぉ、睦ぃ。ちづちゃんってぇ、絶ーっ対、こういう直球なのが好きだからぁ!」
「そうかしらぁ、樹ぃ。いくらなんでもぉ、ちょっとあざと過ぎるんじゃないかしらぁ?」
人によっては少々イラつくらしい、でもぼくにとってはそれも魅力の一つである、かなりおっとり
とした口調で話しながらやってきたのは、荷物を載せた台車を押して歩く二人のメイドさんだった。
アッシュブラウンに染めたショートヘアを前下ろしのグラデボブにした向島樹さんと、ベージュに
染めたふわふわのロングヘアをリボンでゆるく一つに束ねた向島睦さん。二人とも髪型こそ違うけど
それ以外は全く同じ容姿をしている。それもそのはず、この二人は一卵性双生児なんだ。
丸顔で、ぽってりとした唇と少し下がり気味の目尻がなんとも可愛らしい、26歳の彼女達。大変
整った顔立ちをしているんだけど、それよりもまず目が行くのは、その豊満な胸だ。玲香さんが巨乳
なら、彼女達はまさに爆乳。しかも、わずかに垂れながらも決して垂れきっていない、奇跡のような
釣鐘型。その上ウエストはきゅっとくびれていて、ぷりんとしたお尻も大きすぎず小さすぎずという、
完璧なプロポーションの持ち主達だ。
「「あらぁ」」
ぼくに気が付いた二人は、双子らしい綺麗に揃ったユニゾンで声を上げた。
「噂をすれば、だわぁ。ちづちゃん、おはようございますぅ」
「まあ、本当だわねぇ。ちづちゃん、おはようございますぅ」
と挨拶しつつ、右から樹さんが、左から睦さんが抱き着いて来た。ぼくは顔を二人の胸に埋もれさ
せながら挨拶を返す。
「うん、おはよう、樹さん、睦さん。荷物、いっぱいだね」
「はぁい。さっき市場から帰ってきたところなんですぅ。ねー睦ぃ」
「はぁい。それで今ぁ、着替えて荷物運んでるんですぅ。ねー樹ぃ」
台車に載っているのは、野菜やお肉、調味料と言った食材。二人は、うちの料理担当なんだ。
元々、都内某所でビストロを共同経営していた彼女達。美味しくておしゃれ、おまけに安いと評判
も高く、彼女達の見目麗しさも手伝ってそこはちょっとした有名店だったんだ。だけど色々とあって
お店を続ける事が出来なくなってしまった。そこで、ぼくが専属の料理人として雇った――という訳。
彼女達の料理の腕前は、それなりに美味しい食事に慣れているぼくの舌をも十分に満足させてくれる
物だったしね。もちろん、夜は彼女達自身を美味しく頂いちゃうんだけど! ……いや、別に夜じゃ
なくても頂いちゃったりするんだけどさ。
それにしても。
「二人とも、すごい格好だね」
「そうなのよぉ! 樹がねぇ、ちづちゃんに喜んでもらおうって言って、準備したのぉ」
「そうなのよぉ! 基本の一つなのにぃ、そういえばまだやってないなぁって思ってぇ」
二人はぼくから一歩離れると、体をやや横向きにして片足を前に出し片手を腰に当てた、いわゆる
モデル立ちをシンメトリーに決めた。
「「どうかしらぁ?」」
「樹の言う通りぃ、やっぱり男の人ってぇ、こういうのが、好きなのぉ?」
「好きだよぉ! ねー、ちづちゃん!」
「そうだなぁ」
ぼくはあらためて二人の姿を確認する。
樹さんは水色地に白い水玉模様のエプロンを、睦さんは胸の部分にぶち子猫のアップリケをつけた
クリーム色のエプロンを、それぞれ身に着けている。足元にはエプロンとおそろいの柄のスリッパ。
そしてむちっとした太ももを包む、白いレースの付いたニーハイストッキング。
――それだけだった。
爆乳美女二人の裸エプロン。
こういうのが好きかって?
「もちろん大好きだよっ!!」
ぼくは親指を立てて樹さんに突き出した。
「樹さん、グッジョブ!」
「わぁいやったぁ! ほらねぇ睦ぃ、私の言った通りでしょお?」
「うんー。えへへ、良かったぁ、ちづちゃんに喜んでもらえてぇ」
「いや、でもね」
と、手を取り合って飛び跳ね、支える物の無い大きなおっぱいをぶるんっぶるんっと揺らしながら
喜ぶ二人に、ぼくは水を差した。
「「でもぉ?」」
両手を合わせた格好のままそろってきょとんと可愛らしく首をかしげる二人に、ぼくは残念そうな
顔を作り、小さく首を振って言う。
「二人とも、裸エプロンの魅力を十分に発揮できてないよ……」
「「……そうなのぉ?」」
「そうだよ。だって考えても見てよ。エプロンって、本来どういう時に着けるもの?」
「えーと、それはやっぱりぃ」
「お料理する時、かしらぁ」
「でしょう? だからやっぱり」
ぐっと握りこぶしを作って、ぼくは力説する。
「ハダエプはお料理してる姿を後ろから眺めるっていうのが、一番の醍醐味だと思うんだ! そりゃ
もちろん、二人くらいおっぱい大きければ、ううん、例えおっぱい小さくても、前から見た姿だって
官能的だし可愛いし大好きだけど、前からだと、わざとはだけない限り、あくまでおっぱいは隠れて
いる訳じゃない? せいぜい、乳首がちょっとのぞくくらいでしょう? チラリズムだよね。それは
それでハダエプの魅力だけど、それを踏まえた上で後ろから見ると、すべすべの背中も! ぷりんと
したお尻も! 全然隠せてない! 丸見え! 全部見えちゃってる! で、ちょっと恥らっちゃう!
これ! 超可愛い! でも大好きなぼくにだから、見られちゃってもむしろ嬉しかったり! それで
大好きなぼくの為にお料理作ってくれちゃう! なにそれとっても愛おしい! もう襲っちゃうよ!
でも刃物や火を使ってる時は危ないから我慢するんだ! そしたら二人は、料理が終わっても後ろ姿
のまま止まって、襲われるのを待っちゃたりして! でもでも、ぼくは意地悪だからすぐには襲って
あげないで、どうしたのー? って、わざとらしく聞いちゃうんだ。襲って欲しいってちゃんと言う
まで何もしてあげないの! で、よりえっちにいやらしくおねだり出来た方から襲ってあげるんだ!
だから――」
「……だ、」
「だからぁ……?」
何故かちょっと驚いたような表情で尋ねる二人に、ぼくはにやりと笑って告げる。
「――だから、今はまだしてあーげない♪」
「「えー!」」
今度は不満たっぷりって顔になり、抗議の声を上げる二人。
「もーなによぉ樹ぃ、この格好ならちづちゃんその場で押し倒してくれるって、言ったじゃなぁい」
「もーなによぉ睦ぃ、そこまでは言ってないでしょぉ。すごく興奮してくれるとは、言ったけどぉ」
むすっと頬を膨らませながら、可愛らしく口論を始める向島姉妹。と言っても、二人ともこの口調
だし、緊張感はあんまりない。いやもちろん、本気で喧嘩している訳でもないだろうけど。
ぼくは、樹さん、睦さんの順にキスをして、おっとりな口喧嘩の仲裁をする。
「んぅっ、ちづちゃぁん……睦がぁ……」
「んぅっ、ちづちゃぁん……樹がぁ……」
「はいはい、喧嘩しないで。心配しなくても、朝ご飯の前にちゃんと犯してあげるから。ね?」
「本……」
「……当?」
「本当。だから二人とも仲良く、ね?」
「はぁい……」
「うん……でもぉ……やっぱりぃ……ねえ、ちづちゃぁん……」
睦さんはしぶしぶながらも頷いてくれたけど、樹さんは不満そうに食い下がる。
「あれ? なあに、樹さん、いやなの? じゃあ、今朝は睦さんとだけえっちしようかなー」
「あらぁ♪」
嬉しそうに両手を胸の前で組んでぴょんと跳ねる樹さん。おっぱいぷるぅん。それとは対照的に、
樹さんは慌てて両手を左右に振り、否定する。
「あぁん、違うのぉっ! いやじゃないのよぉ! でもねぇ、あのねぇ……」
「あのね、なあに?」
「あのねぇ、私ぃ、すっかりその気になっちゃってたからぁ……だからぁ、そのぉ……」
エプロンの裾を指でつまみ、上目遣いでもじもじとする樹さん。ぼくはうつむき加減の彼女の顎に
人差し指をかけ、聞いた。
「だから? 朝ご飯まで我慢できない?」
「そうなのぉ……ねぇ、睦だって、そうでしょぉ……?」
「そうかもぉ……やっぱり、期待しちゃってたしぃ……」
「もう、睦さんまで……。ダメだよ、ぼくが我慢しなさいって言ったら、我慢しなきゃ。じゃないと
二人とも、お仕置きしちゃうからね!」
ぼくは両手を腰に当ててちょっと凄んで言ってみたけれど、
「ちづちゃんに、されるなら……」
「……お仕置き、全然ありだよぉ」
なんて言っちゃって、二人ともちょっと嬉しそう。
「何だって?」
「う、ううん!」
「な、何でもないのぉ!」
……まったくもう、二人とも仕方ないなぁ。
でもまあこの二人に限らず、最近入ったメイドさん達はぼくの全力全開のお仕置きを知らないから
仕方ないかも。あんまり怖がらせたくないし、そこまで聞き分けのないことをする人達でもないから
する機会もなかったからね。でも、朝の玲香さんにも思ったけど『たまにはご主人様としての威厳を
示さなきゃだもん』ね。よーし、もし明日の朝までに玲香さんがもう一度おいたをしたら、見せしめ
に全力で公開お仕置きの刑に処しちゃおうっと!
でもとりあえず、今はお風呂だ。冬百合さんがお尻の穴を準備して待ってるからね。
「二人とも、ぼくとえっちしたいのは分かるけど、ぼくはこれからお風呂に入るから、あんまり時間
取れないんだ。だから、後で、ね?」
「うー……じゃ、じゃーあー、せめてぇ……ねぇ睦ぃ」
「うん、樹ぃ……。お願いちづちゃぁん、せめてぇ、ちづちゃんの、お胸にちょうだぁい」
と言って二人がエプロンの胸当て部分をぐっと絞るように掴むと、その両脇から、迫力のおっぱい
がぷるぅんっと顔を出した。
柔らかそうな、白くて大きいすべすべの乳房。それに比例して大きな、しかし決して大きすぎない
茶褐色の乳輪の中央では、美味しそうな乳首が既に最大限に勃起しており、その周囲にはびっしりと
卑猥なつぶつぶが並んでいる。
「ねぇ? ちづちゃんだってぇ、私達のおっぱいに挟まれてえっちなお汁出すの、好きでしょお?」
「ほらぁ、ちづちゃんのおっきいおちんちん、私達のおっぱいで、いーっぱい擦ってあげるよぉ?」
「もう、二人ともそんな事言っちゃって……」
にやにやと笑いながら体を左右に振って、誘うようにおっぱいを揺らす二人に、ぼくはバスローブ
の前を焦らすようにゆっくりとはだけながら答える。
「自分達が、そのいやらしいおっぱいをおちんちんで擦って欲しいんでしょう?」
「「えへへぇ」」
そう指摘すると、二人は恥ずかしそうに上目遣いでぺろっと舌を出した。
「でもぉ、そう言うちづちゃんだってぇ、ほらぁ」
「おちんちん、こんなにして欲しがってるよぉ?」
う……。確かに、前をはだけて剥き出しになったぼくのペニスは、先端からだらだらと涎を垂らし
ながら、ひくんひくんと上下に震えている。し、仕方ないじゃないか……この二人のパイズリってば、
それはもう絶品なんだもの。
でも悔しいから、ぼくはもう一度バスローブでペニスを隠すふりをする。
「別にー? ぼくはしなくたって良いんだけどー?」
「ああん、ごめんなさぁい! 欲しがってるのは私達ですぅ!」
「私達のおっぱい、おっきいおちんちんでいっぱい擦ってぇ!」
慌てて両手で胸を持ち上げ、アピールする二人。
「はいはい、仕方ない人達だなぁ」
ぼくはそう言って、今度はしっかりとバスローブをはだけ腰を突き出して見せつける。二人はそれ
に顔を近づけて見蕩れ、陶然となった。
「はふぅん……ちづちゃんのおちんちんってば、本当、何度見てもすごいよねぇ……」
樹さんはうっとりとした表情でそう言うと、台車に手を伸ばしてプラスチックのボトルを一本取り
出した。そして蓋を開け、二人のおっぱいにとろりと中身を垂らす。
「本当ねぇ……見ているだけで、子宮にきゅんきゅんって、響いてきちゃうわぁ……」
睦さんは樹さんと胸をくっつけると、自らの乳房を揉みしだくようにしてその中身――粘性の高い
液体をお互いのおっぱいに塗り広げていく。さらに二人の体が離れないように、同じく台車に乗って
いた拘束用の革のベルトを手に取って、向かい合わせで一つになるよう腰の所で二人の体を固定する。
ベルトをしっかりと締め上げると、くびれたウエストにきゅっと食い込んだ。
……って言うか。
「なんで食材積んだ台車の中に、ローションや拘束具があるのさ……」
「「えー、だってぇ」」
「さっきも言ったでしょぉ? 私達ぃ、裸エプロンに興奮したちづちゃんにぃ……」
「その場で押し倒される予定だったんだもぉん! あ、心配しなくても大丈夫だよぉ? これ、食べ
ても平気なタイプのローションだしぃ……」
「ベルトだって、ちゃんと綺麗に洗ってあるからぁ! ねぇえぇ、そんな事よりぃ……」
「お願ぁい……おっぱいじんじん疼いて、もうたまらないのぉ……早くぅ……」
「「ちづちゃんのおちんちん、おっぱいにちょうだぁい!」」
拘束ベルトで締め上げられ、むにゅりと潰れ合ったお互いの乳房を、ぷるぷるぷると揺するように
擦り合わせてローションを乳房全体に広げていきながら、二人はそう言ってゆっくりと膝をついた。
すると、爆乳の卑猥な合わせ目が、丁度ぼくのペニスの真正面に来た。ぼくは真上を向いたペニスを
ぐっと押し下げ、その擬似性器の入り口へあてがうと、腰を進めて一気に根元まで挿入した。大きく
柔らかい乳房は、かなりのボリュームがあるぼくのものの全てを飲み込み、優しく包み込んだ。
「「んっふぅぅ……っ!」」
ぼくのペニスの両側でいきり立った乳首とつぶつぶの乳輪を擦られ、二人は仰け反って甘ったるい
嬌声を上げる。その声が収まらないうちに、ぼくは右手を樹さんの、左手を睦さんの肩に置いて体を
支えると、その乳頭を責めるように小刻みに腰を動かした。にちゃにちゃというローションの粘り気
のある水音と、ぱちんぱちんというぼくの腰が横乳に当たる音が、卑猥に廊下に響き渡る。
「「んんーっ! ふうぅ……ふああ……っ!」」
二人は双子らしく、声を揃えてさらに喘ぐ。
「うふふ、乳まんこでおちんちん咥えて気持ち良さそうに鳴くね。二人とも、相変わらずおちんちん
大好きだね」
「あっ、ん……そ、そうよぉ……おちんちん、大好きぃ……だ、だけどぉ……」
「そ、それはぁ……ふあぁ……ち、ちづちゃんの、だから、なんだよぉ……?」
うん、分かってるよ。
ぼくは返事の代わりに腰の動きを速め、さらなる快楽を与える。
「あっ、あっ、ああーっ! わ、私、もうっ、もう……っ!」
「んんっ、もう……もう、イっちゃいそう……ふあ……っ!」
「もう? おちんちんでおっぱい擦られて、それだけでイっちゃうの? ふふ、どんどん恥ずかしい
体になっていくね。可愛いよ、樹さん、睦さん」
「「あぁん……っ!」」
ぼくの言葉責めにも、二人は嬉しそうに喘ぐ。
だけど、実を言えばぼくも、もうそろそろ出ちゃいそうなんだ。
二人が喘ぐ度にペニスを咥え込んだまま絶妙に揺れる、ローションまみれの濡れ濡れおっぱいの、
膣壁とはまた違ったマシュマロのような柔らかさと、竿全体を積極的に責め立てる固くしこった乳首
の引っ掛かり、そして数の子天井を思わせるびっしりと並んだ乳輪のつぶつぶ。美しい姉妹のそんな
爆乳名器に優しく包まれ、激しく擦られたら、大抵の男はあっという間に搾り取られてしまうだろう。
もちろん、この二人の体を他の男に試させるつもりなんか、毛頭ないけどさ。
「んっ……もう、出すよ……っ!」
「ああっ! だっ、出してぇ……っ! いっぱい出してぇ……っ!」
「ちづちゃんのせーしぃ、お胸に、いっぱいちょうだぁい……っ!」
ぼくはまあ、我慢しようと思えば、出来るんだけどさ。……本当だよ? だけど、二人ともこんなに
欲しがってるんだから、ここは素直に射精してあげる所だよね?
「く……うあぁ……っ!!」
ぼくは呻きながら、素敵な乳まんこの中に精液を流し込んだ。おしくらまんじゅう状態で潰れ合う
おっぱいまんこにみっしりと押さえつけられながらも、精を吐く度にペニスがびくっびくっと震える。
この乳まんこへの中出しが引き金になって、樹さんと睦さんも軽く達したみたい。
「「はぁーー……」」
二人揃ってそんな悩ましい溜息を吐きながら、うつむいて眉根を寄せ、小さく震えている。ふふふ、
おっぱいだけでイっちゃうなんて、可愛いなあ。そんな顔見せられたら、もう少しご褒美をあげても
いいかなって気になっちゃうよね。
ぼくは勃起が収まらないうちに、再び腰を動かし始めた。
「「んにゃほぁっ!?」」
イったばかりの敏感な乳首を擦られて驚いたらしく、二人は奇妙な悲鳴を上げて逃げ出そうとした
けど、ぼくは逃がさないよう、二人の肩を掴む手に力を込めた。ベルトで拘束されている(と言うか
自分達で拘束した)ので、そうすると動けなくなっちゃうんだ。
「だぁめ、逃げちゃ。ぼくだって、んっく……射精直後のおちんちん擦れて、結構きついんだからね」
「ふひっ! あああ……っ! だ、だったら、止めてぇ……っ!!」
「無理しなくて、い、いいからぁっ! んやっ!! ひうぅっ!!」
「そう言わないで。可愛い二人へのご褒美なんだから、んっ、遠慮、しないのっ!」
ぼくはそう言って腰を使い続ける。二人はペニスでおっぱいを責められる度に「ふひっ! んくっ!」
とか「きゃうっ! きゃんっ!」とか、鼻に抜けるような可愛い声で呻く。ぼくも、まだまだ敏感な
ままの亀頭が擦れて声が出そうになるけど、歯を食いしばってそれを抑え、抽迭を繰り返す。二人は
お互いの手を取って指を絡め、ぎゅっと握り合ってこの絶頂直後の乳首責めを必死に堪えていたけど、
そんな抵抗もむなしく、すぐに揃って仰け反りながら二度目の絶頂を迎えてしまった。
「「ふうぅぅぅぅ……っ!!」」
だけど、ぼくはまだ二度目の中出しには至ってない。むしろ、ようやく亀頭の感覚が少し回復して
きた所だ。
ぼくは構わず責め続けた。
「「ああああああっ!? ちづちゃんだめぇっ! もうやめてぇっ! んあおぉぉ……っ!!」」
ぼくは二人が逃げられないよう、さらにしっかりと二人の肩を掴むと、腰の動きにリズムをつけて
乳首を効率よくいじめてあげる。亀頭で撫で回し、カリ首で引っ掛け、血管の浮いた竿で擦る。二人
は首を振りながら叫び声を上げて耐えていたけど、そのうちにまた、声に甘い響きが混ざり始めた。
「んっ! ふっ! ふあっ! ああぁっ!」
「あっ! あっ! ひゃあっ! んーっ!」
「なあに二人とも、なんだかんだ言いながら、またイきそうになってるんじゃない。おっぱいだけで
続けざまに三回もイっちゃうなんて、もうすっかり淫乱姉妹だね」
「んあっ! ちがうのぉっ! こんなのぉ、ち、ちづちゃんだけなのぉっ!」
「ちづちゃんだからぁっ! ちづちゃんだからこんなになっちゃうのぉっ!」
「うふふ、分かってるって。嬉しいよ、二人とも」
「ああんちづちゃぁんっ!」
「ちづちゃん大好きぃっ!」
「ぼくも、大好きだよ……ああ、ぼくも、また出ちゃう……っ!」
「私もぉっ! 私もぉっ!」
「私も、イっちゃうぅっ!」
「「「ああああああああああああ……っ!!」」」
二人のユニゾンにぼくも加わり、今度は三人同時に絶頂に達した。びゅくんびゅくんと、ペニスを
震わせながらぼくが二度目の中出しをすると、二人は管に残った精液を搾り取るように、乳首が強く
擦れ過ぎない程度にゆっくりと乳房で竿を揉みしごく。優しすぎるくらい優しく搾精されるその感覚
をしばらく楽しんでから、ぼくは静かにペニスを引き抜いた。革ベルトで向かい合わせに固定され、
膝を立てた格好のまま座ることも出来ないでいた二人は、余韻を味わうように抱き合い、姉妹で唇を
重ねながらそっと腰の拘束を解くと、へなへなと力なくその場にへたり込んだ。閉じた胸が開かれて、
ぼくの二回分の精液が体を伝ってどろりと流れる。
「はーー……はーー……む、睦ぃ……大丈夫ぅ……?」
「はーー……はーー……い、樹ぃ……大丈夫よぉ……」
声を掛け合う二人。睦さんは手を伸ばし、樹さんの体に付いた精液を指で拭うと、ちゅばちゅばと
淫らな音を立ててその指をしゃぶった。一方樹さんは、しなだれかかるように睦さんを押し倒すと、
唇や舌で直接睦さんの体やエプロンに付いた精液をちゅうちゅうと吸い、舐め取る。
「ああ……やぁん……樹ぃ……くすぐったぁい……うふふ……ひゃあん……」
だけど、樹さんの目的はそれだけじゃなかった。
彼女は睦さんを動けないように押し倒したまま、腰を上げてぼくの方にぐっと突き出した。丸見え
になったそこはもうすっかりしとどに濡れて、やや濃い目のお毛々が肌に張り付いている。
「ちづちゃぁん、おねがぁい……おっぱいばっかりあんなにイかされちゃったからぁ、こっちがもぉ、
疼いて疼いてしかたないのぉっ! おちんちん、ここにもちょうだぁい……っ!」
「ああーっ!? いっ樹ぃっ! ずるぅいぃ……っ!! 私もぉっ! 私もちづちゃんのおちんちん
入れて欲しいよぉ……っ!!」
睦さんは樹さんをはねのけようとじたばたするけど、両肩と足に体重をかけられているので、殆ど
動けない。
ぼくはそんな二人に後ろから近づき、樹さんのお尻に両手を添えると、円を描くように撫で回し、
焦らす。撫でる度に、樹さんの剥き出しの前後の穴が物欲しげにひくつく。
「もう樹さん、自分ばっかり欲しがっちゃって、いけない人だなぁ」
「ああ……ああ……ああ……ちづちゃぁん……早くぅ……っ! 早くおまんこに、ちょおだぁいっ!」
「ばかぁ……っ! 樹の、ばかぁ……っ! ちづちゃぁん! 私にもぉっ! 私にも、入れてぇっ!」
「んー? うーん、どうしようかなぁ」
ぼくはそう言いながらも、既に回復しているペニスの先端を、樹さんの膣口にあてがった。そして、
ぐっと押し込む。
「んふうぅ……っ!」
と思わせて、亀頭の先端がめり込んだところですぐに腰を引いてしまう。
「ああっ! ちづちゃぁんっ!! じっ、焦らさないでぇっ!!」
樹さんはふりふりと腰を左右にふって挿入をおねだりするけど、ぼくはそれを無視してバスローブ
を羽織り直した。
「うふふ、じゃあぼくはお風呂入ってくるから、朝ご飯、お願いね」
「――っ!? ち、ちづちゃぁんっ!?」
「なあに? 初めからそういう約束でしょう? 『せめてお胸に出して欲しい』って、二人ともそう
言ったよね? もう二回も出してあげたじゃない」
「そん、なぁっ! だってぇ、今ぁ……」
「んー? 今、入れて貰えそうだったのに?」
「そ、そうよぉっ! なんでぇっ!? 入れてよぉっ!」
「だぁめ。今のはまあ、自分がおちんちん欲しいばっかりに、血を分けた双子の片割れである睦さん
さえも押さえ込んじゃった、独りよがりな樹さんに対するお仕置き、かな?」
ただの焦らしプレイとも言う。
「ふえぇ……そんなぁ……ひどいよぉ……っ!」
「うー! そんなの、樹の自業自得よぉっ! もう、樹のせいで、私まで堪らなくなって来ちゃった
じゃないのよぉっ! ばかぁ……っ!」
「なによぉ、睦ぃ……そんな言い方、ないでしょぉ……」
「はいはい、喧嘩しちゃダメだってば。とにかく、ぼくはもうお風呂場に行くからね」
ぼくは、言い争う双子の姉妹を置き去りにして、お風呂場に向かって歩き出した。
「ああ、待ってぇ! 待ってちづちゃぁん……っ!! 先っぽだけでおしまいなんて、拷問だよぉっ!」
「ああ、待ってぇ! おねがぁいっ! せめて私にも、先っぽだけでいいからおちんちん入れてぇっ!」
「待ちません。何度も言うけど、朝ご飯の時に犯してあげるから、それまで我慢しなさい♪」
「「ああ……ああ……そんなぁ……っ!!」」
今回は以上です。
読んでいただいた方、毎度ありがとうございます。
続きはまたその内。マイペースでごめんなさい。
ではまた。
乙。
鬼だ、鬼がおるでのゥ。
乙。ええのう。
いいね。GJ!
657 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/17(火) 23:05:13.31 ID:0enQfxTD
続き来てた!
これはエロいなー、GJ!
>>645-653 GJ
双子可愛い
しかし全力全開でお仕置きされる玲香さんが見たいかもw
続き待ってます
…ふぅ
…ふぅ
相変わらず素晴らしいお手並みです。
商業誌だとハーレム漫画はあんまり無かったが、同人誌ではいくつか冬コミで
出ていて助かったわ。
スレ容量も残り15kbほど。
久しぶりに容量使い切りそうな感じですね。
裸の女の子を並べるハーレムもいいが、それぞれ勝負下着姿で誘ってくるハーレムも好きだ。
女の子が自分のボディスタイルと下着センスをアピールしてくるので、それぞれの個性が出てイイと思う。
>>661 そういう場合は裸よりエロかったりするからねw
もう容量480だけど今の状態だと24時間放置で落ちるんじゃ?
建てられるなら建てたいが今は無理だ
隔離スレをテンプレに入れちゃ荒らしが喜ぶだけ
百合NTR厨が沸いたらスレ誘導でOK
テンプレに入れておけば
>>2の誘導だけで済むのになんで無駄ステップ踏ますんだバカ
関連スレはそろそろ>3に分離する時期じゃなかろうか。
>>664 >>2の
>■誘導用(似て非なる属性)
に追加する事で、ここではそれがスレチである事を明確に示せる。
荒らし対策だけじゃなく、御新規さんにも親切だろ?
そろそろ建てないとヤバいな
このまま細々と1000目指そうぜ
「ではいかに短い言葉でハーレムを描写するか?ですか?御主人様」
>670
「今日の夜伽は[3D10]Pだ」
>>671 「10」「10」「10」、というわけで1000pです、ご主人様。
>672
その発想はなかった。
なんでそんな発想w
「今夜の夜伽は、以上の頓智担当、常識担当、非常識担当、理系担当、つっこみ担当、拗ね担当で御奉仕します。御主人様。」
そんな事言ってる内に容量が……
そろそろ建てないとヤバイぞw
勃ててみる。
ハイジとクララとハイジを連れてきた叔母さんとロッテンマイヤーさんのハーレム。
おんじは? おんじはハーレムに入らないの?
シンデレラと姉1と姉2と義母のハーレム
除け者にされたピーター涙目
ペーターの母と祖母と後誰だ。
ああ、オーストリアから亡命してきた軍人の娘さんだな。
後妻はさすがに勘弁してやってくれ。
ユキちゃんをはじめとした雌達
>687
シロ、クマ
ペーターはいつも牝共を鞭打ちながら引き連れて気まぐれに乳揉んで母乳プレイしてたのか
牝共に鞭打ちして
おっぱいを揉むプレイしたいわ
ロッテンマイヤーさん×ペーターと
ペーター×ロッテンマイヤーさんの
画像が同時に脳裏にうかんだ。
ユキちゃん、ちょっと待っててな。
山羊は具合いいらしいからペーターやりたい放題だったんだろなあ
ちゃんと山羊の心もつかんでないと、
シロと番っているあいだにユキちゃんに蹴られるかも。
埋めネタ投下し損ねたよ・・・
ハイジの叔母さんってデーデさんだっけ?
デーテだった様な
足の不自由なクラ太
キリッと厳しく巨乳美人なロッテンマイヤーさん
「まあまあ!おぼっちゃま!ちんちんがお勃ちになったら、すぐおっしゃって下さいといつもあれ程…。すぐにお抜きしないと、はむっ、ちゅぷ、じゅるっ。」
ツンデレメイドのチネッテ
「んもうっ!あんっ!ロッテンマイヤーさんの、んっ、口でたくさんっ、あふ、出されるとっ、私がっんふっ、普段っ、ちゃんとお搾りしてない、あん!からだって叱られるんっ、ですからっ、ねっ!んはんっ」
柔らかい物腰で妖艶執事?セバスチャン子
「分かってますよ。おぼっちゃまだって、たまにはすぐに搾り出さずに、こうやって胸で挟んでじっくりゆっくり、気持ちよくしてしていたいですよねえ。」
学友として連れて来られた自由奔放な娘、ハイジ
「そうだ!私のお尻にも入れてみない?!きっと楽しいとおもうの!」
「どう?看護婦さんの制服よ?他にもスッチーとか、OLさん、婦警さんのもあるのよ!」
「この子、道に迷ってたから騙して連れて来たの!かわいいし、おっぱいも大きいから性奴隷に飼えないかしら?」
「アーデルハイド!また何て変態プレイを!あなたはおぼっちゃまと正しいセックスをするために、連れてきたのですよ?!」
アルプスに行って出会った活発な娘、ペーター子
「山の上に着いたらいっぱい搾り出してやるよ!きっとたくさん出るぞお!そうだ、ハイジも一緒に3Pもやろうよ!」
やがて困難を乗り越え立ちバックも出来るようになるクラ太で埋め
なんてものを書くんだ
夏の間山羊を連れていく高地の小屋っていうとスイス映画の「山の焚き火」を思い出す。
私立牝牛女学院
みんな首にカウベルを下げ
耳には識別タグをピアシング
校長先生に種付けされて母乳を搾るよ
701 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/28(土) 15:02:32.94 ID:Q2qo+5cm
埋め
埋めネタ
A「ご主人様、ここはそろそろ埋まってしまいます。次スレへ移動しませんと。どうぞ、こちらへ」
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】30P
ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1327351002/l50 B「まあ、それは私の仕事ですわよ。さあご主人様、この私がご案内いたしますわ」
A「そうはさせません! あなた、そう言って途中でご主人様を押し倒す算段でしょう!?」
B「さぁて何のことかしらー? そう言うあなたこそ、そういうことを企んでないとは思えませんわ」
C「まあまあ二人とも落ち着いて。じゃあ間を取ってあたしがご案内するわね」
A「そうはさせません!」
B「後から来て図々しくてよ!」
A「おまえもな、です!」
C「……ふん。年増に案内されるより、若くて可愛いあたしの方がご主人様喜んで下さるわよ」
AB「なんですってー!? きぃぃーーっ!!」
C「おーおー、年増女のヒスは怖いねー」
D「……もう、みんないがみ合っちゃって。ご主人様、物騒だから私と向こうに行きましょうね」
ABC「どさくさに紛れて抜け駆けするなー!!」
主「あのさ……皆で一緒に行くって言うのはどうだい?」
A「は……ご主人様がそうお望みなら、もちろんそういたします」
B「そうですわ。私達は、身も心も、ご主人様のものですもの」
C「ご主人様と行けるなら、それだけで嬉しいものね」
D「うふふ、じゃあ皆で一緒に行きましょうね」
主「うん、そうしよう。……もちろん、そう言って途中で君達全員を押し倒す算段なんだけどね」
ABCD「きゃあん♪」
続かない
ロッテンマイヤーさんのスカートの中に、俺の顔を、埋め。
>702
主「うん、そうしよう。……もちろん、そう言って途中で君達全員を押し倒されて騎乗される算段なんだけどね」
ABCD「私たち全員のまんこで埋めてあげますわ」
埋めるハーレムと言えば。
死んでしまった主が埋葬されるときに、あの世でも一緒でいられるようにと一緒に埋葬される女たち。
そういう、古代の王族ハーレムを想像した。
みんなまとめて同じ日同じ街に転生して幼なじみハーレムか?
707 :
1/2:2012/01/31(火) 13:25:13.52 ID:oiB12Xv1
>>705設定いただき
『不穏な未来を感じる。もしもの時に備えてこの遺言を残しておく――――――――』
「あなた様、よろしいでしょうか」
「おお、我が妻よ。どうした?」
ドスッ
王が振り返った時、王妃の手に握られた刃が王の腹を貫いた。
「毎晩毎晩側室の娘たちとばかり! もうわたくしは耐えられませんわ!」
「ぐ……やはりこうなってしまったか……不覚……」
「つい先日、城内に賊が入り込みましたの。あなた様はその賊に殺されたことにしますわ。跡継ぎは私達の子供がいますのでご心配なく」
「ぬ………そうか………まあ、好きにせい………そのように遺言も残してある………」
王は死に、盗みに入った賊が犯人として処刑された。
王の遺言に従い王と王妃の実子が世継ぎとなり、王の亡骸は王墓へと埋葬された。
そして王の側室である30人の娘達も生きたまま王墓へと入れられた。
「私達はどうなっちゃうのかしら」
「どうもこうもないわ。僅かな食料が尽きたらあとは死ぬだけよ」
「あーあ、王様の側室なんて言うから美味しい思いできると思ったのになー」
棺の置かれた部屋で娘達は残り少ない生を喋りながら消費していた。
すでに王墓の入り口は固く閉ざされている。逃げることはできず助けも来ない。
金銀財宝に埋もれていても使うこともできない。
708 :
2/2:2012/01/31(火) 13:25:48.99 ID:oiB12Xv1
ボウッ
不意に、棺の回りに青い炎が灯った。
熱のない炎が棺の中へ吸い込まれ、ガタンと音を立てて棺が開く。
「ふいー、上手くいったわい。傷も塞がっとるな」
「王様!?」
棺から這い出た王は満足そうに刺された傷跡を撫で、大きく伸びをした。
「亡くなられた筈では!?」
「はっはっは、いざという時のため、王墓と棺に黄泉還りと永寿の呪術を施しておいたのだ」
「つ、つまり生き返ったということですか? でもどうやって外へ」
「外へは出られん。効果があるのは王墓の中のみで外へでたら死体に戻ってしまう」
「ではどの道私達も出られないのですね……」
「うむ、お前たちをここに入れるように遺言を残したのだからな。出られては困る」
悪びれる様子もなく王は言った。
「先ほども言ったが黄泉還りだけでなく永寿の呪術も施されている。この中に居れば老いもせず若さを保てるぞ」
「しかしこんな狭い穴蔵の中では何の娯楽もありません。退屈で死んでしまいます」
「娯楽ならあるではないか。ホレ」
王は装束を脱ぎ捨て全裸になった。股間の物は大きく反り返っている。
早速、戸惑う娘の一人を押し倒して服を脱がせ、そのイチモツをねじ込んだ。
「ああっ! な、なんだか前より硬くて大きいですっ!」
「ふむ、呪術がよく効いているな。私も若返ったように元気だ」
激しく腰を打ち付けて膣内にたっぷりと精を放ち、続けて別の娘の服を剥いで今度は後ろから犯す。
「んっ、あっ、す、凄いぃ……」
「時間は永遠にある。これからずっとお前たちの身体を楽しませてもらうぞ」
後年、墓守たちの間で生き埋めにされた娘達の悲鳴が聞こえるという噂が流れたが、それはまた別の話。
おしまい
そのうち探検家とか怪盗とか墓荒らしが新メンバーに…
雪国の本家に帰省すると、従姉妹たちも娘連れで帰省していて、
巨大な電気やぐら炬燵のなかで、肉布団に埋まるハーレム。
ま、時々は、百人一首の源平戦や、トランプのナポレオンで
アイコンタクトで共同作戦や、手の内を読んだりするのも楽しいがな。
従姉妹達の娘の父親も本人だったらまさにハーレムw
「りん、家くるか?」
「うん」
「わたしも行っていい?」
「わたしも?」
「わかった、レンも、ミクもみんな来ていいぞ。狭くてなにもないけど3人一緒にいられるぞ」
と、爺ちゃんが、お盛ん過ぎて、年下の叔母たちを3人引き取るハーレム(?!)
と、うさドロでパパ聞きでボカロPなハーレム設定。
お爺ちゃんがカイトでしか再生できないんだが
祖父が死んだ。
もう退職してずいぶんと経つので、職場関係や、祖父の世代の親戚は来ず、
実家の母や伯母、従姉妹や従兄弟連中ばかりの葬式だった。
ところが、俺の知らない、女の子がいる。どうみても小学生だ。
母や伯母たちが、ああでもないこうでもないと言い合いをしている。
どこの子だ?!
面倒にはかかわりたくない孫の俺だが、誰にも構われてなくて
しかも話題にだけされている、女の子が不憫で、会話に加わってみると、
なんと、祖父の子だという。
俺からいうと、叔母さん?
「りん」という名前らしい。
誰も引き取る気がないようで、押し付け合いをしている。
たまりかねて俺は声を張り上げた。
「りん! うち、来るか?」
駆け寄ってきて、無言のまま俺の手を握り締めるりん。
小学生の小さな手のふるえが、幼い心の不安を表していた。
「何を言い出すのよ。あなたに、親がわりが勤まるの?!」母が責める。
「じゃあ、母さんが引き取れよ」俺達子供も独立したりいろいろで部屋には困らないはず。
「わたしも行っていい?」
えっ?ジャンパースカートにスカーフネクタイの、ちゅ、中学生もいるの?
「高菜鹿賀初音ミクといいます。宜しくお願いします」
「わたちも?」
「一人ずつならまだしも、三人は無理よ」
「母さん、きょうだい一緒でいたいと思うよ」
「だけど…」
埒が明かない。三人で一番年上のミクに耳打ちして、
初七日代わりの会食が終わったところで、
三人と一緒に俺のアパートに逃亡して、
俺のハーレムは始まった。
しかし、三人いっぺんに、健全育成しないといけない青少年の…
しかも、叔母だぞ。
ああ、頭痛い。早速この狭い下宿の部屋で、歌唄ってやがる。どうなることやら。